前世の記憶持ち千早さん (朝霧魅玲)
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記憶

私は誰ですか?

 

 

あ、すみません わからないですよね…

わたしにも分かりませんから…

 

 

あっ、いえ…わからない事はないです。

如月です 如月千早です……たぶん

 

って、そうではなくですね…いえ、そうでもあるんですけど…なんと言えばいいのでしょうか…

転生者…というよりは前世の記憶があると言いますか、突然思い出したと言いますか…まぁ大まかには転生者で問題ない…のでしょうか?

 

別に前世の記憶があるのは問題ではないんです、逆に大歓迎です、だって前世ですよ? 難しいと思ってた算数が簡単に見えるんですよ? 夢がない?そうですか…そうですよね…もっと、こう…宝くじとか馬券とかですよね…買えないですけど

 

まぁその前世の記憶の中になぜか大人…というより中学生?高校生? の私がいてその私がアイドルをやってるんですよ 格好良かったです

 

じゃなくて!

そんな未来もあるんだなぁ…とかそう言うことじゃないです、そんな記憶があるってことはあの記憶もあるわけです

 

 

優が死んだ記憶

 

 

あったんです…で、優が死んだのは何時かなんですが…

 

 

昨日です…

 

 

 

昨日・・・

 

 

 

「ふ ざ け る な !」

 

なんで今日なんですか!

怒りのあまり勉強机を蹴る

うん、痛い…タンスの角に小指をぶつけた時より痛い…

 

よし、こうなったらリスカしてみましょうか

・・・リスカってどこ切るのが正解なんでしょう?

教えてグー○ル先生

 

あ、うん…グロいからやめときましょう

 

・・・

 

寝る

 

 

 

〜翌朝〜

 

 

 

はい、おはようございます

結局昨日は眠れませんでした

仕方ないので今日は4時からランニングしてます

4時より早くからはしません、深夜徘徊ダメ絶対

子どもが早朝からランニングするな? 日課なので許してください、何でもはしません

 

そういえばわたしのことあまり話してませんでしたね

改めまして如月千早です、前世の名前は分かりません、記憶の中では「さっちゃん」か「せっちゃん」と呼ばれていたのでそこらへんだと思います

何歳だったかは忘れました、何歳でしたっけ? まぁいいや

 

好きな食べ物は麻婆豆腐です・・・麻婆豆腐です!

それとインドカレーとラーメンも好きです

 

あっ、もちろん甘い物も好きです

 

趣味は運動と歌うことです

前世のわたしはアニメ観賞と競馬と麻雀と料理でした、料理なかったらダメ人間ですよ

 

好きな歌は[死んだ世界戦線戦歌]です 麻婆豆腐は偉大です

好きな歌と言えば、記憶の中の私は[蒼い鳥]を歌っていました、もちろん覚えましたよ4時まで暇でしたので

 

えっ口調が変? そんなの当然です、わたしは(如月千早)ですがわたし(前世の記憶を持った如月千早)でもあるのですから

 

唐突ですが皆さんは夢とかありますか? わたしはないです、本当にないので記憶の中の私のようにアイドルでも目指そうかなぁ…って思ったんですけどやめました

 

冗談ですやめないです

 

アイドル目指して・・・何すればいいんでしょう?

とりあえず平日は朝5時起きでランニングしてから学校に行って、放課後にもランニングしましょう、休日も朝5時起きでランニング、10時からお手伝いして17時からランニングと歌と楽器の練習をしましょうか

ってこれじゃあ今まで通りでしたか

 

・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

 

あれ?本当に今まで通り…?

 

 

 




次回『夢視鳥』

如月千早のうわさ

最近ギターを練習し始めたらしい


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夢視鳥

???のうわさ

最近一緒に走る人ができて楽しいらしい


おはこんばんちは、わたしです

あれから数年が立ちまして中学三年生になりました

結局なにをすればいいのかは分かりませんでしたが

ランニングを続けた結果・・・なんと嬉しいことに友達ができました!

いわゆるランニング友達です!しかも二人も!

やったねちはやちゃん!ともだちふえたよ!

 

 

前世では友達と呼べそうなのが2人しかいなかったので

正直どうやったら友達ができるのか悩んでいたのですが無事にできてよかったです

そういえば中一の時にできた友達もランニングからでしたね…ランニングってすげぇ…!

 

因みにランニング友達は二人とも同い年です、と言っても片方は下級生で全員学校は別々なんですけど…

わたしなんかとは違い二人とも元気で明るい方ですよ

 

学校の友達はいないのかって? あー…知らない子ですね…

 

「はぁ…」

 

下級生の方のお友達のうーちゃんがため息を吐くなんて

いつも笑顔を絶やさないうーちゃんにしては珍しいですね

 

「どうしたんですか? まさか風邪ですか…!」

 

でもっていち早く反応したのがあーちゃん先輩 ちょっぴり天然なところもありますが元気いっぱいな人でなんと、現役中学生アイドルさんです

 

「悩み事だと思うのですが」

 

「なるほど…! ではうーちゃんさん!その悩みをぶつけてください! えーと…そう!スクラムのように!」

 

「いや、そういうボケはいいから」

 

ボケじゃないですよ!?と抗議するあーちゃん先輩はおいといて、本当にうーちゃんはどうしたのでしょう?

 

 

「あーいえ…明日は初めてのオーディションなので、そのぉ…緊張してましてですね…」

 

「オーディションですか…懐かしいですね!」

 

「あーちゃん先輩はスカウト組だったのでは?」

 

「・・・そうでした!」

 

「あはは… うぅ…とまらないよぉ…」

 

「緊張が?」

 

「ロマンチックが」

 

「それはCCB・・・って本当は緊張してないのでは…」

 

「・・・えへっ」

 

 

 

「よーし走りますよ先輩」

 

「全力疾走ですね!」

 

「わわっ…!? ごめんなさい! ほんの出来心…あっ…! ま、まってー…!」

 

慌てるうーちゃんを尻目に先に走っていったあーちゃん先輩を追いかけ、少し行った所で追い付き並走していると

 

「そういえばちーちゃんさん!」

 

「はいなんでしょう」

 

「ちーちゃんさんも明日オーディションですよね!頑張ってください!」

 

「・・・頑張ります」

 

「ギア上げますよー!」

 

「あいあい」

 

 

 

 

「おいてかないでぇぇぇ…」

 

 

 

 

 

 

 

―翌日―

 

 

さぁ…やってまいりました

オーディション会場です、まぁ765事務所なんですけど

 

「少し早く着きすぎたかしら」

 

最近10分前行動というのが流行っているのもあって気持ち早く家を出たのですが、予定時間の1時間半前になってしまいました

 

 

「一時間半…いや30分前として一時間…、どうやって潰すべきか…近所に行きつけの店はあるけど今週休みだからなぁ… 「あのぉ…」 うわっ!?」

 

突然声を掛けられたことに驚きつつ声がした方向に振り向くと茶髪の女の子がいた

 

「えっと…どちら様でしょう?」

 

「私、天海春香っていいます! ここの方ですか?」

 

「いえ、私はオーディションを受けに来ただけで、如月千早と申します」

 

「そうだったんですね! よかったぁ~私以外にもオーディション受ける人いたんだぁ」

 

「といってもオーディションまで一時間半あるわ」

 

「えっ嘘!? ほんとだ…どうしよう…」

 

「とりあえず近くで時間潰しましょうか」

 

「そうですね!」

 

さて、どこで時間を潰すべきか…あっマクド◯ルドがある

 

「・・・マックでいいですか?」

 

「そうですね~他にないですし」

 

 

 

 

「あっ、マッ◯ナゲットってセットないんだ」

 

「昔はあったけど…ハッ◯ーセットならあるみたい」

 

「おもちゃいります?」

 

「いらないです」

 

「じゃあ◯ッピーセットのナゲットおもちゃなし2つで」

 

「え゛っ、あっ ハッピーセッ◯のナゲットのおもちゃなしをお2つですね───

 

ナゲットセットを受け取り2階へ上がる

 

窓際のカウンター席に隣同士になって話ながら時間を潰します、ちなみに内容は趣味だったりテレビの話だったり色々です

 

 

───あっそういえば、オーディション終わった後時間あるかな?」

 

「あるけど…どうしたの?」

 

「いやぁ~神奈川から二時間掛けてきたし、せっかくだから遊んで帰ろうかな~なんて」

 

「なるほど…構いませんよ」

 

「いいの!? やったー!」

 

「…っとそろそろ戻ったほうがいい時間ですね」

 

「ほんとだ! 早く戻ろう!」

 

 

 

「さて、戻ってきたわけですが…「はい」 どこで受付するのここ…」

 

「事務所…じゃないの?」

 

「たしか事務所は3階ですね、そしてここは居酒屋…入り口どこ…?」

 

「えーっと…こっちの螺旋階段からじゃないかな?」

 

「・・・なるほど」

 

 

一見非常階段に見えなくもない螺旋階段を3階まで上がると[765プロ]と書かれたドアがあった

 

「シンプルだね」

 

「シンプル…ですね」

 

「準備はいい?」

 

「大丈夫です」

 

ゆっくりとドアを開ける

 

キィィィ…

 

「・・・廊下だった…」

 

「本当ですね」

 

「てかエレベーターあった…故障してるけど」

 

「本当ですねw」

 

と話していたら、廊下の真ん中にあるドアが開き中から緑色の服の女性がでてきた

 

「そろそろ来るかな...あっ! オーディションを受けに来た方ですよね!」

 

「はい!天海春香です!」

 

「同じく、如月千早です」

 

「ちょ、もうちょっとで準備できるので待っててくださいね」

 

「「はい」」

 

 

━数分後━

 

ガチャ

 

「お待たせしました、準備できたので1人づつどうぞ」

 

