ガンダムビルドファイターズ-Sailing to the Sunshine- (陽@曜花推し)
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First Season 第1話 転生したら・・・

はじめまして、陽です。初作品でございます。生暖かい目で見ていただければ幸いでございます。




突然ですが・・・俺死にました。

 

うん、なんか車に轢かれそうになってる女の子庇って自分が轢かれて死ぬというベタベタな展開。

 

はぁ・・・マジかよ。

 

就職決まらず焦ったせいか、ブラック企業と知らずに就職決めたおかげで休みがなかなか取れず・・・そのせいで結局Aqoursのライブには1回も行けず、劇場版すら見に行けず・・・

 

あぁ・・・Gジェネクロスレイズやりたかったなぁ・・・

 

HGCEデスティニー欲しかったなぁ・・・

 

未練ばっかりだわ・・・

 

とそんな俺の前に転生神が現れた。

 

「かわいそうに。35過ぎてDTとか・・・まじ。うん決めた。転生させてやるよ。」

 

だってさ。悪かったなぁ、35過ぎてDTでよ(怒)

 

まぁ、せっかくだし転生させてもらおうかな。

 

大好きなラブライブサンシャインと言いたいところだが、何というか・・・うーん・・・なんかめんどくさそう。ラブライブサンシャインのSS読んでるけど大抵が浦の星にぶち込まれて、Aqoursのマネージャーやらされるんだろ。確かに俺はラブライバーだ。行けるなら行きたいさ。でもな、35年間も彼女はおろか女友達でさえいなかったんだぞ。女子ともあまり会話したことないし。会社の女の子とも事務的な会話しかしてないし。そんな俺が女子高にぶち込まれた日にゃ・・・無理だわ。

 

そうだ俺はガンダムも好きなんだ!

 

でも、戦争は嫌だな。死にたくねぇ。あ、ビルドファイターズがあるやん!!

 

決めた!!俺はガンダムビルドファイターズの世界に行く!!

 

「よし、で欲しい特典とかあるか?」

 

んなもんはいらねぇ。俺は自分自身で強くなって世界の頂点に立って見せる!!強くてニューゲームなんざいらねぇ。

 

前の人生は本当に無駄に生きてきた。だからこそ、新しい人生は輝きたい!!

 

「そうか、わかった。お前は今まで転生させたやつとは違うなぁ。よし、ならば・・・ふむふむ。うん、新しい人生がんばれ。お膳立てはしてやった。では、行ってこい!!」

 

え、お膳立てって・・・聞こうとする前に俺は転生神によってガンダムビルドファイターズの世界へと転生させられた。

 

 

 

 

 

新しい人生赤ん坊からのスタートですわ。

 

新しい名前は「新堂陽哉」

 

イケメンな父にめちゃくちゃ美人なママから生まれたこの我輩。

 

もちろん二人ともガノタで父親は現役のガンプラファイター。

 

さぁ、ここから俺の戦いの物語が始まっていく・・・はずだったんですがね。

 

 

 

お隣に住む幼馴染は・・・「桜内梨子」

 

ついでに従姉妹は「高海千歌」

 

 

おい・・・ラブライブサンシャインの世界も混ざってんじゃねぇか。

 

お膳立てって・・・もしかしてこのことか・・・

 

やばい・・・これは・・・やばい・・・

 

 

 

 

そして・・・物語は俺がこの世に生を受けてから17年後に動き始める。

 

 

 

 

 

 

 

東京のとある一軒家。

 

俺は新堂陽哉としてここで生活していた。

 

ビルダーとしてもファイターとしても努力を重ね、有名になり始めた。

 

着実に世界制覇への道を歩んでるって感じだな。

 

あの日までは・・・

 

 

「は、内浦に引っ越す・・・」

 

突然の父親から引っ越し発言。元々内浦は両親の故郷で、ゆくゆくは故郷に帰るつもりだったらしい。それが先日沼津の支店への転勤願いが受理されたということで。

 

マジか・・・おいおい・・・俺がよく読んでた他のSSと同じ展開じゃん。いや、まだだ。まだ終わらんよ!

 

「じゃあ、俺は一人暮らし・・・」

 

と言ったところで両親、特に母親が悲しい表情になり・・・

 

「一緒に暮らすの嫌?」

 

これ・・・内浦行き回避不可能ね・・・

 

そうだ・・・高校は沼津市内の高校に・・・

 

「高校の心配をしてるなら大丈夫よ。ママの知り合いがね、浦の星女学院の理事長をやっててね。共学化のテスト生ってことで陽君を入れたいそうなんだけど。」

 

あぁ・・・この世界に・・・神なんかいない・・・

 

「わかった・・・行くよ。」

 

両親の悲しむ顔なんざ見たくないし。浦の星行ってもガンプラバトルはできるさ。幸い俺はチームなんざ組んでないし。

 

よし、前向きに行こう。

 

だが、その時の俺は知らなかったんだ。運命に抗えないことを・・・




第1話いかがだったでしょうか?もう完全な見切り発車ですが、頑張って執筆していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

タイトルはとりあえず他の作者様と被らないようにと考えた結果Sailing to the Sunshineを付けさせていただきました。もしかしたら・・・変えるかもしれないです。

次は主人公と愛機の設定を投稿予定です。余力があれば2話も行ければなと。

では、お楽しみに!


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第2話 ようこそ内浦へ

こんばんわ、陽です。

tukikakera様、Qooオレンジ様、お気に入り登録ありがとうございます!

Qooオレンジ様は感想もいただきましてありがとうございます!後ほど返信させていただきます!


ちなみに主人公ちゃんは映画観る前に死んでますが、私は2回見に行けました。2回が限度ですわ。時間的にも金銭的にも。1回目はね、初日にね、舞台挨拶のやつを見ることができましてね。おお、リアルタイムでAqours見れたわ!!もう尊いわって感じでね。

とりあえずブルーレイで出るの待ちます。

映画の感想。可愛かったなぁ・・・プレリュード。犬欲しいわ。




さてさて2話です。バトル回です。短いですが。では、どうぞ。


さて我輩こと新堂陽哉は只今内浦に到着しました。

 

アニメの通り梨子も転校。悲しそうな顔でご報告に参られましたが…

 

 

 

以下回想

 

梨子「陽君、わたしね引っ越すことになったの。」

 

「そっか・・・引っ越し先は?(わかってるけど、あえて聞く。)」

 

梨子「静岡のね内浦って所なんだけど。」

 

うん、アニメの通り。さて、ここで俺の内浦行きも報告しておきますか。隠し事すると怖いからね、梨子さんは。内浦でばったり出くわして「実は俺も引っ越してきたんだ」なんて言った日にゃ・・・

 

「ふーん、私に黙ってたんだ。」

 

とお怒りになられること間違いなしだよ。ここはあえて事前報告で危険回避だよ。

 

「実はさ、俺も内浦に引っ越すことになってさ。」

 

梨子「ホントなの!?」

 

「うん、元々内浦は両親の故郷だからさ。それでいつかは戻りたいって言ってたから。」

 

梨子「そっか・・・離れ離れにならずに済むのね。」

 

 

「ん?どうした?」

 

梨子「ううん、何でもないの。じゃああっちでもよろしくね。」

 

「おう。」

 

回想終了

 

 

一応一緒に内浦に行こうとは言われたけど、浦の星から説明やらいろいろあるから早めに来てくれって言われてるから梨子より先に行くからって断ったけどな。ま、しょうがないさ。浦の星の共学化テスト生になったって言ったら、梨子も浦の星に転入が決まってて、同じ高校に行けるねって喜んでたけど。ま、いっか。

 

 

「それにしてもいつ見ても内浦の海はキレイだなぁ。」

 

???「はー君!」

 

まったく・・・俺は今内浦の海の美しさに心洗われていたのに・・・

 

俺を呼ぶ声の持ち主は・・・

 

「おう、千歌。」

 

我が愛すべき従姉妹である高海 千歌である。

 

千歌「えへへ、こないだぶりだね。」

 

こないだ千歌とその幼馴染の渡辺 曜が東京に遊びに来た時に家に泊ったんだよな。

 

察しのいい人ならわかってもらえると思うけど、一期一話の冒頭のあのシーンの時期な。

 

UTXのあのモニターに映し出されたμ'sの映像。それを見た千歌はアニメ通りにスクールアイドルをやると言い始めた。

 

あの時は興奮してたけどな。ついでにその時に千歌と曜に転校の事話したら、こっちもなんか喜んでたな。つーか、マネージャーになってくださいって言われるのかと身構えてたけどそんなことなかったぜ。いやいや油断はできない。

 

「さて、そろそろ新しい我が家へ行くとしますか。」

 

千歌「お部屋の片づけ手伝おうか?」

 

うーん・・・まぁ見られて困るようなもんもないしな。男の子なら誰しも保有しているあの本やあのDVDなんか持ってないしな。そんなもの買うお金があるならガンプラ買うわ。

 

「うん、お願いしようかな。」

 

千歌「うん!!」

 

 

先に両親が来ていたので、家の片づけは大体終わっている。あとは俺の部屋だけだった。

 

とはいえそんなに荷物はないからすぐに済んだ。

 

千歌「終わっちゃったね。」

 

「元々物が少ないからな。それに千歌も手伝ってくれたし。」

 

千歌「ねぇ、はー君。この箱なぁに?」

 

千歌が持ち上げたのは小さい段ボール箱。それには確か・・・

 

「開けてみな。」

 

千歌が箱を開けると、その中身は・・・

 

千歌「ガンプラ?」

 

「ああ。俺の新しい相棒。デスティニーガンダムシグムントだ。」

 

HGCEデスティニーガンダムの改造機。転生前では発売される前に死んじまったが、こちらでは発売されてたからな。即ゲットしたぜ。コンセプトはデスティニーガンダムにコードギアスのランスロットの要素を取り入れるって感じだな。砲撃武器はオミットして、二刀流に変更。両腕部には複合兵装を装備。

 

千歌「なんか強そうだね。」

 

「まぁ、俺の自信作だからな。」

 

千歌「動いてるとこ見てみたい!!」

 

え、急に言われてもここらへんにガンプラバトルできるようなところないし。沼津駅の近くに模型屋があるけど・・・

 

仕方ないか。

 

「ほい。」

 

俺は箪笥の上に置いてあったバイクのヘルメットを千歌に渡す。

 

千歌「ヘルメット?」

 

「バイクで沼津駅の近くの模型屋に行くんだよ。俺がバイクの免許持ってるの知ってるだろ?」

 

千歌「いいの!?」

 

「いいよ。」

 

バイクの免許を取ったご褒美としてホンダのCBR250RRを買ってもらった。まぁ、父ちゃんに沼津のバイク屋で契約してきてもらって、昨日納車されたばかりなんだけどな。

 

正直転生前もCBR250RRが愛車だったから慣れてるから運転は問題ない。

 

早速車庫に移動してエンジンをかける。

 

「しっかり捕まっとけよ。」

 

千歌「はーい。」

 

バイクで走ること約40分ほど。沼津駅近くの模型店「ホビーショップ三丸」に到着。

 

バイクを駐輪場に止め、店内に入ると・・・

 

「なんだ・・・この嫌な感じ。」

 

店内の雰囲気がなんか暗いような・・・

 

千歌もそれを感じたのか少し怯えた感じになっている。

 

???「おいおい俺と戦ってくれる奴はもういねぇのかよ!」

 

声の主はいかにも頭が悪そうなプリンカラーヘアの不良。

 

なんかボコボコにしたい。俺の拳で。

 

とりあえず近くにいた奴に話を聞いてみる。するとそいつは自分より弱い奴や初心者ばかり狙って戦ってるという。

 

ほほう。それはそれは・・・ちょうどいいではないか。

 

「なら俺が相手してやるよ。」

 

???「へぇ、いいぜ。」

 

見下した目で見てきやがる。

 

千歌「はー君・・・」

 

「大丈夫だよ、千歌。」

 

???「あぁん?女連れかよ。いい所見せたいってか?いいぜ返り討ちにしてやるよ!この川島広大様を相手にしたこと後悔させてやる!!」

 

もう小物感が半端ないって!!あまりの小物感に我輩の腹筋は耐えられないわ(笑)

 

とりあえずさっさと済ませてしまおう。

 

「うるせぇよ。早くしな。」

 

俺はバッグからGPペースとシグムントを取り出す。

 

《GUNPLA BATTLE Combatmode startup. Mode damage level set to“A》

 

あらあらダメージ設定Aですか。

 

《Press set your GP-Base》

 

ガンプラの情報を書き込んだ携帯端末型媒体装置「GPベース」をセットして、俺の周りがホログラムに包まれる。

 

《Beginning [Plavsky Particle] dispersal. Field2, colony》

 

プラフスキー粒子が散布され、フィールドが指定される。コロニーか…戦況次第では宇宙空間に変わるかも。いや、その前に終わらせるわ。

 

《Press set your GUNPLA》

 

シグムントをセットし、全ての準備が完了。

 

黄色い光球状の操縦桿コントロールスフィアを握りしめる。

 

「さぁて・・・新堂 陽哉、デスティニーガンダムシグムント出るぞ!!」

 

俺が名乗った瞬間周りがざわついたのが分かった。まぁ、それなりに有名ですからな。

 

川島「な・・・てめぇ・・・新堂 陽哉・・・だと!?」

 

ふふふ、初心者だと思ったか。残念、我輩でした。

 

「おいおい、今更わかったところで逃げられねぇぞ。」

 

川島「うるせえ!俺はここでは最強なんだ!!てめぇを倒して名を上げてやるよ!!」

 

初心者ばっか相手にして最強とか笑わせる。芸人としての才能があるんじゃないか?

 

おぉ、川島君の機体は黒いガンダムレギルスですか。ふむふむ。見た感じいい出来栄えだと思うが。そこまで高い製作技術を持ちながら初心者相手に無双とか・・・気に入らねぇな。

 

といきなりレギルスビットで先制攻撃。

 

川島「おらおら!避けてみろよ!」

 

うん、避けるよ。

 

キラ・ヤマト並みの回避術を見せる我輩。これくらい余裕だっての。

 

川島「こいつはどうだ!!」

 

いつの間にか接近してた・・・っていうか気づいてたけどあえて接近させてた川島君がビームバスターで撃ってきた。

 

閃光に飲み込まれるシグムント。

 

千歌「嘘・・・はー君!!」

 

川島「はは、何がキジマ・ウィルフリッドに匹敵するだ。大した事ねぇじゃん。」

 

誰もが俺が負けたと思ってるよね。だけどさぁ・・・

 

「まだ試合終了は宣言されてねぇよな。」

 

回避不可能の近距離ビームバスターで勝利確定!!やったね!!ってアホか。

 

そんなもん両腕の複合兵装防盾システム〈スヴェル〉のビームシールドで防いでやったわ!!

 

川島「な、嘘だろ!!」

 

真実です。さて・・・では、こちらのターンと行きますか。

 

「行きな、プリスティス。」

 

スヴェルの先端のプリスティスを射出。

 

ビームガンで牽制しながらレギルスを翻弄。

 

川島「お、落ちろ!!」

 

レギルスライフルで撃ち落とそうとするが、なかなか当たらない。

 

川島「なんで!?」

 

「そりゃそうさ。俺がマニュアルで動かしてんだもん。」

 

その場にいた全員が驚く。あ、いや千歌はわかってなかったね。

 

まぁ遠隔機動兵器をマニュアルで操作するなんざ難しいよな。でも、アドウ・サガは俺以上の数をマニュアル操作してんだからな。上には上がいるんだよ。俺ごときで驚かれてもな。

 

と同時に機体操作もできるのよん。川島君がプリスティスに翻弄されている間に俺は背後へと回り込み、ヤクザキックをお見舞いして差し上げる。

 

川島「い、いつの間に!?」

 

俺のヤクザキックを食らい体勢を崩しながらもレギルスビットを射出する川島君。おぉ、やるじゃん。でも、避けるんだよね(笑)

 

プリスティスをビームナイフモードにしてレギルスライフルを破壊しておく。

 

でもってプリスティスをスヴェルに戻す。

 

プリスティスをロケットアンカーモードで射出してレギルスシールドを捕獲するという簡単なお仕事を済ませ。川島君の目の前でレギルスシールドをバキッと真っ二つに。

 

川島「てめぇーーーーーー!!」

 

おぉ、激おこぷんぷん丸ですがね。怖くねぇな。

 

ビームサーベルを展開してぶんぶん振り回してくるけど・・・全部避けてやりました(笑)

 

「うぜぇ。」

 

斬撃が一瞬止まった隙をついてレギルスを蹴り飛ばす。

 

「そろそろ飽きてきた。じゃ、終わらせてやるよ。」

 

おふざけはここまで。こっからは公開処刑タイムだ。

 

背部から2本のレーヴァテインを装備し、ヴォワチュール・リュミエールを展開。

 

川島「来るな来るな来るな!!」

 

ビームバスターやレギルスキャノンで攻撃してくるが、んなもん当たらねぇよ。

 

「終わりだ。」

 

レーヴァテインでレギルス真っ二つ。

 

《BATTLE ENDED》

 

「さ、俺の勝ちだ。」

 

川島「ひ、ひぃ!?」

 

「この人たちに言うことは?」

 

川島「え・・・」

 

「土下座してごめんなさいだろ。なぁ。みんなのガンプラぶっ壊しといてさ、謝りもなしかよ。」

 

思いっきり睨みつけてやる。数少ない友人が言うには俺に睨みつけられたらめちゃめちゃ怖いらしい。

 

川島「す、すいませんでしたぁぁぁぁぁ!!」

 

土下座して謝罪して逃げてった川島君w

 

ま、これに懲りて二度とやらないだろう。真っ当になってほしいものだ。

 

うん・・・周りがなんかざわついてるゾ。

 

千歌「はー君強い!すごい!」

 

千歌が抱き着いてくる。まてまて自覚がないのか、このみかん娘は。お、お、おぱーいが・・・

 

「落ち着け。とりあえず店出るぞ。すいません、時間がないのでまた来ます!!」

 

千歌の手を引いて慌てて店を出る。するとそこには・・・

 

曜「ヨーソロー!はー君、こないだぶり!」

 

ヨーソロー娘が現れた。

 

「おお、曜か。」

 

曜「やっぱりはー君は強いねぇ。最初遊んでたでしょ。」

 

曜はわかってたみたいだな。

 

「まぁな。とりあえず移動しよう。この場から離れたい。近くにマックがあるからそこに行こう。俺が奢るから。」

 

 

マックに移動・・・

 

 

 

千歌「2年生からはー君と一緒に学校行けるんだねぇ。」

 

「う、うん・・・」

 

曜「どしたの?」

 

「い、いやね。女子高だよね。女の子だけだよね。」

 

千歌「そうだよ。」

 

「男は俺一人だけ・・・」

 

曜「そうだね。」

 

ですよねー

 

「地獄じゃん。」

 

千歌・曜「なんで!?」

 

なんでって・・・

 

「いいか。男がみんなハーレム状態で喜ぶのは大間違いだ。俺は違う。・・・受け入れてくれるかどうかも不安だし。」

 

千歌「大丈夫だよ、なんな優しいから。」

 

曜「わたしたちもいるし。」

 

「千歌、曜・・・うん、何とかやっていけるように頑張る。」

 

だってもう行ける高校は浦の星しかないもんな。今から受け入れてくれる学校なんてないよ。

 

千歌「その勢いでスクールアイドル部のマネージャーも頑張ってみようか。」

 

「いやどす。」

 

千歌「なんで!」

 

曜「うん、なんで京都弁?」

 

「いや、なんとなく。つーか、学校に慣れるのに大変なのにマネージャーまでできるか!!」

 

俺は他のラブライブサンシャインの小説の主人公とは違うのだよ。他のラブライブサンシャインの小説の主人公とは!

 

千歌「手伝ってよー!」

 

その後考えとくとごまかし続け、何とか家路につくことができた。

 

やはり油断できなかったな。これからも千歌の勧誘は続くだろう。だけど・・・うーん・・・千歌がかわいそうな気もするが・・・マネージャーかぁ・・・とりあえず前向きに検討してやろう。アニメのストーリーを崩すことない範囲で気を付ければ・・・

 

とりあえず、明日は浦の星に呼ばれてるんだっけ。ま、大方あの人が待ってるんだろうけど・・・

 

 

 

 

 

 

続く




川島広大
今回の生贄。咬ませ犬。雑魚。プリン頭。どれでも好きな呼び方で。
使用ガンプラはHGガンダムレギルスでそれなりに造りこんでいる。ビルダーとしての腕はそこそこあるが、いかんせんバトルの腕は・・・初心者狩りしかできない小物。


というわけでバトル回いかがだったでしょうか。ちゃんとできてるか不安ですが。

次回はあの方が出てきますよ。

今週中にはアップしたいな。

バレンタイン企画ですか?メインヒロインを決めかねてる状況なので・・・気が向いたら・・・

では3話をお楽しみに。


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第3話 いざ浦の星女学院へ

こんばんわ、陽です。

Leona様、お気に入り登録ありがとうございます!


第3話です。意外と早いペースでお届けしておりますが・・・

では、どうぞ!!




今日は浦の星女学院にお呼ばれされてます、新堂 陽哉です。

 

いやー、浦の星ってグーグルマップで見ると近いように見えて、実際歩くと遠いね。

 

うん、徒歩で来たよ。バス代もったいないじゃん。健康のためにも歩かなきゃ。

 

さすがに最後のこの坂は・・・ちときつかったな。

 

と、ここが浦の星女学院か廃校寸前のこの学校。確かに・・・遠いし、坂きついし・・・入学希望者が減るのも仕方ないとは思うのだが・・・

 

とはいえ・・・アニメの記憶を持っていたとしても、入学希望者を増やすなんて至難の

業だよな。

 

何はともあれ、この学校で1年間頑張ってみよう。

 

 

「とりあえず、正門で待っててくれって言われたけど。」

 

???「時間どおりですわね。」

 

目の前に立つ大和撫子。おお、間違いない。

 

「お久しぶりです、ダイヤ姉さん。」

 

浦の星女学院の現生徒会長であり、俺が姉のように慕っている黒澤ダイヤ様のご降臨である。

 

ダイヤ「ようこそ、浦の星女学院へ。今日は新しい制服や教科書を渡すだけなのでそんなに時間は取らせませんわ。」

 

「なるほど。」

 

ダイヤ「では、こちらへ。」

 

生徒会室に案内させられた後、新しい制服や教科書等を渡され、始業式の日の集合場所やら時間を聞いた。とりあえず今日はこれだけらしい。

 

「最後に一つだけいいかな?」

 

ダイヤ「ええ、構いませんわ。」

 

「俺がこの学校に入るのに反対じゃなかった?」

 

ダイヤ「いいえ。あなた以外であれば難色を示したでしょうが。陽、あなたに関しては幼いころから知っていますし、問題を起こすような子ではないということは私はよく知っていますわ。」

 

信頼されてるねぇ。ならその信頼を壊さないようにしないとなぁ。

 

「うん、ありがとう。で・・・」

 

生徒会室を見てみると、まだ片付いていないと思われる資料の山が・・・

 

「これもしかしてダイヤ姉さん一人でやるの?」

 

ダイヤ「ええ。他の役員の皆さんは他の部活と兼部していらっしゃるので。」

 

忙しい中俺のために時間を割いてくれたのか・・・申し訳ないな。よし、決めた。

 

「俺も手伝うよ。」

 

ダイヤ「いえ、でも・・・」

 

「一応俺ももうこの学校の生徒よ。ダイヤ姉さん一人でこの量はきついよ。それに前の学校じゃ生徒会に所属してたから手伝えると思うし。」

 

前の学校では生徒会に所属していたのは本当だ。生徒会長が園田道場において姉弟子にあたる存在で、それ繋がりで生徒会の仕事を手伝わされるようになったのだ。

 

ダイヤ「わかりましたわ。お言葉に甘えることにしますわ。」

 

「任せて。俺はどの資料からやればいい?」

 

ダイヤ「ええ。では、そこにある資料からお願いしますわ。」

 

 

 

 

3時間後・・・

 

 

ダイヤ「陽のおかげで半分片付きましたわ。流石ですわね。」

 

「いえいえ。あれくらい余裕だよ。まだ残ってるからね、明日も手伝うよ。やることもないし。」

 

ダイヤ「本当にありがとうございます。では、お言葉に甘えて。これから時間はありますか?」

 

「うん、特にやることないし。」

 

ダイヤ「では、我が家に来ませんか?ルビィにも会わせたいですし。」

 

ふむ・・・そうだな・・・ここは・・・

 

「お言葉に甘えて。」

 

 

黒澤家へ移動

 

 

ダイヤ「では、お茶の用意をしてきますのでゆっくりしててください。」

 

「了解です。」

 

にしても久しぶりに来たなぁ。やっぱ畳は落ち着くわぁ。

 

???「ピギィ」

 

ん?この特徴的な鳴き声は・・・

 

ルビィ「お、男の人・・・」

 

おお、まじえんじぇールビィたん光臨。

 

「久しぶりルビィ。俺だよ、陽哉だよ。進藤陽哉。」

 

俺の名前を聞いて思い出したのか、警戒を解くルビィ。

 

ルビィ「陽兄ちゃん!」

 

「おう。元気にしてたか。」

 

ルビィ「うん!陽兄ちゃんは?内浦に遊びに来たの?」

 

「んにゃ、引っ越してきた。浦の星の共学化テスト生として通うことになった。」

 

ルビィ「本当!!じゃあ、これから毎日会えるんだね!」

 

可愛すぎだろ、この天使!

 

ダイヤ「お茶の用意ができましたわ。ルビィ、手伝ってくれるかしら。」

 

ルビィ「うん!」

 

黒澤姉妹といろいろ話をした。μ'sの話をしようとしたが思いとどまった。今のダイヤ姉さんの状況を考えると話さない方がいいと思ったからだ。話すんだったら、Aqoursが9人揃ってからだな。

 

ダイヤ「それでガンプラバトルは続けていますの?」

 

「うん。とりあえず今年の中高生の部の個人戦の優勝を目指そうと思ってる。」

 

ダイヤ「そうですか。では、応援に行かなくてはなりませんわね。」

 

ルビィ「うゆ!」

 

ダイヤ姉さんもルビィも俺の影響でガンプラバトルが好きになった。特にダイヤ姉さんは自分の愛機を作るほど。中学の時は俺がダイヤ姉さんの他に姉のように慕っている2人の幼馴染と3人でチームを組んで戦っていたほどだ。その3人のガンプラを作ったのは俺なんだけどね。まぁ・・・TOKYO SCHOOL IDOL WORLDの出来事でね・・・3人がバラバラになっちゃったんだよね。俺も見に行ったんだけど、さすがにあの後に声なんてかけられなかったから帰ったけど。

 

それから少し話して、俺は黒澤家を後にした。

 

 

翌日午前中にダイヤ姉さんの手伝いをしてほぼすべて片付いた。午後から時間ができたので、俺は淡島へと来ていた。

 

「かな姉。」

 

姉のように慕っている幼馴染の松浦 果南である。

 

果南「陽!久しぶり!」

 

「こっちに引っ越してきたからさ。その挨拶に。」

 

果南「そうなんだ。私もこれから時間あるから少し付き合ってよ。」

 

「いいよ。」

 

それからテラス席に移動して話を始めた。

 

果南「共学化テスト生か。じゃあ私の後輩だね。」

 

「うん、よろしくね。」

 

果南「困った時はいつでも言ってね・・・と言いたいところだけど。今休学中なんだ。」

 

「知ってる。おじさんがケガしてるんでしょ。ダイヤ姉さんから聞いたよ。」

 

果南「そうなんだ。ダイヤに会ったんだ。」

 

「うん、ダイヤ姉さんから制服とか受け取ったからさ。」

 

果南「そっか。暇なときはいつでも遊びに来てよ。」

 

「そうだな・・・久しぶりに潜ってみたいし。前もって連絡してからくるよ。」

 

果南「了解。」

 

まぁ浦の星女学院新理事長のあの人の話題を出すわけにもいかないので。当たり障りのない話題で会話を進め、淡島を後にした。

 

 

そして始業式当日・・・

 

「この日が来たか・・・」

 

新しい制服を身にまといリビングへと赴く。

 

「とーちゃん、かーちゃん、おはよう。」

 

陽パパ「おはよう。」

 

陽ママ「あらあら。前の学校は学ランだったから、ブレザーだと新鮮な感じね。」

 

うん、俺もそう思う。真っ白なブレザー・・・ガンプラ学園の制服に似てる気がするけど・・・ま、いいや。

 

朝ご飯を食べて、念のため朝早く家を出て、十千万旅館に向かう。

 

ちなみにここは千歌の実家だ。

 

お客さんではないので裏の高海家が使う入り口から声をかけようとしたが、表に千歌の姉の志満さんと美渡さんがいた。

 

「美渡姉、志満姉、おはよう。」

 

美渡「陽、おはよう!」

 

志満「陽君、おはよう。」

 

しいたけ「わん!」

 

「おお、しいたけ。」

 

高海家の愛犬であり、この十千万旅館の看板犬のしいたけ。

 

くっそかわいいわwとりあえずもふっとこ。

 

「そういや千歌いますか?」

 

美渡「いるよ。スクールアイドルがどうとかいってたけど。」

 

「とりあえず今日から浦の星の共学化テスト生として通うんですけど、俺歩きで行くので先に行くと伝えといてください。」

 

志満「わかったわ。気を付けてね。」

 

 

浦の星までウォーキング中・・・

 

ダイヤ「時間どおりですわね。おはようございます、陽。」

 

「おはよう、ダイヤ姉さん。・・・いや、おはようございます生徒会長。」

 

一応先輩で生徒会長だからね。

 

ダイヤ「普段通りでいいですわ。とりあえず入学式の最後に挨拶をしていただきます。それからクラスに移動していただきますわ。」

 

「了解です。」

 

 

それから生徒会室で待機していたが、外で「ピギィィィ!!」と鳴き声が聞こえてきた。あぁ、アレっすね。一期1話のヨハネ様が木から落ちてくるアレっすね。

 

「世の中平和だなぁ。」

 

と思いつつ茶を啜り、この後の展開を思い出しながらダイヤ姉さん機嫌悪くして帰ってくるだろうなぁと思ったら、機嫌悪くして帰ってきたよ。千歌も一緒に。生徒会室に俺がいたことに気づいてびっくりしてたけど。

 

とりあえず、隅っこに避難。巻き込まれたくないんでね。こればっかりは千歌が悪い。

 

怒ってんなぁ。

 

とりあえずスクールアイドルは認めない発言で終わり、入学式へ。

 

最後ら辺でご挨拶。ルビィ見っけ。ていうか新入生少ないな。お、ルビィの隣には国木田 花丸ちゃんがいたよ。俺は花って呼んでるけど。じいちゃん同士が友達でそこから知り合ったんだっけ。すごい驚いた顔でこっち見てたけど。あ、ヨハネ様がいた。うん、こっから先は関与しないよ。めんどくいから。ヨハネだけは小さいころからの関わりがない他人だから、接触のしようがないのでね。

 

そして、いよいよ自分のクラスへ・・・

 

担任「えー前から言っていた共学化テスト生がこのクラスに来てくれました。新堂君どうぞ。」

 

きたー・・・まぁ、意外と緊張してないかな。入学式の時もすんなりいったし。

 

「失礼します。」

 

入るなり女子の黄色い歓声というものが。うぅ・・・やっていけるかな。

 

「新堂 陽哉といいます。初の共学化テスト生としてお世話になることになりました。よろしくお願いします!」

 

おお、すごい拍手。受け入れてもらえてんだよな。

 

担任「じゃあ、席は・・・」

 

千歌「はいはーい、わたしの隣が空いてまーす。」

 

担任「じゃ、高海さんの隣でいいかしら。」

 

「はい。」

 

とりあえず今日は始業式だけだったので、これで終わった。

 

クラスメートからいろいろと質問攻めされたが、何とか凌いだ。

 

この後千歌と曜はかな姉に会いに淡島に行くって言ってたけど・・・

 

うん、あのイベントが来るね。全国のラブライバーの腹筋を崩壊させたあのBGMがwニネンブゥリデェスネェってやつがwww

 

さすがにあの場にいたら思い出して腹筋崩壊して怪しまれるので遠慮させてもらった。

 

それに今日は梨子が来るし。

 

梨子の飛び込みシーンが待ってるしな。いやいや梨子の水着姿を生で見たいとかそんなこと思ってないんだからね、勘違いしないでよね!

 

あ・・・もう時間がないって(汗)

 

えーと・・・次回に続く!!

 

 

 

 

 

 




第3話いかがだったでしょうか?

3年生がスクールアイドルだけでなくガンプラファイターとしてチームで戦っていたという設定を出してしまいました。正直Aqoursをファイターとして戦わせるか悩んでおりました。だって9体も改造機考えるほど我輩は器用じゃないし(笑)色変えただけでいいかな・・・?それだったらNewガンブレでペイントしてスクショで出せるんだけどね。スクショ載せていいのかな・・・?


次回は梨子さん登場、満を持して(このネタわかる人いるかな?ロックオンの中の人で脳内再生していただければ)

あとは・・・Aqoursの中の誰かが陽哉君とバトります。

では、今からNewガンブレでそのメンバーの専用機をペイントで再現するべく、パーツ集めに行ってきます(笑)まぁ、すーぱーふみなミッション何回かやれば揃うでしょ。

あと近いうちに陽哉君とビルドファイターズキャラとの関係をプロフに追加する予定です。
 
あとある程度ストーリーが進んだらアイランドウォーズ編やりたいですね。

では次回お楽しみに!


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第4話 幼馴染とシャイニー姉さん

こんばんわ、陽です。

ワン子様、カオスサイン様、ロシアン様、お気に入り登録ありがとうございます!

第4話です。

梨子ちゃん登場です。バトル回です。

では、どうぞ!


今日は有意義な時間だった。

 

始業式が終わった後は何もすることがないので、午後からホビーショップ三丸に行ってきた。

 

そこで数人のファイターからこないだの川島君の件についてのお礼をされたり、連絡先を交換したり、バトルしたりと楽しい時間を過ごさせてもらった。

 

どうも新堂 陽哉でございます。

 

愛車を走らせ家路につく我輩。

 

十千万旅館の前にちょうど帰宅していた我が従姉妹を発見。

 

千歌「はー君、どこ行ってたの?」

 

「こないだ行った模型屋。買うものがあってさ。」

 

千歌「そうなんだ。わたしもまた行きたいな。ガンプラバトルやってみたいし。」

 

「おお、いいぜ。まずはガンプラ作らねぇとな。確か作ってねぇ未開封のガンプラがいくつかあったからあげるよ。今度家おいで。」

 

千歌「うん!・・・ってあれあの子。」

 

千歌が何かに気づいた。千歌の目線の先は桟橋。そしてそこには・・・

 

梨子さん・・・

 

あぁ・・・この後2人揃って海にドボンですね、わかります。

 

とはいえ、この時期の海は冷たいぜ。風邪ひくぜ。しかたない。

 

「千歌、これ持ってろ。」

 

俺は持っていた荷物を千歌に預けると、ダッシュで梨子のもとへ。

 

「梨子!!」

 

梨子「え、陽君!?」

 

俺の声で振り向く梨子。よし、海ドボンは阻止した!!

 

と油断したところで・・・

 

まさかの我輩転倒www

 

桟橋から落下・・・ナイスイーーーーーン

 

内浦水落オープン、三津周遊遊覧船乗り場から新堂 陽哉がお送りしました。

 

 

ってバカか俺は!!

 

俺が落ちてどないすんねん!!かっこ悪!!

 

とりあえず・・・陸に上がろうか。ちょっと早い海水浴だぜ(震え声)

 

砂浜に上がると梨子と千歌が立っていた。

 

梨子・・・そんなかわいそうな人を見る目で見るのはやめてくれ。

 

千歌・・・笑いこらえてんじゃねぇよ!!

 

しかも、ちょうど帰ってきた美渡さんにも見られてるし。爆笑しながらタオル渡すのやめてもらっていいですかね・・・

 

とりあえずタオルで体を拭きながら千歌と梨子と段差に腰掛ける。

 

「梨子、飛び込もうとしてただろ?」

 

梨子「うん・・・ごめんなさい。クスッ」

 

千歌「沖縄じゃないんだから・・・ププッ。海に入りたければ、ダイビングショップもあるのに・・・」

 

2人とも笑いこらえながらしゃべるな(怒)

 

梨子「海の声が聞きたかったの。」

 

海の声ねぇ。電話してやろうか?あぁ・・・海未じゃなくて海ね。

 

千歌「海中の音ってこと?」

 

回虫?寄生虫って音出したっけ?あぁ・・・海の中の音ってことね。あまりの寒さにくだらないボケが(笑)

 

梨子「私ね、ピアノで曲を作ってるの。どうしても海の曲のイメージが浮かばなくて・・・」

 

千歌「作曲できるんだ!すごいね!ここらへんの高校に通ってるの?」

 

梨子「ううん。東京から来たの。」

 

千歌「東京からかぁ。ん?そう言えばはー君、この子のこと知ってるの?」

 

「ん?幼馴染。」

 

千歌「幼馴染!?」

 

梨子「はー君って・・・どういう関係?」

 

「ん?従姉妹。」

 

ちかりこ「あぁ・・・なるほど。」

 

「偶然にも俺と梨子がこっちに引っ越すことになってな。俺は浦の星から手続きとか、あと共学化テスト生ってことで入学式で挨拶してほしいからってことで早めに来てくれって言われて。」

 

梨子「高校は別だったんだけどね。陽君が暁高校で、私が音ノ木坂で。」

 

千歌「音ノ木坂!?じゃあμ'sは知ってる?5年前に音ノ木坂を救ったスクールアイドル!!」

 

梨子「ごめんなさい、あまり知らないの。ピアノばっかりだったから、そういうの疎くて。」

 

千歌「じゃあ、見てみる?なんじゃこりゃってなるから!」

 

梨子「なんじゃこりゃ?」

 

千歌「そう!ちょっと待っててね。」

 

と言いながら自分のカバンではなく、俺のバッグを漁り始める。

 

「おいこら。俺のスマホ使うつもりか、このみかん娘は。」

 

千歌「いいじゃん。わたしのスマホで見るとパケットがさ。先月速度制限来ちゃって美渡姉に怒られてさ。」

 

「いや、どんだけ使ったんだよ。」

 

千歌「はい、これだよ。」

 

俺に拒否権はないんですね・・・

 

俺のスマホでμ'sの動画を梨子に見せる。まぁ、よく考えてみたらウルトラデータパック20GB入ってるからいいんすけどね。

 

千歌「どう?」

 

梨子「なんというか?普通?あ、悪い意味じゃなくて。アイドルって言うから、もっと芸能人みたいな感じかと思ったって言うか。」

 

千歌「だよね・・・衝撃だったんだよ。」

 

梨子「え?」

 

千歌「あなたみたいにずっとピアノを頑張ってきたとか、大好きなことに夢中でのめり込んできたとか。将来こんな風になりたいって夢があるとか。そんなの一つもなくて。」

 

まぁ、確かにな。昔から千歌は飽きっぽかったから。

 

千歌「私ね、普通なの。私は、普通星に生まれた普通星人なんだって。」

 

千歌が普通星人だったら俺も普通星人になっちゃうね、従兄弟だし。あ、すいません黙ります。

 

千歌「どんなに変身しても、普通なんだって。そんな風に思ってて。それでも何かあるんじゃないって・・・思ってたんだけど。気がついたら、高二になってた。まずっ!このままじゃ、本当にこのままだぞっ!普通星人を通り越して、普通怪獣ちかちーになっちゃうって!ガオー!」

 

内浦に怪獣出現か。助けてウルトラマン‼・・・ごめんなさい黙ります。

 

梨子「うふふ。」

 

千歌「えへへ。でね、そんな時出会ったの、あの人たちに。みんな私と同じような、どこにでもいる普通の高校生なのにキラキラしてた!それで思ったの!一生懸命練習して、みんなで心を一つにしてステージに立つと、こんなにも格好良くて!感動できて!素敵になれるんだって!スクールアイドルってこんなにも、こんなにも、こんなにもキラキラ輝けるんだって‼気づいたら全部の曲を聞いてた‼毎日動画見て、歌を覚えて、そして思ったの‼」

 

なるほど・・・wifi繋げずに動画見りゃ速度制限来ますわな。あれだろ?「お前パケット使い過ぎなんだよ!速度遅くするからな」的なメールが来たんだろ。

 

でも・・・そこまで千歌を夢中にさせたんだな、あの人たちは。

 

千歌「私も仲間と一緒に頑張ってみたい。この人たちが目指したところを、私も目指したい!私も、輝きたいって!」

 

梨子「ありがとう。何か頑張れって言われた気がする、今の話。」

 

千歌「あ、わたしは高海 千歌。この近くの浦の星女学院の2年生だよ。」

 

梨子「私は桜内 梨子。私も明日から浦の星に通うの。」

 

千歌「嘘・・・奇跡だよ‼」

 

ここで奇跡だよいただきましたー

 

千歌「一緒にスクールアイドルやりませんか‼」

 

梨子「ごめんなさい。私は無理だよ。地味だし・・・ダンスもやったことないし。」

 

千歌「そんなことないよ!美人だし。それにμ'sもダンス経験がなかったって聞いたし。」

 

梨子「せっかくのお誘いだけど、ごめんなさい。今はピアノの事に集中したいから。」

 

千歌「そっか・・・わかった!」

 

いや、これわかってねぇだろ。絶対明日から勧誘攻撃始まるぞ。俺は知らん。俺に飛び火するかもしれんからな。

 

千歌「とりあえず明日からよろしくね!」

 

梨子「こちらこそ。」

 

その日はそれで解散になった。

 

 

 

 

そして帰宅してすぐに母ちゃんから浦の星の理事長が呼んでるから淡島に行ってきなさいと言われ・・・今現在淡島にあるホテルオハラに来ております。

 

うん、相変わらずでかいホテルだ。

 

???「はぁい、陽!」

 

おう、我らがシャイニー姉さんこと小原鞠莉お嬢様のご登場である。

 

「久しぶり、鞠莉姉。2年ぶりかな。」

 

鞠莉「見ない間にイケメンに成長してくれお姉ちゃんうれしいわ!」

 

とハグしてくる。オゥオゥオゥ・・・これは何とも「こうかはばつぐんだ」ってか。感触が・・・ええにおいやわw

 

と、いかんいかん。とりあえずわかってるけど聞いてみる。

 

「でさ、浦の星の理事長に呼ばれてきたんだけど。どこにいるか知ってる?」

 

鞠莉「今あなたをハグしてる私よw」

 

な、なんだってー(棒読み)

 

鞠莉「うふふ、小原家の浦の星への寄付は相当な額なのよ。」

 

かな姉じゃないけど、あえて言わせてもらおう。せーのっ!

 

これだから金持ちは

 

鞠莉「陽のご両親から話を聞いて、パパが陽の編入を許可したのよ。」

 

父ちゃんと鞠莉パパは学生時代からの親友って言ってたっけ。それと母ちゃんと鞠莉ママも仲良かったな。

 

「ならお礼しないとな。」

 

鞠莉「時間があるときにね。それよりも・・・しよ?」

 

え・・・もしかして・・・

 

ホテル・・・美少女と二人きり・・・

 

前略父上、母上

 

あなたがたの息子は今日で一人前の男になれそうです‼よかった・・・この世界では魔法使いにならずに済んだ・・・さぁショータイムだw

 

鞠莉「ガンプラバトルやろ?」

 

ですよねぇぇぇぇwww何期待してたんだ俺はwww草生えるわwww誰か刈り取ってくれぃwww

 

ホテルオハラの一室にバトルシステムが置いてあった。そういや鞠莉パパもファイターだったっけ。壁に飾ってある写真。若い頃の父ちゃんと鞠莉パパ。ガンプラ持って笑顔でピース。いいなぁ、切磋琢磨する仲間がいるって。

 

鞠莉「私は陽が作ってくれたバエルを使うわ。」

 

懐かしいな。鞠莉姉のイメージカラーであるバイオレットで塗装されたガンダムバエル。バエルソードの刀身は金属の削り出し。鞠莉姉からの資金提供がなけりゃ無理だったわ。

 

「んじゃ、俺はこいつを使おうかな。新しい相棒デスティニーガンダムシグムント。」

 

鞠莉「わぉ、デスティニーガンダムの改造機ね。二刀流かぁ、面白そうね。じゃ、始めましょうか。」

 

「おう。」

 

 

 

《GUNPLA BATTLE Combatmode startup. Mode damage level set to“C》

 

《Press set your GP-Base》

 

《Beginning [Plavsky Particle] dispersal. Field7,moon 》

 

月面ステージか。面白そう。月面と言えばSEED DESTINYでシンとアスランが最後に戦った場所なんだよな。

 

《Press set your GUNPLA》

 

鞠莉「小原 鞠莉、ガンダムバエル行くわよ!」

 

「新堂 陽哉、デスティニーガンダムシグムント出るぞ!」

 

2機のガンダムが月面に出現。

 

鞠莉姉はバエルソードを、俺はレーヴァテインを掴み切り結ぶ。

 

鞠莉「さすがにやるわね。」

 

「そっちも!けど、こいつはどうだ!」

 

プリスティスを射出。ビームガンで牽制しつつ、レーヴァテインで切りかかる。

 

鞠莉「へぇ・・・ドラグーンねぇ。しかもマニュアル操作・・・成長したわね。でもね・・・」

 

バックステップで俺の斬撃を交わし、ウイングの電磁砲でプリスティス1基を弾き飛ばす。

 

「マジかよ!」

 

鞠莉「まだよ!」

 

もう1基のプリスティスをバエルソードで叩き切られる。

 

「んなっ!?」

 

慌てて残ったプリスティスをスヴェルに戻す。

 

鞠莉「近接戦闘に特化させたのね。ビームブーメランを外した代わりのドラグーンか。」

 

「ご明察・・・やっぱ鞠莉姉にはわかったか。」

 

鞠莉「ええ、陽のことは何でもわかるわ。さ、続きを楽しみましょ。」

 

「ああ。」

 

さすが鞠莉姉だ。強いわ。俺の斬撃がことごとく躱される。まぁ、俺にも意地があるからね。簡単には鞠莉姉の攻撃は当たらないよ。

 

俺が背後に回って蹴り飛ばすも、すぐに体勢を立て直し接近してソードで斬りかかってくる。ギリギリで躱したせいか、胸部に傷が付けられる。

 

バックステップで距離を取りつつ、スヴェルにマウントしたままのプリスティスのビームで攻撃。さっきと違って威力が増しているのに驚いているけど。本体から直接パワー供給されてるからドラグーン時よりも威力が高いのさ。

 

鞠莉「陽、あれから成長したみたいね。でも、これはどうかしらね。」

 

ん?バエルソードが光り始めた。・・・鞠莉姉のバエルは俺が作ったが、あんな機能は知らねぇぞ。

 

鞠莉「マリーシャイニング・・・ブレード!!」

 

バエルソードを振った瞬間、斬撃が飛んできやがった!

 

「マジかよ!」

 

飛んでくる速さに回避不可能と判断した俺はビームシールドを展開して防御するか・・・

 

「ちっ・・・スヴェルが真っ二つかよ。」

 

プラフスキー粒子の応用か。粒子の濃度が、あっちの方が高いからこっちのビームシールドが破られた。だが、スヴェルが1個ぶっ壊れただけで良しとするか。腕部切断まで行ってたらやばかったぜ。

 

鞠莉「あれからバエルソードにプラフスキー粒子に反応するコーティングを施したのよ。」

 

なるへそ・・・そういうことか。ま、引き渡した以上鞠莉姉の機体だからな。どういじろうが鞠莉姉の自由だし。

 

「なら・・・こっちも。」

 

ヴォワチュール・リュミエール機動・・・

 

光の翼を展開し超加速でバエルに迫る。

 

鞠莉「させないわよ。」

 

電磁砲で牽制するが、分身に翻弄されなかなか当たらない。

 

「はぁぁぁぁぁ!!」

 

バエルに接近し一撃目で右足を、二撃目で左腕を斬り飛ばすが、さすが鞠莉姉・・・反撃でシグムントの左腕が切断された。

 

それでも俺は止まらない。レーヴァテインを振り下ろす。そして鞠莉姉もソードでコクピット部分を突き刺そうとしてくるが・・・俺の方が少し早かったな。

 

レーヴァテインの刀身がバエルのコクピットブロックに食い込んでいた。

 

 

《BATTLE ENDED》

 

 

「俺の勝ちか・・・危なかった。」

 

鞠莉「悔しい!けど楽しかったわ。またやりましょ。」

 

「ああ、喜んで。」

 

と・・・今重要なことに気が付いた。

 

「帰りの船が無い・・・」

 

連絡船もう営業終わってるし・・・

 

うん、俺が乗ってきたのが最終だったからね。

 

鞠莉「大丈夫よ、今日は泊まっていきなさい。ディナーも用意してるし。制服も予備があるから、明日は一緒に行きましよ。」

 

「それはありがたいんだけど。部屋は?急に用意してもらうのも悪いよね。」

 

鞠莉「私の部屋に泊るのよ。一緒に寝ましょw」

 

な、なんだってー!!

 

や、やはり今日大人の階段を・・・ゴクリ・・・

 

 

じ、次回に続く!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第4話いかがだったでしょうか?

アニメとは少し違う展開にしてみました。

やっぱりどのキャラにどのガンプラを使わせるか悩みますね。いや、まったく。

鞠莉機の候補は他にもトールギスⅡとかアルケーガンダムとかガンダムアヴァランチエ
クシアダッシュがあったんですけどね。バエルにしてみました。ちなみにガンダムブレイカー3では鞠莉カラーのサンドロックとダブルエックス作ったんですけどね。ダイヤはもうキマリスヴィダールに決めてました。果南はねぇ・・・ダイビング繋がりだと水陸両用しか思い浮かばなかった・・・だから鉄血繋がりでレクスでいいかなと。カオス、ガイア、アビスかレイダー、カラミティ、フォビドゥンかスローネか悩んだんですよ。
アルケーガンダムを改造してアイン仕様とドライ仕様にするか。とりあえず3年生に関しては鉄血で行かせていただきます。

あとは1、2年生なんだよなぁ。まぁ、梨子はレジェンド確定なんですが。陽哉君がデスティニーガンダム使ってるんで。

次回はダイビング回でございます。

では、また次回!


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第5話 海の音

こんにちわ、陽です。

輝良様、真空様、クロ0805様、クリコウ様、お気に入り登録ありがとうございます!

第5話です。

いつもと違い長くなってしまいました。

では、どうぞ! 


どうして僕たちは・・・こんなところに来てしまったんだろう・・・

 

おはようございます、新堂陽哉です。

 

昨日は小原家のシャイニーお嬢様のご厚意でお泊りさせていただきました。

 

ええ、一緒のベッドにインしましたよ。

 

大人の階段?

 

昇ってねーわ。そんなイベント起きなかったわ。

 

が、しかーし・・・

 

現在鞠莉姉の抱き枕にされております。これはこれで・・・アリですな。寝顔が見れないのは残念ですが、私の顔は現在πと牌の間に挟まっております。

 

このまま窒息死しても良いと思い始めた今日この頃。

 

ああ、人生って素晴らしい。

 

 

 

 

ってアホか。そろそろ起きないと。

 

「鞠莉姉・・・起きて朝だよ。」

 

鞠莉「あら、私はとっくに起きてたわよ。」

 

あれ・・・マジ。

 

鞠莉「陽の寝顔がかわいかったから、つい抱きしめちゃたわ。で、お姉ちゃんのおっぱいはどう?」

 

「感無量です。」

 

鞠莉「素直でよろしい!」

 

とアホなやり取りをしつつ起床し、学校に行く準備をする。予備の制服に身を包み、小原家専用の小型船に乗り、船着き場で降りて小原家の車に乗り込み我が家へ。鞄を取って学校へ。

 

すでに千歌と曜は学校に来ていた。

 

千歌「はー君、おはよう。」

 

曜「はー君、おっはヨーソロー!」

 

「おはよう。」

 

とりあえず着席。いかんな・・・πと牌の感触がまだ残ってるわぁw

 

千歌「はー君、一緒に学校に行こうと思って家に行ったのに。」

 

曜「そうだよ。先に行ったっておばさまから聞いてたのに。私たちより教室来るの遅かったよね。」

 

あーそれは悪いことしたなぁ。しかし、鞠莉姉の部屋でお泊りしてましたなんて言えないし。ごまかしとくか。

 

「途中で東京に住んでた友達から電話がかかってきてさ。長話してて遅くなっちまった。」

 

千歌「そうだったんだ。明日から一緒に行ける?」

 

「大丈夫だよ。」

 

千歌「やった!あ、そうそう曜ちゃんがね、スクールアイドル部に入ってくれたの!!」

 

曜「千歌ちゃんとね一緒にやってみたいなって。」

 

「そっか、頑張れよ。」

 

この後すぐに俺の勧誘が来るよなぁ・・・と思ったらちょうど担任が入ってきた。助かった・・・

 

出席を取った後すぐだった。

 

担任「ここで転校生を紹介します。どうぞ。」

 

梨子「失礼します。」

 

梨子ちゃん登場。まぁ、昨日奇跡だよーは出たので何事もなく授業に入れるだろう。

 

梨子「東京の音ノ木坂という高校から転校してきました、桜内梨子です。これからもよろしくお願いします。」

 

その後千歌の奇跡だよーイベントも起こらず授業に入った。

 

が、問題はこの後だ。案の定千歌の勧誘攻撃が始まった。

 

梨子が助けてほしそうな目でこちらを見ているが・・・

 

すまん梨子・・・俺は巻き込まれたくないんだ。そのまま千歌の相手をしてくれ。でないと俺の方に来るから・・・

 

その日は千歌と梨子に絡まれるのが嫌だったので授業が終わったらどっかに逃げるの繰り返しだった。放課後?もちろん学校からおさらばさ。それから次の日の朝まで引きこもりさ。

 

そして次の日も・・・朝千歌たちと学校へ行き、梨子を発見して千歌が勧誘を始めた隙をついて逃亡。逃亡先として初めて図書室へ。

 

花丸「陽兄ちゃん、久しぶりずら。」

 

俺の妹分である国木田花丸である。

 

「おう。元気だったか花。」

 

花丸「ビックリしたずら。入学式で陽兄ちゃんが共学化テスト生として挨拶してたから。いつ引っ越してきたずら?」

 

「えっと・・・入学式の3日前くらいかな。」

 

花丸「なんでおらに会いに来てくれなかったずら?そんな薄い関係だったんだね・・・」

 

「ごめんごめん(汗)いや、ほらさ手続きとかいろいろあったからさ。これから毎日会いに来るからさ。」

 

花丸「それならいいずら。」

 

とそこに大天使ルビィ降臨w

 

ルビィ「花丸ちゃんおはよう。あ、陽兄ちゃんおはよう!」

 

「おはよう、ルビィ。」

 

花丸「ルビィちゃん、おはようずら。」

 

ルビィ「ごめんね、今日は朝忙しくて一緒に行けなくて。先に教室に行ってるね。陽兄ちゃんもまたね!」

 

そう言って去っていくルビィ。

 

花丸「陽兄ちゃんとルビィちゃんが知り合いなのはルビィちゃんから聞いたから知ってるずら。おらと陽兄ちゃんの事も話したし。こないだルビィちゃんの家に行ったらしいずらね。おらには会わないでルビィちゃんに会ってたの?」

 

あ、あれ・・・花丸さん怒ってる・・・よね?

 

「あ・・・実はさ生徒会長のダイヤさんとは幼馴染でさ。その繋がりでルビィとも知り合ったんだ。で、こないだ手続き行ったときに生徒会の手伝いもしたからお家にお誘いいただいて、そこでルビィとも再会したんだ。ほら、俺前の学校で生徒会にいたからさ。」

 

花丸「まぁ、わかったずら。でも、おらも寂しかったずら。」

 

「わかった。朝は必ず図書室に顔出すから。」

 

花丸「約束ずら。」

 

とりあえず花丸さんの機嫌を取ることに成功した俺は自分の教室へ。

 

梨子「・・・。」

 

激おこな美少女が・・・

 

とりあえず着席。

 

(ん?メール?)

 

梨子からメールが来ていた。

 

―昨日どこ行ってたの?高海さんの勧誘がしつこくて。助けてほしかったのに・・・―

 

おぅふ・・・すまんな梨子・・・スケープゴートの大任を見事果たしてくれていたとは(笑)

 

あっはっは、これからもがんばってくれたまへwww

 

と狸寝入りを始める我輩。

 

そして2日後の昼休み。

 

曜「またダメだったの?」

 

千歌「うん。でも、後一歩、後一押しって感じかな。」

 

「いや・・・大丈夫かよ。」

 

千歌「だって最初は『ごめんなさい!』だったのが、最近は『・・・ごめんなさい』になってきたし!」

 

「いや、無茶苦茶嫌がられてるじゃねぇか。」

 

千歌「えー、そんなことないよ。」

 

何この子メンタル強過ぎない?そんなことあるよ。

 

梨子に無茶苦茶文句言われたもん。何とかしてって。何とかできないもん、このみかん娘はさ。

 

千歌「まぁ、いざとなったら作曲はわたしが何とかするし。」

 

曜「いやーそれはあんまり考えない方が。」

 

うん、千歌にやらせたら確実に間に合わないね。

 

千歌「それより曜ちゃんの方は?衣装のデザインできた?」

 

曜「もちろん!ほらこれ。」

 

と出してきたスケッチブックに書かれていたのは・・・

 

どう見ても駅員さんです、ありがとうございます。

 

曜「どう?」

 

うん、絵が上手いね。それだけだよ。スクールアイドルの衣装ではないな。あ、これ見てHAPPY PARTY TRAIN思い出したわぁ。いい曲だったよなぁ。この世界で生で聞けるだろうか?

 

千歌「おぉ、凄いね・・・でも衣装というより制服だよね・・・。スカートとかないの?」

 

曜「あるよ!」

 

今度は婦警さんです。いやーこんな婦警さんがいたら喜んで捕まりますわ。全財産無くなるほど違反金支払っても・・・よくないね。うん。

 

千歌「もうちょっと可愛いのはないの?」

 

曜「ほい!」

 

千歌「武器持っちゃったよ!」

 

これはあれかな。ミリオタスクールアイドルとして行けるかな・・・うん、行けないかもね。

 

曜「かわいいよね!」

 

千歌「可愛くないよ!むしろ怖いよ!もっとスクールアイドルって感じのやつはないの?」

 

最初からそう聞こうよ・・・と突っ込むのはやめておこう。

 

曜「っと思ってそれも描いてみたよ!」

 

と曜が出したのは前の3つよりもかわいらしいデザインのイラストだった。

 

千歌「すごい!キラキラしてる!」

 

曜「でしょ!」

 

千歌「こんな衣装作れるの?」

 

曜「もちろん、何とかなるよ!」

 

千歌「本当!よーし、挫けてるわけにはいかない!」

 

というわけで生徒会室に移動。なぜか俺も・・・

 

ダイヤ「お断りしますわ!」

 

千歌「こっちも!?」

 

ダイヤ「五人必要だと言ったはずです。まだ3人ではありませんか。」

 

ん?3人?何故か俺を睨んでいるダイヤ姉さん。

 

「ダイヤ姉さん、ごめん申請書見せて。」

 

嫌な予感がして申請書を見せてもらう。そこには俺の名前が・・・

 

「千歌・・・勝手に俺の名前書いたな・・・」

 

千歌「だってマネージャーやってくれるんでしよ?」

 

「俺は一応考えておくと言っただけでやるとは言ってない!」

 

だから我輩は無実よとダイヤ姉さんに目で訴えかける。

 

ダイヤ「陽の処理は後でするとして。それ以前に、作曲はどうなったのです?」

 

え、処理って・・・ちょダイヤ姉さん!?

 

千歌「それは・・・多分、いずれ、きっと!可能性は無限大!そ、それに最初は三人しかいなくて大変だったんですよね、ユーズも。知りませんか?第二回ラブライブで優勝した音ノ木坂学院スクールアイドルのユーズ!!」

 

ば、バカ・・・それは・・・やばい地雷踏みやがった・・・止めればよかったか・・・

 

ダイヤ「それはもしかして、μ'sのことを言ってるのではありませんですわよね?」

 

千歌「あれ・・・もしかしてミューズって読むの?」

 

その通りですよ、千歌ちゃん。あぁ、ダイヤ姉さんがお怒りになられておられる・・・

 

ダイヤ「お黙らっしゃぁぁぁい!!」

 

おおぅ・・・生で聞くとまた違うねぇ・・・頭に響くねぇ・・・

 

ダイヤ「言うに事欠いて名前を間違えてるですって!ああん!?」

 

ああん?って・・・大和撫子どこいったwww

 

ダイヤ「μ'sはスクールアイドルたちに取っての伝説・聖域・聖典・宇宙にも等しき生命の源ですわよ!その名前を間違えるとは!片腹痛いですわ!」

 

おっと・・・放送機材に千歌が押しやられた。これはあれだなスイッチ入って校内にダイヤ様はラブライバー説が垂れ流しになってしまうwww

 

優しい我輩は気づかれないようにそっとスイッチを切る。幸いダイヤ姉さんは怒りのあまり千歌しか目に入ってない。

 

ダイヤ「ふん!その浅い知識だと偶々見つけたから軽い気持ちで真似をしてみようかと思ったのですね。」

 

千歌「そんなことは!」

 

ダイヤ「では問題ですわ。μ'sが最初に9人で歌った曲、答えられますか?」

 

簡単。僕らのLIVE、君とのLIFEだよ。俺は海未姉さんたちに誘われて見に行ったんだから。

 

ダイヤ「ぶっぶーですわ。これくらい初歩中の初歩の問題ですわよ。僕らのLIVE、君とのLIFE、通称ボラララですわ。次行きますわよ。第二回ラブライブ予選で、μ'sがA-RISEと一緒にステージに選んだ場所は?」

 

はい、UTX学院の屋上ですね。さすがにUTXに入れなかったのでネットで雪穂さんと亜里沙さんと見たんだからな。

 

ダイヤ「ぶっぶーですわ!秋葉原UTX学院屋上。あの伝説と言われるA-RISEとの予選ですわ!次、ラブライブ第二回決勝、μ'sがアンコールで歌った曲は・・・」

 

千歌「知ってる!僕らは今のなかで!」

 

ダイヤ「ですが・・・曲の冒頭スキップしている四名は誰?」

 

おっと引っ掛け問題wこれは千歌には答えられないだろう。仕方あるまい・・・

 

「絢瀬絵里、東條希、星空凛、西木野真姫だよ。」

 

はっはっは、俺は決勝を見に行っているのだよ。これくらい余裕だよ。

 

驚いた顔で全員俺を見るが・・・さすがに知り合いの事なので知ってますとは言えないので・・・

 

「にしてもμ'sのこと詳しそうだね。ダイヤ姉さん、もしかしてファン?」

 

ダイヤ「ち、違いますわ!そう・・・一般教養・・・一般教養ですわ!」

 

そうそう一般教養だよ・・・なわきゃねーだろ。と心の中で突っ込んでおく。

 

ダイヤ「と、とにかくスクールアイドル部は認めません!」

 

しょんぼりした千歌が曜と一緒に生徒会室から出た。そしてついに俺の処理が行われるwww

 

ダイヤ「陽・・・あなたは先ほどの問題の答えを良く知っていましたわね。」

 

「そりゃ、目の前で見ましたからね。よく覚えてますわ。」

 

ダイヤ「行ったのですか?ラブライブの決勝を・・・μ'sが栄冠を掴むその瞬間に立ち会っていたというのですか・・・」

 

あ、いかんごまかすつもりが・・・つい本当のことを・・・

 

その後ダイヤ姉さんに拘束され、その時のことを詳細に語れとご命令された。さすがにμ'sと知り合いだなんて言えなかったが・・・

 

夕方、やっとのこと解放された俺は帰宅。

 

そこで梨子のスカートを捲る千歌の姿はなく、なんか語り合ってる千歌と梨子がいた。まぁ、我輩の尊い犠牲のおかげで梨子キャストオフからの水落が阻止されたのでスカート捲りイベは無くなりましたからね。

 

「よぅ。」

 

千歌「はー君、あのね今度の日曜日に梨子ちゃんと果南ちゃんのダイビングショップに行くことになってね。」

 

梨子「うん、海の音を聞きに行こうって。とりあえず行ってみようかなって。」

 

「そうか、いってらっしゃい。」

 

千歌「一緒に行くよね?」

 

「いやどす。」

 

千歌「なんで!?」

 

俺は行かない。日曜?日曜は忙しいんだよ。我輩は寝るので忙しいの!!

 

梨子「来てくれないんだ。ふーん・・・」

 

怒ってる?スケープゴートにしたこと怒ってる?

 

梨子「せっかくこっちでも一緒に過ごせると思ってたのに・・・」

 

千歌が睨んでくる。あれ・・・これ俺が悪い流れになってるよね?はぁ・・・わかったよ。

 

「行きます・・・喜んで行かせていただきます。」

 

梨子「よろしい。」

 

千歌「やった!」

 

 

そして迎えた日曜日・・・

 

ちかようりこと我輩の4人でダイビングショップへ。

 

かな姉と梨子が簡単に自己紹介を終え、そしてかな姉と俺が幼馴染の関係だと聞いた瞬間梨子が睨んできたが・・・何故だ?とりあえず千歌と曜が更衣室へ梨子を連れて行ってくれたので睨んできた理由はわからなかったが。

 

果南「陽は今日は潜る?」

 

「俺はただついてきただけだから、今日はいいや。念のため船には乗るけど。」

 

果南「そっか。また今度一緒に潜ろ?」

 

とハグしてくる。

 

「うん。で、なんでハグされてるのかな?」

 

果南「こないだはハグできなかったから。」

 

あーなるほど。そういやされなかったね。とりあえず3人が着替え終わる前には離してくれたが。

 

で、船に乗り、潜る場所へ移動。

 

果南「そうそう、水中では人間の耳には音は届きにくいからね。ただ、景色はこことは大違い!見えてるものからイメージすることはできると思う。」

 

梨子「想像力を働かせるってことですか?」

 

果南「ま、そういうことね。できる?」

 

梨子「やってみます。」

 

かな姉のアドバイスを受けて潜っていった3人。

 

1度目は無理だったらしい。だが、2度目で・・・聞こえたらしい。海の音が。

 

海面に出てきて笑いあう3人。うーん、青春だねぇ。

 

そして、次の日梨子がスクールアイドル部に入部・・・ではなく曲作りを手伝う形になった。アニメと一緒だね。

 

梨子「じゃ、詞を頂戴?」

 

千歌「しってなに~」

 

曜「歌の歌詞の事だと思う~」

 

というわけでまずは作詞からということで千歌の家へ。我輩も連行されますた・・・

 

梨子「あれ?ここ、旅館でしょ?」

 

曜「そうだよ。ここが千歌ちゃんの家だよ。ここなら、時間気にせずに考えられるから。バス停近いし、帰りも楽だしね。」

 

それで油断して終バス逃すなよ。今日は確実に逃しそうだからな、このヨーソロー娘は。

 

「曜、今日は俺が送ってやるから、遅くなるっておばちゃんに連絡入れとけ。曜の事だ油断して確実に終バス逃しそうだからな。」

 

曜「本当!わかった!」

 

電話をかけ始める曜。そして梨子に話しかけられる。

 

梨子「送るってどうやって?」

 

「俺バイク持ってるから。言わなかったっけ?」

 

梨子「聞いてないわよ。もう・・・今度私も乗せてね。」

 

「別に構わないけど。」

 

しいたけ「わん!」

 

梨子「ひっ!」

 

おお、しいたけではないか。

 

「よーしよしよし。いい子だねぇ。」

 

ともふもふを堪能する我輩。それを見て怯える梨子。相変わらず犬が苦手なんだなぁ。

 

仕方ない・・・助け舟出しますか。

 

「とりあえず・・・俺がもふってる間に早く旅館に入れ。」

 

梨子「う、うん・・・」

 

つーわけでしいたけさんよぉ、そのわがままボデー堪能させていただくぜぇ!

 

と思ったら、曜さんに首根っこ掴まれて千歌の部屋に拉致されましたとさ。

 

そして千歌は美渡姉にプリンを食われて激おこぷんぷん丸・・・

 

千歌「酷すぎるよ!志満姉が東京で買ってきてくれた限定プリンなのに!そう思わない?」

 

だったら名前でも書くか、美渡姉に釘刺しておきなさいな。釘と言えばCVくぎみーな千歌ママは東京か。そういやうちの母ちゃんの姉・・・なんだよな。母ちゃんの方が年上に見えるんだが・・・ま、いっか。

 

梨子「え、それより、作詞を・・・えっ!」

 

美渡「いつまでもとっとく方が悪いんですー!」

 

千歌「うるさい!」

 

美渡「甘いわ!とりゃ!」

 

よろしいならば戦争だと言わんばかりにぬいぐるみと浮き輪を投げる高海姉妹。

 

「あちゃー・・・やっちまった・・・」

 

伊勢海老が顔面に、浮き輪が首にジャストフィットwww

 

梨子「失礼します。」

 

静かに切れた梨子が襖を閉める。美渡姉が若干恐怖に怯えてたが・・・自業自得ってことで。

 

千歌「曜ちゃん、もしかしてスマホ変えた?」

 

曜「うん!進級祝い!」

 

いやいや、そんなことしてる場合ちゃうで。作詞や作詞に来たはずや。

 

梨子「は・じ・め・る・わ・よ・・・」

 

千歌・曜「はい・・・」

 

んじゃ、我輩は音消してスーパーガンダムロワイヤルでもやろうかね。と思ったら・・・我輩の目の前に梨子さんが・・・

 

梨子「作詞をやるんでしょ?」

 

「イエス、マム!!」

 

そして・・・作詞を始めてから少しして・・・

 

千歌「うーん・・・難しい・・・」

 

梨子「やっぱり恋の歌は無理なんじゃない?」

 

千歌「いや!μ'sのスノハレみたいなの作るの!」

 

いやいやいや、あのファンの間で神曲と名高いあのスノハレみたいな曲を作りたいだと!?無理やろ・・・

 

梨子「そうは言っても、恋愛経験ないんでしょ?」

 

千歌「なんで決めつけるの?」

 

え・・・このリアクション、もしかしてあの千歌が・・・

 

梨子「あるの?」

 

千歌「ないけど・・・」

 

梨子「やっぱり・・・それじゃ無理よ。」

 

いやいやスノハレの歌詞を書いた海未さんも恋愛経験皆無でしたよ。

 

千歌「μ'sの誰かがこの曲を作ってた時、恋愛してたのかな?ちょっと調べてみる!」

 

いや、だからね。海未さんに恋愛経験はないんだってば。

 

梨子「なんでそんな話になってるの?作詞でしょ?」

 

千歌「でも気になるし!」

 

曜「千歌ちゃん、スクールアイドルに恋してるからね。」

 

「曜、それだよ。」

 

曜「え?」

 

「今千歌はスクールアイドルに恋してるんだから。千歌、それなら書けるんじゃないか?」

 

千歌「うん!書ける!それならいくらでも書けるよ!」

 

とノートに何かを書き始める。あーあれね。

 

千歌「はい!」

 

梨子「もうできたの?」

 

千歌「参考だよ。私その曲みたいなの作りたいんだ。」

 

ユメノトビラか・・・第二回ラブライブ予選でUTX学院の屋上でμ'sが披露した楽曲。本当にみんなキレイだった。すごくいい曲だった。感動して涙が出たのを覚えている。そうか、こいつが千歌を動かしたか。

 

千歌「私ね、それを聞いてね、スクールアイドルをやりたいって。μ'sみたいになりたいって、本気で思ったの!」

 

梨子「μ'sみたいに?」

 

千歌「うん!頑張って努力して、力を合わせて、奇跡を起こしていく。私でも出来るんじゃないかって、今の私から変われるんじゃないかって・・・そう思ったの!」

 

「そうだよ。μ'sだって最初はどうやってどこにでもいる普通の女の子だった。けれど学校を救いたい、その一心で努力して伝説を作った。だから千歌にもできるさ。今の千歌だったら。だから・・・今度はやめないよな?」

 

千歌「やめないよ。絶対に。」

 

「そっか、なら大丈夫だな。」

 

曜「でもはー君、この間の生徒会長の激ムズ問題をあっさり答えられたといい、μ'sのファンなの?」

 

言えない・・・実は知り合いだって言えない・・・言ったらめんどくさいことになりそう・・・

 

「まぁ地元音ノ木坂のスクールアイドルだしな。まぁ、それなりに。あ、曜そろそろ帰る時間だぞ。」

 

うん、時計見たらホントにやばい時間帯。そろそろ出ないと遅くなっちまう。

 

曜「え、あ、ホントだ!千歌ちゃん、梨子ちゃん、また明日ね!」

 

そして急いでバイクを取りに行き、曜を乗せて渡辺家へ。

 

久しぶりに曜ママと再会し、少し話して家路につく。

 

ちょうど十千万旅館の前で泊まったら・・・梨子がベランダから、千歌が窓から身を乗り出して互いの手を掴んでいた。

 

「やれやれ、これでAqoursが3人になったな。」

 

 

そして翌日・・・俺にとって最大の問題が発生してしまうのは次のお話で・・・

 




第5話いかがだったでしょうか?

ここまで来て善子出番なし・・・ごめん・・・

とりあえずアニメ2話までの内容を終わらせておきたくて長くなりました。

次回はバトル回です。意図したわけでもないのに普通の回とバトル回が交互に来ている・・・

次回は陽哉君と2年生チームがガンプラバトルで激突します!

あとで2年生チームの使用するガンプラの設定掲載しますのでお楽しみに。梨子ちゃんの機体はレジェンドから変えます。

では、次回をお楽しみに!


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第6話 マネージャーを捕まえろ!

こんばんわ、陽です。

青い外套の剣士様、あぬびす様、お気に入り登録ありがとうございます!

第6話です。今回も長めです。ビルドファイターズからあの人が出ますよ。

では、どうぞ!


ホビーショップ三丸のバトルスペース。

 

今システムを挟んで千歌・曜・梨子と対峙している新堂 陽哉です。

 

俺はこれからこの3人とバトルしなければなりません。

 

どうしてこうなったか・・・

 

それは2日前の事から話さなければならない・・・

 

 

 

2日前・・・

 

前日に千歌と梨子の感動的なシーンを見守った次の日だ。

 

学校へ行こうとしたら、家の前に千歌と曜と梨子。

 

千歌「はー君、梨子ちゃんがねスクールアイドル部に入ってくれたの!」

 

曜「これで一歩前進したであります!」

 

嬉しそうに報告する千歌と曜。

 

梨子「私もね・・・頑張ってやってみようかなって。」

 

そっか・・・頑張れよ梨子。応援してるぞ。

 

千歌「これで4人になったから、あと1人だね!」

 

ん?いつの間に1人増えたんだ?

 

「そっか、3人じゃなくて4人になったのか。」

 

千歌「そうだよ!わたしと曜ちゃんと梨子ちゃんとはー君の4人だよ!」

 

「このバカ千歌がぁ!」

 

マスターアジア風に怒りながら千歌に軽くチョップする。

 

千歌「なんで!?」

 

「俺を頭数に入れるな!」

 

まったく・・・我輩に拒否権はないのかね。

 

曜「そんなに嫌なの?」

 

幼馴染で長期の休みは一緒によく遊んでたから忘れていたけど、前世の推しは曜ちゃんだ。そんな曜に悲しい顔をされると胸が締め付けられる・・・が、我輩は甘くはない!

 

「いや・・・」

 

俺が深く関わることで物語が壊れちゃうという不安も・・・ってこんなこと言えないし。ぶっちゃけちかりこの飛び込みシーンを阻止しちゃったおかげで奇跡だよーイベントが早く来たし、スカート捲りイベントも無くなったし、多少改変されちゃってるし。ぶっちゃけビルドファイターズの世界とラブライブの世界が混ざってる時点でやばいよね。通りすがりの仮面ライダーもびっくりな話だよ。

 

梨子「私は・・・陽君にマネージャーをやってほしい。昔から陽君と一緒に何かしてみたかったの。陽君が支えてくれたら、もっと頑張れる。だから、お願い。」

 

梨子にここまで言わせるとは・・・俺そんなに必要とされてる?

 

俺が悩んでいると千歌がこう言ってきた。

 

千歌「はー君、勝負しよ。」

 

「勝負?突然何を。」

 

千歌「私たちが勝ったらスクールアイドル部に入って。」

 

ほう、そう来たか。

 

「で、俺が勝ったら?」

 

千歌「もうマネージャーの話はしない。」

 

「いいぜ、その勝負受けた。」

 

ふむ・・・悪くはない。ん?私たちって言った?

 

「まさか俺が3人と勝負するのか?」

 

曜「そうだよ。」

 

梨子「陽君が首を縦に振らなかったらそうしようって。」

 

最終手段というわけか。

 

「で、何で勝負するよ。」

 

千歌「ガンプラバトルだよ!」

 

ふーん・・・俺の得意なフィールドで戦ってくれるってか。まったく、勝ってくださいって言ってるような・・・あれ・・・千歌と曜と梨子と・・・しまった曜と梨子もいるんだった!!

