ダンマチの世界に如月 戦兎たちがいるのは間違っているのだろうか? (桐野 ユウ)
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エボルト・ファミリア

はい、ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?

とまぁ話は置いといて、桐野 ユウです。

はいまだIS魔法ビルドが終わってないのに何を書いているだこの馬鹿はと皆さんは思っているかもしれないが、実はこのテロップ自体は考えていたことですがいつ書こうか悩んでいたのですよね、結果がまだ本編終わってないのに書きたくなったので書きました、後悔はしてないです。

駄作になってしまうかもしれませんが、見てくださるとうれしいです。

ではどうぞ。


ここはオラリオにある建物、名前は「黄昏の館」扉が開いて一人の女性が出てきた、朱色の髪に胸は・・・まぁペッタンコといっておこう。

 

「おいナレーション、あとで裏でしばいたるけん覚悟しぃや?」

 

ごめんなさい、もう言いませんのでご勘弁ください。

 

「まぁ許したるわ、さーてとおっと自己紹介がまだやったな、うちはロキ、ロキ・ファミリアの神をしているんや。」

 

勝手に自己紹介をした神ロキはある場所へ向かっていた、数分歩いてでかい建物があった、玄関では二体のロボットが立っておりロキが近づくと認識をしている。

 

「ようハードガーディアンたちお疲れやな」

 

『これはロキさま、もしかして戦兎殿に?』

 

「そうや、どうせアイズたんがここにいるのはわかっているで?」

 

『はは、その通りですよおそらく中庭におられると思いますよ?』

 

「おおきにな」

 

ハードガーディアン002が扉を開けてロキは中へ入っていく、彼女は先に進んでいくと広間へ到着をする。

 

「おや神ロキじゃないですか、どうしたのですか?」

 

「おーシュテルン!!なーにいつものことや戦兎は中庭やろ?」

 

「えぇそうですよ、あなたのところのアイズが今日も来ておりますのでその相手に。」

 

「なんかごめんな、うちのアイズたんが」

 

「いいえ気にしておりませんよ?レヴィとか喜びますし。」

 

シュテルは呼んでいた本を本棚を方へとしまい、ロキと共に中庭の方へ歩いていく。

 

さてその中庭では。

 

「せい!!」

 

金髪金目の少女は剣を持ち、一人の戦士と戦っていた。相手は赤い装甲で剣ではじかせており、彼女は苦戦をしている。

 

『どうしたアイズ?お前の力はそんなものか?」

 

「ぐ!!」

 

彼女は一旦離れると、魔法を使う決意を固めて構えていた。

 

『来るか・・・・・・』

 

「リル・ラファーガ!!」

 

彼女が放つ強力な風を纏い突撃をする。だが彼は冷静にノズルをまわしていた。

 

『エレキスチール』

 

電撃を纏ったスチームブレードで彼女が放ったリル・ラファーガで突撃をしてきた剣をはじかせて彼女の愛用武器であるデスぺレートが地面に刺さり、彼女は尻もちをついていた。

 

『お、どうやらロキが来たみたいだな・・・さてアイズ今日の訓練は終わりだ。』

 

「・・・まだ・・・やれる!!だからもう一回!!」

 

『駄目だ、休むことも強くなるコツだ・・それにお前の体が震えているぞ?』

 

「え?」

 

彼が言ってることは事実で彼女の体は震えており、疲れ切っていたのだ、だからこそ彼は訓練を中断をしたのであった。

 

彼は銃からボトルをとると姿が戻り人に変わる、そう彼こそここのファミリア、エボルト・ファミリアの神エボルトこと如月 戦兎その人であった。

 

なぜ彼がこのオラリオにいるのかというと?

 

オラリオにやってくる数年前 エボルトこと戦兎は神がいる天界にやってきた。地上にて仕事をしていた戦兎は神々に呼ばれていることを聞いてやってきたのだ。

 

主神たちであるカイルスたちの目の前に到着をして扉を開けた、中では三人の主神たちが待っていた。

 

「来たか戦兎、いや神エボルトよ・・・・」

 

「カイギス殿、俺にご用とはいったい?母からは言って話を聞いてこいといわれてきたのですが・・・・」

 

「・・・オラリオ」

 

「!!」

 

戦兎は前世の記憶でオラリオという単語を思い出す、アニメのダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかでの物語での場所だ。

 

だがそれがこの世界でもあるのかと知ってしまう。

 

「今そこに邪悪な闇がせまっている・・・」

 

「邪悪な闇・・・・」

 

「そこで君に行ってもらいたいのだ、オラリオに・・・・」

 

戦兎はしばらく考えていたが、一人であの場所へ行くことになるのかなと考えていたが・・・・

 

「大丈夫だ、お前の仲間たちだが・・なのはたちは連れて行かれない・・・その代わりにシュテルたちを連れていくがいい・・・彼女たちなら大丈夫だ」

 

「わかりました、ならアリスたちもよろしいでしょうか?」

 

「えぇ大丈夫ですよ。」

 

彼は家へと戻りナンバーズやなのはたちに説明をした。

 

「ええええええええええ!?そんな!!戦兎お兄ちゃんとしばらく会えないの!?」

 

「まぁ向こうで解決をしたら帰ってくるからさ、ヴィヴィオにフーカとリンネ、ママたちを頼んだぞ!!」

 

「「「うん!!」」」

 

「主」

 

「イクト!!」

 

「兄さん!!」

 

「行こう!!オラリオへ!!」

 

こうして戦兎たちはオラリオに迫る闇を倒すために世界を飛び越えていく、オラリオへ到着をして戦兎はエボルトとしてエボルト・ファミリアを立ち上げた。

 

そこでロキと再会をした、戦兎はロキになぜオラリオへ来たのかを話す。

 

「なーるほどな、そんなことが・・・」

 

ロキは一度考えてから、戦兎に提案をした。

 

「ならうちらも協力をするで?美奈子の子どもってこともあるし、友達の息子を助けるのは当然や!!」

 

「ありがとうございますロキさま」

 

「もう、昔みたいにロキねぇって呼んでもえええ?」

 

「・・・・この年になってロキねぇと呼ぶのも・・・まぁいいかな?ロキねぇありがとう。」

 

こうしてロキファミリアとの連盟ファミリアを組んで今に至る。戦兎は知恵を振り絞り現在のオラリオの状態を見るが、どうやらアストレア・ファミリアがあるということはまだ全滅をしてないってことになる。

 

(・・・歴史的に変えるのはおかしいと思うが・・・だが・・・)

 

戦兎は神の力をOFFにすることでダンジョンに入ることができるという、その時は如月 戦兎の名前を使いグレーズたちをセットアップをする。

 

ISは向こうの世界に置いてきており、流石にこの世界で使うわけにはいかないからだ。

 

シュテルたちも武装はデバイスを使用をすることとなり、ナハトも同じだ。

 

アリス達はライダーシステムを使うことで戦うことができるのだ。

 

(ロキねぇからの話を聞いて、この世界はまだアストレア・ファミリアが罠にはまって全滅をしてない時期か・・・・なら俺がすることは決まった!!)

 

エボルトはまずやることが決まり、とりあえず・・・

 

「まぁロキねぇが来たってことはそろそろきそうだな・・・・」

 

「え?」

 

「え?」

 

アイズとロキがお互いにえっとなっていると、戦兎たちは苦笑いをして後ろ後ろと指をさして二人はぎぎぎぎとロボットのように後ろを振り返ると・・そこに立っていたのは美しい美貌を持ち、緑色の髪をしており現在笑っているが悪寒を感じるほどに、ロキ・ファミリア副団長リヴェリア・リヨス・アールヴその人が立っていた。

 

「二人ともあまりに遅いので迎えに来たぞ?」

 

「あはははは・・・・・」

 

「・・・エボルトのご飯食べたい・・・・」

 

「こらアイズ、わがままを言うな・・・すまない神エボルト」

 

リヴェリアはこちらに頭を下げていたが、エボルトこと戦兎は別に気にしてない様子だ。

 

「気にしてないですよリヴェリア殿、そうだよかったらリヴェリア殿もご一緒にいかがですか?」

 

「え、だが・・・・・」

 

「大丈夫ですよ、さてっとレヴィ達がそろそろ起きるころだしご飯を作るとしますか。」

 

「神自らご飯を作るのですか?」

 

「そのとおりだよ、シュテル・・・悪いけどロキねぇたちの案内を頼むよ?俺は朝ごはんを作ってくるから。」

 

「わかりました。」

 

戦兎はそういって調理室の方へと走っていき、残されたシュテルとナハトは三人を案内をする。

 

「すまない、私まで・・・・・」

 

「お気になさないでくださいリヴェリアさん。」

 

「そうやでママ、エボルトはそんなんで怒ったりせんで?」

 

「お前はもっと遠慮ということを覚えろ!!全く・・・・アイズもだ、エボルトが鍛えてくれるとはいえ朝早くからお邪魔をするとは・・・・・」

 

「でも・・・エボルト起きているよ?」

 

「確かに主は、鍛錬をする時はその時間に起きていますからね・・・でもアイズ、君はまだ小さいしレベルも2だ・・・だからダンジョンに入らないだけでもいいかもしれないが・・・」

 

「ダンジョンに入って私たちが止めていたのが懐かしいですね。」

 

シュテルはくすっと笑い、アイズはぷーっと頬を膨らませていたが、食堂につくとカレンとディナに手伝ってもらいご飯が丁度できたところであった。

 

「お待たせしました、皆さんが来てからいただきましょう?」

 

数分後、レヴィやディア、アレナに奏汰達もやってきた。

 

「ごめんイクト、眠っていたよ」

 

「いいや気にしてないよ、お前たちは昨日ダンジョンから戻ってきたからな疲れていても当然だろうな・・・・」

 

全員がそろって

 

「「「「「いただきます!!」」」」」」

 

オラリオでの一日が今始まるのであった。




次回 戦兎はダンジョンへ潜っていた、目的は27階層のアストレア・ファミリアを助けるためにゴッドクロスドライバーを装着をして走っていく。

次回「アストレア・ファミリア救出作戦、戦兎再びの変身」

はい、というわけでこの小説は今書いている三つの小説の同時進行で書いていく予定となります。

一応主人公は戦兎君ですけどね(笑)


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アストレア・ファミリア 救出作戦 戦兎再びの変身。

オラリオに潜む謎の闇、主神たちは戦兎ことエボルトにオラリオに赴き、その闇の原因を探らせるために彼らはオラリオへとやってきて、エボルト・ファミリアを結成をする。

再会をしたロキと同盟を結び、アイズの鍛錬を手伝ったりするなどかかわりを持つようになる。



黄昏の館にある団長室

 

「うーんリヴェリア、遅いな・・・・」

 

「まぁおそらくエボルトにつかまって一緒にご飯を食べているのじゃろうな」

 

がはははと笑うドワーフ、ガレス・ランドロックは団長でありパルゥムのフィン・ディムナに言っている、彼もそうだねと答えて三人を待つことにした。

 

「しかし、エボルトの力は未知数だね・・・本当に僕たちの敵になってくれなくてよかったと今でも思っているよ・・・」

 

「そうじゃのう、ロキの知り合いということでわしらも安心をしておったが・・・フィン、お前は奴と手合わせをして姿を見たのはどれじゃ?」

 

「・・・残念ながらベルトさえ装着をしてくれなかったよ・・・銃で変身をした・・えっとブラットスタークで相手をさせられたよ。」

 

「おぬしもか・・・おそらくアイズもそうじゃろうな。」

 

っと二人が話していると扉が開いて、ロキとリヴェリアが戻ってきた。

 

「すまない、その・・ご飯を食べていてな・・・」

 

「はははそうじゃないかと思っていたよ、僕も彼のご飯はおいしいと思っているからね。」

 

「確かにの、わしも夜に訪れてつまみをごちそうになったことがあっての、これが酒に合うからいいんじゃよ!!」

 

このロキファミリアが小さいとき、ガレスはエボルトファミリアのところへやってきてエボルトからつまみを作ってもらい、お酒と一緒に飲んで上手い!!といって気にいるほどであった。

 

さてその戦兎はというと、神の力じゃないが嫌な予感がしてダンジョンに入っていた、彼はゴブリンをエクスカリバーで切り裂いて降りていき、あるものを出していた。

 

「・・・まさかこの世界でこいつを再び使うことになるとはな・・・グレーズ」

 

彼は左手のブレスレットに声をかけると女性の声が話される。

 

『ゴッドクロスドライバーを使われるのですね?』

 

「そうだ、この日がアストレア・ファミリアが全滅をする日となっているからな、なら俺がその運命を変えて見せるさ・・・・」

 

彼はゴッドクロスドライバーを腰に装着をしてフルボトルを振ってベルトに装着をする。

 

『チーター!フォーミュラー!ベストマッチ!!』

 

彼はベストマッチという音声を聞いてからレバーをまわしていき、前と後ろにスナップビルダーが現れてボディが生成されて行く。

 

『AREYOUREADY?』

 

「変身!!」

 

『爆走ランナー!フォーチーター!イエ―イ!』

 

彼は仮面ライダービルドGDO フォーチーターフォームへと変身をして脚部に力をためて一気に加速をする。

 

途中で出てきたモンスターたちは右手のチーターエッジで切り裂いていき魔石が落ちてもスルーをしていき一気に下層の方へと降りていき、ゴライオスが咆哮をしてビルドGODに攻撃をしようとしたが・・・・

 

「邪魔だ・・・俺の加速を止めるとはいい度胸じゃないか・・・悪いが時間をかけるつもりはない!!」

 

彼は急ブレーキをかけてゴライオスにレバーをまわして必殺技を放つ。

 

『READYGO!!ボルティックフィニッシュ!!』

 

彼は壁を使い一気に駆けていき、右手のチーターエッジにエネルギーを込めて一気にゴライオスを切り裂いていき、彼の魔石が落ちていく。

 

彼はゴライオスのドロップアイテムと魔石を拾いグレーズに入れて置き、再び走りだして、18層も通過をして下層の方へと突入をしていき、魔物たちを撃破していく。

 

「彼らはどこにいる・・・・」

 

ビルドGODはあたりを見るが、どこにも彼女たちの様子が見えない・・・

 

『マスター、この辺で生命反応があります。』

 

「・・・わかった」

 

彼は急いで走りだしてその場所へと向かっていく。

 

そのアストレア・ファミリアは現在罠にはまっていた、ルドラ・ファミリアが仕掛けた罠によって穴がふさがれていた。

 

「皆平気?」

 

団長であるアリーゼ・ローヴェルは確認をする。

 

「私は平気です。」

 

エルフの少女、リュー・リオンが答えるとほかの人物たちも問題ないという。

 

「はっはっはっはっはっは!!アストレア・ファミリア!!」

 

ルドラたちが笑っていると、突然モンスターがダンジョンによって生成された・・だがそのモンスターは骨だった・・・ダンジョンがルドラ・ファミリアがアストレア・ファミリアに対して破壊工作をしたのでダンジョンが殺すために生み出されたジャガーノートだった。

 

「なによ・・あれ・・・・」

 

全員が骨のような怪物を見て驚いている、ジャガーノートはまずはルドラ・ファミリアの方を見ていた。

 

「おい・・・なんかこっち見ているぞ・・・」

 

「ちょこないで!!」

 

「ぎゃおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

ジャガーノートは咆哮をしてルドラ・ファミリアに襲い掛かってきた、彼らは魔法などで対抗をするが、ジャガーノートの骨はそれらを反射をして放たれた魔法が命中をする。

 

そしてジャガーノートの爪が冒険者の鎧ごと貫いて突き刺してルドラ・ファミリアの人物たちが惨殺される。

 

「ひぃ!!」

 

アストレア・ファミリアの全員がその光景をみて目を見開いていた、そしてジャガーノートが今度はこちらへと迫ってきた。

 

「まずい!!全員逃げるんだ!!」

 

だがジャガーノートは咆哮をして彼らを一人とも逃がさないように追いかけてきた、一人の団員がこけてしまう。

 

「あう!!」

 

「マリュー!!」

 

彼女はジャガーノートの爪がせまってきて目を閉じてしまう、だががきんという音が聞こえてマリューは目を開ける。

 

「これ・・って・・・」

 

彼女が見たものはジャガーノートの爪が宝石によってふさがれていた、そしてその後ろから。

 

「おりゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

そのままジャガーノートを殴り飛ばして、彼は着地をして宝石が消滅をする。

 

『輝きのデストロイヤーゴリラモンド!イエ―イ!』

 

アストレア・ファミリアのピンチに現れたのは、仮面ライダービルドGODだった。彼はゴリラモンドへと変身をしてサドンデスアームでジャガーノートを殴り、近くにいたマリューを助けてアリーゼのところへと連れていく。

 

「大丈夫か?」

 

「あなたは・・・・・」

 

「俺はエボルト・ファミリア団長如月 戦兎・・・またの名を神エボルトだ。」

 

「な!!神エボルト!?」

 

「神自身がどうしてここに!!」

 

全員が驚いている、神様である彼がどうしてダンジョンへ来ているのか・・・だが彼は振り返り、ジャガーノートが再び起き上がってきたからだ。

 

「ぎゃおおおおおおおおおおおお!!」

 

「ここは俺に任せな、お前たちははやく避難をするんだ。」

 

「しかし!!」

 

「いいからいけ!!奴を倒さないといけないようだからな・・・」

 

彼はレジェンドフルボトルを出してスイッチを押す。

 

『レジェンドライダ―』

 

そのままゴッドクロスドライバーにセットをする。

 

『レジェンドライダーの力!解放せよ!その大いなる力!レジェンドスパークリング!イエイ!イエイ!イエ―イ!』

 

彼はレジェンドアーマーフォームへと変身をしてジャガーノートを見ていた、彼はそのまま接近をしてマークを光らせる。

 

『龍騎!!』

 

ドラグシールドを出してジャガーノートが放つ爪をはじかせていく、あの爪を受けるわけにはいかないので、マークを次々光らせる。

 

『ウィザード!』

 

「は!!」

 

バインド魔法が発動をしてジャガーノートの体を巻き付けていきレジェンドセイバーを持ち攻撃をする。

 

「でああああああああああああああああ!!」

 

『ゴースト!』

 

ゴーストの力が込められたレジェンドセイバーで切りつけていき、レバーをまわしていく。

 

『アタック!ミラクル!スーパー!アルティメット!!READYGO!!』

 

「はあああああああああああああ!!」

 

レジェンドセイバーにマークが入っていき構える。

 

『レジェンドフィニッシュ!!』

 

「でああああああああああああああ!!」

 

一気に放たれた攻撃がジャガーノートの体を壊していき破壊されていく。

 

「ぎゃ・・・お・・・・・おおお・・・・・・・」

 

強力な一撃をくらったジャガーノートは体を崩壊させていき、消滅をする。

 

「つ・・・強い・・・・」

 

アストレア・ファミリアはビルドGODの力を見て目を見開いていた。彼は振り返りアストレア・ファミリアがいる場所へと歩いていく。

 

「大丈夫みたいだな。」

 

「はいありがとうございます、神エボルト。」

 

「気にするなって、とりあえずけがをした奴がいるな・・・よし」

 

彼はヒールフルボトルを出してそれを振りトランススチームガンにセットをする。

 

『スチームアタック』

 

それを上空へと放ち傷を治していく、トランススチームガンをしまい、ビルドGODはラビットタンクフォームへと変身をして一緒に歩いていきダンジョンから脱出をするために上がっていき、魔物たちが襲い掛かってきたがドリルクラッシャーを出して魔物たちを撃破していく。

 

「全く、こいつらと来たら・・・仕方がない俺も出すとするか。」

 

「何を出すのですか?」

 

彼はグレーズからグレートクローズXを出す。

 

「かわいい!!」

 

「なにこれ!!」

 

「これはクローズドラゴンX、俺の頼りになる相棒さ」

 

『ぎゃおおおおおおおお!!』

 

モンスターたちが現れると、クローズドラゴンXは攻撃をして彼はフルボトルを出していた。

 

ガトリングフルボトルだ、それを投げてクローズドラゴンXは変えてセットをすると口からガトリングのように炎が放たれて光弾のように魔物たちを攻撃をしていく。

 

そしてダンジョンから出て、ビルドGODはすぐに退散をしておりアストレア・ファミリアたちは辺りをキョロキョロしていた。

 

「あれ?」

 

一方でアストレア・ファミリアを助けた戦兎は彼女たちを地上へと連れて帰ったのでテレポートフルボトルを使い、テレポートをしてエボルト・ファミリアの入り口にテレポートをして帰ってきていたのだ。

 

「まぁ本来の歴史を変えてしまったが・・・まぁいいだろうな・・・・・さてどうなるか楽しみだってばよ。」

 

彼は笑って中へ入るとナハトが迎えてくれた。

 

「おかえりなさいませ主」

 

「あぁただいまナハト、何か変わったことは?」

 

「は、フィンさんたちが闇のファミリアたちを撃破して神々が天界に送られたぐらいですね。」

 

「なるほどな、しばらくはオラリオも静かになるってことだな?」

 

「そう言うことになりますね・・・・・」

 

(ここからだな、原作が始まるのはっとだがロキ・ファミリアもアイズ以外のメンバーたちも入ってきてないからな・・・まだラウルたちぐらいしか俺も知らないし。)

 

戦兎はそう思いながらも疲れていたので眠ろうとしたときに、ドアが叩かれる。

 

「・・・・・・・誰?」

 

戦兎は一瞬だけゴッドクロスドライバーを装着をしようとしたが、とりあえずドアを叩いた人物を確認をするためにナハトと共にドアの方へ向かう。

 

そこにいたのは。

 

「君はアストレア・ファミリアの・・・・」

 

「リュー・リオンといいます・・・実は・・・・」

 

リュー説明中

 

「なるほどな、俺のところに入りたいと・・・アストレアさまが許可を得たのであれば・・・わかった、リュー・リオン・・・君をエボルト・ファミリアに入れるのを許可をしよう。」

 

「ありがとうございますエボルトさま。」

 

(・・・・これは予想外だな・・・まさかリューがこちらに来るとは思ってもなかったから油断をしていたよ・・・やれやれ、とりあえずどうするかな。)

 

「そういえばリューには妹でもいるのかい?」

 

「はい、名前はエミ・リオンといいます、今はミア母さんに頼んでおりまして・・・」

 

「なるほどな・・・といっても俺はミアさんのところにはあんまり行かないんだよな・・・」

 

「そうなのですか?」

 

「えぇ主はご飯を自分で作ってしまうので私たちはあんまり外食をしてないんですよね。」

 

「なるほど・・・・・」

 

「リュー、とりあえずお前も料理の勉強はしておいた方がいいぞ?」

 

「は・・・はぁ・・・・・」




次回 戦兎はバベルに来ていた、その上に住むある女神と会うために彼はやってきた。

次回「女神に呼ばれて」


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女神に呼ばれて

戦兎はアストレア・ファミリアを助けるためにゴッドクロスドライバーを使いビルドGODへと変身をして、罠にはまっていたアストレア・ファミリアの団員たちを助けることに成功をする。

ジャガーノートをレジェンドアーマーフォームへと変身をして撃破する。

リューはエボルトファミリアへと入ることとなりました。


戦兎side

 

リューがエボルト・ファミリアへと入ってから数日がたち、彼女もここでの生活に慣れてきた、花菜達に料理を教わったりとシュテルたちと訓練をするなど自主的にしているのを俺は見かける。

 

本当に彼女は自主練は欠かせないみたいみたいだな・・・俺は中庭の訓練をする場所でお茶を飲みながら様子を見ていると、どうやらお客さんが来たみたいだな・・・俺はエクスカリバーを出してその攻撃をしてきた人物のを受け止めた。

 

「「「!!」」」

 

全員が俺に攻撃をしてきた人物を見て驚いている、相手はフレイア・ファミリア団長・・オッタル本人だからだ。

 

「さすがエボルトだな・・・俺の攻撃を片手で受け止めているからな・・・」

 

「お前に褒められたってうれしくもなんともねえよ、要件を言え、こちとらお茶を飲んでいるところを邪魔されているからな・・・・」

 

俺は殺気を出しておりオッタルは少しだけ身震いをしたがさすがレベル7は伊達じゃないってことか・・・俺はエクスカリバーをしまい奴も武器を収める。

 

「フレイアさまがお呼びだ。」

 

「・・・場所はいつものところだな?」

 

