幼なじみの曜ちゃんとイチャコラできるのは俺だけです! (曜ちゃんSS)
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恋の始まり

はじめまして。今回、小説を投稿します曜ちゃんSSと申します。初めてなので拙い点が多々あります。更新も毎日できる訳では無いんですけど、極力1週間に1話は上げたいです。基本的には曜ちゃん中心です。それではどうぞ!


厳しい冬が過ぎ、春の兆しが訪れようとしている。俺、三浦海人は恋をしていた。渡辺曜に.....。

 

 

曜 「かーいーとーくん」

海人 「何だ、曜か。どうしたんだ?」

曜 「一緒に学校行こうって行ったの海人じゃん!」

海人 「そうだったな、悪い悪い。今用意する。」

渡辺曜、俺の幼なじみ。高校2年生。スクールアイドル部と水泳部を掛け持ちをしている、俺から見れば体力お化け。いつも朝起こしに来てもらっている。

で、今に至る。

曜 「もう、いつもいつも。私が来るまでに用意終わらしといてねって言ってるにの!今度から起こしに来ないよ!」

海人 「分かった。分かった。そう言いつつも来てくれるんだろ?」

曜 「ふん!もう、今日という今日は怒った!」

海人 「みかん食べる?」

曜 「........食べる。」

海人 「チョロいな。」

曜 「な、許したわけじゃないからね。みかんを貰うのは暇つぶしというか、お腹空いたというか、勿体ないというか、」

海人 「はいはい、そういうことにしとくよ。」

そんなやり取りをしながら、俺は用意を済ませ曜と家を出た。

 

 

 

千歌 「おはよう。曜ちゃん、海人くん。」

曜 「おはヨーソロー!」

海人 「おはよう。千歌。」

今、あいさつしてるのはこれまた幼なじみの高海千歌。スクールアイドル部の発起人でもある。いつも自分のことを普通怪獣ちかちーとか言ってる。そんなことないのに。

梨子 「千歌ちゃん、今日も遅れそうになったこと反省してるの?」

千歌 「もう、今はその話は無しー!今日もたまたま二度寝しちゃったからで、決して起きれないわけでないのだ!」

曜 「海人くんと一緒だね。」

海人 「おい。一緒にするな。」

梨子 「そうなの?」

海人 「いや、今日は昨日の夜から徹夜で勉強したからで。千歌みたいにアホな理由ではない。」

千歌 「千歌と同じ脳の海人くんが勉強するわけないじゃん。」

曜 「それは一理ある。」

海人 「おい。」

梨子 「ふふっ。」

紹介が遅れた。千歌と一緒に登校して来たのは桜内梨子。曜や千歌とスクールアイドル部をしてる。音ノ木坂学院から転校して来たピアノ弾ける女の子。主に作曲担当。案外、同人誌が好きな一面をもつ。俺にはバレてることをまだ知らない。

海人 「早く、学校行くぞー。」

 

 

 

放課後

千歌 「よーし、部活だー!」

海人 「部活だー!」

曜 「二人とも元気だね。」

梨子 「だって、二人とも朝から爆睡してるんだもん。当然だわ。」

曜 「あははー........。」

 

 

 

果南 「1.2.3.4.5.6.7.8.9」

善子 「相変わらずハイペースね。」

ルビィ 「流石、果南ちゃん…。」

花丸 「ズラー。」

ダイヤ 「まぁ、このくらい当然ですわ。」

マリー 「シャイニーね。」

この6人はスクールアイドル部の部員。

上から松浦果南。曜と千歌と俺の幼なじみ。

次に津島善子。いわゆる厨二病。

黒澤ルビィ。スクールアイドルが大好きな女の子。

国木田花丸。食べるのが大好きな方言女子。よく、「未来ズラー。」って言ってる。

黒澤ダイヤ。黒澤ルビィの姉。重度のシスコンでスクールアイドルオタク。人一倍熱い。

小原鞠莉。浦の星女学院の理事長。いつも破天荒だけど、実は陰で頑張ってる。

この9人でスクールアイドル、Aqoursを結成して活動している。

ちなみに俺はマネージャー。曜に頼まれたのでやってみると、案外ハマってしまっている。

で、現在は次の発表に向けた練習中。この間までなんやかんやあったけど、今はまとまって団結してる。

果南 「じゃあ、今日はここまで。」

花丸 「疲れたズラー。」

善子 「天界より授かったこの力のおかげで私は無傷!」

ルビィ 「善子ちゃん、その割には足がプルプルしてるような...。」

ダイヤ 「こんな暑いなか、黒い服で運動すれば当然ですわ。」

善子 「ヨハネよ!」

マリー 「そういえば、作詞作曲に衣装はどうなってるの?」

梨子 「歌詞さえあればねー。」

曜 「歌詞さえあればねー。」

千歌 「そ、そうだねー(汗)」

曜 梨子 「ジトーー。」

千歌 「はい、明日には。いや、明後日には...。」

梨子 「あ、し、た!」

千歌 「はい」

海人 「話はそこまで。風邪ひかないうちに着替えて帰るぞー。」

9人 「はーい。」

 

 

 

今日は明日から三連休なので千歌の家に曜と梨子と俺は泊まることになっている。え、俺が泊まる理由。別にやましい理由出とかではなく。単に曜が泊まるから。

千歌 「久しぶりだね、海人くんがお泊まりするの。」

曜 「そう? 私の家にはよく泊まりにくるよ。私が誘わなくても。」

梨子 「かーいーとーくん?」

海人 「え、ちょ待って、家が近いなら普通じゃないの?スクールアイドルの話をしたり、相談乗ってるだけだから。」

千歌 「もー、海人くんは女心が分かってないな。」

海人 「まさか、千歌からそんな言葉がでてくるとは...。」

梨子 「後で話聞かせてもらうからね。」

なんか、梨子と千歌が怖い。

 

 

 

 

作詞も何とか終わった。今、俺は海を見ている

梨子 「いつ、告白するの?」

海人 「えっ!」

梨子 「ごめん、驚かせちゃって」

海人 「おどかすなよー」

梨子 「で、いつ告白するの?」

海人 「なんのことだよ」

梨子 「隠してもバレバレだよ。と言っても気づいてるの私だけだろうけどね。」

海人 「だーかーらー、誰に告白するんだよ」

梨子 「曜ちゃんでしょ」

海人 「はぁ、いつからバレたんだ?」

梨子 「初めから。」

海人 「マジかよww」

梨子 「はやくしないと、少し拗れちゃうわよ」

海人 「そうは言っても、まだ決心がつかないんだよ」

梨子 「もー、ヘタレね。」

海人 「うるさい」

梨子 「でも、曜ちゃんはいいなー。」

海人 「なんで?」

梨子 「なんでも!とりあえず、告白の練習明日からしようか」

海人 「えっ...。」

梨子 「海人くんに拒否権無いからね。」

海人 「はい」

梨子 「じゃあ、戻ろっか。」

海人 「あぁ」

なんか勢いで決まったけど、まぁ良しとするか。どの道告白するのは本当のことだし。

 

けど、この時あんなに事態が拗れるとは想像出来なかった。




初めなので少し、文量が少ないです。次からはもう少し文量上げていきます。


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告白って難しい

どうも、曜ちゃんSSです。今回で二話目の投稿です。今回は告白に向けた練習がメインです。もちろん曜ちゃんも出していきます!それではどうぞ!


千歌の家でお泊り会をした次の日、梨子の宣言通り告白練習が始まった。

海人  「好きだ!付き合ってください。」

梨子  「ありきたりね。」

海人  「一生愛し続ける。」

梨子  「重いような気が…。」

海人  「俺の女になれ。」

梨子  「海人くんらしくないよーな…。」

海人  「あぁ!どうしたらいいんだよ!」

梨子  「もっと素直になって、ロマンチックにできないの?」

海人  「たとえば?」

梨子  「女の子がキュンとなるような‥。」

海人  「⋯⋯、壁ドンとか?」

梨子  「な、な、な、そんなこと誰も言ってないわよ!」

海人  「じゃあ、顎くい?」

梨子  「だ、だから別にそんなことを言って欲しいいんじゃなくて‥‥。」

海人  「じゃあ、却下だな。」

梨子  「いや、ものはためしって言うじゃない。だから、試すくらいなら…。」

海人  「えー、曜はそんなことのぞんでないと思うけどな。」

梨子  「ほら、案外曜ちゃん好きかもよ。」

海人  「梨子がどうしてもって言うなら、やらないこともないけど。」

梨子  「こ、これは海人くんのためであって、決して私がして欲しいわけではなくて。」

海人  「この前、梨子のかばんから同人誌の雑誌があったようなー。」

梨子  「あれは、善子ちゃんが持ってきていて、落としたのをたまたま拾っただけで‥‥。」

海人  「ふーん。」

梨子  「やるのやらないの!?」

海人  「なんで、そんなに食い気味なんだ。」

梨子  「ほら!早く!」

海人  「わかったよ。 ‥‥、バン!俺のものになれよ、梨子。」

梨子  「………」

海人  「おーい、どうしたんだ?」

気絶してる。

 

 

 

 

あれから数日。なかなか告白の言葉が決まらないので先に場所を選ぶことにした。

早速、今週の日曜日に「模擬デート」と称したデートが始まろうとしていた。

 

