大和(憑依)は自由に進む (エボリューション・システム)
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転生

才能はありませんけど、一生懸命頑張ります


「ん?どこだここ?」

 

目を開けたら、そこは真っ白な空間だった。

周りには何も無い....いや、一つだけあった。

地面に自分の頭を付けている白い服を着た人の頭があった。

 

土下座だった。土下座を見たのは初めてはなかったので動揺はしなかったけど。

 

「すまんかった!」

 

それがその人の第一声だった。声的に老人だろうか?

 

「え〜と、とりあえず頭を上げてくれませんか?」

 

俺がそう言うとゆっくりと老人が顔を上げてくれた。とても長い髭が特徴的な優しそうな老人だった。

 

「で、俺はどうなったんですか?」

 

確かトラックにひかれそうになっていた女の子を助けようとしたらこんな所にいたわけなんだが....

そんなことを考えていると老人は申し訳なさそうに話し始めた。

 

「実はお前さんは儂の手違いで死んでしまったんじゃ」

 

「ん?死んじゃったの?俺?」

 

俺は自分のことを指さしながら言った。老人はうんうんと激しく頷いた。いや、頷かれても....

 

ん?待てよ。俺確か女の子を助けようとして死んだよな?

 

「それで、女の子は?無事なのか?」

 

「あぁ、それなら心配はいらんよ。彼女は無事じゃよ。お主が命を救ったのじゃ」

 

「そうか、まああいいか」

 

なんというか、安心した。これで女の子まで死んでしまったら元も子もない。

 

「随分と軽いの。お主は死んだのじゃじょ?」

 

「だがそれで、女の子は助かった。だったらいいよ。俺は」

 

本気でそう思う。俺なんかどうでも良かったから、他人の命を救えて死んだなら本望だ。

 

「そうか....変わっておるのだな。お主は」

 

変わってるか....確かにそうだな。昔から人より感性がおかしかったっていう自覚はあったがな。

 

「さて、お主は儂の手違いで死んでしまった。よってこれから別の世界に転生してもらい新たな人生を送ってもらう」

 

「え?いいのか?」

 

「まぁ、今回の場合は特別じゃ。さて、転生先は何処がいいかな?」

 

どうしよっかな…あ!そうだ!!

 

「真剣で私に恋しなさい!でお願いします」

 

「ふむ、真剣で私に恋しなさい!か」

 

俺は老人に自分が遊んだゲームを教えた。でもやっぱり、あんな強い人達がいっぱいいる世界に行くとは俺大丈夫かな?

 

「さて、転生先も決まったし、特典選びに移るかの」

 

「特典って?」

 

「お主には三つまで特典をやろう。このまま、お主を転生させるほど儂は鬼ではない」

 

「特典ってなんでもいいのか?」

 

「基本なんでも大丈夫じゃが。悪用はしてくれるなよ。あくまでお主の人柄を信用しての提案じゃ」

 

「家出とか自己満足に未来を変えてもいいんですか?」

 

「家ではともかく、未来を変えるとは?」

 

「例えば、カクカクシカジカ」

 

「それぐらいなら別に構わないぞ」

 

「ありがとう。でもな、俺あんまりそういうの分からなしな」

 

「前いた世界で見たアニメでもいいから好きなやつの能力とかでも大丈夫じゃ」

 

「じゃあ、ジョジョの奇妙な冒険の3部〜5部までのスタンド能力で。複数使えるようにして」

 

「6部〜8部までのスタンドは要らんのか?」

 

「見たことないからわかんないんだけど」

 

俺はアニメしかジョジョ見たことがないんだよな。

 

「なるほど、じゃあ『スタンドを3〜5部までのスタンドが使えて、複数操れる』ということでよいか?」

 

「あぁ、それで頼みたい」

 

「ふ〜む、随分ぶっ飛んでいるが、悪用はせんじゃろ。うむ、了解した。それであと二つはどうする?」

 

「勿論…だけど、難しいんだよな」

 

「難しい…と?」

 

「ああ、でもとりあえず言っておくか。『直江大和に憑依転生したい』…無理っぽいけどな」

 

「いや行けるぞ」

 

予想外過ぎる返答に若干驚いた。

 

「え?良いのか?」

 

「構わぬぞ」

 

「分かった、それでいいや」

 

「さて、最後の一つ何にする?」

 

「…じゃあ、才能をください」

 

「才能…とな?」

 

「ああ、向こうで、岸辺露伴の才能でジョジョを描いてみたいと思ったから」

 

「構わなぬぞ。立派な物を描くのじゃぞ」

 

そう言って老人は優しく微笑んだが、

 

「思いっきりパクリなんだけどな」

 

以外の答えに動揺していた。

 

「では、〇〇よ。二度目の人生じゃ。思う存分楽しんでくるとよい!」

 

「あぁ、行ってきます」

 

俺も老人に優しく微笑み返した。そして、俺の足元に穴が空いた。

 

「え?」

 

そのまま、急降下。

 

「オウ・マイ・ガーーー!!」

 

「たっしゃでの〜〜」

 

そして、俺は無事に真剣で私に恋しなさい!の世界に転生したのだった....



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『STAND』は動き出す
旅立ちのスタンド


転生した後の俺は、先ずは家族の顔を見に瞼を開けた。

その時は本当にどんな手でこんなに美人さんを捕まえたのか疑問だった。

いやだって、大和母親はとにかく美人で、10人中9人振り向く程の美人さんはそう捕まることはない。

それなのにお父さんは捕まえた。ヤクザみたいな外見なのに。まったく、美女に野獣だよ。

 

 

スタンドを1歳から使った。

だけど、コントロールが効かないものが色々あって、まだ使うのには時間がかかりそうだった。

その結果、周りの家具やカーペットが傷だらけになった。その時に両親は大和を心配してくれていた。

俺を誘拐されたと思っていたらしく、泣きながら抱きついていたその事に俺は『ゴメン』と心の中で謝罪した。

 

 

5歳になった時、やっとコントロールにうまくいった。

その時になった瞬間俺は大いに笑った。やっとスタンドをコントロールが出来た。

これなら誘拐されても自力で脱出も出来て人助けも出来る。

 

 

時間が流れ、現在の7歳になった時、親は2人仲良く楽しい会話を聞いていた。

そんな時、俺も驚愕する話が聞こえた。

『あの子を鍛えようか。武人の才能がある』

 

「(俺を鍛える?俺は自分の身を守ると同時に俺の平穏な暮らしを壊そうとするだと?)」

 

大和は両親が子供の思いを全く考えずに決断していたことに、俺は腹が立った。

 

翌日

 

俺は鉛筆で『さがないだください』と汚い字で書き、親に買ってもらった何も書かれていない紙切れと油性ペンをリュックサックの中に入れて背負った。

 

そして書いておいた手紙をテーブルの上に置き、ドアを開け、外に出た。

 

 

 

 

 

当然俺を探していると思うから、家出をする前に計画を立てた。

 

先ずは『グヌム神』で変装

『ストレングス』でイタリアに逃げ込む

『ヘブンズ・ドアー』で俺自身に『外国語を全て日本語に聞こえるようにして、日本語で喋る時、それは外国語を言っているように言えるようにする』

チャンチャン♪

 

まさに完璧な計画だ。だが一つ問題はある。『ストレングス』は船を一体化するスタンド。

船が必要になる。だけど、この俺が、ヨットとかボートの一つも無い。そもそも盗むわけにもいかない。

 

っとなると、海岸に向かい壊れた木製の小型船が有れば『クレイジーダイヤモンド』で直し、出発する必要が出来るんだが。

 

「(待て大和!それよりも大事なことはまだある!)」

 

って何俺はブチャラティがミスタを止めるシーンの時に想像しちゃうんだろうか。

 

だか、確かにその通り、いくら俺でも食料を確保せずに船旅をする事は馬鹿がやる事。

お金がない今、やれることは、『ハーヴェスト』で小銭を集めること。

 

ーーーそれが一番の考えだ

 

『ハーヴェスト』を呼び出し、1円〜100円までの小銭を集め始める。

回収するまでは動かない方がいいと思い、誰も見つからない場所がいい

 

それまでは待っていくしかない。

 

少年はそう思い、ベンチに座り小銭が集まり次第、下手に動かさないようにした。

 

 

 

数時間後

 

「ベネ!(良し!)」

 

大体2.3千円くらい集まった。

 

俺は大量の小銭をエニグマの能力で紙切れの中に保存した。

船に乗った時に仕分けよう。

 

「しかしまあ、金は確保したが食料となると10分は欲しい。3食分…30食分ぐらいか。まだまだ先だな」

 

俺はこれくらいじゃまだダメだと思い、『ハーヴェスト』で、また金儲けの為にばら撒いた

 

 

 

 

「まあいいか」

 

結果10万位集まった。換金したい…けど

 

「俺子供だから無理があるんだよなあ〜参ったな」

 

子供には大人1人いないと換金も出来ないからな。

だが何かに役にたつ。ひとまず『エニグマ』に収納してひとまず散歩でもしようか。

 

そう考え、歩いて河川敷に向かった。

 

 

ひとまず、適当に当たりを散歩していた。

 

…そういえば、ミスタが学んでいたな。

 

