色々短編集 (@時雨)
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転生幼女は諦めた

設定ガバガバでーす



私はどこにでもいる転生幼女

普通のオタクだったのに、転生というビックイベントに強制参加させられ今に至る。生前どのように死んだとかは一切覚えていない、自分の死に際など覚えていたところで得もしないのだからいいけれど。

 

私は今超常現象を体験している。私の背後には、よくわからないものがいるのだ。

よくわからないものはいつのまにか現れて、どこにいても何時もいる。家族にはそれは見えないようで、指を指し「あれはなにか」と聞いたことがあるのだけれど「なにもいない」と返されるばかりであった。あまりにも何回も聞くものだから両親は不安がって私を病院に連れて行き医者に見せた。答えは「私が構ってもらえないばかりに、架空の存在を作り上げ気を引こうとしている」と医者は診断した。私は転生した副作用によるものだと思っていたのだが………

 

_____________

 

私が今一番欲しいものはそばにいるコレが見える理解者だ。

まずこのようなものが見えるのは私だけではないはずだと考えた。

 

まず理由一つ目が、平凡な生活を送っている私がファンタジーなものに取り憑かれている?のだから、沢山いてもおかしくはないという謎理論

 

二つ目は、この町から出たことが少ないから

大人びた思考をしている私だが、まだ親の加護が必要な幼児でしかない。私がどこか色々な国に行っていたら分かると思うのだけれども。

 

これは一種の超能力なのか?はたまた宇宙からやってきたウイルスによる感染?

まあそんなことはどうでもいいから、とりあえず寝よ、幼女は眠い

 

________________________________

 

最近両親が怪しい宗教にハマりだしたのか、よく「DIO」様とボソボソとつぶやいている。

 

私のことを育児放棄しているわけではないので問題ないけれど、目がヤバイ。ハイライトがない、光がない。一日中いや、365日そんな目の人と暮らすなんて私じゃなかったらトラウマものだぞ。あと他にも、「DIO様に捧げる」「処女の血」とかめちゃくちゃ身の危険を感じる単語がでてくる。

 

しかしDIO様に覚えがあると言いますか、何というか…なんなんだ?

 

____________________

 

なんやかんやあってエジプトに旅行に来た。夜、寒い。日本から持ってきたテディベアをギュッと抱いて暖をとる(お前だけが頼りだよ、クマちゃん)。

空港から車に乗り、このままホテルに行くと思いきやすごい豪邸に到着

 

「ここはね、パパとママのお友達が住んでいるんだよ」

「あなたはここでDIO様の礎となるのよ」

 

その礎とやらはどれくらいの人がいるのやら。幼女の私を食べるなんて、ロリコンなのか?幼女mgmg、prprとかしちゃう人ですか

 

 

 

「ふむ……」

 

「この子が我が娘です。どうぞお召し上がりください!!」

「DIO様の糧として死ねるなんて、鼻が高いですわ!」

 

わーこんなクズ(ゲロ以下)初めて見た。

 

ここから脱出したいところだが、幼女に逃げ場はないのだ。大人三人に囲まれ、なおかつ一人は上半身半裸のハイパーゴリマッチョがいるのだ。しかも「DIO」様とやらの部屋に行く途中に、ロン毛ブルマとかギャルみたいに髪の毛盛ってるお兄さんとか両手右手のお婆さんとか色々個性が強い人とすれ違ったし、しかも建物の外には番犬ならぬ番鳥?がいた。逃げられるわけない。

私の“よくわからないもの”の力を使っても逃げられるかどうか……いやどうせ一か八かの勝負に賭けてみるしかないっしょ!!!!

 

 

「お嬢さん、私に名前を教えてはくれやしないかい」

 

「………………」

 

「何をしてるんだ!!!!DIO様がお聞きになっているんだぞ!!!!」

 

 

 

 

「少し黙ってくれないか」

 

 

 

 

DIO様が黙れと言った瞬間、両親の頭が吹っ飛んだ。一瞬だった、何が起こったのか全くもってわからなかった。

 

「私はうるさいものが嫌いでね、少し静かにしてもらったよ」

 

少しだって!?何を言っているんだこいつは!!

ん?まてよ?後ろに何かいる…山吹色の人型……あ

 

 

DIOのスタンド、 ザ・ワールド

 

 

 

 

アカーン!!!!

私の中の宮○大輔が訴えている、これはダメなやつ!!!!

てかここジョジョの世界じゃん!?今気づいた、じゃあ私の背後にいたよくわからないものはスタンド!?

いやいやちょっとまてよ、確かに昔ジョジョにハマって友達と一緒にスタンドごっこしたり、スタンド欲しいとか言ってたけれども!!来世で欲しいとは言ってない!!!!前世のこと覚えてないのにジョジョ覚えてないとかマジ狙ってるだろ、しかも私まだスタンドの能力使いこなせてないんですけどぉ!?

けれどもこの状況下から逃げ出すには、私の“スタンド”を使わないと逃げられないわけで、だが死ぬんだったらとことん足掻いてやるしかない…!

 

てかシンキングタイム長すぎ?いやDIO様も数秒しか時間ないのにめっちゃ喋ってたから問題なし(結論)

 

 

「ん?お嬢さんこれが見えているのかい」

 

 

「…からだはつるぎでできている」

 

 

「なに…?」

 

 

奴さんも驚いてるな!いきなり幼女が名前聞いたのに、舌ったらずな声で何か言い始めたからそりゃ驚くわな

だが驚くべき点はまだまだある、心してかかるんだなぁ!!

 

 

「このからだは、むげんのつるぎでできていた」

 

「なっ!?」

 

 

 

辺り一面が砂漠、そこには無数の剣が刺さっており、空には歯車が浮いている。

 

そう皆さんがご存じのとおり、我らがエミヤパイセンの無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)である。これを見る限りでは私のスタンド能力がエミヤパイセンと同じ固有結界と思われたかたも多いはず、しかしそれが違うんですよ

 

私のスタンド能力は、「キャラになりきり、そのキャラの技を使える」ことなのです!!

 

漫画やアニメのキャラクター、または映画や小説もなんでもござれ!しかもキャラに合わせた服装にもフォルムチェンジ(幼女バージョン)!!一周回ってコスプレじゃないですかね、これ?

で、エミヤパイセンになりきって色々投影して迎え撃つ作戦にはいりました。今回は時間と尺の都合上で詠唱をカットしたのですが、ちゃんと出来てたらOKなんで大丈夫です!!

 

でもここまで聞いたら「チートじゃね?」と思いますが、これなんと1日一回しかできません!!(パチパチパチ)、理由はわかりませんがまだ幼女である私の身体がついていけてないのか、精神力の弱さではないかと考えてたりしてますぜぇ〜

 

________________________

 

 

「スタンド使いだったとは….それに興味深い能力じゃあないか」

 

 

次々と投影した剣や槍をDIOに飛ばしていくがスタンドによって弾かれ、壊されてゆく。このままだと私の集中力や体力の限界がきそうだが、その前に一発で勝負を決めたい…!!

 

 

「フンッ、まあその年齢でここまで使いこなすとはな…しかしこのDIOの敵ではない!!」

 

 

うるさいなー!!こちとらそれくらいわかってる。だがその油断した顔、私が歪めてやる!!

 

 

「はっ!!」

 

「同じ攻撃をするなど学習していないようだなぁ、ほら剣のスピードが遅いぞ!!」

 

 

「それも計算のうちよ!」

 

 

投げた剣の一つをDIOの目の前で爆発させた

 

 

「目くらましのつもりか、だがそのようなものこのDIOには通じん」

 

きた、きた、きたきたきたきたきた!!!!

 

 

 

「穿つは心臓、狙いは必中!」

 

 

「な、なにィ!!」

 

 

私は空中に飛び上がりゲイ・ボルグを投影、狙いを定めた。

 

 

「その心臓、貰い受ける!!」

 

 

あくまでなりきっているのはエミヤ、投影したゲイ・ボルグはクー・フーリンになりきるよりも威力が弱いがこの一発を当てて、相手が怯んでいるうちに逃げる!!

 

 

 

「ゲイ・ボルグ!!!!!!!!」

 

 

 

槍は一直線にDIOに向かって放たれた、あの槍に限って外すということはないはず。

 

さっきも言ったとうりエミヤなりきりで投影したものなので本物よりは劣る、人間なら死ぬだろうが相手は吸血鬼、すぐ再生するので心臓に刺さってちょっと気絶or身動き取れないぐらいになっていて欲しい。

 

ではとりあえず…逃げよう!!!!

こんな館とはおさらばだぜ〜あとはロビンフッドの顔のない王(ノーフェイスメイキング)を投影して逃げてやるぅぅぅう!!

 

 

 

「ちょびっとばかり驚いたたが、なかなかすごいスタンドじゃあないか」

 

 

「え」

 

 

な、なんで?DIOが“私の背後”にいるッ!?

 

 

「君が投げたあの赤い槍、ゲイ・ボルグだったか?その槍はたしかケルト神話のクー・フーリンが所持していた武器だと記憶していたが……もしかして君のスタンドは色々な武器を生成し操る能力かい?しかしこの空間が説明できない、君が持っているその緑のマントは武器にならないはずなのに生成できた……さっぱりわからないな」

 

 

あぁぁぁぁぁ忘れてた!!!!この人時を止める能力だった!!絶対刺さる前に時を止めて回避したに決まってる!ダメだ私の短い幼女人生が終わった……

 

 

「さてお嬢さん、私と友達にならないかい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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カルデア職員とマスター

短編というか設定?


2016年、地球はいきなりクライマックスを迎えていた。

何故そうなったかを簡単に言うと、ソロモンが人を一回滅ぼして新しい人類史を作ろう計画をしたからである。

しかし人類もそう甘くはない、崩壊を食い止めるために立ち上がったのは“人理継続保障機関 カルデア”

レイシフト、タイムスリップをして過去に行きその時代に送り込まれた敵を過去に色々な逸話を残した英雄、聖女などなどを召喚し一緒に闘い倒し人類史を守る。

 

あれ?俺の説明あってるかな?まあニュアンスがあってたら同じでしょ

んで俺はそのカルデアで働いているのだが、いきなり人類史滅ぶとか聞いていないしそんなファンタジーな話あってたまるか。

俺はもともと技術者としてこのカルデアに来た。一応レイシフト適正やらマスター適正を測ったが、適正は50%と0%。レイシフトした場合二分の一の確率で行き来できるがマスター適正がないため俺一人だけ生身でいってもしょうがない。

だから藤丸兄妹たちには申し訳ない、こんな若いやつらに人類の未来を託してしまって。こんなことがなかったら日本で平和に暮らしていだろう。

そんな藤丸兄妹たちが無事に特異点を直して帰ってこれるよう、機械の調整を一人で行う。もともと俺が担当する機械に五十人くらいの技術者がいたのだが、俺一人だけになった。みんな死んだのだ、レフ・ライノールによって。

 

 

 

設定

リマシヤ 男

ニックネーム(リシー)

 

カルデアの技術者の一人、没落魔術師の家だが一様魔術はできる。家を継がなかった理由は「機械の方が俺に向いてる」と自分で理解したから。

なんか担当していたところ自分以外死んで大忙し、悲しんでる暇がない。たまにほかの場所の担当の技術者が手伝ってくれるけど、ほんとたまに。ちょっとでもミスると一人治さないといけないから大変。徹夜が続くと廊下で目をあけたまま立って寝ていることも…一回某ファラオたちが目の前を通ったのだが気づかず寝ていると、「不敬ですよ!!」と怒られるが夢の中、反応がないから心配するものの

「ニトクリス、其奴は寝ているだけだ」

「え!?!?」

 

 