「私からいっても大丈夫ですか?」

 

「はい!頑張って!」

 

「頑張ります」

 

「では、如月さんからですね どうぞ」

 

「宜しくお願いします」

 

中に入るともう1人女性がいた

スーツ姿の茶髪の女性…たしかこの人は…

 

「では、改めまして担当の音無小鳥です、でこちらが」

 

「秋月律子です、よろしく」

 

そうでした、竜宮小町のプロデューサーの秋月律子さん、元々それなりに名の知れたアイドルだった方で今でもファンの人もいらっしゃるらしい…っと

「如月千早です、よろしくお願いします」

 

「よろしく、では早速だけど───

 

オークションと言っても内容は前世の時の面接と対してかわらず、志望動機や将来のアイドル像等を聞かれるだけです、大きなプロダクションだと踊ったりする様ですが…

 

───では最後に、う~ん...じゃあ一曲だけ歌って貰おうかな」

 

「わかりました、何を歌えばいいですか?」

 

「そうねぇ…じゃあキャラに合わない曲で」

 

「キャラに合わない曲ですか?」

 

「そう、アイドルになってもその人のイメージ通りの曲を歌うとは限らないのよ、だからどのジャンルの曲でも歌えないといけないの」

 

「なるほど…分かりました」

 

「好きなタイミングで始めていいわよ」

 

「分かりました、では早速

 

スゥ… さあ!最終コーナーをまわ「ちょっとまてぇ!」って…はい、なんでしょう?」

 

「なんでいきなり実況が始まるのよ!?」

 

なんでと言われても困るのですが

「まぁ…曲ですので」

「みどりのマキバオーですねぇ」

 

ん、音無さんはわかるんですね…ぬ~べ~もわかるのでしょうか?

 

「それが何かは知らないけど別の曲でお願いしていい…?」

別の曲…

「分かりました、では別の曲で

スゥ… これから始まる大レー「だからまって!」スゥ?」

今度は止めるの早すぎませんか?

 

「また競馬か!」

 

「走れコウタローですかねぇ…」

「・・・正解!」

「よしっ!」

「いや よしっ じゃないから」

 

「ところで音無さん」

「はいなんでしょう?」

「・・・アラサー?」

「失礼な!まだ26です!」

 

「「26」」

 

「あっ...2、24デスヨー...」

「いや誤魔化せないから」

「うっ...と、とりあえずアラサーではないですから!」

 

「はぁ…」

 

「ま、まぁ…とりあえず、キャラに合わない曲が歌えるのはわかったから、今度は普通に歌ってちょうだい…」

 

「分かりました、普通で…

スゥ…Every day ─── ~Jupiter~ ─── ふぅ…」

 

「へぇ流石、特技が歌なだけあるわね」

 

「よかったです!」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「じゃ、これでオーディション終了だから もう1人の方と入れ替わりで入ってもらって」

 

「分かりました、失礼します」

 

 

ガチャ

 

「おまたせ、交代」

 

「はい!頑張ってきますね!」

 

「はい頑張って」

 

かわって春香さんが部屋に入る

しばらくすると部屋の中から春香さんの歌声が聴こえてくる…なんでしょうこの曲…

歌声が聴こえなくなり数分後

 

ガチャ

 

「終わっひゃぁ!?」

 

出てくると同時に転ぶ春香さん、痛そう…

 

「おー…大丈夫?」

 

「だ、大丈夫…」

 

「えっと…とりあえずオーディションは終わったから帰ってもらって大丈夫よ 結果は後日郵便で送るから」

 

「「分かりました」」

 

「帰り気を付けてね、特に天海さんは」

 

「「はい/あ、あはは…」」

 

 

━事務所前━

 

なんか あっという間に終わった…

 

「おつかれー!」

 

「お疲れ様でした」

 

「よし!カラオケ行こう!」

 

「あっ本当にいくのね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━後日━

 


目指せ!アイドルマスター(4)

 

 

ウヅキエル:オーディション落ちましたぁ…(´;ω;`)

 

あかね:ドンマイです!

    また次回頑張りましょう!

 

ウヅキエル:はい・・・!島村卯月頑張ります!

      あとはちーちゃんと春香さんですね

 

春閣下:

 

あかね:まさかの空白・・・!

 

春閣下:う、受かったー!

 

あかね:おー!おめでとうございます!

 

ウヅキエル:おめでとうございます!

 

春閣下:ありがとうございます!

    よかったぁ…

 

あかね:あとはちーちゃんさんだけですね・・・!

 

ちはや:落ちた

 

春閣下:よかった~やっぱり千早ちゃんも受かって・・・ないの!?なんで!?

 

ちはや:需要じゃないかしら

 

春閣下:なんでそんなに冷静なの!?

 

ちはや:慣れてるし

 

春閣下:慣れてたの!?

 

あかね:ちーちゃんさんになくて春香さんにあるもの

 

ちはや:やる気

 

ウヅキエル:元気

 

あかね:無敵

 

春閣下:だって金曜日だもん!(水曜日です)

 

ちはや:今週土曜日にでもお祝いカラオケ行きませう

 

春閣下:必要書類取りに行かないといけないのでその後なら

 

ウヅキエル:私は大丈夫です

 

あかね:私も行けますよ!

 

ちはや:では、お疲れ様です! また週末

 

あかね:また週末!

 

ウヅキエル:また週末

 

春閣下:また週末

 

 

 

 

 

 

 




「カラオケなんて久し振りですね」

「そうなの?」

「ええ、最近はバラエティのロケばっかりで時間がないですから 美嘉さんはどうです?」

「アタシは唯と一緒によく来てるわ」

「週1で来てるよねー☆ よしのんちゃんはどう?」

「わたくしは初めてなのでしてー」

「マジ?」

「はいー」

「よしのんちゃんの初カラオケ楽しんでいこー!」

「芳乃、カラオケに来たときはね~まずここの[りれき]を見るのが醍醐味なのよ」

「そうなのでして?」

「いや、おそらくこの人たちだけじゃないかとボクは見ませんし」

「りれきオープン☆」

―りれき―

[お願い!シンデレラ]
[1/6の夢旅人2002]…①
[走れコウタロー]…②
[YELL]…③
[GONG]…④
[二人静]…⑤
[川]…⑥
[千本桜]

「おぉ…」

「選曲の幅が広いですね」

「叔父と孫かなぁ?」


「みなさまは①~⑥のどの曲をどなたが歌われたか分かりましてー?
正解は次回発表でしてー」



次回『765と千早と麻婆と伊56とSSS』


依田芳乃のうわさ

初めてのカラオケは楽しかったらしい



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765と千早と麻婆と伊56とSSS

天海春香のうわさ

ほぼ毎日通ってる料理店があるらしい


みなさまおはこんばんちは、わたしです

 

あれから一年が過ぎるか過ぎないか位になりました

 

うーちゃんはあれから2ヶ月おきにオーディションを受けてますが玉砕、今年から養成所に通ってます

 

私は中学を卒業して高校生に…なりませんでした

進学はせず毎日5時から9時までランニング、18時からはとある大きな公園のステージを市から借りてライブをしてます 俗に言うフリーシンガーみたいな感じです

 

で、じゃあ9時から18時までの間は何をしてるのかと言うところですが、その間は

 

 

 

チリンチリン

 

「いらっしゃいませー」

 

「やっほー千早ちゃん! 今日も来たよ!」

 

「毎日ご苦労様、そろそろ飽きないの?」

 

「ふっふっふ…昨日やっと激辛の最速記録を更新したから今日からは特辛だよ!」

 

「はいはい特辛ね、にしても勢揃いなんて珍しい」

 

「今日は皆オフだったからね」

 

「注文は?」

 

「ぼくは───

 

 

───ではわたくしはらぁめんで」

 

「担々麺しか無いけど」

 

「構いません」

 

「はい、じゃあ席に座ってまってて」

 

『はーい!』

 

 

「注文入りまーす!」

 

「はいよ!」

 

 

えー、こんな感じで飲食店で働いてます、因みに上海料理店です、中華料理店ではありません あくまで上海料理店です

上海要素皆無ですけど上海料理店です

 

チリンチリン

 

「いらっしゃいませー お一人様でしょうか 「あ、はい」 ではお好きな席へどうぞー」

 

 

「はい、御絞りとこっちの透明のが水で茶色いのが麦茶です、烏龍茶もありますがそちらは有料です 注文決まったら呼んでください」

 

「エビできたぞー」

 

「はーい」

 

 

「はい!エビチリ定食の中辛と辛口ね どっちが中辛?」

 

「亜美が中辛!」

 

「はい、菊地さんが辛口ね」

 

「ありがとうございます」

 

「はい、で甘口が水瀬さんね」

 

「ええ、ありがとう」

 

「はい、他はもうちょっと待ってね」

 

『はーい』

 

「厨房入りまーす 大将なに作ってます?」

 

「おー、今担々じゃ」

 

「じゃあ麻定いきます」

 

「はいよ」

 

この店は従業員が大将と奥さんとわたしの3人しかいないので注文数が多いときはわたしも厨房に入ったりしてます

他だと定食の小鉢にいれる漬物等を作るときに入ったりしてます

 

チリンチリン

 

「いらっしゃいませー」

 

「麻定の3 2つ」

 

「麻定時間かかりますけど大丈夫ですか?」

 

「えっ どうする?」

 

「小籠包とかいいんじゃない?」

 

「あーね、じゃあ小籠包は?」

 

「小籠包ならすぐできますよ」

 

「おっ えっと…「俺は2つ」 じゃあ小籠包4つで!」

 

「麻定の辛口2つと小籠包4つですね

おばーちゃん!小籠包4つ!」

 

「あいよー」

 

 

「担々てきたぞー」

 

「はーい」

 

「あとなんだっけか」

 

