ネタ系ローカルアイドル since 2019 (松浦南北)
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4月の活動
まんじゅう食べたいスクールアイドル花丸ちゃん


またもや夢屋まさるネタです。


ある日のこと。静真高校の部室で花丸ちゃんがネタをやっていた。そのネタがこれだった。

 

〜※〜

 

3度の飯より沼津市駅〜♥近代的アイドルの花丸ちゃんで〜す♥

 

マルは近未来的でインスタ映えするものが特に好きずら〜♥

 

今日紹介するのはJR東日本のE231系近郊型後期車ずら〜♥

 

あれ〜?この白いライト…見たことないずら〜!

 

はぁ〜♥…未来ずら〜♥

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

名鉄怖い

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

近鉄怖い

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

JRは地獄

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

あ〜、なんかマル思うんだけど、世の中に古いの多くな〜い?

 

もう体が受け付けない〜!

 

古キチ水産!テレビアクア!あ、こんにちは、古田昭如です。

 

見てください。これがマグロです。鮮度がなくて古いですね〜。

 

メダカ…?食べられるわけないずら〜。

 

ダイオウイカ〜?鮮度がなさそうずら〜。

 

あれ〜、待って〜?これが深海で泳いでた奴〜?

 

はぁ〜♥未来ずら〜♥

 

〜※〜

 

この後、その場に居合わせた私と曜ちゃん、ルビィちゃんが巻き込まれた。

 

〜※〜

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

千歌ちゃんも一緒に

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

曜ちゃんも一緒に

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

ルビィちゃんも一緒に

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

あっ!

 

〜※〜

 

「どうしたの?」

 

「月ちゃんだ!」

 

「「「「しまった!!」」」」

 

月ちゃんは部室に入ってきてこう言った。

 

「みんな、何やってるの〜?僕も混ぜて〜!」

 

意外な反応だった。

 

「じゃあ一緒にやろう!」

 

「「「「「せーの!」」」」」

 

〜※〜

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

名古屋は田舎

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

岐阜は田舎

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

福岡が第三都市

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

まんじゅう食べたい

 

〜※〜

 

突然梨子ちゃんが入ってきてこう言った。

 

「『名古屋は田舎』とか『福岡は第三都市』とか言ったらコメット団のあの人に怒られるわよ!!」

 

「すみません…」

 

すると今度は善子ちゃんが入ってきてこう言った。

 

「やっぱりリトルデーモン5049号(*1)に言っちゃおうかしら…フッフッフッ」

 

「やめるずらーーーーーー!!」

 

この後練習が始まるのでした。

*1
青山由美ちゃんのこと。




次回は善子ちゃんのネタ再登場か?


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ヨハネです…

古過ぎるネタをぶち込みます。


ある日のこと。部室に行くと聞き覚えのある音楽(*1)が流れてきた。そこには堕天した姿の善子ちゃんがいた。またネタを披露している。

 

〜※〜

 

…ヨハネです…。

 

コメット団の人から、「よっちゃん、俺さ、よっちゃんのことを推しているんだ。だからAqoursから脱退してほしくない」と言われました…。

 

脱退するとは一言も言っておりません…。

 

…ヨハネです…。

 

私を置いて、練習が始まっていたことがあります…。

 

問題なさそうでした…。

 

…ヨハネです…。

 

週2回、YouTubeに動画を投稿すると、行きのバスに乗り遅れます…。

 

…ヨハネです…。

 

チョコレートアイスを美味しそうに食べていたら「何か良い事でもあったずら?」って花丸に聞かれました…。

 

ダイヤ改正です…。

 

…ヨハネです…。

 

私の嫌いなみかんを薦めないでください…!

 

…ヨハネです…。

 

それは参考書ではなくて、私の聖書です…。

 

…ヨハネです…。

 

内浦が生んだ大スター…黒澤ダイヤ…高海千歌……ヨハネ…。

 

〜※〜

 

私は笑ってしまった。

 

〜※〜

 

何がおかしいんですか!

 

…ヨハネです…。

 

…3Dヨハネ。

 

…ヨハネです…。

 

「ヨハネです」をやっていたら、ルビィに「もっと善子ちゃんっぽい言い方でやって」と言われました…。

 

だから私は善子ではありません!

 

…ヨハネです…。

 

動画で第3回センターポジション総選挙の順位を言ったら、ファンレターが大幅に増えました…。

 

…ヨハネです…。

 

一目見て、覚えられるプロフィール…。

 

…ヨハネです…。

 

手相を見てもらったら、何も言わずにお金を返されました…。

 

…ヨハネです…。

 

……………ハッ…!

 

ワイプで抜かれたときの練習です…。

 

…ヨハネです…。

 

風に飛ばされた傘が、なかなか止まってくれません!

 

…ヨハネです…。

 

静真高校に編入されたので、もう浦の星の制服は着ないかもしれません…。

 

今気づいたんですか!

 

…ヨハネです……ヨハネです……ヨハネです……。

 

〜※〜

 

この後、善子ちゃんはこの動画をYouTubeに投稿した。動画名は「ヨハネです…」だった。早速投稿されたところで見た。

 

「千歌!何見てんのよ!投稿して悪い!?」

 

「別に悪くないよ。ただ善子ちゃん面白いんだなぁ〜って」

 

「だからヨハネ!」

 

そんなこんなで練習の時間になった。

 

〜※〜

 

練習後、動画検索をしてみると「『ヨハネです…』をやった津島善子へのビデオメッセージ」という名前のものがYouTubeに上がっていた。この動画の作成者は「ウイング団公式チャンネル」だった。私は、Aqoursのみんなとこの動画を見ることにした。

 

たぶんあっきー(*2)が長々と語るだけの動画だろう。まさにその通りだった。

 

【動画▶】

あっきー「善子さん、『ヨハネです』をやる必要はねえじゃねえか。花丸さんに第3回センターポジション総選挙で負けた、そんなアイドルがネタをやるなんて片腹痛いのだ。バカ野郎。そういう了見だから善子さん、あんたはいつまでたってもヨハネと呼んでもらえない」

 

【動画 終了】

善子ちゃんが涙を流しながら怒り出した。

 

「うるさいうるさいうるさい!!ウイング団のこと信用してたのにもう許せない!!ズラ丸!仲喜に電話して!!」

 

「了解ずら」

 

【通話開始】

「もしもし、仲喜さん?」

 

『あっ、マルちゃん?ちょうどよかった。よっちゃんにかわって』

 

「いいですけど」

 

そう言って善子ちゃんにかわる。

 

「もしもし、仲喜?私ね、今すごく腹が立っているの!!」

 

『もしかしてあのウイング団の動画のことか?』

 

「そうなのよ!!ウイング団のこと信用してたのに!!」

 

『その件についてだが俺から1つ言っておく。ウイング団は反道徳的集団だ。俺たちの敵だからさ、信用なんてするんじゃない!!』

 

「…わかったわよ。ありがとう」

 

『俺からはそれだけ。それじゃあ』

 

【通話終了】

この日はこれにてお開きとなった。

 

〜※〜

 

後日、ウイング団の動画は削除された。私たちも反ウイング勢力として活動するようになってから間もなくのことだった。

*1
ペピーノ・ガリアルディ『ガラスの部屋』

*2
本名佐藤明・西白壁高校3年生・ウイング団所属。




次回は暴言シリーズ第二弾です。


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泉月生徒会長

豊田ヨハネに続く暴言シリーズ第二弾です。


ある日のこと。私は月ちゃんに生徒会室に呼び出された。話はすぐ始まった。

 

「まったく前提がわからないけど…。たまにコメット団のメンバーが来て『どうですか?』という感じだって言ってたけど」

 

「前も概算では提示したんだけど、今日はもう日付を打って提示して、下の方に書かせてもらうんだけど、金額がやっぱり不満だけど、変えられないってことを」

 

「そんなの2週間前からわかってたことでしょ?」

 

「そうだけど」

 

「ごめんね、時間もらってたけど何してたの?この間、2週間、遊んでたのみんなで?なんでこんなわかってることを2週間前からやらないの?イミワカンナイけど」

 

「いや、それは確かに受けた通りで…」

 

「何もしてないの?」

 

「いや…」

 

「何してたの逆に?」

 

「してるんだけど、ずっと追い込んd…」

 

「じゃなくて一緒にやるのは当たり前だから」

 

「並行してたんだ」

 

「並行なんかしてないじゃん、何言ってるの?」

 

「はい」

 

「してないじゃないか、全然。してないんでしょ?してたんですか?してないんでしょ、全然!」

 

「提示はしていなかった」

 

「してないじゃないですか。してないだろ、君!」

 

「その通りです」

 

「2週間何してたんだ、ふざけるな」

 

「はい」

 

「何もしてないじゃないか、2週間!3月21日から何してんだ2週間!お金の提示もしないで、楽な商売だほんと君たち!」

 

「すみません」

 

月ちゃんは私をビンタしてこう言った。

 

「すまんで済むかそんなもん!すまんで済まんそんなもん!往来妨害して来い、君たちで!今日線路に石置いて来い!今日線路に石置いて捕まって来い君、ふざけんな!今日行って脱線させて来い列車を!損害賠償個人で負え!当たり前だ!はじめからわかってる話を。あの辺で置き換え廃車止まってたら意味ないじゃないか!人死んだんでしょう?安全対策でしょう?早くしろよ!」

 

「はい」

 

この後も話は続く。怖くなってきて全く思い出すことができない。

 

途中でコメット団の由美ちゃんが静真高校を訪れていたから呼び出され、私と交代した。

 

その後の内容も怖くて思い出したくもない。

 

そして話が終わると曜ちゃんがドッキリ大成功の看板を持って現れた。

 

「えっ…?ドッキリ…?」

 

月ちゃんは答えた。

 

「そうだよ!由美ちゃんも僕も曜ちゃんも全員仕掛人だよ!」

 

私の怒りは爆発した。

 

「私ね、3人のことだーーーーーーい嫌い!!」

 

この日1日中、3人から口を利くことはなかった。

 

〜※〜

 

後日、「彗星地下鉄(*1)」に動画が上がった。それをAqours全員で見た。

 

『今日線路に石置いて来い!今日線路に石置いて捕まって来い君、ふざけんな!』

 

「コメット団の仲喜さんに言いつけようね」

 

「「「「さんせーーーーーーい!」」」」

 

その後、ビデオ電話で曜ちゃんと月ちゃんは仲喜さんにひどく叱られた模様。また、仲喜さんいわく、由美ちゃんも厳しく叱っておいたとのこと。

*1
コメット団のYouTube公式チャンネル。




次回は何になるか、お楽しみに!


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振り込め詐欺に引っかかったダイヤさん

卒業したAqoursメンバーが登場します。


ある日のこと。ダイヤさんから電話がかかってきた。

 

『千歌さん!大変ですわ!』

 

「ダイヤさん、いきなりどうしたんですか?」

 

『私が…

 

 

 

 

 

 

 

振り込め詐欺に引っかかったのですわ!!』

 

「一体どうやって…?」

 

『実は…』

 

【ダイヤ 回想】

4時間前に私に一本の電話がかかってきました。番号は052から始まっていて、見たことがありませんでした。

 

「もしもし、どちらさまでしょうか」

 

『お姉ちゃん?ルビィだよ』

 

「ルビィ!どうしたんですの!?」

 

『ルビィさ、名古屋に来たんだけど、そしたら携帯と財布の入ったカバンを網棚に置いて来ちゃって…』

 

「本当に置いて来たんですの!?」

 

『そうなの。それを示すために今から駅員にかわるからね』

 

そう言ってルビィは駅員にかわりました。

 

『もしもし、黒澤ルビィさんのお姉さんでしょうか』

 

「そうですわよ」

 

『ルビィさんは携帯と財布を入れたカバンを網棚に置いて来たと届け出をしました』

 

その後、またルビィにかわりました。

 

『それで今からね』

 

「何ですの?」

 

『宿泊費と交通費などを合わせて100000円をルビィのセ●ンイレブンの口座に振り込んで欲しいの。暗証番号は"9869"だよ』

 

「…わかりましたわ。ルビィのためなら何でもしますわ!」

 

そうして電話を切って近くのセブンイ●ブンに行って100000円をルビィの口座に振り込みました。

 

【ダイヤ 回想 終了】

『気づいたのはそれからでした。慌てて花丸さんの携帯に電話をしました』

 

【ダイヤ 回想】

「もしもし、ダイヤですけど、花丸さん?」

 

『そうですけど』

 

「ルビィはそっちに…」

 

『いるずら。でもどうしてそんなことを聞くの?』

 

「実は、私が振り込め詐欺に引っかかったみたいでルビィと確認を取りたくて」

 

『じゃあすぐかわります』

 

その後、ルビィと連絡が取れました。

 

『お姉ちゃん、どうしたの急に?』

 

「ルビィは私に『●ブンイレブンに行って100000円振り込んで』とお願いしてきたみたいですけどもちろんそんなことしてませんわよね?」

 

『してないよ』

 

「あー、どうしましょう!私は振り込め詐欺に引っかかりましたわーーーーーー!」

 

『とりあえず、千歌ちゃんと仲喜さんに連絡を取った方がいいよ』

 

「わかりましたわ。ルビィの言う通りにしますわ」

 

【ダイヤ 回想 終了】

「そして現在に至る、というわけですね」

 

『はい。それで千歌さんの意見としては?』

 

「犯人はウイング団の人だと思います。とりあえずコメット団の人に連絡を入れてください」

 

『わかりましたわ。千歌さんを信じてあなたの言う通りにしますわ』

 

そこで電話は切れた。その後、私はコメット団の由美ちゃんに電話をした。

 

「もしもし、由美ちゃんですか?」

 

『もしかして千歌ちゃん?この前のドッキリは本当にごめん!お詫びに今度名古屋に来たらみかんあげるからさ、許して!』

 

「それは別に怒ってないよ。でもいきなりなんだけど、ダイヤさんが振り込め詐欺に引っかかったみたいで…」

 

『えっ!?あの堅物生徒会長のダイヤさんが!?』

 

「由美ちゃんは何か知ってる?」

 

『何も情報はないけど、ただ現在仲喜くんがダイヤさんと話しているから仲喜くんなら何か知っていると思う』

 

「りょーかい!」

 

通話終了。それから10分後、今度は仲喜さんから電話がかかってきた。

 

「もしもし、千歌ですけど」

 

『ダイヤさんの振り込め詐欺の件だけど、犯人はウイング団のきよっぴーだ。同じように昨日は勇輝くんにのぶにゃんから詐欺電話がかかってきたし、一昨日には俺と由美ちゃんにそれぞれみおぴょんとあっきーから詐欺電話がかかってきたから俺たちは今からそいつらを通報する』

 

「ありがとう!」

 

こうしてコメット団はウイング団の4人を警察に通報した模様。

 

〜※〜

 

翌日、のぶにゃんときよっぴーが逮捕され、その翌日には残る二人も逮捕された。だからといって反ウイング勢力としての活動に終止符が打たれたわけではない。不起訴になったらまだ私たちは闘わなければならないのだから。

 

ちなみにダイヤさんは仲喜さんにこっぴどく叱られたとのこと。皆さんも詐欺には注意しようね。




作者は振り込め詐欺に引っかかったことがないので書くのは難しかった…。
次回も未定です。


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【マジメな話】新入部員

ネタ系ばかり書いていましたが、今回はマジメな話です。


ついにこの日がやってきた。司会進行はまさかの私だった。

 

「只今より、新生Aqours結成式を始めます。まずは新入部員の自己紹介からです。新入部員の皆さんは自分の名前、生年月日、血液型、好きな食べ物、嫌いな食べ物、趣味、特技、それと皆さんに一言を言ってください」

 

新入部員は全部で3人。全員体験入部に来てくれた子だ。まずは黄色ショートヘアの人から。

 

柚木(ゆのき)(さやか)です。生年月日は2003年4月13日、血液型はA型、好きな食べ物は柚子こしょう、嫌いな食べ物は鰻です。趣味は水彩画、特技はギターです。稀に『俺』なんて言っちゃったりなんかしますが、私は女です。よろしくお願いします!」

 

次は黒髪ロングの人。

 

暮林(くればやし)幸恵(ゆきえ)です。生年月日は2003年12月25日、血液型はO型、好きな食べ物は茶、嫌いな食べ物は木久蔵ラーメンです。趣味は洞窟探検、特技は魔法です。私は『幸恵』と呼ばれるよりも『ルシファー』と呼ばれるのが好きです。なのでできれば『ルシファー』と呼んでください。よろしくお願いします!」

 

最後は水色ポニーテールの人。

 

四谷(よつや)光希(みつき)です。生年月日は2004年3月2日、血液型はB型、好きな食べ物はりんごとぶどう、嫌いな食べ物はゴーヤーです。趣味は落語鑑賞、特技は小噺です。父が落語家の林家(はやしや)三八(さんぱち)なので落語ネタをじゃんじゃんぶち込んで来ますが許してください。よろしくお願いします!」

 

新メンバー全員の自己紹介が終わったところで次は…。

 

「続いて去年からのメンバーの自己紹介です。まずは私から。私は高海千歌。3年B組です。生年月日は2001年8月1日、血液型はB型、好きな食べ物はみかん、嫌いな食べ物はコーヒーと塩辛です。趣味はソフトボールとカラオケ、特技は卓球と鉄棒と習字です。みんなの足を引っ張ることもあるかもしれませんが、よろしくお願いします!」

 

このように全員の自己紹介が終わったところで次はメンバーコールの作成に入る。お手本をみんなで見せる。まずは私から。

 

「皆さーん、こんちかー!」

 

「こんちかー!」

 

「それではいきますよ?かんかん!」

 

「みかん!」

 

「かんかん!」

 

「みかん!」

 

「かーんかーん!!」

 

「み・か・んーー!!」

 

「みかん大好き、高海千歌です!」

 

次は梨子ちゃん。

 

「ビーチスケッチ?」

 

「桜内ー!」

 

「好きな食べ物?」

 

「サンドイッチー!」

 

「桜内梨子です!」

 

その次は曜ちゃん。新メンバーは全員中部高速鉄道と縁があるとのことなので、このようになった。

 

「名古屋南(*1)に向かってー!全速前進ー!」

 

「ヨーソロー!」

 

「からの〜?」

 

「敬礼ー!」

 

「渡辺曜です!」

 

その次はルビィちゃん。前述の理由でこのようになった。

 

「東阪本線(*2)も一緒に〜?」

 

「がんばルビィ!」

 

「黒澤ルビィです!」

 

その次は花丸ちゃん。

 

「おはな〜?」

 

「まるー!」

 

「国木田花丸です!」

 

最後は善子ちゃん。

 

「みなさーん、おはヨハネ!」

 

「おは善子ー!」

 

「だからヨハネよ!」

 

「ぴょーん!」

 

「堕天使ヨハネ、降臨!」

 

これを手本に作成した。作成には1時間程度で済んだ。というのも、新メンバー全員ネタだらけだったから。まずは清ちゃん。

 

「シトラスグリーンの〜?」

 

(きよし)くーん!」

 

「だから俺は男じゃねえっつーの!どうも!柚木清です!」

 

次は幸恵ちゃん。

 

「地下鉄洞窟?」

 

「暮林ー!」

 

「暗いところは?」

 

「落ち着きまーす!」

 

「暗黒の使者、悪魔ルシファー、降臨!」

 

最後は光希ちゃん。

 

「父は噺家?」

 

「林家三八ー!」

 

「4×8は?」

 

「38ー!」

 

「それじゃダメじゃん!四谷光希です!」

 

完成したのでこの日はお開きとなったが、コメット団の由美ちゃんから連絡があったのでAqours全員で沼津市駅に向かった。

 

〜※〜

 

沼津市駅到着後、7人の人が待っていた。そのうち3人はコメット団の人だった。私は言った。

 

「由美ちゃん、どうしたの急に呼び出して?」

 

「我々コメット団にも変化が3つあったので今日急に呼び出しました。お忙しい中皆さん本当に申し訳ない」

 

最初の変化は由美ちゃんの弟の聡平くんがコメット団に入ったこと。次の変化はメテオライト団と統合され、新たに『大地の物語』という名前がついたことだという。そして…。

 

「最後は君たちを見てメンバーコールを設定したことです!」

 

「えぇ〜っ!?」

 

確かに、コメット団・メテオライト団にはメンバーコールが存在しなかった。しかしながら、それを作るとは思ってもいなかった。

 

「まずはあたし、青山由美から行きます。此世(このよに)〜?」

 

無不終也(おわらざるものなきなり)〜!」

 

「頑張ります!青山由美です!」

 

次は勇輝くん。

 

「塩かけますわよー!」

 

「ナメクジを倒せー!」

 

「そうは言ったって簡単にはいかないイカナゴの佃煮!」

 

「ぺいっ!」

 

「御門勇輝ですわ。よろしくね」

 

次は仲喜さん。

 

D51(デゴイチ) 1号〜?」

 

「ナメクジくんー!」

 

「だからナメクジ禁止!山部仲喜です」

 

その次は新メンバーの聡平くん。

 

「それではいきますよ!賢くなし…なっし…」

 

「「なっしー!!」」

 

「どうも!青山聡平です!」

 

その次から旧メテオライト団の人たち。まずは浜坂香住くん。

 

「特急はまかぜ〜?」

 

「鳥取行ー!」

 

「それは5号でしょ?浜坂香住です!」

 

その次は西宮心音ちゃん。

 

「歌丸師匠ー!」

 

「ありがとうございましたー!」

 

「ジジイー!」

 

「早すぎるんだよー!!」

 

「いつまでも歌丸師匠を尊敬している、西宮心音です!」

 

最後は東真奈ちゃん。

 

「無断で日光東照宮に参拝に行ったことをお詫び致します」

 

「なんて事をしてくれたんだ!」

 

「『なんて事をしてくれた』だって?てめえっちはこの俺を誰だと思っていやがんでい!日光は東照宮…後はなんだかわからねえ!東真奈です!」

 

マジメ過ぎる。全員マジメ過ぎる。

 

由美ちゃんは言った。

 

「とりあえず今日はここまで!で、突然で申し訳ないけど今日十千万に7人で泊まらせて」

 

「えぇ〜っ!?…まあ今日は予約が一つも入ってないしいいよ」

 

「やったー!」

 

この日はここまでで、十千万では新生Aqoursと大地の物語の初の交流会を楽しんだ。

*1
中部高速鉄道本社の最寄り駅。

*2
中部高速鉄道の代表路線。




次回からまたネタに走ります。


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ヨハネの名は。

題名はとある映画のパクリです。今回は津島善子ちゃん及び青山由美、そして高海千歌ちゃん視点で書きます。


【由美 side】

俺は今夢の中の地下駅にいる。なんとなくリニモの藤ヶ丘駅に似ている。

 

そんなとき、善子ちゃんが向こうから走ってきた。

 

「そこどいてーーーーーー!」

 

しかしながら、俺は避けることができず、善子ちゃんとぶつかってしまった。

 

「ぎゃあーーーーーー!!」

 

「痛ーーーーーーい!!」

 

そして気がつくと、

 

「何すんのよ由美…ってなんで私がそこに!?」

 

「そっちこそ…ってなんで俺が!?」

 

「「私(俺)たち…入れ替わっちゃったのーーーーーー!?」」

 

そこで目が覚めてしまう。電車乗りたかったな…。

 

〜※〜

 

目が覚めると部屋の様子が変だと気づいた。

 

とりあえず、鏡を見てみよう。

 

「なんで善子ちゃんが鏡にーーーーーー!?俺は青山由美だったはずじゃ…!?」

 

おや?仲喜くんからLINEが来てるぞ。ってリトルデーモンナメクジになってるし!!

 

読み上げよう。

 

「『由美ちゃんへ

 

君がこれを読んでいるということは君はよっちゃんと入れ替わったことになる。このことはバラしてもいいよ。

 

仲喜より』」

 

やっぱり…俺は夢の中で善子ちゃんと入れ替わってしまったんだ…。花丸ちゃんやルビィちゃんには何と伝えればいいかな…?

 

〜※〜

 

「おはよう、ズラ丸、ルビィ」

 

「「おはよう、善子ちゃん」」

 

「だからヨハネよ!」

 

これでいいのかな?

 

「善子ちゃん、なんか朝から様子が変だけど何かあったずら?」

 

ギクッ!何と答えれば…。

 

「な、何でもないわよ!」

 

「じゃあさ、堕天使になってみてよ」

 

堕天使モードか…。どうやれば…?

 

「ニッポンはこのままでは滅びるであろう。人々は天からの雷に打たれもがき苦しみそして人類はすべて滅びるのじゃ!」

 

「やっぱりこんなの善子ちゃんじゃないずら。なんとなく由美ちゃんに似たところがあるずら」

 

とうとうバレてしまったか…。バラすか。

 

「花丸ちゃん、ルビィちゃん」

 

「「どうしたの?」」

 

「実はあたし、善子ちゃんと由美ちゃんで入れ替わってしまったの」

 

「「えぇ〜っ!?」」

 

「ってことは、善子ちゃんが由美ちゃんで…」

 

「由美ちゃんが善子ちゃんに…なっちゃったの!?」

 

「そうなのよ…」

 

「じゃあ今日は由美ちゃんになった善子ちゃんと仲喜さんを呼び出して新居町に行くずら」

 

「そうね」

 

そして花丸ちゃんとルビィちゃんとで新居町に行くことになったが沼津駅で千歌ちゃん、曜ちゃん、梨子ちゃんと出会った。

 

「あっ、千歌先輩、曜先輩、梨子先輩、おはようございます」

 

「「「おはよう善子ちゃん」」」

 

「だからヨハネですよ!」

 

「善子ちゃんの様子…なんか変だね…」

 

「なんとなく由美ちゃんに似ているところがあるような…」

 

「花丸ちゃんは何か知ってる?」

 

「実は…カクカクシカジカ」

 

「「「えぇ〜っ!?」」」

 

「本当に善子ちゃんと由美ちゃんが入れ替わっちゃったの!?」

 

「実はそうなんです。朝起きたらここ沼津に…」

 

「でも善子ちゃん、このままだと善子ちゃんにも由美ちゃんにも見えないからいつもの喋り方でいいよ」

 

「ありがとうございます。じゃあこれ以降はそういうことで」

 

「ところでみんなは今からどこに行くの?」

 

「新居町駅ずら」

 

「私たちも一緒に行っていいかしら?」

 

「「「もちろん!」」」

 

こうして従来メンバー6人で新居町へと向かうことになった。

 

【由美 side out】

 

善子ヨハネ side】

 

酷い夢を見て朝起きたら青山由美になっているなんて最悪よ!!

 

まあ仲喜が知っていて良かったけど。

 

「あっ」

 

「どうしたの仲喜?」

 

「マルちゃんからLINEが」

 

「じゃあ読み上げて」

 

「えーっと…『マルたちは新居町に向かうからそっちも今から向かうずらよ』だって」

 

「ここはヨハネの名にかけて行くわ!」

 

「そう来ると思ったよ!」

 

こうして仲喜と二人で新居町へと向かうことになった。

 

善子ヨハネ side out】

 

〜※〜

 

そして新居町に到着したときには仲喜さんと由美ちゃんが待っていた。

 

仲喜さんは早速言った。

 

「ちょうどよかった!早速で悪いけど善子ちゃんは向こうから、由美ちゃんはあっちから走ってそのままぶつかって」

 

「えっ!?」

 

「いきなり!?」

 

「大丈夫。痛いのは一瞬だから」

 

そう言って二人は走ってぶつかる。

 

「痛ぁーーーーーー!!」

 

「ぎゃあーーーーーー!!」

 

そして…

 

「…あれ?戻ってる?」

 

「本当よ!戻ってるわ!」

 

「「ありがとう!仲喜(くん)!」」

 

「いえいえどうも」

 

そして今度は私たちに話し始めた。

 

「今回はよっちゃんと由美ちゃんを入れ替えた犯人がいてそいつはウイング団のみおぴょんだ」

 

私は言う。

 

「えっ?みおぴょんさんって逮捕されたんじゃなかったの?」

 

「実はウイング団の4人は全員逮捕されてから2日後に全員釈放されてしまったんだ。それで何か企てていると思ったら今度はこの入れ替え事件だったわけよ」

 

「それで善子ちゃんと仲喜さんは仲良さそうに話していたけど何かあったの?」

 

「それは、互いにファンだったからさ。つい我を忘れて…」

 

なんとなく怒りが込みあげてきた。

 

「………」

 

「あれ?千歌さん怒ってる?」

 

「当たり前だよ!!」

 

「…あれ?みんなも?」

 

「「「「「「当たり前(ずら)!!」」」」」」

 

これにより仲喜さんは私たちから集団リンチを受けたというのは言うまでもない。




入れ替わりネタ書くのは難しかった…。


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通勤型雷神(シティー・サンダー)・前編

今回は鉄道車両をネタにします。


ある日のこと。私、曜ちゃん、梨子ちゃん、花丸ちゃんの4人で大騒音の鉄道車両について話し合うことにした。まずは私から。

 

「中部高速鉄道には完璧そうに見える車両があります。3代目G3600系電車です。車体は20m4ドアオールステンレス製で205系先頭車化改造車と209系を折衷したような外観。車内はオールリクライニング付回転クロスシート。前照灯はHID。フォグランプや標識灯・尾灯一体型クリアレンズ式LEDライトもついています。ドアチャイムはJR西日本式。グリーン車も2両連結されています。車内照明には電球でも蛍光灯でもなく、LEDです。パンタグラフはシングルアーム式で整備もしやすいとのことです(*1)。最高速度は180km/h。加速度は1.8km/h/s。車内にはバリアフリー対応トイレや車椅子スペースがつくなど、バリアフリーの面からもほぼ文句なしです。さらに、直流電化・交流50Hz・60Hz・非電化に対応していて中部高速鉄道の区間はすべて走破できます。そのほとんどが可愛く、未来的だからネタにしたいほどのように思えます。

そんな完璧『そうに見える』この車両は、1つだけ大きな問題を抱えていました。それは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

爆音モンスター』であること。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出力2720psのディーゼルエンジンと400kWの誘導電動機、GTOサイリスタ素子使用のVVVFインバータ制御、そして吊り掛け駆動という大騒音要素がつまっているため、地下駅で騒音を測ると加速時に110dBになります。そのためついた渾名が…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通勤型雷神(シティー・サンダー)』。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしながら、この車両は2018年12月に登場したばかりなうえ、他の中部高速鉄道の車両も同様の装備をしていることから、この問題は100年経っても解決されないでしょう。

ただ、昔は120dBも出る気動車が走っていたうえ、地上区間ではあまり気にならないため、公害問題になったことは黒煙裁判(*2)以降、一度もありません」

 

この車両は沼津にもたまに来るから早くどうにかしてほしい。次は梨子ちゃん。

 

「これは東京都交通局からなりきり自己紹介スクリプトが届いているのでこれを読み上げます。

 

…『私、浅草線の5300形っていうの。先代の5000形に比べて丸いデザインを追求して設計されたんだ。設備も当時としては画期的だったけど私にはありがたくない渾名がつけられたの。それは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"交通局の白い悪魔"。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出力165kWや180kWのモータとGTOサイリスタ素子使用のVVVFインバータ制御装置を持っていたからこんな渾名がついたの。それでも悪魔呼ばわりはやめて!

あと私は後継の5500形に置き換えられて2022年までに全廃されるから写真を撮りたい方はお早めにね』…以上です」

 

都営地下鉄にそんな電車があるなんてね…。いつか乗りに行けるといいな。次は曜ちゃん。

 

「北海道を走るキハ201系気動車は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バケモノ気動車

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と呼ばれています。450psのエンジンを2台搭載し、加速度は2.2km/h/sということからこの渾名がつきました。たまに黒煙を噴き、爆音も出します。

ちなみにこの車両の開発費は1両あたり…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4億円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その結果、製造両数はわずか3両編成×4本の12両にとどまったそうであります」

 

そんな爆音気動車はなんとなく恐ろしい。でもいつか乗ってみたい。最後は花丸ちゃん。

 

「ソ連ではM62形ディーゼル機関車が大量に製造され、各社会主義国に輸出もされたずら。この機関車はものすごい量の黒煙を出し、加速時の爆音も凄いことからドイツでついた渾名は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Taigatrommel(タイガの太鼓)』。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、整備の水準が甘く、燃費も悪く、ヨーロッパの標準軌路線の規格に合わなかったことから東ドイツではドイツ東西統一後急速に淘汰が進み、1998年に全廃。他の国でもアメリカのキャタピラー製のエンジンに載せ替えられたり、リニューアル工事を受けたり、電気機関車に改造されたりしているずら」

 

そんな機関車が引っ張る客車列車には乗りたくないね。

 

またあのときと同様、この4つの中でどれを見に行くか決めることにした。

 

曜ちゃんは、

 

「北海道やロシアは遠いからやめよう」

 

梨子ちゃんは、

 

「都営地下鉄はダイヤさんに調査してもらおうよ」

 

花丸ちゃんは、

 

「沼津に来るなら通勤型雷神(シティー・サンダー)を調査するずら」

 

この3人の意見により通勤型雷神(シティー・サンダー)を見に行くことになった。

 

今度もまた他のメンバーを誘ってみたが、ルビィちゃん、善子ちゃんには、

 

「爆音なんて嫌(だ)よ!」

 

1年生のみんなには、

 

清「動画も持ってるし別にええわ」

 

幸恵「私はその車両が嫌いよ」

 

光希「10本しかないから来る確率低いし別にいいです」

 

と断られた。

 

ところがなんと月ちゃんが、

 

通勤型雷神(シティー・サンダー)?何それ?面白そう!僕も一緒に見に行かせて!」

 

とついてきてくれることになった。

 

〜※〜

 

練習後、次の土曜日に沼津駅で待ち合わせようと決めたが、計画実行については次回に書くことにする。

*1
由美ちゃん談。

*2
中部高速鉄道の車両のディーゼルエンジンから出る黒煙と大騒音による訴訟。1992年のこの裁判の上告審により中部高速鉄道は旧式エンジンの交換を2020年までに命じられた。




爆音車両は作者も幼い頃は苦手でした。やっぱり爆音車両にはあまり乗りたくないですね。
次回に続きます。


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通勤型雷神(シティー・サンダー)・後編

前回の続きです。諸事情により投稿が遅れました。


土曜日午前11時半、沼津駅にて。今ここで曜ちゃん、月ちゃん、梨子ちゃん、花丸ちゃんと5人でバスを降りたところ。

 

えっ?なんでこんな時間にここにいるのかって?それは…。

 

〜※〜

 

土曜日の朝に、通勤型雷神(シティー・サンダー)を見に行くのにまず私は由美ちゃんに電話で聞いてみた。

 

「もしもし、由美ちゃん?」

 

『千歌ちゃん、どうしたの?』

 

「今日通勤型雷神(シティー・サンダー)を見に行くんだけどどの列車に乗ればいいのか分からなくて」

 

通勤型雷神(シティー・サンダー)か…。それは…12:06沼津市発の名古屋南行快速に乗るべきです!確かその列車の3号車から12号車まで(*1)が通勤型雷神(シティー・サンダー)だったはず。まあせっかくだし六番町おいでよ』

 

「ありがとう!」

 

〜※〜

 

というわけで、10時半待ち合わせで沼津駅に着いたらこんな時間になっていた。

 

「緊張するずら…」

 

「だよねぇ」

 

みんな緊張している。なぜなら真の爆音車両に乗るから。鼓膜が破れることも覚悟の上である。

 

「とりあえず、沼津市駅に出よう」

 

「「「「うん!」」」」

 

中部高速鉄道の沼津駅は東阪本線ではなくて沼津港線の駅。沼津港線は沼津市駅で東阪本線と接続しているため、そこまで出ることにした。

 

「まもなく、2番線に普通列車新居町行が2両で参ります。危ないですから黄色い線の内側に下がってお待ちください」

 

ところがやってきた沼津港線の車両は…。

 

「これもまた爆音車両じゃん!!」

 

G4600系2両編成。沼津港線はホームが4両編成までしか対応していないため、2両編成はよく来る(*2)。そしてこのG4600系も爆音車両で、車体設計が通勤型雷神(シティー・サンダー)と全く同じ。違いはVVVF音がごく僅かに静かなこと、モータ出力が320kWと若干小さいこと、そして何よりパンタグラフがついていないことだけだ。パンタグラフがついていない分、エンジンもずっと回しっぱなし。そのため、こちらにも渾名がついている。それは…

 

 

 

通勤型転用雷神(カントリー・サンダー)」。

 

 

 

梨子ちゃんは言う。

 

「もう1本後にしようよ」

 

すると曜ちゃんが言った。

 

「今これ逃すと次は1時間後にしか来ないから乗るよ!」

 

月ちゃんと花丸ちゃんは、

 

「これが…中部高速鉄道の気動車…」

 

「前照灯が白い…車内照明も新しそう…はぁ〜♥未来ずら〜♥」

 

夢中だね…。

 

そんなこんなでとりあえず乗って沼津市駅に向かう。

 

〜※〜

 

12:04、沼津市にて。

 

「まもなく、2番線に快速名古屋南行が12両で参ります。危ないですから黄色い線の内側に下がってお待ちください」

 

やってきたのは…あれ?前面が通勤型雷神(シティー・サンダー)とは違う…。

 

梨子ちゃんは言う。

 

「ちょっと千歌ちゃん!通勤型雷神(シティー・サンダー)じゃないじゃない!」

 

今度は曜ちゃんがこう言った。

 

「いや待って!やっぱり…3両目から全部通勤型雷神(シティー・サンダー)だよ!しかも新生Aqoursラッピングの第4編成だよ!!」

 

「えぇ〜っ!?中部高速鉄道は用意が早いなぁ〜!!」

 

そんなこんなでみんなで乗り込む。もちろんグリーン車の6号車や7号車ではなく、3号車に乗る。金欠になるからね。

 

車内で月ちゃんが聞いてきた。

 

「1号車と2号車は結局何だったのあれ?」

 

「あれはね…」

 

皆さんにも説明しましょう。

 

1号車と2号車はハイデッカーバイモード電車なの。この2両の形式名・編成名はD2400系D2445Fで、2両ともグリーン車。1957年製で、全長は22mと中部高速鉄道標準規格型より長い(*3)。また、エンジンはG-DMP48HZ(*4)を1台搭載する(*5)。台車は3軸ボギー・2軸ボギー・3軸ボギー(*6)の合計8軸で、1号車はすべて動力軸、2号車はすべて付随軸。モータは出力400kWのPMSM・G-MT85P形(*7)。そのため、この車両にも渾名がついている。その渾名は…

 

 

 

マンモス気動車」。

 

 

 

そしてこの車両も通勤型雷神(シティー・サンダー)より酷い爆音モンスターで、機関車並の爆音(*8)を出すのだ。

 

「えぇ〜っ!?そうだったの!?」

 

月ちゃんも驚いている。

 

そりゃそうだろう。原設計は機関車だから。

 

〜※〜

 

3時間後、ついに!

 

「まもなく、名古屋南、終点です。お忘れ物のないように願います。この列車は車庫に入ります。引き続きご乗車できませんのでご注意ください。名港線、江南関線ご利用の方は、ホーム中央の階段をご利用ください。まもなく、名古屋南、終点、6番線の到着です。We will soon arrive at Nagoya-Minami, the last stop. Please change here for the Meiko and Konan-Seki Line. Thank you!」

 

VVVF音とエンジン音、そして吊り掛けサウンドが響く。ブレーキ音が身にしみる。ドアが開く。

 

「この列車はこの駅までです。ご乗車になれませんのでご注意ください」

 

すると由美ちゃんからLINEが。

 

〈そのまま乗り続けてね。俺は車庫で待ってるから〉

 

〈りょーかい!〉

 

そして発車ブザーが鳴る。ドアが閉まる。ブレーキが緩解する。発車するとまたVVVF音などが響く。

 

車庫に到着すると、エンジンが止まった。乗っていたのは3号車だったので、前方の乗務員扉から出ることができた。

 

降りた先には…。

 

「やっぱり由美ちゃんだ!」

 

「どうも!みんなもこんにちは!」

 

「「「「こんにちは!」」」」

 

「ところでどうして俺に聞いたの?仲喜くんや勇輝くんにも聞けたじゃないか」

 

「今日暇そうにしてたから」

 

「…バレたか、エヘヘ…」

 

とりあえず、今日は何をやるのかというと…。

 

「とりあえず今日は車庫に停まっている車両を見せてあげたいと思います。スクールアイドルには初公開だから楽しみにしてね!」

 

「ありがとう!」

 

というわけで、最初に紹介するのは…。

 

 

 

中部高速鉄道G5000系電車。

 

 

 

由美ちゃんによると、この形式は1962年に一挙に100両が製造された日本初のオールステンレス車両で、2016年から廃車が始まったが、製造から57年が経過した2019年4月現在でも半数以上が現役であるとのこと。未更新車は既に存在せず、2回も更新工事を受けた車両まで存在するとか。この編成はG5049Fで、登場当初からバイモード車両となっているらしい。2042年3月末に引退することも決定していて、この編成とトップナンバーが最後まで残るという。

 

次に紹介するのは…。

 

 

 

南国急行鉄道3000系電車。

 

 

 

由美ちゃんによると、この形式は1962年から1989年にかけて336両が製造されたオールステンレス車両で2020年3月末の引退が決定しているとのこと。初期製造分は吊り掛け駆動の抵抗制御だったが、1978年製造分から電機子チョッパ制御で、1989年の最終増備車は直角カルダン駆動のVVVFインバータ制御が採用されたとか。この編成は3152Fで、吊り掛け駆動・抵抗制御の4次車。平成の終わる4月30日に運用を離脱するらしい。

 

その次に紹介するのは…。

 

 

 

中部高速鉄道DP101形ディーゼル機関車。

 

 

 

由美ちゃんによると、この形式は2016年に登場した2車体連接かつ日本最大級の電気式ディーゼル機関車で、全長44m・重量432.0t。軸配置はCo' Bo' Co' +Co' Bo' Co' の16軸。エンジンはG-DMX135Z(*9)を2台搭載する。モーターは三相交流誘導電動機のG-MT128形(*10)を16基搭載する。この機関車1機あたりの出力は20MWとなる。とてつもなく巨大かつ出力も大きいのでついた渾名は…

 

 

 

マンモス機関車」。

 

 

 

また、バイモード機関車版のEP101形や、1車体両運転台版のDH61形などバリエーションは様々で、過去には同じ設計で軸配置をCo' Co' Co' +Co' Co' Co' の18軸とした電気式原子力機関車のNR111形の製造計画も立ち上がったが、これは問題があって廃案になったという。そしてこのDP101形も爆音モンスターであるとのこと。

 

次に進みたいところだが、突然後ろから声がかけられた。

 

「千歌さん、曜さん、梨子さん、花丸さん、月さん、なぜここに…?」

 

「もしかして…えぇ〜っ!?ダイヤさん!?」

 

「驚かれるのは心外ですわ!実は私も勇輝さんに『名古屋南の車庫に来ませんか?』と呼び出されてここに来たのですわ。ところで由美さん、勇輝さんはいつ来られるんですの?」

 

「もうすぐ来るはずですので待っててもらっていいでしょうか?」

 

「…わかりましたわ」

 

待つこと2分。勇輝くんはやってきた。

 

「ダイヤさん、遅れて申し訳ありません」

 

「勇輝さん!大遅刻ですわよ!!私は30分もここで待っていましたから!!」

 

ダイヤさんそんな前からここにいたの!?

 

そんな驚きもあったが、説教は10分以上続いた。

 

説教が終わると勇輝くんとダイヤさんは2人で車両探検に行ってしまった。

 

とりあえず最後に紹介してくれる車両を見に行こう。

 

最後に紹介するのは…。

 

 

 

2代目Aqours Express(*11)となった中部高速鉄道G3600系電車。

 

この編成名はG3616Fで、機器類は他の車両と共通なことから、この編成は通勤型雷神(シティー・サンダー)6号という別名までついている。今回はこの車両の後ろに2両編成のG4600系が連結されている。

 

由美ちゃんは言った。

 

「とりあえずこの車両に乗ろう」

 

梨子ちゃんは言う。

 

「どうして?」

 

「これからこの編成は17:14発の快速東京行に充当される。今17:00だもんでもうすぐこの車庫を出るからさ」

 

「今日はもうこの車庫を離れるんだね…」

 

月ちゃんは悲しそう。そこで花丸ちゃんはフォローする。

 

「時間も時間だから仕方ないずらよ」

 

「そうだね」

 

すると由美ちゃんは言った。

 

「名古屋南駅に戻ったら大事な話があるからね」

 

何だろうね…?

 

そんなこんなでエンジンがかかる。汽笛が鳴る。VVVF音などを響かせながら列車は発車する。

 

〜※〜

 

名古屋南駅到着後、由美ちゃんは話し出した。

 

「大事な話とは今から言うこと。世の中には完璧を求める人もいるけど、完璧なものなどはない。むしろ完璧を求めてはいけないんだ。大切なのは自分が満足するかどうかだよ。

以上」

 

このとき私はハッとした。

 

確かに、通勤型雷神(シティー・サンダー)は爆音モンスターであるという大きな問題点を抱えていた。しかし、実際に乗ってみると爆音はあまり感じられず、国鉄のキハ181よりは静かだった(*12)。

 

それに気づいた私はこう言った。

 

「ありがとう!なんか、自分の了見の狭さに気づいたよ」

 

「そう言ってくれると嬉しいです」

 

そして、この後はどうするかをみんなで決めることに。月ちゃんは言った。

 

「いっそのことカラオケ行かない?」

 

満場一致で決定。この後、6人でカラオケを3時間楽しみ、中部高速鉄道本社に一泊させてもらった。

*1
通勤型雷神(シティー・サンダー)は10両固定編成。

*2
東阪本線の快速も一部が2両編成。ただ、普段は2両編成は増結用として使われる。

*3
中部高速鉄道標準規格型は車体長19.5m・全長20m。

*4
メーカー名XDO-10。V型16気筒インタークーラー付直噴ターボS/Cディーゼルエンジン。排気量47984cc・出力5440ps(4000kW)・回転数1600rpm。

*5
過去には別のエンジンを使用していたが、黒煙裁判により交換された。

*6
3軸ボギー台車はG-DT86・G-TR306系で、2軸ボギー台車はG-DT85・G-TR305系。いずれも円錐積層ゴム式ボルスタレス空気バネ台車。かつては別の台車を使用していたが、問題があって交換された。

*7
かつては直流モータを使用していたが、これも老朽化により交換された。

*8
115dB位かな?

*9
メーカー名XDO-06。W型24気筒インタークーラー付直噴ターボS/Cディーゼルエンジン。排気量134976cc・出力8160ps(6000kW)・回転数1600rpm。

*10
端子電圧2200V・出力1250kW・回転数1600rpm。

*11
Aqours Expressは3代存在する。初代は中部高速鉄道G11900系3連3本を改造したもので、2020年3月末の引退が決定している。3代目は私たちが乗ってきた新生Aqours号のこと。

*12
JR東海のキハ25並にうるさかった。




次回は未定です。


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苦手な数学を克服するずら!!問題編1

教科ネタをぶち込みます。数学アレルギーの方には申し訳ありません。また、タイトル名の通り、国木田花丸ちゃん視点で書きます。


オラは数学が苦手。好きだけどなかなかいい点数が取れない。そんな時、1通の手紙がオラのもとに届いた。

 

読んでみよう。

 

「…『マルちゃんへ

 

俺は2年間かけて2問の数学の問題を作った。そして君は苦手な数学を克服したいと言っていた。というわけで作った問題を君に捧ぐ。これは受験までに解けるべき基本問題と言われているからがんばれ!解いたら解答、解説をしっかり見て答え合わせをして俺に報告をお願いします。

 

Aqoursではマルちゃん推しの大地の物語メンバー 青山由美より』…」

 

えぇ〜っ!?由美ちゃんからの問題!?難しそうずら…。

 

とりあえず、オラは問題用紙2枚と解説書が入っていることを確認する。そして1枚目の問題を読んでみる。

 

〜※〜

 

Q.[桜通線ゲームの確率]

 

桜通線は名古屋市内の中村区役所駅と徳重駅を結ぶ1本の路線である。データは以下の通り(↓)である(*1)。

 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E5%B8%82%E5%96%B6%E5%9C%B0%E4%B8%8B%E9%89%84%E6%A1%9C%E9%80%9A%E7%B7%9A

 

この桜通線には6000形という電車が20本、6050形という電車が4本存在する。データは以下の通り(↓)(*2)で、両者は互いに区別なく共通運用されている。

 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E5%B8%82%E4%BA%A4%E9%80%9A%E5%B1%806000%E5%BD%A2%E9%9B%BB%E8%BB%8A

 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E5%B8%82%E4%BA%A4%E9%80%9A%E5%B1%806050%E5%BD%A2%E9%9B%BB%E8%BB%8A

 

ここで、「桜通線ゲーム」をする。このゲームのルールは以下の通りである。

1. 桜通線の駅(どの駅でもよい・方面は片方のみ・1つの駅を選んだらゲームが終了するまでその駅を離れない)で電車を観察し、電車が発車したときを1回と数える。

2. 6050形が発車したとき、このゲームは終了する。

このとき、次の問いに答えよ。ただし、どの電車が来るのも同様に確からしいものとする。

(1) 24本すべてが稼動しているとき、次の確率を求めよ。

  ①2回でこのゲームが終了する確率

  ②5回以内にこのゲームが終了する確率

(2) 平日の日中、桜通線では24本の電車のうち14本が稼動しており、残る10本は検査に出ていたり車庫で休んでいたりする。この10本の選び方は無作為抽出である。このとき、5回以内にこのゲームが終了する確率を求めよ。ただし、10本を選ぶ確率を含めて考えよ。

 

〜※〜

 

見ただけで難しそうずらー!みんなも一緒に考えるずらよ!

 

でも解くのは次回。楽しみになってきたずら!

*1
元の問題は「路線図は以下の通りである」だったが、この話を書くにあたって改変した。

*2
これもこの話を書くにあたって改変した。




問題編1と書いたのは解答・解説編及びシリーズがあるからです。問題編、解答・解説編合わせて4話書く予定です。
次回は未定です。


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苦手な数学を克服するずら!!解答・解説編1

前回の問題の解答・解説を書きます。解きたいという人でまだ解いていない人は前回作を必ずお読みください。
もちろん国木田花丸ちゃん視点で書きます。


…待って!電車って1本行っちゃうとその編成はしばらく来ないから…(1)①は

 

(20/24)×(4/23)=10/69

 

かな。

 

②は余事象の確率を求めた方がいいから、

 

余事象の確率は

 

(20/24)×(19/23)×(18/22)×(17/21)×(16/20)=646/1771

 

求める確率は、

 

1-(646/1771)=1125/1771

 

になるはずずら。

 

(2)は難しい…いや時間がかかりそうずら…。

 

でもやってみよう!

 

これも余事象の確率を求めた方がいいね

 

10本の選び方は24C10(通り)

 

このうち、選ばれた10本中、

  

(i)4本が6050形だった場合は、20C14(通り)

 

(ii)3本が6050形だった場合は、20C13×4C1(通り)

 

(iii)2本が6050形だった場合は、20C12×4C2(通り)

 

(iv)1本が6050形だった場合は、20C11×4C3(通り)

 

(v)すべて6000形だった場合は、20C10×4C4(通り)

 

(i)のとき、ゲームは終了しない。

 

(ii)のとき、余事象の確率は、

 

 (13/14)×(12/13)×(11/12)×(10/11)×(9/10)=9/14

 

よってこの事象の確率は、

 

1-(9/14)=5/14

 

(iii)のとき、同様にして、

 

(12/14)×(11/13)×(10/12)×(9/11)×(8/10)=36/91

 

よってこの事象の確率は、

 

1-(36/91)=55/91

 

(iv)のとき、同様にして、

 

(11/14)×(10/13)×(9/12)×(8/11)×(7/10)=3/13

 

よってこの事象の確率は、

 

1-(3/13)=10/13

 

(v)のとき、同様にして、

 

(10/14)×(9/13)×(8/12)×(7/11)×(6/10)=18/143

 

よってこの事象の確率は、

 

1-(18/143)=125/143

 

 

 

(ii)かつ5回以内にこのゲームが終了する確率は、

 

{(20C13×4C1)/24C10}×(5/14)=100/1771

 

(iii)かつ5回以内にこのゲームが終了する確率は、

 

{(20C12×4C2)/24C10}×(55/91)=75/322

 

(iv)かつ5回以内にこのゲームが終了する確率は、

 

{(20C11×4C3)/24C10}×(10/13)=200/759

 

(v)かつ5回以内にこのゲームが終了する確率は、

 

{(20C10×4C4)/24C10}×(125/143)=125/1518

 

これより、最終的に求める確率は、

 

(100/1771)+(75/322)+(200/759)+(125/1518)=1125/1771(*1)

 

 

赤字が答え。

 

もちろん全部正解だった。ただし、最後の問題は別解があったのでここに載せておく。

 

〜※〜

 

休んでいる本数は関係ないので、求める確率は、(1)の②より、1125/1771

 

 

〜※〜

 

オラは由美ちゃんにLINEで報告した。

 

〈1枚目解けたずらー!全部正解だったずらー!!〉

 

〈おめでとう!じゃあ2枚目は?〉

 

〈いっぺん見たけど加法定理分からなくて…〉

 

西白壁高校は1年生の時点で三角関数をやっているけど、浦の星では正弦定理、余弦定理をやったところで終わり、今静真高校ではようやく弧度法をやっている。

 

由美ちゃんからはこのように返ってきた。

 

〈まずは千歌ちゃん、曜ちゃん、梨子ちゃん、月ちゃんのうちの誰かに聞いてみて。俺からはヒントはあげません。Good Luck!〉

 

〈えぇ〜っ!?〉

 

解くのはまた今度にしようかな…?

*1
途中式はすべて省略しました。




次回は未定です。


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GW中
千歌大喜利 メンバー挨拶


得意(?)な笑点ネタをぶち込みます。


(♪笑点のテーマ♪)

 

ついにこのときがやってきた。司会進行はやっぱり私だった。

 

「さあ、大喜利の時間がやって参りました。司会の高海千歌です。まずは終電に乗り逃したことが1回でもある皆さんからご挨拶」

 

「2019年3月16日にダイヤ改正がありましたね。これによって東京メトロの千代田線の10両編成の列車が北綾瀬に乗り入れるようになりました。北綾瀬は埼玉県。いつになったら埼玉に行けるのか。元東京在住、高2のときに音ノ木坂から転校して内浦にやってきた、桜内梨子です」

 

 

 

通勤型雷神(シティー・サンダー)、それは地上を走る高速鉄道を走る爆音モンスターのこと。私はリトルデーモンと一緒にいつか乗れることを期待する」

 

仲喜「そういえばよっちゃんはそれに乗ったこと無かったね」

 

「うるさいうるさいうるさい!!堕天使ヨハネ、降臨!」

 

 

 

「私の父林家三八は現在二つ目です。じゃあ私は、だって?前座でもなく、見習いでもなく、ただの鉄台(手伝い)。それじゃダメじゃん四谷光希です!」

 

ここまではAqoursメンバー。

 

ここからは大地の物語メンバー。この収録のためだけにわざわざ名古屋からまた来てもらった。

 

「硝酸とは何か。化学式HNO3で表される一種の液体のことです。濃硝酸であれ希硝酸であれ銅を溶かします。希硝酸は強酸で、濃硝酸とともに劇物にも指定されています。銅を溶かしたときにはNOやNO2といった有害な気体を出すため、塩酸・硫酸より扱いにくく、中学の実験では扱うことがありませんでした。化学って、面白いよね?頑張ります!青山由美です」

 

 

 

「DMH17系エンジンについて説明しましょう。文字通り、直列8気筒、排気量17Lのエンジンです。出力はターボ無しで160〜180ps、ターボがついても250〜300ps程度にしかなりません。あまりにも重く、非力なので、また、特にJR東日本ではサロンエクスプレスアルカディアの発火事故があったので新型エンジンに取り替えられつつあります。中部高速鉄道では採用例が皆無です。エンジンって、面白いですわよね?御門勇輝ですわ。よろしくね」

 

 

 

「『アクア』、それはいろいろな分野で使われています。水族館のことを英語で『aquarium("アクア"リウム)』、千葉県と神奈川県を結ぶ東京湾に架かる高速道路のことを『東京湾"アクア"ライン』、2価の銅イオンに4つの水分子がくっついた錯イオンのことを『テトラ"アクア"銅(II)イオン』、そして今私たちと共演しているスクールアイドルが『Aqours("アクア")』です。私たちはいつまでもAqoursを応援しています。頑張りましょう!山部仲喜です!」

 

 

 

この6人で今回は収録する。続いて座布団運びは曜ちゃん。というわけで、

 

「続いて、終電を逃して泳いで帰ったことのある、体力に自信満々な座布団運びからご挨拶」

 

「それは言い過ぎだよ千歌ちゃん!えーっと…皆さんも一緒に、座布団10枚を目指して〜、全速前進〜?」

 

観客(*1)・回答者・曜ちゃん・私「ヨーソロー!!」

 

「座布団と幸せを運ぶ、渡辺曜です!」

 

曜ちゃん退場、持ち場につく。

 

問題は3問用意してあるが、出すのは次回以降。今回はここまで!

*1
Aqoursの花丸ちゃん、ルビィちゃん、月ちゃん、清ちゃん、幸恵ちゃんと、大地の物語の真奈ちゃん、香住くん、心音ちゃん、聡平くん。




次回から問題に入ります。


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千歌大喜利 1問目 こんなスクールアイドルは嫌だ

前回の続きです。ようやく問題作成にかかりました。

※この話を書いた俺は、タグにそっとR-15とつけた。


まずはなぜこのメンバーになったのか。質問が届いている。

 

善子「千歌、なんで私なのよ!!ルビィやズラ丸でもよかったじゃない!!」

 

私「善子ちゃん面白いからさ〜」

 

善子「だからヨハネよ!!」

 

 

 

梨子「千歌ちゃん、どうして私を選んだの?月ちゃんでもよかったのに」

 

私「月ちゃんは生徒会で忙しいって言ってた」

 

 

 

光希「じゃあ千歌先輩、どうして私を選んだのですか?清ちゃんやルシファーちゃんでもよかったじゃないですか!」

 

私「落語家の娘として頑張ってほしいなぁって思って。あと先輩禁止!」

 

光希「わかりました。ありがとうございます」

 

 

 

由美「じゃあゲストはなぜ旧コメット団の3人なんだよ!」

 

私「いつもお世話になっているから」

 

由美「本音は?」

 

私は瞳の色を昏くして言った。

 

「私はね、由美ちゃんのことが大好きなの。できればいつか勇輝くんから取っちゃいたいって思ってるんだ(*1)。君も花丸ちゃんより私を推してさらには一緒にいつかデートに誘ってほしいなぁ〜」

 

由美「千歌ちゃん怖いよ!」

 

ごめんごめん!ついヤンデレが出ちゃった!!

 

 

 

曜「なんで私を座布団運びに?」

 

私「座布団は1枚2kgあって一度に3枚運べる人が他にいないから」

 

曜「なるほど」

 

さて、本題に入る。

 

「さあ、いい答えを言った方には座布団を差し上げます。で悪いと取ります。そして10枚たまりますとAqoursにまつわる素晴らしい賞品がもらえますので頑張ってやってください」

 

座布団は梨子ちゃんと仲喜さんが6枚、善子ちゃんと勇輝くんが3枚、光希ちゃんと由美ちゃんが4枚からスタートとなる。

 

「さあ、1問目!μ's、A-RISEを始めとして今スクールアイドルがブームです。しかし、失敗に終わったスクールアイドルも中には存在すると思います。そこで皆さんは『こんなスクールアイドルは嫌だ』をテーマにどんなスクールアイドルが嫌なのかを発表してください」

 

最初は、

 

「よし、それじゃあ梨子ちゃん!」

 

「こんなスクールアイドルは嫌だ。PVを一度も作らずに終わったスクールアイドル」

 

「まあ、最初はこんな感じかな。でも先陣を切ったということで梨子ちゃんに1枚!」

 

「やった!」

 

座布団 +1枚

 

「はい勇輝くん!」

 

「こんなスクールアイドルは嫌だ。旅のロケを撮影していると『これは食べられません』『これは医者に止められてます』となってロケができないスクールアイドル」

 

「ジジイか!1枚持っていきなさい!!」

 

座布団 −1枚

 

「はい由美ちゃん!」

 

「天龍源一郎のように滑舌の悪いスクールアイドル。○△□※☆✕…!○△□※☆✕…!」

 

「1枚あげて」

 

座布団 +1枚

 

次は…、

 

「はい仲喜さん!」

 

「こんなスクールアイドルは嫌だ。訳のわからないロシア語だけをしゃべる社会主義的スクールアイドル」

 

「ソ連じゃん!

 

はい光希ちゃん!」

 

「こんなスクールアイドルは嫌だ。メンバーを次々と更迭するホワイトハウスのスクールアイドル」

 

「それは嫌だね。1枚あげて!」

 

座布団 +1枚

 

「はいヨハネちゃん!」

 

「こんなスクールアイドルは嫌だ。堕天使用語を多用する人ばかりのスクールアイドル。ウケないわねぇ」

 

善子ちゃんは座布団を1枚返納した。

 

座布団 −1枚

 

「自覚あるならそれでいいです。

 

はい梨子ちゃん!」

 

「こんなスクールアイドルは嫌だ。風俗店でアルバイトをして稼ぐスクールアイドル。

お兄さん、キスしよ」

 

「曜ちゃん!気持ちが悪いから3枚持っていきなさい!!」

 

座布団 −3枚

 

「はい仲喜さん!」

 

「こんなスクールアイドルは嫌だ。天皇万歳の極右派スクールアイドル」

 

「1枚あげて」

 

座布団 +1枚

 

「はい由美ちゃん!」

 

「こんなスクールアイドルは嫌だ。オウム真理教の思想を取り入れた、麻原彰晃を神として扱うスクールアイドル」

 

「なんか政治的側面強くなってませんか?」

 

時間的に次が最後かな。最後は…、

 

「はい光希ちゃん!」

 

「こんなスクールアイドルは嫌だ。鉄道会社の支援を全面的に受けて、普段は鉄道車両の運転をしていて、勉強も頑張っていて、2つのアイドルが統合したもので、確か西白壁高校の大地の物語というスクールアイドルで(*2)…」

 

「全部俺たちのことじゃないか!」

 

「曜ちゃん、由美ちゃんの1枚取って光希ちゃんにやって」

 

「なんでーーーーーー!?」

 

「代表者だからね」

 

由美 座布団 −1枚

 

光希 座布団 +1枚

 

そして梨子ちゃん4枚、善子ちゃん2枚、光希ちゃん6枚、由美ちゃん4枚、勇輝くん2枚、仲喜さん7枚となったところで次の問題へ。

*1
由美ちゃんは勇輝くんと付き合っている。

*2
光希ちゃん本人も気づいているけど、西白壁高校は名義上で、本当は大地の物語は中部高速鉄道プロデュースのカンパニーアイドルなのだ。




次回は2問目です。


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千歌大喜利 2問目 みかん食べよ♪

前回の続きです。これ書きたかったんだーーーーーー!!


前回言った通り、1問目は梨子ちゃん4枚、善子ちゃん2枚、光希ちゃん6枚、由美ちゃん4枚、勇輝くん2枚、仲喜さん7枚で終わった。

 

2問目の台本は…あった!

 

読み上げよう。

 

「それじゃあ2問目!私の好きな食べ物といえば?」

 

観客・回答者・私・曜「みかん!」

 

「ですよね。そこで私が『みかん食べよ♪』と嬉しそうに言いますので何か返してください」

 

最初は…えっ?善子ちゃん?意外。

 

「よし、それじゃあヨハネちゃん!みかん嫌いだって言ってたけど別にいいよね?」

 

「もちろんよ!答えなんて一発でできるんだから!!」

 

「じゃあ行くよ。みかん食べよ♪」

 

「嫌よ!」

 

絶対そう来ると思った。でもこれは答えじゃない。

 

「答えできてないじゃん!!曜ちゃん!善子ちゃんの1枚持っていきなさい!!」

 

「だからヨハネ!!」

 

座布団 −1枚

 

「はい仲喜さん!みかん食べよ♪」

 

「なに?機関車変えよ?」

 

仲喜さんは座布団を1枚返納した。

 

座布団 −1枚

 

「あなたもわかってるね。あっ、大地の物語は慣れてるんだった」

 

大地の物語メンバーは全員大喜利経験者だったね。

 

次は…。

 

「はい光希ちゃん!みかん食べよ♪」

 

「いいですけどそのドジな性質をどうにかしてくださいよ!!」

 

「曜ちゃん!全部持っていきなさい!!」

 

座布団 全部没収

 

「はい由美ちゃん!みかん食べよ♪」

 

「なに『みかん食べよ♪』だと?中部高速鉄道に入って3年、大喜利歴1年、Aqours後援会の大地の物語リーダーのこの青山由美と一緒に『みかん食べよ♪』?そういう了見だから千歌さん、あんたは恋愛に興味あるのに彼氏ができない」

 

観客席から拍手が聞こえてきた。

 

「拍手はいらない!曜ちゃん1枚持っていきなさい!!」

 

座布団 −1枚

 

「はい梨子ちゃん!みかん食べよ♪」

 

「2人でみかんをむく。指と指が触れる。手と手が触る。ふっと目が…ああっ!千歌ちゃぁ〜ん♥」

 

「気色悪いよ!なんで私を抱こうとするの?もうこれ3枚持っていきなさい!!」

 

座布団 −3枚

 

「はい勇輝くん!みかん食べよ♪」

 

「一緒に食べたければ、ご主人様と呼べ!」

 

「曜ちゃん、きれいにしちゃいなさい」

 

座布団 全部没収

 

「監禁王子じゃないんだからさ!!」

 

次は…。

 

「はい光希ちゃん!」

 

「座布団無くて足が痛いからとっとと取り返します」

 

「みかん食べよ♪」

 

「Oh!千歌っち、大歓迎デ〜ス!シャイニー♪」

 

「鞠莉ちゃん…、会いたいなぁ…。今頃どうしてるんだろう…?」

 

曜「えっ?」

 

「曜ちゃん!こういうときは黙っていても3枚差し上げるの!!」

 

「やった!」

 

座布団 +3枚

 

「はい勇輝くん!」

 

「座布団無しではたまったもんじゃないのでとっとと取り返しますわよ」

 

「みかん食べよ♪」

 

「よし、じゃあその前にハグしよ」

 

「果南ちゃん今頃どうしてるんだろう…?」

 

曜「まさかこれも…?」

 

「そう!二番煎じだから2枚あげるの!」

 

座布団 +2枚

 

「はいできた人!」

 

しばらく手をあげる人はいない。

 

10分後、

 

「はい仲喜さん!みかん食べよ♪」

 

「と言われながら財布を抜く」

 

「持ってっちゃダメ!

 

はい勇輝くん!みかん食べよ♪」

 

「ここのこたつは暖かいですからね」

 

普通すぎる。

 

時間的にあと2つ。次は…。

 

「はい由美ちゃん!みかん食べよ♪」

 

「ちょうど良かった。俺朝から何も食べてなかったからね」

 

「かわいそうだから1枚あげて」

 

座布団 +1枚

 

最後は…。

 

「はい仲喜さん!みかん食べよ♪」

 

「じゃあ今からむくからね。…あっ!落としちゃった!どこへ行くんだいこのみかん!そっちは、女湯でしょ?そっち行っちゃいけませんよ!あっこれはどうも隣の奥様、大きなみかんが胸に2つ、あらお向こうのお婆ちゃんもキンカンが花盛りで、私のフィンガーライムが…」

 

パシーン!!

 

仲喜さんを叩いたのは私だった。

 

「殴ったね…」

 

「殴って何が悪いか!」

 

「俺はただ小遊三師匠のモノマネを…」

 

パシーン!!

 

また私は仲喜さんを叩いた。

 

「ぶったね…!二度もぶった…!親にもぶたれたことないのに!」

 

「ぶたれない下品な人がいるものか!!」

 

そしてもちろん、

 

「曜ちゃん!!コイツのみんな持っていきなさい!!」

 

座布団 全部没収

 

そして私は言う。

 

「私は本当は下ネタについてはあまり気にしない人なんです。しかしながら、アイドルがこんな度が過ぎたことを言っていてはまずいということで仲喜さんを叩きました。さて、次の問題へ行きたいと思います」

 

こうして梨子ちゃん1枚、善子ちゃん1枚、光希ちゃん3枚、由美ちゃん4枚、勇輝くん2枚、仲喜さん0枚となって次の問題へ。




次回が最後の問題です。


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千歌大喜利 3問目 ○○は輝いてるかい?

最後の問題です。


前回言った通り、2問目は梨子ちゃん1枚、善子ちゃん1枚、光希ちゃん3枚、由美ちゃん4枚、勇輝くん2枚、仲喜さん0枚で終わった。

 

3問目の台本はすぐに見つかった。読み上げようとしたその瞬間に聞き覚えのある声が。

 

「千歌さーん!」

 

「千歌っちー!」

 

「千歌ー!」

 

「ダイヤさん!鞠莉ちゃん!果南ちゃん!どうしてここに!?」

 

「よく考えなさい。次の週は…」

 

 

 

 

「「「大連休なんだ(なのです)から!!」」」

 

 

 

そうだった!もう今日は2019年4月26日。そのためかわからないけど3人が内浦に帰ってきてたの忘れてた!

 

「なんかごめん、忘れてた」

 

「忘れないでよ!!」

 

「そういえばさっきの大喜利2問目見ていましたけど至って普通でしたわよ」

 

「どうしてですか?」

 

「実は仲喜さんは過去にも爆弾発言をして座布団を没収されています」

 

「えっ?」

 

「例えば…」

 

〜※〜

 

何か願い事を言って当時司会だった心音さんが「願いが叶ったら?」と返すのでさらに返すという問題が出されて、仲喜さんはこのように答えました。ちなみに座布団はこのとき不評を買ったので持ち札をやり取りする方式になっていました。

 

仲喜「女の子になれますようにと」

 

この時点で一部の回答者から笑いが上がりました。

 

心音「なんかイヤな予感しかしないけど、願いが叶ったら?」

 

仲喜「とりあえず、女湯は行きますわな

 

これによって仲喜さんは持ち札を2枚没収されました。笑った人からも1枚ずつ没収されました。

 

〜※〜

 

鞠莉「これだけじゃないわ!2018年9月のことなんだけど…」

 

〜※〜

 

回答者が何かに誘ってのぶにゃんが「絶対に嫌よ!」と言うから何か返す問題が出されたの。このときも座布団じゃなくて持ち札だったわ。

 

仲喜「宣治くん(*1)、女湯へ行こう

 

ここで飛んできたのは「絶対に嫌よ!」じゃなくて、

 

のぶにゃん「嫌に決まってるでしょ!?もう博士(*2)!全部持っていきなさい!!」

 

こうして仲喜は持ち札を全部没収されたのデース。

 

〜※〜

 

果南「だから千歌、さっきの女湯発言で叩いたことは謝ろうよ」

 

私「…わかった。仲喜さん、さっきはごめん!」

 

仲喜さんは言う。

 

「いや俺全然怒ってないしむしろ叩かれるのが日常茶飯事だからさ、別にいいよ」

 

とりあえず、仲喜さんとは仲直りすることができた。

 

「千歌!3問目行こうよ!私たちこのために静真高校に来たんだから!」

 

「うん!それでは3問目!曜ちゃんみんなに例のものを配ってー!」

 

「了解であります!」

 

配られたのはマイク。

 

「そしてこちらをお聴きください!」

 

(♪Aqours『君のこころは輝いてるかい?』♪)

 

「さあ、今聴いてもらったのは私たちが去年の学校説明会のときに披露した『君のこころは輝いてるかい?』です。皆さんはこの『君のこころ』をいろいろな言葉に変えて『○○は〜♪輝いてるかい〜♪』と歌ってください。そして私が『やってるね!』と言いますからさらに続けてください」

 

最初は…、

 

「よしそれじゃあ由美ちゃん!」

 

「愛知の名古屋は〜♪輝いてるかい〜♪」

 

「やってるね!」

 

「名古屋は日本の第三都市!福岡じゃなくて名古屋に来い!!」

 

「心の叫びが伝わってくるよ。3枚あげて!」

 

座布団 +3枚

 

「はいヨハネちゃん!」

 

「ひょっこりはんは〜♪輝いてるかい〜♪」

 

「やってるね!」

 

「もうそのネタも古いわね…」

 

次は…。

 

「はい光希ちゃん!」

 

「横浜の椎名は〜♪輝いてるかい〜♪」

 

「横浜の椎名って歌丸師匠の本名じゃないか!!それも輝くって頭のこと指してるだろ!!1枚持っていきなさい!!」

 

座布団 −1枚

 

「はい仲喜さん!」

 

「この大喜利は〜♪輝いてるかい〜♪」

 

「やってるね!」

 

「輝くためには座布団運びの曜さんをクビにして代わりにルビィちゃんとマルちゃんを入れることが必要だと思いますが皆さんはどう思いますか?以上です」

 

「ちょっと!」

 

仲喜さんは曜ちゃんに突き飛ばされた。

 

「曜ちゃん、仲喜さんに3枚渡しといて」

 

「なんでーーーーーー!?」

 

座布団 +3枚

 

「はい勇輝くん!」

 

「JR東海は〜♪輝いてるかい〜♪」

 

「やってるね!」

 

「営業利益を見て〜♪"Yes!!"と笑うんだよ〜♪」

 

「JR東海は新幹線で潤ってついにはリニアで輝くからね。1枚やってください!」

 

座布団 +1枚

 

「はい梨子ちゃん!」

 

「家の固定電話は〜♪輝いてるかい〜♪」

 

「やってるね!」

 

「皆さん、これからは詐欺が横行する時期です。電話で『お金を!』は信用しないでください!」

 

「これからね、全国のおじいちゃんおばあちゃんはね、気をつけてくださいよ。曜ちゃん、3枚やって!」

 

「やった!」

 

座布団 +3枚

 

これで1人1つずつ答えを言った。次は…

 

「はい勇輝くん!」

 

「可愛いものは〜♪輝いてるかい〜♪」

 

「そう言って私に『みかん食べたい』って踊らせようって言うんだろどうせ。そうはいかないイカナゴの佃煮!」

 

「それ私のセリフですわよ!取るな!!」

 

「はい誰か他にいない?」

 

「無視かい!!」

 

「はいヨハネちゃん!」

 

「私のこころは〜♪輝いてるかい〜♪」

 

「やってるね!」

 

「司会になったら〜♪"Yes!!"と答えるさ〜♪」

 

「曜ちゃん!善子ちゃんの1枚持っていきなさい!!」

 

「ヨハネ!!」

 

座布団 −1枚

 

善子ちゃんは言った。

 

「ちょっとリリー!私の座布団無くなったじゃない!!」

 

「そんなの善子ちゃんの自業自得でしょ!?あとリリー禁止!!」

 

「もうこうなったら意地でも次の答えで取り返すわよ!」

 

「はいヨハネちゃん!やる気だね!」

 

「大地の物語は〜♪輝いてるかい〜♪」

 

「やってるね!」

 

「何の取り柄もないリトルデーモン5049号がリーダーでは輝けるはずがないわね」

 

由美「おい!!」

 

私「曜ちゃん、由美ちゃんの4枚取ってヨハネちゃんに渡して」

 

由美「えぇ〜っ!?4枚!?」

 

善子「リトルデーモン5049号よ、見たか!堕天使ヨハネの実力を!!」

 

由美 座布団 −4枚

 

善子 座布団 +4枚

 

「はい由美ちゃん!」

 

「これ言いたかったなぁ。G5100系は〜♪輝いてるかい〜♪」

 

「やってるね!」

 

「そんなはずはありません。去年の3月にも廃車が出てしまいました。第23編成です。この編成は2002年8月に登場した7次車でした。本来ならこの編成も更新工事を受ける予定でしたが、台枠に問題があったので、2019年3月15日に運用離脱、翌16日に除籍廃車されました。そして同月28日から29日にかけて新居町の車庫から富山県のリサイクル工場へと解体のために搬出されたということです。登場から16年7ヶ月。お別れイベントも、さよなら運転も、ラストランの予告も無く、寂しい最後でした…」

 

「曜ちゃん!話が長いから2枚持っていきなさい!!」

 

座布団 −2枚

 

時間的に次が最後の最後だ。最後は…。

 

「はい仲喜さん!」

 

「蒸気機関車は〜♪輝いてるかい〜♪」

 

「やってるね!」

 

「んなわけねえだろこのバカチカが!!!」

 

その瞬間に観客席及び回答者からどっと笑いがあがった。この答えは私の癇に障った。

 

 

 

「曜ちゃん!曜ちゃん!全員の全部持っていきなさい!!

 

 

 

善子「なんでよ!!」

 

私「今あれ言ったときみんな笑ってた。見てないふりしてちゃんと見てるんだから!!

 

 

 

全員 座布団 全部没収

 

 

 

千歌ジェノサイドをついに発動させた。

 

曜「ほらみんなも手伝ってよ!1人じゃ運べないんだからさ!」

 

〜※〜

 

運び終わった後、最後の挨拶の時間がやってきた。

 

「今回は新生Aqours最初の大喜利でした。そして早速座布団の大サービス!あげるとは言っていません。取るのもサービスの1つですから。また次はいつやるかわからないし、これが最後になるかもしれません。これからもAqoursと大地の物語を温かく見守ってください」

 

私・回答者・曜「よろしくお願いします!」

 

(♪笑点のテーマ♪)

 

これにてこの日はお開きとなった。

*1
当時は渾名がなかったので本名で呼ばれていた。

*2
持ち札運び担当の中部高速鉄道社員。




次回は未定です。


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爆破予告

今回は比較的重い話です。


2019年4月27日午前5時57分、由美ちゃんから1通のLINEが届いていた。

 

読み上げよう。

 

〈【緊急】

午前5時46分、爆破予告をウイング団が出した。対象施設は

・西白壁高校

・名古屋南駅

・沼津駅

・名城線・名港線全線

・静真高校

・旧浦の星女学院校舎

・東海バスのすべての車両

・音ノ木坂学院

・G5100系第25編成・第26編成

・虹が咲学園

だ。実行日時は2019/04/30の15:00らしい。とりあえず今から俺は大地の物語全員と一部の関係者を起こして沼津に向かう〉

 

…えぇ〜っ!?静真高校を爆破する!?

 

「千歌こんな朝早くにうるさい!!」

 

「ごめんなさい…」

 

美渡姉に怒られちゃったよ…。まあとりあえず隣の梨子ちゃんにも伝えないと…。

 

〜※〜

 

ピンポーン

 

「こんな朝早くにすみません、梨子ちゃんお願いできますか?」

 

「あら?千歌ちゃん?梨子ー!千歌ちゃんが来てるわよー!」

 

梨子ちゃんはもう起きていた。

 

「おはよう千歌ちゃん、こんな朝早くにどうしたの?」

 

「実は緊急で…」

 

〜※〜

 

「えぇ〜っ!?ウイング団が静真高校(私たちの学校)を爆破するー!?」

 

「それで由美ちゃんたちがここ沼津に来てくれることは決まったけど…」

 

「…とりあえず現役Aqours9人とダイヤさん、鞠莉ちゃん、果南ちゃんと沼津駅に集まろう」

 

「そうしよう」

 

〜※〜

 

午前7時、沼津駅にて。

 

「それでこんな朝早くに呼び出して何の用ですの?」

 

「実は…」

 

〜※〜

 

1年生・2年生・曜「静真高校(私たちの学校)が!?」

 

卒業生「爆破される!?」

 

すると鞠莉ちゃんが言った。

 

「ちょっと待って!私は前から知ってたわ」

 

ダイヤ「いつ聞いたんですの?」

 

「1週間前位かな」

 

果南「対策は練ってあるの?」

 

「そう言うと思って我が小原財閥では極東電機と手を組んで『召喚コンピュータ』を開発したのデース!沼津港線の沼津駅にもう用意してあるわよ!」

 

私「とりあえず行ってみよう!」

 

全員「オー!」

 

(OP♪高海千歌『キミの冒険』♪)

 

そこでなんでポケモンの主題歌が流れるの!?しかも私のソロとか恥ずかしいよーーーーーー!!

 

「そんなことを言っていてはタイムリミットが迫ってきますわよ!?ミュージックセンスがないのは降細さんのことですから」

 

「すみません…」

 

〜※〜

 

沼津駅到着後、すでに由美ちゃんたちも到着していた。

 

由美「で、小原財閥が新型コンピュータを開発したって聞いたけどこれのことかな?」

 

私「そうだよ!」

 

由美「とりあえず、指示に従って操作するからね」

 

操作をしている間にいろいろと18人で話し合った。一番驚いたのは由美ちゃんが秋水線降細さん本人だったことだった。

 

操作が完了したのは1時間後のこと。そこには見慣れもしない人影が9体存在していた。果たして誰だろう…?

 

To Be Continued…




次回、μ's及び虹が咲学園スクールアイドル同好会が登場予定!


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【虹ヶ咲練習回】PDPで10のミッションをクリアして爆破阻止!!

前回の続きです。


見慣れない9体の人影は9人の少女となって現れた。その人たちは確実にμ'sではなかった。

 

???「ここは…どこ…?」

 

1人は言う。

 

???「もしかして…あなたたちは…Aqoursと大地の物語の皆さんですか?」

 

私「そうだけど」

 

名前の知らない9人「えぇ〜っ!?」

 

〜※〜

 

歩夢「はじめまして!私たちは虹が咲学園スクールアイドル同好会です!私は上原歩夢といいます!」

 

私「私は高海千歌。Aqoursのリーダーだよ!」

 

由美「そしてあたしが青山由美です。大地の物語リーダーです」

 

歩夢「とりあえず、サインください!」

 

私・由美「いいですけど」

 

歩夢さんはまず19人全員からサインをもらうことになった。

 

その後、全員が自己紹介をしてくれた。

 

〜※〜

 

由美ちゃんは言う。

 

由美「もしかして…未来のスクールアイドル!?」

 

仲喜「鞠莉さん!もしかしてこのコンピュータって…」

 

鞠莉「so―、このコンピュータは未来から人を呼び出すコンピュータなのデース!」

 

27人「えぇ〜っ!?」

 

せつ菜「ということは、5年前の沼津駅に私たちは来てしまったのですね…」

 

愛「そんなの気にせずに楽しく行こうよ!!」

 

せつ菜「そうですね」

 

〜※〜

 

10分後、さらなるスペシャルゲストがやってくるとは思ってもいなかった。

 

???「おーい!由美ー!約束通り9人連れて来たぞー!」

 

由美・聡平「健!葵ちゃん!博士!」

 

曜「あの、その3人って誰ですか?」

 

由美・聡平「紹介しましょう。まずあたしたちの兄の健です」

 

健「よろしく」

 

仲喜「そして、中部高速鉄道社長の藤原葵ちゃんです」

 

葵「よろしくお願いします」

 

勇輝「最後に、大喜利で重要な役割を果たす中部高速鉄道の社員の博士です」

 

博士「よろしくです」

 

ダイヤ「そういえば葵さん、聞きづらいのですが年齢って…」

 

葵「満1167歳よ」

 

この一言で全員がまた驚いてしまった。しかも20歳の頃から不老のまま10世紀以上が経過しているというからさらに驚いた。

 

〜※〜

 

落ち着いたところで次の話題へ。

 

「あの、健さん、9人ってまさか…?」

 

「そのまさかだよ!」

 

由美「俺たちも知ってるからさ」

 

健「それでは登場してもらいましょう。どうぞ!」

 

〜※〜

 

登場したのはどこかで見たことのある伝説のスクールアイドルのようだった。その予想は的中した。

 

???「1ヶ月ぶりだね、仲喜くん、由美ちゃん、勇輝くん」

 

私「まさか…えぇ〜っ!?高坂穂乃果さん!?」

 

穂乃果「そうだよ!はじめまして!千歌ちゃん!」

 

勇輝「驚くのはまだ早いですわよ」

 

???「仲喜、元気にしてた?」

 

仲喜「もちろんですよ絵里さん!」

 

ダイヤ「ということは…エリーチカですのね?」

 

絵里「そうよ。はじめまして」

 

ダイヤ・ルビィ「ピギャァーーーーーー!!」

 

由美「そう。今回の事件をきっかけに、元μ'sの9人を呼び出しました」

 

私を含めたAqours・虹が咲学園の21人「えぇ〜っ!?」

 

〜※〜

 

30分経ってようやく場は収まった。

 

由美「とりあえず、元μ'sの9人はあの頃の姿に戻ってもらいましょう」

 

真姫「えっ?あの頃って?」

 

仲喜「まあ見ててください。皆さんも注目です!」

 

由美ちゃんのコンピュータ操作によって元μ'sの9人は…

 

 

 

5年前の音ノ木坂の制服姿となった。

 

 

 

由美ちゃんは言う。

 

「こうして集まってもらった、そしてμ'sに音ノ木坂時代に戻ってもらったのは、ウイング団という反社会アイドルによる施設の爆破を阻止するためです。阻止するにはこの40人で10のミッションをクリアしなければなりません。期限は平成31年4月30日午後3時です。オペレーターはあたし、青山由美がお送りします」

 

ミッションが始まる前に健さん、葵さん、博士から宣言があった。

 

「このミッションをすべてクリアした場合、すぐに私たちは正式に大地の物語に入ります!」

 

「よしそれじゃあ頑張ろう!というわけで、最初のミッションは…」

 

【ミッション1.VRマリオカートで対決せよ in 沼津市駅大深度ゲームセンター】

 

ということでまずは沼津市駅に移動。ゲーム台は8つあった。

 

ゲームを始めるにあたって、μ'sからは穂乃果さんと凛さん、私たちAqoursからは私と善子ちゃん、虹が咲からはせつ菜ちゃんと愛ちゃん、大地の物語からは由美ちゃんとはまかぜくん(*1)が選ばれた。

 

走るコースは名古屋高速都心環状線(C1)3周、排気量は2000ccだ。

 

それぞれの選んだ車がこちら↓。

 

由美ちゃん→トヨタ・プリウス

 

はまかぜくん→トヨタ・プリウスα

 

私→トヨタ・86・AT車

 

善子ちゃん→スバル・BRZ・MT車

 

穂乃果さん→マツダ・CX-5・ディーゼル

 

凛さん→マツダ・アテンザ・ディーゼル

 

愛ちゃん→フォード・エクスプローラー・ターボ4WD

 

せつ菜ちゃん→トヨタ・エスクァイア・ハイブリッド

 

スタート地点に着く。ジュゲムの合図が聞こえる。

 

ピッ、ピッ、ピッ、ポーン!

 

〜※〜

 

結局、6位だった。1位はせつ菜ちゃんだった。

 

すると由美ちゃんに通知が届いた。

 

〈クリア成功!次のミッションへ進め!〉

 

由美ちゃんは言う。

 

「次のミッションは…」

 

【ミッション2.PVを1つずつ再生せよ in 名古屋南駅大深度ホール】

 

とりあえず六番町駅に移動。

 

アイドルにとってPVは大事。選ばれたPVは…。

 

μ's→本戦出場曲『KiRa-KiRa Sensation!』

 

私たちAqours→本戦出場曲『WATER BLUE NEW WORLD』

 

虹が咲→デビュー曲『TOKIMEKI Runners』

 

大地の物語→カバー曲・セカンドシングル『JOY OF LIFE』作曲:葉加瀬太郎

 

すべてを流し終えると、また由美ちゃんに通知が届いた。

 

〈クリア成功!次のミッションへ進め!〉

 

次のミッションは…

 

【ミッション3.楽器を使って1曲ずつ演奏せよ in 名古屋南駅大深度ホール】

 

楽器の演奏ができる人がいない。これはスクールアイドルにとって致命傷だ。

 

やると言った人は…。

 

μ's→真姫さん(ピアノ)、絵里さん(ギター)

 

私たちAqours→梨子ちゃん(ピアノ)、花丸ちゃん(バイオリン)、清ちゃん(ギター)

 

虹が咲→しずくちゃん(ギター)(*2)

 

大地の物語→仲喜さん(ギター)、真奈ちゃん(ピアノ)、勇輝くん(チェロ)

 

…えっ?今花丸ちゃんが変なこと言わなかった?

 

善子ちゃんも同じことを思っていた。

 

「ズラ丸あんたどうしたのよ!急にバイオリン弾くとか言って!!」

 

「みんなには言ってなかったかな。オラ、運動が苦手でも格好良くなりたいって思って今月からバイオリン始めたんだ。もう何曲かは演奏できるずらよ」

 

この一言でAqours全員が驚いた。

 

ルビィ「お婆ちゃんとか反対しなかったの?」

 

「全然そんなのもなかったずら」

 

また驚いてしまう。

 

一方、μ'sでも同じことが起きていた。

 

希「えりち、いきなりギターとか言ってどうしたん?」

 

「仲喜を見ていて私思ったの。自分もギターをやって格好良くなりたいって。それで去年の6月から始めてみた。もう何曲かは弾けるわよ」

 

μ'sのみんなも驚いたのは言うまでもない。

 

そして、演奏する曲も決まった。それがこちら。

 

μ's→押尾コータロー『A Wonderful Day』

 

私たちAqours→葉加瀬太郎『ひまわり』

 

虹が咲→鳥山雄司『shining monument』

 

大地の物語→柏木広樹『Bom Dia!』

 

μ's以外は伴奏付となった。これは1人や3人では演奏できないからである。

 

すべてを流し終えると、また通知が由美ちゃんに。

 

〈クリア成功!次のミッションへ進め!〉

 

次のミッションは…。

 

【ミッション4.全力で自分たちの曲を2曲ずつ踊れ in 名古屋南駅大深度ホール】

 

アイドルにとって踊れないのは致命傷。ただ、これは全員参加ではないとのこと。というわけで、参加者は…。

 

μ's→全員

 

私たちAqours→現1年生以外の9人

 

虹が咲→彼方ちゃん、エマちゃん

 

大地の物語→葵さん、健さん、博士の3人を除く現行7人

 

踊る曲も決まっている。

 

μ's→僕らは今の中で(全員で踊る)、それは僕たちの奇跡(全員で踊る)

 

私たちAqours→MY舞☆TONIGHT(全員で踊る)、MIRACLE WAVE(全員で踊る)

 

虹が咲→眠れる森に行きたいな(彼方ちゃんが踊る)、Evergreen(エマちゃんが踊る)

 

大地の物語→MORNING SHOW(全員で踊る・カバー曲・作曲:葉加瀬太郎)、Road of Happiness(由美ちゃんが踊る・カバー曲・作曲:仙道さおり)

 

よく考えてみるとMIRACLE WAVEを踊るということは…またバク転を決めないといけないんだった!緊張するなぁ…。

 

そんなことを思っていると大地の物語の心音ちゃんは言った。

 

「私もMORNING SHOWで後方伸身宙返り3回転ひねりを決めないといけないから同じ仲間として頑張りましょう!」

 

「うん!」

 

そして始まる。やっぱりμ'sは輝きを失っていない。

 

私のバク転も決めることができた。

 

心音ちゃんの後方伸身宙返り3回転ひねりも決まっていた。

 

そしてすべてを終えるとまた通知が。

 

〈クリア成功!次のミッションへ進め!〉

 

次のミッションは…。

 

【ミッション5.ポケモンバトルで我々ウイング団に勝て in 名古屋南駅大深度ホール】

 

ポケモンバトル、それは善子ちゃんでも手こずる分野。

 

選ばれたのは善子ちゃんと大地の物語の由美ちゃんだった。

 

ルールはマルチバトルの制限無し。

 

ついにバトルが始まる。

 

【バトル 開始】

ウイング団ののぶにゃんとみおぴょんが勝負をしかけてきた!

 

ウイング団ののぶにゃんはタルゴ(*3)を繰り出した!

 

ウイング団のみおぴょんはエセパノラマカー(*4)を繰り出した!

 

堕天使のヨハネはシャンデラを繰り出した!

 

ゆけっ!G3014F(*5)!

 

善子「ちょっと由美!何チート使ってんのよ!」

 

由美「ウイング団はチートを使ってくるからこっちもチートでやり返すのさ!」

 

由美はどうする?

 

ヨハネはどうする?

 

シャンデラのおにび!

 

(タルゴに当たる)

 

相手のタルゴはやけどを負った!

 

相手のタルゴのはねる!

 

しかし何も起こらない!

 

相手のエセパノラマカーのじしん 攻撃!

 

(全員に当たる)

 

相手のタルゴに効果はバツグンだ!

 

相手のタルゴの急所に当たった!

 

(タルゴのがんじょう)

 

相手のタルゴは攻撃をこらえた!

 

G3014Fとシャンデラに効果はバツグンだ!

 

(G3014Fのちょうごうきん)

 

G3014Fは半分耐えた!

 

シャンデラはたおれた!

 

善子「ちょっと!私のシャンデラ死んだじゃない!!どうしてくれるのよ!!」

 

由美「それは…あいつらが強すぎるんだ」

 

善子「…でしょうね」

 

G3014Fのバッテリードレイン(*6)!

 

(エセパノラマカーに当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

相手のエセパノラマカーはたおれた!

 

相手のタルゴはやけどのダメージを受けた!

 

相手のタルゴはたおれた!

 

善子「アンタのタウルスじしん使わないわよね…?」

 

由美「いや、使う。申し訳無い」

 

善子「それでもこれ使うわ。我がビッグデーモン1号、さあ出でよ!」

 

ヨハネはビッグデーモン1号(*7)を繰り出した!

 

ウイング団ののぶにゃんはSD7(*8)を繰り出した!

 

ウイング団のみおぴょんはE10(*9)を繰り出した!

 

由美はどうする?

 

ヨハネはどうする?

 

相手のE10のかえんほうしゃ!

 

(G3014Fに当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

(G3014Fのちょうごうきん)

 

G3014Fは攻撃をこらえた!

 

ビッグデーモン1号のストーンエッジ!

 

(E10に当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

急所に当たった!

 

相手のE10はきあいのタスキで持ちこたえた!

 

相手のSD7のきあいだま!

 

(ビッグデーモン1号に当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

ビッグデーモン1号はたおれた!

 

善子「またーーーーーー!?」

 

G3014Fのこごえるせかい!

 

(相手方全員に当たる)

 

相手のSD7に効果はバツグンだ!

 

相手のE10に効果はいまひとつだ。

 

相手のE10はたおれた!

 

相手のSD7はたおれた!

 

善子「もう最後はこれしかないわね…。出でよ!最後の砦(ファイナルサターン)!」

 

ヨハネはファイナルサターン(種族名:ギラティナ、オリジンフォルム)を繰り出した!

 

ウイング団ののぶにゃんは911(*10)を繰り出した!

 

ウイング団のみおぴょんはN700A(*11)を繰り出した!

 

由美はどうする?

 

ヨハネはどうする?

 

ファイナルサターンのシャドーボール!

 

(911に当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

相手の911のあやしいかぜ!

 

(ファイナルサターンに当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

ファイナルサターンはたおれた!

 

善子「…由美、あとは任せたわよ」

 

由美「…わかりました」

 

相手のN700Aのきあいだま!

 

(G3014Fに当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

G3014Fはたおれた!

 

(N700Aのかそく)

 

相手のN700Aの素早さが上がった!

 

任せた!DP101・23号(*12)!

 

(DP101・23号のすなおこし)

 

砂あらしが吹き始めた!

 

由美はどうする?

 

相手のN700Aのきあいだま!

 

DP101・23号には効果が無いようだ…。

 

DP101・23号のバッテリードレイン!

 

(N700Aに当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

相手のN700Aはまひして技が出にくくなった!

 

相手の911のだいもんじ!

 

(DP101・23号に当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

DP101・23号はやけどを負った!

 

砂あらしが相手のN700Aを襲う!

 

(N700Aのかそく)

 

相手のN700Aの素早さが上がった!

 

DP101・23号はやけどのダメージを受けた!

 

由美はどうする?

 

DP101・23号のストーンエッジ!

 

(N700Aに当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

相手のN700Aはたおれた!

 

相手の911のVジェネレート!

 

(DP101・23号に当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

DP101・23号はやけどのダメージを受けた!

 

DP101・23号はたおれた!

 

あと少しだ!頑張れ!D2377F(*13)!

 

D2377Fはどうする?

 

D2377Fのどろだんご(*14)!

 

(911に当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

相手の911はじめんタイプになった!

 

相手の911のバッテリードレイン!

 

(D2377Fに当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

D2377Fはまひして技が出にくくなった!

 

由美はどうする?

 

相手の911のはどうだん!

 

(D2377Fに当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

D2377Fのヒョウガキュウコウ(*15)!

 

(911に当たる)

 

効果はバツグンだ!

 

D2377Fの防御ががくっと下がった!

 

D2377Fの特防ががくっと下がった!

 

D2377Fの素早さががくっと下がった!

 

相手の911はたおれた!

 

ウイング団ののぶにゃんとみおぴょんとの勝負に勝った!

 

【バトル 終了】

善子ちゃんは言った。

 

「私の仇討ちをしてくれたこと、本当に感謝するわ。というわけで由美、アンタは今から私のビッグデーモン2号になりなさい!」

 

「ありがとう!」

 

由美ちゃんは善子ちゃんのビッグデーモンになりたかったらしい。

 

すると由美ちゃんには通知がまた届く。

 

〈クリア成功!次のミッションへ進め!〉

 

次のミッションは…。

 

【ミッション6.昼食をとれ in 名古屋市】

 

普通すぎる。

 

とりあえず解散、2時半に六番町駅に戻ることになった。

 

交通費はすべて中部高速鉄道が立て替えてくれるらしい。

 

〜※〜

 

私は曜ちゃん、果南ちゃんと一緒に栄のど真ん中で昼食をとった。

 

昼食後、テレビ塔を見に行こうとしたら…。

 

「えぇ〜っ!?テレビ塔閉まってる!?」

 

「千歌、知らなかったの?」

 

「うん…って果南ちゃんどうやって知ったの?」

 

「由美から聞いたんだ。テレビ塔がこの前行ったら工事中だったって」

 

曜「…ってことは…しばらくのぼれないんだね…」

 

「らしいよ…」

 

テレビ塔は諦めてとりあえず六番町駅に戻った。

 

〜※〜

 

最初に着いたのは私たちだった。

 

結局、予定より30分早く全員集合。また由美ちゃんに通知が届く。

 

〈クリア成功!次のミッションへ進め!〉

 

次のミッションは…と思った矢先。

 

「おーい!千歌ー!」

 

「美渡姉!どうしてここに!?」

 

「全国各地での爆破予告のニュースを聞いて会社自体が休みになったし心配だったんだ」

 

「来てくれてありがとう!」

 

すると見たことのある人影が8人。

 

「お久しぶりです、皆さん」

 

Aqoursのメンバー「聖良さん!」

 

Aqours2年「そして理亞ちゃんも!」

 

「別に、あんたたちが心配になって来たわけじゃないんだから」

 

花丸「理亞ちゃんは素直じゃないずら〜」

 

「あはは…」

 

 

 

「曜ちゃーん!」

 

「月ちゃん!どうして来てくれたの?」

 

「暇だったから」

 

 

 

「皆さん、元気にしてました?」

 

穂乃果「ツバサさん!お久しぶりです!」

 

「今日は突然の爆破予告のニュースをきいてここに駆けつけたの」

 

海未「ありがとうございます」

 

 

 

「お姉ちゃん!」

 

絵里「亜里沙!そして雪穂も!」

 

雪穂「爆破予告のニュースを聞いたら心配になったんだ」

 

絵里「ありがとう」

 

 

 

ある程度話したところで次のミッションへと進む。次のミッションは…。

 

【ミッション7.我々ウイング団のパソコンをサイバー攻撃せよ in 名古屋南駅大深度実験室】

 

とりあえず地下80mの実験室に移動。

 

サイバー攻撃、それは大変難しいもの。受けた側も大変な目に合う。

 

ところが、仲喜さんが突然こう言った。

 

「俺はウイング団対策としてアクアウイルスを作った。このウイルスの入ったファイルをダウンロードし、実行すると、パソコン内にある各種データの多くが千歌ちゃんや曜ちゃんといったAqoursのメンバーのイラストが描かれた画像に切り替わった上で、そのデータはおろかパソコン自体を使えなくしてしまうのさ」

 

梨子「それって、イカタコウイルスのパクリに近いような…」

 

仲喜「とりあえずウイング団のパソコンのメールアドレスは********@********だからそれにアクアという偽動画ファイルを添付して『5分以内にこのファイルを開かないとウイング団の誰かが不幸になる』というメッセージをつけて送信してくれ」

 

曜「了解であります!」

 

そして曜ちゃんがすべて操作した。

 

曜「送信!っと」

 

それから5分後、由美ちゃんに通知が届く。

 

〈クリア成功!次のミッションへ進め!〉

 

サイバー攻撃は成功したようだ。

 

次のミッションは…。

 

【ミッション8.数学のテストを受けよ in 名古屋南駅大深度多目的室】

 

私たちも勉強できないでは済まされない。人のこと言ってられないんだけどね。

 

問題作成者はウイング団ののぶにゃん。彼が作る問題はかなり難しいという。

 

各グループから1人ずつ選ばれた。選ばれたのは…。

 

μ's→穂乃果さん

 

私たちAqours→私

 

虹が咲→歩夢ちゃん

 

大地の物語→由美ちゃん

 

穂乃果「数学とかやめといた方がよかったよーーーーーー!」

 

海未「仕方ありません穂乃果!これを受けないと音ノ木坂は爆破されますよ!」

 

 

 

由美「ここで60点以上取らなかったら数学部として恥だ」

 

 

 

そんなこんなで制限時間45分で全部で4問の問題を解く。試験監督は健さんだった。

 

〜※〜

 

「はいやめ!この解答はウイング団ののぶにゃんに届きます」

 

それから10分後、結果が届いた。

 

〈結果は…由美ちゃん39点、穂乃果ちゃん18点、千歌ちゃん23点、歩夢ちゃん51点。クリア成功!次のミッションへ進め!〉

 

由美「…終わった…」

 

健「まあこの問題は難しかったから仕方ないさ。次行くぞ!」

 

由美「了解」

 

次のミッションは…。

 

【ミッション9.48人でパプリカを歌って踊れ in 歩行者天国 of 秋葉原】

 

とりあえず秋葉原の歩行者天国に移動した。

 

パプリカ、それは2020年東京五輪応援ソング。この時点でスクールアイドルの多くが歌えるようになっていた。大地の物語メンバーも全員歌える。

 

みんなで歌う。踊る。この感覚が私は好きだ。

 

終わると最後のミッションの通知が。最後は…。

 

【最終ミッション.我々ウイング団の怪物を倒せ in 歩行者天国 of 秋葉原】

 

その瞬間に怪物が現れた。

 

「時間切れだーーーーーー!!」

 

私、曜ちゃん、果南ちゃん、大地の物語メンバー以外は逃げていく。

 

私たちヒーローじゃないしどうすればいいんだろう…?

 

そんなとき、由美ちゃんが言った。

 

「俺たちに任せろ!」

 

えっ?まさか…?

 

大地の物語のうちの7人「プリキュア・エンジン始動!!」

 

そう言って変身が始まる。

 

由美「翼を越えて次の世代へ!政治思想は中道右派!キュアエンデバー!」

 

キュアエンデバーは緑。

 

仲喜「2720psのパワー!キュアスカイラブ!」

 

キュアスカイラブは紫。

 

心音「横浜の椎名さんを尊敬する!キュアディスカバリー!」

 

キュアディスカバリーは桃色。

 

勇輝「インタークーラーで氷点下に!キュアアトランティス!」

 

キュアアトランティスは青緑。

 

はまかぜ「海の声が聞こえるよ!キュアエクスプローラー!」

 

キュアエクスプローラーは青。

 

真奈「考え方はやや保守的!キュアエンタープライズ!」

 

キュアエンタープライズは赤。

 

葵「415年の歴史!キュアアポロ!」

 

キュアアポロは黄色。

 

大地の物語のうちの7人「アンチウイングプリキュア!」

 

えぇ〜っ!?由美ちゃんたちってプリキュアに変身できるの〜!?

 

その後、攻撃開始。

 

ところが…。

 

「ぎゃあーーーーーー!!」

 

すると由美ちゃんは私に言った。

 

「千歌ちゃん、あの怪物は強い。倒すには君たちの力が必要だ。これを使って曜ちゃんと2人でプリキュアに変身してくれ」

 

「りょーかい!」

 

果南「私はー?」

 

私「一時的に帰ってきてるだけだから選ばれなかったと思うよ」

 

果南「そんなーーーーーー!!」

 

私・曜「プリキュア・ゼロから1へ!」

 

そう言って変身を始める。

 

私「みかん大好き!キュアマンダリン!」

 

みかん色のプリキュアに変身。

 

曜「全速前進ヨーソロー!キュアセントローレンス!」

 

水色のプリキュアに変身。

 

私・曜「アクアサンシャインプリキュア!」

 

私たちも…プリキュアになれたんだ…。

 

早速攻撃開始。

 

なんと、倒れる寸前までにすることができた!

 

由美「じゃあ行くよ!」

 

アンチウイング・由美以外の6人「うん!」

 

由美「1!」

 

仲喜「8!」

 

心音「15!」

 

勇輝「22!」

 

はまかぜ「29!」

 

真奈「36!」

 

葵「43!」

 

アンチウイングの7人「50!プリキュア!Zステンレスギロチン!」

 

ズドーン!!

 

その音を聞いて戦いは終了し、怪物は消滅した。

 

「千歌ちゃん、曜ちゃん、ありがとう!君がいなかったらこうしてミッションをクリアできなかったからさ」

 

「いえいえどうも」

 

すると由美ちゃんに通知が。

 

〈クリア成功!すべてのミッションが完了!これにより、すべての爆破装置を停止することができました!〉

 

そんな中、全員が戻ってきた。

 

すると、虹が咲の9人は光になっていく。

 

「あれ?歩夢ちゃん?」

 

「どうやら時間が来たみたいですね」

 

「きっと未来で会えると思うよ!」

 

「それじゃあまた会いましょうね!」

 

「うん!またね!」

 

虹が咲の9人は消えていった。

 

すると今度はμ'sの9人が光となり、

 

 

 

もとの姿に戻った。

 

 

 

海未「それじゃあ私たちも帰りましょうか」

 

ダイヤ「あの、最後に…」

 

海未「ダイヤさん、何でしょうか」

 

ダイヤ「サインをいただけませんか?」

 

海未「別にいいですけど」

 

ダイヤさんは元μ'sの9人からサインをもらった。

 

ダイヤ「ありがとうございます!私の大事な宝物にしますわ!」

 

私「あの、穂乃果さん」

 

穂乃果「どうしたの千歌ちゃん?」

 

私「また…会えますよね?」

 

穂乃果「きっと会えると思うよ!」

 

こうして別れの挨拶を交わし、元μ'sの9人とA-RISEの3人は帰っていった。

 

「姉様、このあとどうします?」

 

「それはもちろん、函館に帰りますよ」

 

ルビィ「理亞ちゃん、また会えるよね?」

 

理亞「もちろんよ!」

 

そして元Saint Snowの2人も函館に帰っていった。

 

すると由美ちゃんからお知らせが。

 

「君たちみんな協力してくれてありがとう。今日は記念としてジュースを1人1本奢るよ」

 

「えっ?いいの?ありがとう!」

 

私たちはお金をもらって近くのコンビニにジュースを買いに行く。

 

「やっぱりジュースはおいしいね〜。ありがとう、由美ちゃん!」

 

「いえいえどうも」

 

そして月ちゃんからお願いが。

 

月「僕もAqoursに入りたいけど…いいかな?」

 

曜「どうして?」

 

月「今回みたいに協力することの大切さを学んだから。あと吹奏楽部も引退したし」

 

私「じゃあ月ちゃん!」

 

9人「Aqoursに、入ってください!」

 

月「うん!わかったよ!」

 

こうしてAqoursは10人になった。

 

ダイヤ「…で、このあとどうするんですの?」

 

果南「とりあえず沼津に戻ろうよ」

 

鞠莉「そうね」

 

ダイヤ「大地の物語の皆さんは?」

 

由美「あたし、仲喜くんは5月4日、聡平、健、勇輝くんは5月6日まで出張扱いだから一度沼津に戻ります」

 

心音「それ以外は名古屋に今日中に帰ります」

 

ダイヤ「…なるほど。わかりましたわ。Aqoursの皆さんはもちろん沼津に戻りますわよね?」

 

私「もちろんです」

 

こうして沼津市駅へと向かい、そこで別れ、みんなで家に帰ることに。

 

出張扱いの5人のうち由美ちゃんは私の家に泊まり込み。それ以外の4人は沼津港線沼津駅で泊まり込みとなった。

 

こうして爆破予告事件は収束したのでした。めでたしめでたし。

 

(ED♪柏木広樹『HALF TIME』♪)

*1
本名は浜坂香住だがそのままだと虹が咲の中須かすみと名前が被るため渾名で呼ぶことが決まった。

*2
降細「作者の予測に基づくものです。あまり気にしないように」

*3
作者のオリジナルポケモン。RENFEタルゴ客車ベース。タイプ:はがね、特性:がんじょう、HP:常に1。

*4
作者のオリジナルポケモン。名鉄7300系電車ベース。タイプ:じめん、特性:すながくれ。

*5
種族名:タウルス。作者のオリジナルポケモン。中部高速鉄道G3000系電車ベース。タイプ:はがね・じめん、特性:ちょうごうきん(残りHPが2以上のときは一撃で倒されない。残りHPが4以上のときは一撃目で半分耐え、二撃目で1耐える。一撃必殺を受けると必ず1耐える)。

*6
威力170、命中100、PP10、タイプ:でんき。必ずまひの状態にし、ダメージ量の4分の1のHPを回復する。この技はノーマル・さかさバトルいずれにもかかわらず、でんき・じめん・はがねタイプにも効果バツグンになる。

*7
種族名:デゴイチ。作者のオリジナルポケモン。蒸気機関車D51形ベース。タイプ:ほのお・はがね、特性:ほのおのからだ。

*8
作者のオリジナルポケモン。EMD SD7ディーゼル機関車ベース。タイプ:いわ・ドラゴン、特性:かたやぶり。

*9
作者のオリジナルポケモン。蒸気機関車E10形ベース。タイプ:ほのお、特性:よわき。

*10
作者のオリジナルポケモン。新幹線911形ディーゼル機関車ベース。タイプ:いわ・ゴースト、特性:いしあたま。

*11
作者のオリジナルポケモン。新幹線N700A電車ベース。タイプ:ひこう、特性:かそく。

*12
種族名:東風。作者のオリジナルポケモン。中部高速鉄道DP101形ディーゼル機関車ベース。タイプ:はがね・ゴースト、特性:すなおこし。

*13
種族名:東方紅。作者のオリジナルポケモン。中部高速鉄道D2300系気動車ベース。タイプ:はがね・みず、特性:ヘビーメタル。

*14
威力30、命中100、PP10、タイプ:じめん。相手をじめんタイプにする。

*15
威力170、命中100、PP5、タイプ:こおり。必ず使用後自分の防御・特防・素早さのランクが2段階下がる。




文字数が初めて10000字を超えました。
本当は全員出したかったのですが、…力量不足ですね。
次回は未定です。


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3159編成の走ってきた道は…

今回は名古屋市交通局の希少編成をネタにします。題名は…わかるよね?


2019年4月28日朝、由美ちゃんを起こしに行くと、なぜか泣いていた。

 

「由美ちゃん、そんなに泣いてどうしたの?」

 

「聞いてよ千歌ちゃん!今朝3159編成が廃車になったというニュースをテレビで見る夢を見たんだよ!あの編成は俺たちにとっては特別なのにーーーーーー!!」

 

するとまた私のヤンデレが出てしまった。しかも私の一人称が「千歌」になって。

 

「あなたは千歌と3159編成とどっちが大事なの!?当然千歌って答えてくれるよね!?ね!?」

 

「トウゼンデス…」

 

落ち着いたところで本題に入る。

 

「そもそも3159編成って何?」

 

「3159編成は名古屋市交通局鶴舞線の3050形のうちの1本です。まずこの時点でわかりますか?」

 

「わからないなぁ」

 

「では説明しましょう」

 

そして説明が始まる。

 

〜※〜

 

名古屋市交通局鶴舞線には2019年4月現在、3000形、3050形、N3000形の3形式が存在します。

 

一番古いのが3000形、一番新しいのがN3000形です。

 

3050形は1993年から1994年にかけて鶴舞線の6両編成化及び延伸のときに製造された車両です。

 

6両編成化のときは3000形も6両編成になりました。乗り入れ先の名鉄100系は車両新造で対応しましたが、3000形は編成組替で対応しました。

 

3000形は当初4連×23本の92両存在しましたが、92は6で割ると2余ります。そこで6連×15本に組み替え、余った2両を廃車にするのは勿体ないので、3050形の新造車4両と編成を組んで対応しました。

 

これが3159編成です。

 

2022年までに3000形は淘汰されますが、3159編成は3000形2両、3050形4両で構成されているので、ここで編成丸ごと廃車されて欠番になるか、中間車になっている3000形のみ廃車されて新造車が組み込まれるか、もしくは3000形は廃車で残りは上飯田線に転属するかが今注目されています。

 

〜※〜

 

「まあ、俺にとっては上飯田線に転属するのがベストだと思うけど、千歌ちゃんはどう思う?」

 

「やっぱり、丸ごと廃車になるんじゃないかな…?」

 

「…だろうね…」

 

また由美ちゃんは泣きそうになるが、

 

「とりあえず、その3159編成見に行きたい!」

 

「よし、そう来ると思った!」

 

こうして朝食後、日進工場まで3159編成を見に行くことにした。

 

ところが塩釜口で乗り換えると…、

 

 

 

奇遇にも3159編成がやってきていた。

 

 

 

豊田市までその編成に乗る。そして昼食後もう一度内浦まで中部高速鉄道線で戻る。

 

〜※〜

 

午後3時、私の家にて。由美ちゃんは提案する。

 

「やっぱり、この編成をネタにした歌作ったらどうかな?替え歌でもいいけど」

 

「じゃあそうしよう!」

 

約2時間で出来上がった。原曲があったから。それがこちら。

 

〜※〜

 

3159編成の走ってきた道は…

 

原曲:僕らの走ってきた道は… 歌:高海千歌、青山由美

 

そうです!

 

延伸したくて 新設したくて

 

増備を繰り返して 走ってきた道

 

4から6に組み替えていくときに

 

2両余った その2両が 別の形式に

 

 

 

そうです!

 

3050形は 6両10本だけど

 

58両しかなくて残る2両は

 

3000形の2両が改造されてしまって

 

編入されたよ そこで生まれた 3159

 

 

 

いつも走る 全部で36本(*1)

 

その中の1本

 

3159編成は いつか廃車にはなる

 

だけどその処遇が今 ここで注目されている

 

 

 

そうです!

 

2010年に N3000形が

 

登場して3000形を 置き換えてく

 

2022年 3000形は全廃

 

ここで3159編成の 運命や如何に

 

 

 

さらに走る 3159編成

 

最後の輝きを見せて

 

上飯田線に転属するのか

 

まだわからないけれど 登場から25年

 

廃車になっても おかしくない

 

 

 

さあどうなるの(次世代)

 

さあどうなるの(向かってく)

 

わかる? わかる? 鶴舞線は…?

 

 

 

そうです!

 

鶴舞線は 次の世代へ

 

向かって進んで行くよ どんな困難が来ても

 

3000・3050・N3000の3形式

 

今が潮時 今が潮時 撮影は早めに

 

 

 

さらに走る それしかないよ

 

3159は

 

廃車になる その前に

 

ぜひ撮影したいよ ぜひ一度は乗りたい

 

車庫に行ってそれでも

 

新造車が組み込まれて 登場から15年で

 

廃車にならないでよ…

 

〜※〜

 

完成後、名古屋で動画収録を行うことになった私たち2人。花丸ちゃん、善子ちゃん、仲喜さんが協力してくれると言ったため、5人でこの日は名古屋に泊まった。

 

〜※〜

 

翌日、「3159編成の走ってきた道は…」の動画収録が久屋大通公園で行われた。仲喜さんが彗星地下鉄の名前でYouTubeにすぐ投稿してくれた。AqoursのLINEにも送られた。評価がどうなったかはまだ分かっていない。

*1
鶴舞線の車両の本数。名鉄の11本を含む。




次回は都市伝説ネタか鉄道ネタか迷ってます。

【追記 9/29】
9月27日に3159編成は廃車になりました。現在は日進工場の片隅に留置されています。こちら↓も参照。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=224302&uid=242122


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さとるくん

都市伝説ネタです。今回は津島善子ヨハネちゃん視点で書きます。


動画投稿終了後、私は由美を久屋大通公園の電話ボックスに呼び出した。

 

「ねえ由美、さとるくんをやってみない?」

 

「嫌だよ!」

 

「なんでよ!アンタ都市伝説好きなんじゃないの!?」

 

「死ぬかもしれないからだよ!」

 

すると由美は語り出す。

 

「俺は一度だけ三途の川を見てるんだ。だからこれ以上三途の川なんか見たくないのよ。

それに代わりがいたじゃないか。千歌ちゃん(みかんが大好きな旅館の娘)とか、マルちゃん(麺類がダメなお寺の娘)とか、北海道出身のナメクj…」

 

仲喜をナメクジと呼ばせる(*1)前に、

 

()()()()()()()()!」

 

私は長々と語っていた由美をチョップして気絶させ、電話ボックスに放り込んだ。

 

すると千歌と花丸が駆けつけてきた。…って2人共目が光ってないんだけどどういうことよ!!

 

花丸「善子ちゃん、どうして由美ちゃんを気絶させて電話ボックスに放り込んだの?」

 

私「さとるくんをやってもらいたかったのよ」

 

千歌「善子ちゃん、チョップして()()()()んじゃなくてその一撃で()()()()()()()()()()()()()()?」

 

花丸「あとさとるくんを由美ちゃんがやって()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

私「Yes, ma'am. …てかヨハネ」

 

すると、由美は電話ボックスの中で独り言を言い出した。

 

「ここが…電話ボックス…。確か俺はよっちゃんにさとるくんをやれと言われてチョップで気絶したんだった。さとるくんってどういう感じだったっけ?」

 

由美はスマホで調べ始める。そして10円玉を入れて電話をかける。

 

「さとるくん、さとるくん、おいでください。さとるくん、いらっしゃいましたら、お返事ください」

 

由美は電話を切り、スマホの電源を切り、電話ボックスから出てきた。

 

由美「よっちゃん、あとは電話が来るのを待つだけだよ」

 

私「質問とか考えてあるの?」

 

由美「もちろんさ!」

 

とりあえず、4人で近くのベンチに座る。

 

由美は言った。

 

「ところで仲喜くんを見かけないけど…どうしたの?」

 

千歌が答える。

 

「仲喜さんは…恐ろしいことに…元μ'sの絵里さんが急に来て連れ去って行ったよ…」

 

全員「えぇ〜っ!?」

 

すると、由美の携帯が鳴り出す。

 

由美は取る。

 

「はい」

 

『僕さとる。今駅にいるよ』

 

恐ろしい。

 

3分後、また携帯が鳴り出す。

 

由美は取る。

 

「はい」

 

『僕さとる。今駅の出口を出たよ』

 

またゾクッとした。

 

1分後、また携帯が鳴り出す。

 

由美はもちろん取る(*2)。

 

「はい」

 

『僕さとる。今公園の入口にいるよ』

 

またゾクッとした。みんなも息を呑んだ。

 

30秒後、また携帯が鳴る。

 

由美はもちろん取る。

 

「はい」

 

『僕さとる。今君の後ろにいるよ』

 

通話終了後、由美は言う。

 

由美「それでは質問します。中部高速鉄道初代G5100系が全廃されるのはいつになるでしょうか」

 

さとるくん「それは2071年3月31日に最後の2編成が運用を離脱して、2071年4月1日に全廃されるよ」

 

由美「ありがとう」

 

これで全員が胸を撫で下ろした。

 

由美「とりあえず仲喜くんに電話するか。心配だし」

 

そう言って由美は電話をかける。

 

【通話開始】

仲喜『はい仲喜です』

 

由美「もしもし、由美だけど、今どうしてる?」

 

仲喜『絵里さんと一緒に東京に来いと言われて今新幹線の中だけど何かあったの?』

 

由美「G5100系が2071年4月1日に全廃されるらしいけどいつ聞いた?」

 

仲喜『実は…今年の3月頃葵ちゃんが決めたらしいんだ。その話聞いたときは俺もちょっと絶望したよ。…って由美ちゃん知らなかったの?』

 

由美「そうだけど」

 

仲喜『覚えといてね。それじゃあ』

 

【通話終了】

由美「電話切れた」

 

私は言う。

 

「私も知らなかったわ」

 

千歌、花丸も知らなかったとのこと。

 

とりあえず、一件落着、と。

*1
彼をナメクジ呼ばわりすると怒る。

*2
実は取らないと呪われるのよ。




次回はラーメンネタかカレーネタか、それとも他のネタか迷ってます。


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製造から約8年半で廃車になった電車について

まさかの作者のオリジナル車両ネタです。今回は黒澤ダイヤさん視点で書きます。


今日はルビィもいない(*1)のでネットサーフィンでもしましょうか。例えば…「中部高速鉄道G5000系電車」とか。

 

…『1962年に100両全車が登場。2016年に初の廃車。2042年引退予定。現存両数64両』

 

登場から54年で廃車ですか…。納得行きますわ。

 

…あら?「中部高速鉄道G5100系電車」という項目がありますわね。開いてみましょうか。

 

…『1964年から2013年にかけて100両全車が登場。2018年に初の廃車。2071年引退予定。現存両数88両』

 

全編成の登場から5年で廃車開始ですか…。あまり納得行きませんわね。編成ごとに見ていきましょうか。

 

廃車になったのは…。

 

編成名編成両数次車分類落成日廃車日稼働期間
G5157F4連5次車1991年3月18日2018年10月1日27年6ヶ月
G5161F4連5次車1991年11月9日2018年10月1日26年10ヶ月
G5185F4連7次車2002年8月8日2019年3月16日16年7ヶ月

 

最短命で20年足らずは納得行きませんが、都営新宿線10-300R形10-340・10-349が落成から10年3ヶ月で廃車になっていると考えると理解できますわね。

 

…あら?「中部高速鉄道G5200系電車」という項目がありますわね。開いてみましょうか。

 

…『1985年から2014年にかけて100両全車が登場。2019年に初の廃車。現存両数97両』

 

全編成の登場から5年で廃車開始ですか…。これも納得行きませんわね。編成ごとに見ていきましょうか。

 

廃車になったのは…。

 

編成名編成両数次車分類落成日廃車日稼働期間
G5295F3連7次車2010年9月28日2019年4月3日8年6ヶ月

 

じゅ、10年未満での廃車ーーーーーー!?ブッブーですわ!!

 

…でもここは落ち着いて、「中部高速鉄道G5300系電車」を開いてみるとしますか。

 

…『1996年から2014年にかけて100両全車が登場。2019年に初の廃車。現存両数96両』

 

これも納得が行きません。編成ごとに見ていきましょうか。

 

廃車になったのは…。

 

編成名編成両数次車分類落成日廃車日稼働期間
G5389F4連4次車2010年9月28日2019年4月3日8年6ヶ月

 

じゅ、10年未満での廃車ーーーーーー!?ブッブーですわ!!

 

もうこれは名古屋に戻っている由美さんに事情を聞きに行くしかありませんわ!

 

そう思った私はすぐにお金を持って沼津駅へと向かい、そこで『港あじ鮨』を買ってとにかく名古屋の栄駅へと向かいます。

 

そして栄駅に着くと、由美さんは仲良く千歌さん、花丸さん、ヨハネさんと話していました。

 

とりあえず話しかけてみましょう。

 

「由美さん、少しお話があります」

 

「ピギッ!ダイヤさん、急に何でしょうか」

 

私は由美さんにスマホの画面を見せて言いました。

 

「これはどういうことですの?」

 

「この4月3日に廃車されたG5295FとG5389Fのことですか?」

 

「はい。登場から10年足らずで廃車にするなんて…片腹痛いですわ。とにかく廃車になった理由を説明してください」

 

「それでは、説明しましょう」

 

そして由美さんの説明が始まりました。

 

〜※〜

 

2010年9月28日に登場したG5200系G5295FとG5300系G5389Fは試作要素がつまった編成でした。

 

例えばクハG5297、デハG5391、クハG5392は車体が新しいタイプで、それ以外は一世代前のタイプの車体が採用されました。

 

クモハG5295、クモハG5389、デハG5391のVVVFインバータ制御装置にはPTr(パワートランジスタ)素子を採用。クハG5297、サハG5390、クハG5392の補助電源装置はPTr素子使用のDC-DCコンバータ、クハG5297、クモハG5389についてはマスコンが中部高速鉄道標準品のブーメラン型ワンハンドルマスコンではなく、国鉄211系電車と同じタイプのツーハンドルでした。

 

冷房装置は東芝製のインバータクーラーで、暖房装置はついていませんでした。

 

この他、他の車両とは異なりブレーキ読替装置がついておらず、全体の制御システムも在来車とは異なりました。

 

これらの構造が災いして、他系列との併結はもちろん、他のG5200系・G5300系との併結もできず、限定運用が組まれ、よく2本を併結した7連を組んで運転されていました。

 

しかしながら、全般検査の時期が迫ってきましたが、このような特殊な構造のために全般検査は見送られ、さらに更新工事も検討されましたが、新造車で置き換えた方が早く、安いということもあって更新工事も見送られ、廃車対象となり、2019年4月2日をもって運用を離脱、翌3日をもって7両とも除籍廃車されました。そして同月9日から10日にかけて解体のために搬出されてしまいました。お別れイベントやさよなら運転は行われませんでした…。以上です。

 

〜※〜

 

私は言いました。

 

「試作要素がつまった編成でしたのね…。納得ですわ」

 

とりあえずホッとしました。

 

由美「で、ダイヤさん、これからどうするんですか?」

 

私「このまま沼津に戻るつもりですが」

 

由美「実は…仲喜くんが絢瀬絵里さんに東京へと連れて行かれてしまって」

 

私「あのエリーチカが!?」

 

千歌「はい」

 

私「仲喜さんを連れ出すなんて許せませんわーーーーーー!!私はこれから東京に行きます!もちろん新幹線で!それでは、失礼します」

 

私はそう言って久屋大通公園を去り、東京へと向かいました。

 

仲喜さん…心配ですわね…。

*1
ルビィは激マズラーメンの食べ歩きを後輩とすると言って東京に出かけました。




続きがありそうな終わり方ですが、次回以降に持ち越しです。ただし視点は変えます。
次回はラーメンネタかも…。

※その後、2019年10月13日にG5000系16両が廃車、搬出され、現在は48両となっています。また、2020年1月23日にG5100系もG5193F(*1)4両が廃車搬出され、現存両数は84両となりました。この4両は登場から6年10ヶ月で廃車になっています。

ダイヤ「そんなのブッブーですわ!!」

作者「この車両は故障が頻発したから廃車になってしまったそうです」

ダイヤ「…なるほど。納得ですわ。でも私は決めました。いつかこの件に関する緊急特番を書くと」(*2)

ダイヤさん…大丈夫だろうか…。

*1
第25編成・8次車・2013年4月17日登場。

*2
このセリフの追記は2020年2月5日に行いました。



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激マズ(?)ラーメンの食べ歩き

ラーメンネタです。今回は黒澤ルビィちゃん視点で書きます。また、千歌ちゃんは一切出てきません。


皆さんごきげんよう。黒澤ルビィですわ。…えっ?ダイヤお姉様や勇輝さんに話し方が似ている?

 

その件については今から説明しますわね。

 

〜※〜

 

昨日のことでした。

 

私「ルビィね、お姉ちゃんみたいになりたい!」

 

ダイヤ「どうしてですの?」

 

私「ほら、今年からお姉ちゃんは東京に住んでいるでしょ?だったらルビィが黒澤家の内浦の代表としてしっかりしないといけないと思ったんだ」

 

ダイヤ「…わかりましたわ」

 

そしてお姉様と勇輝さんの指導のもとで特訓をしてこのようになりました。

 

〜※〜

 

おわかりいただけましたか?それでは本題に入りたいと思います。

 

今回は…清さん、光希さんと激マズラーメンの食べ歩きをするのですわ!

 

えっ?幸恵さんは、ですって?

 

あの方は木久蔵ラーメンが嫌いな食べ物と言っていたので呼びませんでした。

 

「激マズラーメンか…絶対に完食してみせるぞ!」

 

清さんはやる気ですわね。

 

「たい平カレーよりまずいのは許しませんからね」

 

光希さんは木久扇師匠が笑点で「たい平のカレーはまずい」と言ったのを聞いてからそれよりまずいものを受け付けていないそうです。

 

そんな中、私は、というと…、

 

「堕天使の泪より不味く、辛いのは食べたくありませんわね」

 

私は堕天使の泪の味を覚えています。酸味と辛味が混じって、かなり不味かった。

 

とりあえず、東京都内で探すという条件なので、東京駅に移動しました。

 

紹介は私がしますわね。

 

最初に食べるのは…、

 

【1.木久蔵ラーメン】

このラーメンは木久扇師匠がプロデュースしているもので、「まずい」の代名詞とされていますわ。

 

過去には「木久蔵ラーメンがもっと売れるように何か考えてください」という問題が笑点で出されて、出た回答は、

 

「無理」

(座布団 −1枚)

 

「3杯食べたら2杯タダにする」

「それは原価割れするからダメ!」

 

「袋に週1回食べないと不幸になると書いとく」

 

「木久蔵ラーメン今はここに生と書いてありますけど、ここにタダと書く」

(座布団 −2枚)

 

「亭主を毒殺したいと思ってる女性にだけ売る」

(座布団 −2枚)

 

「死刑を廃止してこのラーメン食わせる」

 

「小泉総理に頼んで木久蔵ラーメンを食べない人は除名処分にしてもらう」

 

「武部幹事長に食べさせて安全性をPRする」

 

そして挙げ句の果て紫色の人は会場に木久蔵ラーメンを投げ捨てて、座布団を全部没収されました。

 

さて、木久蔵ラーメンはどこで食べられるのでしょうか?

 

それは…後楽園ホールの近くにある「麺屋笑点」で食べられますわ。

 

東京駅から丸ノ内線で後楽園駅へ。

 

下車後すぐに見つかりました。

 

入店後、私は木久蔵ラーメン醤油味を、清さんは木久蔵ラーメン味噌味を、光希さんは保険をかけて円楽腹黒ラーメンを注文しました。

 

「ヘイお待ち!」

 

「ありがとうございます!」

 

見た目からしてごく普通の中華そばですわね。でもこれが不味いらしいですわ。だからといって食べないわけには行きませんわよね。食べてみましょう。

 

……ズルズル……

 

「…美味しい…お姉様の作るラーメンより美味しいですわ!」

 

お姉様はプリンだけでなくラーメンにもこだわりがあります。内浦にいた頃はスープは醤油味で麺は細麺という極上の中華そばを作れるように練習していました。

 

それでもこの木久蔵ラーメンには勝てない。お姉様のラーメンには何かが足りない。それが分からずに終わりました。

 

一方その頃、光希さんの頼んだ円楽腹黒ラーメンはというと…。

 

「この中太麺のラーメンは絶品ですね」

 

また、清さんの頼んだ木久蔵ラーメン味噌味はというと…。

 

「ごく普通の味噌ラーメンだな」

 

ということで、交換して食べてみました。間接キスになるのは気にしないでくださるかしら?

 

まずは私→味噌味、清さん→腹黒ラーメン、光希さん→醤油味。

 

私「味噌味も絶品ですわね」

 

清「富山ブラックには敵わないなぁ」

 

光希「…美味しい!」

 

次は私→腹黒ラーメン、清さん→醤油味、光希さん→味噌味。

 

私「やっぱり…木久蔵ラーメンより美味しい!」

 

清「普通の中華そばだ」

 

光希「また食べたい一品です」

 

あれ?今回食べるのは激マズラーメンなはずなのにこんなにも美味しいなんて…。

 

そう。今回は激マズラーメンと噂されているものだけをピックアップするのですわ。だから美味しくても問題はありません。

 

さて、次に参りましょう。

 

【2.凛ちゃんラーメン】

このラーメンは元μ'sの星空凛さんがプロデュースしているかなり不味いと言われているラーメンですわ。

 

どこで食べられるかというと…。

 

神田明神の下にある「麺屋星空」で食べられますわ。

 

後楽園から丸ノ内線で銀座へ。銀座から銀座線で末広町へ。

 

下車後歩くこと15分。ようやく見つかりました。

 

入店後、私と清さんは凛ちゃんラーメンI Love玉ねぎを、光希さんは凛ちゃんラーメンI Loveニラを注文しました。

 

その味はというと…、

 

 

 

 

 

 

 

()()()

 

 

 

 

 

 

 

 

光希さんいわく、I Loveニラもかなり不味かったようですわ。

 

清さんもこのラーメンは美味しくなかったと言っていました。

 

この店はかなりの不評を買っていて、保健所の人が定期的に来る位で、平成の終わる4月30日に潰れるそうです。

 

食べなきゃよかったですわ。

 

次は…。

 

【3.宣治ラーメン・心音美白ラーメン・宣治火鍋ラーメン】

これら3つのラーメンは中部高速鉄道がプロデュースしているもので、宣治ラーメンと宣治火鍋ラーメンは唐辛子が、心音美白ラーメンは胡椒がかなり効いて、たいへん辛く、宣治火鍋ラーメンに至っては善子さん以外の完食者がいないそうです。

 

宣治ラーメンと宣治火鍋ラーメンに使われている唐辛子はキャロライナリーパーで世界一辛いものですわ。

 

さて、これらのラーメンはどこで食べられるのでしょうか?

 

それは…中部高速鉄道グループの一部の駅に存在する麺屋東阪で食べられますわ。

 

ここから一番近いのは東北急行電鉄津軽太平洋本線上野駅。というわけで、銀座線で末広町から上野へ。

 

下車後歩くこと3分。早いうちに見つかりました。

 

入店後、私は宣治ラーメン、清さんは宣治火鍋ラーメン、光希さんは心音美白ラーメンを注文しました。

 

店員さんからは、

 

「お嬢さんたち、頼まれたラーメンはとても辛いけど大丈夫かい?」

 

と言われましたが、

 

「もちろんですわ!」

 

と返しました。そうでないと出してくれないようです。

 

店員さんがラーメンを作っている間に目が痛くなってきました。涙も出ます。それでもここは先輩の顔を見せないと!

 

そんな味はというと…。

 

ズルズル…

 

「ピギィィィィィィッ!!辛い辛い辛い!!」

 

清「ルビィちゃん、大丈夫?」

 

私「このラーメン辛すぎますわ…」

 

清「じゃあ俺が食べるから…いいかな?」

 

私「ありがとうございます…」

 

清「それじゃあ、いただきます!」

 

ズルズル…

 

「ものすごく辛いけど…美味い…」

 

私は先輩失格だ。いいところを一つも見せることができない。そんなふうに思っていると光希さんは言いました。

 

「ルビィさん、いいところ見せているじゃないですか。だってAqoursが去年優勝できたのもルビィさんの力があってこそですから」

 

「…そうですわね。もっと前を向かないと」

 

こうして1つまた自信がつきました。

 

〜※〜

 

結局、ラーメンは光希さんもギブアップして残った分は全部清さんが食べてくれました。

 

とりあえず由美さんに報告しましょう(*1)。

 

【通話開始】

『もしもし、由美ですけど、ルビィちゃんどうしたの?』

 

「清さんが中部高速鉄道プロデュースの激マズラーメンを3つすべて完食したので連絡しましたの」

 

『じゃあ清ちゃんにかわって』

 

私は清さんに電話をかわります。

 

「師匠(*2)!辛いけどものすごく美味しかったよ!ありがとう!」

 

『美味しいなんて言ってくれるのは君が2人目(*3)、宣治火鍋ラーメンについては君が初めてだよ!とりあえずルビィちゃんにかわって』

 

そしてまた電話をかわる私たち。

 

「お電話かわりました」

 

『ルビィちゃん、その喋り方なんか気になったけど何かあったの?』

 

「実は…カクカクシカジカ」

 

『なるほど。とりあえずマルちゃん、よっちゃんにかわるね』

 

すると花丸さん、善子さんから、

 

『ルビィちゃん、マルはどんなルビィちゃんでも大好きずらよ』

 

『だって私たち3人友達でしょ?だから私も受け入れるわよ』

 

「皆さん、ありがとうございます」

 

『じゃあ由美ちゃんにかわるね』

 

今度は由美さんから重要な連絡があるなんてことを私は予想もしていませんでした。

 

『あの、ルビィちゃん』

 

「どうされたんですの?」

 

『実は…仲喜くんが絢瀬絵里さんに東京に連れ去られて行ったから俺たちが東京に着くまでダイヤお姉さんと協力して仲喜くん救出作戦を実行してくれ!』

 

「…わかりましたわ」

 

【通話終了】

その後、お姉様に電話をかけました。

 

【通話開始】

「もしもし、お姉様?」

 

『ルビィ、どうされたんですの?』

 

「お姉様が仲喜さん探しを行うというので合流したいのですが」

 

『今どこにいますの?』

 

「上野駅にいますわ」

 

『…わかりました。3人で末広町まで来てください』

 

「了解ですわ」

 

【通話終了】

こうして銀座線で末広町へと向かい、お姉様と合流しました。仲喜さんを救い出すのは次回になりますのでお楽しみに!

*1
完食したら報告するようにと大地の物語の皆さんに言われています。

*2
清さんは由美さんのことを師匠と呼んでいます。

*3
1人目は由美さんの妹の樹理亜さんだそうです。




次回はヤンデレになってしまった絢瀬絵里さんが出てきます。


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ヤンデレ絢瀬絵里から山部仲喜を救え

今回はヤンデレになってしまった絢瀬絵里さんが出てきます。また、すべて山部仲喜視点で書きます。


「ねえ仲喜、ちょっといい?」

 

動画投稿が終わると、聞き覚えのある声に俺は呼び出された。このとき、よっちゃんと由美ちゃんは電話ボックスの方に行ってしまい、マルちゃんはCentral Parkの丸善に本を買いに行ってしまっていたので、俺と千歌さん以外ここにはいないはずなのになぜ絵里さんの声が…?

 

絵里「仲喜、私と一緒についてきてくれる?」

 

俺「絵里…さん…?」

 

絵里さんの目は光っていなかった。これはヤンデレか…?

 

すると千歌さんは言う。

 

千歌「仲喜さんを連れ出してどうするつもりですか!?」

 

絵里「内緒♥さあ仲喜、とっとと東京に行くわよ♥」

 

こうして半ば強制的に俺は絵里さんに連れ出された。

 

〜※〜

 

栄から名古屋駅に出て、そこから新幹線で東京へと向かう。

 

車内では電話がかかってきた。由美ちゃんからだった。

 

【通話開始】

俺「はい仲喜です」

 

由美『もしもし、由美だけど、今どうしてる?』

 

俺「絵里さんと一緒に東京に来いと言われて今新幹線の中だけど何かあったの?」

 

由美『G5100系が2071年4月1日に全廃されるらしいけどいつ聞いた?』

 

俺「実は…今年の3月頃葵ちゃんが決めたらしいんだ。その話聞いたときは俺もちょっと絶望したよ。…って由美ちゃん知らなかったの?」

 

由美『そうだけど』

 

俺「覚えといてね。それじゃあ」

 

【通話終了】

その後、絵里さんが目を昏くして言った。

 

「今誰と話してたの?」

 

「由美ちゃんとですけど」

 

「私以外の人とは話さないって約束してくれたわよね。それなのにどうして約束をすぐ破るの?」

 

そして絵里さんは語り出す。

 

「私はね、仲喜のことが大好きなの。デビューしたときから応援していた。それで、私思ったの。いつか大地の物語から奪いたいって。…ねえ仲喜、私のことだけを愛して♥そして誰にも渡さないわ♥」

 

「あの、聞きたいんですけど…『絢瀬絵里と北綾瀬支線』で話した相手って…誰でしょうか?」

 

「あれはね、あなた宛のビデオレターなのよ。やっぱり仲喜ったら鈍感さんね♥」

 

〜※〜

 

東京駅到着後、睡眠薬で眠らされた。起きると絵里さんの家だった。さらにご丁寧に手錠がかけられていた。

 

「あら?もう起きたのかしら?」

 

「なぜこの手錠を!?」

 

「あなたはね、私とここで一生ずっと暮らすのよ。晴れの日も曇りの日も雨の日も風の日もたとえ雷が落ちてもずっと一緒よ♥」

 

この後、めちゃくちゃ愛のディープキスとハグとナデナデを約1時間されました。

 

約1時間で止まった理由は…。

 

 

 

♪ピンポーン♪

 

 

 

呼び鈴が鳴ったからである。

 

やってきたのはダイヤさんとルビィちゃん、そして清ちゃん、光希ちゃんだった。

 

ダイヤさんたちは絵里さんを説得して中に入ってきた。

 

ダイヤ「仲喜さん、大丈夫ですか?」

 

ルビィ「怪我はありませんか?」

 

俺「大丈夫です…。ありがとう…本当に助かったよ」

 

俺は涙を堪えることができなかった。

 

落ち着いたところで絵里さんの家を脱出した。

 

脱出すると由美ちゃん、マルちゃん、よっちゃん、千歌さんも駆けつけて来てくれていた。

 

由美「仲喜くん、大丈夫か?怪我はないか?」

 

俺「由美ちゃん…うわぁーーーーーーん!!会いたかったよぉーーーーーー!!」

 

男なのに情けない。でも泣かずにはいられない状態だった。ただ俺は女装していた(*1)うえにその姿は女にしか見えないと言われているから何とも言えなかった。

 

落ち着いたところで沼津に戻り、明日の合同演芸大会に備えることに。

*1
大地の物語メンバーのうち俺、勇輝くん、香住くん、聡平くん、健さんはいつも女装していて、全員女にしか見えないと言われている。




次回はまたネタです。


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ヨハネです…そして仲喜です…

今回は過去に使ったネタを使います。所謂二番煎じです。


前回、合同演芸大会を開くと言っていたが、私たちAqoursが3日も練習をサボるのはまずいということで中止になった。

 

一方、大地の物語のうち、由美ちゃん、仲喜さんは十千万の客室を借りて学校で出された数学の課題(*1)を片付けることにして、それ以外は中部高速鉄道箱根支社へと仕事のために行ってしまった。

 

そしてダイヤさん、鞠莉ちゃん、果南ちゃんは3人で養老鉄道の新型車両(*2)に乗りに行ってしまった。

 

昼はどうしたかというと…。

 

私たちAqoursは弁当。

 

ダイヤさん、鞠莉ちゃん、果南ちゃんは名古屋駅で立ち食いそばを食べたとのこと。

 

由美ちゃん、仲喜さんは志満姉と一緒に食べたという。

 

残る3人は湯本富士屋ホテルで食べたらしい。

 

練習終了後、善子ちゃんは仲喜さんを電話で静真高校の部室に呼び出した。

 

約30分後に彼は由美ちゃんと一緒にやってきた。

 

「ところでよっちゃん、なぜ俺をここに呼び出したの?」

 

「ほら、昨日練習したでしょ?その成果をリトルデーモンたちに見せるためよ」

 

「なるほど」

 

その後、体育館に移動となった。

 

〜※〜

 

まず最初に体育館のステージに立ったのは堕天した姿の善子ちゃん。またペピーノ・ガリアルディの『ガラスの部屋』が流れてくる。

 

〜※〜

 

…ヨハネです…。

 

スクールアイドルなのにバックダンサーだと言われます…。

 

…ヨハネです…。

 

目を覚ます音楽を探していたら二度寝してしまいました…。

 

…ヨハネです…。

 

「クックック…これがVVVFインバータの音(悪魔のうめき声)…。銀色のデーモン達も堕天するがいい!!」

 

初めて名鉄瀬戸線に乗ったときに私が発した言葉です…(*3)。

 

…ヨハネです…。

 

知らない人からブロックされました…。

 

…ヨハネです…。

 

最近花丸がやたらとおみくじの話をしてきます…。

 

私にどうしろと言うんですか!

 

〜※〜

 

すると、堕天した仲喜さんがステージ上に登場した。

 

〜※〜

 

…ヨハネです…。

 

私の握手会なのに「握手はいいです」って断られたことがあります…。

 

…仲喜です…。

 

客は電車に乗るのに、家に来ないかと聞いて「いいです」って断られたことがあります…。

 

…ヨハネです…。

 

「ヨハネさんと花丸さんの大ファンです」って言われました…。

 

複雑です…。

 

…仲喜です…。

 

「仲喜さんとのぶにゃんさんの運転が大好きです」って言われました…。

 

屈辱です…(*4)。

 

…ヨハネです…。

 

つい先ほどスタッフの人から「みんなのハートをぶち抜いてください」と言われました…。

 

誰と間違えてるんですか!?

 

…仲喜です…。

 

さっきスタッフさんから「国語で赤点は取らないでください」と言われました…。

 

由美ちゃんより国語が苦手ではないです…。

 

…ヨハネです…。

 

「ヨハネさん、一生応援します!」

 

「ヨハネさん一生ラブです!」

 

先月までたくさん届いていたファンレターに必ず書いてあった言葉です…。

 

みんな死んだんでしょうか…?

 

…仲喜です…。

 

「仲喜さん一生応援しています」

 

「一生ついていきます」

 

「一度沼津で会いたいです」

 

…亡くなった人からのファンレターでした…。

 

…ヨハネです…。

 

私を置いて、練習が始まっていたことがあります…。

 

問題なさそうでした…。

 

…仲喜です…。

 

私を置いて、仕事が始まっていたことがあります…。

 

ダイヤが大幅に乱れ、ものすごく怒られました…。

 

…ヨハネです…。

 

堕天使ヨハネと契約して、あなたも私のリトルデーモンになってみない?

 

…ちょっと言ってみただけです…。

 

…仲喜です…。

 

この列車は車庫に入ります。引き続きご乗車できませんので、ご注意ください。新居町駅以降、運転手は御門勇輝、車掌は私、山部仲喜が担当して参りました。

 

…言ってみただけです…。

 

…ヨハネです…。

 

花丸に第3回センターポジション総選挙で負けました!

 

…仲喜です…。

 

由美ちゃんにこの前の宿題考査の合計点数で負けました!

 

…ヨハネです…。

 

静岡県民なのに、生まれてこのかた大井川鐵道に乗ったことがありません!

 

…仲喜です…。

 

北海道民なのに、生まれてこのかたノロッコ号に乗ったことがありません!

 

…ヨハネです………………ヨハネです………………ヨハネです…………………。

…………………仲喜です…………………仲喜です…………………仲喜です……。

 

〜※〜

 

その後、前回のようにウイング団から批判動画は届かなかった。

 

それが分かったのは前回と同じように善子ちゃんが動画を投稿してから約1時間後。由美ちゃんへのLINEで判明した。

 

これが分かって今日はお開きとなった。

*1
スタ●ダード数学演習I・II・A・Bの基本問題40問。

*2
とは言っても東急のお古。

*3
このとき善子ちゃんは中学2年生だったらしい。

*4
ウイング団ののぶにゃんは電車の運転が下手。




次回はぷちぐる終了記念でぷちぐるが出てきます。


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引退したぷちぐるが喋れるようになたよ〜

TKOネタをぶち込みます。


今日は1日中雨ということで練習は中止になったが、曜ちゃんや梨子ちゃんと違って課題が終わっていなかったので、部室を借りて課題を片付けることにした。

 

もちろん部室は1人。月ちゃんも生徒会で忙しく、部室には来られないとのこと。

 

そしてなんと部室にはテープで蓋が閉じられていない、見慣れないダンボール箱が数箱置いてあった。

 

課題に切りがついたところでいっぺん開けてみる。

 

私たちAqours、そしてμ'sをデフォルメしたぬいぐるみが入っていた。

 

あっ、手紙も入っている。株式会社ポケラボからだ。読んでみよう。

 

「Aqoursの皆さんへ

 

私たちが運営していたぷちぐるラブライブが今年の5月31日でサービスを終了します。そこで引退したぷちぐる達を皆さんに無償で提供します。処理はあなたたちが行ってください。

 

株式会社ポケラボ」

 

とりあえずみんなに連絡しよう。そう思って席に戻った瞬間にその箱は動いた。

 

そして私にそっくりなぷちぐるが出てきてこう言った。

 

「はぁぁぁぁぁ〜、千〜歌〜ちゃ〜ん」

 

「喋った!?」

 

「喋れるようになたよ〜」

 

えっ!?待って!嫌な予感しかしないんだけど!!

 

「毎日、話しかけるから、喋れるようになたよ〜」

 

声もそっくりじゃん!!

 

「ひーーーーーーっ!!怖ーーーーーーい!!」

 

椅子からも私は落ちてしまう。

 

「まだ、話し始めだからこんな感じだけど、すぐに流暢に喋れるよ〜」

 

すこぶる怖いのだ。大地の物語の人を呼び出さないと!!

 

そのぷちぐるはこちらを向いてくる。

 

「さあ、こちへ、おいで〜」

 

「嫌!やめて!!」

 

「じゃあ、行くよ〜」

 

そう言ってぷちぐるは転がって椅子の近くにやってきた。そして這いずって近づいてくる。

 

「まだ動き始めだからこんな感じだけど、すぐに動けるよ〜」

 

「嫌ぁーーーーーー!!」

 

「さあおいで!」

 

「来るなぁーーーーーー!!」

 

そして転がってやってきて更には座ろうとする。

 

「ほら、上半身が発達を遂げたよ〜」

 

「うわぁーーーーーー!!…ち、千歌は…殺されるの…?」

 

「殺しはしないよ。仲間じゃないか。確かに、殺そうと思えば簡単だけど、殺しはしないよ〜」

 

「元々こうだったの!?」

 

「違うけど、もうすぐ、箱の中に入っている子達も命を宿すよ〜」

 

涙混じりに私は叫び出す。

 

「嫌ぁーーーーーー!!嫌ぁーーーーーー!!」

 

そんな私をぷちぐるは止めようとする。

 

「千歌ちゃん千歌ちゃん千歌ちゃん千歌ちゃん、千歌ちゃん!!」

 

そして小さな体なのに私を抑える。

 

「もう!あなたはね、怖がる下りがちょっと長いんだよ!!ぬいぐるみが喋るなんて、トイストーリーやテッドみたいなものじゃないか。チカ寂しいよ…」

 

そしてそのぷちぐるは歌い出す。

 

【♪Aqours『Thank You, FRIENDS!!』♪】

 

私もつられて歌い出す。

 

更には仲喜さん、勇輝くんが偶然静真高校の前を通りかかったということで入ってきてつられて歌い出す。

 

終わると、

 

私「やっぱり、こういうこともおかしくないんだね」

 

ぷちぐるチカ「でしょ?」

 

〜※〜

 

ところが、10分後には1台の軽トラが校内に入ってきたので、月ちゃんが部室に入ってきて喋ったぷちぐるを含めたすべてのぷちぐるを箱ごと撤去し(*1)、箱はすべて軽トラに積まれ、富山県のリサイクル工場(*2)へとドナドナされて行った。まあ、校内だから迷惑だったのだろう…。

*1
私、仲喜さん、勇輝くんも手伝わされた。

*2
ぷちぐる自体、使われたものはすべて富山県のリサイクル工場へと送られているらしい。




次回は中小私鉄を出すかまたネタに走るか迷ってます。


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岳南ヨーソロー

令和初の投稿となります。
題名の通り、静岡県のとある中小私鉄がテーマです。また、同じく題名の通り、渡辺曜ちゃん視点で書きます。千歌ちゃんは一切出てきません。
今回は大量の画像が出てきます。そして、作者の体験談を基にしています。


2019年4月30日午後0時00分、仲見世商店街北側入口にて。私は梨子ちゃん、由美ちゃんと一緒にいた。

 

私「…で、今日岳南電車に乗るんじゃないの?」

 

梨子「そうだけど」

 

私「なんでこの3人なの?」

 

梨子「千歌ちゃんが課題終わってないからって出かけるのを志満さんから止められたの」

 

私「じゃあ仲喜さんは?」

 

由美「明日の午前0時に中部高速鉄道東京駅を発車する梅田行臨時快速令和エクスプレスの準備をするため来られないって。その代わり沼津の街を散歩するって言ってたよ」

 

そういえば明日から令和だったね。

 

私「なるほど」

 

梨子「そういえば月ちゃんは?」

 

私「生徒会で忙しいって言ってた」

 

梨子「じゃあ吉原駅を目指して〜」

 

私「全速前進〜?」

 

3人「ヨーソロー!!」

 

こうして私たちの旅は始まった。

 

〜※〜

 

午後0時54分沼津発の島田行に乗る。

 

午後1時08分、吉原着。

 

さて迷子になったのであります!岳南電車吉原駅はどこにあるのか?

 

由美「えーっと、岳南電車乗換の文字の隣にUターン矢印があるから、反対側だ!」

 

梨子「じゃあそっちに向かおう!」

 

改札を出て、一日乗車券を買う。1枚700円。3人分買った。

 

本当は令和記念乗車券が欲しかったけど売り切れだったとはね…(*1)。

 

由美「あーもう!お土産どうしよう!!千歌ちゃんやマルちゃんは怒るだろうなぁ…」

 

梨子「それでも乗るわよ!26分逃したら次30分ないんだから!」

 

私・由美「そうだね」

 

あと、この時点で動いていたのは7000形7001号車と7000形7003号車だったとのこと。そして行き違いは岳南原田駅で行われるらしい。

 

午後1時18分、列車入線。7003号車だった。

 

【挿絵表示】

 

▲岳南電車7000形7003号車。

 

写真撮影後、すぐに乗り込む。

 

発車時には界磁チョッパ制御の音が響く。

 

しかし、ジヤトコ前に到着するときには界磁チョッパ制御の音が響かなかった。回生ブレーキは使用停止だったのかな…?

 

そして驚いたのはそれだけではなかった。

 

普通は路面電車以外は真ん中の扉が締切扱いになるはず。なのにこの鉄道は違ったのであります。

 

なんと!前の扉と真ん中の扉が開いて、後ろの扉が締切扱いだったのであります!これは路面電車タイプのドアの開き方であります!

 

由美「これは…嘘でしょーーーーーー!?」

 

由美ちゃんも驚いているのであります。

 

そんなこんなで列車はジヤトコ前を発車する。

 

その後、無人駅では前の扉と真ん中の扉だけが開き、後ろの扉が締切扱いになる。これが繰り返される。

 

そして、岳南原田駅では前述の通り、列車の行き違いが行われるのであります。対向列車はこれも前述の通り、7000形7001号車でありました。

 

【挿絵表示】

 

▲岳南電車7000形7001号車。車内から私が撮影。

 

その後、梨子ちゃんは言い出す。

 

梨子「岳南富士岡駅で降りてみない?」

 

私・由美「どうして?」

 

梨子「岳南の車庫があるの」

 

由美「じゃあ降りるぞ!そうしたら元も取れるかもしれないからな」

 

私「了解であります!」

 

こうして岳南富士岡駅で降りることになった。

 

〜※〜

 

午後1時41分、岳南富士岡駅下車。列車は岳南江尾駅方面へと去って行った。

 

ここで列車の撮影をしよう。

 

まずはホームから見えている、最近富士急からやってきたばかりの9000形と、それと入れ替わりで廃車された7000形7002号車を撮影する。

 

【挿絵表示】

 

▲既廃車の7000形7002号車。

 

【挿絵表示】

 

▲富士急からやってきた9000形。横からで恐縮ですが。

 

次に、車庫の向こう側から9000形をもう一度撮影する。車庫には門があり、その門は高すぎるのでここは由美ちゃんに頼んだ(*2)。

 

【挿絵表示】

 

▲反対側から撮影した9000形。

 

今度は廃車車両の置き場に行ってみる。まずは反対側から7002号車を撮影。

 

【挿絵表示】

 

▲反対側から撮影した7002号車。パンタグラフや連結器など一部の部品が取り外されていた。

 

次にED40形3号機を撮影。

 

【挿絵表示】

 

▲落書きの1つ。なんで4036(ヨーソロー)じゃなくて4037なんだろう…?

 

※もう1枚ありましたが都合上載せられなくなりました。

 

ED40形3号機は買い手募集中だって。内浦に置いたらどうなんだろうか…?

 

次に車籍の残っているED40形2号機を撮影。

 

【挿絵表示】

 

▲ED40形2号機。こちらは廃車されていなかったためか落書きは1つもなかった。

 

次はED29形1号機を横から撮影。

 

【挿絵表示】

 

▲ED29形1号機。落書きが酷い。

 

ここで私は提案する。

 

「由美ちゃん、機関車のデッキに登ろうよ」

 

「別にいいけど、どっちがどっちに登る?」

 

「私がED40形の方に登るから由美ちゃんはED29形の方に登ってくれる?」

 

「そうしよう!」

 

梨子ちゃんは止めようとする。

 

「二人共やめといた方が…」

 

それでも落ちなきゃいいし。ということで、

 

私・由美「平気平気♪」

 

登っちゃえ!

 

そしてここでも撮影。

 

【挿絵表示】

 

▲ED40形3号機から撮影したED29形1号機。

 

そして由美ちゃんに私は呼ばれる。

 

「曜ちゃん、こっち向いて」

 

「いいよ」

 

「はい、チーズ!」

 

パシャリ!

 

由美ちゃんがED40形3号機を背景に写真を撮ってくれた。

 

このあと降りることになるが、私も由美ちゃんもデッキの上から飛び降りるなんて野暮なことはしなかった。高さ1mから飛び降りたら命が無いかもしれないし。

 

最後に、ED50形1号機を撮影。

 

【挿絵表示】

 

▲ED50形1号機。廃車されていたが、落書きはなかった。

 

時間を見てみよう。現在時刻は午後2時ちょうど。

 

時刻表を見てみよう。次に来るのは午後2時05分発吉原行。その次は14分発の岳南江尾行。元を取るためにも岳南江尾行に乗ろう!

 

というわけで、この近くにコンビニは…あったのであります!

 

歩いて3分のところにロー●ンがあったのであります!

 

とりあえず好きなものを買って食べながら岳南富士岡駅に戻る。

 

戻る途中、こんな会話が。

 

梨子「由美ちゃん、それ噂の悪●のおにぎりでしょ?いいなぁ〜」

 

由美「エヘヘ。美味しいから梨子ちゃんも一口食べてみなよ」

 

そして梨子ちゃんはその●魔のおにぎりを食べる。

 

梨子「これは辛いわ。でも美味しいね」

 

由美「でしょ?」

 

私は去年善子ちゃんの堕天使の泪でひどい目に遭ったから辞退しました。読者の皆さん、辛いものを食べるときには気をつけようね。

 

岳南富士岡駅に戻るとやってきたのはさっき岳南原田駅ですれ違った7000形7001号車。

 

【挿絵表示】

 

▲さっきの7000形7001号車。

 

乗ること3駅。終点の岳南江尾駅ではなんと!列車交換が行われたのであります!この7001号車は点検に入るのでありました。

 

そして帰りの列車は「がくちゃんかぐや富士」と呼ばれている8000形であります!

 

【挿絵表示】

 

▲岳南電車8000形。

 

そして帰路に着く。

 

吉原駅でももう一度8000形を撮影する。

 

【挿絵表示】

 

▲さっき乗ってきた8000形。

 

すると大事故が!

 

由美「俺の一日乗車券が…無い!!」

 

私・梨子「えぇ〜っ!?」

 

由美「車内にも無いしこれじゃあ改札出られないよ…」

 

梨子「とりあえず駅員の人に聞こう」

 

そしてなんとか由美ちゃんの一日乗車券は見つかり、事無きを得た。やっぱり由美ちゃんはドジだね(ボソッ)。

 

さて、問題はお土産であります!

 

茶飴にするか、人形焼にするか、それが問題であります(*3)。

 

由美「どうせなら…両方共2つずつ買うぞ!」

 

合計金額は4200円。3人それぞれが1400円ずつ出して…私は金欠であります(*4)。

 

そして午後2時53分吉原発熱海行に乗って午後3時09分に沼津に到着。そのままバスで静真高校へと向かう。

 

こうして私たちの旅は終わりを迎えた。

 

いや〜、岳南電車はいい路線であります。読者の皆さんも静岡県東部に行くならぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか?

*1
4月28日昼頃完売。

*2
由美ちゃんの身長は177cmと男性並み。私とは20cmも差があるから羨ましい。

*3
本当は紅茶や緑茶のティーバッグもあったけど由美ちゃんが十千万に両方買ってくと言っていたのでそこは選択肢に無し。

*4
帰りの交通費はあるけどね。




次回はまたネタです。


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チカテツ漫才

今回はカミナリと地下鉄漫才を足して2で割ったような感じです。


ぷちぐる達がドナドナされたあと、私は課題をすべて片付けた。

 

その後、勇輝くんから提案があった。

 

勇輝「地下鉄漫才をやってみるのはどうでしょうか?私と千歌さんで」

 

私「芸名どうするの?」

 

勇輝「あなたはそのまま『高海千歌』で、私はあの姉妹の許可を得て『黒澤(くろさわ)(てつ)』で、コンビ名は私達2人の芸名を取って『チカテツ』にしましょう」

 

私「黒澤鉄でチカテツってのはまさか『地下鉄』と掛けてるとか…?」

 

勇輝「それもありますけど本音があって…」

 

すると勇輝くんは語りだす。

 

〜※〜

 

まず私は昨日黒澤家に泊まってダイヤさんに相談しました。

 

勇輝「あの、私の芸名を決めるのに黒澤の苗字を使いたいんですが…」

 

ダイヤ「別に構いませんけど、何か悩んでいるんですの?」

 

勇輝「それが名前の方で悩んでいまして…」

 

ダイヤ「私が決めてあげますわ!」

 

勇輝「ありがとうございます!」

 

ダイヤ「まずあなたは宝石より安価な存在だと思っていますわよね?」

 

勇輝「はい。金属でも金や銀ほどでもないと思っていますわよ」

 

ダイヤ「では決まりました。あなたの芸名は黒澤鉄ですわ!」

 

勇輝「ありがとうございます!この芸名大切にしますわ!」

 

ダイヤ「最後にルビィ、黒澤の苗字を勇輝さんの芸名に使ってもいいですわよね?」

 

ルビィ「もちろんだよお姉ちゃん(*1)!」

 

〜※〜

 

勇輝「てなことがありましたの」

 

千歌「なるほどね!」

 

それから4時にAqours全員とダイヤさん、鞠莉ちゃん、果南ちゃん、そして由美ちゃん、聡平くん、健さんが静真高校(ここ)に集合するまで仲喜さんを巻き込んで3人で練習した。

 

そして集合後は体育館に移動となった。

 

私たちの出番はここから始まる。

 

〜※〜

 

私「皆さんこんちか〜!高海千歌です!」

 

勇輝「皆さんごきげんよう。黒澤鉄ですわ。よろしくお願いします!」

 

2人「2人合わせて、『チカテツ』です!」

 

勇輝「ということで、あらゆる地下鉄の疑問を面白おかしく解決していきましょう。千歌さん、最初の疑問は?」

 

私「いや〜、まずはね、地下鉄の電車はどっから入れたのかわからないんだって。それ考えると一晩中眠れなくなるの」

 

勇輝「あなた面白いこと言いますわね」

 

私「あらかじめ電車を地下に埋めておいてトンネル掘りながら『確かこの辺に埋めたよなー』『あったぞあったぞ、電車が』なんて」

 

勇輝「そんなわけないじゃないですか!」

 

私「じゃあ知ってるの?」

 

勇輝「もちろんですわよ!私を誰だと思ってるんですの!?黒澤さんですわよ!」

 

私「説明して」

 

勇輝「じゃあ説明しましょう。地下鉄には一部地上区間があり、たいていは車庫も地上にあります。地下鉄はその地上の車庫から入れます」

 

私「ああ、なるほどなるほど」

 

パシッ!!

 

私「おめえが言ってるの、古い路線の新しい車両についてだなぁ!!

 

全部地下だったらどうするの?」

 

勇輝「それは、トンネルの上の部分を開けて地上からクレーンで地下に下ろしていくのですわ」

 

私「ああ、なるほどね。納得しました!」

 

勇輝「次に行きましょう。次の疑問は?」

 

私「地下鉄の車両の駆動方式って何があったっけ?」

 

勇輝「それですか。WNドライブがほとんどですわ」

 

私「じゃあ残りは?」

 

勇輝「都営新宿線10-300形がTD平行カルダン駆動だったはずですわ。あと初期の銀座線と御堂筋線が吊り掛け駆動でしたわね。中空軸平行カルダン駆動は存在しないはずですわ」

 

私「なるほどなるほど」

 

パシッ!!

 

私「そういえば横浜と福岡の地下鉄って中空軸平行カルダン駆動だなぁ!!

 

何嘘ついてんの?」

 

勇輝「すみません情報不足で」

 

パシッ!!

 

私「おめえ、そういえば中部高速鉄道を忘れてるなぁ!!

 

あそこ一応地下鉄だよ?」

 

勇輝「そうでしたわね。中部高速鉄道は半数以上が直角カルダン駆動ですわ。あとは吊り掛け駆動とWNドライブだったはずですわ」

 

私「直角カルダン駆動か…」

 

パシッ!!

 

私「おめえ、名古屋の地下鉄の初期車って、直角カルダン駆動だなぁ!!

 

勇輝「すみません忘れてて」

 

パシッ!!

 

私「とても名古屋在住の中部高速鉄道社員とは思えねえなぁ!!

 

もういいよ」

 

2人「ありがとうございました」

 

〜※〜

 

このあと、曜ちゃん、梨子ちゃん、由美ちゃんが岳南電車のお土産を買ってきたというので全員で分けることになるが、それは次回以降の話。

*1
ラーメン旅の後、ルビィちゃんは私が「昔のルビィちゃんの方が好きだったけど」と言ったことで元のキャラに戻してしまった。




次回、千歌ちゃんが命の危機に…?


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毒ジュースと毒シャイ煮

Bルートと言いましたが先にBルートを書いてAルートは後で書きます。
今回は重い話で、千歌ちゃんと花丸ちゃんが命の危機にさらされます。推しの方には申し訳ありません。そして、渡辺曜ちゃん視点で書きます。
※ただ、2人が嫌いなわけではないのであしからず。

※※その予定でしたが、後述の通り、Aルートは取りやめ、Bルートと書くのもやめました。


前回の千歌ちゃんと勇輝くんの漫才のあと、由美ちゃん、私、梨子ちゃんの3人で買ってきた岳南電車のお土産を18人で分けた。

 

茶飴は30個。人形焼は18個。旅に行った私たち3人と健さん、聡平くん、仲喜さんは茶飴と人形焼1個ずつ、それ以外は茶飴2個と人形焼1個、というふうに分けられた(*1)。

 

緑茶と紅茶のティーバッグは十千万に持っていくので千歌ちゃんに預けた。

 

その後、謎の魔女が入ってきた。

 

「失礼しまーす。千歌さんと花丸さんいますか?」

 

由美「あっきー、だめじゃないか!『失礼します』の前には3回ノックして入って来ないと!」

 

あっきー「げっ!由美!バレたか…」

 

由美「何の用だ?」

 

あっきー「俺たちウイング団が作った特製ドリンクと特製シャイ煮を持ってきたから食べてほしいなぁ〜って」

 

由美「帰りなさい」

 

あっきー「なんでだよ!」

 

由美「アンタたちの作ったものはたいていロクなことが起きないからさ」

 

あっきー「とりあえず千歌さんと花丸さんはこっちにおいで〜☆」

 

由美「無視かい!それに鞠莉ちゃん以外が()つけて喋るなんて嫌な予感しかしないぞ…」

 

鞠莉「由美、呼んだかしら?」

 

由美「鞠莉ちゃん、dangerousだから一緒に戻ろう」

 

鞠莉「えぇ〜っ!?Why?」

 

由美「あいつは悪者。ロクなことがないから付き合ってるとまずいんだ」

 

そう言って、2人は戻ってきた。入れ替わりで千歌ちゃんと花丸ちゃんは魔女の元へと向かう。

 

千歌「どうしたの?魔女さん」

 

花丸「なんか美味しそうな予感がするずら」

 

あっきー「『美味しそう』じゃなくて本当に美味しいものを提供してあげるよ!」

 

2人「やったー!」

 

完全にウイング団の罠に嵌ってますね、2人共。まあ、私が呼ばれても罠に嵌っていただろうけど。

 

あっきー「千歌ちゃんにはこの特製ドリンクをあげる」

 

千歌「ありがとう!いただきます!」

 

ゴクゴク…

 

千歌「おいしいねこのジュース!」

 

あっきー「花丸ちゃんにはこの特製シャイ煮をあげる」

 

花丸「ありがとう!いただきます!」

 

バクバク…

 

花丸「おいしいずら〜♥」

 

すると魔女はニヤリと笑った。

 

2人の体に異変が起きたのはその直後だった。

 

なんと!2人が急にバタリと倒れてしまったのであります!

 

由美ちゃんは言う。

 

「千歌ちゃん、マルちゃん、大丈夫!?」

 

2人の反応はなかった。

 

すると由美ちゃんは動き出す。

 

由美「梨子ちゃん!まず110番通報をお願いします!

ルビィちゃんは119番通報をお願いします!

曜ちゃんと果南ちゃんはAEDを持ってきて!」

 

私を含めた4人「はい!」

 

由美「残りで手分けして心肺蘇生法と人工呼吸を行おう!」

 

残り「はい!」

 

そして私は慌ててAEDを千歌ちゃんの方に持ってくる。

 

果南ちゃんはAEDを花丸ちゃんの方に持っていった。

 

そしてルビィちゃんの119番通報から約6分後、救急車とパトカーがやってきた。

 

警察「佐藤明だな?お前を現行犯逮捕する!」

 

あっきー「…はい」

 

そして魔女は警察署へとパトカーで連れて行かれた。

 

 

 

救急隊「患者は?」

 

私「この2人です!意識も呼吸も無いので早く運んでください!」

 

救急車の中には2人以外に私、果南ちゃん、ルビィちゃん、善子ちゃんが乗り込んだ。

 

由美ちゃんたちはあとからバスで病院へと向かった。

 

〜※〜

 

病院内にて。千歌ちゃん、花丸ちゃんは間もなく目を覚ました。

 

千歌「曜…ちゃん…?」

 

私「千歌ちゃん…うわぁーーーーーーん!!生きててよかったーーーーーー!!」

 

果南ちゃんも涙を流していた。

 

果南「千歌!本当に心配したんだからね!!」

 

 

 

花丸「善子ちゃん…?」

 

善子「ズラ丸!本当に私たち心配したんだから!!」

 

 

 

そして今日中に2人共退院して今度は中部高速鉄道沼津駅事務室に向かう。

 

〜※〜

 

由美ちゃんはあのドリンクとあの料理について説明する。

 

由美「千歌ちゃんが飲んだジュースとマルちゃんが食べたシャイ煮についてだが実は毒が入っていたんだ」

 

千歌・花丸「えっ?」

 

由美「まずあのジュース。あれはぶどうジュースをベースにしているみたいだったけど実はドクウツギの果汁とトリカブトから抽出したエキスが混ぜられていた」

 

確かドクウツギもトリカブトも日本三大有毒植物らしいね。

 

千歌「そうだったの!?」

 

由美「次にあのシャイ煮。あれには野生のトラフグの卵巣と肝臓、そしてスベスベマンジュウガニ、さらにはヒョウモンダコが入っていた」

 

由美ちゃんが言った奴には全部テトロドトキシンが入っているらしいね。

 

花丸「そうだったの!?」

 

由美「というわけで読者の皆さんもよく聞いてください!ウイング団がプロデュースするマトモな料理は『明蕎麦』、『宣治ラーメン』、『宣治火鍋ラーメン』だけです!それ以外は決して口にしてはいけません!」

 

大地の物語の5人「中部高速鉄道からのお願いです!!」

 

そして勇輝くんと仲喜さんは沼津駅から撤退することになる。なぜなら令和エクスプレス1号の準備を東京駅で行うためだ。

 

仲喜「じゃ、そういうことで。あっ!バイトの時間だ!」

 

2人が東京駅方面へと去って行ったあと、千歌ちゃんは言う。

 

千歌「そういえば由美ちゃん、令和エクスプレスの準備は?」

 

由美「ここでやるんだ」

 

Aqours全員「えっ?」

 

由美「明日の午前0時に名古屋行の令和エクスプレス51号が沼津駅を発つ。その準備を兄弟3人で任されたからさ。できたらみんなも手伝ってほしいなぁ」

 

Aqours全員「やったー!」

 

こうして今回はお開きとなり、令和エクスプレスの準備を手伝うことになった。運用は次回。

 

そして今回の件で千歌ちゃんの死亡ネタが大喜利で横行するようになると言われているが、その真相を私たちはまだ知らない…。

*1
実は仲喜さんは過去に岳南電車に乗ったことがあったという。




今度はAルートを書きます。令和エクスプレスの運用はその次の次になります。

※その予定でしたが内容不適切により取りやめました。次回は令和エクスプレスの運用になります。


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令和エクスプレス51号・52号

今回は令和エクスプレスに乗る旅です。


令和元年5月1日、中部高速鉄道では大きなダイヤ改正が行われた。

 

この改正で南国急行鉄道(*1)にMT比が1:2や2:3の直流モータ車が乗り入れるようになった。また、沼津駅に12両対応の行き止まり式ホームが2面開業し、名古屋駅にも行き止まり式ホームが6面開業したため、名古屋-沼津間に快速列車、急行列車が新設された(*2)。

 

さて、沼津駅の一番列車はというと…快速令和エクスプレス51号名古屋行である。

 

この列車は沼津駅始発の列車で使用車両は4代目Aqours ExpressのG1100系G1110F(*3)である。

 

令和の一番列車ということで出発式が行われる。

 

由美「只今より、沼津駅始発、令和の一番列車、『令和エクスプレス51号』の出発式を行います。

中部高速鉄道は今日で415年と4ヶ月を迎えることができました。これも皆様のおかげです。

この令和エクスプレス51号は中部高速鉄道沼津港線で初となる臨時列車かつ夜行列車です。51号なのは1号が東京始発梅田行の列車に使われたからです。

さて、出発の時間がやって参りました。それでは準備に協力してくれたAqoursの皆さん、どうぞ!」

 

曜「この列車と一緒に東阪本線を〜、全速前進〜?」

 

その場に居合わせた全員「ヨーソロー!!」

 

曜「以上、Aqours代表、渡辺曜からでした」

 

すると車両のエンジンがかかる。架線に電気を流していないらしい。

 

そして私、由美ちゃん、善子ちゃんが乗り込む。

 

どこに乗ったかというと…前から3両目の、私をモチーフにしたデハG1130形G1130号である。

 

テープカットは聡平くんが行ってくれることになった。

 

まもなく出発。

 

自動放送「1番線まもなく発車いたします。閉まるドアにご注意ください」

 

ブザーが鳴り、ドアが閉まる。

 

そしてVVVF音とエンジン音を響かせて列車は発車する。

 

車内にて。

 

まず、臨時列車なのに自動放送に対応していたことに驚いた。

 

そして、善子ちゃんが質問する。

 

「どこで降りたらいいの?」

 

由美ちゃんは答える。

 

「静岡駅で降りるよ。そうすると対向列車の令和エクスプレス52号がやってきて引き返せるからさ」

 

私を含めた2人「なるほどね」

 

静岡駅到着後、対向列車としてやってきた令和エクスプレス52号はまさかの3代目Aqours ExpressのG3600系G3614Fだった!

 

乗り込んだのは前から7両目の、善子ちゃんをモチーフにしたグリーン車、サロG3640形G3644号だった。

 

…待った。グリーン車乗って良かったのかなぁ?そんなことを思うと由美ちゃんが言う。

 

「千歌ちゃん、よっちゃん、安心しなさい。グリーン車代は俺のおごりにするよ」

 

私「えっ?いいの?」

 

善子「ありがとう!」

 

そして沼津駅到着は午前1時56分。終点だからゆっくり準備できる。

 

列車から降りたところでこの日はお開きとなった。さあ、このまま歩いて家に帰って思いっきり寝ることにしよう。

*1
異世界に存在する鉄道。中部高速鉄道でこの世界と繋がっているが、私たちAqoursは一度も乗ったことがない。

*2
沼津港駅は相変わらずホームが4両までしか対応していないので普通列車が毎時1本のみ乗り入れる。

*3
2代目。この日にデビューしたばかり。




出発式を書くのはかなり難しかった…。
次回はルビィちゃん、花丸ちゃん、由美ちゃんが伊賀鉄道・養老鉄道に乗りに行きます。


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伊賀鉄道と養老鉄道に乗ルビィ!

題名の通り、またもや中小私鉄ネタです。また、題名の通り、黒澤ルビィちゃん視点で書きます。今回は千歌ちゃんは一切出てきませんが、大量の画像が出てきます。


花丸ちゃんも…善子ちゃんも…3年生のみんなも…ずるいよ!

 

ルビィだって由美ちゃんと出掛けたい!

 

あとお姉ちゃんなんか養老鉄道の新型車両(*1)に鞠莉ちゃん、果南ちゃんと乗ってるし…ずるいよ!!

 

ルビィだって養老鉄道に乗りに行きたい!

 

よし!せっかくだから由美ちゃんを誘って今日(5月1日)養老鉄道と伊賀鉄道に乗りに行こう!

 

〜※〜

 

とは言ったものの9時半沼津駅で待ち合わせにしてもなかなか来ないね…。早すぎたかなぁ…?

 

あっ!やってきた!…ってどうして花丸ちゃんが一緒に!?

 

「どうも。遅れてごめん…」

 

「それは全然いいけど遅れてないし。でもどうして花丸ちゃんを連れてきたの?」

 

「実はな…俺が『ルビィちゃんと出掛ける』って言ったらマルちゃんが『由美ちゃんから離れたくないずら!』って泣きながら言ったからついてきてもらうことにしたんだ。もしかして嫌だった?」

 

ルビィ「別にいいけど…花丸ちゃん」

 

花丸「どうしたのルビィちゃん?」

 

ルビィ「ルビィね、千歌ちゃんや花丸ちゃんと同じで由美ちゃんのことが大好きなの。だから由美ちゃんが死んだとか体調崩したとか言ったら…()()()()()()()()?」

 

その目は花丸ちゃん曰く、「ものすごく昏くなっていたずら」とのこと。ルビィもヤンデレなのかなぁ…?

 

ルビィ「あと由美ちゃん、その浦の星の制服はどうしたの?」

 

由美「これか。これはルビィちゃんが浦の星の制服を着てくるって言ったからお揃いでということで俺が発注したんだ」

 

ちなみに花丸ちゃんも浦の星の制服を着ていた。

 

ルビィ「そして花丸ちゃん、善子ちゃんは?」

 

花丸「仲喜さんと一緒に西武のラッピング電車に乗りに行くからダメって言ってたずらよ」

 

ルビィ「じゃあ伊賀鉄道にも養老鉄道にも乗るために〜?」

 

3人「がんばルビィ!」

 

こうして旅は始まった。

 

〜※〜

 

まずは中部高速鉄道沼津港線の沼津駅から快速名古屋行に乗って、新居町からは豊橋・岡崎方面ではなく新城・豊田・日進方面を通り、終点の名古屋に出る。所要時間は約2時間。

 

そこから近鉄名古屋駅に移る。

 

近鉄名古屋駅からは12:10発の特急賢島行に乗って伊勢中川まで出る。

 

特急券は由美ちゃんがおごりで3人分買ってくれた。

 

あと大阪難波行にしなかったのは伊賀神戸に停車しないから。

 

伊勢中川からは13:11発の特急大阪難波行に乗って伊賀神戸に出る。

 

この特急券も由美ちゃんのおごり。

 

伊賀神戸到着時刻は13:31。近鉄名古屋から伊賀神戸までかかった金額は1人2880円。

 

【挿絵表示】

 

▲伊勢中川から乗った大阪難波行の特急。まさかの伊勢志摩ライナーだった。

 

特急列車は数十人の乗客を降ろして去って行った。

 

〜※〜

 

伊賀鉄道に乗り換えるが、時間がない。3人全員きっぷも買わずに乗り込むことになってしまった。写真も伊賀神戸で撮れなかった。

 

由美ちゃん曰く、「行き違いは丸山駅で行われるからその手前の上林駅で降りよう」とのこと。

 

結局車内で上林までのきっぷを買って、車内精算をした。

 

ところが上林駅で降りると…。

 

「何もないずら〜!」

 

そう。周りにはコンビニもなく、あるのは田畑だけ。

 

列車は私たちが降りるやいなや去って行った。去り行く列車をルビィは撮影した。

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

 

▲/▲▲乗ってきた列車。ふくにん列車と呼ばれているらしい。

 

さらには、なんと、時刻表を見ると、次の列車は14:00まで無いことがわかった!!

 

現時刻は13:41。19分間どうすればいいの〜?

 

花丸「由美ちゃん!行き違いの場所違っていたずら!!どうしてくれるの!?」

 

どうやら行き違いは計算上猪田道駅で行われることになっていたようだね。

 

由美「悪いが…ここでのんびり待つしかない」

 

ルビィ「うゅぅ…どうしよう…」

 

ルビィは泣きそうになる。そこでとっさに由美ちゃんは言う。

 

由美「ルビィちゃん!邪払飴あげるから機嫌直して!」

 

ルビィ「ありがとう、由美ちゃん!」

 

そして飴玉を1個もらって口に入れる。

 

こうしてルビィは泣かずに済んだ。

 

〜※〜

 

列車を待つ間、花丸ちゃんは由美ちゃんに言う。

 

花丸「そういえば由美ちゃん、オラ、『秋水線』の苗字の芸名が欲しいずら」

 

由美「構わないよ。例えば『秋水線(しゅうすいせん)花輝夜(はなかぐや)』とか。かぐや姫のように美しいから」

 

花丸「それにするずら!ありがとう!」

 

こうして花丸ちゃんは『秋水線花輝夜』の芸名をもらうことになった。

 

花丸「逆に由美ちゃんや弟の聡平くんにも『国木田』の苗字で芸名あげるずらよ」

 

由美「ありがとう!」

 

花丸「例えば由美ちゃんには『国木田(くにきだ)大吉(だいきち)』とか、聡平くんには『国木田(くにきだ)花助(はなすけ)』とか」

 

由美「まずちょっと弟の聡平に聞いてみるわ」

 

そして由美ちゃんは電話をする。

 

〜※〜

 

電話の結果、由美ちゃんも聡平くんも新たにそれぞれ『国木田大吉』・『国木田花助』という芸名をもらうことになった。

 

そういえば2人共それぞれ『秋水線降細(こうさい)』・『秋水線大夜(おおよる)』っていう別の芸名を持っているけど…まあいいよね。

 

〜※〜

 

暇だね。とりあえず駅の外に出てみよう。

 

写真を何枚か撮ってみる。

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

 

▲/▲▲周辺の景色。何もない。

 

駅に戻って駅を撮影しよう。

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

 

▲/▲▲まさに田舎の駅というほどの上林駅。

 

〜※〜

 

由美「忘れない〜♪忘れな〜い♪夢があれば〜♪…」

 

ルビィ「あれ?由美ちゃん急にルビィたちの歌を歌ってどうしたの?」

 

由美「いや、暇だし田舎の景色には音楽が付き物でしょうが」

 

花丸「確かにそうずらね」

 

そして何のアナウンスもなく列車はやって来る。すかさず撮影。

 

【挿絵表示】

 

▲アナウンスなしで入線してくる列車。

 

そして伊賀神戸まで引き返す。

 

乗車時には整理券を取るけど、車内で乗車運賃・整理券と引き換えにきっぷを買う羽目になる。

 

伊賀神戸下車後、ルビィはまた列車を撮影する。

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

 

以上3枚、改札を出る前に撮影。ピンク色の忍者がモチーフだから映える。

 

そしてみんなで伊賀鉄道の改札を出て、近鉄の改札を通る。伊賀神戸駅構内の踏切でまた撮影。

 

【挿絵表示】

 

▲珍しく正面から撮影できた。

 

撮影するやいなや近鉄の賢島方面に列車が入線する。ビスタカー更新車だった。

 

由美ちゃんは慌てて走って乗り込む。

 

ルビィたちもつい乗り込んでしまった。

 

ここで特急券をまた買う羽目になるが、もちろん由美ちゃんのおごり。

 

後々気づいたが、伊勢中川にやって来る列車は特急と普通列車のみで、急行は青山町止まりになる。つまり時短のためにも特急に乗るよりほかなかった。

 

伊勢中川で降りるとすぐに名古屋方面には特急列車がやって来る。しかし、特急券を買っていないから1本後にした。

 

その次の列車は急行だった。特急料金もかからないから桑名まで乗っちゃえ!

 

桑名で養老鉄道に乗り換えようとするが、やってきていたのは従来車両だった。

 

由美「あの、7700系はいつ来るでしょうか?」

 

駅員「こちらでは分かりません」

 

花丸「じゃあ列車の行き違いはどこで行われますか?」

 

駅員「下深谷と美濃松山で行われます」

 

ルビィ「ありがとうございます!」

 

てなわけで、改札を出てみよう。

 

〜※〜

 

歩いたはいいけど…桑名何もない。

 

由美ちゃんは言う。

 

「北勢線の車両撮りたいけどいいかな?」

 

ルビィ・花丸「いい(ずら)よ」

 

入場券は由美ちゃん1人分だけ買って、由美ちゃんだけが入る。

 

まもなく列車が入線。

 

由美ちゃんは写真を取るのに夢中だった。

 

〜※〜

 

列車が去って行くと、まもなく由美ちゃんは戻ってきた。

 

「後でマルちゃんのLINEにさっき撮った写真あげておくから楽しみにしててね」

 

「ありがとうずら!」

 

そうこうしているうちに養老鉄道の列車はやってきていた。

 

桑名駅に戻るとやってきたのはまた従来車両。

 

しかし、時間もないから乗ることにした。

 

由美ちゃん曰く、「たぶん走っているのは全部で4本だから多度駅で折り返そう」とのこと。

 

多度駅で降りると、列車は大垣駅方面へと去って行く。

 

【挿絵表示】

 

▲乗ってきた列車。

 

周りにはせんべい屋があっただけ。

 

また、折返しの列車はなんと!7700系だと分かった!!

 

とりあえずせんべい屋であられ・せんべいを買って、駅で養老鉄道7700系グッズを買って列車を待つ。

 

お姉ちゃんも乗ったという養老鉄道の7700系(*2)。楽しみだなぁ。

 

アナウンスが流れ、列車が入線する。そこですかさず撮影。

 

※ごめんなさい都合上載せられなくなりました。

 

その後すぐに乗り込み、終点の桑名で降りる。そこでも撮影。

 

【挿絵表示】

 

▲さっき乗ってきた養老鉄道7700系。

 

この後は名古屋まで乗った後にのっぽパン小倉トースト味をそれぞれが買って帰ることに。

 

沼津駅で解散。この日のことはお姉ちゃんに話した。すると、

 

お姉ちゃん「ルビィ!なんで由美さんと一緒に旅に出るんですの!?ずるいですわ!!」

 

ルビィ「だってお姉ちゃん今日は内浦でゆっくり過ごすって言ってたじゃん」

 

お姉ちゃん「私は決めました。明日由美さんを誘ってまだ未開の地へと向かうと」

 

お姉ちゃん…大丈夫かなぁ…?

 

まあ、それはさておき、養老鉄道も伊賀鉄道もいい路線だったから三重県に行くなら読者のみんなも一度乗ってみようよ!

*1
東急のお古だけど。

*2
以降、養老鉄道の新型車両と言ったら7700系のことを指すことにする。




次回はまた由美が旅に駆り出されます。今度はダイヤさんが動くはず!

※その後、7700系は徐々に両数を増やし、2020年2月14日には導入予定の15両全車が出揃いました。


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荒野を駆け抜ける南国急行鉄道海桜本線はクールですわ〜!&桜木たこ焼きはブッブーですわ!

今回はまた由美が旅に駆り出されます。由美を駆り出すのはダイヤさんで、題名の通り彼女視点で書きます。
※この話を書いた俺は、タグにそっと「性転換」とつけた。


ルビィまで由美さんと旅に出るなんて…ずるいですわ。

 

私だって由美さんと出掛けたいですわ!

 

今日5月2日にはぜひ由美さんを呼び出して未開の地へと向かいましょう。

 

というわけで、ルビィが昨日待ち合わせたように9時半に沼津駅で待ち合わせましょうか。

 

服装は浦の星の制服としましょう。

 

〜※〜

 

9時半、沼津駅にて。由美さんはすでにやってきていました。

 

ってなぜ千歌さんがそこに!?聞いてみましょう。

 

私「ちょっと由美さん!あなただけを呼び出したのになぜ千歌さんを連れてきたんですの!?」

 

由美「実は…」

 

すると由美さんは語りだします。

 

〜※〜

 

今朝のことでした。

 

由美「あっ、ダイヤさんが沼津駅に浦の星の制服で来いって言ってるから俺ちょっと着替えて出かけてくる」

 

すると千歌ちゃんはかつてないほどの力であたしの腕を握ります。そして昏い目で泣きながら言います。

 

千歌「どうして千歌を置いていくの?」

 

由美「えっ?」

 

千歌「千歌を3日も連続で1人にするなんて、そんなに千歌のこと嫌い?」

 

由美「そんなことは…決して…」

 

千歌「嘘ばっかり…。千歌は由美ちゃんと一緒に居たいの。離れるのがすごく嫌なの。だから由美ちゃん…今日1日、千歌から離れないで♥」

 

由美「じゃあ一緒に行く?浦の星の制服に着替えて」

 

千歌「お金まだたくさんあるしいいけど…ダイヤさんにべったりになるのは…()()()()♥」

 

〜※〜

 

由美「ってことがあったんですよ」

 

私「なるほど。千歌さん、少しお話があります」

 

千歌「何でしょうか」

 

私「私もあなたやルビィ、花丸さんと同じで由美さんのことが大好きですから、由美さんにべったりになったら…()()()()()()()()()()?」

 

その目は千歌さんによると「ものすごく昏くなっていた」そうです。私もヤンデレデビューなのかもしれませんわね。

 

私「あと由美さん」

 

由美「はい」

 

私「以降、私はあなたのことを『由美"ちゃん"』と呼びますから、私のことも『ダイヤ"ちゃん"』と呼んでいただけませんか?あとそれから由美ちゃんは一人称『俺』というのが売りだと私は思いますからいつも通りの喋り方を私の前でも見せてください」

 

由美「わかったよ!ダイヤちゃん!」

 

私「それでは、前方よし!」

 

3人「出発進行(ですわ)!」

 

こうして旅は始まったのでした。

 

〜※〜

 

沼津駅からは静岡駅まで中部高速鉄道の名古屋行快速列車で出ます。そこから乗り換えて快速列車で異世界トンネルを抜けることになります。

 

乗る列車は中部高速鉄道G5100系G5193F(*1)+G5300系G5397F(*2)の8両編成の快速で、行き先は(やなぎ)(*3)行。吊り掛け駆動と直角カルダン駆動とディーゼルのハーモニーが楽しみですわ〜♪

 

そこからさらに進んで島田市駅を発車するとまもなく切り替えポイントに差し掛かります。ここで列車は右へと曲がります。

 

そこから20分。三遠中野(さんえんなかの)駅(*4)に停車します。

 

三遠中野駅を発車すると異世界トンネルに入ります。

 

あっ、運転手さんが何かボタンを押しましたわ。一体何でしょうか…?

 

疑問に思った私は由美ちゃんに聞きます。

 

「由美ちゃん、ボタンを運転手さんが押しましたがあれは一体…?」

 

「あれか。あれはこの先の空間を自動運転するためのスイッチだ。これを押すと最高速度が少し上がって(あかがね)駅(*5)の手前まで自動運転をするのさ」

 

「なるほど。花丸さんほどではないですけど、未来ですわ〜」

 

実際にさっきまでメーターは180km/hを指していましたが、約15秒後には240km/hを指していました。空気抵抗は無視されていたのでしょう。

 

「なんか不思議な感覚だね〜」

 

千歌さんも驚いています。

 

そして銅駅からは南国急行鉄道海桜(かいおう)本線に乗り入れます。

 

ちょうどこの頃、ポロッと由美ちゃんは言いました。

 

「桜木市行ったなんて勇輝くん(ヘビ)仲喜くん(ナメクジ)に言ったら絶対に嫉妬するぞこりゃ…」

 

すると私は由美ちゃんの肩を掴んで昏い目で言ってしまいました。

 

「由美ちゃん!どうして他の人の名前が出るんですの!?」

 

「どうしてって言ったって…2人共男じゃないか。いいでしょそれくらい」

 

「いいえ。私たちは女。そして私と千歌さんはあなたを愛しています。なので帰るまで男にしろ女にしろ他の人の名前を出すのは一切認めませんわ!!」

 

「スミマセンデシタ…」

 

「わかってればいいのですわ」

 

〜※〜

 

桜木駅の周辺では荒野を駆け抜けます。前面展望はとてもクールですわ〜!

 

そして終点までは乗らずにまもなく桜木(さくらぎ)駅下車。着いたら11時半。この後桜木市役所前駅まで地下鉄に、そこからハイキングロード入口までバスに乗ってそこから歩きます。

 

〜※〜

 

30分ほど歩いて、

 

千歌「はぁ〜、疲れた〜。お腹ペコペコだし何か食べようよ〜」

 

私「千歌さん!だらしないですわ!いいですか?登ると決めたら登るのですわよ!」

 

すると由美ちゃんは謎の銀色の小屋を見つけました。

 

由美「千歌ちゃん、ダイヤちゃん、入ってみようよ」

 

私「そうですわね。何か食べさせてくれるかもしれませんからね」

 

そう言って私たちは銀色の小屋に入ります。

 

女の人「いらっしゃいませ〜!」

 

レストラン系のところだったようです。

 

私と千歌さんは桜木たこ焼きを、由美ちゃんは餃子を注文しました。

 

桜木たこ焼きの味はというと…。

 

私「すごく美味しい!ぜひルビィにも持って帰りたいですわ!」

 

千歌「美渡姉にも食べさせてあげたいな〜」

 

餃子ももらいましたが、普通に美味しかったですわね。持ち帰るほどではありませんでした。

 

合計金額は1500円。割り勘にしました。

 

私と千歌さんの体に異変が起きたのは店を出た直後でした。

 

まず最初に私の体に電撃のようなものが走りました。

 

するとなんと!私と千歌さんの胸が無くなっていたのです!

 

ピギャァーーーーーー!!破廉恥ですわ破廉恥ですわ!!

 

私「由美ちゃん!これはどういうことになっているんですの!?」

 

千歌「教えてよーーーーーー!!」

 

由美「今調べたけどあの桜木たこ焼きには女性の体を男性の体に変えてしまう成分が入ってるんだ!…でもまあ慌てることはない」

 

千歌「どうして?」

 

由美「実は俺はこう見えても生まれたときは男だった。でも5歳のときに女体化の薬を飲んで女になったのさ。それから10年以上、女として生きてきたんだ」

 

私「で、その薬は今持っているんですの?」

 

由美「ないはずだけど…あった!2粒だけカバンの中にあったから水あげるんで飲みなさい」

 

私・千歌「ありがとうございます!」

 

こうして事なきを得ました。桜木たこ焼きはもう食べないようにしたいですわね。

 

〜※〜

 

それから歩くこと30分、さっきの荒野に出てしまいました。

 

そしてしばらくすると、南国急行鉄道の列車が月光市方面へと向かうのが見えました。

 

私「この光景…とてもクールですわ〜!」

 

由美「その気持ち、よく分かるよ。もっと言うと夕暮れ時はもっときれいになるらしいよ」

 

私「ではこのまま歩いて荒野の出口の月光市まで歩きますか」

 

千歌「まだ歩くの〜?」

 

由美「当たり前だ!夕暮れ時の荒野を走る列車見たくないの?」

 

千歌「見たいよ!」

 

由美「じゃあ歩こう」

 

〜※〜

 

歩くこと2時間、トンネルの中に入ってしまいました。すごく長いようですわね。出られるか心配になってしまった私は言います。

 

私「どうすればいいんですの?」

 

由美「夕暮れ時までにはこのトンネルからは抜けられるから心配は要らない」

 

私「ありがとうございます!」

 

〜※〜

 

長いトンネルを抜けると…まだ荒野が続いていました。

 

由美「うわぁ…なんか気持ち悪いなぁ〜…。立ちくらみも酷いし…」

 

私「それは脱水ですわ」

 

由美「じゃあ今水筒が空だからダイヤちゃんの分わけて」

 

私「実は…私も水筒の水を切らしていまして…自販機はこの近くに…ありましたわ!行きましょう!」

 

そして自販機に向かいます。

 

千歌さんも水筒の水を切らしていたので全員が買うことになります。

 

千歌さんは月光園(*6)のみかんジュース、私はサ●トリーの緑茶、由美ちゃんは森●・●iptonのレモンティーを買いました。

 

由美「喉の渇きが癒やされる〜」

 

千歌「いや〜、今日もジュースが美味いっ!」

 

由美「それ穂乃果さんのモノマネだろ?穂乃果さんに言いつけてやる!」

 

千歌「そんなこと言わないでよもう!」

 

由美「冗談冗談」

 

3人「あはははは…」

 

…まあ、穂乃果さんの名前が出てしまいましたが気づきませんでしたわね。

 

平和な時間はあっという間でとうとう夕暮れ時の時間になってしまいました。

 

由美ちゃんと私はスマホのカメラを構えます。

 

まもなく列車が近づいてきました。

 

シャッターを切ります。そして撮った写真を確認します。

 

…上手く撮れましたわ〜!この光景はとてもクールですわ〜!!

 

由美「やったー!上手く撮れたぞー!!」

 

由美ちゃんも上手く撮れたようです。

 

しかしここで問題が。現在15時半ですが、周りにはバス停も駅も何もありません。

 

結局歩くしか無く、また千歌さんはぼやきます。

 

千歌「バス停とか駅とかどこにあるの〜?」

 

由美「今から調べるからな。えーっと…『OK, Google. 近くの駅』」

 

ピロリーン♪

 

そこに出ていたのは空木(うつぎ)駅(*7)。ここから歩くと10分かかります。

 

そこまで歩くことにしました。

 

そして歩いたは良いのですが…。

 

私「列車が…全然ありませんわーーーーーー!!」

 

現時刻は15:50。次の列車は16:23に来ることになっていました。さらにその次は17:03。しかもどの列車も普通列車で行き先は海山行、箱根湯本行、もしくは銅行でした。16:23発は海山行、17:03発は銅行で、箱根湯本行は夜中にしか走らないというダイヤ設定でした。快速も停まらない、悲しい駅ですわね。

 

近くに喫茶店があったのでそこで時間を過ごすことにしましょうか。

 

喫茶店では、私はプリン、千歌さんはみかんケーキ、由美ちゃんはクリームソーダを注文しました。

 

そしてこんな話をしました。

 

私「そういえば大地の物語はいつから始まったんですの?」

 

由美「それは…長くなるけどいい?」

 

私「別に構いませんわよ」

 

由美「それでは、説明しましょう」

 

〜※〜

 

大地の物語は悪徳集団のウイング団を倒すという名目でコメット団を2018年4月に結成したのが最初でした。

 

初期のメンバーはあたしと仲喜くん、勇輝くんの3人でした。

 

それから半年後の10月にメテオライト団が結成されました。

 

この集団のメンバーは香住くん、真奈ちゃん、心音ちゃんの3人でした。

 

そしてAqours優勝を機にこの2つの集団を統合する計画が中部高速鉄道内で生まれました。

 

そして4月16日に1人メンバーが増えるとともにこの2つの集団は統合。これが大地の物語です。

 

そして27日に現在のメンバー構成となり、現在に至ります。

 

〜※〜

 

私「なるほど。ますます由美ちゃんを応援する気になりましたわ♥」

 

由美「そう言ってくれると嬉しいです」

 

そうこうしているうちに16:18。私たちはすぐに喫茶店を出て空木駅に移動します。

 

そして列車がやってきて銅駅まで乗ります。

 

銅駅で東京行快速に静岡駅まで乗ってさらに静岡駅からは沼津行快速に乗って終点の沼津駅まで出てこの日は解散になりました。

 

家に帰るとルビィがこんなことを言いました。

 

ルビィ「お姉ちゃん!どこ行ってたの!?ルビィ心配したんだからね!!」

 

私「ごめんなさいルビィ。桜木市まで行ってて…」

 

ルビィ「桜木市!?ルビィも行きたかったーーーーーー!!」

 

私「今度の夏休みに連れて行ってあげますから泣かないでください」

 

ルビィ「わかったよお姉ちゃん!約束ね!」

 

そしていろいろと話をして最後に私は言います。

 

私「私は明日東京に帰りますが、ルビィも頑張るのですよ」

 

ルビィ「うん!」

 

実は私は明日5月3日に東京に帰って東京の友人と遊ぶことにしています。そしてここ内浦に帰ってくるのは夏休み頃になりそうです。ルビィとまた離ればなれになるのは寂しいですが、また頑張ることにしますか!

*1
2013年登場・4連・吊り掛け駆動・バイモード電車。

*2
2014年登場・4連・直角カルダン駆動・バイモード電車。

*3
異世界の桜木市にある駅。三重県のあの駅に因んで名付けられました。

*4
佐久間ダム周辺にある静岡県の駅。

*5
異世界の月光市にある駅。

*6
異世界にある飲料会社。

*7
異世界の白澤市にある、荒野の中にぽつんと佇む駅。




性転換してしまう瞬間を書くのは難しかった…。
次回は月ちゃんが由美ちゃんを旅に駆り出します。


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軽之田の港をよーろしくー!

今回は題名の通り月ちゃん回ですが、視点は高海千歌ちゃんとします。

※旅に駆り出すのは月ちゃんと言っていましたが、結局は千歌ちゃんが誘うことになりました。


2019年5月3日、私に1件の通知が月ちゃんから届いた。

 

月〈勝手に友達追加しちゃってごめんね。でも旅に誘いたいからこうするしかなかったんだ〉

 

ちかっち(*1)〈どこに行きたいの?〉

 

月〈異世界トンネルを越えて海を見たいけど一緒についてきてほしいんだ〉

 

ちかっち〈もちろんだよ!行こう行こう!〉

 

ということで例のあの子(由美ちゃん)も誘おう。

 

「ねえ由美ちゃん、また異世界トンネル越えたいけど一緒についてきてよ」

 

「急に言われても困りますなぁ…だって明後日全統模試だよ?」

 

その瞬間、また私は堕ちてしまった。

 

「ダメだよ『はい』か『YES(イエス)』で答えないと」

 

「なんで?」

 

「千歌は昨日と今日の2日間だけは由美ちゃんから離ればなれになりたくないんだ。だから断って欲しくないの。ねえ由美ちゃん…千歌の気持ち、受け取って♥」

 

「やっぱりそう来ると思った。でも千歌ちゃんのそういうところ、俺は好きだよ♥」

 

あっ、由美ちゃんの目も昏くなってる。由美ちゃんも堕ちてるね。

 

由美ちゃんはついてきてくれることになりました。

 

〜※〜

 

てなわけで、集合場所のJR東海沼津駅南口に向かう。

 

月ちゃんはもう待っていたけど、曜ちゃんと仲喜さんが来るなんて聞いてないよ!!