『人は若いころ、足ぶみをしたり、遠まわりをするのだが、結局は自分の向かうべき道を歩んでいくものだ』

 

「確かに…そうかもしれないな」

 

この意味に大和は再び学ぶ、結局は定まった運命にある。

最終的には、川神学園に向かうことになるのか…。

 

そう考えながら、歩き続けていた。

 

 

⇦To be continued




原作前の主人公プロフィール

真名:直江大和
偽名:ジョルド・ジョースター

7歳

好きな物:自由.義賊

嫌いな物:ストレスを与えてくるやつ

趣味:漫画家.アニメーション

武器:スタンド

あだ名ヤマト

偽あだ名はジョジョ


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心『ダイヤモンド』は砕けない

下手かもしれませんがよろしくお願いします











物事を考えている途中、草むらの中に何かが動くのが見えた。

めんどくさい事になるかも知れないと思い、精密じゃあね〜が、『クレイジー・ダイヤモンド』を出して

 

「誰かいるのか〜?」

 

とりあえず呼んでみるが、返事はない。覚悟を決めて探すが、そこには誰もいなかった。気配のした近くを探すと、

 

「……マシュマロ?」

 

そこにはマシュマロが一つ落ちていた。誰か食べてたのを落としたのだろうが、乾き具合から最近に落ちたものだと分かる。

大和は口や鼻の無い平たい顔面と、額に就いたデジタル目盛が特徴の人型スタンド『ムーディー・ブルース』を出した。

 

巻き戻しBGMを鳴らしながら巻き戻していく。その瞬間に『ムーディー・ブルース』が別の人物に変わり。

髪と肌が雪のように白く、瞳の色は赤い少女になった

 

「あれ?この子、見たことあるぞ!」

 

この子は確か小雪という女の子だ。

多分、友達が欲しいから、隠れて見ていたと同時に、そして俺が声をかけた瞬間、驚いて逃げたんだろう。

 

犯罪かもしれないが、一度小雪に成り代わった『ムーディー・ブルース』を巻き戻して、あの子の家を探してみるか。

バレないように『クヌム神』で変装してからな。

 

 

 

 

 

 

朝起きてリビングに行くとあの人がいた。イスに座って顔をテーブルに埋めている。仕事帰りで疲れたのだろう、何も言わず私は冷蔵庫へ向かう。中から牛乳を出してコップに注ぐと、それを持って部屋に向かおうとすると、あの人は立ち上がって私の前に立った。私はそれを避けよるように行こうとすると、肩を掴まれてそのまま投げ飛ばされる。牛乳の入ったコップが割れ、中身が床へ飛び散った。頭を打った私はその場で呻くが、私の上にあの人が馬乗りになって叩いてきた。

 

痛い

痛い

痛い

 

もう何回、こんな事があったかわからない。無抵抗な私をあの人は何回も何回も叩いたり、殴ったり、蹴ったりした。いつもは少ししたら終わる筈だったが、今日は違った。

あの人は私の首を掴むと、その手に力を入れた。

息ができなくて苦しくなり、あの人の腕を掴むが、向こうは大人。力の差で負けてる私がその手を解かせる事はできない。段々と力が入らなくなり、あの人の顔が映った。光の無い目であの人は呟くように言った。

 

「あんたさえ……あんたさえ居なければ……」

 

この時、私は知った。あの人は私を愛してなんか無かった。

それを知った瞬間、私は力が抜けていくのが感じた。

苦しみも、痛みも、辛さも……

今までいい事は何もなかった。なら、このまま死んだ方が……

 

 

辛い

苦しい

痛い

 

死ぬ

 

 

「ドラァ!」

 

バーン!

 

 

……え?

 

遠のく意識の中、最後に聞いたのは、誰かの声と扉が壊れる音だった。

 

 

 

 

「やめやがれ!!」

 

大和は『ムーディー・ブルース』のリプレイで女の子を追っていた。

その時に苦しんでいる音が聴こえて、ドアを壊し、中に入った。

 

入って今、女の子はクソアマに馬乗りされて、首を締めていた。所を発見した。

急いで大和は『クレイジー・ダイヤモンド』女性の腕を掴み払い、白い女の子から離れさせる。

 

「おい!しっかりしろ!!」

 

小雪をゆさゆさ揺すっても、何も反応は起こらない。

 

「ま、まさか!?それだけは許さねーぞ!!『クレイジー・ダイヤモンド』!!」

 

頭頂部や肩、腹、膝などにハートのデザインがあしらわれた人間型の近距離パワー型スタンド。

『クレイジー・ダイヤモンド』が現れた。

 

すぐさに白い女の子の体に『クレイジー・ダイヤモンド』の手を当て、生物を治し始めた!

 

 

数分でなんとか脈が流れている。ギリギリだけど…白い女の子は助かった。

間に合ったことに一息落ち着いた。だが、やるこ事は残っている。

 

「ゴミはいらねぇーーースからねェ~~~ましてや…自分の娘を虐待する…ゴミが出て来たとなりゃあ袋づめにしてどーにか処理しねーーとよォ~~~!」

 

少年は『クレイジー・ダイヤモンド』で一発クソアマ顔面に拳をぶつけた。

その時に顔は潰れて、鼻血が止まらなく「ヒぃーーー!!」と怯えていた。

 

大和はクソアマの首を掴み上げて、説教…というより思ったことを言った。

 

「お前、1つわかった事があるんだがよぉ〜」

 

「……へ?」

 

「おまえよォ、怖がるとき片目つぶるクセあるだろう?ン?それクセだよなー?」

 

「……だが、もっと怖い時は両目をつぶる」

 

大和は自分の拳をクソアマの顔面に近づける。その時に、ゆっくりと、瞼を……閉じた。

 

『ドラララララララララララララア!!!』

 

怒涛のラッシュ攻撃が始まり、掛け声が終了後、アッパーでとどめを刺した。

 

気絶のを確認し、ニタリと口元を上げる。

 

「スゲーッ爽やかな気分だぜ……新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のよーによォ~」

 

この後大和は、警察に通報してからこの場を去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大和は、病院で、小雪を見守っている。

最初に見たとき、この子はほっとけないと思った。

幼少期の頃、友達も家族も愛されていなかった。

 

だが虐待後、その後に友達が出来たんだけど、そのおかげで少女は京と戦うことになってしまった。

 

 

……実はというと、俺も同じだ。

 

昔の俺は、友達作りが下手だった。友達なんていらないと思った。

 

だけど違んだ。中学卒業してから、高校に入って分かった。

 

俺は寂しいと思っていたんだな。心の底から仲間が欲しかったんだな…

 

思いっきり後悔したよこれ程の後悔は今までにない悲しみだ…

 

「(……だけどあの子は違う、あの子は、俺でも理解できない苦しみを味わっていたんだ…)」

 

その事に、俺は悲しくなり、あの子の手を握った。

だが泣いているわけにはいかない。俺は、自由が欲しくて家出したんだ。

今は、目覚めるまで待つしかない。今はまだだ……まだ行動を起こすんじゃあない。

 

 

 

待つこと3日

 

女の子は目を開けた。その時に、俺から「小雪に友達になろう」って誘った。

小雪は動揺していたが、それでも、「いいよ」って答えてくれた。

 

 

⇦To be continued



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『偉大なる死』と別れの挨拶

遅くなってすみませんでした!!







退院して、小雪のことユキと一緒に病院から出た。友達の祝いに『スタンド』の手品を見せた。

幸せそうな笑顔になっていた。

1つ別れる前に、ユキに伝えたかったことがあった。

 

ーーー「『友達』と言うのは決して壊れないない宝石だよ。例えダイヤモンドでもね」

 

そう言って2人は別れて、自分の居場所に戻った。

 

 

「(今日はどんな手品『スタンド』を見せようかな…)」

 

大和は、野宿する場所に向かいながら、明日に見せる手品『スタンド』を考えていた

 

だがそんなある日、たまたま偶然にも

 

大和の前には屈強の男たちが、目出し帽を被り、銃を突きつけられていた。

 

 

 

「おいガキ、恨むなら自分の不幸を恨むんだな」

 

「クククっ、やめろ。まさか、迷い込んだ所でテロが起きているなんて誰も思えないだろ?」

 

「はは、確かにな」

 

男たちはお互いが笑い合っている。その声音には、自分たちが立場的に上だという感情が映っていた。正しくその通りだろう。銃を持つ三人の男と、まだ一桁の子供。確かに、誰が如何見ても男たちの方が立場が上だと思ってしまう光景だ。だが、大和は銃を突き付けられても、ただ呆れていた。

 

「(生かしてきても反省しないだろう)」

 

大和は覚悟を決め、この悪党を倒すと決めた。

その為には、

 

 

「(『ザ・グレイトフル・デット』!)」

 

下半身がなく、胴体からは触手のようなものが数本垂れている。全身に目玉がある。スタンド

『ザ・グレイトフル・デット』を出した。

 

この能力なら犯罪者全員老化させて再起不能に出来る。

しかもおまけに、あいつらは俺に縄をかけていないから、

 

「(自由に動けて、すぐさに縄を掛けられる!ここのテロリストは馬鹿だな。さっきからうるせーぞ、勝ったみたいに笑っていやがって。少なくても本当のプロなら笑わず、様子を見ることが一番なのに、…まあいい。お前らの企みは、ここで終わりだ!!)」

