小野寺さんの楽への恋路絶対完成させるマン(旧題 ハツコイ) (ゾード)
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マジコイ
リハビリも兼ねて今回はニセコイを書いていきたいと思います。
「もし、肉体チート持ちの転生者が本気で小咲の幸せを願ったら。」
です。
こんなの違う!と思われたらブラウザバックを推奨します。
その後、貴方の思う最高のニセコイ作品を書いてもらえたら恐縮です。(策士)
どうしてこうなったのだろう。
テンパりながら二人は同じことを考えていた。
ここはとある中学校の空き教室。
そこに男女一組が椅子に座らされていた。
教室にはもう一人、二人より2つは年上の男がいた。
だがその男は制服を着ず、在ろう事かスーツを着こなしていた。
纏う雰囲気は年に合わず、大人のもので、
この男、二人に兄のように慕われている男である。
そして、教師である。
「いいか、今までなら運命のいたずらとか、もどかしいで済ましていたがもう限界だ、砂糖吐く。」
「「?」」
少年が口を開いて問いかけた。
「大丈夫なのかよ、実習生とはいえ兄貴がこんなことして。」
「大丈夫だ、人払いならお前らの親友に頼んである。」
「「なっ!」」
バレなきゃいいじゃんな兄の発言よりも
(てめえ集!!!!)(ちょっとるりちゃーん!!!)
まさかの親友の裏切りが発覚したことに激怒する二人。
「そんなことより、だ
お兄ちゃんの
ー瞬間、兄のポケットに突っ込まれた両手から高速で三つの手錠が放たれ、座っていた少年の左手と少女の右手をそれぞれの椅子に固定し、余った一つの手錠は少女と少年を結びつけた。
「ちょ!?」 「えっ!?」
こんな状況にも関わらず、思い人と繋がれた事に赤面する二人。
そんな狼狽した二人を無視し、
「さぁ、質問だぁ....」
重々しい雰囲気を醸し出す兄にこんな状況で何を聞くつもりなのか、何を
それ故に、次の言葉には呆然するしかなかったのだった。
「.................いま、好きな人は?」
「「へ?」」
少年の名前は一条楽、少女の名前は小野寺小咲
そして男の名前は藍崎相智(あいさきあいち)である
_______________________________________________________________
サブタイ
咲を愛し、一を鍛えた男
拝啓、とうさま、かあさま、あなたたちの息子はもう死にます。
最後に会った時僕は笑えていましたでしょうか。
悔いのない人生だったと思います。
..............................昨日までは、
病院の同室の知り合いにニセコイの全巻を借り、3日で読みきりましたが、小咲が不憫すぎる。
最初から応援し、結ばれて欲しいと願いましたが。
......ってか何遺書にこんなこと書いてんだろ、
「あー神さま神さまどこかの並行世界の2次元の世界にまで踏み込んでまで神の威光を奇跡を広めんとする異世界転生の神よ、願わくば小咲が幸せになれる未来が誰か作ってくれるよう、もっとじゃんじゃん転生者量産しちゃってください。」
「あと俺の来世は健康な肉体でお願いします。」
「なんてな。」
あれ、やべえ、急に、いし、きが、あんて、ん、して.............
そして死にゆく俺はこんな言葉を聞いた
「言い出しっぺの法則には逆らえないー」
「しゃあない。」「てんせい、させたるかー」
こんにちは!藍崎相智4歳です!(洗脳済み)
きょうは小野寺おばさんの子供が生まれたから挨拶に行くんだってさ!(無邪気)
用事が重なったから半年も見に行けなかったんだってさ!
あ、叔母さんこんにちは!
「こんにちは、相智くん、
ほら小咲、挨拶しな」
その時俺は思い出した。(その時俺は思った)
「........あう?」
前世の記憶を (この子のために今世を生きよう、と)
というわけで1話です。
時間のある限り、更新していきたいと思うので、応援よろしくお願いします。
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セイチョウ
ストックなしで書いているのでいつ止まるのか自分でもわかんないです。
天使が、降臨した。
それは比喩でもなんでもなく、俺の目の前には将来美人になる(確定済み)小さな命がそこにはあった。
「あう?やーっ、きゃっきゃっ」
抱っこさせてもらったが可愛すぎる、
これが俺の従姉妹か、
............分かりました妹ですね、(違います)
ジョブ 兄バカ を 獲得しました。
スキル シスコン を 獲得しました。
落ち着け俺、天使も大事だが、(叔母さんに返しました。)
俺自身のこともある、転生者だということだ。
でも俺はかんぺきなおとなだからな!(嘘)
前世もこうこうせいぐらいで死んだけどな!(根拠)
あ、また天使がこっちに.............
「......あやぁ?きゃっ♪」
_______________________________________________________________
ハッ!?
俺今死んでたぞ。
確かにあの瞬間、藍崎相智の活動は完全にフリーズした。
よし!(現場猫)
ここに転生者、藍崎相智が誓う。(厨二)
ー小咲が大きくなり、楽に初恋をしたなら、何が在ろうと、この身朽ち果てようとも、二人を結びつけよう。ー
あ、はいもう帰るんだ母さん、ばいばいおばさん。
「また来るねー小咲ちゃーん!」
_______________________________________________________________
さて、どうするか、一見簡単な問題に見えて楽こさの道はとても険しい。
Q、早く告白させればいいじゃん。
告白しようとすると電話から野球ボールまで邪魔してくる世界線だ、万全の状態じゃなきゃ告白させれない。
A、邪魔の入り込む余地のない状態が必要
Q、え、なんか告白させると問題あんの?
集英組とヒーパイプの抗争知らんのか。
A、現段階じゃ無理かな。
Q、ヒロインたくさんいるよねー?どうしよ?
A、楽が小咲にゾッコンであれば他のヒロインのアフターフォローが要るけど........うまく年上の力を利用して立ち回れば行けるかもしれないが一般市民に何ができるんだよ。
Qなにか逆転の方法は......?
A、原作知識だけでは足りない...........何か、何か武器になるものは..........
「キャー!!引ったくりよー!!!」
「ッ!? 捕まえろ!!」
わーわーと前方から喧騒が近づいてくる。
よく目と耳を凝らせばまっすぐな商店街の50m先から引ったくりらしき男が走ってくるのが見えた。
周りの人も突然のことに反応が遅れたのか、咄嗟に動けているのは、
アレ、ヤクザじゃん!!893じゃん!!
あ、でも流れ弾を気にして拳銃は撃てないようだ。(見直し)
ってか、このままだと追いつけそうにないかもあの883さん達、引ったくりこっち来てるし。
.................転ばすか。
........トテトテ
「えっ?ちょ!?相智!?」
「えいっ」
「は?、ごぺっ!!??」ズガァァァン!!
「「..............えぇ!?」」
突然ですが、4歳児が足を引っ掛けた程度で成人男性は真横に90度吹っ飛び、店のシャッターを凹ませることは出来るでしょうか。
Q神にお前何願ったっけ?
A............健康な肉体
Q.......実際どうよ?
A、.......肉体チートでした。
拝啓、神様。
逆転の方法、手荒すぎです。
はい、チートチート
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チーター
あ、fgo面白い。(脱線)
帰りたい。
今俺は全国の子供が外で思うだろう感情ベスト3にランクインしても過言じゃない感情を抱いている。
「菜々子ちゃんは元気?」
「えぇもう、小咲ちゃん産んでまだ全然なのにまた店に出てるぐらいだから相当よ。」
「そう、うちも楽が生まれてもう半年近く経っていながらまだ家の男どもはそわそわしているわ。」
「全く、子供に悪しき風習を残すのを嫌っていたのは私達全員だった筈なのに、何故こうマフィヤやヤクザに手を出すのかしら、私の先輩方は。」
「.......まだ後悔しているの、千花ちゃんのこと。」
「えぇ。親の都合で子供に無理をさせるなんて間違ってるわ。」
「ならあなたは..........
