DOLLS UNKNOWN`S BATTLE FRONTLINE (猫鮪)
しおりを挟む

1章:UNKNOWN'S PLACE
1:『気づけば・・・?』



皆さん始めまして!猫鮪という者です。色々なゲームをやったりやらなかったりします。初投稿作品ですが、許してください。


 

・・・どこだここは?

 

自分はPUBGのアップデート情報の確認をし、マッチングを行ったハズなんだが、深夜だったし寝落ちしたのだろうが、起きてみればよくわからない場所、例えるなら某世紀末の都会みたいな街に一人立っていた。覚えた違和感といえばそれだけでなく、手足、全身が自分の体のように動かせる。あと他のプレイヤーが一人もいない。ここは待機場所ではなくもう試合は始まってたのだろうか?だとすれば海の上に落ちるんだが・・・

 

まぁいっか!探索探索ゥ!

 

 

 

~探索(モン○○ン隊のBGM)~

 

 

 

 

持ちもの

 

デザートイーグル:1

50AE弾:10

エナジードリンク:1

 

アレ?PUBGにデザートイーグルなんて実装されていただろうか?ハンドガン最強枠になりそうだ。だけどヘルメットも防弾ベストもなかったぞ・・・敵と遭ったら死ぬ確立が高い・・・早く次の場所へ探索しないとな。次は・・・半壊してるブートキャンプ?みたいな場所へ行くぞ!

 

 

~探索(イ○ディー・ジ○ョー○ズのBGM)~

 

 

持ち物

 

 

M416:1

5.56mm弾:60

デザートイーグル:1

50AE弾:10

包帯:7

エナジードリンク:3

鎮痛剤:2

フラググレネード:2

フラッシュバン:1

フライパン

6倍スコープ:1(→M416装着)

タクティカルストック:1(→M416装着)

 

バイクヘルメットLv1

警察ベストLv2

 

416を手に入れたのは大きい!アタッチメントが少し心配ではあるが自分のPSでどうにかするしかないな。え?なぜ包帯が中途半端な数だって?なんか破られてたりして使えそうにないのがあったんだ。無駄にリアルなアプデしたんじゃないのかPUBG・・・うちのPC大丈夫かなー。それはそうとあのフライパンを手に入れた。これなら自分のケツが守られる!フラッシュバンはまぁ、ないよりはマシかという考えで持っておいた。しかし、ヘルメットが心配だ。Karでヘッショされたらワンパンだし、仮にアサルトライフルでもらっても回復が乏しい今なら距離詰められて終わる。最悪フラッシュバンで逃げることも可能だけど、まぁ活躍した試しがない。

 

そんなこと考えていると、向こうの方で銃声がした。私の聴覚をナメるでないぞ。逆に考えるんだ・・・敵から奪えばいいさと・・・自分にそう言い聞かせ、ドリンクと鎮痛剤でブーストをかけて現場に向かった。

 

~移動中(ク○コス・ポ○ト♪)~

 

・・・えー、どういうことだ?なんか色白のお団子の女の子がメッシュ?の入ったロングの女の子の首をつかんで持ち上げてるんだけど!?なんつぅ腕力だあれ!というかPUBGにこんな要素ないっしょ!?というかあのつかまれてる子ヤバそうだ・・・早く助けてあげないと・・・(切り替え)







・・・ドルフロ要素少なくない?

次の話からはドルフロ要素出していきたいと思いますので!次の話までドリンクがぶ飲みしておきましょう。

先人の方のモノと展開が似ていますね・・・自分のオリジナリティを出していかないといけませんね。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2:『ヒット・アンド・ラン』


タイトルとか内容とかはその場の思いつきで書いてます。猫鮪です。自分はドルフロ初めてまだ4ヶ月ほどなんですが、未だに第5戦役を終わらせてません。第一部隊が19000あるのに第二第三第四が4000ぐらいしかないってどういうことなの・・・


というわけで本編をどうぞ。


 

 

なんだか燃え盛る建物の中で美女二人がすごいこと(語彙力)になってる光景をちょっとした建物の上から数秒見て、自分の今の目的をやるべく6倍スコープを付けたM416を構え、お団子の子の頭・・・ではなく掴んでいる左腕を狙い・・・

 

 

 

タァン!

 

バシィ!

 

・・・命中した。さすが素直に飛んでいく5.56mm弾だ!別に7.62mm弾をバカにしているいワケではないのだが、自分はどうも5.56mmの方が使いやすい。

 

それはさておき、一度隠れてスコープで様子を再び確認すると、使い物にならなくなった左腕の代わりに右腕で再びメッシュ?の子に攻撃しようとしたので今度は右腕・・・いや、右肩の付け根あたりを狙い、撃つ。

 

 

タァン!

 

バシュン!

 

これもまた命中した。するとさすがに気がついて位置バレしたのか、こちらを振り向き、何かに指示を出したような動きを・・・いや出したな。そこらじゅうから紫色が入ったNPC?と某フォースとかの映画に出てくるロボットみたいなヤツがわらわら出てきた。その数およそ20ほどだろうか?にしてもたかが一人に20体もやるかよ!というかもうPUBGじゃないよねコレ!

 

こちらに向かってくる敵に踵を返して走る。何か車両を探さないと大変だ・・・フライパンがケツを守ってくれても肝心の胴体と頭はポンコツだから尚更だ!

 

走りながら車両がないか探していると・・・

 

 

 

 

 

 

装甲車(やぁ。)

 

 

 

 

 

敵・・・いやこの際味方の装甲車を発見!(日本兵)

なんともタイミングがいいことだ。自分は装甲車に乗り、アクセルを全開にして踏み込む。一応エンジンは生きていたようだが、ガソリン持つかなぁ・・・燃料の続く限り走ってくれよ装甲車ァ・・・それよりもさっきの敵が撃ってきたのだが、ものすごいレートじゃねぇか!?装甲車だったから少しマシだが、ダチアとかバギーだったらゴリゴリ耐久持って行かれるレベルじゃないか!蛇行しながら走らせる。それでも尚敵は撃ってくるのでさすがに頭に来た。こうなったら・・・

 

 

PUBGとは別物だと割り切り、デザートイーグル(以降DE)を片手に、もう片方でハンドルを握り、窓から腕を出して片手でDEを撃つ。片手だからなのかかなりの衝撃が腕に来る。適当に撃ったのだが、

 

 

バチッ!バチュン!

 

 

まぐれ当たりしたみたい。装甲車を走らせながらDEを撃ち、自分は逃げるのだった・・・

 

(主人公サイド終)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(???サイド)

 

 

???「そろそろ幕引きの時間かしら。」

 

???「あ・・・ぐっ・・・代、理人・・・」

 

代理人「M4A1・・・そう、その目よ・・・もっと苦しみなさい!」

 

代理人と呼ばれる女性はM4A1という女性の首を掴み、勝利を確信したかのような表情を浮かべる。しかし、勝利を確信したと同時に・・・

 

代理人(何かしら・・・まるで誰かに覗かれているような視線を感じる・・・)

 

自分の周りにはM4A1以外には誰もいないハズなのだが、誰かに見られている。そう感じるのだ。

 

代理人(きっと気のせいだわ。それよりもさっさと始末しないといけないわね・・・)

 

気持ちを切り替え、M4A1の首にかける力をさらに強めようとした瞬間。自分の後ろ、それも少し遠くで銃声がし、何かが自分の左腕に当たる。

 

代理人「なッ・・・!」

 

驚いたと同時にM4A1が「がっ・・・ごほっ」と咳き込みながら手から離れ崩れ落ちる。振り返ると一人の「人間」がこちらを見て立ち去って行った。

 

代理人(なぜここに人間が・・・!いや、そんなことはどうでもいいわ。それよりも・・・)

 

残った右腕でトドメを刺そうとしたら再び銃声。今度は自分の右腕に衝撃。振り返ると先ほどと同じ場所に同じ人間が銃を構えこちらの様子を伺っていた。

 

代理人「ちぃっ!」

 

部下の人形たちに人間への追跡、及び抹殺の命令を出す。

 

代理人「両腕が動かない・・・あの人間、なんて精度よ・・・」

 

などと考えていると、こちらに銃を撃ちながら向かってくる人形が一体。

 

「ごちゃごちゃ言ってないで、さっさと地獄に堕ちろ!鉄血のクズが!」

 

M16A1だ。今の状況、誰が見てもこちら側が不利。ならば取る手段は・・・

 

M16A1「なっ!」

 

代理人(色々と惜しいけど、今回はさすがに撤退するしかないわね・・・)

 

撃ってきた人間を頭の片隅に、どこから出したのかスモークを炊いて代理人は逃げたのだった。

 

M16A1(以降M16)「M4A1!大丈夫か!」

 

M4A1「げほっ・・・M16姉さん・・・アレはM16姉さんがやったのですか?」

 

M16「ん?何のことだ?私は今来たばかりなんだが、あの代理人はお前がやったんじゃないのか?」

 

M4A1「えっ・・・ち、違いますけど・・・」

 

二人「「え・・・?」」

 

二人はお互いの認識の違いに戸惑いを隠すことができなかったのだった・・・

 

 

(???→M4A1サイド終)





UAって何ですか(素朴な疑問)

二次小説を書くのって難しいですね。どうしても誰かの作品と展開が似てしまうモノです。さてこれからもうちょっとだけストーリー、もとい先人の方と展開が被りがちになるかもですね。

ちなみに自分はPC版のPUBGをやったことがありません。モバイル版だけですね。知識だけならある・・・と思います!では次の話までにドリンクをがぶ飲みしてブーストをかけておきましょう。猫鮪でした。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3:『PUBG?別ゲー?』

ここからオリジナルな展開にしていきたいと思っています。猫鮪です。(するとは言っていない)

というかキリがよかったからね。仕方ないね。一応設定では主人公は喋れる・・・ハズなんですが、気づいてないだけですので。

これを二次小説を書いている時いつもタチャンカのあの音楽を聴きながら書いています。

では本編をどうぞ。


 

 

ブロロロロロロ・・・

 

蛇行しながら装甲車を走らせること数分。ようやく謎の敵を撒くことができた。丁度装甲車の燃料も尽きていたので、近かった建物まで走らせ、そこで装甲車を捨てる。ありがとう。装甲車。そしてDEも弾切れなので、ここで捨てていくことにする。

 

とりあえずこの3階建ての建物を探索しよう。周辺にもいくつか似たような建物があるしな。

 

~探索Now(デッデッデデデデ!)~

 

結果

 

LV3バックパック

応急処置キット:2

スモークグレネード:2

バーティカルフォアグリップ(→M416)

ARフラッシュハイダー(→M416)

ARクイックドローマガジン(→M416)

5.56mm弾:90(→約120発)

 

ホロサイト:1(→M416、6スコと交換)

 

 

なかなか良い場所だった。スモーク2個あったし、何よりも416がフルカスタムになったのが大きい。しかし・・・なぜあんなNPCがいた?あの色白とメッシュの子・・・と疑問に思う。

 

いや、よく考えたらあんなぽこじゃか沸いてきたNPCもPUBGらしくない。そもそもあんなものあったらPUBGじゃないだろ・・・だとすれば別ゲーなのか?だとすれば何なんだ?

 

・・・・・・いや、考えている暇はない。とりあえずPUBGだと思っておこう。そして探索を続けておこう。何か分かるかもしれない。

 

 

そう思い立ち上がり、目的地はないが探索を続行した。

 

それから7日ほど経った・・・空腹にならないのが実に不思議であった。

 

 

 

 

 

 

~主人公!現在探索中!(CV:タチャンカ)~

 

LV3ヘルメット

DP28:1

7.62mm弾:90

エナジードリンク:4

鎮痛剤:2

 

 

 

約7日探索してきたけど・・・ショボいぞ。いやそれよりもタチャンカヘルメットと名高い3ヘル・・・そしてこのDP28、銃座にシールドもついている・・・なんだ?俺を試しているのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・やってやろうじゃねぇかよ!この野朗!

 

 

 

 

銃座に設置されたDP28を持ち、中腰になり、例のダンスをやってみた。

 

ぐ・・・なかなかに疲れるぞこれ・・・頭の中にサックスの音楽が流れてくる・・・テ!テッテレテレーテ!テッテテレテレーテ!テ↑ーテ↓テ→ーテ↓といった音楽が!

 

 

 

 

 

 

 

なんかやってて虚しくなってきたぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな感じで例のダンスをやっていたらわずかに足音が・・・したような気がしたので急遽取りやめ、DP28を銃座から取り外して伏せて静かにしておく。

 

 

 

足音は・・・大体・・・よ、4人!?非常にマズいぞ・・・若干声も聞こえる・・・これは女性・・・しかも結構若そうな声だ。なんだ?さっきの色白の子の仲間か?もうバレたのか!?クソッ・・・どうすれば・・・

 

自分はDP28を構え、自分の体温が上がっていくのを感じながら目の前の扉に集中した。

 




今回はただただ主人公にタチャンカダンスさせたかっただけの回です。

次回!DOLLS UNKNOWN`S BATTLE FRONTLINE!『主人公死す』!ドン勝スタンバイ!

・・・これもやりたかっただけです。さて次回は彼女たちを登場させる予定です。え、誰かって?誰でしょう!(すっとぼけ)

次回もドリンクをがぶ飲みしてブーストをかけておきましょう!猫鮪でした。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

4:『身体は逃走を求めている?』



今回はタイトルに一番苦戦しました、猫鮪です。内容はなんとな~く浮かんでいるんですが、思いついた展開をそのまま書いているだけなのでなんというか・・・ねぇ?

それとSPAS出ました。誓約結びたいと思っています。



それでは本編をどうぞ。


 

 

 

DP28を構えて扉に集中する。足音が近づく。

 

カツ・・・

カツ・・・

 

結構堅そうなブーツの音だ。ということは軍人か?だとしても女性だけの部隊だなんて聞いたことがない。いや、PUBGじゃない。そう考えると何があっても正直おかしくはない・・・いや、そんなことはどうでもいい。どうするべきかと考えている間にも、足音は近づいてくる。すると。

 

これ足音殺せば隠れられるのではないか?

 

ワンチャンいけるかもしれない。そうとなれば早速行動に移す。幸い今いるこの部屋には木箱や崩れてはいるが隠れられそうなコンクリートの壁がある。自分は限りなく足音を消し、木箱と壁の丁度いい隙間に隠れた。位置関係的には・・・こうだ。

 

 

   窓

 

 

窓     窓

   

     箱 

箱箱  箱箱主

壁壁  壁壁壁

 

   銃座

 

ーーー扉ーーー

 

分かりにくいかもしれないが、許してほしい。さて、さっきの足音のヤツらは・・・近い。もう扉の前にまで来ているかもしれない。と、その瞬間、

 

 

バァン!

 

 

うおっ!?なんなんだアイツら!ドアを蹴破ったのか!?ハデなことしてきやがる。

 

 

 

「どう?いる気配はあるかしら?」

 

「銃座・・・まだ近くにいるかもしれないわ。」

 

「全く変な任務よね~?男を捜して捕獲しろだなんてさ。」

 

「赤っぽいコートでなぜかフライパンを身につけた男でしょ?そんな変人どこにいるのかしらね。」

 

「うぅ・・・早く終わらせて寝たいよぉ・・・」

 

 

 

 

赤のコート、フライパン・・・それって俺じゃね?というか捕獲ってなんだよ!俺は懸賞金でもかけられてんの!?俺なんか悪いことした?

 

 

「とりあえずこの部屋も探すわよ。木箱なら破壊してもらっても構わないわ。」

 

「「「了解」」」

 

やべぇよやべぇよ・・・このままじゃ見つかってオワオワリだ・・・あっ・・・これがあるじゃないか。よし、ならば。

 

彼が取り出したもの。それは一つだけ拾っておいたフラッシュバンだ。室内なら少しでも効果はあるだろうと思い、ピンを抜く準備をした。彼女?たちが部屋の奥あたりに来た瞬間フラッシュバンを投げて怯ませ、その隙に窓から逃げる。ダメージは受けるかもしれないが、被弾前提と考えておこう。大丈夫だ。俺ならできる。俺ならできるハズだ・・・。

 

カツ・・・

 

まだだ。

 

カツ・・・

 

もう少し・・・

 

カツ・・・

 

次で・・・

 

カツ・・・

 

 

 

 

 

 

今だ!

 

 

 

 

 

カキーンと小気味良い金属音を響かせ、ピンを抜き、フラッシュバンを転がす。それと同時に走りだす。

 

「「「「!!!!????」」」」

 

やはり4人。皆いい見た目してるじゃねぇか・・・おっと、そんなこと考えている暇などない。自分は一番近い窓まで走り・・・

 

 

 

 

 

バリン!ガシャーン!

 

 

 

 

思い切り窓を突き破り飛び出した。HPゲージが少し持っていかれる。フツーに痛い。

 

少し遅れて部屋の方で閃光と嫌な音が響いた。撃ってこないあたり効いたのではないか?とりあえず逃げねば。フルマラソンだ!






中途半端ですが自分のブーストが切れたのでここまでにさせていただきます。

一応設定で主人公の服装は、

ニット帽
リムレスサングラス
コート(紫)
スラックス(黒)
コンバットブーツ(茶)

を着用しています。傍から見たら不審者っすねこの格好。

では次回、主人公は逃げ切ることができるのか!鎮痛剤とエナドリでブーストをかけておきましょう!以上、猫鮪でした


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

5:『Lv4防具と女の子と銃撃』

今回はアレが大活躍します。猫鮪です。

一応主人公にはPUBGの画面が映っているのですが、残り人数やミニマップなどが見えていない状態です。そのうち名前もつけておかないとなぁ・・・




では本編をどうぞ。


後ろでフラッシュバン特有の音を聞き、即座に走り出す。あらかじめ鎮痛剤とエナドリでブーストかけておけばよかったと今更ながら思った。ここから一番近い遮蔽物までおよそ200mほどだろうか。ボロボロになって使い物にならなくなっている車がある。そこを目標に自分は全力疾走する。

 

「っ・・・アイツね!窓から逃げ出したわ!」

 

「早く止めないと!」

 

「いい?絶対に生かしておくのよ!足でも撃って止めなさい!」

 

「了解。」

 

うひょー。アイツら可愛らしい見た目に反してメッチャ物騒な会話してるー・・・HPは今残り80ぐらいだろうか。ここから4人に集中砲火を喰らうとなると結構キツいぞ・・・

 

 

ズダダダダダ!カタタタタタタタ!

 

パシュン!ヒュン!

 

やべぇよアイツら!たった一人に容赦なさすぎだろ!

 

自分の横や後ろで着弾する音がする。すると一発自分の背中に命中した。

 

カタタタタタ!

 

ヒュン!ヒュン!バスッ!

 

カキーン!カーン!

 

 

 

うぐっ・・・一発もらった。ダメージ量からしてARかな?クソ・・・このままじゃハチの巣にされて終わりだ。走れ!走るんだ俺!

 

 

その後もう一発もらいながらもなんとか遮蔽物の車の後ろに隠れた。応急セットで回復、そしてエナドリでブーストを満タンにした。

 

 

 

さて・・・防具が溶けかけているな。頭に一発ももらわなかった分まだマシだけど、それも時間の問題だ。どうする・・・考えろ俺・・・俺ならこの状況を打開できる案ぐらい思いつくだろ・・・?

 

 

 

 

「あの車の後ろよ!出てきたところを撃ちぬきなさい!」

 

「G11!もし私達が失敗した時は援護お願い!」

 

「ん・・・了解・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、その時、主人公の頭に妙案が。

 

 

そうだ!フライパンだ!ここでフライパンを使えば意表をつけるし、防御もできるのでは?スモークを一個炊いておいて、そこから後ろ歩きで進む。そうすると彼女たちは撃ってくるハズだから、当たりそうな弾だけフライパンで弾くんだ。

 

 

 

 

 

 

 

早速行動に移す。スモークグレネードのピンを抜き、近くに転がす。数秒したら煙が自身の付近を漂い始めたので・・・飛び出してフライパンに武器を持ち替えて後ろ歩き・・・それでも結構なスピードで下がり始める。

 

 

 

「っ!いたわ!あそこよ!」

 

 

 

 

 

 

カタタタタタタタタ!