「そうだ、そこで待つそうだ。」

 

奴は俺に伝えることを伝えて去っていく、全く嵐のような男だな奴は・・・

 

「エボルト大丈夫ですか?」

 

「問題ないよ、あいつはいつもあんな感じだから俺はそれを流しているだけだ。さてシュテル俺は少し出かけてくる。」

 

「わかりました。お気を付けて。」

 

俺はエボルト・ファミリアから出てバベルがあるところへと歩いていく。数分後俺はエレベーターに乗り最上階へ到着をする。

 

「・・・・・・ここか・・・・・」

 

俺はフレイア・ファミリアの場所へ到着をする・・やれやれ・・・門番が俺を止めているが中から女性が出てきた、美貌がきれいでどんな奴でも魅了されるぐらいの人物。

 

「あなたたちこの人を通しなさいいいわね?」

 

「「は!!フレイアさま!!」」

 

彼らがどいてくれたので、俺はフレイアの後に続いて彼女がいる部屋へと入り、彼女は俺に紅茶をくれたのでもらう。

 

「ふふふ久しぶりね戦兎。」

 

「あぁそうだなフレイアねぇ、あなたが俺のところに来たのはロキねぇと同じぐらいだからな・・・」

 

「そうね・・・あなたが小さい時にあった以来よね?でも・・・・ふふふふ」

 

フレイアねぇは俺の顔などを見ながら笑っていた、なんか俺変なことをしたのかなっと思っているが、フレイアねぇは笑いながらも違うわという。

 

「いいえあなたが本当に成長をしたわねと思ってね、あんなに小さかったあなたが立派になったわねと思ったのよふふふふ。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は紅茶を飲んだ後にお代わりはいるかしらといわれたので、俺はお代わりをもらい飲んでいる。

 

それからフレイアねぇといろんな話をしてから、バベルを後にしてエボルト・ファミリアの家へ戻っていく。

 

戦兎side終了

 

フレイアと会合をした後、戦兎は家へと戻る。

 

「ただいまーーーー」

 

「戦兎おかえりいいいいいいいいいいい!!」

 

水色の髪をツインテールにしている女性、レヴィが戦兎に抱き付いてきた。

 

「おっと」

 

戦兎はレヴィが抱き付いてきたので、魔法で力を使い抑えた。

 

「全くレヴィ何やっているのよ、おかえりイクト。」

 

「あぁただいまアリス。」

 

「そういえばフィンさんが今日来たよ?」

 

「フィンが?」

 

「うん、イクトがいないから明日でも構わないかなってこっちもいいよって答えたけど。」

 

「了解した、明日ロキ・ファミリアに行くんだな?」

 

「ううん、ロキ・ファミリアの幹部がこっちに来るって言ったよ。」

 

「幹部がこっちに・・・わかった、準備はしておくか・・・・」

 

戦兎は明日は忙しくなるなと思いながら、だがフィンがこっちに話をするとはいったい・・・だがメンバーはまだそろってないからな・・・と思いつつも彼は何を話すのか考えている。

 

次の日

 

戦兎は一つの広間を会議室にしてロキ・ファミリアのメンバーが来るのを待つことにした、すでにシュテルを始めエボルト・ファミリアのメンバーは待っており、ここにEZ8が連れてくることとなっている。

 

数分後

 

「すまないお待たせをさせてしまって・・・・」

 

フィンを始め、リヴェリア、ガレスが来た。三人が座り戦兎が話をする。

 

「フィン、昨日はこちらに来てくれたそうじゃないか・・・すまないな昨日はある人物に呼ばれていてね・・・・」

 

「いやこちらこそすまない、それで話についてだが・・・」

 

「あぁオラリオもだいぶ平和となってきた・・・だがそれでも残党は残っているからね・・・お互いに警戒をしておこうということを話しをしたくてね・・・」

 

「なるほどな、だが本来の話はそれじゃないだろ、フィン・・・・」

 

「やはり神の前ではウソをつけないか・・・メンバーが増えてからの話になるのだけど・・僕たちロキファミリアは遠征を行うことにしたんだ。」

 

「・・・なるほどな、それでこちらのメンバーを何人か貸してほしいってことだろ?いつになるかわからないが・・・」

 

「あぁ、それで話をしたくて昨日訪ねたんだ。」

 

「なるほどな・・・・わかった。フィンもし決まったのならまたこちらに来てくれ・・それでメンバーとかやいつ頃をするのか決めたい。」

 

「わかった、それでエボルト・・・実は・・・・」

 

「?」

 

中庭

 

「・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・」

 

今、中庭にてフィンと戦兎ことエボルトが立っていた、フィンは愛用の槍を構えており戦兎はエクスカリバーを構えている。

 

「さてフィン、いつでもいいぜ?」

 

「あぁいく・・・・・」

 

だっと走りフィンの槍がエボルトに放たれる。

 

(速い・・・・)

 

エボルトは素早い槍の攻撃を回避をしてるが、前よりも上がっており戦兎はエクスカリバーではじかせてるが・・・

 

(ほう・・・・・)

 

ちょっと前までははじかせてなかったが、フィンはそれをかわして彼に後ろへさがりはじかせていく。

 

「ぐ・・・・・・」

 

さすがのエボルトは笑みをしていた、どうやらあの後も彼はダンジョンで上がっている感じだ。

 

「前よりも上がっているなフィン、おれも驚いているよ」

 

「これでも団長だからね・・・・」

 

「だな・・・ならば」

 

彼はゴッドクロスドライバーを出した。

 

「あれは・・・・・」

 

エボルトはフルボトルを振って腰のゴッドクロスドライバーを装着をする。

 

『ラビット!タンク!ゴッドマッチ!!』

 

彼はレバーをまわしていきスナップビルダーが発生をする。

 

『AREYOUREADY?』

 

「変身」

 

『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イエ―イ!』

 

シュテルたちは久々にみたなと思い、フィンやリヴェリアやガレスははじめて見た姿を見たので驚いている。

 

リューはかつて助けてくれたので知っている。

 

「それがエボルトのもう一つの姿・・・・」

 

「仮面ライダービルドGODだ・・・さて」

 

ドリルクラッシャーを構えてフィンに対抗をするために構える。

 

「は!!」

 

ドリルを回転をしてフィンに攻撃をするが、彼は回避をしてビルドへ攻撃をしていく。

 

がきんがきんがきんとフィンの素早い槍がビルドGODへ攻撃をする。変身をしてもフィンの素早い攻撃は苦戦をしている。

 

「さすがに不利だな・・・・・」

 

ビルドGODはそう思いながら、後ろへバックステップをしてフルボトルをセットをする。

 

『READYGO!!ボルティックブレイク!!』

 

「「であああああああああああああ!!」」

 

お互いに接近をしてぶつかり合い武器がはじかせされる。

 

「・・・・見事だなフィン成長をした」

 

「だがそれでもあなたに勝てなかったさ、今度は勝つさエボルト。」

 

「ふ・・・・・・・・」

 

ビルドGODは変身を解除をしてエボルトに戻る。

 

フィンたちが黄昏の館へと戻った後、戦兎がソファーに座っていると。

 

『よう相棒、俺を出してもよかったじゃねーか?』

 

彼の頭に直接声をかけてきたのはエボルト本人だ、彼は精神世界で彼の中におり、今までは美海達が抑えていたが、彼女たちが出ていたので彼が出てきたが・・・現在は戦兎の相棒として収まっている。

 

前よりも力は戻っておらず、彼の体内でいることで力を発揮をしているようだ。そのため現在戦兎は彼が使っていた能力を使えるようになった。

 

「今はまだ出ないでくれ相棒よ、隠しておけば念のための切り札ってわけさ・・・それにエボルドライバーが完成をしてないぞ?」

 

『まぁな、ブラットスタークでもいいんだぜ?』

 

「まぁいずれにしてもまだ出ないでくれよ?」

 

『へいへい』

 

そういってエボルトは引っ込み、戦兎は元の状態になる、エボルトと話をすると目が赤くなるらしく、彼がメインで出ている時は髪の毛も赤くなる。

 

目だけ赤くなるのは精神世界で彼が話をしていることもある。

 

そして物語は数年後へ進む。




オラリオで数年たち、ロキ・ファミリアにもメンバーが原作のようになっており、戦兎も彼らと交流することがあり模擬戦をしていることがある。

そしてロキ・ファミリアのメンバーにエボルト・ファミリアのメンバーたちが数人ついていき、エボルトはオラリヲを歩いているとため息をついていた白い髪をした少年を見つけた。

「あれは・・・・・・」

次回「白い兎の少年」


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白い髪をした兎?

戦兎ことエボルトはフレイアに呼ばれて彼女のいる場所へ行きお茶を飲み。そのあとに戻りフィンたちが来たこと聞く。

次の日に彼らが来て遠征をする時にメンバーを貸してほしいということを聞き、OKする。


戦兎side

 

あれから数年が経ち、俺たちエボルト・ファミリアはどこにいるかというと?ロキねぇがうちを使えばええやんといって、うちの家にあったのを黄昏の館へと無理やり移動させされてしまい、黄昏の館は大改装をすることとなり、俺たちエボルト・ファミリアはロキ・ファミリアメンバーたちと一緒に住むこととなった。

 

ロキ・ファミリアの方もメンバーが新たな仲間たちも入ってきており、ティオナ・ティアナ姉妹、レフィーヤにベートなど原作と同じようにそろってきた。

 

さてそんな俺はというと?

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

自分の部屋で起きようと目を覚ますと右を見ると・・・

 

「すーすー・・・」

 

アイズがなんでか知らないが一緒のベットの中に入っていることが多くなってきた、俺はため息をつきながらグレーズをとりだして。

 

ごん!!という音が響いた。

 

「うう・・・エボルト痛い・・・・」

 

アイズは涙目になっているが、俺はため息をついていた・・こちらに来てからアイズは俺のベットに入ることが多くなり一度リヴェリアがその光景を見て俺か神だけど久々に怒られたよ・・・無実なのに・・・

 

とりあえず俺は着替えてから部屋を出て、いつも通りに鍛錬をするために中庭に行く、ここはエボルト・ファミリアが使っていた感じになっており・・俺はいつも通りにエクスカリバーを振ったりしていると・・・

 

「おりゃああああああああああ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は無言でエクスカリバーを構えてガードをする、狼の耳をした獣人 ベート・ローガがだ。

 

「さすが兄貴、俺の蹴りをガードをしたか・・・・」

 

「全く、殺気を隠さずによく言うよ・・・お前がここに来るのはだいたいわかっていたしね、まぁ遠慮なくかかっておいで。」

 

「いくぜ!!」

 

ベートは得意の蹴りを放つが、俺は回避をしたり受け止めたりしてベートのを避けていく。

 

「ちぃ・・・さすがだな兄貴・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺はベートの足をつかみ柔道の技の一つを使い、彼を地面にたたきつけた。成長をしているってことは誰見てもわかるぐらいにな・・・

 

「あーエボルトだ!!」

 

「やれやれ、今度はお前かいティオナ・・・」

 

俺はため息をついているが、彼女の手に持っているウルガを見て呆れていた。まさかに連続でやるとは思ってもなかったが・・・まぁいいだろう。

 

俺はエクスカリバーを変形させてランサーモードへと変える。

 

「さぁ遠慮なくくるがいい・・・ティオナ!!」

 

「うん!!いっくよおおおおおおおおおおおおお!!」

 

彼女が放つウルガを俺はランサーモードにしたエクスカリバーでガードをしたが・・彼女の重い一撃はエクスカリバーにジンジンと痺れてきた。

 

(なんて一撃だ、アマゾネスだからかもしれないが・・・・だが!!)

 

俺はそのままはじかせてティオナを吹き飛ばしてから、脚部に魔力を込める・・・そう脚力の強化の魔法をおれ自身にかけたのだ。

 

ダッシュをして一気に蹴りを入れる、ボルティックフィニッシュ生身バージョンとでも付けておこう。

 

『相棒よ、お前センスないな・・・』

 

やかましいエボルト、って俺も今はエボルトだったわ・・・全くまぁいいやそれから俺は着地をしてエクスカリバーにエネルギーを込めていた。

 

「・・・・・・」

 

だがすぐにエネルギーを込めるのを止めてエクスカリバーをしまう。

 

「あれ?終わり!?」

 

「あぁ終わりだ・・・音が鳴ったのでね。」

 

俺は耳を澄ませると、ロキ・ファミリアが普段している朝食ができたよという合図が聞こえてきたのだ。

 

俺とベートとティオナは朝食がある食堂の方へ移動をするとフィンたちがいた。

 

「おはようエボルト」

 

「朝から音が聞こえて来てな、アイズがまたお前の部屋に入ったみたいだな。」

 

「な!!」

 

「え!?」

 

「・・・・・よーわかったなリヴェリア」

 

「ふ、まぁな・・・昔からお前のところに入っているのをたまーに見ていたからな。」

 

「なら止めてくれよ、朝起きたらアイズがいるからびっくりするからさ・・・」

 

この人だけは・・・面白がっているな全く・・・こっちは朝起きていつもびっくりをするだろうが・・・今日はついグレーズでたたいてしまったし・・・

 

戦兎side終了

 

朝食を食べた後、ロキ・ファミリアの全員が忙しそうにしていた、今日は遠征をする日なので準備をしているからだ。

 

なおエボルト・ファミリアからもシュテル、レヴィ、ディアが参戦をすることとなっており、残りのアレナ、ティナ、カレンにリューは留守番をすることとなった。

 

エボルトも今回の遠征はついていかないことにしており、何かあったらすぐに駆けつけるように準備だけはしているのだ。

 

そしてロキ・ファミリアとエボルト・ファミリアの連盟はダンジョンへと向かって出発をしていった。

 

「行ってくるねエボルトーーーー」

 

「おう頑張ってこい!!」

 

エボルトこと戦兎もレヴィ達を見送り、さてといいながら買い物をするのであった。

 

「えっと・・・おばさんいつものある?」

 

「あらエボルト、あるわよこれかしら?」

 

「そそ、メンバーの一部が遠征に行ったからね、しばらくは寂しくなるさ。」

 

エボルトはははと笑いながら、買い物を済ませて黄昏の館へと戻っていく。

 

「これはエボルトさま」

 

「ご苦労さま」

 

彼は門番に挨拶をしてから中へと戻っていき、アリスたちが退屈にしていた。

 

「はー退屈だよーー」

 

「しょうがないだろ?俺たち仮面ライダーの力を使ってもいいけどさ。」

 

「でもいつも使っているからね、たまにはいいじゃない?この間の遠征でも戦えたのだから。」

 

っと三人は言っている、ナハトが近づいてきた。

 

「そういえば主、なのはたちと連絡は取っているのですか?」

 

「あぁこの間久々に連絡を取ったら、ヴィヴィオたちも頑張っているそうだよ?今もストライクアーツの選手として戦っているみたいだしね」

 

彼はフーといいながら数日か・・・と思いながら遠征へと言っているメンバーたちを心配をしつつ、眠ることにした。

 

ロキ・ファミリア及びエボルト・ファミリアのメンバーが遠征に行ってから二日目、エボルトはオラリオを歩いていた。

 

「やれやれ、あの子たちが心配だけどあいつらだって成長をしているからな、それにシュテルたちもいるから大丈夫だろう。おや?」

 

彼はある男の子を見ていた、白い髪をした男のがため息をついていた。おそらくファミリアに入れないで困っているだろうと。

 

???side

 

「はぁ・・・これで何件断られたのかな・・・残っているのはロキ エボルト連盟ファミリアだけだ・・・絶対に断られそうだよ・・・・」

 

僕はベル・クラネル、おじいちゃんの遺言でオラリオに英雄になるためにやってきた・・・ファミリアにはいれればいいけど僕の体系などをみて門前払いを受けてしまった。

 

「どうしたんだい少年?」

 

「え?」

 

僕は振り返ると、そこには一人の男性が立っていた。

 

「えっと?」

 

「何か悩んでいる様子だけど、いったいどうしたんだい?」

 

「えっと・・・」

 

僕はその人に説明をした、ファミリアに入れなかったことを・・・

 

「なーるほどな、だが君からは強い力を感じるさ、今は見えてないが・・・だがいずれ立つことができる場所だ。さてファミリアだっけ?ならうちのファミリアに案内をするよ。」

 

「本当ですか!!」

 

「あぁ・・・」

 

僕は彼についていき、歩いている。

 

「えっと君は?」

 

「ベル・・・ベル・クラネルです。」

 

「ベル君か、君は何のためにこのオラリオへ来たのかな?」

 

「え?」

 

「オラリオのことは聞いているね?特にダンジョンに入る冒険者は命がけの仕事でもある、君は何のために冒険者となるのかなと思ってね。それを聞きたかったのさ。」

 

「・・・僕は・・・・」

 

なぜ僕が冒険者になりたいのか、死んだおじいちゃんがいつも話してくれた冒険書を思い出した。

 

そこに出てくる英雄はどんなことがあってもあきらめたりしてなかった、それに僕はあこがれていたんだ。

 

「僕は英雄なりたい!!誰かを救えるような、目の前の命を救えるような・・家族を・・大切な家族を守り抜けるような英雄になりたいです!!」

 

これが僕が冒険者になりたい理由だから!!あの時力があったら、守れる力があればと。

 

「だから・・・僕は皆を守れる英雄になりたい。」

 

ベルside終了

 

その話を聞いていたエボルトは驚いていた、確かこの子は14歳の少年が英雄になりたいという言葉に。

 

「英雄ね・・・ふふふふふ」

 

彼は笑っていたが、すぐに真剣な顔となった。

 

「その言葉に嘘はないな?ベル・クラネル」

 

「はい!!」

 

「合格だ、ベル・・・さて話をしてうちに到着をしたみたいだ。」

 

「え!?ここってロキ・エボルトファミリアの・・・・」

 

「誰だってエボルトさま!?」

 

「ご苦労さま、さぁ入ってくれ?」

 

「え・・え・ええええええええええ!?」

 

「あれ?言ってなかったっけ・・・なら名乗るとするかな・・・俺はエボルト・ファミリア団長及び神をしている如月 戦兎・・・またの名を神エボルトだ。君の先ほどの決意俺は感動をしているよベル。」

 

ベルは驚きながらも中へ入りロキがいる場所へ到着をする。

 

「ロキねぇいる?」

 

『エボルトかいなちょっと待ってな。』

 

中でドタバタしているが、エボルトは気にしないでくれといい、ベルも気にしないで待つことにした。

 

数分後ドアが開いた。

 

「いやー悪いねーーそれでどうしたんや?」

 

「あぁ新しい子を入れたくてね。」

 

「へぇエボルト自体がいれるなんて珍しいやん、なら早速恩恵を刻むとするかいな、ほなベルたん、上半身裸になってな。」

 

「えっとはい!!」

 

まずロキが刻んだ後に、エボルトが刻んでいる・・・二人の神からの恩恵を受けたことになる。

 

エボルトは彼のスキルをメモをしているが・・・これはといいつつスキルの場所だけ消した。

 

「これがベル・・・君のステータスだよ?」

 

エボルトは彼にステータスを見せていた。

 

ベル・クラネル

 

Lv1

 

力:10 I 耐久:10 I 敏捷:10 I 器用:10 I 魔力:10

 

と書かれたステータスを見せる。

 

「あー魔法が使えないのですか・・・・」

 

っとガックシをしている、どうやら魔法を使えるようになりたかったみたいだ。

 

「まぁ気にするなってベル君、まだやれるかもしれないぞ?」

 

「本当ですか!!」

 

「あぁ、さてこれで君は今日から俺たちの家族となった、今は全員がいないが紹介をするさ。」

 

「えっと今は?」

 

「ほとんどのメンバーが遠征に行っているんや、まぁいるって言えばエボルトのところのメンバーがいるな。」

 

「そろそろ来るはずだが・・・・」

 

「失礼します、主呼びましたか?」

 

「ナハト、今日から家族となったベル君だ。」

 

「は・・始めましてベル・クラネルです!!」

 

「ふふふ私はナハトだ、よろしく頼むベル。」

 

「はい!!」

 

戦兎side

 

さてベル君がナハトを連れていってくれたので、俺はロキねぇに本当のステータスを見せることにした。

 

「これは!!」

 

ベル・クラネル

 

Lv1

 

力:10 I 耐久:10 I 敏捷:10 I 器用:10 I 魔力:10

 

魔法

 

【フレイム】

 

・炎の弾を飛ばす

 

・炎属性

 

・詠唱『燃やし尽くせ』

 

・炎を武器などに纏わせることが可能

 

スキル

 

『家族の思い』

 

・早熟する

 

・家族を守りたい思いが強いほどステータスが上昇をする。

 

・家族全体のステイタスが上昇

 

「もしかしてこれがベルたんの・・・・・」

 

「あぁ魔法も出ていたし、何よりも家族・・・か・・・・彼らしい答えかもしれないな・・・英雄になりたいという思いもあるが・・彼は家族を守りたいという思いがスキルとして出てきたんだなと思う。」

 

「なるほどな、それでベルたんには言えなかったわけやな・・・」

 

「あぁこれはシュテルたちも帰ってから話をしようと思っているからな・・・」

 

「わかったで、でもこれからベルたんのダンジョンはどうするんや?」

 

「当分は俺が一緒について潜るさ、神の力を抑えてはいれば大丈夫だし、いざとなればゴットクロスドライバーを使って変身をするさ。」

 

それから戦兎はベルと一緒にギルドに行き、登録をしてから帰り数日は訓練をして武器などを選んだりして、数日後

 

上層1階

 

「ここが・・・ダンジョン」

 

「それじゃあベル君、訓練もしたけど初めての実戦となる、俺は基本的に手は出さないからね?」

 

「はいエボルトさま!!」

 

「あーベル君、このときは戦兎と呼んでほしい、神の力を現在抑えて入っているから・・・まぁ呼びずらいならエボルトでもいいけどね。」

 

そして二人が歩いていると、ゴブリンが現れた。

 

「さてベル君、あれがゴブリン、俺やカレンたちの訓練を受けてきた君なら大丈夫だ。」

 

「はい!!」

 

ベルは双剣を持っていた、彼はその双剣でゴブリンに攻撃をする。ゴブリンは撃破されて魔石が落ちた。

 

「や・・やりました!!エボルトさま!!」

 

「おうベル君、いいぞ!!この調子だ!!」

 

エボルトとベルはそこから下の方へと降りていき5階にやってきた。

 

「であ!!」

 

ベルの斬撃が現れたリザードを切り、魔石となる。

 

(ふーむ、今のベル君ならリザードでも平気か・・・さて・・・ん?)