「マヨ定」

 

「エビマヨね」

 

 

「はいおまたせしました 担々麺です」

 

「おお…これは…いい匂いですね」

 

「麻婆定食はもうすぐだから」

 

『はーい』

 

 

「小籠包おまたせ、熱いから気を付けな」

 

「おっと…あっつ!」

 

「おぉうまそぉ」

 

 

「おまたせしましたーやよいちゃんと萩原さんが甘口、真美と我那覇さんが中辛ね」

 

『ありがとうございまーす!』

 

「で、春香が特辛と」

 

「うわっなんか辛そう」

 

「特辛ですし」

 

「おお…」

 

「あずささんと美希がエビマヨね」

 

「「ありがとうございます/いただきますなの~!」」

 

 

「すいません」

 

「はーい 注文ですね」

 

「えっと…麻婆定食を」

 

「麻婆定食ですね 辛さはどうしますか?」

 

「辛さは…「かっらぁぁぁああ!!!!」ん…?」

 

「大丈夫ー?」

 

「かりゃい…」

 

「えっと…あれは?」

 

「ん?あぁ、あれは特辛ですね メニューには載ってない裏メニューです」

 

「あぁなるほど…ちなみに普通ってどれになりますか?」

 

「中辛が普通ですね」

 

「じゃあ…中辛でお願いします」

 

「はい中辛ですね」

 

「あと…小籠包を2つと…北京ダックってどんなのですか?」

 

「あ北京ダックは…まぁ屋台で売ってるような感じのですね」

 

「あぁ…じゃあそれを1つ」

 

「はい」

 

「えーっと…とりあえずこれで」

 

「はい 麻婆定食の中辛が1つ、小籠包が2つ、北京ダックが1つでよろしかったですか?」

 

「はい大丈夫です」

 

「かしこまりました、では少々お待ち下さい」

 

 

「注文入りまーす「おう これ麻婆定食」了解」

 

 

「はい、おまたせしました 麻婆定食の辛口です」

 

「おっきたきた」

 

「いただきます」

 

「はい、ごゆっくり~」

 

 

「千早ちゃん!ご飯おかわり!」

 

「はっや」

 

「千早だけに…フフッ」

 

と、いきなり笑えないボケを入れてきた人がいますが

春香の次に常連と言っていいくらいの頻度でのみにくる酔っぱらいと言う名の346プロのトップアイドル 高垣楓さんです

 

「むし暑いですね…」

 

「そうですね、頭冷やしたほうがいいかもですね」

 

「なるほど…では霧島の冷やを…」

 

「また昼間から焼酎ですか、てか冷やは常温です」

 

「あら…では冷酒を…」

 

「はい…て、本当に呑むんですね」

 

「次の仕事まで時間がありますし」

 

「へぇ…何時ですか?」

 

「えっと…午後の2時ですね」

 

「打ち合わせ1時半ですよねそれ」

 

「そうですね」

 

「・・・今何時ですか?」

 

「えっと…12時?」

 

「1時です」

 

「えっ…」

 

「1時10分です」

 

「あら…」

 

「あら…じゃないんですけど」

 

「まぁ大変」

 

「Pに怒られますよ」

 

「・・・、送って?」

 

「またですか…」

 

「テヘペロ」

 

ハァ…とため息を吐きながらも大将に行ってきても大丈夫か聞くと二つ返事で了承、実のところ楓さんが時間を忘れることは何度もあり、その度にわたしがおんぶして運ぶ羽目になるんですが…

 

「楓さん」

 

「はい」

 

「もう少し背縮みません?」

 

「それはちょっと…」

 

背だけでも10cm、体格差も相まって背負いにくいんですよね

あと頭に胸が当たるので胸囲の差が…くっ

 

「では行きます」

 

「はい」

 

ちなみにこういう事が何度もあるという事で扉は居合わせた常連客の誰かが開けてくれます、今回は春香が開けてくれました

 

「気持ちいい風ですね」

 

「そうですね、走りますか?」

 

「遠慮しておきます、流石にずっと走り続けるのは無理です」

 

「人に背負わせておいてなに言ってんですか」

 

「千早さんはガチはやですから」

 

「無理矢理過ぎません?」

 

「・・・ですよね」

 

 

─約15分後─

 

 

「っと、着きましたよ」

 

「ありがとうございます」

 

「では、ちゃんと謝るんですよ」

 

「ゆるして「ひやしん酒はなしですよ」・・・はい」

 

「それではまた後日」

 

「お土産にお酒持っていきますね」

 

「呑めませんよ!?」

 

「ふふっ、そうでしたね」

 

「では」

 

 

 

 

 

 

 

 

─17時すぎ─

 

「お疲れ様でした」

 

「おう、また明日」

 

「また明日」

 

 

店は17時で閉店です、1度家に帰って着替えてから公園に行きます

ちなみに、毎週土曜日はSSSという方々と一緒に大喜利ライブみたいなこともやってたりもしてますが、今日がその土曜日です

 

 

「遅い!」

 

「あらゆみっぺさん」

 

「ゆりっぺよ!」

 

「はい、こんばんは」

 

「ええ、こんばんは」

 

この人がSSSのリーダーのゆりっぺさんです

口は悪いですが裕福な家庭の3人姉弟の長女で中学三年生、メインメンバーの中では最年少です

 

「他のメンバーは?」

 

「日向とゆい、あと入江ちゃんと遊佐さんね」

 

「じゃあ今日はギターですか」

 

「そうなるわね」

 

「しかして、入江さんは?」

 

「ドラムの準備してるわ」

 

大喜利ライブをする時でも最初に一曲と大喜利の後に普通のライブもするのですが

SSSにはガルデモというバンドグループがあり、その中の誰かが参加する時は一緒に演奏します

 

「関根さーん」

 

「入江ですー!」

 

「セトリ確認しましょう」

 

「スルーですか!?」

 

「まずCrow Song」

 

「あっ、本当にスルーなんですね…」

 

 

 

「セトリ決まったー?」

 

「「OK/決まりましたー」」

 

「ゆいと日向は?」

 

「「いけるぜ/大丈夫でーす」」

 

「遊佐さんは?」

 

「後ろ」

 

「うおっ!? だ、大丈夫そうね

つぎ音響!」

 

d(・ω・ )

 

「照明班準備はどう?」

 

《問題ありません、始めて下さい どうぞ》

 

「よし、じゃあ今日もはりきっていくわよ!

 

オペレーション スタート!」

 

 

~ My Soul, Your Beats! ~

 

 

「みんな元気にしてるー?」

 

『おー!』

 

「威勢がいいわね、今日は人数が少ないから演奏の入江ちゃんと千早ちゃんにも参加してもらうわ」

 

「えぇっ!?聞いてないですよ!?」

 

「そりゃいま言ったんだから当然でしょ─

 

─いくわよー ショートコント ハンバーガーショップ

 

ウィーン」

 

「「「いらっしゃいませー」」」

 

「チキンフィレオください」

 

『ハンバーガーじゃなかったんかい!』

 

「よーし!掴みは完璧ね!本番いくわよ!」

 

「ショートコント ハンバーガーショップ

 

ウィーン」

 

「「「いらっしゃいませー」」」

 

「ハンバーガーぐたさい」

 

『くぁwせfrftgyふじこlp』

 

「よーし 1人づつ聞いていくぞー、まず日向 何て言った」

 

「チーズ入りもございますが如何でしょうか?」

 

「いらねぇから!こっちは普通のハンバーガーが食べたいからハンバーガー頼んでんだよ! しかもインパクトがない!25点!」

 

「辛辣!?」

 

「次 ゆい 何て言った」

 

「おもちゃはどちらにしますか?」

 

「ハッピーセット頼んだ訳じゃねーよ!てかここマックだったのかよ!50点!」

 

「負けたぁ!」

 

「やったぁ!ダブルスコアですよ日向先輩w」

 

「くっそぉ…」

 

「はい次 遊佐 何て言った」

 

「ハンバーガー全品 品切れです」

 

「「「なんか異次元きたー!!!」」」

 

「ハンバーガーショップなのにハンバーガーが品切れって可笑しいでしょ! なになら売ってるのよ!?」

 

「アイスなら」

 

「だったらアイスクリームショップに改名しろ!90点!」

 

「いきなり90点!?」

 

「次 入江!」

 

「ピ、ピクルス抜くこともできますけどぉ…」

 

「やさしい70点」

 

「雑っ!」

 

「不公平ですよ!」

 

「うっさい!10点にするわよ!」

 

「ひでぇ!?」

 

「最後 千早何て言った」

 

「+100円でパンズ抜きに出来ますがどうしますか?」

 

「「「また異次元きたー!?!?」」」

 

「だからハンバーガー食いに来たのにパンズ抜いたら只のハンバーグじゃねーか!しかも金とるのかよ!91点!」

 

「いきなり90点超えが2人!?」

 

「なんか今日無駄にレベル高い!」

 

「はいベテラン組頑張りなさいよ という訳で─

 

 

といった感じで毎週土曜日はいつも賑やかで楽しく大喜利…大喜利?をしてからライブです

そして今日のライブはゆいさんがメインボーカルを担当することが成り行きで決まりました 大喜利って殴りあいの音読劇かなにかでしたっけ?

