やはりおれがライダーの力でSAOを攻略するのはまちがっている (あなべべさんじゅうなな)
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プロローグ
拒絶と友達


戦兎「天っ才物理学者、桐生戦兎がいる東都の街に現れたスマッシュと呼ばれる謎の怪物。
その時現れた皆のヒーロー仮面ライダー。」

八幡「いやいや、自分でヒーローとか言っちゃいます?普通。」

戦兎「うるさいんだよ。だから目が腐ってんだよ。」

八幡「関係ないでしょ。
つかあんたの出番ねえから。
仮面ライダーのオリキャラ出す気ねえし。スカイウォールもないし、スマッシュも出ない」

戦兎「え?いやいや、嘘でしょ?
仮面ライダーといえば、仮面ライダービルド 桐生戦兎の出番でしょ?」

八幡「どんまい。さぁどうなる第一話」

戦兎「え?本当に?嘘だと言ってよはちまーん」


『あなたのやり方、嫌いだわ。』

『人の気持ち考えてよ。』

 

 

 

 

修学旅行の一件で、あいつらに拒絶されて一月がたった。

あれ以来、奉仕部には顔を出していない。

雪ノ下と由比ヶ浜ともあれ以来接触がないので俺は奉仕部には必要ないんだろう。

 

正確には修学旅行から帰った翌日は顔を出そうと部室には向かったのだが、

 

『ヒッキー今日来るのかな?』

『あんな男、この部には必要ないわ。』

『そうだよね。あんなことする理由がわかんないし。』

 

 

部室の前で二人の会話を聞いてしまい、その日はそのまま帰宅した。

 

 

 

 

 

昼休み、いつも通りベストプレイスにて小町お手製の弁当を食べていると、いきなりある人物から声をかけられた。

 

「あ、ヒキタニくんいたっしょ。

昼休み入ったらすぐどっかいったから探したっしょ。」

 

「ん?どうした戸部?

俺は今、妹が作ってくれた弁当食べるのに忙しいんだが。」

 

「それは悪かったっしょ。

ちょっとヒキタニくんに用があってさ。

放課後少しでいいから時間くれない?

二人きりで話したいことあるし。」

 

「は?なんだよ話って。

まぁ別に構わねえけど。」

 

「サンキューっしょ。

じゃあ、帰りのHR終わったら駐輪場で待ってるっしょ。

これ以上昼の邪魔しちゃ悪いからもういくべ。」

 

戸部が俺と話したいこと。

まぁ十中八九、海老名さんとの事だろ。

ただ、あれからもう1ヶ月はたつ。

あの告白について文句を言いたいのだとしたら遅すぎる。

 

 

放課後

駐輪場に向かうともう戸部が待っていた。

 

「悪いな。遅くなった。」

 

「いや、そんなことないべ。

俺もついたばっかだったし。」

 

 

 

そして戸部に連れられ近くのサイゼに入った。

わかってんな戸部のやつ。千葉といったらサイゼだよな。

 

 

「で、話したいことってなんだよ。 」

 

「いやぁもしちがったらめっちゃ恥ずかしいし、ヒキタニくんにも悪いんだけどさ。

 

うん。

ヒキタニくんって本当に海老名さんのこと好きなん?」

 

「どうゆう意味だ?」

 

「あれだべ?修学旅行から帰って来てからヒキタニくんのこと結構見てたっしょ。

だけどほとんど海老名さんのこと見てなかったし、今思うと海老名さんに振られた後もあんま落ち込んでる様子じゃなかったっしょ。

それ考えてたら、あの告白も好意でしたんじゃなくて、なんか俺が振られるのを防いでくれたんじゃね?ってなってもうわけがわかんなくなってさ。

もうヒキタニくんに直接聞いたほうが早いべって感じっしょ。」

 

「お、おう。

俺が海老名さんのことを恋愛感情で見ていないことは本当だ。

ただ、なんで告白したかは言えない。」

 

「やっぱそうだったっしょー。

でもどうしても理由は言えない感じ?」

 

「ああ。それを言ったらあのいら……」

 

やべっ口がすべった。

 

「やっぱ奉仕部への依頼だったかぁ。」

 

「すまん。今のは聞かなかったことにしてほしい。」

 

「ならその依頼について全部教えてくれたら聞かなかったことにするっしょ。」

 

「はぁ。

戸部どうしても聞きたいのか?

聞いたら間違いなく後悔するぞ。」

 

「大丈夫っしょ。

一応当事者だべ俺?

それに聞いたら、全部聞かなかったことにする約束だしよ。」

 

「わかったよ。全く。

お前と葉山が奉仕部に依頼にきた次の日、奉仕部に海老名さんと葉山が来たんだよ。

依頼内容は修学旅行で男子同士のイチャイチャがみたい、とかゆうふざけた内容だった。

よく考えてもみろ。

普段そこまで絡みがない俺。

違うクラスの雪ノ下。

同じグループである由比ヶ浜。

この3人にそんな依頼する必要がないだろ。

それに依頼内容を言った海老名さんはこっちをまじまじと見てくるし、葉山は苦虫を噛み潰したような顔をしていた。

それみて海老名さんの本当の依頼がわかった。」

 

「それってまさか。」

 

「ああ。お前の想像通りだとおもうぞ。

男子同士でつるまして、戸部と二人きりになることを、いやストレートにいえば戸部に告白させないようにするのが本当の依頼だったわけだ。

まぁ雪ノ下と由比ヶ浜は気づいてなかった、いや今でも気づいてないだろうがな。」

 

「そのあと葉山に別で話を聞いたが、まぁ俺の考えた通りだったわけだ。

直接言うのは若干心苦しい感はあるが、あのとき海老名さんはお前が告白してきそうなのをわかっていた上で受け入れる気がなかった。

それで告白したお前と振った海老名、

この2人が同じグループにいればその関係がぶっ壊れると思った海老名さんと葉山は奉仕部に告白をさせないように依頼したわけだ。

海老名さんは友達である由比ヶ浜がいるからそんな回りくどい依頼をして、葉山はその件での保険みたいなことをかけてきたわけだ。」

 

「…隼人くんの保険ってなんだべ?」

 

「……もし依頼が失敗してお前が振られたとする。

それであのグループが崩壊したとする。

それを奉仕部のせいにしてしまえばいい。

奉仕部が余計なことをしたから戸部は振られた。そのせいでグループの仲が微妙になってしまった。

原因を外に作ってしまえば元に戻せるとでも思ってたんだろ。」

 