 

 

 

 

ヒュン!

 

 

ガキン!

 

カキィン!

 

 

「ウソ・・・弾が弾かれた!?」

 

「416!相手はたかがフライパンよ!撃ってれば壊れるわ!」

 

「いや、考えても見なさい!?フライパンで5.56mmの弾を弾ける!?それで弾かれるのならアンタたちの弾も弾かれるわ!」

 

「なら弾かれない所を撃てばいいじゃない!」

 

「そうやろうとしても弾かれるのよ!」

 

 

 

 

 

よーし、アイツらフライパンで弾を防いでることに対して戸惑ってるぞ・・・今のうちに逃げよ!

 

 

俺はブーストがかかった状態で彼女たちを撒いては見つかり、撃たれてはフライパンで防いだりを繰り返した。というかしつこすぎないか?そろそろフライパンを振り回してる腕が疲れてきた・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ・・・ハァ・・・どこに行ったのよ・・・アイツ・・・」

 

「45姉?もう皆弾が尽きかけているし、一旦戻ろう?これじゃ帰りに鉄血に襲われたら対処できなくなっちゃうよ?416なんて残り1マガジンしかないよ!」

 

「ッ・・・でも・・・」

 

「45。何ムキになってるのよ。アンタだって残りのマガジンはいくつよ?それを考えれば一度撤退して報告した方がいいわ。」

 

「早く帰って寝たい・・・私も弾がほとんどないし・・・」

 

「G11まで・・・・・・えぇ、わかったわ。今回はひとまず戻りましょう。次は絶対・・・」

 

 

 

 

 

 

(捕まえてやる・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・やっと諦めてくれたか・・・はぁ・・・あの子たち途中からキレちゃってたな。特にあの銀髪?の子とかもう鬼の形相だったなー・・・笑ってればかわいいんだけどなぁ。それとあの小さい銀髪の子・・・とてもいいエイムしてたな。是非見習いたいものだ。それとSMG二人組は・・・うん。二人の連携がすごい。サイドテールの子はもう自分がどこにいるか当ててくるし困ったモンだ。

 

それはさておき、フライパンは相変わらず大丈夫だけど・・・DPがなぁ・・・撃ちすぎてもう弾が無いな・・・牽制用で建物の2階とかからなぎ払うように掃射してたら弾が無くなっちゃった。うん、これは俺が悪い。回復は・・・応急が残り一つに包帯が残り3つか・・・回復が乏しすぎるぞ。探索してかき集めないとな。悪いがDP。ここでお別れだ。短い間だったが、ありがとうな。

 

自分はそっとDPを近くにあった箱に入れ、箱を閉めて、彼女たちがいなくなったのを確認して出て行った。




はい。彼女たちとは404のことです。どうしても出したかったんですよ!どんなキャラなのかあまり分かっていませんが、どうか許してください。



いやー戦闘シーン(?)書くの大変ですね。これを上手く書いている人たちが素直に羨ましいです。




ということで、次回でこの『UNKNOWN'S PLACE』を終わらせ第二章に移っていきたいと思います。

では次回までに鎮痛剤とエナドリでブーストをかけておきましょう。以上、猫鮪でした。



追記:お気に入り登録してくれた方、感想を書いてくれた方、評価をしてくださった方、ありがとうございます!これが自分へのブースト(気力)になります!

それと青髪ではなく銀髪というご指摘をいただいたので修正。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

6:『生きろ。この世界で。』



予定通り今回で1章最終回です。

次回から2章をやっていきたいと思います。







では、本編をどうぞ。


 

 

 

謎の少女たちの遭遇から4日後・・・俺はこの世界についての情報についての手がかりを探すため、場所を転々としていた。

 

その中で少しではあるが、成果があった。その中の一つで、この周辺を示す地図を手に入れた。範囲としてはなかなかの物で、およそ10km×10kmほどだろうか。そのせいか自分の位置を見出すことが難しいが、おおよその部分が分かれば十分な成果といえる。

 

もう一つは成果というか、分かったことだ。

 

この周辺前に追っかけてきたヤツら(少女達じゃない方)がうじゃうじゃいるということだ。コソコソ移動していたが、どこに行ってもアイツらの顔があるんだ・・・どうやらヤツらは『鉄血』と呼ばれているらしい。俺が探索した家の引き出しから手記が出てきて、その中に『謎の人形を連れた鉄血がこちらの近くまで来ている・・・』と書かれていた。人形って何だ?と思ったが、おそらく鉄血のことを指しているのだろう。ということはあの4人組の少女たちも人形なのか?だとしたら製作者に会って是非語り合いたいものだ。どんな内容とは言わないが。

 

あと一つ分かったことがある。この世界は多分、いや確実にPUBGの世界ではなかったことだ。これで確信が持てた。さっきの手記に『S-09地区』とかいうワケのわからない地名?が出てきた。全く、ここはどんな世界だ?ラノベとかでよく見る異世界転生でもしたのか俺は。いや、トラックに撥ねられてもないが。

 

さて、状況整理を終え、さっさと探索を再開しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~主人公探索中~

 

 

 

結果

ARサプレッサー(ARフラッシュハイダーと交換、フラッシュハイダーを破棄)

応急処置キット:3

エナドリ:5

双眼鏡(新品)

懐中電灯:1

電池:4

 

 

 

双眼鏡と懐中電灯を見つけた。これで夜も動くことができるぞ。え?今まで夜は何してたかって?寝てましたよ。普通だな!というかサプレッサーはホントに嬉しい。これで狙撃もかなり有利にイケるぞ。

 

 

主人公はM416にサプレッサーを付け、再び手がかりを探すため歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~2日後~

 

 

 

 

 

俺は比較的キレイだった空き家を見つけ、水道が通っていたのを確認できたので、自分の身体を洗った。ボディソープもシャンプーもなかったが、洗わないより断然マシだ。自分の服もそこで洗い、干して乾くのを待っていた。その間はスッポンポンではなく、タンスから下着を借りた。いつ返すとは言っていないが。その後、自分の持ち物の整理をした。

 

 

そういえば、今頃向こうはどうしてるんだろうか。仕事場の同僚、実家の家族、兄弟・・・俺がいなくなって何か思っているのではないだろうか。そう考えると少し寂しい・・・いかんいかん、何を弱気になっているんだ俺は。今は自分の心配をするんだ、自分の心配を・・・お、服が乾いたみたいだ。さっさと着替えて再出発しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼は着替え、家を後にした。出るときに、

 

 

 

 

 

 

俺は生きる。この荒廃した世界で。

 

 

 

 

 

 

 

 

と、決意を新たにした・・・








まーたドルフロ要素が少ないです。

自分の考えていた話をそのまんま書いたらドルフロのキャラが全く出てこないという事態に・・・考え直さないとですね。


さて、次回から新しい章になります。新章になるまでの間にエナドリでブーストをかけておきましょう。

以上、猫鮪でした。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2章:Operation:UNKNOWN'S
7:『調査結果』



1週間ぶりくらいでしょうか。どうも、猫鮪です。

今回から新章『Operation:UNKNOWN'S』をやっていきます。

今回はほとんど主人公は登場しません。

そろそろ主人公の名前決めておかないと・・・

それとヘリアンさんとペルシカさんのキャラ把握しておりません!



では本編をどうぞ。


 

 

主人公が探索を続行していたその頃。

 

 

 

某所

 

 

 

「ペルシカ。調査は進んでいるか?」

 

「ん・・・そんな急に『この男について調べろ』だなんてムチャ言われてすぐに調査結果が出るワケないでしょ・・・」

 

「それについては申し訳ない。だが、その男がAR小隊を間接的にではあるが救い、あの404とも接触、戦闘、そして逃亡しているんだ。ヤツを捕まえて色々聞きたいことがあるからな。」

 

「そう・・・んで、肝心の調査結果なんだけどね・・・その男、かなーり面白いことになってるね。」

 

「・・・どういうことだ?」

 

「まず言えるのは・・・その男は人間だけど普通の人間の身体の構造じゃないってことかな?」

 

「!」

 

「具体的に言うと・・・そう。傷の再生が異常な早さだったり、疲れ知らずだったり、もしかしたら下手な戦術人形よりも銃の扱いに手馴れてるかもね・・・」

 

「それだとやけに漠然としてるな・・・崩壊液でも浴びたのか?」

 

「その可能性は低いんじゃないかな。確かに崩壊液を浴びたりしたらそんな能力を持ちそうだけどその場合は大体人間としての自我は失うし、人間の原型を留めてないミュータントみたいなヤツばかりになる。比べてこの男は、理性もちゃんとあるみたいだし、何より報告にあがってたように銃の扱いもなかなか手馴れている様子だったみたい。味方につけさせると強力だけど敵に回せばかなり厄介になる。そんな感じかな?」

 

「そうか・・・」

 

「それと、私個人的にもその男は捕まえてほしいんだよね。」

 

「ほう・・・なぜ?」

 

「そんな面白すぎる身体の構造してるなら色々実験してみたくなるではないか・・・!」

 

「っ・・・ペルシカらしいな。」

 

「というわけで、私からの依頼という意味もあるから、男を捕まえるのはヨロシク頼むよ~」

 

「はぁ・・・了解。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィーン

 

 

 

 

 

 

 

「ふふ・・・さて君はどこまで逃げるつもりなのかな・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

彼女はそう言うと、調査を続けるため、パソコンの作業に没頭していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変わって主人公はというと・・・

 

 

 

 

ぶぇっくしゅい!うぅ・・・誰かがウワサでもしてんのか・・・?

 

 

 

 

 

 

彼は途中で見つけた鉄血の基地の中に入り、食料をくすねて仮拠点にて食べていた。味はなんというか・・・とても・・・その・・・うん。何ともいえないほど・・・ザ・保存食だ。お世辞にもウマいとは言えないモノだった。

 

それはさておき、こっちでの探索はというと・・・

 

 

 

武器

M416:30/100発

M870:7/35発

フラググレネード:2

フライパン

 

回復

応急処置キット:3

エナドリ:4

鎮痛剤:3

 

 

といった感じだ。まさか途中でM870(ハナマル)を手に入れることになるとは思わなかった。いつか免許とって買いたい散弾銃の一つだったのだ。まぁ、今こうして持てているわけなのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そろそろ飽きてきたけど、探索を続けますかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう独り言をつぶやき、彼は立ち上がったのだった・・・





一部でM870をハナマルと呼んでいる人がいると聞いたので使ってみました。

いやぁカッコいいですよねハナマル。これぞショットガンといった感じがして私は好きです。



この章が終わるごろには主人公の名前を決めておきたいですね・・・いつまでも彼とか主人公とかじゃ呼びにくいんです(内部事情)


では次回までにエナドリでブーストをかけておきましょう!以上、猫鮪でした。

追記:ELIDではなく崩壊液ではとご指摘をいただいたので修正。ドルフロの用語ヨクワカンナイヨ・・・























最近PUBGできてない・・・


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

8:『再会?』



1週間ぶりですかね!猫鮪です。

リアルがとても忙しくなって書く時間が減ってしまいました。あと単純に展開を思いついてなかったのもあります(本音)

さて今回はやっと主人公の名前が判明、そしてあの子がいる小隊と会うことになります。





では、本編をどうぞ。


 

 

やぁ。

 

俺は今鉄血の人形たちと鬼ごっこ(命がけ)をしている真っ最中だ!いやぁ食料をくすねていたことがバレたみたいで今の仮拠点に大勢で攻めてきやがった。つーかどうやって見つけたんだよ・・・いや、それを考える時間はないな。それはそうとどこか隠れられる場所を見つけて迎え撃つ準備しないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうそう。申し遅れたのだが、俺の名前は『上原 皐月(かみはら さつき)』という。男で、年齢は・・・言わないでおこう。さて、軽い自己紹介を終えたところで手頃な岩があったからそこに隠れることにした。さてさて、改めて敵の数は・・・およそ50ほどだろうか?ゾンビモードならまだしもこっちの相手は銃を持ってるからな・・・いや、大丈夫だ。自分のPSを信じろ。今まで何回ドン勝を食ってきた俺・・・

 

 

 

・・・意外と少ないかもしれない。うん。

 

それはともかく・・・さぁ、戦闘開始だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上原はM870を持ち、岩から勢いよく飛び出して・・・

 

 

 

 

 

 

 

バァン!

 

 

 

 

 

 

 

一撃で一体の鉄血の人形を破壊した。そしてすぐさま次弾を装填し、撃つ。

 

ワンショット・ワンキル。

 

ショットガンの利点をできるだけ活かせるようにした戦い方で鉄血の人形を次々と破壊していく。しかし鉄血のヤツらもこのままやられっぱなしでいるというワケではない。何十体という人形が上原に対して集中砲火を浴びせているのだ。だが上原はそれを回避し、接近してM870で撃ち抜いていく。だが全て避けれずに、何発か胴体にもらっている。かなりダメージを受けているのだが、痛みそのものはそこまで感じないようだ。こっちの世界に来てからというものの、そこは少し気になっていたのだが、この状況においてはむしろ嬉しいものかもしれない。それを頭の片隅で考えながら、上原は撃ち、なくなればリロードして撃ち、M870の弾が切れた。ならば次はM416だ。すばやく武器を切り替え、残りの鉄血を破壊すると決め、引き金を引いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから十数分が経過した。周りには鉄血の人形だった鉄クズ。その中で一人立つ男。

 

そう、上原は大勢の鉄血に一人で立ち向かい、ボロボロになったが勝ったのだ。しかし、M870は弾切れ、M416もほとんど弾を使い切ってしまった。これで鉄血の増援が来たら上原は死んでいただろう。今は生き残れたことをただ味わいたかった。

 

数分経ち、さすがに回復しなければどこかから撃たれるかもしれないと勝利の余韻から戻った上原は先ほどの岩に戻り、応急処置キットで回復をして、鎮痛剤とエナジードリンクでブーストをかけた。ほっと一息つこうかと思ったその瞬間・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「動かないでください」

 

透き通った声、銃を構える音が4つ。声からしてこの前あったあの子たちではないようだが・・・こちらは岩に隠れているせいで向こうの姿を視認できない。

 

「今すぐ手を上げてこちらに来れば悪いようにはしません。姿を現しなさい。」

 

・・・こちらは無言を貫く。というか喋れるかわからない。それはまたの機会にしよう。それはそれとして、ウソをついているようには見えないのだが・・・とりあえず指示に従うか・・・

 

俺は武器をしまい、ゆっくりと手を上げながら岩から身体を出し、声の主した方向へと視線を動かした。動かした先には・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの緑?のメッシュの髪の子と、その仲間達であろう少女たちが銃をこちらに向けて様子を伺っていた。







主人公の名前は上原皐月という名前にしました。いやぁ遅れた原因はこの名前決めも含まれているんですよね・・・あとタイトル。


そして再会した子(一方的)ですが、メッシュの子。M4ちゃんです。いいですよねM4。主人公は416を使ってますが。


さて次回、前に助けたメッシュの子と再び会ってしまった上原。それからもうひと波乱ありそうだが・・・?





では次回までにエナドリでブーストをかけておきましょう。

以上、猫鮪でした。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

9:『上原皐月は声を出したい』



(前回のDUBF!)食料をくすねたことがバレて鉄血とドンパチした上原。なんとか勝利し、回復したらホールドアップされてしまう。ホールドアップさせてきた子はこの前助けたメッシュの子だったのだが・・・?



前回のあらすじに挑戦してみました、猫鮪です。

タイトルで分かる通り、今回は上原が喋りたいようです。








では、本編をどうぞ。


 

 

「動かないでください。」

 

メッシュの子がこちらに銃口を向けながら警告してくる。メッシュの子が持っているのは・・・M4A1か何かだろうか。他の子たちに視線を向けると、AR-15?それにM16の・・・何かと・・・何だアレ。WA☆KA☆RA☆N。だけどなぁ・・・皆して美人さんじゃねぇか。俺もこんな子が学生時代にいたら告白とかしてたんだろうなぁ・・・玉砕覚悟で。

 

「なぜこの場所にいるのか説明してください。答えによっては撃ちます。」

 

おっと、見た目の割に結構物騒な事を言うじゃないか。しかしどう説明しよう・・・こっちに来てからというものの、喋っていない気がする。いや走って息が上がった時に声は少し出るのだが、誰かと面と向かって話をしたことがない気がする。いやないな。話ができるようなヤツらに会ってないもん・・・ともかく、絶好の機会だ。喋れるのか試してみよう。

 

そう上原は意気込んで、彼女達の問いに対し返答しようとした。

 

『~~・・・ぁーーー・・・。』

 

「何を言っているのですか?」

 

『ぁ・・・あー、あー』

 

「え?」

 

『ん゛ん゛っ!』

 

「っ!?」

 

『あー・・・すまない。驚かせてしまったようだ・・・』

 

普通にイケたわ。

 

『んで、なんでこの場所にいるかって問いだったね?』

 

「ええ。答えてください。」

 

『まず・・・そうだな・・・鉄血のデッカイ基地に食料を盗りに行ったんだ。」

 

そう答えたら眼帯の女性が

 

「はぁ?一人で鉄血の基地に?バカじゃないのか?しかも食料を盗りにだと?」

 

『あぁ。こっちもこっちで大変だったんだ。んで、最初は上手く行った。』

 

「上手く行ったのか・・・」と呆れた様子でこちらの言葉を聞く。

 

『んで今日、活動する場所を変えるついでに食料を盗りに行ったんだ。盗ったはいいものの、どっかでバレてこっちの仮拠点にまで攻めてきたんだ。大体4~50ぐらいだったよ。』

 

「その50ぐらいってのは?」

 

『鉄血の人形の数。』

 

「「「「は?」」」」

 

『いやーこの前も同じぐらいの数の鉄血に追っかけられたんだけどその時は装甲車で逃げたから良かったんだけど何もなかったから一人で戦うしかなかったんだよねー。』

 

「ま、まさか向こうにある鉄血の残骸は・・・」

 

『俺がやった。一人でね。』

 

「「「「うわぁ・・・」」」」

 

『だけどこっちも負傷するわショットガンの弾は無くなるわ散々だったよ?』

 

「負傷?でも傷跡なんて・・・」

 

『応急処置キットで回復したからね。』

 

「おうきゅ・・・いやそんなもので回復するものなのかしら・・・?」

 

『するさ。俺ならばな?』

 

「へぇ~!お兄さん面白いね~!」

 

一人の少女がこちらにトタトタと近づいてくる。非常に可愛らしい。妹に欲しいぐらいだ。

 

「ちょ、ちょっとSOP!何をやってるの!?」

 

「何って・・・お兄さんのことが気になったから近づいただけじゃん!」

 

「SOP!ソイツが攻撃してこないとも限らないだろ!」

 

『いやそのつもりなど毛頭ないのだが・・・』

 

「見るからに怪しい格好してこんな場所をほっつき歩いてて怪しくないなんていえるワケないだろ!」

 

『それを言われたらそこまでなんだがな・・・』

 

そりゃあ溶接面みたいなヘルメット被って赤コートでデカイバックパック背負ってフライパンを装備してたら怪しいんだが・・・

 

『まぁアンタらに危害を加えるつもりはない。それだけは約束しよう。』

 

「ほらお兄さんもこう言ってるんだし!ね!」

 

「っ・・・ったく。」

 

「そうですか。ですが貴方を完全に信用したワケじゃありません。何は変な素振りを見せた時、すぐに撃ちますので。」

 

『はいはい・・・んで、アンタらの質問は終わりか?』

 

「これ以上は特にありませんが・・・」

 

『なら俺からもいくつか質問させてくれ。返すようで悪いが、アンタらもなんでこんな場所にいるんだ?見たトコ何かの作戦中かもしれないが・・・』

 

「ええ。私たちは作戦を終わらせて帰還する途中でした。その途中で大量の鉄血の人形の残骸があったので、近くに偵察ドローンを向かわせたら、あなたがいたというワケです。」

 

『あぁ~なるほどねぇ~・・・ま、質問に答えてくれてありがとう。』

 

「ええ。どういたしまし「こちら本部ヘリアン。聞こえるか?」・・・こちらM4。聞こえますよ。」

 

なんだ?通信だろうか。何やら誰かと話しているようだが・・・

 

「はい。はい・・・そうですか。了解しました。」

 

『・・・』

 

「あの・・・一つお願いがあるのですが・・・」

 

『俺にか?なんだ?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「上の方から、「その男を連れて来い」という命令が下されたので、一緒に本部に来てもらえないでしょうか・・・?」

 








ああぁぁぁぁああああああ会話描写難しいいのおおおおおおおお!!!!!!!!