 

曜   「海人ー。」

海人  「どうしたんだ?」

曜   「今週の日曜空いてる?」

海人  「ごめん、先約があってな。」

曜   「えー、せっかく遊ぼうと思ったのに。なんか用事?」

海人  「まあ、ちょっとな。」

曜   「まさか!デートとか?」

海人  「ギクッ!?そ、そんなわけないだろ。」

曜   「そうだよねー、ヘタレな海人に彼女なんているわけないよねー。」

海人  「おい!誰がヘタレだ!」

曜   「怪しい。」

海人  「さあ、帰ろー‼」

曜   「………。」

 

 

日曜日

梨子  「ごめん、待った?」

海人  「いや、今来たところだ。」

梨子  「じゃあ、行こっか。」

海人  「うん、どこに行きたい?」

梨子  「もう!昨日LINEであれほど場所を決めといてねって言ったのに!」

海人  「だって、色々迷ってたら寝てて…。」

梨子  「まあ、そんなことだろうと思った。」

海人  「流石、梨子!」

梨子  「誉めても何もでないわよ。」

海人  「で、どこからいく?」

梨子  「やっぱり、定番の水族館からかな。」

海人  「よし、じゃあそこから行こう。」

こうして「模擬デート」がスタートした。

その後ろでは何やら一つの影が…。

 

水族館

梨子  「こことかどう?」

海人  「うちっちーの前でか?」

梨子  「曜ちゃん、うちっちーのこと好きだしちょうどよくない?」

海人  「流石に恥ずかしい。」

?   「…あれ海人?」

 

動物園

梨子  「キリン」

海人  「なぜに?」

梨子  「コアラ」

海人  「人が多い。」

梨子  「ぞう」

海人  「ピンとこない。」

梨子  「うさぎ。可愛いー。」

海人  「完璧に梨子の好みじゃん。」

?   「‥‥何してるんだろう。」

 

遊園地

梨子  「ジェットコースターに乗りながらとかは?」

海人  「俺絶叫系はダメなんだ。」

梨子  「城!」

海人  「周りがリア充ばっかだからダメ!」

梨子  「観覧車」

海人  「一理あり。」

梨子  「ようやく、一つ目の候補ね。」

海人  「いったん、お昼にしようか。」

梨子  「そうね。」

?   「‥‥楽しそう。」

 

レストラン

梨子  「海人くんって意外と優柔不断ね。」

海人  「だって、この先の人生に関わることだぜ。」

梨子  「確かにねー。」

海人  「そういえば、どうして梨子は俺に協力してくれるんだ?」

梨子  「なんでだろーね。」

?   「‥‥羨ましい。」

 

梨子  「やっぱり曜ちゃんと言えば海よねー。」

海人  「俺もそう思う。」

梨子  「じゃあ、第二候補ね。」

海人  「せめて、もう一つくらい候補があったらなー。チラッ。」

梨子  「仕方ないわねー。」

?   「‥‥帰ろ」

 

沼津

梨子  「やっぱり、家の前とか。」

海人  「親が出てきたらどうするんだ?」

梨子  「さあ?」

海人  「おい!」

梨子  「じゃあ、ナイトクルージングに連れていけるの?」

海人  「よし、三つ目の候補は曜の家の前だ。」

?   「どうしてここに?」

 

 

海人  「今日は付き合ってくれてありがとうな。」

梨子  「こちらこそ。今日は楽しかった。」

海人  「あとは告白の内容か。」

梨子  「それは海人くん次第ね。」

海人  「そうだよねー。はあー。」

梨子  「大丈夫よ、まだ時間はたっぷりではないけどあるから。」

海人  「そうだな。」

梨子  「でも、曜ちゃんの誕生日はいつかなー。」

海人  「うっ…。」

梨子  「練習はいくらでも付き合うわよ。」

海人  「ありがとう、あと言い忘れてたけど梨子の今日の服可愛いよ。」

梨子  「遅い!けど、許してあげる。」

海人  「そりゃどうも。」

 

 

 

翌日。今日は朝から寝坊しかけた。なぜか曜が起こしに来てくれなかった。それに朝から曜と一言も話してない。

さっきからずっと考えてるけど答えが出ないので、みんなに聞いてるんだけど、

海人  「善子、教えてくれー。」

善子  「ヨハネよ!っていうかそんなの私が知るわけないでしょ。」

海人  「ルビィちゃんー。」

ルビィ 「うゅ、ル、ルビィもなにもわからないです。曜さん、オーラが黒くて…。」

海人  「花丸ちゃんー。」

花丸  「ズラ!オラは何も。でも、日曜までは何ともなかったのは確かズラ。」

海人  「ダイヤさーん。」

ダイヤ 「はあ、何にせよあなたが悪いのは確かですわ。」

海人  「マリー、helpme!」

マリー 「No problem!というのは冗談で。海人、あなたの心に聞いてみなさい。」

海人  「果南ー」

果南  「もう、海人が悪いんだからさっさと謝ってしまいなよ。」

海人  「こうなれば、千歌!」

千歌  「ここで私!?まあ、海人くんが頼ってくるなら仕方ないね。私から言えるのは一つ!曜ちゃんと話しなさい!」

海人  「梨子ー、千歌はアホだった。」

千歌  「ひどくない!?」

梨子  「アハハ…。」

海人  「仕方ない、何とかして話を聞くか。」

 

 

 

放課後

今日はアクアの活動はみんな忙しいためお休み。曜は水泳部に行ってるため待つ必要があった。

海人  「千歌は帰らないの?」

千歌  「うん、一緒に話聞く。」

海人  「梨子もか?」

梨子  「うん、一応ね。」

海人  「そうか、そろそろ終わるころかな。」

千歌  「そうだね、校門で待っていようか。」

梨子  「そうね。」

 

校門

千歌  「ごめん、教室に忘れ物してきたからとってくる。」

梨子  「千歌ちゃん、早くねー。」

海人  「さて、曜はまだだな。」

梨子  「そうね、曜ちゃん遅いね。」

 

side~曜~

今日は日曜のことを忘れようと飛び込みに打ち込んだ。

それでもやっぱり、忘れられない。

2人の楽しそうな笑顔が脳裏に焼き付いて離れない。

海人くんとは話さなくちゃいけないのに、どうしてもさけてしまう。

あー、ダメダメ!弱気になるな渡辺曜!

よし、明日こそしっかり話そう。

あれ、あそこにいるのは海人だ。一緒に帰りながら話すには絶好の機会。

「おーい、か い  と ……。」

横にいるのは梨子ちゃんだ。

やっぱり、二人は。

私がいたんじゃお邪魔だよね。

sideout

 

海人  「お、よーうー。かえろ~」

曜   「ごめん、今日はよるとこあるから。」

梨子  「待って、曜ちゃん。」

曜   「私のことは気にしなくていいから。」

海人  「おい、話を聞けって。」

曜   「バスがあるから、また明日ね!バイバイ!」

海人  「あ!」

千歌  「なんで曜ちゃん帰ってるの!?」

海人  「なんか避けられた。」

 

prrr

海人  「もしもし。」

曜   「海人?」

海人  「曜?ちょうどよかった。話したいことがあるんだ。」

曜   「私も、けど少し時間が欲しいから。また連絡する。それまではごめん、話したくない。」

海人  「‥‥分かった。連絡待ってる。」

本当にこれでよかったのか?わからないけど今の俺にはこれが精いっぱいだった。

 

 




今回は二日連続の投稿となりました。
次の投稿は一週間以内には上げたいです!
不備な点等があればどんどん言ってください。
それではまた来週!


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遂に!?

どうも、曜ちゃんSSです。
来週からテストの向けて勉強するので少し間が空きます。
なので、今回は思い切った展開までいきます。
それではどうぞ!



あれから一週間たった。

曜とは一言も話せてない。

家に帰るときは善子と話すし、部活中は他のメンバーと、クラスでは千歌か梨子と。

心折れそう…。

 

部室

 

海人  「はあーー。」

梨子  「まだ、話せないの?」

海人  「そうなんだよー。」

千歌  「海人くんがデリカシーないこと言ったからじゃない?」

善子  「堕天使の呪いで、」

花丸  「それはないズラ。」

ルビィ 「やっぱり、海人さんがいけないことしたんじゃ…」

ダイヤ 「いまならまだ間に合いますわ、殿方が誠心誠意心を込めて謝れば。」

果南  「いっそのことハグしちゃえばー?」

マリー 「シャイニー!」

海人  「簡単に言うなよー。」

千歌  「こっちもなんか気まずいんだよー。」

梨子  「心当たりないの?」

海人  「ない!」

 

練習中

 

