ミサカ寮の管理人さん (モリゾー)
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その1

「ヤバい、遅れるっ、不幸だぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

 

 

不幸な少年、上条当麻はそう叫んだ。

 

 

 

上条は今日が補修だということも覚えていたし、朝も時間に余裕

があるくらい前には起きていた。

 

 

しかし、

 

 

 

「打ち止めが寝ぼけて俺の部屋に入ってきて、もとの部屋に連れていこうとしたところを御坂に見つかり、ロリコン扱いされながら電撃をとばされ鬼ごっこスタート、気がついたら御坂妹や他の妹達もいてどんどん時間が減っていった、まだなんも食ってないのに補修だよ、しかも誤解も解けてないのに…不幸だ」

 

 

 

「やっほー、どうしたのロリコンさん?」

 

 

 

エプロンをつけながら掃除をしている少女、番外個体は上条に声をかけた。

 

 

 

「ロリコンって言うな番外個体!!!!お前管理人だろ!!??さっきの止めてくれよ!!!!」

 

 

 

「えー、今掃除してたし、他の仕事もあったし」

 

 

 

「うぐっ、正論だ…」

 

 

 

「めんどくさかったし、あなたの不幸面白いし」

 

 

 

「やっぱり違う!!!!てか、人の不幸を面白がるな!!!!」

 

 

 

「キャハッ☆」

 

 

 

「キャハッ☆、じゃねーよ!!!!」

 

 

 

「いや、面白いでしょ、昨日だって廊下に10メートルずつバナナの皮置いておいたら全部見事に踏んで転んだし」

 

 

 

「やっぱりお前だったのかよあれ!!!!転んだとこまだ痛いわ!!!!」

 

 

 

「一昨日は、置いておいたブロックに引っ掛かって転んでるし」

 

 

 

「あれもお前かよ!!!!」

 

 

 

「その前は、みどり亀のこうらのオモチャ3個投げてみたら全部当たったし」

 

 

 

「なんなの!!??マ○オカートなの!!??マリ○カートを意識してたの!!??」

 

 

 

「ミサカ、ダブルダッシュが好きだったな~」

 

 

 

「あぁ俺も好きだったよ って違うだろ!!!!俺の不幸お前のせいじゃん!!!!」

 

 

 

「いや朝のはミサカのせいじゃないでしょ」

 

 

 

「うっ…」

 

 

 

「あれ~ミサカのせいじゃないのにミサカのせいにして、管理人さんの機嫌を損ねていいのかにゃ~ん?」

 

 

 

「うぐっ…」

 

 

 

「その気になればあなたの部屋だけ電気を止めることもできるんだよ~ん?」

 

 

 

「お前は鬼か!!??」

 

 

 

「じゃあ補修終わったら寮の下集合で、遊びにいくよっ、もちろんあなたのお金で」

 

 

 

「上条さんのお財布がどんどん軽くなっていく…」

 

 

 

「シスターさんがイギリスに帰って、あなたこの寮に入ってきたしまだお金に余裕あるんじゃないの?」

 

 

 

「それでも上条さんは貧乏学生なんですっ!!」

 

 

 

「いいじゃんいいじゃん、こんなに可愛いミサカと遊びに行けるんだから」

 

 

 

「自分で言うなよ…まぁ可愛いとは思うけどさ」

 

 

 

「~~~ッッッ///////////」

 

 

 

「ん?どうしたんだ?」

 

 

 

「な、何でもない///ってかもう時間ヤバいんじゃない?」

 

 

 

「え"?」

 

 

 

「補修」

 

 

 

「あ…」

 

 

 

「やったね♪ミサカ大勝利じゃん」

 

 

 

「え?わざと?わざとなの?わざとだったの?三段活用!!!!」

 

 

 

「もちろん♪今からならまだ行けるんじゃない?100メートル10秒以内で走れれば」

 

 

 

「俺はボ○トじゃないの!!!!無理なの!!!!」

 

 

 

「はいはい早く行った行った、掃除の邪魔だよ」

 

 

 