 

老化ガスを振りまいた。予想通り、3馬鹿は年寄り姿になって碌に歩く事さえ出来なくなった。

 

「(プロシュート兄貴はすげえな)」

 

持ち主の人物の名前を心の中で言いながら、縄で3人を縛った。

 

「さーて、後は警察を呼ぶだけか。っといっても電話ないから使えねーけどなぁ〜参ったなぁ〜……あ!そうだ!テロのケータイを使って連絡すればあいいじゃね〜か」

 

早速大和は、テロリストのケータイを盗み、電話機能にして番号を押した。

 

「確か110だっけ?掛けるか」

 

『プルプルプル………はい。こちら110番です。』

 

「もしもし?実は、テロリストっぽい相手に捕まってしまいました。どうか助けてください、大体場所は、廃鉱場所だと思います。お願いします。助けてくださいッ!」

 

そう言って、電話を切った。

後は逃げるだけ。『スタンド』パワーで縄を縛っていればなかなか取れないよなあ。

おまけに、腕、足、胴体。色々巻きつけているから、外れないしな。

 

『バーン!!』

 

「おい何だ!!何がが起こったッ!?」

 

突然の銃声が聞こえた。

 

「おいおい、俺以外にも人質がいるって事かッ!?」

 

大和は走って声が聞こえた辺りに走って向かった。

 

 

 

 

 

 

ある1人の少年は今の現状に怒りを覚えていた。彼がこのビルに来ていた理由は、ある財閥の代表として来ていたからだ。まだ一桁の子供だが、政治や商売に関しては凄まじい才能を有しているのだ。もしもの危険がないようにと、屈強なSPが付いている。しかし、そのSPは今、倒れていた。それは突如、部屋に乱入してきた男たちによる銃撃から、英雄を守ったからだ。

 

チラリと倒れたSPに顔を向けると、生きている事が分かる。彼等は防弾チョッキを着ていたらしく、死んではいないのだが、気絶しているらしい。そして英雄は、乱入してきた男たちに怒声を浴びせた。

 

「貴様ら、王たる我の前にそのような物を持って来るなど恥を知るが良いッ‼︎」

 

銃を向けている相手に対して、叫ぶ少年に、テロリストの一人が口を開いた。

 

「おいガキ。お前、状況を理解してるか? 立場を弁えろよ。今のお前は人質なんだからな」

 

「ふん、立場を弁えるのは貴様らだ。誰の前に居るのか分かって居ないようだな」

 

侮蔑を込めた視線を向け、テロリストたちを鼻で笑う。それにピクリと眉を動かした彼等だが、前に居た男が手を横に出して止めた。

 

「落ち着けお前ら。…………それにしても、随分と態度が上のガキだな。流石は九鬼財閥の御曹司か」

 

「貴様、我が九鬼の者だと知って」

 

「あぁ、そうだよ。俺の目的はお前だ九鬼英雄。世界最大の財閥の息子を人質に取ったんだ。どれ程の大金を貰えるか」

 

自分の未来を想像して、笑み浮かべるテロリスト。つまりはそういう事だ。金欲しさに起こしたテロ行為。それに曲がった事が嫌いな英雄は憤怒した。

 

「金だと。そんな事の為に、民を傷付けたのかッ!?

 

「あぁそうだよ。この世の中は全て金なんだよ。お前なら分かると思ってたんだかなぁ、九鬼財閥の御曹司」

 

下卑た笑みを向けて、テロリストは表情を歪める。それに怒りが膨れ上がってくる少年だ。

 

「きさ、」

 

「あぁ、それとさ」

 

再度、言葉を紡ごうとした英雄だったが、テロリストの男が言葉を遮り、冷たい声で言った。

 

「お前、さっきから煩い」

 

パンッと乾いた音が響く。銃口から煙が上がった。

 

 

「……………あ?」

 

 

呆気に取られた声が漏れ、彼は自身の右足を見る。そこにジワリと血が広がった。熱い。右足のある一点が異様に熱く感じる。と、同時に広がる痛み。

 

「ーーーッ!?

 

右足を抑えて、痛みに耐える。つまり、彼は右足を撃たれたのだ。痛みに耐える英雄だが、パンッとまた乾いた音が響き渡る。今度は左足を撃ち抜かれ、立つ事が出来なくなり、床に倒れた。倒れた英雄に近付くテロリストたち。

 

「ぐぅッ⁉︎ き、貴様ら恥を知れッ!!」

 

「へぇ、両足を撃ち抜かれたのに、まだ啖呵を切るか。流石だねぇ。一体、九鬼財閥は自分の子供にどういう教育してんだかな」

 

「────がッ!?」

 

倒れる少年の頭をテロリストは踏み付ける。それでも英雄は鋭い眼光を向けるのを止めない。

 

「なぁ、お前からも頼んで欲しんだよ。そうしたら、俺たちは大金をゲットしてこのまま帰れる。それで良いじゃねぇか」

 

「ふざ……けるなぁ!!誰が、貴様のような外道に」

 

「おいおい、余り俺たちを怒らすもんじゃねぇ、ぞっ‼︎」

 

バキッと頭を蹴られ、彼は転がる。それを他の男が、足で止める。少年は朦朧とする意識の中、何処かに腕を伸ばした。だが、テロリストがその腕を、いや肘を踏み付けた。グギリと音が鳴り、激痛が襲う。それに朦朧とした意識が覚醒した英雄は、自分の肘が踏まれている事に気付いた。気付いて青褪めた。

 

「………や……め、ろ」

 

「…………あん?」

 

「ひ、肘を………我……の肘を……ふ、むな」

 

英雄は止めろと、そう言った。それに男たちは下卑た笑みを浮かべ、足に力を込める。

 

「あぁ? 肘がなんだって?」

 

グリグリと踏み付けるテロリストに、英雄は顔を真っ青にした。自分はプロになるのだ。世界に出て野球の王になる器なのだ。それがこんな所で終わる?

 

 

崩壊した壁の所からガラッと音が鳴った。それにテロリストたちが視線を向ける。

 

崩壊した壁の所から『コト』っと音が鳴った。それにテロリスト達が視線を向ける。そんな部屋の中に居る者達に見られる中、そいつは現れた。

 

「おいおいマジか。重症だぞ。……テメェらに聞く。テロをしようとするって事は逆に「始末」されるかもしれないという危険を常に『覚悟して来ている人』なんですよね…?」

 

 

 

 

 

 

 

「は?覚悟?そんなのあるわけねーだろうが!やっちまえ!!」

 

向こう全員銃の一斉射撃が始まった。

だが大和は精神を乱れなかった。

 

「『セックス・ピストルズ』!」

 

『バスパース!』

 

『パスパスパース!』

 

『パスパスパース!』

 

『『『『『イイイーーーーーーーッ!ハァアアアーーーーーッ!!』』』』』』

 

『ピストルズ』の能力弾丸で弾き返した。

帰ってきた弾は全てテロリスト共に跳ね返ってきて、重傷を負った。

 

「「「「「がああああああああ!!!」」」」」

 

大和もなるべく殺さないようにして、『ピストルズ』に命令(お願い)して最小限のところに当てた。

 

「な……何だ?何が起こった……?」

 

小さな子供が今何が起こったのかがわからなかった。

 

「(確かに民に銃弾が当たる事だったはず。なのに何故帰ってきたのだ!?)」

 

「二度同じ事を言わせないでくださいよ…一度でいい事を二度言わなけりゃあいけないいけないってのは…そいつが頭悪いってことだからです」

 

大和はさらに呆れ返り、歩いてテロリストの所に真っ直ぐ歩いて向かった。

 

「クソがッ!」

 

1人のテロリストが後ろの人質にしている少年を無理矢理引き寄せ、銃を少年のこめかみに当てた。

 

「動くな!動くとこいつに頭を打ち『バゴン!』バギャ!?」

 

テロリストは急に左頬を殴られた跡があった。

 

「何をやったってしくじるもんなのさ。ゲス野郎はな」

 

大和は相手が動く瞬間にスタンドを切り替えていた。

ジッパーの開閉には単純にジッパーで開閉(切断、接続)ができる『スタンド』

『スティッキィ・フィンガーズ』を呼び出した。

 

大きく伸びた腕でテロリストを殴って服を掴み、自分のところに引き寄せて、

 

『アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ!!』

 

怒りのアリアリラッシュを食らい、ジッパーを付けられた全身を分解させられた。

その時に二尺指で眉毛のところに持ってきて、こう告げた。

 

「アリーヴェデルチ(さよならだ)」

 

 

⇦To be continued







おまけにすみませんでした!!(土下座)


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別れと『天国への門』

今度の作品はちょっとふざけてます。

すみませんでした!!!(土下座)









大和は、傷ついている少年に『クレイジー・ダイヤモンド』で傷を直しておいた。

その後、人が近づいてくるのが感知しこの場所から逃げる為に、『ステッキィ・フィンガーズ』に切り替え、別の場所にジッパーを掛け、脱出しようとしたが、少年に呼び止められようとしたが、あの組織には俺の両親が分かってしまう。

向こうの声を無視して、入ってジッパーを閉めた。

 

 

 

それでも逃げられないのが、組織。なら次の手段に『メタリカ』を出し、鉄分を集めて、風景に溶け込む。

 

「リゾット・ネエロの様にはいかねーが、一般人には分からない事だ。ただ匂いと音だけはな。

 

そして大和は風景に溶け込み、この場から去った。

 

 

 

 

 

 

 

「やあユキ!」

 

「あ!ジョジョ!」

 

大和はユキに本名を誰かに言ったら、必ず保護している場所の新たな友達に知られてしまう。

もしそうなったら、親は俺を迎えに来て鬼になりながら、おまけに確か母は不良だっけ?怖!!

