魔法少女リリカルなのはvivid~転生者物語~ (介護王)
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プロローグ
「うっ・・・・此処は何処?」
辺りは真っ白な空間
「・・・この感じは小説で読んだことある光景だな。てことは死んだパターンかな?」
という考えにいたった
「まさかね~」
“そのまさかじゃよ”
声が響いた
「誰ですか!?」
“なんじゃ、死んだと分かっているなら儂が何者かくらいわかるじゃろ?”
「・・・え~と、神様ですよね」
“その通りじゃ”
死んだって言ってたと言う事は・・・
「本当に僕は死んだんですね」
“なんじゃ、分かっていた訳では無かったのかの?”
何しろ、適当に言ったものですから・・・
「あの・・・神様自身が来ると言う事は何か悪い事をしましたか!?」
“いやいや、御主じゃなくて儂が悪いんじゃ。それとも御主は何か悪い事をしたかの?”
「いいえ、何もしてないです」
ただ、聞いただけです
“儂が仕事の不手際で御主を死なせてしまったのが悪いんじゃ。本当にすまない”
深々と頭を下げる神様
「あっ、そんなに頭を下げないで下さい!仕事の不手際なんて誰にでもありますし、それに怒ってないですから!」
怒ってない事を伝える
「でも、まだまだやりたい事が沢山あったから少し残念な感じではあります」
素直な気持ちを神様に伝えるのだった
“御主は優しいの”
「(・・・貴方を見ていると死んだあの人を思い出すなんて言えないよね)」
心の中でそう言うのだった
“この儂を責めなかったのは御主で二人目じゃ”
「二人目?もう一人、同じようになった人がいるんですか?」
“いや、その子は既に転生させているからの”
とりあえず、転生した人について話しを聞く
「あの~、お話しを聞く限りその人が知っている方のような気がします」
“そうか、御主の知り合いか。それならば話しが早くて助かるわい”
話しが早い?
「それはどういう・・・」
“簡単じゃよ、御主をその友人が行った世界に転生させてやるわい”
「でも、いいんですか?」
何やら申し訳そうに聞く
“いいんじゃよ。もとを返せば儂が御主を死なせてしまったのが悪いしの。それに・・・優しい御主に第2の人生をプレゼントしたいのじゃ”
「・・・ありがとう・・ございます」
それから神様の元で特典やら何やらの設定を行う
「これでいいです」
“よいのか?設定が甘いような気がする”
「いいえ、これでいいんです」
何やら設定が甘いと突っ込んでくる神様
“ふむ。まあ、御主の決めた事じゃ、後悔の無いようにな”
「はい、楽しく新たな人生を過ごそうと思います。色々有り難うございました」
神様に一礼
“うむ、楽しく過ごすのじゃよ”
その後、段々意識が薄れていく感覚が現れ、目の前が暗くなっていくのだった
次から原作にいきなり入る予定です。暖かい目で見守ってください!
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転生完了!?
小説書いてるときに藍井エイルの「INNOCENCE 」を聴いてます。いい歌やな~
少年は目を開けて辺りを見回す
“無事に転生できたようじゃな。結構結構”
頭に直接声が響く
「え~と、ここは?」
実際に自分が何処にいるのか確認するが、全く状況が掴めない
“御主はミッドチルダ中央区におる。御主の友人はその近くにある家にいるわい”
と言うことで神様の言っていた家を探す
すると新築だと分かるぐらいの綺麗な家を発見
“此処じゃな”
インターホンを押す
???「はーい」
ガチャン
玄関から蒼い(若干、白い)髪の女の子が出てきた
???「誰?」
“おい、聞こえるかの”
「あれ?神の爺ちゃん!どうしたの」
どうやらこの子が転生者であり、親友なのだと理解する
“うむ、ついさっきお前さんの友人を転生させたのじゃ”
女の子(友人)はこっちを見る。それから神様から色々な説明を受けるのだった
数十分後
女の子「了解、後は私が説明する」
“それでは頼むぞ”
神様は任せて居なくなったようだ
女の子「入って」
言われるがまま、家の中に入る
「・・・え~と、久し振りだね」
女の子「ストップ!」
手を前につき出しながら
女の子「私の事は“エイリアス”と言いなさい!」
名前で言うようにと言われる
「えっ!?そ・・それじゃあ、これから宜しくね
、エイリアス。」
と軽く挨拶をする
エイリアス
「うん、よろしい!此方こそ宜しくね“ジュード”」
ん?
