ハイスクールL×D−ロストとドルスザク (ギアゴットXⅢ)
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1話
悔いはない。
??? 「ありがとな、これで俺が主人公だ!!向こうの世界でハーレムを作るぜ!」
そう言いながら、男は門をくぐっていった。
神 「くそっ!!なんなのあのガキはっ!それどころじゃない!このままじゃストーリーがめちゃくちゃになってしまう!こうなったらあの世界の主人公君に何か授けないと!」
神様は、転生特典が入っている箱から二つ能力を取り出した。
神 「えーっと、特典は...」
神様は取り出された特典を見て、絶句してしまった。
神 「嘘...、よりによってこれが出るの、でもこれだけあれば主人公君も殺されずに済む!!早速準備しないと。」
神が驚くのも無理はない。なぜならこの特典一つでもあればその世界を滅ぼすことが可能だからだ。
転生させてから数年後...
??? 「はぁ、はぁ、なんで俺がこんな目に会わなきゃいけないんだ...!」
異形はナニカから逃げていた。
その異形の名ははぐれ悪魔。本来ならば飯を食べ、証拠も消し、行方をくらませるつもりだった。なのに、なのに...!
はぐれ 「くそっ!やっと自由になれたのに、なんで!ぐっ!」
その瞬間、横腹をレーザーで抉られ、足がもつれて転んでしまった。
だが、はぐれ悪魔は後ろを振り向けなかった。何故なら追跡者が、もう後ろにいたからだ。はぐれ悪魔は死を覚悟して追跡者に攻撃した。
はぐれ 「う、うわぁぁぁぁぁっ!!」
だが、はぐれ悪魔の攻撃が当たる事は無かった。それよりも早くに彼の心臓を大きな鏃で貫かれていたからだ。
はぐれ悪魔が最後に見たのは、緑色の目をした黒い竜人の姿だった。
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少女side
先程、戦闘があった場所で少女が一人で考え事をしていた。
??? 「また、狩られてるわね、これで24件目...、本当に誰なのかしら?」
ここ最近、はぐれ悪魔が知らない内に狩られているという事が多発しているのである。特にこの駒王町ではその被害が多く出ていた。
??? 「絶対に犯人を見つけ出して問い詰めてやるんだから。」
だが、この時少女は知らなかった。そのはぐれ狩りが自分と同じ学園に通っている事を。
少女side end
??? side
私は今、仕事をし終え、依頼主に電話をしていた。
??? 「おーい、頼まれてた仕事、終わったぞ。今回も手応えがなくてつまらなかったぜ。もっとマシなのねぇのかよ。」
??? 「いや〜、今はそれだけしかないんだよね〜。本当にごめんねぇ〜、狂三。」
???→狂三 「じゃあ、俺は報告したから切るぞ。」
??? 「それじゃあねぇ〜、仕事が来たらまた連絡するよ〜。」
そう言い、俺は電話を切った。
狂三 「たく、楽じゃねぇな...、この仕事も。」
そう言いながら、俺は帰路に着いた。
狂三side end
感想、お待ちしております。
それでは次回も宜しくお願いします。
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