ある日藤丸兄妹がレイシフトするがサーヴァントが行けない状態になる。

しかもレイシフトした先は敵の大軍の前、藤丸兄妹たちはガンドやら打ってしのいでいるがやられるまで時間の問題。マシュやロマニ、ダヴィンチちゃんやほかのサーヴァントがもどかしい思いをする中、このカルデアでレイシフト適正が高い藤丸兄弟の次に高い主人公がレイシフトして藤丸兄妹を助けに行くことを提案。主人公一人でどうにかできるわけではないが今は藁にでもすがる思い止むを得なく許可、この状態が治せるまで藤丸兄妹を守ってもらうことに。

主人公の魔術によって敵を倒していくが、そこに魔神柱が現れる。誰もがもうダメだと思った時、主人公の周りの時間が止まる。人類最後のマスターの危機に焦ったアラヤが登場「YOU契約しちゃいなYO☆」と契約することを持ちかけてくる。それを秒でOKを出した主人公(だってもう打つ手がないんだもん)。そこでめっちゃすごいパワー(語彙力喪失)をもらって魔神柱を倒すが帰りのレイシフトで失敗、主人公は死んでしまう。

悲しみにくれる藤丸兄妹やカルデア職員たち。いつまでもこんな暗いままではダメだと思い気分転換にガチャを回すことにした。ピカッと光って金回転しかも新しいサーヴァント反応、白い光が部屋を照らす。

なんとそこには死んだはずの主人公(褐色バージョン)が立っていた。

 

「サーヴァントキャスター リマシヤ……って知ってるか、まあこれからはサーヴァントとしてよろしく頼む、マスター」

 

アラヤと契約したため抑止力としてアラヤ産のサーヴァントとして、カルデアに召喚された。

藤丸兄妹大号泣、ロマニもダヴィンチちゃんビックリ。

この後種火を大量に食わされる予定。

 

マイルームのボイスでは抑止力の先輩たちと喋ってほしい。エミヤとかエミヤとかエミヤとかエミヤと(ry

 

「マスターをかばって死んだことを後悔してるかだって?あれはかばったというか運の悪さだと思うけどな…せっかく魔神柱を倒してさあ帰ろうとなった感動の瞬間で二分の一の確率を外したのはマジ運の悪さを呪うな、幸運Dだし。

とにかく俺はこうなったことに後悔はしてないし悔いもない。俺はマスターを守れたことを誇りに思っているんだ。だからな、そんな顔すんなよ」

 

「エミヤ先輩チッス!って痛ぁあ!別に叩かなくてもいいじゃないですか!?え、先輩呼びをやめろって?じゃあ……エミヤ兄貴?痛い!!痛い!!」

 

「エミヤアサシンさんに会ったんだけど、あの人他の抑止力の人と比べたら肌黒すぎじゃね?経験の差?そしたら俺もいつかあんなガングロになるのかな〜まあ今もガングロだけどね」

 

「魔神セイバーとかカッコ良すぎだろ!!俺もあんな宝具欲しい!!!!」

 

 



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カルデア職員とマスター2

書きたいとこ書き殴ったぜ〜
独自解釈、独自設定注意だぜ〜


FGO時空

 

「死んだ後に自分の死体を見たのって俺くらいじゃないですかね?」

 

「…よくそんな発想ができるものだ」

 

「ははっ、まあこれが自分の取り柄みたいなもんですから。エミヤ先輩も、もっと気楽に考えてください」

 

 

白い棺のような箱には

“冷凍された自分の死体”が入っていた

 

 

普段鏡ごしでしか見れない自分の顔はとても新鮮で、俺に似ただれかを見ているような気分。このまま魂を取り出して戻したら自分は生き返るのではないかと淡い気持ちもあったが、死んだ記憶があるから絶対無理だな〜と自己完結した。地味にショックだ。

 

まあそれも解放されるだろう

なんたって今日は俺の火葬の日だから

 

「え〜皆様、この度は俺の葬式に来てくださってありがとうございます。こんなたくさんの職員や英霊の方が参加してくれてさぞ俺も喜んでいることでしょう。

参加してくださっている方はご理解されていると思いますが今回火葬される理由は、魔術協会からの聖遺物?ではないか、触媒として利用される可能性があるのでファイヤーして跡形もなく燃やしてしおうということです。

今日で俺の身体は無くなりますが、俺はまだここにいるので心配ご無用です。てか死後も働かされるとは思っても見なかったです。あ、種火周回のシフト仕上がってるのでこれが終わったあと紙を取りに来てください。俺からは以上です。

あとエミヤ先輩今日俺が主役なんで夕飯はデミグラスソースのかかったオムライスを希望します」

 

 

(((軽すぎない????)))

 

___________________

zero時空

①聖杯戦争初日

 

「はいどーも皆さんこんばんは〜

あなたのハートに抑止力♡アラヤ一の稼ぎ頭(予定)のリマシヤで〜す。世界の危機に呼ばれて即参上、はいそこのサーヴァント達ぃ〜戦いをやめなさーい!人の話を聞く時は目を見て聞くと習わなかったのかしら、お母さん怒っちゃうぞプンプン!」

 

「なんか変なやつが現れた〜!?」

 

「む、その声はCV.○川さんのショタヴォイス……控えめに言って最高、百点満点、花丸」

 

「ひぇっ!?僕の方見てサムズアップしてきたんですけどぉー!?」

 

「YESロリショタNOタッチ」

 

「ライダぁぁッッ!!」

 

 

②ホテル爆破

 

「三角関係ワロタ」

 

「きゃぁ!!!!」

「お前はキャスター!?」

「なぜだ!どうやって私のトラップをかいくぐってまで来ることができたのだ!?」

 

「え?普通に壁よじ登って窓から来たけど」

「外!?ここ何階だと思ってるのよ!」

「こちとら普通の魔術師じゃねーですからねサーヴァントだよ、サーヴァント」

 

「で?キャスターお前は何をしに来た、我が主人に害をなすならばこのディルムッド容赦はせんぞ!!」

 

「ははは〜ディルムッドくんってば分からず屋さんだなぁ〜

だから昼メロみたいに三角関係こじらしてるのわからないの?生前のことから何も活かせてないとか学習してないの???」

 

「くっはっ…!」

 

「ランサーが死んだ!!この人でなしー!!一回言ってみたかったんだよね、ランサー&ケルト違いだけど。

まあ質問の答えとしては別に何も?引いて言うなら…ここ爆発するから注意しに来ただけだよぉ〜☆

 

じゃあバイなら」

 

“俺は華麗に窓を破って華麗に帰宅するぜー”と言葉を残し去っていったキャスターであった…

 

「あいつサラッと爆弾置いていったぞ!?」

「とにかくここから逃げましょうマスター」

「こんな時も落ち着いて状況判断をできるなんてステキ…(トゥンク)」

 

 

④宴

 

「過去ってそんなに変えたいものなの?」

 

「王の選定をやり直し私以外の王がブリテンを統治すれば、このようなことは起こらなかった。だから私は…」

 

「歴史を変えるってことだよな?アーサー王の話は俺でも知ってるくらいに有名だよ、そんな歴史を変えたら一体この世界はどうなるんだろうね」

 

「それは、どういうことキャスター?」

 

「アインツベルンのマスターもその人を説得したほうがいい。

歴史の一つ一つは線で繋がっている、例えばこの国の歴史の一部を大まかの流れで言うと

信長が自害、明智を倒し秀吉が天下を取る、いろいろあって家康が天下を取る、で、この中の一つでも飛ばしたら流れがめちゃくちゃになるわけ」

 

「しかし私は何も全てなかったことにするわけでは!」

 

「“ブリテンの王が変わる”それは大きな流れ、お前が王をしていたことで助かった命や生まれた命も中にはあるはずだ、しかし変わることでその物の存在がなくなることもある。今の時代の人類も影響を受けることだろよ、一部の建造物、文明、人が消えるのは確定だな。俺の知り合いももしかしたら消えるかもしれないし。

歴史の改変、それくらい大きなことをやってみせるんだ大層な覚悟があるんだろう?」

 

「!!だが、私は…」

 

「悩んだらいいさ、その先の答えを見つけることができるのは君だけだから」

 

_________

 

「こやつはよくわからんし、掴みにくい男だの〜」

「なに関心してるんだよ、ライダー!」

「キャスター!お前わしの臣下になるつもりはないか!!」

「ラーイーダぁぁぁー!!」

 

「嬉しいお誘いだけと俺アラヤに死後受け渡してるからなりたくてもなれないんだよなーまた機会があれば誘ってくださいな」

「おう!!」

_________

 

「てか人が作った聖杯でそんな高望みがかなうわけないじゃ〜ん!しかも聖杯汚れてるし」

 

「「「は」」」

 

「言い忘れてた、ごめんちゃい!」

 

 

設定

 

キャスター枠で第四次聖杯戦争に召喚されたマスターなしの野良サーヴァント

 

このまま聖杯パカーンされると、まあまあいっぱい人死ぬのでアラヤに「行ってよし!」されたので任されたぜ!みたいなノリで来た。2部前に座に帰ったので記録として残ってる

「サーヴァントの名前全員分かるもんね!!あ!あの人AUOだ!」

 

鯖としての服はカルデア職員の服をめっちゃかっこよくしたもの(ご想像におまかせします)

 

 

 

FGOのスキルは

・身代わり

自身以外にダメージカットと自身にタゲ集中

・スター集中

・ガッツ

とかですかね?そこら辺よくわからないのでおいおい…

 

宝具

次へ繋げるための大いなる犠牲(バトン・タッチの時間だぜ!!!)

 

ルビいるのかと思ったあなた?いいんだよ!!!ルビあった方がなんかカッコいいだろ!!厨二病心くすぐるんだよ!!!

 

効果は

味方に毎ターン回復(3ターン)、無敵(1ターン・1回)、スター発生UP

【デメリット】確率で死ぬ

 

幸運Dだけど宝具発動時は幸運Eになる謎仕様、だけどそれが原因でステラ状態になってるんだyo☆

 

「ねえ聞いてリツカ(姉)!!今日リマシヤさんの宝具撃っても死ななかったよ!!!!!」

「どういうこと立香(弟)!!二分の一の確率なのに幸運Eになる謎仕様でやられるリマシヤさんが生き残ったの!?!?」

 

「あー俺悲しー!サーヴァント初心者なのになぁー!!そりゃすごい逸話持ったサーヴァントじゃないからなぁー!なんたって俺は二分の一の確率でレイシフトで死んだ男だからなぁー!」

 

 

「「ごめんなさい…」」

 

「わかればよろしい」




このシリーズ?好きだからまた書くかもです


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金髪の情報屋

俺はゾルディック家の長男だった

何故過去系なのかというと、捨てられたからである。

……これだと短すぎてわからない人が出てくるので説明したいと思う。

 

捨てられた原因としてあげられるのは、まず俺が金髪であったこと。

父は白髪、母は黒髪の二人の間に産まれた俺は金髪。遺伝子的におかしいのである。ゾルディック家は大パニックを起こし、さらには母の不貞だと執事たちが噂する始末。

その後DNA鑑定をして親子だと証明されるものの、母は父に疑われたことや執事たちの陰口に耐えられなかった。その結果、母からはいないものとして扱われたのである。話しかけたり手を触ったりしても無反応、

まあ序盤で反応もらうのは諦めてたけどな俺

 

もう一つの原因として、ゾルディック家に「金の髪を持つもの、ゾルディックに災いをもたらす」という謎の言い伝えが残っている。

は?と思われるだろうがなんかあるんだよ言い伝えが!!