ジュード
「何て言った?」
エイリアス
「ん?ジュードって言ったんだけど?」
それを聞いた後、洗面台まで走り、自分の顔を確認する
ジュード
「嘘!?」
鏡に写っているのは紛れも無く“TOX 2のジュード”であった
エイリアス
「まあ、いいじゃん。知ってる顔だから~」
成る程、神様の仕業かと心の何処かで思うジュードだった
其れから数時間が経過・・・
日も暮れ、空腹になってきたので食事を作ることにした
エイリアス
「いや~、ご飯がまともに作れる人が転生して来てくれて助かった~」
エイリアスは料理が作れないのだ。その為、生前からある程度家事力があるジュードがいるのでちゃんと食事にありつけることが可能になったのだ
ジュード
「転生して早々、ご飯作る羽目になるなんて~」
弱音を吐きながら料理をするジュード
それから数分後、“豆腐の味噌汁と適当に作った野菜炒め”が完成する
それからエイリアスがほとんどのオカズと味噌汁を平らげたのだった
ジュード
「ふう、じゃあ、片付けお願い」
エイリアス
「何処か行くの?」
ジュード
「散歩だよ」
ジュードはそのまま散歩に出掛けた
ジュード
「此所がミッドチルダか~。本当に“リリカルなのは”の世界なんだ~」
辺りを見回しながら歩いていると誰もいない公園にたどり着く
ジュード
「この姿って事は同じように戦えるのかな?」
物は試しに構える
ジュード
「取り敢えず、やってみよ」
重心を低く保ったまま、腕を振り上げる
ジュード
「魔神剣!」
前方に衝撃波を繰り出す
ジュード
「・・・・。」
肩を震わせ、今自分が生前やっていたゲームキャラが使っていた技が使えるのが嬉しかったのだった。それから色々な技を試していく途中、ジュードは遠い所から此方を見る視線に気付いた
振り向くと二人の女性が立っていた。一人は栗色のサイドテールの人と金髪で翠と赤の虹彩異色の女の子が此方を見ていたのだ
すると金髪の女の子が此方に走ってきた
???
「凄いですね!どうやったらあんな動きが出来るんですか!?」
目をキラキラさせながら質問していきた
ジュード
「えっと、誰かな?」
何処かで見たことあるようなと考える
???
「あっ!つい、挨拶が遅れました。ワタシは“高町ヴィヴィオ”って言います!」
名前を聞いた瞬間に驚いた。まさか、此処で原作キャラに会うことになるなんて
ジュード
「高町さんだね。僕はジュード、“ジュード・マティス”」
つい、原作キャラの名前で名乗ってしまった
ヴィヴィオ
「え~と、ジュードさんって呼んでいいですか?ワタシの事はヴィヴィオって呼んでください!」
ジュード
「分かった。改めて宜しくねヴィヴィオ!」
その後、さっきのジュードの動きについて質問攻めにあったのは言うまでもない
書き出したら止まらなかったので取り敢えず、これで一区切り。次回もこんな調子で書けたらな~
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初対面!?
転生して二日目に突入した
ジュードは朝食を作って、エイリアスは・・・
ジュード
「全く!」
二階のエイリアスの部屋に向かう
ジュード
「いい加減に起きてよ!」
布団を剥ぎ取る
エイリアス
「う~、後30分寝かせてよ~」
ジュード
「朝ご飯ヌキにするよ」
エイリアス
「スミマセン、今起きます!」
このネタは使えると心の中で思うジュードだった
それから朝食を済ませ、少し落ち着いてからある提案をした
ジュード
「今からミッドの街中を探索しよう!」
エイリアス
「えー、面倒臭い!」
即却下したよこの子
ジュード
「そうか~、折角美味しい料理があるって聞いたのに・・・」
ボソッと小言で言うと
エイリアス
「よし、行こう」
食べ物に目がないのは生前から変わらないな~
というわけでミッドの街中を見て回る事になったのだった
ジュード
「スゴいな!ミッドチルダは~」
エイリアス
「モグモグ・・・このファーストフード美味しいな~!」
相方はただ、食い物に夢中な為、ジュードは目的についてエイリアスに質問するが「ん?目的について?覚えてなーい」って、うん本当に覚えて無いんだね。若干、涙目になるジュード
PM16:30
ジュード
「流石に時間立つのは早いね~」
エイリアス
「うっ、食べ過ぎた」
一人は腹を押さえながら壁に手をついていた
すると見覚えのある金髪の女の子が此方に走ってきた
ヴィヴィオ
「あっ、ジュードさん♪こんにちは!」
ジュード
「やあ、ヴィヴィオ。此れから何処か行くの?」
ヴィヴィオ
「はい、友達とストライクアーツの練習に行きます!」
ストライクアーツかぁ~、僕は戦い方が他の人と全く違うからストライクアーツには其なりに興味があるなー
エイリアス
「ん?知り合い?」
ジュード
「あっ、そういや~言ってなかったね。この子はヴィヴィオ、昨日の夜に公園で会ったんだよ」
ヴィヴィオ
「初めまして、高町ヴィヴィオです。え~と・・・」
エイリアス
「ヴィヴィちゃんね。私はエイリアスっていうの宜しくね♪」
互いに挨拶をする二人
ヴィヴィオ
「え~と、あの・・・お二人は予定がありますか?」
ジュード
「ん?予定は特にないよ」
エイリアス
「むしろ、暇!」
ヴィヴィオ
「それじゃあ、一緒にストライクアーツの練習しましょうよ!」
と言うことで三人は中央区体育館に向かった
~中央区体育館前~
???
