普通な日々を過ごしたいのに毎日が普通じゃない (じゃが林檎)
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普通じゃない日々のはじまり
遊戯王ZEXALの小説を書かせて頂くことにしました。にわか知識、デュエルタクティクス未熟、そんな筆者の作品でも良ければ見ていってくださると幸いです。
……前世の記憶がある、と言っても大抵の人は妄言だと思ったり、こいつはとんだロマンチストだな、と思ったり…信じてくれる人は極小数の空想家くらいだろう。だが彼女、【
明日には違う中学に転入する彼女は思い出したのだ、この世界が【遊戯王ZEXAL】の世界であること、自分が前世から《デュエルモンスターズ》というカードゲームをしていたこと、それと、
「私が入る学園ってハートランド学園じゃねえかぁぁぁぁ………!」
自分がこれから入る学園が主人公たちが通う学園であることに。
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昔からちょっとおかしいとは思ってたよ?でもさ、周りよりちょっとデュエルが得意、とかは才能だと思うじゃん…テレビに出てるこの人知ってる気がする、とかこのカード見たことある気がする、とかはデジャブってやつだと思うじゃんか…。
「はあぁ……」
前世なぁ…バリアンとかも言ってしまえば転生者だけど…前世の記憶は最初なかったよな…。自分はすごい昔に生きてた感じでもなさそう。…なさそうって言うのは思い出したのって遊戯王関係のことだけなんだよな…前世の親も友達も自分の名前も思い出せない、よくある転生物みたいに死んだ記憶もない、思い出したことといえば今と同じく聖刻デッキを使ってたことと遊戯王シリーズのストーリーとかネタとか…あとは遊戯王ZEXALが一番好きなシリーズだったことくらいか。まとめると少なく見えるな…。 聖刻使ってる時の違和感はデッキにナンバーズが入ってなくて回し方がちょっと変わってたからだったのか…。
なんでこんな急に結構重大な事実を突きつけられなきゃいけないんだ?何が原因で…? とりあえず全ての元凶ドン千のせいにしたいけど悲惨な過去があった訳でもないだろうし自分の体は紛れもなく人間のそれだし…うーん?
テレビとかネットとか見る感じ時間軸は1期開始前くらいだな…いっその事思い出さない方が良かったよ…遊戯王は好きだけど、ストーリーは壊したくないんだよな…それがオタクというものだろう…
決めた!思い出しちゃったんだもんしょうがない!できるだけ遊馬とかシャークさんとかメインキャラとかとの関わりは持たないようにしよう。
ハートランドシティには最近引っ越してきたからメインキャラたちとは関わりがない、死にたくもないしこのままモブとして生きるんだ…あとナンバーズは絶対避けよう、持ってたら(自称)ナンバーズハンターさんとか謎の生命体と主人公のペアとかに狙われる。主人公と関わるのは絶対いけない。
なんか疲れたよ…明日に備えてもう寝よう…。流石によっぽどのことがない限りメインキャラとのエンカウントはないだろう…。
翌日、朝、登校途中、何かにぶつかる衝撃、聞き覚えのある声と見覚えのある特徴的な髪型…よっぽどの事が起きていた。
「いってえぇ…あぁ!大丈夫か!?」
なんでだよ…主人公じゃねえか…!!!
行き当たりばったりで妄想を書き綴ってるだけなので完結は約束できないかもしれません…。
非力な私を許してくれ…
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