配管工と姫君の幻想入り (MP)
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プロローグ

まずはプロローグです。どうぞ(野獣)


とある国キノコ王国、キノコ王国のある場所に建っている凶悪な城に住む大魔王が国の姫を誘拐していたが、一人の男が城に潜入し、今大魔王との決戦を迎えていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クッパ!ピーチ姫を返せ!」

 

「ガハハハハ!!やはり来たかマリオよ!お前なら必ず来ると思っていたぞ!」

 

「マリオ!助けて!」

 

「ピーチ姫!待ってて、すぐに助けるからね!」

 

「マリオよ!せっかくだから教えてやる、何故ワガハイがピーチ姫を拐うのかをな」

 

「なんだと!?一体なんの為に!」

 

「ワガハイがピーチ姫を拐う理由はな…貴様との決着をつける為だ!ピーチ姫を誘拐すれば貴様は必ずワガハイの所に来る、つまりワガハイがピーチ姫を拐うのは貴様を誘き出す為の餌としてなのだ!」

 

「そんな理由で今まで何回もピーチ姫を…ふざけるな!!」

 

「ワガハイはふざけてなどいないぞ。さあ、話はここまでだ。今日こそ貴様との決着をつける!いくぞ!マリオ!」

 

マリオとクッパの戦いはかなり激しい物となった。

クッパは口から炎を吐いたり、ハンマーを投げたり、地震を起こして来たりしたが…

戦いの末、マリオの勝利に終わった

 

「糞!何故だマリオ!?何故いつも貴様に勝てない!?」

 

「それは僕の知る事じゃないよ、とにかくピーチ姫は返して貰うよ」

 

「…畜生……」

 

マリオは今回も無事ピーチ姫を救出する事に成功した

 

「マリオ、助けてくれてありがとう」

 

「いやぁ、礼には及ばないよ」

 

「本当にありがとう、マリオ//」

 

ピーチ姫はマリオの頬にお礼のキスをした(お前ノンケかよぉ!?)

 

「わ!?//」

 

「フフ//さあ、帰りましょう、マリオ」

 

「そうだね」

 

クッパ城から出たマリオとピーチ姫、二人は帰る最中も話しをしていた

 

「ねえマリオ、貴方は毎回クッパと戦う事が辛いと思った事はない?」

 

「確かに辛いと思った事もあるよ、けど大切な人を助ける為なら辛くても頑張らなきゃいけないからね」

 

「そんな風に思ってくれていたのねマリオ、帰ったら貴方の大好きなケーキを作ってあげるわ」

 

「本当に!?僕ピーチ姫の作るケーキ大好きなんだ!楽しみにしてるよ!」

 

色んな事を話して花を咲かせている二人、その二人の前に突然謎の空間が現れた

 

「あら?何かしら?」

 

「見た所、何かの空間みたいだけど…」

 

まじまじと空間を見つめていると…突然その空間が二人を吸い込み始めた!

 

「キャアアア!!マリオオオ!!」

 

「ピーチ姫ぇぇ!!」

 

二人はなんの抵抗も出来ないまま空間に吸い込まれてしまった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ、この人達生きてるかな?」

 

とある大樹の前、背中に羽が生えた3人の女の子が倒れているマリオとピーチ姫を見ていた

 

「気絶してるだけみたいよ、サニー」

 

「そうなの?ルナ」

 

「うん、間違いないわ」

 

「気絶してるんだ。ねえスター、こういう場合どうしたらいいかな?」

 

「とりあえず起こしてみたらどうかな?」

 

「どうやって起こす?服の中にカエルでも入れてみる?」

 

「ちょっ…ルナ、それは止めたほうがいいような…」

 

「「う…うーん…」」

 

「あ!気がついた!」

 

「ここは?君達は?」

 

「えっと…私達は…」

 

「待ってマリオ、人に名前を聞く時はまず自分から言わなくちゃ」

 

「そうだね、僕はマリオ」

 

「私はピーチよ、貴方達は?」

 

「私はサニーよ!」

 

「私はルナです」

 

「私はスターです!」

 

「サニーちゃんにルナちゃんにスターちゃんね」

 

「君達に聞きたい事があるんだけど…」

 

「えっと…それじゃあ私達の家で話しますね」

 

サニーが二人にそう言う

 

「解った。じゃあ行こう、ピーチ姫」

 

「ええ」

 

マリオとピーチ姫はサニー達の家に行く事にした




作者のMPです。今回から新しい小説を書く事にしました。
案外有名かもしれないマリオ×東方物です。
マリオが幻想入りするのはよく見るけど、ピーチ姫が幻想入りするのは見た事が(ないです)


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1話

1話なので初投稿です


マリオとピーチ姫はサニー、ルナ、スターの家に招待され、そこで話しをする事になった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まさか君達の家が木の中だったなんて、凄いね」

 

「そうかな?まあとりあえず話したい事って何?」

 

「じゃあまずは…ここはキノコ王国のどの辺りかしら?」

 

「キノコ王国?スター、キノコ王国って何?」

 

「私に聞かれても解らないんだけど…ルナなら知ってるんじゃない?」

 

「いや、私も知らない」

 

「キノコ王国を知らない?じゃあここはいったいどこなんだい?」

 

「場所って言うか…この世界は幻想郷って言われているけど…」

 

「幻想郷?って事は私達、異世界に来ちゃったって事ね」

 

「幻想郷か…全く知らない所に来ちゃったな…」

 

「マリオさん達は外の世界の人達だったんだね。まあ格好からしてそうじゃないかって思ってたけど」

 

「サニーちゃん、その外の世界に行くにはどうしたらいいか知ってる?」

 

「いや、私は知らないの」

 

「そうか…ルナちゃんとスターちゃんは?」

 

「私達も解りません」

 

「お役に立てなくてごめんなさい…」

 

「謝る事なんてないよ、でも…どうしようか?ピーチ姫」

 

「そうね、知らない世界だから行く宛てがないわ…」

 

「あの、行く宛てがないんだったら暫く私達の家に住みませんか?」

 

スターがマリオとピーチ姫にそう言った

 

「え?いいのかい?」

 

「ちょっとスター、勝手に決めちゃっていいの?」

 

「そうだよ(便乗)」

 

「大丈夫よ、マリオさんとピーチさんは悪い人には見えないし、それに優しそうな人達のような気もするから」

 

「ピーチ姫は優しい人だよ」

 

「マリオは悪い人なんかじゃないわ、それどころか拐われた私を何回も助けてくれるヒーローなんだから」

 

「え?ピーチさんって誰かに拐われた事があるの?」

 

サニーが驚いた表情でピーチ姫に問いかける

 

「ええ、クッパって言う亀の怪物に何度も拐われたのだけど、そのたびに必ずマリオが助けに来てくれたのよ」

 

「そうなんだ、そのクッパって奴はなんでピーチさんを拐うの?」

 

「僕と決着をつける為に拐っていたらしいんだ、最近知った事なんだけどね」

 

「マリオさんと決着?どう言う事ですか?」

 

スターがマリオに訪ねる

 

「クッパは僕の事をライバルと見ていたらしいからもしかするとそれかも」

 

「ところで、さっきから気になってたけど。貴方達、背中に羽が生えているけど…貴方達は人間じゃないのかしら?」

 

「うん、私達は妖精なのよ!」

 

「「妖精?」」

 

「はい、幻想郷には色んな種族の人達がいるんです。妖精とか人間とか妖怪とか魔物とか」

 

スターが具体的に説明した

 

「そうなんだ、まあ僕達が居た世界にも人間の他に魔物が居たりするんだけどね」

 

「そうなんですか、ところでさっきからマリオさんはピーチさんの事をピーチ姫って言ってますけど、ピーチさんってそのキノコ王国のお姫様なんですか?」

 

「ええ、その通りよ」

 

「へえ…そうだ!良かったら私達の知り合いに会わせてあげましょうか?」

 

ルナがマリオとピーチ姫にそう言った

 

「君達の知り合い?」

 

「はい、知らない世界に馴染む為にもお二人には幻想郷の知り合いを作ってあげようと思いまして」

 

「本当に?ありがとう!それとルナちゃんとスターちゃんもサニーちゃんみたいに敬語を使わなくて良いわよ」

 

「うん、僕もそれが良いと思う」

 

「え?良いの?それじゃあこれからよろしく!」

 

「私もよろしくね!」

 

「じゃあ早速案内するから着いて来て」

 

「解った」

 

マリオとピーチ姫はサニー達の知り合いに会いに行く事になった




作者のMPです。後書きってガチで書く事なくて困るんだよなぁ…


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2話

2話なので初投稿です


マリオとピーチ姫はサニー達に連れられとある神社の前にやって来た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここだよ」

 

「この建物に君達の知り合いが居るのかい?」

 

「うん、あ!居た居た!」

 

「霊夢さーん!」

 

「あら?あんた達、何しに来たの?」

 

見るからに満面の笑みで湯飲みを飲み干したり、風呂に入ってはあ~生き返るわあ~と言いそうな紅白巫女が出てきた

 

「この人達を紹介しようと思って」

 

「ん?その人達は見るからに外の世界の人間のようね」

 

「まあ実際そうなんだけどね、僕はマリオ」

 

「私はピーチよ」

 

「マリオ?なんか魔理沙に名前が似ているわね…」

 

「魔理沙って?」

 

「え?ああ、こっちの話しよ。私は博麗霊夢、見ての通り神社の巫女をやってるわ」

 

「そうだ!」

 

サニーが突然声をあげた

 

「どうしたの?サニー?」

 

「霊夢さんならマリオさんとピーチさんを外の世界に帰す方法を知ってるんじゃないかな?」

 

「確かに!霊夢さん、二人を外の世界に帰す方法を知ってる?」

 

「それなら私の結界の力を使うかあのスキマ妖怪の力を借りれば帰れると思うけど」

 

「本当!?それなら私とマリオを元の世界に帰して貰えるかしら?国のみんなも心配していると思うし…」

 

「うーん…そうしてあげたいけど……」

 

「何か問題があるの?」

 

「ええ、実は結界が使えなくなってるのよ」

 

「ええええ!?それじゃあ二人を元の世界に帰す事は出来ないの!?」

 

「今はそうなるわね」

 

「霊夢、その結界が使えなくなったのはいつ頃なんだい?」

 

「確か1週間位前かしら、おすましキッズとか言う5人組のガキ共が変な弾幕を撃って来て、それから結界が使えなくなったのよ。しかもあいつら…賽銭箱まで奪っていって…ああ!腹立つ!!」

 

「おすましキッズ?、その子供達も幻想郷の人達かい?」

 

「いや、幻想郷にあんな奴らはいなかったわ。あいつらも貴方達と同じ外来人でしょうね」

 

「「「「「ご名答」」」」」

 

突然5重に重なった声が聞こえて来た

 

「あ!?あんた達!」

 

「霊夢さん、あの子達知り合いなの?」

 

「「「「「そこの下品な脇巫女の言っていたおすましキッズとは我々の事なんだよ」」」」」

 

「誰が下品な脇巫女よ!この糞ガキ共!!」

 

「(下品はともかく脇巫女なのは本当なんじゃ…)」

 

スターはそう思ったがあえて口には出さないでおいた

 