 

戦兎は何かの音が聞こえてきたと思い、ベルに声をかけようとしたが。

 

「ぶもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「!!」

 

「この声は!!」

 

戦兎は急いでベルのところへ向かい、彼を救う。

 

「あ・・あれって!!エボルトさま!!」

 

「ミノタウルスだと!?なぜこいつがここに!!」

 

ミノタウルスは中層のモンスターがなぜ上層にいるのか・・・ベルは震えており怖かった。

 

「・・・・ベル君、よーく見ておくんだ。」

 

グレーズをロッドモードにして構えていた。

 

「エボルトさま?」

 

「・・・・・火の力よ・・・その大きな魔物を焼き尽くす火の弾とかせ!!」

 

彼は何かの呪文を唱えるとグレーズロッドモードの先端から火の弾が発生をしている。

 

「ぶもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

ミノタウルスはエボルトめがけて走りだしてその持っている武器を彼に向かって放ってきたが・・・・

 

「メラゾーマ!!」

 

その前に彼から放たれた大きな火の弾がミノタウルスに当たり、ミノタウルスの体は燃えていき最後は魔石だけ残った。

 

「ふぅ・・・久々に魔法を使ったな・・・だがなぜ?大丈夫かベル君」

 

「あ、はい・・・・」

 

「エボルト・・・・・・」

 

「あー本当だ!!」

 

「あれは・・・・アイズにレヴィじゃないか。」

 

そこにいたのはエボルト・ロキファミリアのメンバーのアイズとレヴィがいた。

 

「あれ?エボルトがダンジョンにいるなんてどうしたの?」

 

「あぁこの子と一緒にダンジョンに入ってね、その時にミノタウルスに襲われてね・・・さっき倒したんだよ。」

 

「あーやっぱり上に言っていたみたい。」

 

「だね・・・・・」

 

「えっとエボルトさま。この人たちは・・・・」

 

「あぁ紹介をするよ、こっちの青い髪の子がレヴィ、こっちがアイズだ、二人とも数日前に俺たちの家族となったベル君だ。」

 

「よろしくねベル!!僕は如月 レヴィ!!」

 

「私はアイズだよ」

 

「ベル・クラネルです!!よろしくお願いしますアイズさんにレヴィさん!!」

 

「おーいアイズーーーーーー」

 

そこに後ろから遠征メンバーたちが駆けつけてきた。

 

「戦兎!?」

 

「戦兎・・・どうしてあなたがダンジョンに・・・・それとミノタウルスは・・・・」

 

「あーそういうことね。」

 

エボルトはミノタウルスは自身が倒したことを説明をして、やがてフィンたちも到着をした。

 

「エボルト・・・すまない、僕たちがミノタウルスを逃がしてしまったせいで・・・あなたに迷惑をかけてしまった・・・申し訳ない。」

 

「気にするなフィン、皆の状態をみたから平気だ、とりあえず・・・けがをしている奴らがいるみたいだな・・・べホマズン!!」

 

エボルトのグレーズロッドモードから光が発生をして団員たちのけがなどが治っていく、だがこのべホマズンは彼の魔力を使うのでかなりの団員のため。

 

「ふぃ・・・魔力が少なくなるな・・・・」

 

彼はかなりの魔力を消耗をしてしまい、とりあえず一緒に戻ることにした。

 

黄昏の館へと到着をして、ロキが出てきた。

 

「おかえりってあれ?エボルト・・・なんで一緒に帰ってきているんや?」

 

「あぁ、それが・・・・・」

 

「まぁそれはフィンから聞くからええで、疲れているみたいやしベルたんも始めてで大変やったな。」

 

「「「「「はぁああああああああああああああ!?」」」」」

 

遠征メンバーもまさかベルが始めてダンジョンに入り5階層にいたので驚いていた。




次回 ロキは遠征メンバーも戻ってきたってことで、次の日にベルの歓迎パーティーと遠征ご苦労さまパーティーをすることにして豊穣の女主人で食べることにした。

リューも妹に会えますと喜んでいた。

そしてその夜となりエボルトこと戦兎は妹であるミコトたちと一緒に中へ入る、そのうちの一人が目を見開いていることに気づかずに・・・

そしてパーティーが始まると、銀色の髪をした女の子がエボルトに話しかけてきた。

「あの!!」

「?」

次回「銀色の髪の毛をした少女の涙。」


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銀色の髪をした女の子の涙。

前回 エボルトこと戦兎は遠征メンバーが行って。退屈をしてオラリオを歩いていると白い髪をした少年ことベル・クラネルと出会い、彼をエボルト・ロキファミリアへと招待をすることにして、彼がなぜ冒険者になりたいのかを聞いて合格といいベルは入団をする。

彼を鍛えて数日後にダンジョンへ行き、5階層へと行くがそこにミノタウルスが現れて、ベルは震えてしまうが・・・エボルトはメラゾーマを使いミノタウルスを撃破して遠征メンバーと合流をして一緒に帰ることになった。


戦兎side

 

遠征メンバーと一緒に黄昏の館へと戻ってきた俺たち、シュテルたちから話を聞いていた。

 

「なるほど、下層でそんなことが・・・」

 

「えぇ、ほかのメンバーたちの装備などが溶けてしまい、私たちは戦兎が施してくれたので溶けないで済みましたが・・・」

 

「ほかの奴らが武器が使えなくなってな、我らも魔法やフルボトルを使ったりしてなんとか追い払って撤退をしているときにミノタウルスの大群と遭遇をしてな。」

 

「それが逃れて上に上がってしまったってわけね・・・・」

 

アレナがそういうと三人は首を縦に振った。やはりと思っていたが・・・そりゃあロキ・ファミリアのメンバーを見て勝てないと思ったんだろうな・・・俺はそう思いながらベル君と潜ったことを思い出した。

 

(彼の今の実力なら、5階層までならいけるな・・・6階層となるとウォーシャドウが現れるから、まだ魔法のことを教えてないベル君には不利かもしれないな・・・まぁ勝てないってわけじゃないけどな・・・)

 

俺は考えていると、ロキねぇがこちらに近づいてきた。

 

「エボルトーーー今日の夜に豊穣の女主人でベルたんの歓迎パーティーと遠征ご苦労さまパーティーをするからエボルト・ファミリアのみんなも参加をしてくれなーーーー」

 

「了解したロキねぇ」

 

俺はロキねぇから話を聞いてメンバーたちも宴会ジャーと喜んだ。

 

「わーいわーい!!」

 

「これレヴィ、騒がしくするんじゃないわい!!」

 

「えーー王様!!宴会だよ!!盛り上がらないと!!」

 

「そうですね・・・たまには骨を外すのも悪くありませんね・・・」

 

「リューちゃん・・・うれしそうだね?」

 

「え・・・わかりますかティナさん。」

 

「うん・・・」

 

「妹にも会えるのでうれしいだけですよ。」

 

「えっと兄さん、いつ頃だっけ?」

 

「夕方に豊穣の女主人前に集合だそうだ、俺もその間にグレーズたちの調整を行うとするか。」

 

俺は自分の部屋に戻り。グレーズとエクスカリバーを出していた、二体ともちょっとボロボロの状態になっていた。

 

『マスター・・・正直言ってボロボロです。」

 

「みたいだな、やはりベートやアイズとの戦いでボロボロになっているからな・・・とりあえず本体を変えないといけないな・・・さてどうするか・・・」

 

遠征はしばらくしないと思うが、ベル君のダンジョンに付き合わないといけないからな・・だがグレーズたちがこの調子だといつ壊れてもおかしくない・・・今日はとりあえず部品交換はせずに明日から本格的にするしかないな・・・グレーズたちのっとそろそろ時間か。

 

俺は準備をしてロキねぇ達と合流をしていく。

 

戦兎side終了

 

ロキたちと合流をした戦兎ことエボルト・・・彼はグレーズたちのパーツなどをどうするか考えることにして今はロキたちと歩いていた。

 

「おうエボルト、どうしたんや?」

 

「いやちょっとね、少し俺が使っている武器が調子が悪くてね・・・・」

 

(あーグレーズだねイクト。おそらくだけどベートやティオナちゃんたちとの模擬戦でだいぶダメージを受けている感じだね)

 

アリスはそう思いながら歩いているとミコトが何かを考えていた。

 

「どうしたのミコトちゃん?」

 

「いいえ、気のせいだと思う・・・たぶん」

 

「?」

 

そしてロキファミリア及びエボルトファミリアは目的の場所である豊穣の女主人のところへ到着をする。

 

「にゃーご予約のお客様ご来店!!」

 

中へ入ると、エボルトこと戦兎はここが豊穣の女主人のなんだなと思った。

 

「え!?」

 

一人の女性がこちらを見て目を見開いていた以外は・・・

 

??side

 

私の名前はシル・フローヴァといいます、私には秘密があります、それは憑依転生をしてしまったことです。

 

私の本当の名前は紅 奈菜・・事故でなくなってしまい原因が神様とせいというため息がつきたくなるような感じだった。

 

とういうわけで、私は現在ダンマチのシルって子に憑依転生をして言えば彼女になってしまったというわけですよ。

 

「はぁ・・・・・」

 

「シルさん、どうしたのですか?」

 

私に話しかけてきたエルフの子、名前はエミ・リオン、そうリューの妹だ・・私はため息をついたのが聞こえたので来たみたい。

 

いけないいけない、今日は団体客が来るから、お客さんがいないのもわかるかも、貸し切りみたいな感じだもんね。

 

「全くエボルトの奴は、いつも来いというのに今日だけ来るとはね・・・」

 

「エボルト?」

 

私は今の単語に聞き覚えがあった、生前兄が見ていた仮面ライダービルドに出てきたラストボスでもある名前だ。

 

それがなぜこの世界に?

 

「そういえば・・・確かエボルトってアストレア・ファミリアを助けた神だよね?」

 

「そうにゃそうにゃ!!」

 

「にゃー!!あたしは見たことがあるにゃ!!」

 

アーニャがエボルトの姿を見たことがあるというが、声が聞こえてきた・・おそらく今日の予約のロキ・ファミリアとエボルト・ファミリアの皆さんだろう。

 

「ミア母さん、いますか?」

 

え、この声・・・・

 

「来たな、エボルト・・・ほらお前たち準備をしな!!」

 

「「「「はい!!(にゃ!!)」」」」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「シル!!」

 

「あ、はい!!」

 

いけない仕事をしないと、私はすぐに準備をしていると、アーニャがドアを開ける。

 

「ご予約のお客様、ご案内にゃ!!」

 

ドアが開いて最初に入ってきた人・・・え・・・・なんで・・・

 

「う・・・そよね・・・・」

 

「シルさん?」

 

なんで?どうして・・・

 

「おにい・・・ちゃん・・・・」

 

私が見たのは死んだはずの兄。紅 イクトがそこにいたからだ。

 

戦兎side

 

ミア母さんの声が少しだけ怖い声だったので、あー俺そんなに言ってなかったんだなと思いつつ、中へ入るミコトとアリスも一緒に先に中へ入り。俺たちは全員がそれぞれの席に座りだす。

 

俺の席にはミコトにアリス、ロキにフィン、リヴェリア、ガレフだ。シュテルたちはリューやアイズたちと一緒にベルと座っている。

 

「それじゃあ!!ベルたん入団と遠征ご苦労様ということで乾杯や!!」

 

「「「「「かんぱーーーーい!!」」」」」

 

ロキの言葉に全員が乾杯をして俺もビールを飲んだ、うむ上手いな・・・相変わらず・・・

 

「エボルト、お前も飲むのだな?」

 

「まぁ普段は飲まないようにしているからな、ロキねぇみたいにならないようにな。」

 

「ひどいなエボルトーーーー」

 

「そういえばエボルトはロキのことをロキねぇと言っているけどあったことがあるのかい?」

 

「まぁ小さいときに色んな神の人とはあったことがあったな・・・」

 

「兄さん、それは私たちも知らないですよ・・・・」

 

「そうだよイク「あの!!」ちょ!!」

 

アリスは名前を呼ぼうとしたが、銀色の髪をした女の子が俺のところに来ていた。

 

「おーシルたん、相変わらず大きなものをお持ちで、んでどうしたんや?うちらの席に来て。」

 

「神エボルトですよね?」

 

「あぁそれは俺だが・・・・」

 

俺がエボルトだというと、彼女はその目から涙をこぼしていた。

 

「え?」

 

「兄さん何をしたの?」

 

「俺は何もしてないぞ!!」

 

俺は誤解を解こうとしたとき・・・

 

「お兄ちゃん!!」

 

彼女、シルが俺のことをお兄ちゃんといって抱き付いてきた。

 

「「「「ええええええええええええええええ!!」」」」

 

酒場にいた全員が驚いている、当たり前だ・・・いきなり彼女は俺のことを兄と呼び抱き付いてきたからな、みろロキねぇとかびっくりをして目が見開いているし、フィンたちも驚いたような顔をしているんだぞ。

 

ミコトやアリスも驚いているし、俺が誰よりも驚いている。兄と呼ばれた俺がな・・・しかも泣きながら抱き付かれると余計にね。

 

「シルが泣いているにゃ!!」

 

「始めてみたかも・・・・・」

 

「うんうん」

 

あ、そうなんだ。じゃなくて・・・俺はどうしたらいいんだよ・・・とりあえず彼女を落ち着かせないと・・・ってこれは・・・・」

 

俺は彼女が持っていたペンダントに見覚えがあった、俺はすぐにミコトに先ほどの見せた。

 

「!!」

 

彼女もわかったみたいだ、これは俺がまだ紅 イクトだった時に渡したもう一人の妹のだ。

 

なぜ彼女が持っているのか不明だが・・・聞くしかないな・・・

 

「シル・・・だっけ?」

 

「・・・・・・・・・・」

 

彼女は俺から離れてたっている、俺も少しだけ聞かないといけないな・・・

 

「君が持っているものは俺がかつてある子に渡したものだ・・・君は俺以外にもミコトも見ていたな・・・・」

 

「はい・・・その通りです。」

 

「・・・・・・・・・・・・・そうか、ミア母さん。このこを借りたいのですが。」

 

「なにか事情がありだね、わかったよシル」

 

「はい、ミアお母さんありがとうございます!!」

 

俺とミコト、そして彼女を連れて外へ出てあまり誰にも聞かれない場所へ連れていく。だいぶ歩いてから俺たちはとまり。

 

彼女もとまった、現在シルは私服に着替えてもらった。

 

「さてこの辺ならいいだろう、話を戻させて・・・君は・・・奈菜なんだな?」

 

「!!」

 

「その反応、そして兄さんと呼んでそのペンダント・・・私も確信を得るには証拠が足りなかった、今のではっきりと判明をしたわ・・・奈菜」

 

「・・うう・・・うううううううお兄ちゃん・・・お姉ちゃん!!」

 

「「おっと」」

 

俺たちはシル・・・まぁ奈菜が抱き付いてきたが・・・この子は寂しかったかもしれないな、この世界は俺たちがいた世界とは違い、知り合いもいなかったんだろうな・・・・

 

「お兄ちゃん・・・御姉ちゃん・・・私寂しかった・・転生をしたと思ったらシルって子になっているし・・・知っている人もいなかったから不安だった。でも皆がいたから何とかなった・・・けどやっぱり家族がいないと寂しいよ・・・」

 

「・・・すまない奈菜」

 

「ごめんね奈菜・・・・」

 

泣いているシル・・・いや奈菜の頭を撫でてから俺たちは泣き止むまで彼女の頭を撫でていた。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

まさかこの世界で俺たち兄妹が再会をするなんて思ってもなかった、だが俺はそれでも満足だなと思い、豊穣の女主人へ俺たちは戻る。

 

まぁ飲んでいたわ・・・うん。

 

「おーエボルトおかえりーーーーー」

 

「どうやら先ほどよりもすっきりをした感じだね?」

 

「まぁな、それで何をしている感じだ?」

 

見た感じ、お酒を飲んだりしているが、ベル君の方を見ているとレヴィが無理やり飲ませようとしているし。

 

「ベルくーん僕のお酒がのめないのかーーい!!」

 

「レヴィさん、その・・・落ち着いてください・・・」

 

「馬鹿者!!あれほど飲みすぎるなと言っただろうが!!」

 

ディアがハリセンをどこから持ってきたのか知らないが、レヴィの頭をバシンと一発叩いた。

 

レヴィは頭を抑えており、ベル君は助かったと思っているだろうな・・・やれやれ、レヴィが飲んでいるのって・・・

 

「こ・・これって・・・アルコールが高い奴じゃないか・・・どうりで酔っぱらうはずだよ・・やれやれ・・・・」

 

俺は呆れながらも宴会は終わりとなり、俺はリヴェリアたちと一緒に戻ろうとしたとき、シルこと奈菜がぎゅっと俺の手に抱き付いてきた。

 

「・・・・奈菜、来るから安心をしてくれ・・・・」

 

「でも・・・・・・」

 

さすがの俺も困ったことになった、流石に奈菜を連れて帰るわけにはいかないしな・・・っと困っていると。

 

「確か一つ部屋が空いてたなーーー困ったなーーーどうしようかーーー」

 

「ロキねぇ・・・・(ありがとうなロキねぇ)」

 

(ええって、あんたたちのことはさっきミナコから連絡が来ていたんや、よかったなエボルト再会できて)

 

「そういうことか、ありがとうな母さん。」

 

俺はこの世界にはいない母さんにお礼を言い、シルこと奈菜は俺らのところで暮らすことになりました。




はいというわけで、〇〇は転生者の正体はシルのことでした、一応戦闘的には彼女は・・・できるのかな?

なにせ憑依転生のため特典はついていたかな、次回にでるのかいかに!!

次回 フィンたちは遠征での装備の消耗などのため、いろんな場所へと行っている、一方でエボルトはグレーズたちのパーツを交換をしている。

今までのダメージなどの蓄積がデバイスである彼女たちの体をボロボロになっているからだ。

次回「遠征の後の一日」


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遠征後の一日

豊穣の女主人から戻り、エボルトはすぐに布団の中に入った。今日のことが頭の中にいっぱいいっぱいとなっておりすぐにでも休みたいと思い布団へと入ったのだ。

 

「ふぅ・・・・」

 

『マスター色々と混乱されてますね?』

 

ブレスレットに変身をしているグレーズが戦兎ことエボルトに話しかけてきた、戦兎も疲れていたが相棒の答えをお粗末にするわけにはいかないので疲れ切っている体をグレーズの方へと向けていた。

 

「あぁ、まさかここで奈菜のと再会をするとは思ってもなかった・・・正直言ってミコトや奈菜との再会をするとは思ってもなかったわけさ・・・」

 

『なるほど・・・』

 

グレーズは納得をしたみたいで、それ以上はエボルトが疲れているので体を休ませることにした、エボルトもグレーズが反応をしてないので眠ることにした。

 

今日の一日の疲れをとるために・・・・

 

その夜

 

「ここだね・・・・・」

 

銀色の髪をした女性がエボルトの部屋へ入ってきた、シルこと紅 奈菜が入ってきた、彼女は布団にいるエボルトの顔を見て、改めて自分は兄と再会をしたんだなと思っていた。

 

(これは夢でも何でもない、お兄ちゃんやお姉ちゃんと再会をしたんだ、私はもう一人じゃないんだ・・・・うれしいよお兄ちゃん・・ならこっそりと入って一緒に寝てもいいよね?)

 

シルはエボルトの右側が空いていたのでそこによいしょっと言いながら入り彼に抱き付いた、暖かいなと思いつつ彼にえへへへといいながら抱き付いている。

 

(お休みお兄ちゃん。)

 

シルが部屋に入り込んで一緒に寝て数十分が立ちまた扉が開いた、グレーズたちはアイズさんだなと思いつつ何も言わないで黙っていることにした。

 

(久々にエボルトと一緒に寝れる、やっぱりエボルトが一緒じゃないと落ち着かない・・・)

 

アイズは遠征中テントで寝ていたがやはり落ち着かなく、リヴェリアたちもどうしたと声をかけたが何でもないといったが彼女は入団をしてからエボルトのところに遊びに行き、一緒に寝ていることが多くなった、それは彼らがロキのところに引っ越しをしてから余計に毎日一緒に布団に入るほどでもあった。

 

グレーズたちも最初は何をしているのかなと思いつつも、まぁ親を求める子どもみたいだなと思い、警戒をしなくなった。

 

そしてアイズは左側が空いていたのでそこに潜りこんで彼に抱き付く。

 

(ん?何か右側にいる?)

 

アイズは抱きしめていたが、誰か別に入り込んでいると思つつも眠くなってきたのでそのまま寝ることにした。

 

「すー・・・すー・・・・・」

 

アイズは目を閉じるとすぐに眠気が勝ち眠ってしまう、その様子をグレーズたちは見ていた、フレームは現在再処理をしておりすぐにでも使えるようにしていた。

 

『しかし、マスターも困りものですねグレーズ』

 

『どうしたのエクスカリバー?』

 

『いいえ、これをなのはたちがみたらどう発狂をするのかなと思いまして。』

 

『あー』

 

二つのデバイスは想像をして笑ってしまうが、大きい声を出すわけにはいかないのでこっそりと笑うのであった。

 

『ですがマスターも色々と増えて来ましたね仲間が・・・』

 

『だな、最初はグレーズあなたが最初だったよな?』

 

『はい、最初は私一人から始まり、そこから花菜さんにナンバーズ・・千冬さんに束さん、それからなのはたちにあなたですね・・・』

 

『そうか、私はそんなに遅かったのだな・・・まぁ最初はあの野郎のところでしたから・・・・』

 

エクスカリバーはかつての自身の主のことを思い出していた、彼とは源野のことを思い出した、彼はハーレムというのを作るために戦兎に攻撃をしてきたが全敗をしたのを思い出している。

 

『それからギンガやスバルたちとも出会い、ティアナともここら辺で出会ってますね、過去に行きオリヴィエさん達を救ったときは驚きましたが・・・』

 

『まぁそれがまさか現代で蘇るなんて思ってもなかったですよ・・・・』

 

二つのデバイスはそれからずっと話を続けていた、しかもずっと眠らずにまぁ彼女たちは機械なので人間のように眠らなくてもよかったのでしゃべり続けることができる。

 

『・・・そしてこの世界へとやってきた。』

 

『だな、グレーズフレームの処理の方は?』

 

『すでに回復をしており、いつでも武器として使うことが可能ですよ?』

 

『私もだ、いつでもマスターに使えるようにフレームの改良は済ませている。』

 

『ですよね?まぁさてどうなるやら・・・・』

 

二人はエボルトたちを見ながら朝を迎えていたのを気づいた。

 

『『あらー朝ーーーー』』

 

二人はずっと話をしており朝になったのを今気づいたのであった、戦兎は目を覚ました。

 

「グレーズたち随分元気だな、まぁ夜中からずっと話をしていれば元気だわな・・・・」

 

戦兎ことエボルトは彼らのデバイスの持ち主だ、だから話の内容も彼に伝わっている時があるが、彼はそれをシャットダウンをしており途中から話を聞いてなかった。

 

『す、すみませんマスター・・・・』

 

『つい昔のことを思い出してしまったので・・・』

 

「葉は別にいいが、なぜ両手にアイズと奈菜がいるのか・・・・」

 

エボルトは起き上がろうとしたが、アイズと奈菜ことシルに抱きしめられており動けない状態だ、しかもアイズとシルの胸が当たっており感触に困っていた。

 

『えっとですね、シルさんはマスターが眠って数分後に部屋にアイズ氏はそれから数十分後にやってきて今の状況になっております。』

 

グレーズが教えてくれたのでエボルトはどうしようかなと考えている、流石に力でどかすわけにはいかないので起きるまで待つことにした。

 

数分後。

 

「ふああああ・・・おはようお兄ちゃん!!」

 

「おう奈菜おはよう。」

 

「・・・エボルトおはよう。」

 

「アイズも一緒に起きたみたいだな、ほら二人とも自分の部屋に戻って服を着替えて来なさい。」

 

「「ふぁーい」」

 

二人は寝ぼけながらも部屋を出ていき着替えるために向かっていき、エボルトも自分の服に着替えてから食堂の方へと行こうとしたが・・・

 

「あ、グレーズたち忘れていた。」

 

慌ててグレーズたちを装着をして右手にISリングを装着をして、左手にグレーズ、首元にエクスカリバーの剣型のペンダントを装着をして部屋を出る。

 

「エボルトさまおはようございます!!」

 

「やぁベル君おはよう。」

 

彼に挨拶をしたのはベル・クラネルだ、この間入ってエボルトに鍛えてもらっているルーキーとも言われている少年だ。

 

(さて今日はどうするかな、おそらくほかのみんなは装備などが解けたりして修理などが必要になるし、ベル君の相手を今日はどうしようかな・・・・)

 

「主、どうしました?」

 

「ナハト・・・そうか、ベル君今日はナハトやカレン、アレナやティナと一緒にダンジョンに行きなさい、ほらポーションとかあげるから。」

 

「えっとはい・・・」

 

「悪いがナハト、ベル君と一緒にダンジョンに入って鍛えてほしい、俺は今日は色々とあってベル君の世話ができないから。」

 

「わかりました、ベル・・・朝食後準備をして黄昏館の前に集合をしますいいですね?」

 

「わかりましたナハトさん!!」

 

ベルはご飯を食べるために食堂の方へと行き、エボルトたちも食堂の方へと歩いていき、朝食の時間となり全員がそろっていた。

 

数分後ご飯を食べて遠征メンバーたちは後処理をするために忙しかった、留守番をしていた人物たちでベルやナハトたちはご飯を食べて準備をしてダンジョンの方へ、エボルトはというと?