 

曜は強い。ビルダーとしての腕はわからないが、ファイターとしての実力はある。大好きなパパがガンプラバトルやってるからって曜も始めてたんだよ。

 

梨子も俺の影響でガンプラ始めて、実力は俺に匹敵するかもしれん。一度バトルしたが、こっちは巣組みのデスティニーとは言え損傷率89%でギリギリで勝ったんだよ。

 

千歌は・・・ガンプラバトルやったことないだろうから何とかなるが・・・

 

曜と梨子だけはあかん・・・シグムント使わんと勝てない・・・いや、勝てるかわからん・・・

 

俺の焦った顔を見てそれらを察したのか曜と梨子がにやにやしながら近づいてくる。

 

梨子「もう勝負は受けちゃったよね。」

 

曜「どうする?やめる?」

 

おいおい、それは普段千歌に使っているセリフだろうが・・・

 

ちっ・・・何も聞かずに受けちまったのは俺だ。

 

「やめねーよ。やってやる。」

 

やるからには本気でやってやる。それよりもだ。

 

「場所と時間は?」

 

曜「場所はホビーショップ三丸で。」

 

梨子「時間は明後日の放課後。16時あたりでいいかしら。」

 

「了解だ。曜と梨子はガンプラ持ってるだろうけど、千歌は?」

 

千歌「持ってないよ。」

 

だろうと思ったよ。

 

「なら、俺が何かくれてやる。」

 

千歌「いいの!?」

 

「まぁ約束してたし?(第4話参照)」

 

千歌「やった!」

 

というわけでバスの時間までまだあるので俺の部屋に。

 

「ここに飾ってあるのから好きなガンプラ貰っていいよ。」

 

ここに飾ってあるのはとある事情で作製したガンプラばかりだ。キット化に恵まれなかった機体や1/100で出てるのに1/144では出てない機体とか、仮想HGリバイヴ版として昔出たままで今現在のバンダイの技術でリファインされてない機体とかを俺が作ったのを飾ってある。

 

千歌は悩んでいたが、ある機体を手に取り俺に質問してくる。

 

千歌「ねぇ、はー君。この子はなんて言うガンダムなの?」

 

千歌が手に取ったガンプラはアカツキガンダムだった。

 

「そいつはなORB-01アカツキガンダムって言ってな。機動戦士ガンダムSEED DESTINYに出てきたオーブ連合首長国のMSだ。」

 

千歌「アカツキガンダムかぁ。」

 

曜「これ、もしかしてHGCEストライクの改造?」

 

「ああ、そうだよ。」

 

昔出たHGアカツキは一切使用せずにHGCEエールストライクを改造して作った仮想リバイヴ版だ。ストライクの設計データを流用したって設定だからな。行けるだろうと思ったわけよ。

 

梨子「設定どおりのカラーね。ヤタノカガミは・・・再現してないわよね。」

 

千歌「ヤタノカガミ?」

 

「アカツキの特殊装甲だよ。自分に当たったビームを跳ね返すんだよ。」

 

千歌「何それすごい!!」

 

「すごいだろ?再現しようとしたけど・・・金がかかるからやめた。ヤジマ商事のプラフスキー特殊コーティング剤が必要だったんだけどな。それでも永続的に使用できるってわけじゃない。ビームが当たった個所はコーティング剤が削れていくから、1回のバトル毎にメンテが必要になってくる。コスパとメンテナンス性が極端に悪くなるからやめたのさ。まぁ、バトルで使うつもりがなかったからいいかなって言うのもある。」

 

曜「コーティング剤高いもんねぇ。」

 

千歌「そうなんだ。」

 

他にもHGイージスをベースに作ったリジェネレイトガンダムやHGドレットノートをベースに作ったゲイツをさらに改造した火器運用試験型ゲイツ改とか。HGエールストライクを改造したゲイルストライクにライゴウガンダム、HGストライクノワールを改造したソードストライクEとか。

 

ほぼSEED系ばっかりwwwどんだけSEEDにはまってるんだって話だわwww

 

千歌「はー君、わたしアカツキがいい。」

 

「了解した。じゃあシラヌイとオオワシも持っていけ。」

 

千歌「何それ?」

 

俺は別に保管していたシラヌイとオオワシを取り出して千歌に渡す。

 

「アカツキはな背中のバックパックを交換することができるんだ。遠隔機動兵器が特徴のシラヌイと大気圏内での飛行能力を持たせるオオワシな。オオワシは別に宇宙でも使って問題ない。」

 

まぁ、千歌にシラヌイのドラグーンの操作は無理だと思うが、アカツキ無いのにシラヌイ持ってても意味ないので。

 

千歌「あれ・・・あのピンクのガンダムは?」

 

おお、目についてしまいましたか。ピンクのガンダム、ストライクルージュね。これはオオトリストライカーを装備させた状態。本体はHGCEストライクルージュそのままだが、オオトリストライカーはフルスクラッチだ。結構苦労したぜ。

 

「こいつはそのアカツキのベースとなった機体だ。アカツキと同じように背中のバックパックが交換できる。ちなみにルージュについてるのはオオトリストライカーな。」

 

千歌「それってアカツキにも使えるの?」

 

「ああ、使えるけど・・・。千歌やめとけ。オオトリは武装が多くて初心者には向いてない。」

 

曜「うーん・・・大丈夫だと思うよ。実はね、東京に行ったときに秋葉でバトルしたんだ。千歌ちゃんに私のガンプラ貸してバトルしてもらったんだ。私のガンプラね、オオトリ並みに武装あるから大丈夫かなって。でもね、やり方教えたらすぐに覚えて使いこなしてたよ。」

 

何それ、我輩聞いてない!?なにその天賦の才って言うの?ガンダム主人公あるあるの展開じゃん!普通の学生だったのにガンダム乗ったらエースパイロットに・・・ってなんて羨ましい!つーか・・・強敵が3人に増えたやん!くっそぉ、曜め・・・俺が千歌を素人だろうと甘く見てると思って・・・勝負受けるって言うまで黙ってやがったなぁ。そう思いながら曜を見ると・・・俺が考えていたことがわかっていたのか・・・

 

曜(てへぺろw)

 

曜ちゃんのてへぺろ・・・くっそ尊いじゃねぇか・・・それで許すと思ったか・・・うん、かわいいから許す(笑)

 

しかし・・・これ渡したら我輩ピンチじゃね?ちかようりこ無双発動で我輩死亡の未来は確定よ。

 

千歌「わたし、オオトリ使ってみたいの。お願い・・・はー君。」

 

うーん・・・仕方ないか。千歌もなんだかんだで可愛いから・・・いいや・・・

 

「わかったよ。オオトリもやるよ。アカツキ無いのに持ってても意味ないからシラヌイとオオワシもやるから。」

 

千歌「はー君、ありがとう!」

 

いえいえ、どういたしまして・・・

 

ふ・・・勝てばいいだけの話だ。相手が強ければ強いほど燃えるってね。

 

 

そして放課後・・・

 

(ここからは千歌視点で)

 

放課後、練習はお休みしてわたしの部屋に集まった。もちろん明後日のはー君とのバトルの話し合いなんだけど。

 

曜「私はこのガンダムアストレイ ヨーソロードラゴンで行くであります!!」

 

曜ちゃんの好きなライトブルーで塗装されたかっこいいガンプラ。あすとれい?は千歌よくわかんないや。

 

梨子「すごい・・・これ曜ちゃんが?」

 

曜「そうだよ。パパに貰ったんだ。で、塗装とか改造とか本とか見て勉強して。」

 

梨子「このカレトヴルッフは?」

 

曜「はー君から貰ったんだ。使わないからあげるって。」

 

梨子「なんで3つも持ってたの?」

 

曜「さぁ?」

 

千歌「カレトヴルッフってそんなに珍しいの?」

 

はー君が3つも持ってたことにびっくりしてたけど。ていうかなんで3つってわかったんだろ?

 

梨子「これはね、昔模型雑誌の付録で付いててね。1セットに剣が1つしかついてないの。でも曜ちゃんのアストレイには3つ付いてるでしょ?」

 

なるほど、そういうことか。

 

曜「3つ装備させるのは一応公式で設定されてるから私のオリジナルってわけでもないんだけどね。」

 

曜ちゃんがオリジナルの画像を見せてくれた。

 

千歌「あれ?なんかこの画像を曜ちゃんのアストレイ、ちょっと違うような。」

 

曜「気づいた?頭部以外の本体をレッドフレームじゃなくてブルーフレームセカンドにしてるんだ?」

 

今度はブルーフレームセカンド?ってガンダムの画像を見せてくれた。

 

梨子「何か理由があるの?」

 

曜「かっこいいから!ってのもあるけど、足にナイフ内蔵してるでしょ。格闘戦で使えるかなって。ギミックも再現してるよ。」

 

おお、さすが曜ちゃん。

 

千歌「で、梨子ちゃんのガンプラは?」

 

梨子ちゃんはサクラピンクで塗装されたガンプラを出してくる。

 

曜「これってインフィニットジャスティス!?」

 

梨子「うん。RGジャスティスをベースに改造したの。陽君に手伝ってもらって。ほとんど陽君が外装とリフター作ってくれたから、私は塗装だけかな。」

 

塗装できるだけでもすごいよ。だってすごくキレイなんだもん。

 

梨子「さて、千歌ちゃんの機体なんだけど。」

 

曜「うん、はー君特製のガンプラなんだから特に手を加えなくても性能はいいと思う。あとは千歌ちゃん専用カラーに塗り替えるだけかな?」

 

わたし専用の色?もちろん、みかん色だよ!!

 

千歌「みかん色に塗りたい!」

 

梨子「わかったわ。明後日までには間に合わせるから。」

 

梨子ちゃんが塗装してくれるんだったら大丈夫かな・・・

 

ううん・・・やっぱり人任せは嫌だ。

 

千歌「わたしも塗装やってみたい。だってわたしのガンプラなんだもん。」

 

曜「千歌ちゃん・・・」

 

梨子「わかったわ。みんなでやりましょ?私の家に塗装ブースがあるから。両親は今日は泊まりでいないからちょうどいいわ。」

 

千歌「梨子ちゃん、ありがとう!」

 

曜「私も1時間だけなら手伝えるよ。それ以上は遅くなると怒られるから。」

 

千歌「それでもうれしいよ曜ちゃん!」

 

よーし、がんばるぞ!

 

梨子ちゃんの家に移動し、ガンプラ製作用の部屋の塗装ブースで塗装を始めた。

 

他のガンプラに比べて、はー君が作ったガンプラだったから、パーツの分解?ができなくて結構難しかったけど。梨子ちゃんと曜ちゃんと分担して作業した。1時間して曜ちゃんは帰って2人で作業した。いったんご飯食べたりお風呂入ったりしに家に帰ったけど、梨子ちゃんの家にお泊りして続けた。それでも終わらなかった分は次の日にまた曜ちゃんと梨子ちゃんが手伝ってくれた。なんかすごく楽しかった。

 

そして、はー君とのバトルの日を迎えた。

 

(千歌視点終了)

 

 

はい、お疲れさまでした。はい、ここで冒頭に戻りまーす。 

 

ついに・・・ついに我輩の公開処刑の日がやってまいりました(笑)

 

ギャラリーも多くなってきた。しかも・・・

 

三代目メイジン・カワグチ(以下三代目)「たまたま立ち寄ったこの店にまさか君がいるとは思わなかったよ。陽哉、彼女たちが今日の対戦相手か?」

 

なんでいるんだよ、メイジンさんよぉ。そのグラサンどこで売ってんだよ。何回か手合わせしたりしたから知り合いなんだよねぇ。

 

「ええ。3人とも俺の幼馴染でしてねぇ。スクールアイドルやってましてねぇ。今回のバトルで彼女たちが勝ったら俺が彼女たちのマネージャーをするって約束でね。」

 

三代目「なるほど。そういうことか。だが、幼馴染のお願いなのだろう?何故引き受けない。」

 

「事情があるんすよ。察してください。」

 

三代目「ふむ、まぁよかろう。では、このバトルの立会人は私三代目メイジン・カワグチが引き受ける!」

 

千歌「はい、よろしくお願いします!」

 

曜「り、梨子ちゃん、三代目メイジンだよ!?」

 

梨子「曜ちゃん、お、お、落ち着いて・・・」

 

いや、梨子も落ち着け。

 

千歌「この人すごい人なの?」

 

曜・梨子「すごいんだよ!」

 

そう・・・すごいんだよねこの人はガンプラバトル世界選手権3連覇の偉業を成し遂げ殿堂入り。まさに世界最強。

 

「すいませんね、た・・・メイジン。千歌は最近バトルに興味を持ち始めてので。メイジンの事は知らないんですよ。」

 

あぶねぇ・・・いつもの癖で本名で呼ぶところだった。

 

三代目「気にすることはないさ。しかし、ガンプラバトルに興味を持ってくれたことがうれしいよ。」

 

「さて・・・時間も惜しい。」

 

バスの時間がね。俺はいいんだけど、千歌と梨子がさ。

 

千歌「うん、始めよう。」

 

三代目「では、これより新堂陽哉対浦の星女学院2年生チームによるバトルを行う!では準備を。」

 

 

 

 

《GUNPLA BATTLE Combatmode startup. Mode damage level set to“C》

 

 

 

《Press set your GP-Base》

 

 

 

《Beginning [Plavsky Particle] dispersal. Field37,orb》

 

 

なんともまぁ・・・ステージはオーブ連合首長国ですか。全員SEED系だからか?しかもザフト対オーブの構図になっとるやん。

 

「まぁいいさ。新堂 陽哉、デスティニーガンダムシグムント出るぞ!」

 

千歌「高海 千歌、オオトリアカツキガンダム光輝行きます!」

 

曜「渡辺 曜、ガンダムアストレイ ヨーソロードラゴン・・・全速前進ヨーソロー!」

 

梨子「桜内 梨子、インフィニットジャスティスガンダムフォルティッシモ出撃します!」

 

おいおい、俺は領海外から攻め込むのかよ。アニメと一緒じゃん。で、作戦失敗でザフト撤退wそしてこのバトルでは我輩が撤退wっておバカ。勝ちに行くよ、当然だろ。

 

と、レーダーに反応だ。サクラピンクの∞ジャスティスは梨子か。懐かしいな。あれ外装俺が作ったんだっけ。

 

ライトブルーのフレームのアストレイは曜か。レッドドラゴン形態・・・しかも本体はブルーセカンドかよ。カレトヴルッフ、俺があげたやつだよね。ヤジマ商事で余ってたやつを俺が貰ったんだった。元々はPPSE社が保有してたんだけどヤジマ商事と合併しただろ?で、PPSE部門の整理のお手伝いをしたお礼にニルスさんから貰ったんだよな。で、使わなかったから曜にあげたんだけど。それが今回俺を苦しめることになるとはね。

 

千歌のアカツキは・・・なるほど塗装を変えたのね。千歌の好きなみかん色に。千歌らしいや。

 

と言ってる場合じゃねぇ。警告音・・・ちっ・・・

 

曜「いくよー!」

 

馬鹿正直に曜が突っ込んできやがった。カレトヴルッフで斬りかかってきたが回避。両腕のビームライフルで撃ってやろうかと思ったが、横からビームブーメランが飛んできたのでさらに回避。

 

梨子「千歌ちゃん!!」

 

千歌「まかせて!」

 

回避したばかりの俺に千歌が斬艦刀で斬りかかってくる。こればかりは回避しようがない。ビームシールドを展開し受け止める。

 

だが、それを曜と梨子が見逃すはずがない。

 

俺の両サイドから斬りかかってくるが・・・

 

「シグムントを舐めるなよ・・・」

 

千歌の斬艦刀を受け止めながらスラスターを全開にし、地上へと降下する。このまま地上に叩きつけてやる。徹底的に作りこんでるんだ。パワーは段違いなんだよ・・・って・・・千歌のアカツキがビクともしない・・・俺の意図に気づいたのか千歌もスラスターを全開にしている。バカな・・・こっちは徹底的に作りこんで・・・

 

そこで俺は気づいた。

 

「アカツキも俺が徹底的に作りこんだんだった・・・」

 

自分で自分の首を絞めることになろうとは・・・

 

だが、ここで終わりにしてたまるか。

 

「ヴォワチュール・リュミエール・・・最大稼働!」

 

こんなに早く使うことになるなんて・・・想定外だが。ここで使わなきゃやられる。

 

アカツキを蹴り飛ばし、上に飛んでアストレイとジャスティスをやり過ごす。

 

勢いがついていたのか2機とも接触しそうになったが、ギリギリのところで回避しぶつからずに済んだようだ。

 

「まずは・・・梨子からだな。」

 

一番手ごわいのは梨子だ。まずは梨子を倒す。

 

プリスティスを飛ばし、アストレイとアカツキに1基ずつ飛ばす。

 

「悪いな梨子。まずは梨子からだ。」

 

梨子「残念だけど、そう簡単にはやられないわ。」

 

ヴォワチュール・リュミエールを全開にしたまま、レーヴァテインを抜き斬りかかる。

 

だが、それは躱されファトゥムを分離し俺をかく乱し始める。

 

「その程度で・・・ん?この動き・・・まさか!」

 

梨子「私もマニュアル操作できるようになったのよ。」

 

なんてこった・・・想定外・・・

 

ファトゥムの射撃を回避しても、ジャスティスのビームが飛んでくる。やべぇな・・・プリスティスに翻弄されて千歌も曜もこちらには来れないが・・・くそ・・・この攻撃を回避しながらもプリスティスのマニュアル操作はきついぜ。

 

梨子「そこよ!」

 

「させるか!」

 

梨子のビームを避けた・・・ここまではいい。だが、ファトゥムの接近にギリギリで気づいてしまった。そのままビームサーベルを展開した機首でレーヴァテインを1本破壊された。

 

梨子「レーヴァテインだけ・・・」

 

いやいや、これだけでも大したもんだ。

 

千歌「いっけー!」

 

警告音が鳴り響く。何事かと思ってみてみれば、千歌がレールガン、ミサイルランチャー、ビームランチャーで俺を攻撃し始めていた。

 

「まて、プリスティスは・・・」

 

千歌「やっと破壊できたよ。」

 

マジかよ・・・

 

レーヴァテインとプリスティスを一つずつ損失・・・レーヴァテインはまだいいとしてプリスティスは痛い。ビームライフルとビームサーベルが使えなくなった。急いで残ったプリスティスをスヴェルに戻す。

 

その後も3人の連携射撃の前に防戦一方になってしまう。千歌の射撃を避ければ、梨子のビームが。それを避ければさらに曜のビーム・・・避けてもいつの間にか接近してきた梨子の斬撃が・・・

 

三代目「あの三人、なかなかいい連携が取れているな。選手権でもいい戦いを見せてくれるかもしれんな。」

 

メイジンうるさい。ともかくこちらはまったく攻撃させてもらえない。ヴォワチュール・リュミエールは一度使ったからチャージに時間がかかる・・・

 

三代目「1vs3だから、苦戦するのは当然・・・だが、世界大会に出るつもりならば、この戦況を覆すだけのことができなければ予選突破は夢のまた夢。初日に行われるバトルロワイヤルではこのような状況が頻繁に発生する。」

 

わかってるよ。徒党を組んで1人を集中攻撃か・・・んなこたぁ毎年世界大会をテレビで見てる俺にはわかってるさ。

 

「そこ!」

 

曜が斬りかかってきた。回避と同時にレーヴァテインでアストレイの右腕を斬り飛ばす。

 

曜「うそ!?」

 

梨子「曜ちゃん、いったん下がって。」

 

曜「了解であります!」

 

逃がすかよ!ここで1人でも減らしておかないと・・・だが、そう甘くはないか。

 

俺の進路をふさぐように梨子のファトゥムが下から飛んでくる。そして背後からは梨子が斬りかかってくる。

 

梨子「はぁぁぁぁ!」

 

「ちぃ!」

 

回避が遅れ、シグムントの右足が切断された。

 

「たかが・・・右足・・・」

 

千歌「いっけぇぇぇぇ!」

 

急速接近してきていたアカツキ。斬艦刀を振り下ろしてくるが・・・

 

「ところがぎっちょん!」

 

キラと同じ要領でビームシールドを展開し、斬艦刀を白羽取り。んでもって、そのまま奪い取って叩き折る。

 

千歌「ああ、しまった!」

 

斬艦刀を叩き折られたことで千歌が動揺している。ここがチャンス!

 

梨子「やらせない!」

 

レーヴァテインで斬りかかろうとするも、梨子が俺と千歌の間に割って入りビームシールドで受け止める。

 

曜「千歌ちゃん、梨子ちゃん!準備できたよ!」

 

梨子が俺を蹴り飛ばし距離を開ける。千歌もいつの間にか離れていた。

 

曜が何か仕掛けてくる。くそ、油断した。梨子に蹴り飛ばされて体勢が・・・

 

曜「全速前進ヨーソロー!」

 

背部のカレトヴルッフから2本のビームが発射される。MS1機の見込めるほどのエネルギーか・・・チャージしてやがったのか・・・

 

くそ・・・ここで・・・終われるかよ!

 

曜「やったの?」

 

ビームが収束し、その後にシグムントの姿はなかった。

 

千歌「勝った・・・の?」

 

梨子「いえ、まだよ!シグムントの反応が・・・」

 

シグムントは元いた場所のさらに上にいた。

 

なんだ・・・この感覚・・・体が熱い・・・機体が軽い・・・行ける・・・

 

三代目「陽哉の動きが変わった・・・まさか、あれは・・・!」

 

外野がいろいろとうるさいな。まぁいい。反撃だ!

 

ヴォワチュール・リュミエールを展開し高速移動で距離を詰める。

 

曜「梨子ちゃん、さっきと動きが違う!」

 

梨子「ええ、気を付け・・・きゃあ!」

 

シグムントがジャスティスを蹴り飛ばす。

 

曜「梨子ちゃん!ええい!」

 

曜がカレトヴルッフで斬りかかってくるが、今の俺には曜の動きが遅く見える。

 

背後に回り、バックパックを破壊。墜落を始めたところを追撃しようとしたが。

 

梨子「やらせない!」

 

ジャスティスのファトゥムに再び阻まれる。

 

「いい加減・・・しつこい!」

 

スヴェルのビームサーベルでファトゥムを両断。曜は地上に落下した。

 

「まずは梨子を・・・」

 

と思った瞬間、上からビームが。

 

「千歌か・・・!!」

 

千歌「梨子ちゃんはやらせないよ!」

 

「ならまずは・・・」

 

アカツキに急速接近し左腕をビームサーベルで斬り飛ばす。さらにレーヴァテインでとどめを刺そうとしたが・・・

 

千歌「終われない・・・終われないよ!勝って・・・はー君と一緒にラブライブを目指すんだから!」

 

レーヴァテインを振り下ろしたところでアカツキが消えた。

 

気づいたときにはアカツキは離れたところにいた。

 

三代目「まさか・・・あの動き・・・彼女もなのか!?」

 

梨子「あの動きなんなの・・・」

 

曜「千歌ちゃん、すごい・・・物凄いスピードではー君の攻撃をかわしちゃった・・・」

 

千歌「なんだろう・・・この感覚・・・でも、行ける気がする!行くよ、はー君!」

 

「いいぜ・・・そろそろ決めてやる!」

 

2機のガンダムが互いに向かってスラスター全開で突進する。

 

俺はレーヴァテインで、千歌はビームサーベルで斬り結ぶ。

 

「うぉぉぉぉぉぉ!」

 

千歌「届けぇぇぇぇぇ!」

 

そして・・・

 

俺の刃はアカツキの頭部を破壊する。

 

千歌「嘘・・・届かなかった・・・」

 

「いや・・・届いてたよ。俺の負けだ。」

 

アカツキのビームサーベルがシグムントのコクピット部を貫いていた。

 

爆散するシグムント・・・

 

 

《BATTLE ENDED》

 

 

「あー、負けた負けた・・・」

 

千歌「はー君。」

 

「やるじゃん・・・」

 

千歌の頭を撫でてやった。

 

千歌「えへへ。」

 

つーか・・・バトルの最後・・・どっかで見たような展開だなと思ったらコードギアスのアルビオン対紅蓮聖天八極式のラストバトルと似たような感じじゃねぇか。確かにシグムントはデスティニーにランスロットの要素を加えたらってコンセプトだけどよ・・・まぁいいや。

 

「曜と梨子もなかなか強かった。」

 

梨子「陽君は前より強くなった。でも教えて。最後に動きがよくなったけど、あれは何?」

 

曜「うん、私も気になった。ていうか千歌ちゃんも同じような感じだったよね?」

 

うーん・・・何と言われましても・・・

 

千歌「無我夢中だったから・・・」

 

「そうだよなぁ。」

 

三代目「私が答えよう。」

 

ビックリした。いたのかよ。

 

三代目「君たちが発動させた現象・・・それはアシムレイトだ。」

 

え・・・マジで・・・俺と千歌アシムレイト持ちっすか。

 

曜「聞いたことがあるような気が・・・」

 

千歌「アシムレイトって何?」

 

梨子「ファイターの強い思い込みによるプラシーボ効果で五感とガンプラを一体化させて、戦闘能力を通常時の3倍以上に高めた状態の事を指すの。」

 

三代目「その通り。そしてデメリットもある。ノーシーボ効果により機体が受けたダメージがそのままファイターにも反映される。例えばガンプラの腕を切り落とされれば、ファイター自身も腕を切り落とされた痛みを味わうということだ。」

 

道理で腹が痛てぇと思ったら・・・よかった腹痛じゃなくて。

 

3人が俺の腹を見てくるが・・・

 

「心配すんな。バトル直後は痛かったが、今は収まってる。なんだ、バトルのせいだったか。俺はてっきり賞味期限切れ当日で安かったから買ったポテチのせいかと思ったよ。買ったの忘れてて3日放置してて思い出して昨日食ったんだけど。」

 

曜「いや、それはさすがに捨てようよ。」

 

いや、3日過ぎただけだからさ・・・行けると思ったんだよ。

 

三代目「それはともかく見事な戦いだった。さて・・・そろそろ私は行くとするよ。」

 

「てか、何しにここに来たんすか?」

 

三代目「今、日本各地を回っていてね。今日はたまたまこちらへ立ち寄ったのさ。次に行く場所があるのでね。」

 

そう言って去っていったメイジン。メイジンの事だから俺たちのバトルを見て熱くなって乱入してくるってパターンかと思ったが・・・多分アシムレイトを使った俺と千歌の事を考えて我慢してくれたのだろう。

 

にしても・・・俺と千歌がアシムレイト持ちねぇ。ま、俺はともかく千歌にはあまり使わせないようにしよう。ラブライブに影響が出たら大変だ。

 

「と・・・俺の負けだな。約束だ。マネージャーやるよ。」

 

といった瞬間3人が抱き着いてくる。

 

「おいおいおいおい、待て待て!落ち着け!」

 

千歌「だって嬉しいんだもん!」

 

曜「はー君!これからよろしくね!」

 

梨子「陽君一緒に頑張ろうね!」

 

まったく・・・とりあえず健全な男子にはこの状況はヤバいのでいったん離れていただく。

 

「まぁ・・・なんつーかさ勝っても負けてもマネージャーやるつもりだった。」

 

曜「本当に?じゃあ、なんで今まで断ってたの?」

 

「うーん・・・何ていうか・・・不安だったかな。自分に何ができるのかなとか、俺がやってもいいのかなとか。」

 

千歌「千歌はね・・・はー君がいい!だから、一緒に頑張ろう!」

 

梨子「やることはいっぱいあるわよ。作詞の手伝いや作曲の手伝い。あとは練習のサポートに必要な書類の作成とか。」

 

うへぇ・・・めんどくさそう・・・でも、千歌がやる気になってるんだ。俺も頑張ってみようかな。

 

「ただし、俺も全日本ガンプラバトル選手権に出ないといけないからな。まぁ予選出る時だけマネージャー業はできないけど、あとは大丈夫だ。」

 

曜「了解であります!」

 

千歌「じゃあ、明日から早速練習始めるよ!」

 

梨子・曜「おー!」

 

もしかしたらアニメとは違う展開になるかもしれない・・・いや、ならないかもしれないけど・・・

 

その時はあえて受け入れよう。ラブライブサンシャインという世界に俺という存在とビルドファイターズの世界が混ざった時点でアニメと違っているのだから。

 

何も気にすることなかったじゃん。俺をこんなに必要としてくれてるのだから、俺は千歌達の想いに答えなきゃな。

 

さてとそろそろあのイベントがありますな。がんばりますか。

 

 

 

 

 

次回に続く

 

 

 




第6話、いかがだったでしょうか?

陽君敗北、メイジン出しました。あと千歌ちゃんもアシムレイト持ってましたw

ようやく陽君がAqoursのマネージャーになりました。

今後の展開にご期待ください。


前回の投稿から時間が空いて申し訳ありません。活動報告にも書いたように全国大会に出てくるファイター用のガンプラ設定を、過去にとあるサイトに掲載した自分のオリジナルMSを使おうとネットで探してました。あと風邪ひいてましたw

毎回サブタイ考えるのが大変だ・・・今回は陽君をマネージャーにする話ですので、転校生を捕まえろ!から取りました。

では、次回もお楽しみに!



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第7話 ファースト・ステップ

こんばんわ陽です。

ふぶきん様、不知火 涼月様、お気に入り登録ありがとうございます!

ファーストライブ回です。

では、どうぞ!!


おはようございます、先日千歌達のマネージャーに就任しました新堂 陽哉です。

 

ずっと気になってたことがあったんだよね。サンシャインの時代設定とかさ。この世界はな今2018年なんだよ。いやホント。だって俺のスマホ、リンゴの8なんだもん。カレンダーもちゃんと確認済みさ。

 

こっちも2019年で年号変わるし。気になってたんだよな。新しい年号さ。だって、知る前に死んだんだもんw

 

けれど、何故か2019年に発売されるはずのHGCEデスティニーは発売されているというね。俺が転生前に生きていた世界と違うね。

 

今2018年だとしたら、ガンプラバトルが始まったのは2003年ってことになる。第一回世界大会が開かれたのが2004年。今年は14回大会だからな。ビルドファイターズに関してはトライの1年後らしい。だって昨年の優勝者がセカイ達なんだもん。キジマやアドウ、ルーカスはまだ在学中だよ。3年生だから今年が高校生最後の大会だな。

 

あと全日本ガンプラバトル選手権は個人戦が4月から5月にかけて予選、7月上旬に本選が行われる。チーム戦は5月から6月にかけて予選、8月上旬に本選が行われる。世界大会は予選は5月から6月、本選が8月中旬から下旬にかけて行われる。本選はすべてヤジマスタジアムで行われるので被らないように考慮した結果がこれである。日本の場合、選手権の予選はチーム、個人関係なく土曜日に、世界大会は日曜日に行われるようになっている。

 

俺は個人戦で出場する。決して友達とか仲間がいなかったからとかそんな理由でチーム戦を諦めたんじゃないんだからね!AqoursのマネージャーとしてAqoursの活動に支障がないように考えた結果なんだからね、勘違いしないでよね(震え声)

 

とまぁ・・・転生前と転生後の世界は違いがあるってことだ。

 

さて、説明終了。

 

現在千歌達は朝練の真っ最中。場所はなんと島郷海水浴場・・・ではなく十千万旅館の目の前の三津海水浴場。流石に車で10分以上かかる場所までめんどくさい。あまりうるさくしなければ美渡姉からキレられないと思うし。

 

とりあえずスマホで3人の振り付けを撮影中。

 

「はい、ストップ!いったん休憩しよう。」

 

3人に飲み物を手渡し、動画をチェックする。

 

千歌「どう?」

 

画面をのぞき込んでくる千歌。

 

「そうだなぁ・・・だいぶ良くなってきてるとは思うんだが・・・」

 

まだ少し足りないかな。

 

「ちょっと待ってろ・・・ここだ。」

 

最初に巻き戻して気になったところを再生する。曲の始まりの部分。両腕を上げてから降ろす所?

 

「千歌、ここが曜と梨子よりもタイミングが早いんだ。」

 

他の2人よりも2秒くらい早い。せっかくの出だしなんだ。きっちり揃えてた方がいい。

 

千歌「うん、わかった。」

 

とりあえず振り付けを考えた曜にスマホを渡し気になるところをチェックしてもらった。

 

曜「ここの蹴り上げがみんな弱いのとここの動きも。」

 

千歌「ホントだ。」

 

おお、そこは俺も気づかなかったな。

 

梨子「流石ね。」

 

曜「高飛び込みやってたから、フォームの確認は得意なんだ。」

 

なるほどね。そういうことか。

 

梨子「あれ・・・何かしら?」

 

梨子が空を指さしていた。

 

「ピンクのヘリ?」

 

おい、まさかのシャイニーお嬢様のご登場かw

 

曜「小原家のヘリだね。」

 

梨子「小原家?」

 

曜「淡島にあるホテル経営してて、新しい理事長もそこの人らしいよ。」

 

ビックリするだろうな、その理事長が俺らの一個上の三年生だって知ったら。

 

千歌「何か近づいてない?」

 

いや、これ確実に近づいてるでしょ。

 

「近づいてるよ!みんな伏せろ!」

 

とりあえずみんなを伏せさせた。ピンク色の趣味の悪そうな、いかにもお金持ちデェス的な主張をしているヘリが俺らの前でホバリングを始めた。そしてドアが開き・・・

 

「チャオ!」

 

我らがシャイニーお嬢様のご降臨であるw

 

とりあえず早々にご退場願わねば。うるせぇし。旅館の神様がトランザムしてデストロイモードにならないうちに・・・

 

「鞠莉姉、うるさいから用件だけ言ってヘリ戻して!近所迷惑だから!」

 

早く早く、美渡姉がキレちゃうよぉ・・・

 

鞠莉「ごめんごめん。陽、朝一番にその子たちを連れて理事長室に来てちょうだい。お願いね。」

 

「了解。」

 

とりあえずヘリは去った。

 

梨子「陽君、あの人誰?」

 

梨子さん?目がなんか怖いよ。

 

千歌「知ってる人?」

 

曜「なんか親しそうだったよね。めちゃ美人だったし。」

 

おいこら曜、煽るな。梨子さんの・・・俺の方を掴む手が・・・どんどん力入ってきてるから・・・

 

「小原家のお嬢様。俺の幼馴染だよ。親同士が学生からの友達でな。その絡みで小さいころからよく遊んでたんだよ。それこそダイヤ姉さんやかな姉と4人で。」

 

千歌「果南ちゃんと・・・」

 

曜「生徒会長と!」

 

梨子「どういうことかしら・・・」

 

ぴ、ぴぎゃゃゃゃあぁぁぁぁぁ!!肩が、肩が砕けそうだよ・・・

 

「内浦に帰省した時にな、千歌達とは別に遊んでたんだよ。3人は小学校からの幼馴染だったから、それに俺も加わってさ。」

 

千歌「だから生徒会長とも親しかったんだね。そう言えば・・・はー君のお爺ちゃん家に遊びに誘いに行ったときにいなかったことがよくあったよね。」

 

曜「なるほど・・・私たち放置して果南ちゃんたちと遊んでたんだね。」

 

あれ・・・こちらもお怒りですぞwこういう時にあのセリフを使わないとwせーのっ!

 

ダレカタスケテ――――!

 

誰も来ないね、わかってたよ。

 

とりあえず松月のみかんパフェを奢ることで落ち着いてもらった。

 

あと美渡姉はキレてた。とりあえずこちらも誠心誠意謝った。まぁ俺らがやったわけじゃないので大丈夫だったが。

 

そして学校へ。

 

理事長室の前に行くと、何やら中が騒がしい。この声は・・・ダイヤ姉さんか?

 

とりあえず、ここで立ってても埒があかない。ノックしてみる。

 

鞠莉「どうぞ。」

 

許可が出たので理事長室に入る。

 

そこには鞠莉姉に食って掛かるダイヤ姉さんが。

 

「はいはい、2人とも落ち着いて。朝からヒートアップしないの。」

 

ダイヤ「ですが・・・」

 

とりあえずダイヤ姉さんを落ち着かせて鞠莉姉に話を聞いてみる。

 

「で、話って何ですか。新理事長の小原 鞠莉さん?」

 

俺のセリフに千歌達が驚愕する。

 

千歌「え、理事長って・・・」

 

曜「私たちと同じ浦の星の制服着てますよね?そのリボンの色は三年生だし・・・」

 

梨子「どういうこと?」

 

うん、驚くのも無理はない。現役の浦の星の生徒が理事長とか・・・

 

鞠莉「生徒兼理事長、カレー牛丼みたいなものねw」

 

ダイヤ「例えがよくわかりませんが・・・生徒兼理事長なのは事実ですわ。認めたくありませんけど。」

 

とダイヤさんが一枚の紙を出してくる。

 

それを受け取り千歌達と見てみる。

 

「浦の星の理事長の任命状だって。これマジもんだわ。」

 

3人の顔を見るとまだ信じられないという顔をしていたが・・・

 

鞠莉「小原家のこの学校への寄付は相当な額なのよ?」

 

金の力か・・・と納得していた3人だった。

 

鞠莉「実は・・・この浦の星にスクールアイドルが誕生したっという噂を聞いてね。ダイヤに邪魔されちゃ可哀想なので、応援しに来たのです!」

 

ドヤァって顔しながら言う鞠莉姉。

 

千歌「ホントですか!」

 

鞠莉「YES!このマリーが来たからには心配ありません!デビューライブはアキバドゥームを用意してみたわ!」

 

おおぅ、いきなりμ'sが最後のライブを行った聖地を出してくるとは。

 

梨子「そ、そんな!いきなりドームなんて・・・」

 

そうだよね、いきなりドームとか・・・ラブライブの決勝会場でデビューとか・・・どんだけだよ。

 

千歌「き・・・奇跡だよ!」

 

鞠莉「イッツジョーク」

 

ですよね・・・ジョークですよね。でも小原家の力使えば出来なくもないけどな。金持ちだし。

 

千歌「ジョークの為にわざわざそんなもの用意しないでください。」

 

そりゃ千歌も軽くキレるわ。

 

「まったく・・・冗談はよしてくれ。3人は本気なんだから。」

 

鞠莉「陽・・・お姉ちゃんに厳しくない?この間は甘えてくれたのに。」

 

その瞬間、場が凍り付いた。そして・・・

 

梨子・ダイヤ「どういうこと(ですの)?」

 

2人の鬼が俺の肩を握りしめる・・・痛い・・・

 

鞠莉「この間私の部屋にお泊りして、一緒のベッドで寝たのよね。」

 

おいぃぃぃぃぃぃぃぃ!何言ってくれとんじゃぁぁぁ!

 

梨子「お泊り?一緒のベッド?」

 

ダイヤ「破廉恥ですわ!」

 

ひぃぃぃぃぃ!我輩ピンチ!

 

千歌「はー君?」

 

曜「男の子だもんね・・・」

 

千歌、曜、そんな蔑んだ目で見ないで!

 

「我輩無実よ!何もしてないよ!」

 

あれ、物凄い疑われてる?めっちゃゴミを見るような目で俺を見てる4人。

 

鞠莉「ストップストップ。泊ったのは本当だけど、みんなが考えてるようなことは一切してないわ。ガンプラバトルしただけよ。で、帰りの連絡船が終わってたから家に泊めたの。」

 

とりあえず鞠莉姉の一言で場は収まった。しかし・・・

 

梨子「陽君?一週間松月のみかんパフェで手を打ってあげるけど?」

 

「へい、よろこんで!!」

 

痛い出費だが仕方あるまい・・・

 

千歌「理事長・・・」

 

鞠莉「ノンノン。マリーって呼んで?」

 

千歌「えっと・・・鞠莉さんもガンプラバトルやるんですか?」

 

鞠莉「うん、やるよ。だって私はダイ・・・」

 

と言いかけたところでダイヤ姉さんに制止される。

 

ダイヤ「今はその話よりも、別にする話があるでしょう?」

 

今はその話はするなと言わんばかりの表情で鞠莉姉を見るダイヤ姉さん。やっぱあの出来事が原因かねぇ。

 

鞠莉「わかったわ。みんなついてきてくれる?」

 

鞠莉姉に促され理事長室を出た俺たち。

 

ダイヤ「私は生徒会の仕事があるのでこれで失礼しますが・・・陽、あなたは放課後生徒会室に出頭するように。」

 

わぉ・・・マジですか・・・

 

そして鞠莉姉に連れていかれたのは体育館。

 

鞠莉「あなたたちにはここでライブをやってもらいます。ここを満員に出来たら人数に関わらず部として承認してあげるわ。」

 

うん、この展開ね。ここを満員にね。

 

梨子「満員にできなかったら・・・?」

 

鞠莉「解散してもらうしかないわね。」

 

あっさり言ってくれやがる。

 

千歌「そんな・・・」

 

鞠莉「嫌なら断ってもらっても結構だけど?どうする?」

 

さすがにここを満員とか・・・

 

今この世界はアニメとは少し違う流れになってきてる。アニメ同様、今の俺たちが満員にできるかわからない。

 

「千歌、どうする?ここは断って地道に5人集めるか?幸いあと1人だし。」

 

そう・・・解散する危険を冒してまでやる必要はない。あと1人なんだ。

 

千歌「やるしかないよ!ここを満員にできないようじゃラブライブなんて無理だよ!」

 

やっぱそうなるか。でも、千歌らしいや。

 

鞠莉「では、やるってことね。では時間は来週の土曜日で。楽しみにしてるわ。」

 

そう言って体育館から出ていく鞠莉姉。

 

千歌「ごめんね、はー君。でもね・・・」

 

「わかってるよ。千歌の言ってることも一理ある。だけど、こっから大変だぞ。浦の星の全校生徒呼んでも体育館は満員にならねぇ。」

 

3人の表情が強張った。

 

千歌「鞠莉さん、それがわかってて・・・」

 

だろうな、わかってて言ったんだろうな。

 

「とりあえずだ・・・出来る事はやろう。まずはビラ配りだ。内浦だけじゃねぇ。沼津駅周辺でも配るぞ。一人でも多くな。」

 

千歌「うん!」

 

曜「とりあえずチラシ作らないと。」

 

とその前に言わなきゃならないことがある。

 

「来週の土曜日なんだがな・・・」

 

とスマホを見せる。全日本ガンプラバトル選手権実行委員会からのメールだ。

 

千歌「全日本ガンプラバトル選手権 個人の部静岡予選・・・」

 

曜「私たちのライブと被ってる!?」

 

梨子「陽君は来れないってこと?」

 

残念ながらな・・・こればっかりはどうしようもねぇ。朝10時からだからな・・・前日には出ないといけない。

 

初日はバトルロイヤルだから、それさえ終わればあとは来週までやることないんだよ。勝てればな。負ければそこで終わりだよ。午前と午後の2回行われ、俺は午前組に回された。そこで午前と午後のそれぞれ8名・・・つまり16名が次の週に駒を進められるというわけだ。

 

とは言え、静岡から沼津までは相当距離がある。当然ライブには間に合わない・・・

 

とりあえずもうすぐ授業が始まるので教室へ。放課後、生徒会室に出頭した我輩はめちゃくちゃ説教されたのでした。だけど・・・何もしていないことだけは理解していただいたので助かった。

 

その間千歌達は練習しながら俺を待っていてくれていた。

 

そして、千歌の部屋でライブの話し合いをすることになったのだが・・・

 

千歌「おかしい・・・完璧な作戦だったのに。」

 

千歌の作戦・・・美渡姉の勤めてる会社の全従業員に招集をかける。

 

アホか・・・無理だろ。

 

「土曜日とはいえ会社は普通に仕事してんだ。全従業員は無理だろ。ましてや美渡姉は平社員だし、無茶言うなって。」

 

とおでこを拭いてやりながら諭す我輩。

 

千歌「うん・・・」

 

どうやら理解してくれたらしい。うんうん、いい子いい子。

 

しかし、油性で書きやがったか・・・とりあえずお風呂に入った時にでも自力で何とかしてもらおう。

 

さて梨子のためにしいたけの動きを抑えてと。とりあえずしいたけをぎゅーとする。はー・・・このもふもふたまりませんなぁw

 

梨子「陽君・・・怖くないの?」

 

顔を引きつらせる梨子。

 

「いえ全然。」

 

梨子「そ、そう・・・」

 

うん・・・まぁ梨子が犬苦手になったのほぼ我輩のせいなんだけどね。そりはまた別のお話。

 

曜「チラシはこんな感じかな。」

 

デフォルメされた3人がかわいいな。

 

「とりあえず明日俺が印刷してくるよ。200枚くらいあれば足りるか?」

 

3人が呆然とした顔でこちらを見てくる。

 

梨子「気になったんだけど、罰とはいえ松月のみかんパフェを奢ってって言った時もあまり抵抗しなかったし・・・200枚って印刷代も結構かかるし。お金どうしてるの?」

 

ん?ああ、お金の出どころね。いいでしょう、お教えしましょう。

 

「いやさ、ガンプラバトルの大会で賞金貰ったりしてるからさ。全然心配することないよ。無駄に溜まってるし。千歌達の役に立つなら全然余裕だよ。」

 

あーなるほどって顔してるな。うん、理解していただいてよかった。中学生になった頃から大会出まくってな。特に海外の大会は日本と違って賞金の額が凄かったから。

 

両親が管理してたけど、高校生になってからは俺が管理できるようになった。とりあえず無限ではないので、また賞金が出る大会に出なきゃいけないな。全日本ガンプラバトル選手権でも賞金は出るらしいけど。

 

曜「あまり無理しなくていいからね。みかんパフェは奢ってもらうけど。」

 

ちゃっかりしてますなぁwそういうの嫌いじゃないよ。

 

曜「あとは町内放送で呼びかければ?頼めばできると思うよ。」

 

千歌「後は沼津かな?向こうには高校いっぱいあるから、スクールアイドルに興味がある高校生もいると思うし。」

 

よし、とりあえずやる事は決まったな。

 

「明日は昼で学校終わりだから沼津駅周辺でビラ配りだ。曜を送っていくついでに印刷屋に原稿持っていくから。明日の放課後なら何とかしてくれるだろうし。」

 

明日はなんか職員会議とかなんとかで午前授業って言われたんだよな。もしかして統廃合に関しての話し合いか何か?まぁ、いいや。考えたって仕方ない。時間ができたんだ、有効活用しなきゃ。

 

それで今日は解散となった。俺は曜を送り届けた後、親戚がやってる印刷屋に原稿を持って行った。明日の昼過ぎなら余裕で出来ると言ってもらったので助かった。

 

そして次の日、俺は念のためバイクで登校した。

 

いつもより早く登校できたので図書室に寄ってみる。

 

「おはよう。」

 

図書室には花丸とルビィがいた。

 

花丸「おはようずら。」

 

ルビィ「おはよう!」

 

うん、朝から気持ちのいい挨拶だ。朝から天使の笑顔を拝めるとは。今日はいいことがありそうだ。

 

花丸「そう言えば、最近図書室に来てくれなくなったずら。」

 

あ、しまった。朝は図書室に来るって約束してたんだっけ?

 

「ごめん、スクールアイドル部(仮)のマネージャーになってさ。」

 

ルビィ「スクールアイドルのマネージャー!!」

 

おお、ルビィさんが目を輝かせておられる。

 

「朝練とかで忙しくてさ。ごめん・・・明日からは昼休みに来るよ。それでいいか?」

 

花丸「それだったらいいずら。」

 

ふぅ・・・何とかなったな。

 

「来週の土曜日にさ、ライブやるんだ。」

 

とスマホで撮っておいたチラシを見せる。ルビィがめちゃめちゃ食いついてくる。

 

ルビィ「ライブやるの!!絶対行く!!」

 

花丸「おらも行くずら。陽兄ちゃんの頼みなら断れないずら。」

 

よし、とりあえず2名確保・・・満員までの道はまだまだ遠いな・・・

 

だが、俺は重要なことを忘れていた・・・

 

ルビィ「陽兄ちゃん、グループ名は?」

 

グループ名・・・あれ・・・

 

「あ・・・あら・・・決めてなかったっけ・・・しまったーーーーー!!」

 

ルビィ・花丸「「えぇぇぇぇぇ!!」」

 

 

そして昼過ぎ・・・

 

チラシを受け取り沼津駅へ。

 

「というわけです。」

 

グループ名の件をご報告。

 

梨子「まさか、まだ幼馴染がいたなんて・・・」

 

うん、なんで気づいたのと聞かれ・・・朝の図書室での話をした。当然ルビィと花丸に関しての説明もした。

 

曜「そうだね・・・それはとりあえず置いとこう。グループ名かぁ・・・忘れてた・・・」

 

千歌「どうしよう・・・」

 

まぁ、今は時間が惜しい。

 

「まずはチラシ配りだ。グループ名はこの後の練習時間中に決めよう。ノルマは1人50枚。がんばろう!」

 

千歌・曜・梨子「「「おー!」」」

 

チラシ配りは順調そうに思われたが・・・

 

千歌は・・・なんか知らんJKに壁ドンしてるし・・・

 

「何やっとるんだお前は!」

 

俺のチョップが千歌の頭頂部にヒットする。いつもより少し威力は高めた。

 

千歌「あだっ!」

 

普通に渡さんか、普通に。

 

「ごめんねぇ怖がらせるつもりはなかったんだけど・・・ほら千歌。」

 

千歌に謝罪を促す。

 

千歌「ご、ごめんね。今度ライブやるんだ。よかったら来てね。」

 

無事JKにチラシを渡せることができた。とりあえず普通に渡せと注意して曜を見てみる。

 

曜「全速前進・・・」

 

知らんJKの集団「ヨーソロー!」

 

なんか集合写真撮ってた。見るとチラシは半分まで減っていた。さすが・・・コミュ力高いな。

 

梨子は・・・うん、映画のポスターに向かって言っても受け取ってくれないぞ。

 

梨子「はぁ・・・」

 

恥ずかしいのはわかるが・・・これがライブ本番だったら恥ずかしいとか言ってられないぞ。仕方ない・・・

 

「梨子、一緒に配ろうか。」

 

梨子「陽君・・・うん!」

 

まずは梨子のノルマを達成させることからだな。

 

お、ちょうどいいところに・・・マスクにグラサンの女の子が・・・

 

どう見ても善子です、ありがとうございます。

 

梨子「あ、あの今度ライブやります!」

 

おっとぉ、梨子が行ったぁ!!怪しさマックスの善子にチラシを渡しにw

 

善子が受け取った。そして去っていった。まぁ、学校来いよ。留年しても知らんぞ。

 

そして、無事に配り終わり内浦に戻って練習開始。

 

千歌「グループ名かぁ・・・うーん・・・どうせだったら学校の名前が入ってる方がいいよね。浦の星スクールガールとか。」

 

いやぁ・・・それは・・・ないわぁ。あぁ、こういう時こそスピリチュアル巫女様のお告げが欲しいw

 

当然浦の星スクールガールは梨子が突っ込みを入れていた。

 

千歌「じゃあ梨子ちゃんは何か考えがあるの?」

 

おっと藪蛇でしたな。

 

曜「ほら、東京で最先端の言葉とか!」

 

曜さんがさりげなくハードルを上げてしまったwでは、梨子さんはりきってどうぞ!

 

梨子「スリーマーメイドとか?」

 

千歌と曜は何事もなかったかのように練習を続けた・・・何事もなかったかのようにwww

 

梨子「待って!今のなし!」

 

がんばった・・・梨子はよくがんばったよ・・・では、曜さんにも聞いてみようか。

 

「曜は何かないか?」

 

曜「制服少女隊!どう?」

 

えーと・・・うーん・・・

 

千歌「ないかな?」

 

梨子「そうね・・・」

 

容赦ない突っ込みw曜がなんでって顔してるけど・・・普通にないわ。昭和のアイドルかよw

 

梨子「こういうのはやっぱり、リーダーがつけるべきよね?」

 

曜「賛成!」

 

おお、千歌がリーダーに決まってたのか。まぁ、そんなことよりも千歌さん?ご指名ですよ。

 

千歌「はー君はなんかないの?」

 

おおっと、我輩にスルーパスwえー・・・

 

そうだな・・・

 

3人だからトリニティ・・・ないわ・・・ひげ面の傭兵に壊滅させられそう。

 

3連星・・・先頭が踏み台にされそう・・・

 

鉄華団・・・ダメだわ・・・幼女を嫁にした金髪野郎に騙されてラ〇タル様に潰される未来しかねぇな。

 

あー・・・考えつかねぇ。期待のまなざしで見られても困るよ・・・

 

ん?あれは・・・

 

ふと横に視線を移すとそこには何故かダイヤ姉さんが。3人は気づいていないようだ。

 

俺は立ち上がり、ダイヤ姉さんの方に歩き始める。ダイヤ姉さんもそれに気づき慌てて去っていく。さすがだ、ここまで3人に気づかれてない。スネークの才能があるんじゃねぇか?段ボール無しで行けるよw

 

ダイヤ姉さんがいた場所で止まってしゃがむ。そこには・・・

 

「Aqours・・・」

 

砂浜にAqoursと書かれていた。

 

千歌「これ何て読むの?」

 

3人が後ろから見ていた。

 

梨子「アキュア?」

 

曜「もしかしてアクア?」

 

梨子「水ってこと?」

 

そう、その通りだ。まったく応援してるのかしてないのか・・・ツダイヤ姉さんのツンデレめ。ダイヤ姉さんの名誉のために黙っておこう。

 

千歌「水かぁ。なんかよくない?グループ名にさ。」

 

梨子「これを?誰が描いたのかも分からないのに?」

 

まぁ、それが普通の反応だよな。

 

千歌「だからいいんだよ!名前決めようとしている時に、この名前に出会った。それってすごく大切なんじゃないかな?」

 

千歌の言葉に2人も納得したようだ。

 

梨子「そうかもね。」

 

曜「このままじゃ、いつまでも決まりそうにないし。」

 

千歌「じゃ決定ね。この出会いに感謝して、今から私たちはAqoursです!」

 

こうして浦の星女学院のスクールアイドルのグループ名が「Aqours」が正式に決まったのだった。

 

そして翌日町内放送を行ったが・・・千歌が非公認何て言ったりしてグダグダだった。

 

俺はその間にとある3人に頼みごとをしていた。

 

「つーわけなんだ。当日は3人の手伝いを頼めるかな。」

 

千歌達の友人であるよしみといつきとむつだ。この3人ならあの元祖神モブと称されるひふみトリオのお姉さま方並みにやってくれるだろう。

 

ちなみによしみは父ちゃん同士が仲いいから幼馴染なんだよね。実家がみかん農家だからよくみかん貰ったし。

 

よしみ「他ならぬ陽君のお願いだもんね。」

 

いつき「まかせて。音響とか照明とかやればいいんだよね。」

 

むつ「千歌達は私たちに任せて、新堂君は大会で暴れてきちゃって!浦女魂だよ!」

 

おお、何とも心強い。しかし、浦女魂か・・・悪くないな。

 

当日の手伝いは何とかなった。

 

準備も着々と進んでいる。今も千歌の部屋で振り付けの確認やらを行っている。千歌は・・・寝てるか。ま、もう少し寝かせてやろう。

 

「今日はもうお終いにしよう。曜送ってくから外で待ってろ。」

 

曜「ありがとう!」

 

梨子さんがうらやましそうに見ていたが・・・今度乗せてあげるから。

 

 

 

曜の家に向かう道中でコンビニに寄った。そこで軽く曜と話していた。

 

「なぁ、毎日遅くなっておばさん怒ったりしてないか?」

 

こう毎日遅くなるとなぁ、心配するよなぁ。

 

曜「うーん、そんなことないよ。はー君が送ってくれるし。私のママ、はー君の事信頼してるし。」

 

そりゃ嬉しいことで。

 

「千歌がこんなにのめり込むとは思わなかった。千歌、飽きっぽいとこあるじゃん?」

 

正直いろんなこと試してたけど、長続きしなかったな。

 

曜「飽きっぽいんじゃなくて、中途半端が嫌いなんだよ。やる時はちゃんとやらないと、気が済まないっていうか。」

 

なるほど・・・そう言うことか。流石幼馴染だ。

 

「そっか。でも千歌が本気だってことは・・・あの人たちのやってきたことは無駄じゃなかったってことか。」

 

曜「あの人たちって?」

 

「μ'sだよ。」

 

あの人たちは千歌を夢中にさせた。そして千歌を本気にさせた。

 

曜「ねぇ、はー君。やっぱμ'sのファンなんじゃ。」

 

「ファンねぇ・・・そうかもな。あの人たちを間近で見てきたからな。」

 

曜「間近で?どういうこと?」

 

「俺はμ'sとは知り合いなんだ。」

 

曜にだけは言っておこう。特に問題はないはずだ。

 

曜「え・・・えぇーーー!」

 

そりゃ驚くよな。伝説のスクールアイドルと知り合いなんだから。

 

「メンバーの園田海未さんは俺の武術の師匠なんだ。実家が道場やっててさ。そこに通ってた。その繋がりで穂乃果さんとことりさんと知り合ってって感じかな。このことは千歌とダイヤ姉さんには言うなよ。めんどくさいことになるから。」

 

絶対にサイン貰って来いとか、電話させろとか言うに決まってる。

 

曜「うん・・・わかった。やっぱ生徒会長もファンだったんだね。」

 

そうだよ。ダイヤ様はラブライバーなのだよw

 

無事に曜を送り届けて俺は家に帰った。

 

 

そしてライブ当日を迎える。

 

 

 

(こっから千歌視点)

 

ついにライブの日が来た。不安がないわけじゃない。はー君は自分がいない分の手伝いをよしみちゃんたちに頼んでいた。

 

よしみちゃんたちが頑張ってくれたおかげでライブの準備は問題なく進んだ。

 

曲も振り付けも完璧だと思う。でも、お客さん来てくれるかな・・・

 

曜「大丈夫だよ。ここまで頑張ってきたんだから。」

 

曜ちゃんがわたしを抱きしめながら励ましてくれる。

 

梨子「昨日陽君も言ってたでしょ。みんなを信じろって。絶対来てくれる。満員になるって。」

 

そうだよね・・・そうだよ!わたしたちの初めてのライブ・・・はー君は絶対一緒に成功させたかったと思う。だから、はー君の分まで頑張る!

 

そろそろ時間だ!

 

でも、突然ドアをノックする音が聞こえた。

 

千歌「えと・・・どなたですか?」

 

誰だろう・・・よしみちゃんたちかな。準備が終わったことを伝えに来てくれたのかな・・・

 

と思ったけど、それはわたしたちが想像してなかった人だった。

 

「俺だ、陽哉だ!」

 

え・・・嘘・・・何で・・・

 

わたしはドアを開けた。そこにいたのは間違いなくはー君だった。曜ちゃんと梨子ちゃんも驚いている。

 

千歌「はー君!!」

 

思わず抱き着いてしまった。けれどはー君はしっかり受け止めてくれた。

 

千歌「でも、どうして?試合は?」

 

まさか試合に出ずに戻ってきた・・・?

 

曜「試合には出てたよね。だって午前の部の結果が出てたもん。」

 

とスマホを見せる曜ちゃん。見ると予選トーナメント進出者にはー君の名前があった。

 

梨子「どうやって短時間で内浦まで戻ってこれたの?」

 

「それはだな・・・」

 

(千歌視点終了)

 

 

 

この約4時間前に話を戻そう・・・

 

静岡市のとある体育館。なんかエコパアリーナ並みにでかい会場らしい。

 

静岡予選第一週目のバトルロイヤルはここで行われる。ヤジマスタジアムは選ばれた者の聖地。あくまで本選でしか使わないってか。いいぜ、ここで勝ち抜いてやる。千歌達のファーストライブを犠牲にしてまで来たんだ。勝たなきゃかっこ悪いってもんだ。

 

???「やぁ、久しぶりだね。」

 

突然後ろから話しかけられる。振り向くとそこには・・・

 

「アランさん、ご無沙汰してます。」

 

ガンプラ学園ガンプラバトル部監督のアラン・アダムスだ。かつてはメイジンと組んでいた。

 

アラン「君が静岡に引っ越したとたつ・・・いやメイジンから聞いてね。紹介するよ、個人戦に出る我がガンプラバトル部のファイターだ。」

 

と隣に立ついかにも俺より年上だろうって感じの男。一言も発さずに俺の前に立ち、握手を求める。

 

なんなんだ・・・自己紹介もなしか?舐められてんのか?

 

???「隆利、自己紹介。」

 

さらに後ろ勝気そうな女の子がいた。

 

隆利「志木城 隆利だ・・・よろしく。

 

え、今なんて言った?聞こえなかった・・・

 

菜穂「ごめんね、隆利コミュ障でさ。彼の名前は志木城 隆利。初対面の相手にはいつもこうなの。緊張しちゃってさぁ。あたしは須川 菜穂。隆利の彼女。学校は違うけどね。応援に来てるのと、こういう風に隆利のフォローもやってんの。隆利共々よろしくね。」

 

あー・・・なるほど・・・わかるわぁ・・・我輩前世がそうだったもん。なんだ・・・この人・・・

 

ん?志木城 隆利って・・・個人戦2連覇中のトップファイターじゃん。なるほどね・・・面白くなってきた。

 

俺は志木城さんと固い握手を交わす。

 

「新堂 陽哉です、よろしく。あの・・・ここではライバルですけど、いい友人になれたらと思ってす。」

 

心なしか志木城さんの表情が少し緩んだような。

 

菜穂「ほほう、そう言ってくれたのは君が初めてだよ。大抵は断られるかキレられるかの2つなんだよね。見た目がこれじゃん?怖がられて避けられたりしてるから。ぜひ友達になってあげてよ!まぁ、バトルになったら話は別だけど。」

 

そりゃそうだ。この会場にいる間はライバルなんだからな。

 

アラン「君は午前の部か。隆利は午後の部だから、今日は当たらないな。当たるとしたら決勝だな。」

 

だろうな・・・予選トーナメントは午前の部と午後の部それぞれで抽選を行う。午前の部に出たファイターの勝者と午後の部のファイターで予選決勝を行う。

 

菜穂「隆利は強いよ?」

 

ええ存じておりますとも。目の前にいる個人戦2連覇のファイターを倒さなければヤジマスタジアムに足を踏み入れることは許されないのだ。

 

「やるからには全力で。」

 

この人は確実に予選決勝に出てくる。あとは俺次第だな。

 

『予選バトルロイヤル 午前の部が間もなく始まります。出場選手は急ぎ所定の場所まで集合してください。』

 

さぁて・・・行こうかシグムント。

 

隆利「予選決勝で待っている。」

 

「必ず行きますよ。」

 

再び握手を交わす。

 

 

午前の部がそろそろ始まる。ここで8名しか生き残れない。午前の部だけで100名か・・・多いな。まぁ、派手に暴れてやるさ。

 

 

 

 

《GUNPLA BATTLE Combatmode startup. Mode damage level set to“B》

 

 

《Press set your GP-Base》

 

 

《Beginning [Plavsky Particle] dispersal. Field01,space》

 

 

 

宇宙フィールドか・・・面白い・・・

 

「新堂 陽哉、デスティニーガンダムシグムント出るぞ!」

 

フィールドに出た瞬間、集中攻撃を受ける。なるほど・・・徒党を組んで俺を倒そうってか。だが・・・甘いな!

 

ビームの雨をすり抜け、スヴェルのビームサーベルで敵のアトラスガンダムをコクピットを切り裂く。

 

「まずは1機・・・」

 

だが、さらに1機突っ込んでくる。

 

「高機動型ギャンとか・・・マニアックな機体を!」

 

もう我輩が好きな機体じゃんwわかってるねぇ。リヴァイヴされたギャンをわざわざ改造してるみたいだし。やっぱギャンだよ、ゲルググもいいけどギャンもいいよ!あれはいいものだ!

 

「でも倒すw」

 

レーヴァテインで一刀両断!ごめんね、修理がんばって。

 

戦いはまだまだ続く。

 

開始から30分の時点で40名が敗退。そのうち24機は我輩が駆逐。だって集団でフルボッコにされそうになったしぃ。

 

モブ「ふははははは!今こそ我の出番なりぃぃぃぃぃ!」

 

あん?なんだ突然・・・てか、なんだあの機体?いろんなガンプラからパーツくっつけてんじゃん。リアルガンダムブレイカーかよ。嫌いじゃないけど。

 

モブ「このガンダムヘイルダムの神の鉄槌の前に消えるがいい!!」

 

あれ両腕とシールドがGP02だぞ。おい、まさかアトミック的な?

 

うん、アトミック的なバズーカを構えたねぇ。って・・・させるかよ!

 

プリスティスを射出。

 

モブ「な、なんだ!うわ!」

 

プリスティスでアトミック的なバズーカを破壊した後に接近してレーヴァテインで首チョンパした後に真っ二つにして差し上げる。

 

さらば・・・モブ男よw

 

そしてさらに40分が経過。

 

『現時点で残り8名になりました。これにて予選バトルロイヤル 午前の部を終了いたします。8名は次週から始まる予選トーナメント進出決定です。』

 

やっと終わったよ。

 

とりあえず片づけて係員に書類を貰い会場の外に出た。

 

志木城さんと須川さんが待っていた。

 

菜穂「いや、すごいねぇ。撃墜数41機。しかも機体はほぼ無傷。」

 

あー・・・そんなに行ってましたかぁ。

 

「まぁ、挑まれた勝負を避けずに行った結果ですよ。さすがにあんなに来るとは思わなかったけど・・・」

 

隆利「それは君が強者だという証だ。まず集団で一番強いものを潰す。それがバトルロイヤルだ。だが、それを跳ねのけた君は強い。

 

うん・・・今度は注意深く聞いてたからわかったよ。

 

菜穂「こりゃ隆利とのバトルが楽しみですなぁ。じゃ私たちは午後の部の準備があるからまたね!」

 

2人が去っていくのを見送る。こっちも楽しみですよ。と・・・もう3人とも学校へ行ったかな。心配になってきた。

 

まぁ、どうあがいてもライブの時間に間に合う距離でもないんでね。とりあえず電話してみようかな。

 

と思いスマホを取り出した、まさにその時だった。

 

鞠莉「シャイニー!」

 

まさかのシャイニーお嬢様のご降臨であらせられるw皆の衆シャイニーお嬢様の御前であるぞ!図が高い控えおろう!

 

つーか、目立ち過ぎだ。めっちゃ見られてる。

 

鞠莉「応援しに来たのよ!すごいじゃない!さすが私の陽ね!」

 

と抱き着いてくる鞠莉姉。おぅふ・・・おぱーいの感触がwつーか、周りの視線が痛いな。特に野郎どもが。まぁ、気にしない気にしない。

 

「わざわざ来てくれたんだ。つーか、今日はAqoursのファーストライブだぜ。理事長として立ち会わなくてよかったのかよ。」

 

この人がライブやれって言ったんだからね。成功させたら部を承認するって言ったのこの人だからね。

 

鞠莉「ええ、立ち会うわよ。陽を迎えに来たのよ。」

 

いや、何言ってんの?距離的に間に合わないから・・・いや、ある。方法が一つ・・・

 

鞠莉「ヘリで内浦まで帰るのよ。」

 

あのピンクヘリに乗れるんすかwマジっすかwヘリ初体験があのピンクヘリっすかw

 

鞠莉「今日陽の試合があるなんて把握してなかったから。ごめんね。」

 

「別にいいよ。わざわざ迎えに来てくれたんだし。」

 

というわけで近くのヘリポートに待機していたピンクヘリに搭乗し、内浦まで戻ってこれたってわけさ。

 

まぁ、雨が強かったから、弱くなるのを待ってたから時間はかかったけど。

 

浦の星の近くで降ろしてもらって、急いで控室まで来たってわけさ。

 

以上回想終了。

 

「つーわけだ。ご理解していただけたと思うが。」

 

3人同時に首を縦に振る。うん、理解していただけたね。

 

「よし、着替え終わってるな。3人ともよく似合ってる。大丈夫だ、ここまでやってきたことを全部出しちまえ。Aqoursの想いを、全力をみんなに見せてこい!」

 

千歌・曜・梨子「「「はい!」」」

 

そして3人が輪になった。

 

千歌「さぁ、行こう!今を全力で輝こう!Aqours!」

 

千歌・曜・梨子「「「サンシャイン!」」」

 

ステージに移動。まだ幕は上がらない。3人は手をつなぎ幕が上がるのを待つ。

 

頼む・・・満員になってくれ。

 

そして、幕が上がる・・・

 

だが、そこには・・・

 

「そんな・・・」

 

観客はいたものの満員ではなかった。

 

終わったのか・・・そんな・・・

 

いや・・・ちょっと待て・・・俺はあることを思い出した。

 

スマホを取り出し時間を確認する。

 

ビンゴ・・・

 

「まだ開始5分前じゃねぇか・・・」

 

アニメでも開始時間が早かったことを思い出したのだ。

 

だが、もう幕は上がってしまった。

 

どうしようか考えているうちに千歌が一歩前に出て話し始めた。

 

千歌「私たちはスクールアイドル、せーの!」

 

千歌・曜・梨子「「「Aqoursです!」」」

 

梨子「私たちはその輝きと」

 

曜「諦めない気持ちと」

 

千歌「信じる力に憧れ、スクールアイドルを始めました。目標はスクールアイドルμ'sです!聞いてください!」

 

始まっちまった・・・

 

千歌達がこの日のために作った楽曲「ダイスキだったらダイジョウブ!」

 

すげぇいい曲なんだが・・・ごめんもう一回最初から歌ってもらうから・・・

 

突如雷が鳴り、停電が発生する。

 

「みんな、危ないから復旧するまで絶対にそこから動くなよ!」

 

千歌達だけじゃなく観客にも注意喚起し俺はスマホの灯りを頼りに外に出る。

 

そう、ここには非常用の発電機があったはず。

 

たしか、外の倉庫に・・・ってあそこにいるのはダイヤ姉さん!?

 

倉庫のドアを開けていたのはダイヤ姉さんだった。

 

「ダイヤ姉さん、何してるんだよ!」

 

ダイヤ「発電機が必要なのでしょう?さ、行きますわよ。」

 

ダイヤ姉さんに案内されて発電機が収納されている場所まで行く。

 

「こいつか。俺が運ぶから案内してくれ。」

 

ちっ・・・2つか。重たいけど、何とかなるな。

 

体育館のブレーカーのある場所に向かい発電機をセット。無事に復旧した。

 

「助かったよ、ダイヤ姉さん。」

 

ダイヤ「礼を言うにはまだ早いですわよ。会場に戻ったらいかがですか?」

 

そうだった。ライブが再開する頃だろう。

 

会場に戻ると、ちょうど同じタイミングで美渡姉が入ってきた。

 

美渡「このバカ千歌!!あんた開始時間間違えたでしょ!!」

 

怒鳴りながら中に入る美渡姉の後ろから続々とお客さんが入ってきた。ものの数分で満員になった。

 

は、ははは・・・奇跡・・・いや、これは千歌達が頑張った結果だ。

 

「千歌!曜!梨子!がんばれーーーーー!!」

 

俺は力の限り叫ぶ。目立とうが知ったことじゃない。

 

千歌「はー君・・・うん!曜ちゃん、梨子ちゃん!」

 

曜「うん、歌おう!」

 

梨子「私たちの想いを込めて!」

 

今度は満員の状態で披露できた。本当にすごかった、輝いてた。

 

そして曲が終わると同時にたくさんの拍手が鳴り響いた。

 

曜「彼女たちは言いました!」

 

梨子「スクールアイドルは、これからも広がっていく!」

 

千歌「どこまでだって行ける!どんなユメだって叶えられると!」

 

あの時の穂乃果姉ちゃんの言葉だ。あの秋葉ライブが始まる前に参加したみんなの前で言った一言。

 

何で知ってるのかって?俺も参加したんだよ!あの衣装着てな!抵抗したよ!でも9人同時に相手じゃ小学生ではどうにもできんよ。さて、くだらない過去の話はここまでにして。ダイヤ姉さんが前に出てきていた。

 

ダイヤ「これは今までのスクールアイドルの努力と、街の人たちの善意があっての成功ですわ!勘違いしないように!」

 

千歌「分かってます!でも、ただ見てるだけじゃ始まらないって!上手く言えないけど、今しかない瞬間だから!だから!」

 

千歌・曜・梨子「「「輝きたい!」」」

再び拍手が鳴り響く。

 

こうしてAqoursのファーストライブは成功に終わった。

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




とりあえず冒頭で説明入れてみました。

ファーストライブと予選を同時にって書くの大変でしたが・・・今回だけと思いたい・・・

では、8話お楽しみに!


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第8話 二人のキモチ

こんばんわ陽@陽花推しです。

ツバサ3616様、お気に入り登録ありがとうございます!

お気に入り登録23名でございます!こんな駄文を読んでいただき感謝しております!

今後ともよろしくお願いいたします!

さてスクフェスですが今回もいい結果で終わることができました。久々のメドレーフェスティバルで気合いが入りましたよ。まぁ、イベ終わりは必ず11連1回引くのですが・・・SR1枚というね・・・10連だったらドブですわ。UR当たってる人がうらやましいわぁ。

というわけで8話です。花ルビ回です。はー君がやらかしました。あと最後にオリキャラがチョイ出てます。多分・・・準レギュラーと化すのでは・・・

キャラ設定と機体設定は後日キャラ&機体設定4の方に追加しときます。

そのうち設定を一度整理するかも。キャラはキャラ、機体は機体で。そのままでいいという声があればそのままで。


とにかく第8話どうぞ!


鞠莉「しょーにん!!

 

と勢いよくハンコを押す鞠莉姉。

 

こんなバカでかい承認印がどこに売ってるのだろう?「私、気になります!」と思わず叫びそうになる新堂 陽哉でございます。

 

ファーストライブは無事成功し、鞠莉姉の出した条件を満たしたことでスクールアイドル部が無事承認された。

 

そして現在我々スクールアイドル部に宛がわれた部室に来ておるのですが・・・

 

千歌「散らかってるね・・・」

 

散らかっております。アニメの通りだと鞠莉姉たちがかつて使用していた部屋なのだが・・・

 

曜「全部片づけて使ってね・・・とは言われたけど・・・」

 

さすがにこの散らかし様は・・・

 

梨子「とりあえず片づけましょう?じゃないと使えないし。」

 

梨子の言うとおりだ。

 

「よし、じゃ始めるぞ。」

 

ある程度片づけが進んだところで千歌がホワイトボードに名に書かれていたのを発見する。

 

消えかけてはいるが・・・歌詞のような・・・ってやってる場合じゃねぇ。

 

「千歌、手を動かす。時間がないんだから。」

 

千歌「はーい。」

 

まったく・・・ん?あの窓から少しはみ出てる赤い髪は・・・

 

ルビィかな?ルビィだったらと思って声をかけようと外に出たが、もういなかった。逃げられた?ま、いいや。

 

そして、掃除が終わったのはいいが・・・

 

「これ、どう考えても図書室の本だよな。」

 

スクールアイドル部のものではない10冊以上の本が出てきた。

 

ま、あれだな。歌詞の参考にするために借りてきたはいいものの、返すの忘れてたってオチだな。ダイヤ姉さんがいながら何たるテイタラクデスカ。これ返しに行かないといけないの?まったく嫌みの一つでも言わないと気がすまないね。当事者3人のうち2名は学校にいるわけだし。

 

「とりあえず返しに行くか。」

 

梨子「そうね。借りたものは返さなきゃね。」

 

というわけで4人で返しに行くことに。

 

千歌「失礼しまーす!」

 

図書室に入る我々スクールアイドル部。

 

そこには図書委員の我が天使花丸様がいらっしゃいました。

 

千歌「花丸ちゃんと・・・ルビィちゃん!」

 

千歌が指さした方向にはもう一人の大天使ルビィたんが。うん、扇風機に隠れてばれないと思っているところがかわいいわwてか、扇風機がいい仕事しやがるwルビィの大事な部分をうまく隠してくれてるwうん、これで我輩にはルビィのおパンツは見えてないよw

 

「よう2人とも。これ部室にあったから持ってきたんだ。図書室の本だよな。」

 

とりあえず本を確認してもらう。

 

花丸「うん、そうだよ。陽兄ちゃん、わざわざありがとう!先輩方もありがとうございます!」

 

と立ち上がってお礼する花丸。うんうん礼儀正しいわ。いい子に育ってくれて我輩嬉しい。

 

と感動していたら、突然千歌が俺をどかして花丸とルビィの手を取る。

 

千歌「ねぇ、花丸ちゃんもルビィちゃんもスクールアイドルやってみない?」

 

いきなり勧誘が始まったよ。

 

千歌「2人が歌ったら、絶対キラキラする!間違いない!」

 

2人が戸惑っている。とりあえず・・・

 

「とりあえず落ち着かんか。」

 

千歌の頭に軽くチョップを入れる。

 

梨子「もう、強引に迫ったらだめよ。」

 

梨子の言うとおりだ。

 

「2人ともごめんな。とりあえず俺はこの後理事長室に行く用事ができたから。3人は部室に戻っててくれ。」

 

そうポンコツ生徒会長とシャイニーお嬢様に文句言わないといけないからね。

 

曜「理事長室に?」

 

「ああ。マネージャーとして部室が使えるようになったという報告と・・・図書室の本を返還せずに部室に放置してた生徒がいましたよってチクリに行くの。報告は俺だけでいいよ。3人は練習を優先して。俺も後で必ず行くから。」

 

千歌「わかった。」

 

梨子「じゃあ、また後でね。」

 

と言って3人は図書室を後にした。

 

「さてと・・・ルビィ、本当はやりたいんじゃないのか?好きなんだろ?スクールアイドル。」

 

3人がいなくなったのを見計らって話を聞いてみる。

 

ルビィ「うん・・・でもね・・・お姉ちゃんが。」

 

ダイヤ姉さんと何かあったのか?

 

ルビィ「昔はお姉ちゃんもスクールアイドル好きだったんだけど・・・」

 

昔どころか現在進行形でスクールアイドル・・・つーかμ'sのファンですよ。

 

ルビィ「高校入ってしばらくたったころに、ルビィが部屋でスクールアイドルの雑誌を読んでたら「片づけて、それ見たくない」って言われて。」

 

高校入ってしばらくたったころ?もしかして・・・TOKYO SCHOOL IDOL WORLDが終わった頃か?

 

ルビィ「だから本当はね、ルビィも嫌いにならなきゃいけないの。」

 

こいつは・・・うーん・・・

 

「花は?」

 

とりあえず花にも聞いてみる。

 

花丸「それは・・・オラとかズラとか言っちゃうし・・・」

 

いやいや、それはそれで可愛いだろ。方言女子最高オブ最高!!我輩は声を大にして言いたい!!

 

と我輩の好みは置いといて。まずはルビィの問題だな。ルビィだってスクールアイドルやりたいはずだ。我慢は良くないよ。

 

「ルビィ、スクールアイドルが好きなんだろ?だったら我慢しちゃダメだ。せっかくの高校生活、やりたいことやらなきゃ。ダイヤ姉さんが大好きなのはわかるけど、だからと言ってルビィまでスクールアイドルを嫌いになることはない。」

 

ルビィ「でも・・・」

 

うーん・・・よしあの手を使うか。

 

「よし・・・俺に提案がある。ルビィ、花、体験入部してみろ。」

 

俺の突然の提案に驚く2人。

 

ルビィ「体験入部?」

 

「そ、お試しでやってみるんだよ。で、無理そうだったら諦めればいい。千歌達は俺が説得して勧誘辞めさせるから。」

 

花「・・・そうずらね。陽兄ちゃんもいるわけだし。ルビィちゃん、一度やってみない?おらも付き合うから。」

 

お、やけに素直だな。ま、いっか。

 

ルビィ「うん・・・でも、お姉ちゃんが何て言うか・・・」

 

「心配するな。俺に無理やりやらされたことにすればいい。」

 

ルビィを守るためなら・・・ダイヤ姉さんに説教されるくらい・・・

 

ルビィ「でも、陽兄ちゃん・・・」

 

ルビィの頭を撫でてやる我輩。

 

「心配すんな。俺はいいから。ルビィは自分のやりたいことをやりな。それにダイヤ姉さんに自分の気持ちをちゃんと伝えること。」

 

ルビィ「お姉ちゃんに気持ちを・・・」

 

うん、不安になるのもわかる。ダイヤ姉さん怖いもん。でもな・・・

 

「ダイヤ姉さんだってそこまで頭でっかちじゃねぇんだからさ。気持ちをぶつければわかってくれるさ。そん時は俺も一緒にいるから。」

 

ルビィ「ありがとう!頑張ってみる!」

 

「とりあえず明日部室に顔出してくれ。練習着持参でな。」

 

そう言って俺も図書室を出る。さぁて・・・こっから我輩は鬼になりますよ。

 

いざ理事長室へ。

 

ちょうどダイヤ姉さんもいた。部室の片づけが終わり使用可能になったと報告。

 

鞠莉「ご苦労様。」

 

「いえいえ。あ、そうだ。少し話があるんですが・・・Aqoursの黒澤ダイヤさんと小原鞠莉さん?」

 

それを聞いた瞬間、2人の顔が強張った。

 

「ごめんね、2年前のTOKYO SCHOOL IDOL WORLDなんだけど、俺も見に行ってたんだよ。」

 

花陽姉さんと凛姉さんと一緒にな。花陽姉さんにチケット取ってもらったからさ。

 

「まぁ、あのとき何が起こったのか、その後Aqoursがどうなったのかは・・・今は聞かないでおくよ。これは当事者がケリを付ける問題だし。俺があーだこーだ言っても解決しないから。」

 

その言葉に少し安堵していた2人だが・・・話はこっからだ。

 

「鞠莉姉、俺たちに宛がった部室なんだけど、2年前に鞠莉姉たちが使ってた部室だよな。」

 

鞠莉「ええ、そうよ。」

 

ダイヤ「それがどうかしましたか?」

 

どうかしましたか・・・ねぇ・・・

 

「いやね・・・部室片づけたら図書室の本が10冊以上も返却されずに放置されとりましてねぇ。どこの誰だろうなぁと思ってたら、ホワイトボードに歌詞みたいなのが書いてあって、2年前に浦の星にスクールアイドルが存在していた・・・この情報から鞠莉姉たちがスクールアイドルをやっていたころに使っていた部屋だと推測しまして。」

 

黒づくめの組織に体を小さくされた名探偵ばりに決めながら名推理を披露する我輩。真実はいつも一つ!ってかw

 

「でね、当事者3人のうち2人がこの学校に今いることを思い出しましてねぇ。いやいや借りたものは返さないと。図書館の本なんだし。これから部室を使うのは俺たちなんだけどさ・・・大変だったんだよねぇ。返しに行くの。」

 

おうおう顔が引きつっとるねぇ。

 

ダイヤ「ま、鞠莉さん・・・どういうことですの!!」

 

鞠莉「ちょ・・・ダイヤが返してくれてたんじゃないの!?」

 

責任の擦り付け合いか?まったく・・・この言葉を使わせてもらうぜ!