 

って事にならないように偽名の名を語った。やもえない!例え相手が友達でも、本名でバレて親に叱られるよりは、

 

クッソマシだ!!ゴラァ!

 

って事を言ってるわけにはいかない。偽名は、

 

『ジョルド・ジョースター』。『ジョジョ』にした。

 

ジョルドの意味は動揺するんだっけ?

先輩のジョルノ・ジョバーナのジョルノをジョルドに変えて、

『スタンド』の始まりを生み出した家系、ジョースター家の名を合わせた名前だ。

 

 

あの事件が終わり、2人は楽しく俺の手品(スタンド)で楽しんでいた。

 

今回は、『ゲブ神』で水を操り、水を操るテクニックを見せた。

お陰でユキは楽しんでもらえた。

 

 

 

 

大体小銭の資金は集まった。でも問題は、紙切れをどうするかが問題だった。

どうにかして金を作りたい。でも、大人に頼んだら面倒なことになるしなあ〜参ったな。

 

 

 

 

旅を続けたいから、「ユキにごめん。実は、もうそろそろ行かなきゃ行けない」って教えた。

その時にユキは絶望な表情。

 

「………確かに、俺も痛い気持ちが分かるよ……でも、」

 

 

ーーーこのジョルド・ジョースターには夢がある!

 

大和はハッキリとユキに伝えたいことを言った。

 

ーーー俺にはやるべき事がある。分からないかもしれないがユキ、この事だけは言っておく。

世界は平和に見えるが、報われなかった者も居る。二度とそんな目に、苦しい気持ちを

会っちゃあいけないんだ!!……だから、俺は旅をする!!

 

この発言に、ユキは心を動かし、決意する。

 

ーーーわかったーじゃあーがんばって!ぼくもおうえんするよ!!

 

風が吹いた。だが、どんな風でも何かが違った。まるで、

黄金の様な見たことも感じたこともない風吹きが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユキと別れて、一人で何処かの道を歩いていた大和。

勿論『ハーヴェスト』で金儲けをしながら旅をしていた。

 

川神市のゴロツキたちが自然と集まるこの親不孝通り。一般人なら絶対に近づくことはない。

 

面倒なところに来てしまったが、まあ行き先は知らないから無理もない。

 

「外道の町だが、あいつらがいたら仲間にしたいな」

 

そう考えながらも、大和は前へ進んだ。

そんときに、紫色の女の子がフラリとぶつかってきた。

「ごめんなさい」と謝る女の子。俺は「こちらこそごめんなさい」と謝罪して歩いた。

 

 

 

「(……おかしい。何かがおかしい……まるで体のどこかが軽い)」

 

大和は体のどこかが何かが変だと感じた。

念のため、どこか触って調べて見たら、ポケットの部分が軽かった。

 

「(……なに〜〜〜〜!!ま、まさかあの時に!?)」

 

大和はいつのまにか財布が盗まれていた!

大和は盗まれた瞬間を思い出し、財布を取り戻す為に、『ムーディ・ブルース』を出して、

時間を巻きて盗んだと思う犯人に変形した。

直ぐにリプレイを開始して、追跡を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴミ屋敷っぽいアジトに着いてしまったが、とりあえずノックして呼ぶか。

 

 

 

 

 

ってやってましたらなぜか敵になって戦ってきた。

 

「(本当危ない姉妹だな。まあなんとか勝ったが、厄介な相手だった)」

 

『スタンド』と言う申し訳ないパワーに俺は謝罪をしたいぐらいだ。

でもまあ、倒し方は、亜巳には『ハーミット・パープル』で縛る。辰子に『スタープラチナ』でオラオラ。

天使には『ヘブンズ・ドアー』で動きを封じる、竜兵には『クラフト・ワーク』で足固定とパンチ一発。

 

「(……でも何で『クラフト・ワーク』にしたんだろう?)」

 

何故か『クラフト・ワーク』で戦った理由は自分にも分からなかった。

 

 

現在

 

 

「さて、お前らに訊きたいことがある。正直に答えろよ」

 

「・・・・・いいよ。何でも聞きな」

 

紫色の髪の少女が返事をした。

 

「取り敢えずは名前からだな。俺はジョルド・ジョースター。お前らは?」

 

「私は板垣亜巳」

 

「ウチは板垣天使だ。天って呼べばいい」

 

「ぐぅ・・・・・ぐぅ・・・・・」

 

「俺は板垣竜兵。寝ているこいつは板垣辰子」

 

「よろしく。さて、どうしてあんなことをした?」

 

そう訊けば、板垣竜平が鼻を鳴らした。

 

「決まっている。生きるためだ」

 

「両親は?」

 

「私達だけ残してどっかに行っちまったよ」

 

「どうせ、俺達の素行とか目に余り過ぎて、これ以上育てる気も失せたんだろうよ」

 

「ウチに変な名前を付けたヤツがどうなろうと、知っちゃこっちゃねぇよ」

 

「(やはり捨てられていたか。何も知らない俺だったら、悲しんでいたよ)」

 

「住んでいる場所は?」

 

「使わなくなっている建物の中で寝ているよ。食べ物は他人の金からだけどね」

 

「なるほどな……さて、‘金は返せない’って言うのなら、とりあえず仲間になれ」

 

「「「はっ・・・・・?」」」

 

唖然と空いた口が塞がらなくなった3人の子供だが、もう決めたことだ。

 

「おいおい、なに急に言い出すんだぁ?「仲間になれ?」面白い冗談を―――」

 

「俺は本気だが?」

 

「は?」

 

真っ直ぐ天に視線を向けた。そうしたら天は思わず言葉が出た。

 

「言っておくが、ここから離れようとしてみろ。すぐに追跡して捕まえて連れ戻すからな」

 

「・・・なら、こっちも言っておくよ。迷惑な連中だか?」

 

「安心しろ。そんな連中だからこそだ。金はなんとか俺が集める。生活に欠かせない物もな」

 

「何故だ?お前もガキだろ?どうやって金集める気だ?」

 

「見せても良いけど、それには準備があってね」

 

「「「「何を?」」」」

 

板垣家の家族たちは疑問に思った。‘どうやって金を集めるのか’‘何を準備するのか’。

 

「じゃあ、とっとと始めるとしよう。『ヘブンズ・ドアー』!「スタンドを見えるようになる!!」」

 

『ヘブンズ・ドアー』で相手の顔を本にして、言葉どうりに書き込み、本を閉じた。

 

「「「「何だ(に)それ(これ)!?」」」」

 

その時に4人ともは驚愕した。目の前には真っ白の人物が見えていた。

 

「これは『スタンド』。精神が具現化したもう1人の自分ってことだ」

 

その後、どうして何故かやられていた原因は『スタンド』という幽霊らしい。

本物の幽霊だと答えたら、みんな何故か怖がっていたけど、実際は自分の鏡だと答えた。

 

そして大和は、能力とパワーの説明をして4人達は「絶対敵にならない」と誓った。

 

 

 

⇦To be continued








やっぱり戦闘を書くのは難しいです。


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家族と『キラークイーン』

ヒロイン登場

だけど喋りません。







大和『スタンド』能力で驚愕していたが、4人とも仲間になってくれた。

仲間になった祝いで『ミスター・プレジデント』を出した。

と言っても、亀が出てきたからこれはこれでラッキーだった。

大和は4人とも中に入れた。

だけど中身はアニメと違って、さらに快適で豪華だった。

 

リビングがあって、キッチンもあって、トイレもある!

さらに2階もあって、ベットもあって、テレビもある!

さらにさらにゲームも、電話も、エアコンもある!

さらにさらにさらに驚いのは、地下室にジムトレーニング、1階にはWi-Fiも飛んでやがる!?

 

 

OH MY GOD!!!!!????

 

 

大和は心の中で叫んだ。

 

 

勿論4人もこの豊かなルームで暮らせるのは驚愕していたが喜んでいた事。

今までは色々な場所で寝ていたけど、これは凄い仲間になったんだと確信した。

 

 

その後に外に出て、『ハーヴェスト』を出した。(こんなものもあるんだ)と思っていた。

そして、『ハーヴェスト』の力で、小銭を大量に集まった。

勿論4人とも喜んでいた。(しかもこんな使い方があるなんて)っと思っていた。

これなら大量に稼げる。だと言うことで食料も問題なかった。

 

 

1週間ぐらい過ぎた後、この暮らしに4人は優雅な暮らしをしていた。

 

亜巳はソファーに座って本を読んでたり。

辰子はいつものようにソファーの上で寝てて。

竜兵は地下室でトレーニング。

天はテレビゲームをしている。お気に入りはレトロらしい。

 

皆個性的で大和は静かに微笑んだ。

ちなみに俺はカネ集めと、以上はないか外で亀を守りながら旅をしている。

ちょっとだけやってみたい事があったんだけど…問題はあった。

 

 

まあそんな事は置いといて、実は今、京都にいます。

どうやって行ったのかを聞くと、答えは『マン・イン・ザ・ミラー』で鏡の世界に入り込み、『ストレングス』で船に乗り込み、京都に着いた。以上。

つー訳で京都で観光していたんだが、「何か助けなきゃいけない」みたいな感が走った。

感を頼りに走ってみると、家に着いた。立て札に名前は書いているから読んでみたら、

「松永」!?