「貴方達がおすましキッズね?霊夢に結界の力を返してあげてくれないかしら?」

 

「「「「「そうはいかないんだよねぇ、我々はこの幻想郷をおすまし郷にする為にやって来たんだ。そいつの使う結界は色々と面倒だから封じてやったんだよねぇ」」」」」

 

「どうやら返す気はないみたいだね」

 

「好き放題言ってくれるじゃないの…後賽銭箱返しなさいよ!」

 

「「「「「ああ、あれなら随分ボロくなってたから捨ててあげたのさ。どうだい?我々って優しいでしょお?」」」」」

 

「あんた達…私の賽銭箱を…もう絶対に許さないわよ!!」

 

「「「「「許して貰えなくてけっこう、今回は挨拶しに来るだけにするつもりだったけど…そんなに言ってくれる物だからそろそろ捨てようと思っていたこいつら

の相手でもして貰おうかなぁ。それじゃあねぇ」」」」」

 

おすましキッズは2体のロボットを置いて去っていった。

左に居るは4本の足に右手に剣、左手にボウガン、背中に矢筒を装備したロボットで、右に居るのは痛々しい見た目に右手にメイス、左手に剣、下半身にボウガンを装備したロボットだ。

両方共青いボディに赤いモノアイが特徴的だ

 

「な…何よこいつら!?」

 

「あれは…本で読んだ事がある物と同じだ!」

 

「マリオ、知ってるの?」

 

「うん、左に居るのがキラーマシンで、右に居るがキラーマシン2って言う機械の魔物なんだ」

 

「なんか名前からしておっかなそー…」

 

「それよりどうすんのよ!?こいつら私達の事襲う気よ!」

 

「ここは僕が戦うよ!」

 

「マリオ!私も戦うわ!」

 

マリオ&ピーチ姫VSキラーマシン&キラーマシン2の戦闘が始まった。

激しい戦いが続いたが、マリオの豪快なアクションとピーチ姫の魔法の力により、キラーマシンとキラーマシン2は動かなくなった

 

「あ、動かなくなった」

 

「マリオさんとピーチさん凄い!あんなに強そうな魔物達を倒しちゃうなんて!」

 

「まあ、とにかく貴方達を元の世界に戻す事は出来ないわ、ごめん」

 

「良いよ、悪いのは霊夢じゃなくておすましキッズだから」

 

「それよりマリオ、この機械達どうするの?」

 

「家に連れて帰ろう、僕こう見えて機械の扱いに自信があるからね」

 

マリオ達は霊夢に別れを告げ、大樹の家に壊れたキラーマシンとキラーマシン2を持ち帰る事にした




作者のMPです。おすましキッズ知ってる人ってどの位居るんでしょうかねぇ…


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3話

3話なので初投稿です


キラーマシンとキラーマシン2を家に持ち帰ったマリオ達、マリオがキラーマシンとキラーマシン2をいじり始めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マリオさん、何やってるの?」

 

「修理しているんだよ」

 

「修理って、直してどうする気?」

 

「まあ見ていれば解るよ」

 

暫くして、修理が終わりキラーマシンとキラーマシン2が動き始めた

 

「「………」」

 

「わ!?動き出した!」

 

「マリオ、大丈夫なの?」

 

「大丈夫だよ、ほら」

 

「マリオ様、こんにちは」

 

「マリオ様とお仲間の皆様、登録確認」

 

「わ!?こんどは喋った!」

 

「君達、気分はどうだい?」

 

「問題ありません」

 

「極めて正常状態であります」

 

「なら良かったよ」

 

「後は、君達に名前を付けてあげないとね」

 

「確かにキラーマシンとキラーマシン2だと物騒だものね、どんな名前にするの?」

 

「本の中に仲間として活躍したキラーマシンとキラーマシン2が居たんだ、それらの名前はロビンとロビン2。君達の名前はロビンとロビン2、よろしく」

 

「マイネームロビン、登録完了」

 

「マイネームロビン2、登録完了」

 

「良い名前ね」

 

「はあ~…」

 

「サニー、どうしたの?」

 

「お腹空いちゃって…」

 

「そう言えば色んな事があったからご飯食べてなかったね」

 

「確かにもう夜だね、そろそろ夕食にしようか」

 

「それじゃあ今から作るね」

 

「料理はスターちゃんがするの?」

 

「うん、サニーとルナは料理が出来ないから私が作ってるの」

 

「料理なら私も出来るわ、良かったら手伝わせて貰えないかしら」

 

「ピーチさんも料理出来るの?じゃあお願い!」

 

「ピーチ様、スター様、料理をするのですか?」

 

「我々もお手伝いさせて下さい」

 

「あら良いの?ありがとう」

 

ピーチ姫、スター、ロビン、ロビン2の2人と2体で料理をする事になった

 

「マリオさん、ロビンとロビン2も料理出来るようにしたの?」

 

「うん、せっかくだから戦闘意外の機能も入れておいたんだ」

 

「機械が料理…なかなかシュールかも」

 

「後僕達と同じように食事する事でエネルギーを摂取するようにもしたんだ」

 

「食事って、口がないけどどうやって?」

 

「モノアイで吸収するような感じかな、まあ見ている内に慣れると思うよ」

 

「みんな、出来たわよ!」

 

食卓に親子丼、サラダ、味噌汁、鯖の味噌煮、ケーキが並んだ

 

「わあ!全部美味しそう!」

 

「親子丼とサラダとケーキは私とピーチさんが作ったんだよ!」

 

「「味噌汁と鯖の味噌煮は我々がお作りしました」」

 

「みんなありがとう、それじゃあ食べようか」

 

食事中…

 

「美味しい!やっぱりスターの料理は美味しいね!」

 

「それにピーチさんも一緒に作った事もあって更に美味しいね」

 

「ありがとう、2人共」

 

「味噌汁と鯖の味噌煮も美味しいね、料理機能も正常に動いて安心したよ」

 

「お褒めいただきありがとうございます」

 

「どのお料理もとっても美味しいです」

 

「本当にモノアイで吸収してる…かなりシュールな光景ね…」

 

食事は楽しく続いていった




作者のMPです。キラーマシンとキラーマシン2が一緒に出て来るナンバリング作品が少なすぎて頭に来ますよ!(野獣)


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4話

4話なので初投稿です


マリオ達は大樹の中で話しをおこなっていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そう言えば、幻想郷には綺麗な泉はあるのかしら?」

 

ピーチ姫はそう呟く

 

「綺麗かどうかは解らないけど、湖ならあるよ」

 

「本当?サニーちゃん」

 

「うん、霧の湖って場所でね、よく知り合いの妖精が遊び場に使ってるの」

 

「じゃあ今日はそこに行ってみよう、少しでも知ってる場所を知っておきたいからね」

 

マリオ達はサニー達の案内の元、霧の湖にやって来た

 

「本当に霧に包まれてるね、回りが少し見えにくいな…」

 

「……」

 

「ロビン?どうしたの?」

 

「…湖の中に、敵反応あり」

 

「え?敵?」

 

ロビンは湖の中に敵が居ると言った、すると湖の中から目が赤く染まった人魚の女性が現れた

 

「な!?何!?」

 

「……」

 

「ねえロビン、あの人本当に敵なの?」

 

ルナがロビンに質問する

 

「はい、確かにあの女性から敵反応が出ています」

 

「……ギギギ……」

 

「…あの様子、どうやら正気じゃなさそうだね」

 

「その通りですマリオ様、彼女は完全に正気を失っており、なんでも襲う存在になってしまっています」

 

ロビン2がそう説明した

 

「だったら早く正気に戻してあげないと!」

 

「でもスター、戻すって言ってもどうやって?」

 

「あ~…それは~…え~っと…」

 

「相手の方は完全に襲う気でいるみたいだな…だったら戦うまでだ!」

 

「…グガアアア!!」

 

マリオ達は人魚と戦闘になった。

人魚はかなり怪しげな力によりかなりの戦闘力を持っていたが、戦いはマリオ達の勝利に終わった

 

「……う…」

 

「あ!起きあがった!」

 

「…ここは?私は何をしていたんでしょうか?」

 

「正気に戻ったみたいだね、良かったよ」

 

「彼女から敵反応が完全に消えています、もう安心ですね」

 

「あの、貴方達は?」

 

「ああ、僕達は…」

 

各自自己紹介中…

 

「そんな事が…どうもすみません…」

 

「貴方が謝る事はないわ、貴方の名前は?」

 

「私はわかさぎ姫と言います」

 

「姫って事は私と同じなのね」

 

「ねえわかさぎ姫さん、最近変わった事とかは無かったかい?」

 

「変わった事ですか?とくに何も無かったような気がしますが…」

 

「ちっ…やっぱ役に立たねぇ人魚ね」

 

突然謎の女が現れた

 

「なんだい君は?」

 

「……奴からかなり邪悪な気配がします」

 

ロビンがそう呟く

 

「邪悪な気配?」

 

「ひ!?」

 

「わかさぎ姫さん、どうかしたの?」

 

「あ…あれは鬼人正邪、前に幻想郷を恐怖に陥れた怖い人です…」

 

「まあそう言う事ね、手始めに前みたいにそこの人魚を狂暴化させてやったけど、やっぱ奴に立たなかったな」

 

「狂暴化ですって!?クッパより悪質な事をするわね…」

 

「あん時は巫女と巫女の仲間に邪魔されたけど、今度こそはこの幻想郷を支配すんのよ!その為にあたしは奴らと手を組む事にしたのさ」

 

「奴ら?」

 

「「「「「我々の事だねぇ」」」」」

 

「お前達は!?おすましキッズ!」

 

「おすましキッズ…危険性、邪悪さ共に凶悪レベル!」

 

「「「「「あれ?君達はこの前に差し向けたキラーマシンとキラーマシン2じゃないか、まさかそいつらの味方になっていたうえに人格まで持っているとは驚きだねぇ」」」」」

 

「そんな事より手を組んでるってどう言う事だ!?」

 

「「「「「言葉の通りさ、正邪の悪知恵には目を見張る物があるからねぇ、目的がほぼ同じ者同士協力する事になったんだよねぇ」」」」」

 

「まあ今回は引き上げてやるけど、次はこうはいかないからな!」

 

おすましキッズと正邪は立ち去っていった

 

「思ったより深刻になってるみたいね…」

 

「あの、私にお手伝い出来る事があったらいつでも言って下さい」

 

「ありがとうわかさぎ姫さん、とにかく今日は帰る事にしようか」

 

「そうね」

 

マリオ達は大樹の家に帰る事にした




作者のMPです。おすましキッズも正邪もかなりのど畜生だって、それ一番言われてるから


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5話

5話なので初投稿です


「そうだ!今日は人里に行かない?」

 

サニーが突然そう言った

 

「人里って?」

 

「人間達が住んでる町みたいな所なの」

 

「それじゃあ今日はそこに行く事にしましょう、マリオもそれでいい?」

 

「いいよ」

 

「よーし!そうと決まれば早速行こう!」

 

配管工達移動中…

 

数分後、無事に人里についた。

そこには色々な人々が店を開いたりしていてとても活気溢れていた

 

「ここが人里だよ!」

 

スターが元気よく伝える

 

「人が沢山居るわ、素敵な所ね」

 

「そうでしょ?私達もよくここで買い物しに来るのよ」

 

ルナが興味津々に人里を見渡しているピーチ姫にそう説明した

 

「あ、幻想郷にもちゃんと男の人は居るんだね」

 

マリオはそう呟いた

 

「そう言えばマリオさん達はここに来る前までは女の人しか見てなかったもんね」

 

「お…おおおおおおおお!!!!」

 

「な!?なんだ!?」

 

突然一人の少女が叫びながらマリオ達の前に現れた

 

「凄い……凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄い凄いいいいいいいいいいい!!!!!!!!」

 

うるせぇ!