 

「お黙らっしゃぁぁぁい!!」

 

ダイヤ「ぴ、ぴぎゃあ!」

 

鞠莉「陽、お、落ち着いて!」

 

とりあえずその後めちゃくちゃ説教した。片づけ大変でイライラしてたから憂さ晴らし的なとこがあったけど。

 

その後練習に軽く顔を出してから、本を買いに沼津へ。

 

本屋に入ると・・・花丸さんが立ち読みしていた。

 

覗き込むとあるページをじっくりと見ていた。ラブライブの雑誌・・・そこにはあの花嫁衣裳の凛姉さんがでかでかと載っていた。今月はμ's特集か。

 

「おーい、花。」

 

花丸「え、陽兄ちゃん!?」

 

びっくりしながら振り返った花丸さん。

 

「それスクールアイドルの雑誌だよな。」

 

花丸「う、うん・・・スクールアイドル部に体験入部するからちょっと勉強しとこうかなと思って。」

 

なるほど・・・そういうことなら・・・

 

「ちょっと待ってな。」

 

目的の本を取ると、花丸のところに戻り一緒にレジに行く。

 

「本貸して。」

 

花丸からスクールアイドル雑誌を受け取ると、俺の本と一緒に会計してもらう。

 

「ほい、プレゼント。」

 

スクールアイドル雑誌を花丸に手渡す。

 

花丸「え、でもいいの?」

 

いいに決まっているではないか。

 

「たまにはかっこつけさせろ。かわいい花のためならこれくらい惜しくねぇ。」

 

花丸「ありがとうずら!」

 

ついでだから花丸を乗せて送っていくことに。念のため予備のメット持って来ておいてよかったよ。

 

花丸が沼津にいたのは入学式直後から不登校になった同級生にノートを届けに来たらしい。あぁ、善子ね。

 

 

そして翌日・・・スクールアイドル部の部室にルビィと花丸がやってきた。

 

千歌「やった!これでラブライブ優勝だよ!」

 

もう勝った気でいらっしゃる。とりあえず落ち着け。

 

曜「千歌ちゃん、あくまで体験入部だからね。」

 

梨子「仮入部というかお試しってことね。」

 

曜と梨子の言葉を聞いて、少しがっかりしたような顔になったが。

 

「とりあえず今日は練習場所を変えるぞ。正式に部活として認められたから校内を堂々と使えるようになったからな。」

 

そして、その場所だが・・・

 

「屋上だったらいつでも使えるそうだ。かのμ'sも屋上で練習していたからな。」

 

千歌とルビィがμ'sと同じ練習場所と聞いて目を輝かせていた。

 

いつの間に屋上が空いてるか調べたかって?それは朝生徒会室に行って聞いたのさ。部活の練習場所を把握してるのは生徒会だからな。その時にダイヤ姉さんに言ったのさ・・・

 

(以下回想)

 

ダイヤ「ルビィがスクールアイドル部に体験入部?」

 

「ああ、俺が提案した。」

 

俺が提案したというところで睨まれた。お前は何をしてくれたんだと言ったところか?

 

「ルビィ言ってたぜ。お姉ちゃんがスクールアイドル嫌いだから、自分も嫌いにならなきゃいけないって。」

 

ダイヤ「ルビィがそんなことを・・・」

 

「なぁ、ルビィの気持ちを聞いてやってくれないか?」

 

ダイヤ「そんなの・・・わかってますわ。陽、あの子のことをお願いします。」

 

まったく世話の焼ける姉妹だ。とにかく・・・あとはルビィが気持ちを伝えるだけだ。

 

(回想終了)

 

さて屋上に行こうとしたところでダイヤ姉さんが部室の外で待っていた。

 

「千歌達は先に行っててくれ。」

 

千歌「別にいいけど・・・」

 

俺は千歌にこう耳打ちした。

 

「ルビィが正式入部するかしないかの瀬戸際なんだ。ここは俺に任せてくれ。」

 

千歌「わかった!」

 

そう言って千歌達は先に屋上に行き、俺とルビィとダイヤ姉さんだけが残った。

 

「ルビィ、大丈夫か?」

 

ルビィ「うん・・・大丈夫。」

 

そしてダイヤ姉さんの前に立ったルビィ。ダイヤ姉さんに自分の気持ちを伝える。

 

ルビィ「お姉ちゃん・・・ルビィね・・・スクールアイドルやりたい!陽兄ちゃんたちと頑張ってみたい!」

 

まぁ、ルビィの気持ちなんてとっくの昔にダイヤ姉さんは気づいてた。

 

ダイヤ「わかりましたわ。あまり破廉恥なことをしないように。絶対に途中で投げ出さないこと。いいですわね。」

 

ルビィ「お姉ちゃん、ありがとう!」

 

よかったよかった。

 

ダイヤ「陽、先ほども言いましたが、ルビィの事お願いしますわよ。」

 

「了解です。」

 

ダイヤ姉さんは生徒会室へ戻っていった。とりあえずルビィの問題はクリアだな。あとは・・・花か。

 

「よかったなルビィ。」

 

ルビィ「陽兄ちゃんのおかげだよ。陽兄ちゃんがいてくれなかったらルビィ・・・お姉ちゃんに気持ち伝えられなかった。」

 

そんなことない。それでもルビィはきちんと気持ちを伝えられた。

 

「ルビィはよくがんばったよ。これで堂々とスクールアイドル部に入れるわけだが・・・入部の件は練習が終わった後でな。今言うと調子に乗るやつがいるから。」

 

千歌とか、千歌とか、千歌とかね。うん、千歌しかいないね。

 

「なぁ、ルビィは花と一緒にスクールアイドルやりたいか?」

 

残る問題は花だ。これにはルビィの協力が必要不可欠だ。

 

ルビィ「ルビィね・・・花丸ちゃんとスクールアイドルやりたい!ずっとそう思ってた。だって花丸ちゃんはルビィの親友なんだもん!」

 

「そうだよな。なら、花にも気持ち伝えないとな。入部の事を千歌達に言う前に俺たちで花と話しをしよう。ルビィ、花と一緒に入部したいだろ?」

 

ルビィ「うん!」

 

いい笑顔や・・・これだけでご飯10杯はいけるわぁwとりあえずこの後屋上に行き、軽く体を動かした後淡島へ移動した。

 

そう体力をつけるための階段ダッシュを淡島神社で敢行するのだ。だが、我輩もそこまで鬼ではない。途中途中で休憩を入れる。その途中で2年生を先に行かせ、俺とルビィで花と話しをする手はずになっている。ルビィにもそう伝えてある。

 

まぁ・・・ここまでアニメの展開と違ってきてはいるが・・・アニメはアニメ、この世界はこの世界だ。もう割り切った。

 

さて、淡島神社の階段ダッシュを始めて20分が過ぎた。

 

「かな姉。」

 

上からかな姉が下りてきた。

 

果南「どうしたの、こんなとこで。」

 

「今スクールアイドル部の練習中だよ。今千歌達が昇ってくるの待ってるわけ。」

 

スクールアイドルと聞いても動揺しない。つーか息ひとつ切れてねぇ・・・すげぇ。

 

果南「そっか。あ、そうだこの間の予選見たよ。次も頑張って。」

 

「おう、任せとけ。」

 

かな姉は下へ降り始めた。

 

とりあえず全員が来るのを待つ。

 

ちょうど俺のスマホにメールが届いた。ヤジマ商事の大会実行委員会からだ。

 

「俺は・・・予選Aブロック・・・第一試合か。」

 

今週行われる予選トーナメントの一番最初の試合か。対戦相手は・・・と確認しようとしたが、5人が揃ったのでスマホをしまう。

 

「さてと5分休憩な。その後は2年生だけ先に行っててくれ。花丸とルビィは後ろから付いていくから。」

 

とルビィを見る。そろそろ花さんを説得しますよという合図だ。

 

梨子「なんで別々なの?」

 

曜「一緒でもいいじゃん。」

 

説明するのがめんどくさいが・・・仕方ない。

 

「2年生は練習して体力あるけど、1年生は今日初めて参加するんだぞ。少し疲れ気味だし。あまりハードにするとこのまま辞めるかもしれないぞ。」

 

と説明してみる。

 

梨子「それもそうね。」

 

千歌「じゃ、わたし達先に行って待ってるからね。」

 

3人を見送るとルビィに目配せして花に話しかける。

 

「花、ルビィなスクールアイドル部に入るって。」

 

花丸「そっか、それはよかったずら。でも生徒会長は?ルビィちゃんがスクールアイドルやるの反対するかも・・・」

 

それに関しては心配いらない。

 

「ダイヤ姉さんの許可なら貰ってるよ。」

 

花丸「それなら問題ないずらね。」

 

ルビィに関してはな。

 

「花はどうだ?スクールアイドルやってみる気はないか?」

 

少しうつむく花丸。

 

花丸「オラには無理だよ・・・」

 

「なぁ、俺の提案に素直に乗ったのって・・・ルビィをスクールアイドル部に入れるためか?ルビィの背中を押して、ルビィのやりたいことをさせてやろうって。自分も一緒に行けばルビィも体験入部しやすいだろうって。」

 

うん、沈黙は肯定とみなしますぞ。

 

「ったく・・・花・・・」

 

うーん・・・これはルビィさん頼みましたよ。とルビィの肩を叩く。

 

俺に頷いたルビィが花丸にこう話しかけた。

 

ルビィ「ルビィね・・・ずっと心配してた。ルビィに合わせて無理してるんじゃないかって。でもね、今日練習中花丸ちゃん見てたら、楽しそうだった。花丸ちゃんもスクールアイドル好きなんだって思ったの!」

 

花丸「・・・オラもねルビィちゃんからスクールアイドルの話を聞くたびに、楽しそうだな、やってみたいなって思ったの。でも・・・言葉使い変だし、体力ないし、こんなオラがスクールアイドルやったって・・・そんな資格なんてないよ。」

 

そんなこと思ってたのか・・・そんな事ねぇよ!スクールアイドルやるのに資格なんていらねぇよ。あの人たちも言ってた。誰だってスクールアイドルになれるんだって!

 

「なぁ、花。こないだ俺が買ってあげた本。それを立ち読みしてた時あるページをずっと見てたよな。星空凛のページ。」

 

花丸「うん・・・見てたよ。すごいキラキラして可愛いなって。」

 

「そっか。なら一つ話をしてやろう。一度凛姉さんに聞いたことがあるんだ。凛姉さんはな、小学生のころスカートをはいて登校したことがあってな。それを男子にバカにされたことがあったんだ。お前にスカートは似合わねぇって。それからずっと凛姉さんは自分には女の子らしい恰好は似合わないって。」

 

全然そんなことないのにね。すごい女の子らしくてかわいいって思ったのに。

 

「だからμ'sに入っても自分はスクールアイドルに向いてないって。あの雑誌に映ってたのはファッションショーでライブやった時でな。その時も自分にはこの衣装は似合わないって。でもな、周りはちゃんと見てくれてたんだよ。この衣装が一番似合うのは凛姉さんだって。誰よりも女の子らしいって。頼れる仲間に背中を押してもらって一歩踏み出せたんだ。」

 

あー・・・思い出した。俺も言ったんだっけ「凛ねーちゃんの事バカにするやつは俺がぶっ飛ばしてやる!!」って。今思い出しても恥ずかしい・・・「はー君、ありがとね。」って笑顔で頭撫でられたときは・・・嬉しかったなぁ。可愛いなぁって。ってそんな話はどうでもいい。

 

「花、スクールアイドルをやるのに資格なんていらねぇんだよ。スクールアイドルが好き、だからやってみたい・・・理由はそんなのでもいいんだよ。辛くても仲間がいる。な、ルビィ。」

 

ルビィ「そうだよ・・・花丸ちゃん。ルビィね・・・花丸ちゃんとスクールアイドルやりたい!!」

 

と花丸に抱き着くルビィ。あぁ・・・こういうの天使が天使に触れたよって言うんだなぁ。眼福眼福・・・ってバカ!

 

「出来るかどうかなんざ関係ねぇ。自分がやりたいか・・・だと思う。」

 

花丸「ルビィちゃん、陽兄ちゃん・・・うん、オラ頑張ってみる!」

 

こうしてルビィと花がスクールアイドル部に、Aqoursに入ることが決まった。そして・・・俺は重大なミスを犯していた・・・

 

ルビィ「ねぇ、陽兄ちゃん。」

 

2年生たちが待つ場所へと昇り始めたときにルビィが俺に話しかけてきた。

 

「ん?なんだ?」

 

ルビィ「凛姉さんに直接聞いたって言ったよね?凛姉さんってμ'sの星空凛さんだよね。」

 

あ・・・やべ・・・やっちまった・・・花の勧誘を優先することばかり考えて、一番やってはいかんミスを犯してしまった。

 

「ハイ・・・ソウデスガ(汗)」

 

花丸「凛姉さんと呼ぶからにはだいぶ親しそうずらね。」

 

これは誤魔化せないぞ・・・

 

ルビィ「陽兄ちゃん、凛さんと知り合いなの!!」

 

おおっと・・・ルビィさんの目がキラキラ輝いてますぞwww

 

しょうがないので・・・俺とμ'sの関係を包み隠さず話すはめになった。さすがにこの2人には隠し事はできん・・・

 

ルビィさんの推しは花陽姉さんか。ははは・・・電話してやろうかと言ったらさすがに心の準備がと言われた。なのでサインを貰ってやると約束した。条件としてダイヤ姉さんと千歌には内緒にしてほしいとお願いしたらすんなり受け入れてくれた。まぁ、さすがに今のダイヤ姉さんには言えないよな。

 

そして千歌達の待っている場所についた。

 

「さ、2人とも。」

 

俺に促され、ルビィと花丸が千歌達の前に出る。

 

ルビィ・花丸「「スクールアイドル部に入部させてください!」」

 

千歌「うん!もちろんだよ!よろしくね2人とも!」

 

さぁ、これで5人。あとは・・・まずはあの堕天使からか。

 

梨子「私達が待ってる間に・・・どんな手を使ったの?」

 

梨子さん、顔が怖い。

 

「ちょっと背中を押してやっただけさ。入部に関してはまた明日だ。それよりもそろそろ下りないと連絡船に間に合わないぞ。」

 

千歌「よーし、一番ビリが全員にジュースおごりね!じゃスタート!」

 

は?おいおいどこぞの金髪ポンコツ生徒会長みたいなこと言ってんじゃねぇよ。てか、お前ら早いな!ちっ、このままじゃ俺がビリになっちまう!

 

結局出遅れた俺がビリでジュースとさらにお菓子を奢るはめになった。理不尽すぎるだろ!!

 

 

 

 

 

 

同時刻 熱海市

 

熱海駅前に佇む一人の少女。

 

???「大会実行委員会からのメール?」

 

メールを確認するとほくそ笑む。

 

???「へぇ・・・初っ端からかぁ。見せてもらいましょうか、キジマ・ウィルフリッドとルーカス・ネメシスに勝った実力ってやつを。まぁ、勝つのはこの神代 恵里菜とアドヴァンスド・バーザムなんですけどね。」

 

 

 

第14回全日本ガンプラバトル選手権中高生の部 個人戦

 

静岡予選Aブロック 第一試合

 

新堂 陽哉 vs 神代 恵里菜

 

 

恵里菜「見てなさい、この勝負あたしが勝つ!!」

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 




第8話いかがだったでしょうか。最後次の対戦相手である恵里菜ちゃんが出てきましたが・・・次回は善子回だwその次ですな。

あとルビィちゃんにμ'sと知り合いであることがばれてしまいましたね。そのうちみんなにばれるかも・・・しれない。

次回は善子回。バトル?ありますよ。善子のために用意した機体をついに登場させられるわ。

では次回をお楽しみに!


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第9話 堕天使降臨

こんばんわ、陽です。

[時雨]様、クロンSEED様、お気に入り登録ありがとうございます!


花丸ちゃん、お誕生日おめでとー!!

今日は花丸ちゃんのお誕生日でしたね。



お待たせしました、善子回です。

では、どうぞ!


『感じます・・・精霊結界の損壊により、魔力構造が変化していくのが・・・』

 

うん・・・ふむふむ・・・

 

『世界の趨勢が天界議決により決していくのが・・・』

 

なるほど・・・ボリボリ

 

『果の約束の地に降臨した堕天使ヨハネの魔眼が、その全てを見通すのです!全てのリトルデーモンに授ける。堕天の力を!』

 

あ、今日の生配信は終わりか。

 

堕天使ヨハネ様の生配信を見ながら深夜のコーラとポテチを堪能している新堂 陽哉です。こんばんわ。

 

いやー、一度見てみようかなって思ってね。これちょっとハマるかも。

 

さてさて・・・歯磨いてそろそろ寝るか。

 

お休みzzz

 

 

 

そして・・・

 

カン!カン!カン!カン!カン!

 

けたたましい音で目を覚ます我輩。何事!?

 

て、敵襲か!?コンディションレッド発令!パイロットは搭乗機にて待機!

 

って何だ!?と飛び起きる。

 

千歌「起きろー!!」

 

エプロン姿の千歌さんがフライパンをお玉で叩きながら俺を起こしに来ていた。

 

おい、リアルカンカンみかんはやめていただきたい。

 

「ちょ、何?何してんの?」

 

状況が分からん。何で千歌が家の中にいる?父ちゃんは出張で、母ちゃんは千歌ママと一緒に旅行に出かけたから俺一人。だから鍵は確実に俺が掛けたはずだぞ。

 

千歌「もう、おじちゃんとおばちゃんがいないからって夜更かししてたでしょ。」

 

とテーブルの上に放置していたポテチの袋とコーラの空きペットボトルを見る千歌。

 

「あ・・・」

 

あ・・・堕天使生配信見てたから寝るの遅かったんだっけ。

 

で、なんで千歌が家の中に入ってるんだと説明を求めると・・・

 

千歌「おばちゃんから鍵預かってたんだ。万が一はー君が夜更かしして寝坊したら叩き起こしてって。」

 

あぁ、それであのカンカンみかんってわけね。

 

とりあえずベッドから出てリビングに行くと・・・家にいたのは千歌だけではなかったようだ。

 

「梨子・・・」

 

エプロン姿の梨子が・・・

 

梨子「やっと起きたのね。おはよう、陽君。」

 

つか・・・千歌といい、エプロンはどこから持ってきた・・・

 

千歌「今日調理実習があるでしょ。だから持ってるんだよ。」

 

あぁ・・・そうでしたね。俺も用意してたわ。

 

とりあえず席に着く。目の前には2人が作ってくれたおいしそうな朝食が。これはこれで寝坊してよかったかも。

 

千歌「このきんぴらごぼうね。昨日千歌が作ったんだよ。」

 

千歌さん料理・・・出来たね。うん、美渡姉も仕事で遅いし、志満姉も千歌パパも旅館の仕事で忙しいから千歌が夕飯作ったりするんだったな。特に千歌のきんぴらごぼうは美味いんだわ。

 

梨子「私はお味噌汁。お豆腐とお揚げしかないけど。」

 

いやいや食材を買いこまなかった我輩が悪い。いやー昨日は作るつもりだったんだよ。でもさぁ、大会用の予備機を作ってたら時間なくて、コンビニ弁当になっちまった。

 

千歌「あ、千歌はきんぴら持って来て、鮭焼いただけなんだけど。」

 

いやいや、それでもありがたいわ。

 

では、いただきます。

 

「うん・・・美味い。」

 

朝から美少女2人の朝飯が食えるなんて幸せだわ。転生前じゃ考えられん状況だね。

 

千歌「よかったぁ。ご飯のお替りは?」

 

梨子「お味噌汁のお替りもあるわよ。」

 

「どっちももらおうかな?」

 

その間に千歌がお茶を注いでくれていた。

 

千歌「熱いから気を付けてね。」

 

「おお、すまんね。」

 

朝食を終えた俺は制服に着替えて、2人と一緒にバス停へ。後片付け?そんなん我輩がやるよ。そこまでさせられんわ。制服に着替えてから速攻で洗い物を済ませたわ。

 

そして昼休み・・・Aqoursのメンバーは部室で昼食を食べていた。

 

「はぁ・・・上がるわけないだろが。」

 

ラブライブのランキングが上がらない。そりゃそうだ。目立った活動してないんだから。撮った動画と言えば花丸とルビィの自己紹介動画のみ。それ以降何も動画は上げてないんだから上がらないのは当然。

 

花丸ちゃん可愛い

 

花丸ちゃんマジ天使

 

いやいやルビィちゃんも小動物感が半端なくてたまらん!

 

どっちも(自主規制)したいわ

 

花丸ちゃん最高!

 

以上動画に寄せられたコメントから抜粋したご意見です。

 

うん、4番目以外は激しく同意だ。だが、4番目てめーはダメだ!!

 

「このどっちも(ピー)したいって書いた奴・・・この世から消してやる。まずは運営に・・・いや、運営のサーバーにハッキングしてこいつのIPアドレスを調べて・・・そこから住所を・・・仕留めるなら一撃で・・・こいつは俺が潰すんだ、今日ここで。」

 

ルビィ「は、陽兄ちゃん(汗)」

 

曜「ストップ。はー君、ちょっと落ち着こうか。」

 

俺の怒りのスーパーモードが発動する寸前で曜さんに止められる。おっといかんいかん、まいえんじぇールビィたんを怯えさせてしまうとは・・・とりあえずお詫びにみかんキャンディを贈呈したら喜んでくれたので良かった。

 

ちなみにこの世界の国木田家にはパソコンもあるし、テレビもある。エアコンもあるし。花はスマホ持ってるし。

 

なので電源強制終了イベントはない。

 

うちのじいちゃんは新し物好きでねぇ。家電とか車とか詳しくて。それを幼馴染の花のじいちゃんに話しているうちに・・・花のじいちゃんが興味持ちまくっちゃって。だからアニメと違って花はそういうのに慣れている。寺だからって最新家電を使ってはいけないなんてルールはねぇよ。

 

まぁ、初めてガンプラバトルを見た花は「未来じゅら~!」って言ってたけど。

 

「とにかくランクを上げるのも大事だけどな・・・」

 

まぁ、ランキングが上位じゃないとラブライブに出れないなんてことはないからね。

 

ルビィ「年々スクールアイドルは増えてますし。」

 

そう5年前のμ'sのあの秋葉ライブからスクールアイドルは爆発的に増えている。

 

ランキングではAqoursの下にもまだスクールアイドルはたくさんいる。下から追い抜かれても仕方ない状況にある。

 

「とにかくだ。今はランキング云々の話をしたって仕方ない。ただ練習あるのみ。」

 

 

そして放課後・・・

 

梨子「やっぱり目立たなきゃダメなの?」

 

練習しながら梨子が聞いてくる。

 

「まぁ、そうだなぁ。ラブライブには投票形式があるからな。たくさんのお客さんに投票してもらって得票数が多かったスクールアイドルが勝者みたいな。目立てば目立った分だけ注目されて票も集めやすいだろ?」

 

とりあえず納得してもらったが。

 

「そういやμ'sも似たようなことで悩んでたっけ?」

 

千歌・ルビィ「「μ'sも!?」」

 

ちっ、食いついてきやがったか。

 

「ハロウィンの時期にな。秋葉のイベントにアライズと一緒に参加することになったんだが・・・まぁ、その時はアライズの方がかなり有名でなぁ。インパクトを残すにはどうすればいいかって悩んでたって聞いたなぁ。」

 

千歌「どういう風に?」

 

「部活系アイドルをやってみたりとか。」

 

必殺のピンクポンポンって吹いたのは内緒だが。あ、あと矢澤パイセンも・・・今思い出すだけで・・・腹筋崩壊しそうだわぁw

 

あとはメンバーのキャラシャッフルとか。ぶっちゃけAqoursバージョンを見てみたい気もするが。

 

「話が逸れたが。AqoursはAqoursのやり方でやっていこう。」

 

それから名前を奇抜なものにから、スリーマーメイドが蒸し返されてファイブマーメイドになったりとかしてたが。

 

そんなことよりも人の気配を感じた。

 

花も感じたようだ。

 

花とアイコンタクトを取り、校内に戻る。

 

「ここだな。」

 

廊下の棚。ここから気配がする。

 

花が棚の扉を開ける。

 

そこに善子がいた。

 

花丸「やっと学校来たずらか。」

 

ビックリした善子が慌てて出てくると同時に言い訳を始める。

 

善子「来たっていうか。たまたま近くを通りかかったから、寄ってみたっていうか・・・」

 

たまたま近くを通りかかったのか・・・っておい!

 

「なに言ってんだ・・・」

 

善子が俺を睨みつける。

 

善子「何なのよあんたは!」

 

「俺か?入学式の時に挨拶したはずだが。津島善子さんよぉ。」

 

はっとした顔する善子。思い出してくれたか。

 

善子「私はよは・・・いえ津島善子です、先輩。」

 

急にしおらしくなりやがった。俺が2年生だということを思い出したか。

 

「まぁ、花から不登校の理由は大体聞いてる。」

 

余計なことを言いやがってと花を睨む善子。

 

善子「・・・とりあえずクラスのみんなは何て言ってる?」

 

やっぱ気になるよね?

 

善子「私のこと。変な子だねーとか、ヨハネって何?リトルデーモンだってwぷぷwとか・・・」

 

花が何か言おうとした矢先に・・・

 

善子「やっぱり噂になってるのね?終わった・・・まさにデッドオアアライブ・・・」

 

生きるか死ぬかって・・・おいおい。つか、また棚に引きこもりやがった。そんな善子に対して花丸が・・・

 

花丸「誰も気にしてないよ?」

 

それを聞いて再び扉を開く善子。

 

善子「本当?」

 

花丸「うん。皆、どうして来ないんだろうとか、悪いことしちゃったかなって心配してて。」

 

うん、浦の星の子はみんなええ子や。

 

善子「よし!まだいける!まだやり直せる!今から普通の生徒でいければ・・・」

 

そして善子は俺と花に近づいてこう言う。

 

善子「ズラ丸、先輩、お願いがあるの・・・」

 

そのお願いとは・・

 

「堕天使が出そうになったら止めてって・・・俺もか?」

 

善子「先輩・・・お願い・・・登校中だけでいいの。」

 

顔を近づけてくる善子。う・・・意外とかわいいじゃねぇか。

 

花丸「マルは図書委員の仕事があるから早く行かないといけないずら。だから登校中は陽兄ちゃんにやってもらえると助かるずら。」

 

「わかった。なら善子が来るまで坂の下で待ってるよ。」

 

善子「ありがとう!ズラ丸、先輩!」

 

とりあえず練習もあるのでお開きに。

 

練習が終わって時間があったので、大会用に作った予備機のテストをするためにホビーショップ三丸へ。

 

シグムントが試合で破損して、しかも修復が次の試合までに間に合わないと判断した場合に投入する機体として用意した。ルールでは3体まで登録できるからな。

 

で、ホビーショップ三丸に入ると・・・何故か善子がいた。

 

「善子・・・何故いる。」

 

さすがに制服姿だった。俺が来たことに少し驚いた様子だったが。

 

善子「えと・・・その・・・たまにここに来てるの・・・あ、来てるんです。」

 

相手が先輩だから敬語にしてるのか。基本ええ子なんやけどな。

 

「敬語なんざいいよ。1個しか違わないんだから。普通でいいよ。」

 

善子「あ、うん。」

 

「たまに来てるってことは・・・黒魔術で使う生贄を・・・」

 

ここにはフィギュアも売ってるからな。そのフィギュアを十字架に張り付けて火あぶりに・・・おお、なんて恐ろしい・・・

 

善子「違うわよ!」

 

だったら何なんだよ。

 

善子「ガンプラバトルよ、ガンプラバトル!!」

 

え、今ガンプラバトルって言った?マジ?

 

善子「とりあえず最近追加されたG-クエストってやつをやってみようと思って。」

 

ほうほう・・・もう追加されたのか。そういやユウマとミナトがガンダムベースで行われたG-クエストのこけら落としに招待されてたっけ。ネット中継で見てたけど。さすがに最後の仲間割れが無けりゃねぇ。

 

「そっか。しかし善子がガンプラバトルかぁ。」

 

善子「おかしい?」

 

おっとなんか勘違いをさせたようだ。

 

「いやいや、おかしくなんかねぇよ。むしろ嬉しいのさ。ガンプラバトルの競技人口が増えるのはいいことだしよ。ちょうどいい、俺も大会用の予備機のテストをしたかったんだ。一緒にG-クエストやろうぜ。」

 

善子「いいの?・・・くっくっくっ・・・いいでしょう。双剣の陽にこのヨハネとガンダムルシフェルがいれば勝ったも同然!」

 

ああー、やっぱ俺のこと知ってたか。二刀流の機体ばっか使うからついた通り名が「双剣の陽」って・・・もっとかっこいいのがよかったんだけどなぁ・・・

 

てか、自慢げにガンプラを見せてきたが・・・ガンダムルシフェル?

 

頭がインパルスで、胴体がデスティニー、腕がインフィニットジャスティス、下半身がデスサイズヘル、バックパックがウイングゼロカスタムって・・・なんかかっこいいじゃねぇか。なんかうまくまとまってるような。それにサンドロックEWのシールドにフルアーマーユニコーンのハイパービームジャベリンとガンダムDXのバスターライフルか。

 

それを黒で塗装しているところが善子らしいというか。

 

「いい感じじゃねぇか。」

 

善子の実力は未知数だが、機体自体の完成度は高い。こりゃ期待できそうだ。

 

善子「ありがとう。で、先輩の機体は?」

 

おお、そうだった。

 

「俺の機体はこいつだ。GN-0001ゼルクガンダム。」

 

CBがツインドライブの開発に間に合わなかった時の刹那用に設計した機体という俺設定の下にHGダブルオーガンダムをベースに改造した機体だ。ぶっちゃけ言うとダブルオーガンダムにソードカラミティやソードインパルスの要素を加えたといいますか。

 

善子「また二刀流なのね。」

 

うん・・・そうだね・・・

 

ちなみにこいつを作ったのには予備機の他にもう一つ目的があるのだが、それはまた別の機会にお話しするとして。

 

ちなみにゼルクは天使ゼルエルの別名で、「神の腕」という意味がある。

 

機体カラーは刹那用ということで青をメインにしたトリコロールカラーである。

 

さて・・・お互いの機体を紹介したところで・・・

 

「そろそろ行くか。」

 

善子「ええ、そうね。」

 

 

俺たちが選んだクエストは「目標防衛ミッション」だ。

 

その中でも最近追加されたミッションを選ぶ。とある要人を乗せた輸送機を撃破されずに守る。制限時間はないが、輸送機が戦闘エリアを無事通過すればクリア。撃破されれば問答無用でゲームオーバー。

 

最初輸送機は出てこない。だが敵は次々と出現。もたもたしてると大量の敵がいる状態で輸送機が戦闘エリアに入ってしまう。しかも、エース機が2機出てくるという。倒さなくてもクリアできるが、やはりぶっ倒して終わりたい。

 

 

 

《GUNPLA BATTLE Combatmode startup. Mode damage level set to“C》

 

 

 

 

 

《Press set your GP-Base》

 

 

 

 

 

《Beginning [Plavsky Particle] dispersal. Field03,city》

 

 

とある都市が今回の舞台らしい。

 

「そんじゃ行くか。新堂 陽哉、ゼルクガンダム目標を駆逐する!」

 

善子「堕天使ヨハネ、ガンダムルシフェル出るわ!」

 

さぁて・・・輸送機がエリアに侵入するまであと3分ってとこか。

 

「来たな。さぁて・・・輸送機が来るまで敵さんを減らすぞ。」

 

善子「わかってるわ。さぁ、いくわよリトルデーモンハリィ!」

 

は?今なんて言った?ハリィ?なんだそのお間抜けな名前はよ・・・

 

「あの・・・普通に先輩って呼んでもらっていいっすか?」

 

ハリィとか・・・普通に嫌だわ。

 

善子「照れなくてもいいのよ、我がリトルデーモン?」

 

照れてねぇよ!つか今気づいたけど堕天使出てますけど!

 

「おい堕天使設定!」

 

善子「今はいいのよ。さぁ、行くわよ!」

 

敵は量産機が主体か。空から種デスのジェットストライカー装備のウィンダム、ドダイに乗ったザクにグフ。地上からはもういちいち言うのめんどくさいから各種ドム、ガンキャノン、バクゥが攻めてくる。

 

「善子、俺は地上を叩く。」

 

善子「なら私は空ね。」

 

お互いやることを決めて二手に分かれる。

 

善子「はぁー!」

 

ハイパー・ビームジャベリンでウィンダムを串刺しにしながら、ビームライフルでザクを撃ち抜く。間髪入れずにまた次を屠っていく善子。すげぇいい動きじゃん。これなら期待できるかな。

 

「んじゃ、行きますか。」

 

GNバスターソードⅡを構える。ご期待通り二刀流ですよ。

 

「目標を・・・駆逐する!!」

 

すれ違いざまに、次々と敵を破壊していく。

 

善子「次が来るわよ!」

 

おおっと・・・ザメルさんキターーー!しかも4体。おいおいその奥にはライノサラス。しかもバストライナー装備のBタイプかよ。空からは・・・敵の部隊構成はさっきと同じか。しかしさっさとザメル潰さねぇと、善子が狙い撃ちされる。

 

「急げ急げ!」

 

俺の接近に気づき、ザメル部隊とライノサラスは砲火を俺に集中させる。

 

「熱烈過ぎんだろが!」

 

バスターソードをザメルの1機に突き立てる。

 

「まずは1機!」

 

すぐに離れ、次のザメルを潰す。

 

善子「おりゃあ!」

 

上空の部隊を片づけた善子がザメルを潰していた。これで残るザメルは1機。

 

「助かった。」

 

善子「礼は後よ。まだ残ってる。」

 

ああ・・・とりあえず来る!!

 

ライノサラスがバストライナー砲を撃ってきた。

 

まぁ、緊急回避したからよかったが。

 

「よし、今がチャンスだ。そうそう連発できんだろうしな。」

 

次弾発射まで冷却時間がかかるはず。

 

善子「なら、行きなさい。ザメルは私が。」

 

「合点!」

 

バスターソードからGNソードⅡに持ち替え、ビームライフルモードでライノサラスのミサイルを打ち落としながら距離を詰める。

 

そして・・・

 

「これで・・・!」

 

バスターソードでザクの部分だけを真っ二つにする。

 

「よし・・・何とか間に合った。」

 

ちょうど輸送機がエリアに入ってきた。つーかよ、ライノサラス投入するって・・・どんだけすごい要人が乗ってるんだよ。

 

それと同時に最初に出た部隊と同じ構成だが、数的に2倍の量の敵が出てきた。

 

「こっからが本番だ!敵エースが出てくる前にできるだけ減らしておくぞ!」

 

善子「了解!」

 

そして輸送機がエリアの半分まで到達したときに・・・奴らは来た・・・

 

「マジ・・・かよ・・・」

 

ウイングガンダムプロトゼロとガンダムエピオンでございます。

 

やべーいのが来ちまったよ。

 

ゼロさんがツインバスターライフルを構えました。これ・・・やばいね。止めようと動くが、エピオンに阻まれる。

 

善子「このエピオン、強すぎでしょ!」

 

そうこうしてるうちに・・・無情にもツインバスターライフルからごんぶとビームが発射される。

 

しょうがねぇ・・・一か八か・・・

 

機体をバスターライフルの射線に移動させる。このまま行くとゼルクがごんぶとビームに飲まれ消滅って流れになるのだが・・・

 

善子「バカ!何やってるのよ!」

 

「いいから見てろ!!」

 

GNバスターソードを構える。7年前・・・ニルスさんがやったのと同じように・・・ごんぶとビームを切り裂く。

 

「粒子変容塗装塗料を施しておいてよかった・・・」

 

GNバスターソードⅡの刀身に粒子変容塗装を施しておいた。これが無かったらアウトだったな。輸送機も無事・・・ならやるこたぁ一つだ。

 

「トランザム!!」

 

トランザムを発動。一気にゼロに肉薄し、バスターライフル2本を振り下ろし・・・はい3枚おろし。

 

おっと後ろからエピオンが斬りかかってくるが・・・回避!

 

バスターライフルを戻す。そしてアームのソード側の基部が回転。バスターライフルが展開。これが俺の奥の手。GNキャノンモード。トランザム時はGNバスターキャノンになる。

 

さぁ、今度はこっちがごんぶとビーム出す番だぜ!!

 

「いけぇぇぇぇ!!」

 

俺のごんぶとビームでエピオンが消し飛ぶ。

 

はい、トランザム終了。そしてクエストも終了・・・あれ?終わらない?どゆこと?

 

「え、あれ倒して終わりじゃねぇの?」

 

善子「そのはずよ・・・ってアレ!?」

 

え・・・ちょ・・・マジか!フリーダムガンダムですか!?

 

ちっ・・・トランザム使ったからまだ機体が動かねぇ。粒子チャージまで・・・ダメだ、時間がかかりすぎる!

 

「善子・・・」

 

善子「わかっているわ。あとは私に任せなさい。」

 

フリーダムが善子に狙いを定めてくれたようだ。くそ・・・攻略サイトにはこんなの書いて・・・

 

あー、そっか最近追加されたクエストだし、ファイターのほとんどはゼロとエピオンを倒さずに動きを抑えて輸送機が脱出するのを待ってたみたいだからな。多分2機を倒したのなんて俺らくらいかもな。

 

善子が防戦一方だ。そりゃそうだ。フリーダム相手にハイパー・ビーム・ジャベリンはデカすぎる。

 

言わんこっちゃねぇ・・・ジャベリンが叩き割られたし、シールドも破壊された。

 

善子「たかがジャベリンとシールド壊したくらいで・・・調子に乗るな!」

 

ウイングバインダーからビームサーベルを抜く。おお、思い出した。ウイングゼロカスタムはウイングバインダーにビームサーベル格納してるんだった。

 

フリーダムとサーベルで切り結ぶ善子。やっぱすげぇな・・・こんなところに腕のいいファイターがいるとはな。

 

善子「とりゃあ!」

 

善子がフリーダムの右腕を切断する。残った左のサーベルで斬りかかるも・・・

 

善子「当たらないわよ!」

 

余裕で避け、そして・・・

 

善子「消えなさい!」

 

フリーダムの腹部を切り裂く。

 

《BATTLE ENDED》

 

どうやらこのフリーダムが真のラスボスだったらしい。

 

「やるじゃん。」

 

とりあえず善子を労う。

 

善子「先輩もね。とりあえず楽しかったわ。」

 

「そうだな。じゃ、俺はそろそろ行くよ。明日はちゃんと来いよ。浦の星のバス停のところで待ってるから。」

 

善子「わかったわ。また明日ね。」

 

その日はそれで別れた。

 

そして次の日、俺は登校中の善子を監視していた。教室では花が、登校中は俺が監視すると決めた。そのため、わざわざ坂の下で善子を待っていた。

 

バスから善子が降りてきた。とりあえず声はかけない。後ろから付いていく。もし堕天使が出そうになったらスマホを鳴らす。それも3人で決めたことだ。

 

善子「おはよう。」

 

おお、普通にしてれば可愛いではないか。挨拶したのは同級生か。

 

女子生徒「お、おはよう。」

 

まぁ、久しぶりに出てきたクラスメイトにいきなり挨拶されるとびっくりするよな。

 

とりあえず朝は問題なかった。昼休みになるまでは花さんの出番ですぞ。

 

そして昼休み・・・

 

善子「どうして止めてくれなかったの!」

 

と部室の机の下に引きこもる堕天使様。

 

「何があったんだよ。」

 

ルビィ「えとね・・・クラスの子に趣味を聞かれて、善子ちゃんが占いって言って・・・」

 

この後の展開はこうだ。クラスに溶け込むチャンス!と占ってあげると言って取り出したのが蝋燭、黒いローブに魔法陣が書かれた黒い布・・・からの「堕天の時が来たのです!」という決め台詞・・・

 

花丸「まさか、あんな物持ってきてるとは思わなかったずら。」

 

花、それな。

 

「堕天使止めて欲しかったら・・・そんなものを持ってくるな。」

 

あと教室でろうそくに火を付けちゃいけません!!

 

ルビィ「善子ちゃん、中学の頃から自分が堕天使だと思い込んでて。まだそのころの癖が抜けてないというか。」

 

うーむ・・・これが中二病か。

 

善子「わかってるの・・・自分が堕天使じゃないことくらい。」

 

梨子「じゃあ何であんなもの持ってきたの?」

 

梨子さんが突っ込んでくれた。ありがとう梨子。突っ込むことをすっかり忘れていたよ。

 

善子「あれが無かったら私ではいられないって言うか。」

 

その言葉に梨子が引いている。

 

ルビィ「これです。ネットとかで占いやってますし。」

 

とパソコンで善子の動画を見せるルビィ。それを食い入るように見る千歌。

 

千歌「これ・・・これだよ!」

 

ん?やな予感・・・

 

善子の手を取るなり千歌がこう言う。

 

千歌「津島善子ちゃん!スクールアイドルやりませんか!」

 

やっぱそうなったか・・・

 

ちょっと嫌そうだったが、部活やればリア充になれるかも・・・という俺の甘い言葉に乗せられ、一応仮入部する善子。

 

そして後日千歌の部屋にて・・・

 

善子がゴスロリ衣装を用意してきた。これを着てPVを撮るらしい。反対しようとしたさ。でもね・・・見たかったんだよ、リトルデーモンルビィたんをな!!

 

今現在お着換え中なので、しいたけをモフモフしながら廊下で待機。

 

梨子ママ「あら、陽君。」

 

隣の梨子の部屋のベランダに梨子ママがいた。安定の水〇奈々ボイスありがとうございます!

 

「ども、こんにちわ。」

 

梨子ママ「今何やってるの?」

 

とりあえずゴスロリ衣装ということは伏せといて・・・

 

「今みんな着替えてて。俺は外で待ってるんですよ。」

 

梨子ママ「そうなの。あの子の事お願いね。あ、そうそう梨子とはどこまで行ったの?」

 

ん?どこまでとは・・・?

 

梨子ママ「手をつないだりとか、キスしたりとか。」

 

ふぁーーーー!何言っとるとデスカ!!き、き、き、き、き、キスとか・・・それは付き合ってるわけでもないのに!!

 

梨子「お母さん!!」

 

おっと梨子さんが慌てて出てきたぞい。

 

梨子「まだそこまで行ってないから!陽君、お母さんの言うことは気にしなくてもいいから早く来て!」

 

と連行される。しいたけは俺がギューッとしてるから問題ない。

 

部屋に入るとどうやら着替え終わっていたようだ。

 

どれどれ・・・うん・・・

 

「みんな可愛いな。似合ってる。」

 

特にルビィとか、ルビィとか、ルビィとか。

 

梨子「でも・・・これで歌うのは。スカート短いし・・・」

 

何を言っているんだ梨子さんや。μ'sはその短さの衣装が多かったぜ。海未姉さんだってファーストライブの衣装は抵抗したって聞いたけど、時間が経つにつれて何も言わなくなったし。正確にはことり姉さんに何行っても無理だと判断したのかもしれんが。

 

千歌「大丈夫だよ!」

 

とスカートを上げる千歌。短パン履いてるね。だが・・・

 

「少しは恥じらいを持ちなさい。」

 

まったく・・・我輩がいるのを考慮してもらいたいもんだね。

 

千歌「ごめんごめん。」

 

まったく、可愛いから許すけど。

 

千歌「それでね、調べたら堕天使アイドルっていなくて。結構インパクトあると思うんだよね。」

 

この世界にシンデレラガールズの世界が混ざってなくてよかったな。混ざってたらそんなこと言えなくなってたし。

 

ルビィたちを見ると、何か恥ずかしがってるし。

 

「うーん・・・正直不安しかないな。」

 

千歌「大丈夫だよ!ステージ上で堕天使の魅力を思いっきり振りまくの!!」

 

それに異を唱える善子。

 

善子「ダメダメ・・・ドン引かれるに決まってるでしょ!」

 

それでも・・・千歌は止まらない。止まるんじゃねぇぞ・・・ってどっかから聞こえてくるような。俺の幻聴か?団長・・・何で死んじまったんだよ・・・

 

まぁ、とりあえず堕天使アイドルの方向で行くことが決定。なんだかんだ善子も手伝ってくれるみたい。

 

沼津組を見送った後俺と梨子と千歌の3人で少し話をしていた。

 

千歌「はぁ・・・」

 

おう、突然ため息をついたねこの子は。

 

「どうした?」

 

千歌「みんな個性があっていいなって。」

 

個性ねぇ。曜は明るくてコミュ力があって高飛び込みが得意な元気娘。梨子はおしとやかだけど・・・おしとやかかどうか最近疑問に思っているが・・・ピアノが得意。ルビィは守ってあげたくなる小動物感満載の妹キャラ。花丸はおっとりとした方言女子。善子は・・・中二病。うん・・・みんな個性はあるが。

 

梨子「そんなこと思ったの?」

 

千歌「そりゃ思うよ!一応言い出しっぺだから、責任はあるし。かと言って、今の私にみんなを引っ張っていく力はないし。」

いやいや・・・そんな事ねぇと思うけど。

 

「そんな気にする事ねぇんじゃねぇか?千歌だって可愛いし。それに千歌はちゃんとリーダーできてると思うぞ。練習とかみんなを引っ張っていってるし。」

 

千歌「そうかなぁ。はー君が言うなら・・・安心した。ありがと。」

 

と笑顔を見せる千歌。おいおい、その笑顔はズルいだろ。ときめくじゃん。

 

千歌「さ、明日はPV撮影がんばるぞ!」

 

さて・・・そろそろ帰りますかね。

 

「じゃ、また明日な。」

 

晩飯確保しにコンビニに行かなくては。と思ったらいきなり首根っこ掴まれる。

 

梨子「どこ行くのかしら?陽君の家はあっちでしょ?」

 

え・・・怖いよ、梨子さん。

 

「いや・・・晩飯を買いに。」

 

今日も両親はいないのでね。1人なのに作るのめんどくさいし。

 

梨子「またコンビニのお弁当?ついでにお菓子とかコーラも買うつもりなんでしょ。」

 

何故わかった!?

 

梨子「陽君の事はお見通しなんですからね。おばさまから陽君の食事に関して頼まれてるの。陽君1人にするとすぐコンビニのお弁当に頼るからって。」

 

母ちゃん・・・勘弁してくれよ・・・

 

頼むから息子を信じてくれよ・・・

 

千歌「ご飯はちゃんと食べなきゃダメだよ。よーし、梨子ちゃん。」

 

梨子「ええ、お邪魔させてもらうわね。」

 

千歌と梨子に連行されて十千万旅館でご飯食べることになりました。もちろん千歌と梨子の手料理で。

 

ま、いっか。たまにはこんな日もあって。

 

 

そして翌日無事撮影と編集を終えラブライブのサイトに投稿。さらに次の日部室でみんなで鑑賞会をやっていたのだが・・・

 

善子「伊豆のビーチから登場した待望のニューカマー、ヨハネよ!皆で一緒に、堕天しない?」

 

善子の後ろには他のAqoursのメンバーが善子と同じポーズをしている。

 

ランキングは・・・おお、953位か。

 

みんなが喜んでいる中、梨子は・・・やってしまった・・・みたいな感じで落ち込んでるが・・・

 

コメントは・・・ルビィに関するものばかりだな。

 

・ルビィちゃんと堕天したい

 

・ルビィちゃん可愛い

 

・ルビィちゃんのミニスカート最高!!

 

・ルビィちゃんの絶対領域をゼロ距離で見たいです

 

上3つは激しく同意だ。だが!最後のやつは許さん!!それだけは何人たりとも許されん!!ルビィの絶対領域は聖域なのだ。不浄な輩が入り込んでいい場所ではないわ!この愚か者が!!

 

ん?俺のスマホがメールを着信したようだ。

 

 

 

黒澤ダイヤ

 

スクールアイドル部全員を連れて今すぐに生徒会室に来なさい!!

 

 

 

・・・これは・・・やばいね。

 

「みんな・・・生徒会長がお呼びだ。」

 

 

そして生徒会室では・・・

 

ルビィ『ヨハネ様のリトルデーモン4号、黒澤ルビィです・・・。一番小さい悪魔・・・可愛がってね!』

 

鞠莉「ワォ!プリティ!」

 

鞠莉姉、それには激しく同意だ!!正直ダイヤ姉さんに怒られる未来はわかってた。それを避ける手段もあった。

 

だか、俺はあえてその策を講じず流れに身を任せた。

 

何でかって?

 

ルビィのこの姿が見たかったからであるwww

 

ダイヤ「プリティ?こういうのは破廉恥というのですわ!!」

 

おお、ご立腹である。反省はしている、だが後悔はしていない!!(キリッ)

 

ダイヤ「陽、あなたがついていながら!!」

 

「あ、それは・・・その何と言いますか、その止めたかったけど・・・団長が止まるんじゃねぇぞって・・・」

 

ダイヤ「団長!?鉄血のオルフェンズの見過ぎですわ!!」

 

おお、団長と聞いて鉄血を連想するとは。さすがダイヤ姉さん。

 

ダイヤ「そもそも、私がルビィにスクールアイドル活動を許可したのは、節度を持って自分の意志でやりたいと言ったからです!こんな格好をさせて注目を浴びようなどと。」

 

はい、すいません。返す言葉もございません・・・

 

ダイヤ「とにかく、キャラが立ってないとか、個性がないと人気が出ないとか、そういう狙いでこんな事をするのは頂けませんわ!」

 

千歌「まぁまぁ・・・ランキングも上がっているわけですし。」

 

うん・・・まぁ、上がってはいるが・・・

 

ダイヤ「そんなの一瞬で変わってますわ。皆さん、珍しいもの見たさで見たに決まってますわ。ランキングを確認してごらんなさい。」

 

ランキングを見ると・・・

 

「1526位か・・・」

 

うーん・・・下がってるねぇ。

 

ダイヤ「ほら見なさい。本気で目指すのならどうすればいいか、もう一度考えることですね!」

 

その後練習する気にもなれず、バス停のそばに集まっていた。

 

千歌「確かにダイヤさんの言う通りだね…こんなことでμ'sになりたいなんて失礼だよね・・・」

 

いやいや・・・μ'sの方が結構ひどかったから。某アメリカ発のヘビメタロックバンドっぽい衣装着て理事長室に呼び出されたんだから。つーか・・・俺も見たし・・・

 

あれは・・・そう学校帰りに音ノ木坂の前を通った時のことだ。

 

穂乃果『あ、はー君!』

 

不審者かと思って防犯ブザー鳴らす所だったよ。まぁ、アニメのあのシーンかと思い出して、穂乃果姉さんだって気づいたけど。

 

穂乃果『この衣装、どう?』

 

『・・・すごくいいと思います。』

 

心の中はドン引きでしたけどね。

 

それに比べたら堕天使アイドルは可愛いもんだよ。μ'sのアレは一歩間違えれば訴訟もんだよ。訴訟大国アメリカなめんな。

 

善子「千歌さんのせいじゃないわ。悪いのは私よ。」

 

と立ち上がる善子。

 

善子「やっぱり高校生にもなって通じないよ。」

 

ランキングの結果を見ればそう感じても仕方ないが・・・

 

善子「何かすっきりした。明日から今度こそ普通の高校生になれそう。」

 

いや、無理だろ。絶対また何かやらかすぞ。このまま行ったら不登校からの自主退学からのニート生活一直線だ。

 

千歌「じゃ、スクールアイドルは?」

 

善子「やめとくわ。迷惑かけそうだし。少しの間だけど、堕天使に付き合ってくれてありがとうね!楽しかったよ!」

 

本当にそれでいいのか?好きなものを我慢して・・・周りに合わせて・・・

 

梨子「どうして堕天使だったんだろうね。」

 

花丸「マル、わかる気がします。ずっと、普通だったんだと思うんです。マルたちと同じで、あまり目立たなくて。そういう時思いませんか?これが本当の自分なのかなぁって。」

 

確かにそう思う時がたまには・・・あったかなぁ・・・あったような・・・

 

転生前は・・・あったね。一人ぼっちで回りはどんどん出世して結婚して・・・それなのに俺は安定の社畜生活でブラック企業に奉仕する毎日。本当に俺がやりたかったことってこんなんだったかなぁって。

 

花丸「元々は天使みたいにキラキラしてて、何かのはずみでこうなっちゃってるんじゃないかって。幼稚園の頃の善子ちゃん、いつも言ってたんです。「私、本当は天使なの!いつか羽が生えて、天に帰るんだ!」って。」

 

・・・よし、決めた。俺が背中を押してやるか。

 

 

 

そして翌日、俺は善子の自宅マンションの前にいた。善子にメールして外まで出てきてもらった。

 

善子「いきなりどうしたの?てかなんで家の場所知ってるの?」

 

「花に教えてもらったんだよ。」

 

昨日帰り際に教えてもらったんだ。俺に任せとけって言ってな。

 

「ほら、乗れよ。」

 

善子に予備のメットを渡す。

 

善子「先輩、バイク持ってたんだ。」

 

「ああ、高校入学と同時に免許取ったからな。運転に関しては問題ない。早く乗れ。」

 

善子を後ろに乗せ、走らせる。

 

目的地は沼津港大型展望水門「びゅうお」だ。

 

外にバイクを止めて善子と話し始める。。

 

「なぁ、善子・・・本当に堕天使捨てるのか?」

 

善子「ええ。先輩だってわかってるんでしょ?こんなのいつまでたっても通用しないって。」

 

少し悲しそうな表情になる善子。

 

「俺はさ・・・自分が好きならそれでいいと思うよ。」

 

俺の答えに意外そうな顔をする善子。

 

「昨日のは千歌達が少し暴走しただけさ。善子、俺さ内浦に来てからお前の配信見てるんだぜ。」

 

善子「嘘!?」

 

おぅおぅ顔を赤らめちゃって。可愛いとこあるじゃんよ。

 

「その時の善子、凄い楽しそうだった。見てる人たちも好意的だったじゃん。」

 

善子「でも・・・」

 

「なぁ、好きなものを我慢しちゃダメだ。堕天使であること・・・それは善子の個性なんだから。自分を否定するな。大丈夫だ・・・俺たちがついてる。Aqoursのみんながな。悪意に満ちたことを言われたら俺に言え。可愛い後輩のことくらい守ってやるよ。それに・・・ほら。」

 

俺に促され、視線を動かした善子は驚いていた。

 

Aqoursがいたのだ。

 

善子「なんでここに・・・」

 

善子の隣に立つと説明する。

 

「俺が呼んだんだよ。さ、善子。一歩踏み出してみろ。大丈夫だ。」

 

善子「うん・・・」

 

俺が合図したと同時にみんな駆け寄ってくる。

 

千歌「私ね!μ'sがどうして伝説を作れたのか、どうしてスクールアイドルがそこまで繋がってきてたのか。考えてみて分かったんだ!」

 

善子「うん。」

 

千歌「ステージの上で、自分の好きを迷わずに見せることなんだよ!お客さんにどう思われるかとか、人気がどうとかじゃない!自分が一番好きな姿を、輝いてる姿を見せることなんだよ!」

 

その通りだ。

 

千歌「だから善子ちゃんは捨てじゃだめなんだよ!自分が堕天使を好きな限り!」

 

善子の隣に立って肩を叩き頷く俺。

 

善子「・・・時々変なこと言うわよ。」

 

曜「いいよ!」

 

善子「時々儀式とかするかもよ?」

 

梨子「そのくらい我慢するわ!」

 

善子「リトルデーモンになれって言うかも。」

 

花丸「それは・・・。でも、嫌だったら嫌だって言う!」

 

花、そこは・・・正直に言っちゃ・・・

 

善子「え?」

 

善子が花を軽くにらむ。

 

花丸「だから!えへ!」

 

花がきっかけで全員が笑いあう。

 

千歌「善子ちゃん・・・ううん、堕天使ヨハネちゃん!スクールアイドル部に、Aqoursのメンバーになってください!」

 

善子「・・・うん。あ、お願いします!」

 

うんうん、これにて一件コンプリートってか。

 

「さぁ、みんなそろそろ行かないと学校に間に合わなくなるぞ。」

 

と一時帰宅を促したその時だった。

 

???「見つけたわ!新堂陽哉!」

 

声がした方を見ると1人のギャルが・・・

 

梨子「あの女は誰?」

 

ひぃぃぃ!梨子さんが怒ってらっしゃる!!てか、誰だよ!知らねぇよ!

 

「お前誰だよ!」

 

恵里菜「あたし?あたしは神代 恵里菜。次のあんたの対戦相手よ!!」

 

あ、名前聞いて思い出した。そうだわ、次の対戦相手の名前だわ。こんなギャルだったとは・・・

 

曜「で・・・対戦相手がなんでこんなところに?」

 

曜さん、それは俺も思った。

 

恵里菜「え、この近くにお爺ちゃん家があって。早朝の散歩がてらびゅうお見てみようと来てみたら・・・次の対戦相手がいるじゃないの。」

 

なるほど・・・てか目が少し赤いが・・・

 

「お前・・・今の見てた?」

 

恵里菜「見たっていうか、たまたま出くわしたというか・・・う、うるさいわね!あたしはこういうのに弱いのよ!」

 

つまり感動して少しうるっと来てしまったと。

 

恵里菜「まぁ、いいわ。新堂 陽哉、あのキジマ・ウィルフリッドやルーカス・ネメシスに勝った実力を見せてもらうわ。」

 

曜と梨子とルビィが驚いていた。

 

曜「嘘でしょ!!」

 

梨子「キジマ・ウィルフリッドやルーカス・ネメシスに勝ったなんて!?」

 

千歌達は頭にはてなマークが付いとるな。まぁ、あの2人に勝ったのは事実だが。

 

千歌「そんなにすごいの?」

 

ルビィ「すごいよ!キジマさんはあのガンプラ学園のエースで、ソレスタルスフィアのリーダーで、大会6連覇したし!ルーカスさんはヨーロッパジュニアチャンピオンで・・・2人とも有名なんだよ!」

 

善子「先輩がその2人に勝ったのは事実よ。私動画見てるもの。キジマ・ウィルフリッドに関しては2回勝ってるもの。」

 

ちょい恥ずかしいな。

 

「で、それが?」

 

恵里菜「ふふ、ここで宣言するわ。勝つのはこの勝つのはこの神代 恵里菜とアドヴァンスド・バーザムよ!」

 

と手にガンプラを持って勝利を宣言する。赤い・・・バーザム?頭だけバーザムで、あとはアドバンスド・ヘイズルじゃねぇか。腕にいたってはウーンドウォートじゃん。しかも両腕にコンポジット・シールド・ブースター付けてるやん。へぇ・・・面白そう。しかも勝利宣言か。そういうの嫌いじゃないぜ。

 

「いいぜ。だが、勝つのは俺だ。」

 

恵里菜「じゃ、次の試合で会いましょ。じゃね。」

 

さてと・・・面白くなってきやがった。試合が楽しみだ。

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第9話いかがだったでしょうか?

せっかくガンブレやってるんだから俺ガンダム作ってみようってことで、作ったらなんかかっこよかったので善子の機体にしてみました。

さて・・・このまま行くと海の家の話の前に大会が終わっちゃうということになりますが・・・ご心配なく・・・え、心配してないって・・・すみません。

とにかく二期は大体こんな感じにしようかなと考えてはおりますよ。

・昨日の敵は今日の友
・2人目

ってな感じで。サンシャイン2期の話でもガンプラバトルはやります!劇場版まで持っていきます!がんばります!

では、次回をお楽しみに!


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第10話 紅の戦乙女

こんばんわ、陽です。

メイジンAトモヤ様、お気に入り登録ありがとうございます!



というわけで始まりましたチャレフェス。今回もがんばって10000位内に入りたいと思います。しかし、明日からぷちぐるのイベントの3rdステージが始まりますが・・・Brightest Melodyの2年生のぷちぐるが揃えば余裕で行けるでしょう。曜ちゃんしか当たってませんが。3rdステージ始まったら2年生ピックアップ始まるから当たりやすいでしょ、多分。ゴールドも40万程ありますし。まぁ、1年生ピックアップの時は60万使ってようやく揃いましたがね(汗)とにかく頑張ります。


さぁ、いよいよ予選トーナメント開始でございます!

では、第10話です!



あと少しでゴールデンウィークだよー

 

ゴールデンウイークは・・・何しよう・・・

 

P〇4持ってないから、これを機に・・・いやいやいやいや・・・この世界のソ〇ーさんが転生前にいた世界のソ〇ーさんと同じことしてくれることを期待して・・・年末まで待つ!

 

よし・・・そうと決まればスイッチを買うか。マリ〇カートやりたいし。

 

 

・・・Aqoursの練習があったね。

 

参加しなきゃダメだろな。

 

というわけで内浦で初めてのゴールデンウィークは美少女6人と過ごすことが強制決定してしまった新堂 陽哉です。

 

朝、目が覚めて何故かゴールデンウィークの事を考えてしまった。

 

とりあえず着替えよう。

 

さぁ、明日はいよいよ予選トーナメントが開始だ。

 

俺はAブロックの第一試合だ。そう、こないだ俺に勝利宣言かましてくれたギャルが相手だ。

 

千歌「はー君!」

 

・・・あのなぁ、何勝手に入ってきてんだ。

 

「着替えたいんですけど・・・」

 

千歌「あ、ごめん。」

 

とりあえず着替えて飯食って、バス停へ。

 

梨子「いよいよ明日からトーナメントね。」

 

ああ、今から気合入りまくりだぜ。

 

明日はAブロックとBブロックの試合が行われる。ちなみに予選バトルロイヤルで午前の部の参加者がAブロックとBブロックに振り分けられ、午後の部の参加者がCブロックとDブロックに振り分けられる。それぞれのブロックに4人ずつ。

 

明日は計4試合行われることになる。来週はCブロックとDブロックの試合が行われる。つまりはベスト8が決まるってわけだ。

 

その次の週はベスト8進出者の試合が行われる。明日勝てば俺は再来週まで暇ってわけだ。

 

千歌「あのね・・・対戦相手の神代 恵里菜ちゃんだっけ?ネットで調べてみたんだ。」

 

とスマホを見せる千歌。

 

 

何々機体を赤い塗装を好むことから、付いた通り名が「紅の戦乙女」か。

 

しかも2年連続で予選決勝に進出。2回とも志木城に負けてるのか。しかも志木城さんもかなり苦戦したって書いてあるな。

 

梨子「大会2連覇の志木城選手が苦戦するほどの相手なのね。初戦の相手がいきなりの強敵ね。」

 

「ま、そう簡単に物事は上手く行かないさ。それに相手が強ければ強いほど倒しがいがあるってもんさ。あのギャルには申し訳ないが、俺が勝たせてもらう。決勝で志木城さんと戦うのは俺だ。」

 

だが、機体のかなり破損する覚悟だけは決めておこう。最悪修理が間に合わなければゼルクガンダムがあるしな。

 

「じゃ、俺は行くわ。」

 

会場まで遠いのでね。今日は学校お休みして前日に会場入りさ。

 

千歌「頑張ってね!」

 

梨子「Aqours全員で応援するから!」

 

そして、沼津駅行きのバスが来たのでここで別れることになった。

 

 

翌日・・・

 

(こっから少し千歌視点)

 

今日の授業は1時間目だけだった。何でかって?

 

鞠莉さんの提案で体育館ではー君の試合をライブビューイングするからだよ!

 

体育館に入るともうみんな集まってた。

 

梨子「全校生徒だけじゃないわ。町の人たちもいるわよ。」

 

曜「みんなはー君の事応援してるんだよ。内浦から全国チャンピオンが生まれるかもしれないって。」

 

本当だ。すごい・・・

 

茜「千歌ちゃん、曜ちゃん、梨子ちゃん。」

 

はー君のママもいた。

 

千歌「おばちゃんも来てたんだ。会場に行かなくてもよかったの?」

 

茜「決勝まで待ってろって言うもんだから。それにあっちにはパパが行ってくれてるから。静岡への出張のついでだけど。それにね・・・」

 

とおばちゃんが辺りを見渡す。

 

茜「懐かしの母校に来る機会もあまりなかったから。」

 

そっかおばちゃんも浦の星の卒業生だった。

 

茜「スクールアイドル、大変だろうけど頑張ってね。無理をしないように。陽君の事こき使ってもいいから。じゃ、またね。」

 

そう言って席の方へ歩いて行った。途中で鞠莉さんとダイヤさんに話しかけられてた。知り合いなのかな?

 

ルビィ「千歌さん!」

 

花丸「結構人が多いずらね。さすが陽兄ちゃんずら。」

 

善子「くっくっくっ、我がリトルデーモンの戦いぶり、しかとこの目で見届けてあげるわ。」

 

1年生たちも来た。善子ちゃんは相変わらずだけど。

 

・・・相手の子は強いんだよね。はー君、頑張って!

 

(千歌視点終了)

 

 

信哉「陽、大丈夫か・・・緊張してないか?」

 

父ちゃん・・・あんたが一番緊張してるよ。

 

信哉「そ、そうだ。父ちゃんのア〇コス吸うか?落ち着くぞ!」

 

「ていっ!」

 

必殺の陽哉チョップが父ちゃんの頭に炸裂した。

 

「未成年の息子に喫煙勧める父親がどこにいるか!」

 

そう、これは反抗ではない、制裁だ。例え実の父親だろうが関係ない。

 

ちなみに・・・俺はこの世界に転生してから決めたことがある。

 

大人になったら絶対にしないこと。喫煙・飲酒・ギャンブルだ。

 

転生前は喫煙者だったからな。止めたくても止められなかった。だから、この新しい人生では喫煙に加え、飲酒とギャンブルは絶対にやらないことにした。

 

さて話は脱線したが、試合開始まで10分。選手控室でこんな親子コントを繰り広げていた。

 

信哉「冗談だよ、冗談。お前に吸わせたことがママにばれたら、離婚どころかこの世から消去されるよ。」

 

でしょうね。ただでさえ父ちゃんがタバコ吸うの嫌がってるんだから。

 

信哉「とりあえず・・・取引先に挨拶行かなきゃいけないから、父さんもう行くけど。がんばれよ。終わったらどっかで時間潰しててくれ。迎えに来るから。」

 

そう言って控室から出て行った。入れ替わるように・・・

 

恵里菜「逃げずに来たようね!」

 

ギャルが現れた。

 

「はっ、強敵を前に逃げるなんざ男のやる事じゃないんでね。紅の戦乙女さん。」

 

恵里菜「へぇ・・・あたしのこと知ったんだ。」

 

「まぁ、幼馴染が調べてくれたんだな。」

 

俺の1学年下の1年生だということも初めて知った。まぁ、別に敬語使われなくてもいいけどな。

 

恵里菜「そうなんだ。こないだ一緒にいた子たちよね。Aqoursだっけ?ファーストライブの動画見たけどよかったわよ。」

 

おお、あれを見てくれたか。

 

「そうか、それはありがとう。」

 

一応見てくれたんだから礼くらいは言っておこう。

 

〈予選トーナメントAブロック第一試合まであと5分となりました。出場選手は所定の場所までお越しください〉

 

おっと、そろそろか。

 

「まぁ、なんだ正々堂々と勝負しようぜ。どっちが勝っても恨みっこ無しな。」

 

恵里菜「当然でしょ。じゃ、戦場で。」

 

と言って去っていった。さて・・・俺もそろそろ行きますか。

 

 

一方浦の星では・・・

 

体育館の席は満席で立ち見のお客さんも増えてきた。美渡姉と志満姉もいる。

 

美渡「千歌、何不安になってるの?」

 

だって・・・相手は大会2連覇の人を苦戦させた相手なんだよ。

 

志満「大丈夫よ、千歌ちゃん。陽君は絶対に勝って帰ってきてくれるわよ。」

 

千歌「志満姉、美渡姉・・・うん、そうだよね!」

 

うん、信じよう。はー君は強いもん。

 

曜「そろそろ始まるね。」

 

梨子「ええ。」

 

〈さぁ、いよいよ始まります全日本ガンプラバトル選手権 個人戦 静岡予選。その予選トーナメント。予選バトルロイヤルを勝ち抜いた16人の強者が全国大会への切符をかけて激戦を繰り広げようとしております。〉

 

今回から地元局のアナウンサーさんの実況が入るみたい。

 

〈Aブロック第一試合から開始ですが・・・対戦カードは新堂陽哉選手vs神代恵里菜選手というかなりの激戦が予想される組み合わせですね。神代選手は去年、一昨年と予選決勝まで勝ち進み、大会2連覇を成し遂げた志木城隆利選手を追い詰める活躍を見せるも惜しくも敗退。その実力は折り紙付きで紅の戦乙女の異名を持つ実力者。〉

 

やっぱすごい子なんだ。

 

〈対する新堂選手は今年が初めての参加ですが、それ以前にはヨーロッパジュニア選手権、アジアジュニアトーナメント、全米ジュニア選手権と海外の大会での優勝経験があり、あのグラナダ学園のルーカス・ネメシス選手やガンプラ学園のキジマ・ウィルフリッド選手にも勝利したことがある学生ファイターの中でもトップクラスの逸材。今年の台風の目になるとの予想も多く目が離せない選手となっています。〉

 

曜「はー君、すごい・・・」

 

梨子「海外の大会で優勝してきたって報告は受けてたけど・・・こんなに凄い大会だとは思わなかった。」

 

うん・・・はー君も相手の子に負けてない。

 

〈さぁ、両選手が会場に入ってきました!〉

 

画面にははー君が映ってた。

 

はー君が映るのと同時に体育館のお客さんから拍手と応援の声がいっぱい聞こえてきた。よーし・・・

 

千歌「みんな・・・行くよ!」

 

Aqours全員が頷く。わたし達の想いが届きますように。

 

千歌「せーの・・・」

 

Aqours「「「「「「がんばれー!!」」」」」」

 

 

「今千歌達の声が聞こえたような・・・」

 

気のせいか?・・・いや、気のせいじゃないかも。多分な。

 

「さぁて・・・行こうか。」

 

 

 

 

《GUNPLA BATTLE Combatmode startup. Mode damage level set to“B》

 

《Press set your GP-Base》

 

《Press set your gunpla》

 

 

《Beginning [Plavsky Particle] dispersal. Field01,space》

 

 

「新堂陽哉、デスティニーガンダムシグムント出るぞ!」

 

恵里菜「神代恵里菜、アドヴァンスド・バーザム行きます!」

 

 

俺たちのガンプラがバトルフィールドに解き放たれる。

 

戦場は・・・また宇宙かい。

 

突如警告音が鳴り響く。

 

「ちっ!」

 

緊急回避。俺が今までいた場所を2本のビームが通り抜ける。

 

「開始早々いきなりぶっ放してくるとはな。そういうの嫌いじゃないぜ。」

 

恵里菜「それはどうも。でも、これで終わりじゃないのよ!!」

 

また撃ってきた・・・これも回避するけど・・・

 

避けてばっかりじゃねぇ・・・

 

こっちから行かせてもらうか!

 

レーヴァテインを抜き、スラスターを全開にする。

 

バーザムに接近し、斬りかかるが・・・

 

恵里菜「ちっ!」

 

シールド・ブースターをヒートサーベルモードにして受け止められる。

 

ならば・・・

 

距離を取りプリスティスを射出。

 

恵里菜「ドラグーン?この動き・・・マニュアル操作!?」

 

プリスティスでバーザムの動きを翻弄しつつ、隙を伺う。

 

「そこだ!!」

 

再びレーヴァテインで斬りかかる。

 

恵里菜「そう簡単には!!」

 

恵里菜もブースターを全開にして回避する。

 

「やるな・・・」

 

恵里菜「今度はこっちの番よ!」

 

一気に距離を詰め、ヒートサーベルモードで斬りかかってくる。だが・・・

 

「ちっ・・・」

 

プリスティスで牽制しようとするが・・・

 

恵里菜「かかったわね!」

 

プリスティスが真横に来たところで、ヒートサーベルでプリスティスを1基破壊される。

 

「これが狙いか!!」

 

恵里菜「あんたの腕の装備。サーベルとライフルとシールドの機能があるんでしょ。で、ドラグーンを潰せばサーベルとライフルは使えなくなる。」

 

ちっ・・・そこまで調べられてたか。

 

「だからどうした?プリスティスを1基やったところでビビる俺じゃねぇんだよ!」

 

俺を狙うと見せかけてプリスティスを破壊するのが本当の狙いだったのは褒めてやるが・・・

 

「甘いぜ!」

 

プリスティスを破壊して油断している隙をついて一気に肉薄し、レーヴァテインで斬りかかろうとするが・・・

 

恵里菜「甘いのはどっちかしら?」

 

俺は忘れていたコンポジット・シールド・ブースターの機能を・・・

 

「クローモードか!?しかも本来は差し替えなのに、変形ギミック再現だと!?」

 

慌てて回避しようとしたが、クローモードでシグムントの右足を持っていかれる。

 

 

 

 

(梨子視点)

 

〈新堂選手、機体の右足を破壊された!対して神代選手は無傷!これは神代選手が優勢だ!〉

 

嘘・・・陽君!!

 

陽君が序盤で劣勢に立たされるなんて。

 

曜「梨子ちゃん。大丈夫・・・信じよう。」

 

曜ちゃんが私の右手を握ってくる。

 

千歌ちゃんも左手を握っていてくれた。そうだ信じよう。

 

 

 

 

恵里菜「どうする?ここで止める?」

 

ちっ・・・曜みたいなこと言いやがって。

 

「止めるわきゃねーだろ。ここで立ち止まってる場合じゃねぇんだよ。俺は進む・・・この先へ。」

 

そうさ・・・俺は・・・勝つ!!

 

ヴォワチュール・リュミエールを全開にする。

 

「まずは・・・1つ!」

 

クローモードのブースターにレーヴァテインを振り下ろす。

 

恵里菜「させないわよ!」

 

ブースターを戻そうとするが・・・

 

「プリスティス!」

 

プリスティスで射撃する。

 

恵里菜「Iフィールドがあるのよ!」

 

当然ビームはIフィールドで防御されるが・・・

 

「だけど・・・動きは止まったよな!!」

 

恵里菜「しまった!」

 

レーヴァテインで動きが止まったシールドを串刺しにする。

 

恵里菜「この!!」

 

残ったもう1基をクローモードに変形させこちらに飛ばしてくるが・・・

 

「おら!!」

 

左足で蹴り飛ばす。

 

恵里菜「嘘!!」

 

蹴り飛ばされたせいか、コントロールが効かなくなってるな。だが、それもすぐに戻る。その隙は逃がさない!

 

ヴォワチュール・リュミエールを再び起動し、一気に距離を詰めレーヴァテインでバーザムの左腕を切り落とす。すかさずもう1本のレーヴァテインで胴体を狙おうとしたが・・・

 

恵里菜「やらせない!」

 

フロントアーマーの隠し腕で受け止められる。

 

恵里菜「これで!!」

 

コントロールが回復したシールドのクローモードで攻撃してきたが・・・

 

「これで終わるわけにはいかねぇんだよ!」

 

プリスティスを飛ばし、クローモードの動きを鈍らせる。力づくで隠し腕ごとレーヴァテインを引き抜く。これで隠し腕1本破壊だ。

 

恵里菜「やってくれたわね!」

 

射出したままクローモードからロング・ビーム・ライフルモードに変形させ射撃を行ってくる。回避するが遅かったためにレーヴァテインごと左腕が消し飛ばされる。

 

「まだまだぁ!!」

 

とりあえずバーザムの武装を潰す!

 

シールド目掛けてヴォワチュール・リュミエールを全開にし、一気に距離を詰める。プリスティスでバーザムの動きをけん制。

 

「おらぁ!」

 

レーヴァテインでシールド・ブースターをぶった斬る。

 

恵里菜「こんの!!」

 

恵里菜もビームサーベルでプリスティスを破壊する。

 

恵里菜「やるじゃない。」

 

「お前もな。」

 

こっちはレーヴァテインが1本だけ。あっちはビームサーベルに・・・残った隠し腕にビームライフル持たせやがった。

 

「うぉぉぉぉ!」

 

恵里菜「はぁぁぁぁ!」

 

お互いスラスターを全開にして一気に距離を詰める。

 

レーヴァテインで頭部を斬り飛ばす。対する恵里菜もサーベルでシグムントの左肩と左のウイングを貫き、ライフルで左足を破壊する。

 

「まだまだぁ!」

 

俺はひるまずレーヴァテインを逆手に持ち、隠し腕を斬る。

 

恵里菜「ちっ!」

 

慌てて距離を取る恵里菜。

 

破損状況で言うなら俺の方がヤバい。だけど・・・お互い武器は1つだけ。

 

恵里菜「・・・次で最後ね。終わらせてあげるわ!」

 

バックパックのシールド・ブースターを全開にしてこちらに急接近してくる。

 

「・・・」

 

ウイングバインダーが1つ破壊されてる以上速度は恵里菜の方が上だ。残ったバインダーのヴォワチュール・リュミエールを使ってもいいが、多分バランスが崩れて動きがめちゃくちゃになる。

 

通常スラスターだけで・・・やるしかないか。

 

「いけぇぇぇぇ!!」

 

残ったバインダーもパージして、通常スラスターのみにする。使えない以上重りにしかならん。

 

通常スラスターを全開にする俺。

 

そして2機が激突する。

 

 

 

(梨子視点)

 

梨子「陽君!!」

 

思わず目を背けてしまう。モニターを見たくない・・・

 

もしモニターを見てしまったら・・・陽君が負けた姿が映ってしまったら・・・

 

怖くて・・・見れないよ・・・

 

千歌「梨子ちゃん!見て!」

 

恐る恐る顔を上げてモニターを見てみる。そこには・・・

 

 

 

 

バーザムのビームサーベルがシグムントの頭部を貫いた。そして・・・

 

恵里菜「あたしの負けか・・・」

 

レーヴァテインがバーザムのコクピットを貫いていた。

 

爆発するバーザム。

 

そして・・・

 

《BATTLE ENDED》

 

 

 

 

〈試合終了!!勝ったは新堂陽哉選手です!〉

 

梨子「陽君が勝った!」

 

安堵のあまり私は涙を流していた。

 

千歌「梨子ちゃん、はー君が勝ったよ!!」

 

千歌ちゃんが思わず抱き着いてくる。

 

梨子「うん!」

 

私も千歌ちゃんを抱きしめる。

 

おめでとう、陽君!

 

 

鞠莉とダイヤも最前列でこの戦いを見ていた。

 

鞠莉「さすがの陽も紅の戦乙女相手には苦戦したみたいね。」

 

ダイヤ「見ていてハラハラしましたわ。とにかく、帰ってきたら労ってあげなくては入れませんわね。」

 

 

試合が終わり、俺は外に出ていた。

 

さて・・・まずは1勝。

 

まったく初戦からきつかったぜ。

 

恵里菜「次の試合見ていかないの?あんたの次の対戦相手が決まるんだけど。」

 

ギャル再び

 

「あー・・・まぁなんだ。外の空気が吸いたかったんだ。」

 

恵里菜「さすがね、あたしをここまで追い詰めるなんてさ。志木城とあんたくらいだよ。」

 

と俺の隣に座る恵里菜。

 

「俺もさ。あんなに機体をボロボロにされたのは久しぶりだ。」

 

子供の頃は父ちゃんをはじめとした大人相手に戦ってたから、ボロボロにされるのは日常茶飯事だったし。まぁ、そのおかげでバトルの腕も上がったし、修理を何度もやってたおかげでビルダーとしてのスキルも上がった。

 

最近では機体があそこまで壊れるような戦いはなかったからな。ダメージレベルBだったから実際は半分くらい壊れた程度だが、それでも修理に時間がかかるのは間違いない。次の試合はゼルクを使うしかないか。

 

「結構楽しかったぜ。さすがだな。しかしよ・・・気になったことがあるんだ。」

 

恵里菜「何よ。」

 

「なんで腕だけウーンドウォートなんだよ。しかもアドバンスドじゃなくてアドヴァンスドなんだよ。」

 

どうせだったら頭以外全部ウーンドウォートにすればよかったのに。MAにも変形できるし。しかも正式な機体名はアドバンスド・ヘイズルだ。だからアドバンスド・バーザムになるはずなのに。

 

恵里菜「聞きたいことが2つになってるんだけど・・・まぁ、いいわ。最初はあたしもウーンドウォートにしたかったのよ。でもプレバン限定で入手が難しいし。オークションで出てたの見つけたけど、何故か腕だけだったし。しょうがないからそれ落として付け替えたの。」

 

なるほど、そういう理由か。で、アドヴァンスドの件に関しては・・・

 

恵里菜「バよりヴァの方がかっこいいからよ。」

 

あー・・・確かに。わかるわ。

 

恵里菜「じゃ、そろそろ行くわ。このあたしに勝ったのよ。絶対全国行きなさいよね!」

 

「ああ、わかった。」

 

その日はそれで別れた。その後父ちゃんが迎えに来て俺は内浦へと戻った。

 

戻ったら戻ったで大変だった。まさか浦の星で俺の試合がライブビューイングされてるとは思わなかった。

 

鞠莉姉の提案だとはね。さすが理事長・・・

 

梨子は梨子で泣きそうになりながら抱き着いてくるし。Aqoursだけでなく母ちゃんや美渡姉、志満姉、梨子ママに鞠莉姉やダイヤ姉さんまでもが出迎えてくれて、俺の勝利を喜んでくれた。

 

中破したシグムントを見てみんな次の試合に間に合うのか不安になってたけど。もう一機予備で機体を用意していることを伝えたら安心していた。善子はそのことを知ってるから特に心配はしてなかったみたいだけど。

 

その日は俺ん家でささやかな祝勝会みたいなことをやった。父ちゃんと母ちゃんが食材買い込んでたみたいだったけど・・・俺が負けてたらどうしたんだよ・・・

 

 

 

 

 

 

だけど・・・俺たちはまだ気づいてなかったんだ。浦の星があんなことになってるなんて・・・

 

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




そろそろヒロイン決めた方がいいですかね。ま、もう決めたんですがね。

うん・・・とりあえず予選決勝までの流れまでは考えました。その中で・・・発表しようかなと。

次回はランタンが飛びますよ。

では、次回をお楽しみに!