一応ゆいさんもガルデモのメンバーなのですが最近まで自宅療養をされてたのでライブで歌うのは今回が初めてです

 

 

 

~ Crow Song ~

 

 

「イエーイ!盛り上がってるかぁ ゲホッゲホッ」

 

「無理するなぁ」

 

「・・・盛り上がってるかぁい!」

 

『イエーイ!!!』

 

「言い直すんだ…次なんだっけ」

「さすが強メンタルですね…Alchemyです」

 

「こらそこぉ!なにやっとんじゃい!」

 

「次曲の打ち合わせ」

 

「いまするなよ!」

 

「は~い」

 

「次の曲いくぞおまえらー!」

 

『おー!』

 

「このノリのまま蒼い鳥歌えるかな…」

「頑張って…」

 

 

 

 

 

 

「次がラストじゃごらぁ!『フゥー!』 という訳で千早さんよろしく」

 

「えっ…フリ雑過ぎない…?」

 

「気にしたら負けっすよ先輩♪」

 

「いや、ゆいの方が先輩なんだけど…」

 

「あれ~そうでしたっけ~?」

 

「ハァ…では最後の曲行きます 蒼い鳥

 

 

 

 

 

 

 

 

はい!今日もお疲れ~」

 

『お疲れ様でーす!』

 

「打ち上げ参加する人こっち集まって~」

 

 

はい、そんなこんなで無事に終わり今から打ち上げです、自由参加なので全員参加することはあまりなく、場所も参加人数で変わりますが大喜利の時以上に騒がしいです

 

 

「千早ちゃん ちゃんと食べてる?」

 

「はい、食べてますよ」

 

「ふぅ…相変わらず騒がしいわね」

 

「止めたらいいじゃないですか」

 

「面倒」

 

「ええ…」

 

「そういえば、千早ちゃんって元々アイドル目指してたのよね」

 

「そうですね」

 

「またオーディションとか受ける気ないの?」

 

「そう…ですね…受けたいという気持ちがないわけでは無いのですが、アイドルになる理由が無いんですよね…」

 

「理由?」

 

「はい、アイドルになって何がしたいのか、どうなりたいのか、そういう目標が無いんです」

 

「成る程、てことは今は目標を見つけるのが目標って事ね」

 

「そういうことになりますね」

 

「そっか…」

 

「はい、ゆりっぺさんの方はどうですか?」

 

「わたし? そうね…今やってる事を何時まで続けていくべきか…ってとこかしら」

 

「何時まで…ですか、せっかく人材が揃ってる訳ですから劇団とか立ち上げるのがいいのでは?」

 

「あぁ、劇団ね そういう手もありか…

 

って 静かに騒げねぇのかおまえらぁ!」

 

「静かに騒げって矛盾してるわよ」

 

「そう言えばそうね、じゃ わたしは向こう戻るわ」

 

「ええ」

 

 

 

 

 

「目標…見つけないと……ね…」

 

 




次回『上海料理店の麻婆豆腐定食』


高垣楓のうわさ

結局 許してひやしん酒 と言ったらしい


前回の答え

①⑥…島村卯月
②⑤…如月千早
③ …天海春香
④ …日野茜


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上海料理店の麻婆豆腐定食

 

「えーっと…」

確かここら辺だったはずなんだけどなぁ…

「あっ…ここかな?」

 

チリンチリン

 

「いらっしゃい」

 

「すいません、お電話頂いた井之頭なんですけども、ここで合ってますかね…?」

 

「井之頭…ああ!井之頭さんですか!お待ちしてました!」

 

よかった、合ってた

 

「どうぞどうぞ、お座り下さい! ちょ、ちょっとカタログ取ってくるんで待っててください!」

 

「あっはい」

 

行っちゃった…すぐ戻ってくるかな?

にしても…良い雰囲気の店だな…

 

「お待たせしました! えーっと…これなんですけど」

 

「あー…置き時計ですか」

 

「でですね、このカラーカスタム料500円て書いてるんですけどこれって何色でも大丈夫なんですかね?」

 

「これは…ちょっと…確認しましょうか」

 

「お願いします」

 

えっと…電話番号が…っと…

 

プルル…プルルルル…プルルルル…

 

『はいもしもし』

 

「すいません、私井之頭という者なんですが『はいなんでしょう』カタログにカラーカスタム料って書いてるじゃないですか『ええ…書いてますね』このカラーカスタムって何色でも大丈夫でしょうか?」

『大丈夫ですよ、あのー原色大辞典…だったかな?ネットで調べてもらったらそんな感じのサイトがあるんで、そこにカラーコードって言う#から始まるコードが書いてるんでそれを書いて発注してくれればその通りに出来ます』

「そうですか、分かりましたありがとうございます『はいどうも』では失礼します」

ピッ

 

「どうでした?」

 

「なんか、カラーコードって言うのを書いてれば大丈夫だそうです」

 

「カラーコードですか」

 

「はい、ちょっと待ってください」

 

先週新しく買ったばかりのノートパソコン、早速出番が来たぞ

 

「えーっと…このサイトの…#から始まる…これですね」

 

「あー、それを書けば良いんですね」

 

「そうらしいです」

 

「触って大丈夫です?」

 

「ええ、どうぞ」

 

「壁の色に合わせたいんで…この色とこの色が2つづつでお願いします」

 

「分かりました、じゃあ少々お時間を」

 

「はい!」

 

 

 

 

 

「よし、お待たせしました」

 

「あっ!終わりましたか!」

 

「はい、これで大丈夫ですね」

 

「ありがとうございます! ちなみに代金は…?」

 

「物と一緒に収納代行で使うような紙が届くと思いますのでそれで支払いをして頂けば大丈夫です」

 

「分かりました!」

 

「注文は以上で」

 

「はい、これだけです」

 

「では、私はこれで」

 

「はい!ありがとうございました!」

 

 

チリンチリン

 

 

よし、これで今日の仕事は終了

今は…1時前か…うーん

お腹が空いた…

 

 

「よし」

店を探そう

まずは左右どっちに行くべきか…

 

今日は…右で

 

 

蕎麦屋…今日はなんとなくご飯の気分だからまた後日にしよう

 

イタリア料理もなし、寿司…って気分でもないんだよなぁ…

なにか変わった店があればいいんだが…ん?

 

「上海料理…?」

 

上海ってことは中華だよなぁ…いやまて…わざわざ上海料理を名乗るということは何かがあるはず…

気になるが…中は普通…

 

 

「あのぉ~」

 

「えっ…あっはい」

 

「入りたいんですけど~」

 

「あっ、すいません」

 

チリンチリン

 

「いらっしゃいませー」

 

「やっほー千早ちゃん! 今日も─

 

 

この子達は…765プロのアイドルじゃないか

しかも全員いる…

765プロ御用達の中k…上海料理店か……よし、今日はここに決めた

 

 

チリンチリン

 

「いらっしゃいませー お一人様でしょうか 」

「あー…はい」

「ではお好きな席へどうぞー」

 

やっぱり内装はふつ…ん?

あれは346プロの高垣楓さんか?

トップアイドルまでくる店…期待が高まる

 

「はい、御絞りとこっちの透明のが水で茶色いのが麦茶です、烏龍茶もありますがそちらは有料です 注文決まったら呼んでください」

 

「はい」

 

さて、メニューは…1番人気が麻婆豆腐定食か、あとは…餃子定食、天津飯…キムチ鍋…? キムチって韓国…

他には…焼売、小籠包に北京ダック…上海蟹もあるな

う~ん悩む…

 

 

チリンチリン

 

「いらっしゃいませー」

「麻定の3 2つ」

「麻定時間かかりますけど大丈夫ですか?」

「えっ どうする?」

「小籠包とかいいんじゃない?」

「あーね、じゃあ小籠包は?」

「小籠包ならすぐできますよ」 

「おっ えっと…「俺は2つ」 じゃあ小籠包4つで!」

「麻定の辛口2つと小籠包4つですね おばーちゃん!小籠包4つ!」

 

あっ小籠包、個数指定できるのか…よし

 

「すいません」

 

「はーい 注文ですね」

 

「えっと…麻婆定食を」

 

「麻婆定食ですね 辛さはどうしますか?」

 

「辛さは…「かっらぁぁぁああ!!!!」ん…?」

 

「大丈夫ー?」

「かりゃい…」

 

えっそんなに辛いのか…

 

「えっと…あれは?」

 

「あれは特辛ですね メニューには載ってない裏メニューです」

 

「なるほど…」

裏メニューなんてあるのか、でも今回は普通の辛さで…

 

「ちなみに普通ってどれになりますか?」

 

「中辛が普通ですね」

 

「じゃあ…中辛でお願いします」

 

「はい中辛ですね」

 

「あと…小籠包を2つと…北京ダックってどんなのですか?」

 

「北京ダックは…まぁ屋台で売ってるような感じのですね」

 

「あぁ…じゃあそれを1つ」

 

「はい」

 

「えーっと…とりあえずこれで」

 

「はい 麻婆定食の中辛が1つ、小籠包が2つ、北京ダックが1つでよろしかったですか?」

 

「はい大丈夫です」

 

「かしこまりました、では少々お待ち下さい」

 

よし、あとは待つだけ

 

 

「千早ちゃん!ご飯おかわり!」

 

ん?おかわり…? あっご飯2回までおかわり無料って書いてる

ん、なにか話してるな…

 

 

「───今何時ですか?」

「えっと…12時?」

 

えっ…今午後1時過ぎ…

 

あっ…おんぶして出て行っちゃった

 

 

「間に合うのかしら」

「まぁ大丈夫じゃないかな?」

「なによそれ」

「ご馳走さまでした」

『はやっ!?』

「しかし、これでは少し足りません…大将おかわり…!」

「おう、できてるよ」

『できてるの!?』

「うっうー、私もご飯おかわりですー!」

「ミキもおにぎりおかわりなの!」

 

 

「お待たせ、先に小籠包と北京ダックね」

 

「ありがとうございます」

 

待ってました、先に小籠包から…お酢と、醤油っと

「いただきます」

 

あっつ うん、やっぱり出来立てはうまいな

 

 

「はい、麻婆豆腐定食の中辛ね」

 

ついにメインの登場、見るからに旨いのがわかる色と香り

 

ん…!中辛だけどわりと辛い

ってことはあの特辛って相当辛いのか…よく食べるなぁ…って…あれは…倒れてる…

 

 

チリンチリン

 

「ただいま戻りました」

『早いよ!』

「いや、背負うものなければ5分もあればつきますし…」

 

 

 

 

旨かった

「ご馳走さまでした」

 

「すいません、会計を」

 

「はーい、978円になります」

 

「千円からで」

 

「はい、22円とレシートになります ありがとうございました」

 

 

チリンチリン

 

 

ふぅ…食った食った

流石アイドル御用達の店…また機会があればこよう

 

 

 




次回『約束』


???のうわさ

茶番書くのにすっごい時間かかる人がいるらしい


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約束

如月千早のうわさ

悪夢のような現実がそこには待っていたらしい


おはようございます!

