俺の能力雑魚過ぎない? (のろとり)
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時を止める能力

こんにちは、いつもギャグ小説作っている作者です。

さてさて、早速本編どうぞ

【あらすじ】

皆さんは『時を止めたい』と思ったことはありませんか。
簡単に説明すると、このお話は時を止められる少年のお話です。
……え、羨ましい?そう思うのなら一度この少年のことを見てはいかがでしょうか。
さぁ、使えない能力を持った主人公の日常を描いた(つもり)の話をご覧ください!


皆さんは『時を止められる』と聞いたら、どのようなキャラクターを思い浮かべますか?

何処かの一族と因縁がある吸血鬼。

その吸血鬼とは、別の吸血鬼に仕えているメイド長。

目が4つある緑色の体をしている宇宙人。

様々とあるだろう。

だが弱点として『時間制限』や『息を止めている間』と制限がある。

しかしその中で一つだけ共通点がある。

『時を止めている間は動ける』ということだ。

……まぁ、長々と話したが俺の言いたいことはこうだ。

 

「時止められるけど、止めてる間動けない」

 

ほら、笑えよ。

この能力雑魚すぎるんだよ糞がぁ!

止めてる間動けないとか、攻撃かわせないからな!

しかも時間制限が2秒とか酷すぎないか。

どっかの一族の一人も同じくらいだったりするけど、あれは動けてるから。

 

鏨岐(ざんぎ)君、急にどうしたの?」

 

おっと、俺のどうでもいい説明を簡単に済ませよう。

俺の名前は鏨岐。

以上で説明を終わる。

 

「いや、なんでもない」

 

今話しかけてきたのは俺の幼馴染みで女子。APP18位ありそう。それだけ。

それはそうとこんな能力があるのに世界が平和である。

つまりは、この『時止め』の能力が無いと俺はただの一般ピーポーだ。

そして俺は現在学校で授業を受けている。

 

「ほら、幼馴染み’s授業に集中しろ」

 

授業中に話していたので、先生に注意されてしまった。

面倒なので適当に返事をしたら、問題を答えることになってしまった。

 

「えっと、この問題は……」

 

さて、さっき雑魚能力と言ったが俺はこの能力の有効活用を知っている。

それは……

 

「……『時止め』」

 

分からない問題を時間を連続で止めて、考えることだ。

え、くだらない?しょうがないだろ。他に使えることがスポーツで、時を止めて相手が何処に居るかの確認位だからな。

それにこの能力は別に口に出さなくても使える。それに連発も出来る。何故か次の日は筋肉痛になるが。

だが、この能力……いや、能力は関係ないがまだ欠点がある。

 

「……分からん」

 

俺の頭が残念なことである。

それに運動も出来ないし、コミュ障である。

ほら、笑えよ。

特別な能力持ってるのに、雑魚で全然使えてないって笑えよぉ!

 

 

 

 

 

 

 

 

「鏨岐君、今日は何して帰る?」

 

学校が終わり、特に用事も無いので幼馴染みと帰ることにした。

え、羨ましい?なら、帰りに買い食いしてもか。それも全て俺の支払いしてるぞ。

だから金欠になるがそれでも羨ましいか?

 

「俺の金を減らすことは無しだ」

 

この能力で金を稼ぐことは出来な、出来な……あ。

金は関係ないけど、昔はじゃん拳で使ってたな。

相手が出す瞬間に見る方法で。

……やっぱり雑魚能力だな。

 

「じゃあアイス食べよ!」

 

「俺の話聞いてたか?」

 

幼馴染みは俺の言葉を聞かずに、店へ入っていった。

はぁ、しょうがないな。

そうして俺は何時ものように『能力の使い道』を考えながら店へ入っていった。




何処かの一族と因縁がある吸血鬼。
【DI○】
ジョジョ○奇妙な冒険 より

その吸血鬼とは、別の吸血鬼に仕えているメイド長。
【十○夜 咲夜】
東方Pr○ject より

目が4つある緑色の体をしている宇宙人。
【○ルド】
ドラ○ンボール より


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身体能力の強化

使えない能力シリーズとして短編として作ることにしました。

ついでに……
私が考えてある能力のストックは2つです。


皆さんは身体能力を上げたいと思ったことはないだろうか。

某ヤサイ人が出てくる漫画。

体が伸びる船長が出てくる漫画。

最高のヒーローを目指す漫画。

全て同じ雑誌なのは置いといて、一度は『その人物のようになりたい』とあると思う。

そういう俺もその一人であった。

そして、俺はなんやかんやあって転生した。

そうして特典として身体能力を上げてもらった。

 

「試してみるか」

 

この世界に生まれ変わって20年。

自立出来るようになった俺は広大な土地を買い取った。

まぁ田舎の誰も居なさそうな場所を買い取ったので、安かった。

買った理由としては、能力を試したかったからだ。

俺は今まで能力を一度も試していない。

元々は都会に住んでいたが、能力を使ったときに加減を間違えて建物を壊すと目立ってしまう。

そのため、今まで能力を使っていなかったのだ。

 

「さぁて、楽しみだな!」

 

一体どれ位の力が発揮出来るか気になるな!