「正直、お前らのグループがどうなろうと知ったこっちゃなかった。

でももし俺がなにもせずにいて葉山の思い通りになったとしたら、俺だけじゃなくて雪ノ下や由比ヶ浜まで被害を受けていた。

俺がなにもしなかったせいであの2人に被害が及ぶのは我慢ならなかった。

だからお前の感情を無視してあんなことをしたってわけだ。

海老名さんも俺の考えがわかったのか、『今は誰とも付き合う気がない。』って返事をしてお前にそのまま告白させるのを防いだわけだ。」

 

「どうだ?胸糞悪いだろ。

なんせ登場人物全員がバカとクズで自分勝手なやつしかいないんだからな。

 

だからお前は俺を許さなくてもいい。

殴る蹴るにしたって受け入れる。

それくらいのことはした自覚はある。

学校で噂になってるとおり俺は最低の人間だからな。

ただ、あのグループとは今まで通りでいて欲しい。

それが依頼だったからな。」

 

「そっかぁ。隼人くんは俺が振られるのは知ってたのかぁ。

やっべ。思った以上にショックがでかいべ。

 

でもヒキタニくんには怒ってはないべ。

奉仕部のためとはいえ、俺らのために動いてくれてたんしょ?

それに、ヒキタニくん最近奉仕部顔出してないべ?

俺らの問題のせいで奉仕部の仲が微妙なのが俺自身が許せないっしょ。

本当に悪かったっしょ。」

 

「お、おい謝んな。

べ、別にお前のせいってわけじゃねえっての。

あれは俺がやり方を間違えたからであってお前のせいじゃない。

だからお前が気にするようなことじゃない。」

 

「やっぱヒキタニくんめっちゃ優しいっしょ。

ヒキタニくん俺と友達になるべ?

とりあえず連絡先交換するべ。」

 

は?なぜ俺が優しいとか思ってんの?

お前の感情を踏みにじった男だぞ?

まじでリア充の考えわかんねえ。

 

「お、おう。」

 

とりあえず携帯出して戸部に渡す。

 

「やり方わかんないから頼むわ。」

 

「了解だべ。」

 

 

なんかきづいたら戸部と友達になっており、連絡先を交換してしまった。

 

「あ、そうだ。ヒキタニくんまだ時間大丈夫だべ?

この後、ちょっとサッカー部の後輩から相談受けてんだけど一緒に聞いてくんない?

ここの支払いは全部払うから頼むっしょ。」

 

「あ、あぁ。別に構わねえよ。」

 

 

 

10分後

 

「どーもお待たせしました。戸部先輩。」

 




すみません
前書きは内容全く関係ありません。
ただの悪ふざけです

今後も前書きだけライダーのオリキャラは出てくるかもですが内容には一切関係ありません。


やべ、SAOどこいった?
3話くらいには入りたいなぁ(遠い目


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生徒会選挙 そして

美空「みんなのアイドル、みーたんだよー」

かずみん「うぉー。みーたん今日も可愛いよぉー
おい八幡。一話にみーたんの出番がねえけどどうゆう事だゴラァ」ロボット イン グリス ブラァ

八幡「いや、こえーよ
まだ一話だし。さぁどうなる第2話」




「どーもお待たせしました。戸部先輩。」

 

亜麻色の髪の女子が近づいてきた。

 

「お、おい戸部?

サッカー部の後輩って話だったけど?

女子が来るなんて聞いてねえぞ。」

 

戸部に耳打ちで尋ねる。

 

「ん?だからサッカー部のマネージャーの後輩だべ?

とりあえず紹介するべ。

こっちがサッカー部の後輩のいろはす。

んで俺の友達のヒキタニくんな。

ヒキタニくんもいろはすの相談に乗ってくれるってゆうからいいっしょ?」

 

「どーもー。一年の一色いろはです。」

 

「っす。比企谷八幡でしゅ。」

 

やっちまったよ。

黒歴史確定だよ、こんちきしょー。

 

「あれ?ヒキガヤくんだったんだ?

ずっとヒキタニくんだと思ってたべ。」

 

「ん?どっちだっていいよ。

名前覚えられるほうがすくねえしな。」

 

やっぱこいつ素で間違えてたんだな。

まぁヒキタニくんで呼ばれるのも慣れたし。

 

「えっと、一色さんだっけか?

どうする?俺には話しずらいなら帰るけど?」

 

「いえ、全然大丈夫ですよー。戸部先輩だけだと頼りないですし。」

 

 

いや、戸部に対する扱いひでーな、おい。

 

「今度、生徒会の選挙あるじゃないですかぁー。

……(以下略」

 

 

 

一色の相談はクラスの女子からの嫌がらせで生徒会長に勝手に立候補させられ、あげく他に立候補する相手もいなくこのままだと生徒会長にさせられるから、それを自分に傷がつかない方法で回避したいということだった。

 

 

とりあえずなにかいい方法がないか考えとくって話で解散となった。

 

 

 

 

「たでーまー。」

 

「おかえり、お兄ちゃん。

およ?どうしたの?なんか機嫌いいね、なんかあったの?」

 

「ん?そうか?

まぁなんかいろいろあって友達できた?みたいな?」

 

「なんで疑問系なのさ。

それって女の子?可愛い?」

 

「なんで女子だと思うんだよ。俺だぞ?」

 

「すごい説得力あるね、その言葉。

そういえば、あれ届いてたよ。ナーヴギアとソードアートオンライン。

受験終わったら小町にもやらしてね。」

 

「おう。まじで来週末が楽しみだ。」

 

 

そう、来週末の土曜日、待ちに待ったソードアートオンラインの正式サービスが開始されるのだ。

 

ただ、その前に他の問題を解決しときたい。

 

一色の選挙の問題だ。

 

 

まぁ2つほどもう案は出ているんだが、どうすっかなぁ。

 

 

 

プルルル プルルル

 

ん?電話?それも知らない番号から?

 

「はい、もしもし?」

 

『ひゃっはろー、雪ノ下陽乃だよ。』

 

「雪ノ下さん、なんで俺の番号しってんすか?」

 

『細かいことは気にしない気にしない。

それより比企谷くんに聞きたい事と手伝って欲しいことがあってね。

 

比企谷くん最近奉仕部に顔出してないみたいだけどどうしたの?』

 

なんでしってんだよ、この魔王。

 

「どこで知ったかしりませんけど、部長であるあなたの妹から、あなたは必要ない。もう来て欲しくないって言われたんすよ。」

 

『……修学旅行でなにかあったの?』

 

「はぁ、修学旅行でとある依頼がありまして、それで俺がとった行動が気にくわなかったようです。」

 

『……1つ聞きたいんだけど、その依頼で雪乃ちゃんとガハマちゃんは何かしたの?』

 

「………」

 

『はぁ、もう雪乃ちゃんたちにはがっかりだよ。

どうせその依頼受けたのだって比企谷くんじゃないんでしょ?