というわけで、上原はM4ちゃんたちと会話する回でした。

次回!上原はM4たちと一緒に本部とやらへ向かうことに。しかし何も無いワケがなく・・・?




次までにエナドリでブーストをかけておきましょう!以上、猫鮪でした。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

10:『料理用ではない。』


???『これまでのDUBFは・・・』(テレレレレ↑ーン)

「動かないでください」 「なぜこんなところに?」 「お兄さん面白いね!」 『・・・ぁー・・・』

「できれば一緒に本部まで来てくれませんか?」

【DOLLS UNKNOWN'S BATTLE FRONTLINE】(テェェェェェエエ↓ン)





某リベレーションズみたいなあらすじをやってみました。これ怒られないかな・・・?






では本編をどうぞ。


 

 

「上の方から、「男を連れて来い」という命令が下されたので、一緒に本部に来てもらえないでしょうか・・・?」

 

どうやら俺のことらしいが・・・

 

『別にいいのだが・・・なぜ?』

 

「それはわかりません。ですが上からつれて来いとしか・・・」

 

『そっか・・・うん、行こう。』

 

「すみません。ありがとうございます。」

 

『いーってことよ?』

 

こうして上原とAR小隊は本部に戻るべく共にヘリの回収地点まで向かうのだった・・・

 

 

 

 

 

 

~上原&AR小隊移動中~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道中は特に鉄血と出くわすこともなく、指示された回収地点にまでたどり着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着いたのだが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『なぁ・・・アレ・・・鉄血、だよな?』

 

「えぇ、そのようです。でも一体ナゼ・・・回収地点の座標が鉄血の誰かにバレたの・・・?」

 

回収地点の場所にはなんと50以上はあろうの鉄血の人形がいたのだった。

 

 

「わからないわ。で、M4。どうするの?」

 

「っ・・・どうすれば・・・」

 

『なぁ。一ついいか?』

 

「?なんですか?」

 

『俺があそこの集団の中に手榴弾を投げ込む。おそらくビビるだろうからその間に皆がヤツらを撃ってくれないか?で、皆が撃ってる隙に俺があの集団の中に突っ込む。』

 

「な、何を言っているの!?バカじゃないのアナタ!?」

 

『大丈夫だ。俺には・・・これがある。』

 

そう言って上原は腰に付けていたフライパンを持つ。

 

「えっ・・・フライパン?」

 

その場にいた4人がポカンとした。当たり前だろう。

 

『大丈夫だ。フライパンがあればなんとかなる!じゃあ、いいか?』

 

「えぇ・・・ま、まぁやってみようじゃないか。」

 

最初は「この人バカだな・・・」と思ったAR小隊の4人だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『よし、いくぞ・・・』

 

上原は手に手榴弾を持ち・・・

 

ピンを抜き、3秒待ってから、鉄血がいる向こう側に思い切り投げた。手榴弾は綺麗な放物線を描き・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ドォォオオオオン!

 

 

 

 

 

くぐもった音と同時に近くにいた鉄血の集団を吹き飛ばした。

 

 

 

 

 

『行け!撃て撃て撃て!』

 

「り、了解!」

 

上原の叫びと同時に4人の少女たちは射撃を開始する。それに気づいた頃には鉄血はただの鉄クズと化していた。だがそれでも数が多い。だから・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上原はフライパンを持って鉄血の大群の中に突っ込んでいった。

 

 

 

 

 

「っ!?」

 

「まさかホントにやるつもり!?」

 

 

 

 

向こうで少女達の声が聞こえる。だがそんなことはどうでもいい。今は鉄血を一体でも多く殴ることだ。まずは近くにいた鉄血の人形の頭めがけて・・・

 

 

 

 

 

 

バゴォオオオン!

 

 

甲高い金属音を響かせ、フライパンが鉄血の人形の頭を思い切りへこませた。

 

「えっ・・・なんなのあの男・・・」

 

「フライパンってあんな使い方するものだったかしら?」

 

少女達は呆れる。

 

だがそんなことお構いナシに上原は鉄血の人形達の中で暴れ続ける。金属音が響く度、鉄血の人形の頭がへこみ、飛び散り、砕け、割れていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

『ふぅー・・・終わったかな?』

 

上原はほっと一息。だが4人の少女たちは・・・

 

「「「「いやいやおかしい」」」」

 

フライパンで鉄血の人形をいともたやすく倒す一人の人間。いやもはや人間なのかと少女たちは疑問に思った。そんなことを考えていると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バババババババババ・・・

 

 

 

 

 

 

 

少し赤みを帯びてきた空の向こうからヘリがやってきて、上原と少女たちは「本部」に向けて出発したのだった。






フライパンは料理用じゃない。殴るためのものだ。

いやぁホントなんであんなに強いんですかねフライパンって。

さて次回、なんとか鉄血を倒した上原たち。本部へ向けて飛ぶヘリの中では暇になる。そこで自己紹介をすることになったのだが・・・?



では次までにエナドリでブーストをかけておきましょう。以上、猫鮪でした。








そうそう、今更ですが上原クンが喋るときは『』←これが上原クンのセリフだと思ってください。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

11:『銃の名前を持つ少女達とヘルメットLv3』



平成最後の投稿じゃい!猫鮪です。

この前響けユーフォニアムの映画を見に行ったんですよね。とてもよかった!泣けますわあんなん!

次はエンドゲームとか見に行こうかなと思っています





では本編をどうぞ。


 

~上空~

 

 

 

 

 

 

 

 

ババババババババ・・・

 

ヘリの中。

 

「「「「・・・。」」」」

 

『・・・。』

 

き、気まずい。というか暇だ。ヘリが飛び立ってからかれこれ10分くらいだろうか。本部ってのは結構遠そうなんだが、その道中ずっと皆黙りっぱなしだ。途中あのやけにフレンドリーな子がチラチラこちらを見てるけどやっぱ気まずい。何か暇つぶしに・・・いや、俺のHP結構減ってるし、回復してなかったから回復がてらドリンクでも飲むかな・・・

 

上原は背負ってたバックパックを降ろし、中を少し漁ってエナジードリンクを取り出す。

 

「・・・?・・・。」

 

薄いピンクの髪の子がこちらをチラっと見て、すぐに視線を逸らす。まぁ、人の補給の時間など見てて面白いワケがないからな。

 

 

 

 

カシュッ

 

プルタブを引き、小気味良い音を立てる。そのまま中身を飲む。うん。うまい。鉄血の基地の食料より10倍は美味いな。炭酸が喉を通っていく感覚とエナジードリンクの持つケミカルな味がたまらん!PUBGのアバターってこんなもん短時間でゴクゴク飲んでるけど・・・アレ絶対中身あるまま捨ててるよね。勿体無いとたまに思う。そんなこと考えていると・・・

 

「ねぇねぇ!まだその飲み物って余ってる?」

 

あのフレンドリーな子が聞いてきた。改めてみてみると・・・片腕だけなんかやけにゴツい気がする。アレかな?強化外骨格的なアレなのだろうか。

 

『あぁ・・・あと一つあるけど・・・飲むか?』

 

「うん!」

 

「SOP・・・よく飲もうと思うわねソイツの飲み物・・・」

 

「だって美味しそうじゃん!ささ、早く早く!」

 

『はいはい慌てるなって。ほら。』

 

「ありがとー!」

 

そう礼を言って彼女はゴツい方の腕で器用にプルタブを引き、開けて中身を飲んだ。見てるとなんだか子供っぽい。主に飲み方が。なんというか・・・その・・・可愛い。タチャンカヘルメットの中で思わず笑みがこぼれる。向こうからしたら見えてないが。

 

「ところでさー、お兄さんの名前ってなんていうのー?」

 

『俺の名前?なぜそんなことを・・・』

 

「いいじゃん!少し近づいたということで!他の皆も!ね?」

 

「えっ・・・ま、まぁいいわ。ちょっとした情報交換ね。」

 

「うんオッケー!じゃあ私からね!私、M4SOPMODⅡ!」

 

ん?んんんんんんん??????明らかに銃の名前だよね!?

 

「コルトAR-15よ。」薄いピンクの髪の子。

 

「私は・・・M4A1です。」メッシュの子。じゃあまさか最後のお姉さんも・・・

 

「M16だよ!よろしくな!」デスヨネー。

 

『・・・なんだ?皆もいわゆる人形ってヤツらなのか?』

 

「あ?むしろ今まで何だと思ってたんだ?」M16が聞いてくる。

 

『銃を持った物騒な女の子たち』

 

「あながち間違ってないわね。で、貴方は?」

 

『あ、あぁ。すまない。・・・俺は上原 皐月だ。』

 

「カミハラ・・・ここの人じゃないわね。」

 

『そうだな・・・日本からだね。』

 

「「ニホン!?」」M16とAR-15がハモる。完璧なタイミングだなオイ。

 

『うん。日本だけど・・・何かおかしいか?』

 

「だって日本って・・・確か数十年前に滅びた国のハズじゃ・・・」

 

どうやらこの世界では日本はすでに滅びたらしい。

 

『そうなのか。じゃあ信じられないことをいくつか言うかもしれないが・・・いいか?』

 

「?」

 

『多分俺の言ってる日本と君たちの言っている日本は違うかもしれない。なんていうの?パラレルワールド?平行世界?的なアレだと思う。』

 

「え、えぇ・・・?」

 

『正直、俺もなぜここにいるのかもわからない。目が覚めたらこんな世紀末みたいな場所にいるわ、鉄血とかいう殺戮マシーンみたいなのに追われるわ大変なんだよ。もう少し歳をとれば変わるのかもしれないけどな!』

 

「ずいぶんと波乱ね・・・ん?ちょっと待って。今歳をとればって言ったわよね?」

 

『あ、あぁ。言ったけど?』

 

「じゃあ貴方何歳なのよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『19だけど?』





【速報】上原、なんと19歳だった。

だんだんと上原の設定が固まってきましたね。そのうちキャラ設定集みたいなの出した方がいいかもしれませんね。

多分あと2話ぐらいでこの『Operation:UNKNOWN'S』は終わると思います。私のさじ加減でですが。

では次回、なんと19歳だった上原。そこでそのヘルメットを取ってほしいと頼まれ、タチャンカヘルメットを取ったのだが・・・?


次までにアドレナリンでブーストをかけておきましょう。以上、猫鮪でした。








今思ったんですけど1話1話がかなり薄味ですねこれ・・・


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

12:『Lv3ヘルメットのその下』

昨日の猫鮪

「~♪(ツイッター確認)」

『ラズベリーキューブSwitch/PS4版発売!』

「ヌ゛ゥ゛ン゛!?ヘェ゛ッ゛!?ヘェ゛ッ゛!?ヘェ゛ッ゛!?ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛↓ァ゛オ゛オ゛オ゛ォ゛ウ゛ゥ゛ン゛↑(今更)」

発売決定おめでとう!ってこんなとこで書くことじゃないですけどね。


では本編をどうぞ。


『19だけど?』

 

 

 

 

「「「「え?」」」」

 

少女達、驚く。俺、疑問を抱く。

 

『いや何かおかしいか?』

 

「じ、19って・・・ホントなのかしら?」

 

『ホントだよ。俺そんなに19に見えないか?』

 

「見えないもなにも・・・そのヘルメット?みたいなので見えないのだけど?」

 

あ、そういやタチャンカヘルメット被ってることすっかり忘れてた。被り続けてるとそのうち被ってるという感覚がなくなる・・・なくならない?

 

『あー・・・すまない。こいつ(タチャンカヘルメット)を外してなかったね。せっかくだし、外した方がいいかな?』

 

「そ、それはアンタの自由だぜ?外すなら外してくれて構わない。アタシたちに何か害があるわけでもないしな。」

 

『そうさせてもらう・・・よっと。』

 

久しぶりに視界がスッキリした・・・気がする。ヘリの中だけど空気が気持ちいいぜ。

 

「「「「あぁ・・・」」」」

 

彼女たちが見たのは、歳相応というか、ホントに19歳のような若さを持った顔立ちの男だった。ヘルメット被っていたら絶対そうは見えないレベルだった・・・あと普通よりイケメンと呼べる人なのかもしれない。所謂顔面偏差値は中の上よりといったところである。

 

『自分の姿確認できないから心配だけど・・・歳相応っぽい顔してる・・・と思う。うん。』

 

「う、うんお兄さん普通に19歳のような顔してるよ?」

 

『19歳のような顔ってなんだ・・・?』

 

なんかちょっと心配だ・・・

 

 

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに、ヘリは本部に近づき・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後・・・

 

「もうすぐ本部に着きますよ。」

 

『やっとかぁ・・・この体勢地味にキツかったんだよなぁ・・・解放される』

 

「数十分ずっと座りっぱなしだったよねー?人間にとってはツラいのかな?」

 

『あぁ。多分ツラいもんだよ。』

 

 

ヘリから一人ずつ降り、上原は数十分ぶりの地面に足をつけた。すると向こうから軍服らしき服装をした施設の職員らしき人間がやってきた。

 

 

「任務お疲れ様です。早速ですが・・・そこの男性の方、よろしいですか?」

 

『俺ですか?はい、なんでしょうか?』

 

「装備を回収させてほしいのですが・・・」

 

『え?なんでですか?』

 

「申し訳ありませんが、貴方の装備品が「汚染」されている可能性があるのです。そこはどうにかご了承いただきたいのです。」

 

『そうですか・・・まぁいいや。分かりました。装備はどこに置けば?』

 

「回収用のロボットを用意しました。こちらにお入れください。」

 

四つの車輪がついた某スターな戦争のR2的なロボットがやってきて上部がバカっと開いて、そこに自分の装備品、バックパックなども全部入れた。

 

「ありがとうございます。では、後で案内の人が来ますのでしばらくお待ちください。AR小隊の皆さんは先に報告をしに上がっておいてください。」

 

「「「「了解」」」」

 

「では上原さん、また後で。」

 

「またね上原お兄さん!」

 

『あぁ。またな。』

 

上原お兄さんか。なんだかうたのお兄さんみたいだな。SOPちゃんだったか。アンタ、なかなか面白いヤツだな。

 

上原は案内に来るであろう職員をしばし待つことになったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『あっ、フライパン入れるの忘れてた。どうしよ・・・。』




令和でもこんな感じのうすあじで投稿していきます。

それよりラズベリーキューブPS4版は買います。(使命感)

主題歌はホントにいい曲ですからね、皆も・・・買おうね!(ダイマ)

さて次回、案内の職員を待つことになった上原だが・・・?一体どうなるのか!


次回でこの『Operation:UNKNOWN'S』は終わる・・・予定です。

新しい章の名前考えなきゃ・・・では次回までにエナドリでブーストをかけておきましょう。以上、猫鮪でした。



追記:UA3000ありがとうございます!これも皆様のおかげです!そして今更ですが評価してくださってる方々、ありがとうございます!薄味な小説ですがこれからもよろしくお願いします!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

13:『マン・イン・ザ・ジェイル』



お気に入り50突破ありがとうございます!猫鮪です。

今回で『Operation:UNKNOWN’S』は終了です。




ところで私MOBILE版のプレイヤーなんですけど、新武器追加まだですかね・・・


では本編をどうぞ


 

 

 

 

 

案内の職員が来るのを待つこと数分、建物の向こうから軍服を着て銃を持った職員らしき人がやってきた。

 

「お前がAR小隊と共にいた男だな?」

 

『はい、そうですけど・・・』

 

「お前を拘束させてもらう。おとなしくしろ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・え?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~少年(?)連行中~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は地下に連れて行かれ、ムショとかでよく見るような牢屋にぶち込まれた。

 

「そこでしばらく待ってろ!」

 

『は、はぁ・・・』

 

かなり強引に連れられて強引に牢屋の中に入れられた。フライパンはそのまま。なんで?

 

職員が立ち去った。近くに人の気配はない。

 

 

 

 

 

 

『何が案内だよ・・・これ完全に案内(大嘘)じゃねぇか・・・普通に拘束っつってたし、マジホントふざけんなよ・・・』

 

 

今の出来事はさすがにこたえる。ではなぜ今までの出来事で精神が参らなかったかって?そりゃあ、俺だからだよ。(意味不明)

 

上原は嘆いた。だが、そのうち誰も来ないだろうと判断し、上原は考えるのをやめた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~1日後~

 

 

 

硬い地面で寝たせいか身体の節々が痛い。19歳で痛んじゃイケないヤツでしょ・・・

 

 

 

 

 

 

~2日後~

 

 

誰も来ないだろうこの地下の牢屋で一人。薄暗い天井を眺め続ける。

 

 

 

 

 

~3日後~

 

暇だ。暇つぶし程度になぜか没収されなかったフライパンで壁に傷をつけて日数を数えることにしてみた。えーっと・・・今は拘束されてから3日か。壁に3本の線を引く。正の字で5日ごとに新しいモノをつけていこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

~7日後~

 

 

 

 

な、7日も放置か・・・腹は減らないのが救いか。

 

 

 

 

 

 

 

 

~10日後~

 

 

アれから10日、そろソろ誰カ来て欲しイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~14日後~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カツ・・・カツ・・・

 

 

 

 

何かがこちらに近づいてくる。やっとダ!人かな!人ダな!なんか喋りかたがおかしい気がするけどまぁいいだろう!

 

フライパンを自分の腰にひっさげ、地べたに腰をおろす。床がキンキンに冷えてやがる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「向こうに例の男が?」

 

「えぇ。でも約2週間も放置していたので餓死しているかと。」

 

「貴様・・・なぜ放置した?」

 

「そっ、それは・・・その・・・」

 

「はぁ・・・全く・・・貴様の来月の給料を楽しみにしておくことだな。」

 

「ひっ・・・」

 

「分かったなら立ち去れ。私はヤツと話をしてくる。生きていればね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのー、勝手に殺さないでもらえますー?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを考えていると、向こう側から足音が近づき、その人物が姿を現した。

 

 

 

 

 

 

 

 

うわぁ・・・すんごいムッキムキ。筋肉モリモリマッチョマンの変ンンン・・・いや違うな。普通の筋肉モリモリマッチョマンだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、生きて・・・いたようだな。2週間も放置されていたようだが・・・大丈夫かね?」

 

『大丈夫じゃないです・・・腹は減らないからそこらへんは大丈夫でしたけど・・・』

 

「そうか・・・ならば、いいだろう。一つ聞きたいのだがいいかね?」

 

『えぇ。大丈夫ですけど?』

 

「わが社で働いてみる気はないか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『・・・は?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやどうゆうことだってばよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 








何か中途半端なところでこの章は終わります。次回から新しい章に入っていきます。




次回、筋肉モリモリマッチョマンの男はどうやらクルーガーというらしい。クルーガーからなぜかわが社で働いてみないかと誘われる上原だったが・・・?

