戦国と傾鬼者 (おくた)
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上洛篇
No.1 旅立ち


主人公は
影をせおいながいきていく

(絶賛リメイク中!)


2015年

俺たちは日本から中国にわたり

山の中でも戦い続けていた

ゲリラ戦を展開しいていた

しかし

一人また一人と命は散っていく正直勝ち目なかっか

そんな最中

 

?「隊長このままみんなお陀仏だ」

 

隊長「く…わかった私が囮となる」

 

?「いや…隊長…残ってくれ」

 

隊長「いやだめだ!」

 

?「隊長あんたはいきてくれ

あんたは俺たちの希望なんだから」

 

隊長「く…わかった総員撤退」

 

そして兵士はのこる

 

「さて、こいや!たおしてやるぜ」

 

といって向かってくるやつらを倒していくが

 

「もうこれまでか…

さて最後くらいはでにやってやるか

あばよくそったれども…」

 

といってありったけの爆薬と弾薬を車につんで

相手の指令部につこっむ

 

?「これでいいんだ…」

 

しかし次の瞬間

 

?「あれ?ここは」

 

と森の中で目覚める

 

「たしか俺は」?、

 

と後ろを見るとジープがあった

 

?「お前もきてたか…」

 

持ち物は…リボルバー…

ライフル…と予備のリボルバー2つ

あと牽引されたバイク

 

「おまえもきてくれてたか…相棒」

 

「なんだおまえは?」

 

と振り向くと大男がいた

 

「俺は島崎 一輝」一輝

 

左近「そうかわしは、島左近じゃ見たとこ

迷っている感じだな…ついてこい」

 

一輝「…」

 

左近「そう警戒するでない

取っ手食おうという気はない」

その道中で

 

左近「なぁ…おまえさん…わしとこんか?」

 

一輝「?」

 

左近「おまえさん普通の人からは感じね何かがある」

 

一輝「…わかりましたいきましょう」

 

こうして一輝は左近の弟子となった

 

この時一輝は15才

ちなみに

一輝と共に来たやつはこっそり左近の家の倉庫へ

この後左近の元で体術、剣術、兵法などをまなんぶ

 

そして4年後…

ある戦場で左近と一輝は戦場でいた

その戦場で

 

左近「一輝あともう少しじゃ!」

 

一輝「わかりました師匠(!火薬の匂い) 師匠!」

一輝は火薬の臭いがした

 

「なんじゃ?」左近

 

ドキュー!

放たれた鉄砲は左近の腹部にあたり左近は倒れる

 

左近「!」

 

一輝「師匠!このやろう!」

 

そういうと一輝は隠していたドラグーンをぬき

左近に種子島を撃った相手を撃ち殺す

 

一輝「師匠!師匠!待ってください今治療します」

 

といって止血するが血は止まらなかった

 

一輝「クソッ!とまれ!とまれよ!止まってくれ!」

 

左近「もうよい…一輝…」

 

一輝「しゃべるな!」

 

左近「きけ!」

 

一輝「!」

 

左近「わしは助からん

よいか一輝

お前さんは旅に出ろそしてよい主を探せ

今日からおまえが島左近じゃ」左近

 

一輝は涙をこらえて言う

 

一輝「わかりました師匠…いい旅を…」

 

すると左近は穏やかな表情で目を閉じた

そして一輝は左近を背負い

左近の家の近くの小高い丘に左近を埋葬した

そして左近の墓のまえで

 

一輝「島 一輝 清興 左近いってきます師匠」

 

そういって、左近の家に戻ると

一輝へ…とかかれた長持ちがある

そしてそれを開けると

純白金のまるで鳥の翼のような豪華な服が

あった一輝はその服をジープのトランクに いれた

 

「さて…行くか…」一輝

 

一輝はジープを、走らせた

 

 

 

 

 




つまらないと思いますがここかるあげていきます


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No.2乱入

いちよう続きです
一輝は左近から名前をもらうことにした


ジープを運転しながら

かんがえていた

 

左近「さて…燃料の補給とかどうスッかな~」

 

そういって地図を広げる

 

左近「この辺は尾張か…」

 

といってしばらく走っていると

左近は、車をとめ降りる

霧が発生しているがわかるこれは…

 

血の臭いがするの

亡き左近からもらった

刀を持つ

そしてライフルを、持ち歩きだすと

鎧をきた娘と制服をきた男

かこまれている

 

左近「まぁ、殺す気はないから…」

 

と、言って地面に伏せて構える

そしてドーン!

一人を倒すとすぐさまコッキングし

もう一人を打つ

手前の二人をたおすと

 

武士「なんだ!」

 

二人を囲んでいた武士が慌てだすとすかさず

左近は立ち上がり

 

左近「貴様らは今我が主君の十中にある

15人の種子島の名手が貴様らの命を狙っている

退けば命まではとらん!」

 

と叫ぶと囲んでいた武士は逃げていった

 

?「ふぅ~助かったぜ…」

 

左近「大丈夫か?」

 

と霧の中から左近が姿を表す

 

?「あんた…その格好もしかして!俺と」

 

左近「どこのじゃじゃ馬娘か…坊主がしらねぇがじっとしてろ…」

 

?「え?」

 

左近「正面から二人を騎馬が向かってる」

 

そついつと膝をつきライフルを構える

霧から現れた瞬間

ライフルのトリガーをひいた

ドーン!

そしてコッキングし

再び撃つ

すると馬が2頭通りすぎていく

 

?「すごい…」

 

そしてライフルを肩に背負うと

制服をきた青年をみる

左近「…あんた名は?」

 

良晴「相良 良晴…」

 

左近「ほう…まぁいいじゃじゃ馬娘…お前の逹がきたぜ…」

「信奈様!ご無事ですか?おのれ」

 

といって馬上から左近を槍で刺そうとするがかわして左近は槍を掴むとそのまま落馬させてリボルバーを突きつける

 

左近「あんたの敗因はすぐに武器を切り替えなかったことだ

そこまで頭がまわらいとは…お前の頭にいく栄養全部胸にでも流れたか?」

 

「くっ!」

 

「やめなさい!六」

 

左近「…」

 

左近は銃を、しまう

 

左近「じゃあな…相良…縁があったらまた会おう」

 

と笑う

 

良晴「あぁ、助けてくれてありがとう…あんたの名前何て言うか聞かせてくれ」

 

左近「島一輝左近…だ」

 

良晴「島…さ、左近…?!(俺の時代の武器もって島左近?!)

 

「待ちなさい!」

 

左近「あ?…なんだ?じゃじゃ馬娘なんかようか?」

 

信奈「じゃじゃ馬じょない!私は織田信奈よ!」

 

左近「まぁ…そう感情的になるなよじゃ・じゃ・馬・娘」

 

と弄るとおこる

 

信奈「ま、まぁいいわ…ついてきないさいあなたにも恩賞を与えてあげるから」

 

左近「いらね…」

 

信奈「は~ぁ!」

 

左近「俺は君主を求めて旅をしてるんだ…」

 

良晴「な、なぁ島さん…」

 

左近「左近でいいよ」

 

良晴「じゃあ…左近さん、君主なら」

 

左近「そいつがいいといいたいんだろ?」

 

良晴「あぁ」

 

左近「断る…おれはまだ自由でいたいんだよ…だが、お前の夢をいってみろ…」

 

 

良晴「モテモテの城主になることだ!」

 

左近「…」

 

良晴「…」

 

左近「(この性格…親友に似てるなおもしろいなぁ…最近のちまたというやつは…)…くく……気に入ったぜ…良晴賭けをしないか?」

 

そういうとコインをだした

 

左近「表でりゃ俺は旅を続ける…裏がりゃお前についていく…どうだ?」

 

良晴「左近さん…のったぜ!それ!」

 

左近「ok…」

 

といってコインを投げつける

 

左近「お前がトスをしろ」

 

良晴「わかった…いくぞ…」

 

指で弾きコイントスをする。そして良晴はコインをとる

 

「…」二人

 

コインは、裏だった…

左近「ok…お前についていくぜ良晴…じゃじゃ馬お前についていくぜ」

 

信奈「あ~ん~た~ねぇ~ !」

 

左近「まぁ、じゃじゃ馬はおいといて、待っててくれよ…」

 

左近は霧野中へ

次の瞬間左近はジープに乗って現れた

 

左近「お待たせ…のれBOSS」

 

良晴「お、おう…」

 

信奈は、ジープをみると目を輝かせていた

 

左近「乗るか?じゃじゃ馬娘」

 

信奈「う、うっさいわね…」

 

といって助手席へ

 

良晴「結局乗るんだ…」

 

そういって、清洲へ戻る最中

 

信奈「ねぇねぇどうやって動かすの?」

 

左近はカーステレオをいじっるふりをして、

無視

 

信奈「私にもやらせて」

 

といってハンドルをにぎる

 

左近「おい!やめろ!」

 

良晴「あぶねぇだろ!」

 

何だかんだで清洲へ

 

良晴「死ぬかと思った…」

 

左近「あぶねぇ運転は今までしてきたがここまでとはやっぱじゃじゃ馬娘か…」

 

すぐに大広間に通された

 

信奈「…で…仕官したいって?」

 

良晴「ぜひ!信長様のもと、ゴフッ!」

 

信奈「何なのよ!」

 

といって顔を踏みつける

 

信奈「名前は?」

 

と顔を踏みつけながらきく

 

良晴「さ……ょ……る」

 

信奈「わかった…サルね」

 

てことど良晴はサルとなった

 

信奈「それであんたのなまえは?」

 

左近「島左近」

 

?「島左近?!あの戦荒しの?!」

 

左近「あんたは?」

 

長秀「失礼しました私は丹羽長秀といいます」

 

信奈「知ってるの万千代」

 

長秀「はい!戦場に現れてはあらしていく…現にいくつかの戦が左近が現れ 、両軍の大将が負傷して合戦続行不可能にしたとか…一人で大軍を殺さずに撃退したとか」

 

良晴「左近さんあんたそんなことしてたんですか?」

 

左近「俺の睡眠を邪魔しやがったその報復だ。まぁ殺してはないが」

 

良晴「さっきのやつらも?」

 

左近「あぁ…ゴム弾だから殺してはない」

 

信奈「それよりも、あんたには聞きたいことが山ほどあるの!」

 

左近「なんだ…」

 

信奈「あんたのあれって銃よね!?」

 

左近「あぁでもあんたらが使ってるのと比べれば、木の枝と刀位の違いがあるんだけどなぁ」

 

信奈「それってどういう?」

 

さん「あんたらが使ってる種子島…あれは一発程度で飛距離がそうだなぁ1200000尺かなこいつは」左近

 

信奈「へぇ~ねぇ左近これは私に頂戴!」

 

左近「じゃじゃ馬のお嬢ちゃんにはまだ早い そんでもってこいつは…」

 

そう言ってリボルバーをだすと庭めがけて、六発連射する

 

左近「こんな感じに連射できる」

 

左近は予備の2つをだすと

 

左近「ほらじゃじゃ馬1丁やるよ」

 

と投げる

 

信奈は目の輝きを増させる

 

左近「使い方は今度教えてやるよ、ボス」

 

良晴「俺はいいよ」

 

左近「ゴムスタン弾だ…非殺傷だ持っとけ」

 

良晴「あ…あぁ…」

 

信奈「それで恩賞は?早くいいなさい」

 

左近「行動の制限を無しにしてくれ

それだけでいい」

 

信奈「そんなんでいいの?」

 

左近「あぁ」

 

信奈「取りあえずあんたも今日から足軽ね」

 

左近「え?」

 

信奈「サルとおんなじだとなんか気に入らないから」

 

左近「さいですか わかったよろしくな じゃじゃ馬お嬢」

 

信奈「あ~ん~た~ねぇ~ 」

 

こうして左近は織田家に乱入

 

その後

 

勝家「姫さま!どうしてあのような奴らを!」

 

信奈「いいじゃない…戦破りの左近 一人で1000万の力を持つ男 欲しいじゃないそんな逸材それに…」

 

勝家「?」

 

信奈「あの目似てるのよ…私が…好きだった家族に」

 

長秀「父君に確かに似てますね」

 

信奈「えぇ…あの目は今の私達に必要な目なのかもしれないわね…」

 

その頃

 

左近「ボス一ついいか?」

 

良晴「?」

 

左近「あの娘相当危険だぞ 暴走すると止まらない」

 

良晴「…」

 

左近「信奈のメンタルはボスと姫が支えてくれ 俺はお前の命令で動く…とりあえずでいいか?」

 

良晴「頼んだぜ左近さん」

 

左近「あぁ任せろ」

 

二人はそうして硬い握手を交わす




連続でいきます


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No.3 マムシとうつけそして出会い

前の続きです


そのあと虎の頭巾をかぶった少女

犬千代(前田利家)

につれられ足軽長屋へ

 

良晴「まぁすむところがあるだけましか」

 

左近「犬千代すまない俺は買い物に行ってくる」

 

犬千代「うん…いってらっしゃい…」

 

といって店通りへ

 

左近「さてと…今日の晩飯は何にしようか…」

 

ちなみにジープと牽引してたバイクは清洲城の

馬小屋にとめている

 

左近「いつまでも傭兵というのもなぁ…副業で問屋でもするかこの前貰った給料でそういえば…よろず屋から始めてみるか…」

 

そうして一晩中ソーラー電池の懐中電灯

片手に薬草を片っ端から取った

 

左近「取りあえず…薬ぐらいだな」

 

そうして3日で

 

よろず屋一ノ館を開けた

三日徹夜でなんとした

そんなある日一ノ館に良晴がきた

良晴「左近さ~ん店開けたんだな」

 

左近「あぁ…」

 

良晴「何が売ってんだ?」

 

左近「そうだなぁ最初の2日は薬だが最近…外来品と米がきたからなあ」

 

良晴「すごいなぁ…左近さんでも結構これ(かね)が、かかったんじゃないの?」

 

左近「まぁな…土地はだいたい片付いたとこだ…三日徹夜でな…これでボス…資金と市場ネットワークと情報がてに入った取りあえず今回はこんなかんじだ…」

 

とまとめた紙を渡す

 

良晴「なるほど…」

 

左近「一応…お前のスポンサーもしてやるボスはもってんだろ川並衆の給金は俺が貸そうか?お返しは出世払いでいいぞ」

 

良晴「わかった…たのむ!」

 

信奈「へぇ~ここが最近できたみせね邪魔するわよ」

 

左近「邪魔すんやったら帰れじゃじゃ馬娘」

 

信奈「左近…あんた…なんでいるの?!」

 

左近「ここは俺の店だからだ」

 

信奈「へぇ…そうなんだ…」

 

左近「それで何を見にきたんだ 薬か?輸入品か?それとも米か? 」

 

信奈「そ、そうねぇ~なんか珍しいものある?」

 

左近「これかな…」

 

といって木箱をだす

 

信奈「なに?これは?」

 

左近「これは時間がわかる道具だ時計という…」

 

信奈「これ…いいわね!どうやって動いてるの?」

 

左近「なかで歯車が回ってるんだ」

 

信奈「へぇ~他にはなにがあるの?」

 

さん「あぁ…他には…」

 

そのあとじゃじゃ馬娘は店棚を荒らしていった

 

後日良晴と左近は城まで呼び出されてしまった

 

左近「あーめんどくせぇ(ゴン!)いってぇー!」

 

左近は思いっきり襖の梁で頭をぶつける

 

信奈「あんたちゃんと前見なさいよ」

 

左近「俺はどこぞのじゃじゃ馬娘よりも身長高いからなぁ」

左近は笑う

 

信奈「こんのぉ~左近のくせに~ !」

 

良晴「すげぇ信奈がおされてる…」

 

左近「それでよんだ理由をさっさと話せ」

 

勝家「貴様!無礼だぞ!」

 

左近「黙れ…脳筋牛女物事もろくに飲み込めねぇアホが」

 

勝家「く~!言い返せない…」

 

信奈「はぁ…マムシが会談を持ちかけてきた」

 

左近「なるほど…だとしたら場所はあの場所だななぁ…ボス…」

 

良晴「そうだなぁなぁお前俺が未来人て信じなかっただろ」

 

信奈「あんたなにいってるの?」

 

良晴「場所は正徳寺だ」

 

「報告します場所は正徳寺です」

 

「!」一同

 

左近「(ニヤ…)」

 

何だかんだで正徳寺へ、その途中

 

良晴「すげぇ」

 

信奈「鉄砲隊はすごいでしょ~」

 

左近「俺か見りゃただのおもちゃだがな…」

 

信奈「そういうやつが…」

 

左近「は?なにいってんだ?そもそも、この銃弾は丸いさらにライフリングない、つまり丸いことで貫通性はない、さらにライフリングがないことから命中率も乏しい…これをおもちゃと言わずなんという?」

 

信奈「…」

 

良晴「左近さん銃に詳しいですね」

 

左近「まぁな…銃も人と一緒で…じゃじゃ馬娘鉄砲隊に火をいれろ!」

 

良晴「?どうした?左近さん」

 

そういうと左近はポーチから双眼鏡をだすと渡した

 

左近「ボスあのやまの中腹から少し上あたり」

 

そのころ

 

光秀「いっそここで討ち取れば尾張は斎藤家の物です」

 

道三「そう簡単に思うてかて む!(あやつが戦やぶりの左近か…今…目があったような)」

 

そういうと光秀は望遠鏡を覗く その瞬間

ドギューン!

道三は横の木をみると撃たれたあとがあった

 

光秀「ヒー!大変ですぅー!」

 

左近は持ってきてた半分壊れかけたメガホンをつかう

 

左近「覗きとは悪趣味だな!道三!」

 

信奈「何やってんの?!左近!」

 

そうして信奈に双眼鏡を渡す

 

左近「あのあたり見てみろよマムシがいるぜ」

 

と双眼鏡をみる

 

信奈「あ!ほんとだ!よくわかったわね」

 

左近「まぁな…人と鉄の匂いがしたからなぁ…」

 

左近「それはいいけど これ…いいわね…左近これ頂戴!」

 

信奈「今言うことじゃねぇだろ」

 

取りあえず正徳寺に到着した

 

良晴「(あの子かわいいなぁ~)」

 

と光秀に手を見るがそっぽ向くがそのまま

 

光秀「(この人が島左近みるからにとてつもないやつです。顔も…て何考えてやがるですか?!)」

 

と光秀は顔を赤くし左右にふる。こんなことをおもっている光秀だが左近は

 

左近「(あー腹へったなぁ~今日の晩飯なにすっかなぁ~…あれ…金柑の髪飾り…金柑…柑橘類…レモン…唐揚げ…!唐揚げか!唐揚げにしよう!!)」

 

信奈「待たせたわね、蝮!」

そう言って、部屋の扉が開いた。するとそこには、 

 

道三「何と・・・!?」

 

光秀「!?」 

 

良晴「嘘!?」 

 

道三「ど、ど、ど、どうして?いやしかし、何という美少女。」

 

信奈「うふっ。度肝を抜かれちゃった?」

 

と言った。これには道三は唖然としてしまった。その反応に満足した信奈は、

 

信奈「であるか?」

 

道三「何故着替えを?」

 

信奈「美濃の蝮に会うんだもの。いつもの格好じゃマズイでしょ。」 

 

道三「なるほどな。」 

 

そして、会見が始まった。

 

道三「随分と鉄砲を揃えたようじゃな。」

 

信奈「これからは鉄砲の時代よ。ここにいる弟も同じ考えよ。」

 

道三「南蛮の玩具と揶揄する者も多いぞ。」 

 

信奈「そういう大口を叩いた自称豪傑野郎も、ウチの足軽が一発で倒すわよ

 

良晴(この考えが、いずれ戦国最強の武田騎馬隊を滅ぼすのか!やっべえ、武者震いがしてきた!!)