と言う事は、あの‘まじこいS’のヒロインの家!?

 

感に頼って着いたら、物凄い家に着いてしまった。

そしてたまたま…借金取りが来ていた。

どうやら、今が原作前に起こった事になってるんだな。

 

「て、感心している暇はない。助けるか」

 

大和は、めんどくさくなるが助ける為に玄関から入った。

中に入ると借金取りが1人と奥にある夫と女の子がいた。

 

「誰だガキ?」

 

借金取りの言葉を無視して、言いたいことを言った。

 

「すみません。でも今ちょっぴりばかり、持ってる金は少なくてね」

 

「…あ?ふざけてんじゃねーぜ!引っ込んでいやがれ!!このクソガキ!!」

 

相手は切れている途中で、『キラークイーン』を出し、軽く鞄の鍵を壊し、金を奪った。

 

「いや、勘違いしないでくださいよ。ちょっぴりばかりって言ったのは」

 

「ホラ、50数万円しか無いって意味でしてね」

 

大和は何もないてから50万ぐらい持っていた札束を数えながら答えた。

 

「何?」

 

「全額は支払う事は難しいですが、ちょっとずつ返していく事なら多少は文句は言わないと思うんですが。これで良いかね?」

 

「ま、まあ…返してくれるんなら、それで良いぜ。今日はこの辺にしておいてやる。後950万だそ!!」

 

そう言って借金取りは帰っていった。

 

「(950万。大体1千万の借金か)それではこれで」

 

大和はお辞儀をして、この家から出ようとしたが

 

「ちょ、ちょっと待ってくれないか!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久信が大和を呼び止めた。

そしてなんとか説得して、家に上らせて相談した。

 

「あの金…盗んだのか?」

 

「……悪いとは思っている。だがそれは返せば良い話だ」

 

「……いや、それとどうしてかばったんだ?」

 

 

 

「ただ人助けがしたいだけの自己満足だ」

 

「‘自己満足’。それでも私達救われた。ありがとう!」

 

相手は悪いことはしたのは確かだが、おかげで救われた事の為、久信はお辞儀をして、感謝した。

 

「……だけど2つ手伝って欲しいんだが、良いかな?」

 

「……手伝い?」

 

少年が何を手伝うのかが分からなかった。

 

「1つ、外国に来て欲しい。まだ借金を返せてない。だからこそ来て欲しいんだ。大人1人だけ」

 

「……娘を置いて外国には行かない」

 

「大丈夫。大きな犯罪だか付いてきても構わない」

 

「犯罪?」

 

久信がパスポートを申し込んでいる。

大和はパスポートと目的の資金を集める。

久信が換金で金を稼ぐ。

大和は借金取りの足止めをする。

外国、ラスベガスで再開。

ラスベガスで大儲け。

大金で借金を取り消す。

以上。

 

 

「分かった。だが、換金はどう言う意味だ?」

 

「簡単だ。俺がそれを持っている。だが大人がいないと換金できないから、代わりにするんだよ。お前が」

 

「…どんなのんだ?」

 

久信は疑問に思ったそれぐらい換金するものは何かだった。

 

「これだ」

 

大和は『エニグマ』で封じ込めていたキップを取り出した。だがあまりの量で部屋はいつぱいになった。

 

「こ!こんなにか!?」

 

「上手くやってくれよ」

 

大和作戦に久信は乗った。

 

「分かった。だが1週間は掛かるぞ」

 

「借金取りはなんとかする。だがそれには囮の金がいる。急いで換金して急いで登録してきてくれ」

 

「……分かった」

 

こうして、借金取り消し計画が始まった。

 

 

⇦To be continued




原作開始になったら喋れると思うのでよろしくお願いします。







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勝利の『深紅の王』



今回は少ないです。どうぞ!






1週間、大和は、多くのキッテを多く集めて久信に渡して換金していった。

大体100万ぐらい入った。これぐらいならカジノで直ぐに1000万位は集まるだろう。

丁度向こうもパスポートは手に入れている。

だが少し変だと思ってしまう。

何故なら借金取りが来てない…。

ここが一番不安だ。不気味でどこからか仕掛けてくる……。

特に注意したいことは、横取り、する可能性もある…。

 

とりあえずに久信に報告。その後に準備に食料を買い、手鏡を久信に渡した。

渡した理由は、『マン・イン・ザ・ミラー』で大和が久信を守る為に使うからだ。

 

そしてやっと飛行機が出発した。『マン・イン・ザ・ミラー』で鏡の世界の飛行機に乗っている。

だが、油断は出来ない。『ミスター・プレジデント』を出したままだから、この状況、流石に両方見守るのはキツイと感じた。それでも油断はできない。仲間にも腹を空かせているなら、食わせてやっている。だが燕は久信の所でいる。

親子の絆は『ダイヤモンドでも砕けない』からな。

 

大体24時間位か。ラスベガスに着いた。

その時に大和は目にクマが出来ていた。寝不足だが、敵は襲ってくるかもしれない。その事に大和はさらに精神を保ち、堪えた

 

そして丁度ラッキーかのように夜だった。それってつまり、カジノは空いているって事だ。

ここから作戦を変更する。

 

潜入その1。可愛そうだが、大和は燕に実はあの子達を説明した。

最初は臆病だったが、徐々に慣れてきた。

親に捨てられたって事で、燕は悲しくなったが、今は捨てられて良かったと言っていた。俺の仲間になった事で充実した生活過ごしている事を説明していた。

ここで大和は鬼になる。『ミスター・プレジデント』のスタンドを解除せずに『エニグマ』で封じ込めた。

多分時は止まっていると思うから大丈夫だと思っていたが、そうだった。

 

潜入その2。次に大和は『スティッキィ・フィンガーズ』で久信の異空間に入った。

 

潜入その3。中に入ったらトイレを探して入る。その時に俺は『ジッパー』で出てくるからトイレを見つけてほしい。その時に脱出する。

 

潜入その4大和は『メタリカ』で鉄分執着してカモフラージュ。これで準備は整った!!

 

 

大和達はカジノの入ることに成功しした。ゲームなのする場所は勿論

 

「(ルーレットに向かってくれ)

 

大金持ちになれる一攫千金ゲームこれならすぐに集まる。

 

久信は大和言うことを聞き「分かった」と答えた。

直ぐさにルーレットが始まる。

始まった瞬間大和は畳み掛ける。

 

「(25番だ全額で)」

 

「だ、大丈夫なのか!?」

 

「(俺を信じろ。このギャンブルは俺の超能力を使ったら必ず勝てる。任せとけ)」

 

久信は大和の答えに信じ、チップ全てを25番に置いた。

この瞬間、他のギャンブラーは目を開いていたが関係ない。

ゲームが始まりルーレットが回る。

球が入った場所は驚く所の「25番」

勝った!これで360万!ゲット!

次のゲームも始まり、今度は「0に全額」

久信もそれを信じて掛けた。

結果、当然勝つ!

何故なら大和は『キング・クリムゾン』を出していたからだ。

 

それから時間が過ぎて大体36兆円ぐらいになった。

これに大和たちは大喜び、だが油断は禁物。敵は襲ってくるかもしれないから、『メタリカ』で姿を隠して飛行機に乗った。

 

日本に帰ってきて、探さに『エニグマ』の能力を解除して、『ミスター・プレジデント』の封印を解除し、燕を呼び出して久信に合わせた。

だがどこにも敵は現れなく。36兆円は日本札に変わり、借金を返済した。

その後、金を渡す前に2人の記憶を消去した。だがそれでは仲間が忘れる事は最悪だから、『板垣達の名前は覚えている』書いておいた。その後で残った金は2億だけは松永家に渡した。

 

 

おまけで燕の母、松永ミサゴを探す為にでお土産にカメラ買って『ハーミット・パープル』で探した。

見つけたが場所が知らないから場所を探した。どうやら九州地方に居たしく、遠くてめんどくさいから、

今度は『レッド・ホット・チリ・ペッパー』で引き上げてやるぜ〜オラァ!

 

その後に勿論『ヘブンズ・ドアー』で記憶を消去。ついでに『久信の借金は終わっているなら、必ず「松永久信」の所に帰る』こう書き込んだ。

その後にミサゴを元の場所に戻して、大和は京都から去った。

 

 

 

 

 

 

 

『さ〜て、仲間の連中には喋らないで置こう。食費と服は、『ハーヴェスト』で拾ってきた小銭で対処して置こう』

 

『いつかあいつらが学校に行って、楽しく友達が出来るのが、楽しみで笑っちまう』

 

そう考えて、大和は35兆7千億は厳重に保管して、誰にもバレない場所に隠した。

 

 

⇦To be continued



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『ダイヤモンド』に『黄金の風』

これって、ガキがトラウマになってしまいますよね?