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第11話 夢で夜空を照らしたい

こんばんわ、陽です。

ヤタガラス様、お気に入り登録ありがとうございます!

ぷちぐるの方はBrightest Melodyのぷちぐる全部揃いましたよ。2年生は最初の2回で千歌ちゃんと梨子ちゃんが出ましたわ。イベントの方もミッション75全部クリアしました。

スクフェスの方は今の時点で10万ポイント程稼ぎました。16万稼げればいいので、あとはぼちぼちゆっくりやろうかなと。


さて、メイジンAトモヤ様からオリキャラに声を付けるなら、声優さんのキャスティングはどうしますかとの素晴らしいご質問をいただきましたので、ここでもキャスティングを発表させていただきます!

新堂陽哉・・・松岡禎丞さん(キ〇ト的な感じで)
神代恵里菜・・・石原夏織さん
志木城隆利・・・寺島拓篤さん
須川菜穂・・・小澤亜李さん
陽ママ・・・加藤英美里さん
陽パパ・・・安元洋貴さん

こんな感じでどうでしょうか?


では、第11話です。どうぞ!



俺思うんだけど・・・SEEDを発動させたラクス様がどうしてもヤンデレ化してるようにしか思えないw俺だけ?

 

チョリーッス、新堂陽哉ですw

 

え、なんかいつもより軽いって?

 

いやー、こんな感じじゃないとやってられませんわ。

 

だって・・・浦の星があんなことになってるなんて・・・

 

それは今朝の事でした・・・

 

 

俺が理事長室の前を通った時のことだった。

 

ダイヤ「それは本当ですの!!」

 

ダイヤ姉さんの声が聞こえてきた。気になったので立ち止まる。

 

ダイヤ「浦の星が・・・廃校・・・」

 

俺はドアをノックする。

 

「陽哉です。」

 

鞠莉「どうぞ。」

 

許可が出るので理事長室に入る。

 

「おはようございます。朝からどうしたんですか?廃校なんて物騒なワードが聞こえてきたんですけど。」

 

ダイヤ姉さんがしまったという顔をしていたが・・・

 

鞠莉「どの道生徒全員に言わなきゃいけないことだから、ここで陽にも言っておくけど。沼津の高校と統合して、浦の星女学院は廃校になるわ。」

 

ついにこの瞬間が来てしまったか・・・

 

鞠莉「でもね、ただ、まだ決定ではないの。まだ待って欲しいと私が強く言ってるから。」

 

大丈夫なのかよ。

 

鞠莉「何のために私が理事長になったと思っているの?この学校はなくさない!ここは私にとって、どこよりも大事な場所なの!」

 

「でも、どうするんだよ。年々入学希望者は減っていってるんだろ?俺を共学化テスト生として入学させるくらいなんだから。」

 

共学化しても入学希望者が増えるとは限らない。

 

鞠莉「私が何のためにスクールアイドル部を承認したと思っているの?」

 

まさか・・・まだ諦めてねぇのか?

 

「Aqoursが学校を救うきっかけになるかもしれない・・・ってことか?」

 

鞠莉「私はそう思ってるわ。それに・・・私は諦めない。あの時からずっと思ってる。まだ私たちは終わってない。」

 

とダイヤを見る。

 

ダイヤ「・・・とにかく私は私のやり方で廃校を阻止します。」

 

そう言ってダイヤ姉さんは理事長室から出て行った。

 

鞠莉「・・・本当に果南が好きなのね。」

 

まぁ、2年前のことは詳しく知ってるけどね・・・知らないフリしとこ。

 

「俺も行くよ。とにかく・・・このことはまだみんなには黙っておく。」

 

鞠莉「ありがとね。」

 

俺も理事長室を後にし部室に向かった。

 

なんか千歌が体育館中を走り回った挙句部室に入ってきた俺に飛び込んできた。思わず千歌を抱き上げ、くるっと回って何故かお姫様抱っこをする形になってしまったが・・・

 

「なぁ、梨子。このみかん娘は何喜んでるんだ?」

 

梨子「実はね・・・」

 

どうやら俺が理事長室に入った後に、ルビィが理事長室の前を通りがかったらしい。そして廃校の事を聞いてしまって、慌てて部室に駆け込んで報告。

 

千歌が廃校と聞いて、μ'sと一緒だぁ!!と喜んでしまったらしい。

 

「アホか・・・」

 

呆れた目で見てると・・・

 

千歌「そんなに見つめらると恥ずかしいよぅ。」

 

なんか照れてるし。いや、呆れて見てるんだよ。

 

「梨子、このまま内浦湾に落としていいか?」

 

梨子「それは危ないからやめてあげて。」

 

頭冷やさせた方がいいかなと思って、海に落とした方が早いかなって。やっぱ駄目か。

 

善子「いいじゃない、統廃合。私みたいな流行に敏感な生徒も集まってるだろうし。」

 

ほぅ、俺が今から言う言葉を聞いてもそう言えますかねぇ。

 

「よかったな、中学の頃の友達とまた一緒に通えるかもな。」

 

善子「統廃合絶対反対!!」

 

手のひら返しが凄いな。

 

「とにかくだ。どうせ千歌の事だ。統廃合阻止のために動くとかいうんだろ?」

 

千歌「なんでわかったの!?」

 

わかるよ。μ'sと同じだって喜んでるんだから、この先取るべき行動も一緒に決まってる。

 

「千歌のことだ。μ'sと同じように廃校阻止のために活動するって言うに決まってるからな。本当に千歌は単純でわかりやすい。」

 

千歌「えー、そんな褒めないでよ。」

 

褒めてねぇよ。どんだけポジティブ思考なんだ。脳みそがみかんで出来てるんじゃないかね、この子は。

 

曜「千歌ちゃん、多分褒めてないと思うよ。」

 

多分じゃねぇよ、曜。確実に褒めてねぇから。

 

「ともかく廃校阻止のために何か考えてるんだろうな?」

 

千歌「え?」

 

あぁ・・・聞いた俺が馬鹿だった。みかん脳め・・・ノープランかよ。まだお姫様抱っこしたままだったな。ちょうどいい。

 

「梨子、ちょっと内浦湾に千歌を不法投棄してくるわ。」

 

梨子「気持ちはわかるけど、止めてあげて。」

 

ちっ、仕方ねぇな。

 

 

そして昼休み・・・

 

みんなで部室でランチタイム。

 

千歌「μ'sがやったのは・・・ランキングに登録して、ラブライブに出て有名になって・・・」

 

μ'sがやったことを思い出している千歌。

 

ルビィと曜が俺を見ている。そうかμ'sと知り合いだってのは、この2人には言ってあるんだっけ。それで俺に何か意見をと・・・そう言いたいのかよ、あんたたちは!!

 

いいでしょう。

 

「まぁ、音ノ木坂の場合はラブライブ出場前、オープンキャンパスの時点で廃校は阻止出来てたんだよな。」

 

千歌「そうなんだ・・・じゃあ浦の星もオープンキャンパスをやれば・・・」

 

そう簡単に行かないんだよな。

 

「千歌、東京と沼津は違う。東京は人が多いが、こっちはそうじゃねぇだろ?」

 

うーん・・・行き詰ったかなぁ。

 

千歌「そうだ!PVを撮ろう!」

 

はぁ?PV?

 

千歌「この内浦の魅力をみんなに伝えるんだよ!」

 

というわけでPV撮影が始まりました。

 

まずは学校近くの長浜城跡で撮ることに。

 

「とりあえずこれを使ってくれ。」

 

某社の4Kビデオカメラ。Aqoursで使うことがあるだろうと買っておいたのだ。

 

曜「高かったでしょ。」

 

「気にすんな。で、まずは何をするんだ?」

 

なんか花がカチンコ持ってカメラの前に立ってるんだが。どっから用意した?

 

曜「はいスタート!」

 

なんか始まったし。

 

千歌「どうですかぁ~?この裕大な富士山!」

 

うん、画面見てるけど・・・半分ほど千歌で隠れてるからな。

 

千歌「そしてきれいな海!」

 

そして、場所を移動して・・・

 

千歌「そして・・・みかんがどっさり!」

 

と大量のみかんが入った箱を持つ千歌。

 

そして十千万旅館前に移動し・・・

 

千歌「そして街には・・・なんもないです!」

 

俺・梨子「それ言っちゃダメ!!」

 

まったく・・・何を言うのかねこの子は。しかも、しっかりと美渡姉としいたけが映りこんでるし。おぉ、美渡姉すげぇ脚キレイ。

 

梨子「どこ見てるの?」

 

「いえ、何も・・・」

 

梨子さんが怖い・・・

 

今度は沼津駅周辺に移動。

 

カメラを回すのは我輩。

 

曜「バスでちょっと移動すると・・・そこは大都会!!」

 

ちょっと?40分ほどかかる道のりがちょっと?詐欺じゃん!!

 

さらに内浦に戻り、みんな練習着に着替えて、チャリンコに乗る。

 

長い坂を昇り・・・伊豆長岡駅へ。

 

我輩?バイク・・・で行こうとしたら梨子さんに鍵没収されたよ。小学生の時に使ってたマウンテンバイク引っ張り出して乗りましたよ。付き合いましたよ・・・くそ・・・バイクだったに余裕なのに・・・

 

もちろん抵抗しましたよ。梨子さんを後ろに乗せてあげると誘惑して。なんか誘惑に引っ掛かりそうな感じだったけど・・・みんなの視線を感じて振り切られた。ちくしょう・・・

 

千歌「自転車で坂を超えると、伊豆長岡の商店街が・・・はぁはぁ・・・」

 

そりゃ疲れるよ。

 

はぁ・・・この後内浦に戻る。今度は下りだったから楽だったけどな。

 

そして松月ではなく・・・我輩の部屋に。たまには俺の部屋に行きたいんだとよ。

 

「ほら・・・飲み物持ってきたぞ。」

 

1年生は部屋はいるの初めてか。なんか興味津々で部屋を探索しているが・・・

 

「エロ本はないからな。」

 

2年生はそこらへん理解してるみたい。特に千歌は荷解き手伝ってくれたからな。

 

善子「くっくっくっ・・・ヨハネに隠し事は不可能・・・ここにあると見た!!」

 

とクローゼットを開けようとするが・・・

 

花丸「止めるずら。」

 

善子「はい・・・」

 

花丸が止めてくれた。まぁ、別に疚しいものは何もないからいいんだけど。

 

「何もないんだけどね。」

 

クローゼットを開けると・・・非常食のポテチに、ピザ〇テトに、じゃ〇りこ、ポ〇ロング・・・見事に芋ばっかw

 

その中から適当にチョイスしみんなに渡す。

 

「とりあえず持ってくるのがめんどくさいから、それ食っててくれ。」

 

とパソコンを起動し、今日撮った映像の編集を始める。始めるが・・・

 

「はぁ・・・」

 

編集を始めてしばらくして、俺は作業をいったん止め、ため息をつく。

 

曜「どう?」

 

「・・・お世辞にもいい出来とは言えないな。とりあえず一晩時間をくれ。そろそろ終バスだし、みんな帰った方がいい。」

 

とりあえず、その日はそれで解散になった。

 

そして、編集作業は・・・深夜にまで及んだ。何と言うか・・・うーん・・・これじゃない感がなぁ・・・

 

とりあえず編集が終わった。そろそろ寝ないと。明日は鞠莉姉に見せないといけないんだから。

 

 

そして翌日・・・

 

何とかいつも通りの時間に追切れた俺。編集したPVを保存したUSBメモリに移してカバンに入れる。

 

千歌達と合流して学校へ。

 

そして理事長室で鞠莉姉にPVを見てもらった。見てもらったのだが・・・

 

鞠莉「・・・これがあなたたちが本気で撮ったPVですか?」

 

千歌「はい!」

 

鞠莉「ふーん・・・それでこのテイタラクですか?」

 

やっぱ・・・ダメだったか・・・

 

鞠莉姉の反応がダメダメだ・・・

 

曜「それはさすがにひどいんじゃ・・・」

 

梨子「そうです!これだけ作るのがどれだけ大変だったと思うんですか!」

 

曜と梨子が抗議するが・・・

 

鞠莉「努力の量と結果は比例しません!大切なのはこのタウンやスクールの魅力をちゃんと理解してかデース!」

 

まぁ、結果は最初からわかってたが・・・

 

善子「じゃあ、理事長はわかってるの?」

 

鞠莉「少なくともあなたたちよりは理解しているわ。聞きたい?」

 

みんな聞きたそうにしていたが、ただ一人だけ・・・

 

千歌「いえ、いいです。」

 

善子「何意地張ってるのよ!」

 

今回は千歌が正しいな。

 

「それは自分たちで気付かなきゃ意味ねーんだよ。そうだろ、千歌?」

 

千歌「うん!」

 

そして鞠莉姉の方を向く。

 

「つーわけだ。次は鞠莉姉が満足するレベルのPVを持ってくる。」

 

鞠莉「ええ、楽しみにしてるわ。」

 

そして理事長室を後にした。

 

そして、放課後・・・またまた俺の部屋で作戦会議を行うことになったのだが・・・

 

千歌「ごめん、部室に忘れ物しちゃった。先に行ってて。」

 

「あ、俺もだ。梨子、鍵渡しとくから。俺たちがバスに間に合わなかった時は先に行っててくれ。」

 

梨子「わかったわ。」

 

俺と千歌が体育館に行くと・・・ステージでダイヤ姉さんが踊っていた。

 

千歌「すごい・・・」

 

あぁ・・・まったくだ。久しぶりに見たな。すごくきれいだ。・・・

 

なんか1枚落ちてきた。ん?署名のお願い・・・か。

 

あ、ダイヤ姉さんがこっち気づいた。

 

ダイヤ「陽、千歌さん・・・どうして。」

 

「部室に忘れ物取りに来ててな。」

 

少し間をおいて千歌がダイヤに話しかける。

 

千歌「すごく・・・きれいでした!感動しました!」

 

ダイヤ「な、何ですの?」

 

千歌「ダイヤさんがスクールアイドルが嫌いなのは分かってます。でも、私たちも学校続いて欲しいって、なくなって欲しくないって思ってるんです!だから一緒にやりませんか?スクールアイドル!」

 

千歌がダイヤ姉さんまで勧誘し始めた。

 

「千歌・・・今はやめておこう。」

 

千歌「どうして!?」

 

事情を言ってもいいものか悩むが・・・

 

ダイヤ「千歌さん、あなたの気持ちは嬉しいです。ですが、今の私は・・・。いえ、私は私のやり方で廃校を阻止すると決めたのです。だから、お互い頑張りましょう?」

 

そう言って去っていった。

 

「逃げられたか。まぁ、いいや。それから・・・千歌。今は言わないであげてほしい。大丈夫・・・近いうちにわかると思うから。」

 

千歌「うん、わかった。」

 

まぁ、バスの時間を逃してしまった俺と千歌は歩いて帰宅することに。

 

まぁ、久々に千歌と2人きりで帰るのも悪くねぇしな。

 

そして、我が家へ帰ると・・・

 

花丸「やばいずら!家康さんが死にそうずら!」

 

ルビィ「ピギィ!敵さんがたくさん来たよ!!」

 

善子「てか何でP〇4が置いてないのよ!ス〇ッチですら置いてないじゃない!」

 

一年生が戦国〇双4をプレイしていた。

 

「悪かったな・・・P〇4もなければ、ス〇ッチもなくてよ。」

 

曜「あ、お帰り。」

 

梨子「2人きりで何してたのかしら?」

 

梨子さんや、顔が怖いぞ。

 

「何もしてないって。バスを待つ時間がもったいないし、運動がてら歩いて帰ってきたんだよ。」

 

梨子「まぁ、いいけど。」

 

とりあえずゲーム大会をいったん止めさせて、話し合いを始める。

 

が、そこに我がマイマザーが入ってくる。

 

茜「陽君、明日なんだけど・・・朝から町内の清掃活動があるのよ。パパとママは行くんだけど、陽君やみんなはどうする?」

 

町内の清掃活動?・・・これだ。これで千歌が気づいてくれる。ナイスタイミング!アニメじゃ海開きの砂浜清掃だったけど、時期的に早すぎるからどうしようかなと考えていたが・・・いいイベントが来てくれたよ。

 

「俺は行くよ。男手が必要になりそうだし。みんなはどうする?」

 

一応聞いてみる。

 

千歌「わたしと曜ちゃんは毎年参加してるから、今年も行くよ。ね、曜ちゃん。」

 

曜「うん!」

 

さて、あとの4人は?

 

梨子「そう言えば、朝母さんが言ってたわ。私も参加するわ。」

 

ルビィと花丸も参加すると言った。花丸はじいちゃんばあちゃんと、ルビィはダイヤ姉さんと毎年参加しているらしい。善子はというと・・・

 

善子「私?なんかめんどくさそうだし・・・」

 

「そうか・・・参加してくれたらお前が欲しがってた本買ってやろうと・・・」

 

と俺が言い切る前に・・・

 

善子「参加するわ。」

 

さすが善子さん。ちょろすぎるぜw

 

とにかく朝が早いということで曜と善子は千歌の部屋に泊まることになった。

 

 

 

そして翌日

 

「おはよう。」

 

Aqoursのメンバーはすでに来ていた。

 

千歌「はー君、おはよう!はい、これ。」

 

ゴミ袋を渡される。とりあえず海水浴場がスタート地点らしく、たくさんの人で賑わっていた。

 

梨子「すごい人がたくさん。この街って、こんなにたくさん人がいたんだ。」

 

曜「街中の人が来てるみたい。もちろん、学校のみんなも!」

 

町内清掃なんてくそめんどくさいイベントなんて、普通はスルーするだろうに・・・やっぱ浦の星の子たちはええ子たちばっかりやな。心が洗われるわ。

 

梨子「これなんじゃないかな?この街や学校のいい所って。」

 

そうなんだよ。みんながこうやって協力して町をきれいにしようと頑張ってる。なんと心の温かいことよ。

 

「千歌、やるべきことはわかってるよな?」

 

そう・・・この町の魅力を伝えるにはどうすればいいか。

 

そして、千歌はみんなに見える位置に移動しこう呼びかけた。

 

千歌「皆さん!私たち、浦の星女学院でスクールアイドルをやっているAqoursです!私たちは学校を残す為に、ここに生徒をたくさん集めるために、皆さんに協力して欲しいことがあります!みんなの気持ちを形にするために!」

 

 

PVを作るために町や学校のみんなの力を借りることにした。

 

今千歌と梨子が作っている新曲のPVに学校の周りのいたるところからスカイランタンを飛ばすのだ。

 

とりあえず、鞠莉姉から分捕った予算と俺のポケットマネーを使ってスカイランタンを確保。まさか1000個とは思わなかったが、何とかかき集めることができた。

 

Aqoursには曲作りと練習に集中してもらうことにして、俺は空き教室で1人黙々とスカイランタン作りに勤しんでいた。まぁ、こういう作業は嫌いじゃないし。

 

よしみ「陽君、こんなところで内職?」

 

「そうなんだよ、こうでもしないと学費がきつくてさぁ・・・って違うわ!」

 

よしみ「ノリツッコミありがとう。で、どれくらいできた?」

 

とりあえず40個作り終わったところだった。

 

むつ「ほぅほぅ・・・よしなら私たちも手伝うよ。さすがに1人で1000個は無理だって。」

 

いや、さすがにそこまでしてもらうわけには・・・

 

いつき「大丈夫だよ。私たちもAqoursのためになにかしたいの。だから手伝わせて。」

 

ここに来てくれたのはよいつむトリオだけではない。学年問わず生徒が集まっていた。

 

よしみ「みんな手伝ってくれるって。」

 

そうだな。ここはお言葉に甘えるか。

 

「じゃ、頼むわ。」

 

こうしてみんなの協力を得て準備は進んでいった。

 

 

そして、撮影当日

 

夕焼けをバックに撮る予定なので、夕方決行となった。天気は晴れ。マジでよかった。

 

既に町の人たちには所定の位置についてもらった。校庭には生徒たちが人文字でAqoursの形になるように並んでいた。

 

それぞれの場所に1人ずつ連絡要員を配置。あらかじめL〇NEグループを作っており、そこに俺が合図してスカイランタンを放ってもらう手はずになっている。

 

そして、今回はビデオカメラの他に、ドローンを使っての撮影も行う。同時にやるのでドローンの方は父ちゃんに頼んだ。

 

「よし、みんな配置についた。そろそろ始めるぞ。」

 

Aqours「はい!」

 

メンバーもそれぞれの立ち位置につく。

 

そして・・・曲が始まる。

 

この日のために作った新曲「夢で夜空を照らしたい」

 

くそ・・・歌詞が出せないのがつらい・・・出したら、その瞬間・・・奴らがやってくるからな!

 

おっと・・・そんなことしてる場合じゃない・・・そろそろサビに入る!

 

サビに入る瞬間にL〇NEで合図を送る。

 

そして・・・サビに入ると同時に上空にスカイランタンが。曲と相まって幻想的な映像になった。

 

そして、曲が終わる。この後はみんなでお片付けだ。

 

千歌「はー君。」

 

千歌が話しかけてきた。

 

「どうした?」

 

千歌「私ね、心の中でずっと叫んでた。助けてって、ここには何もないって。でも違ったんだって!」

 

ようやく気付いたか、みかん娘め。

 

千歌「追いかけてみせるよ!この場所から始めよう!できるんだ!」

 

「ああ、出来るさ。千歌たちなら。」

 

そのために俺もできることを精いっぱいやってみよう。

 

 

そして、片づけが終わり、家に帰った俺に待っていたのは地獄の編集作業・・・

 

んでもって、約束の善子の本だが・・・とぼけてうやむやにしようと思ったが、善子が泣きそうになってたので結局買ってやった。・・・くそ、黒魔術の本がなんであんなに高いんだよ・・・

 

シグムントだが、今回の作業を優先したせいでお6割方しか修理できなかった。さすがに来週の試合には間に合わないので、ゼルクを使うしかないな。

 

・・・いや、そろそろあのイベントが来るかもな。大会と被らなきゃいいが。

 

そう願いつつ俺は眠りについた。

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第11話いかがだったでしょうか?

次回はいよいよあの東の京に行きますよ!あの人たちが出てくるのかなぁ?

明日は陽君の誕生日・・・スペシャルストーリー書こうかな。明日には間に合わなくても今月中には・・・


では、次回もお楽しみに!




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第12話 いざ東京へ

こんばんわ、陽です。

これ書き始めて、もう1か月ですか。早いもんですわ。

第12話です。

あの人たちが出てきますよ!

では、どうぞ!


もう5月でございます・・・

 

ども、新堂陽哉です。

 

この間撮った「夢で夜空を照らしたい」のPVは大好評で現在5万回再生されている。

 

これがあの某動画サイトだったら・・・いくら稼げたのだろうな。とそんな下種な考えは止めておこう。

 

そして、現在ラブライブのランキングはなんと99位!ランキング上昇率は1位という快挙!

 

部室ではメンバーが喜んでおりますよ。

 

千歌「このままいったら、ラブライブ優勝できちゃうかも!」

 

気が早いよ・・・

 

「とりあえず・・・100位以内に入ったとはいえ、まだまだ油断はできねぇぞ。」

 

まったく調子に乗りやがって・・・

 

とそこに1通のメールが。

 

「こ、これは・・・」

 

曜「どしたの?」

 

梨子「東京スクールアイドルワールド運営委員会?」

 

2年前の事を知ってるルビィは不安そうな顔をしている。

 

東京スクールアイドルワールド・・・2年前に鞠莉姉達旧Aqoursが出場したイベント・・・

 

千歌「これって・・・ランキングが上がったから呼ばれたってこと?」

 

「そうなるな。」

 

千歌「東京だーーー!!」

 

どうやら出る気満々でいるらしい。

 

ここで出すべきか、止めるべきか・・・

 

ここで一度挫折を味合わせるか・・・

 

けれど、その結果が最悪なものになってしまったら・・・

 

俺は・・・どうすればいい・・・

 

「ともかく、学校の許可がいるだろうし。俺、理事長室に行ってくるよ。みんなは練習始めててくれ。」

 

そう言って俺は部室を後にする。

 

 

Aqours練習中

 

曜「はー君、どうしたんだろう?」

 

1人だけ浮かない顔をしていた陽哉が気になっていた曜。

 

梨子「わからないわ。でも、東京スクールアイドルワールドのメールが来てから様子が少しおかしくなったわよね。」

 

千歌「もしかして・・・また試合と被ってるんじゃ・・・」

 

スマホで日程を確認する千歌。

 

千歌「よかった、日曜日だ。」

 

善子「でも、土曜日に出発するわけでしょ?先輩は試合に出てから東京に来るだろうし。」

 

東京には先にAqoursだけで行かなくてはならないようだ。

 

そして、様子がおかしい子がもう一人・・・

 

花丸「ルビィちゃん、どうしたずら?」

 

ルビィ「え・・・何でもないよ!!」

 

旧Aqoursがあのイベントに出てどんな結果になったのかルビィは知っていた。知っていたからこそ、不安になっていた。自分たちは上手くできるだろうかと。

 

 

そして、その頃理事長室では・・・

 

ダイヤ「反対ですわ!!あの子たちを今、東京に行かせるのがどういうことか分かっているのでしょう!!」

 

だろうなぁ・・・自分たちがあのイベントに出て、そしてどういう結果になったのか・・・その経験からルビィたちにあんな思いをさせたくないから・・・

 

鞠莉「陽はどう思う?」

 

「正直悩んでる。2年前の事は俺も知ってる。かな姉が歌えなくて、そのまま終わったことをな。そして・・・いや、これは俺の勘違いかもしれないから今は言わないでおく。イベントに出してあいつらに挫折を味合わせるか・・・ランキング急上昇で調子に乗ってるからな。だけど・・・そんな思いをさせたくないって思ってる。もう俺もどうしたらいいか。だからここに来たんだ。あのイベントに出た2人の意見を聞きたくてな。」

 

あいつらの悲しい顔は見たくない。けど・・・あのイベント出演グループはランキング上位の連中が多い。ここで自分たちと彼女たちのレベルの違いを知っておくのもいいとは思う・・・アニメの通りだったら、結果は最悪だ。

 

鞠莉「私は賛成よ。」

 

鞠莉姉の言葉に驚くダイヤ姉さん。まぁ、俺は鞠莉姉は賛成するだろうと思ったから驚きはしなかったけど。

 

鞠莉「ダイヤも期待してるんじゃない?私達の乗り越えられなかった壁を、乗り越えてくれることを。」

 

ダイヤ「もし越えられなかったらどうなるか。十分知っているでしょう?取り返しのつかないことになったら・・・」

 

そうだよな。東京スクールアイドルワールドの順位はお客さんの投票で決まる。イベントには去年のラブライブの優勝グループも出ているんだ。結果は・・・考えたくもない。

 

鞠莉「なら止めればいいのに。ダイヤが本気で止めれば、あの子たちは諦めるかも知れないよ?」

 

本当にそうだろうか?千歌あたりが反発するかもしれない。だけど、このイベントに出るためには学校の承認が必要だ。もしかしたらダイヤ姉さんが反対すれば・・・

 

鞠莉「これはね、避けてはいけないの。私たちが乗り越えられなかった壁を、あの子たちなら乗り越えてくれるかもしれない。本気でスクールアイドルとして、学校を救おうと考えているなら・・・このイベントで結果を残さなければラブライブ優勝なんて夢のまた夢よ。」

 

鞠莉姉の言いたいこともわかるよ。・・・それでも、俺は迷ってる。だけど・・・千歌が言うこと聞くかどうか・・・

 

「とりあえず・・・本人たちも出たがってるし、鞠莉姉がそう言うなら俺は反対しない。」

 

ダイヤ「・・・私も賛成はしますわ。」

 

鞠莉「じゃ、この書類書いておくから明日取りに来てね。」

 

俺とダイヤ姉さんは理事長室を後にした。

 

そして、生徒会室に行く途中で俺はある仮説をダイヤ姉さんに話してみた。

 

「2年前のイベント・・・かな姉が歌えなかったから駄目だったんだよな。」

 

ダイヤ「ええ・・・そうですわ。さすがの果南さんもあの数の観客を前にして緊張していたのでしょうね。」

 

緊張ねぇ・・・まぁ、確かに観客の数では緊張するのも無理はない。

 

「本当にそうなのかな・・・」

 

ダイヤ「何が言いたいのですか?」

 

少しイラつくダイヤ姉さん。

 

「俺の仮説を聞いてくれるか?」

 

ダイヤ「どうぞ。」

 

「かな姉は歌えなかったんじゃない。わざと歌わなかったんじゃないのか?」

 

少し驚いた感じになるダイヤ姉さん。

 

ダイヤ「何を根拠に・・・」

 

「根拠はある。あの時鞠莉姉は足を挫いてたんじゃないか?もし、そんな状態で踊ったら事故になる。でも、プライドが高い鞠莉姉の事だ。そんな状態でも無理して踊ろうとした。だから、かな姉は歌えないフリをして鞠莉姉が踊るのを止めたんだ。」

 

俯いて黙るダイヤ姉さん。しょうがない・・・あの手を使うか。梨子、すまんな。

 

そう壁ドンである。ダイヤ姉さんを壁まで追いやってからの壁ドンである。

 

「ダイヤ姉さん、お願いだ。俺には教えてくれないか?」

 

おお、見事に顔を赤らめていらっしゃる。これは・・・効くな!

 

ダイヤ「・・・わかりましたわ。」

 

よし、落とせた!ちょろいぜ!

 

生徒会室に移動。話し合いが難航してるから今日の練習は行けないと千歌達には連絡済みだ。

 

ダイヤ「陽、あなたの仮説は正しいですわ。」

 

やはりな・・・ま、アニメの通りなんだけどね。

 

「そうか。でも、他にもまだなんかあるだろ?その後何故Aqoursは活動を辞めたのか。もしかして・・・鞠莉姉の留学が関係あるのか?」

 

ダイヤ「あなたはニュータイプですか?」

 

「いや、Xラウンダーだ。」

 

ダイヤ「どっちでもいいですわよね!!」

 

こんな時でも俺のボケに突っ込んでくれる。さすが、ダイヤ姉さん。愛してるw

 

ダイヤ「まったく。その通りですわ。あの時鞠莉さんには留学の話が出ていました。でも、鞠莉さんはそれを断り続けていたのです。」

 

かな姉とダイヤ姉さんとスクールアイドルをやるためか。そして学校を救うために。

 

ダイヤ「私と果南さんは自分たちのせいで鞠莉さんのあらゆる可能性を奪ってしまうのではないか・・・将来をダメにしてしまうのではないか。そう考えたのです。ですから、あのイベントで果南さんはわざと歌わなかった。そして、その後はそれを理由にAqoursの活動を終わらせました。全ては・・・鞠莉さんのために。」

 

その後は鞠莉姉は留学して行ったと。

 

「鞠莉姉はその時なんて言ったんだ?」

 

ダイヤ「学校を救うために・・・と私たちを引き留めようとしましたが。」

 

そうか・・・大体わかった。

 

「で、ダイヤ姉さんはスクールアイドル部を秘かに応援していたと。」

 

ダイヤ「な、何でそうなりますの!」

 

動揺しとるな。

 

「俺見ちゃったんだよね。砂浜にAqoursって書いてるダイヤ姉さんをさ。」

 

ダイヤ「な・・・見られていたのですか!!」

 

はい、吐きましたね。真犯人が判明いたしました。

 

「Aqoursを成長させるためにわざと敵役を演じてたんだろ。あいつらなら自分たちが越えられなかった壁を越えられるかもしれないって。あえて自分たちがかつて名乗っていたAqoursを受け継がせてさ。まったく・・・不器用なんだからさ。好きなんだな、スクールアイドルが。」

 

ダイヤ「ええ・・・今でも鞠莉さんと果南さんと私でまたスクールアイドルをやりたい・・・それに今のAqoursもいる。けれど、鞠莉さんと果南さんの仲は険悪ですし。あの子たちに対して取った態度を考えれば・・・私は・・・」

 

言い終わる前に俺はダイヤ姉さんを抱きしめる。なんかこう・・・ほっとけないって言うか・・・

 

ダイヤ「ちょ・・・陽!?」

 

「よしよし・・・辛かったよな。ダイヤ姉さんたちは頑張ったよ。」

 

そう言いながら俺はダイヤ姉さんの頭を撫でてやる。

 

「ごめんな、何も知らなくて。2年前のあの時に声をかけなくて。それにダイヤ姉さん1人に無理させて。」

 

ダイヤ「あなたが気にすることではありませんわ。それにしても・・・今度は私がハグされる立場になるとは思いませんでしたわ。」

 

昔は俺が転んで泣きそうだった時にダイヤ姉さんがハグしてくれて頭撫でてくれたよな。

 

「もう、あの時の俺とは違うからな。」

 

そう言いながら離れる。

 

ダイヤ「あの時からずいぶんと成長しましたわ。ま、いきなり女性をハグするのはいかがなものかと思いますが。」

 

「あ、マジすんません。」

 

ダイヤ「まぁ、いいでしょう。それよりもあなたはイベントの前日が試合ですが。」

 

そうなんだよな。まぁ、イベント当日と被ってなくてよかったけど。

 

「試合は午前中だからな。終わり次第東京に行くよ。ただ、合流するのは夕方くらいだわ。東京の知り合いに挨拶しないといけないからな。」

 

ダイヤ「夕方ですか。そんなに知り合いが多いのですか?」

 

「うん。園田道場に・・・穂むらに・・・」

 

ダイヤ「今何と言いましたか?」

 

ん?だから、挨拶に行く場所だろ・・・

 

ダイヤ「園田道場といえばμ'sの園田海未さんの御実家。そして、穂むらといえばμ'sのリーダーである高坂穂乃果さんの御実家ですわよね?」

 

・・・・・・しまったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!一番喋ってはいかん人に喋ってもうたぁぁぁぁぁ!!

 

ダイヤ「どういうことか説明していただけますね?」

 

物凄い笑顔のダイヤ姉さん。やべぇよ海未姉さんにそっくり・・・

 

とりあえず・・・俺は全てを話すことにした。

 

ダイヤ「なるほど・・・あなたは園田道場の門下生で、海未さんに武道を教えていただいていたと。その繋がりでμ'sと親しくなったと・・・」

 

ハイ、サヨウデゴザイマス

 

ダイヤ「あなたがあの時私が千歌さんに出したクイズを余裕で答えられたのも納得ですわ。・・・しかも、あの伝説の秋葉ライブに参加していたと!なんと羨ましい!!それを知っているのは私だけですか?」

 

・・・うん、嘘言わない方がいいな。

 

「曜とルビィと花丸かな。」

 

ルビィが知っていることに驚いていたが・・・

 

「今のダイヤ姉さんにμ'sの話題なんか出せるわけないだろ?それはダイヤ姉さんが一番よく知ってるだろ?」

 

ダイヤ「そうですわね。」

 

「花丸はルビィに話した時に一緒にいたからな。曜はμ'sを知らなかったから話しても安心だと思ったんだよ。」

 

そう、ダイヤ姉さんと千歌に話さないと思ったから・・・

 

ダイヤ「ご自分が白状してしまっては意味ありませんけどね。」

 

まったくもってその通り!返す言葉もございませんwww

 

ダイヤ「で、なぜ黙っていたのですか?」

 

やっぱ、それ聞いちゃうよねぇ・・・

 

「まぁ、いろいろあるって言うか。ちゃんと言うつもりだったよ。時期を見てさ。そしたら千歌もμ'sに憧れてスクールアイドル始めたじゃん。千歌にばれるといろいろとめんどくさいんだよ。会わせろとか言われたらめんどくさい。ダイヤ姉さんが黙ってくれればいいけど・・・テンション爆上がり状態の姉さんはちょっと信用できない。ボロが出そうだ。こないだのμ'sクイズの時なんてそうさ。μ'sのファンですって自己紹介してるようなもんだわ。一般教養のわけないだろうが。」

 

ダイヤ「そ、それは・・・では、ルビィはどうですの!?あの子も私同様μ'sのファンですわ!!」

 

それに関しては心配ない。

 

「ルビィはお利口さんだからな。俺との約束をきちんと守っているからな。」

 

ダイヤ「さすが私の妹ですわ!!・・・と、とりあえず千歌さんに言わなければいいのでしょう?わかりましたわ。」

 

あとこれも言っとかなきゃ。

 

「ちなみに梨子もμ'sと会っている。俺の11歳の誕生日パーティーの時にな。」

 

ダイヤ「μ'sに祝ってもらったのですか!?」

 

「ええ・・・誕生日プレゼントもいただきましたよ。」

 

ダイヤ「μ'sからのプレゼント!!」

 

俺の肩を掴み、鼻息を荒くする姉さん・・・大和撫子どこ行ったwww

 

「とりあえず、落ち着いて。千歌はさ、梨子がμ'sの事知らないって思ってるから。それも黙っててくれよ。」

 

ダイヤ「それはわかりましたが・・・あなたが口を滑らさなければの話ですが。」

 

ですよねぇwww本当に我輩の口軽すぎるわぁwwwGN粒子による質量軽減効果が発動してるのかってくらいwww

 

ダイヤ「それと千歌さんに黙っててほしいのならば条件が・・・」

 

え、何々?ちょっと身構える我輩。

 

ダイヤ「エリーチカの・・・絢瀬絵里さんのサインを・・・私の名前を入れて戴いてきてくださいませんか?」

 

「いいでしょう。お任せを。てか、電話してあげようか?」

 

ダイヤ「ぴぎゃ!そ、それは・・・まだ心の準備が・・・」

 

姉妹一緒やな。

 

「わかった。サインの件は任せて。」

 

さて・・・そろそろ帰りますか。とその前に・・・

 

「ダイヤ姉さん、ルビィにも言ったセリフだけど・・・スクールアイドルが好きなんだったら、その気持ちを我慢しちゃダメだ。大丈夫、何とかなるさ。俺を信じろって。じゃな。」

 

 

陽哉が帰った後の生徒会室

 

ダイヤ「まったく、あの子は優しいですわね。そこは昔と変わりませんわ。とにかく・・・あの子たちの事は頼みましたわよ、陽。」

 

 

 

 

 

 

そして土曜日・・・

 

〈勝者、新堂陽哉!〉

 

何とか試合には勝てた。恵里菜の時よりはあまり苦戦しなかったけどな。結局シグムントの修理は間に合わずゼルクで出ることになった。

 

恵里菜「さすがね。まさか予備の機体を用意してるとは思わなかった。」

 

ギャル再び

 

「来てたの?」

 

恵里菜「何よ、悪い?あんたに負けてもらっちゃ困るのよ。仮にもこのあたしに勝ったんだからね!」

 

「わかってるよ。」

 

あー・・・もう新幹線の時間間に合うかな。

 

菜穂「おーいたいた。やっほー!」

 

「あれ、あなたは確か志木城さんの・・・」

 

恵里菜「志木城の女!!」

 

菜穂「ひどいなぁ、私は須川菜穂だよ。恵里菜ちゃん?」

 

そうそう志木城の彼女さん。ということは・・・

 

隆利「久しぶりだな。神代君も元気そうだな。」

 

「ども。」

 

恵里菜「げっ、志木城・・・」

 

そうか、志木城さんの試合は午後からだったな。

 

隆利「ゼルクガンダムだったか、そちらもいい機体のようだな。」

 

「ええ、シグムント同様本気で作った機体ですからね。」

 

恵里菜「つーか・・・あたしとの試合からだいぶ時間があったのに修理間に合わなかったんでしょ。」

 

菜穂「あの戦いは壮絶だったからねぇ・・・」

 

全国でもあの戦いは注目されていたらしい。某動画サイトのガンプラバトル公式アカウントでアップされた瞬間すごい再生数を叩き出したという。・・・広告収入いくらくらいなんだろうなぁ・・・俺に入るわけじゃないけど。

 

「おい、ギャル。俺がAqoursのマネージャーやってるの知らねぇわけじゃねぇだろ。」

 

恵里菜「ギャル言うな!!てか、そうだった。マネージャー業もやってれば時間ないか。」

 

菜穂「Aqoursって今注目されてるあの浦の星女学院の!!あの動画見たよ!可愛かったなぁ・・・」

 

おお、菜穂さんも知っていてくれたとは!で、何を見たんだ?アレか?「夢で夜空を照らしたい」か?

 

菜穂「リトルデーモン4号ルビィちゃん!!」

 

まさかの4号wwwしかし・・・

 

「まさかあの動画をご覧になっていただけたとは・・・」

 

菜穂「ルビィちゃん、最高だよね。まじえんじぇーだわ。」

 

恵里菜「いや、普通「夢で夜空を照らしたい」を見たって言うでしょ?」

 

隆利「ああ、あれは感動して泣いたな。」

 

恵里菜「え・・・まぁ、確かにあれは感動したけど・・・あんたが泣くところなんて想像できんわ。」

 

まぁ、確かに。でも、人は見かけによらないって言うからな。

 

「さて、俺はそろそろ東京に行かなきゃいけないので。」

 

菜穂「そっか、Aqoursは東京スクールアイドルワールドに出るんだったよね。」

 

隆利「時間を取らせて済まない。」

 

恵里菜「とりあえずAqoursにがんばれって伝えておいて!」

 

「了解!じゃ、また今度!」

 

さぁ、時間に余裕はあるが・・・ここら辺はあまり慣れないからな。駅まで急がなきゃ。

 

 

 

 

 

 

それから俺は無事に東京に着いた。とりあえずまず挨拶に向かうのは・・・

 

「ここからだな。上手く行けば他にも誰かいるかもしれないし。」

 

和菓子屋「穂むら」

 

もうわかるよね。そう・・・μ'sの発起人でありリーダーでもあるあの人がいる。

 

そして扉を開けるとそこには・・・

 

穂乃果「あ・・・い、いらっしゃいませ!」

 

穂乃果姉ちゃんがいた。うん・・・つまみ食いしてやがったな。慌てて後ろに隠したけど、無駄なんだよ。

 

「こんにちわ。」

 

穂乃果「はー君!!いつ帰ってきたの!!」

 

「ついさっき。てか、つまみ食いばれてるからね。」

 

穂乃果「そ、そんなことしてないよ。」

 

しらばっくれても無駄無駄。

 

「口にあんこついてるし。」

 

穂乃果「あ・・・」

 

まったく詰めが甘いんだよ。

 

高坂穂乃果さん・・・μ'sの発起人であり、リーダー。特技は雨を止ませる事かな、多分。

 

5年経ってきれいになったな。正確はあまり変わってないけど。現在は穂むらを継ぐために頑張ってる。

 

海未「陽、元気そうで何よりです。」

 

「海未姉さんも元気そうで。」

 

よかった・・・海未姉さんがいてくれた。手間が省けた。

 

「穂乃果姉ちゃん、ほむまんとお茶ください。」

 

穂乃果「そう言うと思って、はい。」

 

おお、早く出てきたわ。まぁ、いつもほむまんしか頼まないから、言わなくても穂乃果姉ちゃんにはわかってるか。

 

とりあえず席に着く。海未姉さんと穂乃果姉さんも席に着く。

 

「あれ。穂乃果姉ちゃん、仕事は?」

 

お客さんが来たらどうするんだい?

 

穂乃果「大丈夫、その時はちゃんと接客するから。それにはる君の話も聞きたいし。」

 

海未「陽、穂乃果にも聞かせてあげてください。あちらでの出来事を。」

 

しょうがありませんなぁ。いいでしょう。

 

内浦に行ってからの出来事を話した。

 

幼馴染たちがスクールアイドルを始めたこと。

 

それがきっかけがμ'sだったこと。

 

俺がマネージャーになったこと。

 

穂乃果「そっか、私たちに憧れて。」

 

海未「嬉しいことです。ぜひ会ってみたいものですね。」

 

会わせてあげたいけどな・・・それはまだ早いかな。それとμ'sをユーズと呼んでいたことは千歌の名誉のために黙っておこう。

 

穂乃果「それにしても梨子ちゃんとまた一緒なんだね。」

 

ニヤニヤするな。俺と梨子はまだそんな関係じゃねぇから。

 

海未「共学化のテスト生として女子高に通うことになったと聞いた時は心配でした。女子の中に陽一人では不安だろうと。しかし、梨子と一緒ならば大丈夫でしょう。」

 

まぁ、そうだね。

 

穂乃果「で、マネージャーの仕事ってどんな感じ?」

 

「そうだな・・・練習メニューを組んだり、活動に必要な書類を作ったり、PV撮影・編集・投稿にって感じかな。」

 

海未「私たちが分担してやっていたことを一人でやっているのですね。それでリーダーはどなたですか?」

 

スマホを取り出し、メンバーで撮った写真を出す。

 

「このみかん色の髪の子だよ。高海千歌。俺の従姉妹でAqoursの発起人でリーダー。明るく前向き・・・そして何も考えずに行動する・・・かな。」

 

海未「まるで穂乃果みたいですね。」

 

穂乃果「海未ちゃん、それ褒めてる?」

 

多分褒めてない。

 

「ちなみに作詞も担当してる。」

 

海未「リーダーで作詞も担当ですか!すごいですね。穂乃果ときたら・・・私に作詞を押し付けて・・・」

 

あ・・・あかんこれ長くなりそうなやつや。

 

「まぁまぁ海未ねえさん、落ち着いて。これでも食べて。」

 

とほむまんを渡す。するとなんということでしょう、海未姉さんが黙りましたよ。そしてほむまんをおいしそうに食べ始めましたよ。ほむまんには海未姉さんを黙らせる効果があるんだねw

 

穂乃果「あ、リトルデーモン4号のルビィちゃんだ!」

 

やはり、あなたもそれを見たんですね。

 

穂乃果「可愛いよねぇ。」

 

「まぁ、うちの生徒会長は破廉恥だって怒ってたけどね。まぁ、μ'sのあれに比べたら・・・」

 

と言ったところで2人が察したようだ。

 

海未「あの・・・ヘビメタ風の衣装ですか・・・あれは確かにどうかしてました。」

 

穂乃果「はー君さ、すごくいいって言ってくれたよね!!」

 

「いや、あれはああいった方がいいかなって。つか、最初誰だかわからなくて防犯ブザー鳴らそうとしたんだからね!」

 

穂乃果「不審者扱い!?」

 

いや、不審者でしょうよ。つーか、転生前の世界ではいろいろと話題になってたからね。

 

しばらく話してたら、次の約束の時間だということに気づいた。

 

「さて、そろそろ行かなくちゃ。」

 

海未「そうですか。陽、また遊びに来てくださいね。明日のイベントは私たちは用事があって行けませんが、Aqoursのみなさんに頑張ってくださいと伝えておいてください。」

 

・・・うーん・・・とりあえず俺の知人が応援してるって感じで伝えればいいか。千歌にばれてしまうからね。そしたらいろいろとめんどくさいことになるからね。

 

穂乃果「はー君、ファイトだよ!」

 

「うん、ありがとう!また来るよ。」

 

そう言って穂むらを後にする。

 

ちなみに穂乃果姉ちゃんに頼んで花陽姉さんと絵里姉さんのサインは貰ってある。穂むらに行ったのはそれを受け取るためでもあったんだよね。

 

そして・・・神田明神に向かおうと歩いていたが、男坂の下にAqoursがいた。

 

千歌「はー君!」

 

千歌が思いっきり手を振っている。・・・なんで曜は巫女のコスプレしてるんだよ。

 

ルビィ「ここが男坂!!」

 

千歌「そうだよ、μ'sが毎日練習してた場所だよ!!」

 

そうだね。俺もたまにμ'sに付き合って、ここを走ってたわ。それがいつしか俺自身の日課にもなってたな。

 

「折角だ。お参りしていこう。」

 

俺の意見に全員が賛成。

 

男坂を昇り、たどり着いた神田明神。すると、どこからか歌声が・・・

 

「社殿の前に誰かいるな。」

 

社殿の前に立つ2人の少女。歌声は彼女たちのものだ。間違いない・・・Saint Snowや。

 

どうやら、こちらに気づいたようだ。

 

聖良「もしかして、Aqoursのみなさんですか?」

 

善子「この子、脳内に直接!?」

 

「なわけあるか。とりあえず黙ってろ。」

 

とりあえず中二病を黙らせる。

 

「はじめまして、函館聖泉女子高等学院スクールアイドルSaint Snowさんですよね。」

 

いやぁ、会えるとは思わなかったわぁ。1期ではちょっと腹立ったけど、2期で・・・可愛いなと思ったんだよね。

 

千歌「この人たちもスクールアイドル?」

 

ということは明日のイベントにも出るんだよな。

 

聖良「あなたに知っていただいているなんて光栄ですね、新堂陽哉さん。」

 

Aqoursだけじゃなくて俺の事も知ってるわけね。

 

聖良「PV見ました。素晴らしかったです。」

 

えと・・・4号の方じゃないよね?

 

「夢で夜空を照らしたい・・・の方ですよね?」

 

聖良「ええ、そうですが。」

 

あぁ・・・よかった。

 

曜「どしたの?」

 

「いや、俺の知り合いがリトルデーモン4号ルビィちゃんがかわいいって言うもんだからさ。」

 

梨子「さすがに・・・堕天使動画には素晴らしいとは言わないでしょ?」

 

そうだよね・・・うん、そうだよ。

 

聖良「明日のイベントに出られるんですよね?」

 

千歌「は、はい。」

 

聖良「そうですか。楽しみにしています。では、私たちはこれで。理亞、行きましょうか。」

 

そして、聖良が先に歩き始め・・・理亞は・・・バク転からのムーンサルトを華麗に決めるw

 

ルビィ「すごい・・・」

 

花丸「マルたちの真上を飛んだずら・・・」

 

善子「て、天界からの使者!?」

 

確かに・・・ずば抜けた身体能力だな・・・だが・・・

 

「へい、そこのツインテ少女、待ちな。」

 

理亞「何?」

 

うん、素晴らしい運動神経だね。だが・・・

 

「明日はイベント当日だ。万が一怪我でもしたらどうする?」

 

理亞「私はそんなへまはしない!」

 

聖良「理亞、新堂さんの言う通りよ。すみませんでした、次からは気を付けますので。」

 

そう言ってSaint Snowは去っていった。

 

さぁて・・・明日はいよいよイベント。Saint Snowだけじゃない。ラブライブを優勝した連中も出てくる。

 

がんばれよ、みんな。

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 




第12話、いかがだったでしょうか?

ばれてしまいましたね・・・ダイヤ姉さんに。

あと穂乃果姉ちゃんと海未姉さん登場です。出しちゃいました。

絵里さんと花陽さんも出すつもりでしたが、諸事情で止めました。

次回はいよいよイベントです!

この後14話で3年生加入会まで行きまして、15話で予選準決勝、16話で予選決勝をやりたいなと。

予選準決勝の相手は最低最悪な奴にしようかと。はー君ぶちきれ回にしようかなと。あと予告です。15話でヒロイン発表します。

16話終了後に陽君の新型の機体名を発表しようかなと。

サンシャイン2期ではストーリーに沿うだけでなく、オリジナル回の話もやりたいですね。体育祭とか修学旅行とか。


とにかく、次回をお楽しみに!


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第13話 0から1へ!

こんばんわ、陽です。

アクアライス様、お気に入り登録ありがとうございます!

今回のイベントもいい結果で終わることができました。

あとガチャもSSRダイヤ様が当たりましたよ。まぁSSRが出ただけ良しとしましょうか。

ぷちぐるもSaint Snowのスペシャルスキルカードが出ねぇ・・・何故か果南ちゃんのスペシャルスキルカードは出たけど。金が出たときはテンション上がるけど・・・スペシャルスキルカードじゃなかった時のがっかり感。しかもそれがすでに覚醒済みでダブった奴だと・・・

さて・・・全国大会のライバルの設定も大体出来てきました。

まずはAqours全員集合と予選決勝まで書ききらないとね。

では、第13話どうぞ!




「はぁ・・・」

 

風呂上り、コーヒー牛乳を飲みながら夜空を見上げる・・・

 

どうも、新堂陽哉です。

 

今は宿泊先の旅館です。まさかのAqoursと同じ部屋。予約した時は俺だけ別の部屋を取ってたんだけど・・・

 

どこぞのシャイニーお嬢様が勝手に変更しやがって。同じ部屋にされてしまったと。

 

くそ・・・どうして風呂上がりの女子を見るとドキドキしてしまうのだろうか・・・

 

我輩も男の子よ。耐えられんわ・・・いろんな意味で。しかもみんな浴衣だし・・・

 

てか、東京の数少ない友人であるスドウ君の家に泊めてもらおうと思ったんだけど・・・

 

千歌達が別に一緒でもいいじゃんと。

 

そして梨子にいたっては・・・友達じゃなくて女の家に泊るんでしょ?とかわけのわからんことを言い出す始末。

 

めんどくさいから一緒に泊まることにしたのだが・・・

 

テーブルに飲みかけのコーヒー牛乳を置いた瞬間・・・

 

曜「ちょっと貰うよ!」

 

とすかさず曜さんが俺のコーヒー牛乳を飲む。

 

え、ちょっと・・・それって関節キスちゃいますの!?

 

梨子「曜ちゃん!?」

 

突然のことで梨子も驚く。

 

曜「はい、梨子ちゃんも飲む?」

 

いや、待て待て。ナチュラルに勧めるな。

 

梨子「陽君の・・・飲みかけ・・・」

 

俺のコーヒー牛乳を手に取りながら、なんか顔を赤らめてる梨子さん。

 

「いや、それ俺の飲みかけだから。新しいやつ買ってやる。」

 

梨子「ううん!こ、これがいい!これがいいの!」

 

と言って飲み干す。

 

・・・新しいの買って来よう・・・

 

てか、みんな浴衣って言ったけど・・・2人だけ違うわ。曜・・・お前は・・・なんだバスガイドか?何故コスプレをしている?まぁ、突っ込むのめんどくさいから放置しとこう。

 

だが、善子・・・てめーはダメだ!!マント広げながら机の上に立つんじゃないよ!!

 

「おい、善子!行儀悪いだろ!!さっさと風呂入ってこい!!」

 

善子「ヨハネ!!わかったわよ!!」

 

そう言って風呂に行く善子。

 

そして・・・

 

花丸「マルのバックトゥザぴよこ万十が!!」

 

みんなさっきからまんじゅう食ってるけど・・・それ花のだったの?

 

「花、新しいの俺が買ってやるから。」

 

おっと、ルビィが布団を敷こうとしているな。押し入れから取り出そうとしてるけど、あんなに持つと危ないぞ。

 

「ルビィ、とりあえず俺がやっておくから。あっちでゆっくりしてな。」

 

ルビィ「ルビィもやる。千歌さんがね、陽兄ちゃんに任せたら、陽兄ちゃんの布団だけルビィたちと離れたところに敷くからって。廊下で寝るかもしれないって。」

 

あのみかん娘め・・・何故わかった!!てか、女子と同じ部屋で寝るのは・・・我輩の理性というものがね・・・ある意味ね、我輩のユニコーンガンダムがNT-D発動からのデストロイモードになってからのアンチェインモードになってしまうのよ。

 

千歌「はー君。」

 

おっと、後ろに千歌が。俺の背後を取るとはなかなかやるな。

 

千歌「ダメだよ、廊下で寝ちゃ。仲居さんとか他のお客さんの迷惑になっちゃうでしょ?」

 

ごもっともです。さすが旅館の娘・・・しょうがない、ここは何としても理性を保たなければ。

 

梨子「とりあえず布団はみんなで敷きましょ。」

 

そして善子が風呂から上がり、曜もやっと浴衣に着替えたところで千歌が提案する。

 

千歌「音ノ木坂に行ってみない?この近くなんだって。1回行ってみたかったんだ!」

 

そりゃ、あの伝説のスクールアイドルμ'sの母校だもんな。

 

梨子「私はいいや。みんなは行ってきていいよ。」

 

みんなが行く雰囲気になってる中、梨子だけが行くことを拒んだ。

 

・・・まぁ、いろいろあるんだろうさ。

 

「今日は止めておこう。明日も早いし。そろそろ寝るぞ。」

 

曜「それもそうだね。」

 

千歌「うん・・・やっぱ寝よっか。」

 

そして布団を敷いて就寝。

 

俺はというと・・・眠れるわけがないので、窓際に腰かけて外を眺めていた。

 

梨子「陽君、眠れないの?」

 

梨子が起きてきた。

 

「ごめん、起こしたか?」

 

梨子「ううん、私も眠れなかったから。」

 

と俺の反対側に座り込む。

 

千歌「2人とも起きてたんだ。」

 

千歌も起きてきた。

 

梨子「さっきはごめんね。空気悪くしちゃって。」

 

千歌「ううん、私の方こそごめん。」

 

しばし沈黙が流れる。そして梨子が口を開く。

 

梨子「音ノ木坂って、伝統的に音楽で有名な高校なの。私、中学の頃ピアノの全国大会行ったせいか、高校では結構期待されてて。」

 

ああ、そうだったな。俺も毎回聴きに行ってたし。

 

梨子「音ノ木坂が嫌いなわけじゃないの。ただ期待に応えなきゃって…いつもは練習ばかりしてて。でも結局大会ではうまくいかなくて。」

 

そうだった。高1の最後の大会で梨子は引けなかったんだ。周りの期待に応えないというプレッシャーでスランプになってたんだよな。

 

千歌「期待されるってどういう気持なんだろうね?」

 

梨子「え?」

 

千歌「沼津出る時、みんな見送れに来てくれたでしょ?みんなが来てくれて、すごい嬉しかったけど、実はちょっぴり怖かった。期待に応えなくちゃって、失敗できないぞって。」

 

そっか浦女のみんな見送りに来てくれてたのか。

 

千歌「はー君は?そういうのない?海外の大会に出る時とか。」

 

「うーん・・・ないなぁ。だって、俺が大会出るって知ってるの、両親くらいだし。」

 

本当はμ'sのみんなも知ってるけどな。

 

「お前のやりたいようにやってこい、暴れて来いって。それに俺は俺で世界中の強いやつらとバトルできるって言う楽しみの方が大きかったし。それに・・・ほら勝てば賞金出るし。・・・てか参考にならなかったな。」

 

千歌「賞金っていくら?」

 

そこ聞くか。

 

「そうだな・・・ジュニアの大会とはいえ、国外だからな。優勝すれば・・・100万くらい貰えたかな。少なくても10万とか。」

 

梨子「そんなに貰えるんだ。そこからAqoursの活動に必要な経費を出してくれてるのよね。」

 

千歌「お金、大丈夫なの?」

 

まぁ、小学生の時から国内外問わず参加してたからな。旅費差し引いても・・・半分くらいは残ってるかな。

 

「とりあえず心配すんな。まだ余裕はあるから。それよりも、そろそろ寝よう。」

 

なんか眠くなってきた。というわけで布団にイン。おやすみなさーい・・・

 

 

 

 

 

そして翌日・・・

 

どうしてこうなった・・・

 

なんか梨子が俺の布団に入ってるし・・・

 

ゼロ距離で見る梨子の寝顔・・・可愛すぎだろ・・・

 

とりあえず・・・梨子から離れて・・・

 

梨子「うぅん・・・え、は、陽君・・・おはよう・・・」

 

「おはよう・・・てか、なんでこうなった?」

 

梨子「な、なんでだろうね・・・(言えない・・・わざと入ったなんて・・・)」

 

とりあえず、みんなが起きる前に離れる。

 

さて、みんなを起こして・・・って千歌がいねぇ。あぁ、さては走りに行ったな。

 

じゃ、我々も行きますかね。

 

「ほら、みんな起きろ!!」

 

次々と布団から出てくる。

 

「とりあえず、千歌がいない。」

 

ルビィ「ほ、本当だ!」

 

花丸「どこ行ったずら?」

 

まぁ、行先は大体わかるけどな。

 

「千歌にとって、スクールアイドルとしての始まりの場所かな。」

 

それを聞いた曜はわかったようだ。

 

曜「もしかして、千歌ちゃんがμ'sのPVを見た所?」

 

「ご名答。だから、早く着替えてくれ。俺は外で待ってるから。てか、善子起きろ!!」

 

とまだ眠っていた善子を叩き起こす。

 

善子「ヨハネ!てかなんなのよ!!」

 

「もう朝だよ。朝練の時間だ。つべこべ言わずさっさと準備しな。」

 

みんなが着替え終わってから、俺も着替えるのよ。だから早くして。

 

 

そして、全員の準備が終わり千歌がいるであろう場所に向かう。

 

UTX学院の街頭スクリーンが見える場所。

 

そこに千歌はいた。

 

千歌「みんな・・・よくここがわかったね。」

 

「ここなんだろ、千歌がスクールアイドルを始めようと思ったきっかけになったのは。」

 

そう言いながら千歌の横に立つ。

 

千歌「うん、そうだよ。ここで初めて見たんだ!スクールアイドルを、μ'sを!」

 

すげぇよな、スクールアイドルって。千歌がこんなにも本気になってるなんて。

 

ルビィ「あれ見て!」

 

ルビィが街頭スクリーンを指さす。

 

曜「あれって・・・」

 

梨子「今年のラブライブ・・・」

 

Aqoursが目指すべき場所。だが、不安もある。今のAqoursがどこまで通用するのか・・・

 

「とりあえずは今日のイベントだ。旅館に戻るぞ。朝飯食って支度したら会場入りだ。」

 

 

 

そしてチェックアウトを済ませ、会場入り。

 

とりあえずマネージャーは控室には入れないらしい。なので、俺は関係者席で見ることに。しかも、関係者には投票権はないと来たもんだ。

 

そろそろ始まるな。

 

司会のおねーさん「みんなー!はっちゃけてるかーい!!」

 

もう開始時間か。てか、あのおねーさん・・・5年前から変わらねぇなぁ。多分同一人物だと思う。いや、そうだろ。あんなハイテンションなおねーさんが他にもいたら怖いわ。

 

司会のおねーさん「さぁ、東京スクールアイドルワールド!トップバッターはこのグループから!北の大地が生んだ姉妹ユニットSaint Snow!!」

 

司会のおねーさんがはけて、彼女たちが出てくる。Saint Snowか・・・生でパフォーマンスを見るのは初めてだ。見せてもらおうかね・・・その実力を・・・

 

 

 

圧巻だった。これがラブライブ決勝大会まで進んだことのある実力かよ。はっきり言う・・・今のAqoursでは・・・

 

司会のおねーさん「続いて、人気急上昇中のフレッシュなスクールアイドルAqoursの皆さんです!」

 

次はAqoursだ。みんな・・・がんばれよ。

 

 

イベントは終わった。Aqoursは無事最後まで歌いきることができた。だが・・・Saint Snowはともかく他の参加グループと比べて歓声が少なかった。

 

俺はAqoursと合流し、帰りの時間まで観光することにした。

 

梨子「この街、1300万人も住んでるのよ。って言われても全然実感わかないんだけどね。」

 

曜「やっぱり違うのかな。そういうところで暮らしてると。」

 

うーん・・・まぁ、どうなんだろうねぇ。

 

まぁ、内浦の方が住みやすいって言うのはあるな。静かだし、海がきれいだし。

 

千歌「はい、お待たせ。」

 

千歌がアイスクリームを買ってきてくれていた。

 

曜「ありがとう!」

 

千歌「はー君はいらないの?」

 

「あー・・・今は甘いものって気分じゃないかな。」

 

どちらかというとラーメンが食いてぇ。

 

千歌「そうなんだ。あ、ルビィちゃんたちもどうぞ。」

 

と1年生たちに渡していく。

 

「なんか千歌、無理してないか?」

 

曜「うん、なんか無理して明るく振舞ってる感じかな。」

 

梨子「Saint Snowさんのパフォーマンスを見てからかな。なんかすごかったよね。」

 

確かに。姉妹ならではのコンビネーションに、キレのあるダンス、そして素晴らしい歌唱力。どれをとっても・・・Aqours以上の完成度だ。

 

「千歌・・・大丈夫か?」

 

千歌に声をかけてみる。

 

千歌「うん、大丈夫。全力で頑張ったんだよ!私ね、今日のライブ、今まで歌ってきた中で出来は一番良かったって思った!声も出てたし、ミスも一番少なかったし。」

 

確かに、それは見ていて思った。

 

千歌「それに、周りはみんなラブライブ本戦に出場しているような人たちでしょ?入賞できなくて当たり前だよ。」

 

それはそうだが・・・

 

「いいか、千歌。Aqoursはラブライブ決勝に出たいんだろ?だったら今日出てた連中よりもいいパフォーマンスをしなきゃいけないってことだ。わかってるよな。」

 

千歌「それは・・・そうだけど・・・」

 

そこに見かねた曜も入ってくる。

 

曜「私ね、Saint Snowを見た時に思ったの、これがトップレベルのスクールアイドルなんだって、このくらいできなきゃだめなんだって。」

 

さらに梨子も。

 

梨子「そんな彼女たちでも入賞すらしていなかった。あの人たちのレベルでも無理なんだって。」

 

全員が黙りこむ。

 

善子がいつものように堕天使キャラを出そうとしたが、花に止められる。

 

そして、千歌が口を開く。

 

千歌「そうだよ、今はそんなこと考えてもしょうがないよ。それよりさ、せっかくの東京だし、みんなで楽しもうよ!」

 

・・・こんな時に気が利いた言葉が言えればな。ん?俺のスマホが鳴ってる。知らん番号だ。とりあえず出てみる。

 

「はい、新堂です。え、東京スクールアイドルワールドの実行委委員会?」

 

それは東京スクールアイドルワールドの実行委員会からで、渡したい物があるから戻ってきてほしいという電話だった。

 

 

 

会場に戻ると司会のおねーさんが話しかけてきた。

 

司会のおねーさん「やぁやぁ、君がAqoursのマネージャーかな?ごめんね、わざわざ戻ってきてもらって。」

 

「いえ、それはかまいません。で、渡したい物って。」

 

それを聞くと、俺に一枚の紙を手渡す。

 

司会のおねーさん「これ、今回の投票結果なんだけど。一応参加してくれたみんなに渡してるんだよね。正直渡すか迷ったんだけどね。」

 

おねーさんの様子から、まぁ結果は・・・いい結果ではないのだろう。

 

「ありがとうございます。」

 

司会のおねーさん「ううん、じゃがんばってね。」

 

おねーさんを見送ると、結果を確認してみる。やはりそこには・・・

 

千歌「はー君、どうだったの?」

 

この事実を伝えるのは・・・でも、伝えなきゃいけないのはわかってる。

 

曜「はー君?」

 

「みんな・・・」

 

俺は紙をみんなに見せた。

 

梨子「30組中30位・・・」

 

花丸「ビリってことずらか!」

 

それだけじゃない・・・

 

ルビィ「得票数0・・・」

 

そう誰もAqoursに入れていないんだ。

 

善子「先輩・・・」

 

もしかして、俺が他のスクールアイドルに入れたのかと疑う善子。

 

「俺は関係者だ。投票はできなかった。」

 

善子「そう・・・」

 

とそこにSaint Snowが現れる。

 

聖良「お疲れさまでした。」

 

後ろには機嫌が悪そうな妹の方がいた。

 

聖良「素敵な歌で、とてもいいパフォーマンスだった思います。でも、μ'sのようにラブライブを目指しているのだとしたら、諦めたほうがいいかもしれません。」

 

みんな、その言葉にショックを受けていた。さらに追い打ちをかけるように・・・

 

理亞「バカにしないで!ラブライブは遊びじゃない!!」

 

その言葉に・・・誰もが言い返せなかった・・・

 

Saint Snowが去っていくのを黙って見ていることしかできなかった。

 

 

 

そして帰りの電車の中・・・

 

曜「Saint Snowでも9位か・・・」

 

それでも彼女たちは入賞できなかった。

 

梨子「陽君、どうしたの?」

 

俺がさっきから黙ってるから心配になってるんだろうな。

 

「大丈夫だ。ただ・・・いろいろとな。」

 

花丸「陽兄ちゃん、マルのバックトゥザぴよこ万十食べて元気出すずら。」

 

ありがとう・・・こんな時でも食欲があるんだね、花は。てか、どんだけ買ったの、ぴよこ万十。

 

とにかくだ・・・こんな結果になってしまった。ビリな上に得票数が0・・・最悪だ。アニメとは違う展開を期待してた俺が馬鹿だった。こんな時までアニメに忠実にならなくてもいいだろうが。

 

「ごめん・・・こんなことになるなら、参加させなきゃよかった。俺の判断ミスだ。」

 

千歌達が出たがっていたとはいえ、最終的な決断を下したのは俺だ。

 

千歌「そんなことない!」

 

「千歌・・・」

 

千歌「わたしは出てよかったって思ってる。精一杯やったんだもん努力して頑張って、東京に呼ばれたんだよ!それだけですごいことだと思う!でしょ?」

 

確かに東京スクールアイドルワールドは数あるスクールアイドルのイベントでも有名だし、規模もデカい。それに呼ばれるなんてすごいことだとは思うが・・・

 

千歌「だから、胸張っていいと思う!今の私たちの精一杯ができたんだから。」

・・・千歌、みんなを励まそうと明るく振舞ってやがる。だけど・・・

 

と思ったら、曜が俺の気持ちを代弁してくれた。

 

曜「千歌ちゃんは・・・悔しくないの?」

悔しいはずだろ・・・あんなに一生懸命やったのに、0だぞ、0!

 

千歌「そ、それはちょっとは。でも満足だよ。みんなであそこに立てて、わたしは嬉しかった。」

 

曜「そう・・・」

 

そしてまたみんな黙る。そして、そのまま沼津駅に到着。

 

沼津駅には浦女のみんなが出迎えてくれていた。それだけじゃない。

 

「ギャル・・・なんでいるんだよ。」

 

恵里菜「てかギャル言うな!!あたしもAqoursのファンなんだから!」

 

だったら、その見た目をどうにかせぇ。しかもAqoursのファンねぇ。ありがとうございまーす。

 

恵里菜「で、どうだったの?」

 

「それは・・・」

 

結果を言おうとしたら・・・ルビィの鳴き声が聞こえてきた。ルビィを見ると、出迎えに来てくれたダイヤ姉さんに抱き着いて泣いている。

 

恵里菜「そういうこと・・・」

 

とりあえずAqoursはダイヤ姉さんに任せ、俺は少し離れたところでギャルと話すことに。

 

恵里菜「30組中30位・・・しかも得票数0って・・・あんたは誰に入れたの?」

 

「俺は関係者だからな。投票権はねぇよ。」

 

恵里菜「そう・・・で、これからどうすんの?」

 

どうするのって言われてもなぁ。

 

ダイヤ「やっぱりそういうことになってしまったのですね。今のスクールアイドルの中では。」

 

ダイヤ姉さんの話が聞こえてきた。とりあえず俺もギャルも耳を傾けることに。

 

ダイヤ「先に言っておきますけど、あなたたちは決してだめだったわけではないのです。スクールアイドルとして十分練習を積み、見てくれる人を楽しませるに足りるだけのパフォーマンスもしている。でも、それだけではだめなのです。もう・・・それだけでは・・・」

 

曜「どういうことですか?」

 

ダイヤ「7236、何の数字か分かります?」

 

そりゃあ、アレだろ・・・と俺が言おうとしたらギャルが答えを言いやがった。

 

恵里菜「去年最終的にラブライブにエントリーしたスクールアイドルの数ですよね!」

 

そう、7236組のスクールアイドルがラブライブの頂点を目指して競い合った。

 

ダイヤ「ええ、あなたの言うとおりですわ。しかも第一回大会の十倍以上の数ですわ。」

 

千歌「そんなに・・・」

 

そんな数のスクールアイドルが日本に入るんだ。確かにパフォーマンスがよくても・・・ラブライブの頂点に立つにはそれだけじゃダメなんだ。

 

ダイヤ「スクールアイドルは確かに以前から人気がありました。しかしラブライブの大会の開催によって、それは爆発的なものになった。A-RISEとμ'sによって、その人気は揺るぎないものになり、秋葉ドームで決勝が行われるまでになった。そして、レベルの向上を生んだのですわ。」

 

今回のイベントに参加したスクールアイドルはラブライブの決勝にも出たことがある強豪ばかりだ。それ故に固定のファンも来ていたはずだ。ぽっと出のAqoursがそんな彼らの心を動かすようなパフォーマンスが出来ていただろうか。

 

ダイヤ「そう、あなたたちが誰にも支持されなかったのも、私たちが歌えなかったのも仕方ないことなのです。」

 

そうか、そろそろ話す覚悟ができたってことか。2年前の事を。

 

ダイヤ「二年前、すでに浦の星には統合になるかも、という噂がありましてね。それを阻止するべく私と果南さんと鞠莉さんでスクールアイドルをやっていたのですわ。」

 

千歌「果南ちゃんと鞠莉さんと一緒に・・・」

 

やはり千歌も曜も知らなかったみたいだな。活動時期は今のAqoursとほぼ同じくらい。そんなに短けりゃ千歌達が知らないのも無理はねぇな。

 

恵里菜「やっぱり・・・あの時のメンバーだったんですね。」

 

ギャル・・・知ってんのか?

 

恵里菜「私、2年前に沼津に遊びに来た時にライブを見たんです!」

 

ダイヤ「それって、沼津駅の近くのイベントでしたわね。あなたも見てくれていたのですね。その後ですわ。あなたたちが今日出たイベントに私たちが呼ばれたのは。」

 

梨子「ダイヤさんたちもあのイベントに出てたんですか?」

 

「そうだよ、ダイヤ姉さんたちも出てた。」

 

千歌「はー君、知ってるの?」

 

知ってるも何も・・・俺はこの目で見てたからな。

 

「ああ、俺は知り合いに誘われてイベントを見に行ってな。ビックリしたぜ、あの3人がスクールアイドルやってるなんて。」

 

曜「で、どうだったの?」

 

どうだったのって・・・ダイヤ姉さんを見る。頷いている。話して良しということか。

 

「かな姉が歌えなかったんだ。」

 

善子「歌えなかったってどういうこと?」

 

「言葉通りの意味さ。歌い出しはかな姉からだったんだろうな。でも、多分緊張してたんだろうな。歌うことができなかった。そして、そのまま終わってしまった。そうだろ、ダイヤ姉さん?」

 

とりあえず真実は黙っておく。

 

ダイヤ「ええ、そうですわ。他のグループのパフォーマンスのすごさと、巨体な会場の空気に圧倒され、何も歌えなかった。あなたたちは歌えだけで立派ですわ。」

 

曜「じゃあ、反対してたのって・・・」

 

ダイヤ「いつかこうなると思っていたからですわ。もう、話はこれくらいにしましょう。もう遅いですし。」

 

今日はそこで解散となった。ギャルはどうやら用事でこちらに来ていたらしい。

 

俺は寝ているルビィをおんぶして、ダイヤ姉さんと一緒に黒澤家の車が止まっている場所まで歩いていた。千歌達は先に十千万旅館の送迎車で帰っていった。

 

「・・・ごめん、俺が賛成しなければ。」

 

ダイヤ「あなたのせいではありませんわ。私も賛成したわけですし。それよりもこれからが大変ですわよ。」

 

わかってる。今回のことがきっかけでAqoursが解散になるかもしれない。そりゃそうだ・・・あんな現実を見せつけられたんだ。

 

でも・・・これで終わらせない。終わらせちゃいけないんだ。俺もAqoursも・・・ラブライブまでまだ時間はある。あがいてやるよ。

 

「俺は諦めない。千歌も・・・こんなことで終わるような奴じゃないさ。」

 

ダイヤ「ええ、そうですわね。」

 

2人を車まで送った後、俺は仕事終わりの父ちゃんと合流して帰宅した。

 

 

次の日の早朝・・・

 

まだ外は暗い。早く目が覚めてしまった。

 

とりあえず、浜辺で風に当たろうか・・・と大通りまで出たところで・・・

 

梨子「千歌ちゃん!!」

 

梨子の叫び声が聞こえた。

 

「梨子、どうした!!」

 

梨子「陽君!千歌ちゃんが、千歌ちゃんが海に!!」

 

え、ショックのあまりに・・・

 

「千歌ーーー!!」

 

と心配になって呼びかける。

 

千歌「はー君?梨子ちゃん?」

 

普通怪獣ちかちー、内浦に上陸wwwってバカ!!

 

「服着たまま海に潜るやつがいるか!!」

 

まったく、何を考えてるのかねこの子は。

 

梨子「何してたの?」

 

千歌「何か見えないかなって。」

 

海に潜って?いや・・・魚しか見えねぇだろ。

 

千歌「ほら、梨子ちゃん海の音を探して潜ってたでしょ?だから私も何か見えないかなって。」

 

梨子「それで何か見えた?」

 

千歌「何も見えなかった。でもね、だから思った、続けなきゃって!私、まだ何も見えてないんだって、先にあるものが何なのか。このまま続けても、0なのか、それとも1になるのか、10になるのか。ここでやめたら全部分からないままだって。」

 

「で、答えは出たのか?」

 

千歌「うん。続けるよ、スクールアイドル。だってまだ0だもん!0だもん・・・0何だよ・・・。あれだけみんなで練習して、みんなで歌を作って、衣装も作って、PVも作って・・・頑張って頑張って、みんなにいい歌聞いて欲しいって・・・スクールアイドルとして輝きたいって・・・。」

 

そして千歌の目から涙がこぼれ始める。

 

千歌「なのに0だったんだよ!悔しいじゃん!!差がすごいあるとか、昔とは違うとか、そんなのどうでもいい!悔しい!やっぱり私悔しいんだよ。」

 

まったく・・・ようやくか・・・

 

梨子が抱き着き、俺も傍による。濡れようが関係ねぇ。

 

梨子「やっと素直になれたね・・・」

 

千歌「だって私が泣いたら、みんな落ち込むでしょ?今まで頑張ってきたのに、せっかくスクールアイドルやってくれたのに、悲しくなっちゃうでしょ?だから・・・だから・・・。」

 

それで無理に明るく振舞ってたのか?自分の気持ちを無理に隠して。まったく・・・

 

梨子「バカね。みんな千歌ちゃんの為にスクールアイドルやってるんじゃないの!自分で決めたのよ!私もよ。」

 

「そうだ。曜も、花も、ルビィも、善子も。スクールアイドルが好きだから頑張ってるんだ。」

 

俺だってそうだ。最初は俺が関わることで何かが変わることを恐れてた。でも、そんなのどうでもよくなった。ラブライブとビルドファイターズという2つの作品が混じった時点で変わってるんだから。だからこそ、千歌達を応援したいって思ったんだ。千歌達が輝くために全力でサポートしてやろうって。

 

それに初めてじゃねぇか。千歌が悔しがるなんて。大抵は諦めて止めてたのに。それほどスクールアイドルを本気でやってたってことだよな。

 

千歌「でも・・・」

 

梨子「だからいいの!千歌ちゃんは、感じたことを素直にぶつけて、声に出して。」

 

「そうだ。リーダーだからって・・・我慢すんじゃねぇよ。何のための仲間だよ。嬉しい時も、悔しい時も、それを共有する仲間がいるから頑張れるんだろ?ほら。」

 

浜辺の方を向くと・・・そこには・・・

 

曜「千歌ちゃん!」

 

曜に1年生トリオが。朝早くからご苦労様です。特に曜と善子は。

 

ルビィ「ルビィ・・・これで終わりたくない。Aqoursのみんなでラブライブに出たい!」

 

花丸「そうずら。こんな気持ちのままで終わったら悔いが残るずら。」

 

善子「くっくっくっ・・・この堕天使ヨハネの真の力を発揮すれば・・・私もね、悔しいのよ。遊びだって言われて。遊んでなんかないんだから!絶対ラブライブに出てやるんだから!」

 

曜も海に入って千歌に抱き着く。

 

曜「だから、一人で抱え込まないで。私たちは仲間なんだから。」

 

千歌「曜ちゃん、ルビィちゃん、花丸ちゃん、善子ちゃん、梨子ちゃん・・・うん、ごめんね。」

 

「さぁて・・・ほら3人とも海から上がれ。」

 

とりあえずみんな海から上がる。そして俺はみんなの前に出て話し始める。

 

「今から0を100にするのは無理だと思う。でもな、0から1へすることはできる。そっからどんどん増やしていけばいい。みんななら出来る。俺は信じてる。だから、頑張ろう。俺たちの・・・Aqoursの輝きってやつを見せてやろう。」

 

千歌「0から1へ・・・うん!みんなやろう!わたし達の輝きをみんなに見せよう!」

 

Aqours「「「「「おー!!」」」」」

 

よし、これでもう大丈夫だな。あとは・・・3年生だけ。

 

それはまた次のお話。

 

とりあえず今回はこれでお終い。

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 

 




第13話いかがだったでしょうか?