 

彼はオラリオを歩いており、辺りを見ながら散歩をしていた。

 

「オラリオも平和だな、俺もこの世界へ来たが・・・闇の力などは感じられない・・・まだ力が弱っているのか・・・いずれにしてもこのオラリオにいつか起ると言っていたが・・いつかは聞いてなかったな・・・ダンマチも途中までしか読んでなかったし・・困ったな・・・ん?」

 

エボルトは歩いており、張られているポスターを見ていた。

 

「怪物祭り・・か・・・ガネ―ジャにぃが開催をするってことか・・・・」

 

エボルトは祭りのポスターを見ながら、ブラブラ歩いていきバベルの方へと来ておりヘフィアトス・ファミリアのところへと来ていた。

 

「「「「なにいいいいいいいいいいいいいい!!」」」」

 

「なんだ?」

 

彼はこれをした方を見ると、どうやらアイズたちが来ていたが・・・おそらくティオナの武器 ウルガが解けたのを見て鍛冶師たちが泣いているのを見つけた。

 

「あらエボルトじゃない、どうしたの?」

 

「なーに声がしていってみたら鍛冶師が叫んでいたのを見つけたってわけ・・・」

 

「あーなるほどね・・・」

 

「あらエボルトじゃない?」

 

そこには両目が赤い人物、ヘフィアトスが立っていた、かつて戦兎のところに遊びに来た際に眼帯をしているのを見て戦兎が聞いてきたのである理由で右目が見えなくなったそうだ。

 

『はいこれ』

 

『何かしら・・・これは・・・目薬?』

 

『帰って付けてみて・・・きっといいのだから・・・』

 

『えぇありがとう・・・・』

 

彼はフル知識を使い、色々と薬などを作っていた。

 

ヘフィアトスは天界に帰ってから目薬をさす両方に・・・すると彼女は今まで一つしか見えなかった景色が二つ見ているようになっていた。

 

「え?これって・・・・・」

 

ヘフィアトスは驚いた、見えなくなったはずの右目がみえるようになっていたからだ。

 

そして現在に戻る。

 

「どうもヘフィアねぇ、武器を見に来たってわけじゃないけどね・・・でも俺も武器がほしいかもしれないな・・・・」

 

「あらあなただって武器を持っているじゃない?」

 

「といってもこいつらだっていつ壊れるかわからないからね・・・それに俺もダンジョンに潜るから、例えばでいいんだけど・・・」

 

彼は並んでいる武器を見て取っている。

 

「あれ?エボルトも武器を選ぶの?」

 

ティオナが声をかけてきた、エボルト自身武器を持っているので持っていたのを置いた。

 

「あぁお前とベートの模擬戦などでボロボロになってきているからな・・・・」

 

っと遠い目をしながらエボルトはある武器を見ていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

盾に剣が刺さっており、エボルトはその武器をひょいっと拾い上げて構えていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

数回振った後に剣を盾に収めてふーっとため息をしてからヘフィアトスの方を向いていた。

 

「この武器、もらってもいいかな?お金は払うよ。」

 

「・・・わかったわ、でもその武器は私が作ったものなのよ・・・エボルトなんともなかったの?」

 

「・・・・何にも普通の感じだったけど・・・とりあえずこれをもらいたい。」

 

「わかったわ、でもその武器は長らく置いてあったから・・・私が直しておくわ。」

 

「ありがとうヘフィアねぇ。」

 

「いいのよ、あなたには本当に感謝をしているからね・・・・」

 

ヘフィアトスにお金を渡して武器を手に入れたエボルトはアイズたちについていき、お昼ご飯を食べていた。場所は豊穣の女主人だ。

 

「あ、お兄ちゃん!!いらっしゃい!!」

 

奈菜ことシルがいた、エボルトは挨拶をするとほかの従業員たちがひそひそと話をしている。

 

「やっぱり本当だったニャー!!」

 

「シルがエボルトの妹だったってこと?」

 

「そう言うことにゃー!!ってにゃああああああああああああああ!!」

 

「「え!?」」

 

アーニャが叫んだので後ろを振り返るとエボルトがドアップでいたので三人はびっくりをしていた。

 

「イヤーすまないね、いつも妹がお世話になっているようで挨拶をした方がいいかなと思ってな。」

 

「び・・びっくりした。」

 

「いきなり後ろに立たないでほしいにゃ!!」

 

「いやーすまんすまん。」

 

っと笑いながらエボルトはアイズたちが座る席に戻っていった。

 

さて話はダンジョンへと移ろう。

 

「であ!!」

 

エボルトの特訓のおかげでベルは長剣を使って攻撃をしていた、倒された魔物は魔石へと変わっていた。

 

「ふむ・・・・・」

 

ナハトはトランスチームガンをもって援護をしていた、ティナは持っている杖、カレンは弓をもってアレナは大剣を持ちその様子を見ていた。

 

「さすが戦兎ね、彼の剣はベストマッチなのかしら?」

 

「だがあれはまだ慣れてない感じだな・・・見た感じだと。」

 

「うん・・・前よりはまだましだと思うよ?」

 

「そうだね・・・最初よりはましだって。」

 

っと四人は見てからベルのところへと向かっていく。

 

(そういえばたまに、頭の中で聞こえてくるな・・・魔法を使えっと・・・僕に魔法があるのかな・・・)

 

ベルは考えているとリザードがベルに襲い掛かってきた。

 

「ベル!!」

 

四人が叫ぶが、ベルは振り返り手を出す。

 

「燃やし尽くせ!!フレイム!!」

 

彼の手から炎の弾が放たれてリザードに命中をする。

 

「「「「!!」」」」

 

四人はベルが魔法を使ってリザードを倒したのに驚いていた、フレイムという呪文で。ベル自身も手から炎の弾が出てきてそれを撃破したことに驚いていた。

 

「これは・・・帰って戦兎に聞かないといけないですね・・・・」

 

「みたいね・・・・」

 

「うん・・・・・」

 

「まさかベルが魔法を・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ナハトたちはとりあえずダンジョンを出てエボルトにこのことを聞こうと決意をした。さてそのエボルトはというと?

 

自身の部屋に戻っており、ベルトを出していたゴッドクロスドライバーだ。その調整を行っていた。

 

「さて・・久々にこいつを付けて変身・・・・」

 

トントンとドアを叩く音が聞こえてきたので、グレーズにゴッドクロスドライバーをしまって対応をすることにした。

 

「誰だい?」

 

「主、私です。」

 

「ナハトかい?いいよ」

 

許可を得てナハトが入るとベルも一緒だった。

 

「ベル君じゃないか、いったいどうしたんだい?」

 

「えっと・・・エボルトさま・・その僕・・・・」

 

「主、いったいベルに何を隠しているのですか?魔法を使えることを・・・どうして・・・」

 

「・・・・ふーむそれに関してはすまなかったなベル君、君をだますわけじゃなかった・・だがあの時の君では魔法を教えても使いこなせるとは思ってもなかったからね・・・じゃあ改めてこれが君の本当のステータスだよ。

 

エボルトはあのレアスキルである魔法だけを提示したのを見せる。

 

「うわー僕、魔法が使えるんですね!!」

 

「そう、その効果は炎弾として飛ばしたり、武器に纏わせたりすることが可能ってわけだ。」

 

「なるほど・・・・・」

 

ベルは自身のステータスを見て納得をしていた、魔法が使えることに喜んでいたが・・すぐにエボルトは言葉を言った。

 

「だがベル君、魔法はそう簡単に使ってはいけないよ?詠唱時間があるしマインドダウンってのもある。」

 

「マインドダウンですか?」

 

「そう、魔力を使う人によってなるものだ・・魔力がなくなると体を支えられなくなる。いえばガス欠という言葉を使わせてもらうよ。」

 

「がす・・・欠?」

 

エボルトは失敗したなと思いながら、まぁいずればれることだったからいいかもしれないなと笑うのであった。




次回 次の日オラリオでは怪物祭りが開催されていた、エボルトもアリス達と一緒に街へと行き祭りを楽しむことにした。

一方でシルこと奈菜もあるものを持ち左手にセットをしていた。

「さーってと」

彼女も祭りの方へ行くために向かうのであった。だがそこで起こる事件に巻き込まれてしまう。

次回「怪物祭りの開催」


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怪物祭りの開催

次の日、エボルトたちは街へ行く準備をしていた、その理由は怪物祭が始まるためエボルトはアリス達と一緒に出掛けることにした、リューも一緒だ。

 

「イクトー準備はできたー?」

 

「もうちょい待ってくれアリス、さて一緒に持っていくかゴッドクロスドライバーをな。」

 

エボルトはグレーズを装備をしてエクスカリバーも持ち扉を開けてシュテルたちが待っていた。

 

「待っていましたよエボルト。」

 

「全くだ、ほら我たちを待たせたのだからさっさと行くぞ!!」

 

ディアとシュテルに手を引っ張られてエボルトたちは移動をする、一方で奈菜ことシルも祭りへ行くために準備をしていた。

 

「さーてっと、そういえば原作ではモンスターが暴れるんだよね・・・」

 

彼女はちらっと特典でもらったものを見ていた、そこにはウォッチとベルトが置いてあった、この世界では数十回変身をしているものでもあり、彼女自身も使っているものだ。

 

「念のために持っていこうっと」

 

シルは準備をして部屋を出て黄昏の館から出て出発をするのであった。

 

一方で祭り会場へと到着をしたエボルトたち、レヴィ達は早速と食べに行くためナハトがお任せをといい世話を見るそうだ。

 

シュテルたちと別れたエボルトこと戦兎はアリスと奏汰、真奈美と一緒に行動をすることにした。

 

「そういえばこの四人で行くのってなんか久々だな・・・」

 

「あぁ俺もそれは思った、俺たち四人でカラオケをしたときや飲んだりしたときのことを思い出したわ。」

 

「本当に懐かしいわね。」

 

「うんうん。」

 

四人は楽しそうにして屋台の売っている食べ物を買ったりして食べている、闘技場では声が聞こえてきた。

 

「確かガネ―ジャファミリアの人たちが調教をするんだっけ?」

 

「そうだ・・・モンスターたちが安全だということを広めていくのがガネ―ジャにぃがやろうとしているそうだ。」

 

「へぇーーーイクトよく知っているね?」

 

「昔にガネ―ジャにぃが遊びに来ていた時にそう言っていたのを思い出しただけだ。」

 

「・・・なぁイクト」

 

奏汰が真面目な顔でエボルトを見ていた、彼も何かに気づいているようだ。

 

「・・・あぁ・・・・どうやら・・・厄介なことが発生をしたようだな?」

 

エボルトたちはいつでも変身ができるようにベルトを装着をしていた。

 

「モンスターだああああああああああああああああああ!!」

 

町人の声が聞こえてきて、エボルトたちが行くとそこでは大猿の魔物、シルバーバックがいた。エボルトはすぐにゴッドクロスドライバーを装着をしてフルボトルを振っていた。

 

『海賊!電車!ゴッドマッチ!!』

 

彼はレバーを急いでまわしながら走る。

 

『AREYOUREADY?』

 

「変身!!」

 

『海賊レッシャー!イエ―イ!』

 

「であああああああああ!!」

 

海賊レッシャーフォームへと変身をしたビルドGODのジャンプ蹴りがシルバーバックの顔面に命中をして吹き飛ぶ。

 

「大丈夫か?」

 

「はい!!」

 

「よかった、はやく逃げるんだ。リュー!!避難誘導を頼む!!」

 

「わかりました、皆さん!!こっちです急いで!!」

 

奏汰たちも仮面ライダーエグズ、仮面ライダーブレイブ、仮面ライダーブラッドクローズへと変身をして構えていた。

 

「ってお前レベル2って」

 

「いいじゃない・・・さて」

 

『ガシャコンソード!!』

 

「モンスターたちを伐採をしていくわよーーーーー!!」

 

ガシャコンソードを構えてブレイブは突撃をしていく、奏汰ことエグズはガンガンハンドを銃モードにして援護をするために放っていく。

 

「アリス、ここを頼む・・・・」

 

「わかったよ、イクト気を付けて!!」

 

「おうさ!!」

 

ビルドGODは現れたシルバーバックの顔面を踏み台にしてベルたちを探すために飛ぶ。

 

「は!!」

 

カイゾクハッシャーを構えて現れたモンスターを撃ち貫ていき、ミコトたちを探す。

 

「ミコトはファイズかカイザがあるからいいが、奈菜はなにももってなかったはずだ。急がないと!!」

 

ビルドGODは走り探すのであった。

 

シルside

 

私は今子どもと一緒にモンスターから逃げていた、まさかあそこに子どもがいるなんて思ってもなかったけど迷子になってしまったみたい。

 

「お姉ちゃん怖いよーーーーーー」

 

「大丈夫・・・・」

 

私は目を閉じてから特典の一つジクウドライバーを装着をする。これをもう一度使うことになるとは思ってもなかった・・けど!!

 

「私だって守りたいものがあります。」

 

『ゲイツ!!』

 

私はゲイツのライドウォッチを起動させてジクウドライバーの左側にセットをしてベルトを360度まわす。

 

「変身!!」

 

『ライダータイム!カメンライダーゲイツ!!』

 

私の姿が変わり仮面ライダーゲイツへと変身をする、子どもは驚いているが・・私は黙ってジカンザックスを構えていた。

 

『Oh!NO!』

 

「はああああああああああ!!」

 

私は接近をして襲い掛かってきたゴブリンたちをジカンザックス斧モードで切っていく、次々に切っていくが私は冷静に斧モードから弓モードへと変える。

 

『YOU!ME!』

 

トリガーを引いて次々に放っていきゴブリンやリザードたちを次々に撃破していく、でも多すぎる気がする・・・

 

「全くどれだけ連れてきたのかしら!!」

 

私は上部のスイッチを押す。

 

『タイムチャージ!5,4,3,2,1・ゼロタイム!!』

 

私は構えて必殺技を放つ。

 

『キワキワ撃ち!!』

 

「は!!」

 

放たれた黄色い矢が連続で放っていき次々に魔物たちを撃破していく。

 

「うわああああああああああ!!」

 

「!!」

 

私は振り返ると子どもに魔物が襲い掛かろうとしていた、私は別のライドウォッチを構えていた。

 

「カブト!!」

 

『カブト!!』

 

空いている右側の方にカブトライドウォッチをセットをして360度まわす。

 

『ライダータイム!カメンライダーゲイツ!アーマータイム!チェンジビートル!カブト!!』

 

私は仮面ライダーゲイツ カブトアーマーを装着をしてクロックアップを発動させて迫っていた魔物たちを蹴り飛ばしていく。

 

「これで終わりよ!!」

 

ゲイツライドウォッチを押してカブトウォッチも押す。

 

『フィニッシュタイム!カブト!クロックタイムバースト!!』

 

「であああああああああああああ!!」

 

カブトが放つライダーキックで魔物たちを撃破して、あたりに魔物がいないのを確認をする。

 

「大丈夫?」

 

「お姉さんかっこいい!!その姿なに!?」

 

「ふふふ、この姿は仮面ライダー・・私は仮面ライダーゲイツ!!」

 

私はポーズをつけていると、ファイズが現れた。どうして仮面ライダーファイズが?

 

「・・・・奈菜?」

 

「え!?お姉ちゃん!?どうしてお姉ちゃんがファイズに!!」

 

「まぁこれが私の特典といえばいいかしら?ここら辺の魔物は?」

 

「大丈夫、撃破したよ。」

 

「そういうことね、あなたの特典はゲイツでいいかしら?」

 

「ジオウもなれるよ?ライドウォッチは一応全部あるし。」

 

「おうふ・・・・・・」

 

ミコト姉さんはファイズの姿でずっこけるというシュールだよ。

 

シルside終了

 

一方でベルはアイズたちと一緒に魔物たちを撃破していた。

 

「でああああああああああ!!」

 

「ベル、強くなってますね!!」

 

「ありがとうございますレフィーヤさん、これもエボルトさまが教えて呉れたことなんです。」

 

「・・・いいなー・・・エボルトに教えてもらって・・・」

 

「あ・・・アイズさん?」

 

戦いの最中だが、アイズはベルがエボルトから教えてもらっていることに羨ましかったのだ。

 

最初はエボルトが教えていたが、途中からリヴェリアたちに変わり、エボルト自身はほかの人たちを指導をするようになっていたからだ。

 

(ずるいベルだけ・・・・私だってエボルトに・・・・)

 

「アイズさん!!」

 

「!!」

 

ベルの声で意識を戻したアイズはすぐに愛用の剣テンペストではなくレイピアでモンスターを切る。ティオナとティオネ姉妹も斬撃をしてモンスターたちを撃破した。

 

「やったね!!ベル!!」

 

「あ!・・はい!!」

 

ティオナはベルに抱き付いてきたので彼は顔を真っ赤にしていると、ティオネが警戒をしなさいという。

 

すると地面から花が現れたが・・何かが違った。

 

「なによあれ!!」

 

「!!」

 

花はベルたちの方を向いて攻撃をしてきた、ベルたちは回避をして攻撃をする。だが装甲が硬くてティオナたちの攻撃が効いてない。

 

「嘘硬すぎる!!」

 

「ぐ!!ベル!!レフィーヤ!!あんたたちは逃げなさい!!」

 

「ですが!!」

 

するとはなは棘を放ってきた、ティオナたちは回避をするが掠ってしまう。しかもその針は毒が入っており。

 

「なに・・・よこれ・・・」

 

「あ・れれ・・・力が・・・入ってこない・・・・」

 

二人はアマゾネスのため耐久力などが強いが毒が回っており痺れてきた、アイズも攻撃をしているが、堅い装甲に苦戦をしていた。

 

「この!!」

 

「アイズさん!!いけない!!」

 

アイズはテンペストのように攻撃をしているが、このレイピアは借りものだ・・・デュランダルはついていない・・・だから。

 

ばきーーーーん!!

 

「!!」

 

アイズが持っていたレイピアが砕けて触手がアイズを吹き飛ばす。

 

「アイズさん!!(素早い魔法がほしい!!フレイムじゃない・・・電撃のごとく!!)」

 

ベルは彼女が吹き飛ばされるのを見て、突然として魔法が頭に響いてきた。

 

「うなれ・・・雷撃!!ライトニング!!」

 

脚部に電撃が纏い、ベルは飛びアイズが吹き飛んだ方へと行き彼女が壁に激突をするのをふさいだが・・・ベル自身が壁に激突をする。

 

「が!!」

 

「ベル!!」

 

アイズは自身が壁に激突をしたベルを心配をする、だが敵は容赦なく二人に襲い掛かってきた。

 

「アイズさん!!ベル!!」

 

レフィーヤが叫んでいると何かが発射されてきた。

 

『海賊列車!!』

 

ビルドアロー号が放たれて触手が次々に切られて行き、着地をした人物はビルドGODだった。

 

「エボルト!!」

 

「エボルトさま!!」

 

「皆ぶじか!!」

 

ビルドGODはベルのほうへ振り返り頭を撫でる。

 

「よく頑張ったなアイズにベル、さてよくも俺の家族に手を出してくれたな・・・この借りは倍にして返すぜ?」

 

彼はインフィニティフューチャーフルボトルとゴッドクロストリガーを出していた。

 

『ゴッドオン!!』

 

彼はレバーをまわしていきスナップビルダーが発生をする。

 

『マーベラス!』

 

『ワンダフル!』

 

『イエイ!』

 

『『『インフィニティフューチャー!!』』』

 

『AREYOUREADY?』

 

「ビルドアップ」

 

『オーバーロード!』

 

『神の力をその身に宿せ!』

 

『インフィニティフューチャー!』

 

『オーバーロード!』

 

『イエ―イ!』

 

『ブゥルルルルアぁ!』

 

『フッハッハッハッハッハ!!』

 

「オーバークロスセイバー!!」

 

ビルドインフィニティフューチャーゴッドクロスオーバーロードフォームへと変身をしてオーバークロスセイバーを持ち、花たちが一斉に襲い掛かってきたが・・・彼の一振りで新種のモンスターの触手が切られて行き、彼はそのまま追撃をしようとしたが・・・

 

「うぐ!!」

 

突然横からの触手がビルドGODのボディに当たり彼は吹き飛ばされる。

 

「エボルトさま!!(僕に・・・もっと力があれば!!エボルトさまが・・家族が!!)」

 

ベルは自身の両手に電撃と炎が出てきていた、彼はそれに気づいたのは先ほどだ。

 

(炎と電撃・・・・そうか!!この二つの力を一つに!!)

 

ベルはエボルトが敵に集中をしている隙に二つの力を一つにしていた。

 

一方で別の場所で戦っているシュテルたち。

 

「!!」

 

「なに!?なにこの魔力は!!」

 

「・・・向こうの方から・・・感じる・・・」

 

ティナがさしている方向はエボルトたちがいる場所だ、彼女たちはモンスターを倒した後急いでその場所へと向かうのであった。

 

一方で現場では。

 

(なんだ・・この大きな魔力は・・・ベル!?)

 

「できた!!」

 

彼はその両手に構える、エボルトはベルがすることに行けないと思い声を出す。

 

「いけないベル君!!」

 

「はあああああああああ!!」

 

花の新種の魔物はベルの魔力に反応をして攻撃をしようとしていた。だが先にベルの魔法が発動をした。

 

「うなれ雷光、燃えろ灼熱!!ライトニングフレイム!!」

 

彼の両手から放たれた雷撃を纏った炎が新型の花のモンスターに命中をした。

 

「ぎゃおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

花のモンスターは雄たけびをあげて燃えていき消滅をした。

 

「す・・すごい・・・」

 

「・・・・・・ベル君!!」

 

エボルトは変身をしたままベルのところへ行く、彼の両手は無事みたいだが・・・彼はふらっと倒れるのを彼は支える。

 

「え・・・エボルトさま・・・・」

 

「よくやったなベル君、君がこの街を救ったんだぞ・・・」

 

「・・・え?」

 

「そうだよすごいよベル!!」

 

「えぇたまげたわ・・・」

 

「すごいですよ!!」

 

「・・・うん・・・」

 

アイズたちもベルを褒めていた、街の町人たちも彼を見て声をあげた。

 

「うおおおおおお!!ありがとう!!」

 

「かっこいいぞ坊主!!」

 

「あの子が私たちを助けてくれたのね!!」

 

町人達の声がヒートアップをしている、ベルはえへへと笑いながら気絶をする。黄昏の館へと戻ったエボルトたち、シルも戻ってきた。

 

ベルは館へ到着後はすぐに目を覚ましたので今日の新聞を見せることにした。

 

「ほらベル、お前がヒーローだぞ?」

 

『新種のモンスター現れる、それを倒したものベル・クラネル』

 

『ロキ・エボルトファミリアの新入りがモンスターを討伐!!』

 

皆がベルにいっている中アイズだけはそのまま部屋を出ていくのをエボルトは見逃してなかった。

 

彼は彼女の場所へついて座っている隣に座る、そして言葉を言うエボルト。

 

「明日からまたベルの特訓を始める。」

 

(やめて・・・その話はしないで・・・私だって・・・)

 

「だがベルのレベルアップは確定をしている、彼の戦闘力も上がっているからなベルの相手が必要だからなついでにおてんばなお嬢さんの指導もすることにしたってわけだ。」

 

「それって・・・・・・」

 

「アイズ、朝早いぞ?俺の指導は・・・また受けるつもりはあるかい?」

 

「・・・・うん!!」

 

アイズはニッコリをしてエボルトは彼女の頭を撫でていき、今はベルのレベルアップをおめでとうベル君と言うのであった。

 

さて一方でミッドチルダ

 

「いやーありがとうミナコーーーーー」

 

髪の毛はツインテールにしており、その胸はでかくてロリ巨乳の女性が座っていた、名前はヘスティア・・・そう原作でヘスティアファミリアを作る人物であるが・・なぜかミッドチルダの戦兎たちの家に居候をしていた。

 

「・・・・はぁ・・・なんであんたが天界からオラリオに行くはずがどうしてこっちに落ちてくるのよ・・・全く変わらないわねそのドジだけは・・・全くもう。」

 

ミナコは呆れており、ヘスティアもへへへへと言っていた。

 

(さていったいどうなるのかしらね、戦兎たち頑張っているのかしら?)