神は『惑星は破壊出来ない』と言っていたので、だからそれなりに力が有るのだろう。

先ずは全力で走ってみるか。

 

「能力解放……って言えば使えるのか?」

 

俺がそう言うと、体に違和感が生じた。

これで能力が使えるのか?

神に使い方聞いとけば良かったな。

 

「まぁ試してみるのが良いな」

 

俺は両手を地面に付き、片足のつま先を付けて、もう片方の足は膝を付けた。

テレビとかで、陸上選手がしているような……確かクラウジングスタートと言ったか。

 

「ッ……がァ!」

 

足を地面から勢いよく出した。

そうすると隕石でも落ちたんじゃないかと思う程のクレーターが出来た……が、

その瞬間、脚から嫌な音がした。

『ゴキッ』という音と共に脚が動かせなくなった。

そうして俺は理解した「あ、これ脚折れたな」と。

一度止まろうとしたが、違和感を感じた。

止まらないのだ。脚は折れているので、前に進むことは出来ない筈だが……

 

「加減を間違えたァ!」

 

最初の一歩が強すぎて、ずっと体が空中に浮いている。

正確には、勢いよく体が空中に投げ飛ばされてるのだが。

と、止まらないと何処まで飛ぶ(跳ぶ)か分からないぞ!

 

「あ、あれだ!」

 

飛んでいると(跳んでいると)目の前に木が生えているのに気づいた。

あれに掴まれば止まれるかもしれない!

俺は木に掴まろうと、左腕を出したが……

 

「いってぇ!」

 

勢いよくぶつかったため、木が折れた。

そして左腕が折れた。

はぁ!?これだと止まれないじゃないか!

団長のようになりたくない!

止まりたいのに……

 

「……あれ?」

 

俺は少しずつ体が地面に近づいてるのに気づいた。

よ、よしこれで止まれ……あれ、勢いが変わってない。

このまま地面にぶつかると、大怪我じゃすまないな。もう大怪我してるけど。

 

「こうなったら右手を……」

 

俺は地面に肘が着く位の高さになると、地面に腕を突き刺した。

その威力で腕を中心に地面にヒビが入ったが気にしない。

そうしてなんとか止まれた。

だが、右腕が折れた。

 

「と、止まれた……」

 

もう能力を使うのは止めよう……

あ、脚が治っている。

回復力が上がっていても、もう能力使いたくないよ……

俺はこれから能力を使うこと無く、平穏に生きることを決めた。




【補足】

主人公は『能力』を上げた。
『体』は一般のそれと同じなため、体が耐えられなかった。

例)
貴方が急に背中から羽が生える『能力』に目覚めたとしましょう。
ですが『体』が付いていけますか?
急に羽を手足のように扱えますか?
そういうことです(説明が下手ですいません)。

【能力】

身体能力を格段に上がる能力。
回復力が格段に上がる能力。
この二つが備わっています。


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空を飛ぶ能力

かなり適当。
今までの能力で一番強い。

平成最後の『俺の能力雑魚過ぎない?』です。


オレの名前は空太(そらた)

神から空を飛ぶ能力を貰った……いわば転生者だ。

だけど、あの神は最初オレが『空を飛べるようにしてくれ!』と言ったら、

『跳ぶ? あぁ、分かった。跳躍ね』とかボケをかましてきた。

あの野郎……危ないところだったぜ。

 

「ふぅ……」

 

オレは空を飛ぶ前に緊張している体を落ち着かせるため、深呼吸をした。

空を飛ぶなんてドラゴンボ○ルとかだけの世界かと思ってたからな…… 

え、ジョ○ョの奇妙な○険?あれはちょっと別だよ。

さて、オレはゆっくり、ゆっくりと深呼吸する。

そして落ち着いたので空を飛ぶことにした。

恐らくは祈るだけで飛べるのだろう。

 

「空よ……飛べっ!」

 

次の瞬間、オレは謎の浮遊感に襲われた。

足元を見ると数ミリだが浮いているのに気づいた。

嬉しさのあまりオレは跳び跳ねるが、着地するのは空中でありなんとも言えないような違和感である。

そしてオレはそれから毎日練習した。

最初は序盤だから少しの高さしか飛べないが、練習するばもっと飛べると信じて。そして……

 

「変わらねぇ!」

 

