少年は失恋する (geolge1001)
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朝のひと時

なかなかに下手な文章ですが
気にせず読んでくれると嬉しいです!


これはとある少年のただちょっとした日常の物語

 

別に面白い日々でもなければつまらなすぎるわけでもない

 

そんなお話し

 

 

ジリリリリリリ!!!!

 

目覚まし時計が鳴り響き

 

 「りょうと!早く起きなさい!遅刻する!」

 

毎朝聞いているような言葉、俺はとても朝が弱いため

 

目覚まし時計をかけても起きず、母に起こしてもらっているのだ

 

 「あと五分だけ、あと五分だけだから」

 

 「そんなのいう暇があったら起きなさい!時間ないんだから」

 

と、言いながら毛布を俺から剥ぎ取る母、なんでこんな寒いのに毛布を取られにゃあかんのだろうか

 

一月で寒いってのに・・・、というかなんで部屋の暖房消えてんの?つけて寝たはずなんだが・・・

 

 「はい起きる!あと十分で支度しないと間に合わないわよ!」

 

 「え?今何時?」

 

と、時計を見ると時刻は6時50分、朝の電車が7時だから

 

 「は!?やばいじゃん!?」

 

 「だからさっきから言ってるでしょ!起きなさい!」

 

母に言われながらドタバタと支度をする、なんで人は朝が弱いのだろうか

 

そんなことを思いながら急いで身支度をし、

 

 「行ってきます!!」

 

急いで駅に向かい電車に乗った

 

 

 

 「はぁ、はぁ、間に合った〜」

 

と、慌ててばかりいたが自己紹介をしよう

 

俺は川野涼登

かわのりょうと

 

まあまあ田舎な茜町にある紅葉高校に通っている高校一年生でどこにでもいる普通の学生だ

 

特徴といえば、ちょっとだけ音楽ができることと、暗記が早いこと

 

だが紅葉高校には音楽の科目がなく、ただなんでもない学生の一人だ

 

ちなみに学校に行く際には、ちょっと遠いところに住んでいるため電車で30分揺られたのち

 

バスで30分揺られなければならない、そんな特徴もない学生だが

 

望んでいることが一つだけある、それはとても滑稽なもので叶うはずもないもの

 

 「あ〜人生やり直せないかな〜」

 

電車の中でこんなこと呟くから、周りの人たちに変な目で見られるんだよね

 

とそんなことを思っていると

 

 「あ、川野じゃん、おはよう!」

 

と、オレの隣に一人の女子が座ってきた

 

彼女はオレの幼馴染の北村比奈

きたむらひな

 

中学まで一緒だったが、高校を選ぶ際に色々あったため別の伊吹高校に通っている

 

ま、色々あるって言っても基本的に学力の問題なんだけどね!

 

そう、彼女は頭がいい、どれくらい頭がいいかは知らないが200人前後いる中学で

 

上位10%に入るくらいには頭が良かった、ちなみにオレは70番前後だったと思う

 

そんな北村だが、オレとは学校の方向が一緒ということもあり朝合えば話すようになっていた

 

 「さっきの聞いてた?」

 

 「え?なんのこと?」

 

良かった、聞いてなかったようだ、極力身近な人にオレがそんなアホなこと言ってるって知られたくない

 

 「人生がなんちゃらってやつ?」

 

 「聞いてんのかよ!」

 

聞かれていた

 

 「ま、川野だもん、特に違和感ないよ(笑)」

 

 「やめてくんない?オレはマゾでもナルシストでもないぞ?」

 

 「はいはい、そうですね〜(棒)」

 

ひでぇ、まあいつものことなのだが、いつも問題はこの後にある

 

 「川野、ここの問題教えてくれる?」

 

と言うのだ、オレより頭がいい天才様が、もちろん

 

 「なんでいつもオレに聞くの?俺北村より頭悪いよ?」

 

そう答えながらも、問題を見せてもらう、今回は数学の三角関数の問題

 

 「あ〜これか、ちょっとつまずくポイントだな」

 

 「川野って自分を卑下するくせに、こう言うのはちゃんと教えるよねやっぱりナルs」

 

 「おい、教えないぞ」

 

そう言ってそっぽを向く俺、我ながら子供っぽい

 

 「冗談だってば、で、この問題教えて?」

 

 「冗談に聞こえないんだよ毎度のことながら!」

 

これもいつものやりとりだ、問題があると言うのは精神的なダメージをたまに受けるためだ

 

と、まあそんなことをしつつ電車を降り、バスに乗り学校へ向かった




10話くらいで終わらせるくらいがいいかな〜って思ってます
感想などできたらよろしく!