あれを無理とは言わないの?」
と女性は庭を見ながら、子供を連れてやっていた旧友に問い掛けた。
旧友は目を逸らした。
......いまおれがいるのは古い友人との話に花を咲かせるママ会ではなく、
「ちぃ!!捕まんねぇぞこのガキ!!」
「ちょこまか動きやがって!!、あっくそッ!!脛を蹴られた!」
「テメェら!俺に任せろ!」
「「竜さん!!」」
「へっ、この俺に掛かればぐぅっ!!」
「あぁ!!顔面に膝を!なんてひでぇガキだ!!」
「このぉ!!ああああ!!」
893の庭で893総勢10人とタイマン張ってます。
マジで帰りたい。
時は引ったくり逮捕まで遡る。
「なんだあのガキ.....!」
「あんな小さなガキがシャッターを凹ませた!?」
「........取り敢えずサツに突き出してくるぜ。」
周囲の人も俺もぽかんとする中、俺が転ばした(?)犯人が連れて行かれる。
えぇ、俺、チートですやん。4歳でこれって、高校生で全国狙えるぞ...!(混乱)
よし、これで障害物は全て薙ぎ倒せる!!(注、錯乱しています)
そんな中でも、落ち着き払った猛者が一人。
「あら、そういえば一条さん家も少し前にお子さんが生まれたんですってね?、そこのお兄さん、お屋敷に案内してもらえません?」
「.......は?」
まさかのマイマザーでした。(母は強し、はっきりわかったね)
え、ヤクザと知り合い?あ、一条家か。(納得)
_______________________________________________________________
というわけでやってきました一条邸。
ふぅ、ここが天使(妹です)の将来の嫁ぎ先か.........,.,,
.....いやあかーん!!893の奥様は小咲には重い!(兄馬鹿)
血や硝煙とは無縁の世界にいて欲しい!
将来的に畳んでもらおう、
原作で楽パパも継がなくていいって言ってたしネ!
と、碌でもないことを考えていたせいだろうか。
「あ?坊っちゃんを見たい?そりゃ行けませんぜ、俺たちだって1日6時間以上見つめてた所為で最近は奥様に接近禁止令を出されたんですぜ」
「いくらお客様でもそんな羨ま......無礼なことはさせられません!」
いや無礼ってなんだよ、いいじゃねーかよー、将来の義弟を一目見るくらい。けち。
「どうしてもというならば、我ら10人を倒してから進んでもらおう!」
まさかの戦闘イベント勃発!?
「へっ、たかだか引ったくり1人運良く飛ばした程度だ、一番年下の俺でさえ、赤子の手を捻るようなもんだ!」
いや、実際まだ4歳なんですが。
まあ肉体チートの限界も試したいし。
........いいか
すぅと息を吸い込み、肺に空気を溜めて叫ぶ。
「いくぜぇぇ!」
「「「こいやぁっ!!!」」」
______________________________________________________________
周りの空気の動きを読み、そのさきにいる人間の動きを読む。
かんたんなことだ、そして同士討ちを恐れたところを.........
スネにドーン!!
「ギャァァァァ脛が!!脛があああ!!」
「ビビってんじゃねェ!」「ただのガキだぜ!恐れんな!」
「行くゼェ!」
「俺この戦いが終わったら坊っちゃんに.....」
「わかったぞ!つまりこいつは.......!!」
「大丈夫だ、俺を置いて先に奴を殺せ!」
「今何か後ろに、いや、まさかな」
「「「「「脛ガァァァァァ!!!」」」」」
ふぅ、終わった終わった。
.................いやダメだろ、893相手に大立ち回りして全滅させるとか、この体本当に人間なのか?(困惑)
いや、子供相手に10人で襲いかかる大人が悪いよ?
でもそれを全滅って.......おい肉体チート。
そういえば死亡フラグが乱立してたしなぁ(生きてます)
.......................
勝因、死亡フラグ!! 完!
そう思わないと精神的にががががが。
才能の片鱗(厨二病)
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オトウト
ほぼ趣味で書いているので、止まらないように気をつけますが、いかんせんリアルを優先してしまうので、更新は遅いです、
(注、ストック?ないです。)
オリ主くんの言葉がたまにひらがななのは、年相応って事で、肉体年齢に引っ張られて語彙力が低下しているせいですので、何卒温かい目で見守ってください。
勝者には報酬が与えられる。
これこそこの世の真理なり。(謎導入)
よって、今おれがここにいて、
赤ん坊の原作主人公を見下ろしているのは当然の権利である。
庭の死屍累々?知りません。
「.......すぴー...........すぴー............」すやすや
じっと見つめて早10分、主人公はまだ目覚めぬ。
「相智〜そろそろ帰るわよー。」
おっと時間だ、またな!主人公 !
「待たせた、母さん。」
「じゃあ帰りましょうか、またいつか。」
と、母さんが寂しそうに言う。
そうか、長くてあと
それは長いな。
あと、なんとなくだけど、かあさんはかこにとらわれている、そんな気がする。(直感A)
何かしら力になりたい。前世で親孝行できなかった分、親には何かしらの助けがしたい。
「..........えぇ、また、いつか千花ちゃんと向き合えるその日を目指して。」「待った。」
「........え?、相智?」
自然と口が「待った。」と言っていた。
「ぜったいにおれがそのときを作る、だから、母さんは、安心してほしい。」
「...........。えぇ、そうですね、私達の呪縛を解き放ってくれるのは、案外この子がしてくれそうです。
だから、ね。あなたの子供、そして私達の楽や小咲ちゃん達に任せましょう。」
楽ママが予想外の信頼を向けてくれる、なんでだ?
え?庭を見ろ?.......知りませんねぇ。(必死)
「..........っ!..............わかった、任せるわ、相智、でもね、
わたしにも、譲れないとこがあるのよ。」
大人は大人の、ね。とさっきより元気そうになった母さんといっしょに俺たちは一条邸を後にした。
そういえば、楽が叩かれてたのってハーレム制作+小咲に行かなかった。だよな...........
つまり楽が一途なら良いのでは?
........よしっ!。また来るぜ!一条邸!(庭なんて知りません)
寝ている原作主人公は知らない、今日この出会いが、将来の相手と運命を変える出会いであることを。
庭で死んでいる(死んでません)組員たちは知らない、今日の惨劇が、しょっちゅう繰り返され、結果としてこの組自体の変革が行われることを。
そして主人公は気づいた。
あれれぇ?おっかしいぞぉ?おれ3歳近く年上だから、学生編は見れないのかー、(名推理)
そうか。
よし。
教師になろう。(唐突)
まさかの展開
4歳と0歳
ちなみに一条楽 12月20日生まれ(公式)
藍崎相智 4月5日生まれ
でこの時、楽誕生から約半年後、
小野寺小咲の1歳の誕生日という設定です。
なのでほぼ三年差と考えてください。
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アメリィカ(訛り)
調子に乗ってすみませんでした。
ヘイ!ノリノリフィッシングの時間だぜ!!
みんなよーく聞け、
釣りをするつもりがギャングと鬼ごっこだ!!
また来週!!