 

月ちゃんも同じ事を思っていた。

 

月「ねえ千歌ちゃん、どうして由美ちゃんを連れてきたの?」

 

私「由美ちゃんから離れたくなかったの。もしかして嫌だった?」

 

すると月ちゃんは私に抱きついてくる。

 

月「ありがとう、千歌ちゃん!」

 

私「えっ?」

 

月「実は僕も由美ちゃんのことが大好きなの。だからべったりにならないようにお互いに頑張ろうね♥」

 

私「うん♥」

 

月ちゃんの目はものすごく昏くなっていた。

 

私「そういえば月ちゃん、曜ちゃんって…?」

 

月「僕が呼び出したよ。曜ちゃんも行きたいって」

 

私「なるほど。で曜ちゃん、どうして仲喜さんを連れてきたの?」

 

すると曜ちゃんの目が昏くなった。

 

曜「実は私、仲喜さんのことが大好きで、離ればなれになりたくなかったの。だから連れてきちゃいました♥」

 

由美「おいおいそれ明らかにヤンデレでしょうが…」

 

私「由美ちゃんも人のこと言ってられないよ?」

 

由美「それは千歌ちゃんもでしょ?」

 

私・由美「あはは…」

 

由美「で、仲喜くんは曜ちゃんのことをどう思ってるの?」

 

仲喜「Aqoursのメンバーの中で2番目に好きな子だよ」

 

由美「じゃあ1番は?」

 

仲喜「よっちゃんだよ」

 

すると曜ちゃんは昏い目で仲喜さんに言った。

 

曜「私と善子ちゃん、どっちが大事なの?もちろん()()()()()()?」

 

仲喜「ソンナコトイワセチャッテゴメンネ」

 

曜「わかってればいいよ」

 

さて、梨子ちゃんと果南ちゃんを見かけてないけどどうしたんだろう…?月ちゃんに聞いてみよう。

 

私「そういえば梨子ちゃんと果南ちゃんを朝から見てないけど…」

 

月「梨子ちゃんは東京の幼馴染と遊びに行っちゃったって曜ちゃんが言ってたよ。あと果南先輩は明日から授業再開ってことでオーストラリアに帰っちゃった」

 

仲喜「リリー、水ゴリラ、後で覚えてろよ…」

 

すると曜ちゃんはまた昏い目をした。実は私もなんとなく許せなかった。

 

曜「ナメクジさん、私たちの大事な梨子ちゃんと果南ちゃんにそんなこと次言ったら…どうなるか、分かってるよね?

 

仲喜「Yes, ma'am.…てかナメクジ言うな」

 

私「仲喜さんがそういう呼び方するからナメクジって呼ばなきゃいけなくなるんだよ?」

 

仲喜「ゴメンナサイ…」

 

由美「わかってればいいです」

 

おっと、場が乱れたね。場の乱れは月ちゃんが戻してくれた。

 

月「そんなことは置いといて異世界トンネルを目指して〜、全速前進〜?」

 

5人「よーろしくー!」

 

こうして私たちの旅は始まった。

 

〜※〜

 

沼津港線沼津駅にて。やってきたのはまさかの…

 

 

 

快速 軽之田

 

車両は5月17日に運用を離脱する予定の南国急行鉄道5000系5158F(*2)。

 

車内のLED電光掲示板(*3)にもやっぱり予想通りの表示があった。

 

それがこちら。

 

この電車は 快速 軽之田 ゆき

▲上段。

 

This train is Rapid train, Bound for Karuno-ta (NC-201).

▲下段。

 

なんで南国急行鉄道直通列車が沼津駅に乗り入れるようになったんだろう…?同じことを疑問に思った月ちゃんは由美ちゃんに聞く。

 

月「どうして南国急行鉄道の車両がここ沼津駅に来るようになったの?」

 

由美「Aqoursのみんなには言ってなかったけど実は一昨日からATSの更新で南国急行鉄道の列車が乗入れ可能になったんだ。それと同時に沼津-軽之田間の快速列車が設定されたのよ」

 

私・月「なるほど」

 

 

そんなこんなで発車の時間になる。

 

ドアが閉まった直後に昭和の時代に飲み込まれる感じがした(*4)。

 

なぜかというと…。

 

ブレーキの緩解音が古い。

 

吊り掛け駆動の爆音が響く。

 

ただそれだけの理由。

 

実はこの編成は吊り掛け駆動・抵抗制御・自動空気ブレーキだとのこと。1952年製の電車から機器を流用していたらしい。花丸ちゃんはそれでも未来ずらって言うのかなぁ…?

 

そういえば私は一度も車内の電光掲示板に注目したことがなかった。一度一駅間だけでも目を向けてみよう。

 

▼上段。

次は 沼津市

東阪本線箱根湯本・東京方面 のりかえ

次は 沼津市

まもなく 沼津市

扉が開きます

 

▼下段。

The next stop is Numazu-shi (TH-045, NP-001).

Transfer for The train bound for Hakone-Yumoto (TH-036) and Tokyo (TH-001, TT-001) on the Tohan-Line.

The next stop is Numazu-shi (TH-045, NP-001).

携帯電話はマナーモードに 通話はご遠慮を 優先席付近では混雑時電源オフ

The next stop is Numazu-shi (TH-045, NP-001).

We will soon make a brief stop at Numazu-shi (TH-045, NP-001).

Mind the opening doors. ➡➡➡

 

…面白い。これを由美ちゃんはほぼ毎日注目するって言っているからその気持ちがようやくわかった。

 

列車はそのまま名古屋方面へと進み、島田市から三遠中野を通過し、異世界トンネルに入る。

 

異世界トンネルは曜ちゃん、月ちゃんにとって初めての経験だった。

 

月「すごく不思議な感覚に囚われた気がするよ〜」

 

私「でしょ?」

 

そして月光駅に抜ける。すると曜ちゃんは言う。

 

曜「海を見るって言ってたけどどこまで行くの?」

 

月「この列車に終点の軽之田まで乗れば海が見えるって仲喜さんが言ってたよ」

 

曜「えっ?乗り換え無しで行けるんだ!すごい!」

 

ちなみにここからは私、曜ちゃん、月ちゃんにとっては未開の地。楽しみだなぁ。

 

〜※〜

 

月光市を抜けて約1時間。トンネルを抜けると、草原地帯になっていた。

 

ここはどこだろうか。聞いてみよう。

 

私「ねえ由美ちゃん、ここはどこかな?」

 

由美「さっきアナウンスがあったようにここから5駅間はRPGワールドと言われる場所に入るんだよ」

 

私「なんか夢みたいだね!」

 

由美「でしょ?」

 

この辺りの駅で降りるなんて考えたけどやめた。目的は終点の軽之田の海だから、勘違いしないでよねっ!(ツンデレ風)

 

〜※〜

 

それから1時間、終点の軽之田に到着。終点の直前、さらに高い高架を列車はくぐる。

 

曜「ねえ仲喜さん、あの高架は何?」

 

仲喜「あれも鉄道だ。軽之田電鉄といって、海沿いと山を結ぶのさ」

 

曜「じゃああとで海沿いの方面乗ろうよ!」

 

4人「いいねぇ!!」

 

駅を出た後、歩いて産業道路を抜けて港のゲートに入る。

 

高額料金取られたのだ(¥700/人)…。

 

ゲートを抜けると一隻の大型客船が停まっていて、駐車場にはバスが何台かあった。

 

由美ちゃんは言う。

 

「この景色…見たかったんや!!この景色が!!」

 

月ちゃん、曜ちゃんもうっとりしている。

 

約5分後、船は出港した。

 

月「やっぱりこれで満足♥次行こうよ!」

 

私「えっ?もういいの!?」

 

曜「だってもう時間無いんだよ?日の入り3時半でしょ?」

 

…そうだった!次に行かないと!

 

そして次は軽之田駅から軽之田電鉄に乗って隣の人工島にある遊園地で閉館時間まで遊ぶ。

 

最後に軽之田まで戻った後、路面電車に乗って空下駅(*5)まで向かう。

 

空下駅からは快速沼津行に乗って沼津駅に戻る。

 

私「今日はとても楽しかったよ♥ありがとう、由美ちゃん、月ちゃん!」

 

月「いえいえどうも」

 

由美「千歌ちゃんが喜んでくれて、あたしは幸せです♥」

 

私「曜ちゃんと仲喜さんも、一緒に旅ができてよかったよ。ありがとう!」

 

曜「千歌ちゃんこそ!」

 

仲喜「また異世界に行きたくなったらいつでも連絡くれよ!」

 

こうして今日は解散となった。帰ったら8時だったので美渡姉に怒られちゃったけどね…。

 

〜※〜

 

次の日は旅などには行かず、家で由美ちゃん、梨子ちゃんと勉強。

 

その日のうちに由美ちゃんと仲喜さんは名古屋に帰ってしまった。しかしながら、全統模試が終わった6日に内浦に戻るって言ったから1日だけど頑張ろう!

*1
私のLINE名。

*2
国鉄205系ベース・10両編成・1988年登場。実際に予定通り運用離脱し、5月18日に廃車、中部高速鉄道に譲渡された(後日談)。またこの編成については後々この小説で出てくるかもしれない。

*3
地下鉄桜通線6000形と同じタイプの2段式が設置されている。

*4
ドアチャイムがなぜかついていた。JR東海の313系に類似していた。

*5
南国急行鉄道の軽之田駅の一駅南にある駅。




今回は省略しすぎたかなぁ…?

そしてヤンデレが2人、また増えた。ここで今のところのヤンデレまとめ。

◆μ's◆
仲喜へのヤンデレ→絵里さん
不明→それ以外

◆Aqours(初代〜3代)◆
由美へのヤンデレ→千歌ちゃん、ルビィちゃん、花丸ちゃん、ダイヤさん、月ちゃん
仲喜へのヤンデレ→曜ちゃん
不明→それ以外

◆大地の物語◆
千歌ちゃんへのヤンデレ→由美
不明→それ以外

次回は未定です。


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千歌大喜利2 メンバー挨拶

またもや笑点ネタです。今回以降の大喜利では私が書くすべての作品で色を扱います。


2019年5月6日、由美ちゃんと仲喜さんが名古屋から戻ってきたので4月26日にやった大喜利をやることにした。司会進行は前回と同様、まさかの私だった。

 

「さあ、大喜利の時間がやって参りました。司会の高海千歌です。まずは充実したゴールデンウィークを過ごせた皆さんからご挨拶」

 

 

 

「生徒会の仕事も一段落ついたところで初めて大喜利に出させてもらいました。笑点をたまに見るのでルールとかはわかっているから気にしなくていいよ。渡辺曜の従姉の渡辺月です!」

 

 

 

鞠莉「私たちがAqoursを卒業して1ヶ月がたったけど、まさか私のイメージカラーを引き継いでくれる人がいてくれて私はvery happyよ!Grazie(ありがとう), Tsuki!」

 

Sei il benvenuto(どういたしまして)!」

 

鞠莉「そんな私の名前は小原マリーデース!!」

 

 

 

花丸「中部高速鉄道G5100系電車は一番古いもので1964年製ととても古いです。でも、それに気づかないで初めて乗ったときは『未来ずら〜!』って感動しちゃったずら」

 

善子(*1)「いつものことじゃないズラ丸!」

 

花丸「時代なんて関係ないずら。使いやすければそれでいいずらよ。保守派の国木田花丸です」

 

 

 

「1年生組は今回2人います。えっ?師匠の青山由美さんに毒を盛って登場した、だって?ソンナコトナイヨ、ダッテソコニイルジャナイカ」

 

由美「えへへ」

 

「柚木清です!」

 

 

 

幸恵「厨二病、それは思春期の人がかかる病気です。Aqoursと大地の物語の中で厨二病なのはヨハネと私、そして由美、仲喜です」

 

光希(*2)「自覚あるじゃないですか!」

 

幸恵「うるさいわよもう!暮林ルシファーです!」

 

 

 

ここまではAqoursのメンバー。ここからは沼津に残った大地の物語メンバー(*3)。

 

 

 

由美「回生失効、それは鉄道車両が回生ブレーキを使うときに起きる現象です。中部高速鉄道では回生失効が起きると発電ブレーキに切り替わるような装備をしているので大丈夫ですが、あたしも回生失効したときであれ滑ることなく停まれるように頑張ります!青山由美です!」

 

 

 

聡平「イメージカラーが被るなんてこと、結構ありますよね。あたしもAqoursの曜ちゃん、μ'sの絵里さんと色が被ってしまいました。『色は世界を豊かにする、たとえ同じ色だとしても』をスローガンにあたしはやっていこうと思います。青山聡平です」

 

 

 

仲喜「モハ72970という車両がかつて国鉄に存在しました。この車両は1972年登場で、当初はオレンジ色に塗られていましたが、登場から2年後にぶどう色2号に塗り替えられてしまいました。その後も鶴見線で活躍を続けていましたが、1980年に廃車解体となってしまったのです。千歌さん、…いつぶどう色に塗り替えられても(みかん色の輝きを失っても)おかしくない状況ですね。山部仲喜です」

 

 

 

この8人で今回は収録する。続いて座布団運びは前回と同じく曜ちゃん。というわけで、

 

「続いては、ゴールデンウィークだからといって、頑張って勉強した、真面目な座布団運びからご挨拶」

 

「皆さん、『岳南ヨーソロー』はもう読んでいただけましたか?岳南電車の魅力がつまった、至高の1話です。ぜひ読んでください!渡辺曜です!」

 

曜ちゃん退場、持ち場につく。

 

前回と同様、問題は次回以降に持ち越しとします。お楽しみに!

*1
善子ちゃんは観客席にいる。

*2
光希ちゃんも観客席にいる。

*3
前述の通り、由美ちゃんと仲喜さんだけは名古屋から戻ってきてもらった。




次回から問題に入ります。


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千歌大喜利2 1問目 ○○しても一人

まさか昇太師匠が結婚するとは…。
さて、問題に入ります。


いつものお決まりの言葉が出る。

 

「さあ、いい答えを言った方には座布団を差し上げます。で悪いと取ります。そして10枚貯めた方にはこの十枚箱の中に入っている素晴らしい商品が貰えますので、頑張ってやってください」

 

座布団は月ちゃん、清ちゃん、幸恵ちゃんが8枚、花丸ちゃん、鞠莉ちゃんが6枚、聡平くんが4枚、前回ジェノサイドを食らった由美ちゃんと仲喜さんは3枚からのスタートとなる。

 

すると早速仲喜さんが口を挟んでくる。

 

仲喜「それってぶどう色2号の旧型国電の模型?」

 

「…曜ちゃん、1枚持っていきなさい」(*1)

 

仲喜 座布団 −1枚

 

そして問題に入る。

 

「さあ、1問目!曜ちゃんみんなに例のものを配ってー!」

 

「了解であります!」

 

配られたのは「○○しても一人」というパターン。

 

「さあ、『咳をしても一人』という尾崎放哉さんの有名な無季自由律俳句がありますね。この句は『咳の音だけが響き心配してくれる人はいない』という孤独さを詠んだものだそうです。そこで皆さんはね、『○○しても一人』というパターンを手に取り何か一言ヒントを言ってください。そしてそのパターンをもとに何か替え句を作ってください

 

最初は…。

 

「あっ、由美ちゃん早い!」

 

由美「選挙戦には行きましょう。じゃないとこんなことがあります。

憲法改正反対を主張しても一人」

 

「おっ、これはこれで最初にしてみればきれいじゃん!曜ちゃん、2枚あげて!」

 

由美「やった!」

 

座布団 +2枚

 

次は…。

 

「はい月ちゃん!」

 

「曜ちゃんのお父さんです。

富山に単身赴任になっても一人」

 

「ちょっと!」

 

曜ちゃんは月ちゃんを突き飛ばして座布団を2枚取っていった。

 

座布団 −2枚

 

…あれ?富山に単身赴任って言ったけどそんなことあったっけ?聞いてみよう。

 

「曜ちゃん、ちょっといい?」

 

「どうしたの?」

 

「富山に単身赴任って言ったけど何かあったの?」

 

「そのことか。皆には言ってなかったね。駿河湾フェリーが今年の3月で廃止になってから私のパパは富山に転勤になったんだ。今は富山ーウラジオストク間のフェリーの船長をやっているよ」

 

「なるほど。ありがとう。じゃあ月ちゃんのもう3枚持っていきなさい。ご家族をいじって2枚で済むと思ったら大間違いだぞ!!」

 

座布団 −3枚

 

さて、次。

 

「はい清ちゃん!」

 

「G5100系の2両編成です。

系列全体で増備が続いても一人」

 

「ああ、確かに。

はいルシファーちゃん!」

 

幸恵「私がAqoursに入る前の堕天使ヨハネです。

厨二病でも一人」

 

善子「うるさい!!」

 

「曜ちゃん、ルシファーちゃんに1枚渡しといて」

 

善子「なんでよ!!」

 

座布団 +1枚

 

「で、ルシファーちゃん、今何枚?」

 

幸恵「9枚よ」

 

「じゃああと1枚だね。頑張れ!はい鞠莉ちゃん!」

 

鞠莉「名城線2000形第23編成よ。

青っぽい紫帯のベクトル制御でも一人」

 

「鋭いねぇ。

はい聡平くん!」

 

聡平「豊橋鉄道のほっトラムです。

運動公園前に乗り入れられなくても一人」

 

そうだね。モ800も改造で乗り入れできるようになったから運動公園前に乗り入れられないのはほっトラムただ1両のみとなったはず。これもこれで鋭い。

 

「はい1枚あげて」

 

座布団 +1枚

 

さて、次は…。

 

「はい仲喜さん!」

 

仲喜「名鉄1380系は限定運用が組まれていました。

システムが同一でも一人」

 

さあ次行こう。

 

「はい花丸ちゃん!」

 

このとき私の死亡ネタが初めて出ることを私は知らなかった。

 

花丸「千歌ちゃんに聞くずら。

誰って言うわけじゃないけど…、

 

 

 

課題が片付いていなくても一人と…、

 

 

 

ぶどう色に塗り替えられても一人と…、

 

 

 

寿命が短くても一人と…、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どれがいいずら?

 

 

 

 

 

 

 

花丸ちゃんからは黒いオーラが出て、彼女の目は昏くなっていた。明らかにヤンデレの兆候だ。そしてこの答えは薄々私のことを言っているような気がしたので、

 

「曜ちゃん、全部持っていきなさい」

 

座布団 全部没収

 

すると清ちゃんは花丸ちゃんに聞く。

 

「誰?」

 

花丸ちゃんは私のことを指さす。そして私も言った。

 

「薄々わかるだろ!!」(*2)

 

次。

 

「はい月ちゃん!」

 

「東京都台東区出身の47歳の落語家です。

よく大喜利でかんでも一人」

 

それに呼応して手を挙げたのは幸恵ちゃん。私はすかさず当てる。

 

「はいルシファーちゃん!」

 

幸恵「本名海老名泰助という落語家です。

兄弟子に宿題をやらせても一人」

 

さらに呼応するように鞠莉ちゃんが手を挙げる。私はすかさず当てる。

 

「はい鞠莉ちゃん!」

 

鞠莉「林家三平師匠デース。

愛妻家ネタをやっても一人」

 

「曜ちゃん、3人の1枚ずつ持っていきなさい」

 

明らかに前の2人も三平師匠のことだと思った。案の定そうだったらしい。

 

座布団 −1枚

 

幸恵 座布団 −1枚

 

鞠莉 座布団 −1枚

 

そろそろこの問題も最後かな。最後は…。

 

「はい花丸ちゃん!」

 

花丸「足が痛いからオラ貰うずらよ。

AZALEAからダイヤさんと果南ちゃんが卒業してから光希ちゃんと月ちゃんが入るまでマルは寂しかったずら。

どのように足掻いても一人」

 

光希「花丸さん、そんなふうに思っていてくれたなんて…うぅ…」

 

光希ちゃんも嬉しさの余りに泣きそう。これは座布団をあげないと。

 

「曜ちゃん!花丸ちゃんと月ちゃんに3枚ずつあげて!!」

 

「やった!」

 

花丸「千歌ちゃんありがとうずら!」

 

座布団 +3枚

 

花丸 座布団 +3枚

 

こうして月ちゃん5枚、鞠莉ちゃん5枚、花丸ちゃん3枚、清ちゃん8枚、幸恵ちゃん8枚、由美ちゃん5枚、聡平くん5枚、仲喜さん2枚となったところで次の問題に移る。

*1
このときぶどう色2号という言葉が仲喜さんのせいでトラウマになっていた。

*2
後にわかったが、もしも私が座布団没収の合図をしなかったら花丸ちゃんは「早く答えるずら。じゃないとオラは月ちゃんから座布団を2枚分捕るずら」と言って座布団を月ちゃんから奪っていたらしい。




次回は2問目です。


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千歌大喜利2 2問目 運が悪いんだって?

前回の続きです。これ書きたかったんだーーーーーー!!


前回言ったとおり、座布団は月ちゃん5枚、鞠莉ちゃん5枚、花丸ちゃん3枚、清ちゃん8枚、幸恵ちゃん8枚、由美ちゃん5枚、聡平くん5枚、仲喜さん2枚で終わった。

 

2問目の台本はすぐに見つかった。

 

「さあ、2問目です。津島善子ちゃんはものすごく運が悪いです」

 

すると観客席から声が。

 

善子「善子言うなーーーーーー!!」

 

そんなのは無視。

 

「そこで皆s…」

 

善子「無視かーーーーーーい!!…もういいわよ」

 

「そこで皆さんはね、『運が悪いんだって?』と私が聞きますからいろいろな立場で返答をしてください

 

まず最初に手を挙げたのは…。

 

「はい花丸ちゃん!運が悪いんだって?」

 

花丸「うん。善子ちゃんはそうずら。

運が悪くても一人」

 

善子「うるさいわよズラ丸!あとヨハネ!!」

 

この答えは確か1問目と関わりがある。これはこれで良くない。よって、

 

「その問題もう終わったから!!曜ちゃん1枚持っていきなさい!!」

 

善子「そっちかーーーーーーい!!」(*1)

 

花丸 座布団 −1枚

 

次は…。

 

「はい清ちゃん!運が悪いんだって?」

 

「ええ、答え言っても全然座布団もらえないんですよ」

 

「曜ちゃん、3枚持っていきなさい」

 

「えぇ〜っ!?」

 

「それは実力がないだけだから!!」

 

座布団 −3枚

 

次はやっと大地の物語メンバーが手を挙げてくれた。

 

「はい聡平くん!運が悪いんだって?」

 

聡平「運は悪くても、姉と妹が可愛くて、彼女が美人で、お金に替えがたい幸運がなんと多いことか。こういうわけで、あたしは、幸せです♥」

 

「曜ちゃん、3枚あげて」

 

聡平「えっ?もらえるの?」

 

「いやいらないんだったらいいよ?」

 

聡平「いやいやいや…」

 

座布団 +3枚

 

次はAqoursOB組を当てる。もうその人が読者の皆さんはわかるはず!

 

 

 

 

 

 

 

「はい鞠莉ちゃん!運が悪いんだって?」

 

鞠莉「そうデ〜ス!また私に指名手配がかかってマ〜ス!今度は中部高速鉄道からの依頼だそうデ〜ス」

 

「可哀想だけど2枚持っていきなさい。絶対嘘だろそれ!!」

 

鞠莉「バレたか☆」テヘペロ

 

座布団 −2枚

 

 

次は…。

 

「はい月ちゃん!運が悪いんだって?」

 

「ええ、警察なんですけど、ウイング団指名手配にしてもすぐに逃げられるんですよ」

 

「1枚あげて」

 

座布団 +1枚

 

次はまた私の死亡ネタが出てしまうのかなぁ…。というのも、仲喜さんを当てたからだ。

 

「はい仲喜さん!運が悪いんだって?」

 

仲喜寿命が短いんだって?

 

やっぱり…。私はすかさず、

 

「うるさいよ!曜ちゃん全部持っていきなさい!!

 

座布団 全部没収

 

次はAqours側。

 

「はいルシファーちゃん!運が悪いんだって?」

 

幸恵「ちーがーうーだーろーーーーーーー!!違うだろーーーーーー!!実力が無いだけだろーーーーーー!!このドジーーーーーーーーーーーーっ!!

 

豊田真由子はすかさず没収。よって、

 

「曜ちゃん、5枚持っていきなさい」

 

座布団 −5枚

 

次は最後まで答えを言っていなかった由美ちゃん。

 

「はい由美ちゃん!運が悪いんだって?」

 

由美「志満さんと健に言いつけてやる」

 

ブラコンネタ来ましたよ〜!!もちろん、

 

「曜ちゃん!1枚持っていきなさい!」

 

座布団 −1枚

 

次は幸恵ちゃん。

 

「はいルシファーちゃん!運が悪いんだって?」

 

幸恵「うん、あのー、あのねぇ」

 

これじゃあ木久扇師匠だよ!!

 

「あの、幸恵ちゃん落ち着いて」

 

幸恵「わかったから幸恵って言わないで」

 

「はいはい。はい鞠莉ちゃん!運が悪いんだって?」

 

鞠莉「そうなのよ。だって運悪く千歌っちの緊張感のない司会だもの」

 

もうこれは没収だね。

 

「曜ちゃん!きれいにしちゃいなさい!!全部!剥ぎ取っちゃいなさい!!」

 

座布団 全部没収

 

次はまた厨二病(幸恵ちゃん)がリベンジをしてくる。

 

「はいルシファーちゃん!運が悪いんだって?」

 

幸恵「運悪くギャンブルに失敗したからさあ…グスン…私の悪魔グッズを全部ヤフ●クで売却しちゃったのよ……。うわぁーーーーーーん!!…ウケねぇじゃねえかよ」

 

幸恵ちゃんは座布団を1枚返納した。

 

幸恵 座布団 −1枚

 

さてと。

 

「はい由美ちゃん!運が悪いんだって?」

 

由美「うん。だって家に帰るといつも弟の聡平が俺の手塩●食ってるんだよ」

 

聡平「何よもう!」

 

すると聡平くんは手を挙げる。私はすかさず当てる。

 

「はい聡平くん!運が悪いんだって?」

 

聡平「うん。だって家に帰るといつも姉の由美があたしのPA●M食べてるのよ」

 

由美「おい!!」

 

これ以上エスカレートするとまずい。よって、

 

「食べ物の恨みは怖いね。読者の皆さんも気をつけようね。

曜ちゃん!喧嘩両成敗!!由美ちゃんと聡平くんの1枚ずつ持っていきなさい!!!

 

由美聡平「えぇ〜っ!?」

 

由美 座布団 −1枚

 

聡平 座布団 −1枚

 

さてと。次は…。

 

「はい月ちゃん!運が悪いんだって?」

 

「うん。だって僕が沼津港で夕日を見ていると必ず曜ちゃんが僕のこと突き落としに来るもん」

 

「ちょっと!」

 

曜ちゃんは月ちゃんを突き飛ばして座布団を2枚奪っていった。

 

座布団 −2枚

 

「曜ちゃん、月ちゃんに5枚渡しといて」

 

「なんでーーーーーー!?」

 

座布団 +5枚

 

次に進む。次が最後だ。

 

「はい清ちゃん!運が悪いんだって?」

 

「ああ。ルシファーちゃんが雨乞いをすると必ず雨が降って夕日が見られないんだ」

 

幸恵「あーほやーーーーーーーぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

幸恵「あぁぁぁぁぁーーーーーー!!ドンドコドンドコ…」

 

「隣に振るな!!曜ちゃん!2人の2枚ずつ持っていきなさい!!」

 

幸恵「えぇ〜っ!?」

 

座布団 −2枚

 

幸恵 座布団 −2枚

 

そんなこんなで雨が降り出したことがわかった。やっぱり雨乞いはすごいけど座布団はあげないね。

 

そして座布団は月ちゃん9枚、鞠莉ちゃん0枚、花丸ちゃん2枚、清ちゃん3枚、幸恵ちゃん2枚、由美ちゃん3枚、聡平くん7枚、仲喜さん0枚となったところで次の問題へ。

*1
善子ちゃんはイジられたことに腹を立てていたらしい。




次回、3問目で千歌大喜利2は最後です。


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千歌大喜利2 3問目 ダンボール箱を使って一言

千歌大喜利2はこれで最後です。


前回言った通り、2問目の時点で座布団は月ちゃん9枚、鞠莉ちゃん0枚、花丸ちゃん2枚、清ちゃん3枚、幸恵ちゃん2枚、由美ちゃん3枚、聡平くん7枚、仲喜さん0枚で終わった。

 

3問目の台本は…あれ?見つからない!

 

鞠莉「千歌っち!Sorryね!出来心で台本取っちゃった☆」テヘペロ

 

鞠莉ちゃんの座布団取りたいのに1枚もないじゃないか…

 

そう愚痴をこぼして私は鞠莉ちゃんから台本を没収した。

 

「さあ行くよ!3問目!曜ちゃんみんなに例のものを配ってー!」

 

「了解であります!」

 

配られたのは…。

 

幸恵「これは…?」

 

「みかんを入れるダンボール箱です。今朝よしみちゃんの家から貰ってきました。そこで問題。皆さんはね、お配りしたダンボール箱を使って喜怒哀楽たっぷりに何か一言言ってください。そして私が『何してるの?』と聞きますのでさらに続けてください

 

すると観客席から聞き覚えのある声が。

 

??「マリー!!」

 

鞠莉「ママ!!」

 

劇場版で登場した鞠莉ちゃんのお母さんが現れた。

 

「鞠莉ちゃんのお母さんはなぜここにいらっしゃるのですか?」

 

鞠莉ママ「理由は3つありマース。1つ目はAqoursの新入りメンバーと大地の物語の方々に挨拶をするため。2つ目は我が愛娘のマリーの雄姿を見るため。そして3つ目は笑点が大好きだからデース!!」

 

話によると、鞠莉ちゃんのお母さんは先代の円楽師匠時代から笑点を見ていて、「ハゲェ(歌丸師匠)」と「ハラグゥロ(楽太郎師匠)」の罵倒合戦を気に入っていたという。

 

鞠莉ママ「とりあえずマリーを当てて座布団をあげてくださーい!」

 

「わかりました。それじゃあ鞠莉ちゃん!」

 

鞠莉「皆さん署名お願いシマース!!」

 

「何してるの?」

 

鞠莉「南国急行鉄道5000系の全廃を食い止めたいから署名活動をしてるのー!!」

 

「で、それ誰が考えたの?」

 

すると鞠莉ちゃんは由美ちゃんを指さす。

 

「やっぱり…。でも全廃は悲しいからね。曜ちゃん、鞠莉ちゃんと由美ちゃんに4枚ずつあげて」

 

後にわかったが、南国急行鉄道5000系は予定通りだと2019年の8月18日をもって、最後まで残る2編成の車籍抹消によって全廃されるらしい。その代わりにその2編成も8000系に改造されて残る予定となっている。

 

でも電動車にいっぺん乗ったときは205系より乗り心地が良かった(*1)から署名活動があったら絶対私も署名しているね。

 

鞠莉「Yes!」

 

由美「やった!」

 

鞠莉 座布団 +4枚

 

由美 座布団 +4枚

 

次は1年生組から。

 

「はい清ちゃん!」

 

「お前ら何しとってん、ふざけんな!!」

 

「何してるの?」

 

何しとるで済むかそんなもん!何しとるで済まんそんなもん!!今日往来妨害して来い、お前らで!今日線路にこのみかん置いて来い!今日線路にこのみかん全部置いて捕まって来いお前、ふざけんな!!今日行って脱線させて来い、列車を!損害賠償個人で負え!!当たり前だ始めからわかってる話を!!

 

暴言市長(泉房穂)は即没収。よって、

 

「曜ちゃん!全部持っていきなさい!!

 

座布団 全部没収

 

「…で、誰の影響?」

 

「悪いこと言うけど、月ちゃんだよ」

 

じゃあ月ちゃんのもみんな持っていきなさい!!

 

「えぇ〜っ!?」

 

座布団 全部没収(*2)

 

次は…。

 

「はい仲喜さん!」

 

仲喜「確か…昔はダンボール箱並に弱い電車もあったもんな」

 

「何してるの?」

 

仲喜「63系電車…。事故が多かったなぁ…」

 

「63系は戦時中の設計だったからね。1枚あげて」

 

座布団 +1枚

 

次はまたAqours側に戻る。

 

「はい花丸ちゃん!」

 

花丸「おっ、これは使えそうずらね」

 

そして花丸ちゃんは顔をダンボール箱で隠す。

 

「何してるの?」

 

花丸「いないいないいない…土屋太鳳!」

 

花丸ちゃんいつの間にナルシスト系に走ったの!?…まあ善子ちゃんの影響かな?

 

善子「千歌!心の声がダダ漏れよ!!あとヨハネ!!」

 

「ごめんごめん。はい月ちゃん!」

 

「これがいいかな…?あとこれかな…?」

 

「何してるの?」

 

「富山にいる曜ちゃんのお父さんにみかん贈るんだ」

 

すると曜ちゃんは座布団を月ちゃんに2枚渡しにきた。

 

座布団 +2枚

 

「曜ちゃん、もう2枚あげて」

 

座布団 +2枚

 

次は…。

 

「はいルシファーちゃん!」

 

幸恵「あっ、ミネソタから贈り物だわ!」

 

「何してるの?」

 

幸恵「あっやっぱり、卵だー!コッコッコッコッコケッコー♪コッコッコッコッコケッコー♪私はミネソタの卵売り♪街中で一番の人気者♪つやつや産みたて買わないか♪卵に黄身と♪白身がなけりゃ♪お代はいらないコッコッコッコッコケッコー♪」

 

その間、観客席はずっと手拍子をしていた。

 

「降細さん、ここ全部カットね」

 

…ってなんで書いてるの!?まあいいけど。

 

「はい由美ちゃん!」

 

由美「このみかんいいなぁ…。この箱に入れよう」

 

「何してるの?」

 

由美「そんなに興味を持つ必要はねえじゃねえか。こうして千歌さんのためにあたしはねぇ、みかんを厳選して箱に詰めているもんだ。馬鹿野郎。そういう了見だから千歌さん、あんたはガールズラブのヤンデレに走る」

 

するとその瞬間に私は堕ちた。そして由美ちゃんのもとに行ってこう言った。

 

「もしかして千歌のこと嫌い!?だからそんなネタやったの!?」

 

由美「そんなことは一つもございません!!」

 

「よかったぁ!もしも由美ちゃんが千歌のことを嫌いなんて言ったらこの大喜利はすぐにお開きになっていたんだから!」

 

そして私は泣きに泣いた。落ち着いたところで、

 

「曜ちゃん!由美ちゃんに3枚あげて!!」

 

由美「やった!」

 

座布団 +3枚

 

「座布団10枚〜!!」

 

全員「スゴーイ!!」

 

「プレゼントは…えーっと…」

 

私は十枚箱を開ける。

 

「『無料券』です!」

 

由美「まさか…?」

 

「今度8月にドルフィンズアリーナでライブやるから無料で招待するよ!学校祭の準備の帰りにぜひ友人たちと来てね!!」

 

由美「バンザーイ!!」

 

さてと。次に行こう。

 

「はい聡平くん!」

 

聡平「あれ?…あたしのゼリーがない!!」

 

「何してるの?」

 

聡平「由美!食べたでしょ絶対!!」

 

由美「よせよ!」

 

そんなことを由美ちゃんは言うけど時既に遅し。

 

「曜ちゃん!由美ちゃんの4枚持っていきなさい!!」

 

由美「濡れ衣だよ!!」

 

由美 座布団 −4枚

 

「はい清ちゃん!」

 

「お代官様、山吹色のお菓子でございます」

 

「何してるの?」

 

「皆さん、賄賂は絶対に受け取らないでください!犯罪ですよ!!賄賂防止代表柚木清です!」

 

「皆さんもね、賄賂には気をつけようね。曜ちゃん、3枚あげて」

 

座布団 +3枚

 

さてと。

 

「はい花丸ちゃん!」

 

花丸「この庭にバーッと撒くずら!え〜いっ!!」

 

「何してるの?」

 

花丸「オラの家の境内に入ってきたハトに餌やってるの」

 

それに呼応するように手を挙げたのは仲喜さん。私はすかさず当てる。

 

「はい仲喜さん!」

 

仲喜「この池にバーッと撒きましょう!それーーーーーーっ!!」

 

「何してるの?」

 

仲喜「コイに餌やってるんです」

 

それに呼応するように手を挙げたのは由美ちゃん。私はすかさず当てる。

 

あと時間的にこれが最後の答えになる。

 

「はい由美ちゃん!」

 

由美「じゃあこれはコメット団3人で」

 

嫌な予感がするけど大丈夫かなぁ…?

 

由美「この川にバーッと撒きましょう」

 

由美聡平仲喜「そぉーれーーーーーーっ!!」

 

「…何してるの?」

 

由美千歌ちゃんの散骨

 

聡平仲喜「うわぁー!!」

 

聡平くんと仲喜さんは無実を主張するが時既に遅し。

 

 

 

「曜ちゃん!3人の全部持っていきなさい!!

 

仲喜「えぇ〜っ!?」

 

由美 座布団 全部没収

 

聡平 座布団 全部没収

 

仲喜 座布団 全部没収

 

最後の挨拶の時間がやってきた。

 

「座布団を没収したのは別に由美ちゃんが嫌いだからじゃないんです。むしろその逆で、一種の愛情表現だと思ってください。また次回あればお目にかかりましょう。どうもありがとうございました」

 

こうして今回はお開きとなったが、このあと誰かに災難が降りかかって来ることを、私はまだ知らない…。

*1
電動車も付随車と同じタイプの台車を履く予定だから乗り心地はあまり良さそうには思えない。

*2
このとき月ちゃんは座布団を9枚持っていたが、一気に更地と化した。




次回は未定です。


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【UA3500件突破記念】粉々ICカード

今回は突発的に思いついた、とあるアニメからのネタを引っ張り出します。


大喜利の後、鞠莉ちゃんと鞠莉ちゃんのお母さんは二人共イタリアに帰って行った。

 

そして今日帰るはずの大地の物語メンバーだが…。

 

勇輝くん、聡平くん、健さんは大喜利の後すぐに快速名古屋行に乗って帰ってしまった。

 

そして残ったのは仲喜さんと由美ちゃんだけ。

 

とりあえず仲見世商店街やヌーマーズで買い物をする。

 

夕食はサンシャインCafeでとった。因みにコスプレ入店は厳禁となっていたが、学生証を見せることでコスプレと判断されずに入店することができた。

 

悲劇が起きたのは夕食をとり終えてからだった。

 

私たちはもう一度仲見世商店街に戻った。

 

するともう夜8時になっていた。

 

仲喜「さあ、帰るぞ」

 

私「うん」

 

11人「じゃあまたね〜!」

 

そこで帰ることができると思ったら超大間違いだった。

 

なんと!曜ちゃんと善子ちゃんが仲喜さんの腕をガシッと掴んで離さなかったのだ!

 

2人は泣いていた。

 

曜「行かないで!」

 

善子「私はもっと仲喜と一緒にいたいの!!」

 

仲喜「そうは言っても名古屋行の終電があと5分後に発車するんだ!頼む!!離してくれ!!」

 

2人「嫌(だ)よ!!」

 

よく見ると2人の目は昏くなっていることもわかった。明らかにヤンデレの兆候だ。

 

そんなことを言われながらも仲喜さんはEdepa(エデパ)をスカート(*1)のポケットから取り出す。

 

Edepaは中部高速鉄道のICカード。由来はEndeavor passから来ている。仲喜さんの持っているものは中部高速鉄道社員もしくは株主限定のもので中部高速鉄道グループの路線がすべて乗り放題となり、名前もEdepaとなる。なお、大地の物語メンバーのものは全員乗り放題仕様らしい。ぜひ株主になっていつかEdepaを手に入れられる日が来るといいけど。

 

曜「そんなもの取り出したからって私たちが離すと思う?」

 

善子「そんなことを思ったら大間違いよ♥」

 

悲劇が起きたのはそのときだった。

 

仲喜「コノハズクがー!!」バシッ

 

なんと!仲喜さんのEdepaはコノハズクに奪われたのだった!

 

さらに悲劇は続く。

 

奪われたEdepaは仲見世商店街北側入口にある横断歩道のど真ん中に落ちた。

 

私「あそこに落ちたよ!」

 

由美「取りに行こう!」

 

私と由美ちゃんは走ってそのEdepaを取りに行く。

 

しかし着いた途端に赤信号になってしまった。

 

そのEdepaは何台もの車によってグシャグシャにされた。その中には大型トラックやダンプカーもあった。私たちは驚きが隠せなかった。

 

信号が青になってから拾いに行こうとするが、それでも悲劇は続く。

 

なんと!拾おうとした途端に工事のおじさん2人がやってきたのだ!

 

工事員A「さあ、穴掘るっぺー」

 

工事員B「おー!」

 

そしてグシャグシャになってしまったEdepaの上から工事用の掘削機を使う。

 

カリカリカリカリカリカリカリカリ

 

私たちは真っ青になった。

 

工事員B「おーい、穴掘るのそこじゃないぞー」

 

工事員A「あーっ、いけねぇー」

 

工事のおじさんたちは去っていった。Edepaは粉々になってしまった。

 

由美ちゃんは粉々になったEdepaを瞬間接着剤でくっつける。

 

Edepaはオブジェ状の物体と化した。

 

由美ちゃんは嘆く。

 

アーーーーーー!アーーーーーー!

 

そんなとき!私は新たな使いみちを思いついた。

 

「薄くなったこのつむじにこのEdepaを(*2)」

 

「『怖い夢見たよー!』『そんなときにはねぇ、枕にEdepaを敷くといいよ』(*3)」

 

「Edepa200mg配合、疲れに効きます!(*4)」

 

「このEdepaのおかげで、この列車はここを通れます。出発進行!(*5)」

 

「今日線路にEdepa置いて来い!今日線路にEdepa置いて捕まって来いお前、ふざけんな!(*6)」

 

由美ちゃんも目を光らせた。

 

グッドアイデア!

 

〜※〜

 

オブジェ状と化したEdepaを仲喜さんに見せると…、

 

 

 

怒られたのは私たちじゃなくて曜ちゃんと善子ちゃんだった!!

 

 

 

 

仲喜「曜ちゃん!善子ちゃん!!てめえらふざけんな本当に!!」

 

曜「ごめんなさい…」

 

善子「私たちがあなたに夢中になってしまったばっかりに…」

 

仲喜「…まあいい。リカバリーはまだ効くからさ。とりあえず全員中部高速鉄道沼津駅の駅員室まで来なさい」

 

駅員室に着いてから、仲喜さんは再発行の書類に必要事項を記入して駅員に手渡した。

 

由美「…で、今日どうする?」

 

因みに、終電はまだあったらしく、そこはよかった。

 

仲喜「金ないし…この駅で泊まってくよ」

 

すると由美ちゃんから救いの手が。

 

由美「帰りの交通費全部おごるから帰ろうよ」

 

仲喜「…よし!じゃあ帰るか!」

 

すると曜ちゃんは言う。

 

曜「嫌だ!帰るなんて許さないんだから!!」

 

梨子「でも曜ちゃん、仲喜さんも明日から学校だから我慢しなきゃダメよ」

 

曜「…そうだね!明日から頑張らないと!」

 

こうして事なきを得た。仲喜さんのICカードは明日以降の発行になっちゃったけどね…。

 

これをもって今回は完全に解散となり、仲喜さんと由美ちゃんは帰って行った。

 

さあ、帰って明日に備えるとするか!

*1
仲喜さんはいつも女装している。

*2
つけ毛の代わり。

*3
おばあちゃんの知恵袋。

*4
栄養剤の代わり。

*5
タブレット閉塞の代わり。

*6
泉房穂市長のマネ。




UA突破記念と言っていましたがいつも通りでしたね。
あと元のアニメは…こちら↓を参照してください。
https://youtu.be/FCn1FwJ-5Qs
https://youtu.be/xOZG07DSiv0
https://youtu.be/A0n2fjiucQA
次回は未定です。


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GW終了
リコちゃんに叱られる!3


久々に叱られるシリーズを書こうと思います。


とある平日、私、梨子ちゃん、善子ちゃん、光希ちゃんしか部室にいなかった。

 

4人か…。梨子ちゃんが提案をした。

 

「ねえねえ3人共、()()をやってみない?」

 

光希ちゃんは言う。

 

「あれって何ですか?」

 

「とりあえずやってみるわね。ねえねえ千歌ちゃん、この中で一番一つ一つの幸運を大切にするステキな人ってだーれ?」

 

誰だろうなぁ…?善子ちゃんは不幸体質だから…。

 

「善子ちゃんかな?」

 

「ヨハネ!!」

 

「じゃあ善子ちゃん、南国急行鉄道5000系って知ってる?」

 

「もちろんよ!最近廃車が進んで少なくなっているからそれに乗った日はその日の宝くじを買うのは控えようって位幸せに思うわ」

 

善子ちゃん宝くじ買ったことあるの!?(*1)

 

もちろんそんなツッコミは届くはずがない。

 

「じゃあその車両の駆動方式はわかる?」

 

「吊り掛け駆動でしょ?」

 

「なんで?」

 

「えっ?」

 

「なんで南国急行鉄道の5000系は吊り掛け駆動なの?」

 

「それは…」

 

ジャーン!!

 

これは私も知らない。

 

「…社長が保守的だったんじゃないかしら?」

 

「社長が保守的だったから!」

 

「それで行くわ!!」

 

「善子ちゃん!」

 

「ひっ!」

 

 

 

ボーッと生きてんじゃねーよ!!

 

 

 

 

善子言ってんじゃねーよ!!

 

 

 

 

逆ギレしてんじゃないわよ!!

 

 

 

これは初めてのパターンだ。

 

【VTR 開始】

今こそすべての鉄ヲタに問います。南国急行鉄道5000系が吊り掛け駆動なのはなぜ?

 

南国急行鉄道の月光駅で聞いてみました。

 

 

 

「えっと…技術の問題?」

 

 

 

「うーん…国鉄に対抗するため?」

 

 

 

なぜ南国急行鉄道5000系が吊り掛け駆動なのを知らずに、やれ「今日は5000系に乗ったから宝くじを買うのは控えておこう」だの、「南国急行鉄道はこの世界とつながる夢の鉄道だー!」だの、「なんでカルダン車が全然来ないんだろう(*2)?」だの、南国急行鉄道に対して一喜一憂している鉄道ファンのなんと多いことか。

 

しかし、リコちゃんは知っています。

 

【VTR 一時停止】

「南国急行鉄道5000系が吊り掛け駆動なのは」

 

ドドン!

 

「お金がなかったから〜!」

 

なんか聞いたことがあるような…。

 

【VTR 再開】

お金がなかったから…。

 

由美「さすがリコちゃん!南国急行鉄道のことまで知っているなんて、将来多くの鉄道会社から引っ張りだこになるんじゃないかな?」

 

梨子「それほどでも…」

 

詳しく教えてくださるのは、大地の物語リーダーの青山由美さん。

 

由美「南国急行鉄道5000系は吊り掛け駆動ですが、これには理由があります。1980年代当時の南国急行鉄道では戦前に製造された1000系、特需景気の辺りで製造された2000系の置き換えが急務となっていました。そこで誕生したのが5000系です」

 

南国急行鉄道5000系は老朽化の進んだ車両群を置き換えるために登場したのですが、当時の南国急行鉄道の経営側にも問題があったようです。

 

「しかしながら、当時の南国急行鉄道は大赤字で、長大編成の完全新造車を導入するのは難がありました。そこで5000系は、廃車になる1000系、2000系から機器を流用して、車体のみを新造するという手法をとりました」

 

ではここでとある資料を見てみましょう。

 

種類登場年機器流用元駆動方式引退現状・将来
1次車1981年1000系(台枠を含めて流用)吊り掛け駆動2018年全車解体
2次車1986年1000系(台枠は新造)吊り掛け駆動2018年全車解体
3次車1988年2000系(台枠は新造)吊り掛け駆動現役一部8000系に改造予定
4次車1989年2000系(台枠は新造)吊り掛け駆動現役一部8000系に改造予定

 

さらに由美さんは語ってくれました。

 

「最近、5000系は一世代前の車両の3000系と共に廃車が進んでいます。次世代の車両は6000系、7000系、8000系になります。この3形式もすべて吊り掛け駆動ですが、これにも訳があります」

 

それは?

 

「まず6000系。この車両は直流直巻モータの界磁添加励磁制御です。吊り掛け駆動なのはカルダン駆動・直流3000V用の直流直巻モータが作れなかったからで、直流直巻モータを採用したのはこれもお金がなかったからです。

続いて7000系。この車両はVVVFインバータ制御です。吊り掛け駆動なのはカルダン駆動だと整備費用が嵩むからです。

最後に8000系。この車両は直流複巻モータの界磁チョッパ制御です。吊り掛け駆動なのはカルダン駆動・直流3000V用の直流複巻モータが作れなかったからで、界磁チョッパを採用したのは製造元の極東電機が試作したものなのでコストを抑えられると判断したからです。

あと吊り掛け駆動で性能が確保できることも吊り掛け駆動を採用する理由の1つなのではないでしょうか」

 

南国急行鉄道はケチ…もとい、コストを抑えるのが上手ですね。

 

というわけで南国急行鉄道5000系が吊り掛け駆動なのは…、

 

お金がなかったから…でした。

 

由美「最近西武9000系がラブライブ!サンシャイン!!のラッピング電車になったけど、リコちゃんのお気に入りの電車はそれでも伊豆箱根鉄道の3506編成かな?」

 

【VTR 終了】

梨子「もちろんよ!」

 

私「そうなんだ…」

 

私は9000系のラッピングの方が好きなんだけどな…。

 

光希「皆さんこんなことやってたんですか?」

 

私「そうだけど」

 

光希「ますます尊敬します!」

 

3人「ありがとう!」

 

しばらくして、月ちゃんが入ってきた。

 

月「何してるのー?」

 

私「リコちゃんに叱られる!ってのをやってたけど」

 

月「いいなぁ〜。次は僕を出演させてね!」

 

4人「いい(です)よ!」

 

このあと、メンバー全員が揃ったところで練習が始まるのでした。

*1
私は買ったことはない。

*2
南国急行鉄道のカルダン車は2014年時点で136両しか存在せず、また、来年までにすべてが吊り掛け駆動の車両になる。




次回は未定です。
ただし、また叱られるシリーズは書くと思います。


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【緊急特番】さようなら東急8642F

今回は緊急特番です。実話が元となります。そして今回はパラレルワールドとします。


2019年のある日、私はなぜかダイヤさんに恩田へと呼び出された。これは嫌な予感がする。

 

恩田に着くと、来ていたのはダイヤさんと由美ちゃんだけだった。

 

ダイヤ「今回あなたたちをここに呼び出したのは訳があります。さて、千歌さん、答えてください」

 

私「もしかして、ここでライブを開いてほしいとか」

 

ダイヤ「ブッブーですわ!!!あなたはそれでも鉄道を語れるんですの?片腹痛い!片腹痛いですわ!

それでは由美ちゃん、答えてください!」

 

由美「実は…昨日をもって東急8500系の希少編成8642Fが廃車回送になってしまったんです!!」

 

私「8642Fって、どこが珍しいの?」

 

ダイヤ「それも知らないなんて、まだまだですわね」

 

私「教えてくれないの!?」

 

由美「いやいや、説明しましょう」

 

そして説明が始まる。

 

〜※〜

 

東急8500系は最終的に10連×38本と5連×4本が作られました。

 

東急8500系は基本的には界磁チョッパ制御です。

 

しかしながら、最後に作られた10連にはVVVFインバータ制御の試作車・量産車が2両ずつ組み込まれていました。

 

これが8642Fです。

 

このため、2020系への置き換えが始まった昨今、この編成は2種類の制御装置が編成内に混在していたため、早期に廃車対象となってしまい、昨日をもって恩田の工場へと廃車回送となってしまったのです。登場から数えると32年。この編成は寂しく運用を終えました…。

 

〜※〜

 

由美ちゃんは泣いていた。私ももらい泣きした。落ち着いてから、

 

私「とりあえずその編成見たいよ!」

 

ダイヤ「そこにいますわよ」

 

見上げると、そこには銀色に輝く車体が広がっていた。

 

まだまだ現役で走れそうな風情が漂うが、これが廃車解体になってしまうと聞くだけで悲しくて涙が止まらない。

 

ダイヤ「ところで由美ちゃん、私たちと8642Fだったらどちらを大切にされるんですの?もちろん私たちですわよね?」

 

ダイヤさんはヤンデレになっていた。由美ちゃんは慌てふためくこともなく言った。

 

由美「そりゃ君たちに決まってるじゃないか」

 

ダイヤ「だからといって、お別れの挨拶をしないのはどうかと…」

 

由美「そうだな…」

 

そして3人で山口百恵の「さよならの向こう側」を歌う。

 

ああ、なんて切ないんだろう。

 

そういえば鴨長明も言っていた。

 

ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶ泡沫はかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人と住処とまたかくのごとし。

 

と(*1)。

 

無常観を感じた瞬間だった。

 

そして最後に私たちは涙して言った。

 

私「8642F、32年間、お疲れ様でした!!」

 

3人「お疲れ様でした!!ありがとう!!」

*1
出典:『方丈記』




8642F。ついに廃車が決定して私も悲しく思っています。よって書くことにしました。
緊急特番も次回は未定です。

【追記 9/29】
8/21までに8642Fは全車解体のために搬出されました。


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幼女化ゲート

今回はロリコン特別警報を発令しますので、そういうのが苦手な方はブラウザバックをお願いします。
また、今回は花丸ちゃん視点で書きます。


とある金曜日に、オラが善子ちゃんと一緒に中部高速鉄道の沼津駅に行くと、謎の金属探知ゲートのようなものが3つ置かれて道を塞いでいた。

 

左から順番にA, C, Bとゲートの上に書かれている。

 

なんか、こういうのは未来ずら〜!

 

「ズラ丸!どうすんのよ!どれを通ればいいか迷っちゃうじゃない!!」

 

「オラもわからないから、とりあえずオラはAを通るずら。善子ちゃんはBを通ってほしいずら」

 

「じゃあそうするわ。って善子言うな!」

 

とりあえず通ってみると…、

 

「うわぁっ!!」

 

「何よこれ!!」

 

なんと!オラたちの体が幼女になっていたのだった!!

 

善子「天使、降臨!!」

 

善子ちゃんに至っては性格まで幼女になっていたずら。

 

とりあえず千歌ちゃんに電話しよう。

 

【通話 開始】

「もしもし、千歌ちゃん?」

 

『そうだけど、花丸ちゃんどうしたの?』

 

「とにかく中部高速鉄道の沼津駅に来てほしいずら!」

 

『あとなんか声が高い気がするけど』

 

「それも来てくれたら説明するずら」

 

『じゃあ今から向かうね』

 

【通話 終了】

善子「ねえねえ花丸、遊ぼうよ〜」

 

オラ「だめずら。ここは駅だから遊んじゃいけないずらよ」

 

善子ちゃんは泣きそう。

 

「そんな…花丸が遊んでくれないなんて…うぅ…」

 

そんなとき、千歌ちゃんがやってきてくれた。

 

「千歌ちゃーん!!」

 

「あれ?花丸ちゃんと善子ちゃんが…幼女化してる!!」

 

「AもBも通ったら幼女になっちゃうからCを通るずら」

 

「りょーかい!」

 

千歌ちゃんは通ったが…

 

 

 

何も起きなかった。

 

「で、これ何だろうね…?」

 

「マルにもわからないずら」

 

すると善子ちゃんがこう言った。

 

「お姉ちゃんは…誰?」

 

「花丸ちゃん、善子ちゃんがこんなこと言ってるけど何かあったの?」

 

「実は…ゲートBを通ったら性格まで幼女になってこれまでの記憶がなくなっちゃうずら」

 

「なるほど。私は高海千歌。よろしくね、善子ちゃん」

 

「千歌お姉ちゃんにご加護があらんことを!」

 

するとホームの方から救いの手が。

 

「マルちゃん!千歌っち!よっちゃん!大丈夫か!?」

 

オラ・千歌「由美ちゃん!」

 

なんと!名古屋からわざわざやってきてくれました!!

 

善子「由美お姉ちゃん!善子と一緒に楽しいところに行こう!!」

 

由美「よっちゃん、落ち着いて」

 

千歌「で、あのゲートは何なの?」

 

由美「あれか。あれは俺たちがウイング団のために仕掛けた罠だ」

 

オラ「ってことはマルは罠に嵌ったってこと?」

 

由美「そういうことだ」

 

オラ「これはいつ戻るの?」

 

由美「それが…」

 

オラ・千歌「明日にならないと戻らない!?」

 

千歌「じゃあ今日はみんなでここ沼津駅に泊まってくよ!」

 

由美「よっちゃんもそれでいい?」

 

善子「うん!」

 

すると、

 

由美「あっ!ウイング団ののぶにゃんが来たぞ!とりあえず行ってくる」

 

由美ちゃんによると、のぶにゃんをゲートBに誘導する計画だという。

 

〜※〜

 

のぶにゃん「由美ちゃん急に何よ!」

 

由美「とにかくこのゲートを通ってくれ」

 

のぶにゃんがゲートを通ると、

 

のぶにゃん「きゃあっ!」

 

のぶにゃんも幼女化した。

 

〜※〜

 

由美ちゃんは幼女化したのぶにゃんを連れて戻ってきた。

 

オラ「ところで聞きたいんだけど、なんで幼女にしちゃうゲートを作ったの?」

 

由美「実は…仲喜くんの趣味でウイング団を童心に返らせようと考えてたらこうなったわけよ」

 

千歌「あとで梨子ちゃんに言いつけよう」

 

そういえば梨子ちゃんは仲喜さんに会うためにわざわざ名古屋に行っていたことを思い出した!

 

〜※〜

 

その日は夜までいっぱい遊んで泊まらせてもらった。

 

翌日朝、起きると、

 

のぶにゃん「由美ちゃん、起きて!」

 

由美「ああ、おはよう、のぶにゃん。戻ってるね」

 

のぶにゃん「何が『戻ってる』よ!もう許さないんだから!!」

 

するとのぶにゃんは由美ちゃんに攻撃を開始する。

 

千歌「こうなったら…私も変身して参加しよう」

 

千歌ちゃんも参戦することに。

 

10分後、のぶにゃんは退散していった。

 

千歌ちゃんが変身を解くと、

 

由美「なんか…今回は本当にみんなごめん!!」

 

善子「別にいいわよ。だって昨日は楽しかったんだから!!」

 

そう言えるのは善子ちゃんだけだった。マルたちはというと…、

 

オラ「こんな罠にマルたちを嵌めたんだから、今日はたっぷり復讐させてもらうずら♥」

 

千歌「千歌たちの愛、ちゃんと受け取ってね♥」

 

由美「ちょっ…まっ…ぎゃあーーーーーー!!」

 

ヤンデレになって由美ちゃんをいじめるのでした。

 

〜※〜

 

一段落ついてから、由美ちゃんも用事があるということで名古屋に帰っていった。そして翌日にはゲートはすべて撤去されていた。

 

こうして今回の事件は終わりを告げたのでした。




次回は叱られるシリーズか入れ替わりネタか迷っています。


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桜色の少女が黒く染まる瞬間(とき)

今回は急遽予定を変更してヤンデレネタを書きます。また、今回は山部仲喜視点として、千歌ちゃんは一切出てきません。


とある金曜日の学校帰りのこと。校門を出ると誰かが抱きついてきた。誰だろう。

 

この感じは由美ちゃんじゃない。というかそもそも由美ちゃんがそんなことをするはずがない。

 

それでも女の子の感触がする。もしかしてAqoursのメンバーか…?

 

でもこんな日に来るはずがない。再来週から定期考査だって言ってたから。

 

じゃあ誰だ…?

 

 

 

「うふふ…仲喜さん…♥」

 

「り、梨子さん!?定期考査と全統模試はどうしたんだよ!!」

 

「定期テストや全統模試よりあなたのことを気にしすぎてつい名古屋まで来ちゃった♥」

 

抱きついてきたのは梨子さんだった!!

 

梨子さんの目は光っていない。これはヤンデレか…?

 

「ねえ仲喜さん、今日1日中、一緒に居てくれる?」

 

「それは…無理だ。とある人と約束を入れちゃったし」

 

「とある人って誰!?」

 

「由美ちゃんとか」

 

「由美ちゃんなら私と入れ替わりで沼津に行ったわよ」

 

「あのバカめ…あとで覚えてろ…」

 

「だから私と今日は一緒に居ましょう♥」

 

「それから聞きたいけどこんな俺でもいいの?」

 

「こんな俺って、何かあったの?」

 

「ほら、曜さんやよっちゃんの俺への愛って結構重いじゃん。それでもいいのかなって思ったんだ」

 

「その2人にはもう言ってあるわよ。さあ仲喜さん、私と楽しいところに行きましょう♥」

 

「楽しいところにって言ったけどあの世なのか!?俺は死ぬのは御免だ!!」

 

そう言って逃げ出そうとすると急に手に冷たい感触が走った。見ると手錠がかかっていた。

 

()()()()()()()♥」

 

「…はい」

 

大人しくついていくことにしよう。

 

〜※〜

 

地下鉄車内で。この時点で手錠は外してくれた。

 

「なあ梨子さん」

 

「仲喜くん、その呼び方やめて。梨子『ちゃん』って呼んで」

 

「失礼失礼。梨子ちゃん、どうしてこうなった?」

 

「ゴールデンウィークが終わってから私は急に寂しくなったの。それで『なんでだろう…?』って思った。千歌ちゃんや曜ちゃんにも聞いてみた。

そしたら2人の答えは一致していた。『由美ちゃんや仲喜さんがいなくなって寂しくなったんだ』って。

確かに、由美ちゃんやあなたがいなくなったんだと意識をした瞬間から寂しさが増した。

その週の週末からあなたのことしか考えられなくなったの。そしてあなたがいないと生きていけないんじゃないかとも思った。

そこで私は決めた。金曜日、あなたの学校帰りにヤンデレになって抱きつこうって」

 

「それで現在に至るって訳か」

 

「でもこれで私はわかったの。千歌ちゃん、ルビィちゃん、花丸ちゃん、月ちゃん、ダイヤさんが由美ちゃんを、曜ちゃん、善子ちゃんがあなたをどれほど愛してるのかってことを。そして私もその一員になることにした。…ねえ仲喜くん、私のことも愛して♥そして今日は1日中一緒に過ごしましょうね♥」

 

「うん!」

 

この日は家に誰もいないということで、楽しくイチャイチャ過ごしました。

 

〜※〜

 

次の日の朝。

 

「仲喜くん!起きなさい!!」

 

「どうしたの!?」

 

「千歌ちゃんからこんなメールが届いたの」

 

「えっ?何?えーっと…

 

『沼津駅にウイング団のための罠として変なゲートが3つ仕掛けられていたんだ』

 

…これは…」

 

「心当たりがあるとか?」

 

「そうだよ!このゲートは由美ちゃんと俺がどうにかしてウイング団ののぶにゃんを嵌めようと思って俺の幼女趣味を…」

 

「今、なんて言った?」

 

「『幼女趣味』と」

 

「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデ!?あなたはなんでそんな趣味を持ってるの!?正直に答えて!」

 

「実は…幼女が…かわいいんだよ…」

 

すると予想通りの反応が。

 

「そんなことを言う悪い子には、きついお仕置きが必要ね♥私の愛をちゃんと受け取ってね♥」

 

このあと、ヤンデレと化した梨子ちゃんは俺のことを篤といじめるのでした。

 

〜※〜

 

後にわかったが、由美ちゃんも千歌さんとマルちゃんを罠に嵌めたということでお仕置きを食らったとのこと。

 

ヤンデレは怖いね。でも俺は好きだよ。




次回こそ叱られるシリーズか…?


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リコちゃんに叱られる!4

叱られるシリーズ第6弾です。


とある平日、私が部室に入っていったときに中にいたのは月ちゃん、梨子ちゃん、清ちゃんだった。

 

4人…またあれが始まる。

 

「ねえねえ千歌ちゃん、この中で一番、古いものを大切にするステキな人ってだーれ?」

 

清「これって…どこかで聞いたことがあるような…」

 

月「恐らくチコちゃんに叱られる!の類だと思うよ」

 

清「なるほど」

 

私「じゃあ私行こう」

 

古くから旅館を経営する家に生まれた自分自身を選んだ。

 

「じゃあ千歌ちゃん、抵抗制御って知ってる?」

 

「もちろん。最近改造や廃車で少なくなっているでしょ?」

 

「そこまで知っているんだ。へえー。なんで?」

 

「えっ?」

 

「なんで抵抗制御が廃れたの?」

 

「それは…」

 

ジャーン!!

 

これ確かネットで見たぞ。

 

「えーっと…界磁添加励磁制御も基本は抵抗制御だから…●●●●●●●●はず」

 

また自主規制かかっちゃったね…。

 

「つまんねー奴だなぁ…」

 

「やった!」

 

「じゃあ紙とペンを用意してー!」

 

清「これって…」

月「同じパターンだよね…」

 

梨子「『かいじてんかれいじせいぎょ』を漢字で書いてください!」

 

そして漢字を書く。合っていると信じて。

 

解答オープンの時間がやってきた。

 

最初は…。

 

「月ちゃん、オープン!」

 

「自信ないけど…」

 

月ちゃんは「海自天下零次制御」と書いた。

 

「次は清ちゃん、オープン!」

 

「はい」

 

清ちゃんは「界磁添加励磁制御」と書いた。

 

「最後に千歌ちゃん、オープン!」

 

「自信満々だよ!」

 

私も「界磁添加励磁制御」と書いた。

 

「なるほど、はい月ちゃん!」

 

「ひっ!」

 

 

 

ボーッと生きてんじゃねーよ!!

 

「ぎゃあーーーーーー!!」

 

【VTR 開始】

今こそすべての鉄道ファンに問います。抵抗制御が廃れたのはなぜ?

 

抵抗制御車が全く走っていない京王電鉄高幡不動駅で聞いてみました。

 

「うーん…回生ブレーキが使えないから?」

 

「えーっと…発進と停止の度に発熱を繰り返すから?」

 

この人にも聞いてみましょう。

 

リポーター(ルビィ)「抵抗制御が廃れたのはなぜですか?」

 

梨子「なんで仲喜くんに聞くの!?」

 

仲喜「そりゃ粘着性能が関係してるんじゃないかな?」

 

(寝そべりリコちゃん登場)

 

リポーター(裏声)「ボーッと生きてんじゃねーよ!!」

 

抵抗制御がなぜ廃れたかも知らずに、やれ「103系が数を減らしているなあ」だの、「吊り掛け駆動なのになんでVVVFの音がするんだろう?」だの、古い車両や制御装置・駆動方式について疑問を抱く鉄道ファンのなんと多いことか。

 

しかし、リコちゃんは知っています。

 

【VTR 一時停止】

「抵抗制御は」

 

ドドン!

 

まだ廃れていない〜!

 

「千歌ちゃんすごい!」

 

月ちゃんがそう言ったところでVTR再開。

 

【VTR 再開】

抵抗制御はまだ廃れていない…。

 

由美「さすがリコちゃん!中部高速鉄道に入社してもいいんじゃないかな?」

 

詳しく教えてくださるのは、この番組の準レギュラーとも言える、大地の物語リーダーの青山由美さん。

 

由美「抵抗制御、それは回生ブレーキが使えなかったり発熱が激しかったり粘着性能が弱かったりしますが最も単純な制御方式なので今でも中小私鉄では主流になっています。それだけではありません」

 

というと?

 

由美「回生ブレーキの使える界磁添加励磁制御や界磁チョッパ制御、界磁位相制御も起動時には抵抗制御を使うので広義の抵抗制御としてはバリバリ現役と言っても過言ではありません」

 

さらに由美さんは語ってくれました。

 

由美「中部高速鉄道ではこれまで回生ブレーキのついた車両ばかり導入してきましたが、21世紀に入って初めてとなる発電ブレーキ付抵抗制御の試作車を今年の8月に導入することが決定しました。皆さんお楽しみに!」

 

ぜひ乗ってみたいですね。

 

というわけで、

 

抵抗制御はまだ廃れていない…でした。

 

由美「リコちゃんに3506編成について聞きたいけど、VVVF化するってなったら大反対するかな?」

 

【VTR 終了】

梨子「いや、それはないかな…」

 

私はVVVF化大賛成なんだけどね。

 

すると月ちゃんが語りだした。

 

「確か由美ちゃんも抵抗制御はあまり好きじゃないって言ってたよ。VVVF化推進派だってさ」

 

全員「へえー」

 

しばらくして全員が揃ったところで練習が始まるのでした。




次回は入れ替わりネタです。


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富山湾の妖怪カニギロチンを倒せ

今回は入れ替わりネタと妖怪ネタをかけ合わせます。また、今回は謎の男と渡辺曜ちゃん視点で書きます。
※この話を書いた俺は、タグにそっと「憑依」とつけた。
※※さらに後日、この話の内容を吟味し、俺はそっとタグに「転生」とつけた。


【謎の男 side】

「ちょっと待って!?俺善子ちゃんになってる!?」

 

俺は朝起きたら津島善子になっていた。今日は金曜日か。学校行かないと。

 

学校に着いてからのこと。

 

俺「おはよう、花丸、ルビィ」

 

花丸・ルビィ「おはよう、善子ちゃん」

 

花丸「って何か善子ちゃん様子が変ずら」

 

俺「変とは失礼ね!」

 

花丸「いつもの善子ちゃんだと善子じゃなくてヨハネって言うのに今日はどうしちゃったずら?」

 

俺「何言ってんのよ。私はいつもの堕天使ヨハネよ!ひどくないかしら?」

 

花丸「やっぱりね…4月以来ずら」

 

これはバラすしかないな。

 

俺「ああ、そうだよ。実は朝起きたら善子ちゃんになっていたんだ」

 

ルビィ「じゃあ聞くよ。もともとの名前は?」

 

俺「…思い出せない」

 

花丸「もともとの年齢は?」

 

俺「49歳、確か俺は富山湾で漁師をやっていた…」

 

花丸「これはルシファーちゃんに聞いてみた方が良さそうずら」

 

この一言で練習前に俺はルシファーちゃんに聞いてみることにした。すると…。

 

幸恵「ヨハネ、明日必ず富山の漁港に行くわよ」

 

俺「了解であります!」

 

こうして俺は富山の漁港に向かうことになった。

 

【謎の男 side out】

 

【以降、特記事項がない限り曜 side】

土曜日。ルシファーちゃん、善子ちゃん、千歌ちゃんが沼津駅にいた。

 

なぜ私が呼び出されたのかというと…、

 

私のパパが富山にいるので案内を頼まれたからだ。

 

とりあえず中部高速鉄道、富山ライトレールなどを乗り継いで富山港へと向かう。

 

着いてから、善子ちゃんは言う。

 

「なんか…懐かしいわね…。ん?あの家とあの人…見たことあるような…」

 

ちょっとその人に話しかけてみよう。

 

私「あの、すみません。どうされましたか?」

 

女の人「実は…主人の高嗣が3日前に出港したっきり帰って来なくて…」

 

善子「高嗣…すべて思い出したわ…」

 

すると善子ちゃんは語りだした。

 

善子「俺のもともとの名前は、河瀬高嗣。この富山湾で漁師をやっていた。妻の名は佐知子。俺は3日前に富山湾に出て白エビを取っていたが一昨日の深夜に妖怪カニギロチンに襲われて…。

それで俺は思った。次の人生はスクールアイドルで成功したいと。その結果津島善子の体に入りこんだんだ」

 

その後、善子ちゃんは佐知子さんのところに向かう。

 

佐知子「あなたは…高嗣…なのね?」

 

善子「ああ、君と暮らせて…本当に良かったよ…」

 

そして善子ちゃんは私に向かって言う。

 

善子「曜、すまないが最後のAqoursへのお願いとして、中部高速鉄道と協力して、妖怪カニギロチンを倒してくれ…」

 

私「了解であります!」

 

善子ちゃんはその言葉を最後に気を失った。しばらくして、

 

善子「あれ?なんか…ここ2日意識がなかったけど…ここはどこかしら?」

 

幸恵「ここは富山県よ」

 

善子「えぇ〜っ!?どうすればいいのよ!帰れなくなるかもしれないじゃない!!」

 

千歌「善子ちゃん、実は…富山湾に恐ろしい妖怪が現れたらしいから倒してほしいって依頼が来てて…それが終わらないと帰れないの」

 

善子「だからヨハネよ!!」

 

そんなこんなでとりあえずパパのいる富山港に向かう。

 

パパ「おお、曜か。よく来たね」

 

私「パパ、なんか妖怪カニギロチンってものが富山湾に潜んでいるらしいんだって。パパの船も今日は欠航?」

 

パパ「ああ。妖怪によって犠牲者が出たら元も子もないからな。やっぱり地元の人からも言われているが、その妖怪は倒してほしい」

 

私「了解であります!」

 

しかし、私たちだけでは倒せないからあの2人を呼ぶことにしました。

 

〜※〜

 

2時間後、

 

由美「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!!」

 

仲喜「依頼を受けてやってきました!」

 

千歌「由美ちゃん!」

 

私「仲喜さん!」

 

いつもの2人がやってきてくれました。

 

由美「…で、妖怪カニギロチンを倒せで合ってるよね?」

 

私「そうだけど」

 

仲喜「妖怪カニギロチンの基礎データがあるので読み上げます。『身長約2m。体重は約110kg。目は5つ。腕は8本。足は2本。海上で出会った人や船を襲い、その人を殺したり船を分解バラバラにしたりする。2019年6月現在、過去に1440人の人と14隻の漁船、1隻ずつの軍艦と客船が犠牲になっている』というものです」

 

恐ろしい。それでも由美ちゃんはめげずに言う。そこで最終兵器が登場する。

 

由美「そこで活躍するのが怪人たこなぐり。出でよ!」

 

たこなぐり「よろしく」

 

由美「この子が活躍してくれるから大丈夫です。たこなぐり!行ってこい!」

 

たこなぐり「了解!」

 

そしてたこなぐりは海に潜る。

 

1時間後、たこなぐりは弱ったカニギロチンを連れて帰ってきた。

 

千歌「曜ちゃん!私たちの出番だよ!」

 

私「うん!」

 

そして変身し、参戦。

 

10分後に討伐成功。カニギロチンは消滅した。

 

〜※〜

 

この後、富山名産の富山ブラックラーメンを富山駅周辺で食べて帰ることにしたが…、

 

やっぱり仲喜さんとは離れたくなかったのであります!

 

私「やっぱりもっと一緒にいたい!!」

 

そして私はヤンデレになって仲喜さんの腕を離さない。

 

善子ちゃんもつられるように仲喜さんの腕をぎゅっと握った。

 

すると仲喜さんはスカート(*1)のポケットからスマホを取り出す。

 

由美「いかん!ちょっといいか!?」

 

仲喜「あっ!由美ちゃん!どうしたの?」

 

由美「ちょっとこれ預かるよ。その代わりこれ持ってていいから」

 

仲喜「ありがとう!」

 

代わりに渡されたのは偽のガラケーだった。

 

善子「それでも私たちから離れたいの!?」

 

私「仲喜さん、私たちのこと嫌いになっちゃった!?」

 

仲喜「そんなことはありません!」

 

悲劇が起きたのはその時でありました。

 

仲喜「トキがー!!」バシッ

 

なんと!偽のガラケーはトキに奪われたのであります!!

 

さらに悲劇は続く。

 

奪われたガラケーは路面電車の線路の上に落ちた。

 

千歌「あそこに落ちたよ!」

 

由美「取りに行こう!」

 

千歌ちゃんと由美ちゃんは走ってそのガラケーを取りに行く。

 

しかし、そこに信号はなかった。

 

そのガラケーは路面電車に跳ね飛ばされて横断歩道の近くに移動したが、傷がつく。

 

その後、横断歩道の信号が青になる前に、何台もの車によってグシャグシャにされた。その中には大型トラック、除雪車(*2)、ダンプカーも存在した。2人は驚きが隠せなかった。

 

信号が青になってから拾いに行こうとするが、それでも悲劇は続く。

 

なんと!拾おうとした途端に工事のおじさん2人がやってきたのであります!!

 

工事員A「さあ穴掘るっぺー」

 

工事員B「おー!」

 

そしてグシャグシャになってしまったガラケーの上から工事用の掘削機を使う。

 

カリカリカリカリカリカリカリカリ

 

千歌ちゃんたちは真っ青のデスラー状態になった。

 

工事員B「おーい、穴掘るのそこじゃないぞー」

 

工事員A「あーっ、いけねぇー」

 

工事のおじさんたちは去っていった。偽のガラケーは粉々になってしまった。

 

由美ちゃんは粉々になったガラケーを瞬間接着剤でくっつける。

 

ガラケーはオブジェ状の物体と化した。

 

由美ちゃんは嘆く。

 

アーーーーーー!アーーーーーー!

 

そんなとき!千歌ちゃんは新たな使いみちを思いついたのであります!!

 

「このガラケーは蹴りやすいなぁ(*3)」

 

「デデーン!全員、OUT〜!(*4)」

 

「あっ!ガラケーの時間だ!(*5)」

 

「俺は呪いのガラケー。アイム方正。アハハハッ…(*6)」

 

「犯人逮捕に協力、感謝します!(*7)」

 

由美ちゃんも目を光らせた。

 

グッドアイデア!

 

〜※〜

 

オブジェ状と化したガラケーを千歌ちゃんは仲喜さんに見せたが…、

 

 

 

千歌「…なんで…怒らないんだろう…」

 

由美「とりあえず預かってたスマホ返すよ」

 

仲喜「ありがとう!」

 

こうして事なきを得た。

 

気がつくと時刻は16:30。

 

幸恵「そろそろ帰ろうか」

 

全員「賛成〜!」

 

中部高速鉄道で帰ることに。この日は松田橋駅で解散となった。

 

本来の目的はカニギロチンを倒すために富山に来たのでありました。しかし、またあのオチが出るとは思ってもいなかったね…あはは。

*1
くどいようだが、仲喜さんはいつも女装している。

*2
配属の変更によるものだったらしい。

*3
サッカーボールの代わり。

*4
ガキ使で使う。

*5
江頭2:50のマネ。

*6
呪いの人形方正のマネ。

*7
犯人が逃げたときに使う。




最後の部分がわからなかった人はこちら↓を参照。
https://youtu.be/FCn1FwJ-5Qs
https://youtu.be/xOZG07DSiv0
https://youtu.be/A0n2fjiucQA
次回は未定です。


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【マジメな話】μ's復活へ&ラブライブ!ホームウェイ!!とは?

今回はマジメな話です。


6月のある日、ダイヤさんから電話がかかってきた。

 

『千歌さん!大変ですわ!』

 

「ダイヤさん、まさかまた振り込め詐欺とか…」

 

『違いますわよ!なんとμ'sが…

 

 

 

 

 

 

 

復活するのですわ!!』

 

「えぇ〜っ!?」

 

『それも4年2ヶ月ぶりに。東京メトロの出資によって成り立ったそうです』

 

「…で、私たちは何をすれば…?」

 

『実はそれと同時に"ラブライブ!ホームウェイ!!"という新たな大会が開かれることが決定しまして、それにAqoursの皆さんも出てほしいとのことですわ』

 

「"ラブライブ!ホームウェイ!!"って…?」

 

『今から説明しますわね』

 

とりあえず説明が始まる。

 

〜※〜

 

中部高速鉄道が大地の物語を結成してから、各鉄道会社や公営鉄道にアイドルブームが訪れました。

 

特に東京メトロや東急、小田急、西武、名鉄、名古屋市交通局、近鉄、阪急、南海はアイドル事業に積極的になりました。

 

東急や小田急、名鉄や名古屋市交通局、近鉄、阪急、南海はそれぞれ「Tokyu Girls(トウキュウ・ガールズ)」・「Romanced HSE(ロマンスド・HSE)」・「しなやかな赤い風」・「HiMeSaTsuKa(ヒメサツカ)」・「平城vacation(へいじょうバケーション)」・「マルーン色の唄」・「サザンがQ」というアイドルを結成することができましたが、東京メトロと西武はお金を節約すべく、策を練りました。

 

その結果復活したのが旧音ノ木坂学院・現東京メトロのμ'sです。

 

残る西武はというと、現役のスクールアイドルであるAqours、そう、あなたたちをプロデュースすることにしました。

 

そしてこれだけのアイドルが出揃ったために中部高速鉄道がラブライブの運営に携わる会社に申請して生まれた大会が"ラブライブ!ホームウェイ!!"というわけです。

 

〜※〜

 

「なるほど。で、ダイヤさんとしては何かありますか?」

 

『私はただ見ている。それだけですわ。とりあえずルビィにかわってほしいのですが…』

 

「そこにいますよ」

 

そう言って私はルビィちゃんに電話をかわる。

 

〜※〜

 

通話が終わると、報告の時間に。

 

このことを報告すると…、

 

曜「えっ!?私たちが!?」

 

梨子「西武鉄道に!?」

 

月「プロデュースされる!?」

 

8人「えぇ〜っ!?」

 

ルビィ「そうなんだって。でも西武鉄道は伊豆箱根鉄道(いずっぱこ)の親会社だからあまり心配しないでいいよ」

 

全員「バンザーイ!!バンザーイ!!バンザーイ!!」

 

清「…で、ラブライブ!ホームウェイ!!って最初の大会はいつ開催されるの?」

 

幸恵「今調べたけど…」

 

9人「今年の8月末!?」

 

光希「じゃあ早く練習を始めないといけないですね!!」

 

善子「そうね!」

 

花丸「さあ、始めるずらーーーーーー!!」

 

花丸ちゃんの一言で練習が始まるのでした。




ついに総文字数が10万字を超えました。
ラブライブ!ホームウェイ!!という新たな単語が出たのでロゴを載せておきます。

【挿絵表示】

次回は未定です。


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苦手な数学を克服するずら!!問題編2

原盤が見つかったのでまた数学ネタをぶち込みます。
また、今回も国木田花丸ちゃん視点で書きます。


由美ちゃんの「桜通線ゲームの確率」という問題を解いてから2ヶ月が経った6月のある日のこと。オラたちはやっと学校で三角関数の分野を終えた。

 

この分野を終えた…?オラにはピンと来た。

 

そういえばもう1問の由美ちゃんからの問題は三角関数を使った問題だった。

 

ちょうどここにあったずら。読んでみよう。

 

〜※〜

 

Q.[三角関数と鉄道路線の総距離]

 

次の問いに答えよ。ただし、

sinα=3/5, cosα=4/5

とし、角度は弧度法で表すものとする。

(1)sinθ,cosθ,tanθを使って次の式を表せ。必要ならば、

sin2θ=2sinθcosθ,

cos2θ=cos2θ-sin2θ=1-2sin2θ=2cos2θ-1,

tan2θ=2tanθ/(1-tan2θ),

sin3θ=3sinθ-4sin3θ,

cos3θ=4cos3θ-3cosθ,

tan3θ=(3tanθ-tan3θ)/(1-3tan2θ)

を用いること。

①sin4θ

②cos4θ

③tan4θ

④sin5θ

⑤cos5θ

⑥tan5θ

(2)次の等式を示せ。

①sin(θ-π)=-sinθ

②cos(θ-π)=-cosθ

③tan(θ-π)=tanθ

(3)東海電鉄静真本線(*1)という架空の路線があったとする。この路線図は以下の通りである。

※都合上載せることができませんでした。

この路線図が10万分の1の地図上にあったとき、(*2)貴の坂駅(図中のVの駅)と出川駅(図中のZの駅)の間の長さを測ってみると3116/25(mm)(*3)で、静真駅(図中のAの駅)と出川駅の間の長さを測ってみると23291/25(mm)であった。また、静真駅は標高18mの高さにあり、出川駅はそれより高い位置にあることが分かっている。そして、この路線のうち貴の坂駅と出川駅の間の平均勾配はtan(5α-π)で、それ以外は平坦であることも分かっている。これについて、次の問いに答えよ。必要ならば、(1),(2)で求めた式を用いること。

①この路線の総距離の最小値と出川駅の標高を求めよ。

②快速静真3号は午前10時12分40秒に静真駅を発車し、午前11時59分20秒に出川駅に到着した。快速静真3号の表定速度の最小値を求めよ。ただし、表定速度とは平均の速さで、停車時間も含まれる。また、快速静真3号は1両20mの10両編成の列車で運転される。

 

〜※〜

 

頑張って解いてみよう。見ただけでわかる問題ずらね。

 

解くのは次回。楽しみになってきたずらー!!

*1
これを書くにあたって改変した部分①。

*2
以降、改変した部分が多い。

*3
図では、起点の駅がA、終着駅がZになっていて、Vは中間駅である。




次回は解答・解説編です。次回で数学ネタをメインとした話は最後になるはず!


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苦手な数学を克服するずら!!解答・解説編2

前回の続きです。今回を持って数学ネタメインの話は前回述べた通り最後になるはず!


早速解いてみよう。

 

〜※〜

 

(1)①sin4θ=2sin2θcos2θ=4sinθcosθ(2cos2θ-1)

=8sinθcos3θ-4sinθcosθ

 

②cos4θ=1-2sin2

=1-8sin2θcos2θ

 

④の答えは16sin5θ-20sin3θ+5sinθ

 

⑤の答えは16cos5θ-20cos3θ+5cosθ

 

この2問は読者の皆さん、自力でお願いします。

 

③・⑥はわからなかったずら。あとで解説見よう。

 

(2)①sin(θ-π)=sinθcosπ-cosθsinπ=sinθ×(-1)-cosθ×0

=-sinθ(Q.E.D.)

 

②cos(θ-π)=cosθcosπ+sinθsinπ=cosθ×(-1)+sinθ×0

=-cosθ(Q.E.D.)

 

③tan(θ-π)=sin(θ-π)/cos(θ-π)=-sinθ/(-cosθ)

=tanθ(Q.E.D.)

 

(3)地図上の2地点間の平均勾配がtanθ、長さがa(mm)のとき、

(標高差)=atanθ÷(縮尺)÷1000(m)――①

(実際の距離の最小値)

=a/cosθ÷(縮尺)÷1000000(km)――②

を使って求められる。

(∵1+tan2θ=1/cos2θ)

 

a=3116/25(mm),θ=5α-πのとき、

cos(5α-π)=-cos5α=-16cos5α+20cos5α-5cosα

=-16×(4/5)5+20×(4/5)3-5×4/5

=3116/3125

 

tan(5α-π)=sin(5α-π)/cos(5α-π)=-sin5α/(-cos5α)=(-16sin5α+20sin3α-5sinα)/(-16cos5α+20cos3α-5cosα)

={-16×(3/5)5+20×(3/5)3-5×(3/5)}/{-16×(4/5)5+20×(4/5)3-5×(4/5)}

=(237/3125)/(3116/3125)=237/3116

さて、

a/cos(5α-π)=(3116/25)/(3116/3125)=125

10万分の1の地図上にあり、距離の最小値なのでこれと②より、

125÷(1/100000)÷1000000=25/2(km)――②'

また、

atan(5α-π)=(3116/25)×(237/3116)=237/25

10万分の1の地図上にあり、標高差なのでこれと①より、

(237/25)÷(1/100000)÷1000=948(m)――①'

ところで、静真駅と貴の坂駅の間の距離は、

{(23291-3116)/25}÷(1/100000)÷1000000

=807/10(km)――③

この路線の総距離は②'と③より、

(807/10)+(25/2)=466/5(km)

静真駅の標高は18mなので、これと①'より、出川駅の標高は、

18+948=966(m)

②午前11時59分20秒-午前10時12分40秒

=1h46min40s=16/9(h)

快速静真3号は1両20mの10両編成なので、

20×10=200(m)=1/5(km)

よって、実際にこの列車が走る距離の最小値は、

(466-1)/5=93(km)

したがって、求める速さの最小値は、

93×9/16=837/16(km/h)

 

特記事項がない限り、赤字が答え。

 

わからない2問以外は正解だった。わからない2問はここに載せておく。

 

〜※〜

 

(1)③tan4θ=2tan2θ/(1-tan22θ)

={4tanθ/(1-tan2θ)}/[1-{4tan2θ/(1-tan22θ)2}]

=(4tanθ-4tan3θ)/(1-6tan2θ+tan4θ)

⑥tan5θ=tan(3θ+2θ)=(tan3θ+tan2θ)/(1-tan3θtan2θ)

=[{(3tanθ-tan3θ)/(1-3tan2θ)}+{2tanθ/(1-tan2θ)}]/[1-{(3tanθ-tan3θ)/(1-3tan2θ}×{2tanθ/(1-tan2θ)}]

=(5tanθ-10tan3θ+tan5θ)/(1-10tan2θ+5tan4θ)

 

〜※〜

 

オラは由美ちゃんにLINEで報告した。

 

〈2枚目わからない問題もあったけど解いたずら〉

 

〈よくやった!〉

 

〈やっぱり由美ちゃんの問題を解くとなんか数学に自信がつくような気がするずら〉

 

〈そう言ってくれると、俺は嬉しいなぁ。でも甘く見ちゃいかんよ。受験問題はもっと難しいものが出るからな〉

 

〈えぇ〜っ!?〉

 

〈まあ驚くことはない。俺には時間がないが、君には時間がまだある。受験まで頑張れよ!〉

 

そんなことをオラの大好きな由美ちゃんから言われると頑張る気になったずら!!

 

次の定期テストに向けて頑張ろう!




次回は未定です。もしかするとコラボ企画が起きるかも?


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スズメバチを駆除しよう!

まさかの害虫駆除ネタです。


6月のある日のこと。

 

私「痛ーーーーーーい!!」

 

私、高海千歌は家の裏でスズメバチに刺されました。

 

梨子「どうしたのそんな大きな声出して?」

 

私「ハチに刺されたの」

 

梨子「何バチ?」

 

私「スズメバチ」

 

梨子「早く病院行くわよ!!」

 

まあ、このときはこれで治療を受けてなんとかなったが…。

 

帰ると、

 

美渡姉「千歌!早く言ってくれよ!!家の裏にスズメバチの巣ができてるじゃないか!!」

 

私「ごめんなさい」

 

美渡姉「どうすればいいのか…。そうだ!」

 

美渡姉は名古屋から害虫駆除経験者の仲喜さんを土曜日に呼ぶことにした。

 

〜※〜

 

土曜日。約束通り仲喜さんはやってきてくれました。

 

そしてなぜか、

 

由美「どうも」

 

由美ちゃんも駆けつけてきた。

 

仲喜「で、志満さん、スズメバチの巣があるんですよね?」

 

志満姉「そうよ」

 

仲喜さんはポニーテールをほどき、麦わら帽子をかぶる。そして上から長袖を羽織る。軍手もはめた。スカートはそのままにした。

 

仲喜「とりあえず…千歌さん、曜さん、梨子ちゃん、由美ちゃん、ついてこい!」

 

私・曜「ちょっと待って!」

 

仲喜「どうしたの!?」

 

私「これから私のこと、呼び捨てで呼んでほしいんだけど…ダメ?私も仲喜『くん』って呼ぶから」

 

曜「私も曜『ちゃん』って呼んでほしいなぁ。逆に仲喜『くん』って呼ばせて」

 

仲喜「じゃあ改めて。千歌、曜ちゃん、梨子ちゃん、由美ちゃん、行くぞ!」

 

〜※〜

 

まずは巣の場所に行く。

 

あの巣は大きいことがわかった。

 

仲喜「由美ちゃん!その手に持ってるハチアブジェット噴射!」

 

由美「了解!」

 

プシューーーーーーー!!

 

すると大量のスズメバチが落ちてきた。私はうっかり触ろうとするが、

 

仲喜「千歌!そいつを触っちゃダメ!!」

 

私「ごめんごめん」

 

その後、仲喜くんは巣の根本を探す。

 

仲喜「これはかなり厄介だぞ…。由美ちゃん、そのスプレーを貸して!」

 

由美「ほい!」

 

プシューーーーーーー!!

 

スプレーの音が響く。

 

ついでにガサゴソガサゴソとスズメバチの巣を少しずつ駆除していく様子が聞こえた。

 

1時間後、仲喜くんは駆除した巣を持って降りてきた。

 

「これで駆除完了だ。とりあえずこれはみんなで踏むぞ」

 

全員「おー!!」

 

そして駆除した巣を上からみんなで踏む。

 

しかしこのあと悲劇が。

 

仲喜「痛えーーーーーー!!」

 

なんと!仲喜くんは生き残ったスズメバチに刺されてしまった!!

 

とりあえず仲喜くん以外は避難。一人で殺れるということなのでこのように対処させてもらった。

 

私たちは一発汗を流すべくシャワーを浴びに戻る。

 

私たちが風呂から出ると仲喜くんは戻ってきた。

 

仲喜「志満さん!駆除完了しましたよ!!」

 

ついに駆除完了となった。

 

志満姉「じゃあ今日の温泉代サービスするね♪」 

 

仲喜「ありがとうございます!」

 

そう言って仲喜くんはシャワーを浴びて汗を流してくる。

 

しかし、出たときに悲惨な目に仲喜くんは遭う。

 

仲喜「風呂上がったぞ〜。あー、なんか痒いなぁ〜」

 

えぇ〜っ!?腕と足がピンク斑になってるーーーーーー!!!

 

そして全員で叫んでしまった。

 

全員「誰かこの親父お兄ちゃんをハリウッド病院へ連れて行けーーーーーー!!!!」

 

とりあえず仲喜くんは志満姉によって病院に強制連行。

 

3時間後に帰ってきた。

 

曜「仲喜くん、大丈夫?」

 

仲喜「いや〜、もう点滴沙汰になったし大変だったよ」

 

由美「良゛か゛っ゛た゛よ゛お゛お゛お゛お゛ーーーーーー!!み゛ん゛な゛心゛配゛し゛て゛た゛ん゛だ゛か゛ら゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーー!!」

 

由美ちゃんはハグをする。

 

こうしてみんなが涙を流した。

 

〜※〜

 

落ち着いたところで、

 

私「…で、この後どうする?」

 

由美「ハチの駆除のためだけにここに来たからこのまま帰ろうかなって思う」

 

すると私はつい泣き出す。もう自分で自分を抑えきれなかった。

 

私「…帰っちゃうの?」

 

由美「えっ?」

 

私「せっかく会えたのに…もっと一緒にいようよ…」

 

完全に私はヤンデレになっている。

 

由美「もうわかったよ。今日は泊まってくよ」

 

私「えっ?いいの?…由美ちゃん…、だーいすき♥」

 

曜「仲喜くんは?」

 

仲喜「俺も…バスがもう無いから泊まってくよ。梨子ちゃんの家で

 

曜「…なんで?なんでなんでなんでなんでなんでなんでナンデナンデナンデナンデナンデ!?私のこと見捨てたの!?」

 

仲喜「そんなはずじゃなかったのに…」

 

曜ちゃんもヤンデレと化している。

 

曜「もう…私も今日は梨子ちゃんの家に泊まるからね!」

 

梨子「別に、私は構わないわよ。だって曜ちゃんも仲喜くんも大好きだから♥」

 

こうして今回の事件は終わりを告げた。

 

読者の皆さんもスズメバチには気をつけようね。




読者の皆さんは決してマネしないでください。もう一度言います。
読者の皆さんは決してマネしないでください。
なお、スズメバチの巣の駆除には専門の業者を呼びましょう。自分でやっても構いませんが、刺されたらすぐにハリウッド病院ヘ。
次回は未定です。


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1年生3人組が動いた!

またもやヤンデレネタです。今回は青山由美・山部仲喜視点で書きます。


【由美 side】

今日は何もないし帰りに大須に寄って帰るか。そんなことを思っていると後ろから誰かが俺の胸をわしわししてきた。

 

すぐに誰かわかった。静真高校1年生、Aqoursのさやちゃん(柚木清)だった。

 

「ちょっとさやちゃん!何をしてんだよ!」ペシッ

 

「師匠、痛いよ!」

 

「だからって人の胸を揉むのはよくないと思うよ?」

 

「ごめんごめん」

 

「…で、なんで名古屋に来たんだい?」

 

「それは…師匠を愛するため。だめ?」

 

さやちゃんの目は昏くなっていた。こんなのには慣れっこだ。

 

「いいけど、その代わり俺のこと師匠じゃなくて、『由美ちゃん』って呼んで」

 

「了解!じゃあ一緒に沼津行くぞ♥」

 

「沼津って…明日も学校あるから困るんだけどなぁ…」

 

その瞬間に手に冷たい感覚が走った。見ると手錠がかかっていた。

 

()()()()()()()()()()()()…♥」

 

…はい。あたし、青山由美はおとなしくついていくことにしました。

 

【由美 side out】

 

【以降、特記事項がない限り仲喜 side】

由美ちゃんが帰ると言って1時間後、俺も帰ることにしたが…またあのときのような感覚に襲われた。

 

やっぱりAqoursの感じがするなぁ。

 

「仲喜…私を…愛して…♥」

 

「る、ルシファーちゃん!?いきなりどうしたんだよ!!」

 

ルシファーちゃんの目は昏くなっていた。明らかにヤンデレだ。

 

「私と一緒に沼津に来てほしいんだけど…ダメ?」

 

「いやいや…明日も学校だよ?」

 

「仲喜にはね、『はい』か『YES(イエス)』で答えてほしいの。ねぇ…私の気持ち…受け取って♥」

 

「もうわかったよ!行けばいいんだろ?」

 

ヤケになった俺はついていくことにした。

 

〜※〜

 

沼津到着後、清ちゃんと光希ちゃんが由美ちゃんを取り合っていた。

 

清「いいか光希ちゃん!由美ちゃんは俺のものだ!由美ちゃんは俺のことだけを愛してくれ!」

 

光希「いやいや彼女は私のものです!清さんは邪魔しないでください!繰り返しますが由美さんは私のものですから」

 

由美「2人共よせよ!!仲喜くんとルシファーちゃんがそこで見てるじゃないか!!」

 

清「仲喜さん、ルシファーちゃん、由美ちゃんは俺のものだよなぁ?」

 

光希「いやいや私のものじゃないですか?」

 

俺「ちょっと待て!俺に聞かれても困るよ!!」

 

ルシファー「私はそんなのどっちでもいいわよ。私が大好きなのは仲喜なんだから!!」

 

すると、ややこしいことに千歌が割り込んできた。

 

千歌「いい加減に…しろーーーーーー!!」

 

由美「ビビるじゃないか!!」

 

千歌「由美ちゃんが困ってるのになんてことするの!?私も由美ちゃんが大好きだから…悲しいよ…」

 

千歌は目を昏くしている。

 

由美「とりあえず今のAqoursの状況を言っていいですか?」

 

5人「いいよ」

 

由美「Aqoursは…現役の人のヤンデレ化率100%を達成しました」

 

5人「えぇ〜っ!?」

 

由美「千歌っち、ルビィちゃん、マルちゃん、さやちゃん、みっちゃんは俺への愛が重いし、月ちゃん、曜ちゃん、梨子ちゃん、よっちゃん、ルシファーちゃんは仲喜くんへの愛が重いということがこれでわかった。後はダイヤちゃん、鞠莉ちゃん、果南ちゃんだけど、ダイヤちゃんは俺への愛が重いからもしかするとAqoursの俺たちへの愛はものすごく重くなると思う。自覚があるなら…まあ俺は別にいいけど」

 

俺「俺も構わないよ」

 

千歌「やっぱり…私たちのこと…愛してくれるんだね…♥」

 

由美「当たり前じゃないか。仲間だろ?」

 

全員「あははは…」

 

こうしてこの日はお開きとなった。最終電車で名古屋に帰ることができた。

 

〜※〜

 

次の日、学校には遅刻しなかった。ヤンデレはやっぱり嫌いにはなれないな。

 

それでもあの争いを止めてくれた千歌には、感謝の念しかない。




現役Aqoursのヤンデレ化率100%を達成しましたね。後は鞠莉ちゃんと果南ちゃんだけか…。どうヤンデレに持っていくか迷うなぁ…。
あとグダグダですね。
次回は未定です。この作品は夏休みに入るかもしれません。


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【特別コラボ企画1 #1】奇跡を祈る千歌大喜利 メンバー挨拶

今回は「奇跡を祈る少女に僕は…」を執筆している渉矢さんとの特別コラボ企画です。今回もパラレルワールドとします。
またもや笑点ネタですが、色を大部分省略し、千歌ちゃんの死亡ネタも封印します。これは想夜くんの設定上の関係です。


今日もまた大喜利をやる。OB組、由美ちゃん、仲喜くんも帰ってきていて、そして今回はゲストを呼んでいる。

 

司会進行は定番の私だ。

 

私「さあ、大喜利の時間がやって参りました。まずはそこ(手前から3番目)に空席があります。ここにはゲストを呼んでいます。ゲストの想夜くん!入ってきて!」

 

想夜「こんにちは〜!」

 

そして想夜くんは空席に座る。

 

私「それでは、特別コラボ企画でも、いつものようにのんびりゆったりとしている皆さんのご挨拶」

 

ルビィ「皆さん、特快って言ったらわかりますか?日本では特別快速の略ですが、中国では特急列車のことを指します。やっぱり列車は難しいね〜。黒澤ルビィです!」

 

 

 

善子「善光寺白馬電鉄、それは幻のような存在の鉄道です。えっ?私より難しい存在だって?電鉄なのにガソリンカーしか走らなかったから?うるさいわよ!私は普通になりたいの!!津島ヨハネです!」

 

 

 

想夜「こうして僕が大喜利に出られるとわかったのは今日でした。えっ?どうやって知ったかって?今日見たんですよ。大喜利で座布団を取られる夢を。こうなった経緯は渉矢さんの『奇跡を祈る少女に僕は…』をぜひ読んでください!瀬戸想夜です!」

 

 

 

清「最近賄賂事件あまり聞きませんよね。これも私たちAqoursのおかげかなと思います。読者の皆さん、賄賂は犯罪ですから絶対やめてくださいね!Aqoursの賄賂防止代表柚木清です!」

 

 

 

幸恵「最近還付金詐欺が横行しています。電話で『ATMで還付金が受け取れる』なんて言われたらすぐに詐欺だと疑って電話を切ってください!騙されないと思ったそこの皆さん!気をつけようね。Aqoursの防詐欺副代表暮林ルシファーです!」

 

 

 

光希「この前2度目のテストが終わり、結果も返ってきました。清さんはすごい成績優秀だったそうですが、ルシファーさんは普通だったそうです。えっ?私は、だって?数学I36点、古典25点、コミュ英49点、あとは言えないよ、悪すぎるから。それじゃダメじゃん四谷光希です!」

 

残る2人は由美ちゃんと仲喜くん。

 

由美「JR東日本のGV-E400系がついに営業運転を開始しましたね。バッテリーを載せていないので回生ブレーキが使えず、抵抗器を積んでいないので発電ブレーキも使えません。じゃあどうやって抑速ブレーキを使うんだろう?わからない〜こと〜♪難しいこと〜♪いっぱいたくさん♪調べにゆこう〜♪(*1)頑張ります!青山由美です!」

 

 

 

仲喜「115系に似た旧型国電が存在しました。2代目モハ62形です。この列車は身延線に1974年に12両が投入されました。しかしながら、72系970番台のように高性能化はなされず、1986年に廃車解体になってしまいました。旧型国電にはいつ出会えるのだろうか。…過去を引きずっても何も出ないよ。山部仲喜です」

 

この8人で今回は大喜利を行う。それ以外は全員観客席にいる。

 

私「続いては、のんびりゆったりとできない、水色の軍用機からご挨拶」

 

曜「いや私航空自衛隊目指してないから。えーっと、降細さんと、渉矢さんが、ついにコラボ企画を実施しました!それを記念して、全速前進〜?」

 

全員「ヨーソロー!!」

 

曜「渡辺流座布団運び本家家元、ハッ!渡辺曜でございまする〜!!」

 

曜ちゃん退場。持ち場につく。

 

曜「(歌舞伎調に)ハッ!ハッ!」

 

問題はいつもどおり3問。次回に続くのでお楽しみに!!

*1
後にわかったが、エンジンの発電機をモーターにして、間接排気ブレーキを採用しているらしい。




次回から問題に入ります。


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【特別コラボ企画1 #2】奇跡を祈る千歌大喜利 1問目 都々逸「奇跡を祈り」

問題に入ります。


私は言う。

 

私「さあ、いい答えを言った方には座布団を差し上げます。で、悪いと取ります。そして今回は10枚とは言いません。一番多く貯めた方にこの十枚箱の中に入っている素晴らしい商品が貰えますから頑張ってやってください」

 

座布団は特別コラボ企画ということもあって全員4枚からのスタートとなる。

 

しかしながら更に私は続ける。

 

私「その前に今回の打ち合わせで挨拶のときの歌と旧型国電は禁止したにもかかわらず勝手に挨拶で使った人がいます。曜ちゃん、由美ちゃんと仲喜くんの座布団を全部取ってください

 

由美「えぇ〜っ!?」

 

仲喜「無実無実!!」

 

由美 座布団 全部没収

 

仲喜 座布団 全部没収

 

想夜「ちょっと待てよ!こんなに厳しいの!?」

 

善子「そうよ!あの人ジャンジャン座布団取っていくんだから!もう司会は私に変わったほうがいいかもしれないわね」

 

私「いま司会変わるって言ったろ!曜ちゃん!善子ちゃんの全部持っていきなさい!!

 

善子「ヨハネ!!」

 

善子 座布団 全部没収

 

気を取り直して問題に入ろう。

 

私「さあ、1問目です!渉矢さんは『奇跡を祈る少女に僕は…』という小説を書いていらっしゃるそうです。そこで問題。『奇跡を祈り』をここ(二句目)に入れた都々逸を作ってください」

 

最初は…。

 

私「はい清ちゃん!」

 

清「西鉄沿線 奇跡を祈り 吊り掛け電車を 淘汰した」

 

…あれ?まだ清ちゃんが手を挙げてる!当てよう。

 

私「はい清ちゃん!」

 

清「東武鉄道 奇跡を祈り 吊り掛け電車を 淘汰した」

 

私「はい清ちゃん!」

 

清「挙げてないじゃないか!」

 

私「挙げてなくたってまだあるでしょ?どうぞ!」

 

清「名古屋鉄道 奇跡を祈り 吊り掛け電車を 淘汰した」

 

私「はい清ちゃん!」

 

清「福井鉄道 奇跡を祈り 吊り掛け電車を 淘汰した」

 

私「はい清ちゃん!」

 

清「東京都電も 奇跡を祈り 吊り掛け電車を 淘汰した」

 

すると清ちゃんは頭をひねる。もうこうなったらこれしかない。

 

私「…もうないの?曜ちゃん、全部持っていきなさい

 

清「えぇ〜っ!?全部!?」

 

座布団 全部没収

 

さてと。

 

私「はい由美ちゃん!」

 

由美「昇太師匠は 奇跡を祈り 元宝塚と ゴールイン」

 

私「これはきれいだね。2枚あげて!」

 

座布団 +2枚

 

次は…。

 

私「はい仲喜くん!」

 

仲喜「座布団運びに 奇跡を祈り 渡辺曜は クビになり」

 

曜「ちょっと!」

 

仲喜くんは曜ちゃんを突き飛ばした。

 

私「曜ちゃん、仲喜くんに3枚渡しといて」

 

曜「えぇ〜っ!?なんでーーーーーー!?」

 

座布団 +3枚

 

あっ、やっと想夜くんが手を挙げてくれた!当てよう。

 

私「はい想夜くん!」

 

想夜「もうなかなか考えつかなかったんだからさ!!えーっと、世界平和に 奇跡を祈り 核がなくなる 夢を見る」

 

これは思いつかない。

 

私「これはすごいよ!曜ちゃん!3枚あげて!」

 

座布団 +3枚

 

私「はいルシファーちゃん!」

 

幸恵「堕天使たちは 奇跡を祈り 誰かと付き合い リア充へ」

 

私「曜ちゃん、ヨハネちゃんとルシファーちゃんに2枚ずつ渡して」

 

善子・幸恵「やった!」

 

善子 座布団 +2枚

 

幸恵 座布団 +2枚

 

私「はい想夜くん!」

 

想夜「沼津の夏に 奇跡を祈り 夜空に花火が 打ち上がる。ヒュ〜、ドン!ドン!ヒュ〜、ドドン!ドドン!ドン!ドドン!」

 

想夜くんは花火ネタを披露する。これは容赦なく没収。

 

私「曜ちゃん!全部持っていきなさい!!」

 

想夜「なんでだよ!」

 

座布団 全部没収

 

私「はい清ちゃん!」

 

清「我々Aqoursは 奇跡を祈り 優勝目指して 頑張るぞ」

 

私「4枚あげて!」

 

清「やった!」

 

座布団 +4枚

 

私「はい由美ちゃん!」

 

由美「愛知の名古屋は 奇跡を祈り 古いものさえ 取り戻す」

 

私「地元愛が伝わってくるよ。1枚あげて」

 

座布団 +1枚

 

まだ時間はある。

 

私「はい光希ちゃん!」

 

光希「西武の獅子に 奇跡を祈り 龍をねじ伏せ 日本一。頑張れライオンズ!」

 

さてと。

 

私「はいルビィちゃん!」

 

ルビィ「ルビィずっと手を挙げていたのにひどいよ!えーっと、トランプさんは 奇跡を祈り 日本を手放す 準備する」

 

私「アメリカもね、自己中心的になってるからね。はい想夜くん!」

 

想夜「足痛いから俺貰うよ。東北地方に 奇跡を祈り 震災前の 活気戻る」

 

私「あっ、これはきれいだね。4枚あげて!」

 

座布団 +4枚

 

私「はいヨハネちゃん!」

 

善子「堕天使ヨハネは 奇跡を祈り ついに晴れ間を もたらした」

 

私「2枚あげて!」

 

座布団 +2枚

 

時間的に次が最後だ。最後は…。

 

私「はい仲喜くん!」

 

仲喜「歌丸師匠に 奇跡を祈り ついにこの世に 甦る」

 

私「1枚持っていきなさい!なんてこと言うんですか!!」

 

座布団 −1枚

 

こうしてルビィちゃん4枚、善子ちゃん4枚、想夜くん4枚、清ちゃん4枚、幸恵ちゃん2枚、光希ちゃん4枚、由美ちゃん3枚、仲喜くん2枚となったところで次の問題へ。




私は西武ファンではありません。
次回は2問目です。


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【特別コラボ企画1 #3】奇跡を祈る千歌大喜利 2問目 ○○という夢を見たんですけど実際に起きたんですよ

2問目になります。


1問目はルビィちゃん4枚、善子ちゃん4枚、想夜くん4枚、清ちゃん4枚、幸恵ちゃん2枚、光希ちゃん4枚、由美ちゃん3枚、仲喜くん2枚で終わった。

 

2問目の台本はすぐに見つかった。読み上げよう。

 

私「さあ、2問目です。挨拶で想夜くんが述べたように、彼は夢が現実になるという特性を持っています。そこで問題。皆さんはね、『○○という夢を見たんですけど実際に起きたんですよ』と言ってください。そして私が『どうでした?』と聞きますので何か返してください」

 

最初は…。

 

私「はいヨハネちゃん!」

 

善子「千歌が司会をやめるという夢を見たんですけど実際に起きたんですよ」

 

私「はい誰か他にいない?」

 

これは嫌な予感しかしなかったので次に行こう。

 

私「はい由美ちゃん!」

 

由美「3159編成が廃車になったのをテレビで見る夢を見たんですけど実際に起きたんですよ」

 

私「どうでした?」

 

由美「日進工場に行ったら3050形がライト類を取り外されて搬出されていました」

 

私「1枚あげて」

 

由美「やった!」

 

座布団 +1枚

 

…まあ、あの黒歴史を言ってたら没収してたね。

 

私「はいルシファーちゃん!」

 

幸恵「隣の家に囲いができる夢を見たんですけど実際に起きたんですよ」

 

私「『へえー』って言うんだろ」

 

それでも幸恵ちゃんは手を挙げる。

 

私「はいルシファーちゃん!」

 

幸恵「家の屋根がなくなる夢を見たんですけど実際に起きたんですよ」

 

私「『やーねー』って言うんだろ」

 

それでも幸恵ちゃんはめげずに手を挙げる。

 

私「はいルシファーちゃん!」

 

幸恵「蒸気機関車の牽引する客車列車にお年寄りだけが乗っている夢を見たんですけど実際に起きたんですよ」

 

私「『ジジババジジババ』って言うんだろ」

 

もう幸恵ちゃんは手を挙げないので、もうこれだね。

 

私「曜ちゃん、1枚持っていきなさい」

 

幸恵「なんでよ!」

 

幸恵 座布団 −1枚

 

次は…。

 

私「はい想夜くん!」

 

想夜「歌丸師匠と一緒に予土線に乗る夢を見たんですけど実際に起きたんですよ」

 

私「どうでした?」

 

想夜「ええ、よかったですよ。半家(ハゲ)駅ってところで降りたんですけどね」

 

笑いながら言いやがって…。

 

私「曜ちゃん!2枚持っていきなさい!」

 

座布団 −2枚

 

私「はい仲喜くん!」

 

仲喜「完全に女の子になって女湯に入る夢を見たんですけど実際に起きたんですよ」

 

明らかに下ネタが待ち構えていたような気がした。

 

私「曜ちゃん、1枚持っていきなさい」

 

仲喜「まだ何も答えてないじゃないか!」

 

私「うるさいよ!もう1枚持っていきなさい!!」

 

座布団 −2枚

 

仲喜くんの座布団はなくなった。

 

私「はい清ちゃん!」

 

清「スクフェスでキャラの顔が全部和田アキ子になるって夢を見たんですけど実際に起きたんですよ」

 

私「どうでした?」

 

清「嫌になってすぐにスクフェスのアプリをスマホから消しました」

 

私「曜ちゃん!3枚持っていきなさい!!」

 

清「マジかよ!!それも3枚!?」

 

座布団 −3枚

 

私「はいルビィちゃん!」

 

ルビィ「ルビィがお姉ちゃんのプリンを勝手に食べて名古屋に逃げる夢を見たんですけど実際に起きたんですよ」

 

すると観客席から声が。

 

ダイヤ「どういうことですの!?」

 

私「ダイヤさん、これは罰を与えないといけませんよね」

 

ダイヤ「当たり前ですわよ!!千歌さん、曜さんに座布団取らせてあげてください!!」

 

私「ダイヤさんからの命令です。ルビィちゃんの2枚取ってください」

 

ルビィ「なんでーーーーーー!?」

 

座布団 −2枚

 

ルビィ「お姉ちゃん…お慈悲を…」

 

ダイヤ「あげませんわよ!!千歌さん!次!!」

 

千歌「りょーかい!はい想夜くん!」

 

想夜「富士山に登ったら大噴火した夢を見たんですけど実際に起きたんですよ」

 

千歌「どうでした?」

 

想夜「これで生きてて後遺症がないことが奇跡に決まってんだろうが!!」

 

千歌「富士山の噴火はね、いつ起きてもおかしくないからね。読者の皆さんもいざというときに備えようね。4枚あげて!」

 

想夜「やった!」

 

座布団 +4枚

 

私「はい光希ちゃん!」

 

光希「私の父と二人会を開く夢を見たんですけど実際に起きたんですよ」

 

私「どうでした?」

 

光希「落語の素晴らしさを改めて感じました。高座名ですか?林家みつきです!」

 

次行こう。

 

私「はい想夜くん!」

 

想夜「ドラゴンに出会う夢を見たんですけど実際に起きたんですよ」

 

私「どうでした?」

 

想夜「これで食われずに今ここにいるのが奇跡に決まってんだろうが!!」

 

私「曜ちゃん、3枚あげて」

 

座布団 +3枚

 

私「で、今何枚?」

 

想夜「9枚」

 

私「9枚?じゃあそのままで」

 

次行こう。

 

私「はい善子ちゃん!」

 

善子「ルビィが千歌のみかんアイスに毒を盛ってる夢を見たんですけど実際に起きたんですよ」

 

これは死亡ネタの予感がする。

 

私「誰か他にいない?」

 

善子「なんでよ!」

 

私「明らかに私の死亡ネタが出そうな予感がしたんだから!!想夜くんのことを思って全面禁止する約束だったじゃないか!!」

 

善子「…わかったわよ」

 

これで死亡ネタ回避なのだ!

 

時間的に次が最後だ。

 

私「はい仲喜くん!」

 

仲喜「司会者に逆らう夢を見たんですけど実際に起きたんですよ」

 

私「どうでした?」

 

仲喜「やるかドジ!!」

 

私は強く台を叩いて、

 

私「3問目に参りたいと思います」

 

こうしてルビィちゃん2枚、善子ちゃん4枚、想夜くん9枚、清ちゃん1枚、ルシファーちゃん1枚、光希ちゃん4枚、由美ちゃん4枚、仲喜くん0枚となったところで次の問題へ。

 

これは想夜くんにプレゼントが行くか…?




奇跡を祈る千歌大喜利は次が最後です。ただし、特別コラボ企画は全5話を予定しています。


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【特別コラボ企画1 #4】奇跡を祈る千歌大喜利 3問目 友達になってください!

奇跡を祈る千歌大喜利はこれで最後です。


2問目はルビィちゃん2枚、善子ちゃん4枚、想夜くん9枚、清ちゃん1枚、ルシファーちゃん1枚、光希ちゃん4枚、由美ちゃん4枚、仲喜くん0枚で終わった。

 

私は3問目に行こうとする。すると回答者から声が。

 

想夜「ちょっと待ったぁーーーーーー!!」

 

私「どうしたの想夜くん?」

 

想夜「ダイヤさんと花丸さんと果南さん、そして月さんが観客席からいなくなっているけどどういうことだよ!!」

 

私「それは…お楽しみ♪」

 

さてと。

 

私「さあ、3問目!曜ちゃんみんなに例のものを配ってー!」

 

曜「(口上風に)了解であります!」

 

私「うるさいよ!」

 

配られたのは小学校の帽子。

 

私「小学1年生の皆さんもそろそろ友達が増えてきた頃だと思います。やっぱり友達との出会いは奇跡ですよね。そこで皆さんはね、私が『友達になってください!』と言いますからいろいろな立場で何か返してください。私も小学生になりますからね」

 

すると回答者からまた声が。

 

仲喜「小学生のまんまやん!」

 

「くそっ、あいつの座布団取りたくてもないじゃないかよ…」 

 

仲喜「てめえが取ったんだろうが!!」

 

私「…帰っていいよ?」

 

さてと。

 

私「はいヨハネちゃん!友達になってください!」

 

善子「私友達の座より司会の座が欲しい!」

 

私「ダメ!」

 

善子「交代してください!」

 

私「ダーメ!」

 

善子「いいじゃないの〜」

 

私「ダメよ〜、ダメダメ!…はい誰か他に?」

 

これ以上やっていると終わらないので打ち切った。次行こう。

 

私「はいルビィちゃん!友達になってください!」

 

ルビィ「ピギィーーーーーー!!」

 

ルビィちゃんは曜ちゃんの方向に逃げる。

 

私「曜ちゃん、いらないんだって」

 

曜ちゃんはルビィちゃんの座布団を全部持っていった。

 

座布団 全部没収

 

ルビィ「あっ!待って!持っていかないでーーーーーー!!」

 

結局取り返すことはできなかった。

 

ルビィ「座布団無しだなんて…うゅぅ…」

 

次。

 

私「はい光希ちゃん!友達になってください!」

 

光希「友達1時間100円♪友達2時間200円♪」

 

私「曜ちゃん!2枚取んなさい!!」

 

座布団 −2枚

 

私「はいヨハネちゃん!友達になってください!」

 

善子「私は堕天使ヨハネ。私と契約してリトルデーモンになるがいい!!」

 

それにすかさず手を挙げたのは幸恵ちゃん。

 

私「はいルシファーちゃん!友達になってください!」

 

幸恵「私は悪魔のルシファー。私と契約して地獄の使者になるがいい!!」

 

私「…曜ちゃん、善子ちゃんと幸恵ちゃんの1枚ずつ持っていきなさい」

 

善子「ヨハネ!!」

 

幸恵「ルシファー!!」

 

善子 座布団 −1枚

 

幸恵 座布団 −1枚

 

幸恵ちゃんの座布団はなくなった。

 

私「はい清ちゃん!友達になってください!」

 

清「じゃあお金貸して」

 

私「1枚持っていきなさい!」

 

清「なんでだよーーーーーー!!」

 

座布団 −1枚

 

清ちゃんの座布団もなくなった。

 

私「はい由美ちゃん!友達になってください!」

 

由美「待てよ。俺たち恋人同士じゃないか」

 

私「正直だ。6枚やろう!」

 

座布団 +6枚

 

私「今何枚?」

 

由美「10枚」

 

私「じゃあ曜ちゃん、2枚持っていきなさい」

 

由美「なんでーーーーーー!?」

 

座布団 −2枚

 

私「はい想夜くん!友達になってください!」

 

想夜「よせよ!これ以上異性の友達増やすと恋人に怒られるんだよ!」

 

私「これは怖いね。曜ちゃん、4枚あげて」

 

座布団 +4枚

 

まあ自分がヤンデレという自覚はあるけどね。今回は封印します。

 

次に行こう。

 

私「はい仲喜くん!友達になってください!」

 

仲喜「トランプはそう言いましたが、すぐにクビになりました」

 

私「私もね、トランプさんはよく思っていないからね。6枚あげて」

 

仲喜「やった!」

 

座布団 +6枚

 

私「はい想夜くん!友達になってください!」

 

想夜「俺無理だけど知り合い紹介するよ。確か…μ'sのエリーチカって人ぼっちだったはずだぞ」

 

私「μ'sのエリーチカってダイヤさんの推しじゃないか!」

 

観客席からどっと笑いが上がった。

 

私「曜ちゃん1枚持っていきなさい!!」

 

想夜「マジかよ…」

 

座布団 −1枚

 

さらにアナウンスが入る。

 

ピンポンパンポーン♪

 

ダイヤ『あとで瀬戸さんは私のもとへ来るように。これは強制です』

 

ピンポンパンポーン♪

 

想夜くん絶対怒られるぞ。

 

次が最後だ。最後は…。

 

私「はい仲喜くん!友達になってください!」

 

仲喜「…もっと言って」

 

私「友達になってください!」

 

仲喜「もっと大きな声で言って」

 

「友達になってください!!」

 

仲喜「心を込めて言って」

 

「友達になってください!!!」

 

 

 

 

 

 

 

仲喜「…必死だねぇ」

 

私「やかましい!!やかましいよもう!!」

 

観客席は笑いと拍手が絶えない。

 

「拍手いらない!!」

 

それでも拍手はとまらない。

 

「拍手いらない!!曜ちゃん!!仲喜くんの全部持っていきなさい!!!

 

仲喜「ああ…せっかく貰ったのに…」

 

座布団 全部没収

 

私「もうおしまい!!さて、一番多く座布団をためたのは…」

 

想夜「俺だ。12枚」

 

私「優勝は想夜くん!」

 

拍手が聞こえる。

 

私「じゃあ十枚箱開けるね」

 

私は十枚箱を開ける。

 

私「これは…『AZALEAから奇跡にちなんだ歌をプレゼント』。それじゃあ曜ちゃん、例のものをお願いします!」

 

曜「了解であります!」

 

すると曜ちゃんは照明のスイッチを切り替える。

 

そして月ちゃん、花丸ちゃん、ダイヤさん、果南ちゃんが入ってきた。

 

そして音楽が流れる。

 

【♪GReeeeN『キセキ』♪】

 

終わると盛大な拍手が聞こえてきた。

 

4人が退場し、曜ちゃんが照明のスイッチを切り替えたところで私は言う。

 

私「さあ、今回のプレゼントは奇跡にちなんでGReeeeNの『キセキ』を光希ちゃんを除くAZALEAの皆さんに歌ってもらいました。もう1回拍手をお願いします!!」

 

また拍手が聞こえてきた。

 

最後の挨拶の時間がやってきた。

 

私「さあ、今回は特別コラボ企画として想夜くんとの大喜利を行いました。しかしながら、楽しい時間はあっという間でもう終わりの時間がやって参りました。今回は協力してくれて、みんなありがとう!というわけで、大喜利これまで!さようなら!!」

 

こうしてこの日はお開きとなったが、この後、また悲劇が起きるなんて…。




次回で特別コラボ企画は最後です。


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【特別コラボ企画1 #最終話】僕たちに悲劇が…

渉矢さんとのコラボ企画ですが、ついに最終話を迎えました。今回は最終話記念で「奇跡を祈る少女に僕は…」の主人公である瀬戸想夜くん視点で書きます。


「奇跡を祈る千歌大喜利」は終わった。

 

その後だが…、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エリーチカいじりをしたという理由でダイヤさんから説教を受けた。

 

 

 

ダイヤ「瀬戸さん!どうして私の大事なエリーチカをいじったんですの!?私の前でμ'sいじりをするなんて…片腹痛いですわ」

 

僕「すみません。ネタが尽きたんですよ」

 

ダイヤ「これからはネタが尽きてもμ'sの人を私の前ではいじらないように。下ネタの方がよっぽどマシですわ!!」

 

僕「これから気をつけます」

 

 

 

その日はこれで終わったが、その日の夜はひどい夢を見た。

 

それは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕のWALKMAN突然コノハズクに取られ、何台もの車に踏み潰され、更には工事員のおじさんたちによって粉々になってしまう夢だった。

 

 

 

この災難は絶対に避けたい。

 

〜※〜

 

そして朝を迎えた。

 

この日はJR東海沼津駅でWALKMANの中身を見せ合うことにしていた。集まったのは千歌さん、由美さん、仲喜さん、鞠莉さん、そして僕の5人だった。

 

今回はそれぞれが1曲ずつ紹介する。

 

千歌「じゃあ私から」

 

千歌さんはまずこの曲から流し始めた。

 

【♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

これは僕のWALKMANには落としていない。だから聴けるのはかなり貴重だ。

 

次は鞠莉さん。

 

【♪B'z『Ultra Soul』♪】

 

鞠莉「私、ロック系が好きでこういうのには親しいの〜☆」

 

そういえば鞠莉さんロックはキラキラしていて好きだって言ってたもんな。

 

次は僕の番だ。

 

【♪Aqours『キセキヒカル』♪】

 

僕「俺さ、劇場版の収録に使われた曲に感銘を受けたからそれ以降入れてるんだよ」

 

千歌「なるほど」

 

次は由美さん。

 

【♪葉加瀬太郎『船上にて』♪】

 

由美「俺は葉加瀬太郎とか柏木広樹とかの音楽が好きでいつも入れてるんだ」

 

このとき、僕は感じた。その曲が欲しいと。そのためには僕のWALKMANと交換する必要があるのではないか。あとで提案してみよう。

 

最後は仲喜さん。

 

【♪菅野祐悟『Half of the Sky』♪】

 

仲喜「俺は由美ちゃんの影響を強く受けてこういう曲をよく入れてるんだよ」

 

恐らく由美さんもこの曲を入れてる可能性がある。あとできいてみよう。

 

全部紹介し終えたあと、千歌さんから提案があった。

 

千歌「なんか気になった曲とかない?」

 

僕は早速手を挙げた。

 

僕「俺は由美さんの入れている曲に感銘を受けたんだ。ぜひ俺のWALKMANに入れて聴きたいんだ!」

 

すると由美さんは言った。

 

由美「実は俺も同じこと思ったんだ。『キセキヒカル』は俺のWALKMANには入っていない。でもいつでも聴きたいって思ったのよ」

 

僕「じゃあ由美さん、WALKMANの中身を見せてくれないか?」

 

由美「いいよ」

 

そして僕は由美さんからWALKMANを受け取り、中身を見る。

 

中を見るとコブクロ、SEKAI NO OWARI、柏木広樹、葉加瀬太郎、押尾コータロー、image、サザンオールスターズ、スギテツなどジャンルが多彩だった。

 

僕「一度聴いてみていいか?」

 

由美「構わないよ。ほい、イヤホン」

 

僕「ありがとう」

 

例えば、

 

【♪柏木広樹『Bom Dia!』♪】

 

これを聴くと沼津港の夕日を思い浮かべる。

 

こんなのもあった。

 

【♪押尾コータロー feat. 葉加瀬太郎『Big Blue Ocean』♪】

 

これを聴くと晴れた日の三津海水浴場を思い浮かべる。

 

他にもこんなのや↓、

 

【♪葉加瀬太郎『風の向こうに』♪】

 

【♪沖仁『スペイン(Band ver.)』♪】

 

【♪古澤巌『Fine Day!』♪】

 

こんなのや↓、

 

【♪SEKAI NO OWARI『スターライトパレード』♪】

 

【♪コブクロ『今、咲き誇る花たちよ』♪】

 

【♪サザンオールスターズ『ピースとハイライト』♪】

 

こんな変わったもの↓まであった。

 

【♪初代林家木久蔵『いやんばか〜ん』♪】

 

【♪秋山裕和『Dear Childhood Friend』♪】

 

【♪RADIO FISH『PERFECT HUMAN』♪】

 

読者の皆さん、これらを聴いてみたかったらCDを買ったり、YouTubeで検索したりしてください。

 

こうして聴いてみて僕は言った。

 

僕「やっぱり俺は柏木広樹と葉加瀬太郎、そして押尾コータローの曲をいつでも全部聴けるようにしたいなぁ。あとできればimageシリーズもな!更には『HAPPY PARTY TRAIN』や『恋になりたいAquarium』とか俺が入れていないAqoursの曲もお願いだ!」

 

由美「了解!じゃあそっちのWALKMANと俺のWALKMANの両方を貸して。俺も『キセキヒカル』はいつでも聴けるようにしたいからな」

 

僕「どうぞ」

 

由美「Thank you!」

 

そして由美さんは地下にある中部高速鉄道沼津港線沼津駅に行く。

 

1時間後に帰ってきた。

 

由美「約束通り、入れてきたよ。逆に『キセキヒカル』も入れさせてもらいました。ありがとう」

 

僕「こっちこそ!」

 

由美「さあ、返すよ」

 

由美さんは僕にWALKMANを返そうとするが…、

 

悲劇が起きたのはその時だった!

 

由美「コノハズクがー!!」バシッ

 

なんと!僕のWALKMANはコノハズクに奪われたのだった!!

 

僕たち5人はとっさに走るが…、

 

さらに悲劇は続く。

 

仲喜「落としたー!!」ヒューン

 

僕のWALKMANは仲見世商店街北側入口にある横断歩道のど真ん中に落ちた。

 

千歌「あそこに落ちたよ!」

 

由美「取りに行こう!」

 

千歌さんと由美さんはそれでも走ってWALKMANを取りに行く。

 

しかし、着いた途端に赤信号になってしまった。

 

その後、WALKMANは何台もの車によってグシャグシャにされた。その中には大型トラックやバス、ダンプカーもあった。僕たちは驚きが隠せなかった。

 

信号が青になってから拾いに行こうとするが、それでも悲劇は続く。

 

なんと!拾おうとした瞬間に工事のおじさん2人がやってきたのだ!!

 

工事員A「さあ、穴掘るっペー」

 

工事員B「おー!」

 

そしてグシャグシャになってしまったWALKMANの上から工事用の掘削機を使う。

 

カリカリカリカリカリカリカリカリ

 

千歌さんたちは真っ青のデスラー状態になった。

 

工事員B「おーい、穴掘るのそこじゃないぞー」

 

工事員A「あーっ、いけねぇー」

 

工事のおじさんたちは去っていった。WALKMANは粉々になってしまった

 

由美さんは粉々になったWALKMANを瞬間接着剤でくっつける。

 

WALKMANはオブジェ状の物体と化した。

 

由美さんは嘆く。

 

アーーーーーー!アーーーーーー!

 

そんなとき!仲喜さんが新しい使いみちを思いついて2人を呼んだ。

 

「おめえ、それiPodじゃなくて、WALKMANだなぁ!(*1)」

 

「WALKMAN使いたい♪WALKMAN使いたい♪WALKMAN使いたい♪コード付きイヤホン古い(*2)」

 

「ねえねえ、なんでWALKMANはWALKMANって言うの?(*3)」

 

「WALKMANです…。粉々になってしまいました…。どうすればいいんでしょうか…(*4)」

 

「ボーッと生きてんじゃねーよ!」

 

「山田君!全員のWALKMAN全部持っていきなさい!!(*5)」

 

「WALKMANがWALKMANって言うのは…歩いて使う目的で作られたから〜!」

 

千歌さんは目を光らせた。

 

グッドアイデア!

 

〜※〜

 

そして千歌さんたちが粉々になったWALKMANを僕に見せるが…、

 

僕は心の中が絶望と悲しみでいっぱいになり、なんの言葉も出なかった。

 

しばらくして、由美さんは言った。

 

由美「今回は本当にごめん!新しいの買ってあげるから許して!!」

 

僕はこれはみんなのせいではないことがわかってたから、

 

僕「謝る必要なんてないし、買うのも自分でやるからいいよ」

 

由美「そんなに悲しんで断るなよ。君のイケメン顔が台無しじゃないか」

 

僕「えっ?」

 

由美「こんなにもこだわる理由は2つある。1つは俺は中部高速鉄道で稼いでいるからさ、奢る金はある。もう1つは皆さんの悲しむ顔を見たくない。大切にしてるのは、金よりも、皆さんの笑顔なんだから!!」

 

僕「…由美さん…」

 

今回はいつか僕のWALKMANを買いに行く約束をして、お開きとなった。

 

この日、由美さんは十千万に泊まることにしていた。仲喜さんはこの日に帰る予定だったが、僕のWALKMANを壊したときに新たな使いみちを思いついた罰としてもう1日沼津に滞在することになった。彼は結局ホテルオハラに泊まった。

 

〜※〜

 

この日はヒアリに刺される夢を見てしまった。この災難も避けたい。

 

〜※〜

 

次の日、本当にWALKMANをエディ●ンサントムー●柿田川店に由美さんと買いに行った。自分の欲しいタイプのSシリーズ・16GB・サファイアブルーが手に入った。

 

とりあえず沼津駅に戻り、中部高速鉄道の駅で一部の曲を入れさせて貰う。

 

それから歩いて沼津港に向かおうとする途中…、

 

僕の携帯が鳴り出した。鞠莉さんからだった。

 

【通話開始】

僕「鞠莉さん!どうしたんだ?」

 

鞠莉『想夜!聞いてよ!私のWALKMANがコノハズクに取られたのー!』

 

僕「えぇ〜っ!?」

 

鞠莉『淡島の海には沈んでいないみたいだから沼津市街で見つけたら拾って持ってきて!!』

 

僕「わかりました」

 

【通話終了】

するとバイオレットのWALKMANらしき物体が大手町交差点の横断歩道の上に落ちた。

 

僕「恐らくあれは鞠莉さんのWALKMANだぞ!」

 

由美「いかんいかん!取りに行こう!」

 

ところが…、

 

またここで悲劇が起きるのだった!!

 

着いた途端に赤信号になる。

 

その後、そのWALKMANは何台もの車によってグシャグシャにされた。その多くがバスだった。また僕たちは唖然としてしまう。

 

さらに悲劇は続いた。

 

昨日見かけた工事のおじさんが青信号になった途端にやってきて工事用の掘削機を使う。

 

工事員A「さあ、穴掘るっぺー」

 

工事員B「おー!」

 

カリカリカリカリカリカリカリカリ

 

僕たちは真っ青のデスラー状態となった。由美さんに至っては涙を流していた。

 

工事員B「おーい、穴掘るのに邪魔なものがあるぞー」

 

工事員A「あーっ、いけねぇー」

 

鞠莉さんのWALKMANは粉々になってしまった。

 

すると工事のおじさんはほうきを使って粉々になった鞠莉さんのWALKMANを塵取りに入れる。

 

工事のおじさんたちはその後、もう一度穴掘りを再開する。

 

地下には中部高速鉄道沼津港線が通っているが大丈夫なのだろうか…?

 

さらに悲劇は続く。

 

なんと!穴を掘った場所から僕たちのところをめがけて急激にヒアリの行列がやってきたのだ!!

 

工事のおじさんたちは言わずもがな、車の中にいた人、バスの乗客、近くの歩道にいた人までヒアリの犠牲になった。どれほどたくさんいるんだって話なんだが…。

 

もちろん僕も由美さんもヒアリに刺された。

 

僕「痛えーーーーーー!!」

 

由美「マジかよーーーーーー!!」

 

とりあえずそれぞれが近くのトイレの洗面所で毒を吸い出す。

 

これで1つ事無きを得た。手が腫れてしまったが…。

 

さて、問題は鞠莉さんのWALKMANだ。

 

WALKMANを入れた塵取りは工事のおじさんたちによって回収されていた。どこを探しても見当たらない。すでに工事のおじさんたちも撤収してしまっている。

 

すると鞠莉さんからまた電話が。

 

【通話開始】

僕「鞠莉さん!どうしたんだ?」

 

鞠莉『家の物置き部屋探してたら別のWALKMANが見つかったのー!一世代前のだけど容量が大きいしまだ使えるからいいと思って連絡したのよ』

 

僕「なるほど」

 

鞠莉『ところで想夜、元気ないけどどうしたの?Cheer upよ!』

 

僕「それが…、鞠莉さんのWALKMANが俺のと同じように粉々になったのを大手町交差点で見てしまったんだ。そのWALKMANは捨てられ、さらに俺たちはその場でヒアリに刺された」

 

鞠莉『えぇ〜っ!?WALKMANは別に構わなかったけど沼津の市街地にヒアリが出るなんてunbelievableだわ!!あっ、そうだ!』

 

僕「どうしたの?」

 

鞠莉『仲喜と千歌っちと一緒にそっちに向かうから待ってて!』

 

何が起きるんだろう…?

 

〜※〜

 

1時間半後、3人が駆けつけてきた。

 

僕「仲喜さん、ハチアブジェット持ってるけどどうやって持ってきたんだい?」

 

仲喜「マリーの車で一緒に来たんだ。で、ヒアリの出た場所は?」

 

僕「あそこだ」

 

僕は工事のおじさんに穴を掘られた場所を指さす。

 

仲喜「あそこか…。車も通るし厄介だなぁ」

 

青信号になったところで仲喜さんはヒアリの出た場所に向かい、ハチアブジェットを噴射する。

 

信号が点滅したところで戻ってくる。

 

これを繰り返すこと30分、ヒアリは全滅した。

 

そして戻ってきてから、

 

全員「バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!」

 

喜んだはいいものの…、

 

仲喜「なあ想夜さん」

 

僕「どうしたんだ仲喜さん?」

 

仲喜「なんというか…君は無理して喜んでる気がするんだ」

 

僕「そんなことはないから!」

 

仲喜「いや、なんか雰囲気的に恐怖が漂うんだ。君も男だけどさぁ、思いっきり、泣いていいんだよ?」

 

僕「う…うぅ…うわぁーーーーーーん!!怖かったよぉーーーーーー!!」

 

仲喜さんのお言葉に甘えて思いっきり僕は泣いた。なんか…恥ずかしいなぁ。

 

落ち着いてから、

 

僕「しかし、なんで泣いていいなんて言ったんだよ」

 

仲喜「俺、思ったんだよ、女装を始めてから。性別に関係なく泣くのは当たり前だって。男でも涙を見せながら生きていいんだって。性別になんて囚われてはいけないのさ!一番大事なのは負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くことなんだから!!」

 

僕「…ありがとう。なんか、自分により自信がついた気がする!!」

 

仲喜「そう言ってくれると嬉しいです」

 

すると鞠莉さんと千歌さんは言った。

 

鞠莉「なんか、素敵ねぇ」

 

千歌「そうだね」

 

全員「あははは…」

 

こうして今回はお開きとなった。

 

家に帰ってから、前のWALKMANに入れていた音楽を全部入れた。由美さんと一緒に買ったものだからぜひ大切にしよう。

 

〜※〜

 

翌日、由美さん、仲喜さんが帰ることに。

 

僕「由美さん、仲喜さん、また…会えるよね?」

 

由美「きっと会えると思うよ」

 

仲喜「よかったら名古屋市にもおいでよ」

 

僕「おう!ぜひ行かせてもらうよ!」

 

3人「じゃあまたねー!」

 

こうして2人は帰っていった。

 

いや〜、この4日間貴重な体験をさせてもらったよ。でも読者の皆さん、自分のものが粉々になっても慌てふためくことはないからな。あとヒアリが出たらすぐに警察を呼ぶんだよ。

*1
カミナリのモノマネ。

*2
夢屋まさるのモノマネ。

*3
チコちゃんのモノマネ。

*4
ヒロシのモノマネ。

*5
歌丸師匠のモノマネ。




これをもってコラボ企画は完結を迎えました。文字数は過去に2番目に多い約5800字くらいになりました。ちなみに過去最高は10000字を超えています(こちら参照)。
今回は渉矢さんから皆さんにメッセージがあります。

【読者の皆様へ】

僕はコラボ企画を初めて達筆しました。最初はダメもとでコラボ企画をしませんか?という活動報告を書いていてそれを書いてから数日後に【是非やりましょう】と声をかけてくださったのが秋水線降細さんでした。秋水線降細さんが書く二次創作はとても面白くこちらまで楽しい気持ちとなりました。小説の才能のない僕はいつもそれで頑張ろうという気持ちになれました。秋水線降細さん、読者の皆様本当にありがとうございました。
これからも【奇跡を祈る少女に僕は…】を引き続きお願いいたします。

自分からもメッセージを送ろうと思います。

【読者の皆さんへ】
コラボ企画、その存在を知ったのは私がハーメルンを知ってからまもなくのことでした。それは薮椿さんとちゃん丸さんによるものでした。
そしてラブライブの二次創作小説を書き始めて以降、べーたさんや七宮 梅雨さん、アドミラルΔさんが特別コラボ企画を執筆なさっているのを見て自分もぜひやってみたいと思いました。
しかし自ら情報を発信しても誰も読んではくれないだろう。そう思ってためらっていたときに偶然見かけたのが渉矢さんの活動報告でした。
今思うと渉矢さんには感謝の念しかありません。また、今こうやってコラボ企画ができているのは読者の皆さんのおかげでもあります。渉矢さん、読者の皆さん、本当にありがとうございました。
あと私の作品である「ネタ系Aqours&大地の物語 in 2019」も引き続きよろしくお願いします。

次回からまた本編に戻りますが、場合によれば休載するかもしれません。
また、このネタがわからなかった人はこちら↓を参照。
https://youtu.be/FCn1FwJ-5Qs
https://youtu.be/xOZG07DSiv0
https://youtu.be/A0n2fjiucQA


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夏休み
最後の2人も動いた!


夏休みも終わりましたが、この小説では今回から夏休みに入ります。今回をもってAqoursのヤンデレ化率100%を達成します。今回は青山由美視点で書きます。

果南「最後の2人ってどういうこと!?」

鞠莉「そうよそうよ!」

降細「まあ、そうムキになることはなく」

それでは本編開始です!


今日で学校は夏休みに入った。今日は仲喜くんと一緒に帰ることにしていたが、仲喜くんが来たところで、

 

??「仲喜〜!元気にしてた〜!?」

 

??「由美!ハグさせて〜!」

 

鞠莉ちゃんと果南ちゃんがそれぞれ仲喜くんにワシワシ(*1)、俺にハグをしてきた。

 

仲喜「鞠莉さん!なんてことするんですか!!」パシッ

 

鞠莉「ちょっとやめてよ仲喜!あとそれとその呼び方と喋り方やめて。私のこと『マリー』って呼んでほしいの〜☆」

 

仲喜「ところでマリー、今日はどうやって来たんだい?」

 

鞠莉「今日は中部空港に降り立って偶然果南と出会ったの。それで2人で話し合って由美と仲喜を沼津に連れて行こうという計画になったのデース☆」

 

仲喜「断る」

 

鞠莉「もしかして仲喜…私のこと、愛してくれないって言うの…?曜や善子、梨子があなたを愛しているのに、私だけ仲間外れにするって言うの…?」

 

鞠莉ちゃんの目は昏くなっていた。

 

仲喜「そんなことはないよ」

 

鞠莉「じゃあLet's goデース☆」

 

その頃、俺はというと、

 

俺「果南ちゃん苦しいよ!」

 

果南「だって由美が私のことを愛してくれないんだもん。千歌やルビィちゃん、ダイヤ、花丸ちゃんばっかりずるいよ!」

 

俺「そうは言われても困りますなぁ…」

 

果南「こんなに嫉妬している私を、由美は愛してくれないの…?ねえ…仲間に入れてよ!!」

 

果南ちゃんの目は昏くなっていた。涙も流している。

 

俺「んなわけないじゃないか。元々仲間だろ?」

 

果南「やった!ありがとう!じゃあ由美…」

 

果南ちゃんは手錠を用意して俺の手にかける。

 

果南「沼津に…行こう…?」

 

おとなしくついていくことにしよう。

 

※荷物は用意させてくれました。仲喜くんも鞠莉ちゃんの許可を得て荷物を用意したらしい。

 

〜※〜

 

沼津から内浦の淡島へと向かう。

 

ここから地獄の監禁生活が始まるのだろうか…?

 

果南「ねえ由美、逃げるなんて野暮なこと考えてないよね…?」

 

俺「そんなことは…決して…。でもなんでそんなこと聞くの?」

 

果南「なんか仲喜からは鞠莉から逃げそうな雰囲気が漂ったから心配になったんだ。由美も逃げ出すかもしれないって」

 

俺「絶対にありえないからな」

 

果南「とりあえず、千歌とダイヤ呼ぼうよ。手錠外してあげるからさ」

 

俺「おう!いいね!」

 

そして俺たちは千歌ちゃんとダイヤちゃんを呼ぶ。

 

〜※〜

 

1時間後、2人はやってきた。

 

ダイヤ「果南さん、どういうことですの?」

 

果南「私ももう我慢ができなくてつい由美を捕まえてここにいるんだ」

 

ダイヤ「果南さん、私も由美ちゃんのことが大好きですからあまりべったりにならないでくださいね♥」

 

千歌「私も由美ちゃんのことが大好きなんだから独り占めはやめてね♥」

 

これは軽いヤンデレだ。

 

俺「千歌っち、ダイヤちゃん、果南ちゃん」

 

3人「どうしたの(んですの)?」

 

俺「3人共、大好きだよ♥」

 

果南「じゃあ、みんなでハグしよ」

 

俺・千歌「うん!」

ダイヤ「ええ!」

 

こうしてみんなでハグをしました。

 

これでこの日は4人で果南ちゃんの家で過ごしたとさ。めでたしめでたし…なわけがない。

 

次の日、まさかあいつが内浦から姿を消すなんて…。

*1
言い忘れていたが、仲喜くんは不完全に女体化しているため、胸が大きい。




これをもってAqoursのヤンデレ化率100%を達成しました。
次回は仲喜くんの大脱獄作戦か…?


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内浦から富良野に逃げると元Saint Snowに捕まった

作者における史上最悪のヤンデレネタです。今回は山部仲喜視点で書きます。そして今回もまた何かが粉々になってしまいます。千歌ちゃんは一切出てきません。


マリーに捕まった日のこと。ホテルオハラの一室にて。

 

マリー「仲喜、逃げるなんてこと考えてないわよね…?」

 

俺「そんなことはないから!」

 

マリー「いや、あなたからは私から逃げようなんて雰囲気がものすごく漂っているわ。あっ、そうだ!」

 

俺「どうしたんだい?」

 

するとマリーは注射器を用意する。

 

マリー「私のために…眠ってくれる…?」プスッ

 

この一言で俺は眠らされた。

 

〜※〜

 

起きると次の日の朝だった。しかしなんか右腕だけでなく、左手も少し痛い。

 

見るとなんと左手に何かICチップが埋め込まれた跡があった!

 

俺「マリー、俺の左手に何を埋め込んだんだ!」

 

マリー「それはね、小原財閥と極東電機製造で共同開発した超小型GPS発信機を埋め込んだの。これでいつどこへ逃げてもあなたの居場所がわかるわ♥」

 

俺「中部高速鉄道の傘下の極東電機製造が俺を裏切っただと…?」

 

恐ろしくてこの一言を最後に声を失った。

 

それでもこの前買った浦の星の制服に着替えて逃げる準備をする。

 

そしてマリーの目を盗んで逃走劇を開始する。時刻は正午。淡島を抜け出し、沼津駅に向かった。

 

さあ、真の逃走劇の始まりだ!

 

〜※〜

 

逃走経路

 

沼津駅

↓東海道線普通列車

横浜駅

↓京急エアポート急行

羽田空港

↓JAL

新千歳空港

↓快速エアポート

南千歳駅

↓特急スーパーとかち

富良野駅

 

まあ、富良野まで逃げたら誰も追っては来ないだろう。

 

そう思ったら知り合いに捕まってしまった。

 

??「仲喜さん、お待ちしてましたよ…♥」

 

??「仲喜、久しぶりね…♥」

 

俺「聖良さん!理亞ちゃん!なぜここに!?」

 

2人の目は光っていなかった。ここでもまた厄介なことに俺はヤンデレに捕まってしまったのか…。

 

聖良「一度富良野に行ってみたかったんですよ。生まれて初めて道東に足を踏み入れたのですから」

 

理亞「私も富良野は初めてよ。そういう仲喜は?」

 

俺「実はヤンデレと化したAqoursの一部メンバーに追われているんだ。それで逃走先を考えた。名古屋や大阪、長野に逃げたらAqoursは1日以内に絶対に追ってくる。東京だとμ'sの絵里さんに捕まる。逆に広島や九州、四国に逃げるとウイング団にきついお仕置きを食らう。結果残ったのが北海道と東北で、結局自分の地元である北海道を選んだのよ」

 

聖良「大丈夫ですよ仲喜さん。私たちがいっぱい愛してあげますから…♥」

 

理亞「追手が来ても私たちが追い返してあげるわ♥」

 

…はい。追われた先でヤンデレに捕まった私、山部仲喜でありました。

 

〜※〜

 

ラベンダー畑駅付近で夕日を見ながらのこと。聖良さんは言った。

 

聖良「そういえばその浦の星の制服はどうしたんですか?」

 

俺「これか。これは由美ちゃんが勝手に買ったから羨ましくなってつい自分も買ってしまったわけさ」

 

理亞「リボンの色がピンクなのはなんで?」

 

俺「これは部外者である証拠。同じく部外者の由美ちゃんは紫にしているよ」

 

聖良「なるほど。で、今日は1人なんですよね?」

 

俺「そうだけど」

 

聖良「じゃあ私たちと泊まりませんか?ホテルには3人予約していますから」

 

俺「おっ、ありがとう。しかし、女の子と泊まるなんて初めてだぞ」

 

理亞「仲喜は不完全に女体化しているでしょ?私は平気よ」

 

聖良「私もですよ。仲間じゃないですか」

 

こうしてこの日は難なく過ごすことができた。

 

〜※〜

 

次の日、ファーム富田でゆっくり過ごしていると、

 

??・??・??「仲喜ー!!」

??・??「仲喜くーん!!」

 

俺「げっ!Aqoursが追ってきた!!」

 

理亞「逃げるわよ!!」

 

俺「おう!」

 

曜ちゃん、梨子ちゃん、よっちゃん、マリー、ルシファーちゃんが追ってきたのでひたすら逃げる。

 

逃げた先はラベンダー畑駅付近の踏切。

 

着いた途端に警報機が鳴り出した。遮断器も降りてしまった。

 

もう逃げられない。

 

マリー「さあ仲喜、観念しなさい!!」

 

よっちゃん「もう逃げられないわよ!!」

 

曜「私たちを見捨てないで!!」

 

ルシファー「これ以上逃げると地獄に落ちるわよ!!」

 

梨子「なんでSaint Snowに目を向けるの!?」

 

マリーは注射器、よっちゃんはスタンガン、曜ちゃんは手錠を用意していた。ルシファーちゃんはネットランチャー、梨子ちゃんは麻袋を持っている。

 

俺「お前ら、こっち来んな!警察呼ぶぞ!!」

 

そして俺はスカートのポケットからスマホを取り出す。

 

すると、

 

マリー「誰に電話するの!?」

 

俺「千歌と由美ちゃんと警察にだ!」

 

マリー「そんな目的だったら預からせてもらうわ!!」

 

俺「絶対に嫌!!許さん!!」

 

そして俺とマリーでスマホの取り合いになる。

 

悲劇が起きたのはそのときだった!

 

俺「キタキツネがー!」

 

なんと、俺のスマホは二足歩行のキタキツネに奪われたのだ!

 

スマホは踏切のど真ん中に置かれ、キタキツネは四足歩行で去っていった。

 

さらに悲劇は続く。

 

その後すぐに富良野線の普通列車がやってくる。キハ150形2両編成だった。スマホはその列車にグシャグシャにされた。俺は唖然としていた。

 

その後、これまで以上にひどいことが起きた。

 

警報機は止まり、遮断器は上がったが、拾いに行こうとした瞬間、ルシファーちゃんが、

 

ルシファー「即刻使用!使い捨て魔法陣!出でよ!地獄の使者1001号!」

 

と言って、1枚の紙を取り出すと、紙にかかれた魔法陣から工事用の掘削機を持った悪魔が登場する。

 

悪魔A「さあ、これから粉々祭りの始まりだ!」

 

すると悪魔はグシャグシャになった俺のスマホの上から工事用の掘削機を使う。

 

カリカリカリカリカリカリカリカリ

 

そして悪魔は、

 

「あっ!バイトの時間だ!」

 

と言って魔法陣の向こう側に去っていった。それと同時に紙ごと消滅した。俺のスマホは粉々になってしまった。

 

俺はかつてないほどに泣き叫ぶ。

 

俺「ど゛う゛し゛て゛な゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!゛!゛!゛ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛」

 

しばらくして聖良さんは俺に話しかける。

 

聖良「仲喜さん、ここは3人であの5人を殴り倒しましょうか」

 

俺「いや、あの5人に一言言ってくる」

 

理亞「恐ろしいわね…」

 

実行しよう。

 

俺「いいか!俺はただ試しに逃走を図っただけだ!この逃走劇は…くだらなくなんかない!!」

 

曜「それで私たちに何をするの…?」

 

俺「元Saint Snowと一緒に明日青い池で踊る。それを見てそれで認めてくれなければ俺は内浦に戻る。認めてくれたらもうちょっと北海道に居させて?」

 

実は前日に2人と踊る練習をしていた。

 

よっちゃん「…わかったわ。明日朝6時半青い池集合ね」

 

こうして明日に備える。

 

〜※〜

 

次の日の朝6時半を迎えた。

 

俺たちは踊る。

 

【♪SEKAI NO OWARI『Love the warz』♪】

 

終わると拍手喝采だった。実は生中継もしていたらしい。

 

俺「…でマリー、もうちょっと北海道に居させてくれる?」

 

マリー「もちろんよ。仲喜の好きにすればいいじゃない。私は諦めた。仲喜は自分なりに頑張ればいいのよ。それに私たちも間違っていたわ。ヤンデレになって1人の人を追いかけることがなんとバカバカしいことなんだろうって思ったの」

 

俺「つまりは…認めてくれるんだな…」

 

俺は涙を堪えきれなかった。

 

マリー「ええ」

 

この日のうちに5人は内浦に帰っていった。

 

さて、北海道のあらゆる場所をこれからの3日間で巡るとするか!




次回、新シリーズを書くかもしれません。


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浦の星窃盗団 #1 兄弟のスイーツを食べた甘味泥棒

今回は新シリーズ「浦の星窃盗団」です。
浦の星窃盗団とは、2代目Aqoursのメンバーと青山由美、青山聡平、山部仲喜、御門勇輝などが他人のスイーツやスナックなどを食べてただひたすら逃げるだけの話です。
視点は基本的に自由にしていますが、今回は青山由美視点で書きます。


果南ちゃんに捕まった日の翌日、俺は解放されたので一旦名古屋に戻った。

 

ところが数日後、事件は起きた。

 

なんと!俺が不注意でおやつに弟の聡平のさくらんぼゼリーを食べてしまったのだ!

 

聡平「由美!あたしのさくらんぼゼリー食べたでしょ!!」

 

俺「本当にごめん!!俺の不注意でこうなってしまったんだ!!」

 

そして、

 

聡平「罰として、これまでに食べたことのないような、美味しいスイーツを買ってきて!!もちろん、アンタのおごりでね!!約束よ!!」

 

…はい。あたし、青山由美は弟のゼリーを食べた罪で家を追い出されました。

 

〜※〜

 

さて、どこに買いに行くか。聡平は和菓子と洋菓子のどちらも好きだった。あと名古屋のスイーツは和菓子でも洋菓子でも全部食べていると言っていた。また、豊橋のブラックサンダー系のスイーツを買ってきても彼は喜ばない。岐阜県だと大垣の水まんじゅうを一緒に食べた。三重県だと赤福系のスイーツを買っても喜ばないだろう。どこに行くべきか…そうだ!とりあえず静岡県の新居町に行こう!あそこなら何か美味しいスイーツを売っている店があるはずだ!!

 

新居町に向かったはいいものの…、

 

 

 

スイーツ店はほとんどなかった。

 

どうしよう…このままじゃ聡平に怒られるぞ…。

 

そんなとき、偶然千歌ちゃんとルビィちゃんに出会った。

 

俺「あれ?千歌っちとルビィちゃんじゃないか。2人共どうしたんだ?」

 

ルビィ「実は…」

 

〜※〜

 

ルビィ、お姉ちゃんのプリンをまた勝手に食べちゃったんだ。そしたら…、

 

お姉ちゃん「ルビィ!また私のプリンを勝手に食べましたわね!!あなたという人はいつもこうで、何回やれば気が済むのですの!?」

 

ルビィ「ごめんなさいお姉ちゃん!!」

 

お姉ちゃん「もう今回という今回は許しません!!明日のおやつはないと思いなさい!!」

 

ルビィ「えっ…そんな…お姉ちゃんの馬鹿ぁーーーーーー!!」

 

お姉ちゃん「あっ!ちょっとルビィ!待ちなさい!!」

 

〜※〜

 

ルビィ「それで逃げてきちゃったの」

 

俺「なるほど。千歌っちは?」

 

千歌「私は…」

 

〜※〜

 

旅館のお客様に出すまんじゅうが1つ残らずなくなっていたから真っ先に食べた犯人として疑われたんだ。

 

美渡姉「千歌!旅館のお客様に出すまんじゅう全部食べただろ!!」

 

私「食べてないのに!!どうして私を疑うの!?」

 

美渡姉「私とお前しか今家にいないじゃないか!!私は食べた覚えがないからお前しか犯人はいないんだ!!」

 

もう耐えきれなくなった私は、

 

私「もう美渡姉なんか知らないっ!!」

 

〜※〜

 

千歌「それで逃げてきちゃったの」

 

俺「って、アンタの唇にまんじゅうの皮がついてるぞ。これは盗み食いを働いた証拠だ。いいか。家帰ったらちゃんと謝るんだよ」

 

千歌「嫌だ!千歌家に帰らない!!」

 

ルビィ「ルビィも!!」

 

そのとき、俺は気づいた。南国急行鉄道に乗って軽之田のアウトレットまで行けばいいスイーツが見つかるかもしれないと。そこで俺は言う。

 

俺「いいか、俺はスイーツ探しの旅にこれから出る。逃げるのは各自にするぞ。邪魔しないでくれ」

 

すると2人の目は昏くなった。またここでヤンデレが出たのか…?

 

千歌「もしかして…千歌たちを見捨てる気なの…?」

 

ルビィ「ルビィたちを置いて逃げるの…?」

 

もちろん逃げるの各自は冗談。

 

俺「逃げるの各自は冗談さ。一緒に逃げるぞ!!」

 

2人「やったぁ!由美ちゃんだ〜いすき♥」

 

2人は俺に抱きついてくる。落ち着いたところで今回のルールを説明する。

 

俺「今回は、浦の星窃盗団という逃走劇をやろうと思う。ルールは以下の通り。

一.何があっても絶対に笑ったり泣いたりしてはいけない。

一.自分なりに目的を立て、目的を達成するまで途中で帰ってはいけない。

一.以上のルールを破るときついお仕置きが待っている。

わかったね?」

 

2人「うん!」

 

俺「さあ、浦の星窃盗団、逃走劇の始まりだ!」

 

こうして第1回浦の星窃盗団の逃走は始まった。

 

〜※〜

 

新居町駅から快速軽之田行に乗る。ルビィちゃんが異世界トンネルを通って時空を超えるのは初めてらしい。

 

そういえばAqoursで時空を超えていなかったのは他に誰だったかなぁ…。

 

3年→梨子ちゃん

2年→全員(ルビィちゃんのみ今回グループから外される)

OB→ダイヤちゃん以外

1年→全員

 

13人中8人。いつ誰を連れて行くか…?

 

さて、異世界を超えた後、

 

千歌「月光駅で降りようよ。でそれからセントラルパーク行きたい!」

 

俺「そうだな。でも追手が来たらすぐに逃げるぞ」

 

ルビィ「うゅ!」

 

まずはセントラルパークへ。

 

セントラルパーク(*1)でスイーツ探しをするが…。

 

見つからないからラーメン屋で1杯食べるか。

 

食べた後、追手がやってきた。ダイヤちゃんだった。

 

ダイヤ「ルビィ、帰りますわよ」

 

ルビィ「嫌だ!お姉ちゃんの顔なんかも見たくない!!」

 

ダイヤ「ルビィ!」

 

俺「あのー、ダイヤちゃん、ルビィちゃんは反抗期だぞ」

 

ダイヤ「由美ちゃんは邪魔しないでください!!これは姉妹の問題ですから!!」

 

ルビィ「2人共いい加減にして!!…ルビィが…ルビィがこんなことをしなければよかったんでしょ!?」

 

ルビィちゃんは地下鉄セントラルパーク駅へと逃げる。

 

俺「恐らくあの子は1人で逃げ切る。そっとしておこう」

 

ダイヤ「そうですわね。千歌さんはこの後は…?」

 

千歌「由美ちゃんと逃げるよ。美渡姉に見つかるまでは」

 

とりあえずダイヤちゃんとは別れる。そしてセントラルパーク駅から列車を乗り継いで軽之田に向かう。

 

軽之田に着くと…、

 

そこにはルビィちゃんがいた。

 

ルビィ「あれ?由美ちゃんも千歌ちゃんも来てくれたんだね…」

 

由美「さっきはほんとにごめん。なんか熱くなっちゃった」

 

ルビィ「別にいいんだよ。ルビィもここでスイートポテトと抹茶プリン買ったら帰ろうと思ったから」

 

由美「じゃあ買い物するぞ!」

 

3人「オー!!」

 

こうして買い物をする。

 

とある洋菓子店でスイーツを買って終わりだが…。

 

そこには小倉トーストプリンがあった。

 

まずは1個試しに買って食べてみよう。

 

パクッ

 

…美味しい。これは絶品だ。聡平と仲喜くんたちに買っていこう。

 

ルビィちゃんも目的の物は買えた。

 

千歌ちゃんもお客様へのお詫びにみかんゼリーを40個以上買った。

 

買った後、またもや追手が。俺の弟、聡平と千歌ちゃんの姉、美渡さんだった。

 

聡平「美味しいスイーツは手に入ったんでしょうね」

 

俺「これだ」

 

俺は紙パックから1個小倉トーストプリンとスプーンを取りだして聡平に渡す。

 

俺「食べてごらん」

 

パクッ

 

聡平「…美味しい!これは美味しいわね!ぜひみんなに買っていってあげないと!」

 

俺「みんなの分もあるよ!」

 

聡平「用意周到ね!」

 

俺「いやそうでもないぞ」

 

由美・聡平「あははは…」

 

すると美渡さんから突然、

 

美渡「おい!何笑ってんだ由美!兄弟間のいざこざは解決したけどお客様に出すまんじゅうを全部食べた千歌を庇っただろ!!お前はタイキックだ!!」

 

デデーン 由美 タイキック〜!

 

【♪タイキックの音楽♪】

 

ちょっと待って!俺何かされるの!?

 

するとタイキックのおじさんが現れた。

 

美渡「思いっきりやってやってください!」

 

バシーッ!!

 

俺「痛えーーーーーー!!」

 

その後、

 

美渡「千歌、帰るぞ。帰ったら説教だからな」

 

千歌「あっ!待って!もっと一緒に居たかったのにーーーーーー!!」

 

美渡「いいから帰るぞ!!強制連行だ!!」

 

千歌「ぎゃあーーーーーー!!」

 

2人は帰っていった。

 

すると入れ替わりにダイヤちゃんが駆けつけてきた。

 

ダイヤ「ルビィ!心配したのですよ!!」

 

ルビィ「お姉ちゃんごめんなさい!!代わりにこれ食べて元気出して!!」

 

ルビィちゃんは紙パックから1個抹茶プリンとスプーンを取りだしてダイヤちゃんに渡す。

 

ダイヤ「これは…?」

 

ルビィ「抹茶プリンだよ。食べてみて」

 

パクッ

 

ダイヤ「美味しい!さすが私の可愛い可愛い妹ですわ!!」

 

ルビィ「やったぁ!お姉ちゃんの喜ぶ顔を見て、ルビィ幸せ〜♥」

 

食べきったところで、

 

ダイヤ「ルビィ、帰りましょうか。そして由美ちゃんと聡平さんも」

 

3人「うん!」

 

そして帰路につく。

 

この日は新居町にて解散となった。

 

もうこんなことは二度と起こらないようにしたいが、まさか近日中に同じような事件が起きるとは…。

*1
名古屋のともアメリカのとも大きく異なる。




次回は仲喜くんの行方を書くかこのシリーズの2話目を書くか迷っています。


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ヤンデレ高坂穂乃果・矢澤にこ・西木野真姫から山部仲喜は抜け出す

今回は二度目となるヤンデレμ'sネタです。今回は山部仲喜視点で書きます。
今回は暴力表現があるので苦手な方は要注意です。


Aqoursが内浦に帰ってから3日間、俺は北海道で充実した日々を過ごした。

 

2日目には実家にも帰った。父も喜んでいた。

 

3日目、函館で元Saint Snowの2人と別れる。そこからは新幹線に乗るが、仙台を出た頃、3人の温もりを感じた。

 

??「仲喜くん…えへへ…♥」

 

??「仲喜…会いたかったわ…♥」

 

??「にこたちを愛してよ…♥」

 

俺「えっ…えぇ〜っ!?μ'sの3人じゃないですか!!どうしたんですか?」

 

穂乃果「仲喜くんが北海道に逃げてると聞いて仙台で待ち伏せしてたんだ」

 

真姫「仲喜がいないと私たち、我慢できないの」

 

にこ「エリーばっかりずるくて…」

 

3人の目は昏くなっていた。明らかにヤンデレだ。

 

穂乃果「ねえ仲喜くん、一旦東京に来てくれる?」

 

俺「なんでですか?」

 

真姫「元Saint Snowの2人と一緒に話してたでしょ?それに対するお仕置きがあなたには必要なのよ」

 

俺「…わかりました」

 

おとなしくついていこう。

 

〜※〜

 

東京到着後、突然携帯(*1)が鳴り出す。誰からだ…?

 

【通話開始】

俺「はい」

 

曜『仲喜くん、無事?』

 

俺「いや、仙台でμ'sの3人に捕まって…もう逃げられないんだ」

 

曜『そうか…それなら次に会ったらきついお仕置きをしてアゲルカラネ♥』

 

【通話終了】

帰ってもヤンデレ地獄か…。

 

穂乃果「仲喜くん、今誰と話してたの?」

 

仲喜「Aqoursの渡辺曜ちゃんとですが」

 

真姫「今は私たちしかいないから私たち以外とは話しちゃいけないのよ♥」

 

仲喜「了解です」

 

にこ「じゃあ曜と話した罰で、この薬飲んでくれる?」

 

仲喜「もう飲めばいいんですよね?」

 

俺はもうヤケになっていた。

 

飲んだ途端、にこさんがニヤリと笑ったのが見えた。

 

その直後に俺は眠ってしまった。

 

〜※〜

 

目が覚めると穂乃果さんの家だった。ご丁寧に手錠までかけられていた。こんなことにはもう慣れっこだ。3ヶ月位前に絵里さんにやられたときと同じだ。

 

俺「穂乃果さん、真姫さん、にこさん、このまま私をどうするつもりですか?」

 

穂乃果「穂乃果たちが面倒を見てあげるから二度と外に出さないつもりだよ♥」

 

真姫「LINEのアカウントも連絡先も消してあげるわ♥」

 

にこ「あなたが見ていればいいのはにこたちμ'sだけでいいのよ♥」

 

俺「大地の物語は?」

 

にこ「すぐに解散しなさい♥」

 

真姫「Aqoursにも二度と会わせるつもりはないからね♥」

 

穂乃果「よかったら…スマホも壊してあげるよ…♥」

 

そんなとき、救いの手が!

 

??「お姉ちゃん!にこちゃんや真姫ちゃんも何やってるの!?」

 

穂乃果「雪穂、実はね、仲喜くんが穂乃果たちを愛してくれないから思いっきりいじめようとしているの。雪穂も参加する?」

 

すると雪穂さんは、

 

パシーン!!

 

パシーン!!

 

パシーン!!

 

雪穂「最ッ低お姉ちゃん!!あと真姫ちゃんとにこちゃんもいい加減にして!!」

 

3人「えっ?」

 

雪穂「私も仲喜くんのことは大好きなの。でも仲喜くんが傷つくのは見たくない。だから…仲喜くんを放してあげて!!」

 

仲喜「…雪穂さん…」

 

俺はまた涙を流してしまった。

 

雪穂さんは俺の手錠を外してくれる。

 

雪穂「さあ、今のうちに逃げて!」

 

俺「雪穂さん、ありがとう…」

 

俺は東京駅まで逃げる。ちなみにこの後穂乃果さんたちは雪穂さんにものすごく叱られたらしい。

 

東京駅からは中部高速鉄道東阪本線の快速列車に乗るが…、

 

沼津市駅停車中に急に頬に痛みが走った。

 

??「仲喜くん!降りなさい!!」

 

俺「梨子ちゃん…?」

 

そのまま列車から降ろされた。

 

その後、沼津市駅ホームで、

 

梨子「仲喜くん、曜ちゃんから聞いたわよ。μ'sの穂乃果さん、真姫さん、にこさんに捕まって一緒にいたって。私はそのことであなたを許さない。見ていていいのは私たちAqoursと大地の物語なのに、どうして他のアイドルに目を向けるの?この前のSaint Snowと言い…」

 

俺「あれは意に反する話だ!」

 

梨子「言い訳はいいわけ!それに仲喜くんの嘘つき!楽しそうにしてたじゃない!!とにかくボコボコにさせて!!」

 

…はい。私は約1時間、梨子ちゃんの説教とともにボコボコに殴られました。

 

梨子「あははっ♥楽しいわね♥」ボコッ バコッ

 

俺「もうやめてくれよ!」

 

梨子「やめないわよ♥あなたがちゃんと私のことを理解してくれるまでは♥」ボコッ バコッ

 

これ完全に梨子ちゃんはドSじゃないか…。

 

〜※〜

 

落ち着いたところで、俺は罪を許され、名古屋に帰してくれた。怪我はなかったが、家に帰ると一晩中泣いて寝られなかった。

 

彼女たちの病みはどこまで増すのだろうか…?

*1
新しい携帯は3日目の午前中に空から降ってきた。




次回は浦の星窃盗団…かな?


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浦の星窃盗団 #2 友人の揚げ物を食べたフライ泥棒

浦の星窃盗団シリーズです。今回は山部仲喜視点で書きます。


俺が名古屋に帰ってからまもなく事件は起きた。

 

なんと!俺が由美ちゃんの買ってきた唐揚げを全部食べてしまったのだ!!

 

由美「仲喜くん!俺の買ってきた唐揚げ全部食っただろ!!」

 

俺「本当にごめん!おごるからさぁ…」

 

由美「おごるって言ったな?じゃあ美味しいメンチカツ買ってこい!もちろん、アンタのお金でな!!」

 

マジかよ…。家追い出されちゃったよ…。

 

〜※〜

 

美味しいメンチカツどこにあるかなぁ…。そうだ!新居町に行って考えよう!

 

新居町に出たはよいものの…。

 

近くのデイリーヤ●ザキで126円のを買っていくとなると絶対に喜ばないだろうなぁ…。

 

そんなことを思っていると梨子ちゃんとよっちゃんに偶然出会った。

 

俺「おや?梨子ちゃんによっちゃん、おはよう」

 

2人「おはよう、仲喜(くん)」

 

俺「2人共こんなところに出てきてどうしたんだよ?」

 

梨子「実は私…」

 

〜※〜

 

果南ちゃんが獲ったカニで天ぷらを作ってくれたんだけど、それを全部食べちゃったの。

 

果南「梨子ちゃん!なんで全部食べるの!?千歌や曜ちゃんの分がなくなるのに!!」

 

私「ごめん、うっかりしてたら…」

 

果南「うっかりで済まないでしょこんなの!?今日の夜ご飯もう無いんだよ!?」

 

それで1時間位説教を受けて、

 

果南「罰として美味しいコロッケ買ってきて!!もちろん、コンビニのはだめだよ!!」

 

〜※〜

 

梨子「それで追い出されちゃったんだ」

 

俺「なるほど。よっちゃんは?」

 

よっちゃん「私は…」

 

〜※〜

 

花丸が買ってきたエビフライのっぽサンドを全部食べちゃったの。そしたら、

 

花丸「どうしてオラののっぽサンドを食べちゃったの!?」

 

私「何が悪いのよ!!食べたかったら食べていいんじゃないの!?」

 

花丸「オラはすーーーーーーっごく楽しみにしていたのに…、もういい!善子ちゃんなんか大っ嫌い!!」

 

私「ふんっ!私もズラ丸のことなんか知らないんだから!!」

 

〜※〜

 

よっちゃん「それで逃げてきちゃったの」

 

俺「いいかよっちゃん。次会ったら必ずマルちゃんに謝るんだよ」

 

よっちゃん「嫌!!絶対にもう会いたくない!!私は逃げたいの!!ねえ仲喜もついてきて!!」

 

俺「君たちはどこに行くんだ?」

 

梨子「軽之田に行くのよ」

 

俺「俺は月光市のセントラルパークに行くつもりだったんだg…」

 

すると梨子ちゃんは目を昏くしてありったけの力で俺の首を絞める。明らかにドSなヤンデレの証拠だ。

 

梨子()()()()()()()()?」

 

俺「ゼヒイッショニニゲマショウ梨子サマ…」

 

梨子ちゃんは首を絞めるのをやめて、

 

梨子「わかってればいいのよ。あなたには拒否権なんてないんだから」

 

俺「そうと決まれば、一緒に逃げるぞ!」

 

よっちゃん「その前に仲喜、お願いがあるの」

 

俺「何だいよっちゃん?」

 

よっちゃん「私のこと、『善子ちゃん』や『よっちゃん』じゃなくて、

 

 

 

 

 

 

 

呼び捨てで『ヨハネ』って呼んで♥」

 

 

 

 

 

 

 

俺「りょーかい!それじゃあ梨子ちゃん、ヨハネ、第2回浦の星窃盗団逃走劇、始めるぞ!」

 

2人「うん!」

 

こうして第2回浦の星窃盗団逃走劇は始まった。

 

〜※〜

 

新居町から中部高速鉄道の南国急行鉄道直通列車に乗って軽之田に向かう。

 

近くのアウトレットで買い物をしていると…、

 

追手がやってきた。マルちゃんだった。

 

マルちゃん「仲喜さん、善子ちゃんはどこずら?」

 

俺「そこにいるよ」

 

マルちゃん「善子ちゃん、さっきは本当にごめんね」

 

するとヨハネからは意外な反応が。

 

ヨハネ「実は私もお詫びにさっきエビカツサンドを買ったの。こっちこそごめんね。熱くなりすぎちゃったわ。だからズラ丸、一緒に食べよう」

 

マルちゃん「うん!」

 

ヨハネとマルちゃんのいざこざは一件落着。

 

マルちゃんも逃走劇に参加することになりました。

 

〜※〜

 

次の追手は俺と梨子ちゃんが昼飯を食べてまもなくやってきた。千歌だった。

 

千歌「梨子ちゃん!よ゛か゛っ゛た゛よ゛ぉ゛ーーーーーー!!」

 

梨子「千歌ちゃん、そんなに泣いてどうしたの?」

 

千歌「梨子ちゃんに何回電話しても繋がらないし、LINEにメッセージ入れても既読がつかないから死んだんじゃないかって心配したんだよ?」

 

俺「全く、千歌は大袈裟だなぁ」

 

梨子「実は異世界トンネルを越えると電話もメールも全く繋がらなくなるの。もしかして知らなかった?」

 

千歌「うん…」

 

俺「まあ、これを機に覚えることだな」

 

千歌「そういえば果南ちゃんから頼まれたコロッケって…?」

 

梨子「そうだった!すっかり忘れてた!」

 

そんなとき、俺はさっき昼飯を食べた店でコロッケとメンチカツを売っているのを見つけた。

 

俺「ちょっと待った!さっきの店でコロッケとメンチカツを売っているぞ!」

 

2人「そこで買おうよ!」

 

こうして俺と梨子ちゃんの用事は済んだ。

 

この後5人で帰ろうとすると…、

 

知り合いに出会ってしまった。まさかのμ'sの絵里さんだった!

 

絵里「仲喜、久しぶりね」

 

俺「絵里さん、私に何をするのですか?」

 

絵里「別に何もしないわよ。今日は私もここに用事があったから。あっ、急がなきゃ!またね!」

 

ヤンデレではなかったから一安心。

 

俺「さあ、帰るぞ!」

 

梨子「ちょっと待って!」

 

俺「どうしたんだよ?」

 

梨子「絵里さんと私たちの目の前で話していたからお仕置きを与えたいの♥もちろん、仲喜くんには拒否権はないからね♥」

 

ヤンデレリリー登場!!もう俺は逃げられない。

 

梨子「よっちゃんもお仕置きに参加する?」

 

ヨハネ「もちろんよリリー♥」

 

梨子「だからリリー呼びやめて!!」

 

ヨハネまでヤンデレに!!俺はいつになったら帰れるのだろうか…。

 

2人「さあ仲喜(くん)、覚悟しなさい♥」

 

軽之田駅に俺の断末魔の叫びが響いたのは言うまでもない。

 

〜※〜

 

1時間してやっと場が収まり、帰ることに。この日は新居町駅で解散となった。

 

帰ってから、

 

由美「おっ、それ軽之田のアウトレットのメンチカツじゃないか。俺それ食べたかったんだーーーーーー!!」

 

仲喜「もちろん、由美ちゃんのだけでなく、みんなの分もあるよ!」

 

由美「よし、決めた!今日の夜はメンチカツだ!!」

 

こうしてこの日は円満に終結しましたとさ。

 

それでももうこんな逃走劇は懲り懲りだ。二度と起きないことを祈り、俺はこの回を締める。




次回は未定です。もしかすると休載かも…?


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【R15】被害者・山部仲喜はついに動いた!

今回はセクハラ行為ネタで、R-15指定がつきます。また、今回は山部仲喜視点で書きます。


俺は今ちょっと怒っている。なぜなら、Aqoursの一部メンバーから数々のお仕置きを食らっているからだ。

 

よし、今日は由美ちゃんも聡平くんも出かけてるから浦の星の制服に着替えて沼津駅に行ってそこにマリー、ヨハネ、曜ちゃん、梨子ちゃん、千歌を呼び出すか。

 

〜※〜

 

沼津駅着。この時点でもう午後3時。今日は梨子ちゃんの家に泊まろう。

 

もうみんなは既にやってきていた。

 

千歌「仲喜くん、こんな時に呼び出してどうしたの?」

 

俺「俺は今ちょっと怒っている。数々の君たちのお仕置き行為に対して。そこで俺は考えた。セクハラ行為をすればいいと。だから君たちを呼んだわけさ」

 

梨子「セクハラ行為って…?」

 

俺「君たちのスカートの中身を見せてもらう。そのために浦の星の制服で来てもらった」

 

千歌「なんで私まで?」

 

俺「梨子ちゃんから聞いたよ。2年生の時に梨子ちゃんのスカートを覗いたって。その罰としてだ」

 

曜「仲喜くんのためだったら何でもするよ!」

 

俺「その代わり、俺のスカートの中を覗いてもいいよ」

 

曜「了解であります!」

 

さて、まずは千歌のスカートの中だが…、

 

みかん色の水玉模様の下着を身につけていた。

 

続いて曜ちゃん。曜ちゃんは淡い水色だった。

 

梨子ちゃんはというと…。桜色の下着だった。

 

ヨハネは…、黒色のものを身につけていた。

 

マリーは飾り気のない白い下着を着けている。

 

これで一応完了。するとヨハネが聞いてきた。

 

ヨハネ「ねえ仲喜、みんなの下着の色は言える?」

 

明らかにヨハネは変態ちゃんになってしまった。まあ俺も人のことは言ってられないのだが…。

 

俺は答える。

 

俺「千歌、君はみかん色の水玉模様の下着を身につけていたね」

 

千歌「なっ…」

 

俺「曜ちゃん、君は淡い水色の下着を着けていた」

 

曜「うっ…」

 

俺「梨子ちゃん、君は桜色の下着を身につけている」

 

梨子「なんで…」

 

俺「ヨハネ、君は黒だったよね」

 

ヨハネ「ぐっ…なんてことなの…」

 

俺「マリー、君は飾り気のない白い下着を着けている」

 

マリー「Oh!Shameful!」

 

さらに俺は続ける。

 

俺「みんなイメージカラー通りでとても良かったよ」

 

千歌「もうっ!仲喜くんのエッチ!!」パシーン

 

俺は千歌にビンタされた。

 

千歌「逆に仲喜くんのスカートの中身も見せてね!」

 

俺「拒否権は?」

 

ヨハネ・梨子・マリー「ないわよ」

千歌・曜「ないよ」

 

曜「だって下着の色をすぐに覚える位の変態さんなんだから!」

 

俺「いいか?絶対に見ても笑うんじゃねえぞ?」

 

梨子「そんなことわかってるわよ」

 

そしてみんなは順番に俺のスカートの中を覗く。

 

しばらくして、マリーは言い出す。

 

マリー「ちょっと驚きだわ。仲喜は男だから男物を着けていると思ったらまさかの女物の、それもピンク色のパンツを履いているんだもの」

 

俺「もう!マリーのエッチ!!」

 

マリー「変態さんに言われたくアーリマセーン!!」

 

梨子「まあ、お互い様ってことでね…」

 

全員「あはははは…」

 

この日はこれにて終結。そのまま俺は梨子ちゃんの家に泊めてもらった。




欲望丸出しの回でしたね。
次回は未定です。


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俺の弟も病んでしまった…のか?

今回はオリキャラがヤンデレになってしまいます。また、青山由美視点で書きます。


ある夏の日の朝のこと。俺と弟の聡平は早く起きすぎた。この時点で5時半だった。

 

俺「朝からトマトスープが飲みたいなぁ。…そうだ!自分で作ろう!」

 

聡平「由美、朝から珍しいわね。トマトスープ位あたしが作るわ」

 

俺「おっ、ありがとう」

 

しかしこの後、俺がとてつもなく大変な目に遭うことを、俺はまだ知らない。

 

〜※〜

 

朝食はシリアルとトマトスープとりんごジュースだった。胃の弱い俺にとってはちょうどよい。

 

朝食後、浦の星の制服に俺と聡平は着替える(*1)。その直後、

 

俺「なんか…眠いな…。まあ今日は午後1時にダイヤちゃん、ルビィちゃんと新居町駅で待ち合わせだし一度寝るか」

 

実は俺は朝起きてからものすごく眠い。これは今日と明日にダイヤちゃんとルビィちゃんを月光市・桜木市に俺と聡平で連れて行く約束をしていて楽しみであまり眠れなかったからである。

 

まあ今6時半だし寝ても間に合うな。そう思って寝るとこの後大変な目に遭ってしまう。

 

〜※〜

 

起きると8時。しかし起き上がるのに大変。立ち上がることもできない。

 

なんと!俺の手に手錠がかかり、足には足枷がつけられていたのだ!!

 

誰の仕業だ…?父さんと母さんはやるはずがないし、兄の健、姉の志穂と理紗、そして妹の樹理亜はまだこの時間だと起きていない。さらに鍵がかかっていて仲喜くんと勇輝くんは合鍵を持っていないから俺の家には今入れない。

 

そう。犯人は聡平しかいない!

 

その予想は的中した。

 

しばらくして、聡平が入ってきた。

 

聡平「由美、もう起きたのね」

 

俺「聡平、俺に手錠と足枷つけただろ!!」

 

聡平「そうよ。外してほしいの?」

 

俺「当たり前だ!!」

 

聡平「嫌よ。だって逃げるもの」

 

俺「うん。わかってた」

 

冷静を装ったが、内心冷静ではなかった。聡平の目が昏くなっていたからである。確実にヤンデレになってるな。

 

聡平「本当は首輪もつけたかったけどそれだと奴隷と同じになっちゃうからやめました♥」

 

手錠と足枷つけるだけで十分奴隷っぽくなってるんですけど…。

 

すると聡平は語りだす。

 

聡平「でもね、由美は千歌ちゃんやルビィちゃん、ダイヤさんとかのAqoursのメンバーと一度だけならまだしも二度も、三度も、一緒に活動しているから病気になっちゃったのよ?だから、あなたの病気を治すためにこんなことをあたしはするの。あなたはね、あたしに対してすっごく反抗的になる病気だから、あたしのことが大好きになるまでは…

 

 

 

 

 

 

 

このままにしておいてあげるからね♥」

 

 

 

 

 

 

 

俺「…はい」

 

これ姉弟的にだめなやつなんじゃないか…?読者の皆さんは絶対に真似しちゃだめだぞ。

 

一時的な沈黙の後、俺はポロッと言ってしまった。

 

俺「しかし、今日乗れる電車は2代目のG8500系だろうか…?」

 

2代目のG8500系とは中部高速鉄道の電車で、2019年6月18日に登場したばかり。吊り掛け駆動の界磁チョッパ制御で、俺は乗ったことがないからどのような音を響かせてくれるか楽しみにしている。

 

すると聡平は俺の首をありったけの力で締めてきた。

 

聡平「由美!なんで鉄道車両の形式が出てくるの!?今はあたしたちしかいないからあたし以外のものは人でなくても出してほしくないのよ!!ねぇ、分かった!?」

 

俺「ワカリマシタ…」

 

その一言で彼は俺の首を締めるのをやめる。

 

聡平「由美はあたしのことだけを見ていればいいのよ。学校も受験勉強も捨てればいいんだから」

 

聡平、恐ろしいこと言うなぁ…。

 

またしばらく沈黙が続く。この沈黙を破ったのは聡平だった。

 

聡平「ねえ由美」

 

俺「どうしたんだ?」

 

聡平「トマトスープを朝飲んだでしょう?あれにはあたしの愛の隠し味が入っていたのよ♥」

 

俺「愛の隠し味って…まさか…?」

 

聡平「そう。あたしの血と、唾液を混ぜてみたの♥美味しいって言ってくれて嬉しいわ♥」

 

俺「ってことはその手についてる絆創膏は…」

 

聡平「そうよ♥血をとるためにその部分切ってみたの♥」

 

おいおいそんな物騒なもの入れるなや…。

 

それを聞いて俺はかつてないほどに慟哭する。内心は落ち着いていなかったのだ。

 

俺「俺゛は゛ど゛う゛す゛れ゛ば゛い゛い゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!゛!゛!゛ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛」

 

すると聡平は吹き出す。目の光も戻っている。

 

俺「おい聡平、どうした?」

 

聡平「ごめん由美…笑わせて?もう…堪えきれない…」

 

そして聡平は大声で笑った。

 

〜※〜

 

聡平が笑い終え、手錠と足枷を外してくれてから俺は言う。

 

俺「…で、何がしたかったの?」

 

聡平「ヤンデレなるものをやってみたかったのよ」

 

俺「なんで俺を実験台に?」

 

聡平「由美と仲喜くんってヤンデレ好きでしょ?でも仲喜くんはまだ起きていないし由美はあたしの実の姉でしょ?そしてちょうどあたしが男で、あんたが女だから適任だと思ったの〜☆」

 

俺「あんた俺がヤンデレ好きってどこからの情報だよ!」

 

聡平「千歌ちゃんから聞いたの」

 

俺「ところで聞きたいんだけど、今日飲んだトマトスープにあんたの血と唾液を混ぜたっていうのは…」

 

聡平「あれは嘘よ。それとこの絆創膏もこの前カッターナイフでうっかり切っちゃっただけだから」

 

俺「嘘か。それなら良かった。無理はするなよ」

 

聡平「でも由美を愛している気持ちは変わらないからね♥」

 

俺「俺も聡平のことは大好きだよ♥」

 

この会話見ているとまるでシスコンの弟×ブラコンの姉みたいで嫌だ。俺はブラコンじゃないからな!

 

とりあえずこの空気を破ってみよう。

 

俺「ただ、1つだけ言っておきたいことがある」

 

聡平「何よ」

 

俺「この一連の出来事は今日ダイヤちゃんに言いつけるからな!!」

 

聡平「それだけは勘弁してよ!!」

 

俺「うるせえ!今回は許さんぞ!!あんたは大人しく硬度10に叱られてショボーンとして泣いているんだな!!」

 

聡平「由美、お願いっ♥」

 

俺「聡平!それでも男かよ!!」

 

聡平「スミマセンデシタ…」

 

俺「わかってればいいです」

 

それでも言いつけることにはしているからな。

 

〜※〜

 

俺「もう9時半か…」

 

聡平「そうね。花●かでも見ようかしら」

 

俺「おっ、いいね」

 

この後10時半まで花咲●を見て11時に家を出て大須のセブン●レブンでおにぎりを買ってそのまま若宮大通駅から新居町へ向かう。このあとからは次回のお楽しみ。

*1
聡平は元々が女であったことから、いつも女装しており、その姿は女にしか見えないため、浦の星の制服を着ても違和感はない。




どこかからのパクりが混じっていますが、ご容赦ください。
次回に続きます。

【お知らせ】
都営新宿線から10-300R形が消えてから2年半以上が過ぎ、また鉄道の日も近いためその車両に捧げる詩を書きました。ぜひ読んでください。こちら↓です。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=224630&uid=242122


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ブラック団 #1 静岡県月光市と静岡県桜木市

今回は新シリーズ「ブラック団」です。このシリーズは黒澤姉妹と青山姉弟がただ一緒に旅をするだけの話です。ブラック団の由来は、リーダーが黒澤ダイヤのため、黒澤の黒からとったもので、笑点のブラック団とは直接の関係はありません。
ブラック団シリーズは全て青山由美視点で書きます。
()()()月光市・()()()桜木市と書きましたが、どちらも異世界の市で、実際にそんな市はありません。


前回のヤンデレ弟事件の後、俺たち2人はその時述べたとおり、大須のコンビニでおにぎりを買い、若宮大通駅から新居町駅へと向かった。

 

乗った車両はというと…。

 

まさかの2代目のG8500系だった。

 

吊り掛け駆動の界磁チョッパ制御ということもあり、整流子と歯車の噛み合いのハーモニーが最高だった。

 

新居町駅到着。ところが…。

 

俺「大ピンチやもう!!」

 

聡平「どうしたの由美!?」

 

俺「もうとっくに1時を過ぎているんだ!!ダイヤちゃんに叱られるぞこれ!!」

 

するととある人の声が。

 

??「由美ちゃん、今何と…?」

 

俺「げっ!!ダイヤちゃん!!」

 

ダイヤ「『げっ!!』とは何ですの?」

 

聡平「もしかして、ダイヤさん怒っていますか?」

 

ダイヤ「あ・た・り・ま・え、ですわ!!遅刻する上に姉弟でいちゃつくなんて言語道断ですわ!!私は1時間もここで待っていたのですから!!それに聡平さん」

 

聡平「何ですか?」

 

ダイヤ「由美ちゃんから聞きましたわよ。ヤンデレになって由美ちゃんをいじめたと」

 

聡平「それが何か問題ですか?」

 

ダイヤ「問題ですわよ!!私の()()()由美ちゃんをいじめたのですから!!」

 

聡平「ごめんなさいダイヤさん!!」

 

ダイヤ「謝っても無駄ですわ。でも…聡平さんが私のことを愛してくれると言うのなら許してあげますわよ♥」

 

聡平「いいんですか?」

 

ダイヤ「ええ」

 

俺は認めるけど元生徒会長としては失格だな。まさかの二股だもん。

 

ダイヤ「由美ちゃん、心の声がだだ漏れですわよ」

 

俺「失礼失礼」

 

聡平とダイヤちゃんは愛し合った。

 

10分後、また別の声が。

 

??「お姉ちゃーん!!由美ちゃーん!!聡平くーん!!」

 

ダイヤ「ルビィ!!由美ちゃんたちより遅刻するってどういうことですの!?」

 

ルビィ「ごめんなさいお姉ちゃん!!」

 

ダイヤ「もう今回は許しません!!」

 

俺「許してやれよそれ位」

 

ダイヤ「いいえ。こんなのは元生徒会長として、そして姉として認めるわけにはいきません!!」

 

そして説教は30分以上続いた。

 

30分後、

 

ダイヤ「ところで由美ちゃん、今日はどこに行くんですの?」

 

俺「今日と明日で、4人でブラック団としてこの県の月光市と桜木市を巡ろうと思う。リーダーはダイヤちゃんだよ」

 

ルビィ「泊まるホテルとかは?」

 

聡平「月光市にとってあるわよ。部屋割りはというと…」

 

聡平はあみだくじの紙を用意する。

 

聡平「この紙の上の部分に名前を書いてもらってあみだくじをやって同じ番号に行き着いた人が同じ部屋ってことでよろしくね」

 

俺「書く順番は?」

 

聡平「歳の大きい順に書いてもらおうと思うわ」

 

結果、ダイヤちゃん、俺、ルビィちゃん、聡平の順番となった。そして聡平とダイヤちゃん、ルビィちゃんと俺がそれぞれ同じ部屋となった。

 

俺「まあこの結果なら俺は文句はないが」

 

ダイヤ「私も異議はありません。男の人と泊まるなんて初めてですもの」

 

ルビィ「由美ちゃんと一緒だなんて夢みたいでルビィ幸せ〜♥」

 

おっと、そろそろ列車が来るようだ。

 

俺「みんな、そろそろ列車が来るぞ。準備はいいか?」

 

3人「うん(ええ)!」

 

俺「さあ、第1回、ブラック団地方都市巡りの始まりだ!!」

 

こうして俺たちの旅は始まった。

 

〜※〜

 

新居町駅から快速柳行に乗って異世界トンネルを抜けることになる。

 

乗った車両はというと…。

 

南国急行鉄道8000系電車。またもや吊り掛け駆動の界磁チョッパ制御車である。

 

ダイヤ「なんか5000系の雰囲気を感じますが…」

 

俺「何を隠そう、この車両は5000系からの改造車なのさ!改造に至っては、足まわりを全て一新したんだ」

 

ルビィ「でも吊り掛け駆動なのはなんで?」

 

聡平「カルダン駆動用の直流モータが開発できなかったの。結局標準品に手を加えて複巻電動機にしたみたいよ」

 

ルビィ「なるほど」

 

〜※〜

 

掛川市駅と島田市駅の間のデルタ線を越え、三遠中野駅を通過すると異世界トンネルに入る。

 

聡平「あれ?2人共驚かないのね」

 

ダイヤ「ルビィも私も異世界トンネルを越えるのは2度目や3度目になりますから」

 

ルビィ「これも由美ちゃんのおかげだよ」

 

聡平「そんなこと由美はしてたの?羨ましい…」

 

俺「いやいや何言ってんだよ。逃げた先だったり、ダイヤちゃんに至ってはそこに行きたいって言ったんだからさ」

 

聡平「どうしてあたしを連れて行ってくれなかったの!?」

 

俺「ダイヤちゃんと1度目に行ったときは君は箱根で仕事をしていたはず。そしてルビィちゃんのときは俺が君のさくらんぼゼリーを勝手に食べて家を追い出された日だった。それからダイヤちゃんが2度目に行ったときは君も来ていたでしょ?忘れてませんか?」

 

聡平「なるほどね。そしてそういえば確かにそうね。あと忘れてたわ」

 

〜※〜

 

異世界トンネルを抜けると月光市の銅駅に着く。その次の月光駅で降りる。

 

この日はセントラルパークで過ごすことにした。

 

ルビィ「お姉ちゃん、実はルビィ、この前セントラルパークに来たときにすごく美味しいラーメンを食べたの。お姉ちゃんにも食べさせてあげたかったなぁ」

 

ダイヤ「それはいい考えですわね。夕食はそこでとりましょうか」

 

3人「さんせーい!!」

 

第1回の浦の星窃盗団のときに食べたラーメン屋だった。今日は楽しい日だからそんな苦い思い出は気にしてはいけない。

 

ラーメンを食べた後はホテルへ。この日はこれにて終了し、風呂に入って明日に備える。

 

〜※〜

 

次の日の朝、ダイヤちゃんたちの部屋から何か声が聞こえた。これは嫌な予感がする。そう。聡平とダイヤちゃんの間に亀裂が入るのだ。

 

ダイヤ「そういえば聡平さん」

 

聡平「どうしたのダイヤさん?」

 

ダイヤ「由美ちゃんから聞きましたが、いつも家では由美ちゃんにべったりのようですわね」

 

聡平「それが何か問題!?」

 

ダイヤ「問題ですわ!!今後のアイドル活動に影響を及ぼしかねませんし、何より近親愛に発展する可能性だってありますもの!!」

 

すると聡平の怒声が聞こえてくる。

 

聡平「…そういうあなただって」

 

ダイヤ「へ?」

 

聡平「そういうあなただって重度のシスコンじゃない!!」

 

ダイヤ「どういうことですの!?」

 

聡平「だいたい何なの去年の夏のあのセリフは!?」

 

ダイヤ「あのセリフって…?」

 

〜※〜

 

ルビィ「夏といえばラブライブ!」

 

ダイヤ「そう、そうですわ!さすが我が妹、可愛いでちゅね〜よくできまちたね〜

 

〜※〜

 

ダイヤ「あれはただ知っている妹を褒めただけですわ!!それを言ったら聡平さんだって去年の春の大喜利で…」

 

〜※〜

 

聡平「姉に逆らって何が悪いのよ!!」

 

由美「悪いわよ!!」

 

聡平「やるかドジ!!

 

〜※〜

 

ダイヤ「…なんて言ってましたわよね」

 

聡平「それはただ大喜利だから司会者くらい罵倒していいんじゃないの!?悪口で言ったつもりよそれは!!」

 

この喧嘩は収まりそうにないぞ…。

 

俺「ルビィちゃん、隣の部屋行くぞ!!」

 

ルビィ「うゅ!」

 

〜※〜

 

さてと。2人の喧嘩はまだ続いている。

 

俺「こんなつまんないことで喧嘩するのはもうやめにしようよ」

 

ダイヤちゃんは予想以上に怖かった。

 

ダイヤ「つまんないことですって!?あ゛あ!?ルビィもあなたも関わっているのですからここに座りなさい!!」

 

飛んで火に入る夏の虫。もう袋のねずみだ。

 

しばらく言い争ってダイヤちゃんは言う。

 

ダイヤ「こうなったら問題を由美ちゃんに出しましょうかね」

 

聡平「それだったらルビィちゃんに問題を出すわよ!!」

 

ダイヤ「それでは由美ちゃん、問題です。『君のこころは輝いてるかい?』はいつ披露されたでしょう?」

 

由美「浦の星女学院学校説明会のとき」

 

ダイヤ「…正解ですわ」

 

聡平「こっちからも。ルビィちゃんに問題。中部高速鉄道G5100系電車のうち最初に更新工事を受けた編成と、最初に廃車された2編成、登場から20年経たないうちに廃車された編成を答えてください」

 

ルビィ「最初の更新編成は第3編成、最初に廃車された2編成は第16・17編成で、登場から20年足らずで廃車になったのは第23編成だよ」

 

聡平「…正解。なんかあたし、熱くなりすぎちゃったわね」

 

ダイヤ「そうですわね。ここは2人で謝りましょうか。せーの」

 

2人「ごめんなさい!!」

 

こうして喧嘩は収まった。

 

〜※〜

 

朝食後、この日のプランをみんなで確認する。

 

そしてセントラルパークから地下鉄と南国急行鉄道を乗り継いで桜木駅に向かう。

 

桜木駅からは前回千歌ちゃん、ダイヤちゃんと行ったハイキングロードに向かう。

 

昼食はこの前の銀色の小屋で食べた。桜木たこ焼きは注文しなかった。

 

ってこのままだと前回と同じじゃないか…。

 

と言いながらすでに夕暮れ。時刻はもう2時半。

 

俺「ダイヤちゃん、あの夕暮れと列車の風景をルビィちゃんと聡平に見せてあげないか?」

 

ダイヤ「いい考えですわね。そうしましょう!」

 

そしてまたもやあの荒野に出る。

 

おっ!列車が来たぞ!!

 

俺とダイヤちゃんはカメラを構える。

 

パシャリ!

 

うん…。いい感じだ。

 

ダイヤ「これはいつ見てもとてもクールですわ〜!」

 

ルビィ「お姉ちゃん!ルビィも1枚撮りたい!!」

 

聡平「由美、カメラ構えていいかしら?」

 

俺「もちろんさ!」

 

ダイヤ「次の列車が来るのは2分後。いい写真が撮れるといいですわね」

 

2分後、列車がやってきた。

 

パシャリ!

 

聡平「やっぱりこの光景は絶景よ!!」

 

ルビィ「いい景色だね〜!」

 

由美「でしょ?」

 

ダイヤ「2人共いい写真が撮れましたわね」

 

そんなこんなで日は暮れる。

 

ダイヤ「そろそろ帰りましょうか」

 

俺「せやな」

 

ルビィ「近くに駅って…?」

 

聡平「調べてみるわね。…『OK, Google. 近くの駅』」

 

ピロリーン♪

 

そこに出たのは…空木駅!!ここから歩いて2時間以上かかる上に40分に1本しか列車が来ないあの忌々しい駅だ!!

 

…諦めてそこまで歩くか。

 

〜※〜

 

着いたら午後5時半。次の列車は17:43。自販機でジュースでも買うか。

 

買ってまもなく列車がやってくる。南国急行鉄道6000系・普通列車・海山行だった。

 

乗ってからのこと。聡平がポロッと言い出す。

 

聡平「それでもなんかどこから見ても新しいわね」

 

これはダイヤちゃんの逆鱗に触れた。

 

ダイヤ「…どこが新しいのですの…!?」

 

3人「へ?」

 

ダイヤ「こういうのは古過ぎると言うのですわ!!だいたいこの車両は吊り掛け駆動の界磁添加励磁制御だからどちらも古いのですわ!!でも…古過ぎてもいいものがあれば私はそれでいいと思いますわ」

 

俺「でしょうね…」

 

そして銅駅で乗り継いで中部高速鉄道の新居町駅に向かう。

 

新居町にて。

 

ダイヤ「またこういった旅って…できますわよね…?」

 

俺・聡平「もちろん!!」

 

聡平「大垣や豊橋とかだったら大歓迎よ♥行きたくなったらまた言ってね」

 

ルビィ「うん!」

 

全員「じゃあまたねー!!」

 

これをもって今回は解散となった。

 

後にわかったが、ルビィちゃんは桜木市に行きたがっていたらしい。その願いを叶えることができ、俺は幸せだ。

 

まあ、帰ったらお土産に買ったポテトチップスを食べて寝ることにするか!