 

「凄いって、何が!?」

 

「……あの…」

 

「我々の顔に何か着いてますか?」

 

少女はどうやらロビン2とロビンの事を見ているようだ

 

「凄いよ…頑丈な造りで出来たブルーメタルボディ!赤く輝くモノアイ!そして、近接戦にも遠距離戦にも特化した完璧な武装!本当に凄すぎるよ!」

 

「あの…貴方は?」

 

ピーチ姫は熱心に語っている青い髪の少女に名前を訪ねる

 

「え?ああ、ごめん。えっと…私は河城にとり、妖怪の山出身の河童で発明が趣味だよ」

 

「君河童なの?」

 

「うん、河童だよ」

 

「まあ、僕達も自己紹介しないとね」

 

各自自己紹介中…

 

「成る程、ところでお願いがあるんだけど…」

 

「お願い?どんな?」

 

「そこのロビン2とロビンを譲ってくれないかな?」

 

「なんだって!?」

 

「そんな事…急に言われても困るわ」

 

マリオは驚きピーチ姫は困惑している

 

「お願い!ちゃんと大切にするから!」

 

「でも私達さっき会ったばっかりなんだよ、そんな状態で信用出来る訳…」

 

サニーはにとりにそう説明する、だが…

 

「…彼女は信用出来ます」

 

「ロビン2!?」

 

「彼女、にとりさんのデータを調べた結果…にとりさんは友人との交流関係は友好的、幻想郷で発明が出来るのは彼女のみ、よってにとりさんは充分に信用出来る人材です」

 

ロビン2はマリオ達にそう伝えた

 

「私もロビン2さんと同意見です」

 

「ロビン2、ロビン、君達はどうしたいんだい?」

 

マリオはロビン2とロビンに質問した

 

「我々は、にとりさんの所に行こうと思います」

 

「……そうか」

 

「にとりさん、ロビン2とロビンの事、よろしくお願いしますね」

 

「任せて!ちゃんと責任持って世話するから!」

 

「皆さん、それでは行って参ります」

 

「皆さん、お元気で」

 

「うん、君達もね」

 

ロビン2とロビンはにとりと共に去って行った

 

「…マリオ、短い間だったけど、あの子達と一緒に居た時間は楽しかったわね」

 

「…そうだね、ピーチ姫」

 

「マリオさん、ピーチさん、とりあえず人里を見て回わらない?」

 

「そうだね、じゃあ3人共、案内頼むよ」

 

「「「任せて!」」」

 

ロビン2とロビンと別れたマリオとピーチ姫は寂しさが出ていたが、すぐに立ち直りサニー達の案内の元人里を満喫した




作者のMPです。ロビン2とロビン、ついでににとりは当分の間出番がありません(再登場しないとは言っていない)


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6話

6話なので初投稿です


大樹の家に居るマリオ達、そんなマリオ達の所に霊夢がやって来た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そう言えばあんた達はわかさぎ姫に会ったんだっけ?」

 

「そうだけど、どうかしたのかい?」

 

「なんかわかさぎ姫が見た事がない格好の人達が来たって言ってたからさ、ちょっと会ってあげてくれないかなって思って」

 

「解った、じゃあわかさぎ姫さんの所に行って来るよ」

 

マリオ達5人は霧の湖へやって来た。

変わった服装の金髪の男女が居た

 

「あ、皆さん。こんにちは」

 

「こんにちは、変わった人達ってその人達の事?」

 

「そうです、お2人共。この方達とは知り合いですか?」

 

「いや、私には知らない人達だな」

 

「私も初めて会う人達だわ」

 

「そうですか、宛が外れてしまったみたいですね…」

 

「気にしないでくれ」

 

「えっと…貴方達は?」

 

ピーチ姫は2人に何者なのか訪ねる

 

「私はジークベルト、暗夜王国の王子です」

 

「ふふ…私は全ての力を制御出来る選ばれし伝説の…」

 

「普通に自己紹介した方がいいよ」

 

「あ、はい…私はオフェリア、選ばれし者になる為に日々訓練している者です」

 

「僕達は…」

 

各自自己紹介中…

 

「成る程、把握しました」

 

「暗夜王国…聞いた事のない国ね」

 

「ピーチさん達は暗夜王国を知らないんですか?」

 

オフェリアがピーチ姫にそう訪ねる

 

「ええ、私が納めてるキノコ王国や友達の姫が納めてるサラサランドなら知っているけど…暗夜王国は聞いた事がないわ」

 

「そうですか、まあ私とジークベルトもキノコ王国やサラサランドって国は知らないですし…」

 

「と言う事は、マリオさん達は私とオフェリアとは別の世界から来たって事になりますね」

 

「そうなるね、まあ知り合いになって損する事はないと思うよ」

 

「そうですね、私もそう思います」

 

ジークベルトはマリオの言葉に納得している

 

「それより、ジークベルトさんとオフェリアさんはどこか住んでる所ってあるの?」

 

「無かったら私達の家で一緒に暮らさない?」

 

「私もそれがいいと思うよ!」

 

サニー、ルナ、スターがそれぞれ思っている事を言った

 

「誘ってくれてありがとう、だが私達はもう住んでる所があるんだ」

 

「え?そうなの?」

 

「うん、紅魔館って言う赤い屋敷に住ませて貰ってるの、この湖の向こう側にあるのよ」

 

「そうなんだ、また機会が合ったら行ってみようかな」

 

「ねえマリオ、そろそろ帰らない?」

 

ピーチ姫がマリオにそう言う

 

「そうだね。ジークベルトくん、オフェリアちゃん、外の世界から来た者同士仲良くやろう」

 

「はい、私からもお願いします」

 

「私も!」

 

マリオ達はジークベルト達と別れを告げサニー達の自宅へ帰って行った




作者のMPです。ジークベルトとオフェリアホント好こ。
だからつい入れたくなっちゃうんだよなぁ…


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7話

7話なので初投稿です


「ねえマリオ、今日はオフェリアちゃんとジークベルトくんが住んでるって言う紅魔館って所に行ってみない?」

 

「そうだね。どんな所か気になるし、サニーちゃん達もそれで良いかな?」

 

「うん、それじゃあ行こう!」

 

マリオ達5人はわかさぎ姫が住む霧の湖から更に先に進んだ。

しばらくすると真っ赤な屋敷についた

 

「これが紅魔館か、本当に赤いな」

 

「門の前に誰か居るわ、話しかけてみましょう」

 

「そうだね、あの、すみません」

 

「……」

 

「あの…すみません、ちょっと聞きたい事が…」

 

門番であろう女性はマリオがいくら声を掛けても全く反応がない、何故反応しないかと言うと…

 

「zzzz」

 

「…立ったまま寝てる…」

 

「どうするの?マリオさん」

 

スターがマリオに言う

 

「確かにどうしようか…勝手に入る訳にもいかないだろうし…」

 

「あ、マリオさん達じゃないですか」

 

「あ!ジークベルトくん!実は屋敷に入ろうと思ったんだけど…この人にいくら話しかけても起きてくれないからどうしたら良いか聞き出せなくてね」

 

「ああ…美鈴さんまた寝てるのか…これはしばらくは起きないですから私が案内しますよ」

 

「ありがとう、助かるよ」

 

マリオ達はジークベルトに案内して貰い館の主の部屋までやって来た

 

「あら?ジークベルト、その人達は客なのかしら?」

 

ナイトキャップを被ったコウモリのような羽が生えた少女がジークベルトに問いかける

 

「ああ、この前知り合った人達なんだ」

 

各自自己紹介中…

 

「貴方達の事は覚えたわ、私はレミリア・スカーレット、この紅魔館の主の吸血鬼よ」

 

「吸血鬼か…幻想郷って本当になんでも居るんだね」

 

「まだ子供なのに館の主をやっているなんて、偉いのね」

 

「……私は495年は生きてるわよ」

 

ピーチ姫の言葉にレミリアは不満そうに答えた

 

「そうなの?ごめんなさい」

 

「まあ、別に良いわ」

 

「ところで貴方達は何用でこの館に?」

 

「ああ、それは…」

 

マリオがレミリアに用件を答えようとした時、突然爆発が起こった

 

「なんだ!?」

 

「今の爆発…あいつがやった奴ではないわね…行ってみましょう!」

 

マリオ達は爆発が起こった場所まで行ってみた。

そこにはオフェリアと紫の服と髪の女性とレミリアとほぼ同じ服装の水晶のような物が付いた羽が生えた少女と、それから後に居たのは…

 

「「「「「やあやあ、久しぶりだねぇ」」」」」

 

「おすましキッズ!」

 

マリオが侵入者の名前を叫んだ

 

「オフェリア!大丈夫かい!?」

 

「ジークベルト!私なら大丈夫よ」

 

「フラン!パチェ!大丈夫!?」

 

「お姉様!」

 

「私達なら平気よ、レミィ」

 

「良かった…おすましキッズだったかしら?随分派手に館を壊してくれたようだけど…ただで済むと思ってる訳?」

 

「「「「「そんなの知らないよ、我々はそこの子に用があって来たのさ」」」」」

 

おすましキッズはフランを見ながら言った

 

「え?私に?」

 

「「「「「ああそうさ、君は生まれた時から495年間の間ずっと地下室に監禁されていたそうじゃないか」」」」」

 

「……どうしてそれを……」

 

レミリアが震えながら答える

 

「「「「「君は生まれた時からどんな物でも破壊出来る力を持っていてその力のせいで監禁されていたそうだね、監禁されている間君はどんな気持ちだったんだい?」」」」」

 

「………どうして私がこんな目に会わなきゃいけないのって…ずっとそんな事ばかり考えてた……」

 

「フラン!?」

 

「私が出してって何回言ってもお姉様は出してくれなかった…ずっと辛くて…寂しかった……」

 

「「「「「そうなんだ、酷い姉だねぇ、どうだい?我々と一緒に来る気はないかい?我々と一緒に居ればもう誰も君を監禁したりなんてしないよお」」」」」

 

「本…当…に?…」

 

「「「「「ああ、本当さ。我々と来れば、君は自由になれるんだよぉ」」」」」

 

「自…由…に…な…れ…る…」

 

「フラン!駄目よ!!」

 

レミリアは強く言ったが…フランはレミリアを攻撃して来た

 

「キャアア!!」

 

「レミィ!!」

 

「そうだ…私は自由になるんだ!もうお姉様にも…誰にも邪魔されずにずっと自由に生きるんだ!!」

 

「駄目よフラン!!」

 

「煩い!!私はもう自由なんだ!あははははははははははは!!!!」

 