へルピミー!!おかあさーん!!!(5歳)
以上、アメリカから転生者がお送りしました。
唐突だが、足の速さってなんだろう、
短距離走(前世の記憶)では、ストライドと呼ばれる「歩幅」とピッチと呼ばれる「足の回転」を掛け算すると、早さになるらしい。
もちろん前世は短距離走なんてできなかったけどね。
では問題です。
5歳児の歩幅で、大の大人から逃げきるにはどうすればいいでしょうか。
一歩一歩の強さ?歩幅とかバランスの問題でムリ。
せいかいは〜?
足を高速回転させればいいのでは?
....そう、いわゆるアニメ走りである。
事は1週間前に遡る。
「...........そうだアメリカ行こう」
「........え?、母さん?」
また原作主要キャラと会うのかな?
え、アメリカ?....あぁ、ツンデレ原作ヒロインさんか
今日
「やってきましたー!」
「アメリカ合衆国!」
そしていざ!
桐崎さんちへ!
時差ぼけ寝みぃ
「ぺらぺーら、ぺぺらペーラ」(お引き取り下さい。)
なん.....だと
「何故なの?、私達は華さんに会いに来ただけなのに」
「それは!......これはお客人には言いにくいのですが。」(翻訳済み
ん?何かりゆーがあるのか?
お母さんが病気とかツンデレさんが熱とか。
それじゃあしょうがないよな!!
よし、かえるか!!
「我々ビーハイブ組員総勢で24時間警備、一人当たり20時間の警備をしているにもかかわらず、まだ最初に全員の前で1回みせてもらった時以外、お嬢様をしっかり見たものはいません!!」
ダメだここ。
.......そりゃ赤ん坊だからな。そとにはでないんじゃね?
てかビーハイ部?20時間練習とかブラックなぶかつだなー(現実逃避
「それだと言うのに!客人とはいえ軽々しくお嬢様を拝もうものなら、組員が何をするか、わかったもんじゃありません!!」
あっ(察し)。.........この後の展開は容易に想像できる。
アメリカも魔境。
速攻で帰りたい。
でも母さんにてつだうって言ったし。
二言はないと諦め、母さんをじっと見上げる。
すると母さんは、にっこり笑って。
「庭を三週して遊んで差し上げなさい。」
..........イエス、まい、まざー
おれは庭に走り出しながら叫ぶ。
「こどもとのあそびかたをしらねぇおとなにお嬢様はちかずかねぇよーだ!!!
悔しかったらこいやー!!」(精一杯の挑発)
「「「「なんだとこらぁ!!!!」」」」
相棒を右手で持ち、近づいてくる相手にむかって乱射する。
乱射といったが、正確な射撃で放たれた弾丸は的確に相手を怯ませ、
その隙に包囲網から離脱する。
「ちっ!ガキはそっちへ行ったぞ!!」
「麻酔銃はまだか!?」
麻酔銃って、名探偵かよ。(体は子供
ああ、たしかつぐみさんの武器でそんなのあったなぁ。
と、左方に3人、か
エアガンをブッ放して注意を引き、また逃げる。
爆竹のようなものは赤ちゃんいるし使えないけど、相手も火器は使えないようだ。..........あったらもっとトレインできたのに。
この身体(注)[ の大きさ]じゃあ乱闘で倒してもじかんかかるし、それじゃあ母さんが危ない。
いっぱい惹きつけなきゃ。(母思い)
なら取るほうほうは「釣って逃げるだけ」だッ!!
きゃっちあんどらーん。
でも。
こんなんじゃまだまだ、原作のつぐみさんには勝てない。(過大評価
うろ覚えだけど、大量の武器をドラ◼️もんみたいに収納でき、それらを全て扱う。瞬間移動レベルの歩法も確か使えて、相手が楽とはいえ手加減した腕相撲で相手を天井に突き刺せる。
........なんだこれ、努力の成果ってすげー。
ジャンプ主人公の楽が弱くても彼女がいれば何とかなる。
そう思わせる実力。
いやーチートみたいだなー(棚上げ)
バシュ!と後方から音がした。
でも、楽と小咲をくっつけるためには、かた、な、きゃ......
ねむ.....
麻酔銃は音で避けれるけど、時差ボケはどうにもなんねぇ。
てか、ねみーよ。
「かわされたぁ!?」
弾速の遅い麻酔銃くらいなら、聴いて避けれるハイスペック。
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ケッセン
お思いの方。
本当に申し訳ないですが
バトル回です。
四方からの殺気を
躱す、かわす、か、わす、か...わ..す。
頬を引っ張り、
飛翔するナニカの風を切る音を聴覚で感知。
麻痺毒の塗られたナイフと判断、傷つける気がないのか、掠るか否かの場所に飛んでいるので、横っ飛びで回避しつつ、離脱。
空中の自分に向かって放たれる、三発の針を視覚で感知。
空中の
殺気を飛ばし、怯ませた所で、離脱。
しようとしたが、前方より3人ナイフ持ちが接近、
足の回転率のギアを一瞬下げ、
相手の目が速さを認識した瞬間______
速度を上げ、トップスピードで接近。
懐に潜り込み、踏み込んだ足で反動をつけ、踵でナイフの刃を断ちにかかる________!!
「そこまでだよ。」
ッッ!!!
振り上げた足を止める。
落ち着いた声、それに一声でギャングの動きが止まったことから、確信した。
そこにいる男こそが、千棘パパ
「アーデルト・桐崎・ウォグナーだ、どうも
うちの組員が、粗相をしたようで。」
余裕すら感じられるほどの圧倒的風格。
強者の纏う空気があった。
だが、
(ねみぃ。いやまじで、原作主要キャラに会えて嬉しいけど、けど!
眠い。時差ボケってキッツいなぁ。)
.....集中しなさい。
_______________________________________________________________
_____一言で言えば、未知数だった。
最初に彼を見た時の感想はそれだった。
突然屋敷が慌ただしくなったと思ったら、突然組員の一人に大事だと外に連れ出されたアーデルトは庭園で、人間離れした動きで、組員を一蹴している少年を見た。
まだとても小さい子供が、組員に少しも触れさせず、躱しきっているのを見たアーデルトは柄にもなくテンパり、
(ええい、ニホン人は化け物か!)
と、下手すれば、軽い夫婦ゲンカに発展しそうなことを思った。
が、彼の妻も、溢れる才能を使い切っている為、日本人が特殊な民族だと軽く誤解する組員も多かった。
そしてそんな
(ううむ、やはりニホンの人間はこんな子供でもここまで強いのか。)
(だが、お嬢様の為、庭で暴れるような小僧には退場してもらわねば。)
.........そう、
だが、確かな実力者だ。
原作ではギャングのボスを継いでいることから、ギャング内でも最強に近い腕前なのは確か。
それ故に古参の熟練の組員が偶然出払っている時に来た襲撃者の相手が、彼になることは当然だった。
若いが、相当な努力に裏打ちされた実力と才能は、有望株であることの証明にもなる。
「クロード」
「ここに。」
「全力で相手をしろ。火器の使用も認める。
幸い千棘は
「了解」
支給された麻酔弾入りの特殊銃と入れ替える形で、本来の彼の装備を纏う。
其は、拳銃であり、手榴弾であり、ナイフである。
其は、最後に勝利するための布石である。
そして彼は、身体能力の高い相手への戦術を組み上げる。
惜しくもそれは、原作の未来で彼が
それを選んでしまった時点で、
(この
この男に勝つことなど出来るはずもなかったのだが。
_______________________________________________________________
(長期戦では身体能力の差が出て不利!一瞬で仕留める!)