次回は未定です。

【お知らせ】
この作品の一部の話をpixivに転載する予定でいて、実際に一部転載しました。こちら↓です。
https://www.pixiv.net/member.php?id=44322861


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【特別コラボ企画2】大事な仲間を失った2人

今回は再び渉矢さんとの特別コラボ企画です。今回コラボするのは「大切なものを失った…」という作品です。今回もパラレルワールドとします。そして山部仲喜視点で書きます。
時系列としては2022年3月末となります。
※今回は私のほぼすべての作品の目玉である由美ちゃんが死んでしまいます。
※※10月20日に私の独自解釈が入っていることがわかりました。


千歌が亡くなってもうすぐ1年か…。

 

彼女は2021年4月1日に19歳でトラックに轢かれて亡くなった。

 

千歌が亡くなってからはいろいろなことがあった。

 

千歌の死を知ってまもなく俺は沼津を再訪した。そして久々に七瀬港くんという人物に出会った。

 

港くんはAqoursの解散後、千歌と一緒にアイドルグループを作っていた。しかし、千歌の死後、アイドルは解散し、大学にも通わなくなったと言っていた。

 

そんなときの救いが俺だったという。

 

それからまた俺は沼津を定期的に訪れ、港くんの元気づけをすることが多くなった。

 

しかしながら、その生活もとある人の死をきっかけに崩れ去ってしまった。

 

そんな中、港くんは俺を新居町駅に呼び出してくれた。

 

俺も話したいことがあったからちょうどよかった。行くことにしよう。

 

〜※〜

 

午後2時半、新居町駅着。港くんはもう待っていた。

 

俺「やっほー港くん。なんか明るい感じだけどどうしたんだ?」

 

港「実は僕、幽霊になった千歌に出会ったんだよ。1週間位で彼女は成仏したんだけど、充実した日々を過ごせたんだ。そういう仲喜は最近沼津に来なくなったし暗い表情をしているけど何かあったの?」

 

俺「青山由美ちゃんって覚えてる?」

 

港「ああ。君と同じ大学、同じ会社で、一緒にアイドル活動をして、それからよく君と沼津に来ていた人だよね」

 

俺「そう。実はその由美ちゃんが…

 

 

 

 

 

 

 

列車の試運転中に起きた列車の爆発で亡くなったんだ…」

 

 

 

 

 

 

 

港「えぇ〜っ!?」

 

俺「今月の17日に彼女は全般検査を受けたばかりのG5300系第27編成の試運転を任されたんだ。そしたら走行中に突然エンジンが爆発して…それに巻き込まれた。20歳だった。それからコメット団も大地の物語も予定より20年以上早く解散したうえに全般検査を受けて試運転を行った当該編成も落成から10年足らずで廃車に。その結果、俺は絶望と悲しみで心がいっぱいになり、一歩も外に出られず、大学にも会社にも行けなかったわけさ…」

 

港「そんな…。君も大事な仲間を失ったんだね…」

 

俺「ああ…」

 

俺は涙を流してしまった。港くんも涙を流していた。

 

そして俺たち2人は抱き合って大声で泣いてしまった。なんか他人から見たら同情し合っているカップルにしか見えないなぁ…。

 

〜※〜

 

落ち着いたところで港くんは提案する。

 

港「仲喜、名古屋港行かない?」

 

俺「なんで?」

 

港「僕、いっぺん工業地帯の風景を見てみたかったんだよね。それに隣にはシートレインランドがあるからそこで楽しく過ごすのもいいなって思ったんだ」

 

俺「それいいね!行こう行こう!!」

 

とりあえず名古屋港へと向かってみよう。

 

〜※〜

 

着いたら午後4時。まずはシートレインランドの観覧車に乗る。

 

観覧車から見る名古屋港の景色は最高だ。リニア・鉄道館やレゴランドジャパンも向こうに見える。

 

俺「なあ港くん」

 

港「どうしたの仲喜?」

 

俺「おつまみにマカダミアナッツ持ってきたけど食べるか?」

 

港「おっ、ありがとう。ちょうどよかった。僕も小腹が空いていたからね。それにマカダミアナッツ大好きなんだよね」

 

そして一緒に食べながら俺たちは話し合う。

 

俺「そういえば、千歌が亡くなってから…もうすぐ1年だよな…」

 

港「そうだね…。あの日は本当に辛くて思い出したくはないけどね」

 

俺「それでもこの1年間でいろいろあったもんな」

 

港「うん」

 

そうこうしているうちに観覧車を降りる。

 

それから、5時のからくり時計を見る。そしてそのまま夕日の見える位置で、かつ叫んでも誰にも迷惑にならない場所に移動した。

 

その後、名古屋港の夕日を見ているときに突然ギターが落ちているのを見つけた。

 

…あれ?メッセージが置いてある。誰からだろう…?読んでみよう。

 

俺「『仲喜くんへ

これを読んでいるということはあなたは姉の由美が亡くなったことを知ったのでしょう。由美は最後に"仲喜くんにいつまでもギターを弾いてほしい"と言ってこの世を去りました。ぜひ天国にいる由美に聞かせてあげてください。

聡平より』」

 

俺はまた涙を流してしまった。港くんはそんな俺をフォローする。

 

港「僕ももう一度聞きたいからさ、弾いてみてよ」

 

俺「…うん」

 

【♪押尾コータロー『君がくれた時間(とき)』♪】

 

港「やっぱり仲喜のギターは上手だね」

 

俺「ありがとう」

 

港「もう時間がないし、最後に海に向かって思いっきり叫ぼうよ」

 

俺「よし!そうしよう!!」

 

そして俺たちは息を吸う。そして涙して叫ぶ。

 

俺・港「バカ千歌(由美)ー!!早すぎるんだよーーーーーー!!!!」

 

…ふぅ。思いを海の向こうにぶつけることに俺たちは成功した。

 

そして帰路につく。名古屋南駅にて。

 

港「仲喜、また会えるよね?」

 

俺「もちろん!」

 

港「僕も頑張って大学に戻れるように頑張るからさ、君も大学の授業を頑張れ!!」

 

俺「おう!!ぜひ頑張らせてもらうよ!!」

 

2人「じゃあまたねー!!」

 

こうして今回は解散となった。

 

思ってみると今回は心を開くいい機会だったと思う。その心を開いてくれた港くんには、感謝の念しかない。




次回もコラボ企画になるはずですが、場合によれば緊急特番を書くかもしれません。


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【緊急特番】さようなら3159編成

今回はまた緊急特番です。久々の千歌ちゃん視点になります。今回もパラレルワールド。


2019年10月13日、今日は何もないので愛知県の日進工場に行ってみた。

 

日進工場に着くと、そこでは由美ちゃんが悲しそうな表情で何かを眺めていた。

 

私「由美ちゃん、悲しそうにしてるけど何かあったの?」

 

由美「千歌ちゃん急にどうしたの?…もしかしてあの件を聞いてここに駆けつけたの?」

 

私「あの件って…?」

 

由美「実は…」

 

すると由美ちゃんは語りだす。

 

〜※〜

 

以前この作品で3159編成をネタにしましたよね。

 

その3159編成に悲しい動きがありました。

 

8月に残る3000形5編成をN3000形6編成で置き換えるという発表がありました。

 

つまり、残る1編成は3159編成でした。

 

そして9月26日、3159編成は予告なく運用を離脱。翌27日に廃車になってしまいました。

 

そして今日、交通局の職員に聞いたところ、譲渡や上飯田線への転属はいろいろな事情があり、ないようです。つまりは搬出確定です。

 

登場から数えると26年。この編成も寂しく終わってしまったということです…。

 

〜※〜

 

私はそれを聞いて涙を流してしまった。

 

落ち着いたところで、

 

私「その3159編成はどこにいるの?」

 

由美「そこだよ」

 

すると銀色に輝く6両編成がパンタグラフを上げずに留置されていた。まだまだ現役で走れそうな雰囲気が漂うが、これが解体となると聞くだけで悲しくて涙が止まらない。

 

【挿絵表示】

 

それでも私は涙ながらに言う。

 

私「由美ちゃん、ここは鶴舞線の駅を言い合って歌を歌って終わりにしようよ…」

 

由美「そうだな…」

 

私「上小田井!」

 

由美「庄内緑地公園!」

 

私「庄内通!」

 

由美「浄心!」

 

私「浅間町!」

 

由美「丸の内!」

 

私「伏見!」

 

由美「大須観音!」

 

私「上前津!」

 

由美「鶴舞!」

 

私「荒畑!」

 

由美「御器所!」

 

私「川名!」

 

由美「いりなか!」

 

私「八事!」

 

由美「塩釜口!」

 

私「植田!」

 

由美「原!」

 

私「平針!」

 

由美「赤池!」

 

私「4から6へ!」

 

由美「6からその先へ!!」

 

2人「Tsurumai!ブルー…ライン!!」

 

そして私たちAqoursの『Next SPARKLING!!』を歌う。

 

【♪Aqours『Next SPARKLING!!』♪】

 

そういえば2016年9月には西武鉄道2000系の2097編成、2014年5月からは2017年2月にかけて都営新宿線の10-300R形全6編成、今年の7月には東急8500系の8642Fが廃車回送になっている。希少編成の命は儚いということだ。

 

そして最後に私は言う。

 

私「3159編成、26年間、お疲れ様でした!!」

 

2人「お疲れ様でした!!ありがとう!!」

 

3159編成が走るのはもう見ることはできない。しかしながら、私の心の中で3159編成は永久に走り続けるだろう。




3159編成も廃車になってしまうとは…。悲しいので書くことにしました。
次回は特別コラボ企画に戻ります。


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【特別コラボ企画3】大井川鐵道に乗りに行かない?

渉矢さんとの2度目のコラボ企画・2話目です。今回コラボするのは「暗殺者の息子と旅館の娘」です。もちろん、今回もパラレルワールド。


由美ちゃんが十千万に泊まりに来ていたある日のこと。壱杜くんから提案があった。

 

壱杜「僕、一度大井川鐵道のSLに乗りたかったんだよね。だから明日行ってみない?」

 

私「いいね!」

 

由美「じゃあ案内は任せなさい!!」

 

私「あれ?由美ちゃんは乗ったことあるの?」

 

由美「そうだよ。何回か行ったことがあるからさ」

 

壱杜「そう来れば決まりだ!明日は5時起きだからね」

 

こうして次の日に備える。

 

〜※〜

 

次の日、午前7時00分、沼津駅にて。

 

壱杜「…で、今日はどの列車に乗るの?」

 

由美「この行程で行こうと思う」

 

そこには7:17沼津発、8:51金谷着、9:41金谷発、10:47千頭着と書いてある。

 

私「SLはどれ?」

 

由美「この9:41発がSL急行かわね路号って奴だよ」

 

壱杜「なんか楽しみになってきたよ!」

 

私「よし!駅弁を買って早速電車に乗ろう!!」

 

こうして私たちの旅は始まった。

 

〜※〜

 

予定通りの列車に乗ったは良いものの…。

 

なんと!清水駅で列車が故障してしまったのだ!!

 

アナウンス「只今、列車故障により運転を再開できない状況となっております。後続の列車をお待ちください」

 

壱杜「どうすればいいのこれ…?」

 

現時刻は8時3分。後続の列車は8時13分に来ることがわかった。

 

私「大丈夫。後続は8時13分に来るから」

 

壱杜「でもSLに間に合わなくなるかも…」

 

由美「心配するな。後続は9時3分に金谷に着くって」

 

壱杜「じゃあ安心だね」

 

そして8時13分の列車に乗り換えることになる。

 

これを言うと不謹慎かもしれないが、まだ列車故障が清水駅で良かったと思う。富士駅辺りで停まっていたら後続を20分も待たないといけなかったのだから。

 

〜※〜

 

9時3分、金谷着。

 

周辺には何もない。

 

由美「しかし暇だなぁ…」

 

私「何もないからね…」

 

壱杜「そういえば大井川鐵道と中部高速鉄道の日切駅はつながっているらしいね」

 

由美「まあね。どっちも普通列車しか停車しないんだけどね」

 

そうこうしているうちに列車が入線する。

 

牽引機は…。

 

壱杜「トーマス号じゃん!!」

 

そう。トーマス号だった。

 

そういえばハーメルンには私を機関車化した作品ってのも過去にあったなぁ(*1)。

 

さて、列車は汽笛を鳴らして出発する。

 

〜※〜

 

金谷を出ると、家山まで停まらない。また、車内は冷房もなく、暑い。

 

トンネルを抜けるとみんなの顔が真っ黒になってしまった。それを見て3人で笑う。

 

いくつかトンネルがあるからこれも貴重な体験だ。

 

〜※〜

 

10時47分、千頭着。

 

壱杜「このあとどうする?」

 

私「実は私、ここに来たからには乗ってみたい列車があったの」

 

由美「それは?」

 

私「井川線のトロッコ列車」

 

壱杜「それいいね!僕もトロッコ列車は初めてなんだ」

 

由美「実は俺も奥泉からしか乗ったことがないから賛成だ」

 

乗ろう。

 

しかし…。

 

時刻表を見ると…。

 

 

 

 

 

 

 

次の列車が…。

 

 

 

 

 

 

 

3人「12時28分!?」

 

 

 

 

 

 

 

現時刻はまだ11時。近くのSL資料館でゆっくり過ごし、その後昼食をとる。

 

その間、大井川は流れてゆく。なんか、きれいだ。

 

12時15分。千頭駅に戻る。井川線のトロッコ列車はもう着いていた。

 

すぐに乗り込む。

 

私「車両が小さい気がするけど」

 

由美「そう。井川線の車両は専用鉄道規格だから小さいんだよ」

 

壱杜「へえー」

 

〜※〜

 

約15分後、列車は発車した。

 

ものすごく揺れるなぁ…。これがトロッコ列車なのか…。

 

40分後に2つ目の目玉が現れた。アプトいちしろ駅に巨大な機関車が2両待機していた。

 

こんなに大きな機関車はどうやって使われるんだろう…?

 

その答えはすぐに出た。

 

なんと!あの巨大な機関車とアプト式のラックレールで急勾配を列車は登るのだった!!

 

90‰の勾配を列車はゆっくり進む。

 

壱杜「これが…アプト式というものなんだね…」

 

壱杜くんも感動している。

 

すると由美ちゃんから提案があった。

 

由美「次の長島ダム駅で折り返さないか?」

 

壱杜「なんで?」

 

由美「帰りの列車がなくなるかもしれないもん」

 

私「確かに。泊まる用意持ってきてないし…」

 

これにて決定。長島ダム駅で折り返すことになった。

 

〜※〜

 

13:20、長島ダム駅下車。まもなくアプト式の巨大機関車は切り離される。

 

一方、長島ダムは放水が激しく、虹もできていてきれいだ。

 

おっと、対向列車がやってきたようだ。

 

ここでさっき切り離された機関車とやってきた対向列車が連結する。

 

その間に乗ってきた列車は去っていった。

 

壱杜「やっぱり連結の瞬間はクールで好きだ」

 

由美「でしょ?」

 

まもなく発車の時間だ。乗り込もう。

 

〜※〜

 

それからまた勾配を下り、機関車を切り離し、麓の方へと列車は進む。

 

14:21、千頭着。57分の長旅だった。

 

帰りの列車はというと、普通列車である。SLはもういなかったのだ。

 

壱杜「あれ?これって近鉄のお古かな?」

 

そこに停まっていたのは、16000系電車だった。

 

由美「そうだよ。大井川鐵道では大手私鉄から中古車ばっかり買ってるらしいよ」

 

私「確かにそうだね」

 

発車の時間がやってくる。乗り込もう。

 

加速度が電車なのにSL並に小さい。バスとかだともっと高加速なのに。

 

その疑問はすぐに由美ちゃんが解いてくれた。

 

由美「なんか加速遅いじゃん」

 

私「そうだね」

 

由美「それにはちょっとした訳がある。大井川鐵道では変電所容量の関係で加速度を吊り掛け駆動車並に抑えているんだって」

 

それを聞いて私はハッとした。加速度は同じ大きさの力が働いている場合、質量の大きい方が加速度は小さくなる。また、変電所容量の関係からモータの仕事率やトルクをそう簡単に上げることはできない。学校の物理で学んだ授業が役に立った瞬間だった。

 

そして15:47、金谷着。ところが…。

 

私「きっぷがないよ〜!!」

 

壱杜「えぇ〜っ!?」

 

由美「車内探してきたらどうだ?」

 

私「そうするよ」

 

そして車内で私のきっぷは見つかり、事なきを得た。

 

お土産は買っていこう。

 

みんなで大井川鐵道のSLのタオルを買った。

 

壱杜「これでお揃いだね」

 

2人「うん!」

 

そして16:32沼津行に乗って帰路につく。

 

壱杜くんも満足そう。電車内ではこんな会話が。

 

由美「俺さ、もう2日位泊まってくよ」

 

壱杜「えっ?いいの?」

 

由美「当たり前じゃないか。だって寂しいもん」

 

2人「やった!」

 

沼津駅到着後、最終バスで十千万に帰りつく。

 

こうして私たちの旅は終わりを迎えた。

 

まあ読者の皆さん、大井川鐵道はSLも走るしいい路線だから静岡県に行ったら絶対に乗ったほうがいいと思うよ!

*1
降細「実は読んだことがあります」




なんか特別コラボ企画と言いながら…いつもどおりでしたね。
作者は大井川鐵道に乗ったことが何度かあります。トロッコ列車がゆっくり進んでいったことを覚えています。
特別コラボ企画は残り3話になります。


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【特別コラボ企画4】鉄道部の楽しさ

渉矢さんとの2度目の特別コラボ企画・3話目です。今回コラボするのは「小、中と太ってていじられてムカついたから痩せて高校に入ったらモテてしまった件」です。今回は青山由美視点で書きます。もちろん、今回もパラレルワールドですが、特別に由美ちゃんには静真高校、仲喜くんには浦の星学院(共学設定のため女学院ではない)に通ってもらいます。


俺は鉄道部に所属している。部員はほとんどいない、いや1人と言っても過言ではない。最近はハーメルンやYoutubeなどを拠点に活動しているが、とうとう素人に紹介するときが来てしまった。その紹介する相手とは…、

 

 

 

 

 

 

 

浦の星でアイドルをやっている柊瑞翔くんである。

 

 

 

 

 

 

 

きっかけはとある日の中部高速鉄道沼津駅での会話だった。

 

瑞翔「…で、お前はどんな部活に入ってるんだい?」

 

俺「数学部と鉄道部に所属しているよ。鉄道部は非公式なんだけどね」

 

瑞翔「鉄道部!?俺それずっと気になっていたんだよね」

 

俺「君がアイドルやってるってのに浦の星に作ろうとか?」

 

瑞翔「そうだけど」

 

俺「とりあえず静真高校来ないか?どんな活動をやってるか見てほしいから」

 

瑞翔「ぜひ行かせていただきます!!」

 

そして静真高校に向かう。

 

〜※〜

 

静真高校にて。

 

俺「ここが部室だ。数学部の部室を借りているんだけどね」

 

瑞翔「ところで、鉄道部ができた経緯としては?」

 

俺「話せば長くなるけどいい?」

 

瑞翔「いいけど」

 

そして俺は語りだす。

 

〜※〜

 

鉄道部ができたのは去年の4月だった。

 

もともと俺はこの高校に入ったときから鉄道部を立ち上げようと考えていた。

 

しかし部員が1年生俺1人と3年生2人しか集まらなかったから生徒会の公認は得られなかった。

 

それでも理事長が認めてくれたから非公式の部活として成り立ったわけさ。

 

それから2年になって月ちゃんが加入した。そして部員も2人増えた。

 

しかし、3人共他の部活や生徒会で忙しくてなかなか鉄道部に来ず、いつも部室は1人になっている。

 

そして現在に至るということだ。

 

〜※〜

 

瑞翔「なるほど。活動内容は?」

 

俺「鉄道の旅の計画とかその実施、そして鉄道PVの作成などをしているよ。鉄道PV1本見てく?」

 

瑞翔「いいよ」

 

そして俺たちは鉄道PVを見る。

 

鉄道PVとは、録り溜めた鉄道の動画をつなげて音楽と共に再生するもの。読者の皆さんも見てみるといいよ。

 

動画が終わると瑞翔くんは言った。

 

瑞翔「ますます鉄道部を立ち上げようという気になったよ!!」

 

俺「そう言ってくれると嬉しいです。でも…」

 

瑞翔「でも?」

 

俺「今の生徒会長って誰?」

 

瑞翔「仲喜先輩だけど」

 

俺「それなら大丈夫さ。部員は5人必要だけど恐らく彼は鉄道部には積極的だし入ってもくれるだろう。まあ道のりは遠いかもしれないけど頑張れ!!」

 

瑞翔「おう!!」

 

〜※〜

 

後日、浦の星の鉄道部は立ち上がった。部員はというと…。

 

 

 

 

 

 

 

瑞翔くん、仲喜くん、ダイヤちゃん、千歌ちゃん、果南ちゃんである。

 

 

 

そこで静真高校鉄道部は浦の星に出張することにした。

 

しかし誰も集まってはくれないだろう。そんなときに月ちゃんが参加してくれることになった。

 

浦の星到着。すると…。

 

生徒A「あの人が静真高校鉄道部の由美さんと…」

 

生徒B「生徒会長の月さん…」

 

生徒C「憧れるわね…」

 

なんかすごい目で見られてるんですけど!!

 

とりあえず部室に向かおう。部室の位置は仲喜くんが以前教えてくれた。

 

部室にて。

 

瑞翔「由美、久しぶりだね」

 

俺「どうも」

 

ダイヤ「由美ちゃんのおかげで鉄道部は浦の星にもできましたわ!ありがとうございます!!」

 

俺「それほどでも…」

 

今日は鉄道の旅を計画する約束だった。

 

千歌「みんなはどこに行きたい?」

 

果南「せっかくだから叡山電鉄にでも乗りに行かない?」

 

月「お金は?」

 

仲喜「全部俺と由美ちゃんが出す。中部高速鉄道で稼いでいるから」

 

瑞翔「じゃあ決定だね、叡山電鉄で」

 

そして出発時刻などを決めた。

 

この計画は夏休みに実行することになった。

 

〜※〜

 

この旅の後、7人でプレゼンテーションをまとめ、発表をする。

 

プレゼンテーションは成功した。

 

月「やっぱり鉄道部って楽しいね」

 

瑞翔「だろ?」

 

そこから浦の星・静真の鉄道部はそれぞれ部員も増え、静真は正式に部として昇格された。

 

ところが、浦の星の廃校により浦の星の鉄道部は静真高校の鉄道部と合併。反対者はなく、すんなりと受け入れられた。

 

そして合併の日。改めて自己紹介を行う。

 

初期の部員の兼部先もこれで把握できた。

 

千歌ちゃん、ダイヤちゃん、果南ちゃんは無し、瑞翔くんはアイドル部、仲喜くんは数学部である。特に果南ちゃんは卒業していたため、千歌ちゃんから聞くことでわかった。

 

この日の最後には…。

 

俺「しかし、鞍馬行ったときは大変だったなぁ」

 

瑞翔「そうだな。突然ダイヤが熱を出したり千歌がきっぷをなくしたりしたからな」

 

俺「それでも今思えばいい思い出だ。叡山電鉄のきらら号に乗れたし、その先では京阪の50年選手に乗れたし…」

 

瑞翔「だよな」

 

俺「そういえばアイドル部の今日の活動は?」

 

瑞翔「今日の活動はないよ。しばらく大会も無いし練習もそこそこやればいいかなって。そういう由美は数学部はどうなんだよ」

 

俺「今日はないかな。でも近いうちに名古屋の西白壁高校と交流会を開くからそれまでに問題を作成しなきゃいけないんだけどね」

 

瑞翔「その問題はもう作ったのかい?」

 

俺「ああ。これだよ」

 

俺は1枚の紙を瑞翔くんに見せる。

 

瑞翔「『三角関数と鉄道路線の総距離』か…。面白そうだな」

 

俺「もう1枚同じ問題用紙あるけど、よかったら解いてみる?」

 

瑞翔「いいの?俺さ、数学を伸ばしたいって思ってたんだよね。得意科目が体育と理科で、苦手科目が国語と家庭科だからさ」

 

俺「それならちょうどよかった。この問題には没になった追加問題があってそれが物理を使って解くものだからそれも1枚あげるよ」

 

そして俺はもう1枚の紙を渡す。

 

瑞翔「ありがとう!ぜひ解かせてもらうよ!!」

 

俺「この問題は受験までに解けるようにしておくべき基本問題だから頑張れよ!!」

 

瑞翔「了解!!」

 

俺「ということで今日は解散!!」

 

全員「ありがとうございましたー!!」

 

この日はこれにて解散となった。

 

その後も活動は続くが、また別の話。




特別コラボ企画は残り2話になります。


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【特別コラボ企画5 前編】奇跡を祈る浦の星窃盗団

渉矢さんとの2度目の特別コラボ企画・4話目です。今回コラボするのは「新・奇跡を祈る少女に僕は…」という小説です。今回はその作品の主人公である瀬戸想夜くん視点で書きます。もちろん、今回もパラレルワールド。


一昨日の僕のおやつはスイートポテト、昨日のおやつはプリンにした。そしたらまもなく事件は起きた。

 

なんと!一昨日、昨日のおやつにしたスイーツ達はルビィさんとダイヤさんのものだったとわかったのだ!!

 

怒られたのは言うまでもない。

 

ダイヤ「想夜さん!また私のプリンを勝手に食べましたわね!!」

 

ルビィ「一昨日はルビィのスイートポテトも食べたでしょ!!」

 

僕「ルビィさんもダイヤさんも本当にごめん!!」

 

ダイヤ「もう今回という今回は許しません!!罰として、あなたのお金でこれまでに食べたことのないような美味しいスイーツを買ってきなさい!!」

 

ルビィ「もちろん、コンビニのはダメだよ!!」

 

家追い出されちゃったよ…。トホホ…。

 

〜※〜

 

とりあえず、沼津駅に行ってみよう。

 

沼津駅に着くと…。

 

曜ちゃんと由美さんがそこにいた。

 

由美「あれ?想夜くんじゃん。おはよう」

 

僕「由美さん、おはよう」

 

由美「どうしたんだ?」

 

僕「実は…」

 

僕はさっきの経緯について話した。

 

僕「それで追い出されちゃったわけさ」

 

由美「なるほど」

 

僕「そういう由美さんはどうなんだよ」

 

由美「俺は…」

 

〜※〜

 

さっきまで仲喜くん、聡平くん、1年生組、マルちゃん、よっちゃんとそこのホテルで王様ゲームをやってたんだ。そしたら…、

 

8人「王様だーれだ?」

 

よっちゃん「あっ、私ね!じゃあ6番の人は…

 

 

 

 

 

 

 

これまでに食べたことのないような美味しいスイーツを自腹で買ってくる!!もちろん、ここのホテルやコンビニのはダメよ!!」

 

すると…、

 

俺「6番は…俺だよ!!ど゛う゛し゛て゛く゛れ゛る゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!゛!゛!゛」

 

マルちゃん「由美ちゃん諦めるずら。王様の命令は絶対ずらよ」

 

俺「もう参ったよ…」

 

〜※〜

 

由美「それで追い出されちゃったわけさ」

 

僕「なるほどね。曜ちゃんは?」

 

曜「私は…」

 

〜※〜

 

月ちゃんに富山で買ってきた地域限定のすいかゼリーを食べられちゃったんだ。それで…、

 

私「月ちゃん!私が大事にとっておいたすいかゼリー食べたでしょ!!」

 

月「本当にごめん!同じの買ってくるからさ、許して!!」

 

私「あれは地域限定だから静岡県では売ってないんだよ!?」

 

月「すいかゼリーってどの県にも売ってるんじゃないの?」

 

この一言で私の怒りは爆発。

 

私「も゛う゛月゛ち゛ゃ゛ん゛な゛ん゛か゛き゛ら゛い゛だ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛」

 

〜※〜

 

曜「それで逃げてきちゃったの」

 

僕「なるほど」

 

由美「(これはあの忌々しい逃走劇が始まるぞ…)」

 

由美さんの心の声はだだ漏れだ。

 

僕「なんか…忌々しいなんて聞こえてたけど…」

 

由美「気のせいじゃないか?」

 

誤魔化しやがって…。

 

由美「とりあえず、スイーツ探しの旅に出よう!」

 

僕・曜「うん!」

 

由美「さあ、浦の星窃盗団、特別コラボ企画編、逃走劇の始まりだ!」

 

こうして僕たちの逃走劇は始まった。

 

〜※〜

 

沼津駅から中部高速鉄道の南国急行鉄道直通列車に乗る。そして島田市駅を通過するとデルタ線を越え、三遠中野駅を通過する。

 

驚いたのはそれからだった。

 

なんと!乗っている列車は異世界トンネルという場所を越えるのだった!!

 

僕「なんか…タイムスリップしているみたいだなぁ…。確か今日はタイムスリップしている感覚の夢を見たけどこのことだったのか」

 

一方、曜ちゃんは驚いていない。なぜだろう…?

 

僕「曜ちゃん、なんで驚かないんだい?」

 

曜「一度由美ちゃんに連れてって貰ったの。これを越えたら大都市に出るんだよ」

 

僕「えっ?そうなのか!?」

 

曜ちゃんの言った通り、列車はトンネルを抜けると大都市に出た。最初の駅は銅駅である。

 

由美「想夜くん、これが月光市だ」

 

僕「ここで降りるのか?」

 

由美「いや、まだ終点まで乗る。その間に列車はこの都市とRPGワールドを抜けるんだよ。ちなみに終点の駅名は軽之田っていうんだ。そこに美味しいスイーツがたくさん売っているのさ」

 

僕「なんか楽しみだなぁ」

 

由美さんの言った通り、しばらく乗っていると窓の下の方に大平原が広がっているのが見えた。

 

まるで、高速道路上を走っているみたいだ。

 

1時間後、終点の軽之田に到着。美味しいスイーツは近くのアウトレットのとある店で売っているという。

 

由美「さあ、買い物するぞ!」

 

全員「オー!!」

 

その店はすぐに見つかった。

 

そこにはたくさんのプリンやケーキ類などが並んでいた。どれも美味しそうだ。

 

普通のプリンだとダイヤさんは喜ばないだろう。また、ハロウィンが近いということで売っているかぼちゃプリンにも少々興味がある。

 

いや、抹茶プリンでもいいかな?ダイヤさんは抹茶スイーツも好きだって言っていたぞ。

 

そうして迷っているうちに最初の追手がやってきた。

 

??「由美ちゃーん!!」

 

由美「仲喜くん!!どうしたんだよ?」

 

仲喜「俺も王様ゲームで追われた身だ。君が消えてから10分後に『由美ちゃんを追う』って指令をマルちゃんから出されてその結果追い出されちゃったわけよ。って想夜さんも一緒じゃないか。何かあったの?」

 

僕「実はな…」

 

僕はあの事情を話した。

 

僕「それで追い出されちゃったんだよ」

 

仲喜「やっぱりあの悲劇が起きるのだろうか…?」

 

今仲喜さんからも不穏な言葉が出てきたけど…まあいいか。

 

仲喜さんも逃走劇に参加してくれることになりました。

 

とりあえずもう一度どれにするか決める。

 

…あれ?スイートポテトもあるじゃないか。まずこれは決まりだ。ルビィさんに買っていこう。

 

問題はプリンだ。

 

とりあえず財布の中身を確認しよう。

 

今あるのは8000円。交通費や昼食代も勘案すると実質使えるのは3000円程度だ。

 

そして値札を確認する。

 

抹茶プリンは600円、普通のプリンは350円、かぼちゃプリンは500円か…。

 

あとスイートポテトは400円だ。

 

全部買うのは流石に躊躇う。本当に迷っている。

 

そしたら次の追手がやってきた。

 

??「想ちゃん!!」

 

僕「ルビィさん!!」

 

ルビィ「もう心配したんだから!!こんなとこに出てくるなんて思ってもいなかったんだよ!?」

 

僕「心配かけてごめんね」

 

ルビィ「そうそう。ここの美味しいスイーツって言ったら抹茶プリンだってお姉ちゃんが言ってたよ」

 

僕「ありがとう」

 

しかもその一言で買うのは抹茶プリンだと決めた。少々高いけど…いいよね?

 

買い物完了!由美さん、仲喜さん、曜ちゃんも目的のものを買うことができた。

 

駅に戻る途中、最後の追手がやってきた。

 

ダイヤさんだった!!

 

そして忌々しいとか悲劇とかあの2人が言っていたこの逃走劇の意味がこれでわかるのだった。

 

ダイヤ「ちょっと皆さん!想夜さんをここまで連れてきたのは誰ですの!?もしかして曜さんですか!?」

 

曜「私じゃないです!私はただの付き添いです!真犯人は由美ちゃんです!!」

 

するとダイヤさんは由美さんの方向を向いて、

 

ダイヤ「由美ちゃん、やっぱりあなたでしたのね!?あなたはタイキックですわ!!」

 

デデーン 由美 タイキック〜!

 

【♪タイキックの音楽♪】

 

そしてタイキックのおじさんが現れた。

 

ダイヤ「思いっきりしばいて差し上げてください!!」

 

バシーッ!!

 

由美「痛えーーーーーーっ!!」

 

これで終わりではなかった。

 

なんと!タイキックのおじさんがこう言ったのだ!!

 

タイキックのおじさん「ツギ!ダレ!指名スル!?」

 

由美「仲喜くーーーーーーん!!」

 

デデーン 仲喜 タイキック〜!

 

【♪タイキックの音楽♪】

 

仲喜さんは思いっきり蹴られた。

 

バシーッ!!

 

仲喜「痛えーーーーーーっ!!」

 

悲劇はさらに続く。

 

またタイキックのおじさんがこう言った。

 

タイキックのおじさん「ツギ!ダレ!指名スル!?」

 

とりあえず言っておこう。

 

僕「仲喜さん、俺でいいから」

 

仲喜「じゃあ想夜さーーーーーーん!!」

 

デデーン 想夜 タイキック〜!

 

【♪タイキックの音楽♪】

 

バシーッ!!

 

想夜「痛えーーーーーー!!」

 

人生初のタイキックはものすごく痛かった。

 

まもなくタイキックのおじさんは去っていった。

 

するとダイヤさんが涙を流しながら僕とルビィさんを抱きしめる。

 

ダイヤ「想夜さん…ルビィ…心配したのですよ…」

 

僕・ルビィ「ごめんなさいダイヤさん(お姉ちゃん)…」

 

しばらくしてダイヤさんは由美さんに言った。

 

ダイヤ「由美ちゃんも先程はあんなことを言ってしまいすみませんでした」

 

由美「いやいや俺全然気にしてないから。それに…()()()()ことはわかってたから…」

 

仲喜「なんか…哀愁の雰囲気が漂うなぁ…」

 

曜「うん…」

 

こうして全員が涙を流した。

 

〜※〜

 

しばらくして、全員でこのアウトレットで昼食をとる。この日はこのあと帰りの列車に乗ることになる。

 

沼津駅にて。

 

僕「由美さんと仲喜さんは何を買ったんだい?」

 

由美「今更!?…まあ教えるけどさぁ、チョコいちごムースをよっちゃんに、みかんゼリーをマルちゃんに、ぶどうゼリーをみっちゃんに、さくらんぼゼリーを聡平に買ったよ」

 

仲喜「俺はそれ以外の人に小倉トーストプリンを買ったんだ」

 

僕「曜ちゃんは?」

 

曜「私はティラミスプリンを月ちゃんに、みかんゼリーを自分のために買ったよ」

 

僕「みんなも美味しそうじゃないか」

 

仲喜「まあ今日はこれで解散にして今日買ったスイーツを楽しまないか?」

 

全員「さんせーい!!」

 

ダイヤ「では今日はこれで解散ということで…」

 

全員「じゃあまたねー!!」

 

これにて解散。

 

家に帰りついてからのこと。

 

僕「ルビィさん、ダイヤさん」

 

2人「どうしたの(んですの)?」

 

僕「約束通り、買ってきたよ」

 

そして僕は箱の中から抹茶プリンとスイートポテトを取り出す。

 

その間にルビィさんはフォーク、ダイヤさんはスプーンを用意する。感が鋭い。

 

僕「食べてごらん」

 

パクッ

 

パクッ

 

ダイヤ「美味しい!!やっぱりこの味ですわ!!」

 

ルビィ「こんなに美味しいスイートポテト食べられるなんて、ルビィ幸せ〜♥」

 

僕「そう言ってくれて、俺も幸せだ」

 

この日はこうして円満に集結した。

 

今回、僕にとって未開の地へと由美さんは案内してくれた。いつか由美さんにはお礼をしたい。

 

しかしながら、由美さんや仲喜さんが述べた通り、この逃走劇は忌々しい。二度と起きないことを祈ることにしよう。




次回、2度目の特別コラボ企画は最終話になります。


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【特別コラボ企画5 後編】ブラック団 #0723 岐阜県大垣市・岐阜県美濃市・岐阜県美濃加茂市 そしてそこで起きる最大の悲劇とそこに舞い降りた奇跡

渉矢さんとの2度目のコラボ企画も最終話を迎えm…の予定でしたが、まだまだ続くことになりました。
さて、今回はブラック団シリーズでありながら瀬戸想夜くん及び山部仲喜視点で書きます。もちろん、今回もパラレルワールド。
※今回はちょっと重い話が出てきます。苦手な方は閲覧注意。


僕、ルビィさん、ダイヤさんは今名古屋駅に来ている。これには理由がある。

 

由美「さあ、今回も始まりましたブラック団。今回はこちらからゲストを呼んでいます」

 

ダイヤ「ゲストって?」

 

聡平「あの人よ。それでは登場してもらいましょう。御門勇輝くんです!」

 

勇輝「皆さんこんにちは。今回ブラック団の一員として活動させていただく、御門勇輝と申しますわ。よろしくね」

 

ダイヤ「勇輝さん、お久しぶりですわね」

 

勇輝「ダイヤさんこそ!お元気にしてました?」

 

ダイヤ「もちろんですわ!」

 

由美「そういえばそっちもゲストを呼んでいると聞いたんだけどどこにいるんだい?」

 

ルビィ「そこにいるよ」

 

聡平「もしかしてあの人かしら?」

 

ダイヤ「そう。あの人ですわ。それでは登場してもらいましょう。瀬戸想夜さんです!」

 

そして僕はみんなの前に出る。

 

僕「こんにちは!瀬戸想夜です!!今回ブラック団の一員として活動させていただくことになりました!!」

 

聡平・勇輝「想夜くん(さん)、今回はよろしくお願いします!!」

 

僕「よろしく、勇輝さん、聡平さん」

 

由美「さて、今回は1泊2日で岐阜県大垣市・岐阜県美濃市・岐阜県美濃加茂市の3都市を巡ろうと思います。最初行くのは岐阜県大垣市です!」

 

ダイヤ「ところで由美ちゃん、ホテルの部屋割はどうするんですの?」

 

由美「今回は事前に決めておきました。ダイヤちゃんと勇輝くんが同じ部屋である以外は男同士、女同士で泊まることにしましょう」

 

勇輝「異論はありませんわよ」

 

僕を含めた他の全員も異論はない。

 

由美「おっと、そろそろ列車が来るようだ」

 

ダイヤ「では由美ちゃん、あの一言をどうぞ」

 

由美「さあ、ブラック団、特別コラボ企画編、地方都市巡りの、始まりだ!!」

 

こうして僕たちの旅は始まった。

 

【OP♪ナオト・インティライミ『Overflows〜言葉にできなくて〜』♪】

 

15:02、大垣着。

 

由美「さあ、大垣についたぞ!!」

 

ダイヤ「初めて来たとは思えませんわ!!」

 

確かにそうだ。沼津市にどことなく似ている。

 

ルビィ「美味しいものをぜひ買わないと!!」

 

すると由美ちゃんから問題を出される。

 

由美「美味しいものといったらここで問題です。大垣の美味しい和菓子といったら?はいルビィちゃん!」

 

ルビィ「えーっと…鮎菓子かな?」

 

由美「はい違いまーす!!じゃあダイヤちゃん!!」

 

ダイヤ「わらび餅とかでしょうか?」

 

由美「違いまーす!!」

 

僕はすかさず手を挙げる。

 

由美「はい想夜くん!」

 

僕「栗きんとん?」

 

由美「違いますてかそれ恵那●上屋の銘菓だろうが!!」

 

僕「確かそれ大垣(ここ)でも売ってるぞ?」

 

由美「それより美味しいものがあるんですよ!!じゃあ聡平!!」

 

聡平「水まんじゅうじゃないの?」

 

由美「はい、正解!!流石我が弟!よくやった!!」

 

ダイヤ「それ私の真似ですの!?」

 

由美「いいじゃないかそれくらい」

 

ダイヤ「…まあいいですけど」

 

由美「というわけで、正解は水まんじゅうでした!!」

 

ルビィ「ルビィ、水まんじゅう食べてみたい!!」

 

由美「よし、そう来ると思った!!みんなでレッツ〜?」

 

勇輝「ヨーソロー♪」

 

僕も水まんじゅうは食べてみたい。ぜひ行ってみようじゃないか。

 

〜※〜

 

由美「ここの水まんじゅうが美味しいんだよ」

 

そこは金蝶園。ごくごく普通の和菓子屋だ。と思ったら!!

 

夏らしい水まんじゅうの屋台が隣にあった!!

 

今は8月。季節の餡としてぶどう餡の水まんじゅうが売られている。

 

とりあえず1人1箱ずつ買う。

 

由美「食べ方としては水をこの中に入れてその水を飲みながら一口ずつかじるんだ」

 

僕「その水はどこにあるんだい?」

 

由美「いい質問だ。そこを進んだところにおいしい湧き水がある。空のペットボトルは…あった!!1人1本ずつ汲もう!!」

 

全員「了解(ですわ)!!」

 

【挿入曲♪美空ひばり『川の流れのように』♪】

 

僕たちは順々にペットボトルに水を汲む。

 

まず飲んでみよう。

 

ゴクゴク…

 

…美味い。今まで飲んだ水の中で一番美味しいぞ!!この水なら水まんじゅうと合うぞ!!

 

ダイヤ「この水は絶品ですわ!ありがとうございます、由美ちゃん!」

 

由美「いえいえどうも」

 

そしてこの水をかけて水まんじゅうを食べてみよう。

 

パクッ…

 

…美味い。これもまた美味しい!!お土産に買っていきたいのは山々だが、日持ちがしないのがイタいね。

 

ルビィ「これが水まんじゅうなんだね…」

 

ルビィさんも感動している。

 

〜※〜

 

食べ終えたところで大垣城に行く。

 

大垣城は1500年に築城され、関ヶ原の戦いでは西軍の拠点となった。1871年に廃城となったが、1959年に再建されている。

 

ここでは関ヶ原の戦いに敗れた石田三成と彼を破った徳川家康に思いを馳せてみる。

 

【挿入曲♪秋山裕和『悠久の絆』♪】

 

ああ、なんて切ないんだろう。石田三成は戦いを始めたその日に敗れ、伊吹山に逃げたけど、そのまま京都の六条河原で処刑された。僕が諸行無常を感じ取った瞬間だった。

 

次に、大垣城の天守閣の一番上から大垣市内の風景を眺めてみる。

 

【挿絵表示】

 

普通の地方都市だ。まるで沼津市の北側のようだ。

 

その後、次の場所へ。次の場所はというと…。

 

奥の細道、結びの地である。

 

ここでは松尾芭蕉が「蛤の ふたみにわかれ ゆく秋ぞ」と詠んだという。

 

この句を詠んだ芭蕉はこのあと船に乗って二見に向かったらしい。

 

【挿入曲♪尾崎紀世彦『また逢う日まで』♪】

 

蛤がふたと身に分かれるように二見方面へと別れ、去っていく。そして秋も終わりがけで、冬も近い。別れの悲しさ、切なさを感じた瞬間だった。

 

僕たちはこうして由美さんたちやダイヤさんたちと出会い、今楽しんでいる。しかしながら、別れは突然やってくるものである。そう考えると余計に悲しい。

 

ダイヤ「想夜さん、何泣いてるんですの?」

 

想夜「別れの辛さを思い出して泣いてるんだよ…。そういうダイヤさんだって涙を流してるじゃないか…」

 

ダイヤ「実は私も同じことを思っていましたの…。昔のことを思い浮かべるとつい…」

 

僕は幼い頃に育ててくれた両親を亡くしている。そのことも思い出して泣いてしまった。

 

ダイヤさんだって鞠莉さん、果南さんと別々の道を歩んでいる。だからそれを思い出して泣くのも無理はない。

 

しばらくして、由美さんは言う。

 

由美「そうだ。最後にアクアウォーク行かないか?駅の向こう側にあるけど」

 

勇輝「いいですわね!行きましょう!!」

 

由美「他の4人もいいか?」

 

4人「もちろん!」

 

行ってみよう。

 

〜※〜

 

普通のショッピングモールだ。

 

僕たちはここでクレープを食べる。

 

やっぱりプリン味が一番だ。うん、美味い。

 

ついでに夕食もとる。石焼ビビンバは美味しいなぁ〜♪

 

ルビィ「このあとどうするの?」

 

聡平「このあとは列車で美濃太田駅に移動して明日に備えましょう」

 

ルビィ「確かに。もう7時だからね」

 

これにて大垣を離れ、美濃太田駅に向かう。

 

20:19、美濃太田着。近くのホテルで泊まる。

 

この日はこれにて終結したが、次の日、人生最悪の大惨事が起きるとは思ってもいなかった。僕、ルビィさん、ダイヤさんを除いて…。

 

〜※〜

 

翌朝。

 

ダイヤ「想夜さん!ルビィ!」

 

ルビィ「お姉ちゃん!」

僕「ダイヤさん!」

 

ダイヤ「今日ばかりは色々とまずいですわよ…」

 

僕「ああ…わかってる…」

 

僕たちが見た夢は夜のJR東海の列車内で起きる『人生最悪の大惨事』だった。僕たちは死を覚悟しなければいけない。あとの命はもうない。でも岐阜県内で最期を迎えたくない。そして寿命以外では死にたくない。しかしながら、その願いは叶わないだろう。

 

とりあえず朝食をとって、今日のプランを確認する。

 

まずは美濃太田駅に向かおう。

 

〜※〜

 

9:50、美濃太田にて。すでに列車は入線している。列車名は「ゆら〜り眺めて清流列車」である。1両編成のかわいい列車だ。

 

僕「これに乗るの?」

 

勇輝「その通りですわ!これに乗って美濃市に行く。なんと楽しいことか!」

 

ダイヤ「美濃市って何があるんですの?」

 

由美「それは…着いてからのお楽しみ♪」

 

聡平「とりあえず乗ろう♪」

 

5人「うん!」

 

【挿入曲♪スピッツ『優しいあの子』♪】

 

10:28、美濃市着。

 

まずは駅前で自転車を人数分借りる。

 

最初に向かったのは…。

 

旧美濃駅である。

 

留置されている電車はモ590・モ510・モ600各1両とモ870のカットボディ。

 

モ590は美濃町線の主力で5両が製造された。途中で594と595が廃車になったが、最後まで残った3両のうち冷房化されていた591と592は今でもとさでん交通で活躍している。そして残った593は今ここで保存されている。

 

モ510は岐阜市内線・谷汲線直通対応で、5両が製造された。路線廃止時まで2両が残り、途中で廃車された512が美濃駅で保存されている。

 

モ600は美濃町線・田神線直通対応で、6両が製造された。路線廃止時まで1両が残り、途中で廃車された601が美濃駅で保存されている。

 

モ870は美濃町線・田神線直通対応で、札幌市電から6両が譲渡された。路線廃止時まで4両が残り、その最後まで残ったうちの875がカットボディとして美濃駅で保存されている。

 

モ870以外の車内には入ってみた。冷房装置はなく、暑い。いや、廃車されているんだからそもそも冷房装置がついていても動くはずがない。

 

しばらくして、

 

僕「あっ、もう12:00か。そろそろ昼だな」

 

由美「そうだな。蕎麦でも食べるか」

 

僕たちは美濃駅を後にした。

 

〜※〜

 

昼飯はもちろん蕎麦!ざる蕎麦美味いよね。

 

いやぁ〜、満腹満腹♪

 

とりあえず、今後の予定を確認しよう。

 

由美「これからみんなで美濃橋に行って美濃市はここまで。その後、みなみ子宝温泉に向かおう。これでいいね?」

 

5人「うん!」

 

〜※〜

 

美濃橋にて。川は流れている。すると不穏なアナウンスが流れてきた。

 

それは飛び込み禁止の内容だった。

 

確かにここ最近まで飛び込みによる事故がここでは多発していたらしい。それに対して美濃市はネットを張るなどして飛び込みをやめてもらったという。

 

ダイヤ「勇輝さん、今やましいことを考えていませんでしたか?」

 

勇輝「そんなことはありませんわ!!」

 

ダイヤ「いいえ、心の声がだだ漏れでしたわよ。長良川に私の水着姿が似合うって」

 

勇輝「…バレましたか…」

 

ダイヤ「そんなやましい考えはブッブーですわ!!」

 

勇輝「スミマセンデシタ…」

 

ダイヤ「わかってればいいのですわ」

 

おっと、そろそろ2時半だ。列車がなくなるということもあって僕たちは美濃橋を後にした。

 

〜※〜

 

14:45、美濃市に戻ってきた。このまま自転車を返し、列車を待つ。

 

15:05美濃市発、15:25みなみ子宝温泉着。

 

ここの温泉は面白そうだ。ただし、混浴じゃないからな…。

 

由美「想夜くん、心の声がだだ漏れだぞ。それにここは渉矢さんの作品じゃないから別で考えなさい」

 

僕「わかったよ…」

 

〜※〜

 

男湯にて。僕たち以外誰もいなかった。

 

聡平「3人で貸し切りってかなり珍しいわね」

 

勇輝「そうですわね」

 

僕「それに俺は君たちと風呂入るのは初めてだぞ」

 

聡平「じゃあ色とり忍者やらない?」

 

僕「いいね。聡平さん、俺、勇輝さんの順番で行こう」

 

勇輝「異論なしですわ!せーの!」

 

シュッシュッシュシュシュ!

 

聡平「赤い食べ物!」

 

シュッシュッ!

 

僕「トマト!」

 

シュッシュッ!

 

僕「緑の野菜!」

 

シュッシュッ!

 

勇輝「ほうれん草!」

 

シュッシュッ!

 

勇輝「赤いハロゲン!」

 

シュッシュッ!

 

聡平「臭素!」

 

シュッシュッ!

 

聡平「黒い固体!」

 

シュッシュッ!

 

僕「石炭!」

 

シュッシュッ!

 

僕「ブルーな気持ち!」

 

シュッシュッ!

 

勇輝「夏休み明けはテスト!」

 

シュッシュッ!

 

勇輝「ブルーな気持ち!」

 

シュッシュッ!

 

聡平「朝起きたら突然女になっていた!」

 

シュッシュッ!

 

聡平「ブルーな気持ち!」

 

シュッシュッ!

 

僕「ルビィさんがバイブを使っていた!」

 

聡平「あれ?これってアウトじゃないの?」

 

勇輝「そうですわね。だってR-18用語使いましたもの(*1)」

 

2人「はいアウトー!!罰ゲームー!!」

 

聡平「そうね…風呂上がったら猥本音読とかどうかしら?」

 

勇輝「いいですわね。そうしましょう!」

 

おーい!!降細さん自主規制してください!!

 

【自主規制のテーマ♪林家木久蔵『いやんばか〜ん』♪】

 

いや〜、もう大変だったよ。最後まで読まされるし、そのうえダイヤさんたちに聞かれるし、そして怒られたのは言うまでもないし…、ボロボロだよ。

 

その後、列車に乗って美濃太田に戻る。

 

17:48、みなみ子宝温泉発、18:42、美濃太田着。

 

由美「ここが今回巡る最後の都市、美濃加茂だ。どこも見るところがないと思ったら大間違い。木曽川から見る夕日が最高なんだよ」

 

僕「おっ!夕日か。やった!!」

 

とりあえず駅を出てみよう。15分歩くと木曽川に出る。

 

この夕日はきれいだ。しかしながらその時間もあっという間に過ぎる。

 

ダイヤ「そろそろ夕食の時間ですわね」

 

勇輝「確かに。いつもより遅めですわね」

 

とりあえず駅前に戻る。夕食はベトコンラーメンで決定した。

 

…美味い。よく歩き、自転車にも乗って疲れた体にしみわたる。

 

食べたあとは美濃太田駅20:29発の列車に乗る。

 

ここから夢の中で起きた悲劇が実際に起きる。

 

悲劇が起きたのは20:38頃、可児駅を発車してまもなくだった!!

 

勇輝「なんか…焦げ臭い匂いしませんか?」

 

聡平「うん。ちょっと様子見てくるわね」

 

すると聡平さんは床下から煙が出ているのを見つけ、車内非常ボタンを押した。

 

そして乗務員さんと話すことになる。

 

まもなく列車は止まったが…、

 

突然、列車の床下から爆発したのだ!!

 

爆発の火はすぐに燃え広がる。僕と由美さん以外の乗客らは避難できたが、

 

 

 

 

 

 

 

僕と由美さんだけ、逃げ遅れた。

 

 

 

 

 

 

 

それ以降、僕の記憶はない。

 

〜※〜

 

【仲喜 side】

20:55頃、テレビでニュースが入った。

 

ニュース『今入ったニュースです。今日午後8:45頃、岐阜県可児市の太多線で列車が爆発し、そのまま火災に発展しました。この事故により6人が病院に搬送され、うち2人が意識不明の重体となっています』

 

確かその辺に由美ちゃんたちは行っていた。無事かどうか確認すべく、電話をかけてみよう。

 

ところが…、

 

電話『只今、電話に出ることができません。御用の方は、ピーという音のあとに、お名前とご用件をお話ください』

 

ピー♪

 

俺「もしもし、由美ちゃん?仲喜です。無事だったら連絡ください。お願いします」

 

【終了】

由美ちゃん…大丈夫かなぁ…?

 

しばらくして、ダイヤさんから電話がかかってきた。

 

【通話開始】

俺「はい仲喜です」

 

ダイヤ『もしもし、仲喜さんですか?』

 

俺「ダイヤさん、由美ちゃんは無事ですか?」

 

ダイヤ『いえ、それが…

 

 

 

 

 

 

 

想夜さんと共に意識不明の重体で…』

 

 

 

 

 

 

 

俺「えぇ〜っ!?今すぐ病院に向かいます!!」

 

【通話終了】

俺は今すごく不安な気持ちになった。俺の大親友の由美ちゃんと沼津の男友達の想夜さんを一気に失うのはすごく嫌だった。

 

すぐに準備をして俺は病院に向かった。

 

〜※〜

 

病院にて。由美ちゃんは俺が到着してまもなく目を覚ました。

 

由美「あれ?ここは…どこかな…?」

 

俺「由美ちゃん…良かったよぉーーーーーー!!」

 

俺は泣いてしまった。由美ちゃんが無事に回復したことでホッとしたのだ。

 

想夜さんが昏睡状態のまま一晩俺は病院で過ごした。

 

次の日、果南さんが病院に駆けつけてきてくれた。

 

果南「想夜…」

 

果南さんも俺と同じく涙を流している。

 

それから毎日、俺と果南さんと今回の旅の4人、そして退院した由美ちゃんは病院に出入りするようになった。

 

しかしながら、ある日、「今日目を覚まさなかったら瀬戸さんは二度と目を覚まさないでしょう」と医師は言った。

 

そんな中、想夜さんは目を覚ました。

 

【仲喜 side out】

 

〜※〜

 

事故が起きてしばらくすると、僕はトンネル階段を上っていた。その先には光が見えている。

 

頂上に向かっている途中、人影が見えた。父さんか…?

 

その父さんらしき人影はこう言った。

 

父さん「お前はまだここに来るべきではない」

 

僕「父さん…」

 

父さん「帰りなさい」ドンッ

 

僕は奈落の底に突き落とされて行った。

 

しばらくして僕は光を感じた。目を覚ますと、仲喜さんが泣いているのがわかった。

 

僕「あれ…?仲喜さん…?」

 

仲喜「想夜さん!!無事で良かったーーーーーー!!」

 

ダイヤ「想夜さん!!心配したのですよ!!」

 

果南「こんな大騒ぎになるなんて思ってもいなかったんだからね!!」

 

このあと、仲喜さんの提案により、Aqoursとコメット団全員で僕と由美さんの快気祝いが名古屋のホテルで行われた。

 

僕「皆さん、ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでした!!」

 

千歌「もう想夜くんったらお騒がせなんだから!!」

 

全員「あはは…」

 

〜※〜

 

次の日。

 

僕「またこういった旅ってできるかなぁ…?」

 

由美「きっとできると思うよ」

 

聡平「今度は津や松阪とかどうかしら?」

 

僕「おっ!津や松阪か。ぜひ誘ってよ!!」

 

由美「じゃあ約束だ。今度は津・松阪に行こうじゃないか!」

 

僕「約束するよ!!」

 

由美「じゃあ今回は解散!!」

 

全員「ありがとうございましたー!!」

 

これをもって今回は解散となった。

 

しかし今回は散々な目に遭ったよ。読者の皆さん、列車が爆発したり発火したりしたら慌てずに避難するんだよ。

 

【ED♪あいみょん『マリーゴールド』♪】

*1
放送禁止用語とは言ってないよ。




文字数過去2番目を更新しました(約6900字)。
この話のR-18・ノーカット版書かない予定です。その代わりバッドエンドバージョンを書くかもしれません。
あと本編を挟んだり休載する可能性もあります。


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迷列車で行こう Aqours編 第1回 京阪2代目600系

今回は本編に戻り、新シリーズ「迷列車で行こう」を書こうと思います。

【2021年7月11日追記】
当該車両のイラストが完成しました。CC-BY-SA 3.0のライセンスを取得済みです。

【挿絵表示】



とある日のこと。私は中部高速鉄道の沼津駅に呼び出された。そこには由美ちゃんがいた。

 

由美「さあ、今日ここに来てもらったのは新シリーズの撮影をするためです」

 

私「新シリーズって…?」

 

由美「迷列車で行こうシリーズをやろうかなって。あっ、そうそう。カメラもう回ってるから」

 

私「もう始まってるの!?」

 

由美「ああ。それから君を呼んだのはいつも俺のことを応援してくれるからだよ」

 

私「ありがとう由美ちゃん!」

 

由美「いえいえどうも。さて、今日紹介するのは京阪2代目600系です」

 

私「えっ?京阪600系って形式は何度も使われているんだね!!」

 

由美「そのとおり!現在は3代目で、今回のは先代ということになります」

 

私「なるほど。やっぱり興味が湧いてきたよ!」

 

由美「じゃあ説明しましょう」

 

そして説明が始まる。その前にOPが流れる。

 

【OP♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

〜※〜

 

京阪600系は1961年に登場した、在来車からの機器流用車です。

 

当時京阪線ではラッシュアワー対策として1959年に2000系24両を投入し、1961年以降も増備計画が立てられていましたが、直ちに十分な両数を確保できるほどの財力はありませんでした。

 

そこで登場したのが在来車の機器流用による京阪600系です。

 

〜※〜

 

私「どんな車体や機器を使用していたの?」

 

由美「今から説明します」

 

〜※〜

 

車体はこの車両の登場前に存在した1650形のものを踏襲した、両開き1200mm幅のドアを3ヶ所持つ18m級の準張殻構造の車体です。

 

前照灯は貫通扉の上に白熱灯2灯のものが設置されていました。

 

主電動機は在来車の出力72kWのものではなく、それを改修した出力90kWの直流直巻電動機を使用していました。

 

駆動方式は吊り掛け駆動、歯数比は66:23で2.87です。

 

制御方式は抵抗制御。在来車にはなかった弱め界磁制御を改修により搭載しました。

 

ブレーキ方式はA動作弁の自動空気ブレーキで、後に電磁排給弁が追加されました。

 

台車は種車のものを流用した金属バネ台車ですが、改修により枕バネを板バネからコイルばねに取り替えました。

 

こうして1965年までに41両が製造されました。

 

この他に1650形10両全車が本系列の630形に改造されたので、1973年時点で本系列は51両になりました。

 

この10両の歯数比は車輪径が異なることから67:22で3.045です。

 

全車両が揃ってからは、幅広く運用に充当され、特に急行や一部の準急では、後発特急から逃げ切るために、MT比を5:2とした上で複々線区間のほぼ全区間においてフルノッチで走行するという、低出力の吊り掛け駆動車としては極限に近い運転が実施されました。

 

編成は7両編成が基本で、他に支線用の4両編成が存在しましたが、適宜編成を組み換えることが多かったようです。

 

主に4両編成は本線、宇治線、交野線の普通列車に主に充てられ、7両編成は本線の普通列車の他、朝ラッシュ時の区間急行や準急などにも充当されました。さらに1982年の秋にダイヤが乱れ、その際に鳩マークをつけた上で特急運用に駆り出されたことがありました。

 

経年が比較的浅いことから今後も活躍が期待される…

 

 

 

〜※〜

 

 

 

由美…はずでした

 

私「えっ?まさか…?」

 

由美「そのまさかです。続きをどうぞ!」

 

〜※〜

 

1974年に京阪線の昇圧が決定されると、吊り掛け駆動車は全廃されることになりました。

 

また、初代1800系と2000系はカルダン駆動車でしたが、こちらも昇圧非対応だったので廃車が決定しました。

 

ここで、後に登場した700系は吊り掛け駆動でしたが、こちらは車体強度も十分で、冷房装置が取り付けられるので、44両中42両が昇圧工事の対象となり、1977年から1978年にかけて新造名義で工事を施行、1000系となりました。

 

この1000系には2019年8月現在、廃車は出ておらず、全車が現役です。

 

残る2両は後で説明します。

 

しかしながら本系列は徹底的な軽量化を施した構造が祟り、冷房装置が取り付けられず、昇圧工事の対象外となり、昇圧時の廃車が決定されました。

 

ここで、700系の昇圧工事の間、未改造の700系3両を600系の4両編成に連結した7両編成も見られました。

 

その後、1978年に前述の700系のうち昇圧工事の対象外となった781・799の2両は600系に編入。690・691と改番され、本系列は53両となりました。

 

ところが、昇圧時の絶対的な車両数が不足することから、初代1800系の機器と本系列の車体を組み合わせて応急車両の2代目1800系が1982年から1983年にかけて14両つくられました。

 

それ以外の39両は1983年12月4日の昇圧をもって廃車になり、しばらくしてそのまま解体処分されてしまいました。この中には700系の編入車が2両とも存在し、どちらも落成からわずか13年と短命に終わってしまったということです。

 

なお、運用末期には同じく昇圧対象外の1300系のT車と本系列のM車を入れ替えて運用することもあったようです。

 

残った14両は1988年から1989年にかけて廃車となり、うち1両分のカットボディが保存されています。

 

この結果、現存するのは1両分のカットボディのみということになります。

 

〜※〜

 

由美「今回は以上です。いかがでしたか?」

 

私「やっぱり関西私鉄の電車は面白いね!」

 

由美「でしょ?さて、次回は何が出るか、お楽しみに!」

 

私「じゃあ今回はこの辺で」

 

2人「ありがとうございましたー!」

 

【ED♪葉加瀬太郎『風の向こうに』♪】

 

これで由美ちゃんがカメラを止めて今回はお開きとなった。

 

やっぱり電車は面白い!!




参考文献↓
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E9%98%AA600%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A_(2%E4%BB%A3)
次回は未定です。コラボ企画の可能性もあります。


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【特別コラボ企画6】物議を醸すかき氷シロップと殺人ラーメン

今回はまた渉矢さんとの特別コラボ企画で、6話目(通算11話目)になります。今回コラボするのは『新・奇跡を祈る少女に僕は…』です。今回は瀬戸想夜くん視点で書きます。


夏休みのある日のこと。夏祭りのかき氷屋台にて。

 

僕「かき氷1つください!」

 

屋台のお兄さん「りょーかい!」

 

僕はかき氷を1つ注文した。

 

屋台のお兄さん「へい、お待ち!」

 

さて、かき氷シロップをかけるのだが…、何があるだろう?

 

赤いのはいちご味。黄色はレモン味、明るい緑色はメロン味、明るい青色はブルーハワイ味だ。

 

オレンジ色はマンゴー味、紫色はぶどう味、暗い緑色は抹茶味、茶色はコーラ味。この他、黒いイカスミ味とか透明なみぞれ味とかがあった。

 

その中でも特に目がついたのは赤紫色の「殺人的な旨さの味」と書かれたシロップだった。

 

やっぱり興味あるなぁ。まず僕は屋台のお兄さんに聞いてみた。

 

僕「お兄さん、この殺人的な旨さの味ってどういうものなんでしょうか?」

 

屋台のお兄さん「お兄ちゃん、これはね、食べたらわかるぞ。俺さ、それをおすすめするよ」

 

僕「ありがとうございます!」

 

そう言ってかけようとした瞬間、後ろから女の人の声が聞こえてきた。この声には聞き覚えがある。

 

??「おい想夜くん!!」

 

僕「由美さん!?どうしたんだよ急に?」

 

由美「それをかけちゃいかん!!」

 

僕「なんで?」

 

由美「このシロップはただのシロップじゃない。このシロップの正体は硫酸酸性の過マンガン酸カリウム水溶液に砂糖を溶かしただけの猛毒シロップなんだよ!!」

 

確か硫酸酸性の過マンガン酸カリウム水溶液は強い酸化剤になると授業で習った。

 

由美「それにあっきー!お客様になんてもの出してるんだ!!」

 

屋台のお兄さん「これを出したのはこれが目的ではない。由美、お前の命を奪うためだ!!さあ、お前もかき氷を1つ注文してその殺人的旨さのシロップをかけるんだな!!」

 

僕「あっきーって誰?」

 

由美「俺の命を狙うウイング団のメンバーだ。ウイング団は4人いて、もう3人はのぶにゃん、みおぴょん、きよっぴーだ。おそらくその3人も他の屋台とかでなんか悪事をはたらいているからこいつをとめたら他の全員もとめにいくよ」

 

僕「俺もついていくよ」

 

由美「待ってくれ。この作業はかなり危ない。君は確かダイヤちゃんと一緒に行動していたと聞いたから、彼女を待ちなさい。ただ、ダイヤちゃんがひどい目に遭っていたらまた連絡するよ。その代わり、かき氷シロップにはこれを使いなさい。このシロップなら危険性はないから」

 

僕「ありがとう」

 

とりあえず待ち合わせ場所に戻って由美さんからもらったシロップをかき氷にかけて食べるとするか。

 

〜※〜

 

僕がかき氷を食べていると、向こうの方から男の人の大きな声が聞こえた。

 

男の人「ダイヤさんが倒れたぞー!!」

 

えっ!?ダイヤさんが倒れた!?

 

慌てて食べかけのかき氷を持ったままその場に向かった。

 

〜※〜

 

向かった先はラーメン屋台だった。ダイヤさんは気絶して倒れていた。

 

僕「ダイヤさん!大丈夫か!?」

 

ダイヤ「この…ラーメン…辛すぎて…」

 

それでもお腹がペコペコな僕はラーメンを頼まずにはいられなかった。

 

僕「すみませんラーメン1つください!」

 

屋台のお姉さん「かしこまりました!」

 

届いたラーメンはというと…。

 

屋台のお姉さん「どうぞ!」

 

僕「真っ赤じゃないか!!」

 

いかにも辛そうな真っ赤なものだった。

 

僕「この赤さの秘訣は…?」

 

屋台のお姉さん「食べればわかるわよ」

 

じゃあお姉さんの言うとおりに食べてみよう。

 

ズルッ…

 

ゲホッ!!

 

このラーメン夢の中で食べたのと同じでものすごく辛いんですけど…。

 

そしたらまた後ろから声をかけられた。

 

??「のぶにゃん!!またこんなの売ってたのかお前は!!」

 

屋台のお姉さん「仲喜くん!?」

 

仲喜「こんな辛いラーメン食う奴が沼津のどこにいる!!」

 

屋台のお姉さん「でも善子さんと清さんが完食したって言ってたけど…」

 

仲喜「あいつらは例外中の例外だ。こんなのをお客様に平気で出すんじゃない!!」

 

屋台のお姉さん「…わかったわよ」

 

僕「あのー、仲喜さん、のぶにゃんってまさか…?」

 

仲喜「ちょうど良かった想夜さん。のぶにゃんは由美ちゃんから聞いていると思うが、ウイング団のメンバーだ」

 

僕「しかしなんでこんな物騒な屋台を2軒も建ててるんだよ!?」

 

仲喜「由美ちゃん本人から話を聞いていると思うが、ウイング団は彼女の命を狙っている。そこであの手この手で由美ちゃんを殺そうとしているんだが、俺たちのおかげでうまく行くわけがないのさ」

 

僕「なるほど」

 

仲喜「ということで、俺は由美ちゃんと共にウイング団の2人に立ち退きを強いてくる。この作業は危ないから絶対に近づくんじゃないぞ」

 

僕「了解!!」

 

仲喜さんはのぶにゃんを連れて去っていった。

 

その頃、ダイヤさんは…、

 

ダイヤ「あれ…?私は今何を…?」

 

僕「激辛ラーメン食べて気絶していました。犯人はウイング団ののぶにゃんって人らしいよ」

 

ダイヤ「ってことは私は宣治ラーメンを食べたということですのね?」

 

僕「宣治ラーメン?」

 

ダイヤ「一見普通の激辛担々麺にしか見えなくて、唐辛子にキャロライナリーパーを使った世界一辛いラーメンですわよ」

 

僕「完食者は?」

 

ダイヤ「のぶにゃんさん、由美ちゃんの妹の樹理亜さん、そして善子さん、清さんの4人だけだそうです」

 

僕「途中でやめて良かった…」

 

ダイヤ「それは正解ですわね…」

 

その頃、由美さんと仲喜さんが戻ってきた。

 

由美「2人は帰っていったよ」

 

仲喜「これで夏祭りが楽しめるぞ」

 

すると会場にいた全員が喜んで、

 

全員「バンザーイ!!」

 

と叫ぶ。

 

このあと僕たちは無事に夏祭りを楽しむことができました。でもこの思い出はいい意味でも悪い意味でも一生忘れないだろう。




次回も特別コラボ企画です。


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【特別コラボ企画7】さようならG5000系&大地の物語

今回はまた渉矢さんとの2度目の特別コラボ企画で、7話目になります。今回コラボするのは『大切なものを失った…』という作品になります。時系列としては2041年8月ということになります。


2041年8月9日のこと。

 

私「ねえ聖、新居町工場行ってみない?」

 

聖「いいけど、なんで?」

 

私「実は会いたい人がいるの」

 

聖「よし!行こうじゃないか!!」

 

こうして新居町工場に2人で行くことになった。

 

〜※〜

 

新居町工場にて。会いたい人はすでに来ていた。

 

??「やあ千歌っち!久しぶりだね!」

 

私「久しぶりだね、由美ちゃん!元気にしてた?」

 

由美「まあね」

 

話によると、由美ちゃんは大学院卒業後、勇輝くんと結婚。その結果、彼女は新居町支社に、勇輝くんは豊田支社に転勤になったという。その後、4人の子供を産み、現在に至るとのことだった。

 

そういえば仲喜くんは最近どうしてるんだろう…?

 

私「そういえば仲喜くんは最近どうしてるの?」

 

由美「あいつか。あいつは南国急行鉄道の月光本社に飛ばされてなかなか帰ってこないんだよ」

 

私「えっ?そうだったの?」

 

由美「ああ」

 

私「あとこの娘は?」

 

由美「俺の息子の輝由(てるよし)だよ」

 

輝由「はじめまして千歌さん。いつも母がお世話になっております」

 

私「はじめまして輝由くん!」

 

由美「そういえば千歌っちが連れているこの子って…?」

 

私「私の息子の聖だよ」

 

由美「はじめまして」

 

聖「もしかして青山由美さんかな?あの大地の物語リーダーの…」

 

由美「そうだけど、なんで知ってるの?千歌っち、教えた?」

 

私「教えてないよ」

 

由美「ってことは…?ちょっといくつか質問するからな」

 

聖「うん」

 

由美「今ここにとまっている列車は?」

 

聖「G5000系第13編成」

 

由美「中部高速鉄道の電化方式は?」

 

聖「直流3000V。2019年5月末までは2000Vだったはず」

 

由美「じゃあ最後の質問だ。『此の世に終わらざるもの無きなり』を英語に直してください」

 

聖「There is nothing that doesn't end in the world.」

 

由美「…もしかして聖くん、君の前世は…七瀬港なのか…?」

 

聖「そうだよ…」

 

由美「おかえり、港…」

 

聖「ただいま…由美…」

 

2人は涙を流しながらハグをし合った。

 

落ち着いたところで本題に入る。

 

由美「実は来年の3月をもって2つのものが消えてしまう」

 

私「もしかして、このG5000系が1つだったりとか…?」

 

由美「そう。日本初のオールステンレス車両が約80年の歴史に幕を下ろすわけさ。あともう1つは…俺たちのアイドル大地の物語だ。来年の3月末をもって解散し、23年の活動に終止符を打つことにしたんだ…」

 

私「えっ?由美ちゃんはもう活動をやめちゃうの?」

 

由美「いや、まだ死ぬまで単独で活動を続けようと思う。それに後継アイドルの『Harvest Symphony』のマネージャーも兼ねることになったんだよ」

 

私「『Harvest Symphony』って?」

 

輝由「私たちが今度アイドルを結成するんだけど、その名前がそれなんだ」

 

聖「なるほど」

 

由美「ところで、今ならG5000系の貸し切りができるけどやっていく?」

 

私・聖「もちろん!」

 

というわけで、乗ってみよう。

 

聖「懐かしいなぁ…。20年以上前から変わってないね…」

 

私「確かに。昭和37年のプレートもそのままだし…」

 

すると私の目から無意識に涙が出ていた。

 

由美「あれ?千歌っち、何泣いてるんだよ?」

 

私「いや…、この車両が80年も中部高速鉄道線上を走り続けたからなぜか泣けてくるの…」

 

由美「そりゃ…そうだよな…」

 

由美ちゃんも聖も輝由くんも涙を流していた。

 

聖「そういえば輝由くんは由美さんと一緒でギター弾けるんだよね」

 

輝由「そうだけど。持ってきてるし聴いてみる?」

 

聖「ぜひ」

 

すると輝由くんはギターを取り出して1曲演奏する。

 

【♪押尾コータローfeat. Char『With You』♪】

 

終わると拍手喝采だった。

 

もうすでに夜だった。この日は勇輝くんが帰ってこないので由美ちゃんの家に泊めてもらった。

 

この日由美ちゃんと私が酒を飲みすぎて酔っ払って次の日二日酔いに苦しむことになるがそれはまた別の話。




次回は未定です。本編かコラボ企画かも迷っています。休載の可能性もあります。


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迷列車で行こう Aqours編 第2回 近鉄18000系

今回は本編に戻ります。題名の通り、「迷列車で行こう」シリーズです。今回は黒澤ダイヤさん視点で書き、千歌ちゃんは一切出てきません。

【2021年1月19日追記】
当該車両のイラストが完成しました。

【挿絵表示】



夏休みのある日、私は中部高速鉄道の新居町駅に呼び出されました。そこにいたのは果南さんと由美ちゃんだけでした。

 

私「今回は何をやるんですの?」

 

果南「由美が迷列車で行こうってのを撮影するんだって」

 

私「そういえば千歌さんと由美ちゃんが京阪の吊り掛け電車を題材に一度撮影していましたわね。それと同じ感じですの?」

 

由美「そうだよ」

 

私「今回は何が出るのか楽しみですわ♪」

 

果南「あっ、カメラもう回ってるからね」

 

由美「さあ今回も始まりました『迷列車で行こう』。今日紹介するのは近鉄18000系です」

 

果南「また吊り掛け?」

 

私「降細さんの趣味ですから気にとめない方がよろしいですわよ。早く概要聞きたいですわ♪」

 

由美「じゃあ説明しましょう」

 

その前にこのシリーズのOPが流れます。

 

【OP♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

〜※〜

 

近鉄18000系は1965年に登場した、在来車からの機器流用による京都線系統の特急型電車です。

 

当時は冷房付特急車680系2両編成2本と吊り掛け駆動の特急車の683系3両編成1本で1日12往復の運用を担っていましたが、683系は冷房がなく、また、3本の特急車の予備として非冷房の一般車までそのままの塗装で特急運用に駆り出されるという車両のやりくりがなかなかつかない状態が続いていました。

 

しかしながら、近い将来に控えていた京都線系統の車両限界の拡大と1500Vへの架線電圧の昇圧のもと、完全新造の車両を用意するのはお金の無駄と判断されました。

 

こうして登場したのが在来車の機器流用による本形式です。

 

〜※〜

 

果南「どんな車体や機器を使用していたの?」

 

由美「今から説明します」

 

〜※〜

 

車体は長さ18.6m、幅2.6mの専用設計の中型車体です。

 

車内設備はその車体の小ささから大阪線の11400系と同等にはできず、新規設計の転換クロスシートが採用されました。

 

主電動機はモ600形623・635・631・633を電装解除したときに捻出された出力112kWのものを使用していました。

 

駆動方式は吊り掛け駆動、歯数比は53:26で2.04です。

 

制御方式は抵抗制御。これも電装解除時の発生品である弱め界磁付単位スイッチ式手動加速制御器が搭載されました。改修はされていないので抑速発電ブレーキはついていません。これは後の改修工事で変更されることになります。

 

ブレーキ方式はA動作弁の自動空気ブレーキですが、これも後の改修工事で変更されます。

 

台車はすべて軸箱支持方式がシュリーレン式の新造品で、第1編成が揺れ枕金属ばね台車、第2編成がベローズ式空気ばねによるインダイレクトマウント式台車です。

 

こうして1965年に2両編成1本、1966年に2両編成1本の計4両が製造されました。

 

このあと、この形式は…、

 

 

 

〜※〜

 

 

 

由美「数奇な運命を辿ることになります」

 

私「えっ?まさか…?」

 

由美「そのまさかです。続きをどうぞ!」

 

〜※〜

 

この車両の登場後、683系は予備車というポジションに戻ることができました。

 

しかしながら、1966年以降、複電圧仕様の完全新造車18200系が5編成10両、さらにその後20m級の18400系が10編成20両製造されて限定運用を強いられていた本形式と680系の重要性は大きく低下しました。

 

ところが、1969年、京都線系統の架線電圧の1500V昇圧が行われた際、翌年に控えていた日本万国博覧会開催に伴う観光客の増加で特急車が不足することが予測されたので、格下げ改造はなされずに特急車のまま改修工事が実施されました。

 

工事の内容は以下の通りです。

 

昇圧非対応の弱め界磁付単位スイッチ式手動加速制御器を弱め界磁なし電動カム軸式自動加速制御器に変更、同時に1C8M化。

 

発電ブレーキは搭載されませんでしたが、モータ出力が112kWから140kWに上昇し、680系との性能差は縮まっています。

 

日本万国博覧会終了後は予備車に回ることが多くなり、主に天理教大祭の際の京都 - 天理間臨時特急などに充当されるようになりました。さらにその後、680系は名古屋線に転属し、更には志摩線の一般車に格下げされたのに対し、本形式は格下げ改造も高性能化も難しかったため、予備車として残り、1974年にブレーキ方式がHSC電磁直通ブレーキに改造されました。

 

それでも限定運用を組まなければならなかったこと、接客設備にも問題があったこと、車齢が17年であったにも関わらず主電動機に関しては昇圧改造の影響もあって老朽化が進行していたことから、本形式は4両とも1982年に廃車解体処分されてしまいました。

 

よって本形式の現存車両は存在しません。

 

〜※〜

 

由美「今回は以上です。いかがでしたか?」

 

私「一度だけでも乗ってみたかった、そんな電車だと思いましたわ♪」

 

果南「私はそうでもないけどなぁ…」

 

私「まあ、それはさておき、そろそろ締めましょうか」

 

由美「次回は何が出るのか、お楽しみに!」

 

果南「というわけで今回はここまで!!」

 

全員「ありがとうございましたー!!」

 

【ED♪Aqours『WATER BLUE NEW WORLD』♪】

 

これで由美ちゃんがカメラを止めて今回はお開きとなりました。

 

次回、出演できなくてもYoutubeにあがった動画を見てみたいですわね。




参考文献↓
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E9%89%8418000%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
次回は未定です。


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千歌大喜利3 演芸 ヨハネです…

久々に笑点ネタです。


私たちが名古屋に遊びに来ていた2019年8月のある日、由美ちゃんから提案があった。

 

由美「明日ここ熱田区で大喜利をやらないか?」

 

私「いいけど、会場はどこなの?」

 

由美「熱田文化小劇場にとっておいたからそこだよ」

 

私「よし!やろう!!」

 

〜※〜

 

そしてその時はすぐにやってきた。

 

【OP♪葉加瀬太郎『陽のあたる家』♪】

 

私「さあ、千歌大喜利の時間がやって参りました。司会の高海千歌です!今回は名古屋市熱田区の熱田文化小劇場にやってきています。また今回はですね、演芸をやることにしたんですよ。今回の演芸は中二病の代名詞、ヨハネです…」

 

そして演芸が始まる。舞台上には堕天した善子ちゃんがいる。

 

〜※〜

 

【♪ペピーノ・ガリアルディ『ガラスの部屋』♪】

 

…ヨハネです…。

 

貴重品は預けておいてくださいと言われましたが、聖書しか持っていませんでした…。

 

…ヨハネです…。

 

ゴミだと思っていたら、私がよく羽織っていたローブでした…。

 

…ヨハネです…。

 

初めて献血に行ったら、輸血を薦められました…。

 

…ヨハネです…。

 

「なんでその服を買ったの?」って聞かれましたが、何て答えればいいですか?

 

…ヨハネです…。

 

自転車なのに、歩行者から煽られました…。

 

…ヨハネです…。

 

それは水酸化ナトリウムではなくて、私のろうそくです…。

 

…ヨハネです…。

 

「2時から会議」

 

私のスケジュール帳の12月24日のところに書いてありました…。

 

…ヨハネです…。

 

美容室のトークが弾みません!

 

…ヨハネです…。

 

…3Dヨハネ。

 

…ヨハネです…。

 

「クックック…中部高速鉄道は俺が頂いた!」

 

由美との個チャにそう書かれていました…。

 

…ヨハネです…。

 

薬の数が多すぎて、どれが効いてるのかがわかりません!

 

…ヨハネです…。

 

……ハッ…!

 

ワイプで抜かれたときの練習です。

 

…ヨハネです…。

 

必ず当たるという占い師に占ってもらいました…。

 

YouTubeのチャンネル登録者数が、大幅に増えると言われましたが、実現しませんでした…。

 

…ヨハネです……ヨハネです……ヨハネです……。

 

〜※〜

 

ここで、「引き続き大喜利をお楽しみください」というテロップが流れた。

 

このあと、CMに入るが、その間に座布団などの準備をする。

 

今回出演するのはルビィちゃん、花丸ちゃん、ダイヤちゃん、果南ちゃん、幸恵ちゃん、月ちゃん、由美ちゃん、仲喜くんということも決まった。座布団運びは曜ちゃんである。

 

出演者は由美ちゃんと仲喜くん以外、浦の星の制服に着替える。由美ちゃんと仲喜くんだけは西白壁の制服のままである。私は最初から浦の星の制服を着ていたので問題はなかった。

 

次回、3度目の大喜利が始まるのであった。




次回に続きます。


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千歌大喜利3 メンバー挨拶

前回の続きです。今回より色を大部分省略します。


【♪葉加瀬太郎『陽のあたる家』♪】

 

CM終了後、始まった。

 

私「さあ、大喜利の時間がやって参りました。まずはテストの度に悪い点をとって、後悔している皆さんからご挨拶」

 

ルビィ「赤い機関車、色々ありますね。EF81、ED75、EH500、EH800などです。赤い機関車は交流電化区間を走ることができます。でも新幹線区間を走るだけの機関車は一向に現れない。どうしたことか。それでも赤い機関車のように輝いてがんばルビィする、黒澤ルビィです!」

 

 

 

花丸「黄色い電車は事業用車というイメージが存在すると思います。しかし例外もたくさんあるずら。東山線の初期車は黄色一色、総武快速線の103系も黄色一色ずら。中部高速鉄道の緑より黄色一色のほうが『未来ずら〜』って思っちゃいます。えっ?ステンレスカーは、だって?そりゃステンレスカーのほうが未来的ずら。それでも緑のラインが入ったら古さが目立つと思うのはマルだけかな?国木田花丸です」

 

 

 

ダイヤ「今回の大喜利をもって、Aqoursメンバーは必ず1回以上大喜利に出演したことになります。それはそうだと思いますわ。何と言っても、これは『千歌大喜利』ですからね。本日はよろしくお願いいたします。黒澤ダイヤです」

 

 

 

果南「この前、中部高速鉄道に2代目のG9900系が登場しました。令和のオールステンレス車両なのに吊り掛け駆動の抵抗制御で回生ブレーキがついていません。まるでダイヤのように古臭いね」

 

ダイヤ「なんてことを言うんですの!?」

 

果南「松浦果南です!」

 

 

 

幸恵「この度、私、悪魔のルシファーは堕天使ヨハネに先立って中二病コンテストに出ることになりました。ゴスロリのドレスを身に纏って出場する予定です。暇な人はぜひ応援しに来てください!暮林ルシファーです!!」

 

 

 

月「静岡県には三遠中野駅という駅が存在します。この駅が異世界への入口だそうです。名古屋駅からどうやって行くかって?JR東海道線で豊橋に出てそこから飯田線の異世界直通列車を使って佐久間駅の1個後、もしくは中部高速鉄道からだと直通列車が存在します。アクセスが悪すぎてもこの駅をよーろしくー!渡辺月です!」

 

ここからは大地の物語メンバー。

 

由美「吊り掛け駆動の電車は必ず旧性能電車に分類されます。しかし旧性能だからといって、低性能と言い切っていいのでしょうか。あたしはそうは思いません。中部高速鉄道には大出力モータのせいで吊り掛け駆動にせざるを得ないことがあるからです。それでも吊り掛けは廃れてゆく。それを阻止できるように頑張ります!青山由美です!!」

 

 

 

仲喜「アルゼンチンのブエノスアイレスにはサルミエント線という路線があります。レールの幅は1676mm、電化方式は直流830V第3軌条方式です。ここに日本製の電車が走っていたというので驚きです。中部高速鉄道にも早く海外製の電車が走るといいな、なんて思っても無理ですね。規格が異次元だから。山部仲喜です」

 

 

 

私「続いては、テストの度に後悔どころか、航海に出るために勉強を重ねている、勤勉な座布団運びからご挨拶」

 

曜「まあそうだけど…。えーっと、Aqoursが、名古屋市熱田区にやって参りました!それを記念して〜、全速前進〜?」

 

観客を含めた全員「ヨーソロー!!」

 

曜「からの〜?」

 

観客を含めた全員「敬礼〜!!」

 

曜「ありがとうございます!渡辺流座布団運び本家家元、渡辺曜と、ハッ!その一座にございまする〜!!」

 

曜ちゃん退場、持ち場につく。

 

曜「ハッ!ハッ!」

 

問題は3問。次回から出題します。お楽しみに!




次回から問題に入ります。


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千歌大喜利3 1問目 ○○に□□を呼びました

問題に入ります。


さてと。

 

私「さあ、いつものようにいい答えを言った方には座布団を差し上げます」

 

回答者全員「えぇ〜っ!?」

 

私「悪いと、取っちゃったりなんかします」

 

回答者全員「えぇ〜っ!?」

 

私「そしてですね、10枚貯めた方には、この十枚箱の中に入っている素晴らしい賞品がもらえますので頑張ってやってください」

 

座布団はルビィちゃん、ダイヤさんが6枚、果南ちゃんが5枚、前回出場した花丸ちゃん、月ちゃん、幸恵ちゃんは4枚、前回更地になって終わった由美ちゃんと仲喜くんは2枚からのスタートとなる。

 

私「さあ、1問目!『困ったら俺を呼んでくれ』なんて正義のヒーローに言われたらかっこいいなんて思いますよね。そこで問題。皆さんはまずヒーローに限らず『○○に□□を呼びました』などと報告をしてください。そして私が『どうなりました?』と聞きますので何か返してください」

 

最初は、

 

私「はい仲喜くん!」

 

仲喜「徳島県に燃料電池ハイブリッド電車を呼びました」

 

私「どうなりました?」

 

仲喜「徳島県の鉄道の無煙化ならぬ、無"音"化が進みました」

 

私「徳島県の鉄道はね、全線非電化で今はディーゼルしか走っていないからね。1枚あげてください」

 

座布団 +1枚

 

次。

 

私「はい月ちゃん!」

 

月「静真高校に沼津市の警察を呼びました」

 

私「どうなりました?」

 

月「16時15分、容疑者沼水宣治(*1)、確保」

 

私「1枚あげて!」

 

座布団 +1枚

 

私「はい由美ちゃん!」

 

由美「Aqoursの練習に天龍源一郎を呼びました」

 

私「どうなりました?」

 

由美「何を言っているかわからず、指示が全く通らないんです!○△□✕☆※…!○△□✕☆※…!」

 

私「1枚あげて」

 

座布団 +1枚

 

さてと。

 

私「はいダイヤちゃん!」

 

ダイヤ「名古屋市熱田区にエリーチカを呼びました」

 

私「どうなりました?」

 

ダイヤ「エリーチカが私を裏切りました。一番の推しだったのに…」

 

私「私だって穂乃果さんに裏切られたときはショックだったからね。2枚やって!」

 

座布団 +2枚

 

私「はい果南ちゃん!」

 

果南「旧浦の星女学院に廃車になった鉄道車両を呼びました」

 

私「どうなりました?」

 

果南「浦の星鉄道博物館が誕生しました」

 

小原財閥がやらないことを祈ろう。

 

私「そのようなことが起きないことを祈ります。曜ちゃん、1枚持っていきなさい」

 

果南「なんでーーーーーー!?」

 

座布団 −1枚

 

私「はいルシファーちゃん!」

 

幸恵「隣の家に囲いを作る業者を呼びました」

 

私「『へえー』って言うんだろ」

 

もちろん、

 

私「曜ちゃん、幸恵ちゃんの1枚持っていきなさい」

 

幸恵「だからルシファー!!」

 

座布団 −1枚

 

私「はいルビィちゃん!」

 

ルビィ「イオンモール熱田のにぎりたてに花陽ちゃんを呼びました」

 

私「どうなりました?」

 

ルビィ「すぐにサインをもらいに行きました!!」

 

次に行こう。最後答えていないのは…、

 

私「はい花丸ちゃん!」

 

花丸「内浦に霊柩車を呼びました」

 

これは嫌な予感がする。

 

私「…どうなりました?」

 

 

 

 

 

 

 

花丸「高海千歌出棺でございます」

 

 

 

 

 

 

 

私「曜ちゃん、全部持っていきなさい」

 

座布団 全部没収

 

一気に更地になった。しかし死亡ネタを言ったからにはそれくらいの報いを受けてもらわないと。

 

私「はい月ちゃん!」

 

月「この大喜利に笑点の山田さんを呼びました」

 

私「どうなりました?」

 

月「曜ちゃん座布団運びお疲れ様!!」

 

曜「ちょっと!」

 

曜ちゃんは月ちゃんを突き飛ばして座布団を全部奪っていった。

 

座布団 全部没収

 

私「今何枚持ってった?」

 

月「5枚」

 

私「じゃあ曜ちゃん、3枚増やして持ってきて」

 

曜「なんでーーーーーー!?」

 

座布団 +8枚

 

次行こう。

 

私「はいダイヤちゃん!」

 

ダイヤ「コンビニにルビィを呼びました」

 

私「どうなりました?」

 

ダイヤ「ルビィ!私のプリンを勝手に食べたのですから美味しいのを選ぶまで許しませんわよ!!」

 

ルビィ「お姉ちゃん…」ウルウル

 

泣きそうになりながらルビィちゃんは手をあげる。

 

私「はいルビィちゃん!」

 

ルビィ「マクド●ルドにお姉ちゃんを呼びました」

 

私「どうなりました?」

 

ルビィ「お姉ちゃん!美味しいフライドポテト買ってよ!!勝手に食べた罰として!!」

 

ダイヤ「ルビィ!!」

 

これ以上エスカレートするとまずい。

 

私「曜ちゃん、2人の3枚ずつ持っていきなさい!!」

 

ルビィ「えぇ〜っ!?」

 

ダイヤ「なんでですの〜!?」

 

ルビィ 座布団 −3枚

 

ダイヤ 座布団 −3枚

 

次は…。

 

私「はいルシファーちゃん!」

 

幸恵「川に大きな桃を呼びました」

 

私「どうなりました?」

 

幸恵「その桃を割ったら男の子が産まれ、踊りだしました。いやんぱっかんんふん♪そこは桃太郎なのあはん♪いやんぱっかんあはん♪桃を食べちゃダメあはん♪」

 

その間、観客を含めた全員が手拍子をしていた。

 

私「曜ちゃん!!全員の1枚ずつ持っていきなさい!!

 

全員「えぇ〜っ!?」

 

私「なんであの歌に併せて手拍子なんかするんだ!!」

 

全員 座布団 −1枚

 

すると花丸ちゃんがこう言ってきた。

 

花丸「オラの座布団1枚もないんだけど!!」

 

私「じゃあ花丸ちゃん!」

 

花丸「脳内にすべての知識を呼びました」

 

私「どうなりました?」

 

花丸「受験で一発合格ずら!脳内に呼ばなければならないものは、この世にいっぱいあるかもしれないずら!!」

 

私「おっ!いいこと言うじゃん!!曜ちゃん5枚渡して!!」

 

花丸「やった!」

 

座布団 +5枚

 

いい答えが出た。

 

現在、座布団はルビィちゃん2枚、花丸ちゃん5枚、ダイヤさん4枚、果南ちゃん3枚、幸恵ちゃん2枚、月ちゃん7枚、由美ちゃん2枚、仲喜くん2枚となった。

 

次の問題行こう。

*1
ウイング団ののぶにゃんのこと。




次回は2問目です。


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千歌大喜利3 2問目 何?○○と□□の違い?

前回の続きです。


前回、座布団はルビィちゃん2枚、花丸ちゃん5枚、ダイヤさん4枚、果南ちゃん3枚、幸恵ちゃん2枚、月ちゃん7枚、由美ちゃん2枚、仲喜くん2枚で終わった。

 

2問目の台本はすぐに見つかった。

 

私「さあ、2問目です!果南ちゃんが挨拶で述べた通り、最近、中部高速鉄道で2代目のG9900系が登場しました(*1)。吊り掛け駆動の抵抗制御で、回生ブレーキがついていませんが、先に登場した界磁チョッパ制御の2代目G8500系との区別がなかなかつきません。そこで問題。皆さんはね、様々なものの違いを質問されたお兄ちゃん、お姉ちゃんになって質問内容を確認してください。そして私が『△△兄』もしくは『☆☆姉、教えて!』と言いますので返事を返してください」

 

最初は…。

 

私「はい月ちゃん!」

 

月「えっ?月と大月の違い?」

 

私「月姉、教えて!」

 

月「僕が月で、小遊三師匠が大月」

 

私「これは最初にしてみれば上手いじゃん!1枚あげて!!」

 

座布団 +1枚

 

私「はいルビィちゃん!」

 

ルビィ「えっ?お乳と秩父の違い?」

 

ルビィちゃんから爆弾発言!!なんで!?

 

驚いてからしばらくして、

 

私「ルビィ姉、教えて!」

 

ルビィ「ルビィにないのがお乳で、たい平師匠の発言に多いのが秩父」

 

私「お乳発言はかなりまずいね。曜ちゃん、1枚持っていきなさい」

 

ルビィ「なんでーーーーーー!?」

 

座布団 −1枚

 

すかさずダイヤさんが手を挙げる。

 

ダイヤ「ルビィの仇討ちをしますわ!!」

 

私「はいじゃあやる気満々のダイヤちゃん!!」

 

ダイヤ「何?サカイとタカミの違い、ですって?」

 

私「ダイヤ姉、教えて!」

 

ダイヤ「サカイが引っ越しで、タカミが出棺ですわ!!」

 

タカミはおそらく私のことだろう。また死亡ネタ出ましたね。

 

私「曜ちゃん!ダイヤさんの全部持っていきなさい!!

 

ダイヤ「ちょっと!!なんでですの!?」

 

座布団 全部没収

 

次に行こう。

 

私「はい花丸ちゃん!」

 

花丸「何?サインとコサインの違い?」

 

私「うん!花丸姉、教えて!」

 

花丸「下から見るか横から見るか」

 

私「ああ、なるほど。1枚あげて!」

 

座布団 +1枚

 

さてと。

 

私「はいルシファーちゃん!」

 

幸恵「えっ?普通のラーメンと木久蔵ラーメンの違い?」

 

私「うん!ルシファー姉、教えて!」

 

幸恵「ズルズルッ!が普通のラーメンで、ズルッ!ゲホッ!が木久蔵ラーメンよ」

 

私「上手い上手い!4枚あげて!」

 

座布団 +4枚

 

次に行こう。

 

私「はい仲喜くん!」

 

仲喜「何?二条城と姫路城の違い?」

 

私「うん!仲喜兄、教えて!」

 

仲喜「見りゃわかるだろこのバカチカが!!!」

 

私「曜ちゃん!仲喜くんの座布団をきれいに片付けなさい!!

 

座布団 全部没収

 

次は…、

 

私「はい果南ちゃん!」

 

果南「何?緑と紫の違い?」

 

私「うん!果南姉、教えて!」

 

果南「Aqoursで言えば緑が私で紫が鞠莉。笑点で言えば緑がハゲで紫が腹g…」

 

これ長くなるぞ…。

 

私「もういいよ!1枚持っていきなさい!!」

 

座布団 −1枚

 

次は最後まで回答を言っていなかった由美ちゃん。

 

私「はい由美ちゃん!」

 

由美「えっ?G5000系とG9600系の違い?」

 

私「うん!由美姉、教えて!」

 

由美「雷・雪・水に弱いのがG5000系。ブレーキのフェイルセーフが効かないのがG9600系」

 

私「これは定番中の定番だね。3枚あげて!」

 

由美「やった!」

 

座布団 +3枚

 

これで1人1つずつ答えを言った。

 

私「はいダイヤちゃん!」

 

ダイヤ「足が痛いから私は取り返します。何?1Nと1kgの違い、ですって?」

 

私「ダイヤ姉、教えて教えて!」

 

ダイヤ「1kgの物体を1m/s2で加速させるための力が1Nですわ」

 

私「読者の皆さん、覚えようね。3枚あげて!」

 

座布団 +3枚

 

私「はい由美ちゃん!」

 

由美「何?12410系と12600系の違い?」

 

私「由美姉、教えて!」

 

由美「100%おんなじ!!」

 

嘘つき!どこか違うだろ!!

 

私「1枚取んなさい!!」

 

由美「なんでーーーーーー!?」

 

座布団 −1枚

 

私「はい果南ちゃん!」

 

果南「何?ミトレ線とサルミエント線の違い?」

 

私「うん!果南姉、教えて!」

 

果南「ミトレ線が6両編成で、サルミエント線が9両編成」

 

私「1枚あげて」

 

座布団 +1枚

 

私「はい仲喜くん!」

 

仲喜「えっ?何?更迭と粛清の違い?」

 

私「うん!仲喜兄、教えて!」

 

仲喜「更迭は人を替えることで、粛清は悪い奴を排除することだよ。もしかするとウイング団は早いうちに粛清されるだろうね」

 

私「今何枚?」

 

仲喜「1枚も無くて足が痛いんだけど」

 

私「足が痛い?じゃあそのままで」

 

次の問題まであいつには座布団あげませんから。

 

時間的に次が最後。

 

私「はい月ちゃん!」

 

月「何?デハとモハの違い?」

 

私「うん!月姉、教えて!」

 

月「自分で調べろボケ!!」

 

私「あれ全部取れ!!

 

座布団 全部没収

 

現在、座布団はルビィちゃん1枚、花丸ちゃん6枚、ダイヤさん3枚、果南ちゃん3枚、幸恵ちゃん6枚、月ちゃん0枚、由美ちゃん4枚、仲喜くん0枚となった。

 

私「さて、時間のようです。大喜利これまd…」

 

曜「もう1問あるよ」

 

私「えっ?」

 

仲喜「やっぱりドジだな」

 

私「月ちゃんの答えを聞いていたらバカバカしくなって早くやめたくなっちゃったんだよね」

 

水に流して次の問題行こう。

*1
この話は8月9日に収録している。2代目G9900系は8月4日に登場した。




千歌大喜利3は次が最後です。


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千歌大喜利3 3問目 封筒を使って一言

千歌大喜利3はこれで最後です。


前回、座布団はルビィちゃん1枚、花丸ちゃん6枚、ダイヤさん3枚、果南ちゃん3枚、幸恵ちゃん6枚、月ちゃん0枚、由美ちゃん4枚、仲喜くん0枚で終わった。

 

3問目に入る前にステージ上に誰かが現れた。

 

由美「ややっ!ウイング団!俺を斬りに来たのか!?」

 

きよっぴー「違うわ。大喜利を見に来ただけよ」

 

由美「ならいい。戦う気満々だったら大喜利は中止だったからな」

 

これは取っておかないとまずい。ウイング団が退場したところで、

 

私「曜ちゃん、由美ちゃんの1枚持っていきなさい」

 

由美「なんでーーーーーー!?」

 

由美 座布団 −1枚

 

さて、3問目に本当に行こうとしたら台本が…見つからない!!

 

ダイヤ「千歌さん、あんなミス犯す位ですから台本は私が取っておきました。司会は代わりにやりますからさあ、回答席へ!!」

 

私「ちょっと待って!!そんなルールどこにあったの!?」

 

ダイヤ「ルールもなにも、先代の圓楽師匠も歌丸師匠もみんなそうやってやめていきましたのよ?」

 

私「とにかく台本返して!!」

 

そう言って私はダイヤさんから台本を没収した。

 

すると私の座布団がなくなっていた!!

 

由美「あれ?仲喜くんの座布団の色違うじゃないか!!」

 

私「仲喜くん!!戻して!!」

 

そう言って私は仲喜くんから座布団を回収した。

 

本当に行こう。

 

私「さあ、3問目!曜ちゃんみんなに例のものを配ってー!!」

 

曜「(口上風に)了解であります!」

 

私「うるさいよ!」

 

配られたのは封筒。

 

私「最近、手紙を見かけませんが、手紙にも良さがあります。人のことを言ってはいられませんが、皆さんも手紙を書いてみたらどうでしょう?そこで問題。皆さんはね、お配りした封筒を使って、喜怒哀楽たっぷりに何か一言言ってください。そして私が『どうしました?』と聞きますので何か返してください」

 

最初は、

 

私「はいルビィちゃん!」

 

ルビィ「あれ?切手の消印がずれてる!」

 

私「どうしました?」

 

ルビィ「よし!お姉ちゃんにバレないようにもう1回使っちゃおう!!」

 

私「ケチケチしない!1枚取んなさい!!」

 

ルビィ「なんでーーーーーー!?」

 

座布団 −1枚

 

ルビィちゃんの座布団はなくなった。

 

私「はいルシファーちゃん!」

 

幸恵「おっ!裁判所からだわ!!」

 

私「どうしました?」

 

幸恵「クックック…私…悪魔のルシファーは…裁きを下す立場(裁判員)になったときに魔力が解き放たれる(本来の性格が出る)のです!」

 

私「…曜ちゃん、幸恵ちゃんの2枚持っていきなさい」

 

幸恵「ルシファー!!」

 

座布団 −2枚

 

私「はい仲喜くん!」

 

仲喜「ああ…この写真…三鷹事件から…もう70年か…」

 

私「どうしました?」

 

仲喜「63系電車も…事故が多かったなぁ…」

 

ダイヤ「なんてことを言うんですの!?」

 

果南「63系電車に失礼だよ!!」

 

私「曜ちゃん、ダイヤさんと果南ちゃんの1枚ずつ取って仲喜くんに渡して」

 

2人「そんなぁーーーーーー!!」

 

ダイヤ 座布団 −1枚

 

果南 座布団 −1枚

 

仲喜 座布団 +2枚

 

私「はい花丸ちゃん!」

 

花丸「これは使えそうな道具ずら!」

 

私「どうしました?」

 

花丸「いないいない…土屋太鳳!」

 

また!?

 

私「曜ちゃん1枚持っていきなさい!!」

 

花丸「えぇ〜っ!?」

 

座布団 −1枚

 

私「はい果南ちゃん!」

 

果南「あっ!約束通り100万円送ってきてくれた!!」

 

私「どうしました?」

 

果南「読者の皆さん、ダマされないと思ったら大間違いですよ!最近また横行していますから。特にダイヤ、気をつけようね」

 

ダイヤ「ちょっと果南さん!」

 

私「曜ちゃん、ダイヤさんの1枚取って果南ちゃんに渡して」

 

果南「やった!」

 

ダイヤ「なんでですのーーーーーー!?」

 

私「詐欺に引っかかった人が何言ってるんですか!!」

 

ダイヤ 座布団 −1枚

 

果南 座布団 +1枚

 

ダイヤ「もう私は怒りました!!座布団を取り返しますわ!!」

 

私「はいじゃあやる気満々のダイヤちゃん!」

 

ダイヤ「これをウイング団の皆さんに…と」

 

私「どうしました?」

 

ダイヤ「ウイング団の皆さん宛に不幸の手紙を送るのです」

 

私「3枚あげて!!」

 

ダイヤ「これで安泰ですわ♪」

 

座布団 +3枚

 

私「はい月ちゃん!」

 

月「ん?やったー!」

 

私「どうしました?」

 

月「曜ちゃんクビだって!」

 

曜「ちょっと!」

 

曜ちゃんは月ちゃんを突き飛ばした。取れる座布団はない。

 

私「曜ちゃん、月ちゃんに3枚渡しといて」

 

曜「なんでーーーーーー!?」

 

座布団 +3枚

 

私「はい由美ちゃん!」

 

由美「この3万円を入れて…と」

 

私「どうしました?」

 

由美「定期券の更新に行くんです」

 

私「あっ、なるほど!3枚あげて!」

 

座布団 +3枚

 

私「はい仲喜くん!」

 

仲喜「おや?小原財閥から招待状だ」

 

私「どうしました?」

 

仲喜「『小原鞠莉を連れ戻す会』か。『不参加』と」

 

私「2枚あげて!」

 

座布団 +2枚

 

それに反応するように手を挙げたのはダイヤさん。

 

私「はいダイヤちゃん!」

 

ダイヤ「あら?中部高速鉄道から招待状ですわ」

 

私「どうしました?」

 

ダイヤ「『G9900系試乗会』ですか。ルビィ、行きませんわよね?」

 

ルビィ「うゅ!」

 

ダイヤ「それでは、『不参加』と致しましょう」

 

仲喜「よせよ!」

 

私「曜ちゃん、由美ちゃんと仲喜くんの1枚ずつ取ってルビィちゃんとダイヤちゃんに渡して」

 

由美・仲喜「なんでーーーーーー!?」

 

由美 座布団 −1枚

 

仲喜 座布団 −1枚

 

ダイヤ 座布団 +1枚

 

ルビィ 座布団 +1枚

 

時間的にあと3つ。

 

私「はい花丸ちゃん!」

 

花丸「あっ、NaOHって書いてあるずらね。中に手入れてみるずら」

 

読者の皆さん、絶対にやめようね。

 

しかしここで終わらせてはいけない。大喜利だから。

 

私「どうしました?」

 

花丸「あ〜、ヌルヌルしてて気持ちいいずら〜♥…あれ〜?なんか痛いずらね〜…。うわっ!指紋がないずら!!」

 

私「NaOHはすごく危ないから絶対に触らないようにしようね。曜ちゃん、3枚持っていきなさい」

 

座布団 −3枚

 

あと2つ。

 

私「はい仲喜くん!」

 

仲喜「何?『チカキトク、スグカエレ』?」

 

これは嫌な予感がする。

 

私「…どうしました?」

 

仲喜「いきなり言われても…内浦に帰れないよ…」

 

それに反応するように手を挙げたのは由美ちゃん。

 

これが最後の回答だ。

 

私「はい由美ちゃん!」

 

由美「さっきの仲喜くんのやつに呼応するやつです」

 

もっと嫌な予感がする。

 

由美「ん?死亡通知?」

 

私「…どうしました?」

 

由美「沼津内浦、高海?」

 

仲喜「えっ?高海?高海だろ?昨日千歌が危篤って電報届いてたから……まさか……?」

 

 

 

「曜ちゃん!!由美ちゃんと仲喜くんの全部持っていきなさい!!!!

 

 

 

由美 座布団 全部没収

 

仲喜 座布団 全部没収

 

 

 

最近私の死亡ネタが絶えない。不愉快だから締めちゃおう!

 

私「不愉快なので大喜利これまで!さようなら!!」

 

こうして収録が終了となったが、またこのあと悲劇が起きるとは…。




次回は後日談でも書こうかな…?


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【UA7777件突破記念】えっ?またスマホが?

前回の続きとなります。いつも通りだと思いますが、わざわざUA突破記念としました。その数字について書いておきます。
今回は暴力表現があるので苦手な方は要注意。

【7777について】
・アメリカではラッキーセブンとして重宝される。
・素因数分解すると7✕11✕101。


大喜利のあと、観客の皆さんは全員帰っていった。

 

残ったのは私たちAqoursとウイング団、そして由美ちゃんと仲喜くんだけ。聡平くんと勇輝くん、そして他の大地の物語メンバーは今日ここには来ないと言っていた。

 

そして完全に片付いたところで、帰ろうとした瞬間、

 

鞠莉「ウイング団の皆さん、ちょっとお話がありマ〜ス」

 

のぶにゃん「何かあったんですか?」

 

ダイヤ「何かあったもなにも、私たちの大事な由美ちゃんの命を狙っているということで私は怒っているのです」

 

こうしてOB組3人はウイング団4人に説教をした。説教は30分以上続いた。

 

そして最後に、

 

ダイヤ「罰としてスマホを一旦私たちに預けてください」

 

きよっぴー「何をするんですか?」

 

鞠莉「TwitterとYoutubeのアカウント削除をさせてもらうわ!」

 

みおぴょん「…わかりました」

 

きよっぴー、みおぴょん、あっきーは素直に受け入れたが、由美ちゃん以上の重度のスマホ依存症ののぶにゃんはというと…、

 

のぶにゃん「私は嫌です!!」

 

果南「のぶにゃん!なんでそんなに頑なになってスマホを出そうとしないの!?」

 

のぶにゃん「実は私、過去にスマホを壊されたことがあって…それ以降肌身離さず持ち歩くようにしたんです」

 

ダイヤ「大丈夫です。壊したりはしませんから。とにかく預からせてもらいますわ!!」

 

のぶにゃん「絶対に嫌です!!」

 

そう言ってダイヤさんとのぶにゃんでスマホの取り合いになる。

 

悲劇が起きたのはその時だった。

 

のぶにゃん「コノハズクがー!!」バシッ

 

なんと!のぶにゃんのスマホはコノハズクに奪われたのだった!!

 

悲劇はさらに続く。

 

スマホは熱田駅前交差点の横断歩道の上に落ちた。

 

私「あそこに落ちたよ!」

 

由美「取りに行こう!」

 

私と由美ちゃんは走ってそのスマホを取りに行く。

 

しかし、着いた途端に赤信号になってしまった。

 

そのスマホは何台もの車によってグシャグシャにされた。その中には大型トラックやダンプカー、バスもあった。私たちは驚きが隠せなかった。

 

信号が青になってから拾いに行こうとするが、それでも悲劇は続く。

 

なんと!あのときと同じように、拾おうとした途端に工事のおじさん2人がやってきたのだ!!

 

工事員A「さあ穴掘るっぺー」

 

工事員B「おー!」

 

そしてグシャグシャになってしまったスマホの上から工事用の掘削機を使う。

 

カリカリカリカリカリカリカリカリ

 

私たちは真っ青になった。

 

工事員B「おーい穴掘るのそこじゃないぞー」

 

工事員A「あーっ、いけねぇー」

 

工事員のおじさんたちは去っていった。スマホは粉々になってしまった。

 

するとのぶにゃんが走ってきた。

 

そして彼は泣きながら由美ちゃんをボコボコに殴った。

 

のぶにゃん「○△□※☆✕○△□※☆✕○△□✕☆※…!!」

 

何を言っているかさっぱりわからない。

 

そしてみおぴょんが取り押さえるが、それも効果がない。のぶにゃんはものすごく暴れている。

 

仲喜「大丈夫さ。警察すぐ呼ぶから」

 

仲喜くんはすぐに警察を呼び、警察は3分後に駆けつけてきて、そのままのぶにゃんは現行犯逮捕された。

 

それと同時にウイング団の3人は同行して警察署の方へと行ってしまった。

 

由美「いや〜参ったよもう。俺たちも去年の12月はあんな感じだったからな」

 

仲喜「まあな。お互い気をつけよう!」

 

私「そうだったの?」

 

由美「ああ。他人の理解を得られなかったから俺も仲喜くんも怒り狂って暴れまくったって過去があるんだよ」

 

ダイヤ「由美ちゃんと仲喜さんがそんなことをしたことがあるなんて意外ですわね」

 

全員「あはは…」

 

落ち着いたところで、

 

由美「さあ、帰るぞ!」

 

全員「オー!!」

 

こうして帰路につき、今日は終わりを迎えた。

 

さあ、明日も頑張ろう!

 

【ED♪葉加瀬太郎『Loving Life』♪】




次回は未定です。休載の可能性もあります。
また、このネタがわからなかった人はこちら↓を参照。
https://youtu.be/FCn1FwJ-5Qs
https://youtu.be/xOZG07DSiv0
https://youtu.be/A0n2fjiucQA


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【新作投稿記念】近鉄に乗ルビィ!

先日、新作の『転生した2両の近鉄特急は小原鞠莉と松浦果南の妹』を投稿したのでそのコラボを執筆しようと思います。『特別コラボ企画』としなかったのは自分の作品だから、それだけです。今回は黒澤ルビィちゃん視点で書きます。
※今回、ルビィちゃんは1年生、由美ちゃん、千歌ちゃんは2年生とします。
※※今回は特別に由美ちゃん、千歌ちゃんの前世が判明していることにします。


日乃「ねえルビィ、近鉄に乗りに行こうよ」

 

この子は松浦日乃ちゃん。果南ちゃんの妹で、前世は近鉄特急だったんだって。

 

ルビィ「いいけど、なんで?」

 

日乃「英虞湾の景色を見てみたいんだ」

 

ルビィ「じゃあ日乃ちゃん、何人か誘おうよ」

 

日乃「うん!」

 

そして集まったのは…、

 

??「どうも」

 

??「Hello〜♪」

 

??「こんちかー!」

 

1人目は青山由美ちゃん。名古屋出身・在住で、一人称が「俺」の女の子。

 

2人目は高海千歌ちゃん。みかんが大好きで、私をスクールアイドルに誘ってくれたんだ。

 

3人目は小原ビスタちゃん。鞠莉ちゃんの妹で、彼女も前世は近鉄特急だったんだって。

 

由美「でもなんで俺を誘ったの?」

 

千歌「仲喜くんも勇輝くんも名古屋にいなかったから」

 

由美「なるほど。で、近鉄特急に乗って賢島に行くんだよね?」

 

ビスタ「そうよ」

 

ルビィ「なんかわくわくしてきたよ!」

 

由美「よし、それじゃあ早速〜?」

 

全員「ヨーソロー!!」

 

こうしてルビィたちの旅は始まった。

 

〜※〜

 

乗る列車はしまかぜ。終点の賢島まで乗る。

 

一番前の6号車に乗った。

 

全面も側面もハイデッカーで景色が良い。

 

一番のビュースポットは鳥羽駅を発車してまもなくのところ。

 

ところが、ビスタちゃんと日乃ちゃんは涙を流していた。

 

由美「ビスタちゃん、日乃ちゃん、そんなに泣いてどうしたの?」

 

ビスタ「実はアタシたち、前世はここまで来れなかったの」

 

千歌「そうだったの?」

 

日乃「うん。ずっと京都線・橿原線系統に閉じ込められて、その一方で680系先輩たちがここで最期を迎えたから憧れの場所だったんだ」

 

由美「ってことは君たちは2人共近鉄18000系だったんだな?」

 

ビスタ「なんで知ってるの?」

 

由美「Wikipediaに載っていたのを読んで知ったんだ。それに…」

 

ビスタ・日乃「それに?」

 

由美「俺の前世が近鉄2400系だったんだよ」

 

4人「えぇ〜っ!?」

 

日乃「ってことは、運が良ければ出会えてたってこと?」

 

由美「まあ、そういうことだ」

 

ビスタ「近鉄仲間に出会えて、アタシはvery happyよ!」

 

まさか由美ちゃんまで近鉄車だったなんて、驚きだよ。

 

由美「そういえば千歌っち、前世の記憶とか覚えている?」

 

千歌「私は…あっ!千歌も電車だったの!!」

 

ルビィ「えっ!?」

 

千歌「近鉄1480系だったんだ。鮮魚列車に改造されないで廃車になっちゃったんだけどね…」

 

由美「ってことは…ルビィちゃん以外全員近鉄仲間ということだな…」

 

ルビィは泣きそうになる。

 

ルビィ「うゅ…ルビィだけ仲間外れだなんて…」

 

由美「サクマのいちごみるくあげるから機嫌直して!!」

 

ルビィ「ありがとう由美ちゃん!」

 

こうしてルビィは機嫌を直すことができた。

 

由美「まあ、俺も1人だけ仲間外れの面があるんだけどね」

 

ルビィ「由美ちゃんだけ名古屋出身なんでしょ?」

 

由美「その通り!」

 

千歌「そういう私には姉が2人いる」

 

ビスタ「アタシだけハーフだし」

 

日乃「私は果南姉に昔からハグされて育ってきた」

 

全員「みんな違うじゃん!」

 

こうして笑って過ごした。

 

〜※〜

 

賢島駅到着後、周辺施設を巡ることにしたが、これはまた別の話。




次回は未定です。

※この新作は2020年1月26日に削除しました。


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ヤンデレ小泉花陽から山部仲喜は逃げ切る

本編に戻り、今回はヤンデレμ's第3弾です。今回は山部仲喜くん視点で書きます。


夏休みのある日、俺とルビィちゃんで一緒に名古屋駅で話していると、また聞き覚えのある声が聞こえてきた。

 

??「仲喜くーん!どこー!?」

 

ルビィ「この声は…花陽ちゃん!?」

 

俺「いかんいかん!逃げるぞ!!」

 

ルビィ「なんで!?ルビィの推しからなんで逃げなきゃいけないの!?」

 

俺「μ'sから逃げるぞって俺が言うときはただ1つ。狂気を感じたときだ」

 

ルビィ「何かあったの?」

 

俺「それが…」

 

そして俺は説明する。

 

〜※〜

 

4月に俺が絵里さんに捕まったでしょ?

 

それから3ヶ月後に穂乃果さん、真姫さん、にこさんの3人が集団で俺のことを誘拐してきたんだ。

 

それがあってからμ'sからたまに狂気を感じるようになったから未然に捕まるのを防ぐってわけさ。

 

〜※〜

 

ルビィ「じゃあ逃げルビィ!」

 

こうして逃げること15分、俺たちはメ●ンブックスに逃げ込むことができた。

 

〜※〜

 

それからコスプレショップなども見ること10分、悪夢は再び訪れる。

 

花陽「見〜つけた♥」

 

仲喜「花陽さん!?」

 

花陽「花陽から逃げる悪い子には、ちょっと痛いお仕置きを受けてもらわないとね♥」

 

ルビィ「仲喜さんをどうするんですか?」

 

花陽「ルビィちゃん、そんなに怖がらなくていいよ。殺したりはしないから♥」

 

もちろん、花陽さんの目には光が灯っていない。

 

花陽「仲喜くん♥一緒に行くよ♥」

 

俺「…はい」

 

おとなしくついていくことにしよう。

 

〜※〜

 

このまま新幹線で東京まで行く羽目になってしまった。

 

車内にて。

 

花陽「先月、真姫ちゃんと話していたよね?本人から聞いたんだけど」

 

俺「それが問題ですか?」

 

花陽「問題も問題だよ!!仲喜くんはμ'sで花陽だけを推してくれているって信じていたのに!!」

 

俺「じゃあちょっと聞いていいですか?」

 

花陽「何?」

 

俺「大地の物語は誰推しですか?」

 

花陽「それはあなただよ♥やっぱり仲喜くんったら鈍感さんなんだから♥」

 

〜※〜

 

東京駅到着後、スタンガンの気配がした。しかし、花陽さんを落とすのは簡単だ。

 

俺「そうだ!麺屋東阪で昼食とりませんか?」

 

花陽「『麺屋』ってことは…、ラーメン?」

 

俺「そうですけど、白いご飯もありますよ」

 

花陽「やったあ!」

 

花陽さんはすぐにスタンガンをしまった。ってそんな物騒なもの持っていたのか…。

 

〜※〜

 

花陽「すみません!唐揚げ定食1つ!」

 

俺「じゃあ俺は天ぷらうどんで」

 

店員A「かしこまりました!」

 

すると花陽さんの目は昏くなる。

 

花陽「なんで白米以外を頼むの?」

 

俺「なんでって…食べたいからに決まってるじゃないですか」

 

花陽「花陽といるときは白米以外頼んでほしくないの。凛ちゃんや希ちゃん、穂乃果ちゃんの影響とかは関係ない。とにかく主食を白米以外にするなんて花陽の前ではやめてよ」

 

俺「じゃあ注文は?」

 

花陽「すぐに変更しようか」ニコッ

 

俺は泣く泣くうどんをやめて生姜焼き定食に変えた。

 

〜※〜

 

食べ終えてからのこと。俺は花陽さんがトイレに行っている間に逃走劇を始めた。

 

逃げた先はというと…。

 

 

 

原宿だ。

 

 

 

山手線ではなく、銀座線、副都心線を使った。

 

原宿でタピオカでも飲みながらぶらぶら散歩でもしよう。そう思ったらまた捕まってしまった。

 

??「兄様、こんなところで会えるなんて奇遇ね♥」

 

仲喜「り、理亞!?お姉ちゃんはどうしたんだよ!?」

 

理亞「姉様と一緒に行動していたらはぐれちゃったの」

 

あっ、読者の皆さん、言い忘れていましたね。北海道巡りをしている間に、私は理亞を呼び捨てで、聖良さんを「お姉ちゃん」と呼ぶようになり、逆に理亞から「兄様」、お姉ちゃんから呼び捨てで呼ばれるようになりました。

 

理亞「そういう兄様は?」

 

仲喜「μ'sの花陽さんから逃げて来たんだ」

 

理亞「大丈夫。その人が追ってきたら私が抹殺してアゲルカラ…♥」

 

ちょっとヤンデレ気味ですね。

 

〜※〜

 

しばらくしてルビィちゃんがやってきた。

 

ルビィ「仲喜さん、怪我はない?」

 

俺「ああ、無事だ。しかしμ'sの皆さんは執着心が強いから追ってきたら頼むよ」

 

理亞「ルビィ!私たちの兄様に何をしようって言うの!?」

 

ルビィ「ルビィは仲喜さんを花陽ちゃんから救いたい!だから名古屋から追うことにしたの!」

 

理亞「じゃあ一緒に頑張ろうね!」

 

ルビィ「うゅ!」

 

まもなく花陽さんはやってきた。

 

花陽「仲喜くん!なんでこんなとこまで逃げるの!?そんなに花陽のこと嫌い!?」

 

俺「そんなことはないよ」

 

ルビィ「花陽ちゃん!なんでそんなに仲喜さんに執着するの!?」

 

花陽「花陽は仲喜くんのことが大好きで大好きで、調教しちゃいたいって思ってるんだ。だから仲喜くんを引き渡してくれる?」

 

ルビィ「いい?仲喜さんにはたくさんのファンがいるの。ルビィもその1人なんだけど、仲喜さんが傷ついたり死んだり体調を崩したりするのがルビィは辛いの。だから…仲喜さんに執着しすぎないで!!」

 

俺「ルビィちゃん…」

 

俺は涙を堪えることができなかった。

 

すると理亞がピンク色の銃らしきものを手に持ってこう言った。

 

理亞「兄様、ルビィ、どいて!―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――そいつ、殺せない!!

 

 

 

 

 

理亞の目に光は灯っていない。それでもめげずにルビィちゃんは言う。

 

ルビィ「理亞ちゃんもいい?花陽ちゃんにもいっぱいファンはいるんだよ?だから許してあげて!!」

 

理亞「…わかった」

 

理亞ちゃんは銃をおろす。

 

このあと、花陽さんは俺たちに謝ってくれて、おにぎり1個ずつサービスしてくれた。

 

俺たちが食べ終わると、花陽さんは帰っていった。

 

花陽さんが帰ると理亞の感情は爆発した。ビンタが飛んできたのだ。

 

パシーン

 

理亞「兄様のバカ!!」

 

俺「えっ?」

 

理亞「どれだけ心配かけたと思ってんのよ!!こんなことになるなんて思ってもいなかったんだから!!」

 

俺「本当にごめん!!」

 

理亞「特別に今回は許してあげるわ。でもこれだけは言わせて」

 

俺「な、何?」

 

理亞「私のヤンデレは、ラブライブと同じ!!

 

 

 

遊びじゃないんだから!!」

 

 

 

この言葉は俺の胸に響いた。俺のことを思ってくれる人がいる、それだけでなんと幸せなことか。

 

この奇跡を噛みしめたい、そんなことを思った瞬間だった。

 

〜※〜

 

このあと、聖良お姉ちゃんと出会って、元Saint Snowの2人は驚いたことに、名古屋に泊まることにした。そして名古屋に戻る。

 

これにて今日は終了。さあ、明日も頑張るか!




今気づいたんですが、1回目は「ヤンデレ絢瀬絵里から山部仲喜を救え」、2回目は「ヤンデレ高坂穂乃果・矢澤にこ・西木野真姫から山部仲喜は抜け出す」、3回目(今回)は「ヤンデレ小泉花陽から山部仲喜は逃げ切る」となっているのに、どれも救われ方がおんなじじゃないか!!
次回は未定です。


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【特別コラボ企画8】僕を満足させた列車3選

今回は久々に渉矢さんとの特別コラボ企画となります。今回コラボするのは『足が不自由な僕の日記帳』という作品です。今回はその主人公である杉浦碧くん視点で書き、千歌ちゃんは一切出てきません。


〜2階建て車両、ハイデッカー車両。僕はそれらの車両に昔から憧れていた。

でも僕は歩けないから階段や段差をあがることができない。そのせいで2階建て車両やハイデッカー車両に対してより一層憧れを抱くようになっていた…。

あの3つの列車に乗るまでは…〜

 

これは足が不自由な僕を満足させた3つの列車を紹介するだけの話である。

 

まずは長野県を走るあの車両から。

 

【1.長野電鉄1000系「ゆけむり」】

この車両は元を辿ると小田急ロマンスカー10000形「HiSE」だった。展望席以外はハイデッカーというのが特徴だったが、そのハイデッカーがバリアフリー化の仇となって、2005年に長野電鉄に8両が譲渡された以外は2012年までに廃車となった。

 

長野電鉄に譲渡された車両は、1000系と形式変更され、「ゆけむり」と名乗り、バリアフリーに対応できるように改造をした。その方法に僕は息を呑んだのだ。

 

この列車に乗ったのはダイヤ先輩の友人の由美および俺の幼馴染の花丸と一緒に長野に行ったときだ。

 

この旅は名古屋から始まった。

 

花丸「ねえ碧、長野に行こうよ」

 

僕「なんで?」

 

由美「マルちゃんが乗りたい電車があるって」

 

僕「じゃあ行くぞ!」

 

名古屋から特急しなので約3時間、長野到着。

 

善光寺口から出てすぐのところに駅の入口がある。

 

エレベーターで降りて、改札を抜け、ホームに入ると、2番線に4両編成の特急列車が止まっていた。

 

この列車が「ゆけむり」である。

 

花丸「はぁ〜!未来ずら!未来ずらよ!由美ちゃん!」

 

由美「ちょっと待てよ。こいつ34年ものだぞ?」

 

そう。この車両は1989年製。現在は2023年なので、小田急時代から数えると34年になる。

 

ドア幅は700mm。改札では一度乗車を断られたが、そのせいだろう。しかし、僕の車椅子の幅は63cmなので無理矢理乗車した。

 

もちろん、車内のハイデッカー部分には乗ることはできない。では、どこに乗車するのか?その答えが驚きだった。

 

なんと!先頭部分の展望席がハイデッカーではないのでそこに乗り込むことになったのだ!

 

僕「これはすごいよ!!」

 

由美「だろ?」

 

乗り込むと、まもなく発車した。

 

〜※〜

 

善光寺下までは地下区間で、展望席からの眺めも良くない。

 

しかし驚いたのはそれからだった。

 

善光寺下から地上区間に出る。

 

朝陽から単線になる。

 

その次に注目したいのは、須坂駅。かつてはここから屋代線が伸びていたらしいが、2012年に廃止になってしまった。

 

その跡が今でも残っている。

 

僕「あれが…旧屋代線か…」

 

花丸「まるで平泉の『夏草や 兵どもが 夢の跡』みたいずら…」

 

その次に注目したいのは信州中野駅。ここからもかつては木島線が伸びていたが、こちらは2002年に廃止になった。

 

すでに旧木島線は跡形もない。

 

信州中野駅を出ると連続勾配を登り続ける。まるで僕が車椅子で坂を登るように。

 

その頃。

 

由美「そうだ。せんべい食べないか?」

 

僕「ありがとう。じゃあかりんとうあげるよ」

 

由美「サンキュ」

 

塩せんべいは美味しい。いつか買いに行きたいものだ。

 

そんなこんなで湯田中着。

 

この日は、温泉旅館に泊まり、1日を過ごした。温泉は気持ちよかったなぁ〜。

 

 

 

次の列車を見てみよう。

 

【2.近鉄50000系「しまかぜ」】

この車両は2013年の式年遷宮に向けてその観光客増加対策として製造された車両で、まだ登場から10年位しか経っていない。また、全席がプレミアムシートで、乗るには特別料金が特急料金に加えて必要である。

 

この車両に乗ったのは梨子さんとその友人である仲喜と一緒に伊勢神宮に行ったときだ。

 

この旅も名古屋から始まった。

 

梨子「たまには伊勢神宮に行ってみようかな」

 

仲喜「おっ!いいね!」

 

向かった先は…、

 

近鉄名古屋駅である。

 

JRの改札口から直接行くことはできるが、僕が階段を登り降りできないということもあって、一旦改札を出なければならなかった。さらに改札を出たあと、近鉄名古屋駅直通のエレベーターを探すのに大変だった。

 

〜階段を登れないってなんと不便なんだ…〜

 

近鉄名古屋駅に着いて、ホームに入ると、5番線に青と白のツートンカラーの列車が堂々たる風情を醸し出して止まっていた。

 

この列車が「しまかぜ」である。

 

梨子「これは素晴らしい!空の青、海の青にも染まるブルーだわ!!」

 

僕「高級感溢れる車両だな」

 

当然だが、6両編成のうち、ハイデッカーの1号車と6号車、2階建て車両の4号車には乗ることができない。また、3号車は四日市-伊勢市間のみの利用客だけ乗車できるということで閉鎖されていた。つまり、僕たちが乗れるのは2号車か5号車ということになる。

 

僕たちは5号車に乗ることにした。そしてまもなく発車。

 

3列シートはゆったりしている。しかし、車椅子のまま乗車したため、読書灯はつけられない。

 

それでも僕は前日に買った本を取り出して読む。

 

仲喜「おっ、それ『一輪の花に憎しみを』じゃないか。俺それ高校のときに劇でやったんだよね」

 

僕「そうだったの?」

 

仲喜「しかし犯人が…」

 

僕「おっと!それ以上のネタバレはやめてくれ!!」

 

仲喜「失礼失礼」

 

四日市を出ると伊勢市に到着する。しまかぜともここでお別れ。

 

伊勢神宮は外宮、内宮の順に巡る。

 

仲喜「碧くんは何を願ったんだい?」

 

僕「俺はこれまで知り合ったみんなが平和に暮らせるように願ったよ。梨子さんは?」

 

梨子「私はピアノがもっと上手になるように願ったわ。そういう仲喜くんは?」

 

仲喜「俺は中部高速鉄道の永久たる繁栄を願った。これまでの400年以上の歴史を潰すわけにはいかないからな」

 

僕「みんな個性的だなぁ」

 

全員「あはは…」

 

こうして帰路につく。この日は名古屋駅で解散となり、終わりを迎えた。

 

 

 

最後を見てみよう。

 

【3.中部高速鉄道G3600系電車(3代)】

この車両はどこから見ても通勤型電車だ。2018年末の登場で、登場からわずか4年程度しか経っていない。当初はG24900系を名乗っていたが、2代目G3600系の全廃に伴い現在の形式となった。

 

これに乗ったのは沼津から新居町駅にダイヤ先輩と行ったときだ。

 

ダイヤ「碧くん、新居町駅に行きませんか?」

 

僕「いいっすねぇ」

 

こうして中部高速鉄道の沼津駅に移ると、銀色に緑帯の通勤型電車らしき車両が止まっていた。

 

この車両が3代目G3600系である。

 

ダイヤ「やっぱり中部高速鉄道はこうでないと」

 

僕「そうっすねぇ」

 

中部高速鉄道は白または銀色に緑帯と相場が決まっていると僕も思う。かつてはカラフルな列車が走っていたとか走っていなかったとか。

 

当然だが、10両編成のうち、2階建て車両の5号車・サロG3650形には乗ることができない。それ以外の9両には乗ることができるが、プレミアムな雰囲気で旅をしたいと言うことで、4号車のサロG3640形を選んだ。

 

ドア幅は1mと今回の車両の中で一番広い。そのため楽々と乗れた。

 

車内は登場から4年しか経っていないが、わずかに古さを感じる。

 

僕「そういえば今回特別料金払ってなかったような…」

 

ダイヤ「大丈夫ですわ。私が払っておきましたから」

 

僕「ありがとうございます!」

 

そうしてまもなく発車する。

 

〜※〜

 

列車はいくつかの峠を越えていくつもの駅に停車し、新居町駅に向かう。モータのついた車両が10両中4両と少ないのだからこれも凄い。

 

日切駅周辺にはデルタ線があった。ここから異世界を越えることができるというのだから驚きだ。

 

新居町駅到着後は、由美とその弟の聡平に出会った。

 

僕「由美!聡平も久しぶりだな」

 

聡平「碧くん久しぶり♪」

 

由美「ダイヤちゃんも一緒だね」

 

ダイヤ「久しぶりに中部高速鉄道を見直すことができて良かったですわ。ありがとうございます、由美ちゃん、聡平さん」

 

2人「いえいえ」

 

このあと僕たちは新居町駅で夕食をとり、駅の近くのホテルで泊まった。浜名湖の周辺は絶景だ。

 

 

 

さて、いかがだっただろうか?このようにハイデッカーや2階建て車両に乗れなくても僕を満足させてくれる車両が存在するのだってことがこれでわかった。今後も新たな鉄道人生を開拓していこうと思う。

 

以上

 

〜※〜

 

さて、由美に見せよう。

 

由美「いいんじゃない?」

 

こうして投稿が決まり、ハーメルンにて公開となった。

 

今回協力してくれた特別ゲストの仲喜、由美、聡平には感謝の念しかない。




次回は未定ですが、しばらく休載します。次の投稿もいつになるかはわかりません。

【1/9追記】
以降は、とある事情によって特別コラボ企画は9〜50を欠番とし、51から新たに付番します。また、渉矢さんとの特別コラボ企画もとある事情で取りやめとなりました。


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急遽新入団員入れます

センターが終わり、一区切りついたので、暫定的に再開します。えっ?結果は、だって?ノーコメントでお願いします。
今回はこの小説での新キャラを投入します。元々の予定では2021年4月に入れる予定でしたが、事情があるので今回投入することにしました。
※実は今回出すキャラは私のオリジナル作品に一度出ています。


由美「突然ですが、

 

 

 

 

 

 

 

コメット団・大地の物語は、本日より新入団員を1人入れました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私「…はい?」

 

新入団員?なんでこんな時期に?

 

私は疑問に思ってしまった。

 

ダイヤ「なぜこの時期に?」

 

由美「本当は2年後に入る予定だったんですが、Aqoursが解散したあとに入って一緒に活動できなくなるのが嫌だと述べていたので急遽入れることにしました」

 

私「誰なの?」

 

由美「とりあえず入ってきてください」

 

??「皆さんこんにちは」

 

由美「この人です。自己紹介をお願いします」

 

??「Aqoursの皆さん、元Saint Snowの皆さん、はじめまして!青山樹理亜と申します!」

 

花丸「青山ってことは…、由美ちゃんと聡平くんは以前からこの人のことを知っているの?」

 

聡平「知っているも何も、あたしたちの妹よ」

 

Aqours・Saint Snowの全員「えぇ〜っ!?」

 

やっぱりそうだったか…。

 

私「そういえば学年は?」

 

樹理亜「中学2年生です!」

 

中学生!?それもまた凄い。

 

曜「私たちはどういうふうに呼んだらいい?」

 

由美「兄弟間では昔は呼び捨てだったけど、今は『ジュリー』って呼んでるよ。そしてそのあだ名は全面的に浸透したんだ」

 

鞠莉「ジュリー、これからよろしくね♪」

 

樹理亜→ジュリー「よろしくお願いします、鞠莉さん」

 

鞠莉「ノンノン、私のことは『マリー』って呼んで」

 

私「鞠莉ちゃんだけずるい!私のこともよろしくね、ジュリー」

 

ジュリー「千歌さん、よろしくお願いします!」

 

私「ちょっと待って!」

 

由美「どうしたの?」

 

私「ジュリーはなんでみんなのこと『さん』付けなの?」

 

由美「だってジュリーは中部高速鉄道の社員の中でも2番目に若いんだもん」

 

私「でも『さん』付けは堅苦しいなぁ…。それに敬語口調もどうかと思うよ」

 

由美「じゃあジュリー、いつもどおりに語ろうよ」

 

ジュリー「うん!」

 

ダイヤ「樹理亜さんは由美ちゃんのことをどのように思っているんですの?」

 

ジュリー「あたしの一番尊敬する人よ」

 

聡平「言っとくけど、ダイヤさんみたいにブラコンやシスコンじゃないからね!」

 

ダイヤ「やっぱりそう言われると思いましたわ…」

 

果南「ダイヤはルビィちゃんが大好きだからね」

 

全員「あはは…」

 

こうして新たな一歩を踏み出した。

 

由美「ちなみに兄弟は養子を含めて全員で7人います」

 

全員「えっ?」

 

私「1人は確か…私より4歳年上の健さんだったかな。あともう1人は博士だったり?」

 

聡平「その通り!他にあたしより4歳年上の姉が2人いるの」

 

私「いつか紹介してね!」

 

由美「了解!」

 

ぜひ会いたいなぁ…。




次回の投稿はいつになるかわかりません。


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ダイヤさんと呼ばないで・リターンズ!

二次試験が終わったので、暫定的に再開します。只今結果待ち。
今回はあのアニメの回のリスペクト回で、黒澤ダイヤさん視点で書きます。千歌ちゃんは一切出てきません。


私は今鞠莉さんに嫉妬しています。仲喜さんにまで呼び捨て、しかもあだ名で呼ばれるようになるなんて…!!

 

そうだ!あの3人に相談してみましょう!

 

〜※〜

 

というわけで、由美ちゃん、鞠莉さん、果南さんを名古屋南駅に呼び出してみました。

 

果南「話って何?」

 

私「な…何でもありませんわ…!」

 

そう言って私はそっぽを向いて口元のほくろを掻きます。

 

鞠莉「まだその癖直ってないわね〜」

 

由美「その癖って?」

 

果南「ダイヤは誤魔化すとき、決まってほくろの部分を掻くんだよ」

 

これを言われてしまえばもう逃げられません!

 

果南「もう逃げられないよ!」

 

由美「さあ、白状しなさい!!」

 

言うことにしますか。

 

私「………いえ、私は……ただ……」

 

3人「ただ?」

 

私「ただ…笑いませんか?」

 

果南「笑う?」

 

由美「そんなことするわけないじゃないか」

 

私「もう…わかりましたわ…」

 

そして3人の耳元で囁きます。

 

すると3人は笑い出しました。またあのときと同じですわね。

 

落ち着いてから話は再開します。

 

果南「それにしてもダイヤが」

 

由美「仲喜くんに」

 

鞠莉「ダイヤちゃんを通り越して呼び捨てで呼ばれたいだなんて」

 

3人「ふふっ」

 

すると果南さんが続けます。

 

果南「でもダイヤ、私も同じこと思っていたんだ」

 

3人「えっ?」

 

果南「私だってさん付けはやめてほしいって思ってて…鞠莉ばっかりずるくて…」

 

私「では、もう仲喜さんを呼びましょうか」

 

果南「うん」

 

???「お二人さん、話は聞きましたよ」

 

果南「えっ?仲喜?」

 

仲喜「はい。そうですけど」

 

由美「そう来ると思って呼んでおいたんだ」

 

果南「で、仲喜、もう『さん』付けはやめて呼び捨てで呼んでよ」

 

仲喜「そんなの無理ですよ!!」

 

4人「えっ!?」

 

すると仲喜さんは語り出します。

 

〜※〜

 

私はAqoursの皆さんを最初は「さん」付けで呼んでいました。

 

それからまもなく、現在の2年生組については「ちゃん」付けに変えることにしました。

 

さらに花丸と言いづらい、善子と呼ばれるのを嫌うという理由で、それぞれ「マルちゃん」、「よっちゃん」と呼ぶようにしました。

 

その後、3年生になって、3年生組も月さん以外を「さん」付けはやめてほしいという理由で千歌だけ呼び捨てで、それ以外は「ちゃん」付けに変えました。

 

さらにはマリー呼び、ヨハネ呼びをお願いしてきた、という経緯でこの2人はそう呼ぶようにしました。

 

〜※〜

 

仲喜「しかしあなたたちみたいな真面目なイメージの方を呼び捨てなんてとても…」

 

私はもうこれを聞いて決めました。仲喜さんを仲喜と呼び捨てで呼ぶと。

 

私「仲喜、私も変えますからぜひ呼び捨てで呼んでください!今年の私からの一番のお願いですわ!!」

 

私は涙を堪えきれませんでした。

 

仲喜「…うん、わかった。これからもダイヤ、果南、よろしく」

 

果南「仲喜、由美…そしてダイヤ、鞠莉…」

 

4人「どうしたの(んだい)(んですの)?」

 

果南「みんなで、記念に、ハグしよ?」

 

4人「うん(ええ)!!」

 

こうしてみんなでハグをしました。

 

しかし、これで終わりかと思ったら大間違いだったようです。しかも私まで巻き込まれるとは…。




今まで「次回は未定です」ということが多かったのですが、もうすでに何を投稿するかは決めています。というわけで、今後の予定を書き出します。

【次回以降の予定(変更になる場合もあります)】
ハグゥ・シャイニー・デスワと中小私鉄・三セク旅(仮)

迷列車で行こうのオリジナル車両版(仮)

ネプリーグのパロ(仮・何話か続きます&読者ポジションのあなたちゃん・μ's・ニジガクを出します&選択肢分岐あり)

千歌大喜利4(R-18版に投稿予定・4話続きます)

千歌大喜利5(5話続き、1話は後日談となります)

浦の星窃盗団 #3(サブタイ未定)

このあと未定

ただし、次回の投稿はいつになるかはわかりません。

【いつか投稿したいもの】
・○○がやってきた!(チコちゃん・キズナアイ・バンドリメンバーなど)

また、リクエストを募集します。活動報告もしくはメッセージでお願いします。活動報告はこちら↓から。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=233211&uid=242122


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ハグしよ?ラブループ&シャイニーリニモ

久々に中小私鉄ネタです。前回の続きとなり、今回は松浦果南ちゃん視点で書きます。千歌ちゃんは一切出てきませんが、大量の画像が出てきます。
※「ラブループ」について
()()状鉄道から取りました。しょうもないネーミングセンスですみません。


私と鞠莉は今嫉妬している。なぜなら、2年生、3年生のみんなとダイヤが由美と旅に行ったのに私たち2人だけ由美と旅に出ていないからだ。

 

というわけで今は名古屋南駅。早速提案をしてみよう。

 

私「ねえみんな、愛知環状鉄道に乗りに行こうよ」

 

由美「いいけど、なんで突然?」

 

私「鞠莉と私だけ由美と旅してないじゃん。ダイヤも旅に出てるし、ずるいよ!!」

 

鞠莉「そうよそうよ!そしてついでにリニモにlock onしたいの〜☆」

 

ダイヤ「これは大問題ですわね。早速行きましょう」

 

仲喜「じゃあ早速豊田市に出てみよう」

 

私「うん!行こうよ!電車来るし!」

 

私はウキウキワクワクしながら由美の手を引っ張った。

 

由美「果南ちゃん痛いよ!」

 

私「モタモタしないで行くよ!!」

 

鞠莉「待ってよ果南〜!!」

 

こうして私たちの旅は始まった。

 

〜※〜

 

名古屋南から名城線に乗って上前津に出る。

 

そして上前津から乗ったのは…、

 

 

 

希少編成の3159編成だった(*1)。

 

 

 

しかしながらこれは赤池行。赤池からは豊田市行の名鉄100系電車に乗る。

 

すでに午後なので、窓から射し込む太陽の光が眩しい。

 

16:30、豊田市着。ここでまず撮影をしよう。

 

【挿絵表示】

 

▲乗ってきた名鉄100系。このままこの編成は数分後、上小田井に向かって去っていった。

 

その他何枚か撮って愛知環状鉄道の新豊田駅に向かう。

 

新豊田駅でも撮影しよう。

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

 

▲/▲▲以上2枚。対向列車だった。

 

しかしながら、こっち側の列車は一向に来ない。

 

なんと!10分以上間が開くのだった!!

 

周りは静かだし…怖いよぉ…。

 

私「…ハグゥ!!」

 

私は仲喜に抱きついてしまった。

 

仲喜「果南、いきなりどうしたんだよ!!」

 

私「なんとなく怖いの…周りも静かだし…」

 

由美「じゃあ俺に任せなさい!こういうときに似合う曲持ってきたからさ」

 

その曲がこれ。

 

【♪柏木広樹『Musicasa』♪】

 

しかも全員イヤホンを持っていたうえに由美が特別なアダプターを持っていたから全員で聞くことができた。

 

この曲聞くとノリノリになるね!

 

〜※〜

 

しばらくして、列車はやってきた。同じ青帯の列車で、2両編成だった。

 

列車は単線区間をカタコトカタコト征く。

 

すごく不思議な感覚だった。なにしろ単線のまま高架に入ったんだから。

 

〜※〜

 

八草駅下車。ここでも撮影。

 

【挿絵表示】

 

▲乗ってきた列車。

 

そしてこのあと、リニモに乗るのだが…、

 

【挿絵表示】

 

由美「ダメだ…今からじゃ間に合わない…」

 

鞠莉「諦めるのはまだ早いデース!!Hurry upよ!!」

 

私もダイヤも仲喜も諦めるのはまだ早いと思った。

 

ダイヤ「さあ皆さん、急ぎますわよ!!」

 

由美「おーーーーーーい!!誰か助けてぇぇぇぇぇ!!」

 

そう言ってダイヤは由美の腕を引っ張る。

 

私たちも走って向かおう。

 

〜※〜

 

しかしながら、間に合わなかった。駅に着くやいなや、列車はドアを閉めて去っていった。

 

鞠莉「これは由美のせいよ!!」

 

由美「皆さん本当に申し訳ございませんでした!!」

 

由美は土下座をしてきた。許してあげよう。

 

私「二度とやっちゃダメだよ!!」

 

由美「…誓います」

 

しばらくして対向列車がやってくる。

 

そしてここは終点だから発車後、方向転換をする。

 

そしたら真っ直ぐだったはずの線路が…、

 

 

 

私・鞠莉・ダイヤ「曲がってる!!」

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

意外な方法で線路を移るんだね…。

 

まもなく列車入線。そのまま乗り込む。そして発車。

 

…あれ?なんか浮いてる感じが。どういうことだろう。

 

私「鞠莉、なんか浮いてる感じがするんだけど、原理とか知ってる?」

 

鞠莉「果南、それは電流とそこから発生する磁場で浮いてるのよ。確か8mm位だったかしら?」

 

ダイヤ「果南さん、物理でやりましたわよね。おぼえていませんの?

 

私「ソンナコトナイヨ」

 

仲喜「確実に果南嘘ついてるな」

 

由美「そうだな」

 

するとダイヤは叫んだ。

 

ダイヤ「果南さん、忘れるなんてブッブーですわ!!

 

鞠莉「私まで覚えてるのに!!」

 

ダイヤ「とても去年からAqoursに入ってそのまま卒業した人には思えませんわ!!」

 

由美「いや待てよ。果南ちゃんは文系だよね?」

 

私「私は理系だけど」

 

仲喜「それじゃダメじゃないか!!」

 

ダイヤ「果南さん、明日の午前中は私、鞠莉さんと勉強会をしましょう」

 

私「そんなのあんまりだよぉーーーーーー!!」

 

本当に参ったね…。

 

〜※〜

 

藤が丘着。

 

【挿絵表示】

 

▲藤が丘駅。

 

もう6時近かった。

 

由美「なあ果南ちゃん」

 

私「どうしたの?」

 

由美「最後に6時のからくり時計見ていかないか?」

 

私「いいけど、みんなもいいよね?」

 

3人「うん(ええ)!!」

 

そしてからくり時計を見る。3分間の不思議な時間だった。

 

柴田勝家のことがよくわかる、歴史を感じる物語だなぁ…。

 

〜※〜

 

終わってから。

 

ダイヤ「さあ皆さん、帰りましょうか」

 

全員「うん!」

 

こうして東山線・名城線を乗り継いで名古屋南駅に向かう。

 

これをもって私たちの旅は終わりを迎え、流れ解散となった。

 

まあ、愛知環状鉄道もリニモもすごくいい路線だから読者のみんなもぜひ一度乗ってみるといいと思うよ♪

*1
3159編成は2019年9月27日に廃車になってしまったので、私、ダイヤ、鞠莉がこの編成に乗ったのはこれが最初で最後だった。




そこに、愛は…あるんか?

大吉「ナイヨ」

愛が〜♪一番〜♪アイフル〜♪

…はい。関係ないですね。とにかくこの話には愛もなく、シャイニーな要素もなかったのでつい歌ってしまいました。
次回は予定通り行くと迷列車シリーズです。


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迷列車で行こう Aqours編 第3回 中部高速鉄道G5100系

予定通り、迷列車シリーズです。今回は黒澤ルビィちゃん視点で書きます。


お姉ちゃんたちが勉強会を開いている中、ルビィと花丸ちゃん、そして月ちゃんは由美ちゃんに松田橋駅に呼び出された。ちなみにこの日の夜はチカリーグの撮影がある。

 

由美「さあ今回も始まりました迷列車で行こう!今回紹介するのは中部高速鉄道のG5100系です」

 

ルビィ「もしかしてあのステンレス車両かな?」

 

由美「そうだよ!」

 

月「今回は乗るって聞いたけど…」

 

由美「今回は月ちゃんの言う通り、乗ります。なぜなら、ここに来るからです」

 

花丸「なんか楽しみになってきたずら!早く概要聞きたいずら!!」

 

由美「それでは、説明しましょう」

 

その前に、このシリーズのOPが流れる。

 

【OP♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

〜※〜

 

中部高速鉄道G5100系は1964年に登場した、完全新造の近郊型電車です。

 

当時、中部高速鉄道では最新鋭のG5000系が1962年に100両製造されて運用についていましたが、共通運用が可能なものの、整備面で在来車との互換性がなく、不便を来たしていました。

 

また、G5000系は他車と併結した場合、本来の性能が発揮できず(*1)、性能はかなり持て余し気味でした。

 

そこで登場したのが在来車との互換性を持たせた本系列です。

 

〜※〜

 

花丸「どんな車体や機器を使用していたの?」

 

由美「今から説明します」

 

〜※〜

 

車体はG5000系のものを踏襲した、20m両開き4扉、準張殻構造のオールステンレス車体です。

 

この車体構造は、中部高速鉄道でG5000系、G9600系、G12000系に続いて4例目となります。

 

また、この車体構造は少しずつ設計変更を加えながら現在まで受け継がれています。

 

前照灯はG5000系と同じ、プロジェクター式のハロゲンランプで、左右に振り分けられて2灯設置されました。

 

車内設備は当時どころか現在の近郊型電車より豪華な、オールリクライニング機能付回転クロスシートを採用し、東京方面の先頭車にはトイレを備えます。

 

また、化粧板はG5000系では緑色でしたが、本系列では黄色となっています。

 

そして、世界初採用となる車内案内表示器が設置されました。このタイプは赤色LED一色でした。

 

さらに、当時としては画期的な冷房車でした。

 

主電動機はG5000系と同じ出力213kWの三相交流誘導電動機が採用されました。

 

駆動方式は直角カルダン駆動、歯数比は92:24で3.83です。

 

制御方式はVVVFインバータ制御。G5000系と同様の江戸電機製・GTO素子・すべり周波数制御・1C4M方式となっていました。

 

ブレーキ方式は在来車との互換性をもたせるためにG3000系、G3100系、G5000系で採用されたHAR-1DR回生ブレーキ・発電ブレーキ併用電気指令式電磁自動空気ブレーキではなくHAE-DR回生ブレーキ・発電ブレーキ併用の電磁自動空気ブレーキが採用されました。

 

しかしながら、マスコンはG5000系と同様のブーメラン型ワンハンドルマスコンが採用されています。空気指令式のブレーキ×ワンハンドルマスコンの採用は琴電10000形に続き2例目となりました(*2)。

 

台車は軸梁式ダイレクトマウント空気ばね台車を採用。この台車はG3000系、G3100系、G5000系、G9600系、G12000系に続き6例目の採用となりました。

 

この結果、重量は他のオールステンレス車両と同じように1mあたり1tを切っています。

 

こうして1964年3月に4両編成1本、1964年8月に4両編成1本の計8両が製造されましたが…、

 

 

 

 

 

 

 

〜※〜

 

 

 

 

 

 

 

由美「さらに増備は続きます」

 

月「えっ?」

 

由美「そうなんです。続きをどうぞ!」

 

〜※〜

 

1964年12月に第3編成4両が落成しましたが、なんと、モータ出力、歯数比、制御方式はそのままで吊り掛け駆動となってしまいました。

 

これは日本のオールステンレス車両としては初めてとなります。

 

また、中部高速鉄道のオールステンレス車両としては初めて1mあたり1tを超える車両となりました。

 

その後、化粧板を白に変更した2次車・4両編成4本が1968年に製造されました。

 

この4本は直角カルダン駆動です。

 

しかしながら、1969年に登場した4両固定の第8編成はまたもや吊り掛け駆動に戻されてしまいました。

 

それから10年置いて1978年、LED車内案内表示器が3色LEDに変更された3次車・4両編成3本が直角カルダン駆動で製造されました。

 

翌年に登場した第12編成4両はやっぱり吊り掛け駆動に戻されています。

 

そして5年後、4次車が登場しますが、変更点が多いです。その変更点は以下の通りとなりました。

 

車体材質に軽量ステンレスを採用。

 

1M2Tの3両固定編成とする。

 

駆動方式は吊り掛け駆動

 

ドアチャイムおよび側面行先表示器を設置。

 

こうして1984年内に3両編成2本の計6両が製造されました。

 

その後も増備は続きました。

 

1991年、唯一の2両編成である第15編成が登場しました。

 

変更点は以下の通りです。

 

駆動方式は直角カルダン駆動。

 

1M1Tの2両固定編成とする。

 

側面灯のLED化。

 

LED車内案内表示器を車端部からドア上に移設。

 

そして同年内に4両固定編成版の第16・17編成も落成。さらに翌年には吊り掛け駆動・4両固定編成版の第18編成も落成しました。

 

1996年から翌年にはVVVFインバータの制御方式をベクトル制御に変更した6次車・4両編成3本が製造されました。この3本は直角カルダン駆動で、吊り掛け駆動版は製造されませんでした。この車両の登場前に第4編成がベクトル制御の試験車となっています。

 

2002年には前照灯をHIDとし、番号表記をJR西日本型の書体とした7次車・4両編成の第22編成と第23編成が製造されました。ただし、第23編成についてはさらなる軽量化を施すために台枠の構造を簡略化したため、この編成には今後不遇な運命が待ち受けています。

 

翌年には前年に登場した2本の吊り掛け駆動版の第24編成が落成しました。この編成もさらなる軽量化が施されていますが、台枠を簡略化するのではなく、台枠の材質をマグネシウム合金としました。

 

それから10年後の2013年には8次車・4両編成2本が製造されました。この編成にも変更点が多いです。

 

車体構造がJ-TRECの技術を活かした第3世代となる。

 

行先表示器をすべてフルカラーLEDに変更。車内案内表示器をLCDに変更。

 

戸閉予告灯を設置。

 

交直流準備車として落成。

 

駆動方式は吊り掛け駆動。歯数比に変更なし。

 

純電気ブレーキの採用。

 

しかしながら、当時他社で一般的となっていたIGBT素子の採用は見送られ、昇圧を鑑みてGTO素子が採用されました。

 

こうして2013年をもって100両全車が出揃いました。製造年数49年は他に類を見ないほど異例のことでした。

 

最初の編成が落成して以降、共通運用が組まれるようになりましたが、G5000系と同様に、快速列車に優先的に充当されることも多かったです。

 

また、G5200系とG5300系が登場してからはこれら2系列とも共通運用が組まれました。

 

しかしながら、2両編成はG12000系と共通運用を組むと本来の性能を発揮できない、また、後に登場したG11800系と共通運用を組むと交流電化区間に入線できないので限定運用が組まれました。

 

その後、2017年にATS導入が決まりましたが、当系列はその工事の対象となり、それと同時にブレーキ方式の変更が決まり、2017年3月までに全車両のブレーキ方式がHAR-1DRに変更されました。

 

この他、2017年には第2編成、第9編成が直角カルダン駆動からWNドライブに変更されています。歯数比は69:18ですが3.83であることに変わりはありません。また、同年内に3両編成のモータが320kWのものに交換されました。

 

さらには中部高速鉄道の全車共通事項として、2018年3月までに歯数比がすべて4.00に変更されました。

 

2019年6月1日には全線で3000V昇圧がなされ、モータ出力が213kW車は320kWに、320kW車は480kWに上昇しました。

 

2018年に入ると大規模な車体更新工事が開始され、第1陣は第3編成に施行されました。工事の内容は以下の通りです。

 

水平対向8気筒・24L・ツインターボ&スーパーチャージャー&インタークーラー付ディーゼルエンジンを搭載。出力2720ps。ただし3両固定編成は水平対向12気筒の36L・出力4080psのものを搭載。

 

発電機を搭載し、非電化区間での走行を可能にする。

 

交直流電車に改造。

 

前照灯をHID(初期更新車)もしくはLED(後期更新車)に変更。ただし一部のHID前照灯の編成には施行せず。

 

すべり周波数制御方式のインバータ車はベクトル制御に変更。また、純電気ブレーキのない車両に対しては純電気ブレーキの取り付け。

 

台車を円錐積層ゴム式ダイレクトマウント空気ばね台車に交換。

 

スカート部分にフォグランプ(LED)の取り付け。

 

電球式の2灯式だった標識灯を1灯式のLED・丸型・尾灯一体型に変更。

 

内装・行先表示器を8次車と同等のものに更新。

 

車内照明のLED化。などなど。

 

すでに他社ではインバータ制御の素子はIGBT素子どころかフルSiC素子が主流になっていましたが、これらの素子の採用は見送られ、GTO素子のまま更新されました。

 

また、もはや化石のような存在となった吊り掛け駆動車に対してはカルダン駆動化も見送られ、吊り掛け駆動のまま更新されました。

 

そして、この更新工事により2両編成の限定運用が解消されました。

 

更新車と未更新車の併結は可能ですが、運用に制約が出ます。

 

こうして3両編成・2両編成全車と4両編成12本の計56両に更新工事が施行され、残る編成にも工事が施行される…、

 

 

 

 

 

〜※〜

 

 

 

 

 

由美「…はずでした」

 

ルビィ「えっ?まさか…?」

 

由美「そのまさかです。続きを見ていきましょう」

 

〜※〜

 

本来ならば全車両が更新工事を受けるはずだったG5100系電車。しかしながら、更新工事を受ける前に廃車になった編成がいくつかあります。まずはこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年10月1日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前日に風に煽られた第16編成・第17編成

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃車・解体処分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルビィ「えっ?そうなの?」

 

はい。2018年9月30日に日本に上陸した台風24号により、この2編成は風に煽られ、脱線。すぐに線路に戻されましたが、機器を大きく破損し、復旧は諦められ、翌日廃車。そのまま解体処分となってしまったのです。

 

いずれも車齢27年、26年での廃車で、車両を80年〜100年単位で使う中部高速鉄道としては異例の短さでした。

 

これにより、G5100系の5次車4両編成の直角カルダン車が消滅しました。

 

その後も廃車が出てしまいました。こちらです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年3月16日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台枠が脆かった第23編成

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃車・搬出

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花丸「えっ?」

 

そうなんです。この編成は前述の通りかなり脆い構造の台枠が祟り、更新工事に堪えられず、2019年3月15日のダイヤ改正前日に運用を離脱、翌日に廃車となりました。そして同月内に富山県のリサイクル工場へと解体のために搬出されてしまったのです。お別れイベントやさよなら運転は行われず、寂しく運用を終えました。また、この編成は登場から16年で廃車と異例の短命となってしまいました。

 

このようにすでに12両が廃車となっていますが、最終的には2071年に全廃される予定となっています。

 

この結果、現存両数は88両となります。

 

〜※〜

 

由美「今回は以上ではなく、これから乗ります」

 

月「やった!」

 

このままホームに移動。

 

アナウンス『まもなく6番線に快速・東京行が4両で参ります。危険ですから、黄色い点字ブロックの内側でお待ちください。The train is arriving soon. Please watch out for your steps.』

 

すると吊り掛け駆動とGTOインバータの音を響かせながら列車が入線してきた。G5100系第26編成である。

 

乗ってみよう。

 

まさに近代的な車内。現代に通じる感じがするよ!!

 

車内放送『次は、有松、有松です。The next stop is Arimatsu, TH-080.』

 

ルビィ「あれ?自動放送って…?」

 

由美「最近全車についたんだ。英語放送が導入できるように苦労したんだよ」

 

花丸「へえー」

 

〜※〜

 

車内放送『静岡県に入りました。We entered Shizuoka Prefecture.』

 

月「あれ?県境の放送って電車であまり聞かないけど…」

 

由美「中部高速鉄道が初導入なんだよ。それもこのG5100系電車は導入が3例目だったんだ」

 

〜※〜

 

そこから2時間経って、東京到着。箱根の峠もこの列車は楽々と越えていった。

 

由美「今回は本当に以上です。いかがでしたか?」

 

ルビィ「面白い電車だったね」

 

由美「でしょ?さて、次回は何になるか、お楽しみに!」

 

花丸「さあ、チカリーグの撮影に早く行くずら〜♪」

 

3人「待ってよ〜!花丸(マル)ちゃ〜ん!!」

 

【ED♪押尾コータローfeat. 木原健太郎『A Wonderful Day』♪】

 

さあ、チカリーグの撮影に向かおう!

*1
当時、G5000系は中部高速鉄道では一番の高性能車だった。

*2
その後、東急7600系や7700系の改造当初はHSC-R回生ブレーキ併用電磁直通ブレーキのままワンハンドルマスコンとなった他、電磁直通ブレーキの京王3000系を譲渡するときに先頭車化改造するのに京王6000系のワンハンドルマスコンを流用した。




文字数は過去4番目に多くなりました。
次回からは予定通り行くとネプリーグのパロです。名前はチカリーグを予定しています。

※その後、2020年1月23日にG5100系には廃車がまた発生し、同日中に故障続きだった第25編成4両が製造から6年で廃車になりました。


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【虹ヶ咲練習回】チカリーグ Abertura(修正版)

以前書いたものの修正版になります。これは以前「滝香苗」としていた部分が今後追いつけなくなることを恐れたためです。


私たちがフジテレビ本社についた後、まもなくルビィちゃん、花丸ちゃん、月ちゃん、由美ちゃんが駆けつけてきた。この時点でいたのは私と果南ちゃん、鞠莉ちゃん、そして仲喜くんだけだった。

 

ルビィ「千歌ちゃん、お待たせ!」

 

私「ルビィちゃん嬉しそうだね。何かいいことあったの?」

 

ルビィ「あのね、迷列車シリーズを撮ってきたんだ!!しかもその列車に乗ったんだよ!!」

 

私「えぇ〜っ!?いいなぁ〜!!」

 

私はたしかに一度迷列車シリーズに出演した。しかし、乗るということはなく終わってしまった。ちょっとルビィちゃんが羨ましかったのだ。

 

そんな他愛もない会話をしているうちに会場が開いた。

 

〜※〜

 

会場に入るとどこかで見覚えのある形のパソコンがあった。

 

由美「今回は5年後の未来から助っ人を呼びます」

 

そこで私ははっとした。このパソコンは未来から人を呼ぶ、小原財閥と極東電機が共同開発した召喚コンピュータというものだった。ってことは虹ヶ咲学園を呼ぶのかな?

 

その予想は的中した。

 

しばらくして4人の人影が現れた。

 

愛「やっほーノブさん!」

 

仲喜「愛ちゃん!!」

 

菜々「ここはフジテレビでしょうか…?」

 

由美「そうだよ」

 

果林「噂で今日はクイズ番組の収録と聞いたけど…」

 

月「そうだよ」

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が3人やってきたんだけど…もう1人は…誰だろう…?

 

その子は自己紹介をしてくれた。

 

??「あっ、自己紹介忘れてましたね。私は高咲侑といいます。虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会で作曲をしています。よろしくお願いします!!」

 

高咲侑って…読者さん!?

 

私は今驚いている。普通この作品に現れないはずのあなたが今ここにいるのだから。

 

以降、読者ポジションの侑ちゃんをあなたと表記する。

 

とにかくしばらく声が出なかった。

 

驚いたのはそれだけではない。

 

しばらくして見覚えのある2人が入ってきた。

 

??「仲喜くん、この前はごめんなさい!!」

 

仲喜「いや別に気にしてませんしこういうこと結構ありますから」

 

??「由美ちゃん、久しぶりだね♪」

 

由美「ことりさん!」

 

ルビィ「もしかしてμ'sの人?」

 

ことり・花陽「そうだよ」

 

また驚いてしまう。開いた口が塞がらない。

 

〜※〜

 

しばらくして、聞き覚えのある声が。

 

??「Добрый вечер всем(皆さんこんばんは).絢瀬絵里よ。4ヶ月ぶりね」

 

仲喜「絵里さん!」

 

絵里「今回は2チームに分かれてクイズ番組をやってもらうわ。まずはチーム名とメンバーを発表するわね。

バイモード車両チームには、

由美・果林・花丸・侑・菜々・果南・ことりが

燃料電池電車チームには、

鞠莉・ルビィ・花陽・千歌・愛・仲喜・月が入ってもらうわ。

最初のステージはファイブリーグよ。私は天の声として応援してるから頑張ってね!」

 

全員「はい!!」

 

とうとう戦いが始まる。楽しみだなぁ♪




ちゃんと次回に続くようにしています。ご了承ください。
R-18の伏せ字解禁版はこちら↓。
https://syosetu.org/novel/206931/8.html


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【虹ヶ咲練習回】チカリーグ 1st Stage ファイブリーグ

前回の続きです。今回は全年齢版で初めて放送禁止用語が入るので自主規制します。伏字解禁版はこちら↓(R-18です)。
https://syosetu.org/novel/206931/8.html


最初はあなたたちのチームから始まった。

 

絵里(以下、天の声)「さあ、始まりました!1st Stageはファイブリーグです!由美さん、自信の程は?」

 

由美「ないよ」

 

天の声「心配ですね。それでも始めて行きましょう。

 

第1問!」

 

すると焼き物を作る映像が流れる。終わると、

 

天の声「さあ、四日市で作られているこの焼き物、なんというでしょう?すべてひらがなでお書きください!」

 

左から順番に果林ちゃん、果南ちゃん、ことりちゃん、あなた、由美ちゃんの順番だ。

 

天の声「さあ、答え出揃いました!四日市で作られている焼き物!答えは…?」

 

♪〜

 

天の声「✕✕✕やき!残念ー!!」

 

ブーーーーーー✕

 

天の声「果林さん書けません!!」

 

由美「ちょっと待ってーーーーーー!!」

 

天の声「なんという答えでしょうか!!」

 

由美「映さないでーーーーーー!!果林ちゃんを映さないでーーーーーー!!」

 

これがモニタールームに流れると…、

 

放送『✕✕✕やき!残念ー!!』

 

鞠莉「『✕✕✕』ちょっと…」

 

月「ある意味大正解だよね…」

 

しばらくしてつながった。

 

ルビィ「果林ちゃん聞いたことないの?」

 

果林「実は漢字は知ってたけど読み方はわからなかったわ」

 

天の声「千歌さんどう思いましたか?」

 

私「いや…なんかすごいチームワークだなと…」

 

この時点であなたたちのチャレンジは終わってしまった。

 

後攻は私たち。

 

天の声「さあ、仲喜さん、自信の程は?」

 

仲喜「全くございません!!」

 

天の声「それでも頑張ってください!第1問!」

 

すると野球の映像が流れる。

 

天の声「名古屋を拠点に活動しているこのプロ野球チーム、なんというでしょう?空欄をカタカナで埋めてください!」

 

左から順番に仲喜くん、私、花陽さん、愛ちゃん、月ちゃんの順番だ。

 

天の声「さあ答え出揃いました!名古屋を拠点に活動しているプロ野球チーム!中日…?」

 

♪〜

 

天の声「ドラゴンズ!お見事です!」

 

5人「イェーイ!!」

 

みんなでハイタッチ。

 

天の声「第2問!」

 

すると千代田線の10両編成の電車が高架線を走っていく映像が流れた。終わると、

 

天の声「さあ、2019年3月16日から10両編成の電車が乗り入れるようになったこの路線、通称でなんというでしょう?すべて漢字でお書きください!」

 

これって漢字どっちだっけ…?

 

仲喜くんは書けないとまずいが…。

 

天の声「さあ答え出揃いました!2019年3月16日から10両編成の電車が乗り入れるようになったこの路線!答えは…?」

 

♪〜

 

天の声「瀬支線!残念ー!!」

 

ブーーーーーー✕

 

天の声「千歌さん書けません!!」

 

仲喜「…あれ?これって…?」

 

するとモニタールームとつながる。

 

天の声「この文字列?ん…?千歌さん、何と迷ったんですか?」

 

素直に答えないと進まないだろう。

 

私「あなたのその名前、絢瀬絵里と迷いました」

 

すると鳴らないはずのお寺の鐘の音が鳴った。

 

天の声「そんな…。うぅ…うわぁぁぁあああん!もう今日はやる気なくなった!!私おウチ帰る!!!」

 

花陽「待って!!帰らないでーーーーーー!!」

 

ことり「まだあるんだよ!?」

 

とりあえず現在の得点を見てみよう。

 

チームバイモード車両チーム(あなたたち)燃料電池電車チーム(私たち)
現在のポイント数010

 

果たして無事最後決着がつくまで続くのだろうか…?




次回に続きます。


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【虹ヶ咲練習回】チカリーグ 2nd Stage デスジャナイサーキット

前回の続きです。


前回、私たちが10pt、あなたたちが0ptで終わった。

 

次のステージは…、

 

絵里(以下、天の声)「さあ、2nd Stageはデスジャナイサーキットです!由美さん、自信の程は?」

 

由美「今回は鉄道の問題だと聞いているのでぜひ全問正解したいと思います」

 

天の声「では、頑張ってください。3, 2, 1, スタート!」

 

今回、菜々ちゃん、あなた、由美ちゃん、ことりちゃん、花丸ちゃんが参加している。

 

天の声「今回のテーマは吊り掛け駆動か否か?です。まずは初級から。第1問!63系電車は吊り掛け駆動?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者菜々ちゃんあなた由美ちゃんことりちゃん花丸ちゃん
出した答えデスデスデスデスデス

 

全員正解。

 

天の声「第2問!205系電車は吊り掛け駆動?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者菜々ちゃんあなた由美ちゃんことりちゃん花丸ちゃん
出した答えジャナイジャナイジャナイジャナイジャナイ

 

全員正解。

 

天の声「第3問!東急初代5000系は吊り掛け駆動?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者菜々ちゃんあなた由美ちゃんことりちゃん花丸ちゃん
出した答えジャナイジャナイジャナイジャナイデス

 

花丸ちゃん脱落。

 

花丸「難しいずら…」

 

天の声「第4問!名鉄3800系は吊り掛け駆動?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者菜々ちゃんあなた由美ちゃんことりちゃん
出した答えデスデスデスデス

 

全員正解。

 

天の声「中級編!第5問!クモヤ441形は吊り掛け駆動?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者菜々ちゃんあなた由美ちゃんことりちゃん
出した答えジャナイデスデスデス

 

菜々ちゃん脱落。

 

菜々「そうでしたか…」

 

天の声「第6問!名鉄6750系は吊り掛け駆動?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者あなた由美ちゃんことりちゃん
出した答えデスデスデス

 

全員正解。

 

天の声「第7問!EF30形電気機関車は吊り掛け駆動?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者あなた由美ちゃんことりちゃん
出した答えジャナイジャナイデス

 

ことり「うわああああん!!」

 

ことりちゃん脱落。

 

天の声「上級編!第8問!京王5100系第13編成は吊り掛け駆動?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者あなた由美ちゃん
出した答えジャナイジャナイ

 

全員正解。

 

天の声「第9問!中部高速鉄道G5100系第3編成は吊り掛け駆動?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者あなた由美ちゃん
出した答えジャナイデス

 

あなた脱落。

 

あなた「なんでなのー!?」

 

天の声「第10問!京成700形モハ704号は吊り掛け駆動?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者由美ちゃん
出した答えジャナイ

 

正解。

 

これをもってAll Over。32pt獲得した。

 

由美「よし!自信ついたぞ!!」

 

天の声「さあ、モニタールーム!」

 

つながった。

 

天の声「仲喜さん、いかがでしたか?」

 

仲喜「由美ちゃんの鉄道愛が溢れ出る、そんな回だったと思います」

 

天の声「ルビィさん、これを君たちはやるんですけど、自信の程は?」

 

ルビィ「全くないでしゅ!…あっ、かんじゃった」

 

天の声「完全に緊張していますね」

 

次は私たちの挑戦だ。

 

天の声「それでは参ります。3, 2, 1, スタート!」

 

今回はルビィちゃん、仲喜くん、私、鞠莉ちゃん、月ちゃんが参加している。

 

天の声「今回のテーマはスクールアイドルか否か?です。まずは初級から。第1問!高坂穂乃果はスクールアイドル?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者ルビィちゃん仲喜くん鞠莉ちゃん月ちゃん
出した答えデスデスデスデスデス

 

 

全員正解。

 

天の声「第2問!白石麻衣はスクールアイドル?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者ルビィちゃん仲喜くん鞠莉ちゃん月ちゃん
出した答えジャナイジャナイジャナイジャナイジャナイ

 

全員正解。

 

天の声「第3問!本田真凜はスクールアイドル?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者ルビィちゃん仲喜くん鞠莉ちゃん月ちゃん
出した答えジャナイジャナイジャナイジャナイデス

 

月「こんなのあんまりだよおぉおお!!」

 

月ちゃん脱落。

 

天の声「第4問!綺羅ツバサはスクールアイドル?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者ルビィちゃん仲喜くん鞠莉ちゃん
出した答えデスデスジャナイジャナイ

 

鞠莉「Why!?」

 

私「えぇ〜っ!?」

 

私と鞠莉ちゃん脱落。

 

天の声「中級編!第5問!星宮いちごはスクールアイドル?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者ルビィちゃん仲喜くん
出した答えジャナイジャナイ

 

全員正解。

 

天の声「第6問!鹿角聖良はスクールアイドル?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者ルビィちゃん仲喜くん
出した答えジャナイデス

 

ルビィ「ピギャアアァアアアァアン!!」

 

ルビィちゃん脱落。

 

天の声「第7問!みおぴょんはスクールアイドル?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者仲喜くん
出した答えジャナイ

 

正解。

 

天の声「上級編!第8問!四谷光希はスクールアイドル?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者仲喜くん
出した答えデス

 

正解。

 

天の声「第9問!高海美渡はスクールアイドル?デスオアジャナイ?」

 

3, 2, 1,

 

解答者仲喜くん
出した答えデス

 

仲喜「なんでーーーーーー!?」

 

仲喜くん脱落。

 

天の声「1問残して、GAMEOVER!!」

 

21pt獲得した。

 

天の声「さあ、モニタールーム!」

 

つながった。

 

由美「いやー、仲喜くんが脱落するなんてねー、ハハハ…」

 

仲喜「テメェ覚えてろ…地獄の底に叩き落としてやるからな…!!」

 

私「まあまあ仲喜くん落ち着いて」

 

仲喜「バカチカは黙っとけ!!」

 

ボコッ!!

 

私「女の子に暴力振るうなんて、最ッ低だぞこの黒染め碧眼!!」

 

パシッ!!

 

もう堪えられない。もうカットしてほしい。

 

結局この部分は大吉さんの力量のなさからカットされた。大吉さん、感謝します。ありがとう。

 

なんとかして私は仲喜くんと仲直りすることができた。これで続きが撮影できる。

 

現在の得点を見てみよう。

 

チームバイモード車両チーム(あなたたち)燃料電池電車チーム(私たち)
現在のポイント数3231

 

1pt差で私たちは負けている。果たしてどちらが勝つだろうか…?




次回に続きます。


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【虹ヶ咲練習回】チカリーグ 3rd Stage 漢字ツアーズバギー(修正版)

前回の続きですが、これも修正版です。


前回、私たちが31pt、あなたたちが32ptで終わった。

 

次のステージは…、

 

絵里(以下、天の声)「さあ、3rd Stageは漢字ツアーズバギーです。由美さん、自信の程は?」

 

由美「あたくしは漢検2級を持っているので頑張ります!」

 

でもどこかで聞いたぞ。漢検2級って言った人は痛い目に遭うって。

 

天の声「では頑張ってください。3, 2, 1, スタート!」

 

バギーが動き出した。

 

今回は由美ちゃん、果林ちゃん、果南ちゃん、あなた、花丸ちゃんの5人で挑戦する。

 

天の声「LEVEL1!テレビでよく見る漢字」

 

バギーは進む。

 

ここでのステージは草むらで、モンスターは蜘蛛。目はちゃんと8つついている。

 

由美「ヒッ…目だらけ…」

 

第1問

レイワ元年

 

 

 

令和

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※今年からの元号

 

第2問

商業ホゲイ

 

 

 

捕鯨

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※日本が2019年7月1日から再開

 

第3問

ヨコハマシーサイドライン

天の声「ボーナスチャンス」

 

 

 

横浜

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※6月1日に事故を起こした

 

すると、うさぎさんが現れてバギーは異世界に飛ばされた。

 

天の声「ボーナス問題。5人で漢字しりとりをせよ」

 

臨海

 

→海面(由美)

 

→面接(果林)

 

→接近(果南)

 

→近所(あなた)

 

→所在(花丸)

 

天の声「ハラショー!!ボーナス10pt獲得よ!!」

 

こうして異世界から戻ってきた。

 

天の声「LEVEL2!日本史で出る漢字」

 

ここでのステージは市街地で、モンスターはホシイナー。

 

由美「また目だらけ…?」

 

第4問

シタジ中分

 

 

 

下地

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※鎌倉時代に行われた分割相続のこと

 

第5問

カレサンスイ

 

 

 

枯山水

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※中世に流行った石庭の一種。龍安寺が有名。

 

第6問

今川ヨシモト

 

 

 

義元

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※1560年、桶狭間の戦いで敗れて死亡。

 

第7問

バンシャの獄

 

 

 

蛮社

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※1839年、政治批判を行った高野長英、渡辺崋山らを処罰した事件。

 

天の声「LEVEL3!近鉄の駅の漢字」

 

ここでのステージはシェルター付サーキットで、モンスターは監視ポッド。

 

第8問

カシハラ神宮前

 

 

 

橿原

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※橿原線・南大阪線・吉野線が交わる駅

 

第9問

トミヨシ

 

 

 

富吉

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※名古屋線の駅。車庫がある。

 

第10問

ムロウグチオオノ

 

 

 

由美「これ難しいんだよね…」

 

室生口大野

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※大阪線の駅

 

第11問

ミヤマド

 

 

 

海山道

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※名古屋線の駅

 

天の声「最終問題。ウルトラ怪獣の難読漢字」

 

ラスボスはウルトラ怪獣のゼットン。

 

第12問

マガジャッパ

 

 

 

曲若波

 

[完了]

パリーン

 

ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ドカーン!!

 

天の声「プレイヤー交代」

 

次は果林ちゃん。

 

マガジャッパ

 

 

 

果林「わからないわ!!」

 

曲邪波

 

[完了]

パリーン

 

ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ドカーン!!

 

天の声「プレイヤー交代」

 

次は果南ちゃん。

 

マガジャッパ

 

 

 

曲弱波

 

[完了]

パリーン

 

ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ドカーン!!

 

天の声「プレイヤー交代」

 

次はあなた。

 

マガジャッパ

 

 

 

禍邪波

 

[完了]

キラーン!ドカーン!!ドドドドドド

 

天の声「ハラショー!!ゲームクリアよー!!」

※魔王獣の一種。

 

あなたたちは130pt獲得した。

 

由美「あれ?侑ちゃんは知ってたの?」

 

あなた「知ってるも何も、歩夢が教えてくれたんだよ♪」

 

全員が感心した。

 

〜※〜

 

天の声「さあ、次は千歌さんたちの番です。千歌さん、自信の程は?」

 

私「全くないです!」

 

ルビィ「千歌ちゃんはスクールアイドル陪って書く位だからちょっと怖いなぁ」

 

私「ルビィちゃんそれ言わないでよ!!」

 

天の声「それでは参ります。3, 2, 1, スタート!」

 

バギーが動き出した。

 

今回は愛ちゃん、月ちゃん、私、ルビィちゃん、花陽ちゃんの5人で挑戦する。

 

天の声「LEVEL1!スクールアイドルに関する漢字」

 

バギーは進む。

 

第1問

予選タイカイ

 

 

 

大会

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

 

第2問

それは僕たちのキセキ

 

 

 

奇跡

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※μ'sの曲

 

第3問

勇気はどこに?君のムネに!

天の声「ボーナスチャンス」

 

 

 

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※Aqoursの曲

 

すると、うさぎさんが現れてバギーは異世界に飛ばされた。

 

天の声「ボーナス問題。5人で漢字しりとりをせよ」

 

乙女

 

→女性(愛)

 

→性別(月)

 

→別所(私)

 

→所沢(ルビィ)

 

→沢町(花陽)

 

パリーン

 

沢間

 

パリーン

 

そうこうしているうちに時間切れとなってしまった。

 

天の声「ボーナス失敗」

 

ルビィ「花陽ちゃんなにやってるの!?」

 

花陽「ルビィちゃん本当にごめんね!!」

 

異世界から戻ることはできた。

 

天の声「LEVEL2!世界史で出る漢字」

 

第4問

シコウテイ

 

 

 

始皇帝

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※中国初の皇帝

 

第5問

コウキ

 

 

 

皇紀

 

[完了]

パリーン

 

ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ドカーン!!

 

天の声「プレイヤー交代」

 

次は月ちゃん。

 

コウキ

 

 

 

康煕

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※清の4代目皇帝

 

第6問

ソビエトシャカイシュギ共和国連邦

 

 

 

社会主義

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※ロシア革命でできた国。1991年崩壊。

 

第7問

テンアンモン事件

 

 

 

天安門

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※1989年に中華人民共和国で起きたデモ行進。

 

天の声「LEVEL3!近鉄の駅の漢字」

 

バギーは進む。

 

第8問

 

大阪アベノ

 

 

安倍之

 

[完了]

パリーン

 

ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ドカーン!!

 

天の声「プレイヤー交代」

 

次は私。

 

大阪アベノ

 

 

 

阿陪野

 

[完了]

パリーン

 

ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ドカーン!!

 

天の声「プレイヤー交代」

 

次はルビィちゃん。

 

大阪アベノ

 

 

 

阿倍野

 

[完了]

パリーン

 

ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ドカーン!!

 

天の声「プレイヤー交代」

 

次は花陽ちゃん。しかしながら、彼女が最後だ。

 

大阪アベノ

 

 

 

阿部野

 

[完了]

ドカーン!!ピンポーン

※南大阪線の起点駅

 

第9問

コボレ

 

 

[完了]

パリーン

 

ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ドカーン!!

 

天の声「GAME OVER〜!!」

 

私たちは80pt獲得した。

 

天の声「モニタールーム!」

 

由美「千歌っちが同じ間違いをやるなんて…参ったもんだよ」

 

私「その黒歴史は忘れてよ!!」

 

現在の得点を見てみよう。

 

チームバイモード車両チーム(あなたたち)燃料電池電車チーム(私たち)
現在のポイント数162111

 

一気に差がついてしまった。果たしてどちらが勝つだろうか…?




次回に続くのでご了承ください。


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【虹ヶ咲練習回】チカリーグ 4th Stage パーセントバルーン

前回の続きです。

※一部の人にとってはふさわしくない記述があります。それでもよい方はそのまま読み進めてください。


前回、私たちが111pt、あなたたちが162ptで終わった。

 

次のステージは…、

 

絵里(以下、天の声)「さあ、4th Stageはパーセントバルーンです。由美さん、自信の程は?」

 

由美「これはね、全くないんですよ。あたしはよく常識外れなこと多いですからね」

 

今回は由美ちゃん、果林ちゃん、あなた、ことりちゃん、菜々ちゃんが挑戦する。

 

天の声「それでも行きましょう。パーセントバルーン、上昇〜!!」

 

おもりを外してバルーンは浮き上がった。

 

天の声「第1問!大手私鉄18社のうち、200kW以上の主電動機を現在使っている会社は何%?」

 

由美「7÷18…70÷18…35÷9…。39%」

 

 

 

判定中…

 

 

 

ドン!

 

39%

 

天の声「ハラショー!お見事パーフェクト!!ボーナスで風船を10個増やします!」

 

パーフェクトボーナスで風船は10個増えた。

 

菜々「由美さん、どうしてわかったんですか?」

 

由美「実は大手私鉄で200kW以上のモーターを使っているのは7社だけなのよ。そこで計算して出た答えが38.88%で、四捨五入して39%ってわけさ」

 

菜々「ありがとうございます!」

 

後日調べてみたが、確かに200kW以上のモーターを使っているのは東京メトロ、名鉄、近鉄、南海、阪急、中部高速鉄道、京阪の7社だけだった。やっぱり由美ちゃんの鉄道愛は言葉では語り尽くせないのだろう。

 

天の声「第2問!自販機の下でお金を拾ったことがある人は何%?」

 

果林「そうね…35%位かしら」

 

 

 

判定中…

 

 

 

ドン!

 

3%

 

風船 -32 残り78

 

4人「えぇ〜っ!?」

 

あなた「果林ちゃん何やってるの!?」

 

果林「みんな本当にごめんね!!」

 

天の声「第3問!コメット団で、由美推しの人は何%?」

 

あなた「私も由美ちゃん大好きだからね。24%」

 

 

 

判定中…

 

 

 

ドン!

 

58%

 

風船 -34 残り44

 

5人「えぇ〜っ!?」

 

由美「しかし俺がそんなに人気だったとは…マイッタナ…」

 

天の声「第4問!女性語を常用している女性は何%?」

 

ことり「ことりはあまりそういうの使わないし穂乃果ちゃんも海未ちゃんも使わないから…4%」

 

 

 

判定中…

 

 

 

ドン!

 

12%

 

風船 -8 残り36

 

天の声「一応います!って私だってそうじゃない!!でもお見事よ!!」

 

5人「イェーイ!!」

 

みんなでハイタッチ。

 

天の声「第5問!東京メトロの車両で、VVVFインバータ制御の車両は何%?」

 

菜々「決まっているでしょう。100%です!」

 

 

 

判定中…

 

 

 

ドン!

 

100%

 

天の声「お見事パーフェクト!!ハラショーよ!!風船10個増やしてFinish!!」

 

あなたたちは46pt獲得した。

 

天の声「さあ、モニタールーム!」

 

私「菜々ちゃんはなんで東京メトロの問題がわかったの?」

 

菜々「確か聞いたことがあるんです。2018年にVVVF化率100%を達成したって」

 

全員が感心した。

 

〜※〜

 

天の声「さあ、続いて、ルビィさんたちの番です!ルビィさん、自信の程は?」

 

ルビィ「ルビィは常識外れだから外すんじゃないの?」

 

今回はルビィちゃん、愛ちゃん、花陽ちゃん、鞠莉ちゃん、仲喜くんの5人で挑戦する。

 

天の声「それでも行きましょう。上昇〜!!」

 

おもりを外してバルーンは浮き上がった。

 

天の声「第1問!ラブライバーでAqoursのうち高海千歌を推しているのは何%?」

 

ルビィ「千歌ちゃん、意外と人気あるんだよね…。35%」

 

 

 

判定中…

 

 

 

ドン!

 

4%

 

風船 -31 残り69

 

私たち「えぇ〜っ!?」

 

どうしよう…。

 

天の声「第2問!海外旅行に行きたい人は何%?」

 

愛「あっ、これもうわかっちゃった♪83%!!」

 

 

 

判定中…

 

 

 

ドン!

 

83%

 

天の声「ハラショー!お見事パーフェクト!!ボーナスで風船を10個増やします!」

 

風船 残り79

 

天の声「第3問!内閣を支持しないと答えた人は何%?」

 

花陽「花陽は政治全然わかんないよ〜!!安倍さんが嫌いな人って結構多いから…64%」

 

 

 

判定中…

 

 

 

ドン!

 

31%

 

風船 -33 残り46

 

ルビィ「落ちるの嫌!!」

 

ルビィちゃんの気持ち、よ〜くわかるよ。

 

天の声「第4問!男性で、女装をしたことがある人は何%?」

 

鞠莉「そうね…仲喜や聡平、勇輝の影響で最近女装ブームだから…54%」

 

 

 

判定中…

 

 

 

ドン!

 

7%

 

天の声「そんなにいません!」

 

風船がなくなってしまった。

 

天の声「風船が全部割れて、GAME OVER!!」

 

♪〜

 

私たちはポイントを獲得できなかった。

 

天の声「さあ、モニタールーム!」

 

私「ルビィちゃん!鞠莉ちゃん!なんであんなとこで間違えちゃうの!?」

 

ルビィ「ごめんごめん」

 

鞠莉「Sorryね」

 

現在のポイントは…、

 

チームバイモード車両チーム(あなたたち)燃料電池電車チーム(私たち)
現在のポイント数208111

 

次が最終決戦。果たしてどちらが勝つのだろうか…?




私も安倍首相はあまり好きではありません。
次回に続きます。


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【虹ヶ咲練習回】チカリーグ 5th Stage ハイパーボンバー

前回の続きです。今回で決着がつきます。


前回、私たちが111pt、あなたたちが208ptで終わった。

 

最終決戦は…、

 

絵里(以下、天の声)「さあ、最終決戦はハイパーボンバーです。今回は負けている千歌さんたちのチームからの挑戦となります。千歌さん、自信の程は?」

 

私「ジャンルにもよりますね」

 

今回は私、ルビィちゃん、月ちゃん、鞠莉ちゃん、花陽ちゃんの5人で挑戦する。

 

天の声「心配ですが、参ります。第1問!」

 

ステージに移動した。

 

天の声「まずは以下の写真をご覧ください」

①JR東海

【挿絵表示】

 

②岳南電車

【挿絵表示】

 

③岳南電車

【挿絵表示】

 

④伊賀鉄道

【挿絵表示】

 

⑤養老鉄道

【挿絵表示】

 

⑥養老鉄道

【挿絵表示】

 

⑦名古屋鉄道

【挿絵表示】

 

⑧愛知環状鉄道

【挿絵表示】

 

⑨四日市あすなろう鉄道

【挿絵表示】

 

10.近畿日本鉄道

【挿絵表示】

 

天の声「次の電車の形式名。10個すべて答えろ」

 

始まった。

 

私「6番7700系」

 

ピンポンピンポン

 

ルビィ「10番23000系」

 

ピンポンピンポン

 

月「4番200系」

 

ピンポンピンポン

 

鞠莉「1番313系」

 

ピンポンピンポン

 

花陽「9番260系」

 

ピンポンピンポン

 

花陽「2番7000形」

 

ピンポンピンポン

 

鞠莉「5番620系」

 

ピンポンピンポン

 

月「3番9000形」

 

ピンポンピンポン

 

ルビィ「7番100系」

 

ピンポンピンポン

 

千歌「8番2000系」

 

ピンポンピンポン

 

♪〜

 

天の声「クリアよー!ハラショー!!」

 

私「これは由美ちゃんが教えてくれたから」

 

これで100pt獲得。

 

天の声「次の問題参ります。第2問!」

 

またステージへ。

 

天の声「広辞苑に載っている言葉の中で、『美しい』のように『しい』で終わる形容詞。10個答えろ」

 

始まった。

 

私「初々しい」

 

ピンポンピンポン

 

ルビィ「疚しい」

 

ピンポンピンポン

 

月「たいだいしい」

 

ブー

 

月「ひがひがしい」

 

ブー

 

月「凄まじい…あれ?」

 

ブー(『じい』なので✕)

 

月「清々(きよぎよ)しい」

 

ブー

 

月「きよぎよしい」

 

ブー

 

月「えっ?きよぎよしいじゃないの!?」

 

ブー

 

5!4!3!2!1!

 

月「きよぎよしいじゃなかったら何なの!?」

 

ブー

 

ドーン!!

 

天の声「月さん答えられず、GAME OVER〜!!」

 

私たちは20pt獲得した。

 

月「えっ?きよぎよしいじゃなかったの!?」

 

ブブー

 

天の声「違います」

 

私「月ちゃん、それ清々(すがすが)しいだよ」

 

ピンポンピンポン

 

天の声「千歌さんお見事です!他の人は?」

 

鞠莉「優しい」

 

ピンポンピンポン

 

花陽「恥ずかしい」

 

ピンポンピンポン

 

花陽「怪しい」

 

ピンポンピンポン

 

鞠莉「卑しい」

 

ピンポンピンポン

 

ルビィ「激しい」

 

ピンポンピンポン

 

月「あっ!わかった!!『厳しい』とか『いやらしい』とか!」

 

ピンポンピンポンピンポン

 

天の声「もう!月ったらやればできるじゃない!!」

 

この時点で私たちのチャレンジは完全に終了した。

 

〜※〜

 

次はあなたたちの挑戦。

 

天の声「さあ、次は花丸さんたちの番です。花丸さん、自信の程は?」

 

花丸「ルビィちゃんや千歌ちゃんには負けてなんかいられないずら!!」

 

今回は、花丸ちゃん、果林ちゃん、菜々ちゃん、あなた、果南ちゃんの5人が挑戦する。

 

天の声「実際、燃料電池電車チームとの差は23ptです。つまり、勝利まで30pt必要です。よって、菜々さんが1巡目に答えられれば勝利となります」

 

菜々「頑張ります!!」

 

天の声「それでは参ります。第1問!」

 

ステージに移動。

 

天の声「問題」

 

ジャン!

 

ジャン!

 

緊張感が走る。

 

天の声「まずは以下の写真をご覧ください」

 

①JR東海

【挿絵表示】

 

②岳南電車

【挿絵表示】

 

③岳南電車

【挿絵表示】

 

④伊賀鉄道・近畿日本鉄道

【挿絵表示】

 

⑤養老鉄道

【挿絵表示】

 

⑥名古屋鉄道

【挿絵表示】

 

⑦愛知高速交通

【挿絵表示】

 

⑧近畿日本鉄道

【挿絵表示】

 

⑨愛知環状鉄道

【挿絵表示】

 

10.四日市あすなろう鉄道

【挿絵表示】

 

 

天の声「次の写真はどの駅で撮影されたものか。3つ答えろ」

 

始まった。

 

花丸「8番近鉄四日市駅」

 

ピンポンピンポン

 

果林「7番…藤が丘駅?」

 

ピンポンピンポン

 

果林「やった!」

 

菜々「4番伊賀神戸駅」

 

ピンポンピンポン

 

♪〜

 

天の声「ハラショー!!バイモード車両チーム、ボーナスステージ進出決定よ!!」

 

私たちは負けてしまったが、いいプレゼントが由美ちゃんに回るといいね♪




次回に続きます。次回はボーナスステージです。


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【虹ヶ咲練習回】チカリーグ Bonus Stage トロッコアドベンチャー

前回の続きです。今回はプレゼントがついています。


絵里(以下、天の声)「Bonus Stage・トロッコアドベンチャー!!」

 

ボーナスステージはトロッコアドベンチャーである。今回はバイモード車両チーム全員が挑戦する。

 

天の声「今回は鞠莉さんのお母さんからプレゼントがあります。鞠莉さんのお母さん!」

 

鞠莉ママ「Hello〜!さあ、今回のEveryoneとLiving Room(お茶の間)へのプレゼントは、Italyのロンバルディア州Valtellinaから取り寄せた、蕎麦粉のパスタ、ピッツォッケリデース!!日本の二八そばと同じ割合で小麦粉と蕎麦粉を混ぜて作りマース!!チーズとバターのソースで和えるとvery deliciousデース!!マリーは持ち帰れないけど、ハグゥ(果南ちゃん)デスワ(ダイヤちゃん)、そしてミイラ(由美ちゃん)はこのステージでクリアなさってピッツォッケリをぜひご賞味あれ〜!!」

 

ダイヤちゃんは、今日はお茶の間でこのチカリーグを見ると言っていた。その情報は鞠莉ちゃんのお母さんにも伝わっていたのだ。

 

天の声「挑戦者の皆さんは5問クリアでプレゼントゲット。お茶の間の皆さんはバイモード車両チームより多く正解するか、5問全部正解してキーワードを応募すれば抽選で3名様にプレゼントをお送り致します」

 

果南ちゃんが当てたらぜひ家に行って食べに行こう。

 

天の声「あと気づきませんか?今皆さんトロッコに乗っていないんですよ?」

 

由美「そうだね。今ここホームで、隣に軽機関車が牽引するトロッコがある状態だ」

 

あれ?この機関車、碓氷峠鉄道文化むらで保存されている訓練車の色違いな気がするぞ。

 

果林「トロッコと機関車は金属棒とたくさんの紐状のもので繋がれているけど、紐は切っちゃダメ?」

 

天の声「ダメです!それを切ったらトロッコが制御不能になるのでやめてください!!」

 

果南「じゃあどうして機関車をつけてるの?」

 

天の声「それは由美さんが詳しく知っているはずです」

 

由美「実は今から走るステージ自体が鉄道路線をベースにしている訳さ。鉄道路線はトロッコ単体で走ったら違法だからこういうふうに保安装置をつけた機関車をつなげているのよ」

 

果南「なるほどね」

 

天の声「では、前の機関車に3人、後ろのトロッコに4人乗ってください。由美さんは甲種内燃車運転免許をチームの中で唯一持っているので強制的に運転席です」

 

由美ちゃんの他に果南ちゃんと花丸ちゃんが機関車に乗った。

 

由美ちゃんはエンジンをかける。確実にディーゼルだ。

 

天の声「それでは、エンジンがかかったようなので、先の線路を開けます!」

 

花丸「ちょっと待って!これ本物ずらか!?」

 

天の声「いや、偽物よ。マグマも偽物だから安心してね」

 

花丸「ありがとうございます!」

 

天の声「あと今回は機関車側にもトロッコにもマイクとスピーカーをつけてるからそれで話す仕様よ。方向決めるのは由美が手元のタッチパネルで操作してね」

 

全員「はい!!」

 

天の声「それでは、ブレーキ解除して、スタート!」

 

由美「前方よし!出発進行!!」

 

ブレーキの緩解音が響き、交流同期モーターの音とともにトロッコが動き出した。あんなに小さいのに空気ブレーキついてるんだ。

 

天の声「第1問!ディーゼル機関車は?」

 

◀◁◀キヤ143
DE15▶▷▶

 

果林「由美!これは右よ!!」

 

由美「おう!!」

 

ピッ

 

列車は右に曲がっていく。

 

ピンポンピンポン

 

DE15がディーゼル機関車で、キヤ143は気動車。

 

天の声「第2問!男は?」

 

◀◁◀御門勇輝
黒澤ダイヤ▶▷▶

 

菜々「由美さん、これは左です」

 

由美「当たり前さ!!」

 

ピッ

 

列車は左に曲がっていく。

 

ピンポンピンポン

 

名前の漢字からして勇輝くんは男性。

 

すると列車は洞窟ステージから高架鉄道ステージ・複線区間に入り込んだ。架線はなく、非電化である。

 

由美「信号よし!ヨーソロー!!」

 

天の声「第3問!これは?」

 

【挿絵表示】

 

◀◁◀電気式気動車
電車▶▷▶

 

由美「どっちだったかなぁ…?」

 

あなた「これは右だよ!」

 

由美「ありがとう!」

 

ピッ

 

列車は右に曲がっていく。

 

ピンポンピンポン

 

この写真は313系で電車。DEC611系(*1)ではない。

 

すると…、

 

由美「赤信号!緊急停車!!」

 

この先は高架でありながら単線区間だった。おそらく列車交換をするのだろう。

 

すると向こうから通勤型の車両がやってきた。G4600系らしき気動車の2両編成だった。その列車は転轍機を過ぎると豪快なエンジン音を立てて去っていった。

 

すると信号が青になった。

 

由美「信号よし!出発進行!!」

 

ブレーキの緩解音が響き、列車は発車した。

 

天の声「第4問!多いのは?」

 

◀◁◀東山線の車両数
313系の現在の数▶▷▶

 

由美「分からん!!」

 

その間に転轍機を通り過ぎた。ただ、この転轍機は選択肢とは関係ない。それはさっきの気動車が走ってきた道だ。

 

5!4!3!2!1!

 

6人「右行け右行け!!」

 

ピッ

 

列車は右に曲がっていく。

 

すると急な坂を列車は下る。抑速ブレーキも作動させた。

 

そのままトンネルに進入。

 

由美「前照灯点灯!!」

 

穴はなかったので、

 

ピンポンピンポン

 

このまま地下鉄区間に突入した。

 

東山線の車両数は288両に対し、313系の現在の数は539両である。

 

天の声「第5問!この曲名は?」

 

【♪柏木広樹『正解の答え』♪】

 

◀◁◀ぷちぐるラブライブのテーマ
Bom Dia!▶▷▶

 

由美「どっちだこれ!?」

 

花丸・ことり・あなた「左ずら(だよ)!!」

 

果南・菜々・果林「右(だ)よ(です)!!」

 

5!4!3!2!1!

 

由美「もういかん!これは左だ!!」

 

ピッ

 

右と言った3人は顔面真っ青。

 

列車は左に曲がっていく。

 

すると停車指示標識が見えてきた。

 

それと同時に由美ちゃんはブレーキをかける。

 

止まると、宝箱が開くのが見えて…、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドヒューン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プシュー!!

 

天の声「なんとここでまさかの落下!!GAME OVER〜!!」

 

全員「えぇ〜っ!?」

 

これですべて終わってしまった。

 

番組は終了。しかし、この後何か起きるというが、私はまだ知らない…。

*1
313系ベースの電気式気動車。GV-301系電気式気動車から改造・改番された。




出てきた機関車のイメージがわかった人、5問連続正解した人は直接メッセージで報告をお願いします。
次回は後日談になります。また、次回はこの作品では久々のヤンデレが出ます。


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【UA10000件突破記念・虹ヶ咲練習回】君は俺と話がしたい!!(修正版)

これも修正版になります。


番組終了後、解散となる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はずだった。

 

虹ヶ咲のみんなはこのまま帰るかと思っていたら超大間違いだったのだ。

 

果林「さあ、帰るわよ」

 

すると…、

 

 

 

 

 

菜々「待ってください!!」

 

愛「あれ?せっつーもぶちょーもどうしたの?」

 

あなた「私たちは仲喜くんと話がしたいの!!」

 

果林「じゃあ私たちは先に帰ってるからね」

 

こうして2人はまず未来へ帰っていった。

 

そして、μ'sの3人も帰ってしまった。

 

由美「で、このあとどうする?」

 

私「今日はもうお開きでいいんじゃないかな?」

 

由美「じゃあ今日は解散!」

 

全員「ありがとうございましたー!!」

 

こうして仲喜くん、菜々ちゃん、あなた以外は私を含めて帰路についた。このあとは仲喜くんが書いてくれる。

 

【仲喜 side】

みんなが帰ったあと、

 

君「まずは中部高速鉄道の東京駅に行こうよ♪」

 

俺「何をするの?」

 

君「いいからついてきてよ!」

 

菜々「ほら、モタモタしてないで行きますよ♪」

 

俺「誰かーーーーーー!!」

 

〜※〜

 

着いた先は、中部高速鉄道東京駅のストリートピアノ。近くにはクラシックギターも数本置いてあった。

 

すると君は俺が聞いた覚えのある曲を弾き出した。

 

ん?これは…?