 

「ミナコお代わり!!」

 

「はいはい」

 

ご飯を茶碗に乗せて食べるヘスティアであった。




次回 ヘフィアトスから武器の修理が完了をしたという連絡を受けてエボルトは取りに行くことにした。

次回「新たな武器」


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新たな武器

前回 怪物祭を楽しんでいたエボルトたち、だが突然としてモンスターたちが暴れる事件が発生、彼らはライダーとなり街を守るために戦う。

エボルトはアリス達と別れてベルたちを探す、彼らは謎の花の新種のモンスターと交戦をしてエボルトはそこに介入をする。

エボルトは触手に苦戦をして、ベルは新たな魔法ライトニングフレイムを使いモンスターを撃破する。


エボルトこと戦兎side

 

俺は現在、ベル君のステータス更新を行っていた。現在彼の背中のステータスをうつしていた。

 

「・・・おめでとうベル君、レベルアップをしていたぞ?」

 

「本当ですか!!」

 

「あぁそれと新しい魔法ができたみたいだね?」

 

「え!?」

 

彼は驚いているが、正直言って俺も驚いている。

 

ベル・クラネル

 

Lv2

 

魔法『ライトニング』

 

・詠唱「駆けろ電光」

 

・電気を球として放つ。

 

・自身の脚部に電撃を纏うことで身体力をあげる。

 

合成魔法『ライトニングフレイム』

 

・詠唱「うなれ雷光、燃えろ灼熱」

 

この技は、ベル君があの新種のモンスターにとどめを刺した技だ。だがあの技はどこかで見たことがあるような・・・

 

(そうだガオガイガーに出てきた、撃龍神の技じゃんシャントウロンやん。まさか生でその技を見ることになろうとは、誰も思わないだろうな。)

 

俺はそれからベル君にあの家族のレアスキルをうつさないで、ライトニングのことをうつして彼に見せた。

 

「これが・・僕の新しい魔法!!」

 

ベル君は、子どものように目をキラキラさせていた、まぁまだ14歳だからな。興味があるってのは素晴らしいな。

 

「でもベル君、今日一日は安静をしているようにダンジョンにはアイズとリヴェリアに頼んでおいたから。」

 

「え!?」

 

ベル君は驚いている、けど魔法に関してはリヴェリアの方がいいと思い彼女にお願いをした。

 

彼女も了承をしてくれたので俺は助かった、確かに俺も魔法を使うがベル君たちが使っている魔法とは違うものになる。

 

これに関してはリヴェリアの方がいいと俺が判断をした、さてベル君には休んでもらい俺はある宝石を出していた。

 

それは別世界とも連絡が取れる石だ、俺は自分の部屋に戻りその石を光らせるとモニターが出てきた。

 

「さーて今日は誰がでるかな?」

 

俺はワクワクをしながら待っていると、気づいた子が走ってきた、金髪の髪でオッドアイをした女性だ。

 

『戦兎・・・お久しぶりです。』

 

「やぁヴィエ、元気にしているか?」

 

『はい、もちろんですよ。何かが光っているので行ってみたら戦兎が置いていった宝石が光っておりましたから。』

 

オリヴィエはふふふと笑っていると、子どものような声が三人聞こえてきたな。

 

『おやオリヴィエさん、それは父上が残していった宝石じゃの?』

 

『ふふ、今その父上とお話をしているところですよ?』

 

『な!!』

 

この声的にフーカだな、オリヴィエがどけると、ポニーテールをした女の子が出てきた。

 

如月 フーカ、俺が引き取った女の子だ。

 

『父上ーーーーーー』

 

「おう久しぶりフーカ、元気にしているか?」

 

『もちろんじゃ!!ハルさん達と一緒にがんばっておるのじゃ!!』

 

「そうか、頑張っているのだな。さてそろそろ通信を切るからな頑張れよ?」

 

『おっす!!頑張るのじゃ、父上も頑張っていつかわしたちのところへ帰ってきてほしいのじゃ!!』

 

「わかった、じゃあなフーカ」

 

そういって俺は宝石を光らせるのを止めて、宝石をしまい部屋を出る。

 

「そういえばへファイねぇから武器ができたって連絡が来ていたのを忘れていたよ、よーし」

 

俺は神の力としてテレポートを使い、へファイねぇがいる場所へと転移をする。

 

「うわ!!」

 

「おととと」

 

俺はテレポートをする場所を失敗をしたと思い、すぐに着地をし直した。

 

「全くあなたは変わらないわねそこは・・・・」

 

「面目ない、それでへファイねぇ、武器が完成をしたと聞いてきたんだけど・・・」

 

「えぇ案内をするわ。」

 

俺はへファイねぇの後ろをついて鍛冶をしている場所へ到着をする、いろんな人たちが武器を作ったり防具を作ったりしている中、おそらくここがへファイねぇが作業をするための場所には俺が買った武器が置いてあった。

 

「エボルト、これを受け取って?」

 

俺はへファイねぇから受け取り、剣を抜いてみた。買ったときよりもきれいになった剣と盾を見てすぐにしまった。

 

「ありがとうへファイねぇ、いい武器だよ。」

 

「どういたしまして、それでこれからどうするの?」

 

これからどうするか、ダンジョンに潜ってこの武器を試すってのもありかな、ベル君には悪いけどね、俺も自分の武器が気になるからね。

 

へファイねぇの場所から移動をして俺はダンジョンへと入る、バリアージャケットを纏い防御力は上げている。

 

さて俺は現れたゴブリンたちを見て装備をしている武器を抜く、その刀身は綺麗な白銀を輝いておりゴブリンたちが襲い掛かってきた。

 

「・・・・・・・・・・」

 

俺はかまえた剣を光らせて襲い掛かってきたゴブリンたちを切っていく、切られたゴブリンたちの体が崩壊をして魔石だけが残った。

 

『さすが神が作った武器だけあるな相棒?』

 

エボルト、急に出てくるなよびっくりをするわ。

 

『悪い悪い、相棒さっきから視線を感じていたな?』

 

「まぁね、いい加減出てきたらどうだい?オッタルさんよ、どうせフレイヤねぇの命令かわからないがダンジョンで何かをするってのは間違いだろうな?」

 

俺は先ほどからずっと視線を感じていた、その気配を俺は間違うはずがないからな・・俺がロキファミリアの方へ移動をしてからは来なくなったが、まさかこんなところで出くわすとは・・・・

 

「さすがエボルト、気づいたな・・・だが今回はお前と戦うためにダンジョンへ来たわけじゃないからな。」

 

「ふーん、まぁお前が何をしようと関係ないが・・・もしそれがうちの子どもに関してだったら俺は容赦なくお前を倒すだけだ。」

 

俺は武器をしまい、降りていくことにした。次々に襲い掛かってきた魔物たちを俺はメラなどを使い倒していく。

 

「さーてそろそろ戻ろうかな?」

 

俺はまた上へと戻るために武器を収めて上がっていく、まぁそんなに降りてないしミノタウルスと出会うことなんて・・・

 

「ぶもおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

いたよ、しかも俺の前から雄たけびをあげながら持っているこん棒でこちらに走ってきたよ、まじかいな。

 

「なんでこっちに来るねん!!」

 

『マスター!!』

 

「仕方がない、ここは・・逃げるんだよーーーーーー!!」

 

俺は逃走をした、だが回り込まれた。

 

「え?」

 

ミノタウルスBが現れたからだ、前にはB・・・後ろにはAと俺は囲まれていた。

 

「まじかよ、こんな時にミノタウルスってかなんでこいつら上におるねん・・まぁいいや。」

 

俺は刀身を構えてエボルトがスチームブレードでしたように炎を纏わせていく、俺が使えるようになったエボルトが使っていた技を生身で使用をしている。

 

「必殺火炎斬り!!」

 

俺は回転をしてミノタウルスたちを撃破した、魔石などを落ちてさらにはミノタウルスの牙などが落ちたので、それを拾ってから俺は魔石を換金をしてお金を手に入れた後に移動をしようとしたが・・声が聞こえてきた。

 

「おい!!もっと高くてもいいだろうが!!」

 

俺は後ろを振り返ると、おそらく別のファミリアの軍団員だが・・・なんというかお金にこだわるなーと思いつつ俺は家へと戻るとロキねぇが飲んでいた。

 

「おーエボルトおかえりーーーー」

 

「ロキねぇまたお酒を飲んでいたのかい。」

 

そういえば、ロキねぇが飲んでいるお酒は確かソーマという神が作ったものだと聞いている、確かそいつのファミリアの噂は悪いと聞いているが、あの時のお金に文句を言っていた奴がいたが・・まさかな・・・

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は食堂で考え事をしていると誰かがこちらに近づいてきたので俺は考え事を辞めることにした。

 

「エボルトさまどうしたのですか?」

 

「ベル君にリューじゃないか、あぁちょっとな・・・換金所でお金に関して文句を言っている奴がいてな、お前たちは出会ったことがないかな?」

 

「いいえ見たことがないですね。」

 

「私もですが、でも最近噂だけは聞いたことがありますね・・・確かにお金に関してうるさい奴らがいるってのも気を付けますね?」

 

「うむそれが一番だけどな・・・気を付けてくれよ?皆」

 

俺は心配をするが、ベル君たちなら大丈夫だろうな。さてどうなることやら・・・・




次回 数日がたち、エボルトとベルはアイズたちに誘われてダンジョンへと潜るために準備をしていた。

次回「皆でダンジョン」


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皆でダンジョンへ

エボルトはへファイトスから買った武器が完了をしたというのを聞いて受け取りダンジョンへ潜り武器の威力を試したりしたのであった。

ダンジョンへ上がった後に換金所でもめている人物たちを見ていったい何をやっているんだと思うのであった。


エボルトside

 

武器を受け取り、俺は裏庭でアイズの相手をしていた。彼女は治った愛用の武器テンペストを構えて俺に攻撃をする。

 

彼女が放つ剣を俺は持っている盾ではじかせていき、そのまま横へ回避をする。

 

「なんで・・・剣を抜かないの?」

 

「うーんなんでだろうねアイズ・・・・」

 

「むーーー!!」

 

アイズは頬を膨らませているが、まぁそろそろ可哀想になってきたので剣を抜くとするかな。

 

俺は盾から剣を抜いて構える。アイズは突撃をして俺に剣をふるってきたので俺は剣で受け止める。

 

力はレベルの差じゃないってことを教えてやろう!!

 

『相棒、それどこの赤い彗星が使う言葉だよ・・・』

 

うっさいエボルト、てかなんでお前が知っていると思ったが、俺の記憶の中を見ればわかるだったな。

 

さて俺は後ろへ下がり剣をしまった。

 

「?」

 

アイズはなぜ剣をしまったのかわからないため、てかいつの間にか見物人が増えているし、ティオナ、ベート、ティアナにレフィーヤに

 

「影が薄いラウル君じゃないか。」

 

「エボルトさまひどいっす!!てかなんで口に出しているっすか!!」

 

「気にしたらあかんぞラウル君」

 

「あははは、ラウルドンマイ」

 

隣にいたアキはラウルを笑いながら言っているが、別に面白く言っているわけじゃないが・・・まぁいいか。

 

「さてアイズ、なんで俺が剣をしまったのか教えてあげよう、それはな・・・俺はあと3つ姿を持っている。」

 

「「「「!!」」」」

 

俺の反応にわかっているメンバーはあーっと納得をしているのも居る、驚いているメンバーはほどんどだな。

 

「一つはブラットスターク、そしてお前たちが見たのはビルドだな・・・今日は特別にもう一つ姿をお披露目と行こうか、こい!!」

 

俺が合図を出すと、クローズドラゴンXが現れて俺のところに着地をした。

 

「あれってエボルトが出したモンスター!?」

 

俺は気にせずにドラゴンフルボトルを振ってクローズドラゴンXにセットをする。

 

『ウェイクアップ!!』

 

変形させたクローズドラゴンXをゴッドクロスドライバーにセットをする。

 

『クローズドラゴンGOD!!』

 

俺はレバーをまわしていきスナップビルダーが発生をして音声が流れる。

 

『AREYOUREADY?』

 

「変身!!」

 

『ウェイクアップ バーニング!ゲット クローズドラゴン GOD!!イエ―イ!』

 

俺の姿がクローズGODへと変身をしてほかの人物たちは驚いている、おそらくフィンたちも見ているがこの姿を見せるのははじめてだからな。

 

「別の姿・・・・」

 

「そう俺の5つある姿のうちの一つ、クローズGODだ・・・さぁ遠慮なくかかってこい。」

 

アイズはそのまま突撃をして剣をふるってきたが、俺はビートクローザを出して受け止めた。

 

そのまま連続した剣で俺に攻撃をするが、ビートクローザでアイズが放った剣をはじかせる。

 

「・・・・ちょっとやり過ぎたな・・・・」

 

俺はベルトを外して変身を解除をする、まぁそのあとは質問攻めを受けてしまい疲れてしまうが、現在俺はダンジョンにいた。

 

「どうしてこうなった・・・・」

 

質問攻めが終わって俺は部屋へ戻ろうとしたときにティオナにダンジョンへと誘われてメンバーは俺、フィン、リヴェリア、アイズ、ベル君、リュー、ティオナ、ティオネ、レフィーヤというメンバーだ。

 

俺は現在へファイねぇからもらった武器を装備をしている、ベル君は持っている刀でゴブリンたちを攻撃をしている。

 

さて援護をしてあげるとしよう。

 

「ギラ」

 

俺は燃え盛る火炎呪文ギラを使いモンスターたちを一掃をする、俺たちは上層から中層へと降りていく、ベル君はフレイムやライトニングを使ってモンスターたちと戦っている。

 

この辺ならベル君の訓練にもなるな、まぁレベル2になったとはいえおれたちがついているからな。

 

「リュー、どうだベル君は?」

 

「えぇ彼はいい太刀筋をお持ちです、一緒に訓練を受けたときに思いました。さらに魔法を使えるので、彼は前衛および中援護がたですね。」

 

「なるほど・・・・」

 

「これは彼が共に遠征に来た時は楽しみだよエボルト・・・」

 

「だな、レフィーヤのように中距離からの攻撃にアイズのように接近に魔法で身体強化もあるからな。」

 

俺たちはベル君やアイズたちがモンスターを倒している時にそんな話をしながらダンジョンの奥へ入っていく。

 

そういえば俺たちは一体どこへ向かっているやら・・さてそろそろ17階層だな・・てかこのメンバーだとあっという間に到着をするな・・・さてベル君にとって初めてのダンジョンのボスがいる場所だが・・・

 

「あれ?出てこないぞ・・・・」

 

ゴライアスが出てくるはずが、全然いないな・・・

 

「どうするフィン?」

 

「18階層で休憩をしましょう、ベルたちも疲れているみたいですしね?」

 

「え!?大丈夫ですよ僕は・・・・」

 

「はいダウトだベル君、忘れてないか?俺がどういう存在なのかを。」

 

「あ・・・・・・・」

 

その様子だと忘れているみたいだね、俺は神様だってことを・・・全くウソをつけないのにウソをついてどうするんだベル君よ。

 

「とりあえず18階層で休憩をしよう、俺も始めて立ち寄るところだしね。」

 

俺たちはとりあえず先に進み、18階層にあるアンダーリゾートへと到着をする。俺あたちは宿を探すために中へと入るのであった。




次回 エボルトたちはアンダーリゾートにて街で殺人事件が発生をした、だがエボルトはちょっと行ってくるといい探しに行くことにした。

「・・・さて俺をさっきから見ているやつ、何者だ?」

エボルトは自身を見ている奴を気になっていたのだ。

次回「殺人事件ともう一つの姿へ」

「変身!!」


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殺人事件ともう一つの姿

エボルトたちは18階層のセーブポイントことリヴェラの街に到着をして宿に泊まっていた、フィンたちもそれぞれの部屋で泊まることとなり。

 

ベルたちが休んでいると、街が騒がしくなっているのをエボルトは感じていた。

 

(なんだ?街がずいぶん騒がしいな・・・・)

 

彼は部屋の外へ行き騒いでいる場所へ到着をした、彼はある人物を見つけて説明をしてもらうために近づいた。

 

「ボールス一体何があった!!」

 

「エボルト!?なんでお前がここに!?」

 

「俺だけじゃないぜ?フィンたちと一緒にダンジョンに入っていたからな、それで一体何が?」

 

「あぁ殺人だ。」

 

「殺人だと!?いったい誰が殺されたんだ?」

 

エボルトはまさかこのリヴェラの街で殺害をするやつがいるとはおもってもなかったからだ、しかも殺された人物のことを聞いてエボルトは驚くのであった。

 

「殺害されたのはハナーシャ・ドリア。所属はガネ―ジャ・ファミリアだ。」

 

「ガネ―ジャにぃのところかよ、でこいつのレベルは?」

 

「・・・レベル4だ」

 

「!!」

 

エボルトは犯人は第二冒険者を殺せるほどのレベル、つまり第一冒険者がやったのかと思っていたが・・・何かの視線を感じていた。

 

(誰だ?先ほどから俺を見ている感じだ・・・とりあえずフィンたちに呼んで殺人事件を解決をしてもらうとしよう・・・俺はその間にすることを決めたぜ?)

 

エボルトはフィンたちを呼んで殺人事件が起ったことと殺された人物の名前に全員が驚いていた。

 

「殺された人物がガネ―ジャ・ファミリアで・・しかもレベルが4か・・これは厄介だな・・・」

 

「あぁ犯人は第一冒険者と呼んでいいだろう、フィン俺はやることができたから殺人事件の方はお前に任せた。」

 

「エボルトどこへ?」

 

「なーに、バカげたことをしようとしている奴にお仕置きするためにさ。」

 

彼はそういって部屋を出ていき、街の中にある外れの方へとやってきていた。彼の腰にはクロスドライバーが装着されている。

 

「さて・・・でてきたらどうだい?」

 

エボルトが言うと男性が現れた、彼はそのままエボルフルボトルを出して振ってゴッドクロスドライバーに装着をする。

 

『コブラ!ライダーシステム!エボリューション!!』

 

彼はレバーをまわしていくとスナップビルダーとは違うものが発生をしていく。

 

『AREYOUREADY?』

 

「変身!!」

 

『コブラ!コブラ!エボルコブラ!フッハッハッハッハッハ』

 

エボルトは仮面ライダーエボルに変身をして、相手まで近づいてスチームブレードで攻撃をする。

 

「!!」

 

エボルトは攻撃をして当たったと思っていたが、回避されていた。エボルトはトランススチームガンを出して放つがそれでも回避されている。

 

「なんて素早さをしてやがる・・・・」

 

『相棒上だ!!』

 

「ちぃ!!」

 

エボルトの声を聞いて戦兎は回避をしてライフルモードへと変えて放とうとしたが・・・

 

「テンペスト!!」

 

鋭い風が発生をして彼女たちが現れた、アイズとレフィーヤだった。

 

「エボルトさま!!」

 

「二人ともなぜここに!!」

 

「・・・ごめん、なんか嫌な予感がしていたらエボルトがいた。」

 

二人は武器を構えて、エボルも立ちあがり新たなエボルフルボトルを振っていた。

 

『元素!天秤!エボルマッチ!!』

 

レバーをまわしていき別の姿へと変身をする。

 

『AREYOUREADY?』

 

「エボルアップ」

 

『エレメントリブラ!フッハッハッハッハッハ』

 

「フェーズイレギュラー変身完了!!」

 

「ビルドでもクローズでもない姿ですか?」

 

「そう俺の姿の一つ仮面ライダーエボル!!さてお前その顔は殺した奴の顔だな?」

 

「「え!?」」

 

二人は相手が男だと思っていた、相手は目を見開いていた。

 

「ほーういつから気づいていた?」

 

「お前が俺が放ったトランススチームガンの弾をはじかせているときに、すごくうッとしそうな顔をしていたからな、おそらく殺した奴の顔の皮でも使って変装でもしているのだろうな・・・」

 

彼は持っている杖、エボルロッドを構えていた。呪文をいつでも唱えられるようにしていたが、相手はふっと笑いながら顔の皮を引っ張り本当の姿を現した。

 

「女・・・・・」

 

だが女は一瞬でレフィーヤの後ろへやってきていた。

 

「ちぃ!!」

 

彼は瞬間移動を使いレフィーヤの前に立ち女の蹴りを受けてしまう。

 

「ぐあ!!」

 

「エボルトさま!!」

 

「はあああああああああああああ!!」

 

アイズは持っているデスペレードを構えて女に切りかかる。

 

「アリア・・・まさかな・・・・」

 

「なぜ・・その名前を!!」

 

アイズは攻撃をしているうちに、エボルトは持っている杖にエネルギーを込めていた。

 

「我が火の精よ・・・邪悪なものを撃ち滅ぼす大火球とかせ!!その大いなる聖なる炎を!!アイズ!!」

 

「!!」

 

アイズは後ろへ下がったのを確認をしたエボルトはためた呪文を放つ。

 

「メラガイア―!!」

 

大型の大きな火球が女に向けて放たれて爆発をする。

 

「やったのですか?」

 

「・・・・いいや見てみろ、逃げられたみたいだ・・・・」

 

エボルは持っている杖をまわしてから街の方を見ると火が見てた。

 

「街が!!」

 

「二人とも俺につかまれ!!一瞬で向かう!!」

 

アイズとレフィーヤはエボルの体につかまり彼はベルの生命を確認をしてその場所へと瞬間移動をした。

 

「うわ!!エボルトさま!!レフィーヤさんにアイズさんも!!」

 

「お待たせしました!!」

 

「ごめん・・・・」

 

「エボルト!!」

 

フィンたちが駆けつける、エボルは街を襲っているものを見ていた。

 

「あれは怪物祭りで暴れていたモンスターじゃないか、それとフィンすまん・・・犯人をとり逃がしてしまった。」

 

「まさかエボルトでもつかまらないとは・・・・」

 

(だがアイズに言っていたことが気になるな、アリア・・・そして37階層か・・・)

 

彼は敵が言っていた言葉を考えていたが、今は敵を全滅させるのが先決と考えて、一気にけりをつけることにした。

 

「フィン・・・全員を下がらせろ。ちょっと危険なことをする。」

 

「・・・わかった、全員さがるんだ!!」

 

「エボルトさま!!」

 

「・・・・ベル君も下がるんだ、いいね?」

 

「!!」

 

ベルは・・いやアイズもレフィーヤ・・・それにフィンやリヴェリアたちは驚いていた、今の彼の声はいつもと違うからだ。

 

雰囲気なども仮面越しでも伝わってくるほどだ。彼は黒いものを出していた。

 

『オーバー・ザ・エボリューション!!』

 

彼はそれをゴッドクロスドライバーにセットをしてコブラエボルフルボトルとライダーエボルフルボトルを振って付け替える。

 

『コブラ!ライダーシステム!レボリューション!!』

 

彼は無言で歩きながらレバーをまわしている。

 

『AREYOUREADY?』

 

「変身」

 

『ブラックホール!ブラックホール!ブラックホール!レボリューション!!』

 

仮面ライダーエボル ブラックホールフォームへと変身をした、彼らはエボルの姿をみたことがないからだ。

 

『しゃああああああああああああああ!!』

 

触手をエボルに向かって放ってきたが、彼はスチームブレードを構えて加速をして一気に切りつけて後ろへ立っていた。

 

すると触手が粉々に切れていたからだ。

 

「速い!?」

 

さらに、モンスターたちがエボルに向かって襲い掛かってきたが彼は無言で手をかざすとモンスターたちが爆発をして魔石だけが残った。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

無言でレバーをまわしていき、モンスターたちをまとめて倒すためにエボルは構えていた。

 

『READYGO!!』

 

彼の右手には黒いエネルギーがためられていた。

 

『ブラックホールフィニッシュ!!』

 

「はああああああああああああああ!!」

 

彼が放ったエネルギーがモンスターたちに当たると、そこからブラックホールが発生をして魔物たちは吸い込まれて行き、彼は右手を前に出して魔物たちがいなくなったのを見て閉じるとブラックホールが消滅をする。

 

『チャーオ』

 

フィンたちは冷汗をかいていた、彼は普段から本気などを出したことがない・・その本気の力を見て震えていた。

 

(あれが・・エボルトの本当の力・・・・)

 

(すごいとかじゃないわ・・・なによあれ・・・・)

 

(ブラックホールとか出していましたけど・・・・)

 

(エボルトスゴイ・・・・やっぱりエボルトは強いんだ・・・)

 

(エボルトさますごすぎる!!)