そんな言い伝えのおかげで俺は10歳を超えたらゾルディックから出ることが決まっていた。そのせいか母は会いに来なかったが、父や祖父来てくれた。会いに来たというか暗殺の技術を教え込まれたり、精孔を無理やり開けられて念を覚えたさせられたり……そこに親子としての会話はなく、ひたすら暗殺暗殺暗殺

ゾルディック家やめるのに暗殺技術教え込まれてもな〜

そして10歳を迎えた俺は誰にも見送られることなく家を出たのであった。

そして家を出たあとはまあまあ有名な情報屋兼暗殺者として細々と稼いで、危険度Aクラスの賞金首の幻影旅団の団長をお得意様にもち普通に暮らしていたのさ。

 

……なわけあるかぁぁあい!!俺はできれば、暗殺技術なんか使わず情報屋として生きていたかったんだよ!!

クロロ=ルシルフル、そう、こいつは俺の人生計画を粉々のビリビリにした張本人なのだ!!!!

 

___________________

 

当時俺はまだ旅人としていろんな国を旅していた。そこで情報屋を設立するために、ある会社の社長の不倫や国のトップの不正疑惑、ハンター用のお宝情報、ある絶滅危惧種の生息分布地の情報などを仕入れていたのだ。

そんな中、旅の途中獣に襲われそうになっていた老夫婦を助けた。

老夫婦は俺を命の恩人としてもてなしてくれようとしたのだが、この国に長居する予定はなく空港に向かう途中だったので申し訳なかったが断った。しかしなんとしてでもお礼をしたい老夫婦は一冊の本を俺にくれたのだ。

それは有名な文豪が書いた本で、文豪の死により出版されずその一族がずっと管理してきた幻の本。現在の価値に換算すると何億ジェニー、いや何千兆もするかもしれない本をお礼に差し出してきた!!

俺は無論断ったさ、クッソ値段の高い本を貰うほどのことをしてないし、そんなものを持ち歩くなど腰がぬける。

しかし老夫婦はなおさら受け取って欲しいと言って引かない。

なんでも老夫婦には子供もおらず親族もいない、そのため本をどうするか悩んでいた。博物館や専門機関に寄付しようかとも考えたが、この本を狙う輩が多く被害もでるため一つの場所にとどめて置くのは危険なので預けられない。だからいろんな国に行く旅人の俺に持っておいてほしいというわけだ。

老夫婦は所有権は俺に移ったから、旅に困れば売るなりなんなりでもしていいらしい。売ってもいいんだったら売ればいいのにとも思ったのだが、俺に受け取って欲しいがための言い訳だろう。

俺はありがたく本を受け取り、またこの国に来れば会いに行くと約束した。

 

 

その数ヶ月後俺は情報屋をするための資金がやっとたまり、設立することができる。本を売ればすぐにでも金は手に入ったが、何故か売る気になれなかった。

あの老夫婦にお礼をしに行かないとな、そう考えていると初めての客がやってきた。

 

「いらっしゃいお客さん」

「ここに情報屋があると聞いて来たんだが、ここで間違いないか?」

「ああそうだよ。ここは始めたばかりのお店だからね、知らないのはしょうがないよ。だってあなたが始めてのお客様だから」

「それは光栄だな」

「そんなお世辞でも嬉しいよ。さあさあお客さん、今回は何を知りたくて当店に来てくれたんだ?世界中を回って仕入れてきた情報(ネタ)がお客さんに合えばいいんだけどね、何しろ新参者だから他と比べれば見劣りするかもしれないけどお客さんに合ったものをお出しするのがモットーさ」

 

 

「探している本がある」

 

 

「本?どんな?」

「大昔の有名な文豪が書いた未発表の本だ。数ヶ月前にはその一族の末裔が所持していたらしいが、どこかの誰かに譲ったそうだ」

「その人のことは特定できてるの?」

「特定できてたらわざわざこんなところまで来てやいないさ」

「それもそうか!じゃあ依頼はその本を探して欲しいとか?」

「いや違う、持っているやつに忠告したいんだ」

「珍しい依頼だね、普通なら特定してそいつから本を奪えーとかじゃないの?あ、もしかしてその本は呪われていてお客さんの一族代々で呪いを払うために奮闘しているからその本を渡せとか?」

「そんなファンタジーな家に生まれてきた覚えはねぇけどな。けど呪われてたほうがまだ持ち主には救いはあった」

 

「……結構深刻?」

「そうだな」

 

「俺が聞いたところによると近々“幻影旅団(げんえいりょだん)がその本を狙っていると耳にしてな」

「あの有名な幻影旅団ね、」

「ああ」

「でもお客さん、なんで持ち主に忠告をするんだ?」

 

「それはな、自分のエゴのために行動してるからだ」

 

________________________

 

「俺には親友がいた、だけどある時旅団のやつらに殺されちまったのさ。

旅団の奴らは親友の持っていた宝石を狙っていた。

俺は一応プロのハンターなんだが、ある日幻影旅団がその宝石を盗りにくる情報をたまたま知ったんだ。だから手放すように親友に言ったがそれは結構価値のあるものでな、なかなか手放さない。俺は説得を諦めて家に帰った次の日にあいつは死んでた。」

 

「自業自得だと思った、俺の忠告を聞かなかったからこうなるんだと。だけどな、あの時俺が必死に止めていればと思うと後悔するんだ“諦めずに説得すればよかった”ってな。後悔先立たずってこういうことを言うのかとも思った、先人たちが教えてくれていたって言うのによ」

 

「親友なんか一生に一度しかできないようなもんだ、もう会うこともないと俺は思ってる。だからこそ親友の仇を討ちたいと思ったこともあった。だが相手はAクラスの賞金首の奴らがうじゃうじゃいる集団だ。そんな相手と闘うのに俺のちっぽけな念能力じゃ勝てない、だから俺は幻影旅団の被害者を増やさないために次に狙われている人たちに忠告し回ってる」

 

「で、俺に探してほしいと?俺が言うのもなんだけど、まだまだペーペーの情報屋のところにきたのさ。もっといいところあっただろ」

 

「それは俺の能力、『運命の旅(サーチ・プラック)』でここまで来た。これは方位磁針に念を込めることによって、俺が行きたい場所や会いたい人、それに関連する人の方角をさしてくれる。難点なのは大雑把なことしかわからない、必ずしも近くにいるわけではないことだな」

 

「それに制約と誓約、《方位磁針を使った日数分×18、強制的に絶になる》。

その制約により結果

《自分から最も遠い場所の人物をドンピシャに方位をさす》ようになったのさ。ここまで来るのに20日、18をかけて360日、まあ一年くらいだな」

 

 

「……じゃあ、あんたは」

 

 

「お前に忠告しに来た。今すぐその本を手放せ、幻影旅団がお前を狙っている」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




金髪くん
幸が薄い人生を送っている、だから幻影旅団なんかに狙われてしまう。
この後幻影旅団たちがお得意様になるのは、またこんどの話で……

方位磁針ニキ
他人のために動ける人
なぜ制約で18をかけたのかというと、18の数字が好きらしい。
この後死ぬかもネ

幻影旅団
珍しくみんなで盗賊活動してる
とある本の場所を特定した


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金髪の情報屋2

団長がアホの子になってるけど、それでもいい方はどうぞ


余命宣告、みたいな感じで命の危機が迫っていると告げられた。あと本を手放したら助かるという救いの道も

 

「この本、まだ全部読んでないんだよな」

 

そんな俺は、幻影旅団のことより読破しきれていない本のことを考えていた。

 

 

そのあと詳しい話をお客さんに聞くと、もう幻影旅団はこの都市に来ているらしい。ほへーとしか言えない(危機感がない)俺にお客さんがもう一度早く本を手放せと強く言ったあと、また明日来ると言って帰っていった。だから今更逃げたって何も変わりゃしないと思うけどな、だってアイツら地の果てまで追いかけて来そうじゃん(偏見)

俺だって情報屋1日目だけど幻影旅団の強さくらい知ってる。国宝級のお宝を盗んだとか、とある国立図書館から禁書を盗んだとか、ある民族を皆殺しにしたとか、あとたまに慈善活動。

別に死にたいわけじゃないけど、相手が悪すぎる。あのお客さんも忠告するくらいなら助けろよ、ホント身勝手すぎる。敵に狙われていることを知って、襲われるまでの時間をビクビクして過ごすくらいなら、いきなりあって戦闘になる方がいいと思う。個人的に。

あーあー幻影旅団が来るまで本読み終わるかなぁ

 

 

 

「失礼、ちょっといいかな?」

 

 

しばらく本を読んでいると、いつのまにか額に布を巻いたイケメン青年が来店していた。

 

「どうぞどうぞ!今、祝開店割引やってるからお安くしときますよー」

「祝開店?ここ開店したばかりなんですか?」

「まあ開けて二日目かな」

「え!?そうだったんですか!それじゃあ俺が初来店者とか?」

「おしいけど、君で二人目だよ」

「それは残念です。…ん?ちょっと待ってください、その本を見せてもらっても?」

「おーいいよー」

 

「この本!!!!杏=照雋(アン=テルスグ)が書いた幻の未発表作「海炎(かいえん)」じゃないか!!こんなもの、どこでてにいれたんですか!?」

「あ〜貰ったんだ」

「こんな価値あるものを?」

 

「マジそれなんだよね、こんなもの持ってたら腰が抜けちゃいそうでさ。欲しいなら俺が読んだあとあげてもいいんだけど、どう?」

 

「いや、遠慮しておくよ」

 

「なんでさ?」

 

___________________

☆クロロだとバレた後の話

 

「え?どういうことで「目だよ目」………」

 

「一般人はそんな目しない」

 

じっとりとしていて冷たく、そしておぞましい。視線に触れたくない。

 

 

「……ふん、気づいていたか」

 

 

「一応暗殺も得意でね、俺が本に集中していたからって店に足音立てずに入店した客くらい気づくよ」

 

「お見事だ」

 

「ワザとのくせに。幻影旅団が敵の本拠地に乗り込んで来てどうするつもりだよ、俺的には本あげるから早く帰って欲しいんだけど?」

 

「それじゃつまらないだろ?」

 

「はぁぁぁぁあ!?何がつまらないだよ!!」

「盗賊だからな、貰うより奪う方が楽しい」

「しるか!表でろ塩まくぞ!!」

 

「塩?何故塩をまくんだ?」

 

「ジャポンにそういう風習があるんだよ、二度と来んなって意味がなぁぁぁぁあ!!この店に仇なす悪霊めッ!祓い給え清め給え!!」

 

「塩を投げつけるな!」

 

「けえれ!けえれ!」

 

___________________

 

「団長」

「なんだシャルナーク」

「たしか団長、お目当ての本を持っている情報屋のアジトにいったんだよね?」

「間違いない」

 

 

「なんで塩まみれなの!?!?」

 

 

「ジャポンの風習らしい」

「文化を学びに行ったわけじゃないよね、その情報屋に」

「そうだな」

「なんでこうなったのさ!!」

 

「団長どうしたね、そんな塩まみれなて」

「ジャポンの風「いいからもうそれ!!フェイタンもさっき俺が質問してたの聞いてたよね??」習…」

「チッ」

 

「そんなことより、早く風呂に入ったらどうだい?蜘蛛の頭が塩まみれなんで私はイヤだよ」

「マチの言うとおり、そこらへんのホテルに行ってシャワー浴びてきなよ」

 

「だけどよぉ〜塩まみれで行ったらヤバイやつと思われねぇか?」

「完全に不審者だな」

「団長が塩まみれ、何があったんですか」

 

「ノブナガもフィンクスもうるさい!!シズクさっき理由聞いたよね!?」

 

「え?知らないよ?団長はなんで塩まみ「ジャポンの風習!!これ以上団長の傷をえぐらないで!!てか他の奴らはどこに行ったの??」

 

「パクは買い物、ウボォーは酒を盗みに、フランクリンとボノは不穏な空気を感じて逃げた、コルトピは寝てる、ヒソカはそもそも呼んでない」

 

 

「風呂を借りる相手に心当たりがある……やむ終えないが、奥の手を使うしかない」

 

「だ、団長?その奥の手とは……?」

 

 

_________________

 

「というわけで風呂を貸してくれないか」

 

「何がというわけでだ、帰ってもらうために塩まいたのに戻ってくるんだよ。俺は塩を送ったわけじゃないんだけど」

「そもそもお前が塩を投げるのが悪い」

 

「風呂を借りなくても、えっとあれだ、8番のデメちゃんとやらで塩だけ吸い取って貰えば良かったのでは?」

 

 

「あ」

 

 

「バカなのか…天然なのか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




金髪くん
やったねたえちゃん!ギャグ時空の仲間入りだよ!
ツッコミもボケもできる優秀な子
ギャグ時空だから蜘蛛に狙われても死なない

団長
書き手のせいで、アホの子まっしぐら
なんの恨みもないが、ボケの方が似合うと思ったから
団長は何も悪くない

団員達
被害者もいれば、逃げ出した奴もいる
個人的にはシャルナークに苦労してほしい
シャルナークは何も悪くない

杏=照雋(あん=てるすぐ)
アンデルセンをもじってつけた
漢字はなんか検索して気に入った漢字を使用(読み間違ってたらごめんネ)
ちなみに「海炎」は人魚姫の海とマッチ売りの少女の炎

方位磁針ニキ
ギャグ時空唯一の死亡者
目の前に飛ぶうざったらしいハエごとく、目障りだから消された。
方位磁針ニキが死んだー!このひとでなしー!!