 

そう思った俺はギターを取り、それに応えるように弾いてみる。

 

この曲はあれだ。

 

【♪押尾コータロー feat. 木原健太郎『A Wonderful Day』♪】

 

これは押尾コータローさんのギターと木原健太郎さんのピアノで構成される楽曲。聴いただけで夕暮れ時を走る列車を思い浮かべるのは俺だけだろうか。

 

~※~

 

終わると、拍手喝采だった。

 

君「私は、こうして仲喜くんと一緒に演奏がしたかったんだ。その夢がついに叶ったのはあなたのおかげだよ!ありがとう!!」

 

俺「実は俺も誰かと一緒にまた演奏したいなって思ってたんだけどそう言ってくれるとすごく嬉しいです」

 

また拍手が起きた。そして、しばらくすると、人は去っていった。

 

俺「なんか菜々ちゃんがしたいことってある?」

 

菜々「はい。あなたは中部高速鉄道の社員という称号もありますよね」

 

俺「ああ」

 

菜々「でしたら、ぜひ列車を運転させてください!!」

 

そう。中部高速鉄道では、24時間予約なしで運転体験を受け付けている。金はかかるが、国交省からも特例で本線での運転体験が認められているので、

 

俺「いいよ。金はかかるけど、全部俺が自腹で出すから」

 

菜々「ありがとうございます!!」

 

そして、ホームに移動。

 

運転体験用の車両は、G4600系気動車だ。2両編成しか体験させられないので、ちょうどおあつらえ向きにホームに止まっていた車両を選んだ。

 

運転体験をするのは菜々ちゃんだ。

 

ここからは、皆さんにも操作方法をお教えしたい。

 

まずは運転台の位置。

 

G4600系は運転台が中央に設置されている(*1)。

 

次にエンジンをかける。

 

G4600系は、トヨタのプリウスと同様に、ボタン一つでエンジンが始動する。

 

そして、発進。

 

中部高速鉄道の車両は、すべてブーメラン型ワンハンドルマスコンを採用しており、ノッチは、制動8段、抑速1段、中立1段、力行8段となっている。起動加速度は、1.6km/h/s。これは近鉄特急車の18000系もびっくりである。

 

あとは標識と信号を守るだけ。ミッションがマニュアルの自動車とは違い、坂道も楽々上っていく。ただ、ほかの鉄道とは違い、自動車用信号との併用がなされている箇所もあるのでそこは注意が必要。

 

さあ、おわかりいただけただろうか?

 

列車は安全に進み、なんと!3時間かけて名古屋南駅についてしまった。

 

運転体験はこれをもって打ち切りとなった。

 

菜々「なんか不思議な世界に来た感じで楽しかったです!!」

 

俺「そう言ってもらえて、幸せです」

 

さて、この後だが、いろいろ話していた。

 

菜々「実は私、家ではアニメや漫画はおろか、スクールアイドルも厳禁されていて、活動がすごく難しくて…こんなときあなたはどうしますか?」

 

俺「思い切ってやればいいじゃん」

 

菜々「えっ?」

 

俺「実はこの会社もアイドルには乗り気ではなかったんだ。でも社内でウイング団が立ち上がってから、アイドルにはアイドルで返そうという名目のもとで、コメット団が立ち上がったのよ。だから、何か悪を見つけてそれを動機づけにしてくれれば親も認めてくれると思うよ」

 

菜々「なんか、自信がつきました!!ありがとうございます!!」

 

俺「参考になりそうで何よりです」

 

また、君からもこんな話があった。

 

君「私の幼馴染の歩夢がこの上なくヤンデレで、いつか監禁されそうで怖いんだ。こういうときってどうする?」

 

仲喜「もうね、それは反抗しちゃダメだ」

 

君「えっ?」

 

仲喜「ヤンデレに対して反抗したら余計にいじめられる。俺もヤンデレに追われてて、今でもちょっと恐れてるんだ。でも思い切って反抗までも行かない位の行動をすることは別に怖くないって思えばいいと思うよ」

 

君「なるほど。ありがとう!」

 

菜々「皆さん色々あるんですね」

 

全員「あはは…」

 

こうして名古屋南駅で買った炭酸飲料をみんなで飲みながら朝まで過ごした。

 

〜※〜

 

朝になってからのこと。2人は光になって消えていく。

 

菜々「またどこかで会えますよね?」

 

俺「ああ。未来で待っているから」

 

君「じゃあそろそろ…」

 

3人「またね!!」

 

こうして2人は帰っていった。

 

【仲喜 side out】

 

【菜々 side】

帰ってからのこと。私は親にもメンバーにも何も言われませんでした。むしろそのことを話したらみんな笑ってくれました。

 

しかし、あなたは歩夢さんに捕まってしまいました。

 

歩夢「ねえ侑ちゃん、5年前の仲喜くんと一緒に朝まで何話してたの?」

 

あなた「それはあなたがヤンデレで監禁されそうって話をしてたんだけどね…」

 

歩夢「へえー。それなら、今からあなたを私の家に監禁してあげる♥」

 

あなた「えっ?何かするの…?やめてぇぇえええ!!」

 

この週末、あなたを街中で見た者はいなかったそうです。

 

【菜々 side out】

 

【仲喜 side】

名古屋南駅の出口を出ると声をかけられた。しかも聞き覚えのある2つの声だった。

 

??・??「仲喜くん」

 

俺「はい!?」

 

曜ちゃんと梨子ちゃんだ。2人の目は光っていない。

 

梨子「私、防犯カメラの映像を全部録画してスマホに落としてみたんだけど…」

 

ピッ

 

 

 

梨子「これは一体どういうことかしら?」

 

 

 

俺「それは…その…」

 

曜「言い訳は後で聞かせてもらうから…」

 

梨子・曜「ちょっと、お話しましょう?」

 

俺「ちょっと待っ…嫌ぁあああぁあ!!」

 

果たして今日の千歌大喜利に無事出られるのだろうか…?

 

【仲喜 side out】

*1
他の日本の列車は左側がほとんど。




次回に続くのでご了承ください。


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【リクエスト】自販機からの悲劇

今回はグルーブロッソさんからのリクエスト回です。今回は青山由美視点で書き、千歌ちゃんは最後にしか出てきません。

※名城線の旧ダイヤを使用しています。ダイヤ改正は2020年5月23日です。


ある日、俺は名古屋南駅の自販機でジュースを買った。この日は名駅のメロン●ックスに行こうとしていた。

 

ゴトン

 

俺の愛飲するコカ・コーラだ。

 

この自販機は数字が揃うともう1本の仕様だが…、

 

 

 

 

 

当たる訳ないわな。今回も「4446」だったからね。しかし、このあと、俺には大きな悲劇がいくつも降りかかってくるのであった。

 

〜※〜

 

まずは名古屋南駅の地下鉄ホームに行ってみる。すると…

 

【♪名古屋市交通局東山線・名城線発車ベル♪】

 

ツーガタン

【♪ドアチャイム♪】

 

プシュー

 

列車はIGBTインバータを響かせながら去っていった。しかもあれ名城線の中で俺の一番好きな第18編成だったじゃんかよーーーーーー!!

 

まもなく対向列車がやってきた。それも第17編成だったじゃんかよ!!こいつも好きなのにーーーーーー!!

 

それから8分間はのんびり待とう。

 

〜※〜

 

8分後、列車はやってきた。

 

ライトが黄色い。

 

ATO改造車だ。

 

帯が青っぽい。

 

そして、インバータの音がうるさい。

 

嫌な予感がした。そう。

 

 

 

 

俺が名城線で一番嫌いな、第23編成だったのだ!!

 

 

 

まあ、乗るしかない。金山までは出よう。

 

〜※〜

 

金山下車後。

 

俺「えっ?JRも名鉄も全部停まってる!?」

 

そう。JR、名鉄が全部停まっており、金山から直接名駅に行くことはできなくなっていたのだ!!

 

地下鉄駅に戻ろう。

 

~※~

 

さて、名城線に戻って、若宮大通駅まで乗ろう。

 

次に来るのは、

 

俺「またかよ…」

 

第10編成。これも俺が嫌いな奴だ。ATO未施工で、すべり周波数制御。ドアチャイムもついていない。

 

仕方なく乗ろう。

 

~※~

 

若宮大通着。しかし、

 

俺「名豊本線も停まってる!!」

 

ここも動いていない。栄までは1駅だし、歩くか。

 

~※~

 

ピロリーン♪

 

Y!ニュースが届いた。読んでみよう。

 

「名古屋駅は私がいただいた!!」とんだ書き込み(*1)

2019年8月14日、Twitter上で「名古屋駅は私がいただいた!!」という内容の書き込みがあった。これを受けて、各鉄道会社は名古屋駅に接続するすべての路線を運休し、警察は犯人を捜している。

 

これはまずい。名駅に今日は行くまい。

 

そう思った俺は、大須でゆっくり過ごすことにした。

 

~※~

 

災難はそれで終わりではなかった。

 

大須に着くと、何故かダイヤちゃんとばったり出会ってしまった。

 

ダイヤ「由美ちゃんも大須に用事ですの?」

 

俺「ああ。ここで18禁の同人誌を見ようと思ってな…」

 

もちろん、

 

ダイヤ「ブッブーですわ!!あなたまだ17でしょう!?私がそんなのは認めませんわ!!」

 

そして説教は10分ほど続いた。

 

~※~

 

いや、もう他にやましいことがないか問いただされるし、大変だったよ。

 

さて、家に帰って千歌大喜利の準備をするか。

 

そう思って、自販機でジュースを買おうとする。

 

まず100円玉を1枚取り出して、入れると…

 

入れてもすぐに出てくる!!

 

500円玉を入れてみよう。

 

すると…、

 

 

 

 

 

吸い込まれたぞ!!

 

まじかよ…。別の自販機にしよう。

 

~※~

 

別の自販機でも…、

 

100円玉を取り出すと、

 

 

 

 

 

今度はカラスに奪われた!!

 

もう諦めて帰ろう。

 

~※~

 

すると、またY!ニュースが。

 

「栄・大須一帯は私がいただいた!!」とんだ書き込み(*2)

2019年8月14日、Twitter上で「栄・大須一帯は私がいただいた!!」という内容の書き込みがあった。これを受けて、各鉄道会社は久屋大通・栄・新栄町・伏見・若宮大通・大須の各駅に接続するすべての路線を運休し、警察は犯人を捜している。

なお、この数時間前にも「名古屋駅は私がいただいた!!」という書き込みがあった。

 

もういい。歩いて帰ろう。

 

~※~

 

その後も歩きながら自販機を見つける度にジュースを買おうとしたが、お金を吸い込まれ、最終的には所持金が10円を割ってしまった。

 

そして歩くこと1時間。やっと中部高速鉄道本社に着いた。

 

本社では目を光らせていない千歌っちが待っていた。

 

千歌「ねえ由美ちゃん、今日千歌大喜利の撮影があるのになんで名古屋駅に行こうとしたの?」

 

俺「それは…」

 

千歌「言い訳は後で聞かせてもらうから、ちょっと、お話ししよう?」

 

俺「嫌だあぁああぁああ!!」

 

果たして俺は千歌大喜利に無事出場し、座布団をもらえるのだろうか…?

*1
このニュースは存在しません。

*2
このニュースは存在しません。




次回は千歌大喜利になります。ただし、この作品ではなくR-18版にまず第4回を投稿し、それからここで第5回を投稿します。ということで、R-18がOKな人はこちら↓をどうぞ。
https://syosetu.org/novel/206931/9.html
(遅れて公開)


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千歌大喜利5 メンバー挨拶

https://syosetu.org/novel/206931/12.html
今回はこちら↑からの続きになります(R-18版です)。ここまでに引き続き笑点ネタです。


また始まった。前回に引き続き、アキバホールからの放送となる。

 

私「さあ、全年齢版の大喜利の時間がやって参りました。まずはNHKの受信料を頑なになって払おうとしない、超がつくほどドケチな皆さんからご挨拶」

 

花丸「受信料はちゃんと払ってるずら!…えーっと、漢字の書き取り、皆さんも経験したことがあるんじゃないかな?なんか由美ちゃんは『けん引』の『けん』の字が未だに書けないそうです。鉄道ファン失格ずらね」

 

由美「余計なこと言うなー!!」

 

花丸「国木田花丸です!」

 

 

 

ダイヤ「先日、中部高速鉄道で電機子チョッパ制御を全廃にするというニュースがありました。中部高速鉄道は駅間距離が長く、最高速度も高い。電機子チョッパ制御はそのような路線には不適合という話があるからでしょう。時代は変わっていく。それに乗っていけるかが課題ですわね。黒澤ダイヤです」

 

 

 

果南「キハ40には色々な謎が隠されています。例えば車体が重い割に非力だったり、暖地向けの車両は金属バネ台車だったりと本当に謎過ぎます。ダイヤより困った存在だね。松浦果南です!」

 

 

 

月「皆さん、井川線にはもう乗りましたか?小さな小さなトロッコ列車がコトコト走っていくかわいい路線です。本数はすごく少ないけどこの路線をよーろしくー!渡辺月です!」

 

 

 

清「私は今度静真高校の生徒会長の候補に選ばれることになりました。そのために一人称を『私』に切り替えて、髪の毛も伸ばしてポニーテールにしてみました。かわいいかな?うふっ♥柚木清です!」

 

 

 

ジュリー「今回、初めて千歌大喜利に出させていただきました。まだコメット団に入団して3日ですよ!?…まあ、そんな混乱は置いておいて、姉の由美がいつも出ているここに出られて嬉しい限りです。座布団をたくさん獲得できるように頑張りたいと思います。青山樹理亜ことジュリーです!」

 

 

 

由美「ジュリーはあたくしの妹ですが、まだ中学2年生です。確かこの中で最年少じゃないかな?まあ、姉として恥ずかしい場面は見せたくないので、彼女に負けないように頑張ります!青山由美です!」

 

 

 

仲喜「OSカーという列車が長野電鉄にあったそうです。赤い車体に黄色い窓周り。まるでりんごが走っているようです。しかし、老朽化が進んだことや少数派だったことから2003年に全滅してしまいました。千歌?…りんご色も似合う(みかん色とは言い切れない)ような気がするんですよ。山部仲喜です」

 

この8人で今回は収録する。

 

私「続いては、NHKの受信料はおろか、税金も払わずにいる、違法な座布団運びからご挨拶」

 

曜「私そんなことしてないから。えーっと、今から『1!2!3!』と言いますから、『チャラーン』と返してくださいね!それでは皆さん、行きますよ!!1!2!3!」

 

全員「チャラーン!!」

 

曜「渡辺曜です!!」

 

曜ちゃん退場、持ち場につく。

 

次から問題に入る。今回も3問。




「けん引」の「けん」の字は私も鉄道ファンでありながら未だに書けません。
次回に続きます。


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千歌大喜利5 1問目 帰っちゃうの?

前回の続きです。今回から問題に入ります。そして第4回で出なかった死亡ネタが早速出ます。


さてと。

 

私「さあ、いつものようにいい答えを言った方には座布団を差し上げます」

 

全員「えっ?」

 

私「悪いと、取っちゃったりなんかします」

 

全員「えぇ〜っ!?」

 

私「そして、10枚貯めた方にはこの十枚箱の中に入っている素晴らしい賞品がもらえますので頑張ってやってください」

 

ジュリー「わかりました!」

 

今回はジュリーが6枚、由美ちゃんが4枚、仲喜くんが3枚である以外は全員5枚からのスタートとなる。

 

しかしながらさらに私は続ける。

 

私「その前に、みかん色を暗に攻撃しながら電車の色の話をした人がいます。2回目なのでもう堪えられません。曜ちゃん、仲喜くんの座布団を全部取ってください」

 

仲喜「また!?」

 

仲喜 座布団 全部没収

 

さて、問題に入ろう。

 

私「さあ、1問目!まずはこちらをお聞きください」

 

(私)『…帰っちゃうの?』

 

(由美)『えっ?』

 

(私)『せっかく会えたのに…もっと一緒にいようよ…』

 

私「さあ、今聞いて頂いたのは由美ちゃんと私による実際にあったやりとりです。私のヤンデレが完全に浮き彫りですね。そこで問題。皆さんは私が『帰っちゃうの?』と聞きますから何か返してください」

 

最初に手をあげたのは1年生だった。これ初めてじゃないの?

 

私「じゃあ清ちゃん早かった!帰っちゃうの?」

 

清「死んじゃうの?」

 

初っ端からこれって…。しかも1年生にも死亡ネタが浸透するなんて…。

 

私「…全部持っていきなさい!!」

 

座布団 全部没収

 

私「はいダイヤちゃん!帰っちゃうの?」

 

ダイヤ「はい。私もこれからお稽古がありますので」

 

私「1枚あげて」

 

座布団 +1枚

 

さて次は…、

 

私「はい月ちゃん!帰っちゃうの?」

 

月「今日練習ないよ?」

 

次行こう。

 

私「はい花丸ちゃん!帰っちゃうの?」

 

花丸「帰らないずら。ちょっとコンビニでみんなにジュース買ってくるずら」

 

私「1枚あげて」

 

座布団 +1枚

 

次は…、

 

私「はいジュリー!帰っちゃうの?」

 

ジュリー「うん。明日の朝、卵売りのバイトがあるの。コッコッコッコッコケッコー♪コッコッコッコッコケッコー♪私はミネソタの卵売り♪ヘイ♪街中で一番の人気者♪ツヤツヤ産みたて買わないか♪卵に黄身と♪白身がなけりゃ♪お代はいらない♪コッコッコッコッコケッコー♪」

 

延々と続く中、観客の皆さんが手拍子をしていた。

 

歌は許可なしでは規約違反。許可とったからいいけど大喜利ではずるくない?

 

私「曜ちゃん、1枚持っていきなさい」

 

ジュリー「なんでよ!!」

 

座布団 −1枚

 

気を取り直して行こう。

 

私「はい由美ちゃん!帰っちゃうの?」

 

由美「明日学校に遅刻したらアンタのせいになるじゃないか!!」

 

私「確かに。1枚あげて!!」

 

由美「やった!」

 

座布団 +1枚

 

私「はい果南ちゃん!帰っちゃうの?」

 

果南「ごめんね千歌、今日帰りの飛行機取っちゃったんだ」

 

私「1枚あげて」

 

座布団 +1枚

 

私「はい仲喜くん!帰っちゃうの?」

 

仲喜「はい。曜ちゃんが座布団運びをやめて今すぐ沼津に帰るようです」

 

曜「ちょっと!」

 

曜ちゃんは仲喜くんを突き飛ばした。取れる座布団はない。

 

私「曜ちゃん、仲喜くんに3枚渡して」

 

曜「なんでーーーーーー!?」

 

座布団 +3枚

 

これで1人1つずつ答えが出た。次だ次。

 

私「はい清ちゃん!帰っちゃうの?」

 

清「なんか土砂降りの雨が降るって言ってるし私傘持ってないもん」

 

私「濡れて帰ろうね。でも面白いから2枚!」

 

清「よし!」

 

座布団 +2枚

 

私「はい月ちゃん!帰っちゃうの?」

 

月「僕は司会を変えなきゃ帰るよ?」

 

またライバル出現!!

 

私「どうせ司会の席狙ってるんだろ。全部持っていきなさい」

 

座布団 全部没収

 

あと2つ。

 

私「はい由美ちゃん!帰っちゃうの?」

 

由美「新型車両が来るんだけど今じゃないと間に合わないもん」

 

私「2枚あげて」

 

座布団 +2枚

 

ラスト。

 

私「はい月ちゃん!帰っちゃうの?」

 

月「帰らないと警察に補導されるよ?」

 

ド正論来た。

 

私「曜ちゃん3枚あげて!!」

 

座布団 +3枚

 

座布団は花丸ちゃん6枚、ダイヤさん6枚、果南ちゃん6枚、月ちゃん3枚、清ちゃん2枚、ジュリー5枚、由美ちゃん7枚、仲喜くん3枚となった。

 

次の問題に行こう。




次回に続きます。


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千歌大喜利5 2問目 ラジオ番組で曲のリクエスト

前回の続きです。


前回、座布団は花丸ちゃん6枚、ダイヤさん6枚、果南ちゃん6枚、月ちゃん3枚、清ちゃん2枚、ジュリー5枚、由美ちゃん7枚、仲喜くん3枚で終わった。

 

次の問題。

 

私「さあ、2問目!最近情報はテレビやインターネットからが多いですが、ラジオにも風情があります。そこで皆さんはラジオ番組のDJになって、『○○からリクエストをいただきました!』とはがきを読み上げてください。で、私がアシスタントになって『曲名は?』と言いますからその曲名を言ってください。

ではよくわからないかもしれないので、例をやってみます。

『テストでなかなか点数の取れない高校生からリクエストをいただきました!』

『曲名は?』

『心のこり』

こういうふうにやってください」

 

するとダイヤちゃんが口を挟んできた。

 

ダイヤ「それ明らかに千歌さんでしょう!?」

 

私「…曜ちゃん、黙って1枚持っていきなさい」

 

ダイヤ 座布団 −1枚

 

さてと。

 

私「はい月ちゃん!」

 

月「ロックが大好きなスクールアイドルの人からリクエストをいただきました!」

 

私「曲名は?」

 

月「ultra soul」

 

私「1枚あげて」

 

座布団 +1枚

 

私「はい果南ちゃん!」

 

果南「花火師さんからリクエストをいただきました!」

 

私「曲名は?」

 

果南「夏祭り」

 

私「うまい!1枚あげて!」

 

座布団 +1枚

 

私「はい花丸ちゃん!」

 

花丸「何がなんでも今流行りのものを食べたい人からリクエスト」

 

私「曲名は?」

 

花丸「原宿いやほい」

 

この作品の初回とか確かに。

 

私「3枚あげて!」

 

座布団 +3枚

 

あれ?

 

果南「まだある?」

 

私「まだあるの?はい花丸ちゃん!」

 

花丸「善子ちゃんの自虐が見たい人からリクエストずら」

 

私「曲名は?」

 

花丸「ガラスの部屋」

 

座布団の枚数を聞いてみよう。なんか多いぞ。

 

私「今何枚?」

 

花丸「9枚」

 

私「じゃあ曜ちゃん、4枚持っていきなさい」

 

花丸「なんでずらーーーーーー!?」

 

座布団 −4枚

 

私「はい清ちゃん!」

 

清「ラジオネームチェリーブロッサムさんからリクエストをいただきました!」

 

私「曲名は?」

 

清「Spring」

 

桜に春と来て、この曲は久石譲さんのピアノ曲。そして恐らくこんなラジオネームは梨子ちゃんのことだと思う。4つもかけててこれは上手い。

 

私「6枚あげて!」

 

清「やった!」

 

座布団 +6枚

 

私「はいジュリー!」

 

ジュリー「高架を走る特急列車に乗っている人からリクエストをいただきました!」

 

私「曲名は?」

 

ジュリー「SKY JOURNEY」

 

Aqoursの曲が出たのははじめてな気がする。

 

私「2枚あげて!」

 

座布団 +2枚

 

次は、

 

私「はいダイヤちゃん!」

 

ダイヤ「あら珍しい。黒澤ダイヤさんからリクエストですわ!」

 

私「曲名は?」

 

ダイヤ「Bom Dia!」

 

柏木広樹さんのあの曲だね。

 

私「1枚あげて!」

 

座布団 +1枚

 

私「はい由美ちゃん!」

 

由美「財布を海岸で拾ったお姉さんからリクエストをいただきました!」

 

私「曲名は?」

 

由美「芝浜ゆらゆら」

 

林家たい平師匠のあの曲だ。ストーリーに沿ってあるいい答えだね。

 

私「1枚あげて!」

 

座布団 +1枚

 

私「はい仲喜くん!」

 

仲喜「ラジオネーム私はバカよさんからリクエストをいただきました!」

 

私「曲名は?」

 

仲喜「いやんばかん」

 

これは出たらヤバい。

 

私「曜ちゃん、2枚持っていきなさい」

 

座布団 −2枚

 

これで1人1つ答えが出た。

 

私「はいジュリー!」

 

ジュリー「高級ホテルに泊まっている人からリクエスト」

 

私「曲名は?」

 

ジュリー「Watashijikan」

 

これは座布団なし。

 

私「はい由美ちゃん!」

 

由美「帰宅途中のサラリーマンからリクエスト」

 

私「曲名は?」

 

由美「おかえり」

 

私「1枚あげて」

 

由美「ありがとう!」

 

座布団 +1枚

 

私「はい清ちゃん!」

 

清「ららぽーと沼津にいる人からリクエスト」

 

私「曲名は?」

 

清「アナザー・デイ・オブ・サン」

 

由美「あっ、ららぽーととラ・ラ・ランドを掛けてるんだね。上手い上手い!」

 

私「曜ちゃん、清ちゃんの2枚持っていきなさい。あと上手いって言った由美ちゃんのも1枚持っていきなさい。こんなの全然上手くないよ!!」

 

座布団 −2枚

 

由美 座布団 −1枚

 

あと3つ。

 

私「はいダイヤちゃん!」

 

ダイヤ「ちょうど今高速道路のジャンクションを通過しているおじさん、高速道路の橋のカーブを曲がっているおじさん、他複数の方からリクエストですわ!」

 

私「曲名は?」

 

ダイヤ「Half of the Sky」

 

私「1枚あげて!」

 

座布団 +1枚

 

あと2つ。

 

私「果南ちゃん」

 

果南「夏の余韻に浸りたいギタリストからリクエストを頂きました!」

 

私「曲名は?」

 

果南「2曲続けてお聞きください。『Big Blue Ocean』、そして、『あの夏の白い雲』です!」

 

押尾コータローさんの曲だ。しかも夏っぽい。

 

私「2枚あげてよ」

 

座布団 +2枚

 

私「果南ちゃん、いい感じだよ!」

 

果南「ありがとう!」

 

果南ちゃんはすかさずまた手を挙げる。

 

花丸「まだあるずら?」

 

ダイヤ「まだあるんですの?」

 

私「まだある?はい果南ちゃん!」

 

果南「なぜだかAqoursの将来に不安を感じた横浜の女装アイドルからリクエストを頂きました!」

 

私「曲名は?」

 

果南「2曲続けて聞いていただきましょう。『君がくれた時間』、『終わらない旅』です!」

 

これちょっと哀愁を感じる。死亡ネタっぽい。

 

私「2枚!2枚持っていきなさい!」

 

座布団 −2枚

 

私「何だその『君がくれた時間』、『終わらない旅』って…。まだだよそういうのは!」

 

果南「すぐだよ!」

私「うるさいよ!曜ちゃん全部持っていきなさい!!

 

座布団 全部没収

 

座布団は花丸ちゃん5枚、ダイヤさん8枚、果南ちゃん0枚、月ちゃん3枚、清ちゃん6枚、ジュリー7枚、由美ちゃん8枚、仲喜くん1枚となった。

 

次の問題に行こう。




次回で千歌大喜利5は最後です。


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千歌大喜利5 3問目 指名手配の写真を使って一言

千歌大喜利5はこれで最後です。


前回、座布団は花丸ちゃん5枚、ダイヤさん8枚、果南ちゃん0枚、月ちゃん3枚、清ちゃん6枚、ジュリー7枚、由美ちゃん8枚、仲喜くん1枚で終わった。

 

最後の問題。

 

私「さあ、3問目!曜ちゃんみんなに例のものを配ってー!!」

 

曜「了解であります!」

 

配られたのはポスターと刑事の帽子。

 

私「さあ、指名手配犯のポスターってよく見かけますよね。そこで問題。皆さんはこのお配りしたポスターを使って何か一言言ってください。そして私が警察署の署長になって『えっ?本当?』って聞きますから何か返してください」

 

しかし、そのポスターをよく見ると…、

 

私「ちょっと待って!?これ鞠莉ちゃんとダイヤさんと果南ちゃんの間違いなんじゃないの!?」

 

 

そう。そこにあったポスターには手錠をかけられた私が真ん中で泣いていて、その右下には「Piggy〜!!」と書かれたルビィちゃんと、左下には「Black!!」と書かれた聡平くんが写っていた。また、上の方には赤く大きな文字でWANTED!!、そして私の横には大きくたずね人と書かれている。さらに、下の方にはこの顔にピンときたら110番と大きく書かれている。

 

付け加えると、このポスターもどきの背景は真っ赤である。

 

 

しかし、めげることはない。

 

私「ダイヤちゃん」

 

ダイヤ「署長!私の妹の指名手配はやめてください!!」

 

私「えっ?本当?」

 

ダイヤ「私のプリンを食べた以外に悪いことはしていませんわ!!」

 

ここはスルー。

 

私「はい果南ちゃん!」

 

果南「署長、こいつはみかん泥棒です」

 

私「えっ?本当?」

 

果南「こいつの好きな食べ物を『みかん!』と書くくらいですから!!」

 

次。

 

私「はい由美ちゃん!」

 

由美「署長、この人はおじさんたちによくいじられるんですよ」

 

私「えっ?本当?」

 

由美「ですからこの人の指名手配はやめて、おじさんたちを特定し、そちらを全員指名手配にしていただけないでしょうか?」

 

私「1枚あげて」

 

座布団 +1枚

 

私「はい清ちゃん!」

 

清「署長、この人はスクールアイドル界のマリオと言われているみたいです」

 

私「えっ?本当?」

 

清「何事にも突き進もうとするその精神が素晴らしいです」

 

私「これも1枚やって!」

 

清「やった!」

 

座布団 +1枚

 

私「はいジュリー!」

 

ジュリー「署長、あたしの兄に罪は何もありません!」

 

私「えっ?本当?」

 

ジュリー「シスコンでもヤンデレでもないですから!!」

 

私「1枚やってよ!」

 

座布団 +1枚

 

さてと。

 

私「はい花丸ちゃん!」

 

花丸「署長!オラのルビィちゃんは殺しなどしていないずら!!」

 

私「えっ?本当?」

 

花丸「唯一やったのはダイヤさんのプリンに毒を仕込んだことずら!!」

 

これもスルー。

 

私「はい仲喜くん!」

 

仲喜「署長、このバカチカは下ネタを積極的に認めた歩く18禁です」

 

私「えっ?本当?」

 

仲喜「さっきまでR-18大喜利開いてただろ!!」

 

私「曜ちゃん!あいつの全部持っていきなさい!!」

 

座布団 全部没収

 

私「はいダイヤちゃん!」

 

ダイヤ「署長、この方は罪が重いですわ」

 

私「えっ?本当?」

 

ダイヤ「この前は不都合なことがあったときに『あっ、バイトの時間だ!』と言ってトンズラしましたもの」

 

これはスルー。後で取ろう。

 

私「はい月ちゃん!」

 

月「署長、この人より指名手配にすべき人物がたくさん出てきました」

 

私「えっ?本当?」

 

月「例えばこの人。名前は、えーっと…沼水宣治18歳」

 

私「1枚あげて!」

 

座布団 +1枚

 

私「はい花丸ちゃん」

 

花丸「署長、こいつは怖いもの知らずずら」

 

私「えっ?本当?」

 

花丸「毒ジュースを飲んで一度死にかけたからずら」

 

これもスルー。

 

私「はいジュリー!」

 

ジュリー「署長、この方はあたしの4人目のお姉ちゃんと言っても過言ではないんですよ」

 

私「えっ?本当?」

 

ジュリー「あたしがスクールアイドルを知るきっかけになった人物ですから」

 

私は笑顔で1枚あげる合図をした。

 

座布団 +1枚

 

私「はい月ちゃん!」

 

月「署長、この人は座布団運びの曜ちゃんを大事にするんです」

 

私「えっ?本当?」

 

月「僕には座布団運びの資質が彼女から感じられません」

 

曜「ちょっと!!」

 

曜ちゃんは月ちゃんを突き飛ばして座布団を全部奪っていった。

 

座布団 全部没収

 

私「今何枚持ってった?」

 

清「4枚だ」

果南「4枚だね」

月「4枚」

 

私「じゃあ曜ちゃん、3枚増やして持ってきて」

 

月「やった!」

 

曜「なんでーーーーーー!?」

 

座布団 +7枚

 

私「はい清ちゃん!」

 

清「署長、この人は柚子を盗むことはありません」

 

私「えっ?本当?」

 

清「それを狙って、ごっそり盗ってきました」

 

私「ごっそりじゃなくてこっそりでしょ!!それに持ってっちゃダメだろ!!3枚取んなさい!!」

 

座布団 −3枚

 

私「はい果南ちゃん!」

 

果南「署長、このバカチカ指名手配にしてもなかなか捕まらないんですよ」

 

これは嫌な予感がするが、

 

私「えっ?本当?」

 

果南「もう、内浦のお星さまになってるかもしれませんね」

 

これを待っていた。確実に死亡ネタだ。あれを発動させよう。

 

 

 

私「ここでさっきからじっと我慢して聞いていました。人のことを散々コイツだとかバカチカだとか、どうもありがとうございました。

 

 

 

曜ちゃん、手前の3人の全部持っていきなさい

 

 

 

ダイヤ・花丸・果南「えぇ〜っ!?」

 

ダイヤ 座布団 全部没収

 

花丸 座布団 全部没収

 

果南 座布団 全部没収

 

ダイヤ「問題ですから仕方ないでしょう!?」

 

私「早く座りなさい!はい他に?」

 

あっ、ちょうど良かった。由美ちゃんが手を挙げてくれた。次の答えで座布団10枚なるか…?

 

私「はい由美ちゃん!」

 

由美「署長、この方は実はとてもいい人なんです」

 

私「えっ?本当?」

 

由美「Aqoursの作詞担当で、誰とでも仲良くなれて、いつもは陽気。何事にも一途で、いいところを挙げるときりがありません」

 

おっ!これはいい答えだ!あれ確か9枚だぞ。

 

私「曜ちゃん1枚あげて!!」

 

由美「やった!」

 

座布団 +1枚

 

曜「座布団10枚〜!!」

 

全員「すごーい!!」

 

私「プレゼントは…えーっと…」

 

私は十枚箱を開ける。

 

私「『振り込め詐欺対策』です!」

 

由美「まさか…?」

 

私「小原財閥が由美ちゃんに後日現金100万円を送ってくださるそうです。詐欺に引っかかりそうになったらぜひ使ってね!!」

 

由美「ありがとう!」

 

最後の挨拶の時間がやってきた。

 

私「さあ、これまで過去5回千歌大喜利をやってきましたが、そろそろ後輩に譲る時期になってきてしまいました。というのも、受験シーズンで出られなくなる人が続出するからです。大喜利は人々を豊かにするので、今後もやり続けるべきでしょう。ということで、千歌大喜利は次回の第6回を最終回にしたいと思います。ぜひお楽しみに!ということで、大喜利これまで!さようなら!!」

 

こうして今回はお開きとなったが、またお決まりのネタが待ち構えていたりとか…?




次回は後日談で、その後浦の星窃盗団になります。

※千歌大喜利は千歌ちゃんが述べた通り、次の第6回(2020年3月末に収録予定だったが、新型コロナウイルスの影響で2020年6月20日に延期。放送日は未定)で最終回にしますが、それ以降も大喜利は続きます。

※※現金100万円は後日由美の元に発送され、自分の銀行口座に貯金したようです。


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クレジットカードも粉々に

前回の続きで、久々にポイポンネタです。今まではオリキャラのみがこの被害に遭ってきましたが、今回はラブライブキャラが被害に遭います。


大喜利終了後、観客の皆さんは帰っていった。

 

そして残ったのは私以外に今回出た曜ちゃん、梨子ちゃん、ルビィちゃん、花丸ちゃん、ダイヤちゃん、果南ちゃん、月ちゃん、清ちゃん、由美ちゃん、ジュリー、仲喜くんだった。

 

今回は今日沼津に帰らないダイヤちゃんから話があるということでみんなが残っている。

 

ダイヤ「実は私、こういうクレジットカードを手に入れましたの」

 

それは、μ'sの絵里さんと花陽さんのイラストが載ったクレジットカードだった。

 

ダイヤ「人生で今まで嬉しかったですわ♪」

 

ルビィ「ねえお姉ちゃん、ちょっと貸して」

 

ダイヤ「それはだめですわ!!」

 

ルビィ「お姉ちゃんのケチ!!ただ見たいだけなのに!!」

 

ダイヤ「ダメって言っているのに!!どうしてお姉ちゃんの言うことが聞けないんですの!?」

 

こうして姉妹はカードの取り合いになる。

 

悲劇が起きたのはその時だった。

 

ルビィ「コノハズクがー!!」バシッ

 

なんと!ダイヤちゃんのカードはコノハズクに奪われたのだった!!

 

さらに悲劇は続く。

 

奪われたクレジットカードは後楽橋交差点の横断歩道のど真ん中に落ちた。

 

私「あそこに落ちたよ!!」

 

由美「取りに行こう!!」

 

私と由美ちゃんは走ってそのカードを取りに行く。

 

しかし、着いた途端に赤信号になってしまった。

 

そのカードは何台もの車によってグシャグシャにされた。この交通量は沼津や名古屋の熱田と比べても多い。大型トラックやバスも過ぎ去っていく。私たちは驚きが隠せなかった。

 

信号が青になってから拾いに行こうとするが、それでも悲劇は続く。

 

なんと!拾おうとした途端に工事のおじさん2人がやってきたのだ!

 

工事員A「さあ、穴掘るっぺー」

 

工事員B「おー!」

 

そしてグシャグシャになってしまったクレジットカードの上から工事用の掘削機を使う。

 

カリカリカリカリカリカリカリカリ

 

私たちは真っ青になった。

 

工事員B「おーい、穴掘るのそこじゃないぞー」

 

工事員A「あーっ、いけねぇー」

 

工事のおじさんたちは去っていった。クレジットカードは粉々になってしまった。

 

由美ちゃんは粉々になったクレジットカードを瞬間接着剤でくっつける。

 

クレジットカードはオブジェ状の物体と化した。

 

由美ちゃんは嘆く。

 

アーーーーーー!アーーーーーー!

 

そんなとき!私は新たな使いみちを思いついた。

 

「おー!?お前はどれだけ私のクレジットカードを叩いている!!(*1)」

 

「おじいさん、あなたの使っていたクレジットカードですよ(*2)」

 

「クレジットカード発行者を曜ちゃんに任せてはいけません(*3)」

 

「てめえ俺のクレジットカードカード壊したろ!タイキック!!」

 

「だから頼むからクレジットカード会社を怒らせるな!!頼むから!!」

 

由美ちゃんも目を光らせた。

 

グッドアイデア!!

 

〜※〜

 

オブジェ状と化したクレジットカードをダイヤちゃんに見せると…、

 

 

 

 

 

 

ダイヤ「ルビィ、あなたは今日東京(ここ)に残るように。これは強制です。それ以外の皆さんは帰ってもいいですわよ」

 

こうしてお開きとなり、私たちは帰ることができたが、ルビィちゃんはダイヤちゃんに一晩中叱られたという…。

 

また、クレジットカードは新たに再発行してもらったが、絵里さんの絵柄ではなくなったとのこと。

*1
豊田真由子のマネ。

*2
お仏壇の前で使う。

*3
大喜利での月ちゃんのマネ。




次回は浦の星窃盗団です。


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浦の星窃盗団 #3 王様ゲームで追い出された3人

今回は久々に浦の星窃盗団シリーズです。今回は青山由美視点で書きます。


千歌大喜利の翌日、俺たちはAqoursとコメット団のみんなでホテルを借りて王様ゲームをしていた。

 

そんな中、事件は起きた。

 

全員「王様だーれだ?」

 

善子「あっ!私ね!」

 

げっ!よっちゃんの命令か…きついなぁ…。

 

よっちゃん「じゃあ、6番と8番と13番は…、今から旅に出てスイーツを買ってくる!!できれば名店のやつがいいわね」

 

マルちゃん「…6番はマルずら」

 

果南「8番は私」

 

俺「13番は…俺だ」

 

よっちゃん「じゃあ行ってらっしゃーい!」

 

まただよ…。

 

〜※〜

 

というわけで、ホテルから一番近かった名古屋駅に行ってみよう。

 

司令自体が「旅に出てスイーツを買ってこい」なのでここで買い物して帰ったら嘘がバレる。

 

そんな中、

 

マルちゃん「ねえ、このまま南国急行鉄道に乗ってあのアウトレットまで行こうよ」

 

果南「私も行ったことがないから楽しみだなぁ」

 

俺「おい、そこに行ったらまた俺がタイキックになるかもしれないのに…」

 

すると2人はそれぞれの俺の腕を力いっぱい握ってくる。どんどん痛くなっていく。

 

しかも見ると2人共ドス黒い目をしている。

 

果南・マルちゃん「何か言ったかなん(ずら)?」

 

俺「イエナンデモナイデス…」

 

マルちゃん「それでこそマルの大事な由美ちゃんずら♥」

 

俺「そうと決まれば、浦の星窃盗団、逃走劇の始まりだ!」

 

こうして俺たちの第3回の浦の星窃盗団逃走劇は始まった。

 

〜※〜

 

この逃走劇で逃げる場所といったら…、

 

決まっているだろう?

 

軽之田のアウトレットだ!

 

実は果南ちゃんもマルちゃんも異世界トンネルを越えるのは初めて。これで越えていないのは何人になっただろう…?

 

さて、買い物をしよう。

 

お決まりのスイーツ店に行ってみた。すると…、

 

夏みかんゼリーが売っているわけですよ。

 

俺「果南ちゃん、これ買おうよ」

 

果南「いいね。でも千歌が喜ばないかもよ」

 

花丸「それだったらこのみかんゼリーも買うずら!」

 

俺「そうだな」

 

こうして買い物は済んだ。

 

しばらくして、果南ちゃんの携帯に電話がかかってくる。

 

【通話開始】

果南「もしもし、鞠莉?」

 

鞠莉『果南!帰りの飛行機飛ぶのはマリーのも果南のも今日だったわ!!』

 

果南「すぐ帰るよ」

 

【通話終了】

俺・マルちゃん「えぇ〜っ!?」

 

マルちゃん「果南ちゃん、帰っちゃ嫌ずら!!」

 

俺「もっと果南ちゃんと夏を楽しみたかった!!」

 

果南「ごめんね、2人共…」

 

俺たちはついつい涙を流してしまった。

 

〜※〜

 

3分経って俺たちは帰りの列車に乗る。

 

帰ってから。

 

よっちゃん「あっ、これ夏みかんゼリーじゃない!!」

 

俺「えっ?みかんはだめでも流石に夏みかんゼリーはいいんじゃないの?」

 

よっちゃん「いや、食べたかったのよ!!由美、ありがとう!!」

 

千歌「善子ちゃん、良かったね!」

 

果南「善子ちゃんすごく喜んでるね」

 

よっちゃん「うるさい!!あとヨハネよ!!」

 

全員「あはは…」

 

〜※〜

 

王様ゲームが終わってからのこと。俺たちはセントレアに向かった。

 

千歌「果南ちゃん!次帰ってくるときはお土産忘れないでね!!」

 

果南「うん!」

 

ダイヤ「また3人でら●ぽーとに行きましょうね」

 

鞠莉「うん!約束よ!!」

 

果南・鞠莉以外「じゃあ果南(ちゃん・さん)、鞠莉(ちゃん・さん)(マリー)、行ってらっしゃい!!」

 

果南・鞠莉「無事に帰ってくるからねー!!」

 

こうして2人は留学先に帰っていった。

 

さあ、明日も頑張るか!

 

【ED♪柏木広樹『PRECIOUS TIME』♪】




去年12月ぐらいから目標としていたところまでやっとたどり着くことができました。
内容薄くてすみません。
次回からは2回連続でリクエスト回になります。


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【リクエスト】Aqours極限ネタバトル THE イロモネア 笑わせたら100万円

今回はグルーブロッソさんからのリクエスト回です。


お盆が終わり、鞠莉ちゃんと果南ちゃんが帰った次の日。私たちは次のラブライブ大会に向けて練習をしていた。なお、どこかで述べた「ラブライブ!ホームウェイ!!」という企業同士の対決は参加企業が100を割ったため、今回は中止になったという連絡が由美ちゃんから入った。

 

そんな中、

 

ピロリーン♪

 

通知が届いた。誰のだろう…?

 

清「何!?今夜EBS本社に全員で来いって!?」

 

ルビィ「どうしたの清ちゃん?」

 

清「私たちがAqoursとしてイロモネアに出てくれという依頼が来たんだよ」

 

善子「誰からよ」

 

清「EBSっていうテレビ局から」

 

花丸「小説のネタになるかもしれないからオラは行くずら」

 

梨子「私も行って作曲の種になったらいいと思う」

 

光希「私もこれで父上と一緒に新作落語を作れたらなと…」

 

幸恵「じゃあ決まりね!!」

 

私「そうとなれば練習後はJRの沼津駅集合ね!」

 

全員「うん!!」

 

こうして今夜の予定は決まった。

 

~※~

 

17:00、沼津駅にて。

 

清「何を振られても絶対にあきらめない。その気で頑張ろう!」

 

全員「おー!!」

 

みんなで円陣を組もう。

 

私「じゃあ、ここに手をかざして!1!」

 

曜「2!」

 

梨子「3!」

 

花丸「4!」

 

ルビィ「5!」

 

善子「6!」

 

しばらくして、

 

月「10!」

 

幸恵「11!」

 

清「12!」

 

光希「13!」

 

私「みんな、聞こえた?」

 

全員「うん!」

 

私「お笑いだってそう!0から1へ!1からその先へ!!Aqours!!」

 

全員「サーンシャイーン!!」

 

これをもって沼津を発った。

 

~※~

 

EBS本社到着。

 

スタッフ「みなさんよく来たね。今日はこの中から3人を選んでイロモネアの演芸のほうに出て100万円獲得チャレンジに挑戦してもらいます」

 

私「もう、すでに決めてあります」

 

清ちゃん、善子ちゃん、梨子ちゃんにした。この3人が特にネタに事欠かないからだ。

 

そしてまもなく出番だ。

 

清「私…頑張るよ」

 

私「できたら100万円お願いね!」

 

3人「うん!」

 

始まった。

 

ダイヤ「さあ、初挑戦のAqoursの菱餅組です!」

 

梨子「あれ?ダイヤさんはなんでここに?」

 

ダイヤ「私も呼ばれた身ですわ。それ以上はノーコメントで」

 

由美「しかしよっちゃんが選ばれるとは…まあ千歌っちのことだから当たり前か」

 

善子「よっちゃん言うな!!それに当たり前って何よ!!」

 

ダイヤ「コメット団全員もここに呼ばれたようですので」

 

由美「とりあえず、スタート・ストップコールをお願いします」

 

3人「スタート!!」

 

ルーレットが回り始め、手拍子が聞こえる。

 

※3人と観客にはわかっていません。

 

3人「ストップ!!」

 

選ばれたのは…、

 

3, 18, 34, 57, 95。

 

3番には高咲侑ちゃんらしき人が、95番には天王寺璃奈ちゃんらしき人(しかも素顔)が映っていた(*1)。

 

2人共確かまだ中学生だ。

 

ダイヤ「さあ、最初は何から入りますか?」

 

梨子「じゃあ、一発ギャグで!」

 

由美「一発ギャグですか。スタート!」

 

本当に始まった。

 

梨子「じゃあまず中二病の善子ちゃんから」

 

善子「ヨハネ!…わかったわよ。やってみるわね」

 

するといつもの構えをする。

 

善子「堕天使ヨハネと契約して、あなたも私のリトルデーモンに、なってみない?」

 

この時点で3人が笑ったのでクリア。私たちも楽屋で大笑い。

 

由美「セカンドチャレンジ、挑戦しますか?」

 

梨子「もちろん!」

 

由美「では次は何に致しますか?」

 

梨子「次は…、モノマネで!」

 

ダイヤ「モノマネですか…、それでは、スタート!」

 

善子「では、あの暴言議員のモノマネを」

 

準備をしたら、

 

善子「そんなつもりはないんですぅ〜♪そんなつもりはないんですぅ〜♪全然そんなつもりはないんですぅ〜♪」

 

この時点で4人および楽屋の私たちが大爆笑してクリア。

 

ダイヤ「サードチャレンジ、挑戦しますか?」

 

清「当たり前ですよ!」

 

ダイヤ「次は何を選ばれますか?」

 

清「サイレントでお願い致します」

 

由美「サイレントですか…。それでは、スタート!」

 

すると、梨子ちゃんが清ちゃんの肩を叩いて人差し指をたてる。

 

そして清ちゃんが振り向くと、

 

清ちゃんはおい!と言うように怒った。

 

この時点で1人が笑った。

 

次に行く。

 

今度は善子ちゃんが清ちゃんにワシワシをした。

 

これもさっきと同じ反応を見せた。

 

するともう2人が笑ってクリア。

 

由美「4度目も挑戦しますか?」

 

善子「はい!」

 

由美「次は何に致しますか?」

 

善子「そうね…モノボケにするわ!」

 

ダイヤ「モノボケですか…。それでは、スタート!」

 

最初に善子ちゃんが持ってきたものはペンのような物体。

 

善子「清、ここ押してごらん」

 

清ちゃんは言われたとおりにする。すると…、

 

ビリッ!

 

清「おい何やってんだよ!!」

 

この時点で4人が笑ってクリア。私たちも楽屋で大笑い。

 

ダイヤ「最後、挑戦しますか?」

 

3人「はい!」

 

ダイヤ「では、最後に残った項目をお願いします!」

 

3人「せーの、ショートコント!!」

 

由美「それでは、スタート!」

 

すると、

 

梨子「まずは、お互いの呼び方の話」

 

準備をして、

 

善子「ねえキヨシ、一緒に呪文を唱えましょう♪」

 

梨子「キヨシくん、善子ちゃんの話は置いといて一緒にピアノとギターで合奏しましょう♪」

 

清「キヨシ言うな!私は女だー!!」

 

その瞬間に全員が笑って終了。これまで笑わなかった95番も笑った。

 

由美「おめでとうございます!100万円獲得です!」

 

3人「やったー!!」

 

楽屋「イェーイ!!」

 

みんなでハイタッチ。

 

これで今年の部費は何とかなりそうなのだ!!

 

そして番組は進行し、μ'sの穂乃果さん、花陽さん、絵里さんも3人で参加したが、結局今回の番組で賞金100万円が獲得できたのは私たちAqoursだけだった。

 

この日はこれにて終了し、帰路につく。

 

さあ、明日も頑張ろう!!

*1
雰囲気でわかった。




最後はメチャクチャになりました。
次回もリクエストになります。


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【リクエスト】ポケモンバトルをしよう!

今回もグルーブロッソさんからのリクエストになります。そして気がつくとこの作品も99話目ですね。1年以上かかってやっとここまで来ましたか…。


イロモネアが終わった翌日も私たちは練習のために学校に来ていた。手に入れた100万円は学校で保管となった。

 

そしてまた携帯が鳴るわけですよ。

 

【通話開始】

私「もしもし、由美ちゃん?」

 

由美『そうだけど』

 

私「いきなり電話してどうしたの?」

 

由美『新ポケモンが完成したから練習後にぜひ新居町工場に来てバトルしてほしい。多分君たちはポケモンとか持っていないと思うからこっちが用意するよ』

 

私「いいけど…」

 

【保留】

私「なんか由美ちゃんが新居町工場に練習後に来てほしいって」

 

善子「何をするの?」

 

私「ポケモンバトル」

 

曜「行こう!」

 

月「これでまたお金がもらえたら資金確保になるからね」

 

善子「一応私もポケモンを持ってるから全員持っていくわね」

 

私「ありがとう!!」

 

私と曜ちゃんと善子ちゃん、そして清ちゃんはポケモンを持って戦っているので、それで勝てたらと思っている。よってすべて持っていくことも決めた。

 

そして、それ以外も全員新居町行に賛同してくれた。

 

【保留解除】

私「じゃあ行くから練習終わったら連絡するね。あとポケモン何匹か持っていくから」

 

由美『ありがとう!それに助かります』

 

【通話終了】

 

さあ、また楽しみが増えたから頑張るぞ!

 

~※~

 

練習後、私たちは中部高速鉄道新居町工場に移動した。由美ちゃんだけでなく、ダイヤさんもそこにいた。

 

ダイヤ「あなたたちも由美ちゃんに呼び出されたんですの?」

 

私「はい」

 

ダイヤ「私は東京メトロから由美ちゃんが絶対倒せなさそうなポケモンを持ってきましたので」

 

ルビィ「お姉ちゃんありがとう!」

 

さて、

 

由美「茶番はその辺で、とりあえず今回の新ポケモンはこちら!」

 

そこに出たのは、さも新しそうなステンレス製の電車だった。

 

由美「名前はシンフォニー。レベルは3677で、タイプははがね・じめん。今回はこのポケモンのほかに5体使って君たちを倒そうと思う。負けたほうが10万円払う。これで行こう」

 

全員「うん!!(ええ)」

 

由美「じゃあ挑戦者とポケモン決めて。6体いなかったら貸すから」

 

一発で決めた。私のを1体、曜ちゃんのを1体、善子ちゃんのを2体、清ちゃんのを1体、そしてダイヤさんの最終兵器を1体とした。

 

挑戦者は私だ。

 

由美「決まったか?」

 

私「うん!」

 

由美「千歌っち、臨むところだ。始めよう!」

 

~※~

 

コメット団の由美が勝負を仕掛けてきた!!

 

コメット団の由美はゲッコウガ(*1)を繰り出した!

 

ゆけっ!ロートホルン(*2)!!

 

ロートホルンはどうする?

 

相手のゲッコウガのハイドロカノン!!

 

効果はバツグンだ!

 

ロートホルンのきあいだま!!

 

効果はバツグンだ!

 

相手のゲッコウガはたおれた!

 

コメット団の由美はラフタークレーン(*3)を繰り出そうとしている。ポケモンを入れ替えますか?

 

コメット団の由美はラフタークレーンを繰り出した!

 

ロートホルンはどうする?

 

相手のラフタークレーンのボーンラッシュ!!

 

効果はバツグンだ!

 

4回当たった!!

 

ロートホルンはたおれた!

 

ゆけっ!HPT(*4)!!

 

HPTはどうする?

 

相手のラフタークレーンのボーンラッシュ!!

 

効果はバツグンだ!

 

5回当たった!!

 

HPTのドルフィンズアロー(*5)!!

 

効果はバツグンだ!

 

急所に当たった!

 

相手のラフタークレーンはたおれた!

 

HPTは反動によるダメージを受けた!

 

コメット団の由美はK9(*6)を繰り出そうとしている。ポケモンを入れ替えますか?

 

コメット団の由美はK9を繰り出した!

 

HPTはどうする?

 

HPTのハッピーパーティートレイン(*7)!!

 

HPTの攻撃がぐぐーんと上がった!

 

HPTの特攻がぐぐーんと上がった!

 

HPTの素早さがぐぐーんと上がった!

 

相手のK9のでんじは!!

 

HPTはまひして技が出にくくなった!!

 

HPTはラムのみでしびれがとれた!!

 

HPTはどうする?

 

HPTのどろまき(*8)!!

 

(K9のタイヤそうこう)

相手のK9は動きにくくなった!!

 

相手のK9のほうでん!!

 

効果はバツグンだ!!

 

HPTはたおれた!!

 

ゆけっ!ハイゼット(*9)!!

 

ハイゼットはどうする?

 

ハイゼットのじしん 攻撃!!

 

効果はバツグンだ!!

 

相手のK9はたおれた!!

 

コメット団の由美はエルガ(*10)を繰り出そうとしている。ポケモンを入れ替えますか?

 

コメット団の由美はエルガを繰り出した!!

 

ハイゼットはどうする?

 

相手のエルガのハイドロポンプ!!

 

効果はバツグンだ!!

 

ハイゼットはたおれた!!

 

ゆけっ!シズテツ(*11)!!

 

シズテツはどうする?

 

相手のエルガのしねんのずつき!!

 

効果はバツグンだ!!

 

シズテツはたおれた!!

 

ゆけっ!遠江(*12)!!

 

遠江はどうする?

 

遠江のあくのはどう!!

 

効果はバツグンだ!!

 

相手のエルガはたおれた!!

 

コメット団の由美はチハヤ(*13)を繰り出した!!

 

遠江はどうする?

 

相手のチハヤのムーンフォース!!

 

効果はバツグンだ!!

 

急所に当たった!!

 

遠江へのダメージをロゼルのみが弱めた!!

 

遠江はたおれた!!

 

任せた!EW150(*14)!!

 

EW150はかたやぶりだ!!

 

EW150はどうする?

 

EW150のバッテリードレイン(*15)!!

 

効果はバツグンだ!!

 

相手のチハヤはたおれた!!

 

コメット団の由美はシンフォニーを繰り出した!!

 

EW150はどうする?

 

相手のシンフォニーのバッテリードレイン!!

 

効果はバツグンだ!!

 

EW150はまひして技が出にくくなった!!

 

EW150は体がしびれて動けない!!

 

EW150はどうする?

 

千歌はかいふくのくすりを使った!!

 

EW150のしびれがとれた!!

 

EW150の体力が回復した!!

 

相手のシンフォニーのだいちのちから!!

 

効果はバツグンだ!!

 

EW150はどうする?

 

相手のシンフォニーのバッテリードレイン!!

 

効果はバツグンだ!!

 

EW150はまひして技が出にくくなった!!

 

EW150のバッテリードレイン!!

 

効果はバツグンだ!!

 

EW150の体力が回復した!!

 

相手のシンフォニーはたおれた!!

 

コメット団との由美との勝負に勝った!!

 

由美「約束通り、10万円渡すよ」

 

千歌は賞金として100000円手に入れた!!

 

〜※〜

 

由美「バッテリードレインはじめんタイプにもはがねタイプにも2倍ダメージだからその威力を知ってほしかったんだよ」

 

私「なるほど。ありがとう!!」

 

由美「まあ、今日はこの辺で解散にしようか。10万円は部費に充てるんだよ」

 

Aqours全員「ありがとう!」

 

ダイヤ「では今日は解散ということで…」

 

全員「ありがとうございましたー!!」

 

こうして今日はお開きとなった。

 

この10万円はちゃんと部費に充てよう。そうすれば110万円確保できるね♪

*1
レベル100だった。

*2
はがね・ほのおタイプ。善子ちゃんが持っていたレベル207のものを使用。

*3
いわ・はがねタイプ。レベルは353らしい。

*4
みず・はがねタイプ。清ちゃんが持っていたレベル506のものを使用。

*5
みず技。急所に当たりやすい。

*6
でんきタイプ。レベルは505らしい。

*7
ノーマル技で変化技。

*8
じめん技。

*9
ほのお・じめんタイプ。私が持っていたレベル775のものを使用。

*10
みず・エスパータイプ。レベルは1002らしい。

*11
でんき・かくとうタイプ。善子ちゃんが持っていたレベル1145のものを使用。

*12
ドラゴン・あくタイプ。曜ちゃんが持っていたレベル974のものを使用。

*13
はがね・フェアリータイプ。レベルは2202らしい。

*14
はがね・こおりタイプ。ダイヤさんが東京メトロから借りてきたレベル15118のものを使用。

*15
でんき技だが、でんき・じめん・はがねタイプにも効果バツグンになり、必ず相手を麻痺させ、体力を回復する。




次回で夏休み編を完結させて2学期に入りたいと思います。


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【マジメな話】2019年夏のラブライブ大会について

やっと100話目です。今回は短くまとめ、内容自体も薄くします。


ポケモンバトルが終わってからも、練習を続ける日々。

 

私「8月24日の地区予選突破に向けて頑張ろう!!」

 

全員「うん!!」

 

曜「由美ちゃんたちの心に残る、最高のライブにしようね!!」

 

そしてついに8月24日を迎えた。この日は東海地区予選だ。

 

なぜか由美ちゃんたちも西白壁名義で出場していた。今回はコメット団・4人での出場だった。

 

99組目に私たちAqoursの出番がやってきた。

 

私「Aqours2度目のラブライブ!全力で飛ばしていこう!!1!」

 

曜「2!」

 

梨子「3!」

 

花丸「4!」

 

ルビィ「5!」

 

善子「6!」

 

しばらくして、

 

月「10!」

 

幸恵「11!」

 

清「12!」

 

光希「13!」

 

私「みんな、聞こえた?」

 

全員「うん!」

 

私「0から1へ!1からその先へ!!Aqours!!」

 

全員「サーンシャイーン!!」

 

【♪Aqours『エネルギーに感謝を』♪】

 

これはエネルギー使用量の多い現代社会を風刺した歌である。サザンオールスターズのピースとハイライトからヒントを得た。

 

曲としてはゆったりなテンポで、曲調は変ホ長調。この調についてマッテゾンは「非常に悲愴な感じを具えている。真面目で、しかも訴えかけるような性質を持つ」と述べている。

 

まさに今環境対策委員会の皆さんなどに聴いてほしい曲だ。

 

〜※〜

 

MC「地区予選突破は…Aqours!!」

 

全員「やったー!!」

 

この日は由美ちゃんたちも素晴らしいパフォーマンスを見せていた。

 

由美「やっぱり俺たちは序の口だと思う」

 

私「そんなことはない!!」

 

由美「えっ?」

 

私「私が見たときは初めてラブライブ大会に出たとは思えないほど素晴らしいパフォーマンスだった。だから自信持って頑張ろうよ!!」

 

コメット団全員「うん!!」

 

由美「あっ、そうそう。ラブライブの決勝戦見に行くから」

 

私「えっ?いいの?由美ちゃんだ〜いすき♥」

 

由美ちゃんのためにも本番頑張ろう!!

 

〜※〜

 

そして迎えた本番。8月31日だ。

 

4組目の出場である。

 

私「Aqours2度目のラブライブ決勝戦!全力で飛ばしていこう!!1!」

 

曜「2!」

 

梨子「3!」

 

花丸「4!」

 

ルビィ「5!」

 

善子「6!」

 

しばらくして、

 

月「10!」

 

幸恵「11!」

 

清「12!」

 

光希「13!」

 

私「みんな、聞こえた?」

 

全員「うん!」

 

私「0から1へ!1からその先へ!!Aqours!!」

 

全員「サーンシャイーン!!」

 

【♪Aqours『I'll be right here』♪】

 

これは全国のテレビ局応援ソングとして書いたものである。Foorinの『パプリカ』からヒントを得た。

 

曲としてはモデラートのテンポで、曲調はハ長調。この調についてマッテゾンは「かなり荒削りで大胆な性質を有している」と述べている。

 

まさに今ここにいる、また、今これを読んでいる皆さんに聴いていただきたい曲だ。

 

〜※〜

 

MC「準優勝は…Aqours!!」

 

全員「やったー!!」

 

由美「やったじゃん!!」

 

仲喜「優勝は狙えなかったけど、受賞は千歌たちならできると思ったよ」

 

私「ありがとう!!」

 

この日はコメット団の4人と合同で打ち上げコンパを開いて夜を過ごした。あっ、酒は飲んでないからね。勘違いしないように。




次回から2学期に入りますが、最初はリクエスト回です。

※Liellaネタを踏まえ、約4年ぶりに修正しました。


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夏休み終了
【リクエスト】ツキちゃんに叱られる!1


叱られるシリーズ第7弾で、今回はグルーブロッソさんからのリクエスト回です。ただ、これは当初『スクールアイドルが叱られる!』に投稿する予定の内容でした。


大会の直後に学校祭があったが、私たちAqoursは何も活動せずに終わった。しかし、その後も練習を続けた。

 

そんなある日、部室には月ちゃんと善子ちゃんと曜ちゃんがいた。

 

こんなときにあれが始まるなんて…。

 

月「ねえねえ千歌ちゃん、この中で一番船乗りに適していそうな素敵な人ってだーれ?」

 

これあれだぞ。

 

私「曜ちゃんかな」

 

曜「…まあそうだけど」

 

月「じゃあさ、SOSって知ってる?」

 

曜「あの助けを呼ぶときに使うやつでしょ?」

 

月「へえー、知ってるんだ。その意味、何?」

 

曜「えっ?」

 

月「SOSの意味って何?」

 

曜「何だろなぁ…」

 

ジャーン!!

 

これはわからない。

 

曜「えーっと、Scream Of Silenceの略?」

 

月「Scream Of Silenceの略!」

 

曜「うん!」

 

 

 

ボーッと生きてんじゃねーよ!!

 

 

 

曜「叱られちゃった…」

 

月「セカオワの曲の歌詞とは関係ありません!」

 

【VTR 開始】

今こそすべての船乗りに問います。SOSの意味って何?

 

ちょうど今動いている護衛艦こんごうに乗って聞いてみました。

 

船員A「えーっと、Ship On Sea?」

 

船員B「うーん、Save Our Ship?」

 

SOSの意味も知らずに、船乗りの皆さんはのほほんとセカオワの『Hey Ho』や『SOS』を歌っている。私はそういう曲で90点以上を出したことはありません。

 

しかし、ツキちゃんは知っています。

 

【VTR 一時停止】

月「SOSの意味は」

 

ドドン!!

 

 

 

「ない〜!!」

 

 

 

曜「ないんだ」

 

私「へえー」

 

【VTR 再開】

 

SOSの意味はない…。

 

聡平「さすが月ちゃん!生徒会長としてもよく知ってるわね!」

 

詳しく教えてくださるのは、コメット団戦闘主任の青山聡平さん。

 

聡平「もともとSOSは船のモールス信号による遭難信号として考えられたものです。半世紀以上にわたって国際条約の無線規則では、『トントントンツーツーツートントントン』とされており、SOSはただの通称にすぎなかったのです」

 

SOSはただの通り名であり、もともと意味はなかったのです。

 

聡平「SOSの他にもいろいろな通称がありました。V7, 3B, VTB, IWNI, EUTDEなどです。しかし、SOSが選ばれたのは、分割の単純さだけではなく、『Send Out Succor』、『Suspend Other Service』、『Suspend Other Service』というようにふさわしい語呂合わせがあったからとも言われていますが、これは不確かです」

 

なるほど。理解しました。

 

さらに聡平さんは語ってくれました。

 

聡平「現代では、2014年4月にオーストラリアで砂州に取り残された5名が砂浜に巨大SOSを書いてヘリコプターに発見された事件や、2016年8月にミクロネシアの無人島の砂浜に書かれたSOSの文字を海軍の航空機が発見し、二人の遭難者が救出されたこともありました。日本でも東日本大震災や平成28年熊本地震の際に、食糧や水、負傷者の搬送などを求めるため、避難所となった学校の校庭や屋上などに、上空を飛ぶ飛行機やヘリコプターに見えるように大きく『SOS』の文字を作っている様子が見受けられました。アップル社が2017年9月20日にリリースしたiPhoneのiOS11から『緊急SOS』機能が追加されて話題になったこともあります。このように、SOSの魂は今でもちゃんと受け継がれているのです」

 

SOSは今後も使われて行くのでしょう。

 

というわけで、SOSの意味は、

 

ない…でした。

 

聡平「ツキちゃんはどういうときにSOSを出す?」

 

【VTR 終了】

 

月「いや、最近特にそういうことないかな…」

 

確かにそうだよね。部費も確保できたし。

 

善子「さあ、ズラ丸達が待ってるから練習始めるわよ〜!!」

 

私・曜・月「待ってよ善子ちゃ〜ん!!」

 

善子「ヨハネ〜!!」

 

こうして今日も練習が始まるのでした。




次回もリクエスト回となります。その後次期生徒会長の選挙戦が始まります。


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【リクエスト】ツキちゃんに叱られる!2

叱られるシリーズ第8弾で、今回もグルーブロッソさんからのリクエスト回です。


前回の話の後、期末テストがあった。Aqoursの活動も一時休止となった。そして努力の結果、私は初めて平均点をすべての教科で超えることができた。

 

テスト終了後の最初の部活の日に部室に行くと今度は月ちゃんと1年生3人組がいた。

 

またあれが始まるのかな…?

 

月「ねえねえ千歌ちゃん、この中で一番、嫌いな食べ物がなさそうな素敵な人ってだーれ?」

 

清ちゃんは鰻も最近克服したって言ってたから…、

 

私「清ちゃんで!」

 

月「じゃあ清ちゃん、鰻って知ってる?」

 

清「もちろん。嫌いだったんだけど克服したんだよ」

 

月「へえー、すごいねぇー。じゃあさ、その刺身は見たことある?」

 

清「ないなぁ」

 

月「なんで?」

 

清「えっ?」

 

月「なんで鰻の刺身はないの?」

 

これは知ってる。

 

清「そりゃ正解の答えだろ?」

 

「…つまんねー奴だなぁ…」

 

清「やった!」

 

月「はい紙とペン用意して!」

 

また漢字…?

 

月「『とうそくちょくせんうんどう』を漢字で書いてください!」

 

これやったぞ。

 

解答オープンの時間がやってきた。

 

最初は…。

 

月「千歌ちゃん、オープン!」

 

私は「等速直線運動」と書いた。

 

月「次は清ちゃん、オープン!」

 

清ちゃんは「等速直線運動」と書いた。

 

月「次は幸恵ちゃん、オープン!」

 

幸恵「ルシファー!」

 

幸恵ちゃんは「等速直線運動」と書いた。

 

月「最後は光希ちゃん、オープン!」

 

光希ちゃんは「等速直線運動」と書いた。

 

月「なるほど。はい全員!つまんねー奴だなぁ…

 

これ初めてじゃないの?

 

月「ほんとつまんなーい。やる気失くしちゃったー。清ちゃん生徒会の仕事お願いねー」

 

清「はーい」

 

職務放棄でこれクビになりかねないぞ…。

 

【VTR 開始】

 

今こそすべての日本国民に問います。鰻の刺身がないのはなぜ?

 

今まさに鰻の蒲焼きを食べている人に聞いてみました。

 

男性「えーっと、骨があるから?」

 

女性「うーん、そうね、ぱさぱさでおいしくないから?」

 

なぜ鰻の刺身がないのかも知らずにやれ「土用の丑の日は鰻だ」だの「鰻と梅干の食べ合わせはよくない」だの、鰻について語る日本人のなんと多いことか。

 

しかし、ツキちゃんは知っています。

 

【VTR 一時停止】

月「鰻の刺身がないのは」

 

ドドン!

 

「血に毒があるから~!!」

 

私「清ちゃんすごーい!!」

 

清「えへへ」

 

【VTR 開始】

血に毒があるから…。

 

仲喜「さすがツキちゃん!生徒会長で鰻のことも知っているなんて、さてはぐるナイのゴチに出られるくらいの食通だな?」

 

月「それほどでも…」

 

詳しく教えてくださるのは、コメット団料理担当の山部仲喜さん。

 

仲喜「鰻は血にイクシオトキシンという毒があります。この毒を体内に取り込むと下痢、嘔吐、皮膚の発疹、チアノーゼ、無気力症、不整脈、衰弱、感覚異常、麻痺、呼吸困難が引き起こされ、死亡することもあります」

 

鰻の毒はかなり恐ろしいものです。しかし、食べられるのには理由があります。

 

仲喜「しかし、その毒はタンパク質性のため、60℃位で失活してしまいます。しっかり加熱して蒲焼きで食べるのはそのためなのです」

 

では、刺身で食べるにはどうすればよいのでしょうか?

 

仲喜「えっ?刺身で食べたい、だって?では、ここに私が沼津港で密漁してとってきたうなぎが1匹いるので、これを調理しましょう」

 

本当にやるのですか?

 

仲喜「はい。食べたいんでしょ?」

 

当たり前ですよ!

 

仲喜「では、まずはこの鰻を締めます」

 

生きていた鰻なのですね。

 

仲喜「次に、開きます」

 

背中から開く。東京流ですね。

 

仲喜「そして、切ります」

 

鰻は白身です。

 

仲喜「ここで厄介な作業が入るのです」

 

それは?

 

仲喜「とにかく血を洗い流す!!」

 

私もやってみましょう。

 

仲喜「あなたメガネをかけてないでしょう?目に入ってもやばいからだめです」

 

目に入ると結膜炎になるそうです。

 

しばらくして、

 

仲喜「これでいいかな」

 

もう食べられるのですね。

 

仲喜「はい。このまま盛り付ければ完成です」

 

そして盛り付けたあと、

 

仲喜「あの、すみません、お名前は…?」

 

三井といいます。

 

仲喜「では三井さん、一緒に…食べませんか♥」

 

ええ、もちろんです。罪な感じはしますが…それよりそのウルウルした瞳、かわいいですね。

 

※このあとこの鰻の刺身は皆さんで美味しくいただきました。

 

というわけで、鰻の刺身がないのは…、

 

血に毒があるから…でした。

 

仲喜「ツキちゃんは今何を食べたい?」

 

【VTR 終了】

月「それより密漁だめでしょう?警察呼ぶよ!?」

 

※このあと仲喜くんは無事任意同行を求められました。

 

月「さあ、わかったかな?」

 

光希「なるほどです!」

 

幸恵「勉強になったわ!」

 

月「じゃあ、時間も時間だから練習にヨーソロー!!」

 

私「それ曜ちゃんのセリフ〜!!」

 

こうして練習が始まるのでした。




次回から次期生徒会の話になります。


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【パラレルワールド・虹ヶ咲練習回】飛行機事故を無事回避

急遽予定を変更してグルーブロッソさんの作品中の出来事を書きます。
今回はこちらの話と同時に起こったという設定です。
https://syosetu.org/novel/218281/43.html
今回は山部仲喜、青山由美、きよっぴー視点で書き、スクスタ時空を適用します。


【山部仲喜の場合】

東京にて。俺、あっきー、彼方さんの3人は明日の出雲でのロケに備えて準備をしていた。

 

そんな中、乗る予定の飛行機が機長の遅刻で遅れていたのだ!!

 

俺「どうしよう…」

 

あっきー「もう1本後にする?」

 

彼方「でも早く行ってぐっすり寝るのも気持ちいいよね〜」

 

今の3人の考えをまとめてみよう。

 

俺→飛行機が動かないため、途方に暮れている

あっきー→もう1本後にして、確実に到着できるようにする

彼方さん→早く行ってゆっくりホテルでゴロゴロしていたい

 

俺たちの考えはバラバラだ。

 

すると俺はいいことを考えついた。

 

俺「なあみんな、今日はここ東京で遊んで、寝台特急サンライズ出雲に乗らないか?」

 

あっきー「ちょっと待てよ。それしたらロケに遅れるぞ?」

 

俺「あっきー、勘違いしていると思うけど、明日は11:00出雲市駅集合だぞ?サンライズは9:58に出雲市駅に着くから平気だって」

 

あっきー「じゃあそうしよう!」

 

彼方「電車で寝られるって、彼方ちゃん幸せ~」

 

俺「よし!決定だ!!」

 

こうしてこの日の夜は寝台特急で泊まった。寝台特急に乗る前にあっきーの提案した飛行機が事故に遭ったことを知った。飛行機代は無駄になったけど、気持ちよくて幸せ~…ムニャムニャ…。

 

【青山由美の場合】

東京で俺とみおぴょんはエマちゃんを待っていた。これから出雲に3人で行って翌日に他の6人と合同でロケをするのだ。

 

エマ「遅れてごめん!待った?」

 

俺「全然。さっきついたとこ」

 

みおぴょん「で、これからどうする?」

 

俺「なんか、乗るはずだった出雲行の飛行機が機長の遅刻で遅れているからどうしようかなって」

 

みおぴょん「そうね…、だったらここでアンケート取る?」

 

エマ「いいよ!」

 

俺「じゃあ、このままの飛行機で行く人!」

 

俺だけだった。

 

俺「1本後の飛行機で行く人!」

 

…あれ?いない…。

 

俺「みおぴょんもエマちゃんもなんで…」

 

みおぴょん「なんか、嫌な予感がしたの」

 

エマ「私も同感。123便の二の舞って感じがしたんだ」

 

俺「確かにな。じゃあ新幹線と特急で行く人!」

 

俺以外の2人が手を挙げて、

 

俺「…決まりだな。まあ、飛行機の予約は午後に取ろうと思ってたし」

 

みおぴょん「ちょっと由美ちゃん!それは大きなミスよ!!」

 

エマ「2人とも相変わらずだね…」

 

3人「あはは…」

 

こうして俺たちは新幹線のぞみ号と特急やくもで行くことになった。

 

やくもに乗っているときのこと。

 

由美「ん?やっぱりだ。あのとき提案した1本後の飛行機は事故に遭ったぞ…」

 

エマ「私たちの選択は正解だね」

 

みおぴょん「でも由美ちゃん、飛行機取ってないのは痛かったわね」

 

由美「本当にごめんね!!」

 

3人「あはは…」

 

出雲のロケも無事敢行できそうだ。

 

【きよっぴーの場合】

ジュリー「かすかす!あなた何度言えばわかるの!?あたしは飛行機で行くなんて絶対に嫌よ!!」

 

かすみん「かすかすって言うなぁ!!それに飛行機のほうが一番早く着くんですから!!」

 

あたし「やれやれ…また始まったわね…」

 

ジュリーとかすみんさんは出雲まで飛行機で行くか電車で行くかで言い争っていた。あたしはどっちでもいいけど、これって何度目かしら…?

 

ジュリー「何言ってんの!?飛行機は乗るまでの手続きが大変だし、なんか今回は乗ったら事故に遭う気がするのよ!!」

 

かすかす「一刻も早く着くほうが大事ですよ!!それにきよっぴー先輩もテロップを変えるなぁ!!」

 

ジュリー「ロケって明日11時からでしょ?だからそんなに急ぐ必要もないの!!」

 

かすかす「かすみんは出雲で観光をしたいんです!!」

 

ジュリー「ロケのときに観光をするでしょ!?我慢してよ!!」

 

あたし「じゃあさ、今調べたんだけど、WEST EXPRESS 銀河に乗ってみようよ」

 

ジュリー「あたしそれ賛成!!」

 

かすかす「夜行列車嫌です!!」

 

あたし「夜行列車の常識が変わるわよ?」

 

かすかす「もうわかりましたけど、かすかすは変えてください!!」

 

ジュリー「決まりみたいね」

 

こうしてあたしたちは東京から大阪に出た上でWEST EXPRESS 銀河に乗ることになった。

 

そんな中、大阪まで移動している間に、

 

あたし「えっ?何?えーっと…『出雲行きの航空便、墜落』だって。飛行機にしなくて正解ね」

 

かすかす「もう…ぐすん…みんな知りません!!」

 

ジュリー「ごめんってば!!」

 

その後、出雲に着いたあたしたち9人は無事にロケを済ますことができた。事故の飛行機をみんな避けられたのは不幸中の幸いだったわね。




次回こそ生徒会です。


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次期生徒会について

今回は初挑戦となる生徒会ネタで、今回は話が進んでいきます。この回にたどり着いたのは以下の6名のユーザーのおかげです。
・グルーブロッソさん
・メトロえのしまさん
・la55さん
・Le Nereidiさん
・桜紅月音さん
・水甲さん
皆さん、ご協力、本当にありがとうございました!それでは本編スタートです!!


月「はぁ…どうしよう…」

 

ある日、生徒会室に私が行くと、月ちゃんがただ1人悩んでいた。

 

私「月ちゃんどうしたの?」

 

月「聞いてよ千歌ちゃん。今度生徒会長選挙があるでしょ?それで立候補が集まらないからどうすればいいかなって」

 

私「ちょっと立候補者の一覧見せて」

 

そこにあったのは…、

 

 

 

「2年1組 葛西菜々子」ただ1人だけ。

 

さらに公約を以下の通りに掲げていた。

 

・お荷物となる部活を整理し、成績のよい部活に一層力を入れる。

・スクールアイドル部という、テレビのバラエティ番組でも引っ張りだこにされがちなふざけた部活は成績の良し悪しにかかわらず何が何でも廃部にする。

・中部高速鉄道の沼津港線の末端区間の廃止を要請する。

・ヤンデレと判断した生徒は徹底的に更生させる。

 

月「この子が生徒会長になったらスクールアイドル部は確実に無くなるから、僕たちAqoursから1人有力候補を出したいんだ!!」

 

私「梨子ちゃんじゃダメなの?」

 

月「そんなのダメ!!3年生は立候補できないんだから!!」

 

??「ん?次期生徒会?」

 

私「えっ?清ちゃん?」

 

清「私だけじゃない。ついでに1年生と2年生のみんなを連れてきた。部室にいないから探したんだよ?」

 

私「実はね、今度生徒会長の選挙があるじゃん」

 

清「ああ」

 

私「それで月ちゃんがAqoursから立候補者を1人出したいなっていうわけ」

 

清「とりあえず月ちゃんの意見としてはどうなの?」

 

月「ルビィちゃんと花丸ちゃんは統率力がなさそうだから不安かなと思う」

 

ルビィ・花丸「やっぱり…」

 

清「ヨハネちゃんは?」

 

月「幸恵ちゃんもそうだけど、中二病には任せられないなって」

 

善子「中二病言うな!!」

 

幸恵「ルシファー!!それに何よ!中二病が生徒会やってダメって誰が言ったのよ!!」

 

清「まあまあ落ち着いて。みっちゃんは?」

 

月「一応有力候補だけど、将来落語家になるじゃん。無愛想になりかねないから不安かな。逆に一番の有力候補は君だと思うよ!!だって、もう公約考えてるんでしょ?」

 

清「まあな。ここでばらすんだけどいいかな?」

 

全員が承諾した。

 

清「まずは『将来的な静真高校のSSH指定校推薦の申請』。これは愛知県の西白壁高校を見ていて、この高校も科学系の部活が強いのと理系科目については内容が濃いからこれは目指したい。次に、『科学系の部活の全面サポート』。これはさっきのやつとかぶるんだけど、さらに活発にしていったらSSH指定も夢じゃないからさ。そして、『多数の企業との連携』。これも西白壁を含めた東海地方の高校を見ててわかったんだけど、いい研究にはいい企業と連携しているところもあった。だから、どの部活も企業との連携でもっと強くなれると思う。最後に、『荒廃した部活の再興』。やっぱりせっかく作った部活が無くなるって悲しいことじゃないかな?そのためにも生徒会長になったら自ら動いて部員と協力して改善する。私はその方向で行くさ」

 

月「大丈夫。君ならきっとできるよ」

 

清「ありがとう!私、頑張るよ」

 

とりあえず今日はその情報を月ちゃんが書き込んで生徒会の話は終了。練習後はそのまま解散となった。

 

~※~

 

生徒会長選挙当日。演説が行われた。もちろん、私は清ちゃんに投票した。

 

即日開票で、葛西さんは落選。翌日には全部活の部長による記者会見が行われた。私はスクールアイドル部の部長だったので、参加した。

 

清「皆さんのご協力、本当に感謝いたします。これから半年間、最善を尽くせるよう努めていきますので、どうぞよろしくお願い致します」

 

早速質問。

 

吹奏楽部部長「あなたは、生徒会副会長、その他諸々の職種についてどのようにお考えでしょうか」

 

清「私は副会長に1年生の四谷光希さんを指名したいと思います。彼女は落語家を目指しているため、『無愛想になりかねない』という意見を多く伺いました。前期生徒会長の渡辺月さんもそのように述べておりました。しかし、ステージ上に出るときはいつも笑顔を振り撒くという精神をスクールアイドルで培ったため、そのあたりは心配ないでしょう。続いて、書記。ここには2年生の常盤山葵さん、氷川那海さん(*1)を指名したいと思います。彼女たちには文才があり、常盤さんは発表が絡んだ文書を、氷川さんは計算が絡んだ文書を容易くまとめる能力がある、と津島善子さんが言っておりました。そのため、彼女たちを指名いたしました。最後に会計。こちらには2年生の名和晴海さんと1年生の羽島萌夏さんを指名したいと思います。彼女たちは計算が速く、6桁の掛け算がわずか数秒でできるというふうに伺っております。そのため、会計の仕事には適していると考えました」

 

このあとも質問は続いた。そして最後は落語研究部の方だ。ここの部活の質問は必ず笑いが取れるようなふざけた質問でないといけないという決まりになっている。

 

落語研究部部長「ところで柚木キヨシさん、あなたは本当は男じゃないんですか?」

 

これはウケを狙えるぞ。

 

清「何を言う!!キヨシって言うな!!私は女だぁーーーーーー!!」

 

全員が笑ってこれで終わった。

 

その直後に部室にgo。

 

清「落研の質問はあのセリフを言わせるためにお前が考えただろう!?」

 

私「バレた☆」テヘペロ

 

清「やれやれ。千歌ちゃんは相変わらずだなぁ」

 

2人「あはは…」

 

〜※〜

 

部室にて全員が集まってからのこと。

 

私「早速ですが、次期部長、リーダー、その他諸々を決めたいと思います」

 

曜「やっぱり、清ちゃんは生徒会長で光希ちゃんは生徒会副会長だからそういうのには就けないほうがいいと思う」

 

清「私も同感だ。流石に生徒会と部長を両立しろと言われたら私は死ぬぞ?」

 

光希「私も同感です。落語の稽古も生徒会も頑張らないといけないのにそこに部長や会計とかたまったものではありません」

 

実は記者会見の直後に光希ちゃんは集会委員に呼び出されて副会長になったことを知らされた。

 

梨子「じゃあそれ以外の4人が候補ね」

 

月「どうだろう?部長はルビィちゃんでいいと思うけど…」

 

ルビィ「えっ?ルビィが部長!?」

 

全員が頷いた。

 

花丸「きっとルビィちゃんならできるずら」

 

月「それからリーダーは花丸ちゃんがいいかな」

 

花丸「えっ?オラが!?」

 

こっちも全員が頷いた。

 

ルビィ「ルビィにできるかなぁ…」

 

清「きっとできると思うよ!がんばルビィ!だからさ」

 

ルビィ「私…お姉ちゃんに恥ずかしい場面を見せたくないから頑張るよ!!」

 

私「それじゃあルビィちゃん、部長よろしくお願いします!!」

 

パチパチパチパチ…

 

光希「花丸さんも絶対できると思いますよ」

 

花丸「善子ちゃんに任せたらやばいから、マル、頑張るずら!」

 

善子「善子言うな!それにやばいって何よ!!」

 

私「それじゃあ花丸ちゃん、リーダーよろしくお願いします!!」

 

梨子「まあ、そういう善子ちゃんには会計が向いているかな?」

 

善子「ヨハネ!!」

 

曜「あと副部長を幸恵ちゃんにしないとそれ以外の1年生2人が倒れちゃうからね」

 

幸恵「幸恵って言わないでよ!!」

 

私「じゃあ4人とも、これからよろしくお願いします!!」

 

全員で拍手。

 

私「じゃあ花丸ちゃん、どうぞ!」

 

花丸「さあ、今から練習を始めるずら!!」

 

全員「オー!!」

 

こうして練習が始まるのでした。

*1
劇場版で登場した、善子ちゃんの中学時代の同級生の2人。




次回は未定ですが、柚木清ちゃんの生徒会活動は適宜書いていきます。


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部活動徹底攻略で1番目から早速失敗

今回は静真高校の某部活動が新生徒会長によって攻略されずに終わります。もちろん、新生徒会長の柚木清視点で書きます。


私は今、悩んでいた。

 

私「参ったなぁ…すべての部活動に何か直接的に働きかけたいけど何も思いつかない…」

 

光希「でしたら徹底攻略してみたらどうでしょうか?」

 

私「徹底攻略って?」

 

光希「あなたがそれぞれの部活でアドリブで指令を出されてそれをやり遂げた後に何か1つミッションを与えるんですよ」

 

私「それいいね!」

 

まずはスクールアイドル部から攻略しよう。

 

コンコン

 

ガチャ

 

ルビィ「えっ?誰?」

 

私「私たちは静真高校部活動徹底攻略団だ。1つお願いをしたいのでここに来た」

 

ルビィ「だったら団長さん、ルビィとアイドル対決しよう!それでルビィが負けたらお願いを聞いてあげるよ」

 

私「望むところだ!」

 

先攻はルビィちゃん。

 

【♪μ's『僕らは今の中で』♪】

 

既に拍手喝采。1つ後輩の私でも感動するパフォーマンスである。

 

次は私の出番。ジャニーズ系の曲でやってみよう。

 

【♪嵐『GUTS!』♪】

 

なんとか最善を尽くすことができた。

 

結果は…、

 

花丸「この勝負、ルビィちゃんの勝ちずら!!」

 

私「やられた…」

 

ルビィ「ところで団長さん、もしかして清ちゃんだよね?」

 

私「なぜそういう証拠がある?」

 

ルビィ「その黄色いポニーテールの髪の毛に高い身長、そしてふかふかの大きなおっぱい。これは明らかに清ちゃんだなって」

 

私「…バレたか☆」テヘペロ

 

私はサングラスを外した。

 

ルビィ「どっちにしろお願いは聞いてあげるよ♪」

 

私「えっ?いいの?まあ、しょうもない話なんだけどさあ…スクールアイドル部の公式YouTubeサイトを作ってほしいっていうお願いなんだけど…ダメ?」

 

花丸「別にいいけど…もうできてるずらよ?」

 

私「えっ?」

 

花丸「善子ちゃんが今年の4月に作ってくれたんだ♪」

 

私「気づかなかった…ありがとう、教えてくれて」

 

ルビィ「多分、他の部活も同じようなお願いはみんなやってくれると思うよ。今度全校集会で言ってみてよ!」

 

私「うん!」

 

こうして当初の計画は頓挫。全校集会で部長さんたちに言うことにした。

 

〜※〜

 

全校集会で伝えた翌日から、早速部活動紹介動画がいくつかの部であがっていた。ちなみに全部活が承諾してくれました。

 

すると動画内でこんなことを言う者も現れた。

 

サッカー部部長『私たちは音楽には疎くても、サッカーでは負ける自信はありません!そのため、いつかサッカー対決でスクールアイドル部の弱点を晒したいと思います!!』

 

ソフトボール部や料理部、SSH化学部も似たようなことを言ってきた。

 

その日も練習があったので、練習後にそういった動画を見ていたわけである。すると…、

 

ルビィ「みんな!他の部活からどんな挑戦状が来てもめげないで立ち向かおう!!」

 

全員「うん!」

 

こうして今後の方針は決まったようだ。

 

これからどんな勝負が来るのか、私も楽しみだ。




次回はコラボ企画です。


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【特別コラボ企画51】中部高速鉄道の鉄道車両は決して化け物ではない

今回はグルーブロッソさんとのコラボ企画で、初挑戦となる科学技術ネタです。車両自体は2020年7月時点でのデータを使用し、青山由美視点で書きます。

※今回の花丸ちゃんの感度は本編と違うことを念頭に置いてお読みください。


マル「はぁ〜!未来ずら!未来ずらよ!!」

 

俺「これのどこが未来なんだよ?」

 

俺とマルは新居町工場の事務室でいろいろな鉄道車両の発車動画を見ていた。そしたらあの1975年製の東急8500系電車や同時期につくられたキハ40系気動車で「未来ずら」って言うんだよ!?これ異常事態じゃないの!?

 

クリオス「おや君たち、何をやっているのかな?」

 

俺「なんかマルが45年前の電車で『未来ずら』って言うんですよ。クリオスさん、これってどう思いますか?」

 

クリオス「私はこんなの古すぎると思う。E235系でも時代遅れだと思うんだけどな。あれがワンマン運転対応だからって、自動運転じゃなきゃ意味ないさ。私の星では列車の自動運転は当たり前だよ」

 

花丸「自動運転が当たり前?未来ずら〜!!」

 

俺「じゃあ、今から中部高速鉄道の電車を見に行きましょう。今回は時代遅れとかは関係ありません。化け物かどうかを判断していただきたいです」

 

クリオス「わかった」

 

こうして3人でまずは新居町駅に向かうのだった。

 

~※~

 

まずやってきたのはG3600系電車。オールステンレスなのに編成重量は400tと重いが、編成出力が6400kWと大きい。

 

モーター出力自体は400kWであり、インバーターはGTOサイリスタを使用しているので、発車時の音もうるさくなる。ただ、今回はエンジンを回してはいなかった。

 

クリオス「これが中部高速鉄道の電車か」

 

俺「率直な感想をどうぞ」

 

クリオス「まだまだこれは甘い。もっといいものを見せてくれ」

 

俺「わかりました」

 

…と思ったその瞬間、エンジンがかかった。エンジン自体は出力が2720psなので、音もかなりうるさくなる。

 

しかしクリオスさんは平気だ。

 

クリオス「これだけ?」

 

俺「電車と電気式気動車はこれだけです」

 

クリオス「こんなの全然化け物に入らないさ」

 

俺「そうでしたか…」

 

凄く残念。ただし、まだ液体式気動車及び機関車が残っているので不安にはならない。

 

とりあえずこの列車は飛騨本線直通なので楠駅に出よう。

 

対向列車がやってきた。液体式気動車G12000系の普通列車だった。

 

クリオスさんは何食わぬ顔で列車を見つめていた。恐らくこの手の類は彼の故郷にもあるということだろう。

 

発車時にはうるさいエンジン音が地下に響く。1基で1360psのエンジンを2台も積んでいるのでその音は半端ない。

 

しかしクリオスさんの反応は…、

 

クリオス「これだけ?」

 

俺「液体式気動車はこれだけです」

 

クリオス「つまんないな…」

 

参ったな…。でも後悔はない。最終兵器が新居町工場にあるので新居町工場に戻ろう。

 

〜※〜

 

新居町工場に戻ってから。

 

俺「最終兵器はこれです」

 

その最終兵器とはバカでかい図体をしたマンモスディーゼル機関車、DP101である。

 

クリオス「なんか強くなさそうな見た目だな」

 

マル「未来ずら〜!!」

 

まあ、強くなさそうな見た目というのはわかるだろう。機関車自体は2017(平成29)年製だけど基本デザインは1923(大正12)年のものだからな。

 

しかしこれのどこが未来なのか、俺にはわからなかった。

 

クリオス「一旦エンジンをかけてみてほしい」

 

俺「わかりました」

 

俺はスマートキーを持っており、リモートスタート機能を備えていたので、ボタン1つでエンジンをかける。

 

ものすごくうるさいので本当はやりたくなかったんだが、お願いされたらやるしかない。

 

しかしクリオスさんは驚かない。

 

クリオス「そのまま発進させてほしい」

 

俺「わかりました」

 

こうなったら機関車に乗るしかない。俺は乗って車庫の中約800mを往復した。これもうるさいからやりたくなかったんだが…。

 

クリオス「これだけ?」

 

俺「はい」

 

クリオス「この勝負、我々の勝ちだ!!」

 

俺「参りました…」

 

クリオス「まあ、お前らのその車両を改造させるつもりはないが、いつかすべて潰す。覚悟しとけよ…」

 

 

 

 

クリオスさんは去っていったが、果たして中部高速鉄道は無事創立420周年(*1)を迎えることができるだろうか…?

*1
令和6年に迎えることになる。




次回は静真高校のある部活動がAqoursに挑戦状を叩きつけます。


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Aqoursへの挑戦状 from サッカー部

Aqoursへの挑戦状第1弾です。今回はイナズマイレブンネタを挟んでいきます。


私「挑戦状…?」

 

光希「はい。なんか生徒会の意見箱に入ってて…一度読んでみましょうよ」

 

私「うん!」

 

なんか職権濫用な気がするけど…いいよね。

 

私は全員を集めて一緒に読むことにした。

 

~※~

 

スクールアイドル部の諸君へ

 

私たちはあなたたちとサッカーで戦い、あなたたちを倒したい。場所は静真高校グラウンド、日時は10月24日午後4時半。ユニフォームは貸し出す。Aqours特別仕様にしておく。あなたたちの部活には11人もいないので、8人出る人を決めておくように。もし出場できない、遅刻するなどあった場合は、後日2万円をあなたたちから没収する。

 

サッカー部部長 遠藤明子より

 

~※~

 

善子「何よこれ!!脅迫状じゃない!!」

 

梨子「まあまあ善子ちゃん落ち着いて」

 

善子「だからヨハネ!!」

 

ルビィ「とりあえず実力で頑張ろう!!」

 

全員「おー!!」

 

〜※〜

 

てなわけで試合当日。

 

2-4-1制の適用となり、以下のメンバーとなった。

 

【GK】

清ちゃん

 

【DF】

幸恵ちゃん、善子ちゃん

 

【MF】

梨子ちゃん、私、月ちゃん、ルビィちゃん

 

【FW】

曜ちゃん

 

体力にまだ自信のない花丸ちゃんと光希ちゃんは審判となった。

 

光希「それでは、試合を始めます」

 

16人「お願いします!!」

 

こうして試合は始まった。ボールは私たちから。

 

まずは私がドリブルで持つ。

 

私「梨子ちゃんパス!」

 

梨子「了解!」

 

梨子ちゃんにパスは回った。

 

その後、ボールは善子ちゃんに回っていった。ボールさばきが何故かみんな上手である。サッカー部のみんなも走って追いかけてくるが、善子ちゃんには負けてしまう模様。

 

必殺技登場!!

 

善子「デビルジェット!!」

 

しかし、ブロック!!

 

相手GK「コンクリート塀!!」

 

ボールは相手のものになった。

 

相手MF1「えっちゃんパス!!」

 

相手DF1「オーライ!!」

 

そして…、

 

相手DF2「焼津・マグロアロー!!」

 

清「ホームドア!!」

 

清ちゃん見事ブロック!!

 

清「曜ちゃん!」

 

曜「了解であります!」

 

ボールは曜ちゃんに渡った…が、すぐに取られた。

 

相手FW「行けーーー!!」

 

善子ちゃん、幸恵ちゃんのガードは崩された。そして…、

 

相手MF2「桜エビジェノサイド!!」

 

入るな入るな…入ったーーーーー!!

 

スクールアイドル部:サッカー部=0:1

 

その後…、

 

私「マンダリンフラワー!!」

 

スクールアイドル +1

 

相手MF3「ファイヤーファイター!!」

 

清「リトルダンサー!!」

 

ブロック!!

 

相手DF2「ランドクルーザープラド!!」

 

サッカー部 +1

 

月「南国急行鉄道!!」

 

スクールアイドル +1

 

相手MF4「ブルドーザー!!」

 

清「丹沢山地!!」

 

ブロック!!

 

曜「Fインバース!!」

 

相手GK「読売新聞!!」

 

ブロック!!

 

光希「新丹那トンネル!!」

 

ブロック失敗!!

 

スクールアイドル +1

 

今回は20分の試合だったため、これで終了。

 

遠藤部長「まだ私たちは負けを認めてはいません。次勝負を挑むときには必ずあなたを倒しますので

 

ルビィ「…わかりました。いつでも連絡してください。待ってます」

 

ルビィちゃんが強気になった。ダイヤちゃんがいなくなって変わってしまったのだろうか…?

 

しかし、この後また挑戦状が届くというが、その真相を私はまだ知らない…。




以下の技を使用しました。
【シュート技】
・デビルジェット
・焼津・マグロアロー
・桜エビジェノサイド
・マンダリンフラワー
・ファイヤーファイター
・ランドクルーザープラド
・南国急行鉄道
・ブルドーザー
・Fインバース
・新丹那トンネル

【ブロック技】
・コンクリート塀
・ホームドア
・リトルダンサー
・丹沢山地
・読売新聞

次回は引き続き挑戦状ネタのギャグ回もしくはある社会問題がテーマのシリアス回です。


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堕天使ヨハネの危機

今回は私の苦手分野であるシリアス回となります。


私は最近、異変を感じている。善子ちゃんの元気がないのだ。中二病の素振りも最近見せない。

 

心配になった私は一旦善子ちゃんに話しかけてみた。

 

私「善子ちゃん、なんか最近元気ないけどどうしたの?」

 

善子「ヨハネよ。それに今悩んでいることなんて何もないから大丈夫よ」

 

こんなことを言っているけど本当は悩んでいることがあるだろう。しかし、このとき私はそれ以上言及することができなかった。

 

〜※〜

 

後日、朝一番で会議が開かれた。

 

善子「大変申し訳ございません。私は最近同級生にいじめられているんです」

 

幸恵「もう!なんで早く言ってくれなかったの!?黙ってないで私に相談してくれればよかったのに!!」

 

善子「判断ミスです…すみません…」ポロポロ

 

幸恵「ところでヨハネ、いつからとか誰にとかわかる?」

 

善子「1週間前から葛西菜々子って人にいじめられているの」

 

葛西菜々子さんってこの前選挙で落ちた人だよね。

 

花丸「とりあえず担任の人に相談するずら」

 

善子「うん!」

 

〜※〜

 

その日の午後のこと。善子ちゃんのクラスに行ってみると、

 

善子「もうやめてよ!!」

 

善子ちゃんが殴られたり蹴られたりしていた。

 

菜々子「もうあなたは✕✕✕✕✕✕✕✕存在です!!」

 

とてもセリフ自体は放送できるような内容ではない。なぜなら、かなり攻撃的な言葉で、アカウントロックされかねないような話ばかりだからである。

 

すると清ちゃんが前に出て、

 

清「菜々子!てめえ何してやがる!!」

 

菜々子「あら生徒会長さん、あなたも血だらけになるまで殴って差し上げてもいいんですよ?」

 

清「私はヨハネを救うんだよ!!それに私を血だらけにできるものならやってみろや!!」

 

すごい罵倒だ。

 

花丸「善子ちゃん、今のうちに逃げるずらよ!」

 

善子「わかったわ」

 

2人が逃げている間に葛西さんと清ちゃんは殴り合いの大喧嘩になった。このままだと生徒会長失格になるぞ…。

 

しばらくして花丸ちゃんと善子ちゃんが先生を連れてやってきた。

 

先生「あなたたちは何してるんですか!!」

 

すると2人の手がとまった。

 

2人「すみません…」

 

先生「とりあえず津島さんと葛西さん、そして柚木さんは今すぐに相談室に来なさい」

 

3人「わかりました」

 

3人は行ってしまった。

 

〜※〜

 

その後、私たちは8人で練習を始めた。しばらくして善子ちゃんが戻ってきた。

 

梨子「善子ちゃん!!無事で何よりよ!!」

 

善子「心配かけてごめんねリリー!!」

 

梨子「リリー言うな!!」

 

花丸「善子ちゃんすっかり元通りずら」

 

善子「うるさい!てかヨハネ!!」

 

全員「あはは…」

 

その後も練習を続けて2時間後、

 

清「いやー、参ったよー」

 

私「清ちゃん!!退学とか生徒会長失格とかなってない!?」

 

清「なんか、菜々子さんが退学処分になって、私は残留で生徒会長の座も守られたけど、今までずっと説教されたよ」

 

曜「無事でよかったーーーー!!」

 

清「みんな本当に心配かけてごめんね!!」

 

ルビィ「清ちゃん、落ち着いて」

 

すると、

 

幸恵「私たちはどんなあなたも大好き!!」

 

光希「これからも皆さんを笑顔にしていきましょうよ!!」

 

善子「今回は本当にありがとう!!」

 

花丸「オラたちは全然怒ってないずら」

 

ルビィ「生徒会長なんだからしっかりしようよ」

 

月「君は随分成長したと思うよ!」

 

曜「こんなことでくよくよ悩んじゃいけないよ!!」

 

梨子「私たちが裏切るタチだと思う?」

 

私「次のラブライブ大会目指して頑張ろうよ!!」

 

清「みんな…うわぁあぁぁああああん!!」

 

清ちゃんは私に抱きついてきた。

 

練習はこのあとできなかったけど、善子ちゃんを救った清ちゃんには、感謝の念しかない。




次回はまた挑戦状ネタです。


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Aqoursへの挑戦状 from 落語研究会

また挑戦状ネタです。今回は黒澤ルビィちゃん視点で書きます。


ルビィ「挑戦状…?」

 

清「また意見箱に入ってたんだよ」

 

今度は誰からだろう。ルビィはみんなを集めて一緒に読むことにした。職権濫用な気がするけど…いいよね。

 

~※~

 

スクールアイドル部の皆さんへ

 

こんにちは。落語研究会部長の静家こまちです。いつもあなたたちのパフォーマンスには感動しています。

 

今回は大喜利で戦いたいと思い、挑戦状を送りました。この手紙を見た日の午後に私たちの部室に来てください。ルールは来ていただいてから詳しく言います。

 

無茶を言うと思いますが、どうかよろしくお願い申し上げます。

 

落語研究会部長 静家こまち

 

~※~

 

善子「光希は何か知らない?」

 

光希「私はこれを見たのは初めてでしたよ」

 

千歌「とりあえず、行ってみようよ!」

 

全員「うん!」

 

というわけで、行ってみよう。

 

~※~

 

落研部長「ようこそお越しくださいました」

 

ルビィ「スクールアイドル部部長の黒澤ルビィです!今日はよろしくお願いします!」

 

落研部長「では、今回のルールを説明します。今回やるのは、『朝までそれ正解!』です」

 

何も、『朝までそれ正解!』とは、「○」(ひらがな1文字)から始まる「○○なもの」というお題に対する答えを書いて、メンバー全員が一番納得する答えを書いた人が正解という大喜利らしい。

 

結果としてルビィ、千歌ちゃん、清ちゃんが挑戦することになった。ルビィは内浦亭ルビィ、千歌ちゃんは内浦亭みかん、清ちゃんは月光亭れもんと高座名をつけた。

 

相手は部長の静家こまちさん、大喜利主任の静家華厳さん、Aqoursメンバーの一員の林家みつき(*1)ちゃんだ。

 

司会は月ちゃんもとい月光亭ムーンちゃん。

 

みつき「れもんさん、あなたたちには負けませんので」

 

れもん「ああ、わかってる。正々堂々勝負しましょう」

 

ムーン「それでは参ります。第1問。『ほ』から始まる『和菓子屋』をお書きください」

 

確実にあれしかない。

 

ムーン「それでは回答、オープン!」

 

ルビィ[穂むら]

 

みかん[穂むら]

 

れもん[保津]

 

こまち[堀越]

 

華厳[堀越]

 

みつき[保津]

 

ムーン「2:2:2ですか…みかんさん、あなたはなぜそのようにお考えでしょうか?」

 

みかん「ほといったら高坂穂乃果さんの家の和菓子屋ですよね」

 

ルビィ「ルビィもそう思います」

 

Aqoursメンバー全員がうなずいた。

 

ムーン「こまちさんはなぜ?」

 

こまち「私はあそこのお饅頭が大好きで、毎月買いに行ってます」

 

華厳「私もそうです。こまちさんのおすそ分けを食べていて好きになってしまいました」

 

落研部員と花丸ちゃんがうなずいた。

 

ムーン「れもんさんとみつきさんは?」

 

れもん「ここで売っている生クリーム大福がとにかく美味しくて美味しくて…あっ、よだれが垂れた」

 

みつき「私だってそうです」

 

誰もうなずく者はいない。

 

ムーン「なるほど。では…、こまちさんと華厳さんそれ正解!!」

 

【♪嵐『Believe』♪】

 

そのまま正解の2人は踊りだした。

 

そう僕らはずっと待ってる♪いつまでだって待ってる♪

どこまでも続いてゆく道で♪

 

ドーン!!

 

これお姉ちゃんとどこかで見た覚えがあるようなないような…。

 

ムーン「さあ、第2問!『ゆ』から始まる『列車』は?」

 

いろいろあるけどこれだ。

 

ムーン「それでは回答、オープン!」

 

ルビィ[ユーロスター]

 

みかん[ゆぅトピア和倉]

 

れもん[ユーロスター]

 

こまち[ユーロスター]

 

華厳[ユーロスター]

 

みつき[ユーロスター]

 

ムーン「みかんさん、このゆぅトピア和倉というのは?」

 

みかん「昔走ってた和倉温泉行きの青いディーゼルカーです」

 

ムーン「なるほど。じゃあ、みかんさん以外それ正解!!」

 

【♪嵐『Believe』♪】

 

えっ?これルビィも踊るの?

 

そう僕らはずっと待ってる♪いつまでだって待ってる♪

どこまでも続いてゆく道で♪

 

ドーン!!

 

ムーン「第3問!『ま』から始まる『放送事故級のファイブリーグの答え』は?」

 

明らかにあれだ。ちょっぴり恥ずかしいけど書くしかないよね。

 

ムーン「それでは回答、オープン!」

 

ルビィ[✕✕✕やき]

 

みかん[✕✕✕やき]

 

れもん[✕✕✕やき]

 

こまち[✕✕✕やき]

 

華厳[✕✕✕やき]

 

みつき[✕✕✕やき]

 

月「全員一致!放送できないけどそれ正解!!」

 

【♪嵐『Believe』♪】

 

みかん「これ私も踊るの!?」

 

そう僕らはずっと待ってる♪いつまでだって待ってる♪

どこまでも続いてゆく道で♪

 

ドーン!!

 

今、落研:ルビィたち=8pt:5ptで負けている。話によると、どちらかのチームが15pt獲得したらそのチームの勝ちで、敗者には罰ゲームが待っているという。

 

ムーン「第4問!『い』から始まる『高級食材』は?」

 

たまには面白いこと言わなきゃ。

 

ムーン「それでは回答、オープン!」

 

ルビィ[イカのき●たま]

 

みかん[伊勢海老]

 

れもん[伊勢海老]

 

こまち[イカナゴ]

 

華厳[伊勢海老]

 

みつき[伊勢海老]

 

みかん「ルビィちゃん、イカのき●たまって何?」

 

ルビィ「イカにはそういうのがあって、とにかくコリコリしてて美味しいのぉ♥」

 

ムーン「こまちさんのイカナゴは?」

 

こまち「高級食材って言うと違うかもしれないのですが、愛知県の名産品だそうです」

 

ムーン「なるほど。ルビィさんのあれは笑いました。それ正解!!特別に3pt!!」

 

ルビィ「えぇ〜っ!?」

 

冗談で書いたのに…本当に通っちゃうなんて…。

 

【♪嵐『Believe』♪】

 

そう僕らはずっと待ってる♪いつまでだって待ってる♪

どこまでも続いてゆく道で♪

 

ドーン!!

 

やっと決められた!!これで同点!!

 

ムーン「さあ、第5問!『め』から始まる『同人誌店』は?」

 

もうあれしかない!!

 

ムーン「それでは回答、オープン!」

 

ルビィ[メ●ンブックス名古屋店]

 

みかん[メ●ンブックス名古屋店]

 

れもん[メ●ンブックス]

 

こまち[メ●ンブックス]

 

華厳[メ●ンブックス]

 

みつき[メ●ンブックス]

 

ムーン「ルビィさんとみかんさんはなぜ名古屋店をつけたのですか?」

 

ルビィ「一度あの仲喜くんに連れてってもらったの」

 

みかん「それをルビィちゃんから聞いたんだ」

 

ムーン「なるほど。その2人以外それ正解!!」

 

ルビィ・みかん「えぇ〜っ!?」

 

やっぱり…。

 

【♪嵐『Believe』♪】

 

そう僕らはずっと待ってる♪いつまでだって待ってる♪

どこまでも続いてゆく道で♪

 

ドーン!!

 

ムーン「第6問!『ミ』から始まる『動物』は?」

 

ぱっと思いついたのはあれだ。

 

ムーン「それでは回答、オープン!」

 

ルビィ[ミドリガメ]

 

みかん[ミジンコ]

 

れもん[ミノカサゴ]

 

こまち[ミズクラゲ]

 

華厳[ミズクラゲ]

 

みつき[ミズクラゲ]

 

ムーン「なぜ落研チームの皆さんはミズクラゲなのでしょうか?」

 

こまち「夏合宿で私がミズクラゲに刺されたんです」

 

華厳「あのときの記憶は鮮明に覚えています」

 

みつき「本当に心配になったんですから!!」

 

ムーン「そんな苦い思い出があるのならそれ正解!!」

 

ルビィたち「えぇ〜っ!?」

 

【♪嵐『Believe』♪】

 

そう僕らはずっと待ってる♪いつまでだって待ってる♪

どこまでも続いてゆく道で♪

 

ドーン!!

 

ムーン「第7問!『さ』から始まる『棘のある植物』は?」

 

これしかない。

 

ムーン「それでは回答、オープン!」

 

ルビィ[サボテン]

 

みかん[サボテン]

 

れもん[山椒]

 

こまち[サボテン]

 

華厳[サボテン]

 

みつき[サボテン]

 

ムーン「れもんさん、なぜ山椒?」

 

れもん「この前鰻嫌いを克服したんですよ。それで鰻には山椒、山椒には棘がある、そういう感じです」

 

ムーン「なるほど。それ以外それ正解!!」

 

【♪嵐『Believe』♪】

 

そう僕らはずっと待ってる♪いつまでだって待ってる♪

どこまでも続いてゆく道で♪

 

ドーン!!

 

そろそろ終わりかも。たぶんルビィたちが負ける。しかし、何も懸かっていないため、後悔は全くない。

 

ムーン「第8問!『あ』から始まる『アイドルユニット』は?」

 

ルビィはこれを書かなきゃ非国民とまで言いたい。

 

ムーン「それでは回答、オープン!」

 

ルビィ[Aqours]

 

みかん[Aqours]

 

れもん[Aqours]

 

こまち[アルゴンランプ]

 

華厳[アルゴンランプ]

 

みつき[Aqours]

 

ムーン「アルゴンランプって…?」

 

こまち「大東京帝国大学のアイドルだよ」

 

大東京帝国大学は日本で最も有名な大学だ。そこがアイドルをやっているのはルビィも知らなかった。

 

ムーン「しかし、Aqoursとして僕はこれを譲れません!!それ以外それ正解!!」

 

【♪嵐『Believe』♪】

 

そう僕らはずっと待ってる♪いつまでだって待ってる♪

どこまでも続いてゆく道で♪

 

ドーン!!

 

ムーン「おっと!!ここで落研チームが15pt!!Aqoursは罰ゲーム!!それはもちろん、ヨハネです…」

 

するとあの音楽が流れてきた。

 

【♪ペピーノ・ガリアルディ『ガラスの部屋』♪】

 

〜※〜

 

…ヨハネです…。

 

私はいじめられたことがあります…。いじめていた人は退学になりました…。

 

…ヨハネです…。

 

押尾コータローさんの曲を聞いていると…涙が出てきます…。

 

…ヨハネです…。

 

沼津が生んだ大スター…。高海千歌…柚木清…ヨハネ…。

 

〜※〜

 

みんなが笑う。

 

〜※〜

 

何がおかしいんですか!

 

…ヨハネです…。

 

風に飛ばされた傘が、なかなか止まってくれません!!

 

…ヨハネです…。

 

堕天使「設定」とよく言われます…。私は真の堕天使なのに…。

 

〜※〜

 

すると千歌ちゃん、もといみかんちゃんがお供をすることに。

 

〜※〜

 

…ヨハネです…。

 

…女の魅力が私にはあるのに、よく、あまりないと言われます…。

 

…みかんです…。

 

…エロくないのに、よくエロいと言われます…。

 

…ヨハネです…。

 

リリーの成年向け同人誌を読んでいたら、ルビィに「善子ちゃんはそういうプレイに興味があるんだー、へえー」と冷たい目で見られながら言われました…。

 

私はただ勧められただけです…。

 

…みかんです…。

 

梨子ちゃんの成年向け同人誌を読んでいたら、その日の夜曜ちゃんに襲われました…。

 

曜ちゃんはそういうプレイが好きなのでしょうか…。

 

…ヨハネです…。

 

自転車なのに、歩行者から煽られました…。

 

…みかんです…。

 

みかん畑でただみかんを取っていただけなのに、トラクターから煽られました…。

 

…ヨハネです…。

 

44500円。

 

私が堕天使グッズにかけたお金です…。

 

…みかんです…。

 

53900円。

 

私が穂乃果さんグッズにかけたお金です…。

 

…ヨハネです…。

 

ズラ丸が厳しすぎます!!

 

…みかんです…。

 

梨子ちゃんが厳しすぎます!!

 

…ヨハネです………………ヨハネです………………ヨハネです…………………。

………………みかんです………………みかんです………………みかんです……。

 

~※~

 

この罰ゲームが終わると、今回は落研の部室を離れた。

 

部室に戻るとまだ4時半。下校は6時半なので、

 

花丸「さあ、練習を始めるずらー!!」

 

全員「おー!!」

 

こうして今日も練習を始めるのでした。

*1
高座名。本名四谷光希。




次回も挑戦状ネタの予定でしたが、特別コラボ企画を行うことになりました。相手は誰か、お楽しみに。


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Aqoursへの挑戦状4連続

コラボ企画の予定でしたが急遽予定を変更して話を進めます。今回はかなりグダグダです。


私「また…?」

 

清「どれだけ来るんだって話ですよ挑戦状が」

 

なぜかまた挑戦状が来たんだって。しかも4通も。読んでみるしかないよね。

 

〜※〜

 

読んでみた結果、11月5日から8日までずっと招待され続けるということになった。

 

1日目は吹奏楽部から招待された。

 

吹奏楽部部長「今回は肺活量対決ということで、どちらがより早く風船を割ることができるかを対決してもらいます」

 

私たちからはルビィちゃん、吹奏楽部からはむっちゃんが選ばれた。

 

吹奏楽部部長「それでは、はじめ!」

 

ルビィちゃんの風船はどんどん膨らんでいく。

 

むっちゃんも負けじと頑張る。

 

吹奏楽部部長「1分経過!」

 

するとむっちゃんが本気を出し始める。ルビィちゃんの風船の膨らみも大きくなっていった。そして…、

 

パァン!!

 

むっちゃんの風船が割れたところで終了。タイムは1分8秒だった。

 

千歌「参りました…これで3敗です…」

 

吹奏楽部部長「しかしまだあなたたちには挑戦状が来ているという話を小耳にはさみました。ぜひそこで頑張ってください」

 

Aqours全員「ありがとうございます!」

 

〜※〜

 

2日目。今度はソフトボール部からだった。ユニフォームは向こうが用意してくださった。

 

ソフトボール部部長「今回は一緒に20分の試合をしてもらいます。いつもは9回までありますが、今回は1回のみとします。それでは始めていきましょう」

 

全員「お願いします!!」

 

花丸ちゃん以外の9人で試合を行う。

 

表は私たち。

 

まず私が打者。

 

1投目。

 

カキーン!!

 

審判「ストラーイク!!」

 

2投目。

 

審判「ボール!!」

 

3投目。

 

カキーン!!

 

審判「アウトー!!」

 

もう出番なしなんだね…。

 

次はルビィちゃん。

 

1投目。

 

審判「ストラーイク!!」

 

2投目。

 

審判「ツーストラーイク!!」

 

3投目。

 

審判「アウトー!!」

 

ルビィ「難しいよぉーーーー!!」

 

次は清ちゃん。

 

1投目。

 

カキーン!!

 

審判「アウトー!!」

 

とうとう私たちの出番は終わった。

 

相手チームだ。私はピッチャーになった。

 

まず1人目。

 

1投目。

 

カキーン!!

 

審判「ホームラーン!!」

 

相手:1点

 

2人目。

 

1投目。

 

カキーン!!

 

審判「アウトー!!」

 

2人目「セーフよセーフ!!」

 

審判「審判に逆らったから退場ー!!」

 

3人目の1投目。

 

カキーン!!

 

審判「アウトー!!」

 

試合終了。0対1で負けてしまった。

 

ソフトボール部部長「今回はありがとうございました」

 

私「こちらこそありがとうございました」

 

ソフトボール部部長「まだまだ勝負は続くと思いますが、頑張ってください」

 

Aqours全員「はい!」

 

〜※〜

 

3日目。料理部の部室に行った。

 

料理部部長「今回は料理をしてもらいます。品目は問いませんが、総合評価の高い方が勝ちとします」

 

今回は曜ちゃんが挑戦する。品目は船乗りカレーだ。

 

20分ですべて完成した。

 

相手のいつきちゃんはオムライスで対抗してきた。

 

試食者はルビィちゃん、清ちゃんと料理部の部長さん、よしみちゃんだ。

 

ルビィ「このオムライスは絶品だよ!!」

 

料理部部長「このカレーは美味しい!」

 

よしみ「曜ちゃんのカレーは最高だよ!」

 

清「どっちも美味しくて…ほっぺたが落ちる…」

 

ジャッジは…?(ここではカレーをA、オムライスをBと判定する)

 

ルビィ→A 部長→A よしみ→A 清→A

 

なんと!!初めて私たちAqoursが勝った!!

 

料理部部長「今回は本当にありがとうございました。まだもう1つ挑戦状が来ているというのでぜひ頑張ってください」

 

ルビィ「こちらこそありがとうございました!」

 

〜※〜

 

最後はSSH化学部からだった。

 

化学部部長「今回はどれだけ危険な実験ができるかで勝負です」

 

何も、危険な実験をして、いかに命を落としたり怪我をしたりしないかを競うものらしい。

 

今回は文理マルチの清ちゃんVS桜田麗さんで行う。

 

清ちゃんはちょうど部室にあった七酸化二マンガンを砂糖にかけた。すると激しく炎をあげ、燃えてしまった。

 

一方、桜田さんは塩酸に水酸化ナトリウム(固体)を溶かした。一気に温度が上がり、しばらくして下がっていった。

 

化学部部長「この勝負、あなたたちの勝ちです!!」

 

ルビィ「えっ?」

 

化学部部長「生徒会長さんはとても危険な実験をそつなくこなし、かつ大きな怪我もしませんでした。これは偉大な業です。今回は負けを認めます。今後勝負を他の部活から挑まれてもめげないように」

 

ルビィ「ありがとうございます!」

 

こうして4つの部活からの挑戦状を成し遂げたが、この後、あの鉄道会社からも挑戦状が届くなんて…。




次回こそコラボ企画です。


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Aqoursへの挑戦状 from 中部高速鉄道

特別コラボ企画の日時が決まらないため、話を進めます。今回で挑戦状の話は終わりです。最後はあの企業からです。


私「またですか」

 

清「そうだよ。しかも中部高速鉄道からだってさ」

 

また挑戦状ですか。しかもあの企業からだよ!?

 

とりあえずみんなを集めて読んでみよう。

 

〜※〜

 

次の土曜日、浜名湖のほとりのターミナル駅で天使の囁きを聞くだろう。そこで待つべし。

 

〜※〜

 

幸恵「これはかなり恐ろしい中二病勝負が待っていそうね…クックック」

 

善子「天界堕天条例が待っているかもしれないわね…」

 

梨子「さあ、頑張ろうね!」

 

7人「うん!!」

 

幸恵「スルーしないでよ!!」

 

さて、日時は変わって11月16日。私たちは新居町駅にいた。

 

私「ここでいいんだっけ?」

 

由美「どうも」

 

私「えっ?挑戦状送ったのは…」

 

由美「俺だよ?」

 

私「えっ?」

 

由美「なんかここ最近部活動がAqoursに勝負を仕掛けているらしいからもう思い切って俺も企業として何かやろうかなって」

 

梨子「なるほど」

 

由美「今日は運転対決をしようと思います。乗る列車はこれです」

 

G4600系2両編成である。

 

要するに「いつもの」だ。

 

由美「今回は曜ちゃんが静岡まで運転してもらい、あたしが静岡からの折り返し便を運転します。それで機械が運転の上手さを400点満点で判断してくれるので点数の高かったほうを勝ちとします。実際俺は運転がとにかく下手だからお願いだから勝ってほしい」

 

曜「了解であります!」

 

由美「それ以外は客室に行こう」

 

私たち「うん!」

 

私「ところで行先表示はどうなってるの?」

 

由美「初心者マークを両端につけて真ん中に『教習・採点中』と表示しているよ」

 

私「なるほど」

 

由美「それじゃあ、始めていこう」

 

曜「信号よし!前方よし!出発進行であります!!」

 

プシュー!!

 

2両編成の気動車はGTO-VVVFとディーゼルのハーモニーを奏でながら発車していった。その音はまさにディーゼル機関車のように力強く、儚い音だった。

 

曜「信号よし!ヨーソロー!」

 

列車は速く、力強く進む。

 

そして静岡駅に入線する3分ほど前から減速が始まった。回生ブレーキ・発電ブレーキの音が車内いっぱいに鳴り響く(*1)。

 

静岡到着後、

 

運転席「ただ今の結果、373点です」

 

曜「やったー!!」

 

折り返しは由美ちゃん。

 

由美「信号よし!!前方よし!!ブレーキの空気圧よし!!出発進行!!」

 

プシュー!!

 

今回はちょっと警戒したほうがいい。というのもすごい注意を払って運転しているからだ。

 

由美「赤信号!!」

 

回生ブレーキが鳴り響いた…が、少し手前になった。

 

しばらくして発車。

 

そして新居町駅に到着する直前に非常ブレーキが作動。

 

結果…、

 

運転席「ただ今の結果、156点です」

 

由美「…」チーン

 

由美ちゃんは真っ白になってしまった。しばらく休ませてもらおう。

 

~※~

 

3時間後。

 

由美「今回は負けを認めると同時に、表彰したい。とりあえずこの気動車に乗って新居町工場に行こう」

 

私「うん!」

 

~※~

 

由美「表彰状 Aqours一同 あなた方は数々の挑戦状を引き受けたそのチャレンジ精神にこれを賞します。令和元年11月16日 中部高速鉄道代表 青山由美。おめでとう!」

 

ルビィちゃんが賞を受け取った。

 

私「ところで由美ちゃん、今日はこれからどうする?」

 

由美「俺はもう今日の仕事は終わりだから名古屋に帰ろうと思う」

 

すると花丸ちゃんが由美ちゃんの腕をつかんできた。

 

花丸「もっと一緒に居たいから、よかったら内浦に来てほしいずらけど…ダメ?」

 

由美「俺は受験で忙しいんですよ!!」

 

ルビィ「そんな…嫌だよ!!由美ちゃんが帰っちゃうなんて!!」ナミダボロボロ

 

由美「泣いてもダメなものはダメ!!」

 

私「由美ちゃんのケチ!!」ボコッ!!

 

梨子ちゃんや曜ちゃんはただ傍観するだけで、主に私、ルビィちゃん、花丸ちゃん、月ちゃんで由美ちゃんを集団リンチするのだった。

 

私「ルビィちゃん楽しいでしょ♥」ボコッ

 

ルビィ「うん♥由美ちゃんをこれだけいじめられる日がきて光栄だよ♥」ドカッ

 

由美「やめろよもう!!」

 

月「やめないよ♥だって由美ちゃんが度ケチだから♥」バコッ

 

花丸「そうずら♥マルたちの気が済むまで付き合うずら♥」ドゴッ

 

この状況を他の6人が帰ってからも夜まで続けたのでした♥

*1
実はリチウムイオンバッテリーを搭載したハイブリッド車である。




久々にヤンデレを復活させました。次回は冬休み前最後の話になります。コラボ企画は日時が決まり次第告知します。


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冬の文化発表会

今回は冬休み前最後です。そして、大部分を省略します。


あれから3回目の定期テストがあった。今回は平均以上だったので、確実にセンター試験も有望に思える(*1)。

 

今日は冬の文化発表会。まずは吹奏楽部から。

 

披露されたのは葉加瀬太郎の『Another Sky』、押尾コータローの『あの夏の白い雲』、柏木広樹の『Glorious Future〜未来への飛翔〜』だった。

 

私たちがHATSの曲を聴くようになってから大きな影響を受けたのだろう。

 

次に入る前に、生徒会長の愚痴が入る。

 

【♪ペピーノ・ガリアルディ『ガラスの部屋』♪】

 

〜※〜

 

…サヤカです…。

 

男ではないのに、よく男と間違えられます…。

 

…サヤカです…。

 

私を置いて生徒会が始まっていたことがあります…。問題なさそうでした…。

 

…サヤカです…。

 

私の幼馴染は…中二病と…落語家の娘…。

 

…サヤカです…。

 

ゆずレモンサイダーを美味しそうに飲んでいたら…ドン引きされました…。

 

…サヤカです…。

 

今日は冬の文化発表会ということで…完全に冬の装いでここにいます…。

 

今気づいたんですか!

 

…サヤカです…サヤカです…サヤカです…。

 

〜※〜

 

拍手が起きた。

 

次は合唱部。

 

『愛は勝つ』『負けないで』『それが大事』の3曲を発表した。定番中の定番だ。

 

その後のこと。突然スクリーンが降りてきて、

 

放送「その頃、笑点では」

 

(私)『はい清ちゃん!帰っちゃうの?』

 

(清)『死んじゃうの?』

 

(笑いと拍手)

 

(私)『全部持っていきなさい!!』

 

清「どこが面白いんだよ!!」

 

次の発表は私たちスクールアイドル部。

 

次のラブライブ本大会で発表する『未体験HORIZON』を踊った。

 

ちなみに予選は2連続突破ということで免除された。

 

閑話休題。

 

踊っている間もみんなが手拍子。終わったら拍手喝采。ああ、なんて幸せなんだ…。

 

その後、書道部による書道パフォーマンスの披露、SSH化学部の化学実験の動画の順で行われた。

 

放送「一旦休憩でーす」

 

休憩時間中はSSH物理部や美術部などがブースで発表。その中でも印象深いのは漫画研究部のコミケ用の同人誌だった。

 

20分後、再開。

 

再開後最初の発表は、放送部のラジオドラマである。

 

その時、

 

A(仮名)「俺は!レモンティー派!!それ以外は認めん!!」

 

B(仮名)「私はアップルティー以外認めないわ!!」

 

なんか…どこかで聞いたような話だった、と大吉さんが言っていた。

 

これが終わると、落語研究会による二人会が始まる。

 

演目は「時そば」と「田能久」である。

 

「ひいふうみいよおいつむうななやあ、今なんどきだい!?」今度やってみよう(*2)!!

 

そしてまた休憩。今度は鉄道研究会のブースに行こう。

 

…なんか、中部高速鉄道の汎用気動車(非貫通タイプ)のBトレ●ンショーティを発売してるんですけど…。それも結構売れたらしい。

 

最後は軽音部の発表。

 

最初はローリング・サンダーが発表する。曲目はスキマスイッチの『全力少年』だった。

 

次はXPTの発表。曲目はJourneyの『OPEN ARMS』。

 

その次はRosladeの発表。曲目はオリジナル曲の『ライトレール』。

 

最後はMorning Birdの発表。曲目は葉加瀬太郎の『MORNING SHOW』であった。

 

最後まで私も盛り上がった。

 

集会委員長「これをもちまして、冬の文化発表会を終わります」

 

パチパチパチパチ…

 

〜※〜

 

直後に部室に集まり、

 

ルビィ「今後何があっても、ラブライブ3度目の優勝を目指していこう!!」

 

全員「オー!!」

 

今日も練習が始まるのでした。

*1
私の志望校は旅館の専門学校だが、センター試験との併用である。

*2
※よい子の皆さんは真似しないでください。




史上最悪のグダグダだったと思います。
次回は冬休みを1話だけ投稿してそのままコロナ禍に入ります。
※その予定でしたが冬休みはすっ飛ばします。

※※コラボ企画はしばらくお待ちください。


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2019年度最終シーズン
【マジメな話】今年で最後のセンター試験と新型コロナウイルスの流行


今回は冬休みをすっ飛ばし、センター試験および新型コロナウイルスの話とします。


冬休みが終わり、とうとう本番の日が来た。私たちは練習が続く中、勉強を重ねた。

 

ちなみに私たち3年生およびコメット団3年生の第1志望校は以下の通り。

【私】県内の旅館の専門学校

【曜ちゃん】東海大学航海工学科

【梨子ちゃん】東京芸術大学(学科は不明)

【月ちゃん】青山学院大学(学科は不明)

【由美ちゃん】大名古屋帝国大学工学部

【仲喜くん】大東京帝国大学(学科は不明)

 

大帝国大学ってどれだけのアタマですかって話ですよ。

 

おっと、そろそろ始まるようなのだ。しばらく連絡できなくなります。ごめんね☆

 

〜※〜

 

1日目終了後、自己採点を行った。私の結果はこうなった。

 

《地理》56点

《倫理・政経》48点

《国語》166点

《英語》153点

《リスニング》42点

 

2日目も頑張ろう!!

 

〜※〜

2日目終了後も自己採点。

《数学①》59点

《数学②》82点

《物理基礎》32点

《化学基礎》46点

 

《合計点》647点

 

…えっ?これって私にしては最高の出来栄えじゃないの!?

 

〜※〜

 

2日目終了後の夜。由美ちゃんと電話で話していた。

 

由美「やっぱり俺志望校落とすよ」

 

私「本当に後悔とかない?」

 

由美「ああ。あの点数ではとても大名帝大(だいめいていだい)を目指せそうにない。千歌っちは?」

 

私「私はそのまま行こうかなと思う。あの点数だと確実に合格できそうだから」

 

由美「よし。お互い頑張ろう!!」

 

私「うん!」

 

由美「じゃあね☆」

 

【通話終了】

 

その後突然ダイヤさんから電話がかかってきた。

 

【通話開始】

ダイヤ「千歌さん大変ですわ!!」

 

私「いきなりどうしたのダイヤさん!?」

 

ダイヤ「実は…」カクカクシカジカ

 

私「…えっ!?新型コロナウイルスの影響でラブライブ本大会が中止!?」

 

ダイヤ「ええ。それでそれを皆さんに伝えていきたいのですが」

 

私「…わかりました。手分けして伝えましょう」

 

【通話終了】

 

私は今絶望と希望の混じった複雑な気持ちになった。Aqoursはどうすれば…。

 

〜※〜

 

翌日、Aqoursで緊急会議を開いた。

 

梨子「でもやっぱり…大学に行ってもAqoursを続けたいわね…」

 

ルビィ「お姉ちゃんもまた活動のために帰ってくるって言ってたよ」

 

私「…うん。みんなありがとう。私、まだ活動を続けたい!!」ポロポロ

 

花丸「ここでみんなで決意を誓おうよ」

 

全員「うん!」

 

花丸「せーの」

 

全員「Aqoursは、今年も、不滅です!!」

 

私「…それが一番だよ!!だってこれまでの仲間で解散まで私、関わっていきたいんだから!!」

 

梨子「それでこそ千歌ちゃんだよ!!」

 

花丸「さあ、いつか呼び出されるイベントに向けて、今日も練習を始めるずらー!!」

 

全員「おー!!」

 

こうして今日も練習が始まるのでした。




このままではブラック団GTの時空に追いつきそうです。
次回は鞠莉ちゃんと果南ちゃんが海外から帰ってきます。


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四日市あすなろう鉄道に乗りに行きませんか?

先日、バンドリ二次創作のガイドラインが設定され、削除対象となってしまった作品からの再公開です。今回は黒澤ダイヤ視点で書きます。


今日2月27日、私はコロナウイルスを気にしないで名古屋駅に来ています。

 

このまま由美ちゃんと待ち合わせをして四日市あすなろう鉄道に乗りに行く。そんな予定でしたが、なかなか来ませんわね…。

 

待つこと10分、由美ちゃんはやってきました。

 

由美「遅れてごめん」

 

私「別に遅れていないのですが…聡平さんとジュリーは?」

 

由美「あいつらか…今日も学校。卒業間近だから俺はないんだ。そっちこそルビィちゃんは学校でしょ?」

 

私「…そうでしたわね。では今日は2人で参りましょうか」

 

由美「せやな」

 

こうして私たちの旅は始まりました。

 

〜※〜

 

13:01、名古屋発の急行列車に乗ります。

 

乗ったのは1242F。日立製のGTO-VVVFインバータ制御の電車です。

 

名古屋を出るとまもなく車窓からひのとりが見えました!

 

赤い車体にハイデッカー!クールですわ〜!!

 

由美「しまった!ボケボケしてたら写真撮りそこねた!!」

 

私「自業自得ですわ」

 

〜※〜

 

乗ること30分。四日市駅到着。早速撮影をしましょう。

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

 

▲/▲▲乗ってきた列車。

 

降りるやいなや、列車は去っていきました。

 

このまま四日市あすなろう鉄道のホームに向かうのですが…、

 

次の列車が…

 

 

 

2人「14時00分までない!?」

 

 

 

仕方ないのでコンビニで買い物をしましょう。

 

私は午●の紅茶ミルクティーを、由美ちゃんは午後の●茶レモンティーと逆転ホームラン●ーを買いました。

 

私「この時期にアイスを食べるなんて、珍しいですわね」

 

由美「まあな。体が冷えて良くないのはわかってるんだけどな」

 

私「よかったら一口、いただけませんか?」

 

由美「いいけど」

 

間接キスになってしまいますが、まあいいでしょう。

 

…あら?不思議な味が。チョコレート味に見えてバニラ味がします。

 

なるほど!そういうことでしたか!!読者の皆さん、逆転ホーム●ンバーを一度フ●ミマで買って味わってはいかがでしょうか?答えはそれから教えましょう。

 

〜※〜

 

食べ終えてしばらくすると列車は既に入線してきていました。すかさず撮影。

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

 

▲/▲▲なろうグリーンの260系電車。

 

撮影後、乗車します。車内は1+1列の固定クロスシートが並んでいます。すごく新しい雰囲気がします。

 

一方で、発車時に吊り掛け駆動の爆音が響きます。

 

それも、この車両が元をたどれば1982年製だというので驚きですわね。

 

この車両に乗ってまずは追分駅に出ます。

 

〜※〜

 

追分駅下車後、列車は去っていきました。

 

由美「このまま歩いてとろすぱうつべに行ってみようよ」

 

私「何があるんですの?」

 

由美「鉄道模型が売っているんだ」

 

私「ぜひ行きましょう!」

 

ところが、行ってみたは良いものの…、

 

 

 

由美「開いてない!!」

 

 

 

これは大事故でした。営業時間を調べてみましょう。

 

なんと、もっと大事故で、日曜日の13:00〜17:00だったようです。

 

諦めて戻りましょうか。

 

〜※〜

 

戻ってからは、内部行の切符を買いましたが…、

 

なんと!由美ちゃんのきっぷが風に飛ばされてしまったのです!!

 

点字ブロックの向こう側でしたが、由美ちゃんは危険を顧みずに拾いに行きます。

 

するとすぐに列車が入線しました。

 

由美ちゃんが拾い終えたのは、列車が止まってからでした。あとでお説教ですわね。

 

そのまま乗り込みます。そのときに由美ちゃんは運転手さんに謝っていました。

 

〜※〜

 

2駅乗ると内部駅に到着します。ここでも撮影。

 

【挿絵表示】

 

▲乗ってきた列車。

 

さて、とりあえずきっぷを落とした件について言ってみましょう。

 

私「由美ちゃん!!」

 

由美「ダイヤちゃん…どうしたの…?もしかしてさっきのきっぷの件で怒ってる?」

 

私「あ・た・り・ま・え、ですわ!!先程のあれは鉄ヲタとして失格ですわ!!」

 

由美「本当にすみませんでした!!」

 

私「謝るのは私ではありませんわ!!もう1回運転手さんに謝って来てください!!」

 

私はカンカンでした。

 

このあと、由美ちゃんは運転手さんにもう一度謝ってなんとかなりました。

 

私「というわけで、二度とやらないように」

 

由美「…誓います」

 

車庫も撮影してみましょう。

 

【挿絵表示】

 

▲車庫から飛び出ていた1両。

 

いつもは3両が検査、2両が予備で、計5両が車庫にいるそうです。そこに残りの9両が走る。車両数は限界まで切り詰めているとか。鉄道会社恐るべしですわね。

 

それから10分後、列車は四日市駅に向けて発車します。

 

そして四日市駅到着。ここでも撮影。

 

【挿絵表示】

 

▲最後に乗ってきた列車。

 

この列車を見送って、改札を出ます。

 

由美「このまま近鉄百貨店行ってみないか?」

 

私「いい考えですわね!行きましょう!!」

 

まずは地下の丸善で立ち読み。私も由美ちゃんも何も買いませんでした。

 

その後、無印●品のカフェでお茶をします。

 

私は焼きプリンとコーヒー、由美ちゃんはチーズケーキとアイスティーを注文しました。

 

焼きプリンにスプーンを入れ、それを口に放り込む。ほっぺたが落ちるほど美味しいですわ〜♥

 

由美「なあダイヤちゃん」

 

私「どうなさったんですの?」

 

由美「なんかさ、俺、失敗ばかりでさ、姉としても、18歳としても、アイドルの一員としても、面目丸潰れな感じがするんだ」

 

私「えっ?」

 

由美「ほら、今回みたいにきっぷをホームの端に飛ばしたり、前にはうっかり弟のさくらんぼゼリーを食べちゃったり、さらにはカッとなったら暴力まで振るってしまったり。もう俺は不注意と不安定の温床だよ…」

 

私「そんなことはありませんわ!!」

 

由美「えっ?」

 

私「由美ちゃんは鉄道への愛、そして地元愛、また、アイドルへの愛が強い。そしてすぐに友人ができる。そして素直で温厚。こんな天使の人はそれほどいません。ですから楽観とまでは行かなくても悲観してはいけませんわ!!そして私はそんな由美ちゃんのことが大好きですから。後ろ向きの由美ちゃんは嫌いですから。さあ、前を向いて!!」

 

由美「なんか…ありがとう。これからは自信を持って行動しよう!!」

 

私「そう言ってくれると嬉しいですわ」

 

そんなこんなで既に17:00。そろそろ行きますか。

 

そして17:10の急行で終点の名古屋に出ます。

 

由美「またこういった旅って…できるよね?」

 

私「もちろんですわよ!!今度はルビィも連れてきますから」

 

由美「よし!じゃあ今日は解散!!」

 

2人「ありがとうございましたー!!」

 

こうして私たちの旅は終わりを迎えました。

 

まあ、四日市あすなろう鉄道はいい路線ですから、四日市に行ったらぜひ乗るのをおすすめしますわ。




次回はメンバー罵倒集とします。
このとき撮った動画があります。どうぞ。
https://youtu.be/2AAm9gzXIK4


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卒業式の日にサプライズ

今回は受験後の話になります。そしてブラック団GTの初回に追いつきます。


あれから、受験が終わり、卒業式の日が来た。新型コロナウイルスの中、静真高校では卒業式が簡略化されながらも行われた。

 

ルビィ「本当に卒業しちゃうんだね…」ナミダポロポロ

 

曜「でもすぐに会えると思うよ…」ナミダポロポロ

 

私「2年間楽しかったよ!ありがとう!!また会えたらこれからもよろしくね!!」

 

全員「うん!」

 

すると、聞き覚えのある声が。

 

??「曜ちゃーん!!」

 

??「千歌っちー!!」

 

??「梨子さーん!!」

 

私「鞠莉ちゃん!」

 

曜「果南ちゃん!」

 

梨子「ダイヤさん!」

 

そう。浦の星最後の卒業生の3人が駆けつけてきてくれたのだ!!

 

ダイヤ「千歌さん、曜さん、梨子さん、月さん、ご卒業おめでとうございます」

 

曜「ダイヤさんありがとう!」

 

鞠莉「千歌っちも2年間お疲れ様!!」

 

私「鞠莉ちゃんありがとう!!」

 

果南「梨子ちゃんも月ちゃんもいい3年生だったよ!!」

 

月・梨子「果南ちゃんありがとう!!」

 

私「じゃあ…そろそろ…行く?」

 

曜「そうだね…」

 

…と思った瞬間、

 

??「ちょっと待ったー!!」

 

??「なんとか間に合った…」

 

私「由美ちゃんと仲喜くん!!」

 

そう。名古屋から卒業式の直後に駆けつけてきてくれました。

 

由美「千歌っち、曜ちゃん、梨子ちゃん、月ちゃん、卒業おめでとう!」

 

私「由美ちゃんもおめでとう!」

 

仲喜「ところで受験どうだった?」

 

私「私は…まあなんとか行けたかな」

 

曜「私は自信満々だよ!!」

 

梨子「すごく不安」

 

月「僕もだよ」

 

仲喜「俺はもう落ちたこと確定だよ…。由美ちゃんは良さそうな気がするけど…」

 

ダイヤ「それはお気の毒に…」

 

仲喜「でもいいんだよ。私立は合格したからいずれにせよ東京に行くことは確定だし」

 

善子「えっ…?東京に行っちゃうの…?」ウルウル

 

仲喜「ああ。それは本当の話だ」

 

善子「このヨハネを置いて…行くの…?」ウルウル

 

仲喜「こればかりは変えられない…」

 

善子「じゃあヨハネと約束して!暇なときはヨハネに会いに来るって!!」

 

仲喜「ああ、わかってる」

 

私「そういえば由美ちゃんは?」

 

由美「俺は…今回の受験に失敗したら後期も同じ大学を受ける。それがスベったら浪人だよ…。私立全落ちだし…名古屋に残ること確定だし…」ナミダポロポロ

 

私「えっ…?由美ちゃん…名古屋に残るのは嫌なの…?」ウルウル

 

由美「嫌なわけがない…ただ、私立全落ちが泣けてきたんだ…」

 

私「それなら良かった」

 

由美「暇ならいつでも遊びに来て」ニッコリ

 

私「うん!約束するよ!!」

 

全員「あはは…」

 

こうして今日はお開きとなった。今後も私たちのAqoursとしての活動は続く…。




次回はブラック団GTで1回だけ公開した千歌大喜利メンバー罵倒集をやります。また、今後の予定は以下の通りです。

【今後の予定】
進路の発表回をやる。

千歌大喜利メンバー罵倒集を5回分までやる。

樽見鉄道、明知鉄道、名松線に乗りに行く。

アルル・ナジャ回、バンドリ複合回を入れる。

その間に迷列車3回分をリモートで収録する。

2020年の新入部員の話をぶっこむ(入ったのが8月だった)。

千歌大喜利メンバー罵倒集の最終回をやる。

この時点で2020年10月なのでその先は未定。

コラボ企画はこの間に挟んでいこうと思います。


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2020年度
千歌大喜利メンバー罵倒集 そっちは女湯でしょ


削除済み作品からの再投稿第2弾です。今回も黒澤ダイヤ視点とします。


私「そういえば笑点メンバー罵倒集って聞いたことありませんか?」

 

由美「知ってるけど」

 

ルビィ「ルビィも知ってるよ」

 

私「私たちもメンバー罵倒集をまとめて投稿しようかなと思いまして」

 

由美「それいいね!」

 

ルビィ「ルビィも賛成だよ」

 

そう。今回は千歌大喜利のメンバー罵倒集をまとめるだけの話です。

 

私「さて、早速行きましょう」

 

〜※〜

 

まずはメンバー挨拶。

 

善子「通勤型雷神(シティー・サンダー)、それは地上を走る高速鉄道を走る爆音モンスターのこと。私はリトルデーモンと一緒にいつか乗れることを期待する」

 

仲喜「そういえばよっちゃんはそれに乗ったこと無かったね」

 

善子「うるさいうるさいうるさい!!堕天使ヨハネ、降臨!」

 

…善子さん、早速これですか。

 

由美「硝酸とは何か。化学式HNO3で表される一種の液体のことです。濃硝酸であれ希硝酸であれ銅を溶かします。希硝酸は強酸で、濃硝酸とともに劇物にも指定されています。銅を溶かしたときにはNOやNO2といった有害な気体を出すため、塩酸・硫酸より扱いにくく、中学の実験では扱うことがありませんでした。化学って、面白いよね?頑張ります!青山由美です」

 

由美ちゃん、いいこと言いますわね。

 

千歌「続いて、終電を逃して泳いで帰ったことのある、体力に自信満々な座布団運びからご挨拶」

 

曜「それは言い過ぎだよ千歌ちゃん!えーっと…皆さんも一緒に、座布団10枚を目指して〜、全速前進〜?」

 

観客・回答者・曜・千歌「ヨーソロー!!」

 

曜「座布団と幸せを運ぶ、渡辺曜です!」

 

果南さんでもよかったような気がしますが…。

 

〜※〜

 

私「次はルビィの出番ですわ!」

 

ルビィ「うゅ!」

 

〜※〜

 

1問目に入る前に質問が届いたんだよね。

 

善子「千歌、なんで私なのよ!!ルビィやズラ丸でもよかったじゃない!!」

 

千歌「善子ちゃん面白いからさ〜」

 

善子「だからヨハネよ!!」

 

ルビィ出たかったのに…千歌ちゃんひどいよ!!

 

由美「じゃあゲストはなぜ旧コメット団の3人なんだよ!」

 

千歌「いつもお世話になっているから」

 

由美「本音は?」

 

千歌「私はね、由美ちゃんのことが大好きなの。できればいつか勇輝くんから取っちゃいたいって思ってるんだ。君も花丸ちゃんより私を推してさらには一緒にいつかデートに誘ってほしいなぁ〜」

 

由美「千歌ちゃん怖いよ!」

 

このときに千歌ちゃんのヤンデレが初めて出たんだよね。

 

1問目を見ていこう。

 

千歌「さあ、1問目!μ's、A-RISEを始めとして今スクールアイドルがブームです。しかし、失敗に終わったスクールアイドルも中には存在すると思います。そこで皆さんは『こんなスクールアイドルは嫌だ』をテーマにどんなスクールアイドルが嫌なのかを発表してください」

 

こんな答えがあったね。

 

由美「天龍源一郎のように滑舌の悪いスクールアイドル。○△□※☆✕…!○△□※☆✕…!」

 

座布団 +1枚

 


 

光希「こんなスクールアイドルは嫌だ。メンバーを次々と更迭するホワイトハウスのスクールアイドル」

 

千歌「それは嫌だね。1枚あげて!」

 

座布団 +1枚

 


 

梨子「こんなスクールアイドルは嫌だ。風俗店でアルバイトをして稼ぐスクールアイドル。

お兄さん、キスしよ」

 

千歌「曜ちゃん!気持ちが悪いから3枚持っていきなさい!!」

 

座布団 −3枚

 

梨子ちゃんのレズっぷりが浮き彫りだったね。

 


 

光希「こんなスクールアイドルは嫌だ。鉄道会社の支援を全面的に受けて、普段は鉄道車両の運転をしていて、勉強も頑張っていて、2つのアイドルが統合したもので、確か西白壁高校の大地の物語というスクールアイドルで…」

 

由美「全部俺たちのことじゃないか!」

 

千歌「曜ちゃん、由美ちゃんの1枚取って光希ちゃんにやって」

 

由美「なんでーーーーーー!?」

 

千歌「代表者だからね」

 

由美 座布団 −1枚

 

光希 座布団 +1枚

 

〜※〜

 

ルビィ「次は由美ちゃん、お願いね!」

 

由美「了解!!」

 

〜※〜

 

次は2問目だな。

 

千歌「それじゃあ2問目!私の好きな食べ物といえば?」

 

観客・回答者・千歌・曜「みかん!」

 

千歌「ですよね。そこで私が『みかん食べよ♪』と嬉しそうに言いますので何か返してください」

 

出た答えは以下の通りでした。

 

千歌「よし、それじゃあヨハネちゃん!みかん嫌いだって言ってたけど別にいいよね?」

 

よっちゃん「もちろんよ!答えなんて一発でできるんだから!!」

 

千歌「じゃあ行くよ。みかん食べよ♪」

 

よっちゃん「嫌よ!」

 

初っ端からこれだよ。

 

座布団が1枚没収されたのは言うまでもない。

 


 

千歌「みかん食べよ♪」

 

仲喜「なに?機関車変えよ?」

 

定番聞き間違い。

 

このあと仲喜くんは座布団を1枚返納していました。

 


 

千歌「みかん食べよ♪」

 

光希「いいですけどそのドジな性質をどうにかしてくださいよ!!」

 

千歌「曜ちゃん!全部持っていきなさい!!」

 

座布団 全部没収

 


 

千歌「みかん食べよ♪」

 

俺「なに『みかん食べよ♪』だと?中部高速鉄道に入って3年、大喜利歴1年、Aqours後援会の大地の物語リーダーのこの青山由美と一緒に『みかん食べよ♪』?そういう了見だから千歌さん、あんたは恋愛に興味あるのに彼氏ができない」

 

木久扇師匠のつもりでやったのですが、1枚没収食らいました。

 


 

千歌「みかん食べよ♪」

 

勇輝「一緒に食べたければ、ご主人様と呼べ!」

 

勇輝くんの座布団はなくなりました。

 


 

千歌「みかん食べよ♪」

 

俺「ちょうど良かった。俺朝から何も食べてなかったからね」

 

千歌「かわいそうだから1枚あげて」

 

座布団 +1枚

 


 

千歌「みかん食べよ♪」

 

仲喜「じゃあ今からむくからね。…あっ!落としちゃった!どこへ行くんだいこのみかん!そっちは、女湯でしょ?そっち行っちゃいけませんよ!あっこれはどうも隣の奥様、大きなみかんが胸に2つ、あらお向こうのお婆ちゃんもキンカンが花盛りで、私のフィンガーライムが…

 

大問題の回答だな。

 

このあと仲喜くんは千歌っちから2回叩かれ、座布団を全部没収されました。

 

〜※〜

 

私「それでは、最後は私が締めましょう」

 

由美・ルビィ「お願いします!!」

 

〜※〜

 

3問目です。以下の内容でした。

 

千歌「こちらをお聴きください!」

 

【♪Aqours『君のこころは輝いてるかい?』♪】

 

千歌「さあ、今聴いてもらったのは私たちが去年の学校説明会のときに披露した『君のこころは輝いてるかい?』です。皆さんはこの『君のこころ』をいろいろな言葉に変えて『○○は〜♪輝いてるかい〜♪』と歌ってください。そして私が『やってるね!』と言いますからさらに続けてください」

 

出た回答はというと…。

 

由美「愛知の名古屋は〜♪輝いてるかい〜♪」

 

千歌「やってるね!」

 

由美「名古屋は日本の第三都市!福岡じゃなくて名古屋に来い!!」

 

座布団 +3枚

 


 

光希「横浜の椎名は〜♪輝いてるかい〜♪」

 

千歌「横浜の椎名って歌丸師匠の本名じゃないか!!それも輝くって頭のこと指してるだろ!!1枚持っていきなさい!!」

 

座布団 −1枚

 

まあ、歌丸師匠をいじったら没収でしょうね。

 


 

仲喜「この大喜利は〜♪輝いてるかい〜♪」

 

千歌「やってるね!」

 

仲喜「輝くためには座布団運びの曜さんをクビにして代わりにルビィちゃんとマルちゃんを入れることが必要だと思いますが皆さんはどう思いますか?以上です」

 

曜「ちょっと!」

 

曜さんは仲喜を突き飛ばして行きました。取れる座布団はありません。

 

千歌「曜ちゃん、仲喜さんに3枚渡しといて」

 

曜「なんでーーーーーー!?」

 

座布団 +3枚

 


 

善子「私のこころは〜♪輝いてるかい〜♪」

 

千歌「やってるね!」

 

善子「司会になったら〜♪"Yes!!"と答えるさ〜♪」

 

千歌「曜ちゃん!善子ちゃんの1枚持っていきなさい!!」

 

善子「ヨハネ!!」

 

座布団 −1枚

 

善子さんの最後の座布団がなくなりました。

 


 

その直後。

 

善子「ちょっとリリー!私の座布団無くなったじゃない!!」

 

梨子「そんなの善子ちゃんの自業自得でしょ!?あとリリー禁止!!」

 

善子「もうこうなったら意地でも次の答えで取り返すわよ!」

 

千歌「はいヨハネちゃん!やる気だね!」

 

善子「大地の物語は〜♪輝いてるかい〜♪」

 

千歌「やってるね!」

 

善子「何の取り柄もないリトルデーモン5049号がリーダーでは輝けるはずがないわね」

 

由美「おい!!」

 

千歌「曜ちゃん、由美ちゃんの4枚取ってヨハネちゃんに渡して」

 

由美「えぇ〜っ!?4枚!?」

 

善子「リトルデーモン5049号よ、見たか!堕天使ヨハネの実力を!!」

 

由美 座布団 −4枚

 

善子 座布団 +4枚

 


 

次の回答も問題作でした。

 

由美「これ言いたかったなぁ。G5100系は〜♪輝いてるかい〜♪」

 

千歌「やってるね!」

 

由美「そんなはずはありません。去年の3月にも廃車が出てしまいました。第23編成です。この編成は2002年8月に登場した7次車でした。本来ならこの編成も更新工事を受ける予定でしたが、台枠に問題があったので、2019年3月15日に運用離脱、翌16日に除籍廃車されました。そして同月28日から29日にかけて新居町の車庫から富山県のリサイクル工場へと解体のために搬出されたということです。登場から16年7ヶ月。お別れイベントも、さよなら運転も、ラストランの予告も無く、寂しい最後でした…」

 

千歌「曜ちゃん!話が長いから2枚持っていきなさい!!」

 

座布団 −2枚

 


 

次の回答が最後ですわ。この回答も問題作でした。

 

仲喜「蒸気機関車は〜♪輝いてるかい〜♪」

 

千歌「やってるね!」

 

仲喜「んなわけねえだろこのバカチカが!!!」

 

この瞬間に回答者を含めた全員が大爆笑。私も観客席で大笑い。

 

しびれを切らした千歌さんはついに()()を発動させました。

 

 

 

千歌「曜ちゃん!曜ちゃん!全員の全部持っていきなさい!!」

 

 

 

笑点でお馴染み、歌丸ジェノサイド。これを千歌大喜利で千歌ジェノサイドとして発動させたのでありました。

 

もちろん、全員更地になりました。

 

千歌「そして早速座布団の大サービス!あげるとは言っていません。取るのもサービスの1つですから」

 

最後に千歌さんはそう述べてこの回は締められました。

 

〜※〜

 

私「さて、いかがでしたでしょうか?」

 

ルビィ「すごく面白いね!」

 

由美「第2回以降もやりたいな」

 

私「ぜひいつかやりましょう!では、今回はここまで!!」

 

今回はこれにて収録完了です。

 

本編を見たい方はぜひ読むのをおすすめしますわ。私は出ませんが。




こうしてこのままメンバー罵倒集につながる…と。


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千歌大喜利メンバー罵倒集 運が悪いんだって?

2度目となるメンバー罵倒集です。
今回は久々の挑戦となる津島善子ちゃん視点で書きます。


私「メンバー罵倒集って何?」

 

ダイヤ「千歌大喜利の中であった罵倒やいじりをまとめるだけの動画ですわ」

 

私「それでなんで私を?」

 

仲喜「暇そうだったから」

 

私「それだけかい!…でもありがとう♥仲喜大好き♥

 

仲喜「えっ?今何か言った?」

 

私「な、何でもないわよ!!とっとと始めましょう!!」

 

というわけで始めていこう。まずは私の番。

 

〜※〜

 

当然だけどメンバー挨拶から入るわね。

 

鞠莉「私たちがAqoursを卒業して1ヶ月がたったけど、まさか私のイメージカラーを引き継いでくれる人がいてくれて私はvery happyよ!Grazie(ありがとう), Tsuki!」

 

月「Sei il benvenuto(どういたしまして)!」

 

鞠莉「そんな私の名前は小原マリーデース!!」

 

月はイメージカラーがバイオレットだもの。

 

仲喜「モハ72970という車両がかつて国鉄に存在しました。この車両は1972年登場で、当初はオレンジ色に塗られていましたが、登場から2年後にぶどう色2号に塗り替えられてしまいました。その後も鶴見線で活躍を続けていましたが、1980年に廃車解体となってしまったのです。千歌さん、…いつぶどう色に塗り替えられても(みかん色の輝きを失っても)おかしくない状況ですね。山部仲喜です」

 

仲喜ったら何言ってんのよ!!

 

千歌「続いては、ゴールデンウィークだからといって、頑張って勉強した、真面目な座布団運びからご挨拶」

 

曜「皆さん、『岳南ヨーソロー』はもう読んでいただけましたか?岳南電車の魅力がつまった、至高の1話です。ぜひ読んでください!渡辺曜です!」

 

あれは当時の最高傑作だったわね。

 

〜※〜

 

私「次は仲喜お願いね!」

 

仲喜「わかりました!」

 

〜※〜

 

今回はすぐに問題に入りました。

 

1問目。

 

千歌「曜ちゃんみんなに例のものを配ってー!!」

 

曜「了解であります!」

 

私「さあ、『咳をしても一人』という尾崎放哉さんの有名な無季自由律俳句がありますね。この句は『咳の音だけが響き心配してくれる人はいない』という孤独さを詠んだものだそうです。そこで皆さんはね、『○○しても一人』というパターンを手に取り何か一言ヒントを言ってください。そしてそのパターンをもとに何か替え句を作ってください」

 

最初は由美ちゃんからだったよね。

 

由美「選挙戦には行きましょう。じゃないとこんなことがあります。

憲法改正反対を主張しても一人」

 

座布団 +1枚

 

定番選挙ネタ。

 

月「曜ちゃんのお父さんです。

富山に単身赴任になっても一人」

 

座布団 −5枚

 

曜ちゃんいじりもこれは酷かったと思う。

 

マル「千歌ちゃんに聞くずら。

誰って言うわけじゃないけど…、

 

課題が片付いていなくても一人と…、

 

ぶどう色に塗り替えられても一人と…、

 

寿命が短くても一人と…、

 

 

 

どれがいいずら?」

 

これが初めての死亡ネタでした。

 

千歌「曜ちゃん、全部持っていきなさい」

 

座布団 全部没収

 

月「東京都台東区出身の47歳の落語家です。

よく大喜利でかんでも一人」

 

ルシファー「本名海老名泰助という落語家です。

兄弟子に宿題をやらせても一人」

 

鞠莉「林家三平師匠デース。

愛妻家ネタをやっても一人」

 

3人の座布団が1枚ずつなくなりました。三平いじりはそりゃいけないね。

 

マル「足が痛いからオラ貰うずらよ。

AZALEAからダイヤさんと果南ちゃんが卒業してから光希ちゃんと月ちゃんが入るまでマルは寂しかったずら。

どのように足掻いても一人」

 

これで月ちゃんとマルちゃんは3枚ずつ座布団をもらったのでした。

 

~※~

 

仲喜「次はダイヤ、頼んだよ!」

 

ダイヤ「お任せください!!」

 

~※~

 

2問目です。

 

千歌「津島善子ちゃんはものすごく運が悪いです」

 

善子「善子言うなーーーーーー!!」

 

千歌「そこで皆さんはね、『運が悪いんだって?』と私が聞きますからいろいろな立場で返答をしてください」

 

というわけで最初は花丸さん。

 

千歌「運が悪いんだって?」

 

花丸「うん。善子ちゃんはそうずら。

運が悪くても一人」

 

善子「うるさいわよズラ丸!あとヨハネ!!」

 

千歌「その問題もう終わったから!曜ちゃん1枚持っていきなさい!!」

 

善子「そっちかーーーーーーい!!」

 

座布団 −1枚

 

とにかくその後もいじり放題。特にひどかったのがこれですわ。

 

千歌「運が悪いんだって?」

 

仲喜「寿命が短いんだって?」

千歌「うるさいよ!曜ちゃん全部持っていきなさい!!」

 

座布団 全部没収

 

その後、

 

千歌「運が悪いんだって?」

 

幸恵「運悪くギャンブルに失敗したからさあ…グスン…私の悪魔グッズを全部ヤフ●クで売却しちゃったのよ……。うわぁーーーーーーん!!…ウケねぇじゃねえかよ」

 

幸恵さん、座布団自主返納ですか。

 

千歌「運が悪いんだって?」

 

由美「うん。だって家に帰るといつも弟の聡平が俺の手塩●食ってるんだよ」

 

聡平「何よもう!」

 

千歌「運が悪いんだって?」

 

聡平「うん。だって家に帰るといつも姉の由美があたしのPA●M食べてるのよ」

 

由美「おい!!」

 

由美ちゃんと聡平さんはまだこんなことをやっていたのですか。

 

千歌「食べ物の恨みは怖いね。読者の皆さんも気をつけようね。

曜ちゃん!喧嘩両成敗!!由美ちゃんと聡平くんの1枚ずつ持っていきなさい!!!」

 

当然でしょう。

 

千歌「運が悪いんだって?」

 

清「ああ。ルシファーちゃんが雨乞いをすると必ず雨が降って夕日が見られないんだ」

 

幸恵「あーほやーーーーーーーぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

清・幸恵「あぁぁぁぁぁーーーーーー!!ドンドコドンドコ…」

 

そのまま雨が降り出しましたからね。

 

千歌「隣に振るな!!曜ちゃん!2人の2枚ずつ持っていきなさい!!」

 

当然でしょう隣に振ったのですから。

 

~※~

 

私「3問目どうするのよ」

 

ダイヤ「あなたやりなさい!!」

仲喜「お前やれ!!」

 

私「わかったわよぉ…」

 

~※~

 

まずはマリーがこんなことをしたのよね。

 

マリー「千歌っち!Sorryね!出来心で台本取っちゃった☆」テヘペロ

 

千歌「鞠莉ちゃんの座布団取りたいのに1枚もないじゃないか…」

 

3問目はこれだった。

 

千歌「みかんを入れるダンボール箱です。今朝よしみちゃんの家から貰ってきました。そこで問題。皆さんはね、お配りしたダンボール箱を使って喜怒哀楽たっぷりに何か一言言ってください。そして私が『何してるの?』と聞きますのでさらに続けてください」

 

 

仲喜「確か…昔はダンボール箱並に弱い電車もあったもんな」

 

千歌「何してるの?」

 

仲喜「63系電車…事故が多かったなぁ…」

 

座布団 +1枚

 

ルシファー「あっ、ミネソタから贈り物だわ!」

 

千歌「何してるの?」

 

ルシファー「あっやっぱり、卵だー!コッコッコッコッコケッコー♪コッコッコッコッコケッコー♪私はミネソタの卵売り♪街中で一番の人気者♪つやつや産みたて買わないか♪卵に黄身と♪白身がなけりゃ♪お代はいらないコッコッコッコッコケッコー♪」

 

大吉さんはここをカットしてくれなかったのよね。

 

由美「このみかんいいなぁ…。この箱に入れよう」

 

千歌「何してるの?」

 

由美「そんなに興味を持つ必要はねえじゃねえか。こうして千歌さんのためにあたしはねぇ、みかんを厳選して箱に詰めているもんだ。馬鹿野郎。そういう了見だから千歌さん、あんたはガールズラブのヤンデレに走る」

 

これで座布団10枚だったからすごいわよね。座布団10枚はAqoursのライブ無料チケットだったもの。中止になったけど。

 

清「お代官様、山吹色のお菓子でございます」

 

千歌「何してるの?」

 

清「皆さん、賄賂は絶対に受け取らないでください!犯罪ですよ!!賄賂防止代表柚木清です!」

 

座布団 +3枚

 

防詐欺がリリーとルシファーで賄賂防止が清だったらこれもう最強じゃないの?

 

ズラ丸「この庭にバーッと撒くずら!え〜いっ!!」

 

千歌「何してるの?」

 

ズラ丸「オラの家の境内に入ってきたハトに餌やってるの」

 

 

 

仲喜「この池にバーッと撒きましょう!それーーーーーーっ!!」

 

千歌「何してるの?」

 

仲喜「コイに餌やってるんです」

 

最後もまたひどかった。

 

由美「じゃあこれはコメット団3人で。この川にバーッと撒きましょう」

 

由美・聡平・仲喜「そぉーれーーーーーーっ!!」

 

千歌「何してるの?」

 

由美「千歌ちゃんの散骨」

 

もうこれは無実を主張しても無駄よ。

 

千歌「曜ちゃん!3人の全部持っていきなさい!!」

 

由美 座布団 全部没収

 

聡平 座布団 全部没収

 

仲喜 座布団 全部没収

 

これで終わりになったわね。

 

~※~

 

ダイヤ「さあ、いかがでしたか?」

 

私「63系の罵倒で通報されて大吉さんがアカウントロックされないか心配だけど…」

 

ダイヤ「大丈夫でしょう。それでは次回もお楽しみに!!」

 

収録完了。本編は見たい人はぜひ見てちょうだい。




次回は進路が決定します。


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きのこたけのこの異端者は死刑!!

思いついたので急遽予定を変更してよくあるネタを書きます。視点は青山由美です。


俺「たけのこの里美味しいなぁ…」パクパク

 

俺がたけのこの里を食べていると千歌っちがやってきた。

 

千歌「由美ちゃんはたけのこ派なの?」

 

俺「当たり前だ!あのサクサクのクッキー美味しいよね」

 

千歌「そうなんだぁ…」

 

俺「千歌っちはきのこ派なのか?」

 

千歌「うん!」

 

俺「じゃあ敵だ」

 

すると月ちゃんと曜ちゃんがやってきた。

 

月「やっほー」

 

曜「由美ちゃんと千歌ちゃんは何やってるの?」

 

俺「もうさ、たけのこの里を食べていたら千歌っちがきのこ派だって言い出すから敵視していたんだよ」

 

曜「私はたけのこ派だよ」

 

月「僕もたけのこ派」

 

俺「よかったぁ!!Aqours初の理解者だよ!!」

 

千歌「曜ちゃんと月ちゃんなんか知らないんだから!!」

 

梨子「あれ?3人は何やってるの?」

 

俺「きのこかたけのこで争ってるんだが」

 

梨子「私はたけのこ派よ」

 

曜「そうだよね梨子ちゃん!!」

 

千歌「梨子ちゃんにまで裏切られるなんて!!」

 

続いてルビィちゃん、マルちゃん、よっちゃんがやってきた。

 

マル「たけのこの里だぁ〜♥」

 

よっちゃん「ズラ丸はたけのこ派なの?」

 

マル「そうずらよ」

 

よっちゃん「それなら敵ね」

 

ルビィ「花丸ちゃんの裏切り者」

 

マル「オラはチョコの多さよりもクッキーの甘さを優先するずら!!」

 

今度はダイヤちゃん、鞠莉ちゃん、果南ちゃんがやってきたのだが、大喧嘩に。

 

鞠莉「たけのこね〜♪美味しいでしょ由美〜♥」

 

ダイヤ「鞠莉さんと由美ちゃんはたけのこ派ですの?」

 

鞠莉「そうだよ」

 

俺「ルビィちゃん裏切りやがって…」

 

果南「鞠莉!!なんでたけのこが美味しいっていうの!?あの甘ったるい味は私は反対だよ!!」

 

ダイヤ「そうですわよ!!お菓子も甘すぎないことが大事ですわ!!」

 

鞠莉「甘いお菓子は美味しいわよ!!」

 

ダイヤ「さすが私の妹ルビィですわ!!ルビィはなんでもわかってくれますからね♪」ナデナデ

 

ルビィ「もちろんだよお姉ちゃん♪」

 

とうとうダイヤにまで裏切られ…、

 

最後はさやちゃん、ルシファーちゃん、みっちゃんもやってきた。

 

さやちゃん「きのこじゃないのかよ。尊敬する人に裏切られて…」

 

ルシファー「たけのこ!やったー!!」

 

よっちゃん「中二病仲間なのに裏切ったわね!!」

 

みっちゃん「たけのこですか。美味しいですよね。清さんは敵です」

 

さやちゃん「私もお前のことは敵だと思うよ」

 

もう参ったよ…どうすれば…。

 

仲喜「おっと、たけのこの里じゃないか。いただきまーす♥」

 

俺「そうだよな」

 

鞠莉「さすが私の仲喜よ♥」

 

俺「いや〜それほどでも…」

 

勇輝「たけのこ里!!」キラリーン

 

俺「まあここまではいいんだけどなぁ」

 

続いて聡平がやってきた。

 

千歌「聡平くんはきのこ派だよね?」

 

聡平「あたしはたけのこ派よ。由美がいつも食べているのを見て影響を受けたわ」

 

俺「やっぱり俺の弟は可愛いなぁ」ナデナデ

 

聡平「えへへー」

 

ダイヤ「たけのこ風情のミイラがそんなことをしないでください!!」

 

俺「誰がミイラじゃい!!きのこのおばさんに言われたくないやい!!」

 

ダイヤ「おばさんじゃありませんわ!!」

 

そんな中、ジュリーも割り込んできた。

 

ジュリー「あれ?Aqoursのみんなこんにちは。由美たちと一緒に何やってるの?」

 

俺「なあジュリー、ジュリーはたけのこ派だよなぁ?」

 

ダイヤ「いえいえジュリーはきのこ派ですわよねぇ?」

 

ジュリー「あたしは…galbo派よ」

 

異端者登場!!

 

ダイヤ「あなた…異端者ですわね」

 

俺「こいつはもう俺の妹じゃないさ」

 

聡平「そうよね」

 

よっちゃん「もうあなたはディーゼルの排気だけ吸ってなさい!!」

 

花丸「それいい考えずら」

 

ルビィ「まだ中学生だけどそれくらいは必要だよ」

 

仲喜「コメット団から追い出そうかな…」

 

勇輝「そうですわね」

 

千歌「これは寛容な私でも許せないかなぁ」

 

ジュリー「たまには変なこと言ってみようかなって思っただけなのn…」

ジュリー以外全員「問答無用!!異端者は死刑!!」

 

読者の皆さんはちゃんときのこたけのこ戦争で変なもの出しちゃだめだぞ!!これで殺された人がこのサイトにも数人いたからな!!




次回は進路の話かコラボ企画となります。


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【マジメな話】進路決定

今回、千歌ちゃんたちの進路が決定します。コラボについてはまだ未定の状態が続いています。


今日は大事な話があるということで全員が中部高速鉄道の新居町工場に来ている。

 

私「話って何?」

 

由美「今回、皆さんの進路を発表しようと思います。皆さん結果が出たというのでこれを機に発表すべきだと思いました」

 

私「じゃあ始める?」

 

由美「ああ。みんなもいい?」

 

全員「うん!」

 

こうして進路発表が始まった。

 

まずは私から。

 

私「私は第一志望の熱海市の専門学校に通うことになりました!」

 

由美「それはすごい!!」

 

曜「良かったよ!!」

 

全員で拍手。すごく嬉しいよ!!

 

由美「次は曜ちゃん」

 

曜「私は東京の大学の海洋学科に進学しました!!」

 

梨子「やったね!!」

 

曜「そういう梨子ちゃんは?」

 

梨子「私も東京の大学の音楽科に進学できたわ」

 

私「やったじゃん!!」

 

全員で拍手。

 

曜「月ちゃんは?」

 

月「僕は東京のアオガクってところに受かったよ」

 

由美「アオガクってあのサザンオールスターズのところかな?」

 

月「うん!」

 

全員「えぇ〜っ!?すごい!!」

 

曜「すごいよ月ちゃん!!また学校祭呼んでよ!!」

 

月「いいよー☆」

 

私「これでAqours側は終わったから次は由美ちゃんだね」

 

由美「俺!?…まあいいけど。えーっと、俺は名古屋の工科大学に進んだよ。もうこれ決定。自信なかったけどなんとかなった」

 

私「やったー!!」

 

全員でバンザイ。

 

私「仲喜くんは?」

 

仲喜「俺は…東京の私立大学に行くことにした。結局国公立落ちた」

 

曜「でも東京に居られて私幸せだよ♪」

 

仲喜「お前はすぐに俺の家に乗り込みそうで怖いわ!!」

 

梨子「私も乗り込もうかな~♪」

 

仲喜「絶対監禁する気満々だろそれ!!…まあいいけど」

 

するとあの4人がやってきた。

 

のぶにゃん「こんにちはみんな。何してるの?」

 

由美「ちょうど良かったウイング団。今ちょうど進路の発表をやってるんだけど」

 

きよっぴー「全員発表する準備はできてるわよ」

 

仲喜「じゃあきよっぴーから」

 

きよっぴー「あたしは広島の国公立大学に進学しました」

 

由美「良かったじゃん。自信ないって言ってたから心配したけどホッとしました。じゃあ次はのぶにゃん」

 

のぶにゃん「私はみおぴょんとともに京都の私立に受かったわ」

 

みおぴょん「やっぱり2人で一緒って幸せよね〜」

 

リア充はとっとと爆発して消えちゃえよ本当に!!

 

由美「そんなのはほっといてあっきーは?」

 

あっきー「俺も京都の大学に進んだよ。このバカップルとは違うところだけど」

 

みおぴょん「バカップルって言わないでよ!!」

 

のぶにゃん「そうよ!私たちは純粋に付き合ってるのよ!?」

 

あっきー「婚約までしてる人に言われたくないやい!!」

 

私「ウイング団ってこういう日常なんだね」

 

全員「あはは…」

 

こうして今回はお開きとなった。でも全員現役合格できたんだから、やったね♪




次回は千歌大喜利メンバー罵倒集の第3回となります。コラボは決まり次第お知らせします。


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千歌大喜利メンバー罵倒集 2問目で終了

第3回の罵倒集です。今回は初めて千歌を登場させます。

【お知らせ】
これまで規約違反は黙認してきましたが、2020年10月9日以降、見つけ次第即通報させていただきます。


私「ダイヤさん、なぜ私をメンバー罵倒集に?」

 

ダイヤ「これは司会者としてもう1度皆さんの回答を見直してもらうためですわ」

 

聡平「でも言うほど苦じゃないわよ」

 

私「じゃあ始めよう」

 

というわけで始めていこう。

 

〜※〜

 

最初はメンバー挨拶。

 

ルビィ「赤い機関車、色々ありますね。EF81、ED75、EH500、EH800などです。赤い機関車は交流電化区間を走ることができます。でも新幹線区間を走るだけの機関車は一向に現れない。どうしたことか。それでも赤い機関車のように輝いてがんばルビィする、黒澤ルビィです!」

 

新幹線の機関車といったら911形とかDD18とかだけだからね。

 

果南「この前、中部高速鉄道に2代目のG9900系が登場しました。令和のオールステンレス車両なのに吊り掛け駆動の抵抗制御で回生ブレーキがついていません。まるでダイヤのように古臭いね」

 

ダイヤ「なんてことを言うんですの!?」

 

果南「松浦果南です!」

 

どこが古臭いんだよ!!

 

由美「吊り掛け駆動の電車は必ず旧性能電車に分類されます。しかし旧性能だからといって、低性能と言い切っていいのでしょうか。あたしはそうは思いません。中部高速鉄道には大出力モータのせいで吊り掛け駆動にせざるを得ないことがあるからです。それでも吊り掛けは廃れてゆく。それを阻止できるように頑張ります!青山由美です!!」

 

まあ、限界というのはつきものだろうね。

 

私「続いては、テストの度に後悔どころか、航海に出るために勉強を重ねている、勤勉な座布団運びからご挨拶」

 

曜「まあそうだけど…。えーっと、Aqoursが、名古屋市熱田区にやって参りました!それを記念して〜、全速前進〜?」

 

観客を含めた全員「ヨーソロー!!」

 

曜「からの〜?」

 

観客を含めた全員「敬礼〜!!」

 

曜「ありがとうございます!渡辺流座布団運び本家家元、渡辺曜と、ハッ!その一座にございまする〜!!」

 

初の地方収録だったからね。

 

〜※〜

 

私「次も私行きます」

 

ダイヤ「私が行きますわ」

 

聡平「あたしが行くわよ」

 

2人「どうぞどうぞ」

 

〜※〜

 

1問目。

 

千歌「さあ、1問目!『困ったら俺を呼んでくれ』なんて正義のヒーローに言われたらかっこいいなんて思いますよね。そこで問題。皆さんはまずヒーローに限らず『○○に□□を呼びました』などと報告をしてください。そして私が『どうなりました?』と聞きますので何か返してください」

 

最初は…。

 

仲喜「徳島県に燃料電池ハイブリッド電車を呼びました」

 

千歌「どうなりました?」

 

仲喜「徳島県の鉄道の無煙化ならぬ、無"音"化が進みました」

 

1枚獲得でしょうねこれは。

 

由美「Aqoursの練習に天龍源一郎を呼びました」

 

千歌「どうなりました?」

 

由美「何を言っているかわからず、指示が全く通らないんです!○△□✕☆※…!○△□✕☆※…!」

 

私「1枚あげて」

 

似てないけど…いいわねこれ。

 

ルシファー「隣の家に囲いを作る業者を呼びました」

 

千歌「『へえー』って言うんだろ」

 

ボケ潰し頂きました!!

 

千歌「曜ちゃん、幸恵ちゃんの1枚持っていきなさい」

 

ルシファー「だからルシファー!!」

 

座布団 −1枚

 

花丸「内浦に霊柩車を呼びました」

 

千歌「どうなりました?」

 

花丸「高海千歌出棺でございます」

 

千歌「曜ちゃん、全部持っていきなさい」

 

相変わらずマルちゃんは千歌ちゃんの身罷りネタで更地になるのよ…。

 

月「この大喜利に笑点の山田さんを呼びました」

 

千歌「どうなりました?」

 

月「曜ちゃん座布団運びお疲れ様!!」

 

曜「ちょっと!」

 

お約束。座布団を曜ちゃんが奪った後に3枚増やした量が手持ちの座布団になるのよね。

 

 

ルシファー「川に大きな桃を呼びました」

 

千歌「どうなりました?」

 

ルシファー「その桃を割ったら男の子が産まれ、踊りだしました。いやんぱっかんんふん♪そこは桃太郎なのあはん♪いやんぱっかんあはん♪桃を食べちゃダメあはん♪」

千歌「曜ちゃん!全員の1枚ずつ持っていきなさい!!」

 

桃から生まれていやんばかんって…。

 

〜※〜

 

聡平「とりあえず読者の方からこの問題に対する回答を1つだけもらっているので発表しましょう」

 

ダイヤ「いいですわね」

 

聡平「Aqoursにμ'sの凛を呼びました」

 

私「どうなりました?」

 

聡平「似たような人が居たので1人曜無しになるでしょう」

 

私「これはもう座布団3枚増やすね」

 

聡平「じゃあ続き行くわよ」

 

〜※〜

 

花丸「脳内にすべての知識を呼びました」

 

千歌「どうなりました?」

 

花丸「受験で一発合格ずら!脳内に呼ばなければならないものは、この世にいっぱいあるかもしれないずら!!」

 

千歌「おっ!いいこと言うじゃん!!曜ちゃん5枚渡して!!」

 

花丸「やった!」

 

座布団 +5枚

 

これはもう由美の心に響いたのかもしれないわね。

 

〜※〜

 

ダイヤ「では2問目やりますわね」

 

私「お願いします!」

 

〜※〜

 

2問目は以下の問題でした。

 

千歌「さあ、2問目です!果南ちゃんが挨拶で述べた通り、最近、中部高速鉄道で2代目のG9900系が登場しました。吊り掛け駆動の抵抗制御で、回生ブレーキがついていませんが、先に登場した界磁チョッパ制御の2代目G8500系との区別がなかなかつきません。そこで問題。皆さんはね、様々なものの違いを質問されたお兄ちゃん、お姉ちゃんになって質問内容を確認してください。そして私が『△△兄』もしくは『☆☆姉、教えて!』と言いますので返事を返してください」

 

最初は月さん。

 

月「えっ?月と大月の違い?」

 

千歌「月姉、教えて!」

 

月「僕が月で、小遊三師匠が大月」

 

最初ですもの。1枚獲得でしょう。次はルビィです。

 

ルビィ「えっ?お乳と秩父の違い?」

 

千歌「ルビィ姉、教えて!」

 

ルビィ「ルビィにないのがお乳で、たい平師匠の発言に多いのが秩父」

 

この下ネタは1枚没収でしょう。

 

ところで誰が私のルビィを下ネタ変態魔人に仕立て上げたのでしょうか?後でお仕置きが必要ですわね。

 

とりあえず仇討ちをしましょう。

 

千歌「はいじゃあやる気満々のダイヤちゃん!!」

 

私「何?サカイとタカミの違い、ですって?」

 

千歌「ダイヤ姉、教えて!」

 

私「サカイが引っ越しで、タカミが出棺ですわ!!」

 

これで決まりましたわね。しかし…、

 

千歌「曜ちゃん!ダイヤさんの全部持っていきなさい!!」

 

もちろんでした。司会者に対する誹謗中傷は即更地でしたので。

 

次は花丸さん。

 

花丸「何?サインとコサインの違い?」

 

私「うん!花丸姉、教えて!」

 

花丸「下から見るか横から見るか」

 

苦手な数学ネタで1枚獲得は素晴らしいですわね。

 

仲喜「何?二条城と姫路城の違い?」

 

私「うん!仲喜兄、教えて!」

 

仲喜「見りゃわかるだろこのバカチカが!!!」

 

これは即更地ですわ。

 

さて、私は当時少し苦手だった物理ネタで座布団を取り返すことにしました。

 

私「足が痛いから私は取り返します。何?1Nと1kgの違い、ですって?」

 

千歌「ダイヤ姉、教えて教えて!」

 

私「1kgの物体を1m/s2で加速させるための力が1Nですわ」

 

これで3枚ほど取り返すことができました。

 

最後は…、

 

月「何?デハとモハの違い?」

 

千歌「うん!月姉、教えて!」

 

月「自分で調べろボケ!!」

 

千歌「あれ全部取れ!!」

 

これで2問目は終了です。

 

〜※〜

 

聡平「ちょっと最後はあたしがやるわね。千歌ちゃんもダイヤさんも厄介な事件に関わっているから」

 

私「やっぱり…」

 

ダイヤ「わかっていましたわこれは」

 

〜※〜

 

千歌「さて、時間のようです。大喜利これまd…」

 

曜「もう1問あるよ」

 

千歌「えっ?」

 

仲喜「やっぱりドジだな」

 

千歌「月ちゃんの答えを聞いていたらバカバカしくなって早くやめたくなっちゃったんだよね」

 

問題はこれよ。2問目で終わるな!!

 

その後に、

 

由美「ややっ!ウイング団!俺を斬りに来たのか!?」

 

きよっぴー「違うわ。大喜利を見に来ただけよ」

 

由美「ならいい。戦う気満々だったら大喜利は中止だったからな」

 

これで1枚没収は解せないわね。

 

さてと。

 

ダイヤ「千歌さん、あんなミス犯す位ですから台本は私が取っておきました。司会は代わりにやりますからさあ、回答席へ!!」

 

千歌「ちょっと待って!!そんなルールどこにあったの!?」

 

ダイヤ「ルールもなにも、先代の圓楽師匠も歌丸師匠もみんなそうやってやめていきましたのよ?」

 

千歌「とにかく台本返して!!」

 

これ圓楽師匠と歌丸師匠に対する誹謗中傷で通報されるかもしれないわね…。

 

由美「あれ?仲喜くんの座布団の色違うじゃないか!!」

 

千歌「仲喜くん!!戻して!!」

 

仲喜くんも何やってんのよ!!

 

3問目。

 

千歌「最近、手紙を見かけませんが、手紙にも良さがあります。人のことを言ってはいられませんが、皆さんも手紙を書いてみたらどうでしょう?そこで問題。皆さんはね、お配りした封筒を使って、喜怒哀楽たっぷりに何か一言言ってください。そして私が『どうしました?』と聞きますので何か返してください」

 

ルビィ「あれ?切手の消印がずれてる!」

 

千歌「どうしました?」

 

ルビィ「よし!お姉ちゃんにバレないようにもう1回使っちゃおう!!」

 

ドケチの極みよこれ!!

 

座布団 −1枚

 

幸恵「おっ!裁判所からだわ!!」

 

千歌「どうしました?」

 

幸恵「クックック…私…悪魔のルシファーは…裁きを下す立場(裁判員)になったときに魔力が解き放たれる(本来の性格が出る)のです!」

 

…まあ中二病は滑って2枚没収よね。

 

仲喜「ああ…この写真…三鷹事件から…もう70年か…」

 

千歌「どうしました?」

 

仲喜「63系電車も…事故が多かったなぁ…」

 

ダイヤ「なんてことを言うんですの!?」

 

果南「63系電車に失礼だよ!!」

 

63系の事故は定番化していませんか?

 

ダイヤ 座布団 −1枚

 

果南 座布団 −1枚

 

仲喜 座布団 +2枚

 

月「ん?やったー!」

 

千歌「どうしました?」

 

月「曜ちゃんクビだって!」

 

曜「ちょっと!」

 

また出たお約束。座布団がないから3枚もらえて以上。

 

千歌「はい仲喜くん!」

 

仲喜「何?『チカキトク、スグカエレ』?」

 

千歌「…どうしました?」

 

仲喜「いきなり言われても…内浦に帰れないよ…」

 

それに反応するように手を挙げたのは由美。

 

千歌「はい由美ちゃん!」

 

由美「さっきの仲喜くんのやつに呼応するやつです。ん?死亡通知?」

 

千歌「…どうしました?」

 

由美「沼津内浦、高海?」

 

仲喜「えっ?高海?高海だろ?昨日千歌が危篤って電報届いてたから……まさか……?」

 

千歌「曜ちゃん!!由美ちゃんと仲喜くんの全部持っていきなさい!!!!」

 

由美 座布団 全部没収

 

仲喜 座布団 全部没収

 

これでやっと終わり。

 

〜※〜

 

ダイヤ「今回は以上になります。いかがでしたか?」

 

私「次回R-18だけどどうするの?」

 

ダイヤ「やるに決まっているでしょう?18歳を過ぎている方はAqoursにもコメット団にもいっぱいいますのよ?」

 

私「…そうだね」

 

聡平「というわけで、じゃあね☆」

 

終わったけど、この後どうなるのやら…。




次回もメンバー罵倒集ですが、R-18となる第4回をあちらに投稿してからこちらに第5回を投稿します。コラボはまだ進んでいません。


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迷列車で行こう Aqours編 第4回 相鉄3000系

メンバー罵倒集の予定でしたが急遽予定変更して久々に迷列車で行こうシリーズをやります。


2020年3月のある日、私は新居町工場に呼び出された。また機材をそろえているということは久々に迷列車か…?

 

私「また迷列車…かな?」

 

??「その通りですわ!」

 

私「ダイヤさん!?」

 

由美「メンバー罵倒集ばかりじゃ読者が消えてくと思うからさ」

 

私「そうだね」

 

由美「さあ、今回も始まりました『迷列車で行こう』。今回紹介するのは相模鉄道の3000系です」

 

私「関東私鉄って初めてじゃないっけ?」

 

ダイヤ「千歌さんいいところ突きますわね」

 

由美「その通りです。今回も吊り掛けパワーのフルノッチで飛ばしていきましょう!」

 

全員「おー!!」

 

【OP♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

相鉄3000系は相模鉄道の買収国電のうちの1形式です。

 

主に63系から改造されたものの他、60系やサハ48などからの編入車が3000系にあたります。これらはすべて20m級という特徴があります。

 

電動車は元から吊り掛け駆動ですべて1960年までにTDK544系主電動機&抵抗制御の組み合わせに統一されています。

 

全部で9両存在しましたが、1964年に6000系並みに車体を更新し3010系となりました。

 

〜※〜

 

由美「もちろん、これで終わりではありません」

 

私「えっ?何かあるの?」

 

由美「その『何か』があるんです」

 

〜※〜

 

車体更新を行った際に3両に対して運転台を撤去し、さらに中間車を1両新造して10両固定編成としました。

 

なお、この1両だけ6000系と連結が可能でしたが、実際には行われなかったそうです。

 

その後、1977年にブレーキ方式を自動空気ブレーキから日立式電磁直通ブレーキに変更されました。

 

その後約10年に亘って活躍を続けてきましたが…、

 

~※~

 

由美「1986年に転機が訪れます」

 

ダイヤ「それは…?」

 

由美「今からわかります」

 

〜※〜

 

1986年と1987年の2回に亘って、10両全車が車体更新の上、カルダン駆動化VVVF化同時に行われました。そして同時に形式も3000系に戻されました。

 

なお、カルダン駆動化とVVVF化を同時に行う例は他に都電7700形などごく稀でした。

 

また、この結果が良好だったこともあり、続いて5100系がVVVF化されて5000系となりました。そして、冷房化も同時に行われたので、相模鉄道から非冷房車が消滅しました。

 

さらにその後、流用品の丸型尾灯は6000系のものに取り替えられ、6000系との見た目の差異はほとんどなくなっています。

 

1997年に同じ車体構造を持つ旧6000系が全廃されて以降は相鉄線で唯一の低運転台車となりましたが、当時開業が予定されていた湘南台の行き先の方向幕が用意されるなど今後も活躍が期待される…、

 

〜※〜

 

由美「…はずでした」

 

私「はずってことは…?」

 

由美「予想通りです」

 

〜※〜

 

1998年に相模大塚駅で脱線事故を起こし、一部車両の足回りを大きく損傷してしまいました。しかし、1系列1編成だったこともあり8000系第13編成に代替される形で1999年に廃車、そのまま解体処分されてしまいました。

 

よって本系列は現存しません。

 

〜※〜

 

由美「今回は以上です。短めでしたがいかがでしたか?」

 

私「でも吊り掛け駆動からカルダン駆動っていうのが凄い…」

 

由美「でしょ?」

 

ダイヤ「ではそろそろ締めますか」

 

由美「せやな」

 

私「ということでまた次回!お楽しみに!!」

 

【ED♪柏木広樹『Bom Dia!』♪】

 

今回はこれで解散。また面白い電車が現れるといいね♪




次回こそメンバー罵倒集…かな?


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千歌大喜利メンバー罵倒集 指名手配の千歌ちゃん

Twitterをやめてから3番目の投稿になります。今回は予定通り(?)のメンバー罵倒集になります。またもや千歌ちゃんを出します。

なお、今回の途中からキャラが草を生やすようにします。


私「また?」

 

ダイヤ「これが現段階で最後ですのよ?」

 

由美「…だろうね」

 

メンバー罵倒集もそろそろ飽きてきた。しかしこの時点での最後だから頑張らないと。

 

〜※〜

 

まずはメンバー挨拶。

 

私「さあ、全年齢版の大喜利の時間がやって参りました。まずはNHKの受信料を頑なになって払おうとしない、超がつくほどドケチな皆さんからご挨拶」

 

花丸「受信料はちゃんと払ってるずら!…えーっと、漢字の書き取り、皆さんも経験したことがあるんじゃないかな?なんか由美ちゃんは『けん引』の『けん』の字が未だに書けないそうです。鉄道ファン失格ずらね」

 

由美「余計なこと言うなー!!」

 

花丸「国木田花丸です!」

 

それは確かに。

 

月「皆さん、井川線にはもう乗りましたか?小さな小さなトロッコ列車がコトコト走っていくかわいい路線です。本数はすごく少ないけどこの路線をよーろしくー!渡辺月です!」

 

井川線いいよね。

 

仲喜「OSカーという列車が長野電鉄にあったそうです。赤い車体に黄色い窓周り。まるでりんごが走っているようです。しかし、老朽化が進んだことや少数派だったことから2003年に全滅してしまいました。千歌?…りんご色も似合う(みかん色とは言い切れない)ような気がするんですよ。山部仲喜です」

 

これはちょっと許せませんでしたなぁ…。

 

私「続いては、NHKの受信料はおろか、税金も払わずにいる、違法な座布団運びからご挨拶」

 

曜「私そんなことしてないから。えーっと、今から『1!2!3!』と言いますから、『チャラーン』と返してくださいね!それでは皆さん、行きますよ!!1!2!3!」

 

全員「チャラーン!!」

 

曜「渡辺曜です!!」

 

懐かしい…。

 

〜※〜

 

ダイヤ「さあ、私が行きましょう」

 

由美「どぞー」

 

〜※〜

 

千歌「その前に、みかん色を暗に攻撃しながら電車の色の話をした人がいます。2回目なのでもう堪えられません。曜ちゃん、仲喜くんの座布団を全部取ってください」

 

みかん色に対する攻撃は許せませんわね。

 

千歌「さあ、1問目!まずはこちらをお聞きください」

 

(千歌)『…帰っちゃうの?』

 

(由美)『えっ?』

 

(千歌)『せっかく会えたのに…もっと一緒にいようよ…』

 

千歌「さあ、今聞いて頂いたのは由美ちゃんと私による実際にあったやりとりです。私のヤンデレが完全に浮き彫りですね。そこで問題。皆さんは私が『帰っちゃうの?』と聞きますから何か返してください」

 

まずは当時の1年生から。

 

千歌「じゃあ清ちゃん早かった!帰っちゃうの?」

 

清「死んじゃうの?」

 

千歌「…全部持っていきなさい!!」

 

いきなり1年生から死亡ネタってwww

 

千歌「はいダイヤちゃん!帰っちゃうの?」

 

私「はい。私もこれからお稽古がありますので」

 

千歌「1枚あげて」

 

定番で1枚獲得ですわ。

 

千歌「はいジュリー!帰っちゃうの?」

 

ジュリー「うん。明日の朝、卵売りのバイトがあるの。コッコッコッコッコケッコー♪コッコッコッコッコケッコー♪私はミネソタの卵売り♪ヘイ♪街中で一番の人気者♪ツヤツヤ産みたて買わないか♪卵に黄身と♪白身がなけりゃ♪お代はいらない♪コッコッコッコッコケッコー♪」

 

由美ちゃんの妹のジュリーは早速暴走ですかw

 

もちろん1枚なくなります。

 

千歌「はい果南ちゃん!帰っちゃうの?」

 

果南「ごめんね千歌、今日帰りの飛行機取っちゃったんだ」

 

千歌「1枚あげて」

 

今は地元でリモート授業ですが、あのときも懐かしいですわね。

 

千歌「はい仲喜くん!帰っちゃうの?」

 

仲喜「はい。曜ちゃんが座布団運びをやめて今すぐ沼津に帰るようです」

 

曜「ちょっと!」

 

座布団運びクビネタは3枚獲得ですからね。

 

千歌「はい月ちゃん!帰っちゃうの?」

 

月「僕は司会を変えなきゃ帰るよ?」

 

千歌「どうせ司会の席狙ってるんだろ。全部持っていきなさい」

 

やはりそうでしょう。

 

千歌「はい月ちゃん!帰っちゃうの?」

 

月「帰らないと警察に補導されるよ?」

 

最後だからこれは3枚貰えたのでしょう。

 

〜※〜

 

由美「じゃあ次は俺だな」

 

私「じゃあどうぞ」

 

〜※〜

 

千歌「さあ、2問目!最近情報はテレビやインターネットからが多いですが、ラジオにも風情があります。そこで皆さんはラジオ番組のDJになって、『○○からリクエストをいただきました!』とはがきを読み上げてください。で、私がアシスタントになって『曲名は?』と言いますからその曲名を言ってください。

ではよくわからないかもしれないので、例をやってみます。

『テストでなかなか点数の取れない高校生からリクエストをいただきました!』

『曲名は?』

『心のこり』

こういうふうにやってください」

 

ダイヤ「それ明らかに千歌さんでしょう!?」

 

千歌「…曜ちゃん、黙って1枚持っていきなさい」

 

自分に不都合なことを言われると座布団取るってアンタ、作者と同じで特大ブーメラン刺さってるぞマジメに。

 

月「ロックが大好きなスクールアイドルの人からリクエストをいただきました!」

 

私「曲名は?」

 

月「ultra soul」

 

花丸「善子ちゃんの自虐が見たい人からリクエストずら」

 

千歌「曲名は?」

 

花丸「ガラスの部屋」

 

座布団多いからこれで4枚没収はないでしょ。

 

清「ラジオネームチェリーブロッサムさんからリクエストをいただきました!」

 

千歌「曲名は?」

 

清「Spring」

 

桜・春・久石譲さん・梨子ちゃんの4つが掛け合わされて上手い。

 

千歌「6枚あげて!」

 

清「やった!」

 

さてと。

 

俺「財布を海岸で拾ったお姉さんからリクエストをいただきました!」

 

千歌「曲名は?」

 

俺「芝浜ゆらゆら」

 

これで1枚もらえて、

 

仲喜「ラジオネーム私はバカよさんからリクエストをいただきました!」

 

私「曲名は?」

 

仲喜「いやんばかん」

 

これで2枚没収…まあ当たり前だわな。

 

清「ららぽーと沼津にいる人からリクエスト」

 

千歌「曲名は?」

 

清「アナザー・デイ・オブ・サン」

 

俺「あっ、ららぽーととラ・ラ・ランドを掛けてるんだね。上手い上手い!」

 

千歌「曜ちゃん、清ちゃんの2枚持っていきなさい。あと上手いって言った由美ちゃんのも1枚持っていきなさい。こんなの全然上手くないよ!!」

 

デスヨネー。

 

千歌「果南ちゃん」

 

果南「夏の余韻に浸りたいギタリストからリクエストを頂きました!」

 

千歌「曲名は?」

 

果南「2曲続けてお聞きください。『Big Blue Ocean』、そして、『あの夏の白い雲』です!」

 

千歌「2枚あげてよ」

 

座布団 +2枚

 

千歌「果南ちゃん、いい感じだよ!」

 

果南「ありがとう!」

 

果南ちゃんは2連続で回答することに。

 

果南「なぜだかAqoursの将来に不安を感じた横浜の女装アイドルからリクエストを頂きました!」

 

千歌「曲名は?」

 

果南「2曲続けて聞いていただきましょう。『君がくれた時間』、『終わらない旅』です!」

 

千歌「2枚!2枚持っていきなさい!何だその『君がくれた時間』、『終わらない旅』って…。まだだよそういうのは!」

 

果南「すぐだよ!」

私「うるさいよ!曜ちゃん全部持っていきなさい!!

 

座布団 全部没収

 

これも大波乱ですなぁ…。

 

〜※〜

 

私「じゃあ最後どうぞ」

 

ダイヤ「もちろんですわ!」

 

〜※〜

 

千歌「さあ、3問目!曜ちゃんみんなに例のものを配ってー!!」

 

曜「了解であります!」

 

配られたのはポスターと刑事の帽子でした。

 

千歌「さあ、指名手配犯のポスターってよく見かけますよね。そこで問題。皆さんはこのお配りしたポスターを使って何か一言言ってください。そして私が警察署の署長になって『えっ?本当?』って聞きますから何か返してください」

 

しかし、そのポスターをよく見ると…、

 

千歌「ちょっと待って!?これ鞠莉ちゃんとダイヤさんと果南ちゃんの間違いなんじゃないの!?」

 

明らかにそれはパクりでした。しかしそれでも番組は進行。案の定千歌さんの悪口ばかりになりました。

 

私「署長!私の妹の指名手配はやめてください!!」

 

千歌「えっ?本当?」

 

私「私のプリンを食べた以外に悪いことはしていませんわ!!」

 

 

 

果南「署長、こいつはみかん泥棒です」

 

千歌「えっ?本当?」

 

果南「こいつの好きな食べ物を『みかん!』と書くくらいですから!!」

 

 

千歌「はい花丸ちゃん!」

 

花丸「署長!オラのルビィちゃんは殺しなどしていないずら!!」

 

千歌「えっ?本当?」

 

花丸「唯一やったのはダイヤさんのプリンに毒を仕込んだことずら!!」

 

 

 

仲喜「署長、このバカチカは下ネタを積極的に認めた歩く18禁です」

 

千歌「えっ?本当?」

 

仲喜「さっきまでR-18大喜利開いてただろ!!」

 

仲喜はこれが原因で更地になりました。

 

 

 

私「署長、この方は罪が重いですわ」

 

千歌「えっ?本当?」

 

私「この前は不都合なことがあったときに『あっ、バイトの時間だ!』と言ってトンズラしましたもの」

 

 

 

千歌「はい花丸ちゃん」

 

花丸「署長、こいつは怖いもの知らずずら」

 

千歌「えっ?本当?」

 

花丸「毒ジュースを飲んで一度死にかけたからずら」

 

あなたも同時にヒョウモンダコを食べて救急車で運ばれたでしょう?特大ブーメラン刺さってますわよ?

 

もちろん、千歌さんやルビィの罵倒ばかりではありませんでした。

 

清「署長、この人はスクールアイドル界のマリオと言われているみたいです」

 

千歌「えっ?本当?」

 

清「何事にも突き進もうとするその精神が素晴らしいです」

 

1枚獲得でしょう。

 

月「署長、この人より指名手配にすべき人物がたくさん出てきました」

 

千歌「えっ?本当?」

 

月「例えばこの人。名前は、えーっと…沼水宣治18歳」

 

ウイング団指名手配ネタも1枚獲得。

 

清「署長、この人は柚子を盗むことはありません」

 

千歌「えっ?本当?」

 

清「それを狙って、ごっそり盗ってきました」

 

こそ泥ネタは流石に没収です。

 

最後のイジリは果南さん。

 

千歌「はい果南ちゃん!」

 

果南「署長、このバカチカ指名手配にしてもなかなか捕まらないんですよ」

 

これは嫌な予感がするが、

 

千歌「えっ?本当?」

 

果南「もう、内浦のお星さまになってるかもしれませんね」

 

しびれを切らした千歌さんはついにあれを発動させます。

 

千歌「ここでさっきからじっと我慢して聞いていました。人のことを散々コイツだとかバカチカだとか、どうもありがとうございました。

 

 

 

曜ちゃん、手前の3人の全部持っていきなさい

 

 

 

ダイヤ・花丸・果南「えぇ〜っ!?」

 

ダイヤ 座布団 全部没収

 

花丸 座布団 全部没収

 

果南 座布団 全部没収

 

ダイヤ「問題ですから仕方ないでしょう!?」

 

千歌「早く座りなさい!はい他に?」

 

最後を由美ちゃんが締めてくれました。

 

由美「署長、この方は実はとてもいい人なんです」

 

千歌「えっ?本当?」

 

由美「Aqoursの作詞担当で、誰とでも仲良くなれて、いつもは陽気。何事にも一途で、いいところを挙げるときりがありません」

 

これで由美ちゃんが座布団10枚獲得してプレゼントを受け取ってお開きとなりました。

 

〜※〜

 

ダイヤ「ところで由美ちゃん、あのとき貰った100万円はどうしていますの?」

 

由美「あれは大事にとってあるよ」

 

私「なるほど」

 

ダイヤ「そろそろ締めますか」

 

2人「うん!」

 

ダイヤ「では今回はここまで!!」

 

これをもってお開きとなった。ひとまずメンバー罵倒集は終わりだね。




こん平師匠のご冥福をお祈り致します。
次回は樽見鉄道に乗りに行きますが次回以降は来年になると思います。皆さん良いお年を。


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迷列車で行こうGT 第1回 江戸車輌の伝説のオールステンレス車両たち

削除済み作品からの再投稿第3弾です。今回は黒澤ダイヤ視点とします。


ある日、もう一度私はG5100系の記事を開いてみました。すると衝撃の記載があったのです!!