「ヴィヴィオ~!」
ヴィヴィオ
「リオ、コロナ、ノーヴェ~!」
二人の女の子がヴィヴィオと年が近い子なのは分かるが、赤髪の女性はお姉さんかな?と疑問に思うエイリアス
ノーヴェ
「ヴィヴィオ、後ろの二人は?」
赤髪の女性、ノーヴェはジュードとエイリアスを見てヴィヴィオに尋ねる
ヴィヴィオ
「あっ、まだ紹介してなかったね。右からジュードさん、エイリアスさんなの」
ジュード
「ジュード・マティスです。宜しくね!」
エイリアス
「私はエイリアス、宜しく♪」
自己紹介をする
リオ
「初めまして、“リオ・ウェズリー”です。ジュードさんの事はヴィヴィオから伺っています!」
コロナ
「私はコロナって言います。宜しくお願いします。」
ノーヴェ
「アタシで最後か?“ノーヴェ・ナカジマ”だ。コイツらにストライクアーツを教えている」
お互い紹介しあい、ストライクアーツの練習を始めるのだった
取り敢えず、次回はストライクアーツの練習が中心になります。
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手合わせしよう!?
話しの内容を変えることはないと思うので宜しくお願いします
-中央区体育館・ストライクアーツ練習場-
ジュードとエイリアスはヴィヴィオ達の練習を見学していた
ジュード
「・・・。」
エイリアス
「ちっちゃいのにいい動きしてるね」
じぃ~と眺めているジュード、ただ驚いているエイリアスがいた
ノーヴェ
「なあ、ジュード」
ジュード
「?はい」
ノーヴェ
「ヴィヴィオから聞いたんだが、お前もストライクアーツやってんだろ?」
ジュード
「僕ですか?ストライクアーツというか、我流なので少し違います」
何やらノーヴェはジュードの格闘技が気になるようだ
ノーヴェ
「そうか。其れならお前に頼みがある!」
ジュード
「頼みですか?」
何を頼むんだろ?
ノーヴェ
「ヴィヴィオと一緒にスパーやって欲しいんだ」
ジュード
「えっ!?スパーですか」
ノーヴェ
「そうだ。お前の腕前を確認とアイツらのいい勉強になると思う」
事情を話してきたノーヴェにジュードは・・・
ジュード
「・・・いいですよ。僕で良いいなら」
迷わず了解する
ノーヴェ
「なら決まりだな。ヴィヴィオー!スパーをするぞ」
掛け声一つでノーヴェの回りに集まる
ヴィヴィオ
「スパーをするなら“大人モード”になるね。」
そう言い、ヴィヴィオは自分のデバイスで大人モードになる
ヴィヴィオ
「準備できたよ、ノーヴェ~!」
ノーヴェ
「おう、じゃあ頼むぜ!」
ヴィヴィオの前にジュードが立つ
ヴィヴィオ
「ジュードさん!?えっ、ノーヴェどういうこと!」
ノーヴェ
「今日はアタシじゃなく、ジュードとスパーしてもらう」
事情をヴィヴィオに説明し納得してもらった所で・・・
ジュード
「それじゃあ、宜しくね」
ヴィヴィオ
「はい、此方こそ」
ヴィヴィオが構えた後にジュードも構える
ストライクアーツとは違い、右半身を前に出し、少し腰を落とした構え
周りにいた他の人達もジュード達のスパーを見ていた
ジュード
「来ないならコッチから行くよ」
その一言を合図に一気にヴィヴィオとの距離を詰める
ヴィヴィオ
「っ!?」
流石のヴィヴィオもこれにはビックリしたが、すぐに反応し、ジュードの初撃をガードする
ジュード
「流石だね。でも、これは避けれるかな?」
ヴィヴィオは咄嗟に後ろに下がったが・・・
ジュード
「輪舞旋風!」
蹴りが届く範囲ではないが・・・
ヴィヴィオの右手がナニかに当たり、バランスを崩す
周りから「何だ?」・「えっ、攻撃が当たったの!」などざわつき始める
ヴィヴィオ
「ま・・まだまだー!」
今度はヴィヴィオから仕掛けてくる
ヴィヴィオのパンチや蹴りもジュードは避け・ガードで防ぐ
流石のノーヴェ達もジュードの動きに驚きを隠せない
ヴィヴィオ
「はああああー!」
今度は連撃で攻めてきた。流石のジュードも捌ききれず、ガードが崩れる
ヴィヴィオ
「(此処だ!)」
チャンスと思い、渾身のパンチを放つ。だが・・・
ヴィヴィオ
「えっ!?」
パンチを放った所にジュード居らず、ヴィヴィオの後ろに回り込んでいた
ジュード
「後ろだよ!」
今度はジュードがヴィヴィオに攻撃をしようとするが・・・
ヴィヴィオの顔ギリギリで放った拳を止める
ノーヴェ
「・・・ハッ!?そ・・そこまで!」
ノーヴェの一言でスパーが終わった
ベタな戦闘シーンやな。表現が難しいとです
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覇王登場!?