(母さん大丈夫かな、あ、楽と小咲への土産どうしよ)
二人は同時に地を蹴った。
まず仕掛けたのは、クロード。
バックダッシュとともに正確な射撃で三発の弾丸を放つ。
扇状に広がったそれらは、横に回避するのを阻害することで、次に繋げるための一手。
当然ナイフなどの弾丸を弾ける
そして後を追う様な二発、これは空中のジャンプで躱す。
____しかし、それは一度使った手。
_________
全ては身動きの取れない空中で無理な動きをさせるため、
そして、ここからが勝負。
クロードは容赦なく、二つの手榴弾を投げた。
__片方を打ち抜き、爆風で相手を吹き飛ばす。
_____そして吹き飛んだところにもう一つ。
これが爆発すれば、いくらチート持ちでもただでは済まないだろう。
(えっと確か、これに対処してる間にちかずいて、格闘だっけ。)
実はこの手榴弾、フェイクであり、爆発はしない。
相手の動揺を誘うための一手。
だが初見でそれを見切れる筈がない。
筈が........ない。
クロードは既に走り出していた。
煙に紛れて近づくため。
全ては生意気なガキを捩じ伏せ、捕まえるため。
対処できるからこそ、全力で対処した隙を突いて、勝つことが出来る。
故に、身体能力や思考速度の速い相手の全力を使い尽くした
どんな奴でも、全力で成し遂げた後には、隙が生じる。
それを見て、聞いて、感じ、考えたからこそ、クロードはここに居る。
煙の中で着地した小僧を見、そして奴が足元の手榴弾に気付いたことを確認した時、クロードは勝利を確信した。
だが、現実は残酷で。
「てぃ!」
「へぶしっ!!?!?」
クロードは、渾身の右ストレートを受けて、吹き飛んだのであった。
チートなんかに、負けたりしないっ!
→原作知識には勝てなかったよ......
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閑話「クロード」
そしてプロットで原作に行くまでに相当な時間がかかるのではと、
やっと気付いたバカが一人。
.........どーしよー
_______\\________\___________\_______________________________
どうやったら、楽と小咲が幸せになれるのだろう。
最終回では、それぞれが幸せそうに前を向いていた。
だから、この願いは偽物で、ホンモノのゲンサクには届かないんだろう、
イツワリのユメは、マダ、サメナイ。
「なんてね。」
と、真っ白な病室で、少し前までもう一人住人がいた場所で青年は呟いた。
..............部屋には人は彼以外いない。
ヒトは
いや、彼こそが人ではなく、彼の膝の上でぶーたれている彼らの方が、新人類なのかもしれない。
「ますたぁーのひとでなしー」・ワ・
「かみのけんりのふとうなこうしです?」・ワ・
「ふとうこうなこうしじゃなくふとうなこうしだー」・ワ・
「ゆーきゅーをよーきゅうするー」・ワ・
「うん、じゃあ悠久の休暇が欲しいのかい?、永遠の」
「「「ぴぃっ!?」」」・ワ・
震える小人たち、膝の上には水が広がる、
だが、真水である。純度100%水である。
そう、妖精さん だ。
人類が衰退した世界の妖精さん、だ
いか、にっこにっこのコピペです?
ろこつなもじすうかせぎおつです
緩やかに衰退し、黄昏時を歩む旧人類に代わる新しい人類。
3頭身、身長10cm程度。三角帽子を着け、人間用のボタンを一つだけ付けた厚手の外套をまとい、ちんまい手袋とブーツを着けた非常にファンシーでファンタジーでメルヘンな謎の存在。その外見とは裏腹に、絶頂期の旧人類の科学技術すら及ばない超技術を持つ。極めて敏捷。失禁癖あり。どんなに荒れ果てた土地でも自由に生きる力を持っている。人口は既に数百億人を超えていると目されており、作中の地球は既に彼らのものである。
そして、物語などの創作は苦手なようである。
「だから僕に頼りに来たわけか、
この、何者でもない者に」
「ますたー、とよんでやるです」
「はたらけーかけーますたー」
「はぁ、なんで僕、彼ら見たときに条件反射で飴玉なんてあげたんだろう」
「そこにあめがあったからなのでは?」
「....あぁ.....そうか、彼の置き土産かぁ。」
じゃあ仕方がない。
「じゃあ僕もそろそろ仕事しますかね、
そろそろ向こうの4MおじsいNも干渉してくるだろうし。」
「ますらー、いま、なんていったです?」
「え、4MおじsいN、ってかマスラーってなんだよ。」
「れすらー、言葉にできてないです。」
「えー、ったく、異物の排除が目的かー?この◼️◼️神め」
古今東西御都合主義の神に微笑まれない主人公が苦労する相手
それを愛称で呼ぼうとしただけでこれである。
「さあ、勝負と行こうか原作神、本気を出したこの
何者でもない神の力、お見せしましょう。」
〜本文になれない出来損ない〜
「くそぉ、くそ、くそ、くそぉ!!!クソガァ!!」
とある町の路地裏、深夜故、酒に酔いつぶれた者が多い道を、頬を赤く染め、目は焦点が合わず、足取りは千鳥足、が、纏う空気こそ本物の殺人鬼の様な男が歩いていた。
そう、酒に潰されたクロードである。
極端に酒に弱いこの世界の住人に彼も漏れなかったのだろう。
と、いうか実際ヤケ酒しただけである。
クロードは激怒した。
他の誰でも、ましてや5歳程の小僧でもない。
自分自身に激怒していた。
事は今日の午後に起きた。
ボスの指示で道場破りの様な騒ぎを起こした小僧とサシで戦い、なす術なく、敗北したのだ。
そして、そこからずっと、彼は何故、自分が負けたのかを考えていた。
____何故負けた、何故終わった、何故見切られた、何故手榴弾が奴の足元に転がっていた、何故...........何故..........
このままでは彼は無限に問い続けるだろう。
が、ここで気持ちを切り替えるために一つ大きく深呼吸をし、彼はアルコールに侵食された思考の中、答えを導いた。
(まあ、実はあの後母の元に向かった相智が、お嬢様に会っていた、と知っていたら、三日三晩暴れ狂うだろうが。)
.......決まっている、遅かった、早打ちが遅かった、目線の切り替えが遅かった、対応が遅れた、反応が遅れた。
全てにおいて速さで劣っていた。
............だが、どうしてもあの右ストレートは、どれだけの速さがあっても、避けれる気がしなかった。
だとしても、今日の3つの光景を彼は生涯忘れれる気がしなかった。
敗北の瞬間、あくびさえした奴の顔。
千棘の婚約者になるかもしれないよ?と言ったボスの顔。
そして、帰ってきたお嬢の顔ー!可愛いかったっ!!
........案外この男、大丈夫そうである。
いや、大丈夫ではないのだが。
お嬢さまのことで、平常心を取り戻せたのか、真剣に考察を始めた。
最早敗北のではない、次に勝つためのだ。
奴を目標にして1から鍛え直すのは勿論だ、が、奴も成長する。
成人すれば、化け物になるのは目に見えていた。
日本人の幼少期ゆえの急成長、と彼は相智の強さを、そう捉えていた。
......違います、チートのせいです。
(奴が日本人だから負けたのか、いや、そう考えると辻褄が合う、
奴は全てを認識してから、回避などの行動を選択していた。
間違いなく、戦闘自体は素人のはずだ。
いや、だがどこか、対集団戦に慣れている節もあったな。
それに、行動自体も知っている動きを無理やり型に押し込んでいる様な無茶苦茶さや、無駄が見えた。)
(ふ、そうなら私が日本人なら奴に勝つなど造作も...........くっ、....造作もない、のだが........)
無い物ねだりをしても仕方がない、と、思考の海から帰ってきたクロードは、
その日、
(赤ん坊.....か?)