海人  「よし、今日はこのあたりで終わろうか。」

千歌  「疲れたー。」

梨子  「だいぶいい感じになってきたわね。」

花丸  「そうズラねー。」

善子  「堕天使のおかげね。」

ルビィ 「もうすぐ大会だもんね。」

果南  「そうそう、鞠莉。」

マリー 「ダイヤ、例の紙を。」

ダイヤ 「分かりましたわ。」

千歌  「何々ー?」

梨子  「合宿?」

善子  「どうして今なの?」

曜   「それも、東京って、」

ルビィ 「うゅ…。」

花丸  「また、あそこに行けるズラかー?」

海人  「まあ、合宿するのはいいけど理由は?」

果南  「前から話してたんだけど、一回仲を深めるためにもどこかで合宿したいって話してたんだけど」

マリー 「どうせなら東京の大会に出るついでにと思って」

ダイヤ 「春休み中にしてしまおうとわけですわ。」

千歌  「いいじゃん、やろう!」

梨子  「そうね。」

曜   「それじゃあ、全速前進!」

「「「「「ヨーソロー!」」」」

曜   「からのー、敬礼!」

 

こうして俺たちは来週東京に合宿に行くことになった。

俺も覚悟決めなきゃ。

 

東京

 

千歌  「来たよ、東京!」

曜   「千歌ちゃん、この前来たばかりでしょ。」

梨子  「そうよ。」

花丸  「いつ見ても、未来ずらー!」

善子  「堕天使、降臨!」

ルビィ 「あー、μ'sのグッズがあそこにもここにも!」

果南  「いつ来ても人が多いね。」

マリー 「やっぱり、東京はシャイニーね。」

ダイヤ 「皆さん、浦の星女学院の生徒という自覚と節度を持って行動してください。」

海人  「おい、お前ら自分の荷物くらい自分で持てーーーーー!!!!!」

こうして波乱の合宿がスタートした。

 

合宿中

 

千歌  「やっぱり合宿になると果南ちゃんとダイヤさんは厳しいね。」

善子  「なんか、曜さんも厳しかったような…。」

花丸  「それはおらも同感ズラ。」

ルビィ 「なんか、海人さんが見えるたびに厳しくなっていったような。」

梨子  「そんなわけないわよ。」

曜   「な・に・か・い・っ・た・?」

一年生 「「「何もないです!」」」

ダイヤ 「さて、そろそろ夕食にするために合宿所に行くとしましょう。」

果南  「そうだね、夜も練習しなくちゃいけないしね。」

マリー 「そうね。小原家の所有する別荘にてディナーにしましょーか。」

海人  「誰が作るんだ?」

マリー 「もちろん、か」

果南  「い」

ダイヤ 「と」

善子  「に」

花丸  「き」

ルビィ 「ま」

千歌  「っ」

梨子  「て」

曜   「る」

海人  「口をそろえるな!」

まあ、みんな疲れてるだろうからいいんだけど。それがマネージャーの役割でもあるからな。

にしても、千歌の奴、よく「っ」を発音できたな。

 

買い物中

 

海人  「にしても、八人分は多いな。」

曜   「・・・」

海人  「あのー、いつからそこに?」

曜   「・・・」

海人  「なんかあるんじゃないのか?」

曜   「・・・」

さっきからずっとこの調子だ。

誰だよ曜に手伝いに来させた奴は!

海人  「なあ、今日の夜少し話さないか?」

曜   「…いいよ。」

海人  「じゃあ、はやいとこ買い物済ませるか。」

 

合宿所

 

千歌  「曜ちゃん、ちょっとー」

曜   「なにー?」

マリー 「果南、ここのステップなんだけど、」

果南  「オッケー、そこはねー、」

ダイヤ 「善子さん、あなたはこちらで柔軟ですわ。」

善子  「ヨハネ!っていうかこの体はあくまでも仮初めの姿で、」

花丸  「それはないズラ。」

梨子  「海人くん、少しいい?」

海人  「どうした?」

曜   「…」

 

海人  「なあ、」

曜   「…なに?」

海人  「どうしてずっと話しかけてくれなかったんだ?」

曜   「だって、」

海人  「だって?」

曜   「海人が…、」

海人  「?」

曜   「…………梨子ちゃんにとられちゃったから。」

海人  「え?」

曜   「だって、動物園や遊園地、水族館に二人きりで行ってたじゃん!」

海人  「それは…」

曜   「それに、私の家に自慢しようと思って来てたじゃん!」

海人  「だから、それは!」

曜   「この前も校門で二人きりで私に見せつけてたじゃん!」

海人  「違う。」

曜   「何が違うの?

     私にはそうにしか見えなかった。

     でも、私はだんだんと整理がついてきたんだ。

     海人のそばには私より梨子ちゃんのほうがいいんだってわかった。

     踊りも歌も私よりうまいし、きれいだし、なにより輝いてる。

     海人や千歌ちゃんのように輝いている人のそばには輝いている人のほうがいいんだって。

     地味な私よりいいんだって…。」

海人  「違う!」

曜   「違わないよ。」

海人  「それは勘違いだ。

     確かに千歌や梨子は輝いてる。「ほらね、やっぱ」でもな、輝いてるのはみんな同じだ。

     曜。お前もだ。

     俺は曜がどれだけ頑張ってきたかしってる。

     不安に押しつぶされそうになっても、みんながあきらめかけた時でも

     頑張ろうとするお前を俺はずっと昔から見てきた。

     俺には輝いて見えた。」

曜   「…え?」

海人  「 あなたに手紙を書こうとか 」

曜   「どうしたの?」

海人  「 直接会って言おうとか 」

曜   「海人?」

海人  「 何度も悩んでやっと決めたよ 」

曜   「」

海人  「 全ての想いをこの歌に託してみるよ 」

曜   「」

海人  「 突然ごめんね 」

曜   「」

海人  「 でも聞いてほしい 」

曜   「」

海人  「 目を見たらきっと言えない気がするから 」

曜   「」

海人  「 初めて話したあの時から 」

曜   「」

海人  「 私の中で何かが動きはじめた 」

曜   「」

海人  「 あなたは知っていますか 」

曜   「」

海人  「 目が合うだけでうれしくて 」

曜   「」

海人  「 会うたびに切なくなった 」

曜   「」

海人  「 でももう自分にウソつきたくないよ 」

曜   「」

海人  「 今日までずっと言えずにいた 」

曜   「」

海人  「 ほんとの気持ち伝えたいよ 」

曜   「」

海人  「 あなたが好きで ただ大好きで 」

曜   「…うそ」

海人  「 なんのとりえもない私だけど 」

曜   「…なんで?」

海人  「 あなたに似合う人になりたい 」

曜   「どうして?」

海人  「俺は曜のことが大好きだから。

     曜と特別な関係になりたいから、俺と付き合ってください。」

曜   「でも、梨子ちゃんと付き合ってるんじゃ…」

海人  「それは告白するために色々相談に乗ってもらってたんだ、無駄になったけどな。」

曜   「それじゃあ…」

海人  「ああ、お前の勘違いだ。」

曜   「よ、よがったー」

海人  「おいおい、泣くなって。きれいな顔が台無しだぞ。」

曜   「だって、だってー」

海人  「で、返事は?」

曜   「よ、よろしくお願いします。」

 

こうして俺は曜と付き合うことになった。

けど、このあと嵐のような展開が待っているなんて

 

 

 

 

 

 

 

 




少し無理矢理感があってすいません。
でも、ここからはどんどんイチャイチャしつつハラハラな展開にしていきます。


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嵐到来!

どうも曜ちゃんSSです。
テストも終わって、今日からどんどん投稿していきます!
さて、今回は海人と曜がめでたく付き合えたわけですがこのまますんなりとはいかないのが「恋」です!
それではどうぞ!!



曜と付き合うことになったんだが今はライブ前だからみんなに話すのはライブが終わってから報告することになったんだが

 

ダイヤ  「皆さん、お話があります。」

海人   「どうしたんです?改まって。」

千歌   「鞠莉ちゃんも、なんか辛気臭いよ。」

曜    「今日は明日に向けて軽く練習して、映像チェックして、」

梨子   「会場でリハーサルして、ご飯食べて、」

果南   「お風呂入って、寝て、」

花丸   「明日、会場に入って、アップして、」

ルビィ  「パフォーマンスして、東京観光して帰るんじゃ…。」

善子   「まさか、延期になったとか?」

海人   「そんなー、冗談もヨシコさん。」

曜    「スベッテルヨ。」

善子   「ヨハネ!」

鞠莉   「そのまさかよ。」

ダイヤ  「実は会場がダブルブッキングしてしまって、その知らせが来たのがついさっきだったのですわ。」

千歌   「でも、一週間遅れるだけじゃん?」

梨子   「再来週からはテストよ。」

花丸   「それも期末テストずら。」

ルビィ  「範囲も広いしね。」

善子   「一年は初めてなのに鬼みたいにだすらしいし。」

曜    「二年も来年を見越して前の二倍はあるらしよ。」

果南   「三年は受験があるから甘いんだなー。」

ダイヤ  「あら、今回は外部受験が少ないからビシバシいくとか。」

鞠莉   「今回はどの学年でも赤点の人は春休みに一週間補修とか…。」

海人   「じゃあ、大会に出つつテストで良い点を取るにはこの一週間で勉強するしかないな。」

千歌   「えー、東京観光は?」

海人   「無しだ。」

九人   「「「「「「「「「「えーーーーーーーーーーー!!!!!!!」」」」」」」」」」」

海人   「と言われてもなー…。」

鞠莉   「じゃあ、こういうのはどう?