次回!第3章『UNKNOWN'S COMPANY』始動ッ!












では次回までにアドレナリン注射でスタミナ補充しておきましょう!以上、猫鮪でした。

















明日誕生日だから誰か祝ってください(血涙)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3章:『UNKNOWN'S COMPANY』
14:『グリフィン.1』



深層映写始まりましたね!私は夜戦でボコボコにされてます。猫鮪です。

今までライフルとマシンガンを育成してこなかったツケが回ってきてる・・・!

さて今回から新章『UNKNOWN'S COMPANY』ですが、筋肉モリモリマッチョマンのクルーガーさんが上原にグリフィンに入らないかと誘ったところから始まります。

それはそうとFALはええぞ。ええぞ!(大事な事)




では本編をどうぞ。


 

「さて、まずは君を外に出してやらないとな。」

 

 

筋肉モリモリマッチョマンのオッサンがそう言うと、懐からカードキーを取り出し、檻の外の壁にあるらしいスキャナーにカードを入れた。

 

 

 

 

 

 

ピピー!ガガガガガ!

 

 

 

 

錆びた金属同士が擦れる音を響かせながら、牢屋の扉が開く。結構耳に来る。

 

『あ゛あ゛-・・・久しぶりの牢屋の外だ・・・ん゛-・・・』

 

外に出てうんと伸びをする。体の節々からパキパキと音が響いてくる。途中から考えるのをやめて地面に突っ伏していたからなぁ・・・

 

「さて、準備はできたかね?」

 

『あ、は・・・はい・・・』

 

「ここで話をするのもアレだ。まずは身だしなみを整えてくると良い。」

 

言われて自分の身体を見ると、着ていたコートはボロボロで所々土汚れなども付いていた。

 

『いいんですか?こんな見ず知らずの自分を・・・』

 

「そんなこと言っていられるほど、人が多いワケではないのだよこのご時世。」

 

『そうなのですか・・・それで自分はどこに向かえば?』

 

「ついてこい。案内ぐらいしてやる。」

 

『ありがとうございます。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

筋肉&上原移動中!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「申し遅れたが、私の名前はベレゾウィッチ・クルーガーという。クルーガーと呼んでくれて構わない。」

 

『クルーガーさん・・・はい、自分は上原皐月といいます。』

 

「カミハラ・・・極東の国出身なのか?」

 

『極東?日本の生まれではありますけど。』

 

「日本か・・・今時アジアの周辺の国はほぼ滅びているからな。お前みたいなヤツがココにいるのはかなり珍しいことだ。」

 

『そうなんですか・・・ところで、一つ聞いていいですか?』

 

「何だね?」

 

『クルーガーさんの会社ってどういう会社なのですか?』

 

「この会社か?ここは民間軍事会社(PMC)『グリフィン&クルーガー』。私が2053年に立ち上げた会社で、戦術人形を主力とし、制御不能となった鉄血工造製人形の統括地区による殲滅、及び奪還を行っている。」

 

『鉄血・・・というとあの紫がかったアンドロイド的なヤツらですか。』

 

「そうだな。お前がAR小隊と共に帰還する前に戦ったヤツらだ。」

 

『そうなのですか・・・見た目の割に案外脆いヤツらで、それでいて何十体というグループでわらわら動いてるモンですから、ビックリしました。』

 

「お前は鉄血の人形を見たことがないのか?」

 

『えぇ・・・何故かと言われたらかなり長くなります・・・ですけど、あんなヤツらを見るのは初めてです。』

 

「そうか・・・む、着いたぞ。」

 

 

 

 

 

 

そう言って少し先を行っていたクルーガーが足を止め、自分も止まる。クルーガーの視線の先には、「シャワー室」と書かれた扉があった。

 

「お前のその服ももうボロボロだろう。予備の服があるハズだから、貸してやる。終わったら、誰かに案内を任せる。そいつにまた連れて行ってもらうがいい。」

 

『は、はい!ありがとうございます!』

 

上原はクルーガーに深く礼をし、シャワー室の中へ入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「上原・・・『鉄血の集団のド真ん中でフライパン片手に暴れ回った男』・・・面白いヤツだな。」

 

クルーガーのつぶやきは、誰もいない廊下に響いたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





アカン、クルーガーさんがただのいいオッサンになってる。

さて次回、身も心もシャワーでリフレッシュした上原、ボロボロになった服を着替え、フライパンを腰に下げ、シャワー室から再び出る。するとそこにいたのは・・・?










ではまた次回までに鎮痛剤でブーストをかけておきましょう!以上、猫鮪でした。






























今更ながらA○azonでBF1を買いました。PS4本体は持ってません。悲しいかな。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

15:『グリフィン.2』

う  す  あ  じ  P  U  B  G







お久しぶりです。深層映写の2-3で詰みかけています、猫鮪です。

さて前回は優しい()オジサンのクルーガーさんにちょこっとだけグリフィンの内部を案内してもらったところです。

キレイサッパリに身体を洗った上原がシャワー室から出るとそこには・・・?








では本編をどうぞ。


 

装備品

 

グリフィン制服一式

 

フ ラ イ パ ン

 

 

 

グリフィンの制服が置かれてあったのでそれに着替えてみる。ピッタリだ。ちなみにあの赤紫っぽいコートとかが入った袋はどこかへ消えていた。きっと誰かが回収したんだろう。

 

 

 

自分の姿を鏡で改めて見てみる。特に変わった様子というか、自分の顔がそのままで、首から下の胴体が筋肉がついている。向こう(現実?)じゃヒョロくはないが、筋肉がついていたというわけでもない。願ってもないのだが、これはこれでありがたい。だけどクルーガーさんみたいに明らかに筋肉モリモリマッチョマンなのはそれはそれで嫌なのだが。何事もほどほどがいいんだよ。程々が。

 

さて、着替え終わったし、フライパンを装備してシャワー室を出よう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~少年退出中~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上原がシャワー室から出る。すると、

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ!上原お兄さんだー!ここにいたんだぁ!」

 

『ん?あ、あぁ。えっと確か・・・』

 

「M4SOPMODⅡ!SOPって呼んでね!」

 

『そうか。それでSOP。どうしたんだ?他のメンバーはどこに?』

 

「他の皆なら任務の報告に行ってると思うよ?それで私は上原お兄さんの案内をやれって言われてさ!」

 

『そうなのか。なら案内をお願いできるか?』

 

「うんうん!任せてー!」

 

SOPはそう言うなり上原の手を掴んで引きずるように走り出す。

 

『ちょ、SOP、手を引っpア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!!!』

 

引っ張られただけで上原のHPゲージが1割ほど削られたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからはざっくりとではあるがSOPに一通りグリフィンの案内をしてもらった。その間ずっと腕は引っ張られたまま。上原は腕が外れるんじゃないのかと思った。

 

そして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【司令室】

 

 

 

 

 

「ここが司令室だよ!」

 

SOPに最後に案内されたのがこの司令室。なんか・・・よくわからない機械にモニター、パネルのボードらしきモノ、それに執務机的なものまで。CoDのBOあたりに出てきそうな風景だ。見てて目がチカチカしそうだ。そう考えていると、SOPはどこかへ行った。チームのメンバーが確か報告がどうとか言っていたし、仲間と合流したのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

「カミハラ。案内してもらったのだな。」

 

『あ、クルーガーさん。』

 

筋肉モリモリマッチョマンのオッサンことクルーガーさんとまた会った。

 

「では先ほどの問いについての答えを聞きたいのだが・・・改めて、わが社で働いてみる気はないかね。もちろん、無理にとは言わない。」

 

『・・・』

 

上原は考える。もしここに入社(?)すれば元の世界に帰る手段の手がかりが見つかるかもしれない。だけど逆にこの会社に拘束されて探すことができなくなるということもある・・・どうしたものか・・・

 

「お前の心配事についてなら問題はない。元の場所に帰るための手がかりなら我々も強力しよう。その代わり、お前のその力を貸してほしい。それでどうだ?」

 

『な・・・本当ですか!』

 

「あぁ。この私が保証しよう。」

 

『で、では是非ここで働かせてください!』

 

「うむ・・・では決まりだな。手続きなら後でまた連絡しよう。では、これを。」

 

『ん・・・?これは・・・』

 

「わが社で使っている情報端末だ。通話もできる仕様だから、社内での連絡なら使い放題だ。」

 

『(社内ケータイ的なアレだろうか。)あ、ありがとうございます。』

 

「では私は別の仕事があるのでここで失礼する・・・それと、また後で連絡するが、それについては端末で確認してくれ。」

 

『は、はい!』

 

どこまでもいいオジサン、クルーガー。もらった端末をよく見ると、どこかで見たことのあるような形をしていた。

 

『(これ・・・アレだ!バイオ○ザード7のコデックスじゃねぇか!)』

 

腕時計みたいに腕につけるタイプの端末。とりあえずはコデックスと呼んでおこう。

 

『(俺・・・軽いノリでこのグリフィンに入ったけど・・・うん、がんばっていこう。元の世界に帰るためにも。)』

 

上原はまた一度決意を固めるのだった。




や っ ぱ り う す あ じ P U B G







難しいんですよねぇPUBGをどう絡ませるか。ドルフロがメインな以上それは仕方ないのかもしれせんが。むしろ戦闘面でしかこのクロスオーバーの良さが出ないんじゃ・・・?


ところでなぜSOPちゃんをちょくちょく出してるかって?カワイイからに決まってるからですよ。そのクセM4A1と誓約してますが。





さて次回、グリフィンに入社することになった上原。端末から送られたメールを見ると、どうやらとある場所へ来いという内容のメールが・・・?









では次回までにシールドをチャージしておきましょう!猫鮪でした。

































































あ、シールドだとPUBGじゃないか。まぁ、こまけぇこたぁいいんだよ。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

16:『グリフィン.3』

最近はドルフロをせずにフラワーナイトガールやPUBGをやってます。猫鮪です。

深層映写は心折れてほぼ断念している状態です・・・UMP40ちゃんだけ回収してる状況ですねハイ。

さて今回はコ○ックスらしき端末を受け取ったところから始まります。やっぱりうすあじPUBG。



それでは本編をどうぞ。


 

 

コデックス(仮称)を腕につけた上原。司令室に一人残されたのだが。特にやることもなかったので。司令室を出て適当にグリフィンの中を散策してみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

景色はというと、壁、廊下が白く塗られており、天井の明かりは明るすぎない程度に廊下を照らしている。適当に歩くが、景色の変化がなさすぎて方向感覚というか、前に進んでるのか後ろに下がってるのかわからなくなってくる。

 

数分歩いたところで、「食堂」と書かれた扉を見つける。

 

『食堂か・・・ここの職員って人間より人形のほうが多いのだろうか・・・。』

 

人形が食事をするのだろうか・・・いや、SOPちゃんが確か俺のエナドリをもらっていたところから食事は可能なのだろう。摂取したものをバイオ燃料にかえてーみたいなシステムだろう。

 

 

そう一人で考えていると、食堂の隣に今度は『カフェ』と書かれた看板を見つけた。

 

『ほぉ・・・カフェかぁ・・・向こう(現実世界)じゃあまり行ったことないんだよなぁ。行く用もなかったし。』

 

男一人でカフェなどに行くことに少し抵抗を感じている上原。友達数人と行くならまだマシと考えている上原。コーヒーは嫌いではないしむしろ好きな方ではあるのだが、そこまで好んで飲むワケではないのでカフェに行くこともなかったのだ。

 

『(色々手続きもあるだろうし、終わったらカフェに立ち寄ってみるのもいいかもしれないな・・・)』

 

今後の予定を考えつつ、カフェから立ち去ろうとしたところに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、お前は上原・・・だったか?」

 

『ん・・・アナタは・・・』

 

みつ編みのヘアースタイルに眼帯。まさしく姉という言葉が似合いそうなこの女性は・・・

 

「M16A1って言うんだ。16って呼んでくれて構わないぜ!」

 

『上原皐月だ。まぁ・・・上原でいいや。うん。』

 

「なんだ?別の呼び方がよかったか?」

 

『いやぁ上原でいいよ。変にあだ名で呼ばれるのもなんか嫌だ。』

 

「そうか。ところで上原はなぜここに?」

 

『うーん・・・クルーガーさんにグリフィンで働くと言って手続きがどうのこうので後で連絡すると言われたから今は適当にこのグリフィンの中を散策している。さっきSOPに案内してもらったけど大雑把すぎたから今一度自分の目で確かめたくてね。』

 

「そうか・・・それで・・・上原。」

 

『何だ?』

 

「なんでフライパンを腰にさげてるんだ?」

 

『あぁ・・・回収されなかったし、捨てるのももったいない。それになかなかに武器として使えるんだ。前に戦闘した時、鉄血の中に突っ込んでフライパンで暴れただろ?』

 

「確かにそうだったが・・・そのフライパン何でできてるんだ?鉄血の人形の頭を吹き飛ばすほとの強度と硬度を持ってるフライパンなんて聞いたことがない。」

 

『言われてみれば考えたことないな・・・まぁ、なんか硬い金属かなんかでできているんだろう。実際、銃弾だって弾くしな。』

 

上原があたかも当たり前のように言う。それを聞いたM16は驚いた。

 

「じ、銃弾を弾くだぁ?ウソじゃないのか?」

 

『ウソじゃない。M16たちと出会う前に何回か戦闘しているけど、普通に銃弾を弾いたんだ。人形の頭を飛ばす物質でできてるフライパンなんだ。銃弾ぐらい弾けるだろうよ。』

 

「ますますそのフライパンが何でできてるのか気になってきたよ・・・っと、ここでずっと話すのも何だ。宿舎にアタシたちの部屋がある。そこでゆっくりと話でもするか?」

 

『えっ・・・M16たちの部屋に?あのー・・・SOPとかがいるのか?』

 

「あぁ。そうだが?それがどうかしたのか?」

 

『いや・・・なんでもない。ならお言葉に甘えて、案内、お願いします。』

 

「了解。じゃあついてきな!」

 

M16は踵を返すと、そのまま先ほど上原が進んだ方向とは反対の方向に歩いていく。上原もその後ろからM16についていったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少年&少女移動中・・・(デデンデッデデンデン デデンデッデデンデン)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~宿舎 AR小隊の部屋~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここだ。ちょっと部屋を片付けるから、少し待っててくれ。妹たちにも上原が部屋に入るってことを伝えておくよ。」

 

『あ、あぁ。すまないね。ありがとう。』

 

「いいっていいって。んじゃ、少し待っててくれ。」

 

M16が部屋の中に入る。耳をすませて部屋の中の音を聞こうとする。

 

 

 

 

 

 

「----。っーーーー。」

 

 

「---!-----!」

 

 

「-!?--・・・」

 

 

「----。-----。」

 

 

 

中から4人の声が聞こえる。そしてガサガサと物を動かすかのような音が聞こえた。音が止んで数分。中からM16が出てきた。

 

「待たせたな上原。さぁさぁ中に入っ」

 

 

 

 

 

ピロピロピロピロピロ!ピロピロピロピロピロ!ピロピロピロピロピロ!

 

 

 

 

上原のつけているコデックスから着信音のような音が鳴る。

 

『ん?なんだこれ・・・着信?』

 

「そのつけている腕輪からだな。出たらどうだ?」

 

『そうだな。えぇっと・・・これで出るのかな?』

 

 

 

 

 

 

 

 

ピッ

 

 

 

 

 

 

「私だ。クルーガーだ。上原、今大丈夫かね。」

 

『はい。大丈夫です。なんでしょうか?』

 

「今から向かってほしいところがある。射撃訓練場に向かってほしい。場所はグリフィン内を案内されたから分かるだろう。」

 

『は、はい。分かりました。今から向かいます。』

 

「そうか、詳細は着いてから話そう。では、射撃訓練場で待っている。」

 

 

 

 

 

 

 

 

ピッ

 

 

 

 

 

 

 

「どうした上原。誰からだ?」

 

『クルーガーさんから。射撃訓練場に今から来てほしいと言われたよ。』

 

「そうか・・・なら話すのはまた今度だな。」

 

『だな。そりゃあ残念だ。次の機会に、だな。』

 

「あぁ。じゃあ行ってきな。様子を見に行くかもしれないからな。覚悟しておけよー?」

 

『お前は俺の親かっつの・・・んじゃあね。』

 

上原は射撃訓練場に向かって小走りで向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ・・・残念だなぁ・・・」

 

「あのー16姉さん。」

 

「M4.どうしたんだ?」

 

「先ほどヘリアンさんから通信が入ったのですが・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今からAR小隊は射撃訓練場に向かえとのことです。」




今回はすこおおおおおおおおおおおしだけ長めです。



さて次回。射撃訓練場に向かった上原とAR小隊。ここから考えられるのは・・・?



この3章『UNKNOWN'S COMPANY』が終わったらこれまでに出てきた主要キャラ(?)の設定集を出そうと思います。おそらくあと4~5話とか後ぐらいでしょう。





それでは次回までにエナドリでブーストをかけておきましょう。以上、猫鮪でした。





























FALと誓約を結びました。これで嫁が4人目だよコンチクショウ。


追記:UA5000ありがとうございます!これも皆様のおかげです!これからもこのうすあじな小説をどうかよろしくお願いいたします!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

17.『グリフィン.4』

お久しぶりです。猫鮪です。
ノートパソコンがぶっ壊れて早2ヶ月。今はスマホにがんばってもらってます。

PUBGはモバイル版にてクラウン目指して頑張ってますが、開幕事故&●体撃ちほんとひで

ドルフロではFALがlv100になり、WA2000を手に入れて狂喜乱舞したり、福袋買ってトンプソンのスキンが出ました!