私は天海春香です、トレードマークは頭のリボン

神奈川から遠距離通勤だけど毎日楽しくアイドルしてます!

 

「輝いた~ステージにた~てば~っと」

ガチャ

「おはよー「「春香!」」うわっ! 真、伊織…? ど、どうしたの?」

「「これみて!」」

「ゴシップ誌? でも貴音さんのって解決したんじゃ?」

「ちがうわよ!これよ!これ!」

「えーっ…と【765プロ関係者Kの真相】・・・ え“っ 」

 

 

 

 

 

 

「えー…それでは全員揃ったところで作成会議を行う」

「それを言うなら作戦会議でしょ」

「そう、それそれ」

「ちょっと状況が読み込めないんだが何があったんだ?」

「プロデューサーさんは見てないんですか?」

「これですよこれ!」

「【765プロ関係者Kの真相】? ってこれは…」

「千早ちゃんの記事です」

「なんで千早の記事が…」

「恐らく───

 

━1週間前━

 

「待て! 「おらっ!」 うわっ!?」ドスン!

 

「残念だったな、俺は柔道で黒帯をもってんだ」

「動かないで下さい」

「・・・きついジョークだ」

「残念ながら、私はジョークが苦手なのです」カチャッ

「やれやれ・・・」

 

と言って諦めると思いきや、肩に下げていたバックを貴音に投げつけ反対方向に逃げ出した

「「待て!/待ちなさい!」」

高い植え込みの間を抜けて道路に出ようとした男だったがその陰から人影が飛び出してきた、しかし「どけぇ!」と言いながら突っ込んでいく

思わず危ないと言おうとしたのだがその前に突き飛ばされた

 

 

男が

 

 

「・・・えっ?」

 

予想外過ぎて立ち尽くしてる間に貴音が男のところに着き

 

「女の子に手を出すとはやはりおしおきが必要のようですね」

「ま、まて! ヒッ!?」

パン!

と音を出して出てきたのは万国旗だった

 

「実は私、ジョークは大好物なんです、千早殿もご協力感謝します」

「はぁ…いや、どういう状況?」

 

───あの件かと」

 

そんなことがあったんだ…でもそれって…

 

「つまり逆恨みってことね」

「逆恨みにしては度が過ぎてるわ、千早は一般人よ」

「で、内容はどうなんだ?春香」

「えっと…弟が亡くなったのと別居してるのは本当だよ、でも働いてるから一人暮らししてるだけで家族仲は悪くないって言ってた気がする」

「なるほと…千早は今日は?」

「体調不良で休みだって大将さんが」

「千早が? 携帯は?」

「電源が入ってないって」

「家のがあるんじゃないの?」

「家のは使ってないから番号知らないって」

「知らないのか…」

「で、結局今回はどうするの兄c」

「どうするって言われてもなぁ…、千早はあくまで一般人だからどうしようもないんだよなぁ…」

「そうね、千早と連絡が取れれば話は別なんだけど、うちに所属 してない以上 何もできないわね」

『そんなぁ…』

「とりあえず俺達で考えておくから、皆は今まで通り活動してくれ」

「はい!そういうわけだから、さっさと仕事に行きなさい!」

『はーい…』

 

 

 

そんな話をしてから1週間近く経ったけど未だに欠勤状態が続いている

 

「で、どうすんの?部屋からも出て来ないんでしょ?」

「そうなんだよねー…いおりもーん「いおりもんってなによ」どーしたらいいと思うー…?」

「どうしたらいいって聞かれてもねぇ…曲でも作ってあげたらひょっこり出てくるんじゃない?」

「なるほど…ちょっと買い物行ってくる!」

「えっちょっと!まち バタン! ・・・マジ?」

 

 

 

「という訳で早速始めたいと思います」

「本当にやるのね…でも曲なんて作れるの?」

「作ったことないけどなんとかなるかなって」

「いや、ならないから」

「手伝って伊織!」

「それは別に構わないけど…」

ガチャ

「「おっはー」」

「おっはよーごさいまーす!」

「おはようやよい「「ちょっ!やよいっちだけ!?」」はいはいおはよう二人とも」

「おはよーございます春香さん ってあれ?なにやってるんですかー?」

「みんなおはよー、千早ちゃんを励ます為に曲を作ろうと思って」

「えっ!曲作り?亜美もやる!」

「真美もー!」

「あっ、じゃあわたしもやりたいです!」

「じゃあおねがい!」

「任せて!こうババーン!って感じで作っちゃうから!」

「そうそうズバーン!って感じでやっちゃうよ」

「ババーン!でもズバーン!でもいいけどどんな曲作るのか分かってんの?」

「ロックなのでしょ?」

「違うよ真美、パレード?「バラード」そう!バラードだよ!」

「実際どうなのよ春香」

「え“っ…とー…「決まってないのね」・・・ハイ」

「ハァ…全員そろってからちゃんと決めましょ」

 

 

 

「どうかな…」

「ボクは賛成 一緒に走ってもらったりダンスレッスンにも付き合って貰ってるし」

「自分も賛成だぞ プロデューサーは?」

「最近は参加するバンドが増えたから多少休んでも大丈夫ですからって皆のレッスンに付き合ってくれてるし、いいんじゃないか?律子はどうだ?」

「大丈夫ですよ、ただ作詞はともかく作曲はどうするの?私的な事で作曲家に頼むわけにはいかないし」

「う~ん…」

「ミキ的には千早に自由に歌って貰うのがいいと思うなぁ~」

「なるほど…ナイスアイデアかも…!千早ちゃんなら作曲できるし!」

「まぁそれなら問題ないわね」

「みんなもそれで大丈夫?」

『大丈夫/OK』

「雪歩とあずささんも大丈夫だって」

「みんなありがとう! よろしくお願いします!」

 

「よーし!ハム蔵も手伝ってね!「キュッ!」がんばるぞー!」

「せくちーなのにしちゃおっかな」

「おっ名案ですなぁ~」

「やるからにはちゃんとやりなさい━━

 

 

そんな感じで765プロ総出の作詞が始まりました

社長や小鳥さんも協力してくれて千早ちゃんの実家から参考になりそうな物も借りてきたり、とりあえずみんなで仕事の合間に連絡を取り合いながら作っていきました

 

そして

 

 

━━できたー!」

「くあー!終わったー!」

「長く苦しい戦いだった…」

「死んだものは数知れず…「いや死んでないから」」

「お疲れ様です お茶用意しました~」

「ありがとう雪歩」

「らぁめんもありますよ」

「ありがt…ってラーメン!?」

「さすがお姫ちん」

「…よし!じゃあ早速だけど届けにいってくるね!」

「はっや」

「善は急げっていうからね!行ってきます!」

バタン!

「急がば回れともいいますが…遅かったですね…」

「お姫ちん」

「なんでしょう」

「ラーメンは急がないとのびるよ」

「・・・ハッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

えっと…千早ちゃんの家は207号室だから…ここだ

 

ピンポーン!

 

・・・

 

ピンポーン!

 

「ごめんくださーい」

 

ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポーン!

 

「千早ちゃーん!」

 

いないのかな…

 

「餌だぞー… 馬鹿ちはやー アホちはやー 貧乳 マグロォ…

 

 

━数分後━

 

・・・なんで居ないの千早ちゃーん!!」

 

「それは今まで外出してたからよ春香」

・・・え?

声がした方を見るとそこには買い物袋を持った千早ちゃんがいました

「ち、千早ちゃん!心配してたんだよ!どこ行ってたの?」

「病院よ、ところで春香こそ何してるの? 警察来てるけど」

「え"っ…あっ…」

「「どうも」」

「い、いやぁ~絶対に中に居ると思ってたから…あはは…」

「いえいえ 僕達はたまたま近くを通りかかっただけですので

それと一つお願いしたい事があるのですが」

「なんでしょう」

「ベランダにカメラ付けてますよね」

「あーはい、付けてますけど」

「拝見させて貰ってもよろしいでしょうか?」

「いいですよ ガチャ どうぞ」

「失礼します」

「し、失礼します」

「春香も入る?」

「え、あっ…わたしはこの後も仕事あるから大丈夫」

「そう?」

「あっ!そうだ千早ちゃんに渡したい物があって…」

「私に…?」

「これ!」

「なにこれ…歌詞…?」

「765プロのみんなで書いたの!」

「そう…皆が…でもどうして?」

「え"っと…ほらつらいことがあったし…その日頃の感謝っていうか…」

「? ・・・そうね、私も二週連続でインフルエンザになるとは思ってもなかった「え?」…え? 」

「えっあっいや…あはは…」

「…フフッ ありがとう春香」

「じゃあわたし帰るね」

「ちょっと待って春香」

「えっ?」

 

 

「これ」

「これって…SDカード?」

「お礼に受け取ってくれる?」

「いいけど…これ…」

「新曲」

「え!?いいの!?」

「ええ、皆にもありがとうって伝えておいてくれる?」

「もちろん!」

「じゃあまた明日」

「うん!また明日!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

[765プロについて語るスレ22]

 

 

312 ファンクラブ会員8番

765新曲情報キター!(゚∀゚ 三 ゚∀゚)

 

313 通りすがりの765ファン

テンション高杉

 

314 通りすがりの765ファン

さすが8番さん情報が早いわ

 

315 通りすがりの765ファン

新曲久しぶりじゃね?