      毎回、テストをして点数が良かった人が海人と東京の好きなところに行けるっていうのは?」

海人   「えっ!?」

曜    「えっ!?」

梨子   「どうして曜ちゃんが反応するの?(ニヤニヤ)」

曜    「わ、わたしは賛成かなー」

果南   「それなら、やる気もでるしね。」

曜    「ほ、ほかのみんなは?」

善子   「まあ、いいんじゃない?」

ルビィ  「ルビィも賛成で。」

花丸   「マルも賛成ズラ。」

ダイヤ  「ならば!ここからは勉強合宿ですわ!」

 

 

勉強部屋

鞠莉   「それじゃあ、この前のテストの結果から発表するわ。」

ダイヤ  「一年生からいきますわ!

      黒沢ルビィ 30人中7位

      津島善子  30人中1位

      国木田花丸 30人中10位 」

ルビィ  「お姉ちゃんのおかげだよー。」

善子   「当然ね。」

花丸   「まあまあズラ。」

海人   「優秀だなー。」

ダイヤ  「続いて、三年生!

      小原鞠莉  70人中1位

      黒沢ダイヤ 70人中2位

      松浦果南  70人中3位 」

鞠莉   「当然ね。」

ダイヤ  「当然ですわ。」

果南   「当然だね。」

ダイヤ  「最後は、二年生ですわ!

      三浦海人  55人中1位

      渡辺曜   55人中1位

      桜内梨子  55人中2位

      高海千歌  55人中44位 」

海人   「余裕だな。」

曜    「なんか恥ずかしいな。」

梨子   「すごいなー二人とも。」

千歌   「うんうん。」

ダイヤ  「千歌さんはあとでお説教ですわ!」

鞠莉   「早速、テスト開始ね。」

結果は、曜が1位で、千歌が最下位だった。

で、今初デートが始まろうとしていた。

 

 




今回はここまでです!
次はもっと字数を上げていきたいんですけど、またテストやら部活やらで忙しくなりそうです。
でも、来週には必ず上げたいです!
これからもお願いします!


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まさか!?

どうも曜ちゃんSSです。
少しどたばたしてて投稿が遅れました。
今回は急な展開にしてみました。
それではどうぞ!


カタン コトン カタン コトン

今、俺たちは電車に揺られている。

隣では、

曜  「むにゃむにゃ…。かいとー、えへへ。」

めちゃくちゃ可愛い。

こんな姿、他の奴らには見せられない。

え、なんで電車に乗っているかって?

実は昨日の夜、

 

prrr、prrr

海人 「もしもし。」

海人父 「あー、海人か?」

海人 「そうだけど?」

海人父 「突然悪いが、少し内浦に戻ってきてくれないか?」

海人 「別にいいけど、なんで?」

海人父 「それは後でのお楽しみだ。」

海人 「全く、帰ったらしっかり説明しろよ。」

海人父 「それと曜ちゃんもな。」

海人 「なんで?」

海人父 「それも帰ってからのお楽しみだ。」

海人 「わかったよ。」

 

ということがあって今は内浦に向かっている。

海人 「久々に内浦に帰って来たな。」

曜  「そうだね。」

海人 「それにしても、いきなり帰ってこいって何なんだ?」

曜  「私も呼ばれたし、何だろう?」

海人 「ニヤニヤ\\ 結婚のことかな?」

曜  「えっ!?!?そ、そういうのはも、もうすこし…。」

海人 「嘘だよー。」

曜  「えっ!バカ!アホ!もう、知らない!」

海人 「ごめん、ごめん。でも結婚の話はいつかな。」

曜  「今回だけ許す。」

そんなやりとりをしているうちに家に着いた。

 

海人 「ただいま。」

曜  「お邪魔しまーす。」

海人父 「お帰り。」

海人母 「お帰りなさい。」

曜父 「二人とも久しぶりだな。」

曜母 「お邪魔してるわ。」

曜  「お父さんにお母さん!?」

海人 「なんで?」

海人父 「実はな、お父さんたちは海外に転勤することになってな。」

海人母 「それで海人には渡辺さんの家に居候してもらおうと思って相談したら…。」

曜父 「実はこっちも同じ場所で船の講習と実務があってな」

曜母 「話し合った結果、三浦さんの家具を海外で使って私たちは向こうで二世帯住宅みたいにして住もうってことになったの。」

曜  「私と海人は?」

海人母 「あなたたち二人は渡辺さんの家で同棲するということになったの。」

海人 「なぜ?」

海人父 「聞けば、二人とも付き合っているようだし。」

曜  「どうしてそれを?」

曜父 「桜内さんから聞いたぞ。」

海人・曜 「・・・・」

四人 「「「「そいうことなのでよろしくー」」」」

海人 「曜はどうしたい?」

曜  「海人がいいなら…、別にいいけど。夫婦みたいだしねー」

海人 「えっ!?!?」

曜  「さっきのお返しー!」

海人 「くっ…。」

 

そんなこんなで俺と曜は同棲することになった。

 

電車

曜  「ねえ、海人。」

海人 「ん?」

曜  「海人はAqoursのみんなをどう思ってる?」

海人 「急にどうした?」

曜 「Aqoursのみんなは海人のこと好きだから、海人はどうなんだろうって思って。」

海人 「千歌は幼なじみだから、可愛い妹みたいなとこあるな。」

曜 「ロリコン。」

海人 「果南は千歌とは反対に頼れるお姉さんだな。」

曜 「シスコン。」

海人 「善子は実は優しいから、いざとなれば頼りになる同級生な雰囲気がある。」

曜 「ふん、どうせ頼りないですよー。」

海人 「梨子はああ見えて純粋なとこあるから、素なとこ出て面白いし綺麗だよなー。」

曜 「東京出身だしね。」

海人 「ダイヤは生徒会長っていう印象とアイドル好きというギャップが良いよなー。」

曜 「生徒会に入れば?」

海人 「鞠莉は普段はふざけてるけど本質を見極めてる。影の立役者。」

曜 「私には無理だよーだ。」

海人 「花丸は唯一本について語り合える友だな。」

曜 「オタクにしたらかわいそー。」

海人 「ルビィは千歌と姉妹だったらいいよなー。」

曜 「重度のロリコンだね。」

海人 「そんなところだな。てか、さっきから何で批判的なことしか言わないわけ?」

曜 「ふん! 自分の頭で考えたら? どうせ海人には無理だろーけどね。」

海人 「...。曜はいつも周りを気づかえて、みんなのことちゃんと見れていて、スクールアイドルと飛び込みを両立しつつも勉強も頑張ってる。けど、時に自分を悲観になるようなことを考えて自分を追い込んで行くところがあって、中々人に頼れないところがある。そこは問題だな。それでも、可愛いし、綺麗だし、スタイルも良い。最高の彼女だ。」

曜 「本当?」

海人 「あぁ、彼氏の俺が言うんだから間違いない。」

曜 「私ね、実は不安だったんだ。私が海人の彼女なんかで良いのかなーって。でも、やっぱり私は海人の全部が好きだから。」

海人 「そうそう。引越しは来週かららしいぞ。ベッドはシングルかなー。」

曜 「そうだねー。」

海人 「...。」

曜 「冗談だよ。」

 




とりあえず書けました。
少し遅れて申し訳ございません!
来週はAqoursのメンバーとの関係をより深く書いていきます。
まずは千歌ちゃんから!


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ようちか

どうも曜ちゃんSSです。
今回は千歌ちゃんと曜ちゃんがメインです!
進級して忙しい中なので少しづつにはなりますが挙げていきます。
それではどうぞ!


東京の大会を終えた俺達は内浦に帰ってきていた。

そして........

曜 「...。」

千歌 「...。」

海人 「...。」

大変気まずい。

俺達は今、曜の家にいる訳だが。

この雰囲気は過去最大にヤバイ!

海人 「...あのー、」

曜 「何?///」ギロ

千歌 「海人くんは黙ってて///」ギロ

海人 「...はい。」

さっきからずっとこれだからなー。

今日はAqoursの練習はないけど、もう少しマシな休みが良かった。

はぁーーー。

 

1時間後。

曜 「ねぇ、千歌ちゃん。」

千歌 「何か?」

曜 「そもそもこうなったのは誰のせいか、まずははっきりさせようか。」

千歌 「いいよ。分かりきってることだしね。」

曜 「海人でいいよね?」

千歌 「うん。海人くんだね。」

海人 「へっ?」

千歌 「じゃあ次は曜ちゃんか私のどっちが悪いかだね。」

曜 「そりゃあ、押しかけた千歌ちゃんが悪い。」

千歌 「いいや、黙ってた曜ちゃんが悪い。」

曜 「明日には話すつもりだったし。」

千歌 「けど、親友の千歌には言ってくれてもいいじゃん。」

曜 「こうなること分かってたし、千歌ちゃん泣き虫だもん。」

千歌 「なっ、自分もバカ曜とかいって泣いてたじゃん。」

曜 「それを言ったら千歌ちゃんかって普通怪獣とか言っちゃってさ。」

千歌 「むっ、曜ちゃんの馬鹿ー!」

曜 「千歌ちゃんのアホー!」

海人 「二人とも1度落ち着こうか?///ニコ」

曜 千歌 「「はい...。」」

 

 

今日の朝のこと

曜 「海人ー、今日千歌ちゃんが遊びに来るからどこか行っててー。」

海人 「分かった。」

ピンポーン、ピンポーン

曜 「海人、出てー。」

海人 「朝から宅配便か?」

千歌 「こんちかー、もといおは...ち...か...。」

海人 「...。」

曜 「誰ー?って千歌ちゃん!?」

千歌 「何で、海人くんが曜ちゃんの家に朝からいるの?」

海人 「それは、その...。」

曜 「実は、昨日から泊まってもらってて。」

千歌 「嘘だよね。だって、さっき海人くんの家に行ったら何にも無かったし、志満ねえたちがおばさん達が当分帰らないって言ってたよ。」

曜 「...。」

海人 「とりあえず、中で話そう。」

 

 

現在

海人 「で、結局のところ何がいけないのかな?