 

武者震いをしていた。

 

道三「ワシと同盟した後、狙うは今川の駿河かのう?」

 

その時、道三は信奈に今後の予定について尋ねた。

 

信奈「いいえ・・・美濃よ」

 

これには、その場にいた信奈以外が

 

道三「ほほう、何故拘る?」

 

信奈「蝮が美濃を取った理由と同じよ。美濃を制する者は、天下を制する。美濃は東と西を結ぶ、この日の本の中心だ。ここに難攻不落の城を築けば、天下は貰ったも同然だ。美濃は私が貰うわよ」

 

と宣戦布告した。これには双方武器を構え殺伐としたが、道三がそれぞれ手で制した。 

 

道三「渡すと思うてか?」

 

信奈「蝮の夢を引き継ぐと言っても?日本を乱れさせた古い制度なんか全部壊して・・・南蛮にも対抗できる新しき国に生まれ変わらせる!!私が!見ているのは世界よ!!」 

 

道三「ふははははっ!!そなた達の目は既に海を飛び越えておったのか?そなた達は正しい、しかし…お主には誰も付いて来まい。うつけ呼ばわりされておるのがその証拠じゃ。」

 

信奈「それでも進むだけよ。」

 

道三「立ちはだかる者をなぎ倒して、か?」 

 

信奈「えぇ!」

 

道三「手始めが美濃ならば、受けて立つぞ。」

 

そのとき…

 

左近「なぁ…その降らねぇ茶番いつまで…つづくんだ?」

 

道三「今なんと言…!?」

 

信奈「左近わびなさ…!?」

 

道三も信奈さえ反論できない左近は殺意に合わせ覇気も放つ

 

道三「(かようなものが…なぜ…無名のままなのだ!?)」

 

左近「どうやら…俺たちの口出しがいるようだな素直になれない馬鹿ども…だろ?ボス」

 

良晴「そうだな」

 

信奈「下がりなさい、サル!」

 

良晴「斎藤道三!俺にはアンタの考えが分かる!美濃の将来が見えている癖に、ひねくれてるんじゃねー!」

 

信奈「何言い出すのよ!」

 

道三「座興じゃ、言わせてみようぞ。」

 

そう言って、良晴は道三の前に立った。そして、道三は良晴に刀を突きつけ、

 

道三「デタラメを抜かせば、首が飛ぶぞ。」

 

と言った。

 

信奈「詫びなさい、サル!今ならまだ・・・!」

 

信奈には異形しかお思えないほどの気を放ちながら居合抜刀の姿勢を取る左近が見えた…、しかも…、誰も彼も彼の行動に気づかないことに異質さと恐怖を感じた次の瞬間突然道三の刀が折れる

 

道三が横を見ると刀をしまう左近がいた

 

左近「みえたか?今回は俺の友に刀を突き立てたあんたが悪い…」

 

道三「(誰も…声をかけなんだのか?!…声をかけられなかったのか?いや…違うこれは…かけようとしても…気づかなかったのだな!…こやつ…どれ程の剣を…おもしろい…)ふ…それはすまんかったの剣の申し子いや…剣の鬼よ…」

 

左近「はて…なんのことか…俺は…島左近ですよ…それから、後その小姓に刀を降ろさせろよ…」

 

左近は一歩踏み出した瞬間 良晴の後ろで抜刀準備していた光秀のまえに突然現れると抜刀できないように刀の柄を押す

 

左近「ボス(ニヒッ!)たのむぜ!保険はかけた!言いたいこといってやれ!」

 

良晴「おう!道三、アンタはこの後家臣にこう言うんだ。『ワシの子供は、尾張の大うつけの門前に馬を繋ぐことになる。』ってな。」 

 

これには、

 

道三「な、何と!?」

 

道三は驚いたのだった。

 

良晴「つまり息子は信奈には勝てないと分かってるんだ。アンタ自身がな!」

 

そして、両者は睨み合った。その上には、

 

五右衛門「・・・。」

 

五右衛門がいつでも攻撃できるよう、準備をしていた。 

 

道三「ふはは。小僧、どうやって我が心を読んだ?」

 

良晴「俺はただ知っていただけさ。」 

 

道三「何?」

 

良晴「俺は未来からやって来た。アンタは信奈に美濃を譲る事になり、そうしなきゃ、これまでの人生が無駄になっちまうからな。斎藤道三の夢を継げるのは、織田信奈だけだ!」

 

道三「小僧・・・。ワシの完全な負けじゃな。」

 

と言った。

 

信奈「えっ蝮・・・。」

 

道三「まさか、未来から来た男とはのう。」

 

良晴「今から450年程先さ。そこじゃ斎藤道三は、戦国の有名人だよ。そしてその先の未来から来たのが…」

 

良晴は左近をみる

 

道三「そうか?ワシは後世にまで名を残せたのじゃな。」

 

そして、

道三「この蝮、貴様のおかげで最後の最後に素直になる事が出来たわい。」

 

と言い、信奈に目を向け、

 

道三「信奈ちゃんのため。この場で、譲り状をしたためよう。」

 

と言った。これには、

 

信奈「であるか?」

 

と言ったのだった。かくして、尾張と美濃は同盟を結ぶことになったのですが

 

義龍「血迷ったか、親父殿!?俺は絶対に認めんぞ!」

 

義龍は受け入れなかったのだった。

 

蜂須賀五右衛門「なんとかなったでござるな」

 

左近「この前いった通りだろ? !、五右衛門後でな」

 

五右衛門「わかったでござる」

 

五右衛門は姿を消す

 

光秀「あなたが島左近でやがりますか?」

 

左近「そうだが…デコちゃんあんたの名は?」

 

光秀「デコちゃん???!まぁいいです…これだけ言いに来ました」

 

左近「?」

 

光秀「異質です!」

 

左近「異質?」

 

そういって立ち去った

 

道三「光秀 左近からは何を感じた?」

 

光秀「はい 異質なものが感じ取れたです」

 

道三「ほう……」

 

光秀「…殺意の奥に違うものを感じたです。まるで…」

 

道三「希望じゃな…」

 

光秀「希望?」

 

道三「あやつはおそらくあの二人に可能性を見出したのじゃろう…あやつらとおんなじ目をしとった」

 

光秀「あやつとは?」

 

道三「わしの数少ない友じゃよ…(清興…自斎)」

 

 

そらをみた




皆さんのなかで島左近の声は誰だとおもいますか
後でアンケートしときます
あとまた誤字脱字れんらくよろしくです


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No.4 織田家お家騒動「前編」

眠い誤字脱字よろ


朝左近は良晴そして犬千代

木刀をもって剣術修行をしていた

 

左近「ボスいいかんじだな」

 

良晴「左近さん教え方がうまいんだよ 犬千代もだ!この前より格段に動きが良くなってるぞ!」

 

犬千代「…うん」

 

左近「いやあんな風にかわせるのはすごい」

 

良晴「ドッジボールでは避けるのが得意な玉よけの良とまでいわれたから」

 

そういって剣術修行を続ける

そうして二人は長屋へ

 

ねね「お疲れ様ですぞ 左近兄様」

 

左近「おう」

 

その後朝食をだされる

 

ねね「たーんとめしあがれですぞ」

 

左近「ナニコレ?」

 

良晴「なんだこれ?」

 

犬千代「うこぎの葉美味しい足りなければもっとある」

良晴&左近「「生け垣?!」」

 

良晴「生け垣食いつくしたら隣の家が丸見えじゃないか?!奥さんや娘さんが着替え中だったらどうする!?」

左近「隣は犬千代の家…」

 

良晴「そうでした…」

 

ねね「はいどうぞ」

 

ねねはお椀にうごきをつぐ

 

良晴「なにが悲しくて葉っぱなぞ」

 

左近「いや…以外にいける」

 

良晴「ほんとか?左近さん」

 

といって食べる

 

良晴「ん?結構いける」

 

ねね「食べれば出世間違いなし、足軽長屋に代々つたわるなべなのですぞ」

 

良晴「それて…いいもんたべたけりゃ 出世しろといういみでは?でもまぁもっと栄養のあるものを食べないと…」

といって犬千代をみる

 

良晴「勝家を見ただろ?あれは家老だからいいもんくってるから胸がバインバインに…」

 

犬千代「胸何て飾り~」

 

口の横を引っ張る

 

良晴「いでででで…左近さんだってそうおもうだろ?」

 

左近「あんな脂肪の塊のなにがいいんだよ?いつかは垂れるもんなんぞ…」

 

犬千代「左近…いい人…」

 

左近「あ…これ充電完了したから返しとくわ」

 

左近は良晴にiPhoneをわたす

 

良晴「まじ?左近さんまじ助かる〜」

 

勝家「サル…左近いるか?」

 

良晴&左近「「?」」

 

そしてついく

 

勝家「犬千代なぜお前もついてくる…?」

 

犬千代「行けない?」

 

勝家「いけなくはないが…」

 

良晴「犬千代帰れこれからは大人のお遊戯の時間だ…」

 

犬千代「脂肪遊技場?」

 

良晴「おっぱいは脂肪じゃねぇ!あんなかには男の夢と希望がつまってるんだ!」

 

左近「(あー他人のふり…他人のふり…)」

 

?「はっははは…下品だね。姉上の猿を一目みようと思ったけど

こんなのとはねぇ実にうつけの姉上にお似合いだ」

 

良晴「野郎!」

 

興奮気味の良晴のかたに左近は手を添え落ち着かせる

 

良晴「左近さん」

 

左近は無言でうなづく

 

左近「誰か知らねぇがおい…ガキ」

 

?「ガ…ガキ?!口が汚いやつだ僕を知ってのことかい」

 

左近「知らん!お前みたいなバカそうなガキに知り合いはいない

それに名前がわからない以上 ガキと言うほかないだろ?それともバカ●ンのほうがよかったか?」

 

勝家はあわてふためいていた

 

左近「おい!勝家こいつはなんだ?」

 

勝家「織田 信勝様だ」

 

左近「あー、なんだ傀儡か…」

 

良晴「(左近さん容赦ねぇ…)」

 

左近「それでガキ俺をよんだ理由はなんだ。下らねぇことだったら…わかってるよなぁ?」

 

不気味な笑みをうかべる

 

信勝「ヒッ!」

 

左近「冗談だ…でもまぁこれ以上 あいつの悪口を叩いたらこいつをお前さんの素っ首をはねてやるそして残るのは絶望し凍りついたガキの表情と血の水溜まり」

 

と、左近はわらうと信勝は青ざめひ汗をかく

 

左近「青ざめたな…そんで汗一滴…これがお前と俺の戦じゃ俺の勝ちだぜ… 」

 

左近は不気味笑みを再びうかべる

 

信勝「なるほど… サルといっしょに姉上のところへきた左近だな!」

 

左近「やっと気づいたかな…」

 

左近は信勝を見下す態度を再びとる

 

信勝「…さすが…姉上の部下だね礼儀がなってない。まぁ父上の葬儀に抹香を投げつけるくらいだからね僕が家督を継ぐべきだったんだ」

左近「それで?」

 

信勝「え?」

 

左近「それがどうした… 」

 

そういうと左近はライフルのセイフティーを

はずした

 

左近「あいつがどんな気持ちだったかもしらないで、よくもまぁヌケヌケとそんなことがいえる 欠伸がでるぜ…ふぁ~ おっと失礼でちまった… 」

 

勝家「左近!」

 

勝家は抜刀して斬りかかるがまた

近接格闘術でたたきふせられる

 

左近「なぁ乳バカ俺いったよな切り替えろって」

 

良晴「(やべぇ左近さんまじできれてる…)」

 

次々信勝の配下が抜刀するが、次の瞬間左近の刀を納刀しようとしようとしていた、鞘と鍔の触れる音が響いた瞬間抜刀した刀の砕けた音がした

 

左近「馬鹿か?…俺にとっちゃおまえら全員…俺の間合き入ってんだよ…」

 

左近は向き直る

 

左近「いいか!ガキ! 信奈がどんな気持ちだったか…わかるか!そしてお前はなんであいつをわかってやれねんだ?姉弟であるのに あいつのことをわかってやらねぇこの世で最もうつけなのはおまえだ!織田勘十郎信勝きさまだ!」

 

左近は信勝にその言葉を叩きつける。そして信勝は覇気におされて震え上がっていた

 

左近「あ~すきっりした…ボス帰りましょ…こんな偶人形あいてにすることはない…」

 

良晴「そうだな!」

 

といって犬千代と共に帰っていった信勝はしばらくそこ動けなかったとか

 

犬千代「左近怖かった…」

 

左近「すまない少し感情的になった」

 

良晴「いいや左近さんすごかったよ逆にスカッとしたよ」

左近「これを理由に謀反されたら面倒だな…」

 

左近は信奈のもとに戻ると清洲城に登城命令が下る。そうして登城するとご機嫌ななめな信奈がいた

 

信奈「あんたたち本当に面倒なことをしてくれたわね」

 

左近「別に向こう側からしてきたんだ」

 

長秀「信勝様は左近とついでにサルの首をしだせと」

 

信奈「デアルカ…」

 

左近「やっぱそうなるか~」

 

良晴「でもへたにことわったらめんどうになる」

 

そんなことをいった良晴は信奈に蹴り飛ばされる

 

信奈「誰のせいだとおもってるのよ!」

 

勝家「このままだと私が姫様と戦うことになるやはりここはサルと左近の首を!」

 

良晴「だから刀を抜くなぁー!」

 

すると左近は勝家の刀を持つ手を掴むとそのまま中庭にぶん投げた

 

左近「落ち着け暴れ牛乳女、俺とボスがアホボンに言えるような立場になればどうだ?」

 

長秀「なるほど足軽から侍大将へ」

 

信奈「そうねぇ…猿は米を三千貫左近は…」

 

左近「俺は南蛮品でいいか?」

 

信奈「いいけど手に入るの?」

 

左近「まぁな…南蛮語はしゃべれるほうなんでねぇ…」

 

信奈「わかったわ」

 

左近「よーし!善は急げだ!ボス!作戦会議いくぞー!」

 

良晴「左近さんなんかテンション上がってね?ひっくり返してやるよ…俺を敵に回したこと後悔させてやるぜクソガキとドアホども…」

 

左近「だが今回はそいつを焚き付けた扇動しやつをつぶすいいよな?信奈?俺なりに始末はつけるつもりだ」

 

信奈「そ…なら…貴方なりにやってみなさい」

 

左近は大笑いした

 




最後のところよくよくみたら
メタルギアのカ●みたいだなー


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No.5 織田家お家騒動「後編」

誤字脱字よろ
声優の、アンケートみました
やっぱりみなさんBASARAの島左近を、おもいうかべるんですねぇ~まぁ、自分もなんですけど


良晴 犬千代 左近 五右衛門は一輝館にあつまり

今後の動きを話していた

 

※一輝館 一ノ館 どちらでも可!

 

左近「これが尾張と美濃一帯の品の値段のデータだ」

左近はいろいろな品の値段のデータをみせる

 

良晴「なるほど ここだったらうこぎと薬草が高く売れるのか…」

左近「俺の一輝館と川並衆をつかえばなんとかなんだろう」

「荷物を、持ってきました」

 

左近「わかった」

 

左近は荷物をあける

 

良晴「左近さん一体何を頼んだんだ?」

 

左近「柱時計だよ日本にはまだないやつだよこれをあすもっていく」

 

翌日

登城中

 

武士「そこの武人またれよ…」

 

武士「荷物をおいていけ」

 

武士たちは左近を囲む

 

左近「誰の差し金だま、検討ついているがな…まぁ貴様らの腹は読めた…お前らに指示してんのは…土田御前か…」

 

「!貴様は思ったより頭が回るようだな。それならば黙って我らに付いて来るがいい。命は保証しよう」

 

左近「今度から言葉はちゃんと選ぶんだな…」

 

左近は広角を釣り上げる

 

左近「格下だから…殺すのはやめといてやるよ…」

 

周りの侍たちが警戒して、刀の柄に手をかける。左近は一瞬にして武士たちを素手でボコボコにした。

 

左近「…五右衛門いるか?」

 

五右衛門「いるでござるよ」

 

左近「こいつらを拉致して期日の日まで拘束しておいてくれ…あと、左近は斬り殺されたそしてその連帯責任としてボス…良晴は殺されたと偽情報を流せ…」

 

五右衛門「わかったでござる」

 

左近は登城した

 

信奈「なによこれは」

 

左近「これは時計」

 

信奈「時計てこの間の?」

 

左近「それの仲間みたいなもの

でもこいつは世界ではまだ出回っていないもの」

 

信奈「出回っていないもの?」

 

左近「(よし食いついた)こいつの役割は知ってるか?」

 

信奈「えぇ時間を知らせてくれるやつでしょ?」

 

左近「少し違うこいつは、長い針が12をさすと鳴って時間を伝えてくれる」

 

信奈「それってその時計が?」

 

左近「あぁ」

 

信奈は興味津々で近づく

 

左近「(あともうひとおし)信奈これを見ろ」

 

左近は柱時計の戸をあけて中の動く歯車をみせる

 

信奈「すごいこれて南蛮カラクリ?!」

 

左近「あぁこれを始めにてにしたのは日ノ本では信奈あんたが最初の人間だ」

 

信奈「デアルカ!」

 

信奈は嬉しそうだった

 

左近「これで俺は?」

 

信奈「えぇ今日からあんたは侍大将よ!」

 

左近「謹んでお受けいたす」

 

そのあと清洲の廊下で

 

長秀「左近さん、あのような品をどちらで」

 

左近「俺は商人でもあるだよ それなりに交易もしてる」

 

長秀「なるほどすごいですね」

 

左近「それじゃあおれはこれにて失敬(ここに来る途中信勝の手先が邪魔してきたことは黙っておこう)」

 

その頃

刀があったにも関わらず素手の左近にボコボコに負けた信勝の部下たちは…

 

「俺…信勝様の部下…やめる」

 

二週間間の最終日

店に大量の米がやっと届いた

 

左近「あとはこれを運ぶだけか…行くか犬千代」

 

犬千代「うん…」

 

左近「まぁもっとふやしてたらいいのだが、ボス金儲けに夢中になったせいでこうなるとは今頃信奈にどやされてるだろうよ」

 

犬千代「邪魔は?」

 

左近「その点は、心配ない手は打った」

 

信奈の清洲に到着する

 

左近「ボス大丈夫か?生きてるか?」

 

良晴「あぁなんとか」

 

長秀「姫様!信勝様謀反末盛城で挙兵しました」

 

信奈「なんで…」

 

左近「ここへくるまえに信勝の部下連中をボコした」

 

五右衛門「おそらくこれまでと思い挙兵に踏み切ったのでござろう」

 

信奈「…末盛城を落とすわ…」

 

良晴「おい!(まずい…)」

 

左近「信勝を降伏させればいいんだろ?」

 

良晴「左近さん?」

 

信奈「貴方なにいってるの?向こうには六がたてこもっているのよ」

 

左近「いいか?これは俺がまいた種だだから俺が何とかする」

 

一同は末盛城を包囲する左近は黒いズボンにカッターシャツにネクタイを決めベストきるそしてその上にジャケットを切る

 

信奈「左近のその上着くれない」

 

左近「おまえは双眼鏡といいまぁいい…手はだすなよ」

 

信奈「わかってるわよ…」

 

左近「じゃじゃ馬娘がむくれやがった…」

 

信奈「あんたそろそろ斬るわよ…」

 

左近「信奈いじりもこの辺にしておいて」

 

左近ほ大きな筒見たいなやつを背負う、良晴には見覚えのある筒だった

 

左近「そんじゃいってくるよ」

 

そういうと左近は末盛城の城門へ

そしてメガホンをだし

 

左近「はーい!末盛城の皆様、10数えるうちにこの城門を開けねぇと 痛い目見るぞ~ ー~つ、2~つ、3~つ…10!開けないか…なら!こっちからいかせてもらうぞ!整ったぜ!こいつ解きまして 水道工事したら大活躍と解きます!その心は!どかーん(土管)!」

左近は筒を構える放つと城門が轟音とともに消し飛ぶ

 

信奈「なに?あれ?城門がけしとんだ?!」

 

良晴「左近さんあんなもん(バズーカ砲)ももってたのかよ」

 

その頃

 

左近「そんじゃ痛い目にあってもらおうか今夜は眠らさねぇぜ…いや…眠れると思うなよ!クソ馬鹿ども!」

 

家臣「相手は一人だやれ」

 

左近「しゃらくせー!」

 

左近は向かってくるやつらを頑丈にした居合をくしして抜刀するごとに刀で一人また一人と気絶させていく

 

家臣「どうした?相手は一人だろ!」

 

兵「鬼じゃ…」

 

兵「勝てる気がしない」

 

左近「おめーら腹くくれよ!楽しい〜楽しい〜粛清のお時間だあああぁぁ!」

 

信勝の兵たちは腰を抜かして逃げる

 

勝家「左近…」

 

左近「よう…牛女…おまえじゃ俺は倒せないどけ…」

 

勝家「悪いが家老だからむりだ」

 

と刀を構える

 

左近「手が震えてるぞ…そんなんじゃ…」

 

と一瞬で勝家に詰め寄る

 

勝家「!」

 

左近「俺には勝てねぇぞ…覚悟ねぇなら…寝てろ…」

 

左近は勝家の刀を破壊すると勝家胸ぐらをつかみ頭突きをして気絶させる

 

左近「左校課外授業はじまりま〜す」

 

とそんな調子で向かってくる奴らをしばき倒していく

そして

 

左近「よう…遊びにきたぜ…バカボン」

 

信勝「だれか!勝家!」

 

左近「お前の手下と家臣は俺が倒したやっぱ…主君の器が小さいから部下も弱くて助かった」

 

左近は信勝の胸ぐらをつかんでいう

 

信勝「…!」

 

左近「明日清洲にこい、逃げたら地獄まで追いかけてやる」

 

信勝はずっと怯えていた

 

左近「さてもう一仕事だ…悪な五右衛門休ませて挙げられなくて」

 

五右衛門「いえ…」

 

その翌日

清洲に信勝たちは呼び出された

 

左近「面倒なことになってなきゃいいが…」

 

※一ノ館と一輝館は同じです

 

一輝館をでて清洲へ清洲へつくと信奈は刀を振り上げていた

左近はリボルバーを抜くと信奈の刀を打ち落とす

 

ドキューン

 

左近「全くこれだからガキは困る」

 

そういうと勝家の前へ

 

左近「乳女お前こんなやつをそんなに守りたいのか?」

 

勝家「当たり前だ」

 

左近「それはお前の本心か?それとも家老としてか?」

 

勝家「両方だ助かるのならこの首を」

 

左近「傲るなよ…クソが…」

 

そういうと勝家と信勝を庭に投げ飛ばす。ついでに信奈も投げ飛ばすとハリセンをだす。それで三人の頭をひっぱたく

 

信奈「何をするのよ左近!」

 

左近「うるせぇ今から説教すんだよ(バシーン)そこに直れ!」

 

家臣「何をする!姫向かって」

 

左近「やかましいおまえらも説教されてーのか?!」

 

家臣は押し黙らせる

 

左近「さっさと正座しろバカ三人衆ども!」

 

といって再び三人の頭をはたく

三人を正座させる

 

左近「さて最初は乳女!」

 

勝家「…」

 

左近「お前は信勝を助けるのなら命をさしだすといったな」

勝家「あぁ、だか…(バシーン!)」

 

左近「バカ野郎!おまえの腰に下げてるのはなんだ」

 

勝家「刀だ」

 

左近「何の道具だ?」

 

勝家「主君を守る」

 

左近「そのために何人殺した?おまえらもってるやつら全員

その刀や槍で人を殺した瞬間おまえらは殺した奴の分まで生きねぇといけないんだ!そんなおまえに自分から死ぬ資格なんてねぇーんだよ(バシーン!)あとなぁ守り従うだけが忠義じゃねぇよ

それくらい覚えとけ!牛女(バシーン!) 」

 

勝家は下を見つめていた

 

左近「次!アホボン!」

 

信勝「ひっ!」

 

左近「おまえ何回自分の家族裏切るんだ?」

 

信勝「だって母上が!」

 

左近「親がしろといえばすんのか?親が腹を切れと言えばお前はすんのか?」

 

信勝「それは…」

 

左近「お前いつも謀反して許されてるそうじゃねぇか?今回また許してくれると思ったか?」

 

信勝「だって!」

 

左近「いっておくがお前の母上は手は出せねぇようにした」

信勝「え…」

 

左近「お前の母上にいっておいた今回嘆願すれば一族郎党俺が粛清する…」

 

その瞬間回りの空気が一気に冷える

 

信勝「嘘だ…」

 

左近「本当だ…信奈こいつに切腹命じたらどんなっだった?」

 

信奈「だだこねてたわ」

 

左近「はぁ…駄々こねんなら最初っから裏切ったりすんなよ(バシーン!)」

 

信勝「いったー…」

 

左近「あとお前それだけじゃないよなぁ?裏切るときはいっつも回りに担がれてるそうだないい加減学習しろ(バシーン!)」

 

信勝「うー…」

 

信勝は半べそをかいていた

 

左近「最後じゃじゃ馬!」

 

信勝「な…なによ!」

 

左近「お前何で信勝に切腹を命じた?」

 

信奈「そうしないと家臣に示しがつかないの 身内であろうと殺すそれが天下の… (バシーン!)何するのよ!左近」

左近「お前いい加減にしろよ… 天下だぁ~?意味不明だ それってただお前はすべては天下といって正当化して逃げてるだげじゃねぇーか!(バシーン!)」

 

信奈「じゃあ…どうすればいいのよ!」

 

左近「お前本当にこいつを殺すの が正しいことだと思ってんのか?!それが本当にお前の本心なのか?!」

 

信奈「そんなわけ…ないでしょ!家族なんだから!」

 

信奈は涙ながら言う

 

左近「なら信勝に言うことがあんだろ」

 

信奈「…信勝を…許すわ…」

 

左近「言えたじなねぇか…全く手のかかるやつらださて犬千代、ボス、長秀以外の家臣はあと信勝の家臣呼んでこいそいつらは全員正座させて…今からそのド腐れ根性のやつら全員叩き直してやる!島左近様の有難い説教だ!感涙に伏せて聴きやがれ!by一之 館のキング!」