運命に出会った。
その後、たった一人に勝つために努力する親子がいるとかいないとか。
実際、りちてきなぶんしょうをかきたいがためのふくせんなのでは?
ちょ、割と大事なことを!
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ジャクタイ→ウシナウ
伏線を張ってみましたが、所詮素人の伏線、めんどくさく意味がわかりにくいので、特に注意して読む必要はありません。
なので簡潔に説明すると。
妖精さんが、ヒトの振りをしていた神(正体不明)(何物デモナイ←New!)と、オリ主に接触。
楽しいこと大好き妖精さんが、物語を神に書かせます。
(なお、飽きればいろいろなものが消えるらしい。)
そして恩恵チートを受けた主人公、ヤクザやギャングに大立ち回り。
未だヒロインのヒの字も出ていませんが、ここからです。(多分)
「御都合主義が存在しない世界線では原作の修正力、つまりは原作の力」が、運命に逆らおうとする原作読破系オリ主を苦しめるのですが。
今作は、ゲンサクと何物デモナイ、4文字と6文字の戦いです。
4で固定できれば原作の勝ち、6〜それ以上になれば、オリ主チームの勝ちになります。(ネクスト◯◯◯ズヒント! タイトル(=答え) )
時は幕間の物語から数時間遡って午後、
場所はビーハイブ本部、桐崎邸の一室。
あの後、俺はアーデルトさんに案内され、 母さんを待つことにした。
なぜかと言うと事実を伝えたアーデルトさんに
『なるほど、道理で、彼女は華と千棘と一緒にどこかに出かけたようだね。この家で待つかい?入れ違いになってはいけないしね。』
と言われたからである。
部屋の端においてあった瓶から出した
星型の甘い砂糖菓子を食べながら待つ。
(※注意 これより先、眠い状態でチートを使用していたため、精神が疲れ、逆にハイになっています。)
俺は今日の決闘について考えていた。
まず普通に考えて、5歳児が大の大人を瞬殺できるはずがない。
...え?
弾を見切った?
..........身体能力(反射神経)チート。
相手の作戦を読んで敢えて手榴弾を無視した?
.......原作知識チート。
グーパンでワンパンした?
、身体能力チート。
全てチートで勝っただけ。
対してクロード弟(と思ってるだけ)は恐らく血反吐を吐くほどの鍛錬で力を鍛え。
強い敵や自分より強い味方から技を学び。
腕を磨いてきたんだろう。
そう思うと、借り物や貰っただけの力で「努力」という心や信念に基づき己を鍛えたクロード弟に勝ったのは。
何も俺の力じゃない、誰でもできたことだ。
何故なら...........
(ニセコイって週刊少年ジ◯ンプ作品だけど、異能系バトル漫画じゃねーんだよ!!!
なんだよ!チートって、健全な肉体ィ?
健全だよ!健全すぎるよ!でもこれじゃあグーパンでコンクリ割れちまうよ!)
実際今日1回割った。
(どっちかってゆーと軍師が如き賢さがほしーんだよ!恋愛ものだし、
あ、でもこんな名言有ったな。)
そう、
健全な精神は健全な肉体にこそ宿る!!!
(っしゃ勝ったなこれ、脳筋回避確定じゃん!いける!肉体チート使えるぞこれ!)
手首にモーターがついてるのか?
光の速さの如き手のひら返しである。
(てか頭の回転率なにげに上がってね?前より漢字.....じゃない速く考えれている。チートの解放による副作用かな?)
(.......そもそも、俺のチートっていつからだ?
確か天使な小咲に会って、前世の俺を思い出して............ッ!!!!!)
(前世の俺!?、そうだ、俺こそがチートの源流だ。つまり藍崎相智自体にチートはつけられたんじゃない、前世の俺にチートは付与されていた。
だからこそ、今日チートを使ったことで、俺がまたダウンロードされて言語機能や精神的な成長を獲得できた。)
(...........何でだ?何故そんなことをする必要があった?)
可能性としては..........?
1、もともとこの世界には藍崎相智がいて、そこに俺が上書きされたせい。
2、俺の自我が覚醒するまでチートで被害を出さない為。
3、この世界の管理者にこのチートは付与されたものじゃないから。
つまり、死ぬ前に聞いたのんびりした声の持ち主が俺を転生させた、
これだ!! 可能性は3が一番高い!犯人は病室にいた!
思い出せ!あの日のことを!
そう、確かあの日だけ様子がおかしかった同室のや.......つ......が....?
..........同室のやつ?
そうだ、確か前、この国にまだ神はいるのか、とか、死神は居ると思うか、とか。エアーマンが倒せない、とか。
暇を持て余したのか、ネットにどっぷり浸かったような奴だった。
親しかった友人だがお互いにどんな理由で病室にいるかは聞かなかった。
そんな奴が、ある日
「この原作の修正力ってなかなかに理不尽って思わないかい?話をまっすぐ原作に向かわせるために人(オリ主)の頑張りが報われない。」
と、初めて奴と議論した話題だった。
確か,.....過去改変をする場合、邪魔をする修正力やオリ主転生物の作品で原作通りに進ませる力、とか。なんとか。
そう、奴は原作の修正力を
あと、神はいるとかいないとか。
そう、修正力があるなら、
俺はいずれなんらかの形で、舞台から排除され、小咲は..............。
|絶望しろ、少年、お前の願いはいつになっても叶わない。《喜べ、少年、君の願いはようやく叶う。》
いや、認めねぇ、認めれるはずもねぇ、
それよりも、だ
俺を転生させたのは奴か、いや、何人か分の声はした。
そして奴の声はしなかった。
そうなると、もう神サマしか犯人いねえか、
前の世界の神が言い出しっぺに法則で俺を飛ばした、か。
「おっと、」
食べようとした菓子(星型)が落ち、座っていたソファの下に転がった。
食べないが回収はしようと思いソファを押した。
押した。
動かない。
力を込めて押した。
動かない。
あるぇえれー(巻き舌)おっかしいぞー?
チートしゅーりょーのお知らせです。・ワ・
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4869
転生者だ!チート持ちだ!従姉妹の幸せを叶えるぜ!婿の家にカチコミだ!ギャングと鬼ごっこだ!飴食ったぜ!、チート消えたぜ!
( ゚д゚)!?
あ....ありのままに起こったことを話すぜ、
(はぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!??
原作知識と特典持ちの転生者二人三脚の片方が折れたー!!)
その後、俺の食べていた金平糖が、実はこの組織の
これには流石の母さんでさえびっくり。
どうやら効果時間なんてものはなく、解毒しない限りそのままらしい。
本人は
(てかこれ確かつぐみさんが原作で食べたビックリドッキリアイテムのひとつじゃねーか!!)