近々、vividの原作キャラとの“共鳴技”のネタを考え中です。意見がありましたら、参考にさせて下さい!
ヴィヴィオとのスパーが終わった後、今日の練習を終了する
夜も遅くなってきたので皆、それぞれの家に帰ることになった
ヴィヴィオ
「今日も楽しかったねー」
リオ
「てゆーか、ビックリの連続だよ~!」
ヴィヴィオ達も楽しく過ごせたようだ
ヴィヴィオ
「ジュードさん!スパーのお相手ありがとうございました。」
ジュード
「此方こそ、結構楽しかったよ」
エイリアス
「いいな~、私も戦いたかった」
何やらエイリアスはご機嫌ななめのようだ
ジュード
「そんなこと言われても、エイリアスは槍と盾で戦うじゃない。しかも手加減なしでだよ」
エイリアス
「ぶーぶー!皆も武器もって戦えばいいのにさあ~!」
どうも機嫌を直さないので
ジュード
「あっ!あんな所に美味しそうなクレープ屋がある」
その一言でエイリアスの目の色が変わった
エイリアス
「えっ、何処何処!?」
辺りを見回し、目標(クレープ屋)を見つけ次第、全力疾走で向かう
ノーヴェ
「お前も苦労してるな」
ジュード
「もう慣れました」
ノーヴェはジュードの苦労に同情した
それはさておき、ノーヴェさんと帰り道が途中まで同じなので少し話しをしながら帰っていた。そろそろ家の近くまで来たので別れようと思ったとき・・・
???
「ストライクアーツ有段者、ノーヴェ・ナカジマとお見受けします」
街灯の上にバイザーで顔を隠した女性?が立っていた
ジュード
「ノーヴェさん!」
ノーヴェ
「お前は少し下がってろ。」
警戒してジュードは構えていたが、ノーヴェの一言で構えをとく
???
「あなたに幾つか伺いたい事と確かめさせて頂きたいことがあります」
ノーヴェ
「質問するなら、そのバイザーを外してから言えよ!」
???
「失礼しました。カイザーアーツ正統“ハイディ・E・Sイングヴァルト”『覇王』を名乗らせて頂いてます」
相手はバイザーを取り、自分の名を名乗る
ノーヴェ
「噂の通り魔か」
ハイディ
「否定はしません」
ジュード
「ノーヴェさん、通り魔ってどういう・・・」
状況が掴めないジュード
ノーヴェ
「最近、このあたりで傷害事件が相次いでな。そんでギン姉に気を付けろって言われてたんだけどな」
ジュード
「と言うことは彼女が!?」
ハイディ
「ええ、それは全て私がやりました」
ハイディは自分がやったと認めたようだ
ジュード
「なんでそんなことを・・いったい君は何のために。」
ハイディ
「確かめる為です。あなた方の知己である『王』についてです」
『王』?何を言ってるんだ
ハイディ
「“聖王オリヴィエの複製体”と“冥府の炎王イクスヴェリア”」
ノーヴェ
「!」
名前を聞いた瞬間、ノーヴェの顔色が変わった
ハイディ
「貴方はその両方の所在を知っていると・・・」
ノーヴェ
「知らねーな!聖王のクローンだの冥王様だの知り合いになった覚えはねーよ!」
聖王のクローン?冥王?一体、何を話してるんだ。もしかして・・・
ノーヴェ
「あたしが知ってんのは一生懸命生きようとしている子供たちだけだ!」
ハイディ
「・・・理解しました。その件は、そこにいる二人に聞くとしましょう」
そう言いながらジュード達の方を見る
ノーヴェ
「なっ!?待て!相手はあたしだ!」
突然、ハイディは構えた
ハイディ
「もう1つ確かめたかった事、あなた方の拳と私の拳。一体、どっちが強いんでしょう」
言い終わった瞬間にジュードに向かって突っ込んできた
ジュード
「(早い!)」
突然の行動に驚きはしたが、すぐに対応するジュード
ハイディ
「・・・貴方は今までの方とは違いますね。」
ジュード
「・・・・。」
無言で構えるジュード。だが、そこへ・・・
エイリアス
「ちょっと待って!この子はわたしがする。」
ジュード
「エイリアス!?けど、格闘技出来ないんじゃ」
エイリアス
「・・・、あの“力”を使うから素手で戦っても平気だから大丈夫だ!」
ジュード
「・・・うん、わかった。でも、加減をしてよ」
ニヤッと笑いながら頷くエイリアス
エイリアス
「お前の相手はわたしだ!」
ここに覇王VSエイリアスの戦いが始まる!
今日はここまで!
次回をお楽しみに~
私の中でこの小説に主題歌をつけるなら↓
蒼井エイル 「innocence 」
※SAOのOP2
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“力”、その名は!?
どーも、エイリアスで~す!帰り道の途中で自称覇王ッ子ちゃんに襲われてまーす。やっと、戦えるから今までのストレスを吐き出しちゃおー!