2ヶ月ぶりくらいの投稿なのですが本編をどうぞ。


 

 

数分後、射撃訓練場(キルハウス)・・・

 

AR小隊と上原は射撃訓練場に向かった。そして中にはヘリアン、クルーガーがいた。

 

「カミハラ、AR小隊か。よく来たな。」

 

「はい、AR小隊、全員来ました。」

 

『・・・』

 

上原は黙ったままだ。それを無視してヘリアンが説明を開始する。

 

「これより上原皐月対AR小隊による訓練を行う。両者ともにキルハウスの両サイドに入ってもらい、制限時間は10分、訓練用の弾を用いて1対4の戦闘訓練を行ってもらう。」

 

「ちょっと待ってください!4対4ならともかく、上原さん一人だけというのは!」

 

「上原の実力を測るためでもある。それにM4は知っているハズだ。お前が鉄血に殺されそうになった時に上原は代理人の関節部のみを撃ち抜いたことを。それに近接戦でも鉄血の人形を圧倒していた。では銃撃戦はどうかと気になったという声もあるからな。」

 

「で、でも人間です『いや、やります。是非やらせてください。』」

 

M4の抗議に割って入るようにして上原は不利にも思える戦闘訓練の内容を承諾した。

 

「上原お兄さん!本当にいいの?」

 

「いくらお前が強いからって容赦はできないぞ?」

 

「人間に遅れをとるようじゃAR小隊なんてやってられないわよ。」

 

『だからこそですよ。それが面白そうなんです。自分の実力はどこまで通用するのか、自分でも試したくなったんです。」

 

上原はなぜかやる気だ。それをよそにクルーガーが補足の説明をする。

 

「カミハラにはこちらが用意した武器を選んで使ってもらう。それでいいな?」

 

『はい、クルーガーさん。それで問題ないです。』

 

「では早速訓練をしてもらう。両者ともに位置につけ。」

 

『「「「「はい!(はい・・・)」」」」』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜その後、上原に用意された待機場所では〜

 

上原が待機場所の部屋に入る。3つの出口があり、壁、廃車、倉庫・・・などなど、市街地やちょっとした空き地をイメージしたキルハウス?を彷彿させる。すると、コデックスから声がした。

 

「こちらクルーガー。カミハラ、応答してくれ。」

 

『はい、こちら上原。どうしました?』

 

「さっきも言った通り武器はこちらが用意したものを使ってもらう。前にテーブルが3つぐらいあると思うが、そこから好きな武器を、好きなアタッチメントなどを付けてくれて構わない。それと・・・」

 

『それと?』

 

「入り口にロッカーがあるだろう。中身を見たまえ。」

 

言われた通り上原は入り口にあった衣服用と思われるロッカーを開ける。そこに入っていたのは・・・

 

『これは・・・!』

 

中に入っていたのは、数日前まで上原が来ていた赤紫のコート、黒のスラックス、赤のコンバットブーツだった。

 

「君が着ていた衣服を修復させてもらった。ささやかなプレゼントさ。慣れてる格好の方がいいだろう?」

 

『は、はい!ありがとうございます!』

 

「礼はいい。早く準備してお前さんの実力を見せてくれ。」

 

『了解です!』

 

 

 

 

 

上原はクルーガーに感謝し、準備に取り掛かった・・・

 

 

 

 

 

〜数分後〜

 

 

 

 

上原皐月

 

所持アイテム

 

・Type89(ホロサイト、ARコンペンセイター、ARクイックドローマガジン)

 

・CS/LR2(ドットサイト、SMGクイックドローマガジン)

 

・PX4(HG大容量クイックドローマガジン)

 

・閃光手榴弾:3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(AR小隊・・・あの子たちに負けたくはないな・・・。)

 

 

 

上原は準備を完了させ、開始の合図を待つのだった。




ここで上原の装備した武器のプチ解説。

Type89・・・みなさんご存知の89式小銃。これは登場させたかった。

CS/LR2・・・中国のノーリンコ社が取り扱ってるブルパップ式の9mm×19の弾薬を使うSMG。分かりやすく言えば荒●行動の05式。なぜ装備させたかって?カッコいいからに決まってるからでしょう。

PX4・・・イタリアのベレッタ社が開発した9mm×19の弾薬を使うハンドガン。確かダ●・ハ●ドとかに出てきた気がする。これもかっこよかったから装備させた。



久しぶりの更新で忘れられてるかもしれないですがこれからは細々と書いていきたいと思うのでどうかよろしくお願いします。

では次回までアドレナリンでブーストをかけましょう!以上、猫鮪でした。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

18:『グリフィン.5』

BFVに日本軍が来るのを心待ちにしている猫鮪です。

そういや私ドルフロ以外にフラワーナイトガールもやっているのですが、サフランちゃんがかわいすぎてヤバい(嫁はサクラさん)

さて前回、AR小隊と演習的なことをすることになった上原。Type89とCS/LR2を持った上原は1対4の中どう立ち向かうのか・・・というところからです。

では、本編をどうぞ。


上原が装備を整えたその頃、AR小隊はというと・・・

 

「皆、準備はいいですか?」

 

「私は大丈夫だ。」

 

「私もよ」

 

「わたしもー!上原お兄さんと早くやりあいたいなぁ!」

 

「SOPⅡ?いくら上原さんだからって手加減はしちゃダメよ?一応演習なんだから、実戦のように行かないと。」

 

「わかってるよ?だから上原お兄さんがどれだけの実力を持ってるか知りたいの!」

 

「全く、調子いいな・・・ん?」

 

準備を進めているAR小隊に通信が入る。

 

『こちらへリアン。AR小隊。準備はいいか?』

 

「ヘリアンさん。はい、AR小隊全員準備完了です。」

 

『そうか。では演習を開始するぞ。位置につけ。』

 

「「「「了解!」」」」

 

AR小隊は準備を完了させ、開始の合図を待つのだった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[Side上原]

 

 

 

 

 

 

『さてさて、AR小隊のお手並み拝見・・・かな。』

 

着慣れたコートとスラックス、履き慣れたブーツを履くとやはり体の動きが違ってくる。たった数日ぶりだが。少し動き回って感覚を慣らそうとしていると、コデックスからあの男の声が。

 

[カミハラ、クルーガーだ。AR小隊の準備ができたようだから、演習を開始するぞ。お前も位置についてくれ。]

 

『そうですか。丁度自分も感覚が戻ってきたところなので、分かりました。では、位置についておきます。』

 

[そうか。ではいいか?数十秒後に開始の合図を鳴らす。そうしたら何でもアリだ。お前はAR小隊を全員撃破判定にすればいい。]

 

『了解!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【両者準備ができたようだな。では演習を開始する・・・】

 

 

 

 

 

ビーーー!

 

 

 

 

開始のブザーが鳴らされる

 

 

「ッ!」

 

AR小隊は各自決めていたポイントにつき、上原がどこから出てきても撃てるように構える。

 

「こちらM4。異常はないわ。」

 

「こちらAR15。こっちもよ。」

 

「こちらM16。SOPⅡが前にいるだけだ。後は異常なし。」

 

SOPはかなり前に出て、遊撃のような役割を担う。

 

「アッハハハハ!!上原お兄さん!一緒に遊ぼー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『うわぁ・・・SOPちゃんめっちゃ前に出てんじゃん・・・つーか俺の名前呼びながら銃を構えてこないで欲しい・・・何も持ってなかったら喜んで受け止める覚悟はあるんだがな。』

 

上原は持っている銃をCS/LR2に切り替え、近距離戦を想定、そしてSOPの裏を取るように静かに移動する。

 

「うーん?どこいったのかなー?」

 

呑気なことを言っているが、そこは戦術人形。隙がない構えをしている。

 

上原とSOPの位置関係は現在、コンテナ2つを通して上原がSOPの真横にいる状態だ。SOPはまだ上原の姿を確認していない。ちなみに上原は現在Lv2防具一式を装備している。

 

『(SOPちゃん・・・すまん、これ君の裏取れるぞ・・・)』

 

上原は慎重に動きつつ、SOPに気づかれないように裏を取ろうとする。だが・・・

 

 

 

 

パパパン!

 

 

『なっ!?』

 

SOPの裏を取ろうとしすぎたがために、SOPの後ろにいたM16に気づかず、発砲される。

 

バシュ!パチィン!

 

ダスッ!

 

『ぐっ・・・』

 

上原は1発もらう。HPゲージが少し削られるが、せいぜいモバイル版のBOTの攻撃力だ。痛くない。痛くないのだが・・・

 

「あ!見ぃつけた!アハハハハ!!!」

 

肝心のSOPに見つかった。上原は焦る。このままでは挟み撃ちで終わる。だったらどうすればいいのか。上原は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スパパパパパパパパパパパパパパパパ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SMGを乱射した。ラ●ボーもビックリな乱射のしようだ。辺りに9mm弾がばら撒かれる。

 

「ちょっ!」

 

SOPⅡは当たらないようにコンテナの裏にヘッドスライディングの要領で飛んだ。幸い1発も弾丸を受けていない。

 

「っ!M4!AR-15!上原だ!SMGを乱射している!」

 

「分かってます!私も今そっちに向かいます!」

 

「私もすぐに向かうわ!決着はすぐにつける!」

 

M4とAR-15はダッシュでM16とSOPの元へ向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パパパパパパパパパパン!カチッ!

 

上原のCS/LR2の球が切れる。だが上原は何も考えずに乱射したわけいではない。武器をType89に切り替え、一瞬だがSOPがコンテナの裏に飛んだのが見えたので自分もM16たちから隠れるようにジャンプ移動して、コンテナの裏に回る。するとSOPが立ち上がろうとしているのが見えたので、ADSをしてSOPに照準を合わせ・・・

 

 

 

ダダダッ!ダダダダダダダダダ!!

 

 

 

 

フルオートでSOPに撃つ。

 

「えっ!きゃっ!」

 

立ち上がろうとして隙ができていたのもあり、上原の撃った銃弾をモロに食らう。

 

 

【SOPⅡ!撃破判定!SOPⅡは演習場から退場せよ!】

 

ヘリアンの声がスピーカー越しに聞こえる。それを聞いたSOPは、

 

「あ〜あ。あっさりやられちゃった。ゲームオーバー・・・だね。」

 

『そうだな。そんな時もあるさ。次はもっとツイてるといいな。』

 

「うん・・・それじゃ私出るから、くれぐれもお姉ちゃんたちに負けないでね?」

 

 

 

 

SOPⅡは駆け足で出口に向かう。それを横目に上原は急いでCS/LR2とType89のリロードを行う。

 

 

 

 

 

『とりあえず一枚抜いたが・・・あと三枚はどうするべきか・・・』

 

おそらくM4とAR-15はM16と合流しているだろう。一気に3人を相手にするのは本家PUBGでも難しい。シ●●ウドでもないと一気に倒すのは難しいかもしれない。

 

 

 

 

ここから上原はどう動くのか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィーン・・・

 

 

 

 

 

「ふぅーん?あれがカミハラっていう前に私たちが逃した相手?」

 

 

 

 

 

キルハウスの上方、観戦ができるスペースに一体の戦術人形が入室してくる。

 

 

 

「お前か・・・そうだ、アイツが今日からグリフィンに加入し、今はAR小隊と戦っている上原だ。現在はSOPMODⅡが撃破判定をもらったところだ。」

 

 

「へぇ〜・・・あのAR小隊サマのうちの一人が撃破判定をもらうなんてね・・・相当手慣れているのかしら?カミハラって。」

 

「鉄血の人形相手に近接戦を仕掛けるんだ。よっぽどのバカか猛者だろう。奴は。」

 

「私はこの対決が終わるまで見ていたいんだけどいいかしら?」

 

「構わない。お前たち・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

404小隊全員でかかっても逃してしまった奴の実力を見るいい機会だぞ?UMP45。」




とりあえず今回はここまでです。

404小隊の45姉、久しぶりの登場。

そして一応の設定なのですが、AR小隊のメンバーは全員Lv90台という前提です。

それと言っておきたいのですが、私は第6戦役までしか進めていません。キャラクターとかサッパリわからんので何かがおかしくてもこの「DUBF」の世界線のキャラクターということで割り切ってください。(強制)

では次回、SOPⅡを撃破判定にすることができた上原。果たして上原は勝つことができるのか?



仲間との協力は欠かさないようにしましょう!以上、猫鮪でした。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

19:『グリフィン.6』

待たせたな!(今更)

APEXとフラワーナイトガールをやっていたら見事に執筆を忘れました。猫鮪です。

花騎士のコムギちゃんはいいぞ!


では前回、SOPちゃんをダウンさせた上原。あと3人だ。


本編イズヒア!


 

 

SOPを退場させてから数刻、キルハウスでの演習は膠着状態であった。M4、AR-15、M16の3人がお互いをカバーするようにしつつ固まって行動するようにしていた。上原は音を頼りにしつつ3人の目を掻い潜りながら隠れていた。

 

『(クソ…3人が固まってるな…PUBGだったらかなりキツい状況だぞ…いや4人の時点で無理ゲーなのだが。SOPちゃんが単独行動しててくれて助かったという感じだが…)』

 

上原はドラム缶が複数並んだところに伏せる感じで隠れている。そこからしゃがみに変えて周辺を見回す。

 

『(見えるのはコンテナとデッカい建物…廃墟か。廃墟の窓からは家具は見当たらない、古びたドアが見えるな。他には…土のうか?中身が溢れている…あとは地面だが…あっ)』

 

上原は地面の石を見た途端にちょっとしたアイデアを思いついた。

 

 

 

 

 

 

『(そこらに石を投げまくって撹乱ってできねぇかな?)』

 

 

 

 

 

 

可能ではあるが、アホらしいし自らの場所を伝えかねない。だが上原には謎の自信を持っているらしく、成功するだろうと考えていた。早速作戦を実践すべく動き出した…石をいくつか拾うだけだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方そのころ。

 

 

「カミハラさん、いませんね…」

 

「どこかに隠れているのだろう。見つけ出してさっさと終わらせるだけだ。」

 

「でもSOPが重症の判定で退場しているのよ。カミハラが正規軍の並の兵士より何倍も強いわ。しかも乱射してくるあたり、普通に撃ってくるとはあまり思わない方がいいかもしれないわ…」

 

3人は上原がどこにいるかを最大限に注意しながら探していた。そして彼女たちはドラム缶が並んでいたところに移動した。

 

「足跡…ここにいたのは間違いないわね。」

 

「ここから…コンテナ方に続いている。そこに警戒しながら進みましょう。」

 

「「了解。」」

 

M16が前に出つつカバーできるようにM4とAR-15がついていく。進もうとした瞬間ー

 

 

 

カツッ

 

 

 

 

「「「!」」」

 

彼女たちから見て左の方、廃墟の周辺で石が何かに当たる音がした。

 

「っ…カミハラさんでしょうか。」

 

「…行きましょう。」

 

足音をできるだけ殺しつつ物音のした方に近づく。するとまた…

 

 

 

 

 

 

カツン

 

 

 

カン

 

 

 

カタンッ

 

 

 

 

 

そこかしこで石が当たる音がする

 

 

「何なの…?」

 

「ナメられてるのかしら?」

 

「石を適当に投げて撹乱しようというつもりか?随分とバカだと思われてるのだろうな私たちは。」

 

上原のふざけていると思われる行動、そして上原が見つからないことに苛立ちを覚え始めた3人。それでも戦術人形、フォームを崩さず物音のした方へ向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が突発的に考えた作戦、それを実践したら成功したとは言えないが、3つの背中が見えた時にちょっとした達成感、愉悦感を覚えた上原がそこにいた。

 

『(やったぜ…物音のした方に向かった、背中がガラ空き、それならこっちのモンだ…!)』

 

上原はType89のバイポッドを展開、地面に伏せて照準を一番後ろにいるAR-15の背中、ちょうど胸のあたりに合わせる。そして自分を落ち着かせるように呼吸をする。

 

 

 

『AR-15。終わりだ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダダダン !ダラララララララララ!

 

 

 

ガスッ!バシュン!

 

「くぁっ!」

 

「AR-15!」

 

後ろからのフルオート射撃、AR-15が後ろを振り向いたその時には…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【AR-15!重症判定!退場せよ!】

 

 

自分が人間に敗北したアナウンスが流れたのだった。

 

 

 

 

「AR-15!!」

 

「クソッ!人間にここまでしてやられるとはな!」

 

M4とM16が退場していくAR-15を横目に上原に向かって射撃する。それでも上原は怯まない。むしろいつのまにかリロードを済ませたType89で再びフルオートで撃ってくる。AR-15がいない今、上原から向かって一番前に見える。フルオートで撃っているので狙いがかなり乱れる。それが救いだろうか。

 

 

 

 

バチュン !

 

 

「くっ!」

 

「M4!クソッ!」

 

このままではM4もやられると感じたM16は射撃をやめてM4の背中をいきなり掴んで廃墟の陰にM4を引きずるようにして逃げた。

 

「ちょっ…M16ねえさ…きゃっ!」

 

少女らしい小さな悲鳴を挙げて引きずられていくM4。それを見た上原は、姉が妹を引きずっていくように見えた。今は演習中だけど。




今回はここまでです。(気力が尽きた。)

投稿ペースが落ちまくってますね。本当に申し訳ない。

APEXとBFVが悪い(暴論)

銃は女の子と一緒で大事にしましょう!猫鮪でした。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

20:『こんな時もあるさ!次はもっとツイてますように!』

もう20話っすか(小並感)

最近はもっぱらPUBGやらずにAPEXやってるんですけどR-99が全く扱えません(リア友から「お前どこに撃ってるん?」とツッコまれるレベル)

R-301とかプラウラーとか若干低レートの武器使ってるから高レートのじゃじゃ馬は全くといっていいほど使えないんですよねぇ

でもBFVでは超連射特化させたスオミを愛用してます^q^






本編は下です。

モザンビークヒア!


 

 

「M16ねえさ…きゃっ!」

 

M16がM4を引っ張って廃墟の陰に隠れる。

 

「M16姉さん!一体なにを!」

 

「いいかM4。カミハラと1対1で撃ち合ったらマトモに勝てないということは分かるな?」

 

「え?は、はい…」

 

「SOPⅡは深追いして後ろから。AR-15は並んで進んでいたところを後ろから。どちらも後ろからだ。」

 

「でもそれとカミハラさんに何の関係が?」

 

「2人で正面から撃ち合うんだ。危険な賭けにはなるが、人間にいつまでもしてやられるワケにいかない。カミハラは隠れながら機会をうかがい、後ろから仕留める戦法を得意としているハズだ。正面からの撃ち合いはおそらくしたくないのだろう。試す価値はあるはずだと思うがどうだ?」

 

M16の提案にM4は少し考える。

 

確かに悪くはない提案だ。だがカミハラは2人で正面から撃ち合ったとして勝てる相手だろうか。でもこのままだとジリ貧になるもの目に見えている。ならば…

 

「分かりました。やりましょう。」

 

「そうか。ならカミハラを見たらすぐに撃て。私もすぐに援護する。」

 

「・・・はい!」

 

2人は決意を固め、行動を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃、上原はというと、Type89の残弾を確認しながらM16たちが行った方向に向かっていた。

 

『Type89の弾がほとんど残ってないな・・・(30/20発)一応廃墟内で戦うかもしれないし弾に余裕があるCS/LR2にしておくか。』

 

上原はCS/LR2に切り替え、廃墟に入った。

 

カビとホコリの匂いに顔をしかめつつ、警戒をする。

 

 

 

 

 

 

 

 

ギシッ…

 

『!』

 

自分の上方、上の階だろうか。なにかが軋む音、おそらく足音だろう。

 

上原は室内戦は苦手である。だが早めにケリをつけたいという気持ちがはやる。CS/LR2を持って古びた階段をドタドタと駆け上がる。

 

2階に上がったところで辺りを見回す。上原から向かって前方にドアが二つ。後方にドアが一つ。まずは前方のドア二つを調べることにする。

 

まずは一つ目のドア。少し後ろに下がり、そして走り…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドッ!バキバキバキ!

 

 

 

 

 

 

 

 

『やべ』

 

文字通りドアを蹴破ってしまった(物理)。いくらPUBGのキャラでも銃使ってドア破壊するのに蹴りで破壊するのは色々とアレだった。上原は少しやってしまったと感じながらも突入した部屋を探索する。が、何も無い。

 

『誰もいねぇか…』

 

何もないと判断しもう一個のドアに向かおうとした瞬間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バンッ!

 

 

「今だ!M4!」

 

「はい!」

 

 

 

探索しようとしたドアからM16とM4が出てきて、

 

 

ダダダダダダダダダダ!!!