「呼び止めといて何!!??ああ、もう行ってきますッ!!!!」

 

 

 

言った瞬間上条は走り出した。わりと本気で。

 

 

 

「補修のあとわすれないでよー」

 

 

 

「うわーん、不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

 

上条が走って行ったあと番外個体は再び顔を赤くする。

 

 

 

「ミサカ…かわいいって///////」

 

 

 

嬉しがりながらも再び掃除を始めようと思い番外個体が後ろを振り向いたら。

 

 

 

美琴「(じーっ)」

 

 

 

御坂妹「(じーっ)」

 

 

 

打ち止め「(じーっ)」

 

 

 

見られていた。

 

 

 

 

「み、みてた?」

 

 

 

「みてたよってミサカはミサカはすこしむくれながら答えてみたり」

 

 

 

「ど、どこから?」

 

 

 

「マ○オカートのくだりあたりでしょうか?ミサカもダブルダッシュは好きですとミサカは心情を吐露します」

 

 

 

「結構最初の方だった!!??」

 

 

 

「べべべ別にあんた達が一緒に遊びに行ったて私には関係ないし…」

 

 

 

「大丈夫だよお姉さま、ミサカ達もつれていってもらえばいいんだよってミサカはミサカはお姉さまを慰めながら解決方法を考えてみたり」

 

 

 

「だ、ダメだよ最終信号、あの人の財布がもっと軽くなっちゃうよ?」

 

 

 

「さっきまで軽くしようとしてたのはどこの末っ子ですかとミサカは指を指しながら答えます」

 

 

 

「だだだ、だから別にわたしは…」

 

 

 

「いまミサカお姉さまに何も言ってないよね!!??もうわかったわかったからっ!!??」

 

 

 

「やったねってミサカはミサカは下位個体とハイタッチしてみたり、イエーイ」

 

 

 

「やりましたねとミサカは上位個体とハイタッチします」

 

 

 

「わわわ、わたしは…」

 

 

 

「あぁ、もうあの人じゃないけど…不幸だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして彼らの一日が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最後の方なんかgdgdになりました。すいませんm(__)m


打ち止めの口調がとても難しかったです…


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その2

「遅れてすいませぇぇぇぇぇぇん、ってあれ?」

 

 

 

息を切らしながら教室に入って行った上条が見たものとは。

 

 

 

「やっぱり桐○が一番だにゃー」

 

 

 

「いやいやつっちー、やっぱ黒○やろ」

 

 

 

土御門と青髪ピアスが下らない論議をしている所だった。

 

 

 

「あれっ?補修は?あれっ?」

 

 

 

「カミやん?何いってるんだにゃー、補修は後一時間後だぜい」

 

 

 

「え?」

 

 

 

「時計見てみいやカミやん」

 

 

 

上条が時計をみるとまだ補修までまだ後一時間近くあった。

 

 

 

「え?あれ?俺のケータイ一時間おくれてる?」

 

 

 

「いやいやカミやん、普通ケータイ使ってて一時間おくれてるなんてありえないにゃー」

 

 

 

「でも俺の部屋の時計の時間もケータイと一緒なんだけど…」

 

 

 

「それはもう誰かにずらされたしかないにゃー」

 

 

 

「俺部屋に鍵かけてんだけど…」

 

 

 

「カミやん、すべての扉を開けられるマスターキーがある建物もあるんやで」

 

 

 

「ケータイ、ロックかけてんだけど…」

 

 

 

「そんなの電気系能力者なら一発で解除できるにゃー」

 

 

 

ピースはそろった、こんなことできるのはあの管理人しかいない。

 

 

 

「あのやろう…」

 

 

 

上条は朝の鬼ごっこと学校までのダッシュで怒る気にもなれなかった。

 

 

 

「まぁ、よかったんじゃないかにゃー?遅刻したら単位もそれなりにヤバかったと思うぜい。もしかしたら、どうせカミやんが遅刻するからわざと早くしたんじゃないかにゃー」

 

 

 

「ええなぁカミやんは、あんな美人な管理人さんがおって、ボクんとこのパン屋なんて先日最後の女の子がやめてしまったで………………………………………………………………………………………………爆ぜろ」