 

『なお、G5193Fは昇圧後、故障が頻発したため、製造から6年と経年がかなり浅かったが、2020年1月23日に廃車となった

 

ブッブーですわ!!

 

これはもう今日は緊急生放送を行いましょう!!

 

〜※〜

 

というわけで始めるのですが…千歌さんと花丸さんも一緒です。

 

由美「…で、今回は何を…?」

 

私「今回は江戸車輌の伝説のオールステンレス車両を紹介するためだけにここに集まってもらいました!!」

 

聡平「なんで?」

 

私「G5100系電車の記事に短命車両の話が出ていたからです。故障だからといって6年で廃車は納得行きませんわ!!」

 

ジュリー「でも一部機器は他の車両に流用されているわよ?」

 

私「それを含めて紹介するのですわ!!」

 

由美「それでは、始めていきましょう」

 

その前にOPが流れます。

 

【OP♪葉加瀬太郎『陽のあたる家』♪】

 

由美「まずはG5000系から行きましょう」

 

私「そうしましょう」

 

〜※〜

 

中部高速鉄道G5000系は、1962年に登場した、日本初のオールステンレス車両です。

 

私「あれ?東急初代7000系は?」

 

あれは東急車輌初のオールステンレス車両で、全体としては2番目となります。

 

当時、中部高速鉄道では全面的な車両不足に陥っており、また、21世紀に入っても使えるようにできる限り高性能なものが求められていました。

 

また、デザイン的にも21世紀に通じるものを作ろうという構想がありました。

 

そこで誕生したのが中部高速鉄道G5000系です。

 

車体は20m両開き4扉、準張殻構造のオールステンレス車体です。

 

しかしながら、オールステンレス製の車体は当時東急が特許を取ろうとしていましたが、江戸車輌のものはSUS304より高価なSUS305を使うなど特許の内容に抵触しなかったので、東急は特許を取り、江戸車輌自体もこのステンレス構造で特許を取っています。

 

前照灯は世界初の採用となるプロジェクター式のハロゲンランプで、左右に振り分けられて2灯設置されました。

 

車内は特急車並で、リクライニング付回転クロスシートとなっています。また、東京方先頭車にはトイレを備えます。これは後に登場したG5100系、G5200系、G5300系に受け継がれます。

 

化粧板は国鉄115系電車と同様、緑となっています。

 

さらには当時としてはかなり画期的な冷房車でした。

 

主電動機は今後中部高速鉄道の標準品となる三相交流誘導電動機のG-MT84系が採用されました。G5000系ではその中でも当時のラインナップの中で最も軽量だったG-MT84Bが採用されています。

 

このモーターは端子電圧2200V・出力320kWですが、これは架線電圧が直流3000Vのときのデータで、当時は架線電圧が直流2000Vだったため、出力213kWで使用されました。

 

駆動方式は直角カルダン駆動。歯数比は92:24で3.83です。

 

制御方式はすでに中部高速鉄道の標準品となっていたVVVFインバータ制御。江戸電機製・GTO素子・すべり周波数制御・1C4M方式です。

 

ブレーキ方式は当時最新のHAR-1DR回生ブレーキ・発電ブレーキ併用電気指令式電磁自動空気ブレーキが採用されました。このため、マスコンもブーメラン型ワンハンドルマスコンとなっています。また、共通運用を組めるようにブレーキ読替え装置がついています。

 

このブレーキシステムはG3000系、G3100系に続いて3例目の採用となりました。

 

台車はG-DT81形、G-TR301形軸梁式ダイレクトマウント空気ばね台車が採用されており、これもG3000系、G3100系に続いて3例目の採用となっています。

 

こうして1962年1月1日に一気に100両が落成しました。ただし…、

 

 

 

〜※〜

 

 

 

私「ただし?」

 

由美「2両だけ1961年10月に製造され、無車籍で試験を繰り返していました」

 

私「これは聞いたことがあるような…。続き聞きたいですわ♪」

 

由美「じゃあ続けましょう」

 

〜※〜

 

1961年に試作車として実は2両が製造されていました。

 

この2両は当初冷房も座席も設置していませんでした。

 

その後、2ヶ月間の試験を経て1962年に入籍し、いずれも第1編成の先頭車で車番はそれぞれクモハG5001・クハG5004となったのです。

 

この前に行われた主な試験は以下の内容です。

 

起動加速度試験。10.8km/(h・s)を達成。

 

しかしながら、冷房、座席の設置による重量増で起動加速度は5.0km/(h・s)に抑えられたうえに、ダイヤ上の問題から営業運転時の起動加速度はさらに抑えられて1.6km/(h・s)となってしまいました。これは旧型国電もびっくりです。

 

ちなみに編成はすべて2M2Tの4両固定編成となっており、100両製造されたので全部で25本となります。また、重量は冷房、座席込みで1両あたり20tを切っています。

 

この他、第13編成は他の編成と異なり、エンジン発電機が搭載され、非電化区間の走行が可能でした。しかし、LDO-08という黒煙・大騒音の2サイクルディーゼルエンジンだったため、使われることは少なかったようです。このエンジンの出力は450psでした。また、標識灯が丸型・尾灯一体型の2灯式で異なった印象を与えていました。さらに、第7編成の両先頭車は運転台の隣に展望席を設けていましたが、2008年6月12日にG9600系の展望席付車両が芦ノ湖大観で死亡事故を起こしたため、通常車両と同仕様にする改造が行われました。

 

登場後は他の4両編成と共通運用が組まれましたが、出力の大きさと重量の軽さから快速列車に優先的に充当されました。

 

その後、G5100系、G5200系、G5300系の増備によりこれら4形式で限定運用が組まれるようになりました。

 

第13編成は前述の特殊な構造から全車が後述の更新工事を完了するまで限定運用となりました。

 

なお、G5000系自体は耐用年数を8年として設計し、実際1970年より置き換えが計画されていましたが、全般検査の際に経年劣化がほとんど見受けられなかったことから置き換えは取りやめとなりました。

 

2012年に入ると機器更新工事が第3編成、第13編成、第17編成、第18編成、第23編成の5編成に施行されました。

 

工事の内容は以下の通りです。

 

モーターを改修。ただし、出力に変化なし。

 

水平対向8気筒・24L・ツインターボ&スーパーチャージャー&インタークーラー付ディーゼルエンジンを搭載。出力2720ps。名称G-DMH24HZ系。ただし、第13編成はエンジンを交換して仕様を合わせる。

 

発電機を搭載し、非電化区間での走行を可能にする。

 

交直流電車に改造。

 

前照灯はすでに2005年に全車がHIDに変更されていたので手を加えず。

 

インバータ制御の方式をベクトル制御に変更。および純電気ブレーキの取り付け。IGBT素子への変更は見送り。

 

標識灯を上下逆にする。

 

この更新工事は「大更新1号」と称されました。

 

また、この内容で更新されたのは前述の5本のみで、それ以外は後述します。

 

その後、大きな変化もなく25本のまま推移していましたが…、

 

 

 

〜※〜

 

 

 

由美「2016年、ついに廃車が出てしまいます」

 

私「えっ?まさか…?」

 

由美「そのまさかです。続きをどうぞ!」

 

〜※〜

 

2016年6月23日に福山で洪水が起き、これによってG12000系が廃車になったのをきっかけに、G5000系全車を緊急検査したところ、防水性に乏しいことが判明。7月18日までに25本中23本に防水工事が施行されましたが、特に状態の悪かった第5編成、第6編成の2本には施行されずに2016年7月18日に廃車解体となってしまいました。

 

その後、7月29日に東海地方で落雷が起きたとき、第25編成が故障し、走行不能に。翌日に廃車解体されました。

 

その後、東海地方で落雷が相次ぎ、第2編成と第7編成が落雷の犠牲となりましたが、この2本は2016年8月2日に更新工事を施行。HB-G5000系に形式変更されました。工事の内容は以下の通りです。

 

工事の内容は以下の通りです。

 

モーターを改修。ただし、出力に変化なし。

 

水平対向8気筒・24L・ツインターボ&スーパーチャージャー&インタークーラー付ディーゼルエンジンを搭載。出力2720ps。名称G-DMH24HZ系。

 

発電機、大容量バッテリーを搭載し、非電化区間での走行を可能にする。

 

パンタグラフを撤去。

 

前照灯はすでに2005年にHIDに変更されていたので手を加えず。

 

インバータ制御の方式をベクトル制御に変更。および純電気ブレーキの取り付け。同時にIGBT素子への変更。

 

標識灯を上下逆にする。

 

この更新工事は「大更新2号」と称されました。

 

その後、同年10月にパンタグラフが再設置され、形式もG5000系に戻されています。同時に交直流電車となりました。

 

しかしながら…、

 

 

 

〜※〜

 

由美「さらに廃車は相次ぎます」

 

千歌「えぇ〜っ!?」

 

由美「こうなったら続き見ていくしかありませんよね」

 

千歌「うん!」

 

〜※〜

 

2016年12月9日に中部高速鉄道全線で線路閉鎖をしてG5000系の第12・14・16・19・22編成を用いて高速度運転試験を行いました。

 

このときに中部高速鉄道近郊型で初めて252km/hを達成しましたが…、

 

 

 

 

 

 

 

試験で用いられた全車両が走行不能になりました。

 

 

 

 

 

 

 

このうち、脱線した第12編成と修復不能と判断された第14編成はそれぞれ翌々日、翌日に廃車解体されましたが、残る3本には更新工事が行われました。この内容は以下の通りです。

 

モーターを交換し、駆動方式をWNドライブに、歯数比を69:18の3.83に変更。出力に変化なし。

 

水平対向8気筒・24L・ツインターボ&スーパーチャージャー&インタークーラー付ディーゼルエンジンを搭載。出力2720ps。名称G-DMH24HZ系。

 

発電機を搭載し、非電化区間での走行を可能にする。

 

交直流電車に改造。

 

前照灯はすでに2005年にHIDに変更されていたので手を加えず。

 

インバータ制御の方式をベクトル制御に変更。および純電気ブレーキの取り付け。同時にIGBT素子への変更。

 

標識灯を上下逆にする。

 

この更新工事は「大更新3号」と称されました。また、これらの編成は中部高速鉄道で初めてのWN車となりました。

 

その後も廃車は相次ぎます。

 

2017年1月14日、積雪により第9編成の中間車、デハG5035から発火。そのまま8両編成の列車全部に火が燃え広がり、被災した第9編成、第11編成が翌日に廃車解体されています。

 

これが原因で、中部高速鉄道では「G5000系は雷・雪・水に弱い」というレッテルを貼られるようになりました。

 

この状況にたえかねた中部高速鉄道は残るG5000系全車に更新工事を決行。内容は以下の通りです。

 

モーターを改修。ただし、出力に変化なし。

 

水平対向8気筒・24L・ツインターボ&スーパーチャージャー&インタークーラー付ディーゼルエンジンを搭載。出力2720ps。名称G-DMH24HZ系。

 

発電機を搭載し、非電化区間での走行を可能にする。

 

交直流電車に改造。

 

前照灯はすでに2005年にHIDに変更されていたので手を加えず。

 

インバータ制御の方式をベクトル制御に変更。および純電気ブレーキの取り付け。同時にIGBT素子への変更。

 

標識灯を上下逆にする。

 

この更新工事は「大更新4号」と称されました。

 

未更新で残っていた編成は8本でしたが、2017年2月12日に全車が大更新4号を受けて出場。これにより、G5000系未更新車は消滅しました。

 

その後、第13編成が2017年4月1日に大更新4号並に再度更新されています。

 

それからさらに更新工事が行われます。

 

2017年5月18日、本格的かつ大規模な車体更新工事が第1編成に施行されました。工事の内容は以下の通りです。

 

屋根上にソーラーパネルを設置。

 

内装を全面的に張り替えて、木を多く使用したものに変更。

 

車内照明のLED化。

 

ドアチャイム、LCD車内案内表示器を設置。

 

前照灯をLEDに変更。

 

台車を円錐積層ゴム式ダイレクトマウント空気ばね台車のG-DT85V系・G-TR305V系に交換。

 

歯数比を直角カルダン車は96:24、WN車は72:18のいずれも4.00に変更。

 

行先表示器をフルカラーLEDに変更し、側面行先表示器(フルカラーLED)の取り付け。

 

第13編成以外はスカート部分にフォグランプ(LED)の取り付け。

 

第13編成以外は電球式の2灯式だった標識灯を1灯式のLED・丸型・尾灯一体型に変更。

 

第13編成は2灯式の標識灯の外枠を残して上部をLEDフォグランプとし、下部を1灯式のLED・丸型・尾灯一体型の標識灯とする。

 

緑帯を茶帯+金色のサインウェーブに変更して、窓上にも茶帯を設置する。

 

この更新工事は「大更新5号」と称され、第1編成の他、第2・13・16・19・20・23編成の計7本に施行されました。

 

また、2017年9月28日には第15編成の台枠を含めた車体を載せ替えました。

 

前面が大幅に変更され、フォグランプは車体部分に2灯設置され、標識灯も尾灯と別々についています。

 

それ以外はG5100系8次車と同等の内装となっています。

 

また、それ以外は大更新5号の内容も適用されました。

 

ただし、茶帯ではなく、緑帯のまま更新されました。

 

この更新工事は「大更新6号」と称され、第15編成の他、第18・22・24編成の計4本に施行されました。

 

なお、元の車体は解体処分され、第22編成については新造時からの部品はなくなっています(*1)。

 

さらに、2017年12月19日には第3編成が更新工事で前面を大幅に変更しました。内容は以下の通りです。

 

前面を大更新6号に類似させるが、標識灯を行先表示器の近くに設置し、尾灯一体型とする。

 

G5100系8次車と同等の内装に変更。

 

それ以外は大更新6号の内容に準ずる。

 

この更新工事は「大更新7号」と称され、第3編成の他、第4編成に施行されました。

 

なお、大更新6号とは異なり、車体を完全載せ替えではなく、元の構体を活かして更新されています。

 

これらの更新工事は2018年3月3日までに上記の編成に対して完了しました。

 

そして2019年6月1日、10ヶ月前倒しで昇圧を迎え、本来の性能が発揮できるようになりました。

 

また、第2編成以外の車体更新車に対しては2018年12月18日から2019年9月26日にかけてVVVF装置の再交換を行いました。これと同時に大更新5号は茶帯が緑帯になっています。これにより、IGBT車はGTOベクトル制御となり、IGBT素子は2019年10月13日の車体未更新車全廃をもってG5000系列から消滅しています。

 

〜※〜

 

由美「さて、問題です。更新工事を施行されなかった5本はどうなったでしょうか?ルビィちゃん!」

 

ルビィ「ピギッ!?えーっと、全部廃車解体になった?」

 

由美「さてどうでしょう?ダイヤちゃん!」

 

私「地方私鉄に譲渡されたりとか?」

 

由美「わかりませんよ〜?じゃあジュリー!」

 

ジュリー「どこかの大学に1両か2両だけ譲渡された!」

 

由美「さて、ここからは聡平に説明してもらいましょう」

 

聡平「わかりました。それでは続けましょう」

 

〜※〜

 

2017年12月14日、第17編成が老朽化で廃車解体となりました。

 

その後、2024年3月末までに車体未更新車全車が引退となる予定でしたが、2019年10月12日の台風で4本16両全車が被災。復旧工事はなされず、翌日に全車が廃車搬出となり、車体未更新車は完全に消滅しました。なお、同時に被災した更新車の第16編成と第23編成は14日までに復旧しています。

 

〜※〜

 

聡平「というわけでルビィちゃん正解!ジュリー何やってんのよ!!」

 

ジュリー「失礼を致しました」

 

花丸「それだと更新車に廃車は出ていないずらよね?」

 

聡平「それが違うんです…」

 

花丸「えっ?」

 

聡平「とにかく続き見ましょう」

 

〜※〜

 

車体更新車には廃車が出ていないと思っていましたが、2018年4月4日に第2編成が搭載していたバッテリーの急な劣化で廃車、車体だけ近鉄に譲渡され、5830系となりましたが7ヶ月後に車体載せ替えが行われ、そのまま第2編成の車体は塩浜工場で解体処分されてしまいました。また、この編成の廃車と2019年10月13日の第7編成の廃車をもって元大更新2号は消滅しました。なお、このため、前述のVVVF再交換は車体更新車の中でこの編成のみ行われませんでした。

 

こうして2020年3月現在、現存両数は48両となりますが、最終的には2042年4月1日に全廃される予定となっています。

 

〜※〜

 

聡平「G5000系は以上です。次はどうする?」

 

私「そうですわね…。ではG9600系を見たいですわ♪」

 

由美「じゃあそれで行こう」

 

〜※〜

 

中部高速鉄道G9600系は1962年2月に登場したオールステンレス車両です。

 

さっきのG5000系は製造費が1両あたり現在の2億円とかなり高コストだったため、さらに安くできないかということで次の増備車が登場しました。

 

こうして登場したのが本系列です。

 

車体・機器はG5000系のものを踏襲していますが、ブレーキ方式がHRDE-1DR回生・発電併用電気指令式電磁直通空気ブレーキとなりました。このブレーキ方式は自動空気ブレーキの機構を備えず、それが原因でこの形式の寿命を左右することになってしまいました。なお、このため、G5000系に比べてさらなる軽量化を実現しています。

 

また、1M2Tの3両固定編成も用意され、4両固定編成は1M3Tとなりました。このため、空転が頻発するという問題もありました。

 

そんなデメリットを抱えながらも、1962年に4連12本、3連3本の計57両が製造されました。

 

ここでは、最終的に4連は16本、3連は12本落成するので、4連を第1〜16編成、3連を第17〜28編成と表記します。

 

なお、第8編成の梅田方先頭車と第10編成の東京方先頭車はG5000系第7編成と同様に展望席付仕様でした。

 

増備は1991年まで続きます。

 

1964年製造分の2次車4連1本、3連2本は内装をG5100系1次車と同等の黄色ベースとしましたが、車内案内表示器は設置されませんでした。

 

1967年製造分の3次車4連1本、3連1本は2次車と同仕様です。

 

1972年製造分の4次車4連1本、3連1本は内装をG5100系2次車と同等の白ベースとしましたが、それ以外は本系列の1次車の内容が踏襲されました。

 

1976年製造分の5次車4連1本、3連1本、および1983年製造分の6次車3連1本は4次車と同仕様です。なお、ここで4連は16本すべてが出揃いました。

 

1988年製造分の7次車3連2本はドアチャイムと側面行先表示器が設置され、車体の材質が軽量ステンレスになりました。

 

1991年製造分の8次車3連1本は側面灯がLED化されました。

 

全車両の登場後は他車と共通運用が組まれましたが、G5100系、G5200系に十分な両数が出揃った際に限定運用となりました。ただしG5000系列、G12000系との併結運用は限定運用になって以降も実施されました。

 

1996年には大規模改造が行われました。内容は以下の通りです。

 

MT比を1:1にする。ここで1C2M方式の制御器を採用した車両が登場。

 

第2・3・5・9・11編成(すべて4連)に対しては吊り掛け駆動に改造。同時に電動車の台車をパイオニアIII台車のG-DT7086に交換。モーターも同じ出力のG-MT84Eに交換。

 

なお、G-TR301系台車は前述の通り軸梁式のダイレクトマウント空気ばね台車であり、ばねも柔らかいものだったので、付随車の台車の交換は見送られました(*2)。

 

また、2003年には吊り掛け車のVVVF装置の素子がIGBTに変更されています。

 

ところが2008年6月12日に第8編成と第10編成はブレーキ方式が原因の死亡事故を起こしてしまいます。

 

これにより、展望席付車両はぺしゃんこにつぶれてしまったので2両とも年内に廃車解体となりました。

 

残った6両は永らく休車となっていましたが、2011年に6連に組み替えて、新第10編成となりました。

 

また、この事故が原因で応急用非常ブレーキ弁が全車に設置されました。

 

なお、あくまでも応急用のため、置き換え計画がこの時点で浮上。2代目G9600系と引き換えに全車廃車となることが決定しました。

 

そして2011年、本格的な廃車が始まり、年内に4連2本と3連1本が廃車解体になりました。

 

2012年には4連2本、3連2本が廃車になり、うち3連1本のみが山陽中央電鉄に譲渡され、89600系となりました。

 

譲渡の際に、ブレーキ方式がHSC-DR回生・発電併用電磁直通ブレーキに改造されています。

 

2013年に廃車は出ませんでしたが、翌年に大量廃車が発生。同年内に4連4本、3連3本が廃車となり、うち3連1本が山陽中央電鉄に譲渡され、89600系となりました。また、これと同時に吊り掛け駆動に改造されたパイオニアIII台車搭載車両は全滅しました。

 

2015年には4連3本、3連4本が廃車され、うち3連2本が山陽中央電鉄に譲渡され、89600系となりました。なお、G9600系の譲渡はこの2本が最後となり、以降の譲渡は行われませんでした。

 

2016年には4連3本、3連1本が廃車となりました。また、譲渡車が福山の水害で全車廃車されています。なお、これにより4連のまま残った車両は全滅しました。

 

そして2017年3月31日、最後まで残った6連1本と3連1本を用いてさよなら運転が行われ、翌日付で廃車・解体処分され、本系列は廃系列となりました。保存を求める声もありましたが、「大事故を起こす悪魔の車両」というレッテルを貼られたこともあって実現しませんでした。

 

よって本系列に現存するものはありません。

 

〜※〜

 

由美「次はG12000系かG5100系か南国急行鉄道3000系か、どれにする?」

 

私「私は断然G12000系!両開き4ドアで電磁直通ブレーキ!キュートですわ〜♪」

 

由美「じゃあそれにしましょう」

 

〜※〜

 

中部高速鉄道G12000系は1962年3月に登場したオールステンレス車両です。

 

前述の2形式は超高性能だったり空転が多かったりしたので、従来車両と同等の性能を求めました。

 

このようにして誕生した増備車が本系列です。

 

〜※〜

 

千歌「車体や機器は…?」

 

由美「今から説明します」

 

〜※〜

 

車体・台車はG5000系のものを踏襲しています。ただし、ロングシートになっていることが特徴です。。

 

機器は従来のVVVF車とほぼ同じです。

 

具体的には、

 

主電動機を端子電圧2200V時出力200kWのG-MT83Bに変更。実際は架線電圧が直流2000Vだったので出力133kWで使用されました。

 

駆動方式はG5000系と同じく直角カルダン駆動。歯数比も同じです。

 

ただし、ブレーキ方式は中部高速鉄道初採用となるHSC-DR回生・発電併用電磁直通ブレーキです。このため、マスコンも115系と同様の横軸ツーハンドルとなりました。しかしながら、ブレーキ読替え装置を備え、他の形式との併結も可能です。

 

これらの装備により、G9600系に比べてさらなる軽量化を実現しています。

 

まずは1962年に1M1Tの2連16本、Tc車16両、1M2Tの3連12本の計84両が製造されました。

 

1964年にはTc車と編成を組むためのMc車8両、1978年には同じ目的のMc車8両が製造されました。1964年製造分は化粧板が黄色、1978年製造分は化粧板が白となっています。

 

こうして100両全車が出揃いました。

 

本系列は編成出力の低さから、普通列車に充当されることが多かったです。また、3連を組んだ編成は同様の理由で峠越えの列車にはあまり使用されず、主に新居町-静岡間の普通列車に充当されました。

 

2013年には3連全編成のモーターがG-MT84Bに交換され、2連との性能差は縮まっています。

 

その後、2020年の昇圧時に3連の引退が決定。しかしながら…、

 

 

 

〜※〜

 

 

 

由美「ある災害をきっかけにその計画は崩れてしまいます」

 

花丸「ある災害って?」

 

由美「見ればわかります」

 

〜※〜

 

2016年6月23日、福山で水害が起きました。そのときに2連2本、3連2本が被災。6月30日に廃車解体となりました。

 

この状況にたえかねた中部高速鉄道はG5000系と同時進行で防水工事を施行しましたが、G5000系のほうに工事が優先され、G12000系は工事が遅れてしまいました。

 

そして7月18日に工事が打ち切られ、未施行の2連26本が同日中に廃車となりました。この52両はしばらく留置されたあとに解体処分されています。

 

そして7月30日から東海地方で落雷が相次ぎ、G12000系も犠牲になりました。そして同日中に2連2本、3連2本が廃車となりました。これにより8月31日に2連を引退させる方向となりましたが、それも崩れてしまいます。

 

翌日には2連2本、3連6本が廃車となりました。これにより2連は消滅しています。

 

さらに廃車は相次ぎ、翌日になると最後まで残った3連2本が廃車・解体処分となりました。これをもってG12000系は形式消滅し、現存車両は0となっています。

 

〜※〜

 

終わると千歌さんの携帯に電話がかかってきました。

 

【着信音♪Aqours『未来の僕らは知ってるよ』♪】

 

【通話開始】

 

千歌「はい」

 

梨子『もしもし千歌ちゃん?今日鶴舞公園で練習の約束だったわよね』

 

千歌「あれ…?忘れてたーーーーーー!!」

 

梨子『今すぐルビィちゃん、花丸ちゃんと3人で来てちょうだい。話はそのときに聞かせてもらうから』

 

【通話終了】

 

これはおそらく3人とも怒られますわね…。

 

由美「3人とも、今すぐ行ってきなさい。これはAqours解散の危機になりかねない非常事態かもしれないから」

 

千歌・ルビィ・花丸「はい…」

 

3人は荷物をまとめてでかけていきました。

 

その後、3人ともまとめて梨子さんにきつく油を絞られたようです。

 

〜※〜

 

3人がいなくなった…?これはチャンスですわ!

 

由美「…あれ?ダイヤちゃん?」

 

私「これで由美ちゃんたちを独り占めできますわ♪さあ楽しく参りましょう♪」

 

聡平「なんか怖いわよ…」

 

ジュリー「そうね…」

 

由美「危ないから次行くぞ!次は南国急行鉄道3000系だー!!」

 

そういえば…。入る前に聞いてみましょう。

 

私「そういえば由美ちゃんたちは練習はないんですの?」

 

由美「俺たち?実は大学の準備とかで自粛してるんだ」

 

私「えっ?」

 

聡平「それに仲喜くんが東京の大学に行くってことで練習どころじゃないから動画で活動することにしたの」

 

私「納得ですわ」

 

ジュリー「それだけじゃないわ。勇輝くんは今年受験なのよ」

 

私「なるほど。では続けましょう」

 

由美「せやな。次は南国急行鉄道3000系です」

 

〜※〜

 

南国急行鉄道3000系は1962年に登場したオールステンレス車両です。

 

当時、南国急行鉄道では軽之田線の開業を控えており、社内でカルダン駆動の新型車両を投入するか、それとも従来車両を引き続き製造するかで揉めていました。

 

しかしながら、すでに先代の2000系の最終増備から10年が経過していたことと、カルダン駆動を導入するのは時期尚早と判断された(*3)こと、さらには1740mm対応のカルダン車は導入すると高コストになることから吊り掛け駆動の新造車を導入することが決定しました。

 

このような経緯で登場したのが本系列です。

 

〜※〜

 

私「車体、機器はどういう感じですの?」

 

由美「今から説明します」

 

〜※〜

 

車体、内装は中部高速鉄道G5000系のものを踏襲しています。これにより南国急行鉄道初の冷房車となりました。

 

主電動機は直流直巻電動機のR-MT40形を採用。このモーターは国鉄のMT40を高電圧・高速回転対応型に設計変更したもので、出力は端子電圧1000V時190kWとなりました。なお、2019年6月1日の昇圧後は284kWにパワーアップしました。

 

駆動方式は前述の通り吊り掛け駆動、歯数比は92:24で3.83です。

 

制御方式は抵抗制御。電動カム軸式の多段式自動加速制御で弱め界磁制御もついています。

 

ブレーキ方式はHSC-D発電併用電磁直通ブレーキで、抑速ブレーキもついています。

 

台車はG5000系と同一ですが、形式がR-DT81・R-TR301となりました。

 

まずは1962年に4連16本が製造されました。

 

その後も増備は続きます。

 

1968年に製造された2次車4連14本は内装が中部高速鉄道G5100系2次車と同じ白ベースとなりました。

 

1974年に登場した3次車4連26本、1977年に登場した4次車4連8本は2次車と同一です。

 

1978年に登場した5次車4連6本では制御方式が電機子チョッパ制御、ブレーキ方式がHSC-R回生併用電磁直通ブレーキとなりました。

 

1984年に登場した6次車4連6本、1987年登場の7次車4連4本は車体の材質に軽量ステンレスが採用され、ドアチャイムが設置されました。

 

1989年に登場した8次車4連4本では以下の通りに仕様が変更されました。

 

モーターを出力213kWの三相交流誘導電動機R-MT84に変更。および制御方式をGTO素子使用のVVVFインバータ制御とする。

 

駆動方式は直角カルダン駆動とする。

 

これをもって予定の84本336両が出揃いました。

 

登場後は2本をつなげた8両編成で、南国急行鉄道のすべての列車に充当され、中部高速鉄道と接続したあとは直通列車にも充当されました。

 

1996年からは1次車、2次車の30本に対して以下の工事が行われました。

 

モーター、駆動方式を8次車と同一にする。

 

制御方式はIGBT素子のVVVFインバータ制御に変更。

 

前照灯をHIDに変更。

 

工事は2003年までに完了し、3次車以降にも施行される予定でしたが、経年が比較的浅いことから実施されませんでした。

 

2018年より5000系3・4次車とともに7000系への置き換えにより廃車が開始され、同年内に8次車は全廃。8次車全車が中部高速鉄道に譲渡され、改造を受け、2代目G3500系に編入されています。

 

2019年に廃車された車両のうち、第29・30・54〜68・75〜78編成の21本84両は中部高速鉄道に譲渡。改造を受け、2代目G31100系に編入されました。なお、2代目G31100系の大部分は改造車ではありますが中部高速鉄道グループで初めてまとまった両数を投入した吊り掛け駆動の界磁チョッパ制御車両となりました。

 

そして2020年3月18日をもって南国急行鉄道からは全廃。よって、現存するのは譲渡車の25編成100両のみとなります。

 

〜※〜

 

由美「南国急行鉄道3000系はここまでです。次は…」

 

私「やっと私の出番ですわ♪」

 

由美「えっ?」

 

そう。以前迷列車で行こう第3回が公開されて間もなく私はその動画を閲覧。そして自分なりにまとめてみたのでクイズ形式で話を進めようと思います。

 

私「次のG5100系は自分なりにまとめてみました。クイズ形式で話を進めますわよ♪」

 

~※~

 

G5100系は1964年に登場した完全新造の近郊型電車です。

 

当時、G5000系は、共通運用が可能なものの、整備面で在来車との互換性がなく、不便を来たしていました。

 

また、G5000系は他車と併結した場合、本来の性能が発揮できず(*4)、性能はかなり持て余し気味でした。

 

そこで登場したのが在来車との互換性を持たせた本系列です。

 

~※~

 

私「ここで問題です。車体・機器はどのようなものだったでしょうか?聡平さん、答えてください」

 

聡平「車体・機器ともにG5000系のものを基本的に踏襲しているけど、ブレーキ方式がHAE-DR回生・発電併用電磁自動空気ブレーキ、内装が黄色ベースになっている!」

 

私「ブッブーですわ!!赤一色のLED車内案内表示器が搭載されていることを忘れないように」

 

聡平「はい」

 

私「続き行きますわよ」

 

~※~

 

この結果、G5000系より軽く、G9600系より重く仕上がりました。

 

また、マスコンはG5000系と同様のブーメラン型ワンハンドルマスコンが採用され、空気指令式のブレーキ×ワンハンドルマスコンの採用は琴電10000形に続き2例目となりました。

 

~※~

 

私「さらに増備は続きますが、ここで問題です。第3編成での変更点をジュリー、答えてください」

 

ジュリー「吊り掛け駆動になって、重量が1両あたり20tを超えた!」

 

私「正解ですわ。次の問題です。1968年・78年に登場した2・3次車での変更点を由美ちゃん、答えてください」

 

由美「2次車では内装が白ベースになって、3次車ではLED車内案内表示器が3色LEDに変更された!いずれも最後に登場した第8編成と第12編成は吊り掛け駆動になっている!」

 

私「正解ですわ。次の問題です。1984年に登場した4次車での変更点を聡平さん、すべて述べてください」

 

聡平「車体材質に軽量ステンレスを採用。1M2Tの3両固定編成とする。駆動方式は吊り掛け駆動。このためモーターをG-MT84Eに変更。ドアチャイムおよび側面行先表示器を設置」

 

私「正解ですわ。その次の問題です。1991年に登場した5次車での変更点をジュリー、すべて述べてください」

 

ジュリー「駆動方式は直角カルダン駆動。1M1Tの2両固定編成とする。側面灯のLED化。LED車内案内表示器を車端部からドア上に移設。そして4両固定編成に変更した2編成、吊り掛け駆動の4両固定編成に変更した1編成を増備した!」

 

私「正解ですわ。次です。1996年に登場した6次車での変更点を由美ちゃん、答えてください」

 

由美「インバーター制御の方式がベクトル制御に変更され、吊り掛け駆動版は作られなかった!」

 

私「正解ですわ。次です。2002年に登場した7次車での変更点を聡平さん、1編成ごとに答えてください」

 

聡平「第22編成からは前照灯をHIDとし、第23編成で台枠を簡略化。第24編成で台枠の簡略化をやめて、台枠の材質をマグネシウム合金に変更した!」

 

私「正解ですわ。次です。2013年に登場した最終増備車8次車での変更点をジュリー、すべて述べてください」

 

ジュリー「車体構造がJ-TRECの技術を活かした第3世代となる。行先表示器をすべてフルカラーLEDに変更。車内案内表示器をLCDに変更。戸閉予告灯を設置。交直流準備車として落成。駆動方式は吊り掛け駆動。歯数比に変更なし。純電気ブレーキの採用。当時一般的になっていたIGBT素子の採用は見送られた!」

 

私「正解ですわ。続き行きますわよ♪」

 

~※~

 

こうして2013年をもって100両全車が出揃いました。製造年数49年は他に類を見ないほど異例のことでした。

 

最初の編成が落成して以降、共通運用が組まれるようになりましたが、G5000系と同様に、快速列車に優先的に充当されることも多かったです。

 

また、G5200系とG5300系が登場してからはこれら2系列とも共通運用が組まれました。

 

しかしながら、2両編成はG12000系と共通運用を組むと本来の性能を発揮できない、また、後に登場したG11800系と共通運用を組むと交流電化区間に入線できないので限定運用が組まれました。

 

その後、2017年にATS導入が決まりましたが、当系列はその工事の対象となり、それと同時にブレーキ方式の変更が決まり、2017年3月までに全車両のブレーキ方式がHAR-1DRに変更されました。

 

この他、2017年には第2編成、第9編成が直角カルダン駆動からWNドライブに変更されています。歯数比は69:18ですが3.83であることに変わりはありません。また、同年内に3両編成のモータが320kWのG-MT91に交換されました。

 

さらには中部高速鉄道の全車共通事項として、2018年3月までに歯数比がすべて4.00に変更されました。

 

2019年6月1日には全線で3000V昇圧がなされ、モータ出力が213kW車は320kWに、320kW車は480kWに上昇しました。

 

2018年に入ると大規模な車体更新工事が開始され、第1陣は第3編成に施行されました。

 

~※~

 

私「ここで問題です。更新内容を由美ちゃん、すべて述べてください」

 

由美「これ難しいんだよね…。えーっと、水平対向8気筒・24L・ツインターボ&スーパーチャージャー&インタークーラー付ディーゼルエンジンを搭載。出力2720ps。名称G-DMH24HZ系。ただし3両固定編成は水平対向12気筒の36L・出力4080psのG-DML36HZ系を搭載。発電機を搭載し、非電化区間での走行を可能にする。交直流電車に改造。前照灯をHID(初期更新車)もしくはLED(後期更新車)に変更。ただし一部のHID前照灯の編成には施行せず。すべり周波数制御方式のインバータ車はベクトル制御に変更。また、純電気ブレーキのない車両に対しては純電気ブレーキの取り付け。台車を円錐積層ゴム式ダイレクトマウント空気ばね台車に交換。スカート部分にフォグランプ(LED)の取り付け。電球式の2灯式だった標識灯を1灯式のLED・丸型・尾灯一体型に変更。内装・行先表示器を8次車と同等のものに更新。車内照明のLED化。などなど。インバーターの素子や駆動方式の変更は見送った!」

 

私「お見事ですわ!続き行きますわよ♪」

 

~※~

 

この他、窓上に緑帯を設置しました。

 

この更新工事は2連・4連に対しては「大更新8号」、3連に対しては「大更新9号」と称されました。

 

全編成にこの工事は施行される予定でしたが、訳あって更新されずに廃車になった編成があります。

 

~※~

 

私「ここで最後の問題です。2019年8月までに廃車になった編成と日時、原因、車齢、処遇を聡平さん、すべて述べてください」

 

聡平「2018年10月1日に前日に風に煽られた第16・17編成が機器を大きく破損し27年、26年で廃車解体処分になった。これでG5100系の5次車4両編成の直角カルダン車が消滅。

また、2019年3月16日にかなり脆い構造の台枠が祟り、更新工事に堪えられなかった第23編成が16年で廃車搬出

 

私「正解ですわ。ところで由美ちゃん、これで終わりですわよね?」

 

由美「8月までではここで終わりですが、あれからまた動きがありました」

 

私「まさか…?」

 

由美「続きはあたくしが説明しましょう」

 

~※~

 

2019年10月12日に上陸した台風19号で、

 

 

 

第3編成、第18編成、第24編成の3編成12両が被災しました。

 

 

 

しかしながら、12両全車が14日までに復旧しています。

 

また、あなたが冒頭で述べたとおり、2020年1月23日には、昇圧後故障続きだった第25編成が製造から6年で廃車になり、そのまま搬出されています。G5100系更新車および吊り掛け車初の廃車でした。この編成は、2019年2月から『Thank you, FRIENDS!!』のラッピング電車になっていましたが、廃車の前日に契約解除されていました。なお、発生品の一部は、G5200系第19編成の更新工事に活用されています。

 

そして、最後に更新された4本は、TD平行カルダン駆動となりました。歯数比は4.00となっており、この更新工事は「大更新15号」と称され、2020年3月18日の第11・21編成の更新出場をもってG5100系未更新車は消滅しました。

 

現存両数は84両で、2071年4月1日全廃予定であることに変わりはありません。

 

~※~

 

由美「G5100系はこれで以上です。G5200系とG5300系が残っているけど、まとめて紹介する?」

 

私「そうしましょう。この時点で16000字なんてデータまで出ていますから」

 

由美「それでは始めていきましょう」

 

〜※〜

 

G5200系は1985年に、G5300系は1996年に登場した近郊型電車です。

 

G5000系とG5100系では両数が148両と少なく、限定運用を組めないため、さらなる増備で限定運用を組めるような計画が浮上しました。

 

このような経緯で誕生したのが本系列です。

 

〜※〜

 

聡平「車体や機器はどんなものなの?」

 

由美「今から説明します」

 

〜※〜

 

車体はG5100系4次車のもの、機器はG5000系のものを踏襲しました。

 

これは中部高速鉄道でHAR-1DR回生・発電併用電気指令式電磁自動空気ブレーキが普及していたための措置です。

 

ただし、前面はわずかに変更がなされ、腰部についていた標識灯ユニットを廃して新たにスカート部分に上から縦に尾灯・標識灯の順になるように灯具が設けられました。

 

ここでは、G5200系4連を第1〜19編成、G5200系3連を第20〜27編成、G5300系3連を第28〜39編成、G5300系4連を第40〜55編成と表記します。

 

まずは1985年にG5200系4連6本が製造されました。

 

増備はさらに続きます。

 

1989年に登場したG5200系2次車4連4本は1次車と同じ仕様で製造されました。

 

1991年にはG5200系3次車4連3本がG5100系5次車と同じ内装になって登場しました。

 

1996年にはインバータ制御の方式をベクトル制御に変更したG5200系4次車4連3本、G5300系1次車3連8本が登場しました。

 

このため、G5000系列の中で、G5300系にのみすべり周波数制御の車両が存在しない格好となりました。

 

なお、3連の主電動機はG-MT84E、駆動方式は吊り掛け駆動になりました。

 

以降G5200系を52系、G5300系を53系と表記します。

 

2002年には52系5次車4連3本、3連2本、53系2次車3連4本、4連6本が前照灯をHID、標識灯を無色透明のものに変更して登場しました。なお、それまで標識灯はすべて黄色に統一されており、これらの登場で52系、53系全車に対して標識灯のレンズ交換がなされました。また、52系の4連と53系の3連はこれをもってすべて出揃いました。

 

2006年には53系2次車と同仕様の53系3次車4連3本が登場しました。

 

2008年に登場した52系6次車3連3本も52系5次車と同仕様です。

 

2010年には52系7次車3連2本、53系4次車4連5本が登場しました。この製造分のうち最後の3連1本、4連1本以外は53系3次車、52系6次車と同仕様です。

 

一方、前述の3連1本、4連1本は内装は同じですが、機器類、車体に以下の変更が加えられました。

 

梅田方のそれぞれ2両を従来の工法で、それ以外はJ-TRECの技術を活かした第3世代の工法で製造。

 

VVVFの素子をパワートランジスタに変更。ベクトル制御であることに変化なし。

 

ブレーキ読替え装置の廃止。

 

制御伝達方式をアナログ方式からデジタル方式に変更。

 

3連1本の東京方、4連1本の梅田方先頭車は211系と同じツインレバー式のマスコンとする。

 

冷房装置をインバータークーラーに変更し、同時に補助電源装置をDC-DCコンバーターとする。

 

このうち、このあとの増備車に活かされるのは第3世代の工法のみで、それ以外は現在に至るまで採用されていません。

 

また、それが原因で、この7両のみで限定運用を組まなければならず、寿命を縮める原因の1つとなってしまいました。

 

その後の行方は後述します。

 

3年後の2013年には52系8次車3連1本、53系5次車4連2本が登場しました。ここでの変更点は以下の通りです。

 

内装をG5100系8次車と同等のものに変更。

 

車体構造を第3世代に変更。

 

行先表示器をすべてフルカラーLEDに変更。

 

交直流準備車として落成。

 

純電気ブレーキの採用。

 

もちろん、IGBT素子の採用は見送られました。

 

こうして200両全車が出揃いました。また、G5000系、G5100系を含めて全400両が出揃ったことになります。

 

登場後は、G5000系、G5100系を限定運用に回すことに成功しました。

 

2017年にはG5100系4次車と同じように3連のモーターがG-MT91に交換され、出力が向上しました。また、歯数比を変更する工事も4連を含めた全車に行われました。

 

2019年6月1日の昇圧でさらなる出力向上が行われました。

 

2019年4月3日には限定運用を強いられていた7両が廃車搬出となりました。結局全般検査も更新工事も見送られ、8年間の短く、寂しい運用を終えました。

 

これまでに廃車されたのはこの7両のみです。

 

それ以外の193両に対しては更新工事が行われました。第1陣には第25・27・52・54編成に行われました。内容は以下の通りです。

 

水平対向8気筒・24L・ツインターボ&スーパーチャージャー&インタークーラー付ディーゼルエンジンを搭載。出力2720ps。名称G-DMH24HZ系。ただし3両固定編成は水平対向12気筒の36L・出力4080psのG-DML36HZ系を搭載。

 

発電機を搭載し、非電化区間での走行を可能にする。

 

交直流電車に改造。

 

前照灯をHID(初期更新車)もしくはLED(後期更新車)に変更。ただし一部のHID前照灯の編成には施行せず。

 

すべり周波数制御方式のインバータ車はベクトル制御に変更。また、純電気ブレーキのない車両に対しては純電気ブレーキの取り付け。

 

台車を円錐積層ゴム式ダイレクトマウント空気ばね台車に交換。

 

スカート部分の標識灯をクリアレンズの尾灯一体型に変更し、元々尾灯だった部分にはLEDフォグランプを設置。

 

内装・行先表示器を52系8次車と同等のものに更新。

 

車内照明のLED化。

 

モーターを交換し、直角カルダン車についてはWNドライブに変更。

 

などなど。

 

もちろん、インバータの素子の変更は見送られました。

 

この更新工事は3連に対しては「大更新10号」4連に対しては「大更新11号」と称されました。

 

その後、2019年10月12日に上陸した台風19号で、

 

52系4連18本、3連2本、53系3連6本、4連9本が被災しました。

 

被災車両はすべて走行不能になりましたが、被災した3連全車に大更新10号を施行し、4連のうち5本に大更新11号を施行しました。

 

それ以外の22本に対しては大部分に大更新11号の内容を適用しましたが、駆動方式が吊り掛け駆動に変更されたので、大更新12号と称されました。

 

こうして10月14日までに全車復旧しています。

 

2020年2月4日にはG5100系第25編成の廃車を受けて第19編成が発生品を利用して大更新12号並になりました。

 

4連は最後まで未更新で残った2本も大更新11号の内容を適用し、駆動方式をTD平行カルダン駆動に変更するという大更新13号を施行して2月5日に出場。本系列4連の未更新車は全滅しました。

 

3連も最後まで未更新で残った5本についてですが、3月6日に第27編成の駆動方式がリンク式に変更され、大更新14号となりました。これを受けてその5本にも同じ内容が適用され、3月18日までに出場。本系列の未更新車はこれをもって全滅しました。

 

現在も193両が現存し、置き換え計画は未定で、今後もさらなる活躍が期待されます。

 

また、G5000系4連にG5100系3連を併結し、さらに52系または53系4連+53系または52系3連を併結した14連での運用も見られます。

 

コロナが流行っている今の時期にこんな両数では空気輸送状態になりやすいと言われますが、中部高速鉄道では追加料金フリーの座席指定制をとっていることで、1両あたりの定員を少なくしているので問題はなさそうです。

 

〜※〜

 

由美「今回は本当に以上です。いかがでしたか?」

 

私「よくわかる説明でしたが、文字数が19000字を超えたことに驚きですわ」

 

聡平「今度は文字数減らせるようにしたいわね。確かに」

 

ジュリー「さあ、締めよう」

 

3人「うん(ええ)」

 

私「それではまた次回!さようなら!!」

 

【ED♪押尾コータロー feat. Char『With You』♪】

 

やっと収録が終わりました。梅蔵さん、適当にカットしておいてくださいね。

*1
更新工事の前にパンタグラフを交換。大更新3号施行時にブレーキ装置を含めた機器をすべて交換。この更新を施行したときには、台車、運転台を含めたすべての車体を交換し、現在に至ります。

*2
過去には小田急でパイオニアIII台車装備の初代4000形とばねの固いDT13形台車を装備した1800形を併結したときに脱線事故が起きたことがあり、その事故が起きて以降、併結は取りやめとなり、同じようにばねの固い台車を装備した車両とパイオニアIII台車を装備した車両の両方を保有していた南海では両者を併結しない運用を組んでいました。

*3
と言いながら、国鉄や他の私鉄ではカルダン駆動の新造車が続々と勢力を広げていました。

*4
当時、G5000系は中部高速鉄道では一番の高性能車でした。




次回はOKな話の格付けチェックにつなげます。


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サンシャイン格付けチェック 1st Check みかん!

削除済み作品から再投稿します。書くのに苦労したサンシャイン格付けチェックです。今回も黒澤ダイヤ視点とします。


私「こんなに多人数集めて何の用ですの?」

 

聡平「今回は格付けチェックをやります」

 

もう集まってる時点で怒りが込み上げて来たのですが、とうとう私の怒りは爆発しました。

 

私「ダメに決まっているじゃないですか!!ぐっ…うぅ…もういいですわ!!ブラック団なんか解散してやるー!!」

 

私は泣きながら帰ろうとしました。するとあの2人が私の腕をガシッと掴んで離しませんでした。

 

果南「ダイヤ、逃がさないよ?」

 

鞠莉「楽しいところにLet's goよ♪」

 

私「誰かーーーーーー!!」

 

こうして新たな戦いが始まるのでした。

 

〜※〜

 

チーム分けですが、以下のチームになりました。

 

【チームブラック団】

私、由美ちゃん

 

【チーム春から大学生!! in 沼津】

千歌さん、曜さん、月さん、梨子さん

 

【チームロリコンをだめにする会】

ルビィ、花丸さん

 

【チームマリーズ】

きよっぴーさん、鞠莉さん

 

【チームウイング団男子】

のぶにゃんさん、あっきーさん

 

【チーム青い波】

みおぴょんさん、果南さん

 

【チーム北海道】

聖良さん、理亞さん、仲喜

 

【チーム中二病】

善子さん、幸恵さん

 

【チーム訳あり2年生】

清さん、光希さん

 

聡平さん、ジュリー、勇輝さんは司会ポジションです。言い出しっぺは聡平さんですから当然ですわね。

 

服装はAqours全員、きよっぴーさん、のぶにゃんさん、みおぴょんさん、由美ちゃん、仲喜が浦の星の制服、Saint Snowの2人が函館聖泉女学院の制服、司会者3人がメイド服、あっきーさんが学ランです。

 

聡平「さあ始まりましたサンシャイン格付けチェック!今回はこの8つのチームに分かれております」

 

全員「イェーイ!!」

 

今回は全員一流アイドルからのスタートとなります。

 

ジュリー「最初のチェックのテーマは『みかん!』です。『みかん』ではありません。『みかん』+感嘆符です。もう一度言います。『みかん!』です。このチェックでは3つの柑橘系を食べ比べて、『超高級有田みかん』を当てていただくものとなっております」

 

ここで出る有田みかんは1箱2万円のようです。

 

ジュリー「そして不正解は今朝あたくしがスーパーで買ってきた特売のみかんです。1袋68円です」

 

1袋68円だと1500円くらいで1箱買えそうですわね。

 

ジュリー「そしてもう1つ柑橘系を用意しました。つまりABCの3択となっております。もう1つは絶対アカン食材で、アメリカ産のオレンジです。1箱2180円です」

 

ちょっと待ってください!絶対アカンが不正解より高価ってどういうことですの!?大吉さん目を覚ましてください!!

 

聡平「皆さんこの絶対アカンを選んだら2ランクダウンと致します」

 

そう!絶対アカンを選んだら恐怖の真っ逆さま。2ランクダウンですわ!!

 

では、改めて説明しましょう。

 

一流品は、和歌山県産の高級有田みかん。食べた瞬間にみかんの香りがじわ〜っと広がり、すごく甘くて美味しいです。

 

不正解は、今朝ジュリーが近所のマックスバリュに行って特売で手に入れた1袋68円のみかん。

 

そして絶対アカンは、アメリカ産のオレンジです!

 

ジュリー「このチェックに参加していただくのは代表者である以下の方です。みかん好きの方を優先しております。

 

チームブラック団からは青山由美様!」

 

聡平「由美様、自信の程は?」

 

由美「みかんもオレンジも食べ慣れているので、すぐに区別が付くと思います」

 

なんか兄弟では呼び捨てで呼んでいるせいなのか、しっくり来ないですわね。

 

ジュリー「チーム春から大学生!! in 沼津からは高海千歌様と渡辺曜様!」

 

勇輝「お二方、自信の程は?」

 

千歌「はい。私は西浦みかん大使を務めていますので、みかん大使としてぜひ見破りたいと思います!」

 

曜「とにかくオレンジは見破れると思うので全速前進ヨーソローで頑張ります!」

 

ジュリー「チームロリコンをだめにする会からは国木田花丸様!」

 

聡平「花丸様、自信の程は?」

 

花丸「マルは自信ないけどオレンジは流石に見破れるずら!」

 

ジュリー「チームマリーズからはきよっぴー様!」

 

聡平「きよっぴー様、自信の程は?」

 

きよっぴー「あたしは毎年隣の愛媛県(*1)から高級みかんを取り寄せているのでぜひ見破ります!」

 

ジュリー「チームウイング団男子からはのぶにゃん様!」

 

勇輝「のぶにゃん様、自信の程は?」

 

のぶにゃん「柑橘系は晩白柚を毎年隣の大分県(*2)から、またデコポンを毎年隣の熊本県から取り寄せているので、オレンジくらいはわかると思います」

 

ジュリー「チーム青い波からは松浦果南様!」

 

勇輝「果南様、自信の程は?」

 

果南「小さい頃から千歌や曜ちゃんによくみかんをおすそ分けしてもらってたからなんとか区別できるんじゃないかな」

 

ジュリー「チーム北海道からは山部仲喜様!」

 

聡平「仲喜様、自信の程は?」

 

仲喜「私の地元北海道ではみかんはほとんどとれないので自信は全くございません!」

 

ジュリー「チーム中二病からは悪魔のルシファー様!」

 

勇輝「ルシファー様、自信の程は?」

 

幸恵「クックック…私、ルシファーは毎年地獄の下僕(幼馴染)2人と悪魔のみかん畑(三ヶ日)にみかん狩りに行くので…必ず裁きを下します(高級みかんを見破ります)!」

 

ジュリー「チーム訳あり2年生からは柚木清様!」

 

聡平「清様、自信の程は?」

 

清「私はさっきルシファーちゃんが述べたとおり、3人でみかん狩りによく行くのでぜひ見破りたいと思います!」

 

聡平「それでは代表者の皆さんどうぞスタンバイルームへ!」

 

こうして最初のチェックが始まりました。

 

まずは由美ちゃん。

 

今回のみかんはすべて袋をとった状態で食べます。

 

流石に読者の皆さんもみかんとオレンジは見破れますわよね?

 

3つを食べたところで、アイマスクを取り、

 

由美「あっ、もうわかったぞ」

 

由美ちゃんが出した答えは…?

 

由美「A。Bはオレンジだってすぐわかったのよ。で、Cはみかんのわりには酸っぱいわけさ。てなわけでAにしました」

 

由美ちゃんはAの部屋に行きます。

 

次は千歌さんと曜さん。

 

3つを食べたところで、アイマスクを取り、出した札は…?

 

千歌さん→A、曜さん→C

 

勇輝「割れましたわね」

 

千歌「Bはオレンジだよね?」

 

曜「うん。あとAはしなびていなかった?」

 

千歌「いや、しなびているかは関係ないと思うよ。それよりCは酸っぱいと思ったんだけど」

 

曜「確かに。じゃあAのほうが高級みかんだね」

 

2人「Aです!」

 

こうして2人は由美ちゃんの待つ、Aの部屋へ!

 

千歌「やった!」

 

由美「Bはオレンジだよね」

 

曜「うん!あとCは酸っぱいよね」

 

由美「ああ。だからAだって思ったんだ」

 

その次は花丸さん。

 

3つを食べたところで、アイマスクを取り、

 

花丸「ちょっと難しいずら…」

 

悩む花丸さんが出した答えは…?

 

花丸「A。Bは明らかにオレンジずら。あとCはみずみずしさが足りない。だからAずら」

 

こうして花丸さんは3人の待つAの部屋へ!

 

由美「Cって酸っぱくなかった?」

 

花丸「確かに」

 

その次はきよっぴーさん。

 

3つを食べたところで、アイマスクを取り、

 

きよっぴー「うわあー!わからないわー!」

 

パニックになったきよっぴーさんが出した答えは…?

 

きよっぴー「A。Bは明らかにオレンジよ。で、Cと迷ったんだけど、Cのほうが少し酸っぱかったの。だからAよ」

 

こうしてきよっぴーさんは、4人の待つAの部屋へ!

 

きよっぴー「やった!」

 

由美「甘いみかん美味しいからね」

 

その次はのぶにゃんさん。

 

3つを食べたところで、アイマスクを取り、悩むのぶにゃんさんが出した答えは…?

 

のぶにゃん「B」

 

モニタールーム「えっ?」

 

のぶにゃん「Aはなんとなく甘すぎる。だからこれはオレンジだと思ったわ。で、Bは甘すぎず酸っぱすぎず、だからBにしたの」

 

こうしてのぶにゃんさんは、誰もいないBの部屋へ!

 

のぶにゃん「…いない?やっぱりA?」

 

きよっぴー「そうなの」

 

のぶにゃん「うわー、迷ったのよAと…」

 

その次は果南さん。

 

3つを食べたところで、アイマスクを取り、果南さんが出した答えは…?

 

果南「C」

 

完全に割れましたわね。

 

果南「Bはオレンジだってすぐわかったんだ。で、どこかの噂で聞いたんだけど、酸っぱすぎず甘すぎない、そんなみかんが高級だって。だからCにしたよ」

 

こうして果南さんは、誰もいないCの部屋へ!

 

果南「…あれ?」

 

その次は仲喜。

 

3つを食べたところで、アイマスクを取り、彼が出した答えは…?

 

仲喜「Bにしよう。Aは甘すぎる。だからこれは違うなと思った。でCのみずみずしさが足りないのよ。だからBにしました」

 

こうして仲喜は、のぶにゃんさんの待つBの部屋へ!

 

仲喜「…あれ?みんなA?」

 

のぶにゃん「そうなのよ」

 

仲喜「もしもAが正解だったらどうする?俺あの2人に怒られるよ…」

 

のぶにゃん「自業自得よ」

 

その次は幸恵さん。

 

3つを食べたところで、アイマスクを取り、幸恵さんが出した答えは…?

 

幸恵「C。なんかBは独特の風味があってあまり美味しくない。で、Aは甘すぎる。だからCよ」

 

こうして幸恵さんは、果南さんの待つCの部屋へ!

 

果南「幸恵もC?」

 

幸恵「ルシファー!…ええ。でも千歌を含めたみんながAでしょ?」

 

果南「そうなの…」

 

最後は清さん。

 

3つを食べたところで、アイマスクを取り、清さんが出した答えは…?

 

清「C。Bは明らかにオレンジだ。で、おばあちゃんから聞いたんだけど、酸っぱいみかんは高級だって聞いて、Aは甘すぎるからCにしました」

 

こうして清さんは、2人の待つCの部屋へ!

 

清「あれ?みんなA?」

 

幸恵「そうなのよ。みんなAで…」

 

結果発表

 

聡平「まずは絶対アカン部屋を開けます」

 

そして開けたのは…、

 

 

 

 

 

 

 

B

 

 

 

仲喜「これはホント?」

 

聡平「そうよ」

 

ジュリー「2人はオレンジを選びました」

 

のぶにゃん「どうしよう…」

 

勇輝「まだありますから、次頑張れ!」

 

しばらくして、

 

聡平「次に正解の部屋を開けます」

 

そして開けたのは…、

 

 

 

 

 

 

 

A

 

 

 

聡平「おめでとうございまーす!!」

 

千歌「やっぱりそうだ!」

 

由美「これで自信ついたぞ!」

 

Cでは、

 

果南「そうだったか…」

 

全員がっかり。

 

今の結果は…

 

【チームブラック団】一流

【チーム春から大学生!! in 沼津】一流

【チームロリコンをだめにする会】一流

【チームマリーズ】一流

【チームウイング団男子】一流→二流

【チーム青い波】一流→普通

【チーム北海道】一流→二流

【チーム中二病】一流→普通

【チーム訳あり2年生】一流→普通

 

さて、私は映ったまま残れるのでしょうか…?

*1
きよっぴーさんの実家は広島県です。

*2
のぶにゃんさんの実家は福岡県です。




次回に続きます。


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サンシャイン格付けチェック 2nd Check ラーメン

前回の続きです。引き続き黒澤ダイヤ視点とします。


さて、それぞれの反応を見てみましょう。

 

由美「こんなの朝飯前さ!」

 

私「当然ですわね♪」

 

 

 

梨子「曜ちゃん!なんで間違えたの?」

 

曜「えへへ、つい早とちりしちゃった☆」テヘペロ

 

月「それにしても千歌ちゃんのみかん好きには驚いたよ」

 

千歌「もう照れるからやめてよ!!」

 

4人「あはは…」

 

 

 

ルビィ「やったね、花丸ちゃん!」

 

花丸「自信ついたずら♪」

 

 

 

きよっぴー「面白くなりそうね」

 

鞠莉「そうね」

 

 

 

あっきー「何やってんだよ。お前のせいで一気に二流に下がっちゃったじゃないか」ペチッ

 

のぶにゃん「ごめんなさい…」

 

あっきー「次はないからな」

 

のぶにゃん「はい…」

 

 

 

みおぴょん「果南さん、何してくれてるのよ!!」

 

果南「ごめんね、みおぴょん」

 

 

 

聖良「仲喜、何やってるんですか!!」

 

理亞「アンタのせいで2ランクダウンじゃない!!」

 

仲喜「すみませんでした…」

 

理亞「兄様、次はないからね」

 

仲喜「はい…すみません」

 

 

 

善子「アンタみかん狩り行くくせになんで間違えちゃうのよ!!」

 

幸恵「アンタだってみかん嫌いなんでしょ!?」

 

そこの中二病集団はほっときましょう。

 

 

 

光希「あれは私にもわからなかったと思います」

 

清「私が間違えちゃったからさ、もうなんとも言えねえよな」

 

 

 

聡平「さあ、全員が一流だと思っていましたが、すでに二流が2組います」

 

ジュリー「それでも次のチェック参りましょう。続いてのチェックはラーメンです!」

 

そう!次のチェックはラーメンですわ!!

 

ジュリー「このチェックでは、2つのラーメンを食べ比べ、どちらが高級ラーメン店の神名備のラーメンかを当てていただくものとなっております」

 

神名備ですか…。確か東京にある高級ラーメン店ですわね。私は食べた覚えがあります。

 

ジュリー「そして不正解は、先程勇輝くんが作ってくれた、木久蔵ラーメンでございます」

 

木久蔵ラーメンですか。あの笑点で不味いと言われているあのラーメンですわね。

 

では、おさらい。

 

一流品は、神名備の高級ラーメンです。特徴的な厚切りで手のひら以上の大きさの八角などの香辛料で味付けされた肩ロース。スープは豚や鶏の動物系、昆布、節、煮干しなどの魚介系と香味野菜や椎茸などを使用し、一流蕎麦屋や料亭が使用する長野県松本市の大久保醸造が作る「甘露醤油」を使用し圧倒的な存在感を出している、という素晴らしい一品です。

 

それに対して不正解は、木久蔵ラーメン。過去には「木久蔵ラーメンがもっと売れるように考えてください」という問題が出されて、

 

「無理」

座布団 −1枚

 

「3杯食べたら2杯タダにする」

「それは原価割れするからダメ!」

 

「袋に週一回食べないと不幸になると書いとく」

 

「木久蔵ラーメン今はここに生と書いてありますけれども、ここにタダと書く」

座布団 −2枚

 

「亭主を毒殺したいと思ってる女性にだけ売る」

座布団 −2枚

 

「死刑を廃止してこのラーメン食わせる」

 

「小泉総理に頼んで木久蔵ラーメンを食べない人は除名処分にしてもらう」

 

「武部幹事長に食べさせて安全性をPRする」

「かいわれじゃないんだからさ。でも随分武部さんも…」

 

挙げ句の果て、会場にラーメンを投げた紫色の座布団がなくなりました(*1)。

 

ジュリー「今回も代表者の方に挑戦していただきます。代表者は以下の方です。ラーメンと縁の深い方を優先しております。

チームブラック団からは黒澤ダイヤ様!」

 

私「なんで由美ちゃんじゃないんですの!?」

 

聡平「1から作ったことのある方に言われる覚えはございません」

 

…そうでした。内浦にいた頃、何度かラーメンには挑戦していたことをすっかり忘れていました。

 

聡平「ところでダイヤ様、自信の程は?」

 

私「もちろん、神名備のラーメンは食べたことがあるので、ぜひ当てたいと思いますわ♪」

 

ジュリー「チーム春から大学生!! in 沼津からは桜内梨子様と渡辺月様!」

 

聡平「お二方、自信の程は?」

 

梨子「神名備のラーメンは食べたことあるからすぐにわかるはずよ」

 

月「木久蔵ラーメンは不味いって聞いてるからすぐにわかるんじゃないかな」

 

ジュリー「チームロリコンをだめにする会からは黒澤ルビィ様!」

 

聡平「ルビィ様、自信の程は?」

 

ルビィ「木久蔵ラーメンをこの前食べたらお姉ちゃんのラーメンより美味しかったし、わからないと思うなぁ」

 

私「ルビィ!!」

 

今ルビィ私にひどいこと言いませんでした?私のラーメンが木久蔵ラーメンより不味いだなんて!!

 

ルビィには消えてもらいたいですわね。まだ一流ですが。

 

ジュリー「チームマリーズからは小原鞠莉様!」

 

聡平「鞠莉様、自信の程は?」

 

鞠莉「ダイヤのラーメンは木久蔵ラーメンより美味しいからね、それ基準にするわ!!」

 

鞠莉さんが私のラーメンを褒めてくれた…。

 

後でルビィには消えてもらいましょうか。

 

ジュリー「チームウイング団男子からはあっきーくん!」

 

聡平「あっきーくん、自信の程は?」

 

あっきー「プロフィールに『嫌いな食べ物:木久蔵ラーメン』と書いたので絶対に見破ってみせます!!」

 

ジュリー「チーム青い波からはみおぴょんさん!」

 

聡平「みおぴょんさん、自信の程は?」

 

みおぴょん「お兄ちゃん(*2)にたくさんの美味しいラーメン店に連れてってもらってるから確実に当てるわよ!!」

 

ジュリー「チーム北海道からは鹿角聖良ちゃんと鹿角理亞ちゃん!」

 

聖良さんがちゃん付けで呼ばれるのはしっくり来ないですわね。でもルールのようですから受け入れるしかありませんか。

 

聡平「2人共、自信の程は?」

 

聖良「仲喜があんなミス犯したのでその借りは返そうと思います」

 

理亞「もうあのバカ兄様には任せていられないわ!!」

 

ジュリー「チーム中二病からは悪魔ルシファーさん!!」

 

聡平「ルシファーさん、自信の程は?」

 

幸恵「私は木久蔵ラーメンを不浄の食べ物だと思っているから絶対に当てようと思うわ!!」

 

ジュリー「チーム訳あり2年生からは四谷光希さん!」

 

聡平「光希さん、自信の程は?」

 

光希「木久蔵ラーメンは一度食べていますが、あまり覚えていないので自信はほとんどありません!」

 

聡平「それでは代表者の皆さんどうぞスタンバイルームへ!」

 

こうして2つ目のチェックが始まりました。

 

まずは私から。

 

2つを食べ比べるのですが…。

 

 

 

…あら?どちらも美味しい…。

 

 

 

待ってください。Bの方が出汁がよく出ていましたわ。ということで、私が出した答えは…?

 

私「B。Aは昔懐かしい中華そばという感じで美味しいのですが、出汁が効いていない。以上のことからBに致しました」

 

私はBの部屋に行きます。

 

次は梨子さんと月さん。

 

2つを食べたところで、アイマスクを取り、2人が出した答えは…?

 

両方→B

 

2人「やった!」

 

梨子「Bのほうが出汁効いてたよね」

 

月「うん!」

 

2人「Bです!」

 

こうして2人は、私の待つBの部屋へ!

 

梨子「やった!」

 

月「木久蔵ラーメンって結構美味しいんだね」

 

私「私も驚きですわ。ルビィには謝らないといけませんわね」

 

その次はルビィ。

 

ルビィ「高級ラーメンを当てればいいんだよね。じゃないと一流から落ちちゃうと」

 

「消えてほしい」はもう撤回しましょう。

 

2つを食べたところで、アイマスクを取り、出した答えは…?

 

ルビィ「B。味に深みがあってこっちの方が美味しかったから」

 

こうしてルビィは、私たちの待つBの部屋へ!

 

私「ルビィごめんなさい!!」

 

ルビィ「お姉ちゃん、木久蔵ラーメンの味をわかってくれたんだね…」

 

私「ええ。驚くほど美味しかったですわ」

 

その次は鞠莉さん。

 

2つを食べたところで、アイマスクを取り、出した答えは…?

 

鞠莉「Bよ。Aは庶民的な中華そばの味がしたわ」

 

こうして鞠莉さんは、私たちの待つBの部屋へ!

 

鞠莉「ダイヤもいたのね!」

 

ダイヤ「当然ですわ!」

 

その次はあっきーさん。

 

あっきー「これ以上は下がりたくないなぁ。これで下がったら場合によればその次でボヨ〜ンだからな」

 

聡平「そうです。もう二流ですから」←挑戦者には聞こえない

 

2つを食べたところで、アイマスクを取り、出した答えは…?

 

あっきー「A。Bは逆に出汁が効きすぎて美味しくないの。ということでAです」

 

割れましたわね。

 

こうしてあっきーさんは、誰もいないAの部屋へ!

 

あっきー「あれ?いない…」

 

あいつはほっときましょう。何しろ敵集団ですから。

 

その頃、メインルームでは答えの発表があったようです。しかしながら、ここからは聞こえないので、私にはわかっていません。

 

その次はみおぴょんさん。

 

2つを食べたところで、アイマスクを取り、出した答えは…?

 

みおぴょん「B。Aは庶民的な味がしたわ」

 

こうしてみおぴょんさんは、私たちの待つBの部屋へ!

 

みおぴょん「やった!」

 

月「やっぱりそうだよね」

 

次はSaint Snowのお二方。

 

2つを食べたところで、出した札は…?

 

聖良→B 理亞→B

 

理亞「やっぱりそうよね」

 

聖良「Bは高級出汁を使っている感じがしましたね」

 

2人「Bです!」

 

こうして2人は私たちの待つBの部屋へ!

 

聖良「おや?ダイヤさんもBですか」

 

私「はい。しかし、Aも美味しかったですわよ」

 

次は幸恵さん。

 

2つを食べたところで、出した答えは…?

 

幸恵「A。Bは出汁が効きすぎて、あまり美味しくなかったわ」

 

こうして幸恵さんは、あっきーさんの待つAの部屋へ!

 

幸恵「みんなBなのね」

 

あっきー「そうなんだよ」

 

中二病もほっときましょう。

 

最後は光希さん。

 

2つを食べたところで、出した答えは…?

 

光希「Bです。Aは出汁が効いてませんでした」

 

こうして光希さんは、私たちの待つBの部屋へ!

 

光希「幸恵さんはAですか」

 

幸恵「ルシファー!それにいつもと呼び方が違うじゃない!!」

 

結果発表

 

聡平「さあ、正解の部屋を開けます」

 

そして開けたのは…、

 

 

 

 

 

 

 

B

 

 

 

聡平「おめでとうございまーす!!」

 

月「バンザーイ!!」

 

梨子「やっぱりこれよね!!」

 

その頃、Aでは、

 

幸恵「どうしよう…。もう木久蔵ラーメンを嫌いって言えないわ…」

 

あっきー「俺もだよ…」

 

今の結果は…

 

【チームブラック団】一流

【チーム春から大学生!! in 沼津】一流

【チームロリコンをだめにする会】一流

【チームマリーズ】一流

【チームウイング団男子】二流→三流

【チーム青い波】普通

【チーム北海道】二流

【チーム中二病】普通→二流

【チーム訳あり2年生】普通

 

次のチェックで1チーム消えてしまうのでしょうか…?

*1
利用規約に抵触するため、誰かまでは書いていません。

*2
のぶにゃんさんのことです。




次回に続きます。またもや絶対アカンを出します。


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サンシャイン格付けチェック 3rd Check ピアノ演奏の録音

前回の続きですが、絶対アカンを出します。引き続き黒澤ダイヤ視点とします。


さて、それぞれの反応を見てみましょう。

 

由美「ダイヤちゃんやるじゃん!」

 

私「恥ずかしいからやめてください!!」

 

 

 

梨子「木久蔵ラーメンがあんなに美味しいなんて…」

 

千歌「Aqoursの常識が変わったね…」

 

 

 

ルビィ「お姉ちゃん、さっきはごめんね」

 

私「わかってくれればいいのですわ」

 

 

 

鞠莉「ラーメンって何でも美味しいわね」

 

きよっぴー「でしょ?」

 

それでも凛ちゃんラーメンの味をあのお二方は知らないでしょうね…。

 

 

 

のぶにゃん「もう二度と木久蔵ラーメンが嫌いなんて言っちゃダメよ!!」

 

あっきー「スミマセンデシタ…」

 

 

 

みおぴょん「比べるものが辛いラーメンじゃなくてよかったわね…」

 

果南「まあね。宣治ラーメンは世界一辛くて売れないことで有名だからね…」

 

Aqours全体でもすでに宣治ラーメンは有名。あの仲喜でも食べられないほど辛いそうです。

 

 

 

聖良「やりましたよ、仲喜!」

 

仲喜「うわー、どうしよう…こんなとこで恥ずかしい場面を見せたくないよ…」

 

 

 

善子「二度と木久蔵ラーメンを嫌いなんて言っちゃダメよ!!次そう言ったら地獄に埋めるからね!!!」

 

幸恵「ワカリマシタ…」

 

 

 

光希「まあ、これはわかるでしょうね」

 

清「高級ラーメンは出汁が効いているからね」

 

 

 

聡平「さあ、もうすでに三流がいます。のぶにゃん!」

 

のぶにゃん「はい!」

 

聡平「次で終わるかもしれないから覚悟しなさいよ…」

 

のぶにゃん「わかりました!」

 

ジュリー「続いてのチェックはピアノ演奏の録音です!」

 

そう!次のチェックはピアノ演奏の録音ですわ!!

 

ジュリー「このチェックでは、3つのピアノ演奏の録音を聴き比べ、どれが小原鞠莉様のお母様の演奏かを当てていただくものとなっております」

 

鞠莉さんのお母様の演奏は数カ月前に聴いた覚えがありますわ。

 

ジュリー「そして不正解は、西木野真姫様の演奏でございます」

 

西木野真姫さんの演奏は聴いたことがありません。

 

ジュリー「また、今回も3択で、もう1つは絶対アカン演奏で、桜内梨子様の演奏です」

 

ちょっと待ってください!!梨子さんの演奏が絶対アカンってどういうことですの!?

 

…そうでした。納得いきましたわ。どういうことかはお察しください

 

聡平「さっきと同様、絶対アカンを選んだら2ランクダウンと致します」

 

当然ですわね。

 

では、おさらい。

 

一流の演奏は鞠莉さんのお母様によるもの。梨子さんもうっとりするほどの腕前ですわ。

 

不正解は東京メトロのアイドル・μ'sの西木野真姫さんによる演奏。

 

そして絶対アカンは、今回も登場している、桜内梨子さんによる演奏ですわ!!

 

ジュリー「今回も代表者の方に挑戦していただきます。今回演奏していただいた方との関係が深すぎず、浅すぎない、そのような方を優先しております。

チームブラック団からは黒澤ダイヤ様!」

 

聡平「ダイヤ様、自信の程は?」

 

私「私は鞠莉さんのお母様及び梨子さんの演奏を聴いたことがあるので必ず見破ろうと思いますわ」

 

ジュリー「チーム春から大学生!! in 沼津からは高海千歌様と渡辺月様!」

 

聡平「お二方、自信の程は?」

 

千歌「梨子ちゃんのピアノは絶対に聴き分けるよ!!」

 

月「梨子ちゃんは始業式でいつもピアノを弾いてくれていたからわかるんじゃないかな」

 

梨子「2人とも恥ずかしいからやめてよ、もう!!」

 

ジュリー「チームロリコンをだめにする会からは国木田花丸様!」

 

聡平「花丸様、自信の程は?」

 

花丸「オラは鞠莉ちゃんのお母さんのピアノはいつもYouTubeで見てるから絶対に当てるずら!!」

 

ジュリー「チームマリーズからはきよっぴー様!」

 

聡平「きよっぴー様、自信の程は?」

 

きよっぴー「ピアノ演奏も少し違うからぜひピアノ奏者として当てるわ!」

 

ジュリー「チームウイング団男子からはのぶにゃん!」

 

聡平「のぶにゃん、アンタ絶対アカン選んだら消えるからね」

 

のぶにゃん「わかってます」

 

ジュリー「チーム青い波からは松浦果南さん!」

 

勇輝「果南さん、自信の程は?」

 

果南「鞠莉のためにも当てようと思うよ!」

 

ジュリー「チーム北海道からは山部仲喜くん!」

 

勇輝「仲喜くん、あなた絶対アカン選んだらそっくりさんですからね」

 

仲喜「わかってる」

 

ジュリー「チーム中二病からは堕天使ヨハネちゃん!」

 

勇輝「ヨハネちゃん、意気込みは?」

 

善子「闇の奴隷(そっくりさん)にはならないようにしたいわね」

 

ジュリー「チーム訳あり2年生からは柚木清さん!」

 

勇輝「清さん、自信の程は?」

 

清「これはアイドルとして見破れないとまずいと思います」

 

聡平「それでは代表者の皆さんどうぞスタンバイルームへ!」

 

こうして3つ目のチェックが始まりました。

 

今回は全チームが同時に聴くことになります。

 

【♪Aの演奏♪】

 

【♪Bの演奏♪】

 

【♪Cの演奏♪】

 

曲目は久石譲さんの『Spring』でした。

 

まずは私から。

 

私「C。Bは聴き慣れた演奏でしたわ。あとAは聴いたことがないな、ということでCに致しました」

 

次は千歌さんと月さん。

 

千歌→B 月→C

 

千歌「Aはない」

 

月「だよねぇ。でもBって聴き慣れた演奏じゃなかった?」

 

千歌「いやCの方が聴き慣れてる気がするんだけど」

 

月「…確かにそんな気がする。BとCで迷ったもん。じゃあBにしよう」

 

2人「Bです!」

 

私は不安になってしまいました。

 

その次です。

 

花丸「Cずら。Bは庶民的な香りが漂ってて、Aは専門学校生の演奏に聞こえたずら」

 

Cの部屋にて。

 

花丸「ダイヤちゃんもCなんだね」

 

私「ええ。Bは聴き慣れた演奏の気がしましたから」

 

次。

 

きよっぴー「A。BもCもほぼ同じように聞こえたわ」

 

Aの部屋にて。

 

きよっぴー「あれ?いない…」

 

ほっときましょう。鞠莉さんは私の幼馴染であり親友ですが、きよっぴーさんは悪の秘密組織の一員ですから。

 

次。

 

のぶにゃん「B。AもCも良かったけど、個人的にはBが極上の音だったわ」

 

Bの部屋にて。

 

のぶにゃん「千歌さんたちもB?」

 

千歌「うん」

 

次。

 

果南「C。梨子ちゃんの演奏はBだってすぐにわかったんだ。あとAかCで迷ったけどCは響きが良かったからね」

 

千歌「えっ?」←不安

 

月「Bが梨子ちゃんだって…」←不安

 

Cの部屋にて。

 

私「やっぱりCですわよね」

 

果南「でしょ?」

 

次。

 

仲喜「B。AもCもほぼ同じに聞こえたけど、Bだけ少し庶民的な音に聞こえた。上手な人は庶民的な音も手軽に出せると思うのでBです」

 

Bの部屋にて。

 

のぶにゃん「やっぱりBよね」

 

仲喜「だよなぁ」

 

次。

 

善子「A。Bはリリーの演奏だってすぐにわかったわ」

 

梨子「リリーって言わないでよ!!」

 

善子「それでAかCか迷ったけどやっぱりAのほうが高級感あふれるイメージが湧いたからAよ」

 

Aの部屋にて。

 

善子「ヒロシマもAなのね」

 

きよっぴー「ヒロシマって言わないで!!」

 

どうやらきよっぴーさんを善子さんがヒロシマって呼ぶのは初めてのようです。

 

最後。

 

清「C。これはもう一発で高級感あふれるイメージが湧いたのでこれです」

 

Cの部屋にて。

 

清「AZALEAの皆さんもCですか」

 

私「ええ。少し迷いましたがCにしました」

 

 

 

結果発表

 

聡平「まずは絶対アカン部屋を開けます」

 

のぶにゃん「来ないで!」←消えるかもしれない

 

私「信じてます!」

 

そして開けたのは…、

 

 

 

 

 

 

 

B

 

 

 

のぶにゃん「えっ!?」

 

仲喜「嘘だろ?」

 

千歌「そんなわけないでしょ!?」

 

聡平「皆さんは梨子ちゃんの演奏を選びました」

 

のぶにゃん「えぇ〜っ!?」

 

ビヨ~ン 映す価値なし

 

 

 

スタジオでは。

 

あっきー「嘘だろーーーーーー!?」

 

ビヨ~ン 映す価値なし

 

 

 

聡平「次に正解の部屋を開けます」

 

私「来てください!!」

 

そして開けたのは…、

 

 

 

 

 

 

 

C

 

 

 

聡平「おめでとうございまーす!!」

 

私「やったー!!」

 

花丸「自信ついたずら!」

 

Aの部屋では。

 

きよっぴー「帰りたくないわ…」

 

善子「もうダメだわ…」

 

今の結果は…

 

【チームブラック団】一流

【チーム春から大学生!! in 沼津】一流→二流

【チームロリコンをだめにする会】一流

【チームマリーズ】一流→普通

【チームウイング団男子】三流→映す価値なし

【チーム青い波】普通

【チーム北海道】二流→そっくりさん

【チーム中二病】二流→三流

【チーム訳あり2年生】普通

 

もう3問目で映す価値なしなんて、これはひどすぎませんか?

 

〜※〜

 

スタジオに戻ると一旦休憩になりました。

 

休憩中。

 

チームウイング団男子の2人は殴り合いの大喧嘩になったので強制退場になりました。

 

また、他のチームでも説教だらけです。

 

 

 

鞠莉「あなた、ミュージシャンよ?」

 

きよっぴー「はい、すみません…」

 

鞠莉「それなのに間違えるなんて、どういうことよ!」

 

きよっぴー「反省しております…」

 

鞠莉「他の問題で間違えるならわかるけど、ミュージシャンが間違えるなんて有り得ないわ」

 

きよっぴー「すみません…」

 

このあと、10分くらい続きました。

 

 

 

梨子「千歌ちゃん!なんで間違えちゃうのよ!!」

 

千歌「ごめんなさい…」

 

 

 

パシーン!!

 

理亞「馬鹿にしないで!!格付けチェックは…遊びじゃない!!!」

 

仲喜「本当にこれから気をつけます。すみませんでした」

 

 

 

さて、私は一流のまま残れるのでしょうか…?




1組消えましたが、格付けチェックは続きます。


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サンシャイン格付けチェック 4th Check 水彩画

前回の続きです。引き続き黒澤ダイヤ視点とします。


休憩時間が終わり、これから再開です。

 

聡平「さあ、全員がアイドルだと思っていましたが」

 

恐らく映す価値なしそっくりさんのことでしょう。

 

聡平「すでに消えてる人がいます」

 

やはり映す価値なしのことでしたわね。

 

聡平「そして、そっくりさんがいます」

 

そっくりさんの話も出ましたか。

 

聡平「すごく似てるわね、仲喜くんに」

 

笑いの渦に包まれます。

 

聡平「ここも似てるわ、Saint Snowに」

 

理亞「すごい屈辱よ…!!」

 

聡平「また、この休憩時間中に着替えた人がいます。これは『単調過ぎてつまらない』を避けるためにあたくしが下した判断です」

 

私、ルビィ、由美ちゃんはこの間にブラック団の制服に着替えさせていただきました。私は赤襟の白いセーラー服に赤いスカート、ルビィはピンク襟の白いセーラー服にピンクのスカート、由美ちゃんは緑襟の銀色のセーラー服に緑のスカートです。聡平さんとジュリーは司会者ポジションなのでメイド服のままです。また、それ以外の皆さんもそのままです。

 

ジュリー「それでも次のチェック行きたいと思います。次のチェックのテーマは、水彩画でございます」

 

水彩画ですか。もしかして水彩画と同じ場面を撮った写真と見比べるとかでしょうか?

 

その予想は的中しました。

 

ジュリー「このチェックでは、水彩画と写真を見比べてどちらが梨子ちゃんの描いた水彩画かを当てていただくものとなっております」

 

梨子さんの絵はかつて美術部をやっていたこともあって上手です。

 

ジュリー「そして不正解は、由美様がそれと同じ場面を撮影した、写真でございます」

 

由美ちゃんの写真はアマチュアでも撮れるような写真ばかりですが、カメラの性能のせいか、かなりきれいです。

 

では、おさらい。

 

一流品は、梨子さんの描いた水彩画。かなり上手で、タッチも細かいです。

 

不正解は由美ちゃんの写真。カメラの解像度が高く、すぐに区別がつくでしょう。

 

ジュリー「今回も代表者の方に挑戦していただきます。今回は、メガネやコンタクトを持参している方は着用義務とします」

 

由美「えっ?」

 

仲喜「そんな…」

 

由美ちゃんと仲喜はメガネを持参してきています。特に由美ちゃんはメガネをかけると気持ち悪くなると言っているので、普段は裸眼です。

 

他にもメガネを持ってきている人はいます。花丸さんと清さん、ジュリーです。ジュリーは普段からメガネをかけており、今回もメガネをかけたまま司会者ポジションについています。

 

結局持ってきた人全員がメガネをかけました。

 

ジュリー「それでは行きます。チームブラック団からは青山由美様!」

 

聡平「由美様、自信の程は?」

 

由美「自分で撮った写真くらいはわかるでしょうね普通に」

 

ジュリー「チーム春から大学生!! in 沼津からは渡辺曜ちゃんと桜内梨子ちゃん!」

 

勇輝「2人とも、自信の程は?」

 

曜「由美ちゃんの写真は見せてもらったことがあるからなんとかわかると思うよ」

 

梨子「自分の絵は流石にわかるでしょう?」

 

ジュリー「チームロリコンをだめにする会からは黒澤ルビィ様!」

 

勇輝「ルビィ様、自信の程は?」

 

ルビィ「梨子ちゃんの絵はすごく上手だから流石にわかると思うよ」

 

ジュリー「チームマリーズからは小原鞠莉さん!」

 

聡平「鞠莉さん、自信の程は?」

 

鞠莉「絵は絵だから絶対に当てマース!!」

 

ジュリー「チーム青い波からは松浦果南さん!」

 

勇輝「果南さん、自信の程は?」

 

果南「梨子ちゃんの絵は特徴があるからすぐにわかるんじゃないかな」

 

ジュリー「チーム北海道からは鹿角聖良もどきの人とニセ鹿角理亞」

 

理亞「『ニセ』とか『もどき』とかは何よ!!」

 

聖良「そうですよ!!」

 

聡平「なんとかなりそう?」

 

2人「あのバカ兄様(仲喜)には任せられない(ません)から」

 

ジュリー「チーム中二病からは暮林幸恵!」

 

幸恵「ルシファー!!」

 

聡平「自信は?」

 

幸恵「もうこれ以上地獄には近づきたくない(そっくりさんや映す価値なしは避けたい)わ」

 

ジュリー「チーム訳あり2年生からは四谷光希さん!」

 

勇輝「光希さん、自信の程は?」

 

光希「落語家かつ芸術家の娘として当てようと思います!」

 

光希さんのお父様の林家三八師匠は落語だけでなく絵も上手です。この前は自分でら●ぽーと沼津で個展も開いていらっしゃいました。

 

聡平「それでは代表者の皆さんどうぞスタンバイルームへ!」

 

こうして4つ目のチェックが始まりました。

 

今回は3チームずつ見ることになります。

 

今回用意された場面は夜、名古屋車両区にキハ25が前照灯をつけながら止まっているものでした。

 

まずは由美ちゃんから。

 

由美「A。Bは明らかにエンジンまで細かく写っている。だからこれは写真だなと思ったのでAです」

 

その頃、スタジオでもチェックを行っていました。

 

勇輝「ダイヤ様はどちらが水彩画だと思いましたか?」

 

私「Aですわ。明らかに梨子さん独特のタッチでしたもの」

 

聡平「そこのそっくりさん(仲喜くん)はどう思う?」

 

仲喜「B。絶対Aは写真だよ。ってそっくりさん言うな」

 

次。

 

2人→A

 

梨子「そうよねぇ。明らかにタッチが私のものだから」

 

曜「なんかBは細かくなかった?」

 

梨子「確かに」

 

2人「Aです!」

 

2人は私の待つAの部屋へ!

 

曜「由美ちゃんもA?」

 

由美「当たり前!」

 

次。

 

ルビィ「A。Bは前照灯が眩しく写っているから明らかに写真だなって思ったの」

 

Aの部屋にて。

 

由美「やった!」

 

ルビィ「前照灯が写真っぽかったからね」

 

次。

 

鞠莉「A。キラキラ輝いていてシャイニーな要素がところどころにあったもの」

 

Aの部屋にて。

 

由美「鞠莉ちゃんがAってことはかなりの自信だ!!」

 

次。

 

果南「A。Bには愛が全く見受けられなかったからね」

 

後に果南さんは教えてくれましたが、彼女曰く、「由美の写真には愛がない」だそうです。私はそんな気はしませんが。

 

Aの部屋にて。

 

果南「鞠莉もAなんだね」

 

鞠莉「Aはキラキラ輝いていたからね」

 

次。

 

2人→A

 

仲喜「どうしよう…ばれたら怒られるよ…」

 

聖良「オレンジが映えていたのはBでしたけど、明らかにフェイク的な感じがしました」

 

理亞「そうよね」

 

2人「Aです!」

 

Aの部屋にて。

 

由美「やった!ってみんなAなんだね」

 

聖良「由美さん、何かあったんですか?」

 

由美「一瞬Bな気がしたんだけど。誰もいないから」

 

理亞「自信ないこと言わないでよ!!」

 

次。

 

幸恵「A。悪魔の勘よ」

 

Aの部屋にて。

 

幸恵「あれ?みんなA?」

 

理亞「うん。でも悪魔の勘って何よ」

 

ルビィ「理亞ちゃん、幸恵ちゃんも中二病だから気にしないの!」

 

幸恵「ルシファー!!それに中二病って言わないでよ!!」

 

最後。

 

光希「A。明らかにBはステンレス車体がきれいに写っている。なのでこれは写真じゃないでしょうか?」

 

Aの部屋にて。

 

光希「あれ?Bはいない…?」

 

幸恵「やっぱりこれも悪魔がここに来いと仕向けたのかしら…?」

 

理亞「それはないわ」

 

もうAっぽいですわね。ここでAって言ったら仲喜のことは聖良さんと理亞さんに言いつけましょう。

 

 

 

結果発表

 

聡平「さあ、正解の部屋を開けます」

 

由美「来い!!」

 

ルビィ「お願い!!」

 

聖良「お願いします!!」←消えるかもしれない

 

理亞←消えるかもしれない

 

そして開けたのは…、

 

 

 

 

 

 

 

A

 

 

 

聡平「おめでとうございまーす!!」

 

ルビィ「やったー!!」

 

由美「よっしゃーー!!」

 

今の結果は…

 

【チームブラック団】一流

【チーム春から大学生!! in 沼津】二流

【チームロリコンをだめにする会】一流

【チームマリーズ】普通

【チーム青い波】普通

【チーム北海道】そっくりさん

【チーム中二病】三流

【チーム訳あり2年生】普通

 

すでに消えているチームは省略しましょうか。

 

さて、私は一流のまま残れるのでしょうか…?




次回に続きます。


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サンシャイン格付けチェック 5th Check CG

前回の続きです。引き続き黒澤ダイヤ視点とします。


さて、それぞれの反応を見てみましょう。

 

私「あの絵は持ち帰りたいですわね」

 

由美「そうだよな」

 

 

 

千歌「あれは千歌にはわからなかったなぁ」

 

梨子「そう?」

 

 

 

ルビィ・花丸「イェーイ!!」

 

2人はハイタッチ。

 

 

 

鞠莉「この調子で行くわよ!!」

 

きよっぴー「うん!!」

 

 

 

果南「このまま消えなかったらどうする?」

 

みおぴょん「そうね…。お兄ちゃんを1日だけ私の専属メイドにしようかしら」

 

 

 

理亞「兄様!ダイヤから聞いたんだけど間違えたんだって!?」

 

仲喜「すみません…」

 

聖良「終わったら私たちに何か奢ってください。これは強制です」

 

挑戦したのは聖良さんと理亞さんですが、スタジオで仲喜が間違えたことを言いつけてやりました。その結果がこれです。

 

 

 

幸恵「確かこれ初天国(正解)じゃないかしら?」

 

善子「そうね」

 

 

 

光希「あの絵は素晴らしい」

 

清「私は写真を持ち帰りたいなとも思ったんだよな」

 

光希「それもありますね」

 

 

 

ジュリー「さあ、次のチェック参りましょう。続いてのチェックのテーマは、CGです」

 

また見るやつですか。

 

ジュリー「このチェックでは、2つの映像を見比べて、どちらが中部高速鉄道の作成したCG映像かを当てていただくものとなっております」

 

恐らく本物とCGを見分けるやつでしょう。

 

その予想は的中しました。

 

ジュリー「そして不正解は、由美様が同じ場面を撮影した、本物映像でございます」

 

これは何かと非現実的な映像が流れそうで怖いですわ。

 

では、おさらい。

 

一流品は、中部高速鉄道が作成したCG映像。夕暮れ時の海・山・街を走る列車の映像が多く、CGのため、かなりきれいに映え、見る人をうっとりさせます。

 

それに対して不正解は、由美ちゃんの撮影した本物映像。何かと非現実的なものが多く、まるでCGのようです。

 

ジュリー「今回も代表者の方に挑戦していただきます。

 

チームブラック団からは黒澤ダイヤ様!」

 

聡平「ダイヤ様、自信の程は?」

 

私「このまま一流を死守したいですわ」

 

ジュリー「チーム春から大学生!! in 沼津からは渡辺曜ちゃんと渡辺月ちゃん!」

 

勇輝「2人共、自信の程は?」

 

曜・月「従姉妹のパワーで乗り切ろうと思います!」

 

ジュリー「チームロリコンをだめにする会からは黒澤ルビィ様!」

 

聡平「ルビィ様、自信の程は?」

 

ルビィ「お姉ちゃんにかっこ悪いところを見せたくないからなんとかして当てます!」

 

ルビィ…あれからまた成長しましたわね…。姉として感動ですわ…。

 

ジュリー「チームマリーズからは小原鞠莉さん!」

 

勇輝「鞠莉さん、自信の程は?」

 

鞠莉「これ消えるのもCGでしょ?だったらわかるはずがアーリマセーン!!」

 

ジュリー「チーム青い波からは松浦果南さん!」

 

聡平「果南さん、自信の程は?」

 

果南「ダイヤや鞠莉には負けてられないから、自身ないけど…私、頑張るよ」

 

おっ、果南さん、私に宣戦布告ですか。負けていられませんわね。

 

ジュリー「チーム北海道からは似非鹿角聖良と鹿角理亞に似ている人」

 

聡平「あれ?言い返さないのね」

 

聖良「不服ですがなれましたので」

 

理亞「もうルールでしょ?」

 

聡平「なんとかなりそう?」

 

理亞「バカでドジな兄様がやったら不正解の嵐だからやるしかないもの」

 

ジュリー「チーム中二病からは津島善子!」

 

善子「ヨハネ!」

 

勇輝「ここは先輩風吹かせましょうよ」

 

善子「そうね」

 

ジュリー「チーム訳あり2年生からは柚木清さん!」

 

勇輝「清さん、自信の程は?」

 

清「なんとか当てないとまずいなと思う。だってここで残って次正解したら私たち一流に返り咲くんだぞ?」

 

勇輝「さあ?それはわかりませんわよ〜?」

 

聡平「それでは代表者の皆さんスタンバイルームへどうぞ!」

 

こうして5つ目のチェックが始まりました。

 

今回はタブレット端末を渡されてA・Bの順に流れる動画を見る方式です。

 

今回用意された動画は、中部高速鉄道中野線・三遠中野-銅間の前面展望でした。なお、音は消され、葉加瀬太郎さんの『Loving Life』が流れました。

 

まずは私から。

 

私「B。Aは色が映えていませんでした。だからこれは本物映像だなと。よってBにしました」

 

私はBの部屋へ!

 

次は月曜ペア。

 

月→B 曜→B

 

2人「やった!」

 

月「僕はなんか見慣れた景色を選んだよ」

 

曜「私もだよ」

 

月「由美ちゃん!」

 

曜「仲喜くん!」

 

2人「ありがとう!Bです!」

 

こうして2人は、私の待つBの部屋へ!

 

曜「やった!」

 

月「ダイヤさんがBなら自信だね!」

 

私「もうやめてくださいよ!恥ずかしいですわ!!」

 

次は一流の妹ルビィ。

 

ルビィ「B」

 

私「強いですわね」

 

ルビィ「確かAはお姉ちゃんと行ったときに乗った景色に完ッ全にそっくりだったから!!」

 

ルビィは私の待つBの部屋へ!

 

私「ルビィ!!」

 

ルビィ「お姉ちゃん!!」

 

もう私は涙が止まりませんでした。そしてついハグをしてしまいました。

 

聡平「あれ明らかにシスコンよ」

 

ジュリー「そうね」

 

次は普通の幼馴染鞠莉さん。

 

鞠莉「Bよ。明らかに加工されてる感じがしたわ」

 

鞠莉さんは私たちの待つBの部屋へ!

 

鞠莉「やった!」

 

ダイヤ「もう確実にBですわね」

 

次は普通の幼馴染果南さん。

 

果南「A。画質が悪すぎるから明らかにフェイクだなって」

 

こうして果南さんは誰もいないAの部屋へ!

 

果南「あれ?いない…?」

 

ほっときましょう。

 

次はSaint Snowのそっくりさん。

 

聖良→B 理亞→B

 

聖良「同じですね」

 

理亞「これは明らかにフェイクよ」

 

2人「Bです!」

 

こうして2人は私たちの待つBの部屋へ!

 

ルビィ「やった!」

 

理亞「ルビィも同じなのね」

 

次は三流の堕天使善子さん。

 

善子「A。堕天使の道標がそれを選べって言うの」

 

こうして善子さんは果南さんの待つAの部屋へ!

 

善子「あれ?果南以外みんなB?」

 

果南「そうみたい。私たち間違えたかも。善子ちゃん、間違えても怒らないでね」

 

善子「ヨハネ!それに自信ないこと言わないでよ!!」

 

最後は普通の2年生清さん。

 

清「B。見てるだけでうっとりしました。なのでこれはフェイクだなと」

 

こうして私たちの待つ、Bの部屋へ!

 

ルビィ「やった!」

 

清「ルビィちゃんとダイヤさんがここならもう確実だな」

 

結果発表

 

聡平「さあ、正解の部屋を開けます」

 

そして開けたのは…、

 

 

 

 

 

 

 

A…ではなくB

 

 

 

聡平「おめでとうございまーす!!」

 

私「これで3連勝ですわ♪」

 

私・ルビィ「イェーイ!!」

 

聡平「そこ、あまり度が過ぎたらしばくわよ?」

 

今怖いこと聞いたような気がしますが…まあいいでしょう。聡平さんももしかするとミニ格付けで消えるかもしれませんので。

 

その頃、Aでは…、

 

\おめでとうございまーす!!/

 

善子「どうしよう…そっくりさんじゃないの…」

 

果南「二流に落ちちゃったよ…」

 

さあ、今の結果ですが…、

 

【チームブラック団】一流

【チーム春から大学生!! in 沼津】二流

【チームロリコンをだめにする会】一流

【チームマリーズ】普通

【チーム青い波】普通→二流

【チーム北海道】そっくりさん

【チーム中二病】三流→そっくりさん

【チーム訳あり2年生】普通

 

すでに消えているチームは省略しましょうか。

 

さて、私は一流のまま残れるのでしょうか…?




次回で最後です。最後は絶対ありえへんを出します。


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サンシャイン格付けチェック 最終Check フォアグラ

格付けチェックの再投稿はこれで完了します。引き続き黒澤ダイヤ視点とします。


さて、それぞれの反応を見てみましょう。

 

由美「あれYouTubeに投稿したら売れるかなぁ…?」

 

私「それはありませんわ」

 

 

 

4人「イェーイ!!」

 

当時の2年生組はハイタッチ。

 

 

 

ルビィ「花丸ちゃん、この調子で行こうよ♪」

 

花丸「うん!」

 

 

 

きよっぴー「あたしたち、次で消えちゃうのかしら…?」

 

鞠莉「それはないわ」

 

 

 

みおぴょん「なんか嫌な予感しかしないんだけど…」

 

果南「うん。私たちが消えるのは避けたいね」

 

 

 

仲喜「お姉ちゃん…やっぱり消えたくない」

 

聖良「頼みますよ仲喜」

 

 

 

幸恵「悪魔の勘ってヤバいことが起きるわね」

 

善子「そうね」

 

 

 

光希「このまま行けるといいですね」

 

清「ああ」

 

 

 

聡平「さあ、残念ながら、そっくりさんがまた1組増えました」

 

するとチーム中二病に近づきます。

 

聡平「完全にヨハネ様のリトルデーモンね」

 

善子「私はリトルデーモンじゃないわよ!!」

 

聡平「そこもルシファー様の使者じゃない」

 

幸恵「私自体が悪魔なのに!!」

 

ジュリー「さあ、最後のチェック参りましょう。最後のチェックのテーマは、フォアグラです」

 

最後は味覚チェックですわね。

 

ジュリー「このチェックでは、複数のソテーを食べ比べ、どれがフォアグラかを当てていただくかとなっております」

 

聡平「さあ、最後ですから、不正解者は2ランクダウンと致します」

 

不正解は恐怖の真っ逆さま。2ランクダウンですわ!!

 

聡平「そして、普通アイドル。2組います。ここ正解したら、1ランク上げます!」

 

つまり、鞠莉さんのチームと光希さんのチームは正解したら一流に戻れるようです。

 

さて、フォアグラが単体ってことはあん肝が比較対象なのでしょうか…?

 

その予想は的中しました。

 

ジュリー「さて、不正解は、あん肝でございます」

 

そして複数ということは、3つ以上でしょうか…?

 

その予想も的中しました。

 

ジュリー「そして今回はもう1つソテーを用意致しました。もう1つは、絶対アカンよりも外すとヤバい、絶対ありえへん食材となっております」

 

そう。もう1つは間違えると人としてヤバい、絶対ありえへん食材ですわ!!

 

ジュリー「その食材は、勇輝くんがグッチ裕三さんのレシピを見て丹精を込めて作った、フェイクフォアグラでございます」

 

聡平「皆さんこの絶対ありえへん食材を選んだら、どのランクにいても、その場から消えます!!

 

全員「えぇ〜っ!?」

 

 

 

 

 

そう!絶対ありえへんを選ぶバカ舌は、即映す価値なしになって当たり前ですわ!!

 

 

 

 

 

聡平「たとえ一流でも消えてしまいます」

 

ルビィ「そんなの無しでしょ!?」

 

聡平「一流がフェイク選びますか?ってことよ」

 

ルビィ「泣きそう…」

 

では、おさらい。

 

一流品はフォアグラ。口に入れた瞬間、とろけるような旨味が広がり、とても美味しいですわ。

 

不正解は、海のフォアグラと言われる、あん肝。

 

そして、絶対ありえへんは、鶏レバーをベースに、アボカドや豆腐を混ぜて作った、フェイクフォアグラですわ!!

 

ジュリー「さあ、今回も代表者の方に挑戦していただきます。

チームブラック団からは青山由美様!」

 

聡平「由美様、自信の程は?」

 

由美「あまり食べ慣れていないからわかりにくいと思うなぁ」

 

勇輝「いいですか?あなた絶対ありえへん選んだら消えますからね!?」

 

私「いやいやいや、勇輝さん、絶対ありえへんを選んだら、私がこいつを消します!!

 

ルビィ「お姉ちゃん、『消す』の意味違うから。その発言完全にヤクザだから」

 

…はい。名家の長女として言ってはいけないことを言ってしまいました。読者の皆様本当に申し訳ありませんでした。

 

ジュリー「チーム春から大学生!! in 沼津からは高海千歌ちゃんと桜内梨子ちゃん!」

 

聡平「2人とも、自信の程は?」

 

千歌「絶対ありえへんはわかるでしょう?」

 

梨子「千歌ちゃんのことは信用できないからね」

 

千歌「梨子ちゃんひどくない!?」

 

ジュリー「チームロリコンをだめにする会からは国木田花丸様!」

 

花丸「なんでここまで来て消えなきゃいけないずらか!?」

 

勇輝「あなたが絶対ありえへんを選ばなければいい話ですわよ」

 

花丸「それでも納得いかないずら…」

 

ジュリー「チームマリーズからはきよっぴーさん!」

 

聡平「挽回のチャンスよ!!」

 

きよっぴー「嫌よ!消えたくない!!」

 

鞠莉「マリーが応援してるから…ね?」

 

ジュリー「チーム青い波からはみおぴょんちゃん!」

 

みおぴょん「こんなとこでずっこけるなんて嫌よ!!」

 

千歌「みおぴょん、千歌だって頑張るから!!」

 

果南「ほらみおぴょん、千歌がこう言ってるから私たちの二流を死守しなよ」

 

みおぴょん「うん!!」

 

ジュリー「チーム北海道からは山部仲喜らしき人」

 

仲喜「消えたくない!!」

 

理亞「期待してるわよ、兄様」

 

ジュリー「チーム中二病からは津島善子っぽい人」

 

善子「ヨハネ!それに『ぽい』って何よ!!」

 

勇輝「自分大丈夫ですの?」

 

善子「クックック…私、堕天使ヨハネは…この強大な力で地獄に埋められる(画面から消える)のを避けるのです!!」

 

ジュリー「チーム訳あり2年生からは四谷光希さん!」

 

聡平「ここは中二病の幸恵ちゃんのそっくりさんに勝ちましょうよ」

 

幸恵「聡平!幸恵とかそっくりさんとか言わないでよ!!」

 

光希「そうですね」

 

幸恵「無視かい!!」

 

聡平「さあ代表者の皆さんスタンバイルームへ!!」

 

こうして最後のチェックが始まりました。

 

〜※〜

 

全員が出ていったところで、絶対ありえへんの発表がありました。

 

絶対ありえへんは…、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A

 

 

 

 

 

 

まずは由美ちゃん。

 

3つを食べてアイマスクを外し、

 

由美「ABCですよね。Bです」

 

おっ!私は消えるのを免れましたわね。

 

由美「どれも美味しかったんですが、Cはお魚の味がして、これはあん肝だと。また、Aはなめらかでないし、お豆腐の味がしたからこれはフェイクだと。よってBにしました」

 

次は千歌さんと梨子さん。

 

聡平「さあ、ここ見せ場よ!」

 

出した答えは…?

 

 

 

 

 

 

千歌→A 梨子→B

 

千歌さんの答えになるのでしょうか…?

 

千歌「Cは違うよね」

 

梨子「うん。でもAってお豆腐の味がしなかった?」

 

千歌「いや、Bがなめらかすぎてこれはフェイクだなって」

 

聡平「押しなさいよもっと!梨子ちゃん折れて!!」

 

千歌「いや、でもなめらかすぎていいんだと思う」

 

梨子「実は私も迷ったのよ」

 

聡平「ちょっと!!自分がA思ったらA行きなさいよ!!」

 

千歌「やっぱりBかな?怒らないでね?」

 

梨子「うん。Bにしよう」

 

2人「Bです!」

 

なんとか消えるのは免れましたわね。

 

 

 

聡平「もう!なんで押さないのよ〜!!」

 

聡平さんは地団駄を踏みます。よほどAが選ばれなかったことが悔しかったのでしょう。

 

千歌「由美ちゃんいるかなぁ…?」←ニセ海千歌

 

ガチャ

 

梨子「やった!」

 

由美「よし!!」

 

次は花丸さん。

 

3つを食べて、アイマスクをとったあとの感想は…?

 

花丸「わからないずら〜!!」

 

頭をひねって、

 

花丸「フォアグラを当てればいいんですよね?」

 

聡平「当たり前でしょ!?」

 

迷う花丸さんが出した答えは…、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花丸「A」

 

ビヨ~ン 映す価値なし

 

【♪Aqours『未体験HORIZON』♪】

 

聡平「やった!」

 

私「ルビィーーーーーー!!」

 

ルビィ「お姉ちゃーーーーーーん!!」

 

ビヨ~ン 映す価値なし

 

聡平「マルちゃん愛してるわよ!!」

 

ニセ木田「なんかCは、魚の味がするから違うなと。で、Aがなんかほっぺたが落ちるくらい美味しいの」

 

聡平「マルちゃん最高!!」

 

シャキーン☆

 

聡平「一流が消えました」

 

とうとう一流の方が一気に消えてしまいました。しかもルビィのチームですわよ!!

 

聡平「マルちゃんまだまだ売れるわね」

 

聖良「忙しくなりそうですね今年度」

 

聡平「マルちゃん2020年度、

 

忙しくなるわよ〜!!

 

ニセ木田「あれ…?いない…?やっぱりBずら?」

 

千歌「花丸ちゃんも迷ったんだね」←花丸さんが消えていることはわかっていません

 

ニセ木田「うん…」

 

次は挽回のチャンスがあるきよっぴーさん。

 

3つを食べて、出した答えは…、

 

きよっぴー「B。これは一発だったわ」

 

鞠莉さんもこれで消えませんわね。

 

次は二流のみおぴょんさん。

 

3つを食べて、出した答えは…?

 

みおぴょん「B。Aはお豆腐、Cはお魚の味がしたわ」

 

果南さんも残留、と。

 

私・鞠莉・果南「やったー!!」

 

ここで3人でハイタッチ。

 

次は崖っぷちの仲喜のそっくりさん。

 

3つを食べて、迷う仲喜。

 

出した答えは…、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仲喜「Cは違うなぁ…。Aにしよう」

 

ビヨ~ン 映す価値なし

 

【♪沖仁『スペイン』♪】

 

聡平「仲喜くん最高!」

 

聖良「えぇ〜っ!?」

 

ビヨ~ン 映す価値なし

 

理亞「兄様ーーーーーー!!」

 

ビヨ~ン 映す価値なし

 

ニセ部「なんか、Cはお魚の味がしたから違うなと。で、Bはなめらかすぎて高級品っぽくないの。よってAにしました」

 

聡平「今年度も仲喜くん忙しくなるわよ〜!!

 

ニセ木田「やった!」

 

ニセ部「やっぱりみんなBなんだね。俺も迷ったよ」

 

ニセ木田「うん」

 

次は善子さんのそっくりさん。

 

善子「本物を選べばなんとか画面には残ってる。それ以外は全部ビヨ~ンだからね」

 

聡平「そうです。外すと消えます」

 

3つを食べて、悩む善子さん。

 

出した答えは…?

 

 

 

善子「C。天使がそう囁くの」

 

善子さんはまだ誰もいない部屋にたどり着いてしまいました!!

 

善子「…あれ?」

 

ほっときましょう。

 

最後は普通の落語家見習いの光希さん。

 

光希「なんとか当てれば、一流に戻れる。でアカンやつを選べば消えると」

 

3つを食べて、迷わず出した答えは…、

 

 

 

光希「清さん、間違いなく、Cです。Cが一番とろけるような旨味が広がり、美味しかったです」

 

善子さんの待つCの部屋へ!

 

善子「やった!これで安泰ね♪」

 

 

 

結果発表

 

聡平「まずは選んだら消える、絶対ありえへん部屋を開けます」

 

そして開けたのは…、

 

 

 

 

 

 

 

A

 

 

 

ニセ部「これはホント?」

 

聡平「はい。もうすでに消えております」

 

勇輝「2人はフェイクを選びました」

 

ニセ木田「えっ!?」

 

ニセ部「フェイク!?」

 

ニセ木田「今名前だけずら?」

 

聡平「そう。名前だけよ」

 

2人「えぇ〜っ!?」

 

千歌「嫌だ。私A選んじゃった」←ニセ海千歌

 

しばらくして、

 

聡平「次に正解の部屋を開けます」

 

善子「来い!」←消えるかもしれない

 

そして開けたのは…、

 

 

 

 

 

 

 

B

 

 

 

聡平「おめでとうございまーす!!」

 

由美「やった!」

 

きよっぴー「これで一流回帰ね!」

 

聡平「ということで、正解は、Bでございました〜!!」

 

善子「そんなぁ〜!!」

 

ビヨ~ン 映す価値なし

 

スタジオでも、

 

幸恵「えぇ〜っ!?」

 

ビヨ~ン 映す価値なし

 

さあ、最終結果ですが…、

 

【チームブラック団】一流

【チーム春から大学生!! in 沼津】二流

【チームロリコンをだめにする会】一流→映す価値なし

【チームマリーズ】普通→一流

【チームウイング団男子】映す価値なし

【チーム青い波】二流

【チーム北海道】そっくりさん映す価値なし

【チーム中二病】そっくりさん映す価値なし

【チーム訳あり2年生】普通→三流

 

絶対ありえへんの登場により、一気に3組も消えてしまいました。

 

〜※〜

 

全員が戻ってきたところで、

 

聡平「さあ、最終結果見てみましょう。一流アイドルがお二組、二流アイドルがお二組、三流アイドルがお一組という結果になりました!」

 

全員で拍手。

 

聡平「おかしいですね。始まったときは4組くらい一流がいたんですけど、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

消えてる!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでですかこれは?

 

マルちゃん?どうしたの?」

 

花丸「信じられないずら!!」

 

笑いの渦に包まれます。

 

花丸「この番組が信じられないずら!!」

 

聡平「しかもそこもですよ。そっくりさんのまま終わるのかなと思ったら、

 

仲喜くんもフェイク選んだのね!?

 

仲喜「いやいやいや、絶対Aは写真でした!」

 

聡平「いやいやいや…。あとここですよ。堕天使善子ちゃんは今回も不運だったわね」

 

善子「うるさい!!あとヨハネ!!」

 

またもや会場が笑いの渦に。

 

勇輝「ここのチームはさっきまで一流でしたのに」

 

ジュリー「そうよそうよ!」

 

花丸「だってどう考えても一流が映す価値なしにいきなり転落するってそんな番組あるずらか!?

 

聡平「それはあんたがフェイクを選んだからでしょ!?

 

ルビィ「ピギャァーーーーーー!!ピギャァーーーーーー!!」

 

聡平「以上!サンシャイン格付けチェックでした!ありがとうございました!!」

 

こうして今回はお開きとなりました。

 

〜※〜

 

最後に聡平さん、勇輝さん、ジュリーがミニ格付けに挑戦します。

 

最初のチェック みかん!

 

聡平→A 勇輝→A ジュリー→A

 

全員正解。

 

次のチェック ラーメン

 

聡平→B 勇輝→A ジュリー→B

 

勇輝さん不正解、1ランクダウン。

 

次のチェック ピアノ演奏の録音

 

聡平→C 勇輝→C ジュリー→B

 

ジュリー不正解、2ランクダウン。

 

次のチェック 水彩画

 

聡平→A 勇輝→A ジュリー→A

 

全員正解。

 

次のチェック CG

 

聡平→A 勇輝→B ジュリー→B

 

聡平さん不正解、1ランクダウン。

 

最終チェック フォアグラ

 

聡平→B 勇輝→C ジュリー→A

 

勇輝さんとジュリー不正解。勇輝さんは2ランクダウンでしたが、ジュリーは画面から消えてしまいました!

そして聡平さんは一流に返り咲きました!!

 

【♪葉加瀬太郎『ひまわり』♪】

 

3人の結果は…、

 

【聡平】一流

【勇輝】三流

【ジュリー】映す価値なし

 

お見事ですわ!聡平さんが残りましたわ!!

 

今回の収録はここまで。また次回お会い致しましょう。さようなら!!




次回の樽見鉄道に続くようにしてあります。


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樽見鉄道と淡墨桜、そして…

今回は樽見鉄道に乗りに行きます。ついでに養老鉄道にも乗ります。今回は作者の体験談が基です。
視点はデフォルトの高海千歌とします。

※写真が全部デバイスから飛び、かつ挿絵機能が半分死んだので今回以降は写真かなり少なめで行きます。


私「…で、今日は何をするの?」

 

梨子「根尾谷の淡墨桜を見に行きたいの」

 

2020年4月8日の朝、私は梨子ちゃん、由美ちゃんと3人で金山駅に来ていた。

 

由美「でも曜ちゃんがいないけど…」

 

梨子「月ちゃんとお出かけだって」

 

私「仲喜くんは?」

 

由美「東京の下宿先の下見に行ったってさ」

 

私「じゃあ3人で、全速前進~!!」

 

3人「ヨーソロー!!」

 

曜ちゃんのセリフパクったけど…いいよね。

 

~※~

 

さて、まずは金山駅から普通列車に乗って名古屋駅に出る。名古屋までは後続の新快速より普通列車のほうが先着するからだ。

 

やっぱり313系のモーター音とクロスシートの座り心地は最高だよね♪

 

そして名古屋駅到着。そのまま2番ホームで後続の新快速を待つ。

 

その後、乗り込んだら大垣まで一本で行ける。さあ、旅の始まりだ!!

 

【OP♪葉加瀬太郎『Bon Voyage』♪】

 

木曽川の流れも平和、岐阜の街並みも平和。長良川も揖斐川も呑気に歌っていた。

 

大垣到着。さあ、樽見鉄道に乗ろう。

 

7番線ホームに、水色に赤帯をした1両編成の列車がとまっていた。

 

これに乗って樽見駅まで行く。

 

日産ディーゼルの6気筒エンジンの音が身に沁みる。

 

車窓には桜並木が流れていく。そして本巣駅でオレンジ色のラッピング車両とすれ違った。

 

私「ねえ梨子ちゃん」

 

梨子「なあに千歌ちゃん?」

 

私「梨子ちゃんは仲喜くんのことをどう思ってるの?」

 

梨子「大親友以上恋人未満って感じ。でも仲喜くんは鈍感さんだからその手前の友達だって思いも伝わらないの」

 

私「わかるよ梨子ちゃん。由美ちゃんにはワカラナイカモシレナイケド…♥」

 

由美「うぐっ…」

 

ふふっ♥由美ちゃんも朴念仁なんだから♥

かわいいよ♥由美ちゃんの怯えてる顔♥

 

そして美濃神海駅にて赤白ツートンのラッピング車両とすれ違った。

 

さらに山を抜けたら樽見駅に到着。

 

【挿絵表示】

 

駅を出るとなぜかカモシカがぽつねんと突っ立っていた。

 

【挿絵表示】

 

由美「つぶらな瞳…かわいいなぁ…」

 

私「だよね…」

 

梨子「帰りの列車なくなるから早く行くわよ!!」

 

2人「はーい!!」

 

というわけで歩いて15分。根尾谷・淡墨公園に到着。

 

金山駅の売店で買ったおにぎりとからあげを食べよう。

 

【挿絵表示】

 

でもやっぱり淡墨桜の木は立派だ。

 

梨子「こうして岐阜の奥地にみんなで来られて私幸せ♥」

 

由美「それは俺もだよ。曜ちゃんや仲喜くんにも見せてあげたかった」

 

私「私だってそう…。こうしてみんなでいられるかけがえのない時間を…大切にしたいんだから!!」

 

【♪スピッツ『空も飛べるはず』♪】

 

※都合上歌詞を載せることができませんでした。

 

この日のためにゲリラライブ用のダンスを考えていたのでライブは成功した。

 

〜※〜

 

そして樽見駅に戻り、帰りの列車に乗る。

 

帰りは快速列車。1両編成。赤白ツートンのラッピング車両だった。

 

同じく今回もハイモ295タイプ。

 

【挿絵表示】

 

快速列車は本巣まで一部の駅にしか停車しない。だからそれだけ早く大垣に戻ることができる。

 

〜※〜

 

大垣駅到着。

 

梨子「まずここさぁ、カフェ…あるんだけど…一杯お茶していかない?」

 

私「いいよー♪」

 

由美「もちろんさ♪」

 

そしてカフェに行ってコーヒーを1杯飲む。…えっ?私がコーヒー?驚いたでしょう。

 

実はこの2年でコーヒー嫌いを克服したんだ♪まだブラックは飲めないけど、クリームと砂糖両方入ったものなら飲めるようになったよ♪

 

由美「しかしこのレモンスカッシュは美味しいなぁ」

 

梨子「もう、由美ちゃんったら子どもなんだから」

 

全員「あはは…」

 

こういうときに由美ちゃんはコーヒーにしない。なぜなら、飲み残したときの後悔が大きいからという話だった。

 

実際よく考えたらコーヒー豆自体も途上国で生産されて、低価格で取り引きされているから、飲み残したときの罪悪感を感じるというのは正しい考えなのかもしれない。しかし、その1杯が地球を救うと考えたので私は苦手を克服したんじゃないかと思う。

 

さて、そんなよもやま話は置いておいて、

 

梨子「これからどうする?」

 

私「そうだねぇ…養老鉄道の車庫と西濃鉄道両方見たい!!」

 

梨子「それ…行ける?」

 

由美「大丈夫でしょ。本数はそこそこあるし」

 

梨子「じゃあ行こう!!」

 

というわけで行ってみよう。

 

〜※〜

 

まず大垣駅からマルーン色の列車に乗る。そして西大垣駅にて下車。京急カラーの元近鉄車と東急からやってきたギンギラギンのステンレス車両が車庫にいた。

 

【挿絵表示】

 

【挿絵表示】

 

そして対向列車がやってきたので大垣駅に戻る。由美ちゃんが1年前に養老鉄道にルビィちゃんたちと乗ったときに出会ったギンギラギンのステンレス車両7712Fだった。

 

※都合上写真を載せることができませんでした。

 

大垣駅に戻ると、反対側にとまっていたのは7703Fだった。これもステンレス車両。

 

※こちらも都合上写真を載せることができませんでした。

 

これに乗って東赤坂駅に出よう。そこから徒歩で美濃赤坂駅に出られたらいいね♪

 

【挿絵表示】

 

歩きながら桜並木を撮影したり、

 

【挿絵表示】

 

ミ●ストップで買ったソフトクリームを食べたり、

 

ハーメルンの他作家さんの小説を読んだりしていると…、

 

 

 

ポッ!!

 

汽笛が聞こえてきた。これはやばい。西濃鉄道見られないかも。

 

その予感は的中した。

 

時刻表を確認したらすでに美濃赤坂駅を去っており、さらに踏切を見に行ったら、

 

【挿絵表示】

 

列車はいなかった。

 

諦めて美濃赤坂駅から帰るか。

 

しかし、悲劇はこれで終わりではなかった。

 

美濃赤坂駅に到着したものの…

 

列車はいない。

 

その上40分後まで来ないことがわかった。

 

このとき、私は由美ちゃんに対する怒りが爆発した。

 

私「ねえ由美ちゃん」

 

由美「何だよ?」

 

私「あのとき、『西濃鉄道は見られる』って言ったよね」

 

由美「それがどうしたんだよ?」

 

私「楽しみにしていたのに…なんで…」ポロポロ

 

私の怒りは本気だった。

 

私「なんでそれに合わせて歩いてくれなかったの!?」

 

由美「アンタもアンタでミニス●ップ行こうとか言ったじゃないか!!」

 

私「ソフトクリーム食べようって言ったのはあなたでしょ!?」

 

梨子「どうしよう…」

 

由美「それに桜並木の写真を撮ってたじゃないか!!アンタにも非があるんだから認めて謝れよマジメに!!あくしろよ!!ふざけんなよてめえ!!」

 

もうこれは耐えきれない。とうとう行動に出た。

 

「もういい!!由美ちゃんなんて!!」

 

 

 

バッチーン!!

 

 

 

「大っ嫌い!!」

 

 

 

 

 

由美「じゃあわかったよ。俺はそこのホームから落ちて死んでくる!!千歌っちは勝手に帰ってろ!!」

 

そう言って由美ちゃんはホームの方面に消えていった。

 

すると…、

 

梨子「千歌ちゃん」

 

梨子ちゃんの声は怒っていた。

 

梨子「由美ちゃんに謝ってきなさい」

 

私「嫌だ…もう一生あの人とは関わりたk…」

梨子「いいから謝ってきなさい!!」

 

梨子ちゃんはものすごい剣幕で怒鳴った。

 

もちろん、「大嫌い」とか「関わりたくない」とか言うのは本心じゃないので本当は謝りたかった。しかし、心のモヤモヤが取れず、私は由美ちゃんに会いに行こうともできなかった。

ところが、待つことなど許されないものだった。由美ちゃんに会いに行かなければ本当に自殺してしまうかもしれない。というのも彼女は過去数回自殺未遂を起こしているから余計に警戒しなければならない。

 

結局、

 

私「もういい…」

 

そう言って私は梨子ちゃんの前から逃げ、ホームに向かった。ホームの端の方で由美ちゃんは泣いていた。スマホも地面に置いてあるけど、由美ちゃんが地面に叩きつけた痕がある。

 

私「由美ちゃん…」

 

由美「…なんだよ。俺はもう帰らない。電車が発車するときに俺はここに飛びこむんだよ…」

 

私「…ごめん!!」

 

由美「えっ?」

 

私「…なんか、冷静に考えたら私も悪かったなって」テヘペロ

 

由美「やれやれ…千歌っちはいつもこうなんだから。こっちもごめん…死んでくるなんて言って…。こんな心の弱いあたしでも…千歌っちは受け入れてくれますか?」

 

私「もちろん♪」ニッコリ

 

梨子「無事で良かったね♥」

 

全員「あはは…」

 

さて、帰りだが…、

 

由美「バスで帰りますか」

 

全員「賛成ー!!」

 

それまで時間があるので本屋で立ち読み。そしてやってきた名阪近鉄バスで大垣駅まで戻った。

 

ここでもトラブルが。

 

由美「げっ、両替していないや」

 

そう。バスで両替ができなかったの。それでも由美ちゃんはできる限り慌てて払って…、

 

由美「10円足りない…」

 

運転手A「じゃあこれでいいです」

 

由美「ありがとうございます!!」

 

その後、由美ちゃんはしばらく罪悪感に苛まれ、動けなかったのだった。

 

〜※〜

 

由美「…さてと、そろそろ帰ろうか」

 

2人「うん!!」

 

こうして帰路につく。金山駅到着により、私たちの旅は終わりを迎えた。

 

春の樽見鉄道に乗って淡墨桜を見に行くのはすごくきれいだからみんなも行ってみてね♪




作者はブラックコーヒーをあまり飲めません。缶コーヒーを買うときも微糖にしています。
次回は明知鉄道に乗りに行きます。次回でAqours初期メンバー全員が由美と中小私鉄に乗りに行くことになります。

※この話もpixivに転載予定でしたが、トラブルにより退会しているのでpixivで見ることはできません。


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アケチのリトルデーモン

引き続き中小私鉄ネタです。今回をもって初期メンバー全員が由美と中小私鉄に乗りに行くことになります。今回は津島善子視点で書きます。


由美「またかよ…」

 

曜「だって千歌ちゃんと梨子ちゃんが由美ちゃんと一緒に樽見鉄道に乗りに行くから!!」

 

私「だからって私を誘わなくても良かったじゃない!!」

 

今私たちは金山駅にいる。これは曜がいきなり列車に乗りたいと言って私と由美を連れ出したから。私じゃなくても良かったのになんで連れ出すのよ!!

 

曜「でも善子ちゃんが由美ちゃんと今まで中小私鉄に乗りに行ったことはあったっけ?」

 

私「それはないけど!!善子言うな!!」

 

由美「それなら行こうか、よっちゃん」

 

私「よっちゃんじゃなくてヨハネ!!」

 

曜「さあ、千種まで中央線乗ろうか♪」

 

由美「うん♪」

 

私「待ってよー!!」

 

こうして私たちの旅は始まった。

 

〜※〜

 

千種到着。ここから特急しなのに乗って恵那まで行く。

 

曜「実は特急しなの始めてなんだ♪」

 

由美「えっ?そうなの?」

 

私「私も乗ったことあるわ」

 

由美「結構揺れるよ〜?」

 

私「そうよね」

 

曜「でも船に比べれば平気であります!!」

 

由美「…でしょうね。曜ちゃんのお父さん船乗りだから」

 

というわけで、リトルデーモンしなの号、発車!!

 

【OP♪葉加瀬太郎『Bon Voyage』♪】

 

東芝のインバータは堕天使の音楽。静岡の人もふじかわに乗ってみなさい?きっと同じ音が聞けるわよ?

 

〜※〜

恵那駅到着。改札を出ると1両編成の列車が待っていた。

 

【挿絵表示】

 

さあ乗り込んで出発よ!!

 

〜※〜

 

分け入っても分け入っても青い山。種田山頭火さんがこの俳句を詠んだように明知鉄道の列車は山の中を進んでいった。終点までずっと山の中を進んでいく。

 

岩村をすぎると乗客は私たちだけになる。

 

【挿絵表示】

 

そして乗ること小一時間、明智駅に到着した。

 

明智駅では列車の燃料補給が行われる。そのため、待ち時間は40分弱もある。

 

近くの喫茶店で悪魔のティータイムを過ごしましょう♪

 

私はブラックコーヒーを、曜はオレンジジュースを、由美は紅茶を注文した。

 

私「そういえば由美と曜は大学の授業いつからなの?」

 

由美「4月20日から」

 

曜「もう始まっているけど全部オンラインだって」

 

由美「よっちゃんの学校は?」

 

私「来週からの予定だけど今度の緊急事態宣言で伸びるかもしれないの。てかヨハネ!!」

 

曜「善子ちゃんも学校に行きたいんだね…」

 

私「ヨハネよ…」

 

由美「やっぱり緊急事態宣言辛い…」

 

曜「だよね…」

 

なんか沈んだ空気になってしまった。

 

由美「でも今を楽しまなきゃ」

 

私「流石私の特上級ビッグデーモンミイラよ!!」

 

由美「だからミイラは禁句じゃい!!」

 

3人「あはは…」

 

そうこうしているうちに帰りの列車の時間になってしまった。

 

【挿絵表示】

 

曜「なんか…すごく嬉しい…」ウルウル

 

由美「曜ちゃんいきなりどうしたの?」

 

曜「だって、今こうしてAqoursのメンバーと…それからコメット団のメンバーと一緒にこうして旅ができることがすごく嬉しくて…みんな本当にありがとね…」ポロポロ

 

私「曜、何泣いてんのよ…私まで泣けてきちゃうじゃない…」ウルウル

 

曜「なんか…今までの受験戦争を乗り切って…それで耐えられなくなって泣いちゃいそう…」ポロポロ

 

由美「やめろよそれは…俺も泣けてくる…」ウルウル

 

私「でも曜も由美もありがとう…うっ…あっぐ…」ポロポロ

 

由美「俺だってよっちゃんや曜ちゃんに感謝してるよ…ありがとう…うぅぅ…」ポロポロ

 

私「ヨハネよ…うわあああああん!!」メソメソ

 

この後全員で涙を流して車内で大声で泣きながらハグをし合った。

 

~※~

 

【挿絵表示】

 

恵那駅到着。この後列車はすぐに去っていった。

 

恵那駅の観光案内所でお土産を買おう。

 

やっぱりこういうときは悪魔の食べ物ポテトチップスよね♪味噌味は貴重だもの♪

 

曜「由美ちゃん、栗きんとんは渋いね~」

 

由美「そう?ここ来たら定番だぜ?まあポテトチップスも買うけど」

 

私「そうよね♪」

 

3人「あはは…」

 

こうして買い物を終えたところで快速列車に乗って金山駅に戻る。

 

【ED♪葉加瀬太郎『風の向こうに』♪】

 

こうして私たちの旅は終わりを迎えた。

 

とりあえずヨハネのリトルデーモンの皆さんは、明知鉄道に乗って、悪魔の森を駆け抜けてみない?




ここから緊急事態宣言下に入るので次回は2020年4月30日収録分となります。


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名松線と特急ひのとりは未来ずら!!

予定通り、4月30日の収録回を公開します。今回は千歌ちゃん視点とします。


花丸「楽しみずら~!!」

 

私「花丸ちゃん落ち着いて」

 

仲喜「でも久々の近鉄特急だもんな」

 

私は仲喜くん、花丸ちゃんと3人で近鉄名古屋駅に来ていた。これから近鉄に乗って自粛要請を完全に無視して松阪まで行くんだ♪もちろん、梨子ちゃんには反対されたけどね…。

 

仲喜「というわけで、乗るのは…えーっと…アーバンライナーだな」

 

白い車体にオレンジの帯をもつアーバンライナー。この車両も名阪甲特急から撤退して乙特急専用になるらしい。

 

私「じゃあ乗ろうか!」

 

2人「うん!!」

 

こうして私たちの旅は始まった。

 

【OP♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

列車は青空のを俊敏に往く。そして津まで無停車なんだ♪

 

私「そういえば由美ちゃんはどこにいるの?」

 

仲喜「アイツは自粛要請でやる気がなくなって家に引きこもってる」

 

花丸「えっ…そんな…オラの由美ちゃんが…」ポロポロ

 

仲喜「マル…泣くな…由美ちゃんは死んでないんだから」

 

花丸「うるさいずら!!」シャキーン!!

 

花丸ちゃんはかばんの中に入っていた小太刀を取り出した。

 

花丸「仲喜くん!!あなたは近鉄がKTだからキチガイだとか言ったよね!?オラはそれを許していないずら!!」

 

仲喜「それがどうしたって言うんだよ!!」

 

花丸「由美ちゃんの大好きな近鉄を馬鹿にするな!!そういう人は最低ずら!!」

 

仲喜くんのキチガイ発言はちょっと許せませんなぁ…。

 

私「花丸ちゃん、確かに、仲喜くんの近鉄キチガイ発言は最低だと思う」

 

花丸「そうでしょ千歌ちゃん!?」

 

私「でもそれで刀を振り回そうとする花丸ちゃんこそ犯罪者の極みだと思うよ」

 

花丸「それはごめんなさいずら…。でも仲喜くんのことは一生許さないずら」

 

仲喜「俺もマルのことは大嫌いだよ」

 

花丸「ふふっ、お互い様だね」

 

仲喜「だな」

 

ある意味やばいぞこれ…。

 

〜※〜

 

津駅到着。

 

花丸「千歌ちゃんは近鉄に乗るのは何回目?」

 

私「私は4回目かな。1回目はけいはんな線が開業したときに果南ちゃんが連れて行ってくれたの。2回目は阪神なんば線開業時に美渡姉が連れて行ってくれた時。3回目は家族で志摩観光ホテルに行ったとき。でこれが4回目」

 

花丸「なるほど」

 

仲喜「俺には聞かないのかよ」

 

花丸「近鉄にキチガイとか言う最低野郎に聞く気はないずら」

 

仲喜「マジかよ…」

 

後で由美ちゃんに聞いたが、あのロケまでに一度しか乗ったことが無かったらしい。嫌いとは一言も言っていないそうなので仲喜くんこそ真のキ●ガイだということが丸わかりだ。

 

そして次に乗る列車だが、名古屋線のレア車1400系1407Fだった。後ろは1230系列だった。作者然り、私然り、ダイヤさん然り日立のインバータ車に当たる率高いね…。

 

〜※〜

 

松阪駅到着。赤白ツートンの6つの連なった巨体は宇治山田方面へと去っていった。

 

私「…で、これからどうする?」

 

花丸「名松線に乗ろうよ!」

 

私「いいね!!」

 

というわけで名松線ホームにやってきた。ステンレス製の1両編成の列車が止まっていた。

 

【挿絵表示】

 

花丸「未来ずら!!未来ずらよ!!」

 

私「これのどこが未来なのさ」

 

仲喜「俺も同感」

 

どこからどう見ても、また、音を聴いても古さが目立つ。このキハ11形は1999年製で、さらにエンジンもカミンズのN14-Rと一世代古いエンジンだから仕方がない。

 

私「さあ、出発するよ!!」

 

全員「おー!!」

 

名松線は平野部を軽快に走っていく。緊急事態宣言の影響もあってか、駅に停車しても誰も乗り降りしないからドアを開けている時間も短い。バスみたいに通過してもいいのにね。

 

昼食を食べているうちに家城駅に到着。

 

【挿絵表示】

 

キセルしても…ばれないよね。そう思った私は大馬鹿だった。

 

なんと!!お金も払わずに降りて折り返そうとしたら全員そろって乗務員さんに怒られたのだ!!

 

乗務員A「松阪からの運賃をお支払いください」

 

3人「わかりました…」

 

330円追加で取られちゃった…トホホ…。

 

さて、松阪に戻ろう。列車は発車し、約1時間半に及ぶ名松線の旅は終わった。

 

【挿絵表示】

 

そのまま津駅に移るけど、

 

花丸「どっちで行く?」

 

仲喜「俺はJRだな」

 

私「私もJRがいい。仲喜くんのこととかは関係ないけどなんとなくディーゼルに乗りたいんだ」

 

花丸「決まりずらね」

 

というわけでそのまま反対側のホームに移ろう。

 

【挿絵表示】

 

この2両編成の気動車に乗って津駅に行こう!!

 

私「1!」

 

花丸「5!」

 

仲喜「16!」

 

私「Aqours!!」

 

全員「サーンシャイーン!!」

 

【挿入歌♪Aqours『未体験HORIZON』♪】

 

この区間も広大な平野を抜けていく。六軒駅はまさに地方の駅という感じだった。天竜浜名湖鉄道を偲ばせる、そんな出で立ちの駅だった。

 

津駅到着。

 

私「この後どうする?」

 

仲喜「伊勢鉄道行く?」

 

花丸「仲喜くんの意見は後回しずら。オラは津駅の周辺を巡りたいずら」

 

私「じゃあ何もなかったら伊勢鉄道に乗ろうか」

 

花丸「それなら了解ずら♪」

 

出てみたはいいものの…、

 

 

 

 

 

何もない。

 

 

 

 

もう一度言おう。

 

 

 

 

 

何もない。

 

 

 

 

 

仕方ないね。伊勢鉄道乗ろうか。

 

【挿絵表示】

 

あまり聞き慣れないローカル線気動車用のドアチャイムを鳴らしてドアが閉まると、本日3度目(*1)のカミンズサウンドが車内に響く。

 

東一身田で下車。もちろん周りに何かあるわけがない。

 

花丸「帰りの列車しばらく来ないから歩くしかないずらね…」

 

私「そうだよね…仲喜くん、どこまで歩く?」

 

仲喜「ちょっと待ってね…」

 

ピロリーン♪

 

そこには「高田本山駅」と出ていた。そこまで歩こう。

 

〜※〜

 

高田本山駅到着。列車はビュンビュン通過するばかり。

 

通過する列車は伊勢志摩ライナーやアーバンライナー、3ドアクロスシートの5200系が主だった。

 

そしてしばらくすると2両編成の電車がやってきた。これでやっと乗れる♪

 

そして津駅に戻ると…、

 

あの新型プレミアム特急ひのとりがやってきた。

 

花丸「未来ずら〜!!」

 

私「だよね〜♪」

 

こんな感動に浸っているうちに発車してしまう。乗り込もう。

 

【挿絵表示】

 

車内はたいへん明るく、上質な旅を味わえる。

 

私「花丸ちゃん、仲喜くん、実は車内でインスタントコーヒーやココアが飲めるんだって。一緒に行く?」

 

2人「もちろん!」

 

そしてお金を払ってお湯を入れ、マドラーでかき混ぜて少し冷ます。うん。やっぱり上質な空間で味わうオトナの苦味は最高だ。

 

仲喜「このココア美味しいなぁ…」

 

花丸「紅茶も最高ずら♥」

 

3人別々だが、ゆったりしたひとときを過ごした。

 

〜※〜

 

名古屋駅到着。外から見てもダークレッドに輝く車体が素敵だ。

 

【挿絵表示】

 

そして伊勢志摩ライナーとの2ショット。これはいい思い出になるぞ。

 

そして特急ひのとりが発車したことで私たちの旅は終わりを迎えた。

 

その後、近鉄のKTにキ●ガイとかいうキ●ガイ仲喜くんを近鉄に1回でも乗るロケに二度と誘わないことを決めたのは言うまでもない。

 

でも特急ひのとりは一生に一度乗らないと損する逸材だから名古屋から大阪に移動する時はぜひひのとりに乗ってみてね♪

*1
1度目は名松線の往復、2度目は紀勢線のキハ25を数えた。




なんか…俺の作品の近鉄ネタ本当に多いな。
※私も同じルートを辿りました。私は名古屋駅で旅を終えたあと、黄金駅付近の陸橋でDF200やHC85系の撮影をしていたのは内緒w
次回は迷列車で、南海電鉄のあの吊り掛け電車とします。


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迷列車で行こう Aqours編 第5回 南海1521系・2051系

久々に迷列車シリーズと行きましょう。今回は高海千歌視点とします。
今回紹介する列車はこれ↓。

【挿絵表示】



由美「はいどうも」

 

私「いきなりどうしたのこんなときにZOOM開いて?」

 

私はいきなり由美ちゃんにZOOMで呼び出された。何をやるんだろう?

 

由美「このリモートワークを機に迷列車で行こうをやろうかなと」

 

私「…私と2人だけ?」

 

由美「だっていないんだもん他に適任」

 

私「…だろうね」

 

由美「さあ、始めるか。今回は南海電鉄の吊り掛け電車1521系および2051系です」

 

私「また?」

 

由美「仕方ないさ。作者さん吊り掛け大好きだもん」

 

私「それなら仕方ないね。うん。始めよう!」

 

【OP♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

南海1521系と南海2051系は1959年から1962年にかけて登場した、在来車からの機器流用による通勤型電車です。

 

1521系は在来の木造車の淘汰を目的に2M1Tの3両編成4本が製造され、主に普通列車に充当されました。

 

主電動機は国鉄63系電車を買収した1501形の1513〜1520の電装解除で発生したMT40形主電動機を使用。出力は113.6kWでした。

 

駆動方式も吊り掛け駆動、歯車比は64:25で2.56となっています。

 

制御方式は抵抗制御。流用品を改造した三菱製のALF制御が採用されました。

 

ブレーキ方式は従来車と同じA動作弁の自動空気ブレーキが採用されています。

 

台車は新造品で、ペデスタル式の空気ばね台車が採用されました。

 

ロングシートを備える21m級の片開き4ドア車体となっており、モハ1521-サハ3801-モハ1521の3両編成で構成されましたが、昇圧直前には4両編成や2両編成に組み替えることも多かったようです。

 

~※~

 

私「2051系は?」

 

由美「今から説明します」

 

~※~

 

2051系も同じ目的・手法で製造された通勤型電車です。

 

こちらは4両編成2本が製造され、主に急行列車に充当されました。

 

主電動機は2001形2025〜2028の電装解除で発生したMB-186AFRを使用。出力も150kWとMT40に比べ1まわりほど大きいものでした。

 

駆動方式は吊り掛け駆動ですが、歯車比が66:31で2.13となっている点で1521系とは異なります。

 

制御方式、ブレーキ方式、台車は1521系と共通です。

 

車体は1521系のものをベースに座席の奥行きを広げて座り心地を良くしたものになっています。

 

こちらはモハ2051-サハ3801-サハ3801-モハ2051の4両編成で構成されました。

 

昇圧直前には普通列車に充当されるようになっていました。

 

これら2形式ですが…、

 

 

 

 

 

~※~

 

 

 

由美「昇圧時に大規模改修工事が行われました」

 

私「まさか…?」

 

由美「そのまさかです。続きをどうぞ!」

 

~※~

 

1973年に架線電圧が昇圧されました。この時、大半の吊り掛け電車は12001系や21201系を含めて廃車になりました。

 

しかし、吊り掛け電車の中でも1521系と2051系は最も車齢が若く、全鋼製車体を使用していたので昇圧工事の対象となりました。

 

それでも後に登場した高性能車7000系・7100系とは性能差が大きく、かつ両数も20両と少なかったため、支線区向けに改造されました。

 

まず2051系の150kWモーターは昇圧不可能だったので廃棄され、2054は電装解除しクハ3901形に形式変更、それ以外の3両はMT40に交換し、モハ1521形に形式変更の上いずれも1521系に統合。

 

制御装置もALFから日立製作所製のMMCに変更。同時に電動発電機も搭載。弱め界磁は省略されました。

 

ブレーキ方式をA動作弁の自動空気ブレーキからHSC電磁直通ブレーキに変更。

 

モハ1521形のうち偶数番号の車両は両運転台車に改造。

 

サハ3801形は制御付随車化されてクハ3901形に形式変更の上、旧2051系も1521系に統合。

 

前照灯ケースはそのままに前照灯をシールドビーム2灯化。

 

冷房装置の搭載は廃車まで行われませんでした。

 

改造後は天王寺支線・加太線・多奈川線で2両編成、高師浜線・和歌山港線は単行で運転されましたが、1984年に天王寺支線の天下茶屋-今池町間が廃止になると、1524と1526の2両がそこの専属車両となり、同時に和歌山港線が2両編成化されています。また、この頃に余剰車となっていた3908と3909は系列のトップを切って1985年4月に廃車となりました。廃車後、3909の車体は喫茶店の店舗として再利用されましたが、1989年の閉業により解体処分されています。

 

さらにその後、1985年6月16日には汐見橋線(高野線の一部)が分断されるのに伴い、2両編成3本が専属車両となりました。

 

1993年に天王寺支線が廃止になると、1524と1526は和歌山港線に転属しています。

 

1994年以降は高野線の22000系を改造した2200系、2230系の転用により廃車が進行。1995年10月の和歌山港線のさよなら運転をもって全車が引退しました。

 

最後まで残った10両は1521, 1526, 1528, 1529, 1531, 3901, 3903, 3905, 3906, 3907で、これらは11月20日に廃車となっています。

 

これをもって南海線から吊り掛け車と鋼索線以外の非冷房車が消滅しました。

 

それ以外の8両は弘南鉄道に譲渡されましたが、

 

●4ドア車体で保温性に欠けたこと

●車体の痛みが激しいのにもかかわらず部品の調達が困難であったこと

 

などの理由により2008年までに全車が廃車解体処分されてしまいました。これをもって南海1521系および2051系を出自とする車両は全滅しました。

 

〜※〜

 

由美「今回は以上です。いかがでしたか?」

 

私「南海は難解だなぁって思った」

 

由美「上手い!!」

 

私「やった!」

 

由美「そろそろ締めようか」

 

私「うん!」

 

由美「じゃあまた次回!!」

 

全員「ありがとうございましたー!!」

 

【ED♪コブクロ『君という名の翼』♪】

 

この車両は吊り掛け電車としては長寿命だったと思う。35年以上も使うっていうのはこれぞベテラン車両って感じでいいね♪




次回は5月20日の蒲郡線ロケです。もしかするとこの作品初となる他作品からのキャラが登場するかも。

※この話もpixiv転載予定でしたがトラブルにより退会しているので立ち消えとなりました。


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マリオカートGT Abertura

削除済み作品からの再投稿。これもやるのに苦労したんだよねぇ…。
視点は黒澤ダイヤとします。


やっと緊急事態宣言が解除されたは良いのですが…、私も由美ちゃんも他の大学生の知り合いもオンラインで授業開始。ルビィ、花丸さん、善子さん、清さん、幸恵さん、光希さんは静真高校の授業開始に伴い沼津に帰ってしまいました。

 

やっと羽をのばせると思ったのに…。

 

そして今日は土曜日。

 

ん?土曜日…?

 

雨は降っていますが…、

 

いいこと思いつきましたわ!!

 

まずは由美ちゃんを電話で誘ってみましょう。もちろん、彼女に拒否権などは全くありません。

 

【通話開始】

由美「はい」

 

私「由美ちゃんですか?」

 

由美「そうだけど。ダイヤちゃんどうしたの?」

 

私「今から若宮大通駅に来ていただけませんか?」

 

由美「いきなり言われても困りますなぁ…」

 

私「そんな…」

 

由美「えっ?」

 

私「私はこれだけ由美ちゃんと生で久々に出会えることを心待ちにしていたのに…それを断ると言うのですの…?」

 

由美「俺じゃなきゃダメ?」

 

私「はい。そして今日じゃないとだめですわ!!」

 

由美「なんか今日のダイヤちゃん、久々に変だぞ…?」

 

私「ええ。やっと会えるのですもの!!あなたにこれ以上会えないと…私…寂しくて死んでしまいますわ!!」

 

由美「もうわかったよ。行けばいいんだろ?」

 

私「ありがとうございます!!ぜひ楽しみにしていますので!!」

 

【通話終了】

 

ヤンデレ作戦、大成功ですわ!!由美ちゃんはそこまでしないと乗ってくれないときがありますので。

 

〜※〜

 

若宮大通駅にて。

 

由美「いや、今日はすごく暇で、聡平やジュリーと一緒に色とり忍者やってたんだよ」

 

私「それでしたら聡平さんとジュリーも呼びたいのですが」

 

由美「じゃあ呼ぼう!!」

 

【通話開始】

聡平「ダイヤさん?あたしもジュリーもすごく暇だから今から遊ぼうよ」

 

私「若宮大通に由美ちゃんと今いますのでぜひ来てください♪」

 

【通話終了】

これで4人揃いましたわ♪

 

ルビィは帰ったので誘うような真似はしませんでした。

 

〜※〜

 

ジュリー「…で、今日何やるの?」

 

由美「今日は、マリオカートをやろうと思う」

 

聡平「でも今4人だけなのに、それでやるの?」

 

私「まだ候補はいますので」

 

そう思った瞬間、聞き覚えのある声が。

 

??「やっほー、みんな!!」

 

この声は確かアイドルの方ではありませんが、東京で私を救ってくださった方です。しかも由美ちゃんと一緒で、魔法が使えます。

 

そして由美ちゃんにそっくり。

 

私「アルルさん!?」

 

アルル「そうだよダイヤ。久しぶりだね」

 

私「なぜここに!?」

 

アルル「由美の出没場所がこの辺一帯だって聞いたから久々だしいっぺん会いたいなってボク、思ったんだ。でもなんでダイヤがいるの?」

 

私「格付けチェックがあってから帰れなくなったのですわ」

 

由美「他のAqoursの子も帰れなくなったからね」

 

アルル「で、聡平にジュリーも集まっていて、これからキミたちは何をやるの?」

 

由美「マリオカートをやろうかなって」

 

アルル「ボクも参加させて!!」

 

由美「当たり前さ!!」

 

私「あと3人ですわね」

 

アルル「ボクがもう呼んであるよ。他にカーくんを含めて4人だけど1人は同乗者にしないとまずいよね…」

 

由美「ああ。でも用意周到だな」

 

アルル「いやそれほどでも…」

 

由美「そういえばカーバンクルくんは?…あれ?」

 

カーバンクルさんは由美ちゃんに抱きついていました。

 

??「ぐぐー!!」

 

アルル「カーくんすごく喜んでるね」

 

由美「カーバンクルくんはレースに参加…」

 

カーバンクル「ぐぐ!!ぐぐぐぐぐーぐぐぐぐ」

 

由美「無理…なのかな?体が小さいからとか?」

 

アルル「そう言ってるよ」

 

由美「じゃあその4人はどこに?」

 

??「ここにいるよ!」

 

??「ここにもいます!」

 

??「見つけたぞ!由美!!」

 

由美「アミティ!りんご!シェゾ!」

 

アミティ「久しぶり由美!元気にしてた?」

 

由美「まあなんとかね」

 

りんご「大学進学おめでとうございます!!」

 

由美「いやいやありがとう」

 

シェゾ「今日こそお前…を奪いにきたぞ!!」

 

由美「相変わらずシェゾはヘンタイさんだなぁ」

 

シェゾ「だから!!ヘンタイって言うな!!」

 

全員「あはは…」

 

しばらくして、

 

私「ところで由美ちゃん、呼び捨てってどういうことですの!?」

 

由美「実はみんな俺が小学生の頃からの知り合いで、ちょっと流れで呼び捨てになったわけよ」

 

私「ずるいですわ!!私だって由美ちゃんを呼び捨てで呼びたいですわ!!」

 

アルル「じゃあ呼び捨てでいいじゃん」

 

私「そうですわね」

 

ここから私は由美のことは呼び捨てで呼ぶようになり、由美も私のことを呼び捨てで呼んでくれるようになりました。あと聡平とジュリーもです。

 

アルル「じゃあダイヤ、お近づきの印に…」

 

私・アルル「ぷよぷよで、勝負だ(ですわ)!!」

 

〜※〜

 

アルル「強いねダイヤ…」

 

私「アルルさんもですわよ…」

 

アルルさんは手加減なしに攻撃してきましたが、結局私が勝ってしまいました。

 

すると由美の携帯には電話が。

 

【通話開始】

由美「はい」

 

??「お前、由美か?」

 

由美「そうですけど」

 

??「私はサタンだ。久しぶりだな」

 

由美「サタン!どうやって俺の番号を知ったんだよ!?」

 

サタン「あの闇魔導師が教えてくれた」

 

由美「それなら納得。で、用件は?」

 

サタン「お前とダイヤがマリオカートを計画しているとシェゾから聞いた。そこで会場を用意したので今すぐ出発して鈴鹿PAに来てほしい。さもなくばそこに集まったみんなをぷよ地獄に埋める」

 

由美「わかった」

 

【通話終了】

アルル「あのサタン、また良からぬことを…?」

 

由美「いや、ただマリオカートの司会をしてくれるだけでしょ」

 

アルル「心配だなぁ…」

 

私「サタン様のことは放っておいて出発しましょうか♪」

 

アルル・カーバンクル・由美以外「賛成ー!!」

 

2人「待ってよー!!」

 

カーバンクル「ぐぐー!!」

 

さあ、ここから始まります。楽しみですわ♪




次回に続きます。


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マリオカートGT 1st Round 新名神高速道路

前回の続きです。引き続き黒澤ダイヤ視点とします。


というわけで、鈴鹿PAについたのですが…、

 

 

 

 

 

なぜ千歌さんと果南さんがいるのでしょうか?

 

果南「あれ?ダイヤ、どうしたの?」

 

私「それはこっちのセリフですわ!」

 

果南「実はさ、なんか鈴鹿PAが騒がしいって書き込みがTwitterにあったから来てみたんだ。ダイヤはここで何をするの?」

 

私「実はこの後マリオカートをする予定で…」

 

千歌「ダイヤちゃん参加させてよ!!」

 

私「千歌さんそれはできませんけど、マシンによっては同乗が可能というふうに伺っているので」

 

千歌・果南「やった!」

 

さてと。

 

サタン「よく来たな。特に由美とダイヤ」

 

私「お久しぶりですわね、サタン様」

 

由美「なんか今日はマリオカートをやるんだけど…コースどこ?」

 

サタン「ああ。それならすぐそこだ。新名神を貸し切る」

 

アミティ「あたし免許持ってないのに!!」

 

りんご「女子中学生の私に高速道路で車を運転しろと言うのですか!?」

 

由美「申し訳ない。そういうことになった」

 

サタン「国交省から特例措置をもらったので今回は許してもらえないか?」

 

アルル「もちろん!」

 

サタン「アルルがそう言ってくれるならありがたいことだ」

 

さて、今回のコースは、新名神高速道路の鈴鹿PAから土山SAまでの約18km。途中にインターチェンジは無く、あるのは亀山ジャンクションのみです。

 

今回のコースは2000ccですわ。

 

マシンを決めましょう。

 

構体→トヨタ・ハイブリッドカー30

 

タイヤ→ウッドリング

 

グライダー→用意されていませんでした。

 

私は果南さんを助手席に乗せて鈴鹿PAを出ました。

 

鈴鹿PAを出ると7台の車が待っていました。

 

どんな車がいるでしょうか…?

 

由美はマイクロバス・ロングボディにオリジナルタイヤ。

 

聡平はマイクロバス・ショートボディにリングタイヤ。

 

ジュリーはマイクロバス・オールドモデルにスーパーキノコ。

 

3人には同乗者がいません。

 

続いてアルルさんはハチロクにオリジナルタイヤ。千歌さんを助手席に乗せています。

 

アミティさんはレクサス・ハイブリッドカーにウッドリング。

 

りんごさんはBMW・ディーゼルにエコタイヤ。

 

シェゾさんはフォード・4WDにワイルドタイヤです。

 

するとカーナビにサタン様の顔が映りました。

 

サタン『今から走るコースはここから土山SAだ。土山SAの入り口を通過した者からゴール。1位から順に10, 8, 6, 5, 3, 2, 1, 0ptあげよう。アイテムや敵もいるから注意するように。わかったかな?』

 

全員「はい」

 

サタン『では、行くぞ』

 

♪〜

 

3!2!1!

 

ビュ〜ン!!

 

始まりました。

 

私は4位からのスタート。前には由美、アルルさん、シェゾさんがいます。

 

始まってまもなくアイテムボックスがあります。

 

緑甲羅×1です。

 

すると、

 

果南「ダイヤ、後ろからアミティの赤甲羅が!」

 

私「えーっと、これでしょうか?」

 

私はカーナビ上の準備ボタンをタップします。

 

まもなく赤甲羅がやってきました。そして、

 

 

 

ペシッ

 

赤甲羅は準備した緑甲羅と共に消えてしまいました。

 

~※~

 

さらに2km進むと、またアイテムボックスが。

 

今度は赤甲羅×1です。

 

後ろで赤甲羅を持った人がいないことをカーナビで確認して、前に発射するボタンをタップします。

 

発射後しばらくして、アルルさん&千歌さんの車に当たり、転倒しました。

 

ちょうど窓から見えていたので抜かしましょう。

 

やっぱりスポーツカーを抜かすのはとても気持ちいいですわ♪

 

~※~

 

しばらくすると、1位の由美がヤバいものを持っていました。

 

トゲゾー甲羅なのに黄色い。これは見た覚えがありませんが、1位が持っているということは…?

 

その予感は的中しました。

 

なんと!あの甲羅は発射されると同時に後ろのほうに進んでいったのです!!

 

そして私たちともすれ違い、

 

 

 

現在ビリの聡平に当たりました。

 

そしてそれに気を取られ、

 

 

 

私たちも前にあったバナナに気づかずにスリップ。

 

しかし、抜かされることもなく、なんとかなりました。

 

その直後に3つ目のアイテムボックスを通りました。

 

次はボム兵です。これは後ろに置いておくとかなり危険です。

 

その間にシェゾさんと由美が並んで走って前方を塞いでいました。

 

これはチャンスですわ!そう思った私は前に発射するボタンをタップ。

 

そのままバスとSUVに当たり、2台とも転倒しました。

 

その隙に抜かしてやりましょう。

 

~※~

 

私はついに1位になりました。そしてアイテムボックス。もうすでに8km走ったことになります。

 

次に出たのは緑甲羅×3。準備ボタンをタップして飛ばしましょう。

 

~※~

 

時速180kmで飛ばすのは気持ちいい♪そう思っているとレース用ではない車が追ってきました。

 

あれはトヨタのクラウン。そして赤い回転灯がついていて、サイレンも鳴っている。

 

果南「覆面パトカーだよ」

 

私「えぇ~っ!?」

 

パトカー『そこのお姉さんたち、左に寄ってください』

 

素直に従い、非常駐車帯に車を停めさせられ、

 

警官「お姉さんたち、60キロオーバー」

 

私・果南「すみませんでした…」

 

警官「レース中と伺っているので、免許証は免除するけど、切符を切るからそこのお姉さん年齢と名前をお願いします」

 

私「黒澤ダイヤです。年齢は19歳ですわ」

 

警官「じゃあ違反点12点で罰金10万円ね。そして周りに回している甲羅は没収ね」

 

私「わかりました」

 

警官「罰金は近くの簡易裁判所で納めてくださいね」

 

私・果南「本当にすみませんでした!!」

 

警官「では、お気をつけて」

 

パトカーは去っていきました。

 

~※~

 

気づくとすでに8位。このままでは負けてしまいます。

 

しかし時速120kmを超えると捕まるので追い抜きも不可能です。

 

緩く行きましょう。

 

〜※〜

 

しかし、あと6kmというところで7位のジュリーがゴールしてレースは終了。絶望と悲しみでいっぱいになり、泣きながらゴールに向かいます。

 

土山SAに到着したあと、私は泣き止むことができずにいましたが、

 

千歌「ダイヤちゃん、千歌がプリン買ってきてあげるから…泣かないで?」

 

私「いいんですの…?千歌さん…大好きですわ♥」

 

しかし恥ずかしい場面を見せてしまいました。次回からは気をつけないと。

 

さて、現在のポイントですが、

 

順位1位2位3位4位5位6位7位ビリ
名前由美アルルさんシェゾさん聡平りんごさんアミティさんジュリー
ポイント108653210

 

次のステージはどこでしょうか…?




次回に続きます。


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マリオカートGT 2nd Round 新東名高速道路

前回の続きです。引き続き黒澤ダイヤ視点とします。
※この話を書いた俺は、検索妨害防止のためタグに「ぷよぷよ」とつけた。


前回、私は警察に捕まったのでビリになってしまいまいした。ポイントとしては0ですが、違反点12点が後で加算されるようなので実質−12点です。

 

さて、次のステージは長篠設楽原PAから始まります。もちろん、私たちは電車で移動。千歌さんと果南さんは果南さんの車で移動。マシンはすべて警察の皆さんが運転してくださったことによって移動できたようです。

 

今度は着くと2人の他に曜さんと鞠莉さんが待っていました。

 

鞠莉「あれ?ダイヤがいないと思ったらここにいたのね」

 

私「果南さんに聞きませんでしたか?」

 

鞠莉「うん」

 

果南「鞠莉は知っていそうだったからね」

 

私「果南さんそれは甘いですわよ」

 

さて、今回のコースは新東名高速道路の長篠設楽原PAから岡崎SAまでの38km。途中に岡崎東インターチェンジがありますが、そこから出たらコースアウトになり、すぐに拾い上げられます。

また、鞠莉さんはりんごさんの車の助手席に、曜さんはアミティさんの車の助手席に乗ることになりました。

 

とりあえずここを出ましょう。

 

すでに準備は完了。またカーナビにサタン様の顔が映りました。

 

サタン『今から走るコースはここから岡崎SAだ。岡崎SAの入り口を通過した者からゴール。1位から順に10, 8, 6, 5, 3, 2, 1, 0ptあげよう。アイテムや敵もいるから注意するように。わかったかな?』

 

全員「はい」

 

サタン『では、行くぞ』

 

♪〜

 

3!2!1!

 

ビュ〜ン!!

 

始まりました。

 

私は前回のことがあって8位からのスタート。

ビリでありながら、アイテムを取ることができました。

 

出たのは…

 

なんと!

 

トゲゾー甲羅ですわ!

 

ただ、すぐには発射しません。もう少し上位に行ってからにしましょう。

 

~※~

 

しかし、そんな悠長なことを言っていられるのも束の間。

 

5位になったところで、1位の由美がまた恐ろしいものを手に入れたのです!!

 

雷ですわ!

 

もうこうなったら発射しておきましょう!!それっ!!

 

しばらくして、由美に当たります。そして転倒。4位まで転落しました。

 

バスに当てるのはスポーツカーより気持ちいいですわ♪

 

同時に雷も落ちました。

 

しかし、すぐに大きさが元に戻ったので、由美を抜かしましょう。これで4位ですわ♪

 

そして次のアイテムボックス。

 

ここで出たのはバナナ×3。

 

準備ボタンをタップして、ぶつかってくるのを待ちましょう。

 

その間に車を進め、2位まで行きましたが、1位のシェゾさんが見当たりません。

 

なんと!3km先を進んでいたのですわ!!

 

しかし、シェゾさんのアイコンはしばらくすると消えてしまいました。

 

するとまたアイテムボックスです。

 

ここにバナナを仕掛けておきましょう。

 

出たのは…、

 

えっ?プリン?どういうことですの!?

 

とりあえず準備ボタンをタップします。

 

すると…、

 

コンソールボックスにパックに入ったプリン風ゼリー飲料が出てきたのですわ!!

 

これは栄養補給のチャンス!!そう思った私は左手で蓋をとって飲み口を咥えます。

 

やっぱりとても美味しいですわ♪牛乳と卵のハーモニーが最高です♪

 

果南「ダイヤ!ずるい!!」

 

私「早い者勝ちですわよ果南さん」

 

しばらくすると青いSUVが非常駐車帯にパトカーと停まっていたのが見えました。何があったのでしょうか…?

 

【シェゾ side】

俺は誰も来ないことを理由に車を時速45km程度の遅いスピードで車を飛ばしていた。

 

すると白バイがやってきて、

 

白バイ『そこのお兄さん、左に寄ってください』

 

非常駐車帯に車を停めさせられると、

 

警官「お兄さん、最低速度違反」

 

俺「すみませんでした」

 

警官「レース中と伺っているので、免許証は免除するけど、切符を切るからお兄さん年齢と名前をお願いします」

 

俺「俺はシェゾ・ウィグィィ。年齢は180歳」

 

警官「…本当にその年齢なのか確認したいので免許証でなくても良いので身分証明書の提示をお願いします」

 

魔導師の資格を俺と由美、聡平、ジュリーは持っている上に、魔導師はそういう証明書を携帯しなければならないという義務が日本では課せられているので、

 

俺「ほい」

 

警官「わかりました。じゃあ違反点1点で科料6000円ね。それと今車に備えてあるキノコは没収ね」

 

俺「金取るのかよ!!それにアイテム没収!?」

 

警官「当たり前ですよ!科料は近くの簡易裁判所で納めてください」

 

俺「わかりました」

 

警官「では、お気をつけて」

 

俺「すみませんでした!!」

 

パトカーは去っていったが、気がつくと6位まで転落していた。

 

早く抜かないと…。まあすぐそこにアイテムボックスがあるから良かったのだが。

 

【シェゾ side out】

しばらくすると、虹色に輝くSUVが速度をあげて追いついてきました。

 

シェゾさんのやつでしょう。

 

うかうかしていると…、

 

ドカーン!!

 

転倒させられました。これで私は2位です。後ろにつけていたバナナも無くなりました。緩〜く行きましょう。

 

〜※〜

 

10km進むとまたアイテムボックスが。

 

今度は赤甲羅×3です。

 

ここは駐停車禁止。また、最低速度50km/hは守らなければ捕まる。

 

とりあえず1個発射しておきましょう。

 

シェゾさんの車に当てて転倒させます。

 

SUVを転倒させるのはバス程でもないですが気持ちいいですわ♪

 

〜※〜

 

そして法定速度を守りながらトップを維持してゴール。レース終了後に残る2つの甲羅とそれまでに取って車に格納してあったバナナは回収されました。

 

皆さんが来るまで味噌煮込みうどんを果南さんと食べながら待っていましょう。

 

〜※〜

 

30分して、皆さんがゴール。鞠莉さん&りんごさんがビリでした。

 

鞠莉「あっ!ダイヤも果南もずるい!マリーも味噌煮込みうどん食べたい!!」

 

私「自分で買いなさい。でも美味しいですわよ♪」

 

果南「食べないと損をするよ♪」

 

さて、今回のポイントは…、

 

順位1位2位3位4位5位6位7位ビリ
名前シェゾさんアミティさんアルルさん由美聡平ジュリーりんごさん
ポイント108653210

 

累計だと、

 

順位1位2位2位4位5位6位7位ビリ
名前シェゾさんアルルさん由美アミティさん聡平りんごさんジュリー
ポイント141313108732

 

さあ、次のステージ、行ってみますか!




次回に続きます。


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マリオカートGT 3rd Round しまなみ海道

前回の続きです。引き続き黒澤ダイヤ視点とします。


前回、私は1位で10ptを獲得しましたが、最初のコースの違反点12点は大きい。そのため順位としては4位ですが、実質−2ptでビリです。

 

さて、次のコースですが…、

 

 

 

 

 

 

 

えっ!?広島県に移動!?

 

 

 

 

 

 

 

驚きました。まさかの愛知県から緊急事態宣言未解除の大阪府(*1)を越えて広島県に移動ですもの。

 

そう。次のコースはしまなみ海道全線で、距離61kmですわ!!

 

そして、サービスエリア・パーキングエリアが計2ヶ所あり、休憩も可能です。

 

今回はインターチェンジからのスタートなので近くの駐車場から車に乗ることになりました。

 

スタート位置に着くと、

 

サタン『今から走るコースはここから今治ICだ。今治ICを出た者からゴール。1位から順に10, 8, 6, 5, 3, 2, 1, 0ptあげよう。アイテムや敵もいるから注意するように。また、特定区間以外では追い越しできず、アイテムも使えなくなる。わかったかな?』

 

全員「はい」

 

サタン『では、行くぞ』

 

♪〜

 

3!2!1!

 

ビュ〜ン!!

 

始まりました。

 

 

 

最初は2車線。アイテムボックスを通過。

 

出たのはダッシュキノコ×1です。早いところ使って逃げ切りましょう。

 

ビュ〜ン!!

 

次に尾道大橋出入口を通過。

 

その頃気づきました。今回のマリオカートの車は全てにハンズフリー通話機能とBluetooth機能がついているということを。

 

たまには音楽を流しながら緩く行きましょう。

 

【♪Aqours『未来の僕らは知ってるよ』♪】

 

するとまたアイテムボックスが。

 

今度はバナナ×1です。

 

適当に置いておきましょう。

 

すぐ後ろの由美が私のバナナに引っかかりました。やっぱりバスを陥れるのは気持ちいいですわ♪

 

向島ICを過ぎるとその先は対面通行。しかもアイテムボックスもなく、アイテム自体も使用不可。こんなの高速道路ではありませんわ!!

 

〜※〜

 

しばらくして、因島大橋に出ます。ここでまた2車線に。アイテムボックスもありました。

 

取ったのは…赤甲羅×1。

 

…げっ!3位の由美が赤甲羅を3つも持っていますわ!!

 

とりあえず準備ボタンをタップ。

 

由美は2位だったシェゾさんに赤甲羅を当て、彼を追い越します。

 

さらにもう1個赤甲羅を発射。

 

ここは私の準備した赤甲羅でガードしましたが、なんと!懲りずにもう1個赤甲羅を発射したのですわ!!

 

私・果南「嫌あああぁああ!!」

 

私たちは転倒。2位に転落しました。

 

〜※〜

 

因島大橋を出るとまた対面通行区間に入ります。アイテムも使用停止となりました。

 

【♪黒澤ダイヤ・小原鞠莉・松浦果南『逃走迷走メビウスループ』♪】

 

海も風情がありますが、山の中を走るのも気持ちいいですわ♪

 

ただ、生口橋も対面通行でした。しかも地元住民の軽トラがかなり遅いスピードで走っていました。緩く行きましょう。

 

その間に由美は前の方に消えて行きました。バス、しかもマニュアル車に負けるなんて悔しいですわ!!

 

〜※〜

 

生口島を過ぎると、2車線の多々羅大橋に入ります。前には誰もいませんが、アイテムを獲得しました。

 

それは…

 

なんと!!

 

 

 

キラーですわ!!

 

 

 

すぐに使いましょう。

 

ジェットエンジンの音が響きますが、大三島を一気に越え、更には大三島橋も過ぎ、伯方島通過。その間に2つのパーキングエリアを過ぎ、気がつくと1位に。

 

恐らく由美はパーキングエリアで休憩していたのでしょう。

 

それでもキラーモードは止まらず、伯方・大島大橋と大島も通過。気がつくと来島海峡第1大橋まで来ていたのです!!

 

そこでやっと2車線になり、キラーモードは止まりました。

 

そういえば地元住民の方は、ですって?

 

誰もいませんでした。

 

スピード違反は、ですって?

 

ダッシュキノコ、キラー、無敵スターは違反の対象外ですわ。

 

果南「そういえば由美はどうするの?」

 

私「もうあの方は1位には戻れません。由美は安全運転を目指していますから、簡単にスピード違反はしないでしょう」

 

そんなことを言っていると、

 

【♪マリオ無敵のテーマ♪】

 

ヤバいものが近づいて来た気がしますが…、

 

バックミラーを見てみましょう。

 

えっ!?

 

なんと!!

 

 

 

赤い回転灯を回しながら虹色に輝くバスが近づいてきたのですわ!!

 

そのままぶつかってきて、私たちは転倒。またもや2位に。

 

その後、バスの虹色は消え、元の緑色に戻り、回転灯は収納されました。

 

ボーッとしていて気づきませんでしたが、果南さんいわく、由美はパーキングエリアを出ると同時にアイテムボックスで無敵スターを獲得。そのまま使い、その効力が対面通行区間で続き、ここまで来たようです。

 

そしてアイテムボックスを通過。取ったのは…、

 

 

 

せんべい!?

 

とりあえず準備ボタンをタップしてみましょう。

 

袋に入ったせんべいがコンソールボックスに出てきました。

 

すると果南さんは袋を開けて、

 

果南「あっ、このせんべい美味しい!」

 

私「…悔しいですわ!!果南さんにせんべいを取られて由美に抜かれて…」

 

果南「ダイヤも食べてみなよ」

 

すると私の口にせんべいを1枚咥えさせます。

 

とりあえず落とさないように左手でつまみましょう。

 

バリバリ…

 

美味しいですわ!!

 

ぜひ由美にも食べさせてあげないと!!

 

〜※〜

 

食べ終わると、すぐそこから対面通行区間に入ってしまいました。

 

しばらくするとゴールまで400mの標識が見えてきました。

 

十数秒後、今治ICを通過し、ゴール。しかし、このまま今治駅まで行かないと電車がありません。

 

そこの駐車場で停めてやっと終わり。駅構内のうどん屋二葉で1杯食べておきましょう。

 

〜※〜

 

それから30分後、皆さんがゴール。その間にうどんも食べ終わっていました。

 

さて、今回のポイントは…、

 

順位1位2位3位4位5位6位7位ビリ
名前由美シェゾさんアルルさんりんごさん聡平アミティさんジュリー
ポイント108653210

 

累計では、

 

順位1位2位3位3位5位6位7位ビリ
名前由美シェゾさんアルルさん聡平アミティさんりんごさんジュリー
ポイント2320181810962

 

さあ、最後のステージ、行ってみますか!

*1
この回は5月16日に収録しています。解除は5月21日でした。




次回でマリオカートも最後です。やっと第一陣完了…。


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マリオカートGT Last Round レインボーロード

これでマリオカートの再投稿も最後です。やっと第一陣完了…。


前回、私は2位になって、ようやく負債となっていた違反点を返すことができました。

 

最後のステージは、なんと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

異世界トンネルの中にあるレインボーロード駅(*1)に移動ですわ!!

 

 

 

到着後、由美とジュリーが何か話しているようです。

 

ジュリー「やっぱりマシン変えたいわ!!」

 

由美「わがまま言うな!で、何が嫌なんだよ?」

 

ジュリー「マニュアルのクラッチの入れ方がわからないの」

 

由美「それか。俺もそれすごく苦手だったんだよね。とりあえず教えるから君の黄色いリエッセに乗るぞ」

 

そう言って、2人は乗って練習に行ってしまいました。

 

どうやらジュリーのビリの原因はマニュアルの操作がうまくいかないことだったようです。30分の練習でだいぶ上達したみたいで良かったですわ。

 

さあ、最終ステージはレインボーロード。総距離は2km×3周で、最も短いですが、柵がなく、落ちたら最後です。

 

サタン『今から走るコースはこのコース(*2)3周だ。3周した者からゴール。1位から順に50, 40, 30, 25ptあげよう。またそれ以外の4人は5位から順に0, 5,10, 15pt没収する。アイテムや敵もいるから注意するように。また、落ちたら失格。踏切で一時停止しなくても失格。エンストしても失格。失格したら駐車場に戻され、その場で失格した順に35, 30, 25 , 20pt没収。同じく失格者でこのカップですでに交通違反で警察に捕まった人は落ちた順に55, 50, 45, 40pt没収だ。5番目以降の失格者と失格した違反者はそれぞれ20, 40pt没収になる。わかったかな?』

 

これは「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ですが、大逆転のチャンスですわ!!

 

全員「はい」

 

サタン『では、行くぞ』

 

♪〜

 

3!2!1!

 

ビュ〜ン!!

 

始まりました。

 

すると、1位は先程までマニュアルの操作を練習していたジュリーになりました。

 

2位は由美。

 

3位が私ですわ。

 

まずアイテムボックス通過。出たのは、

 

 

 

赤甲羅×1。

 

 

 

発射しておきましょう。

 

由美に当たりましたが、バナナ×3でガードされました。

 

しばらくすると、踏切です。JR東海の東原線のもので、単線になっています。

 

一時停止2秒で通過。

 

そしてまたアイテムボックス通過。

 

今度出たのはボム兵。

 

後ろに置いておきましょう。今ちょうど落ちそうなぎりぎりの狭いところを走っていますので。

 

するとボム兵に近づいてきたアミティさん、りんごさんが引っかかり、2人とも落下して失格になりました。

 

そのままカーブを曲がり、引き返すとまた踏切。

 

同じ路線ですが、シェゾさんが私たちを追い抜くべく一時停止せずに高速で通過。失格となりました。

 

すると踏切が鳴り出します。

 

やってきたのは…、

 

313系電車(*3)の4両編成で、普通列車修文(*4)行でした。

 

踏切通過後、あったのはアイテムボックス。

 

出たのはダッシュキノコ×1。今は直線道路なので使っておきましょう。

 

すると1位に。この調子で行きましょう。

 

しばらくしてまた踏切。今度は中部高速鉄道中野線の踏切です。複線区間なので少し厄介ですわね。

 

一時停止をするとまた警報機が鳴り出します。遮断器もおりてきました。

 

やってきたのは…、

 

虹色に輝くG3600系らしき10両+G10300系らしき4両の14両編成で、快速軽之田行でした。いずれもディーゼルモードで走っていました。

 

さらに対向列車もやってきました。

 

やってきたのは…、

 

虹色に輝く南国急行鉄道7000系らしき10両編成で、快速名古屋行でした。

 

しかし速すぎる。目にもとまらないスピードでどちらも過ぎて行きました。恐らく時速240kmというのはこのことでしょう。

 

そして通過するとアイテムボックスにぶつかります。

 

出たのはプリン。

 

私「果南さん、今回のは食べてみてください」

 

果南「うん!」

 

同じものでしたが、果南さんもその味は気に入ったそうです。

 

その間に踏切通過。2周目に突入しました。

 

また、気がつくと黄色と緑色のバスに抜かれていました。そして青色のクーペが虹色に輝きはじめて私にぶつかり、私は4位になってしまいました。

 

しかし、ここで落ちることはありませんでした。

 

続いて踏切通過後にアイテムボックスで手に入れたのはキラー。

 

超がつくほどの安全運転をしていて1周遅れている聡平の後ろに行って、もう1回踏切を通過してからキラーを発動します。

 

そのまま聡平は転落、失格となりました。

 

バスを陥れるのはやっぱり気持ちいいですわ♪

 

さて、周りには誰もおらず、一応踏切を越えます。

 

そしてカーブを曲がると踏切で列車通過。今度はG5000系らしき4両+同じような4両の8両編成でした。

 

そして3周目。飛ばして踏切に行き、そのまま通過。カーブを曲がって踏切を通過したところでレースが終了してしまいました。

 

とりあえずゴールまで行きましょう。

 

〜※〜

 

さて、今回のポイントは…、

 

順位1位2位3位ビリ失格失格失格失格
名前ジュリー由美アルルさん聡平りんごさんアミティさんシェゾさん
ポイント50403025-20-35-35-50(違反者)

 

累計にすると、

 

順位1位2位3位4位5位6位7位ビリ
名前由美ジュリーアルルさん聡平アミティさんりんごさんシェゾさん
ポイント63524843-10-26-29-30

 

最終結果を見てみましょう。最終結果では違反点が加算されます。

 

順位1位2位3位4位5位6位7位ビリ
名前由美ジュリーアルルさん聡平アミティさんりんごさんシェゾさん
ポイント63524831(違反者)-10-26-29-31(違反者)

 

最後に、褒美・罰ゲームの発表がありました。

 

サタン「まず、闇魔導師シェゾ、お前の住む洞窟の中をおじゃまぷよのぷよ地獄で埋めておいた。しっかり消すように」

 

シェゾ「なん…だと…!?」

 

サタン「そして由美、お前には現金50万円をあげる。自由に使うんだよ」

 

由美「ありがとう。大事に使うよ」

 

こうして今回はお開きとなりました。

 

〜※〜

 

後日、シェゾさんはアルルさんと協力してすべてのおじゃまぷよを消したそうです。

 

そして由美ですが、

 

由美「…で、50万円どうする?」

 

聡平「君の銀行口座に入れておこうよ」

 

ジュリー「今使うことないでしょ?」

 

由美「ああ。じゃあそうするか」

 

こうして50万円は由美の銀行口座にしまわれたようです。

 

いつかあのお金を使ってブラック団5人で旅をしたいものですわね。

*1
三遠中野駅と銅駅の間にある中部高速鉄道の駅。2019年11月23日に開業しました。

*2
カーナビで表示されました。

*3
眼鏡をかけていたので、車号でわかりました。

*4
異世界の月光市にある月光市地下鉄1号線の駅。




次回は予定通り蒲郡線ロケとします。


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蒲郡線に乗ってみよう!

予定通り、蒲郡線ロケです。


名鉄蒲郡線、それはいつでも存廃問題が立ち上がる路線である。今年の4月1日の時点(*1)で2026年までの存続は最低限決まっており、これを機に乗ることにした。

 

というわけで金山駅に来てみたんだけど…、

 

私「なんでこの3人なの?」

 

清「由美ちゃんが蒲郡線乗りたいって言うから蒲郡といえばみかんだと思ってあなたを誘ったわけさ」

 

由美「しかしこのメンツは初めてじゃないかな?」

 

私「だよね。これも由美ちゃんへの愛だと思うけど…♥」

 

清「私も同感♥」

 

由美「おい!いきなりどうするんだよ!!」

 

私「キス…させて♥」

 

由美「嫌だあぁぁああぁ!!」

 

清「拒否権はないぞ♥」

 

それでもキスしちゃいました♥

 

~※~

 

さて、まず乗った列車は3500系のリニューアル車&3100系新塗装の6両編成。どっちに乗るか迷ったけど、結局3500系に乗った。

 

しかしIGBT-VVVFの音が新鮮だった。沼津では聞けない東洋IGBTだから。

 

しかしこれは豊橋行き。てなわけで神宮前駅で一度降りよう。

 

そしたらレア車が立て続けにやってきた。

 

まず9500系。2019年12月に登場したばかりの新型車両。

 

次に1700系。もともと4本しかなく、そのうち2本が2230系になって今は2本しか残っていない希少編成。

 

そして乗る列車は吉良吉田行きの急行。6800系と6000系の6両編成だった。

 

そして新安城ですれ違った列車がまたもや9500系だった。4本のうち2本に出会えるなんて奇跡だよ!!

 

その後、西尾、吉良吉田と来て終点。吉良吉田駅はカーブの上にホームがあるので、一風変わった感じだった。

 

そして、蒲郡線に乗るんだけど…、

 

3人「改札がIC非対応!?」

 

そう。ICカードに対応していなかったの。私たちは駅係員に頼んで精算させてもらいました。

 

そして待っていたのは運賃箱付の6000系。

 

【挿絵表示】

 

外観は普通だけど、後ろ乗り前降りが徹底されていた。

 

清「どこで降りる?」

 

私「こどもの国で降りたい」

 

由美「俺も」

 

清「じゃあそうするか」

 

こうしてこどもの国で下車。列車は去っていった。

 

そして歩いている間に…、

 

由美「どうしよう…飲み物買ってきてないよ…」

 

私「じゃあこれあげる♥」

 

由美「それ開けたやつでしょ?間接キスなんて嫌だ!!」

 

「由美ちゃんはそれができないのか?」

 

由美「嫌に決まってるだr…」

 

私は我慢できずにマスクを取って直接キスをした。

 

私「ぷはぁ♥ああ幸せ♥」

 

これで私と由美ちゃんは濃厚接触者だね♪

 

由美「もう最悪だよ…俺そこの自販機で買ってくる」

 

もう我慢しない。

 

私「私と自販機、どっちが大事なの?」

 

由美「自販機で飲み物買わんと俺の体が持たんのだ!!」

 

私「むー…しょうがないなぁ。今だけだよ」

 

由美「ありがとう!!」

 

こうして買ってきたのは…塩みかんゼリー。

 

由美「ちょっと外したなぁ…」

 

私「だったら私のお茶あげたのに…」

 

由美「間接キスは嫌だよ」

 

私「むー…」

 

とりあえずこどもの国に着いたんだけど…、

 

3人「何もやってない!?」

 

私「どうしようね…」

 

由美「ハイキングでもするか。帯状疱疹がジンジンするけど」

 

清「お前、帯状疱疹やったのか?」

 

由美「うん。先週くらいから痛いんだ。薬は処方してもらった」

 

私「それはお気の毒に…」

 

私も幼いころに水ぼうそうをやっている。帯状疱疹は60や70の高齢者がかかる病気だと思っていたけど、まさか私と同じ18歳の由美ちゃんがかかるとは思ってもいなかった。

 

私「とりあえず歩こう!」

 

2人「うん!」

 

そして歩くけど…分け入っても分け入っても青い山。

 

【挿絵表示】

 

でも由美ちゃんはときめいている。おそらく都会人にとっては山は珍しいのだろう。

 

由美「緑っていいなあ…癒やされる」

 

清「そんなに緑っていいもの?」

 

由美「名古屋の中心部より豊かな自然だからさ」

 

私「なるほどー」

 

そして広場に出て、

 

清「そうだ。レモンスカッシュを買わないか?」

 

由美「えっ…?1人1本だよね…?」

 

私「3人で1本にしたい。だって私たち相思相愛でしょ?」

 

由美「いつの間にそうなった!?」

 

私「だって濃厚接触してるんだから♥」

 

これは本気。

 

由美「だからって…」

 

「…ワタシタチノレモンスカッシュガノメナイッテイウノ?」ポロポロ

 

「寂しいなぁ…」ポロポロ

 

由美「そんなに間接キスがしたいの?」

 

2人「うん…」ポロポロ

 

由美「もうわかったよ。その代わり千歌っちが買えや」

 

由美ちゃんはそういう時に限ってけちんぼだ。

 

~※~

 

でも不●家のレモンスカッシュは美味しいね。おごりだともっとおいしいけどw

 

さて、展望台に上ってみよう。そこに広がるのは広大な三河湾だった。

 

由美「この景色いいよなぁ…」

 

私「だね…」

 

清「こんな風景は内浦以来だ…」

 

しかし、時間もないのでいち早くこの場所を後にし、ハイキングを続けた。

 

~※~

 

そしてC11形296号機が保存されている。

 

【挿絵表示】

 

この296号機は1945年に日本車輌製造で製造された蒸気機関車で、最初は高岡で仕業していたが、1968年に大垣に転属、1973年に廃車され、それ以降ここでずっと静態保存されている。大垣車両区に配置されていた最後のSLだったらしい。

 

沼津にも蒸気機関車の動輪が保存されている場所があったなぁ…。

 

さて、さらに歩き進めて、そしたら反対方向の列車が行ってしまった。時間もないので急いで駅に帰ろう。

 

清「さあ、走るぞ!」

 

2人「うん!」

 

まだ列車は来ない。最後の死力を尽して、私たちは走った。私の頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて走った。高架線は目の前に見え、轟音がかすかに聞こえた時、私たちは疾風の如くホームに突入した。間に合った。

 

清「はぁ…はぁ…」

 

由美「とりあえず蒲郡まで3枚でいいね…?」ゼェ…ゼェ…

 

私「オッケー…」ゼェ…ゼェ…

 

そして列車がすぐにやってきた。「電車が来ます」のアナウンスもなく入線した。

 

やっぱり列車の中は涼しい。走って疲れた体を癒してくれる。

 

~※~

 

蒲郡到着。

 

私「…で、これからどうする?」

 

清「私は由美ちゃんとサーティワンを食べたいなぁ~…」

 

由美「…いいけど」

 

私「じゃあ食べよう♪」

 

2人「うん!」

 

こうして私たちはアピタに移動した。

 

~※~

 

アピタにて。

 

清「なあ由美ちゃん」

 

由美「何だよさやちゃん」

 

清「私って、本当に生徒会長としてやれてるのか心配なんだよ…。だって書類に不備が度々あったり、生徒会らしからぬ行動を結構やってるって言われたりするし…」

 

由美「そんなことはないさ」

 

清「えっ?」

 

由美「μ'sの穂乃果さんがやめたいって言って投げ出したことはあったか?」

 

清「それは…なかったはず」

 

由美「だろ?千歌っちもリーダーとして悩んだ。でもやめようなんてことはなかった。悩んで前に進めないと思ったら大間違いだぞ?だから自信持ちなよ」

 

清「うん!ありがとう!自信持って頑張るよ!!」

 

私「みんなも色々あるんだね」

 

全員「あはは…!!」

 

清「さあ、名古屋に帰るぞ!」

 

全員「おー!!」

 

こうして私たちは蒲郡駅に戻り、新快速で金山駅に帰る。

 

これをもって私たちの旅は終わりを迎えた。

 

名鉄蒲郡線、そこは意外と風光明媚な場所だからぜひ廃止になる前に乗ってみてね!!

*1
2020年5月20日収録。




次回は削除済み作品からの再投稿になります。

というわけで予定変更です。
【今後の予定】
再投稿のカラオケチャレンジ

星ヶ丘ロケ

再投稿のマリオワールド

再投稿のヤンデレ3連発

迷列車で行こう

大幅修正のドタバタ逃避行

再投稿3連発

新入部員回

長野電鉄

千歌大喜利最終回

千歌大喜利メンバー罵倒集最終回

ポイポン

ネタ切れ
※予告なく変更されることがありますのでご了承ください。


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広島高気圧をカラオケで止めろ!! 第1陣 3人の幼馴染

今回から6月分です。6月分の最初は削除済み作品の再投稿、カラオケチャレンジです。視点は黒澤ダイヤとします。


由美がウイング団の皆さんや仲喜と一緒に静岡まで行ってそのまま帰ってくるなんて…ずるいですわ!!

 

こうなったら早速由美を私の部屋に呼びましょう。

 

〜※〜

 

由美「…で、ダイヤは何がしたいの?」

 

私「私に愛されすぎて眠れなくなるようにするのです」

 

由美「なんか今日のダイヤ怖いぞ?」

 

私「だって…先日ウイング団の皆さんとかと旅行に行かれましたわよね」

 

由美「そうだけど、それがどうしたの?」

 

私「その6人で旅行に行ったこと自体が問題ですわ。私という強い味方がいながら誰であっても接するあなたの姿に私は嫉妬してしまいますわ!!」

 

由美「もう、あなたを愛すればいいんだろ?」

 

私「当たり前です!」

 

こうしていちゃいちゃすること2時間、悲劇が起きます。

 

やけに暑い。室温を見ると40℃。これは尋常ではありません。テレビをつけてみましょう。

 

すると…なんと!!

 

広島のちょうど真上に3160hPaと書かれた爆弾高気圧が乗っかっていたのです!!

 

由美「あれは明らかにウイング団の仕業だぞ」

 

すると由美の携帯に電話がかかってきます。

 

【通話開始】

由美「もしもし、由美だけど」

 

きよっぴー『爆弾高気圧が広島の真上に乗っかっているでしょ?』

 

由美「ああ。それがどうしたの?」

 

きよっぴー『それ、あたしたちの仕業よ』

 

由美「おい!!それはとっとと止めやがれ!!」

 

きよっぴー『嫌よ♪でもあたしたちは悪魔じゃないから、白川公園に来てカラオケチャレンジをやるか150万円を払うかしたら止めてあげる♪』

 

由美「ルールとかはどうなってるんだよ?」

 

きよっぴー『それは現地に着いたら教えてあげる♪じゃあ暑いけど頑張っておいでね♪』

 

【通話終了】

やはりウイング団の仕業でしたか…。ウイング団は過去に善子さんを動画でいじって怒らせたり私を振り込め詐欺に引っ掛けたり由美と善子さんを入れ替えさせたりしましたが、先日の旅行のように仲良く交流するときはする、格付けチェックでは不正解続きで即消えたメンバーがいる、千歌大喜利は必ず見ていい答えや彼らをいじる回答でも笑ってしまうなど悪徳集団でありながら憎めない存在です。

 

しかし150万円は高すぎる。でも待ってください。由美は確か千歌大喜利の賞金で貰った現金100万円とマリオカートGTの賞金で貰った50万円をまだ使わずに持っていると述べたので一気に賞金がチャラになってしまうと考えましょう。

 

私「由美、皆さんを誘って行きますわよ」

 

由美「ああ。わかった。今名古屋にいる仲間は全員集合にしよう」

 

私「そうですわね」

 

こうして高気圧を止めるべく努力することにしました。

 

~※~

 

白川公園にて。気温は45℃。集まったのはAqoursでは千歌さんたち大学1年生と、鞠莉さん、果南さん、聖良さん、他にコメット団の皆さんでした。また、ウイング団の皆さんは準備をしていらっしゃいました。

 

千歌「のぶにゃん、ヤッホー」

 

のぶにゃん「千歌さんたちも早いわね」

 

きよっぴー「ごめんねまだ準備できてなくて」

 

曜「平気平気♪罰ゲームを受ける覚悟もできてるから」

 

なんか2人は心配ですわね。

 

鞠莉「歌がだめでもmoneyならたくさんあるから150万円は小原財閥が出しマース!!」

 

果南「これだから金持ちは…。それに誰が払うかってのももう決まってるらしいよ」

 

鞠莉さんのことも心配です。

 

月「僕…歌えるかなぁ…」

 

梨子「月ちゃんならいけると思うよ」

 

この2人は大丈夫でしょう。

 

仲喜「俺…頑張るよ」

 

勇輝「それでこそ仲喜くんですわよ!」

 

この2人も何とかなりそうですわね。

 

そんな中、私たちブラック団はというと…。

 

ジュリー「嫌だ!チャレンジしたくないわ!!」

 

ジュリーが抱きついて由美から離れないのです!!

 

由美「まあ落ち着いてよ。俺もガチで緊張していて嫌で逃げたい位なんだぞ?」

 

聡平「あたしも同じよ」

 

私「ジュリー!そんな了見で高気圧が消えると思ったら大間違いですわよ!!」

 

ジュリー「…うん。あたし、頑張るから」

 

由美「それでこそ俺の妹だ!!」

 

そして準備が完了して、ルール説明があります。

 

ルールは以下の通りです。

 

・指名された人は歌詞を一言一句間違えずに流れてきた曲を歌い切る。

・誰かが完璧に歌いきれたら高気圧は消える。

・挑戦権は1人1回。

・途中でミスをしたり歌えなかったりしたらチャレンジ終了。その場でキンキンに冷えたアルコール消毒液をかぶり、最後以外の人は次の人を指名する。

・全員が失敗したら由美が150万円を支払うと高気圧は消える。

 

すると今度はBluetooth対応のヘッドセットが配られます。これも新型コロナウイルス対策の一環だそうです。そのためにステージ上にマイクは用意されていませんでした。

 

みおぴょん「じゃあ最初の挑戦者は…渡辺曜さん!」

 

曜「えっ!?私…でありますか!?」

 

曜さんはステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「さあ、最初の課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!」

 

そこに出たのは…、

 

SEKAI NO OWARI『スターライトパレード』

 

曜「これ有名?有名だよね?」

 

あっきー「さあ、どうでしょうか?それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

曜「Welcome to the starlight parade♪星が降る眠れない夜に♪

もう一度連れて行って♪この世界へ♪」

 

さあ、始まりましたわね。

 

〜※〜

 

眠れない僕たちはいつも夢の中

 

〜※〜

 

曜「太陽が沈む頃僕はまた…」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

曜「冷たっ!!」

 

きよっぴー「チャレンジ終了よ!!」

 

曜「どこがいけなかったの!?」

 

のぶにゃん「『僕』じゃなくて『僕ら』ね」

 

曜「うわぁー!!」

 

きよっぴー「次は誰を指名する?」

 

曜「そうだね…千歌ちゃんにします!!」

 

みおぴょん「では、高海千歌さん、よろしくお願いします!!」

 

千歌「なんか…恥ずかしいよぉ…」

 

千歌さんはステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「さあ、続いての課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

コブクロ『今、咲き誇る花たちよ』

 

千歌「大丈夫かなぁ…?」

 

あっきー「それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

千歌さんは曲が始まる前に、

 

千歌「これを歌いきればいいんだよね?」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

千歌「きゃあああぁあ!!冷たいよぉーーーーーー!!」

 

のぶにゃん「チャレンジ終了よ!!」

 

千歌「喋っちゃだめなんだね」

 

きよっぴー「そうよ。じゃあ次は誰を指名する?」

 

千歌「そうだね…じゃあ果南ちゃんで!!」

 

みおぴょん「では、松浦果南さん、よろしくお願いします!!」

 

果南「緊張するなぁ…」

 

のぶにゃん「続いての課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

平松愛理『部屋とYシャツと私』

 

果南「わかるかなぁ…」

 

きよっぴー「それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

果南「……」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

果南「うわっ!!これはひどいよ!!」

 

のぶにゃん「チャレンジ終了よ!!」

 

果南「こんなの無しだよ!!歌えない曲なんで流すの!?」

 

きよっぴー「ごめんね。古今東西の歌謡曲を厳選して集めてるからこうなっちゃったの」

 

果南「もーーーーう!!」

 

きよっぴー「じゃあ次は誰を指名する?」

 

果南「月にするよ!!」

 

みおぴょん「では、渡辺月さん、よろしくお願いします!!」

 

この後もチャレンジは続きます。さて、私たちは勝てるのでしょうか…?




次回に続きます。


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広島高気圧をカラオケで止めろ!! 第2陣 Aqours・Saint Snow 大学生グループ

前回の続きです。引き続き視点は黒澤ダイヤとします。


月「どんな歌が来るんだろう…?」

 

月さんは緊張しながらステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「さあ、続いての課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

西田敏行『もしもピアノが弾けたなら』

 

 

 

月「何が来る?何が来る?」

 

あっきー「それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

月「もしも♪ピアノが…」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

月「えっ?今の何?」

 

のぶにゃん「チャレンジ終了よ!」

 

月「えっ?何がだめだったの?」

 

きよっぴー「1オクターブ高い声で歌ったでしょ?それOUTよ」

 

月「もーーーーう!!」

 

月さんは地団駄を踏みます。これはヤバいルールですわね。

 

のぶにゃん「次は誰を指名する?」

 

月「じゃあ鞠莉ちゃんで!」

 

みおぴょん「では、小原鞠莉さん、よろしくお願いします!!」

 

鞠莉「えっ?マリーどうなっちゃうの?」

 

鞠莉さんはステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「さあ、続いての課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

B'z『ultra soul』

 

 

 

鞠莉「もう出てるのよね」

 

あっきー「それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

鞠莉「どれだけ頑張りゃいい〜♪誰かのためなの〜♪」

 

〜※〜

 

わかっているのに 決意(おもい)は揺らぐ

 

結末ばかりに気を取られ この瞬間(とき)を楽しめない メマイ…

 

夢じゃないあれもこれも その手でドアを開けましょう

祝福が欲しいのなら 悲しみを知り独りで泣きましょう

そして輝くウルトラソウル

 

〜※〜

 

1番は歌い切れましたが、2番になると…、

 

鞠莉「…わからないわ」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

鞠莉「Oh, my god!!」

 

のぶにゃん「チャレンジ終了よ!」

 

鞠莉「本当にごめんねみんな!!」

 

きよっぴー「次は誰を指名する?」

 

鞠莉「そうね…聖良にするわ!」

 

みおぴょん「それでは、鹿角聖良さん、よろしくお願いします!!」

 

聖良「緊張しますね…」

 

聖良さんはステージ上に向かいます。

 

由美「ちょっと待って!!」

 

きよっぴー「由美ちゃん、どうしたの?」

 

由美「あの消毒液ってどこまで冷やしたんだよ?」

 

のぶにゃん「それね。実は用意した冷凍庫で-18℃まで冷やしてあるのよ♪」

 

由美「えぇ〜っ!?」

 

ものすごく暑くて死にそうですが、それでもシャーベット並みに冷たい液体を頭からかけられるなんて恐ろしいですわ。クリアして避けたいですわね。

 

のぶにゃん「さて、続いての課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

GReeeeN『あいうえおんがく♪』

 

 

 

聖良「妹の理亞、そして北海道仲間の後輩の仲喜に恥ずかしい場面を見せる訳には行きませんので」

 

あっきー「その意気込みがあれば大丈夫でしょう。それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

聖良「…うえおかきく…」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

聖良「何かけてるんですか!!」

 

のぶにゃん「チャレンジ終了よ!」

 

聖良「それにイントロ無しとか卑怯ですよ!!」

 

きよっぴー「選曲が悪くてすみませんでした!!さて、次は誰を指名する?」

 

聖良「そうですね、梨子さんにします」

 

みおぴょん「それでは、桜内梨子さん、よろしくお願いします!!」

 

梨子「やっぱり緊張するわね…」

 

梨子さんはそれでもステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「さあ、続いての課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

藤井フミヤ『TRUE LOVE』

 

 

 

梨子「沼津で頑張っているよっちゃんに恥ずかしいところは見せたくないわ!」

 

あっきー「その意気込みがあれば大丈夫でしょう。それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

梨子「振り返ると♪いつも君が♪」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

梨子「えぇ〜っ!?なんでよ!!」

 

のぶにゃん「チャレンジ終了よ!それにリリー、1オクターブ高い声で歌ったでしょ!!」

 

梨子「そんなの無しでしょ!?それにリリーって言わないでよ!!」

 

きよっぴー「次は誰を指名する?」

 

梨子「じゃあダイヤさんで!」

 

私「私ですか!?」

 

ここは落ち着いてステージ上に向かいましょう。

 

のぶにゃん「続いての課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!」

 

何が出たかはわかっていません。

 

私「ブラック団の団長として他の砂利共に負けてはいられませんので」

 

あっきー「その意気込みがあれば大丈夫でしょう。それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

【♪EPO『う、ふ、ふ、ふ、』♪】

 

…これですか。あの予感がして嫌ですわ。

 

私「うららかすぎる♪日差しのまやかしで♪」

 

〜※〜

 

街中なんだか 息づいている

まばゆい春の 南風はいたずらに

ブラウスのそでに 軽くそよいで

 

〜※〜

 

私「うふふふ♪なぜか上だけ♪うふふふ…」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

私「やっぱりそうでしたか…」

 

しかしかけられた消毒液はすごく気持ちよかったですわ♪

 

のぶにゃん「チャレンジ終了よ!」

 

私「言い訳させてください!CMのあれしか思いつきませんでしたもの!!」

 

きよっぴー「それでも終了なものは終了よ!じゃあ次は誰にする?」

 

私「決まっているではありませんか。私に妹は1人しかいませんが、2人目の妹ともいえる存在の…由美にしますわ!!」

 

みおぴょん「では一旦休憩でーす」

 

そして休憩にはいるとこんなことが。

 

鞠莉「やっぱり、歌い方からして、ダイヤはオ・バ・サ・ンデース☆」

 

 

 

ゴチン!!

 

 

 

私「おばさんじゃありませんわ!!

 

鞠莉「痛いよダイヤ~!!」

 

私「自業自得ですわ」

 

鞠莉さんには一度鉄拳を食らわせておかないと気が済みませんでした。こうしておいて正解でしょう。

 

この後もチャレンジは続きます。果たして私たちは勝てるのでしょうか…?




次回に続きますが、次回はレイガガ氏の某キャラからもらった薬を使います。


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広島高気圧をカラオケで止めろ!! 第3陣 青山由美

前回の続きですが、かけられたらやばいあの液体を出します。
視点は引き続き黒澤ダイヤとします。


休憩時間が終わり、これから再開です。その間にのぶにゃんさんは謎の小瓶を手にもって帰ってきました。

 

みおぴょん「それでは、青山由美ちゃん、よろしくお願いします!!」

 

由美「150万円は払いたくない!!」

 

由美はステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「さあ、休憩後最初の課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

サザンオールスターズ『栄光の男』

 

 

 

由美「150万円が死守できるように頑張ります!」

 

あっきー「いい意気込みですねぇ。それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪~

 

しかし、この由美のチャレンジでまさかの悲劇が起きるとは…。

 

由美「ハンカチを振り振り♪あの人が引退()るのを♪」

 

~※~

 

立ち食いそば屋の テレビが映してた

シラけた人生で 生まれて初めて

割り箸を持つ手が 震えてた

 

「永遠に不滅」と 彼は叫んだけど

信じた者はみんな メッキが剥がれてく

 

I will never cry. この世に 何を求めて生きている?