エイリアス
「さぁ~、来なよ!自称覇王ッ子ちゃん」
挑発するエイリアス
ハイディ
「・・・。」
無言で構えてるがムッとした顔をする
~ジュードside~
ノーヴェ
「お・・おい、大丈夫なのか?」
ジュード
「大丈夫ですよ。エイリアスの“力”は凄いですから」
心配そうに言うノーヴェと違い、一切心配すらしないジュード
~ジュードside 終了~
ハイディ
「(この人の言う“力”とは一体何なのか。少し本気でいきます)」
早いステップでエイリアスに近付き、拳打を放つハイディに対してエイリアスはただ立っているだけだった
ハイディ
「はああああー!」
エイリアス
「あまいよ♪」
スパーンと乾いた音が響き渡る
ハイディ
「なっ!?」
ハイディは自分の拳を片手で受け止めているエイリアスに驚き、後ろに下がる
ハイディ
「あ・・貴女は一体・・」
驚きを隠せないハイディにエイリアスは答えた
エイリアス
「私は・・・」
目をつむり始めるエイリアス。すると全身が蒼い光に包まれ、目は赤く、水色の髪も銀髪に変わっていく
エイリアスの変貌にハイディだけでなく、ジュードと一緒にいるノーヴェも驚く
エイリアス
「私は“ヴァルキュリア”って呼ばれる者。」
ハイディ
「ッ!?」
ヴァルキュリア化したエイリアスにより警戒心を強めるハイディ
ハイディ
「・・ですが、この程度では負けません!はああああー!!」
先程とは違う構えをとるハイディ
ハイディ
「覇王!断・空・拳ーー!!」
本気の拳打を放つハイディ
ズドーンとエイリアスの腹部に命中し、四メートル程吹き飛ばされる
~ジュードside~
ノーヴェ
「・・・。」
呆然とするノーヴェだが
ジュード
「はあ~、エイリアス。わざとらしいよ、対したダメージじゃなかった筈だよ」
エイリアス
「きゃははは、どんな技かな~と思って試しに一発食らってみただけだよ」
ケロッとした感じで立ち上がるエイリアス
ハイディ
「!!」
エイリアス
「一発食らってあげたんだから、お返しだよ♪」
目にも止まらぬ早さでハイディに近付き、同じ様にハイディの腹部に思いっきり拳打を放つエイリアス
ハイディ
「グッ!?」
吹き飛ばされ、地面に落下してから起き上がることがなかった
ジュード
「ノーヴェさん、あの子の所へ行ってください」
ノーヴェ
「お・・おう」
吹き飛ばされたハイディの所へ向かうノーヴェ。ジュードはエイリアスに近付き、治療する
エイリアス
「いてて~、お腹痛い~(汗)」
ジュード
「だから言ったでしょ。無理はしないでよって、後、あまり動かないで回復するから」
ノーヴェ
「おーい、お前ら!ちょっと来てくれ」
ノーヴェに呼ばれ、その場に向かう
エイリアス
「ありっ!?この子誰?」
ジュード
「・・この子が犯人?だとしたらさっきの姿は魔法によるものかな」
顎に手を当て考えるジュード。それもそのはず、倒れているのは中学生位の女の子なのだ。さっきの姿はヴィヴィオと同じ変身魔法なのだと思えば、納得がいく
ノーヴェ
「取り敢えず、コイツはアタシが連れていく。何か分かったら、連絡を入れるからな」
と言うわけで連絡先を交換する。ただし、ジュードはデバイスどころか通信する物を持ってないのでエイリアスを経由で連絡することになった
その後、その場で別れたジュード達だった
文章表現ってムズカイ強いなと思うわたくし。あたたかいめで見守ってください
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覇王とヴィヴィオ!?
通り魔戦から次の日
~ミッドチルダ中央区 マティス邸~
エイリアス
「うう~、お腹痛いの治らないよ~」
ジュード
「だから無茶するなって言ったでしょ!治癒術はかけてあるから1日、安静でいなきゃ」
通り魔(覇王?)の重い一撃を受けたエイリアスは腹部を擦りながら、居間のソファーで横になっている
ピピピッ
エイリアス
「あっ!通信だ」
ノーヴェ
『おう、元気か?』
モニターにノーヴェの顔が写る
エイリアス
「全然だよ~。殴られたとこまだ痛い」
ノーヴェ
『お前が避けずに食らいに行くのが悪い』
ジュード
「あれから何か進展があったんですか?」
通信してきたノーヴェは真剣な顔で話始めた
ノーヴェ
『あぁ、結局アイツが噂の通り魔だった事とか昔の王様とかの因縁やらその他もろもろな』
ジュード
「成る程」
ノーヴェ
『そんでウチの姉貴の知り合いが執務官やってるから聴取やって、その後に署に行ったりした。まあ、アイツは終わり次第学校へ行ったけどな』
一通りの出来事を話すノーヴェ。それを聞くジュードとエイリアス
ノーヴェ
『それでな、今日アイツらにその子を紹介する予定でな。お前らも来て欲しいんだ』
エイリアス
「えぇ~、行くの面倒く・・・」
ノーヴェ
『集まるとこは旨いサンドイッチがある店なんだがな』
エイリアス
「行きます!」
変わり身早いな~と思うジュードだった
ジュード
「分かりました。準備でき次第、向かいます」
ノーヴェ
『おう、悪いな。アイツらもお前らが来ると喜ぶからな』
プツッと通信が切れた。それから目的地へ向かう為の準備をし、出掛ける
~集合場所付近~
ジュード
「え~と、この先の角を右に曲がったら、目的地だよ」
エイリアス
「早くサンドイッチをー!」
クスクスと周りの人に笑われながら目的地を目指す二人だった
ジュード
「ノーヴェさーん!」
ノーヴェさんも此方に気付いたようだ。あと周りに数名の人が反応してこっち見てるけど、誰かなと考えるジュード
ノーヴェ
「早かったな!アイツらはまだ来てないし、取り敢えず此方と自己紹介するか~」
ノーヴェさんのいたテーブル席の二人が話し出す
???