なのに自分たちはなにもしないで行動をおこした比企谷くんを否定するとかあり得ないでしょ。

ごめんね比企谷。姉として謝らせて。』

 

「い、いえ。俺の行動も酷かったんで。

それに……姉である雪ノ下さんに言う話ではないですけど、あいつらとは本物の関係になれると思ってましたけど、どうやら違ったみたいです。

あいつらに変な希望を抱いてた俺が悪かったんですよ。

雪ノ下さんが謝ることじゃないです。」

 

『ごめんね、ありがと比企谷くん。』

 

「で、手伝って欲しいことってなんです?

俺が力になれるかわかんないですけど。」

 

『今日ね、めぐりから電話で相談受けたんだけどね、生徒会選挙でなんかトラブルがあったらしくてさ。』

 

「あぁ、会長に立候補したのが一年で、それもクラスのやつに勝手に立候補させられたってやつですか?」

 

『話が早いね、もう噂とかになってるの?』

 

「いえ、その、と、友達経由で本人から相談受けました。」

 

『そうゆうことね。

めぐりとしては、そんなイジメみたいなことされた子に会長やらせるのは可哀想だし、

やる気もない子にはやらせたくない感じみたい

それで今日奉仕部にいって依頼してきたそうなの。

そしたら、雪乃ちゃんとガハマちゃんふたりとも生徒会長に立候補するみたいでね。』

 

「そうゆうことですか。

でもそれなら依頼は解決したんじゃないですか?

あいつらのネームバリューがあれば負けるほうが難しい。」

 

『選挙だけを考えればね。

ふたりのどちらかが会長になったこと想像できる?』

 

「まぁひどいことになるでしょうね。

雪ノ下は文化祭の二の舞で周りが誰もついてこないでしょう。

由比ヶ浜はアホですからね。」

 

『でしょ?

比企谷くんは何かいい案ない?』

 

「あいつらが立候補するとなるとハードルがあがるんですが一応ありますよ。

一色を説得して、やる気を出してもらうんすよ。

一色が生徒会長になるメリットは有り余るほどにある。

逆にこのまま一色が選挙でまけた時のリスクがでかすぎる。

まだ年だし不慣れなことがあっても城廻先輩をはじめとした人たちでフォローすればいい。

ただ、さっき言った通り選挙相手が雪ノ下たちだと、選挙に勝つのがネックですけどね。」

 

『流石、比企谷くんだね。

じゃあその方法でいこうか。

あ、めぐりはもちろんだけど、私も手伝うからね。』

 

 

 

 

 

次の日

城廻先輩と雪ノ下さん、いや陽乃さんと俺で一色をどうにか説得できた。

 

戸部、戸塚、材木座、小町にも協力してもらえることになり、一色は無事生徒会長に就任することになった。

 

放課後、その一色陣営のメンバーで祝勝会をやることに。

 

もちろんサイゼで。

 

 

「ひゃっはろー、比企谷くん、おつかれ。

やっぱ比企谷くんに頼んで正解だったなぁ。」

 

「お疲れ様です。

いやいや、陽乃さんだってあれくらいの案なら浮かぶでしょ。」

 

「どうだろうね。

まぁ、一色ちゃんがやる気を出すのが一番いいのはすぐ思い浮かんだけどね、隼人をだしにしてやる気を出させるのはうかばなかったかな?

正直、やる気を出させるのが一番キツいかなって思ってたからね。

そっからあとはどうにでもなるでしょ?

 

じゃあご褒美に土曜日私とデートしよっか?」

 

「うえ?

すみません。今週末はちょっと用事がありまひて。」

 

噛みすぎだろ俺。

つか、うえ?ってなんだよ気持ち悪い。

 

「ふーん。お姉さんとのデートより大事な用事なんだあ?」

 

「い、いえ、数ヶ月前から楽しみにしていたゲームが土曜日から始まるんですよ。」

 

「あー、ソードアートオンラインだっけ?

比企谷くんあれやるんだ。

私もやってみよっかな。」

 

「お?比企谷くんもSAOやるん?」

 

「お、おう。

ん?も?」

 

「俺も抽選一万人通ったべ。

たしかいろはすも買えたんだべ?」

 

「はいっ。向こうで会えたらよろしくです。」

 

「うーん。私も買えたけど始めるのは受験おわってからかな?」

 

いやいやいや、一万個しか販売しないうえにその上その中の百はβテスターだろ?

俺の周り運がいいなぁ、まぁ俺も買えてるんだけどさ。

 

「へえー、みんなやるんだ。

私もどうにか手に入れてみようかな。」

 

「あー、陽乃さん。もう販売してないですよ?」

 

「」

 

「げ、限定一万個の販売だったんで。」

 

「………」

 

ヤバいこの空気。

 

「めぐり。」

 

「は、はい?な、なんですはるさん?」

 

「受験終わるまででいいから貸して。」

 

「わ、わかりました。か、貸しますから、貸しますから元気出してください。」

 

「そういや戸塚と材木座はどうなんだ?」

 

「僕と材木座くんは買えなかったんだ。」

 

「うむ。剣豪将軍の力を見せるときだと思ったのだが。」

 

なんだとっ。この中で四人が買えてんのに戸塚がいない、だと。

 

「だから、次新しいVRMMORPG出たら一緒にやろうね八幡。

それにゲームの話もいっぱい聞かせてね。」

 

 

 




クロスオーバーとかいいつつ、いまだにSAOの名前が出ただけってゆうね。
自分の文才のなさに泣きそう。

次話にはログイン~茅場からのチュートリアルまでは行きます。

今回の話ですが、自分は俺ガイルではいろはすが一番好きでどうにか出したくて、
でも生徒会長選挙編に触れないと八幡といろはすの繋がりができないんで書きました。
ただ、別に選挙そのものは本編に関係ないのでだいぶ削りました