 

左近はハリセン片手に片っ端から家臣を説教してハリセンで頭をひっぱたいていくのだった。さらにそれだけでなく土田御前のとこにものりこみ説教し幽閉隠居させた。その後信勝は津田信澄の名を変えて分家として生きることとなりそれ以外の家臣は信奈に、忠誠を再び、誓う形で織田のお家騒動は幕をとじた…この事が城下町にも広がり信奈に仕える家臣に主君に向かい説教を唱えたすごい侍がいる…名実ともに左近は傾奇者となる

 

 




おそなって申し訳ない


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No.6美濃脱出

おくれてすまん
お気に入り登録が29になりました
マジ涙でそうです


騒動が落ち着いて2日後

左近はジープに乗って美濃へ単身潜入した

左近「このかわに沿っていけば…

はぁ全く斎藤義龍が謀反か」

 

この時信奈のもとに

斎藤義龍が謀反の知らせが入る

 

左近「今頃ボス…苦労してるだろうな…」

 

そうしてまたジープを走らせる。すると、ぼろぼろになった光秀たちがいた左近はジープからおりて

 

左近「まだ生きてるな」

 

光秀「左近先輩?」

 

左近「よ!援軍に来てやったぜ デコちゃん戦況は?」

 

光秀「デコちゃんじゃねぇです!」

 

左近「そうだったな」

 

そういと左近は光秀の頭をなでる

 

光秀「!」

 

左近「まぁむくれるなよ よくがんばったな 光秀おまえはこのまま尾張にいけ」

 

光秀「…い…いつまでさわってやがるです!」

 

左近「おーすまんすまん」

 

光秀「左近さんは?」

 

左近「俺はじっちゃんと逃げる。じっちゃんは?」

 

光秀「道三様はこの先です」

 

左近「そうか尾張で会おうな」

 

左近は光秀にいたずらな笑みを浮かべる。光秀は顔を真っ赤にそめて尾張へ行こうとするが、

 

光秀「わたしも、道三さまを助けに行くです」

 

左近「死ぬ気か?」

 

光秀「死ぬ気はないです」

 

左近はしばらく光秀を見つめると

 

左近「よし!こい!」

 

左近はそのまま茂みをかけていくと

道三がいた

 

光秀「道三さま!」

 

左近「よう じいさん」

 

道三「おまえは…左近か…」

 

左近「お望みの迎えじゃないが尾張からのお迎えだ」

道三「この大馬鹿者!わしはここでしぬ」

 

左近「そうか」

 

そうすると左近はその場にあぐらをかいて座る

 

道三「お主も死ぬ気か?」

 

左近「さぁな…だが素直に殺されるつもりはもうとうない」

 

道三「…本当に馬鹿者じゃな…」

 

左近「だろうな…でもあいつの気持ちを理解してやらねぇ。じっちゃんも馬鹿だ」

 

道三「?」

 

左近「じっちゃんあいつには、まだじっちゃんみたいな父親が必要なんだ あいつは愛情に飢えてるんだよ。だからさ…斎藤の道三としてではなく信奈の親父して諦めて、あいつのために生きてくれ…」

 

道三「…全く…どうやらわしの負けのようじゃ」

 

左近「理解してくれてありがとなそんじゃじっちゃん!生きるために戦おうじゃねぇーか!光秀いくぞ!」

 

左近は背負っていたバズーカを構えると森の中でそれをぶっ放す義龍の兵をできるだけ殺さないよう爆風で捌くようにする

 

そうして茂みをかける

 

義龍兵「道三がいたぞ!」

 

道三「不味い義龍の兵じゃ!」

 

左近「やかましぃー!(ドゴッ!)」

 

兵「へぶっ!」

 

左近は義龍の兵の顔面をおもいっきり殴り気絶させる

 

道三「左近刀は?」

 

左近「無用!無益な殺生はきらいだ俺の武器はこの拳だ!」

次々と義龍の兵がおそってくるが

 

左近「しゃらくせぇー!(ボゴ!)」

 

しかしいつの間にか囲まれてしまう左近と光秀は刀を抜く

 

左近「道開いてやるからお前らはいけ!」

 

光秀「寝言は寝ていいやがれです!わたしは鹿島新当流の免許皆伝です!」

 

左近「あの馬鹿(塚原卜伝)の興した流派」」

 

光秀「あの馬鹿?!まぁいいです…あなたのなんの流派なのですか?」

 

左近「一刀流だ」

 

光秀「聞いたことないです!所詮、名無し流派ですねっ!」

 

左近「名無しそれは違うな…こちとら鐘捲流剣術の派生だ…そんでもって…俺が開祖だ!」

 

左近は踏み出した瞬間一瞬にして囲んでいた義龍の兵を片付ける

 

左近「抜刀一閃…居合抜刀を極限にまで研ぎ澄ませた業…気に入っていただけたかな?」

 

光秀と道三は左近の剣撃に驚愕し目を見開く

 

左近「それにしても…兵の配置が杜撰だな…斎藤義龍は斎藤家の戦国大名の器にあらずか…行くぞ!」

 

ジープに乗り込む

 

左近「じいさん光秀少しあらっぽくなんぜ!」

 

そういってアクセルを踏み込み、急発進させる

 

左近「いーやっほーい!」

 

と飛ばすと助手席に捕まっていた光秀が飛ばされ落ちかける。左近はそれを見逃さず手をつかむと自分の方に抱き寄せる

 

光秀「何しやがるです!///」

 

左近「捕まってろ!」

 

その頃濃姫たちは護衛の兵が信奈に道三からの書状を届けた

信奈はそれを読むと

 

信奈「ぜ…ぜんぐ…」

 

冷静さを失う

 

良晴「信奈!落ち着け!」

 

信奈「こんなの落ち着けるわけ…なんのおと?」

 

良晴「このおとは左近さんの!」

 

すると城門の扉をぶっ壊してジープが入ってくる

 

左近「ちわーす!左近急便です。信奈様にお届けものを届けに参りました」

 

左近はジープからおりいつもの笑みをうかべて

近づいてくる

 

信奈「そんなの…いらないわよ」

 

左近「そうなんだ…斎藤道三なのになぁ」

 

信奈「え?いまんなんて?」

 

左近「じっちゃん来てくれ」

 

道三「全く死にぞこなったわい」

 

左近「まぁそういうなよほら」

 

左近は腰に下げてた水筒から酒をつぎ渡す

 

左近「生き伸びた酒の味もわるかねぇだろ?」

 

道三「…そうじゃな」

 

信奈「左近…」

 

左近「?」

 

信奈「このアホ左近!」

 

信奈は怒って抜刀して斬りかかる

左近はそれをかわす

 

信奈「城門の扉どうしてくれんのよ!おとなしく斬られなさい!」

 

左近「おしい!あともう少しだ」

 

左近は何度も斬りかかっててくる信奈の刀を何度も避けるいつの間にか左近より信奈が先にばてていた

 

左近「うした?もう終わりか?」

 

信奈「左近の…くせ…に…」

 

する左近は良晴に近づくと拳をだす良晴は察するとわらってグータッチをする

 

左近「ボスただいま戻りました何てな!」

 

良晴「お帰り左近さん」

 

道三「(なるほど…この若者二人が織田を支えているのだな)」

 

道三は二人を見てそう思う左近の目の前に頬を少し赤らめた光秀がくる

 

光秀「さっきは…助けてくれて…ありがとうです。」

 

と左近の目を見ずにしどろもどろしながら言う

 

左近はニマ~と笑うと

 

左近「光秀ちゃんちゃんと目を見ていってほしいなぁ〜」

 

光秀「う、うるさいです!お礼はいったですからね!」

 

とむき〜と怒りながらその場を去る

 

左近「犬千代」

 

犬千代「?」

 

左近「やっぱり 面白いな…この浮世はさ!」

 

左近はそういってスーツのネクタイを緩める笑うと




さて次は皆んの知ってるあのキャラが!


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No.7 傾鬼者

清洲に良くない報告が飛び込む

 

今川軍二万 松平元康五千丸出砦を包囲だとさ

 

家臣たちの話し合った結果…決まらない 左近は良晴に小声で話しかける

 

左近「ボス」

 

良晴「なんだ?左近さん?」

 

左近「二万なら何とか出きるぞ」

 

良晴「まじで?!」

 

左近「あぁ策はあるそのためにはここを抜け出さねぇと…」

二人は立ち上がる

 

長秀「二人ともどちらへ」

 

左近「ちょっと散歩だ…なぁボス」

 

良晴「あぁ…ちょーーと長い散歩」

 

長秀は察すると

 

長秀「…そうですか…絶対に帰ってきてくださいね」

 

左近「へいよー」

 

良晴「いってきまーす」

 

犬千代「犬千代もいく…」

 

そして清洲城の城門を出ると川並衆と合流する

 

五右衛門「どこへいくのでござるか?」

 

良晴「桶狭間だ」

 

そして桶狭間のことを説明する。五右衛門は桶狭間へ案内する

 

五右衛門「あれが桶狭間でござるが」

 

左近「清々しいほどなんもねぇな…」

 

良晴はその風景に絶望する

 

信澄「お困りのようだ猿くん」

 

左近「おぉ信澄」

 

信澄「やぁ左近くん」

 

良晴「お前らいつの間に仲良くなってんだ」

 

左近「この前騒動な…」

 

信澄「左近殿は命の恩人でもあるからねぇ」

 

左近「信澄見ている視点をかえれば…」

 

信澄「わかってるよ」

 

良晴「ところで…」

 

良晴は信澄の親衛隊をみると女の子ばかり

こっちをみると

 

良晴「負けた…かんぷなきまでに…」

 

と肩を落とすと左近は肩に手をおく

 

親衛隊「ところで…信澄様この人が…」

 

左近「俺は島 左近て、言うもんだよろしく」

 

親衛隊「にしても背丈とか…高いんですね…顔とかも」

 

左近「好評価いただき有難うございます」

 

良晴「…」

 

左近「どうした?ボス」

 

良晴「いいよなぁ左近さんはモテて」

 

左近「ひねくれんなよボス 男は中身で勝負だ!」

 

良晴「左近さんがいってもなぁ…」

 

左近「こりゃダメ そうだ 信澄おまえの親衛隊にこの辺に詳しい娘いるか?」

 

親衛隊「はーい 私でーす」

 

左近「なぁこの辺で こことは別で桶狭間と地元の人ちに言われている場所はないか?」

 

親衛隊「ありますよついてきて下さい」

 

そうして案内される

 

良晴「どういうことだ?左近さん」

 

左近「昔本でよんだことがある桶狭間というのは後からつけられて最初はただの平地地元の人たちが桶狭間と言ったところから

戦いの名称が生まれたと」

 

そして到着し

木陰から覗き見ると

 

左近「BINGO!」

 

良晴「すげぇよ左近さん!」

 

左近「騒ぐな!向こうには元康のところの忍がいる」

 

良晴「服部半蔵か…でもみたところ」

 

左近「ボス…用心に越したことはない」

 

良晴「でもその前に足止めが必要だな信澄おまえの親衛隊つかってありったけの酒を飲ませて酔わしといてくれ」

 

信澄「了解!」

 

左近「川並衆はそれに準じて宴に乱入し、武具を奪ってくれ武具を売る算段はつけておく」

 

「合点だ!」

 

左近「よしボス戻るぞ」

 

良晴「わかった」

 

その道中

 

左近「犬千代きづいたか?」

 

犬千代「うん…」

 

そういうと左近は臨戦態勢へ

 

良晴「どうした!?三人とも?!」

 

左近「元康のしのびだ!」

 

良晴「まじかよ!」

 

左近「ここは…二手に別れるぞ…」

 

良晴「おう…!」

 

左近「こいよ!服部半蔵!」

 

五右衛門「左近氏!まさか?!」

 

左近「犬千代!五右衛門!行け!」

 

五右衛門「しかし…」

 

左近「いけ!」

 

五右衛門「…ご武運を…」

 

左近「お互いにな…」

 

そして走り出すと小川にでる

 

左近「そろそろいいんじゃねぇのか?」

 

すると半蔵が姿を表す

 

左近「よう…半蔵…」

 

半蔵「貴様…左近か!」

 

左近「取引しにきたお前だって俺の正体しってんだろ?」

半蔵「…いいだろう」

 

左近「今川はお前のところの姫さんに三河を継がせる気はないぞ」

 

半蔵「織田は今川には勝てんぞ…それに姫に今川を裏切れというのか?!」

 

左近「いや見てるだけでいいそのあと勝てたら信奈に同盟を結ばせるもし無理ならこの首くれてやる!」

 

半蔵「…いいだろう」

 

左近「ご理解感謝する…」

 

半蔵はそうして消える。左近は熱田神宮にて信奈たちと合流した

 

信奈「来たようね左近」

 

左近「悪い遅れた少し松平の乱破どもをかき回してきた。左近隊は保険として井伊をとめる」

 

信奈「大軍勢よ…いけるの?」

 

左近「失敗するのが怖いか?怖気づいたか?」

 

信奈「はぁ?!そんなわけ無いでしょう!」

 

左近「折角なら神にでもいのったら?」

 

長秀「そうですね熱田神宮です。神様に戦勝祈願を」

 

丹羽長秀の提案を受けた信奈はいつもの仏頂面で神殿の前へ近寄り、カン高い声で叫んだ。

 

信奈「いったいいつまでこの国を乱れさしてるのよ!あんたたちが本当に存在してるんだったら、このわたしを勝たせなさい!」

 

良晴「うわ~バチ当たり~」

 

左近「信奈甘いな こいうときはな…おい無能ども神なら役に立ってみせろよ雑魚ども」

 

左近は中指たてていう

 

その瞬間左近の真ん前に雷が落ちる。良晴はその光景に絶句する

しかし左近は臆せず笑う

 

左近「どうだ?信奈」

 

信奈「バッチリよ!」

 

それと同時に快晴だったはずの天気が雷と豪雨に変わった。

 

信奈は「これこそ天運!みんな、わたしに命を貸して!」

 

そのあと左近はある小高い丘の上にいた

 

左近「あれが…二万の兵か伊勢湾に集合と偽命令を出したら ここまであつまるものか?」

 

すると雨が振りだす

 

左近「こりゃ荒れるねぇいいねぇ… このビリビリ来る感じ、そんじゃ…まぁ行くか!」

 

そして太刀の背負い走り出す

 

兵「なんだ?」

 

兵「あれは!島左近だ!」

 

侍大将「傾奇者が!かかれ相手は一人だ!」

 

左近「どけー!邪魔だー!」

 

左近は単身敵軍に突っ込む左近はこれまで居合ではなく、刀身をさらした…ただコイツラを倒す…それだけを考え一人また一人と倒していく、その左近の姿はまさしく鬼そのもだったそして気が付けばいくつかの軍をのしていた。さらに左近はずっと嗤っている。それはまるで闘いを楽しむかのようにも見えそれを目の当たりにしたものは、恐怖戦慄する。そして戦況をそして戦の雰囲気を左近は支配した

 

兵「鬼だ!」

 

兵「強すぎるだ!」

 

兵「かなわねぇ〜!」

 

と言って腰を抜かしたり逃走する兵たちが続出

 

左近「どうした!こんなもんか!」

 

すると大将の前にでる

 

左近「お前がここの大将か?俺の手柄になってくれよ」

 

?「お相手いたす」

 

と馬に乗っている大将に突っ込むと大将の槍をよけて腰の帯を持ち、そのまま馬から引きずり落とす落とされた大将にサバイバルナイフを向ける

 

?「…さっさと首をとれ」

 

すると左近はナイフで兜の結び目をきる

 

左近「これ貰っていくぜ…」

 

?「貴様なんのつもりだ!」

 

左近「何のって…あんた井伊だろ?」

 

直盛「いかにも儂は井伊直盛」

 

左近「ふーん…じゃあ娘さんいんだろ」

 

直盛「なぜ!直虎のことを?!」

 

左近「だったらそいつのために生きてやりな。あんたの帰り…まってんだろ?」

 

直盛「…」

 

左近「はぁ…さっさと帰んなあんなが本当に守りたい者のもとへ」

 

そうして立ち去る

 

直盛「なるほど…島 左近 あやつは儂らの思っている以上の傾鬼者だな…」

 

兵「殿!ご無事ですか?」

 

直盛「儂は大丈夫じゃ」

 

兵士「大将首をとらないとは…全く愚かな…今すぐに追撃を…」

 

直盛「ならん!…それにあやつはわざと儂ら生かしたのじゃ」

 

兵「というと…」

 

直盛「ほら見てみよ倒された兵たちを」

 

兵「!生きてるまさか!」

 

直盛「そうじゃ…戦場では殺すより気絶させる方が難しいじゃがあやつは一人として殺さんかった全く恐ろしいやつよさて帰るとしようか…儂の家に」

 

兵「…はっ!」

その頃左近は二万の兜をなんとか持ち帰る

 

左近「よう信奈…勝てたみたいだな」

 

信奈「おそい!て…なんなのその兜の数!」

 

左近「首の代わりにとってきた…しめて2万かな」

 

良晴「左近さんあんな本当に何者だ?」

 

信奈「どうやらあんたも功労者見たいねで…なにが望み?」

 

左近「そうだなぁ帰ったらはなすよ」

 

左近はそういって笑った

 



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No.8半兵衛引き抜き

三河の家康と同盟を結び

追い風に乗ったのはいいのだが

 

左近「ふむ…ボスあの様子だとまた負けたみたいだな」

 

左近は一輝館のおくで寝そべったまま言った

 

光秀「織田家じゃ無理ですよ。」

 

光秀をいつまでも浪人しておくのはもったいないので

左近は一時的に雇ったのである

 

左近「いいや…あのボスのことだ…おもしろい考えがあるはず…」

 

犬千代「左近兄…姫様がよんでる…」

 

と犬千代がくる

 

左近「あの、じゃじゃ馬姫がか?わーたすぐいくいくぞおでこ…」

 

光秀「おでこいうなです!!」

 

左近「でもまぁすぐにいきたいところだが…その前に飯でもどうだ?」

 

犬千代「うん」

 

左近たちは食事処で蕎麦を食べていた

 

左近「おっちゃんおかわり」

 

亭主「はいよ」

 

光秀「おかわりって!何杯くいやがるんですか?!」

 

左近「腹はへっては戦はできねぇていうじゃん、犬千代おかわりほしけりゃ自分で言えよ ガキは食って寝んのも仕事だからな

心配すんな金ならあるぜ」

 

犬千代「うん でも左近ニィ犬千代は子供じゃない」

 

左近「お〜それはわりいな…年しただからさ…」

 

犬千代「…そう」

 

左近「関係ないが…うこぎだとあんまり腹持ちしねぇしさ…」

 

30分後

 

左近「あぁー食った食った」

 

と蕎麦の入った容器を山積みになっていた

 

左近「おっちゃん!」

 

といって小判を三枚置くと

 

左近「釣りは入らねぇ手間賃としてとっときな」

 

亭主「へい!いつもありがとうごぜぇやす!」

 

左近「しゃ!行くか…」

そうして清洲へ

 

左近「おんまた~、ん?見ない顔がいるな…で…じゃじゃ馬娘が真っ赤だ!ボス…やっちまったのか…とうとう信奈の下着盗んじまいましたかいやーいつかやるとは思ってたけど…」

 

勝家「左近客人の前だぞ私語は慎め!」

 

その時左近は長秀と目をあわせる長秀は無言でコクりとうなずく

遡ること二週間前

 

左近「長秀さん少しよろしいか?」

 

そういって二人で話してあいた

 

左近「たれ込みなんだが長政が織田にくるぞ、求婚に…」

 

長秀「その求婚になにか問題が?」

 

左近「あぁ…長政は諸外国の姫を籠絡しては、使い物になくなれば…」

 

長秀「…最低です。0点以下です。」

 

左近「あぁ…おそらく、じゃじゃ馬(信奈)を

天下取りの道具にするつもりだ」

 

長秀「解決策があるんですか?」

 

左近「あぁ…飛びきりのやつがな…そのためには少しばかり危ない橋だが…どうだ?失敗したときの策も準備できてるぜ?」

 

長秀「…ここは左近殿の策にのりましょう…」

 

左近「後悔はさせねぇよ…」

 

ということをはなしておりました

 

 

左近「早速で悪いが帰ってくんね?」

 

これには長政も驚く

 

家来「貴様!若にむかって!」

 

左近「外野は黙ってろ…」

 

とドスのきた声で黙らせる

 

長政「なるほど君があの尾張の傾鬼者の島 左近というわけ」

 

左近「はぁ…信奈」

 

信奈「なによ…」

 

左近「おまえこの話受けんの?受けたら俺織田出奔して織田家潰す…」

 

その場にいた家臣たちは驚愕する

 

信奈「左近あんた何言って…」

 

左近「道具に成り下がった織田家なんざ価値がない俺は天下取りの道具に成り下がるのはごめんだ…それにこれは政略結婚だ…つまりおまえはいま…訳の分からん男に自分の体差し出そうとしてるんだぜ?」

 

信奈「…」

 

左近「だから長政…帰ってくれよ…」

 

長政「このままだと美濃攻略どころか…!」

 

余裕のあった長政の顔、急に青ざめる。その瞳からは溢れんばかりの殺気と覇気を放っていた。それをみた一同は、左近に意見できなくなっていた

 

左近「失せろていってんだろ?若造…」

 

長政だけでなくそれを聞いた瞬間りは理解したこのなかで一番彼が死戦を経験していることにそして、逆らえば眼の前にいる男は間違えなく命を奪うことをそうして逃げるように帰っていた

すると入れ替わりで道三がきた

 

左近「よう…じっちゃん」

 

道三「…なるほど坊主の仕業か…」

 

左近「まぁな…さて…ボス…おれの考えてることわかるな?」

 

良晴「竹中半兵衛を引き抜くんだな!」

 

左近「さすがだな!」

 

信奈「左近少しいい?」

 

左近「なんだ?」

 

信奈「あんたもし私がうけてたら」

 

左近「安心しろかんぷなきまでに叩き潰してたから。まぁせいぜい飼い犬に噛まれないように頑張るこったな…」

 

と満面の笑みをうかべていう

 

信奈「…」

 

左近「ふむ…腹が減ったなボス、犬千代、光秀飯食いにいくぞ~」

 

良晴「お?!左近さんの奢り?」

 

左近「おおよ!犬千代いくぞ光秀」

 

犬千代「うん…」

 

光秀「まだ食いやがるですか?」

 

そうして飯屋にて

 

良晴「で…なんかあるんだろ?左近さん」

 

左近「ボスは最近勘が鋭くなったなそのとおりだ」

 

光秀「他にも策があるんでやがりますか?」

 

左近「俺の予想だと半兵衛の調略おそらく浅井もやるはずだ」

 

良晴「やっぱりか」

 

左近「ただし問題はそこじゃ無い…問題は浅井の隣国だ…」

 

良晴「隣国?」

 

左近「…朝倉だ」

 

良晴「朝倉て一乗谷の?!」

 

光秀「それの何が問題でやがりますか?」

 