と、壮絶にテンパっていた。
_______________________________________________________________
一方、ヒトは
「ふぅん、なるほど、こんな形で彼のチカラを封じてくるとは、原作の修正力って凄いね、.....嗚呼、反吐がでる。」
一目で分かる程の怒気を全身から発する男が修羅のような顔で呟く。
「だが、
これ以上彼には手出しさせない。」
色々なパターンとして、幼少期に死にかけるような事故に何回も遭うが、ある時から突然なくなった、というものがある。
それは、原作に対しての異物、辻褄合わせの誤算、歯車同士の噛み合わせを全く違うものに変えてしまう異物
それらを排除しようとする、星の意思。
原作ってこんな感じだったよなという、多数の人間からの信仰。
それらが異物を消そうとする時にオリ主の幸運値が一定以上の場合、又は御都合主義の神の加護がある場合、世界は無駄と判断し、
それこそが
死と再生を司る現世では形上イメージが固まっているが、信仰としてはとても弱い神、
神に入るかどうかが曖昧なため、人の世に紛れることのできた
この存在こそ、一連の転生の実行犯である。
その存在が、曲がりなりにも神である存在が、身体中を
真っ白な清潔さを感じさせる病人服は真っ赤に染まり、息も絶え絶え、更新速度が遅れたために、残っている妖精も僅か。
異世界への介入にその神は
..........無茶であるのだ、異世界への介入自体が。
元々、ただの一般家庭に生まれた彼、幼き頃から、遥か先祖の人の世で暮らそうとした、人々の怨念や未練を断ち、安らかな眠りを与え続けた死神の異能に憑かれ、が、前向きに捉えあらゆる霊関係の事件を解決し、人知れず、死者の魂を次に送っていった。
そんな彼だったこそ、現世の信仰の弱った神の中から、送り出すための装置として選ばれたのだろう。
.........が、勿論彼には血まみれになりながら介入する
.............筈、だったのだが、
............,.思い出して欲しい、例え、彼女に惚れていたとして、自分の幸せでもないのに、全霊をかけて転生者が、ヒロインの好感度を総取りすることに定評のあるオリ主が、原作カプをそこまで押すだろうか、
勿論、愛智にとっても小咲は惚れた対象で、小咲の幸せはイコール自分も幸せってレベルの小咲大好きガチ勢なのだが、常人がそんなことを誓う筈がない、なら何故か?
そう、その願いが二人分だったからだ。
愛智と名もなき神、単純に考えて倍。
ならばこそ、自分の願いを共に持つ愛智に全てを託すのも、神にとっては、なんの異存もないことだったのだ。
神は
ことを
「さぁ、まどろっこしいことは終わりだ!
散々舞台を引っ掻き回せ!踊れ!謳え!
リスタート
原作の修正力 さんが ログアウトしました。
介入者 さんが ログアウトしました。
プロローグ が 終わりました。
まどろっこしいこと を やめました。
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アコガレ
ありがとうございます!!
自己満小説ゆえリアル優先してしまいますが、見てくれる人がいるというのはとても励みになります!
ありがとうございます!!
転生者だぜ!
あの後は大変だったよ.......(遠い目)
勿論曰く付きの毒薬なので解毒薬なんてあるはずもなく、開発まで何年掛かるかすら不明らしい。
うん。
まじ...かよ.......と思った。
母さんに大見得切ったのに自爆とか......とほほ.....(泣)
『できるだけ早く作るように指示したよ。もちろん、愛する華の親友さんの一人息子だからねぇ。』
と、アーデルトさんは言っていたが、正直それだけでないと感じた、
なんてゆーのかなー。
ださん?ってゆうか、抑えきれない野心のようなものを俺は彼の瞳から感じてしまった。
でもごめんな!アーデルトさん!!
俺自身とおたくの娘さんの婚約者(予定)、
小咲のもんだからぁぁぁ!!!!
と、心の中で宣言しつつ含みのある笑みを浮かべて、俺はアメリカを後にした。
それからの数年、頑張って元に戻そうとしたが、どうにもならなかった。
肉体チートに勝てるとか、どんだけ強いんだよ、毒薬。
そして、小咲を愛で、愛でて、愛でまくって俺は、
小学生に.........なってしまった。
________________________________________________________________
俺の名は転生者、藍崎相智。異様に若作りの母さんとアメリカに行って
休んでいて気を抜いていた俺は転がっていた
俺は毒薬を(自分で)飲み、気がつくと、
筋力が乙女レベルになっていた!!!!
母さんに大見得切った手前戦えないのでは何もできず、ギャングの娘の恋路に手を出せば、周りの人間にまで危害が及ぶ。
俺は特訓と下準備のため、極道をやっている楽の家に殴り込んだ。
弱くなってもチートは健在、貧弱無敗の転生者!
望む結末は、いつも、ヒトォォツ!!
てな訳で少年探偵と同い年になった俺だが、正直に言ってやることがない。
小学生は二度目なため、大体の行事も経験済み、勉学は言わずもがな、よって俺はクラスでは、ノリと学力が以上なだけの非力な男子に落ち着いた。
だが、筋力がないのにスポーツがある程度できたのにはカラクリがある。
とてつもなく器用なのだ、この身体。
メイド イン 神 なだけあって、反射神経や器用さは特に高い。
、ので準備の為に暇なときはよく一条さん家にお邪魔して(殴り込んで)いる。
ちなみに最近では組員に
「押忍!兄さん!ご苦労様でさぁ!ささぁ、坊ちゃんがお待ちです。
それと.....また時間があれば組手なんかどうでしょう。」
と穏やか(?)な歓迎を受けるほど、馴染んでいた。
ん?暇じゃない時?ずっと小咲を愛でてるに決まってんじゃねぇか!
そういえば.........小咲にお兄ちゃん、楽に兄貴って呼ばれてるけど、二人が会った時、俺がい居ると複雑になりそうだな........。
__________________________________________________________________
_____楽side
僕、いちじょうらく、4さい!
かあさんとおやじとたくさんのかぞく(893)と暮らしています!
そんな僕にはとってもすごい“あにき”がいるんだぜ!
あいちにいちゃん、ってよんでんだけど、あにきっていいかたも僕は気に入ってる。
あにきはすげーんだ!
なんでもできるし、この前なんか、じゅーだん?をひかる刀でまっぷたつ!!
かっけーし、かしこい!!
料理もうめーし、歌もうめー!
この前なんか
そしてなんかすげーかくげんみたいなことを教えてくれるんだ!!
和風美人こそ日本の宝とか、おっとりしているのもいい、とか、
よくわかんねーけど、わかるときがくるって言ってた兄貴の眼はかっこよかった!
まっすぐ、どこかとーくを見るようなその目は俺はとても好きだった。
多分、いや、十中八九、憧れだったんだろう、だから
ひかる刀「(ライトセイバーじゃ)ないです」
楽「兄貴かっけぇ!」
相智「とりま、理想図の形成から行きますか。」
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if 今作メインヒロインのいない世界で
時系列がぐっちゃんしてまして、やむなくこの話をif話とさせていただきます。
この回は大筋とは関係のない、ただの思いつきのif話です。
没シナリオのような感覚でお楽しみいただけると幸いです。
そんな平穏な日々を過ごして、3年、
え?飛びすぎ?
.........何も無かったんだからしゃーねーんだよ........
春
桜が見事に咲き誇り、色鮮やかな景色は
藍崎相智の席は
機材を持ち込んでまで、ガチで
(っしゃ!わざわざ改造してまで周りの影響を
ククク.....クハハハハ!!!!!と笑い出しそうなのを必死に堪えるオリ主。
学校を休んでまで、カメラを持ち込める保護席側に居座る根性だけは、最早誰にも真似できない。
なお、子供が保護者席に居れば、間違いなく目立つので、
着ぐるみといったが、最早コレは着ぐるみではない。
外見は30代の成人男性、カメラマンの服装をし、椅子から少し離れた場所で、マナーを守って(?)撮影している。
この着ぐるみの材料は、カメラマンっぽい服、帽子、
.....竹。
なぁんといってもこの竹!!⤴︎(ジャパネット風)
職人の手によって骨格のようになっており、竹馬の要領で歩くこともできるんです!!
今なら30分以内のお申し込みで、専用のスタンドまで付いてきます!
嗚呼、ああ、あぁぁぁ!!(語彙喪失)
可愛い!!制服の小咲愛らしい!!ダボっとした袖!!あどけない顔!!!ぱっちりした目元!!!将来美人確定演出だろこれ!!!萌え殺す気か!!!!