「「「「「エヘヘヘヘヘヘヘヘ!!!!」」」」」

 

フランとおすましキッズは笑いながら去っていった

 

「ああ…フラン…どうして…」

 

「……厄介な事になってしまったわね…」

 

「ねえ、あのフランって子には何があったの?」

 

ルナがレミリアからパチェと呼ばれていた女性に質問する

 

「あの子はなんでも破壊してしまう力を持っていてその力を自分では自由に制御出来ない状況だったの、それを恐れたレミィはその力を本人ごと地下室に封印していたのよ、495年間ずっとね」

 

「そんな事が…」

 

「待ってくれパチュリー、私はそんな話聞いてないのだが…」

 

ジークベルトがパチェ、改めパチュリーにそう問う

 

「話してないからね、貴方やオフェリアは別に知らなくても良かった事だと思っていたから」

 

「そんな事ないわ、フランは私とジークベルトにとっても大切な友達なんだから」

 

「オフェリア…」

 

「それにしてもおすましキッズは子供なのに本当に酷い奴らだね、ピーチ姫」

 

「その通りねマリオ、前に人里に行った時に知ったけど、指名手配されてるお尋ね者の正邪と一緒に居る事もあるから余計にタチが悪いわね」

 

「レミィはしばらく安静にさせておいた方が良さそうね、面倒は咲夜に任せましょう」

 

「ああ、そうした方が良いかもな」

 

「まあ、また何かあった時は僕達の事を頼ってくれ、パチュリー」

 

「ええ、ありがとう」

 

マリオ達は大樹の家に帰る事にした




作者のMPです。最近スマブラのジョーカーにハマりまくっています(原作のペルソナは全く知らない)


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8話

8話なので初投稿です


マリオ達は霊夢の所にやって来ており、霊夢に紅魔館で会った一部始終を話していた

 

「そんな事があったのね、それにしてもあのおすましキッズがそんな大それた事をするなんてね…」

 

「うん、あんな事をやるとは…ますますおすましキッズがヤバイ奴らだって事が解ったよ」

 

「フランが好き勝手に暴れる事になったら絶対に不味い事になるわね」

 

「霊夢、おすましキッズはどこに住んでいるか知ってる?」

 

ピーチ姫は霊夢におすましキッズの居場所がどにあるか尋ねた

 

「申し訳ないけど私は知らないわ、知ってたら今すぐ叩き潰しに行ってるわ」

 

「そう、それは残念ね…」

 

「そうだわ、あんた達、暇なんだったら魔理沙に会いにいってみれば?」

 

「魔理沙?そう言えばこの前にそんな事言っていたね」

 

「魔理沙の居場所の事ならそいつらが知ってるから案内して貰ったら良いわ」

 

霊夢はサニーとルナとスターを見ながら言った

 

「え?サニーちゃん達知ってるのかい?」

 

「うん、魔理沙さんは知り合いでもあるからね。魔法の森って言う森の中に店を開いているの」

 

「そうなの?」

 

「うん、今から案内してあげるね」

 

マリオとピーチ姫はサニー達の案内の元、魔法の森に入っていった。

進んでいる途中に灰色の服を着た笠を被った女性が声を掛けて来た

 

「貴方達、この森になんの用?」

 

「私達魔理沙さんの所に行く途中なの」

 

スターがそう説明する

 

「魔理沙の所に?魔理沙なら3日前から行方不明になってるけど」

 

「行方不明?どうして」

 

「それは私にも解らないの、本当に突然の事だから。それより貴方達は?」

 

「ああ、僕達は…」

 

各自自己紹介中…

 

「貴方達の事は解ったわ、私は成美、この魔法の森の地蔵よ」

 

「地蔵って…お地蔵様?」

 

ピーチ姫は成美にそう問いかける

 

「ええ、そうよ。私は元はただの地蔵だったんだけど、自然の力で生き物になったみたいな感じなのよ」

 

TDNは地蔵だった?

 

「自然の力から生まれたか、私とサニーとスターと同じなのね」

 

「妖精とはちょっと違う感じではあるんだけどね」

 

「地蔵か、僕もタヌキマリオになったら地蔵になれるんだけどね」

 

「え?マリオさんって狸や地蔵になれるの?」

 

成美がマリオにそう聞く

 

「狸になれるって言うか…狸のコスプレで狸みたいになれるって言うか…それによって地蔵になれるって言うか…」

 

「よくわからないけど、凄いのね」

 

「魔理沙さんいないのかあ、行方不明って、一体どうしたんだろ?」

 

「さあ?私も知りたいんだけどね」

 

「ねえ、目的が無くなっちゃったから今日は帰らない?」

 

サニーがマリオに伝える

 

「そうだね。成美さん、困った事があったらいつでも言って、出来るだけ力になるから」

 

「解ったわ、ありがとう」

 

マリオ達は成美と別れ自宅に帰った




作者のMPです。そう言えばマリオと魔理沙って名前が似ている他にもよくキノコを食べているという共通点がありますね…


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9話

9話なので初投稿です


「魔理沙が行方不明ですって?」

 

「そうなんだよ」

 

マリオ達は霊夢に成美から魔理沙が行方不明になっているのを聞いた事を霊夢に話していた

 

「あいつは色々とやらかしているから行方不明になるような奴じゃないと思うけど…」

 

「色々とやらかしているって…一体何を?」

 

ピーチ姫は霊夢にそう言う

 

「魔理沙は盗み癖がかなり酷い奴でね、人様の物を死ぬまで借りるって言って持ってっちゃうのよ」

 

「死ぬまで借りるって…それって普通に窃盗だよね」

 

マリオは霊夢にそう答える(当たり前だよなぁ?)

 

「まあ根っから悪い奴って訳じゃないけどね、友達も多いみたいだし」

 

「盗人と友達に…私だったら嫌ね」

 

ピーチ姫はそう言った(当たりめぇじゃねぇか!)

 

「だからあいつけっこう有名だから行方不明になれるような奴じゃないと思うんだけどね」

 

「そうなんだ」

 

「それよりあんた達、暇なら地底に行って来てくれない?本当は私が行った方良いんだけど、神社を離れる訳にはいかないからね」

 

「「地底?」」

 

マリオとピーチ姫は揃って答えた

 

「地底は地面の下にある場所なの、そこにも町があるの、私達が案内してあげるよ」

 

サニーがそう答えた

 

「じゃあお願いするよ」

 

マリオ達はサニー達の案内の元、地底にやって来た

 

「ちょっと待ったー!」

 

マリオ達の前に突然左右で違う色と形のした羽が生えた少女が現れた

 

「えっと…君は?」

 

「私はぬえ!突然だけど貴方達をやっつけちゃうよ!」

 

「ええええ!?なんで!?」

 

スターは思わず叫んだ

 

「なんだかよく解らないけど…襲ってくるなら返り討ちにするまでだ!」

 

マリオ達はぬえと戦闘になった。

大した相手ではなかった為早々に決着がついた

 

「あーあ、負けちゃったかあ、あの子達になんて言おうかなあ」

 

「あの子達?」

 

ルナは不思議そうに言った

 

「誰かは教えてあげないけど、特徴なら教えてあげる。いっつも5人一緒に居て喋る時も何かする時も5人一緒やる子達なんだ」

 

「それって…おすましキッズか!?」

 

「なんだ、知ってたの?まあなんでも良いや、それじゃあね」

 

ぬえはどこかへ行ってしまった

 

「あのぬえって子はおすましキッズの仲間って事で間違いなさそうね」

 

ピーチ姫はマリオにそう伝える

 

「そうだね、ピーチ姫」

 

「まあ今はそんな事より町に行かない?考えてもしょうがないと思うし」

 

サニーはマリオとピーチ姫にそう言う

 

「そうだね、じゃあ引き続き案内お願いするよ」

 

「任せて!」

 

おすましキッズの事を考えても仕方がないのでマリオ達は地底の町に行く事にした




作者のMPです、勝ちあがり乱闘はアイスクライマールートが一番好きです


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10話

10話で話数が2桁になったので初投稿です


マリオ達は地底の町を見回っていた。

その途中に1人の女性がマリオ達に声を掛けて来た

 

「おや?あんた達、見ない顏だねぇ」

 

「僕達に何か用かい?」

 

「まあ、そんな所かな。その前に自己紹介だね、あたしは勇義。見ての通り鬼さ」

 

「今度は鬼か…本当に色々居るんだね、僕達の事だけど…」

 

各自自己紹介中…

 

「なるほど、幻想郷を観光中ねぇ」

 

「まあ、そんな所かな」

 

「それにしてもおすましキッズか…随分と好き勝手してくれてるみたいだね、そいつら」

 

「ええ、私達も困っているの」

 

「そうだ、そのおすましキッズって奴らの事、さとりに伝えてくれないかい?」

 

「さとり?」

 

「ここからかなり先に進んだ所にある地霊殿って館に住んでる悟り妖怪さ、そいつにおすましキッズって言う子供達に気を付けろってね」

 

「解った、今から行って伝えておくよ」

 

「ありがとう、それとさとりには注意した方が良いよ」

 

「どうして?」

 

ピーチ姫は勇義にそう問う

 

「悟り妖怪ってのは相手の心や考えている事を読む妖怪でね、さとりの場合はそれをうっかり喋っちゃうのさ」

 

「つまり何も考えずに伝える事だけ伝えろって事?」

 

マリオがそう言った

 

「まあそうなるね、とにかく充分気を付けな」

 

マリオ達は勇義と別れ、町からかなり離れた場所にある地霊殿に着き、中に入る事にした

 

「お邪魔しまーす…」

 

サニーがそう言う(上の台詞は遠野みたいな感じで喋ってはない)

 

「…地霊殿にどのようなご用件で?」

 

マリオ達の前に現れたのは胸に赤い目玉が着いた少女だった

 

「あの、実は…」

 

マリオは先程勇義に言われた事を伝えようとしたが…

 

「おすましキッズと言う子供達に気を付けろと伝えろ、そう勇義さんに頼まれたようですね」

 

「ええ!?マリオが言おうとした事が何故解ったの!?」

 

「そうか!君が…」

 

「その通りです、私が悟り妖怪でこの地霊殿の主の古明地さとりです」

 

「さとりさん、とにかくおすましキッズには充分気を付けてね」

 

スターがさとりに念押しする

 

「はい、解っております…」

 

「お姉ちゃーん!」

 

突然胸に青い閉じた目玉が着いた少女が大声でさとりを呼んだ

 

「こいし、どうしたの?」

 

「こいしって?」

 

ルナがさとりに聞く

 

「私の妹です。こいし、私に何か用?」

 

「うん!喜んでお姉ちゃん!頼もしい人達連れて来たよ!」

 

「頼もしい人達?」

 

「うん、入って来てー!」

 

「「「「「お邪魔します」」」」」

 

「「おすましキッズ!!」」

 

マリオとピーチ姫はこいしの連れて来た者達の名を叫んだ

 

「なんですって!?こいし!今すぐその者達から離れて!」

 

「えー?なんでー?」

 

「「「「「おやおや、これはまた随分と嫌われた物だねぇ」」」」」

 

「ふざけないで下さい、貴方達の事はこの方達から聞きました」

 