叶わない夢など 追いかけるほど野暮じゃない

悲しくて泣いたら 幸せが逃げて行っちまう

ひとり寂しい夜 涙こらえてネンネしな

 

〜※〜

 

1番はクリア。2番に入ります。

 

〜※〜

 

ビルは天にそびえ 線路は地下をめぐり

現代(いま)この時代(とき)こそ 「未来」と呼ぶのだろう

季節の流れに 俺は立ち眩み

浮かれたあの頃を思い出す

 

もう一度あの日に 帰りたいあの()

若草が萌えてる (いろ)づいた水辺よ

 

生まれ変わってみても 栄光の男にゃなれない

鬼が行き交う世間 渡り切るのが精一杯

老いてゆく肉体(からだ)は 愛も知らずに満足かい?

喜びを誰かと 分かち合うのが人生さ

 

~※~

 

2番もクリア。3番に入ります。

 

~※~

 

優しさをありがとう キミに惚れちゃったよ

立場があるから 口に出せないけど

居酒屋の小部屋で 酔ったふりしてさ

 

~※~

 

由美「足が触れたのは♪故意(わざ)とだよ♪」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

由美「なん…で……?」

 

由美は苦しそうです。

 

きよっぴー「あんた音程間違えたでしょ!!」

 

由美「そう言われても…!すぐには思い出せなくて…!!なんというか…!!色々あるんだけど……!!」

 

すると、由美の瞳が青白く光り始めます。

 

 

 

由美「色々あるんだけど…!!う゛わ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛」

 

 

 

ヤバいですわ!!由美が発狂し始めましたわ!!

 

 

 

由美「こ゛の゛ま゛ま゛焼゛け゛死゛ぬ゛の゛は゛嫌゛だ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛熱゛中゛症゛で゛倒゛れ゛る゛の゛も゛嫌゛だ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛医゛療゛従゛事゛者゛に゛迷゛惑゛を゛か゛け゛た゛く゛な゛い゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!゛!゛」

 

 

 

由美はトップクラスの魔法使い、所謂魔導師なので、この場が物理的に冷えるでしょう。

 

その予感は的中しました。

 

 

 

由美「こ゛う゛な゛っ゛た゛ら゛思゛い゛っ゛き゛り゛冷゛や゛し゛て゛や゛る゛ーーーーーー!!イ゛ン゛タ゛ー゛ク゛ー゛ラ゛ー゛ーーーーーー!!」

 

すると一気に気温が下がっていきます。52℃だった気温が30秒後には18℃にまで下がっていました。

 

さらに1分後には-55℃にまで下がってしまいました。すごく寒いですわ!!

 

とりあえず由美に近づいてみましょう。

 

近づくと…、

 

 

 

由美「布゛団゛が゛吹゛っ゛飛゛ん゛だ゛ーーーーーーー!!」ビュウウウウ

 

寒い風が吹くとともに飛ばされてしまいました。

 

千歌「私もやってみよう!!」

 

私「千歌さん!飛ばされるだけだからやめるべきですわ!!」

 

それでも千歌さんは近づきます。すると…、

 

 

 

由美「ア゛ル゛ミ゛缶゛の゛上゛に゛あ゛る゛み゛か゛ん゛ーーーーーーー!!」ビュウウウウ

 

千歌「うわぁあああぁあ!!」

 

千歌さんも吹き飛ばされてしまいます。

 

のぶにゃん「私に任せて!!」

 

今度はのぶにゃんさんが由美に近づきます。しかし…、

 

 

 

由美「雪゛が゛降゛り゛そ゛う゛で゛寒゛い゛っ゛す゛の゛ー゛ーーーーーー!!」ビュウウウウ

 

のぶにゃん「嫌ああぁあ!!」

 

彼も吹き飛ばされてしまいました。

 

のぶにゃん「1人がだめならみんなで行くわよ!!」

 

きよっぴー・みおぴょん・あっきー「うん!!」

 

今度は4人で近づきます。すると…、

 

 

 

由美「『隣゛の゛家゛に゛囲゛い゛が゛で゛き゛た゛!゛!゛』『へ゛え゛ー゛!゛!゛』」ビュウウウウ

 

4人「うわぁああぁああ!!」

 

全員飛ばされました。

 

私「ところで勇輝さん、あれでどれだけの出力が出ているかわかりますか?」

 

勇輝「噂によると、2PW(ペタワット)位あるらしいですわ」

 

ペタワットって、1000兆ワットじゃないですか!!由美は本当に化け物ですわ!!

 

 

 

由美「ペ゛タ゛ワ゛ッ゛ト゛パ゛ワ゛ー゛で゛ペ゛タ゛ペ゛タ゛何゛で゛も゛貼゛り゛つ゛け゛る゛ん゛で゛す゛よ゛ーーーーーーー!!」ビュウウウウ

 

全員「ぎ゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛」

 

風が強く吹きます。

 

するとだんだんと気温が上がってきます。先程までは-55℃でしたが、5分後には55℃になっていました。

 

また、由美の瞳の青白い光も消えていきます。

 

由美「はあ…はあ…。もうのぶにゃん!なんでああいう危ない液体混ぜたんだよ!!」

 

のぶにゃんさんの持ってきた液体について由美は効果を知っていたようです。

 

のぶにゃん「本当はあなたの命を狙ってやったんだけど、魔導師だから効果が薄れたのね」

 

由美「またか…。相変わらず懲りないなあ…」

 

全員「あはは…」

 

由美「もう俺は怒った!!次行ってくれ!!次は仲喜くんだ!!」

 

あっきー「了解!!」

 

みおぴょん「それでは山部仲喜、よろしくお願いします!!」

 

とりあえず由美が戻ってきたところで、

 

由美「あれ?ダイヤ、暴走したことで怒ってる?」

 

私「違います!!私はあなたがつまらないダジャレをずっと言い続けたことに怒っていますわ!!今後ダジャレを言うときはもっとひねってから言うように」

 

由美「すみませんでした」

 

チャレンジはまだまだ続きます。果たして由美の150万円の運命やいかに…?




次回もまだあります。


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広島高気圧をカラオケで止めろ!! 第4陣 コメット団

前回の続きです。視点は黒澤ダイヤとします。


仲喜「さあ、やるぞ!!」

 

仲喜は自信に満ち溢れてステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「続いての課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

井上陽水奥田民生『ありがとう』

 

仲喜「失敗したらかかる液体って由美ちゃんのと違うよね?ね?」

 

あっきー「さあ、わかりませんよ?それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

仲喜「あ〜りがとう〜♪あ〜りがとう〜♪感謝しよう〜♪」

 

〜※〜

 

微笑んでくれて どうも ありがとう

プレゼントくれて どうも ありがとう

楽しんでくれて どうも ありがとう

 

手を振ってくれて いつも ありがとう

気づかってくれて 本当に ありがとう

つながってくれて 毎度 ありがとう

 

強い人 弱い人

男の人 女の人

目立つ人 地味な人

みんな みんな ありがとう Yeah!

 

〜※〜

 

仲喜「あ〜りがとう〜♪あ〜りがとう〜♪感謝しよう〜♪」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

仲喜「冷たっ!!みんなごめんね!!」

 

きよっぴー「じゃあ次は誰を指名する?」

 

仲喜「勇輝くんで」

 

みおぴょん「それでは、御門勇輝、よろしくお願いします!!」

 

勇輝「緊張しますわね…」

 

勇輝さんはステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「さあ、続いての課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

長渕剛『とんぼ』

 

勇輝「ダイヤさんにいいとこ見せたいですからね」

 

あっきー「その意気込みではまずいでしょう。それではAqours!!」

 

勇輝さん、いいこと言いましたが、あっきーさんのせいで台無しですわ!!

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

勇輝「うわぁっ!!」

 

きよっぴー「チャレンジ終了よ!」

 

勇輝「何がいけなかったんですの?」

 

きよっぴー「『Wow wow…』も歌わないと」

 

勇輝「やらかしたー!!」

 

きよっぴー「次は誰にする?」

 

勇輝「決まっているでしょう?聡平くんですわ!!」

 

みおぴょん「それでは青山聡平くん、よろしくお願いします!!」

 

聡平「由美に恥ずかしいところは見せないように…」

 

聡平はステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「続いての課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

小田和正『ラブ・ストーリーは突然に』

 

聡平「もう出てるのよね?由美には恥ずかしいところは見せたくないからね」

 

あっきー「その意気込みがあれば大丈夫でしょう。それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

聡平「何から伝えればいいのか♪わからないまま時は流れて♪」

 

~※~

 

浮かんでは 消えてゆく ありふれた言葉だけ

君があんまりすてきだから ただすなおに 好きと言えないで

多分もうすぐ 雨も止んで 二人 たそがれ

 

あの日 あの時 あの場所で 君に会えなかったら

僕等は いつまでも 見知らぬ二人のまま

 

〜※〜

 

聡平「ダメ!わからない!!」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

聡平「きゃあっ!!」

 

きよっぴー「チャレンジ終了よ!」

 

聡平「ほんとみんなごめんね!」

 

のぶにゃん「次は…もうわかってるわよね?」

 

聡平「ジュリーでしょ?」

 

みおぴょん「では、ジュリー、よろしくお願いします!!」

 

ジュリーは堂々とステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「さあ、最後の課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

HOUND DOG『ff』

 

ジュリー「こんなので由美の150万円が払われるなんて嫌よ!!」

 

あっきー「その意気込みがあれば大丈夫でしょう。それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

ジュリー「なんでよ!!」

 

きよっぴー「最初の『Uh〜』のところ歌ってなかったでしょ!!」

 

ジュリー「そんなの卑怯よ!!」

 

のぶにゃん「じゃあ由美ちゃん、約束通り、150万円ちょうだい」

 

由美「わかってる」

 

そして由美はのぶにゃんさんの前に行って150万円を払おうとします。すると…、

 

??「ちょっと待てーい!!」

 

??「諦めるのはまだ早いずら!!」

 

??「150万円払わないで!!それは詐欺よ!!」

 

おっと、誰かみえたようですわね。誰でしょうか…?




次回に続きます。


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広島高気圧をカラオケで止めろ!! 第5陣 Aqours・北海道高校生組

前回の続きです。視点も引き続き黒澤ダイヤとします。


私「花丸さんに善子さん!?」

 

善子「ヨハネよ!!」

 

花丸「まだマルたちがいるでしょ!?」

 

ジュリー「沼津や函館に一度帰ったらしばらく帰れないと思ったんだけど…」

 

理亞「善子と幸恵がテレポートマシンを作ってくれたの。それでこの日本を救いに来た」

 

善子「善子言うな!!」

 

幸恵「幸恵って言わないでよ!!」

 

聖良「なるほど。ルールはわかってますか?」

 

ルビィ「お姉ちゃんから聞いてるから大丈夫だよ!」

 

みおぴょん「じゃあ、挑戦者が増えたということで、津島善子さん!次どうぞ!!」

 

善子「ヨハネって呼んでよ!!それに着いて1番で私ってどういうことよ!!」

 

善子さんは文句を言いながらステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「続いての課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

高橋洋子『残酷な天使のテーゼ』

 

善子「このヨハネに任せなさい!!」

 

あっきー「その意気込みで大丈夫かな?それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

善子「…酷な天使…」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

善子「イントロ無しとか卑怯よ!!」

 

仲喜「あのー、選曲が悪いだけだぞ、ヨハネ」

 

善子「ナメクジは黙ってなさい!!」

 

仲喜「お前が言うな!!」

 

きよっぴー「次は誰を指名する?」

 

善子「ズラ丸よ!!」

 

みおぴょん「では、国木田花丸さん、よろしくお願いします!!」

 

花丸「緊張するずら…」

 

花丸さんはステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「さあ、続いての課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

家入レオ『チョコレート』

 

花丸「もう出てるずらね」

 

あっきー「それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

花丸「午前0時の…」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

花丸「みんなごめんずら!!」

 

あっきー「そういえば由美、AZALEAの3人に振った曲って共通点があるけどわかったか?」

 

由美「わからないなぁ…」

 

するとあっきーさんは由美に近づいて、

 

 

 

バチンッ!!!

あっきー「バカこの!!

 

由美「えっ?」

 

あっきー「おめえ、とてもAqoursの後援会会長とは思えねえなぁ!!

 

私はそうは思いませんが多分個人の感想でしょう。

 

あっきー「次行くぞきよっぴー!!」

 

きよっぴー「じゃあ次は誰を指名する?」

 

花丸「ルビィちゃんで!」

 

みおぴょん「それでは黒澤ルビィさん、よろしくお願いします!!」

 

私「ルビィ!頑張るのですよ!!」

 

ルビィ「もちろんだよお姉ちゃん!!」

 

そう言ってルビィはステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「続いての課題曲は…」

 

流石にルビィに容赦なしなどありませんわよね?

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

Official髭男dism『Pretender』

 

 

 

これはやばくないですか!?私だって知らない歌なのに!!

 

ルビィ「どうしよう…緊張する…」

 

あっきー「それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

ルビィ「お姉ちゃん…うゅぅ…」

 

ルビィは泣きそうです。

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

ルビィ「うわぁあああぁあぁあん!!」

 

これはもう許せません。ルビィを泣かせたのですから。

 

私「のぶにゃんさん」

 

のぶにゃん「はい!」

 

私「あとで私のもとに来るように」

 

のぶにゃん「わかりました」

 

とりあえず、ルビィが次は誰かを指名するはずなのですが、ルビィが泣いてしまってはどうにもしようがありません。

 

しかし、

 

聖良「次は理亞をお願いします」

 

理亞「姉様!?」

 

決まりですわね。

 

みおぴょん「それでは鹿角理亞さん、よろしくお願いします!!」

 

理亞さんは無言でステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「続いての課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

松田聖子『恋人がサンタクロース』

 

理亞「兄様と姉様に恥ずかしい場面は見せたくないわ」

 

あっきー「その意気込みがあれば大丈夫でしょう。それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪~

 

理亞「…こんなのわかるわけがない」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

理亞「こんなの無しよ!!」

 

仲喜「あいつらはたまに変な曲混ぜてくるから。被害者は君だけじゃない。安心しろ」

 

理亞「兄様は黙ってて!!」

 

きよっぴー「とりあえず次は誰を指名する?」

 

理亞「幸恵よ」

 

幸恵「ルシファー!!」

 

みおぴょん「それでは暮林幸恵さん、よろしくお願いします!!」

 

幸恵さんはステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「さあ、続いての課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

THE BLUE HEARTS『リンダリンダ』

 

幸恵「このルシファーがすべてを制するのです!!」

 

あっきー「さあ、それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

幸恵「無視かい!!」

 

♪~

 

幸恵「…ネズミ♪みたいに…」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

幸恵「入りにくい曲ってどういうことよ!!」

 

あっきー「まあそこは1つでも悪徳集団として悪魔的なことをやらないといけないなと」

 

幸恵「そんなの無しに決まってるでしょ!?」

 

きよっぴー「次は誰を指名する?」

 

幸恵「みっちゃんにするわ」

 

光希「私ですか!?」

 

みおぴょん「それでは四谷光希さん、よろしくお願いします!!」

 

光希さんはステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「続いての課題曲は…」

 

のぶにゃん・・きよっぴー「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

林家たい平『芝浜ゆらゆら』

 

光希「私は今後歌うま落語家を目指しているので」

 

あっきー「その意気込みがあれば大丈夫でしょう。それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

光希「…忘れちゃった☆」テヘペロ

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

光希「皆さん本当にごめんなさい!!」

 

きよっぴー「次は…もうわかってるわよね?」

 

光希「さやちゃんですかね」

 

みおぴょん「それでは柚木清さん、よろしくお願いします!!」

 

清さんはステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「最後の課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

KAN『愛は勝つ』

 

清「私が歌いきれば高気圧は消える。緊張するなぁ…」

 

あっきー「頑張ってください。それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

清「心配ないからね〜♪君の勇気が〜♪」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

清「えっ?何がダメ?」

 

のぶにゃん「歌う箇所間違えたでしょ!?」

 

清「うわぁあぁあぁ!!みんなごめんね!!」

 

きよっぴー「さあ由美、約束通り、150万円ちょうだい」

 

由美「わかったよ…」

 

そう言って由美はステージ上で150万円を払おうとします。

 

すると…、

 

??「ちょっと待ったぁーーーーーー!!」

 

また誰かがみえたようですわね。誰でしょうか…?




次回でカラオケチャレンジは最後です。


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広島高気圧をカラオケで止めろ!! 最終陣 アルル・ナジャ&ハッチー そして最後に…

カラオケチャレンジはこれで最後です。ここまで苦労したなぁ…。


アルル「ボクを忘れないでよ!!」

 

由美「ごめんごめん。来ないかと思ってた」

 

アルル「日本の危機にはボクは必ず駆けつけるから安心して!!」

 

のぶにゃん「本当にごめんね!!じゃあ挑戦する?」

 

アルル「当たり前だよ!」

 

カーバンクル「ぐぐー!」

 

みおぴょん「それではアルル・ナジャ、よろしくお願いします!!」

 

アルルさんはステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「さあ、課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

aiko『ボーイフレンド』

 

アルル「ボクがこの高気圧を止めてあげるからね!!」

 

あっきー「その意気込みがあれば大丈夫でしょう。それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪~

 

アルル「早く逢って言いたい〜♪」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

アルル「冷たっ!」

 

由美「のぶにゃん、何がいけなかったんだよ!」

 

のぶにゃん「アルルはリズムを間違えてたわ」

 

アルル「みんなごめんね〜!!」

 

カーバンクル「ぐぐぐ〜!!」

 

きよっぴー「さあ、約束通り、150万円徴収しましょうか?」

 

由美「わかったよ…」

 

由美がステージ上に向かおうとしたその瞬間、

 

由美「あれ?誰か来てるぞ?…ハッチーだ!!」

 

全員「しまった!!」

 

ハッチー「こらこらこらこら!!こんなとこで何をしてるんですか!!」

 

私「ハッチーさん、実はまたウイング団が良からぬことを考えていて…」

 

ハッチー「もちろんわかっていました。今回は私も参加させてもらいます!!私がここで頑張れば日本が救われるようなのでぜひお願いします!!」

 

みおぴょん「では、ハッチーさん、よろしくお願いします!!」

 

ハッチー「わかりました」

 

ハッチーさんはステージ上に向かいます。

 

のぶにゃん「さあ、課題曲は…」

 

のぶにゃん・きよっぴー「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

尾崎紀世彦『また逢う日まで』

 

ハッチー「頼りない後輩の皆さんにいいところを見せないと」

 

あっきー「その意気込みがあれば大丈夫でしょう。それではAqours!!」

 

ウイング団の4人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

ハッチー「また逢う日まで♪逢える時まで♪」

 

~※~

 

別れのそのわけは 話したくない

 

~※~

 

ハッチー「それは知りたくない♪」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

ハッチー「1番と2番がごっちゃになってしまいました。本当にすみませんでした!!」

 

きよっぴー「じゃあ由美、約束通り150万円」

 

由美「わかったよ…」

 

150万円を由美が払うと、みおぴょんさんは何かボタンを押します。

 

すると…、

 

 

 

みるみるうちに気温が下がっていくではありませんか!!

 

そして頭も少しずつ軽くなっていきます。

 

10分後には気温は24℃にまで下がっていました。そして、「爆弾高気圧、しぼむ」という記事も投稿されていました。

 

こうして広島高気圧事件は終わりを告げたのでした。めでたしめでたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…のはずがありませんわ!!ルビィを泣かせたのぶにゃんさんにはきついお仕置きを受けてもらわないと。

 

私「のぶにゃんさん」

 

のぶにゃん「はい」

 

私「ルビィを泣かせた罪は重いですわ!!」

 

のぶにゃん「それで私にどうしろと?」

 

私「決まっているではありませんか。ウイング団の皆さんも一応カラオケチャレンジをやるのですわ!!」

 

のぶにゃん「その代わりにお願いがあるの」

 

私「何ですの?」

 

のぶにゃん「私たち全員がカラオケチャレンジに失敗したらさっき預かった150万円は返したい」

 

由美「いいけど…罰金請求来た時困らない?」

 

のぶにゃん「いいのよ。この150万円はただの資金調達が目的だしまだお金はたくさんあるもの」

 

勇輝「じゃあのぶにゃん、よろしくお願いします!!」

 

のぶにゃんさんはステージ上に向かいます。ここからの機械操作は由美、聡平、ジュリー、勇輝さん、仲喜が行います。

 

由美「さあ、続いての課題曲は…」

 

由美・聡平「こちら!」

 

そこに出たのは…、

 

シャ乱Q『シングルベッド』

 

のぶにゃん「持ち歌来るかな?ワクワク」

 

由美「さあ、どうでしょうか。それではAqours!!」

 

コメット団の5人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

のぶにゃん「流行りの歌も歌えなくて♪ダサいはずのこの俺♪」

 

〜※〜

 

お前と離れ1年が過ぎ いい男になったつもりが

 

〜※〜

 

のぶにゃん「…うわぁーーーーーーん!!ど忘れしたーーーーーー!!」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

のぶにゃん「冷たっ!!」

 

仲喜「これお前の持ち歌じゃなかったの?」

 

のぶにゃん「そうだけど」

 

聡平「じゃあ次は誰を指名する?」

 

のぶにゃん「きよっぴーで!」

 

勇輝「それではきよっぴー、よろしくお願いします!!」

 

きよっぴーさんはステージ上に向かいます。

 

由美「さあ、続いての課題曲は…」

 

由美・聡平「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

竹内まりや『家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)』

 

きよっぴー「あんたに150万円は渡さないわ!!」

 

由美「その意気込みがあれば大丈夫でしょう。それではAqours!!」

 

コメット団の5人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

きよっぴー「恋するには遅すぎると♪…だめだわ!!」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

ジュリー「これ知らなかったの?」

 

きよっぴー「うん…」

 

ジュリー「ごめんね!!」

 

聡平「じゃあ次は誰を指名する?」

 

きよっぴー「みおぴょんよ」

 

勇輝「では、みおぴょん、よろしくお願いします!!」

 

みおぴょんさんはステージ上に向かいます。

 

由美「さあ、続いての課題曲は…」

 

由美・聡平「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

DREAMS COME TRUE『LOVE LOVE LOVE』

 

みおぴょん「お兄ちゃんに恥ずかしいところは見せたくないわね」

 

由美「その意気込みがあれば大丈夫でしょう。それではAqours!!」

 

コメット団の5人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

みおぴょん「ねえどうして♪すごくすごく好きなこと♪」

 

〜※〜

 

ただ伝えたいだけなのに ルルルルル

うまく言えないんだろう

 

〜※〜

 

みおぴょん「ねえせめて〜♪…」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

みおぴょん「ど忘れしちゃった☆」テヘペロ

 

仲喜「おいおい」

 

聡平「さあ、最後は…わかってるわよね?」

 

みおぴょん「あっきーでしょ?」

 

勇輝「では、あっきー、よろしくお願いします!!」

 

あっきーさんはステージ上に向かいます。

 

由美「さあ、最後の課題曲は…」

 

由美・聡平「こちら!!」

 

そこに出たのは…、

 

 

 

ユニコーン『雪が降る町』

 

あっきー「これで俺が成功すればお前に150万円返さずに済むんだからな」

 

由美「その意気込みで頑張ってください!!それではAqours!!」

 

コメット団の5人「サーンシャイーン!!」

 

♪〜

 

あっきー「…」

 

 

ビーーーー!!

 

 

 

ザバーン!!

 

 

 

あっきー「入るタイミング間違えたー!!」

 

由美「さあ、150万円返してもらおうか」

 

みおぴょん「わかったわよ…」

 

こうして150万円は由美の手元に戻り、その後は流れ解散となりました。

 

こんなカラオケチャレンジはもう懲り懲りですわ。二度と計画してほしくありませんわね。




次回は星ヶ丘ロケです。無理だと判断した場合はマリオワールドを再投稿します。


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コメット団崩壊!?中部高速鉄道沼津港線末端区間存廃問題

星ヶ丘ロケは無理でした。そしてこの話を再投稿するのを忘れていました。大幅に修正したうえで再投稿します。視点は黒澤ダイヤです。


由美「参ったなぁ…」

 

私「どうしたんですの?」

 

夏のある日、由美は何かで悩んでいました。

 

由美「聞いてよダイヤ。実は中部高速鉄道沼津港線の沼津駅から南の方を廃止にする計画が出たんだよ…。この区間はこうなってるんだけど…」

 

由美が1枚の資料を出すとそこには以下のように書かれていました。

 

【中部高速鉄道沼津港線】

・1952年に開業し、2018年に直流2000Vで電化。2019年6月1日に3000Vに昇圧。

・全線単線

・中部高速鉄道東阪本線の沼津市駅から分岐していて、終点は沼津港駅。途中駅は沼津駅のみ。

・普通列車以外はすべて沼津止まり。

・沼津港発着は6月15日以降6時台、13時台、20時台の新居町行普通列車のみ。この普通列車はすべて1両または2両編成ですべて気動車。

・沼津駅以南は伊豆箱根バスに客を取られて全列車が空気輸送状態

・沼津-沼津港間が今回廃止対象となる末端区間

 

私「あなた個人としてはどのようにお考えですの?」

 

由美「俺は個人的には廃止に反対だ。名古屋駅や新居町駅発で沼津からバスで行ったら、少し運賃が高くなるもん。でも場合によれば廃止もやむを得ないと思っている。営業係数が1000円を超えているからさ」

 

私「私は将来的な廃止には賛成ですが、今すぐの廃止には反対ですわ。社会実験でそこそこの需要があると確認できれば存続しても問題はないのですが。それに地元なので何らかの形としては残したいですわね」

 

由美「そうか…貴重な意見をありがとう」

 

私「とりあえず皆さんを集めて今日はこの件について会議をしましょう」

 

由美「ああ。そうしよう」

 

皆さんが集まった結果、なんと!!

 

これまでほとんど喧嘩したことのない仲喜と勇輝さんが喧嘩になったのです!!

 

仲喜「俺は即廃止にすべきだと思う!!あの路線は中部高速鉄道の一番の赤字路線だからな!!」

 

勇輝「廃止には断固反対ですわ!!愛知県からの利便性が遠のきますもの!!」

 

由美「まあまあみんな落ち着いて。今の結果をまとめてみたから注目」

 

ホワイトボードにその結果が書かれていました。見てみましょう。

 

《ダイヤ・鞠莉・果南・ジュリー》将来的な廃止には賛成。

《千歌・曜・梨子・由美・月》廃止には反対だが、事情が事情だから廃止はやむを得ない。

《ルビィ・マル・ヨハネ・勇輝》廃止には断固反対。勇輝以外は減便にも反対。

《聖良・理亞・仲喜》即廃止にすべき。仲喜は「この大赤字路線を手放せば利益はさらに増える」と述べた。

《清・ルシファー・光希・聡平》今すぐに結果は出せない。聡平は「1年ほど社会実験を行うべき」と付け加えた。

 

由美「あとこれは日本のアニメ業界にも影響を及ぼしかねないということで、一部の他作品のキャラや他のハーメルン作家さんのキャラからも意見をいただきました。こちらです」

 

これはパワーポイントのスライドに映し出されました。

 

【グルーブロッソさんの作品】

《クリオシタス・インサニレ》邪魔なら即捨てる→即廃止にすべき

《道明寺慧刃》邪魔だ、捨てろ→即廃止にすべき

《道明寺ここあ》残してた方がいい気がしますね→廃止には反対

 

【インフィニット・ストラトス】

《シャルロット・デュノア》出来れば残しておきたいかな…もしダメでもどこかに形として残しておきたいよね→廃止には一応反対。仮に廃止になった場合記念碑の設置やグッズ販売をすべき。

 

【八十亀ちゃんかんさつにっき】

《八十亀最中》沼津は目の敵だでよ、廃止にしんしゃい!!

《只草舞衣》ラブライブ!サンシャイン!!の世界に行けなくなる恐れがあるので個人的には廃止に反対ですね。

《笹津やん菜》廃止には反対やで。

《陣界斗》今は結論を出せないかな。

 

【μ'sの皆さん】

《全員》廃止には断固反対。あなた(キミ)たちならきっと阻止できるはず!!

 

仲喜「なるほど。しかし即廃止という俺の考えは変わらない」

 

勇輝「私も考えは変わりません」

 

由美「それならあたくしから提案があります。廃止賛成派、反対派でそれぞれ署名活動をしましょう。9月30日までに計1万票集まらないと無効になることが条件です。もちろん、あたくしも参加しますよ」

 

勇輝「それで行きましょう!」

 

由美「ただ、このままで活動するのはやばいと思うから一旦コメット団は活動休止にして廃止賛成派の仲喜くんについては『White Arrow』として『Saint Snow』と組んで活動してもらう。断固反対派の勇輝くんは『ブラック団』に入ってほしい。今日はこれで終わりにしよう」

 

勇輝・仲喜「わかりました」

 

こうして今回の会議はお開きとなりました。今後の沼津港線には注目ですわね。




これでマリオワールドの話につながる…。


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マリオのコースを走ろう!

前回、星ヶ丘ネタを書こうと思っていましたが、ちょっと無理があったので削除済み作品からの再投稿4連発とします。視点は黒澤ダイヤです。


私「やっと着きましたわ!!」

 

由美「VIVA!ニンテンドーマリオワールド軽之田!!」

 

私と由美は朝から南国急行鉄道に乗ってニンテンドーマリオワールド軽之田というテーマパークに来ていました。

 

由美「しかしどうしよう…入場料高いなぁ…」

 

私「私もお金持っていませんわ…由美…帰ります?」

 

由美「それはない。せめて買い物くらいはしないとここまで来たからには」

 

私「そうですわね」

 

??「2人ともお困りのようですわね」

 

由美「勇輝くん!?」

 

私「いつの間にそこに!?」

 

まさかの勇輝さんがそこにいる!!どういうことですの!?

 

由美「勇輝くんはどうしてここに?」

 

勇輝「私はただの買い物ですがあなたたちを見つけちゃってつい…」

 

私「私たちはそこのマリオワールドに入ろうとしたら入場料が足りなくて困っていたのです」

 

勇輝「ちょっと待って!!2人ともEdepaは持っていますわよね?」

 

由美・私「はい」

 

勇輝「それをカードリーダーにかざせば無料で入れますわよ」

 

私「ありがとうございます!!」

 

由美「ほんと助かるよ!!」

 

勇輝「じゃ、そういうことで」

 

由美「いいもの買って食べなよー!!」

 

勇輝さんは去って行きました。

 

さて、Edepaを用意して、カードリーダーにかざしましょう。

 

ピロリーン♪

 

ゲートが開きましたわ!とうとうマリオブラザーズに挑戦できるのですね!!

 

由美「やった!とうとうマリオに挑戦できるぞ!!」

 

まずはどのエリアから行くか。それは決まっているでしょう?

 

スーパーマリオブラザーズエリアですわ!!

 

まずはゲートでお金を払うとルールブックが渡されました。私はEdepaには往復の交通費約6000円しか入っていませんでしたので現金で支払いましたが、由美は15000円以上入れていましたのでEdepaでキャッシュレス決済をしました(*1)。

 

すると…、緑甲羅が猛スピードでやってきたのです!!

 

そのまま私と由美はぶつかり、幼児化してしまいました。

 

由美「俺たちはこのままの形でやるの!?」

 

スタッフ「はい。その通りです。その前にヘルメットをかぶってくださいね」

 

工事のおじさんのヘルメットが渡されたのでかぶりましょう。

 

スタッフ「それでは、Enjoy Mario World!!」

 

こうして始まったのでした。

 

~※~

 

今回は1人ずつでの挑戦ということで由美とは別行動です。まずは1-1から。

 

ベルトのボタンを押すと突然ワープします。

 

そして…、

 

歩いてみましょう。早速アイテムボックスからコインゲット。

 

そしてクリボーが近づいてきました。

 

どうしましょう…。私はスカート姿でした…。スパッツも履いていないのでジャンプするのはパンツが見えそうで嫌ですわ…。

 

そして…、

 

【♪マリオミスのテーマ♪】

 

私「ピギャアーーーーー!!」

 

ライフが1つ減ってしまいました。残りは4つです。

 

もう一度1-1。

 

次は恥を捨ててと。

 

ジャンプ!!

 

クリボーを倒せましたわ!!

 

するとアイテムボックスが。

 

キノコですわ!!

 

これで元の姿(スーパーダイヤ)に戻りました。

 

しかし私はスカート姿で来てしまったため、パンツが見えそうなのは確かですわ。

 

それでも恥を捨てましょう。

 

すると赤いノコノコが目の前に。

 

ジャンプ!!…に失敗して幼児に戻ってしまいました。

 

そして慌てて走ってしまい…、

 

【♪マリオミスのテーマ♪】

 

穴に落っこちて、ライフは残り3です。

 

3回目、穴もジャンプできたので、次の部分ですわ。

 

まずボックスに頭をぶつけて…、

 

出てきたのは巨大キノコですわ!!

 

そのまま歩きましょう。そしてゴール。終わると5つの緑キノコでライフが増加しました。

 

現在私はスーパーダイヤの姿です。

 

次は1-2、1-3も楽々クリア。その間に私はファイヤーダイヤになっていました。

 

そして1-塔。

 

ここではカロンというホネホネのノコノコがいます。踏んでも戻るので厄介ですわ。

 

それでも順調にいきます。しかし…、

 

 

【♪マリオミスのテーマ♪】

 

ライフが減ってしまいました。しかし、めげることはありません。まだ9ありますから。

 

次はクッパJr.さんの元まで行けました。

 

今回はファイヤー型なので、思いっきり火の玉をぶつけてやりましょう。そして…、

 

 

 

勝ち。

 

塔を出ると、カードリーダーがありました。かざしてみましょう。

 

カードリーダー「セーブができました。次回はここからスタートできます」

 

しかしそろそろ時間ですわね。ここで中断しましょう。

 

~※~

 

由美「いや~、楽しかったなぁ~」

 

私「またここには来ましょうね♪」

 

由美「うん!」

 

その後、隣のアウトレットで食事を済ませ、買い物をして、帰る…はずだったのですが…、

 

なんと!自由行動の時間中に!!!

 

女の人(おそらく由美)「嫌だぁあああぁああああ!!!!」

 

響かないはずの断末魔の叫びが響いたのです!!!!

 

とりあえず、声のした方向に向かうと、勇輝さんが倒れていたのですわ!!

 

私「勇輝さん!大丈夫ですか!?」

 

勇輝「ダイヤちゃん、私はもう大丈夫ですわ」

 

私「何かあったんですの?」

 

勇輝「実は…」

 

~※~

 

目の前で由美ちゃんがμ'sの希さんにさらわれるのを見たのです。

 

私は彼氏として見過ごすわけにはいかないと思って、全力で救い出そうとしました。

 

しかし…、

 

希「ウチの大事な由美ちゃんを渡すなんて嫌や!!近づかんで!!」

 

ドカッ!!バキッ!!ドゴッ!!

 

~※~

 

勇輝「それで意識を失って倒れていたのです」

 

私「ヤンデレですって!?私は希さんを許せません!!」

 

勇輝「とりあえず絵里さんに電話してみましょうよ」

 

私「もちろんそうしますわ!!」

 

その後、エリーチカから「東京に向かって一緒に救いましょう」と言われたので、すぐに勇輝さんと2人で向かいました。

 

由美…心配ですわね…。

*1
さらに、由美のものはEdepaだったので交通費自体はチャラでした。




次回も削除済み作品からの再投稿です。

※前書きにて考案していた星ヶ丘ネタは以下にてリベンジを行いました。
https://syosetu.org/novel/284195/70.html


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ヤンデレ東條希に俺は監禁されましたが、エリーチカに救出されました。

ヤンデレ3連発の再投稿となります。


軽之田ロイヤルアウトレットで自由行動をしていると、紫色の髪のお姉さんに声をかけられた。

 

??「ねえ由美ちゃん、ちょっといい?」

 

俺「希さん…」

 

彼女の目のハイライトはない。確実にヤンデレだ。

 

希「ウチと一緒についてきてくれる?」

 

俺「それは…無理です」

 

希「…なんで?なんでなの!?」

 

俺「あたしは元スクールアイドルの人と…」

 

すると希さんはディープキスをしてきた。

 

希「うるさい口にはこうやで?うふっ♥ウチの初めて、由美ちゃんにあげちゃった♥」

 

すると勇輝くんが駆けつけてきた。

 

勇輝「希さん!私の由美ちゃんを返してください!!」

 

すると…、

 

希「ウチの大事な由美ちゃんを渡すなんて嫌や!!近づかんで!!」

 

ドカッ!!バキッ!!ドゴッ!!

 

希さんは勇輝くんを殴って彼の意識を失わせた。

 

希「さあ、ウチの家に行くよ♥」

 

俺「嫌です!」

 

希「い い か ら 行 く よ?」

 

希さんはそのまま思いっきり俺の腕を引っ張った。

 

俺「嫌だぁあああぁああああ!!!!」ズルズルズル

 

抵抗しても無駄でした。というか希さんってこんなに怖い人だったっけ…?

 

〜※〜

 

列車内にて。

 

俺「なぜ名古屋行に?」

 

希「だって静岡県の駅にはひかりやこだましか止まらんやろ?のぞみ号以外に乗るって言ったらウチは嫉妬しちゃうんよ」

 

俺「それからなぜあたしを誘拐したのですか?」

 

希「実は…」

 

すると希さんは語りだす。

 

〜※〜

 

ウチはコメット団が結成された時から由美ちゃんの大ファンになった。そしてAqoursの後援会になってからはより親近感が増したんや。

 

それはえりちや穂乃果ちゃん、花陽ちゃんににこっち、真姫ちゃんと一緒。今挙げたみんなが仲喜くんに嫉妬をして1回ずつ誘拐したことは知ってるやろ?

 

それでウチもみんなが羨ましくなってついつい一番の推しだったあなたを誘拐してしまったんや。

 

〜※〜

 

俺「それで現在に至るって訳ですか」

 

希「だから、ウチのことも愛してほしいんや!!お願い♥」

 

俺「わかりました」

 

〜※〜

 

希さんの家に着くと、まずは彼女の得意料理のうどんを振る舞ってくれた。

 

俺「希さんの作るうどんは最高ですよ!!恐らく麺屋μ'sで売り出したらバカ売れ間違いないでしょう」

 

希「そう言ってくれて、ウチも幸せや♥」

 

食べ終わると、突然眠くなった。

 

あれ?意識が遠のくぞ…?

 

俺が完全に寝落ちしたとき、希さんが黒く笑うのが見えた。

 

〜※〜

 

目が覚めると、午後8時。しかし、手錠と足枷をつけられて動けない。

 

希「おや?もう起きたんやね」

 

俺「これを外してください!!」

 

希「嫌や。ウチはここまでしたかったんよ」

 

俺「これ、明らかに犯z…」

 

すると希さんはまたディープキスをしてきた。もちろん、目は光っていない。

 

希「うるさい口にはこうやって言ったやろ?ああ、幸せや♥」

 

俺「このままあたしをどうするんですか?」

 

希「このままウチとずっと暮らすんや。生きてる間も死んでからもずっと一緒やで♥」

 

そう言った直後に、

 

ピンポーン♪

 

呼び鈴が鳴った。

 

ガチャ

 

希「えりち、何しに来たん?」

 

絵里「私は由美を解放しに来たのよ!!希!あなたはそんな人じゃないわ!!もうやめて!!」

 

希「もう…えりちはずるいよ…」

 

その後、俺は絵里さんと希さんの手によって完全に解放された。

 

〜※〜

 

希さんの家を出ると、ダイヤと勇輝くんが待っていた。

 

由美「うわあぁあぁぁあん!!怖かったよおぉおおぉ!!」

 

ダイヤ「由美、心配したのですよ…」ポロポロ

 

勇輝「無事で本当に良かったですわ…」ポロポロ

 

そして俺たち3人が泣き止んだところで、

 

俺「今回は本当にありがとう、ダイヤ、勇輝くん!」

 

ダイヤ・勇輝「本当に心配になりましたからね!!」

 

俺「それから協力して助けて下さり、本当にありがとうございました、絵里さん!」

 

絵里「由美が無事で本当に良かったわ!!でも由美」

 

俺「なんですか?」

 

絵里「さん付け禁止!」

 

俺「…えりち、本当にありがとう!!」

 

絵里「ハラショー!」

 

4人「あはは…」

 

こうして今回はお開きとなったが、帰りの快速列車の中で、

 

ダイヤ「由美、希さんに誘拐された罪は重いですわよ?」

 

俺「もしかして、危険を察知できていないから怒ってる?」

 

ダイヤ「違います。あんなにべったりな様子を聞いて私は嫉妬をしてしまいました。ですから、相応の罰ゲームを受けてもらいますわよ♥」

 

俺「罰ゲームって…」

 

ダイヤ「それは後で発表しますので、楽しみにしていてくださいね♥」

 

勇輝くんは傍観していただけだが、果たして俺は無事今日自分の布団で寝られるのだろうか…?




次回も再投稿。星ヶ丘についてですが、改めて取材します。

https://syosetu.org/novel/206931/13.html
その先の罰ゲームはR-18版ながら健在です。


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ヤンデレな美渡姉に死ぬほど愛されすぎて夜も眠れない話

前回に引き続き、ヤンデレの再投稿。


由美ちゃんと名古屋を歩いていると、突然美渡姉から連絡がきた。

 

読んでみよう。

 

何?「千歌、とにかく家に帰ってこい。理由は後で言う」だって?

 

由美「いいか?ひとまず家に帰って美渡さんに会ってきなさい。もしかすると怒っているかもしれないから」

 

私「嫌だ!!由美ちゃんは千歌を見捨てる気なの!?」

 

由美「見捨てはしない。ただ、俺と美渡さんだったらどっちが大事なんだよ?」

 

私「美渡姉というか家族だけど」

 

由美「だろ?まあ、今暇だしせっかくだからついていくよ」

 

私「いいの?ありがとう!!」

 

しかし、これが悲劇を生むのであった…。

 

〜※〜

 

十千万到着後のこと。由美ちゃんは移動している間にサングラスと帽子をかぶって本人だとばれないようにしていた。

 

美渡姉「千歌〜♥会いたかった〜♥」

 

私「美渡姉、帰って来いって言ったのは何のためだったの?」

 

美渡姉「見りゃわかるだろバカチカ!私はただこうしてお前に会いたかったんだよ!!」

 

その間に由美ちゃんは、

 

由美「あの、すみません、予約をした青山と言いますが」

 

志満姉「もしかして由美ちゃんですか?」

 

由美ちゃんはサングラスと帽子を外して、

 

由美「そうですよ」

 

志満姉「由美ちゃん!来てくれたんだね!久しぶり!!」

 

由美「別に深い意味は特にないんですが…」

 

志満姉「とりあえず、こちらの部屋にご案内しますね」

 

そのまま部屋に行ってしまった。

 

その頃、私はというと、美渡姉に思いっきり弄られていた。

 

志満姉「千歌ちゃん、美渡、そういうことは中でやりなさいね〜」

 

美渡姉「すみませんでした…」

 

部屋に入ると、

 

美渡姉「私はずっとずっとお前をこうしたかったんだ」

 

そして私の手首に手錠をかける。

 

美渡姉「これもつけないと」

 

足も固定された。

 

美渡姉「あとこれだな」

 

首輪まではめられてしまった。

 

私「美渡姉、苦しいんだけど」

 

美渡姉「苦しいのかい?でも私が味わった苦しみはこんなものじゃないぞ?」

 

私「えっ?」

 

美渡姉「幼馴染の曜や果南とお前が遊んでるのを見て私は嫉妬心を覚えたんだ。それだけじゃない。2年前のことは覚えてるか?あのときはAqoursとしては応援していたんだけど、心の奥深くでは強く嫉妬してた。それだけじゃない。お前、青山由美という超有名な魔法使いとも仲良くやっているらしいなぁ。どういうことだよ!?」

 

私「ひっ…怖いよぉ…」

 

美渡姉「もう私は我慢の限界。お前無しでは生きてけないんだ。だから…私のことだけを見てくれ♥曜にも果南にも会わせないからな♥」

 

私「嫌だぁあぁああ!!」

 

〜※〜

 

と叫んだところで私ははね起きた。

 

私「夢か…良かった…」

 

その日の朝のこと。

 

私「うわあぁぁあぁあん!!怖い夢見たよぉおぉお!!」

 

ダイヤ「どうしたんですの?」

 

果南「そんなに泣かないでよ」

 

私「だって美渡姉がヤンデレになって千歌を監禁したんだよ!?これ酷くない!?」

 

果南「美渡さんがヤンデレって想像つかないなぁ」

 

ダイヤ「でもあの方がヤンデレになったらすごく恐ろしそうですわね」

 

私「でしょ!?」

 

果南「大丈夫。今日は由美を誘って4人で大垣に行こう♪」

 

ダイヤ「水まんじゅうも食べましょうね♪」

 

私「みんな…ありがとう!!」

 

こうして私たちは由美ちゃんを誘って大垣に行って1日を過ごしたのでした。




次回も再投稿です。次回は要後書き確認です。


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ヤンデレが大嫌いな彼女に仕掛けたもの

前回に引き続き、再投稿。一応これで一段落つきます。視点はのぶにゃんとします。
今回は要後書き確認です。


私「ただいまー!!」

 

私が家に帰ると、

 

お兄ちゃん「お帰りなさいみおぴょん♥ご飯にする?お風呂にする?それともわ・た・し?」

 

お兄ちゃんとはのぶにゃんのこと。古くからの幼馴染で、現在は私の彼氏。中3の頃から私は彼をお兄ちゃんと呼ぶようにしたの。誕生日自体は私のほうが22日だけ早いんだけどね。

 

さて、こういうのにはいつものようにこう答える。

 

私「ご飯にするわ」

 

いつもならそのまま事が進むが、今回は違った。

 

そう答えた瞬間、お兄ちゃんからどす黒いオーラが湧き出た。

 

お兄ちゃん「…なんで?」

 

私「えっ?」

 

お兄ちゃん「なんで私って答えてくれないの!?私はこんなにも愛しているのに!!なんで!?なんでなの!?黙っていないで答えてよ!!」

 

私「帰ったらご飯って相場が決まってるのよ」

 

かつてないほど狂気に満ち溢れている。彼がヤンデレになるのは何年ぶりだろう?

 

もちろん、私はヤンデレが大嫌い。ただし、お兄ちゃんのヤンデレだけは例外。

 

しかし、今回は違った。これまでになかった「あなたは私のもの」と言うオーラが存分に満ち溢れている。

 

お兄ちゃん「だったら…」

 

するとバチバチって音がして私はそのまま気絶した。その直前にお兄ちゃんが黒く笑うのが見えた。

 

〜※〜

 

目が覚めると、私は暗い部屋の中にいた。しかも手錠と足枷をつけられてさらには首輪まではめられて身動きが全くとれない。

 

しばらくすると、お兄ちゃんが入ってきた。

 

私「お兄ちゃん!!これをやったのはあなたなの!?」

 

お兄ちゃん「そうよ。あなたがあんなこと言うからこうするしかなかったのよ」

 

私「あなた、今狂ってるわよ?」

 

お兄ちゃん「そう。狂ってる。あなたからの愛情が薄すぎるもの」

 

私「私はあなたのことを『お兄ちゃん』と呼んでるのにそれ以上の関係を求めるって言うの!?」

 

お兄ちゃん「当たり前でしょ!?そのためにこういうのも持ってきたのよ?」

 

すると紐に吊るした5円玉を私に見せてきて、

 

お兄ちゃん「あなたは私なしでは生きていけなくなーる私なしでは生きていけなくなーる」

 

そんな催眠術にかかるわけ…、

 

と思ったらかかってしまった。

 

お兄ちゃん「みおぴょん、私はずっとずっとこうしたかったの」ヌギヌギ

 

そして私に抱きついてきて、キスをした。私は催眠術にかかっているため、抵抗もできない。

 

お兄ちゃん「今日はここまででもうご飯にしましょう。でもいつかは一線を超えようね♥私だけのみおぴょん♥」

 

そう言ったところで、突然明かりがついて、テレビカメラが入ってきた。その瞬間に催眠術も解けたように思えた。

 

スタッフA「EBSのモニタリングです」

 

私「…はい?」

 

お兄ちゃん「そうよ」

 

なんとなく怒りが込み上げてきた。お兄ちゃんにじゃない。テレビ番組のスタッフ一同に。

 

お兄ちゃん「あれ?みおぴょん怒ってる?」

 

私「怒ってるけどあなたにじゃないわ。スタッフさんたちに怒ってるのよ!!」

 

そのまま私は我を忘れてスタッフの全員を怒鳴り散らした。そのままスタッフの皆さんは帰っていった。

 

帰ってからのこと。

 

私「お兄ちゃん」

 

お兄ちゃん「なに?」

 

私「どんなお兄ちゃんでも私は大好きよ。たとえヤンデレになったとしても、シスコンやブラコンの一面を見せても、浮気現場を見たとしても」

 

お兄ちゃん「みおぴょん…」

 

私「だから、そのうち一線を超えられるように私、頑張るからね!!」

 

お兄ちゃん「みおぴょんありがとう!!大好き!!愛してる♥」

 

私「それは私もよ♥」

 

2人「あはは…」

 

お兄ちゃん「さあ、ご飯にしましょう。今日はみおぴょんも大好きなすき焼きよ!!」

 

私「やった!ありがとう!!」

 

こうして何事もなかったのように1日を過ごしたのでした。




さて、今回BanG Dream!の二次創作のガイドラインが制定されたわけですが、制定の時点でブラック団GTはBanG Dream!のキャラが出ており、修正不能だったので削除対象としました。しかし、制定の時点でまだBanG Dream!と関連がなかった5月の回を書いていたこの作品は幸いにも削除対象から外しました。おそらく今後はBanG Dream!界隈から撤退し、ラブライブ!とぷよぷよのキャラがメインになるでしょう。そして、作者のペースがのろかったのも救いだったなと思っています。
BanG Dream!回を楽しみにしていた皆さんには申し訳ありませんが、今後BanG Dream!要素はこの作品から排除してやっていきますのでどうかよろしくお願いします。

次回は迷列車で行こうシリーズ第6回になります。


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迷列車で行こう Aqours編 第6回 南国急行鉄道5000系・8000系

久々の迷列車で行こうシリーズです。今回紹介する車両はこちら↓。

【挿絵表示】

【挿絵表示】

また、今回は乗ります。


私「なんか久々だね」

 

由美「でしょ?」

 

また新居町に呼ばれたと思ったら迷列車だって。しかも今回は乗るらしい。

 

由美「さて、今回紹介するのは南国急行鉄道5000系です」

 

私「作者さん吊り掛けが好きだね~」

 

由美「それは俺もw」

 

私「じゃあ始めようか」

 

由美「うん!」

 

そしてまたお決まりの曲が流れる。

 

【OP♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

南国急行鉄道5000系は1981年に登場した、在来車からの機器流用による通勤型電車です。

 

当時、南国急行鉄道では中部高速鉄道G5000系の設計をベースとした3000系電車を増備していましたが、登場から40年以上を経過した1000系の置き換えが急務となっていました。

 

しかし、3000系の8両固定編成版を大量に投入するには莫大な費用が掛かること(*1)、だからといって完全新規設計車両を用意するほどの財力がなかったこと、また、1000系自体も1974年の更新時に主電動機をより強力なものに交換していたことなどから、車体だけ新造する方針となりました。

 

また、当時はほとんどの列車が8両でしたが半分以上の列車で輸送力不足に陥っており、一部の列車で3000系4両を増結し12両にしたものの逆に輸送力過剰となっていました。

 

そこで新型車両は10両固定編成とし、1000系の8両固定編成5本から10両固定編成4本を製造する方針も決定しました。

 

こうして登場したのが5000系です。不足分は3000系で補われましたがここでは5000系のみについて解説します。

 

~※~

 

由美「もちろん車体・機器については今から説明します」

 

~※~

 

車体は1979年に登場していた国鉄の201系電車と同じ、両開きドアを片側に4か所備える20m級の全鋼製車体です。

 

車内設備のロングシートも201系のものを踏襲していますが、長距離運用を行うことから海山方面の先頭車にトイレが設けられました。

 

また、第3編成に組み込まれたデハ5803は1974年に国鉄のモハ72970並みの車体に更新していた旧デハ1808だったので、補助電源の交流化と冷房装置の搭載のみの改造で5000系に編入されています。

 

機器類は台枠も含めて流用されました。

 

主電動機は1974年の1000系更新時に製造された出力249kWのR-MT50形を使用。このモーターは南海2001形に搭載されたHS-262-ARやMB-186AFR、TDK-541-A、HS-2501を高電圧、高回転に対応させたもので、直流3000V下での使用も可能な通称「500馬力モーター」と言われました。

 

主制御器は電空カム軸式間接自動制御のR-CS5をそのまま搭載。この制御装置は戦前の旧型国電の設計を流用して製造されたもので、直列5段・並列4段・並列弱め界磁1段となっており、発電ブレーキは当初から省略されています。

 

制動装置はU動作弁を使用したAMUR自動空気ブレーキがそのまま流用されています。

 

台車はペデスタル式コイルばね台車R-DT17およびR-TR48が1974年の更新時にペデスタル式のインダイレクトマウント空気ばね台車のR-DT30およびR-TR70に交換されていたためそれを履きました。

 

この台車は住友金属工業製のFS40およびFS067の系譜を継ぐもので、乗り心地も旧型国電とは一線を画すものとなりました。

 

パンタグラフは流用品のR-PS13が流用されました。このパンタグラフは63系電車のPS13の高電圧対応型で、2000系にも採用された標準品です。

 

電動発電機と空気圧縮機は冷房装置の搭載で総取替となり、補助電源は交流化されました。

 

こうして1981年に10両編成16本、計160両が製造され、1000系20本が淘汰されましたが…、

 

〜※〜

 

由美「さらに増備は続きます」

 

私「やっぱり」

 

由美「そう来ると思いました。続きをどうぞ!」

 

〜※〜

 

1次車の製造から5年が経過した1986年に2次車10両編成16本が登場しました。

 

この部類は台枠から上を新造しており、車体も国鉄の205系ベースとなりました。主要機器は1次車と変わりません。

 

これに伴い、最後まで残っていた1000系8両固定編成20本がすべて淘汰されました。

 

1988年からは製造から40年が迫った2000系を更新するにあたって、新形式の立ち上げも検討されましたが、結局2000系から機器を流用した上で5000系の再増備が決定しました。

 

2000系からの流用車である3次車と4次車は1988年と1989年に登場しました。

 

主電動機は1000系更新車と同じR-MT50形を採用しています。

 

制御装置は1000系や前期車とは異なり、R-CS20形が流用されました。制御段数29段となっており、弱め界磁、発電ブレーキ、抑速ブレーキも搭載されているという、吊り掛け駆動の旧性能電車でもかなり高性能であることが窺えます。

 

制動装置はC三動弁を使用した発電ブレーキ併用の電磁自動空気ブレーキAMCRL-Dがそのまま流用されています。このブレーキ弁は東急青ガエルや阪急1000系などに採用されましたが、日本の吊り掛け車での採用は南国急行鉄道2000系と5000系後期車のみでした。また、電磁自動空気ブレーキとしては日本では2000系更新車および5000系後期車のみの採用となりました。

 

台車はゲルリッツ式のR-DT20形とR-TR51形がそのまま流用されました。

 

ただ、2000系の補助電源がすでに冷房化と同時に交流化されていたことから空気圧縮機は交流駆動化されましたが電動発電機は据え置かれました。

 

こうして1988年と1989年に10両固定編成16本ずつ計32本が製造された結果2000系8両編成40本全車が淘汰され、本系列は640両となり、南国急行鉄道の車両は3000系と5000系に統一されました。

 

登場後は主に12両編成で運転されていた列車を置き換え、増備の進捗につれて一部の8両編成の置き換えも行われました。なお、発電ブレーキを装備しない初期車は3000系が84本全車出揃った1990年以降ダイヤが乱れた時以外連続勾配のある月光-桜木間には入線しませんでした。

 

〜※〜

 

由美「しかし、登場から新しいもので30年近く、機器類については古いもので80年近くが経過し、老朽化も進んでしまいました」

 

私「えっ?どうなるの?」

 

由美「もう、おわかりでしょう。続き行きます」

 

〜※〜

 

2016年以降、南国急行鉄道では中部高速鉄道との異世界直通運転プロジェクトが立ち上がり、それと同時に架線電圧の3000Vへの昇圧および老朽化の進んだ従来車の全車置き換えも決定されました。

 

まず対象になったのは車籍上最も古い3000系ではなく、一部機器が1939年の1000系製造時からのものである5000系1・2次車でした。

 

また、5000系の1・2次車は抑速ブレーキがついていないので中部高速鉄道の乗り入れ対応改造の対象外とされてしまいました(*2)。

 

この結果、1・2次車は6000系に置き換えられ、先述のデハ5803を組み込んだ第3編成が2017年11月に廃車されたことを皮切りに廃車・解体処分が進み、2018年にこのグループは全廃となりました。

 

その後、後期車や3000系も置き換え計画が浮上し、こちらも当初は6000系での置き換えが計画されていました。

 

しかし、VVVFインバータ制御および電気指令式ブレーキの試験車として2018年に6000系第33編成を導入した結果、成績が非常に良好であったため、第33編成は7000系第1編成と改番され、5000系初期車以外の置き換えは7000系によって行われることになりました。

 

これにより、後期車も2019年3月までに7編成が廃車解体処分されましたが…、

 

〜※〜

 

由美「それ以外の編成は複雑な運命を辿ることになります」

 

私「何があったんだっけ?」

 

由美「見りゃわかる。続きをどうぞ」

 

〜※〜

 

2019年5月18日までにさらに20編成が廃車となりました。しかし、全車が車内案内表示器・ドアチャイムの設置や付随車のボルスタレス台車化などの近代化改造を受けていたため(*3)中部高速鉄道に譲渡され、以下の改造を受けました。

 

・駆動方式は吊り掛け駆動のままだが、主電動機をR-MT50から複巻電動機のG-MT87CBに変更。出力320kW。

・制御装置をバーニア界磁チョッパ制御に変更し、段数は直列64段、並列64段、弱め界磁無段階に変更される。同時に一部を除き1C8M化。

・パンタグラフを中部高速鉄道標準品のシングルアーム式のG-PS52に取り替え、1M車のまま改造された車両はパンタを2基に増やす

・制動方式を発電ブレーキ併用自動空気ブレーキから遅れ込め制御付きの回生ブレーキ・発電ブレーキ併用電気指令式電磁自動空気ブレーキHARA-DRに変更

・電動車の台車をボルスタレス空気ばね台車のG-DT85にに交換(*4)

・補助電源装置をIGBT-SIVに変更し、冷房装置も大容量型に交換

 

これらの改造により、2代目G24900系および2代目G9400系として再起し、2019年6月1日の中部高速鉄道・南国急行鉄道3000V昇圧より営業運転を開始しています。

 

最後まで残った5編成は2019年6月1日の3000V昇圧を迎えました。この5編成は編成出力が10両で1万馬力と中部高速鉄道の近郊型電車よりも強力になりました。しかし、リニューアル工事は受けていたものの一部機器類が製造から70年に近づいており、流石に老朽化は否めませんでした。

 

また、中部高速鉄道との乗り入れで南国急行鉄道自体も車両不足に陥っていましたが、全車を新型車両で賄うほどの余裕はありませんでした。

 

そこで当初の計画通り7000系の製造は82編成とし、残った5000系にG24900系およびG9400系と同等の改造をして8000系とすることになりました。

 

改造に際しては5000系を新居町入場時に廃車にして出場時に8000系の竣工扱いとしたので書類上は「令和元年 極東車輛製造」とされましたが、車外銘板については1988年と89年に5000系として製造されたときのものがそのまま残されています。

 

こうして残った全編成が2019年8月18日までに入場し除籍、同年9月1日までに8000系として出場し、南国急行鉄道5000系は形式消滅となりました。これと同時に、1974年の1000系・2000系更新時から使用されてきた500馬力モーターはすべて廃棄処分されました。

 

また、8000系については2019年6月に1編成だけ完全新造車が増備されました。この編成は前面が205系の先頭車化改造車ベースとなっていますが、他車と共通運用なので鉄道ファンからはかなり人気の高いレア編成となっています。

 

こうして5000系として製造された編成は25本が現存し、普通列車から快速まで幅広く運用についています。なお、譲渡車と改造車で運用は分けられています。

 

~※~

 

由美「さあ、いかがでしたか?」

 

私「今回乗るって言ったでしょ?乗ってみたい!!」

 

由美「そう来ると思いましたよ。次の名古屋行きが南国急行鉄道の8000系です」

 

私「やったー!!」

 

とりあえずホームに移動する。しばらくすると205系のような電車が吊り掛け駆動の減速音を立てて入線してくる。

 

これが南国急行鉄道8000系だ。

 

見た目は205系だが、いざ乗ってみると旧型国電そのものだった。

 

しかしG-MT87CBの咆哮はすごい。まさに320kWモーターという感じだった。

 

そして名豊本線は連続勾配が多く、抑速ブレーキや力行時の轟音が響く。

 

そして東赤池駅を過ぎると名古屋市に入る。回生ブレーキだから減速音も大きい。

 

そんなこんなで丸田町駅を過ぎた。そしてしばらくして名古屋駅に到着し旅は終わりを迎えた。

 

由美「さあ、いかがでしたか?」

 

私「異世界の電車らしく色々ぶっ飛んでてよかったよ」

 

由美「それ褒めてるの?貶してるの?…まあいいけど、そろそろ締めにしようか」

 

私「うん」

 

由美「じゃあ今回はこの辺で…」

 

2人「ありがとうございましたー!!」

 

【ED♪c music professional library『たまにはピクニック』♪】

 

これで去年の8月の初回から続けてきて6回分が終わった。いつか見直すときがあるといいね♪

*1
当時増備していた3000系の制御方式はチョッパ制御で半導体部品が高価であったこともある。

*2
中部高速鉄道乗り入れのためには吊り掛け駆動の車両であっても抑速ブレーキおよび停止用電制の搭載が必須。

*3
本系列のうち2019年3月以降に廃車された車両は全車が改造を受けていた。

*4
付随車は近代化改造の際にほぼ同じタイプのR-TR305に交換済み。こちらもG-TR305に編入。




次回は大幅修正のドタバタ逃避行ですが…6話連続だから嫌なんだよねぇ…。


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3人のドタバタ逃避行!!Re:Express #1 新幹線に乗ろう!

以前削除した作品からの再投稿です。今回は大幅リメイク版となります。これは以前公開していたバージョンにBanG Dream!の要素が完璧に混じっていたからです。このため、本来ならば没となる予定でしたが、この旅行はもとの話の執筆中に行った大事な旅行だったので大幅リメイクの上で公開することにしました。
視点は青山由美とします。それでは、本編スタートです!


俺「…で、ここに呼び出して何がしたいの君たちは?」

 

俺はダイヤと果南ちゃんに名古屋駅に朝一番で呼び出された。ちなみに兄の健、姉の志穂と理紗は3人で北陸に逃げて、弟の聡平と妹のジュリー、そして彼氏の勇輝くんは「探さないでください」と書き置きを残して去っていた。ついでに聡平は「あたしの居場所はダイヤが知っているわ」と追記していた。あと父さん母さんも平泉に逃げた。

 

ダイヤ「私たちと旅をするのですわ」

 

俺「それだけ?それなら俺は行かないぞ」

 

果南「君の大好きな電車にたくさん乗れるのに行かないの?」

 

俺「この4連休課題に追われてるし」

 

ダイヤ「でも日曜日で終わる量だと聡平から伺いましたが」

 

俺「あいつ…ところで彼はどこに行ったの?」

 

ダイヤ「聡平ならルビィと一緒に下呂温泉に行きましたわよ」

 

俺「だからって、俺は家でゴロゴロしてたかったのに!!」

 

ダイヤ「家に誰もいないうえにゴロゴロしているのは体に毒ですから、さあ、行きますわよ♪」

 

俺「なんか嫌な予感しかしない!!」

 

そう言って俺は逃げようとするが、突然冷たい感触が手に走った。

 

果南「由美、ニガサナイヨ?」

 

俺「マジかよ…」

 

こうして俺たちの旅は始まった。

 

【OP♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

着いた先は普通に新幹線の改札口だった。このときに手錠は外してくれた。

 

俺「きっぷは?」

 

ダイヤ「今回は私がとっておきましたわよ」

 

俺・果南「ありがとう!」

 

乗るのはのぞみ7号博多行。座席は16号車の最後部である。

とりあえず何か買いながらホームに向かおう。

 

とは言うものの、何も買えずにホームに着いてしまった。

 

ダイヤ「今から食べるものとかはあるんですの?」

 

俺「車内販売のアイスを買おうと思う。こう見えても朝は食べてきた」

 

ダイヤ「なるほど。わかりましたわ」

 

そして列車入線。このまま乗り込む…のだが、ここで奇跡が起きた!!

 

なんと!乗り込むとN700Sが外から見えたのだ!!

 

果南「由美、いきなりカメラ構えてどうしたの?」

 

俺「最近登場したばかりのN700Sが来たんだよ!!」

 

ダイヤ「それは今すぐ撮らないと!!」

 

全員で窓からカメラを構えて、パシャリ。

 

その間に列車は動いていたが、全員写真に収めることができた。

 

〜※〜

 

京都駅でもその列車は追ってくる。そのときは写真に収められなかったが、まあいいか。

 

おっと、アイスが溶けてきた。このアイス固いんだよねぇ。

 

でもスプーンが程よく刺さっていい感じだった。掬って食べる。

 

…うん。美味しい。乳脂肪分15.5%のコクと砂糖の甘みが口いっぱいに広がる。

 

〜※〜

 

そして珍しく姫路駅に停車。朝の東京発博多行はこの列車だけ停まるらしい。

 

ここから目的地へと行くのだが、果たしてどこに着くのだろうか…?




次回もリメイクした上で続きます。


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3人のドタバタ逃避行!!Re:Express #2 瀬戸内の幻想・岡山編

前回の続きです。今回も大幅修正になってしまいました。引き続き視点は青山由美です。


前回の、

 

俺・ダイヤ・果南「ドタバタ逃避行!!」

 

果南「Re:Express!!」

 

2020年の夏のある日、俺は元Aqoursのダイヤと果南ちゃんに名古屋駅に呼び出された。嫌な予感がした俺は逃げようとした。しかし、手錠をかけられて、

 

果南「由美、ニガサナイヨ?」

 

逃げられるわけがない。その後、3人で新幹線に乗り、N700Sにも出会ったが、新幹線に乗って着いた先は…?

 

〜※〜

 

【♪いい日旅立ち(新幹線version2)♪】

 

車内放送「まもなく、岡山に到着いたします」

 

果南「降りようか」

 

俺「えっ?ここで?」

 

ダイヤ「当たり前ですわ!この区画は日本のファンタジアと呼ばれて一般人でも魔法が使えるのですから!!」

 

俺「よし、それなら降りよう」

 

こうして岡山駅で降りた。

 

~※~

 

ダイヤ「ここが、岡山ですか」

 

俺はとりわけ感動しなかった、というのも、修学旅行のときにここに来たし、小学校の頃で定期的に訪れていた時期があったからだ。

 

するとどこかで見た覚えのある2人が現れた。

 

??「よく来たね、由美ちゃん」

 

??「待ってたよ」

 

俺「弘くん!堺壱くん!」

 

ダイヤ「お知り合いですの?」

 

俺「知っているも何も、堺壱くんはきよっぴーのお兄さんで、弘くんはあっきーのお兄さんなんだよ」

 

堺壱「いつも妹たちがあなたたちに迷惑ばかりかけて本当に申し訳ありません」

 

弘「弟たちがああいうふうですが、これからもよろしくお願いします」

 

ダイヤ・果南「いえいえとんでもない」

 

俺「ところで君たちはなぜここに?」

 

弘「僕たちも観光に来たんだ。よかったら案内するよ」

 

俺「えっ?いいの?ありがとう!」

 

すると聞き覚えのある声が。

 

??「はっはっはー!今日もお前たちの作戦は失敗だー!!」

 

堺壱「この声は!」

 

健「そう。青山健だー!!」

 

俺「健は北陸行ったんじゃなかったの?」

 

健「北陸のあとにここに飛んできたんだ。志穂と理紗もここにいるよ」

 

弘「僕たちの旅を妨害しないでください!!」

 

健「お前らはウイング団メンバーの兄たちだから問答無用!!サファイアブレイズアロー!!」

 

ドカーン!! ドヒューン!!

 

堺壱・弘「岡山いいとこー!!」

 

キラーン☆

 

健「このあとどうする?」

 

俺「適当に散策するって感じかな」

 

健「よかったら案内するけど」

 

俺「人の運転する車に乗れるかコラ!!」

 

このセリフは本当は人に言ってはいけない。しかし、健は自他共に認める運転下手(車に限らず電車も)であり、同じく運転下手の妹である俺に言われる分には怒ることはない。

 

健「だと思った。じゃ、そういうことで。Bon voyage!」

 

健は去っていった。

 

果南「じゃあ、まずは岡山の後楽園に行こうか」

 

2人「うん(ええ)」

 

~※~

 

着いた先は岡山駅前電停。目の前にいたのは9200形1011号車だった。とりあえず撮影しよう。

 

パシャリ!

 

うん。いいのが撮れた。…って真っ黒なオーラがこっちめがけてやってきてるんですけど…。

 

ダイヤ「何を、撮影していらっしゃるんですの…?」

 

俺「2011年に登場した電車を撮影して何が悪い!!」

 

果南「へえー、私たちより古い電車のほうが君には魅力があるんだー。へえー…」

 

ダイヤと果南ちゃんがどす黒い目をしながら俺を睨んでいる…。

 

果南「ねえ由美」

 

俺「はい!?」

 

果南「私たちの一番の推しは由美なんだよ?」

 

それは、わかる。

 

ダイヤ「いつか独占したいとも思っていますわ」

 

それだって、きちんとわかっている。

 

ダイヤ「では、あなたはなぜ鉄道車両によく目を向けるんですの?」

 

俺「えーっと…それは…俺が中部高速鉄道で一番の鉄道ファンだからかな」

 

果南「そんなふざけた答えだったらお仕置きしゃうぞ♪とりあえず乗ろう♪」

 

俺「マイッタナコリャ…」

 

~※~

 

乗った後は無事に過ごすことができた。城下電停から歩いて間もなくついた。

 

後楽園は雨が激しい。以前高校の修学旅行で来たときもこんな感じだった。

 

やっぱり蛙は鳴いていた。前回は録音しただけで、この音声も手違いで消えてしまったが、今回はなんと!アマガエルを捕まえることができたのだった!!

 

俺「よし!君の名前はケロちゃんだ!」

 

アマガエル「ゲコゲコ♪」

 

俺「ケロちゃん、何して遊ぶ?」

 

アマガエル「ゲコゲコゲコ(にらめっこがしたい)」

 

俺「なるほど。あっぷっぷ!!」

 

アマガエル「ゲッ…ゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコゲコ!!」

 

俺「笑った!ケロちゃんの負けー!!」

 

するとまた真っ黒なオーラを感じた。

 

果南「へえー、蛙とにらめっこまでするんだー」

 

俺「果南ちゃん!?」

 

果南「とりあえずその蛙貸して」

 

俺「いいけど…」

 

手渡した瞬間…、

 

グシャッ!!

 

蛙を殺しやがったぞ!!

 

俺「あー!!俺の友達がー!!」

 

果南「友達?友達はAqoursと中部高速鉄道だけで十分だよ♥それに私とダイヤだけは由美とは恋人なんだから♥」

 

俺「いつからそうなったーーーーーー!!」

 

果南「気づかないんだ。やっぱり鈍感だから仕方ないよね♥今回の旅でわかるまで帰してあげないからね♥」

 

どうやら大波乱は進んでいきそうです…。

 

~※~

 

昼食はもちろんえびめしでしょ!!あのソースの旨みがたまらないよね~☆

 

昼食後のこと。

 

果南「これから与島に行こう」

 

ダイヤ「あのパーキングエリアですか」

 

俺「わたるくん…会いたい…」

 

ダイヤ「わたるくん…ですって…?」

 

俺「何か問題でも…?」

 

ダイヤ「…まあ様子を見ましょう」

 

なんか不穏な雰囲気を感じるのだが、大丈夫なのだろうか…。




次回も修正版となります。6000字以上を修正するのはきついなぁ…。

※史上最悪のヤンデレ要素は変わりません。


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【ヤンデレ緊急事態宣言】3人のドタバタ逃避行!!Re:Express #3 瀬戸内の幻想・高松編

前回の続きです。大規模修正きつかった…。

※現在公開している中で史上最悪のヤンデレとなります。


前回の、

 

俺・ダイヤ・果南「ドタバタ逃避行!!」

 

果南「Re:Express!!」

 

岡山に着いた俺たちは、後楽園に行くことにした。俺はそこで見つけたアマガエルと戯れていたのだが、

 

果南「とりあえずその蛙貸して」

 

俺「いいけど」

 

可愛い可愛い蛙まで容赦なくぺしゃんこにしたんだぞあのゴリラ!!しかも俺に対してすぐにヤンデレになってしまって!!

 

このドタバタは今回も続く…。

 

~※~

 

俺「おっ、特急しおかぜだ」

 

果南「私としおかぜ、どっちが大事なの?」

 

俺「ここに来て電車の撮影を一切NGにする旅のお供がどこにいるのさ!!」

 

果南「ふーん…。じゃあそのカメラ没収ね」

 

バシッ

俺「あっ!!この前買ったばかりのデジカメが!!」

 

新品の赤いデジカメを没収とはたまったもんじゃない。それになぜ写真撮影NGなのか…。

 

俺「ダイヤもなんか言ってよ!!」

 

ダイヤ「鉄道車両ばかりに目を向けるあなたにその罰を与えるのは当然ですわ」

 

孤立無援。四面楚歌。万事休す。この地獄はいつになったら抜けられるのだろうか…。あの時健の車に乗せてもらっておけばよかったなぁ…。

 

…もういい。スマホのカメラで撮影しよう。そう思い、果南ちゃんとダイヤが俺から目を離している隙に入線したホームに向かおうとした瞬間、果南ちゃんに腕をギュッと掴まれ、

 

果南ココカラハナスワケガナイデショ…♥」

 

撮影できませんでした…。

 

〜※〜

 

乗ったのは快速マリンライナー。お金自体はあったのでグリーン車に乗った。

 

与島駅で降りると…、

 

俺「わたるくーん!!」

 

わたる「由美ちゃん!久しぶり!!」

 

俺「元気にしてた?」

 

わたる「もちろん!」

 

果南「この方がわたるくん?」

 

俺「そうだけど」

 

ダイヤ「なんか…すごく可愛いですわ♥」

 

果南「わたるくん可愛い〜♥ハグできて幸せ〜♥」

 

わたる「なんか…暑苦しい…」

 

果南ちゃんはわたるくんに抱きついた。さっきまでの俺へのヤンデレ成分はどこへやら…。

 

俺「わたるくんはこれからどうするの?」

 

わたる「僕は今日もここでバイトかな」

 

俺「俺はこれからこの人たちと四国を回るんだ」

 

車「名古屋からわざわざお疲れ様」

 

俺「いえいえとんでもない」

 

ダイヤ「由美、そろそろ行きますわよ」

 

俺「行かなきゃ」

 

わたる「由美ちゃん、今回は本当にありがとう!!」

 

俺「こちらこそ!!」

 

その後、俺たちはわたるくんと別れ、与島駅に戻った。

 

果南「次は…屋島にしよう」

 

ダイヤ「平家や源氏の落ち武者の霊が出たらどうするんですの?」

 

※現実では落ち武者の霊は出ません。安心してください。

 

果南「みんなで魔法を使って倒せばいいじゃん」

 

ダイヤ「…そうですわね」

 

もうどうにでもなれや。俺は放心状態でただただ予備のデジカメを使って行く列車来る列車を撮影していた。

 

そしてマリンライナーにbotのように乗り込むのであった。

 

~※~

 

高松にて。

 

俺「おっ、新型うずしおじゃないか」

 

やってきたのは新型特急気動車2700系。普通車のみの3両編成だが、450馬力のエンジンを2台も積んだ化け物気動車なのだ。

 

以前にもこの車両の動画は見たことがある。ここから見られるので暇な人はぜひ見てほしい。

 

すかさず撮影。…あれ?

 

襲われないどころか2人も撮影している。どこまでの新しさがOKか俺には全然わからない。

 

ダイヤ「さあ、乗りますわよ♪」

 

ここからはいい旅になりそう…と思っているのも束の間だった…。

 

俺「ディーゼルはいいよな。この轟音…そして黒い煙…最高だよ…」

 

果南「へえー、黒い煙かー。だったら…、私たちの真っ黒なオーラとどっちが最高なの…?」

 

俺「あのディーゼルの黒煙はこれまでに感じたヤンデレの黒いオーラよりもずっと黒い。それを超えるヤンデレがいないくらいだと思うんだ」

 

ダイヤ「それでしたら…私たちがディーゼル色をはるかに超えた最上級の真っ黒にあなたを染めてあげても差し支えありませんことよ?」

 

俺「それは勘弁」

 

ダイヤ「拒否権があると思いますの?」

 

俺「ナイヨ」

 

果南「だったら本当に染め上げるから…」

 

2人「カ ク ゴ シ テ (ク ダ サ イ) ネ ♥」

 

なんか…あたしは生きて帰れそうにないです…。

 

〜※〜

 

屋島駅に到着後、屋島寺に向かう。偶然止まっていたタクシーを使うことになった。

 

屋島寺到着後、突然、

 

ダイヤ「武士の霊ですわ!!」

 

俺「よし、みんなで戦うぞ!!」

 

2人「はい!!」

 

まずは名乗る。

 

そして俺たちは剣を持たないため、魔法で戦う。相手が霊なので、霊の技で返す。

 

果南「堕天使の波!!」

 

武士十数人滅亡。

 

ダイヤ「真剣白刃取り!」

 

さらに、

 

ダイヤ「お覚悟ですわ!!」

 

キラリーン☆

 

その瞬間に武士が数十人消えた。

 

最後は俺だ。俺は念力で武士の頭を痛めつけていた。

 

そして最後は、

 

俺「針の山へ飛んでけーーーー!!」

 

そう叫ぶと残っていた武士も…、

 

ドビューン!!キラーン☆

 

空の彼方へと消えていった。

 

3人「イェーイ!!」

 

俺たちはハイタッチした。とりあえずおみくじを引きながらバスを待とう。

 

おみくじは吉。うん。いいことがありそうだ。

 

〜※〜

 

バスで琴電屋島駅に出て志度線に乗って瓦町駅に出る。もちろんやってきたピンクと白のツートンカラーの電車は撮影しないと。しかし…、

 

果南「やっぱり君は懲りないねぇ♥ここでもわからせてあげないと♥」

 

また撮りそこねたぁー!!

 

しかしそれでも俺は諦めることはない。瓦町駅で1枚撮ろう。

 

更には車窓の風景が名古屋や沼津では珍しいように思えた。なぜなら、踏切連動信号の交差点が存在したからである。

 

ここでは流石に2人の目を盗んで1枚撮った…ら、ばれた。

 

ダイヤ「何を撮ってるんですの?」

 

俺「車窓くらいいいでしょ普通に?」

 

果南「ちょっと見せてね…。信号機がちゃっかり写っているじゃん。消すよ」

 

俺「あっ!せっかくの写真が!!」

 

どうしてこうなった…?泣きそう…。

 

ついに涙が出てきた。

 

果南「何を泣いているの?」

 

俺「写真を返してほしい…写真を返せ…」ポロポロ

 

バッチーン!!

 

果南「なんでそんなことを言うの!?Aqours以外には目を向けないって義務があるのに!!」

 

ダイヤ「そうですわよ!!あなたよく私にそのような軽々しい口が利けましたわね!!」

 

俺「だからって写真全消しはありえないだろう!!」

 

消されたのはさっきの写真1枚だけだが、この旅で撮ったものやそれ以前に撮ったものなどすべての写真が消される可能性があって俺は怖かった。

 

ダイヤ「私が地方のよくある風景の写真を撮ることを認めると思いますの!?」

 

俺「認めるでしょ普通!!こんなのいつものダイヤじゃないよ!!

 

俺も本気だった。流石に我慢の限界。だから強い言葉を投げつけた。

 

するとダイヤは俺の首に彼女のカバンの中に入っていた小太刀を取り出して突きつけた。もちろん、脅迫用のおもちゃである。しかし、本物さながらの恐ろしさがひしひしと伝わってきた。

 

ダイヤ「…次その言葉を口にしたら…あなたのその命はないと思いなさい!!

 

俺「ヒッ…スミマセンデシタ」

 

果南「わかってればいい。君には自由も権利も一切ないんだから」

 

小太刀はしまってくれましたが、こんな地獄からは抜けたいものです…。

 

〜※〜

 

瓦町駅到着。今度こそ撮影と思ったが、またあのダイヤと果南ちゃんに止められた。

 

ダイヤ・果南「イ ク (イ キ マ ス ワ) ヨ、ユ ミ ♥」

 

俺「…はい」

 

このまま商店街のうどん屋で夕食をとる。俺は定番のかけうどんを注文するのであった。

 

やっぱり香川の讃岐うどんは最高だ。コシがあって、出汁も効いてて、文句なしの逸品だ。読者の皆さんもぜひ本場の讃岐うどんを食べてみてはいかがだろうか?

 

店を出ると…、

 

あの悪魔に出会ってしまった。

 

クリオス「やあ、また出会ったね」

 

ダイヤ「また私たちに何かするのですの?」

 

クリオス「お前たちに出会って何もしないで帰ると思うか?」

 

俺「それは…ないと思います…」

 

クリオス「だったら…お前たちにはこうだ!!」

 

パチン!!

 

指を鳴らしたその瞬間、俺たちの背中に大きな羽が生えた。

 

クリオス「あばよ!!」シュン!!

 

クリオスさんは俺たちに羽を生やしたあと消えた。

 

しかしこの羽、大きいのに動かせないから全く役に立たないし邪魔だ。どうすれば…そうだ!

 

俺「ダイヤ、果南ちゃん、この羽取りたい?」

 

ダイヤ「当たり前ですわよ!!」

 

果南「でもどうにもできないよ私達じゃ!!」

 

俺「一応今都合のいい人が1人いるからその人を呼ぶさ」

 

とりあえず目的の人物に電話をかけよう。

 

【通話開始】

 

俺「もしもし、アルル?今高松の商店街にいるけど」

 

アルル『そうなの?実はボク、今君の後ろにいるんだ』

 

俺「なるほど…ってえぇっ!?」

 

【通話終了】

後ろを振り向くと、本当にアルルはいた。

 

俺「アンタ…いつの間にそこに!?」

 

アルル「なんか嫌な予感がしたから助けに来たんだけど…その羽は何?」

 

俺「これか。どこかの悪魔につけられたやつだよ。それを取ってほしくて君に電話したんだけど」

 

アルル「お安い御用さ!」

 

ダイヤ・果南「お願いします!」

 

すると、

 

アルル「ファイヤー!!」

 

と火炎球を俺たちの6枚の羽にぶつけた。直後に羽は落ち、燃え尽きた。

 

俺「ありがとう!本当に助かりました!!お礼に何かやってあげたいなぁと思ったんだが…」

 

アルル「だったらこの4人で」

 

ダイヤ「私まで!?…まあいいのですが」

 

果南「おいでよ!!」

 

4人「ぷよぷよで、勝負だ(ですわ)!!」

 

~※~

 

ダイヤ「強いですわね…」

 

アルル「キミたちもだよ…」

 

結局、アルルVS俺たち3人で戦い、ギリギリのところで俺たちが負けてしまった。

 

俺「…で、これからどうする?」

 

アルル「ボクはもう新幹線に乗ってプリンプタウンに帰るよ」

 

俺「なんかこの後俺はどうなるかわからないんだよ」

 

アルル「大丈夫!キミならどんな試練が降りかかったってこなせるさ!だから頑張れ!!」

 

俺「おい!俺はこのままかい!!」

 

アルル「じゃあね☆」

 

そのままアルルは去っていった。なんか…あっさりした別れ方だったなぁ…。

 

ダイヤ「さあ、次はアニメイトに行きましょう♪」

 

明らかにダイヤと果南ちゃんのグッズを買わせるために連れて行くだろう。恐らく、買わないとか千歌っちやルビィちゃんのグッズを見ていたとかしたら恐ろしい罰が待っているかもしれない。

 

それでも、行くしかないだろう。

 

〜※〜

 

結局、ダイヤと果南ちゃんの缶バッジを1つずつ買わされました。それも脅迫されて。

 

その後、ようやく瓦町駅に戻れた…と思いきや、今度は瓦町FLAGに連れて行かれました。

 

果南「じゃあとりあえずラブライブ総合マガジンを買おう」

 

俺「俺の鉄道ファンや鉄道ピクトリアルは…」

 

果南「ラブライブより鉄道を優先しないでよ!!」

 

俺「参ったな…」

 

結局ラブライブ総合マガジンを買い、鉄道雑誌を立ち読みする時間は全くありませんでした。

 

〜※〜

 

もう一度瓦町駅に戻ろう。すると今度は兄の健たちが待っていた。

 

健「あれ?また会ったな」

 

俺「どーも」

 

志穂「これから琴電の電車撮りに行くけど由美も行く?」

 

俺「もちろん…と言いたいんだけどこの人たちが認めない可能性が…」

 

ダイヤ「お兄様の健さんたちとでしょう?ぜひ行くべきですわ」

 

果南「私だって妹みたいな千歌に誘われたら行くよ」

 

2人「その代わり、戻ったらお仕置きだ(です)からね♪」

 

俺「ワカッテマス…」

 

最後に♪つけて調子乗るんじゃないぞお姉さんたち。

 

理紗「よし、じゃあきっぷは持ってるわね?」

 

俺「さっき3人で築港駅行買ったから一応あるよ」

 

志穂「じゃあレッツラゴーよ!!」

 

こうしてまずは志度線ホームに向かう。

 

やっと撮れるぞピンクの電車!!

 

600形と800形の3両編成。しかしモーター出力が70kW以下なのに付随車を1両連結して、これで走る位だから凄いよなぁ…。

 

まあ、名古屋市営地下鉄でも75kWモーターの4M2Tが走る位だから感動してはいけない。中部高速鉄道がとにかくオーバースペックすぎるだけだ。

 

そして800形の埋められた貫通路。窓ガラスがあり、かつてペアを組んでいた名残が伺える。

 

この車両は元を辿れば名古屋市営地下鉄の電車で、2000年までに名古屋を離れた。確かこの4人のうちこの車両の記憶がないのは俺だけだ。ただ、志穂と理紗は2000年の時点で0歳か1歳だったので疑問に思うが、彼女たちには懐かしく思われるのだった。

 

健「ああ…懐かしいなぁ…」

 

志穂「そうね…」

 

理紗「もっと名古屋にいてほしかったわね…。あのときは冷房はなかったけど…」

 

その後、19時46分に列車は去っていった。

 

健「由美、Aqoursメンバーとは仲良くやれてるか?」

 

俺「まあね。ただすぐに俺や仲喜くんにはヤンデレになって、それでどんどん病みが増すんだ」

 

健「やっぱりそうか。俺たちは鈍感だから気をつけないといけない。特にお前は女だけどちょっと男性寄りな性格もあるから余計に気をつけなくちゃいけないよ」

 

俺「なんか、本当にありがとう。俺、これからも頑張るよ」

 

しばらく話していると、

 

健「そろそろ帰らないとやばいかな」

 

志穂「そうね」

 

その後、琴平線ホームに向かう。そして、兄たちを俺は見送った。

 

俺「最終電車に遅れるなよー!!」

 

直後、

 

果南「ずいぶんと楽しそうだったねー」

 

俺「はい」

 

どす黒い目をしたダイヤと果南ちゃん(ヤンデレの悪魔たち)が俺の後ろに堂々と立っていた。

 

俺「…で、今から何をするの?」

 

ダイヤ「お仕置きとまでは言いませんが、お願いがありますわ」

 

果南「私のこと、これからは呼び捨てで『果南』って呼んでよ」

 

俺「果南ちゃんそれはないよ!!俺後輩なんだよ!?『ちゃん』付けでも反則なのに」

 

ダイヤ「あら、私たち先輩がお願いしているのにできないとでも言うんですの?」

 

俺「…もうわかったよ果南。ほらこれでいいんだろ?」

 

果南「うん!」

 

乗れたのは20時24分の長尾線の電車だった。高松駅周辺でまた交差点を撮影しようとしたら、もちろん止められる。

 

ダイヤ「撮影なんてしませんわよ!」ギュッ

 

高松駅到着後、3人で撮り鉄をする。四国の電車は珍しいという果南の発言で撮影が決定した。

 

撮れたのは6000系、7200系、2700系、1500形…どんだけあるんだよ。そしてしばらくして集合し、

 

果南「今からサンライズに乗るよ」

 

俺「寝台特急なんて俺は嫌だ!!以前夜行バスに乗って痛い目に遭ったからやめてほs…」

ダイヤ「そんなふざけた文句を誰が認めると思いますの!?」

 

俺「スミマセン…」

 

ダイヤ「わかっているのであればきっぷを渡すので乗り込みましょう!!」

 

もうどうにでもなれや。

 

着いた先は9号車のシングル個室。1人部屋だったのでそこは安心だ。もしもどっちかと寝るとなったときはずっと愛されて女同士の裸のお付き合いをさせられる危険性があったからね。

 

21時26分出発。このまま着替えよう。

 

まずは赤いヘアゴムを取ってポニーテールをほどく。これは明日も着けよう。

 

次に緑色のプリーツタイプのミニスカート、ジージャンを脱ぐ。これは明日も着よう。

 

その次は紺色のTシャツ。これは汗がびっしょりなので持ち帰ろう。

 

そしてランニングシャツとパンツ、そしてブラジャー。当たり前だが替える。シャツは白。ブラジャーとパンツは水色。すべて女児用で無地だ。

 

やっぱりこれでよかったんだ。というのも、2人部屋の場合はこの女児用の下着をどちらかに馬鹿にされる可能性があったから1人部屋でよかったということである。

 

替えの下着はこれも全部女児用かつ無地で、白いランニングにピンクのブラジャー、ピンクのパンツである。俺ってどれだけピンクが好きなんだ…。

 

続いて、今から着るのは備え付けの寝間着とパジャマ用の水色のズボンだ。

 

よし、これで岡山まではスマホのエロ画像を見ながら待とう。

 

~※~

 

岡山到着後に突然俺の部屋の前に果南が現れた。そしてスマホを持つと外に連れ出された。ただ、鍵はかけさせてくれました。

 

その後、車外に出るとダイヤが待っていた。

 

果南「これから連結するんだよ?」

 

俺「写真は撮らせてよさすがに…」

 

ダイヤ「もうわかりました。懲りませんわねぇ…。今回は特別ですわよ」

 

俺「ありがとう」

 

旅の思い出が全くないという悲劇は避けたいということなので、やっとのことで許可が出た。

 

間もなくサンライズ出雲号が入線してくる。そして、貫通扉を開けて連結するのだが、俺よりはるかに度を超えた鉄ヲタの集いが激しすぎてうまく撮影できずに終わった。ソーシャルディスタンスはどこへやら…。

 

直後に部屋に戻る。鍵のパスワードは覚えていたため問題はなかった。部屋に戻ったので靴下を脱ごう。

 

ここから、夜の旅が始まる…。




次回もドタバタ逃避行のリメイク版とします。リクエストの再投稿はそれからにします。


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3人のドタバタ逃避行!!Re:Express #4 神奈川県横浜ヨリ海老名ヲ経テ小田原ニ至ル話

前回の続きです。今回はあまり変化はないです。


前回の、

 

俺・ダイヤ・果南「ドタバタ逃避行!!」

 

果南「Re:Express!!」

 

あれから俺たちは四国に渡った。しかし、写真を撮ると、

 

果南「ちょっと見せてね…。信号機がちゃっかり写っているじゃん。消すよ」

 

信号機が写っているだけで人の写真を消すヤンデレが宇宙のどこにいるって話だよ!!

 

ダイヤ「…次その言葉を口にしたら…あなたのその命はないと思いなさい!!

 

もう逃げられそうにないです…。

 

そして、寝台特急で夜の旅を楽しむ…はずだったのだが…。

 

〜※〜

 

寝台特急なのに…全く眠れない!!

 

そんな中、午前2時37分、列車は停まった。窓の向こうを覗くと熱田駅であった。

 

発車後も眠れないまま浜松駅に停車。夜が開ける頃には熱海駅に着いていた。

 

そろそろ着替えよう。

 

マスクと眼鏡をつけ、髪を結い、下着がスカートを巻き込んでいないことを確認し、あとは横浜駅を待つのみ。これは昨日もきっぷで確認している。6:44到着なので、まだたっぷり時間はある。

 

すると果南ちゃんから電話が来た。

 

【通話開始】

果南『おはよう、由美。よく眠れた?』

 

俺「全然だよ。緊張したもん」

 

果南『そうなの?私もだよ。君のことを思うと胸騒ぎがして…』

 

俺「なるほど」

 

果南『ダイヤに代わっていい?』

 

俺「いいけど」

 

するとダイヤに代わる。

 

ダイヤ『おはようございます、由美』

 

俺「おはよう、ダイヤ。よく眠れた?」

 

ダイヤ『全然ですわ。あなたのことを思うと胸騒ぎがして…それで夜な夜な1人であなたの男体化姿を思い描いて抜いていましたの』

 

俺「そうか。なるほど」

 

…冷静さを保っていたが、これは嫌な予感しかしない。

 

そして横浜までずっと話していた。

 

〜※〜

 

6時44分、横浜下車。

 

果南「さあ、まずは朝食をとろうか」

 

俺「うん!」

 

そして探すこと40分、汗だくになりながら見つけた場所は…。

 

ダイヤ「ス●ーバックスですか…」

 

俺も疑問に思った。なぜ横浜駅に来てスターバッ●スなんだよ。

 

でもよく考えると今の時間(7:30頃)はどの店も開いていない。だから見つけたのがここ●ターバックスだったんだろう。

 

俺は冷えた牛乳にもちもち5種のチーズブレッドとアメリカンワッフルを頼んだ。これが無難じゃないのかな?

 

果南「由美、ガムシロップは?」

 

俺「1つで」

 

やっぱり、朝は冷たい牛乳とパンに限るな。

 

みんなが食べ終わって、

 

ダイヤ「さあ、今日も行きますわよ♪」

 

そのままダイヤは俺の手を引っ張った。

 

俺「誰か助けてーーーーーー!!」

 

果南「ちょっと待っててーーーーーー!!」

 

〜※〜

 

着いた先は、

 

俺「相模鉄道じゃないか!!」

 

そう。俺の乗りたかった相模鉄道である。

 

ダイヤ「一番右端の電車に乗りますわよ!」

 

一番右端は8705F。3本停まっていたが、その3本のうち唯一のGTO-VVVF車であった。ダイヤは判断が早いなぁ…俺のことを思ってくれたのかもしれない…。

 

列車はすぐに発車した。

 

特急だからとにかく速い。しかし、空は晴れておらず、そこは憂鬱な気分になる。そんなときによく聴くのが葉加瀬太郎の『JOY OF LIFE』である。

 

ダイヤ「何を…聴いていらっしゃるんですの…?」

 

俺「こういうやつ」

 

ダイヤにも聴かせてあげた。

 

ダイヤ「これなら楽しく乗り切れそうですわね」

 

果南「私も聴きたい!!」

 

俺「どうぞ」

 

果南にも聞かせてあげた。

 

果南「この曲いいよね♪」

 

実は果南ちゃんも葉加瀬太郎の曲が好きなんだそうな。

 

さて、まずは二俣川で降りよう。というのも相鉄グッズを買うためだ。

 

まずはどこにあるか確認。そのためにも駅員さんに聞く。

 

俺「誰が行く?」

 

ダイヤ「私は嫌ですわ」

 

果南「私は嫌」

 

俺「俺も嫌だ」

 

ダイヤ・果南「お前やれ!!」

 

チーン。ほとんどダチョウ倶楽部じゃないか。仕方ない。行こう。

 

聞いた結果…、

 

二俣川駅駅員A「その店は10:00開店ですよ」

 

俺「そうでしたか…ありがとうございます」

 

二俣川駅駅員A「そこまでどうやって待つんですか?」

 

俺「ちょっと考えます」

 

戻って、

 

果南「どうだった?」

 

俺「なんか…10時開店だってさ」

 

ダイヤ「そうでしたのね…。ところで由美」

 

俺「はい!?」

 

ダイヤ「あなた、駅員さんとの会話が長すぎですわよ!!」

 

俺「その証拠は?」

 

ダイヤ「私は今駅員さんとの会話時間をストップウォッチで測っていました。そしたら…」

 

見てみよう。

 

ダイヤ「18秒22でした。これはどういうことですの!?」

 

俺「18秒は長くないよ」

 

果南「長いさ!!CM1個終わってる位なんだから!!」

 

俺「ゴメンナサイ…」

 

ダイヤ「わかってればいいのですわ」

 

ホームに戻ろう。戻ってからは2人の目を盗んで撮影する。

 

そして普通列車大和行に乗車。

 

ダイヤ「ところでどれだけの写真を撮ったんですの?」

 

俺「はいこれだけ」

 

嫌な予感がするが…、

 

果南「20000系に8000系のネイビーブルー、9000系、E233系7000番台、10000系、新7000系…撮りすぎでしょ!?」

 

俺「…この写真どうするの?」

 

ダイヤ「決まっているでしょう?全消しですわ!!」

 

…逆らえません。

 

〜※〜

 

大和駅で下車。しばらく待って海老名行に乗るのだが…

 

 

 

E233系7000番台・外れだった…。

 

もういい。乗ろう。

 

〜※〜

 

海老名着。そのまま小田急に移動した。

 

ここでもまた2人の目を盗んで撮影撮影♪

 

ロマンスカーにも出会ったが、バーミリオンのGSEに出会うことはなかった。

 

そして急行小田原行に乗るのであった。

 

果南「今度は何を撮ったの?」

 

俺「これだ」

 

今度も嫌な予感が。

 

ダイヤ「あら?今回はロマンスカーですわね」

 

俺「全部消すの?」

 

ダイヤ「あ・た・り・ま・え、ですわ!!これもあなたのためですわよ♥」

 

最後のハートがひどく恐ろしいように思えるのは俺と作者だけだろうか…?

 

〜※〜

 

小田原駅到着後のこと。今度は撮影しようとしたら止められた。

 

ダイヤ「もう撮影はしませんわよ♥」ギュッ

 

改札を出て、着いた先は…?




次回はかなり大規模な修正が入るかも。

この時撮った動画があります。どうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=nBEb91XcO20


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3人のドタバタ逃避行!!Re:Express #5 小田原観光&サントムーン柿田川

前回に引き続き、ドタバタ逃避行のリメイク版とします。今回は大規模修正を入れました。


前回の、

 

俺・ダイヤ・果南「ドタバタ逃避行!!」

 

果南「Re:Express!!」

 

予定通り、横浜に到着後、俺たちは朝食をとった。その後、相模鉄道と小田急を乗り継いで小田原に出たのだが、改札を出て着いた先は…?

 

~※~

 

俺「小田原城…か。やっぱり密だなぁ」

 

果南「そうだね」

 

ダイヤ「散策しますか」

 

てなわけで、散策しよう。

 

その途中で見つけたものは…、

 

 

 

子ども用ミニSLである。

 

当たり前だが、よく見ると電車のコントローラーがついている。おそらく直接制御で、電源自体は2本の線路から採っている。

 

そして、珍しく踏切がついていたのであった。しかも警報機がついていて動く!!

 

これは写真をt…

ダイヤ「撮るなんて言わせません!!」

 

またですか…。どんだけ俺が鉄道に目を向けるのを嫌がるんだよ…。

 

果南「そんな子供だましに私たちが引っかかるとでも?」

 

俺「ソンナコトハナイデス」

 

もうあたしは諦めるしかないようです…。

 

〜※〜

 

裏道から小田原駅に戻ってきた…ら、大粒の雨が降り出した。

 

近くに地下街への入口があったので入ろう。

 

〜※〜

 

ダイヤ「全く、あなたという人はなぜこんなに判断が遅いんですの!?」

 

果南「ビショビショになったのは君のせいなんだから!!」

 

俺「スミマセン…」

 

悪いのはそっちなn…

ダイヤ「何か心の中で言いましたか?」

 

俺「イエナンデモナイデス…」

 

果南「わかってればいいよ。君には思想の自由なんて一切ないんだから♥」

 

心の声が漏れるから読者さんにも愚痴を零せないとは…。

 

~※~

 

そろそろ昼飯の時間。みんなで駅構内を回って見つけたのが…、

 

 

 

寿司屋だ。寿司は日本のソウルフード。まさかここにあるとはね…。

 

 

俺「ちょっとお醤油貸して」

 

果南「いいけど」

 

寿司は美味しいな。マグロにサーモン、イカ、卵。ワサビはツンとくるけどまあいいか。

 

~※~

 

食事後は小田原から箱根を越えてどこへやら。

 

ダイヤ「さあ、次は箱根登山鉄道の普通列車に乗りましょう♪」

 

2人「了解!」

 

このまま終点まで乗る。終点の箱根湯本まで5駅、14分の短い旅だった。

 

ダイヤ「ふふっ♥写真撮影はさせませんよ♥」

 

俺「最悪d…」

果南「ナンノコトカナ?」

 

俺「ナンデモナイデス」

 

またか…

 

ダイヤ「次は…」

 

俺の体が持たなくなることはやめてくれ!!

 

ダイヤ「中部高速鉄道に乗りましょうか」

 

それならよかった。

 

~※~

 

中部高速鉄道箱根湯本駅改札口にて。俺たちはICカードをチャージしたが、俺のものは本当はチャージ不要だった。というのも俺のカードはEdepaという、中部高速鉄道グループおよび南国急行鉄道の運賃がすべてチャラになるカードで、社員と株主、およびその家族しか持てない特別なパスだったからだ。しかし、すでに残額が100円を割っていたことからチャージすることにした。

 

改札を入ってからのこと。

 

ダイヤ「ところで由美」

 

俺「何だよ」

 

ダイヤ「あの頃のあなたを見せてほしいのですが」

 

俺「あの頃って?」

 

ダイヤ「私とあなたが2年前の5月に初めて会った頃のことですわ」

 

果南「私は見たことないんだよねぇ…見たいけど」

 

俺→あたし「わかったわよ…これでいいんでしょ?」

 

ダイヤ「サントムーン柿田川の買い物が終わるまではこのままにしてくださいね♥」

 

俺、もといあたしは支配されるしかないようね…。

 

ちなみにあたしが完全な女の子モードに切り替えたときは少し声を高くしている。これで男らしさは消えるからいいと思いたいわね。

 

まもなく電車はやってきた。やってきた車両は数日前に登場したばかりの2代目G3300系の第7編成だった。

 

果南「この電車、小田急の3000形に似ているね」

 

ダイヤ「由美、この電車はいつ登場したんですの?」

 

あたし「これが登場したのはまだ数日前よ」

 

果南「だったら撮らないと!!みんなで撮ろうよ♪」

 

あたし・ダイヤ「賛成(ですわ)!!」

 

G3300系は4M6Tの10両編成で、小田急の2代目3000形をベースとしている。機器類は2代目G3600系そのもので、交流電化区間や非電化区間も走行できるが、音がうるさいのがちょっと難点。何しろ吊り掛け駆動×GTO-VVVF×ディーゼルの「うるさい三銃士」が揃っているんだから!!

 

そのまま乗り込む。中部高速鉄道の電車はどれに乗っても快適だわ。

 

そして快速であるにもかかわらず各駅に停車しながらサントムーン柿田川駅に到着した。この駅も今年の7月1日に開業したばかりで、この日にダイヤ改正があって多くの静岡県内完結列車がこの駅止まりになったのよ。

 

その分また沼津港線が衰えていくが、廃止の阻止はしないと!!

 

あたし「さあ、買い物するわよ!!」

 

2人「はい!!」

 

さてと。まずはヨ●リーノでマンゴースイーツを嗜む。これは絶品。

 

続いてダイヤがイヤホンを買いたいということでエディ●ンに行く。

 

ダイヤ「この赤いのが欲しかったですわ♪」

 

すごく喜んでいる。ごく普通のイヤホンだけどダイヤにとっては嬉しかったみたい。

 

果南「そろそろ帰ろうか。由美も元のキャラに戻してよ」

 

あたし→俺「うん!!」

 

しかし、

 

ダイヤ「もう帰らないといけないのですか…。嫌なこと思い出しましたわ…」

 

ダイヤがひどく落ち込んでしまった。何かあったのだろうか…?




次回で最後ですが、次回も大規模修正が入ります。


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3人のドタバタ逃避行!!Re:Express #6 みんなの悩みと名古屋駅

ドタバタ逃避行のリメイク版は今回をもって最後です。今回も大幅に修正をかけました。


前回の、

 

俺・ダイヤ・果南「ドタバタ逃避行!!」

 

果南「Re:Express!!」

 

小田原に着いた俺たちは、散策をして昼食に寿司を食べた。

 

そして、サントムーン柿田川でマンゴースイーツを嗜み、エディオンで買い物をする。

 

しかし、旅が終わると聞いた瞬間にダイヤが落ち込んでしまった。何かあったのだろうか…?

 

〜※〜

 

果南「ダイヤ、どうしたの?元気がなくなったけど」

 

ダイヤ「別に…何でもないのですが…」

 

ダイヤは頬のほくろをポリポリ掻いていた。これは怪しい。

 

俺「またその癖か。ここで言っちゃったほうが楽になるかもよ?」

 

ダイヤ「…笑いませんか?」

 

俺「まあ、事と次第によっては」

 

果南「笑うなんてするわけないじゃん」

 

ダイヤ「では耳を貸してください」

 

ダイヤは耳元で話す。

 

俺「…なるほど。とりあえずあのフードコートの椅子でゆっくり話そうか」

 

果南「私も相談に乗るよ」

 

ダイヤ「ありがとうございますわ…」

 

〜※〜

 

俺「あなたがADHDやアスペルガー症候群かもしれないんだって?」

 

ダイヤ「はい。そのせいで実は大学に行ってからものすごくいじめられていまして…」

 

【ダイヤ 回想】

私「やめてくださいまし!!」

 

同級生A「浦の星の元生徒会長だからって威張るんじゃねぇよ」

 

ボコッ!!

 

同級生B「廃校の生徒会長って無能な馬鹿じゃねぇの?」

 

ドガッ!!

 

同級生C「それにスクールアイドルなんて何の取り柄にもならないわよ、この発達障がい者!!」

 

バキッ!!

 

私「ピギャアアアアアア!!誰か助けてーーーー!!」

 

【ダイヤ 回想 終了】

ダイヤ「ってことがありましたの…」

 

果南「それで由美にヤンデレに?」

 

ダイヤ「ええ…」

 

俺「そうか…いやさ、実はAqoursのみんなには黙っていたんだけど、俺もADHDとアスペルガー症候群を抱えてて小学校時代や中学時代の一時期いじめられたことがあるんだ。成績の良さから一目置かれるようになったし不登校にはならなかったけど。それとそれが理由で今手帳は持ってないけどヘルプマークも持っているんだよ…。でも魔導師の資格を持っているから世間からは一目置かれてる。まあ俺としては何か取り柄を見せるべきだと思う」

 

果南「私も同じことは思っていたんだ。ADHDやアスペルガー症候群じゃないかって。私だって小学校時代や中学時代はダイヤや鞠莉、千歌や曜ちゃんがいなかったら友達もほとんどできなかったかもしれないし」

 

ダイヤ「皆さんもそうでしたか。でもこのような無能な私を由美と果南さんは許してくれるんですの?」

 

俺「当たり前だよ!!俺にとってAqoursのみんなは人生の一部。それなしでは今の俺がいなかったんだからさ」

 

果南「ダイヤは幼馴染だから許さないわけがないでしょ?」

 

ダイヤ「由美、果南さん…愛していますわ!!うわぁぁぁぁぁぁぁん!!」メソメソ

 

果南「ハグゥ~…♥私も愛してるよ…♥」ナミダボロボロ

 

ダイヤは泣いてしまった。俺も果南も涙をこらえきれなかった。

 

~※~

 

泣き止んだところでサントムーン柿田川駅に戻る。

 

俺「しかしそいつら許せねえなぁおい。ウイング団にIPアドレス特定させてハッキングさせようかな…」

 

ダイヤ「助かりますわ。あの方たちはTwitterやLINEでも私のことを危険人物扱いしてきますから」

 

俺「名前は追々教えていただけると助かります」

 

ダイヤ「了解ですわ」

 

俺「…で、この後どうする?」

 

ダイヤ「お父様とお母様には『お盆まで遊んできなさい』と言われたので今から名古屋に一緒に戻ろうと思いますわ」

 

果南「私も『お盆までいいよ』って言われてるし同行するよ」

 

俺「了解!じゃあ次の快速乗るぞ!!」

 

ダイヤ・果南「うん(はい)!」

 

やってきたのはG1000系リニューアル車5両編成+2代目G3200系3両編成の計8両編成。どちらも数日前に登場したばかりのバイモード車だ。

 

果南「なんか前5両は古そうだね」

 

そう思うのも無理はない。なぜなら普通鋼製車体だからだ。

 

ダイヤ「由美、撮ろうと思っていませんか?」

 

俺「当たり前だよ!」

 

ダイヤ「私は認めません!!」

 

俺「えっ?」

 

ダイヤ「あなた愛してくれると言ったでしょう!?だったら私だけを見ていただきたいのですわ♥」

 

俺「もうわかったよ…果南もなんか言ってよ」

 

果南「私も写真撮影は許せないかなぁ…」

 

この地獄は家に帰るまで終わりそうにないです…。

 

〜※〜

 

車内にて。

 

果南「ここまで2年半か…色々あったね…」

 

俺「そうだな」

 

ダイヤ「Aqoursが始まったのは2018年の4月」

 

俺「コメット団が始まったのも2018年4月」

 

ダイヤ「私は最初、スクールアイドルを認めませんでした」

 

俺「俺は最初からコメット団の一員だった」

 

ダイヤ「5月に私とあなたは出会います」

 

俺「あのときは初めて沼津に行った日だった。仕事での依頼も兼ねていた」

 

ダイヤ「それから約2ヶ月後に私も果南さんもAqoursメンバーに加入。果南さんと鞠莉さんのわだかまりが解けたからでした」

 

果南「あのとき千歌がいなかったらあのときのAqoursは9人にならなかったと思う」

 

俺「その間ものぶにゃんと戦いながら楽しくやっていたものだ」

 

ダイヤ「鞠莉さんと果南さんが『ちゃん』付けで呼ばれるようになってから私はメンバーの皆さんに嫉妬してしまいました」

 

果南「でも私それ聞いて笑っちゃったからね」

 

俺「俺も一貫して君のことは『ダイヤさん』と呼んでいた」

 

ダイヤ「それからしばらくして『ダイヤちゃん』の声を聞けるようになりました」

 

俺「俺が君を呼び捨てにしたのはごく最近になってから」

 

ダイヤ「冬には函館で踊り、2019年春のラブライブ大会でも優勝」

 

俺「その頃になってウイング団が改名をした」

 

ダイヤ「その後、劇場版でイタリアへの逃避行も行いましたわね」

 

果南「まさか鞠莉のお母さんがあそこまで追ってくるなんて…」

 

俺「俺は受験に向けた準備を始めていた」

 

ダイヤ「4月になってから、Aqoursとコメット団の交流が本格化しましたわ」

 

果南「確か由美と初対面のときはその頃だったと思う」

 

俺「なんか…俺と君たちって対照的だなぁ」

 

ダイヤ「そうですわね」

 

果南「だよね」

 

俺「令和になる前から中部高速鉄道の施設に招待したり、曜ちゃんと岳南鉄道に乗りに行ったりした」

 

ダイヤ「令和に入って初めて由美はルビィや私と旅をしましたわね」

 

果南「愛知環状鉄道も楽しかったよ」

 

俺「やっぱりダイヤや果南といると心が落ち着くんだと思う」

 

ダイヤ「それから大喜利やチカリーグなんてのもありましたわね」

 

俺「本当にテレビ局の皆さんには感謝しきりだよ」

 

ダイヤ「その後新型コロナウイルスが大流行して自由に行動できなくなりましたわ」

 

俺「このとき俺は詰んだと思った」

 

ダイヤ「でもあまり気にしないで何でもやってしまうから今の私たちがいるのではありませんか?」

 

俺「まあ、そうだね。さっきも言ったけどAqours無しでは俺のこの2年半は語れないからね」

 

ダイヤ「由美には本当に感謝していますわ。これからも良き友として、末永くよろしくお願いいたしますわ♥」

 

果南「私も感謝している。広い世界に連れ出してくれたのは由美のおかげなんだから♥」

 

俺「もちろんさ♥」

 

こんな会話を続けて気がつくともう東赤池駅まで来ていた。

 

俺「どこまで乗る?」

 

果南「終点の名古屋駅まで乗ろう」

 

俺「じゃあそうしよう」

 

この後、疲れた体にさらに追い打ちをかけることになることをまだ誰も知らない…。

 

【ED♪柏木広樹 feat. 葉加瀬太郎『Caçador -abertura-』&『Caçador』♪】

 

名古屋駅到着後のこと。すでに夜6時だった。もう帰って寝たいくらいにヘトヘトだった。

 

俺「もう体が持たない…」

 

ダイヤ「しかしここまで来たからには何かしたいですわね」

 

俺「どうしよう…夕食…」

 

果南「どうせなら焼き肉を一緒に食べない?」

 

俺「でも胃がもたれる…」

 

ダイヤ「あなた、肉を食べないと生ミイラから脱却できませんわよ?」

 

果南「酒は飲まないよね?」

 

ダイヤ「当たり前です!まだ由美は18で私もあなたも19ですもの」

 

俺「じゃあ行くか!」

 

ダイヤ「それでこそ私の由美ですわ♪」

 

結局逃げられないわけですか…。

 

この後、俺たちは焼き肉をがっつり食べた。

 

果南「美味しいでしょ」

 

俺「そりゃそうだよ」

 

ダイヤ「胃がもたれてもあなたなら食べられますわよ!!」

 

案の定胃がもたれたのは言うまでもない。

 

代金は割り勘にし、そのまま●ロンブックスに立ち寄り、同人誌を買って10時頃に帰宅。

 

帰宅直後、俺はすぐに寝てしまい、聡平いわく「次の日の昼の3時まで目を覚まさなかった」そうな…。要は記憶がない。




次回は以前もらったリクエストの再投稿になります。


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新入部員2020

今回は久々の再公開ではなくオリジナルとなります。視点は黒澤ルビィとします。


今日ルビィたちは久々に部室にいる。実は今日は新入部員が1人入ったんだ♪

 

ルビィ「只今より、新入生歓迎会を始めます。今回の新入部員は1人だけです。それでは、自己紹介」

 

オードリー「はい。高校1年生のオードリー・ローレンといいます。ワタシはフランスのリヨンで生まれ、5歳のときに沼津に引っ越してきました。父も母もフランス人で、日本語、英語、フランス語、スペイン語を喋れます。好きな食べ物はパエリアです。どうかよろしくお願いします」

 

清「もしかしてあのときのオードリーちゃんだよね?久しぶり!!」

 

オードリー「久しぶりですね!!清ちゃん!!」

 

花丸「何かあったずら?」

 

清「実はこの子とは幼馴染なんだよ」

 

オードリー「はい。ワタシが引っ越してきたときに初めて仲良くなったんです」

 

清「それにオードリーちゃんのお母さんはアイドルだったからアイドルへの思い入れも強い。μ'sの推しは真姫さん、Aqoursの推しは千歌ちゃんなんだって」

 

オードリー「本当は皆さんが大好きなんですが、強いて言うなら千歌さんかなと」

 

ルビィ「なるほど…」

 

やっぱりちょっと悲しいかな…。

 

花丸「じゃあ次はマルたちの番ずらね。まずはルビィちゃんから」

 

ルビィ「えっ?…まあいいけど。えーっと…高校3年生の黒澤ルビィといいます。Aqoursの結成時に千歌ちゃんに誘われてアイドルを始めて早2年。現在部長で、衣装も担当しています。推しは花陽ちゃんです。よろしくお願いします!」

 

花丸「じゃあ次はオラが行きます。高校3年生の国木田花丸といいます。ルビィちゃんと同時にアイドルを始めました。オラはリーダーで、作詞もやっています。推しは凛ちゃんずら。あっ、『ずら』って言っちゃうけど気にしないでね。よろしくお願いします!!」

 

善子「クックック…私は堕天使ヨハネ。私もこの2人についで眷属になった身。さああなたも堕天するがいい!!」

 

ルビィ「善子ちゃん中二病だからね」

 

善子「いちいち言わんでもええわい!!てかヨハネ!!」

 

清「改めてかもしれませんが、柚木清といいます。実はこの高校の生徒会長もやっているんです。あとAqoursでは作曲担当です。今後ともどうぞよろしくお願いします」

 

幸恵「はい。私は悪魔のルシファーです。本当はヨハネと同じようなキャラを目指したかったのですが、人の本心を見抜くことが得意と言われ、現在はAqoursのメンタリスト担当です。よろしくお願いします」

 

清「でも本名は暮林幸恵だよね」

 

幸恵「幸恵って言わないでルシファーって呼んでよ!!」

 

オードリー「中二病が2人もいるんですね」

 

幸恵「…まあ中二病だけど」

 

光希「四谷光希といいます。父は落語家の林家三八師匠で、将来は落語家を目指しています。よろしくお願いします」

 

オードリー「皆さん本当によろしくお願いします!!」

 

パチパチ…

 

花丸「さあ、今日も練習を始めるずらー!!」

 

清「オードリーちゃんは初めてだっけ?」

 

オードリー「いえ、清ちゃんがいない間にいっぺん体験入部に来たことが。なので基本は知ってます」

 

清「じゃあ実践してみようか。わからなかったら聞いてよ」

 

オードリー「了解です!!」

 

こうして今日も練習が始まるのでした。




次回は幼女化リクエストを再投稿します。
※由美たちとオードリーちゃんが出会うのは少し先になります。


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幼女化の悪夢再び

予定通り、リクエストの再投稿です。今回はのぶにゃん視点とします。


私「なんでこうなるのよ!!」

 

私が朝起きたらまた幼女になっていたの!!

 

だけど今回は違った。精神自体はそのままだもの。

 

今回は誰かしら…?仲喜くんだったらぶっ潰すしかないわね…。

 

するとみおぴょんが入ってきた。

 

みおぴょん「お兄ちゃんおはよう♪」

 

私「おはよう。ところで私の体を小さくしたのは誰か知ってる?」

 

みおぴょん「それは私よ♪」

 

私「えっ?そうなの…?ありがとう…」

 

皆さんに言い忘れていたけど、今回はダイヤさんから許可取ったから大丈夫。

 

みおぴょん「最近お兄ちゃんも疲れているかもしれないと思ったから甘える相手がいなくなると思って心配になったの。だから今日は思いっきり甘えてね♥」

 

わたし「やったー!みおぴょんだいすきー♥」

 

もうこの瞬間に箍が外れてしまった。以降、私のセリフとテロップはすべてひらがなで書こう。

 

しばらくして、ダイヤさんがやってきた。

 

ダイヤ「あらみおぴょんさん、ごきげんよう」

 

みおぴょん「おはよう、ダイヤさん」

 

ダイヤ「この子は…まさか…」

 

わたし「のぶにゃんよ。おはよう、だいやさん」

 

ダイヤ「これはどういうことですの?」

 

みおぴょん「実は…」カクカクシカジカ

 

ダイヤ「なるほど。のぶにゃんさんが最近甘える機会がないから幼女化させて甘えてもらおうというお考えですのね?」

 

みおぴょん「そうよ」

 

ダイヤ「でしたら私にも甘えていただきたいですわ♥」

 

わたし「いいの?」

 

ダイヤ「もちろんですわ!」

 

わたし「だいやおねえちゃ〜ん!!すりすり〜♥」

 

ダイヤ「のぶにゃんはいい子でちゅね〜♥」

 

みおぴょん「写真撮影写真撮影!!」パシャパシャ

 

このときは全く気づいていなかった。後で恥さらしが行われることを。

 

わたし「なんかねむいわね…」

 

みおぴょん「だったら私たちと一緒にお昼寝しましょう♪」

 

わたし「うん!」

 

とりあえず、近くの公園の木陰で休むことにした。

 

わたし「だいやおねえちゃんのおっぱいあったか~い…むにゃむにゃ…」

 

ダイヤ「まぁっ!破廉恥ですわ!!…しかしのぶにゃんが言うには味がありますわね…」

 

そのまま私は眠ってしまった。

 

ダイヤ「この子、すごくかわいいですわね…」

 

みおぴょん「そうね。そろそろ私たちも寝る?」

 

ダイヤ「そうしましょう」

 

みおぴょん「ふふ…おやすみ、マイハニー…」

 

~※~

 

目が覚めると、

 

私「…あれ?戻ってる?」

 

みおぴょん「そうね」

 

私「うわぁーーーーーーん!!もっとダイヤさんやみおぴょんに甘えたかったーーーーーー!!」

 

ダイヤ「十分甘えたでしょう?一旦は頑張って、また甘えたいときに甘えてくださいね♥」

 

私「えっ?またダイヤさんに甘えていいの?」

 

ダイヤ「もちろんですわ。あなたのことは私たちの敵としてですがいつまでも応援していますから」

 

私「ダイヤさん…ありがとう…うわぁーーーーーーん!!」

 

弱気な一面を見せちゃったけど…これからも頑張ろう!!




次回は語尾変更のリクエストを再投稿します。


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語尾を強制的に変えられてしまった件について

予定通り、語尾の強制変更回の再投稿です。非常にグダグダですが、ご容赦ください。
視点は連続でのぶにゃんとします。


私「よく寝たにゃ~…『にゃ』?どういうことだにゃ!?」

 

朝起きたら私の語尾が「にゃ」になっていた。これは何年ぶりかは忘れたけど…だめだにゃ!!脳や心までその語尾に侵されていくにゃ!!

 

私「どうしたらいいかわからないにゃーーーーーー!!」

 

とりあえず外に出てみるにゃ。

 

私「由美ちゃん、おはようだにゃ」

 

由美「あらのぶにゃん、おはよう」

 

私「なんか私の語尾がまたあのときに戻されたんだけど由美ちゃんは何か知らない?」

 

由美「あたくしは知らないし、実はあたくしも被害者よ。勇輝くんと聡平たちは何も知らないらしいけど」

 

なんか…嫌な予感しかしないにゃ…。

 

由美「とりあえず、ダイヤを呼ぶわよ!!」

 

私「うん!」

 

〜※〜

 

というわけで、ダイヤさんを呼んだんだけど…。

 

ダイヤ「私も同じことになっていますにゃ。朝起きたらこんな感じで…」

 

由美「やっぱりあなたもそうでしたのね…犯人は誰だと思うんですの?」

 

ダイヤ「それが1人怪しい人がいますにゃ。その方を呼べば…」

 

由美「その人は…?」

 

ダイヤ「きよっぴーさんですにゃ」

 

てなわけで呼んでみるにゃ。

 

〜※〜

 

きよっぴー「ワシもやられてのう、こうなってるのじゃ」

 

由美「やっぱりきよっぴーも犠牲者だったのね…」

 

こうして全員を呼ぶことに。

 

そのうち被害のなかったのは聡平くん、ジュリー、勇輝くん、および大部分のAqoursのみんなだけだったにゃ。

 

由美「1人誰かいないような気がするんだけど…」

 

私「そんな気がするにゃ」

 

仲喜「確か島根のあっきーだったはずだべさ」

 

曜「確かそいつ、家から出られないって言ってたぞ」

 

梨子「その人かなり怪しいわね…」

 

私「私、きよっぴーとみおぴょんを連れて行ってみるにゃ」

 

由美「じゃあお願いするわね」

 

てなわけで行ってみよう。

 

~※~

 

みおぴょん「出てきなさい!!」

 

あっきー『嫌だ!!俺は!忙しいんだ!!出るつもりはない!!』

 

みおぴょん「でしたら今からガサイレに入りますわね!!」

 

入ってみると、コンピューターがものすごい音を立てて動いていたにゃ。

 

みおぴょん「私たちの語尾を強制的に変えたのはあなたですの!?」

 

あっきー「…ごめんなさい!!」

 

あっさり認めたにゃ!!

 

私「早くパソコン止めて出てくるにゃ!!」

 

あっきー「わかったよ…」

 

というわけで、戻るころには語尾は元通りになっていた。

 

私「なんか、あっきーの仕業だったわ」

 

由美「またあいつか。よっちゃんがお仕置きするってさ」

 

善子「だからヨハネ!!」

 

間もなくあっきーはやってきた。

 

仲喜「お前本当に何してくれたんだ!!」

 

あっきー「ゴメンナサイ…」

 

善子「罰として、あなただけヨハネの黒魔術に付き合いなさい!!」

 

あっきー「ワカリマシタ…」

 

こうして今回の事件は終結を迎えたのでした。




次回は千歌の身に何かが起きる…!?


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黒澤ダイヤが救った高海千歌ハーメルン引退事件

予定通り、千歌の身に何かが起きる話を再投稿します。
視点は青山由美です。


ある日、俺は楽屋でハーメルンユーザーのみかん怪獣さんの小説「甘酸っぱいみかん」を読んでいた。その人の正体は千歌っちで、Aqoursの作詞担当である以上、情景や心情が壮大に描かれている。

 

俺もユーザー登録しており、最新の体験談を面白おかしく投稿している。

 

俺はいつものようにこの小説に感想を投稿した。

 

事件が起きたのはその時だった。投稿が完了するとなんと!

 

腹黒日系ロシアさんが誹謗中傷に近い感想を書いていたのだ!!

 

これも正体は仲喜くんだとわかっている。

 

その内容は以下の通りである。

 

「全く面白くない…お前はずっと味気ない小説ばっかり書いてる…。なんでお前はいつまで経っても駄目な奴なんだ!!」

 

それに対するみかん怪獣さんの返信がこちら。

 

「本当にごめんなさい…。これからはさらなる改善を進めて行きます」

 

更に腹黒日系ロシアさんからの追記もあった。

 

「いつも口ばかりで動こうとしない…。もういい!今すぐ辞めちまえ!!」

 

危険信号だと感じた俺は千歌っちの楽屋に行った。

 

千歌っちは泣いてアカウントを削除しようとしていた。

 

俺「千歌っち!そんなんで折れてどうする!!」

 

千歌「ほっといてよ…」

 

とりあえず仲喜くんの楽屋にも行こう。

 

俺「仲喜くん!なんであんな感想書いたんだよ!!」

 

仲喜「千歌のことか。ほっとけ!!」

 

これは本当にやばい。ダイヤを呼ばないと。俺は慌ててダイヤの楽屋に行った。

 

ダイヤ「由美、どうしたんですの!?」

 

俺「今千歌っちが誹謗中傷を受けて泣いているんだよ!!それも犯人が仲喜くんだってわかってるのに!!」

 

ダイヤ「わかりました。私も付き合いましょう」

 

その後、ダイヤはまず千歌っちのもとに行った。

 

ダイヤ「千歌さん、このままではAqours存続の危機ですので、仲喜に謝るべきですわ!!」

 

千歌「…わかりました。今すぐ行くよ…」

 

そして3人で仲喜くんの楽屋に向かうのであった。

 

ダイヤ「仲喜、あなたなぜあの感想を千歌さんに書いたんですの!?」

 

仲喜「実は…千歌の小説は本当に下手なんだよ…。それで他のラブライブ!やBanG Dream!の二次創作やピクシブでの二次創作と比べてもずっと劣る。それなのに…それなのに…由美ちゃんより活動歴が長いのに…!!」

 

バッチーン!!

 

ダイヤ「あなたよくそれでハーメルンにユーザー登録できましたわね!!もうわかりました。あなたのことは通報いたしますわ。そしてアカウントロックされても知りませんので」

 

この一言で一応千歌っちと仲喜くんは仲直りできた。その後、仲喜くんは今回のことがあってからかしばらくの間おとなしくなった。

 

一度「ロックアカウント一覧」のページも見てみよう。

 

表の2番目にこのように書いてあった。

《ユーザID》******

《名前》腹黒日系ロシア

《段階》ロック

《理由》感想を投稿する際のガイドライン違反(攻撃的な言葉や中傷(人格否定)・脅迫/更新や返信の催促)(全く面白くない…お前はずっと味気ない小説ばっかり書いてる…。なんでお前はいつまで経っても駄目な奴なんだ!! いつも口ばかりで動こうとしない…。もういい!今すぐ辞めちまえ!! 等)

 

「等」ってこれまでもやってたのかい!!

 

それは置いておいて、誹謗中傷は絶対にやってはいけない。また、誹謗中傷された側も折れてはいけないよ。今回の感想を書くときも注意してほしい。

 

そして仲喜くんを通報したダイヤにも、感謝の念しかない。




次回は未定です。再投稿の可能性もあり。


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ダイヤと俺とワニワニパニックと

再投稿ネタです。視点は青山由美とします。


ダイヤ(中身は俺)「これ使ってどうすればいいんだよ…」

 

俺(中身はダイヤ)「とりあえず説明書を読みましょうか」

 

ダイヤ「そうだな」

 

俺は朝起きたらダイヤと入れ替わっていた。そこで新居町駅に2人で行ったのだが、改札を出るとワニワニパニックが置いてあったのだ。これでどうしろと言うんだよ。

 

言ってはおくが、以降はテロップを外見で判断する。

 

俺「何?『このワニワニパニックを3ゲームやれば入れ替わりは解除されるわ。あとは頑張ってね♪by 青山家の水色&黄色』…」

 

由美「とうとう聡平とジュリーにまで裏切られましたか…」

 

俺「やるしかないよな。2人に裏切られても」

 

というわけで始めていこう。

 

カチッ!

 

よし、いいね。

 

由美「次は私の番ですわ」

 

カチッ!

 

これもクリア。しかし次に悲劇が起きる。

 

カチッ!

 

すると、

 

駅構内放送「黒澤ダイヤはラブライバーである」

 

由美「どういうことですの!?」

 

俺「俺もわからん」

 

続いてやっていこう。

 

カチッ!

 

駅構内放送「青山由美はラブライバーである」

 

俺「なんでだよ!!」

 

もう次だ次!!

 

カチッ!

 

バクッ!!

 

その瞬間に掃除機のような音が鳴り出した。そのまま俺はワニに呑まれていく。

 

由美「あっ!ダイヤ!!」

 

しばらくして俺は新居町駅の出入口に飛ばされた。元の場所に戻ろう。

 

~※~

 

由美「あら、戻っていらしたのですね」

 

俺「まあな。次やるぞ」

 

由美「ええ」

 

次は由美から。

 

カチッ!

 

次。

 

カチッ!

 

駅構内放送「その頃、笑点では…『この川にバーッと撒きましょう。そぉーれーっ!!』『何してるの?』『千歌ちゃんの散骨』『曜ちゃん!3人の全部持っていきなさい!!』」

 

俺「なんてもん放送するんだよ!!」

 

次。

 

カチッ!

 

駅構内放送「1か月前のこと。『こんなのいつものダイヤじゃないよ!!』『次その言葉を口にしたら…あなたのその命はないと思いなさい!!』」

 

由美「これはどこの音源ですの!?破廉恥ですわ!!ブッブーですわ!!」

 

次。

 

カチッ!

 

何もなかった。

 

次行こう。

 

カチッ!

 

今度は由美が呑まれた。

 

~※~

 

戻ってきてからのこと。最終戦だ。

 

今度は俺から。

 

カチッ!

 

駅構内放送「俺は呪いの女。I'm Yumi.アハハハハ…!!」

 

デデーン!ダイヤ OUT~!!

 

バッチーン!!

 

俺「マジかよ…」

 

次のことだった。

 

由美「今回は一緒に違うところを押しましょう」

 

俺「うん!」

 

せーの、カチッ!

 

すると…、

 

 

 

2人そろってワニに呑まれてしまった。

 

~※~

 

たどり着いた先は新居町工場の事務所。聡平とジュリー、そしてルビィちゃんが待っていた。

 

俺「…あれ?戻ってる!」

 

ダイヤ「本当ですわ!!」

 

聡平「2人ともお疲れ様」

 

ジュリー「これクリアしたのはあなたたちだけよ」

 

ダイヤ「それはよかったのですが、これを仕掛けた訳とは…」

 

ルビィ「それは…由美ちゃんとお姉ちゃんがダイスキダカラ…♥」

 

聡平「あたしたちもオナジヨ…♥」

 

俺「どうせ今回も演技でしょ?」

 

ジュリー「演技じゃないわ♥コレハホンキヨ♥」

 

そのまま目のハイライトがないまま俺たちにじりじりと近づいてくる。

 

ダイヤ「何を…するんですの…?」

 

3人「今から君たちを…2階の209号室に監禁してアゲル♥」

 

俺・ダイヤ「嫌だ(ですわ)あああああ!!」

 

その後、夜まで俺とダイヤの姿を見た者は妹たち3人以外いなかったという…。




次回はヤンデレμ'sもしくはオリジナル回となります。


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新入部員と語ろう

久々の投稿となります。今回は青山由美視点で書きます。


俺「しかし参ったなぁ…。なんで俺なんだよ…」

 

俺はまた沼津に呼び出された。今年入って何度目だよ。コロナ流行っているのに奴らは何考えているんだ…?

 

ルビィ「やっほー由美ちゃん!!」

 

俺「どうも…」

 

マル「元気ないけどどうしたの?」

 

俺「なんか沼津まで行く気になってなかっただけ。仮にしょうもない用事だったら帰るぞ」

 

ルビィ「えっ!?今回は新入部員が入ったから紹介したいの!!それなのに帰るの!?」

 

俺「それはない!!」

 

一瞬でやる気になった。こんなに切り替え早いの俺らしくないぞ…。

 

マル「じゃあ高校に行こうか」

 

俺「コロナ対策は大丈夫…なのかな?」

 

ルビィ「大丈夫♪企業の人って言ったら許してくれたよ♪」

 

俺「それなら行こう」

 

こうして俺は新入部員と出会うことになるのであった。

 

〜※〜

 

部室到着。

 

光希「お久しぶりです由美さん」

 

俺「元気にしてた?」

 

光希「もちろんですよ!!」

 

さて、本題に入ろう。

 

俺「ところで今回言っていた新入部員というのは…?」

 

オードリー「ワタシです。オードリー・ローレンと言います。よろしくお願いします」

 

俺「もしかしてフランス出身?」

 

オードリー「その通りです」

 

さやちゃん「実は私の幼馴染なんだ」

 

俺「…ん?」

 

ルビィ「由美ちゃんいきなり固まってどうしたの?」

 

俺「いやさやちゃんの幼馴染ってどういうことだよ?」

 

オードリー「実は5歳のときにここに引っ越してきたんです。それで最初に出会ったのが清先輩でした」

 

俺「なるほど…」

 

オードリー「アナタは?」

 

俺「そうだった。自己紹介遅れました。青山由美と言います。中部高速鉄道に勤めており、Aqoursの後援会であるコメット団もやっています。好きな食べ物はラーメンです。よろしくお願いします」

 

オードリー「あの青山由美さんですか!?」

 

俺「そうだけど」

 

オードリー「まさかここで出会えるなんて光栄です!!」

 

俺「喜んでくださり何よりです」

 

全員「あはは…!!」

 

俺「ところで好きな食べ物とかは?」

 

オードリー「パエリアです」

 

俺「もしかしてスペインにも行ったことがあるの?」

 

オードリー「はい。両親に連れて行ってもらったことがあってスペイン語も喋れるんです。あと母はアイドルもかつてやっていたんです」

 

俺「世間狭すぎる…。俺海外旅行行ったことないんだよねぇ…人生18年やっていて」

 

オードリー「じゃあ今度ヨーロッパ行くときは教えて下さい!!アナタの好きな鉄道や観光地について詳しく教えますから!!」

 

俺「ありがとう!!」

 

ルビィ「ところで由美ちゃんはこれからどうするの?」

 

俺「まあ君たちに感染させたってなったらやばいかr…」

花丸「カエサナイズラヨ?」

 

俺「…はい」

 

善子「ズラ丸もそうだけど一部のメンバーは由美に対してヤンデレになりやすいの。覚えておいてね」

 

オードリー「わかりましたヨハネ先輩!!」

 

このあと、俺は彼女たちの練習に付き合わされたのでした。…まあ夜に帰れたからいいけど。




次回はヤンデレμ'sを再投稿します。


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勇輝さんのお母様の乗りたい気動車について

予定を変更してミルクボーイネタを再投稿します。今回は黒澤ダイヤ視点で書きます。


ある日、私は勇輝さんと2人で名古屋駅のスターバッ●スでお茶していました。

 

勇輝「こうしてダイヤちゃんと一緒に居られて私は幸せですわ」

 

私「それは私もですわよ」

 

勇輝「ありがとうございます。ところでダイヤちゃん」

 

私「何ですの勇輝さん?」

 

勇輝「私のお母様には乗りたい気動車があるらしいのですが」

 

私「はい」

 

勇輝「その気動車の形式名を忘れたらしくて」

 

私「気動車の形式名はまあよく忘れがちですわね」

 

勇輝「何を聞いてもわからないのです」

 

私「そうですか。では私があなたのお母様の乗りたい気動車を一緒に考えてあげますのでどんな特徴かを教えていただけませんか?」

 

勇輝「確か高山駅で見られる3つドアの気動車だと言っていました」

 

私「なるほど。キハ25でしょうそれは!!その特徴はもう完全にキハ25ですわよ!!」

 

勇輝「キハ25ですか」

 

私「3ドアで高山駅に乗り入れるといったらキハ25しかありませんわ!!」

 

勇輝「でもこれちょっとわかりませんわ」

 

私「何がわからないんですの?」

 

勇輝「いや、私もキハ25だと思いましたけど」

 

私「そうでしょう?」

 

勇輝「お母様が言うには、敷居が高いように見えると言っていましたの」

 

私「それならキハ25とは違いますわね」

 

勇輝「はい」

 

私「キハ25は内装も明るくて、親しみを感じさせる外装ですから」

 

勇輝「そうですわよねぇ」

 

私「そうでしょう?キハ25側も敷居が高い車両と言われたら鉄道ファンの皆様が怒ってしまいますわ」

 

勇輝「そうですわよ」

 

私「キハ25はそういうものですから。ではもう一度特徴を教えていただけませんか?」

 

勇輝「500馬力以上のエンジンを積んでいると言っていましたわ」

 

私「キハ25でしょうそれは!!1エンジン500馬力以上といったらキハ25しかありませんわ」

 

勇輝「はい」

 

私「それでキハ25のエンジンは出力が520馬力出るそうですが、普段は450馬力まで出力を落としているそうです」

 

勇輝「それでもわかりませんわ」

 

私「何がわからないんですの?」

 

勇輝「いや、私もキハ25だと思いましたけど」

 

私「そうでしょう?」

 

勇輝「お母様が言うには、いつもものすごい黒煙をあげて発車すると言っていましたの」

 

私「それならキハ25とは違いますわね」

 

勇輝「はい」

 

私「キハ25は発車するときに爆音を立てますが、ものすごい黒煙はあげませんから」

 

勇輝「そうですわよ」

 

私「黒煙をあげるといったらキハ201系くらいですわ」

 

勇輝「そうですわよねぇ」

 

私「キハ25は黒煙はあげませんから違いますわ。他に特徴はありませんか?」

 

勇輝「真っ白な顔に銀のボディ、そこにオレンジのラインが入っていると言っていましたわ」

 

私「キハ25でしょうそれは!!キハ75は前面にブラックアウトが入っていますからもうそれは完全にキハ25ですわ!!」

 

勇輝「それでもわかりませんわ」

 

私「何がわからないんですの?」

 

勇輝「確かに私もキハ25だと思いましたけど」

 

私「そうでしょう?」

 

勇輝「お母様が言うには、快速みえや特急ひだ・南紀の代走にも使われると言っていましたの」

 

私「それならキハ25とは違いますわね」

 

勇輝「そうですわよ」

 

私「キハ25は普通列車かせいぜい使われても区間快速程度ですから特急の代走には使われませんわ」

 

勇輝「そうですわよねぇ」

 

私「他に特徴とかは?」

 

勇輝「313系によく似ているとか言っていましたわ」

 

私「キハ25でしょうそれは!!313系に似ている気動車といったらキハ25しかありませんわ!!」

 

勇輝「はい」

 

私「まあ、ステップがついていないことが少し異なりますわね」

 

勇輝「それでも引っかかるところがありますわ」

 

私「何が引っかかるんですの?」

 

勇輝「確かに私もキハ25だと思いましたけど」

 

私「そうでしょう?」

 

勇輝「お母様が言うには、前照灯が4つついていると言っていましたの」

 

私「それならキハ25とは違いますわね」

 

勇輝「そうですわよ」

 

私「キハ25は腰の部分にHIDの前照灯が2つついていて上にはついていませんから」

 

勇輝「そうですわよねぇ」

 

私「では他に何か言っていらっしゃいませんでしたか?」

 

勇輝「円錐積層ゴム式のボルスタレス台車を履いていると言っていましたわ」

 

私「キハ25でしょうそれは!!これまでの特徴も合わせるとキハ25しかありませんわ!!」

 

勇輝「はい」

 

私「ですからお母様の乗りたい気動車はキハ25に決まりですわ!!」

 

勇輝「でも根本的な間違いを思い出しました」

 

私「それは何ですの?」

 

勇輝「お母様が言うには、キハ25ではないと」

 

私「それなら違いますわね」

 

勇輝「はい」

 

私「先に言いなさいよそれを!!」

 

勇輝「すみません…」

 

私「私がキハ25の説明をしているときどう思っていたんですの!?」

 

勇輝「申し訳ないなと…」

 

私「これではわかりませんわね…」

 

勇輝「すみません…」

 

私「どうなっているんですのこれ!?」

 

勇輝「それでお父様が言うには」

 

私「お父様?」

 

勇輝「GV-E400系ではないかと」

 

私「絶対違いますわそれ!!…ん?」

 

そんなとき、私はひらめきました。あの化け物電気式気動車ではないかと。

 

私「勇輝さん、とりあえずホームに行きましょう!」

 

勇輝「なんでですの?」

 

私「私はひらめきました。それは名古屋駅に来ている可能性があると」

 

勇輝「よし!行きましょう!!」

 

2人で頷き、残っていたカフェラテを全部飲んでホームに向かいます。すると…、

 

私「これだと思いますが…」

 

勇輝「313系…?いや違うモハ610だから。これはDEC611系…ですか?」

 

私「はい。これだと思いますが…」

 

勇輝「ん…?これでしたわ!!DEC611系ですわ!!」

 

私「やれやれ。勇輝さんは相変わらずですわね…」

 

勇輝「えへへー♥ロクちゃ〜ん♥」

 

私「ロクちゃん!?」

 

勇輝「鉄道ファンからの通称ですわよ」

 

私「なるほど。覚えておきますわ。今度鞠莉さんや果南さんにも聞いてみようと思います」

 

そう。DEC611系でした。313系ベースの電気式気動車で、エンジンは1200馬力のものを搭載。前照灯も4つ付き、最高時速は140km。新快速に使われるので、特急ひだや南紀の代走にも使われます。黒煙も実はひどいらしく、これまでの勇輝さんが言った特徴に合っています。

 

私「さあ、これに乗って帰りましょう♪私は今とても幸せですわ♥」

 

勇輝「はい♪」

 

今夜はいい気分で寝られそうですわね♪




次回こそヤンデレμ'sの再投稿か…?


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ヤンデレ星空凛から逃げてやる!!

ヤンデレμ'sの再投稿になります。これで8人分公開完了ですが、海未ちゃん回は書き直しになること確定だなこれ…。
視点は青山由美とします。


名古屋の街中を歩いていると、突然横から誰かが抱きついてきた。

 

??「えへへー♥」

 

俺「凛さん…?」

 

凛「そうだよー♥凛だよー♥」

 

俺「離してくれませんか?」

 

凛「嫌だにゃ〜♥」

 

これはかなりデレデレだが、わずかに狂気を感じた。それでも反抗できるならしないと。

 

凛「ねえ由美ちゃん、今日は東京に行こうよ♪」

 

俺「東京は嫌ですよ!!新型コロナウイルスに感染する可能性が上がるかもしれないじゃないですか!!」

 

凛「えっ…?」

 

俺「えっ…って…」

 

その瞬間に真っ黒なオーラで周りが満たされた。過去最悪のヤンデレになりそうだ。

 

凛「由美ちゃんは凛と感染対策とどっちが大事なの!?凛は感染していないのに!!」

 

俺「とても信用できません」

 

凛「だったらこうだにゃ」

 

突然5円玉を吊るして俺の方に向けてきた。

 

凛「あなたは何もかも忘れて東京に行きたくなーる、そして凛とずっと一緒に居たくなーる」

 

その瞬間に俺は抵抗できなくなった。

 

凛「さあ、行くにゃ♪」

 

もう抵抗できない。ヤンデレ催眠術ってこれはなしでしょう?

 

〜※〜

 

新幹線にて。一旦催眠術が解けた。

 

俺「ところで凛さん」

 

凛「どうしたの由美ちゃん?」

 

俺「なぜあたしを誘拐したのですか?」

 

凛「それは…かよちんや希ちゃん、穂乃果ちゃんとかみんなが由美ちゃんや仲喜くんの誘拐をやってたのを見て自分もやってみようかなって思ったの。それで凛は由美ちゃんを推しているからついついあなたを誘拐しちゃったんだにゃ♥」

 

俺「なるほど」

 

みんな同じですかこれ。後に逮捕されませんかねぇ…(心配)。

 

凛「だから今は凛だけを愛してほしいにゃ♥」

 

俺「わかりました」

 

この地獄は今後も続くかもしれません…。

 

〜※〜

 

東京で新幹線を降りて、上野駅に向かう。中部高速鉄道にとってはお馴染みの「麺屋東阪」があるのだ。

 

凛「このラーメン美味しそうだにゃー♪」

 

俺「あっそれは頼んじゃダメです!!」

 

凛「なんで?」

 

俺「そのラーメンすごく辛いですよ」

 

凛「それならやめとくにゃ」

 

そんなこんなで普通のとんこつ醤油ラーメンを食べた。ごちそうさまでした。

 

食後のこと。

 

凛「今から凛の家に来る?」

 

俺「オコトワリシマス」

 

凛「真姫ちゃんの真似をするくらいなら…」

 

すると俺はバチバチッという音とともに凛さんの黒笑いを見ながら意識を失った。もうこの手口バレバレだよ馬鹿野郎。仲喜くんも過去3回この手口に遭ったって言ってるからな。

 

〜※〜

 

目が覚めると知らない部屋にいた。手首には手錠、足首には足枷をはめられ、更には首輪までつけられていた。

 

凛「あれ?由美ちゃんもう起きたんだね♥」

 

俺「これからあたしをどうすr…」

するとディープキスをしてきた。

 

凛「希ちゃんの毒はちゃんと浄化しないと♥」

 

俺「毒って…?」

 

凛「以前希ちゃんとキスしたでしょ?そのときに(けが)されたような気がしたの。だからそれを浄化したくて…」

 

俺「ということは一緒に暮らすのはもう決定事項ですか…」

 

凛「うん!凛だけが一生ずっと愛してあげるね♥」

 

それを言った直後のことだった。

 

♪ピンポーン

 

またここも同じですか。

 

俺は出られないので凛さんが出た。

 

凛「花丸ちゃん…?」

 

マル「凛さん!!オラの大事な由美ちゃんを早く解放するずら!!じゃないとオラはこの銃で…」

 

凛「…わかったにゃ」

 

その後2人で解放を進めるのだった。

 

〜※〜

 

礼を言って凛さんの家を出てからのこと。

 

マル「ねえ由美ちゃん」

 

俺「どうしたのマル?」

 

マル「凛さんに監禁されてなんか嬉しそうだったずらね〜」

 

俺「それで…これからどうするの?」

 

マル「東京駅の裏でお仕置きずらよ♥覚悟してね♥」

 

以降もヤンデレ地獄は続きそうです…。




次回は9月21日の誕生日回を再放送するか長野電鉄の再投稿にするか迷っています。


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長野電鉄とアルピコ交通上高地線に乗ルビィ!

やっとここまで来たか…現在の時空の半年前を過ぎることができました。再投稿ですが。
そして今回は一番再公開したかったやつですよ。長野電鉄&アルピコ交通上高地線の回。

…それはさておき、今回は黒澤ルビィ視点で書きます。


誕生日の次の日、今日は由美ちゃんと2人でお出かけするの♪そのためにルビィたちは金山駅に来ていた。ちなみに服装はルビィも由美ちゃんも浦の星女学院の制服である。

 

由美「しかしなんでこの2人なんだよ」

 

ルビィ「えっ…?ルビィと2人きりじゃ嫌だった…?」ウルウル

 

由美「ダイヤや聡平、ジュリーが悲しむぞこれ」

 

ルビィ「みんなに断られたし、お姉ちゃんは『2人で行くのは最高ですわよ』って言ってたんだ」

 

由美「なるほど。今日はどこに行くの?」

 

ルビィ「長野電鉄に乗りに行こうと思うんだ」

 

由美「俺は行かないぞ。夜が遅いと俺の体が持つかどうかだなぁ」

 

ルビィ「えっ…?嫌なの…?せっかくルビィと2人きりなのに…それを断るって言うの…?」ウルウル

 

由美「不調続きの俺が行ったら迷惑ばっかりかけるんですよ!!」

 

ルビィ「るびぃのだいすきなゆみちゃんがことわるなんて…ピギャァアアァァアァァアアン!!」メソメソ

 

ここは幼児退行の上で泣いて理解してもらうしかないよ。

 

由美「もうわかったよ。一緒に行けばいいんだろ?」

 

ルビィ「えへへー♥ゆみちゃんはそうでなくちゃ♥」

 

涙作戦成功!がんばルビィだよ、由美ちゃん!!

 

こうしてルビィと由美ちゃんの2人旅は始まった。

 

【OP♪葉加瀬太郎『Bon Voyage』♪】

 

普通列車で千種まで出て、特急しなので直行。恵那に停車する以外は明科も聖高原も通過した。

 

しかし車窓はきれいだったなぁ。

 

〜※〜

 

長野到着後のこと。

 

由美「げっ!!帽子忘れた!!」

 

ルビィ「ルビィも確認しないと…、ピギッ!!財布忘れてきちゃった!!」

 

由美「とりあえず忘れ物センターに行くぞ!!」

 

ルビィ「うゅ!!」

 

そしてルビィたちは忘れ物センターに行った。

 

その後忘れ物センターにちゃんとあったから事なきを得た。お姉ちゃんがいなくて良かったよ今。

 

〜※〜

 

その後、長野電鉄の駅に到着。3000系の運行状況を聞いてみよう。

 

ルビィ「3000系の運行状況を知りたいのですが」

 

駅員「わかりました。こちらで少々お待ちください」

 

しばらくして時刻表を頂いた。

 

駅員「この丸印がついているのが3000系です」

 

ルビィ・由美「ありがとうございます!!」

 

というわけでよく見ると…えっ!?13:30まで3000系が来ないの!!

 

由美「それでも次乗るぞ」

 

ルビィ「うん!」

 

トイレを済ませ、きっぷを買って、1番線の電車に乗る。普通列車須坂行きの8500系だ。

 

この車両はすべて元東急8500系の中間車で、先頭車の貫通扉が埋められているという特徴がある。

 

人はそこそこ乗っていて、車内は冷房と扇風機が回っていた。一昔前の電車の特徴だ。

 

12:13、列車は発車した。界磁チョッパ制御の音が響く。

 

〜※〜

 

ルビィたちは権堂駅で降りた。その後歩くんだけど、

 

由美「やられた…善光寺まで1.2kmか…」

 

ルビィ「ルビィは平気だよ♪」

 

由美「仕方ない。行くか」

 

商店街を歩いてその先にセブ●イレブンがあるから買い物をしよう。

 

そして買ったおにぎりを食べ歩く。

 

〜※〜

 

善光寺到着!!しかし…、

 

由美「密だなぁ…」

 

それでも本殿はお参りする。ついでにおみくじも引く。

 

由美ちゃんのおみくじは吉。ルビィのおみくじは小吉だった。そこまで悪いことは書いてなかったからここはいいと考えよう。

 

その後は歩くんだけど…。

 

ルビィ「どうしよう…道に迷っちゃった…」

 

由美ちゃんはGoogleマップで調べる。

 

由美「善光寺下駅まで…と」

 

ピロリーン♪

 

やっぱりあと4分では間に合わない。ゆっくり行って13:58に乗ろう。須坂駅で降りて帰りに3000系に乗る。

 

ルビィ「これでいい?」

 

由美「うん!」

 

そして13:47に駅に着いた。ここでも撮影しよう。地下鉄駅の割には古く感じられる。

 

【挿絵表示】

 

そして13:58に乗る。そしたら…。

 

【挿絵表示】

 

由美「お前かい!!」

 

そう。同じ8500系、しかもさっきのやつが来ていたの!!

 

ルビィ「由美ちゃん、どうする?」

 

由美「ここは乗るでしょ」

 

ルビィ「うゅ!!」

 

そして須坂駅に行く。

 

【挿入曲♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

まず善光寺下を出るとすぐに地上に出る。

 

朝陽駅からは単線だ。

 

そして村山駅の近くで鉄橋を越えるの!!

【挿絵表示】

 

 

そんなこんなで須坂駅到着。ここで色々撮影しよう。

 

さて、この近くにはイオンがあるけど、何も面白いものはない。

 

その時だった。書店を見つけちゃった♪しかもルビィの本領発揮だね♪

 

ルビィ「ねえ由美ちゃん、これを買って♪」

 

手にとったのはラブライブ!総合マガジン。いっぺん由美ちゃんにも1冊買ってほしかったの。

 

由美「これですか。立ち読みだけじゃ…」

 

ルビィ「嫌だ!!買ってほしいの!!」

 

由美「鉄道ファンg…」

ルビィ「ラブライブと鉄道、どっちが大事なの?」

 

由美「ラブライブですけど…」

 

ルビィ「それでこそ由美ちゃんだよ♥」

 

ヤンデレにならないと由美ちゃんはのってくれないから。

 

〜※〜

 

須坂駅14:48発は長野電鉄3000系だった。

 

そして15:15頃に長野駅に到着した。地下区間はものすごい轟音だったなぁ…。

 

ここでも発車まで撮影しよう。隣には特急ゆけむりが止まっていた。

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

 

そして15:39に発車した直後に普通列車が3番線に入線するんだけど、それも3000系だった。

 

だけどこれには乗らないで改札を出た。この時点で15:45だった。

 

〜※〜

 

ルビィ「で、このあとどうする?」

 

由美「まあそろそろ帰r…」

ルビィ「今すぐ帰るなんて選択肢はないよ♥」

 

ルビィは由美ちゃんともっと一緒に居たい。

 

ルビィ「だから、普通列車で松本駅に行こう♥」

 

由美「なんか嫌な予感しかs…」

ルビィ「ナンカイッタ?」

 

由美「ナンデモナイヨ」

 

ルビィ「だったら行くよ♪」

 

由美「えっ?」

 

ルビィ「い い か ら 行 く よ?」

 

由美「…はい」

 

ヤンデレ作戦、大成功♪由美ちゃんへの愛はこうして伝えるしかないからね。

 

乗ること20分、列車は姨捨駅に到着する。まず待避線に入って、それからスイッチバックをするの!!それも運転手さんは前方の席に座ったままマスコンを動かしているだよ!?

 

そして駅に下りて見下ろすと広大な善光寺平が広がっているの!!

 

ルビィ「すごくきれい…」

 

由美「だよな」

 

その後、特急しなのの待避をして慌ててルビィたちは乗り込み列車は発車する。

 

〜※〜

 

列車は山の中を抜けて、松本駅に到着した。時刻は17:23。これではアルピコ交通に乗れそうにない。

 

すると隣に止まっていたのが…リゾートビューふるさとだったんだよ!?これはチャンス!!

 

※都合上載せることができませんでした。

 

由美「珍しいなぁ」

 

ルビィ「うん」

 

アルピコ交通は1本後にしよう。

 

〜※〜

 

リゾートビューふるさとを見送った後はお土産を買う。野沢菜漬け美味しいよね〜。

 

その直後にアルピコ交通に乗る。

 

【挿絵表示】

 

由美「いやしかしちょっと残念だなぁ」

 

ルビィ「どうしたの?」

 

由美「ここで穂乃果さんの声の車内放送が聞けると聞いたんだが…」

 

おそらくなぎさTRAINのことを指しているんだと思う。でもルビィがここにいる以上、ルビィは許せるわけがない。

 

ルビィ「…今はルビィとの時間なのに、なんで穂乃果さんが出てくるの?」

 

由美「鉄道ファンのアニヲタたる者、逃せるわけがない」

 

ルビィ「へえー、それなら松本駅に戻ったらオシオキだね♪」

 

もうルビィはキスする気満々なんだから♥

 

〜※〜

 

ルビィたちは北新・松本大学前駅で折り返した。

 

【挿絵表示】

 

由美「そろそろ寒くなってきたな」

 

ルビィ「防寒着着るよ」

 

由美「そうしよう」

 

その後、やってきたのはなぎさTRAINだったが…車内放送は普通のおばさんだった。

 

松本駅に戻ったところで、

 

ルビィ「じゃあマスク取って♥」

 

由美「感染したらどうするんだよ」

 

ルビィ「でもルビィと由美ちゃんはずーっと濃厚接触してるんだから気に病むことはないんじゃないの?」

 

由美「もうわかったよ…」

 

そのままルビィはキスをする。

 

ルビィ「うふっ♥また由美ちゃんにキスあげちゃった♥」

 

由美「マイッタナ…」

 

さてと。

 

由美「夜どうする?」

 

ルビィ「ルビィはお蕎麦が食べたい」

 

由美「じゃあ探すぞ」 

 

ルビィ「うゅ!!」

 

そしてルビィは天ぷらそばを1杯、由美ちゃんは温玉付のかけそばを1杯食べた。由美ちゃんもルビィもぶどうジュースをつけた。

 

何もないしそろそろ改札入ろうか。

 

乗車券は金山まで。特急券は千種まで。これで行こう。

 

ルビィ「せっかくだし特急あずさ乗ろうよ」

 

由美「いいけど」

 

ルビィが乗りたかったのは新型あずさ。E353系だ。

 

【挿絵表示】

 

ところが…、

 

由美「全席指定ですか…」

 

ルビィ「じゃあ諦めようか…」

 

由美「ああ…」

 

大人しくしなのに乗って帰ろう。

 

そんな中だった。

 

由美「げっ!!今度はICカードとパスケース失くした!!」

 

ルビィ「どうしよう…」

 

由美「決めた。今日は現金で帰って明日再発行してもらおう」

 

ルビィ「やれやれ…由美ちゃんは相変わらずなんだから…」

 

由美ちゃんはルビィよりも大ドジだからね。

 

〜※〜

 

乗ってしばらくして由美ちゃんは寝てしまった。

 

ルビィ「ふふっ♥由美ちゃんの寝顔可愛いなぁ♥」

 

そして気がつくと大曽根駅。

 

ルビィ「由美ちゃん、起きて」

 

由美「おはよう」

 

ルビィ「そろそろ降りるよ」

 

由美「OK…」

 

こうして千種駅を降りて普通列車に乗り換える。

 

ところが…、

 

ルビィ「スマホを置いて来ちゃった!!」

 

由美「しなのの中に?」

 

ルビィ「違う!!松本駅のどこかに!!」

 

由美「何かセキュリティとかは…?」

 

ルビィ「パスワードかけてないし、PayP●yに4万円くらい入ってた!!」

 

由美「どうしよう…これやばいなぁ…。ダイヤに絶対怒られるぞ…」

 

嫌な予感がしたけど金山に出てルビィたちの旅は終わりを迎えた。

 

改札を出ると…、

 

お姉ちゃん「ルビィ!心配したのですよ!!」

 

ルビィ「お姉ちゃんごめんなさい!!」

 

聡平「由美!無事帰ってきてよかった!!」

 

由美「すまなかった聡平…」

 

こうして抱き合ったのだが…、

 

お姉ちゃん「ところで由美とルビィ」

 

由美「どうしたの?」

 

お姉ちゃん「また2回も落とし物したんですって!?それもルビィは財布にスマホを!!」

 

由美・ルビィ「ゴメンナサイ…」

 

お姉ちゃん「全く、あなたたちという人は…。今日は私の部屋でお話しましょうか」

 

由美「ワカリマシタ…」

 

お姉ちゃん「聡平はお兄様たちやジュリーに『今日由美は帰ってこない』と伝えてください」

 

聡平「了解よ!!」

 

こうしてこの日ルビィたちは2人仲良く叱られ、お姉ちゃんの部屋で寝ましたとさ。

 

まあ、長野電鉄もアルピコ交通上高地線もいい路線だからみんなぜひ乗りに行ってね!!




この回の関連動画はこちら↓。
https://youtu.be/DC4jDzyjXuA

次回は恐らく千歌大喜利の最終回を再放送します。


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【緊急再放送】千歌大喜利最終回 メンバー挨拶

今日は私の推しの1人である国木田花丸ちゃんの誕生日です。あこがれランラランのPV楽しみだなぁ…。あとEnpediaに記事作成しないと。

さて、とうとうあの回を再公開するときがやってきてしまいました。罵倒集考えなきゃ…。


やっと始まった。これが最終回になる。

 

この回は本当は3月31日に収録予定だったけど、昨今の事情で収録できない日々が続き、やっと今日になって収録できた。

 

私「さあ、私が司会の最後の大喜利の時間がやって参りました。まずは自粛要請を無視して勝手にお出かけばかりしている、犯罪組織の皆さんからご挨拶」

 

梨子「まあそうだけど。えーっと、笑点のピンクの人は貧乏や暇であるというネタが多いそうです。しかし、ここのピンクは下ネタが多いという、笑点の水色寄りになっています。じゃあ、ここの水色は、だって?もうすぐお役御免となる座布団運びです」

 

曜「梨子ちゃんまで!!」

 

私「自覚あるんじゃん」

 

梨子「桜内梨子です!」

 

 

 

ルビィ「今回は最後の千歌ちゃん司会の大喜利です。しかし、今後も続くと言われていますが、次の放送は昨今の情勢でいつになるのやら。それでも今を時めいてがんばルビィする、黒澤ルビィです!」

 

 

 

月「花丸ちゃん、ダイヤさん、果南ちゃんは今回回答者としては出演停止になってしまいました。前回、相当な貶しがあったからでしょう。それなのに仲喜くんは出演停止になっていませんが、僕は警戒信号を出します。気をつけようね。渡辺月です!」

 

 

 

清「ちょうど1年前に私は静真高校の生徒会長に就任しました。何でもないように計画が進行すると思いましたが、新型コロナウイルスの影響は大きい。一時的な休校に加えて学校祭も中止。さらには夏のラブライブ大会に4月の新入部員募集も飛びました。本当に何でもない夜に二度と戻れないような気がしてなりません。柚木清です」

 

 

 

光希「私もちょうど1年前に生徒会副会長に就任した身です。私はその頃新しい芸を考えて心が破裂しそうでした。そこで救ってくれたのが生徒会副会長という役職でした。今でも元気にやっていけるのはこのおかげかもしれませんね。だからって、後期は譲れって?嫌ですよーだ。それじゃダメじゃん四谷光希です!」

 

 

 

オードリー「今回、先行出演させていただきました、Aqours新入部員のオードリー・ローレンと申します。今回Aqoursに入ったのはワタシだけでした。ワタシはフランスのリヨン出身ですが、日本に来てはや10年、沼津のことは何でも知っています。リヨンも沼津もいいところ。ぜひコロナが治まったら遊びに来てください!」

 

 

 

由美「さあ、今回は本当の本当に最終回です。今にも涙があふれそうですが、めげない、しょげない、泣かないをモットーに今回は頑張っていきます!みなさん応援よろしくお願いします!青山由美です!」

 

 

 

仲喜「今回、このような情勢のなかでも新たにAqoursメンバーが1人加入したので大変悦ばしい出来事だと思っています。何も、彼女はさっきも言った通り、フランス出身であり、日本とヨーロッパの架け橋として重要な役割を担っています。えっ?マリーも私ももっと前面に押し出していいよ、だって?私は日本生まれの日本育ちですので、ロシアに行くことは年2度程度です。閑話休題、フランスもいいけど、千歌たちの行ったイタリアや由美ちゃんのあこがれのドイツにもいつか行ってみたいですね。世界中を旅する山部仲喜です」

 

 

 

私「続いては、東京の大学に進学後、名古屋によく訪れる、準犯罪組織の座布団運びのご挨拶」

 

 

 

曜「今回とうとう最終回ですね。座布団運びも今日で終わりですが、私の心にはまだ若干の余裕がございます。平常心で頑張っていきましょう!渡辺曜です!」

 

曜ちゃん退場、持ち場につく。

 

問題は次回から。このスタイルは6回全部変わらなかったね…あはは。




次回に続きます。5分後に再公開します。


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【緊急再放送】千歌大喜利最終回 1問目 ○○が□□に乗りました

前回の続きです。ほぼ変わっていない…かな?


さあ、気合入れて行こう。

 

私「いつものようにいい答えを言った方には座布団を差し上げます。で悪いと、みかんの刑です!そして、10枚たまった方にはこの十枚箱の中に入っている素晴らしい賞品がもらえますので、頑張ってやってください」

 

今回は最後なので全員5枚からのスタートとなる。

 

私「さあ、1問目!先日、由美ちゃんとダイヤさん、そして果南ちゃんがサンライズ瀬戸に乗ったことで一時的にAqoursメンバーの中でも話題になりましたね。そこで問題。『○○が□□に乗りました』と報告をしてください。そして私が『どうなりました?』と聞きますので何か返してください」

 

1番は…、

 

私「はいルビィちゃん!」

 

ルビィ「お姉ちゃんが東京メトロの大江戸線に乗りました」

 

私「どうなりました?」

 

ルビィ「すぐ迷うんです」

 

私「曜ちゃん、1枚取んなさい」

 

今回は2問目まではダイヤさんいじりはすべて没収にしよう。

 

座布団 −1枚

 

私「はい月ちゃん!」

 

月「のぶにゃんが、高速道路で自動車の運転席に乗りました」

 

私「どうなりました?」

 

月「沼水宣治、無免許運転で、お前を逮捕する」

 

私「1枚あげて!」

 

座布団 +1枚

 

私「はい由美ちゃん!」

 

由美「では事実を。あっきーが隠岐行きの渡船に乗りました」

 

私「どうなりました?」

 

由美「船自体は沈没し、あっきーは人魚に助けられました」

 

私「1枚!」

 

座布団 +1枚

 

私「はい梨子ちゃん!」

 

梨子「私がハイエースに乗りました」

 

私「ハイエース…どうなりました?」

 

嫌な予感がした。

 

梨子「おじさんたちの虜になっちゃったのぉ♥」

 

私「…2枚持っていきなさい」

 

座布団 −2枚

 

私「それじゃあオードリーちゃん!」

 

オードリー「はい。こんなのでよろしいでしょうか?鞠莉さんがレーティッシュ鉄道に乗りました」

 

私「どうなりました?」

 

オードリー「すごく似合うんです!」

 

これは初めてにすればきれいな答えだと思う。

 

私「1枚あげて!」

 

オードリー「ありがとうございます!」

 

座布団 +1枚

 

私「はい清ちゃん!」

 

清「私たちAqours全員が一斉に同じエレベーターに乗りました」

 

私「どうなりました?」

 

清「密です」

 

私「3枚あげて!」

 

清「やった!」

 

座布団 +3枚

 

次に行こう。

 

私「はい光希ちゃん!」

 

光希「千歌さんが霊柩車に乗りました」

 

嫌な予感がした。

 

私「どうなりました?」

 

光希「出棺です」チーン

 

しかも手を合わせながらだよ!!

 

仲喜「霊柩車ならこれくらいやらないと」

 

嫌な予感しかしないが、

 

私「はい仲喜くん!」

 

仲喜「千歌が霊柩車に乗りました」

 

私「どうなりました?」

 

仲喜「早いけどここで骨揚げしてしまおう

 

笑いながら言う悪い奴がどこにいるの!?

 

私「曜ちゃん、2人の座布団をきれ〜いに片付けなさい!!」

 

光希 座布団 全部没収

 

仲喜 座布団 全部没収

 

気を引き締めないと。

 

私「はい月ちゃん!」

 

月「ブラック団のみんなが乗り合いバスに乗りました」

 

私「『ブラックバス』って言うんだろ」

 

月「バレた☆」

 

私「曜ちゃん、1枚持っていきなさい」

 

座布団 -1枚

 

私「はい梨子ちゃん!」

 

梨子「ダジャレならこれくらいやらないと。丸裸の男たちが路面電車に乗りました」

 

下ネタの予感がするけど聞いてみよう。

 

私「どうなりました?」

 

梨子「これが本当の『チンチン電車』」

私「もういい!2枚持っていきなさい!!」

 

座布団 -2枚

 

私「はいルビィちゃん!」

 

ルビィ「在来線の貨車が新幹線車両に乗りました」

 

私「どうなりました?」

 

ルビィ「実現するとよかったのに…」

 

私「かわいそうだから1枚あげて」

 

ルビィ「やった!」

 

座布団 +1枚

 

あと2つ。

 

私「はい光希ちゃん!」

 

光希「私の父が113系の魔改造車に乗りました」

 

私「どうなりました?」

 

光希「これが本当の『サンパチ君』」

 

私「もうね、これは三八師匠も公認のネタですからね。3枚やって!」

 

光希「よし!」

 

座布団 +3枚

 

最後。

 

私「はい仲喜くん!」

 

仲喜「私がSL列車に乗りました」

 

私「どうなりました?」

 

仲喜「心も体も、真っ黒けのけ~♪そら真っ黒けのけ~♪」

 

私「うまい!!4枚やって!!」

 

座布団 +4枚

 

これで座布団は梨子ちゃん1枚、ルビィちゃん5枚、月ちゃん5枚、清ちゃん8枚、光希ちゃん3枚、オードリーちゃん6枚、由美ちゃん6枚、仲喜くん4枚となった。

 

次の問題に行こう。




次回に続きます。5分後の公開です。


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【緊急再放送】千歌大喜利最終回 2問目 Aqoursに入ってください!

前回の続きです。死亡ネタも懐かしいなぁ…ピク百去ってから。


前回、座布団は梨子ちゃん1枚、ルビィちゃん5枚、月ちゃん5枚、清ちゃん8枚、光希ちゃん3枚、オードリーちゃん6枚、由美ちゃん6枚、仲喜くん4枚で終わった。

 

次の問題に行こう。

 

私「さあ、2問目です。毎年のようにAqoursのメンバーは増えていきますが、今年Aqoursに入ったのはたった1人だけでした。そこで問題。私が『Aqoursに入ってください!』と言いますから何か面白く返してください」

 

予想できる答えはいくつか思い浮かんだ。行ってみよう。

 

私「梨子ちゃん!Aqoursに入ってください!」

 

梨子「…ごめんなさい」

 

私「懐かしい…2枚あげて!」

 

座布団 +2枚

 

私「はい仲喜くん!Aqoursに入ってください!」

 

仲喜「いやいや千歌、曜ちゃんをクビにしないでコメット団からAqoursに転身する人物が北海道のどこにいるって話ですよ」

 

曜「ちょっと!!」

 

曜ちゃんは仲喜くんを突き飛ばして座布団を2枚奪っていった。

 

座布団 −2枚

 

私「曜ちゃん、仲喜くんに5枚渡して」

 

曜「なんでーーーーーー!?」

 

座布団 +5枚

 

次行こう。

 

私「はい月ちゃん!Aqoursに入ってください!」

 

月「警察である以上、指名手配の沼水宣治容疑者を差し置いてAqoursメンバーになることはできません!」

 

私「2枚あげて」

 

座布団 +2枚

 

私「はい由美ちゃん!Aqoursに入ってください!」

 

由美「ぜひお願いします!コメット団追い出されました!!」

 

この答えにはこうだ。

 

私「曜ちゃん、仲喜くんの4枚持っていきなさい」

 

仲喜「なんでだよ!!」

 

仲喜 座布団 −4枚

 

次行こう。

 

私「はい清ちゃん!Aqoursに入ってください!」

 

清「その前にあなたは死んでくれませんか」

 

私「曜ちゃん、あの生徒会長の全部取んなさい」

 

座布団 全部没収

 

私「はいルビィちゃん!Aqoursに入ってください!」

 

ルビィ「ピギャアアアアァアァァア!!」

 

ルビィちゃんは舞台の端の方へと逃げた。

 

私「曜ちゃん、いらないんだって」

 

座布団 全部没収

 

ルビィ「えっ!?座布団無し!?」

 

すかさずルビィちゃんは手を挙げる。

 

私「はいルビィちゃん!Aqoursに入ってください!」

 

ルビィ「そう言われて、詐欺に引っかかる人もいるからね…」

 

私「2枚あげて!」

 

座布団 +2枚

 

私「はいオードリーちゃん!Aqoursに入ってください!」

 

オードリー「La réponse est bien sûr oui.」

 

フランス語ですか。

 

私「曜ちゃん、なんか面白かったから1枚あげて」

 

オードリー「Je vous remercie!」

 

座布団 +1枚

 

私「はい光希ちゃん!Aqoursに入ってください」

 

光希「日本語は得意ですが、英語と落語が苦手な私にできるのでしょうか…?」

 

私「大丈夫!やりたいという気持ちがあればいいんだよ!3枚あげて!」

 

光希「えっ?もらえるの?」

 

私「いやいらないんだったらいいよ?」

 

光希「いやいやいや…」

 

座布団 +3枚

 

次は…、

 

私「はい仲喜くん!Aqoursに入ってください!」

 

仲喜「入るわけねえだろこのバカチカが!!!」

 

やっぱり笑いが絶えない。

 

私「曜ちゃん!あいつの全部取んなさい!!」

 

座布団 全部没収

 

私「はい由美ちゃん!Aqoursに入ってください!」

 

由美「その代わり200万円貰っていただけませんか?」

 

これだから中部高速鉄道は…。しかしこんなので取る馬鹿はいない。

 

私「1枚あげて!」

 

由美「ありがとう!」

 

座布団 +1枚

 

私「はいルビィちゃん!Aqoursに入ってください!」

 

ルビィ「入ろうなんて、そうは行かない、イカのキ●タマ!!」

 

こんな下劣なのは座布団取って当たり前。

 

私「曜ちゃん、1枚持っていきなさい」

 

座布団 −1枚

 

私「あのねぇ、そんな下品なこと言っちゃダメ!!」

 

あと2つ。

 

私「はい梨子ちゃん!Aqoursに入ってください!」

 

梨子「Aqoursに入る。近づいて目と目が合う。手と手が触れる…いや〜ん♥」

私「気持ち悪い!全部持っていきなさい!!」

 

座布団 全部没収

 

最後。

 

私「はい由美ちゃん!Aqoursに入ってください」

 

由美「何?『Aqoursに入ってください』?人生18年、中部高速鉄道に入って8年、コメット団を結成して2年、Aqours後援会会長のこのあたしが一生懸命面白い答えを考えているんじゃねえか。それを『Aqoursに入ってください』、簡単に片付ける?そういう了見だから千歌さん、あなたは内浦の大スターだ」

 

なぜかどっと笑いがあがった。

 

私「そのシリーズ、何にでも使えるんだね」

 

また笑いがあがる。

 

座布団の増減はなし。

 

これで座布団は梨子ちゃん0枚、ルビィちゃん1枚、月ちゃん7枚、清ちゃん0枚、光希ちゃん6枚、オードリーちゃん7枚、由美ちゃん7枚、仲喜くん0枚となった。

 

次の問題に行こう。次は私から出す最後の問題になる。




次回に続きます。5分後の公開で、最後の最後の問題になります。


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【緊急再放送】千歌大喜利 本当の最終問題 贈る言葉

今回で千歌大喜利全6回が終了します。


前回、座布団は梨子ちゃん0枚、ルビィちゃん1枚、月ちゃん7枚、清ちゃん0枚、光希ちゃん6枚、オードリーちゃん7枚、由美ちゃん7枚、仲喜くん0枚で終わった。

 

本当の最終問題に入ろう。

 

私「さあ、3問目!私から出す最後の問題となってしまいました。その最後の問題とは、『贈る言葉』です。皆さんはね、『千歌ちゃん、○○していただき、本当にありがとうございました!』などと贈る言葉を言ってください。そして私が『こちらこそありがとうございました!』と言いますので面白く返してください」

 

最初に手を挙げたのは、

 

私「はい清ちゃん早かった!」

 

清「千歌ちゃん、私をAqoursに入れてくださったこと、本当に感謝しております」

 

私「こちらこそありがとうございました!」

 

清「これからも大会やイベントにアイドルとして呼ばれたらぜひ行きましょうね!」

 

私「6枚あげて!」

 

座布団 +6枚

 

最後だから座布団は大盤振る舞いしよう。

 

私「はい梨子ちゃん!」

 

梨子「千歌ちゃん、私がピアノに再び向き合えるようになったこと、本当にありがとうございました!」

 

私「こちらこそありがとうございました!」

 

梨子「久石譲さんの曲も弾けるようになったんです!」

 

私「これも6枚!」

 

梨子「やった!」

 

座布団 +6枚

 

私「はい仲喜くん!」

 

仲喜「千歌、数多くあるスクールアイドルの中で、Aqoursの後援会の1人にして下さり、本当にありがとうございました!」

 

私「こちらこそありがとうございました!」

 

仲喜「私はあなた方が世界中どこに呼ばれても支援を致しますので」

 

私「8枚やってよ!」

 

座布団 +8枚

 

私「はい由美ちゃん!」

 

由美「千歌っち、いつもあたしを愛して下さり、本当にありがとうございました!」

 

私「こちらこそありがとうございました!」

 

由美「ヤンデレは永久不滅です!!」

 

私「2枚あげて!」

 

由美「やった!」

 

座布団 +2枚

 

私「はいルビィちゃん!」

 

ルビィ「千歌ちゃんの『できるかどうかじゃない。やりたいかどうかだよ!』という言葉は今でも痛切に感じています」

 

私「こちらこそありがとうございました!」

 

ルビィ「それまでルビィは自分の意見もはっきりと言えていなかったのですから」

 

私「8枚やって!」

 

ルビィ「やった!」

 

座布団 +8枚

 

私「はい光希ちゃん!」

 

光希「千歌さん、落語家への道を改めて切り開いてくださったこと、深々と御礼申し上げます」

 

私「こちらこそありがとうございました!」

 

光希「千歌さんも将来は立派な旅館の女将さんになれることを祈り、私の挨拶とさせていただきます」

 

本当に謝辞を述べる大会になってる。余計に座布団をあげたくなるね。

 

私「3枚あげて!」

 

光希「ありがとうございます!」

 

座布団 +3枚

 

私「はい月ちゃん!」

 

月「千歌ちゃん、静真高校で一緒にAqoursで活動できたこと、本当に感謝いたします」

 

私「こちらこそありがとうございました!」

 

月「ついでに曜ちゃんも座布団運び今日で終わりだからありがとうございました!」

 

曜「ちょっと!」

 

曜ちゃんは月ちゃんを突き飛ばした。座布団は取っていない。

 

私「曜ちゃん、月ちゃんに2枚渡して」

 

曜「なんでーーーーーー!?」

 

座布団 +2枚

 

曜「千歌ちゃん、私やってもいい?」

 

私「じゃあ曜ちゃん!」

 

曜「千歌ちゃん、今まで19年間、本当にありがとうございました!」

 

私「こちらこそありがとうございました!」

 

曜「これからも一生よろしくね!」

 

私「うん!…って何やねんこれ!!」

 

次行こう。

 

私「はいオードリーちゃん!」

 

オードリー「はい。千歌さん、アナタがAqoursの創始者であること、本当に感謝しております!」

 

私「こちらこそありがとうございました!」

 

オードリー「今度皆さんでフランス旅行にも行ってみたいですね」

 

私「2枚あげて!」

 

座布団 +2枚

 

あと4つ。

 

私「はい清ちゃん!」

 

清「千歌ちゃん、私が鰻嫌いを克服できたこと本当に感謝しております」

 

私「こちらこそありがとうございました!」

 

清「梨子ちゃんのピーマン嫌いも直りました」

 

梨子「それ本当の話なんだから!!」

 

私「実に正直だ!3枚ずつあげよう!」

 

座布団 +3枚

 

梨子 座布団 +3枚

 

あと2つ。

 

私「はい仲喜くん!」

 

仲喜「千歌、千歌の『他人の痛みがわかる人間になれ』という言葉を痛切に感じています」

 

私「こちらこそありがとうございました!」

 

仲喜「人を板の間に座らせといて痛み分かってるのかよ」

 

私「あれ何枚?」

 

由美「8枚」

 

私「じゃあ1枚あげて」

 

座布団 +1枚

 

これで全員が9枚になった。次が最後だ。

 

私「はい、じゃあこれが最後の回答です。最後は梨子ちゃん!!」

 

梨子「千歌ちゃん、家が隣で、本当に感謝しております」

 

私「こちらこそありがとうございました!」

 

梨子「千歌ちゃん、これが最後です…抱いてください♥

 

その瞬間に会場は大爆笑。私は呆れるばかり。

 

「曜ちゃん!曜ちゃん!気持ちが悪いから全員の全部持っていきなさい!!

 

全員 座布団 全部没収

 

もうこれしかなかった。本当は全員に10枚あげたかったんだけどね…。

 

由美「アホ!!」

 

清「何をする!!」

 

光希「何してるんですか!!」

 

梨子「気持ちよ、気持ち」

 

私「冗談じゃないよ本当にもう…」

 

オードリー「ああ…持って行かれちゃいました…」

 

仲喜「他人の痛みを分かれよ!」

 

私「早く持ってけよ!!グズグズすんじゃない!!」

 

ルビィ「なくなっちゃったよ…」

 

月「スッキリしちゃったね…」

 

私「ああ、いい心持ちだった…」

 

最後の挨拶の時間がやってきた。

 

私「皆さんに親しまれてきた千歌大喜利はこれで最後となります。Aqoursを始めて2年半、千歌大喜利を始めて1年半、本当に、本当に、ありがとうございました!厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました!」

 

すると私の後ろからダイヤさんがやってきた。今後大喜利をやるときの司会と座布団運びが発表される。誰になるんだろう…?




次回は後継の発表を再公開。5分後の公開になります。


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【緊急再放送】千歌大喜利の後継

これをもって千歌大喜利自体は完全に終了となります。初公開から約2年…ブラック団GTの削除もあって長かった…。


ダイヤ「さあ、6回にわたってやってきた千歌大喜利でしたが、千歌さん、いかがでしたか?」

 

私「いやもう、初っ端から仲喜くんの『バカチカ』呼ばわりがあったし、2回目以降は『千歌ちゃんが死んだ』系のネタがどんどん飛び交ったし、大変だったよ。でもすごく楽しかったから今後も引き継げたらいいなって」

 

ダイヤ「しかし、最後はきれいに座布団がなくなりましたわね」

 

私「本当は、全員に座布団10枚をあげたかったんです。しかし、あんな答え言っちゃうから全部取っちゃった」

 

ダイヤ「では、あなたにとって千歌大喜利とは?」

 

私「そうですね…私にとって一番の思い出になると思います」

 

ダイヤ「それでは、そろそろ、後継者へのバトンタッチをしなければいけませんわね。よろしいでしょうか?千歌さんの口から発表をお願いいたしますわ」

 

私「次の司会は…」

 

もう決めてある。

 

 

 

 

 

 

 

私「柚木清ちゃんにお願いしたいと思います!!」

 

すると客席から声が。

 

善子「あなた、いくら払ったの!?」

 

清「いやいやいや、他の人『えぇ~っ!?』って言ってるよ!?」

 

善子「世間はヨハネでしょ!?」

 

ダイヤ「清さん、まずこの話を聞いた瞬間どんな気持ちに?」

 

清「えぇ~っ!?って思いました」

 

ダイヤ「意気込みとかは…?」

 

清「いやもう、千歌ちゃんの後ですからプレッシャーはありますが、考えてもしょうがないので、一生懸命頑張りたいと思います!」

 

私「清ちゃんは生徒会長ですから生徒会長なりの司会を見せてくれると思いますので皆さん方楽しみながらやっていってほしいなと」

 

ダイヤ「ついでに曜さんも座布団運びを引退するので後継の発表をお願いいたします」

 

私「それでは発表します。後継は幸恵ちゃんです!」

 

幸恵「ルシファー!!…よろしくお願いします!!」

 

ダイヤ「さあ、番組もそろそろ終わりです。清さんにアドバイス等ございましたらどうぞ」

 

私「これまでの6回は忘れず、新たな1歩を踏み出していってください!私からはそれだけです…」

 

私はもう涙をこらえきれなかった。

 

清「とにかく後継者として頑張っていきます!今後はAqoursの一員としての活動だけになると思いますが、頑張っていきましょう!!」

 

ダイヤ「それでは、また会える時まで…また次回お会いいたしましょう…さようなら!」

 

~※~

 

メインカメラがとまった直後。

 

私「泣くまいとは思っていましたが…やっぱり…悲しいです…うわぁぁぁぁぁぁぁん!!」

 

私はダイヤさんに抱きついて泣いてしまった。

 

ダイヤ「私も悲しいですわ…」

 

会場全体が哀しみの青に染まった瞬間だった。

 

~※~

 

落ち着いて楽屋に戻ってからのこと。

 

私「スクールアイドルによる大喜利は今後も受け継いでいきたいものです。私は司会者を勇退しますが、今後もAqoursの解散まで活動したいのでこれからもよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました!!」

 

全員で拍手。

 

そろそろお客さんが帰った頃かな。外に出て解散しよう。

 

~※~

 

全員「じゃあまたねー!!」

 

これをもって解散となった。

 

 

 

…はずだった。

 

私と由美ちゃん以外はすぐに電車で帰った。

 

今日は名古屋市公会堂で撮影していたので、私も電車で帰る予定だった。そのためmanacaを取り出した瞬間、なんと!!

 

私「コノハズクがー!!」

 

私のmanacaはコノハズクに奪われたのだった!!

 

さらに悲劇は続く。

 

奪われたmanacaは鶴舞公園前交差点の横断歩道のど真ん中に落ちた。

 

私「あそこに落ちたよ!」

 

由美「取りに行こう!」

 

私と由美ちゃんは走ってそのmanacaを取りに行く。

 

しかし着いた途端に赤信号になってしまった。

 

そのmanacaは何台もの車によってグシャグシャにされた。交通量はかなり少ないが、私たちは驚きが隠せなかった。

 

信号が青になってから拾いに行こうとするが、それでも悲劇は続く。

 

なんと!拾おうとした途端に工事のおじさん2人がやってきたのだ!

 

工事員A「さあ、穴掘るっぺー」

 

工事員B「おー!」

 

そしてグシャグシャになってしまったmanacaの上から工事用の掘削機を使う。

 

カリカリカリカリカリカリカリカリ

 

私たちは真っ青になった。

 

工事員B「おーい、穴掘るのそこじゃないぞー」

 

工事員A「あーっ、いけねぇー」

 

工事のおじさんたちは去っていった。manacaは粉々になってしまった。

 

由美ちゃんは粉々になったmanacaを瞬間接着剤でくっつける。

 

manacaはオブジェ状の物体と化した。

 

由美ちゃんは嘆く。

 

アーーーーーー!アーーーーーー!

 

そんなとき!私は新たな使いみちを思いついた。

 

「この電車はmanaca行きです(*1)」

 

「俺は異世界転生して最強の戦士manacaになるんだ!!(*2)」

 

「薄くなったつむじにこのmanacaを(*3)」

 

由美ちゃんも目を光らせた。

 

グッドアイデア!

 

~※~

 

しかし私は決めた。

 

私「もう今日発行手続きするよ」

 

由美「まずは名古屋南駅に戻ろう!」

 

私「うん!」

 

これをもって宿泊先に戻った。明日必ず駅に行こう!

*1
車掌のマイク代わり。

*2
武器代わり。

*3
つけ毛の代わり。




次回はメンバー罵倒集やらなきゃ…。


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千歌大喜利メンバー罵倒集 抱いてください♥

千歌大喜利としては本当の本当に最後となります。一昨年の3月末から投稿してきて早2年。長かった…。

視点はデフォルトの高海千歌とします。


私「やっと最後だ…」

 

清「これ初めてだね…」

 

ダイヤ「最後のメンバー罵倒集へようこそ!」

 

清「本日はよろしくお願いします。新司会者柚木清です」

 

ダイヤ「よろしくお願い致します。それでは、始めていきましょう。まずは私から」

 

〜※〜

 

千歌「さあ、私が司会の最後の大喜利の時間がやって参りました。まずは自粛要請を無視して勝手にお出かけばかりしている、犯罪組織の皆さんからご挨拶」

 

梨子「まあそうだけど。えーっと、笑点のピンクの人は貧乏や暇であるというネタが多いそうです。しかし、ここのピンクは下ネタが多いという、笑点の水色寄りになっています。じゃあ、ここの水色は、だって?もうすぐお役御免となる座布団運びです」

 

曜「梨子ちゃんまで!!」

 

梨子さんも曜さんもブーメラン刺さっていますわよ。

 

梨子「桜内梨子です!」

 

月「花丸ちゃん、ダイヤさん、果南ちゃんは今回回答者としては出演停止になってしまいました。前回、相当な貶しがあったからでしょう。それなのに仲喜くんは出演停止になっていませんが、僕は警戒信号を出します。気をつけようね。渡辺月です!」

 

これはもう反省しております。

 

清「ちょうど1年前に私は静真高校の生徒会長に就任しました。何でもないように計画が進行すると思いましたが、新型コロナウイルスの影響は大きい。一時的な休校に加えて学校祭も中止。さらには夏のラブライブ大会に4月の新入部員募集も飛びました。本当に何でもない夜に二度と戻れないような気がしてなりません。柚木清です」

 

The虎舞竜のロード…なのでしょうか?

 

光希「私もちょうど1年前に生徒会副会長に就任した身です。私はその頃新しい芸を考えて心が破裂しそうでした。そこで救ってくれたのが生徒会副会長という役職でした。今でも元気にやっていけるのはこのおかげかもしれませんね。だからって、後期は譲れって?嫌ですよーだ。それじゃダメじゃん四谷光希です!」

 

これはKiroroのキセキのはずですわね。

 

オードリー「今回、先行出演させていただきました、Aqours新入部員のオードリー・ローレンと申します。今回Aqoursに入ったのはワタシだけでした。ワタシはフランスのリヨン出身ですが、日本に来てはや10年、沼津のことは何でも知っています。リヨンも沼津もいいところ。ぜひコロナが治まったら遊びに来てください!」

 

新入部員、よろしくお願い致します。

 

仲喜「今回、このような情勢のなかでも新たにAqoursメンバーが1人加入したので大変悦ばしい出来事だと思っています。何も、彼女はさっきも言った通り、フランス出身であり、日本とヨーロッパの架け橋として重要な役割を担っています。えっ?マリーも私ももっと前面に押し出していいよ、だって?私は日本生まれの日本育ちですので、ロシアに行くことは年2度程度です。閑話休題、フランスもいいけど、千歌たちの行ったイタリアや由美ちゃんのあこがれのドイツにもいつか行ってみたいですね。世界中を旅する山部仲喜です」

 

イギリスも行ってみたいですわね。

 

私「続いては、東京の大学に進学後、名古屋によく訪れる、準犯罪組織の座布団運びのご挨拶」

 

曜「今回とうとう最終回ですね。座布団運びも今日で終わりですが、私の心にはまだ若干の余裕がございます。平常心で頑張っていきましょう!渡辺曜です!」

 

どこかの山田さんの挨拶よりつまらないですわ。

 

~※~

 

ダイヤ「次は清さん、お願いできますか?」

 

清「わかりました」

 

~※~

 

千歌「いつものようにいい答えを言った方には座布団を差し上げます。で悪いと、みかんの刑です!そして、10枚たまった方にはこの十枚箱の中に入っている素晴らしい賞品がもらえますので、頑張ってやってください」

 

みかんの刑って…何?

 

千歌「さあ、1問目!先日、由美ちゃんとダイヤさん、そして果南ちゃんがサンライズ瀬戸に乗ったことで一時的にAqoursメンバーの中でも話題になりましたね。そこで問題。『○○が□□に乗りました』と報告をしてください。そして私が『どうなりました?』と聞きますので何か返してください」

 

これも結構迷回答が出るんだよね。

 

月「のぶにゃんが、高速道路で自動車の運転席に乗りました」

 

千歌「どうなりました?」

 

月「沼水宣治、無免許運転で、お前を逮捕する」

 

定番警察ネタ。

 

私「私たちAqours全員が一斉に同じエレベーターに乗りました」

 

千歌「どうなりました?」

 

私「密です」

 

今の時期しか使えない。

 

光希「千歌さんが霊柩車に乗りました」

 

千歌「どうなりました?」

 

光希「出棺です」チーン

 

便乗するんだよね仲喜くん。

 

仲喜「千歌が霊柩車に乗りました」

 

千歌「どうなりました?」

 

仲喜「早いけどここで骨揚げしてしまおうwww

 

もちろん2人揃って座布団総没収。

 

梨子「丸裸の男たちが路面電車に乗りました」

 

千歌「どうなりました?」

 

梨子「これがホントの、チンチン電車」

 

下ネタwww

 

仲喜「私がSL列車に乗りました」

 

千歌「どうなりました?」

 

仲喜「心も体も、真っ黒けのけ~♪そら真っ黒けのけ~♪」

 

まっくろけ節お疲れ様です。

 

〜※〜

 

私「次は私が行くね」

 

〜※〜

 

私「さあ、2問目です。毎年のようにAqoursのメンバーは増えていきますが、今年Aqoursに入ったのはたった1人だけでした。そこで問題。私が『Aqoursに入ってください!』と言いますから何か面白く返してください」

 

まさかあの迷回答が出るとは…。

 

私「Aqoursに入ってください!」

 

梨子「…ごめんなさい」

 

私「懐かしい…2枚あげて!」

 

まだこれはいいけど。

 

私「Aqoursに入ってください!」

 

仲喜「いやいや千歌、曜ちゃんをクビにしないでコメット団からAqoursに転身する人物が北海道のどこにいるって話ですよ」

 

今思ったけど仲喜くんはSaint Snowに行くべき。

 

私「はい清ちゃん!Aqoursに入ってください!」

 

清「その前にあなたは死んでくれませんか」

 

これはもう没収しかなかった。

 

私「はい光希ちゃん!Aqoursに入ってください」

 

光希「日本語は得意ですが、英語と落語が苦手な私にできるのでしょうか…?」

 

林家三平師匠は日本語と落語が苦手ってのもあったよね。

 

私「はい仲喜くん!Aqoursに入ってください!」

 

仲喜「入るわけねえだろこのバカチカが!!!」

 

またか。

 

私「曜ちゃん!あいつの全部取んなさい!!」

 

私「はい梨子ちゃん!Aqoursに入ってください!」

 

梨子「Aqoursに入る。近づいて目と目が合う。手と手が触れる…いや〜ん♥」

私「気持ち悪い!全部持っていきなさい!!」

 

これも危ない回答だったぞ。

 

私「はい由美ちゃん!Aqoursに入ってください」

 

由美「何?『Aqoursに入ってください』?人生18年、中部高速鉄道に入って8年、コメット団を結成して2年、Aqours後援会会長のこのあたしが一生懸命面白い答えを考えているんじゃねえか。それを『Aqoursに入ってください』、簡単に片付ける?そういう了見だから千歌さん、あなたは内浦の大スターだ」

 

このシリーズがまさか何にでも使えるとはw

 

〜※〜

 

ダイヤ「確か次が問題としてはラストだったはずですので締めは私がやらせていただきます」

 

〜※〜

 

千歌「さあ、3問目!私から出す最後の問題となってしまいました。その最後の問題とは、『贈る言葉』です。皆さんはね、『千歌ちゃん、○○していただき、本当にありがとうございました!』などと贈る言葉を言ってください。そして私が『こちらこそありがとうございました!』と言いますので面白く返してください」

 

まずは清さんから。

 

清「千歌ちゃん、私をAqoursに入れてくださったこと、本当に感謝しております」

 

千歌「こちらこそありがとうございました!」

 

清「これからも大会やイベントにアイドルとして呼ばれたらぜひ行きましょうね!」

 

これで6枚獲得。最後だからなのでしょうね。

 

仲喜「千歌、数多くあるスクールアイドルの中で、Aqoursの後援会の1人にして下さり、本当にありがとうございました!」

 

私「こちらこそありがとうございました!」

 

仲喜「私はあなた方が世界中どこに呼ばれても支援を致しますので」

 

先程まで貶していた仲喜でも何故かゴマをすって持ち上げていますwww

 

ルビィ「千歌ちゃんの『できるかどうかじゃない。やりたいかどうかだよ!』という言葉は今でも痛切に感じています」

 

千歌「こちらこそありがとうございました!」

 

ルビィ「それまでルビィは自分の意見もはっきりと言えていなかったのですから」

 

ルビィ…成長しましたわね…。

 

月「千歌ちゃん、静真高校で一緒にAqoursで活動できたこと、本当に感謝いたします」

 

千歌「こちらこそありがとうございました!」

 

月「ついでに曜ちゃんも座布団運び今日で終わりだからありがとうございました!」

 

曜「ちょっと!」

 

流石に座布団は取りませんでしたが突き飛ばすというオチですか。

 

そして2枚獲得。

 

曜「千歌ちゃん、今まで19年間、本当にありがとうございました!」

 

千歌「こちらこそありがとうございました!」

 

曜「これからも一生よろしくね!」

 

千歌「うん!…って何やねんこれ!!」

 

もはや大喜利ですらないwww

 

仲喜「千歌、千歌の『他人の痛みがわかる人間になれ』という言葉を痛切に感じています」

 

私「こちらこそありがとうございました!」

 

仲喜「人を板の間に座らせといて痛み分かってるのかよ」

 

やっぱり仲喜の千歌さんへの誹謗中傷ネタが出ましたか…。2枚獲得ですが…。

 

私「はい、じゃあこれが最後の回答です。最後は梨子ちゃん!!」

 

梨子「千歌ちゃん、家が隣で、本当に感謝しております」

 

千歌「こちらこそありがとうございました!」

 

梨子「千歌ちゃん、これが最後です…抱いてください♥

 

最後の最後に下ネタとはwww

 

千歌「曜ちゃん!曜ちゃん!気持ちが悪いから全員の全部持っていきなさい!!

 

全員 座布団 全部没収

 

最後はジェノサイドで締めるという、成長した千歌さんらしい締め方を披露してくださいました。

 

千歌「皆さんに親しまれてきた千歌大喜利はこれで最後となります。Aqoursを始めて2年半、千歌大喜利を始めて1年半、本当に、本当に、ありがとうございました!厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました!」

 

〜※〜

 

ダイヤ「千歌大喜利全6回が終了しました。新司会者の清さん、何か一言あればどうぞ」

 

清「はい。生徒会長という役職を持っている以上は、それなりに恥をかかずにやっていけたらと思っております。今後はゆずれもん大喜利と名前を変えますが、どうかよろしくお願い致します」

 

ダイヤ「さあ、そろそろ締めますか」

 

私「そうだね」

 

ダイヤ「それではまた!!」

 

こうして6回分全部終わったが…やっぱり…悲しいです…。




こん平師匠…。

次回は未定です。


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プリキュアスタンプラリーには行くものではない

思いついたのでやってみます。かつて公開していたガールズバンドスタンプラリーよりぶっ飛んだものを作ろうかなと。
視点は山部仲喜とします。

※これの最後の内容がかなりいかがわしいものとなったことに気づいた俺は、タグにR-17.9をつけた。


俺「しかしなんで俺が…」

 

ルビィ「だって行きたかったもん」

 

俺とルビィちゃんは名鉄に乗るために金山駅に来ていた。これはプリキュアスタンプラリーが開催されているためであり、ルビィちゃんが定期試験終わったから行きたいとか言い出したんだよ?

 

それで由美ちゃんが忙しいって話だから俺が同伴することになったし、ダイヤの奴「女の魅力に欠ける砂利共を愛するロリコンは消えて、どうぞ」とか言い出して…もうやだ。

 

ルビィ「台紙とスタンプ台発見!!」

 

俺「早速やる気だな(汗)」

 

ノリが良すぎてついて行けません…。

 

そして2行2列目の金山駅のスタンプをゲットした。野乃はな/キュアエールのスタンプである。

 

すると…。

 

??「やっほー!!はなだよ!!」

 

俺「いきなり何だよ」

 

はな「暇すぎて名古屋に来ちゃった♪」

 

俺「なるほど…」

 

はな「仲喜さんたちはこれからどうするの?」

 

俺「これからこのスタンプラリーをやるんだよ」

 

俺は台紙を見せる。

 

はな「じゃあ次は須ヶ口駅に行くといいよ」

 

俺「ありがとう!!」

 

はな「私は用事があるからこのへんで」

 

全員「じゃあまたねー!!」

 

1個無事にGETだぜ!!

 

〜※〜

 

さて、ホームに移動して急行新鵜沼行きに乗ろう。

 

ちなみにスタンプラリーの台紙は以下の通りである。

 

【挿絵表示】

 

さて、どこを巡ろう。

 

ルビィ「一度新鵜沼まで抜けない?」

 

俺「そうするか」

 

はなさんの提案を無視しちゃったけど…まあいいか。

 

〜※〜

 

ルビィ「お兄ちゃんのおっぱい…暖かくて気持ちいい〜…♥」

 

気づくとルビィが俺のおっぱいを枕にしていた。

 

俺「こら起きろ!!」

 

ルビィ「ルビィを起こさないでよ!!」

 

俺「今かなりヤバい発言していたぞルビィ。『お兄ちゃんのおっぱい』って」

 

ルビィ「ルビィ変態じゃないもん!!お兄ちゃんの馬鹿!!」

 

俺「…てか俺のこと何でお兄ちゃんって呼ぶんだよ」

 

ルビィ「だって…由美ちゃんにはお兄ちゃんがいるのにルビィにはいないんだもん。だから仲喜くんのことをお兄ちゃんって呼ばせてほしいんだけど…嫌なの?」ウルウル

 

俺「嫌…ではないけど…」

 

ルビィ「じゃあこれからもよろしくね、お兄ちゃん♪」

 

参ったな…。

 

〜※〜

 

新鵜沼駅到着。キュアピースのスタンプをゲットした。

 

??「やっほー!!」

 

俺「あなたは?」

 

??「私は黄瀬やよい。あなたを愛する人だよ!!」

 

俺「…はい?」

 

今やよいさんは俺のことを愛していると言いませんでした?

 

やよい「だから、私は仲喜さんのことを愛しているの♥」

 

俺「…ちょっと何言ってるか分からない(迫真)」

 

やよい「仲喜さんは私のことを愛してくれないの?」

 

俺「プリキュアに愛されるニューハーフ女装鉄ヲタライバーが日本のどこにいるんだよ」

 

やよい「仲喜さんはそうやって否定しないで♥私がいるじゃん♥」

 

もう奴には何を言っても無駄だ。ヤンデレだ。

 

やよい「だからそのスタンプラリーを捨てて、私と戦おうよ!!」

 

俺「それは無理」

 

やよい「私とスタンプラリー、どっちが大事なの?」

 

俺「そりゃスタンプr…」

 

すると敵が現れた。乗ってきた電車(6500系)がアカンベェとなってしまった。

 

やよいさんはキュアピースに変身した。

 

俺も参戦しよう。由美ちゃんが分け与えてくれた魔力を使って。

 

俺「カミンズブレイズ!!」

 

アカンベェ「アカンベェ!!」

 

ウルフルン「やはり現れたか。中部高速鉄道という無能な荒らし系鉄道会社の輩がスタンプラリーをやってるとは聞いたが」

 

ピース「やめて!!私はこの人を愛しているの!!」

 

ウルフルン「確かそいつ、山部仲喜と聞いたな。お前を食ってやる!!」

 

もうダメだ…。

 

【ルビィ side】

どうしよう…お兄ちゃんがピンチだ。どうにかして戦わないと…。

 

ポケットの中のEdepaが光っている。よし、これを使えば…!!