.......にしても小咲、キョロキョロして....落ち着きがないな(どの口が言う)、振り返ったりして、何してんだ?
以下、30分近く、式中ずっと小咲を心中で褒めつつ、カメラの右手は限界を超えた速度でボタンを連打していた。
右手(あっちょ、これ以上は........明日筋肉痛なるからぁぁ!!)
そして式が終了し、新入生が退場する事になった。
初めより少しだけしゅんとした雰囲気の小咲に違和感を覚えた俺は、小咲が変な目で見られない為、駆け寄るのを鋼の精神で抑えていた(決壊寸前)
そして突然自分に向けられる射線に気づいたのか、はたまた偶然か必然か、血のなせる業か、兄妹の絆か。
小咲は俺に気づいたらしく、ぱあぁぁぁと顔をまるで朝露の中で咲いた一輪の花のように綻ばせ、安心したかのように笑い、そして何かに気づいたのか、ハッとした顔になり、いかにも怒ってますよーわたし、と言いたげにぷっくりと頬を膨らませて睨んできた。
その間、右手の速度は音速を超えた。
カメラ自体も残像を残してブレ、同時に三個のカメラが見える現象が起きた(なお、写真はブレず、保存された写真は三倍だったそうな)
これを後で確認した相智は、多重愛屈折現象(コサキ・テンシッカ)と名付けた。
.........気配を読まれた?いやまさか、そんなはずがない。
隠密行動をしたのに見つかるはずがなかった
が、相智が混乱している中、先に状況が動いた。
小咲がジェスチャーでめっ!!と叱る動作を器用に歩きながらして、去り際にやっぱり嬉しいなー!と言わんばかりの微笑みを向けて去っていた。
右手は.......止まっていた。
右手「有給ください。」
時は移って2時間目、4年生の教室で授業を受けている生徒達は足音を聞いた。
コツ、コツ、コツと、あまり時間的に立ち歩く人が居ないので、廊下を歩いている人がいるだけで、集中力のない子供は興味を移す。
そして教室の前の扉が開き、今まで無遅刻無欠席だった優等生の姿が現れた。
「おいー藍崎ー。休むなら休むと連絡入れろー。
先生は珍しく心配したぞー。......ん?どうしたー?」
「........,,,,先生.......俺、
遅刻したので1年生からやり直してきます。」
「ちょっと正気に戻ろうかー。どうした?なんだその縛りはー。無理ゲーだろそれはー。」
いい名目を見つけたとばかりに鬼畜難易度縛りの学校生活宣言を投下する優等生に緩さで有名な担任の先生も、動揺を禁じ得なかった。
「中一か高一のテストなら先生用(手作り)の余りがあるー。
どっちかやって1年生になって来いー。」
「終わりました」
「早っ!」
ペンと問題用紙、解答用紙を渡した次の瞬間、右手が高速でブレ、
回答と、採点、そして問題文へのクレームまで入った状態で渡した。
「......じゃあ俺は小1になってきます。」
「待てー。1年といったがもうこれは高1行けるだろー。
なってこい高校生ー、日本の法律では飛び級はあるがバックで走り出す級戻しはないぞー」
「法改正してくるので3分ください。」
「そんな3分あったらパズーはシータ救出どころかラピュタ王になってるわー」
と、ちょうどいい時間にチャイムが鳴り、2時間目の終了を伝えた。
「おーし日直ごうれーい。あと藍崎は後で職員室にこーい。」
絶対だぞー。と念を押して担任が去って行った。
「さてーどうしてあんなトチ狂ったことになったか説明してくれるかー?」
「新入生の妹が可愛い過ぎて周りのガキに手ェ出されるくらいなら、間近に行って守る方がいい、と」
「シスコンも大概にせーよ、藍崎ー」
「.......すいません」
シスコンで有名な藍崎くんだった。
_____________________________________________________________
Side ??
良かった!
見つけれないかと思った。
でも私は見つけれたよ、⬛️⬛️⬛️⬛️⬛️♪
書かなきゃ(使命感)
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日記形式で攻略される今作の⬛️⬛️⬛️⬛️
人生でやり直しを一度は考えたことがあるかい?
これはそんなお話
誰もが人生をやり直したいと思ったことがあるはずだ。
今の知識を持ったままあの時間に戻りたい、という願望。
そこには、失敗を無くしたい思いや、後悔した事をまた別の道に進むなど色々あるだろうが、魅力的なのが学力チート(一周経験済み)だと思う。
転生物や前世関係の創作物が多いのも、それが原因なんじゃないかとすら思える。
つまり何が言いたいかっていうと、
4月▲日
母さんに勧められたので、日記を書いていこうと思う、正直三日坊主になる気がする、何故なら学校行事なんて小学校は、すべて経験済みなので、後は退屈な授業だけだからだ。
中学校からは文化祭って行事があるらしいので、楽しみだ。
何日も空白が続く
5月●日
クラスに面白い奴がいた。
休み時間も勉強ばっかりして、あまり、他人と交流を取りたがらない奴、俺も無理をすると休み時間中に帰ってこられ無いので、教室に居る。.......おのれ筋肉さえあれば。
でもこいつの開いてる本何処かで..........?
ってよーく見たらわかった。
あ、これチャート式問題集だ!こいつ、数学してやがる!!
前世で暇すぎで読んでいた問題集だと気づき、びっくりしつつ話しかけた。
けどあまりの塩対応で反応されなかったので、こっちもガキな行動をしてしまった。
..............早く2ページ解いた方が勝ちっていうルールで勝負したら
屈辱だった。
もしかしてこいつも二週目か?でもそんな大人そうには見えない、
こっちは精神年齢25(18+7)だって言うのに、
なら天才か?ぼっち仲間として歓迎しよう。
5月☆日
勉強以外何やってんだって聞いたら、何もって言われた。
一回頑張ったら、親が褒めてくれたから頑張っているらしい。
あとこいつ天才じゃなかった、すげー努力してるだけのガリ勉野郎だった。
つまんなそうだったので昼に学校内を連れ回した。
こっちがバテた。(くそざこ)
5月⬜︎日
外で遊ぶと疲れるので、屋内で遊ぶことにした。
小学生って何して遊ぶかわかんなかったので聞いたら、こいつもわからないとか抜かしやがった。現役小学生二人ともぼっちだったせいである。
仕方がないので折り紙をした、俺のチートを応用した折り鶴と猫には、流石のこいつも目を輝かせてやがった。
こいつら二人とも対人コミュ力クソ雑魚である。
(本当の小学生と前世の大半びょういんぐらし)
6月▶︎日
全ては計画通り、勉強より楽しい娯楽で堕落作戦はいー感じだ。(ゲンドウポーズ)
1ヶ月近くも遊んで、さすがのあいつも勉強時間が減って、俺に勝てなくなっただろう。(くずというな!)
なので今日もらってきたこのテストで明日の土曜にリベンジを果たす!
見ててくれ、転生者先駆者兄貴たち!!現地民なんかに絶対負けない!!
6月◀︎日
負けた。
5月⚪︎日
3年ぶりくらいにこの日記を開いた。
楽がなんとうちの小学校に入学してきた。
小咲は別の学校だった、ガッデム!!
この日記は一年の頃からの腐れ縁にリベンジ失敗をしてから、すっかりと存在自体を忘れてたので、今度は三日坊主にならないよう頑張ろうと思う。
あとあいつ、
その手があったかと、今更ながら気づいた。
一年飛んで先輩になりやがった、授業は楽勝って言ってたけど、ちょっと手が震えてんのオレ見逃さない、流石に授業についていけてないんだろう。
来年は俺も飛び級するか、学年で同じ精神年齢のやついないから話微妙に合わないし
ただ対人スキルが低いってことに気づけないオリ主がいるそうっすよ?