左近「浅井がほしいのは信奈すなわち俺達だ…浅井と朝倉には切っても切れない縁がある…それは…六角にもあるそんなやつらが斎藤義龍と同盟でも結んでみろ…大勢力が尾張へくるでもこれは最終手段だ。おそらく今あいつが考えているのは美濃斎藤義龍いや…稲葉山城に勝つための力が欲しいのさそれを盾して政略結婚にくるはずだ…それを潰すには半兵衛を調略するか…現状維持にするかだな」

 

光秀「現状維持て…なにもしやがらないのですか?」

 

左近「取り敢えずそういうことだ…"何もしない"じゃなくて…動きを待つ…それが、現状だろう…とにかく今日のいまからそうだな…一時間…じゃわからないか一刻後美濃にむかう、行く人間は俺、ボス、犬千代、五右衛門、そんで光秀だ」

 

光秀「え?私もですか?」

 

左近「美濃の奴らと街君にならどうすればよいか聴ける」

 

光秀「う〜ん…わかりましたよ!行けばいいんですね!」

 

左近「おう!」

 

光秀はしぶじぶ承諾する

 

左近「手な感じで会議終わり〜昼飯〜昼飯〜」

 

良晴「おれもた〜べよ」

 

犬千代「犬千代も」

 

とメニューをみだすその光景になぜか不安を感じる

 

光秀「大丈夫ですかね?…」

 



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No.9問題発生

現在美濃の道中

メンバー(良晴・左近・光秀・犬千代・五右衛門)

 

良晴「いまどの辺だ?」

 

左近はジープの荷台にのってた足軽の陣笠ぐらいの大きさの何かを空投げたそれはすぐに羽音を立て赤いライトが点滅しながら空高く舞い上がる。そしてデバイスをみて左近の時代の地形と今の地形と照合する

 

左近「美濃の境だが…これ以上は進めないな」

 

良晴「左近さんドローンも持ってんすね」

 

左近「地形把握に使うな…若干誤差があるけど…そこはなんとかな」

 

そうしてドローンはすぐにジープの荷台に収まる

 

野党がでるからである

そうして宿で、食事もおえ三人は寝たあと

男二人は夜空を見ていた

 

良晴「左近さん…なんであんなことしたんだ…」

 

左近「…そうだなぁ…」

 

そういうと写真をみせる

そこには小さい信奈と左近が写っていた

 

良晴「!これって!!」

 

左近「おれは四年前にここにきた、俺の師匠の嶋左近は織田とも縁があってな、まぁ…あいつは俺のことなんざ忘れてたがな」

 

良晴「そうなのか」

 

左近「そんとき信奈の親父に(あいつのことを頼む)と願いを託された…」

 

良晴「そうなんだ…」

 

左近「そうだ…明智のことだ…」

 

良晴「あぁ…」

 

左近「俺は彼女を支え監視するその点は何とかする」

 

良晴「全く左近さんにさかなわねぇな…」

 

左近「ボス絶対夢叶えようぜ…」

 

良晴「あぁ…」

 

すると左近はポケットからコーラの缶を渡す

 

左近「冷水に浸しといておいたから冷たいぞ」

 

良晴「コーラ!こんなところで飲めるとはな…」

 

左近「兄弟の盃でもするか?」

 

良晴「え?」

 

左近「三国志だってあいつも義兄弟だぜ?それにお前の夢に賭けたくなったんだよお前の夢にこの俺も混ぜてくれよ?あんたの左腕としてさ」

 

良晴「あぁ!!(カシュッ!)」

 

といって二人はコーラの缶をあける

 

左近「今から俺たちは兄弟だ!」

 

といってコーラの缶をうちならす

 

よく朝

 

三人が起きて左近たちの部屋に行くと倒れている二人を発見する

 

光秀「!一体なにが?!」

 

すると足元にあった瓶をみると…酒の文字がかかれていた

左近「…うぇ…き、気持ち悪い」

 

といってフラりとたつ

 

左近「おーみなのしゅう…おぇ…ぷ 悪い少しゲロってくる」

 

その後良晴も同じ行動をとる

 

左近「ボス…五苓散飲んどけ二日酔いに効くぞ」

 

といって

 

良晴「わりぃ…」

 

といって二人は飲む

 

五右衛門「一体何があったでござるか?」

 

左近「義兄弟の盃かわして…祝いだ!いって そのあと亭主に遊郭に誘われていって…そのあとは…かえってきて(迎え酒の飲み直しじゃい!)てのみまくって…」

 

良晴「あー昨日の遊郭楽しかったなぁ~」

 

左近「そうか?俺酒飲んだだけで記憶が飛んでる…」

 

光秀「遊郭に…いってやがったんですか~ 」

 

左近「落ち着け!刀を抜くな!もうしないから!一応情報仕入れてきたからな?な!だからどうかその刀と怒り鞘に納めてくれ」

 

良晴「うまいこと言うな」

 

左近「だろ?自分でも今、思った」

 

良晴&左近「ギャハハハハ~!」

 

光秀「(ブチッ!!)」

 

そうして二人は頭にたんこぶをつけ話す左近はプラス両方の頬に紅葉型

 

左近「で半兵衛の叔父の安藤守就が…半兵衛の家臣を募集していらから良晴を推薦したんだ」

 

犬千代「それで」

 

左近「今から面接というか、半兵衛を直接調略するのにちょうど」

 

良晴「薬も効いてきたから行ってくる左近さんは?」

 

左近「おれは昼…」

 

光秀「(ジーーーーー!)」

 

左近「…お前に…ついていく…だれか…太田胃散をくれ」

 

五右衛門「左近氏…良晴氏」

 

左近「どうだった?」

 

五右衛門「左近殿いったとおり…」

 

左近「いやがったか…浅井…」

 

良晴「やっぱりいやがるか…」

 

左近「…行くぞ!取りあえず…」

 

面接で指定された屋敷へ

 

左近「やっぱりいたか…浅井」

 

長政「…左近…またしても…」

 

良晴「浅井長政…」

 

左近「…ボスそんなやつ相手にするな…こちらの流れを崩されるぞ」

 

良晴「…わかった」

 

竹中半兵衛「ようこそ参られた」

 

良晴「あっども!(いつの間にいたんだきづかなかった…)」

 

左近「…」

 

竹中半兵衛「ご存じの通り私が竹中半兵衛でございます」

 

左近「…島左近といいます(ボス落ち着け)」

 

良晴「(わかった)相良 良晴といいます」

 

竹中半兵衛「さて 此度のご足労お疲れであろうまず茶でもいかがかな」

 

良晴たちにお茶が出される

 

左近「今のは…半兵衛殿の式ですかな?」

 

竹中半兵衛「よくぞわかりましたその通りです」

 

左近「そうですか」

 

四人はお茶に手を伸ばす。左近は持ち上げるとすぐに床におき

 

左近「犬千代…ボス飲むな…半兵衛さんよ…」

 

といって左近はたちあがり

 

左近「俺たちを甘くみられちゃ困る。馬のゆばりの茶なんざな…」

 

犬千代and良晴「!」

 

左近「それと…あんた…人か?」

 

竹中半兵衛?「よくぞ見破ったな…」

 

と高笑いすると白い狐に姿を変える

 

左近「まぁな一発目に聞いただろ?あれがお前の式かと…

あんたはそうだと言った、つまりその式とあんたの気配が似てたもんでね 確信がもてた 」

 

といって笑う

 

良晴「左近さんてもしかして探偵か何かか?!」

 

長政「おのれ!よくも騙したな!」

 

竹中半兵衛?「騙されるお前が悪い」

 

と笑う

 

左近「そうだなおまえが悪いな…これが戦なら騙されるほうが悪ぜ」

 

長政「な?!」

 

左近「犬千代」

 

犬千代「うん」

 

そういうと笑い続けている竹中半兵衛と名乗る化け狐を槍でさすと化け狐はたおれる

 

良晴「な!なにやってんだ!」

 

犬千代「妖怪は退治するべし」

 

長政「まさか…竹中半兵衛を暗殺するとはこれじゃ織田の信用は地に堕ちるな」

 

すると左近は大笑いしだす

 

長政「何がおかしい?!」

 

左近「いや、おまえも主君としてはまだまだだな…と思ってさぁ

ボスと同じだないやボスの方が上か」

 

長政「私がサルとおなじだというのか?!」

 

左近「あぁその通りださて…犬千代血は出てるか?」

 

犬千代「全く…」

 

左近「だとさボス」

 

良晴「そうか!」

 

左近「ボスはわかったみたいだな…」

 

良晴「あぁ!」

 

左近「わかったならそこの猿に教えてやれ」

 

良晴「あぁまず長政 左近はどこみて人か疑った」

 

長政「竹中半兵衛とお茶を持ってきた気配が…!」

 

左近「ようやく気づいたか  そ! この部屋には最初から竹中半兵衛は居なかったが…見ているはずだおれたちを…ここかな?」

 

といって障子をあけるとかがみ込んでいった

 

左近「よう…お嬢ちゃん採点してくれるかい?」

 

と左近は少女に問いかける

 

安藤「その答え代わりに答えようあの娘こそ竹中半兵衛じゃ」

 

良晴「な!なんだって!」

 

左近「ボスなにじゃれてんの?」

 

良晴はなぜかさっきの狐に巻き付かれていた

 

良晴「なわけないだろ!」

 

左近「はぁ…すまないが主を解放してやってくれ女好きだがいいやつなんだ…」

 

そのあと半兵衛は人見知りが激しくいぢめられる体質のため人を試す癖があることが安藤から説明をうけた

 

良晴「まぁ仕方ねぇはそれは…相手の本質を見抜くことは大事だしなぁ」

 

左近「さすがボスたまにはいいこというな」

 

良晴「たまに、は余計だ!」

 

といって笑う

 

長政「このような騒がしい二人はいては半兵衛も落ち着きませんね…ここは私一人を雇う手配かがでしょ」

 

良晴「おい!さりげなく売り込んでるんじゃねぇ!」

 

長政「事実を申し上げたまでだ」

 

左近「安藤殿…長政殿は女好きで毎日とっかえひっかえしてるだ…半兵衛殿もおきをつけて…」

 

長政「左近!貴様!」

 

左近「間違えてはいないだろ

まぁ事実を申したまでだ」

 

長政は左近を睨み付け左近は笑みを浮かべ良晴もわらっている

 

前鬼「しかし、左近殿の先ほどの観察眼は見事でござった」

 

左近「偶然だよ偶然強いて言えば経験かな…」

 

翌日良晴たちは半兵衛の付き添い

 

左近は今まさに…光秀から説教をうけおえ調べに出ていた

 

左近「いこうか」

 

光秀「ちょっと待ってくださいなんで私がこんな格好を」

 

光秀の姿は綺麗な藍色の振り袖を着ている

 

左近「あいつの手下にあったとき面倒だろ?変装も必要だ…」

 

光秀「逃げるときは」

 

左近「そんときは倒すかお前を抱き上げて逃げるさ」

 

光秀「え?///」

 

左近「( ̄皿 ̄)b」

 

光秀「なんで私が左近先輩に?」

 

左近「なにか不満か?」

 

光秀「そもそも明智家は」

 

左近「知ってるよ…それくら俺ももとの世界じゃな…だけど…そんなもんに意味なんてないさ…」

 

左近の顔から笑みがきえる

 

左近「俺はもと世界じゃ皇の字がつく一族だったんだ」

 

光秀「え?」

 

左近「でもなぁ皇族の暮らしがいやになった…」

 

光秀「なんでですか?」

 

左近「俺の世界ではな海の向こうのいろんな国と日本が大戦をしてたんだそんななか人は苦しんでいるのに俺たちはゆうゆうと暮らしている。俺にはそこでの暮らしが嫌だった 自由になりたかっただから俺は世界を知るため名前を偽って従軍した。海の向こうへいったでもそこにあったのは地獄 そして…俺は…絶望を知った…」

 

光秀「…」

 

左近「でもそんな絶望に満ちた地獄の中で進むべき道を身を見つけた…そんでもってここいる俺こそ俺をしてるみたいだ」

 

光秀が左近の顔をみると左近は光秀に笑いかける光秀は顔を赤くして目をそらす

 

光秀「////!(なんでこんなやつに顔を赤くしてやがるんですか!私は…)」

 

左近「でもまぁ…庶民派皇族の方がらくだし」

 

といって歩きだすするとのぶせりとぶつかる

 

のぶせり「気を付けやがれ」

 

左近はのぶせりの腕を掴む

 

左近「ぶつかってきたのはそっちだろ、そして…これは俺の財布だ」

 

のぶせり「くそっ!こうなりゃ」

 

そういって光秀を人質にしようと手を伸ばすが

 

左近はえりもとを、掴むと

 

左近「わるいのはこのお手てかな!」

 

両肩をつかみ引っ張り関節を外す

 

のぶせり「いぎゃあああぁぁぁ」

 

左近「…近所迷惑だ」

 

といって顔を殴る 吹っ飛ばされたのぶせりは気絶した

 

左近「…ヤベ!いくぞ光秀」

 

といって手をとると

 

光秀「え!ちょっ!」

 

そういって走る。その場からはなれる

 

左近「ここまで来れば大丈夫だな」

 

その時無線がなる

 

左近「どうした?」

 

良晴「左近さん早く来てくれ!」

 

左近「はぁ?おい!いまどこだ?」

 

良晴「稲葉や…ガー……ガー…」

 

左近「くそっ!こんな時に!!光秀いくぞ!」

 



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No.10 戦闘準備と新兵器

稲葉山城…

左近「半兵衛はどうだ?」

 

良晴「まだねてる」

 

左近「何があったんだ?ボス」

 

良晴は半兵衛が倒れた原因をきく

 

左近「なるほど叔父があいつにさらわれたのかそのショックで

あと…義龍がロリコンだったとは…まぁ…ん…ん…」

 

良晴「驚きだろ?」

 

左近「ほんとそれだ…それはいいけど、彼女…年の割り能力がすごすぎる。それに能力を使わせないほうがいいな…」

 

良晴「どういうことだ?」

 

左近「そのままの意味だ 半兵衛事態が子供プラス体が弱い 年の割りに体力がないあと…彼女の能力は体力の消耗が激しすぎる たとえるならジェットエンジンつんだ自転車だな負荷が強い分すぐに壊れる」

 

良晴「左近そこまでわかるのか?」

 

左近「一応医者目指してた空軍の軍医だからな…」

 

良晴「左近さん軍医だったのか?!」

 

左近「まぁ…一応それより叔父をどう助ける…正直見捨てるという策はあるが…」

 

良晴「あぁ…論外だ!」

 

左近「さすがボスそう言ってくれると思ったぜ!とりあえず彼女いう護符の補充…あぁーこの策しか無理だなぁ…」

 

良晴「たぶん俺も左近さんと同じ考えだ…」

 

二人は顔を見合わせて笑う

 

((稲葉山城放棄!))

 

その事を犬千代たちに伝える

 

光秀「せっかくとった城を!?」

 

左近「人の命には変えられないたかがこんなデカ屋敷より命の方が大事だ」

 

そうして半兵衛をジープにのせて菩提山へ…そこで半兵衛をおろすことになる左近は空をみる

 

左近「…絶好の空戦日和だな…」

 

良晴「え?」

 

左近「なんでもねぇ…安藤のおっさんは?」

 

良晴「長政といっしょに…」

 

それを聞いた瞬間左近は呆然し舌打ちをする

 

左近「やられた…」

 

良晴「?」

 

左近「長政はおっさんを餌に半兵衛を率いれるつもりだ」

 

良晴「やられた!」

 

左近「いや…まてよ…五右衛門!」

 

五右衛門「ここに!」

 

左近「川並衆と共に義龍を調べてくれ…」

 

五右衛門「承知!」

 

川並衆「兄弟どうした!」

 

左近「いま稲葉山はもぬけのからなのは長政は知っているそしていま、俺らがいないこともあいつが次近づくとしたら」

 

良晴「!義龍か!!それじゃあ…」

 

左近「だったらチャンスだ!」

 

良晴「なんで?!」

 

左近「…五右衛門いまの事実確認したらすぐに信奈に、伝えろ

この戦い勝ったものがすべてを握る」

 

良晴「どういうことだ?」

 

左近「この戦いに勝てば、義龍の口から事実確認ができなれば…

長政は強く出れなくなるいわゆる詰みだ」

 

川並衆「兄貴すげぇぜ」

 

良晴「左近はよく頭が回るな…」

左近「ピンチはチャンスだ! すべてを巻き返すことができる

慢心こそ油断がうまれる…今頃あいつは慢心してんだろうな…」

 

そうして半兵衛を菩提山にかえし一度清洲へすると長屋が燃やされていた

 

勝家「やっとかえってきたか!!」

 

左近「なぜ火をつけたんだ?」

 

良晴「てめぇの仕業か!!」

 

勝家「そんな目付きで怯むと思うなよ」

 

良晴「うるせぇ事情はお前の胸を揉んでからだ!」

 

勝家「左近なんとかしてくれ」

 

左近「説明は自分でするんだな牛女揉んでもらったほうがそこにいった養分帰ってくんじゃねぇーの」

 

勝家「裏切り者ーーーー!」

 

左近「がんばんなぁー」

 

といって立ち去る

 

その後

 

道三「左近もどったか?」

 

左近「ようじっちゃん小牧山に移したんだな」

 

道三「そうじゃ…」

 

長秀「戻られたんですか?」

 

左近「あぁでも次やることが決まった」

 

長秀「次は何をなさるですか?」

 

左近「取るぞ…稲葉山城を…な…」

 

と笑う信奈と話し合ったあとの良晴に合流する

 

左近「ボスこれを」

 

良晴「これって」

 

左近「グレネードボーガンだ…非殺傷武器だ一応これをわたしておく」

 

良晴「これは?」

 

左近「五右衛門と一緒に作ったまぁ…痺れ薬を粉末化したやつがこの中にいれたある…ボスにはできるだけ人殺しをさせたくない」

 

良晴「左近…」

 

左近「当然犬千代たちも例外じゃない」

 

犬千代「ありがと…左近」

 

左近「あぁ…」

 

すると左近は店にもどると

ライフルをだす

 

左近「弾丸の補充しないとな問題は雷管だな…ジアゾニトロフェノールがいるな確か化学式はC6 H2 N4 O5リストに追加だな着替えるか…」

 

 

信奈「ちょっと左近あんた…」

 

信奈は左近の服装に見とれる

黒いズボンにロングブーツ

そして、白いシャツの上に黒いベストを来て

その上から黒いコートをきる

 

左近「…わるくねぇな…どうした?」

 

信奈「すごい!なにこの服?!新しい服?私にも着せて!」

 

そうしてコートを引っ張る

 

左近「わかったから!離せ!のびる!」

 

妖怪…珍し物好きの追い剥ぎ怖い



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No. 11 墨俣戦

左近「待たせなた」

 

良晴「おう左近て!…かっけぇ…」

 

左近「え?」

 

良晴「かっけぇよ、左近さんその格好」

 

左近「いいだろ?お前にも作ってやるよ」

 

良晴「…自作?!」

 

左近「まぁな材料は自分で揃えてな 本当はコートもあったんだが…ちょっと珍しい物好きの追い剥ぎにあってな」

 

良晴「あ…(察し)」

 

勝家「姫様それはまた南蛮の?」

 

信奈「左近からもらった(盗んだ)のよ~♪鎧の上から切れるし…頑丈だしこの羽織いいわ!」

 

そして、二人は作戦を練る

 

左近「ものみやぐらは二つがいい」

 

良晴「?」

 

左近「ひとつに俺が登って狙撃を行う 光秀」

 

光秀「?」

 

左近「お前にはスポッターをやってもらうぞ」

 

光秀「す…ぽったあ?????」

 

左近「ようするに…侍大将とか指揮ってそうなやつらの位置を教えてくれ」

 

良晴「?」

 

左近「狙撃できれば相手の士気を下げて動揺させ、時間稼ぎできる…本隊との合流が大体尾張から17時間としたら… 」

 

良晴「…ヤバイな」

 

左近「その分時間を稼げばいい」

 

良晴「?」

 

左近「川であるそしてこの季節ときた下見にいってきたんだがあこらはな…朝霧がでる例えば朝気づかれたして騎馬で走ってくる

としても視界が悪いそこで罠だ」

 

良晴「どんな罠だ?」

 

左近「足元に何本も編んだ縄を川の中と岸に張るすると」

 

良晴「!馬がこける」

 

左近「そして先頭が転けたら走ってくる騎馬は

急には止まれない」

 

良晴「つまり!人が壁になる!後のやつらは仲間ごと攻めることができない!左近さん!あんた!本当に!すげぇよ!」

 

左近「そこでなんだが予備ようにこれも渡しておく」

 

陶器の玉がいくつも入った箱が出てくる

 

良晴「何だこれ?」

 

左近「鉄はうという今では手榴弾だ」

 

良晴「?!これが?」

 

左近「第二次世界大戦では日本は鉄資源不足になって取った処置でな。本来鉄で作るところを陶器で作ったんだ」※実話です東京の川に終戦後投棄したため破片があります

 

良晴「これで動揺させて」

 

左近「あぁ正直きついかもしれないが…川並衆にも渡しとけ一応オレ印非殺傷だ」

 

深夜

川並衆たちがやぐらを組んでいる左近は罠の設置を行う

 

左近「よし…もう一本は無理か…!」

 

日の出ギリギリで、墨俣城完成

稲葉山城では

 

家来「義龍さまっ!墨俣に城が!!」

 

義龍「何ぃ!?」

 

義龍は望遠鏡で墨俣を、覗く

 

義龍「すぐに兵を出せ!」

 

家来「はっ!」

 

光秀「左近先輩やつらは気づきやがったです!」

 

とやぐらで見張りをしていた光秀が叫ぶ

 

左近「ボス大声だしていいか?」

 

良晴「あぁ」

 

左近は箱の上に立つ

 

左近「総員注目!今日この戦は今後の我々の状態を左右する!