 

約二名だけは違う感想となっているが、彼はゴッドクロスドライバーからエボルトリガーたちを抜いて変身を解除をして街の方へと戻っていく。

 

こうして起こったリヴェラの街事件はブラックホールに変身をしたエボルトによって魔物たちは撃破されるのであった。




リヴェラから戻ったエボルトたち、次の日ベルは一人でダンジョンへ潜ることにした、彼はエボルトから言われた15回まで降りたときに魔物たちがすくなっているのを感じた。

「さぁ見せてもらおうか、ベル・クラネル・・・貴様がフレイアさまが言っていた通りになるのか・・・・」

オッタルが放ったものとは!!一方でエボルトは何か嫌な予感をしてフィンとアイズ、レフィーヤにリューたちを連れてダンジョンへ。

次回「ベルに襲い掛かるもの」


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ベルに襲い掛かる

前回 リヴェラの街で殺人事件が発生をした、エボルトは誰かに見られており仮面ライダーエボルになり交戦をする。

だが彼も押されていた時にアイズとレフィーヤが援軍としてやってきて彼女を退かせた後、ブラックホールフォームへと変身をして敵を撃破した。


エボルトこと戦兎は、中庭で戦っていた。相手はシルこと奈菜が変身をしたジオウと戦っている。

 

「はああああああああああ!!」

 

ジオウのジカンギレ―ドがビルドGODラビットタンクに襲い掛かる、彼は冷静にドリルクラッシャーを出してジオウの武器を受け止めた。

 

そのまま離れると、ビルドたちは変身を解除をした。シルは店のほうはお休みのため変身をしてビルドこと戦兎に鍛えてもらっていたのだ。

 

「さて今日はここまでだ。」

 

「ありがとうお兄ちゃん・・・ふぅ・・・」

 

奈菜は疲れて座ったので、戦兎は魔法を使ってお水を出した。

 

「ほれ」

 

「ありがとう・・・ごくごく」

 

奈菜は水を飲んでいた、そこにロキがうーんとうなっていた。

 

「ロキねぇ、どうしたんだ?」

 

「あぁ戦兎かいな・・・実はなんか嫌な予感がするんや・・・・」

 

「「嫌な予感?」」

 

ロキはそのままダンジョンで何かが起るかもと言ったが、現在ダンジョンに言っているメンバーは・・・

 

「ベル君!!」

 

戦兎は思い出したかのように、名前を出した。

 

「エボルト、ベルたんがどうしたんや!!」

 

「今ベル君がダンジョンにいるんだよ、一人で潜ってみるかいと行ったから、彼のレベルなら15階層までならOKって言っちまったのを思い出したわ・・・まずいまずい!!」

 

戦兎は急いでダンジョンがある場所へ向かうのであった、ロキは急いでフィンとリヴェリアに言って追い欠けさせた・

 

一方でベルは?

 

「フレイム!!」

 

炎の弾を放ち魔物たちを倒していた、彼は持っている双剣を腰に収めて魔石を拾っていた。

 

「ふぅ・・・ここまでの魔物たちはエボルトさま達に鍛えてもらったから何ともないね・・・ん?」

 

ベルは先に行こうと歩きだした、だがその様子を一人の男が見ていた。

 

「さてベル・クラネル・・お前がフレイヤ様にふさわしいかどうか・・・試させてもらうぞ?」

 

彼は閉じこめていたのを解放させる。

 

「ぶもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「!!」

 

ベルは両腰につけている双剣を抜いて構えていた、姿を見る。

 

「ミノタウルス・・・・・」

 

彼はかつてミノタウルス戦でのことを思い出した、自信はエボルトが戦うのを見ているだけだった、だが今回は違う・・・そのエボルトは今自分のそばにはいない・・・だからこそ彼は持っている剣を強く握っている。

 

「いくぞ!!」

 

ベルはミノタウルスにむかって突撃をしていく、敵わない相手だとしても・・・自分が乗り越えて行かないといけないからだ!!

 

さてそのダンジョンに入ってベルを探しているエボルト。

 

「ベル君、いったいどこにいるんだ!!」

 

彼はグレーズを出して銃で魔物たちを撃っていた、彼は辺りを見ながら潜っているがベルの姿を見つけてない。

 

「エボルト!!」

 

彼は振り返ると、フィンやリヴェリア、アイズたちがいた。

 

「フィンたち来てくれたか、悪いが一緒にベル君を探してくれ!!」

 

「わかっている、そのために僕たちは来たんだ、」

 

「とにかく下へ降りていこう。」

 

彼らは全員で降りていきベルを探すのであった。

 

そのベルは現在ミノタウルスと戦っていた、だが彼はボロボロになっていた・・・頭からは血が流れており彼の白い髪は赤くなりかかっていた。

 

「ぜぇ・・・・ぜぇ・・・・(まずいライトニングとかで強化をしたけど・・・このミノタウルス・・・強い・・・けど!!)」

 

彼はボロボロになりながらも立ちあがっていた、あの時エボルトに助けてもらった自分がいたからだ。

 

それからは彼は訓練を続けていた、自信を鍛えるためにシュテルたちから学んだりして。

 

エボルトたちは降りて血の匂いがした、彼は走りだしてゴッドクロスドライバーを装着をした、彼はフルボトルを振ってラビットタンクフォームへと変身をしてベルがいる場所へ到着をする。

 

「ベル君!!」

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

彼が到着をしたときは、ベルは折れてしまったもう片方の剣を投げてミノタウルスの目に当てていたところだ。

 

「ぶもおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「・・・・・・・ベル!!」

 

アイズは武器を抜いていこうとしたが、エボルトがそれを止めた。

 

「アイズ、駄目だ・・・・」

 

「でも・・・ベルが・・・・」

 

彼女は悲しそうな顔をしていたが、エボルトも最初は助けに入ろうとした、だが彼の顔を見てやめたのだ。

 

「彼は、今試練を乗り越えようとしている・・・だから俺が手を出すことは許されないのだ。」

 

ベルはライトニングとフレイムを使い折れた刀身が燃え盛る剣と雷神の剣の如く電撃が纏っており、ミノタウルスを突き刺した。

 

『ぶもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

ミノタウルスのこん棒がベルを吹き飛ばしたが、彼はそのまま両手にエネルギーをためていた。

 

「これが・・・僕の全力だああああああああああああ!!ライトニングフレイム!!』

 

ベルが放ったライトニングフレイムがミノタウルスに命中をして、エボルトはミノタウルスを見ていたが・・通常と違うのに気づいた。

 

(まさかあれは強化種!?ベル君はあんなのと戦っていたのか!?確かこの間レベル2になったばかりだが・・・いや可能性はあるな・・・・)

 

強化種のミノタウルスが倒れたのを見て、彼らはベルを回収をした、エボルトは魔石と素材を拾ってフィンたちと合流をして戻るのであった。




次回 ベルのステータス更新をしてレベルが上がっていた、アイズよりもはやくレベルアップをしたので二つ名を付けないといけないなと思った。

次回「ベルの二つ名!?」


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ベルの二つ名

前回 ベルは襲い掛かってきた強化種のミノタウルスを一人で倒す・・・だが彼の体はボロボロになっていた、戦兎たちは急いでベルを運ぶのであった。


戦兎side

 

数週間が立ち、俺はベル君のステータス更新を行っていた・・・この間の怪物祭やリヴェラでの戦いにこの間の強化種のミノタウルスとの戦い。

 

俺は彼の背中の字をうつしていた・・・・

 

「おめでとうベル君、レベル3まで上がっていたよ。」

 

「本当ですか!!」

 

「まぁ当たり前だな、君はファミリアに入ってだいぶ経っているが・・・これまでに強敵と何度も戦っているからね?何よりもこの間の強化種のミノタウルスを一人で倒している。レベルアップがしないのも不思議だよ。だけど!!」

 

俺はベル君の頭にデコピンをした、いくら何でも無謀だと思ったからだ。

 

「え・・エボルトさま!?」

 

「無理をしてはいけない、君は一人じゃないんだ・・・俺やリュー、シュテルやレヴィたちもいる、それにロキねぇや頼れる先輩たちもいるのを忘れてはいけない・・・エイナが言っているだろ?冒険はしてはいけないということを・・・」

 

「・・・・はい」

 

「だが・・・本当に良かったぞ・・ベル君生きていてくれて・・・おっとすまないね、俺が女だったら喜んでくれただろうに・・・」

 

俺は苦笑いをして頭を撫でていた、彼も照れくさそうに笑っていた。

 

「えっとエボルトさま・・・」

 

「悪いな、ベル君今日はロキねぇと神会に出ないと行けなくてね・・・しばらくは戻ってこれないからよろしゅーな?」

 

「なんで関西弁ですか?」

 

おっといけない、前世でたまーに使っていたのを思い出したわ・・・さて俺はナハトとリューを連れて神会のほうへと向かうことにした。

 

「主大丈夫ですか?」

 

「ナハトかい、なーに大丈夫やで?」

 

「エボルト、あなたロキみたいな言葉使ってましたっけ?」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

気にしたらあかんでリューよ、おっとロキねぇは誰を連れていくのかなっと、来たのはフィンとアイズか・・・まぁフィンは団長だし、アイズはロキねぇのお気に入りだしな。

 

「お待たせやエボルト!!」

 

「気にしてないえロキねぇ。」

 

「「「?」」」

 

三人が首をかしげていたが、いったいどうしたんやろう?

 

「どうしたんや?」

 

「いや、なんかいつものエボルトと違う気がしてと思って・・・」

 

「うん、私も思った・・・エボルトがロキと同じ関西弁?だっけのを使っているから・・・」

 

俺は少しの間、先ほどの会話を思い出していた、確かに俺は関西弁を使っていた。まぁ普段は使わないようにしていたが・・・だが急にどうしたのだろうか・・・疲れているかもしれんわ・・・

 

「主、無理をしないでくださいね?」

 

「わかっているさナハト・・・ありがとうな。」

 

「それにしてもナハトちゃん、その大きなものを立派なものをおもちやなーーー」

 

ロキねぇの手がワキワキしている、あれ?この現象どこかの狸もしていた気が・・・懐かしいなはやてたちか・・・最近通信をしてなかったな・・・てか嫌な予感しかせんわ・・・ほんまに。

 

「さてとりあえず急ごうぜロキねぇ、俺たちだけギリギリってのも嫌だぜ?」

 

「そうやった!!急ぐで!!」

 

全員が走りだして、神会が行われる場所へと向かっていくのであった。

 

戦兎side終了

 

「「「「「ぜぇ・・・ぜぇ・・・・」」」」」」

 

全員が到着をしたのは、始まる数分前だった。彼らは息を整えて中へ入る。

 

「あらエボルトにロキ、時間ぎりぎりじゃないの?」

 

ヘファイストスは二人に声をかけてきた、戦兎とロキは息を整えていた。

 

「すまないへファイねぇ、ちょっと話をしていて時間を忘れていたんや。」

 

「エボルト?あなた、なんかいつもと違うわね?」

 

「そう?」

 

彼は首をかしげていたが、次々に挨拶をしていくため話は中断となった。そして神会では色んな神たちが集まって自分たちの子どもの二つ名がつけられる。

 

だがほとんどは面白半分に付けるために変な名前に変身することがある、ちなみにエボルトは何て呼ばれているか?

 

「確か・・・俺はハーレム仮面ってつけられたっけ?」

 

そうエボルトは女のこといることが多い、アイズやシュテルなど、神たちは彼に嫉妬をしてそのような二つ名を付けたのであった。

 

さて神々によって色々とつけられたが、いよいよベルの出番となり全員が悩んでいた。アイズよりも早いレベルアップでしかもレベル3でエボルト・ロキファミリアメンバーである彼の二つ名は慎重につけなければならないからだ。

 

「兎のような姿からだな、ラビットルーキー?」

 

「いやいや炎と雷を使うからラビットライトニングフレイム?」

 

「剣も使うみたいだから、ラビットナイトは!!」

 

「「「それだ!!決定じゃ!!」」」

 

(あはははラビットナイトか、確かにベル君は・・・だがなぜ彼が二つも魔法を使えるのが謎だ・・・)

 

戦兎はそう思いながら、考えていると相棒であるエボルトが話しかけてきた。

 

(『なぁ相棒、何を考えていた?この間襲撃をしてきたあの女の子とか?』)

 

(それもあるが、あの女・・・普通の女じゃない・・奴からは魔物・・・それ以上の力を感じた・・・・)

 

(『だろうな、俺も同じことを考えていた、なぁ相棒次に戦うときは俺に戦わせてくれないか?』)

 

(お前に・・・わかった・・・次にあったときはお前に任せるさ)

 

(『よっしゃ!!ならその時は悪いが相棒ビルドの方を使わせてもらうぜ?』)

 

(ビルドを?お前はエボルになるかと思ったが・・・)

 

(『いいじゃねーか、俺も戦兎のように変身をしたくなったわけさ・・・さーて楽しみだ』)

 

そういってエボルトは引っ込んでいき、戦兎たちも解散をした。

 

なおベル君は一週間はダンジョン禁止令を出されたそうだ。




次回 エボルトはダンジョンへ一人でやってきていた、彼はブラットスタークへと変身をしてダンジョンに入り、エレキスチールなどを使い切っていく中、24階層にて一人で戦っている一人のエルフの女性と出会う。

次回「エルフの女性とエボルトとの出会い。」


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エルフの女性とエボルトの出会い。

前回 ベルの二つ名が決まった、ラビットナイトという名前・・・エボルトは苦笑いをしているが。まぁ自分につけられた名前よりはましだなと思うのであった。


ダンジョン

 

現在 エボルトこと戦兎はダンジョンへ来ていた・・・だが一人ではなく。

 

「・・・・・・・・・・」

 

「頑張ります!!」

 

アイズとレフィーヤがついていること以外は、なぜこうなったのかというとエボルトこと戦兎はこっそりとダンジョンへ向かっている途中で。

 

「エボルト見つけた・・・」

 

「え?」

 

彼は後ろを振り返るとアイズとレフィーヤがいた、レフィーヤの方はぜぇぜぇと言っているので無理やり連れてこられたのかなと思いつつ、戦兎は呆れて聞いてみる。

 

「お前らはいつから俺をつけていた?てか全然気づかなかったし。」

 

「エボルトがこっそりと黄昏の館を出ていたから、それで・・・・」

 

「ぜぇ・・・ぜぇ・・・・・」

 

レフィーヤも何か言おうとしたが、まだ息が整っていないため話すことができなかったのであった、彼はとりあえず頭を抱えていたがここまで来て返すわけにはいかないので連れていくことにした。

 

「わかったわかった、二人も連れて行くから準備はしているな、やれやれ・・・」

 

そして三人はダンジョンへ入る、だが戦兎だけは武器を出していない、二人は首をかしげていたが・・・彼はあるものを出していた。

 

「たまにはこっちも使わないとね・・・」

 

彼は銃、トランススチームガンを出してコブラロストフルボトルを振ってからトランススチームガンにセットをしようとしたが・・・

 

「あ、そうだ花菜と同じこいつを使ってみるかな?」

 

彼はトランススチームガンをしまい、同じ銃みたいだが色が違うのを出していた。

 

「エボルトそれなに?」

 

「ネビュラスチームガン、花菜が持っているのと一緒だし俺も変身ができる」

 

彼はまず一つのギアエンジンを出して振る。

 

『ギアエンジン!』

 

彼はそのまま抜いてもう一つのギアリモコンをさす。

 

『ギアリモコン!ファンキーマッチ!!』

 

「潤動!!」

 

『フィーバー!!』

 

トリガーを引いて白とダークグリーンのギアが合体をしてそのまま彼の体に装着されて行き彼の姿が変わった。

 

『パーフェクト!!』

 

「なんですかそれ!!」

 

「ヘルブロス・・・変身完了・・さて行くか。」

 

彼らはダンジョンの中を降りていき、ヘルブロスに変身をした戦兎はギアを飛ばしてゴブリンたちを倒していき魔石などを拾っていく。

 

「は!!」

 

アイズも戦兎のをみて敵を倒していく中、彼らは順調にダンジョンを降りていった、だが突然ヘルブロスが動きを止めた。

 

「エボルトさま?」

 

「どうしたの?」

 

「静かに・・・・・・」

 

突然動きを止めたヘルブロスに二人はドウシタのかなと思っていたが、突然彼は走りだした、二人も彼を追いかけていきなんでだろうと思っていた。

 

彼が走りだしたのには理由があった、爆発をするかのような魔力を感じたのだ、そのたどるために急いで走っている。

 

(どうか無事でいてくれよ?)

 

???side

 

「くそ・・・たれ・・・・」

 

あたしは今。ボロボロの状態でダンジョンを上がっていっている・・・その理由はあたしたちはパーティーを組んで潜っていた、だがモンスターパレードに遭遇をして仲間は・・・あたしをおいて逃げやがった・・・

 

最初からあたしはそうだと思っていた・・・奴らはあたしのことを仲間とは見てない・・・おそらく向こうではあたしのことは死んだことにしているだろうな・・・ざまぁねーな・・・

 

あたしは必死に生きるかのようにモンスターを切っていった、だがその多さにあたしは体力などがなくなっている・・・

 

「くそ・・あたしは・・・生き残ってやる・・・絶対にな!!あいつらを・・殺すため・・・に・・・・だめ・・だ・・もう・・・だめだ・・・」

 

あたしは体力などを無くしてしまい、座り込む・・・だがここがダンジョン・・モンスターなどがいるから・・・な・・・

 

「だ・・・れか・・・たす・・・けて・・・」

 

あたしは意識がなくなる前にみた・・・謎の変なものが近づいてきた・・・あたしも最後みたい・・・だな・・・へへへ・・・

 

???side終了

 

戦兎はヘルブロスのまま走り、倒れている人物を見つけた。だがモンスターが気絶をしている彼女に襲い掛かろうとしていた。

 

「させん!!」

 

彼はネビュラスチームガンにギアリモコンを装填する。

 

『ファンキードライブ!ギアリモコン!』

 

「は!!」

 

トリガーを引いてエネルギーの弾を放ちモンスターたちはそれをくらい爆発をして、戦兎は彼女の前に立ちふさがる。

 

(ずいぶんボロボロになっているな、一体何があったんだ?)

 

彼はモンスターたちと戦うためにスチームブレードを構えていたが、そこにアイズがテンペストを使い風を纏いモンスターたちに攻撃をする。

 

「エボルトさま!!」

 

「この子を頼む、アイズ!!」

 

彼はネビュラスチームガンを放ちながらモンスターを撃破していき、ベルトを装着をする。

 

「さて今日はこっちで行くとするかな?」

 

『バット!発動機!エボルマッチ!!』

 

ヘルブロスがレバーをまわしながらゴッドクロスドライバーを装着をしているのがシュールと言っておく。

 

『AREYOUReady?』

 

「変身!!」

 

『バットエンジン!!フッハッハッハッハッハ』

 

「また新しい姿ですか!?」

 

「俺の第6の姿・・・マッドローグ参上!!」

 

マッドローグへ変身をした戦兎は背中の翼を開いてネビュラスチームガンとトランススチームガンを持ち二丁で魔物たちを撃破していく。

 

「ちぃ!!レフィーヤちょっとだけ持っていてくれ。」

 

そういってネビュラスチームガンを渡してレバーをまわしていく。

 

『ReadyGO!!エボルテックアタック!!』

 

「はい」

 

手を出したので、レフィーヤはネビュラスチームガンを返すと、マッドローグは両手に構えた銃を放っていき魔物たちを倒していく。

 

『チャーオーーーーー』

 

「ふぃ・・・・」

 

「すごい・・・エボルト。」

 

「話は後、まずはその子を手当てをしないとな、どれどれ・・べホマ」

 

戦兎はべホマを唱えてから、変身を解除をして彼女を背負うことにした。レフィーヤとアイズはおんぶをしている戦兎を守るために護衛につくのであった。

 

(しかしこの子はいったいどこのファミリアの子だ?背中のがちらっと見てたが・・・消えかかっていたし・・・まるで神が消えたかのように恩恵がなくなっていたな・・・)

 

戦兎はそう思いながら彼女を見る、本来ステータスは恩恵によって出ているが、神が消えればステータスは消えてしまう。

 

彼女のはまるで死んだかのように消えていた、まるで向こうから切ったかのように・・・だからこそ戦兎は彼女を救いたいと思った。

 

彼らはダンジョンを出てまず向かったのはロキ・エボルトファミリアの黄昏の館だった、門番は三人の姿を確認をするとすぐにドアを開けてくれて中へ入る。

 

「主どうしたのですか?」

 

「ナハト!!大至急彼女が寝れる場所を!!」

 

「は!!」

 

ナハトは急いでベットを用意をするために部屋へ走っていく、そこにフィンたちがやってきた。

 

「エボルト、その子は?」

 

「あぁダンジョンで血だらけになっていたな、現在はべホマで回復させているが寝かせたほうがいいと思い連れて帰ってきた。話は後でしてやるからまずは・・・」

 

「わかった、ナハトに用意をさせているんだね?こっちに運ぼう」

 

フィンたちも手伝ってくれて、戦兎は彼女をベッドに寝かせることができた後、彼はロキたちが集まる部屋にいた。

 

「ではあのエルフはお前たちが見つけたときは血だらけで倒れていたってわけかの?」

 

「うん・・・エボルトがそれに気づいてヘルブロスの姿で。」

 

「「「ヘルブロス?」」」

 

フィンたちはアイズが言ったヘルブロスという言葉に首をかしげていた、戦兎はネビュラスチームガンを出していた。

 

「この二つのギアを使って変身をする姿だ、本当は二人いたらエンジンギア、リモコンギアという二つの姿になれるが、それを一つにしたのがヘルブロスってわけだ。」

 

そういってネビュラスチームガンたちをしまい、とりあえず彼女が起きるのを待つことにした。




次回 戦兎は彼女が目を覚ますのを待つことにした、治療などは戦兎自身も担当をしていたが、彼女は今までの疲れなのかなかなか目を覚まさないでいた。

だがある日彼女は目を覚ました。

次回「目を覚ましたエルフ」


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目を覚ましたエルフ

前回 ヘルブロスへと変身をしてダンジョンの中へ入った、戦兎たち。彼らはモンスターたちに襲われていたエルフを助ける。

そしてそのまま黄昏の館へと戻るのであった。


戦兎side

 

彼女を保護をしてから数日がたったが、彼女が目を覚まさない。体の傷などは俺たちが手当てをしたおかげで治っているが・・・なんでか彼女は目を覚まさないのだ。

 

ドアを叩く音がしたので、俺は入っていいぞと答えるとアイズたちが入ってきた。

 

「エボルトさま・・・どうですか彼女は?」

 

「体の傷は治っている・・だがそれでも彼女は目を覚ましてない・・・」

 

「エボルト、あなたは休んだ方がいいわよ?寝ているかしら?」

 

「・・・・・・・・・」

 

どうやら俺は彼女を治すのに集中をしてしまい寝るっと言うことを忘れていた、まぁ神さまになってからは寝なくても大丈夫なんだけどな、まぁ彼女たちが見てくれるってことで俺は自身の部屋に戻り寝ることにした。

 

戦兎side終了

 

戦兎が自身の部屋に戻った後、アイズたちは眠っている彼女の様子を見ていた。

 

「アイズたちが駆けつけたときはどんな感じだったの?」

 

「私たちが駆けつけたときは血だらけだった・・・エボルトが魔法で治療をしていたのを見たよ?」

 

四人は話をしているが、それでも彼女は目を覚まさない・・・彼女は一体何が原因なのか・・不明だった。

 

次の日、戦兎は目を覚まして彼女の部屋の方へと行く。

 

「とりあえずいつものように様子をうかがうことにしようっと。」

 

彼は扉を開いて中へ入る、そこで見たものは・・・彼女が目を覚ましていた、辺りをキョロキョロ見ておりどこかという認識をしていた。

 

「お、おきたみたいだな?」

 

「・・・・えっと・・・・」

 

「君はダンジョンでモンスターと戦っていたのを俺たちが見つけてここへ運んだ・・のは覚えているかな?」

 

「・・・・・・ごめんなさい、覚えてないのです・・・それよりも私は誰なんですか?」

 

「・・・え?」

 

戦兎は彼女のこの現象に見覚えがあった。

 

(まさか記憶喪失なのか?)