「え~と、ノーヴェがお世話になったみたいだね。私は“スバル・ナカジマ”、ノーヴェのお姉ちゃんです!宜しくね~♪」
???
「“ティアナ・ランスター”です。時空管理局で執務官をしてて、今日は“アインハルト”の事が気になってついてきたの。まあ、宜しく」
青髪のスバルさん、オレンジ髪のティアナさんかと理解するエイリアス
ノーヴェ
「そんでアッチの席にいるのはチンク姉えとその他もろもろだ」
???
「ノーヴェ!いくらなんでもヒデーっすよ!」
赤髪のテンション高そうな女性の抗議が始まる
ノーヴェ
「ヒデーもなにもアタシはチンク姉えだけを呼んだのにノコノコ付いてきたのはお前らだろ!」
口論になるような感じがするのでジュードが二人の間をわって入る
ジュード
「ちょ・・ちょっと!喧嘩しないで下さい。自己紹介するだけでこんな展開はおかしいですよ!?」
取り敢えず、他の方“チンクさん・ウェンディさん・ディエチさん・オットーさん・ディードさん”と自己紹介をする
ヴィヴィオ
「ノーヴェ~!」
声がする方を振り返るとヴィヴィオ・リオ・コロナの三人組がやって来る
ヴィヴィオ
「あれ?ジュードさんも来てたんですか!」
ジュードの側によるヴィヴィオ
ジュード
「僕だけじゃなくて、エイリアスも来てるよ」
指差す方向を見ると山積みになったサンドイッチを幸せそうに食べるエイリアスと見て、苦笑いするヴィヴィオ達
ヴィヴィオ
「ジュードさんもノーヴェに呼ばれて来たんですか?私に会わせたい人がいるって聞いたんです」
ジュード
「ノーヴェさんに呼ばれて来たけど、会わせたい人がいるっていう話しは聞いてないよ」
すると
???
「遅れてスミマセン」
ヴィヴィオと同じ虹彩異色の少女がやって来る。彼女はヴィヴィオに自己紹介をする、“アインハルト・ストラトス”それが本名だろうなと思うジュードだった
最後が中途半端な終わり方になってしまいました!
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練習試合!?
~区民センター内 スポーツコート~
皆が合流してから、アインハルトとヴィヴィオのスパークリングというノーヴェさんから提案があり、今に至る
ジュード
「・・・。(何か考えでもあるのかな?)」
チラッとノーヴェを見ながら考えるジュード
ヴィヴィオ、アインハルトの準備が出来た為、ノーヴェさんが二人の間に立つ
ヴィヴィオ
「それじゃあ、アインハルトさんよろしくお願いします!」
アインハルト
「-はい(・・・この子が私の・・覇王の悲願を受け止めてくれる?)」
スッと構えるアインハルト
ノーヴェ
「1ラウンド4分間のスパーリングをやるぞ。射砲撃無しで格闘オンリーな!」
ノーヴェ
「レディー・・・ゴー!!」
構えながらリズムを取るヴィヴィオ。そして一気にスピードを上げて、アインハルトに迫る
いきなり懐に飛び込んできた事に驚くが、きちんと対処するアインハルト
ティアナ
「ヴぃ・・・ヴィヴィオって変身前でも結構強いわね」
一番驚いていたのはティアナさんだった
スバル
「練習頑張っていたからね♪」
そう、ヴィヴィオの動きを見ると今まで練習を頑張ってきたぞという思いがきちんと形になっているのがよく分かる
エイリアス
「アインちゃん、何か悩んでるぽくない?」
流石のエイリアスも気付いたようだ。それは反撃のチャンスがあるのに先程から攻撃をしないアインハルトに疑問を持っていたからだ
ジュード
「うん、それもかなり複雑そうだね」
彼女の考えが読めない
ふと考え事をしていたら、ヴィヴィオが後方に吹き飛ばされていた。すぐさま、抱き止めるディードさんとオットーさん
フイッと背中を向けるアインハルト
ヴィヴィオ
「あの・・あのっ!!スミマセン。わたし何か失礼を・・・?」
アインハルト
「いいえ」
ヴィヴィオ
「もしかして、わたしが弱すぎましたか?」
アインハルト
「いいえ、“趣味と遊びの範囲内でしたら”充分すぎる程に・・・」
胸に突き刺さるような事を言われ、暗い表情になるヴィヴィオ
ジュード
「待って!」
皆の視線がジュードに集まる
ジュード
「スパーをしてくれた人に対して、今の発言は無いんじゃない?」
軽く怒ってる感じでアインハルトに話し掛ける
アインハルト
「・・・すみません。私の身勝手です」
チラッとノーヴェの方を見るアインハルト
ノーヴェ
「まあ、その・・・なんだ。この決着は次の休みの日にやるってことでいいか?」
頭をかきながら、今度こそちゃんとした試合をしようという流れになり、周りの皆も納得するのだった