即ち!この戦い勝敗こそが天下統一への進撃である!」

 

左近は川並衆の顔を見渡す

 

左近「この戦に勝った暁には川並衆は正式に織田の部隊に配属となる!つまりお前らは武士になれる!お前ら!明日と夢を手に入れたいか!?」

 

川並衆「おおぉぉぉ!」

 

左近「声が小さい!本当に手入れたいか!!!」

 

川並衆「おおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!」

 

左近「その意気だ!よしやってやろうぜ!」

 

箱から降りる

 

良晴「ナイス演説」

 

左近「はずいから言うな… 」

 

といってやぐらに上がる

 

左近「どうだ?」

 

光秀「え?よかったです…演説///」

 

左近「お…そうか…ありがと……じゃなくて!奴らは?」

 

光秀「あ、騎馬隊向かってきてやがります!」

 

左近「よし…ボス!罠にかかった瞬間に鉄砲隊ぶっぱなせ!」

 

良晴「OK!」

 

すると騎馬隊は左近の仕掛けた罠に引っ掛かり、次々落馬する

 

左近「ボス!やつらがキルゾーンに入った!」

 

良晴「よし!全員射て!」

 

良晴は鉄砲隊に言う、鉄砲隊が集中砲火すると

 

左近「余ったやつらは弓矢兵で向かいうて!」

 

良晴「(すげぇ…あんだけいた騎馬隊を…)」

 

光秀「第二波来やがりました」

 

左近「よし!ボス俺が合図するから全員にグレネードを投げ入れされろ!」

 

良晴「おう!」

 

左近「タイミングはこっちで言う」

 

良晴「頼んだ!」

 

光秀「(この人私たちが思っている 以上にただ者じゃやがらないです)」

 

左近「ボス!」

 

良晴「みんな投げ入れろ!」

 

川並衆全員がグレネードを投げ入れる。グレネードは爆発し馬たちは動揺する

 

騎馬隊指揮官「どうした!怯むな!」

 

光秀「先輩あいつが指揮してやがります!」

 

左近「了解!(ドキューン)」

 

左近により放たれたライフルスタンガンは騎馬隊指揮官の眉間に当たり落馬し気絶する

 

光秀「つぎその横に侍大将」

 

左近「おう!(ドキューン)」

 

これも眉間を撃つ何人か撃ちリロードを行う

 

 

左近「…チッ!大分押されてんな ボス!鉄砲隊に玉込めさせるな」

 

良晴「え?!」

 

左近「火薬だけ込めて空砲にするんだ!それと同時に弓矢を放て」

 

左近はリロードをする

 

光秀「玉を込めさせないて無茶です!」

 

左近「だから相手を騙す 何回も繰り返して、もう一回くると、錯覚させる。俺たちは時間稼ぎをするんだ!任務の本質を見失うな!」

 

光秀「でもこのままだと!」

 

左近「そうだな不味いよなぁ…でも俺たちはまだ運には見放されてない」

 

良晴「義龍軍の様子がおかしいぞ」

 

左近は急いで双眼鏡を覗く左近はニヤリと笑う

 

左近「俺たちは…ほーんと運がつえーわ ボス!半兵衛の嬢ちゃん来たぞ!」

 

良晴「!」

 

半兵衛「竹中 半兵衛 義によって…いいえ!義より大切なもののために良晴さんに助太刀したします!」

 

良晴「…!」

 

左近は、やぐらから降りる

 

左近「ボス織田軍本隊も来たぞ!」

 

良晴「信奈っ?!どうしてここに!」

 

左近は太刀をもつと

 

左近「そんじゃいってくる」

 

織田の本隊と合流なんとか義龍軍を退ける

 

左近「あの様子だとあいつら籠城だな」

 

信奈「デアルカにして大分、策を労したのね」

 

左近「まぁな…」

 

その後ろで川並衆はなにやら嘆いていた

左近「あいつらどうしたんだ?」

 

良晴「実は五右衛門が撃たれてさ」

 

と落ち込む

 

左近「…犬千代…この後飯奢ってやるか五右衛門の脇腹当たりくすぐってやれ」

 

と耳打ちで伝える

 

犬千代「…わかった」

 

犬千代が五右衛門をくずぐると五右衛門は笑い叫ぶ川並衆と良晴はあっけにとられる

 

左近「死んだふりとは感心しないね鎖かたびら着けてんだろ?」

 

五右衛門「ふふ 欲深に相良氏は一度くらい…」

 

良晴は五右衛門を抱き締める抱き締められた五右衛門は暴れるが良晴は離そうとしないその様子を見ていた川並衆の眼は一気に変わる

 

その後信奈たちは陣をしき打ち合わせをする

 

左近「ボスその顔大丈夫か?」

 

良晴「あぁ」

 

顔の形が変形した良晴が横にいる

 

左近「…信奈…稲葉山城一気に落とす策がひとつある」

 

信奈「聞かせなさい」

 

左近「金華山の裏手から潜入して二の丸を落とせばいい」

 

信奈「なるほどでも…決死隊がいるわね誰か志願者はいる?」

 

良晴「俺が行くってのはどうだ?」

 

信奈「まったく…どうせ止めたって行くんでしょ?」

 

良晴「よくわかってるじゃねぇか」

 

左近「ボス俺も行く奴等の気ぐらいなら俺が反らす。あと長秀さん少しいいですかい? 」

 

長秀「?」

 

そして二の丸付近

 

良晴「あと任せるぞ!」

 

左近「おう!五右衛門、犬千代頼むぜ」

 

五右衛門「御意」

 

犬千代「うん」

 

三人は茂みの中に

 

左近「さてと…はぁ…古くせいけど注目を集めるにはらやぁやぁ、音にこそ聞け、近くば寄って目にも見よ我こそは、尾張の傾鬼者の島左近腕に覚えの者よ手合わせ願う」

 

すると義龍の侍がぞろぞろ集まってくる

 

左近「(死ぬなよボス…)」

 

この後なんなく二の丸を落とし稲葉山城を落とすことができた…

義龍は捕らえられたが解放されたその事に関してじっちゃんが、激怒してその場を去る稲葉山城の、天守閣で一人のんでいた

 

左近「ここにいたのかじっちゃん」

 

道三「左近か…」

 

左近は、道三の横に座り酒をつぐ

 

左近「美女の、方がよかったか?」

 

道三「まぁ…な」

 

しばらくして

 

道三「信奈殿は甘過ぎる」

 

左近「じっちゃんには息子殺しの、汚名を着せたくなかったんだよ」

 

道三「わしは死に損ないの老いぼれ蝮の道三じゃ今さら…」

 

左近「じっちゃん信奈はな…織田の織田信奈ではなくあんたの娘の織田信奈として決断したんだそれだけはわかってくれ……あ…あとあんたを説得した時の言葉覚えているか?」

 

道三「?」

 

左近「あいつは親からの愛が飢えてんるだから、親孝行できるのはあんだけだ…」

 

道三「…」

 

左近「外見てみそんで改名した稲葉山城の名を考えてみてくれ、長生きしろよなじっちゃん」

 

左近は去る

 

道三は、立ち上がり外を見るとかがり火が蝮の形へ

 

道三「岐阜城…義父の城か…」

 

左近「(本当…あんたは幸せ者だな…じっちゃん…)」

 

左近は煙管に火を灯す

 




アンケートはまだ織田家編です


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No.12 ずる休みと暗躍の暗躍

左近「やぁ~、下呂温泉は最高だぁ日頃の疲れが溶ける~」

 

左近と良晴は信奈に黙って温泉へ

 

良晴「左近その横顔どうした?」

 

左近「いや~光秀に温泉いくか誘ったら平手打ち食らった」

 

といって爆笑

 

良晴「光秀さそったのか?!」

 

左近「まぁな断られたけど」

 

良晴「(この人やっぱりすげぇ)」

 

昨日

 

長秀「左近殿の言った通り現れましたよ」

 

左近「そうか…やはり漁夫の利狙いか…」

 

信奈「五右衛門から聞いたんだけどあんたのお陰で何とか優位にたてたわ」

 

左近「それは結構だ」

 

そのあとみんなが集まり会議が開かれるもちろん信奈が長政の嫁になる件である

 

左近「(たしか…長政は女だったはず…)ボスのお陰でなんとかは成ったが向こうは納得してないか」

 

長秀「輿入れの話ですが…」

 

信澄「姉上ご結婚おめでとうございます」

 

左近「なぁ…信奈…俺いいこと思いついだぞ」

 

信奈「奇遇ね、左近私もよ」

 

二人は不適な笑みを浮かべる

 

信澄「?」

 

信澄をお市の方と偽り浅井家に嫁がせる

 

左近「(男装美女と女装ショタこんなマッチング現代の出会い系でもないだろ薄い本なら腐るほどあるが…)」

 

てなことがありまして今現在絶賛業務放棄中

 

良晴「でも大丈夫なのか?」

 

左近「大丈夫ここは下呂だぜ?見つけ出せるわけないだろ?」

 

といってお猪口にジュースを継ぎ飲む

 

左近「お前も飲むか?この前オレンジが入荷してさ、それでオジュースを作ったんだ飲んでみろよ」

 

良晴「おう」

左近「それにしてもいよいよ上洛か…なんか釈然としないな」

 

そうしてあがる

 

左近「いや~いい湯だった」

 

良晴「左近さんここの、風呂」

 

左近「ん?混浴だが?」

 

良晴「へ?」

 

左近「ここ時代は混浴なんてざらだぜ?男女で区別して方が珍しい」

 

良晴「そ!そうなのか?!なら…」

 

ボスお得意のエロ妄想か…

 

良晴「にしても左近さんすごい傷と筋肉だな」

 

左近「あぁ…これかこれは全部刀傷だよ。向こう傷は剣士の誇り背中の傷は恥だ」

 

そうして温泉から上がり、町を歩いていると

 

信奈「あんたたち…何してんの?」

 

二人は恐る恐る後ろを振り向く

 

左近「でたー!妖怪!珍しい物好き」

 

信奈「誰が妖怪よ!」

 

信奈は抜刀する

 

良晴「逃げるぞ!」

 

左近「おおともさ!」

 

信奈「まちなさぁい!!大人しく斬られなさい」

 

左近「アホか!お前に斬られて果てるなんて後生の末代まで恥になる!」

 

拝啓師匠へ今なぜが…珍しい物好きのじゃじゃ馬娘に追いかけ回されております。その後光秀はというと織田家の家臣へ

小牧に移したことにより足軽長屋はなくしばらくねね 犬千代 良晴は店で住むことに光秀で案で足利将軍家の血を引いている。今川義元をたてて上洛をする。上洛中信奈は六角を相手にしている間、作戦の同時攻撃案を提出し俺は堺にいた堺の豪商今井宗久と会っていた

 

宗久「一輝はん…お久しゅ」

 

左近「悪いがそうゆっくり話してもいられねぇ」

 

宗久「なるほど…津田はんのことでっしゃろ?」

 

左近「あぁ…日本のベニスともいわれたこの辺を少々見て回ったが…」

 

宗久「そうでっしゃろ」

 

左近「そこで、なんだが…最近じゃ 強引な手を使ってくる相手を嵌めようと思っているだそこであんたにも協力してもらいたい」

 

宗久「それはあんさんが何年か前までやってたことちゃうやろな?…」

 

左近「今回は違う今回は誰も死なないただ自滅させるだけ」

 

宗久「…それを聞いて安心いましたわ津田はんのやり方には少し困ってましてな」

 

宗久はそういって安堵する

 

左近「じゃあ手筈は追ってつたえる」

 

左近はその場を立ち去る

 

宗久「…あんさん…いい方に変わりましたは…左近はんがなくなりはって狂犬か鬼か思ってたけどな…

 

…一刀斎はん…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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No.13 左近始動

信奈が六角承禎をやりあってるあいだ俺は

京都で情報を集めていた

 

左近「…五右衛門どうだった」

 

五右衛門「左近氏のいったことあってたでござる」

 

左近「…そうか…追い詰めるにも情報が少ないな…」

 

五右衛門「それと関白の近衛」

 

左近「あぁー…近衛前久…わしろぬりお歯黒おじ●る丸か…」

 

左近はキセルを出す

 

五右衛門「知ってるのでごさるか?」

 

左近「昔俺はそいつらの使いっぱしりにされてたんだ」

 

五右衛門「!」

 

左近「堺の商人 津田 宗及  一乗谷の… 朝倉義景 

比叡山の…正覚院 豪盛 そんで…そんなかには…松永 久秀か…

ハハ…面白くなってきたじゃないの…」

 

と笑う…そして京都で良晴と合流する横には子供がいた

 

左近「ようboss…とうとう人さらいか…いつかやると」

 

良晴「いや!違うからほんと!」

 

左近「アルプスの山に誓えるか?」

 

良晴「ちかえるよ!じゃなくて!なんで左近さんがそのネタしってんだよ!」

 

左近「?」

 

この少女は左近のてを握るしばらくすると…涙をこぼし始める

 

良晴「左近さん!」

 

左近「…なるほど…」

 

「寂しい人…自分より他人を優先し…自分から地獄へいく…人でも暖かい」

 

左近「…bossも聞いてくれ京都がこうなったのは 俺の責任でもあるんだ」

 

それから左近は空白の三年間を話す

 

良晴「左近さんすげぇな俺なら」

 

左近「boss…俺のことより、今目の前にはある問題をかたずけろ」

 

そうして

左近は教会の椅子に座る数日後

 

左近「…上洛に十二万貫…」

 

信奈「…左近あんたの店で何とかかならいの?」

 

左近「あきらめろうちでせいぜい…7万貫だそんなもんはらったら大破産だ」

 

信奈「あと五万貫…」

 

左近「人の話し聞け!じゃじゃ馬娘!あと…すこし面倒なことになってるぞ」

 

信奈「どういうことよ…」

 

左近「まず、全員を集めてくれ…明智以外な」

 

そうして集める

 

左近「全員揃ったな…俺がこの数日京と堺をはった結果をはなす」

 

良晴「どうだった?」

 

左近「織田勢力の妨害を画策してあるやつを絞り込めた」

 

勝家「一体だれだ?」

 

左近「比叡山の正覚寺 豪盛 天王寺屋の津田 宗及 一乗谷の朝倉 義景 最後…関白 近衛 前久こいつら全員グルだ…」

 

勝家「!」

 

信奈「何か証拠でも?」

 

左近「将軍を、追い出したのあいつらだ…近衛の野郎がその主犯格と言っても過言ではない」

 

勝家「早速!」

 

左近「待て阿呆牛女 このままやりあったら今までのことが水の粟だ」

 

長秀「左近殿策があるのですね?」

 

左近「あぁとびっきりのやつがな 奴らの狙いは上洛の妨害そのために俺たちの一人に美味しい話を持ち込んで来るはず」

 

勝家「その一人は?」

 

左近「光秀だ…」

 

信奈「十兵衛に?」

 

左近「あいつには商人のつてがあるそのつてが津田宗及…やつらの狙いは仲間割れをさせて上洛を妨害し時間稼ぎをする。そして信奈包囲網の完成というわけだ」

 

信奈「…そこまで調べがついてるのねで策は」

 

左近「奴らの策に乗るんだよ。乗って泳がせて泳がせて自滅させるまずは…一人ずつな、そうだなまずは…津田だな…」

 

そして策をはなす

 

信奈「全くあんたの策は本当に面白いわね!」

 

良晴「全くだぜ!さすが、左近さん」

 

長秀「……97点です」

 

そうしておのおの満足いった様子 左近は御所へいくするとすこし落ち込んだ光秀とあう

 

光秀「…左近先輩」

 

後ろのほうで、いるのは宗及と豪盛…

 

左近は光秀を抱き締める、

 

光秀「!なにしやが…」

 

左近「黙って聞け!」

 

と耳元で小声で呟く

 

左近「宗及は信奈の上洛妨害の勢力のグルだ」

 

光秀「!?!!」

 

左近「この後おまえは宗及に明々後日のとある。勝負について話が入って来るはずだ…それを受けろ奴らを泳がせる。あと…もうひとりで頑張るなよ俺がついてる…一人でかかえこむなよ…」

 

光秀は声を殺して泣き出す左近後ろに手を回す…左近は自分の胸に光秀の顔を軽く押してつける。と…光秀をここまで追い込んだ反信奈の面々に怒りを燃やす

 

文字通り津田宗及はたこ焼きの利権をめぐって

勝負となった

 

今井宗久「なるほど…」

 

左近「そこでだ…審査員に俺が入る」

 

今井宗久「ほう…」

 

左近「そんでその場で俺がこいつの利権をあんたに渡す」

 

今井「こ!これは…こんなも本当によろしんでっか?!」

 

左近「あぁ…勝ちはくれてやっても…精神的には痛め付けてやるぜ!それに…友達のあんたには色々あるからな…」

 

その言葉を聞くと今井はわらう

 

今井「あんさん変わりはったわ」

 

そして勝負に当日

やはり勝負の、結果は八百長があった

 

左近「遅参失礼」

 

宗及「(今さら何をしにきた)勝負は終わったぞ」

 

左近「この勝負でかった者に利権が入るんだろ?」

 

宗及「その通り」

 

左近「そうかなら…」

 

左近は今井宗久に紙を3つわたす

 

宗久「これは?」

 

左近「ひとつは俺の東北の店の三店舗の、権利書 あと…家の店でしか買えない薬とそして…家の店でしか買えない歯間糸の販売権利書だ!」

 

宗及「!そ!それは…あなた!もしや!」

 

左近「島 一輝左近一ノ館の主だ!宗久さんこれからはお互い商品の開発など協力体制をとりましょう」

 

宗久「これからもよろしゅな左近はん」

 

二人は握手をする

 

宗及「待てくだされ!それは勝ったもの」

 

左近「勝ったもの…俺は勝ったもの者に渡したんだ」

 

と笑みを浮かべながら宗及に近付くと

耳元で

 

左近「あんまり…調子こいたしたことしたら、潰すぞ…」

 

ドスを聞かせた声ではなす

 

宗及は左近から距離を取ると薄ら笑いで

 

左近「俺全部…しってんからさあと…家のもんに手を出したら

それ相応の対応をさせてもらうから…あと…光秀を追い込んだんだ首洗って覚悟しろ」

 

と笑うと立ち去る

 

このあと12万貫を手に入れる

 

その頃

 

近衛「あの者どこかで…!!!!!!」

 

近衛は思い出して青ざめる

 

宗及「知っているのですか」

 

近衛「あの者に関わっては!」

 

朝倉「なるほどあれが…伊藤 一刀斎…人斬りの…」

 

その一方

信奈「このあとどうするの?」

 

左近「ここからは大茶番劇を演じるんだ」

 

そういって清水寺の手すりにてをかける

 

左近「まずボスと信奈お前らには鎖かたびらを着てもらう お前ら二人は狙われる可能性が高い さて…こっからは…この話の肝だ まず上洛をしたことを世にしらせるのを妨害してくるはずだそれが…上杉と武田の同盟…で…奴等が尻尾を見せるまで俺たちは茶番を演じる。いいな?」

 

全員が納得する

 

左近「さて…ハンティングの開始だ」

 

そういって薄ら笑みをうかべ

ライフルをコッキングする 。その夜、左近の部屋に光秀が来た

 

光秀「少し話があるんです。」

 

と畏まった光秀が部屋に入ってきた

 

光秀「あの…左近…さんは全てわかってやがったんですか?」

 

左近「あぁ…君の性格は道三…じっちゃんから聞いてたたまに目的達成のために周りが見えなくなることがあって…ごめんな…もっと早く気づけたら、お前に損な役させなかったが…すまなかった…」

 

左近は立ち上がり頭を下げた

 

光秀「いえ…これは自分が悪いです。」

 

と落ち込む光秀に左近は光秀の頭に手を置く

 

左近「一応おれは君より長く生きてるしそれなりの経験も積んできたつもりだ…俺やボスたちのこともっと頼ってくれ、君は俺の中で大事な人の一人に君がいるんだから…」

 

と左近は笑いかける光秀は赤くして目をそらす

 



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No.13.5 南蛮寺での休息

アンケートちょっと以外な結果…


宗及を嵌める前

堺にて

 

良晴「んー!」

 

左近「なーに難しい顔してんだ?」

 

良晴「明日の勝負のいい案が思いつかなくて」

 

左近「そうか…」

 

良晴「左近さん知恵貸してくれ」

 

左近「そうだなぁ…たこ焼きにのせるトッピングとか?」

 

良晴「…そうかその手があったか!!」

 

そして近場の教会にいき休憩していた

 

そこにはシスターらしき人がいた

 

左近「やっぱり堺なだけいるだな」

 

ボスは興奮している鼻息が荒い、無理もない彼女の胸が阿保牛女よりある。金髪巨乳美女とでもいおうか…

 

良晴「左近さん話してきてくれ…」

 

左近「は?俺?」

 

良晴「だておれ南蛮語」

 

左近「はぁ…了解…」

 

その女性に左近は近付くと

 

左近「oi lá(こんにちわ)」

 

?「 oi lá」

 

左近「 Você sabe falar japonês?(日本語を話せる?) 」

 

?「大丈夫ですよ」

 

左近「なんだできんのか…」

 

?「言葉お上手ですね」

 

左近「ん?あぁ詰め込み教育の賜物かな」

 

?「日本の方ですよね」

 

左近「あぁ…」

 

?「…」

 

左近「?」

 

?「いえここにくる人たちり背丈とか雰囲気とか服とか違うので」

 

左近「よく言われる…あ…俺、島左近…左近でいい」

 

ルイズ「ルイズ・フロイスと申します」

 

左近「あぁよろしくであこにいる」

 

左近は後ろをみると刀を抜いた少女と喧嘩をしていた

 

左近「はぁ…なぁーに!やってんだ!」

 

そういって仲裁にはいる

 

?「近づくな下朗!…!(黒い漆黒の服見たこのない服!)」

 

左近「?…嫌な予感まぁいいか」

 

左近がしゃがむ

 

左近「俺は島左近ていうんだ」

 

梵天丸「我は!黙示録のびぃすと 梵天丸ぞ!」

 

左近「…伊達か…さらに絶賛拗らせ (厨2) そういや、黙示録て…アポカリプスだったけ?」

 

ルイズ「はい よくご存じで」

 

左近「確か マリアとイエスの象徴と竜の戦い ミカエルとの戦い あとはその末路だったか?」

 

ルイズ「すごいです。全部あたりです」

 

左近「よっしゃ!」

 

良晴「左近さんもこんなん(拗らせ)だったのか?」

 

左近「いや俺はどっちかというと知りたかった…かな…」

 

梵天丸「ほう…左近はけっこう物知りだな」

 

左近「いろいろ知ってるぜ

ダンテの神曲とか」

 

ルイズ「神曲も知ってるのですか?」

 

左近「あぁ…まぁそうだな…われは悲しみの市への入口なり、

われは永久なる悩みへの入口なり、われは滅びの民への入口なり、汝らここに入らん者、すべての望みを棄てよ。かな…地獄編だが…」

 

約一名すんげぇ目を輝かせている

 

梵天丸「他には?」

 

左近「ん?」

 

梵天丸「他には?ないのか?!ダンテの神曲!」

 

とつかみかかる

 

左近「それよりボスが面白いことしってるぞ教えてやれよ元厨二患者」

 

良晴がその手の話をいうとやはり、梵天丸は目を輝かせる

でもやはり左目につけている眼帯の話になる

 

梵天丸「きっと梵天丸を恐れるようになる」

 

ルイズ「大丈夫ですよ良晴さんは怖がらないですよ」

 

良晴「いいからみせろどうなってんだ?」

 

と、なかば強引に眼帯をめくる

 

梵天丸「あ!こら!」

 

眼帯をとるとそこにあったのは右と違う色をした目梵天丸はすぐにその場からすこしはなれる

 

梵天丸「う!見るな呪われた魔眼だぞ」

 

左近「それ魔眼じゃないぞ」

 

梵天丸「え?」

 

良晴「見事なオッドアイだ」

 

梵天丸「おっどあい?」

 

左近「虹彩移色症というやつだ先天的なやつだが無害だ」

 

梵天丸「怖くないのか?」

 

良晴「なんで?」

 

梵天丸「母が南蛮人などと密通したから子が祟られたと」

 

左近「ありえない」

 

良晴「左近さん」

 

左近「祟りうなもんあってたまるかよそれにその眼のやつは遺伝だ」

 

梵天丸「ほ、本当か?」

 

左近「あぁ元医者がいってんだから信じろ。それに祟りがあるなら俺はとっくに死んでるよ…こちとら桶狭間で神に喧嘩売ったし…」

 

このあと、良晴が何とかオッドアイをつかった機転と二人に信奈の目指す世界を話す。そんでもって梵天丸が伊達政宗であることに気付き驚くしかし俺は思うこの二人が信奈に興味を示してくれたそれだけでも…あったことが俺にとって救いだ

 

梵天丸立ち去ったあと

 

良晴「そうか…」

 

ルイズ「はい…」

 

左近「…よし!この土地を買おう」

 

良晴「え?何言ってんだ!左近さん」

 

左近「尾張の傾鬼者のお墨付きの南蛮寺…これで退去させようとするものは現れないはずだ」

 

左近はポーチから墨壺と紙を出し書状をあらためる

 

左近「ほい」

 

ルイズ「いえ悪いですよ」

 

左近「次からこれを退去させようとする馬鹿共に見せたらなんとかなるだろうよ…」

 

そうすると立ち上がる

 

良晴「左近さんどこにいくんだ?」

 

左近「ちょっと話しつけてくるわ」

 

このあと南蛮寺を焼き討ちにしようとした。やつらと左近は鉢合わせになりこの焼き討ちとした奴らがどうなったかご想像のお任せします

 

左近「痛い目に、あってもらうぜ!」

 

殴り合い宇宙

 

 



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No.14 剣鬼の再臨

左近はトランシーバーから信奈に知らせる

 

左近「こちら左近信奈きこえるか?」

 

信奈「えぇ」

 

左近「餌に相手が食いついた 五右衛門追跡!」

 

五右衛門「御意!」

 

左近「信奈動いてくれ」

 

信奈「わかったわ」

 

左近「よし…」

 

作戦まえ

 

左近「おそらく奴等は次に今川を押さえにくると、おもうその前に信奈を引き付けてくる。この中の誰かを人質にして」

 

信奈「…そのための鎖帷子?」

 

左近「あぁ…そこで頼みがある」

 

信奈「?」

 

左近「そのときお前を殺そうとするはず。そいつを捕まえて欲しいそんで俺の所まで連れてきてくれ」

 

信奈「?」

 

左近「そいつとお話がしたいもとい少し尋問したい」

 

信奈「わかったわ…」

 

信奈はいま良晴が捕まっている場所へ

 

良晴「(くっそ!抜けねぇ!)」

 

杉谷善住坊「お前は織田信奈を誘きだす餌だ」

 

良晴「目的はなんだ?」

 

善住坊「天下に名乗りを上げた。織田信奈を撃ち取ればこの杉谷善住坊の名もさぞ上がるだろうな」

 

良晴「そのためにこんなことを!」

 

善住坊「殺し放題盗み放題戦乱が俺は楽しくて仕方ないのさ!