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駒の動かし方

Fate〜


私の名前は駒下 刻炉(くげ こくろ)

 

我が駒下家は代々遠坂家にお使えしており、駒下家当主が遠坂家当主に奉公することが決まっている。私自身、駒下家当主として遠坂時臣様にお仕えしております。

 

「今日の茶葉はいつもと違うね」

「はい、お気に召さなかったでしょうか?」

「いや美味しいよ」

「それは良かったです、今回国内産の茶葉が手に入りましたので」

 

『優雅たれ』

家訓であるこの言葉が似合う時臣様は学友として、主人と執事として同じ教室で学んだ仲…だからこそ時臣様は私のことを信頼なされている。私もそれにお応えするために、一生をかけてお仕えしていくつもりです。

遠坂家は聖杯戦争を作り上げた始まりの御三家の一つ、そんな偉大なお家にお仕えする駒下家が普通であってはならない。

 

 

私たち駒下家は魔術の道に歩み始めた

 

 

駒下家の起源は“蓄積”、膨大な魔力を体内に半永久的に貯めることができるのだ。無制限に貯めることができるので、毎日一定量の魔力を貯めるようにしている。

いつでも自分の意思で引き出すことが可能で性交をせずとも皮膚による接触のみで魔力供給ができる。

私自身魔力量は平均と比べると多い方ですが貯めることしか魔術ができないため、いつ使うかわからない魔力がもったいなく感じている。

 

昔全て貯めようとしたら、体内の魔力がなくなり死にかけてしまったことがある、もう子供の時の話ですが…あの時は時臣様に助けてくださったおかげ死ぬようなことはありませんでしたが、主人に魔力を分けていただくなど言語道断、そのあと父にお怒りを受けました。

 

「私は魔術工房に行く、この後綺礼が来るはずだから工房までの案内を頼む」

「承りました、しかし時臣様一人で工房に行かれるのは大丈夫なのですか…?」

「む、その言い方だと私が一人で留守番できない子供みたいじゃないか」

「先日“うっかり”で服に引火したことに気づかず、魔術に没頭していたのはどこのどなたでしょうね?」

「ぐっ…」

「まあいいでしょう、今日は大切な日ですから」

 

遠坂の宿命である“うっかり”は継承されている。先代の日記を見れば「またうっかりを発動した」や「今月で何回目なのかもう覚えていない」などがたくさん書かれている。もちろん私も書き残していますよ?正の字でね……

 

_______________________

 

「言峰様、お待ちしておりました」

「……わざわざ迎えにでなくとも」

「これが私の仕事ですから。時臣様が工房でお待ちになられています」

 

聖杯戦争に参加するためのサーヴァントを召喚する、とても大切な日。遠坂家の悲願が叶う、それに立ち会える私は駒下家一の幸せ者でしょう。全ては遠坂のため時臣様のため、聖杯戦争で私の命が散るとしても、私はどこまでもお仕えいたします。

 

__________________

 

 

「時臣様」

 

亡くなられた、私の主

私はどうしていけばよい

私の中は空っぽに

私の意義も空っぽに

命を断とうものならば、私は次へ繋げない

 

この血を絶やそうものならば、主はきっと怒るだろう

 

だけど主を想うだけで、私はグッと近づいてしまう

 

 

とうとうお側にたどり着く

 

 

けれども私は届かない

 

 

 

 

「刻炉」

 

「きれいさま」

 

 

_________________

 

駒下刻炉(くげこくろ) 男

苗字は、駒として降る→駒下

名前は時臣の時から→時を刻む→刻

時臣は火を使うから→炉

 

遠坂家に代々仕える駒下家の当主で

学生時代は時臣と同じ学校に通っていた

好きな色は赤

 

時臣が死に際立ち会うことが出来ず、倒れていた葵を発見。そのあと聖杯戦争には参加しなかったが、聖杯パカーンに巻き込まれ気を失う。そのまま綺礼とAUOに目をつけられ監禁、魔力タンクとして利用。

当主が死んだと思われ配偶者もいないため駒下家はなくなる、そのため凛ちゃんは存在を知っているだけ。

 




敬語おっとり執事が書きたかったんや…!!


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中庭のサンダルフォンちゃん

サンダルフォン女体化注意

※注意!!
まだちゃんと天司組の話見てなかった時に書いた話なので内容が噛み合ってません。それでも大丈夫な方はどうぞ


ある中庭の出来事

 

 

「サンダルフォン……?」

 

珈琲を飲んでいたらなぜか思い出した前世、この状況で思い出すなどタイミングが悪すぎて俺は顔を歪めた。

 

「これは君の口に合わなかっただろうか?」

「違います!少し舌を、火傷してしまっただけです」

「すまないサンダルフォン、配慮が欠けていた」

「ルシフェル様は悪くありません。俺が悪いんです、つい美味しくてがっついて飲んでしまって…」

 

ルシフェル様が入れてくださる珈琲はいつも美味しい。だが俺のせいで不味くさせてしまった。

 

俺の名はサンダルフォン

ルシフェル様に作られた天司(てんし)である。

俺以外にも天司は存在し、全員役割を持っていた。ルシフェル様ならば進化を司り、天司たちのトップに立つ天司長でもある。他にも水や火、土や風なども司る天司もいる。

全ての天司は役割を持って生まれてくるはずなのだ。

 

だが俺には“役割がない”

 

俺は何のために生まれてきたのか、自問自答し続けたこともあった。昔のことだが、一度ルシフェル様のお役に立ちたい、支えたいと駄々をこねたことがあったが

「君が案ずることはない」とはぐらかされたと思う。そして最近ようやく自分の役割を知ることができた、最悪の形で

 

ルシフェル様とルシファー様の話を柱の影で聞いてしまった。

 

俺の役割は「スペア」

天司長であるルシフェル様に何かあった時のための代用品の器だったのだ。しかしルシフェル様にそんなものは必要なかった。

ルシフェル様は完璧だった。ルシフェル様ををおつくりになったルシファー様が最高傑作だと言うくらいには。

 

最高傑作だからこそ何も問題はない。俺の存在価値は早々に無くなってしまっていたのだ。ルシファー様は、俺を廃棄するか愛玩用として飼うか決めろとルシフェル様に言われ去っていった。

 

それが昨日の話だ

 

そして俺は何事もなかったかのように、中庭でルシフェル様と珈琲を飲んでいる。

 

前世ではそのことに絶望と怒りに身を任せ厄災を起こそうとした

 

そう、前世

俺がいつ死んだかは覚えてはいないが、前回もサンダルフォンとして生きていた。なぜ過去に戻ったかはわからないが、前回と違うことは俺が雌型であることだ。

 

ふくよかな乳房、肉つきの良い尻、むっちりとした太股、ひとまわり小さくなった身長。鎧は変わらなかったが下はレオタードになり、太股を惜しみなくさらけ出している。機動力においては問題ないだろうが、防御面からみると心許ない。

 

 

「…ルシフェル様、失礼を承知でお聞きしたいことがあるのですが」

「ああ、いいとも。それで質問とは?」

 

「以前から気になっていたのですが、俺を雌型にお作りになった理由を知りたくて…」

 

「ふむ…別にこれといった理由はないが」

 

理由がない、この世界でも俺は誰にも必要とされずに生まれてきたのか。

 

“自分は何のために生まれ、何のために生きるか”

そんな単純なこともわからずに俺は廃棄されるのかと思うと、惨めな気持ちになった。

 

「そうなんですか、いきなりこんな事を聞いてすいません…」

 

そんな自分に嫌悪していると、ルシフェル様がポツリと呟いた。

 

「………私に持ち合わせていないものが欲しかった」

 

「え?」

 

「思い出したよサンダルフォン、君を雌型に作った理由を。あぁ、何で忘れていたのだろうかこんな大切な事を」

 

「ルシフェル様…?」

 

「君を雌型に作った理由は、私には持ち合わせない、大切なものをを持って生まれてきてほしかった」

 

「大切なもの?」

 

「髪は大地の色を思い起こされるような茶色に、目は太陽の赤、羽は猛禽類のように力強く、そして私とは違う性別に…

私の期待以上に君は多くのものを持って生まれてきてくれた、現に私は君とこの中庭で、共に珈琲を飲むことに安らぎを感じている」

 

「…ルシフェル様、ただ俺は、役割が欲しかっただけなんです。中庭であなたと飲む珈琲はなによりも美味しいです。

だけどこんな事だけでは、あなたのお役に立つことはできない!!ずっとこの中庭で待つのが嫌なんです、一人惨めな気持ちに浸りながらあなたを待つなんて、こうしている時間さえ俺は、だから早く!!早く…存在価値すらない俺なんて破棄してください……」

 

「自分を卑下するのはやめなさい、……だが君がそう考えていたなど思いもよらなかった。すまないサンダルフォン、私は君の思慮を考えず甘えていたようだ。

天司長として公明正大でなければいけない私にとってルシフェルという一個人としてみてくれる君を、役割などで手放したくはなかった。君を破棄などさせない共にこの地で生きてほしい私と対になる存在、サンダルフォン、私の永遠の安寧」

 

「ルシフェル様…とてもうれしいです、けど、ルシファー様は…」

 

「!!友との会話を聞いていたのか、不安にさせてすまない。友には私から言っておこう。安心しなさい」

 

 




サンちゃん
ストーリー始まる前のサンちゃん
書いてる人が女体化が好きなため、女の子になっちゃったサンダルフォンちゃん。なおこの話では女体化設定を活かせてない
サンちゃんは巨乳って信じてる

ルシフェルさん
サンダルフォンちゃん大好きっ子
自分の趣味性癖を詰めに詰め込んで作ったからだいしゅき♡サンちゃんかわいいかわいいしてたつもり、だけどあんまり言葉に出さないし無表情が多い
このまま結婚してほしい

ファーさん
ルシフェルさんの生みの親、フェルさんと同じ顔してるのに大違い。サンちゃんの役割ないし用事ないから捨てるね、って言った次の日フェルさんが止めに来た。はよ言いに来い。

登場してないベリアルさん
登場させようと思ったけど「達するぅ!達するぅ!」しかセリフが思いつかなかったためにボツ
「昇天しそう」とかいつ言わせるんだよ、誰か教えてエロい人


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途中で力尽きた集

途中で力尽きたものを寄せ集めました、なお続きはないです
・グラブル2つ
・ヒロアカ1つ



1.中庭のサンダルフォンちゃんの続き

 

「君は何もしなくていい、ただ私の帰りを待っていてくれ。この中庭で」

 