10年空を飛ぶ練習をしたが、全然高く飛べなかった。

だが速さが変わった。黒光りするあの虫のようなカサカサと移動できるようになった。

自分でも気持ち悪いと思う。

けれどもその10年間、ただボッーとしてた訳ではない。

他にも何が出来るか試していた。

そうしてたら壁が歩けることに気づいた。

壁を『地面』と認識すれば忍者のように出来る。だけど……

 

「使う機会が無い」

 

壁を移動できるが、建物を一つ一つ乗り越えるよりも、黒光りする虫のように移動した方が速いのだ。

それともうひとつ。

壁の他にも『地面』と認識すればどこでも空を飛べる。

……実際は空を飛ぶ。というより、地面から浮くと言った方が正しいのだろうか。

まぁ細かいことは気にしないで置こう。

前に月を地面として認識させたときは、宇宙人に連れていかれるあれのようになった。

あの時は死ぬかと思った……地面に着くまでは呼吸が必要ないのはその時分かったが、地球が見えて驚いた。

ついでに大気圏でも燃えないことが判明した。

この能力ってあれだな。

『空を飛ぶ』効果よりも『地面に着くまでは無敵』の方があってるだろ。

そしてそんなオレだがこの能力が欲しいと思った理由はちゃんとある。

 

「あ、学校……」

 

学校に遅刻しないためだ。

みんなも一瞬で学校に着きたいと考えたことは無いか?それと同じだ。

だが、オレは毎日学校に遅刻している!何故なら……

 

「うぅ、眠い……」

 

この体が低血圧だからだ。



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光を操る能力

思い付いたので投稿。


ここは(いつもの)世界。

なんか説明疲れたのでカットしていいですかね?

え、駄目?まぁいいか。

さてさて、オレの名前は『ヒカロ』異世界に来たときに適当に付けた。

ついでに『適当』と言う意味の本来の意味は適切な。と言う意味だぞ。

 

「ふっはっはっ!」

 

ちょ~簡単に事情を説明しよう!

神様に転生!

特典として『光を操る能力』を貰ったのであった!

この能力はかなり強いぞ。

視界を奪ったり、暗闇が無意味だったり……色々と使えるんだ。

……と、神が言ってたんだ。

 

「ふっはっはっ!」

 

……え、さっきから笑ってるのは誰かだって?

そんなの決まってるじゃないか。

 

「なんだこいつは……」

 

「まさか森の中に丸腰の人間が居るなんてな!」

 

山賊だよ。

そうえば最近の異世界系は、魔物やらが多くて山賊ってあまり居なくない?

オレは異世界キタ━(゚∀゚)━!と思ってたら、森に居ることに気づいた。

そして山賊に見つかったのだ!

 

「俺様は今からお前の荷物をいただ……お、おい。何も持ってないのか。お前大丈夫かよ」

 

なんか山賊に心配された。

まぁそれもそうか。山賊が居るような場所で何も持ってないとか可笑しいよな。

だけだオレには神から貰ったこの能力がある。

使い方知らないけど、適当に『光れ!』とか思えば使えるだろ。

 

「ま、まぁいい。とりあえず捕まえよう」

 

山賊はナイフ逆手に持ち、構え始めた。

悪かった、なんかオレのせいで微妙な空気になっちまったな。

だけど悪く思うなよ。今から能力を使ってお前を無力化させる。

理由としては人殺したくないし、この世界について知りたい。つまりはヘタレってことだ。

 

「安心しろ。少し眠ってもらうだけだからよ……喰らえ!」

 

「『光れ!』」

 

オレは山賊がナイフを持ち、オレに向かって走ってくる前に能力を発動した。

あ、よかった。ちゃんと発動出来た。

 

「ぐおぉ!?」

 

山賊はあまりの眩しさのあまり悲鳴をあげているようだ。

地面を転がるような音が聞こえるのでそうとうな光りだったのだろう(・・・)

……え、何故か言葉がおかしい?それは簡単だ。

 

「目が、目がぁぁあぁぁぁあ!」

 

オレも目をやられたからだ。

眩しい!目がぁ!あまりの眩しさのあまり、頭を振り回しまくってるからヘドバンしてる感覚だ。

てか眩し過ぎないか?これじゃあまるで朝目が覚めきって無いときに電気を付けて、蛍光灯を見てる感じだ。

 

「いきなりなにしやが……」

 

山賊は視力が回復したのだろうか。

悲鳴いが聞こえなくなり、地面を転がるような音も消えた。

そして途中で言葉が切れたのは今のオレの現状を見たからだろう。

 

「…………えと、俺様のアジトで休憩するか?」

 

オレは眩しさに耐えながら、首を縦に振った。

この後なんとか視力が回復してきたが、もう能力は使いたくないと決めたオレであった。




光を操る(自由自在とは言っていない)

・視界を奪う
→相手の視界だけとは言っていない

・暗闇が無意味
→光りすぎて暗闇が眩しくなる。強さが【暗闇<光り】こうなるから。


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