これで良いですか?







大和は、河川敷に来ていた。

それは辰子が「お外でのんびり昼寝がしたいと」言ってきて、大和は仕方なく河川敷で昼寝をしていた。

だが何故か大和を抱き枕にして……

 

 

 

時間が経ち、午後5時半。お昼寝が終わり辰子は亀の中に入り、戻った。

その後に大和も移動して入ろうといたが…

 

 

「うっ・・・うぅ・・・ぐすっ」

 

どこからか女の子の鳴き声が聞こえた。

 

「迷子か?なら、ほっとけねぇよな・・・」

 

とポツリと言い、「仲間に少しだけ時間がかかるから、作り置きしておいた料理を食べてくれ」とみんなに連絡してから、声が聞こえた方に向かった。

 

目の前に映ったのは、赤髪で

「おい、大丈夫か?迷子か?」

 

「ぐすっ……ふぇ…?」

 

「ん?」

 

赤い女の子をよく見ると、膝がすりむていた。

 

「成る程。膝が怪我したんだ」

 

「え……?どうして知ってるの…?」

 

「その膝がすりむいているのを見る大体わかる。それで歩けるか?」

 

少女は首を横に振った。

 

「そうか。んじゃ……」

 

大和は白い布を取り出して覆い被せてから『クレイジー・ダイヤモンド』を出して、傷を直した。

 

「ほら、治ったぞ」

 

大和は被せている布を取ると、膝の傷は治っていた。

この事に赤い女の子は驚愕して「あ・・・ありがと・・・」とお礼をした。

傷が出来て痛かったのに、いきなり治してくれた事に。

 

「それで、お前迷子か?」

 

大和は赤い女の子に迷子なのかを聞いてみたが「うぅん…迷子じゃないよ…」と答えが帰ってきた。

どうやら、迷子じゃないらしい。

 

「(とはいえ5時45分はまずいからな)…お前の家教えてくれるか?手を繋いで送ってくから、教えてくれ」

 

「え…送ってくれるの?」

 

「当たり前だろ。子供1人で帰るのは危ないんだぞ」

 

「同じでしょ?」

 

ーーー否定できないがそうだな。

 

大和は赤い女の子の手を握り、赤い女の子を送って行った。

 

 

少女を送っている途中・・・

 

「ねぇそういえばまだ名前聞いてなかったよね?私一子っていうの!あなたは?」

 

「……ジョジョ」

 

「ジョジョ?」

 

「ああ…名前が似ている所があるから、それを取って合わせたあだ名だ」

 

「ジョジョ?…ジョジョ……うん覚えた!よろしくねジョジョ!」

 

「よろしくな……一子」

 

「!・・・えへへー///」

 

一子は自分の名前を言われて少し、顔を赤くして笑った。

 

 

 

 

「(だろうな)」

 

大和はこの子のことを最初から知っていた。だが場所は大和にも分からないから一子に教えてもらった。

そして一子の手を握って一緒に歩いて着いたのは【川神院】だった。

 

「ここでいいよ」

 

「大丈夫か?」

 

「うん!ここからなら大丈夫!」

 

「そうか、…じゃあな」

 

『くるっ』と回って去ろうとしていたが、

 

「あっ…ジョジョ…」

 

「何だ?」

 

「また…会えるよね?」

 

……何故、涙目の上目遣いをしなが、聞いてくるんだろう?

 

「…ああ、どこかでまた会えると思うさ」

 

「ふふっ…素直じゃないなぁ……でも…うん!また会えるよね…だからまたねジョジョ!」

 

その笑顔は今日で一番輝いて見えていた。

 

「……ああ、…またな!」

 

「うん!」

 

それから大和は河川敷に向かい、亀の中に入り、7時ごろにレンジでご飯を温めて食べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やれやれ…」

 

大和はため息をしながら予期しない困難に出会ってしまった。

明日、息抜きに公園に行く予定だったが…

 

「やーい、椎名菌」

 

「おい、椎名菌。なんで公園に居るんだよ」

 

「そうだぞ。椎名菌が触ったら、汚くて遊べないだろ」

 

「……」

 

男の子3人が女の子を虐めていた。

 

「(俺に安息は無いのかよ……)なあ、可愛い女の子に病原菌と言うのは、よくないと思うよ」

 

流石に見過ごす訳にも行かない為、大和は虐めを止めに入った。

 

「ん? なんだよお前は?」

 

「そうだそうだ。椎名菌の味方をするなんて、お前も椎名菌が感染してるんだろ」

 

「やーい、やーい椎名菌2『ザグウッ』な!?ギャアアアアアア!!!」

 

大和はどう考えても反省しない奴らだと考え、逆上してポケットからナイフを取り出して最後に俺を病原菌扱いにした奴の頰に刺した。

 

「このガキが!!オレをナメてんのかァッ!!痛めつけないと理解出来ないんかコラァ!!この……クサレ脳ミソがァーーー!!!」

 

刺した後に、地面に男の子ぶつけて鼻血を出してさらに打撲をくらわせた。

 

あと4.5回、頭を地面にぶつけた後に、残りの男の子を見て、「次はテメーだからな!」と脅して、涙と鼻水を出して公園から去った。その後に、さっきの暴力で血が出ちまっているガキに刺したナイフを抜いて、「あーあ、バッチいな」と言いながら、ガキの服に血を拭いた。その後に『ゴールド・エクスペリエンス』で傷を治しておいた。

痛みは当然残るから、これもまた八つ当たりに良く治しておいた。これで俺に苦情は来ないからな。

 

「(……て、気絶している!?まあいいか)」

 

気絶しているガキをポイ捨ての様に放って置いて、女の子に向き合ったが、「ヒィ!」と怯えていた。

 

「騒ぐな。ついでにもう怒らないから、怖がるな」

 

「な…なんで?」

 

「ん? どうした?」

 

「なんで、私を助けてくれたの?」

 

女の子は疑問に思っていた。何故私を助けたのかを。

 

「理由は、どうでも良いだろ?ただ単に助けたい奴がいたから助けた。それだけだ」

 

笑いながら答えたら、何故か女の子の顔が赤くなった。

 

「それと、虐められたくないなら友達を作ったらどうだ?」

 

「そんな事を言われて「風間ファミリーだ」も?」

 

「風間ファミリーに入れ、あいつらならお前を仲間にしてくれるだろう」

 

「そんな事を言われても…」

 

「自信を持て、そうすれば必ず入ることが出来る」

 

「そ、そうなの?」

 

「そうだよ!だから自信を持て、お前なら出来る」

 

大和は、『自信』という余裕を相手に与えてた後に、「じゃあな」と言い、去ろうとしたが、女の子は「椎名 京」と自分の名前と「友達を作ってみる!」と大和に答えた。

 

 

それと忘れていたけど…あのガキは夜7時にしても起きなかったから、親が迎えに行ったら、親に抱きついて「ごめんなさい」と言って、恐怖のトラウマが出来てしまった。

『 チャンチャン♪』

 

 

⇦To be continued








フーゴの獰猛は、自分自身も時々有ります。


ついでにプロシュート兄貴カッケー!



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大切な思い出に『味が違う空気』を

そろそろまずくなってきた……参りましたね『汗』

ネタが無い……『汗』


7.8月に前夜。

 

強烈な台風が関東に上陸した。

 

大和は『ミスター・プレジデント』の中にいる仲間をどうにかする為に、外に出て、河川敷の橋下で亀を守っている。

それだけじゃダメだから、『人間以外の生物型スタンド』『ストレイ・キャット』を取り出して、の空気バリアで対抗する事にする。あの防護クッション、『キラークイーン』の破壊力Aをも耐えてしまうからな。

 

なんとか空気バリアでしのいでいるが、「今回だけ寝不足になるのか」と独り言を言いながらため息をした。

ため息をした瞬間にまた大きなため息をすることになるとは……

 

「花がきちんと咲けるように保護するぞ!」

 

河川敷の草原で声が聞こえた。

 

「この声は、子供か!?」

 

大和は突然ガキの声に驚愕し、その方向に顔を向けると、6人位の子供が花を守っていた。

 

「おいおい…何でこんな時間に、ついでに台風に外に出ているなんて……な、何!?」

 

大和は驚愕した。目の前にいる子供の内3人は大和にも見覚えがあって驚愕した。

 

「そういえばあいつらは、ここのファミリーだったな……だが何故ユキがいる!?」

 

そこにいないはずのユキが風間ファミリーの所にある事に驚愕して、一子と京と皆と一緒に花を守っていた。

 

「それはともかく。まずい……いくらガキでもこの台風に耐えるのは難しい……な、何だ!?」

 

大和は急に『キング・クリムゾン』の『エピタフ』が急に発動して、あいつらの方に顔を見た。

 

 

ーーー映っていたのは、一子がユキを庇い、ゴミみたいな金属に頭をぶつけて血が出る姿が映し出していた。

 

 

 

「なんだと〜〜〜!?」

 

大和はこの映像に驚愕した。一子が頭をぶつけて血が出ている姿を……。

この映像を見て、大和は思った。

「(大和は風間ファミリーの事は知っている。こんな台風を耐えて、花を守ったあのファミリー達ならやれるけど。それは本物の『直江大和』がいたからだ。だが、そんな俺(大和)は今!花を守らずに仲間を守っている……!確かに仲間は大事だ。だがこの先も彼らが大きな救いをしてくれるのは、また彼ら!」

 

「クソ!やってやる!!やらなきゃ、俺(精神)がやられる!!」

 

大和は亀を胸ポケットの中に入れ、ストレイ・キャット』の空気バリアを解除し、走って彼(風間)らのところに向かって全力で走った!!