役割を与えられることもなく、廃棄されることもなくただルシフェル様の帰りを待つ。待っている間は珈琲の木を育てたり、珈琲の淹れ方を研究したり日々自堕落な生活を送っている。

結局は以前と同じことを繰り返している。

変わったことといえばルシフェル様がよく俺の元に足をお運びくださるようになったぐらいだ。前は空いている時間にいらっしゃったが、今はほぼ毎日お会いするようになった。俺は今日も中庭で珈琲を淹れてあの人の帰りを待つ。

この生活に不満は無い、自分は恩情で生かされているに過ぎないのだからそのような感情を持ち合わせるなどあってはならないのだ。ただ欲を言えばあの人のお役に立ちたい、褒められたい、必要とされたい。だが天司としての役割を持たず、役に立たない俺は廃棄の道しかない。なのにルシフェル様は俺を捨てなかった。正直前世と同じであの人の心理がわからない、叛乱を起こしても殺されずパンデモニウムに封印されただけだった。

 

「俺はどうしたらいい」

 

太陽が燦々と降り注ぐ中庭のテーブルの上にもたれかかり、頬杖をつく。行儀が悪いと言われても知ったことではない!!ここには誰もこない来るのはルシフェル様だけだが、今日はなぜかこの場には似つかわしくない者が現れた

 

「やぁ、君が噂の天司長の愛玩物(ペット)かい?」

 

そいつは軍服のような白い服を身に纏っていたが、それにどこか違和感を覚えた。

 

「…あなたは?」

 

「俺は狡知を司るベリアル、前までは天司長の副官をやってたけど今はファーさん補佐をやってるよ。で、今回は公明正大の天司長様がファーさんにワガママを言ってまで破棄を中止した天司ちゃんを見ておこうと思ってね?」

「……わざわざ私を見に来るとは物好きな方もいらっしゃるのですね。残念ですが私には貴方を楽しませるようなことは何もできません。早急にお引き取りを」

 

ここで力尽きました

 

力尽きた理由

・ベリアルを登場させたいがために続きを書いたのはいいが、登場させる目的(サンちゃんをどうするか)思いつかなかった。なおベリアルにいじめられているとこにルシフェル様が助けに来る予定でした。

・ベリアルに卑猥な言葉を言わせたいが、思いつかない(敗北)

 

 

2.歌を歌う

 

「やっと目覚めたか、このまま目覚めなければ失敗作として廃棄処分にしていたが…大抵の知識は予め入れておいてやったはずだ、お前の個体名と役割を言え」

 

ここはどこ?そして目の前にいる全体的に白いイケメンは誰だ?

いや、理解した。

声にだして読んだり書き取りをして物事を記憶し覚えるような知識ではなく、身体に染み付く獣の本能ようなもので目の前の人物の言葉を理解した。

 

「はい、るしふぁーさま。わたしのなまえは“エリヤ”、うたをつかさどるてんしとしてしめいをうけたまわりました」

 

私を“造った”主の問いに私は答えた。まだ生まれたばかりだからであろうか、幼児のような舌足らずのような発音しかできない。

 

 

「言語能力に問題はなさそうだな、おいベリアル」

「は〜い、なんだいファーさん♡」

「コイツの世話は任せた、俺は仮眠を取る3時間後に起こせ」

「人使い荒いぜ〜まあ、俺のマゾヒズムを擽るには十分だよ」

「うるさい、早くそいつを連れてどこかに行け」

 

「はぁ、昂るねぇ…おっとお嬢さん自己紹介がまだだったね俺はベリアル、狡知を司るテンシさ! 」

 

「ルシファーさまは」

「ん?ファーさんは寝たからには当分起きないよ、その間に俺が君の相手をしてあげるのさ、タップリとね?」

「お気遣い感謝いたします、ベリアル様」

「んーその純粋無垢な顔、いいねぇ」

 

ここで力尽きました

 

力尽きた理由

・ベリアルまたお前だよ、お前。

 

設定

エリヤちゃん

ファーさんがほかの研究者から愛玩用に天司を作れと言われ、面倒くさいながら作った。戦闘タイプではないため攻撃することはできないが、回復できる。

転生トリップもの

 

 

3.先生はいつも遅れてやってくる

 

「このA組の副担任を紹介する」

 

朝のホームルームでサラッと言われた一言に、A組は一瞬にして沸き立っ

た。

 

「副担任!?」

「うちらのクラスに副担任なんかおったんやね」

「女の人かな〜?」

「エッチな副担任…ジュルリ」

「うっせーぞ!!!!お前ら!!」

「興味ねぇ」

 

そんな盛り上がりを見せるクラスメイトにクラス委員長である飯田が質疑のために手を勢いよく上げだ。

 

「相澤先生!!」

 

「なんだ」

 

「入学当初になぜ副担任がいると説明してくださらなかったのですか!!あと副担任の先生はどのような方なのでしょうか!!」

 

「あぁ?」

 

みんなが聞きたいことを一気に聞いてくれた飯田に感謝し、相澤からの返答を今か今かと待つ

 

「お前らに紹介しなかったのはアイツの仕事が立て込んでいたからだ、

 

ここで力尽きました

 

力尽きた理由

・ヒロアカにハマってた時に書いてたけど、自分の中のブームが過ぎ去ったのでボツ

 

設定

花開院宗城《けいかいんむねなり》

ヒーロー名「陰陽師ヒーロー晴明」

苗字はぬら孫の花開院から

個性は「陰陽師」で陰陽師らしいことだったらなんでもできちゃう。イレイザーヘッドとプレゼントマイクとは同期設定

 

 




もしかしたらまた力尽きた集でるかもね☆


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愛玩天司の歌

途中で力尽きた集の「歌を歌う」から
続きみたいなものです!!多分!!

注意!
♡が出てくる
男同士が乳繰り合ってる?
エリヤちゃん出てこない!!!!


評議会の一人が俺の造物を見に来たと思えば「君が造物した天司というものには評価するが戦闘タイプの物しかいないのかね。いやはや天司とは戦うことしかできない欠陥品とは…ヒューマンと同じような造形をしておきながら文化に精通している天司の一匹や二匹作るべきではないか?」と意味不明なことを言うと「面白くない、研究費用を削られたくなければ私の満足いくような天司を造るのだな」脅しをかけ帰っていった。

何が“文化に精通する天司”だ、そんなもの俺の研究に必要のない。たしかに進化には欠かせないことではあるが、知識としてインプットさせるだけで十分だ。

だが研究費用を削られるのは痛い、今は新たに新世代型の天司を造物する予定で更に費用がかかる。

先週費用増額の申請をしたばかりで、それに相応しい研究を行っているか評議会の一人が今回視察に来たというわけだが、相手が悪かった。

いつも視察しに来るやつらは形だけの視察をすると早々に帰る。だが今回視察に来た馬鹿は、全ての人間は自分より劣るものと思い込んでいる特殊な思考の持ち主(アホ)で研究者の中でも悪い意味で有名、そんな奴がこんな大事な時期に当たるとはなんたる不運か

普通は抗議の手紙を送るところだが

 

「無能の屑が俺の研究に口を挟むとはいい度胸だ、いいだろう!相手が泣いて詫びるほどのものを造ってやろうではないか!!ルシフェルにも劣らない最高スペックの天司をなぁ…!!」

 

五徹の俺は正常な判断が出来ず簡単な挑発に乗ってしまい、愚かにも音楽を司る天司“エリヤ”を造った。

 

「はい、るしふぁーさま。わたしのなまえは“エリヤ”、おんがくをつかさどるてんしとしてしめいをうけたまわりました」

 

 

真夜中のテンションで造り上げた新たな天司は、どうやら成功したらしい

 

 

エリヤは愛玩天司として音を紡ぎ、研究者たちの耳を楽しませた。

再び視察に訪れたバカはエリヤに満足し、こちらが申請した研究費用を振り込むと言うと帰っていった。この天司はこれで役目を終えたのだが、ルシフェルにも劣らない高性能なスペックで造ったため廃棄しようにももったいない。

 

「茶」

「はい、わかりました」

 

今は茶を汲む天司として一応使っている

 

 

もったいないと言いながらもまだこの天司に新たな役割を与えておらず、考えあぐねている途中だ。そもそも、その場で思いつきのように造られたものを使おうと思う人物がいるだろうか?いや、いないだろう

ルシフェルとは違いエリヤは音に関して特化している。

音楽の天司として当たり前の能力ではあるが、戦闘に使うのはイマイチ

 

「どうしたんだいファーさん、そんな快感に耐えるような顔をして」

「うるさい」

 

こちらが真剣に考えている途中に、淫乱堕天司ベリアルは邪魔をする。

少し跳ねた髪を撫で付け、胸当ての下から胸部を揉んでくる。

どこのどいつに似たのかは知らんが、こうもベタベタと身体に触れらのは気に食わん。

挙句服を捲り上げ太股の付け根に手が伸びてきたので手を掴み、机に叩きつけた。

 

「いい加減にしろ!」

 

「ア”ぁ”ッ♡♡ファーさんすきぃぃ♡♡」

 

_______________

 

「慣らさずイキナリはキツイぜ〜」

「お前がベタベタと触ってくるのが悪い」

「しかし前戯もなしにいったいどうしろって…イタッ!ゴメンってはファーさん!」

「次もう一回してみろ、でないと一年間ルシフェルの補佐に回ってもらうからな」

「公明正大の天司長の側に永遠にいろっていうのかい!!あんなやつ絶対に嫌だね!」

「永遠とは言ってないだろ」

「それくらい同じことだよ、で、ファーさんは何に苦悩していたんだい」

 

ベリアルのせいで話が逸れてしまったが、エリヤの用途をどうするか、まだ決まっていなかった

 




ルシファーことファーさん
エリヤちゃんどうしよ…

ベリアルこと淫乱堕天司
ファーさんの苦悩してる顔しゅき♡♡


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監獄の神様

一応ワンピ、途中だから続き書くかも


「お昼ご飯を持ってきました」

 

「ありがとう、ここまで持ってくるの大変だろうに」

「そんなことはありません!貴方に会うために毎日ほかの看守たちと争っているくらいですから」

「それは嬉しい、けれど私のことで仲間同士で争うのはやめてほしいな」

「以後気をつけます!」

「ふふ…それは良かった」

 

ここはインペルダウン

脱獄不可能な世界最大の監獄、私ははその中でもとりわけ重罪人が入れられるLv6にいる。こんなところに捕まるくらいすごい大罪を犯したと思われるだろうが、そんなことはない。

私の経歴を見ても百人中百人が“白”だと答えるだろう。

生まれは世界政府加盟国のとある国の一般家庭に生まれ両親が海賊というわけでもなく父は造船業、母は工場で働いている。このご時世海賊が闊歩し一般人が怯え暮らす国もあるが、私の国はそんなことはなく恵まれていた。

他の国と違うことを上げるなら、とても歴史のある国だろうか。

 

昔から伝わる言い伝えとして少々面白いものがある。“国民は神の末裔であり、王はその末裔を護る事が役割”というものだ。

王の一族は元々は他所からやって来た一族であったが、神の御心に触れこの国を発展させると誓った。だから立場的には我々国民の方が上なのだが、国民はこの国を護る王族に敬意を払っていた。

そんな国に生まれた私はなんとその神の生まれ変わりらしい。両親によると幼い頃からその片鱗が現れていたそうだ。幼い私は海が好きでよく浜辺に通っていた。

ある日帰りが遅いので母が私を迎えに浜辺へ行くと、なんとそこには海が私を避けるように波打っていたのだ。その断面では色々な魚たちが楽しませるようにキラキラと鱗をかがやかせていた。その姿を見た母は私を神の生まれ変わりだと確信し、国中の人々にこう伝えた

“我らが神が蘇りたまえた”と

 