 

 

 

2人が上原狙ってフルオートで銃を撃つ。正面からの攻撃、オマケに奇襲に近いと言えるその攻撃に上原は判断を一瞬遅らせる。

 

 

『何っ!ぐあっ!』

 

2人の銃弾をモロに食らう。

 

そして流れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【カミハラ!重症判定!演習終了!】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AR小隊、2人重症判定も勝利のアナウンスが流れたのだった。




上原君、敗北。

あとこの数話でこのチャプターは終わりかもしれないです。このチャプターが終わったら登場人物整理がてら紹介でもしますかね。

さて次回、演習を終えた上原とAR小隊。AR小隊のうちの2人を倒した人間、上原に対して彼女たちは何を思ったのか…

次回までにシールドをチャージしておきましょう!猫鮪でした。







花咲ワークスプリングの彩乃さんはいいぞ。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

21:『培ったモノ?』

どうも、APEXでコースティック使うの楽しいです、猫鮪です。

BFVのチャプター5のトレーラー見ましたか?あの日本兵は軍刀をブンブンするシーンが一番好きです。リリースされた今でも見返しちゃう不思議


では前回、上原君が負けた後から始まります。

多分これでこのチャプターは最終話です。

では本編をどうぞ。



 

上原とAR小隊の演習が終わってあと、各自で片付けを行い、上原は借りた銃を返し、AR小隊の4人は自分の半身である銃のメンテナンスをしながら反省会のようなものをしていた。

 

「とりあえず自分の銃のメンテナンスをしておけ。次の任務に向けて準備するんだ。」

 

「「「はい(うん)!」」」

 

「それで…AR-15、SOP。」

 

「何かしら?」 「何ー?」

 

「カミハラについてどう思う?」

 

「どうって…?」

 

「アイツ一応人間だろ?それで私たちAR小隊の半分が重症の判定をもらうぐらいにはやられてる。」

 

「それでそれで?」

 

「妙に戦い慣れしているというか…アイツ本当に19歳か?…M4、どう思う?」

 

「えっ?えぇっと…SOPが重症判定をもらった時は裏を取った形で、AR-15の時は石を使った陽動で後ろから。奇襲とか陽動とか素人が簡単にできるようなモノでもないですからね。やったとしてもすぐにバレるか返り討ちにあうだけですし…でもカミハラさん気配とかも消してましたし、何か訓練でもしたんでしょうか…?」

 

「偶然だと思いたいけど、明らかに訓練した射撃の腕ね。重症判定もらって退場した後どこにどう被弾したかを纏めたモノをもらったけどほとんどが胸から上よ。」

 

「私も頭とか背中の上半分に弾丸集中してたなぁ。そこらへんは上原お兄さんを見習いたいけどね。」

 

「見習いたい、か…。人間に見習うなんて、人形としてどうかと思うけどな。」

 

M16が苦笑する。

 

「あとで上原さんに直接聞いてみてはどうですか?彼も後々出てくるでしょうし。」

 

「そうだな。何か学べるかもしれないしな?」

 

彼女たちの反省会(?)は続く…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃、上原は…

 

『ぬわああぁぁぁぁぁぁあん疲れたもぉおおおおおおおおおん』

 

コートを脱ぎながら片付けを行おうとしていた。

 

するとその時、コデックスから通信の音が。

 

《上原、聞こえるか?ヘリアンだ。》

 

『はい、こちら上原。どうしました?』

 

《とりあえず演習お疲れ様だ。AR小隊を2人倒すとはすごいぞ。AR小隊はうちの精鋭部隊だ。その中の2人を倒したと上層部に報告したが最初は嘘だろと信じてもらえなかったぞ?》

 

『あ、あはは…(精鋭部隊なんか…)』

 

《それはさておき、この後話したいヤツがいるらしい。お前も一度は見たことがあるヤツだ。》

 

『はぁ・・・見たことあるヤツ…ですか。』

 

《お前の片付けが終わってからで良い。終わったら談話室の方まで来てくれ。借りた武器はドローンが回収しに来る予定だからそいつに預けておいてくれ。》

 

『はい、わかりました。』

 

 

 

ビー…ブツッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『見たことあるヤツ、ねぇ…』

 

上原はつぶやきながら、その見たことがあるヤツが誰なのか考えながら片付けをしていった。

 




いかがでしたでしうか。これでチャプター3は終わりです。

次回は少しお休みして設定集でも作りますかね。

では次回までにドスケベマシンザリチャージしておきましょう。以上、猫鮪でした。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

???章:『設定集』
???:『キャラ設定集&次チャプター予告(?)』


みなさんどうも、64式自ちゃんの脚っていいと思いません?猫鮪です。

さて今回はこの「DUBF」内に出てくるキャラの設定をまとめたものになります。いい加減設定を固めておきたいというのもありましたのでチャプター3が終わったここらへんでやっておこうと思います。


アロ↑ーリ!


 

 

上原 皐月 (かみはら さつき)

 

年齢:19

職業:フリーター(街の食堂でアルバイトをしていた)

身長:169.0cm

PUBGをやっていた時のプレイヤー名:ZhangChung(チャンチャン)

 

この作品での主人公。寝落ちして目覚めたらドールズフロントラインの世界に。グリフィンに所属し任務をこなしつつ元いた世界に変える方法を探す。PUBG内で愛用していた武器はSLRとUMP。そのせいか、リアルでも好きな銃と聞かれると『FALとUMPシリーズ』と答える。見た目に関しては黒髪、濃茶の目、基本的には日本人の見た目と日本人並のガタイ。でも一応日本とフィリピンのハーフである。趣味もとい得意なことは料理で、街の食堂でアルバイトをしていた経験からか誰かに振る舞うことはできるレベルには料理ができる。好きな食べ物は白飯とカレーライス。グリフィンに所属してから白飯が食べられなくて禁断症状的なものが出かけているのが悩み。逆に嫌いなものはゴーヤ。あんなのは食べ物じゃないと上原は言う。一方、恋愛経験は皆無であり、女性にグイグイ来られると『アッアッアッ』となってしまう。日常生活で女性と接するには問題ないのだが、恋愛経験の無さが仇となっている。

 

 

 

 

 

 

 

M4A1

 

基本的には原作通りの性格である・・・ハズ。代理人から助けてもらった上原に恩を感じつつ、演習にて上原の実力を知り、彼のことをもっと知りたいと思うようになる。

 

 

 

AR-15

 

作品内では多分一番喋ってない。上原を(色々な意味で)とんでもない奴だと思い、若干避け気味。演習で上原の射撃スキルを見て彼を見習いたいと思い始める。

 

 

 

M16A1

 

お馴染みM16の姉さん。上原は人間ではないのかもしれないと思っている戦術人形。彼女の最近気になっていることは、上原が使っているフライパンは一体何で出来ているということである。

 

 

M4SOPMODⅡ

 

上原のことを「上原お兄さん」呼ぶ可愛らしい子。一方その残虐性はそのままであり、笑いながら鉄血の人形をダイナミック解体する姿は上原もドン引きする。上原曰く「戦闘時と普段の姿のギャップが良い!」と言うが、当のSOP本人はよく分かっていない模様。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘリアントス

 

裏での別名は「合コンの敗北者」。基地内では指揮官の代理を行なっていたが、上原が来たことにより彼に指揮官を任せたいと思ってはいるが、上原自身は指揮官になるのを拒んでいる。結婚願望アリアリだが、結果は別名通りである。

 

 

 

 

 

 

 

 

クルーガー

 

筋肉モリモリマッチョマンのいいおっちゃん。上原をグリフィンに所属させた張本人。グリフィン内の噂では自分の筋肉の力で弾丸を弾き返すとかないとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

UMP45(もとい404小隊の紹介)

 

404小隊の隊長。このDUBF内では普通にグリフィンの基地内に出入りしている。上原を任務で逃したことを機に上原を気にし始める。UMP45の妹であり家族という単語をよく口にするUMP9。ファミパンはしない。完璧にこだわるHK416。上原が416を使っているのを見て少し気分が上がっていた。そして寝坊助のG11。G11もM16と同様上原のフライパンについて気になっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次チャプター予告(BGM:遊戯王の次回予告のアレ)

 

ヘリアンから呼び出しを受けた上原、指定された場所に行くとどこかで見たサイドテールの髪の女の子が!そして彼女たちと共にとある作戦に行ってほしいと指令を受けることになった上原。一度は戦った彼らは一体どうなるのか!?次回、DOLLS UNKNOWN‘S BATTLE FRONTLINE!チャプター4!『UNKNOWN QUINTET』!ドールズスタンバイ!




最後の最後でふざけてしまいました(禁断症状)

上原くんの設定は自分の中で大体こんなものかなーと思いつつ書いていきました。つーかチャプター4でほぼ何があるのか分かってしまってますかね。それはどうでもいいか。

では次回までにヘルスドローンを展開しておきましょう!猫鮪でした。

唐突なんですけど私がドルフロで誓約してる子たちを紹介していきます。

UMP45:初めて誓約した戦術人形。誓約ボイスの「しきかーん?」でオチた。

M4A1:個人的幸せにしたい子ナンバーワン。2番目に誓約。

SPAS-12:一緒に食べ放題のお店に行きたい。3番目に誓約。

FAL:ドルフロの中で一番好きな戦術人形。ドルフロ内で初めてLV100になった戦術人形だったりする。リアルでも妻になってください(血涙)。4番目に誓約

WA2000:ツンデレ最高。誓約ボイスの「もっと素直になれるかな…?」というボイスに悶絶。5番目に誓約。

Five-seveN:ドルフロの中でFALの次に好きな戦術人形。FALとFive-seveNに左右からサンドされる形で同時に抱きしめられたい。6番目に誓約。


これだけ書くと「お前誓約結びすぎだろ」と言われそうですがこまけぇこたぁいいんですよ。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

4章:UNKNOWN′S QUINTET
22:『404小隊』


どうも、風邪が治ったと思った数日後にインフルにかかり、さらにリアルで定期考査があって投稿がだいぶ遅れてしまい申し訳ございませんでした、猫鮪です。

今回から新章「UNKNOWN′S QUINTET」が開始されます。


では本編をどうぞ。


ところでBFVの日本軍サイドでラウンド開始したら日本兵全員雄叫び上げながら進むのめっちゃよくない・・・よくない?



-グリフィン基地、談話室にて-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は上原皐月。コデックスでヘリアンさんに呼ばれて談話室に来てみたらヘリアンさんといつぞやの4人組のうちの一人がいた。ちなみにサイドテールの子だ。灰色の髪と片目に縦の傷跡らしき物があってこちらをじぃっと見てくる様はなかなかにクるものがある。あ、俺にはそういった趣味はないから深い意味は無い。・・・本当に無いぞ?フリじゃないからな。

 

「来たかカミハラ・・・まずは演習、お疲れ様だ。AR小隊のうちの半分のメンバーを撃破するとは人間業じゃない。上層部に報告するのも苦労しそうだ。」

 

『あっ、いや・・・ありがとうございます。AR小隊と戦って思ったのはやはり連携がとれてるチームは良い戦果をあげられるってことですね。まぁ、俺はそういった仲間がいないんですけど・・・あはは。・・・それで、なぜ呼び出したんです?』

 

「あぁ、そうだな。では本題に入る前に紹介しておこう。といっても一度会ったことはあるかもな。」

 

『えぇ。いつだったか忘れましたけど散々命がけの鬼ごっこさせてもらいましたからね。忘れるハズありませんよ。」

 

「そうか・・・では改めて紹介する。通称“404小隊”の隊長を務めるUMP45だ」

 

「私はUMP45。あなたがカミハラね。仲良くやりましょ?」

 

UMP45という名前のサイドテールの子は右手をスッと差し出す。それに対して自分も右手を出し握手を交わす。握った瞬間ニヤッとした気がするが気のせいだろうとスルーする。

 

「よし。二人とも座ってくれ。」

 

ヘリアンがそう言ったので上原とUMPはソファに座る。

 

「では呼び出した理由なんだが・・・上原は404小隊に一時的に加入してもらい、この地区の鉄血の基地に潜入、そして爆破の任務をやってもらう。」

 

ヘリアンの言う「この地区」と言いホログラム?の地図で指差したのは・・・

 

『G-1地区』と書かれていた。

 

「このG-1地区に今度攻勢をかけることになってな。そこであらかじめお前達に基地の爆破をしてもらうことで補給等の分断および敵の弱体化をやってもらいたい。できるか?」

 

「えぇ。できるけど、それなりの報酬は出るのよね?」

 

「あぁ。報酬はこれぐらいでどうだ?」

 

ヘリアンは何か操作するとUMP45に情報を渡したのだろう。それを確認したUMP45はしばらく考えると、「分かったわ。この任務、請け負いましょう。」と頷いた。

 

「それで、だ。上原には実質初めての任務だ。お前の実力も考えて爆破するUMP45たちのサポートをしてもらいたい。」

 

『了解しました。自分に出来る限りのことを尽くしてみせます。』

 

「そうか・・・ではこれで私は失礼する。後は自由にしてくれて構わない。それでは。」

 

ヘリアンはそう言い立ち上がって談話室を出て行った・・・

 

 

 

 

『・・・』

 

「・・・」

 

 

 

 

部屋の中に少しの静寂が支配する。やがて耐えられなくなった上原は立ち上がり・・・

 

 

『と、とりあえず俺もここを出ることにするよ。えっと・・・』

 

「45って呼んで頂戴。ちょうど私も出ようと思ってたところだから。」

 

『そうか。それじゃまた任務の時に。』

 

「えぇ。それじゃ、またね?」

 

UMP45はあざとくウインクした後スタスタと談話室を出て行った。

 

『・・・かわいいヤツ。』

 

誰もいなくなった談話室の中に上原の独り言が誰にも届くことなく消えて行ったのだった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜数十分後〜

 

ピピピッ

 

『なんだ?』

 

談話室を出た上原のコデックスに着信音が。応答すると・・・

 

《カミハラ。私だ、ヘリアンだ。》

 

『はい、どうしました?』

 

《そういえば伝え忘れていたのだが・・・お前の私室を用意していたのだ。さっきの任務の内容を伝える時にでも伝えておけばよかったな。それで場所なんだが・・・》

 

ピコン

 

《部屋の場所をそっちに送っておいた。後はそっちに行ってゆっくりしてくれ。》

 

『は、はい。わざわざありがとうございます!』

 

《礼はいい。これもクルーガーさんの指示だからな。》

 

『(マジかオッチャンありがと)』

 

《ではそれだけだ。失礼する。》

 

ピーッ…

 

『なるほど私室か・・・どんな部屋か楽しみだな・・・』

 

上原は配備された部屋を想像しながら送られた地図を元に宿舎へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

移動中・・・(Bgm:駆けろスパイ●ーマン)

 

『ここか・・・』

 

上原はポツリとこぼす。近未来的な多分ウィーンって横にスライドするタイプのドアとその横に“601号室“と書かれた看板。一体この宿舎は何階建てなんだろうか。途中でエレベーターもあったから移動にはそこまで苦労しなかったのだが。

 

『ところでどうやって入るんだ・・・?』

 

部屋に着いたはいいものの、近づいただけではドアが開くことはなく、閉ざされたまま。ヘリアンにでもかけて入る方法を聞こうとしたその瞬間。

 

ピピッ

 

コデックスが反応し扉が開いた。なんと便利な。

 

『あっ、開いた・・・まぁ、入ろう。』

 

上原は部屋に入り、靴を脱いだ。ちなみにきている服は演習の時と変わっていない。

 

上原が部屋の奥に向かい、電気をつけるとそこには・・・

 

 

 

 

 

 

「あっ、アナタがカミハラって人?やっほー!」

 

あの404小隊のうちの一人がいた。ツインテール。

 

『・・・』

 

「・・・?」

 

上原とツインテールの子はしばらく目を合わせ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『誰だお前はッ!(スパイダーマッ風)』

 

上原はモノマネじみた声を出しながら彼女に聞いたのだった。




今回はここまでです。

スパイダーバースにスパイダーマッが出るらしいですね。情報はまだ無いとのことですが。出たら出たで嬉しい。だってスパイダーマッ好きだもん


では次回までに崩壊液を飲み干して(!?)おきましょう。以上、猫鮪でした。












ガールズシンフォニーのアンリはいいぞ。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

23:『作戦前①』

FAL(嫁)「さて指揮官(猫鮪)?」なんでまた2ヶ月も放置していたのかしら?」

猫鮪「それはえーっとそのぉ…」

FAL「何?」

猫鮪「APEXやってたりBFVで零戦だけではなく九七式中戦車とかのレベル上げしてたり刺突爆雷で突撃したりし」

(無言の榴弾)






えーみなさん、お久しぶりです。猫鮪です。何が週一投稿だよってレベルで放置してました。本当に申し訳ございませんでした。


それでは本編をどうぞ。


 

『誰だお前はっ!?』

 

 

 

上原はどこぞの鉄の十字団の悪役のような声で部屋にいたツインテールの子に問いかける(?)

 

「ゴメン、ビックリしちゃった?私、UMP9っていうの!」

 

『いや部屋の明かりをつけて知らない女の子がいたらそりゃビックリするに決まっている…』

 

「うーん…」

 

UMP9(以降ナイン)は上原の周りをぐるぐる回りながらじーっと上原を見る。

 

『えーっと…どうかしたか?えっと…ところでなんて呼べば…?』

 

「ナインでいいよ!とりあえずビックリさせちゃったならゴメンね?ちょっとカミハラとお話したいなーって思ってね?それでこっそり忍び込んじゃった♪」

 

『(えぇ…そういう理由?あと呼び捨て…まぁいっか)あ、あぁそっか。じゃあどっかテキトーに座ってくれ。立ったままってのもアレだしな。』

 

「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上原に用意された部屋というのは一人用にしては少し広いかなと感じるほどにスペースはあり、逆に言えば最低限の家具しか置いてないせいで少しばかり殺風景な部屋である。トイレとシャワー室、それとベッド(ちょっと硬い)、テーブルとソファーが備え付けてあった。これは後に分かったことだが、壁にあった謎のボタンを電気のボタンかと思って押したら冷蔵庫だった。無駄にハイテクだ。

 

 

 

 

 

そして今、ソファーに上原とナインが向かい合わせに座っている。

 

「うーん…ねぇねぇカミハラ?」

 

『何だ?』

 

「なんだかカミハラって呼ぶのってアレだから何かサツキで呼んでもいいかな?」

 

『しっ、下の名前…』

 

いきなりあだ名で呼んでもいいかと聞いてくるとか、というか最初から思ったけどこのUMP9って子コミュ力お化けすぎないか?と上原は思う。てかアレとはなんだアレとは。

 

『い、いやまぁ別にいいんだけどさ…何故?』

 

「今度の作戦サツキも一緒に行くんでしょ?ならサツキも『家族』だよ!」

 

『家族…』

 

家族という単語を聞いてふと上原は日本にいる家族を思い出した。母親と父親、そして兄。みんな今頃どうしているのだろうか…そう考えると何だか胸の奥あたりがキュッとしてくる。

 

「ん?サツキどうしたの?さっきから黙ってるけど…」

 

『あぁ、すまない。家族って聞いて向こう(日本)にいる家族のこと思い出してね。』

 

「へぇー…なんか辛いこと思い出させちゃった?」

 

『別に心配はしないでいいよ。何とかして故郷に帰る。それが今の自分の目的だから。』

 

「そっか…じゃあさじゃあさ!ちょっと教えてほしいんだけど…」

 

『何だ?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「サツキの家族のこと、教えてよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜約1時間後〜

 

『それでな?兄とケンカしてお互いに本気になって顔とか身体中青アザになって母さんにこっぴどく怒られたんだ。でもいざという時にとても頼りになるのが兄なんだ。弟として兄がすごく誇らしいと思ってる。』

 

「へぇ〜…サツキの家族ってすごく仲がいいんだね!」

 

『兄弟の間じゃケンカはたまにあるけどな。あと本当に兄弟なのかと疑われるんだよ。』

 

「それはどうして?」

 

『兄がいかにも外国人っていう顔なんだけど俺は超がつくほどの日本人顔。まぁ遺伝の関係なんだろうけど俺が日本人の方を強く受け継いだんだと思う。でも血は繋がってる。それだけでも兄弟である証なんだ。』

 

「ふふっ…ところでサツキ?」

 

『ん?』

 

「こうして話してみて少しは気分が楽になった?」

 

『あっ…』

 

今思えばナインと1時間近く話していた。ナインはどうやら聞き上手なのかもしれない。

 

『いやぁすまないな。一方的に俺の話を聞かせてしまって。』

 

「ううん、いいの!私が聞いたんだからサツキの家族の話が聞けてよかった!あとサツキってずっと警戒心的なもの持ってたんじゃない?だからこうして少しでも楽にしてあげられたらいいなーって思って。」

 

『…』

 

上原は少しため息をつき、笑みを浮かべる。

 

『あぁ、そうだな。改めて、ありがとう。ナイン。気分もよくなったし、いいガス抜きになった!』

 

「うんうん、私、楽しかったよ!それじゃあ私45姉のとこに帰るね!」

 

ナインはそう言って立ち上がり、部屋の玄関に向かう。

 

そしてドアの一歩手前で立ち止まり、上原の方に振り向く。

 

「ねぇサツキ」

 

『どうした?』

 

「またサツキの家族の話、聞かせてね!」

 

「・・・あぁ。」

 

上原とナインの二人はちょっとした約束を交わし、ナインは上原の部屋を去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ありがとう。ナイン。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋に一人残った上原。彼自身の気分は以前のものより風に舞う花びらのように軽やかなものになっていたのだった。




いかがでしたでしょうか。

ところで特異点がもうすぐ終わりますね。皆さんは攻略は済みましたか?それとも欲しいキャラは掘り当てることができましたか?私は攻略断念しましたしMP7頑張って掘ろうとしてますが全く出ません。

あともはやPUBG要素がカケラも無くなってる…ドウシヨ



それでは次回もどうかたのしみに待っていてください!以上、猫鮪でした。

















BFVのソロモン諸島マップ日本軍不利すぎてワロエナイ…


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

24:『作戦前②』

どうも、BFVで九九式問わず全てのスナイパーライフルをアイアンサイトで使うのにハマった猫鮪です。(銃剣絶対つけるマン)

前回はナインとの家族(?????)回でした。404小隊で登場したのは45姉とナイン。残るは…?