 

316 通りすがりの765ファン

まーた金が減るじゃねぇか(歓喜)

 

317 通りすがりの765ファン

>>315 まぁ四条貴音の移籍疑惑と如月千早の巻き込まれ案件があったからな

 

318 ファンクラブ会員8番

>>315 貴音さんと千早ちゃんのゴシップのせいだよあんの悪徳記者め(# ゜Д゜)

って作詞作曲千早ちゃん!?Σ( ̄□ ̄;)

 

319 通りすがりの765ファン

嘘だろ…マジか

 

320 通りすがりの765ファン

マ?

千早ちゃんて料理店の店員じゃなかったの?

 

321 通りすがりの765ファン

>>320 知らねぇのか?如月千早といえば都から○○公園の

土地借りてやってるミュージシャンで今ではプロアマ問わず共同ライフやる実力者だぞ

 

322 通りすがりの765ファン

>>321 知らんかった…

 

323 通りすがりの765ファン

女子高生バンドから老人会、地下ドルに警察の音楽隊までやってたな()

 

324 通りすがりの765ファン

>>321 >>323 ナニソレコワイミテミタイ

 

325 通りすがりの765ファン

>>321 >>323 そこまでやっててプロじゃないのか(困惑)

ところで誰が歌うん?

 

326 通りすがりの765ファン

>>325 全員

 

327 ファンクラブ会員8番

>>325 ジブリ以来の全員曲だぜщ(゜▽゜щ)

ひゃっほい((o(^∇^)o))

 

328 通りすがりの765ファン

>>325 ゴーマイウェイ、ジブリに続く全体曲三曲目

>>327 取り敢えず落ち着けw

 

329 通りすがりの765ファン

おー全員か、ってことは最強ってことやな

で、曲名は?

 

330 ファンクラブ会員8番

>>329

 

 

READY!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回『不屈?のシンデレラと強面の魔女』


春「ところで電話通じなかったんだけど」

千「ああ…病院から帰る途中で歩道橋の階段から落として壊れたわ」




あと出来ればでいいので感想がほしい…(ザコメンタル)


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不屈?のシンデレラと強面の魔女

???のうわさ

なにかを探しているらしい


「えー、協議の結果 最終オーディション合格者は高森藍子さんということで」

「は、はい…!」

「おめでとうございます藍子ちゃん!」

「ありがとうございます」

「全体的には島村さんの方がよかったんだけどね、あいにく採用したかった人材がね…え…っと何て言うんだっけ?」

「えっ、そうですね…ゆるふわ系?」

「そう、ゆるふわ系でね、今回は残念ながらってことで」

「わかりました!」

「また機会があればよろしく頼むよ」

「はい!島村卯月、頑張ります!」

「じゃあ早速だけど高森さんにはアー写(アーティスト写真)のほう撮って貰うから」

「は、はい!」

「島村さんは一応その許可証は今日中使えるから邪魔にならない程度になら見学していっていいからね」

「いいんですか!?」

「構わないよ、但し写真とか撮るのは駄目だからね」

「はい!ありがとうございます!」

 

「では失礼します!」

「あぁお疲れ様」

「藍子ちゃんも頑張ってください!」

「はい、頑張ります…!」

バタン

 

「ふぅ…」

また落ちちゃいました…これで…1.2…10回目くらいでしょうか…

で、でも審査員さんはよかったって言ってくれましたしこのまま受け続けていけば合格しますよね!・・・たぶん…

「・・・はぁ…」

ちょっとお腹が空いてきました…社員食堂は…さすがに使ったら駄目ですよね…あっ!そういえば外にカフェがありました!そちらのら大丈夫なはずです!

「えっと…エレベーターは…こっちだったかな?」

 

 

━ 1階ロビー ━

 

うう…まさか反対側だったとは…しかもすぐ近くでしたし…

あっ…なにか凄く偉そうな人が入ってきました

「おはようございます!」

「ああ、おはよう」

だ、大丈夫かな? よしカフェに

「まて」

「は、はいぃ! ・・・えっと・・・なんでしょう…か…?」

「見ない顔だな」

「し、島村卯月です!オーディションを受けに来ました!」

「島村卯月…結果は」

「え〝…と…落ち…ました…」

「そうか…」

「・・・」

「・・・」

「・・・えっと「島村卯月」は、はい!」

「話しがある少し付き合え」

「え…はぁ…」

 

これはまさか校舎裏案件と言うものでは…会社ですけど

内心びくびくしながら付いていくと[常務室]と書かれた部屋に着きました…常務!?

ってことはこの人が常務さん…!?

な、なんで常務さんが私に…

 

「取り敢えずそこに座れ」

「は、はい!」

 

ソファーに座った後常務さんは事務机からなにかの書類を持ってきて反対側のソファーに座りその書類をテーブルに置きました

 

「プロジェクトの企画書だ、読め」

「え〝」

 

えっと…

 


新規プロジェクト企画書

 

プロジェクト名  リリィ

 

 

 

「プロジェクトリリィ…ですか」

「そうだ、プロジェクト名は仮だがほぼそれで確定している、メンバーは書いてある通りだ」

 

 

メンバー

 

高垣楓

安部菜々

関根姫

小日向美穂

十時愛莉

日野茜

佐久間まゆ  モデル事業部より転向

 

新規採用アイドル1名

 

 


 

トップアイドルの高垣楓さんにウサミン星の二人に茜ちゃんもいる…

「す、すごいメンバーですね…」

「ああ、だが問題がある」

「問題…「まとめ役がいない」あー…」

 

茜ちゃんはあんな感じですし、千早ちゃん曰く高垣楓さんは「隙あらば駄洒落を言ってくるフリーダムマイペース」って言ってたし、ウサミン星の二人と十時愛莉さん、小日向美穂さんはテレビで見た感じだとまとめるタイプではないみたいですし、佐久間まゆさんは…わからないですけど

 

「そこでだ、君にはまとめ役としてこのプロジェクトに参加して貰いたい」

「はい・・・はい?」

「本来なら城ヶ崎にやって貰うところだがトップアイドルを2人共使うのは相当なリスクがかかる」

「はぁ…」

「そこで君だ」

「ええ…」

「ついでにマネジメントも担当してもらう」

「マネジメント…?」

「そうだ、妙に心配性な奴が 秘書くらいつけて下さい とうるさくてな」

「はぁ…って!む、無理です!私に秘書なんて!」

「大丈夫だ、しばらくはアシスタントを付ける」

「うええ…」

「どうする」

「え、と…一応聞いておきますけど、秘書って何するんですか?「雇ったこと無いから知らん」うええ…」

「ある程度慣れてきたら好きにやっても構わん、気になる卵がいればスカウトしてプロデュースしてもいい、やりたい番組があれば企画書を出せば見てやる」

「アイドルがプロデュースなんてしていいんですか!?」

「引退しながらも事実上アイドル兼プロデューサーをしている奴なら1人いる、問題ない」

「そうなんですか…」

「で、どうだ?」

「・・・わかりました、わたし やります!」

「そうか、今日はこれから会議がある 明日からよろしく」

「明日は学校が…「放課後でいい」わ、わかりました!明日からよろしくお願いします!」

「ああ、気を付けて帰れ」

「はいっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンコン

「失礼します」

「千川か…」

「はい、杉本さんから卯月ちゃんの応募用紙預かってきましたよ」

「すまないな」

「いえいえ、仕事ですから

それにしても驚きましたね」

「ああ…とんだ偶然もあったものだ」

「しっかりプロデュースしてあげて下さいね、プロデューサーさん♪」

 




次回『初仕事・アイドルと元アイドル』


島村卯月のうわさ

友達にある物を借りたらしい


大分進捗が遅れてますがちゃんと少しずつ書いてます
5月になりGWもすぎましたが約2/3程度です
本当に申し訳ない


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初仕事・アイドルと元アイドル

お久しぶりです
延ばしに延ばしまくって申し訳ないです


─前回の翌日 朝5:30過ぎ─

 

「ふわぁぁ…」

おはようございます…やっぱり朝眠たいですね…

今は数年前から日課にしている朝ランニングをしています

昨日はあのあと友達に合格の連絡をしてお昼ごはんを食べました

にしても流石プロダクションのカフェ…高垣楓さんや大和亜季さんがいて、しかもあのウサミンさんが店員をしてるなんて…

っと、あやうく話がそれるところでした…

そういえば連絡をした時に頼み事をしておいたのですが持ってきてくれたでしょうか…

あっ茜ちゃんと千早ちゃんいました!

 

「おはようございます!」

「おはようございますうーちゃんさん!」

「おはよう、改めまして就職…?おめでとうございます」

「おー!そうでした!おめでとうございます!」

「ありがとうございます!茜ちゃん!千早ちゃん!」

「うーちゃんさんが後輩…一緒にステージに立つのが待ち遠しいです!」

 

そう、茜ちゃんは346プロのアイドルなんです、残念ながら昨日は会えなかったんですけど今日からは会う頻度が増えてくると思います、そしてもう1人千早ちゃんはフリーのミュージシャンなのですが765プロの曲を作ることもある作曲家さんでもあるんです、もしかしたら346にも作ってくれたりするんでしょうか?

 

「そういや、いちおうスーツ持ってきはしたけど本当に入るの?」

「身長は同じくらいなので入ると思います…よ?」

「・・・まぁ、一回り大きいサイズだから入らないことはないか…」

「うーちゃんさんのスーツ姿…どんな感じになるんでしょう!」

スーツを着た私の姿ですかぁ~…あれ?