ライダー要素はすみません まだ先です

感想、高評価ぜひお願いいたします


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アインクラッド
リンク・スタート


永夢「天っ才小児外科、聖都大学付属病院に勤務する研修医、宝条永夢。
ってなんですかこの台本は?そこは天才外科医の飛彩さんのセリフじゃないんですか?」

八幡「いやいや、天才小児外科といえば西條命先生でしょう?」

永夢「ちょっ、八幡くん?いきなりコラボしてない別作品キャラ出していいの?」

大我「うるせえよエグゼイド。そんな細かいこと気にしてんな。さあどうなる?第3話。」

壇クロト神「私が神だぁー。」

3人「うるせえ。」


待ちに待ったこの日、ソードアート・オンラインの正式サービス開始日だ。

 

戸部と、あと最初は嫌がっていたが一緒にやる友達がいなくしぶしぶ一緒にやることにした一色と3人で合流する予定だ。

 

陽乃さんは城廻先輩の予備校の帰りに受けとるようなので少し遅れるそうだ。

 

 

「小町ー。7時くらいに一回落ちる予定だから、ばんめしよろしく。」

 

「はいはい。楽しんできてね、お兄ちゃん。

あ、小町的にポイントたかい。」

 

 

 

 

あと3分

 

やべえ、ドキドキしてきた。

 

 

 

 

あと2分

 

あー。今さらだけど俺のキャラ変じゃないかな?

一色とかに笑われないよね?

 

 

あと1分

 

やべぇ。テンションフォルテシモー。

こんなの俺のキャラじゃない。

 

10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0

 

「リンクスタート」

 

 

 

 

 

 

「とりあえず2人と合流か。」

 

鏡を見ずとも自分の顔がにやけてるのがわかる。

ただ、現実と違って眼も腐ってないし、中々のイケメンキャラだし通報されないよね?

 

 

えーっと、戸部のやつのキャラネームがカケルだったよな?

で一色がイロハ。

本名そのままだから覚えやすくて助かる。

 

 

 

 

とりあえず約束していた広場に着いたわけだが……

 

人多いなっ。

 

 

この中から2人を探せとか無理ゲーだろ?

どんなアバターかもわかんねえし。

 

何か目印的なの決めときゃ良かった。

 

 

 

「ハチー。いろはーす。何処にいるっしょー?」

 

 

あんのバカ。

十中八九戸部のバカじゃねえか。

恥ずかしくて近づきたくないぞ。

それにあいつ、ここでも一色のことはいろはすなのね。

でもこれ以上騒がれる前に行きますかね。

 

 

「うるせえよ。お前カケルか?」

 

「ん?ってことはハチだべ?

いやぁ、合流っても2人の見た目もわかんねえし、目印とかも決めてなかったからこうするのが一番早いべ?」

 

いや、そうなんだけどよ。

あとは一色か。

 

 

「えっとぉ。戸部先輩と先輩ですよね?」

 

「おっいろはすー。

いろはすのアバターめっちゃかわいいっしょー。」

 

一色も合流したか。

つか一色のやつ、戸部のこと普通にリアルネームで呼びやがったな。

あと、もしかして俺の名前覚えてないのかしら?

 

 

「お、おいイロハ。」

 

「ちょっ。なんですか?いきなり名前呼びですか?

そんないきなり彼氏面されても迷惑です。

正直、先輩のアバターはカッコいいと思わなくはないですが、リアルのあの目とかほんっとに無理なんでごめんなさい。」

 

ん?なんかよくわかんないうちに振られたよ。

 

「ちげえよバカ。

一応ゲームの中なんだから、リアルネームは出さないほうがいいってゆう忠告だよ。

お前のキャラネームが普通に名前だからいけねえんだろが。」

 

「あっそうゆうことでしたか。

了解でーす。気をつけます。」

 

 

 

「んでどうするべ?」

 

「まぁ、せっかくソードアートとか剣の世界なんだろうし、例のソードスキルとやらを試したい。」

 

「そうですね。じゃあとりあえず村の外行ってみます?」

 

「その前に装備整えようぜ。

つか何の武器も持ってねえじゃん俺ら。」

 

 

 

とりあえず武器屋にいき装備を整え、街の外に出てみた。

 

 

 

 

 

「ちょっ、おい、い、一色。

後ろのアレなんとかしろよー。」

 

「は?先輩? ハァ リッ、リアルッネームでっ ハァ呼ぶなっていったの先輩じゃないですかー。」

 

 

 

 

 

 

 

街を出てみると、猪っぽいモンスターが目視できる範囲でも数匹は確認できた。

 

「ソードスキル使えるようになったらあの猪で試してみるか?」

 

「は?何いってんのハチタニくーん。

せっかくのゲームなんだべ?実践あるのみっしょ。なぁいろはす。」

 

「そうですよ。それにモンスター相手の方が緊張感ってゆうか火事場の馬鹿力みたいな感じで使えるようになるかもしれないじゃないですかぁ。」

 

 

2人に押しきられ、実践開始。

 

「よっしゃ、まず俺からいくべ?

 

こんな感じだべ? ーっしょ。」

 

カケルはチュートリアルに書いてある感じに剣を振ってみたが、別段特殊なことも起こらず猪に剣が当たって弾かれた。

 

 

………。

 

 

「あ、あれ?失敗した感じだべ?」

 

「お、おう。始まる前に観た動画だとソードスキル使うと剣が光るみたいだからな。」

 

「カケル先輩ダサいです。」

 

 

つかそれよりもなんかあの猪興奮してね?

なんかとてつもなく嫌な予感。

 

「お、おいモンスターから目を離すな。」

 

後ろで観ていた俺らを見て、恥ずかしがるカケル。

 

「ちょっ、カケル先輩後ろっ。」

 

「へ?」

 

ドシーーン

 

 

後ろから突進されてカケルが吹っ飛ぶ。

 

 

………。

 

 

「お、おいイロハ?」

 

「せ、先輩?

そ、そだ。次は先輩の番ですよ?」

 

「………。」グイグイ

 

「ちょっ、無言で押し付けるの止めてくださいよ。

セクハラって訴えますよ?」

 

 

「よし、イロハ。

逃げよう。出直そう。

うん。これは戦略的撤退だ。」

 

「そ、そうですね。

でも、あの猪さんめちゃくちゃ興奮してません?」

 

「だ、大丈夫だ。

いざとなったら隣の可愛い後輩が犠牲になってくれるみたいだかんな。」

 

「隣の可愛い後輩?