だから戦がなくなっちゃ困るんだよ」

 

と高笑いをする

 

良晴「(くそっ俺のせいで、でも…)おまえ…間抜けだな」

 

良晴は笑った

 

左近「そうだろ?こんな簡単な罠にかかるからな」

 

善住坊「!」

 

善住坊は火縄銃を構えるが

左近のリボルバーの方が早く火を吹く

善住坊の右肩に弾丸があたる

 

善住坊「ぐああぁぁ!」

 

左近「これでお前は刀も銃も持てない」

 

善住坊「貴様は左近なぜ…」

 

左近「最初からお前が引っかかるのはわかっていたお前の信奈殺しを、しようとしてるのもここは街道が全域にのぞめる狙撃に適した場所であるのは知っていた」

 

善住坊「くそ!」

 

左近「さてお前を雇ったのは誰だ?甲賀の杉谷善住坊…」

 

善住坊「…」

 

左近「じゃあこうしようか…(ドキューン!)」

 

左近なふくらはぎを撃ち抜く

 

善住坊は断末魔をあげる。良晴の横に止血剤をおく

 

左近「…信奈がくるまで決断しろ来る前に言ったら命は助けてやる。だが嫌なら死を待て 貴様の血管を撃った三十分もしないうちに止血しないと貴様は死ぬ精々考えろよ」

 

左近は良晴の紐を斬る

 

良晴「左近さん…」

 

左近「安心しろあれは嘘だ…」

 

良晴「そうか…」

 

左近「俺は清水寺に戻る」

 

そういうとしたに隠していたトライアンフに乗り込みフルスロットルで走り去る

 

左近「(絶対に俺の前で誰も死なせはしない!)」

 

清水寺

 

光秀は松永久秀と交戦する

 

久秀「貴方ほどの、使い手がなぜ織田家の家臣に…?」

 

光秀「信奈様こそ天下に相応しいお方です。私は自分の夢を懸けたです」

 

久秀「美しく聡明で気高く 貴方のような素晴らしい英傑に出会うとわたくしどうしようもなく殺して差し上げたくなるの」

 

と笑う。そうして久秀は槍をふるう光秀はそれを防ぎ

 

久秀「貴方が夢破れて散っていく刹那にどんな表情をするのか見てみたい…」

 

光秀「歪んだ趣味に付き合うつもりはないです!!」

 

と弾きかえす

 

久秀「槍で貴方を討てませんわねけれど…」

 

久秀は何かを振り撒く

 

光秀「?」

 

久秀「そうそうひとつ教えておきますわ 甲賀の杉谷善住坊が近江路で信奈様を狙い待ち伏せしているとか… 今は撃たれ死んだころかしら 」

 

とクスクスわらう

 

光秀「信奈様が…死んだ…?」

 

すると視界がくらむ

 

久秀「もはや戦況に勝ち目がないその上 愛しの信奈様が死んでしまった今貴方は何のために戦うのかしら?」

 

光秀「何のーために…」

 

完全に思考が止まるそのため光が瞳から消える。そうして光秀は地に伏せってしまう

 

久秀「心に生まれれば人なんて脆いもの」

 

といって光秀に、槍を向け止めをさすため、槍を振り下ろす

そのとき!

 

久秀の槍が何かに弾かれる。そこには左近がいたしかし身体中には切り傷や銃弾の傷などが至るところにあり出血もしている

 

光秀「左近…先輩」

 

左近「遅れてすまない…」

 

光秀「…」

 

左近「待っていてくれよ…?」

 

久秀「無粋なお方貴方も一緒に」

 

左近「殺ってみろ…」

 

と今までにない剣幕で殺気をはなつ、久秀は左近を危惧して

配下に左近を包囲させる左近は立ち上がると包囲する配下の目を全員見る

 

左近「剣鬼として 貴様らに最期の教えを授けてやるよ。圧倒的に力の差のある敵を前にした時 その実力差を埋めるには数に頼るのが一番だ…呼吸をあわせろ…身体ともに気を練り…最も充実した瞬間…一斉に斬りかかれ!」

 

久秀の配下が一斉に襲いかかる

 

光秀「左近先輩!」

 

左近「そして…」

 

居合いの構えから一閃を放つすると襲いかかった配下は倒れる

 

左近「全員…死じまいな……!」

 

そうして顔を上げ笑う

 

光秀「これが…左近先輩の剣」

 

左近「無心になり わが身を捨て戦うこと そして自らの妄想邪念を払い捨てる剣…打捨刀…の派生…抜刀一閃…こんど教えてやるよ」

 

その後信奈が合流し、久秀は降伏し信奈はあっさり受け入れ

それどころか仲間にしてしまった

 

良晴「いやすごいよ左近さんさっきの剣技」

 

左近「…見てなら早く…こいよ…」

 

光秀「左近先輩?」

 

信奈「左近?」

 

左近はその場で崩れ落ちるように倒れ

柱にもたれる

 

左近「はは…わりぃ動かねぇわ、安心したら力抜けたプラスガス欠だわ…ボスわりぃ休んでから行くわ」

 

そうして光秀以外はもどる。光秀は座りこんでいる。左近の前へ

 

左近「やれやれ…」

 

光秀「左近先輩最初からこうなるとを」

 

左近「…まぁな…ただ…松永が来るのは予想外だったわ」

 

光秀「そうですか…剣鬼て…」

 

左近「…本当…無事で良かったぜ」

 

と笑う

 



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No.15 呼び掛け

左近「杉谷善住坊気分はどうだ?」

 

と椅子に拘束された善住坊とはなす

 

善住坊「よくないな…」

 

左近「貴様と取引したい」

 

善住坊「取引だと?」

 

左近「このままだとお前は竹で鋸引き刑だ。お前には2つの道がある 一つはお前の雇った奴を吐け、そうすれば身の安全は確保してやる もちろん金もだ。もうひとつはここでお前を粛清する

今すぐ選べ…」

 

※杉谷善住坊は激怒した信長に竹の刃で鋸引き刑に処され刑死します

 

善住坊「…」

 

善住坊は海外逃亡した

 

※実は戦国終了後戦うことを好む者は自らを南蛮人たちに売り込み奴隷となって海外へいき傭兵として生きていました。その頃の

日本人の傭兵たちは恐れられていましたが二代目徳川将軍である秀忠に禁止令がでました

 

左近「奴が吐いたクライアントは六角だ…」

 

信奈「くらいあ…」

 

左近「英語で依頼人通ことだ外行くなら英語の

ひとつぐらい覚えとけShy horse girl」

 

※Shy horse girl じゃじゃ馬娘

 

左近は良晴にボイスレコーダーを投げる

 

左近「交渉材料位には使えるはずださて、すこしばかり脅してくるわ…」

 

と笑って清水寺出る。御所へ近衛はイライラしながら部屋入ると

 

近衛「な!」

 

左近「よう…近衛…ちょっとお話ししようぜ?」

 

近衛「く…」

 

と兵を呼ぼうとするが

 

左近「いいのか?兵と刃どちらがお前のもとにくるか?」

 

狂気じみた笑みを浮かべる

 

左近「なぁお前てさ…色んなお友達がいるだな。何ならここで名前を言おうか?関わりのある奴ら全員」

 

近衛「何が望みじゃ…」

 

左近「余計なことすんなつってんだよ…なぁ…今の席にいたけりゃおいたはしないことだ…お前…一応俺の中では暗殺対象に入ってるかなら俺の仲間に手を出したからな…」

 

そうして立ち去る。近衛は青ざめ左近は笑う。その後何事もなく義元の将軍宣下

 

長秀「左近殿…」

 

左近「うまくいっただろ?…納得してないか…」

 

長秀「はい」

 

左近「あんた…伊藤 一刀斎てしってるか?」

 

長秀「はい…最悪の人斬りしかしかれは死んだとききました」

 

左近「そうか…」

 

長秀「おかしいのですよ」

 

左近「ほう」

 

長秀「一刀斎が斬った人たち全員、盗賊や殺人犯…あるいは…」

 

左近「例えばの話だ」

 

長秀「?」

 

左近「そいつは生きていて今どこぞの戦国武将のもとに身をおいているらしい」

 

長秀「!もしかして!あなた!」

 

左近「例えばのはなしだ…」

 

そういってあとにするそれを光秀は影で聴いていた

 

光秀「払捨刀は…もしかし左近先輩が?!」

 

その後若狭の朝倉を、攻めるらしくて信奈は若狭に詳しい光秀をつれて出陣俺は療養のため出陣できなかった思っていた以上清水寺に向かうさいで負った傷が思いの外、重傷であばら骨と肋骨それ以外の骨にもひびがはいっているさらに今 左目は瞼をたてに斬られた幸い眼球は無事で傷跡も無くなるレベルだが包帯を巻いている。ちなみにいま歩くのがやっと

 

留守番メンバー

 

半兵衛 ボス なぜかねね

 

左近「…そういえば金ヶ崎の…!!」

 

左近はふらりと立ち上がるが…歩けない…

 

左近「五右衛門いるか…」

 

五右衛門「!左近殿!どうなされた?」

 

左近「頼みがある…すまねぇが俺の…変わりにこれを…長政に」

 

そういって書状を渡す

 

五右衛門「これは?」

 

左近「ついてこい」

 

そうして刀を杖に立ち上がる

 

良晴「左近さん!そんな体で」

 

左近「半兵衛…あいつ…あの馬鹿(信奈)は越前攻めるんじゃねぇのか?」

 

良晴「?!お、おいちょっと待て信奈は確かに」

 

左近「あのド阿呆ボスを安心させるための嘘なら…」

 

良晴「!」

 

左近「クソッ!五右衛門!早く長政のとこに行け!二人を逃がすんだ! 長政の親父がことをおこす前に!」

 

五右衛門「…承知!」

 

といってきえる左近は自分の太ももに何かを注射する

 

左近「はぁ…」

 

すると左近さっきまで這いつくばっていたことがすぐに立ち上がる

 

良晴「左近さん…あんた…」

 

左近「ボス…いくぞ…俺たちにしかできないことをやりに…」

 

左近はすぐさま準備をする。ライフルとJEEPと相棒は…置いていこう…そうして若狭へその途中左近は夢を見る。その夢はやはりあのジャングルでのゲリラ戦だった

 

左近「やっぱり俺がまた命張らねぇとダメか…」

 

そのあと良晴は信奈と合流する薬副作用で左近はすごい汗を、かく

 

左近「…わかったぜ…師匠…」

 

そのころ信奈の陣では

 

兵士「申し上げます!朝倉勢が大軍をあげて木ノ芽峠に進出!」

 

良晴「信奈撤退しろ!もう時間がねぇ!!」

 

信奈「…っ私が囮になって」

 

左近「!」

 

左近の中にはやはりまだあの人がいた

 

左近「落ち着け!馬鹿ども!」

 

と左近は陣に入る

 

左近「そのしんがり…引き受けるぜ…お前らには無理だ」

 

勝家「お前じゃ無理だろ!」

 

左近「俺はお前らとはいちゃいけねぇ人間だ」

 

と冷めた笑みを浮かべていう

 

良晴「左近さん」

 

左近「…俺はただの人斬りで鬼ていわれてんだぜ?」

 

一同「?!」

 

犬千代「…左近ニィ」

 

良晴「左近さん…」

 

左近「俺はもともと人斬り」

 

その言葉に周囲は驚愕する

 

左近「…死なず…生きてきた…今日がこのためにあったんだ それにここで優秀な奴らが倒れたら、元もこもない…明日を作るんだろ?信奈」

 

左近は迷いすらない目で信奈を見る

 

良晴「じゃあ俺も!」

 

左近「その気持ちだけでいいボス ボスはやるべき(信奈の暴走を止める)ことをしろ。撤退に成功したらこれを打ち上げろ」

 

ととあるものをわたす

 

良晴「左近さん…」

 

左近「あ…そうそう遊郭予約しといたぜ?」

 

良晴は左近の肩を軽く叩く

 

良晴「帰ってこいよ!」

 

左近「あぁ!兄弟!」

 

そうして、全員撤退して本陣には俺しかいない 決死隊を、志願したものもいたが左近は良晴が別動隊の、しんがりをすると伝えそっちらにいかした左近つまり俺はしんがりのしんがり…

 

左近は、座り込み瓢箪についだ酒を飲む

 

左近「…うま…半蔵か」

 

半蔵「一人で酒か?」

 

左近「お前も飲むか?」

 

半蔵「今から死ににいくというのに」

 

左近「こういうのは慣れてんの…」

 

といってまた飲む

 

左近「正直酔わねぇと体が言うこときかねぇ」

 

半蔵「そうか…」

 

左近「お前は撤退の支援をしてくれ」

 

半蔵「いいだろう」

 

左近「貸し1つにしておいてやるよ」

 

半蔵「…フッ…」

 

鼻で笑ってきえる

 

左近「あの野郎鼻で笑いやがったな…さて」

 

目の前には数多の松明 左近はとうとう覚悟きめ抜刀する。不殺の誓いを捨てる

 

左近「さて…楽しませてくれよ…」

 

朝倉兵「あれは!」

 

朝倉兵「島左近だ!」

 

朝倉兵「かかれ!」

 

左近はやりを突き出す兵の槍をよけ掴むと

それを斬りその兵を蹴り飛ばす

 

左近「死にたい奴らだけかかってこい!」

 

朝倉兵「島左近その首頂戴つかまつる!」

 

左近「取ってみろよ…取れるもんならな!」

 

左近vs朝倉兵1万

 

その頃

 

「敵さんこんの?」

 

良晴「左近さんが食い止めるてんだろうな…」

 

左近「…この槍もらうぜ?」

 

刀をしまい槍を拾う。槍がおれると、そのふたつの刃のついている方は相手にぶん投げ片方は柄尻の鉄でどつく、そして武器を拾うとそんな、戦いを続け、6千以上を片付けたがまた松明がみえる

 

左近「…たく…休憩ぐらいさせろよな…」

 

そういう立ち上がり奮闘する。死んだやつから武器をとりまた殺す。そして殺して刃こぼれや破損するとまた武器をひらう。気づけば自分の体は血に染まっていた

 

左近「もういねぇか…すこし前線を下げるか」

 

そして駆け下ると宙に浮かぶ子供がいた。その近くには良晴と決死隊志願者

 

左近「さっさとおりればいいものを!」

 

?「織田家の猿はどいつかな?」

 

良晴「おまえに猿よばわりされる筋合いはねぇ!!」

 

?「ああ君が猿か?性格もおサルさんみたいだね 。まぁ話すことなんて何にもないんだけどね。君の首をもらいに」

 

するとその子供は大量の式神をだす

 

左近「ほう…なら、最初から話すなクソガキ」

 

?「!」

 

すると何度も銃声が響き回りの式神は一掃される

 

良晴「左近さん!」

 

左近「Hahhhh!!」

 

半蔵「生きてたか」

 

左近「わるいな半蔵でそこのド三流陰陽師のガキはなんだ?」

 

?「僕は土御門久脩…」

 

左近「話すことなんてないんだろ?正直今の俺はな気が立っててなガキだろうと…」

 

次の瞬間左近は久脩の目の前にはあらわれる

 

左近「容赦はしねぇ」

 

そうして久脩が浮いているどこまで飛び上がる

 

久脩「な!」

 

ニッ!とわらうと鞘で頭をぶん殴る久脩はギリギリで、式神で防いだが威力は防ぎきれずに落ちる

 

左近「ガキのくせに上からもう言うなクソガキ…俺は、一流さんみてるからな?前鬼さん?」

 

前鬼「左近殿の目はなかなかですね」

 

と二人は笑う

 

左近「ボス行くぞ!」

 

良晴「わかった全員いくぞ!」

 

決死隊「おおぉぉー!」

 

良晴一向は撤退左近は最後で後方を警戒しつつ撤退するすると左近は立ち止まり後ろをみる

 

左近「…」

 

久脩「よくも僕に恥をかかせてくれたな…逃がすものか…島左近」

 

左近「逃げるかよ!」

 

久脩「!」

 

と立ち上がるまえの久脩にリボルバーを突きつける

 

久脩「ただですむと…ひっ!」

 

久脩は左近の、殺気に満ちた目を目の当たりに怯える

 

左近「お前、今の立場わかってるのか?答えろ…お前を仕向けたのは誰だ?」

 

久脩「…(ドキューン)!」

 

左近は久脩の冠を撃ち抜く

 

左近「いったよな?今、凄く気が立ってるてさ おねんねするにははえーぞ…クソガキ…当ててやろう…近衛だな」

 

久脩「…」

 

左近「あたりか…まぁいいや 逃げるなら今のうちだぜ?相手はこの左近だからな?」

久脩はそそくさと退散する左近は後ろをみる

 

左近「やれやれ残りが来やがった」

 

左近は朝倉勢に立ち向かう

 

左近「どけーー!」

 

そういって一人一人凪ぎ払う兵の胴を切断したりなど殺しまくる

 

「その首俺の手柄になれ!」

 

左近の一撃は鎧すら容易く両断する

 

左近「ほしけりゃとってみな!!」

 

左近は槍兵を盾にする大将を袈裟斬りにして殺す

 

左近は何かを感じる

 

左近「み〜つけた…朝倉ああああああああああああ!!!、」

 

飛びかかる

 

義景「やれ!」

 

ドス!ドス!ドス!

 

槍兵たちの槍の針山に左近は貫ぬかれる

 

義景「馬鹿め

 

左近「馬鹿?その言葉そっくりそのままかえしてやるよ!」

 

そういってリボルバーを抜き、大将の左肩を撃ち抜く

 

左近「は!やったぜ!」

 

義景「おのれ!島左近!!、」

 

左近は狂った笑みを止めない

 

「大将がやられた!」

 

「退け!退け!」

 

槍兵たちは混乱して、撤退していく、そのお陰で左近は槍の針山から投げ出される左近はふらつきながら近くの木に持たれる止血を済ませる

 

左近「この出血じゃ無理か くそ…それちまった…か…ここで…朝倉義景を殺しておきたかったな…俺のうで…落ちたか…いや…本来の任務は達成できた」

 

パシューーーン!