「・・・普通じゃない?」

「普通…ですね」

「普通ですか!」

「と、とりあえずお借りしますね」

「ん、別に買ってあげても良かったのに」

「さすがに買って貰うなんて出来ないですよ!?」

「入所祝いくらいさせてくれてもいいと思うのよ」

「ええ…えっと、ご飯くらいなら…」

「あっ!カレーですかっ!」

「「えっ」」

「違うんですか!?」

「「・・・」」

茜ちゃん…

「この近くにカレー屋ありましたっけ」

「あるにはあるけど今やってないかな」

「ないんですか!?」

「まだ5時半ですからね」

「ガーンです!」

 

結局ランニング中に発見した24時間営業のカレーチェーン店で食べた後、千早ちゃんはランニング、私と茜ちゃんは学校に行く為に解散しました

 

 

 


 

─美城プロ─

 

遂に来てしまいました…

今日からここでお仕事をするんですよね…

そういえばどこに行けばいいとか聞いてないんですけど…常務さんの部屋でも良いのでしょうか…というより常務さんはいらっしゃるのでしょうか…と、とりあえず受付の人に聞いてみましょう…

 

「あ、あのー…常務さんっていらっしゃいますか…?」

「美城常務でしょうか?」

「は、はい」

「すいません、お名前は」

「島村卯月です!」

「島村様ですね、話は伺っております 社員証を預かってますので少々お待ち下さい」

「はい!分かりました!」

 

 

「ではこちらが社員証になりますので失くさないようにして下さいね」

「分かりました!」

「頑張ってね」

「はい!島村卯月頑張ります!」

 

 

・・・とは言ったものの…

 

[常務室]

 

き、緊張します……よし…!

「島村卯月…行きます…!」

 

コンコン ガチャ

 

「失礼します!今日からお世話になります島村卯月です!よろしくお願いします!」

「ああ、よろし…なぜスーツ…」

「あっ、いえスーツの方がいいかなって」

「そうか、まぁいいだろう では最初の仕事だが…」

「はい!」

「まずは事務所を知る事からだ、千川「はい」案内を頼む」

「分かりました」

 

そう言って前に出てきたのは黄緑色の服を着た…あれ?どこかで見たことあるような…

 

「千川ちひろです「ぇ…」よろしくお願いしますね?」

「あ、はい!島村卯月です!よろしくお願いします!」

 

「では、まずは左側をご覧下さい」

「はい!」

「壁です」

「はい!・・・はい?」

「おい」

「ふふっw 冗談です、では行きましょうか」

えっと…大丈夫なのでしょうか…と思いながら常務さんの方を見ると

「大丈夫だ」

あっ大丈夫なんですね

「・・・たぶん」

たぶん!?

 

 


 

ちひろさんに連れられて着いたのは[第1営業課]と書かれた部屋

 

「ここが第1営業課です 基本的にプロデューサーさん方はこちらでお仕事をされてますね」

「ここがそうなんですね~」

そんな事を話していると

「すみません…通して貰えますか…」

「え…ああっ!すみません!」

「いえ…」

「武内プロデューサー、お疲れ様です」

「はい、お疲れ様です千川さん…えっと…そちらは」

「島村卯月です」

「島村卯月さん「はい!」・・・少しいいでしょうか「はい、なんでしょう?」・・・アイドルに興味は「え"っ」…?」

「卯月ちゃんはアイドルですよ」

「え、失礼しました…スーツ姿でしたので」

「こちらこそすみません!」

「とりあえず紹介させて頂きますね

こちらは今日からお仕事をされる島村卯月さんです、楓さんにも参加していただくプロジェクトリリィに所属されるアイドルさんでプロジェクトマネジメントも担当して頂く事になってます、今のところ役職上では常務秘書というかたちになりますね」

「よろしくお願いします!」

「なるほど、そうでしたか

すみません名乗るのを忘れていました、プロデューサーをしている武内です、今は高垣楓さんのプロデュースを担当しています」

「・・・えっ!?楓さんのプロデューサーさんって男性の方だったんですね…!」

「はい、あるプロジェクトの時にお会いしてから今まで担当させて頂いてます」

「プロジェクトもされてたんですね… もしかしたら色々と教えて貰いに伺わせて頂くと思いますのでよろしくお願いします…」

「いえ、こちらこそよろしくお願いします すみませんが私はここで」

「はい!お仕事頑張ってください!」

 

武内さんが先に入って行って私達も後に続き部屋に入ると色んな方々がお仕事をされてました

スーツ姿の人だけではなくカジュアル?な服な方にゴスロリ…ジャージ…ジャージ!?

学校の職員室みたい…なんて思いながら大きくスペースがとられているデスクまで行くと昨日の面接官さんがいました

 

「杉本さん」

「ん? ああ千川くん…と島村くんか、昨日ぶりだね」

「はい、昨日はお世話になりました…!」

「いやいや…千川くんから聞いたよ 常務の所で世話になるんだってね、あの人はアイドル思いではあるんだが 些か固い口調で言う人だから色々と苦労するだろうけど支えてやってあげてね」

「はい!」

「あと高森くんの様子見に行ってあげて 第5レッスンルームに居るから」

「いいんですか!?」

「構わないよ、千川くん」

「分かりました では行きましょうか」

「は、はい! 失礼します!」

「ああ 頑張ってね」

 

杉本さん…とてもいい人でした!

と、いうことで次は第5?レッスンルームに向かう為に第1営業課を後にしようとしたところ、ちひろさんに話しかけて来る方が

茶髪でちひろさんと同じくらいの歳の綺麗な女の人で 一見モデルのような美人さんです、ちひろさんと仲が良いみたいですが どこかで見たような…?

「あっ、待たせてすいません こちらは私の同期の甘野愛依さんです」

「やっほー☆甘野愛依だよ☆ あまのんって呼んでね☆」

「あまのんさん…あっ! もしかしてハピネススウィートライフのあまのんさんですか!?」

「うんうん…ヴェッ!? なんで知ってんの!?」

 

あまのんさん…甘野愛依さんは私が小学5年生の頃に連れていって貰ったデパートで初めて生で見たアイドルさんです

その時のあまのんさんは黄色とピンク色を基調とした衣装を着ていました、そういえばその時も語尾に☆や♥️をつけていた気がします

そしてその時に歌っていたのがハピネススウィートライフという曲です、今のあまのんさんの雰囲気では考えられない程メルヘンな曲でした

 

「そんなのファンだからに決まってるじゃないですか! サインして貰ったCD 今も部屋に飾ってます!」

「サイン!? ってことは~・・・「島村卯月さんですよ」しまむらうづきぃ…? あっ!もしかしてうづちゃん?」

「はい!うづちゃんです!」

「あーのうづちゃんかぁ・・・ うん、通りで見覚えがあるわけだ☆ いやぁ成長したねぇ☆」

「えへへ…あっ!あとちひろさんにサインして貰ったはにかみdaysのCDもちゃんと飾ってますよ!」

「えっ」

「良かったじゃんちっひー☆」

 

そう あの時あまのんさんと一緒にライブをしていたちひろさん

当時のちひろさんは髪を膝の辺りまで伸ばして水色と黄緑色の衣装を着ていてまるでお人形さんの様でした

あの時の二人を見てアイドルになりたい!って思ったんです

 

「ところであまのんさんは何のお仕事をされてるんですか?」

「ん?あたしはメディア事業部でディレクターの仕事してるよ まだまだ新人だけどね☆ うづちゃんは・・・Pかな?」

「いえ、私はアイドル兼常務秘書兼プロジェクトマネージャーですね」

「えっなにつづりん系なの?」

「つづりん?」

「南雲綴さんですね」

「つづりんもアイドル兼プロデューサーやってるんだよ☆ たしか小梅ちゃんと沙結ちゃんとくるみんだっけ?」

「そうですね」

「そんな方がいらっしゃるんですね、会ってみたいです」

「くるみんもベテランだから勉強になると思うよ☆ あっそうだあかねっちどこにいるか知らない?」

「いえ、見てないので分からないですね」

「そっか~「甘野くんじゃないか」おっ課長さんやっほー☆ あかねっち知らない?」

「日野くんなら高森くんと一緒にレッスンしてるはずだよ」

「なら行き先同じですね」

「おっ じゃあ一一緒に行こうか」

 

 

 

[第5レッスン室]

 

ガチャ

「おっじゃましまーす☆」

「あまのんさんじゃないですか!お疲れ様です!」

「おっすあかねっち☆」

「「いえーーい!」」

「「失礼します」」

「あっ千川さんに島村さん こんばんは」

「こんばんはです藍子ちゃん! 卯月でいいですよ」

「卯月…ちゃんでいいのかな?」

「はい!大丈夫です!」

「じゃあ…よろしくお願いしますね 卯月ちゃん…♪」

「はい!よろしくお願いします!」

「うーちゃんさん!お疲れ様です!」

「お疲れ様です茜ちゃん!」

「「いえーい!」」

「ちひろさんもお疲れ様です!」

「はい、お疲れ様です」

「どうですか美城プロは!」

「とっても素敵な場所ですね…!」

「そうですね!私もそう思います! 早速ですが案内ついでに藍子ちゃんとランニングしてきますので!「えっ…今から…?」それでは行きますよー!「ぇっぁ…ちょっ…」ボンバーーーー!」

 

行っちゃいましたね…

ってたしかあまのんさん茜ちゃんに用事があったのでは…?