………。

それって私のことじゃないですかぁ。

そこは『俺が盾になってやる。』とか『俺に任せろ。』ってゆうシーンじゃないんですか?」

 

「ばっかお前、そんなこと俺がやってもキモいだけだろ。」

 

 

 

そんなコント染みたことをしていたら猪も痺れをきらしたのか突進してきた。

 

 

 

 

 

2人でフィールドを逃げ回っていると、近くにいた他の猪モンスターからのタゲまで拾ってしまい気づけば三匹に追われていた。

 

ちなみに、カケルのやろうはまだ倒れていた。

こんな初期モンスターにワンキルレベルの攻撃力があるとは思えないので確実に死んだふりしてやがる。

後で覚えとけよ。

 

 

 

「おい、イロハ。

むこうにいる2人組まで逃げて押し付けよう。

うん、それがいい。」

 

少し離れたところで男2人が猪一匹相手に戦っているのが見えた。

剣がチカチカ光ってるのが見えたのでソードスキルが使える、俺たちよりも上級者だろう。

 

 

「そ、そうですね。ハァ、あそこまでなら頑張れます。」

 

 

 

 

「よし、イロハ。

お前のその持ち前のあざとさを全開にして助けを請うんだ。」

 

「こんなっ、息がっ、切れた状態で、できるわけないじゃないですか。

それよりもっ、ゲームの中なのに息っ、切れるんですね。」

 

「そうだな。

なんでっ、休みの日にこんな疲れてんだって話だわ。

 

まぁいい。このまま押し付けるか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁキリトよお。

あの2人こっち向かって来てねえ?」

 

「そうだな。めちゃくちゃ嫌な予感するんだが。

クライン。一応剣構えとけよ。2人の後ろにフレンジーボアが三匹追っかけてきてる。」

 

「マジかよ?

さっきようやく一匹倒せたのによ。」

 

「しょうがないか。

クライン、あの2人が通りすぎたら右側のやつを頼む。

あとの二匹は任せろ。」

 

「よっしゃあ。

あの女の子めちゃくちゃ可愛いしここでいいとこ見せれば。」

 

 

 

 

 

 

あの2人に押し付けるのが成功して、振り返ってみると三匹中、二匹が倒されていた。

もう一匹もバンダナのやつが倒すところだった。

 

「ふぅ、助かったわ。

イロハ、とりあえず謝りにいくか。流石に悪いことした。

ついでに戦いかたとかレクチャーしてくれるかもしんないしな。」

 

 

 

「あー、すみません。

なんかモンスター押し付けちゃって。」

 

「おうっ。気にすんな。

俺はクラインってんだ。んでこっちがキリトだ。」

 

「キリトだ。よろしく。

もしかしてあんたらもソードスキルの使い方わからない感じだったりするのか?」

 

「そうなんですよぉ。

あっ、私はイロハっていいます。よろしくです。」

 

「あー。俺はハチだ。よろしく。

であそこで死んだ振りかましてるクソヤロウがカケルだ。

ソードスキルとかいうやつを試してみようぜってやってみたらあのザマってわけだ。

もしよければなんかコツとかレクチャーしてもらえないか?」

 

「あぁ。べつに別にいいぜ。

ちょうどクラインにも教えてるとこだしな。」

 

 

 

 

死んだ振りしていたカケルも合流してキリトからソードスキルの使い方や戦闘のコツとかを教えてもらった。

 

「じゃあ、俺はそろそろ落ちるわ。

もうすぐ宅配ピザが届くからな。キリト、ホントにサンキューな。3人もまたよろしく頼むわ。

 

ってかあれ?ログアウトってどこにあんだ?」

 

「メニュー一覧にあるだろ。

ん?あれ?おかしいな、ログアウトボタンが……ない。」

 

は?ログアウトボタンがないだと?

マジか。俺のにもない。

 

「えっ、じゃあどうやってログアウトってするんですか?

私もそろそろ一度戻りたいんですけど。」

 

「無いんだ。」

 

「は?」

 

「中から他にログアウトする方法はないんだ。

あるとするならば、現実世界で誰かにナーヴギアを外してもらうぐらいだったと思う。

クライン、GMコールしてみてくれ。」

 

「こっちでもうやってるぞ。だが繋がらない。」

 

おかしい。

正式サービス開始からもう二時間ちょいは経っている。

俺たちより早くログアウトしようとした人たちもいたはずだ。

なのにまだGMからなにも通知が来ない。

本来ならこんなバグが見つかり次第、全プレイヤー強制ログアウトして、緊急メンテナンスでもなければおかしい。

ログアウトできないとゆうのはかなりの問題だ。

俺やカケル、イロハ、あとキリトとそうらしいが、実家からプレイしているから最悪夜には家族の誰かがナーヴギアを外してくれればどうにかなる。

だがクラインのように一人暮らしの場合は最悪だ。

誰もナーヴギアを外してくれないのだ。

システムが直るまでこの世界から脱け出すことができないのだ。

つまり、クラインのピザはどんどん冷えていくのだ。

 

 

 

すると、全員の身体が光だした。

 

「おっ、強制ログアウトだべ?

あーよかったっしょ。」

 

「……違うっ。これは転移だ。」

 

キリトが言い切ると同時にはじまりの街の広場に飛ばされた。

 

 

warning warning

 

警告音が鳴ったら広場の上空に赤黒いローブを着た男が浮いていた。

 

 

 

 

『プレイヤーの諸君。

私の世界へようこそ。』




チュートリアルまでいかなかった泣。

次は現実サイドの話になります。


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現実世界 妹と魔王と真実

気づけばジオウが終わってゼロワンも折り返してる……
すいませんっしたーーーー<(_ _)>〈 ゴン!〕


さぁどうなる第4話!!


現実 小町side

 

最近、お兄ちゃんの周りがガラッと変わった。

あれだけ苦手と言っていた陽乃さんとも親しくしているし、

お兄ちゃんの事を親友とまで言ってくれている戸部さん、

それにいろはさんまで。

 

さらに雪乃さんや結衣さんとの話を全く聞かないのだ。

 

 

修学旅行でやはり何かあったのだろうか?

 

帰ってきたときのお兄ちゃんの目の腐りようはすごかった。

何かあったの?って聞いてみたけど、『落ち着いたら話す。今は待ってくれ。』と言われた以来聞けていない。

 

うーん。今さらだけどめちゃくちゃ気になる。

陽乃さんなら知ってるかな?