ギャル、Aqoursのファンになったってよ(笑)

恵里菜さんに関しては・・・大会終了後にレギュラーにしようかなと考えております。

まぁ、どういった形でというのは・・・お楽しみに。


では、次回をお楽しみに!


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第14話 未熟DREAMER

こんにちわ、陽です。

Aqours9人揃います。

それでは第14話どうぞ!


五月も下旬です。無事に中間テストも乗り切ることができました。赤点なんかなかったよ。特に千歌と善子は頑張った。ギリギリだったけど・・・俺と梨子が教えたから何とかなったわ。

 

こんにちわ、新堂陽哉です。

 

今日は朝から練習中。現在、十千万旅館で休憩中。

 

ルビィ「イベント?」

 

「ああ、沼津駅の近くであるイベントなんだけどな。なんかAqoursに出演依頼が来た。」

 

多分、東京スクールアイドルワールドに出た影響かな?

 

花丸「屋台も出るずら?」

 

のっぽパンによる栄養補給に余念がない花丸さん。やはり気にする所はそこですか・・・

 

善子「これは・・・痕跡?僅かに残っている、気配。」

 

善子は善子で・・・椅子に頬ずりして何してんだ・・・とりあえず放置で。

 

ちなみにしいたけさんは我輩のそばで寝てるよ?俺がいる時は傍にべったりだからね。おかげで梨子が近寄ってこないけど。

 

「結構規模がデカいイベントらしいんだ。」

 

花丸「そんなに人が来るんだったら、Aqoursを知ってもらうにはいい機会ずら。」

 

梨子「でも、今からじゃあんまり練習時間ないわよ?私は今は練習を優先したほうがいいと思うけど。」

 

確かに結構人が来るんだったら・・・Aqoursを知ってもらう絶好のチャンスだ。何せ全国各地から来るみたいだからな。

 

だけど・・・来週だもんな。既存の曲でやるか・・・新曲でやるか・・・

 

まぁ、俺の試合は今週と来週はないから大丈夫だけど。

 

「千歌はどうしたい?」

 

とりあえずリーダーの意見を聞いてみよう。

 

千歌「わたしは出たいかな。今の私たちの全力を見てもらう、それでだめだったらまた頑張る!それを繰り返すしかないんじゃないかな?」

 

そうだな・・・それがAqoursのやり方だな。

 

「よし・・・とりあえず後で話し合いだ。イベントに出るのはいいが、既存の曲でやるのか新曲でやるのか早く決めとかねぇとな。」

 

曜「了解であります!」

 

梨子「そうね。いろいろと準備に時間がかかるだろうし。早めに決めておかなくちゃね。その前にしいたけちゃんは犬小屋に戻しておいてね。」

 

えー・・・もっとモフモフを堪能したいのですが。

 

梨子「い・い・わ・ね!」

 

離れた場所からすごい目力で訴えてくる梨子さん。・・・わかったよ。

 

と千歌を見ると・・・何か浮かない顔をしている。

 

「どうした?悩み事か?」

 

千歌「はー君。果南ちゃんの事なんだけどね。どうしてスクールアイドル辞めちゃったのかなって。」

 

・・・知ってるんですけどねぇ。言えないんですよねぇ。

 

善子「生徒会長が言ってたでしょ?東京のイベントで歌えなかったからだって。」

 

千歌「でも、それで止めちゃうような性格じゃないと思う。」

 

確かに。今日ダメだったら、また次がんばろう!ってなタイプだもんな。

 

「どうしちゃったんだろうなぁ。昔は絶対に諦めないって性格だったのに。」

 

千歌「うん・・・もう少しスクールアイドルやっていた頃のことが分かればいいんだけどな。」

 

曜「聞くまで全然知らなかったもんね。」

 

梨子「陽君は知ってたみたいだけど。」

 

まぁ、2年前にね。

 

千歌「その時に声かけなかったの?」

 

「かけられる状況じゃなかったつうかなぁ。どう声をかけていいかわからなかった。」

 

千歌「そうなんだ。」

 

話はいったんそれで終わった。

 

そして、外に出て練習再開。だが、話はまだ続いていたわけで・・・ターゲットはいよいよルビィに・・・

 

千歌「ルビィちゃん、ダイヤさんから何か聞いてない?」

 

曜「小耳にはさんだとか。」

 

梨子「ずっと一緒に家にいるのよね?何かあるはずよ。」

 

2年生からのある意味ジェットストリームアタックを受け動揺するルビィ。

 

仕方ねぇ・・・ここは・・・

 

「逃げろルビィ!!」

 

ルビィ「ピギィィィ!!」

 

俺の合図とともに逃走を図るルビィ。しかし・・・

 

善子「逃がすか!!」

 

「させるか!!」

 

善子の前に立ちふさがるが・・・

 

善子「とりゃぁぁぁぁ!!」

 

善子の蹴りが俺の鳩尾にクリーンヒット。そのまま後ろに倒れる我輩。

 

倒れた我輩を飛び越えていく善子。

 

その時俺は見たんだ・・・暗闇の中に輝く純白を・・・ガクッ・・・

 

善子「堕天使奥義、堕天流拘縛!」

 

あっさりと捕まってしまうルビィ。

 

くっ・・・すまんルビィ・・・俺にもっと力があれば・・・

 

花丸「やめるずら。」

 

善子「はい・・・」

 

とりあえず花によって解放されるルビィ。

 

曜「何色だった?」

 

倒れている俺の傍にしゃがみ込んで聞いてくる曜。

 

「何を?」

 

曜「善子ちゃんのスカートの中。」

 

・・・えっと・・・それは・・・つーか、見えてること前提に聞いてきやがる。見えたけどね。

 

「不可抗力ですよ。」

 

曜「まぁ、あれは事故みたいなもんだし。梨子ちゃんには黙っててあげる。」

 

そこで何故梨子の名前が出てくる?いや・・・梨子にばれたらなんかひどい目に合いそう・・・これまでの経験から。

 

「・・・オナシャス。」

 

曜「今度松月で何か奢ってね。」

 

致し方あるまい。それだけで俺の安心が保証されるのなら安いもんだ。

 

そして、またまた俺の部屋に全員集合。

 

「ちょい散らかってるけど。」

 

テーブルの上を片づけていく。

 

曜「これって・・・ストライクフリーダム?」

 

テーブルにあったHGCEのストライクフリーダムの箱を手に取る曜。

 

梨子「陽君、それって・・・。」

 

「あ、ああ。例のやつな。」

 

そう梨子から頼まれていたやつ。

 

千歌「例のやつ?」

 

えっと・・・これは言っていいものかどうか。

 

梨子「HGCEのストライクフリーダムが欲しくなっちゃって。でも、買いに行く暇がないから陽君に頼んでたの。ありがとう。」

 

「お、おう。」

 

とりあえず・・・まだ内緒ってことね。

 

とりあえずみんな適当な場所に座る。

 

そしてルビィが語り始める。

 

ルビィ「ルビィが聞いたのは、東京のライブが上手くいかなかったって話くらいです。ただ・・・」

 

千歌「ただ?」

 

ルビィ「前に鞠莉さんが家に来た時にお姉ちゃんと話してたのを聞いたんですけど。」

 

 

ダイヤ〈逃げてるわけじゃありませんわ。果南さんのことを逃げたなんて言わないで。〉

 

 

ルビィ「って言ってたんです。」

 

千歌「逃げたわけじゃない・・・か。」

 

何かを考えこむ千歌。何か嫌な予感がする。

 

千歌「ちょっと明日の朝、果南ちゃんを尾行しよう。何かわかるかもしれない。」

 

えー・・・かな姉の朝は俺らよりも早いんだよ?マジで・・・

 

曜「いいじゃん!面白そう!」

 

梨子「そうね、ついでにランニングもできるし。」

 

いや・・・2年生は乗り気だけど・・・1年生はどうよ?

 

ルビィ「千歌さんたちが行くならルビィも行く!」

 

花丸「尾行とか面白そうずら!」

 

善子「くっくっくっ・・・この堕天使ヨハネの力を開放する時が来たようね!防御結界を使えば姿を隠すことなど造作もないわ。」

 

行く気満々ずら・・・俺一人いなくてもいいよね?

 

と考えてる俺の思考を読み取ったのか、曜が耳打ちしてくる。

 

曜「行くよね?行かなきゃさっきの善子ちゃんの件を梨子ちゃんに・・・」

 

「い、行きます!!」

 

ちくしょうめ・・・行きゃいいんだろ・・・

 

 

そして翌日・・・

 

朝早くからかな姉の尾行が始まった。もうめんどくさい・・・いっそのことばらしてしまおうかと考えたが、後々めんどくさそうなことになるので止めた。

 

つうか・・・この人数で尾行とか・・・

 

それでも気づかれずに弁天島までたどり着いた。弁天神社でかな姉が立ち止まったので、俺らは隠れた。

 

そして・・・誰もいないと思って踊り始めるかな姉。

 

千歌「綺麗・・・」

 

みんなかな姉の踊りに見惚れてしまっていた。

 

鞠莉「復学届、提出したのね。」

 

鞠莉姉のご登場である。

 

果南「まぁね。」

 

鞠莉「ようやく逃げるのを諦めたのね。」

 

あー・・・もうなんかもどかしい。本当のこと知ってるから・・・歯がゆい・・・

 

本当のこと言ってやりたいわ。

 

果南「勘違いしないで。父さんが入院してたから休学しただけ。それに・・・復学してもスクールアイドルはやらない。」

 

じゃあ、さっきの踊りは何だったんだよ。未練があるんじゃねぇのかよ。

 

鞠莉「果南・・・私の知ってる果南は・・・」

 

果南「止めて。もう聞きたくない。どうして戻ってきたの!!私は・・・戻ってきてほしくなかった!!」

 

鞠莉「それは・・・学校を救うためよ!スクールアイドルとしてもう一度!」

 

果南「だったら千歌達に任せればいい。あと1年しかないんだよ!もういい・・・これ以上話しても無駄。もう顔も見たくない。」

 

そう言ってかな姉は走り去っていった。あまりのショックにその場に座り込む鞠莉姉。

 

「千歌、みんなを連れて帰ってろ。」

 

千歌「はー君は?」

 

「今の鞠莉姉を一人にしとくわけにはいかねぇからな。淡島まで送ってくるわ。」

 

千歌「わかった。」

 

みんなに合図する千歌。千歌の合図で静かに離れ始めるメンバー。そして梨子が・・・

 

梨子「変なことしちゃダメよ。」

 

わかっとりますがな。変に手を出して小原家の黒服さんに沈められたくないですからな。

 

みんなが離れたのを確認し、鞠莉姉に近づく。

 

鞠莉「陽・・・」

 

「ごめん、全部見てた。」

 

鞠莉姉に手を差し伸べる。

 

鞠莉「変なとこ見せちゃったわね。」

 

俺の手を掴み立ち上がる鞠莉姉。その表情は暗い。

 

「とりあえず、送ってくよ。」

 

鞠莉「大丈夫よ。家の者が下で待ってるから。ありがとね。」

 

そう言って去っていく鞠莉姉。

 

・・・こりゃ、お互いが本当の気持ちを隠してるっぽいかな。鞠莉姉は学校を救いたいとか言っといて、本当はもう一度かな姉とダイヤ姉さんともう一度スクールアイドルがやりたい。そんでもってかな姉は鞠莉姉の将来を潰したくないから、イベントの失敗のせいにしてスクールアイドルを辞めてしまったと。気持ちのすれ違いってか。

 

世話の焼ける姉たちだこと。

 

 

んで翌日・・・

 

2時間目が終わり、休み時間。千歌達はベランダで話をしていた。

 

俺?次の授業の準備だよ。

 

曜「制服!!」

 

ベランダから曜の声がしたと思ったら・・・ベランダから曜が上から降ってきた制服をフライングキャッチしようとしていた。

 

「待てやこらぁぁぁぁ!!」

 

超ダッシュでベランダに飛び出し、曜の腰に抱き着くようにして止める。

 

「間に合った・・・」

 

千歌「はー君、ナイスキャッチ!」

 

梨子「危なかったわ・・・」

 

曜「えへへ・・・ってこれ制服じゃなくてスクールアイドルの衣装だ。」

 

曜を引き上げ、キャッチした服を見てみると・・・

 

「これって・・・2年前にかな姉達が来てたやつじゃん。」

 

ということはこれをあの3人の誰かが身に着けていたと・・・いかんいかん。煩悩退散!!

 

上からってことは・・・3年の教室だな。

 

「ちょっと3年の教室に行ってくる。」

 

そして3年の教室へ。俺だけでなく千歌達も来たけど。

 

ルビィ「陽兄ちゃん!千歌さんたちも!」

 

1年生3人も来てたみたい。てか、廊下に下級生たちが集まってる。

 

教室を覗いてみると・・・

 

鞠莉「絶対に離さない!果南がスクールアイドルやるって言うまで!いつまで意地張ってるの!!」

 

果南「意地なんか張ってない!私は絶対にやらない!てか離して!!」

 

ダイヤ「おやめなさい!いくら粘っても果南さんは再びスクールアイドルを始めることはありませんわ!」

 

あーあ・・・鞠莉姉が実力行使に出たってわけね。しかし、この騒ぎは・・・

 

やれやれ・・・

 

「千歌、ここは俺に任せて。」

 

3人に向かって何か言おうとしてた千歌を止める。

 

千歌「はー君・・・わかった。」

 

よしよし、いい子だ。さて・・・少し鬼になりますか。

 

「すみません、ちょっと失礼しまーす。」

 

先輩方をかき分けて、3人のところへ到着。

 

果南「陽・・・何?」

 

鞠莉「陽、いい所に!一緒に果南を説得して!!」

 

ダイヤ「陽、鞠莉さんを止めてください!」

 

とりあえず、そんなことはどうでもいい。

 

「おい・・・ちょっと黙れや。」

 

いつもとは違う俺の雰囲気に怯える3人。

 

「さっきからごちゃごちゃと・・・周りを見ろ。見苦しい・・・。もういい・・・我慢ならん!!3人とも放課後部室まで面貸せや。Aqoursも集合だ。いいな。」

 

果南「いや、でも・・・」

 

反論など認めん!!

 

「い・い・な?」

 

果南「はい・・・」

 

放課後・・・全員部室に集合。

 

「よし・・・全員揃ったな。」

 

さてと・・・全員集めたはいいものの。あ、いいこと思いついた。とダイヤ姉さんを見る。

 

「ダイヤ姉さんはAqoursのみんなにあの時の真実の説明を。」

 

ダイヤ「は?え、ちょっと・・・どうするつもりですの!!」

 

あの時の真実・・・つまり2年前のイベントで何が起こったのかを。

 

千歌「あの時の真実?」

 

果南「どういうこと?」

 

「いいから。鞠莉姉とかな姉は俺についてきて。2人きりで話した方がいいと思う。念のため俺が立ち会う。もうそろそろうんざりしてたんだよ。」

 

果南「時間の無駄。」

 

当然かな姉から拒否されるが・・・

 

「ごめん、かな姉・・・俺は本当の事を知っている。2年前俺はあのイベントを見てた。そして気づいたことがある。それはダイヤ姉さんにも確認済みだ。」

 

とそれを聞いてダイヤ姉さんを睨むかな姉。

 

鞠莉「2年前のイベントに来てたんだ。それで・・・気づいたことって?」

 

「それは・・・後から話す。だから鞠莉姉とかな姉には付いてきてほしいんだ。」

 

観念したのか、椅子から立ち上がるかな姉。

 

「じゃ、ダイヤ姉さん。あとよろしくね。」

 

俺は2人を連れて、屋上へと移動した。

 

「さて・・・2年前、あのイベントを見てたって俺は言ったね。」

 

果南「そうだね。あんなことになったんだから声をかけられなかったのは仕方ないってわかってる。それはいいけど。気づいたことって何?」

 

深呼吸してから、俺の推理を話す。まぁ、ダイヤ姉さんに確認済みだから正解だし。

 

「今から俺が話すことはダイヤ姉さんによって正しいことが証明されてる。だから、2人が否定しようと無駄だから。いい?」

 

俺の言葉に首を縦に振る2人。

 

「オッケー。じゃあ、2年前のイベント・・・かな姉、歌えなかったんじゃなくて、わざと歌わなかったんでしょ。」

 

その言葉に鞠莉姉が驚く。

 

鞠莉「わざと・・・歌わなかった・・・?なんで・・・」

 

「それはね・・・鞠莉姉が足を怪我していたからさ。割とステージから近い席でね。鞠莉姉のあの歩き方、脚挫いてたでしょ。」

 

鞠莉「そうだけど・・・それでなんで果南が歌わないことに関係・・・あ・・・」

 

気づいたようだね。

 

「そう、あのまま続けてたら確実に事故が起きてたよ。」

 

そしたら怪我は酷いものになってただろうね。

 

鞠莉「それは・・・私は大丈夫だって・・・そう言ったよね。ねぇ、果南!」

 

果南「・・・から・・・」

 

鞠莉「何?」

 

果南「鞠莉が大怪我するの見たくなかったから!!」

 

かな姉は何よりも友達を大切にするからねぇ。

 

「大好きな鞠莉姉が傷つくのを見たくなかったんだろ?そして・・・大好きだからこそ、自分たちのせいで鞠莉姉の将来を潰したくないって思ったんだろ?」

 

鞠莉「どういうこと?」

 

「鞠莉姉、留学の話があったんだろ?でも、それを断り続けてた。それが鞠莉姉の将来の可能性を潰す事になってしまうんじゃないかって。それでスクールアイドルの活動を終わらせたんだろ?」

 

その言葉に頷くかな姉。

 

鞠莉「どうして・・・だったら何でそう言ってくれなかったの?」

 

果南「だって・・・鞠莉は絶対に聞いてくれないと思ったから。」

 

鞠莉「・・・そうね。でもね、果南が歌えなかったんだよ!ほっとけるわけがない!」

 

お互いがお互いを想ってるが故のすれ違いってやつか・・・これも青春?

 

「で、鞠莉姉。本当の気持ちを聞かせてよ。」

 

鞠莉「本当の気持ち?」

 

「そう・・・学校を救いたい。もちろんそれもあるかもしれない。でも、留学を終わらせてまで浦の星に帰ってきた。それは・・・もう一度かな姉とダイヤ姉さんとスクールアイドルをやりたかったんじゃないのか?」

 

果南「鞠莉・・・?」

 

鞠莉「陽にはお見通しか。・・・そうよ。もう一度3人でスクールアイドルをやりたい・・・もう一度・・・」

 

かな姉が鞠莉姉に優しくハグをする。

 

鞠莉「果南・・・?」

 

果南「ごめんね・・・鞠莉の気持ち知らなくて・・・」

 

鞠莉「私もごめん・・・果南やダイヤが私のことを想ってくれたのに!」

 

二人で泣き出す。一通り泣いて落ち着く2人。

 

ようやく元通りですかな。

 

果南「陽、ありがとね。」

 

「まったく世話が焼けるお姉ちゃんたちだよ。で、どうする?てか、どうしたい?」

 

ここまで来たんだ。答えは一つだろう?

 

果南「そうだね・・・もう一度やろっか?」

 

鞠莉「果南!うん!もう一度!」

 

「ほらみんな来たぞ。」

 

Aqours全員とダイヤ姉さんが屋上に来た。もう全て話したみたいだな。

 

かな姉と鞠莉姉は互いに目を合わせて頷く。そして、千歌達の方を向き・・・

 

果南・鞠莉「「私たちをスクールアイドル部に入れてください!!」」

 

千歌が2人に飛びつきこう言う。

 

千歌「大歓迎だよ!!」

 

さて・・・残るはもう一人・・・屋上から去ろうとしているラブライバーが・・・

 

「へい、そこの生徒会長。ちょいと待ちな。」

 

ダイヤ「な、何ですの?」

 

「俺は言ったよな。スクールアイドルが好きな気持ちを我慢しちゃダメだって。」

 

本当はダイヤ姉さんももう一度かな姉と鞠莉姉とスクールアイドルやりたかったんだろ?

 

ダイヤ「わ、私は・・・」

 

果南「ダイヤ。」

 

鞠莉「陽の言う通りよ。」

 

ダイヤ姉さんの両サイドからハグするかな姉と鞠莉姉。

 

そして事前にルビィに頼んで持って来てもらったものがある。ルビィに目配せする。

 

そしてルビィがダイヤ姉さんの前に立つと、持って来てもらったもの・・・新曲の衣装を差し出しこう言う。

 

ルビィ「親愛なるお姉ちゃん、ようこそAqoursへ!!」

 

満面の笑みを浮かべるルビィ。さすがのダイヤ姉さんもこれは効くだろ。

 

ダイヤ「あーもう仕方ありませんわね!」

 

これでAqoursが9人揃った。そこからはイベントに向けて練習と準備が始まった。

 

果南「この歌詞って・・・」

 

千歌から貰った新曲の歌詞に目を通すかな姉。何かに気づいたようだ。

 

「それな、ホワイトボードに書いてあった歌詞みたいな文章を、うっすらと読める部分を俺が解読して、足りない部分を千歌が、かな姉だったらこう書くだろうなと想定して書いた曲だ。あれ、かな姉が書いたんだろ?ダイヤ姉さんが言ってたよ。」

 

果南「ありがとう、二人とも。いい歌詞になってるよ。」

 

お気に召してくれたようで何よりだ。曲の方は歌詞から梨子が作ってくれた。なかなかいい曲に仕上がってる。

 

振り付けの方もかな姉が中心になって練習が進んだため問題なく仕上がった。

 

そして、イベント前日・・・何故か黒澤姉妹が俺の部屋に来ていた。

 

「・・・何?」

 

なんか目を輝かせているが。

 

ダイヤ「サインはいただけたんですの?」

 

あ、そういやすっかり忘れてたな。

 

「もらってきてるよ。ほら。」

 

絵里姉さんと花陽姉さんのサインを手渡す。

 

ルビィ「おおおおおお姉ちゃん!!花陽さんと絵里さんのサインだよ!!しかもルビィたちの名前が入ってるよ!!」

 

ダイヤ「ええ、ええ!!私たちの名前をそれぞれ絵里さんと花陽さんが書いてくださったなんて・・・感無量ですわ!!ルビィ、これは黒澤家の家宝にしますわよ!!」

 

ルビィ「うゆ!」

 

いや・・・家宝って・・・ま、いいや。

 

ま、何にせよ姉妹仲良くμ'sの話ができるようになったのはいいことだ。

 

 

そしてイベント当日。

 

「みんな、そろそろ時間だ。」

 

Aqoursのステージがそろそろ始まる。和をイメージした新曲の衣装に身を包んだAqoursの9人。うん、かわいい。特にダイヤ姉さんはお気に召したようで、衣装着て、部室の姿見の前でポーズ決めてたよね。うん、Blu-rayのジャケットのアレね。

 

千歌「9人揃って初めてのステージ。ここまで頑張って練習してきた成果を見せよう!」

 

曜「了解であります!」

 

梨子「今回の新曲は自信があるもの。大丈夫。」

 

ルビィ「お姉ちゃんと一緒にスクールアイドルができる!それだけでもルビィ嬉しい!」

 

善子「くっくっくっ・・・燃えてきたわ!いざ堕天の時!!」

 

花丸「善子ちゃんは平常運転ずらね。でも、マルも頑張るずら。」

 

みんな気合が入ってるな。

 

果南「2人とも緊張してる?」

 

鞠莉「まさか。ダイヤは?」

 

ダイヤ「してない・・・と言えば嘘になりますけど。でも、またお二人と一緒にスクールアイドルができる。そう思ったら緊張なんてどっか飛んでいきましたわ。それだけでなく今度はルビィ達もいます。大丈夫ですわ。この9人だったら。」

 

果南「そうだね。陽のおかげかな?ありがとね、陽。」

 

「まぁ、3人が仲たがいしたままなのは嫌だったしな。気にする事ねぇよ。さぁ、みんな行ってこい!」

 

9人「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」

 

9人になったAqoursのステージが始まる。

 

新曲「未熟DREAMER」を披露する。3年生を中心とした振り付けになってる。最初は特に決まってなかったが、3年生が新加入しての初めての曲だからと千歌達が3年生中心でと決めた。元々2年前にかな姉が考えていた振り付けと新しく千歌達が考えた振り付けをミックスさせた。いろいろと難しかったが、みんなが一丸となって考えたので完成するまで時間はかからなかった。

 

そして曲が終わり、Aqoursがバックステージに帰ってきた。観客席からはたくさんの拍手が。今回のライブは大成功だったみたいだな。

 

そしてかな姉が一言・・・

 

果南「Aqoursか。私たちのグループ名もAqoursだったんだよ。」

 

その言葉に驚く千歌達。

 

梨子「そんな偶然が・・・」

 

果南「私も、千歌達もまんまと乗せられたんだよ。誰かさんにね?」

 

とダイヤ姉さんを見る。なんかダイヤ姉さん・・・あっち向いて私関係ありませんわって顔してるけど。

 

とりあえず、あの時・・・俺らがグループ名を考えていた時に起こったことの真相を話したらみんな爆笑。

 

ダイヤ姉さんは赤面してたけど。

 

とりあえずイベントは無事成功。

 

梨子「ねぇ、陽君?」

 

そろそろ着替えるのかなと思って出て行こうとしたら、梨子さんにTシャツの裾を引っ張られた。

 

「どうした?」

 

梨子「今日の私どうかな?似あってる?」

 

「うん、めっちゃかわいいよ。すごく似合ってる。」

 

梨子「うん、ありがとう!」

 

やべぇ、この笑顔・・・ときめくじゃん・・・

 

さぁ、次は俺の番かな。来週の試合頑張ろう。相手は・・・まだ見てないや。

 

 

 

 

そして、そんな陽哉達を少し離れた場所で見ている1人の男。

 

???「〇〇さん、お送りした画像は見ていただけたでしょうか?ええ、そうです。新堂陽哉と親しそうにしています。ええ・・・わかりました。そちらの方もお任せください。」

 

 

次回に続く




第14話いかがだったでしょうか?

1期9話まで来ました。とりあえず次回からはビルドファイターズ関連の話が続きます。

そうです、静岡予選と本大会の話が続きます。

次回は・・・何やら不穏な感じに・・・

では次回もお楽しみに!!


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第15話 怒れる瞳

こんばんわ、陽です。

オウガ・Ω様、お気に入り登録ありがとうございます!

陽君大激怒回です。あとヒロイン決定回でもあります。

それでは第15話、どうぞ!


・・・ちっ・・・どこだよ、ここは・・・

 

現在の我輩・・・拉致監禁されました。

 

突然何を言っているのかわからないと思うが、俺も訳がわからない。

 

とりあえず話は今日の昼過ぎまで戻ろう。

 

明日の準決勝のために静岡駅に着いた俺。

 

昼飯を食って、宿泊先に行こうとして、人気のない路地に差し掛かった時だった。

 

いきなり後ろから羽交い絞めにされたと思ったら・・・目隠しされて両手足縛られて、車に放り込まれて・・・どっかで停まったと思ったら、運ばれて・・・

 

そのまま放置って感じ。

 

くそ・・・バッグもスマホもどっかにやりやがった・・・

 

これどうしよう・・・

 

 

一方内浦では・・・

 

千歌「はー君がいなくなった?」

 

陽哉が宿泊先のホテルにいつまで経っても現れないことから、ホテルから新堂家に連絡があったらしい。

 

その事をAqoursの練習終了直後に志満からの電話で知った千歌。

 

曜「いなくなったって・・・どういうこと?」

 

ルビィ「試合は明日だよね?なのにいなくなるなんて・・・何かあったのかな?」

 

花丸「心配ずら・・・」

 

善子「ダメ・・・電話にも出ない。」

 

いったいどこに行ってしまったのやら・・・

 

そんな中、3年生は理事長室で話し合っていた。

 

鞠莉「陽の次の対戦相手なんだけど。これ見てくれる?」

 

取り出したのは陽哉の次の対戦相手と予選の試合結果。

 

果南「兵藤玲音?」

 

ダイヤ「一回戦は不戦勝、二回戦は秒殺ですか?」

 

特に不自然なことはないが・・・

 

鞠莉「二回戦の動画があるんだけど、見てくれるかしら。」

 

スマホで試合の動画を見せる。

 

果南「何これ・・・相手選手ほぼ無抵抗じゃん。しかも相手の攻撃わざと外してるようにも見えるし。」

 

鞠莉「そうなのよね。しかも、一回戦の不戦勝の理由・・・相手が時間までに来なかったから。連絡も取れなくなったそうよ。」

 

これで2人が察する。

 

果南「まさか陽は・・・」

 

ダイヤ「そんな・・・卑怯ですわ!!」

 

鞠莉「落ち着いて。まだ彼の仕業って決まったわけじゃないけど・・・パパに連絡したら緊急事態だってことで小原家の力を使えることになったの。今人員を割いて静岡市内を探してもらってる。」

 

ダイヤ「それで見つかればいいのですけど・・・」

 

仮にこれが鞠莉の予想通りの事態だとすると・・・気になることが一つある。

 

果南「もし拉致監禁とかだったらさ、警察にばれたらお終いじゃん。でも、なんで問題にならなかったの?もしかして対戦相手が逃げただけじゃ・・・」

 

鞠莉「兵藤選手の父親は国会議員よ。県警にも顔が利く。もみ消すことなんて余裕よ。」

 

なるほど、そういうことかと理解する2人。そうなると・・・陽の件ももみ消されるのは確実・・・

 

鞠莉「もみ消すなんてさせない。これはパパも言ってる。小原家の力を舐めてもらっては困るわ。とにかく・・・今は見つかることを信じましょう。」

 

 

その日の夜・・・

 

陽哉のことが心配で眠れず浜辺に出ていた梨子。

 

梨子「どこ行っちゃったのよ・・・バカ。」

 

そこに一台の車が止まる。

 

梨子「なに、こんな遅くに・・・」

 

車からは複数の男が・・・しかも全員覆面をしている。

 

梨子「やばい・・・逃げなきゃ・・・」

 

急いで逃げようとするが、すぐに追いつかれて捕まってしまう。

 

そして男の一人が梨子にナイフを突きつけ脅す。

 

覆面男「このまま俺たちについてきてもらおうか?新堂陽哉に会いたいだろ?」

 

男の口から陽哉の名前が出たことに驚く。

 

梨子「陽君はどこ!!」

 

覆面男「ついてくれば会わせてやるよ!」

 

複数の男を相手に抵抗はできない。梨子は大人しく車に乗り込む。そして、そのまま走り去る。

 

だが、それを見ていたものがいた。梨子と同じく眠れずにちょうど外に出ようとしていた千歌だ。梨子が車に乗せられる所を見て慌てて外に出るが間に合わなかった。

 

千歌「梨子ちゃん!!」

 

急いでスマホで車のナンバーを撮影する。相手も急いでいたのか千歌には気づかなかったようだ。

 

千歌「どうしよう・・・」

 

千歌の声で起きてきた志満と美渡に今起こった全てを話す。そして、慌てた志満が梨子の母を起こし説明。美渡が警察を呼んだ。千歌はどうすればいいかわからず果南に電話する。

 

果南「・・・千歌?今何時だと・・・」

 

千歌「梨子ちゃんが誘拐されちゃったの!!」

 

果南「はぁ!?」

 

突然のことに訳が分からなかったが、千歌から詳しく聞く。

 

果南「わかった。千歌はそのまま家にいて。みんな心配するから曜と1年生にはまだ連絡しちゃダメだよ。私は鞠莉に電話するから。」

 

そう言って電話を切り、鞠莉に電話をする。

 

果南「お願い鞠莉・・・出て。」

 

待ってる時間が長く感じた。だが、無事に出てくれた。

 

鞠莉「果南?今何時だと・・・」

 

果南「ごめん、緊急なの。」

 

果南の切羽詰まった様子に目が覚める鞠莉。

 

鞠莉「何があったの?」

 

果南から詳しい話を聞く。

 

鞠莉「果南、千歌っちから急いでその画像を送ってもらって。そのナンバーの車を探させるわ。あと果南も着替えて家に来て。ヘリで静岡に行く。多分、その車の行き先に陽もいる。」

 

果南「わかった。」

 

 

同時刻、静岡某所

 

「くそ・・・なんなんだよ。」

 

目隠しされてるからわからないが、部屋の中に数人の見張りがいる。

 

???「どうもお疲れ様。」

 

誰か入ってきたみたいだ。

 

???「おやおや、新堂陽哉君?いい恰好ですねぇ。」

 

「誰だお前?」

 

???「目隠し外してあげて?」

 

と目隠しを外される。目の前にいたのは・・・

 

「お前・・・兵藤・・・玲音?」

 

そう次の対戦相手である兵藤玲音だ。何故奴がここにいる?いや、まさか・・・

 

「お前の仕業か?」

 

兵藤「大正解www」

 

この野郎!!拉致監禁とか汚い手使いやがって!!

 

「そうか・・・一回戦の不戦勝も俺と同じ手を・・・」

 

兵藤「イグザクトリー!!」

 

こいつ・・・人間の屑だな・・・

 

「なら二回戦は・・・」

 

そう、一回戦は俺と同じ手を使って不戦勝に持ち込んだ。なら、二回戦は?

 

兵藤「対戦相手の妹ちゃんを人質に使いました。負けてくれないと酷い目に遭わすよって。あぁ、ご心配なく無傷でお返しいたしましたので。」

 

そういう問題じゃねぇんだよ!!

 

「てめぇ、こんなことしてただで済むとは・・・」

 

兵藤「あぁ、それに関してはご心配なく。僕のパパは国会議員ですので。その息子という立場を利用してなかったことにしてますのでwww」

 

もみ消しだと・・・最悪だ・・・こんな奴のために・・・俺は諦めないといけないのか?

 

兵藤「あぁ、そうそう・・・君の場合は不安なのでね。知ってますよ。喧嘩強いんでしょ?なので保険をかけておきました。」

 

保険だと・・・?

 

兵藤「これ見てください。」

 

兵藤が取り出したのは梨子の写真・・・まさか・・・

 

「てめぇ!!」

 

兵藤「僕が依頼した人たちが今からここに連れてくるそうです。君が抵抗したら、この子・・・あんなことやこんなことされますよ?」

 

・・・生まれて初めて他人に対して殺意が沸いた。こいつ・・・だが・・・下手に抵抗すれば梨子が・・・くそ・・・

 

 

そして試合当日の朝・・・

 

梨子「陽君!!」

 

俺が監禁されてる部屋に梨子が連れてこられた。しかも両手縛られて・・・

 

「梨子・・・ごめん・・・」

 

梨子「陽君のせいじゃないから・・・陽君こそ大丈夫?」

 

大丈夫と言われても・・・

 

「腹減った。何も食わせてもらってないんだぜ。」

 

と覆面野郎を睨む。

 

覆面「おいおい、睨むなよ。兵藤さんからの命令なんだからよ。」

 

梨子「兵藤?もしかして次の対戦相手!?」

 

「その通りだよ。」

 

一回戦と二回戦のやり口を説明した。

 

梨子「卑怯よ!!」

 

覆面「勝てばいいんだろ?あの人にとっちゃ。」

 

馬鹿な奴だ・・・こんな手段でいつまでも勝ち続けられるわけないだろうに。

 

 

陽達の監禁部屋の外では・・・

 

恵里菜(ど、どうしよう・・・)

 

たまたま通りがかったビルに梨子が連れ込まれるところに出くわした恵里菜。気になって潜入してみたら、陽哉がとっ捕まってるではないか。

 

恵里菜(だけど・・・そういうことだったのね。一回戦も二回戦も・・・。あぁ、もう何とかしたいけど・・・ってヤバ!!)

 

部屋から誰か出てくることに気づいて、慌てて姿を隠す。数人の男たちが出てきたのを確認。男たちの姿が消えるのを見計らって、再び部屋を覗き込む。

 

覆面「結構可愛いじゃねぇか。へへ、こないだは4歳のガキだったから何もできなかったけどよぉ・・・こいつはなかなか楽しめそうだ。」

 

恵里菜(やば・・・こいつサカってやがる・・・)

 

状況はヤバい感じ。

 

梨子「近づかないで!!」

 

「この野郎!!」

 

覆面「てめぇは黙ってろ!!」

 

陽哉の腹に思いっきり蹴りを入れる覆面。

 

「がはっ!?」

 

梨子「陽君!!」

 

覆面「目の前で彼女がめちゃくちゃに犯されるのを黙って見てろ!!」

 

恵里菜(試合開始まで、あと30分・・・時間がない・・・ここから会場まで走ればギリギリ間に合うけど・・・監視は一人・・・ええい、覚悟を決めろ、神代恵里菜!!)

 

走り出す、恵里菜・・・

 

 

恵里菜「どぉりゃぁああああ!!」

 

ドアをけり破って乱入してきたのは・・・まさかのギャル!!

 

恵里菜はテーブルに置いてあった、奴らのナイフを2本掴み俺達と奴らの間に立つ。

 

覆面「何だこの女!!」

 

恵里菜「うるさい!!梨子さん、こっち来て!!ナイフで紐切るから!!」

 

そうか、梨子は両足を縛られてない。梨子が後ろ向きに恵里菜の傍に立つ。

 

右のナイフを振り回し奴らを威嚇。梨子が手首の紐の間にナイフを通し、なんとか切ることに成功。そのままナイフを受け取り俺の紐を切りにかかる。

 

「梨子、手足だけでいい。足の紐は自分で斬るから。」

 

梨子「わかったわ。」

 

覆面「ふざけんな!!ってあぶねぇ!!」

 

ギャルのナイフ威嚇で近づけない覆面。

 

梨子「切れたわ!!」

 

「よっしゃ!」

 

梨子からナイフを受け取り、そのまま足の紐を力づくで切る。

 

「ギャル、もういいぜ。」

 

恵里菜「ギャル言うな!!」

 

いや、どう見ても見た目がギャルでしょ・・・って言ってる場合じゃねぇな。

 

覆面「ガキが!!」

 

俺一人なら何とかなるとでも思ってるのか?

 

殴りかかってきたが、その拳を受け止める。

 

覆面「な・・・!?」

 

「さぁ・・・てめぇの罪を数えな!!」

 

そのまま一方的にボコボコにした。俺に蹴りを入れたことよりも、梨子を怖がらせたことに対する怒りが半端なかった。

 

ある程度ボコボコにしたところで2人が止めに入る。

 

梨子「陽君、もういいよ!」

 

恵里菜「やりすぎだってば。」

 

いや、だってよ、こいつ梨子を・・・

 

恵里菜「そんなことしてる場合じゃないでしょ。急がないと試合が!!しかも出て行った奴らが戻ってきたらどうすんのよ!!」

 

あ・・・そうだった・・・

 

荷物を確認したら、異常はなかった。シグムントも無事だ。

 

建物から出ると・・・

 

「鞠莉姉、かな姉、どうして。」

 

鞠莉姉とかな姉がいた。それだけじゃない。小原家の黒服さんたちが覆面集団を制圧していた。

 

鞠莉「千歌っちがね、梨子を連れ去っていった車のナンバーをスマホで撮ってたのよ。」

 

果南「それで小原家の人たちにそのナンバーの車を探してもらったら、ここに行きついたってわけ。ちょうどこいつらが出てきて、襲われそうになったところを小原家の人たちに制圧してもらったんだよ。」

 

そういうことか・・・さすが黒服さんたち。

 

「悪いけど、この中にこいつらの仲間が一人いる。俺がボコボコにしといたから確保しといて。」

 

鞠莉「わかったわ。それで・・・首謀者は・・・兵藤ね。」

 

知ってたの?すげぇな、鞠莉姉。

 

鞠莉「前の2試合の結果に不自然さを感じてね。」

 

「なるほどね。第一試合は俺と同じ手段で。第二試合は対戦相手の妹を人質に取ってたみたいだよ。ただ、俺の場合は格闘技やってるからってことで梨子も人質に取られたけど・・・」

 

・・・梨子を巻き込んじまったな。兵藤玲音・・・てめぇだけは・・・絶対に許さん!!

 

果南「陽、どうしたの?」

 

「悪い、俺はそろそろ行かなきゃ。みんなには悪いけど・・・俺、今めちゃくちゃキレてるから。梨子を巻き込みやがって。」

 

今まで感じたことがないくらいの怒りを覚えてるよ。梨子をこんな目に遭わせやがって・・・

 

鞠莉「陽、落ち着きなさい。とりあえず会場まで車で連れてってあげるから。」

 

落ち着け?落ち着けるか!!ふざけたことしやがって。しかも、俺達だけじゃねぇ。前の2試合の対戦相手にも。俺がボコボコにした変態覆面が言ってた。前の対戦相手の妹は4歳だって。幼女じゃねぇか。そんな子まで怖い思いさせた挙句に、もみ消しただと。どうせなんらかの圧力をかけて脅したんだろうが。そんな奴の親だから、ろくでもない国会議員様なんだろうぜ。

 

梨子「陽君、私は大丈夫だから。」

 

と俺の手を握る梨子。大丈夫って・・・震えてるじゃねぇか。

 

果南「とにかく、急ぐよ。みんな車に乗って。」

 

 

 

 

会場ではあと3分で試合が始まるという状況だった。

 

だが、未だに姿を見せない陽哉。

 

対戦相手の兵藤はすでに会場入りしている。

 

千歌「はー君・・・梨子ちゃん・・・」

 

今回は心配でAqours全員が会場入りしていた。

 

曜「鞠莉さんが任せろって言ってたけど・・・」

 

花丸「心配ずら・・・」

 

ルビィ「2人ともどこ行っちゃったの・・・」

 

善子「・・・もう時間がないわよ。」

 

ダイヤ「みなさん、大丈夫ですわ。鞠莉さんたちを信じましょう。」

 

 

実況〈さぁ。試合開始まであと1分・・・未だに新堂選手は現れません。いったいどうしたのでしょうか?このままでは棄権とみなされ、兵藤選手の不戦勝となってしまいます!〉

 

 

Aqoursと少し離れた席では準決勝2試合目に出場する隆利とその応援に来た菜穂とソレスタルスフィアのメンバーがいた。

 

キジマ「何かがおかしい。」

 

アドウ「ああ・・・。」

 

菜穂「え、どういうことです?」

 

キジマ「彼が試合を放棄するような男ではないということさ。彼とは2度戦ったが、その後も何度か会ったことがある。だからわかる。」

 

シア「しかも、過去2試合の兵藤選手の勝ち方・・・おかしいわ。不戦勝に、相手が無抵抗の上での勝利。」

 

隆利「ああ・・・彼の身に何かが起こったと考えるのが妥当だ。」

 

 

兵藤「ふふふ・・・もう僕の勝ちは確定してる。あーあ、無駄な時間w」

 

もう時間まであと30秒・・・あの状況から抜け出せるわけがない。これはもう自分の価値は確定だ・・・そう思っていた。・・・しかし、その勝利は永遠に来ない。なぜならば・・・

 

入口の扉が思いっきり開かれる。そこには・・・

 

兵藤「な、なんで!?」

 

そう陽哉がいたのだ。

 

 

「はぁはぁ・・・待たせたな。」

 

ギリギリ間に合った。危なかったぜ。

 

おうおう、何でどうしてって顔してるなぁ・・・屑野郎が。

 

観客席を見ると、千歌達がいた。心配で来てくれたのか。梨子たちも合流できたようだ。

 

 

千歌「梨子ちゃん!!」

 

梨子「千歌ちゃん!みんな!」

 

梨子が千歌に抱き着く。

 

曜「よかった無事で・・・どこ行ってたの!!」

 

それを聞いて、梨子は兵藤を思いっきり睨みつける。

 

梨子「あの男よ。陽君と私を拉致したのは。」

 

あまりの事実に驚愕するAqoursメンバー。

 

それが聞こえたのか傍にいたキジマが話しかけてくる。

 

キジマ「突然済まない。どういうことか説明してくれるかな?」

 

ルビィ「き、キジマ・ウィルフリッドさん!!」

 

ダイヤ「しかも、ソレスタルスフィア全員集合ですわ!!」

 

いきなりの有名人登場にびっくりする黒澤姉妹。だが、今はそれよりも・・・

 

梨子「自分が勝ちたいために陽君を拉致したんです。私は陽君が抵抗した時のための保険で拉致されたんです。過去の2試合も対戦相手本人やその家族を拉致して。」

 

アドウ「そういうことかよ。」

 

さすがのアドウも兵藤のやり方に怒りを覚えた。

 

菜穂「でも・・・なんで警察沙汰にならなかったの・・・」

 

隆利「なるほどな、奴の父親は国会議員だ。その力を使えばどうとでもなる。」

 

善子「でも・・・そんな手がいつまでも通用するとは思えないし。まさか、そのまま全国大会優勝するつもりとか?ありえない・・・」

 

善子の言うことももっともだ。だが・・・

 

隆利「他にもいろいろと策を講じているのだろう?もし今回新堂君が間に合わなかった場合、俺と戦うことになるかもしれないが・・・その場合・・・」

 

と菜穂を見る隆利。

 

菜穂「私が・・・」

 

可能性は大だ。

 

花丸「何にせよ。陽兄ちゃんは間に合ったずら。それに・・・今の陽兄ちゃん・・・すごく怒ってるずら。」

 

遠くから見てもわかる。明らかに・・・誰が見てもキレている。

 

 

 

大会スタッフ「新堂選手、間に合ってよかった。ご両親が心配で来ているけど・・・」

 

「すいません、後ででいいですか。事情は後で話すと伝えてください。試合、始めたいんですが。」

 

大会スタッフ「わ、わかった。」

 

大会スタッフにも俺がキレていることが伝わってしまったようだ。父ちゃんと母ちゃんにも心配かけちまった。

 

兵藤「逃げずによく来たな!!」

 

「あぁ?よく言うぜ。お前が俺にしたこと・・・この試合が終わったら全部ぶちまけてやるからな。あと梨子まで巻き込みやがって。絶対に許さん。」

 

兵藤「な、なんのことかわからないな。ふざけたこと言うのは止めたま・・・」

 

「黙れ!てめぇの声聞くと虫唾が走る。いいから、さっさとしろや。」

 

兵藤「ふ、ふん!どうせ、君は負けるんだ!ふざけた発言のことをきっちり後悔させてやるからな!!」

 

小物が・・・

 

バッグからシグムントとGPベースを取り出す。

 

《GUNPLA BATTLE Combatmode startup. Mode damage level set to“B》

 

《Press set your GP-Base》

 

《Press set your gunpla》

 

《Beginning [Plavsky Particle] dispersal. Field03,city》

 

もう場所なんて関係ない。ここから先はガンプラバトルじゃない・・・公開処刑だ・・・

 

「新堂陽哉・・・デスティニーガンダムシグムント・・・出る。」

 

兵藤「兵藤玲音、ネロシナンジュ出撃する!!」

 

それぞれのガンプラがフィールドに放たれる。

 

兵藤「ははは、消えろ!!」

 

ビームを連射してくる兵藤。

 

・・・なんだ、狙いがめちゃくちゃ。こいつ・・・

 

「・・・この程度の腕で。」

 

簡単に避けられる。悪いが・・・もうお前のターンは終わりだよ。秒殺・・・いや、ある程度時間はかけてやる。

 

ガンプラに罪はない・・・だが、恨むなら主を恨むんだな。

 

「おら!」

 

簡単に目の前まで接近できた。そのまま腹部に蹴りを入れ高層ビルに叩きつける。

 

「プリスティス!!」

 

ビルにめり込んで動けなくなったところをプリスティスのビームを撃ち込む。コクピットに当てはしねぇ。

 

ある程度装甲がボロボロになったところで最接近。

 

右手でシナンジュの頭を掴んで、ビルから引きずり出す。

 

兵藤「こ、こいつ!!」

 

殴り掛かってくるが、左手で受け止める。

 

「このまま右腕を引きちぎってやる。」

 

宣言通り、右腕を引きちぎる。

 

兵藤「貴様!!」

 

バルカン砲で攻撃してくるが・・・そんなもん効くかよ。構わず、胴体をぶん殴る。

 

「どうだ?一方的にやられる気分は?お前の対戦相手は、さぞ悔しかっただろうな。卑怯な手で試合に出れず。もう一人は幼い妹を人質に取られ。最低な野郎だな。」

 

兵藤「か、勝てばいいのさ!!それにパパの力を使えばどうとでもなる!!」

 

本当に屑だな。父親の権威を傘に着てやりたい放題か・・・

 

「それで全国大会優勝できると思ってんのか?」

 

兵藤「思ってるさ!まだまだプランはあるんだ!僕には優秀なハッカーがいるんだ。そいつに今自動操縦モードを利用できるプログラムを作らせてる。そいつを使えば・・・ヤジマ商事にばれずに優秀なパイロットのAIを利用して勝ち進むことができる!!」

 

あー・・・そういうプランね。本当に最低だわ、こいつ。

 

「大した腕もないくせに。ガンプラバトルを・・・いや、ガンダムを愚弄しやがって。」

 

兵藤「う、うるさぁい!!」

 

「うるさいのはてめぇだよ!!そのプログラムも無駄になる。お前は負ける。俺の大切なものに手を出したんだからな。」

 

シナンジュの傍に降り立ち、空中へ蹴り上げる。

 

もう終わりにしてやる。

 

レーヴァテインを抜き、シナンジュを斬る、斬る、斬る・・・

 

胴体だけ残ったところで、地上に落下する前にコクピットを串刺しに。そして爆発する前に胴体を投げる。

 

そして派手に爆発。

 

《BATTLE ENDED》

 

実況〈し、試合終了!勝者、新堂陽哉!〉

 

試合は終わった。だが、まだ終わりじゃねぇ。

 

試合終了と同時に兵藤が会場から脱兎の如く逃げだす。

 

「逃がすかよ。」

 

インタビューに来たアナウンサーを無視して後を追う。突然の出来事に会場全体が静かになる。

 

会場の構造は把握済みだ。おかげで先回りできた。

 

「おいおい、どこ行くんだ?」

 

兵藤「ひ、ひぃぃ!!」

 

その場にへたり込む兵藤。

 

近づいて胸ぐらを掴んで立たせる。

 

「覚悟はできてるだろうな?」

 

こいつだけは・・・殴る!!

 

だが・・・

 

信哉「陽、やめろ!!」

 

俺を追ってきた父ちゃんに止められる。

 

「止めんじゃねぇよ・・・こいつは梨子も巻き込みやがった・・・許せねぇよな、あぁ?」

 

兵藤「な、殴ってみろよ!お前の人生終わらせてやる!こっちには国会議員のパパがついてるんだ!」

 

「それがどうした!!」

 

父ちゃんの手を振り払い、再び拳を振り上げるが・・・

 

梨子「陽君、ダメ!!」

 

今度は梨子に止められる。

 

後ろにはAqoursのメンバー全員が揃っていた。

 

梨子「こんな奴殴っちゃダメだよ。陽君の手はこんな奴を殴るためにあるんじゃない。」

 

でも、こいつは・・・この屑野郎だけは・・・

 

兵藤「へへ、今のうち!」

 

「しまった!」

 

いつの間にか手を放していた俺。逃げだした兵藤だが・・・奴の前に一台の黒塗りの車が止まる。

 

そこから出てきたのは・・・

 

兵藤「パパ!!」

 

兵藤の父親・・・

 

兵藤「パパ、こいつが身に覚えのないことで僕を貶めて殴ろうとしたんだ!!何とかしてよ!!」

 

こいつ・・・性根が腐ってやがる。くそ・・・完全にあいつが悪いのに・・・何もできないのかよ。

 

かと、思ったが・・・

 

兵藤の父親は突然兵藤をぶん殴った。

 

兵藤「ぱ、パパ!?」

 

突然のことに兵藤だけじゃなく俺らも驚く。

 

兵藤パパ「貴様はもう黙っていろ。私が何も知らないとでも思っていたのか?すでに貴様がしたことはすべて把握している。私がいない間に好き勝手やってくれたな。貴様は後ほど警察に連れて行く。法の裁きを受けるがいい。」

 

父親はすべて把握していた・・・その事実だけでなく警察へと連れていかれることにショックを受け呆然としている兵藤。兵藤は父親が連れてきていた男たちによって車に押し込められる。

 

それを確認すると兵藤の父親が俺の前でいきなり土下座を敢行する。

 

兵藤パパ「新堂君だね。この度はバカ息子が大変な迷惑をかけてしまった。私の土下座だけで許されるとは思っていない。このお詫びは必ず!」

 

ちょ・・・待って・・・いきなりの国会議員の土下座にビビる我輩。怒りのボルテージが一気に下がったわよ。

 

「ま、待ってください。俺としてはあなたの息子さんが法で裁かれればそれで構いません。だけど・・・息子さんの対戦相手や梨子の方はきっちりとお願いします。」

 

兵藤パパ「それは必ず。しかし・・・君は・・・」

 

「公衆の面前で息子さんをボコボコにしたんです。ガンプラバトルとはいえね。それだけで十分です。あと・・・息子さんがやったことを把握してたと仰ってましたけど、いつ知ったんですか?」

 

気になっていた。知っていた時期によっては最低親父のレッテルを貼らなきゃならない。早い段階で知っていたとしたらね。息子を止めなかった父親ってね。

 

兵藤パパ「息子が怪しい動きをしていると知ったのは先週の事だった。だが、なかなか尻尾がつかめず、全て知ったのはついさっきだ。息子の身柄を拘束するべく急いできたというわけだ。それに小原さんからも連絡を受けていたのでね。」

 

小原さんって・・・鞠莉パパのこと?

 

鞠莉「イェース。会場までの移動中に全てパパに話したの。」

 

そういや、なんか電話してたね。相手鞠莉パパだったんだね。屑野郎への怒りで周りの音があまり聞こえてなかったから内容わかんなかったけど。

 

兵藤パパ「そして、私も会場への移動中に小原さんから連絡を受け、息子が君達にしたことを知ったのだ。」

 

なんか兵藤パパ、まともだし・・・

 

「言っちゃ悪いですけど・・・なんであなたのような人からあんな屑が生まれるのかが不思議で・・・」

 

信哉「おい、陽!す、すみません!」

 

兵藤パパ「いや、いいんです。不妊治療の末にようやく授かった子でね。双子なんだが・・・兄の方が優秀で、周りに比べられて卑屈になってしまったようだ。私もそのことで追い詰めすぎたのも悪い。だが、それで犯罪行為を犯していいというわけではない。」

 

そりゃそうだ。てか、双子なん?優秀な兄と比べられて卑屈に・・・だからって・・・

 

兵藤パパ「とにかく、後始末はきっちりさせていただく。息子やその協力者が君たちに逆恨みしないように、二度と近づけさせないようにする。」

 

まぁ、そうしていただけると安心なんですが・・・

 

「あなたの進退はどうなるんです?」

 

兵藤パパ「全てを公にするつもりだ。隠したところでメリットはない。むしろ隠してばれたことのデメリットの方が大きい。ここで全て白日の下に晒して、辞職させてもらう。後始末や賠償に関しては心配しないでくれ。必ず守る。」

 

・・・まぁ、息子が犯罪者になったんだしな。議員なんか続けられんわな。

 

とりあえず父ちゃんと母ちゃんに俺と梨子に起こったことをすべて話した。

 

父ちゃんと母ちゃんは俺がそれでいいならと、これ以上の賠償は求めないことに同意してくれた。後日、梨子の家に兵藤パパが代理人と一緒に謝罪と賠償に訪れるらしい。

 

これで・・・事件は解決だな。

 

その後すぐにみんなで内浦に帰った。あ、志木城さんやソレスタルスフィアの連中との話もしなきゃな。

 

志木城さんの試合が終わった後だな。もちろん試合は志木城さんが勝ったよ。

 

「ウィルさん、来てたんすか?」

 

まぁ、同じガンプラ学園なんだから志木城さんの応援に来るとは思ってた。

 

キジマ「ああ。隆利の応援だけでなく、君の試合の観戦にね。だが、大変だったな。」

 

ん?なんか真相知ってるっぽいけど?

 

菜穂「あ、私たちの近くにAqoursのみんながいたから。梨子ちゃんが合流したときに話が聞こえてね。」

 

そういうことっすか。

 

アドウ「だけど・・・てめぇらしくねぇ戦い方だったな。怒りに身を任せて・・・か。だが、それも悪くねぇな。そういう状態のてめぇともやりあってみてぇんだがよ。なぁ?キジマに二回も勝ったんだろ?次は俺を楽しませろよ?」

 

あー・・・めんどくさいのに絡まれた。てか、2回ともギリギリで勝ったんだからね!!本当にどっちが勝ってもおかしくない戦いだったんだからね。

 

キジマ「今はやめておけ。というか、私が先だ。今度こそ勝たせてもらおう。」

 

おい・・・あんたもか。

 

シア「兄さんもアドウさんも落ち着きない。個人戦とチーム戦の全国大会が終わればいくらでも時間はあるでしょ?」

 

さすがキジマ妹。よくわかってる。

 

隆利「どうした?あまり元気がないようだが。」

 

菜穂「いや、しょうがないでしょ?あんなことがあったんだから。」

 

今回の事で梨子を巻き込んでしまった。俺が大会に出なきゃあんな怖い目に遭わずに済んだのに・・・

 

兵藤が俺と梨子の関係を知った理由は大体察しが付く。俺がAqoursのマネージャーをやってることだ。なんか公になってるっぽいし。俺がいなけりゃ・・・

 

隆利「もしかして、彼女があんな目に遭ってしまったのは自分が大会に出たから、Aqoursのマネージャーをやっているからと思っていないか?」

 

え、なんでわかったの?この人・・・

 

菜穂「隆利はねぇ、妙に感がいいからねぇ。」

 

ニュータイプっすか?

 

隆利「それは違う。君のせいではない。兵藤がすべて悪い。君が気にすることではない。」

 

キジマ「そうだな。あんな下劣な男のために君が思い悩むこともないだろう。」

 

いや、そうは言うけど・・・

 

隆利「俺は君と戦うのを楽しみにしていた。最初に会った時に俺は言った。決勝で待っていると。」

 

そうだ・・・そう言ってた。俺を待っていてくれた。俺と戦うために決勝という舞台に上がってきてくれた。

 

隆利「大会を棄権するつもりではないか?いや、それだけではない。悪意ある者からAqoursを守るためにあの学校から消えるつもりではないのか?」

 

そこまでお見通しなのか?確かにそう考えていた。

 

菜穂「もし、そうだとしたら・・・一番悲しむのは誰かわかるかな?君が学校からいなくなったら、Aqoursのみんなはきっと自分たちを責めるよ。自分たちが君をマネージャーにしてしまったから追い詰めちゃったんだって。」

 

・・・確かに、そうだよな。その考えは・・・言われるまで気づかなかった。俺がいなくても9人いれば何とかなるだろうと甘く考えていた。確かにみんなの性格を考えれば・・・わかる事だよな。それに・・・

 

「大丈夫・・・俺は決めてるから。志木城さん、あんたに勝って、俺は全国に行く。」

 

隆利「ならばそれを全力で阻止する。」

 

陽哉・隆利「「決勝で戦おう。」」

 

と固い握手を交わす。

 

その後、我慢できなくなったアドウさんにガンプラ学園に拉致されそうになったが、ウィルさんが止めてくれたから事なきを得た。まぁ、そりゃガンダムジエンドと戦ってみたかったけどな。んでもって、みんなと合流して内浦に帰還。

 

梨子パパと梨子ママが心配で出迎えてくれた。梨子だけでなく、俺の心配もしてくれてた。俺が巻き込んだのにと思ったが、梨子パパに君は悪くないから気にするな、これからも娘を頼むと言われてしまった。

 

そして、その日の夜・・・

 

眠れなくて浜辺に出ていた。

 

梨子「眠れないの?」

 

俺の横に立つ梨子。

 

「・・・えと。」

 

梨子「えい!」

 

デコピンをかましてくる梨子。地味に痛てぇ。

 

「え、何?」

 

梨子「え、何?じゃないわよ。実はね、陽君と志木城さんの会話聞いてたの。」

 

え、聞いてたの?ってことは・・・

 

梨子「私たちの前からいなくなろうとしてたこと・・・怒ってるんだからね。」

 

・・・やっぱり聞かれてたか。

 

「ごめん・・・」

 

梨子「でも、思いとどまってくれたから許す。」

 

よかった・・・お許しが出たよ。

 

梨子「でもね、陽君がいなくなって怖かった。当たり前のように毎日一緒にいたのに、それが突然いなくなって。確かに私が夜中に連れていかれたのは怖かった。あの男たちが言ってた、ついてくれば陽君会わせるって。だから、陽君に会えるって思ったから・・・我慢できた。」

 

いや・・・でも、それで危ない目に遭ったんだから・・・

 

梨子「私はね、陽君がいなくなってしまうことが怖いの!大好きな男の子が、いきなりいなくなってしまうのが。だから、陽君も一緒に内浦に引っ越すって聞いた時は嬉しかった。だって、また毎日一緒に入れるんだもん。学校もまた一緒だって。1年生の時は別々だったけど。こんな時に・・・ううん、こんな時だから言います。」

 

ん?何を?

 

梨子「私、桜内梨子は・・・新堂陽哉君、あなたが好きです!!」

 

へ?好き?好きって・・・ん?

 

「ライクの方?」

 

梨子「ラブよ。」

 

真顔で返される我輩。へぇ・・・ラブねぇ。・・・ラブ?

 

「えっと・・・それはつまり・・・マジですか?」

 

梨子「マジよ。」

 

またまた真顔で返される。

 

梨子「陽君が私の知らない間に幼馴染増やして・・・危機感があって。私が一番陽君のこと好きなのにって。」

 

なるほど・・・今までのあの行動は・・・そういうことですか。

 

・・・えと・・・返事はすぐの方がいいよね。

 

まぁ、薄々は気づいていた。てか、俺も無意識のうちに梨子に惚れてた。まぁ、最初はこの気持ちが何なのかわからなかった。そりゃそうだ。女の子の気持ちがわかったら、転生前に彼女いない歴=年齢なんて事態に陥ってないw

 

今ようやく気付いたよ。俺が一番好きなのは梨子なんだって。

 

Aqoursの他のメンバーはどうしてもそういう対象に見れないんだよね。え?πと牌の間に挟まれて喜んでたじゃねぇかって?バカだねぇ、それとおっぱいは別問題よ?

 

とにかく・・・

 

「俺もやっと気づけた。俺も梨子が好きなんだって。俺でいいのか?ガンプラ馬鹿だし・・・」

 

梨子「私だってガンプラ好きだもん。それに陽君しか考えられない。だから・・・いなくならないで。私の傍にいて。」

 

と抱きしめてくる梨子。

 

「大丈夫、俺はどこにも行かない。梨子の傍にいる。ずっと。約束だ。」

 

梨子「うん。」

 

そして・・・俺と梨子の唇がそっと重なる・・・

 

 

 

 

 

 

だけで終わりましたからね。一線は超えてませんよ。

 

というわけで俺と梨子は晴れて彼氏彼女として付き合うことになりました。夢じゃねぇぞ、現実だぞ。

 

そして、次の日は練習は休みだったので、月曜日の朝練の開始前にみんなにご報告。

 

「つーわけで梨子と付き合うことになった!」

 

どーだ、文句あるか!ってな勢いで発表。

 

千歌「あ、私と曜ちゃんは知ってるよ。見てたもん。」

 

なに!?見られてただと!!

 

曜「眠れなくて夜風に当たろうかって外に出たらねぇ。」

 

・・・穴があったら入りてぇ。

 

花丸「とっくに付き合ってるかと思ったずら。」

 

ルビィ「う、うん。梨子さんが陽兄ちゃんの事好きなのは気づいてたけど・・・」

 

善子「まさか、まだ付き合ってなかったなんてね。」

 

あるぇ・・・気づいてなかったの我輩だけ?

 

鞠莉「まぁ、陽はこういうことに関しては鈍感だからねぇ。」

 

果南「うんうん・・・まぁ、何にせよ、よかったじゃん。」

 

ダイヤ「とりあえず・・・高校生らしく節度を持った交際をするように。破廉恥な行為は認めません!いいですわね。」

 

「は、はい。それはもちろん!」

 

そうそう、まだ高校生なんだし・・・

 

千歌「梨子ちゃん、よかったね!」

 

曜「よし、はー君、これで予選決勝も気合が入るってもんだね!」

 

梨子「そうね、全国制覇目指して頑張ってねアナタ?」

 

梨子のセリフに俺含めて全員が固まる。

 

今アナタって言った?え・・・それって奥さんが旦那さんを呼ぶときに使う発音だったよね?

 

梨子「私たち、結婚を前提に付き合ってるのよ。」

 

「なん・・・だと・・・」

 

いつの間に・・・俺は婚約していたんだ?

 

曜「あ、昨日さ「大丈夫、俺はどこにも行かない。梨子の傍にいる。ずっと。約束だ。」とか言ってたじゃん。それだよ。」

 

ご丁寧に俺の物まねで再現してくれやがった曜さん。あー・・・確かにこの発言は・・・は・・・ははは・・・

 

俺の未来は梨子とのゴールインが確定したみたいです・・・いや、別にいいんだけどね・・・でもさ・・・その覚悟っていうかさ・・・

 

あー、頭ハツカネズミ状態になってきた。ぐーるぐるぐーるぐる回って回って・・・

 

花丸「立ったまま気絶したずら。」

 

ルビィ「は、陽兄ちゃん!!」

 

善子「たったまま気絶とか器用ね。」

 

梨子はというと・・・

 

梨子「気絶するくらいうれしかったのね!」

 

千歌「さすが梨子ちゃん、愛されてますなぁ。」

 

曜「いや、違うと思うけど。」

 

それを見ていた3年生は・・・

 

果南「これ浮気したら怖いよ。」

 

鞠莉「ファイヤーをルックするより明らかデース。」

 

ダイヤ「頑張ってくださいとしか言いようがありませんわね。」

 

 

こうして、一連の騒動は俺の近未来ハッピーエンドが決まってしまうというオチで終わった。

 

うん、梨子の事大切にしていこう。ちょいヤンデレの気があるからね。

 

さぁ、いよいよ次は予選決勝だ。全国に行くためには絶対に負けられねぇ。

 

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第15話いかがだったでしょうか?

陽君激おこぷんぷん丸回なので、種デス1話からサブタイ付けました。

ヒロインは梨子さんでした。まぁ、皆さんわかってたと思いますが。

梨子推しの皆さん・・・ごめんちゃい。

実はね・・・我輩も・・・梨子ちゃん推しになりつつあるのよ。

だって、劇場版の前売り券・・・梨子ちゃん選んだもん。なんかいいよね梨子ちゃん。

グラブルコラボウェハースも一発目で梨子レアが当たったもんね。


さて、15話ですが。梨子さんだけ拉致されて、ギャルではなく・・・菜穂さんが梨子が連れ込まれる現場を目撃。それを電話で聞いた隆利が陽哉に伝える。陽哉救出に行こうとするが止められる。応援に来ていた海未姉さんと修業仲間だったイノセ・ジュンヤが救出に。屑野郎の攻撃を我慢しながら耐えて・・・海未&ジュンヤ無双発動で救出成功。無事会場に送り届けられた梨子の大きな声援で無事を知り、屑野郎をスーパーフルボッコタイム発動ってな流れにしようと思いましたが・・・なんかそれだと、Aqoursのメンバーと海未さんが会ってしまう流れになる。この段階ではまだ早いということで没にしました。その内没案書くかもね。



今回の対戦相手の設定です。


兵藤 玲音(ひょうどう れおん)

年齢…18歳
血液型…B型
性別…男
身長…175cm

 

予選準決勝での陽哉の対戦相手。陽哉と同じく今回が初出場。
ビルダー、ファイターとしての腕も最低クラス。使用ガンプラはプロモデラーに作らせた黒く塗装したシナンジュ「ネロシナンジュ」を使用。
実は静岡県議会議員の息子であり、その立場を利用して対戦相手を監禁して強制棄権させたり、対戦相手の妹を人質に取り、無抵抗にし、一方的にいたぶったりと卑怯な手で予選準決勝まで勝ち上がる。

陽哉の場合は、自分の息がかかった不良グループに陽哉を拉致監禁させ、また陽哉がAqoursのマネージャーであることを知り、不良グループを内浦まで派遣し、たまたま1人だった梨子をも拉致監禁する。陽哉が格闘技をやっているため、万が一の保険として拉致した。
陽哉の目の前で不良グループに梨子を暴行させようとしたが、梨子が連れ込まれる現場を目撃した神代恵里菜の乱入で解放された陽哉によって不良グループはボコボコに。

このまま自分の不戦勝が決まるかと思いきや、鞠莉たちによって送り届けられて間に合った陽哉によって不戦勝はなく、そのまま試合に突入。卑怯な手を使われてブチ切れた陽哉によって一方的にボコボコにされて敗北。

そして、議員の父親かに全てがバレ、見捨てられて不良グループ共々逮捕される。さらにガンプラバトルの全ての大会への参加資格を永久にはく奪される。

 
という感じです。






さて、番外編を夏までに書こうかなと。もしもシリーズ第一弾「ビルドファイターズ&サンシャインではなく世界で一番売れたクライムゲームの世界に陽君が転生してしまったら・・・」または「この作品の世界にあの軍曹が侵略に!?」的なもの書こうと思ってます。

次回いよいよ静岡予選ファイナルです!

では、次回もお楽しみに!


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第16話 限界を超えて

こんばんわ、陽です。

sakusesu様、musashi様、お気に入り登録ありがとうございます!

いよいよ静岡予選ファイナルです!

陽君は予選最大の敵・志木城隆利に勝つことはできるのか!

では、どうぞ!


ついにこの日がやってきた。

 

第14回全日本ガンプラバトル選手権 中高生の部 個人戦 静岡予選 決勝

 

梨子「陽君、緊張してる?」

 

少し離れた場所から会場を眺める横には俺の彼女である梨子がいた。

 

「まぁな・・・相手は大会2連覇中のチャンピオンなんだ。」

 

けれど、志木城 隆利を倒さなければ本選には出れない。

 

「ここまで来たんだ。止まるわけにはいかない。」

 

梨子「そうね。私も応援するから。」

 

あぁ、いいな彼女がいるってこんな気分なんだ。幸せだなぁ。

 

ダイヤ「私たちがいることを忘れないでいただきたいですね。」

 

あーら・・・すっかり忘れてた。決勝だからAqours全員で応援に来てくれたんだった。

 

果南「まぁ、いいじゃん。それよりも、ちゃんと準備はできてる?」

 

「ばっちりだ。機体の整備も完璧だし。」

 

相手が相手だ。準備は抜かりない。

 

鞠莉「この試合は、今回も浦の星の体育館でライブビューイングされるわ。今回はいつも以上の観客数らしいわ。」

 

おお、期待されてるってことだな。気合が入るぜ。

 

試合開始まであと10分か。そろそろ控室に行かなきゃな。

 

千歌「はー君、楽しそうだね。」

 

楽しそうか・・・そうだな。否定はできねぇな。

 

「あぁ、強敵と戦えるんだ。うずうずしやがる。だから、心配すんな。全国大会の切符貰って帰ってくるから。」

 

千歌「うん!」

 

そして他のメンバーからも応援の一言を貰う。

 

曜「相手は強いけど、はー君ならやってくれるって信じてるから!」

 

ルビィ「がんばルビィ!!」

 

花丸「これ差し入れずら。マルの貴重なのっぽパンあげるんだから、必ず勝ってくるずら。」

 

善子「先輩、思いっきりやっちゃいなさい!」

 

ダイヤ「さぁ、全国はもう目の前です!陽、あなたの力を見せてきなさい!」

 

果南「陽、思いっきり楽しんでくるんだよ。」

 

鞠莉「お姉ちゃんたちも応援してるからね。」

 

そして・・・

 

梨子「はい、これ。」

 

梨子からシグムントを手渡される。

 

昨日梨子がシグムントのカラーをコバルトブルーから原型機同様のブルーへと塗り替えてくれていたのだ。

 

梨子「塗装は完璧よ。だから・・・行ってこい!」

 

「おう!行ってくる!」

 

みんなの応援が心強い。プレッシャー?んなもん知らねぇな。俺にはAqoursが、内浦のみんなが付いてくれてる。負ける気がしねぇ。

 

 

 

実況〈全日本ガンプラバトル選手権 中高生の部 個人戦 静岡予選決勝がいよいよ始まります。まずは大会2連覇のディフェンディングチャンピオン志木城隆利選手。一昨年と昨年は神代恵里菜選手との死闘を制し全国への切符を掴みましたが・・・今大会、志木城選手と相対することとなったのは、今大会初参加ながら、様々な大会での優勝経験を持ち、今大会でも無類の強さを見せてくれた新堂陽哉選手。この2人がどのような戦いを見せてくれるのか、今から楽しみです。あ、両者入場です。〉

 

 

扉が開き、ステージに入る。反対側から志木城さんが入ってくる。

 

そのまま俺の傍まで歩いてくる。

 

隆利「この日を待っていた。キジマ先輩から君の事は聞いていた。先輩に二度も勝ち、そして昨年先輩を苦しめたルーカス・ネメシスにも勝ったファイター。そのような強者と戦いたかった。」

 

「俺もですよ。予選で2連覇中のチャンピオンとぶつかるんですから。でも、そうでなきゃ面白くない。だから・・・全力であんたを倒す。」

 

隆利「それはこちらのセリフだ。今年が個人戦最後、だからこそ有終の美を飾るためにも君を倒す。」

 

スタッフ「そろそろ時間です。準備を。」

 

スタッフに促され、準備を始める。

 

 

《GUNPLA BATTLE Combatmode startup. Mode damage level set to“A》

 

《Press set your GP-Base》

 

《Press set your gunpla》

 

《Beginning [Plavsky Particle] dispersal. Field068,space Celestial Being》

 

 

 

今回はガンダムOOの最終決戦の戦場、コロニー型外宇宙航行母艦「ソレスタルビーイング」が秘匿されていたラグランジュ2が舞台か。

 

「新堂陽哉、デスティニーガンダムシグムント出るぞ!!」

 

隆利「志木城隆利、ガンダムシャウラ出る!!」

 

志木城さんの機体は・・・ナドレ・・・アクウオスの改造機か・・・

 

武器は・・・あのビームサイス・・・だけとは限らないが・・・

 

「・・・突っ込んでくるか。なら・・・」

 

レーヴァテインを抜き、シャウラに向けてスラスターを全開にする。

 

お互い止まらない。距離がどんどんと近づいていく。

 

「うぉぉぉぉぉぉ!!」

 

隆利「はぁぁぁぁぁぁ!!」

 

俺がレーヴァテインを、志木城さんがビームサイスを振り下ろし・・・刃と刃がぶつかり合う。

 

隆利「ファング!!」

 

シャウラから6つのファングが放たれる。

 

「やっぱり他にも武器が!!」

 

ビームサイスを弾き、距離を取るが・・・

 

「この動き・・・マニュアル操作かよ!!」

 

機械的な動きじゃない・・・明らかに人の意思が感じられる動き・・・ファング6基をマニュアル操作・・・

 

だが・・・こちらも!

 

「プリスティス!!」

 

プリスティスを飛ばし応戦。さすがにあっちの方が数は多いが・・・

 

隆利「そこだ!!」

 

ファンクだけに気を取られず、シャウラの動きにも気を付けていたおかげか、接近していたシャウラの斬撃を躱せた。ついでにファングも1基破壊できた。

 

「今度はこっちの番!!」

 

俺に回避されたせいで体勢を崩したシャウラ。

 

背後から斬りかかろうとするが・・・

 

隆利「ファング!」

 

ファングによって接近を阻まれる。

 

「邪魔だ!!」

 

なんとかレーヴァテインでファングを2基破壊する。だが、その隙に志木城さんが残りのファングでプリスティスを1基破壊していた。

 

とりあえずお互い距離を取る。

 

少しの間お互いの動きが止まる。

 

隆利「楽しいな、ガンプラバトルは。」

 

突然の通信にびっくりする。

 

「当たり前でしょ、そんなの。こんなに強い奴と戦えた時はなおさらね。」

 

隆利「そうだな。だからこそ、求め続けてしまう。勝利を。俺が一番ガンプラバトルが上手いんだと。」

 

「・・・そうっすね。俺が一番ガンプラバトルが好きなんだって。」

 

お互い武器を構える。

 

「それを証明するために俺達は今ここにいる。」

 

隆利「ああ。そうだな。ならば、行こうか・・・トランザム!!」

 

シャウラの機体が赤く発光する。

 

「ならば・・・ヴォワチュール・リュミエール、フルドライヴ!!」

 

お互い高速移動しながら、斬り結ぶ。何回も何回も。

 

「まだまだぁ!!」

 

隆利「うぉぉぉぉぉ!!」

 

シャウラの動きが変わった・・・まさか、アシムレイトか!!

 

隆利「気分が高まる!この感覚・・・行ける!ファング!!」

 

「させるか!プリスティス!」

 

お互い残りのファングとプリスティスを射出。

 

俺がファングを2基破壊すれば、志木城さんがプリスティスを破壊。残り1基のファングでレーヴァテインを1本破壊されるも、残り1本でファングを破壊。これでお互い遠隔機動兵器は無くなった。俺はおかげでレーヴァテイン1本しかなくなったがな。

 

隆利「はぁぁぁぁ!!」

 

シャウラが再び、ビームサイスを振り下ろす。レーヴァテインで受け止めるも、さすがに1本では分が悪すぎた。そのままレーヴァテインが吹き飛ばされる。

 

しかも、まだトランザムは続いている。やばい・・・!!

 

隆利「貰ったぁぁ!!」

 

シャウラの攻撃で体勢を崩してしまった。このままでは機体が真っ二つにされてしまう。ここで終わる・・・のか・・・

 

と思われた。みんな、思っただろうな。だけど・・・終わるわけにはいかねぇんだよ。

 

こんなところで俺は!!

 

シャウラの攻撃を回避する。

 

これには会場全体がどよめいた。誰もが俺の敗北を、志木城さんの勝利を確信してただろう。

 

体が熱い・・・志木城さんの動きがアシムレイト発動前と同じような動きに見える。・・・そうか、俺もアシムレイトを・・・

 

武器は・・・まだあるじゃねぇか。この拳が!!

 

俺が構えたのを見て、格闘戦に移行したと判断した志木城さん。ビームサイスを投げ捨て構える。

 

お互い動き出したかと思えば、次の瞬間には殴り合いを始めていた。

 

互いの拳がぶつかり合う。顔や体に攻撃が当たるたびに痛てぇ・・・だが、それはあちらも同じこと・・・

 

互いの拳が顔面にヒットしたところで、お互い吹っ飛ぶ。ようやく止まったと思えば、互いの機体はボロボロだ。ひびが入ったり、割れたり・・・当然俺達にもダメージはあるわけで・・・

 

 

 

曜「あれって・・・アシムレイトだよね!?」

 

急に動きが変わった陽哉を見てそう思った曜。

 

ダイヤ「アシムレイト!?話には聞いていましたが・・・まさか!!」

 

果南「てか、志木城選手も動き変わったよね!!」

 

鞠莉「アシムレイト同士のぶつかり合いなの!!」

 

両者アシムレイト持ちだったことに驚愕する3年生。

 

花丸「アシムレイトって何ずら?」

 

ルビィ「簡単に言うとね、ファイターの精神力で機体の性能を上げることができるの。だけど・・・その・・・ノーシーボ効果で機体のダメージと同じダメージがファイターにも来ちゃうの!例えばガンプラの腕を斬られたら、ファイターも腕を斬られた痛みを感じちゃうの!」

 

花丸「ノーシーボ効果って本で読んだことがあるずら。ということは・・・シグムントのダメージは・・・」

 

善子「アシムレイトを発動させた以降のダメージを先輩は受けているでしょうね。」

 

千歌「梨子ちゃん・・・」

 

梨子「大丈夫・・・陽君は絶対にやってくれるって信じてるから。」

 

そして、反対側の席では。

 

菜穂「隆利・・・勝って、お願い・・・」

 

 

 

隆利「ぐぅ・・・」

 

「・・・はぁはぁ。」

 

トランザムも終わってる。

 

こっちもヴォワチュール・リュミエールは使えない。

 

けれど・・・まだ終わっちゃいない・・・

 

シグムントも、俺自身も限界に近い・・・

 

シグムントのダメージは・・・頭部が半壊、右腕損失、左足は蹴り膝部分から丸ごと吹っ飛ばされてる。

 

シャウラも似たような状況か・・・

 

先に動いたのはシャウラだ。ちょうど吹き飛ばされたところにビームサイスがあったらしい。

 

こちらは・・・まだ動けない・・・今度こそ終わりか・・・

 

いや、まだだ・・・ここまで来て諦められるか!!

 

体中が痛てぇ・・・機体もボロボロ・・・だけど・・・

 

限界?そんなもん知るか!!超えてやる・・・限界を!!