それから私はあれよあれよという間に私は着飾られ神殿に入り生き神として奉られた。このままこの生活が続くと思っていたが、私をよく思わないものもいた。

 

それは王だった

 

新しく王となった先王の息子、新しいものが好きでこの国の古い伝統が気に食わなかった。しかも自分より崇められる存在、無条件で奉仕することに怒りを覚えた。

そして王は神殿に火を放った、轟々たる音を立て火は勢いを増していく。火は神殿だけでなく飛び火した家々に燃え広がる。

私は命からがら神殿より逃げ出す事ができたが、ここまで誘導してくれた人々の姿は見えない。

「島を出なさい」「ここより遠い場所へ」「さあ早く」

見えない人物の言葉と共に強い風が吹き浜辺へと押されて行く。決して振り返るなまっすぐ突き進めと強い意志を受け止め、私は海に歩み始める。

邪魔になるであろう靴は脱ぎ浜辺に揃えておく。そして恐る恐る素足で踏み出すと足は水に沈む事なく、驚くことに地面のように立つ事ができた。

私はそれに気づくと無我夢中で走り出した。

 

無事故郷の島から離れ、途中走り疲れ歩いていると通りがかりの船を見つけたので助けを求めたが自分の格好や海に立っていることで“生贄にされた子供の霊があの世へ招こうとこちらを手招いている”と誤解を受けてしまった。その誤解は船乗り全体に伝わったのか、私のことを見るや否や反対側に舵を切ってしまう。島を見つけようにもこの海域は霧が深く、船が自分に近くまでわからない。このままでは救出されるよりも自分が飢え死にする方が早そうだ。

くうくうと鳴る腹を抑えながら、霧に消えていった船の方角へ歩いていく。一人海を歩く音が響く、足がふらつきだんだんと歩幅が狭くなっていく。今まで神殿で暮らしてきたせいか長距離を歩くには体力が無さすぎた。

 

倒れたら海に沈んでしまうのだろうか

 

海を歩くことなんて始めてだから、歩みを止めるとこのまま深海に誘われてしまうのではないか恐怖で実行する事が出来なかった。

 

けど、もういいや

ここまで頑張ったんだから、いいよね?

 

自分で許可を求め自分で承諾したあと、眠るように気を失った。

 

______________

 

柔らかな感触で目が覚めた

体を起こし辺りを見渡すと、治療器具が乗っている机やよくわからない薬品が入った棚が見えた。どうやら自分は無事救出され、船医室に運ばれたようだ。

 

「患者が起きたことを中将に報告しろ、そこの一等兵料理長に頼んでお粥を作ってもらってくれないか」

 

白衣を着た老人はテキパキと指示を出していた。そんな姿に圧倒されていると、老人はグルっとすごい勢いでこちらを見るとズカズカと近づいてきた!

 

「君を救出してから3日たった。体調はどうだ?どこか痛むところはないかい?食欲は?」

「た、体調は大丈夫です。どこも痛くないです。食欲は…お腹空きました」

「それは良かった、今お粥を持ってこさせている。君の状態を見る限り何日もご飯を食べてないようだから消化の良いものから始めよう。味気ないものだが、なに体調が良くなったら普通の食事に変わるさ」

「助けていただいたありがとうございます…それにご飯までいただいて、でもお金が…」

「海軍が一般人を助けるのは当たり前のことだ、お金のことなんて子供が心配することじゃない」

 

なんとも優しい人たちに救われたようだ。生きる希望を捨てようとした自分にはもったいない恩情だ。

 

「そんな病人の君に鞭打つようで悪いが、このあとこの船の中将から取り調べを受けてもらう」

「取り調べ、ですか」

「近くの国で反乱が起こったんだよ。その国の王から通報を受けて向かっている最中でね…君はそこの国民だろ?救出した時に、着ていた服が伝統行事のさい着るものだと資料で見たが…」

「失礼しますドクター!!まもなく島に到着いたします、下船の準備を!!」

「了解した。君立てるかい、君も親御さんのことが心配だろう。私と一緒に下船して探しに行こう」

 

軽々と抱きかかえられた私は、医者と共に下船した。

 

焼かれた神殿は跡形もなかった

近隣の家も焼けてしまったようだが、奇跡的に死者はいなかったようだ。

しかしドクターの話を聞く限りなんと反乱の首謀者が自分になっていたことに驚いた。

 

「教祖…神が神殿を放火したらしい。国民が信仰深いところを狙い王の仕業に見せかけ反乱を決行、なんとも非人道的だ」

 

本当は王が兵士に火矢を放てと指示をしたのに…

あんな王にこの国を任せていると思うと悔しくてたまらなかった

 

_____________

 

船から降りると、そこには王がいた

 

「やあやあ海軍諸君、こんな辺境の国まで来てくれるとは思いもしなかった!!しかし困ったものだよ!我が国の信仰深い国民を利用し、神を自称する悪徳司祭が反乱を起こしたからね!!ははははは!!!!」

 

「おいおいあの国王おかしくないか?」「反乱が起こったって言うのになんだか機嫌がよすぎるだろ?」

 

コソコソと話す海兵たちなど目もくれず、王は高笑いしている。

 

「イレド王、到着が遅れ申し訳ございません。私、この船を預かります海軍本部中将ホシと申します。この度は首謀者ね捕獲並びに王の国民を保護したことを報告いたします」

 

「ん?我が国民を保護してくれたと、それはそれはありがた……!?!?そいつだ!!!そいつが首謀者だ!!!!」

 

「このような幼子が首謀者ですと!?」

「ああそうさ、こいつはこの国を裏から巣食う化け物だ!!何百年もこの化け物に国を荒らされてきた!もうこんな生活たくさんだ!早くそいつを国家反逆罪で逮捕しろ!!今すぐに!!」

 

 

その後私は王に逆らう機会なく、護送された。

 

インペルダウンへと

 

 

 




オリ主
だいたい5〜8歳
海歩けちゃうぞ主人公、決して波紋とかそんなんじゃないから、なんか神秘的な力だから。
神秘的な雰囲気作りたかったんだけど、どうだった?
この後の流れはインペルダウンに行って、そこから監獄で成長していって18歳に、その中で色々やらかしてLv6に移動。インペルダウン編でエースと会ったりルフィと会ったりジンベイと話したり…このまま頂上戦争へ????
後々水を操っちゃうかも……????

イレド王
ボンボン臭溢れる王様、イレドを反対から読むと…?

ホシ中将
オリジナル中将、出番あんまなかったね…

ドクター
大のベテラン


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俺が柱になれないのはお前たちのせいだ!!

某漫画のタイトルと似てるけど関係ないよ!!!!

あと短いです


オッス!オラ転生者!

夢小説あるあるトラ転をして、神様から転生特典をもらって、鬼滅の刃の世界に転生したチート系夢主だ!!!!

転生してからは普通の家に生まれて、このまま人生が終わるかと思いきや!家族が鬼に食われて一家全滅(本当に血の匂いしたわ…)俺はなんとか生き延びて、偶々通りかかった鬼殺隊の元柱に保護され家族の仇を討つために日々鍛錬を積んでいる。

ちなみに俺の強さは…

元柱の人(師匠)曰く

「お前ならすぐ柱になれる」とのこと

まあwwwチートもらいましたからなwww

そしてつい先日入隊試験に合格!!

これで俺も柱になり炭治郎との柱初接触の場もドヤァ…って感じで威圧する日も近い…

 

 

 

 

と思いきや、問題が発生した

なんとこの世界、俺の他にも転生者がいる。

修行場所が人里離れた森の中だったため、情報が入らなかったので存在を知ることができなかった。

鬼殺隊に入隊した時に気づいた、明らかに原作の柱の数より人数が多いことに…

 

まず原作の柱から紹介していこう

水柱 蟲柱 炎柱 音柱 恋柱 岩柱 霞柱 蛇柱 風柱

の計九人である

そもそも柱の定員が九人だがそこらへんチートでなんとかなるだろうと思いきや、この+αの柱がいるのだ。じゃあ別に問題ないし柱になればいいと思った俺だが、さらに大きな壁が立ちふさがっていることに気づいた。

 

そうキャラ被りだ

 

いや、名前被り?属性被り?が俺の壊滅的ネーミングセンスのなさのせいで俺が柱になれないのだ。もう俺が思い付きそうな名前はもうとっくに取られている。師匠の呼吸を継ごうとはしたが、俺には合わなかった(入隊試験は呼吸なしで頑張った)

例えば光柱とか闇柱とか草柱などソシャゲで使われてそうな属性は取られてるし、剣、弓、槍、術、騎、殺……?あれF○teじゃね?

他にもとんちを効かせた名前とか…

・茶柱

お茶は緑茶に限る!!!!

・貝柱

シェルブレードォォ!!!!ポケモンの世界に帰ってどうぞ

・霜柱

寒いね…

・人柱

うん死ぬwww

ほかにもetc

 

正直いって俺が柱になれない原因が名前が思いつかないなんてカッコ悪い…一体どうしたら…

はっ!俺は単純なことを忘れていた、こんなもの真剣に考えずともチートな俺ならなんでも呼吸に応用できる!!

身の回りの活用できそうなものは…

これだぁぁ!!!!

 

______

後日

 

 

「おい!また新しい柱が就任なされたそうだぞ!」

「こんどは一体なに柱様なんだ?」

 

「聞いて驚け!今回は“米柱”様だ!」

 

「はぁ〜また今回も奇天烈だなぁ」

「しかしどうやって戦うんだ?」

 

「米柱様は日中に乾燥させた稲穂に太陽の力を込めて、鬼と戦う際にその力を放出させるらしい」

「だから米柱かぁ…だが技的に言ったら稲柱ではないか」

「いや、ほかにも戦いで負傷したら米を食べると回復するらしいぞ」

 

「米柱様は人間か???」

 

「最近の就任された柱様はどこかおかしすぎないか?」

「中には呼吸とは違う波紋?とかいう技を使う方もいらっしゃるそうだ、確か“じょじょ柱”様だったか」

 

「まあ強い柱が就任なされたことは喜ばしいことだ!これで鬼殺隊の悲願、鬼舞辻無惨の討伐の日も近い!!」

 

「おーいまた新しい柱様が就任なされたぞー!!名前は“味噌柱”様だそうだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一体どうなっているんだ…?」

 




最近鬼滅多いですよね〜私も流行りに乗って書こうと思っても、柱の名前が思いつかないんですよ、だからもしいっぱい転生者がいたらこうなるのかなっていう妄想です


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私の姉上1

※注意!!!!!!!

過去の捏造、原作未読

継国巌勝が兄上ではなく、“姉上”になっています!!

また縁壱×巌勝の“近親相姦”モノになってます!!!!

私の性癖にしか考慮していません!!!!