よし聞いてみようかな。

 

 

プルルル プルルル

『ひゃっはろー。どうしたの?小町ちゃん。』

 

「あ、どーもです。陽乃さん。

すみません。今からって時間あります?」

 

『うーん。比企谷くんとの約束した時間まではまだあるし大丈夫だよ。』

 

そうだった。陽乃さんもSAOやるんだった。

 

「だったらうちに来ませんか?

ちょっと陽乃さんに聞きたいことがありまして。

それに、うちでゲームにログインしませんか?

終わったら3人で晩御飯一緒にたべませんか?」

 

『いいの?じゃあ小町ちゃんの好意に甘えちゃうね。

じゃあここからなら十分ちょいかな、それくらいで着くとおもうよ。』

 

「わかりましたー。お待ちしてますね。」

 

 

 

 

 

ピンポーン

 

「陽乃さん、お待ちしてましたー。

ささ、中にどうぞ。」

 

「ひゃっはろー小町ちゃん。

お邪魔します。」

 

 

 

「で、早速だけど、私に聞きたいことってなにかな?」

 

「あのー。お兄ちゃんと奉仕部のことです。

修学旅行から帰ってきてから奉仕部に顔出してないみたいですし、いろはさんの選挙のことでも敵対してたみたいですし、何かあったのかなぁって、で、陽乃さんならなにか知ってるんじゃないかな?と思いまして。」

 

「まぁ、やっぱそのことだよねー。

正直、聞かないほうがいいかもよ。

うーん。でも小町ちゃんは聞いとくべきかもだけど。

すっごい胸糞悪い話だからね。

まぁ、私も当事者ではないから全て知ってる訳ではないんだけど、比企谷くんや戸部くんからの話だと、雪乃ちゃんやガハマちゃんに失望するよ。」

 

「それでも構いません。

お兄ちゃんは『お前は気にするな。』って何も教えてくれないし…

でも、今まで雪乃さんや結衣さんにもお世話になっていたので…

小町だけ何も教えてもらえない、子供扱いされるのは嫌なんです。」

 

「小町ちゃんの覚悟は伝わったよ。

じゃあ奉仕部で何があったか説明していくね。

 

まぁ一番のきっかけは修学旅行かな。

修学旅行前にとある依頼が奉仕部に来たそうなのよ。

その内容がね………

 

…(中略)

 

 

………それで相反する依頼を比企谷くんが1人で解消しちゃった訳。

正直、私でもここまでふざけた状況を全て丸く解決なんてできないよ。

それに、比企谷くんが動かなかったら、戸部くんは間違いなく振られていた。

それで隼人のグループは崩壊していたと思う。

それを隼人は奉仕部のせいにするつもりだったんだと思う。

雪乃ちゃんやガハマちゃんはそこまでわかってない…いやわかろうとしてないからね。

よくそんなんで比企谷くんがしてくれた結果を罵倒できたもんだと感心するよ。

 

2人は今までの奉仕部の活動も自分たちの成果って思ってるだろうけど、ぶっちゃけほぼ全部比企谷くんが1人で動いて、1人で泥被って結果を残してて、2人はそれの美味しいとこだけさらってってるだけ。

それで2人から拒絶された比企谷くんは奉仕部から離れたわけ。

 

そこでいろはちゃんの生徒会長の件で比企谷くんvs雪乃ちゃん、ガハマちゃんの構図になって、順当に比企谷くんが勝利していろはちゃんが生徒会長になったってわけ。

それで比企谷くんはいろはちゃんを生徒会長にした責任ってことで副会長に、そして事情を全部知った戸部くんはサッカー部辞めて比企谷くんと一緒に生徒会に入ったのね。

 

とりあえず大雑把に説明するとこんな感じかな?」

 

「…ありがとうございました、陽乃さん。

そんな事があったんですね。」

 

 

♪♪

 

「あ、すいません。ちょっとお母さんから電話きました。

あ、もしもしお母さんどうしたの?」

 

『小町?八幡あのゲームやっちゃった?

まだやってなかったら急いで止めて!!

さっきから八幡に電話通じないの』

 

「え?どうしたの?もうお兄ちゃんはゲームやってるよ?

夕方には1回戻ってくるって言ってたけど。」

 

『嘘……そんな……

小町、ショック受けないでね…

今家よね?とりあえずテレビつけて…』

 

「どうしたのさお母さん。」

 

とりあえずテレビをつけてみた。

 

“ソードアート・オンラインとゆうナーヴギアのゲームをプレイした人達がゲーム内に閉じ込められています

ゲーム内で死亡したり、無理矢理ナーヴギアを外そうとするとナーヴギアによって脳が焼き切れて死亡します”

 

 

「え……な、なにこれ……嘘…」

 

「小町ちゃん、落ち着いて。

ちょっと電話貸して。」

 

「すみません。横から失礼します。

私、八幡くんと小町さん

の友人の雪ノ下陽乃と申します。

小町ちゃんは今とても動揺してて会話できる状態ではないので変わりました。

八幡くんは残念ながらもうソードアート・オンラインをプレイしています…

もし、万が一の事を考えたら、小町ちゃんに見せる訳にはいかないので私が八幡くんの様子を見に行ってきます。」

 

『すみません、お心使いありがとうございます。

お願いできるでしょうか。』

 

「お待たせしました。

八幡くんは幸い無事でした。

 

ニュースで、ソードアート・オンラインをプレイしてる人は病院に搬送するよう出ていますのでこちらの方で手配してもよろしいでしょうか?」

 

『あぁ、良かった…ほんと良かった……

雪ノ下さん、本当にありがとうございます。

私も旦那もすぐに帰ります。』

 

 

 

Side Haruno

こんなことになってるなんて………

とりあえず比企谷くんは無事…

 

とりあえず都築に電話だ。

「もしもし、都築?

大至急比企谷くんの家に来て。

それと病院にSAO患者4人分の部屋取っておいて。」

 

 

次にやることは…比企谷くんと一緒にやるって言ってたいろはちゃんと戸部くんの無事を確認しないと。

 

「あ、もしもし静ちゃん?

大至急、一色いろはちゃんと戸部翔くんの緊急連絡先と住所教えて。

いいから早く。説明してる時間ないのよっ!!」

 

 

ふう、とりあえずいろはちゃんと戸部くんの無事も確認できた。

後は……

 

「小町ちゃん、落ち着いて聞いて。

比企谷くんは無事だったわ。

今からうちの都築が来るから一緒に病院に向かって。」

 

「えっ?あ、は、はい。

わかりました。

陽乃さんはどうするんですか?」

 

「………私は今からSAOに行ってくる。

少しでも比企谷くんたちのためになるだろうからね……」

 

「そんなっ!!