「「「「「そうなのかい?こいし、どうやら君のお姉さんは我々に協力してくれないようだよ」」」」」

 

「え?どうして?」

 

「「「「「それはあいつらの味方をしているからさ、あいつらは我々の敵だからねぇ」」」」」

 

「そうなの!?お姉ちゃん!そんな人達と一緒にいないで私達と一緒にいようよ!」

 

「何を言っているの!?貴方がこっちに来なさい!」

 

「ねえお姉ちゃん、この人達は誰もお姉ちゃんの事を気持ち悪がる人が1人もいない世界にしてくれるって言ってくれたんだよ、お姉ちゃんだってもう誰からも気持ち悪がられたくないでしょ?」

 

「…そうだけど…でもその人達は危ない人達なのよ!」

 

「お姉ちゃんの解らずや!もう良いもん、とにかく私はおすましキッズと一緒に居るもんねー!」

 

「「「「「そう言う訳だ、じゃあねぇ。エヘヘヘヘヘヘ!!」」」」」

 

こいしとおすましキッズはどこかへ行ってしまった

 

「こいし…」

 

「これは…更に厄介な事になったわね」

 

「そうだねピーチ姫、おすましキッズにまた仲間が出来てしまったようだからね」

 

「…マリオさん達はこれからどうするつもりですか?」

 

「僕達は、おすましキッズを倒す事を目的としている。でも奴はがどこを根城にしているのか解ってないんだ」

 

「そうですか、私で良ければいつでも頼って下さい」

 

「ありがとう、さとりさん」

 

マリオ達はさとりと別れ、自宅に帰る事にした




作者のMPです。スマブラのステージ作りの操作性が悪すぎて思うようなステージが作れなくていやぁキツイっす


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11話

11話なので初投稿です


人里から少し離れた場所。

そこには人里に向かっている妖精達がいた

 

「大ちゃん!宿題手伝ってくれてありがとう!」

 

「チルノちゃんが頑張ったから出来たんだよ」

 

「ううん、大ちゃんが教えてくれてなかったらあたい絶対出来なかったよ」

 

「でもちゃんと出来たから良かったね」

 

「うん!だってあたいは最強だからね!」

 

「待ちな!」

 

2人の妖精が仲良く話し合っている途中に西部のような服を着た子供の集団が現れた

 

「ん?なんだ、お前らは~?」

 

「俺達は泣く子も黙る…宿題強盗団だ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人里ではマリオ達が慧音と言う女性と知り合いになり最近の事について話していた

 

「なるほど、そのおすましキッズには充分に気を付けるように里の人間達には私から言っておこう」

 

「お願いするよ」

 

「慧音先生!」

 

「チルノと大妖精の大ちゃんか、宿題はちゃんとやって来たか?」

 

「聞いてよ先生!ここに来る途中、宿題強盗団とか言う変な奴らに宿題を奪われたんだ!」

 

「…チルノ、出来なかったからって言い訳はよくないぞ」

 

「言い訳じゃないって!」

 

「先生、チルノちゃんは嘘は言っていません。私の宿題もチルノちゃんの言っている人達に奪われたんです…」

 

「大ちゃんまで言い訳をするとは…嘘をつく悪い子にはお仕置きが必要のようだな…」

 

「嘘じゃないのに…」

 

「待って、この子達は嘘をついているようには見えないわ」

 

ピーチ姫は慧音を止めた

 

「しかしなあ…信じられる訳がないだろう、宿題を奪う強盗団など…」

 

「よう、慧音」

 

1人の女性が慧音を呼んだ

 

「ああ妹紅、頼んでおいたタケノコは持って来てくれたか?」

 

「いや、ここに来る途中に奪われた」

 

「奪われた?誰にだ?」

 

「宿題強盗団とか言う変な格好のガキ共だ」

 

「宿題強盗団だと!?」

 

「ほら先生!あたいの言った通りだろ?」

 

「宿題強盗団か、野放しにする訳にはいかないね」

 

「そうね、マリオ」

 

「さっきからやたらと俺達の事を話しているようだな!」

 

話し合っている中、いきなり宿題強盗団が現れた

 

「あー!あいつらだ!あたいと大ちゃんの宿題を奪っていった奴ら!」

 

「間違いない、慧音、こいつらが宿題強盗団だ!」

 

「そうか、お前達!生徒の宿題を奪ったり親友に頼んでいた物を奪ったり、何が目的だ!?」

 

「そんな事言う訳ねぇだろ!おい!ちょっと遊んでやれよ」

 

リーダー格の子供が幹部格の太った子供にマリオ達を襲うように言った

 

「へっ!どいつもこいつも雑魚そうだぜ!」

 

「それはどうかな?お前みたいな奴は僕1人で充分だ!」

 

マリオが威勢よく言う

 

「んだとお!?この髭野郎!ぶちのめしてやるぜ!」

 

マリオと幹部格の子供の戦いが始まった。

結果はマリオの圧勝だった

 

「なんだと!?俺様がこんな髭に…」

 

「流石マリオさん!」

 

「まあマリオさんに勝てる訳ないけどね」

 

「本当にそれだよね!」

 

サニー、ルナ、スターが順番にそう言った。

マリオと言う言葉を聞いた瞬間、リーダー格の子供が驚き始めた

 

「マリオ!?おい!まさかこいつがおすましキッズさんの言ってたあのマリオじゃないのか!?」

 

「何!?おすましキッズだって!?」

 

「その反応だとマリオで間違いないみたいだな…お前達!今は相手が悪い!退散だ!」

 

宿題強盗団は逃げ出した

 

「あの宿題強盗団って集団、おすましキッズの手下だったのね」

 

ピーチ姫はそう呟いた

 

「お前達…勘違いして済まなかった…」

 

「今度からは気を付けてよ!先生!」

 

「しかし奪われた物は取り返せなかったな」

 

「まあ、それは仕方ないか…」

 

「マリオ、敵がまた増えてしまったわね…」

 

「そうだね…ピーチ姫」

 

マリオとピーチ姫は新たな敵が現れた事にまた不満が出来てしまったようだ




作者のMPです、ちなみに私は宿題が大嫌いです


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12話

12話なので初投稿です


マリオ達は大樹の家の中で話し合っていた

 

「マリオ、今日は何をするの?」

 

「特に決めてないかなあ…」

 

「みんな!ここにいたのか!」

 

急に入って来たのは慧音だった

 

「どうしたの?」

 

サニーが息を切らしている慧音に訪ねる

 

「今人里が大変な事になっている!すぐに一緒に来てくれ!」

 

「なんだかよく解らないけど…すぐ行くよ!」

 

マリオ達は人里に到着した、そこには銀色の機械の体を持つドラゴンのような魔物ともう1人は…

 

「正邪!」

 

「あぁん?誰かと思ったらお前達か」

 

「正邪!人里をこんなにして…なんのつもりだ!?」

 

正邪は機械竜の魔物を使って人里を荒らし回っていたようだ

 

「そんなのこいつの力で人里をぶっ壊してやってんのさ」

 

「何故そんな酷い事が出来る!?」

 

慧音は正邪に問い出した

 

「あたしはな、人が嫌がる事をするのが大好きなんだ!だからこうやっているまでよ!」

 

「凄く悪趣味ね…」

 

「それよりあのロボット…」

 

「マリオ、知っているの?」

 

「うん、あれも本で呼んだ事がある奴だ。メタルドラゴンって言う魔物で体内にミサイルが内蔵されている危険な魔物だよ」

 

「よーく解ってんじゃん、だったら説明はいらないな!メタルドラゴン!あんたの破壊力でもっと人里をぶっ壊してやんな!」

 

メタルドラゴンは背中のハッチを開きミサイル発射準備に入った

 

「させるか!」

 

マリオはメタルドラゴンの頭部目掛けて蹴りを放った、どうやら急所に当たったようでメタルドラゴンは動かなくなった

 

「うげ!?せっかくおすましキッズから貰ったメタルドラゴンがぁ!!」

 

「やっぱりおすましキッズか」

 

「もう捨てる奴だから欲しかったらやるって言われたから貰ったのに…畜生!覚えてやがれ!!」

 

正邪は逃げ出した

 

「マリオ、それはどうするんだ?」

 

慧音はメタルドラゴンを見ながらマリオに訪ねる

 

「そうだね…どうしようか…」

 

「フオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

「わ!?にとり!」

 

「凄い凄い凄い!!竜型のロボットだぁ!」

 

「そうだ!にとり、良かったらそこのメタルドラゴンを直した後引き取ってくれないかな?」

 

マリオはにとりにそう言った

 

「良いの!?ありがとう!」

 

にとりはあっという間にメタルドラゴンを修理した

 

「…ここはどこでしょう?」

 

「うお!?動いたぞ!?」

 

「君を直したのは私でここは人里よ、私はにとり。よろしく」

 

「よろしくお願いします、自分の名前はなんでしょうか?」

 

「君の名前?う~ん…メタルドラゴンだからメタゴンって言うのはどう?」

 

「メタゴン…登録完了。マイネーム、メタゴン」

 

「じゃあこの子は私が預かるわね」

 

「うん、頼むよ」

 

「さあメタゴン、私の研究所に行こう。君の友達も居るよ」

 

「了解」

 

にとりはメタゴンと共に妖怪の山にある自宅へ帰って行った




作者のMPです、後書き?書く事ないから知らないです


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13話

13話なので初投稿です


マリオ達は紅魔館にやって来ていた

 

「ジークベルトくん、レミリアの調子はどうだい?」

 

「だいぶ落ち着いて来ましたよ。ですが、まだ完全と言う訳にはいきませんけどね」

 

「そう、早く元気になってくれると良いのだけど…」

 

ピーチ姫は心配そうに言った

 

「レミリアが完全に元気になる為には…おすましキッズからフランを取り返すしかないでしょうね」

 

オフェリアはそう言った

 

「確かにそうだね、レミリアさんの為にも早くフランちゃんを連れ戻してあげなきゃ!」

 

「ありがとう、サニーちゃん。だが奴らの居場所が解らない以上私達から攻める事は不可能だ」

 

「確かにそうだね…」

 

「皆様、紅茶とケーキをお持ちしました」

 

そう言って現れたのは青いメイド服を着た女性だった

 

「ありがとう、咲夜」

 

「彼女は?」

 

マリオはジークベルトに訪ねてみた

 

「彼女は十六夜咲夜、この紅魔館のメイド長をしている方です」

 

「どうぞよろしくお願いします」

 

「うん、こちらこそよろしく」

 

「咲夜はレミリアの側近でもある人で、レミリアの身の回りの世話はほとんど咲夜がやってくれてるんですよ」

 

「そうなの?凄いわね」

 

オフェリアの言葉にピーチ姫は思わずそう言った

 

「そんな事ありません、お嬢様に仕える事は私の生き甲斐ですから。ですが…妹様がいなくなられてからはお嬢様は落ち込んでばかりいます…」

 

「妹様って?」

 

「フランの事です。この館だと、私とジークベルトとレミリア以外の人はみんなそう言ってますよ」

 

「お嬢様…お元気だった頃は何をするにも完璧で尊大で可愛くて…」

 

「咲夜さん?」

 