時系列は姉上が鬼狩りに入ったとこくらいです


現在私は縁壱の屋敷に同居状態にある。本来鬼狩りに入った者はある程度剣術の指南を受けた後、各育手のもとへ送られるのだが新人が寝食する場所は皆同じ大部屋、男ばかりの一室に女人()を入れるなど大問題である。

 

 武家の当主として男装し男として暮らしてきた自分が今更女人扱いされるのは不満があったが、これも風紀を乱さぬためならば仕方あるまいと自分に言い聞かせた。

 これも全て縁壱のせいだ、酒の席で口を滑らせてしまうのもわかるが私たちの生い立ちを全て話してしまうなど……喋らなければ私は母親似なのだと誤魔化すこともできただろうに。

 

 煉獄殿の話によるとある者が縁壱に家族のことを尋ねると、いきなり涙を流しはじめ「痴呆であったばかりに双子の姉は私の代わりに男として育てられた、女としての幸せを奪ってしまった」と色々語ったそうな。その後は色々と気まずい状態となりまして……と苦笑いする煉獄殿に愚弟が申し訳ないと謝罪する羽目になった、解せぬ。

 そのため会う人会う人にあの縁壱殿の姉上か……と見せ物のように見られるのも慣れた。だが初対面の人間に同情の目で見られるのは不快でしかないし、別に私は男として生きることは一つの不満も持ってはいない。家の駒としてよくわからない男と婚姻するよりも、刀を持ち戦場を駆け抜ける方が私の性に合っている。何とも腹立たしい、縁壱は私を「可哀想な姉上」と憐れんでいるのか。

 

 住む場所については隠の女性の部屋に寝泊まりすれば良いのではないかと提案があった。流石に新人の自分に個室を用意してもらうのには気が引ける、ありがたくその提案に乗ろうとしたところ待ったをかけるものがいた。

 

「姉上、どうか私の屋敷においでくださいませ」

 

 それは縁壱だった。

 “褒美として屋敷をいただきましたが、私は下働などは雇ってはおらず一人で暮らしております。一人というものはなんとも寂しゅうございまして、姉上がよろしければまた二人で一緒に……”と眉を顰めて言うものだから周りがそれに同調して「やはり家族水入らずの方が」「姉弟愛というものか!!!!」などなど周りが言っているうちに私は日柱邸に身を寄せることになった。大変不服である。

  

 ……そして柱就任後も、私と縁壱は一緒に住んでいる。

 

 からりと晴れてはいる。太陽が出てから時間はそれほど経っておらず、まだ霜が木々に降り立っていた。

 キンっとした空気の中、庭先で縁壱の剣技を思い起こしながらただ一心不乱に木刀を振り続ける。いくら鍛錬しようとも、一向に追いつくことのできないこの差をどうすれば埋めることができるのか。今の私には弛むことなく月の呼吸を磨いていくことしかできない。

 

 自己嫌悪に浸り、険悪な顔つきになっているであろう私の頬にたらりと汗が伝う。「くちゅん」っとくしゃみと共に体に伝った汗の冷たさに身震いを起こした。一旦素振りをやめて首からかけていた手拭いで、汗と憎悪を拭う。いくら呼吸術で体温が上がっているとはいえども、寒いものは寒い。少々はしたないが木刀を股で挟み、悴んだ手先を息で温める。

 はーと息を吹きかける。温かい息でぎこちなく動かせる程度になったが、まだまだ冷たい手を溶かすには熱が足りない。じんじんと痛む手を尻目に、そろそろ切り上げるべきかと考える。

 火鉢の炭はまだ残っていただろうか、昼時に縁壱が帰ってくる予定だから今から火をつけたら良い頃合いに室内が暖かくなる。まだまだ霜解けも遠い、早く追加の重ね着用の着物と襟巻きを買わなければ。せっかく頂いたこの休日、有効に時間を使おう。

 そういえば夕餉は久々に縁壱と二人で食べることになっている、いつもは任務は別々の場所に行くので二人揃う日は珍しい。献立は飯と汁物と漬物、後もう一品は買い出しに行く際に適当に見繕えばいいか。

 ふと思う、もし誰かが木刀を支えにうんうんと悩む私の姿を見て、夕餉の献立を考えているなど予想することはできるだろうか、いやできないに等しい。

 思えば随分私もこの生活に馴染んだものである。昨年まで一国の主人であった者が、家事に追われながら鬼狩りの任務に勤しんでいるのはなんともおかしな話しだ。

 だがそろそろ下働の一人や二人雇うべきだろう。いくら家事が当番制とはいえ私ももう少し任務の方に集中したいし、楽もしたい。鬼の首を狩りながら、たまった洗濯物のことを考えているのは私だけではないか?あと、ここのまま縁壱の世話になるのは癪に触るので私も自分の屋敷が欲しい。

 そうこう考えているうちに縁壱が任務から帰ってきた。

 

「縁壱」

「ただいま戻りました、姉上」

「怪我は……いや、要らぬ心配だったな忘れてくれ」

 

 剣術を学ぶため幾度も任務に同行したが、此奴が危殆に瀕した場面など見たことがない。どうせ今回の任務も相手が攻撃を仕掛ける前に首を刎ねたに違いない。

 

「いえ、縁壱は姉上に身を案じて頂けて嬉しゅうございます」

「そうか……」

「信じておられませんね。縁壱は姉上を安心させるためならばこの場で身につけているものを全て脱ぎ捨て怪我の確認していただいてもかまいません」

「なっ……!?私はそこまで心配しておらん!!」

「冗談で御座います」

「……冗談と言うならば、それに相応しい顔をしてみせよ」

 

 仏頂面で冗談事を言われてもこちらは本気で捉えかねないのだが、かと言って微笑まれても気味が悪いのでやめてほしい。顳顬が引き攣るのを感じるが、無視する。

 

「お体が冷え切っておられます。風呂を沸かしましょうか」

「朝から風呂など贅沢なことなどできるか、それに任務帰りのお前に風呂焚きの仕事をさせるわけにはいかない」

「しかしこのままでは風邪を引いてしまわれます。厨で湯を沸かすので、それでお体を拭いてください」

「湯を沸かすくらい私でもできる。姉さんのことはいいから、お前は早く休むといい」

 

 予定より早く帰った弟を労うが、それでも引き下がらない。

 

「そうにはいきません、そのような御手で井戸から水を汲めますか、炭に火をつけることはできますか」

「……それは」

 

 確かに、私の手は凍てつく様な寒さで思う様に動かせない。水を汲もうならば汲み上げる縄で手を痛め、炭に火をつけようとすれば火打ち石を掴むことさえ儘ならなかっただろう。

 

「全て縁壱めにお任せくださいませ。ささ、どうぞお早くお部屋に」

「ああ……」 

 

 




・継国巌勝ちゃん
書いてる人の性癖により女体化してる
幼少期から家を出るまで男装していた、女の服装に慣れていないので鬼狩りに入っても男装をしている。男装の麗人、佳麗。

・継国縁壱くん
姉上大好きマン、眉目秀麗ではあるが無表情なので台無し。
姉上が家族を捨ててまで自分を追いかけて来てくれたので、脈ありだと思ってる(ちがう)


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第一次ワンピブーム

毎年ワンピブームが何回か私の中でやって来ます。

ネタだけ、書くとは言ってない


 ・ルフィ姉主

 ルフィの二つ三つくらい上で黒髪ロング、父ドラゴンと髪質が似ているためか所々ピンピン跳ねている。常に髪を後ろで括っているのでおろしていると一瞬だれ?ってなる。

 姉主は海軍所属で幼少期は士官学校に年齢的に入れないので、祖父ガープのコネを使って海軍本部の雑用をしながら訓練をしていた。モンキー家の遺伝子が身長には反映されなかった様で、身長は低い(原作開始時165予定)。そのため海軍本部内でちょこまかと動く雑用の姿を見て将校の皆様方は癒されてほしい。「おいさっきの見たか?」「ああ、洗濯物の山が歩いてるかと思った」とか。本部内の食堂では椅子に座ろうとするが、ワンピ世界の椅子は多分高いので必死によじ登る姿が見られる。優しい人は椅子に座らせてくれるはず。

 話を書くなら幼少期雑用時代の話がいいな……海兵になった話だったら地獄しか見えない。原作開始時で若くして中将になる(22か23)。血筋的にまあ強いけど、ガープの孫というネームバリューもあって中将になったとかで海軍内で期待されてそう。本人は親の七光りならぬ爺の七光りだなとは思ってるけど、まあ海軍の英雄だから仕様がないよね、そんな目で見られたりするのは諦めてる。密かにスパンダムに親近感わいてる。

 三大将とはちょっと交流はある、クザンの部下かボルサリーノの部下でもいいな。サカズキさんはやばそうだから却下。

 二年後はルフィが15億になったぐらいに昇格、大将になる。政府からの意向でルフィへの対抗的ななんか。そんなことが起こったら姉主は死ぬわ!!!!

 

 ・CP9所属夢主

 ルッチの妹かカリファの弟かどっちかにしたい。W7に売れないシンガーソングライターとして潜入するもなぜか歌手としての才能が開花、世界で売れる。

「長官……自分シャボンディ諸島のドームでライブが決まってしまって……」

「うっせー!!!!オメーはスターの座でも駆け上がっとけ!!」

 こんなんじゃ潜入できないと思いきや謎にW7に住んでる話

 

 ・麦藁仲間主

 なんや感やあって仲間になった人。ロビンみたいなクール系キャラかと仲間たちは思ってたけど、シャボンディのヒューマンオークションでレイリーに会った時覇気を飛ばされてルーキーの海賊団たちはみんな立ってるのに、仲間主だけなんか倒れてるから大丈夫かっ!!って駆け寄ったら顔を手で隠して「ムリ……しんどい……」みたいになってるオタク。

 実は仲間主はレイリーが最推しで、海賊になったのもレイリーが理由。

 ぼったくりBARにみんな集合していざ話をしようとしたら仲間主がいなくてレイリーがあの子はどうしたんだと聞いたらチョッパーが

「○○が“推しと同じ空間で同じ空気吸うことに耐えられない”って言って入ってこないんだ」

 で結局チョッパーが引きずって入ってくる。

「ムリムリムリムリムリムリムリムリムリムリ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ」みたいに壊れたラジオになる。で皆んなが気を利かせてレイリーになんか言うことないんかと聞いたら。

「あのぉ……!!貢いでもいいですかぁ……!!」

 て言って四次元ポケットみたいな能力でアタッシュケース5個くらいすごい音たてて出す。1ケース1億ベリー入ってるからナミにくそ怒られる。ぇぇ……でもポケットマネーだしぃ……自分が賞金稼ぎ時代に稼いだお金だしぃ……

 ウソップがオメー恋愛的に好きなんか!!みたいにツッコミ入れたら急に顔がスッ……てなって

「ウソップは自分の信仰している神に恋愛感情を抱いたことはあるか」冷めた顔してる。

 

 ・闇深い仲間主

 スリラーバークでペローナにネガティブホロウを受けて

「私は罪深い!!死にます!!!!」って言って死のうとするのを周りが止める、心に深い闇を抱えてる人ある意味重傷




スタンピード見て一気に坂を転げ落ちました。
スモーカーさんの海賊姿ばりカッコいい……あとキッドがキラーに水から引き上げてるシーンとかグッと来た、ミホークさんカッコいい……


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第一次ワンピブーム②

ネタ一つだけ、小説ではないです、


 男主(名前)ナズナ

 

 名前は春の七草からとった、書いてる人はぺんぺん草の方が聞き馴染みがある。

 爺世代の人、転生者で海軍大将(Wow)をしていたが仕事をしていたらいきなり記憶を思い出した。頭痛ズキズキする頭を押さえながらふと思い出す海賊王処刑とともに始まる“大海賊時代”の存在に!