ダメですっ!!それに陽乃さんがいくなら小町も…」

 

「小町ちゃん。

比企谷くんは死ぬかもしれない場所に小町ちゃんが来て喜ぶと思う?

それに小町ちゃんがいたら比企谷くんは絶対無茶をする。

それに今、ナーヴギアとSAOは1セットしかないの…

小町ちゃんは比企谷くんや私が帰ってくるのを病院で待ってて欲しいの。わかってくれる?」

 

「ぐすっ…わかりました。

絶対に陽乃さんも帰ってきてくださいね。」

 

 

 

 

小町ちゃんの部屋を借りてナーヴギアをセットする。

初期設定が終わり、後はスタートするだけだ。

 

 

「親不孝な娘でごめんね、お母さんお父さん。

リンク・スタート」




早く仮面ライダー出せって?タイトル詐欺だって?
いや、わかってんよ……
早く出したいんよ………
あと3話くらいで多分出せるはず……


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選択

ソウゴ「俺は最善最高の魔王になるっ!!」ドン

八幡「いや、いきなりなに?」

ソウゴ「なんか、なれそうな気がするっ!!」

八幡(え?頭が可哀想な人なのか?)

ウォズ「祝え!過去と未来をしろしめす時の王者!
その名も仮面ライダージオウ!
まさに、生誕の時である!!」

八幡「いや、まだジオウどころか仮面ライダー出てきてないから!
もういい、どうなる第5話!!」


茅場晶彦と名乗る男からの説明が終わる。

 

要約すると、

・ログアウト機能がなし

・100層クリア時にログアウトできる

・ゲーム内で死亡すると、現実世界の身体もナーヴギアによって死亡する

 

…おいおいマジかよ。

なかなか洒落になってねぇぞ……

 

1ヶ月のベータテストでも10階層まで届かなかったって噂だ。

死亡有りきのトライエラーできてもその結果だと、正直お先真っ暗だ。100層クリアなど何年かかるか想像もしたくない。

 

 

「えっ?ちょ、ちょっと待ってくださいよ…

え?か、帰れないんですか?

そんなの聞いてないですよっ!!」

 

「落ち着けっ、イロハ!

頼む。1回落ち着いてくれ。」

 

なんとかイロハはパニック状態からは脱してくれた。

カケルも内心冷静ではないだろうが、正気を保ってくれていた。

 

「キリト、お前は今の話どう思った?ナーヴギアで本当に人を殺すことは可能なのか?」

 

ナーヴギアで人を殺す事なんか可能なのか等キリトに確認してみた。

 

「あ、あぁ。いや、うん。

確証はないぞ。

でもナーヴギアにはそれが出来るくらいのバッテリーは搭載されていたはずだ…

それよりも、今は早くここを離れた方がいい。

この様子じゃすぐに暴動が起きるぞ。」

 

「お前はどうするんだ、この後?」

 

「俺は次の街に進もうと思う。

出来れば、ハチやクラインたちも着いてきてくれると嬉しい。」

 

「お前がいいなら俺たちはお前について行く。

このゲームについて俺たちは何も知らないからな。

右も左もわからない俺たちだけだと……死ぬのも時間の問題だ。

イロハとカケルもそれでいいか?」

 

イロハとカケルも頷く。

 

「クラインさんはどうしますか?」

 

「おいおいハチ公、いくら容姿が変わったって今まで通りで構わねえよ。

いきなりそんな他人行儀じゃ悲しいぜ。

 

すまねえな。俺は別ゲームで知り合った奴らと合流する予定なんだ。

そいつらの事は見捨てられねえ。

気にしないで先に行っててくれや。」

 

「すまない、クライン…」

 

「だから気にすんなって。

キリトよお、お前よく見たら可愛らしい顔してんのな。

イロハちゃん、アバターより全然可愛いね。

このゲームクリアできて向こうに帰れたらデートしてくれない?」

 

「セクハラで通報します………」

 

「いやなんでだよっ!!」

 

 

クラインのおかげでイロハとカケルにも笑顔が戻ってきた。

 

「クライン、また会おうな。」

 

「当たり前よ。

次会った時にはイロハちゃんにデートok貰うからな!」

 

 

 

 

そしてクラインに見送られて次の町に向かった。




短い……
文才の無さが恨めしい………


次は現実世界(奉仕部編)の予定です。
あれ?現実世界って絶対また仮面ライダーでてこねーじゃん<(_ _)>〈 ゴン!〕


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1層フロアボス攻略会議

檀黎斗「この神以外が作ったゲームなど認めないっ!!」

檀正宗「茅場晶彦、貴様は絶版だ!!」

天津垓「この私が出ていないなど1000%ありえない!!」

鴻上光生「Happybirthday!!!」

八幡「やかましいわ、このクズ社長どもが!!」


第1層フロアボス攻略会議

 

俺とキリト、イロハ、カケルの4人で参加した。

この約1ヶ月、マジでいろいろあった。

このゲームからログアウトできなくなったり、

4人でレベリング&装備の素材集めしたり、

どこぞのプレイヤーにMPKされかかったり…

あのMPK未遂は正直、マジで死ぬかと思った。

もし1人だったら間違いなく死んでた。

あの野郎、絶対許さないリストに入れようかと思ったけど、自分で起こしときながら巻き込まれて死んでた……

 

 

まぁ、そんなこんなで結構レベルもあがった。

そんな中、攻略会議が開催されると聞き、参加することにした。

 

 

 

「はーい、じゃあそろそろ始めさせてもらいまーす。

今日は俺の呼びかけに応じてくれてありがとう。

まず、俺の名前はディアベル。職業は気持ち的にナイトやっています。」

 

なにあいつ……あのノリついていけないんだけど………

 

 

「今日、俺たちのパーティがあの塔の最上階でボスの部屋を発見した。

俺たちはボスを倒し、第2層へ到達し、このデスゲームをいつかクリアできると、はじまりの街で待っている皆に伝えなければならない。

それが、今ここにいる俺たちの義務なんだ。そうだろ、みんな。」

 

「それでは、まずは6人でパーティを組んでもらいたい。」

 

6人だ…と………

俺たちは4人…あと2人も必要なのか……

いや、そもそもキリトは俺たちと組んでくれるよな?