あれからノーヴェさんとティアナさん、スバルさんはアインハルトを送る為、途中で別れた
ヴィヴィオ
「・・・。」
少し悲しい顔をしていたヴィヴィオにエイリアスが・・・
エイリアス
「ヴィヴィオちゃん」
ヴィヴィオ
「?はい」
エイリアス
「多分、アインちゃんに言われた事を気にしてる?」
図星だったようで黙るヴィヴィオ
エイリアス
「まあ、気になるかもね。でも、自信を持ってね、今まで頑張った練習の成果を今度こそぶつけちゃえばいいんだよ」
ヴィヴィオ
「・・はい」
だけど、ヴィヴィオの顔は暗いままだった
ポンッ
ヴィヴィオ
「あっ」
突然、ジュードがヴィヴィオの頭を撫でる
ジュード
「大丈夫だよ。エイリアスの言う通り、充分すぎるくらい強いんだから」
徐々に表情が明るくなっていくヴィヴィオを見て、「なかなか扱いが上手いな~」と思う人がいたのは言うまでもない
最近、戦姫絶唱シンフォギアにハマってしまった。似たキャラ出そうかな~♪
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学校生活!?
ヴィヴィオとアインハルトとの模擬戦まであと5日
流石に5日間という長いような短いような期間ができてしまい、暇になってしまった
ジュード
「流石に5日間、待つだけなんて暇だね」
エイリアス
「・・・。」
何やら真剣に資料と睨めっこしていた
ジュード
「何読んでるの?」
エイリアス
「これ!」
紙を渡されたので確認する
ジュード
「え~と、『我が校に入る場合は筆記試験を受けていただきます。尚、この事は他の方にみられないように致します』 何これ?」
読み上げてみたが、どういうことだろ?
エイリアス
「暇だからこの学校の筆記試験を受けようと思う。」
また、とんでもないことを言い始めた
ジュード
「受けるのはいいけど、試験いつなの?」
エイリアス
「明日!」
ジュード
「あ・・明日!?」
つい、叫んでしまった!
エイリアス
「ついでに言えば、ジュードも受けるように頼んだからね」
さらに追い討ちをかけられ、また「えぇ~!」と叫ぶのだった
それから早くも2日が過ぎた。試験自体は普通に通り、と言うか僕の場合は無理矢理学校に通うことになった
何処かで見たことのあるような制服を着て、いざ学校へむかうのだった
ジュード
「(何か見たことある制服だな。どこで見たんだっけ?)」
歩きながら自分の着ている制服をマジマジと見るジュード
エイリアス
「いや~♪二回目の高校生活だね♪」
朝からテンションが高いエイリアス。数日したら「飽きた~」とか言うんだろうな~
ジュード
「そういえば、僕らの通うことになった学校ってどんな所?」
エイリアス
「え~とね、最近他所の学校と一緒になったばかりで昔は音楽専門の学校だったみたいだよ♪」
う~ん、記憶を掘り下げていくと思い当たる節が何個か出てくるな~と考え込むジュード
~数分後~
目的の学校に到着した。周りを見渡すジュード
ジュード
「ねえ、男子を見かけないんだけど、気のせいかな?」
エイリアス
「えっ!?だって、元が“女子高”だもの」
サーっと顔色が変わっていくジュード
ジュード
「つまり・・・此処って。」
エイリアス
「男の子居ないんじゃないかな?」
「うわ~(汗)」と頭を抱えるジュード。周りはというと
女子A
「ねえねえ、何で男子がいるの?」
女子B
「最近、男女共学になったばかりだけど、初の男子じゃない」
女子c
「ちょっと良い感じじゃない♪声掛けてみようかな?」
女子D
「抜け駆けはなしよ」
などひそひそ話が聞こえる
エイリアス
「ここまで来たら、腹をくくるんだよ!ジュード!」
と肩を叩かれながら職員室へ向かうのだった
そして更にジュードに悲劇がやって来た。何とエイリアスとクラスが離れてしまったのだ
ジュード
「今日は厄日だ~(汗)」
担任
「君大丈夫か?調子が悪いのか」
先生に心配され、「いえ、大丈夫です」と強がる
~二年Ⅲ組 教室~
担任
「え~、今日から新しいお友達がやって来た。我が校では初の男子生徒だ。では、自己紹介してくれ」
ジュード
「・・。ジュード・マティスです。皆さん宜しくお願いします」
パチパチと拍手を送る女子生徒達
担任
「彼に質問したいやつは挙手するように~」
まだ終わらないのかと心の隅で思う
女子A
「はい!特技・趣味は何ですか?」
ジュード
「・・・趣味は読書、格闘術の練習。特技は料理です」
それから数分間くらい質問タイムが続いた
担任
「うむ、では君の席は“雪音”の隣だな」
ん?