 

梨子やAqoursのみんなと約束したんだ・・・

 

「だから力を貸せよ、相棒!!」

 

俺の叫びが届いたのか、シグムントのツインアイが光った。

 

偶然にも飛ばされたレーヴァテインが機体の傍にあった。それを素早く掴むと、シャウラの攻撃を避ける。

 

「うぉぉぉぉぉぉ!!」

 

ビームサイスを持っている右腕を切り落とし、さらにそのままの勢いで・・・

 

「これで・・・!!」

 

レーヴァテインがシャウラのコクピット部分を貫く・・・

 

隆利「見事だ。俺の負けだ・・・」

 

爆発するシャウラ。その爆発に巻き込まれ、さらに機体が損傷を受けるが、なんとか大丈夫だった。

 

《BATTLE ENDED》

 

実況〈試合終了・・・勝ったのは新堂陽哉選手!今年の静岡代表は新堂選手だ!!〉

 

梨子「陽君が勝った!!」

 

千歌「梨子ちゃん、はー君やったよ!!」

 

と梨子に抱き着く千歌。

 

そして、ホログラムが解除されたと同時に陽哉と隆利がぶっ倒れる。

 

梨子「は、陽君!!」

 

果南「アシムレイト使った上に、あの機体の損壊状態だよ。倒れない方がおかしいよ。」

 

スタッフが急いで両者を医務室へ運ぶ。Aqoursや菜穂も急いで医務室へ。

 

 

それから20分後・・・

 

「あれ・・・ここどこだ?」

 

何で俺寝てるの?

 

梨子「よかった・・・目が覚めたのね。」

 

梨子?あれ・・・そっか思い出した。俺ぶっ倒れたんだ。しかも、体中が痛てぇ・・・

 

隆利「大丈夫・・・のようだな。一応は。」

 

菜穂さんに支えられながら、俺のベッドの傍に立つ志木城さん。

 

菜穂「心配したよ。隆利が先に目覚めたんだけど、君がなかなか目覚めなくて。梨子ちゃん、泣きそうになってたよ。」

 

梨子「ちょ、菜穂さん!?」

 

梨子・・・心配かけちまったみたいだな。

 

とりあえず、何とか体を起こす。

 

隆利「君と全力で戦えた。負けたのは悔しい。だが、それよりもこれほど心躍る戦いができたんだ。満足だ。」

 

「志木城さん・・・ええ、俺もです。あなたと戦えてよかった。」

 

そして握手を交わす。

 

菜穂「あのさぁ・・・いつまで志木城さんなの?」

 

へ?あ、いやぁ・・・いつまでと言われても・・・

 

菜穂「私たち同い年なんだしさ。」

 

梨子「そうよね。」

 

ふむ・・・確かに最初会った時に友人になれたらと言ったのは俺だ。その俺が相手を名字でさん付けというのは余所余所しいな。

 

隆利「そうだな。俺達はもう友人なのだろう?陽哉。」

 

「それもそうだな、隆利。」

 

ガンプラバトルって面白いよな。あれだけ派手にやりあった相手とこうして友達になれる。

 

こんなに素晴らしいことってないよな。

 

隆利「また、バトルしてくれるか?」

 

「もちろん。」

 

隆利「だが、その前に表彰式だ。」

 

まだ体が完全に回復していないが、みんなを待たせるわけにはいかねぇ。

 

ある程度回復していた隆利に支えられ医務室を出ると・・・

 

千歌「はー君!よかった!」

 

曜「なかなか目を覚まさないから心配したよ!!」

 

千歌曜コンビが飛びついてくる。

 

「落ち着けって。・・・隆利?」

 

隆利を見ると・・・菜穂さん以外の女子に慣れていないので赤面して固まってら。

 

「千歌、曜。俺は大丈夫だ。少し離れてくれ。隆利はあまり他の女子に慣れてないからな。」

 

赤面して固まってる様子の隆利を見て、納得し離れる2人。

 

ルビィ「ピギィ!」

 

隆利を見てビビるルビィ。

 

自分を見て怖がられたことにショックを受ける隆利。

 

「る、ルビィは男性恐怖症で、俺以外の男子に慣れてないんだ。だから、気にするな!」

 

隆利「お、俺と似たようなものか・・・理解した。」

 

花丸「呼び方が変わってるずら。友達になったずらか?」

 

「おう。昨日の敵は今日の友みたいな?」

 

善子「こ、これは・・・殴りあった二人が「なかなかやるな」「ふっ、お前もな」的な!!」

 

いや、うん・・・そうなのかなぁ。

 

善子「ふふふ、いいわ。あなたもヨハネのリトルデーモンにしてあげるわ。」

 

突然の堕天使発言に戸惑う隆利。

 

「すまねぇ、こいつの中二病でな。悪い奴じゃねぇんだ。気にするな。」

 

隆利「り、了解だ。」

 

鞠莉「陽!おめでとう!」

 

と抱き着いてくる鞠莉姉。

 

こ、これは!!なかなかの柔らかさ!!いつ押し当てられても変わらぬ柔らかさw

 

隆利もまとめて抱き着いているから、隆利もその恩恵にあずかっているようだ。さらに赤面しているが・・・

 

梨子「何やってるのかしら?」

 

菜穂「そんなにおっぱいが好きなのかな?」

 

俺らの背後に鬼が2人・・・恐怖に震える我輩たち・・・

 

果南「鞠莉・・・とりあえず離れよう。」

 

ダイヤ「とにかく、もう皆さん待ちくたびれてますわよ。」

 

そうだな・・・

 

「行くか。」

 

隆利「ああ。」

 

会場に入ると同時に観客からの拍手と声援が聞こえてきた。

 

表彰式が始まり、トロフィーが手渡される。

 

次は・・・全国。ようやくヤジマスタジアムに行ける。

 

さて・・・どんな強敵が待っているのやら。

 

 

 

 

北海道

 

とある喫茶店

 

???「志木城が負けた・・・?相手は・・・へぇ、あの新堂陽哉か。どっちにしろ面白くなってきたぜ!」

 

聖良「何やってるんですか星斗。サボってる時間はありませんよ。さっさと働いてください。」

 

星斗「ちょ、聖良姉・・・耳引っ張んないで!!」

 

北海道代表 鹿角星斗 使用ガンプラ ガンダムアストレイ シャドウフレームリヴァイ

 

 

 

 

鹿児島

 

鹿児島県立薩中高等学校 ガンプラバトル部

 

部長「静岡代表が決まったぞ、大河。」

 

大河「どっちが勝ちました?」

 

部長「新堂陽哉だ。」

 

大河「へぇ・・・面白くなってきた。それに・・・ダイヤ様に会えるかも!!この大和撫子感、半端ないって!もうドストライク!!この思い・・・必ず!!」

 

部長「大会とその気持ちどっちが大事なんだよ。」

 

大河「いや、仕事と私どっちが大事?的な感じで聞くのやめてもらっていいですか?どっちも大事なんですよ!!あの未熟DREAMERの動画見て惚れたんです!!ようやく運命の人にたどり着いたんです!!」

 

部長「・・・ま、いっか。がんばれよ。」

 

鹿児島代表 湊大河 使用ガンプラ ガンダムエクシアⅢ

 

 

 

 

大阪

 

市内を歩く一人の少女。

 

先日あったことを思い出していた。

 

珍庵『やっぱマリュー・ラミアスのおっぱいが最高じゃ!!』

 

マオ『ミサキちゃん、また怒らせてしもた!どうすればええんですか、師匠!!』

 

ミナト『それよりも、この新作見てくださいよ!師匠、マオさん!このウイニングふみなを!!』

 

いつからガンプラ心形流は色ボケ集団になり下がった?

 

珍庵『おお、李衣菜。どや、このマリューのフィギュアのおっぱいは!再現度が半端ないで!』

 

マオ『李衣菜・・・ミサキちゃんの機嫌を直す方法考えて―な・・・』

 

ミナト『姉さん、どや、このウイニングふみなは!!』

 

ふざけるな・・・おっぱい老人に学習能力がない尻に敷かれ野郎に肖像権ガン無視野郎が・・・

 

こいつらのせいで弟子が少しずつ離れて行ってるのがわからないのか・・・

 

もういい・・・もうこいつらは頼らない・・・

 

回想終了

 

李衣菜「ガンプラ心形流は・・・うちが立て直したる!!煩悩集団にはもう頼らへん!!だから・・・絶対全国制覇したる!!」

 

大阪代表 鷹山李衣菜 使用ガンプラ Gヴァルキリー

 

 

 

 

東京

 

東京都立暁高校の屋上

 

???「陽哉が勝ったか。」

 

朱莉「ここにいたのね。あら、あの子が勝ち上がってきたのね。どう、日向。弟分が全国に出てくる気分は?」

 

日向「楽しみだよ。またあいつとガンプラバトルができる。それに・・・あいつの元気な姿が見れるからな。」

 

朱莉「そうね。いきなり静岡に引っ越しだったから、あっちでうまくやれるか心配だったけど。まぁ、スクールアイドルのマネージャーやってるし。安心はしたわね。」

 

日向「そうだな。こっちでは俺と朱莉とあと・・・数えても両手で足りるくらいしか友達いなかったもんな・・・」

 

朱莉「小学校の頃から友達が少ないから、高校では生徒会に入れて機会を増やしてあげようと思ったんだけど・・・」

 

日向「まぁ、いいさ。あいつが元気でやってるなら。それに・・・あいつと戦うのが楽しみだ。」

 

朱莉「どう?勝てそう?」

 

日向「あいつにゃ悪いが、勝たせてもらう。今年が最後だからな。」

 

東京代表 神宮司日向 使用ガンプラ ガンダムレギルス改

 

 

舞台はいよいよ全国大会。

 

強敵が待ち受ける全国の舞台で、陽哉は勝ち上がることができるのか・・・

 

その前に大破したシグムントの修理は間に合うのか・・・!?

 

 

次回に続く

 

 

 




第16話いかがだったでしょうか?

ようやく静岡予選終了です。

陽君が全国へ!

まさかの隆利君もアシムレイト発動。

そして、強敵も出てきましたね。詳しい設定はまた後日に。

セリフの一部にビルドダイバーズのあの人たちのセリフを使ってみました。

あとは大破したシグムントはどうなるのか・・・

次回わかりますのでお楽しみに!



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第17話 無限の翼

こんばんわ・・・陽です・・・

テンション低いって?そりゃ低くもなりますわ。

まさかのぷちぐるサービス終了・・・

嘘でしょ・・・


あと・・・別件ですが、自分のミスでお金を無駄に使ってしまったってのもありますが・・・

とりあえず、気を取り直して。

魁音斂様、幸喜様、お気に入り登録ありがとうございます!


陽君の新型お披露目回です。

では、どうぞ!


ガンプラ学園 ガンプラバトル部 監督室

 

アラン「君の要望通り、浦の星女学園には話しを付けておいた。二つ返事でOKが出たよ。」

 

隆利「ありがとうございます。それとわがままを言って申し訳ありません。」

 

アラン「気にすることはないさ。彼は静岡の・・・いや、我々の代表だ。それと・・・大丈夫なのかい?」

 

隆利「・・・大丈夫、だとは思いますが。自分から言い出したことです。やって見せます。」

 

アラン「なら、行ってきたまえ。」

 

隆利「はい、行ってきます。」

 

 

 

 

 

スクールアイドル部の部室でスケッチブックと睨めっこ中の新堂陽哉です。

 

現在・・・本選まで時間がないというのに、機体の修復ではなく強化という選択をしてしまい・・・

 

梨子「これがシグムントの強化プラン?」

 

梨子がスケブを覗き込む。

 

曜「あれ、レーヴァテインの形が変わってるね。どっちかというとゼルクガンダムのGNバスターソードに近いような・・・」

 

「ああ、GNバスターソードの予備を強化型用に改造しようかなって。」

 

ダイヤ「ということは砲撃機能を復活させるということですわね。」

 

その通り。シグムントでは格闘戦主体だったからね。手数がもうちょっと欲しくて。かといって・・・二刀流を崩すわけにはいかないし。・・・背中に対艦刀2本とビーム砲2門はさすがに重すぎるような気がして。それならゼルクのGNバスターソードを移植した方がいいかなって。

 

千歌「クリアパーツって書いてあるけど・・・これ何?」

 

「これか?粒子放出用のクリアパーツだよ。」

 

果南「粒子放出用?もしかして・・・バーニングバーストシステムみたいなやつ?」

 

そう・・・セカイのトライバーニングガンダムに搭載されているあのシステム。あれを強化型に搭載しようと思ってね。全国の強敵相手に戦うとなったら、必要になるだろうなって。

 

花丸「話に付いていけないずら・・・」

 

まぁ、あまりこういうことに詳しくないもんね、花は。

 

ルビィ「色も変更って書いてあるけど・・・どんな色にするの?」

 

強化型では機体カラー・・・コバルトブルーの部分を変更しようかなって。気分的に。

 

「まだ、決めてはないんだよなぁ。」

 

善子「ならば、リトルデーモンカラーのブラックで!!」

 

「だが断る。」

 

善子「なんでよ!!」

 

「・・・いや、黒だと隆利と被るだろ?」

 

隆利のシャウラの機体カラーは黒だったからな。

 

「機体が完全に大破した上での強化作業だからな。時間がかかり過ぎる。・・・本選は序盤はゼルクで出るか。その間に完成させればいいし。」

 

それしかねぇよな。試合に出てない時間を当てれば何とかなるとは思う。

 

ん?そう言えば誰か足りないような・・・

 

「・・・そういや、鞠莉姉は?」

 

ダイヤ「来客があるから遅くなると言ってましたわよ。」

 

「来客か・・・」

 

統廃合関連じゃなきゃいいけど。

 

と噂をすれば何とやら。鞠莉姉が部室に入ってきた。

 

鞠莉「遅くなってごめんね。」

 

ダイヤ「お客様は帰られたのですか?」

 

鞠莉「ううん、まだよ。」

 

え、まだ帰ってないのに部活来たの?いや、お客様が帰ってからでもいいのに。

 

鞠莉「みんな、特に陽。話があるの。とりあえず、入って来てちょうだい。」

 

と部室に入ってきたのは・・・

 

「隆利、それに恵里菜!?」

 

ガンプラ学園にいるはずの隆利と・・・何故か浦の星の制服を着た恵里菜が部室に入ってきた。

 

2人の登場に俺だけでなく、みんな驚く。

 

「2人ともどうして?」

 

鞠莉「隆利はね、シグムント強化の手伝いに来てくれたのよ。本選が始まるまで浦の星に通うことになったの。」

 

マジっすか・・・

 

ダイヤ「鞠莉さん・・・聞いてませんわよ。」

 

鞠莉「ごめんごめん。でもね、ガンプラを上手く作れない私たちが手伝っても無理があると思うの。曜と梨子と善子はどう?」

 

曜と梨子と善子はAqoursの中でもビルダーとしての能力は高い。

 

曜「・・・全国レベルの機体となると、自信ないかな。」

 

梨子「私も塗装くらいだし。」

 

善子「私もよ。下手に手伝って性能がガタ落ちなんてシャレにならないし。」

 

いや、そんなことはないと思うが・・・

 

鞠莉「やっぱり最高の状態の機体で出て欲しいじゃない?どうしようかと悩んでたらガンプラ学園のアダムス監督から隆利を派遣したいって話が来たの。全国レベルの選手なら、完璧な機体が仕上がると思うの。」

 

隆利「これは俺が言い出したことだ。陽哉、お前は我々の代表だ。だから、俺にも手伝わせてくれ。俺の分まで本選で暴れて来てほしいからな。」

 

「隆利・・・ありがとう。でも、学校とかどうするんだ?授業とか。」

 

鞠莉「それに関してはノープロブレム!言ったでしょ、本選までは浦の星に通ってもらうって。つまり、こっちで授業に出てもらうの。ガンプラ学園での出席扱いになるから。」

 

そういうことか。

 

隆利「問題は何もない。最高の機体を仕上げるぞ。」

 

と俺たちの間に割って入ってくる恵里菜。

 

恵里菜「何あんただけおいしいとこ持っていこうとしてんのよ。あたしだって手伝いに来たんだからね。」

 

「おお、ありがとな。で、何でお前浦女の制服着てるわけ?」

 

すげぇ、気になってた。

 

恵里菜「転校してきたのよ。」

 

な、なんだってーーーー!!

 

梨子「わざわざ陽君の手伝いをしに?」

 

梨子さん、顔が怖いよ。心配すんな。俺は梨子一筋だから、他の女と浮気なんかしねぇ。

 

恵里菜「ちょ、違うって。パパが沼津に転勤になったから。急な引っ越しで、受け入れてくれる学校がちょうど浦の星しかなかったから。」

 

そういうことか。

 

善子「ということは1年生だから私たちと同じクラスよね。」

 

ルビィ「まぁ、1クラスしかないから。」

 

花丸「これからは恵里菜ちゃんも一緒に通えるずらね!」

 

1年生たちが恵里菜に群がる。

 

恵里菜「え、ええ。まぁ、よろしくね。」

 

まぁ、浦の星はみんないい子ばかりだからな。恵里菜もすぐに馴染めるだろう。

 

問題は・・・隆利なんだが・・・

 

まぁ、俺がサポートすればいいか。俺のために来てくれたんだからな。

 

とりあえず、隆利はしばらく俺の家に泊まることになった。恵里菜はというと、沼津のお爺ちゃんの家に同居・・・ではなく内浦に家を借りて引っ越してきたらしい。

 

なので、とりあえず遅くならない程度だが時間に余裕はある。

 

とりあえず、俺の部屋には俺、梨子、隆利、恵里菜の4人が集まっていた。

 

隆利「なるほど・・・確かにこれは時間がかかるな。ならば分担してとりかかろう。俺は両腕から取り掛かる。」

 

「なら、俺は頭部と胴体だな。」

 

恵里菜「なら、私は足やっちゃうね。」

 

梨子「塗装は任せて。終わった分から持って来てくれればすぐに取り掛かるから。」

 

塗装ならば俺よりも梨子の方が技術は上だ。ちなみにシグムントの時も梨子に塗装をお願いしていた。

 

ある程度進んだところで、門限があるので恵里菜と梨子は帰ったが、俺と隆利はギリギリまで作業を続けていた。

 

ちなみに隆利が下宿することは鞠莉姉から俺の両親に伝えていたらしい。

 

信哉「陽に・・・陽に友達が・・・」

 

茜「彼女だけでなく、友達までできたなんて・・・内浦に引っ越してきてよかったわ!!」

 

と大層お喜びになられていた。

 

 

そして次の日・・・

 

担任「全国大会が始まるまで新堂君のサポートをするためにガンプラ学園から短期で通うことになりました志木城隆利君です。みんなよろしくね。」

 

隆利「し、しし志木城、たた隆利です。よ、よろしくお願いします!」

 

あらー・・・案の定緊張してらっしゃるよ。

 

だが、浦の星はみんなええ子ばかり。問題なく受け入れてくれた。

 

 

そして、放課後

 

恵里菜「これが・・・スクールアイドルの練習!!」

 

なんか興味津々だな。

 

「・・・スクールアイドル興味あるのか?」

 

鞠莉姉達の旧Aqoursの事を知ってたからな。

 

恵里菜「え・・・まぁね。元々μ'sのファンだし。5年前に秋葉のライブ見てから。」

 

それに千歌、ダイヤ姉さん、ルビィが食いつく。

 

ダイヤ「そうなのですか!!」

 

千歌「秋葉のライブ、生で見てたの!いいなぁ!」

 

ルビィ「恵里菜ちゃんは誰推しなの!」

 

恵里菜「えっと・・・希さんかな。」

 

おお、スピリチュアル副会長推しとはお目が高い。

 

恵里菜「一度東京で迷子になった時にね。希さんに助けてもらったの。すごく優しくて、不安になってたあたしを励ましてくれて。その人がμ'sの東條希さんだって知ったのはニューヨークでのライブ映像を見た時。あんなに凄い人だったなんてって驚いた。」

 

そういや、希姉さんが迷子の女の子を助けてたから練習遅くなったってことがあったけど、まさか恵里菜とはな。

 

恵里菜「今はガンプラバトルに集中したいから高校に入ってもスクールアイドル部には入らなかった。っていうか前の高校にはスクールアイドル部なかったから。」

 

なるほど・・・千歌のようにスクールアイドルになりたいってやつがいなかったのか。

 

恵里菜「だから、陽哉先輩同様女子マネとして参加させていただきます。」

 

と入部届を差し出す恵里菜。

 

千歌「うん、今はそれだけで十分だよ!本当は恵里菜ちゃんにAqoursに入ってほしかったけど・・・でも、私たちのマネージャーだけでなく、隆利君と一緒に陽君のサポートもするんだから、わがまま言っちゃダメだよね。」

 

そうだな・・・千歌にしては物分かりがいいな。普段からこうあってもらいたいものだ。しかし、女子マネがいるとだいぶ助かるな。男の俺ではできないことがどうしてもあるしな。

 

「悪いな、これから大変になるけどよろしく頼むわ。」

 

恵里菜「わかってるわ。だから、先輩も本選がんばってよ。」

 

「わかってるよ。とりあえず、隆利が沼津から戻ってきたら、俺達は先に帰ろう。」

 

そう、少しでも作業を進めるためだ。

 

さすがに腕がいいビルダーが3人いると違うね。それに塗装は梨子が完璧に仕上げてくれるから、塗装の事を気にせず次の工程にスムーズに進めるのがいいね。

 

そして、1週間後・・・

 

部室でついに俺の新型のお披露目が行われることになる。

 

「みんな、待たせたな。」

 

机の上には布に隠された新しい愛機が置かれている。

 

「じゃ、行くぞ!」

 

いよいよお披露目の時である。

 

布を取り、その姿が露わになる。

 

千歌「すごい・・・これがはー君の新しいガンプラ。」

 

梨子「機体名はデスティニーガンダムインフィニティ。無限の可能性を秘めた機体。陽君とこのインフィニティだったら、もっと上へ行ける・・・そう信じてる。」

 

そう言って梨子が命名してくれた。なかなかかっこいいじゃん、さすが梨子。

 

ZGMF-X42S/∞デスティニーガンダムインフィニティ・・・シグムントではランスロット アルビオンの要素を取り入れていたが、このインフィニティは復活のルルーシュの予告に出ていた新型ランスロットの要素を取り入れている。あの左肩の青いアーマーをデスティニーの肩アーマーと大きさを似たような感じにアレンジして両肩に。粒子放出用のクリアパーツも頭部の額。そして胸部のコクピットハッチ部分にはガンダムXを参考に配置。膝はもちろん、スヴェルに変わる複合兵装防盾システム〈リジル〉のビームシールド発生器をクリアパーツにしている。あとは足の青いパーツやウイングバインダーの黒いパーツもクリアパーツに置き換え。因みに色は額がレッドで、他はブルーな。

 

ダイヤ「ゼルクのパーツも使われているのですね。これで後ろがごちゃごちゃせずに済みましたわね。」

 

果南「確かに。陽の事だから二刀流は崩さないでしょ。でも、砲撃機能は復活させたい。そしたら、今度は背中に対艦刀2本と少なくても砲撃武器が1基マウントさせたら、バランスが悪くなっちゃう。」

 

鞠莉「でも、これだったら、バランスを崩すことなく、対艦刀と砲撃武器が装備できるってわけね。」

 

復活させたのは、それだけじゃない。

 

曜「これって、パルマ・フィオキーナ?それにライフルも。さすがに前の機体の欠点は克服したみたいだね。」

 

そう・・・レーヴァテインとプリスティスを失うだけで戦闘能力が落ちてしまう。やはり、二刀流でごり押しはダメだったようだ。

 

あと・・・敢えて取っ払ったものもある。

 

善子「先輩、プリスティスはどこ?腕にもどこにもついてないけど。」

 

「あぁ、敢えて取っ払った。プリスティスはまぁ便利なんだが、操作がめんどくさいのと、破壊されたらレーヴァテインしか武器無くなるし。」

 

まぁ、両隣に立つかつての対戦相手2人に壊されてから自信無くしたのよ。

 

ルビィ「スヴェルじゃなくてリジルなんだね。」

 

花丸「てっきりスヴェルⅡとかになると思ってたずら。」

 

うん、そうしようと思ってたんだけどね。

 

「スヴェルって名前は受験生にとって縁起でもないからって・・・ネットで指摘されて変えたんだ。」

 

北欧神話の盾の名前であって、俺が考えた固有名詞じゃないんだけどね。揉め事は起こしたくないのだよ。

 

鞠莉「なら、早速テストしなきゃね。」

 

うん、それはAqoursの練習が終わった後に隆利と一緒に沼津に行ってからってことになってるんだけど。

 

鞠莉「みんな、ついて来てくれるかしら。」

 

鞠莉姉に言われるがままについて行った先はとある使われていない教室。

 

そこには・・・

 

「ば、バトルシステム!?」

 

そう、バトルシステムが置いてあったのだ。

 

ダイヤ「7年前まで、この浦の星にはガンプラバトル部が存在していました。ですが、ガンプラバトル世界選手権の決勝の後に起こった事件でプラフスキー粒子が枯渇し、それが原因で解散してしまったのですわ。」

 

果南「その1年後にニルスさんが粒子を復活させたけど・・・当時のメンバーはすでに卒業してたし、他にやる子もいなかったから放置されてたんだよね。」

 

て、ことは・・・これ動かないんじゃ・・・

 

鞠莉「ノープロブレムよ。ヤジマ商事に頼んでメンテナンスして貰ったから。ただし、旧PPSE社のシステムのままだから、ダメージ設定は7年前のまま・・・つまり現行ルールのA設定よ。」

 

なるほどね・・・了解した。

 

鞠莉「それでね・・・テストの相手は私3年生から選ばせてもらうわ。」

 

・・・マジ?

 

「3年生の中から1人選んでやるってこと?」

 

鞠莉「そうよ。」

 

3人同時とか言われたらどうしようかと思ってたけど。

 

曜「果南ちゃん達もガンプラバトルやってたんだ。」

 

ルビィ「うん・・・すごく強いよ。まだお姉ちゃんたちが中学3年生だった時にね、ガンプラ学園のソレスタルスフィアとバトルしたことがあるの。」

 

善子「ちょ、ガンプラ学園のトップチームじゃない!しかも、去年は負けちゃったけど、大会6連覇したこともある強豪チームよ!」

 

隆利「その戦いは俺も見ていた。俺は中一から通ってたからな。死闘・・・と言っても差し支えない戦いだった。チーム名はAqoursだった。」

 

梨子「その頃からAqoursって名前を使ってたのね。」

 

おぅ、その話は聞いてねぇなぁ。まさか、ソレスタルスフィアに喧嘩吹っ掛けるとはな。

 

千歌「で、結果はどうだったの?」

 

隆利「ソレスタルスフィアが勝った。だが、ギリギリの勝利だった。どちらが勝ってもおかしくはない。ソレスタルスフィア側は1機だけ残り、あとの2機は堕とされていた。みんな驚いていた。同じ静岡にまだこんな強豪チームが存在していたのかと。だが、その後は彼女たちの話は聞かなかった。ガンプラバトルを続けているのかさえもわからなかった。」

 

改めて3年生たちの凄さに驚く。

 

隆利「そして、彼女たちのガンプラを作ったのが俺と同じ年の少年だったと聞いてさらに驚いた。俺と同じ年なのに、あれほど完成度の高い作品が作れるとはと。」

 

花丸「ダイヤさんたちにガンプラを作ったって・・・まさかその少年って・・・陽兄ちゃんずらか?」

 

「え・・・あ、はい。」

 

その当時使ってたのが・・・ダイヤ姉さんがカオスガンダムで、鞠莉姉がガイアガンダム、かな姉がアビスガンダムだったな。

 

今は違うと思う。少なくとも鞠莉姉はバエルだしな。

 

果南「私はこれを使うよ。」

 

ダイヤ「私はこれですわ。」

 

と自分たちのガンプラを取り出す。って・・・それは・・・

 

かな姉はバルバトスルプスレクス、ダイヤ姉さんはキマリスヴィダール・・・俺の作品である。

 

鞠莉姉がバエルと一緒に製作依頼したものであり、またいつか3人でガンプラバトルをやりたいからと俺に用意させた機体である。バエルと一緒に鞠莉姉に送り付けたが、2人に引き渡していたとはな。

 

果南「受け取ったのは最近なんだよね。でも、陽がせっかく作ってくれたんだし。」

 

ダイヤ「そうですわね。鉄血は私も果南さんも見てましたし、運用方法に問題はありませんわ。ただ・・・全員が前衛向きの機体ですので・・・せめてフラウロスがあればよかったのですが。まぁ、鞠莉さんと陽が私たちのために用意してくださった機体ですもの。やってみせますわ。」

 

で、誰がやるんだろ?俺としてはこないだ鞠莉姉とバトルしたから、かな姉かダイヤ姉さんがいいんだけど。

 

隆利「3vs3のチーム戦はどうだ?」

 

恵里菜「そうね。あたしたちも新しい機体用意したし。それに・・・ソレスタルスフィアとガチでやりあったって聞いたらさ、やりたくなってくるじゃない?」

 

なんか面白くなってきたわ。

 

千歌「隆利君も恵里菜ちゃんも機体新しくしたんだ!どんな機体?」

 

2人がガンプラを取り出す。その機体とは・・・

 

曜「隆利君のガンプラって・・・ゼルクガンダム!?」

 

ルビィ「恵里菜ちゃんのガンプラ・・・頭以外ウーンドウォートだよ!」

 

まずは隆利がなぜゼルクガンダムを持っているのか。

 

隆利「今回の強化を手伝ってくれた礼だということでありがたく貰った。シャウラ同様OO系の機体・・・しかも陽哉謹製の機体だからな。ただ、少し手は加えた。」

 

そう、ゼルクの肩、肘、脚部にGNファングを搭載。脚部はセブンソードのGNカタールのマウントパーツを使用している。名付けてゼルクガンダム GNHW/Fってな。

 

あと恵里菜の機体はバーザムTR6だ。プレバン限定のウーンドウォートだが、たまたまヤジマ商事のお手伝いのお礼としてウーンドウォート3個持ってたんだよね。それ全部お礼として恵里菜にあげたんだわ。俺は使わないし、だったらウーンドウォートが欲しくて買えなかった恵里菜にあげた方がまだいいかなって。

 

鞠莉「それは面白い提案なんだけど・・・これ古い筐体だから、1vs1しかできないのよ。」

 

あ、それで3年生から1人って言ったんだ。

 

隆利「それならば仕方ないか。」

 

ダイヤ「ですが、陽のテストが終わったらお相手いたしますわ。陽を苦戦させた貴方たちの実力、直で感じてみたいですわ。」

 

恵里菜「へぇ、面白そう。」

 

さて・・・誰とやるか・・・

 

「指名してもいい?」

 

鞠莉「もちろん。」

 

なら・・・1人しかいないな。

 

「かな姉、相手してくれるかな?」

 

果南「いいよ。でも、私でいいの?」

 

「鞠莉姉はこないだ戦ったし、ダイヤ姉さんは隆利か恵里菜と戦いがってそうだし。」

 

果南「わかった。じゃ、しよっか。」

 

これが2人きりで、かな姉か俺の部屋だったらドキドキもんのセリフだわ。

 

梨子「何か変なこと考えてない?」

 

「いえ、そんなことはないですよ。」

 

とりあえず、煩悩退散。

 

そろそろ準備しなきゃ。

 

 

《GUNPLA BATTLE Combatmode startup. Mode damage level set to“B》

 

 

《Press set your GP-Base》

 

 

《Press set your gunpla》

 

 

《Beginning [Plavsky Particle] dispersal. Field01,space》

 

 

・・・なんかこの作品、ステージが宇宙ばかりだな。この作者、手抜いてないか?ま、いいや。

 

「新堂陽哉、デスティニーガンダムインフィニティ出る!!」

 

果南「松浦果南、ガンダムバルバトスルプスレクス行くよ!」

 

さぁて、先制しときますか。

 

レーヴァテインⅡをキャノンモードに。ヴェスバーと同じように腰だめで撃つ。グリップも一応ついている。

 

「かな姉は・・・そこだ!」

 

2本のビームがバルバトスに向かって放たれる。だが・・・

 

果南「当たらないよ!!」

 

避けられたか・・・そのままの勢いでこちらに接近し、超大型メイスを振るうが、避ける。

 

「この位置なら!」

 

後ろはテイルブレードがあるからね。横からの攻撃だよ。だけど・・・

 

果南「ごめんね。」

 

いきなり、俺の横から衝撃が・・・

 

「な、テイルブレード!!」

 

的確に俺を狙ってきやがった・・・てことはまさか・・・

 

果南「マニュアル操作だよ。」

 

マジですか。でも・・・ワイヤーを斬ってしまえば!!

 

ワイヤーをビームソードで切断する。

 

「もうテイルブレードは使えないよな?」

 

果南「って思うじゃん?」

 

あれ・・・テイルブレードがなんか動いてる?

 

果南「ファンネルみたいに動かせるようになっちゃった。」

 

なっちゃったって・・・可愛く行ってもダメ!つーか、マジかよ。さすがガンプラは自由ね!!

 

果南「えい!」

 

ってまた超大型メイスを振り下ろしてくる。ちょっと油断してたけど、ギリギリで回避できた。

 

レーヴァテインⅡをソードモードで抜く。ゼルクのGNバスターソードより刀身は短めで、刀身下部にビームの刃が出るようにスリットを入れてある。

 

さぁ、行くぜ!

 

ヴォワチュール・リュミエールを起動させ、バルバトスに仕掛ける。

 

果南「そうそう簡単にはやられないよ!」

 

さすが、俺の作品・・・完成度が高いし、動かしてるのがかな姉だから、インフィニティの動きについてこれてる。

 

移動しながら格闘武器だけでなく、射撃兵装でも撃ち合う。

 

果南「やるね・・・でも、これなら!」

 

バルバトスのツインアイが赤く光る。これって・・・まさか!

 

果南「阿頼耶識だよ。使えるようにしてたの。制御が難しくなるし、トランザムと一緒で時間切れになったら粒子残量が0に近くなるけどね。」

 

さっきまでと動きが違う。マジで阿頼耶識のリミッターを解除した劇中と同じような動き。完全に制御してやがる・・・さすが、かな姉。

 

避けるので手一杯で反撃が出来ねぇ。

 

果南「おりゃあ!」

 

振り下ろされた超大型メイスをレーヴァテインⅡ2本で受け止める。つーか、片手でメイス振り下ろしてくるとか・・・バカ力かよ・・・てか、力押しで来るところがかな姉の戦い方の特徴だったわ。だからバルバトスルプスレクスは相性がいいのかも。

 

って考えてたら、レクスネイルで攻撃してきた。確か金属パーツ使用してたから、当たるとやばいんだよね。

 

仕方ない・・・そろそろ使うか・・・ガチでやられるわ。

 

あの感覚を思い出せ・・・

 

ガンプラと一つに・・・

 

「・・・今だ!」

 

そう・・・この感覚だ。ガンプラと一つになったような・・・体が熱くなるような・・・

 

これがアシムレイト・・・想いの力・・・

 

レーヴァテインⅡを離し、後ろに緊急回避。レーヴァテインⅡが破壊されるが仕方ない。

 

もう一つの切り札・・・

 

「シャイニングバースト!!」

 

機体各部のクリアパーツが光り始める。そう、これこそが俺が仕込んだ切り札「シャイニングバーストシステム」だ。トライバーニングガンダムやディナイアルガンダムに搭載されたシステムと同じようなシステムだが、全国で戦うには必要だ。

 

果南「何これ・・・」

 

シャイニングバーストシステムを発動した後の光の翼の色がピンクからグリーンに変化する。いや、ユニコーンをパクってないからね。俺も想定してなかったよ、こんなの。

 

「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

先ほどよりも素早い動きでバルバトスを翻弄。

 

果南「さっきと動きが違う!きゃあ!」

 

とりあえず超大型メイスを破壊しておく。

 

そして・・・

 

「これが俺の全力全開!!」

 

某魔法少女的なセリフを吐きつつ、右手に粒子を集中させる。

 

「インフィニティブレイク!!」

 

超高速で至近距離まで接近。そのまま圧縮させたプラフスキー粒子を纏わせた拳を叩きつける。

 

そして・・・

 

派手に爆発するバルバトス。

 

《BATTLE ENDED》

 

果南「うーん、負けたかぁ。強くなったね。」

 

「いや、こっちもヤバかったって。まさか阿頼耶識のリミッター解除使ってくるなんてさ。」

 

果南「ちなみに鞠莉とダイヤも使えるよ。」

 

なん・・・だと・・・

 

マジかよ。

 

曜「嘘でしょ・・・(汗)」

 

千歌「えと・・・果南ちゃんが使ってたあの動きが凄くなるやつだよね?ダイヤさんと鞠莉さんも使えるって・・・」

 

梨子「陽君でもシャイニングバーストシステム使わないと対処できないんだから、私たちじゃ・・・難しいわね。」

 

もし、これがシグムントのままだったら・・・負けてたな。やっぱかな姉達は強いや。

 

隆利「だが、相手が強ければ強いほど・・・」

 

恵里菜「燃えるってもんでしょ?」

 

この後、隆利vsダイヤ姉さん、恵里菜vs鞠莉姉のバトルが行われた。隆利はトランザムを使用し、ダイヤ姉さんのリミッター解除に対応し、ギリギリで勝利できた。そして恵里菜は武装を駆使し、リミッター解除したバエルと渡り合うも、あのマリーシャイニングブレードの前にあっけなく敗れ去った。

 

とりあえず、今日のバトルはこれでお終い。何でかって?バトルシステムがエラーを起こしたから。さすがにこればっかりは俺らじゃどうにもできない。

 

このシステムはヤジマ商事に連絡して新しいシステムと交換するらしい。

 

後は・・・このバトルを見たルビィと花がガンプラバトルを始めたいと言ってきた。競技人口が増えるのはいいことだ。とりあえず、本選が始まる前にガンプラを用意すると約束した。隆利は本選が始まるまでは内浦にいるらしいので、手伝ってもらおう。

 

まずは・・・インフィニティの修理かな。ごめん、隆利・・・後でなんか奢るから。

 

 

 

次回に続く




第17話いかがだったでしょうか?

デスティニーガンダムインフィニティにパワーアップしました。

さすがに中遠距離武器がプリスティスしかないのは厳しいかなと思ったりして。

そして、かな姉初出撃。まさかの阿頼耶識リミッター解除。

んでもって、隆利と恵里菜の新機体も何気に登場。

インフィニティ、ゼルクガンダム、バーザムTR6の設定は後ほどオリジナル設定の方に追加させていただきます。

次回、いよいよ本選スタート!!・・・ではなくAqoursのバトル回にしようかなと思ってます。

では、次回をお楽しみに!


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第18話 いざ決戦の地へ

こんばんわ、陽です。

†アルティメット☆設定厨†様、イナクト様、kirigan様、ポポイ様、音也様、y-ma様、お気に入り登録ありがとうございます!

いよいよ全国大会に突入です!

ここから・・・6話くらい続きます。

では、どうぞ!


静岡 ヤジマスタジアム

 

明日からここで第14回全日本ガンプラバトル選手権 中高生の部 個人戦の本選が始まる。

 

「いよいよ、全国か。」

 

ヤジマスタジアムを前に気分が高まってくる。

 

それに・・・

 

俺には梨子が、Aqours、浦女の生徒、内浦の人たちが応援してくれてるんだ。

 

大丈夫・・・やれるさ。

 

さて・・・そろそろ宿泊施設に行きますかね。

 

???「よぉ、陽。」

 

突然呼びかけられ、声のする方を向くと・・・

 

「日向兄か。」

 

小学校からの知り合いであり、俺が唯一兄のように慕っている神宮司 日向が立っていた。

 

そっか・・・東京代表だったな。

 

日向「元気そうで何よりだ。」

 

「つーか、離れてからそんなに立ってないと思うんだが。」

 

日向「いやいや、突然静岡に引っ越しになったお前が心配でな。お前コミュ障だし。」

 

・・・否定できん。

 

日向「ま、スクールアイドルのマネージャーやってるくらいだもんな。安心したわ。朱莉も心配してたからな。たまには連絡してやれよ。」

 

朱莉先輩か。俺を暁高校の生徒会に入れやがった張本人。いろんな人と知り合う機会を作るためっていうのはありがたいが・・・そんなに機会がなかったような・・・

 

ま、いっか。

 

とりあえず、昔話に花を咲かせながら宿泊施設へと移動。

 

中に入った瞬間、ロビーにいた連中が俺たちを一斉に見る。

 

「さすが日向兄だね。優勝候補だから注目されてるよ。」

 

日向「いやいや、お前だよ。何せ大会2連覇の志木城君を倒したんだからな。それだけじゃねぇよ。あのルーカス・ネメシスにキジマ・ウィルフリッドに勝ったことがあるって聞けば、誰だって注目するさね。」

 

マジっすか・・・

 

つーか、見ないで・・・恥ずかしい・・・

 

???「去年ぶりだな、日向。」

 

ん?誰だっけ?なんか日向兄に話しかけて来てるけど。

 

日向「大河か。元気そうで何よりだ。」

 

思い出した。鹿児島代表の湊大河選手だ。日向兄もこの人も大会優勝経験者。しかも優勝候補の一角。

 

大河「へぇ、君が新堂陽哉君かい?俺は鹿児島代表の湊大河だ。よろしくな。」

 

なんかめっちゃフレンドリー。なんか肩に手まわされてるし。

 

「よ、よろしく。」

 

大河「緊張すんなよ!仲よくしようぜ!」

 

日向「相変わらずな奴だな。こいつはすぐに誰とでも仲良くなれる性格だからな。」

 

へぇ、そういう人なんだ。

 

大河「まぁ、今回勝つのはこの俺だ。優勝トロフィーは鹿児島に持ち帰らせてもらうぜ。」

 

わぁ、いきなりの勝利宣言キター!

 

日向「おいおい、俺を目の前にしてそういうこと言う?それはこっちのセリフだぜ?」

 

何勝手言ってんだ。ここで言わなきゃ男が廃るってね。

 

「あのね・・・悪いけど、負けるつもりで来てるわけじゃない。今年は俺が優勝する。」

 

にらみ合う俺達。だが、少しして笑いだす。

 

日向「ま、俺達が当たるのはまだ先だからな。それまで頑張ろうぜ。」

 

そう、今回の予選は8つのブロックに6人ずつ分かれて行われる。

 

まぁ、決勝まで5試合勝ち続けなければならない。

 

大河「そうだな。俺と当たるまで負けるなよ。」

 

「そういう、湊さんもね。」

 

大河「言ってくれるねぇ。ま、そりゃそうだな。俺が負けたら意味ないもんな。それと俺のことは大河でいいぜ。湊だと、サカイ・ミナトと被るからな。」

 

あー、なるほど。

 

「了解っす、大河さん。」

 

大河「よろしい。ところでだ・・・ダイヤ様は一緒じゃないのか?」

 

は?今ダイヤ様って言った?

 

大河「Aqoursの黒澤ダイヤ様だよ!!お前、Aqoursのマネージャーなんだろ!俺、未熟DREAMERの動画見てファンに・・・いや、心を奪われた!あの大和撫子感・・・俺のタイプだよ!」

 

「えと・・・ダイヤ姉さんに惚れてしまったと・・・?」

 

マジっすか・・・

 

大河「ダイヤ姉さん?おい、ダイヤ様とどういう関係だ?」

 

「えと・・・ダイヤ姉さんは小さいころからの幼馴染でして。」

 

大河「なん・・・だと・・・幼馴染?なんというアドバンテージだ・・・最大のライバルか?」

 

え、待って・・・最大のライバル?俺が?いやいやいやいや・・・俺はダイヤ姉さんに惚れてないから。俺には梨子という彼女がいるんだってば。だから、安心して・・・

 

日向「落ち着け。陽が困ってる。それにしても・・・浮いた話の一つもなかったお前が。こんなこともあるんだな。」

 

大河「ふっ、俺だって人の子だ。恋だってするさ。それに障害があればあるほど燃え上がるってね。」

 

なんか恋敵にされてるし。

 

「はぁ、あのですね。俺はダイヤ姉さんのことは姉のように慕っておりまして。そんなラブな感情はなかとですよ。そもそも、俺は彼女いますし。」

 

これには大河さんだけでなく日向兄までビックリしている。

 

日向「お前に彼女が・・・そうか・・・今夜はお赤飯だな!!」

 

いやいや、あんたは俺のおかんか何かか?つーか、赤飯嫌いなので別なのにしてください。

 

大河「そ、そうか。障害は取り除かれたか。な、なら・・・俺の応援を!」

 

「・・・まぁ、善処しますが。」

 

大河「よし!俺がんばる!この気持ちをダイヤ様に!」

 

伝わるかねぇ・・・あの堅物生徒会長に。ま、この人はなんか真面目そうだし。応援くらいはしようかな。どうなっても・・・俺は責任取らない。

 

大河「とりあえず、俺のことをそれとなく聞いといてくれな!礼は必ずするからよ!ガンプラバトル以外のことだったらな!」

 

そりゃ、そうだわ。これの件でバトルの時に手を抜いてくださいなんて言えるわけがない。やるなら全力で戦いたい。・・・まぁ。金銭的に無理にならない範囲にしとこうか。

 

ま、とりあえず・・・この場にとどまると嫌でも注目され続けるので宛がわれた部屋に戻ることにした。

 

日向「でさ、お前の彼女って誰なんだよ?ま、大体予想はつくけどさ。敢えてお前の口から聞きたいなぁ。」

 

朱莉「そうね、一体誰なの?」

 

なんか日向兄が部屋に入り込んできた。しかも、日向兄と同じく高校の先輩である戸澤朱莉先輩まで一緒と来たもんだ。まぁ、この2人は付き合ってるから、日向兄の応援に来たんだろうけどさ。

 

「はぁ・・・梨子だよ。」

 

日向「やっぱ、そうか。」

 

朱莉「引っ越し先が同じなんて運命だと思ってたんだよ。うんうん、よかったよかった。」

 

そうそう、よかったね。じゃあ、さっさと自分の部屋に戻ってもらおうか?

 

とりあえず、経緯などを根掘り葉掘り聞かれた。そして、朱莉先輩をホテルまで送らないといけない時間になったので2人は帰っていった。やれやれ、これでゆっくりできるよ。

 

明日は開会式の後にAブロックとBブロックの第1~3試合が行われる。俺はDブロックに回されたから明日の試合だ。

 

明日のBブロックには去年の準優勝の北海道代表の鹿角星斗の試合がある。鹿角って言ったらSaint Snowの2人と名字が同じだが、従兄弟らしい。

 

さて・・・やる事済ませたら、明日に備えて寝ますかね。

 

 

 

そして翌日・・・

 

ヤジマスタジアムで行われる開会式に出席。

 

ゲストがすげぇな。三代目まで来てるよ。

 

司会『それでは、最後にメイジンから一言お願いします。』

 

三代目『この大会に参加している選手の諸君、皆いい顔をしているな。日頃の成果を思う存分に発揮し、大いに楽しんでくれ!』

 

あぁ、折角の全国の舞台だ。思う存分暴れてやるよ。

 

開会式が終わって、選手用の観覧席に移動しようとして所である選手に呼び止められた。

 

星斗「よぉ、お前が新堂陽哉か。」

 

おお、早速あちらから接触してきたよ。

 

「北海道代表の鹿角星斗か。話は隆利から聞いてるよ。」

 

去年の決勝で隆利を苦戦させたファイター。

 

星斗「そうか。去年の雪辱をと思ったが・・・お前さんが出てくるのなら話は別だ。今年も楽しめそうだ。」

 

「そうだな。俺もあんたと戦ってみたかったからな。」

 

星斗「そりゃ、俺もだ。当たるとしたら準決勝か。それまで誰にもやられんじゃねぇぞ。」

 

「こっちのセリフだ。あと・・・お前Saint Snowの従兄弟なんだってな。」

 

星斗「ん?ああ。そっか、お前はAqoursのマネージャーやってたな。あ、思い出した。聖良姉から伝言頼まれてたんだったわ。」

 

「伝言?」

 

星斗「あぁ、未熟DREAMERの動画見てな。こないだのイベントと比べてレベルアップしてるって。で、そのイベントでAqoursに言った事は謝罪するって。何言われたんだ?」

 

・・・結構きついこと言われたんだけど。

 

「えーと・・・それは本人から聞いてくれ。」

 

星斗「ま、いいや。とりあえずだ。伝言は伝えた。じゃ、またな。」

 

そう言って星斗は試合の準備を始めるため控室に向かっていった。

 

 

Aブロックの3試合が終わり、Bブロックの試合が始まる。星斗の試合はBブロック第二試合。

 

「対戦相手は島根代表の菅原卓也選手か。」

 

対戦相手もまた大会常連だ。

 

そろそろ始まるな。

 

 

《GUNPLA BATTLE Combatmode startup. Mode damage level set to“B》

 

《Press set your GP-Base》

 

《Press set your gunpla》

 

《Beginning [Plavsky Particle] dispersal. Field,city》

 

星斗「鹿角星斗、ガンダムアストレイシャドウフレームリヴァイ出るぞ!!」

 

菅原「菅原卓也、ガンダムエアマスター行きます!!」

 

両者の機体がフィールドに解き放たれる。

 

まぁ、可変機であるエアマスターが有利に見えるが・・・

 

星斗「おらおらおらおら!!」

 

タクティカルアームズをガトリングモードにし、エアマスターを狙い撃つ。

 

菅原「そんなもの!!」

 

ファイターモードに変形させ逃げる菅原。菅原の後を追うように打ち続ける星斗。

 

「あれは・・・」

 

エアマスターの目の前には廃ビルが。

 

星斗「もらった!!」

 

エアマスターではなく、廃ビルの1階部分に向けて撃ちまくる。

 

すると、ビルがエアマスターに向かって倒壊を始める。

 

菅原「させるか!!」

 

急いで回避しようとするが・・・

 

星斗「残念!!」

 

スラスターを全開にしてエアマスターに向かって跳躍していたシャドウフレーム。エアマスターを蹴り飛ばす。

 

「なるほどね・・・ビルの倒壊は相手を巻き込むためじゃなくて、敵に隙を作らせるためね。」

 

んでもって地上に落下したエアマスターは、翼を展開し再び空に上がろうとするが・・・

 

星斗「上がらせねぇよ!!」

 

タクティカルアームズをソードアームモードにし、エアマスターの翼を叩き切る。

 

菅原も負けじとバスターライフルで攻撃するが、星斗も肩のフィンスラスターを駆使し、ボクサーのような動きで回避。

 

星斗「終わりだ。」

 

ソードアームでエアマスターを両断。

 

爆発するエアマスター。

 

《BATTLE ENDED》

 

 

「あれが鹿角星斗・・・北の皇帝か。」

 

・・・うずうずしてきやがった。まだ、こんな強い奴がいたなんてな。

 

日向兄に大河さん、そして星斗。それにまだ他にも強敵がいるかもしれない。そう考えたら・・・テンション上がってきたっての。

 

「まずは明日の初戦だ。派手に暴れてやる。なぁ、相棒。」

 

インフィニティにはみんなの想いが詰まってるんだ。絶対に勝ちあがってやる。

 

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 




第18話いかがだったでしょうか?

今回は短くしてみました。

さてさて、本編以外にも青い外套の剣士様の「ガンダムビルドファイターズ サンシャイン‼︎〜Zaft & Aqours〜」とのコラボも絶賛連載中でございます!

本作品はもちろん、青い外套の剣士様の「ガンダムビルドファイターズ サンシャイン‼︎〜Zaft & Aqours〜」とコラボ連載もよろしくお願いいたします!


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第19話 初戦

おはようございます、陽です。

前回の更新から約1か月経ってしまいました。楽しみにしていた皆様、遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

ssakuya様、カイナアズナブル様、レリ様、hayato0121様、イマジン様、ヒロアキ141様、お気に入り登録ありがとうございます!


いよいよ陽君の初戦です!

では、19話どうぞ! 


《BATTLE ENDED》

 

 

〈勝者、大阪代表 鷹山李衣菜選手!〉

 

 

大会2日目のCブロック第3試合が終わった。

 

鷹山李衣菜・・・あのガンプラ心形流の門下生か。

 

あの流派に女の子の門下生がいたとはな。

 

李衣菜「どうも、新堂選手ですよね?」

 

おっと、そのご本人が話しかけてきた。

 

「ああ、そうだ。」

 

おお、めちゃ美人やん。

 

李衣菜「あなたにお会いできて光栄です。」

 

「俺、そんなに有名なの?」

 

李衣菜「ご謙遜を。ヨーロッパジュニア選手権、アジアジュニアトーナメント、全米ジュニア選手権で優勝し、あの私達学生ファイターの中でトップクラスと言われるルーカス・ネメシスやキジマ・ウィルフリッドにも勝ったことがある。それに大会2連覇の志木城選手をも倒している。今回出場している選手はみんなあなたに注目していますよ。いえ、それだけじゃありません。ネットでも優勝候補の最有力だとも言われています。ご存じありませんでした?」

 

へぇー、知らなかった。

 

「いろいろと忙しくてネットなんて見てなくてね。そうなんだ。でも、優勝候補の最有力ねぇ。」

 

ハードル上げるねぇ。負けるつもりはねぇけどさ。負けたら負けたでネットで叩かれるんだろうねぇ。

 

「今の試合を見るに君も相当強いよね。さすがはガンプラ心形流の門下生。あ、そうだ。一応マオさんやミナトとは知り合いなんだけどさ。珍庵の爺さんも元気してる?」

 

李衣菜「えぇ、さっさと死んでほしいと思うくらい元気ですよ。」

 

・・・え、なんて言った?つーか、なんか顔が怖くなったよ?

 

李衣菜「おっぱい老人に学習能力がない尻に敷かれ野郎に肖像権ガン無視野郎はうちが死んでほしいと思うくらい元気です。」

 

・・・あるぇ・・・どしたの急に。おっぱい老人?あぁ、珍庵の爺さんはおっぱいが好きだったな。で、尻に敷かれ野郎?マオさんだな。あぁ、ミサキさんに尻に敷かれてるってことね。最後の肖像権ガン無視野郎ってのはミナトか。あぁ、ふみなシリーズね。あれには俺もたまげたよ。実在の人物でMS少女とか。しかも、本人承諾なしだったから三代目がキレたって話じゃん。

 

「・・・大変なんだね。そっちはそっちで。まぁ、がんばって。」

 

李衣菜「・・・えぇ。」

 

なんか苦労してんな、この子。まぁ、ミナトに対しては俺からも釘を刺しとくか。

 

李衣菜「とにかく、準々決勝まで勝ち上がってきてくださいね。あなたと当たるとしたらそこなので。」

 

あぁ、確かに。彼女がCブロックで、俺がDブロック。戦うとしたら準々決勝しかないか。

 

「あぁ、俺も君と戦ってみたくなったからな。」

 

???「なら、その前に僕と戦ってもらわないと。」

 

と突然俺らの会話に割って入る奴が1人。

 

「誰だ?」

 

翔太「福岡代表の山上翔太といいます。」

 

こいつ、俺の初戦の相手か。

 

李衣菜「あぁ、福岡でジュリアン・マッケンジーの再来とか言われてた人ですか。」

 

え、なにそれ。ジュリアンさんの再来?初戦からとんでもないのが来たな。ま、別にいいけど。

 

翔太「ええ。僕は強いですよ。断言しましょう。僕の速さにあなたはついてこれない。」

 

言ってくれるねぇ。ジュリアンさんの再来っていうことは・・・何となく使ってる機体とか戦法とかわかるが。

 

「まぁ、言うだけ言ってろよ。そろそろ始まるぜ。」

 

翔太「ふふふ、では後ほど。」

 

そういって、自称天才君はどっか行った。

 

李衣菜「ああいう子、嫌いです。自分の腕を過信して他人を平気で見下す男。」

 

はっきり言うわね、この子。

 

「とりあえず、俺も行くわ。」

 

李衣菜「ええ、言う必要はないと思いますがご武運を。」

 

李衣菜も選手用の観覧席の方へ歩いて行った。

 

 

 

その頃選手用観覧席の一室では・・・

 

≪まもなくDブロック第一試合 静岡県代表 新堂陽哉選手対福岡県代表 山上翔太選手の試合が始まります!≫

 

大河「そろそろ始まるな。相手は福岡予選の戦いぶりからジュリアン・マッケンジーの再来とか呼ばれてるガキか。」

 

日向「ああ。あの年にしてはビルダーとしてもファイターとしても、その実力は高い。そして、彼の一番の武器は速さだろうな。」

 

星斗「はっ、あんなんジュリアン・マッケンジーの猿真似じゃねぇか。」

 

大河「お、星斗じゃん。お前はこの戦いどう見る?」

 

星斗「猿真似にしては速い。新堂の機体がデスティニーシグムントのままであれば・・・負けるかもな。」

 

日向「大丈夫さ。あいつは負けないよ。」

 

大河「その根拠は?」

 

日向「昨日誰よりも早く見せてもらったんだ。あいつの新しい機体を。シグムントの強化型をな。」

 

星斗「へぇ・・・あのまま修理じゃなく強化したってか。予選決勝から本選まで時間がない状況で。」

 

日向「それがな。志木城君と神代選手に手伝ってもらったらしい。」

 

大河「へぇ、2連覇の志木城がか。それにその志木城を2年連続で苦しめた神代ちゃんも協力してるとは。」

 

星斗「面白いじゃねぇか。ますます戦ってみたくなったぜ。」

 

日向「機体の完成度は高い。当然だが詳しくは教えてもらえなかったが、それでもあいつのガンプラはすごいと思った。お、そろそろ始まるな。」

 

 

 

《GUNPLA BATTLE Combatmode startup. Mode damage level set to“B》

 

《Press set your GP-Base》

 

《Press set your gunpla》

 

《Beginning [Plavsky Particle] dispersal. Field04,city》

 

 

「新堂陽哉、デスティニーガンダムインフィニティ出るぞ!」

 

翔太「山上翔太、ガンダムS91行きます!」

 

 

おいおい・・・ガンダムM91かよ。たしかレプリカキットが出たばっかじゃなかったっけ?

 

Mランス持ってねぇ代わりにビームライフル2丁かよ。

 

翔太「新堂さん、申し訳ありませんがあなたにはここで負けてもらいますよ。いかにあなたが有名だろうが、天才である僕の敵ではありません!!」

 

ほぅ、強気だねぇ。なら見せてもらおうかぁ、天才とやらの実力ってやつをさ。

 

ビームライフルと腰のヴェスバーで遠距離から攻撃してくる。

 

うん、天才というだけあっていい腕だね。狙いも正確だ。さすがに本選まで勝ち上がってきただけのことはある。まぁ、兵藤よりはかなりマシな部類だな。相手を見下すのはいかがなものかと思うが。ガキのうちからこれだと将来苦労しそうだな。これ以上増長しないようにぶっ倒しておきますか。

 

翔太「僕の攻撃を躱すなんて、なかなかやりますね!」

 

「まぁね。じゃ、こっちも行くかね。」

 

相手の攻撃をかわしつつ、カウンターでレーヴァテインⅡをキャノンモードで構え砲撃する。

 

翔太「ただの対艦刀じゃなかったのか!?」

 

そうなんだよね。砲撃兵器としても使える対艦刀だったね。

 

レーヴァテインⅡをソードモードで持たせ、S91へと迫る。

 

翔太「こ、この!!」

 

また射撃で俺の進路を阻もうとするが、残念。全部避けるよ。

 

「はぁぁぁぁ!!」

 

まずはビームライフルを2つともぶった切る。

 

翔太「たかがビームライフルくらいで!!」

 

よく見るとM91では片側にしか装備されていなかったブースターガントレットがS91の両腕に装備されていた。

 

翔太「これなら!!」

 

M91ではバルカンが内蔵されてるからこいつも・・・と思ったらバルカンじゃなくてビームの刃が出てきた。

 

なるほど・・・ビームクローってわけね。

 

何度も何度も俺に斬りかかってくるけど・・・当たってやるわけにはいかねぇなぁ。

 

翔太「くっそぉぉぉぉ!!なら、これで!!バックジェットストリーム!!」

 

おお、ついに使ったか。

 

なるほど・・・分身まで再現するなんて。なかなかやるね。

 

翔太「どうだ!降参するなら今のうちだぞ!!」

 

おいおい、もう勝ったつもりかい?

 

「悪いな、その気はねぇんだ。それと・・・お前のバックジェットストリーム・・・速いんだけどさ。本家に比べたら遅いよ?」

 

分身の展開速度とかさ。やっぱ本家の方が凄いわ。

 

でも、そこそこ楽しめたしな。ご褒美に見せてやるよ。他の選手に手の内晒すことになるけど・・・ま、いっか。

 

さぁ・・・行くぜ相棒!!

 

アシムレイトを発動・・・と同時にシャイニングバーストシステムを起動させる。

 

「シャイニングバースト!!」

 

機体が輝き始め、光の翼の色も緑に変わり、機体各部から粒子が放出され始める。

 

 

【選手用観覧席】

 

大河「な、あれって・・・」

 

星斗「去年カミキ・セカイやイノセ・ジュンヤが使っていたのと同様のシステムか?あのシステムを積んでるってことは・・・まさかアイツ使えるのか?」

  

日向「トライバーニングやディナイアルの場合攻撃強化の特性があったが・・・陽の場合はおそらくアレだな。」

 

 

 

翔太「な・・・カミキ・セカイの猿真似じゃないか!!」

 

おいおいおいおい・・・お前に言われたくねぇよ。

 

「お前だってジュリアンさんの猿真似じゃねぇか。しかも、本家より遅いしな。それにシャイニングバーストシステムは、バーニングバーストシステムとは少し違うんでね。」

 

そう、シャイニングバーストシステムは攻撃力ではなく・・・機体の速度を極限まで強化する。確かにインフィニティブレイクやレーヴァテインⅡキャノンモードのごんぶとビームは攻撃力の強化に当たるが、あくまで必殺技であり、常時発動しているのは速度強化の方だ。バーニングバーストシステムの常時発動効果は攻撃力強化だからね。

 

つーわけで・・・こっからは俺のターンだ!!

 

翔太「は、速い!!」

 

「確かにバックジェットストリームを会得したのはすげぇよ。だけどな、本家より遅すぎるんだよ。」

 

翔太もバックジェットストリームを使い、こちらに対抗してくるが・・・遅い。ジュリアンさんはこれよりもっと速かった。

 

「はぁぁぁぁ!!」

 

レーヴァテインⅡでS91の両腕を切断する。

 

翔太「うわぁぁぁ!!」

 

ヴェスバーで攻撃しようとしていた。だけど、そんなこと許すわけねぇだろ。

 

「そらよ!!」

 

S91を蹴り飛ばす。

 

「さて、そろそろ終わりだ。」

 

右の拳に粒子を集中させる。

 

「はぁぁぁぁぁ!!インフィニティブレイク!!」

 

体勢を立て直したばかりのS91のコクピットを俺の拳が貫く。

 

 

《BATTLE ENDED》

 

 

 

「よし、なんとか初戦突破だな。」

 

翔太「・・・」

 

ん?なんか天才君が俺に何か言いたそうにしてるけど。

 

翔太「僕は・・・自分を過大評価していたようです。上には上がいる。あなたの実力を見誤っていました。」

 

「そうか。けどな、あのバックジェットストリーム・・・鍛えれば本家にも匹敵するくらい早くなるだろうぜ。」

 

この歳でバックジェットストリームを使えるようになるなんざ大した奴だよ。鍛えれば・・・こいつはもっと強くなれる。

 

翔太「僕は今よりもっと強くなりたい。そのために努力は惜しまない。僕が強くなったその時は、また戦ってくれますか?」

 

「ああ、いつでも来い。待ってるぜ。」

 

お互いに握手を交わす。

 

さぁ、初戦突破だ。次はどんな奴が相手か楽しみだ。

 

 

 

 

 

???「新堂陽哉・・・お前は絶対に許さねぇぞ。俺の金もうけを潰してくれやがって。このシステムでお前を潰してやるよ。」

 

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 




第19話いかがだったでしょうか?

初戦の相手どうしようかなと考えている最中にふと思いついたのがこの天才君です。

設定はオリジナル設定(全国大会編)にアップするのでご覧ください。

そして、次戦の相手は・・・何やら陽君に恨みを抱いているような・・・


では次回をお楽しみに!できるだけ早くアップいたしますので!



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第20話 陽哉vs陽哉!?

こんにちわ

本当に最近亀更新になってしまい申し訳ありません。

あ、今日でぷちぐるラストですね。寂しいわぁ。


玲愛_0519様、のうなし様、お気に入り登録ありがとうございます!


第20話・・・あの外道キャラに関りがあるキャラが出てきますよ。

では、どうぞ!


いよいよ大会も5日目。

 

今日はいよいよ各ブロックの第四試合が行われます。

 

今日は浦の星の体育館からライブビューイングで観戦します、桜内梨子です。

 

ちなみに初戦はいろいろ事情があってライブビューイングは出来なかったんだけど、私はAqoursのみんなと一緒に部室で見てました。

 

相手はなんかバックジェットストリームみたいな技を使ってましたけど、子供の頃から本物のバックジェットストリームを受け続けてきた陽君には遅く見えちゃいます。

 

さて、今日の陽君の対戦相手なのですが・・・またまた今大会初出場の選手らしいです。

 

曜「神奈川代表の萩島夏樹選手だっけ?」

 

善子「試合の動画見たけど・・・相当の実力者よ。」

 

ルビィ「この人すごく強いよ。だって、相手の人の攻撃が全然当たらないんだもん。」

 

花丸「物凄い凄腕ファイターで優勝するんじゃないかってネットで書かれてるずら。」

 

千歌「でも、はー君も強いよ!だから、今日も勝ってくれる!ね、梨子ちゃん!」

 

梨子「そうね・・・そうよね。」

 

でも、何故か嫌な予感がして・・・

 

 

 

 

《BATTLE ENDED》

 

 

〈勝者、北海道代表 鹿角星斗選手!〉

 

 

機体の機動性を生かして、敵の懐に潜り込んで一気に叩く。

 

懐に潜り込まれたらアウトだな。遠距離から近づけさせないように・・・いや、それじゃダメだな。

 

正面からガチでやりあった方が面白そうだ。

 

星斗「よぉ。」

 

「おぅ。」

 

初日から一緒に飯食ったりしてたから大分打ち解けてきた。

 

星斗「次の次か?お前の試合は。」

 

「ああ、そうだな。」

 

相手は確か神奈川代表の萩島だっけな。

 

星斗「相手はなんか強そうだな。と、あいつか?」

 

俺にガン飛ばしながら近づいてくる男が一人。

 

「神奈川代表の萩島選手?まぁ、正々堂々と・・・」

 

萩島「黙れ、お前と馴合うつもりはねぇ。お前だけは絶対に許さん。」

 

それだけ言ってどっか行った。

 

星斗「おい、お前何かしたのか?」

 

「バカ言うな。何もしてねぇ。ってか初対面だし。」

 

星斗「いや、知らない間に恨み買ってるかもしれないぜ?」

 

「えー・・・そんな覚えないんだけどな。」

 

とにかく、考えたって仕方がねぇ。星斗は選手用観覧席に移動していった。

 

そしてCブロックの試合が終わり、いよいよDブロックの試合が始まろうとしていた。

 

 

 

 

≪それではDブロック第四試合 静岡県代表 新堂陽哉選手対神奈川県代表 萩島夏樹選手の試合を始めます!≫

 

《GUNPLA BATTLE Combatmode startup. Mode damage level set to“A》

 

《Press set your GP-Base》

 

《Press set your gunpla》

 

《Beginning [Plavsky Particle] dispersal. Field01,space》

 

 

「新堂陽哉、デスティニーガンダムインフィニティ出るぞ!」

 

フィールドにお互いのガンプラを出す。

 

そして、相手のガンプラを見て驚愕する。

 

「そ、そのガンプラは!?」

 

 

 

梨子「シグムント!?」

 

色も黒に変わってるけど、間違いないわ。あれはデスティニーガンダムシグムントよ。

 

千歌「はー君のシグムントだよね。何で!?」

 

曜「シグムント・・・わざわざ作ったの?」

 

 

 

大河「へぇ、相手もデスティニーガンダムの改造機か。て、日向どうした?」

 

日向「あれは・・・陽が予選で使用していたデスティニーガンダムシグムントだ。」

 

星斗「ああ、間違いない。静岡予選決勝は中継で見ていた。だから、よく覚えている。陽哉を動揺させる作戦か?やる事がせこいな。」

 

 

 

「・・・まぁ、自分のガンプラをコピーされる可能性は考えていたから別にいいけど。」

 

よくもまぁ、ここまで再現したもんだ。色は黒一色でツインアイは赤。

 

「なので、俺を動揺させようたって無駄だぜ。」

 

萩島「そんなつもりはねぇよ。」

 

萩島から仕掛けてきた。スヴェルからプリスティスを射出。

 

萩島「行け!!」

 

「・・・!?これって・・・マニュアル操作!!」

 

プリスティスで牽制しレーヴァテインで斬りかかってくる。動きが速い。俺もレーヴァテインⅡで受け止める。

 

萩島「お前だけは・・・お前だけは絶対に許さん!!」

 

「ちょ、許さんって言われても、俺何したの?」

 

萩島「黙れ!!」

 

もう意味が分からん。そもそも俺とこいつは今日初めて会ったのよ。

 

とりあえず、いったん離れるが、またプリスティスで牽制し、再攻撃しようとしてくる。

 

てか、この動き・・・どこかで・・・

 

萩島「もらった!!」

 

ちっ!!余計なこと考えてたら、レーヴァテインⅡを1本破壊された。

 

「たかが1本!こいつはお返しだ!」

 

カウンターで斬りかかったが、回避される。

 

くそ、あまり離れてなかったから、当たったと思ったのに。なんだ・・・この感じ?

 

って、速いな。また斬りかかられたけど、ギリギリで躱した。

 

 

 

 

ヤジマ社員「主任・・・解析できました。」

 

ニルス「それで結果は?」

 

ヤジマ社員「黒です。我々に感知されないように自動操縦システムが使用されていました。」

 

事の発端は神奈川県予選の準決勝。萩島選手のGPベースから奇妙な信号が出ていた。ほんの一瞬だったが、ヤジマ商事はそれを見逃さなかった。ニルスは急いで調査を指示。時間がかかったが、ようやく判明した。

 

ニルス「我々運営側に知られることなく、自動操縦システムを使用するプログラムですか。それで、今使用されているデータは?」

 

ヤジマ社員「・・・新堂陽哉選手のデータです。」

 

ニルス「機体だけでなく、データもですか?つまり、今陽哉は自分自身を相手にしていると。緊急事態です。試合の中止を・・・いえ、その前に陽哉・・・新堂選手と話がしたい。通信は?」

 

ヤジマ社員「可能ですが・・・試合を中止する方が先では?」

 

ニルス「それはわかっています。ですが、中止にしたら機嫌が悪くなるどころか私に直接文句を言ってくるような子がいるので。」

 

陽哉のことだ。絶対にニルス文句を言ってくる。何であのまま続けさせてくれなかったのかと。

 

ならば、いっそのこと最後までやらせよう。ニルスは陽哉のことをよく知っている。陽哉ならばデータとは言え過去の自分に打ち勝ってくれるだろうと。

 

 

 

「通信?誰だよ。」

 

モニターに映し出されていたのはニルスさんだった。

 

「ニルスさん!?」

 

ニルス「突然申し訳ない。こうやって、運営側である僕が君に通信を送るのは良くないんだけどね。でも、萩島選手が先にルール違反をしていたからね。緊急事態ということで君に話しておきたいことがある。」

 

は?ルール違反?どういうことだ?

 

ニルス「結論から言おう。萩島選手は自動操縦システムを違法に使用するプログラムを使用している。神奈川県予選で彼のGPベースから奇妙な信号が出ていた。それを調べたら、彼が自動操縦システムを運営にわからないように使用していたことが分かった。」

 

「自動操縦システムを使用?いや、そんなの無理だろ。使ったとしてもすぐ運営に・・・」

 

そこで俺は思い出す。

 

「いや、できる。思い出した。兵藤との試合中、そういうプログラムを作らせたって話してた。」

 

ニルス「兵藤・・・ああ、静岡予選で問題を起こした選手か。そうか、彼が作らせたプログラムか。」

 

「つーことは・・・萩島は兵藤の協力者?」

 

そう考えれば、萩島が俺を恨んでいることに納得がいく。兵藤が倒されたことで不利益を被ったんだろう。

 

冗談じゃない。悪いのは卑劣な手を使った兵藤じゃねぇか。

 

ニルス「それは彼に聞いてみないとわからないよ。それと彼が使用しているデータは・・・君だ。」

 

「俺の戦闘データ・・・!!」

 

つまり俺は自分自身を相手していると。そうか、そのためのシグムントのコピーか!

 

ニルス「それで試合を中止に・・・」

 

「はぁ!?ふざけんな!俺はやれる!!」

 

ニルス「そう言うと思って、君とこうやって話しているのさ。君のことだ。卑劣な手を使う敵を自分自身の手で倒したい。」

 

よくわかってんじゃん。そうだよ、こういう輩はぶっ潰されないとわからないんだよ。

 

ニルス「相手は君自身だ。勝てるかい?」

 

「勝って見せるさ。俺のデータってことは過去の自分ってことだ。俺・・・いや、俺だけじゃない。ファイターは常に進化しているんだ。だから・・・俺を信じてくれ。」

 

ニルス「承知した。君の勝利を信じている。」

 

通信が終わった。さて・・・とりあえず目の前の敵を倒そうかね。

 

萩島「さっきから俺のことは無視か?」

 

「あぁ、悪いな。今運営と話してたんだ。」

 

萩島「運営と?は、運営と試合中に通信だと?・・・まさか!?」

 

はい、そのまさかデース。

 

「運営も馬鹿じゃねぇさ。そんなもん調べたらわかるってよ。使ってるのは俺のデータだって?そのためにわざわざシグムントのコピーまで用意するなんてな。俺が兵藤を倒したから・・・それで恨んでるってか?」

 

萩島「ああ、そうだ!!お前が奴を倒したせいで、奴が逮捕されたせいで俺が作ったプログラムが無駄になった。大金が入ってくるはずだったのにな!!」

 

なるほど・・・こいつがプログラムの作成者ね。

 

萩島「くそ、プログラムのテストで参加した県予選が仇になったか。値は下がるが、そこらへんの雑魚どもに売りつけて稼ごうと思ったが・・・」

 

金のためか・・・そのためにまともに参加したファイターの夢が潰されたわけか。

 

「そうだな。もう運営にばれちゃってるし。対策も立てられちゃうし。残念だったね。」

 

萩島「黙れ!お前のせいで!」

 

「黙るのはてめぇだよ。声も聴きたくねぇ。終わらせてやるよ。」

 

萩島「は?勝てる気でいるのか?お前自身だぞ?それにわざわざお前の機体のコピーまで用意したんだ!」

 

うん、それは褒めてやるよ。俺の戦闘データを活かすためにシグムントのコピーを用意するなんてな。これが別のガンプラだったら、わからなかったがな。

 

「そうだね。でもな、俺の戦闘データってことは所詮は過去の俺なんだよ。過去の自分に負けてるようじゃ、全国どころか世界じゃ通用しねぇ。だから、勝たせてもらう!!」

 

アシムレイトを発動。そして、シャイニングバーストシステムも発動させる。

 

対する黒いシグムントもヴォワチュール・リュミエールを全開にし、動きが変わった。なるほどね、アシムレイトを発動させた俺も再現できるわけね。

 

萩島「新堂!!」

 

2機が激しくぶつかり合う。自分を相手にするなんて滅多にないことだが・・・なるほど、こんな戦い方してたわけね。

 

プリスティスを射出してインフィニティを攻撃するが、1基近づいたところを鷲掴みにし、パルマフィオキーナで破壊。さらにもう1基もロングライフルで破壊する。

 

これで武器はレーヴァテインしか無くなったわけだ。

 

・・・改めて思ったわ。インフィニティに改造しといてよかった。やっぱある程度武装はないとね。

 

黒いシグムントはそれに構わず、さらに攻撃を仕掛けてくる。

 

こちらもレーヴァテインⅡを格納し、複合兵装防盾システム〈リジル〉からアスラビームサーベルを展開させる。

 

「はぁぁぁぁぁぁ!!」

 

相手の懐に潜り込んで左腕を切り落とすが、俺も左足を破壊される。アシムレイトの影響で左足に激痛が走るが、何とか耐える。相手はいいよな。AIデータだから、そんな痛みも感じねぇし。

 

黒いシグムントが追撃をかけてくるが、レーヴァテインⅡをキャノンモードにしビームを放つ。

 

黒いシグムントの右腕も吹き飛ばせた。

 

萩島「しまった!!」

 

はい、これでもう戦えないな。そろそろ終わりにしてやるよ。

 

武器が使えなくなったとはいえ、それでもなお戦おうとする黒いシグムント。

 

・・・やっぱ俺だな。最後の最後まであきらめずに戦う。でも、もう終わらせる。

 

アスラビームサーベルで黒いシグムントの両足を切断。そして・・・

 

「ご苦労さん。」

 

コクピットを貫いた。

 

 

《BATTLE ENDED》

 

〈勝者、静岡代表 新堂陽哉選手!〉

 

 

「どうにか勝てたか。」

 

まったく、過去とは言え自分のデータと戦う羽目になるなんてな。まぁ、いい経験にはなったが。

 

萩島「・・・」

 

萩島は俺を見た後、黙ってステージを後にした。ステージ脇には運営スタッフが待ち構えていて、萩島をどっかに連れて行った。

 

控室に戻る途中でニルスさんに会った。

 

ニルス「今萩島選手の取り調べを行っているよ。」

 

「そうですか。で、試合後に何もアナウンスがなかったってことは・・・今回のルール違反の事は・・・」

 

ニルス「詳しいことがわかるまでは明るみにはしないよ。」

 

「了解です。」

 

ま、ここは運営に従うか。どちらにせよ、萩島はもう大会には出れないし、あの不正プログラムが利用されることはないだろう。

 

控室では日向兄と大河さん、星斗、李衣菜、翔太がいた。

 

「ってかなんでいるんだよ。」

 

日向「まぁ、いろいろと気になってな。」

 

ま、別にいいけど。

 

と俺のスマホが鳴ってる。梨子からか。

 

「もしもし。」

 

梨子『陽君、試合見てたよ。おめでとう!』

 

「ありがとう。」

 

いつもより声のトーンが低い。梨子にはそれがすぐにわかったみたいだ。

 

梨子『何かあったの?』

 

「うん・・・タイミングが悪かったね。」

 

後ろで大河さんが「もしかしてダイヤ様と話せる!?ワンチャンあるか!?」って言ってるし。

 

梨子『それだけじゃないでしょ。』

 

おぅ、さすが梨子。俺の事よくわかってる。

 

「みんないるか?」

 

今日は浦の星でライブビューイングやってるはず。まぁ、やってなくても部室でAqours全員で見てるだろうけど。

 

梨子『うん、いるわよ。スピーカーにするからちょっと待ってて。』

 

少し間をおいて、Aqoursのみんなの声が聞こえてきた。

 

「さて、俺の方には出場選手が何人かいるからちょうどいい。これから俺が話すことは運営が公にするまで黙っててくれよ。」

 

大河「え、ダイヤ様と会話させてくれないの?」

 

「我慢して。」

 

大河「あ、はい。」

 

大河さんを黙らせたところで、話を続ける。

 

「梨子、あの夜・・・兵藤の試合があった日の夜に俺が話したことを覚えてるか?」

 

梨子にとっては思い出したくない名前だが・・・仕方がない。

 

梨子『うん、覚えてるよ。結婚式はいつするかとか、子供は何人欲しいとか。』

 

いやいやいやいやいや!ちょっと待って!

