絶望の果てに… (【紅魔】ラルア@黒き悪魔)
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絶望の果てに…
絶望は突然だった
私の妹であるフランの能力が暴走した…
止めるべく咲夜や美鈴、パチェたちが立ち向かったけどやられてしまった…
そして歯止めがきかなくなったフランは私にこう言ったの…
「私…を…殺して…お姉様…お願い」
言葉よりも身体が先に動いたわ…
でもすぐに自分の妹をてにかけてしまったという絶望感で我に返り
思わず泣いてしまったわ…
その後日私は博麗神社に向かった
――――――――博麗神社
「霊夢…」
「ごめんなさいなにもできなかった…」
霊夢が到着したのは全てが終わっていてレミリアが泣いているところだった…
「幻想郷を司る博麗の巫女がきいて呆れるわね…」
「うううん…霊夢のせいじゃないよああなってしまったフランはああするしかなかったの…」
そういい霊夢に抱き着くレミリア
「おねがいがあるの私を殺して…もう親友も従者も妹もいない…残されたのは…霊夢だけ…だから!せめて霊夢のてで!」
「それはできないわ私に罪のない妖怪を退治する権利はない」
否定する霊夢
「……そう…霊夢ならそう言うと思った…だからもう一つのお願いきいてくれる?」
と言うレミリア
「なに?」
ズブッ…
レミリアの腕が身体を貫通していた…
「……!?ガッフ…!?」
なにが起きたのか理解できない霊夢
「あのね…霊夢…私血を吸うのが苦手で吸った相手を吸血鬼にすることができなかったの……」
「だから考えたのそしたら思いついたの!最初から相手の血を減らせばいいってね!」
ズブッ
「アガッ…!」
「お願い霊夢永遠に私のものになって…」ガブッ…
――――――――――――――――――――――――
ぎいっ…
「あら…誰かと思えば貴方だったのね………魔理沙」
「…………」
「私を殺したい…私が憎いって顔してるわね…」
「あぁ…お前は私の大切な友人を奪ったんだからな!」
怒りを露わにする魔理沙
「ふん…なんだ貴方もも欲しかったのね……………………あげないわよ?霊夢はもう私だけの霊夢なんだから!」
「…!?お前は、ないとか…それでいいのか…それで幸せか?」
「えぇとてもね!そうやく手に入れたもう離さない」
「……分からないのか…それは…もう博麗霊夢じゃない…お前が壊したんだよ博麗霊夢を…」
「…………………」
「私はお前を殺さない…ここで幸せに堕ちてゆけこれが私の復讐だ」
そう言うと魔理沙は去っていった…
「ねぇ…霊夢…私は幸せ…よ…?だから…」
――――――――――――――――――――――――
「霊夢ーー」
「なにまた来たのレミリア懲りないわねぇ…」
――――――――――――――――――――――――
「だから…」
――――――――――――――――――――――――
「レミリア」
「レミリア…」
――――――――――――――――――――――――
「だから…昔みたいに…レミリアって呼んでよ…霊夢…」
「…………………」
しかし霊夢だった者は言葉どころか表情すら変えない
これからレミリアは何日も何日も試し続けた
しかし霊夢だった者が喋ることはなかった…
笑うことはなかった…
唯一することは無表情で食事の人間を取ってくることだしっかり二人分…………
これは幼い少女にはよくあること…………
――――――――――――――――――――――絶望の果てに…
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