勧誘にしても、俺は戦力外だ。

今までボッチだった俺には知らない奴に声かけるとかハードル高すぎる。

ただ、ここにはコミニュケーションお化けのカケルに、女子受けは悪いが男子受けはいいイロハがいる。

幸い、このゲームは男の比率が高いから大丈夫か。

 

「ハ、ハチ、」

 

「キ、キリト、俺らと組んでくれるよ…な?」

 

「よ、よかった……」

 

いや、こっちこそよかった………

キリト、信じてたぜ。いや、涙目になるなよキリト笑。

気持ちは分かるけども。

 

 

だが、あと2人…

まぁ最悪4人でいいか……

 

 

「センパイ、1人連れてきました!

いいですよね!」

 

イロハがフードを被った人物を連れてきた。

いや、イロハよ、行動早いな。

 

「ん、ああ。こっちは問題ない。

いいよな?キリト。

むしろ、そっちが俺たちとでいいのか?」

 

頷いてくれたので、パーティ申請を送る。

 

ええと、名前はっと…Asunaか。

 

「ハチだ、よろしく。」

「カケルだべ、よろしくっしょ!」

「キリト、よろしく。」

 

「…よろしく。」

イロハは自己紹介していたようだ。

 

 

 

 

 

 

「ちょお待ってんか。

俺はキバオウってもんや。

ボスと戦う前に言わせてもらいたいことがある。」

 

え?なにあいつ?

え?髪型やばくね?もしかしてリアルもあの髪型?

どうゆうカットすればあんなトゲトゲになんの?

あの髪型で真面目な顔すんなよ、完全出オチキャラじゃねえか。

こちとら笑いをこらえるので精一杯だよ。

 

「まず、今まで死んでった2000人に詫びいれなければならん奴らおるはずや。」

 

「キバオウさん、君が言いたいのは元ベータテスターの人達のこと、かな?」

 

「決まってるやないか。

そいつらに土下座さして、溜め込んだ金やアイテムを吐き出してもらわな、パーティメンバーとして命は預けられんし、預かれん。」

 

おいおい、ふざけた頭してるせいか、ふざけたこと言い始めやがった。

流石、出オチのネタ担当。

ダメだ、もう笑いが我慢できねえ

 

「ぶふっ。」

 

「ちょ、センパイ。」

 

 

「そこのお前、何笑ってんのや。」

 

やっちまったぜ。うわーめんどくせー。

 

「いや、すまん。

いきなり、ふざけた頭が真面目な話を喋りだしたかと思いきや、ふざけた内容すぎてな。

場を和まそうとしたコントだろ?

もう、笑いは充分だ。ディアベルさん、攻略会議に戻ってくれ。」

 

キバオウは顔を真っ赤にしてプルプルしてる。

どうしたんだ?笑いが取れて嬉しいのかな?

 

「笑い話ちゃうわ。

こっちは真面目に言っとるんや。」

 

え?マジ?

冗談じゃないの?

 

「ボス攻略会議って聞いてきたけどさ、

少しでも戦力が欲しい状況で、ベータテスターの戦力を削ぐって何を考えるんだ?

それに、ベータテスターが一般プレイヤーを見捨てた?

馬鹿か?ここにベータテスターが作った、もしくは協力したとしか思えない冊子があるんだが?

これは無料で配られていたよな?

ここにある程度の情報は載っていたはずだが?

それに、何故ベータテスターがここでお前らに土下座しなければならないんだ?

簡単に情報が手に入るのに、それを怠ったやつと、現状生き残ってる奴に何故謝罪が必要なんだ?

そこら辺、納得できる理由はあるんだろうな?

つか、そんなくだらない話をする為に集まったなら俺は帰るぞ。

ふざけた頭してるからって何言ってもいいと思うな。

 

どうすんだ?ディアベルさん、この話し続けるのか攻略会議に戻るのか。」

 

「…じゃあ攻略会議に戻る。」

 

 

 

ボスはHPバーが4本で、最後のバーになると武器が曲刀カテゴリーのタルワールに変わる。

倒した際の金は自動分配、経験値は倒したパーティのもの、アイテムは取得した人のもの。

 

そんな感じで攻略会議は終わった。

 

 

 

 

 

「ちょ、センパイ、なんであんな事言うんですか。

もう空気最悪だったじゃないですか。」

 

「いや、すまん。あのいがぐり頭があまりにもふざけたこと言ってるからつい…な。」

 

「たしかにあの変な頭の人の発言もイラっとしましたけどっ!!」

 

「でも、まぁスッキリしたっしょ。

俺らはベータテスターじゃないけどイライラしてたべ!

ハチに論破されたあとのあのシバオウ?の顔最高だったべ」

 

いや誰だよシバオウ。柴犬の王様か?

 

 

「おう坊主、さっきは最高だったぜ。」

 

後ろからめっちゃガタイのいい外国のオッサンに肩を組まれた。

 

「いや、誰だよあんた。」

 

「俺はエギルってもんだ。

あの時、俺も反論してやろうと思ってたら、お前に全部言われちまってな。

めちゃくちゃスッキリしたぜ。ありがとな。」

 

「そうかい。

俺はハチだ。よろしく。」

 

 

 

 

 

エギルと別れてからアスナと共にパーティでの連携等の練習をした。

アスナはずっとソロでやっていたようで、スイッチ等を知らなかったのだ。

 

それに、ソロでひたすらレベリングをしていたようで、食事も最低限の味無し黒パンばっか食べていたようで、それにつけるクリームやミルクを上げたら少しテンションあがっていたようだった。

 

俺たちが風呂、シャワー付きの宿で生活していると知ると、アスナがシャワーを貸して欲しいと頼んできたのだが、アスナが女性だときづいていなかったキリトが部屋に招こうとして、イロハにボロくそに説教を受けていて、皆で笑った。

 

 

 

 

 

 

さぁ、ようやく来た、第1層フロアボス攻略日。

なんか行けそうな気がする!

 




現実世界、奉仕部編を書くと言ったな、アレは嘘だ笑

アンケート結果で、アインクラッド編にいらない って事になったんで必要ねーなーと思ってやめました。

一応途中まで書いてはみたんですが、特に必要ないし、さっさと仮面ライダー要素出したいし、で削除。

ようやくボス攻略会議までたどり着きました。
もう間もなく仮面ライダー要素が出せると思います。

あ、作者自身はゆきのん、ガハマさんあまり好きではありません。笑
とゆうより、いろはす、はるのん、あーしさん、海老名さん、など魅力的な女性キャラが多すぎる……


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