「収録日と集合場所の確認だけだから終わったよん☆」

あっそうですか

 

「そろそろ時間も遅くなってきましたし、この階にあるストラトスプロジェクトだけ見て上がりましょうか」

「あ、はい」

「じゃああたしは戻るね」

「はい お疲れ様です」

「お疲れ様です!」

「おっつ~☆」

ガチャ…バタン

 

「私達も行きますか」

「そうですね」

 

ストラトスプロジェクト…たしか美城プロと神奈未来工学研究所の共同プロジェクトですね

より高度な撮影技術が欲しい美城プロ側とスポンサーや広告塔が欲しい研究所側の利害が一致した結果発足されました

一般的なアイドルと違ってストラトスプロジェクトは技術系のイベントや展示会をメインに活動していて雑誌やテレビCM以外でのメディア露出は殆ど無いのでどんな方々なのかあまり知らないんですよね…

 

 

[ストラトスプロジェクト]

 

「こちらですね」

「ここがプロジェクトルームってやつですね」

「では開けますね」

ガチャ

 

「しつれ「死ぃぃぃねぇぇぇ!!「はい89で失敗ですね」チッ…命拾いしましたね」い……やっぱり止めときましょうか」

「そ、そうで「なにやってるの?入るなら入…って千川先輩と…新人かな?」あっ 島村卯月です」

「ふ~ん…挨拶回りってとこかな 私は綾瀬優紀(あやせゆうき)よ、よろしくね」

「よろしくお願いします」

「何をされてたんですか?」

「撮影よ撮影 【美城プロが逝くクトゥルフ神話2】っての」

今『いく』の字がおかしかったような…

「一応紹介しておくと

左から 魂麗祐夏さん メディア事業部の方でこの企画のディレクター、KPを担当してます

その隣にいるのが雷禅さん ドイツ出身で普段は大人しいのだけど…性格は結構ヤバめよ

で、奥側左がソフィア・ヴォルピさん、彼女はイタリア出身ね

右側はグリムゲルデ・アーヴァストレさんあの人は…ドイツね

手前左側が土方皐月さん、研究所から来た人でストラトスプロジェクトのリーダー、その隣が沖田文月さんプロジェクトメンバーではなく技術者として出向して貰ってる ロリショタ好きのヤバいだから気を付けて

で最後 一番右がフランス出身のクリスティーヌ・アムリエールさん、彼女はタレント事業部のモデルでサブKPよ

あとストラトスプロジェクトは他に2人いるんだけど、今日はオフでいないからまた後日紹介するね」

「わ、わかりました、よろしくお願いします」

「そういえば風間プロデューサーはいらっしゃらないんですね」

「ああ、あの人なら週末の打ち合わせが長引いてるらしくて」

「あら、それは残念です」

「まぁプロデューサーですしすぐに会えるでしょう」

「それもそうですね それでは撮影中失礼しました」

「失礼しました!」

「いえいえ またいつでもいらしてくださいね」

 

 

 

「えーっと…この後は…」

「もう帰って頂いて大丈夫ですよ」

「常務さんには…」

「常務には私から伝えておきますので」

「ええ…じゃあ お先に失礼します」

「はい♪帰り道気を付けて下さいね」

「はい!お疲れ様でした」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

家に帰って来ました!

と言っても晩御飯とお風呂はもう済ませていて、もう21時なんですが…今は千早ちゃんとお電話をしているところです!

 

──って事がありまして~」

『そう、それなりに楽しそうな職場でよかった』

「はい!そうなんですよ! 明日も楽しみです…!」

『そう? 聞いた感じだと明日も挨拶回りだと思うけど』

「ぁぅっ! そ、そうですか?」

『まだプロジェクトのメンバーとも顔合わせしてないんでしょ?』

「それもそうでした 千早ちゃんの方はどうですか?」

『私? 私は明日から副業よ』

「副業と言うと…もしかして作曲ですか?」

『そうよ それに他にも色々と頼まれたわ、まぁ最近はグループ数も増えてライブの頻度も少なくなってきたから別に問題は無いのだけど』

「ああ…先週「暇だからロードバイク買った」って言ってましたね」

『結構楽しいわ 昨日も江ノ島まで行ってきたけど景色も良くて快適でしたし まぁしばらくはおあずけだけど』

「そんなに大変なんですか?」

『ええ、4、5曲書くことになりそう…振り付けこみで』

「ヴェッ…それは御愁傷様です」

『ありがとう じゃあそろそろ切るわね』

「はい おやすみなさい」

『おやすみ』

ピッ

 

 

・・・・・・作曲家って大変なんですね

 

 

 




次回『合宿ですよ!合宿!』


如月千早のうわさ

江ノ島へ輪行サイクリングした時に高校生と仲良くなったらしい
(自宅ー電車ー矢野口ー自転車(南多摩尾根幹-境川サイクリングロード)ー江ノ島)

PS.もしかしたら先にキャラ紹介いれるかも


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キャラ紹介

最新話時点での情報が載っています
話では描写してない部分もあります

・如月千早
・天海春香
・島村卯月

※pixiv百科事典を参考にしてます


 

如月千早

 

とは、日本のフリーミュージシャン、料理店店員、作詞作曲家

 

概要

 

誕生日 2月25日

身長 160cm前後※1

出身 東京都

趣味 ランニング、音楽鑑賞、アニメ鑑賞、ライブ

特技 歌唱、ギター、キーボード、料理

職業 料理店店員、作詞・作曲家※2

所属 上海料理店 大幸

※1 公表はしていないが765プロの天海春香と同程度とみられる。

※2 無所属

 

小学五年生の冬休み頃から路上ライブを始め、中学二年の頃に当時未使用だった■■公園のステージを都から借り以降ライブを行っている。

中学卒業後は進学せず上海料理店に就職しほぼ毎日ライブを行っていたが、現在はステージの利用者数が増えたため1週~2週間に1回の頻度に減っている。※現在ステージの管理運営はSSSが担当

前述の通り、ギターとキーボードを扱えるため基本的に自身で演奏しているが、現在『蒼い鳥』だけは「りんこちゃん(愛称)」に演奏して貰っている。

 

初めてテレビに出たのは20■■年、四つ星スターライトハーモニー学園のアイドル星宮いちごの密着番組内で朝のランニングで一緒に走っているところが映されている。

名前が出たのは翌年5月27日の346プロの番組内のコーナーで、輿水幸子に辛さ普通と称して当時最高ランクの特辛を提供する鬼畜振りを発揮している。なお当時中学2年生で表記上では『料理人(見習い)』で名前は辛さの余り水を要求した際の「千早さん!水っ!水っ...!」の発言によるもの。

それ以降も346プロや765プロの番組に出演することが多く、『世界一かわいいラジオ』にて輿水幸子は「頼めば激甘~激辛、無味に麻婆豆腐の見た目のケーキみたいなのも作ってくれるから制作陣からは好評らしいですよ、ボクは苦手ですけどね!なんで毎回毎回変なの作らせるんですか!てか千早さんものらないでください!」とのこと。

 

前述の通り中卒で就職しており、現在一人暮らしをしているが20■■年にそれを悪用したゴシップ記事を書かれたこともある、なお当時本人は「2週連続でインフルエンザ発症し家に籠っていたので記事の事は全く知らなかった」と復帰ライブのMCで語っている。

 

作詞作曲は自身の路上デビュー曲である蒼い鳥が初めてらしい、作詞作曲家としての仕事は上記のインフルエンザ発症時に作成した765プロの楽曲READY!!が初されているが、それ以前にも神崎美月、星宮いちご所属のSoleilや大空あかり等に曲提供していたとされている。

余談だが、天候の都合で遅れていた竜宮小町が到着までの繋ぎの役目で765プロのライブにも1度出演したことがある。

 

現在SNS・ブログ等を行っておらず、本人の情報はアイカツ関連か765プロか346プロの番組、アイドルかSSSのSNS・本人のライブでのみ知ることが出来る。

 

 

主な出演作・作詞作曲楽曲

 

番組

・孤高のグルメ

・生っすか!?サンデー

・高垣楓の酒旅人

・興水幸子のぶらり散歩道

 

楽曲(歌い手)

・蒼い鳥(如月千早)

・My Soul, Your Beats!(如月千早・ガルデモ)

・Brave Song(如月千早・ガルデモ)

・READY!!(765プロ)

 

 

 


 

天海春香

 

とは、日本の女性アイドル、765プロ所属

 

概要

 

誕生日 4月3日

身長 158cm

出身 神奈川県中郡二宮町

趣味 おかし作り、カラオケ、長電話

特技 おかし作り、料理

職業 アイドル

所属 765プロ

 

 

性格は心優しく素直で前向きであり765プロのムードメーカー、しかし悩みを溜め込む癖がある為、時々メンタルケアが必要...らしい。

アイドルを目指したきっかけは「歌うのが好きだから」とのこと、だが歌が得意とは明言していない。

自身のラジオで「初のオーディションが765プロだった」ことと「そのオーディションに如月千早も参加していた」ことを明言している。

転んだり、おかし作り・料理で分量を間違えたりする等、1日1回はなにかしらミスをするほどのドジっ子らしく、転ぶ回数が多すぎて一度病院で検査させられたこともあるらしい。

 

担当楽曲

 

・The world is all one !!

・GO MY WAY!!

・START!!

・自分REST@RT

 

 

 


 

島村卯月

 

とは、日本の女性アイドル兼常務秘書、346プロ所属

 

概要

 

誕生日 4月24日

身長 157cm

出身 東京都

趣味

特技

職業 アイドル、346プロ常務秘書

所属 346プロ

 

デビュー自体はまだしていないものの高校生1年生ながらアイドル兼常務秘書として活動している。

現状プロフィールは上記以外の情報が出ておらず、謎に包まれている部分は多いが、日野茜曰く「毎朝一緒にランニングしたり、美嘉さんと3人でレッスンしたりしてます!」とのことから他アイドルとの関係は良好でトップクラスアイドルのレッスンに参加できる程には実力がある模様。

 




最新話更新から一年経ってて内心慌てまくってますが書けてないです←


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