少し様子がおかしい咲夜にルナが声をかける…が、反応がない

 

「ハアアアアン!!//////お嬢様ああああああああああ!!!!///////」

 

「うわ!?何!?」

 

いきなり叫んだ咲夜にスターは驚いた

 

「ああ…咲夜はちょっと変わってまして、レミリアの事になると回りが見えなくなるんですよ…」

 

「そ…そうなんだ…」

 

「あら、この前のお客が来ているようね」

 

「パチュリー、どうしたの?」

 

「さっきレミィの様子を見に行った後にここを通ったら貴方達の話し声が聞こえてきたから」

 

「ねえ、パチュリー、せっかくだから貴方も紅茶とケーキを楽しまない?貴方の分も持って来てくれたのよ」

 

「そう?じゃあせっかくだから頂くわ」

 

「パチュリー、あれから何か変わった事はない?」

 

ピーチ姫がパチュリーに訪ねる

 

「レミィがだいぶマシな状態になった位かしら、他は特に何もないわ」

 

「そう、それなら良かったわ」

 

その後もマリオ達は話し合っていた




作者のMPです。amiiboホントすこ、いくらでも欲しくなっちゃう…ヤバイヤバイ…


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14話

14話なので初投稿です


マリオ達は地霊殿のさとりの元に来ていた

 

「さとり、最近変わった事ってないかい?」

 

「特に何もないですけど、一刻も早くおすましキッズからこいしを取り返したいです」

 

「まあ、そうだろうね」

 

「「さとり様~!」」

 

猫のような耳と尻尾が生えた女性と鴉のような翼が生えた女性がさとりを呼びながら入って来た

 

「あら、お燐、お空、どうしたの?」

 

「今お仕事を終えた所なのでそのご報告を」

 

「お空も頑張ったんだよ~!」

 

「そう、お疲れ様」

 

「さとりさん、あの2人は誰?」

 

サニーがさとりに聞いた

 

「彼女達はお燐とお空、私のペットです」

 

「「ペ…ペット!!!??」」

 

マリオとピーチ姫は強烈な勢いで驚いた

 

「マ…マリオ、さとりさんさっきあの2人の事ペットって言ってたわよね?…」

 

「うん、僕もそう聞こえたよピーチ姫…」

 

「あの…お燐は猫の妖怪でお空は鳥の妖怪なのであって、人間ではないのですが…」

 

「そうだとしても、流石に人間の姿をしている者をペットにするのは…ちょっと…」

 

「…そんなに引かれてしまうと傷付きます…」

 

「ごめんなさい、でもやっぱり人型の生き物をペットって言うのは…」

 

「無理があるって言いたいようですね、ですが幻想郷ではあまり珍しかったり可笑しかったりする事ではありませんよ」

 

「なんだか幻想郷が怖くなって来たよ…」

 

「でも、そんなに言う程ヤバイ事だとは思わないけどなあ」

 

「私もそう思う」

 

ルナとスターがそれぞれ言った

 

「そうかい?でも、君達はペットって言われて変な気持ちになったりとかはしないのかい?」

 

マリオは燐と空に聞いてみた

 

「あたいは別に気にしてませんけど」

 

「うゆ~?ペット?お空よく解んない」

 

「そ…そうなの…」

 

(あのお空って子、かなりの鳥頭みたいだな…鳥だからかな?)

 

「お空、今この方が貴方に対して失礼な事を思っていましたよ」

 

「ええ~!?酷いよ~!」

 

「あ、ごめん。それよりさとりさん、人の思っている事を喋りたくないのは解ってるけどさ、なるべく言わないようにして貰えないかな?プライバシーの侵害にもなるからね」

 

「…私も努力はしているつもりです」

 

「それよりマリオさん、そろそろ帰らない?」

 

サニーがマリオにそう言った

 

「そうだね、じゃあ帰ろうか」

 

「皆さん、もし興味があれば妖怪の山に行ってみればいかがでしょうか?そこに行けばもしかしたらおすましキッズの事が何か掴めるかもしれません」

 

さとりはマリオ達にそう伝えた

 

「妖怪の山か、解った、今度行ってみるよ」




作者のMPです、今だにスマブラの新DLCキャラの情報が無くて辛スギィ!!


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15話

15話なので初投稿です


マリオ達5人は前回でさとりに勧められた通りに妖怪の山の入口まで来ていた

 

「なんだかやたらと木が生えた山だね」

 

「まあ妖怪の山ってそんな所だからね」

 

マリオが呟いたのに対してサニーがそう答えた

 

「妖怪の山には何があるのかは貴方達は知ってる?」

 

ピーチ姫はルナとスターに質問してみた

 

「ううん、私は知らないかな」

 

「私は知ってるよ、確か山をかなり進んだ所に守矢神社って建物があった筈だけど」

 

「守矢神社?神社なら霊夢の所もそうだったけど、何か違いとかはあるのかい?」

 

「流石にそこまでは解らないよ」

 

マリオ達が話していると、緑の髪をした女性がやって来た

 

「フォ……フォオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

「なんだ!?」

 

突然女性の興奮混じりの叫び声に思わず驚愕するマリオ達

 

「本物です……本物のマリオさんとピーチ姫様ですうううううううううううう!!!!!!」

 

「うぇ!?なんで僕とピーチ姫の事を知ってるの!?」

 

「それに貴方は誰?」

 

「あ、すみません。余りの嬉しさに思わず興奮してしまいました。私は東風谷早苗、守矢神社の巫女をやってる者です」

 

「そうなんだ、それより早苗さんはなんでマリオさんとピーチさんの事を知ってるの?」

 

サニーは早苗にそう言う

 

「実は私、幻想郷に来る前までは外の世界に住んでいまして。その時スーパーマリオシリーズのゲームが大好きで、毎日それで遊んでいたんですよ!」

 

「え?ゲーム?」

 

「貴方の元居た世界では私とマリオはゲームのキャラクターって事?」

 

「そうです!マリオさんがクッパに拐われたピーチ姫様を助ける物からカートレースやスポーツ、パーティ等バリエーションも様々あったんですよ!」

 

「ピーチ姫、それって全部僕誰がやった物と一緒の物かも…」

 

「たぶんそうでしょうね…」

 

「まさか本物の大スター達に会えるだなんて……本当に感激ですうううううう!!!!」

 

「私と大ちゃんがどうかしたの?」

 

スターが早苗にそう言った、どうやら大スターと言う言葉に反応したようだ

 

「どう言う事ですか?」

 

「私の名前はスターって言うの。それと友達に大妖精って言う名前の子がいるから」

 

「そう言う事ですか、すみませんが貴方とその大妖精と言う方の事じゃないんですよ」

 

「そうなんだ、まあ良いけどね」

 

「それよりマリオさん!ピーチ姫様!私が勤めている守矢神社に是非とも来て下さい!勿論そちらの妖精の皆さんも是非!」

 

「守矢神社か、じゃあお願いしようかな」

 

「早苗さん、案内宜しくお願いしますわ」

 

「はい!喜んで!」

 

マリオ達は早苗に案内され守矢神社に行く事になった




作者のMPです。マリオカートはダブルダッシュが一番の神作です。
2人乗りシステムまた復活してくれませんかねぇ…


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16話

16話なので初投稿です


「着きましたー!ここが守矢神社ですよー!」

 

「博麗神社とはまた違う感じなんだね」

 

サニーは早苗にそう言ってみた

 

「そうなんですよねー、それにこの神社には神様が居るんですよ!」

 

「神様って幻想郷に居たのね」

 

ピーチ姫はそう言った

 

「それでは…諏訪子様ー!神奈子様ー!」

 

早苗がそう言うと目玉がついた帽子を被った少女と派手な装飾らしき物を背負った女性が出てきた

 

「おかえり、早苗」

 

「おや、そっちの人達はお客さんかい?」

 

「はい、特にこちらのお2人は超有名人なんですよ!」

 

「有名人?私にはちょっと解らないかなぁ」

 

「僕達は…」

 

各自自己紹介中…

 

「私は洩矢諏訪子、この神社の神様だよー」

 

「私は八坂神奈子、諏訪子とだいたい一緒って感じさ」

 

「神様って1人じゃなかったのか…」

 

マリオはそう呟いた

 

「神様って言っても色々居るからね、私と諏訪子はその中の一部に過ぎないさ」

 

「そう言えば、君達はおすましキッズって言う5人組の変人達を知ってるかい?」

 

マリオは早苗達におすましキッズの事を聞いてみた(変人扱いに関して突っ込むか突っ込まないかは好きにして、どうぞ)

 

「おすましキッズって…確かKNDハチャメチャ大作戦ってアニメに出てきたキャラクターだったような…」

 

「おすましキッズも早苗さんの世界だと架空の人間って事?」

 

ピーチ姫は早苗にそう言ってみた

 

「その通りですね」

 

「「「「「我々が架空の人間だなんて、とんでもない事を言ってくれるねぇ」」」」」

 

「!?おすましキッズ!」

 

「ねえ早苗、あいつらがおすましキッズなの?」

 

「そうです諏訪子様!確かにあんな感じ5人組でした!」

 

「「「「「そんな事より今日は我々から君達に素敵なプレゼントをくれてやろうと思ってね」」」」」

 

「何?何をプレゼントしてくれるの?」

 

ルナがそう言うとおすましキッズはこう返した

 

「「「「「おケツにキック」」」」」

 

「ケツキック!?そんな物のどこがプレゼントなのよ!」

 

スターは怒りながらそう言った

 

「「「「「おやおや、それだと気にいらないと言うのかい?だったらこっちをプレゼントするよ」」」」」

 

おすましキッズはそう言うとマシンから腕と足が4本生えたライオンの魔物を出した

 

「「「「「それはやつざきアニマルって言うとぉっても狂暴な魔物なんだ、せいぜいその子と遊んでいなよ、それじゃあねぇ」」」」」

 

「おい待て!!」

 

「ギャオオオオオオオオ!!!」

 

「マリオ!やるしかなさそうよ!」

 

「どうやらそうみたいだね!」

 

マリオ達はやつざきアニマルと戦闘になった

なかなか強かったがマリオの勝利に終わった

 

「なんとかなったか…」

 

「凄いです!やはりマリオさん達は強いですね!」

 

「え、そうかい?ありがとう」

 

「それよりあんな奇妙な奴らが幻想郷に居るとは、私達も警戒しておいた方がよさそうだね」

 

「それじゃあ夕方になったから僕達はそろそろ帰るよ」

 

「またいつでも遊びに来て下さいね!」

 

マリオ達は大樹の家に帰って行った




作者のMPです。後書き?知らない子ですねぇ…


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17話

17話なので初投稿です


マリオ達は霊夢の所にやって来ていた

 

「そう言や魔理沙は帰って来てるかしらね…」

 

「魔理沙って、前に言ってた貴方の知り合いの事?」

 

「ええ、あいつが行方不明になってからもう3ヶ月は経ってるから流石に心配になって来てね」

 

「霊夢って魔理沙とはどんな関係なんだい?」

 

「魔理沙は、私の幼馴染よ」

 

「幼馴染?」

 

「ええ、幼馴染」

 

「奇遇ね、私とマリオの関係も幼馴染なのよ」

 