千歌に黙ってたこと?それとも恋人みたいなふりした曜?」

曜 「...。それは、その、なんというか」

千歌 「...。だって、幼なじみなんだし、隠し事はなしというか」

海人 「じゃあ、今からデートしようか」

千歌 曜 「えっ?」「えっ?」

海人 「二人とも早く用意してよ。」

千歌 「別にいいけど...。」

曜 「うん。どこに行くの?」

海人 「それはお楽しみー。」




更新めちゃくちゃ遅いくせに文量少なくてすいません!
テストとか文化祭の準備、部活がヤバくて全然書けてません。
とりあえず、夏休みまでは更新が遅いと思っていてください。
こんな感じですがよろしくお願いします!


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友情~尊敬と憧れ~

どうも曜ちゃんSSです。
久々の投稿です!
もうすぐ夏休みなので三本は出せるように頑張ります。
今回はようちか完結です。
それではどうぞ!


曜  「ここは…」

千歌 「え…」

海人 「そう、東京。」

曜  「どうして?」

千歌 「前に来たばっかりじゃん。」

海人 「んー、なんとなくかな。」

千歌 「今、楽しめる気分じゃないからはやく帰ろ。」

海人 「とりあえず、千歌は俺とデートだ。」

曜  「私は?」

海人 「曜は制服でも見ててくれ、こっちの用が終われば呼ぶから。」

曜  「分かった。」

海人 「じゃあ、千歌行こうか。」

千歌 「うん…」

 

 

神田神社

千歌 「ねえ。」

海人 「うん?」

千歌 「はやく曜ちゃんのところに戻ろう。」

海人 「今は千歌とちゃんと話がしたい。」

千歌 「気やすめならいいよ。」

海人 「そうやってにげるのか?」

千歌 「!?」

海人 「昔みたいに、曜や俺と比べられるのが嫌で逃げていたあのときみたいに。」

千歌 「逃げてない!」

海人 「じゃあ、なんで曜からの誘いを断ったり、俺がチームに入ると抜けたりしたんだ?」

千歌 「それは…」

海人 「実はな曜と昔話したことがあるんだ。」

千歌 「…何を?」

海人 「千歌のすごいところ。」

千歌 「そんなのないよ。」

海人 「自分では気づけない。周りから見ないとわからないことだ。」

千歌 「…」

海人 「昔から俺たちは一緒だったよな。小さいころからずっと。曜は水泳、高飛び込み、陸上、音楽とか全部できたよな。それに、優しくて強くてみんなから注目されていた。俺も勉強やスポーツはできたからちやほやされていた。でも、千歌は何にもなかった。みんなそう思っていた。俺と曜もそう思っていた。けど、違った。スクールアイドルを始めた千歌は何事にも果敢に挑戦していき、みんなと歌って、踊っていった。これを千歌は自分のおかげだとは思ってないだろ?自分だけ輝いていないと思っているんだろう?

確かにここまでこれたのはみんなの協力のおかげだ。けどな、千歌が始めてくれてからここまで来れた。千歌が始めたからみんなが出会えた、輝けたんだ。それに、千歌の一番すごいところは一歩を踏み出したところなんだ。俺や曜、Aqoursのみんなでは出せなかった一歩を。だから、何もしてない、何もできない、輝けていないなんておもうな。」

千歌 「そんなことおもってたんだ。」

海人 「千歌はどうして俺なんか好きになったんだ?」

千歌 「はじめはね、すごいな、自分にはできないな、隣に並びたい。曜ちゃんや海人君みたいに。って思っていたんだ。けど、高校生になってスクールアイドルを始めてみんなとあって、海人君が他の子と話しているのを見てて、なぜか心が苦しくなって、もやもやしていたんだ。そして、気づいたんだ。あ、好きなんだって。憧れているだけじゃいけない絶対に超えられないし、隣に立つことが出来ないんだって。でも、勇気が出なくてそうしてたら曜ちゃんに取られて、それが受け入れられなくて、自分でもどうしたらいいのかわからなくなっていた。だけど気づいたんだ。思いをぶつけるのが一番なんだって。」

海人 「そっか。」

千歌 「でも、今は違う。またその時がきたら言うよ。」

海人 「ああ、それまで待ってる。」

曜  「なら、私も負けていられないね。」

海人 「曜!?」

千歌 「曜ちゃん!?」

曜  「実は初めから聞いていたんだ。千歌ちゃんの気持ちはよくわかったよ。」

千歌 「ここからはライバルだね。」

曜  「違うよ。」

千歌 「え?」

曜  「ふふ。」

千歌 「なに、なに」

曜  「秘密。」

海人 「じゃあ、帰るか。」

千歌 「まだ帰らないよ。」

海人 「え?」

曜  「今から海人にはたくさんおごってもらうからね。」

海人 「え?」

千歌 「スクールアイドルのグッズにタピオカ、クレープ、みかん。」

曜  「制服に船のグッズ、裁縫セット、洋服。」

千歌 「まだまだ、今日はこれからだ!」

曜  「全速前進ヨーソロー!」

海人 「えーーー!」

千歌 「ほら、早くいくよ!」

曜  「ほらほら。」

海人 「まてまてそんなに引っ張るな。今行くから。」

曜 千歌 「「フフフ。」」

 

 




今回は少し長めにしてみました。
次回は番外編です!
お楽しみに!


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番外編〜ようかな〜

なんか急に書きたくなったので書きます。
推しカプなので気合を入れていきたいです!
毎度毎度更新が遅れてすみません!
それではどうぞ


私こと松浦果南は今、正座させられてる。

星空の下だけに「星座」ならぬ「正座」ってね。

そんなこと言ってる場合ではなくて、私は何も見に覚えないのに。

どうしてこうなったんだろう?

かれこれ、3時間経つのに何も話さず「渡辺曜」は前に居続けている。

恋人なのになぁ・・・。

 

 

2週間前

曜 「果南ちゃん!」

果南 「どうしたの?曜?」

曜 「えっと、その、なんというか」

果南 「ほーら、何か用あるんでしょ?」

曜 「う、うん。」

果南 「・・・、帰ろっかなー。」

曜 「ちょ、待って待って。」

果南 「ハグする?」

曜 「・・・・・・する。」

果南 「よーし、ハグしよ。」

曜 「・・・。」

果南 「黙ってても何も始まらないよ。」

曜 「うん。じゃ、じゃあ言うよ。」

果南 「・・・。」

曜 「わ、わ、私とつ、つ、付き合ってください!」

果南 「え?明日のこと?」

曜 「そうじゃなくて、likeじゃなくてLoveの好き。」

果南 「どうして私なの?千歌とか梨子ちゃんがいるじゃん。」

曜 「私ね。果南ちゃんに初めて会った時にこの人だ!って思ったんだ。その時は恋ってわからなかったけど。果南ちゃんが女の子と二人きりでなってたり、告白されてたりするのを見てると心でモヤッとしてて、高校になってこれが人を好きになるって気づいたんだ。」

果南 「私なんかでいいの?」

曜 「いいの、っていうか果南ちゃんじゃなくちゃ嫌なの!スタイルもいいし、綺麗だし、運動神経いいし、何より隣にいてホッとする。」

果南 「私もね、同じこと考えてた。」

曜 「それじゃあ!」

果南 「よろしくね、曜。」

 

 

ってな感じで付き合うことになった初デートがまさかの正座とは・・

私、何かしたかな?

 

 

曜side

もー、ほんとにありえない。

果南ちゃんったらあんなことしちゃってさ

こうなったら正座だけじゃ駄目だね。

やり返してやる!

そもそも、

 

 

1週間前

鞠莉 「かーなーんー、ハグしよ!」

果南 「いいよ!ハグハグ!」

曜 「・・・。」

 

6日前

花丸 「やってしまったズラー、また迷惑を・・・。」

果南 「大丈夫、よーし、ハグしよ!」

花丸 「落ち着くズラー。」

曜 「・・・。」

 

5日前

ダイヤ 「はぁー、生徒会で疲れましたわ。」

果南 「それじゃ、ハグしてあげる。」

ダイヤ 「・・・今回はお言葉に甘えさせてもらいますわ。」

果南 「ハグハグ!」

曜 「・・・。」

 

4日前

ルビィ 「うゅ、ルビィもう無理。」

果南 「あと少しだよ、ハグしてあげるから頑張ろ!」

ルビィ 「うん!」

果南 「よーし、よく頑張った。ご褒美のハグだよ!」

曜 「・・・。」

 

3日前

善子 「ヨハネよ!我に暗黒の力を!」

果南 「善子ちゃんにはハグの力をあげるよ!」

善子 「ヨハネよ!私は堕天使であって、」

果南 「ハグハグ!」

曜 「・・・。」

 

2日前

梨子 「ふぅー、作曲も大変ね。」

果南 「おつかれ、ハグしてあげよっか?」

梨子 「お、お願いします。」

果南 「ハグハグ!」

曜 「・・・。」

 

昨日

千歌 「果南ちゃんー、ハグしたい!したい!したい!」

果南 「仕方ないなー、特別だよ?」

千歌 「やったー!」

果南 「ハグハグ!」

曜 「・・・。」

 

 

もうこればっか!