 

左近は空をみると照明弾が上がる。それをみて笑う

 

左近「俺も何か残せたかな……」

 

左近の目の前には死んでいったかつての仲間たちが目の前に現れる

 

左近「迎えに来てくれたのか?」

 

嶋「一輝!お前は儂らの希望じゃ…」

 

一輝!一輝!と志半ばで散っていたものの声が何度も呼び掛ける

 

左近「!?」

 

光秀「左近先輩!」

 

左近「あぁ…幻か?まぁいいや… 最後の最後で…君とは縁起がいいな…」

 

そうして光秀に手をのばすと力尽きたかのように伸ばした手がその場に落ち、目をつぶる



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No.16 左近帰還

光秀ファンにはたまらんかい


木にもたれ下を向いている左近に光秀が駆け寄る

 

光秀「左近先輩!」

 

光秀は至るところの刺し傷に絶句する。こんな状態でまだ生きていることが奇跡にいも思えたからである。しかし…瀕死の状態である。そのため、脈が弱まる

 

光秀「死にかかってるですか?!」

 

そして心臓がとまる

 

光秀「ど、どうすれば?」

 

光秀は思い出す。以前左近と同じく心臓が止まった人間に左近がしたこと

 

左近「気道を確保してから心臓を何度も圧迫する。この場合肋骨にひびがはいろうが構わない」

 

といって心肺蘇生法を行っていたことを思い出すが…

 

光秀「(その前に心の臓に空気を送るです!でもどうやって、た、た、たしか…ええと…)」

 

そして思い出すと目を潤ませて震える

 

光秀「せ、せ、接吻しなければ、ダメじゃかいですかあああっ!?でもこの前… [あくまで医療行為だから数には入れるなんて考えない方がいい] ていってやがりましたね」

 

が、涙顔で真っ赤になる

 

光秀「え、ええい!やってやる!やってやればいいんですよねっ?!でも…いつも…私たちのことを…今度は…!」

 

光秀は頬を赤らめながら大きくすいこみ左近の唇に自分の唇を押して当る

 

光秀「…ん…んぅ…んむ」

 

空気が漏れないように密着させ息を吹き込むが息は吹き返さず

2回目

光秀「…ま、まだダメですか? ま、また、やらないといけないのですか…?う、うう…」

 

左近吹き返さず

 

三回目

光秀「ええい…三回目までは!」

 

吹き返さず

 

4回目

光秀「うああああ~、四度目ですうう~!?も、もう光秀は、汚れてしまったですー!信奈さまの前に顔を出せないです~!」

 

 

5回連続行う

 

左近「う…」

 

左近は息を吹き返す

 

光秀「やりましたあああああ!」

 

左近「光…秀か……」

 

光秀「そうですよ!左近先輩!」

 

左近「は……ひでぇ…面だなぁ…はは…」

 

と無理やり笑い苦しさをまぎらわすが光秀は左近の額にてを当てる

 

光秀「すごい…ねつ……ひとまず」

 

光秀は左近に腕を肩に回し支え立ち上がる

 

左近「ぉぃ…ぃ…け」

 

光秀「?」

 

左近「おいて…いけ…」

 

光秀「!?」

 

左近「今なら信奈と合流できるはず…だ…行くんだ…君はいかないと…直に落ち武者狩りが来る」

 

光秀「ダメです!」

 

左近「この…わからずやが…俺の死時は今なんだよ!!」

 

光秀「わからずやは左近さんです!」

 

左近「…」

 

光秀「左近先輩は道三様と信奈様に言いやがりましたよね!自分の心に従え!て!私は左近さんを助けたいです。いや黙って!助けてられろです!」

 

左近「そうか…この先に…洞窟がある…そこへ…」

 

そうして洞窟へ

 

左近「薪を…寒いなこんなことなら上着盗っとけばよかった」

 

左近はポケットから、ライターをだし光秀にわたす

 

左近「…使い方は…わかってるよな…おれは…先に休ませて…もらうぜ……さみいな…」

 

そういって目をつむる

 

光秀「本当いつも光秀をからかいやがって……でも何度もみんな

左近先輩には助けられてるですね……」

 

光秀は武具と衣服をすべてぬぎすてる裸身になる。光秀はおもう剣鬼でありながら朝廷の仕官誘いをけってまで、なぜ…そしてあのとき(清水寺)でも…何かを言ってたやがりましたね考えるだけで謎が深まるばかりでも、生きてほしいと思う

 

光秀「一輝さん…一晩だけ、この十兵衛が一輝さんのお体を、暖めさせていただきます」

 

光秀は左近の衣服を、脱がすと裸身を正面からかたく抱きしめていた

 

光秀「(冷たい…そして無数の傷跡まだ癒えていない傷、そして無数の新しい傷、 こんな体で…一輝さん)」

 

そうして、熱を伝えるために左近の足に自分の足を絡ませ背中をさする

 

左近「…師匠…」

 

光秀「?夢?」

 

左近「ここは…どこだ…師匠…」

 

前には嶋左近がたっていた

 

※島 左近は嶋という説もあるここでは区別するため

島→一輝 嶋→本人とします

 

左近「師匠!自斎さん!順昭様!慎太郎!半平太!象山のおやっさん!」

 

嶋「…」

 

嶋はそうして背を向ける歩きだす

 

左近「おい!」

 

そうして、次々左近に背を向けていく左近ははしるが思うように走れないそして届かない

 

左近「待ってくれ!いくなーーー!」

 

そうして叫ぶも振り向かずたち止まらず

 

左近「く…お願いだ…いかないでくれ…」

 

左近は手を伸ばす

 

光秀「!」

 

左近「いかないで…くれ… 俺を…置いて逝かないでくれ…また…俺を一人に…しないでくれ…」

 

光秀は左近の寝言から、顔をみると涙が左近の頬をつたっている

 

光秀「誰も一輝を置いては死にませんよ…」

 

そうして左近が上に伸ばす手をにぎるその声は夢の中の左近に届く

 

左近「何だ…この声は…そうか…忘れてた…あぁ…そうだ…こんなところで…立ち止まってる場合じゃない…戻らないと…」

 

左近は後ろをみると仲間たちがこちらをみる

 

左近「…行ってくるよ…」

 

全員は頷くそれを見て前をむくと

 

嶋「行ってこい…お前にしかできないことをしに…」

 

そういって背中を押す

 

左近「!!!!あぁ…!もう…迷わない!俺は俺にしかできないなすべきことをしてくる!」

 

そういって走り出す…

 

光秀「…」

 

光秀は眠ってしまう

 

左近「…あ…そうか…おれ…あれなんか いろいろ生々しい感触が…」

 

左近には自分を温めてくれた光秀をみるが裸であったため…

 

・ ・ ・

 

左近「ok冷静になれこれは死んでるか?…脈よし痛みはあるか…」

 

とつねる

 

左近「痛い…このことから…ここは現実俺生きてる」

 

左近は自分の体を確認する

 

光秀「一輝さん意識が戻ったですね…」

 

左近「あぁ…それよりも…」

 

光秀「?」

 

左近は直で光秀の裸体を目の当たりにする

 

左近「…ごちそうさまでした」

 

光秀「! あ、これは!て見るなですうー!」

 

左近「ありがとな」

 

光秀「?」

 

左近「呼び戻してくれて」

 

光秀は、左近を抱き締める

 

左近「?」

 

光秀「…しばらくこうしておいてやるです」

 

左近「あぁ ありがとな…助かったよ…光秀…」

 

その頃

 

良晴「左近さん…」

 

信奈「左近」

 

その時良晴のもつ無線機がなる

 

良晴がとると

 

左近「ボス!無事か!?」

 

良晴「左近さん?左近さん!」

 

信奈は良晴から無線機を奪い取る

 

信奈「左近!無事なの?!」

 

左近「あぁ…光秀もだ」

 

信奈「そ…よかった…」

 

左近「状況を教えろ…」

 

信奈「いま比叡山よ」

 

左近「…まずい…さっさと撤退しろ!」

 

信奈「は?」

 

左近「奴らはおまえに濡れ衣を着せるつもりだ」

 

信奈「濡れ衣?」

 

左近「民意を下げるために…」

 

信奈「そんな…」

 

左近「きけ!比叡山の書状を送るんだ。関白たちは決裂した最終手段として比叡山を焼こうとしている。そして、そいつが比叡山の僧の中に火を放とうとする裏切り者がいるという内容で送るんだ…」

 

信奈「…それじゃあ…」

 

左近「今回疑心暗鬼にさせるんだ…妨害による時間稼ぎだ」

 

そして通信をきる

 

光秀「…一輝さん…」

 

左近「…いくぞ…俺たちにしかできないことをしに…(…いろんなもんが焼き付いてる…まともに顔が見れねぇ…)」

 

といって、洞窟を出るが街道は朝倉の兵により封鎖されており

道には落武者狩り

 

左近「面倒だな…光秀…刀は?」

 

光秀「それが…」

 

左近「落としたんだな…さてまずは馬をいただこうか」

 

そうして馬にのっている朝倉の兵と左近は対峙する

 

朝倉の兵「島 左近!」

 

といって左近を馬上から突くが左近は居合から抜刀しすれ違う刹那!次の瞬間納刀される。すれ違った武士は息絶え落馬する

 

左近「よし…痛みがないように即死させてやった、悪く思うなよ、」

 

左近は抜刀し刀を見ると折れていた

 

光秀「…一輝さん…刀が」

 

左近「…1万相手にしたあとからガタはきていたありがとう…師匠導いてくれて…いくぞ…」

 

と二人は馬にまたがる

 

左近「しっかり掴まれ!」

 

光秀はしがみつく光秀はふと後ろをみると朝倉の追っ手がきていた

 

左近「お友だちがきたか…」

 

光秀「どうするですか?」

 

左近「こうするんだよ!」

 

と崖に向かい馬を走らせる

 

光秀「そっちは!」

 

左近「舌噛まねぇようにしろよ…ひゃっはあああーー!」

 

光秀「いやああああああ!!やっぱりめちゃくちゃですぅ!!」

 

そうして馬で崖を駆けおり信奈の本陣へ

 

良晴「左近さん生きて…」

 

左近「話すのはあとだ」

 

?「一刀斎!」

 

左近「?…一色さん!?」

 

※一色 藤長 元足利 義輝の重臣

 

一色「将軍から…刀を預かって参りました」

 

そうして背負っていた葛籠から八振りの刀をだす

 

光秀「これ…全部名刀です!」

 

と驚く左近は八本をみると

 

左近「この二振りをもらう あと六振りは貴方が守って下さい

約束しましょう義輝様は必ず見つける…」

 

一色はその場でひれ伏す

 

一色「かたじけない!」

 

左近「光秀さきに信奈のとこへいっといてくれ」

 

そうして藤長に紹介状を書きわたす

そして信奈のもとへすると正覚院豪盛が降伏勧告にきていた

 

「天台座主さまより叡山を任されたこの正覚院豪盛がきさまら姫武将どもに降伏を勧める使者として参った」

 

酒臭い弁慶の、ごとき僧兵ときた

 

信奈「(あいつが、夜討ちに来ては勝家に蹴散らされてその度に叡山に逃げ込んでいる)」

 

長秀「女人禁制を盾にとって平気でいる粗野で卑怯な男です。零点です」

 

光秀「(いったい女の子をなんだと思ってるですか許せませんです。)」

豪盛「なんたる乱世、なんたる末法の世、不浄な小娘どもが武具を取って大の男を相手に戦をしているとは…なんと嘆かわしい」

 

憎まれ口を叩きに来る

 

犬千代「お茶とういろうを…」

 

といってお盆をだす、

 

豪盛「不浄じゃ」

 

そうして蹴り飛ばす

 

左近「そうか…なら!こいつをくれてやる!」

 

そういって豪盛の顔面を殴りとばすと間髪いれずに鳩尾を蹴り上げるしてむらなぐらをつかみ持ち上げる

 

左近「おまえこいつらを不浄つったよな?おまえと釈迦は何から生まれた?いってみろよ!」

 

豪盛はなにも言えない人間は女性から生まれる左近はそんな当然なことを忘れてこれ見よがしに憎まれ口を叩き信奈たちそして、自身を助けてくれた恩人の光秀を侮辱した豪盛に怒り浸透である

 

左近「ほら…言えよ. 言ってみろよ!このクソ野郎!」

 

と再び殴るそして倒れる豪盛の腹を蹴り飛ばすと馬乗りになるとそのまま殴り続ける。

 

左近「お前は俺の大事奴らを侮辱しやがってこのクソ野郎!」

 

そして胸ぐらをつみ持ち上げると再び殴り飛ばす

 

左近「今から比叡山行ってくる…いいな?」

 

信奈「え、えぇ…頼むわよ左近」

 

左近「あぁ!(ぜってー傷口開いたイテー)」

 

ボコボコ豪盛の服のうなじ部分をもち引きずっていく比叡山へそして天台宗主座の覚恕のもとへ

 

豪盛「…覚恕…様」

 

覚恕「豪盛!」

 

覚恕は左近の顔をみて一瞬でそいつが誰かを悟る

 

左近「よう覚恕さんよ」

 

左近はことのいきさつを話す覚恕は頭を下げる

 

覚恕「この度私の弟子が…失礼なことをしました申し訳ない!」

 

左近「…頭を下げるな あんたらはここを守るために武装してるのだろ? しかし、ここ最近横暴を働く者が多すぎる!恐らく近々寺じたいに沙汰が下るから覚悟しておけそれだけをいいに来た」

 

そうして比叡山をおりる

 

信奈「どうだった」

 

左近「いまから義元と姫巫女とこいくぞ」

 

信奈「え?ちょっとどういうこと?」

 

左近「姫巫女は女の子だよな?なら…」

 

とニヤリと左近は笑う

 

信奈「なるほどね…」

 

向かう途中左近は、上の空

 

良晴「どうしたんだ?左近さん?」

 

左近「…光秀に返しきれねぇ借りつくっちまったんだよ」

 

良晴「?」

 

左近は光秀で横を行くと光秀は左近に気づき気まずそうに赤くして目をそらす

 

左近「ありがとな…君は命の恩人だ…あと…君はひとりじゃないからな…それだけは忘れないでください」

 

左近は真剣な眼差しでいう

 

光秀「わかってますよ」

 

左近「そうか なら…もしやばくなったら絶対に言えよ。何度でも助けてやる…そうだろ?ボス」

 

良晴「おう!」

 

左近は目の包帯を外し捨てる

 

 

 



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No.17 久政との対談と隠し事

京都の御所へ行く途中馬を光秀に譲り俺は歩く

 

左近「…」

 

良晴「どうしたんだ?左近さん光秀ちゃんばっかみて」

 

左近「いや…監視してんだよ…」

 

良晴「そういえばそうだったな…」

 

犬千代「左近にぃ さっきはありがとう…」

 

左近「気にするなムカついただけだよ。当たり前のことを忘れて

喚く奴等ほど鬱陶しいものはない…どこの世界だろうと一緒か…」

 

犬千代の頭を頭巾越しに撫でる

 

左近「おれは人としてやるべきことをしただけだ」

 

そうして、笑い飛ばす一行は清水寺へ

 

良晴「左近さんが言うには今川を使って姫巫女様と交渉して、叡山に入れるように詔を出させるだとさ」

 

信奈「へ~それはいいわね~やっぱり悪知恵の回転は早いわね」

 

と笑う

 

長秀「妙策八十点でも残る問題もすこし…」

 

信奈「えぇ…ところで左近と十兵衛は?」

 

良晴「左近さんは傷の手当て中身体中に槍の刺し傷があるだとよ」

 

信奈「そう…あいつには悪いことしたわね…」

 

良晴「あー左近さんから伝言」

 

信奈「?」

 

良晴「お前は悪くねぇ勝手に抜け出した俺が悪いだとさ」

 

その頃

 

左近「…」

 

光秀「痛くないですか?」

 

左近「なにが?」

 

光秀「その傷」

 

左近ただいま医者に麻酔なしで傷を縫い合わせてもらっております服装は寝巻きの短パンとパンツの二枚

 

左近「別に…銃傷よりましだ」

 

医者「本当すごいなこんな傷で」

 

フロイス「サコンさん平気なんですか?」

 

左近「平気平気」

 

フロイス「そうですか」

 

そうして安堵の表情を浮かべる

 

医者「これでいいしばらくは動き回るなよ。傷口が開くからな?いいな?次はねぇぞ!!」

 

左近「は、はい…承知した」

 

信奈「入るわよ」

 

左近「うーす」

 

信奈「思ったより平気そうね」

 

左近「まぁな…」

 

信奈「傷はどう?直るの?」

 

左近「傷跡は残るんだよ」

 

信奈「そう…」

 

左近「やるべきことあるだろ?くよくよしすんな」

 

信奈「!」

 

左近「おれは一刀斎でもあるだからこの傷は誇りだ」

 

と言う

 

信奈「あんたにはすこし褒美をあげる。感謝しなさい」

 

左近「いま生きてることを感謝しな」

 

信奈「う!」

 

左近は信奈の痛いとこを突く

 

左近「御輿のやぐら8つ用意できるか?」

 

信奈「いいけどどうするの」

 

左近「今、京の雰囲気は盗賊がいなくはなったが掃き溜め同然…

そんな人達に活気を取り戻させるのには祭りが一番死体も処理しもした。あとは…暗い空気をぶっ壊すだけ!頼めるか?」

 

信奈「えぇ…いいわ」

 

そう笑って立ち去る

 

左近「そんじゃいってくる」

 

そうして御所へ

近衛の部屋に葛籠を置いて

 

姫巫女の部屋の前へ

 

姫巫女「?一刀斎?」

 

左近「そうだ…悪いがそんなに話してられない 明日…養老律令以降ある女人禁制を潰してほしい」

 

姫巫女「なぜ?」

 

左近「もともと男人禁制もあったがそれはつぶれ、女人禁制が残った…これは不平等だ…だから潰してほしいまぁ…結論は明日でいい」

 

そうして立ち去る

 

近衛「なんじゃ?この葛籠は」

 

そうきて開ける

 

近衛「ヒッ!」

 

そこには血のついた誰かの銃と冠そうして大きくかかれた×

 

左近「次はだ~れだ?♪」

 

近衛は青ざめて後ろをみるとそこにいたのは人斬り期の顔つきをして不適な笑みを浮かべる左近…その後叡山の女人禁制は解除された

 

信奈「何?左近?」

 

左近「未来には写真というのがあってその時の風景と酷似した風景の絵をつくれるんだ」

 

信奈「それで?」

 

左近は財布から写真を二枚わたす

 

信奈「!これって!」

 

それは自分の父親の写真と自分に世界を教えてくれた。フランシスコ・ザビエルだった。しかもそこには幼い頃の信奈が

 

信奈「何であんたがこれを!?」

 

左近「修行の一貫で日の本を旅してたんだ 今のお前に渡しておこうと思ってな」

 

信奈は写真を受けとると

 

信奈「ありがとう…左近」

 

左近「…ふ…」

 

叡山の和睦も何とか…すんだ。左近は療養で行けずにねねに算術を教えていた。縁側に座り空を見上げる、そして永遠の問いである良晴と自分の存在について考える

 

左近「(…なぜ…俺たちは…この世界に…ボスはゲーム…俺は…

そして俺たちの役目はなんだ?既存の歴史を壊すことか?いやそもそもこの時代は…次元説と未来説か…)」

 

左近は難しい顔で湯飲みのお茶をみる

 

ねね「左近殿?」

 

左近「!あ…いや…茶柱たってたから ほら」

 

ねね「左近殿いいことがありますぞ♪」

 

左近「そうだな…いいこと…か…面倒ごとが起こりそうだがな…」

 

そういって飲み干す

 

左近「ちょっといってくるら…」

 

といってまた抜け出すそうして馬を飛ばして小谷城へそう…浅井は反旗を翻したすなわち裏切りそして情報によると道三との遭遇戦でぼろ負けして潰走中そのなには悔しさにうめき泣く哀れな男がいた

 

左近「…だっせえ」

 

久政は、おどろいて顔をあげる

 

久政「貴様は!島 左近?!」

 

左近「首なんて取らねぇよ。取る価値もない」

 

久政「くっ!」

 

と刀に手をかけるが

 

左近「やめとけお前ごときじゃ勝てんよ。安心しろじっちゃんはこれ以上は、来ねぇよ」

 

久政「なに!」

 

左近「今、書状渡した。まぁ追撃はないだろよ、で…あんたどうすんだ?」

 

久政「小谷に戻り次第…自刃」

 

左近「小谷にかえる?」

 

左近はそうして大笑いする

 

久政「何がおかしい!…まさか…」

 

左近「織田が占拠させて貰った」

 

久政「なんということだ…浅井は…終わりか…」

 

左近「…まぁ…俺も鬼じゃない…条件をこなせば、俺らは撤退してかえしてやるよ」

 

久政「本当か?!」

 

左近「あぁ…」

 

久政「条件とは?」

 

左近「まず…お前の娘を解放してやれ」

 

久政「?!」

 

左近「お前の娘は家臣に信頼されていることはわかるがそれが毒となっている。家臣の夢を終わらせれば…娘は救われる。このままいけば浅井vs俺それでは終わりだ。選べ…娘を開放するか?ここから逃げるか?」

 

実際そうである。浅井の家臣たち長政こそ天下人にふさわしい英傑であると信じたため反旗を翻した。言い方変えれば押し付けだ…長政人身…信澄との幸せを選ぶのなら…家臣の期待に背くとになる。しかし、逆に浅井長政を選ぶと信澄を捨てることになる

 

左近「…これはあんたが負わなきゃいけない責任…長政を男して育て縛ってきたあんたの責任だ どうする?」

 

久政「?!」

 

左近「浅井家の浅井久政として決断するか?長政の父親である久松として決断するか?」

 

久政「…家臣に話そう…浅井家は天下を望めないと…」

 

左近「そうか…一緒にこいよ…あけ渡しちゃんとしたい」

 

そうして小谷城へ

 

左近「久政さん責任の取り方は色々あるが自刃ていうのダメだぜ?」

 

久政「なぜそう思う」

 

左近「逃げだからだ。死んでから務めというのは負えるか?俺たちは将の責任は死んだ部下の分も生きなきゃいけないだ…どんなに惨めでもそれが部下へのたむけだ」

 

久政「小谷に、帰り次第、織田家と同盟を結び、私は…出家する」

 

左近「あぁ…信奈の説得はしておいてやるよあんた…立派な親父だよ…」

 

そうして、帰還

 

左近「信奈…浅井の件だが…」

 

信奈「えぇ…裏切ったことね」

 

左近「解消した」

 

信奈「はぁ?!」

 

左近「…久政は出家した今の当主は長政だ」

 

信奈「そ…あんたまた抜け出したのね」

 

左近「何のはなし?」

 

信奈「まぁいいわ」

 

後日

左近は妙覚寺 五右衛門に助けられた信澄と長政 長政は父と家臣をほっておけないため 浅井へ信澄と良晴はなにやら噛み合わない話をしている

 

良晴「いいな信澄さ。近江でのことは忘…(コン!)