「え!?そうなの!?」

 

サニーが驚いた

 

「実はそうなんだ。別に隠してた訳じゃないんだけどね」

 

「へえ、貴方達も幼い頃からの腐れ縁って奴なのね」

 

「腐れ縁って訳じゃないのだけれど…」

 

「まあそれよりさ、悪いんだけどもう一度魔理沙の家に行って来てくれない?」

 

「解った、今から行くことにするよ」

 

マリオ達は霊夢と別れ再び魔法の森にやって来た

 

「確か魔理沙の家は、あっちの方角だったかな」

 

「あ、マリオさん達!久しぶり!」

 

「貴方は成美ちゃん!久しぶりね!」

 

「みんなはこれから何処へ?」

 

「魔理沙さんの家に行こうと思って」

 

ルナが成美に説明する

 

「魔理沙の所に?それだったら私も一緒に行っていい?」

 

「いいよ!一緒に行こう!」

 

スターが了知すると成美も共に来る事になった

 

「あら?貴方達は?」

 

そう声を掛けて来たのは赤いカチューシャを着けた金髪の女性だ。女性の隣りには鼠のような耳が生えた少女が一緒に居た

 

「ちょっと魔理沙の家にようがあってね」

 

「魔理沙ならまだ帰ってないわよ」

 

「そうなの?それは残念ね」

 

成美は残念そうにした

 

「あの…貴方達は?」

 

ピーチ姫は2人の事を訪ねた

 

「ああ、自己紹介がまだだったわね。私はアリス・マーガトロイド、魔法使いよ」

 

「私はナズーリン、見ての通り鼠の妖怪さ」

 

「僕達は…」

 

各自自己紹介中…

 

「君達の事は解ったよ、しかしそちらの2人は外の世界からやって来た人達だとはねぇ」

 

「それより貴方達は魔理沙になんの用だったの?」

 

「ああ、ちょっと霊夢に帰って来てないか見て来てくれないかって頼まれてね」

 

「霊夢が?まあ確かに3ヶ月も行方不明になってたら心配にもなるでしょうね」

 

「君達は魔理沙の知り合いかい?」

 

「ええ、あいつとはまあ、友達ってところよ」

 

「私はあんまり関わった事がないからよく解んないけどね」

 

「そうなのね」

 

「とりあえず私はナズーリンと一緒に探し物をしている所だからこれで失礼するわね」

 

アリスとナズーリンは去って行った

 

「魔理沙居なかったのかあ、久しぶりに会えると思ったんだけどなあ」

 

「成美ちゃんは魔理沙とは友達なのかしら?」

 

「まあそんな所」

 

「魔理沙って友達が多いみたいで良い人みたいだね」

 

「そんな事ばかりでもないよ、自分勝手な所がけっこう目立つし、人様の物を死ぬまで借りるって屁理屈を言って盗んだりするような奴だし」

 

「「ええ…」」

 

成美の発言にマリオとピーチ姫はドン引きしている

 

「まあ用事は無くなったし私は帰るよ、また会おうね」

 

「うん、じゃあまた」

 

マリオ達は成美と別れ霊夢に今回の事を報告した後大樹の家に帰って行った




作者のMPです。アリスとナズーリンを一緒に組ませた理由に関してはICG&NYN RPGを見て頂ければ解ると思います


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18話

18話にして嫌、なので初投稿です


マリオ達はわかさぎ姫の所にやって来ていた

 

「わかさぎ姫さん、最近変わった事とかって何かないかい?」

 

「特にありませんけど」

 

「姫ー」

 

狼のような耳と尻尾が生えた女性がわかさぎ姫を読んだ

 

「「はい!」」

 

だが、その声にピーチ姫も同時に返事をした

 

「あれ?私、貴方の事は読んでないんだけど…」

 

「あ、ごめんなさい。私も姫だからそれで…」

 

「え?貴方も姫なの?まあそれより姫」

 

「お久しぶりですね、影狼さん」

 

「わかさぎ姫さん、この人知り合いなのかい?」

 

「はい、彼女は私の親友なんです」

 

「影狼よ、貴方達は?」

 

各自自己紹介中…

 

「なるほど、話しを聞く限りピーチさんも本物のお姫様なんだね」

 

「ええ」

 

「そうだ。姫、最近正邪の奴が怪しい奴らとつるんで良くない事をし始めたって噂を聞いたんだけど、本物なの?」

 

「はい、私はまた正邪に狂暴化させられてしまったんです」

 

「ええ!?大丈夫だったの!?」

 

「はい、マリオさん達が正気に戻して下さったのでもう大丈夫ですよ」

 

「そうだったんだ…姫を助けてくれてありがとう」

 

「お礼なんて要らないよ、僕達は当然の事をやっただけだから」

 

「それより影狼さんの言った正邪とつるんでいる怪しい奴らって、おすましキッズの事じゃないかしら?」

 

「おすましキッズ?」

 

「ええ、おすましキッズはね…」

 

ピーチ姫は影狼におすましキッズの事について話した

 

「なるほど、随分とヤバイ奴らと一緒に居るって事か…厄介ね」

 

「しかもこの幻想郷のいくつかの人を味方に付けてるみたいなんだ」

 

「あいつら本当にとんでもない奴らで私達も迷惑しているの」

 

「あんな奴ら、早くやっつけてやりたいよ!」

 

サニー、ルナ、スターの3人がおすましキッズの事について好き放題言っている

 

「でも悪党とは言え人間の子供なんでしょ?だったら出来る事に限界はある筈よ」

 

「いえ、それがそうもいかない相手らしくて。異世界のモンスターも自在に操れるらしいんですよ」

 

「嘘でしょ!?とても人間の子供が出来る事じゃないでしょそれ!」

 

「まあもっと可笑しい所は喋る時も行動の1つ1つを行う時も全部5人一緒にやるって所だけどね」

 

「マジで?それって滅茶苦茶気持ち悪いんだけど…」

 

「そう言えば前に早苗さんの所に現れた時には5人で1つの服を着ていたわね」

 

ピーチ姫がやつざきアニマルを仕向けて来た時のおすましキッズを思い出し思わず口に出した

 

「5人で1つの服って…どうやって着てるのよ…」

 

「まあそれだけヤバイ奴らだって事だよ。もう暗くなり始めて来たし、僕達は帰るよ」

 

「はい、またいつでも遊びに来て下さいね」

 

マリオ達は大樹の家に帰って行った




作者のMPです。最近忍たまとマジキチコナンssにハマっています(大胆な告白)


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19話

19話にしてイクッ!なので初投稿です


マリオ達は大樹の家にて話しをしていた

 

「ねえマリオさん、おすましキッズってどこに居るんだろうね?」

 

サニーがマリオにそう聞いた

 

「さあ、それが解ったら苦労しないんだけどね」

 

「まあ、そうだよね」

 

「マリオ、今日はどこに出掛けるかは決めてるの?」

 

ピーチ姫が言う

 

「うん、今日は霧の湖に行こうと思って」

 

「わかさぎ姫さんの所ね、じゃあ準備が出来たら出発しましょう」

 

マリオ達は霧の湖に行く事になった、しかしそこに行く途中で…

 

「「「「「やあ、また会ったねぇ」」」」」

 

「おすましキッズ!!」

 

そう、おすましキッズが現れたのだ

 

「またあんた達なの!?」

 

「今日は何しに来たのよ!」

 

ルナとスターがそれぞれ言った

 

「「「「「何しに来たかって?こうしに来たんだよぉ」」」」」

 

おすましキッズは乗っている機械から長身の剣と大盾を装備した鎧の魔物と青い頭に黄色い触手が生えたクラゲのような魔物を出して来た

 

「あれも本で見た魔物達だな…」

 

「知ってるの?マリオ」

 

「うん、鎧の方はさまようよろいでクラゲみたいな方はホイミスライムって言う魔物なんだ」

 

「「「「「今日は君達にこいつらの相手をして貰ってあわよくばどっちも死んでくれれば嬉しいんだよねぇ、それじゃあねぇ」」」」」

 

おすましキッズは去っていった

 

「また逃げる気!?」

 

「サニーちゃん!今は目の前の相手に集中するんだ!早く倒して…」

 

「待ってマリオ!」

 

「ピーチ姫、どうしたの?」

 

「マリオ、あの子達、なんだか無理矢理言う事を聞かされてるような感じがするわ」

 

ピーチ姫はマリオにそう言った

 

「確かに…それによく見たら目が赤く光っているみたいだしね」

 

「そう言えばおすましキッズはあわよくばどっちも死んでくれれば嬉しいって言ってたね」

 

スターがおすましキッズの言っていた言葉を思い出して言った

 

「ようするに、どうしたら良いかな?」

 

サニーがそう言った

 

「よし、相手が死なない程度に戦闘不能になるまで追い詰めよう!」

 

さまようよろいとホイミスライムとの戦いが始まった。

さまようよろいの強烈な攻撃とホイミスライムの回復魔法によってかなり長い戦いが続いたが、戦闘はマリオ達の勝利となった

 

「なんとかなったね」

 

ルナがそう言う

 

「うん、それにちゃんと生きた状態にも出来たしね」

 

少しすると、倒れていたさまようよろいとホイミスライムが起き上がった、両方共目の色は元に戻っていた

 

「ここは、どこだ?」

 

「気が付いたみたいだね」

 

「教えて欲しい、我らは今まで何をやっていたのだ?」

 

さまようよろいはマリオ達にそう質問した

 

「それはね…」

 

説明中…

 

「そんな事が…済まない…」

 

「謝る必要はないわ、悪いのは全部おすましキッズだから」

 

「あの…私達はどうしたら良いのでしょうか?」

 

ホイミスライムはマリオ達にそう訪ねる

 

「そうか、君達も元は外の世界の住人だから行く宛がないんだね」

 

「はい、その通りです…」

 

「我らはこれからどうすればよいのだ?」

 

「1つ宛があるよ」

 

「誠か?ならばそこに案内して欲しい」

 

「解った、ついて来て」

 

マリオ達は魔物達を霧の湖に住んでいるわかさぎ姫の所につれて来た

 

「マリオさん、その方達は?」

 

「異世界の魔物達だよ、おすましキッズに洗脳させられていたのを助けたんだ」

 

「そうなのですか」

 

「うん、それでさ、この子達行く宛がないらしくてね。良かったらわかさぎ姫さんの所に住ませてあげて良いかな?」

 

「はい、構いませんよ。えっと…お名前は?」

 

「我らに名はない」

 

「そうか、じゃあ名前を付けてあげないとね」

 

「私達の名前…ですか?」

 

「うん、えーっと…よし!さまようよろいのサイモン、ホイミスライムのホイミン、君達の名前はサイモンとホイミンだ!」

 

「それではサイモンさん、ホイミンさん、今日からよろしくお願いしますね」

 

「ああ、こちらこそよろしく頼む」

 

「あの、私達に名前を下さってありがとうございます」

 

「礼には及ばないよ。2人共、わかさぎ姫さんの事をよろしく頼むよ」

 

「承知した」

 

「はい、責任を持ってお守りいたします」

 