 

彼は質問をしたが、わからない・・・何も覚えてないという答えが帰ってきたので彼女は記憶がすべて失ったことが判明をした。

 

「・・・・・・・・・・・なんてこったい。」

 

シュテルが来たので、彼女を頼み彼はフィンたちを呼ぶことにした、すぐにフィンたちが集まってくれたので戦兎は説明を始めた。

 

「実は数日前に助けた子が先ほど目を覚ました。」

 

「本当ですかエボルトさま!!」

 

「・・・あぁ・・・・」

 

「どうしたんだいエボルト?」

 

「彼女は記憶をすべて失っていた、先ほど質問などをしてみたが神の恩恵やファミリア、そして自身の名前さえもわからない状態だ。現在はシュテルが彼女を見てもらっている。」

 

「しかし厄介じゃのう・・・名前さえもわからない状態とは・・・」

 

「あぁ名前だけでもわかれば手がかりがつかめたのだが・・・エボルトどうするのだ?」

 

リヴェリアは彼に聞いた、今後彼女をどうするのかを・・・

 

「そのことだが、俺が預かることにした。おそらく彼女の背中の恩恵は消えている状態だ、ロキねぇに頼んで恩恵を付けようと思う。」

 

彼はそういって答えてから解散をさせて、彼女のところへ向かう。

 

こんこん

 

『はい・・・・・』

 

「失礼するよ。」

 

彼はドアを開けるとシュテルが丁度ご飯を持ってきていた。

 

「戦兎、彼女はどうなるのですか?」

 

「あぁうちで預かることにした、とりあえず恩恵を付けて置かないとなと思ってな、おそらくダンジョンへ入れば記憶が戻ると思ってな・・・そろそろロキねぇがくるはずだが・・・」

 

彼はドアの方を見ていると、ゆっくりとドアが開いてロキが入ってきた。

 

「エボルト、リヴェリアから話は聞いたで、さーてあんたが記憶を失ったエルフやな?・・・うーんおーやっぱり近くでみたら美人やなーーーーそれに胸もあるし!!」

 

「えっとあの?」

 

彼女はロキにもみもみと顔をむぎゅーと引っ張られたりして遊ばれていた、戦兎とシュテルはため息をしていた、いつも通りだなと思いながらもロキはとりあえず恩恵を刻むことにした、そこから自分の恩恵を刻むことさせたが・・・やはり名前は出ていなかった。

 

(ふーむてっきり恩恵で出るかと思ったが、出てこないか・・・・)

 

戦兎は映し出したステータスなどを見ていたが、名前なども出てこなかった・・・これでは調べる必要が発生をすると思った。

 

とりあえず彼女をダンジョンへ連れていくにはまだ危険と判断をした戦兎はリュー達に頼んで彼女を鍛えてもらおうと決めるのであった。

 

さてその戦兎は中庭にて。

 

「それじゃあベル君、始めるとしようか?」

 

「はいエボルトさま!!」

 

「君相手ならこの姿の方がいいな。」

 

彼はゴッドクロスドライバーを装着をしてフルボトルを振っていた。

 

『ウルフ!刀!ベストマッチ!!』

 

レバーをまわしてスナップビルダーが発生をして音声が流れる。

 

『AREYOUReady?』

 

「変身」

 

『ウルフブレード!イエ―イ!』

 

彼はウルフブレードに変身をして専用武器ブレイブソードを構えていた、ベルも持っている剣を構えて突撃をしてきた。

 

ガキンという音が響いてビルドはベルの斬撃を受け止めていた。

 

(前よりも力が上がっている感じがするな・・・ベル君君は本当に英雄になれるかもしれないぞ?)

 

彼は心の中でそう思いながら彼が放ってきた攻撃をはじかせていく、ベルは不利だと考えて魔法を唱えることにした。

 

「フレイム!!」

 

「メラミ!!」

 

ベルから放たれた炎の弾丸がビルドが放ったメラミと相殺をする、戦兎は最初メラで相殺をしようとしたが威力などを見てメラミに変更をした。

 

結果が相殺をしたので、ベルの成長にエボルトは自身の息子のように喜んでいた、ベルは相殺されたのを見てライトニングをしようとして素早く動いて翻弄をしている。

 

「ぬ!!」

 

戦兎は彼の素早い動きに翻弄されているが彼は冷静にブレイブソードを構えており、刀身を光らせていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

(今だ!!)

 

ベルは接近をして持っている剣を構えて突撃をするが・・・・

 

「え?」

 

彼は後ろを振り向かないで剣を構えていた、それはベルが攻撃をしようとしたのを察しているかのように彼はブレイブソードを構えていた。ベルはライトニングを解除をして降参をする。

 

「参りました・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は変身を解除をしてクレーズの中へ収納をした。彼も先ほどの戦闘は危ないなと思いながらとりあえず座ることにした。

 

(ベル君は確実に成長をしている、おそらくアイズを超える可能性があるな・・これはこれで楽しみだな・・・・)

 

彼はベルの成長を楽しみにしながら、リヴェラの街で暴れていた謎のモンスターとあの女性のことを考えていた。

 

(どうやら、何かが始まろうとしているのか?もしやおじいちゃんたちが言っていた闇の力というのは・・・だがその戦いが終わったら・・俺たちはこの世界から帰らないといけないな・・・・)

 

戦兎は彼らと触れ合っているが、元々この世界へやってきたのはいずれ発生をする闇を倒すために彼らはオラリオの方へやってきている。

 

その任務が終われた彼らは元の世界へ戻らないと行けなくなる、だから今は彼らと接していこうと決めた戦兎であった。

 




次回 フィンたちと一緒に再びダンジョンへと入った戦兎、彼らは32階層へとやってきていたが、アイズが残りたいといい、戦兎とリヴェリアが一緒に残ることにした。

次回「アイズの葛藤」


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アイズの葛藤

前回 戦兎はアイズとレフィーヤと共にダンジョンへ入った際にボロボロになっているエルフを救出をする。

彼女は数日後に目を覚ましたが、記憶などを失っていたのだ。


豊穣の女主人にて

 

「なーるほどな、その記憶を失ったというエルフが何者なのか困っているってわけなんだな?」

 

現在 戦兎は豊穣の女主人にてミアと現在保護をしているエルフの子のお話をしているところだった。

 

シルこと奈菜共にお話をしているところであった。

 

「それでお兄ちゃん、あの子の記憶は戻ろうとしているの?」

 

「んにゃ、戻ってないな・・・あれからリヴェリアやレフィーヤとかにも協力をしてもらっているが・・・記憶は戻りそうにないな・・・・」

 

彼はご飯を食べながら、シルから出してくれたものを食べていた。彼自身も色々と悩んでいるのであった。

 

「最近はアイズなんだよな・・・・」

 

「アイズさん?」

 

「そうアイズ、最近になってダンジョンにまた潜るようになってしまってな・・・今回俺も入ることにしたってわけさ。」

 

「なるほどーーとりあえずはいお兄ちゃん!!」

 

「お、サンキューシル。」

 

戦兎は弁当箱をグレーズに入れてから、豊穣の女主人を出てダンジョンの入り口で待っているメンバーのところへと向かうのであった。

 

彼は今日はどのライダーに使用かなと悩みつつダンジョン入口へやってくると、フィンたちがいたのを確認をした。

 

「エボルトまっていたよ?」

 

「お前たちも丁度到着をした感じだな?とりあえず中へ入るとしよう。」

 

「だがエボルト、ベルの方にはつかなくてもよかったのか?」

 

リヴェリアがベルの話をしているが、彼はフっと笑い大丈夫だという。

 

「今日はリューやナハトにシュテルたちにベル君を任せているからな、たまにはじゃじゃ馬お嬢様の面倒を見ないとなと思ってな。」

 

そういってダンジョンへとはいると、彼はグレーズからゴッドクロスドライバーを出して腰に装着をする。

 

彼はどっちのフルボトルを使おうか考えていた。

 

「ならこっちだな?」

 

彼はエボルフルボトルを出して振ってゴッドクロスドライバーに装着をする。

 

『コブラ!ライダーシステム!エボリューション!!』

 

彼はレバーをまわしていき発生をしていき、構えている。

 

『AREYOUReady?』

 

「変身」

 

『コブラ!コブラ!エボルコブラ!フッハッハッハッハッハ!!』

 

仮面ライダーエボルへと変身をして。ダンジョンの中へと入っていくことにした。

 

「現れたなゴブリンたちか・・・」

 

エボルはトランススチームガンを構えて攻撃をしようとしたが・・・

 

「まってエボルト、私にやらせて・・・」

 

アイズが自身の愛用であるデスペラードを構えて突撃をしてゴブリンたちを次々に切っていき、戦兎たちは困っていた。

 

(ふーむこれは・・予想以上にアイズは悩んでいるな・・ベル君が予想以上にレベルが上がったのを気にしているかもしれないな・・・・)

 

エボルは両手を組んで現在のアイズの戦い方を見ていた、以前よりも荒々しく戦っており何かに急いでいる感じであった。

 

(このままじゃ、彼女自身が壊れてしまうな・・・なのはがやったように・・・)

 

彼女自身も魔法を駆使しすぎて体を壊してしまうほどにダメージを受けてしまい、彼がかばって重傷を負ってしまったときのことを思い出した。

 

アイズは今それと同じようになろうとしている、彼はそれだけは阻止をしないといけないなと思い。

 

エボルティンを構えて刀身が鞭のようにしてモンスターたちを次々に切っていく。そしてトランススチームガンを出してライフルモードにしてコブラフルボトルをセットをする。

 

『スチームショット!!コブラ!!』

 

「おら!!」

 

コブラ型のエネルギーが発生をしてまものたちを次々に捕食をしていき、彼らは32階層へと到着をした。

 

「ついたな・・・・」

 

彼らは32階層へと降りてモンスターたちが現れたので撃破していき、荷物などがパンパンになったのでフィンは戻ろうかと言ったとき。

 

「まって・・・フィン、私は残りたい。」

 

「アイズ!!何を言っているの?」

 

「そうですよアイズさん!!」

 

「・・・・お願い。」

 

「・・・しかし・・・・」

 

「まてフィン、なら俺も残るさ。なーに心配するなってアイズは無事に連れて帰る。」

 

「・・・わかった、エボルトお願いをするよ。」

 

「なら私も残るとしよう。」

 

「わかった、ほかのメンバーは地上の方へ戻る!!」

 

こうしてアイズ、リヴェリア、戦兎の三人だけが残り、彼女たちは下の方へと降りていく。

 

「なるほど、ウオダイオスか・・・・」」

 

戦兎は降りている場所を把握をしてどうするか考えていた、そして降りていきその主は立っていた。

 

「いたな・・・ウオダイオス・・・」

 

戦兎たちは構えようとしたが・・・アイズが待ってという。

 

「私・・・一人で戦わせて・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

「いいだろう、ただしもしピンチになったら私たちも参戦をするからな・・・」

 

リヴェリアの言葉にアイズは構えてウオダイオスに攻撃をするが、戦兎だけは何か違う気がしてきた。

 

(おかしい、俺もウオダイオスの強さはこれぐらいだったっけ・・・何か嫌な予感がするな・・・・)

 

エボルの姿でウオダイオスを見ていると、何かのクリスタルがウオダイオスに当たる。

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「!!」

 

「いかん!!」

 

エボルはダッシュをして突然として生えてきた触手をアイズに狙っていることを知り、彼女の手をつかんでリヴェリアの方へと投げつけた。

 

「エボルト!!」

 

「お前たちは先に戻れ!!これは命令だ!!」

 

「しかし!!」

 

「いいからいけ!!こいつは俺がどうにかする・・・・」

 

「エボルト!!エボルト!!」

 

アイズは泣き叫んでいた、かつての記憶で父親が自身を逃がすために魔物と戦い死んだときのことを・・・・

 

「エボルトおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

リヴェリアが連れていったのを確認をすると、彼は目を閉じていた。

 

「まさか・・・強化種・・・いやそれ以上のウオダイオスと戦うことになるとはな・・・」

 

エボルはハザードトリガーをセットをした。

 

『マックスハザードON』

 

そのままフルフルラビットタンクフルボトルを振ってゴッドクロスドライバーにセットをし直す。

 

「さぁ実験を始めよう。」

 

『ラビット』

 

彼は折りたたんでゴッドクロスドライバーにセットをする。

 

『ラビット&ラビット!!』

 

彼はそのままレバーをまわしていくと、ラビットアーマーが現れて彼の後ろについた。

 

『AREYOUReady?』

 

「変身!!」

 

『オーバーフロー!紅のスピーディージャンパー!ラビットラビット!ヤベーイ!ハエーイ!』

 

彼は仮面ライダービルドGOD ラビットタンクハザード形態に変身をした後に分離をしたラビットアーマーを装着をしていきラビットラビットへと変身をする。

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

ウオダイオスは持っている剣でラビットラビットになった、ビルドGODへ攻撃をする、彼は脚部のバネを使い素早く回避をする。

 

「でああああああああああああ!!」

 

彼はフルボトルバスターを手にとり強化型以上のウオダイオスへ切りつける、相手は持っている剣でラビットラビットのボディへその剛腕を放ち吹き飛ばした。

 

「ごふ!!」

 

壁に激突をしてラビットラビットは壁から落ちる。

 

「くそ・・・な!!ごふうううううううう!!」

 

さらに連続した拳がラビットラビットをさらにめり込ましていく中、フルボトルバスターをセットをして二枚のフルボトルを刺していた。

 

『ラビット!ゴリラ!ジャストマッチデース!!』

 

彼はそのめり込ませていく中構えて放った。

 

『ジャストマッチブレイク!!』

 

「おら!!」

 

赤いと茶色の混ざった弾が放たれてウオダイオスに命中をして彼は壁から脱出をするが、かなりダメージを受けてしまい、膝をついてしまう。

 

(なんて威力だ・・・・こいつ全然違う過ぎる・・・だが!!)

 

彼はフルボトルバスターを構え直す、そのまま突撃をしてウオダイオスを攻撃をして切りつけていく。

 

連続した斬撃で次々にウオダイオスのボディを切りつけていく。

 

だがウオダイオスは反撃をして剣でボディを切りつけていた。

 

「がは!!」

 

彼はフルフルラビットタンクフルボトルを振ってモードを変える。

 

『タンク』

 

そのまま折り畳みゴッドクロスドライバーにセットをしなおした。

 

『タンク&タンク!!』

 

「ビルドアップ!!」

 

タンクアーマーがウオダイオスへと攻撃をして、彼はラビットアーマーを解除をして変身をする。

 

『オーバーフロー!鋼鉄のブルーウォーリアー!タンクタンク!ヤベーイ!ツエーイ!』

 

「一気に終わらせるしかない!!」

 

彼はフルボトルバスターに四本のフルボトルをセットをする。

 

『ダイヤモンド ライト 電車 コミック!アルティメットマッチデース!!』

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は無言でボロボロの体でフルボトルバスターを構えていた。

 

「これで終わりにするぞ!!」

 

『アルティメットマッチデース!!』

 

トリガーを引いて砲撃がウオダイオスのボディを貫通をして強化種は体を崩壊させていき、戦兎は膝ついていた。

 

「ぜぇ・・・・ぜぇ・・・さ・・・さすがに強化種以上の敵だと苦戦をしてしまうな・・・インフィニティフューチャーでもなればよかったか・・・・」

 

彼は重い足取りで上の方へと歩いていくことにした、タンクタンク形態でとりあえずキャタピラを展開をして上へとゆっくりだが上がっていく。

 

「ぐ・・・・・・・」

 

だがここは33階層・・・モンスターたちはビルドタンクタンクフォームに襲い掛かってくるが、彼は来る敵を肩の砲撃やフルボトルバスターを使い次々に撃破していく。

 

「ふぅ・・・・・・・・・・・・」

 

彼は少し停止をして一旦変身を解除をしてポーションを飲むことにした。

 

「ぐ・・・やはりポーションでもここまでの傷を治すには時間がかかるか・・・神の力もさっきの戦いで集中して使っているからな・・・とりあえず今は体を治すのに集中をしよう。」

 

彼は再び変身をして今度はレジェンドアーマーフォームへと変身をしてファイズのマークが光りだしてオートバジンが出てきた。

 

「よいしょ。」

 

彼はオートバジンに乗りこんで上へと駆けていくことにした。

 

「ひゃっはーーーーーーー!!」

 

そのまま魔物たちを引いていき、どんどん上がっていく中17階層に到着をすると。

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「あらー復活をしているじゃないか・・・ゴライオス君。」

 

彼は降りてレジェンドセイバーを構えていた、彼はそのまま突撃をしてゴライオスを撃破しようとしたが・・・突然としてゴライオスが砲撃を受けて消滅をした。

 

「エボルトさま!?」

 

「?」

 

彼は声をした方を見ると、シュテルたちだ。先ほどの技はシュテルが放ったルシフェリオンブレイカーのようだ。

 

「・・・・そうかお前たちが来たってことは。何か聞いているのか?」

 

「はい・・・エボルト無事でよかったです。」

 

「・・・そ・・そうか・・・・」

 

彼はそのまま倒れたので、ベルを始め急いで彼を運んで行くのであった。




次回 戦兎はベットで横たわっている中、アイズは部屋に入り彼の手をつかんでいた。

「お願い・・エボルト・・・目を覚まして・・・・」

次回「看病」


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看病

黄昏の館

 

「ふぁあああ・・・・ん?」

 

門番をしている人物がどどどとこちらへ走って着てくる人物がいたので武器を構えようとしたが、それはベルだったのですぐに収めた。

 

「ベルではないか、どうした?」

 

「すぐに門をあけてください!!エボルトさまが!!」

 

「え?」

 

門番はエボルトが血だらけになっているのを見て急いでドアを開けて声をあげる。

 

「大変だ!!エボルト様が血だらけだ!!」

 

「「「「!!」」」」

 

ナハトたちは急いで部屋の方へと運んで行きエボルトこと戦兎は治療魔法がかけられる、一方でリヴェリアたちもエボルトの部屋へと駆けつける。

 

「エボルト!!」

 

「二人ともお静かに、今は傷もなおりました。ですが気になったことがありませて・・どうしてエボルトはここまでダメージを受けたのかわかりません。最後はお二人がついていたはずですが?」

 

シュテルは二人を睨んでいた、エボルトこと戦兎は大事な人だ、傷つけられたのだだからこそ二人は彼女たちを二ランでいるが。リヴェリアは正直に話すことにした。

 

「そうだ、確かに私たちいた。それにウオダイオスが突然として様子がおかしくなった。アイズを投げ飛ばしたエボルトは私たちに上へ逃げろといった。」

 

「それでエボルトはその状態になったのですね、納得しました。(ですがエボルトが苦戦をするほどのウオダイオスがいるとは、確か現在のエボルトの状態はラビットタンクでインフィニティフューチャーなみの力を出せるほどと言っていた気がしますが・・・その倍であるラビットラビット、タンクタンクで苦戦をするとなると。敵はインフィニティフューチャーなみの強さを持ったウオダイオスってことでよろしいでしょうか・・・)」

 

シュテルはそう考えていると、アイズが涙を流しながら近づいて彼の手をつかんでいた。

 

「えぼ・・ると?ねぇ・・・起きているでしょ・・・エボルト・・・お願い!!目を覚まして!!」

 

「アイズ!?」

 

「何やっているんだ貴様!!」

 

レヴィとディアが彼女をつかむ、アイズは力で抵抗をしようと動かすが二人は強化魔法を使い抑えていた。

 

「いやああああああああああ!!エボルトおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

アイズはいつもと違い大泣きをしていた、全員が驚ていたがロキははっとなり、手を叩いた。

 

「はいはい皆、病人の前やで!!とりあえずシュテルン後を頼むで?」

 

「わかりました。」

 

ロキがいい、シュテル以外が出ていったのを確認をしたシュテルは、彼の腕輪と剣型のネックレスに声をかけていた。

 

「いいですよ、グレーズ、エクスカリバーもう大丈夫ですよ?」

 

『助かりますシュテルさん。』

 

『あぁ私たちが話をしているのをさすがに聞かれるのはまずいと思ってな、だがこれで話ができるな。』

 

戦兎に装備されているブレスレットデバイスクレーズとエクスカリバーが点滅をしてシュテルと話をする。

 

「ではお話をお願いします、戦兎にいったい何があったのですか?」

 

『はい、フィンさん達と入ったマスターは32階層でアイズさんが残るといいリヴェリアさんたちと共に33階層へと降りたのです、そこで待ち受けていたのが。』

 

「ウオダイオスだったんですね?」

 

『あぁ、最初はアイズが倒すといって攻撃をした。だがマスターは突然何かに気づいたのか、アイズの手を引っ張りリヴェリアの方へ投げた。そしてそこからラビットラビットへと変身をして突然変化したウオダイオスと戦ったってわけだ。』

 

「そんなことがあったのですか、それで戦兎がボロボロになったのですね、納得をしました。」

 

シュテルは治療魔法をやめて、彼が目を覚ますのを待つことにした、だいぶ体についていた傷は癒されており後は大丈夫だろうと判断をしたのだ。

 

彼女は部屋を出ると、アイズがいた。

 

「おや?アイズじゃないですか、どうしたのですか?」

 

「・・・エボルトは・・・・・」

 

「大丈夫ですよ、傷は治しておきましたし、あとは彼が目を覚ますのを待つだけですよ?」

 

「・・・・・わかった。」

 

彼女はそういって部屋の前を素通りをしていく。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

シュテルも自身の部屋の方へと戻っていくのであった、その夜戦兎の部屋に入る人物がいた。

 

アイズだ、彼女は普段のパジャマの姿になっており彼の部屋に入っていきいつも通りにベットの中へ入ってきたが、彼女は前から抱き付いた。

 

「エボルト・・・・私はあなたがいなかったらどうなっていたのか、あの時あなたは救ってくれた・・・でもあなたがいなくなったときの方がもっといやだ。だからお願い・・・エボルト・・・・」

 

アイズはエボルトこと戦兎の方へ近づいて彼の唇にキスをする、アイズにとってこれははじめての異性に対してキスをした。

 

すると彼女から光が発生をして、エボルトの方へ何かが刻まれて行きさらにはアイズにも新たな魔法が出きていく。

 

次の日

 

「・・・・・・・・・・・・・・・ここは?」

 

戦兎は目を覚ました後、記憶が発生をした。

 

「風の魔法?なんで・・・え?」

 

「すーーー・・・すーーーー・・・・」

 

隣を見たらアイズが寝ていた、おそらく彼女が看病をしてくれたのか?と思っていたが・・・

 

(いや魔法を使えて治療魔法が得意なのはシュテルかカレンだな、あとでお礼を言わないとな。さて)

 

戦兎はアイズを起こさないように、そーっと出ようとしたが彼は彼女の耳元で。

 

「ありがとうな・・・アイズ、それとキスをする時は俺が意識がある時にしてくれよ?(笑)」

 

そういって彼は外へ出る。

 

アイズside

 

「//////////////」

 

恥ずかしい・・・まさかエボルトに気づかれていたなんて、それよりもどうして私はエボルトにキスをしたんだろう・・・そうだ。

 

「リヴェリアに聞こう。」

 

私はエボルトの部屋を出てリヴェリアがいそうな場所へと向かう、廊下を走っているとリヴェリアを見つけた。

 

「リヴェリア!!」

 

「おやアイズじゃないか。」

 

「アイズどうしたのです?」

 

リューとナハトがいた。まぁいいか・・・

 

「リヴェリア・・・その・・・」

 

「どうした?」

 

「エボルトのそばにいると最近、胸がドキドキしだしてきて・・・・」

 

「ぶーーーーーーーーーーーー!!」

 

私がドキドキと言った瞬間、ナハトがいきなり拭きだした、なんか言ったのかな?」

 

「す、すまない・・・(まさかマスターアイズまで落としてたのですか!?これ帰る時まずくないじゃないですか!!)」

 

ナハトさんが慌てているけど、リューとリヴェリアはどうしたのかな?

 

「ま、まさかエボルト様をですか!?」

 

「ふーむエボルトか・・・アイズ頑張れとしか言えないな・・・・」

 

どうしてだろう?頑張るしかないのはわかっているけど。

 

アイズside終了

 

一方で戦兎は中庭で右手を構えていた、彼は謎の体に受けこまれた感じの魔法が頭の中にインプットされた新たな技を使うために。

 

「あれ?エボルトじゃん!!」

 

「あら回復をしたのね、でも何をしているのかしら?」

 

「行ってみようよ!!」

 

ティオナは走りだしてティオネは呆れながらもいくが、次の瞬間。

 

「テンペスト!!」

 

「あれ?ああああああああああああああああああああああ!!」

 

「ティオナああああああああああああああああああああ!!」

 

大きな竜巻が発生をしてティオナは勢いよく空中へ回転をして吹き飛ばされて行く。

 

「ん?」

 

戦兎は振り返るとティオナが浮いているので、やばいと思い変身をする。

 

『AREYOUReady?』

 

「変身!!」

 

『フェニックスロボ!!イエ―イ!!』

 

彼は背中の翼を開いて、落ちてきたティオナをキャッチをして着地をして降ろしてから変身を解除をした。

 

「すまないな、まさかティオナがいるとは思ってもなかったさ、すまなかった。」

 

「ううん私が悪いよ、エボルトが起きたから。でもあの技ってアイズのだよね?どうしてエボルトが使えるの・・・しかも風の魔法だし。」

 

「みたいだな・・・だがここで使うのはやめておこうっと。」




次回 目を覚ましたエボルトは記憶を失ったエルフに名前を付けることにした。

次回「名前を付けよう!!