 

ルビィ「現代人の万能選手!!キュアボーキサイト!!」

 

えっ!?ルビィがプリキュアに!?

 

とりあえず向かおう。

 

【ルビィ side out】

途方に暮れていると1人プリキュアらしき人物が現れた。

 

その正体はすぐにわかった。ルビィ、もといキュアボーキサイトであった。

 

ボーキサイト「とりゃあっ!!」

 

アカンベェ「アカンベェ!!」

 

ピース「ボーキサイト!あとは任せて!!」

 

そして…、

 

ピース「プリキュア・ピースサンダー!!」

 

無事・アカンベェは滅亡した。そしてウルフルンも去っていった。二度と来るなよバッドエンド王国の自治厨め(怒)。

 

〜※〜

 

やよい「次は岐阜駅に行ってみたらどうかな?」

 

俺「そうするよ。ありがとう」

 

こうしてやよいさんとは別れる。さっきのヤンデレはどこに行ったんだ…?

 

〜※〜

 

2両編成の3150系。終点まで乗ろう。

 

岐阜駅到着。アムールのスタンプをゲット。

 

ルビィ「これで3つだね!!」

 

俺「じゃあ次はどこに…?」

 

ルビィ「須ヶ口に行きたい!!」

 

俺「じゃあ行くぞ!!」

 

〜※〜

 

須ヶ口着。急いで行かない急行列車による長旅だった。

 

ルビィ「やったー!!エトワールのスタンプも取れたー!!」

 

すると金髪ショートの少女が現れた。輝木ほまれさんである。

 

ほまれ「あなたが仲喜さんだね」

 

俺「そうだけど…ほまれさん…だよね」

 

ほまれ「そうだよ。ところでこの子は…?」

 

ルビィ「黒澤ルビィと言います」

 

ほまれ「Aqoursの中でもきゃわたん♪」

 

ルビィ「やめてよほまれさん〜!!」

 

ほまれ「やめないよ〜♪」ハグゥ〜

 

そんなとき。

 

猛オシマイダー「モウ、オシマイダー!!」

 

俺「パップルやジェロスがやらなかったら…誰がやるんだよ?」

 

のぶにゃん「私がやるわよ!!」

 

俺「げっ!!」

 

中部高速鉄道の中でも指折りのガイジ、沼水宣治ことのぶにゃんである。まあ俺も軽度の発達障害抱えているから文句は言えないが。

 

のぶにゃん「猛オシマイダー!コイツのスタンプラリーを妨害しなさい!!」

 

猛オシマイダー「モウ、オシマイダー!!」

 

エトワール「たぁーっ!!」

 

気づいたらほまれさんがキュアエトワールに変身していた。

 

そして攻撃すること約5分。

 

ボーキサイト「みんな行くよ!!」

 

3人「プリキュア!ドリームサロン!!」

 

これにより、

 

猛オシマイダー「モウ、ヤメサセテモライマス〜♥」

 

これを持って試合終了。ほまれさんに別れを告げた後だが…、

 

スタンプラリーの台紙はボロボロになり、これ以上使えそうになかった。

 

ルビィ「ルビィ…もう泣きそう…うわぁああああぁん!!」

 

俺「どうしよう…」

 

ルビィ「じゃあさ、ちょっとそこの多目的トイレに一緒に行こう?」

 

俺「俺男なのに…まあいいけど」

 

ルビィは変態になったのか…いや、作者がそう仕立て上げたのだ。

 

〜※〜

 

トイレについてからのこと。

 

俺「…で、何がしたいの?」

 

ルビィ「まずこれを見せたかったの」

 

するとルビィはピンク色の可愛いスカートをめくって中を見せる。

 

ルビィ「実はね、今日はこの日のためにプリキュアパンツを履いてきたの。可愛いでしょ♥」

 

俺「当たり前だよなぁ?」

 

既にムラムラしている。股間のアレと乳首が立ってしまった。

 

ルビィ「それでもう1つお願いがあるんだけど…」

 

ゴクリ。

 

するとルビィは自分の股間を指しながら、

 

ルビィ「ルビィのここ、触って?」

 

俺「ちょっと待て。俺一応おっぱいはあるけど男だよ?それしたらセクハラじゃないの?」

 

ルビィ「でもルビィ、お兄ちゃんのおっぱい立っているの知っているんだよ?それでルビィもムラムラしちゃった。だから触っていいんだよ?」

 

俺「じゃあお言葉に甘えて…」

 

触ると…、

 

ルビィ「ひゃん♥んぅっ♥もっとお願い♥」

 

そして手の勢いを早める。

 

ルビィ「あああああああああああいいーーイクーイクーーー!!」

 

そしてルビィはパンツをぐっしょり濡らして果てた。

 

〜※〜

 

ルビィ「じゃあ今度はルビィの番だね。お兄ちゃんのおっぱいをいじっていい?」

 

俺「好きにしろよもう…さっきので疲れた」

 

そして触ると…、

 

俺「ひゃうっ♥んぅっ♥」

 

官能的な声が出てしまった。

 

ルビィ「もっと早めるね」

 

そして手付き良くルビィは俺のおっぱいを揉みしだいていく。俺の性的興奮はもうそこにある。

 

俺「イキスギィ!!イク!!イクイク…アッアッ…ンアーーーーーッ!!」

 

そして俺の股間の突起の先から精という何かが勢いよく出てイッてしまった。幸いにも生理用ナプキンをしていたのでパンツが濡れてスカートから白いのが垂れることはなかったが。

 

ルビィ「お兄ちゃん、今幸せ?」

 

俺「幸せだよ♥」

 

ルビィ「ルビィも幸せだよ♥」

 

こうして俺たち2人は幸せなキスをして終了…とは言うものの、最後はヘトヘトになりながら帰還したのであった。しかも帰りついたと思ったら今回の多目的トイレでの行為がバレたので由美とダイヤにも同じことを要求されるとは…。

 

そして次の日からしばらく須ヶ口駅で女子2人のあえぎ声が聞こえてきたという噂が立ったが、それはまた別の話。




次回は未定です。


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【緊急再放送】iPhone 12と私とコノハズクと

新型iPhone発売記念の際に投稿したものです。視点は黒澤ダイヤとします。


私「新型iPhoneゲットですわ♪」

 

私は携帯ショップに来て新型のiPhone12を買いに来ていました。これはエリーチカがiPhoneを買いに行くというツイートを目にしたため、かつお金にも余裕があることから買うことに決めたためです。

 

では、これまでのiPhoneとは何が違うのでしょうか?

 

1つ目。端末が小型化されました。従来型より11%薄く、15%小さく、16%軽いです。

 

2つ目。使われるガラスがAndroidを含めたどの従来品よりも頑丈になっています。耐落下性能が4倍に向上しました。

 

3つ目。水濡れや水はねにも一段と強くなっています。

 

そして何よりも大事なのが、5GHzの通信に対応していることですわ!!これで通信がどれほど速くなるのか、ワクワクですわ♪

 

さて、早速使ってみまs…

??「ダイヤさん!?なんでここに?」

 

私「あら千歌さん、ごきげんよう。実はiPhone12を手に入れてすごく嬉しくて舞い上がっていましたの」

 

千歌「ダイヤさん、絶対に箱の中身から出しちゃだめだよ!!」

 

私「それは承知の上ですわ。しかし一旦様子を確認したいので…」

 

そして箱の蓋を開けたその瞬間…、

 

千歌「コノハズクがー!!」

 

なんと!中身のiPhoneだけご丁寧に愛知県の鳳来寺から飛んできたコノハズクが奪っていったのですわ!!

 

さらに悲劇は続きます。

 

私「落としましたわー!!」

 

奪われたiPhoneは近くの踏切の伊勢中川方面の線路上に落ちました(*1)。

 

千歌「あそこに落ちたよ!」

 

私「取りに行きましょう!」

 

走って取りに行きましょう。しかし…、

 

着いた途端に踏切が鳴り出してしまいました。

 

そのiPhoneは大阪難波行き・6両編成の特急ひのとりと松阪行き・5211系+1259系の6両編成の急行列車に踏み潰されてしまいます。私たちは驚きが隠せませんでした。

 

【挿絵表示】

 

遮断機が上がってから拾いに行こうとしますが、さらに悲劇は続きます。

 

拾うべくしゃがもうとした瞬間、

 

工事員A「さあ穴掘るっぺー」

 

工事員B「おー!」

 

そして手持ちの掘削機で、

 

カリカリカリカリ

 

私たちは真っ青になってしまいました。

 

工事員B「おーい穴掘るのそこじゃないぞー」

 

工事員A「あーっ、いけねぇー」

 

工事のおじさんたちは去っていきました。iPhoneは粉々になってしまいました。

 

私は粉々になったiPhoneを手持ちの瞬間接着剤でくっつけます。

 

iPhoneはオブジェ状の物体と化しました。

 

もう嘆くしかありません。

 

ピギャアーーーー!!ピギャアーーーー!!

 

そんなとき!千歌さんは新たな使いみちを思いついたのです。

 

「iPhoneのアの字はどう書くの?あ、こう書いてこう書いてこう書くの!」

 

「iPhoneと言ったら粉々。粉々と言ったらコーヒー豆」

 

「薄くなったつむじにこのiPhoneを載せれば」

 

これは目を光らせないと。

 

グッドアイデア!

 

〜※〜

 

千歌「…で、これどうする?」

 

私「もう…捨てるしかありませんわね…」

 

しかしせっかくの5Gが…。私は泣き崩れて日が沈むまでその場を動けなかったそうです。

*1
現在私たちは近鉄蟹江駅の周辺にいます。




次回は未定です。


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ルビィちゃんの様子が変なんだけど…

2月くらいにブラック団GT(削除済み)でやったヤンデレ回ですが、10月下旬ぐらいにやってもモーマンタイということで今ここで投稿します。視点は国木田花丸とします。


最近、ルビィちゃんの様子がおかしい。瞳がすごく淀んでいて、元気もない。いつもより痩せてしまって、髪の毛もボサボサ。そして、独り言をずっとつぶやいているけど、その内容もわからない。

 

更にはスカートの中身が見えたときがあったけど、いつもはショーツを着けているのにおもらしをするようになったせいかここ1週間はおむつを履いていた。

 

オラ「ねえルビィちゃん、最近何かあったずら?」

 

ルビィ「ほっといてよ…花丸ちゃんには関係ないんだから…」

 

本当に元気がなさそう。今度は善子ちゃんにも聞いてみるずら。

 

オラ「ねえ善子ちゃん」

 

善子「何よ、てかヨハネ」

 

オラ「ルビィちゃんが最近元気ないんだけど、何か心当たりはある?」

 

善子「この前独り言ずっとブツブツつぶやいてたけど、その内容を聞いてみたら『由美に会いたい。会えないと寂しくて死んじゃう』みたいなことをずっと言っていたわ」

 

これは末期ずら…。オラも由美ちゃんのことは大好きで、たまに強い嫉妬をおぼえることもあるけど、あれほどのヤンデレは見たことがないずら…。

 

こうなったらAqoursで緊急会議ずら!!

 

〜※〜

 

後日、本当に緊急会議が開かれた。

 

幸恵「…で、ルビィの元気がないのね?」

 

善子「そうよ。いつも『由美に会えないと死んじゃう』とか言ってるの。それにオムツを履いていたって話もあるわ」

 

幸恵「これは間違いなく…」

 

ゴクリ…。

 

幸恵「恋の病よ」

 

オラ「えっ?」

 

幸恵「ここ1ヶ月くらい由美とルビィは会っていないはずよ。それとルビィはこの前色々スマホのメモリとか家のものを整理していたって言ってたからその時に由美の写真も誤って全部削除&廃棄したんだと思うわ。それでルビィがすごく病んじゃったのかも」

 

善子「ルシファー、私たちはどうすればいいの?」

 

幸恵「いい?今日絶対に由美を電話で呼ぶこと。花丸の電話番号は登録していてブロックはしていないって聞いたから」

 

オラ「…わかったずら」

 

こうして由美ちゃんを呼ぶことにしました。

 

〜※〜

 

てなわけで練習は臨時でお休みとして、由美ちゃんに電話をかけてみよう。

 

【通話開始】

オラ「もしもし?由美ちゃん?」

 

由美「どうしたの?」

 

オラ「今すぐに沼津に来てほしいずら」

 

由美「いきなり!?」

 

オラ「だってルビィちゃんが『由美ちゃんに会えないと死んじゃう』とか言い出して…」

 

ルビィ「由美ちゃん…早く来て…」ポロポロ

 

由美「これは危険信号ですなぁ…今から行くよ」

 

オラ「由美ちゃんありがとうずら!!」

 

【通話終了】

あとは沼津駅に行って由美ちゃんを待つだけ。

 

そんな中、ルビィちゃんはずっと涙を流している。

 

オラ「ルビィちゃん、今日中に由美ちゃんが来るずらよ」

 

ルビィ「待つなんて嫌だよ!!由美ちゃんに今すぐに会いたい!!るびぃもうがまんできないもん!!うわああああぁあん!!うわああああぁあぁああぁぁああん!!」メソメソ

 

どうしよう…幼児退行しちゃったずら…。

 

ルビィ「ねえはなまるちゃん…るびぃ…ゆみちゃんにあえないから…もうだめみたい…だから……()()()()?」

 

バッチーン!!

 

オラは怒ってしまった。

 

オラ「なんでそんなことを軽々しく口にできるの!?」

 

ルビィ「なんでって…」

 

オラ「ルビィちゃんはそれだけで死ぬような人じゃないでしょ!?」

 

この怒りは本気だった。

 

オラ「だから、由美ちゃんに会えないだけで死ぬなんて言わないでよ!!」

 

もう涙もこぼれてしまった。

 

ギュッ

 

いきなり抱きつかれたずら…。

 

ルビィ「もう…花丸ちゃんはずるいよ…」

 

オラ「えっ?」

 

ルビィ「でも花丸ちゃんも本当は由美ちゃんのことが大好きでしょ?」

 

オラ「うん…好きずら…」

 

ルビィ「その気持ち、もっとさらけ出そうよ」

 

オラ「うん!」

 

そんなこんなで由美ちゃんがやってきた。

 

由美「どうも」

 

ルビィ「由美ちゃああぁあぁあん!!会いたかったあああああぁあああ!!うわああああぁあん!!」

 

由美「ルビィちゃん、心配したよ本当に?」

 

ルビィ「ごめんなさい由美ちゃん…」

 

オラ「ルビィちゃん1週間くらい前から病んでたずらよ」

 

由美「本当かよ…参ったな…早く来りゃ良かった…ルビィちゃんごめん!!」

 

ルビィ「じゃあ今日はルビィの家に泊まってくれる?」

 

オラ「ずるいずら!マルも泊まりに行くずら!!」

 

由美「いいけど、てかもう帰れないと思って泊まる用意は持ってきたからさ」

 

ルビィ「用意周到だね♪」

 

由美「いやそうでもないぞ」

 

3人「あはは…!!」

 

こうして3人で楽しく一晩を過ごしました♪

 

由美「そういえば今回の試験どうだった?」

 

オラ「3人揃っていい成績だったずら」

 

ルビィ「ルビィ、由美ちゃんと一緒の名古屋の大学に通おうと思うんだ♥」

 

由美「マルはどこの大学志望?」

 

オラ「オラは立命ってとこに行こうと思うの」

 

ルビィ「確か善子ちゃんは東京の大学に行きたいとか言ってたよ」

 

由美「じゃあ3人とも離れ離れじゃないか…」

 

オラ「でも大丈夫!暇なときはいつでも由美ちゃんに会いに行くずら!!」

 

由美「うん!基本新居町に常駐しているからいつでもおいでよ!!」

 

ルビィ・オラ「うん!」

 

でもこうしてやっていられるのはすごく幸せずら〜♥♥この日常がいつまでも続いていてほしい。そう思いながら眠りについたのでした。

 

それからというもの、ルビィちゃんはおもらしもなくなり元通りになりましたとさ。

 

ただ、後日ダイヤさんから説教を受けたのは言うまでもない。ダイヤさんも由美ちゃんが大好きだから、置き去りにされたことを怒っていたんだけどね。




次回は沼津港線の運命が決まります。


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【マジメな話】相次ぐ不祥事で沼津港線廃止決定

これは中部高速鉄道を揺るがす大事件として書くべきものなので再投稿します。視点は黒澤ダイヤとします。


由美「もう終わった…」どよーん

 

私「どうしたんですの?」

 

また由美が悩んでいます。

 

由美「いや、沼津港線末端区間の廃止がとうとう決定したんだよ…」

 

私「…どういうことですの!?」

 

私は慌てふためいてしまいました。中部高速鉄道の沼津港線の一部区間廃止が決まったということですもの。

 

由美「まず、署名は全部で約5万票も集まったんだ。そして、廃止反対派が約4万票も入ったんだけど」

 

私「それなら廃止免除ではありませんか!!」

 

由美「それがさ…中部高速鉄道で不祥事が相次いだもんだから…署名活動が全部無効になって…来年3月末で…」ポロポロ

 

私「不祥事というのは…?」

 

由美「ごめん、これは今からみんなを集めて話そう」

 

私「わかりましたわ」

 

というわけで全員集合にしましょう。

 

〜※〜

 

皆さんを集めてからのこと。

 

由美「今回はかなり重要な話があります」

 

千歌「えっ…?まさか…?」

 

由美「今回は沼津港線末端区間廃止決定の件です」

 

曜「廃止になっちゃうの!?」

 

由美「はい。相次ぐ不祥事で署名活動が全部無効になって…」

 

梨子「えっ!?みんなが何かしたの!?」

 

由美「まず仲喜くんが千歌っちのハーメルンの小説に誹謗中傷の感想を書いて即BANされました」

 

仲喜「うぐっ…」

 

梨子「後でお仕置きが必要ね」

 

由美「そしてハーメルンでは以下の行為をウイング団メンバーが相次いで行ってロックされました」

 

【あっきー】

ヨハネに対して毎日毎日誹謗中傷のメッセージを送りBANされる。

 

【のぶにゃん】

活動報告を利用して青山由美を長々と誹謗中傷し即BAN。

 

【きよっぴー】

感想欄で原爆の存在を猛批判する内容を投稿し、即BAN。

 

【みおぴょん】

複垢と評価操作がばれて即BAN。

 

由美「それだけじゃないんです。あたしも含めた全員がpixiv上で問題を起こしました」

 

【由美】

記事の乱立ユーザーとして他ユーザーから目をつけられた後に自治厨、通報厨となり現在に至る。アカウントは停止されていない。

 

【仲喜】

ハーメルンのアカウントロックの後に千歌を記事上で叩きBANに至る。

 

【のぶにゃん】

某氏のキャラクターの川俣修一の記事を立てて私物化しさらに誹謗中傷を行いBANに至る。

 

【みおぴょん】

某自治厨ユーザーの誹謗中傷を小説で行い、国木田大吉氏に見つかり通報されBANされる。

 

【きよっぴー】

原爆に関する記事の白紙化を繰り返してBANされる。

 

【あっきー】

蕎麦の記事を私物化してBANされる。

 

由美「こんなことがあったので…もう何かを失おうということで…廃止に至ったんです…」ポロポロ

 

私「そんな…」ウルウル

 

果南「ダイヤ…」

 

ルビィ「お姉ちゃん…」

 

2人「みんな…気持ちは一緒だよ」ポロポロ

 

こうして夜まで涙を流してそのまま全員寝落ちしてしまったそうです。




次回こそ未定です。


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代表者たちの富山遠征

富山に行きたいと思って書いてみました。今回は初めてとなる渡辺月ちゃん視点で書きます。

※作者は某氏の退会によりまともに頼れる人物がいません。また、再度の大規模な荒らし行為で大顰蹙を買ったため非常に病んでいます。俺はメンヘラなのか…。


清「やっぱり富山楽しみだなぁ〜」

 

僕「そうだね」

 

由美「今回こそ市内電車乗るぞ」

 

2人「うん!!」

 

僕と清ちゃん、それから由美ちゃんは新居町駅に来ていた。今回は清ちゃんの生徒会長3期連続就任記念で富山に行って曜ちゃんに会うことにしていたんだ。

 

曜ちゃんは東京の大学に通っているけど、その大学の富山キャンパスで6ヶ月間実習を受けることになって今は曜ちゃんのお父さんと暮らしている。

 

そんな曜ちゃんに会いに行くべく、僕たち3人が集まった。

 

僕「…で、どうやって行くの?」

 

由美「ここからだと中部高速鉄道飛騨本線経由しかないな」

 

清「じゃあ次の快速城川原南行きに乗ろう」

 

2人「うん!」

 

てなわけで城川原南行きの快速を待つ。

 

〜※〜

 

やってきたのはG3200系転換クロスシート車3両編成。最近になって歯車比を23:92に変更されており、すごく心地よい音になった。

 

それでも吊り掛け駆動であることに変わりはなく、重低音は健在だ。

 

その後、美濃加茂南駅を通過すると非電化区間に突入する。このG3200系はパンタグラフを降ろして電気式気動車として走行する。

 

そして乗ること約3時間、城川原南駅に到着した。

 

そして富山港線の南富山駅前行きの電車に乗る。T100形サントラムである。

 

〜※〜

 

富山駅到着。

 

曜「やっほー月ちゃん!!」

 

僕「曜ちゃん久しぶり!!元気にしてた?」

 

曜「もちろん!!清ちゃんも由美ちゃんも元気そうだね♪」

 

清「そりゃ3期連続の生徒会長だから」

 

由美「仕事にも勤しんでいるし」

 

曜「なるほどね。それにおめでとう清ちゃん!!」

 

清「ありがとう!!」

 

こうしたよもやま話が続く。

 

〜※〜

 

曜「…で、今日これからどうする?」

 

僕「富山地鉄を乗り尽くしたい!!」

 

曜「じゃあ地鉄巡りに向かって全速前進〜!?」

 

清「ヨーソロー!!」

 

曜「それ私のセリフ〜!!」

 

こうして僕たちの地鉄巡りは始まった。

 

〜※〜

 

電鉄富山駅。コロナ禍の影響で減便になっているけど、14760形が停車していた。その中でもカボチャカラーの14767Fだった。

 

曜「やっぱりこういった電車って落ち着くね」

 

由美「だよね」

 

抵抗制御と110kW直流モーターの爆音が響く。

 

2両編成の電車は住宅街や田園地帯を抜け、上市駅へと向かった。

 

上市駅ではスイッチバックが行われるが、引き続き乗らずに引き返す。

 

僕「これがスイッチバックなんだね」

 

曜「そうだよ。しかも間違えると大変だよね」

 

僕「でしょ?」

 

あの荒らし系健全撮り鉄(由美ちゃん)生徒会長系迷惑撮り鉄(清ちゃん)はスイッチバックをしっかり写真や動画に収めていた。おそらく由美ちゃんの方はまたハーメルンに写真を上げるだろう。動画は上げないかと思ったが、まさか中部高速鉄道公式チャンネルに上がるとは…。

 

さて、寺田駅に戻ろう。乗る列車は10030形10035F2両編成。MT54モータに換装された120kW車だ。

 

寺田駅までの道のりはその120kWの咆哮が鳴り響く。

 

寺田駅到着後、立山線の電車に乗る。ステンレス車17480形だ。

 

曜「銀色の輝きが眩しいのであります!!」

 

この17480形は元東急8590系。界磁チョッパ車であるがゆえに東急を追放された哀れな子。だけどその銀色の車体は僕も好きだよ。

 

清「やっぱり田園都市線の赤もいい感じに映えているな」

 

由美「だよね」

 

この電車に乗って岩峅寺駅まで出る。130kWの咆哮はさっきの10030形よりも身に沁みた。

 

~※~

 

岩峅寺着。ここからどうやって帰るかといえば…、

 

まだ乗っていない不二越・上滝線である。

 

僕「そういえば上滝線と立山線の線路は繋がっていないんだね」

 

由美「俺も初めて知ったよ」

 

清「由美ちゃんも月ちゃんも知らなかったの?」

 

由美「うん…」

 

曜「私は知っていたよ。というか南富山駅の時刻表見ててなんとなくそう思っちゃった☆」

 

曜ちゃんの予想は正しいと思う。しかし、近鉄の橿原神宮前駅のようにレールの幅が違う例や名鉄の旧徹明町駅やJR松阪駅のように回送列車だけが通る例があるので読者の皆さんはこのような早とちりはできるだけ避けてほしいものだ。

 

そして南富山駅経由で電鉄富山に…出なかった。

 

このまま南富山駅下車で僕たちの旅は終わりを迎えた。

 

曜「これからどうする?」

 

由美「良かったらそっちの家に上がりたいけど…」

 

曜「それは…」

 

ゴクリ。これは断られるはず。変なこと言うなやこのアホ。

 

曜「いいよ♪」

 

僕「えっ?」

 

曜「今日はパパが帰ってこないから寂しいし」

 

全員「やったー!!」

 

こうして曜ちゃんの家で僕たちは一晩過ごしたが、そこで何をやったかは記憶がない。




続きがありそうな気がしますがこの回はこれで終わりになります。

次回は未定です。


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マルハ、富山組ヲ、許サナイ。前編

前回の続きです。今回は花丸ちゃんが前回の富山遠征の話を聞いて大規模な逆襲を行います。もちろん視点は国木田花丸とします。


マルは聞いてしまった

 

 

 

月ちゃんと清ちゃんが

 

由美ちゃんを連れて

 

富山に行って

 

富山港線に乗って

 

曜ちゃんに会って

 

市内電車に乗って

 

地鉄の郊外電車にも乗って…

 

 

 

それに対して

 

マルは受験生だからって

 

誘われなくて

 

マルもイチャイチャしたかったのに…

 

 

 

…サナイ。

 

許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ許サナイ!!

 

 

だからオラは決めた。

 

 

 

 

 

 

 

由美ちゃんたち3人に大逆襲をすることに。

 

 

 

ふふっ♥待っててね♥オラの大事な由美ちゃん♥♥♥

 

~※~

 

というわけで、マルはまず月ちゃんと清ちゃんをJRの静岡駅に呼ぶことにしました。

 

月「なんでこんな時に…」

 

清「土日くらいいずっぱこで撮り鉄したかったのに…」

 

マル「たまには月ちゃんに会いたかったの。それに清ちゃんの駅での迷惑行為を防止するためずら」

 

清ちゃんは静岡・愛知一帯でかなり有名な迷惑撮り鉄「ゆずサイダー」と同一人物であることが最近バレた。オラは別にその程度では気にしないし、近鉄を馬鹿にするよりはマシだと思っている。

 

だけど北神急行電鉄を出禁になったり(*1)伊豆急の駅員さんに怒鳴られたりしているからかなりの問題児であることに間違いはない。

 

月「…で、何がしたいの?」

 

マル「マルに付き合うずら。それと清ちゃんが持ってきたそのカメラと三脚は没収ずら」

 

清「もうわかったよ…」

 

もう2人に自由は与えない。オラの言いなりになるずら。

 

〜※〜

 

中部高速鉄道の静岡中央駅に移ってからのこと。2人を地下8階のB801号室に閉じ込めた。

 

月「やっぱり帰りたいよ…」

 

マル「嫌ずら。付き合うずら」

 

清「花丸ちゃんを置いて由美ちゃんと一緒に富山に行ったことは反省しています…」

 

マル「本当に反省しているの?」

 

清「だからカメラを返して」

 

マル「とりあえず、土下座するずら」

 

清ちゃんは土下座をする。生徒会長として恥ずべき話だ。

 

清「本当に、申し訳ありませんでした。もうしません」

 

マル「返してほしいの?」

 

清「はい…」

 

マル「とりあえず、凛ちゃんのマネをするずら。星空凛ちゃんずら。元気いっぱいになるの。早くするずら。返さないずらよやらないと」

 

清「やったら返してくれるの?」

 

マル「考えてあげるずら(返すとは言っていないずら)」

 

清「…さあ、今日も練習、行っくにゃー!!」

 

マル「…なんでポニーテールにしているの?凛ちゃんは髪を結んでいないかサイドアップにしているよ?それに服装もこんなに重苦しくはないずら。だからあれに着替えるずら」

 

オラが用意したのは凛ちゃんの練習着のコスプレ。ちゃんと清ちゃんが着られるようにメンズのXXLサイズで採寸した(*2)。

 

清ちゃんは生徒会長立候補後も100%の確率でズボンを履いていて、スカートを履いている時は静真高校の制服とスクールアイドルとして活動しているときくらい。だから服装選びのときもそれほど困らないけど、これを気に屈辱を味わわせようと思った。

 

着替えた直後…、

 

清「こんなの御免だよ!!」

 

マル「さあ早くやるずら!!」

 

清「うぅ…さあ、今日も練習行っくにゃー!!」

 

マル「認められないずら」

 

清「まだ凛やらなきゃいけないの!?」

 

マル「何のためのモノマネだと思ってるの!?」

 

清「カメラの返却要請に来たはずにゃ〜!!…まさか忘れてたの!?」

 

マル「忘れては…いないけど…とにかく次!!月ちゃんもオラは許していないずら!!月ちゃんはこの迷言をそれらしく読み上げるずら!!」

 

月「えっ…これあのノセトレさんが言った愚痴のパロディだよねぇ…。これを読み上げるの?」

 

マル「うん。さあ読むずら♪早くするずら♪」ニッコリ

 

月ちゃんは息を吸い込む。ワクワク。聞けるずら、月ちゃんの暴言が。

 

 

 

 

 

 

 

「オルァ南急ふざけんなよ月光回送のスジ公開しろやぁ!!」

 

※南急とは南国急行鉄道、月光ってのは異世界の先にある静岡県月光市のこと。月光回送はその月光市にある車庫から中部高速鉄道の新居町工場まで全般検査のためにディーゼル機関車DP101を控車にして総括制御で回送していく列車のこと。この辺りの実在の企業や地名とは全く関係ありません。

 

マル「ぴぎゃああああああああ!!」

 

オラがついついルビィちゃんになっちゃったずら。

 

月「どうしたの?」

 

マル「あまりにも似合いすぎて…」

 

月「花丸ちゃんがやれって言ったんだよね?」

 

マル「そうだけど」

 

月「もう!!」

 

マル「じゃあ次は…」

 

月「まだ何かやるの?」

 

マル「連想ゲームで遊ぶずら♪」

 

2人「やったー!!」

 

もう2人への復讐は終わった。2人と遊びたいって気持ちもあったからそれで1日潰して楽しく過ごしました。

 

さて、由美ちゃんにはどうやって復讐しようかなぁ〜♪楽しみずら♪

*1
神戸市営地下鉄になってからは出禁解除になったらしい。

*2
清ちゃんの身長は191cm。由美ちゃんは身長177cmでメンズLサイズ、仲喜くんは身長187cmでメンズXLサイズだから清ちゃんが如何に大きいかが伺える。




迷惑撮り鉄とは今後も闘っていかなければならない、私はそう思っています。自覚のある人は最低限のマナーは守りましょう。

次回は鉄道界隈からリクエストをもらったのでそれを書きます。

ただし、後編がありますが、放送禁止版に書く予定です(遅れて公開)。
https://syosetu.org/novel/206931/17.html



最後に一言。Japan-Railway.com俺のところに取材に来い(切実)


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迷列車で行こう Aqours編 第7回 高野線の「金太郎飴」

今回は自身も出没するあの鉄道界隈の人物の1人、急行のキノピコ(現:区間急行)氏からのリクエストとなります。ネタ切れの中でリクエストを頂き、本当にありがとうございました。
それでは本編スタートです!!

【2021年7月12日追記】
当該車両のイラストが完成しました。彼は喜ぶかな…。

【挿絵表示】



由美「しかしまたかよ…」

 

私「でも今回はひと味違う感じになりそうだしいいんじゃない?」

 

久々の迷列車。だけど今回紹介するのはまた異なる列車だ。

 

由美「まあ、今回は南海6000系列全部と泉北線の100系、3000系なんだよねぇ…G5000系列みたいに長くなるかもしれないと思うと泣きそう」

 

私「でも期待通りにやらないとリクエストしてくれた南海泉北ラインさんに私たち2人そろってブロックされるよ?」

 

南海泉北ラインさんというのは私と由美ちゃんのフォロワー。数少ない女子鉄でもある。地雷は容赦なくブロックされるので要望に応えられないとそれなりの対応がなされることは警戒した。

 

由美「…俺、頑張るよ」

 

私「じゃあ始めますか」

 

【OP♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

由美「まずは南海6000系から行きましょう」

 

~※~

 

南海6000系は、1962年に登場した、高野線初の20m級オールステンレス製通勤型電車です。

 

当時高野線では宅地開発が進み、従来の15m車561形や17m車21001系などでは乗客をさばききれずにいました。

 

そこで20m級の大型車として本系列が登場しました。

 

~※~

 

私「車体や機器は…?」

 

由美「今から説明します」

 

~※~

 

車体は東急7000系、京王3000系に続く3例目の東急車輛製のオールステンレス車体となりました。

 

東急車輛のオールステンレス車としては初の20m級の片開き4ドアを備えたものとなりました。

 

江戸車輛製のオールステンレス車を含めると中部高速鉄道G5000系から数えて6例目となります。

 

主電動機は端子電圧300Vで出力115kWの直流直巻電動機を使用。

 

駆動方式もWNドライブで、歯車比は5.31となっています。このため、先述の主電動機はWNドライブの狭軌用としては当時の最強クラスとなりました。

 

制御方式は超多段式のバーニア抵抗制御で、制動方式はHSC-D発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキを採用しています。

 

台車はパイオニアIII型のTS-702およびTS-702Tを採用しました。この台車にはいろいろ問題があり、後に取り換えられることになります。

 

こうして1969年までに7次にわたって4両編成18本、計72両が製造されました。

 

全車がそろって間もなく6両編成での運転が開始されましたが、それに伴い6000系では以下の編成形態が原因で運用上不都合が生じていました。

 

・Mc-T-T-Mc×3本

・Mc-Tc+T-Mc×15本

 

このため、Tc車であるクハ6901の奇数車を方向転換し、2両編成×14本、4両編成×11本に組み替えて6両編成を組みやすくしています。

 

その後、1973年には昇圧を迎えましたが、1965年以前に製造された21両は600V専用仕様だったため、1972年に複電圧化工事が行われています。この昇圧と同時に主電動機出力も145kWとなりました。

 

1976年以降には橋本への乗り入れ開始に備え、抑速ブレーキの搭載と連結器の交換も行われました。同時期に6013F、6029F、6035Fに一時的に方向幕が設置されました。

 

~※~

 

由美「1985年には転機が訪れます」

 

私「まさか…」

 

由美「そのまさかです。続きをどうぞ!!」

 

~※~

 

初期車の登場から25年を迎えようとしていたため、1985年よりリニューアル工事が行われることになりました。

 

同時に冷房装置の取り付けも施行されることになります。

 

さらには乗り心地の悪いパイオニアIII台車は廃棄され、新造したS型ミンデン式台車か旧1000系から流用されたミンデンドイツ式の台車に交換されています。これにより未更新車および更新前の6100系との併結は不可能になりました。

 

また、残りの車両にも方向幕も取り付けられ、使用停止になっていた3編成も方向幕が復活しています。

 

この他、VVVF化も検討されていましたが、全車更新後ということもあり立ち消えとなりました。

 

製造当初は難波-三日市町間で運転されていましたが、1984年から林間田園都市、1992年には橋本まで乗り入れが開始されました。泉北高速鉄道にも乗り入れます。

 

2005年以降は運用数が増加していますが、MGが編成内に1台しかないため2両編成はもちろんのこと、4両編成も1本での単独運用はできない状態になっています。

 

そんな6000系も寄る波には勝てず、2019年より8300系に置き換えられて廃車が発生しており、2023年度末をもって全廃される予定です。

 

そのうち2両は大井川鉄道に譲渡され、ATSの取り付け等の改造を行って運用に入る準備段階にあります。

 

~※~

 

私「次は6100系を見てみたい!!」

 

由美「では見ていきましょう」

 

~※~

 

南海6100系は6000系の増備車として1970年から73年にかけて76両が製造されました。

 

基本仕様は6000系に準じていますが、車体では扉が両開きになる、側窓が一段下降式になるという変化が見られます。

 

台車もパイオニアIII台車ですが、強度を高めたTS-709形やTS-710形がが採用されました。

 

また、1970年に登場した2次車からは当初から抑速ブレーキ搭載、1971年以降の車両は新製冷房車、1973年の車両は1500V用の単電圧車両となり、前者2つについては初期車にも1982年と1974年から1977年までに搭載されています。

 

1996年からは更新工事が施行されます。もちろん、パイオニアIII台車も取り替え対象であり、7100系や後に紹介する泉北高速鉄道100系や3000系の廃車発生品を利用してS型ミンデン式台車に取り替えられています。

 

なお、この台車交換により6300系に形式変更されており、更新済みの6000系との併結が可能になったものの6100系との併結は不可能になりました。しかし、6100系のまま更新された編成も存在し、その編成も2009年までに6300系に形式変更され、6100系としては形式消滅しています。

 

また、この更新工事により6両固定編成が誕生。4両編成1本を分割し運転台を撤去して別の4両編成2本にそれぞれ挟み込むという手法で8本登場しています。

 

運用上は2両編成と4両編成が6000系と、6両編成が6200系と共通化されており、複数の編成を組み合わせて4両から8両を組み幅広い運用に就いています。

 

6000系とは異なり、置き換え計画は今のところなく、今後も活躍が期待されます。

 

~※~

 

私「…短くない?」

 

由美「中部高速鉄道のG5000系やG5100系並みの複雑さがないからだと思う」

 

私「…じゃあ次は泉北高速鉄道100系を見てみたい」

 

由美「全廃されたやつなんだよねぇそれ…まあいいけど。関連性高いし」

 

~※~

 

泉北高速鉄道100系は泉北高速鉄道線の開業に合わせて南海6100系をベースに1970年から1973年にかけて4連、2連各5本計30両が製造されました。

 

6100系とはセミステンレスであることが異なるほか、前面形状にも相違があります。また、冷房装置も当初は省略されました。

 

台車についてもSUミンデン式の台車を当初から搭載しています。

 

製造は3次に分けられ、1970年製造分が4連4本、1972年製造分が2連4本、1973年製造分が4連、2連各1本となりました。

 

100系は終始一貫して泉北高速鉄道線および南海高野線の三日市町駅以北で使用されました。

 

1983年から86年にかけて冷房化が行われます。これに伴いパンタグラフの交換や位置変更、MGの撤去やSIVの新規設置も行われました。

 

1987年には引き続き先頭に立つ予定のあるすべての先頭車に列車無線が取り付けられ、1988年12月から1989年4月にかけて方向幕の設置と前照灯の移設が行われ、6200系にやや似た印象となりました。

 

このようにして改造を受けたため、今後も広く使用される…

 

〜※〜

 

由美「…はずでした」

 

私「もしかして…?」

 

由美「そのもしかしてです。続きをどうぞ!!」

 

〜※〜

 

本系列はセミステンレス車体の老朽化が激しく大規模なリニューアル工事を行わなかったので、1995年の101Fを皮切りに廃車が発生。最後まで残った3次車4連1本と2次車6両も2000年3月をもって廃車され、形式消滅となりました。

 

廃車後は最後まで残ったうちの588が静態保存された以外はすべて解体処分されましたが、台車が先程の南海6300系へと転用されたほか、SIVや冷房装置が南海系列以外の会社に渡っています。

 

〜※〜

 

由美「しかし最後…というか6200系が複雑すぎる。やるしかないよな」

 

千歌「リクエストのためにもやろうね!!」

 

〜※〜

 

南海6200系は6100系の増備車として1974年から製造された車両です。

 

車体は6100系をベースにやや角張った構造となりました。

 

主制御装置については抵抗制御ですが、1500V専用設計としたのでバーニア制御を廃止し、直並列組合せ制御が付加されました。

 

台車も当初からS型ミンデン式台車となっています。

 

まず1974年には6連2本が落成。1977年には4連4本が落成しました。

 

1980年には4連1本とクハ6501形2両が落成。クハ2両は6連の6503Fから2両を抜き取って暫定的に4両編成2本を組成しました。

 

翌年にはモハ6201形4両と6連2本が落成し、1985年のモハ6201形2両の落成により増備は終了しました。

 

新造車としては最終的に6両編成6本と4両編成4本の計52両となりました。

 

その間、1975年と77年に本系列の車体をベースに、制御方式を電機子チョッパ制御にした旧8000系が落成。こちらは故障が多かったため、1990年にゲート制御部を更新、それでも経年劣化は否めず、2001年に7100系の廃車発生品のバーニア制御装置を利用して抵抗制御に改造。6200系に編入され、この時点で6200系は58両になりました。

 

その後、2009年頃になると4連運用が増加。しかし本系列の4両固定編成は制御装置が1つしかなく、その4両固定編成に6000系や6100系の2連を接続した6連での運用もできないことから、2009年から2012年にかけて毎年1本ずつVVVF化が行われ、運用の幅が広がりました。

 

更にその後、1982年に界磁チョッパ制御で落成した8200系6連3本が制御装置の老朽化に伴い2015年までにVVVF化され、6200系の50番台に編入。本系列は76両となりました。

 

本系列は初期車の製造から45年を超えた現在でも大規模な更新はVVVF化や6501Fの床材張替えや6503Fのモケットの交換以外一切行われていませんが、置き換えの予定もなく、今後の末永い活躍が期待されます。

 

中部高速鉄道のG5000系やG5100系についても初期車の製造から50年を超えてから大規模リニューアルを行っているので似た者同士と言えなくもありません。

 

〜※〜

 

由美「さて、…泉北線の3000系が最後に残ってしまった…」

 

私「…でもやらないと…」

 

由美「流石に…」

私「これはAqoursのリーダー命令。やるか私に監禁されるか、どっちか選んで?」ハイライト消し

 

由美「やりますやります!!」

 

〜※〜

 

泉北高速鉄道の3000系は100系の増備車として先程の南海6200系をベースに1975年から1990年にかけて60両が製造されました。

 

6200系と異なる点は台車の型番が100系と同じである点と抑速ブレーキを持たない点、そして車体がセミステンレスである点です。

 

1977年以降の製造車は当初から冷房付きとなり、1975年の車両にも1979年までに冷房が取り付けられています。

 

1985年以降に製造された車両はオールステンレス製となり、1990年のクハ2両の製造をもって増備が完了しました。

 

この間、3517Fが8両で暫定的に落成したものの、後に3513F、3515Fとともに編成が組み替えられて6両編成2本と4両編成1本になりました。

 

1999年にはモハ3019, 3020, 3025, 3026, 3029, 3030の6両に対して100系の廃車発生品による運転台を取り付けられ、50番台が登場しました。

 

2005年に4連の運用が増えた際の代走には50番台が抜擢されたことも多かったようです。

 

このように改造や増備を重ねて運用され続けてきましたが…

 

〜※〜

 

由美「2006年以降、ついに廃車が出てしまいます」

 

私「えっ?」

 

由美「そうなんです。続きをどうぞ!!」

 

〜※〜

 

2006年を持ってクハ3501, 3502, モハ3003, 3004の4両が廃車。3001と3002は3507Fの中間に組み込まれて6連化されました。

 

しかしその3507Fも2007年に廃車。2008年には3503Fと3505Fが廃車となり、これをもって1次車は全廃となり2次車にも一部廃車が発生しました。

 

2012年にはダイヤ改正により4連3本と2連1本が余剰廃車となり、南海電気鉄道に譲渡されました。

 

当時南海では本線系統の7000系の老朽化が極めて深刻で、それにもかかわらず8000系の増備費用の捻出が難しくなっていたため余剰になっていた3000系を泉北線から番号をそのままで購入し、7000系の一部を置き換えました。

 

なお、グループ会社から大手私鉄への譲渡の例は他に南国急行鉄道3000系100両と5000系200両が中部高速鉄道に譲渡された程度とかなり珍しいです。

 

譲渡車は8連、6連各1本ずつに組み替えられて運用再開。他形式との併結はできず、限定運用が組まれています。

 

譲渡車を含め、製造からすでに約30年が経過しており、大規模なリニューアルも行われていませんが、置き換え計画もなく、今後の活躍が期待されます。

 

〜※〜

 

由美「今回は本当の本当に以上になります。いかがでしたか?」

 

私「東武8000系の20年間712両とか中部高速鉄道のG5000系列の51年間736両に比べればマシだと思いたいけど…28年間で300両くらいだし」

 

由美「あの辺と比べるんじゃないよあれは化け物」

 

私「…だよね。じゃあそろそろ締めようか」

 

由美「そうだな」

 

私「今回はこの辺で…」

 

2人「ありがとうございましたー!!」

 

【♪高海千歌『Never Giving Up!』♪】

 

しかしあんなに渋々だったのはなんでだろう…私は不思議でたまらない。




次回は新シリーズで、急行のキノピコ氏をベースにしたキャラである南海泉北ライン氏を出演させます。


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【特別コラボ企画102】ヤンデレ指名手配 容疑者山部仲喜

急遽予定を変更して、神威結月さんとのコラボ企画を書きます。

この方はいつもBanG Dream!の同人界隈に所属していますが、今回この作品に出して良いか聞いた結果OKが出たので書くことにしました。102の理由も101をバンドリ短編に書いたためです。

視点はデフォルトの高海千歌としします。


私「ゆーくんこんにちは!」

 

ゆーくん「こんにちは千歌っち。仲喜も一緒だね」

 

仲喜「こんにちは」

 

私は仲喜くんと一緒に水無月結月くん、もといゆーくんに会いに来ていた。ゆーくんは東京の高校に通う3年生で、私たちが3度目のラブライブの大会で東京に来た時に偶然会ったことがきっかけで仲良くなった。

 

仲喜くんのほうは由美ちゃんと東京遠征に行った際に会ったことがきっかけで仲良くなった。

 

ゆーくん「そういえば今日はなんでここに来たの?」

 

私「私はゆーくんに会いたかっただけなんだけど」

 

ゆーくん「それは嬉しいよ!!」

 

仲喜「でも俺がまたあの辺に追われているんだ。しかも俺の手にGPS埋め込まれているからすぐに見つけに来るんだよねぇ」

 

ゆーくん「もしかして匿ってほしいの?」

 

仲喜「うん…」

 

ゆーくん「まあ、ここは東京ミッドタウンだし、とりあえず7階に逃げて!!」

 

仲喜「了解!!」

 

これで案件は1つ解決した。

 

ゆーくん「千歌っちはなんで由美を連れて来なかったの?」

 

私「本当は連れてきたかったの。だけど私を置いて富山まで1人で遠征に行っちゃったから1人で来たんだ。もちろんその寂しさをゆーくんは癒してくれるよね?」

 

ゆーくん「当たり前だよ。逆に千歌っちも僕を癒してくれる存在だもん」

 

私「千歌に…癒される…?」

 

恥ずかしいんですけど…。赤面しちゃった☆

 

そんな時、出入口の方から誰かが走ってきた。曜ちゃんだ。

 

曜「千歌ちゃん!!ゆーくん!!仲喜くんを見かけなかった!?」

 

ゆーくん「仲喜か…えーっと、さっきどこかの自販機に飲み物を買いに行った気がするよ」

 

曜「おかしいなぁ…」

 

曜ちゃんから難は逃れた。

 

次は梨子ちゃんがやってきたけど「トイレに行った」ってごまかして追い返した。

 

善子ちゃんには「買いたいものがあったから消えた」と告げた。

 

そして最後に現れたのは鞠莉ちゃん。

 

鞠莉「仲喜?仲喜はどこデェースカ?…GPSはここを指しているのに…」

 

そしてどす黒い目で私に脅迫するように、

 

鞠莉「千歌っち、仲喜の場所を言いなさい?」

 

私「Well...he is on the sixth floor now.」

 

嘘は言っていない。イギリスでは6階といった場合、日本の7階をさすからだ。

 

鞠莉「仲喜…どこ…?」

 

とりあえず去っていった。ホッとした。

 

しかし、悲劇はその直後に起きた。

 

数分後、どす黒いオーラの塊がゆっくりねっとりとこちらに向けて近づいてきた。

 

正体はわかった。手錠をはめられて泣いている仲喜くんとさっき追い払った4人のAqoursメンバーだった。

 

梨子「チカチャン…ワタシタチヲダマシテイタナンテ…ユルセナイ!!」

 

「ユークンモナニサマノツモリナノカナァ〜?」

 

善子「ユヅキモチカモナカノブモソロッテヨハネノジゴクニウモレナサイ!!」

 

鞠莉「サァテ、サンニンマトメテ、ドウリョウリシヨウカシラ〜?」

 

私「千歌は無実なのに!!」

 

梨子「往生際が悪いわねぇ。これだからこうするしかないのよ」工業用アーク溶接機取り出し

 

4人「さあ3人共、覚悟しなさい!!」

 

私たち「ちょっ…待っ…嫌だああああああぁぁあああぁあああ!!」

 

このあとむちゃくちゃアーク放電を浴びせられました。ガールズバンドの世界の由美ちゃんたちもこれを浴びてるんだからすごいよね…。




花咲川と羽丘の輩がいないと由美や仲喜が現れない限り結月さんのいる東京は平和だ…。

次回こそ鉄道界隈を出演させます。すみません許してください、区間急行様!!何でもしますから!!


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鉄道界隈出演キャンペーン #1 和泉中央と界磁添加励磁制御の特急車と

気づいたらもう181話って、休載期間が2か月程度でブラック団GTからのバックアップ含めて2年間連載続けてりゃそうなるわなw
今回は前々回名前だけ出した南海泉北ライン氏を出します。視点も青山由美、もとい黒澤ニッケルとします。

【注意】
区間急行氏本人は小説に出たいと言っていました。しかし、利用規約の「芸能人などの実在する人物が登場する作品の投稿」に抵触してしまうので、本人に自身の分身を考えてもらい、実現させました。

それでは本編スタートです!!


俺「あなたが南海泉北ラインさん?」

 

泉北「そうだけど。もしかしてあなたが黒澤ニッケルさんかな?」

 

俺「はい。初めまして」

 

俺はTwitterで知り合った南海泉北ライン氏と天下茶屋駅でエンカすることになった。ちなみに俺のハンドルネームは黒澤ニッケル。そして俺が青山由美であることは中部高速鉄道公式サイトで自ら公表したためあっさりばれている。

 

泉北「それからこの方は誰?」

 

丸窓「私は丸窓インバータといいます。よろしくずら…あっ、『ずら』って言っちゃった」

 

丸窓インバータ氏は国木田花丸、もといマルのこと。今回南海泉北ライン氏に会いたいということで連れてきた。

 

泉北「ずらって言うのも可愛いじゃん。私は南海泉北ラインって言うんだ。よろしくね」

 

そう。南海泉北ライン氏は女子鉄なのだ。

 

丸窓「よろしくお願いします!!」

 

泉北「一応私は新米ライバーだからほとんどラブライブを知らないけどそれでもいい?」

 

俺「大丈夫でしょ。今回は撮り鉄をするんだから」

 

丸窓「そうだ!ちょっと泉北さんに相談があるんだけどいい?」

 

泉北「どうしました?」

 

丸窓「マルがこんなの見かけちゃったんだけど…」

 

マルは仲喜くんが近鉄にキチガイって言っている動画を見せた。

 

泉北「この近鉄にひどいこと言っている人のことですか?」

 

丸窓「はい。この人『腹黒日系ロシア』さんって言うんですよ」

 

泉北さんはTwitterでアカウントを見つける。腹黒日系ロシア氏は山部仲喜くんのこと。IDはSeries201_D101である。

 

泉北「この人でしょうか?」

 

丸窓「もしよかったらブロックしてもらえませんか?マルはこの人が許せないです」

 

泉北「了解しました。直ちにブロック措置を取らせていただきます」

 

丸窓「あともう1つ。これらのアカウントもブロックして欲しいずら」

 

そこにあったのは、

@Series733_1001

@SeriesH100_1

@SeriesG10248

@Nobu1219_comet

 

上から順に名古屋用、Aqours後援会、Saint Snow後援会、仕事用のアカウントである。

 

泉北「こちらもブロックをさせていただきます」

 

丸窓「あっ、オラのほうが年上だけど別にタメ口でいいずら」

 

南海泉北ライン氏が高校2年生であることはマルに俺が伝えた。

 

泉北「じゃあそれ以降はそれで行くね」

 

俺「ところで今日はどこに行きたい?」

 

泉北「ニッケルはどこに行きたいの?」

 

俺「南海電車初めてだから南海電車を見たいんだけど、泉北さんの行きたいところにもついていきたいなって」

 

泉北「じゃあ中部高速鉄道に乗りたい!!できたら指定席車両がいいなぁって」

 

丸窓「オラも指定席特急乗りたいずら!!」

 

俺「じゃあ南海電車乗ってから梅田に出て中部高速鉄道乗ろう。それでいい?」

 

2人「うん!!」

 

こうして俺たち3人のエンカ旅は始まった。

 

~※~

 

まず最初にやってきたのは南海6000系電車。今年でもう製造から58年目を迎える(*1)南海のおじいちゃん。

 

145kWの咆哮は高架の上に響き渡り、朽ち果てを感じさせない走りであった。

 

区間急行和泉中央行きの8つのステンレスの巨体はものすごい減速力でホームに進入してくるのであった。

 

泉北「これに乗る?」

 

俺「…そうするよ」

 

本当は1000系に乗りたかったが、本数が少ないから仕方ない。

 

実は俺は抵抗制御があまり好きではない。通常の場合回生ブレーキが使用できず、発進と停止の度に発熱を繰り返すからである。

 

とはいえ、界磁チョッパ制御や界磁添加励磁制御も抵抗制御がベースになっている。また、吊り掛け駆動方式の抵抗制御は俺にとっては大歓迎である。このためとりわけ嫌いというわけではない。

 

丸窓「はぁ〜…オールステンレスとか未来ずら〜!!」

 

泉北「未来…ずら…?」

 

俺「丸窓さんなんだけど見慣れない技術には感動しちゃうんだ。コルゲート付きのステンレス車体は沼津や三島じゃ見かけないから」

 

泉北「こっちのほうが古いんだけどなぁ…なんでもない」

 

南海6000系のバーニア制御は加速がかなり滑らか。並列最終段まで47段もあれば加速時の前後衝動もかなり少ない。中部高速鉄道の並列最終段まで128段のバーニア制御はあれはバケモノだわw

 

さて、天下茶屋を出たあとは堺東駅停車後、なんと!!

 

分岐点である中百舌鳥駅を通過してしまった!!

 

俺「とりあえず終点まで行ってみたい」

 

泉北「じゃあそうしよう!!」

 

〜※〜

 

和泉中央着。周りには駅前ビルが立ち並ぶ。

 

俺「これが和泉中央…夢の場所だ」

 

丸窓「未来ずら!未来ずらよ!!」

 

実は俺はこういう高層ビル群やショッピングモールも大好き。丸窓さんも平成の世に来たと感動しきりである。

 

泉北「これ、大 阪 で は 普 通 だ よ?」

 

俺「…そうだよね。俺名古屋だし丸窓さんも静岡の沼津の郊外だから」

 

もうバレてるし言っちゃっていいと思う。

 

泉北「なるほど。今度名古屋に行ってみていい?」

 

俺「いいけど…次エンカできないかもしれないよ?」

 

泉北「それでも大丈夫。個人的に行ってみたいだけだから」

 

俺「困ったら俺に聞くんだよ」

 

泉北「了解!その時は頼りますので」

 

とりあえず一通り見たところで和泉中央駅に戻り、普通列車で中百舌鳥駅に出る。

 

それから御堂筋線に乗って梅田駅に出るわけですよ。

 

しかし加速が鈍い。中部高速鉄道よりは加速が良いが、名城線よりは悪い。むしろさっき乗った南海と同じくらいだ。

 

俺「御堂筋線ってこんなに加速鈍かったっけ?」

 

泉北「そうだよ。2.5だって」

 

俺「やっぱり」

 

丸窓「でも未来ずら♪」

 

こうして天王寺、難波、心斎橋、淀屋橋と大量の乗客が乗ってきて密になる。マスクつけてて良かったよ。

 

梅田駅下車後、中部高速鉄道の梅田駅に移動する。

 

中部高速鉄道の梅田駅は4面8線を持つ東阪本線所属かつ山陽中央電鉄との共同管轄駅。向きからすると阪急電鉄との乗り入れも可能だが計画段階で止まっている。

 

4面8線のホームはすべて埋まっている。

 

1番ホームにはG24500系10両編成特快東京行き。

 

2番ホームにはG31100系4連+G5000系4連による快速東京行き。

 

3番ホームにはG9800系3両編成の普通列車五条河原町行き。

 

4番ホームにはG3700系G3757F(8両編成)による新快速新居町行き。

 

5番ホームにはG5100系4連による快速門司港行き。

 

6番ホームにはG4600系気動車2連による普通列車白鷺(姫路城前)行き。

 

7番ホームにはG0系10連による特快博多東行き。

 

8番ホームにはD2300系4連+D2000系4連による特急広島市行き。

 

製造順でもっとも古いのは1874(明治7)年製のD2000系気動車だが、

 

泉北「あの1番ホームの電車に乗ってみたいなぁ~」

 

泉北さんはG24500系に乗りたいと言った。一応あの車両は2018年製だが吊り掛け駆動の界磁添加励磁制御なので、泉北さんも喜ぶだろう。

 

ちなみにD2000系だが当初は客車で、1923年に気動車化、2018年に入ってようやくVVVF化&PMSM化を終えている。こちらは書類上車齢145年を超えているということになる。

 

泉北「フットレストがついてて乗り心地も快適だ~!!」

 

俺「そりゃ新幹線に比べれば負けないぞ♪」

 

俺が中部高速鉄道の社員であることも泉北さんにはばれているが、ばれていないふりをしてくれた。

 

車内はシャンデリアを用いた、レトロで落ち着いた雰囲気。N700Sやひのとりとは対照的だ。

 

~※~

 

列車は間もなく発車。昔ながらの吊り掛け駆動の音が車内いっぱいに響き渡る。他に特急車でこの直流モーター×吊り掛け駆動の仕様なのは中部高速鉄道以外だと台湾の自強号や近鉄18000系くらいだ。

 

梅田駅を出ると梅田新道駅に止まるが、その先は五条烏丸町駅まで停車しない。ちなみにその次の停車駅は五条河原町駅ね。

 

泉北「そういえばニッケルって阪伊甲特急って乗ったことはある?」

 

俺「ないなぁ」

 

泉北「あの特急なんだけど鶴橋を出たら伊勢市まで止まらないんだって」

 

俺「それは長いけど、中部高速鉄道の特快とか新特快とかは名古屋や名古屋南を出たらサントムーン柿田川駅まで停車しないんだよ…。しかもその駅の開業前は1個先の三島二日町駅まで無停車だったらしい」

 

泉北「それもそれですごいな…()」

 

大日駅通過後、地上区間に出て時速95kmの列車は時速180kmにまで加速し淀川の隣を駆け抜ける。その後ひらかたパークの隣の枚方駅を通過、八幡市の郊外を通り抜け八幡市駅を通過した後門真線との分岐点である久御山駅を通過。そこから地下に入り、京都南駅を通過、その後、上鳥羽、東寺を通過するとようやく五条烏丸町駅に到着する。

 

その間に…やっぱりやってきた。

 

車掌A「切符を拝見いたします」

 

俺たち3人はちゃんと座席指定券を買っていたのでスムーズに済んだ。

 

指定席券は180円かかった。

 

なお、五条烏丸町駅では降りず、一駅先の五条河原町駅で下車した。

 

泉北「しかし五条河原町駅まで運賃360円に指定券180円って安いな()」

 

丸窓「金欠ずら…」

 

俺「行っておくけどグリーン車は五条河原町駅までは260円ね」

 

泉北「それもすごい()」

 

さて、五条河原町駅は4面8線のホームを持つ、一部列車の終着駅なので色々な列車が集まる。しかし、乗ってきた特急は地下に吊り掛けの轟音を響かせながら東京方面へと去っていった。

 

隣の3番ホームには東京行き快速、5番ホームには梅田行き特急が停車していた。

 

本来ならば山陰交通の列車も発着するが、毎時2本ずつ福知山止まりの普通と快速が出ていて、その先が鳥取市までの普通と快速が2時間に1本ずつ。そこから先は…おっと、これ以上話すときりがない。

 

泉北「3番ホームの列車はG5000系じゃないか?」

 

俺「あれは前4両がG31100系G31153Fで後ろ4両がG5100系G5129Fだな。G31100系G31153Fは吊り掛け駆動の界磁チョッパ制御で、元は南国急行鉄道の3000系。2020年の譲渡時に界磁チョッパ制御に改造したんだ。G5100系G5129Fは昭和43年生まれのおじいちゃん。中身は吊り掛け駆動のGTO-VVVFだけど」

 

泉北「本当に南海の9000系とか3000系とかに似てて面白いねw」

 

丸窓「未来ずらよ!!」パシャパシャ

 

【発車ベル♪葉加瀬太郎『Girls Talk』♪】

 

アナウンス「3番線、まもなく発車いたします。閉まるドアにご注意ください」

 

車内放送「ドアを閉めます。ご注意ください」×2

 

【♪営団風ドアチャイム♪】

 

この快速も吊り掛け駆動と界磁チョッパ制御とVVVFの音を地下に共鳴させて東京方面へと去っていった。VVVFも非同期音にファの音を使い、主電動機も4極の吊り掛け用全閉自冷式誘導電動機と独特なタイプである。

 

しばらくして、大津方面から普通列車梅田行きが入線してきた。G7000系10両編成だ。コイツも吊り掛け駆動の界磁添加励磁制御。2020年製であることは内緒w

 

泉北「やっぱり吊り掛けっていいなぁ」

 

俺「でしょ?」

 

泉北「中部高速鉄道も満足したよ♪」

 

俺「喜んでくださり何よりです♥」

 

泉北「これからどうする?」

 

丸窓「阪急百貨店行ってみたいずら!!」

 

俺「あの中一度探検したいんだよねぇ」

 

泉北「じゃあ行くか!!」

 

こうして京阪の清水五条から祇園四条まで乗車。京阪1000系で界磁添加励磁制御が2連続というのもまた嬉しい。

 

泉北さんも目をキラキラさせていた。

 

泉北「私の好きな車両だ!!」

 

もちろんカメラを構え、みんなで撮影。

 

1駅間の旅はあっさり終わってしまった。そして阪急百貨店で昼食をとるが、割り勘にした。

 

泉北「私さ、こうしてニッケルと鉄道旅してるとすごく幸せだって思った。Twitter始めたのは11月だけど、ここまで楽しい旅ができたのはあなたのおかげだよ。今日は本当にありがとう!!」

 

俺「俺もさ、フォロワーさんとエンカするのは初めてだったんだ。こうして心の余裕を作ってくれたのは、泉北さん、あなたのおかげさ。こっちも今日はありがとう!!」

 

丸窓「泉北さんとは初めてだったけど、一緒に話しているだけで楽しかったずら♪2人とも今日はありがとうずら♪」

 

泉北「あっ…そろそろ帰らないと」

 

俺「どうしたの?」

 

泉北「今から仕事」

 

丸窓「それじゃあいってらっしゃいずら♪」

 

泉北「じゃあ今日は解散でいい?」

 

2人「うん!」

 

3人「じゃあまたねー!!」

 

こうして今日はお開きになった。南海泉北ライン氏と話していると楽しい。俺はこの日の最後にDMで送ってあげた。

 

@[南海泉北ライン氏のID]

今日は本当に楽しかったです。人生初めての南海電気鉄道、あなたが喜んでくださった中部高速鉄道、私にとってもお馴染みの京阪電車、そのすべてが思い出です。

今日は本当にありがとうございました。またエンカしたければ言ってください。

 

丸窓さんもすごく楽しかったと言っていた。南海泉北ライン氏もまたエンカしようねと言ってくれた。

 

もちろん、彼女への、今回俺とエンカしてくれた恩は一生忘れない。そしてまたエンカできる日を楽しみに。これを今回の締めとさせていただこう。

*1
2020年12月初頭に撮影したという設定。




フォロワーさんと一度もエンカしたことないしエンカ自体全部断っているから書くのすごく難しい…。それに南海線には一度も乗ったことが無いんだよねぇ…。まあ書いててとても楽しかったんですがw

【宣伝】
今回、南海泉北ライン氏のモデルとなった区間急行氏のアカウントはこちらです。
https://twitter.com/nankai_nk05
https://www.youtube.com/channel/UCQVE344VAbtUyVI6bU8YXKg
https://syosetu.org/user/343706
ぜひチャンネル登録、フォローよろしくお願いします。

次回は久々にテレビ番組ネタ書きたい(切実)

最後に。これ以降出演したいという方は主にハーメルンのメッセージ、Enpediaのトークページ、YouTubeのコメント欄にて受け付けます。


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【特別コラボ企画103・虹ヶ咲練習回】ラブライブは平和じゃない!

致命的なミスを犯したので再投稿しました。神威結月氏とのコラボであることに変わりはありません。視点にミスはなく、青山由美とします。


俺「沼津より東側に来れば誰も来ないでしょ」

 

結月「でも豊田っていい場所だよね〜」

 

仲喜「でしょ?」

 

俺、結月さん、仲喜くんの3人は豊田市に来ていた。もちろん、目的は27人もいるスクールアイドルのうち愛の重い十数人から逃げるためである。

 

豊田市に逃げたのはちょっとした訳がある。スクールアイドルの界隈において世界の豊田は愛知県の中でもそれほど人気がないのだ。

 

まず何より名古屋は俺の居住地だからアウト。豊橋も隣の湖西市の新居町運転所から近いので除外。その他放送回で行かされたところは除外となった。

 

この結果豊田、岡崎、春日井、長久手辺りに絞られるが、この内作者の思い出に最も残るのが長久手、その次が豊田(*1)なので豊田になったのだった。

 

てか豊田だと岡崎と春日井に楽々逃げられるのはある。理由を知りたきゃ作者に突撃をどうぞ。

 

仲喜「しかし絵里ちはひどいもんだよ。俺が千代田線の電車撮ってただけで監禁されたもん」

 

結月「でも果林さんなんて僕が彼女の部屋に行くと既成事実を作ろうって脅してくるんだよ?」

 

俺「それはいかんわ。高校生なのに責任感ないこと押し付けるってたち悪いな」

 

すると通知が届いた。

 

しずく『由美先輩…何処ですか…?』

 

その次もやばいぞ。

 

彼方『由美ちゃん今豊田にいるんでしょ〜。今豊橋で今から向かうから彼方ちゃんと豊田スタジアムの隣でお昼寝しようよ〜』

 

俺「どう逃げるか迷うな…奴らは愛知環状鉄道に乗ってくることは間違いないから…」

 

すると仲喜くんの携帯にも通知が入った。

 

絵里『仲喜』

 

絵里『私と一緒に』

 

絵里『シベリアに行って』

 

絵里『異国の地で凍りながら死にましょう♥』

 

仲喜「えーっと…『今どこに…?』と」

 

??「君の後ろよ♥」カチャリ

 

??「ヨハネも一緒よ♥」

 

仲喜「えっ?」

 

絵里「仲喜、君は私のもの♥もう誰にも渡さないから♥結月とも話させないからね♥」

 

善子「ヨハネたちの地獄に埋もれなさい♥」

 

仲喜「嫌だああああ!!」

 

仲喜くんは連行された。

 

俺「ところで結月さんは大丈夫なの?」

 

結月「スマホには通知来ていないし大丈夫でしょ」

 

トントン

 

俺「えっ?」

 

彼方「由美ちゃん、彼方ちゃんだよ〜♥」ハイライト消し

 

ルビィ「由美ちゃん、ずーっと、探したんだよ?」ハイライト消し

 

ダイヤ「なぜあなたという人は私から逃げるんですの?」ハイライト消し

 

しずく「私から逃げる悪い由美先輩にはしっかりお仕置きを与えないと♥」ハイライト消し

 

逃げそこねたー!!

 

結月「ふぅ…助かった…」

 

彼方「結月ちゃん安心してよ。果林ちゃんとことりちゃん、それからせつ菜ちゃん、あとにこちゃんも来てるから〜」

 

海未「結月、大丈夫です。それ以外にも私と栞子、それから穂乃果もいますよ♥」

 

彼方「じゃあ由美ちゃん、4人で一緒にお昼寝しようか~♥」ハイライト消し

 

ルビィ「由美ちゃんのおっぱいに埋もれるの楽しみ〜♥」ハイライト消し

 

ダイヤ「破廉恥ですが…でも憧れますわ♥」ハイライト消し

 

しずく「由美先輩のおっぱいは気になります♥」ハイライト消し

 

彼方「3人とも独り占めはだめだよ〜♥ミ〜ンナデ共有スルンダカラ〜♥」ハイライト消し

 

うん。詰んだわ。

 

結局豊田スタジアムの隣で昼寝することになりました(泣)

 

その頃、結月さんはというと。

 

果林「フフッ♥見つけたわ♥」

 

ことり「ゆーちゃんいい匂〜い♥ずーっと嗅いでいたいよ〜♥」

 

穂乃果「ゆーくんがいないと落ち着かないよ~♥」

 

 

 

海未「結月、逃げるとはいい度胸をしてるじゃないですか♥」

 

菜々「どれだけ寂しい思いをさせたと思っているんですか?」

 

栞子「これ以上逃げたらあなたの学校のバンド活動禁止にしますよ♥」

 

 

 

にこ「結月、にこにーから逃げた罪は重いわよ?」

 

 

 

ことり「今からゆーちゃんをいっぱいいじめられるんだぁ♥」

 

穂乃果「楽しみだね、ことりちゃん♥」

 

海未「さあ結月」

 

海未・菜々・栞子「覚悟はできていますか?」

 

結月「ひっ…嫌あああああああああああああ!!」

 

結月さんラブライブが平和だとは思うなよ。以上!!

*1
しかもそれぞれの最も強い思い出はイオンモールと駅前の松坂屋だという。




ネタ枯渇も変わりません…。


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中田島駅にやばい人現る

初期作品のリスペクト回を書いてみます。視点もデフォルトの高海千歌とします。


2020年12月、中部高速鉄道の電車に乗っていると、中田島駅停車中に乗客の1人が列車内でこんなことを言い出した。

 

乗客A「全く、頭悪くないか?絢瀬絵里って奴は…」

 

私は信じていない。賢い可愛いエリーチカだってダイヤさんに耳に胼胝ができるくらい聞かされたから。

 

乗客A「絢瀬絵里頭悪くないか?」

 

車内放送「ドアを閉めます。ご注意ください」×2

 

ドアが閉まった。

 

乗客A「絢瀬絵里は頭悪い!!」

 

乗客B「うるさい!!」

 

乗客A「本当だからだぁ!!」

 

乗客C「馬鹿野郎うるせーぞこの野郎!!」

 

乗客A「本当のことを言って何が悪いんだこの戯けもんが!!」

 

乗客D「電車の中では静かにしなさい!!」

 

もういい。巻き込まれないように口出しはするまい。

 

乗客A「そういうことだぁ!!わかったか!!」

 

乗客E「知らねぇよ!!」

 

乗客A「知らねぇじゃねぇ!!」

 

その後、何を言っているかわからないが、

 

乗客A「お前なんで正しいんだ!!なんでお前が正しいんだ!!正しい根拠を言え!!」

 

すると車内は無言になる。

 

車内放送「次は、袋井市です」

 

乗客A「正しい根拠だお前が正しい根拠を言え!!」

 

列車は加速していく。ロングシートがつらすぎる。

 

乗客A「お前が正しい根拠を言え!!ってんだよコラ」

 

列車が混雑している以上、トイレに行くのもためらう。

 

乗客A「根拠だよ根拠!!正しい根拠を言・え!!」

 

するとその乗客は落ち着きを取り戻したのか、

 

乗客A「正しい根拠を言いなさい。あなたが正しい根拠を言いなさい」

 

と言って沈静化した。

 

こんな怖い人が乗っている電車は降りよう。

 

私は袋井市駅で下車し、堀越公園に移動した。まさかの曜ちゃんもそこにいた。

 

私「曜ちゃん怖かったよぉ!!」

 

曜「ちょっと待って、落ち着いて。何があったの?」

 

私「突然電車内でおじさんが『正しい根拠を言え』って騒ぎだしたんだよ!?これ怖くない!?」

 

曜「私も見ていた。だけど隠しカメラで撮ってたから何度でも見れるようにしたよ」

 

私「Twitterとかに上げないよね!?」

 

曜「本当は上げるつもりだったんだけどなぁ…」

 

するとまた1人現れた。

 

??「千歌さん、曜さん、無事ですの!?」

 

2人「ダイヤちゃん!!」

 

ダイヤ「さきほどエリーチカに対する侮辱発言をしていたお方ですが、あの方はTwitter上で悪名の高い老害ライバーだったそうです」

 

曜「もし良かったらブロックに協力しますよ」

 

ダイヤ「この方ですわ」

 

IDは@Elichka_idiotだった。こいつ相当やべーやつだぞ。

 

私「把握。ブロックしてきます」

 

ブロックを済ませた後のこと。

 

ダイヤ「ところで千歌さん、曜さん、動画は撮っていませんわよね?」

 

曜「ごめんなさい隠しカメラで撮りました」

 

ダイヤ「今すぐにTwitterに上げるべきですわ!!瞬く間に拡散されますから!!」

 

曜「わかりました!!」

 

こうして曜ちゃんはアップした…ら、

 

 

 

本当にバズった。

 

 

 

その後のことだが、曜ちゃんはIDを晒したため、由美ちゃんや仲喜くんは該当ユーザーをブロックしていた。

 

ダイヤ「ふふっ♥やっぱりアンチはブロックしておかないと♥」

 

良い子のみんなもブロック使おうね♪




今思ったのですがこの手のネタで1000字行くの難しいわw

次回はまた初期リスペクトかも。


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青山聡平異端審問裁判

何番煎じかわからない推し変ネタを書いてみます。ただしギャグ系とします。

視点はデフォルトの高海千歌とします。


私は今怒っています。だって私にとって2番目に大事な聡平くんが私から乗り換えたって言うんだよ!?しかもルビィちゃんに!!

 

許せない…。

 

私が由美ちゃんを愛してるからって言っても許せない!!

 

〜※〜

 

というわけでみんなで相談をした結果裁判を開くことにしました。

 

ダイヤ「それでは開廷致します。被告人は前に出てきてください」

 

聡平くんは前に出てきた。

 

ダイヤ「名前と生年月日、住所をお願いします」

 

聡平「愛知県名古屋市[自主規制中]在住、平成16年1月25日生まれの青山聡平と申します」

 

曜「それでは、被告人の罪状の朗読を検察官、お願い致します」

 

花丸「はい」

 

〜※〜

 

公訴事実

 

2020年12月14日頃、黒澤コバルトこと青山聡平は、高海千歌から黒澤ルビィに鞍替えしたということを公共の電波を使って言ったというものである。

これはみかん協定第334条「完全な推し変は禁止である」に反し、かつ高海千歌に対する完全なる冒涜です。

 

〜※〜

 

花丸「以上について、審理をお願い致します」

 

ダイヤ「被告人は黙っていても良いし、発言をしても構いません。ただし、発言内容はすべて証拠となります。さて、青山被告人、先程の公訴事実について内容はその通りでしょうか?」

 

聡平「間違いはございません」

 

梨子「弁護人のご意見をどうぞ」

 

ジュリー「被告人の有罪を主張致します。Twitterアカウント『黒澤コバルト』は青山聡平本人のものと認めており、その時も彼がツイートしていたという証拠はスクショに残っております」

 

梨子「被告人は席に戻ってください。それでは検察官、証拠の取り調べの請求をお願いします」

 

さあ、私の出番だ。

 

私「私は中部高速鉄道がアイドル市場に参入し、みかん協定が制定されたときから由美ちゃんを推していましたが、聡平くんが加入してからは2人のダブル推しになりました。聡平くんはAqours結成時から私のことを推していた最古参ファンの1人でした。しかし2019年8月頃から彼が突然ルビィちゃんについて言及することが多くなって、今月になって私の名前が彼のTwitterのプロフィールから完全に消え去ってしまいました。私は彼に支えられていたのに…なんで鞍替えしちゃったの…!!裁判長、私は被告人の彼に懲役1億年を求刑します!!」

 

ジュリー「高海さん、懲役1億年になった場合、彼には一生会えなくなります。それが嫌な場合は考え直してください」

 

私「そうでしたね」

 

花丸「とにかく、何らかのお仕置きは与えた方がいいのは一目瞭然です」

 

ダイヤ「とりあえず、被告人の非は本人も認めていること、また、完全な推し変をすることは言語道断であることから被告人青山聡平を有罪とし、被害者と2日間一緒にいるという罰を下します。これにて閉廷致します」

 

裁判終了後。

 

私「聡平くんは私のものなんだから由美ちゃんに渡すつもりはないよ♥」

 

由美「じゃあ俺はどうなるの?」

 

聡平「そうよ!千歌ちゃんは姉の由美のことも好きなんじゃないの?」

 

私「由美ちゃんのことも大好きだから巻き添えで監禁してあげる♥♥♥それでも聡平くんとは別の部屋だからね♥」ハイライト消し

 

由美「…」真っ白

 

ふふっ♥真っ白に固まっちゃった由美ちゃんも可愛いね♥今夜が楽しみ〜♥




続きがありそうな終わり方ですが、今回は以上になります。
次回は未定です…最近書くネタも枯渇してる()


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懐古厨青山由美の妄想

青山由美の妄想と言っていますが、ほぼ作者の妄想です。視点は青山由美とします。

※果南ちゃんと鞠莉ちゃんについては留学先に帰れるように以降しばらく出演頻度を減らします。


千歌っち「由美ちゃん、なんか変なノートが見つかったんだけど…」

 

俺「何だよ」

 

千歌っちは俺の本棚を漁った後不機嫌そうに「俺の妄想」と書かれたノートを見せつけてきた。

 

千歌っち「いかがわしい内容とかだったら許さないよ?」

 

俺「それは一応マトモな内容ばかりだぞ」

 

千歌っち「本当?」

 

俺「本当だよ。見ていいからさ」

 

千歌っち「じゃあお言葉に甘えて」

 

そして千歌っちはノートを読み漁るが…。

 

千歌っち「ちょっと由美ちゃん、これはどういうこと!?懐古厨の妄想ばかりじゃん!!」

 

俺「何がいけないのさ!!」

 

千歌っち「やっぱり古い列車より私たちのほうが魅力がないんだ…」ポロポロ

 

俺「どうしたんだよ…」

 

千歌っち「由美ちゃんが私のことを愛してくれないように見えたから…泣きそうなの…」ポロポロ

 

俺「そんなことはないよ…」

 

千歌っち「じゃあさ…」

 

ゴクリ。

 

千歌っち「キスして。それで耳元で愛してるって呟いて。じゃなきゃ許さないよ」

 

俺「わかったよ…」

 

もうやるしかないのか…。

 

するともう2人現れた。

 

??「千歌さん!!由美!!破廉恥ですわ!!」

 

??「千歌ちゃんは由美ちゃんの独り占めをするなずら!!」

 

千歌っち「ごめんごめん…」

 

ダイヤ「ところで由美は嫌そうにしていましたが何があったんですの?」

 

俺「もうさ、俺の妄想ノート見せたら千歌っちが嫉妬しちゃってあんなふうになったんだよ…」

 

ダイヤ「…ちょっとそのノートを見せていただけませんか?」

 

俺「いいけど」

 

俺は2人にノートを見せた…ら、

 

ダイヤ「これはちょっとお話しましょうか」

 

俺「どういうことだよ?」

 

マル「こういうのにはマルたちも興味はあるけどマルたちへの愛を置いてここまで妄想を広げるなんて心外ずら」

 

俺「…で、どうするの?」

 

ダイヤ「1つずつ徹底検証を致しますわ!!」

 

なんか…波乱万丈な展開になりそうだ…。

 

〜※〜

 

ダイヤ「まず最初のものを読み上げてください」

 

〜※〜

 

【117系1100番台】

213系をベースに機器を117系にしたもの

最高時速120km

起動加速度2.1km/h/s

213系との併結のために読替装置を持つ

ラインカラーはオレンジ

クモハ117、サハ117が新形式。この他ダブルデッカーのクロ116-1901も製造された。

 

〜※〜

 

ダイヤ「却下ですわ!!」

 

俺「いやなんでだよ!?」

 

マル「流石にステンレス車の抵抗制御電磁直通ブレーキは過去ずら」

 

千歌っち「どこからどう見たって415系パロじゃん」

 

俺「畜生ばれたか…これ415系パロね」

 

ダイヤ「見た目が211系、中身が113系というのは黒歴史の極みですわ!!高度経済成長期の国鉄型はもう古すぎます!!」

 

ヤンデレ常連たちは昭和中盤の国鉄型のアンチか…結構魅力あるんだけどな…。

 

しかも俺似たようなのばかり書いてるからそれ以外もいくつか却下されたし。

 

ダイヤ「次!!」

 

〜※〜

 

【クハ210-901およびクハ212-1901】

それぞれクハ310とクハ415-1901がベース

集中式冷房装置を備える

211系0番台以外との併結ができなかったが、1999年の313系登場でクハ312-901及びクロ312-1901に変更されて313系と固定編成を組んだ。

 

〜※〜

 

ダイヤ「却下ですわ!!」

 

俺「なんでだよ!?」

 

ダイヤ「加速度の鈍い新快速には乗りたくありませんわ!!」

 

俺「増結良かったと思うのになぁ…」

 

千歌っち「次!!」

 

~※~

 

【207系5000番台】

103系置き換え用

国鉄207系900番台の設計を流用

前面は121系

足回りは373系ベース

3両編成14本と4両編成7本

最高時速120km/h

 

~※~

 

マル「却下ずら!!」

 

由美「なんでだよ!?」

 

マル「整列乗車を考えると4ドアは邪道ずら」

 

なんで却下されるんだよ…。

 

マル「次!!」

 

~※~

 

【近鉄FC91編成】

2050系2056Fとしてモ2056-モ2055-サ2161を製造し、ク2591を組み込んで4両固定編成とする

サ2161にトイレ設置

名古屋線急行用

 

~※~

 

マル「さすがにこれは却下できなかったずら」

 

俺「でしょ?」

 

これはみんなが同情してくれた。なんで実現しなかったんだろうね…。

 

マル「じゃあ次行くずら♪」

 

〜※〜

 

【近鉄11000系・11600系】

それぞれ11400系と12400系がベース

主電動機は2200系や2250系のものを流用した吊り掛け駆動

台車は空気ばね台車

制御装置は11400系と同一

11000系は1989年に廃車

11600系は1989年にアーバンライナーと同一品のモーターと台車を新規製造して高性能化

11600系は新塗装化済み

 

~※~

 

千歌っち「却下だー!!」

 

俺「知らねえよぉー!!」

 

千歌っち「知らねえじゃねぇー!!正しい根拠を言えー!!」

 

俺「吊り掛け電制サウンドが聞けなくてもいいのかー!!」

 

マル「いいに決まってるずらー!!」

 

…負けたわ。しかも18000系の増結用で考えた18200系ベースのク18100形も却下されたし。まあこっちは車齢15年未満で廃車って考えると妥当か。

 

千歌っち「次!!」

 

〜※〜

 

【南海7500系】

7100系ベース

足回りが1521系と同一の吊り掛け駆動だがバーニア制御の永久並列

4連、2連各1本

1989年に7100系の部品と同一品を新造して高性能化

8300系への置き換え対象

 

〜※〜

 

マル「却下ずら!!」

 

俺「なんでだよ!?」

 

マル「南海の本線系統に吊り掛けを残すなぁ!!」

 

敗北。しかも同じ目的で考えた21551系も却下されたよ。

 

マル「次!!」

 

~※~

 

【京阪900系(2代)→6200系】

阪急810系をベースに製造された最後の吊り掛け車

1975年に空気ばね台車化

1983年に6000系ベースに車体更新

2001年のリニューアルで界磁添加励磁制御化

2021年の5000系引退後は次の置き換え対象となっている。

4連、3連各2本→7連2本

 

~※~

 

千歌「却下だー!!」

 

俺「なんでだー!!」

 

千歌「本当のことを言って何が悪いんだアホ!!」

 

ダイヤ「京阪線の吊り掛けも淘汰されるべきですわ!!」

 

また敗北か…。

 

千歌「次!!」

 

~※~

 

【E217系500番台】

E231系近郊型ベース

東海道線向け

制御装置のみ東芝GTO

上野東京ライン直通対応

10連、5連各4本

 

~※~

 

ダイヤ「却下ですわ!!」

 

俺「なんでだよ!?」

 

ダイヤ「ただでさえ路線網が複雑なのに車両まで希少編成入れるのは言語道断ですわ!!」

 

また敗北か。これでE501系500番台も却下されたし。

 

ダイヤ「次!!」

 

〜※〜

 

【名鉄200系216F・217Fおよ鶴舞線3050形3161H・3162H】

新鵜沼駅および土橋駅への延長運転のために製造

前者は6750系ベース

後者は前照灯HID

いずれも東芝後期GTOで統一

 

〜※〜

 

3人「却下だー(ずら/ですわ)!!」

 

ダイヤ「そこまで需要がありませんもの!!」

 

3人揃ってはきついわ。なんだ、君?一体、揉めるのか?

 

千歌「最後!!」

 

〜※〜

 

【名鉄6750系→7200系】

名鉄1000系ボルスタレス台車搭載車の廃車発生品を利用して新性能化

最高時速120km/h

1800系を始めとしたSR車と併結可能

 

〜※〜

 

千歌「これは却下できないなぁ…色々勿体なかったし」

 

俺「でしょ?」

 

これは流石に2人もうなずいてくれた。

 

千歌「じゃあもう1つだけ見たいな…なんて」

 

〜※〜

 

【近鉄新2200系】

新型通勤車

吊り掛け駆動・三菱SiC-VVVF

主電動機出力340kW×4

電気指令式ブレーキ

4連は2M2T、3連は1M2T

 

〜※〜

 

3人「却下だー(ずら/ですわ)!!」

 

由美「まあそうだろうけど…まさか近鉄の新車にも反対ってわけじゃ…」

 

千歌「千歌は反対!!今のままで60年とか70年とか使っても大丈夫な気がするもん!!」

 

なんだ、君?一体、60年も、こき使うのか?

 

マル「マルは新車導入には賛成ずら。だけど吊り掛けはないかなって」

 

ダイヤ「私も同感ですわ。ところで懐古厨の千歌さん」

 

千歌「懐古厨とは失礼な!!私はこう見えても現代人だぞ!!」

 

マル「いや、由美ちゃん以上の懐古厨ずら。ブーメラン乙ずら」

 

ダイヤ「とりあえずお話しましょうか」

 

千歌「…はい」

 

俺「さ、今回は締めるか」

 

2人「うん!!(ええ)」

 

千歌「逃げるな卑怯者!!逃げるなァ!!」

 

もう無視して締めて今回はお開きとなった。千歌っちは一旦痛い目見たほうがいいゾこれ。




元ネタは「#関西一体化構想」「#架空鉄道をやろう」などでTwitter検索すれば出ます。

次回は未定です。


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唐突な小説リクエストに注意!!ヤンデレギロチン妹の断頭台リクエスト

テレビ番組を書く気力がないのでもう2021年分に飛びます。初っ端は削除作品からのエスケープ転載です。視点は青山由美とします。


皆様あけましておめでとうございます。青山由美です。というわけで今年分も始めていきたいと思います。

 

昨年末にはトラブルを起こしTwitterの趣味アカウントを消して病んだということもありましたが一応無事です。

 

さて、今俺が何をやっているのかというと…、

 

俺がハーメルンにて小説を書いていてちょうどメッセージが届いたのだった。相手は「みくりん@あなたの妹」だった。知らないなぁこの人…。

 

とりあえず開けてみよう。メッセージの内容は以下の通りだった。

 

「お兄ちゃん、小説素敵だね。ところでリクエストはやっているの?やっていたら嬉しいなぁ〜♥」

 

怪しむことなく俺はこう返した。俺は女だが、ネット上では両方の性別に対応できるようにしている。

 

「もちろん、お気軽にどうぞ」

 

すると、リクエスト文が飛んできた。

 

〜※〜

 

ラブライブの南ことりって人がギロチンにかけられる話を書いてほしい。高坂穂乃果、園田海未と喧嘩して、2人を殺してしまう場面から始めてね。それから他の仲間から見離されて、警察に逮捕されて、裁判で死刑になって、それで断頭台にかけられて息絶える場面で終わってね。

このメモの内容はスクショかメモをしてほしい。

完成したらそのまま小説に投稿してね。

 

あたしはお兄ちゃんの小説が大好き。小説は動画に使用するよ。お兄ちゃんを全力で応援するからね♥♥♥

 

〜※〜

 

こんな怖いリクエストできるか!!作者の梅蔵さんはギロチンの話を書いたことはあるけど俺は書けない。一度ダイヤに斬首されそうになったからな。

 

「それは…無理だ。申し訳ない」

 

そう返したら態度が一変。

 

「…ねえ、なんで?なんでなの!?」

 

「お兄ちゃんはあたしのために尽くすって言ったよね!?」

 

「あたしはお兄ちゃんのことが大好きなのになんでお兄ちゃんはあたしの言うことを聞いてくれないの!?」

 

「言うことを聞かないお兄ちゃんはあたしのことがわかるまで洗脳してあげる♥♥♥」

 

…とこのようなメッセージが2時間の間に4000件以上も送られてきた。もういい。こいつブロックしよ。俺のデバイスは通報機能が死んでいるから通報できないけど。

 

その後、お気に入りユーザーの活動報告を眺めていると、突然1件の新着が流れてきた。内容は以下の通りだった。

 

【ユーザー名: Diana KRSW】

《変なリクエストをもらいました》

私の大好きなキャラをギロチンにかけてくださいというリクエストを知らないユーザーからもらいました。断った瞬間に突然ヤンデレ化してきたので通報&ブロックしておきました。皆さんも注意をお願い致します。

 

これはダイヤのアカウントであった。

 

【ユーザー名: みかん怪獣】

《ひどいリクエスト》

ギロチンネタをリクエストしてきた人がいました。書き上げましたが、見せた瞬間に「一から書き直せ」と言ってきてなんとかして満足させましたが、次のリクエストが来た(それもギロチンネタ)ので通報&ブロックしておきました。皆さんも注意してください。

 

これは千歌っちのアカウントであった。

 

するとDiana KRSW氏からメッセージが送られてきた。

 

「芝浦さん!!あのなりきりヤンデレ妹の被害に遭いませんでしたか!?」

 

芝浦というのは俺のハンドルネーム「芝浦竹蔵」のこと。作者と同様「国木田大吉」で活動して荒らし行為で失敗したので先日変更した。

 

俺はこう返した。

 

「私も遭いました!!嫌気がさしたのでブロックしておきました!!通報感謝します!!」

 

「それなら良かったのですが、すぐにロックされるといいですね。」

 

「ですよね。あれは間違いなく粘着行為ですから。」

 

その後、そのみくりんというユーザーはブラックリストに載ってしまった。

 

《ユーザID》******

《名前》みくりん@あなたの妹

《段階》ロック

《理由》特定ユーザーへの粘着行為(被害ID:******, ******, ******)/スパム行為/盗作行為(他者の小説の外部サイトへの無断転載を複数回)

 

しかし、それだけではなかった。千歌っちもダイヤもブラックリスト入りしてしまった。

 

《ユーザID》******

《名前》Diana KRSW

《段階》注意

《理由》特定の個人を攻撃するような作品の投稿や書き込み(変なリクエストをもらいました 私の大好きなキャラをギロチンにかけてくださいというリクエストを知らないユーザーからもらいました。断った瞬間に突然ヤンデレ化してきたので通報&ブロックしておきました。皆さんも注意をお願い致します。等)

 

《ユーザID》******

《名前》みかん怪獣

《段階》注意

《理由》特定の個人を攻撃するような作品の投稿や書き込み(ひどいリクエスト ギロチンネタをリクエストしてきた人がいました。書き上げましたが、見せた瞬間に「一から書き直せ」と言ってきてなんとかして満足させましたが、次のリクエストが来た(それもギロチンネタ)ので通報&ブロックしておきました。皆さんも注意してください。等)

 

読者の皆さん、このサイト(ハーメルン)で通報依頼は絶対にやっちゃだめだぞ。作者さんが情報提供欄に載ったかもしれないことがあったからな。




これ書いたの今年の1月でしたがその2ヶ月後に本当に大規模なスパムが現れるとは…。

次回は未定です。


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芝浦竹蔵帰れシリーズ1

まさかの意見箱整理ネタです。視点は青山由美、もとい芝浦竹蔵とします。


俺「全く…意見箱設けたら荒らしや誹謗中傷の投稿ばかりでめちゃくちゃなんだけど…」

 

ダイヤ「ユアペディアみたいに方針設けていないからこうなるのですわ」

 

俺とダイヤ、そして千歌っちは新居町運転所に集まって先日中部高速鉄道公式サイトに設けたweb意見箱の整理を行うことにしたが…中傷コメントやイチャモンであふれかえっていた。

 

千歌「じゃあ最初のやつを開けてみよう」

 

 

今から新居町に行こうと思います。東海道本線経由で。

 

俺「…まあわからなくもないが」

 

千歌「えっ?」

 

俺「中部高速鉄道自体が大手私鉄でも知名度かなり低いし」

 

ダイヤ「そうでしたか」

 

俺「しかし中部高速鉄道は早い、安い、それでも中途半端をモットーに頑張っていきます。どうか目を向けていただけると助かります」

 

千歌「中途半端はいかんでしょ!!」

 

俺「えへへ」

 

ダイヤ「次!!」

 

国木田大吉ってハンドルネームを使っていた社員を解雇してください。ピクシブ百科事典でやらかしたユーザーをあんな会社に入れておくわけには行きません。

 

俺「帰れ」

 

ダイヤ「それはひどくないですか?」

 

千歌「社長の葵さんがこの投稿者のIPはブロックしたらしいよ」

 

ダイヤ「それなら良かったのですが」

 

千歌「とりあえず次行こうよ」

 

黒澤ルビィとかいう知的障害児を中部高速鉄道から永久追放しろ。てか全ての鉄道に永久追放宣言させろ。アイツみたいな知恵遅れが鉄ヲタを名乗るなんて宇宙の恥だ。

 

ダイヤ「ルビィに…ルビィにこれ以上触るというのなら…お覚悟ですわ!!」

 

ポチッ!!

 

この投稿をした誹謗中傷君はアカウントが判明したためダイヤの手によりIP規制&アカウント停止処分となった。やったぜ。

 

ダイヤ「次!!」

 

次の投稿には非常に画力の低い、トイレで排泄する女の人の絵が貼られていた。

 

俺「帰れ」ポチッ!ポチッ!

 

一瞬でIPブロックしました。アカウントは持っていませんでしたが、グローバルロック処分ともしました。

 

二度と、投稿して、来るな。

 

ダイヤ「誰ですの?」

 

俺「treno_di_*****ってIDでTwitter使ってる人。pixiv永久追放された極悪ストーカーだわ」

 

千歌「それはブロックして正解だね。次行こうか」

 

芝浦竹蔵お前ほんといい加減にしろよ。自分のフォロワーさんの悪事を隠蔽しておいて、それを放置して小説投稿なんてするな。お前には小説投稿も百科事典も絵描きもする資格はない。動画投稿もブログもだ。鉄道もラブライブの趣味もやめて会社から消えて、どうぞ。そしてとっととネット上、いやこの世界から出ていけ。最後に。二度とこの世に生まれてくるな。

 

俺「…」ボロボロ

 

ダイヤ「これはひどいですわね…」

 

千歌「IP規制しようか…」

 

ポチッ

ポチッ

ポチッ

 

即刻IPブロック&アカウント停止&グローバルロック処分となり、ブラックリストにも載った。

 

ブラックリストに載った場合は特急券が一生買えなくなる。二度と中部高速鉄道に乗りに来るなよ。

 

俺「俺もう寝る」

 

千歌「…なんで?」

 

俺「あんな投稿見て病まない奴なんてどこにいるか!!一旦寝て夕方にスッキリさせてからもう1回やる」

 

ダイヤ「病んじゃ嫌ですわ!!」

 

俺「いい加減にしろ!!」

 

ダイヤにビンタしようとしたその時だった。

 

ガシッ!!

 

果南「なんでそんなことやるの由美!?」

 

俺「果南も黙れ!!」

 

俺はとにかく逃げて逃げて逃げ回った。そして工場の端で一人寂しく座ることにした。

 

千歌「どうしよう…」

 

果南「とりあえずその投稿見せてほしい」

 

千歌「これだけど」

 

千歌っちはあの後果南に投稿を見せた。

 

果南「ちょっとこれは由美が病むのも無理はないかな。ダイヤも千歌も酷いよ。そんな病むななんて」

 

ダイヤ「だって由美は輝かしいのが一番ですもの。病んだ姿なんて見たくありませんわ」

 

千歌「だって由美ちゃんは病んだら手を付けられなくなることもあるんだよ?突然暴れ出して色々破壊したことがあったし」

 

果南「だからって病んじゃダメはないよね!?」

 

千歌・ダイヤ「ごめんなさい…」

 

果南「いい?由美は心がものすごく弱くて、ちょっとした誹謗中傷とかいちゃもんで傷ついちゃうの。そのレベルは他のAqoursメンバーよりひどい感じがする。そんな繊細な人に病んじゃダメというのもやっぱり問題ある対応だとは思うよ。とりあえず様子を見に行こうか」

 

千歌「うん…」

 

~※~

 

3人は俺のいる車両所の38番線の隅にやってきた。

 

果南「由美、大丈夫?」

 

俺「そうでもない…。でも落ち着いて取り組めるようにはなってきた」

 

千歌「あの投稿は果南ちゃんに見せてすぐに消したから」

 

俺「それなら良かった。戻ろう」

 

こうして戻ることに。

 

さてと、次見てみよう。

 

オルァ南急ふざけんなよ食パン8000のスジ公開しろやぁ!!

 

俺「帰れ」

 

果南「これ誰の投稿?」

 

俺「ノセトレとかいう迷惑撮り鉄のパロだわ。イタズラ投稿だけど返しておこう」

 

南国急行鉄道8000系8106Fのスジは基本的に完全非公開です。文句あるなら俺に電話しろ。俺の電話番号は0**-****-****ね。by芝浦竹蔵

 

千歌「あと何件ある?」

 

ダイヤ「一応中傷コメントはなくなったようですがあと10件くらいありますわね」

 

俺「じゃあ順に見ていくか」

 

その中でもひどかったのは2件(似たようなの除く)だった。

 

1つはこれ。

 

新居町NOW

 

俺「帰れ」

 

しかも類似したものが数十件程度あったが全部「帰れ」と返しておいた。

 

ほか酷いのはというと、これだ。

 

鉄道と、バスは、死ね。消え失せろ。社会、いや宇宙のゴミだ。

 

ダイヤ「即刻グローバルロックですわああああああ!!」

 

果南「これはブーメランだね」

 

千歌「アカウントもバレバレだよ」

 

俺「ブラックリストにも載せよう。藤原葵社長にも見せたら即刻凶悪ブラックリスト入りだって」

 

凶悪ブラックリストの場合、特急券はおろか乗車券ですら買えなくなる。それどころか他の鉄軌道事業者やバス事業者にも伝えられどの乗車券も一切買えなくなる。当然のごとく該当ユーザーのICカードも無効化。つまりすべての公共交通機関から永久追放されるのだ。

 

こうして今回は終わった…が、

 

千歌「今からお昼寝しようよ」

 

俺「俺の体が受け付けないんだ!!千歌っちのおっぱいに埋もれたら死んじゃうよ!!」

 

果南「ニガサナイヨ?」

 

ダイヤ「ふふっ♥いらっしゃい♥♥」

 

結局俺は6つの山に囲まれて寝ることになりました。




次回は未定です。


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【ランジュ&ミア&Liella!練習回】中京一体化構想 スクールアイドル界隈の独裁者は帰れ

スクスタの炎上に便乗。私はスクスタをやっていないし、擁護もしません。しかし、ランジュやミア自体は悪い奴ではない。私はそういう風に思っています。何しろシナリオライターと運営に責任があることを信じたい。

というわけで、アニガサキは、スクスタの、二の舞に、なるな。その思いで書きます。視点は青山由美とします。

なお、今回の学年は以下のように独自設定とします。
青山由美、山部仲喜→高校2年生
御門勇輝→高校1年生
青山聡平→中学3年生
ジュリー→中学1年生
2019年Aqours新規メンバー→高校2年生
2020年Aqours新規メンバー→高校1年生


俺「なんでこうなるんだよ…」

 

可可「どうしたんデスカ?」

 

俺「もうね…嵐珠とかいう化け物が大暴れして今度は沼津の北部および名古屋への遠征で市民を巻き込むらしい…」

 

恋「嵐珠さんですか…私もあの音楽を滅亡に導く方には大反対です。結ヶ丘も乗っ取りましたから」

 

本日も新居町運転所は平和ではない。香港出身のメトロキャメル電車以上の化け物が俺たち中部高速鉄道や名古屋市民などから味方を作るつもりであることが分かったので頭を抱えて悩んでいた。

 

ちなみにいつも来てくれるμ'sのことりちゃん、絵里さんとか、Aqoursの千歌っち、ダイヤ辺りは外道な香港クイーンの見方をして裏切り、無期限で出禁とした。この結果μ'sやAqoursは崩壊したうえ、中部高速鉄道との接近禁止命令を前者は理事長、後者は小原家権限で出されている。あと虹ヶ咲は監査委員会の設立により中部高速鉄道側が無期限で出禁にしている。

 

かのん「でももう永田町は香港クイーンの支配下だよ…」

 

千砂都「永田町って何?」

 

すみれ「日本政府のことよ。東京が麻痺するなんて、日本はもう終わりだわ」

 

俺「いや、それでも外部の助っ人はまだいる。今から呼ぶ」

 

俺は静岡県沼津市のあの本物の進学校から5名ほど呼んだ。俺の高校は自称進学校と揶揄されるんだけどね(汗)

 

月「こんにちは〜!!」

 

俺「どうも」

 

清「しかしランジュとかいう害悪許せねぇなぁ」

 

俺「だよね」

 

幸恵「ここは悪魔のパワーで撃退しましょうよ」

 

可可「そうデスネ!」

 

光希「皆さんで協力して帰れコールしましょう!」

 

恋「その意気です」

 

オードリー「国家転覆で捕まらないかなというのは思います」

 

千砂都「絶対捕まらないって☆」

 

すみれ「それはそうとギャラクシーな鉄ヲタの皆さんはどこにいるのかしら?」

 

俺「アイツらか。確か山部仲喜は南国急行鉄道(させんさき)に常駐することになって今日は来られない。それから弟たちは学校があるから参加権放棄だって。勇輝くんはそろそろ業務終了だって言ってたからそろそろ来るぞ」

 

可可「今からクゥクゥたちは何をするのデスカ?」

 

俺「色々迷ったんだけど…まずビラと横断幕を作ろう。一応こんなふうにしたいんだよねぇ」

 

かのん「私手伝います!」

 

光希「ここは横断幕やります!」

 

こうして作成を開始。ちなみに横断幕は2枚。1枚は、

名古屋にランジュはいらない 名古屋にミアはいらない

〜スクールアイドル界隈の独裁者は名古屋に来るな 中京一体化構想〜

もう1枚は

ランジュは名古屋から出て行け ミアは名古屋から出て行け

〜スクールアイドル界隈の独裁者は帰れ 中京一体化構想〜

という内容である。

前者は訪問前の7月24日まで使用、後者は訪問中の7月25日以降に使用する予定でいる。

 

ビラについては「香港クイーンが名古屋に来たら日本は滅びます!!皆さんで協力して追い返しましょう!!」という内容である。

 

俺「それから署名もお願いします」

 

署名についてだが、「香港クイーンを追い返しましょう!!」という内容とし、俺を筆頭に5人の署名は済んでいるので、ここにいる静真高校のスクールアイドルしらさぎの皆さんおよび、結ヶ丘のスクールアイドルLiella!の皆さんには署名してもらった。

 

この日は21:30を持って打ち切った。

 

〜※〜

 

次の日。月ちゃんたちは沼津駅北口にて、俺たちは名古屋駅西口にて署名活動を行うことにした。

 

通りすがりの者「僕も嵐珠は横暴だと思います。ぜひ帰れ運動に参加させてください!!」

 

仲喜「ありがとうございます!!」

 

そして意外なことに、レトロ爺さんという名の市長様まで署名してくれた。

 

こうして沼津では16万人(*1)、名古屋では210万人の署名が集まった。沼津市北部と名古屋は嵐珠に征服されていない。これを証明できた。

 

この署名運動は岡山、広島、福岡、北九州、松江、出雲、高松にも及んだ。反嵐珠派による自治が行われている場所でもある。

 

〜※〜

 

そしてデモ当日の7月23日になった。俺たちやLiella!の皆さんを含めた150万人余りが愛知県内の各所に集まり、みんなで叫んだ。俺は久屋大通公園で司会をすることになった。

 

俺「皆さーん!!準備は良いですかー!!」

 

150万人余「イェーイ!!」

 

可可「それでは、クゥクゥたちに続いて、叫んでクダサーイ!!」

 

清「横暴アイドルは来るなー!!」

 

150万人余「(拳を上げて)来るなー!!」

 

勇輝「政界乗っ取り許さないぞー!!」

 

150万人余「許さないぞー!!」

 

千砂都「鐘嵐珠は横暴だー!!」

 

150万人余「横暴だー!!」

 

かのん「来るなー!!」

 

150万人余「来るなー!!」

 

オードリー「許さないぞー!!」

 

150万人余「許さないぞー!!」

 

こうしてこの日は解散となった。

 

〜※〜

 

翌日にはコンサートを開いてみる。この世界では嵐珠が認めた曲以外聴くことを一切認められず、バレたら即粛清される。しかし愛知県と静岡県、中国四国・九州は嵐珠の支配下に置かれていないため、これを機に猛抗議することにした。

 

そして俺は平井大の「the gift」を歌うことに。この曲も禁止曲に指定されている。頗る良い歌なのにドラえもんというだけで禁止にするのだから横暴極まりない。

 

〜※〜

 

しかし翌日ランジュが名古屋駅に訪問した際、悲劇は訪れる。

 

俺「出て行けー!!」

 

ランジュ「何のことかしら?」

 

俺「あなた方は名古屋からお引き取りください。あなた方のような横暴な方々を名古屋という平和な街に留めるわけには行きません」

 

ミア「おや、由美はボクたちに喧嘩を売るのかい?」

 

俺「なんのことやら」

 

ミア「とぼけんな!!かかれ!!」

 

すると数百人の兵士がこちらをめがけてやってきた。

 

俺「やめろおおおお!!」

 

〜※〜

 

気がつくと瑞浪の最終処分場に建てられたシェルターの中に閉じ込められていた。

 

俺「俺はどうすればいいんだよ!!」

 

ランジュ(スピーカー)「由美、ランジュはあなたにレポート出したから90分以内に仕上げなさい!!そうでないと出してあげないわよ!!」

 

俺「90分経ってできなかったら?」

 

ランジュ「時限爆弾で粛清してあげるわ!!」

 

一応問題を確認してみたが…、

 

スポーツに関する以下の論文(*2)から1つだけ選び、自分の考えを3000文字以上でまとめよ。

 

絶対無理だわ俺死ぬしかないよワープロあるのは助かったけどさぁ…。

 

諦めモードでありながらとりあえずはやるしかないよな。

 

そして90分後。

 

ランジュ「(中国語で)清除ラ!!」

 

俺は爆死という形で粛清された。

 

それからというもの、ランジュは日本を完全に植民地化。逆らうものは全員粛清となり、中部高速鉄道も完全に乗っ取られてしまうことになったのはまた別の話。もうこんな世界から追放されて良かったよ…。

*1
おそらく隣の清水町、三島市、富士市からわざわざ来てくれた人もいたらしい。

*2
4つありました。




書いているうちになんとなくジョージ・オーウェルの「1984年」とか某子供向け番組の某エピソードの流れとかに似てきて笑った。

しかこういった論文をまとめるレポートですが私はとにかく苦手です。できればやりたくない()

次回は未定です。

なお、ランジュ&ミアの風刺はこれを最初で最後とします。今後はランジュのヤンデレも書いていこうかなと思っています。


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鉄道界隈の騒動について語ろう #1 幕パチ参上!!

新シリーズとして鉄道界隈で起きた騒動について語り合う回を書いてみようと思います。視点はデフォルトの高海千歌とします。


私「えっ、これは何だろう?」

 

由美「なんかまぁた悪質な鉄ヲタどもの騒ぎだぞ。真面目にそういうの見てて一鉄道ファンとして呆れる。エンカいつも断っていて良かったよ」

 

私は由美ちゃんと新居町運転所に集まり鉄道界隈のニュースを流し読みしていたら、注目すべき記事が見つかった。

 

「幕パチ参上!!」である。

 

この事件は東海道本線の東戸塚駅にて、地雷鉄兼暴言厨として扱われて悪名高い幕パチ氏が窓から「幕パチ参上!!」という紙を掲げ運行妨害紛いの行為をして大炎上した、というもの。しかもその後、模倣犯が現れて大騒ぎになってしまった。

 

由美「185系が窓を開閉できるからって窓から手を出すのは安全上よろしくない。幕パチ氏はそれもわからんのかって言いたい」

 

私「だよね。車に乗るときでもそれはだめって親から言われて来なかったかなってのは思う」

 

由美「もうあの辺の害悪鉄ヲタだめだな…。記事作って荒らし扱いされる俺とかたまにフラッシュを焚くゆずサイダーよりタチ悪すぎる」

 

そんなとき、ダイヤさんもやってきた。

 

ダイヤ「あら由美、千歌さん、こんにちは。何をやっているんですの?」

 

由美「もうね…物議を醸すニュースを見つけて語り合ってたんだよ…」

 

ダイヤ「どのようなニュースですの?」

 

私「これ。幕パチさんのその行いに私たちは呆れてたの」

 

ダイヤさんはそのニュースを見た。

 

ダイヤ「元FFさんとして本当に片腹痛いですわ」

 

由美「どういうことだよ?」

 

ダイヤ「幕パチさんとはかつて同じラブライブ仲間兼鉄道ファンとしてTwitterで交流していまして、東武8000系を馬鹿にしたお方にブロック祭りタグを作って炎上させた際にブロック致しました。そうしたらこのように鉄道会社に迷惑をかけるとは思っていませんでしたわ」

 

私「以前騒がれて日本のトレンドにもなった『#マイカブロック祭り2020』のことかな…?」

 

ダイヤ「はい…」

 

由美「なんというかもう、こいつ駄目だな…」

 

ダイヤ「千歌さんは幕パチ氏の通報とブロックをおすすめ致します」

 

私「了解しました」

 

即刻幕パチさんを名乗るアカウントはすべてブロックした。

 

ダイヤ「あの紙を掲げるだけならまだしも流石に手を出すのはどうかと…」

 

私「じゃあ掲げるだけならどうすれば…」

 

ダイヤ「一応蓬莱千奈さんが安全なやり方を実証したようです」

 

私「どうやってやるの?」

 

ダイヤ「とりあえず私たちは静岡駅に移動しましょう。由美はこの紙を渡すので沼津駅に向かってください」

 

由美「わかりました」

 

~※~

 

由美ちゃんが静岡駅に着いたところでダイヤさんは電話を掛けた。到着したことは由美ちゃんの手に埋めたGPS発信機の信号でわかった。花丸ちゃん本当にありがとう(*1)。

 

通話終了後、待つこと30分、由美ちゃんに乗るように伝えた電車がやってきた。G4600系気動車2両+G3600系バイモード電車10両の快速である。

 

そして由美ちゃんは…、

 

「芝浦竹蔵参上!!」という紙を窓にくっつけていた。

 

私「なるほどね!!今度色々あったときにやってみよう!!」

 

ダイヤ「そうですわね。Aqoursでイベントが開かれることになったら会場の最寄り駅でやってみましょうね」

 

私「うん!!」

 

こうして由美ちゃんが降りてきたところで運転所に戻り今回はお開きとなった。

 

しかし迷惑撮り鉄に限らずこんな常識外れな行為をする鉄ヲタがいるということも今回初めてわかった。こんな迷惑行為は絶対しないことを誓い、今回の締めとさせていただこう。

*1
詳細はR-18版のとある回を参照。




次回は190話記念、あるいは第2回の出演キャンペーンとなります。


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中部高速鉄道のバケモノ対策は不十分

今回は厭戦的な私としては珍しく怪人ネタを書きます。視点はデフォルトの高海千歌とします。


由美「はぁ…参ったなぁ…」

 

たこなぐり「どうしようね…」

 

私「由美ちゃんとたこなぐりさんはどうしたの?」

 

私が新居町運転所の車庫の隣の事務室に行くと由美ちゃんと怪人のたこなぐりさんが頭を抱えて悩んでいた。

 

由美「もうさ…2年くらい前に富山のカニギロチン倒したじゃん」

 

私「うん」

 

由美「あのとき千歌っちと曜ちゃんが変身していなかったら俺とたこなぐりは死んでたかもしれないからもう1〜2体くらい怪人が必要じゃないかなと思って悩んでたわけだよ」

 

??「ふふっ♪そう言うと思って、作っておいたわ!!」

 

由美「この声は…」

 

3人「博士!!」

 

久々に登場した謎すぎる生命体、青山海那博士である。

 

博士「出てこい!!妖怪サソリギロチン!!」

 

サソリギロチン「はじめまして」

 

たこなぐり「よろしくです」

 

8つの目玉、6本の腕(うち2本はペンチ)、ハンマーの尻尾を持つから少々怖いが、本物のサソリよりずっと大人しく、とてもフレンドリーである。

 

サソリギロチン「まあ僕も新人だし…」

 

たこなぐり「一応料理の腕は俺が教えてあげるさ」

 

サソリギロチン「ありがとう…」

 

由美「あともう1人新しい怪人がいたような…」

 

??「私かな?」

 

由美「えっ…誰…?ひっ…!!」

 

顔面に複数の目玉を持つ機関車が現れた。それだけではなく、側面にも大量の目玉を持っていた。

 

博士「紹介するわね。この子は機関車岩左衛門っていうの」

 

岩左衛門「いきなり目玉で驚かせてしまい申し訳ない」

 

由美「いや大丈夫だよ。もう慣れた」

 

私「一瞬側面見てトレインイーターかと思って驚いたよ」

 

岩左衛門「それはよく言われるさ」

 

私「とりあえず仕事がありそうな雰囲気を感じるんだけど…」

 

岩左衛門「私は建築限界の測定もやっていこうと思っています」

 

たこなぐり「俺も協力するぜ」

 

サソリギロチン「僕も手伝えるときはやります」

 

そんな時ルビィちゃんがやってきた。

 

ルビィ「ひっ…目だらけのお化けさんがいっぱい…でも…みんな可愛い~♥」

 

いやなんでやねん!!

 

岩左衛門「私が可愛いとは…」

 

ルビィ「この四角い怪人さんの名前は何て言うの?」

 

岩左衛門「私かな?私は岩左衛門。目だらけで驚かせて申し訳ない。あなたの名前は?」

 

ルビィ「黒澤ルビィと言います…」

 

岩左衛門「ルビィちゃんか。可愛いね」

 

ルビィ「ありがとうございます…。ところで岩左衛門さんは側面の目は見えてるの?」

 

それを聞いちゃおしまいよルビィちゃん!!

 

岩左衛門「実はほとんど見えていないんだ。ここから赤外線を発射できるけど使うのも敵を倒すときと建築限界を測るときだけだからね」

 

なるほど…。

 

ルビィ「とりあえず新しい怪人さんもよろしくお願いします!!」

 

サソリギロチン・岩左衛門「よろしくお願いします」

 

こうして楽しく夜まで遊んでお開きとなった。しかし中部高速鉄道の怪人には3つ以上の目玉を持つものが多いけど、なんでだろうね…。




次回こそ鉄道界隈やらなきゃ。ミズトレ氏との約束を果たさないと()


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鉄道界隈出演キャンペーン #2 都営新宿線民のお転婆鉄娘

今回、5月中旬からの某鉄道界隈の人物との約束を果たします。出演させてよいか聞くとあっさり受け入れてくれたので書こうと思います。

視点は青山由美、もとい芝浦竹蔵とします。


俺「これが都営新宿線か…」

 

ダイヤ「久々に乗りますがかつての面影はどこへやら…」

 

俺とダイヤは都営新宿線に乗りに来ていた。というのも、鉄道界隈の準勢力である蓬莱千奈氏と3人でエンカする約束があるからである。

 

蓬莱千奈氏は和服の似合うお転婆なかわいい女の子。しかし俺は彼女の炎上に便乗して一時期ブロックし、更には外部サイトで晒して誹謗中傷をしていたこともあり、謝罪はしたもののしばらくの間は根に持っているのではないかと怯えていたがそんなことはなかった。今回YouTubeからエンカに誘ったらあっさり承諾してくれたのである。

 

しかし都営新宿線にかつての面影はなかった。数年前まで走っていた10-300R形や10-000形はすべて廃車になって現在は10-300形の独壇場になっている。

 

とりあえず大島駅にて待ち合わせということで大島駅まで乗ろう。

 

〜※〜

 

大島下車。

 

??「竹蔵さーん!!」

 

俺「もしかして…あなたが蓬莱千奈さんですか?」

 

千奈「はい。そうです!はじめまして竹蔵さん!!」

 

俺「はじめまして」

 

千奈「ところでこちらのお方は…?」

 

ダイヤ「DIAMONDカワサキと申しますわ。本日はよろしくお願いします。私のことはダイヤと呼んでいただければ幸いですわ」

 

千奈「ダイヤさんもはじめまして」

 

俺「ところで今日はどうする?俺京成に乗ったことないんだよねぇ…」

 

千奈「京成電鉄すごく楽しいですよ!!ぜひ案内したいです!!」

 

俺「じゃあお言葉に甘えて」

 

3人「レッツゴー!!」

 

こうして俺たちの京成旅は始まった。

 

〜※〜

 

まずは都営新宿線から本八幡まで行ってさらに京成八幡駅に移動する。

 

京成八幡駅には京成本線を通るすべての定期列車が停車する。

 

すでに昼を過ぎていたので都営車と京成車のみが停車する。ほとんどが3000形で、ちょくちょく3700形が現れるくらいである。しかし俺にとってはかなり珍しい。

 

俺「3700形来ないかなぁ…」

 

そう言った矢先、都営5300形が現れた。今や貴重な存在快速西馬込行きである。今からこれに乗る。

 

俺「コイツ久しぶりに乗ります」

 

千奈「そうだったんですか?」

 

俺「8年くらい前の夏に泉岳寺から東銀座まで乗ったんですよ。爆音インバータが素敵なんだよねぇ」

 

千奈「でも東京の電車に思い出があるのは私嬉しいです!」

 

俺「そう言ってくださり何よりです」

 

とりあえず都営5300形を撮影し、京成高砂まで乗る。

 

近鉄5200系を彷彿とさせる爆音VVVFが身に沁みる。

 

俺「京成線沿線はきれいだなぁ」

 

千奈「そう言ってくださり何よりです」

 

〜※〜

 

京成高砂下車後、通過するスカイライナーや北総線の電車などを撮影する。そして…。

 

ダイヤ「今度は京成金町線の電車に乗ってみたいですわ♪」

 

千奈「行きましょう♪」

 

こうして京成金町線に乗ることに。

 

京成金町線は全線乗車してもたった5分の下町の路線。そして本数が15分間隔とそれほど少なくはない。

 

乗ったのはなんと。3668Fことターボ君であった。

 

金町下車。

 

俺「しかし奴にばったり会わないようにしたいなぁ…」

 

千奈「奴というのは…?」

 

俺「近鉄馬鹿にした腹黒」

 

千奈「それ、私もブロック済みだよ」

 

俺「ナイス」

 

ダイヤ「それなら良かったですわ」

 

千奈「だけどなぜそれを?」

 

俺「そいつだけどこの近辺の大学に通ってて、ばったり出会った瞬間に喧嘩になったり裏に連れて行かれてお仕置きされたりするんだ。ちょっと前までは仲が良かったけど最近俺は許せてない」

 

千奈「なるほど…」

 

とりあえず今回は京成線目的なので改札を出て折り返そう。

 

〜※〜

 

そして金町線の帰りの列車に乗り、今度は特急に乗る。

 

乗ったのは京成3700形3858Fだった。

 

俺「しかしこれに乗るなとか言ってきたら大丈夫かなぁ…」

 

千奈「大丈夫。私が対処しておいてあげるから」

 

俺「助かります…」

 

でも東洋インバータ素敵だったなぁ…。

 

〜※〜

 

そして京成八幡に戻ってきたのだが…、

 

千奈「良かったら2人に大判焼きを奢ろうかなって思ったんだけど…」

 

俺「じゃあぜひ!!」

 

ダイヤ「私もお言葉に甘えて…」

 

というわけで、市川名物大判焼きを食べてみよう。

 

〜※〜

 

千奈「これどうぞ」

 

俺・ダイヤ「ありがとうございます!!」

 

一口かじると、そこにはあんこの甘みが口いっぱいに広がる。名古屋や沼津にも大判焼きがあるが、それらよりも美味しい。

 

俺「もうね…」

 

千奈「どうしたの?」

 

俺「俺さ…すぐに病むし無自覚に人を怒らせるし…更には記事荒らして迷惑ばかりかけるし…本当に人間のクズみたいだよな…。俺みたいな奴は鉄ヲタやめろってみんな言ってるさ…」

 

千奈「そんなことはないよ竹蔵さん」

 

俺「えっ?」

 

千奈「今回エンカしてわかったけど、竹蔵さんは普段はすごく優しいし、余程のことがない限り怒る人じゃなさそうな気がするんだ。だからそんなに自分を責めないで自信持とうよ!!」

 

俺「千奈さん…ありがとう!!」

 

俺は涙を堪えられていなかった。嬉しくて泣いてしまった。

 

〜※〜

 

千奈「あっ…」

 

俺「どうしたの?」

 

千奈「そろそろ次の用事があるんだった!!」

 

ダイヤ「それならこれで解散に致します?」

 

千奈「そうだね」

 

俺「それなら今回はこの辺で…」

 

3人「じゃあまたねー!!」

 

こうして俺にとっての二度目のエンカ旅は終わりを迎えた。

 

その日の夜。俺はYouTubeに「蓬莱千奈氏とのエンカ記録」という動画を上げ、最後に千奈さんへのメッセージを載せたら千奈さんからコメント欄にお礼のメッセージが届いた。

 

「またエンカしたいです。今回はありがとうございました!!」

 

こうしてまた1つ、友情が深まった。今後もいつかエンカできる日を楽しみに、今回の俺の締めとさせていただこう。




【宣伝】
今回、蓬莱千奈氏のモデルとなったミズトレ氏のアカウントはこちらです↓。
https://twitter.com/mizukaze_train
https://twitter.com/mizukaze_rapid
https://youtube.com/channel/UC7QmcpSrZsyPG4BIzXMG2xA
https://www.pixiv.net/users/68104515
ぜひチャンネル登録、フォローよろしくお願いします。

次回は近鉄に乗りに行く回にしようと思います。行き先は鈴鹿を予定。


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Aqours春の近鉄祭り2021 #1 夕暮れの鈴鹿

久々に旅行記パロを書きます。視点は192話やってきて初となる桜内梨子視点で書きます。


由美「やっと近鉄に乗れるぞ!!」

 

私「ふふっ、由美ちゃんすごく嬉しそうね♪」

 

ダイヤ「やれやれですわね本当に…」

 

私は由美ちゃん、ダイヤさんとともに近鉄名古屋駅に来ていた。由美ちゃんが近鉄に乗っていないせいで毎日のようにすすり泣きしていたし、私も近鉄に乗ってみたかったからぜひ行ってみることにした。

 

私「ところでルビィちゃんは?」

 

由美「2002年度生まれ組は全員受験だぞコラ」

 

私「そうだったわね」

 

ダイヤ「千歌さんは?」

 

私「またトラブルが起きるのが嫌だって。去年の大垣で由美ちゃんを自殺に追い込みそうになったことを引きずっているのかも」

 

由美「えっ…どうしよう…」

 

ダイヤ「また病むのではないのですか?」

 

由美「そんなの聞いたら病むに決まってるじゃん!!」

 

ダイヤ「なんで病むんですの!?私でもやっと由美に会えて嬉しくて抱きついていたいのに!!」

 

私「私は由美ちゃんにはそんなに病んでほしくないの。仲喜くんは別だけど」

 

私は仲喜くんのことが大大大好き。会えない日はいつも仲喜くんの写真を家に飾って布団の中で泣いているの。だけど公共の場で仲喜くんがいないときはあまり気にしていないし、むしろ些細なことでメンヘラになる由美ちゃんのほうがずっと心配なのよ。

 

由美「病むことだけは避けられないんです。許してください」

 

私「ダメよ」

 

由美「プリンおごるから許してくださいダイヤ様」

 

ダイヤ「認めませんわ!!」

 

由美「帰りに同人誌店のメロ●ブックスとフロマー●ュ寄ろうそれで許して!!」

 

私「それで許してもらえると思ってるの?」

 

由美「えっ…じゃあ俺おウチ帰る!!」

 

私「ふーん…そうやってすぐに投げ出すんだぁ…」

 

由美「本当に申し訳ございませんでした許してください何でもしますから!!」

 

私「ん?今何でもするって言ったよね?」

 

由美「あっ…(察し)」

 

ダイヤ「私も最後にい~っぱい由美のことをいじめようと思いますわ♥♥」

 

私「楽しみですね、ダイヤさん♥♥」

 

仲喜くんほどではないけどそのうち由美ちゃんをいじめたいというのは思ってた。だけど暴力なんてしない。全集中百合の呼吸でいっぱい気持ちよくさせてあげるんだから♥♥

 

とりあえずもう旅を始めちゃおう♪

 

【OP♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

急行列車に乗って着いた先は近鉄四日市駅。

 

由美「もうやだ。VVVFに出会えない…」

 

確かに、近鉄名古屋線の通勤車はほとんどが車齢40年を超えるおじいちゃんばかり。とはいえ中部高速鉄道も車齢60年近くのオールステンレス吊り掛けVVVF車をさらに50年使うという計画があるからこの辺りはもはや正気の沙汰じゃないわ。

 

これ以上言うと花丸ちゃんに殺されるからコメントは差し控えるわね。

 

ダイヤ「それにしても去年と全く変わりませんわね」

 

由美「だよね」

 

私「まずどこ行く?」

 

由美「てかここさぁ、港あるんだけど…寄っていかない?」

 

ダイヤ「それいいですわね!!」

 

私「野獣先輩四日市市民説やめようね」

 

とりあえずバスを探すが…、

 

ダイヤ「来ませんわね…」

 

私「どうする?」

 

由美「梨子ちゃんが行きたいところは…」

 

私「私は…近くに同人誌店とかがあればいいけど…」

 

ダイヤ「それだと私と由美が去年に近鉄百貨店に行ったことが原因かわかりませんがラブライブサンシャインのプレミアムショップができていましたわ」

 

私「そこでいい同人誌が買えるといいわね♪」

 

というわけで行ってみよう。

 

〜※〜

 

本当に良いものがいっぱい売っていた。同人誌も無事にゲットしたわ♪

 

ダイヤ「ルビィのグッズもゲットできましたわ♪」

 

由美「俺もこれでルビィちゃんとお揃いの私服が揃ったぞ」

 

それでも完全なオタク系だったから一般人が訪れるのは推奨しません。

 

〜※〜

 

こうして四日市駅に戻ってみる。

 

しばらくしてやってきたのは2610系と9000系。これは由美ちゃんが泣いてもおかしくないわね…。

 

とりあえず塩浜駅まで乗ろう。

 

〜※〜

 

塩浜駅着。

 

由美「1259系だ!!」

 

反対側にやってきたのは1259系のVC65編成。由美ちゃんは近鉄の日立のGTO-VVVFが大好きなんだって。

 

しかし…

 

発車ブザーがなってしまった。

 

由美「とりあえずここで撮る」

 

それで終わりではない。

 

VVVFの音を響かせて発車した途端…、

 

 

赤い伊勢志摩ライナーに被られたの!!

 

由美「…ぐすん」

 

私「本当にVVVFの通勤車が好きなのね」

 

由美「うん…また今度出直すよ…」

 

その後のこと。とりあえず塩浜駅の改札を出て歩くことにした。

 

ダイヤ「どこまで歩きます?」

 

私「南四日市駅が一番近いと思う」

 

由美「それなら歩こう。歩いて30分ほどだし」

 

こうして歩くことに。冬場だから風が強く寒い。ロングスカートにしてきて正解だわ。

 

由美ちゃんも珍しく長ズボンにしていた。ダイヤさんも黒タイツを履いて防寒対策はしてある。

 

工場と国道23号線いいよね。特に23号の地下には中部高速鉄道線が走っているから♪

 

〜※〜

 

南四日市駅到着。20分くらいで到着した。

 

それから待つこと10分。1両編成の気動車がやってきた。伊勢鉄道のイセIII形である。

 

銀色のステンレスボディと青い帯にレトロなカミンズサウンドはちょっと似合わない。

 

だけどJR東海である以上それは避けられない。

 

車内も温かみのある感じに仕上がっていて、クールな見た目とはまた違う。

 

南四日市駅を発車し、河原田駅に停車の後鈴鹿駅で下車する。

 

たったの2駅なのにかかった料金は410円!!

 

これは高額鉄道の極みよ!!

 

私「懐が寒いわ…」

 

ダイヤ「とりあえずここから鈴鹿市駅まで歩いてそのまま帰るつもりですが…お金はあるんですの?」

 

私「それだけはちゃんとあるわ」

 

由美「こっちも一応は…」

 

ダイヤ「それなら歩きましょうか」

 

まず鈴鹿駅は高規格路線なのに自動改札すらない。どこぞの名古屋の小田井駅と同じだ。

 

そして何より周りが田園地帯。どこぞの南国急行鉄道を彷彿とさせる出で立ちだ。

 

とりあえず下の線路沿いを歩く。近鉄鈴鹿線である。

 

1〜2本くらい列車が通過していく中…、

 

鈴鹿市駅到着。駅前は鈴鹿駅ほどではないけど何もない。三重県特有の田舎駅だ。

 

ダイヤ「しかし鈴鹿の田園地帯の夕暮れもきれいでしたわ♪」

 

由美「喜んでくださり何よりです」

 

私も久々に作曲してみようかなと思った。この夕日がやる気と糧になったもの。

 

そして鈴鹿市駅から伊勢若松行きに乗って終点に出て、急行で名古屋まで戻る。

 

車内にて。

 

私「なんかさ…」

 

由美「どうしたの?」

 

私「私が工場や田園をこれほど楽しめたのはこれが初めてなのかもしれない。東京の街や内浦の海、他に根尾の山とか色々見てきたけど、四日市の工場や鈴鹿の田園にも味があるって今日改めてわかったの。これも由美ちゃんがいるからこそだと思う。だから由美ちゃん、また旅に行きたくなったら連れてってくれる?」

 

由美「もちろんさ!!」

 

ダイヤ「2人とも相変わらずですわね」

 

3人「あはは…!!」

 

こうして名古屋駅に戻る。名古屋駅に到着したあとのこと。

 

ダイヤ「ところで由美」

 

由美「何だよ」

 

ダイヤ「最初に近鉄に乗る前、許しを請うために何でもするとか言っていませんでした?」

 

由美「さあ、なんのことやら」

 

私「とぼけても無駄よ。録音してあるんだから」

 

レコーダー「『本当に申し訳ありませんでした許してください何でもしますから!!』『ん?今何でもするって言ったよね?』」

 

由美「忘れて忘れて!!」

 

私「それを言って忘れられると思う?」

 

由美「無理でしょうね…」

 

ダイヤ「それなら今夜が楽しみですわね♥♥」

 

私「由美ちゃんをたっぷりいじめようね、ダイヤさん♥♥♥」

 

由美ちゃんは真っ白になっちゃったけど、やっぱり可愛いわね♥♥♥




そろそろ近鉄乗りたい(切実)

※本日2度目のコロナワクチンを受けました。明日や明後日無事復帰すると良いのですが。


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大井川の山に登ったら…

ルビィちゃんの受験終了企画です。もちろん黒澤ルビィ視点で書きます。


皆さんお久しぶりです。黒澤ルビィです。今日は人生初となる念願の一人旅をしようと思います。

 

受験は、だって?一応一通りはできたよ。もしこれで合格したら由美ちゃんと一緒に同じ大学に通えるから楽しみなんだぁ♪

 

とりあえず沼津から中部高速鉄道の普通列車新居町行きに乗って日切駅に出る。

 

起動加速度が3.6km/h/sで、最高速度も各停の中で最速レベルの144km/hが出るからかなり速い。表定速度も100km/hを超える。

 

日切駅を降りて待っていたのは大井川鐵道の7200系。2014年に十和田からやってきた新参者なんだって。

 

ロングシートだけどそれほど古さを感じられない、そんなスタイルの車両でした。

 

〜※〜

 

千頭着。乗り心地は比較的良かった。そのままトロッコ列車に乗って井川まで行く。

 

トロッコはスロフ300。軸バネがないからゴツゴツした乗り心地が特徴。

 

乗ること約40分。アプトいちしろ駅に到着。

 

そこに現れたのは巨大機関車ED90。アプト式のラックレールを備えた、日本でもここだけと言う珍車なんだよ。

 

列車は90‰の坂をゆっくり上っていく。まるでケーブルカーみたいだ。

 

そして長島ダムを越えたあとは水辺のきれいな奥大井湖上駅を過ぎ、井川に到着する。

 

ここから堂平駅や夢の吊り橋まで歩いてみようっと♪

 

ただどこを歩いても暗い森の中。ルビィ眠ったら死んじゃうよ、そう言い聞かせて歩く。

 

それでも道に迷っちゃった…

 

ルビィ「どうすればいいの…お姉ちゃん助けて…」

 

そして完全に方向感覚を失い、その後の記憶がまったくない。

 

〜※〜

 

目を覚ますと、妖精さんが目の前に現れた。

 

ルビィ「はじめまして…黒澤…ルビィです…。ここは…どこ…?あなたは…誰?」

 

妖精「私はこの大井川沿いのお茶の妖精、茶之木みどりと言います。黒澤ルビィさん、はじめまして」

 

ルビィ「もしかしてルビィは寝ちゃってたのかな?」

 

妖精(みどり)「はい。死ぬといけないと思って起こさせてもらいました」

 

ルビィ「ルビィ実はこの辺りに来るのが初めてで、それで夢の吊り橋を見に行こうとしたら道に迷っちゃって…」

 

みどり「なるほど…。ところで聞きたいのですが、ルビィさんはリニア中央新幹線には反対ですか?」

 

ルビィ「ルビィは…どちらかといえば反対です。ルビィの応援している中部高速鉄道から多くの客を奪うことになるのと、大井川の源流から水を減らすことになるからです」

 

みどり「ルビィさんはすごく優しいですね」

 

ルビィ「えっ?」

 

みどり「私はリニア建設には猛反対です。あなたのおっしゃる通り、大井川の源流に影響を与えるのは目に見えています。それとJR東海はちゃんと対策をすると言っていますが、それも信用していません。その結果、川根のお茶が飲めなくなりそうで、私たちお茶の妖精も泣いているんです…」

 

ルビィ「実はルビィにも広島にお友達が4人くらいいて、その人たちが全く後先考えずにリニアには賛成だって言ってるの。本当にルビィたち静岡県民の立場になって考えてほしいよ!!」

 

みどり「その気持ち本当にわかります。そうだ。よかったらこの辺りを案内しますよ」

 

ルビィ「ありがとうございます!!」

 

この辺りを案内してくれる優しい妖精さん…本当に感謝しています。

 

とりあえず堂平駅跡付近に茶屋があったのでそこで一服させてもらう。

 

ぼたん肉のフランクフルトとか川根名産の抹茶とか色々ご馳走してくれました。

 

そして最後に…、

 

ルビィ「お土産があるから渡したいなぁって」

 

みどり「えっ?」

 

ルビィ「これ。ルビィは海辺で数年前からスクールアイドルAqoursをやっていて、中部高速鉄道から働きかけがあって存続しているんです。なのでAqoursメンバーの代表としてこちらをどうか…」

 

ルビィが渡したのはのっぽパン。

 

みどり「のっぽパンですか…これ一度食べたかったんですよ。沼津からわざわざありがとうございます」

 

ルビィ「良かったら麓まで降ります?」

 

みどり「いえ…私はやめておきます。私はここの妖精なので山から出るとこの自然が保たれなくなります」

 

ルビィ「そうでしたか…」

 

みどり「それでも井川駅までなら送っていけると思います」

 

ルビィ「えっ…いいの?ありがとう!!」

 

そして井川駅に戻ると…、

 

みどり「最後にこれお土産です。でも開けるときは慎重にお願いしますね」

 

もらったのは玉手箱であった。

 

ルビィ「ありがとう。これルビィの宝物にするね。それとまた井川地区に来ていい?」

 

みどり「もちろんです」

 

そして最終列車でお別れ。

 

ルビィ「またねー!!」

 

そして麓に戻る。

 

〜※〜

 

千頭駅到着後のこと。

 

由美「あれ?ルビィちゃんじゃないか。山奥で迷ったって言ったから心配したんだぞ?」

 

ルビィ「ごめんなさい由美ちゃん…でもね、ルビィ山奥で妖精さんと出会って楽しくお話したんだぁ♪」

 

由美「えぇ〜っ!?今度俺も1人で行こうかな…」

 

ルビィ「由美ちゃんは確かリニア反対派だよね?」

 

由美「そうだけど」

 

ルビィ「それなら大丈夫だね」

 

由美「それはそうとその箱はどうしたんだよ?」

 

ルビィ「これね、妖精さんからお土産でもらったの」

 

由美「なんか玉手箱っぽいから軽々しく開けちゃダメなパターンじゃん」

 

ルビィ「少しずつならいいと思うけど…」

 

開けてみよう。そろりそろりと…

 

ビヨヨーン!!

 

由美「ドッキリ大成功…ってびっくり箱じゃないか!!これはすごいぞ。ルビィちゃんの一生の宝物にしようね」

 

ルビィ「うん!!」

 

こうして2人で帰路につき、金谷駅にて解散した。

 

ちなみに由美ちゃんは大井川鐵道に再訪していたという話だったけどまさかばったり会うとは思ってもいなかった。

 

さて、今回はなんとも不思議かつ有意義な時間を過ごすことができた。今後も環境問題としっかり向き合っていく、それから自分の意見はちゃんともつことを誓い、ルビィの締めとさせていただこう。




子供向けアニメのようなほっこりとした感じに仕上げようと思ったら社会風刺になってやんのwww

ちなみに私はリニア建設には消極的反対です。とにかく大井川の源流は貴重なのでそれが減るのは以ての外です。しかし、JR東海が水を汲み上げるなどの対策をちゃんとしてくれれば私も是認します。…まあ何よりリニアの試乗会行ってるから断固反対はしにくいというのもあるし。

次回は春の近鉄祭り第2弾です。春の近鉄祭りは全部で4回とします。


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Aqours春の近鉄祭り2021 #2 マルの誕生日と近鉄と伊勢神宮と

今回は国木田花丸の受験終了回です。視点は国木田花丸とします。


由美「もうなんでこんな目に…」

 

マル「今日はマルの誕生日なんだからマルの好きにさせるずら」

 

3月4日、今年のマルの18歳の誕生日にマルは由美ちゃんと近鉄に乗りに来ていた。

 

由美「しかしまた疲れからか不幸にもVVVFに全く乗車しないのは避けたいなぁ…」

 

マル「淫夢営業やめるずら。それとVVVFって…由美ちゃんは抵抗制御が嫌いなの?」

 

由美「嫌いじゃないけど…真面目に近鉄のGTOインバータ大好きで本当に俺の心が持たなくなっているんだ!!」

 

マル「じゃあ今日はVVVFがなくても良くなるようにマルの大好きな抵抗制御をいーっぱい聞かせてあげるね♥♥♥」

 

というわけで乗るのは1400系FC07編成。ここ最近リニューアルを受けた35年ものずら。

 

マル「ところで由美ちゃんの近鉄の愛車は何ずら?」

 

由美「俺の愛車は5800系のDG12編成と1233系のVC42編成、VC43編成、VC47編成かな。名古屋線所属の最新型とLCDだからね。そっちはどうよ?」

 

マル「オラの愛車は2800系のAX12編成、AX14編成、AX17編成と9000系のFW03編成ずら。本当は由美ちゃんも乗り換えてほしいんだけど…」

 

由美「残念だが…こればかりは譲れない」

 

マル「むー…意地でも乗り換えさせよう…」

 

マルは諦めない。近鉄関連もマルの色1色に染め上げようと思うずら。

 

一応近鉄でもマルには嫌いな車両があるずら。1810系のH26編成とH27編成だけど由美ちゃんもあまり好きじゃないんだって。抑速ブレーキがついていない近鉄電車は近鉄じゃない、マルもそう思うずらよ。

 

そして列車は発車していく。ドアチャイムがないのも味があって素敵ずら♪

 

由美「さてと」

 

由美ちゃんはカバンからWALKMANを取り出す。

 

マル「何を聴くの?」

 

由美「近鉄に名古屋駅から乗ったら定番がある。後で見せる」

 

そして由美ちゃんはイヤホンを耳にはめて…画面を覗いてみよう。

 

【♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

えっ…すごく嬉しすぎて涙が零れそう…。由美ちゃんが近鉄に名古屋駅から乗ったら必ずこれ聴くなんて…これまでファンの皆さんを見てきたけどここまでAqoursを愛してるなんて言葉にならないくらい嬉しいずら!!

 

由美「何泣いてるんだよ?」

 

マル「だって由美ちゃんが毎回近鉄に乗る度にHPT聴くって話だから嬉しくて嬉しくて…」ポロポロ

 

だけど本音もある。

 

マル「でも本当は未体験HORIZONのほうがもっと嬉しいずら」

 

由美「今日紀勢本線乗るなら聴くと思う」

 

マル「別にいいけど…ちょっと残念ずら…」

 

〜※〜

 

その後のこと。伊勢中川駅で列車待ちを行う。途中伊勢若松駅で停車し、そのときに由美ちゃんは撮影したけどほのぼのしてて可愛かったずら♥

 

ちなみにマルは行きがけにマルサン書店のヒーリングレイクタウン新居店で買った『一輪の花に憎しみを』を読んでいた。しかしまさか…おっと、これ以上のネタバレはしないずら。

 

伊勢中川駅から乗るのは…

 

急行五十鈴川行き、2610系と2410系の6両編成。ちなみに由美ちゃんは引き続きWALKMANを聴いていた。

 

マル「今は何を聴いているのかなぁ…」

 

そうやって覗き込むと…

 

【♪Saint Snow『Believe Again』♪】

 

やっぱり嫉妬しちゃうずら…。とりあえず伊勢市駅着いたら聞いてみよう。

 

〜※〜

 

伊勢市駅下車。

 

由美「久々の伊勢神宮だー!!」

 

マル「ところで由美ちゃん」

 

由美「何だよ」

 

マル「なんでSaint Snowの曲を聴いていたの?」

 

由美「近鉄のロングシートの急行で高速で走っているとBelieve Againしか勝たんのよ」

 

マル「へぇ〜…じゃあ帰りは絶対にマルのソロを聴くずら」

 

由美「なんで決められるの?」

 

マル「マルガシットシタクナイノ。コノキモチ、ワカッテクレルヨネ?」

 

由美「…はい」

 

ふふっ♥♥由美ちゃん可愛いずら♥♥♥

 

〜※〜

 

改札を出たが…

 

由美「どこも開いていない!?」

 

さすがまん延防止措置。3時を過ぎていたのか店が1個も開いていないの。

 

由美「しかし傘忘れたの痛いなぁ…」

 

マル「自業自得ずら」

 

マルもそうだけど傘を持ってきていない。少々雨がパラついているけど濡れて行こう。

 

〜※〜

 

外宮到着。

 

マル「伊勢神宮は未来ずら〜!!」

 

由美「まあ8年くらい前に式年遷宮しているからね」

 

由美ちゃんは中学時代に一度伊勢神宮に行ってアベチャンマンに会っているとのこと。ちなみに由美ちゃんもマルも中道右派だけど、アベチャンマンは嫌いずら。

 

ちなみに今回のラブライブ大会も中止。だけどAqoursも4代目までのメンバーでAqours-plus名義で正式芸能界デビューが決まったずら。これも中部高速鉄道のおかげだね。だから今後の無事を祈るためにお参りすることにしたんだ。

 

伊勢神宮はかなり神聖な場所。緑に囲まれてマルも幸せずら♥♥

 

とりあえず雨が酷くなっているのは確かだけどお参りを済ませた。

 

そしてバス停にやってきたバスは…

 

由美「路面電車パロかな?」

 

マル「未来ずら!!未来ずらよ!!由美ちゃん!!」

 

路面電車を模したバスなんて未来ずら。伊勢神宮に来てよかったずら♥

 

そして内宮まで向かう。

 

由美「そういえば灯籠なくなったもんな」

 

マル「そうだね。あんな死亡事故が起きたら仕方ないもんね」

 

道中の灯籠がなくなっていた。高齢者の頭に灯籠が落ちてきて死亡した事故が起きたんだから撤去されても仕方ない。

 

〜※〜

 

内宮到着。雨はしとしと降っている。

 

とりあえず雨が酷くならないうちに本殿をお参りする。

 

その帰りのこと。

 

由美「雨酷いな…」

 

マル「どうしようね…」

 

由美「濡れて帰るか。どっちから帰る?」

 

マル「近鉄で帰るずら」

 

今日は誕生日なんだから濡れてでも近鉄に乗って帰ろうと思うずら。

 

そして由美ちゃんが時刻表を調べると…

 

由美「18時10分間に合うかなぁ…」

 

マル「とりあえず走るずら」

 

まだ列車は来ない。最後の死力を尽して、マルたちは走った。マルの頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけのわからない大きな力にひきずられて走った。高架線が目の前に見えた時、マルたちは疾風の如く駅長室に突入した。間に合った。

 

マル「あの、すみません、次の鳥羽発の特急に名古屋まで乗りたいんですが2人分お願いできますか?」

 

本当は通勤車で帰りたかったけど時間がないから特急にした。

 

駅員「わかりました。5640円になります」

 

マル「当然由美ちゃんの自腹ずら」

 

由美「トホホ…」

 

とりあえずこれで名古屋まで帰れるずら♪

 

〜※〜

 

由美「しかしちょっと遅れたなぁ…」

 

そう言って由美ちゃんはYouTubeを開く。

 

【♪国木田花丸『あこがれランララン』♪】

 

…えっ?今日リリースになったあの曲でしょ?ソロを聴く約束はしてたけど本当に嬉しいずら♥♥♥

 

…また涙が出てきそう。

 

マル「やっぱり由美ちゃん…大好きずら♥♥♥」ナミダポロポロ

 

由美「やめろよ…俺まで涙が出てきちゃう…」

 

そう言って涙を流しながらこの曲は終わりとなった。

 

その後のこと。スマホのデバイスから由美ちゃんは音楽を聴いていたけど…

 

 

THE BATTERY IS DEAD ◼[   ]

 

 

2人「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛」

 

由美「とりあえずWALKMANの続き聴いてく」

 

マル「逆にそれのほうが嬉しいずら♥♥」

 

マルはちゃんと知っていた。Brightest Melodyで由美ちゃんのWALKMANは止まっていたからこの後未体験HORIZONをマルの前で聴いてくれるということを。

 

だけど疲れてマルは眠ってしまいました。

 

〜※〜

 

由美「もしもーし。名古屋駅着いたぞー」

 

マル「由美ちゃんおはようずら」

 

名古屋駅到着。

 

由美「もうね…スマホの電池が切れるしサブバッテリー持ってなかったし、更には雨でずぶ濡れだし…何より、VVVF車に一度も乗れなかった!!真面目にツイてないよ!!よっちゃんより酷いわこれ!!」

 

マル「だけど由美ちゃんがいつも隣にいてくれたからマル、とても嬉しかったずら♥♥♥」

 

由美「俺の落ち度はおそらくわかるはずがないだろう。あーもう終わり!!閉廷!!以上!!みんな解散!!」

 

由美ちゃんは帰ろうとするけど、読者の皆さん、マルがそれで由美ちゃんを許すと思う?

 

マルはガシッと由美ちゃんの腕を掴んで引き留めた。

 

マルナンデ、カエロウトスルノ?

 

由美「もう泣きそうなんだもん…新居町帰って着替えてご飯食べて寝るよ」

 

マルキョウハマルノタンジョウビナノニ、ソレデオワラセヨウナンテイウノ?

 

由美「えっ…何が…したいの…?」

 

マルコレカライッショニアライマチニモドッテ、オールナイトデマルノアイヲタップリウケトメテネ♥♥♥」

 

由美「嫌だぁぁぁぁああああ!!」

 

ふふっ♥泣き叫ぶ由美ちゃんも可愛いずら♥今日はオールナイトで由美ちゃんをいっぱいいじめちゃおう♥♥♥




今後ですが、近鉄祭りと沼津港線末端区間廃止、それから185系騒動で4回確定。200話に到達するためにはあと2回オリジナル回書かないと()

次回は未定です。


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久々にカラオケで堕天しよう

今回は津島善子堕天使ヨハネ受験終了回です。カラオケで思いついたパターンの2例目となります。

視点はデフォルトの高海千歌とします。

1例目、2例目は以下の作品に投稿しました。
https://syosetu.org/novel/258595/
https://syosetu.org/novel/268515/


由美「よし、久々のカラオケだ」

 

私「すごく楽しみだね、由美ちゃん♪」

 

善子「フフッ。私の歌声で地獄に浸りなさい?」

 

私たち3人はヒーリングレイクタウン新居に来てこれからカラオケで歌うことにした。花丸ちゃんがここで本を買ったことがあると言ってるし、中部高速鉄道が経営していること、さらには新居町運転所から歩いてすぐだったことから、ここにしたのだ。

 

まあ浜名湖の風景も素敵だし、もしかすると湖畔の景色を見ながら歌えるかもと思うと余計にワクワクしてくる。

 

さあ、早速入れていこう。

 

【♪高坂穂乃果『もうひとりじゃないよ』♪】

 

私の推しの穂乃果さんが歌っているこの曲。落ち着いた感じで好きだ。

 

…そういえば採点入れればよかった。

 

次は善子ちゃんの番。

 

【♪YOASOBI『夜に駆ける』♪】

 

この曲結構難しいんだよねぇ…。

 

それでも善子ちゃんは歌い上げた。

 

私「善子ちゃんこの歌歌い上げるなんてかっこいい!!」

 

善子「当然よ。だけどヨハネ」

 

私「じゃあ次は由美ちゃんの番ね」

 

由美「了解!!」

 

【♪長渕剛『とんぼ』♪】

 

渋い。

 

だけど由美ちゃんの力強い歌声を聞くことはできた。

 

歌い終えてからのこと。

 

私「由美ちゃんがスクールアイドルやっていたら私たちと互角に戦えたかもしれないのに…」

 

由美「俺の高校同好会立ち上げるにも1年生5人含めて全部で10人必要だったし」

 

私「やっぱりどこの高校もそうなんだ…」

 

さて、次行こう。たまにはバラードでもいいかな。

 

【♪絢香『三日月』♪】

 

古いけどこれでいい。声量がかなり必要だけどそこをなんとか歌いきった。

 

次は善子ちゃん。

 

【♪斉藤由貴『卒業』♪】

 

善子ちゃんが乙女な曲歌うなんて意外。

 

私「やっぱり善子ちゃんも純愛を経験したいんだね」

 

善子「堕天使にも恋愛が必要なのよ…って善子言うな!!」

 

私「じゃあ次は由美ちゃんね」

 

善子「無視かい!!」

 

由美ちゃんは結構男の人の歌をそのままのトーンで歌う傾向が強い。本当は女の子が歌うような曲も歌ってほしい…。

 

と思ったら、

 

【♪美空ひばり『川の流れのように』♪】

 

渋い。だけど渋くて素敵。

 

今回はバラード入れちゃったから仕方ないね。

 

歌い終えてからのこと。

 

善子「やっぱり精密採点入れましょうよ」

 

全員「賛成ー!!」

 

こうして採点を入れることになった。

 

善子「次は由美からね。堕天使成分が足りないからよ」

 

由美「堕天使成分はなくたってええねんよっちゃん!!」

 

善子「よっちゃんじゃなくてヨハネ!!」

 

私「それで…お願いがあるんだけど…」

 

由美「何だよ」

 

私「女のコが歌うような曲、入れて?」

 

由美「そう言ってプリキュアとか入れるとヤンデレ権限で切るんでしょ?」

 

私「あれ〜?そんなこと言うとこれから由美ちゃんが歌うたびにキッチャウゾ〜?」

 

目の光が消えていたらしいけど由美ちゃん掘り起こさないでよ。

 

由美「それはしないでください何でもしますから!!」

 

私「ん?今、何でもするって言ったよね?」

 

由美「あっ…(察し)」

 

私「じゃあ今から女のコの曲を入れて85点以上取ること!!できなかったらキスしてね♥」

 

由美「じゃあ近鉄に名古屋から乗ったときに必ず聴く定番入れるか」

 

えっ…どういうことだろう。私はわからない。

 

【♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

もしかしていつもこれ聴いてるの!?

 

なんと…由美ちゃんは歌い上げた!!

 

由美「何泣いてるんだよ?」

 

私「だってこれをいつも近鉄行くと聴くって話だから嬉しいの…」ポロポロ

 

由美「マルも同じこと言ってたよ」

 

善子「ズラ丸まで!?」

 

由美「うん」

 

採点結果は…92.143点!!すごい…。

 

由美「ところで85点超えたからキスは流石に…」

 

私「免除しないよ♥♥♥」

 

善子「でも由美と千歌ってラブラブね〜」

 

由美「うるさい」

 

でも由美ちゃんのキス美味しい♥♥♥

 

私「さあ、続き行こうか」

 

全員「おー!!」

 

こうして夜までカラオケで楽しみましたとさ。




…はい、これで千歌のヤンデレ復活です。

次回は近鉄祭り第3回とします。今度こそVVVF乗れるのか…?


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Aqours春の近鉄祭り2021 #3 笑ってはいけない二見遠征

春の近鉄祭り第3回です。さて、今度こそ由美ちゃんはVVVF車に乗れるのか…?

視点は渡辺曜とします。


由美「またか」

 

私「由美ちゃん、私が近鉄に乗ったことはあったかな?」

 

由美「だからって俺まで呼ばなくても」

 

千歌「由美ちゃんがいないと落ち着かないの。この気持ち、わかってくれるよね?」

 

私たちは今名古屋駅の金時計の下にいます。これから近鉄に乗るんだ♪

 

千歌「そういえば果南ちゃんは?」

 

由美「アイツなんだけど近鉄にボロって言ったからロケに呼んじゃだめだってマルが言ってた」

 

私「仲喜くんはどうなの?」

 

由美「あっちもあっちで同じように近鉄にキチガイとか言ってたからだめだってさ」

 

私「えっ…仲喜くんいないの…?」ウルウル

 

由美「それくらい我慢しろ」チョップ

 

私「むー…別にいいけど…」

 

とりあえず近鉄名古屋駅に移動しよう。

 

〜※〜

 

ホームにて。

 

由美「あれがVC42!!乗るぞ!!」

 

ガシッ!!

 

千歌「由美ちゃんはVC42と私とどっちが大事なの?」

 

由美「いいから乗るんだ!!」

 

千歌・私「嫌だあああああ!!」ズルズルズル

 

とりあえず乗った。

 

千歌「私を無視してこの電車乗ったでしょ?」

 

由美「それは…その…」

 

千歌「オシオキダネ♪」カチャリ

 

千歌ちゃんは由美ちゃんをロングシートの端に座らせ手錠をかけた上でアイマスクに耳栓をさせた。

 

由美「LCD見たかったし日立GTOも聞きたかったし最悪だよ…」

 

千歌「千歌に乱暴した罰だよ♥♥♥」

 

とりあえず撮影であります。いっぱいLCDの写真撮って由美ちゃんを喜ばせないと。

 

千歌「由美ちゃん大好きー♥♥♥」ぎゅーっ

 

もうあのヤンデレみかんは放っておこう。とにかく撮影であります!!

 

〜※〜

 

列車は発車。普通列車津新町行きである。

 

どうしよう…乗ってたら四日市にまで行っちゃうよ…。

 

しばらくしてからのこと。

 

自動放送「近鉄八田、八田に到着します」

 

千歌「由美ちゃん、曜ちゃん、降りるよ」

 

由美「おっ、明るい」

 

そう言って千歌ちゃんは由美ちゃんの手錠とアイマスクと耳栓を外す。

 

〜※〜

 

八田下車。直後に由美ちゃんはカメラを構える。

 

VVVF音を奏でて発車した。

 

由美「これでよしと」

 

私「…で、これからどうする?」

 

千歌「ちょっとくらいキセルしてもいいよね」

 

私「だよね」

 

由美「そうしちゃおう」

 

こうして名古屋までと言わなくても米野まで折り返すことにした。

 

反対側のホーム到着。

 

由美「動画を確認してみよう」

 

そうしたら録画していますって扱いになってる!!

 

由美「これはまずい…」

 

そうして止めて再生してみたら…、

 

行っちゃったあとだった。

 

由美「オルア近鉄ふざけんなよVC42のスジ公開しろやぁ!!」

 

私「どうする…?」

 

由美「もう米野駅戻る」

 

というわけで米野駅に戻ろう。

 

〜※〜

 

米野駅からは名古屋駅まで歩く。

 

千歌「今日は何食べる?」

 

由美「やっぱりラーメンが食べたい」

 

私「私も」

 

とりあえず一風堂で1杯いただく。豚骨ラーメンは美味しいよね。

 

〜※〜

 

食べ終わってからのこと。千歌ちゃんの目から光が消えた。

 

千歌「ねえ由美ちゃん」

 

由美「何だよ」

 

千歌「さっきの乱暴は許していないから」

 

由美「もうしません…」

 

千歌「もっと何かほしいなぁ」

 

由美「今度みかん買ってきてあげるから許して!!」

 

千歌「由美ちゃんがそれを言ったところで今の千歌が許すと思う?」

 

そしたら由美ちゃんは土下座を始める。

 

由美「申し訳ございませんでした!!できる限りのことはしますから!!」ドゲザッ!!

 

千歌「嫌だ。できる限りじゃなくてもっと由美ちゃんが欲しい」

 

由美「許してください何でもしますから!!」

 

あーっ!!由美ちゃんそれ言っちゃだめ!!

 

千歌「ん?今何でもするって言ったよね?」

 

由美「まずいなこれ…」

 

千歌「じゃあさ…」

 

ゴクリ。

 

千歌「今から笑ったらお仕置きね♪」

 

私「私はやらなくていいんだね。やったー!!」

 

千歌「えっ?何言ってるの?曜ちゃんも私もやるんだよ?」

 

私「何かやられるの?」

 

千歌「こちょこちょこちょこちょ!!」

 

私「アハハハハハハハ!!」

 

デデーン!!渡辺、OUTー!!

 

えっ…何されるの…?

 

オイデオイデ…

 

バッチーン!!

 

私「痛っ!!」

 

黒服のお兄さんがやってきて頭差し出したらぶっ叩かれたんですけど!!

 

私「これを帰るまでやるの!?」

 

千歌「そうだよー♪」

 

音符つけて言うなであります!!

 

私「もう曜ちゃん怒ったからね!!お返しだー!!」コチョコチョ

 

千歌「あはは!!くすぐったいよぉ〜!!」

 

デデーン!!高海、OUTー!!

 

オイデオイデ…バッチーン!!

 

千歌「痛っ!!」

 

そういえば由美ちゃんどこに行ったっけ?

 

千歌「由美ちゃん見かけないね」

 

私「どこに行ったんだろう」

 

千歌「なんかLINE来てる」

 

――近鉄撮ってます(12:51)

 

千歌「これはちょっとお仕置きが必要なんじゃないかなぁ…?」

 

私「とりあえず近鉄名古屋駅に行こうか」

 

〜※〜

 

由美ちゃん発見。

 

千歌「ねえ由美ちゃん」

 

由美「何だよ」

 

千歌「千歌たちから逃げたでしょ」

 

由美「それがどうした?」

 

千歌「今からお仕置きしてあげるからね。曜ちゃん、やろう」

 

私「うん!!じゃあ謎かけ。お題は歌丸師匠」

 

千歌「整いました!歌丸師匠とかけまして、予土線のある駅と解きます」

 

私「その心は?」

 

千歌「どちらも、ハゲです!!」

 

由美「…とりあえず笑わせる気だな」

 

千歌「うん」

 

私「じゃあ千歌ちゃん、由美ちゃんが笑わなさそうだから由美ちゃんのGPS発信機に毒電波入れて」

 

千歌「了解!!」

 

これができるのも鞠莉ちゃんのおかげなのであります。

 

私「これでどうかな」

 

【着信音♪柏木広樹『PRECIOUS TIME』♪】

由美「はい」

 

??『私はこの世に蘇ったお前の呪いの分身。I'm Yumi.アハハハハハハハッ!!』

 

【通話終了】

デデーン!!青山、OUTー!!

 

バッチーン!!

 

由美「いやなんでだよ!?」

 

千歌「呪いの電波を入れたからこれからいっぱい苦しみを味わってね♥痛そうにしている由美ちゃんも可愛くて素敵だよ♥♥♥」

 

由美「なんかやばい方向走ってるんですけど」

 

とりあえず傍観しておこう。

 

私「とりあえずこの急行乗って行こうか」

 

千歌「じゃあ二見を目指して、全速前進〜?」

 

3人「ヨーソロー!!」

 

〜※〜

 

四日市駅にて。

 

【着信音】

【通話開始】

由美「はい」

 

??『私は呪いの女。I'm Yumi.アハハハハハハハッ!!』

 

デデーン!!青山、OUTー!!

 

バッチーン!!

 

千歌「はぁ…可愛い…♥♥♥」パシャパシャ

 

完全に病んでますね千歌ちゃん。

 

由美「とりあえず携帯切るか」

 

私「ところで由美ちゃんは何を聴いているの?」

 

由美「近鉄乗ったらいつも初めにHAPPY PARTY TRAIN聴いてるんだ」

 

私「やっぱり由美ちゃんも大好き!!」ぎゅっ

 

仲喜くん以上に由美ちゃんは私たちを推してくれている。こんなに嬉しいことはないよ!!

 

〜※〜

 

津でもまさかの悲劇が起きる。

 

【着信音】

由美「何で?俺携帯の電源切ったはずなのに!?」

 

【通話開始】

由美「はい」

 

??『私は呪いの女。I'm Yumi.アハハハハハハハッ!!』

 

ついつい私も千歌ちゃんも吹き出してしまった。

 

デデーン!!全員、OUTー!!

 

バッチーン!!

バッチーン!!

バッチーン!!

 

由美「これどうやったら切れるの?安心してVVVF聞けないやん」

 

千歌「なんでそんなにVVVFを大事にするの?」

 

由美「あのVVVF好きなんだよ」

 

千歌「由美ちゃんも近鉄は千歌と一緒に抵抗制御を推してよ。花丸ちゃんだけだと…千歌寂しいよ…」ポロポロ

 

由美「それは…無理だ」

 

千歌「えっ…そんな…うわあああああん!!」メソメソ

 

私「由美ちゃんの気持ちもわからなくはないよ」

 

千歌「曜ちゃんまで!!」

 

私「私もVVVFが大好きだもん。東海道線だって211系よりは313系を選ぶかな」

 

千歌「もーう!!」

 

とりあえず松阪までは乗り通そう。

 

〜※〜

 

松阪到着直前のこと。14時46分になった。そういえば今日は2021年3月11日。ちょうど10年という節目だ。

 

黙祷。あの頃の三陸鉄道や常磐線に思いを馳せると泣けてくる。

 

今は山田線の一部区間も三陸鉄道に転換され、日本一長い三セク路線になった。

 

〜※〜

 

14時47分、松阪着。

 

すると由美ちゃんが2人いることに気づいた。由美ちゃんの瞳の色は黄色だったからもう一方の瞳が両方とも紫だったので一発でわかった。

 

由美「お前は誰だ!!」

 

??「私はお前のドッペルゲンガーさ。さっきまで電話をかけていたのも私。おそらく私は消えてしまうだろう…」

 

由美「…で、何がしたいんだよ?」

 

??「最後に一言言わせてもらいたい。私はこれで消えるが、お前がまた誰かとぬるい触れ合いをしていれば私はまたどこかに現れるぞ。アハハハハハハハッ!!」

 

ドッペルゲンガーを名乗る者は消えた。

 

デデーン!!青山、OUTー!!

 

由美「逃げるな卑怯者!!逃げるなァ!!」

 

あ、快速みえ行っちゃった。

 

バッチーン!!

 

由美「痛っ!!」

 

でも呪い解決だね♪

 

千歌「でも笑顔の由美ちゃんも素敵だよ♥どんな由美ちゃんも千歌には可愛いんだ♥♥♥」

 

このバカみかんは放っておこう。

 

私「…で、次どれ乗る?」

 

由美「確か次の参宮線の普通列車が特別料金なしで一番早かった気がする」

 

千歌「じゃあそれ乗ろう♪」

 

〜※〜

 

一度改札を出て切符を買い直す。二見浦までだ。

 

乗る車両はキハ25。カミンズ製の450馬力の音が響き渡る。

 

最高時速は95km/h。夕日が眩しい。二見の夫婦岩に着く頃には日没を見られると私は信じたい。

 

〜※〜

 

二見浦到着。反対側の快速みえも去っていった。おそらくさっき松阪駅で乗りそこねたやつだと思う。

 

とりあえず歩こう。

 

雨は降っていないけど周りには何もない。

 

しばらく歩いていくとそこにあったのは海鮮バーベキューだった。

 

だけど時間上今回はパス。

 

そして更に足を進めると夕暮れ時の海が!!

 

その後に更に足を進め、人生で初めて夫婦岩を見たのであります!!

 

由美「これは初めてだ!!」

 

由美ちゃんも嬉しそう。

 

私「どうか良いことが…」

 

有り難く拝んでおかないと。

 

〜※〜

 

さて、夫婦岩を過ぎると…、

 

困ったのであります。

 

由美「ここからどうやって鳥羽まで…」

 

二見浦駅に戻るよりは鳥羽駅に出たほうが良い。しかしそこに出るためには…、バスしかないのであります。

 

さあ、どうやって出るか。

 

千歌「あっ!バス停あったよ!!」

 

時刻を確認してみよう。

 

現時刻:16時56分

それ以降のバス:17時00分

 

3人「やったー!!」

 

これに乗って帰ろう。

 

〜※〜

 

バスがやってきた。ここから鳥羽までの少し長い旅だ。

 

山を越え街に出て鳥羽駅に到着する。

 

とりあえずおみやげ屋を見回ろう。

 

赤福とかベビースターラーメン、伊勢うどんも定番だ。

 

だけど私たち全員が選んだのはこれ。

 

伊勢海老のインスタントスープであります。

 

千歌「今日は色々楽しかったよ!!」

 

私「ありがとう由美ちゃん」

 

由美「いえいえ」

 

千歌「そうだ、最後に『ふたみがうら』であいうえお作文やろうか」

 

私「誰やる?私やります」

 

千歌「じゃあ千歌がやります」

 

由美「俺やります」

 

2人「どうぞどうぞ」

 

そしてひねり出したのは…、

 

千歌「ふたみがうらのふ!!」

 

由美「ふらふらと出かけ」

 

私「ふたみがうらのた!!」

 

由美「楽しい仲間に出会い」

 

千歌「ふたみがうらのみ!!」

 

由美「見たいものを見ている」

 

私「ふたみがうらのが!!」

 

由美「我田引水な俺だが」

 

千歌「ふたみがうらのう!!」

 

由美「裏切ることもなく」

 

私「ふたみがうらのら!!」

 

由美「ランランルー!!」

 

全員「アハハハハハハハ!!」

 

デデーン!!全員、OUTー!!

 

バッチーン!!

 

バッチーン!!

 

バッチーン!!

 

さあ、18:00の特急で帰ろう。

 

〜※〜

 

19:36名古屋着。

 

千歌「このあとどうする?」

 

由美「新居町戻って夜飯食べたら寝るぞ」

 

私「えっ…仲喜くんは…?」

 

由美「一応新居町には帰り着いてるらしい」

 

私たち「じゃあ新居町まで付き合ってもいいよね」

 

由美「それは…あーもう終わり!!閉廷!!以上!!みんな解散!!」

 

ガシッ!!

 

千歌「嫌なの…?千歌寂しいよ…」ポロポロ

 

由美「もうわかったよ…」

 

千歌「やったー由美ちゃんだ〜い好きっ♥♥♥」ぎゅっ

 

私「やっぱり千歌ちゃんはこうでないと」

 

とはいえ新居町に帰り着いたところで今回はお開きとなった。

 

いや〜、二見はいい場所であります。みなさんもぜひ行ってみてはいかがでしょうか?




春の近鉄祭りはあと1回となります。

ただし次回は3月14日の185系騒動とします。


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鉄道界隈の騒動について語ろう #2 関西のノセトレやぞぉ尺束しねぇぇぇ

予定通り、3月14日の185系騒動となります。
視点はデフォルトの高海千歌とします。


由美「もうやだ」

 

私「どうしたの?」

 

由美「今度は鉄ヲタが会社に喧嘩売るような罵声を駅で発してて真面目に呆れてた。会社に死ねとか言うなんて本当に何様のつもりなんだろうね」

 

私「その証拠は?」

 

由美「この動画」

 

その動画は185系が東京駅に進入して来る際に撮り鉄たちが集まってカメラを構えているところから始まった。

 

【動画 再生】

 

すると駅員のアナウンスが入る。

 

駅員「はい黄色い点字ブロックの内側に下がってください」

 

それでも下がらない人はまだいた。そして駅員が痺れを切らしたのか、

 

駅員「下がれって言ってんだろ!!死ぬぞぉ!!」

 

そして誰かが叫んだ。

 

撮り鉄A「尺束しねぇぇぇ!!」

 

撮り鉄B「尺束死ねはやめろマジで」

 

撮り鉄A「俺ァ関西のノセトレやぞぉ尺束しねぇぇぇ!!」

 

そうして185系が入線してきた。

 

【動画 終了】

これはいくらなんでもノセトレさんとかいう人のほうが問題ある対応をしているのは丸わかりである。

 

私「これは千歌でも呆れた」

 

由美「だよね」

 

すると今度は善子ちゃんが現れた。

 

善子「千歌、これは何かしら?」

 

私「ノセトレさんっていう害悪に呆れてたの」

 

善子「そいつね。リトルデーモンのゆずサイダーとか月光鉄よりやばい奴だわ。ヨハネはエンカしたことあるけどヨハネって呼んでくれないし、由美やズラ丸と比べても口がものすごく悪いしとてもヨハネのリトルデーモンとは言えないわね」

 

私「で、ノセトレさんとは今はどうしてるの?」

 

善子「ヨハネが通報&ブロックしたら向こうからもブロック返ししてきたわ。千歌も通報してブロックしたほうが安定よ」

 

私「把握。ブロックしてくる」

 

善子「ついでに拡散してくれる?当然リトルデーモンならできることでしょ?」

 

私「善子ちゃんやっておくよ」

 

善子「だからヨハネよ!!」

 

由美「しかし罵声大会ひどいもんだなぁ…。中部高速鉄道でもよく雑多な車両たちを撮りに来る人結構いるけどあそこまでひどいのは現れなかったぞ」

 

私「それでも月光鉄さんとかゆずサイダーとかやばいでしょ」

 

由美「まだノセトレとか幕パチとかよりはずっとマシ」

 

そしたらなんか寒気がしたんですけど…。

 

??「ナニヲ、ハナシテイタノカナ?」

 

??「ボクハナニモヤッテイナイヨネ?」

 

げっ!!月光鉄とゆずサイダー本人じゃん!!

 

清「ノセトレよりマシとか言ってるけど私結構やばいことやってるんだよ!?」

 

月「それに僕は迷惑撮り鉄なんかじゃないし!!」

 

清・月「それから芝浦竹蔵やみかん怪獣も記事荒らしやコメント荒らしは地雷認定じゃなかったのかなぁ〜?」

 

由美「俺!?…まあ認めるけどさぁ…」

 

私「私は…そんなこと…」

 

確かに私はコメント荒らしみたいなことはやっていたが、この場で認めると負けが確定する。

 

清「ヨハネちゃん、この2名まとめてやっつけちゃって」

 

善子「フフッ。千歌、由美、ヨハネの黒魔術に、溺れなさい?」

 

私たち「ぎゃああああああ!!」

 

なんでこうなるの〜!?




次回どうしよう…そろそろ出演キャンペーン書かなきゃ()


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鉄道界隈出演キャンペーン #3 中央快速線沿線で新たな発見

今回は鉄道界隈に出没するえいわ氏の分身を出演させます。
視点は青山由美、もとい芝浦竹蔵とします。


俺「ここが…中野駅か」

 

みかん怪獣「中央快速線楽しみだね」

 

俺たちは再びフォロワーさんとエンカする約束をしており、中野駅で待ち合わせることにした。

 

今回会うのは千歌っち、もといみかん怪獣のフォロワーさんである井上芝生氏。中学2年生の少年である。俺がTwitterやめた頃に彼はまだ居なかったので不運にもFFにはなれなかった。

 

みかん怪獣「やっほー芝生さん!!」

 

芝生「こんにちはみかん怪獣さん。ところでその人は?」

 

俺「芝浦竹蔵と言います」

 

芝生「竹蔵さんも可愛いじゃん」

 

俺「それほどでも」

 

みかん怪獣「竹蔵さんは色々素敵な人なんだよ。何しろ鉄道会社系アイドルの走りなんだから!!」

 

芝生「ということはまさか…?」

 

俺「正体バラしますが本名青山由美です。拡散していいよ」

 

芝生「僕大ファンなんです!!サインください!!」

 

俺「いいけど…」

 

とりあえず色紙にサインを書いて渡す。

 

芝生「これ一生の宝物にします!!」

 

俺「ありがとう」

 

まさか俺のファンがこの世、いやこの日本にいたとは…たまげたなぁ。

 

さて、今回は中央快速線の沿線を楽しむことにしている。

 

俺「一応俺中央快速線初めてなんだわ」

 

芝生「そうだったの?」

 

俺「いつか乗りたいと思っていたけどね」

 

芝生「じゃあ今日一緒に探検しようよ」

 

2人「うん!!」

 

というわけでまずは高尾行きの中央特快に乗ろう。

 

〜※〜

 

乗車電はE233系10両固定編成。トイレはついていない編成だけどとりあえず乗って三鷹に行こう。

 

三鷹着。

 

三鷹駅は中央・総武緩行線の起点でもあり、元山手線の電車が多くやってくる。

 

みかん怪獣「…で、これからどうする?」

 

俺「芝生さんがやりたいことは?」

 

芝生「俺たちみんなでここで撮り鉄したいんだけど」

 

俺「じゃあそうしよう」

 

まず中央快速線の列車は行ったので緩行線の列車を撮影しよう。

 

そしたらB10編成がやってきてるんですけど!!これ撮ったらあの迷惑撮り鉄に一生粘着されそうで怖い。

 

みかん怪獣「竹蔵さんどうしたの?」

 

俺「もうね…これ撮ったら某総武線大好き民から大バッシング来そうで怖いんだ」

 

芝生「別にいいんじゃないの?」

 

俺「じゃあ撮るか」

 

とりあえず前面および5号車と6号車を外すわけにはいかない。総武線のE231系を撮るのは実は初めてである。

 

そして発車を見送った。

 

〜※〜

 

そして東京行きの快速も見送っておく。E233系のトイレなしノーマル編成であった。

 

さて、次は八王子に行ってみよう。

 

中央快速線だが、次に乗った列車はというと…

 

トタ81である。実は209系に乗るのはこれが初めてである。

 

〜※〜

 

俺「これが209か。ここで乗るとは思ってもいなかった」

 

芝生「竹蔵さんは209乗るの初めてかな?」

 

俺「実はそうなんだよねぇ…」

 

芝生「みかん怪獣さんは?」

 

みかん怪獣「中学校の修学旅行でディズニーランドに行くときにケヨ34に乗った覚えがあるの」

 

俺「それはすごいやん。俺も京葉線で行ったけど乗ったの武蔵野線の205のM35だった気がする」

 

芝生「そっちもそっちですごいじゃん」

 

みんなで笑い合いながら八王子まで向かった。

 

〜※〜

 

八王子着。八王子では横浜線、中央快速線、八高線の3つの路線が見られる。

 

みかん怪獣「私八高線に行ってみたい」

 

芝生「じゃあ行こうか」

 

八高線ホームにはE231系ハエ45編成が停車していた。何気に元を含めた総武線の電車に出会うの多いな。

 

みかん怪獣「なんかさ…」

 

芝生「どうしたの?」

 

みかん怪獣「私、高校時代2年間スクールアイドルをやっていて、その間に中部高速鉄道にも助けられて…だけど今でも無意識に人を怒らせちゃったり迷惑かけたり…私って成長しているのか疑問になったんだ…」

 

芝生「そんなことはないさ」

 

みかん怪獣「えっ?」

 

芝生「だってほら、他の鉄道界隈のみんなを見てご覧よ。僕みたいに口が悪い人もいるし、ノセトレさんみたいに車両に足をかけるという危険行為をしている人もいる。人って十人十色なんじゃないの?」

 

みかん怪獣「…そうだよね。私の周りにもあがり症な子もいるし、近鉄を馬鹿にする言葉を吐いた人だっているし、1人の人だって思って生きていけばいいんだね」

 

芝生「その通りだね」

 

そして八高線の川越行を見送り今度は横浜線を見に行く。

 

横浜線もE233系の独擅場である。濃淡の緑が印象的だ。

 

こちらもしばらくして八王子を去っていった。

 

そして今度は日野市に行こう。あそこに日野自動車の本社があるのは自明のことである。

 

そしてやってきたのは…、

 

俺「特急あずさやん」

 

芝生「乗ったことあるの?」

 

俺「いや、乗ったことはないけど松本駅で去年出会ったなぁって」

 

みかん怪獣「しかも竹蔵さん私を置いて見にいったんだよ!?ひどくない!?」

 

芝生「まあ落ち着いて。みかん怪獣さんは竹蔵さんが大好きなんだね」

 

みかん怪獣「うん。だって私を鉄道ファンの方面に導いてくれたんだもん」

 

俺「俺がアイドル始めたのもあるんだけどね」

 

芝生「でも好きっていいなぁ」

 

全員「あははは…!!」

 

そしてあずさは行ってしまい、後続の東京行きに乗る。

 

〜※〜

 

日野駅到着。

 

俺「ここに来たからには日野自動車の本社を見に行かないと」

 

みかん怪獣「それいいね!!」

 

芝生「とりあえず行ってみるといいよ」

 

しかし行ってみたは良いものの…

 

見学なんぞできるわけがなかった。調査不足を恥じたいものだ。

 

芝生「ほらやっぱり」

 

俺「だけど日野市を田舎って言うのは流石に宜しくないなって思った。こんな大企業の本社があって田舎と言う人は流石に恥ずべきことでしょ」

 

芝生「ふふっ、どんなもんだい!!」Vサイン

 

〜※〜

 

とりあえずこの日は日野市で昼食をとり、解散することに。

 

みかん怪獣「また会えるよね?」

 

芝生「もちろんさ!!」

 

俺「また日野市来るよ」

 

芝生「そう言ってくれて嬉しいです」

 

全員「じゃあまたねー!!」

 

こうして今回はお開きとなった。

 

しかしまさかリア友のフォロワーさんとエンカすることになるとは思ってもいなかった。今後もまた会えることを祈り、今回の締めとさせていただこう。




次回近鉄祭りでその後沼津港線廃止をやったらもうこれで200話行くやんw

それと修学旅行の際にM35に乗ったというのは私が経験済みです。

【宣伝】
今回のえいわ氏のアカウントはこちらです。
https://twitter.com/EiwaNoHino_E233
ぜひフォローよろしくお願いします。

ただし次回は近鉄祭りではありません。


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【悲報】ウイング団復活

久々にウイング団が復活しますが、今回はやばい策を企てます。
視点は青山由美とします。


【着信音】

【通話開始】

俺「はい」

 

のぶにゃん『もしもし、由美ちゃん?のぶにゃんだけど』

 

俺「のぶにゃんどうも」

 

のぶにゃん『今度3月20日どこかに行く?』

 

俺「ちょっと豊浜漁港と中部空港に行こうかなって」

 

のぶにゃん『それならどんな計画を練ろうかなぁ〜♪ウイング団のみんなで考えておくから楽しみにしていてね♪』

 

【通話終了】

もうやだ。今年の春のダイヤ改正を機にウイング団復活かよ。受験期で落ち着いたあと、コロナ禍も俺に対してはずっと冷静だった(*1)のにこの期に及んで復活とか真面目に呆れる。変なもんに引っかからないようにしなきゃ。

 

~※~

 

3月20日。とりあえず東海行きの急行に白川から乗って豊浜に向かおう。

 

この急行は東海本線の起点となる長野駅始発で、1運用で実に200km以上を駆け抜ける。車種はG3200系の3両編成ワンマンで、トイレもつくが、全線電化ということもありディーゼルエンジンは使用されず電車モードでの運用となる。

 

そして東海駅で普通列車の師崎行きに乗り換えて師崎駅まで向かう。ほとんどの列車は東海駅あるいは大曽根駅で運行系統が分断されており、豊橋市役所前駅や湖西新居町駅まで直通する列車は郡上本線の関中央駅からの急行程度である。

 

そして東海本線から東阪本線の湖西新居町駅より東へ直通する定期営業列車は1本もない。

 

ちなみに車両はG9800系3両編成ね。

 

まあ東海駅に千歌っちは来ないはず。そう思って乗ったら…、

 

千歌「えへへっ♪」

 

俺「いやなんでいるの!?」

 

千歌「なんでいるのも何も、ウイング団ののぶにゃんから聞いたんだ。由美ちゃんが豊浜漁港に行くって」

 

俺「野郎良くも吹き込みやがったな。許さんぞ、せこいことしやがって」

 

千歌「でも会いたければいつでも会える。中部高速鉄道ってそれができるからありがたいよね〜♥」

 

俺「なんでこうなるんだ…」

 

そういえば千歌っち株主だった。俺が大好きなばかりに株主になったという話だから怖くて仕方がない。

 

千歌「今日は一緒に居ようね♥」

 

Ω\ζ°)チーン

 

必ずこれかよ。

 

とりあえず豊浜駅まで乗ろう。

 

〜※〜

 

豊浜駅着。

 

千歌「せっかくだししらすを買って帰ろうかなぁ」

 

俺「ここのしらすはすごく美味しいよ」

 

千歌「じゃあ買っていこう♪」

 

その後、まるは食堂の豊浜本店で昼食を取る。当然ここに来たからにはエビフライ定食を食べないと。

 

千歌「ここのエビフライは美味しいね♪」

 

俺「でしょ?」

 

やはり地元愛知県民の自慢できる南知多町の豊浜。ぜひ全国に広めたいものである。

 

〜※〜

 

さて、普通列車の東海行きに乗って多屋東駅に戻ったは良いものの…、

 

??「見つけたわ!」

 

俺「いや誰だよ」

 

きよっぴー「ウイング団のきよっぴーだけど」

 

俺「何でいるのさ?」

 

きよっぴー「あなたに報告があるの」

 

千歌「あれ?きよっぴーこんにちは」

 

きよっぴー「千歌さんも元気そうね」

 

俺「…で、報告って?」

 

きよっぴー「今からセントレアに行くんでしょ?」

 

俺「そうだけど」

 

きよっぴー「実はね、ダイヤさんとかルビィさんとかをあたしたちウイング団で協力してセントレアに集めておいたから楽しみにしていてね♪」

 

俺「またかよ」

 

なんだ、君?一体、揉めるのか?

 

そしたらきよっぴーは腕時計を見て、

 

きよっぴー「あっ、バイトの時間だ!!」

 

俺「逃げるな卑怯者!!逃げるなァ!!」

 

許さんぞウイング団。

 

千歌「ところできよっぴーって言っていたけどきよっぴーは女の子だよね?」

 

俺「それがどうした?」

 

千歌「やっぱり2人で話しているの見てると寂しくなって涙が出そうだったの。だから千歌のその寂しさを癒やして?」

 

俺「じゃあ千歌っちの胸に飛び込んでいい?」

 

千歌「もちろん♥♥」

 

とりあえず飛び込もう。

 

千歌「はぁ…♥由美ちゃんに包まれてていい感じ…♥♥♥」

 

もう手遅れだ。

 

〜※〜

 

とりあえず中部国際空港行き空港快速に乗ろう。G1000系5両編成であった。

 

一応名豊本線の豊田発で、吹上から短絡線を通って東海本線に接続する列車である。ここまでなってくると名鉄以上に運用が複雑である。

 

そして中部国際空港着。

 

??「由美ちゃん、ずーっと、待ってたよ?」

 

俺「ルビィちゃんなんでここに?」

 

??「マルもいるずら♥」

 

??「私もですわ♥ウイング団の皆さんからここにいらっしゃると伺いましたもの」

 

こりゃ手遅れだ。

 

ルビィ「ねえ由美ちゃん」

 

俺「何だよ?」

 

ルビィ「なんでルビィたちを置いて1人で電車に乗ってばかりいるの?」

 

俺「一人旅はやっぱり楽しいに決まっていr…」

 

マル「でもマルたちはお土産ももらってないしすごく寂しいずら」

 

俺「そんな大枚を叩いてお土産なんて帰るものでは…」

 

ダイヤ「あら、私たちはもう由美とは大親友以上恋人未満ですのに、お土産すら買ってこられないと言うんですの?」

 

俺「それは…その…」

 

月「由美ちゃん、もう逃げられないよ?」ハイライト消し

 

ルビィ「わーい♥由美ちゃんをいじめられるんだあ♥♥」ハイライト消し

 

千歌「じゃあ由美ちゃん」

 

5人「覚悟してね(しなさい)♥♥♥」

 

俺「嫌だあああああああ!!」

 

こうなるとは思ってもいなかった。…まあ帰り味仙の台湾ラーメン食べられたから良かったけど。

*1
仲喜くんには猛オシマイダー発注してスタンプラリー妨害していたけど。




次回は200話記念として、その次こそ近鉄祭りです。


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【200話記念】私たちの想い

今回は全部ギャグやグダグダとかをやめて最後感動モノに仕上げようと思います。

視点はデフォルトの高海千歌とします。


新居町運転所は年度末ということもあり今日も平和ではない。

 

それからここ2〜3ヶ月くらい由美ちゃんは新居町運転所のバタバタ等あって色々疲弊しているせいか日常生活で笑顔を見せたり笑い声を聞いたりすることが全くなくなった。フォロワーさんと会っているときと収録中以外は仏頂面であることが多い。

 

そして何より傷ついたのは…、

 

 

 

曜「聞きたいんだけど由美ちゃんは旅と私たちだったらどっちを取るの?」

 

由美「流石に旅って言わせてよ」

 

ガーン…

 

曜「えっ…そんな…」ナミダボロボロ

 

由美「でもこればかりは…」

 

曜「由美ちゃんの馬鹿ぁーーー!!」ダッ

 

というやり取りがあったと曜ちゃんから聞いたこと。

 

もう千歌たちは捨てられたんじゃないかと絶望した。

 

しかしそんな中、由美ちゃんから話があると言われて新居町運転所に来てみた。

 

私「…で、話って何?」

 

由美「今から言うからよく聞いてね?」

 

私「いいよ」

 

由美「千歌っちは俺のこと好き?」

 

私「うん。もちろん」

 

由美「俺も千歌っちのことは大好き。愛している。だけどついつい冷たく当たってしまうでしょ俺って。気分が乗らないと結構こういうことあるんだ。これもここ最近の疲れのせいもある。小学校時代や中学校初期には俺いじめられてきたし、中学の後期から勉強量も増えて…全く持って精神的に安定してこなかった。そのせいで痩せるし、すぐ病むし…こんな俺でも受け入れてくれるよね?」

 

私「どんな由美ちゃんでも大好きだもん。拒否することなんてないよね?」

 

由美「うん…ありがとう…」

 

するとみんながやってきた。

 

曜「千歌ちゃん!!由美ちゃん!!」

 

由美「曜ちゃん!!それにみんな!!」

 

私「どうしたの?」

 

梨子「由美ちゃんがすごく病んでいるみたいだから来てみたの」

 

ルビィ「ヤンデレはルビィたちだけでいいのに」

 

由美「そうか…もうね…俺さ、気分が乗らないと冷たく当たることがあるんだよ…。それにここ最近色々疲弊してきてそういう気分が乗らなくなるときが増えてきて…うぅ…みんなに嫌われそうで…」ポロポロ

 

ダイヤ「何を言っているんですの?」

 

由美「えっ…?」

 

ダイヤ「私はあなたの大ファンですのよ。それに前も言ったでしょう?クヨクヨしていてはだめだと。笑顔を見せてこその由美だと私は思いますわ。だから今後も些細なことで病まないでその笑顔を見せていただきたい。私はそう思っています」

 

善子「そうよ。笑顔じゃない由美はリトルデーモンじゃないわ。私たちがあなたに働きかけるのもあなたの笑顔が見たいからなの。だからヨハネは堕天使のままで居続ける。由美が満足してくれるまでは」

 

ルビィ「ルビィも色々由美ちゃんにきつく当たっちゃったけど本当は由美ちゃんが大大大好き。お姉ちゃんや花丸ちゃんからも取っちゃいたいくらい好きなの。だから由美ちゃんを本当は笑顔にしてあげたい。この気持ち…わかるでしょ?」

 

花丸「マルもルビィちゃんに負けないくらい由美ちゃんのことが大好きずら。マルみたいな地味な子でも推してくれているんだってすごく嬉しいの。そんなファンであり大親友の子が病むのはすごく嫌だから元気を出してほしいずら!!」

 

梨子「私は仲喜くんが好きなんだけどすぐに病んじゃう由美ちゃんも心配なの。それに由美ちゃんにピアノが素敵って言われたときは本当に嬉しかった。それなのに嫌われてるって思うのは心外だわ。だからそんな悲観的にならないでほしい。私からのお願いよ」

 

曜「この前由美ちゃんの馬鹿って言って泣いて逃げちゃったのはごめんね。だけどそれくらい私も由美ちゃんのことは好きなの。岳南電車から工場の風景を見たこと、明智鉄道で1両のディーゼルに乗ったこと、近鉄に乗って二見の夕暮れを見たこと、みんな私の大切な思い出なんだよ?だから落ち込まないで!」

 

私「私も由美ちゃんにはすごく感謝している。あなたがいなければ沼津という狭い世界から、関西や東海地方全域を旅することはできなかったと思う。それに鉄道ファンへの道へと導いてくれたのはあなたなんだからさ、もっと自信持っていいよ!!」

 

由美「…みんなありがとう。俺もみんなのことは大好き。だから本当にこんなあたしと…これからも仲良くしてくれますか?」

 

私「もちろん!!」

 

みんなで頷いた。

 

そして由美ちゃんは大声で泣きわめき、私に抱きついてしまった。思いをぶつけたからだろう。

 

〜※〜

 

私「ところで由美ちゃん、今度また近鉄行こうと計画してるでしょ」

 

由美「そうだけど」

 

私「誰と行くの?」

 

由美「もう決めてある。…ルビィちゃんとよっちゃんだ」

 

その瞬間、私の中でガラスが割れるような音がした。

 

私「へえー、私たちを置いていくんだぁ…」

 

花丸「帰ったらお仕置きずら」

 

ダイヤ「お姉ちゃんには魅力がないと言うんですの?」

 

由美「だってそれ以外の5人とは一度行ってるし」

 

ダイヤ「それなら帰ったらたっぷりいじめましょうね♥♥♥」

 

全員「賛成ー!!」

 

由美「ちょっと待てよおおおお!!」

 

叫ぶ由美ちゃんも可愛い♥♥♥




本当は2021年の章は沼津港線廃止後からやりたかったのですが、次回の春の近鉄祭り以降を2021年の章とします。

つまり次回は近鉄祭りです。


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2021年度
Aqours春の近鉄祭り2021 #4 最終回 三岐鉄道三昧


今回より2021年版とします。2021年の最初は最後の春の近鉄祭りとします。

視点は黒澤ルビィとします。


由美「なんか嫌な予感しかしない」

 

ルビィ「でも由美ちゃんが隣にいるからルビィは幸せだよ?」

 

ルビィたちは予告通り近鉄に乗りに名古屋駅に来ていた。

 

由美「だけどよっちゃんがすごく落ち込んでるからこれはやばいなと」

 

善子「沼津から名古屋中央行の快速に1本乗り遅れたのよ!!それとヨハネ!!」

 

ルビィ「でもルビィにとっては久々の近鉄だもん。楽しみだよ!!」

 

善子「無視かい!!」

 

由美「じゃあみんなで一緒に〜?」

 

2人「がんばルビィ!!」

 

というわけでそこの急行に乗ろう。

 

善子「ヨハネを置いていくなー!!」

 

〜※〜

 

というわけで乗ったのは1259系VC67編成。ルビィも由美ちゃんと同じでVVVFのほうが好きなの〜♥だから花丸ちゃんと近鉄論争を開くといつも対立しちゃう。花丸ちゃんは抵抗制御が大大大好きだからね。

 

さて、どこまで乗るかと言ったら桑名駅。たったの3駅だけど乗っているだけで楽しい。

 

さて、何に乗るかと言ったら、

 

由美「懐かしいなぁ」

 

ルビィ「そうだね」

 

善子「ヨハネ…ナロー鉄道に降臨!!」

 

一昨年の5月初めに見るだけで終わった北勢線に今から乗るんだ〜♪

 

乗る編成は277F。先頭車が一方向クロスシート、後ろ3両が連接車、塗装が三重交通リバイバルのカオスな4両編成。

 

ナローゲージ鉄道だから車体幅は狭く、足回りも吊り掛け駆動方式。

 

善子「冷房もないわね」

 

ルビィ「車体が小さいからね」

 

由美「走ってるとき悪魔の唸り声が響くよ」

 

善子「それくらい知ってるわよ」

 

ルビィ「じゃあ、乗ろう♪」

 

〜※〜

 

車体も小さいからスピードが出ると思ったら大間違い。最高時速はたったの45km/hなんだって。

 

由美「しかしどっちが悪魔なんだろうね…スピードが速い方か遅い方か」

 

善子「ヨハネの手にかかれば…どちらも悪魔と断定できる!!」

 

ルビィ「とりあえず両開き扉が印象的だね」

 

善子「無視かい!!」

 

ルビィは車内探検を行っていたから無視しても文句はないよね♪

 

〜※〜

 

乗ること約1時間。阿下喜駅に到着した。

 

このあと30分は来ないからどこかまで歩いたほうが時間は潰せる。

 

そんな中、員弁川に咲く桜がきれいだった。もう日が沈むけど散りかけの桜とともに味があった。

 

そして上り坂、下り坂を歩き進め、着いた先は…

 

ルビィ「やっと着いたよ伊勢治田駅!!」

 

三岐鉄道三岐線の駅にたどり着くことができた。

 

ルビィ「やったぜ」

 

由美「初めての三岐線だ。やりますねぇ」

 

善子「野獣先輩員弁市民説やめなさい」

 

というわけでやってきた車両は801系。まあ西武のことだから乗り心地もそこそこいいだろう。

 

そう思ったルビィは馬鹿だった。

 

善子「何よこれ!!むちゃくちゃ揺れるじゃない!!」

 

ルビィ「これはひどいよ!!」

 

線形状態がかなり悪いし、台車までコイルばねだから大井川鉄道の21000系レベルで乗り心地が悪かった。今度JR東海で211系が廃車になったら持ってきてもらわないと。

 

〜※〜

 

近鉄富田駅着。乗り心地も北勢線より悪い地獄の夜の30分だった。

 

由美「夜も遅いから一旦名古屋駅に戻ろう」

 

ルビィ「そうだね」

 

こうしてルビィたちは名古屋駅に戻り、旅は終わりを迎えた。

 

善子「ところで由美、このあとどうするのよ」

 

由美「もうね、沼津港線の末端区間が明後日で廃止になるから新居町帰って仕事やるよ」

 

※2021年3月29日収録です

 

ルビィ「えっ…ルビィを独りぼっちにするの…?」ポロポロ

 

由美「そう思ったあなたは大間違い。人手が足りないから手伝ってほしいのはある」

 

ルビィ「やったぁ♥♥♥」

 

善子「特上級ビックデーモンの頼みなら仕方ないわね」

 

こうして帰りに湖西新居町駅に辿り着いて旅は終わった。その後お姉ちゃんたちに由美ちゃんがお仕置きされたのは言うまでもない。

 

でも三岐鉄道もかなり揺れるけどいいところだからぜひ()()()乗りに行ってね♪




次回は沼津港線廃止ネタです。


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沼津港線末端区間最後の日

今回は、沼津港線の、廃止ネタを、書いて、みます。視点は、一体、青山由美と、します。界隈で、流行って、いる、さとちゃん構文を、使用、しました。


俺「とうとうこの日が来てしまったか…」

 

千歌「仕方ないよ…コロナで乗客は減るし、浦の星女学院も廃校になったんだし…」ポロポロ

 

俺「千歌っち泣いてるよ?」ウルウル

 

千歌「それは由美ちゃんもでしょ?」ポロポロ

 

俺「もうね…沼津港とか三津から見る夕日も大好きなのに沼津はもうバスしかないのか…」ポロポロ

 

一応1日3本しかなく、19時台が最終であったが、今日はコロナ禍であるにもかかわらず最後に23時台に1本運行し、完全に廃止となる。

 

千歌「とりあえず最後の始発見に行こう!!」

 

俺「うん!!」

 

沼津駅の始発は6:38。新居町を4:59に出る普通列車の直通である。

 

車両はG3200系3連。電車モードで運転される。ロングシートではあるものの一応トイレ付きというのが有り難い。

 

〜※〜

 

沼津着。ここから沼津港方面に入っていく。実は沼津港線は全線地下で、最高速度も95km/hとしている。実際1952年の新規開業路線だから仕方ないか。

 

そして6:42に沼津港着。

 

美渡「遅いぞバカチカ!!」

 

千歌「ごめんなさい」

 

仲喜「しかしこの路線も今日で最後だもんな…」

 

俺「だな…」

 

葵社長「でも電化からたったの3年というのも悲しすぎるわね…」

 

俺「そりゃね…もう大赤字の極みでしたから…」ポロポロ

 

みんな揃って集まっていた。

 

聡平「とりあえず準備を始めるわよ!!」

 

全員「おー!!」

 

そして準備すること約半日。19:16の本来の最終列車も行ってしまった。

 

〜※〜

 

迎えた本当の最終臨時列車。準備は終えた。

 

葵社長「只今より、沼津港線、お別れイベントを始めたいと思います。まずは中部高速鉄道の若手代表、青山由美より、ご挨拶を伺います」

 

俺「藤原葵社長よりご紹介に与りました、青山由美です。この路線は1952年の中部高速鉄道改軌時に開業し、2018年に電化されました。それ以降名古屋や南国急行鉄道からの直通列車も運用を開始し、かなり賑わいました。しかしながら、このコロナ禍で乗客が激減。更には社内で不祥事も相次ぎ、以前から大赤字だった末端区間についてはこの運用をもって廃止とすることになりました。私も沼津には思い入れがかなりあり、この路線の廃止には反対していましたが、まさに世間は甘くないということでしょう…。69年間という短い間でしたが…本当に今でも大切な思い出です。ありがとうございました…」

 

葵社長「それでは、最終列車出発です!!」

 

汽笛が鳴ると、さようならの声が飛び交い、2両編成の列車はゆっくりと去っていった。

 

そして閉会後のこと。

 

俺「うっ…ぐすっ…うわあああああああん!!」メソメソ

 

千歌「泣いちゃ嫌だよ…」ポロポロ

 

するとギターを鳴らした人がいた。仲喜くんである。

 

【♪Monty Python『Always Look On The Bright Side Of Life』♪】

 

そしてスピーカーから音楽が流れると男子勢5人全員が歌い出す。

 

2番に入るとAqoursメンバーまで歌い始める。

 

3番に入ると俺以外全員歌っている状態になった。

 

そして最後…、

 

千歌「Hey Yumi, Let's sing together!!」

 

こうして俺を含めたみんなで斉唱する。

 

ここで放映分の収録は終了し、しばらく歌ってお開きとなった。この日俺と聡平は千歌っちの家に、それ以外も沼津市内に泊めさせてもらった。

 

【ED♪SOUND BANK『006_35』♪】

 

さあ、明日も頑張ろう!!




以下のリンクはSOUND BANK『006_35』の試聴サンプルです。
https://audiostock.jp/audio/42788

次回からはしばらくウイング団回になると思います。


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ウイング団強化計画 #1 絶望の踏切の呪いを払え

今回よりウイング団回とします。しばらく続きますが、視点はまさかのデフォルト、高海千歌とします。


広島に拠点を置き、由美ちゃんたちと3年間戦っている社内公認の悪役アイドル、ウイング団。

 

しかし、悪役だからといって全く良いことをしていないわけではありません。仕事をやるときはやる、勉強も全力、由美ちゃんたちとも仲良くやるときはやっています。

 

そんな中、私、高海千歌はそのウイング団に呼び出されました。

 

私「こんにちはのぶにゃん」

 

のぶにゃん「千歌さんこんにちは」

 

私「今日は私に用があるみたいだったんだけど…」

 

みおぴょん「私からよ。実は今日、絶望の踏切の除霊を行いたいの」

 

私「いきなりどうしたの?」

 

みおぴょん「昔、私に妹がいたって話をしたかしら?」

 

私「聞いたことなかったけど…」

 

みおぴょん「これを話すと泣いちゃうけど…話すわね…」ポロポロ

 

私「えっ?」

 

〜※〜

 

私には2歳下の妹がいたの。名前は加藤真生(まお)だった。

 

幼い頃から私と妹は仲が良かったし、お兄ちゃんと3人で良く遊んだものよ。

 

だけど…。

 

〜※〜

 

私「だけど?」

 

みおぴょん「妹が5歳のときに癌の診断がついたの。それも神経芽細胞腫だった」

 

私「えっ…」ウルウル

 

もうこの時点で泣きそう…。

 

〜※〜

 

その後まもなく手術が行われた。だけど全部は取り切れなかったの。

 

それでもリハビリを続けて次の年には元の生活に戻ることができた。

 

それからまた3人で過ごすことが多くなって、北海道とか名古屋、更には沼津にも行ったわ。

 

でも私が14歳になってまもなく悲劇が訪れたの。

 

〜※〜

 

私「えっ…?」

 

みおぴょん「今から話すわね…」

 

〜※〜

 

私が14歳になってまもなくのこと。真生が学校で倒れて救急搬送されたの。

 

そうしたら癌が再発していて、さらには肺にまで転移していた。

 

そして医師から余命1ヶ月と宣告された。

 

もう絶望でしかなかった。あと1ヶ月で妹を失うもの。

 

それでも毎日お見舞いに行ったわ。

 

その結果夏になっても真生は生き延びた。

 

そして7月のある日、私がお兄ちゃんと家に帰り着こうとしたとき、お母さんから真生が危篤だと電話が入って、すぐに病院に向かった。

 

そして真生は最後に私に言ってくれた。私の笑顔が素敵だから見せ続けてほしいと。その言葉を最後に容態が急変し…、そのまま息を引き取った…。

 

〜※〜

 

きよっぴー「千歌さん…泣いてるわよ?」ボロボロ

 

私「そういうきよっぴーだって…」ポロポロ

 

のぶにゃん「本当にいい子だったのよ」ポロポロ

 

みおぴょん「でもそれで話は終わりじゃないわ…」

 

私「何かあったの?」

 

〜※〜

 

ほら、私が去年ある踏切で電車に跳ねられて右目の視力を失ったからその踏切を渡った人が呪われてきたって言うでしょ?