 

だがその瞬間、ゴミが動いてユキの所に向かっている!

 

「ユキ危ない!!」

 

一子はユキを守ろうとして庇う。

 

「だがここで『キング・クリムゾン』!『一子に当たる時間を飛ばし、何もなかったかのように通り過ぎる』!」

 

大和は『キング・クリムゾン』で時間を飛ばした。

 

 

 

 

「あ、あれ?」

 

一子は確かに庇って、金属は自分にふりかかると思っていたが、何もなかったかのように消えた。

 

「確かにユキを庇ったのに……」

 

「おいお前ら!何やっている!!」

 

「この声(って)?」

 

「「「(もしかして)ジョジョ!?」」」

 

「久しぶりだな。ユキ、一子、京」

 

突然ジョジョが現れて、3人は驚愕していた。

 

「ジョジョって、可愛い妹の傷を治してくれたと言う男?」

 

「女顔だな」

 

黒い女の子黒い男の子の順で口を言った。

 

「どうしてここにいるの!?」

 

一子は疑問に思った。何故ここにジョジョがいるのか。

 

「声が聞こえて見てみたら、お前がいたからだ。それとちょっと待っとけ」

 

「え?何を?」

 

「(『ストレイ・キャット』俺たちを守る為に空気を作れ)」

 

大和は小声で『スタンド』の名前を言い出し、『ストレイ・キャット』を出して見えていないようにして空気のゴム風船を作る。それは俺たちと花を守るように空気で包みこんだ。

 

「(『スパイス・ガール』)」

 

『ワカリマシタ。WAAAAAAAAANNA BEEEEEEEEE(ワアーナビィーー)!!』

 

今度は『スパイス・ガール』を出して、拳の無数のラッシュで空気を柔らかくした。

 

「(これで衝撃は起こらない)…はい終わり」

 

「だからなんの?」

 

「とりあえずなんとかなった」

 

「だから何が「おー柔らかーい」…え?」

 

声が聞こえた方に皆は顔を向く、ユキは出来上がった空気の空間を触って遊んでいた。

 

「こ、これ…ゴムみたいに柔らかいよ」

 

「どれ…?本当だ柔らかい!」

 

ユキが触っていたのを見て何人か同じように触って柔らかいと言っていた……。

 

「ユキ、もしかしてこれ!」

 

「うん。ジョジョの手品だよーでもこんなの見たことなーい」

 

「当たり前だ。まだ見せてなかったからな」

 

大和は見たことない手品を皆に見せて少し微笑んだ。

 

「それと、早く帰った方がいい。親に叱られたくなければな」

 

その後、彼ら風間ファミリーは帰った。だけどユキと一子と京は帰りたくなかったらしい。

それでも大和はこんな危険な目にあわさない為に、密かに『ヘブンズ・ドアー』で『今夜は自分の家に帰る。その時に明日の午前中7時までには外に出ない』と書いておいた。

これで3人組は強制的に帰らせた。

危険で危ないから、2人1組で帰らせた。

 

その後大和は仲間の安全と皆が大事にしている花を両方守りながら目を開けていた。




ネタがもうない!
もうこうなったら、やってやるぜ(ベイビィ・フェイス)!


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最強とは『世界』である

そういや、説明してませんでしたけど。

『ダイヤモンド』と『黄金の風』からは2年後になっています。

申し訳ありませんでした(土下座)


次の日

 

花はどうにか無事、保護した。

強制的に帰らされたのは悪いと思うが、正しい事をしたから良いと思った。

そのあと大和は何処かに隠れて、朝ごはんの下ごしらえの準備をして、あいつらがくるのを

 

ーーーそろそろだろう。

 

朝7時 丁度になった。

 

朝ごはんはシンプルに、白米と味噌汁。メインは魚塩焼き。それと野菜のサラダ。

ご飯を食べられる事は良いことだ。

………何?足りない?野菜でも食べ…いや、白米と味噌汁をお代わりしてくれ。野菜は高いからな、ちゃんと食べろよ。

そう言いながら、ご飯を食べていた。ちなみに、お変わり言っていた人は辰子と天だった。

 

 

7時半

 

「「「「ご馳走さまでした!」」」」

 

「お粗末様」

 

食べ終わりに食べ物に感謝して、皿やお椀を食洗機で洗った。便利だな。

 

 

7時45分

 

「そろそろか」

 

「ん?何が?」

 

リビングの時計を見て、大和は呟いて、聞こえた天は疑問に思った。

 

「約束があってな。今から会わなきゃいけないんだ。終わったら、買い物で食材買って帰るよ。

 

「ウイース」

 

天は自分なりの「はーい」を「ウイース」に変えて、返事をした。

その後大和は、亀か出た。

 

 

 

「…どうしてこうなった」

 

大和は何故か川神百代が大和手を握り、超音速ダッシュで川神学園の校舎に来ていた。

「どうして俺を連れてきたと」と質問すると「お前と戦って見たかった」と答えた。

 

そして考えている暇に試合が始まった。

 

「川神流 正拳突き!」

 

いきなり突っ込んで攻撃してきたから大和は仕方なく最初から本気で『ザ・ワールド』を出した。

 

そして近づけて距離がギリギリになった瞬間に

 

「『世界(ザ・ワールド)』!(時を止まれ!)」

 

大きな声で叫びで時を止めた。

瞬間に世界は色の無いモノクロに変わった。

 

『無駄ァ!無駄ァ!』

 

拳を百代に2発殴り込んでから、

 

『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!』

 

怒涛のラッシュを叩き込み、

 

『無駄ァ!』

 

最後の渾身の一撃を叩き込め、て「時は動き出す」を言葉を言い、世界に色が戻った。

時の中で与えたダメージは後から響き渡り、後ろに吹っ飛んで壁に激突した。

 

この瞬間、周りの人達は驚愕のに包まれていた。

百代が大和を殴るって吹っ飛ばされる筈が、百代が吹っ飛ばされた事に。

 

だが百代は力を貯めて貯めた力で壁から抜け出した。

 

「まだだ!まだ負けていない!」

 

立ち上がって、なにやら緑の光で傷を癒していた。

 

「成る程。あれだけの攻撃で立ち上がるとはな」

 

「瞬間回復だッ!」

 

技の名前を大和に教えた。大和は手を頭に当て、頭の中でどう倒すのかを考えた。

そして方法が考えてこう発言した。

 

「どうやら本気でやらないと、お前を倒すのは難しいな」

 

頭の中で考えた結果は大和は百代に挑発をした。

 

「かかってこい」

 

「やってみろッ!川神流 無双正拳突きッ!!」

 

無数のラッシュが迫って来た。

 

だが無駄だった。

 

「『世界(ザ・ワールド)』!!」

 

またしも世界の時間は止まった。

世界がモノクロの空間。

 

大和は近づいて本気で、倒すことにした。

 

 

『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァッ!!!』

 

本気のラッシュではやり過ぎたら死ぬから加減はちゃんとしておく。そして

 

「時は動き出す」

 

時間が動き出し、何処からか大爆発が起きて見ていた人達は耳を塞いだ。

そして最期に大きなぶつかるような音が鳴り響いた後収まりきった。

 

その後に見ていた人達は目を開け、そこには大和が立っていた。

 

他のみんなは百夜を探していると、さっき同じ所にくぼみがあったが、大きな穴が開いていた。

そこに目を通すと、百代が倒れて気絶していた。

 

一体いつ彼が百夜を倒したのかを疑問に思っていた。

 

一子はふと、大和を見ようとしたが、そこにはいなくなっていた。




遅くなってすみません。


後、短すぎてすみませんでした!!(土下座)


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凄みの隠し味は『ジャム』

本当にすみません


ネタが思いつきませんでした!(土下座)


面倒な事は置いておき、買い物に出かけた。

今日は野菜のゴーヤが安かったから買った。

今夜はゴーヤチャンプルだ。

 

 

 

さて、買い物は亀の中に入って冷蔵庫に入れておいた。

その後に「予定があるから、ちょっと外に出とく」と仲間に言っておいて外に出た。

 

 

 

 

 

急いで川神学園に戻ったら、何度か3人に怒られたけど、その後が大変だった。

『どうやって百代を倒したのか』質問攻めしてきた。助け舟が来たのか「マジックで倒したよ」とユキが答えた。

(これって助け舟なのかな)と大和は疑問に思っていた。

 

 

その後で川神鉄心という百代の爺さんは俺を校長室っぽい所で同じように質問された。

 

 

いや、『答えを教えられた』て事が正しいか。

 

 