では本編をどうぞ。


 

 

 

UMP9ことナインと話し込んでから上原は部屋に備え付けてあったシャワー室(ここまで来るともはやホテルの一室レベル)で身体を洗ってから服を着替えた。

 

その着替えの時、腕につけてたアッ●ルウォッチ的なデバイスことコデックスのメニューの中に服のマークがあった。それを押すと久し振りにPUBGで見るようなクローゼットの画面に移行した。本当に久し振りにPUBG的ばモノを見た。自分はいわゆる異世界転生的なアレに遭遇したのかと改めて認識する。とりあえず服は変えずに何があるかをざっと見ていく。その中に「グリフィンの制服」というのがあった。多分最初来た時のアレだろう。自分自身はほとんどあの赤いコートから変えたことがないからこれからも変えることがないだろうが。

 

『いやぁ便利なもんだなぁ…さてさて、寝ますかね…』

 

部屋にある簡素なベッドに上原は眠ったのだった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜翌日(オッハー!オッハーーーー!〔激寒〕)〜

 

 

 

『ん…んぁあ…』

 

良いとは言えない目覚め。そしてベッドから起きようとするが、何かにしがみつかれて上手く起き上がることができない。何かに抱きつかれてるようだ。

 

『っ…』

 

おそるおそる横を向く。すると…

 

「んぅ…」

 

灰色の髪が見える。もしやあのUMP45か…と思い布団をめくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中にいたのはUMP45ではなく、とても小柄で腰まで届くであろう長髪の女の子だ。

 

 

 

 

 

『・・・』

 

 

上原はしばらく状況がわからなかったが、理解した時には上原の全身が熱くなるのを感じ、たまらず…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『わ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛! ? ! ? ! ?』

 

 

 

 

 

 

早朝だというのに思いっきり叫んでしまった。その大音声に小柄な女の子も「!?!?!?!?」とビクリと大きく跳ねて飛び起きる。

 

「ち、ちょっといきなり叫ばないでよこんな朝から…」

 

『いやいやいやまずお前誰だよ!そもそもなんでどこの誰かも知らないヤツの布団の中に勝手に入り込んで寝てるんだ!』

 

上原は恥ずかしさと疑問がぐちゃぐちゃに混ざりそのせいかかなり早口になって少女に問う。

 

「えぇ…なんで説明しないといけないの…めんどくさい…」

 

『めんどくさいとかそういう問題じゃねぇ!お前の名前ぐらい言えよ!』

 

「わかったから落ち着いて…」

 

そんなやりとりが続いてしばらく経った後…

 

 

 

 

 

『はぁ…すまない、俺、かなり取り乱したな。んで、そろそろ自己紹介してくれてもいいんじゃないか?』

 

 

「ん、私、G11って言う…45に言われて様子見てこいって言われて来たんだけど眠たかったし結構冷えてたから潜り込んじゃった…」

 

『ンな理由で潜り込むな…それで?45とかに報告とかしたのか?』

 

「え………あっ。」

 

G11は何かを思い出したかと思えば気まずそうな顔をする。

 

「ずっと寝てたから忘れちゃった…」

 

『えぇ…(困惑)』

 

「ねぇ何とか擁護してくれない?皐月ー」

 

『はぁ?何でだよ?』

 

「だって416にすごく怒られる…怒られるのすっごいこわいんだよぉ…」

 

『オメェは子供か…しょうがねぇな。俺も助け舟は出すけど期待するなよ?』

 

そう言うとG11は目をキラキラとさせる。

 

「ん、ありがと皐月…」

 

そっけない礼を言うとベッドから降りる。

 

「んじゃ私出るね。後、擁護よろしくね〜…」

 

そのままトコトコと歩き部屋を出て行った。

 

 

 

 

 

『なんてヤツだ…(ブ●リー並)』

 

色々とめんどくさがりな子で不思議な子、G11。不思議と嫌とは感じない上原であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約1時間後…

 

準備を済ませ、普段から赤茶?のコートから灰色のダウンジャケット、下には紺のシャツ、黒のスラックスをはいて部屋を出る。おおよそ社内で着るような服装じゃないがこまけぇこたぁいいんだよ(説明放棄)

 

 

 

 

 

 

 

ウィーン…

 

スライドドアから部屋を出る。朝だから朝飯が食いたい。そう思い食堂に向かうことにする。コデックスから簡易的な地図を表示してそれを確認しながら歩く。

 

 

 

ドンッ!

 

 

『うっ!』

 

「きゃっ!」

 

 

コデックスにばかり目がいっていたせいか前を見ていなかった。そのせいで誰かとぶつかってしまった。

 

『すみません!大丈夫ですか!?』

 

慌てて声をかけようと上原はぶつかった人に言う。

 

「え、えぇ。大丈夫で…あっ。」

 

ぶつかった人は何かに気づいたように声を出す。

 

「アナタは…上原…かしら?」

 

『あ、えぇ…って貴方は…』

 

ぶつかった人は薄い青がかった髪で目の近くに赤い涙のような物があって…

 

『前にお会いしたことありましたっけ?』

 

「変に敬語を使うのはやめて。私はHK416。ちゃんと覚えなさい?」

 

HK416と名乗った彼女からは謎のオーラが出ている。彼女も戦術人形なのだけど逆らえないようなオーラを放っているように上原は感じた。

 

『あ、あぁ。すまん…んで、416は何をしようとしていたんだ?』

 

「UMP45がG11に監視がてら貴方の様子を見てきなさいといってG11が行ったっきり戻ってこないから私がG11がどうなってるか確認してきてって頼まれたのよ?」

 

『G11?あぁ、それなら1時間ぐらい前に会ったぞ?』

 

「ほ、本当?」

 

『うん、オマケに俺の布団に入ってぐっすり寝てた。本当にビックリしたよ・・・起きたら謎の少女が布団にいたわけだからな。』

 

「え…ごっ、ごめんなさいG11が迷惑かけて!」

 

『あぁ、いいんだいいんだ。G11も悪気はなかったんでしょうし、あまり責めないであげて?』

 

「でもほとんど知り合ったことのない人と一緒の布団だなんて…もうG11ったら…」

 

G11が子供だとするなら416はさしずめその保護者ってところだろうか。と思う上原であった。

 

「…それで?上原は何をしに?」

 

『俺か?俺は食堂の方に行こうと思ってな。』

 

「そう…ところで上原。」

 

『ん、何だ?』

 

「前に私たちから逃げた時、貴方、HK416を使っていたわよね?」

 

『(前にというと…あぁ、命がけの鬼ごっこした時だったな。)あぁ、確かに使っていたけどそれがどうしたんだ?』

 

「使っててどう感じたの?使用感は?撃ちやすさは?どうかしら?」

 

416は何かを期待するような目でこちらを見る。

 

『そうだな…そんなに撃ったことはないから確実にとは言えないけど…確かに扱いやすかったとは思う。それなりに付き合いはあるからな。』

 

「そ、そう?なら良いじゃない…」

 

ぶっきらぼうに答える416だが、よく見ると口角が若干上がっている。自分のことのように嬉しいのだろう。

 

「それじゃあ私はG11探してくるわ。貴方もG11を見つけたら言ってちょうだい。これ、私の連絡先。」

 

416は少し目を瞑る。すると上原のコデックスに通知が来て[HK416が追加されました]という表示が。

 

「今度一緒に作戦に行くんでしょ?連絡手段は必要だからね。でも作戦が終わったら消去すること。いい?」

 

『あぁ。わかった。それじゃ俺も食堂に行く。途中で見つけたら連絡するからそこらへんよろしくな。あと、作戦でも。』

 

「えぇ。足を引っ張ったら承知しないわよ?」

 

『善処はするさ。』

 

416が歩き出した方向とは逆の方向に上原は歩く。上原は思う。あの4人組に中で416が一番接しやすかったと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしこの時上原はまだ知らなかった。後々に416と一悶着を起こすことになろうとは…

 




ぬわぁぁぁぁぁあああああん疲れたもぉおおおおおおおおおん

DJMAXコラボ始まってましたね。私はもうキャラと専用装備は獲得してるので後は妖精とかだけです。皆さんもコツコツと周回していきましょう!

それでは次回までにエナドリでブーストをかけて上手いこと立ち回っていきましょう!以上、猫鮪でした。
















PUBGモバイルもうほぼ引退してる…


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

25:『作戦前③』

なんでBFVはずっとチャプターリワードがレベルアップするヤツだけなんすか(憤慨)

少しずつ書いていってるのですがこれがなかなか書けない。

さて前回はG11と416に会ったところまでで終わりましたが、ついに作戦が決行されようとしているのだが…





では本編をどうぞ。


 

416とのやり取りの後、食堂でお世辞にもウマいとは言えない飯を食べた上原。マズくはないのだがだからといってウマくはない。料理ではあるが単純に栄養補給だけを目的としたような味がした…と上原は思った。

 

 

 

その後は特にやることがなかったので射撃訓練場で一人練習をしていた上原。途中でM4A1と会い、他愛のない話をしながら一緒に射撃訓練を行った。彼女からは他の人を指揮したことはあるかと聞かれ、『あまりないけどM4たちと似たように4人チームで行動することあったけどその時はよくリーダーをやらせてもらってた。』と答えた。PUBGでのスクワッドモードでのプレイだ。リア友3人と上原を入れた4人でふざけながらよくプレイしてたのを上原は思い出す。

 

逆に今度は上原から質問をした。

 

『その質問をするってことはM4は指揮したことがあるのか?』と。

 

M4は「?」と顔に出るような表情をして

 

「はい、私はAR小隊のリーダーで、指揮官がいなくても私の力でほかの戦術人形を指揮することができるシステムがあるんです…ですけど、それをやると負担が結構大きいので指揮官がいるとかなり楽になるんですが…」

 

若干の苦笑いを浮かべながら答えてくれた。

 

『んで、その指揮官ってのは…』

 

「いないんです…前々からなんですけど、グリフィンは人員があまり足りていないとのことで、今はヘリアンさんが指揮官代行をしていらっしゃいます。」

 

『(ヘリアンさん…かなり重労働じゃないか?そのうち過労で倒れるんじゃないだろうか…)』

 

「グリフィンには色々とお世話になってますけど、よく16Labのペルシカさんから心配とかされるんです、私。」

 

『そのペルシカさんって?』

 

「私たちAR小隊の親…とは違うかもしれませんが似たようなものです。上原さんのこと、気になるって言っていましたよ?多分体質とかのことでサンプルを取らせてほしいとかの方面での気になるかと思いますが。」

 

『分かった。そのペルシカさんとやらに会ったら逃げればいいんだな。』

 

「あはは…あら?」

 

M4は何かに気づいたような動作をする。

 

「・・・はい。分かりました。」

 

『どうした?』

 

「私ちょっとヘリアンさんに呼び出されました。またお話、してくれませんか?」

 

『なぁに言ってるんだ。いつでもいいよ。俺なら探せばどっかにいると思うから。』

 

「は、はい!ではここで失礼しますね。」

 

タッタッタッと早歩きで射撃訓練場から去っていくM4。

 

『こんな何処の馬の骨だかわからないヤツにも優しく接してくれる…いいヤツだな…』

 

上原の独り言は誰もいなくなった射撃訓練場に静かに消えた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜時間は経って夜だYO!〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食堂で再び美味くない飯を食ってから適当に散策していると…

 

 

 

 

 

 

ピピーッ!

 

『んぉ…?』

 

コデックスから通知音が鳴る。ヘリアンさんからメールだ。

 

〔お前の部屋に今度の作戦に使う装備をいくつか送っておいた。そして明日、作戦司令室で任務の説明を再び行う。あとで確認してくれ。〕

 

どうやら上原の部屋に装備品を送ってくれたヘリアンさん。気がきく人だ。

 

上原はコデックスからヘリアンさんに返信をする。

 

〈ありがとうございます。後で確認しておきます。〉

 

送信した後、早歩き部屋に向かったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜カーンカーンカカカカーン!(デッ)〜

 

上原は部屋に戻るとそこには大きな黒いケースらしきものが置いてあった。多分この黒いケースが装備品だと思われる。

 

『ほほぉ…これが例のヤツねぇ…』

 

上原はケースを開けるとプシューッと空気の抜けるような音がしてゆっくりとフタが開けられる。中からは防弾ベストなど防具一式は入っていた。まるでC●Dの兵士が着るようなアレだ。

 

試しに装備品を全部装備してみる。なんとこれがピッタリなサイズだ。グリフィンファイアチーム…とは言わないが、それっぽい見た目になった。

 

「ほほぉ…?これはなかなか…」

 

鏡の前に立ってグルリと回りながら全体像を見ていく上原。年頃の男の子が欲しかった物が買えたことで覚えるような興奮を感じながら夜はふけていった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜朝だ朝だ〜よ〜 修〜●〜がーのっぼーるぅ〜

 

 

 

 

朝起きて顔を洗い、グリフィンの制服(割と気に入った)を着て食堂に行き朝食(美味くない)を食べる。食べ終わった頃にコデックスに通知が入り、作戦の説明があるから司令室に来いとのことなので、上原は司令官に向かった…

 

 

 

 

 

 

 

ピピッ

 

シュイーン…

 

 

 

「ん…上原か。やっと来たな?では始めるぞ。」

 

『時間ちょうどぐらいじゃないですか…ま、いいんですけど。』

 

上原が司令室に入った頃には404小隊のメンバーが揃っていた。

 

「それでは作戦内容のおさらいだ。お前達にはG-1地区の鉄血の施設を破壊するという任務をやってもらう。基地なのだから鉄血兵の巣窟だ。戦闘は避けられないだろう。弾薬等は多めに持っていくといい。それではこの後すぐに向かってもらう。以上!」

 

ヘリアンさんの勇ましい声と共に作戦内容の解説が終わり、それぞれが最後の準備をしていくのだった…




はい、いかがでしたでしょうか。

てか気づけばこのDUBFも今日で投稿してから一年ですね。早いものです。かなり投稿できなかった時期もあったのでこれからは少しずつでいいから更新ペースを上げていきたい…

ではまた次回にお会いしましょう!以上、猫鮪でした。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

26:「G-1鉄血拠点破壊作戦①」

皆さんお久しぶりです。猫鮪です。

ドルフロに復帰したということでDUBF復活しました。クッソのんびりではありますがゆるーく更新していこうと思いますのでよろしくお願いします。


〜グリフィンのヘリポート〜

 

404小隊の四人と上原の五人がヘリポートに集まった。彼女たちは可愛らしいが手に持つのは自分と同じ名前を冠する銃。上原はC●DのUKファイアチームみたいな装備を身につけている。ちなみに武装は

 

・グリフィン戦闘服(Lv2防具と同等)

・バックパックLv3

 

・Type-89

・5.56mm弾×240

・MP5

・9mm弾×180

・P-1919

・45ACP×72

・スモークグレネード×2

・包帯×10

 

・フライパン

 

 

「上原…随分と重武装ね。重くないの?私たちと違って人間なんだから…」

 

「(皐月…またフライパン持ってる)」

 

上原はいつぞや預けたフライパンが返ってきたので腰に装備している。

 

『え?あぁ、平気だよ。銃と弾薬だけだったら屁でもない。むしろ軽いぐらいだ。』

 

『(普段からグレネードだの回復キットだのたくさん持ち歩いてるしな。)』

 

 

 

ピピーッ

 

 

コデックスからの通知。彼女たちはおそらく人形だから頭に直接通信が入ったのだろう。何かに気づいたような顔をしてすぐに戻る。

 

〈こちらヘリアン。全員集まったようだな。〉

 

「えぇ。上原も入れて五人。全員よ。」

 

〈そうか。ではヘリで所定の位置まで送る。こちらもサポートをしつつ鉄血の拠点の破壊を。上原は彼女たちのサポートをしろ。そのために弾薬を多めに持たせてあるからな。〉

 

『そりゃ助かります。全力をもって彼女たちのサポートをしますよ。』

 

〈さぁヘリに乗れ。作戦開始だ。〉

 

『「「「「了解!」」」」』

 

五人はササっとヘリに乗る。最後に乗ったのは上原。そこで上原は見た。このヘリの製造元であろう会社名らしきロゴを。

 

 

[MACCOP]と書かれていた

 

 

『([MACCOP?]MACCOP…ア゛ッ゛!!!)』

 

 

『(カ●コンだ…カ●コン製ヘリだよこれ…)』

 

読者の皆さんはカ●コン製ヘリがどうなっているかは予想できるだろう。上原はある種の絶望を感じながらヘリに乗ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ヘリの中〜

 

 

ババババババババババババババ…

 

 

 

機内は妙に静かであった。それぞれが装備の確認などをしている。UMP姉妹は外を眺めている。。416は自身のアサルトライフルをじっと見ている。G11は…寝ている。うるさいのによく寝れるものだ。ふと上原は操縦席の方を見る。そこにはターミネーターみたいな機械が操縦を行なっていた。

 

『このヘリの操縦手も機械なのか?』

 

気になった上原は聞いてみる。

 

「今時ほとんどそういう自立人形とかがやっているわよ。先の大戦で人間がかなり死んだからね。」

 

HK416が答える。

 

『そうか…そんなに人間が死んだのか…』

 

「えぇ。人間の代わりに人形が産業などを支えてるなんて貴方たちの世界では考えられない?」

 

『いや?昔から機械が人間の産業とかを支えてるってのは普通だっただろ?ただそれが意思を持ってるか持ってないかの違いかな。俺のいた世界じゃ「どんな時代だろうが機械は決断しない!戦闘は人間がやるんだ!」って言葉があったぐらいだよ。』

 

「昔じゃそうだったのかもね。」

 

「へぇ、じゃあ私たちのことはどう思ってるわけ?」

 

UMP45が話に入ってきた。

 

『どう、というと?』

 

「私たちのことは機械か、そうじゃないかってこと。」

 

『うん…難しいな…』

 

上原は黙り込む。

 

『そうだな…名目上は機械なのかもしれない。』

 

「かもしれない?」

 

『あぁ。でも、みんな一人一人が意思を持ってる。感情を言葉にできる。そこらへんにいる人となんら変わりがない。それに関しては君たちは人間「らしい」んじゃないか?別に機械だからって気にすることじゃあないだろう。」

 

上原は自分の思ったことを素直に明かす。

 

「…」

 

少しの間があいて…

 

「ふふっ」

 

『何がおかしい?」

 

「いや、貴方みたいな考えの人もいるのねって。なんだか不思議な人ね、貴方って。」

 

45は少しだけ微笑んでみせる。相変わらず何を考えてるのかよくわからない表情ではあったが今は気にならない。

 

そんな中話に入ってこなかったナインが上原に質問をしてくる。

 

「いい話っぽいとこ悪いんだけどさ、皐月に聞きたいことあったんだよね。」

 

『ん?どうした?答えられる範囲でなら答えるけど…』

 

「その…皐月が持ってるフライパン…」

 

『あぁ、コイツ?』

 

腰につけていたフライパンを取り出す。軽く叩くとコンっと少し重めのいい音を出す。

 

「前に戦った時弾丸を弾いてたのを見て何で出来てるんだろって。」

 

「そうね。私もそういえば気になってたのよ。」

 

UMP姉妹が揃って疑問をぶつけてくる。

 

『素材ぃ?いや分からん。弾丸を弾けるのもなぜだか分からない。だがこれだけは分かるんだ。コイツは「料理用ではない」と。むしろこのフライパンがそう言ってる気がしてならないんだ。』

 

「訳がわからないわ…」

 

と416がこぼす。

 

「そもそも戦術人形と互角かそれ以上にやりあえる人間はそうそういないわ。貴方元々軍人だったのかしら?」

 

『いや?19歳だぞ?まず軍人だったとしても新米もいいとこだ。そんな職業に関わったことが無いな。』

 

「じゃあなんで銃の扱いにそんな慣れてるのよ。」

 

『それは…分からない』

 

「分からないって…貴方自分のことまるでほとんどわかってないみたいじゃない。」

 

『人間そういうもんだよ。自分のことを何者かわかってな「ビーッ!ビーッ!」何だ!?』

 

【警告。対空兵器反応。回避が困難と判断。緊急着陸を行う。繰り返す。対空兵器反応。】

 

「嘘!?情報では鉄血に対空兵器なんて!」

 

「ん…何?寝てたのに…」

 

「そんなこと言ってる場合じゃないわ!このままじゃ全員お陀仏よ!」

 

あーもうメチャクチャだよ。対空兵器とかそんなのアリかって感じだ。

 

「とにかく早く着陸して!」

 

『やべぇよやべぇよ…おいどうすんだよ…』

 

「なんで皐月はそんな落ち着いてられるのよ!」

 

『いやなんとなく予想し…いやそんなことはどうでもいい。一旦落ち着いて着陸するのを待つしか無いだろ。急がず慌てずだ。』

 

「肝が据わってるわね…尊敬するわ。」

 

『そりゃどうm「ドバァン!ドカァン!」ウッソだろお前!もう対空兵器ぶっ放してきたのか!』

 

ドンッ、ドンッっとくぐもった音がして数秒でこっちに向かって砲弾が飛んできているのがわかる。まるで容赦がない。敵だからそうなのかもしれないが。

 

ドンッ!ドンッ!ガキィン!