「クソ忙しいのに大海賊時代なんか来たら過労で死ぬぢゃん、海軍やーめよ!!!!」てなった。しかし海軍の最高戦力である大将が辞めることなんて難しいわけで……だがそんなのことはこの男には関係なかった。まず最初に取った行動は退職届を書くことだった。

 

「え〜何て書けばいいのやら、え、退職届の前に退職願とか書かなくちゃいけねぇの?めんどくさ!まぁいいわ、合体させとこ

 “退職願&退職届 このたび死にたくねぇという意思がめちゃくちゃ湧いてきたので誠に勝手ながら本日付けで退職いたします”

 っとこんな感じでいいかなぁ〜今日分の書類と一緒に混ぜてコング元帥に出そおー」

 てな感じでその日のうちに辞めた強者(色々な意味で)。

 

 しかし世界政府はそれを許さなかった(デデドン)

 

 戦力である大将を易々と逃すわけなく、がっちゃんこ退職届願は受理されず大将は脱走兵扱いに、さらにはまだ海軍籍のままである。

 また記憶を思い出す前は品行方正で誰にでも手を差し伸べる心優しい青年ならぬ壮年、部下や同僚上司には絶大な信頼で上げ↑上げ↑だったので、海兵内で大将は誰かに唆された説と闇堕ち説、などなど浮上していた。正解はその場の思いつきじゃよ……

 

 この話は海賊たちの間でも噂になっていた。

 最初は箝口令がしかれていたが噂を聞きつけた世界経済新聞によって大々的に報じられ、世界政府はこのまま沈黙を続けては批判が出るので大将についての情報を正式に報じたという流れだ。新聞には行方不明とあるが、真実を知らずとも大将がいなくなるなんてそうあるわけない物珍しいことだったので、海賊たちは面白がっている。

 それはロジャー海賊団も同じことで甲板で新聞を広げ読んでいた見習いのシャンクスとバギーは、各々大将行方不明事件の真相を推理していた。

 

「やっぱり女と駆け落ちじゃねえのか?」

「そんなわけあるか!相手は海軍の超エリート将官サマだぞ、どこぞの令嬢と駆け落ちする前に親が喜んで差し出すぜ」

「やっぱそうだよな……女受けしそうな顔してるからそうだと思ったんだが」

「ったくド派手に新聞一面に載りやがってよぉ!クソォ〜!俺様も早く世界に悪名を轟かせたい……ってイテェッッッ!!」

「れ、レイリーさん!?……いでぇ!!!」

 

 仲良く?二人が談合していると、いつの間にか後ろに阿修羅のごとき形相で拳骨をふるうレイリーがいた。

 

「私は新聞を取ってこいと頼んだのだが、お前たちは満足にお使いもできないのか?」

「ヒッッッ!ずびまぜんでした!!」

「ごめんなさいレイリーさん、またあの大将件について載ってたのが見えてつい夢中になって」

「またあいつが?どれどれ」

 

 レイリーはシャンクスから新聞を受け取ると、件の一面を読み始めた。

 トップの見出しには“大将行方不明事件の真相に迫る!”と大きく書かれてある。

 

「我々海賊団も何度かあの大将と交戦した事はあるが、あまり闘ってはいないからなぁ……」

 

 あの男はガープとセンゴクに比べてヒョロくてチビだったので(日本人の平均的な身長です、てか2メートルあるやつと比べんなバーカ!!byナズナ)よく大将になれたものだと感心した。しかも悪魔の実の能力者ではないのでそこも驚いたが、あいつは頭脳タイプで部下の能力を把握しいつどの様にしたらその能力を発揮させることが出来るのか状況判断がうまく、その状態を作り出せる知将であった。その為後方支援の方が多いので、自分は遠目しか見たことがない。いつだったかそいつとガープと組んだ時はあわやというところまで来たが、何とか持ち堪えて勝った。

 

 そっからロジャー海賊団は次の島に到着し、見習い二人は宴ができそうな酒場を探すが田舎なため一軒しかなかった。そこで二人は一度船に戻りそのことを報告、ロジャーのokが出たのでその酒場にみんなでレッツラゴー☆

 どっちが一番に入るか喧嘩しながら案内して店の中に入ると……

 

「おやいらっしゃい……あ、君らはロジャーのとこの見習い君たちじゃん」

 

 グラスを拭く大将の姿があった。

 

「か、か、か、海軍大将!?!?!」

「ヒェッッッ〜!!ロジャー船長!!」

 

 慌てる二人の後からロジャーが入ってくる。

 

「何してんだお前?行方不明じゃなかったのかよ?」

「見ての通り酒場のバイトだけど?てか行方不明ってなんじゃらほい」

「なんだよこの大将!!!!」

「大将って呼ぶのやめてくれないかな、僕はもう海軍じゃないし」

「は???」

 

 でこっからフュージョン退職届願の説明をして、世間ではナズナが行方不明になっていることを話す。

 

「あーうちニュース・クー来ないからなぁ、そっかぁ……これから逃亡生活かぁ……」

「行く場所ねぇのか?それならうちの船に乗れよ!!」

「死にたくないから海軍やめたのに海賊船に乗るとか本末転倒?じゃない?」

 

 ————

 

 それから時は流れて原作軸になる。

 

 男主はそこからずっと放浪の旅をするあとたまにレイリーに会う、で麦わら一味とシャクヤクの店で遭遇。

 

「やー久しぶりだねぇー」

「おお、シャボンディに来てたのか」 

「誰だこの爺さん?」

「こいつは私が海賊時代からの友人でね、昔は海軍大将をしていたのさ」

 

「「「海軍大将ォ〜!?!?」」」

 

「オイオイ!!海賊王の右腕と元海軍大将が友達だって!?」

「大将って青キジみてぇなやつか!」

「残念ながら僕は能力者ではないよルフィくん、いやしかし、ガープにそっくりだなぁ」

「お前じいちゃんのこと知ってんのか」

「まあ元同僚だしね、辞めてからは会ってないけど」

 

 昔の回想に入る

 

「お前は死にたくねぇから辞めたのか。」

「そうさ、自分はのらりくらりとしていた方が性に合ってる」

 

 時間飛んで、ルフィ修行シーン

 たまに違う相手の方がいいだろうということで、ちょっとだけ相手する。

 

「ほらそこ反応が遅いよ、もっと覇気使って!」

「おっさん強ぇな!!」

「まあ元大将だし」

 

 ————

 この後があるならばルフィに影響を受けて世界徴兵で海兵に戻る(一応まだ籍は残ってる)

 そこで元同僚たちに会う(ガープ、センゴク、おツルさん)、気まずい。

 元同僚たちは何でいなくなったかは知ってる。なぜかというとドッキング退職届願を見たから。実はセンゴクと男主は次期元帥候補として上がっていて、センゴクも男主のことをライバル視していた。けど“死にたくない”という字を見て、コイツには色々背負わせすぎた(なんか過去編いれて男主は世界政府にCPがやる様な裏のことをやらせていたりだとか、前世の記憶を思い出したのがバスターコール後のことだった展開にする)と後悔する。

 ガープもあいつと一緒に戦った時面白かったなー回想がはいる。おツルさんは男主のこと弟いたらこんな感じなのかなって思ってた。

 サカズキは昔は尊敬してだけど、脱走兵になったことを知って幻滅する。帰ってきた時は「腑抜けが」とか思ってるけど、教育係として新兵に指導する姿を見てありし日の自分を思い出す(スランプだった時にアドバイスをくれて復活して、男主さん!!と慕うようになった回想を入れる)

 

 黄猿と青キジさんはパスで




軽率に主人公えらいポジションに添えたくなる症候群なんですぅ!!


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転生談義(not夢小説)

昔書いたやつ、途中、夢小説ではない

神様とオタJKとの会話(のつもり)


「お主は転生したいとな?」

「はい、私は転生してハーレムを作り上げるのが夢なんです、後めっちゃ強いチート特典もつけてください!!」

「なろう小説に影響されすぎだな」

 

私はごく普通のオタクの女子高生!ある日トラックに轢かれそうになった少年を助けるため庇いそのまま死亡した、と思っていたのだが目が覚めるとよくわからん不思議空間にいた。しかも目の前にはモフモフの髭を生やした老人、この異様に見覚えのある状況を即座に理解した私は老人が喋る前に「転生したい」と食い気味に言ったところから始まった。

 

「だってこのトラ転は王道中の王道だし、このまま順当に行けば私はハーレム間違いなしじゃないですか、で、どこに転生ですか?」

「最近の若者は人の話も聞けんのか…えー“お主は不幸にも死んでしもうたが、神々の慈悲により転生することが許された。転生場所、特典などは自由に決めてもらっても構わない。さあ、未来ある若者よ存分に悩むが良い!!”」

「台本あるとか草、てか私がオタクだったから良かったけど普通の人からしたら特典とか分からんぞ」

 

「大丈夫、ここ上級者転生部屋だから」

「上級者転生部屋!?」

 

「ある程度知識のあるものは上級者転生部屋に入れられるのじゃ、最初から説明するの面倒くさいし〜まあその分自由にできるからお得じゃぞ」

「転生のお得とは…まあいいや、神様!まず私の容姿は儚い系イケメンにしてください!」

「男でいいのか?股間にバナナ生えるけど?」

 

「それでいいの、儚い系イケメンになったら見目麗しい老若男女たちが私を巡って争う姿が見たい。王もしくは何かの組織のトップである私の寝所に女がエッチな格好して忍び込んでくるの、そしたら『一夜だけでも』懇願してくるわけよ。だけど私は手を出さないの。だってここで手を出したらただのヤリ○ンじゃん?だから私はもっと自分の体を大切にしなさいって言うわけ。その子はその日帰るんだけど、またちがう日に私が寝入ってる時に襲うわけよ。私のブツ握りしめてお願いしますって頬を赤らめながら言うの。だけど私は断る、そして衛兵に突き出す。人の部屋入ってくるのは犯罪だよね」

 

「そこはエロ展開じゃないんか!!こんだけ拗らしてるのにエロなかったらただの馬鹿じゃよ!」

「神様漫画の読みすぎじゃない?」

「お前がな!却下!エロ無し!却下!」

 

「えー?ん…じゃ鬼滅は?新しい柱とか」

「あ〜…鬼滅かぁ…」

「何よ、文句ある?」

「流行りに乗るのはいいことじゃと思うが、お主アニメ勢じゃろ?俺つえーできんぞ?」

「あーそれはやめよう」

「ガンダムとかどうじゃ?ロボットカッコいいし」

「ガンダムあんまり知らないんだよね、団長とかしか知らないし。止まりそう」

「ザビ家に転生とか面白そうじゃったのに、他は何があるか?」

「fate系はバッドエンドやばいから却下、ワンピースも推しが死ぬから却下、ジョジョは死亡率高いからダメ、ドラゴンボールは戦闘狂じゃないしオラワクワクすんぞッ!出来ないからダメ、H×Hは論外、黒バス……私が幻の7人目(セブンセンシズ)!?」

「BLEACHの零番隊とか妄想しちゃうタイプだよね君、あれ原作で零番隊出たって話だけどね」

「それマ?」

「マ、あとお主途中聖闘士星矢混ざっとるけど」

「要は小宇宙です」

「ムウ様でとるでとる」

「あメンゴ、ちな私は蛇遣い座の黄金聖闘士ね」

 

「新要素さりげにいれてくんな、でどこにするの?」

「スポーツ系はルール覚えられないし、乙女ゲームは主人公(ヒロイン)いるし、ホラゲは無理、やっぱりほのぼの…」

「re.ゼロ?」

「死にたくないわ!あとあんま知らないし!!わざとだよね!?」

「そんなことないぞ♡」

「ムカつくわ…じゃあ!私ジャンル違いで手を出さなかった女の子がいっぱい出てくるアニメ!ごちうさとかゆるキャン、有名どころのほんわかしたやつならどうよ!」

 

「解釈違いじゃ」

 

「解釈違い!?」

 

「お前みたいなやつに限って神聖な百合空間を壊そうとする異端者がいる。いつものメンバーでわちゃわちゃしてるところを、

“デュフフ…○○ちゃん可愛いねぇ…”と入ってくるおっさんがいるが、お前らが入ったら百合じゃなくなるんじゃよ!!百合じゃなくてモブおじさんものになるんじゃ!」

「oh…貴方の過去に一体何が」

「フッ…聞くでないわ」

 

「結局決まんないじゃ〜ん」

「お主がわがまま言うからじゃろ」

「そりゃ新しい人生でまた死んだらいやだし、今世であんだけ“来世に期待”連呼しまくってたからさー」

「…まあそれも分からんこともないが」

 

「くじ引きしよう」

「あんだけ言ってたのにお主本当にそれでいいのか!?!?」

「悩むくらいならいじいじせずにくじ引きがいいと思ったから、早いしね」

 

 




ずいぶん昔?に書いたやつです、名前だしてるマンガとかアニメとかは見てるやつとか見てないやつとかあります。


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