当てやがった。俺の『スタンド』能力の1部を

 

 

 

 

 

「(こ、これは!)」

 

百代が少年に拳を入れる前後の姿を思い出す。

それまでは少年は拳の1発直前に殴られて吹っ飛ばされ様としていたが、思えば百代が既に吹っ飛ばされていたという異常。

否、1ミリで百代は吹っ飛ばされていた。

 

「(こ、これは!超スピードだとかじゃ、そんな小さいものじゃ無い!)」

 

ならば攻撃する過程は、一体いつ行ったのか。

答えは1つしかなかった。

 

 

「お主……」

 

「…………」

 

鉄心は認めたくは無いが、それ以外に方法はない答えを

 

「お主、時を止めたのか!?」

 

答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……最初は瞬き程の一瞬しか止められない能力だった。しかし練習を重ねるにつれ、1秒……2秒と長く止められるようになった。」

 

「今では11秒は止めていられる。長くも、短くもない11秒時が止まっているのにおかしさはあるが、とにかく11秒ほどだ……」

 

「ハハハハハ!いずれは1分……10分……1時間と思いのまま止められるようになってやろう。楽しみだ!だんだん長く時間を止めるのはよぉ〜!」

 

そう語る大和に、鉄心は得体の知れないスゴ味を感じた。

才能がある武士達を見て来たが、

こんなにも奇妙な存在に出会ったのは鉄心も初めてだった。

 

『時を止める』

 

一体どんな屁理屈を使えばそんな事ができるのか。

 

 

「話は終わりかな?それじゃあ、友達のところに戻るよ」

 

大和は背を向け、校長室から出ようとしたが、

 

「待ってくれ!」

 

すぐさに止められて、「お主は…その力を何に使うのか」と質問した。

 

答えは、

 

「自由に生きるためだ。不自由な暮らしは俺には1番苦手な生き方だからな」

 

そう言って、大和は校長室から去った。

 

 

その後、予想してたがユキ.一子.京に怒られ、さらに何故か百代に気に入られて抱きつかれ、また修羅場が始まった。

 

 

 

 

あれから3日、大和は風間ファミリーに用事があると伝えて遊ぶ日を断った。

理由は、山で大和は久々に当山に「登ってみようかな」と口にして行動した。

その時に、大和よりも背が高い女の子を見かけて声をかけようとする瞬間に倒れてしまった。

慌てて声をかけたら、何やら松茸を口にしていたらしい。

『ゴールド・エクスペリエンス』で調べた所、どうやら毒キノコらしい。しかも新種の

理論上考えると、『似た新種の毒キノコに当たり、食べて倒れてしまった』事になった。

 

ともあれ考える前に不味いことになる前に前から使っていた料理を取り出して食べさせた。

そしたらなんと、女の子のお腹のあたりから、胃腸が飛び出した。

 

「もし、これはこの『能力』が知らなかったら、驚いていただろうな」

 

実はこの料理に『スタンド』を入れていた。

そう、食べた人間の身体の不調を治すことができる。医食同源を地で行く『スタンド』。

まさに、ド派手のスクラップ&ビルド"(壊して創る)!とも呼ばれる『スタンド』

 

「やれ、『パール・ジャム』!」

 

顔と腕のあるプチトマトのような姿をしている。スタンド『パール・ジャム』の能力だった。

 

 

胃腸が出てから、5分。女の子は安定して、呼吸も脈拍も正常になっている。

大和は何らかの不運にこんな事になったのかもしれないと、心は痛めるが、『ヘブンズ・ドアー』で女の子に『この先、不運になる時が、その時には必ず幸運が訪れると』と書き込んでおいた。

 

「これでこの先、不運になっても幸運は訪れる。良い未来を送ってくれ」

 

そう1言、女の子に良い未来が訪れる事を祈りながら呟いた。

女の子は気を失っていなかった事を知らずに。



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|選ばれた運命からはだれも逃れることはできない《Nessunopuòsfuggirealdestinoscelto》

いつのまにか1年経っていました。

後、上の文、どうすれば良いでしょうか?

感想文の所でお願いします


あれから時が加速し、15歳。学校も行っておらず、ただ仲間に飯を与えた。

旅の日記は書いていないから見せられないけどもうとっくに終わったよ

それと友達が人懐っこく仲良くしていた。だが百代が俺と勝負する事は避けながら。

何故なら百代は未来では『最強』の存在。それなのに俺が百代を2回も戦って勝ったら、世界で注目される事になる。

そうなったらあの両親がやって来る…それだけは避けなくてはならない。何度も『叱られ』『怒られる』そんな事になったら、俺の精神はさらにまた痛くなる。俺は『叱られず怒られないようにして自由に行きていたいかだから』また同じ様に親は俺に『脅し』という精神が掛けられてしまう。それだけは避けなければならない。それと同時に、俺に『実験』という苦しい日々を送るのかもしれない。これは全て妄想の考えだ。“万に一つもない”のかも知れない。だがたった1%でも『可能性』という文字が浮かび上がる!これはつまり、両親は俺を『道具』として、ただ兵器として俺を不自由な暮らしを過ごして行くという可能性がある!そうならないように、なるべく目立たず、地味な存在として、

 

 

それに、別の少年が親に無理矢理させられたところを耳に入れたことがある!

 

 

名は分からないが、無理矢理親に掴まれて山に連れて行き、着いたら放り投げ、「1週間したら迎えに行く」と言ったからだ

1週間で山で過ごす事になった。熊もいる山でだ。

 

こんな酷いことをされたら、不自由な日常を押し付けられて面倒ごとだけの暮らしになる。

 

それとおまけに、俺は『スタンド』がある!だから九鬼が俺を実験に入れられ、兵器にされる!

九鬼英雄は助けてくれるかもしれないけど、多くても確率は30%。絶望的だ。

そんなビビリながら生きて人生を終える。納得いかねーぜ!俺は自由に行きたいのによぉ〜!

もっと子供という大事さを考えやりやがれよぉ〜!!

 

そんな日常が毎回怯えていた。

 

 

あの時が起こらなかったら…

 

 

 

 

「「「おはよ(ー)う!ジョルド!」」」

 

「おはよう一子、ユキ、京」

 

ジョルドは河川敷の所で暮らしていて、時々通行で一子、ユキ、京に挨拶をしてきて、返しに挨拶をした。

どうやら今日は高校生入学式らしい。

 

「ジョルドはどうするの?」

 

「そうだな。適当に散歩でもしているよ」

 

「だったらその時にデー「連れて行かないよ」ジョルドのけち!」

 

いじけた京を見てもなんとも思わないジョルド、しかし今日は予定がある。

 

「悪いが、今日は少し大事な日があるんだ。学校楽しんどけよ」

 

そう言ってジョルドは河川敷の川の下に移動したフリをして、ユキや京、一子が目を離した瞬間に『メタリカ』で姿を消して脱出して、亀の中に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ジョルド〜……今日は何だか、やる気じゃないんだよ。ゆっくりゲーム位良いだろー?」

 

「ジョルド〜、今日は外で昼寝がしたいよ〜」

 

「天子、辰子」

 

ジョルドは天使に数学の問題を教えていた。

 

「お前の気持ちは分かる。だけど忘れてないかな?皆が大人になったら、社会に出なくちゃあいけないんだ」

 

「「え〜なんで〜(だよ)」」

 

「決まっているだろ。確かに俺の能力は、金も集まる事も出来るし…食料も用意できて家もある」

 

ジョルドは天使の言い分にわかる気だが、この歳で勉強と社会の暮らしは必要だ。だけど

 

「だが、亜巳の事も忘れてないだろ。暮らしに必要な金は、あいつも手伝ってくれているからな」

 

言い忘れていたが、原作では20歳以上なのである。だから今は仕事をして働いてある。中身は知っているが、教える事はしない

 

「それに、影の様になったあの野郎も自衛隊の様な道で頑張っているしな」

 

確かに、原作では竜兵は戦闘が得意だから、自衛隊に入った。今は勉強と訓練で大忙しだ。

なぜ野郎と呼ぶ様になったのは、“ホモ”になったから次からは野郎と呼ぶ様になった。

 

「んじゃあ、分かりやすい様に説明するな。直角三角形は何故90になるか。例えば『30+60で90』になる。これだけだ」

 

「「うーん」」

 

「……やっぱり?」

 

「「分かんない」」

 

「だろうな」

 

ジョルドは手を目に覆う様にして呆れた。だと言うより自分の説明が酷すぎて分からない様だ。

 

「……出来ればあんまこんな事したく無いけど」

 

「ん?なんか手があるの?」

 

ジョルドが何か考えたのか、天使が聞いた。

 

「やろうと思えば、『スタンド』で“頭が良く難しい問題は解ける”と書き込めば頭が良くなる。……だがなーこんなことして良いのかと俺も思うんだよね」

 

確かにそれなら2人の頭を良く出来るのだが、それだとズルになるし、ついでに2人に甘やかすのは駄目だと思う

だが2人はなんなのお構い無しにおねだり+甘えて来る……マジでまいったな。

 

 

 

 

結局休みにして、2人は昼寝とゲームをしていました。

 

 

 




いわゆる、原作開始です。

ちょっとオリジナル有りだと思いますけど


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