 

何かに当たったかと思えば急にヘリの落下速度が早まった。

 

【警告。プロペラが破損。安全な着陸は不可能。】

 

「もう何でこうなるのよ!最悪だわ!」

 

45が愚痴る。

 

「みんな!ある程度の高度まできたら飛び降りて!上原は大丈夫ね!?」

 

『あぁ!大丈夫だ!』

 

ガーッと45と上原はヘリの扉を開ける。様々な色の砲弾がこっちに飛んできている。それでもヘリの高度は落ち続けている。ゆるやかに回転しながらではあるがこの状態で着陸してもタダでは済まないだろう。

 

「いい!?みんなカウントしたら飛び降りて!」

 

「「「『了解!』」」」

 

「3!」

 

それぞれが身構える。

 

「2!」

 

上原も覚悟を決める。

 

「1!」

 

そしてその瞬間は来た。

 

「0!飛び降りて!」

 

皆がヘリから飛び降りた。人形ならおそらく大丈夫かもしれないぐらいの高さ。だが人間()の上原は大丈夫ではない。だが上原の視界には…

 

 

[パラシュートを開く]

 

『パラシュート!?こいつはラッキーだ!』

 

早速パラシュートを開く。ばさっと大きな音を立ててパラシュートが展開される。大きな衝撃が体に来たが落下速度がかなり緩やかになった。

 

パラシュートを展開したところで…

 

ドンッ!

 

乗り捨てたヘリに砲弾が直撃し大爆発した。

 

「危なかったわね…というかなんで上原はパラシュートなんて持ってるのよ!こうなるなら装備に加えておけばよかったかしら!」

 

416は叫ぶ。だが自由落下している今誰にもその声は届かない。

 

やがて人形たちが落下してから数秒で地面に足をつける。派手な砂煙を出しながら地面に叩きつけられる。

 

「こちら45!みんな大丈夫!?」

 

「大丈夫…ならよかったけど少し足がやられたわ。無茶をしたわね。」

 

「45姉!私は大丈夫!G11もほぼ近くに落ちたけど特に問題は無いみたい。」

 

「うん、私は大丈夫だから…それより上原は…」

 

404小隊のみんなが空を見る。上原はパラシュートを開いていたが…なにかがおかしい。やけに落下する速度が早いのだ。

 

「上原!大丈夫!?」

 

『大丈夫じゃ無い!ヘリの破片がパラシュートに穴を開けてしまってる!そっちは大丈夫なのか!?」

 

「作戦に支障はないわ!でも貴方は…」

 

『気にするな!俺は頑丈だ…ってうわああああああああああああ!』

 

飛んできた砲弾が上原のパラシュートに大穴を開ける。さらに落下速度が高まり上原は木が生い茂る場所に突っ込んでいった。

 

「上原?応答して!上原!!!」

 

45が呼びかけるが上原からの応答は無かった…

 

 

(続く)




用語解説

MACCOP:このDUBFの世界で軍事車両などを製造する会社。なぜかヘリや空を飛ぶ乗り物はよく墜落するという事態が起きる。製品自体は結構優秀ではあるのだが…ちなみにマコップと読む。

いかがでしたでしょうか。久し振りなので矛盾点が出るかもしれませんが指摘お願いします。(他力本願)

ということでまた次回お会いしましょう!猫鮪でした。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

27:『G-1鉄血拠点破壊作戦②』

フラワーナイトガールをプレイしながらこんばんわ。猫鮪です。

さて前回カ●コン製ヘリに乗っていた上原たちは案の定撃ち落とされてはぐれてしまう。404小隊は全員まとまることができたものの上原は木が生い茂る場所に落ちてしまう。しかも無線にも出られないというオマケ付き。上原はどうなったのか…

ということで本編をどうぞ。


〜木が生い茂る森っぽい場所〜

 

先の大戦で世界が無茶苦茶になったにも関わらずこの場所は珍しく天然物の木がたくさん生えている。おそらく崩壊液等の被害が少なかった場所だろう。その中の一つの木の枝に…上原は吊るされていた。

 

『ふぃ〜〜…あっぶねぇ…木に引っかかってなかったら死んでたぞ…』

 

上原はなんとかもがき、パラシュートから降りた。しかし…

 

『っ!うわうわうわうわうわ!!!』

 

外した瞬間スルリと抜け落ちたため地面に叩きつけられる。HPゲージがそこそこ減る。

 

『イッテェ…回復するか…』

 

とりあえず包帯を巻いてみる。するとHPゲージもすぐに回復する。今更ながらどういう仕組みなのだろうか。

 

『よし…装備は…うん、問題はないな。さて、どうすっかなぁ…?』

 

装備は特に問題無いものの鉄血の拠点がどこなのか。コデックスを頼ろうと思おうにもなんと電波が届かないのである。なってこったい。

 

『とりあえずここを抜けるしか無いな。まずは移動だ。』

 

上原はアテもないが歩き出す。武器はとりあえずP1919にしておく。森の中での戦闘にアサルトライフルはあまり向かないっておばあちゃんが言ってた(大嘘)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜プレイヤー、移動をしていく!(MJ風、松●じゃないぞ!)〜

 

 

歩いてはいるのだが一向に出口が見つからない。元いた世界ではこういう森のような場所に特に縁は無かったことを思い出す。上原の故郷はドがつくほどの田舎である。田舎は山と森ばかりだと思っているそこの君。あながち間違ってはいないがそこそこの都市っぽいとこはあるぞ!ソースは作者の猫鮪自身だ。

 

【猫鮪:勝手に私を出すんじゃない!】

 

それはそうと敵の一人とも出会わない。静か。静かすぎるのだ。木の葉っぱが擦れ合う音だけが耳に入る。構えていたP1911を腰のホルスターに仕舞う。作戦中ではあるのだが…少し歩き疲れた。近くに手頃な倒木があった。そこによっこいしょとオジサンくさい声を出しながら腰掛ける。

 

『しっかし…なんでこんな世界に来ちまったんだ…』

 

寝て目覚めたらこんな物騒な世界にいて、のせられるままにグリフィンの社員になって404小隊とかいう得体の知れない()グループと一緒に鉄血の拠点を破壊する作戦を一緒にやるわ。元いた世界に戻ったらちょっとした小説は書けるのではないだろうか。そんなことを考えてると…

 

「きゅきゅっ!」

 

『?』

 

足元から何か音がした。下を向くと…

 

「きゅきゅっ!」

 

ちっちゃい動物がいた。上原は動物には詳しくないのだが…多分リスだろう。シマリスだったか。上原のコンバットブーツの周りをクルクル回っている。

 

『り、リス?なんでこんなとこに…てかこんな世界にまだ動物とかいたんだ…』

 

「きゅ?」

 

『何だ?俺がどうかしたのか?』

 

試しに指をリス(?)の前に出してみる。すると近寄ってきて腕を伝ってとことこと登ってきた。

 

『わっ、お前器用だな…』

 

「きゅっ!」

 

上原の方に乗ったリス(?)は一通り周りを忙しなく見渡す。しかし一向に降りる気配はない。

 

『かわいいなお前…さて、そろそろ行かないとな。45たちが心配だ。ほら、さったと降りろ。』

 

上原がリス(?)を掴もうとしたがサッと避けられる。

 

『あっ!オメェ…』

 

また捕まえようとするが全部避けられる。そうしたやり取りを数回し続けるがまるで捕まらない。

 

「きゅきゅきゅっ!きゅっ!」

 

『何を言ってるのかわからん。』

 

リス(?)がなにかを訴えているのかもしれないが上原は動物の言語がわからない。そうしたらリス(?)は上原のバックパックの横についてたポーチ、包帯が入っていた場所に入った。

 

『なんだ?ついていきたいってか?』

 

「きゅっ!」

 

『わからんが…まぁいいや。一緒に行こうか?』

 

リス(?)はポーチの蓋から頭を出している。諦めた上原は立ち上がり、再び歩き出した。今度はリス(?)も一緒に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜少年&小動物移動中〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこからさらに数十分は移動しただろうか。周りがたくさんの木なのは変わらないが空気というか雰囲気というか何かが変わった。おそらく人形たちにはないだろう「勘」ってやつだ。リス(?)は

 

『この方向真っ直ぐ進めば出られそうだな…』

 

上原はそのまま真っ直ぐ進む。一応戦闘が起きた時のために武器はP1919からMP5に変えておく。サプレッサー等のアタッチメントは一切つけてないがなんとかなるだろう。するとコデックスから通知音が入った。

 

ピピーッ!ピピーッ!

 

 

 

〈サツキ!?聞こえる!サツキ!!!〉

 

 

 

どうやらかなり焦った様子でUMP9がこちらを呼んでいた。

 

『ナインか?どうした!』

 

その様子に自分の足取りを早くなる。

 

〈よかった!やっと繋がった!とりあえずすぐに援護に来て!座標は送るから!〉

 

コデックスからはナインの声と一緒に銃声が響いている。

 

〈サツキの信号が消えたけどそのまま作戦を行っていたの。そしたら待ち伏せされてたみたいで…とにかく早くき〉

 

通信がへんなところで切られる。

 

『ナイン?どうした!ナイン!』

 

聞こえてないのか応答がない。かなり逼迫した状況だろう。送られた座標を見ると自分が進んでいた方向から結構距離があるが間に合うかもしれないという距離だ。

 

『待ってろよ…今助けに行くからな…!』

 

MP5を背負うと走り出す。タイムリミットはいくらかは分からない。しかし急務なのは上原が一番分かっていた。焦る気持ちを抱えながら送られた座標に向かっていった。

 

「きゅきゅ…」

 

ポーチにおさまっていたリス(?)はすごい振動に耐えていた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜一方、404小隊はというと〜

 

ズダダダダ!パシュン!バチィン!

 

「ナイン!敵そっち行ったからスタンお願い!」

 

「了解!」

 

鉛玉とエネルギー弾が飛び交う戦場。ここは鉄血の基地の入り口である。しかし404小隊の四人に対して鉄血の人形たちは100は近いであろう数。多勢に無勢もいいとこだ。ナインは閃光手榴弾を投げて一時的に目くらましをし、416がグレネード弾でまとめて吹き飛ばす。しかし相手の数が尋常ではない。基地内だからか人形が出てくる出てくる。ソ●エト連邦もビックリに無尽蔵ぶりである。

 

「サツキに今すぐ来てって通信は送ったけどいつくるか分からない!だからそれまで耐えないと!」

 

「私とナインが前線に出るから416はグレネード弾を使って吹き飛ばして!G11は後方の狙撃手を優先!」

 

「「了解」」

 

45がスモークグレネードのピンを抜き、投げる。ボシュっと音がして煙幕が張られ始める。それを確認したら前線に出てありったけの弾幕を張る。416がすぐにグレネード弾を再装填して再度放つ。G11は煙幕でSMG二人を見失ってる鉄血の人形の頭を正確に撃ち抜きスクラップに変える。

 

煙幕の中で爆発が数回起こる。火花とプラスチックなどの破片が飛び散る。

 

煙幕が収まる。そこには鉄血の人形がバラバラになっていた。

 

「はぁ…はぁ…」

 

「クリア…かしら?」

 

「安心はできないわ。とりあえず一旦退避して弾薬の補給をし「416!危ない!」ゃっ!」

 

何かに気づいた45が416を抱えて飛び退く。次に瞬間、かなり太めのレーザーがさっきまで416のいたところを通過、レーザーは壁に着弾した。

 

「レッ、レーザー!?ここの鉄血の基地にはこんなのもあるの!?」

 

「まったくふざけんじゃないわよ!みんな!一時撤退して大勢を立て直すわ!」

 

「でっでも45姉!サツキはどうするの!」

 

「いいから今は撤退することだけを考えて!行くわよ!G11も撤退よ!早く!!!」

 

「わかったから急かさないでよぉ…」

 

離してる間にもレーザーがこちらを狙って飛んでくる。それを辛うじて避けつつ四人は撤退していったのだった…

 

 

【続く】




いかがでしたでしょうか。

実はつい先日バイオハザード6を買いました。今はクリス編を終わらせて次はジェイク編に入ろうとしているんですが…ピアーズ…うっ(´;ω;`)


ということで皆さんまた次回でお会いしましょう!以上、猫鮪でした。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

28:『G-1鉄血拠点破壊作戦③』

えーみなさん一ヶ月以上空いてしまい申し訳ありません。

なぜこんな長引いたのかと言いますと、盛大に年齢バレ覚悟で言います。

就職試験等で書く時間ありませんでした。


さて私の裏事情はさておき前回は上原がナインの応援要請を受けて森で出会ったリスと共に鉄血の拠点に向かったはいいものの、404小隊は鉄血の攻撃を受け、さらにレーザーまで撃たれたので撤退したところです。

ということで本編をどうぞ。


鉄血の拠点・・・の裏側あたりの場所。

 

『ハァ…ハァ…ヒィ…ここが鉄血の拠点ってやつ?』

 

上原(&リス)は援護に来て欲しいというナインの要請を受け、発信された座標まで向かったのだが…そこには大量の鉄血の人形の残骸、グレネードか何かでできたであろう地面の凹み、そして壁にはかなりの高熱で炙った?であろう焦げた跡があった。

 

『なぁにこれぇ…☆』

 

「きゅっ」鞄の横のポケットから顔を出すリス。

 

『結構最近まで戦闘を行なっていたんだろうか…』

 

鉄血の基地の後ろの方は少し高めの崖のようになっている。といっても断崖絶壁ではなくかなり急な坂な感じだった。

 

『さて鉄血の基地の中に入りますか…っととととと!』

 

上原は崖から滑るように降りていった。そしてそこらに転がっていた瓦礫などを伝い基地の中に侵入。警報は鳴っていたみたいだったがなぜか鉄血の人形は出てこない。それらもまとめて404小隊が殲滅したのだろうか。

 

『なんか静かだな…薄気味悪いぜ…』

 

「きゅっ!」

 

リスがバックパックのポケットから飛び出し、焦げた壁のところまで走っていく。

 

『お、おい!』

 

上原はリスを追いかける。そしてリスは壁まで走った後「きゅきゅっ!」と上原のほうを向いて鳴いている。そこには銃弾の空薬莢、黒くて粘性のある液体(オイル的な物だろうか)、小さいプラスチックや金属片。

 

『すごいなこれは…かなり激しい戦闘をやってたみだいだな…』

 

などと分析じみたことをやっているが、上原はナインの要請を受けてここに来たのだ。早いところ合流しなければ。

 

『ありがとな、リス。』

 

「きゅっ!」

 

上原のお礼に答えるかのようにリスは鳴き、ズボンを伝ってバックパックのポケットに自ら入る。

 

『さて、ここは開けてるから怖いな。少し隠れられる場所に入って無線を取るか…』

 

上原は辺りを見回した…その瞬間、上原の後ろから。

 

 

 

 

チュイィン…

 

 

 

ズドォン!

 

 

 

『「!!??」』

 

 

上原の頭を掠め、壁になにかが当たる。当たった場所からはかなりの熱と焦げた匂いを感じる。

 

『うわぁ…ビーム、いやレーザーか?』

 

後ろを振り返る。よく見ると基地の真ん中の方に対空砲らしき大砲があり、砲身の先から淡いオレンジの光が宿っている。どう見てもアレが先ほどのレーザーの正体だろう。

 

『ウッソだろお前wwwここでレーザーはヤbあっつ!!!』

 

文句を言おうとした上原の足にレーザーが飛ぶ。圧倒的熱量。だけどダメージはそこまで。せいぜいHPゲージが1割弱減るくらいだった。

 

『こりゃ何度も食らってらんないな…とっととどっかに隠れるしかねぇな!あっちぃ!』

 

「きゅぅっ!」どうやらリスも熱いようだ。直接当たっては無いが熱風のせいだろう。

 

上原は飛んでくるレーザーを避けながら隠れ場所を探すのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、404小隊は…

 

「みんな、補給と応急修理は済んだ?」

 

「えぇ。カミハラもついてるかもしれないし。」

 

「ん…準備はできてる…」

 

「ナイン、もう一回皐月に無線を入れてくれる?」

 

「わかった!」

 

ナインは上原に通信を取る。しばらくすると応答が来た。

 

「サツキ?そっちは大丈夫?」

 

 

 

〈『ハッ…ハッ…アッー!アーツィ!アーツ!アーツェ!アツゥイ! ヒュゥー、アッツ!アツウィー、アツーウィ!アツー、アツーェ! すいませへぇぇ~ん!アッアッアッ、アツェ!アツェ!アッー、熱いっす!熱いっす!ーアッ! 熱いっす!熱いっす!アツェ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アー・・・アツイ!』〉

 

〈「きゅぅっ!きゅっ!」〉

 

 

 

 

 

 

 

「「「「……」」」」

 

向こうで何が起こってるのか分からず唖然とする404小隊であった。

 




いかがでしたでしょうか。

短いですが頑張っていきたい…せめて最後まで書き切らないとね。

それではまた次回お会いしましょう。


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。