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午前中

どうもゲオルグです!
なかなかにシリアスが苦手だから
どうしようかすげー迷ってます
ま、なるようになるか


あーやっとついた、相変わらず学校への道のりは長い

 

別にわざわざ遠くから登校する必要もないし、母にも

 

学校にチャリで行ける範囲に引っ越すかとも言われたのだが

 

いくつかの理由によりそれは却下した

 

理由といってもとても自分勝手なものなのだが

 

こんなことを考えながら階段をのぼる

 

我が校は五階建ての本校舎と二つの三階建ての別館、そして体育館からなりたっている

 

何故かと言うと中高一貫校だからだ

 

そのため高校一年生にもなると五階まで上らなければならない

 

「よっ!川野!おはよう!」

 

「おはよ、毎日元気だよな、洋太は」

 

「川野が元気無さすぎるだけだっての」

 

こいつは前園洋太(まえぞのようた)

 

四年ではじめてクラスが一緒になったが趣味が似ていてすぐ仲良くなったうちのひとりだ

 

「と言うか洋太、今日早くない?いっつも朝読書にギリギリ間に合うかどうかぐらいにくるのに、まだ7:50だぞ?」

 

我が校には朝の8:35からあるショートホームルームの前に朝読書とか言う意味のわからん時間がある

 

「あ〜今日はちょっとな」

 

「なんか含みのある言い方だな」

 

まあ、いつものことなのだが

 

そうこうするうちに教室に着いた

 

入るともうすでに何人か人がいた、全員女子だが

 

ちなみに我が校は1学年が135人くらいで4クラスに別れる

 

「おはよ〜!!!」

 

とそのうちの一人の女子が挨拶をしてくれた

 

「おはようございます」

 

「おは〜」

 

堅苦しい返事をする俺と裏腹に軽い返事をする洋太

 

女子との会話に慣れていないから仕方ない、洋太はいっつも女子と一緒に話してるから

 

あんな軽い返事ができるのだろう、羨ましいものである

 

「ちょっと前園、こっち来て〜」

 

「了解、んじゃちょっといってくるわ」

 

そう俺に言って女子の方にいく洋太、あいつ地味に女子に人気なんだよな....

 

別にどうだっていいけど、そう思っていると、一人の女子が教室に入ってきた

 

「おはよー」

 

「「おはよー!」」

 

女子がみんな揃って返事をした、まあほとんどの女子に対してそうなんだが

 

彼女の名前は川中理緒(かわなかりお)

 

今年はじめてクラスが一緒になったが行事でよく絡んでいて結構話す

 

川中は席がとなりなので荷物をおきに来た

 

「おはよう川中」

 

「あ、おはよ、川野」

 

とあいさつをかわす、ちょっと緊張する

 

実は俺は川中のことが好きなのだ、そんなことを知らない川中は

 

荷物をおいてすぐに女子の集まりの輪のなかにはいっていった

 

それとほとんど一緒のタイミングで洋太が戻ってきた

 

「さっきなんの話しよったん?」

 

「ああ、別に、何でもない、ちょっと相談受けてただけ」

 

それはなんもないことないよね?

 

とは口には出さない、いっても教えてくれないし

 

「というか、朝から話しかけてんじゃん、どうしたよ」

 

「その事は学校で話すんじゃねぇ、黒歴史さらすぞ」

 

「そうは言うけど俺の黒歴史なんかもってんのか?」

 

ええないですよ、あってもさらす気なんかないし

 

洋太には俺が川中を好きだと言うことをいってある

 

いった理由は洋太が口が固いと言うことと恋愛相談だった

 

そんな感じのことしている間に時間がたち

 

教室も賑わってきて、ショートホームルームの時間になった

 

「ーーーと言うことだ、気を付けるように」

 

と、教師が最近学校付近で起こっていることなど注意事項をいくつかはなし

 

朝のショートは終了した、そして授業が始まる

 

一限目の英語は何もわからず終了、そろそろ勉強しないとまずいかなー

 

などと考えながら二限目を受けていると、川中に紙を渡された

 

『ちょっとここ訳教えてくれる?』

 

今は古典の時間である、川中は古典が苦手なのでたまにこういう質問をしてくる

 

『いいよ、と言っても反語ってことしかわからんけどw』

 

そう書いた紙を渡すとちょっとこっちをにらんできた、いやにらまれましても

 

とそんな感じのやり取りをしながら二限目がおわり

 

三限目や四限目もちょっと筆談をして昼休みが来た




読んでくださりありがとうございます
実はこれと一緒にこのすばのssをしてるんですが
出来たらよんでほしいと思ったりしています
ご感想よろしくお願いします!