私には1度もしないくせに他のことはハグばっかりしちゃってさ!

なんのよ!

ありえない!

こうなったら、果南ちゃん覚えててね!

 

 

果南side

あー、ようやく解放されたけど結局理由はわからなかったなー。

なんだったんだろー?

明日からはいつも通りならいいのになぁー。

 

 

 

学校

ダイヤ 「それじゃあ、今日も練習をはじめますわ。」

鞠莉 「んー、Shiny!」

ルビィ 「今日もかんばルビィ」

花丸 「もぐもぐ、そろそろ減量しないといけないズラね。」

善子 「ふっ、今日も堕天使降臨!」

梨子 「久しぶりの練習ね。」

千歌 「よーし、ラブライブに向かって頑張ろー!」

果南 「その調子だよ。」

曜 「・・・。」

 

休憩中

千歌 「ねぇねぇ、曜ちゃん。」

曜 「どうしたの千歌ちゃん?」

千歌 「果南ちゃんと何かあった?」

曜 「なんもないよ。それよりも千歌ちゃんの飲んでるミカンジュース頂戴。」

千歌 「え?でも、そんなことしたら果南ちゃんが・・・」

曜 「千歌ちゃんの、飲んだミカンジュースが欲しいんだけど、ダメ?、かな?//ウルウル」

千歌 「そ、そんなことないよ!千歌ので良ければどうぞどうぞ。///カァー」

曜 「わぁーい!ありがとう!///ハグハグ」

千歌 「///プシュー///」

果南 「・・・。」

よし、次は梨子ちゃんだ。

 

梨子 「曜ちゃん、ここのステップなんだけど。」

曜 「ん?梨子ちゃんの髪サラサラだね。」

梨子 「へ?き、急にどうしたの?」

曜 「この匂いは柑橘系だね。」

梨子 「う、うん。最近変えたんだ。」

曜 「もっと嗅がせて?ダメ、かな?」

梨子 「でも、汗が・・・」

曜 「それを含めて梨子ちゃんだよ、///ニコ」

梨子 「鼻血///」

曜 「あ、やりすぎた」

果南 「・・・。」

まだまだ、次は3年生達だね。

 

鞠莉 「んー、今日もみんな頑張ってるわね。」

ダイヤ 「そうですわね。」

曜 「鞠莉さん、ダイヤさん。」

ダイヤ 「どうかしましたか?曜さん?」

鞠莉 「なんでもquestionしてね。」

曜 「質問っていうか、ダイヤさんはすごくおしとやかで鞠莉さんはとっても優雅でエレガンスですよね、誰かとは違って。」

鞠莉 「もー、おだてても何もでないわよ。」

ダイヤ 「そうですわよ。」

曜 「そんなじゃないですからー。」

鞠莉 「あなただって、こんなにいい胸してるじゃない。」

曜 「ちょ、ちょっと、鞠莉さん」

ダイヤ 「ほっぺたもプルプルですわ。」

曜 「ひゃいひゃひゃんまてー。(ダイヤさんまでー)」

果南 「・・・。///プスプス」

ちょっとヤバイけど、仕上げに1年生達だ!

 

曜 「ねぇねぇ、善子ちゃん、花丸ちゃん、ルビィちゃん。」

善子 「ヨハネよ!」

ルビィ 「うゅ、どうかしましたか?」

花丸 「どうしたズラ?」

曜 「この壁の近くに立って」

3人 「「「???」」」

曜 「ドン!」

善子 「ちょ、近い・・・。(カッコよすぎる)」

曜 「バン!」

ルビィ 「あわわわ・・・。(イケメン!)」

曜 「クイ。」

花丸 「ズラー。(未来ズラー!)」

3人 「「「キュー」」」

果南 「・・・。///プルプル」

さぁ、どうだ?視線が凄く痛い。

 

 

果南 「・・・。ちょっときな。」

曜 「でも、練習が、」

果南 「いいから。」

曜 「放課後でも、みんな見てるし、」

果南 「何?これ以上怒らせるの?」

 

目が座ってる。完全にダメなやつだ。ここは大人しくいくしかない。

 

曜 「・・わかった」

7人 「「「「「「「「??????」」」」」」」」

 

 

別の教室

 

壁に手を押さえつけられ、目をそらすこともできないくらい果南ちゃんの目は鋭く、奥に嫉妬心が隠れていた。

 

果南 「ねぇ、曜は誰のもの?」

曜 「えっと、それは、」

果南 「私のものじゃない?」

曜 「・・・そうです。」

果南 「さっきのは何?当てつけ?嫌がらせ?」

曜 「それは、その、なんというか、」

果南 「とりあえず、家に行くよ。」

 

私は何も言えずにただ、連れていかれた。

その後、果南ちゃんにいっぱい泣かされた。

ごめんなさい、ごめんなさいって何度も謝った。

前から凄かった夜の果南ちゃんは嫉妬心が溢れると止まらなくなる。

私はひたすら耳元で囁かれ、謝り、辱められた、何回もした。

今回、学んだことは果南ちゃんに嫉妬させると私の体(主に腰)がもたないということ。

後で説明すると顔を赤くして、可愛すぎると言ってた。

果南ちゃん曰く、私にすると離れたくなるし、他の人としにくくなるし、先輩としての威厳が無くなりそうだったし、何より誰にも見せたくなかったらしい。

私は逆に見せつけてやりたかったなー、と密かに思った。

そして、果南ちゃんと私は約束した。

「嫉妬させるようなことはしない」

 




どうでしたか?
誤字脱字や意見があればどんどん言ってください。
次は話の続きで、花丸ちゃん編に入ります!
更新が遅くなるかも知れませんがなるべく頑張りたいです。


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花丸ちゃんの隠れた気持ち

大変申し訳ありません。
めちゃくちゃ遅れました。
次も遅くなると思いますけどどうぞ曜ちゃんssをよろしくお願いします!


マルには好きな人がいる。

けど、それは叶わない恋だと分かっている。

多分この気持ちをその人にぶつけたら、その人は優しいからどうにかしようとする。マルにはそれがわかるからこの気持ちはそっと心の底にしまっておく。

 

 

 

海人くん、好きだよ。

 

 

 

 

 

海人 「なぁ、いつになったらAqoursのみんなに言うんだ?」

曜 「んー、でも地区大会あるし...。」

海人 「別にいいだろー。」

曜 「絶対ダメ!ややこしいことになる。」

海人 「そうかー?別にAqoursのみんなはそんなことではなんともないと思うけどー。」

曜 「...。自覚ないの?」

海人 「へ?なんの?」

曜 「もういい、取り敢えず予選が終わってからね。」

海人 「まぁ、いいけどさー。」

曜 「私、買い物行くけど海斗は?」

海人 「俺は、花丸ちゃんのお寺にこの前無くしたお守りの新しいのを貰いに行ってくる。」

曜 「そっかー、じゃあまた後でね。」

海人 「おう。」

曜 「浮気しないでよ、ジトー」

海人 「馬鹿やろー、俺が好きなのは曜だけだ。」

曜 「いやー、それほどでも、えへへ」

海人 「何、にやけてんだ?」

曜 「な、ニヤけてなんかいないし!」

海人 「ふーん。」

曜 「ほ、ほら早く行けば!」

海人 「じゃあ、行ってくるわー。」

 

 

 

 

 

 

お寺

花丸 「あ、海人さん。どうしたズラ?」

海人 「こんにちは。実はお守りを無くしちゃって新しいのを貰いにきたんだ。」

花丸 「わかったズラ。少し待ってて欲しいズラー。」

海人 「分かったよ。」

花丸 「今、誰もいないし暇だからお茶でもどうズラ?」

海人 「じゃあ、お言葉に甘えて。」

 

〜数分後〜

花丸 「お茶ズラ。」

海人 「ありがとう。」

花丸 「そしてこれが海人さんが言ってたお守りズラ。」

海人 「あ、コレコレ。前と同じやつ。にしてもよく前と同じやつを見つけてくれたね。」

花丸 「いつも身につけていたから、何となく覚えていたズラ。」

海人 「そっかー、なんか照れるな。」

花丸 「ところで、海人さんは誰か好きな人いるズラ?」

海人 「え、えーと、いるっちゃいるかな。」

花丸 「...そうズラか。」

海人 「急にどうしたの?」

花丸 「新しく小説を書こうと思っているズラ。今回は新しいジャンルに挑戦しようと思って、恋愛系を選んだものの、マルは恋愛したことないから海人さんなら何か良いヒントをくれるかもって。」