取り止めもない書き込みが続く、少し無気力になっている。
7月\\\٩(๑`^´๑)۶////日
久しぶりに腐れ縁の友人に会った、別の学年になったので、校舎も別だから、会うことは少なかったのだが、校舎裏をぶらついてると、お友達と仲良くしてたので謎にむかついたから、お友達を睨みつけながら近づいたら、気づいた奴らが逃げてった、ハッ!男ならシャンとしろっての、楽の方がまだ強いね。(四歳差)
お友達がビビらされたのが気に食わなかったのか、
今日はいつ絡んでやったかなどの書き込みが続く。(ボッチ)
12月!?日
腐れ縁の友人と遊びに行ったら、来年には引っ越すって言われた。
ハァ!?となった。
なんとも、こいつの
.................ふざけんなよ。
ああ、これが友人を失うってことかよ。
前世の同室のやつには悪いことしたな。
天才すぎてバカかよこいつ、俺が体験したこともない、中学校生活も、高校生活も、全て捨てて!!家の為に大人になるってかぁ!?
ああ上等だ、上等だよ!!!
見てろ、俺が(ここから先は破れていて読めない)
6月♡日
ごめんなさい、夏休みには帰れません。
俺は今、幼なじみの腐れ縁を追いかけて、アメリカにいます。
ジャンクばっかり食ってると、チャーハンとラーメンが恋しいです。
あと、親からの援助が思ったより少ないので、腐れ縁とルームシェアして、休日にはバイトに勤しんでいます。
でもいつか、誰かの青春を支えるから。
さて次回は答え合わせの時間です。
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攻略された側から見るアホの子上
最初の彼への印象は、どうしてほかの男の子のように、お外で遊ばないんだろうって思った。
優しそうで、どちらかというと、落ち着いた雰囲気に他の子もどう接すればいいか、わかんなかったようだ。
彼は、わたしと同じようにひとりで椅子に座って。暇そうに本を読み漁り、ぼーっと何かを考えては、校庭を見てほんの少しだけ悔しそうにしていた。
たまに勉強のあいまに周りを観察してると、そんなことがだいたいわかった(ディケイド )
最初は全く話しかける気もなかったから、生まれた疑問に蓋をして、この先もずっと関わることはないと思ってた。
ある日、いつものようにおかーさんとおとーさんに褒めてもらう為に少しづつ進めていた、
家にあった難しい本を解いていると、
彼が突然話しかけてきて、びっくりしたので、あまりちゃんと話せなかったら、
彼が私が難しくて何回も解いて答えを覚えたページを指して、先に解いた方が勝ちっていうしょーぶをしようと言ってきた。
私は答えを知っていたので、慣れもあってポンと答えを出したら、彼はすごく驚いて、にしゅうめ?や、てんさいか?って小さな声で呟いていたけど、
わたしはよくわからなかったので、くびをかしげた。
次の日、また彼が話しかけて来た、勉強以外は何してんの?とかどうしてそんなに勉強してるの?って聞かれたから、おかーさんたちの話をしたら、へんな顔をされた、すっごく驚いた顔だった。
そこから、彼は、相智くんはわたしを学校のいろんな知らない場所に連れて行ってくれた、ただ、私が早く次に行きたいと少し走ったら、すっごく息苦しそうにしながらついてきてくれた。
また次の日には、一緒に折り紙をしてくれた、いままでおかーさんとしかしなかったから、とっても楽しかった。
他の子もしたそうにしてたから、一緒にやろって言ったら、仲良くなれた。ぜんぶ相智くんのおかげだった。
ただ、相智君だけ鶴を折ったのに、ホウオウみたいなのができたのはすごかった!
一緒に遊んで1ヶ月くらい経って、初めて相智君が休みの日に遊びに誘ってくれた。
なんだろうと思って行くと、テストをやろうって、りべんじだって言って一緒に勉強をした。
彼が私の紙を最後にまる付けして、すごく落ち込んだ顔でおつかれぇと言ったのでわたしはまたねっ!って言った。
《?月??日》
彼のおかーさんと私のおかーさんが友達だったみたいで、とある山にある建物で一週間を過ごした、彼は小さな子たちの起こす面倒を引き受け、わたしは、体が弱い子が一人にならないように、ずっと一緒にいた。
楽ちゃん、千棘ちゃん、小咲ちゃん、つぐみちゃん、そしてまりかちゃん。
みんな仲良く過ごせて、とても楽しかった。
最後に思い出を残そうって、錠と鍵のお話のような鍵を作ろうって話になったけど、相智君が、みんなの思い出だからって。
特別な思い出を楽ちゃんの錠に入れて、閉めた。
相智君には、多分みんな忘れちゃうけど、みんな揃うまで内緒って約束をした。
相智君とは、離れ離れになっても、いつか、また会えるって思えたから、なぜか嬉しかった。
彼と遊ぶ日々はとても楽しくて、でも、先生に飛び級を勧められた。
偶然彼がいない時に先生に問題集を見られて、飛び級しましょうって言われた。
多分彼もするだろう、と思って、あまり考えずに、はいって言った。
新学期に、飛び級したことを伝えた、彼は知らなかったようでびっくりしていた。来年は一緒だと思って、、クラスが別々になったぐらいだろうと思って、彼も来年はすると言ってたし、大丈夫、そう、大丈夫。
新学期の挨拶をして、先生からわたしが紹介された。
「羽さんは学力が素晴らしく、我が校では過去に何人かの飛び級生徒が居て、彼らと同じように、みんなと年は違いますが、同じ勉強ができるので、今年の1年間、みんなと一緒に勉強します。
みんな?なかよくしてあげてくださいね。」
なぜかクラスのみんなの反応が薄かった。
本当にずっとずっと後から考えれば当然だった。
自分より年下が自分たちと同じ、またはそれ以上の勉強ができるから、学年を飛ばしてくるなど、前代未聞、幼くても彼らは、私のことを他とは違う、異質な子として扱った。
もう5年生だし、友達やグループはほぼ固まっていてわたしは1人になった。
彼に会う時に相談しようか迷ったけど、彼に甘えてばかりじゃダメだよねって思って、我慢した。
同級生のわたしによく嫌がらせのようなちょっかいをかけてくる男子に校舎裏でいじめられそうになった時、彼が鬼のような形相とプレッシャーで彼らを追い払ってくれた時は、思わず泣いて彼に抱きついてしまった。
後から考えるとすごく恥ずかしい..........///
来年が楽しみ、卒業の遠足、彼と行きたいな。
海外でおとーさんとおかーさんが難しい病気にかかったらしい。
中国の叉焼会の関係で、もしおとーさんたちが倒れたら、わたしが小さい頃からお世話になったみんなをまとめなきゃいけないらしい。
じゃなきゃみんなが困るらしい。
わたしは早く大人になってみんなを助けることに決めた。
でも相智くんやみんなとの別れが怖くて、誰にも言えなかった。
12月のクリスマス、彼と出かけると、彼はなんでこんなに人がいるんだ?クリスマスって家で家族みんなで祝うイベントだろっ?なんてこの時期のことをあまり知らないような口ぶりで、わたしは冗談だと思った。
そんな空気だからか、わたしは彼に中国に引っ越して大学に通うことを伝えれた。
彼は初めてあった日のようにびっくりしていて、少し悲しくて、笑いながら泣いてしまった。
彼はわたしの説明を茫然としながら聞き、わたしの最後の別れの言葉にも、生返事で返すなど、どこまでも彼らしい最後でわたしを見送ってくれた。
んなわけねーべ
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