 

「おかしいおかしい・・・そんな話はしてないよ。」

 

まだそんな将来設計の話はしてないから。

 

「兵藤が全国に言った場合、どうやって勝ち上がろうとしたかだよ。」

 

梨子『あぁ、そっちね。覚えてるわよ。自動操縦システムを不正に使用するプログラムでしょ。』

 

うん、覚えていてくれてよかった。

 

日向「兵藤ってお前を拉致して棄権させようとした奴か?」

 

李衣菜「ええ、兵藤選手のことは知ってますよ。ネットでも話題になってましたから。」

 

翔太「でも・・・なんで今になって兵藤選手の名前が出てくるんですか?」

 

まぁ、そう思うよな。逮捕された屑野郎の名前がなぜ今になって出てくるのか。

 

梨子『待って・・・試合を見てて思ったの。相手のあの動き・・・陽君にそっくりだった。・・・まさか!!』

 

「梨子、そのまさかだよ。萩島はそのプログラムを使用していた。使用したAIデータは・・・俺だ。」

 

全員が驚く。

 

星斗「マジかよ・・・じゃあ、お前はお前自身を相手してたってことか。」

 

大河「なんだよ、そのプログラム・・・汚ねぇことしやがって。」

 

李衣菜「ええ、原作キャラだけでなく、サーバーに記録されているトップファイターのデータまでもが使える。これほど卑怯な手段はありませんよ。」

 

「あぁ、しかも萩島が製作者でな。あいつが兵藤の協力者だった。俺が兵藤を倒したことで、不正プログラムをあいつに高値で買い取ってもらえなかったって理由で恨まれてた。」

 

星斗「なるほどね・・・そういう理由か。」

 

「ま、結局は運営にばれたんだけどな。今運営が取り調べてるってよ。」

 

日向「なら、もう大丈夫だな。」

 

まぁ、明日にでも選手全員のGPベースを検査するってニルスさんが言ってたな。プログラムは萩島のGPベースに仕込まれてたんだから。

 

さて、とりあえず萩島の話は終わり。

 

千歌『はー君、おめでとう!』

 

曜『今回はひやひやしたよ。』

 

ルビィ『でも、勝ってくれるって信じてた!』

 

花丸『うん、次も絶対勝つずら!』

 

善子『そうね、目指すは全国制覇よ。わかってるわね、リトルデーモン?』

 

おいおい、俺の周りが変な空気になったぞ。

 

日向「おうおう、いいねぇ。可愛い女の子に応援されるってのは。」

 

大河「全国制覇ねぇ。まずは俺らを倒さないとなぁ?」

 

めんどくせぇ・・・つーか暑苦しいから離れろや。

 

果南『ともかく、勝ったことには変わりないんだから。おめでとう。』

 

鞠莉『さすがにシグムントのコピーが出てきた時はびっくりしたけどね。』

 

ダイヤ『そうですわね。ただの嫌がらせかと思いましたが、あなたのデータを活かすためだとは。ですけど、初戦は過去の自分。日々進化し続けている陽の敵ではありませんでしたわね。』

 

その通りだ。昔の自分に負けてるようじゃ全国なんて無理だからな。って後ろがなんかうるせぇな。

 

大河「ちょっと貸せ!」

 

あ、大河さんにスマホ盗られた。

 

大河「く、黒澤ダイヤさん!」

 

ダイヤ『は、はい!?』

 

大河「か、鹿児島代表の湊大河といいます!未熟DREAMERのPVを見てあなたに一目ぼれしました!」

 

ダイヤ『・・・はい?』

 

大河「それだけじゃない、Aqoursの練習風景の動画を見て、スクールアイドルに一生懸命なあなたにさらに惚れました!まだあなたの事を全部知ってるわけじゃない!ていうか、全部知りたい!・・・俺と付き合ってください!」

 

おいおいおい、人のスマホ使って愛の告白っすか。

 

日向「はいはいはいはい、ちょっと落ち着こうか。ごめんね、俺は東京代表の神宮司日向ね。あ、梨子ちゃん久しぶり。陽と付き合ってるんだって?よかったね。とにかく、黒澤さん?こいつの言うことは気にしなくていいから。よし、大河。あっちで俺と語り合おうぜ。物理でな。」

 

そう言って大河さんをどっかに拉致していく日向兄。いや、物理でなく言語で語り合ってほしい。

 

「だ、ダイヤ姉さん?」

 

果南『突然のことでびっくりして固まってる。』

 

鞠莉『いきなりの愛の告白だもんねぇ。でも、そういうの嫌いじゃないわよ。』

 

だろうね。ルビィもなんかパニクってるよ。『おおおおおおおおおおおおおおおおおね、おね、おねぇちゃんがここここここここ』なんて言ってるし。花と善子が落ち着かせようとしてるけど・・・しばらく無理だろうな。

 

梨子「と、とにかくこっちは私達に任せて。陽君、次の試合も頑張ってね。」

 

「おう、任せとけ!」

 

そう言って電話を切る。

 

星斗「あ・・・果南さんと鞠莉さんと・・・」

 

「ん?かな姉と鞠莉姉がどうかしたか?」

 

星斗「え!?な、なんでもないよ!じゃ、俺は行くわ!」

 

なんだ?変な奴。

 

李衣菜「準決勝で会いましょう。今日の試合を見てさらにあなたと戦いたくなりました。だから、次の試合負けないでくださいね。」

 

「ああ、お互いにな。」

 

李衣菜もその場を後にする。

 

翔太「僕もそろそろ福岡に帰ります。」

 

「そっか。」

 

翔太「来年、僕はまたここに来るつもりです。その時はまた戦ってくれますか?」

 

「ああ、また戦おうぜ。楽しみにしてる。」

 

お互いに握手を交わし、翔太は福岡へと帰っていった。

 

さて・・・あと1勝すれば準決勝だ。相手は李衣菜が勝ち上がってくるだろうな。

 

今から楽しみだ。

 

 

 

次回に続く

 

 




第20話いかがだったでしょうか?

15話で兵藤が言っていたプログラムとその作成者。あれを出してみました。

当初は黒いスタービルドストライクにレイジのデータという組み合わせで行こうと思ってたんです。で、あこがれのレイジを愚弄されて怒りを爆発させた陽君。怒りの感情で発動させたインフィニティ クリムゾンモードで暴走。で、プラフスキー粒子の奇跡で特殊な空間でレイジと邂逅。で、勝機を取り戻してとあるモードを発動させて勝利と・・・考えた後でこりゃねーわと思って没にしました。

で、結果陽君対陽君に落ち着きました。

ちなみにクリムゾンモードの設定
怒りの感情だけでアシムレイトを発動させた状態。機体が赤く染まり、機体の性能が大幅に上がるが、膨大な粒子が常に放出されるため、機体に大きな負荷がかかり、長時間戦闘すると機体が自壊する危険性がある。また、怒りの感情で陽自身もただ相手を破壊するだけしか考えておらず、暴走状態になっている。メイジン曰く7年前のエンボディを付けさせられた状態の自分と同じ状態らしい。

うん、これ没なので永遠に出てきませんよ。多分ね。



さてさてついに満を持して、シグムントとインフィニティのベースとなったHGCEデスティニーが発売です!

私は昨日フラゲしましたよ。で、完成させました。


【挿絵表示】


いや、マジかっこいいわ。出来が良すぎ。光の翼もいい感じ。肩のフェイスマークはMGデスティニーのデカールを使用してます。

対艦刀とビーム砲は左右どちらにもマウントできましたよ。なので、対艦刀2本とかビーム砲2本とか行けるかも。



では、また次回!



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第21話 浪速の赤い流星

ども、お久しぶりです。

全国大会編になってから更新が遅くなってしまっていること、この場をお借りしてお詫び申し上げます。

予定としてはあと3話で全国大会編は終わりで、その後はアニメの1期のお話を終わらせるつもりです。

武御雷参型様、お気に入り登録ありがとうございます!

では、21話です。どうぞ!


大会もいよいよ9日目。

 

6日目と7日目が休養日だったので、各ブロックの第5試合は8日目に行われた。

 

まぁ、6日目に萩島の件が正式に運営から発表された時は参加者だけでなくネットでも騒がれた。

 

そのおかげで兵藤の件がまた持ち出されて、マスコミ連中が俺に取材するために宿舎の周りをうろうろしてたおかげで、部屋に缶詰め状態だったよ。

 

俺悪くねぇのに、他の参加者に申し訳なかったわ。

 

日向兄達は俺は悪くないから気にすんなとは言ってくれたけど。

 

とりあえず、ニルスさんが会見を開くということでマスコミ連中は引っ込んでいったが。

 

本来は休養日は2日ではなく1日だけだった。何故1日延びたのか。それはヤジマ商事が参加者全員のGPベースを預かって徹底的に調査を行ったからだ。まぁ、全員白だったけどな。

 

おかげでみんなガンプラの修復もできたし、ゆっくりと休養も取れたからいいんだけどね。

 

んでもって、俺は第5試合をサクッと決めて準々決勝へと進んだ。

 

対戦相手は・・・

 

李衣菜「ようやく、この日を迎えることができましたね。」

 

「あぁ、そうだな。」

 

李衣菜「うちは負けません。ここで負けるわけにはいかないんです。ガンプラ心行流のために。」

 

「心行流のために?」

 

李衣菜「ええ。うちが優勝して心行流の悪いイメージを払拭するんです。そのためにあなたに負けるわけにはいかない。」

 

・・・心行流の悪いイメージか。うん、何となくわかるよ。ちょっとずつ弟子が離れて行ってるのも。

 

だけど・・・俺にだって負けられない理由がある。

 

「俺もここまで来て負けるわけにはいかないんでね。」

 

李衣菜「わかってます。だから、この続きはガンプラバトルで。」

 

「ああ。」

 

 

 

 

≪それでは準々決勝第二試合 静岡県代表 新堂陽哉選手対大阪府代表 鷹山李衣菜選手の試合を始めます!≫

 

 

 

《GUNPLA BATTLE Combatmode startup. Mode damage level set to“A》

 

《Press set your GP-Base》

 

《Press set your gunpla》

 

《Beginning [Plavsky Particle] dispersal. Field12,desert》

 

 

 

「新堂陽哉、デスティニーガンダムインフィニティ出るぞ!」

 

「鷹山李衣菜、Gヴァルキリー行きます!」

 

 

さて・・・相手はスピードタイプ。赤いGエグゼス・・・いや、外伝に出てきたルーガエグゼスか。Gエグゼスをさらに高機動化したタイプ。そのおかげか彼女は関西じゃ浪速の赤い流星って呼ばれてるくらいだ。

 

と言ってる場合じゃねぇな。あっちから先制してきた。上空からビームを発射しながらの急降下。

 

李衣菜「はぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ビームサーベルで斬りかかってくる。

 

「ちっ!」

 

さすがに速い!回避するが、切っ先が当たって傷がついた・・・だけで済んでよかったわ。あと2秒くらい反応が遅かったら、やられてたね。

 

李衣菜「さすがは「蒼き疾風」と呼ばれるだけのことはありますね。この攻撃を躱すなんて。」

 

ん?蒼き疾風?

 

「えと・・・何?蒼き疾風って・・・」

 

李衣菜「知らないんですか?予選後に新しく付けられたあなたの二つ名ですが。」

 

え、なにそれ、知らんし。そう呼ばれてるの?あ、そうっすか。ま、別にいいけど。

 

李衣菜「ま、いいです。とにかく・・・行きます!!」

 

両手にビームサーベルを持たせ、俺に斬りかかってくる。

 

凄いね・・・回避するので手いっぱいだわ。でも・・・必ず隙が出るはず・・・

 

そして、斬撃が一瞬途切れる。さすがにこの猛攻をいつまでも続けられるはずないもんな。手が疲れちまうもん。

 

「ちょいさー!!」

 

アスラビームソードでカウンターを食らわすが、ギリギリで回避された。

 

「えー・・・マジ?」

 

流石だわ・・・

 

で、また李衣菜の猛攻が始まる。

 

ガンプラ心行流といえば・・・ZZガンダムをわざわざ3機のメカが合体する男のロマン溢れる素敵メカに改造したり、サテライトキャノンをサテライトシステム以外の方法でぶっ放すとかいう・・・何かしらのトンでも改造が施されているイメージがあるのだが。まぁ、ぶっちゃけ・・・トライオン3はうらやましかったけどな。インパルスを改造して勇者ロボ風に改造しようと試みたけど・・・途中で心が折れた。あとスーパーふみなを見て・・・梨子をイメージしたMS少女を作ろうと思ったけど諦めたのは内緒だぞ。ばれたら・・・何言われるかわかったもんじゃない。

 

さてさて李衣菜のGヴァルキリーは・・・そんなのはなさそうだ。とはいえ・・・あのスピードの機体を制御するなんてとんでもない腕をしていることは確かだ。

 

「ちっ・・・このままじゃ埒があかない。」

 

何と言うか・・・鬼気迫るというか・・・

 

「ガンプラ心行流への想いは伊達じゃないってことか。」

 

李衣菜「ええ、そうです。うちにガンプラを教えてくれたんは心行流です。その心行流が今弟子離れが進んで・・・うちはそれを食い止めたくて・・・せやから優勝せなあかんのや!ガンプラ心行流の実力を示さなあかん!あのエロ3人衆に任せておけん!」

 

・・・うん。なんか反論の余地がないというか。

 

「・・・まぁ、同意できる。同意できるけど・・・俺も負けるわけにはいかないんでな。」

 

ヴォワチュール・リュミエールを起動し、李衣菜から距離を取る。そろそろ・・・決めるか。

 

李衣菜「そうですね。せやから・・・うちもこっから本気を出します!アシムレイトを使えるのはあなただけやない!」

 

何だと!!マジかよ!!

 

Gヴァルキリーの動きが今までと違う!!

 

・・・ならば俺も!!

 

「シャイニングバースト!!」

 

アシムレイトと同時にシャイニングバーストシステムも起動する。

 

李衣菜「はぁぁぁぁぁぁ!!」

 

互いに何度もぶつかり合う。

 

機体が損傷しようが、ノーシーボ効果による痛みが全身を走ろうがお構いなしに。

 

(これ以上は・・・きついな。)

 

流石の俺もこれ以上のダメージは耐えられない。

 

「この一撃で終わらせる!」

 

李衣菜「それはうちも同じです!だから!スピニングトルネード!!」

 

両手に持たせたビームサーベルを合わせて、背部と肩のブースターを全開にし、機体を回転させてこちらに突っ込んでくる。あのスピード・・・機体内のプラフスキー粒子を全て使ってるのか!

 

アレを食らったら確実に終わる。だが・・・あえて真正面から受けてやる!!

 

「インフィニティブレイク!!」

 

右手に可能な限り粒子をチャージさせる。

 

「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

李衣菜「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

互いの必殺技がぶつかり合う。

 

李衣菜「ここで・・・ここで負けるわけには!!」

 

「俺も・・・支えてくれるみんなのために負けるわけにはいかないんだ!!」

 

拮抗していたが・・・ついに・・・

 

「これで終わりだ!!」

 

インフィニティの拳がGヴァルキリーを粉砕する。

 

 

 

《BATTLE ENDED》

 

 

〈勝者、静岡代表 新堂陽哉選手!〉

 

 

終わった・・・何とか勝てたな。

 

李衣菜は・・・バトルシステムにもたれかかってるな。そうとうきつかったんだろうな。

 

「立てるか?」

 

李衣菜「正直きついです。」

 

だろうね。俺もちときつい。

 

「ほら、肩貸してやるよ。」

 

李衣菜「す、すみません。」

 

そして、通路に出ると・・・

 

マオ「李衣菜・・・」

 

あれ、マオさん?ヤサカ・マオさんじゃないっすか。

 

李衣菜「マオ兄さん。」

 

マオ「陽哉はん、代わりますわ。」

 

とりあえず李衣菜をマオさんに任せる。

 

マオ「李衣菜、堪忍な。ワイらがふがいないばっかりに・・・李衣菜に負担かけてもうて。」

 

李衣菜「兄さん・・・」

 

マオ「ワイらも心入れ替える。師匠もミナトも。それに・・・李衣菜の頑張りは無駄やないで。」

 

マオの視線の先に俺らと同年代の男女が10人くらいいた。

 

李衣菜「みんな!!」

 

「えとマオさん、この人たちは?」

 

マオ「ワイらが不甲斐なかったせいで離れて行ってた弟子たちです。李衣菜の大会での活躍を見て戻ってきてくれたんですわ。」

 

そっか・・・李衣菜の頑張りは無駄じゃなかった。

 

「よかったな。」

 

李衣菜「はい!」

 

雨降って地固まるってか。

 

李衣菜「新堂さん。うちに勝ったんです。そのためにうちも協力します。」

 

ん?協力?

 

李衣菜「インフィニティの修理、うちとここにいる心行流の仲間がさせていただきます!」

 

「マジで?」

 

李衣菜「マジです。次の対戦相手は確実にあの人です。昨年の準優勝者、北の黒い皇帝、鹿角星斗。彼と戦うために万全の状態でいて欲しいんです。あなたもガンプラも。大丈夫です。うちらを、ガンプラ心行流を信じてください。」

 

マオ「そういうことです。ワイは世界大会が控えてるんで規定で手伝うことはできませんけど、応援させていただきます。」

 

そうだな。次の相手は星斗だ。あいつのこれまでの戦いを見てたら、万全の状態でないときつい。ならここは、お言葉に甘えておくか。

 

「李衣菜、それと心行流のみんな。インフィニティを、俺の相棒を頼んだ。」

 

 

 

その30分後・・・

 

《BATTLE ENDED》

 

 

〈勝者、北海道代表 鹿角星斗選手!〉

 

星斗「さすがに今回はきつかったな。さて、次はいよいよ陽哉との対戦か。セカンドリヴァイの状態じゃインフィニティの相手はきついな。しゃーねぇ、切り札を出すとしますか。」

 

 

次回に続く

 




第21話いかがだったでしょうか?

なんとか準決勝に進めることができました。


スピニングトルネードはぶっちゃけウォーグレイモンのグレイトルネードをイメージしていただければ。

次はいよいよ星斗との対戦です!星斗の切り札とは一体何なのか?

次回をお楽しみに!


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コラボ 運命の邂逅 運命の邂逅 その1

こんばんわ!陽です!

今回は青い外套の剣士様の連載作品「ガンダムビルドファイターズ サンシャイン‼︎〜Zaft & Aqours〜」とのコラボでございます!

初めてのコラボで緊張しておりますが、いい作品になるように頑張りたいと思います!

何気に名前だけ花丸とルビィの機体が出ております。


では、どうぞ!


俺の愛機「デスティニーガンダムインフィニティ」が完成してから数日後、全国大会まであと少しと迫ったあの日の事。

 

とあるガンプラファイターとの出会いの話。

 

それをここに記そうと思う。

 

 

 

恵里菜「みんな、そろそろ休憩の時間よ。」

 

現在Aqoursの練習中。

 

新たに女子マネージャーとなった恵里菜が仕事してくれている。

 

「休憩が終わったら、ランニング。それで今日の練習は終わりな。」

 

千歌「はーい!」

 

全員が休憩に入る。その際に鞠莉姉が俺に話しかけてくる。

 

鞠莉「陽、みんなも。今日は時間あるかしら?」

 

俺でなくみんなもか。

 

「俺は時間あるけど、何かあるのか?」

 

鞠莉「今日はヤジマ商事から新しいシステムが届いてるのよ。実は今設置して貰ってるわ。」

 

おぉ、今日だったか。

 

千歌「本当!!」

 

ダイヤ「ええ、テストも兼ねてこの11人でチーム分けしてバトルですわ!」

 

おぉ、そいつは激アツな展開だな!!

 

花丸「陽兄ちゃんと隆利先輩に作ってもらったマルのガンプラをお披露目する時が来たみたいズラ。」

 

ルビィ「うん!がんばルビィ!」

 

そうなんだよね。約束した通り、インフィニティの修理が終わった後に、花とルビィに家に来てもらったんだよ。

 

で、希望を聞いて花はアルケーガンダムをベースにヤークトアルケーのGNランチャーを2門、GNバスターソード2本装備したマルケーガンダム。・・・名前はどうかと思ったけど。ま、本人が付けたんだからしょうがない。

 

対するルビィは・・・インパルスなんだ。ルナマリアがもし専用カラーにVPS装甲の起動色を変更したらって設定のインパルスルージュ。

 

善子「私はパスしとこうかな。バスの時間がないし。」

 

曜「うーん・・・そうだなぁ。」

 

沼津組はそうだよな。バスの時間があるからなぁ。

 

恵里菜「じゃあ、善子は家に来る?」

 

善子「ヨハネ!・・・っていいの?」

 

恵里菜「構わないわよ。今日はママしかいないし。」

 

曜はいつも通り千歌の家に泊まることで落ち着いた。

 

「梨子、ごめん・・・例の機体はまだ仕上がってなくて。」

 

梨子「ううん、気にしないで。大丈夫、ジャスティスがまだ使えるし。」

 

・・・何の事だと気になっているのはわかるが、この話はまた今度。

 

 

そして、いよいよバトルの時・・・

 

と、その前に。

 

鞠莉「電源付けて、セットアップしないといけないの。」

 

というわけで、早速スイッチオン!

 

筐体に光が灯り始める。そしてまばゆい光が・・・まばゆい光が!!

 

「って、これどうなってんの!!」

 

起動する瞬間ってこんなに強烈な光なんか出ないって!!

 

全員がパニック!!

 

しかし、光は収まらない!!

 

 

その時の俺達はまだ知らなかったんだ。あんなことになるなんて・・・

 

 

 

続く

 




いかがだったでしょうか?

この後どうなっちゃうのか?気になりますね!

続きをお楽しみに!

本編ですが、しばらくお待ちください!


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運命の邂逅 その2

こんにちわ!

青い外套の剣士様の連載作品「ガンダムビルドファイターズ サンシャイン‼︎〜Zaft & Aqours〜」とのコラボの2話でございます!

では、どうぞ!


新しく届いたガンプラバトルシステムの電源を入れた瞬間に眩い光が・・・

 

そして、その光が収まると同時に何かが落ちるような音と「ギャン!」というジオン軍が誇る白兵戦用MSの名前を叫ぶ声が。あれはいい物だ!!

 

ってそうじゃねぇ。光が収まったと思ったら、何か知らん奴が2名増えた。

 

謎の少年「っうううう、なんだ急に・・・!」

 

そして、その上には超美少女が。なんといううらやま展開・・・

 

「俺と梨子はですら、まだこんな展開になったことないのに。」

 

梨子「陽君・・・今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ。・・・っていうかこの展開よりも壁ドンの方がいいのだけれど。」

 

あぁ、あれですね。梨子さんの大好物の壁丼・・・じゃなくて壁ドンね。

 

今度やってあげようかな・・・

 

って言ってる場合じゃねぇ。

 

誰だよ、こいつら!!

 

謎の少女「えっ!・・・ここって浦の星!?」

 

何だ・・・何をそんなに驚いている?

 

てか、Aqoursの他のメンバーや恵里菜は突然のことに言葉を失っている。我輩もね。

 

謎の少年「なんで俺らが浦の星に・・・あれか、新手のドッキリか?」

 

ナニソレ、イミワカンナイ。思わず心の中で真姫姉さんの物まねをしてしまったではないか。

 

そして、その少年は俺を見て驚き、こう言った。

 

謎の少年「なんで真がいるの?お前、ルナとステラと一緒に出かけてるはずだろ?」

 

は?えと・・・ルナとステラ?え・・・あのもしかして種デスのルナマリアとステラかい?いや、まさかね。

 

「・・・いや、シンって誰だ?」

 

うん、誰だよ。誰かと間違ってないか?俺はこの2人の事全く知りません。

 

謎の少年「はっ?いや、シン冗談はよせ。なんだ、お前もベルさん達とグルなのか?」

 

冗談は善子さんってな。いやいやいや、ベルさんって誰だよ!!

 

とりあえずだ。誤解は解いておかねばなるまい。状況は混乱している。とにかく、事態を収拾せねば。

 

「待て、俺は新堂陽哉だ。お前の言うシンって奴じゃない。」

 

謎の少年「はいっ!?」

 

どうやら、人違いをしていることに気づき始めたか?よし、とりあえず・・・この2人から話を聞こう。いい加減名前も知りたいし。

 

だが、俺達はあることを忘れていた。

 

善子「・・・いい加減降りなさいよ!!」

 

この二人の下敷きになったままの堕天使さんのことをすっかり忘れていたwww

 

いや、わざとじゃないのよ。

 

花丸「善子ちゃん大丈夫ずら?」

 

善子「ヨハネ!」

 

どんな時でも友達の心配をする花丸ちゃんマジ天使w

 

しかし、謎の二人は善子を見て驚いていた。

 

謎の少年「津島先生の娘さん!?!?!?」

 

謎の少女「えぇぇぇぇぇぇ!!」

 

津島先生?そういや、善子ママは学校の先生だったな。じゃ、この二人は善子ママの教え子かい?まぁ、何にせよ、話は聞かないとな。何やらパニくって錯乱されておられる。

 

「致し方あるまい・・・やるぞ、千歌。」

 

千歌「了解だよ、はー君!」

 

俺達は錯乱する謎の二人を高〇式交渉術やどでかいロボを繰り出す辣腕ネゴシエイター(笑)ほどではないが、物理的に鎮圧。

 

これで、話し合いができる。

 

 

「落ち着いたか?」

 

謎の少年「あっ、ああ。落ち着いた」

 

謎の少女「うん、落ち着きました」

 

それはなにより。まぁ、物理的な方法を使ったことに関しては後で詫びておこう。

 

それよりもだ。

 

「なら、お前達は誰なんだ?急に現れたが。」

 

仁「俺は夜月仁、こっちは如月花奏。月夜ヶ丘学園ガンプラバトル部所属のファイターだ。」

 

花奏「よろしく。」

 

うん、月夜ヶ丘学園?そんな学校聞いたことないし。善子ママを知ってるってことはそこに勤務してるってことだよね。善子ママは沼津で善子と暮らしいてる。つまり、月夜ヶ丘学園なる学校は少なくとも沼津市内に存在するはず・・・なんだが、そんな学校知らないし。

 

とりあえず、それは後で。こちらも自己紹介しなければなるまい。

 

「そんじゃ、改めて。新堂陽哉だ。」

 

そして、千歌が自己紹介しようとしたら・・・

 

仁「高海千歌、浦の星二年だ。」

 

千歌「知ってるの!?」

 

仁が知っていたのは千歌だけじゃない。

 

仁「渡辺曜、千歌と同じく浦の星二年」

 

それと・・・

 

仁「桜内梨子、同じく浦の星二年。小原鞠莉さん、浦の星三年。黒澤ダイヤさん、鞠莉さんと同じく浦の星三年。」

 

突然現れた仁が自分たちの事を知っているということに驚くAqoursのメンバー。

 

仁「そっちの五人は知らないんだが、いつ浦の星のガンプラバトル部はここまで大所帯になったんだ?」

 

はい?浦の星のガンプラバトル部?・・・なんか話がおかしくなってきた。

 

「いや待て、何言ってるんだ?ここはガンプラバトル部じゃなくて、スクールアイドル部だ。」

 

仁「はぁ!?」

 

花奏「ええ!?」

 

なんだ・・・何がどうなってんだ・・・

 

そして、仁はこう言ってきた。

 

仁「なあ、お前らは平行世界ってやつを知ってるか?」

 

知ってる知ってる。

 

「平行世界?それってよく漫画とかフィクションで出てくる”もしもの世界”だよな?」

 

まぁ、俺もある意味では別の世界から来た存在と言ってもいいかもしれん。転生前の世界とこの世界は別々に存在している・・・と。

 

「そうだ、もしかしたら《IF》の世界だ。」

 

うん・・・でも、何で平行世界って言葉が出てくるんだ?

 

 

「・・・困惑するし疑うだろうが、俺と花奏は平行世界の人間だ。」

 

・・・え・・・えぇ!!ってかなんで花奏さんも驚いてんの!?

 

 

 

と・・・とりあえず次回に続く!!

 

 

 

 

 

 




コラボ2話いかがだったでしょうか?異なる世界のガンプラファイターがついに出会ってしまいました!これからどうなっていくのか楽しみですね!

さて本編ですが、待っててね!18話から5~7話くらいにかけて全国大会やる予定だから。

では、コラボ3話をお楽しみに!


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運命の邂逅 その3

ども、陽です!

青い外套の剣士様とのコラボ3話です!

ではどうぞ!!


突如現れた謎の二人組。

 

仁と花奏。

 

なんとこの二人は平行世界の人間とな。

 

平行世界・・・その存在は信じていた。

 

だって、俺はラブライブもビルドファイターズもアニメの世界から転生してきたのだから。

 

とはいえ、転生ではない・・・別の世界から飛ばされてきた人間を間近で見ることになろうとは・・・

 

仁「状況が揃ってるんだよ、俺たちが知ってることと違いが多過ぎる。俺たちのことを知らない浦の星のメンバー、ガンプラバトル部とスクールアイドル部という違い、ダイヤさんが部活に参加している事。特に俺たちの知ってるダイヤは部活の事に反対してる。」

 

確かに・・・あっちの千歌達がスクールアイドルではなくガンプラバトルをメインでやっていることには驚いた。

 

・・・とは言え、まだ訳が分からない。

 

だが、仁が見せてくれたスマホの画像は、この2人が平行世界の人間だということを俺たちに信じさせるには十分な証拠だった。

 

千歌「これって私たちだ。」

 

「千歌に曜に梨子、それからって、なっ!?」

 

さっき仁が言ってた「ルナとステラと」って部分がちょっと気にはなっていた。だが、この画像を見て・・・驚いた。

 

仁と花奏以外の人物は・・・これは・・・

 

梨子「あっ、この人。顔が陽君にそっくりね。」

 

梨子はシンと瓜二つのやつを指差した。

 

千歌「ホントだね、はー君そっくり」

 

曜「そうだね、髪の毛の色が違うぐらいじゃないかな?」

 

本当に髪の色以外そっくり・・・仁達が間違うのも無理はない。

 

仁「これが証拠になるはずだ。」

 

仁が話を続けようとするが・・・

 

「ちょっと待て。」

 

仁「どうしたんだ?」

 

「これに写ってるお前と花奏さん以外はコスプレじゃないよな?」

 

仁「はぁ?」

 

まぁ、突然そんなこと言われたらそうなるよな。俺以外のみんなも俺の発言に仁と同じリアクションをしている。

 

だけど・・・だけど・・・見事に種デスのキャラまんまの人物がいるジャマイカ・・・じゃないか。

 

イザークにディアッカにレイ、アウル、スティング・・・そしてルナマリアにステラとか。

 

コスプレだろ?コスプレだって言ってくれ・・・

 

だが、それは仁によって否定される。

 

仁「コスプレなんかじゃないに決まってるだろ。」

 

「そう、なのか」

 

キャラと瓜二つの人たちがいるとか・・・

 

種デスでステラ推しの我輩には素敵な世界じゃねぇか!!

 

くそ・・・恋人よりも妹にしたいランキング第一位(我輩調べ)のステラたんと一緒にいられるとか・・・

 

仁「何が聞きたいんだ?」

 

俺の様子がおかしかったのか仁がそう聞いてきた。

 

「いや、お前と花奏さん以外の奴らが種や種デスのキャラにそっくり過ぎるんだが。」

 

そっくりってレベルじゃねぇ。まんま本人なんじゃねぇかって思う。

 

仁「やっぱ言われるよな。ここに写ってるのは俺達、ガンプラバトル部のメンバーだ。チーム名は『Zaft』。チーム名に関しては、まぁ、察しがつくだろ。」

 

まぁ・・・チーム名はこのメンツだからか。

 

「白いおかっぱ頭は鳥原真白、金髪に黒い肌の奴は西丘太一だ。それで白肌に金髪なのが氷室零、黒髪で赤い目なのが飛鳥真だ。見ての通り、お前達から見れば陽哉のそっくりさんだな。それから黄緑の髪の奴はスティング・ルード、青髪の奴はアウル・フィリオだ。で、花奏以外の女子だが、赤髪にアホ毛があるのが鷹野ルナ、金髪なのがステラ・クルシェだ。」

 

イザークとディアッカに似てる人は違うとして、他のメンツは下の名前がキャラと同じやんけ。

 

千歌達はなんか納得してるって感じだけど・・・

 

「そっくりってレベルじゃねぇ!」

 

恵里菜「そうよ・・・どう見たってアニメから出てきましたって感じじゃない!」

 

仁「ゲフンゲフン、話を戻すぞ。それで、この写真が証拠になるだろ。」

 

・・・ちっ、まぁいい。

 

「確かに・・・少なくとも俺達が知る中でこんな写真撮った覚えなんてないしな。」

 

仁「ならよかった。それで一応聞くが、元の世界への戻り方って分かるか?」

 

そんなもん・・・

 

『分かるわけないでしょ(ないだろ)!』

 

知ってたら、今頃やってるわ!!

 

仁「なら、しばらくはこっちの世界にないとダメだよなぁ。」

 

花奏「衣食住、どうしよう?」

 

そうだった。この2人はしばらくこの世界にいることになる。・・・いつまでかはわからないが。

 

仁「花奏は手持ちの残金、いくらだ?」

 

そっか、あいつらも日本に住んでるんだから日本円持ってるよね。

 

花奏「私は九万円と小銭が少し。」

 

おいおい、そんなに普段入れてるの?あっちの世界の高校生はお金持ちね。俺なんて財布に5千円くらいしか入れてねぇのに。

 

仁「本当にどうすりゃいいんだよ。」

 

花奏「じ、仁君!?」

 

なんか仁が団長みたいになってる・・・おい、止まるんじゃねぇよ!!

 

だが、ダイヤ姉さんの一言で状況は打破される。

 

ダイヤ「なら仁さんは陽の家に、花奏さんは我々の内の誰かの家に泊まればよろしいのでは?」

 

おお、ナイスアイディア。ちょうど隆利は一時ガンプラ学園に戻ってるからしばらくは余裕がある。

 

仁「俺、神様信じる!」

 

なんかガロードみたいになって復活しやがった。みんなビックリしてるだろ。

 

仁「あっ、やべっ」

 

まったく・・・まぁ、いいや。

 

とにかく、今の出来事でバトルシステムがフリーズしたためバトル大会は中止。自動復旧プログラムが起動したから明日の朝にはバトルができるようになるだろう。とりあえず、時間が空いたのでAqoursの練習を開始。仁と花奏さんも手伝ってくれた。

 

さすがに花奏さんがガンプラアイドルなのは驚いたが・・・

 

ミホシさん以外にもいるんだな、ガンプラアイドル。

 

練習が終わり帰宅時間に。

 

仁は予定通り俺の家に、そして花奏さんは話し合いの結果、梨子の家に行くことになった。

 

 

 

仁「本当にありがたい!!」

 

「とりあえず落ち着け。」

 

仁のテンションが高くなってるが・・・落ち着け。自宅の近くとは言え、そばには十千万旅館がある。騒ぎすぎて旅館の神様が阿頼耶識のリミッターを解除して襲撃してくる危険性が大なのだ。

 

「着いたぞ。」

 

仁に構わず、玄関を開ける。

 

 

「ただいま〜」

 

茜「お帰り陽哉。あら、お友達?」

 

うん・・・まぁ、そういうことにしておこう。いろいろとめんどくさいから。

 

仁「どうも、夜月仁っていいます。」

 

「母ちゃん、すげぇ突然なんだけど、仁を家に泊めさせてくれ。」

 

茜「えぇ!」

 

そりゃ、驚くわな。隆利の場合は事前に鞠莉姉が根回ししてくれたおかげですんなり行ったけど。

 

仁「烏滸がましいと思いますが、お願いします!実は親戚の家から実家に帰る途中、スリにあってしまって、帰るにも帰れないんです。そこを陽哉君に家に来るか?って誘われて・・・」

 

「そうなんだよ!!こいつとは以前大会で仲良くなってさ。ほっとけなくて・・・頼む!!」

 

自然に示し合わせていた嘘の話。今回ばかりはしょうがねぇ・・・すまねぇ、母ちゃん。

 

茜「それは大変だったわね。陽君のお友達なら大歓迎よ。さ、ゆっくりしてってね。」

 

・・・ちょろいぜ。てか、息子は心配よ。そんな簡単に・・・将来オレオレ詐欺に引っ掛からないか・・・

 

 

 

仁「フゥゥゥゥ、なんとか峠は越えたぞ。」

 

「上手くいって良かったな。」

 

本当に上手くいってよかった。息子として・・・オレオレ詐欺に引っ掛かる危機を感じたが・・・(汗)

 

とりあえず母ちゃんが電話で聞いたら父ちゃんもOKを出してくれたみたいだ。

 

とりあえず・・・飯までゆっくりしよう。

 

と思ったら・・・

 

仁「なぁ、陽哉って梨子と付き合ってるのか?」

 

「ファッ!?」

 

突然何を言うのかね、君は!!

 

仁「当たりか、それでA,B,Cのどこまで行ってるんだ?」

 

「お前はどんな答えを求めてるんだよ!?キスしたぐらいだ

 

仁「ニヒッ、悪かったな。練習の手伝いやってる途中で、お前と梨子のやり取りを見てたら、そんな気がしてな。」

 

「こ、こいつ・・・」

 

まったく・・・お気楽な奴だ・・・

 

 

 

その頃梨子たちは・・・

 

花奏「梨子ちゃん、ごめんね。」

 

梨子「大丈夫、気にしないで。お母さんも信じてくれたし。」

 

とりあえず両親への言い訳として練習しながら陽君たちと決めていた”親戚の家から実家に帰る途中でスリにあって帰るにも帰れない”という嘘を。

 

なんか・・・すごく信じてるどころか涙浮かべて・・・

 

梨子ママ『大変だったわね・・・こんな女の子にひどいことするなんて!いいわ、家に泊ってらっしゃい!』

 

ごめん・・・お母さん・・・罪悪感が半端ないわ・・・

 

梨子「花奏ちゃん、大丈夫?」

 

花奏「正直大丈夫じゃない、罪悪感が凄いよ。」

 

だよね・・・

 

梨子「でもしょうがないわよ。私だって少し半信半疑だったわよ?でも、私がみんなに言ってない趣味の事を言われたら流石に信じるわ。」

 

花奏「それを言われた梨子ちゃん、ビックリしてたもんね。」

 

だって、陽君にも知られてない趣味の事を知ってるんだもん・・・びっくりしたわよ。

 

花奏「あっ、あれって・・・」

 

花奏ちゃんが私の机を見た。

 

「梨子ちゃん、このガンプラって梨子ちゃんが使ってるガンプラ?」

 

「ええ、『インフィニットジャスティスガンダムフォルティッシモ』。私と陽君が一緒に作ったガンプラよ。まぁ、私は塗装をしただけで、本体を組み上げたのは陽君だけどね。」

 

そう、私と陽君の初めての共同作業で生み出された愛の結晶よ。・・・わ、私ったら何を考えてるの(汗)

 

花奏「塗装だけにしても凄いね、ここまで綺麗に塗装ができるなんて。」

 

梨子「そうかしら?」

 

花奏「凄いよ!」

 

なんか嬉しいな。塗装だけしか上手くないけど・・・こう褒められると素直にうれしい。

 

花奏「陽哉君も凄いね、ここまで作り込める人はそうはいないよ?」

 

梨子「流石、()()()()ね。」

 

やっぱり陽君の凄さをわかってくれてる!流石私の未来の旦那様ね!

 

だけど・・・私のその一言で花奏ちゃんが何か察したみたいで・・・

 

花奏「ねぇ梨子ちゃん、梨子ちゃんって陽哉君と付き合ってるの?」

 

梨子「ふぇ!?」

 

え、えぇぇぇぇ!!何でわかったの!!

 

花奏「付き合ってどのくらい?A,B,Cのどこまで行ったの?」

 

梨子「えぇぇ!?」

 

A・・・B・・・C・・・全部したいけど・・・まだ・・・Aまでしか・・・

 

そんな私に花奏ちゃんはこう言ってきた。

 

「お願い!男の子と付き合うためのテクニックを教えて!」

 

「えっ、ええええぇぇぇぇぇぇぇ!?!?」

 

お、おおおおお男の子と付き合うためのテクニック!!!そ、そんなの・・・ど、どうしよう!!

 

 

 

次回に続く!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




コラボ第三話、いかがだったでしょうか?青い外套の剣士様の仁君視点では黒幕とあのキャラが出て来てますよ!そちらもぜひ!



ここでお知らせ!

ガンダムビルドファイターズ サンシャイン‼︎〜Zaft & Aqours〜

今回コラボさせていただきました青い外套の剣士様が絶賛連載中のラブライブサンシャイン×ガンダムビルドファイターズのSSでございます!!

なんと主人公が2人!!2つの主人公が織りなすバトルストーリー!

そして・・・原作では悲劇の最後を迎えたあのキャラたちが!!

みなさん、ぜひともお読みください!!


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運命の邂逅 その4

こんばんわ、陽です。

コラボ4話です!

ではどうぞ!


梨子「えっ、ええええぇぇぇぇぇぇぇ!?!?」

 

花奏「お願い!私の周りで彼氏がいるのってこっちの梨子ちゃんだけなの!」

 

梨子「で、でも、花奏ちゃんって本物のアイドルでしょ?」

 

アイドルって恋愛とかそういうのってマズいんじゃ(汗)

 

バレたらただじゃすまないんじゃ・・・

 

そんな事を考えてたら、花奏ちゃんが・・・

 

花奏「だって、仁君にどんな事をしても振り向いてもらえないんだもん!」

 

花奏ちゃんが言うには、役の練習を手伝ってもらう時は二人っきりになれるように用意して、手料理を作ろうとしても、先に仁君が作っちゃう。

 

お菓子だって作って持ってったら、仁君が作って持ってきてる。

 

梨子「それは、ある意味で凄いわね。」

 

思わず苦笑いしてしまう。陽君もスペック高いんだけど・・・自分のこととなるとめんどくさがるのよね。1人だと自炊せずにコンビニに直行したり。

 

花奏「そもそも、仁君が色々とスペックが高いんだよ。皆に優しくて、家事ができるなんてさ」

 

そこから、花奏ちゃんの愚痴タイムが始まった・・・

 

 

同時刻・陽哉の部屋

 

ーえっ、ええええぇぇぇぇぇぇぇ!?!?ー

 

「「うん?」」

 

この声は梨子か?

 

俺はガンプラの手入れを、仁はスマホをいじる手を止める。

 

仁「なぁ、陽哉?」

 

「どうした?」

 

仁「梨子の叫び声が聞こえなかったか?」

 

「聞こえた気がするな。」

 

ふむ・・・花奏さんに隠して多趣味がバレたか?まぁ、誰にだって隠してる趣味の一つや二つあるよね?だから、敢えて触れずに生暖かい目で見てあげるのが一番なんだよ。

 

え、お前にはあるのか?あるよ。北条〇蓮の担当プロデューサーってことくらいかな。

 

押し入れにはCDや本が隠してあるよ。とりあえず、梨子にばれたら大変なことになるので巧妙に隠しているけどね。

 

さて・・・そろそろ寝るか。俺は自分のベッドに、仁は用意した布団で眠りについた。

 

 

「あれ・・・あいつ、どこ行った?」

 

次の日目が覚めると仁がいなかった。

 

「もしかして外か?」

 

そう思い外に出ると、梨子も出て来ていた。

 

「おはよう。」

 

梨子「陽君、おはよう。」

 

「どうかしたか?」

 

梨子「花奏ちゃんが部屋にいなくて。」

 

「そっちもか。俺の方も仁がいなくてな。」

 

2人揃っていなくなったってことは・・・元の世界に・・・そんなわけないか。

 

と思ってたら、浜辺から歌声が聞こえた。

 

浜辺で仁と花奏さんが歌っていた。

 

梨子「すごくきれいな歌声。」

 

「ああ。花奏さんもだけど、仁のやつ・・・すげぇな。」

 

思わず聞き入っちまった。

 

花奏「急に入ってくるの、やめてよね。」

 

仁「何言ってんだよ、ノリノリで歌ってた癖に。」

 

どうやら、終わったようだ。

 

綺麗な歌声に思わず拍手する俺達。

 

仁「・・・陽哉、梨子。いつからいた?」

 

「仁が歌い始めた辺りからだ。」

 

おぅおぅ、顔を赤らめやがって。恥ずかしがるこたぁねぇのにな。

 

 

そして、時間は過ぎ、Aqoursの練習が終わり全員バトルルームへと移動していた。

 

自動復旧プログラムのおかげでシステムが使えるようになったので・・・

 

「そんじゃ、人数も二人増えたがチーム戦やるぞ。」

 

昨日できなかったチーム戦を改めてやるよん。

 

仁「おっ、俺たちも入っていいのか。面白そうだ。」

 

花奏「こっちの千歌ちゃん達がどんな機体を使うのか気になってたんだ」

 

うんうん、せっかく別の世界のファイターが来てくれたんだ。バトルしてみたいじゃん。ノリノリで参加してくれることになったよ。

 

「それじゃあ、チーム分けやってくぞ」

 

さて、13人をどう分けたか・・・

 

Aチーム→千歌、曜、ルビィ、花丸、ダイヤ、果南

 

Bチーム→俺、梨子、善子、鞠莉、恵里菜

 

Cチーム→仁、花奏さん

 

まず、なぜ3チームに分けたか。チーム戦となると、チームワークが必要不可欠。俺達は仁と花奏さんのことを全然知らない。なので、チームワークは難しいと判断。というわけで仁と花奏さんにはタッグを組んでいただくことにした。

 

そして、AチームとBチームの分け方。見てわかる通り、ユニットで分けた。AチームはCYaRon!とAZALEAで、BチームはGuilty Kissで分けた。Aの方が人数多いと思うが、ルビィと花丸は初心者だ。これがまぁハンデにはなるのかな。ダイヤ姉さんとかな姉が阿頼耶識を使って来たら、俺と鞠莉姉が対処。残りの4人は梨子と善子と恵里菜が対処するという感じだったのだが。今回は仁と花奏さんがいる。面白い展開になりそうだ。

 

Aチームは気合が入りまくりだ。

 

千歌「みんな、行くよ!」

 

曜「全速前進!行くであります!」

 

ルビィ「がんばルビィ!」

 

花丸「足を引っ張らないように頑張るずら。」

 

ダイヤ「果南さん、数的にはこちらが有利ですが・・・あちらには全国レベルのファイターが2人、そして阿頼耶識を使える鞠莉さんもいますわ。」

 

果南「梨子ちゃんも善子ちゃんも実力は高いって言うし。それに仁君と花奏ちゃんもどう来るのかわからない。油断はできないね。けど、勝ちに行くよ。千歌と曜も実力は高いしね。」

 

一方俺らBチームは・・・

 

「さてと・・・花丸とルビィは初心者だが・・・実力は未知数だ。こないだの千歌みたいなことはごめんだぜ。」

 

初心者だけど実力はありましたwみたいな。

 

梨子「油断はできないわね。」

 

鞠莉「ダイヤと果南が阿頼耶識使って来たら、私と陽が対応するから安心してね。」

 

善子「承知。千歌さんたちは私たちに任せて。」

 

恵里菜「それに・・・平行世界のファイターとのバトルなんて燃えてきたわ!」

 

さて・・・そろそろ行くか。

 

「新堂陽哉、デスティニーガンダムインフィニティ出るぞ!」

 

梨子「桜内梨子、インフィニットジャスティスフォルティッシモ行きます!」

 

千歌「高海千歌、アカツキガンダム光輝行きます!!」

 

曜「渡辺曜、ガンダムアストレイヨーソロードラゴン・・・全速前進ヨーソロー!」

 

ルビィ「黒澤ルビィ、インパルスルージュ行きます!!」

 

花丸「國木田花丸、マルケーガンダム行くずら!!」

 

善子「堕天使ヨハネ、ガンダムルシフェル行きます!」

 

果南「松浦果南、バルバトスルプスレクス行くよ!」

 

ダイヤ「黒澤ダイヤ、ガンダムキマリスヴィダール参ります!」

 

鞠莉「小原鞠莉、ガンダムバエル行くわよ!」

 

 

 

次回に続く

 

 

 




その4いかがだったでしょうか?

ルビィの機体ですが、変更しました。

インパルスルージュ・・・実際に私がHGCEインパルスを塗装したものでして。ルナマリア専用インパルス的なカラーにね。近いうちに写真と設定を公開いたします。

ガンプラバトルとはいえ、ガンプラなのでシルエットごとのVPS装甲の変化なんてあるわけがないと思うし・・・ブラスト装備してもソード装備してもカラーリングに変化はない設定です。


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運命の邂逅 その5

こんばんわ!陽です。

コラボ4話です!

ではどうぞ!


千歌視点

 

勢いよく戦場に出てきた私たち。ルビィちゃんと花丸ちゃんも陽君お手製のガンプラを貰ったみたい。

 

・・・なんてガンダムなのかはわからないけど(汗)

 

曜「ルビィちゃんはインパルスで、花丸ちゃんがアルケーなんだね。」

 

ルビィ「ルビィのはインパルスルージュです。元々陽兄ちゃんがお姉ちゃんに渡すつもりで用意してたみたいなんですけど。ルビィが気に入っちゃって。」

 

そういえば、機体の色も赤だし、どちらかというとダイヤさんのイメージカラーだよね。

 

ダイヤ「ルビィが気に入ったのであれば、別に構いませんわ。陽から聞いた説明だと、インパルスルージュはシルエット規格ではなく、ストライカー規格。つまりストライクガンダム系のストライカーパックを装備できるようにしたということですわ。」

 

ストライクガンダム系ってわたしのアカツキもそうだよね。

 

曜「じゃあ、千歌ちゃんのオオトリも装備できるってことか。あ、じゃあフォースシルエットもストライカー規格になってるってことですか?」

 

果南「その通りだよ。千歌のオオトリとルビィのフォース、戦闘中に互いのパックを交換することもできる。つまり、それを利用した攻撃もできるってことだね。まぁ、慣れないうちはあまりやらないこと。」

 

そうだよね、練習してないからうまくできそうにないし。

 

花丸「マルのは「マルのアルケーガンダム」だから、略してマルケーガンダムずら!」

 

おぉ、なるほど。

 

曜「・・・そ、そうなんだ。バックパックにGNランチャー2門に、GNバスターソードが2本・・・なるほど・・・なんかはー君の意図が読めてきた。そういう運用法ね。」

 

・・・千歌にはよくわかんないけど。

 

その時だった。警告音が鳴り響いた。

 

ダイヤ「来ますわよ!」

 

曜「はー君たち?それとも・・・」

 

果南「ストライクの改造機が2機・・・ってことは仁達だね。」

 

その内の一機が私たちに突っ込んできて砲撃してきた。

 

花奏「いっけぇぇぇぇぇぇ!!」

 

この声は・・・花奏ちゃん!?

 

花丸「ずら!」

 

果南「おっと!」

 

ダイヤ「さっそく撃って来ましたわね。」

 

みんなうまく躱したけど・・・

 

花奏「その行動を待ってたんだ!」

 

花奏ちゃんの機体の両腕から何か飛ばし・・・

 

花奏「そおォォォォォォい!!」

 

果南ちゃん達を掴んで投げ飛ばした。

 

花奏「どっせぇぇぇぇぇい!!」

 

そして花丸ちゃんの機体も果南ちゃんたち飛ばされた方に蹴り飛ばした。

 

・・・アイドルが出していい声なのかどうか突っ込みそうになったけど・・・はー君だったら「千歌、俺達は何も聞かなかった、何も聞こえなかった。いいね?」って言いそうだから、突っ込むの我慢したよ。

 

そして、私たちの方には仁君が来た。

 

仁「はあぁぁっ!!」

 

対艦刀で攻撃してきたけど、急いでわたしも対艦刀で受け止める。

 

仁「これぐらいは対処してくるよな。」

 

千歌「そのストライク、仁君の機体だったんだね。」

 

仁「千歌!その『アカツキ』はお前の機体だったのか。」

 

仁君のガンプラ、すごい・・・この機体は、はー君が徹底的に作りこんで、性能は高いはずなのに、凄いパワーだ。でも・・・

 

曜「いっけぇぇぇぇぇ!!」

 

曜ちゃんのビームが仁君の機体を襲う。

 

仁「間に合えぇぇぇ!」

 

千歌「えっ!?」

 

仁君は腰のレール砲で私を撃ってくる。突然のことでびっくりして、その隙をつかれて蹴り飛ばされた。

 

曜ちゃんのビームは避けられたけど・・・

 

千歌「行くよ、ルビィちゃん!」

 

ルビィ「はい!!」

 

体勢を立て直した私はルビィちゃんと攻撃を仕掛ける。

 

仁「そう何度も接近させると思うな!」

 

接近させまいと仁君も撃ってくるけど・・・

 

曜「そうはいかないよ!」

 

曜ちゃんが仁君の武器を攻撃してくれた。

 

仁「クソっ!」

 

曜ちゃんに攻撃された武器を私たちに投げてくる。爆発したけど、わたし達は止まらないよ!

 

仁「もう少し、取っておきたかったんだがな。」

 

仁君が何かしようとしている。

 

仁「見せてやるよ。輝き始めた『蒼白の彗星』の実力ってやつを!」

 

あれって・・・はー君のデスティニーと同じ!?

 

 

 

一方果南たちは(以下果南視点)

 

果南「ビックリしたぁ。」

 

ダイヤ「掴まれたと思ったら、急に投げ飛ばされましたわね。」

 

花丸「ビックリしたずらぁ。」

 

うまく分断された。でも、曜も千歌も実力は高い。2年生3人で陽に勝ったくらいだもん。大丈夫。

 

花奏「おお、花丸ちゃんが『アルケー』、ダイヤさんが『キマリスヴィダール』、果南ちゃんが『ルプスレックス』なのかぁ。」

 

ルプスレックス・・・狼の王から恐竜になっちゃったよ(汗)

 

とまぁ、ツッコミは善子さん・・・じゃなくて止めてといて。

 

花奏の実力は高い。こちらも本気を出さないと。

 

花奏「三人の相手は私がさせてもらうよ。」

 

来る!対艦刀を持って花奏がこっちに突っ込んでくる。

 

花奏「はっ!」

 

まずは私か!念のためソードメイス持って来ておいてよかったよ。超大型メイスよりは取り回ししやすいからね。

 

ソードメイスで対艦刀を止める。

 

ダイヤ「そこ!!」

 

ドリルランスを構えてダイヤが花奏に向かって突っ込む。

 

花奏「ぐっ!」

 

マジ?ビームサーベルでドリルランスを受け止めた。

 

ドリルランスには陽が念のために対ビームコーティングを施してある。それがなかったらドリルランスは切り裂かれてたよ。

 

でも・・・私達2機をいつまで抑えられるかな?それに・・・あと1人いるんだよ。

 

花丸「行くずら!」

 

花奏「なっ!」

 

花丸ちゃんのマルケーガンダムがね。

 

GNランチャーはすでにフルチャージ済み。さぁ、ここからどうする?

 

すると、花奏の機体の腰部レールガンを私達ではなく、私たちの足元に撃った。崩れる足場・・・しまった・・・展開しなくても撃てるなんて・・・

 

花奏「よし!」

 

そんな花奏の横を花丸ちゃんのビームが通り過ぎていく。

 

タイミング的に最悪だ。GNランチャーを撃った後は無防備になる。それを花奏が逃すはずがない。

 

花奏が全ての射撃武器の照準を合わせてくる。

 

花奏「当たれぇぇぇぇ!」

 

無情にも放たれる攻撃。

 

だけど・・・

 

花丸「トランザムずら!」

 

奥の手のトランザム・・・そして・・・

 

花丸「マルバーストを食らうずら!」

 

トランザムによって強化された2門のGNハイメガランチャーに、GNバスターソードライフルモード2本によるフルバースト・・・花丸ちゃんの必殺技「マルバースト」で対抗する。

 

花奏「きゃっ!」

 

花丸「ずらぁ~!」

 

先にマルケーにヒット。そして、マルバーストも花奏にヒットする。

 

果南「花丸ちゃん!」

 

ダイヤ「花丸さん!」

 

花奏の機体は左手足が損失。対してマルケーはボロボロ、加えて奥の手のトランザムにマルバーストを使ったから、多分もう動けない。

 

花奏「凄いね、三人とも。」

 

左手足を失っても、まだ余裕そうな花奏。

 

花奏「油断してた、だから・・・本気で行かせてもらうね。」

 

なるほどね・・・まだ本気じゃなかったってことか。

 

花奏「『戦慄の歌姫』の本気、見せてあげる!!」

 

なら・・・私もアレ使おうかな。

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

 



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運命の邂逅 その6

ども、コラボ第6話です!

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか?

私は・・・グラセフ三昧ですよ。

本編はどうしたって?すみません、ちゃんとやります!

今日で平成が終わっちゃいますね。明日から令和元年ですか。

ま、それは置いといて。

劇場版のBlu-rayが出ますね!予約しましたか?私はしましたよ!特装限定版の方をね!今から楽しみ!

それではコラボ6話どうぞ!


仁「行くぜ・・・相棒!!」

 

仁君が突っ込んでくる!仁君の機体のアレって・・・

 

千歌「これって・・・」

 

ルビィ「陽兄ちゃんと同じ・・・」

 

曜「光の翼!」

 

はー君のデスティニーと同じ光の翼・・・!!

 

仁「まずは一機。」

 

は、速い!!

 

ルビィ「ピギィィィィ!!」

 

あっという間にルビィちゃんがやられた!

 

千歌「よ、曜ちゃん!!」

 

曜「了解!」

 

ルビィちゃんの次は私達・・・だけど・・・

 

わたしと曜ちゃんで仁君を攻撃する・・・けど・・・

 

仁「甘い。」

 

簡単に躱されてく・・・!

 

千歌「なっ!?」

 

曜「この実力って········」

 

千歌「はー君と互角かそれ以上!?」

 

仁君の攻撃がわたしと曜ちゃんのコクピットを貫いた。

 

すごい・・・はー君・・・気を付けて!

 

 

以下陽哉視点

 

梨子「陽君!」

 

「あぁ、千歌達が墜ちたな。」

 

すげぇな、仁の奴・・・ルビィはともかく千歌と曜を墜とすとはな。

 

面白れぇじゃねぇか・・・こんなに強い奴が別の世界にいたなんてな。激アツ展開じゃん。

 

「とりあえず、ぶっ放す!」

 

仁の機体に向けて、レーヴァテインⅡキャノンモードでビームを放つ。

 

まぁ、機体を掠めた程度で終わったが。

 

仁「何だありゃぁ!?」

 

ん?仁がなんか叫んでるぞ。

 

仁「ウイングと種祭りじゃねぇか!!」

 

あぁ、善子さんの機体のことね。うん、そうだね。まぁ、あれよ、ガンプラは自由ってやつよ。

 

仁「ふぁっ!?」

 

今度は何だ?

 

仁「そこのバーザムのファイター!何を考えている!!」

 

恵里菜「え、アタシ!?」

 

仁「お前、『TR-6[ウーンドウォート]』の良さっていうのは、あの女性らしさがあり美しさのあるガンダムフェイスだろ!!それをバーザムに変えるとは何事か!!」

 

恵里菜「え、えぇ!!」

 

「ちょっ、おま、それは!」

 

言いたいことはわかる。ええ、わかりますとも!

 

確かにウーンドウォートはね、あのガンダムフェイスがね。うん、そうだよ。でもね、ほらガンプラは自由だって。

 

仁「そもそも、『TR-6』には『バーザムⅡ』があるだろ!はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 

そうだね・・・バーザムⅡが・・・あるよね・・・

 

わかる、わかるよ・・・でも、理由があるんだよ・・・作者の方にね。だから、仁・・・作者に変わって俺が謝るよ。すまん・・・本当にすまんかった・・・

 

ま、とりあえず・・・いったん置いといてだ。

 

「落ち着いたか?」

 

仁「うん、落ち着いた。」

 

オーケーだ。よし、これでよし。後は・・・全力をぶつけるのみ。

 

仁「そんじゃ・・・いざ・・・」

 

「尋常に・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「勝負!!」」

 

 

 

 

 

一方果南たちは・・・

 

 

果南「えいっ!」

 

花奏「ぐっ!」

 

私のソードメイスの人たちを躱すどころかカウンターのレールガンを撃ち込んでくる。

 

花奏「やるね、果南ちゃん。『ルプスレックス』も硬い。」

 

うん・・・そろそろ訂正しとこうか。

 

果南「まぁね。陽が作ってくれた機体だしね。あと『ルプスレックス』じゃなくて『ルプスレクス』だからね?」

 

花奏「そうだっけ?」

 

果南「そうそう」

 

花奏「テヘッ」

 

果南「流石、本職アイドル。」

 

可愛すぎでしょ。

 

花奏がビームサーベルを抜く。そして、私のソードメイスと剣戟を重ねる。

 

さて・・・そろそろかな。

 

ダイヤ「私を忘れてもらっては困りますわ!」

 

ダイヤのヴィダールが突進してくる。

 

花奏「忘れてないよ!!」

 

ドリルランスをギリギリで躱し、それどころかドリルランスを破壊した。

 

なんて娘だよ・・・とんでもない実力だね。

 

ダイヤ「ならば!」

 

ダイヤが使えなくなったドリルランスを投げ捨て、刀を抜き、花奏に斬りかかる。

 

花奏「ぐぅっ、流石に強いね。」

 

花奏がビームサーベルで受け止め、鍔迫り合う。

 

 

ダイヤ「正直、驚いています。もし一対一の勝負ならば私の方がボロボロになっていました。実力は陽や城島ウィルフリッドなどと互角かもしれませんわね。」

 

花奏「そうかな?」

 

そりゃね、すごくかわいい女の子が、こんな実力隠し持ってたらビックリするよ。

 

だけど・・・状況はこちらに有利かも。花奏の機体は損傷があるけど、こっちはまだ余裕がある。

 

・・・と思ったんだけどね。

 

花奏はブースターを更に吹かせて、ヴィダールを力ずくで押し返す。てか、やばい・・・ダイヤがやられる。

 

動こうと思ったけど、花奏の方が早かった。

 

レールガンでダイヤの動きを止め、ビームサーベルでヴィダールを両断した。

 

その瞬間・・・ダイヤから・・・

 

ダイヤ「果南さん、あら・・・」

 

と言いかけたところでヴィダールが爆発した。

 

けど・・・言いたいことはわかった。

 

花奏は残りが私だけだって油断してる。

 

そうだね・・・

 

果南「行こうか、バルバトス。」

 

起動させる・・・ガンダムフレーム機にのみ許された禁断のシステムを。

 

果南「阿頼耶識システム、リミッター解除。」

 

動きが一瞬止まった花奏。今だ!

 

一瞬で懐に入り、花奏の機体を蹴り飛ばす。

 

花奏「えっ?」

 

一瞬の出来事だったから驚くだろうね。月のクレーターに叩きつけたところを、さらに拘束する。

 

果南「まさかダイヤが阿頼耶識を使う前に倒すなんてね。」

 

花奏「赤いカメラアイ・・・阿頼耶識。」

 

果南「正解。」

 

気づいたみたいだね。さて、ここからどう動くか楽しみだね。

 

 

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




コラボ6話いかがだったでしょうか?

陽哉vs仁、果南vs花奏と2つの対決がついに!!

次回が楽しみですね!

陽哉「おい、作者。」

ん?なんだね?

陽哉「青い外套の剣士さんの作品の方も面白くなってきてるけどよ。」

そうだね、2つの物語がついに交差する!!ってね。

陽哉「そうだな。で、あちらでのコラボ6話のあとがきで新しい作品に関して触れていたけど。お前はどうなんだよ?考えてんのか?」

いや・・・まぁ、そうだね。この作品が終わった後どうしようかとか考えてないや。

陽哉「・・・終わらせられるのか?本編更新そっちのけでゲームしてる奴が。」

・・・ごめん。グラセフにまたまたハマっちゃって。大丈夫・・・8月までには1期の話を終わらせるから。

陽哉「本当だろうな?ちゃんと今後の展開とか考えてるんだろうな?」

考えてるよ。もう全国大会の結末は考えてるから。そして、2期でもガンプラバトルは続くよどこまでも。大丈夫、陽哉君、君たちに相応しい新しい舞台は用意してあるから。そして、劇場版の話も何となくだけど、こんな流れにしようかなとは考えてる。

陽哉「そうか・・・なら俺から言うことはないが。あまり、無理すんなよ。」

ありがとう。そして、読者の皆様、ちゃんと最後まで書く所存でございますので、お付き合いいただければ幸いです。

新しい作品に関しては・・・この作品を終わらせてから考えようかな。

では、コラボ7話をお楽しみに!



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運命の邂逅 その7

こんにちわ!

令和初の投稿でございます。

令和になったって実感が湧かないのはわたしだけでしょうか?


では、コラボ7話どうぞ!



果南「振りほどかれたか。」

 

私の拘束(ハグ)を解くなんて、なかなかやるね。

 

それに、あの機体状況なのに、あの速度。だけど・・・

 

リミッターを解除したバルバトスの前じゃ止まって見えるよ。

 

さぁ、これで終わり。レクスネイルで花奏ちゃんの機体を貫こうとしたけど・・・

 

果南「・・・!?」

 

機体を衝撃が襲う。

 

ギリギリまで接近させて撃ったのか。やるね。

 

花奏「えっ?」

 

果南「ルプスレクスを舐めないでよね。」

 

陽が作った機体だからね。多少は頑丈なんだよね。

 

花奏ちゃんの攻撃を耐えつつ、今度こそ止めを刺す。

 

 

 

 

「はあぁぁぁぁぁぁッ!!」

 

仁「ぐっ!」

 

互いに何度も刃をぶつけ、鍔迫り合う。

 

俺も仁も光の翼を展開しない。

 

まだ様子見の段階。それにこちらにはまだ戦力が残ってる。

 

とはいえ、俺と仁とのタイマンでやらせてほしいと思ってるんだが・・・梨子以外の3人が聞いてくれるかね。

 

ま、いいさ。とりあえずバルカンで牽制する。

 

仁が俺から距離を取る。

 

そこにすかさずギャルが突っ込んでくる。

 

恵里菜「よくもアタシの機体にとやかく言ってくれたわね!」

 

ご立腹である。まぁ、自分が作りたかったガンプラに対して文句言われれば仕方ないが・・・

 

それにかぶせる様に梨子と善子が砲撃を開始。

 

だけど、仁はそれに物ともせずに突っ込み、しかも隙間を縫って回避し距離を詰めてくる。

 

「お前はキラ・ヤマトか!?」

 

仁「せめてニュータイプと言えよ!!」

 

第三者から見れば、どっちでもいいわ!ってツッコミが来そうなやり取りをするが、仁が目前まで迫ってきたので焦る俺。

 

だが、紫の機体が割って入る。

 

仁「っ・・・バエルか」

 

鞠莉姉のバエルだ。

 

鞠莉「あのスーパーコーディネーターと言われても仕方ないと思うわよ?あんな回避されたら。」

 

仁「その声、鞠莉さんか。」

 

まぁ、あんな回避されたらそう突っ込むわな。だって、あんな回避キラしかやったことないもん。

 

仁「んなこと言ってもだな、あの回避は自然と身に付いちまったもんなんだよ。」

 

自然にねぇ。まぁ、俺もできなくはないよ。ガキの頃から3代目をはじめとしたトップファイターたちと戦ってるうちにね。できるようになってたのさ。

 

仁と鞠莉姉は互いに剣をぶつけあう。

 

しかし、自分で作っといてなんだけどあの剣頑丈だね。さすが金属製。

 

仁「金属の削り出しかよ、しかもビームコーティングまでされてるのか。」

 

鞠莉「ええ、小原家の力と陽の技術で作り上げられた機体よ。」

 

仁「なるほどな。これだから金持ちは。」

 

うん、気持ちわかるよ。

 

とその時だった。仁の様子が変わり、突然スラスターを吹かし移動を始めた。

 

慌てて俺らも追いかけた。

 

そして、その先には・・・

 

仁「花奏・・・!」

 

かな姉が花奏さんを撃墜していた。

 

梨子「動きが止まってる!」

 

善子「今がチャンスよ!」

 

だな。これも勝負だ。悪く思うなよ。

 

「行けぇ!!」

 

仁に向かってビームを放つ。

 

仁「来やがったか。」

 

まぁ、避けられるわな。しかし、マルケーとヴィダールがいない。

 

「かな姉、ダイヤ姉さんと花は・・・」

 

果南「ダイヤは花奏ちゃんに墜とされた。マルちゃんはマルバースト使って粒子切れでリタイヤ。」

 

そうか、花奏さんに墜とされたな。しかし、かな姉に墜とされたとはいえ、ダイヤ姉さんを倒すとはね。花奏さんもかなりの実力者ってことか。

 

壮大な前奏が流れ始めた。

 

「な、なんだ?」

 

梨子「お、音楽?」

 

善子「はっ!私のための鎮魂歌(レクイエム)!」

 

「おい、善子黙れ。」

 

鎮魂歌って・・・お前生きてるだろ!!

 

つーか、この曲って・・・TWO-MIXのAcross the Endじゃねぇか!

 

とある人にガンダムウイングの続編を意識して作られた曲みたいだから聞いてみろって言われて聞いた曲じゃねぇか。つーか、この歌声って。

 

浜辺での出来事を思い出す。この歌声は花奏さんか?さすがアイドル・・・

 

仁「行くぞ、『エース』!!」

 

仁の動きが変わった!?あれは・・・もしかしてアシムレイトか!!

 

花奏さんの曲聞いた後にアシムレイトって・・・マジかよ!!

 

近づけさせまいと弾幕を張るが・・・

 

恵里菜「は、速い!」

 

梨子「行って、ファトゥム!」

 

善子「ここまで速いなんてアリ!?」

 

ちっ・・・こいつはヤバい!!

 

だが、仁も少しずつではあるが被弾している。

 

仁「こいつでも食らっとけ!」

 

恵里菜と善子に向けて、ビームブーメランを投擲。それだけでなく仁もそれに続く。

 

恵里菜「舐めないでよね!」

 

善子「これぐらい!」

 

2人がビームブーメランを弾き、ブーメランが仁の機体に戻る。

 

仁「ギアを上げるぞ!『エース』!!」

 

さらに加速する。どんだけだよ!!

 

仁「はあぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 

善子の機体に狙いを定めやがった。

 

善子「私の『ルシフェル』を舐めなるな!」

 

仁「舐めてなんかねぇさ!」

 

砲撃で善子の動きを止め、対艦刀で両断した。一瞬で・・・善子が・・・

 

仁「よかったぜ、落とす前に名前を聞けたからな!」

 

恵里菜「まだあたしがいるわよ!!」

 

恵里菜が砲撃と同時にクローモードのコンポジット・シールド・ブースターで仁を攻撃する。

 

仁「ぐっ、レールガンが!だが、クローモードで飛ばしてくるのは愚策だな!」

 

仁のレールガンを1つ破壊したが、ブースターのワイヤーが切断され、距離を詰められる。

 

仁「はぁぁぁぁぁぁッ!」

 

恵里菜「嘘!?」

 

バーザムのコクピットがビームサーベルで貫かれる。

 

この短時間で2機も・・・恵里菜に至っては全国レベルと言ってもいいくらいの実力者だ。

 

仁「ごはっ!」

 

仁の機体の左足に何かが刺さった。

 

あ、かな姉のテイルブレード。あぁ、痛いんですね・・・想像もしたくない。

 

仁「あっ、花奏。よくやったな。」

 

バルバトスは左手と両足がボロボロだ。かな姉の機体をあそこまでするなんてやるねぇ。

 

仁「そらっ!」

 

テイルブレードのワイヤーを切断する。

 

仁「これで六機目だ!」

 

そう思うよね。テイルブレードなんてワイヤー切ってしまえばもう使えないって、そう思ってた時期が私にもありました。でもね・・・

 

仁がかな姉に斬りかかろうとしたが・・・

 

仁「グアッ!」

 

テイルブレードが仁の後ろから襲い掛かった。

 

「なんだ?・・・はぁ?」

 

果南「ケーブルを切っても、私のバルバトスはテイルブレードが使えるんだよ。」

 

仁「んだよ、その魔改造は。」

 

まぁ、あれだ。ガンプラは自由だってことだよ。

 

果南「行くよ!」

 

仁「クッソ!」

 

ぶつかり合うビームサーベルとレクスネイル。

 

あれも金属製だからねぇ。当たると痛いよ。

 

仁「ぐっ、うううううううう!」

 

油断すればレクスネイルで機体が引き裂かれる。

 

仁はバルカンを撃ち込むが・・・

 

果南「なっ!ここで時間切れ!?」

 

仁「今だ!!」

 

リミッター解除後の粒子不足でかな姉の動きが鈍った。仁がそれを逃すはずもなく・・・

 

ビームサーベルでバルバトスを切り裂く。

 

この短時間で3人も・・・

 

仁「グアァァァァッ!!」

 

だけど、アシムレイトのノーシーボ効果によるダメージにより、月面へと落ちていく。

 

「梨子!鞠莉姉!」

 

梨子「ええ!」

 

鞠莉「わかったわ!」

 

3人で仁に砲撃を開始する。

 

だが、なかなか当たらない。それどころか、月面に残されていた花奏さんの武器の回収を許してしまう。

 

2本の対艦刀を装備し、鞠莉姉に迫る。

 

鞠莉「くっ!」

 

「鞠莉姉!」

 

梨子「鞠莉さん!」

 

仁「こっちに来やがれ!」

 

応戦するが鞠莉姉は月面に押しやられる。

 

「鞠莉姉!」

 

鞠莉「陽、私は大丈夫!任せて!」

 

鞠莉姉の実力は高い。機体もそこまで損傷はない。だが、仁は善子だけでなく、ルビィに千歌、曜、恵里菜とかな姉を堕としている。不安だが、任せるしかないか。

 

鞠莉「やるわね。」

 

激しい剣戟を繰り広げる。油断すれば確実に墜ちるという状況。

 

鞠莉「なら、アレ使いましょうか。」

 

アレ・・・ってまさか。

 

鞠莉「マリーシャイニング・・・」

 

バエルソードに粒子が収束していく。

 

鞠莉「ブレード!!」

 

鞠莉姉の必殺技「マリーシャイニングブレード」

 

バエルソードに収束させたプラフスキー粒子を飛ばす必殺技。

 

仁「ウェーイ!?アイエエエ!?斬撃!?斬撃ナンデ!?」

 

そりゃ、驚くよね。初見で俺もびっくりしたよ。つーか、お前はどこのケンジャキさんだよ。

 

回避するが、残りのレールガンが破壊される。

 

鞠莉「素早いわね。」

 

仁「そりゃあどうも!」

 

鞠莉「阿頼耶識、行くわよ!」

 

鞠莉姉が阿頼耶識のリミッターを解除した。ここで決めるつもりだな。

 

仁も光の翼を展開して対抗する。

 

鞠莉「ぐっ、速い!」

 

仁「そっち、こそな!」

 

お互い一歩も引かない。

 

仁「でもな・・・」

 

仁はスラスターをさらに吹かす。それに比例するように翼の輝きが増していく。

 

仁「勝つのは俺だ!」

 

対艦刀でバエルソードを叩き斬り、さらにそのままの勢いで鞠莉姉を倒した。

 

何て奴だよ・・・この時点で7機も墜としてやがる。

 

仁「次は・・・!」

 

こっちに来るか。

 

仁の狙いは梨子か。そういや、ファトゥムは仁に破壊されてるんだっけな。

 

仁「バックパックのないインジャなど、サテライトを積んでいない『ガンダムX』と同じよ!」

 

「いやどう言う例えだよ!?」

 

ナニソレ、イミワカンナイ!

 

蹴りを入れて、ジャスティスの体勢を崩し、対艦刀をX字に振るい、切断する。

 

「梨子!」

 

これで・・・残るは俺一人か。

 

仁「行くぜぇぇぇぇ!!」

 

・・・いいぜ。ここからが本番だ!

 

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




コラボ7話いかがだったでしょうか?

青い外套の剣士様側の7話のラストでまたまたあのキャラが出て来てますよ!

そちらもぜひお読みください!

では、次回をお楽しみに!


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運命の邂逅 その8

ども、陽です。

コラボ8話です!

バトルの決着がようやくつきます。

そして、新たな展開が・・・


では、どうぞ!


今の仁に対抗するには俺も同じ状態にならなければならない。

 

そう・・・アシムレイトだ。

 

隆利の時も、かな姉の時も出来たんだ・・・

 

機体と一つになるイメージ・・・

 

「はぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

今回もうまく発動できた。

 

仁「ほらよ!」

 

俺も仁も互いに全力をぶつけあう。

 

剣を交えるたびに、胸が熱くなってくる。

 

仁「楽しいねぇ、ここまで本気を出せるなんてな!」

 

「ああ!俺もだ、ここまで強いファイターと戦えるなんてな!」

 

そう・・・平行世界にこんな強者がいたなんてな。

 

まったく・・・人生何があるかわかったもんじゃねぇな。

 

「俺が本気を出せる相手なんて仲間以外じゃ、ルーカスやウィルフリッド、メイジンや伊織星(イオリ セイ)さんぐらいだった。だからこそ、この出会いに感謝だ!」

 

そうか・・・あっちにもあの人たちはいるのか。

 

そうだな、神なんてあまり信じちゃいないが・・・今回は感謝だな。こんな強敵と本気でバトルできるんだからな。

 

仁「限界まで超えろ!『エース』!!」

 

「全力を出し切ってお前を倒す!いくぞ『インフィニティ』!シャイニングバースト!!」

 

俺の切り札・・・シャイニングバーストシステムを発動させる。そして仁も光の翼を展開させた。

 

仁「『トライバーニング』とかと同じシステムかよ。」

 

「ああ、俺の持てる全力、《シャイニングバーストシステム》だ。」

 

少しの間静寂が流れ・・・そして、再び剣をぶつけあう。

 

仁「うおォォォォォォォォォォォォ!!」

 

「はァァァァァァァァァァァァ!!」

 

そして、お互いの剣が片方ずつ破壊される。

 

「げっ、レーヴァテインが!」

 

仁「たかが剣一本!」

 

もう互いにボロボロだ。

 

そうだな・・・そろそろ・・・

 

「「なら一発勝負だよな!」」

 

考えることは同じか。

 

ならば!

 

「「うォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!」」

 

お互い出せる限界のスピードを出しながら・・・交錯する。

 

 

 

ガシャン!

 

 

 

 

 

 

 

仁「なっ!『エース』!」

 

「げっ!『インフィニティ』!」

 

 

 

互いの機体が同時に撃破。つまり・・・引き分けだ。

 

 

 

花奏「仁君!!」

 

梨子「陽君!!」

 

ホログラムが解除されたと同時に肩肘をつく。そりゃ、アシムレイト発動状態で全力でぶつかり合えばこうもなるわな。

 

梨子「陽君、大丈夫?」

 

「ああ、なんとかな。」

 

梨子に支えられながら立ち上がる。

 

仁も花奏さんに支えられてる。

 

引き分けか。でも、仁はボロボロの状態で俺に挑んできたんだ。これが万全の状態だったら・・・

 

今度は最初からタイマンでやりたいもんだぜ。

 

 

 

バトル終了から数分後、俺も仁も互いに痛みと疲れが取れた。

 

花奏さんたちは十千万に帰って、俺と仁は機体修理のためのパーツの買い出しだ。

 

インフィニティは予備パーツがあるが、平行世界の住人である仁と花奏さんの機体の予備パーツはない。

 

なので、俺の積みプラから使えそうなものは提供して、足りないものを買い出すというわけだ。

 

というわけで、やってきましたホビーショップ三丸。

 

仁「さてと、買うのは『ストライクノワール』と『ストライクルージュ』、『デスティニー』と『ストフリ』か。」

 

「そんじゃ、分かれて探すか。」

 

どれどれ・・・どこにあるんだ?

 

と・・・こ、これは!!

 

俺はとあるキットを見つけた。

 

元祖SDガンダムのにせガンダム!