海人 「僕は小説を書かないし、そもそも思いを言葉で表すのが苦手だからなー。」

花丸 「でも、いつもAqoursのみんなに声をかけたり壁にぶつかると必ず海人さんがいい事言って、それに千歌ちゃんやダイヤさんが続いていく印象があるズラ。」

海人 「多分、無意識で言ってるから自分では覚えてないんだよね。恥ずかしながら。」

花丸 「ほぇー、逆に感心するズラー。」

海人 「そんなことないよ。って、時間やば!早く帰らないと怒られる。」

花丸 「つい長話してしまったズラ。ごめんなさい。」

海人 「いいよ、いいよ。楽しかったし。そうそう、小説書けたらまた読ませてね。」

花丸 「分かったズラ。約束するズラ。」

海人 「それじゃあ、おじゃましましたー!///やっべ、曜カンカンじゃん。」

花丸 「...。やっぱりこの気持ち抑えられないズラ。」

 

 

 

 

曜 「ニッコリ」

海人 「お、美味しそうなに、匂いが、す、するなー。」

曜 「正座しようか。」

海人 「お腹空いたなー。曜、ご飯まだー?」

曜 「せ・い・ざ」

海人 「...。はい...。」

曜 「今、何時?」

海人 「9時です。」

曜 「そうだねー。じゃあ、海斗くんが出た時間は?」

海人 「朝の9時です。」

曜 「何してたのかな?」

海人 「少しお茶を・・・」

曜 「誰と?」

海人 「・・・花丸ちゃんと、少し」

曜 「キスしたんだ。」

海人 「してない!それだけは!」

曜 「それだけ?それ以外はしたってこと?」

海人 「いや、えーと、その…」

曜 「ふーん、ご飯とお風呂とテレビ、ゲーム、エッチなこと全て禁止ね。もし、素直に白状したら家を追放で済ますよ。」

海人 「実は、、、」

 

 

3時間前

 

花丸 「海人くんはマルが好きって言ったら困る?」

海人 「え、それって。」

花丸 「多分、この恋は叶うことないし、自分でも無意味分かってて言ってる。けど、この気持ちはやっぱり抑えられないズラ。マルはいつもルビィちゃんと一緒に何かしてきた。そんな時に千歌ちゃんと海人くんにスクールアイドルに誘われて、凄い嬉しかった。でも、海人くんのこともスクールアイドルと同じくらい好きになっていって。こんなマルでも恋ができるんだって思って。でも、小説みたいに上手くいくわけないって分かっててもマルは海人くんのことが好きズラ。」

海人 「花丸ちゃんの気持ちにはごめん。答えられない。」

花丸 「やっぱり曜ちゃんズラか?」

海人 「えっ?どうして?」

花丸 「見てたら分かるし、それに、ラブコメじゃ幼なじみが付き合うのはあるあるズラ!」

海人 「ハハッ..実は千歌にも告白されたんだ。けど、やっぱり俺が好きなのは曜だしこの気持ちは変わらないし変えられない。」

花丸 「うん...。」

海人 「けど、気持ちを伝えてくれたのはすごく嬉しかった。僕なんかマネージャとしているだけだし、頭がいいわけでもないし、有名人でもないし、運動も出来ない、サポートも出来てるか不安だし、自分はいらないんじゃないかなって。それでもこうやって必要とされてる。それがどんな形でも。花丸ちゃんも自分の気持ちは無理に抑える必要無いんだから。もっと自由に羽ばたいていいんだよ。」

花丸 「嬉しいズラ。じゃあ、少しだけ一緒に過ごして欲しいズラ。」

海人 「うん。」

 

 

現在

海人 「という訳でして。」

曜 「ふーん。そのまま少し待機ね。」

プルル、プルル、プルル

曜 「あっ、 花丸ちゃん。ごめんねこんな夜遅くに。うん。うん。海人から聞いた。そう、...。」

 

なんの話だろ...。そろそろ足が痛いんだけどな。

 

曜 「じゃあ、またね。ピッ。まぁ、今回は許してあげようかな。」

海人 「じゃあ、早速飯に。」

曜 「えっ、今日はもう無いよ。」

海人 「えーーーーーー!」

 

 

そのまま寝た。




次はどれがいいですか?
良ければコメントを


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番外編〜ようかな2〜

どうも曜ちゃんssです。
番外編ということで今回はヤンデレな果南ちゃん視点で書いてみました。R指定にかかるかもしれないと書きながら思いました...。それでも、創造力のある限り書きます!笑
それではどうぞ!


私いつからこんなことになったんだろ。

 

 

 

 

 

 

学校

曜 「おはヨーソロー!」

千歌 「あ、曜ちゃんおはよー!」

梨子 「おはよう。曜ちゃん。」

ルビィ「おはようございます。」

花丸 「おはようございます。」

善子 「ふ、我が前に跪くがいい。リトルデーモンよ!おはヨハネ!」

ダイヤ「おはようございます。曜さん。」

鞠莉 「Shiny!You!」

曜 「あれ、果南ちゃんは?」

千歌 「珍しいね、寝坊かな?」

梨子 「昨日は普通だったから風邪とかではないと思うけど。」

ルビィ「LINEも連絡無いし」

花丸 「何かあったズラか?」

善子 「あの体力超人が倒れるとこなんて想像できないわね。」

ダイヤ「ここで話してもラチがあきませんわ。とりあえず練習を始めましょう。」

鞠莉 「練習が終わったら誰か家に行ったらOKよね?」

曜 「じゃあ、私が行くよ。ちょうど午後から暇だし。」

千歌 「私も行きたいけど、旅館の手伝いがあるし。」

梨子 「私は善子ちゃんと出掛けるし。」

善子 「ヨハネ!っていうかリリーから誘ってきたんじゃない。」

梨子 「善子ちゃん何か?」

善子 「さ、さぁ?」

ダイヤ「私もルビィもお稽古がありまして」

ルビィ「うゅ。」

花丸 「マルもお寺のお手伝いが。」

鞠莉 「マリーもホテル経営のlessonがあるのよねー。」

曜 「大丈夫!この曜ちゃんに任せて!」

 

多分、休んでる理由は何となく察しがついてる。

昨日のことだろうから。

 

昨日

果南 「どうしたの?急に呼び出して。」

曜 「えーと、その、」

果南 「どうしたの?私でよかったら相談にのるけど?」

曜 「わ、私と付き合ってください!」

果南 「えっ?私?」

曜 「ダメかな?」

果南 「ダメっていうかどうして私なの?千歌とか梨子ちゃんとか他の子もいるのに。それに告白かって他校の可愛い子とか美人な子にされてるのにどうして?」

曜 「私もはじめは果南ちゃんのことお姉さんって思ってた。けど、千歌ちゃんと二人きりの時とかほかの女の子と話してるの見てると胸の奥がチクッとした。果南ちゃんは美人でスタイル良いし、胸も大きいし、なんでもできるから色々な人にモテるんだなーって思って見てたら告白されるし、その度に自分はズキズキする心と向かい会わなくちゃ行けなかった。この前、千歌ちゃんに言われたんだ。好きな人に想いを伝え無いで離れ離れになるのは悲しいね。って。それでこの気持ちを抑えていられなくて、けど、この関係も壊したくなかった。」

果南 「そっか。気づいてあげられなくてごめん。でも、私と同じだったんだ。好きだよ。曜。」

曜 「それじゃあ!」

果南 「よろしくね。でも、私意外と束縛するよ?嫉妬するよ?いいの?」

曜 「いいの!果南ちゃんなら。」

果南 「ふふふ。」

 

チュ

 

果南 「ふぇ?」

曜 「よろしくね!果南ちゃん!」

果南 「う、うん。」

 

 

 

現在

絶対これだよねー。明らか果南ちゃん動揺してたし。あれはやりすぎだったかなー。けど、恋人同士になったんだからいいよね。

 

ピンポーン

 

曜 「果南ちゃーん。」

果南 「ど、どうしたの?」

曜 「どうしたのじゃないよ!練習休んだから心配してたんだよ!」

果南 「ごめん。今日行くと絶対曜のこと見れないし、みんなにバレちゃうかなって思うと行くに行けなくて。」

曜 「もう、そんなこと気にしてたの?」

果南 「だって!」

曜 「なら、スっスっスっ。」

ピコン

果南 「えっ?『私果南ちゃんと付き合うから!』えーーーーーー!」

曜 「これでいいでしょ!」

果南 「曜のバカー!!」

 

この時私は思いもしなかった。まさかあんなことになるなんて。

 

 

3年後

私も果南ちゃんも大学に通ってる。果南ちゃんはオーストラリアに留学に帰ってきてから帰国子女枠で2年間だけ特別に通ってる。私はスポーツ推薦で入った。

今は、2人で同居している。

千歌ちゃんは家業につき、梨子ちゃんは海外に行った。

Aqoursの新リーダーはルビィちゃんになった。

 

果南 「曜、明日から合宿なのに荷物少なくない?」

曜 「そう?いつもこんなんだし。」

果南 「まさか、男の家に行くから!」

曜 「なんでいつもそうなるの?紙も見せたし、荷物の中身も明らか水泳用具と着替えしかないでしょ!」

果南 「だって!いつも合宿じゃん。」

曜 「ハイハイ。チュ。これでいいでしょ?」

果南 「反則。」

曜 「やば、時間無い!いってきまーす!」

果南 「行ってらっしゃい。」

 