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昼休みと午後の授業

久々にあげるのが6ヵ月ぶりとは・・・
こういうのが趣味な人は見っててください
文才ないけど・・・


  〜昼休み〜

 

俺はいつも一人飯だ、理由は単純でぼっちだから。洋太は他の男子と仲良く話しながら飯を食ってる、そのコミュ力に憧れたりするが俺みたいな奴がそんなことに憧れてもしょうがないと思い直し飯を食うことに没頭する、ちなみに俺は小食なため昼飯はゼリー3つだ

 

「川野そんなんで昼ごはん足りるの?」

 

話しかけてきたのは洋太だ、俺だってこんなに少ないとちょいと足りない。実は親にちゃんと昼飯代は渡されてあるのだがそれで昼飯をいつも買っていないのだ。あることをするために貯めている

 

「いつも言ってるけど足りるわけないやろ」

 

「いつも聞いてるけど、心配してるから言ってるからな」

 

色々諸事情があるのでなんかかんか言って心配はしてくれるがそれ以上踏み込んではこないでくれている。洋太はまた一緒に食べていた奴らの場所に戻っていった。

 

「川野いっつもゼリーだよね、ダイエット?」

 

今度は川中が話しかけてきた、今日はよく人に話しかけられるな・・・

 

「違う違う、普通に小食なだけ」

 

「にしては、毎回午後の授業しんどそうに受けてるけど」

 

げ、見られてたのか、てか心配してくれてるのか

 

「んなことないよ、そう言う川中だってしんどそうに受けよるやん」

 

「私は普通に眠いだけ、夜遅くまで小説読んじゃうから」

 

「眠くならんの?夜遅くまで起きとけんからわからんのやけど」

 

「眠くはなるけど読みたいって気持ちが勝っちゃうかな〜」

 

そうこう話していると

 

「理緒〜、ご飯食べよ〜」

 

と、女子のグループに川中が呼ばれた

 

「今行く〜、じゃあね〜」

 

と言って去って行った、昼休みはよく話すことがあるが川中はやはり話しやすいなと思った、あいつと・・・いかんいかん、変な妄想なんてしたら悲しくなるだけだ

飯も食い終わった(ゼリー三つだけやけど)ので普通に教室でぼんやりと時間を過ごすそうしていると洋太たちが

 

「洋太って好きな人いる?」

 

「何言ってんだよ、お前の方こそどうなんだよ」

 

「俺は洋太と違ってイケメンじゃないから〜(笑)」

 

と言う会話をしていた、そういえば洋太って好きな人とかいんのかな、聞いたことそういえばないな、とそんなことを思っていると

 

キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン

 

とチャイムが鳴った、俺の昼休みはいつもこんなものだ、洋太と川中に話しかけられることがたまにあるくらい

そして掃除の時間があって午後の授業が始まった

 

5限目は数学、俺は得意で川も得意な教科だ。なんで俺がそれを知っているかと言うと川中のテストの点がよかったのを聞いたから、だけど俺の方がちょっとだけできるらしく、この前のテスト返却の時ちょっと悔しがられていたのを覚えている

 

「ねえ川野、あの問題の意味教えて〜」

 

「あ〜あれか」

 

川中は理解してからが早いタイプのようで、そこまでは時間がかかるためたまにこう言う質問をされる、今回は二次関数の問題でちょっとめんどくさいやつだった、まあなんとなくわかるし頼られてるの嬉しいからちゃんと教えるけど、これが知らんクラスメートだったら

 

「いやぁ、わかんないかなぁ」

 

と言って流しているところだ

解説が終わると全く違う質問をしてきた

 

「川野、今日の午後暇?」

 

え、なんですかその質問、なかなか答えづらいんですけど、ただ今日の放課後は何もなかったはずなので、特に何もないと伝えた、すると川中が

 

「じゃあさ今日の放課後図書室で勉強教えてくれない?最近わからないとこが増えてきて」

 

「あ〜、いいけど役に立たんかもしれんで、俺数学以外できんし」

 

「別にかまんよ〜、今日の放課後よろしく」

 

と言われた、ちなみに今までこう言う展開になったことは一度もなく、ちょっとだけドキドキしてる自分がいて自分自身にちょっと引いてます、ただ放課後川中と過ごせる?一緒にいれる時間があるのは俺としては嬉しいことなのでよしとしよう、そんなちょっと幸せな気分に浸っていると授業が終わりそのまま6限、7限も終わって放課後になった

 

 

 

 

 




やはり文才がない・・・
最近だいぶ予定が空いたのでこっちは投稿していけそうです
ただこのすばの方はわかんない
ま、ちょっとでも、あ、これいいなと思っていただけたら何よりです


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