イテッ!」

 

左近は軽く煙管で叩く

 

左近「話が噛み合ってねぇぞ?」

 

良晴「でも叩くこたねぇだろ?」

 

左近「わるいな…信澄ちょっとこい」

 

良晴「?」

 

左近「ここから少し面倒な話だボスは聞かないほうが身のためだ」

 

良晴に釘を指す、そうして二人は庭へ

 

信澄「話ってなんだい?」

 

左近「…お前…相当嫁さんが心配のようだな」

 

信澄「!」

 

左近「気にするな誰も言わねぇし知ってるよ」

 

信澄「そうなんだ…はぁ…僕はなにもしてやれない」

 

左近「…風の噂なんだが…今回の事の発端の久政は責任をとって浅井家を離れて仏門に入るそうだ そして浅井が天下をとれないことを宣言したらしいぜ?」

 

信澄「左近くんそれは本当かい?!」

 

と目を見開いて驚いた表情でみる

 

左近「あぁ信奈とも同盟を再び結んだそうだ 迎えに来るかもな…」

 

信澄「ありがとう!左近君!」

 

頭をさげる

 

左近「お前の親父に任されたことをしたんだよ」

 

信澄「父上が?」

 

左近「あぁ…お前らはまだ小さかったが、お前の姉貴が14だからな~」

 

信澄「父上は誰かを養子に…まさか?!」

 

左近「さあな…俺をしたかったかなんてわからねぇ」

 

信澄「でも」

 

左近「俺のやることはたった一つ俺はあいつの暴走を止めるそれだけだ」

 

信澄「わかった!姉上のことよろしくたのむね」

 

と走り去っていく…

 

左近「(まさか…こんなもん見つけた何て言えねぇ)」

 

それは一輝を養子に迎え入れるという内容の書状

だった

 

左近「…もしもの時のためにとっておくか…(それにしても 俺らの存在はなんだ?歴史の修正をしろと…神はいうのか…)くだらねぇ…寝言以上に…」

 

そうして、煙管をふかす

 



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閑話 剣鬼vs剣聖

信奈たちに自分の正体をあかしたが だと思ったとまぁ…一世一代の告白が不完全燃焼した 信奈にいたっては規格外の強さもうなずけるわて言われるしまつ弟子にしてくれと来るやつもいる

 

そして悩みの種は

 

左近「光秀また勝手に布団に…」

 

そんなこんなで

 

左近「…」

 

良晴「左近さん!、大変だ!」

 

左近「うした?」

 

良晴「塚原卜伝がきてんだよ!」

 

左近「は?!」

 

急いで清水寺へそこには豪傑な剣豪がいた

 

卜伝「よ!」

 

左近「(よ!)じゃねぇよ!なにやってんだ!あんた!」

 

卜伝「京都にお前がいるって聞いてよ 来てみたんだ」

 

光秀「師匠なんでここにいやがるです?!」

 

左近「はぁ…」

 

卜伝「よ!光秀実はそこの奴(左近)とひさびさおまえと手合わせしたくなってた」

 

左近「ほう」

 

ふたりの間の空気が一気に変わる

 

左近「いいぜ…いつする?」

 

卜伝「明日の昼にしよう?」

 

左近「なら…場所は…」

 

翌日とはいったが

 

左近「お前らも来んのかい!」

 

良晴「まぁ、大剣豪の手合わせがみれるしな」

 

勝家「興味がある」

 

信奈「別におもしろいそうだから」

 

犬千代「犬千代も」

 

左近「前鬼さんも、くんのか?」

 

前鬼「まぁ気になるもんですから」

 

左近「まぁ…先に行っておくが俺ら手合わせは少しちがうぞ」

 

光秀「どういう意味ですか?」

 

剣豪二人が手合わせするときいて色んなやつらがあつまる

 

そして

 

卜伝「待ったか?」

 

左近「いいや」

 

卜伝「そうか」

 

左近は卜伝に刀を渡す

 

卜伝「…いいやつだな」

 

左近「まぁな…」

 

そして刀を見聞すると一同納刀する

 

すると二人の目付きが変わる

 

左近「抜けよ」

 

卜伝「あぁ!」

 

ふたりは木刀ではなく抜いたのは刀

 

良晴「まじか!」

 

光秀「まさかこれが二人の」

 

左近「伊藤 一刀斎!参る!!」

 

卜伝「塚原 卜伝!参る!!」

 

左近は光秀にアイコンタクトで合図をおくる

 

光秀「!は、はじめです!」

 

その瞬間ふたりは踏み込む 卜伝は左近を斬りつけるが左近はそこにはいない左近はジャンプで上に飛び上がり、斬りつけるが卜伝に避けられ、卜伝はそのまま背後から斬りつけようとするが

左近は刀を背後に回し防ぐ

 

「おぉ!」

 

「このような戦いはじめてでござる」

 

二人の動きは

左近は、アクロバットな動きであるがわざはとてもコンパクトである卜伝はアクロバットではないが技一つ一つが重い、二人の共通点は動きに無駄が全くない 観戦している、武士や人びとは羨望と興奮している

 

勝家「すごいですねあの二人!」

 

信奈「さすが左近…六に勝てるわけね」

 

卜伝「…おそい!」

 

と横に一閃左近はバックステップでさけるが着物の胸元が横に一字にきれている

 

左近「…」

 

卜伝「(にやり)」

 

左近「自分の胸みろよ」

 

卜伝「ん?」

 

と見ると斜めに服が斬れている

 

卜伝「やるな」

 

左近「…」

 

ふたりは走り出すとそのまま刀の攻防が始まる

 

カン!カン!カン!

 

と鉄がぶつかり火花を散らす音が永遠と続くこの最中二人の服ボボロボロになっていくそしてその攻防は二時間にもおよぶ、ふたりは同時にバックステップをして距離をとる二人の顔や体にはいくつもの切り傷が、しかし二人の顔は楽しげである。まるで闘いを楽しんでいるかのようである

 

左近「邪魔!」

 

そうして上のボロボロの着物を破り脱ぎ捨てる

 

卜伝「俺もじゃまだな」

 

卜伝も、すると

卜伝「そろそろ決着をつけようか…一刀斎?」

 

左近「あぁそうだな…卜伝」

 

卜伝は構えるが左近は構えず、刀を納刀して居合の構えをとり、さらに眠る

 

光秀「(一輝さんなにを?!)」

 

卜伝「いくぞ!一ノ太刀!」

 

と左近に急接近し斬りかかるその瞬間!

 

一刀斎「…秘技…夢想剣…!」

 

と弾く

 

卜伝「まだいくぜ!と、言っても寝てるのか」

 

カキーン!

 

一刀斎「…」

 

カン!カン!カン!

 

卜伝「はぁっ!」

 

一刀斎「…!」

 

そして二人の刀がぶつかった瞬間

 

パキーーーン!

 

卜伝の刀が左近に当たる手前で左近が、その刀を弾くが二人の戦闘により二人の刀が先に悲鳴をあげ折れる

 

良晴「刀が…」

 

犬千代「…折れた…」

 

卜伝は自分の折れた刀をみると高笑いする。一刀斎は目を覚ます

 

卜伝「いや~今回も引き分けだね~一刀斎君」

 

一刀斎「そうだな…でも…立ってるのでやっとじゃないか? 」

 

卜伝「そうだなお前もだろ?はは…」

 

一刀斎「あぁ…」

 

卜伝「お前…どうして強くなりたいんだ?」

 

一刀斎「…俺は強くなりたいんじゃない…」

 

卜伝「?」

 

一刀斎「強く…ありたいんだ…」

 

光秀を、みてそういう

 

卜伝「お前…変わったな」

 

二人は立ったまま力尽きる

 

しかし力尽きる前に聞こえたのは色々なやつらの拍手だった…

今まで殺人鬼と恐れられ罵られてきた一刀斎という人間が、今…認められた瞬間だった。そうして目を覚ますと、光秀に膝枕されていた。

 

左近「…卜伝は?」

 

光秀「帰りましたよ」

 

左近「…そうか…」

 

左近は体を起こすと良晴が帰ってくる

 

良晴「左近さん起きたんだな」

 

左近「まぁな…それにしても…くそ…引き分けだったか…」

 

信奈「あんた本当に剣術が強いのね改めて実感したわ」

 

左近「うるせぇ じゃないと剣豪て名乗らないよ」

 

良晴「左近さん剣豪なんすか?!」

 

左近「あぁ 剣豪の時は伊東一刀斎と名乗らせて持っていた」

 

信奈「一刀斎!て、あの剣鬼の一刀斎?!」

 

左近「そうだ」

 

勝家「明から来た十官という武芸者が己の強さを笠に傍若無人な振る舞いをしていた奴らを扇子一本で倒したあの伊東一刀斎ですか?!」

 

なぜか敬語になっている勝家

 

左近「あ〜そういえば神奈川らへんでそんなことが…あったような…なかったような…勝負しすぎてわからんし弱すぎてなんとも言えなかったよ」

 

それを聞いた瞬間襖があくと、何人かの家臣が頭を下げに来た

 

「稽古をつけさせてください!」

 

左近「え?」

 

「先程の左近殿の剣技見惚れました!」

 

左近「あ…」

 

「どうか我らにもご教授を!」

 

左近「…信奈いいのか?」

 

中には勝家がいた

 

左近「あぁ〜も…仕方ねーまとめて面倒見てやる!」

 

と左近は頭をかきそういった

 

そして左近はこの日から

 

島 一輝 一刀斎 左近と名前を、改名した。このコトは諸外国に広がり傾鬼者の島左近 は剣鬼の伊東一刀斎、と広がった

傾鬼者のまたは歌武鬼者と言う名前が一層周りに与える影響力を増すこととなる

 



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解説とお知らせ

左近 ・伊藤 一刀斎 (19歳)

 

身長 178cm 体重 69kg

 

本名? 島崎 一輝

 

性格

 

楽天家殺しを好まないが

やもえない場合は殺すなど

戦場と普段わけている

冷静かつ判断力がえげつない

 

 

実は違う次元の幕末を生きた人間

ちなみにこれは良晴にもはなしており

良晴は腰を抜かしている

なので島崎 一輝も偽名

出生は皇の字の流を組む人なのだが

母親は一般人なので忌子呼ばわりされていた

15歳のころから2年間

勉強ばかりしていた

そのなかで医師を夢見ていたのだが

その後17歳で戦争に巻き込まれ

そこでいろんな戦友たちをうしなう

違う世界に飛ばされ

嶋 左近と出会い 兵法 交渉術 そして剣術

学ぶ

そのなかで師を失い

二年間を過ごし

現在に至る

 

服装

黒いズボンに白シャツそして黒いベスト

コートは盗られたためジャケットを着ている

 

銀○の新○組の服装を参考

 

武器

 

日本刀 大般若長光・鬼丸国綱

数珠丸

盟友である義輝より貰った刀

 

銃 リボルバー・カスタムボルトアクションライフル

ガジェット 弩をモデルとしたグレネード

バーナー(鉄も溶かせる)

ワイヤー

 

乗り物

 

車…軍用ジープ

屋根はテント式は

 

バイク…軍用であり

 

2つとも燃料はガソリンではなく違うもの

それが原因で戦争が起こった

 

塚原卜伝と勝負をしたさい24時間戦ったが

決着つかずそれどころか仲良くなって

飲み仲間に発展する

 

京都にいたとき

抜刀斎といわれその後剣鬼と恐れられる

 

現在は嶋左近となり傾鬼者と言われる

引き抜き話が多く来ているが

使者を丁重に断った上で

飯や酒を振る舞い仲良くなってしまう

たまに情報を聞き出す

 

一輝館(一ノ館)

薬や道具を売っている結構儲かっておらり

川並衆と良晴のスポンサーをしている

最近は川並衆を使って運搬作業をしている

只今海運航路開拓中

 

人間関係

良晴←ボスと慕っており剣術を教えたり

戦術を教えている

そして良晴がいない織田信奈は魔王に

なることをわかっており重視しており

飯を一緒にたべたり

お互い最高の戦友ともいえる

 

ねね←算術をおしえている

将来物流の流れや商法を教え

一ノ館を任せようとも考えたりしている

ねねにとっては左近は先生のように見ている

 

前田犬千代←よく一緒にご飯を食べたり

ういろうの店を全部回り

食べ歩きを行ったりする

犬千代は左近ニィと兄ようにしたう

 

柴田勝家(六)←脳筋的な発想をよく左近に怒られている

左近は勝家のことを信頼はしているが

勝家にとってはお家騒動がトラウマで

天敵視されているハリセンを見たら

逃げるレベル

 

竹中半兵衛←兵法において左近とにており

殺しを好まない左近とは将棋をよく指し

半兵衛の体調管理などのサポートをして

手軽な運動を教えたりしている

 

前鬼←兵法や陰陽道についてよく話したりする

仲良く将棋をしているが現在連敗中

勝てる日くんのか?半兵衛にも連敗中

 

 

信奈←左近にはよく茶化されており

遊ばれているが心のそこでは信頼している

信奈の背中を押したりメンタル面では

良晴についで貢献している

信奈自身は左近の着てきる服を気にいっており

コートを剥ぎ取りかってに魔改造して着ている

妖怪 珍しい物好き

信奈曰く左近の目付きは亡き父親と

似ているらしくてたまに被せて見てしまうことが

あるらしい

 

左近「はいでは今日は主に来てもらいました

お願いしま~す」

 

主「ども~主で~す」

 

左近「え~と今日色々質問していきますね~」

 

主「はーい」

 

左近「ではなぜ?島左近にしたのか?」

 

主「はい…私は…歴史オタクなんですよね」

 

左近「ほう…」

 

主「実は伊藤 一刀斎と同一人物した理由と

おなじなんですよ」

 

左近「というと?」

 

主「実はね二人とも文献が少ないですよ」

 

左近「あ、少ないからですか?」

 

主「実は左近の正体も少し伏線を準備しています」

 

左近「本当ですか?」

 

主「いやじぶんのことでしょ?」

 

左近「あ~そうだ  

では…なぜ?明智ちゃんとカップリングを?」

 

主「はい…いやこれは迷いました

実はね上杉と…と考えたんですけどね」

 

左近「…あぁ~アルビのいいですね~(*´ω`*)」

 

主「でもねぇ~まぁ本家読んでみてね

報われたいキャラもいるんですよ

まぁ鬼●でもそうですし」

 

左近「ということは?処置を?」

 

主「さぁ~

あと信奈さんとねうん…

あぁ…カップリングは生存説があるのでね」

 

左近「あぁ~」

 

主「あとね、左近もといた世界を補完しておくとね

左近の世界は第三次世界対戦なんですよ」

 

左近「そうですよね~」

 

主「日にちも左近が消えた日も決めててね」

 

左近「いつなんですか?」

 

主「12月10日にしてます」

 

左近「これも伏線ですか?」

 

主「考えてください

ここで少し読者の皆様にお知らせです

これをよでくれた人

まぁ日本史好きと思う人もいると思います

そこで信奈に出ていない武将を

オリジナル姫武将として出そうと思います

私は5人位予想しております」

 

左近「で、その出す武将は?」

 

主「決まっておりません!

なので読者の皆様に

この武将だして!

と感想にお書きください

受付期限は5月10日まで

感想お待ちしております

ありがとうごさいました!」

 

左近「ありがとうございましたー!」

 

おまけ~

 

収録終了

飲み屋

 

左近「お疲れ様でしたー」

 

かんぱーい!

とふたりはさけぶ

 

主「背中の痣どうなったの?」

 

左近「まだのこってよ

手の切り傷と額の十字傷…も」

 

 



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No.18 やるべきことそして

京都の御所にて…

 

左近「…こんなもんか?」

 

良晴「左近さんこれは?」

 

掲示板に色んな紙がはられている

 

左近「やるべきことをリストアップした」

 

1.衛生面の確保

 

2.診療所の確保

 

3.はやり病の撲滅及び予防接種

 

4.用水路の確保

 

5.農具の改善

 

6.雷管つくる

 

左近「ん~用水路は確保した農具も改善した」

 

良晴「でも流行り病はどうするんだ?」

 

左近「それなんだよなぁ…この時代だとおたふく はしか…インフルエンザあ!天然痘だ…あと結核だな」

 

良晴「詳しいな…」

 

左近「昔本で呼んだ まぁ治療法は確率は難しいが予防なら…もう信奈に伝えたしな…」

 

良晴「予防?」

 

左近「手洗いうがいだな…」

 

良晴「左近さんて何者…」

 

左近「もと医者のできそこないだよ…」

 

町人「左近さん大変です!」

 

と急いで町人がただならぬ様子で入ってくる

 

左近「どうした…」

 

町人「うちの子が…」

 

左近はいそいで町人の家へそこには熱に苦しんでいる子供がいた

 

左近「熱はいつからだ」

 

子供の父親「昨日のばんからです」

 

左近は体温をはかる

 

左近「…38…間違いねぇ…命定め(はしか)だみんなここから離れろ命定めは空気と接触によって感染するだが手洗いうがいをすれば予防できる…」

 

その場にいた奴等は唖然としてる

 

左近「早く動け!」

 

と左近が喝をいれると動き出すすると左近は小瓶をだす…

 

良晴「それは?」

 

左近「…はしかのワクチンだ…」

 

良晴「だったらそれをただし問題があるこいつは…大人用強すぎるだよ…」

 

左近は注射器を出すと吸引する…

 

左近「とりあえず半分にして様子みる」

 

外に出る

 

子供の母親「あの…」

 

左近「しばらくは接触を控えてくださいじゃないとあなた方まで…」

 

母親「…」

 

左近「でも…一応薬は打ちました…」

 

母親「え?」

 

左近「効果が出るかはわかりませんがもし治ればあの子供は二度とかかることはないでしょ」

 

母親はめをみひらて左近に感謝を述べる

 

その帰り…

 

左近「氷と卵が山ほどいるな…」

 

良晴「左近さんまさか」

 

左近「つくるぜ…ワクチン…」

 

といって子供から採取した唾液をいれ栓をした

試験管をみる

 

作り方…

1,有精卵に菌をいれる

 

2,それを培養

 

3,冷却する

 

4,採液

 

5,除菌 精練 濃縮…

 

完成…

 

左近「問題は5だな…でもやらなきゃならねぇ…」

 

翌日清洲…

 

信奈「…左近は?あいつどこよ?」

 

良晴「左近さんは命定めの薬を作ってる」

 

信奈「そうなの…え?それほんと?」

 

その頃

 

左近「くそっ!これもダメか?!もう一度!」

 

そして3日後

左近「…菌を繁殖させたさらにこの液をおとしこんで調べるしかないか…」

 

そして一週間

 

良晴「左近さんいる?!」

 

左近「よう…ボスか?」

 

と目の下には濃いくまができていた

 

良晴「左近さん寝たほうがいいって」

 

左近「あともうすこしなんだもつすこし」

 

そして翌朝

 

自分で作った顕微鏡で覗くすると菌は駆逐されていた

 

左近「できた…ワクチン…へ…やってやったぜ!」

 

といって倒れると

 

左近「これでぐっすり眠れる…zzz」

 

良晴「…左近さん…本当に作りやがった…」

 

そのころ左近は光秀の膝枕で寝てます

 

島左近

はしかのワクチン作成!

 

左近は作り方の製法と使い方を書き記すとそれを無償で各地にばら撒いた。

 

左近「これで…少しは消えるはずの命の灯火を消さずに済むかな…」

 

そういって地平線をみた

 

翌朝…光秀に叩き起こされる

 

左近「朝っぱからなんだよ…」

 

光秀「誰でやがりますか…」

 

左近「はぁ?」

 

光秀「左近先輩!あの女!誰でやがりますか?!あのお淑やかな人は?」

 

左近「話が見えないぞ」

 

「一刀斎!?」

 

女性の声がしたので声のする方向を見ると碧眼の少女がおり左近は驚愕した

 

左近「…早川姫…さ…ま…」

 

その少女は涙ながらも左近に抱きつく

 

早川「よかった…生きてて…」

 

左近「はぁ…こうやって生きて会えたんだ…泣かないでくれ」

 

というも早川は左近の胸に顔をうずめ泣く左近は対応に困る表情もしながら早川の頭を軽く撫でながら。背中に手を回す。

 

良晴「知り合いなのか?」

 

左近「昔のな…まぁこの話はみんなを交えてしようそれでいいだろ?光秀も」

 

光秀「わ、わかりました。」

 

としぶしぶ承諾する

 

左近「さて…信奈にどう説明しようか」

 

左近は頭をひねらせる。そして内心修羅場を覚悟した



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祭りはただ楽しむだけじゃない

 

左近「早川姫だ昔俺を助けてくれた恩人だ」

 

信奈「なるほど…そういうことだったの」

 

早川姫「早川といいます。お見知り置きを…」

 

左近「まぁ挨拶はここへんで…信奈アレできたか?」

 

信奈「ええ、やぐらは5つ」

 

左近「よし!なら大暴れしますか!五右衛門川並衆全員と家臣全員集めろ!野郎ども!祭りだ!」

 

そうして地車をみる

 

左近「地車でけえな…よし…一つ 俺 光秀 早川 2つ目はボス 信奈 犬千代 道三 3つ目はねね 半兵衛 五右衛門 4つ目は長秀さん 乳ばか(勝家) 久秀 5つ目 梵天 ルイスさん ヒミコでどうよ?先頭はボスな!」

 

信奈「いいけど…そのヒミコは」

 

左近の後ろにいた

 

左近「俺は何でもやるぜ。」

 

信奈と川並衆そして一部の京の人たちがやまほこを引く

 

全員がヤマホコにのる

 

とそれで荒廃した京の街へむかうと左近はメガホンを出す

 

左近「さあさあ!老若男女お立ち会い!私は信奈様の配下の島左近!これより祭りだ!食べるも良し!飲むも良し!みんな全員自由に楽しんでくれ!そんでもって!今日と明日は楽しんでいってくれ!さぁまつりの始まりだあ!」

 

とどんちゃん騒ぎを始めながらヤマホコを進める。

 

左近「さて私はこのへんで…酒〜酒〜」

 

と抜け出そうとすると両肩に手を置かれる

 

光秀「まさか…お酒を取りに行こうとしたのではないですよね」

 

左近は血の気が引く

 

早川「そうよ 左近貴方とお酒は良くない組み合わせなことぐらい自分で理解してるでしょ」

 

左近「え〜と…今日は無礼講で!」

 

光秀&早川「だめ(です)!」

 

左近「ア、ハイ」

 

左近は負けてしまう

 

道三「左近の坊主はもうあの二人の尻に敷かれてるようじゃな」

 

と大笑いする

 

良晴「左近は、モテていいよな〜」

 

「左近さま〜」

 

「こっち見て〜」

 

左近「は〜いよ〜」

 

と手を降る女性たちは左近に対して声を送るが左近の笑みは引きつっていた後ろから黒いオーラを出す二人がいた

 

左近「手降るくらいは許してください」

 

光秀&早川「今回だけですよ(よ!)」

 

左近「ア、ハイ」

 

左近は完全にこの二人に抑されてると言っても過言ではないない状態に

 

光秀「そういえば朝倉義景は動きやがりませんが一輝さんなにかしやがったんですか?」

 

左近「あ…レールガン打ち込んだ一乗谷の城に一発」

 

早川「れえるがん?」

 

左近「雷を人工的につくってそれの力つかった銃だよ…一発でぶっ壊れたけど…朝倉義景の屋敷半壊させちった。」

 

とわはははと笑う

 

光秀「信奈様が言ったらなんというか…」

 

左近「ぶっちゃけ公認だから大丈夫、大丈夫〜」

 

※レールガンは作りましたが試作型なので一発で壊れました。大きさはだいたい8mになり、発電機8つ直結させてくちだした…発電機は7つおしゃかになりました。

 

左近「まぁそれはいいとして…みんなここの人たちの目を見たか?」

 

光秀と早川は祭りに参加してきた現地の人達を見る

 

左近「いい顔になってるだろ?」

 

光秀「そうですね…」

 

早川「とてもいい顔…になってるわ」

 

左近「祭りはただ楽しむだけじゃないんみんなを笑顔にもできる…」

 

すると左近はトランシーバーをとると

 

左近「皆さまあれをやっちゃって!」

 

というと荒廃した京都の空にいくつもの大量の花火が上がる

 

左近「どっといけ!」

 

左近たちの頭上を大量の花火が咲き誇る

 

左近はそれを見上げる

 

左近「どうか…彼らの心に希望という光が溢れますように…この先俺は絶対に大事な奴らを泣かせない…」

 

と願いを口に出してしまう。その言葉を聞いた二人は驚き目を見開くと左近の顔を見た。左近は轟音を立て咲き誇る花火を見上げなぜか儚い目と笑みを浮かべていた。

 



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