もう、果南ちゃんったらいつも心配して。私が浮気するわけないのに。

 

大学近く

果南 「さぁー、買い物でも行こっかな。あれ、曜?まさかね、」

 

 

曜 『もう、何してるの?笑』

男子 『曜こそ、こんなことしてていいの?』

曜 『いいよー。今日くらい。』

男子 『早くしないと怒られるよ。』

曜 『ぶー、ケチー。』

 

 

 

果南 「えっ。」

嘘だよね?私の見間違いだよね。うん。そうだ。、、、、けど私が曜を見間違えるわけない。写真を撮ったけど明らかに曜と知らない男性。でも、何か理由があるのかもしれない。曜に聞けばちゃんと答えてくれる。

 

 

 

帰宅後

曜 「ただいまー。いやー、今回もなかなかキツかったよ。あれー、果南ちゃんいないのー?」

果南 「...。いるよ。」

曜 「いつもなら、『曜ー、ハグしよー』って言って迎えてくれるのに。どうしたの?」

果南 「そこに座ってくれる?」

曜 「う、うん。」

果南 「ねぇ、私に隠してることない?」

曜 「そんなことないに決まってるじゃん。///ケイレイ!」

 

曜って、隠し事したり緊張すると左手で敬礼する。だから、嘘だと直ぐに分かった。

 

果南 「ほんとに?何も無い?」

曜 「無い無い。っていうか急にどうしたの?ま、まさかドッキリ!?どこかにカメラがあるとか?」

果南 「そうじゃないよ。」

曜 「果南ちゃんがなにを心配してるか分からないけど私はいつでも果南ちゃんの味方だし、裏切らないよ。」

果南 「そうだよね。ごめん、私が馬鹿だった。バカなんだね。」

曜 「今日は外でご飯食べよ!もう遅いし、久しぶりに果南ちゃんとお出かけしたいし。」

果南 「うん。ハンバーグ食べたいや。」

曜 「私も私も!」

 

続く




すいません!
長くなりそうなので切ります!
続編は必ず出すので良かったら高評価お願いします!


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番外編~ようかな2~

どうもお久しぶりです。
超久々の投稿です。笑
更新が遅れてしまってすいません。
やっぱり、小説書くのって難しいなーって久々に書いて思いました。
それではどうぞ!


マンション

 

鞠莉 「どうしたの果南?」

果南 「なんかさ、最近曜が隠し事してるっぽいんだよね。」

鞠莉 「ふーん、曜には聞いてみたの?」

果南 「聞いたけど、なんか誤魔化されて…。」

鞠莉 「それは浮気でーす!」

果南 「え!曜に限ってそんなことない!」

鞠莉 「それじゃあ、見限られたんじゃない?」

果南 「う、それは・・」

鞠莉 「仕方ないですねー、マリーが特別にいい方法を教えて差し上げましょう!」

果南 「‥お願いします。」

 

ごにょごにょ

 

果南 「えーーーーーー!無理無理!」

鞠莉 「心配しないでも大丈夫!」

 

曜side

最近、果南ちゃんが冷たい気がする。やっぱり、あれを隠しているのが良くないのかな…。でも、もうすぐ私たちにとって大切な日だし、驚かせたいしなー。けど、果南ちゃんに捨てられたらどうしよ…。千歌ちゃんに相談してみよっかな。

 

千歌 「で?曜ちゃんは私に何かごようですか?」

曜  「なんで怒ってるの?」

千歌 「そりゃあ怒るよ!だって私の曜ちゃんをここまで悲しませるのは罪だよ!犯罪だよ!みかんの刑だね。」

曜  「いや、そもそも私は千歌ちゃんのものじゃないからね。」

千歌 「で?どうしたいの?」

曜  「明後日まで千歌ちゃんの家に泊めてもらえない?」

千歌 「え?この流れはもっと別のことを頼んだりするんじゃないの?」

曜  「いや、果南ちゃん私のことを浮気してるとか思ってるから私といると多分気まずくなるし、明後日のことも忘れてるだろうしね。それなら、当分は一人のほうがお互いの為にもいいのかなって。」

千歌 「まあ、そこまで言うのなら。久々にお泊り会だー!」

 

曜side終

 

マンション

ピロリん。

『果南ちゃんへ。

 明後日まで千歌ちゃんの家でお泊り会するから、急にごめんね。

 明後日の夕方には帰るから。

 明後日は絶対に明けといてね! 

                              曜』

果南 「はあー、曜に二日も会えない。」

鞠莉 「いいじゃない、これであの計画が心配せずに実行出来るわね。」

果南 「それはそうだけど、ほんとに上手くいくの?」

鞠莉 「NO problem。心配ありません。」

果南 「ほんとかなー…。」

 

 

二日後

 

曜 「あー、ようやくこの日が来たよ!果南ちゃん喜んでくれるかな?」

 

 

マンション

ガチャ

曜 「ただいま!」

シーン 

曜 「果南ちゃーん、いないの?」

む、ン~

曜 「なんの音だろう?」

ガチャ

曜 「果南ちゃん!?」

 

そこには縛られた果南ちゃんがいた。

口にはガムテープが何重にも巻かれており、おそらく口の中には詰め物がされているのだろう。

両手首は腰のあたりでしっかり縛られており、胸の上下と二の腕は縄が通り閂までされている。

更に胸を強調するかのように胸を割るように胸の間にも縄が通っている。

足もきっちりそろえられて、足首、ふくらはぎ、太ももを縛られている。

極め付きは、いわゆるホッグタイというやつなのであろう。これまた胸を強調するかのように胸の縄と足首の縄がつなげられている。

不覚にも一瞬、私はきれいだと思ってしまった。

 

曜 「どうしたの果南ちゃん!?」

果南「ムー、ンーンー。」

曜 「今、猿轡外すから。けど、どうしたの?強盗?」

果南「ぷは。違うの。」

曜 「それじゃあ、どうしてこんなことに?」

果南「それは、その、」

曜 「とりあえず、警察に連絡するね。」

果南「違う、違う。」

曜 「何が?」

果南「それは、そこの紙をみて。」

曜 「えーっと、『曜へ 果南はこういう趣味があるみたい。好きにしてあげて。鞠より。』だって。」

果南「違うから!」

曜 「ふーん、そうなんだ。」

果南「曜?とりあえずこれをほどいてもらってもいいかな?」

曜 「ダメ。」

果南「え?」

曜 「どうせ私の気を引くために鞠莉ちゃんにいいように言われてやったんだろうけど、少しはきょうみあったんでしょ?」

果南「それは、その、」

曜 「にしても奇麗だね。特にこの胸。」

果南「ちょ、触り方がやらしい。」

曜 「どうしてこんなことしたの?」

果南 「えと、それは、その、なんというか、」

ムニュ

果南 「ひゃん!」

曜 「正直に言おうか?」

果南 「でも、」

曜 「果南ちゃんに拒否権あると思う?」

果南 「わかったよ。」

曜 「で?」

果南 「曜が浮気してるんじゃないのかなって思って。」

曜 「私が?どうして?」

果南 「だって、この前合宿とか言いつつ外で男の子と歩いてたし、嘘ついて会うのなら浮気してるから私に言えないのかなって」

曜 「それってこの子?」

果南 「うん…。」

曜 「これ、従姉妹の月ちゃん。」

果南 「へ?」

曜 「正真正銘の女の子。イタリアに住んでたから少しボーイシュな格好を好んでて、その上に生まれつき男の子っぽい顔つきだから、よく間違われるんだよね。」

果南 「でも、そんなの証拠が無いじゃん。」

曜 「ほら、この写真ロングだし、スカートはいてるし。」

果南 「よかったー。私の勘違いで。」

曜 「ほんと。私、心配しちゃって損した。」

果南 「じゃあ、これで悩みも解決。これも解いて、晩御飯にしよ。」

曜 「うん?解かないよ。」

果南 「へ?」

曜 「果南ちゃんにはしっかりお仕置が必要だね。」

果南 「曜?」

曜 「私が果南ちゃん以外に好きになるわけないでしょ。それも、こんなにしんぱいさせて。果南ちゃんには体でわかってもらうしかないよね?」

果南 「ちょっと、落ち着こう。うん。」

曜 「ニコ。」

 

 

数時間後

果南 「ほんとに!もぉ!」

曜 「ごめんごめん。」

果南 「これじゃあ、明日学校行けないじゃん。至る所にキスして。それも私が縛られて抵抗できないからって!」

曜 「まぁまぁ。元はと言えば果南ちゃんが悪いんだからね。」

果南 「もう、0時だよ。」

曜 「果南ちゃん!はい!これ。」

果南 「なにこれ?ネックレス?」

曜 「付き合って5周年記念だよ!」

果南 「もう、そんなになるのか。私、何も用意してないや。」

曜 「ううん。充分貰ったよ!」

果南 「何を?」

曜 「教えなーい。」

果南 「えー、教えてよー。」

曜 「ふふ。」

 

 

果南ちゃんの縛られた姿良かったよ。

もちろん、全てが大好きだけどね。




すみません。グダリました笑
コロナ拡大していく中でこの小説で少しでも暇な時間を潰してください


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