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名前を付けよう

「ふーむ・・・・・・」

 

傷を回復をしたエボルトこと戦兎は髪に名前を書いていた、彼には子どもがいないはずなのに名前が書かれているのは彼が見ているのは前に助けたエルフの女性の名前だ。

 

彼女は現在も名前を思い出せないため、彼が付けることにしたがいい名前を思いつかないのだ。

 

「エルフ・・・エルフ・・・うーーーん。」

 

「エボルト、いったいどうしたのだ?」

 

彼が困っているところにリヴェリア、レフィーヤ、リューにもう一人声をかけてきた人物がいた。

 

「どうしたのエボルト?」

 

「あぁアリーゼたちか少しな。」

 

彼女はアリーゼ・ローヴェル、元アストレアファミリアの団長で現在はエボルト・ロキファミリアの団員へとなっている。

 

現在はロキ・ファミリアなども協力をしておりガーディアンたちが見回りをするほどだ。

 

そのためアリーゼもアストレアに頼み彼のところへとやってきた、本当はというと彼に恋をしてしまったのだ。

 

あの時から数年が経っているが、たまにやってきて話をしているアリーゼ、もっと近くにいたいなと思いこのファミリアへとやってきたのだ。

 

現在に至る。

 

「あぁ記憶を失ったエルフの子がいただろ?さすがに名前がないのは駄目だから名前を付けようと思ってな。」

 

「エボルトさまがですか?」

 

「あぁ・・・だがいい名前が浮かばなくてな・・・・」

 

「そういえばエボルトーーーシュテルたちの名前を付けたのってエボルトだよね?」

 

「あぁ俺がつけたな、だがあれは・・・・」

 

そうシュテル、レヴィ、ディアーチェに関しては前世の記憶から探してつけているが・・・カレンやアレナ、ティナに関してはあっちの世界で付けた名前だ。

 

「しかしエルフとなると別になる、リヴェリアやレフィーヤやリューのような名前を付けるとなるとな・・・・」

 

「そこまで堅くならなくてもいいだろうエボルト。」

 

「そうですよ!!」

 

「エボルトさま、一旦休んで考えてみたらどうですか?」

 

「・・・そうさせてもらうよ、ずっと考えていると頭が痛くなっていてな。」

 

そういって彼は部屋を出ていく、彼女たちはエボルトがつけようとしている名前を見ていた。

 

「アーナ、ケイ、ユウキ、ハンベルトって・・・最初の方はいいが・・・途中から変わってきている気がするのだが・・・・」

 

リヴェリアはため息をついていたが、彼女たちも苦笑いをしている。

 

一方でエボルトこと戦兎は中庭にてベルと彼女が戦っている、彼女が持っているのはエボルトが前に使っていたロッドを現在は使用をしている。

 

魔法の方もエボルトが教えた影響かメラやギラ、イオなどの火球呪文などを唱えることが可能となっている。

 

「メラ!!」

 

彼女が放ったメラをベルは回避をしている。

 

「く!!」

 

その様子を見ており、彼女の特徴な黒い髪などを見て名前を思いついていく。

 

「ふむふむ。」

 

「あ・・・・・・」

 

「ん?ごふ!!」

 

突然としてエボルトは地面に倒れた、その理由は彼女が持っていた杖が滑ってしまい、エボルトの顔面に命中をして彼は気絶をしてしまった。

 

「エボルトさまああああああああああああああ!!」

 

数時間後彼は目を覚ました。

 

「いててて、そうだあの時・・・ん?」

 

彼は左手に何かがつかんでいる感じがしてみていると彼女がいた。疲れていたのか彼女は眠っていた。

 

「・・・・あ!!エボルトさま!!もうしわけございません!!私が手を離したせいで・・・」

 

「気にしないでくれ、本来だったら気づけたのを俺もぼーっとしていたのでな、さて君の名前が完成をしたのでね送らせてもらうよ。」

 

「え?」

 

「いつまでも名前がないのは嫌だろ?それでずっと考えていたが先ほどの模擬戦で思いついたのさ。名前は・・・エレだ。」

 

「エレですか・・・」

 

「すまんな、名前が短くてだがその方が呼びやすいと思ってな。」

 

「エレ・・・わかりました、今日から私はエレと名乗らせてもらいますねエボルトさま・・・ありがとうございます。」

 

彼は彼女が喜んでくれたので良かったが・・・・

 

(まだ顔のところがひりひりして痛いな・・・あれは強力な一撃だな・・ドラクエで言う会心の一撃だな・・・・)

 

彼はそう思いながらエレの笑顔を見て守れてよかったなと思いつつ、彼はこれから起ころうとしている事件のことを考えるのであった。




次回 ロキ・エボルトファミリアは遠征に行くこととなり、今回はエボルト自身もついていくことになった。

次回「遠征再び、エボルト準備」


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エボルト 遠征準備

ロキ・ファミリアは騒がしかった、現在彼らは遠征準備をしている。今回は前に行けなかったさらに下の方へと行くために準備を整えていた。

 

その中でエボルトこと戦兎も遠征へ行く準備をしていた。

 

「さて今回は遠征だからな、色々と準備をする必要があるからな。えっとまず必要なのはゴッドクロスドライバーにフルボトル各種、ポーションなどなどは彼らが持っていくとして。」

 

っと準備を整えている、グレーズやエクスカリバーたちももって彼は準備を終わらせるために武器などの手入れを忘れずにと彼は準備を完了をする。

 

「ふぅ・・・終わったみたいだな。」

 

彼は部屋を出て今回行くメンバーを確認をしていた。

 

「フィンを始め幹部は総勢、うちからは俺にリューにアリーゼ、アレナにカレンにティナにナハトだな。シュテルたちにはエレやベル君を鍛えてもらおうとしよう。」

 

戦兎はそう思いながら、ほかの人物たちの様子を見ていた。アリーゼとリューは自身の武器をアレナたちは相棒を点検をしていた、

 

全員が戦いの準備をしており、彼はロキがいる部屋の方へとやってきた。

 

「エボルトどうしたんや?皆遠征の準備をしているのにのんきやな、今回はエボルトも行くんやろ?」

 

「俺の方は準備は完了をしているさ・・・それに闇の力を使おうとしている奴らを見逃すわけにはいかないからな・・・・」

 

そういって彼は本来の目的である闇を倒すためにこの世界へとやってきた、ロキは飲んでいるお酒を一旦おいてから話をする。

 

「なぁ戦兎・・・ほんまに帰ってしまうん?」

 

「ロキねぇ?」

 

エボルトではなく戦兎呼びをするロキに彼は首をかしげているが彼女は話を続ける。

 

「おそらくやけど、戦兎が帰ったらアイズやレフィーヤは悲しむと思うねん、アイズはあんたのこと異性として見ているし、レフィーヤやあんたを見ているとアリーゼにリューもかな?あのリヴェリアさえあんたには素で過ごしている。おそらくあんたが帰るって知ったら全力で止めると思うで?」

 

「・・・・・・それは・・・・」

 

戦兎も彼女たちのことはわかっているつもりだ、アリーゼはおそらく自身が助けてくれたことでこっちに移籍をしてくるほどだ。

 

「ロキねぇ、それはなのはたちを裏切れってことなのか?俺を待っているあの子たちを・・だが俺にはそれはできない。あっちは俺の故郷でもあるからね。」

 

「・・・戦兎・・・・」

 

彼はロキの部屋から出ようとする、いつかは話さないといけないことを思いながらも・・今は黙っていることに。

 

「いずれ話すよ、ロキねぇ・・・いつかは話さいといけないことだ。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

黙っているロキを後に戦兎は部屋を出て自身の部屋に戻るのであった。それから数日がたち彼らはダンジョン入口に立っていた。

 

「諸君これよりロキファミリアは遠征を行う!!前回は51階層までは行けたがそこで敵の襲撃でダメージを受けてしまった!!だが今回はそんなことがないように進んでいく!!」

 

「「「「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」」」」

 

ロキファミリアたちはいざ行かんとダンジョンの中へと入っていく、エボルトは彼らの先頭にたち武器を構えていた。

 

ゴブリンたちはロキファミリアへと襲い掛かってきたが、エボルトが放ったイオラをうけて爆発をして魔石が落ちている、彼は気にせずに先の方へと進んでいた。

 

彼らを守りながらのため、盾で攻撃をふさぎながら持っている剣で切っていく。さらにミノタウルスなどが襲い掛かってきたが、エボルトは持っている剣に炎が纏い燃え盛る火炎斬りがミノタウルスの体を燃えていき魔石だけ残った。

 

ゴライオス戦のところまで降りてきた、そこには復活をしていたゴライオスが吠えてきた。

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

ゴライオスは吠えてきたが、エボルトは一瞬でけりをつけるために呪文を唱えていた。

 

「ドルマドン!!」

 

黒い魔球が放たれてゴライオスに命中をして、エボルトはそのままゴライオスを切りつけていく。

 

魔石を拾ってフィンに渡した。

 

「エボルト大丈夫か?さっきから魔力を使っているけど。」

 

「気にするなって、俺は大丈夫だ・・・さーて18階層で休むんだろ?」

 

「そうだね、みんな18階層で休憩をするぞ!!」




次回 18階層で休んでいたエボルト、だが突然として何かが彼に襲い掛かる。

「誰だ!!」

次回「襲い掛かってきた闇」


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突然の襲撃者

ロキ・エボルトファミリアの遠征部隊は現在18階層のリヴェラの街へとやってきていた、ここで一泊をしてからまた進むこととなりエボルト自身も休んでいた。

 

彼は現在は綺麗な場所が見える場所で一人で休んでいた、むろんクレーズやエクスカリバーたちが装着をしたままだけど。

 

「・・・美海達には悪いな・・・本当だったら人間形態をとってもらうところだが・・・・」

 

『仕方がありませんよ、彼女たちを出すわけにはいきませんからね・・・』

 

『そうだな、私たちも普段はしゃべれませんからね、この間マスターが倒れた際もシュテルが皆を外に出してくれたので詳しく話すことはできたのだからな・・・』

 

「そうか・・・・」

 

戦兎はセットアップをしてクレーズを構えていた。

 

「何者だ・・・先ほどから俺をずっと見ている貴様は・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

フードをかぶった人物は何かをとりだしてそれを地面にたたきつけた。するとそこから出てきたのは怪物祭りでも現れた植物花が現れる。

 

「ちぃ!!」

 

彼は離れて魔法の弾を連続して放ち攻撃をする、街の方でもその様子が見えたのでフィンたちは何か嫌な予感をしていた。

 

「急ごう!!」

 

フィンたちも武器を装備をしてその場所へと向かっている、戦兎はロッドモードのクレーズを銃モードへと変えてトリガーを放ち攻撃をしている。

 

「ディバインシュート!!」

 

トリガーから弾が放たれて攻撃をしているが、植物花は戦兎を食べようと追撃をしている、彼は回避をしてからすぐにトリガーを引いて口の中に連続して弾を放ち撃破した。

 

「!!」

 

「はあああああああああああ!!」

 

さらにエクスカリバーを出してフードをかぶった人物へ攻撃をするが相手は蹴りでエクスカリバーに対抗をして受け止めている。

 

「ぐ・・・・・・・・」

 

戦兎はエクスカリバーが受け止められたことに驚いている、相手はそのまま力を入れて戦兎は後ろの方へと下がる。

 

「エボルトから離れろ!!テンペスト!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

アイズがテンペストを発動をさせてフードかぶった人物へ攻撃をしたが、相手は回避をして左手を前に出して火の弾を出してきた。

 

「!!」

 

「であ!!」

 

その火球をフィンがはじかせて全員がエボルトの近くに集まった。

 

「エボルト!!」

 

「兄貴、無事か!!」

 

「おーいきておったか!!エボルト!!」

 

「すまん・・・助かった・・・・」

 

戦兎は立ちあがりエクスカリバーをレヴァンテインのように連結刀にしてフードをかぶった人物の体に巻き付ける。

 

「!!」

 

彼らは犯人を捕まえることに成功をした、エボルトはフードをかぶった人物に近づいてかぶっているのをとろうとしたときに閃光が発生をして全員の目をくらませる、戦兎もその閃光を受けてエクスカリバーも連結刀が解除されてしまう。

 

そして全員が目を開けると犯人は消えていた、戦兎もレヴァンテインを見て連結刀が解除されているのに驚いていた。

 

(まさか連結刀が緩ませるほどの力で逃げたということなのか?それとも闇の物が動きだしたってことか・・・・)

 

戦兎はエクスカリバーを持ちながら辺りを見ている、先ほどの魔力はなくなっており・・・彼は武器を消滅させる。(というよりは元のペンダントへ戻っている。)

 

「エボルト大丈夫かい?」

 

「あぁ無事だ・・・」

 

「いったい奴らは何者なんだい?」

 

「・・・わからん、俺もいきなり襲撃を受けたからな・・・」

 

そういいながら、彼は空を見ている。ダンジョン内でも光っており・・とりあえず街の方へと戻り休むことにした。

 

彼は部屋に戻り何かを出していた、それはこの世界へ来る前・・・母である美奈子からもらったクリスタルだ。

 

『そのクリスタルはあなたの思いで奇跡が起こるクリスタルよ?何が起るかは私にもわからないから気を付けて?』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼はそのクリスタルをクレーズの中へとしまい、眠ることにした。




次回 ロキ・エボルトファミリアは遠征場所でもある59階層へとやってきた、エボルトこと戦兎は変身をせずに敵を追撃をしている。

そこに現れたのは18階層でアイズに襲い掛かってきた女性であった、戦兎はゴッドクロスドライバーを装着をしてアイズの援護をしようとしたが・・・

「ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!」

そこに現れたのは!!

次回「襲撃を受ける戦士たち、戦兎のある決断!!」


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襲撃を受けるファミリア 戦兎の決断

ロキ・エボルトファミリアのメンバーたちは前回の51階層を越えて59階層へとやってきていた。

 

途中で見たことがない敵が現れたりしたが、カレンやアレナたちが魔法などで蹴散らせていきティナが回復魔法で負傷をおったメンバーたちを回復させている。

 

そこで張っているテントの中でエボルトこと戦兎、フィン、リヴェリア、ガレスの四人が話をしている。

 

「エボルト、君はどう見ている?」

 

「あの女が言っていたアリア・・・おそらくあれはアイズに向けて言ったことだろうな・・・俺も神としての力でアイズからは別の何かを感じていた。」

 

「・・そうか、やはり君には隠しておけないね・・・」

 

フィンは決意をしたのか、戦兎にアイズのことを話すことにした。彼は聞こうとしたとき外から何かの音が聞こえてきた。

 

「「「「!!」」」」

 

四人はテントの外へ向かうと突然としてモンスターたちが襲っていた、リューやアリーゼなども迎撃をしている。

 

「だったら!!」

 

戦兎はゴッドクロスドライバーを装着をしてフルボトルを出して装填する、

 

『ウルフ!スマホ!ベストマッチ!!』

 

彼はレバーをまわしていきスナップビルダーが発生をする。

 

『AREYOUReady?』

 

「変身!!」

 

『スマホウルフ!イエ―イ!』

 

彼は走りだして右手のウルフクローで現れた魔物たちを切っていく、左手のスマホシールドのパットを触りアイコンを発生させる。

 

アイコンが発生をするとそこから幻影でアイズとリヴェリアが現れて襲い掛かってきた魔物たちを次々に駆っていく。

 

「くらうがいい!!我が技!!ジャガーノート!!」

 

「決めるわよ!!フレイムブレード!!」

 

「決めます!!アイスシューティングアロー!!」

 

「プラズマブラスト!!」

 

四人の技が命中をしてモンスターたちは次々に魔石へと変わっていく、一方でアイズは現れたレヴィスと戦っていた。

 

戦兎は駆けつけようと向かおうとしたとき。

 

「クレナイ・・・イクトおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「!!」

 

彼は声をした方を見る、そこにはかつて自身が倒した人物がいたからだ。

 

「・・・・・葵 健吾・・・・・」

 

かつて仮面ライダーベリアルとして自分たちの前に立って、再び今度は脳だけの状態で自分たちに襲い掛かってきた人物がこの世界にいた。

 

だが奴は復讐のことしか考えていないようだ、理性を失い自身の名前を呼ぶだけの人物になっていたのだ。

 

「・・・健吾・・・・・」

 

「イクトおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

彼の姿は人の姿を保っているが、ほとんどがモンスターと変わらない状態になっている、彼はインフィニティフューチャーフルボトルを出してゴッドクロスドライバーにセットをする。

 

そのままレバーをまわして変身をする、

 

『『『インフィニティフューチャー!!』』』

 

彼は無言でエターナルストライカーを構えていた。健吾は野生のように彼に襲い掛かってきたが彼は冷静に持っているエターナルストライカーで切りつける。

 

「ぐが!!」

 

そのまま彼はドリルクラッシャー、四コマ忍法刀 トリケラドリラーなどの武器が空中に現れてそのまま健吾にダメージを与えていく。

 

「・・・・・・・・・・健吾・・・・・・」

 

「ぐおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「せめて・・俺が安らかに眠らせてやる・・・なんでお前がいるのか知らないけどな。」

 

彼はレバーをまわしていき音声が流れる。

 

『スーパー!』

 

『ミラクル!』

 

『エクセレント!』

 

『『『アルティメット!!』』』

 

『『『ReadyGO!!』』』

 

「は!!」

 

彼は上空へとび一気に蹴りを入れていく。

 

『『『インフィニティフューチャーフィニッシュ!!』』』

 

虹色に輝いた蹴りが健吾を吹き飛ばした、彼は着地をしてほかの団員たちも彼のところへと駆けつける。

 

「ぐおおおおおおおおおおお!!」

 

全員が武器を構えていたが、ビルドGODだけは構えてなかった。

 

「安らかに眠れ・・・・・」

 

「ぐお・・・・おおおお・・・・・」

 

すると限界が来たのかわからないが、健吾の体は徐々に崩壊をしていき彼は崩れた場所へと行くと魔石が落ちていた。

 

「・・・・・やはり魔石か・・・・」

 

彼はそれを握りしめると魔石は粉々になった。一方でアイズもエボルトにキスをしてもらったのか力が上がっている感じがした。

 

「これで決める!!」

 

『ボルティックブレイク!!』

 

なんでか知らないが愛用の剣 デスラードがそんなことを言い彼女はレヴィスにダメージを与えた。

 

「・・・・なんだ・・・その力は・・・・・」

 

「私と・・・エボルトの愛の力!!」

 

「は?」

 

「「「「えええええええええええええええええ!!」」」」

 

「エボルトおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「誤解だ!!」

 

リヴェリアにつえをむけられて両手を手に上げているビルドGOD、アイズは全員が何で怒っているんだろうと思ったのであった。

 

「く・・・・ここは一時引くとしよう・・・アリア!!お前の力は上がっているだけ言っておく。」

 

レヴィスはそう言って撤退をしたが、後ろではリヴェリアの魔法がエボルトに撃っていたが、彼は避けているのであった。

 

全員が苦笑いをしているがアイズだったが、突然としてガレスたちに怒られた。

 

「り・・理不尽・・・(´・ω・`)」

 

こうして遠征は無事に成功をしてエボルトたちは戻るのであったが、エボルトは突然動きを止めたのでリヴェリアは激突をして尻もちをついてしまう。

 

「あう!!」

 

「・・・あ、すまない。(なんだ?どこから見ている・・・・)」

 

彼は神の力を少しだけ解放さえて遠くなどを見ているが・・・見えてない。

 

(一体誰が・・・・・)

 

???

 

「・・・・まさかレヴィスが撤退に追い込まれるとはな・・・まぁいい・・・さて次のプランを立てるとしよう・・・仮面ライダー抹殺をね。」




次回 遠征を終えて戻ってきたエボルト、だが戻ってきてメンバーたちは何かが様子がおかしいと思った。

その理由とは。

次回「まさかの戦争!?ベルの戦い!!」


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まさかの戦争!?ベルの戦い

エボルトたちは無事に遠征を終えて地上へと帰ってきた、久々の地上の空気に彼らは吸っている。

 

「やっと出れた・・・・・」

 

「なんかどっと疲れている・・・」

 

エボルトたちは突然襲撃をしてきた人物たちのことを思いながらも黄昏の館へと戻ってきたが館がなんだか騒がしいことになっていることに気づいた。

 

「・・・エボルトさま!!」

 

ナハトたちが駆け寄ってきた、エボルトこと戦兎は一体何があったのかと聞いている。

 

「・・・実はですね・・・・」

 

ナハトの話を聞いて、エボルトは怒りが頭の中に来ていた。アポロンファミリアの団員たちがリリルカ・アーデという少女をかばったということ。

 

彼らが先に手を出したことも聞いた。そして奴らはロキねぇに対して戦争を起こすといってきたのだ。

 

「ふーむ・・・戦争とはな・・・すぐにロキねぇと会おう。」

 

彼は急いでロキのところへと向かった、そこではいつもと違い目を見開いているロキが座っていた。

 

フィンたちもどうやら話を聞いて怒っている。

 

「ベルがやったことは間違いない、だが・・・彼は怒らせてはいけないファミリアを怒らせている。」

 

「その通りだな・・・・・」

 

「フィン!!やるならわしらが攻めるぞ!!」

 

ガレスが言うが、フィンも怒っている。

 

「ガレス・・気持ちはわかる・・だが奴らはベルに戦争を仕掛けてきた・・・だがなぜ今のタイミング何だろうか・・・」

 

「確かに・・・ロキ・・・なにかわかっているのか?」

 

「・・・・わからへん、あのアポロがうちに喧嘩を売る事態がおかしいねん・・・それよりもまずはベルの傷や・・・あいつらベルをフルボッコにしやがったんや・・・今はシュテルンたちが見てくれているけど・・・・」

 

「・・・そうか・・・・ロキねぇ・・・戦争はいったいいつ頃に起こると?」

 

「準備などを入れて一週間後や。」

 

「一週間後・・・ベルの仲間として出れるのはどれくらいだ?」

 

「そうやな・・・あっちが指定をしてきたのはレベル4以下のメンバーやと・・うちやとレフィーヤとかラウルにアキぐらいや。」

 

「それとリューも出場ができるな・・・なら俺がすることは決まった。」

 

戦兎はベルを鍛えるために彼の場所へと向かう、そこにいたのは落ち込んでいる女の子がいた。

 

「・・・君は?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

戦兎は前世での記憶を見ているため、思い出した。

 

「リリルカ・アーデというのは君だね?」

 

「・・・・・」

 

彼女は体をびくっとさせている、だが彼は頭を撫でている。

 

「え?」

 

「ベル君が助けたんだ、あの子は優しいからね・・・さてまずはベル君の体を治すとしよう。」

 

戦兎はベルのところへと立ちあがり、ヒールフルボトルを振ってトランススチームガンにセットをする。

 

『スチームアタック!!フルボトル!!』

 

ヒールフルボトルをセットをしたトランススチームガンから癒しの弾が放たれてベルに命中をすると、彼の傷が治っていき彼は目を覚ました。

 

「・・・あれ?僕・・・・」

 

「ベル君大丈夫かい?」

 

「エボルトさま・・・そうだリリは!!」

 

「ベルさま!!」

 

リリはベルに抱き付いている、彼は目を覚ましたベルに戦争のことを話した。

 

「ベル君、一週間後に君は戦わないと行けなくなった・・・そしてこの一週間は君を鍛えることにする。」

 

「すみませんエボルトさま・・僕のせいで。」

 

「君は正しいことをした、それだけのことだ・・・さーて俺は一週間の特訓を考えるとしよう。」

 

そういってエボルトは部屋を後にした。

 

 




次回「ベルの特訓」


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