 

 

 

「最後のは完全に八つ当たりだろ!!??んーまぁ土御門の言ったことはわりと…」

 

 

 

上条はあの悪意のある笑顔を思い出した。

 

 

 

「いや…、やっぱないかも…はぁ…」

 

 

 

「か、カミやんが某ボクサー並の白さになってるにゃー!!??」

 

 

 

「まぁカミやんの事情はおいといてさっきの続きや、やっぱ○猫がいいと思うんやけど」

 

 

 

「いやいや、○乃だにゃー妹最高だぜい、カミやんはどう思うにゃー?」

 

 

 

「うるさいシスコン、お前妹なら何でもいいだろ…」

 

 

 

「やっぱ黒○やんなぁカミやん?」

 

 

 

「お前はもう何でもいけるだろ…」

 

 

 

「何だぁまた反抗期ちゃんかぁ?否定すれば勝ちなんかぁ?」

 

 

 

「うるせぇ!!!!上条さんは…上条さんは…」

 

 

 

「うぉっ泣いてるにゃー…」

 

 

 

上条はもう我慢できなくなり青髪ピアスに飛びかかった。

 

 

 

 

=====一時間後=====

 

 

 

 

「なんか上条ちゃんが某ボクサー並の白さになってるのですー!?」

 

 

 

「先生…さっきそれやりました…」

 

 

 

上条は青髪ピアスとどつきあいになって身も心もズタボロだった。

 

 

 

「でも遅刻しなかったのはいいことなのですー、やっぱりあの寮をオススメしてよかったのですー」

 

 

 

「不幸だ…」

 

 

 

=====補修終了後=====

 

 

 

 

「げッ、マジか…雨降ってる…」

 

 

 

「カミやん天気予報みなかったのかにゃー?」

 

 

 

「見る時間すらなかったんだよ…」

 

 

 

「言っとくけど傘にはいれへんで、ボクにはそんな趣味あらへんし」

 

 

 

「じゃあせめて一緒に雨宿りして!!!!上条さん寂しい!!!!」

 

 

 

 

=====同時刻=====

 

 

 

 

「(ふぅ買い物終了っと、あれ?あの人傘持ってたっけ?)」

 

 

 

番外個体はふと思い浮かんだ。

 

 

 

「しょ、しょうがないなぁ、ミサカが迎えに行ってあげるか/////」

 

 

 

とつぶやいてから番外個体は上条の学校に向かった。

 

 

 

 

=====学校=====

 

 

 

「(着いたけどこっち裏門じゃん、中入ってさがすか)」

 

 

 

番外個体は校内を歩いていると三人が昇降口の近くに座ってるのが見えた。

 

 

「(よーし、ちょっと盗み聞きしますかっ)」

 

 

 

「(ん?今の番外個体かにゃー?よーし、ちょっくら話題を変えてみるかにゃー)」

 

 

 

「なぁーカミやん確かカミやんのタイプって年上の"管理人"だったかにゃー?」

 

 

 

土御門は管理人のところを強調して言い。それに番外個体は反応して物音が鳴った。青髪ピアスもそれに気がつき話に乗った。

 

 

 

「ボクも覚えとるで、もしかして番外個体ちゃんとかドストライクちゃう?」

 

 

 

「うう…」

 

 

 

「なぁどうなんだにゃーカミやん?」

 

 

 

「そうですよ…ドストライクですよ…」

 

 

 

さらに番外個体は物音をたてた。土御門は

 

 

 

「(そろそろ頃合いかにゃー?)」

 

 

 

「んじゃそろそろいとしの舞夏が待ってるんで帰るとするかにゃー」

 

 

 

「あぁボクも帰るわ」

 

 

 

「あぁ、じゃあな~」

 

 

 

もののかげの番外個体は

 

 

 

「(~~~~~~~~ッッッッ/////////)」

 

 

 

言葉にならなかったようだ。

 

 

 

 

 

 

 




番外個体さんのキャラがかわってしまったorz


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