 

それなんだけど仲喜で終わりじゃなくて今度は名古屋市民の由美ちゃんにまで災難が降り掛かったの。

 

だから、こんな姿を天国の妹に見せられないから除霊したい。

 

〜※〜

 

みおぴょん「だけど1人じゃ不安だし、被害者代表として一緒に見に来て!!」

 

私「…うん。除霊して呪われなくなるなら私は付き合いたい」

 

こうして私は除霊に付き合うことになりました。

 

〜※〜

 

名古屋市瑞穂区、姥子踏切にて。みおぴょんは巫女服に着替え、除霊を始める。

 

私は摩訶般若波羅蜜多心経や舎利礼文を唱え続けることしかできなかった。

 

結果として除霊には成功。

 

みおぴょん「千歌さん…本当にありがとう。あなたがいてくれたおかげで除霊には成功した。この恩は一生忘れないわ」

 

私「こっちも本当にありがとう…だけどお願いがあるんだけど…」

 

みおぴょん「何よ」

 

私「他のメンバーたちも聞いてほしいんだけど…」

 

これはかねてからの願いだった。

 

私「千歌のことを『さん』ってつけないで呼んで?これからあなたたちのことは呼び捨てで呼ぶから」

 

きよっぴー「千歌ちゃん…これからもよろしくね」ポロポロ

 

私「うん。よろしくね。きよっぴー」

 

こうして敵役とも仲を深めることができたのでしたが…めでたいのかなぁ…?




次回もウイング団回になるかもしれません。


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最若手の新入社員は新鋭の鉄道系YouTuber!?

急遽予定を変更して新たな仲間を入れます。視点は高海千歌とします。


私「もしかしてあなたは…?」

 

シオン「YouTubeもやっている鳳来寺シオンです」

 

私「この子が新入社員の1人なの?」

 

由美「そうだよー♪」

 

私は新入社員がいると由美ちゃんから聞いて本社にやってきたけどまさかまたこんなに可愛い子が入社してくるとは思ってもいなかった。

 

私「私は高海千歌。由美ちゃんと同い年の内浦出身の19歳。よろしくね」

 

シオン「僕は13歳中2です。一応名古屋出身ですけど天白の方に住んでるんです。あっ、僕って言っちゃうけど一応女の子です」

 

本当は私が由美ちゃんに嫉妬しちゃうのかと思ったんだけど…シオンちゃんが可愛すぎてそれどころじゃなくなった。

 

私「ふふっ♥シオンちゃん可愛い♥♥♥」

 

由美「おいこら変な方向に走るんじゃないよ」

 

シオン「千歌さんってまさか…Aqoursの?」

 

私「そうだよ♪」

 

シオン「あなたに会えて光栄です!!僕、あなたの大ファンなんです!!」

 

私「えっ…私の大ファンなの…?シオンちゃん大好きだよ♥」

 

由美「中部高速鉄道への愛も強いって言ってたし、将来的に有望な人材だなって俺は思う。小学校時代からかなり成績優秀だったから俺はこの子を信頼してるよ」

 

私「ということはまさか…?」

 

由美「俺たちコメット団のメンバーに入れちゃいました☆」

 

…あれ?なんか私の心から真っ黒いオーラを漂わせたいんですけど…。千歌嫉妬しちゃうよ…。

 

由美「千歌っち何か変だぞ?」

 

私「由美ちゃん」

 

由美「何だよ」

 

私「私、由美ちゃんのことが、大好き」

 

由美「それは、知ってる」

 

私「じゃあなんで、千歌を置いてこんな可愛い子をメンバーにしちゃうのかなぁ…?千歌は、別のアイドルのメンバーだからメンバーになれない?違うよね?じゃあなんで?なんでなんでなんでなんで!?ねえコタエテヨ!!」

 

由美「それは…その…AqoursはAqoursで頑張ってほしいじゃん。一応相互協力状態なんだからそれで我慢してくれないか?」

 

私「ふーん…じゃあさ、年度も変わったことだし千歌をもっと愛してほしい。こうして愛し合うことも千歌たちの仕事だってこと、千歌は知ってるんだよ?だからもっと由美ちゃんの愛情を、千歌に頂戴?」

 

由美「…いいけど」

 

シオン「由美さんってそんなに魅力があるんですね…」

 

由美「話をややこしくするなや」

 

シオン「決めました。由美さんについて僕はもっと勉強して由美さんに愛される人になろうと思います」

 

私「何言ってるの?千歌も負けていられないんだからね?」

 

由美「もうほっとこう」

 

ただ、このシオンちゃんが今後の作者さんの作品に深く関わるということを、私はまだ知らない…。




しばらくウイング団回はお休みにします。


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ウイング団強化計画 #2 酒&タバコ&競馬デビュー+α

今回はオリキャラ側のある人物が20歳を迎えます。視点はその人物とします。


2021年4月2日、私、加藤水生ことみおぴょんはとうとう20歳を迎えた。20歳になったらやってみたかったことがあるの。

 

そのため、早速コンビニに色々買いに行こうと思う。

 

~※~

 

何を買ったかって?

 

タバコに、チューハイよ。ついでに今から競馬場にも行こうかしら。

 

私はタバコに火をつけ、吸いながら駅まで行くことにした。初めてのタバコだけどやっぱりおいしいわね。

 

〜※〜

 

名古屋南駅に出て、ここでタバコの火を消して捨てる。

 

名古屋南駅からは普通列車中川車庫前行きに乗って中島駅で降りてさらにあおなみ線で競馬場前駅まで出よう。

 

えっ?何をするのかって?馬券を買うのよ。一度タバコを吸って酒を飲みながら競馬を見るのをやってみたかったのよね〜♪

 

志穂「あら?みおぴょんこんにちは」

 

私「志穂こんにちは」

 

この人は青山志穂。由美ちゃんのお姉さんだけど由美ちゃんよりずっと民度が低い。

 

志穂「20歳おめでとう!!」

 

私「ありがとう」

 

志穂「で、その飲みかけの缶と箱は?」

 

私「缶チューハイとタバコよ。20歳になったから早速やってみたかったの〜♥それに馬券も買いたかったから夢が叶って私は今すごく幸せよ♥♥♥」

 

もうすでに半分酒に酔っていた。だけど競馬は見ていくわ。

 

一応馬券は3連単。みんなが絶対この順だって言っているからそれで買った。

 

~※~

 

とはいえ、馬券は外してしまった。最初の1回目から3連単買ったからだと割り切った。

 

私「それでも競馬と酒とタバコを経験できて私すごく幸せ。だって大人の仲間入りを果たしたんだもの」

 

志穂「大人になるってすごく楽しいでしょ?」

 

私「うん!!」

 

こうして私の大人への道はさらに一歩近づいた。

 

~※~

 

きよっぴー「お帰りみおぴょん」

 

私「ただいま~…」

 

のぶにゃん「すごく疲れているわね」

 

私「だってタバコとお酒やってきたもの…」

 

きよっぴー「…で、どうだったその競馬は」

 

私「3連単外したけど楽しかったわ。それはそうときよっぴー、その婚約指輪は?」

 

きよっぴー「これ?実は孝重くんと入籍したの」

 

のぶにゃん「その話…兄さんから聞いていないんだけど…」

 

電撃婚!?

 

とりあえず硬度10の人と出雲の人、あと私たちの敵のあの人を呼ばなきゃ。

 

〜※〜

 

あっきー「きよっぴー何で言ってくれなかったんだよ!!」

 

きよっぴー「今日急激だったもの」

 

ダイヤ「それでもおめでとうございますわ」

 

きよっぴー「いえいえこちらこそ」

 

由美「しかし俺もそろそろ結婚考えないとな。付き合って3年半の彼氏がいるし」

 

のぶにゃん「私も考えないと…」

 

私「そうよねお兄ちゃん♥」

 

あっきー「リア充爆発しろよ本当にもう!!」

 

ダイヤ「これは許せませんわね…由美、後で路地裏にいらっしゃい」

 

由美「はい…」

 

こうして由美ちゃんはダイヤさんに連れられたけど、また一歩、歴史が進んだのでしたとさ。




次回は未定ですがニジガクも出していかないと。


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流行りの強要許すまじ

自分が流行りに乗れないタチということでその思いをこの話にぶつけます。視点は青山由美とします。


俺「スクスタ許すまじ。ランジュやミアはいいけどストーリーがよろしくない。同好会、しかもプレイヤーさんに喧嘩売るのは流石に心が折れるわ」

 

俺は休憩時間中に新居町運転所でスクスタの批判記事を眺めていた。

 

千歌「やっほー由美ちゃん♪何やってるの?」

 

俺「スクスタの批判記事見てただけ。俺もこの作品ほどではないがあのストーリーの擁護はできない。原作アニメのほうがよっぽどマシだ」

 

千歌「でしょ?ラブライブで炎上するってこれはないかなって」

 

俺「いずれにせよどこぞのタルト氏よりひどい」

 

タルト氏とは知る人ぞ知る、悪名高き鉄ヲタの1人。けよみゅー氏という鉄ヲタに喧嘩を売ったり、蓬莱千奈氏を勝手にブロックしたりなど、かなりの札付きであることがわかる。ここでのランジュとかミアはそれより酷いものだからもうなんと言ってよいのか全くわからない。

 

俺「どこぞのライター陣は本当に何を狙って同好会潰しのストーリーを書いたのか、俺には全く理解できない」

 

千歌「それも千歌にはわかるよ」

 

俺「もし俺がスクスタ時空の人間だったらすぐにランジュとミアのアカウント特定して晒し上げるか最悪スクールアイドルブラックリストにも載せるぞ」

 

千歌「その気持ち、すっごくわかるよ!!」

 

するとスクスタ教信者が現れた。黒澤ダイヤである。

 

ダイヤ「由美はなぜスクスタをやらないんですの?」

 

俺「まず高校時代に出遅れたしそれにあんな心の折れるストーリーを見るかと言われたらNOだぞ」

 

ダイヤ「えっ…」

 

俺「えっ…って」

 

ダイヤ「あなたはスクスタアンチですの?」

 

俺「そうだけど」

 

ダイヤ「それならこうするしかありませんわね」

 

俺「なぜスタンガン?」

 

ダイヤ「あなたを洗脳させるためですわ。第2の妹レベルに由美を愛している私はスクスタアンチのまま放置しておくわけにはいきませんので」バチバチッ

 

そのまま眠らされた。

 

〜※〜

 

そして目が覚めた頃には薄暗い部屋でダイヤのスクスタに関する退屈なお話を聞かされた。

 

ダイヤ「キイテイルンデスノ、ユミ?」

 

こんなんじゃやってられないよ…。

 

それでも三日三晩、食事や睡眠を許されず、ひたすらスクスタの良さを語られた。よっぽどトラウマになるわ。

 

〜※〜

 

これで終わりじゃないよ。

 

次の日のこと。湖西新居町駅入口付近にて

 

マル「由美ちゃんはウマ娘やってる?」

 

俺「やってないなぁ。競馬とか競走馬覚えるの無理だし」

 

マル「何言ってるの?マルでも登場人物全員覚えたからマルの愛する由美ちゃんも覚えなきゃいけないんだよ?」

 

俺「それでも入れる気はない」

 

マル「それならスマホ貸すずら」

 

俺「嫌だよスクスタとウマ娘入れる気だろ」

 

マル「うん。両方入れるずら。早くするずら」

 

俺「こっちなら考えてあげるけど…」

 

とりあえずサブの携帯出しておくか。貸さないけど。

 

マル「なんで貸さないの?」

 

俺「貸すとは一言も言ってない」

 

そしてまた取り合いになった結果…、

 

悲劇が起きたのはその時だった!!

 

俺「コノハズクがー!!」

 

ここ静岡県の湖西市なのに愛知の鳳来寺の方面からコノハズク飛んできてスマホを器用に奪っていったんですけど!!

 

更に悲劇は続く。

 

奪われたスマホは駅の西側の横断歩道のど真ん中に落ちた。

 

俺「あそこに落ちたよ!」

 

マル「取りに行こう!」

 

俺とマルは走ってそのスマホを取りに行く。

 

しかし着いた途端に赤信号になってしまった。

 

そのスマホは何台もの車によってグシャグシャにされた。その中には大型トラックやダンプカーもあった。我々は驚きが隠せなかった。

 

信号が青になってから拾いに行こうとするが、それでも悲劇は続く。

 

なんと!拾おうとした途端に工事のおじさん2人がやってきたのだ!

 

工事員A「さあ、穴掘るっぺー」

 

工事員B「おー!」

 

そしてグシャグシャになってしまったスマホの上から工事用の掘削機を使う。

 

カリカリカリカリカリカリカリカリ

 

俺たちは真っ青になった。

 

工事員B「おーい、穴掘るのそこじゃないぞー」

 

工事員A「あーっ、いけねぇー」

 

工事のおじさんたちは去っていった。スマホは粉々になってしまった。

 

俺は粉々になったスマホを瞬間接着剤でくっつける。

 

スマホはオブジェ状の物体と化した。

 

俺は嘆く。

 

アーーーーーー!アーーーーーー!

 

そんなとき!マルは新たな使いみちを思いついた。

 

「薄くなったつむじにこのポイポンを載せれば」

 

「ポイポンは未来ずら!!」

 

「このポイポーン!!」

 

とりあえず千歌っちには言いつけよう。

 

〜※〜

 

その後、マルとダイヤはまとめて千歌っちに説教を受けた。よりによって俺の体重そんなにないのにまた1kg落ちたし最悪だよ…。




あのねぇ、流行りに乗れないような性格も楽じゃないよ?

次回は4月17日収録回の設定の執筆の可能性が高いです。


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【虹ヶ咲練習回】鎌倉の演劇派はヤンデレ

急遽予定を変更して初の鳳来寺シオン回とします。視点は鳳来寺シオンとし、今回は現実としては初となるニジガクメンバーを出しますが、もうタイトルでバレていると思われ()

収録は2021年4月という設定です。


読者の皆さん初めまして。僕は鳳来寺シオン。名古屋市天白区在住の中学2年生です。YouTubeで「鳳来寺」名義で動画投稿をやっています。僕って言ってしまいますが女の子です。よろしくね。

 

さて、そんな僕はというと…、

 

僕「ここが…鎌倉…いい場所だなぁ」

 

今から鎌倉観光をしようと思います。

 

〜※〜

 

とりあえずこの時点で11時半。歌を口ずさみながら行こう。

 

【♪カルロス・ガルデル『首の差で』♪】

ここで歌ったが故に、まさか知らない女の子に捕まるとは…。

 

歌い終わったところでいい店を見つけた。イタリア料理のアクアサルーテだ。入ろうとした、その時だった。

 

??「鳳来寺さーん!!」

 

僕「えっ…誰?」

 

??「あなたの歌声、すごく素敵ですね!!まるで伊波●樹さんみたいです!!」

 

僕「いきなり何なの!?」

 

やってきたのはダークブラウン髪の毛にリボンをつけた僕と同い年くらいの女の子だった。

 

??「私、あなたのことが大好きです。どうか…私と友達になってください!!」

 

僕「いや…ちょっ…待っ…あっ!そこに頼朝像が!!」

 

??「どこどこ?」

 

僕「逃げろー!!」

 

怖いよこれ!!天白並に平和だと思ったのに!!

 

なんとかして車の陰に隠れることができた。

 

??「そういえば鳳来寺さんどこに行った…?あれ…?」

 

僕の先輩の由美さんってこんなに大変な思いしているんだ…。しかもあの子結構足速いし…。

 

とりあえずあのイタリアンレストランで食べよう。

 

〜※〜

 

うん。ここのパスタランチはすごく美味しい。それにフォカッチャやサラダもおかわり自由なので満腹である。

 

店を出て駅に戻る。せっかくなので江ノ電に乗って楽しもう。その時だった。

 

??「あっ!!鳳来寺さん見つけました!!」

 

またあの子だ。逃げるぞ!!

 

??「待ってくださーい!!」

 

全速力ダッシュだ。しかし僕は50m走が8.2秒と13歳女子としては少し速め。しかし相手は見ている限りそれより速そうである。

 

400mくらい走ったところでその子には捕まった。

 

??「ねえ鳳来寺さん!!なんで私から逃げるんですか!?そんなに私のことが嫌いなんですか!?そんなわけないですよね!?ね!?」ハイライト消し

 

僕「だから落ち着いてよ!!」

 

??「…少々取り乱しました。私、鎌倉在住の桜坂しずくと言います。中学1年生です」

 

僕「僕は鳳来寺シオンと言います。名古屋の天白区に住んでいる中学2年生です。それはそうと桜坂さんはなぜ僕に惚れたんですか?僕は女の子なのに…」

 

しずく「美少女の鉄道系YouTuberというのにすごく憧れていまして、しかもあなたは私と1歳差。それにミュージカル系もあなたは得意そうに見えます。だから私と友達になってほしいのです」

 

僕「いいですけど…僕のことシオンって名前でいいですし、敬語でなくても大丈夫ですよ」

 

しずく「だったら私のこともしずくって名前を呼び捨てで呼んでほしいなぁ…なんて」

 

僕「じゃあこれからよろしくね、しずく」

 

しずく「シオンさん、こっちこそ!!」

 

これが僕としずくとの出会いだった。この数年後、僕たちはまた深く関わっていくことになるということをまだ知らない(ネタバレするな)。

 

僕「そういえばしずくはどんな部活に入ろうと思っているの?」

 

しずく「私は演劇部に入ろうと思っているんだ。小さいころから演劇が好きで、お母さんも色々な演劇を連れて行ってくれたの。それに小学校時代も演劇部だったし。そういうシオンさんは?」

 

僕「僕は入学したときからずっと帰宅部。鉄道部もアイドル部もヲタ硏同好会も無かったし、何より入る義務がなかったもん」

 

しずく「私とは真反対だね」

 

僕「だけどその分入りたい高校を目指して勉強しているんだ。僕の目指す高校は舐めていては入れないような場所。だけど高学歴を目指して頑張ろうかなって」

 

しずく「みんな大変なんだね」

 

2人「あはは…!!」

 

とりあえず本題に入ろう。

 

しずく「そういえば鎌倉に来たのはなんで?」

 

僕「江ノ電に乗るためさ。色々ユニークなこの路線にずっと憧れていたの」

 

しずく「それなら私が案内するよ。私も江ノ電は好きだから」

 

僕「ありがとう」

 

こうして2人で江ノ電沿線を回ることになりました。

 

~※~

 

江ノ電は乗っているだけで楽しい。急カーブや海岸、さらには軌道まで走るというかなりイレギュラーな路線だから。

 

まずは鎌倉大仏の最寄である長谷駅で降りてみる。

 

大仏の胎内に入ることも可能。20円だから大切に拝観させてもらおう。

 

しずく「大仏の中に入るのは初めてでしょ?」

 

僕「そうだけど。修学旅行で東大寺行ったときは鼻の穴にすら入れなかったからすごく新鮮」

 

しずく「そう言ってくれて私も嬉しいです♥」

 

〜※〜

 

さて、江ノ電に戻り今度は海岸沿いの鎌倉高校前駅、腰越駅を抜けよう。

 

鎌倉高校前駅は海岸沿いに駅がある珍しい場所。その次の腰越駅はホーム有効長が3両分しかない。そこから江ノ島駅まで併用軌道区間に入る。

 

〜※〜

 

江ノ島下車。

 

僕「ここが…江ノ島…」

 

しずく「いい場所でしょ♪」

 

僕「うん。湘南の偉大さを感じるよ」

 

しずく「ふふっ♥気に入ってくれて嬉しい♥♥♥」

 

とりあえず江ノ島には渡って神社にお参りはしよう。

 

〜※〜

 

終わってからのこと。

 

しずく「このあとシオンさんはどうするの?」

 

僕「日帰りを予定していたしそろそろ帰ろうかなって。流石に女子中学生が日を跨いでまで外に出てるってまずいでしょ」

 

しずく「えっ…」

 

ガシッ!!

 

しずくに腕を掴まれた上で彼女の目から一瞬にして光が消えた。

 

しずく「鎌倉より名古屋のほうが大事なの?日帰りだなんて聞いてないよ!ねえ!!帰らないでよ!!」

 

僕「帰る家があってこその旅。僕はそう思ってる」

 

しずく「私、もっとシオンさんのことを知りたい…。だから…今日は一晩だけ私と一緒にいて…?」

 

僕「もうわかったよ…」

 

こうして僕はしずくの家に案内された。海岸沿いの大豪邸だ。ちなみに僕の両親の方には伝えてある。しかもあっさりOKが出ているし。

 

こうして僕は次の朝まで鎌倉で過ごしてから帰路につきました。




次回こそ4月17日収録回とします。


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ヤンデレは未成年相手であれ酒や競馬も勧めてくる

渡辺曜の誕生日収録という設定の回です。酒ネタ競馬ネタをなんでこうも思いつくのだろうか…。

視点は山部仲喜とします。これもまた久々。

※今回の話を真似したら犯罪です。仮に真似をして警察のお世話になっても責任は一切取りません。


俺「曜ちゃん誕生日おめでとう!!」

 

本日、俺の友人である渡辺曜ちゃんが20歳になった。今回はさすがに覚えていたが…、

 

曜「仲喜くん遅いよ!!普通0時0分0秒になったら祝ってくれるんじゃないの?」

 

俺「それは…その…」

 

曜「じゃあ今日1日何でもしてくれるよね?」

 

俺「それは…その…」

 

曜「シテクレルヨネ?」

 

俺「…はい」

 

何でもと言っても酒とタバコと馬券とチョメチョメは断るからな。

 

〜※〜

 

曜「やっぱり初めてのチューハイは美味しいね♪」

 

俺「まあ三ツ矢サイダーも悪くはないな」

 

曜「仲喜くんは三ツ矢サイダーなんだぁ…へえー」

 

なんか嫌な予感しかしない。

 

曜「ねえ仲喜くん」

 

俺「何だよ」

 

曜「私、仲喜くんのことが大好き」

 

俺「それで?」

 

曜「仲喜くんと今から間接キスを一緒にしたい」

 

俺「まさか…」

 

曜「その三ツ矢サイダー頂戴?それとこのチューハイ飲んでみて?」

 

俺「それは、嫌だ?」

 

曜「ワタシノオサケガノメナイッテイウノ?」ハイライト消し

 

俺「未成年だもん」

 

曜「強制であります」

 

俺「もう…」

 

今どきコロナだからやばいのに…。

 

それとチューハイは人生初なんだよねぇ…。

 

飲んでみよう。

 

俺「苦不味っ!!」

 

苦くて麻酔薬を飲んでいるみたいで思わず吹き出してしまった。

 

曜「吹いちゃうんだぁ…」

 

俺「ん?」

 

曜「じゃあこの三ツ矢サイダーを飲むね」

 

曜ちゃんは俺の三ツ矢サイダーを口に含む。

 

そして吹き出した。

 

曜「あー、まずかった…」

 

俺は泣き崩れそうになる。

 

曜「仲喜くんがやったのはこういうことなんだよ?責任取ってくれるよね?」

 

俺「…はい」

 

渡辺曜は理不尽、以上!

 

 

…これで終わりではないよ。

 

曜「じゃあ競馬に行こうか♪」

 

また大人のアソビに付き合えと。

 

〜※〜

 

曜「じゃあ馬券買うよ」

 

むちゃくちゃつまらないんですけど()

 

声は出していない。出せないわけではない。曜ちゃんがヤンデレになる方が怖いからだ。

 

曜「お酒飲みながら競馬見るって楽しみだね♥♥♥」

 

俺「そうだな(便乗)」

 

曜ちゃんはウイング団のみおぴょんみたいに初っ端から三連単を買うわけではなく、最も安い馬券を購入した。そこは冷静。

 

結局馬券は当たらなかったが曜ちゃんは泣くことはなかった。

 

帰ってからのこと。いきなり唇を奪われた。

 

曜「ああ〜幸せ〜♥♥♥これが酔っ払いの味なんだね〜♥♥♥」

 

俺「♥大量につけて…これ由美ちゃんのお兄さんの健さんよりひどいぞ…」

 

由美ちゃんの兄の健さんは由美ちゃん曰くいつも酒飲むと人が変わるらしい。曜ちゃんの場合はヤンデレまで混じっているからそれどころじゃないやい。

 

曜「仲喜くん他の人出してたよね!!今はだめー!!」ハイライト消し

 

俺「ぐほぉっ!!」

 

曜ちゃんに押し倒されたんですけど…。

 

曜「フフッ♥これでもう起き上がれないね〜♥♥ズーット…イッショニイヨウネ♥♥♥」

 

そのまま曜ちゃんは酔ったまま眠りについた。俺はその間に仕事戻ってr…

 

曜「…行っちゃやだ」

 

寝言か?

 

まあいい。

 

ガシッ!!

 

曜「なんで曜の寝言を無視するの?曜寂しいよ…」ポロポロ

 

腕掴まれて泣かれたら終わるじゃん。

 

俺「もうわかったよ…」

 

曜「仲喜くん…大好きだよ♥♥…むにゃむにゃ…」

 

まあ一線は超えなかったしいいけど。




次回は他作家さんの某キャラを常連にする準備回とします。


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【虹&結月さん常連化】モデルオーディションを受けるお姉さんには声を掛けるべきではない

今回より神威結月氏のキャラである水無月結月さん、およびニジガクメンバーを常連化します。視点は水無月結月さんとします。


2021年のある日、僕は渋谷の真ん中にいた。とりあえず歩いて行こう。

 

あっ、自己紹介忘れていました。僕は水無月結月です。まだ中学1年生。だけど渋谷育ちだからこの辺りは詳しいんだ。

 

そんな中、青いウルフカットのお姉さんが道に迷っていた。

 

僕「どうされました?」

 

??「この辺りにオーディション会場があるはずだけどどこか忘れちゃったの…」

 

僕「それなら案内しますよ」

 

僕は地図を見ながら一緒に目的地までついていった。

 

僕「はい、着きました」

 

??「そうだ。名前なんていうの?」

 

僕「水無月結月と言います。渋谷生まれの渋谷育ちです」

 

果林「私は朝香果林よ。八丈島から来たんだけどファッションモデルを目指しているからここに来たの。そうだ!私とLINE交換しましょうよ」

 

僕「いいですけど…」

 

とりあえず交換しよう。

 

果林「フフッ、これからよろしくね。結月♪」

 

僕「果林さんこちらこそ」

 

こうしてまた1人、友達が増えたが、これがきっかけで僕は今後ひどい目に遭うことを知らずに…。

 

とりあえず今日も渋谷を回ろう。

 

〜※〜

 

昼飯を済ませ、更に渋谷を楽しんだ後、悲劇は起きる。

 

??「あら、また会ったわね結月。でも本当は、ずーっと、待ってたのよ?」

 

僕「えっ…果林さん…?」

 

その目に光はなかった。

 

果林「私はあなたが道案内をしてくれて嬉しかった。それで私は惚れちゃったの。…ねえ結月、私のこと、好きって言ってくれるわよね?」

 

僕「いいですけど…」

 

果林「フフッ♥こうして怯えてる結月も可愛いわね♥♥♥」

 

果林さんには逆らえない。そう思った瞬間だった。

 

〜※〜

 

数日後、表参道駅周辺にて。

 

果林「また会ったわね」

 

僕「今回ここに来た目的は…?」

 

果林「あなたのため以外に何があるのよ」

 

僕「色々怖いんですよ。さらば!!」

 

果林「アラ?ナゼニゲルノカシラユヅキ?」

 

怖すぎる怖すぎる。果林さんが僕目当てにやってくるとか聞いていないよ!!

 

僕「あはは〜とりあえず学校でバンドの練習があるから〜」

 

そう言って地下鉄に潜り込む。

 

ところがICカードにチャージした直後…、

 

果林「絶対に逃さないんダカラ♥♥♥」

 

逃げそこねたー!!

 

果林「これで結月は私のもの♥♥今からラブホテルに行って楽しいことしましょうね♥♥♥」

 

僕「そんな…一線は超えたくないですよ」

 

果林「何を言っているのかしら?私は一線を超えても良いわよ♥♥♥それに女の子のような見た目をしているからそこからも惚れちゃうわ♥♥♥」

 

僕「…これからどうするの?」

 

果林「一緒に私とそういうところに行きましょう♥♥♥」

 

僕「嫌だあああああ!!」

 

初っ端からヤンデレってこれ酷くない!?




次回はゆうぽむ初登場の予定です。


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【ゆうぽむメイン初挑戦】侑ちゃんは、渡さない。

今回はあの2人のメイン回とします。高咲侑視点で書きます。

しかしニジガクの方向性これで決まったぞこりゃ…。


はじめまして。高咲侑と言います。中学2年生ですが今回は初めて小説に出演させてもらうことになりました。

 

というわけで大手町駅に出てみよう。

 

地下鉄が5路線もあるから本当にときめいちゃうよ!!

 

更にもっとときめいていそうな女の子まで見つけちゃった♪おそらく中学生女子鉄YouTuberの鳳来寺さんだろうから声をかけてみよう。

 

私「あの…」

 

??「もしかして僕にですか?」

 

私「そうだよ。もしかして鳳来寺さん?」

 

鳳来寺さん「そうだけど」

 

私「私、高咲侑と言います。東京のお台場の中学2年生だよ」

 

鳳来寺さん「僕は鳳来寺シオン。名古屋市天白区の中学2年生だけどYouTuber鳳来寺本人だよ。よろしくね、侑ちゃん」

 

私「私、あなたの活動している姿にすごくときめいちゃったんだ。よろしくね、シオンちゃん」

 

シオン「ところで侑ちゃんはなぜ大手町に?」

 

私「地下鉄ってすごくときめくんだ。だって常にトンネルの中を走り続けるんだよ?すごくない?だから一番地下鉄の集まる大手町に来てるの。そういうシオンちゃんは?」

 

シオン「中部高速鉄道からの仕事依頼でここに撮影に来ているんだ。結構楽しいし、あなたに会えて光栄なんだから」

 

私「それはすごく私も嬉しいよ!!だって有名人に会えたんだから!!」

 

2人で笑っていると…、

 

??「あれ?侑ちゃん何してるの?」

 

私「歩夢!?」

 

シオン「はじめまして。僕は鳳来寺シオンって言います」

 

歩夢「シオンちゃんはじめまして。私は上原歩夢。侑ちゃんの幼なじみなんだ♪」

 

シオン「それはそれは…お会いできて光栄です」

 

歩夢「そんなに畏まらなくてもいいのに…」

 

すると私に向ける歩夢の視線が真っ黒になる。

 

歩夢「ところで侑ちゃん、なんで私の知らないところで知らない人と仲良くしているの?」

 

私「だって有名な中学生女子鉄YouTuberなんだよ?そんな人と話さないわけ…」

 

歩夢「侑ちゃんは私よりシオンちゃんのほうが大事なの!?」

 

私「それは…違うけど…」

 

歩夢「だけど…私もシオンちゃんのチャンネルの常連視聴者だから今回は見逃すからね」

 

シオン「歩夢ちゃんは俗に言うヤンデレ…なのかな?」

 

歩夢「シオンちゃん何言ってるの?私はヤンデレじゃないよ?幼なじみを好きになるってこういうことなんじゃないの?」

 

シオン「うぐっ…」

 

歩夢「ヤンデレはいつもテレビで見ている由美さんに対する千歌さんとかダイヤさんとかだと私は思うよ」

 

シオン「もうわかったよ…」

 

歩夢「でもこれからシオンちゃんも私と仲良くしてくれる?」

 

シオン「…いいけど」

 

こうして3人でLINEを交換することになった。

 

歩夢「ふふっ♥これで私たちは友達だね♥」

 

シオン「だね。2人ともこれからよろしくね♪」

 

私たち「うん!!」

 

全員「じゃあまたねー!!」

 

こうして今回はお開きとなった。でもシオンちゃんすごく優しそうな人だね♪




次回はヤンデレ被害者の会を結成します。


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ヤンデレ被害者の会

予定通りヤンデレ被害者の会とします。久々に青山由美を出演させます。視点も青山由美とします。


俺「まいったなぁ…」

 

千歌「どうしたの?」

 

俺「シオンちゃんも早速ヤンデレの被害にあってるよ…」

 

千歌「由美ちゃんと一緒だね♪」

 

俺「ブーメラン乙」

 

千歌「むー…その相手誰なの?」

 

俺「確か…桜坂しずくって人だったはず。鎌倉の演劇派で、江ノ電も大好きなお淑やかな女の子だって言ってた」

 

シオンちゃんを調査したら俺みたいに早速ヤンデレな女子に絡まれているでやんの。ちょっと呆れた。

 

千歌「なるほどね」

 

そんな他愛もない話をしていると1人駆け込んできた。

 

??「由美さん助けてください!!」

 

俺「シオンちゃん!?」

 

シオン「しずくなんですけどLINE交換したあといきなり八事まで来るとか言い出したので逃げてきました」

 

俺「LINE交換はまだしもここ新居町だからだめじゃん」

 

千歌「どういうこと?」

 

俺「地理くらいわかっておいてほしいです。八事はここより西。鎌倉はここより東。より早く捕まるって話ですよ」

 

シオン「そんなことより逃げる方法はありませんか?」

 

俺「そんな新居町なんて知る方法もないでしょ」

 

そんな会話をしていると中学生くらいの人が2人ほど現れた。

 

??・??「シオンちゃん(さん)助けて!!」

 

シオン「あれ?侑ちゃん、それともう1人は…?」

 

侑「こんにちは!高咲侑です!!」

 

結月「僕は水無月結月といいます。こう見えて男の子だけどよろしくね」

 

シオン「結月さんよろしく」

 

俺「2人はどこ在住?」

 

結月「僕は東京の渋谷生まれ渋谷育ちです」

 

侑「私はお台場周辺に住んでます」

 

結月「そういえばこの人は」

 

シオン「この人は青山由美さん。多くのヤンデレに追われているんだって」

 

俺「とりあえずAqoursの後援会兼通勤電車系アイドルコメット団のリーダーもやっています」

 

侑「すごくときめいちゃいます!!」

 

結月「これからよろしくお願いします」

 

俺・シオン「こちらこそ!!」

 

というわけでそれぞれの相手はしばらく来ないだろう。

 

シオン「そういえば2人はどうやって出会ったの?」

 

侑「私が幼馴染の歩夢から逃げて中部高速鉄道に乗ったときにちょうど同じ電車に居合わせてそれから仲良くなったんだ」

 

結月「それで新居町ならそういうのにもにも対処してくれるって判断してここまで一緒に来たわけ」

 

俺「俺がうまく対処できると思うなよ」

 

シオン「それは…ごめんなさい…」

 

俺「…別にいいけど」

 

その時だった。

 

??「見つけたわよ、ユヅキ♥」

 

結月「げっ!!果林さん!!」

 

果林「他の女の子と楽しそうにして、私のものだという自覚がないようね♥こっちにいらっしゃい♥♥♥」

 

結月「嫌だああああああ!!」

 

千歌「…行っちゃったね」

 

さらにその次もやってきた。

 

??「あなたがAqoursの千歌さんですか?」

 

千歌「そうですけど…」

 

歩夢「私、上原歩夢って言います。あなたのファンなんです。もしよかったらサインをくれませんか?これにどうぞ」

 

千歌「それなら喜んで」

 

歩夢「ありがとうございます!!」

 

千歌っちは歩夢ちゃんを名乗る女の子が渡したノートにサインをした。

 

歩夢「このサイン、一生の思い出にしますね!!」

 

千歌「ありがとう!!」

 

その後のことだった。

 

歩夢「それと侑ちゃん、なんでここまで逃げたの?」

 

侑「なんでって…」

 

歩夢「そんなに私のこと嫌い?そんなわけないよね?私たち幼馴染だよね?」

 

侑「それは…その…」

 

歩夢「とりあえず、静岡駅付近の路地裏でお話しようね♪」

 

侑「やめてええええ!!」

 

こりゃまた大波乱が起きそうだ。

 

シオン「僕は大丈夫…」

 

??「見つけたよ?シオンさん?」

 

シオン「げっ!!しずく!!」

 

しずく「ねえシオンさん、今日地元の天白を私に紹介する約束だったよね?もしかして私のこと嫌いなの!?」

 

シオン「えーっと…その…」

 

しずく「イッショニオハナシシヨウネ、シオンサン♥」

 

ちくしょうみんな揃ってヤンデレから逃げられなかったか…。

 

千歌「これでみんないなくなったね」

 

俺「…で、どうするの?」

 

千歌「今からいっぱい愛してあげる♥♥♥」

 

俺「それは…」

 

千歌「拒否権なんてないよね?だってなかなか独り占めできないんだから♥♥♥」

 

俺「もうわかったよ…」

 

やっぱり千歌っちは2人きりになるといつもどおりだわw以上!!




次回は再びあの迷惑鉄ヲタ騒動シリーズとします。


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鉄道界隈の騒動について語ろう #3 西川口での暴行事件

久々に蛮行レベルのネタです。視点はデフォルトの高海千歌とします。


由美「なんでこうなるんだ…」

 

私「どうしたの?」

 

由美「今度は俺たちと同じくらいの歳の撮り鉄が中学生に怪我を負わせてて真面目に呆れてる。こんな事件のせいで俺まで批判や中傷をされたらもう風評被害でしかないぞ本当に」

 

私「今度はどんな動画?」

 

由美「これだわ」

 

今度は西川口駅で少年と青年が向かい合っているところから始まった。

 

~※~

 

少年は青年にホーム柵へと追い詰められ因縁をつけられていた。

 

青年「お前その態度何だ。聞けよお前!!」

 

相当お怒りのようで胸倉まで掴んでいた。

 

青年「だからしゃがめってんだよ」

 

少年「しゃがむのは何」

 

それでも青年の暴言は収まらない。

 

そして後ろのカメラに気づき、

 

青年「何撮ってんだお前」

 

と言ってカメラが止められてしまった。

 

~※~

 

これは少年の行動も良くないがそれよりも因縁をつける青年の方がよっぽど悪いのは明らかである。

 

由美「しかもこの後青年が少年に暴力を働いて頭蓋骨骨折させたからね」

 

私「それはもっとだめだよ!!」

 

すると梨子ちゃんがやってきた。

 

梨子「2人とも何をやっているの?」

 

由美「また撮り鉄の悪行見て呆れてた」

 

私「今度は私達にまで被害が及ぶような気がして…」

 

梨子「その人ね。その人はもう逮捕されてしかもインスタグラムも凍結されているわ」

 

由美「自業自得だわ。ネット上で俺みたいに荒らしとか誹謗中傷しまくって反撃受けて病むならまだしも現実世界で暴行罪やった上に逮捕までされてるからなぁ…」

 

梨子「思い出した。千歌ちゃん、私気づいちゃったんだけど…」

 

私「何?」

 

梨子「いつもあなたがコメント欄を荒らしまくっていたYouTuberにブロックされているわよ」

 

私「えっ…そんな…」ポロポロ

 

梨子「反省しようね」

 

私「…はい」

 

なんか由美ちゃんより病みそう…。そう思ったその時だった。

 

由美「駅の監視カメラ起動するか…ん?」

 

そこに映っていたのは大喧嘩で殴り合っている撮り鉄と酔っぱらいだった。

 

由美「ちょっと湖西新居町駅のホーム行ってくる」

 

私「ちょっと千歌もついて行っていい?」

 

由美「いいけど真面目に怖いよ?」

 

私「大丈夫」

 

とりあえずホームに向かおう。

 

〜※〜

 

かなりの大喧嘩なんですけど…。

 

由美「とりあえず行ってくるぞ」

 

すると…、

 

由美「何やってんだお前ら!!」

 

客A「何やお前」

 

客B「ワシはこの撮り鉄にお仕置きしておったんじゃ!!」

 

客A「このおっさんいきなり酔っ払いながら絡んで来やがって!!」

 

客B「何じゃと!?」

 

由美「殴り合いも大概にせえよ!!この戯け共めが!!」

 

私はこの間に110番を呼んだ。

 

私「もしもし警察ですか?今湖西新居町駅で若い撮り鉄と酔っぱらいの男性が大暴れしているんで早く来てくださいはいお願いします」

 

こうして2人は無事、署に連行された。

 

私「ところで由美ちゃん」

 

由美「何だよ」

 

私「千歌にはさっきのようなこと、しないよね?」

 

由美「するわけ無いやん、余程のことがない限りは」

 

私「ふふっ♥由美ちゃんだーい好きっ♥♥♥」

 

このあと梨子ちゃんに2人まとめてハグされちゃったけど…心配をかけてしまったことは反省している。




次回こそ旅ネタ書きたい()


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(北陸に行ったからとはいえロマンなんて)ないです(迫真)

20歳になってからの初の投稿となります。今回は北陸に行かせます。視点は黒澤ルビィとします。


由美「…で、今日は何をするの?」

 

ルビィ「一緒に北陸に行きたいんだ」

 

ルビィは今日も名古屋駅で由美ちゃんと集まっていた。

 

由美「それはそうとポニーテールにした髪型も可愛いね」

 

ルビィ「ふふっ♪大学生に上がったのを機にイメチェンしてみようと思ってみたのです♪由美ちゃんに可愛いって言ってくれてルビィすごく嬉しいです♪」

 

由美「本当に可愛すぎる♥♥♥」

 

でもこれは序の口。ルビィは由美ちゃんが大好き。だから帰る頃にはルビィのことしか見られないようにしてあげます♥♥♥

 

〜※~

 

という訳でまずは名古屋駅ホームに行ってしらさぎに乗ってみよう。

 

由美「どこで降りる?」

 

ルビィ「武生駅で降りようかなって」

 

由美「まさか福井鉄道…?」

 

ルビィ「そうだよー♪」

 

由美「それなら行くか」

 

こうして武生まで乗るのだが…。

 

〜※〜

 

途中でトンネルに入ると、

 

 

圏外

 

 

2人「嫌だああああ!!」

 

長大トンネル恐るべし。一瞬で電波が届かなくなるんだから!!

 

〜※〜

 

そんなこんなで武生着。ここから歩いてしばらくすると福井鉄道の武生新駅が見えてくる。

 

乗る列車はFUKURAMの黄緑。ここから新田塚駅までひとっ飛びすルビィ!!

 

由美「しかし低床電車も久しぶりだな」

 

ルビィ「ルビィもそうだよ」

 

発車メロディが鳴ると、まもなく列車は発車。田原町経由鷲塚針原行きはかなりの高速で走っていく。

 

由美「しかしむちゃくちゃ蛇行動が激しいんですけど」

 

ルビィ「だけどこれも新潟トランシスのインチェントロならではだと思うよ」

 

由美「いつ脱線しそうなのか不安…」

 

そして路面電車でありながら駅を通過していく瞬間は圧巻される。

 

花堂駅を通過すると路面区間に入る。速度はゆっくりだが、ど真ん中を走るからそれも素敵だ。

 

そして田原町駅からはまたもや専用軌道区間に入っていく。

 

〜※〜

 

新田塚駅下車。ここから高床車で福井駅まで戻る。

 

由美「しかし福井鉄道高いな…中部高速鉄道の初乗り90円も逆に危ないが」

 

ルビィ「でもあれだけ安いとすぐにみんなに紹介できるしルビィはすごく嬉しいよ♥」

 

すると向こうから1両編成の列車がやってきた。元愛環の6101形だ。

 

由美「セミクロスシートというのもまた素晴らしい」

 

ルビィ「まあ尺海もロングシートばかりだから…」

 

ルビィはJR東日本とJR東海のことを快く思っていません。新車も全部ロングシート、編成両数も減車、JR東日本に至っては改造後も雨漏りしたままで、どちらかといえば嫌いです。だから常に尺束などの表現を使っています。

 

…善子ちゃんやお姉ちゃんにはむちゃくちゃ怒られたけど。

 

由美「確かに。中部高速鉄道もJR化してきているし14両オールロングを超長距離快速に充当した際の罪悪感が大きいんだよねぇ…」

 

ルビィ「でしょ?」

 

〜※〜

 

福井着。

 

ルビィ「昼はやっぱり8番ラーメンだよね」

 

由美「じゃあ食べに行くか」

 

ルビィは花丸ちゃんとは違ってかなり少食なので、がっつりは食べられません。そのため…、

 

由美「とりあえず普通の中華麺にしよう」

 

ルビィ「ルビィもそれにする!」

 

かなり少食の由美ちゃんと同じやつにしました。

 

でも醤油の味がしみわたって…ん〜♥ほっぺたが落ちちゃう〜♥

 

〜※〜

 

その直後。アニメイトに行こう。ここからルビィの本領発揮だね♪

 

ルビィ「アニメイトに行ったら…何が言いたいのかわかる?」

 

由美「わからないなぁ…」

 

ルビィ「何を言ってるの?ルビィのグッズを買うんだよ?」

 

由美「またこの手か」

 

ルビィ「どうしたの?買ってくれないの?ルビィも由美ちゃんグッズを買おうと思っているのにどうして?ねぇねぇねぇねぇ?」

 

由美「わかったよ…」

 

ここまでしないと由美ちゃんが乗ってくれないからね。前よりハードル上がったんだよね…。

 

買ってからのこと。

 

由美「福井鉄道撮るぞ」

 

ルビィ「えっ?どこどこ?」

 

由美「ここ」

 

そこには2両編成の可愛い路面電車がやってきていた。

 

そして信号が変わると路面電車は走り去っていった。その時だった。

 

信号を渡ると何故か花丸ちゃんがやってきていた。

 

ルビィ「なんで花丸ちゃんがそこにいるの?」

 

花丸「由美ちゃんに会うためずら」

 

ルビィ「由美ちゃんを渡す気はないよ?」

 

花丸「何言ってるの?」

 

ルビィ「えっ?」

 

花丸「由美ちゃんは去年の10月にマルを置いて月ちゃんたちと富山まで行ってきたんだよ?それなのにマルは放置されたまま2日間。しっかりお仕置きしてあげたけど反省の色が全く見えていないずらね」

 

由美「うぐっ…」

 

ルビィ「由美ちゃん、本当に富山に行ったの?」

 

由美「はい…ごめんなさい…」

 

ルビィ「じゃあなんでルビィを置いていったの?」

 

由美「受験とかあるし暇なさそうだなって」

 

ルビィ「へえー、由美ちゃんは友達とか恋人より学歴の方を大事にするんだねー、へえー…」

 

もうこれで追い込むのです♪

 

花丸「ねえ由美ちゃん」

 

由美「何だよ?」

 

ルビィ「ルビィたちは、由美ちゃんが大好き」

 

由美「それで?」

 

ルビィ「ルビィのスカートの中身、がっつり見ながら弄ってほしいなぁって」

 

花丸「マルのもずら」

 

由美「…で、俺のはどうするの?」

 

ルビィ「由美ちゃんがやってくれたら弄ってあげるよ♥」

 

今日は流石に大人向けの下着を着けてきたから由美ちゃん驚くかなぁ…。

 

由美「とりあえずそこのベンチに行こう」

 

2人「うん!」

 

まさか由美ちゃんが乗り気だったなんて…まあ19だしいいか。

 

〜※〜

 

由美「まずルビィちゃんから」

 

由美ちゃんはルビィのスカートをめくる。

 

ルビィ「ふふっ♥今日のルビィは下着も大人なのです♥」

 

由美「大人っぽいルビィちゃんもそれはそれですごく可愛い♥♥♥」

 

そして由美ちゃんはルビィの大事な部分に手をのばして弄りまくる。

 

ルビィは喘ぎながら絶頂を迎えるのでした。

 

花丸「ずるいずら。マルにもやるずら」

 

すると花丸ちゃんのスカートもめくる。

 

花丸「マルの下着も可愛いでしょ♥」

 

由美「そりゃね」

 

花丸ちゃんの下着も大人系。

 

そして花丸ちゃんの大事な部分も弄りまくる。

 

なんかこんな場面映されてAV扱いされないかだけは心配だけど…ルビィも花丸ちゃんも満足したからいいよね。

 

由美ちゃんもこのあと無事に絶頂を迎えました。由美ちゃんのパステル系のピンクの大人下着も可愛かったなぁ。

 

〜※〜

 

福井駅に戻ってからのこと。

 

由美「普通列車でガタゴトの予感しかしない」

 

花丸「そうずら(便乗)」

 

完全に花丸ちゃんは淫夢厨だね。

 

ルビィ「でもパンツが濡れて気持ち悪いよぉ…」

 

由美「それくらい我慢しろ」

 

ルビィ「むー…」

 

当然のごとく、本当に普通列車に乗る。2両編成だけど無骨で可愛k…これ言ったら由美ちゃんにも嫌われちゃう()

 

ルビィ「これで金沢まで行けるね♪」

 

由美「そうだな」

 

花丸「金沢楽しみずら♪」

 

さあ、抜けよう。

 

〜※〜

 

乗ること1時間半。金沢着。長旅だったなぁ…。

 

ちなみにルビィはどちらかといえば521系が嫌い。3両編成の国鉄型を2両編成に減車しているから輸送力も落ちているのは丸わかり。中間車くらい作ってほしかったです。

 

さて、金沢に着いたら…、

 

由美「よし、北鉄に乗ろう!」

 

花丸「地下に行くってことは…?」

 

由美「決まっているでしょ。最初にハピトレを聴くんだよ」

 

ルビィ「やっぱり由美ちゃんはそうでないと」

 

こうして浅野川線に乗ることにしました。来ていた列車は03系。半年前にメトロからやってきた最新鋭なんだ。

 

とはいうものの…、

 

由美「内灘駅には何もないな」

 

花丸「折り返すずら」

 

一瞬で折り返し。

 

乗ってて思ったんだけど長野電鉄のようなときめきを感じない。2両編成なのと、走行距離が短いのと、それから空が曇っていたからだと思う。

 

金沢駅に戻ったあとのこと。

 

花丸「マルは兼六園に行きたいずら♪」

 

由美「そうしよう」

 

じゃあバスに乗ろう。

 

〜※〜

 

金沢城公園着。ツツジもカキツバタもきれいで、松の木も立派に生えていた。前田利家さんはものすごい努力をして加賀を開拓したのだろう。

 

そして兼六園のあとに近江町市場に行くけど…、

 

3人「どこも空いてない!?」

 

とりあえず写真撮って帰ろう。

 

金沢駅に戻ってからのこと。

 

由美「どうしよう…俺駅そば食べたいけど…マルが麺類苦手なんだよねぇ…」

 

ルビィ「じゃあ帰りは海鮮丼を食べて帰ろう♪」

 

花丸「それがいいと思うずら♪」

 

由美「そうしよう!」

 

こうして駅近の海鮮丼を食べて帰路につく。

 

食べながらのこと。

 

ルビィ「あっ!」

 

由美「どうしたの?」

 

ルビィ「香林坊行くの忘れてた!!」

 

花丸「どうする?」

 

ルビィ「また出直すよ…」

 

ルビィは香林坊を諦めることにしました。

 

〜※〜

 

そして名古屋行きとしては最終のしらさぎで帰る。

 

名古屋着。

 

花丸「…で、このあとどうする?」

 

由美「これで終わりなら俺帰るよ?」

 

ルビィ「このままオールナイトで楽しむのです♪」

 

由美「それならもう終わり!閉t…」

 

花丸「ソノコトバ、イワセナイズラヨ?」

 

花丸ちゃんナイス!!

 

由美「もうわかったよ…」

 

ルビィ「じゃあそのままレッツラゴー!!」

 

花丸「おー!!」

 

由美「待てええええ!!」

 

ふふっ♥やっぱり由美ちゃん可愛い♥♥♥




作者もこのとき香林坊に行き損ね、さらにもう一度行く機会を逸しました。

次回は夢を見るネタとなります。しかし19のうちに投稿できなかった…。


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【半分Liella!練習回】酷い部活勧誘の夢を見た

初挑戦となる夢を見るネタです。視点はデフォルトの高海千歌とします。


【夢の中】

私は入学直後の体験入部に残ることにした。そしたら…、

 

女子生徒に中国語で何か言われて迫られてきた。

 

私「ちょっと!!顔!!近いんだけど!!あっ!!バイトの時間だ!!」

 

そして逃げ回る。

 

女子生徒「待ってクダサーイ!!」

 

私「怖いんだけど!!」

 

そしてこの時は逃げ回ることに成功した。

 

~※~

 

そして入学式終了後…、

 

女子生徒「スバラシイボディノヒトー」

 

まずいこれ変態だ!!逃げろー!!

 

…こうして青山一丁目駅から銀座線に駆け込むことに成功した。

 

とりあえず梨子ちゃんのいる音ノ木坂まで戻ろう。

 

末広町下車後のことだった。

 

??「逃さないよ〜?うぃっすー!!」

 

さっきの生徒の友達っぽい人じゃん!!

 

??「高海さん?見つけましたよ?」

 

生徒会長ー!!

 

私「嫌だあああああ!!」

 

【夢の中 終了】

といったところで私は跳ね起きた。もう少し寝よう。

 

朝起きてからのこと。

 

私「うわあああああん!!怖い夢見たよおおおおお!!」メソメソ

 

由美「どうしたんだよ?」

 

私「だって地下鉄降りた先まで来て変なのに部活勧誘されたんだよ!?」

 

由美「それはいかんわ」

 

私「もしかして由美ちゃんも経験があるの?」

 

由美「ああ。聞きたい?」

 

私「うん…」

 

~※~

 

俺の通っていた高校なんだけど部活動も盛んで、1年生は部活強制だったわけだ。

 

それで俺には入りたい部活が1個あったのにもかかわらず毎日のように入る気のないラグビー部のマネージャーに勧誘され続けたんだ。

 

しかも他の部活を見に行きたいのにも関わらずだ。

 

それで風邪でぶっ倒れてそれからどんどん崩れ落ちて行ったのよ。体重も当時は65kgとかあったけど一度48kgまで落ちたし。

 

~※~

 

私「由美ちゃんのほうがひどくない!?」

 

由美「もうそういうのは一生のトラウマだわ」

 

私「あのね、由美ちゃん」

 

由美「何だよ」

 

私「私、由美ちゃんがそういう風に過去の出来事に苛まれている姿を見たくないの」

 

由美ちゃんはうなずく。

 

私「だから、悩んでいることがあったら何でも言ってほしい。だって私たち、大親友以上恋人未満の関係でしょ?」

 

由美「うん…」ポロポロ

 

私「とりあえず、ハグしてあげる♥」

 

由美「じゃあお言葉に甘えて…」

 

こうして私は由美ちゃんをハグする。

 

由美「やっぱり千歌っちは温かいね」

 

私「ふふっ♥そう言ってくれる由美ちゃんがやっぱり一番可愛い♥♥♥」

 

由美「これからはもう悩んでたら何でも言うよ」

 

私「本当に何でも言ってほしい。そうじゃなきゃ由美ちゃんじゃないよ」

 

由美「千歌っち…ありがとう!!」

 

私「由美ちゃんこそ!!そう言ってくれる由美ちゃんが大好きだよ♥」

 

こうしてまた、由美ちゃんとの仲は一層深まった。しかし逆にあの人との亀裂を更に深めることになることを、私はまだ知らない…。




作者も高校の最初のころにラグビー部にしつこく勧誘されていました。それでぶっ倒れて体重を落としてしまう始末に。

次回は2人を左遷します。5月分のネタが全くない(汗)


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なんで左遷されるんだ定期

文字通りキャラを左遷させます。視点は青山由美とします。


俺「…は?」

 

俺は今理解できなかった。だっていきなり仲喜くん左遷って紙が1枚渡されて何があったのって思うじゃん。

 

千歌「どうしたの?」

 

俺「もうさ…いきなり仲喜くんが6月から南国急行鉄道月光支社に左遷されるって言われて頭がまとまらないんですけど」

 

千歌「私は仲喜くんが左遷されて良かったと思う」

 

俺「…何かあったの?」

 

確かに千歌っちと仲喜くんが最近不仲になっているという話は小耳に挟んだ。しかし左遷されて良かったという話はかつてないほどのトラブルを起こしたということだ。

 

千歌「聞きたい?」

 

俺「当たり前だよ」

 

千歌「実はね…」

 

〜※〜

 

仲喜くんは私の大好きな阪神電車をSNSでこうやって馬鹿にしてきたの。

 

「阪神ってボロい鋼製車とかベコベコのステンレス車ばかりだしはっきり言って関西私鉄の中でも一番ひどいわ」

 

それでブロックしたら逆ギレしてブロック返ししてきたし…

 

更には掲示板で「阪神電車マニアの高海千歌の降板を強く求めるスレ」とかまで立ててきたんだ。

 

しかも現実でそれを言及するとすぐに口封じしてくるかそれでも聞かないと殴りかかってくるもん…!!

 

〜※〜

 

千歌「もうあのボロシアは許せない!!左遷して正解だよ!!由美ちゃんもそう思うでしょ!?」

 

俺「当たり前さ。アイツ前にも近鉄を『キ●ガイ』とか馬鹿にしてマルに喧嘩売りやがったし、なんというかもう…小田原新宿ラインとか言う千葉NTR自治よりもやばいぞ」

 

千歌「でしょ!?」

 

そしてもう一度読み返してみると…、

 

俺「ちょっと待ってよ。仲喜くんだけじゃなくて勇輝くんまで左遷ってどういうことだよ?」

 

千歌「なんか心当たりは…?」

 

俺「ある。結婚の約束や同棲もしていたんだけどそのせいでイチャイチャしすぎたことが原因かも」

 

千歌「えっ…千歌を置いてそんなにいちゃついていたの…?」

 

俺「左遷されるということはそういうことだろ」

 

千歌「じゃあこれからもっと由美ちゃんに愛を注げるね♥」

 

俺「絶対そう来ると思ったよもう」

 

千歌「ところで勇輝くんはどこに転勤になるの?」

 

俺「豊田支社だわ。あそこもあそこで分岐点だし、名古屋からも近いことだし」

 

千歌「でも初期メンバー3人の中で新居町に残ったのは由美ちゃんだけじゃん。ふふっ♥やっぱり由美ちゃんが残ってくれて、嬉しいなぁ〜♥♥♥」

 

なんだ、君?一体、揉めるのか?

 

千歌「ちなみに仲喜くんのことは嫌いになっても仲喜くんを愛してる曜ちゃんや梨子ちゃんのことは嫌いにならないよ」

 

俺「なるほど」

 

するとあの2人が現れた。

 

曜「あれ?千歌ちゃん何やってるの?」

 

千歌「えっ?仲喜くんと勇輝くんが左遷されるって話を聞いて独り占めしようかなって」

 

梨子「左遷でしょ?もう私たちは把握済みよ」

 

俺「ちょっと待って?どこで聞いた?」

 

曜「なんとなく想像ついていたんだ。それに由美ちゃんや千歌ちゃんの邪魔が入らなくなるからすごく嬉しいかなって思ったの♥」

 

俺「いやいやいや、ここから月光支社までだと100kmはゆうに超えるぞ?」

 

梨子「そんなことよりも独り占めできる方が幸せでしょ♥♥♥」

 

俺「ナルホド…」

 

ヤンデレ怖い。よっちゃんもこんなふうに思っているんだろうなきっと。

 

俺「よし、気を取り直して今後も頑張るぞ!!」

 

全員「おー!!」

 

こうしてまた1つ、歴史は進んだ。それでも病み続けるのは良くないから今後も頑張っていこう!!




次回は沼津遠征とします。


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久々に沼津に行ってみよう

今度こそ沼津遠征を書いてみます。かれこれ半年前の出来事なので覚えているか不安(とぼけんな)。

視点は青山由美とします。


俺「さて、今回は久々に東京行き快速に乗るぞ」

 

6月に入り、最初の土曜日に俺は久々に新居町から三島・沼津に行くことにした。当然のごとく、ルビィちゃんやダイヤ、千歌っちには内緒である。

 

俺「しかし中部高速鉄道もロングシートが増えたなぁ」

 

俺が乗らない間に座席の改造を進めていたが、まさかここまでロングシートが増えるとは思っていなかった。

 

しかしIGBTは一向に増えない。直流3000V故の弊害だ。

 

とりあえずそのまま静岡駅まで、その後は久々の新幹線ひかり号で三島まで乗ろう。Aqours静真組は中部高速鉄道に過度に干渉しないという協定(通称:静岡東西協定)を結んだし、愛を求めにやって来ないから安心である。…ただいつものあの辺がやって来ないか心配だが。

 

〜※〜

 

三島着。すると…、

 

??「あっ!由美!!見つけたよ!!」

 

俺「逃げろー!!」

 

俺は猛ダッシュで逃げる。相手は果南だ。俺の運動神経は標準をE231系とすると旧性能電車レベルに鈍いが、果南ははっきり言ってしまえば新幹線はやぶさあるいはそれ以上にもなる運動神経の持ち主なのだ。

 

とりあえず果南のほうが道に迷ったところで一旦解放された。

 

まずいずっぱこを撮ろう。約2年ぶりだが、踊り子がE257系になってからは初めてであった。

 

でもやっぱりE257系に踊り子はまだ慣れない。

 

続いて自販機で飲み物を買おう。アイスティーしかなかったんだけどいいかな?

 

…と思ったその時だった。

 

8888

 

俺「やったー自販機当たったぞー!!」

 

もう1本飲み物をゲットしよう。ミスティオのグレープサイダーである。

 

しかし、このやったーが悲劇を生むとは…。

 

〜※〜

 

大通りに出ると…、

 

果南「あっ、由美!!逃げるなぁ!!」

 

俺「怖いよこんなのー!!」

 

サントムーン柿田川の方向に逃げよう。しかし…、

 

ガシッ!!

 

果南「なんでそうやって逃げるの!?由美と私はそんなに会う機会ないんだよ!?」

 

俺「ごめんなさい…」

 

果南「鞠莉は帰ってきていないし…由美が独りぼっちにするなんて…私寂しいよ…」ポロポロ

 

俺「どうしよう…俺じゃ何もできないし」

 

果南「何もできないわけじゃないよね?」

 

俺「じゃあできる限りのことはするよ」

 

果南「もっと私に愛を分け与えて?」

 

俺「もうわかったよ何でもするからさ」

 

果南「ん?今何でもするって言ったよね?」

 

俺「そうだけど…」

 

果南「じゃあさ…」

 

俺「ん?」

 

果南「ハグ…させて?由美をもっと可愛がりたいよ」

 

俺「いいけど」

 

すると果南は包容力のある優しいハグをしてきた。果南のおっぱいはかなり柔らかい。

 

俺「このまま寝ちゃいそう」

 

果南「…訴えるよ?」

 

ここは理性がちゃんとしている分千歌っちやダイヤよりマシだ。

 

~※~

 

果南「ところで今日はなんでここまで?」

 

俺「柿田川湧水と沼津を再訪しようかなと。そういう果南ちゃんは?」

 

果南「私はダイバーの資格を思ったより早く取れたから日本に帰ってきたんだ。だけど新幹線の静岡駅での由美の目撃情報がTwitterに上がっていたからついつい…ね♥♥♥」

 

俺「怖いよ果南」

 

目撃情報を頼りに俺のもとにやって来るって愛が重すぎるだろこれ。

 

果南「それと千歌とかダイヤには言ってあるの?」

 

俺「内緒だよ。言ったらついてくるに決まってるじゃん」

 

果南「でも知ってるよ?花丸ちゃんがGPS発信機を由美の体に埋め込んだってこと」

 

俺「どこから手に入れたのそれ?」

 

果南「確かジャパンミューズドットコムとかいうサイトだったはず」

 

俺「あの噂の無断転載ニュースサイトか」

 

果南「もしその辺にバレても知らんぞ〜?」

 

俺「いいってそのくらい」

 

とりあえず柿田川湧水に向かおう。何も言わなかったことが後で悲劇を見ることになるということは知る由もない。

 

〜※〜

 

柿田川湧水到着。

 

俺「しかしいい空だなぁ」

 

果南「水もきれいだし」

 

万緑の中、水は澄んだ水色をしており、煌めきながら流れていった。こういう平和な風景こそ至高。

 

とりあえずほぼすべてを巡ることができた。いい景色だったのでみんなに紹介したい。

 

そしてなぜかランドローバーのディーラーがある。免許持ってるけどお金ないしいいか。

 

~※~

 

久々のサントムーン柿田川に到着。コロナ禍だからとはいえ結構な人が訪れる。相変わらずラブライブ専門コーナーはない。

 

果南「昼はどうする?」

 

俺「なんとなくたこ焼きでもいいかなって」

 

果南「堕天使の泪じゃないよね?」

 

俺「普通に築地の銀だこだけど」

 

果南「不安だなぁ」

 

まあ、ネギおろしのたこ焼きはおいしい。メロンソーダも俺を癒してくれる。よし。元気は出たぞ!!

 

それにこの前行きそびれたホームセンターもかなり大規模であることもわかった。

 

果南「この後は…?」

 

俺「バスで沼津に行く。沼津港の夕日をもう一度見たいなって」

 

果南「駅に行ったらゲーマーズに寄ってくれるよね?」

 

俺「えっ…」

 

果南「ヨッテクレルヨネ?」ハイライト消し

 

俺「…はい」

 

必ずアニメイトとかゲーマーズとかを出してくるってこの作品のヤンデレの手口じゃん。

 

〜※〜

 

沼津駅着。とりあえず久々の入店となるラブライブ!サンシャイン!! × 雄大 SUN!SUN! サンシャインCafeに入ろう。

 

ちなみに俺の服装は沼津再訪ということで浦女の制服(夏服)としてきたが、社員証を見せたらあっさり通してくれた。

 

果南は私服だったので免許証1つであっさり通してくれた。

 

〜※〜

 

ダイヤ『私が生徒会長でいる限り、スクールアイドルは認めないからです!!』

 

俺「しかし懐かしいなぁ…」

 

果南「鞠莉も今どうしているんだろうね…」

 

その時だった。

 

【着信音♪柏木広樹『PRECIOUS TIME』♪】

 

【通話開始】

俺「はいお電話ありがとうございます中部高速鉄道の青山です」

 

千歌『もしもし、由美ちゃん、どこにいるの?千歌、由美ちゃんがいなくて寂しいよぉ…』

 

俺「悪いが千歌っち…それは教えられない」

 

千歌『えっ…ぐすん…うわあああああん!!』

 

??『千歌さん何を泣いているんですの?』

 

千歌『由美ちゃんが居場所を教えてくれないの…』

 

ダイヤ『それならお安い御用ですわ。由美は今沼津にいます。ところで由美、今お隣にどなたかいらっしゃるでしょう?』

 

俺「えっ?何のことやら」

 

ダイヤ『とぼけるのも大概にしなさい。果南さんが隣にいることを私は知っているんですのよ?』

 

俺「ごめんなさい…」

 

ダイヤ『後で新居町運転所に必ず戻るように』

 

俺「はい」

 

【通話終了】

果南「ごめん!ダイヤに由美といるってLINEで送っちゃった!!」

 

俺「おいこらふざけんなよ本当にもう…泣きそう」

 

とりあえず堕天使の泪でも食べて元気出そう。

 

果南「えっ?」

 

俺「これが食べたかったんだよ堕天使の泪」

 

果南「むー…まあいいけど」

 

俺「ん?嫉妬?」

 

果南「うん。善子ちゃんのじゃなくて私のおすすめにしてほしかったなぁって」

 

俺「まさか頼んでほしいとか」

 

果南「次回ね」

 

俺「わかった」

 

果南はずっと前の四国遠征のことがあってからは余程のことがない限りヤンデレにはなりにくい。

 

さて、食べたらヌーマーズリトルデーモン店に行こう。それからアニメイトだ。

 

果南「そういえば私のグッズを買ってほしいんだけど…いい?」

 

俺「拒否権なしでしょ?」

 

果南「うん♥」

 

これだからヤンデレは…。

 

とりあえずまた1つ、買わされました。去年7月あたりからみんな暴走してるなこれ。高松でダイヤと果南、福井でもルビィちゃんから強要されてるし…。

 

さて、今度こそ沼津港に行こう。

 

俺「ここを歩くのも3年ぶりか」

 

果南「そうだったんだね」

 

俺「あのときは出張だったからね。そしたらここまで関係が発展するとは思ってもいなかったし」

 

果南「本当にここまで発展したのも由美のおかげなんだから♪本当に由美には感謝してるよ」

 

俺「それはありがとう」

 

歩くこと約30分、沼津港到着。当然のごとくコロナ禍で色々閉まっていた。

 

俺「まあプリンを買っていくか」

 

果南「それでダイヤに許してもらえるかなぁ〜?」

 

俺「いや、自分が楽しむため」

 

果南「それ言ったら余計にダイヤに許してもらえないぞ〜?」

 

俺「もう俺がしばかれるのは丸わかりだからさ、諦めてる」

 

果南「えっ?諦めてどうするの?」

 

俺「もうこの作品はいつも同じオチだから避けられない運命。どっちにしろダイヤにしばかれることは決定」

 

果南「由美、よく聞いてね?」

 

そして果南は真剣な顔になる。

 

果南「そんなことで諦めちゃだめ。必死の努力をしてなんとかしてしばかれるのを免れようよ」

 

俺「果南…」

 

果南「とりあえずダイヤのためにもプリンを買っていくよね?」

 

俺「そうするよ」

 

果南「それでこそ輝いている由美なんだから!!」

 

とりあえず買っていこう。気になった3つにした。

 

それ以外は全然空いていないから沼津港から仲見世商店街まで行こう。

 

まずはマルサン書店。鉄道ファン、鉄道ジャーナル、鉄道ピクトリアル、Rail Magazine、この辺は書店に来たら必ず読む。

 

やっぱり鉄道に関する最新情報は仕入れておかないと。

 

果南「ふふっ♥鉄道ニュースに熱心な由美は可愛い♥♥♥」

 

そして最後になにか食べて帰ろう。その時だった。

 

俺「ラーメン屋があるぞ!!」

 

果南「このラーメン銕って店は私のお勧めだよ♪」

 

俺「じゃあ食べなきゃ!!」

 

こうして夕飯は決まった。

 

必ずと言っていいほど俺は旅先で最低1回麺を食べる。つるつるしてて美味しいんだよね。

 

そしてここで注文したあっさりの紫というラーメンが…

 

 

 

()()()()

 

 

 

これは兄の健や弟の聡平たちにも薦めたい。

 

果南も同じラーメンを食べていた。

 

果南「由美が喜んでくれて、私はすごく嬉しい。これまで見た中でもすごく輝いていて、まるで天使みたい。こんなに嬉しいのは初めてだよ!!」

 

俺「果南が喜ぶ顔も、俺は好きだよ♥」

 

2人「えへへっ♥」

 

〜※〜

 

そして沼津駅にて。

 

俺「どうしよう…帰りたくない…」

 

果南「私も由美とずっと居たいよ…」ウルウル

 

俺「でも帰りの電車が…」

 

ギュッ

 

果南「やっぱり新居町に一緒に行きたい!!」ウルウル

 

俺「俺は…どうすれば…」

 

果南「だめなの…ねぇ…答えてよ!!」ポロポロ

 

俺「果南はここに用事はないの?」

 

果南「家に戻るより由美と一緒にいるほうが幸せだし、千歌とかダイヤにも顔を合わせたいの!!」

 

俺「よし、それなら決まりだな。一緒に新居町まで行こう」

 

果南「由美ったら可愛い♥♥♥」ハグ〜

 

俺「果南も温かいよ」

 

こうして名古屋行きの中部高速鉄道の新快速で新居町運転所に帰ることにしました。

 

〜※〜

 

帰ったらまさかの出来事が。

 

ダイヤ「由美、果南さんと随分楽しそうにやっていましたわね」

 

ダイヤの目に光はなく、ドス黒いオーラだけが溢れていた。

 

俺「ごめんその代わりプリン買ってきたから許して!!」

 

ダイヤ「それで私に許してもらえると思うんですの?」

 

俺「ブツがこちらでございます」

 

俺はダイヤにプリンを見せた。

 

ダイヤ「…しかし私たちを置いて沼津まで遠征に行った罪は重いですわ」

 

果南「じゃあ私は許してくれる…」

 

ダイヤ「あなたも由美といちゃついていたから同罪ですのよ?」

 

うん。詰んだわ。

 

ルビィ「あれ?お姉ちゃん?もしかして…」

 

ダイヤ「由美と果南さんがいちゃついていたので公開処刑しようと思うのですが…」

 

ルビィ「それなら話は早いね」

 

シャキーン!!

 

俺「えっ…それは…?」

 

ルビィ「包丁だよ?由美ちゃんの血、舐めさせてくれるよね?」

 

果南「私は免罪…」

 

ダイヤ「そんなことするわけ無いでしょう?果南さんもしっかり」

 

カチャリ(スタンガン)

 

ダイヤ「私の苦しみを味わってくださいね♥♥♥」

 

2人「嫌だあああああああ!!」

 

俺はルビィちゃんに細い傷をつけられて血液を美味しく舐められたし、果南についてもスタンガンで苦しまされたしなんでいつもこうなるんだよ…。




次回はラーメンの悲しみを予定しています。


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ラーメンの悲しみはラーメンで癒やすしかないわ!!

予定通り、ラーメンネタとしますが、今回は元ネタもあります。

視点はウイング団ののぶにゃんとします。


私「…ない。ない!!ラーメンがない!!」

 

久々に新居町運転所の食堂に行ってみたら…なんと!!ラーメンの麺の在庫がなかったの!!

 

〜※〜

 

とりあえず事務室に行こう。

 

由美「あれ?のぶにゃんどうしたの?」

 

私「…ラーメンを、作るのです」

 

きよっぴー「どういうことかしら?」

 

私「ラーメンの悲しみはラーメンで癒やすしかありません」

 

ちなみに由美ちゃんが細かい傷をつけられていたというのはダイヤさんから聞いた。

 

私「昨日皆さんは何を食べたのですか?」

 

由美「私は沼津の商店街でラーメンを食べました」

 

きよっぴー「私は広島焼きを広島駅で食べました」

 

仲喜「…私…3食ともここの食堂で食べていました」

 

千歌「私は月光駅で食べました」

 

私「山部さんはいりません」

 

仲喜「私はどうすれば…」

 

仲喜くんは手を伸ばしてきたが、もう彼の相手はしない。

 

私「私に触れるなぁっ!!」

 

私は久々に火を出す魔法を使った。

 

仲喜「熱っ!!」

 

由美「えっ?」

 

私「青山さんと磐田さんと高海さんは来なさい!!」

 

仲喜「私は…」

 

私「山部さんは今日の運転業務に就くこと!!」

 

仲喜「そんなー!!」

 

仲喜くんの手料理はすごく美味しいけど3食とも社員食堂で食べた罰として今日のラーメン作りには付き合わせない。

 

私「この沼水宣治、ラーメンのためなら鬼にでもなろう!!」

 

というわけで厨房に移動しよう。

 

〜※〜

 

このラーメン作りにはなんと!善子さんとみおぴょんも参加してくれることになりました!!

 

ちなみに材料はみんなの手元に配ってあるわ。

 

私「というわけでまず用意するのは水と食塩と食用の炭酸ナトリウムです。今回は愛鷹のおいしい水を取り寄せました」

 

千歌「沼津の味を感じることができる…ワクワク♪」

 

今回の水のpHも測っておいたら8.4辺りだったから丁度いい。

 

私「まずはこの水と少量の炭酸ナトリウム、塩を溶かすべし溶かすべし、しっかり溶かすべし」

 

みんな必死に作ってる。私も必死に。

 

私「それから用意したのは強力粉よ」

 

千歌「沼水先生質問です!!」

 

私「どうしましたか?」

 

千歌「何故中力粉じゃないんですか?」

 

私「いい質問ね。ラーメンの麺はうどんの麺よりもタンパク質が豊富だからちょっとタンパク質の多い強力粉を使うのよ♪」

 

千歌「ありがとうございます!!」

 

私「というわけでこれをボウルに出してそこにさっきの溶液を入れて混ぜるべし混ぜるべし、しっかり混ぜるべし」

 

きよっぴー「難しいわね…」

 

私「水を少しずつ入れていくとダマにならなくなるわよ。それと混ぜていくうちに黄色くなっていくからね」

 

とりあえず今日完成できるように計画は練り込んである。

 

私「それから粉状になってきたら優しくかき混ぜる感じでやっていきましょう」

 

みんな上手にできている。屈指の不器用の由美ちゃんも今日は珍しい。

 

私「じゃあ全部できたみたいだから手元にあるフリーザーバッグに詰めてしっかり1cmくらいまで伸ばしてください」

 

こうして30分。みんなできたところで、

 

私「それじゃあ麺棒とコーンスターチとまな板を用意したからまず袋から生地を取り出して半分に折ってコーンスターチをまぶしてください」

 

みんなちゃんと出来てるわね。

 

私「そうしたら延ばすべし延ばすべし、四角く延ばすべし」

 

千歌「なかなか四角くならないよぉ…」

 

善子「オーストラリアの魔の手が見えてきたわ」

 

私「形が歪でも気にしちゃだめ」

 

そしてなんとかみんな出来上がってきた。

 

私「じゃあ今から手元にある麺切り包丁で切ります!!」

 

しっかりみんな切れている。

 

みおぴょん「しかしそこそこ硬いから切りやすいわね」

 

私「でしょ?」

 

みんなが切り終えたところで、

 

私「それじゃあさっきのコーンスターチをさらにまぶして縮れさせます」

 

由美「おっ、これよく見かける中華麺になってきたぞ」

 

私「楽しみでしょ♪」

 

由美「うん♪」

 

由美ちゃんも実はラーメンが大好き。だからかなり集中してやっている。

 

由美「…で、スープとかどうするの?」

 

私「そこは在庫があったから大丈夫よ」

 

ちゃんとスープ、チャーシュー、ネギ、メンマ、海苔の在庫は確認した。ネギについてはみんなが厨房に来る前にたくさん切っておいたから大丈夫よ。

 

みんなが出来上がってきたところで、

 

私「さあ、麺を茹でていくわよ!!」

 

由美ちゃんや千歌ちゃんとかは形が歪だけど気にしない気にしない。

 

私「お鍋に大量の水を張って、吹きこぼれないように約1分茹でましょう」

 

そして1分茹でた後のこと。

 

私「スープは醤油と味噌と豚骨と秘伝の極辛スープを用意したから好きなの取っていってね!!」

 

秘伝の極辛スープは宣治ラーメンに使うスープのこと。善子さんと私とジュリー以外の完食者がいないというくらい辛いラーメンで、キャロライナリーパーという世界一辛い唐辛子を大量に入れてあるわ。

 

ちなみに由美ちゃんは相変わらず醤油。きよっぴーとみおぴょんは味噌、千歌さんは豚骨を選んだ。

 

そして善子さんと私は秘伝の極辛スープを選んでいる。

 

〜※〜

 

というわけで、

 

全員「いただきます!!」

 

食べかけよう。

 

私「やっぱり手打ち麺はおいしい♪…だけど辛味が足りないわね」

 

善子「のぶにゃんはこれで足りないの?これ以上辛くすると地獄に落ちるわよ?」

 

私「今からこれ以上辛くするのよ」

 

そして取り出したのは…

 

THE SOURCE。

 

世界一辛いソースと言われているあれよ。兄さんのやつを貰ってきたわ。

 

これを1瓶入れて…、

 

由美「そんなに入れて大丈夫?」

 

私「平気平気♪」

 

そして食べてみると…

 

私「やっぱり辛いラーメンはいつ食べてもおいしいわね〜♪」

 

善子「どれだけ辛いのか知りたいから舐めていい?」

 

私「いいけど…」

 

善子さんはスープをすすってみる。すると…

 

ズズッ…

 

ゲホッ!!

 

善子「なんでアンタはこんなにも辛いのを平気で食べられるのよ〜!!」

 

私「それは私も知らないけど…火の魔法を使えるからだと思う」

 

善子「アンタも魔法使えるの?」

 

私「うん。由美ちゃんから分け与えてもらったの」

 

善子「尊敬致しますビックデーモン475号様!!」

 

私「いやそれほどでも…」

 

全員「あはは…!!」

 

こうして笑っていられるのも束の間。まさかこの後迷惑な鉄ヲタによる事件が起きたとわかるとは…。




次回はあの悪名高き迷惑鉄ヲタ騒動晒し回とします。


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鉄道界隈の騒動について語ろう #4 川口駅とカシオペア紀行

あの悪名高き迷惑鉄ヲタ晒しをやろうと思います。視点はデフォルトの高海千歌とします。


由美「いやもうラーメン食べたあとでなんでこんなニュースが…」

 

私「どうしたの?」

 

由美「昨日俺が沼津に果南と行っている間にまた関東の鉄ヲタどもが騒動起こしてて呆れた。川口駅昨日行かなくて真面目に良かったよ」

 

私「昨日果南ちゃんといたんだ…」

 

由美「えっ?」

 

私「そこで何をしていたの?詳しく聞きたいなぁ〜」

 

由美「普通に旅していただけだし…キスなんてしてないよ」

 

私「それでもハグしたでしょ」

 

由美「そうだけど…いけなかった?」

 

私「沼津にいた挙げ句果南ちゃんと一緒にハグしたって…千歌寂しいよ…」ポロポロ

 

由美「…俺はどうすればいいの?」

 

私「由美ちゃんの唇奪っちゃうんだから!!」

 

由美ちゃんとのキスはやっぱり美味しいね♥

 

美渡姉「こら千歌!!その辺にしとけよ!!」

 

私「だって由美ちゃんが果南ちゃんと一緒にいたんだよ!?しかも沼津に!!」

 

美渡姉「それよりも川口駅の鉄ヲタの話はどこに行ったんだよ!!」

 

私「そうだったそうだった!!」

 

由美「とりあえず記事内容を要約すると、昨日カシオペア紀行が運転されたから70人以上の撮り鉄が集まって密になり、しかもその後に怪しい記者会見まで開かれたということだ」

 

私「記者会見やったのって…」

 

美渡姉「私は知っている。タルトっていう岐阜県の人と、幕パチっていう東武大好き民、あと渋川と黒ローブだな。幕パチの野郎はアカウントBANされたらしいぜ」

 

由美「幕パチって…あの踊り子から手出しした…」

 

美渡姉「明らかにそうだろ」

 

私「本当に由美ちゃん行かなくて良かったね」

 

由美「うん」

 

私「知り合いに行った人がいないといいけど…」

 

由美「なんか蓬莱千奈って人が行きたかったとか後悔していたらしい」

 

私「把握。ブロックしてくる」

 

私と千奈さんはFFでいつも絡んでいるけど、さすがに今回の記者会見騒動には呆れた。

 

そして私は千奈さんのアカウントをすべてブロックした。

 

美渡姉「とりあえず拡散しておこうぜ」

 

私「そうだね」

 

ツイートの内容は以下の通り。

 

#川口記者会見騒動

なんであんなところに行きたくなるの?普通密になるところには行くべきでないと思わない?それなのに1つの駅に集まろうなんていう魂胆がよろしくない。そこに行きたかったという人がいたのでブロックしておきました。

午後2:18 2021年6月6日 Twitter Web App

 

これで良しと。美渡姉もブロック済みだったらしい。

 

そしてしばらくしたあとのこと。ブロック返しされた挙げ句晒された。

 

みかん怪獣舐めとんのもいい加減にしろよ本当にもう。

騒動行きたいという魂胆からブロックとか、お前そろそろ堪忍袋の緒が切れるぞ。

午後2:46 2021年6月6日 Twitter Web App

 

しばらく千奈さんへの攻撃は続くだろう。

 

由美「千奈さん真面目に呆れるわ」

 

私「でしょ?」

 

美渡姉「あたしもだよもう…」

 

今回の事件を掘り下げるのは一旦ここまでにしよう…ジャンボブーメランが飛んだかもしれないけど。




次回は禁断の話に入ります。


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中部高速鉄道の初期メンバー事情 ラブライブ side

今回は禁断のネタに触れます。視点はデフォルトの高海千歌とします。


6月某日、新居町運転所にて。

 

私「由美ちゃん、きよっぴー、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

 

由美「何だよ?」

 

私「2人の付き合いってかなり長いでしょ?」

 

きよっぴー「そうね。かれこれ6年位続いていると思うわ」

 

私「2人がお互いにヤンデレになったことって…」

 

由美「そういえばないなぁ。仲喜くんからは何度かあったけど」

 

きよっぴー「あたしもないわねぇ」

 

私「じゃあさきよっぴー、一度由美ちゃんにヤンデレになって欲しいな」

 

きよっぴー「な゛っ…あたしがそんなことするわけないでしょ?由美ちゃんとあたしは下手に干渉しすぎない関係だもの」

 

私「本当にそれがあなたの本心なの?」

 

きよっぴー「えっ?」

 

私「結婚もしてるからこれ以上の干渉はできない?私たちが由美ちゃんのことを愛しているから下手に干渉したら殺される?名義上は由美ちゃんの敵だからそんなことしたら逆にウイング団を追い出される?そんなことで由美ちゃんを諦めていいの?」

 

きよっぴー「それは…」

 

私「もっと自分の気持ちをさらけ出してほしい。きよっぴーは最近それで滅入っちゃってると思うもん。それにのぶにゃんも仲喜くんや由美ちゃんのことが好きだっていうし、みおぴょんものぶにゃんの彼女って言っているけど本当は由美ちゃんのことも心の底から愛しているんだよ?だからお願い!!一度なってみて!!」

 

由美「あのねぇ、ウイング団でのぶにゃん以外がヤンデレになったらヤンデレ大嫌いなみおぴょんに殺されるぞ」

 

私「そんなことは関係ない。それにみおぴょんもきよっぴーのヤンデレは一度見てみたいとか言っていたよ?」

 

きよっぴー「ふふっ。それなら由美ちゃん」

 

由美「何だよ」

 

きよっぴー「なんでいつも千歌ちゃんと楽しくお話しているのかしら?」

 

由美「いけなかった?」

 

きよっぴー「あたしとあなたは6年以上関係が続いているんだから、最近関係の深くなったAqoursの子とはお話しちゃだめなのよ」

 

由美「ひっ…」

 

きよっぴー「怯えている由美ちゃんも可愛い♥♥もっといじめたくなっちゃう♥♥♥」

 

なんかやばい方向に走ってるんですけど…えっ?ブーメラン乙?なんのことやら。

 

きよっぴー「じゃあ今日のご飯にはあたしの愛がたっぷり籠もったオムライスを作ってあげるから、美味しく食べてね♥」

 

由美「嫌だああああああ!!」

 

私「そこまでそこまでー!!」

 

きよっぴー「えっ?」

 

私「やっぱりきよっぴー怖いよぉ…」

 

きよっぴー「あたしは自身の思い描くヤンデレをやってみただけよ」

 

私「きよっぴーはヤンデレじゃない方が千歌は好きかな」

 

きよっぴー「普通そういうものじゃないの?」

 

私「ダイヤちゃんとかルビィちゃんとかこんなに怖いことはしないよ?」

 

きよっぴー「ごめんなさい…」

 

私「やっぱり、きよっぴーは素のままのきよっぴーでいてほしい。明るくて天真爛漫なあの頃のきよっぴーが、千歌は大好きなんだから!!」

 

きよっぴー「千歌ちゃん…うわあああああん!!」

 

私「いい子だね〜♥」

 

由美「やれやれだ…」

 

こうしてまた1つ、さらに絆が深まったのでした♥




次回は未定です。


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【Liella!常連化準備回】副都心には当分行きません!!

今回は鳳来寺&しずく&かのん回です。視点は特記事項がない限り鳳来寺シオンとします。

もうそろそろLiella!の方にも手を伸ばしていかないと。


6月某日。僕、鳳来寺シオンはとある人物と待ち合わせしていた。

 

??「シオンちゃんこんにちは」

 

僕「こんにちはかのんちゃん」

 

常連視聴者のかのんちゃんだ。

 

かのんちゃんの本名は澁谷かのん。ちゃんと自己紹介してくれた。東急東横線の5000系電車がお気に入りなんだって。

 

この日は2人で撮り鉄をしてこの日は解散した。LINEは交換していない。

 

数日後のこと。今度は小田急ロマンスカーに箱根まで乗るために新宿駅に来ていたんだけど…、

 

かのん「こんにちは、また会ったね♪」

 

僕「え、かのんちゃんなんでいるの?」

 

かのん「シオンちゃんが大好きだから♪」

 

僕「でもどうやって僕の場所を…」

 

かのん「愛の力はこうやって居場所を当てることができるんだよ?」

 

僕「…で、僕はどうすればいいの?」

 

かのん「うちのカフェ上がってく?」

 

僕「じゃあお言葉に甘えて」

 

とりあえず計画変更。お茶だけしていこう。

 

〜※〜

 

僕「ここのコーヒーは美味しいね♪」

 

かのん「シオンちゃんありがとう!!」

 

僕「えへへ」

 

…あれ?いきなり体がむちゃくちゃ重くなっていくんだけど…

 

かのん「ふふっ♥」

 

そして意識が遠のいていった。

 

〜※〜

 

目が覚めると、ベッドの上だった。

 

かのん「おはようシオンちゃん、寝顔が可愛かったよ♥」

 

なんと、ご丁寧に手は紐で縛られていた。

 

僕「その前にこの紐を解いてよ!!」

 

かのん「だめ。だって逃げちゃうでしょ?」

 

かのんちゃんの目に光は灯っていない。

 

僕「なんで逃げちゃだめなの?」

 

かのん「私、あなたのことがずーっと好きだった。チャンネルで初めて動画を視聴したとき、こんな広い鉄道の世界があるんだって憧れてたの。それでこの前会ったとき、私すごく楽しかったんだ。それから1週間弱、私はシオンちゃんに会えなくてすごく寂しかったの。夜中ずっと泣いていた。だけどこうしてシオンちゃんを監禁しちゃえば、シオンちゃんとずっといられるって。悪い話じゃないでしょ♥」

 

僕「だからって縛るまでしなくても!!僕はそんな今のかのんちゃんのことが大嫌いだ!!」

 

ここは怒りの火種を撒いて逃げるしかない。

 

かのん「なんでそんなことを言うの!?私たち相思相愛じゃなかったの!?…それならこうするしか…」

 

そうしてかのんちゃんがギターを用意している間、紐を引きちぎろうとしていたら紐が解けた。今のうちに逃げよう。

 

かのん「あっ!!逃げた!!なんで逃げるの!?なんでなんでなんでなんで!?」

 

とりあえずごちそうさまでした。新宿駅まで戻ろう。

 

ありあ「お姉ちゃんどうしたの?」

 

かのん「シオンちゃん逃げちゃった」

 

ありあ「自業自得だね」

 

こんな会話を知る由もない。

 

〜※〜

 

というわけで本題に入ろう。そして計画変更。はこね号乗ろうと思ったけどえのしま号に終点まで乗ってしずくに迎えに来てもらおう。

 

この間にかのんちゃんのチャンネルはブロックした。そしてしずくにはLINEを投げておこう。

 

HORAIJI『ごめんしずく、いきなりで申し訳ないんだけど、1時間後に片瀬江ノ島駅来れる?』

 

返事は一瞬で返ってきた。

 

しずく『えっ?またシオンさんと会えるの?嬉しい♥♥♥』

 

しずく『ところで、私に頼りたいって何かあったの?』

 

返そう。

 

HORAIJI『副都心歩いてたらまたやばいのに捕まっちゃって…詳しいことは着いたら話すね』

 

しずく『うん♥』

 

〜※〜

 

片瀬江ノ島着。しずくはちゃんと待っていてくれた。

 

僕「うわあああああんしずく怖かったよおおおお!!」

 

しずく「怖かったって本当に何があったの!?」

 

僕「新宿の街を歩いていたら澁谷かのんちゃんって言う常連視聴者にいきなり捕まってしかも家に案内された挙げ句監禁までしてきたんだよ!?ひどくない!?」ポロポロ

 

しずく「ちょっと落ち着いてシオンさん!!」

 

僕「当面の間僕副都心には行きません!!」ポロポロ

 

しずく「わかったからとりあえずかき氷食べて落ち着こ?ね?」

 

僕「うん…」

 

こうして近くのかき氷屋で食べることにしました。

 

〜※〜

 

しずく「…で、話をまとめると、シオンさんが新宿に行ったらヤンデレな常連視聴者に監禁されたから逃げてきたと」

 

僕「そういうこと」

 

しずく「あのね、私からお願いがあるんだけど」

 

僕「何?」

 

しずく「渋谷とか新宿には行かないでほしいんです」

 

僕「何かあったんですか?」

 

しずく「そんなヤンデレに捕まったって言ったら嫉妬しちゃうの。シオンさんに普通に接してくれるならまだいいけど、わざわざ私から引き離そうって子がいたら私は心から許さないんだから!!」

 

僕「しずくちゃん…うわあああああん!!」ポロポロ

 

僕はしずくちゃんに抱きついてしまった。

 

しずく「ふふっ♥こうして抱きついてくるシオンさんも可愛い♥私も抱きしめたくなっちゃう♥♥」

 

やっぱりしずくにはヤンデレの素質があるね。

 

僕「本当にしずくありがとう…やっぱりしずくはいつでも温かいね♥♥」

 

しずく「私も、シオンさんと会えて幸せだよ♥」

 

〜※〜

 

…しかししずくは温かいけど江ノ島は暑い。

 

しずく「じゃあ今日もシオンさんと一緒に居たいんだけど…」

 

僕「お願いとにかく泊めて!!本当に怖かったんだから!!」

 

あんな怖い世界嫌だ。新宿嫌い。原宿嫌い。渋谷嫌い。

 

しずく「ふふっ♥ありがとう♥」

 

こうしてまたもう1泊させてもらった。…今回はこれ以上ひどいことにはならなかったから良かったけど。




次回から7月に入るかもしれませんがネタが常に枯渇しています。

ただ、工学部の意地を見せて電車でわかる材料力学とかやれたらいいと思った次第。

8月以降になったら大量にネタが舞い込む予定です。

さて、次回作について今計画中です。理由はすでに200話をオーバーしているためです。
なお、向こうのコラボ企画が終わり、その後一区切りになったところで次回作に移るつもりでいますが、キャラはオリキャラ含めほぼ全員引き継ぎ、題名は『Rainbow Train』を予定しています。


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北の幼馴染みと数年会わないとこうなる

あけましておめでとうございます。新年初の投稿&6月分最後の収録とし、更に新キャラが出てきます。視点は山部仲喜とします。


曜「おはヨーソロー仲喜くん!」

 

俺「いやなんで今日も来るのさ?」

 

また曜ちゃんが南国急行鉄道の月光支社に押しかけてきた。結構うんざりなんだよねぇ…。

 

曜「毎日仲喜くんに会いたいくらいに寂しいんだよ?だから毎日来てるの。この気持ちわかるでしょ?」

 

俺「…ならいいか」

 

曜「最近の仲喜くん冷たくない?」

 

俺「ヤンデレ気質なのが色々怖いんだよ」

 

曜「あれ〜?ヤンデレ作品ばかり読んでる仲喜くんがそんなこと言っていいのかなぁ〜?」

 

俺「さあ、なんのことやら」

 

曜「とぼけても無駄だよ♥それくらいならキスしちゃうんだから♥」

 

いきなり唇を奪われた。

 

曜「やっぱり仲喜くんとのキスは美味しいね♪」

 

やれやれだわこれ。しかし悲劇が起きたのはここからだった。

 

??「あのー、山部さんいませんか?」

 

俺「私ですけど…もしかして下北エレンちゃん!?」

 

エレン「久しぶりね、仲喜♪」

 

北海道の幼馴染で、ロシア系アメリカ人とのハーフ、下北エレンちゃんがやってきた。

 

中部高速鉄道およびその子会社の北海道急行交通のお墨付きをもらっている悪の秘密結社『知床之土』の戦闘主任だが、基本仲良くはしていた。

 

しかし、かれこれ高校受験が終わって5年位会っていなかったし、Aqoursと交流を深めてばかりだったので何を言われるかわからない。

 

エレン「ところで仲喜、なんで内浦の藻屑と仲良くしていたのかしら?」

 

俺「いやいきなり何が起きた?」

 

エレン「私は卒業式のとき言ったはずよ?中部高速鉄道のメンバーや西白壁の子とは話していいけどどこの馬の骨ともわからない内浦の藻屑みたいな子たちと話したらだめだって」

 

俺「それって…嫉妬?」

 

エレン「そうね。嫉妬よ。あなたのことを世界で一番わかっているのは幼馴染みの私なの!!他の誰でもない私!!」

 

俺「うぐっ…」

 

なんかやばいことになりそうだ…。

 

曜「へえー、君が仲喜くんの幼馴染みのエレンちゃんなんだー」

 

エレン「あなたは?」

 

曜「渡辺曜。仲喜くんのことを心から愛している大ファンなの。これまで2年半ずっと交流を深めていったんだけど、仲喜くんのことは何でもわかるようになったんだよ!?」

 

エレン「それなら曜、勝負が必要ね。どれだけ仲喜のことをわかっているかテストしようかしら」

 

曜「それなら受けて立つよ。絶対に全問正解してやる!!」

 

面倒なことになったぞこりゃ。制限時間30分で解けるかなこりゃ…。

 

〜※〜

 

結果、全問正解。どんな問題だったのだろうか…?

 

俺「それはそうとどんな問題だったの?」

 

エレン「これよ」

 

そこには俺の知らないところまで出題されていた。色々怖いんですけど…。

 

曜「ふふっ♥これでもう逃げられないね♥♥」

 

エレン「ちゃんと責任を取ってもらうわよ♥」

 

俺「…で、何をするの?」

 

2人「一緒に楽しいところに行きましょう♪」

 

俺「嫌だあああああああ!!」ズルズル

 

まだ仕事あったのに…こりゃ今月減給だぞまた。




次回は7月…しかしネタがない(汗)


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Aqours脱炭素化&SDGsシリーズ #1 バイオ燃料

流石に1人の技術者の卵としてこんなのに猛抗議せず、対策を練るべきだと思い書いてみます。視点はデフォルトの高海千歌とします。


由美「参ったなぁ…」

 

私「今度はどうしたの?」

 

由美「ここ最近SDGsとか脱炭素化とか色々うるさくて頭がまとまらないし何よりディーゼル廃止とか言ったらバス社会や鉄道業界まで廃るから嫌なんだよねぇ…」

 

由美ちゃんは技術者の卵としては珍しく科学技術的にはかなりの保守派だ。千歌も人のことは言っていられないけど由美ちゃんは「変化」を常に恐れている。

 

でもディーゼルを諦められないけど脱炭素化を目指したい私はちゃんと案を練ってある。

 

私「石油がなくなるからってディーゼルを諦めちゃうの?」

 

由美「えっ?」

 

私「今ある燃料以外でも走れることは知ってるでしょ?」

 

由美「えーっと…何だっけ?」

 

私「バイオ燃料だよ!!」

 

由美「それか!!ただデメリットが結構あるから困ってるんだよねぇ…」

 

私「どれだけのデメリットになるかわからないでしょ?だからとりあえずメリットを挙げていこうよ」

 

由美「まずそうしよう」

 

というわけで1枚の紙を出してまずは2人でブレインストーミングをしていこう。

 

私「まずはメリットから。やっぱり脱炭素化につながるよね」

 

由美「間違いなくそれはそうでしょ。それと使用済み天ぷら油を使えばそれを川に流さずに済むから水質汚染も防げるね」

 

私「あと食品廃棄物などからバイオメタンを取り出せばGTLとして使えるから食品ロスも減るでしょ?」

 

由美「そうだね。まあ3つくらい出たところでデメリットも見ようか」

 

私「そうしよう。まずは世界的な飢餓の増加の懸念じゃないかな」

 

由美「まあ下手に先進国が新品の穀物使いまくるってなったら間違いなくそうなるわな。あと使用したら機器によっては本来の性能を発揮できないのもあるね」

 

私「あと広大な土地が要るんだよね。1から作るってなったら」

 

由美「日本には広大な土地がないし、明らかなデメリットだわそりゃ。関税が流出していくこと間違いなしでしょ」

 

私「それから結局二酸化炭素は排出してしまうことになるから排出量マイナスは難しいと思う」

 

由美「やっぱりこれなんだよね…。それだけじゃなくていすみ鉄道だと油がベトつくからやめたらしいし」

 

私「やっぱり良くないのか…」

 

やっぱりデメリットは日本ならではのものもあるんだね。

 

由美「あとはデメリットの解決策を考えよう。まずは飢餓の増加と土地問題だけどこれは食品廃棄物からバイオメタンを取り出せば良い話で」

 

私「効率も上げないとまずいけどね。油のベトつきは諦めなさいだと思う」

 

由美「本来の性能って話は…これは難しいわ。100%バイオ燃料に対応したタイプのエンジンの開発…と言いたいけど極東電機製のあのエンジンのカタログ見なきゃなぁ…」

 

そう言って由美ちゃんは会議室の机の引き出しを探る。

 

そこにあるのはXDO-08形エンジンの2021年版カタログ。中部高速鉄道でG-DMH24系エンジンとして知られるあのエンジンだ。

 

由美「とりあえず最新版エンジンのXDO-08Iを見てみるか。ん…?」

 

私「えっ!?100%バイオ燃料対応!?」

 

由美「いや待てよ。ってことは実証試験中だぞこれ」

 

web資料を見てみよう。

 

私「やっぱり…」

 

由美「これ来年あたりに燃料をバイオ燃料に置き換えられるぞ。やったー!!」

 

バイオ燃料の試験は今年の4月から既に始まっていた。結果はかなり良いらしく、現在最新鋭のG3200系4連1本とG3400系5連2本が試験の対象になっている。

 

あとは燃料の製造費だけだね。

 

私「やっぱり現在のインフラを当面は維持できるんだよ!!」

 

由美「千歌っち、目が覚めたよ。今後も本気で環境問題を考えていこう」

 

私「うん!!」

 

こうして由美ちゃんは目を覚ました。今後も本気で環境問題と向き合っていくことにしよう。




余談ですが、私もディーゼルを諦めきれない人です。しかし、バイオ燃料を導入するという考えには大賛成します。食糧不足も深刻ですが、それよりも先進国の食品ロスをバイオ燃料で補うべき。私はそう思っています。

次回…ネタがない(汗)


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【特別コラボ企画52】百香の愛車で異世界ドライブを満喫しよう

今回はしがみのAOBAさんの作品である『海上自衛官が渡辺曜の妹になりました』とのコラボ企画となります。この作品は私がユーザー登録をする前から読ませていただいています。まだまだひよこの私と手を組んでくださりとても光栄です。本当にありがとうございます。
今回は青山由美視点で書きます。

※ここでは、百香ちゃんと由美はAqours結成以来の心の友とします。

※※しがみのAOBAさんには申し訳ありませんが、当小説が200話を超えてしまったため、近日中に新作に移ります。このため、相手より早く投稿させてもらうことにしました。本当に申し訳ございません。


俺「…で、君たちは何がしたいの?」

 

夏のある朝9時ごろ、俺は曜ちゃんの妹の百香ちゃんおよび千歌っちに沼津駅に呼び出された。というのも、俺が家でゴロゴロしているのを警戒したからだという。

 

まあ、俺の兄弟たちや仲喜くん、勇輝くんは出かけていて名古屋にいないので、家にいてもときめかないというのもあった。

 

百香「今日は行きたいところがあるからドライブに行こうと思ったんだよ」

 

俺「どこに行くの?」

 

千歌「それはお楽しみだって」

 

俺「よし、行こう!!」

 

百香ちゃんが言うなら信じたい。というのも、前世が海上自衛官の2等海佐であり、かなりの経験を積んでいるためである。この話はダイヤから聞いている。

 

また、俺は未開の地に行ってみたいという冒険心があるので、ぜひ行かせていただきますの一言しかなかったのだ。

 

ただ、問題なのは他人の車に乗ることだが、百香ちゃんは俺とは対照的に運転がすごく上手ということもあってあまり気にしていない(*1)。

 

とりあえず車に向かおう。

 

千歌「楽しみだね、由美ちゃん」

 

俺「うん!」

 

〜※〜

 

乗る車はソニックシルバーのR33である。2ドアクーペで定員は4人。トランスミッションは5速MT。燃費は8.1km/L(10・15モード)と悪いが、俺が資金を提供したのでBluetoothに対応した新しいカーナビがついている。

 

運転席はもちろん百香ちゃん。助手席に俺、後部座席に千歌っちが乗った。

 

そして百香ちゃんはキーを回してエンジンをかける。

 

ETCはついていないので俺たちで割り勘となった。

 

目的地は軽之田ロイヤルアウトレット。ここには電車でしか行ったことがないため、本当にわくわくする。

 

百香「そういえば由美姉、教習所はどんな感じ?」

 

俺「今度やっと仮免の試験を受けるんだ。もちろん、MTだよ」

 

百香「それはよかった。頑張れよ」

 

千歌「千歌も応援してるから」

 

俺「みんな、ありがとう!」

 

百香「さあ、出発するよ!」

 

全員「おー!!」

 

こうして俺たちの旅は始まった。

 

〜※〜

 

伊豆縦貫自動車道の長泉ICから高速に入る。その後、長泉JCT、長泉沼津ICを抜けるとそこからは新東名で道なりとなる。

 

その後、浜松いなさJCTから三遠南信自動車道に入って鳳来峡ICまで乗る。

 

俺「車で山道はよく行く?」

 

百香「よく行くよ。前世ではよく北海道の山々を駆け抜けたものさ」

 

俺「なんかわからないことがあったら言うから」

 

百香「ありがとう」

 

そしてカーブの多い山道を抜けて東栄ICから自動車道に入る。

 

佐久間川合ICを抜けると、そこからまた山道に入り、佐久間駅付近で左折。ここからが本番。

 

百香「見慣れない景色だなぁ」

 

俺「まあ、俺もこの辺はあまり知らないからさ」

 

千歌「なんかワクワクするね!」

 

百香「そうだな」

 

そしてついに異世界トンネルに突入!!前照灯点灯!!

 

まるでライブのステージの如く輝く世界を走り去るんだよ!!これは読者の皆さんも夢に出てきたことはないかい?

 

~※~

 

異世界トンネルを抜けると、月光市に入る。そしてコ●ダ珈琲店で休憩をとる。

 

由美「すごい新鮮だ」

 

そう。俺は中部高速鉄道の社員でありながらこの世界には電車以外で来たことがなかったので新鮮さを感じられたのだ。

 

ここで食事をとる。やっぱり●メダに来たらビーフシチューとメロンソーダに限るな。

 

千歌っちは月光銅店限定のみかんケーキとピザ、百香ちゃんはミニシロノワールを注文した。

 

百香「由美姉はなんで『シロノワールはミニがいい』って知ってたの?」

 

ミニにしたのは俺からのアドバイスもある。

 

俺「実はシロノワール自体はかなりサイズが大きすぎるんだ。それで誤って普通サイズを頼んで痛い目に遭った人が多くいるのさ」

 

百香「なるほど」

 

俺「愛知県民の常識です」

 

〜※〜

 

俺「いや〜、満腹だ♪」

 

百香「よし、それじゃあ目的地に向かうか。ところで由美姉はWALKMANとか持ってる?」

 

俺「持ってるけど、なんでそんなこと聞くの?」

 

百香「由美姉がどんな曲を普段聴いているか知りたくってさ。車で聴けるかなって」

 

俺「いいけど、しょうもない曲ばっかりだよ?」

 

百香「大丈夫!私が保証する!」

 

俺「じゃあお願いします」

 

そして出発。銅ICから海桜高速道路に乗る。

 

【♪菅野祐悟『Half of the Sky』♪】

 

そして月光JCTから南国急行自動車道に入る。その後は住宅街の上を駆け抜けていくのだ。

 

南国急行自動車道の最高速度は140km/hと他のどの高速道路よりも速く走ることができる。そのため片側4車線で、大型車が通っても大丈夫なようにしてあるのだ。

 

R33は最高速度200km/h以上なので、かなり余裕でとばしていった。

 

住宅街を抜けると山に挟まれてトンネルを抜ける。市の境の長いトンネルを抜けると、中世ヨーロッパ風のファンタジーの世界だった。

 

そこにある幻の大地SAで休憩しよう。

 

俺「すごく新鮮だ」

 

百香「由美姉後ろ!」

 

振り向くと…、

 

モンスターA「ガルル…」

 

俺「ギャー!!こいつモンスターだ!潰さないと!!えいっ!!」

 

俺はビームでモンスターを倒し、そのモンスターを店頭に届けた…ら、1000円もらえた。食用モンスターだったらしい。

 

そのまま出発。そして行くこと30分、軽之田ICを降り、しばらくして目的地に到着。

 

百香「ここ…か」

 

俺「着いたぞ!軽之田ロイヤルアウトレット!!」

 

ここに来るのは百香ちゃんは初めての可能性がある。3人で仲良く回ろう。

 

まずはレストランエリア。これは西側の1階部分にあたる。

 

焼き肉のス●モトやラーメンの町田●店、更には北海道居酒屋の●るま、イタリア料理のサ●ゼリヤなど、とにかく多い。

 

次はアパレルエリア。これは西側の2階部分にあたる。

 

G●Pやユ●クロ、エイチア●ドエムの他にも高級ブランド店も存在する。俺たちはここで買い物を進めるのだった。

 

百香「似合う?」

 

このとき百香ちゃんはスカートを試着していた。

 

俺「すごく似合うよ!」

 

百香「千歌姉は?」

 

千歌「私もいいと思う。百香ちゃんのイメージカラーにピッタリだよ!」

 

そんなこんなで色々買ってしまった。会計は13500円になった。もちろん、割り勘だ。

 

その次はスイーツ・特産品エリア。これは東側の2階部分にあたる。このエリアはもうすでに俺にとっては守備範囲だ。

 

ちなみに西側エリアを抜けるとニンテンドーマリオワールド軽之田にたどり着くが、今回は時間の関係上スルーした。あと東側の1階部分は駐車場になっているので寄る用事はない。車も隣の立体駐車場にとめてある。

 

…閑話休題。

 

百香ちゃんの大好きなぶどうゼリーに、千歌っちの定番みかんゼリー、そしてここに来たら俺が逃さない小倉トーストプリンなどとにかく種類が豊富。

 

千歌「どれ買うか迷うね」

 

百香「そうだね」

 

俺「でしょ?」

 

…と言いながら全部衝動買いするのがオチ。

 

俺「ここは俺が奢るよ」

 

千歌「ありがとう!」

 

次は特産品ショップに行こう。

 

激辛唐辛子のキャロライナリーパーや最凶ラーメンの宣治ラーメン(*2)、超激辛の仲喜カレー(*3)など百香ちゃんが嫌いな、物騒なものも売っていたが、ちゃんとした沖縄そばや山梨のほうとう、秋田のきりたんぽなども売っていた。

 

百香「この宣治ラーメンは気になるなぁ」

 

俺「それむちゃくちゃ辛いよ?」

 

百香「じゃあやめた」

 

だよね。ホッとした。

 

そんなこんなでここでも俺の懐は少し寒くなった。

 

百香「なんか、買いすぎたな」

 

千歌「とりあえず荷物置こうか」

 

俺・百香「うん!」

 

そして荷物を置いて、

 

千歌「じゃあ次はあの駅に行こうよ!」

 

俺「あの…駅…」

 

そこは南国急行鉄道の軽之田駅。俺は嫌な予感がした。なぜならそこに行くときに俺がタイキックに遭う率がかなり高いのだ。

 

百香「由美姉、どうしたんだよ?」

 

俺「なんか…この後痛い目に遭いそうで怖いんだよ…」

 

すでに涙が溢れていた。

 

百香「そんなに弱気になってどうするんだよ!!お前は魔法使いじゃないのかよ!!それにお前それ言って虚しくならないのか!?」

 

俺「そうだけどさぁ…これはもう魔法では防げない。それにタイキックに遭う可能性g…」

 

 

 

バッチーン!!

 

 

 

突然、百香ちゃんが俺をビンタした。

 

百香「てめえふざけるのもいい加減にしろ!!!!」

 

百香ちゃんの怒号は隣にある軽之田電鉄の高架線に響いた。

 

百香「タイキックごときのジンクスで弱気になって、そんなんじゃ生き残れないぞ!!」

 

俺「えっ?」

 

百香「俺が前世自衛官だったときは、護衛艦『はくう』に乗っていたときに12発のミサイルを探知して、11発を撃ち落としたが、残りの1発が命中してそれで殉職した。由美だって2年前の4月に電車乗車中に床下が爆発して一酸化炭素中毒で死にかけたけど結局無事だっただろ?だから、こんなタイキックごときでグチグチ言うんじゃねえ!!」

 

俺はとにかくすすり泣きしながら叱咤激励されるしかなかった。

 

俺「もう…百香ちゃんはずるいよ…」

 

百香「えっ?」

 

俺「俺が心折れそうなときも心から応援してくれた…。今だってそうだよ…ぐすっ…。コメット団としての活動にも協力してくれた…。それなのに…それなのに…何にも恩返しができないけど…弱気な性格は少しずつ変えていきたい…百香ちゃん、君には本当に感謝したい…今までも本当にありがとう…これからもよろしくお願いします…」

 

百香「やれやれ。由美姉は相変わらずだよ」

 

俺「どうしたの?」

 

百香「泣き虫で弱気で、俺とは対照的なところが多いけど、元男同士としてこれからも頑張ろうじゃないか!」

 

俺「うん!」

 

これで涙は収まった。とりあえず行ってみよう!!

 

〜※〜

 

百香ちゃんと千歌っちは入場券を買った。俺はEdepa(*4)を持っていたので、入場料はチャラになった。

 

軽之田駅には電車が2本とまっていた。南国急行鉄道の主力車7000系10両編成と中部高速鉄道からの乗り入れ車両G5000系4両+G5100系3両2本の10両編成だ。

 

何を隠そう、南国急行鉄道7000系は2019年製にも関わらず吊り掛け駆動のVVVF車である。10両固定編成で、編成出力は6400kWとなる。

一方、G5000系については更に化け物で、1962年に製造されており、こちらは直角カルダン駆動のVVVF車、かつ交直流電車であり、ついでにディーゼル発電機を搭載して非電化区間の自走も可能になっている。エンジンの気筒数と排気量は水平対向8気筒24L、出力は2720psで、1編成に2基搭載している。編成出力も4両で2560kWであり、こいつらがどれほど化け物なのかがわかる(*5)。

G5100系についてもG5000系と性能差はほとんどなく、この2本が3両編成なので駆動方式が吊り掛け駆動であることと、編成出力が1920kWであることなどが異なる。

…閑話休題。

 

百香「これが中部高速鉄道の電車か…」

 

俺「まあ見た目は普通だよね。だけど発車するときがヤバい」

 

しばらくして発車ベルが鳴り、ドアが閉まる。そして列車が発車する。

 

百香「やっぱり力強い走りだなぁ」

 

俺「だろ?」

 

軽之田駅は2面2線しかないので2本とも発車したところで撤退した。

 

〜※〜

 

百香「すごく楽しかったなぁ〜」

 

俺「これが通勤電車の本気だよん」

 

というわけで帰ろう。

 

千歌「…で、今日これからどうする?」

 

俺「これから…って明日もあるから新居町に帰る気でいたんだが」

千歌「千歌と一緒に居ようよ」

 

俺「えっ?」

 

千歌「なかなか会えないじゃん…嫌なの?」

 

俺「もうわかったよ」

 

千歌「やったー!!」

 

百香「千歌姉は相変わらずだからね」

 

全員「あはははははは…!!」

 

こうして俺たちは帰路についた。今回車に乗せてもらった百香ちゃんには、感謝の念しかない。

*1
俺は自動車免許を持っていないが、電車・気動車の運転免許は持っている。しかし、中部高速鉄道で屈指の運転下手とされている。

*2
俺たち中部高速鉄道がプロデュースしている激辛担々麺で、世界一辛く、売れないことで有名。

*3
これも中部高速鉄道プロデュース。和風だし味の仲喜カレーmildも最近になって発売された。

*4
中部高速鉄道グループおよび南国急行鉄道の運賃がすべてチャラになるカード。社員と株主、およびその家族しか持てない。

*5
あのキハ201系ですら3両で2700psしか出ず、液体式のため実際の出力はもっと小さい。




次回は本編に戻ります。


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鉄道好きな幼馴染みが夏休みに行きたいのは…

今回は久々に鳳来寺シオン回です。しかし多忙で投稿できない間に半月くらいブランクが空いた…。

視点は鳳来寺シオンとします。


僕「やっほートワちゃん!!」

 

トワ「シオンちゃんこんにちは!」

 

本日、僕は鉄道ファン仲間で幼馴染みのトワちゃんの家にお邪魔しています。

 

トワちゃんとは言っても、本名は中野郷。れっきとした男の子だけど、学校以外ではいつも女装した男の娘って感じ。女装時は「久遠寺トワ」としてアイドルの名義やTwitterアカウントも持っていて多くの鉄ヲタから人気が高い。

 

ちなみに性同一性障害ではなくて、男という自覚はある。

 

僕「今日から夏休みだけど、この夏どこに行きたい?」

 

トワ「東京は避けたいかな。五輪やるって言うし」

 

僕「そうだよね。こんなまん防出ているのに五輪とか言ったら危険だもんね。それにヤンデレな常連視聴者が副都心にいるから行くのは嫌かな」

 

トワ「じゃあどこにしようね」

 

僕「長野とかかな」

 

トワ「長野いいね!お金もそれくらいはあるから」

 

僕「じゃあ明日行っちゃう?」

 

トワ「そうだね!」

 

こうして次の日7:20、中部高速鉄道塩釜口駅にて待ち合わせる。

 

〜※〜

 

トワ「シオンちゃん待ったー?」

 

僕「全然。僕もさっき来たとこ」

 

トワ「じゃあ行こうか」

 

列車内でのこと。当然中部高速鉄道の名古屋中央行に乗る。

 

僕「長野県着いたらどうする?」

 

トワ「まず塩尻で下車して諏訪が見たいな。ゆるキャン△の舞台になったらしいし」

 

僕「じゃあまずは名古屋駅ついたらしなのに乗ろう」

 

トワ「うん!」

 

名古屋駅10番線からしなの3号に乗る。もちろん自由席だ。

 

車内でのこと。

 

トワ「そうだ。僕またゲーム機作ってみたけどやってみる?」

 

僕「じゃあお言葉に甘えて」

 

トワちゃんはちょっとくだらないと言われるゲーム機を量産しがち。この前はうざいゲームに自動で電源が切れる仕様を追加していた。

 

今日はどうなんだろうね。

 

手渡されたゲーム機を立ち上げてみよう。もちろん、イヤホンはつけた。

 

AI音声「うざいゲーム やりますか?」

 

 はい

▶いいえ

 

すると、画面に…

 

やるやるやるやる…と永遠に表示されてしまった。もちろん僕は大爆笑。

 

バグにより自動で再起動した。

 

AI音声「うざいゲーム やりますか?」

 

▶はい

 いいえ

 

その次は、

 

 はじめから

▶つづきから

 

AI音声「データがねえよバーカ」

 

こりゃ笑うわ

 

▶もどる

 

▶はじめから

 つづきから

 

AI音声「なまえをにゅうりょくしてください」

 

ここはお決まりで「ほうらいじ」と入れよう。

 

AI音声「本当にそれでいいですか?」

 

▶はい

 いいえ

 

AI音声「本当に?」

 

▶はい

 いいえ

 

AI音声「マジで?」

 

▶はい

 いいえ

 

AI音声「『げりお』にけっていしました」

 

こりゃ笑うわなwww

 

前回はうざお一択だったけどこれはひどいw

 

その次もまた笑いが止まらない。

 

AI音声「げりおさん、ウザラボにようこそ。まずはへやのなかのかくにんをしていきましょう」

 

最初の引き出しを開けていこう。

 

その中にはアイドルの格好をしたおっさんたちがヘビーローテーションを踊っていた。キモチワルイ。

 

次の棚も見よう。そしたら…

 

女の人「嫌ああああああ!!見ないで見ないで!!」

 

この前新宿で出会った子に似た女の子が下着姿で隠れていた。

 

もういい。ゲーム終了しよう。

 

AI音声「ゲームを、しゅうりょうしますか?」

 

▶はい

 いいえ

 

すると…、

 

女の人「ナンデ、オワロウトスルノ?」ハイライト消し

 

えっ?

 

さっきの女の人が腕を掴んで足止めしてきた。

 

女の人「オワルナラ、イッショニシンジャオウ?」シャキーン

 

▶はい

 YES

 よろこんで

 

女の人「ジャア、バイバイ」

 

グシャッ!!

 

GAME OVER

 

電源オフ

 

怖いけどこの前の新宿の悲劇を思い出した。

 

そういえばこの手のラブライブのヤンデレ小説結構多いよね。

 

別に泣くこともキレることもなく終わった。

 

僕「やっぱり怖いよぉ」

 

トワ「だよね。僕もちょっとゾクゾクしたかな」

 

〜※〜

 

そんなこんなで塩尻着。2時間弱の長旅であった。

 

ここからは普通列車で上諏訪まで出よう。

 

トワ「やっぱりロングシートは大変だ(汗)」

 

僕「でしょ?やっぱりクロスシートっていいよね」

 

〜※〜

 

そんな他愛もない会話を続けながら上諏訪着。

 

トワ「ここが…ゆるキャンで出てきた諏訪…」

 

僕「足湯があるよ!!」

 

トワ「じゃあ入ろうか!!」

 

僕とトワちゃんは足湯を満喫する。

 

すると…、

 

トワ「あれー?女の子が寝てるぞー?風邪引いちゃうよー?」

 

トワちゃんが隣で寝ている女の子を起こす。

 

??「…あれ?彼方ちゃん寝てた?」

 

トワ「そうですけど…」

 

彼方「起こしてくれてありがとう。そういえば名前聞いていなかったね」

 

トワ「僕は中野g…間違えた。久遠寺トワと言います」

 

彼方「トワちゃんか〜。いい名前だね〜。私は近江彼方。東京の中学校に通う3年生なんだ」

 

トワ「僕も中学生なんですよ。天白区の中学校に通っています。2年生ですけど」

 

彼方「完全に奇遇だね〜。LINE交換しようか」

 

こうして2人はLINE交換したが、これが悲劇を生むとは…。

 

この後、片倉館に移動。

 

僕「どうしよう…僕とトワちゃん別の風呂だもんね…」

 

トワ「僕が女湯入るわけにはいかないし…」

 

ここで注意が必要なのは、僕が女で、トワちゃんが男であるということ。

 

僕「とりあえずまあ分かれて入ろう」

 

トワ「うん!」

 

〜※〜

 

浴場にはさっきの彼方ちゃんと思わしき人がやってきていた。

 

??「もしかしてあなたが鳳来寺さん?」

 

僕「そうですけど。彼方さんですよね?」

 

彼方「そうだよ〜。そうそう。さっきのトワちゃんと鳳来寺さんはどういう関係?」

 

僕「同級生で幼馴染み。それ以上でもそれ以下でもない関係です」

 

彼方「なるほどね。恋人かと思っててっきり早とちりしちゃった☆」

 

僕「もしかしてトワちゃんが男だっていうのは…?」

 

彼方「彼方ちゃんにはそんなことお見通しだよ〜。だって胸元が明らかに男の子だなって」

 

僕「ちなみに久遠寺トワという名前は…」

 

彼方「本名じゃないって話でしょ?それも知ってるよ?」

 

僕「その辺の情報どうやって手に入れたんですか?」

 

彼方「前『中野郷』くんって子が東京の厨二病コンテストに『久遠寺トワ』名義で出てたってこと知ってたから見に行ったの。そしたらすごく可愛かった。将来友達になりたいってのも思ったの。それで今回見てみたらその面影があるなって」

 

僕「なるほどね」

 

数年前彼が厨二病であり、厨二病コンテストに出るように諭したのは僕だ。だけど賞を取れなかったから路線を変えて今の格好にしたというのは本当の話だ。

 

彼方「そういえば鳳来寺さんの本名って…」

 

僕「鳳来寺シオンといいます」

 

彼方「すごくかわいい名前だね♥」

 

僕「ありがとうございます」

 

こうして出たあとのこと。

 

トワ「彼方さん、なぜここに?」

 

彼方「それはあなたのためだよ♥あなたが男の子ってことはもうお見通しなのだー♥」ハイライト消し

 

トワ「嫌だ…近づくな…」

 

彼方「そんなのは聞きたくないよ…」

 

そしてジリジリ近寄って、

 

ガシッ!!

 

彼方「捕まえた♥」

 

トワ「どうしよう…」

 

彼方「トワちゃん、今から彼方ちゃんと一緒に、森の中でお昼寝しようね〜♥」

 

トワ「嫌だあああああ!!」ズルズルズル

 

僕は抵抗できなかった。彼方さんのハイライトのない威圧的な目が自身を竦ませたからである。

 

…まあ、僕のところには来ないわk…

 

??「見つけたよ?」

 

いや誰?

 

げっ!!澁谷かのんちゃん!!しかもハイライト無い目でやってきた!!

 

僕「なんで僕の場所がわかるのさ!!」

 

かのん「だって動画投稿してたの知ってるんだよ?ブロックされたのは知っているけど削除したあと別アカウントに移行したんだ♪」

 

いや怖いんですけどこれ!!

 

僕「…で、これからどうすればいいの?」

 

かのん「さっきまでにあったこと、全部聞かせてもらうから、一緒に路地裏に行こうね、シオンちゃん♥♥♥」

 

僕「ぎゃあああああああ!!」

 

なんでこうなるのか…、諏訪だと新宿から1本で来られるからとかこんなのゴメンだよ!!




次回は未定です。いつになるかもわかっていません。


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ロマンス詐欺には要注意

過去に何度か被害に遭いかけたので書いてみます。視点はブログ系小説としては初となる渡辺曜視点で書きます。


ある日、私はTwitterで「Andrew Johnson」というアカウントにフォローされた。別に怪しい人ではないと思ったのでフォロバした。というか私はすぐにフォロバする主義なのでまあそこは良しとした。

 

するとこんなDMが送られてきた。

 

『フォローバックありがとうございます。ご機嫌はいかがですか?』

 

返そう。

 

『いつも通り元気です』

 

『私はアンドリュー・ジョンソンといいます。

アメリカ出身で、アフガニスタンでジャーナリストをやっております。

あなたの名前は何ですか?住んでいるところはどこですか?』

 

これは迂闊に本当のことを言ったらまずいのであります。

 

『新潟在住の青木日向といいます』

 

『あなたは英語をしますか?』

 

実は英語をSNSで使ったことはない。英語は比較的得意だけどちょっと控えておこう。

 

『ごめんなさい、日本語だけでお願いします』

 

その後、アンドリューさんは自分の人生について語ってくれた。

 

私も偽の人生を語ることにした。新潟の高校でガールズバンドをやっていたということにしておいた。

 

『バンドですか。私は音楽にたいへん疎く、全くもって歌を聞くことを生まれた頃から許されてきませんでした』

 

読んでいるだけで泣けてくる。音楽のない世界というのを私は知らない。由美ちゃんも仲喜くんも音楽が大好き。千歌ちゃんや梨子ちゃんも音楽のない世界を知らないだろう。

 

そんな他愛もない会話は1週間ほど続いた。

 

〜※〜

 

1週間ほどたったある日のこと。状況が一変するのであります。

 

以下のようなDMが届きました。

 

『私の愛する人にお願いがあります。

現在、私の娘3人が軍の捕虜となってしまい、3日以内に身代金を用意しないと家まで乗り込んで私を射殺するという連絡が入りました。』

 

随分と唐突でありますなぁ。

 

『阻止するためには私の口座に400万ドル振り込まなければなりません。

そのためには以下の情報を今すぐに教えて下さい。

あなたの名前:

あなたの住所:

あなたの銀行口座:

あなたの暗証番号:』

 

 

400万ドルってことは…4億3000万円!?

なんか怪しいのであります。とりあえず調べてみましょう。

 

調べてみると一発でわかった。

 

ロマンス詐欺という手口であります。

 

これは兵士を装って金を騙し取るという極めて悪質な詐欺であります。

 

もう何も言うまいて。

 

私は自分のため、また、千歌ちゃんや将来のためにも、このアカウントをブロックすることに決めたのでありました。

 

〜※〜

 

その後、そのアカウントが凍結に至ったのは、まあ、珍しいことらしいですけど…。

 

凍結されたその日の夜。LINEにて。

 

YOSORO『怖かったよぉ千歌ちゃん!!』

 

千歌@みかん!『何があったの?』

 

YOSORO『あの悪名高いロマンス詐欺に引っかかりそうになったんだよ!!』

 

千歌@みかん!『結婚相手を装ってお金を騙し取るやつでしょ?千歌も引っかかりそうになったけど一言目で挙動が怪しくてブロックしたからそこまでだったよ』

 

YOSORO『明日でいいから見分け方教えてね!!』

 

本当に怖かったであります。これ防詐欺代表の梨子ちゃんに話したらどうなるんだろう…。




私が被害に遭いかけたときは最初のDMが届いた瞬間にブロックしましたw

次回8月に飛んだら…流石にやばいか。


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ヲタクとPCの街大須

今回から8月に入ります。視点は鳳来寺シオンとします。


僕「いやもう散々だったよこの前は!!」

 

トワ「僕も同感。当面の間諏訪には行かないほうがいいね」

 

2021年8月某日。本日も塩釜口駅に来ています。前回はかのんちゃんに散々洗脳されそうになったし、トワちゃんも彼方さんと次の朝まで昼寝していたって言うから(*1)もうしばらく東側には行かないことにしました。じゃあどこに行くかって?

 

ヲタクの街、大須に行こうかなと思います。

 

トワ「それはそうとその恰好どうしたの?」

 

僕「これ?なんか由美先輩からの受け売りだけどコスプレするとヲタクの街でヤンデレに捕まりにくいんだって。だから今日はプリパラの私立パプリカ学園の女子制服を着てきたんだ」

 

トワ「もしかして東堂シオンとかけてあるとか?シオンなだけに?」

 

僕「そういうこと♪」

 

ちなみにトワちゃんはクリーム色のブラウスに朱色のプリーツスカートという、国鉄一般型気動車風の服装をしていた。

 

さあ、とりあえず鶴舞線で上前津まで出よう。

 

〜※〜

 

上前津到着。

 

僕「ここが…由美先輩のオアシスなんだ…」

 

大須を訪れるのは実は初めて。トワちゃんは何回か来たこともあるけど、元々鉄道と山だけで街に最近まで興味のなかった僕は大須にすら行ったことがなかった。

 

そういえばトワちゃんが由美先輩って言っても驚かないのは、実はトワちゃんも中部高速鉄道に籍が入ったから。鉄道系の無名なアイドルは余程のことがない限り即刻採用らしい。

 

??「いやなんでいるのさ!?」

 

僕「もしかして由美先輩?」

 

由美「そうだけど。トワちゃんも一緒だね」

 

トワ「この前は本当にありがとうございます」

 

由美「いえいえ」

 

僕「実は大須を訪れるのが初めてなんですよ。だからトワちゃんに付き合う形で来てみようと」

 

由美「なるほどね。俺も寄る場所がいつも一緒だからちょっとトワちゃんに付き合ってみたいな、なんて」

 

トワ「いいんですか!?」

 

由美「もちろん!」ニッコリ

 

こうして3人で回ることにしました。ちなみに由美先輩の服装はいつも通り…ではなく、浦の星女学院の夏服を着用していた。

 

まずやってきたのはゲーマーズ名古屋店。今回はヤンデレがいないから安心だ。プラオレのコーナー見よう。

 

水沢彩佳はいつ見ても可愛い。

 

とりあえずグッズを買って店を出よう。

 

店を出ると、黒髪のオタク系の女の子がいた。

 

??「あの…トワさんでしょうか?」

 

トワ「そうですけど」

 

菜々「私、中川菜々といいます。東京の中学校に通う2年生です」

 

トワ「僕は久遠寺トワです。本名は中野郷なんですけど、幼馴染の鳳来寺シオンちゃんに勧められて女装アイドルとしてやっています」

 

菜々「あなたに会えてすごく光栄です!!もしよろしければLINE交換しませんか?」

 

トワ「じゃあ喜んで」

 

しかしまさかこれがね…トワちゃんワナに引っかかりすぎてるんですけど(ブーメラン&メタ発言)

 

〜※〜

 

このあと、菜々ちゃんとは別れ、今度はまんだらけという中古のアニメショップに行く。

 

由美「今日もコスプレコーナーと同人誌コーナー寄るぞ」

 

僕「行ってみたいです!!」

 

こうして由美先輩についていくことにしました。

 

その時のこと。

 

??「あれ?トワさんまた会いましたね」

 

トワ「菜々さんなんでいるんですか?」

 

菜々「なんでも何も、あなたのためですよ♪」

 

トワ「僕のためって…」

 

菜々「先程あなたと話していて好きになってしまいました。だからもっと一緒にいていただけませんか?」

 

トワ「それは…ごめんなさい!!」

 

すると…

 

ガシッ!!

 

菜々「逃げるのですか?あなたは私から逃げられないノデスヨ?」ハイライト消し

 

やっぱり罠だったー!!

 

トワ「ってことは…」

 

菜々「ワタシノモノニナッテクダサイネ♥」

 

トワ「嫌だよおおおおお!!」

 

気動車のコスプレはダメだったか…。

 

まあ由美先輩のもとには来ないだろうね。

 

僕「どうしましょうね…」

 

由美「まあ僕のもとには来ないでしょ」

 

最近由美先輩は「俺」というのが恥ずかしくなったらしく、ときに「僕」というようになったという話を本人から聞いた。

 

今の作者もそうらしいし、大人になるってそういうことなんだなと感じた。

 

そんなときだった。

 

??「ミツケタヨ?」

 

由美「ルビィちゃんなんでいるのさ?」

 

ルビィ「だって由美ちゃんは大須とか栄とか行くとすぐにルビィそっちのけにしてどっかに行っちゃうんだもん。GPS発信機が埋め込まれているんだから居場所はすぐにお見通しだよ?」

 

由美「…で、どうすればいいの?」

 

ルビィ「一緒に新居町にカエロウネ♥」

 

由美「なーんでだよー!!」

 

由美先輩はルビィ先輩に連れられて去っていった。

 

…これ僕のところにも来るぞ。

 

外に出てからのこと。

 

??「あれ?シオンちゃんじゃん」

 

僕「なんで来たのさ?」

 

侑「夏休みだからちょっと大須に行ってみたいなって」

 

僕「歩夢ちゃんには?」

 

侑「歩夢には内緒。だって言ったらついてきちゃうじゃん」

 

僕「なるほどね」

 

すると侑ちゃんは通知を見る。

 

あゆぴょん『なんで見つからないの?侑ちゃん、会いたいよ…』

 

あゆぴょん『(うるうる)』

 

どうしよう…。

 

とりあえず歩いて今度はコスパティオに行こう。その道中だった。

 

僕「歩夢ちゃん!?」

 

侑「歩夢!?」

 

歩夢ちゃんが涙を浮かべながらこちらを睨んでいた。

 

すると歩夢ちゃんが走ってきて…、

 

バッチーン!!

 

バッチーン!!

 

歩夢「侑ちゃんとシオンちゃんのバカ!!」

 

2人「えっ?」

 

歩夢「私に何も言わずに2人きりで会うなんて!!心配したんだよ!?それに…私、寂しかったし、悲しかった!!」ポロポロ

 

僕「ごめんなさい…」

 

歩夢「ねえ侑ちゃん、シオンちゃん、お願いだから私を仲間外れにしないでほしい…。だから…私の大事な2人でいて…?」ポロポロ&ハイライト消し

 

侑「歩夢…うわああああんごめんなさいごめんなさい!!」メソメソ

 

僕「歩夢ちゃんごめんねぇ!!」メソメソ

 

歩夢「そんなに泣かれると…私まで泣けてきちゃうよ…うわああああん!!」メソメソ

 

こうして僕たちは泣きながらハグをし合った。歩夢ちゃん泣かせたのはすごく心残りだったけど、あの後李さんの台湾唐揚げを奢ったら泣き止んでくれました。

 

歩夢「それはそうとシオンちゃん、風のうわさで幼馴染や先輩がヤンデレに捕まったんだって?」

 

僕「そうだけど」

 

歩夢「幼馴染いたんだぁ…ふーん…」ハイライト消し

 

なんか怪しい雰囲気になっていませんか?

 

歩夢「今回は侑ちゃんはそのまま聞き流してもらっていいから…チョット、オハナシシヨウネ♥」

 

僕「またか…」

 

侑「やれやれ、シオンちゃんも大変だ…」

 

やっぱり歩夢ちゃんはいつも通りだけど、大須はやっぱりいいところだね♪

*1
それ昼寝って言わない()




最後の方書いている間に泣けてきた。

次回は台風明けのネタ舞い込み祭りになると思います。そろそろ終盤だぞこりゃ。


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鉄道界隈の騒動について語ろう #5 江ノ電自転車ニキ

今回はあのウィキペディアでも立項された迷惑撮り鉄騒動を書いてみます。視点はデフォルトの高海千歌とします。


由美「なんでまたこうも…」

 

私「何かあったの?」

 

由美「今度は江ノ電の撮影を妨害した自転車のお兄さんに罵声を浴びせて金をせびろうとする撮り鉄らに呆れてた。自転車が隣に走っているくらいで文句言うとかふざけんなよ本当にもう」

 

また鉄道オタクの騒動に愚痴をこぼしている由美ちゃん。間違いなくここ最近多いなというのは思う。この前は黄色い線の外側に撮り鉄たちがワラワラ集まって駅員をおい!!話が違ぇだろがよ!!とか怒らせていたし、もう鉄道ファンは終わりではないかと思いがちである。

 

私「とりあえずその動画を見てみたい!!」

 

由美「一応こんな無断転載動画しかなかったんだが」

 

その動画は江ノ電305Fがゆっくりと走ってくるシーンから始まった。その横には噂の自転車のお兄さんが現れていた。

 

撮り鉄A「おいチャリどけよー!!」

 

撮り鉄B「おいチャリー!!」

 

そして列車は近づいてくる。

 

撮り鉄C「どけよー!!死ねー!!」

 

そしてまた罵声を浴びせる。

 

撮り鉄C「どけボケー!!」

 

撮り鉄たち「(口々に)おい!!おい!!何してんだよ!!」

 

そしてとうとう言い出した。

 

撮り鉄D「流石にやべぇ」

 

撮り鉄E「金だろ。いやマジで、金だろ普通に」

 

これは明らかに理不尽でしかない。

 

私「流石に撮り鉄は犯罪者って言われるのも無理はないよ」

 

由美「だね。明らかに俺たちにとっては風評被害でしかない」

 

私「中部高速鉄道でも対策取ってるでしょ?」

 

由美「まあね。この前俺が迷惑撮り鉄と酔っぱらいのおじいさん罵倒してから鉄ヲタの監視の目を厳しくしたらしい」

 

すると果南ちゃんがやってきた。

 

果南「千歌と由美は何やってるの?」

 

私「江ノ電沿いで罵声浴びせている撮り鉄たちに呆れていたの」

 

果南「私もなんで集団での罵声大会なんか起きるのかなって思う。電車なんてどこから撮っても一緒じゃん」

 

由美「でしょ?」

 

果南「それはそうと私がいない間に2人が色々しでかしたんだって?」

 

由美「なんのことやら」

 

私「私も何もしてませんよ〜だ」

 

果南「とぼけても無駄だよ?だって鞠莉から君たちにって…こんなのが」

 

何だろう。

 

果南「とりあえず記事荒らしたりコメント欄荒らしたりってことはもうバレバレなんだから」

 

2人「ごめんなさい」

 

果南「その文字を読んでみて?」

 

私「えーっと…『TAKAMI THAI KICK』え〜っ!?」

 

デデーン!!

 

高海、禊のタイキック〜!!

 

ちょっと待って!?私何かされるの!?

 

♪〜

 

ムエタイのおじさんが入ってきたんですけど!!

 

どうすればいいのこれ!?

 

とりあえず立たされて…

 

バシッ!!

私「嫌ああああああ!!」

 

ムエタイのおじさん「ツギ、ダレ、指名スル!?」

 

私「由美ちゃんー!!」

 

デデーン!!

 

青山、禊のタイキック〜!!

 

由美「待って!?俺まで!?」

 

タイキックのおじさんは由美ちゃんを立たせて…

 

バシッ!!

由美「いぎゃあああああ!!」

 

そしておじさんは去っていった。

 

果南「まあ私も下手にブロック依頼とかしちゃう人だし、お互い気をつけようね」

 

2人「うん!!」

 

しかし撮り鉄や乗り鉄とか色々あるけどにわかとして完璧を目指すのはやめていおたほうがいいね。




次回は前線去れよネタとします。


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前線去れや偉そうにしやがって

今回はもう完全な作者のあの頃の愚痴を投稿します。視点はデフォルトの高海千歌とします。



由美「あーもう腹立つ!!」

 

私「どうしたのそんなにムシャクシャして?」

 

由美「停滞前線君が偉そうに日本上空に居座ってるもんだから雨が全然止まないし出かける時間も失ってくもん!!」

 

私「確かに。こんな大雨がお盆まで続くなんて思ってもいなかったし、中央西線とか飯田線にも影響出てるかもしれないからね」

 

由美「中部高速鉄道も少なからず運休とか大変だよ(汗)」

 

ここ最近私も停滞前線が日本の上空に偉そうに居座っていて呆れている。特に青空が大好きな私や由美ちゃんはとにかく気分がムシャクシャして仕方ない。

 

由美「しかしこんな長雨もここ最近になって増えたなってのは思う」

 

私「地球温暖化の弊害だよこれ…」

 

本当に天気は変えられない。だけどこの停滞前線に誹謗中傷してやりたいくらいだ。スズメバチくらいに。

 

私「それはそうと最近新車新車って騒がないね」

 

由美「一応江戸車両が既存車の大改造に力を入れるようになってから新車供給ストップしてるし、要置き換え車両はなくなったからしばらく導入は不要になってる」

 

私「大改造ってことは…?」

 

由美「普通車の回転リクライニングシートは廃止だわ」

 

私「…でしょうね」

 

由美「オールロングは不評だったらしいけど、むちゃくちゃ特殊な配置でセミクロスって感じになった」

 

私「どういう感じ?」

 

由美「まず車端部はロング、ドア間が3つあるけど中央だけロングでそれ以外転換クロス」

 

私「それと…改造で雨漏りとかしてないよね?」

 

由美「Twitter見ててわかってるけど雨漏りとかはないらしい。JR東日本はこんな豪雨でも踊り子の雨漏り放置なのかね」

 

私「JR東日本の無n…」

 

※ごめんなさいJR東日本の悪口で盛り上がったのでカットしました。

 

私「…結構本題からずれたけど言いたいことは前線が去ってほしいってことなんだよね?」

 

由美「そういうこと」

 

すると久々にあの人が現れた。

 

幸恵「私は悪魔のルシファー。本日も雨乞いを…」

 

由美「お前かい!!」

 

幸恵「あーほやー!!」

 

一瞬で雨が降り出した。善子ちゃんが見たらどうなるんだろう…そう思った矢先だった。

 

善子「ルシファー!!何やってんのよ!!ヨハネの服全部濡れちゃったじゃない!!」

 

幸恵「ごめんなさい…」

 

由美「…で、俺たちどうすればいいの?」

 

私「とりあえず幸恵ちゃん向こうで叱ってくる。由美ちゃんは善子ちゃんの相手お願いね」

 

幸恵「ルシファー!!」

 

善子「ヨハネ!!」

 

このあとこってりと油を絞りました。

 

しかしこの雨お盆まで続くなんて思ってもいなかったよ。雨の降るお盆って本当になかなかないぞ…。




次回は本作2度めの大井川鐵道ネタとします。その次は夏の近鉄祭りを開催予定です。


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大井川の山に登るならお早めに

今回からお盆以降のネタになります。完結まで1ヶ月半を切った…。

視点は鳳来寺シオンとします。


僕「よし、今日は18切符で静岡行くぞ!!」

 

トワ「中部高速鉄道はどうするの?」

 

由美「あのー、社員だからってJR乗っても怒られないよ?結構緩いしそのへん」

 

僕「なるほど」

 

2021年8月23日、塩釜口駅にて集合。僕たちは由美先輩やトワちゃんと一緒に今から静岡の方に行くんだ♪

 

僕「トワちゃんはその服どうしたの?」

 

トワ「今日はメイドさんにしてきたんだ。かわいいでしょ?」

 

僕「すごく可愛いよ♥由美先輩もその服は…?」

 

由美「これか。いつも重苦しい格好ばかりしているからたまには爽やかなワンピースにカーディガン1枚でもいいかなって」

 

僕「すごく似合ってますよ」

 

由美「ありがとうございます」

 

とはいえ僕もゴスロリ系の格好をしてきて、メイクも本格的にしてきた。動画内に映る気はない。

 

さて、JR名古屋駅まで中部高速鉄道で出よう。一番安い(Edepaプラスで0円)し。

 

〜※〜

 

名古屋中央駅到着。ここから歩いてすぐJR名古屋駅だ。

 

ここから新快速で豊橋まで出よう。

 

由美「それじゃあ静岡へ」

 

3人「レッツゴー!!」

 

こうして僕たちの旅は始まった。

 

【♪葉加瀬太郎『Bon Voyage』♪】

 

由美「今日も青空がきれいだなぁ」

 

トワ「お出かけ日和ですね」

 

こんな平穏な旅は久々だなぁ…そう思いながら豊橋まで乗るのだった。

 

豊橋到着後は普通列車で浜松に出る。浜名湖の景色が素敵で、中部高速鉄道の新居町運転所やヒーリングレイクタウン新居も車窓から見えるが今回はスルーしよう。

 

まあヒーリングレイクタウン新居が開業してから中部高速鉄道も黒字に戻ってきているからやっぱり商売上手であることが窺える。

 

そして乗ること30分、浜松に到着した。

 

由美「しかしどうしようね…。勇輝くんからは大井川がおすすめとか言われているけど俺はベイドリーム清水にも行ってみたいんだよねぇ…」

 

僕「あのー、それ勇輝先輩の罠ですよ?」

 

由美「平気平気♪奴とヤンデレはほとんど無縁だし」

 

トワ「不安だなぁ…」

 

勇輝先輩もAqoursのみんなと仲がいいし、その辺りに吹き込んでいそうなのが怖い。

 

そんなときだった。

 

??「あれ〜?トワちゃんを見つけたぞ〜?」

 

やばい逃げるぞ目の前の列車にダーイブ!!

 

…間に合った。

 

その直後、列車は発車。一応興津行だ。

 

彼方「トワちゃん、彼方ちゃんから逃げるなんてひどいなぁ〜」

 

こんな声が届いたかどうかは知る由もない。

 

〜※〜

 

トワ「浜松にあんなの来てるって聞いてないよぉ!!」

 

僕「静岡まで行かないほうがいいかもね…」

 

由美「まああの辺に捕まってもいいから大井川行くよ」

 

こうして金谷まで乗ることにしました。

 

そして金谷駅から大井川鐵道の千頭行き普通列車に乗る。

 

トワちゃんの追手は来ないが…、

 

門出駅にて悲劇が起きる。

 

??「あれ?由美ちゃんじゃん」

 

由美「いや千歌っちなんでいるんだよ?」

 

千歌「GPSで居場所当てて新居町から乗ってきたの」

 

由美「またあの南国急行か」

 

千歌「そうだよー♪」

 

由美「…で、俺はどうすればいいの?」

 

千歌「そのまま乗ってていいけど千歌を井川線の端まで連れてってくれるなら許してあげるよ♪」

 

由美「…切符は持ってるの?」

 

千歌「そこのKADODE OOIGAWAで午後からフリーきっぷを買ったのだー♪」

 

由美「それなら安心だね…金さえあれば」

 

千歌「井川トロッコの分は行き帰りあるよ」

 

由美「それなら本当に安心だわ」

 

もう先輩たちは放っておこう。百合の雰囲気が滲み出ている。

 

さらに山を登ること40分、千頭着。すぐさま井川線のトロッコに乗る。

 

乗ったのは先頭車だった。エンジンの音こそ響かないが、揺れは激しすぎる。

 

いくつもあるトンネルを抜けると…アプトいちしろ駅だった。

 

由美「とりあえず降りて連結見に行こう」

 

千歌「アプト機関車楽しみだね!!」

 

何が何なのか、とりあえず2人についていこう。

 

すると目の前にいたのは巨大な電気機関車だった。

 

そして…

 

ガチャン!!

 

この巨大機関車はさっき乗ってきたトロッコに連結したのだ。

 

千歌「これからこの坂を登るんだよ」

 

僕「なるほど!!」

 

トワ「勉強になります」

 

やっぱりにわかの鉄道系YouTuberは良くない(汗)アプト式の知識も皆無だったよ。

 

さて、列車はケーブルカーのように坂を上っていく。時速はたったの19キロ。

 

〜※〜

 

長島ダム着。

 

僕「これからどうする?」

 

由美「とりあえず俺たちは終点まで行って折り返す」

 

トワ「じゃあ奥大井湖上駅で一旦解散…ですかね」

 

千歌「そうしよう!」

 

こうして奥大井湖上駅で解散。列車は去っていった。

 

ここから湖上カフェで一息ついて、帰りの列車を待つ。

 

トワ「…はあ。ここから眺める湖もきれいだなぁ…」

 

僕「ここのコーヒーは結構美味しいね」

 

そして休むこと30分、帰りのトロッコがやってきた。

 

これに乗れば山を降りることができる。

 

行きと同様によく揺れるが、それでも行ったかいはあったなぁ。

 

〜※〜

 

千頭着。悲劇が起きたのはその時だった。

 

??「おかえりなさいトワちゃん。ずーっと、待ってたんだよ?」

 

トワ「彼方さん!?」

 

彼方「なんで浜松で逃げたの?そんなに彼方ちゃんのこと嫌い?違うよね?」

 

トワ「それ以前に怖いんだけど」

 

彼方「怖いんだったら、次の列車で一緒に山を降りようね〜♥♥♥」

 

トワ「いやああああああ!!」

 

僕「あっ!トワちゃん待って!!…遅かった」

 

こうして7200系の方面に強制的に引きずられて2人は去っていった。

 

…これ僕のところに…来ないよね?

 

??「見つけたよ?」

 

僕「えっ…どちらさまですか?」

 

??「とぼけるのですね?あなた鳳来寺シオンさんでしょう?」

 

僕「何を言っているのかしら?あたしは永平寺エミリアよ?間違えないでほしいわ」

 

しずく「じゃあなんでシオンさんだってわかるか言ってあげますね。その黄緑色の瞳と黒髪は明らかにシオンさんの特徴です。それから偽名の苗字に有名なお寺の名前を使うのはシオンさんクオリティだと思いますがいかがですか?」

 

僕「…バレたか」

 

しずく「じゃあ次のアプト乗りたいなぁ〜…なんて」

 

僕「でもベッタリはやめてよ」

 

しずく「やめないよ♥だってやっと会えて嬉しいんだから♥」

 

そんなこんなで着いたのは川根両国駅。もう一度戻ってきた。

 

しずく「ここが井川線のトロッコの駅なんだ…」

 

僕も夢中。しかも最終列車に乗れるからワクワクがいっぱいだ。

 

〜※〜

 

列車入線。もしかすると先輩たちも乗っているかもしれないが、とりあえず乗ろう。

 

最終列車のトロッコもやはり揺れる。

 

そして乗ること5分、千頭着。すると…、

 

由美「あれ?トワちゃんはどうしちゃったの?」

 

僕「女の子に連れられて山を降りていってしまいました」

 

由美「まぁたヤンデレか…なんで僕らこんなにもヤンデレをひきつけやすいんだろうね」

 

千歌「それからそこの子は…?」

 

しずく「桜坂しずくです。シオンさんのことが大好きで、山を登って来ちゃいました」

 

僕「色々振り回されて困ってるんですけどね…」

 

由美「なるほど…とりあえずこれからどうする?俺は山を降りて新居町まで帰るよ」

 

千歌「そうしよう!!」

 

こうしてまたもや4人で帰ることに。

 

金谷からは浜松を経由して新居町に戻る。

 

帰ってからのこと。

 

トワ「シオンちゃん怖かったよぉ…」ポロポロ

 

僕「すぐに対応できなくてごめんね…」ポロポロ

 

由美「やれやれだね…」

 

千歌「うん」

 

しずく「それはそうと私はどうすれば…」

 

由美「しずくちゃんは鎌倉でしょ?だから今日はちょっと新居町の事務所で泊まってっていいよ」

 

しずく「ありがとうございます!この御恩は一生忘れません!!」

 

こうしてしずくは新居町で泊まることになりました。

 

とりあえず色々平和に終わったが…1万円近くの出費は名家のお嬢様兼YouTuberとはいえ中学生にはきつい。




次回は夏の近鉄祭りとします。


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Aqours夏の近鉄祭り2021 #1 真夏の鼓ヶ浦

春に続き夏もやります。夏は3回です。視点は国木田花丸とします。

なお、前もって言っておきますが、秋と冬は次回作に回します。


由美「やったー!!また近鉄に乗れるぞー!!」

 

マル「由美ちゃん凄く嬉しそうずらね♪」

 

果南「だけど花丸ちゃんこの前は本当にごめんね!!」

 

マル「もう気にしていないずら。それより近鉄の次に阪神バカにしたブラックロシアのほうが許せないずら」

 

由美「まあね。しばらく本作の出演禁止令出してるし」

 

先日、新居町で会議があったとき、果南ちゃんが近鉄にボロと言った件に関して謝ってくれました。それでもよっぽど怯えていたのかもう一度謝ってくれたけど、もう阪神バカにした仲喜くんよりはずっとマシずら。

 

というわけで3人で近鉄に乗りに行くことにしました。

 

由美「…で、今日どこまで行く?」

 

果南「三重の海が見たいなぁ」

 

マル「じゃあ鼓ヶ浦まで行く?」

 

由美「そうしよう!」 

 

てなわけで、いつも通り、3番線の急行に乗ろう。

 

そして来ていたのが…。

 

由美「おっ!いたいた!DG12!!」

 

果南「由美は5800系が好きなんだね」

 

由美「当たり前だよ!名古屋線最新鋭なんだゾ?」

 

マル「ちなみにマルは2800系のAX17が大好きずら。くどいけど由美ちゃんも早く鞍替えしようよ〜」

 

由美「それは…無理だ」

 

マル「むー…」

 

この程度でマルはキレない。本当は由美ちゃんにも鞍替えしてほしいのは山々だが、ルビィちゃんと一緒でVVVFが大好きだからね。

 

そして、列車は名古屋駅を発車する。

 

【♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

やっぱり車窓の風景も素敵ずら〜♪

 

そして乗ること40分、白子着。結構由美ちゃんカメラ回していたね。後ろもVC43だったから凄く嬉しかったみたい。

 

白子から鼓ヶ浦までは歩くんだけど…、

 

由美「暑い…」

 

マル「暑くて溶けちゃいそうずら…」

 

真夏の太陽がギンギラギンで思考が停止しちゃいそうずら…。

 

果南「こら、2人とも弱音なんか吐いていないで歩くよ♪」

 

も〜う、果南ちゃん強引すぎるずら〜…。

 

〜※〜

 

歩くこと15分、ヘトヘトになりながら着いたのが…

 

由美「海だ!!」

 

鼓ヶ浦だった。しかし誰もいない。

 

由美「だけどこうして波の音を聞くのも悪くはないよ」

 

果南「淡島の海ともまた違う雰囲気だからね」

 

こうして波の音に浸りながら約15分。波の音は涼しいけど暑さだけはどうにもならなかった。

 

由美「どうやって帰ろうね」

 

果南「一度鼓ヶ浦駅まで歩きたいなぁ…なんて」

 

マル「まだ歩くのぉ〜?」

 

由美「文句言うんじゃないよ。鼓ヶ浦駅のほうが近いぜ?」

 

マル「それなら理解したずら」

 

普通列車しかないけど、別にそれくらいで文句はないずら。

 

〜※〜

 

そして鼓ヶ浦駅で見かけたのは行きに乗ってきたVC43とDG12のペア。由美ちゃんは撮影に夢中ずら。だけど鼓ヶ浦は通過していく。

 

その後、改札をくぐって普通列車を待つ。ホーム有効長は6両あるけど今は3両までしか停車しない。

 

そしてひのとりや汎用特急が次々と通過していく。

 

そして待つこと約15分、3両編成の普通列車がやってきた。ワンマンではない。

 

これに乗って白子まで向かう。

 

そして白子で後続の急行を待つ。

 

由美「やっぱり近鉄はいいよなぁ」

 

マル「でも由美ちゃんがこんなにも近鉄に愛を注いでいると嫉妬しちゃうずら」

 

果南「私も嫉妬しちゃうけど…去年ダイヤと四国まで行ったとき反省したんだよね…」

 

マル「まさか…」

 

果南「写真すぐに消してたよ?」

 

マル「…それは流石にやりすぎずら」

 

果南「ごめんね…」

 

マル「果南ちゃんの中でも今の果南ちゃんが一番好きずら」

 

果南「ありがとう♥」

 

そんなこんなで次の列車が来る。由美ちゃんは撮影に夢中だったけどちゃんと乗った。

 

〜※〜

 

塩浜停車中にまた特急の通過待ちをする。

 

マル「どこに行こうとしているの?」

 

由美「また特急の通過撮るんだよ」

 

マル「マルも行くずら」

 

由美ちゃんの足止めはしない。だけど由美ちゃんも近鉄も大好きなマルは一緒に撮りに行く。

 

そしてやってきたのはサニーカーとACEのペアだった。8両編成が駅を通過していく姿は圧巻される。

 

そして発車なので急行列車に乗り込み…、

 

四日市駅にて下車した。

 

そしたら特急ひのとりがまたやってきた。ひのとりはいつ見ても未来ずら〜♪

 

果南「そうだ!久々にアニメイト行ってみようよ!」

 

由美「またそれか」

 

マル「問答無用で行くずら♪」

 

そしてアニメイトに入ったら、読者の皆さん、もうわかるよね?

 

由美「ってことはまさか…」

 

マル「オラたちのグッズを買うずら♪」

 

由美「やっぱり…」

 

もうこの作品ではアニメイトとかゲーマーズでは必ず由美ちゃんに買わせるずら♪

 

当然、それで必ずと言っていいほど千数百円くらいなくなるのはお決まりのパターン。だけどそんなのは関係ないずら♪

 

〜※〜

 

駅に戻ってから。

 

由美「もう金がないよ…帰りの金はあるけど…」

 

マル「それなら名古屋まで帰るずら♪」

 

当然、帰りの列車は急行。特急なんてのは使わないずら。

 

そして夕暮れの哀愁に浸りながら名古屋駅着。

 

由美「また地獄の近鉄祭りが来てしまったか…こりごりだよ…」

 

マル「だけど今日は由美ちゃんと一緒だったから嬉しかったずら♪」

 

由美「だね。じゃあ今回はこれで終わり!閉廷!以上!皆解散!!」

 

やっぱりこの言葉言っちゃったずら…だけど大丈夫。果南ちゃんがいるから。

 

直後に果南ちゃんは由美ちゃんの手に手錠をかけた。

 

果南「由美、カエサナイヨ?」

 

由美「またか…」

 

よし、これで皆でオールナイトで楽しむずらー!!




次回はもう9月の可能性もありますが、連載終了のお知らせの回をやるかもしれません。9月30日付の収録で完結予定ですが、次回作に続きます。


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【悲報】本作連載終了のお知らせ

なんとなく作者が語るかと思いますが、違います。とはいえ完全なメタ発言回です。視点は鳳来寺シオンとします。


僕「…はい?」

 

千歌「何があったの?」

 

僕「千歌先輩聞いてくださいよ。なんかあと1ヶ月で連載終了とか聞いてないのに!!」

 

千歌「ちょっと待って…えぇっ!?」

 

僕と千歌先輩は「本作品連載終了のお知らせ」を見て驚いていた。

 

そんなとき、由美先輩が現れた。

 

由美「そのお知らせ読んだのか」

 

僕「そうですけど…」

 

由美「もうね…230話も連載していて読者数が相当やばいことになっているから連載終了して次回作に移るって言ってた」

 

僕「次回作って…僕たちはまだ出演できるんですか?」

 

由美「ほとんどの作家さんが次回作には完全に主人公変える傾向があるけど作者さんそういうの苦手だからそのままキャラも時系列も引き継ぐって」

 

僕「やったー!ありがとうございます!!」

 

千歌「ところで仲喜くんは…?」

 

由美「あいつは本作の最後まで出さん。阪神と近鉄馬鹿にした罪は重いから鉄道ネタには当面の間出せなくなってる。反省したみたいだけど」

 

千歌「だけど由美ちゃんの判断は正しいよ。まだ阪神の件はむしゃくしゃしてるし、今謝罪してもらっても千歌は許せないと思う」

 

由美「だよね」

 

僕「ところで今後の連載について何か作者情報とかありますかね?」

 

由美「あるよ」

 

由美先輩は1枚の紙を用意してくれた。

 

由美「まずちょっとシオンちゃんとトワちゃんには近日中に東京スカイツリーに行ってもらう」

 

僕「東京行かせるんですか?」

 

由美「ごめんヤンデレの相手するだけで収入が入るから許して!!」

 

僕「もう…わかりましたよ」

 

由美「それからその次に夏の近鉄祭り第2回やります」

 

千歌「誰と行くの?この前みたいに花丸ちゃんと果南ちゃんを連れて千歌を置いていくとかしないよね?ね?」

 

由美「それは、未定」

 

千歌「逃げるな卑怯者!!」

 

僕「まあまあ、千歌先輩落ち着いて」

 

由美「それとSaint Snowの回もやらなきゃ」

 

千歌「だね。3年半お世話になった2人にも最後に出さないとね」

 

僕「それと由美先輩には兄弟がいましたよね…?会うのいつにします?」

 

由美「ごめんそれは次回作に回させて!!」

 

僕「…いいですけど会わせてください約束ですよ!!」

 

由美「当たり前よ!!」

 

千歌「その後はどうなるの?」

 

由美「夏の近鉄祭りを終えたら最終回って話だった。それ以降は次回作にします」

 

千歌「次回作も楽しみ♪」

 

由美「まあ俺も次回作で新潟遠征とか計画してるし、面白いこといっぱいしようよ」

 

僕「僕も楽しみになってきました」

 

千歌「よし、じゃあ今後も頑張ろう!」

 

3人「オー!!」

 

しかしこの作品は終わるけど、今後も出られるとわかって一安心。だけど作者さんの無能っぷりは浮き彫りだったね…あはは。




次回から最終月の2021年9月ですが、次回はとあるアニメのネタのパクリをやります。


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ご自由にお取りくださいに騙されるな(迫真)

今回は予定通り、シオンちゃんにちょっと痛い目に遭ってもらいます。視点は鳳来寺シオンとします。


僕「しかしなんで東京…」

 

トワ「だけど給料入るしいいでしょ」

 

本日、由美先輩から仕事が入って浅草に来ていた。とりあえず浅草寺とスカイツリーを見ておいでとか言われたからやっていかないと。

 

僕「まあ、今の時点でヤンデレいないしいいか」

 

そう言って、僕たちは取材を始めるのでした。

 

その時だった。

 

1人の女の子が光となって現れた。

 

??「あれ…ここは、どこ?」

 

僕「ここは浅草だけど…もしかして未来から来た人?」

 

??「うん。私、天王寺璃奈。2024年の未来から自作のタイムスイッチでやってきたの」

 

僕「こんにちは…」

 

璃奈「もしかして怖かった?ごめんね、私、表情を顔に出すのが苦手で、つい無愛想って言われちゃうんだ。だから怖がられたかなって」

 

僕「大丈夫。怖がってなんかいないよ」

 

璃奈「良かった。それともしかして鳳来寺シオンさんと久遠寺トワさんかな?」

 

トワ「そうだけど…なんで知っているの?」

 

璃奈「初めてあなたたちがYouTubeに出ていることを知って、今でも見ているんだ。2年後のあなたたちは凄い人気になっているよ」

 

僕「そうなんだ。頑張らなきゃ」

 

璃奈「ところで2人はこれから何をするの?」

 

トワ「今から仕事で浅草寺とスカイツリー巡れってお達しが来ているからそこに行こうと思う」

 

璃奈「その2箇所はお勧めだから私も案内したい。璃奈ちゃんボード『むんっ!』」

 

僕「ありがとう!」

 

こうして僕たち3人はまず浅草寺を巡ることになりました。

 

〜※〜

 

雷門も相変わらず人が多い。さすが東京の観光地は他と違うね。

 

そしてトワちゃんと一緒に写真を撮る。璃奈さんは未来から来たということで辞退した。

 

その後、浅草寺でお参りし、おみくじを引くが…、

 

 

大凶だった。

 

僕「なんでこんなの出るの〜!?」

 

トワ「多分このあと嫌な災難が降りかかるとしか思えない…」

 

トワちゃんも末吉とあまりよろしくない結果だった。

 

璃奈「そうだ。浅草と言ったらねぎま鍋もお勧めだよ」

 

僕「じゃあそこで昼を取ろう」

 

こうしてねぎま鍋をいただくことにしました。

 

マグロの脂とネギが絶妙に絡まり合って美味しい。ぜひ皆さんも浅草に行ったら食べてもらいたい。

 

〜※〜

 

さて、スカイツリーラインの6両編成の普通列車に乗ってとうきょうスカイツリー駅まで出る。

 

さあ、目的通りスカイツリーの日本一の景色を楽しむぞー!!

 

エレベーターで頂上に登る。楽しみだなぁ…ワクワク。

 

そして到着後…東京の町並みが広がっていた。流石高さ450mの景色。

 

トワ「シオンちゃん、あそこになんかお菓子があるよ!!」

 

僕「お菓子!?行ってみないと!!」

 

僕はお菓子が大好き。えっ?太らないのはなんでかって?こう見えても旅先ではちゃんと散歩もしているし、学校の体育ではちゃんとやっているよ?

 

さて、そこにはアクリルの箱に入ったたくさんのグミが入っていて、「ご自由にお取りください」と書いてあった。

 

僕「じゃあ5粒くらいいいよね」

 

トワ「うん。僕も7粒くらい行こうっと」

 

璃奈「あっ、それはそんなに取り過ぎちゃ…」

 

璃奈さんの声は届かず、ついつい5粒のグミを歯で食いつぶした…ら、

 

ビーッ!!ビーッ!!ビーッ!!

 

なんで警告ブザーが鳴るの!?

 

璃奈「2024年のときでもそうだったけどそのグミを4粒以上取って食べると強制的に天辺に送られてダンスを踊らされたあと強制的に地上に送還されるんだよ」

 

僕・トワ「それを先に言ってよー!!」

 

璃奈「じゃあ私は地上で待っているから、頑張ってね。璃奈ちゃんボード『三三七拍子』」

 

そして僕たちは強制的にスカイツリーの天辺にワープさせられてしまった。

 

そして送られた先では衣装が僕のはAqoursの『君ここ』、トワちゃんのはμ'sの『ぼららら』になっていた。

 

この時点でカオスすぎるけどそれ以上にカオスなのは曲だった。

 

僕「えっ、ここが天辺?」

 

トワ「僕たちこれからどうなるの?」

 

【♪STARRY PLANET『キラリ☆パーティ♪タイム』♪】

 

しかも僕たち歌っているんですけど!!

 

ラブライブの衣装にアイカツプラネットの曲ってこれ本当にカオスすぎません作者さん!?なんとかしてよあくしろよ(淫夢)!!

 

〜※〜

 

地獄の3分が終わり、僕たちは地上に送還された…

 

僕「いたた…」

 

??「あれ?シオンさんじゃん」

 

僕「結月さん?なんでここに?」

 

結月「僕もスカイツリーに上りにきたんだ〜」

 

水無月結月さん現る。嫌な予感はしないけど、不安だなぁ…。

 

結月「それはそうとさっきの水色のシナモロール可愛かったよ」

 

バッチーン!!

僕「もうっ!!結月さんのエッチ!!」

 

流石に僕も年頃の女の子だからスカートの中のパンツを見られたら流石に恥ずかしい。

 

僕「…だけど、可愛いって言ってくれて嬉しかった。結月さんくらいに見られても、僕は平気だなって」

 

結月「それで、僕はどうすれば…」

 

僕「結月さんも今日は珍しくスカートだね。何があったの?」

 

結月「さっきのバンドの練習の後罰ゲームで女装させられてそのまま今日1日中街中歩いて味噌って言われちゃってさ…」

 

僕「じゃあ結月さんのスカートの中も見ていい?」

 

結月「えっ、それだけは…」

 

僕「えいっ!」ペロッ

 

結月「嫌っ!!」

 

僕「これでおあいこだね。結月さんのピンクのハローキティも可愛かったよ」

 

結月「もうっ!!…だけどこれがスカートの中を見られたときの気持ちなんだね…」

 

僕「でしょ?もうやらないね?」

 

結月「はい…ごめんなさい…」

 

するとまた危険な輩が現れた。

 

??「あら、結月じゃない。この子は誰かしら?」

 

僕「僕は鳳来寺シオンと言います。鉄道系YouTuberもやってます。結月さんとはただの友達です」

 

果林「私は朝香果林。八丈島出身だけどこの前モデルとしてデビューしたばかりなの。ところで結月、私以外の子のパンツで興奮してたわね。ドウイウコトカシラ?」

 

結月「それは…その…」

 

果林「ちょっとお仕置きが必要かしらね♥さあ、行きましょう♪」

 

結月「嫌だああああ!!」

 

結月さんもヤンデレ被害者だからね…。

 

…そういえばトワちゃんと璃奈さん探さなきゃ。

 

トワ「おーいシオンちゃんこっちこっちー!!」

 

僕「今行くー!!」

 

こうしてもう一度集まることができた。

 

トワ「さっきまで高咲侑ちゃんって子と話していたら歩夢ちゃんって子がやってきて連れられて去っていったんだけど…」

 

僕「自分のこと何と紹介した?」

 

トワ「シオンちゃんの幼馴染みだって言ったら歩夢ちゃんに凄い目の敵にされたんだ…」

 

僕「歩夢ちゃんも僕のことが侑ちゃん並にすごく好きみたいだし…だけど下手に振り回されるのは嫌だよね」

 

しばらくして、璃奈さんがやってきた。

 

璃奈「2人とも、すごく素敵だった。あそこまで2人とも嫌がっていたけど、私見とれちゃった。璃奈ちゃんボード『キラキラ』」

 

僕「ってことは、かっこよかったのかな?」

 

璃奈「うん。だからね、2人にはもっと自信を持っていろんな物事に果敢に挑んでほしい。そうしたらもっと輝けるんじゃないかなと思う。私、応援しているから」

 

2人「本当にありがとう!!」

 

すると璃奈さんの体が光になって消えていく。

 

僕「嫌だ…別れたくないよ!!」ポロポロ

 

璃奈「でもごめんね。そろそろ時間切れかも」

 

トワ「ちゃんと未来で待っててくれるよね?」

 

璃奈「うん。絶対。未来で会えるから」

 

僕「じゃあそろそろ…」

 

全員「またね!!」

 

そう言って璃奈さんは消え、未来へ帰っていった。

 

その直後だった。

 

??「おや?トワさんがこの近くにいますね…」

 

僕「まずい!!逃げるぞ!!」

 

トワ「うん!!」

 

こうして押上駅の浅草線ホームに潜り込むことに成功した。ここから京急と中部高速鉄道を乗り継いで新居町に帰ろう。

 

しかし、こんなので甘く見てはいけなかった。

 

ヤンデレは改札を強行突破して浅草線のホームにやってきた。

 

??「ようやく見つけましたよトワさん。私と会っていない間に何をしていらしたのですか?」

 

トワ「それは…その…」

 

菜々「私はあなたに会えてすごく幸せです。芸名を使ったり、アイドルらしく振る舞ったり…そういうあなたに私は憧れていました。それなのに私から逃げ続けるのは明らかに私に対する冒涜でしょう?」

 

僕「やめてくださいトワちゃん泣いていますよ?」

 

菜々「トワさんが泣いても無駄です。もう決めてあります。トワさんは皆さんのアイドルですが、最終的には私だけのアイドルにしようという目標があるので。さあトワさん、一緒に改札を出て、私と一緒に幸せな楽園に行きましょう♥♥」

 

トワ「やめてよおおおおお!!」ズルズルズル

 

なんでこうなるのさ…。とはいえ、予定通り快特三崎口行きと、快速梅田行きを乗り継いで新居町帰るか。

 

〜※〜

 

やってきたのは京急600形608F。京急の中でも僕の一番好きな列車だ。

 

三菱のGTOインバータといい、4M4T構成といい、僕をとにかく魅了させてくれる。

 

さて、横浜までは一瞬で着いた。その時だった。

 

??「あれ?シオンさん?」

 

僕「なんでいるのさ?」

 

しずく「あなたが他の女の子と話していたと聞いて来てみたんだけど…」

 

僕「うぐっ…」

 

しずく「図星っぽいね」

 

僕「許してよしずく!!」

 

しずく「嫌だよ。だっていつでもシオンさんはそうやって女の子も男の子も誑かしちゃうんだから嫉妬しちゃうの」

 

僕「ごめんなさい…」

 

しずく「何なら私の部屋に監禁してもいいんだよ?」

 

僕「すみませんそれだけは…許してください何でもしますから!!」

 

しずく「ん?今、何でもするって言ったよね?」

 

僕「えっ、まさか…んんっ♥」

 

急にしずくにスカートをめくられてパンツ越しに秘部を弄られた。

 

しずく「シオンさんのパンツ、子供向けのシナモロールで可愛い♥」

 

僕「やめてよ急に!!んあっ♥♥」

 

しずく「やめないよ♥監禁されたくないんでしょ?」

 

僕「イッちゃいそう♥」

 

しずく「まだだよ♥」

 

僕「あっはあああん♥♥♥」

 

しずく「今度はこっちも弄ってよ」

 

するとしずくは自身のスカートをたくし上げて大人びた水色のパンツを見せてきた。

 

しずく「自分のしたことが何かわかってるでしょ?」

 

僕「ごめんなさい…」

 

しずく「悪いと思うならやってみてよ」

 

そして僕はしずくの大事な部分を弄りまくる。

 

しずく「んあっ♥シオンさん♥シオンさん♥イッちゃうううううう♥♥♥」

 

こうして僕たち2人は果てました。

 

〜※〜

 

しずく「やっぱりシオンさんと一緒にいると楽しいね♥」

 

僕「やっぱり泊まって行きたいけど…」

 

しずく「中部高速鉄道からの仕事でしょ?知ってるよ?だけど聞いちゃった。ヤンデレの子の家に泊まってくることも仕事だって」

 

僕「しずくはヤンデレじゃないでしょ?」

 

しずく「えっ?ヤンデレだよ?演技から始めたけど、結局シオンさんのこと世界で一番好きになっちゃった♥」ハイライト消し

 

僕「逆に怖いんだけど…」

 

しずく「今から一緒に鎌倉まで行こうね♥♥♥」

 

僕「…うん」

 

やっぱりしずくには逆らえないなぁ…。




書いているだけで変態親父になってきてるwww

次回は第2回夏の近鉄祭りとします。


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Aqours夏の近鉄祭り2021 #2 南海電車は楽しいなぁ〜

予定通り、第2回夏の近鉄祭りを開催します。今回は初の非名古屋線回です。視点は青山由美とします。


俺「しかしなんでまた…」

 

ダイヤ「あら?もう飽きたんですの?」

 

ルビィ「由美ちゃんは近鉄が大好きなんでしょ?」

 

俺「違う。ちょっとくらい一人旅させてよ。近鉄乗るって言ったらみんながついてくるしちょっと呆れた」

 

本日、一人で近鉄に乗って大阪に行こうとしたらまたあのへんがついてきてもう泣きそうなんですけど…。

 

ダイヤ「それは嫌ですわ。私たちの大事な由美との旅はいつでも楽しいのですもの」

 

ルビィ「そうだよ。ルビィたちを置いた旅なんて認めないんだから!!」

 

俺「俺には一人旅の権利はないのか…」

 

ルビィ「ないです」

 

俺「もうやだ…」

 

とりあえず行くか。

 

ダイヤ「実はひのとりに乗るのは初めてでして」

 

ルビィ「ルビィもそうなんだ」

 

俺「まあ俺は千歌っちとマルと仲喜くんと乗ったことがあるからね」

 

ダイヤ「それなら安心ですわね」

 

さて、5番線にひのとりがやってきた。

 

真っ赤に輝く車体はいつ見ても美しい。

 

俺「そろそろ乗るぞ」

 

ダイヤ「そうですわね」

 

ルビィ「ひのとり楽しみ〜♪」

 

こうして今回の近鉄祭りは始まった。

 

【♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

空は曇っているが、ひのとりは力強く走り続ける。

 

そして津を出ると鶴橋まで停車しない。

 

俺「おっ!高安の通勤車が見えてきたぞ!!」

 

ダイヤ「大阪に入ったのですね!!楽しみですわ♪」

 

さて、その後も列車は止まることなく走り続け、布施より先からは複々線の区間に入っていく。

 

そして鶴橋停車後、上本町駅から地下に入る。

 

その後まもなく難波着。2時間近くの長旅だった。

 

そんなときだった。嫌なことを思い出してしまった。大学の単位?それよりひどい話だよ。

 

ダイヤ「あら?何を悩んでいるんですの?」

 

俺「そういえば仲喜くんが降板の危機に瀕しているんだった…」

 

ルビィ「えっ?お兄ちゃんが!?」

 

ダイヤ「なんでそれをもっと早く言ってくれなかったんですの!?」

 

俺「千歌っちとマルがむちゃくちゃ腹を立てていたから薄々気づいていたかなって」

 

ダイヤ「千歌さんと花丸さんに何かあったんですの?」

 

俺「ほら、仲喜くんが近鉄馬鹿にしてマルに喧嘩売った話は知ってるでしょ?」

 

ルビィ「うん」

 

俺「アイツ今度は阪神電車を冒涜して千歌っちに喧嘩売った挙げ句千歌っちは今謝っても許せないとか言っているからこれはまずいんじゃないかなって」

 

ダイヤ「阪神電車まで侮辱するようではたちが悪すぎますわね…」

 

俺「でしょ!?ちなみにアイツはE231系とかE233系とかが大好きだって言ってたからクロスシートと鋼製車体に恨みでもありそう」

 

ルビィ「今度は阪急と京阪馬鹿にしそうで怖いなぁ…」

 

俺「こんなこと思い出すなら来るんじゃなかった。帰るか…」

 

ダイヤ「何を言っているんですの?せっかくの5000円が無駄ですわよ?」

 

俺「こんなんじゃ帰るしかないよ…」

 

ダイヤ「そうやって逃げるんですの?」

 

ルビィ「大阪なんてなかなか行けないんだよ!?」

 

ダイヤ「だから今回は忘れて楽しむのですわ!!」

 

俺「…うん。そうするよ」

 

ダイヤ「それでこそ私たち、いや皆さんの由美ですわ!!」

 

こうして南海電車に乗りに行くことになりました。

 

〜※〜

 

まず乗るのは高野線、いや泉北線の和泉中央行き。南海電車に乗るのも去年の冬に南海泉北ラインさんと一緒に乗ったときだなぁ…。

 

ダイヤ「なんとなく相模鉄道を思い出しましたわ」

 

ルビィ「えっ?お姉ちゃん相模鉄道にも乗ったことあるの?」

 

俺「俺と一緒に乗ったんだ。横浜に着いたあと相模鉄道と小田急乗り継いで小田原まで出たことがある」

 

ルビィ「写真見せてよ」

 

ダイヤ「ごめんなさい私が全部消してしまいました」

 

ルビィ「お姉ちゃん、それはやりすぎだよ」

 

ダイヤ「申し訳ありません…」

 

俺「あのときはダイヤと果南のダブルパンチだったから逆らえなかったぞもう…」

 

ダイヤ「まだ怒っているんですの?」

 

俺「怒ってはいないけど…苦すぎる思い出だったなって」

 

ダイヤ「本当に反省しております。二度としませんので」

 

ルビィ「本当だね?」

 

ダイヤ「はい…」

 

こうしてあっさり許してもらえた。てか果南とマルのときもそうだったけど写真全消しってやりすぎなんだ…。

 

そして堺東駅まで乗る。

 

〜※〜

 

堺東駅ではとにかく撮ろう。

 

長老の6000系やVVVFの泉北5000系、そして最新鋭の8300系etc…

南海は難解だから何回も乗りたくなる電車、やな。

 

ダイヤ「何平然とオヤジギャグを置いているんですの?」

 

俺「えっ?心の声聞こえてた!?」

 

ダイヤ「それくらいは思いつきますわよ!!」

 

俺「ダジャレ行ったから写真全消しとかは…」

 

ダイヤ「するわけ無いでしょう?別にダジャレ程度でウケるのはあなたと作者程度なので」

 

おいこら作者さん執筆中に下卑た笑い浮かべるんじゃねえぞこの野郎。

 

さてと。

 

ダイヤ「次どこにします?」

 

ルビィ「ルビィは水間線も見たいなぁ」

 

俺「じゃあ天下茶屋経由で貝塚行くか」

 

こうして6200系急行に乗り天下茶屋に戻る。そして待つこと数十分、

 

ルビィ「やったぁ8300だぁ!!」

 

空港急行に8300系がやってきた…そういえばルビィちゃん前無骨な521系に愚痴こぼしていませんでした…?

 

まあ本当はJRにいい印象がないらしいけど。

 

ダイヤ「さあ、乗りますわよ♪」

 

【♪SOUND BANK『231_33』♪】

 

空は曇っているけど、列車は俊敏に駆け抜ける。そして貝塚まで乗って列車は去っていく。

 

ルビィ「あれが水間線の列車だ!!」

 

改札を出てすぐ、水間鉄道を見に行く。だけど帰れないのは嫌だから乗らない。

 

俺「しかしここからどうするか…」

 

ルビィ「一度なんばパークス行くのはどうかな?」

 

ダイヤ「それいいですわね!!」

 

こうして帰りも空港急行、しかも1000系に乗って難波まで戻る。

 

〜※〜

 

難波からはなんばパークスに行こう。その前にラピートを撮影させてくれたダイヤには感謝したい。

 

なんばパークスはサントムーン柿田川よりずっと大きなショッピングモール。葉加瀬太郎さんのLoving Lifeがテーマ曲になるというほど。

 

ルビィ「こういうところ一度来てみたかったんだぁ♥」

 

俺「ルビィちゃん嬉しそうだね」

 

そして見回ったあとのこと。

 

ダイヤ「とりあえず日本橋を歩いてみませんか?」

 

ルビィ「うゆ!!」

 

あ、これ嫌な予感がするわ。とりあえず歩くけど。

 

その予感は的中した。

 

俺「あのさぁ…ここ来て僕がまた買うとでも思ってんの?」

 

ルビィ「えっ?買うんだよ?」

 

ダイヤ「買わずに出るなど有り得ませんわ」

 

よりによってアニメイトに寄ったら旅のお供のグッズを必ず買わされるわけですよ…。また数千円なくなっちゃったよこの野郎。

 

そして夜はラーメン一択。やっぱり家系ラーメンは美味しい。

 

ダイヤ「このあとどうします?」

 

ルビィ「ルビィは最後に551蓬莱の豚まん買って帰りたい」

 

俺「…あれ?ハルカスとか言わないんだ。高いところではしゃぐとかあるかなって」

 

ルビィ「そんなこと言わないでよ!!ルビィももう大学生なんだから、由美ちゃんに子ども扱いされたら傷つくよ!!」

 

俺「ごめんなさい…」

 

ダイヤ「それならとりあえず行きましょうか」

 

こうして百貨店の地下にある551蓬莱の豚まんを大量購入しました。

 

俺「そろそろ名古屋に帰るか」

 

ルビィ「待って!!」

 

俺「どうしたの?」

 

ルビィ「これだけ時間があるなら西九条まで阪神電車に乗って折り返してくることもできるんじゃないの?」

 

俺「阪神電車行ってみたい!!」

 

ダイヤ「それなら乗っていきましょうか」

 

難波駅まで戻り、直後に阪神尼崎行きに乗る。

 

ルビィ「これが1026系なんだ…」

 

俺「さすが近鉄」

 

いつ乗っても1233系列は素敵だ。

 

俺「そういえばダイヤは近鉄の通勤車だとどの系列が好き?」

 

ダイヤ「私はどちらかといえば1430系ですわ。日立より三菱のGTOインバータのほうが好きなので」

 

ルビィ「ルビィはやっぱり1233系かな」

 

俺「こらこら姉妹同士で争わないの」

 

2人「争うつもりはないよ[ありませんわ]」

 

なんとも言えない…。

 

しばらくして西九条、そこから改札を出て折り返そう。

 

帰りは西九条から上本町、鶴橋と乗り継ぎ、20:36の特急で帰る。

 

帰りの列車にて。

 

俺「なんかさ…」

 

ダイヤ「どうしたんですの?」

 

俺「俺さ…未だに不謹慎発言とか、子供っぽいはしゃぎ方とか、まだまだ未熟なところが多いなって思うんだ。こんなんじゃ他の企業に派遣されてもすぐ捨てられるさ…」

 

ダイヤ「そんなことはありませんわ!!」

 

俺「えっ?」

 

ダイヤ「いつもは怠惰な由美ですが、仕事をする際はテキパキやっているというふうに伺いましたし、多くの社会で十分に通用すると思いますわ。あとは知識くらいですが、それは長い間かけてしっかり身につけていけると個人的には思っています。たとえ留年しても、必ず卒業する。あなたならそれができると信じていますので」

 

俺「ダイヤ…ありがとう…うわあああああん!!」

 

ダイヤ「よしよしですわ…」

 

俺は泣きながら寝てしまった。目が覚める頃にはもう名古屋駅に到着していた。

 

俺「しかしもう遅いなぁ…そろそろ家に帰るか」

 

ダイヤ「何を言っているんですの?まだ開いている店はあるのでそこに寄りましょうよ」

 

俺「えっ…それは…あーもう終わり!!閉廷!!以上!!みんな解散!!」

 

まあ千歌っちやマルは許してくれなかったけどいつも厳しいダイヤならこのあたりは寛容だろう。

 

そう思ったら大間違いだった。

 

ダイヤは俺の腕をガシッと掴んできた。

 

ダイヤ「なぜそんなことを言うんですの?帰しませんわよ?」ハイライト消し

 

俺「いや、千歌っちやマル、果南は許さなかったけどダイヤならここは許してくれるかなぁって」

 

ダイヤ「許すわけないでしょう!?ふざけるのも大概にしなさい!!」ハイライト消し

 

俺「ゴメンナサイ…」

 

ダイヤ「そうなったらルビィ、決まっているでしょう?」

 

ルビィ「いっぱいいじめようね、お姉ちゃん♥♥」

 

俺「ちょっと待てよおおおお!!」

 

近鉄祭りは俺にとっていつでも地獄の結末だよ…。




次回は初となるSaint Snow×鉄道回です。ちなみに先日315系に乗ったのは内緒。


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北の雪のアイドルは東急マニア!?

今回は最後のSaint Snow回です。また、今回、とある悲報も判明します。

視点は青山由美とします。


俺「しかしなんで渋谷に…シオンちゃんもいないのに…」

 

ルビィ「渋谷にでもトラウマがあるの?」

 

俺「そういうわけじゃないけど…何が起きるのか不安」

 

??「不安なんてありませんよ?」

 

俺「聖良さん!?」

 

ルビィ「理亞ちゃんも久しぶりだね!!」

 

聖良「なぜ私のことを知っているのですか?」

 

理亞「別に、ルビィに会いたいから来たわけじゃないから」

 

俺「山部仲喜くんから詳しい話は伺っております」

 

聖良「あいつですか…」

 

ルビィ「あいつってことは…?」

 

理亞「兄様が近鉄と阪神馬鹿にしてからかなり印象が悪くなったの。阪神趣味も近鉄趣味も遊びじゃないもの」

 

俺「ちなみにあの害悪は作者さんの作品から降板させることも考えてます」

 

聖良「由美さん、それが妥当だと思います。できれば今年度中に一度降板させるべきでしょう」

 

理亞「それはそうとルビィ、兄様のことを『お兄ちゃん』と呼んだそうね。どういうことかしら?」

 

ルビィ「知ってたの?」

 

理亞「知ってたも何も、エロ動画のサイトにだだ漏れよ」

 

ルビィ「それで何かいけなかった?」

 

理亞「ちょっと嫉妬しただけ。今はそうでもないけど」

 

ルビィ「なんかごめん…」

 

俺「それはそうと、あたしにヤンデレになるわけ…」

 

聖良「ないじゃないですか。由美さんがヤンデレに手を焼いているのはお茶の間に流出しているので。ルビィさんがヤンデレになっているということも知っているんですよ?」

 

ルビィ「ごめんなさい…」

 

理亞「とりあえずバカ兄様についてはもう放置することにしたわ」

 

ルビィ「…で、これからどうする?」

 

聖良「東急田園都市線で二子玉川駅まで行きたいなと」

 

俺「実は田園都市線に乗るの初めてなんですよ…。それにあの田都自治に捕まったら俺が鉄ヲタの極みだから殺される…」

 

ルビィ「大丈夫。ルビィたちがいれば安心だから」

 

というわけで乗りに行こう。やってきたのは2020系。

 

俺「これは初めてだ!!」

 

聖良「由美さんは田園都市線自体が初めてですか?」

 

俺「いや、それ言うと語弊。車両には乗ったことがあるんだけど…2020系は初めてだよ」

 

理亞「2020系は私の推しだから、由美にもぜひ乗って欲しい」

 

俺「じゃあお言葉に甘えて」

 

こうして乗ることにしました。

 

〜※〜

 

田園都市線も結構速い。急行だから余計だけど、大部分が地下なのがなんとも。

 

そして乗ること12分、二子玉川駅に到着した。その時だった。

 

??「聖良さんと理亞さん、ご無沙汰しております」

 

聖良「ダイヤさん、お久しぶりです」

 

ルビィ「あれ?なんでお姉ちゃんが?」

 

ダイヤ「ルビィと由美に内緒で少し驚かせてみようかと」

 

抜け駆け以前になんか嫌な予感がしたんですが…。

 

ダイヤ「それはそうと由美とルビィ」

 

俺「何だよ?」

 

ダイヤ「Saint Snowの2人と随分仲良く話していましたわね」

 

ルビィ「いけなかった?」

 

聖良「私たちの仲じゃないですか」

 

ダイヤ「実は嫉妬してしまいまして…今から私も混ぜてくれるのであれば許しますわよ」

 

理亞「当たり前よ。同じスクールアイドル仲間として除け者にするわけがないじゃない」

 

ダイヤ「ふふっ♥ありがとうございます」

 

俺「ところで2人はどこの大学に行ったの?」

 

ダイヤ「それは私も気になりますわ」

 

聖良「2人揃って函館の大学に進みました。茶房菊泉もコロナの影響はありましたが引き続き無事に営業できております」

 

俺「函館か…今度出張とかになったらぜひ立ち寄るよ」

 

聖良「それは嬉しい限りです!!」

 

ルビィ「ところでこのあとどうする?」

 

聖良「ここは二子玉川で遊びまくったほうがいいんじゃないですかね…?」

 

全員「賛成ー!!」

 

こうして全員で遊びまくりましたが…俺が仕事で稼いでいるからっておごりにしなくても…ぐすん。

 

だけどSaint Snowの2人との絆は更に深まるのでした。




次回は本作最後の近鉄祭りか、本作最後の山部仲喜回とします。


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山部仲喜 緊急手術!?+α

今回は本作終盤であるにもかかわらずかなりのドタバタとします。視点は渡辺曜を予定。


【着信音♪Aqours『恋になりたいAQUARIUM』♪】

私「はいもしもしAqoursの渡辺曜です」

 

由美『もしもし曜ちゃん?』

 

私「そうだけど、そんなに慌ててどうしたの?もしかして仲喜くんのこと?」

 

由美『うん。緊急手術をしたって』

 

私「えぇ〜っ!?」

 

由美『なんかおっぱいが大きくなりすぎてたから小さくしたんだと』

 

私「大きな病気じゃなくてほっとした…」

 

由美『とりあえず把握よろしくお願いしますということで。ほいじゃまた』

 

【通話終了】

最近は近鉄や阪神電車を馬鹿にしたせいで少々落ち着いたが、今でも仲喜くんのことは嫌いにはなっていない。だから、今回の入院にはちょっと驚いた。

 

ちなみに仲喜くんは作品が始まる前に不完全女体化していて、おっぱいもかなり大きかった。だけどそれを小さくするともうおっぱい枕を楽しめなさそうで嫌だ。

 

その時だった。

 

??「あれ?曜ちゃんじゃん」

 

私「仲喜くん!?」

 

仲喜「胸が重かったし、生活にも支障が出るくらいだったから乳腺半分くらい切ったぞ」

 

私「仲喜くんのおっぱい枕好きだったのになぁ…。そうそう、どれくらい小さくなったの?」

 

仲喜「ちょっとバストサイズが20弱下がった。メートル超えも楽じゃないやい」

 

私「じゃあおっぱい枕また楽しめるんだね。やったー!!」

 

仲喜「えへへ。ありがと」

 

それはそうと思い出した。

 

私「そうだ仲喜くん、なんか降板の噂を聞いちゃったんだけど本当?」

 

仲喜「実は本当なんだよ…。俺が近鉄と阪神電車にちょっとした嫌悪感抱いているがばっかりに結構暴言吐きまくったせいでマルちゃんや千歌に喧嘩売っちゃって…」

 

私「それで謝ったの?」

 

仲喜「なかなか謝れない。許してもらえないのが怖いし、何より2人とも今謝っても許せないって言う話をどこかで聞いたし…」

 

私「とりあえず謝ってみようよ」

 

仲喜「えっ…」

 

私「千歌ちゃんや花丸ちゃんからもあの後話は聞いた。本当は謝ったら許してあげたいって言ってたよ」

 

仲喜「いつの間に!?」

 

??「そうずら」

 

??「流石に私も言い過ぎたんじゃないかって」

 

仲喜「2人とも近鉄や阪神電車馬鹿にしてごめん!!」

 

千歌「でも掲示板はどうするの?」

 

仲喜「今すぐ削除…」

 

千歌「私が見ててあげるから」

 

そして削除手続きを行ってまもなく削除された。

 

マル「もう近鉄も阪神電車も馬鹿にしないずらね?」

 

仲喜「誓います」

 

マル「それでこそみんなの仲喜くんずら♪」

 

千歌「やっぱり阪神電車を馬鹿にしない仲喜くんこそかわいいと千歌は思うよ!!」

 

私「なんか怪しい雰囲気しかしないなぁ…」

 

とはいえ、降板の方向に動いているのは紛れもない事実だ。彼も今年で20歳だし、降板もやむを得ないかな…。




次回は本作最後の近鉄祭りとします。


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Aqours夏の近鉄祭り2021 #3 最終回 月光のアイドルも近鉄の洗礼を受ける

今回は最後の近鉄祭りとします。視点はデフォルトの高海千歌を予定。


由美「近鉄乗ろうと思ったらまたか…」

 

私「だって月ちゃんが近鉄乗りたいって言ったから仕方なく…」

 

由美「仕方なくじゃねえよ。俺が1人で近鉄に乗る権利はあるでしょうよ」

 

月・私「ないです」

 

由美「もうやだ…」

 

9月25日、由美ちゃんが近鉄乗りに行きますとか言い出したからついていくことにした。もちろん、そんな近鉄とかいう地雷が集まる場所に女子鉄兼地雷の由美ちゃん1人で行かせる気はない(ブーメラン)。

 

月「ところで近鉄の魅力って…?」

 

私「とにかく乗っていると落ち着くんだ。みんなボロだボロだうるさいけど、クロスシートの通勤車とか中身だけはちゃんと新しくしているとか、目まぐるしく変化するよりずっと落ち着いているんだよ?」

 

月「もしかして…千歌ちゃんは新車が嫌いなの?」

 

私「あんまり新車っていうのはまた変わるって思うと好きじゃないかなって…」

 

月「それ僕もだよ!!」

 

由美「えっ!?」

 

月「僕も新車が来るのはあまり好きじゃない。いきなり変わりますとか言い出したら新車の方が不評だったときがやばいなって。何なら315系が静岡に来ることですら僕は怯えているよ?」

 

由美「みんなそうなんだ…。俺もそうなんだけどね」

 

私「じゃあ仲間だね♪」

 

みんなが仲間だってわかってちょっとほっとした。

 

月「じゃあそろそろ行ってみよう!!」

 

こうして近鉄名古屋駅からいつも通り、急行に乗る。

 

【♪Aqours『HAPPY PARTY TRAIN』♪】

 

由美「まあ今日はまん防とか言っているから弥富で降りようかなって思ってた」

 

私「弥富って何するの?」

 

由美「ひのとり撮る」

 

私「へえー、私たちよりひのとりのほうが大事なんだー…」

 

由美「…ということは?」

 

私「千歌たちにも撮らせてくれるよね?」

 

由美「そりゃもちろん」

 

私「ふふっ♥由美ちゃん大好き〜♥」ぎゅ〜

 

月「あんまりべったりになりすぎると嫉妬しちゃうなぁ…」

 

私「ん?」

 

月「いやいやいやなんでもないよ?」

 

ここ最近、近鉄の魅力を知ってから、由美ちゃんの撮影を止めるような真似はしなくなった。だから一緒に撮ろうと付き合うことが多い。

 

しかし月ちゃんから嫉妬したって声を聞くと不穏な予感しかしない。

 

〜※〜

 

弥富着。乗ってきたVC47編成は去っていった。

 

さあ、ひのとり撮るぞ!!

 

よくあるのが、

 

駅放送「2番線に、電車が来ます。♪〜」

 

という放送から。この駅は急行停車駅なので特急のみが通過する。

 

そして最初にやってきたのは…、

 

ひのとりだった。

 

由美「やったー動画撮れたぞー!!」

 

私「由美ちゃんすごく嬉しそうだね」

 

月「うん」

 

その後も撮ること30分あまり。1430系の編成が去っていったところで引き上げよう。

 

私「ところでこれからどうしたい?」

 

月「今度こそ関西線で帰ろうよ!!」

 

由美「それ、近鉄祭りじゃなくなる」

 

月「あれ〜?ヲタクの妄想を布教しまくる人がそんなこと言っていいのかなぁ〜?」

 

由美「なんとも言えない…」

 

ほとんど作者と由美ちゃんのせいで何でもありになりつつある。今の話の投稿前後の作者さんエンペディアでヲタクの妄想と思わしき記述を大量に書きまくっているし()

 

というわけでJRの弥富駅に行こう。

 

〜※〜

 

JR・名鉄の弥富駅には列車自体がほとんど来ない。近鉄様の競争に負けたということだ。しかも来る列車は2両。

 

だけど転換クロスシートだけは相変わらず健在だ。

 

〜※〜

 

名古屋駅着。

 

由美「はぁ…やっと着いた…」

 

月「でもさ…」

 

由美「何だよ?」

 

月「どうして千歌ちゃんのことばかり見るのさ!?」

 

由美「それは…その…」

 

月「僕すごく寂しかったんだよ!?これまでもずっと近鉄に載せてもらえなかったし!!うわああああん!!」メソメソ

 

由美「どうしよう…これじゃあ帰れないよ…」

 

月「こんなことになるならもう終わり!!閉廷!!以上!!みんな解散!!」

 

ガシッ!!

 

私はこんなことで帰すような人じゃない。

 

私「なんで帰ろうとするの?」

 

月「だって由美ちゃんが僕のことをほったらかしにしているもん!!僕だって由美ちゃんのことは大大大好きなのに!!」

 

私「そんなことで諦めちゃだめだよ!!由美ちゃんはみんなのものなんだから!!」

 

月「…そういえば由美ちゃんがいない!!」

 

私「えっ!?…ちょっとLINEになにか来てるぞ…」

 

――東海道本線撮ってます (16:41)

 

ま た か (これ2回目)

 

月「とりあえず東海道本線のホームに…あれ?GPSがここを指していない!?」

 

私「さては由美ちゃん改札出たな…?」

 

とりあえずなんとなく見当の付きそうなところに行こう。

 

メロンブックスである。

 

〜※〜

 

案の定いた。このまま手錠をかけて連れ出そう。

 

由美「ちょっと待ってよいきなり手錠とか何をする気なんだ!?」

 

私「何をする気も何も、千歌たちから逃げた罰だよ?」

 

月「僕たちは由美ちゃんが大好きなんだから、逃げてはいけないんだよ?一度逃げただけですごく傷ついちゃうの。この気持ち、わかるよね?」

 

由美「えっ…それは…(困惑)」

 

私「そうなったらこのまま路地裏で由美ちゃんをいっぱいいじめちゃおうよ♥♥♥」

 

月「それいいね♥♥♥」

 

私「さあ、由美ちゃん」

 

2人「覚悟はできているよね?」

 

由美「ひっ…嫌ああああああ!!」

 

ふふっ♥やっぱりいつでも由美ちゃんは可愛いね♥♥♥




次回で完結です。最後は次回作への引継ぎ会議というこれまた何やっているかわからない回を予定しています。


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【最終回】これでもう終わり!!閉廷!!以上!!みんな解散!!

今回で最終回です。237話長かった…。


由美「しかしもう最終回か…237話長かったなぁ…」

 

私「だけど劇場版終了後から仕事がなくなることなくやってこられたのは由美ちゃんのおかげなんだよ?」

 

由美「だけど途中で不定期出没になったり、末期から参加したりって人もいたし…」

 

私「だけど正式に降板になる人はいないからそこは作者さんの優しさじゃないかな」

 

由美「いや、作者さんの管理体制の悪さでしょ」

 

2021年9月30日、本日の収録で本作は最終回になる。いつも通り、新居町運転所の会議室にて2人だけで集まっていた。

 

由美「それはそうと、何で俺って近鉄での一人旅を許されないのか…。JRの信楽と福井と名鉄広見線は良いのに…」

 

私「近鉄って聞くと夢がありそうじゃん。みんな大好きな路線に行くって言ったらついていくに決まっているでしょ?それに、由美ちゃんのGPSって便利だね♪」

 

由美「近鉄と読書が大好きなあの人に埋め込まれたあれを悪用するなや」

 

私「いいじゃん、いつなんどきでも由美ちゃんがどこにいるかわかるもん♪大大大好きな人がちゃんと死なずにいるって、これほど嬉しいことはないんだよ♥」

 

由美「だけど喧嘩したこともあったじゃん」

 

私「まだあのときのこと引きずってるの?」

 

由美「うん…」

 

私「私はもう気にしていない。由美ちゃんってそうやって引きずるところが良くないんだよ?」

 

由美「なんかごめん…」

 

すると、中学生のあの子が入ってきた。

 

シオン「237話目で最終回だなんて聞いていませんよ!!」

 

由美「それはこっちもいきなりだったと思った」

 

私「そういえば前続くとか言っていたけどどうなったの?」

 

由美「絶対続くと言われていたんだけどなんか上の方から『考えてあげる』とか鞍替えされたんだわ」

 

私「考えてあげるって絶対続くとは言っていないってことだから…」

 

シオン「嫌ですよそんなの!!最後の半年、しかも30話くらいしかチャンスなしって不遇キャラもいいところですよ!?」

 

由美「どうしよう…ん?」

 

私「どうしたの?」

 

由美ちゃんは床に落ちていた封筒を拾い上げる。

 

由美「なんか中部高速鉄道の上層部から封筒が来てた」

 

私「開けてみようよ」

 

開けてみよう。すると…、

 

3人「えぇ〜っ!?」

 

いつもの4倍増しで叫ばないといけなかった。なぜなら、次回作への完全存続が決まったからだ。つまり、今回出ていない曜ちゃんや果南ちゃんも出られるのだ。

 

私「じゃあ次は明日朝5時この会議室集合にしようよ!!」

 

由美「ちょっとまってね…空いているぞ」

 

シオン「じゃあ来季もちゃんと私が出られるんですね!!」

 

由美「そういうことさ!!」

 

私「じゃあ今日は夜11時とか遅いし、いつも言えずにいたあの言葉を言おうか」

 

由美「うん」

 

私「ということで今日は…」

 

全員「終わり!!閉廷!!以上!!みんな解散!!」

 

こうして次回作の存続が決まった。今作は終わりだけど、まだ出られるようにしてくれる作者さんには、感謝の念しかない。




これをもって本作品は完結とします。3年間という長い間、無茶苦茶なグダグダに付き合ってくださった方、本当に感謝いたします。途中から参入した方も、この話だけを読んだ方も皆さんに感謝したいです。本当にありがとうございました!!


…とはいうもののまだ新作品で続くよんw

【2022-03-28追記】
新作出ました。
https://syosetu.org/novel/284195/


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