言われるがまま、指定された席に座る
??
「よ~、今日からよろしくな♪」
隣の席にいた銀髪の女の子が話しかけてきた
ジュード
「よろしくね。え~と・・・(見たことある人だな)」
??
「私(アタシ)はクリス、“雪音クリス”だ。宜しくな」
ハアアーーーーー!?どうなってんのーーーーーーー!!!!
と心のなかで叫ぶジュードだった
何故かシンフォギアのキャラ出しちゃった。いえ~ス
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放課後の波乱!?
~放課後~
あっという間に放課後になってしまった、時間が立つのは早いな
クリス
「ん~、やっと終わったか~」
背伸びをするクリス
ジュード
「終わったか~って、もう放課後だよ(-_-;)」
クリス
「うえっ!?マジか!」
急いで帰る準備をするクリス。ついさっきまで寝てたしね
ジュード
「しれにしても何をそんなに急いでるの?」
首を傾げながらクリスに質問するジュード
クリス
「ちょっと、アイツらと待ち合わせをしてんだ!」
時間が無いってことかと内心納得する
クリス
「じゃあな!」
ダッシュで教室から出るクリス
ジュード
「(僕も帰ろう)」
帰り支度をして教室を出る。すると・・・
クリス
「ちょっと待て!」
クリスに呼び止められた
ジュード
「あれ?急いでたんじゃないの?」
クリス
「あ・・あのさ。その・・・」
モジモジしながら何かを言いたげな様子。こんなキャラだっけ?
クリス
「お前は今、暇か?」
ジュード
「まあ、家に帰るだけだから暇だよ?」
クリス
「それなら、私に付き合えよ!紹介したい奴らがいるんだよ」
内心、驚いたが、折角の誘いを断るのも申し訳無いし、行こうかな
ジュード
「・・・うん、いいよ。取り敢えず僕も紹介したい人いるからその子も連れてくるけど、いい?」
クリス
「分かった!」
待ち合わせ場所を指定されたので、一旦家に帰って目的地に向かおう
~とある公園・水辺付近~
ジュード
「確か、この辺りで待ち合わせたんだけど・・・」
エイリアス
「早く来すぎた?」
ジュード
「いや、時間前に来たから、そろそろだと思うよ」
クリス達が来るのを待つジュードとエイリアス
ジュード
「そういえば、クラスとは馴染めた?」
エイリアス
「う~ん、微妙?」
何故、疑問系なの?
エイリアス
「そういうジュードはどうなの?」
ジュード
「僕は・・・」
クリス
「おーい!」
声のする方へ向くと6、7人の集団が来た
クリス
「すまねー、待ったか?」
ジュード
「ううん、それよりこんなに来るとは思わなかったよ」
3人くらいかなと思っていたが、その倍の人数が来たから驚いた
それに何処か見たことのある人達だな
??
「ねえねえ、クリスちゃんが会わせたいって言ってた人って?」
金髪?茶髪?どっちか分からない後ろ髪が独特な女の子が何故か驚いていた。近くにいた緑(濃いめ)の白いリボンをしている女の子は此方を見て、ペコッと頭を下げる
??
「そうか、雪音にも春が来たのか~」
青い髪のサイドテールの女の子は腕組をしながら何かに納得していた
クリス
「だあー!違うって言ってんだろ!///」
あっ、怒りだした
??
「人の好みはそれぞれって事デスね~」
金髪の黒い髪止めをつけている女の子は更にクリスをからかう
??
「じぃぃーーーー」
黒髪のツインテールの女の子はずっと、こっち見てるし
??
「良いじゃないの?この子の好きなようにさせれば」
ピンク色の髪、長身の女の子は何か話しに乗っかってるし
クリス
「だ・か・ら、違うって言ってんだろ!///」
顔を真っ赤にしながら、猛抗議をするクリス
ジュード
「え~と・・・取り敢えず、落ち着いて雪音さん」
クリス
「落ち着けるわけねーだろ!」
少し興奮してるようだ
ジュード
「取り敢えず、落ち着いて。話しなら僕が聞いてあげるし、困り事なら相談にのるよ」
クリス
「そ・・・それは///」
だんだん真っ赤になるクリス
ジュード
「大丈夫?体調が悪いの?」
クリスのおでこに手を当てるジュード。その行動に周りから「おお~」と声を上げる
クリス
「ちょっ・・おまっ!?///」
手を退けようとするクリス
ジュード
「あっ!ゴメン。つい癖で・・・」
エイリアス
「イチャイチャしなーい!」
結局、収集つかず1時間ほど続いた
次の内容どうしようかな~
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