 

前世で初めて買ったガンプラ・・・懐かしい!よし、これは保護してあげるしか・・・

 

と思ったら・・・

 

「な、スペリオルカイザーだと!!」

 

これまた前世で買おうと思ったけど、いろいろな事情で買えなかった元祖SDガンダムの黄金神スペリオルカイザー。

 

しかも、定価で売っているだと・・・

 

普通ならプレミア価格(ぼったくり)で売ってるもんだが・・・

 

いかんいかん、今は修理用のガンプラを買いに来たんだ。我慢我慢。

 

お、ルージュとノワール見っけ。ってなんだ。子供に絡まれてるな。

 

あの子に渡したのってデスサイズヘルのガンプラか。

 

少年「うん!ぼくの大好きなガンダムなんだ!大きなカマをふりまして、”じごくへのみちづれはここにあるへいきとせんそうだけにしようぜ”って、シーンがとくに大好き!」

 

仁「おっ、おう、そ、そうか。」

 

EndlessWaltzのデュオのセリフじゃねぇか。

 

なるほど、親は相当のガノタとみた。これは将来が楽しみですなwww

 

お、少年がレジに走っていった。さて、そろそろ声を掛けますかね。

 

「おーい、仁.」

 

仁「・・・陽哉か、おっ、全部持って来たな。」

 

「さっきの子、凄かったな。」

 

仁「見てたのかよ。」

 

将来が楽しみな子だよ。いやマジで。

 

『スゲェ!なんだあの動き!』

 

『あのガンプラ、カッケェ!』

 

ん、バトルシステムの方が何やら賑やかだな。

 

今バトルしてるガンプラって・・・

 

「あれって『ゼルクガンダム』!」

 

ってことは・・・ファイターは・・・

 

バトルが終わり、ゼルクのファイターである志木城隆利が近づいてくる。

 

「隆利!どうしてお前が、ガンプラ学園に戻ってたんじゃ・・・」

 

隆利「お前の家に改めてお礼をいいに来た、その前にここへよってG-クエストをやっていたんだ。」

 

あぁ、Gクエね。俺が前によし『ヨハネ!!』!!ヨハネとやった奴か。てーか、俺の心の声にかぶせてくんな、堕天使(笑)

 

しかし、律儀だよなぁ。礼なんて別にいいのに。むしろインフィニティ製作に協力してくれたんだから、俺の方が礼を言わなきゃいけないのに。

 

あぁ、そうだ。紹介しとかなきゃな。

 

「こいつが夜月仁、訳あって今は俺の家に泊まってる奴なんだがな、凄く強いんだよ!」

 

仁「えっ、夜月仁だ。よろしく。」

 

隆利「志木城 隆利だ・・・よろしく

 

相変わらず安定のコミュ障だな。

 

「俺の知り合いでな。さっきバトルして相打ちになった。」

 

さすがに平行世界の住人とは言えないので、知り合いということにしておいた。

 

隆利「お前と相打ちだと・・・!?」

 

おぉ、驚いてるねぇ。そして、今すぐにバトルしたいって顔に出てるぜ。気持ちはわかるよ。

 

とりあえず、目的のものは買った。俺の家に帰りながらガンダム・ガンプラバトルトークへ突入する。

 

だが、そんな時だった。

 

仁「なぁ、お前ら。なんか変な気がしないか?」

 

仁が突然そんなことを言い始めた。

 

「?」

 

隆利「なんだ?」

 

いや、別にそんな感じはしないんだが。

 

 

仁「お前ら伏せろ!」

 

「おいッ!」

 

隆利「おはっ!」

 

突然仁に襟元を掴まれ、無理矢理に二人を伏せさせられる。

 

突然何すんだ!と思ったが・・・俺たちの頭上を閃光が掠めていく。

 

閃光が飛んできた方に視線を向けると・・・

 

「はぁッ!」

 

隆利「なっ!」

 

仁「チッ!」

 

空中をバーニアで浮遊している『ジム』、『スモー』、『ジン』・・・

 

いやいや、まてまてバトルシステムがないのになんで!?

 

一体、何がどうなってやがる!!

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




コラボ8話いかがだったでしょうか?

怪しい感じに物語が動こうとしております。


9話をお楽しみに!


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運命の邂逅 その9

こんにちわ!

コラボ9話でございます!

遅くなりまして申し訳ありません(汗)

あの外道キャラが再登場ですw

では、どうぞ!


「意味わかんねぇえぇぇ!!」

 

仁「クッソォォォォ!」

 

なんなんだよ!マジで意味わかんねぇ!なんでシステムがないのに、ガンプラが動いてやがる!!

 

「げっ!『イナクト』に『リーオー』も来やがった!」

 

隆利「『ザク』系や『ジム』系も来たぞ。」

 

仁「ぐっ、オラァァァァ!」

 

仁が近くにあった青いゴミ箱の蓋を掴むと、それを量産機の群れへ投げ飛ばした。

量産機は射撃武装の攻撃を蓋に浴びせる。ちょっと待て・・・あんなの生身で食らったら・・・マジでやばい!!

 

あいつらがごみ箱に気を取られている間に速度を上げる。

 

「これじゃまるで、第七回世界大会の時の大型結晶体暴走の時と同じじゃねぇか・・・」

 

隆利「だが、こんな場所に結晶体があるとは思えない。」

 

だよなぁ・・・じゃあ、こいつらはなんなんだよ!つーか、何で俺らを狙ってやがる!!

 

仁「今はとやかく言っても仕方ない。全力で十千万まで走れ!」

 

まったくもってその通りだ!!逃げなきゃやられる!!

 

それからどれくらいの時間が経っただろうか・・・何とか十千万が見える距離まで来れた。だが、後ろからはあの量産機が迫ってきている。

 

仁「あともう少しだ!!」

 

本当にもうボロボロだ・・・あいつらのビームで服がところどころ焦げてるし・・・

 

接近されてビームサーベルで斬りかかられたときは焦った・・・でも、掠ったところが痛い・・・

 

でも、本当にあと少しだ・・・

 

しいたけは家の中か・・・ならあいつらに巻き込まれることはねぇな。

 

そして、勢いよく3人で十千万の中に飛び込む。

 

思いっきり音がしたな。それでみんなが慌てて降りてくる。

 

花奏「仁君⁉」

 

梨子「陽君!!」

 

恵里菜「それに、志木城隆利⁉」

 

俺達の状態にみんなが絶句してた。

 

そりゃそうだ・・・買い出しに行ったはずなのに、なんでこんなにボロボロになってたら驚くわな。

 

梨子「陽君・・・一体どうしたの!!」

 

「あ、ありのまま、今起こったことを話すぜ。買い出しに行ったら、ガンプラに襲われたんだ。何を言ってるのかわからねぇと思うが、俺も何が起こったのかわからなかった。頭がどうにかなりそうだった・・・ポルターガイストとか幻覚だとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。まるで恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・」

 

梨子「・・・え、ポル〇レフ?」

 

あ、このネタわかるのね。って言ってる場合じゃねぇな。

 

そして、その時だった。

 

???「ハハハハハハハハハッ!ハハッハハッ!!」

 

外から高笑いが聞こえてきた。

 

梨子に支えられながら、何とか外に出ると・・・

 

「お、お前は・・・!?」

 

千歌「嘘・・・何で・・・」

 

梨子「兵藤玲音・・・ッ!」

 

そう・・・ここにいるはずがない兵藤がいたのだった。

 

しかも、空に浮かんでやがる。何もない空中に・・・こいつにこんな能力は・・・

 

なんだ・・・とてつもなく嫌な予感がする・・・

 

 

 

 

 

 




コラボ9話いかがだったでしょうか?

この先どうなるのか楽しみです!

では、また次回お楽しみに!


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運命の邂逅 その10

こんばんわ!


コラボ10話です!


今回はラスト部分がこちらのオリジナル部分となっております!


では、どうぞ!


何でだ・・・何で・・・

 

兵藤「ハハハハハハハハハッ!ハハッハハッ!!」

 

何でこいつがここにいる!!

 

それだけじゃねぇ・・・何で宙に浮いてるんだよ!意味わかんねぇよ!

 

千歌「嘘・・・何で・・・」

 

梨子「兵藤玲音・・・ッ!」

 

隆利「兵藤玲音、なぜお前がここにいる?お前は今刑務所にいるはずだ。」

 

兵藤「はっ、んなことかよ。つまんねぇな、簡単なことだ。そこにいる新堂を潰すために出てきた。」

 

あぁ、目的はわかった。だけど・・・何なんだ?あいつから何かやばい感じのオーラが・・・

 

こいつに何があった?何故脱獄できた?

 

仁「何なんだよ、アイツは。」

 

そういや、仁はこいつのこと知らなかったな。

 

恵里菜「兵藤玲音、静岡予選準決勝で陽哉と当たったファイターよ。いや、ファイターですらないわね。ただのド外道よ。」

 

仁「どういうことだ?陽哉とこいつの間に何があった?」

 

恵里菜「対戦相手の陽哉を拉致して試合に出れなくしようとしたのよ。それだけじゃないわ。梨子先輩まで拉致して。陽哉だけじゃないわ。同じ手段を使って自分の対戦相手を出れなくしたり、その家族を拉致して一方的にボコったり。しかもアイツの親が国会議員だから、その力を使ってもみ消してたのよ。ま、その父親に黙ってやってたのがバレて警察に連れていかれてたけど。」

 

仁「なるほどな。そりゃ、ド外道だな。」

 

詳しい説明どうもな。

 

兵藤「よ〜よ〜、新堂くんよぉ〜、どうだい気分はぁ?」

 

「最低だ、クズ野郎・・・!」

 

この声・・・人を見下しやがって・・・

 

仁「臭うぜ、アイツからゲロ以下の匂いがな。」

 

恵里菜「何で陽哉に続いてJO◯Oネタ使ってんのよ」

 

ギャル、俺の代わりに突っ込んでくれてありがとう。今俺はそんな気分じゃないんでね。 

 

兵藤「ハハハハハッ、そうピリピリすんなよー。今日は明日のためのちょっと挨拶だ。どうだ?俺の用意した機体の数々はぁ?」

 

仁「テメェ、あの量産機の群れはお前の仕業か!」

 

兵藤「Exactly!!その通りだ!」

 

・・・こいつの仕業か。だが、仕掛けが分からねぇ。

 

宙に浮いてたり、ガンプラをシステム無しで動かしたり・・・何なんだ?こいつにこんな力が・・・

 

まさか俺と同じ転生者・・・いや、それはないか。こんなチート能力持ってたら最初から使ってるはずだよな。

 

だとしたら・・・こいつはどこでこれらの能力を手にした?

 

兵藤「楽しんでけよ。」

 

そう言って兵藤は指を鳴らすと、奴の周りに俺たちを襲ったのと同じ機体の軍団が現れた。

 

千歌「えっ、えぇぇぇぇぇ⁉」

 

ダイヤ・ルビィ「「ピギィィィィィ⁉」」

 

曜「嘘でしょ・・・」

 

善子「ナニコレ、魔術?」

 

花丸「善子ちゃん、そんなわけないずら」

 

善子「ヨハネ!」

 

果南「これはマズイよね。」

 

鞠莉「Wow、これはトンデモないSurpriseね。」

 

くそっ!こいつはまずい・・・この数からみんなを守り切れるのか?こんな目に遭うんだったら・・・転生神からチート能力貰っとくんだったか・・・ 

 

仁「ッ!・・・陽哉、伏せろ!」

 

「ごわぁ!」

 

そんな事を考えてたら、仁に押し倒され、無理矢理に伏せさせられる。

 

その次の瞬間、俺たちの上を何かが物凄い速度で通過し、俺の先にある木がデカい音を立て、デカい切れ込みが出来た。

 

「なっ・・・」

 

何なんだよ・・・今の・・・下手すりゃ切られてたのは俺だった・・・ 

 

兵藤「チッ、中々に勘のいい奴がいるな。ったく、勘のいい奴は嫌いだ。」

 

その俺たちの姿を見て兵藤は舌打ちをしてあからさまに不機嫌になった。

 

仁「チッ、ふざけんなよ。」

 

仁が兵藤とは別の方を見ていた。その視線の先には、他とは違う機体が・・・

 

 

 

“それ”は体から銀色の輝きを放ち、その右腕からは恐ろしい雰囲気が放たれていた。

 

 

 

銀色の機体色。

 

右腕と一体になった大剣。

 

そして何より、顔がない。

 

 

俺でもわかる・・・この機体はヤバい・・・ 

 

「ッ・・・歪んだ真珠バロック・・・だと」

 

バロック?仁はあの機体を知っているのか? 

 

兵藤「明日の正午、沼津で待ってるぜ?まぁ、来なかった場合はあの機体どもで沼津が火の海になるかもなぁ?」

 

兵藤がそう言うと、突如として奴から強い光が放たれた。

 

仁「ぐっ・・・!」

 

「おはっ!」

 

光が引いていくと、兵藤の奴は姿を消していた。

 

千歌「ええっ、沼津が火の海って⁉」

 

「千歌、少し落ち着け。」

 

まぁ、沼津が火の海になるって聞けば驚くのは無理ないが。

 

千歌「でも、はー君!」

 

みんな動揺してるな。無理もない。あんな非常識な事態に出くわせばな。 

 

仁「陽哉、すぐに全員の機体を修理するぞ。隆利も手伝ってくれ」

 

「おっ、おう。」

 

隆利「分かった。」

 

そうだな。まずは機体の修理だ。

 

奴を迎え撃つには急いで機体の修理を済ませなくてはならない。

 

急いで俺の家に向かう。

 

だが、初っ端からデカい壁にぶつかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ⁉お前の機体が修理できない⁉」

 

 

隆利「どういう事だ?」

 

仁「言っての通りだ。花奏の機体を修理すると、俺の『エース』が時間的に修理できない。」

 

・・・確かにエースとモルゲンはかなりの改造機。予備パーツがあれば楽なんだが、ここは仁達の世界じゃない。つまり予備パーツがあっても仁達の世界に存在し、それを取りに行く術がない・・・ということだ。

 

「うぅぅぅぅぅん」

 

隆利「どうする?」

 

仁「まぁ、別の機体で出るしかないだろうな。」

 

それも一つの手ではあるが・・・

 

いや、ダメだ。今あるパーツの中で、エースの性能を落とさずに、その代わりになるようなパーツは・・・

 

「・・・あ!」

 

ある・・・あれが・・・あれならば・・・

 

仁「どうした?」

 

俺は予備パーツ入れにしている箱を漁る。

 

「あった!」

 

俺が取り出したのは・・・

 

隆利「それは・・・『シグムント』の腕!」

 

そう、シグムントの腕だ。インフィニティに改造した以上使わないので放置していた。

 

「腕はこれを使ってくれ。『デスティニー』がベースになってる。これなら使えるはずだ。」

 

仁「・・・すまん。」

 

「気にすんな。せっかく作ったパーツが無駄にならずに済むしな。遠慮なく使ってくれ。」

 

インフィニティはまるまる1機分作れる予備パーツがあるからすぐに終わるし、隆利のゼルクも同様。恵里菜も予備パーツ持って来てるからすぐ済むって言ってたし。

 

問題はAqoursの機体だな。

 

9体か・・・

 

梨子「陽君・・・実はねアレが出来たの!」

 

俺がどれから取り掛かろうと考えていると梨子が話しかけてくる。

 

「アレ?」

 

アレってなんだ?

 

梨子「これよ!」

 

梨子がカバンから取り出したのは・・・

 

仁「これってメイジンのアメイジングストフリじゃねぇか!」

 

曜「すごい・・・レプリカキットも出てないのに完璧に再現してる!」

 

そう梨子が取り出したのはアメイジングストライクフリーダムガンダムというただでさえ長い名前を更に長くしたメイジンのガンプラである。

 

ダイヤ「この出来栄え・・・なるほど、作ったのは陽哉ですわね。」

 

「ご名答。」

 

梨子に頼まれて、ストフリをベースに過去のアーカイブ映像を見まくって、頑張って完全再現したのさ。で、塗装は梨子の仕事。

 

梨子「名付けてストライクフリーダムリリーよ。」

 

・・・アニメではリリー呼びを禁止していたはずだが。ま、いっか。

 

とりあえず、修理する機体が1機減ったからいいや。

 

「よし、じゃ手分けして修理していくぞ。」

 

恵里菜「ちょっと待って。曜先輩、あれ出来たんで持ってきました。」

 

恵里菜がカバンから箱を取り出し、曜に手渡す。

 

曜「おお!出来たんだね!ありがとう恵里菜ちゃん!」

 

曜が箱を確認しながら恵里菜に礼を言う。その箱の中身とは・・・

 

曜「ブルーフレームDのパーツだよ。」

 

ブルーフレームのバリエーションの中でも最強の形態と言っても過言ではないブルーフレームDか。

 

曜「はー君が大会で忙しそうだったから、恵里菜ちゃんに頼んでおいたんだ。」

 

恵里菜「私も暇だったし、面白そうだったから。」

 

あー、そういうことか。恵里菜に負担かけちまって・・・まぁ、本人が楽しそうって言うならいいか。

 

曜「これだったらパーツ交換だけで済むから明日には間に合うよ!」

 

なるほど・・・ヨーソロードラゴンは破損が激しいし、予備パーツも本体部分しかなかったからどうしようかなって困ってたんだが。それなら早く済むな。それに恵里菜のお手製ならば問題はないだろう。だけど・・・問題が一つ。

 

「なぁ、曜。ドラグーンなんだけど・・・まさか、全部マニュアル操作できるとか言わないよね?」

 

これで曜が出来てたらびっくりだ。もし俺のマネージャー入りをかけたバトルで梨子と曜がドラグーンを装備していたら・・・試合はもっと早く終わってた。うん、全部オートだよね?

 

曜「マニュアル操作できるよw」

 

うそーんwww

 

隆利「これだけのドラグーンをマニュアル操作できるとは・・・俺でもシャウラの6基が限度だというのに。手ごわいのは3年生だけかと思ったら2年生もか。どうなってるんだ?」

 

「俺が聞きたいよ!!」

 

待て待て待て・・・千歌はアシムレイト、曜と梨子は俺や隆利以上の数のドラグーンのマニュアル操作可能、3年生は阿頼耶識を完全制御・・・1年生は・・・かろうじて善子の実力が高いくらい。花とルビィは始めたばかりだけど・・・

 

俺がチート能力拒否したから、その分Aqoursに行ってるんじゃないかね?と疑いたくなるわ。

 

ま、とりあえずこの考えは心のどこかに放置しておこう。考えるだけ無駄だ。今は明日の事を考えよう。

 

「それから・・・オオトリの修復には時間がかかる。」

 

千歌「じゃあ、明日には間に合わないの!?」

 

「そうなるな。」

 

千歌「そんな・・・私は戦えないの?」

 

「何言ってんだ。千歌は大事な戦力なんだ。ちゃんと代わりを用意してるよ。」

 

と俺はある物を取り出す。

 

果南「これってビルドブースター!」

 

そうレイジさんとセイさんが第7回大会の予選で使用していたビルドストライクガンダム フルパッケージで装備していたビルドブースター。

 

「千歌のバトルログを解析したらな。俺と同じで高機動戦闘が得意ってことがわかってな。オオトリよりも機動性に優れたこいつの方がいいと思って。とりあえずレプリカキットを改造しておいたんだ。梨子に頼んで、ばっちりみかん色に塗ってあるから。」

 

千歌「はー君、梨子ちゃん、ありがとう!」

 

「おう。あと・・・アカツキにも手を加えるぞ。プランもパーツもとっくにできてる。」

 

曜「どうするの?」

 

「ほい。」

 

プランが書かれた紙を曜に手渡す。

 

曜「腹部にビーム砲か。これはわかる・・・わかるけど・・・両方の腰部サイドアーマーに対艦刀二本って。」

 

善子「千歌先輩まで二刀流にさせる気?」

 

「従兄妹だからな。」

 

花丸「従兄妹関係あるずらか?」

 

ルビィ「さぁ・・・」

 

千歌「大丈夫だよ。やれる。はー君、ありがとう!」

 

「どういたしまして。さて、時間が惜しい。作業を始めるぞ。」

 

兵藤・・・てめぇに何が起きて、あんな力を手にしたのかはわからん。だけど、てめぇの好きにはさせねぇ。

 

沼津を火の海なんかにさせてたまるか。覚悟しとけよ。




コラボ10話いかがだったでしょうか?

2年生の新機体を登場させました。多分今後レギュラーで出てくるのはストフリリリーとビルドアカツキだけで、ヨーソロードラゴンのDはたまにしか出てこないと思われます。

後ほど3機の設定をAqoursのガンプラ設定の方に追加させていただきます。


さぁ、いよいよ次回兵藤との全面戦争でございます!


青い外套の騎士様の「ガンダムビルドファイターズ サンシャイン!!〜Zaft & Aqours〜」も本編に移り、面白くなってまいりました!仁と晶の間に何があったか?私気になります!というわけで青い外套の騎士様の「ガンダムビルドファイターズ サンシャイン!!〜Zaft & Aqours〜」の方もよろしくお願いいたします!


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短編 陽君の誕生日

こんばんわ、陽です。

くそ・・・10日中に投稿するつもりが・・・間に合わなかった・・・

というわけで陽君生誕祝いの特別ストーリーです。

本編に先駆けてあの人たちが出てきますよ。


今日は3月10日・・・

 

そう我輩が再び生を受けた日。

 

10歳のころまでは普通にこの日を楽しみにしていた。

 

そうあれは11歳の誕生日の日だったか・・・

 

俺にとって忘れもしない誕生日だった。いい意味でも・・・悪い意味でも・・・

 

今から5年前に遡る・・・

 

そうμ'sの秋葉イベントが始まる数日前だった。

 

海未「陽、10日はあなたの誕生日でしたね。」

 

園田道場で稽古が終わった直後だった。海未姉さんが俺の誕生日について聞いてきた。

 

「そうだよ。」

 

海未「あなたも11歳ですか。早いものですね。」

 

まぁ、転生前と足せば46だがな(笑)

 

海未「4月からは小学6年生です。小学校最後の年・・・悔いのないように過ごすこと。とりあえず、10日はお祝いしなければなりませんね。」

 

お祝いかぁ・・・毎年海未姉さんと穂乃果姉さんとことり姉さんが祝ってくれたんだよなぁ。今年もまた祝ってくれるのかぁ。

 

とりあえず、その日はそれで家に帰った。

 

 

そして、誕生日当日・・・

 

梨子「はる君!お誕生日おめでとう!」

 

学校の帰り道、梨子がお祝いの言葉をくれた。このころの梨子はまだツインテールだ。おい、ろりりこって言うなよ。

 

「ありがとう。」

 

梨子「おばさまから聞いたけど、お誕生日パーティーやるんでしょ。毎年ピアノのお稽古が入って行けなかったけど、今年は何もないからママが行ってきなさいって。」

 

え・・・来るの?ちょ、待って・・・海未姉さんたちとエンカウントしますがね。

 

この頃から梨子は、俺がキレイなおねーさまとお話しするだけで嫉妬ファイヤー!な感じになるので・・・出来ればこのお祝いの言葉だけで終わってほしかったのだが・・・

 

梨子「じゃ、用意して行くから!」

 

と家に入っていった。

 

「マジかよ・・・」

 

しょうがない・・・もう回避不可能だ。もうなるようになれって感じ。

 

そして家に入ると・・・

 

凛「はー君が帰ってきたにゃ!」

 

凛ねーさんがいましたよ。

 

にこ「やっと帰ってきたわね。」

 

エプロン姿のにこ姉さん。

 

絵里「おかえりなさい。ことりが待ってるわよ。」

 

同じくエプロン姿の絵里姉さん。

 

てか・・・μ's全員いるじゃん・・・

 

ことり「はー君。こっちにおいで。」

 

ことり姉さんが手招きしている。嫌な・・・嫌な予感がする。

 

真姫「ほら突っ立ってないで早く来なさい。」

 

真姫姉さんに手を引っ張られて俺の部屋に連行される。

 

ことり「はー君にはこれを来てもらいます!」

 

とことり姉さんが指差した先には・・・スクフェスの穂乃果姉さんのURの衣装を俺に合わせたドレスが・・・

 

「え゛・・・」

 

これを着ろと?ちょ・・・嘘でしょ?

 

・・・これは・・・戦略的撤退だ!!とダッシュで部屋から逃げようとしたが・・・

 

希「もう、陽っちは大胆やねぇ。」

 

ドアの前に立っていた希姉さんにぶつかった。しかも、ちょうど顔がπと牌の間に挟まるように・・・

 

これは・・・最高のプレゼントだ(笑)

 

ってやってる場合じゃねぇ!!

 

・・・くそ、退路は断たれた。

 

ことり「はー君・・・」

 

はっ!こ、これは・・・間違いなくアレが来る!!やばい!!右舷、弾幕薄いよ!何やってんの!!

 

ことり「おねがぁい!!」

 

その瞬間、俺の脳内のシナプスが動いてなんかカチッって言った。

 

「イエス、ユアハイネス!!」

 

俺、思うんだ。ことり姉さんってギアスユーザーなんじゃねぇかって。絶対順守の力持ってるよね?

 

もう、そこからの俺はなすがままの〇カちゃん人形状態だったよ。

 

ことり「かわいい!」

 

鏡を見た俺。え・・・これがわたし?嘘、可愛いwやばい、何かに目覚めそうw

 

真姫「本当。どっかのお姫様みたいね。」

 

希「まぁ、陽っちは女の子っぽい顔立ちしとるからね。よぉ似合ってるよ。」

 

・・・俺・・・いや・・・わたし可愛いの?決めた・・・大人になったらタイに行く!!

 

ってバカか!!行くかよ!!とりあえず・・・今日はこれで過ごすしかねぇ・・・梨子が来たら、引くよね・・・

 

そして下に降りて行ったら・・・

 

茜「まぁまぁ、陽君すごくかわいいわぁ!さすがことりちゃんね!」

 

穂乃果「おお、可愛いよ!」

 

花陽「うん、ことりちゃんと頑張って作ったかいがあったよ。」

 

花陽姉さん、あんたも共犯者かい。信じてたのに・・・

 

海未「すみません、陽。私は止めたんですが・・・」

 

いいよ、仕方ないよ。さすがの海未姉さんではことり姉さんを止められないことくらい理解してるから。

 

ピンポーン

 

・・・誰だ。もしかして・・・梨子?

 

リカルド「おう、リカルドお兄さんが遊びに来てやったぞ!」

 

イタリアの軟派伊達男リカルド・フェリーニのご登場だ。

 

「こんにちわ!リカルドお・じ・さ・ん!」

 

俺からしてみればあんたはおじさんなんだよ!!

 

リカルド「もしかして陽か!!こいつはたまげた。よし、あと10年したら口説いてやるぞ!」

 

お断りだ、この野郎!!

 

信哉「ただいま。おお、これはこれは可愛いプリンセスだ。ことりちゃん、グッジョブ!」

 

くそ、父ちゃんも母ちゃんも知ってやがったな・・・

 

なんでリカルドさんもいるんだよ・・・と聞いてみたら、父ちゃんとバトルしに来日してたらしい。そのままイタリアに帰れよ・・・

 

ピンポーン

 

今度こそ梨子か・・・

 

タツヤ「お邪魔します。」

 

トオル「ちっーす!」

 

三代目メイジン・カワグチことユウキ・タツヤさんと俺にビルダー・ファイター双方の技術を教えてくれた師匠と思っているサツキ・トオルさんが来てくれた。

 

タツヤ「もしかして・・・陽哉か?」

 

トオル「こりゃまた・・・可愛くなったじゃねぇか!」

 

と思っている俺の頭をワシワシする。

 

何この公開処刑・・・

 

ピンポーン

 

・・・今度こそ梨子かな。

 

梨子「こんにちわ!」

 

梨子の前に立つ我輩。刑を言い渡される犯罪者ってこんな感じなのかな・・・

 

梨子「え・・・はる君?」

 

終わった・・・俺終了のお知らせでーすw

 

梨子「可愛い!!」

 

と俺に抱き着いてくる梨子さん。

 

「え?」

 

ドン引かないの?

 

梨子「わたし、前から思ってたの!はる君!、女の子の格好似合うだろうなって。」

 

そんなこと思ってたわけ!?まぁ、いいや。

 

とりあえずリビングに案内する。

 

海未「その子が陽の幼馴染ですか。」

 

真姫「あなたはこの間の発表会に出てた子ね。」

 

μ'sが全員集合です。

 

梨子「はる君、このお姉さんたちは誰?」

 

と俺の両肩を掴み、力を入れてくる梨子さん。

 

ギャー!肩が!

 

「俺の知り合いのお姉さんたちだよ!」

 

梨子「ふぅん・・・そうなんだ・・・」

 

さっきよりも力入ってますけど!俺の肩粉砕されそうなんですけど!!

 

ことり「梨子ちゃんだっけ?可愛い!!」

 

と梨子に抱き着くことり姉さん。

 

梨子「え、えぇ!!」

 

ビックリする梨子。おかげで拘束が解けたぜ。グッジョブ、ことり姉さん。

 

穂乃果「さぁ、そろそろパーティー始めよっか!」

 

終わらないパーティー、始まるよ!ってかw

 

μ'sに祝ってもらえるなんて、ラブライバーにとっては夢のようなパーティーじゃねぇか!こんな格好してなかったらまだよかったぜ。

 

テーブルには母ちゃんとにこ姉さん、海未姉さん、絵里姉さん、花陽姉さんが作ってくれた御馳走が。穂乃果姉さんと凛姉さん、希姉さんが飾り付けを。そして、ことり姉さんと真姫姉さんは俺を着せ替え人形に・・・

 

キーボードで真姫姉さんが伴奏してくれて、みんながハッピーバースデーの歌を歌ってくれた。

 

そして蝋燭の火を消し・・・クラッカーやら拍手の音がリビングに鳴り響く。

 

「みんな、ありがとう。でも、いいの?μ'sは秋葉のライブがあるんじゃ。」

 

その準備で忙しかったはずなんだが・・・

 

穂乃果「大丈夫だよ。みんなが協力してくれたから、余裕ができたの。」

 

なるほど・・・

 

信哉「それじゃ・・・父ちゃんと母ちゃんから誕生日プレゼントだ。毎年いらないって言うから父ちゃんも母ちゃんもみんな用意してなかったけど。ま、せっかく用意したんだ。受け取ってくれ。」

 

そう、毎年プレゼントは断ってたんだ。みんなに金使わせたくないっつうか・・・欲しいものがないっていうか。

 

父ちゃんと母ちゃんがくれたのは・・・

 

「3〇S・・」

 

ニン〇ンドーのアレでしょ。メガネがいらないってやつでしょ。

 

茜「ソフトはGジェネよ!」

 

あ、すっかり忘れてた。転生前でやったから興味なかったんだよね。全部100%にしたから。

 

うーん・・・また俺にストフリとデスティニーとクアンタとダフルオーライザーをレベルMAXにしろってか。いいだろう。

 

信哉「今年はポケ〇ンが出るからな。それも買ってやるぞ。ポケ〇ン・・・懐かしいなぁ・・・」

 

と昔の思い出を語り始める。サ〇ダーを捕まえるのに何回電源切っただの、裏技でミ〇ウを出しただの・・・ええ、転生前の我輩もやりましたよ!

 

梨子「わたしもね出たら買ってもらうんだ!一緒にがんばろう!」

 

うん、がんばろ。梨子と一緒だったらがんばれる。

 

穂乃果「じゃあ、私たちμ'sからはこれだよ!」

 

と穂乃果姉さんが出してくれたのは・・・

 

「これ何?」

 

ことり「オルゴールだよ。」

 

なんでも3Dクリスタルオルゴールとな。クリスタルの部分にはμ'sのメンバーが描かれていた。しかも、これってユメノトビラの衣装じゃ・・・

 

海未「鳴らしてみてください。」

 

海未姉さんに促されて鳴らしてみると・・・ユメノトビラが流れ始めた。

 

絵里「あなたが一番好きな曲だって言ってくれたでしょ。」

 

そう、このユメノトビラが一番好きな曲なんだ。

 

花陽「みんなでお金を出し合って作ってもらったんだよ。」

 

凛「秋葉のイベントの準備でお金が余りなかったの。これくらいしか用意できなかったけど。」

 

そんな・・・めちゃくちゃうれしいよ!

 

真姫「喜んでもらえたようね。」

 

にこ「まったく、聞いたわよ。毎年プレゼント断ってるんですってぇ。こんな時まで我慢しなくてもいいでしょ。」

 

希「そうやねぇ。たまにはええんちゃう?」

 

うん・・・そうだね。そうかもね。

 

「ありがとう。すごくうれしいよ。秋葉の準備で大変なのに・・・本当にありがとう!」

 

そして・・・

 

リカルド「じゃ、お兄さんからはこれだ。」

 

「ありがとう、リカルドお・じ・さ・ん!」

 

あくまでおじさんって呼ぶ我輩。

 

ってこれはPGダブルオーライザー・・・わぁ・・・対象年齢完全無視やん・・・わざわざプレゼント用に包装まで・・・イオリ模型店の包装紙だわ、これ。

 

信哉「よし、後で父ちゃんと一緒に作るか。」

 

そうだな。大人と一緒に作れば問題ないさ。

 

タツヤ「私からはこれだ。」

 

電子辞書!欲しかったやつ!

 

タツヤ「そろそろ電子辞書を持ってもいいだろうと思ってね。」

 

「ありがとうタツヤさん!!」

 

そして・・・

 

トオル「俺からはこれだ。」

 

ニッパー・・・しかもこれって・・・ゴッドハンドのアルティメットニッパー!!

 

トオル「お前さんもそろそろいい工具を持ってた方がいいと思ってな。」

 

トオルさん・・・あまりお金持ってないのに・・・本当にありがとう!

 

「大切に使うよ!!」

 

そして、楽しい時間は過ぎて行った・・・

 

 

そして現在・・・

 

梨子「ってことがあったわね。」

 

「そうだねぇ。」

 

本当にいい意味でも悪い意味でも思い出に残ったよ。

 

貰ったプレゼントは今でも大切にとってある。オルゴールは机に飾ってるし。ニッパーや電子辞書も未だ現役。3〇Sもたまにはやっている。ポケ〇ンも買って梨子と一緒に頑張った。

 

梨子「あの時の陽君、可愛かったわよ。写真、今でも部屋に飾ってるもの。」

 

え・・・それは・・・ちょっと・・・

 

「Aqoursの他のメンバーには見せないでね。」

 

梨子「もちろんよ。」

 

そこで気になったことを聞いてみた。

 

「あの時点でμ'sの事知ったのに・・・なんで千歌にμ'sの事聞かれた時に知らないフリしたの。」

 

梨子「知ってるって言ったら、めんどくさいことになりそうだったから・・・」

 

あー、なるほど・・・

 

というわけで、これが俺が一番思い出に残ってる誕生日だ。

 

さて、来年の誕生日は・・・どんな誕生日になるのやら。

 

 

・・・女装は絶対にやらんぞ!

 

 

 

終わり

 

 




以上特別ストーリーでした。

今回は過去の話にしてみました。いろいろ悩んだんですけどね。

では、本編をお楽しみに!


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設定 オリジナル設定

静岡予選までに登場したオリジナルキャラと機体の設定をまとめて新しく投稿いたしました。

とりあえず全国大会編はまた別で投稿する予定なので。

ウイング様、ほっか様、フユニャン様、お気に入り登録ありがとうございます!


新堂 陽哉(しんどう はるや)

 

年齢…16歳

血液型…A型

性別…男

身長…165cm

誕生日…3月10日

星座…うお座

好きな食べ物…かつ丼、天丼、カレー(残念ながら釜飯ではない)

嫌いな食べ物…ポテトサラダに入ったリンゴ、酢豚に入ったパイナップル

趣味…ツーリング、ギター

 

本作の主人公ちゃん。見た目は橙色の髪のシン・アスカ。これは転生前の主人公が種デス好きだったことが反映されていると思われる。

転生特典やチート能力を持たず、自ら努力して製作技術や操縦技術はもちろん身体能力も磨いた。また昔から大人とばかりバトルしていたおかげで、負け続け、機体もそのたびにボロボロになり、修復を繰り返した。その事も操縦技術とビルダー能力の向上に繋がっている。

そのおかげか、キジマ・ウィルフリッドやルーカス・ネメシスに勝るとも劣らないと評価されている。本人は気づいていないがアシムレイト持ちである。

ただし、転生前から女子という生き物が苦手。転生後はいくらかマシになってきてはいるが。また女子高という未知の領域に対する恐怖と不必要に干渉するとストーリーが壊れてしまうのではないかという懸念とから、ラブライブサンシャインの世界がミックスされていると気づいたときは、どうにか浦の星転校からのAqoursマネージャーコースを回避しようと試行錯誤するが、運命はそれすらも許さなかった。

アニメ1期と2期の記憶を保有。ただし、劇場版を見る前に死亡しているため、劇場版に関する記憶はない。ただ、転生してから16年過ぎているので、その記憶も少しずつであるが薄れ始めてきている。

そしてHGCEデスティニーガンダム発売前に死亡した経緯から、愛機は転生後の世界では発売されていたHGCEデスティニーガンダムをベースにしたデスティニーガンダムシグムント。予

静岡予選決勝で志木城隆利との死闘の末に勝利、本選への切符を手にする。

その後隆利と恵里菜の協力で大破したシグムントを強化しデスティニーガンダムインフィニティへとパワーアップさせる。

 

園田道場の門下生でもあり、園田 海未からは弟のようにかわいがられていたので、その絡みでμ'sとも面識がある。

千歌の従姉妹であり、その絡みで曜とも幼いころから遊んでいた。千歌繋がりで果南とも仲良くなり、そこからダイヤとも仲良くなる。鞠莉とは親同士が付き合いがあったため、そこで仲良くなる。ダイヤと遊んでいるうちにルビィとも仲良くなり男性恐怖症のルビィが父親以外に唯一兄のように慕っている相手である。陽哉の祖父と花丸の祖父が友人だったため、そこで花丸とも仲良くなる。善子に関しては・・・善子に関しては・・・何もないです・・・残念・・・

普通二輪免許を取得している。愛車はホンダのCBR250RRのパールグレアホワイト。転生前も同車両が愛車であったため、運転は慣れているので2人乗りも余裕。

前世は35歳の冴えないDTである。ブラック企業で社畜化し、大学卒業からずっと勤めていた。辞めれば次の職が見つからないかもという不安や、辞めると言えない雰囲気があったので今までズルズルと社畜として生きていた。そんな彼の癒しがラブライブシリーズであった。推しはことりと曜。

転生神によるとぶっちゃけ事故で死ななくてもその数か月後にぽっくりと過労死する予定であったとか。

 

 

 

 

 

各メンバーからの呼ばれ方

 

千歌、曜→はー君

 

梨子→陽君

 

3年生→陽

 

花丸、ルビィ→陽兄ちゃん

 

善子→リトルデーモンハリィ(陽本人は拒否している)または先輩

 

 

 

各メンバーの呼び方

 

千歌、曜、梨子、ルビィは下の名前で。

 

鞠莉→鞠莉姉

 

果南→かな姉

 

ダイヤ→ダイヤ姉さん

 

花丸→花(みんなが丸って呼ぶからせめて陽だけは違う呼び方がしたかったから)

 

善子→おい、善子

 

 

 

 

ビルドファイターズのキャラとの関係

 

聖鳳学園

カミキ・セカイ・・・海未の父親とセカイの師匠が知り合いだったため、その繋がりで一緒に修業したことがある仲。

 

ラルさん・・・知り合い。

 

コウサカ・ユウマ、ホシノ・フミナ・・・面識なし。

 

ミヤガ・ダイキ・・・犬猿の仲。生理的に受け付けない。

 

 

 

都立成練高専科学部チーム「SRSC」

都内の模型屋で一度1vs3のバトルをしている。結果は陽哉がギリギリで勝利した。

 

宮里学院高校チーム「Gマスター」

スドウ・シュンスケ・・・数少ない陽哉の友人。内浦に引っ越しさせられた陽哉を気にかけている。

 

キジマ・ウィルフリッド・・・海外と国内の大会で2度陽哉に敗北している。それ以来陽哉をライバル視している。

 

アドウ・サガ・・・面識はないが、キジマを2度も倒した陽哉と戦ってみたいと思っている。

 

ルーカス・ネメシス・・・こちらも海外の大会で一度陽哉に敗れているが、キジマの時と違いその大会では時間的に余裕があったため、親交を深め友人と言って差し支えないと思う。

 

三代目メイジン・カワグチ・・・父親の絡みで知り合いになった。いつか倒してやろうと思っている。多分無理だと思うけど。

 

サツキ・トオル・・・陽哉にいろいろと教えた師匠的存在。

 

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ZGMF-X42S/∞

デスティニーガンダムインフィニティ

全高:18.08m

重量:86.98t

(ビルダーの独自設定)

 

 

 

武装

MMI-GAU26 17.5mmCIWS×2

MMI-562 レーヴァテインⅡ×2

MA-V08 複合兵装防盾システム〈リジル〉

(MA-M950 アスラ ビームソード、MX2351 ソリドゥス・フルゴールビームシールド発生装置)

MA-BAR74/S 高エネルギーロングビームライフル

MMI-X340 パルマフィオキーナ 掌部ビーム砲×2

インフィニティブレイク

 

 

デスティニーガンダムシグムントの強化型として、シグムントを改造したガンプラ。短期間で完成しているが、とある2人のガンプラファイターの協力を得ているため完成度は非常に高い。

シグムントでオミットした砲撃能力とパルマフィオキーナを復活させている。

「復活のルルーシュ」に搭乗するランスロットsiNの要素を取り入れており、両肩はsiNの追加装甲兼大型バッテリー「コクーン」(左肩のあの青い装甲)をアレンジしたものを両肩アーマーに採用。両腕の複合兵装防盾システム〈リジル〉もsiNの両腕のユニットをアレンジして装備させている。また額、胸部、肩アーマー、膝のアーマー、ウイングバインダーなどにグリーンの粒子放出用クリアパーツを使用。これによりバーニングバーストシステムと似たようなシステムであるシャイニングバーストシステムを発動させることができ、その場合ヴォワチュール・リュミエールを発動させたときの光の翼の色は赤から緑へと変化する。またシャイニングバーストシステムを発動させるためには陽哉がアシムレイトを発動し人機一体の状態になる必要がある。

機体カラーはコバルトブルーから原型機同様のブルーに変更したトリコロールカラー。機体名のインフィニティは無限の可能性を秘めた機体として協力してくれたファイターによって命名された。

 

 

 

 

 

MMI-GAU26 17.5mmCIWS

両側頭部に内蔵された近接防御機関砲。

 

MMI-562 レーヴァテインⅡ

本機の主武装。シグムントのレーヴァテインの流れを汲む装備だと思われがちだが、実際は静岡予選で予備機として投入されたゼルクガンダムのGNバスターソードの予備を流用している。なので形状はゼルクのGNバスターソードに似ているが、デスティニー用に改造。ソードモードとキャノンモードの2つのモードがある。刀身下部にスリットを入れ、ソードモード時にはそこからビームの刃が出るようにし、刀身上部にはキャノンモード用のグリップを格納している。キャノンモード時は刀身が分割し、そこから砲口が出現。ヴェズバーのように腰だめに構えて撃つ。威力は原型機のビーム砲に匹敵する。シャイニングバーストシステム発動時はツインサテライトキャノン並みのごんぶとビームが撃てるが、粒子消費量が半端ないのでシステムが強制終了するだけでなく、しばらく動かすことすらできなくなるというデメリットがある。ちなみに刀身に粒子変容塗装は施されていない。

 

MA-V07 複合兵装防盾システム〈リジル〉

両腕部に装備している攻防一体型の兵装。スヴェルより少し形状にアレンジを加えている。ユニットの中央部分にソリドゥス・フルゴールビームシールド発生装置を配置しているのは変わらないが、先端のプリスティスは操作がめんどくさいという理由から廃止。威力が高いアスラビームソードを装備。スヴェルⅡにする予定であったが、受験生に配慮して名称を北欧神話に出てくる剣の名前に変更した。ちなみにアスラビームソードのアスラはインド神話の神の名前である。スヴェルⅡにする予定だったがスヴェルが滑ると連想されるから受験生にとって縁起でもないというネットのツッコミでリジルに変更になった。

 

MA-BAR73/S 高エネルギーロングビームライフル

シグムントでサブウェポン扱いされたビームライフルをメインウェポンへと復活させた。伸縮機能を持たせ、腰部にマウントさせる際は銃身を短くできる。威力は高いが連射ができない。

 

MMI-X340 パルマフィオキーナ 掌部ビーム砲

インフィニティに改造した際に復活させた。原型機と昨日は同じ。

 

インフィニティブレイク

インフィニティで初めて追加された必殺技。シャイニングバーストシステム発動時に使用可能となる。高濃度に圧縮させたプラフスキー粒子を纏わせた拳で敵を粉砕する技。主にパンチとして使用するが、アスラビームソードの刀身をライザーソード並みにでかくしたりする使用法もある。

 

 

 

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ZGMF-X42S/S

デスティニーガンダムシグムント

全高:18.08m

重量:78.48t

(ビルダーの独自設定)

 

武装

MMI-GAU26 17.5mmCIWS×2

MMI-560 レーヴァテイン ビームソード×2

MA-V07 複合兵装防盾システム〈スヴェル〉

(XM1 プリスティス ビームリーマー、MX2351 ソリドゥス・フルゴールビームシールド発生装置)

MA-BAR73/S 高エネルギービームライフル

 

HGCEデスティニーガンダムの改造機。シグムントは北欧神話に出てくる英雄である。武装名も北欧神話から付けられている。

陽哉が転生前から好きな機体がデスティニーガンダム。それ故にHGCE化が決定した時にはテンションがMAXになったが、結局発売前に死亡してしまった。

だが、転生後のこの世界では普通に発売していたためこのキットをベースにすることは決めていた。

コンセプトはデスティニーガンダムにコードギアスのラントロット アルビオンの要素を取り入れるである。二刀流とスヴェルにその要素が見て取れる。

改造は最低限だが、細部まで徹底的に作りこんでいるため高い性能を誇る。ビーム砲を撤去しビームソード二刀流が主武装の近接戦闘に特化した機体になっているが、陽哉が近接戦闘好きなので問題はない。

肩アーマーのビームブーメランを取り外しているため、その代わりに姿勢制御用スラスターを増設。

頭部はメインのV字アンテナをストライク風に4本になるように改造。オリジナルにはなかった口のスリットも2本増やしている。ビームシールドの機能をスヴェルに移しているため、手のパーツはHGCEインパルスのパーツを流用している。

機体カラーは本体のブルーの部分をコバルトブルーに変更。腰部もホワイトの部分をコバルトブルーに。その他の部分はそのままである。

 

 

以下武装解説

 

MMI-GAU26 17.5mmCIWS×2

両側頭部に内蔵された近接防御機関砲。

 

MMI-560 レーヴァテイン ビームソード

本機の主武装。型式からグフイグナイテッドのビームソードの発展型という設定だが、形状は刀身が短くなったアロンダイト。刀身はグフイグナイテッドのそれと変わりない長さ。折り畳みや伸縮の機構はない。

アロンダイトより刀身が短いため取り回しやすくなっている。非使用時は背面のウェポンラックに装着されている。

実はグランドスラムの発展型を予定していたが、諸事情でこちらに変更になった。ちなみにグランドスラムの発展型は途中まで制作している。

 

MA-V07 複合兵装防盾システム〈スヴェル〉

両腕部に装備している攻防一体型の兵装。プロヴィデンスガンダムの発展型という設定。形状的には復活のルルーシュに出てきたランスロットsiNの腕部装備に酷似させている。

ユニットの中央部分にソリドゥス・フルゴールビームシールド発生装置を配置。先端にドレッドノートガンダムを参考にしたプリスティス ビームリーマーを装備。ブリスティスは手の甲を覆うほどの長さで、ワイヤーで繋がれている。ワイヤーから任意で切り離し無線操作が可能。プリスティスにはビームガンとしての機能だけでなく、排除したビームブーメランの代わりとしてビームナイフとしての機能も持たせている。スヴェル接続時は本体からのパワー供給が直接行われるため、ビームソード、ビームライフルへと強化される。ワイヤー接続時はロケットアンカーとしても使用可能。

 

MA-BAR73/S 高エネルギービームライフル

陽哉が万が一に備えて用意した。使用頻度は少なく、装備しないで出撃することが多い。

 

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GN-0001

ゼルクガンダム

 

全高:18.6m

重量:62.6t

(ビルダーの独自設定)

 

武装

GNソードⅡ×2

GNビームソード×2

GNバスターソードⅡ×2

GNガントレット(GNソードショート×2)

GNキャノンモード(トランザム時:GNバスターキャノン)

 

HGダブルオーガンダムの改造機。「もしもソレスタルビーイングがツインドライブの開発に失敗した場合の刹那専用機の代替案として設計された」という設定の下製作されており、ツインドライヴではなく他のガンダム同様にシングルドライブになっている。他にもソードカラミティやソードインパルスの要素をダブルオーガンダムに取り入れたらというコンセプトもある。ダブルオーガンダムのパーツを転用してコスト削減という設定なので大半がダブルオーガンダムのままであるが、ツインドライヴが無くなったので肩アーマーがダブルオーと比べて大型化したのと、背中にコーン型ドライヴを増設した。ドライヴはダブルオーのコーン型にスリースラスター型を組み合わせたタイプ。ツインドライヴのアームは改造してGNバスターソードⅡをマウントできるようにしている。

全日本ガンプラバトル選手権の予備機として陽哉が用意した。

 

 

・GNバスターソードⅡ

ゼルクのメイン兵装。GNドライヴのアームを改造したマウントアームに接続。見た目はスローネツヴァイのバスターソードを細身にした感じ。柄同士をを連結させてアンビデクストラスフォームにすることも可能。また粒子変容塗装を施しているため敵のビームを切り裂くといった芸当もできる。刀身の内部にはGNキャノンが仕込んであり、またアームのソード側の基部が回転できるように作られており、マウント時には刀身が割れてキャノンが露出しGNキャノンとして使用できる。またトランザム時には威力が倍になったGNバスターキャノンになる。

 

・GNガントレット

両腕に装備している兵装。先端にはGNソードⅡショートを参考にしたGNソードショートが仕込んであり、そのまま格闘戦に用いることもできれば、ワイヤーギミックも仕込んであるので、GNソードⅡショートの様に投擲することもできる。

 

その他にもベース機同様GNソードⅡとGNビームサーベルも装備。場合によってはGNソードⅢやGNソードⅡブラスター、GNカタールを装備して出撃する。

 

 

陽哉曰く

肩アーマーの形状のイメージはストライクフリーダムを参考に作らせてもらった。いろいろ悩んだんだけどちょうど目の前にストフリ飾ってたんで。

 

 

 

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この作品の世界観

 

正確にはビルドファイターズトライとラブライブ!サンシャイン!!の世界が融合した形になっている。

 

なのでビルドファイターズやトライのキャラクターもこの世界に存在している。学生の部はチーム戦だけでなく個人の部もあり、陽哉はその優勝を一応の目標としている。

 

 

 

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新堂 信哉

 

39歳。陽哉の父親であり、師匠でもあり最大の強敵。ビルダーとしてもファイターとしても、その実力はトップクラスでありあの2代目メイジン・カワグチとも真っ向からやりあえるほど。

 

現在はヤジマ商事の沼津支店の支店長であり、ガンプラバトルは休止中。

 

 

 

新堂 茜

 

39歳。陽哉の母親。信哉とは幼馴染である。普段はおっとりとした性格であるが怒らせると怖い。千歌の母の妹であるが、茜の方が背が高いのでよく姉だと間違われる。

 

 

 

 

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志木城 隆利

 

年齢…17歳

血液型…B型

性別…男

身長…180cm

 

ガンプラ学園に通う静岡最強と称される学生ファイター。愛機はガンダムシャウラ。個人戦の部2連覇を達成している。

寡黙な性格であると勘違いされがちだが、ものすごいコミュ障である。他人と話すときはめちゃめちゃテンパる。ちなみに幼馴染の彼女がいるリア充。予選において陽哉の最大のライバルであり、隆利を倒さなければ本選に進むことはできない。

陽哉と同じ高校二年生であり、来年キジマやアドウが卒業するため、ソレスタル・スフィアの新メンバーに内定しているため、今年が最後の個人戦になってしまう。

 

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須川 菜穂

 

年齢…17歳

血液型…AB型

性別…女

身長…157cm

 

隆利の幼馴染兼彼女。ガンダムは好きだが、ガンプラは一切作れない。静岡市内の女子高に通っている。

隆利の試合には毎回応援に来ている。応援だけでなくコミュ障の隆利のフォローも行う。隆利が勝てばもちろんうれしいが、負けたら負けたでそれは仕方ないことだと思っている。隆利と陽哉の出会いが、隆利にとって脱コミュ障のきっかけになってくれるのではないかと期待している。

 

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GN-0001GNHW/F

ゼルクガンダムGNHW/F

 

全高:18.6m

重量:69.8t

(ビルダーの独自設定)

 

武装

GNバスターソードⅡ×2

GNガントレット(GNファング×2)

GNビームサイス

GNファング×6

GNキャノンモード(トランザム時:GNバスターキャノン)

 

 

デスティニーガンダムインフィニティへの改造に協力してくれたお礼として陽哉から隆利に手渡された。GNソードⅡやGNビームサーベルを外し、そこにGNファングを装備。またセブンソードのGNカタールの取り付けパーツを改造し、GNカタールに変わってGNファングを装備。またGNガントレットの先端もGNソードショートからGNファングに変更した。GNHWはダブルオー以外のガンダムに用意された最終決戦用の追加武装であり、もしもゼルクにGNHWが追加されていたらという隆利の俺設定で作られた。色はシャウラ同様に黒に変更。また手持ち武装としてシャウラのGNビームサイスを携行する。

 

 

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ガンダムシャウラ

 

型式:GNV-001

全高:18.8m

重量:61.5t

(ビルダーの独自設定) 

 

武装

GNショートシールド×2

GNビームライフル×2

GNビームサイス×1

GNファング×6

GNフィールド

 

 

 

機体解説

HGガンダムナドレの改造機。志木城隆利の愛機。一度ナドレのバリエーション機であるアクウオスに改造してからさらに改造を加えた形で完成させている。

鎌状のGNビームサイスをメイン武装とし、両腕のGNショートシールド内にGNビームライフルを内蔵。腰部サイドと両手足のアンテナがあった場所にGNファングを搭載している。またGNフィールドも使用可能。

機体色は黒をベースにしている。トランザムも使用可能。

機体名はトレミーの48星座の1つであるさそり座のサソリの毒針を意味するλ星のシャウラから。

 

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ガンダム・ヘイルダム

7話に出てきた、いろんなガンプラの寄せ集めの機体。頭はアトラスガンダム、腕とシールドはサイサリス、胴体はデスサイズヘル、脚はプロヴィデンス、バックパックはデュエルAS、近接武器はキマリスヴィダールのランス、射撃武器はアトミック的なバズーカ。

予選バトルロイヤルでモブ男(本名不明)が使用したガンプラ。アトミック的なバズーカで他のファイターを一掃しようとしたが陽哉に阻まれた。川島君に続く咬ませ犬2号ちゃんwゲームでは作者のメイン機体なんだけどねぇ。

 

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

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神代 恵里菜(かみしろ えりな)

 

年齢…15歳

血液型…O

性別…女

身長…155m

 

「紅の戦乙女」の異名を持つギャル女性ファイター。

熱海市内の高校に通う高校一年生。見た目はNEWガンブレに出てきたカミサカ・チナツに似ているが、胸のサイズは・・・

ファイターとしてもビルダーとしても実力は高く、2年連続で静岡予選決勝に進出。大会2連覇の志木城隆利と互角の勝負を見せるも敗退している。ちなみに父親はヤジマ商事の熱海出張所で働いている。

 

 

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RMS-124

バーザムTR-6

 

全高:不明

本体重量:不明

全備重量:不明

 

 

 

武装

ブースト・ポッド・バルカン×2

バルカン・ポッド

コンポジット・シールド・ブースター

 

恵里菜が本来作りたかったプラン。だが、肝心のウーンドウォートを買い損ね、アドヴァンスド・バーザムになってしまった。だが、デスティニーガンダムインフィニティ強化のお礼としてウーンドウォートのキットを3セット貰ったことで、本機が作られることとなった。頭だけバーザムになったウーンドウォート。もちろん、MAへの変形も可能。機体カラーはもちろん赤。

 

 

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RMS-121-A

アドヴァンスド・バーザム

 

全高:18.8m

本体重量:39.5t

全備重量:80.4t

(ビルダーの独自設定)

 

 

武装

コンポジット・シールド・ブースター×2

ビーム・ライフル

ビーム・サーベル

シールド・ブースター

強化型シールド・ブースター

サブ・アーム・ユニット

 

 

HGUCアドバンスド・ヘイズルの頭部をHGUCバーザムの頭部に変更し、さらに両腕をHGUCウーンドウォートに変更した改造機。

機体カラーは神代恵里菜が好む赤で塗装されている。

コンポジット・シールド・ブースターは差し替えなしで変形できるように改造されている。本来はアドバンスド・ヘイズルベースではなくTR-6ウーンドウォートにする予定だったが、キット自体がプレバン限定品という入手困難な商品であるため断念。それでもオークションなどを探すも恵里菜の懐事情が厳しく無理だった。何故か腕だけが出品されており、それを無事落とせたため、両腕のみをウーンドウォートに変えている。

機体名がアドバンスド・バーザムではなく、アドヴァンスド・バーザムなのはバよりヴァの方がかっこいいからとのこと。

バックパックのシールド・ブースターは相手によって強化型を装備することもある。ヘイズル用のビームライフルも携行しており、腰のリアアーマーに専用のマウントラッチを増設している。腰のサイドアーマーのEパックはライフルに付けられるように改造してある。

 

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

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兵藤 玲音(ひょうどう れおん)

 

年齢…18歳

血液型…B型

性別…男

身長…175cm

 

 

 

予選準決勝での陽哉の対戦相手。陽哉と同じく今回が初出場。

ビルダー、ファイターとしての腕も最低クラス。使用ガンプラはプロモデラーに作らせた黒く塗装したシナンジュ「ネロシナンジュ」を使用。

実は静岡県議会議員の息子であり、その立場を利用して対戦相手を監禁して強制棄権させたり、対戦相手の妹を人質に取り、無抵抗にし、一方的にいたぶったりと卑怯な手で予選準決勝まで勝ち上がる。

 

陽哉の場合は、自分の息がかかった不良グループに陽哉を拉致監禁させ、また陽哉がAqoursのマネージャーであることを知り、不良グループを内浦まで派遣し、たまたま1人だった梨子をも拉致監禁する。陽哉が格闘技をやっているため、万が一の保険として拉致した。

陽哉の目の前で不良グループに梨子を暴行させようとしたが、梨子が連れ込まれる現場を目撃した神代恵里菜の乱入で解放された陽哉によって不良グループはボコボコに。

 

このまま自分の不戦勝が決まるかと思いきや、鞠莉たちによって送り届けられて間に合った陽哉によって不戦勝はなく、そのまま試合に突入。卑怯な手を使われてブチ切れた陽哉によって一方的にボコボコにされて敗北。

 

そして、議員の父親に全てがバレ、見捨てられて不良グループ共々逮捕される。さらにガンプラバトルの全ての大会への参加資格を永久にはく奪される。

 

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MSN-06N

ネロシナンジュ

 

全高:22.6m

本体重量:25.2t

全備重量:56.9t

 

 

武装

60mmバルカン砲×2

ビーム・ライフル×1

ビーム・サーベル×2

ビーム・アックス×2

グレネード・ランチャー×1

ロケット・バズーカ×1

シールド×1

 

 

兵藤玲音が使用するガンプラ。シナンジュのカラーを黒に変更しただけ。本人ではなくプロモデラーに作らせたガンプラ。なので、機体パラメーターは最高レベル。だが、使用する本人の腕が大したことない上に、怒りを爆発させた陽哉の前に大破する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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Aqoursのガンプラ設定

ここではAqoursが使用するガンプラをご紹介。

Aqoursが使用するガンプラの設定は今後こちらに追加していきます。


(7/10)2年生の新機体追加


ZGMF-X20A/R

 

ストライクフリーダムリリー

 

全高:18.05m

重量:70.7t

(ビルダーの独自設定)

 

武装

ビームライフル(リリードラグーン×2)×1

ビームキャノン×2

腰部ビームキャノン×2

ドラグーンシールド(リリードラグーン×2)×2

リリードラグーン×4~8

アスラビームソード×2

 

 

 

HGCEストライクフリーダムガンダムの改造機。ストフリをベースに未だレプリカキット化されていないアメイジングストライクフリーダムガンダムをアーカイブ映像を見ながら完全再現。そこから少しを加えたのがストライクフリーダムリリーである。機体カラーはチェリーピンクを基調とし、青い部分を赤、フレームをメタリックピンクに変更している。デスティニーガンダムインフィニティと同様に両腕のビームシールド部分の先端にアスラビームソード発生器を内蔵。そのため腰部リアアーマーのビームサーベルはオミットされている。その代わりに腰部リアアーマーとサイドアーマーにリリードラグーンのマウント用のパーツを取り付けることで、ベース機よりも4基も多くドラグーンを装備することができる。

腰部のレールガンはビームキャノンに改造。その他の武装はベースとなったアメイジングストフリと同じ。また紅の彗星と同じ効果を発生する「ブロッサムハリケーン」が使用可能。紅の彗星は機体が赤く染まるが、こちらはピンクに染まる。

 

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ORB-01/S

ビルドアカツキガンダムサンシャイン

 

全高:18.74m

重量:69.6t

(本体のみ)

 

 

武装

MSM5D12.5mm自動近接防御火器×2

72D5式ビームライフル ヒャクライ

大型対艦刀×2

大型ビームキャノン×2

腹部ビーム砲

試製71式防盾

 

 

とある事件で投入された千歌の新機体。陽哉が千歌のバトルログを解析した結果、陽哉と同じく高機動戦闘を得意と判明したため、オオトリから機動性に特化したビルドブースターに変更。オオトリの大型対艦刀を2本に増やし、腰部サイドアーマーにマウントできるようにした。また腹部にはビーム砲を追加した。機体カラーに変更はないが、機体名をビルドアカツキガンダムサンシャインに変更した。 

 

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MBF-YOSORO-D

ガンダムアストレイ ヨーソロードラゴンW

 

全高:17.53m

重量:53.9t

 

武装

センサードラグーン×2

ステルスドラグーン×4

ソードドラグーン×2

ビームキャノンドラグーン×2

ブレイドガン×2

 

とある事件の際に投入した曜のヨーソロードラゴンのバリエーション機。ヨーソロードラゴンからパーツを交換しただけなので、いつでもヨーソロードラゴンに戻すことができる。陽哉が大会で忙しかったので、追加パーツは恵里菜と協力して作製した。ブルーフレームDのブルーをライトブルーに変更しただけ。曜がドラグーンのマニュアル操作を完全マスターしていたので、複数の敵機を余裕で相手にすることができる。ただ、マニュアル操作はかなり疲れるということで滅多に使われない。機体名のWはヴィーヴルストライカーのヴィーヴルの頭文字からきている。

 

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ORB-01/K

オオトリアカツキガンダム光輝

 

全高:18.74m

重量:69.6t(本体のみ)

 

武装

MSM5D12.5mm自動近接防御火器×2

73J2式試製双刀型ビームサーベル

72D5式ビームライフル ヒャクライ

試製71式防盾

レールガン

ビームランチャー

大型対艦刀

ミサイルランチャー

3連小型ミサイル×4

 

HG SEEDのアカツキガンダムではなく、HGCEエールストライクガンダムの改造機。陽哉がストライクをベースにアカツキ部分を自作。千歌達とのバトルの際に、千歌だけガンプラを持っていなかったため、自室に呼んで選ばせたところ、アカツキを気に入り渡すことにした。オオワシとシラヌイも自作したが、千歌に譲る際に横に飾ってあったHGCEストライクルージュのオオトリストライカーを欲しがったため、一緒に渡した。オオトリストライカーも完全自作である。千歌の腕でオオトリを扱えるか不安になった陽哉はオオワシとシラヌイも渡したが、初心者とは思えない実力を見せた千歌は難なく扱っていた。ヤタノカガミは頑張れば再現できたが、それに必要なヤジマ商事製のコーティング剤が高かったこと。しかも、被弾するごとにコーティング剤の再塗布が必要であることから、コストとメンテナンス性の低さから見送った。

千歌の輝きたいという想いから光輝という名が与えられた。

元々アカツキもオオトリストライカーも陽哉の作ってみた動画のために作ったガンプラであり、設定どおりの塗装が施されていたが、梨子によって千歌のイメージカラーであるみかん色をベースに塗装している(画像参照)

 

 

【挿絵表示】

 

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ZGMF-X19A/F

インフィニットジャスティスガンダムフォルティッシモ

 

全高:18.90m

重量:79.67t(本体のみ)

 

武装

MMI-M19L 14mm2連装近接防御機関砲×2

MMI-GAU26 17.5mmCIWS×4

MA-M1911 高エネルギービームライフル

MA-M02Gシュペールラケルタ ビームサーベル×2

MR-Q15Aグリフォン ビームブレイド×2

MX2002 ビームキャリーシールド

RQM55シャイニングエッジ ビームブーメラン

EEQ8 グラップルスティンガー

 

ファトゥム-01

MA-6Jハイパーフォルティス ビーム砲×2

MA-M02Sブレフィスラケルタ×2

MA-M02Gシュペールラケルタ

MR-Q17Xグリフォン2 ビームブレイド×2

 

梨子が陽哉と一緒に作った初めての共同作業ガンプラ。RGジャスティスをベースにインフィニットの部分を陽哉が作製し、梨子が塗装した。梨子のイメージカラーであるサクラピンクで塗装されている。

梨子の高い実力と相まって接近戦では無類の強さを発揮する。

 

 

【挿絵表示】

 

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MBF-YOSORO

ガンダムアストレイ ヨーソロードラゴン

 

全高:17.88m

重量:61.4t

(ビルダーの独自設定)

 

武装

75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン×2

ビームライフル

対ビームシールド

カレトヴルッフ×3

対装甲コンバットナイフ・アーマーシュナイダー×6

 

曜が自力で作ったガンプラ。HGブルーセカンドLをベースに頭部をレッドフレームに変更。バックパックもレッドフレームのフライトユニットを装備。陽哉からガンダムアストレイ カスタムキットを3セット貰ったため、V字アンテナを付属のアンテナと交換しカレトヴルッフ3本全て装備しレッドドラゴン状態に。そこからさらにフレーム部分を曜のイメージカラーであるライトブルーで塗装している。上半身と下半身をセカンドLにした理由は「その方がかっこいいから」である。本来はブルードラゴンになるところが、曜によってヨーソロードラゴンというちとかっこ悪い名前になってしまった。だが、そのかっこ悪い名前とは裏腹に高い戦闘能力を誇る。舐めてると痛い目に遭う。

 

 

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果南・ダイヤ・鞠莉はスクールアイドルを始める前、中学時代はガンプラバトルをやっていた。主に陽哉の影響で始めた。練習に練習を重ね高い実力を持つに至った。

使用ガンプラは鉄血のオルフェンズのガンプラでまとめている。理由として延長戦の事を考え、パーツの交換を容易にするためである。チーム名は「Aqours」であり、スクールアイドルを結成した時も引き続き使用していた。その実力は高く、敗北したものの、その当時のガンプラ学園のトップチームを撃破寸前まで追い詰めた。

だが、TOKYO SCHOOL IDOL WORLDの出来事が原因で、それ以降このチームでバトルが行われることはなく、鞠莉は留学してしまった。ガンプラ自体はそのまま本人たちが所有している。

3年生の機体ははすべて陽哉が作っているので、性能は高い。武器に金属パーツを使用しているため、本体部も関節などの補強を行っている。またバーニアなどにもメタルパーツを使用。

 

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ガンダムバルバトスルプスレクス(果南専用機)

 

超大型メイス

両腕レクスネイル

腕部200mm砲

ヒールバンカー

テイルブレード

 

 

果南が使用するのはバルバトスルプスレクス。ブルーのパーツはもちろん機体各所に果南のイメージカラーであるエメラルドグリーンで塗り替えられている。また鞠莉による資金提供により、手と足の爪、テイルブレードの先端が金属製になっている。またテイルブレードは意図的にケーブルから離すことができビットとして使用できる。果南はそれをマニュアル操作することができる。

 

【挿絵表示】

 

 

 

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ガンダムバエル(鞠莉専用機)

 

バエル・ソード×2

電磁砲×2

 

 

鞠莉が使用するのはガンダムバエル。鞠莉のイメージカラーであるバイオレットで塗装されている。バエルブレードは金属製に変更されている。鞠莉に引き渡されてからは、バエルソードにプラフスキー粒子に反応するコーティングを施しているため「マリーシャイニングブレード」というバエルソードに蓄積させたプラフスキー粒子を飛ばす必殺技が使用可能となっている。

 

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ガンダムキマリスヴィダール(ダイヤ専用機)

 

ドリルランス

ドリルニー

シールド

 

 

ダイヤが使用するのはキマリスヴィダール。ダイヤのイメージカラーであるレッドをメインカラーにしている。鞠莉による資金提供により、刀、ダインスレイヴ弾頭、ドリルニーは金属製に変えられている。サブアーム付きのシールドには黒澤家の家紋が描かれている。

 

【挿絵表示】

 

 

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ガンダムルシフェル

 

型式:不明

全高:不明

重量:不明

 

武装

ハイパー・ビーム・ジャベリン

DX専用バスターライフル

ビームサーベル×2

 

善子があらゆるガンプラを組み合わせて作ったガンプラ。

頭がインパルス、ボディがデスティニー、腕がインフィニットジャスティス、脚がガンダムデスサイズヘルEW、バックパックがウイングゼロEWであるが、インフィニットジャスティスとガンダムデスサイズヘルEWは古いキットしかなかったため、わざわざ他のパーツに合わせて新たに自作している。またシールドはガンダムサンドロックEWのものだが、こちらも自作している。武器はハイパー・ビーム・ジャベリンとDX専用バスターライフル。これをチョイスした理由は・・・なんとなくだそうだ。

 

 

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GNM-20000

マルケーガンダム

 

全高:不明

重量:不明

 

 

武装

GNバスターソード×2

GNファング×10

GNビームサーベル×2

GNランチャー×2

 

花丸が使用するHGOOアルケーガンダムの改造機。メインカラーを花丸のイメージカラーである黄色に変更し、バックパックにはヤークトアルケーのGNランチャーを2門装備。さらにGNバスターソードも2本装備。バスターソードはアルケー同様に腕にマウントしGNビームライフルとしても使用する。原型機同様GNファングは10基搭載しているが、花丸は最大で2基しかマニュアル操作かできない。

機体名はマルのアルケーガンダム、略してマルケーガンダムである。

トランザムも使用可能で、トランザム時はGNランチャーとGNバスターソードライフルモードによるごんぶとビームを放つ、マルのフルバースト、略してマルバーストが使用可能となる。ただし、一度撃つと機体内部の粒子残量が極端に減ってしまい行動不能になってしまう。完全にチーム戦向けの機体となっている。

 

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ZGMF-X56SR

インパルスルージュ

 

全高:17.76m

重量:63.54t

 

MMI-GAU25A 20mmCIWS×2

M71-AAK フォールディングレイザー対装甲ナイフ×2

MA-BAR72 高エネルギービームライフル

MMI-RG59V 機動防盾

MA-M941 ヴァジュラビームサーベル×2

 

 

ルビィが使用するHGCEフォースインパルスガンダムの改造機。ルナマリア専用機をイメージしてブルーの部分をレッドに変更。腹部のレッドのパーツをメタルピーチ、胸部と肩、腰部フロントアーマーのライトブルーの部分をメタルバイオレットで塗装している。

キットには付属していないフォールディングレイザー対装甲ナイフを自作し、さらにシールドの展開ギミック、腰部サイドアーマーへのナイフ収納ギミックを完璧に再現している。

元々は陽哉がダイヤに渡す予定で作ったが、このガンプラを見たルビィがかなり気に入ってしまい、ダイヤの許可を取った上でルビィに引き渡している。また、ルビィの戦い方次第でデスティニーRシルエットを渡すつもりである。また、デスティニーRシルエットの装備を前提としており、MGデスティニーインパルスRを参考に改造したストライカーパック装備専用のマルチパックに改造してあり、フォースシルエットもストライカーパック仕様の接続パーツに変更されている。また、千歌のアカツキ光輝との連携も視野に入れており、戦闘中に互いのパックを交換することも可能である。ただし、オオトリやデスティニーRのような自律稼働できるようなパック出ない限りは、至近距離での交換になってしまう。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 



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オリジナル設定(全国大会編)

全国大会に出てくるキャラとガンプラの設定です。


鹿角 星斗(かづの せいと)

 

年齢…17歳

血液型…A型

性別…男

身長…170cm

 

北海道代表ファイター

鹿角姉妹の従兄弟に当たる。愛機はガンダムアストレイシャドウフレームリヴァイ。

2年連続全国大会準優勝であり、今年こそはと志木城へのリベンジに燃えていたが、その志木城を破った陽哉を新たなターゲットにする。聖良の言うことは絶対順守であり、普段は鹿角姉妹の実家の店でアルバイトしている。大きいおっぱいには男のドリームが詰まっていると思っているタイプであり、Saint Snowを応援しつつも、秘かに果南と鞠莉のファンでもある。好きなキャラは叢雲劾で、彼に憧れ、常にサングラスをしている。どこで買ったのかはわからないがFRAME ASTRAYSバージョンのサングラスである。

北海道では「北の皇帝」と呼ばれている。が・・・ネットでは別の肩書で呼ばれている。

 

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MBF-P06SR

ガンダムアストレイシャドウフレームリヴァイ

 

全高:18.3m

重量:67.2t

 

 

武装

リヴァイ形態

75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2

対装甲コンバットナイフ・アーマーシュナイダー×6

タクティカルアームズⅡ

タクティカルアームズⅡL

 

サード形態

75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2

大型ソード×2

アンカーランチャー×2

専用ビームライフル×2

対装甲コンバットナイフ・アーマーシュナイダー×6

ビームサーベル×2(脚部正面)

大型ナイフ×2(脚部背面)

 

HGガンダムアストレイブルーフレームセカンドLをリヴァイ仕様に改造。幻の6体目のアストレイという独自設定を下にフレームを黒で塗装している。

リヴァイ形態とサード形態があり、戦闘前にパーツを取り換える必要がある。

リヴァイ形態はタクティカルアームズⅡの他にレッドフレーム改のタクティカルアームズⅡLも用意してあり、こちらを使用するとヴォワチュール・リュミエールの使用が可能になるが、トンファーとして使用することはできない。対戦相手によって装備を変えるという原作の叢雲劾と同様の運用方法である。

 

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湊 大河(みなと たいが)

 

年齢…18歳

血液型…AB型

性別…男

身長…178cm

 

鹿児島代表のファイター

明るく出会った奴はみんな友達さ!な性格。全国大会の常連であり、中一の時から出場し続けている。3年前に全国優勝を果たしているが、翌年2連覇を目指して挑んだが、準決勝で志木城に敗れている。その志木城を破った陽哉にとても興味を持っているらしい。好みのタイプは大和撫子であり、未熟DREAMERのライブ動画を見てダイヤに一目ぼれしてしまう。

使用ガンプラはガンダムエクシアⅢ。

 

 

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GN-001Ⅲ

ガンダムエクシアⅢ

 

全高:18.32m

重量:58.7t

 

武装

GNバルカン×2

GNブレイドⅡ×2

GNソード改

GNロングライフル

 

HGガンダムエクシアR2の改造機。エクシアリペアⅢ使用に改造しているが、GNドライヴ部分だけはそのまま・・・というか、差し替えなしでブースト状態への展開ギミックを再現。肩アーマーは後ろにリペアⅡのようなGNスラスターが追加されている。

GNブレイドⅡはGNロングブレイドの刀身をクリアパーツに置き換えたもので、プロトGNソードⅤという俺設定の下に製作されている。

色は青の部分を赤に変更している。また気分次第でHGアストレイに付いていた頭部マスクを装備する。特に性能は変わらないが。

 

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鷹山 李衣那(たかやま りいな)

 

年齢…16歳

血液型…A型

性別…女

身長…154cm

 

大阪代表のファイター

ガンプラ心形流の門下生であり、ヤサカ・マオは兄弟子、サカイ・ミナトは弟弟子にあたる。

至ってまじめな性格であり、煩悩に塗れた師匠や兄弟弟子を見ては嘆く日々。ガンプラ心形流はうちが何とかせなあかん!!と立ち上がるが・・・成果はあまり得られていない・・・でも、そのうち報われる日が来る!と諦めないポジティブ思考な女の子。

使用ガンプラはGヴァルキリー。

 

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WMS-GEX1

Gヴァルキリー

 

全高:18.6m

重量:50.8t

(ビルダーの独自設定)

 

 

武装

ビームライフル×1

ビームサーベル×2

ビームバルカン×2

 

HG Gエグゼスの改造機。AGEの外伝トレジャースターに出てきたルーガエグゼスに改造している。武装は少ないが、その機動性を生かし、まるで踊っているような動きで相手を翻弄する。

メインカラーは赤。

 

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神宮司 日向(しんぐうじ ひゅうが)

 

年齢…18歳

血液型…O型

性別…男

身長…175cm

 

東京代表のファイター

学生ファイターの中でも上位に入る実力を持っており、中三の時に全国優勝を果たしている。初出場の時から鹿児島代表の湊とは良きライバルであり良き友人でもある。家はお金持ちだが、それを鼻にかけない。困った人を見ると助けずにはいられない。幼稚園の時から陽哉とは知り合いであり、弟のように思っている。内浦に引っ越した陽哉を気にかけていたが、本大会で元気な姿を見て安堵する。

使用ガンプラはガンダムレギルス改。

 

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xvm-shc

ガンダムレギルス改

 

全高:19.1m

重量:76.0t

 

 

武装

ビームサーベル/ビームバルカン×2

頭部ビームバルカン×2

レギルスライフル×1

レギルスブレード×1

レギルスキャノン×1

ビームバスター×1

レギルスビット

 

HGガンダムレギルスの改造機。レギルスR仕様に改造してある。

レギルススピアーではなく、実体剣レギルスブレードに変更。マウントする箇所がなかったので、常に手に持っている状態である。また、レギルスRでは武装から外されていたレギルスライフルも携行している。

頭部のツインアイ展開ギミックも再現しており、FXバーストモードを搭載しており、その時にツインアイになる。

メインカラーは白。

 

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戸澤 朱莉(とざわ あかり)

 

年齢…18歳

血液型…O型

性別…女

身長…160cm

 

都立暁高校の現生徒会長。日向の彼女でもある。

陽哉にとっては先輩であり、陽哉ぼっち化を防ぐために生徒会に入れた経緯がある。

 

 

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山上 翔太(やまがみ しょうた)

 

 

年齢…13歳

血液型…B型

性別…男

身長…157cm

 

 

 

福岡県代表ファイター。陽哉同様今年初出場である。陽哉の初戦の相手。

 

実力は高く、福岡では知らぬ者はいない。自分を天才だと思っており、他人を見下す傾向にある。ジュリアン・マッケンジーのバックジェットストリームも再現することができるほど。

 

だが初戦敗退するも、上には上がいると思い知り、今までの自分を反省し改めて陽哉に再選を誓う。

 

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S91

ガンダムS91

 

 

全高:18.4m

重量:20.6t

 

 

 

武装

バルカン砲×2

ヴェスバー×4

ビームライフル×2

ブースターガントレット×2

 

 

 

ガンダムM91のレプリカキットの改造機。カラーリングはM91の赤い部分が黒に変わっただけ。

ブースターガントレットは両腕に装備しており、バルカン砲ではなくビームサーベル発生器に変更しており、ビームクローとしても使用可能。Mランスは諸事情で装備していない。

バックジェットストリームも使用可能。

だが、幼いころから幾度もジュリアンとバトルし、そのたびにバックジェットストリームを食らってきた陽哉にとって、本家に比べて遅いらしく、シャイニングバーストシステム発動状態のインフィニティの前に敗れ去る。

 

 

 

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萩島 夏樹(はぎしま なつき)

 

 

年齢…18歳

血液型…A型

性別…男

身長…178cm

 

 

 

神奈川県代表ファイター。陽哉同様今年初出場である。実は兵藤玲音に協力していたハッカーであり、ガンプラバトルの自動操縦モードを悪用したプログラムを開発していた。だが、完成直後玲音が敗北し、今までの悪事が明るみに出たことで逮捕されたことでプログラムが無駄になってしまった。玲音に手渡していれば高額の報酬を手に入れられるはずだったので、それを潰されたことで陽哉を恨んでいる。プログラムのテストのために参加していた神奈川予選で優勝し本選へと駒を進めた。彼の作成したプログラムはGPベースに仕込まれており、ガンプラバトルサーバーに不正アクセスしてこれまで蓄積されたトップファイターの動きを再現させる機能である。さらに運営側に探知されにくくしており、あたかも彼自身が動かしているように見えるが、実際は何も行っていない。全てCPUが行っている。デスティニーガンダムシグムントを模倣したデスティニーアナザーシグムントを使用。使用しているデータは静岡予選決勝の陽哉の物が使用されており、陽哉を苦戦させる。結局はアシムレイトとシャイニングバーストシステムを発動させた陽哉によって倒される。さらにニルスによってプログラムの使用が明るみにされ、運営に連行されていった。

 

 

 

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ZGMF-X42S/AS

デスティニーガンダム アナザーシグムント

 

 

 

HGCEデスティニーをベースにシグムントを模倣したガンプラ。玲音のネロシナンジュ同様プロモデラーが作ったもの。機体カラーは黒一色であり、所々まがまがしいデザインへと変更されている。武装はシグムントと同じ。

 

アシムレイト発動状態まで再現することも可能。だが、そのビルダーが陽哉より腕が悪く、機体の完成度は低い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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