マリオ達はわかさぎ姫達と別れ大樹の家へ帰っていった




作者のMPです。因みにサイモンの性別は♂、ホイミンの性別は♀です


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20話

20話で成人になった歳と同じ数字なので初投稿です


マリオ達は紅魔館にやって来ていた

 

「レミリアはもう大丈夫なの?」

 

ピーチ姫がそう言う

 

「ええ、もう心配いらないわ。いつまでも暗いままいる訳にはいかないからね」

 

「レミリア、おすましキッズに何か動きとかあったかい?」

 

マリオがレミリアにそう聞いた

 

「いいえ、フランを連れていかれた時以来一切見かけてないから解らないわ」

 

「そうか、何か手がかりになればと思って来たけど…それじゃあ仕方ないか」

 

「マリオさん、もし暇ならパチュリーの所に行ってあげて貰えませんか?」

 

ジークベルトがマリオ達にそう言った

 

「パチュリーの所?」

 

「はい、パチュリーはこの館の地下の大図書館に居ます。良かったら行ってみてくれませんか?」

 

オフェリアもそのように言って来た

 

「図書館か、解った。行ってみるよ」

 

マリオ、ピーチ姫、サニー、ルナ、スターの5人は地下にあるパチュリーの図書館にやって来た

 

「あら、貴方達。久しぶりね」

 

「やあ、久しぶり」

 

「凄い数の本だなあ…」

 

サニーがそう呟いた

 

「…良かったら何か読んでみる?」

 

「え?良いの?」

 

「ええ、読んだ後はちゃんと元の場所に戻して頂戴ね」

 

「解った」

 

マリオ達はパチュリーから本を借りてそれぞれ読んでいた。しかし、それから暫くした後…

 

「よお!パチュリー!」

 

どこからか突然白黒の魔法使いみたいな服を着た少女が現れた

 

「うわ!?なんだ!?」

 

「魔理沙さん!」

 

驚いたマリオの後にスターがその少女の名前を叫んだ

 

「魔理沙!?あれがそうなの?」

 

「うん、あの人が魔理沙さんで間違いないよ」

 

ピーチ姫に訪ねられたルナがそう答えた

 

「なんか見ない奴らが居るな…まあ良いや、パチュリー!本いくつか借りてくぜ!」

 

「…またそれ?もういい加減にしてくれないかしら…」

 

「なんだよ~、借りるだけだって言ってるだろ?まあ返すのは私が死んでからだけどな!」

 

「返すのは死んでからだって?それってどう考えても窃盗だよね?」

 

マリオは魔理沙にそう言った

 

「そんな細かい事気にすんな!こういう事言う奴が居るから私は回りから嫌な奴って見られるんだよなあ…まあそれももうすぐおすましキッズが無くしてくれるから助かるけどな」

 

「おすましキッズですって!?」

 

ピーチ姫は思わずそう叫ぶ

 

「なんだ?おすましキッズを知ってんのか?まあどうでもいいや、なんか借りる気が失せたな…でもこのまま何もしないで帰るのもなあ…そうだ!そこのお前ら!」

 

マリオとピーチ姫を見ながら叫ぶ

 

「私はお前らみたいなクソ真面目な人間は嫌いだ!私が嫌いなお前らはこいつらに殺されてろ!じゃあな!」

 

「待ちなさい!」

 

パチュリーがそう言ったが、言い終わる前に魔理沙は去っていき。それと同時に大量のキラーマシンとキラーマシン2が現れた

 

「糞!やるしかないか!」

 

マリオ達は大量のキラーマシンとキラーマシン2の軍団と戦闘になった。

数がすさまじかったが、なんとか全て倒す事が出来た

 

「まさか魔理沙がおすましキッズとつるんでいたとはね…」

 

パチュリーがそう言う

 

「もうあいつは敵として見た方が良いね、人の物を盗むところも気に入らないし」

 

マリオはそう言った

 

「そう、また何かあったら私に知らせて貰えないかしら?」

 

「ええ、解ったわ」

 

マリオ達は大樹の家に帰る事にした




作者のMPです。スマブラにドラゴンクエストの主人公とバンジョーとカズーイの参戦が決まって嬉しい…嬉しい…(OGMM)


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21話

21話にしてMURの歳と同じ数字なので初投稿です


マリオ達はレミリアの所にやって来ていた

 

「成る程、魔理沙がおすましキッズとグルだったなんてね…」

 

レミリアはそう呟く

 

「そうなんだ。それに人様の物を盗むような事もやってきた口振りもしてたしね」

 

「魔理沙が泥棒しているのはいつもの事だったりするのだけれどね」

 

「え…何それは…(困惑)」

 

レミリアの言葉にマリオは困惑する(当たり前だよなあ?)

 

「レミリア、少し良いかい?」

 

ジークベルトがオフェリアと一緒に部屋に入って来た

 

「あら、どうしたのかしら?」

 

「レミリア。私はオフェリアと共にこの幻想郷を旅しようと思っている」

 

「旅?」

 

「ええ、それでレミリアに報告しようと思って」

 

「そう、少し寂しくなるわね…」

 

「顔はなるべく会わせるようにするからそこまで心配しなくて良いさ」

 

「解ったわ。元々貴方達は外の世界の人間な訳だし、体には気を付けて頂戴ね」

 

「ええ、勿論解っているわよ」

 

「ジークベルトくんとオフェリアちゃん、旅に出るのね」

 

ピーチ姫がジークベルトとオフェリアにそう言う

 

「はい、おすましキッズの事も気になりますからね」

 

オフェリアがそう答える

 

「マリオさん達とは達の途中に会う事があるかもしれませんね、その時はお互いの旅の話しをしましょう」

 

ジークベルトがマリオ達にそう言った

 

「うん、楽しみにしてるよ」

 

「では、オフェリア。出発しようか」

 

「ええ!」

 

ジークベルトとオフェリアは紅魔館から出て行き旅に出た

 

「そう言えばレミリアさんはジークベルトさんとオフェリアさんとはどんな風に出会ったんですか?」

 

サニーがレミリアに質問する

 

「散歩の途中に宿題強盗団とか名乗る変な連中に襲われたところを助けて貰ってからの縁なのよ。行く宛てがないって言ってたからお礼に目的が見つかるまで紅魔館に住ませてあげる事にしたのよ」

 

「そんな事があったんですね」

 

ルナが感心したように答える

 

「マリオさん、宿題強盗団って…」

 

スターがマリオにそう言った

 

「うん、あいつらで間違いないよ。レミリア。君がさっき言った宿題強盗団はおすましキッズの手下なんだ」

 

「おすましキッズの?通りで悪人面してると思った訳だわ…」

 

「じゃあレミリア。おすましキッズと宿題強盗団の事について何か解ったら連絡して貰えるかしら?」

 

ピーチ姫がレミリアにそう言う

 

「ええ解ったわ。貴方達も気を付けて頂戴ね」

 

「勿論そのつもりだよ、レミリアも気を付けるようにね」

 

「貴方達の無事を祈っているわ」

 

マリオ達はレミリアと別れ大樹の家に帰る事にした




作者のMPです、メッチャ久しぶりの投稿ですっげぇキツかったゾ~


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22話

22話なので初投稿です


マリオ達はわかさぎ姫の住む湖にやって来ていた

 

 

 

「成る程。マリオさん達のお知り合いの方々が旅に出たのですね」

 

「そうなんだよ。わかさぎ姫さんの所には何か変わった事とか無かったかい?」

 

「否。何も起こっていない」

 

「今のところは…ですけどね」

 

サイモンとホイミンがそう答えた

 

「確かに、あいつらいつ何しでかすか解ったもんじゃないよね」

 

サニーがそう言う。あいつらとは言わなくても解るがおすましキッズの事だ(当たり前だよなあ?)

 

「おすましキッズの所にも相当な戦力がある筈だから、気を付けるに越した事は無いわね」

 

ピーチ姫がそう言った。その時、事件は起きる(迫真)

 

「「「「「やあ君達、久しぶりだねぇ」」」」」

 

「「「「「「おすましキッズ!!」」」」」」

 

サイモンとホイミンを覗いた面子がそう叫んだ

 

「「「「「君達の顔を見るのはこれで何度目だっけ?まあ良いや。今日は君達にこれをプレゼントしようと思ってねぇ」」」」」

 

おすましキッズはそう言うとマシンのハッチを開いて中から巨大な機械が出てきた

 

「何あれ!?」

 

ルナが思わず驚く

 

「「「「「これは殺人兵器の中でも特に凶悪な強さを持つ。スーパーキラーマシンだよぉ。まあそれに好きなように殺されて逝くが良いよぉ」」」」」

 

おすましキッズはそう言った後に笑いながら去って行った

 

「ちょっと!また逃げる気!?」

 

スターがそう言うが…言い終わる前におすましキッズは居なくなってしまっていた

 

「……敵ヲ発見!ターゲット確認!ショブン!ショブン!全テショブン!」

 

「戦うしかないか!」

 

「でもマリオさん!あんなデカイの相手に大丈夫なんですか!?」

 

「無理でもやるしかないよ!絶対倒す!」

 

スーパーキラーマシンと戦闘になった。

巨大な剣やボウガンからの無数の矢、

大砲から砲弾やレーザービーム等、

凶悪な攻撃を繰り出して来たが、

なんとか倒す事が出来た

 

「なんとか倒せたな…」

 

「皆さん凄いです!あんなに巨大なモンスター相手に勝ってしまうだなんて…感激です!」

 

「そんな事ないよ。サイモンとホイミンも良く頑張ったね」

 

「我は守る者の為に戦うのみ。それだけの事」

 

「私の回復がお役に立てて良かったです」

 

「スーパーキラーマシン…にとりが見たら喜びそうね」

 

ピーチ姫は機械大好きな河童の事を思い出してそう言った

 

「そうだね。僕あのモンスターが描いてある本持ってるから今度にとりに会った時に見せる事にするよ」

 

「そうね。にとりなら有効に活用してくれるに違いないから安心ね」

 

マリオとピーチ姫はそのような会話をする

 

「わかさぎ姫さん。また何かあったら遠慮なく言ってね」

 

「解りました」

 

マリオ達は大樹の家に帰る事にした




作者のMPです。勇者実装やったぜ


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23話

23話にしてKMRとAKYSの歳と同じ数字なので初投稿です


今回もマリオ達……ではなく。

今回は紅魔館を離れたジークベルトとオフェリアに視点を回す事にしますよ~、しますよ~、するする(野獣先輩)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジークベルトとオフェリアは魔法の森にやって来ていた

 

「ジークベルト。見渡す限り木ばっかりだね」

 

「そりゃあ森だからね。この森には何があるか…それが問題だね」

 

ジークベルトとオフェリアは森の中をひたすら進んでいった。しばらく進み続けると、妖精の女の子が居るのを見つけた

 

「ねえ、あの子に聞いてみない?」

 

「そうだね。ちょっといいかい?」

 

「はい、なんですか?」

 

「この森には何か珍しい物とか変わった物とか、何かないかい?」

 

「そうですね…魔理沙さんの家があるくらいなものでしょうか」

 

「魔理沙…パチュリーがよく話していた泥棒の事か…」

 

「ジークベルト。せっかくだからその魔理沙とか言う奴をやっつけにいかない?」

 

「それは良い提案だね。良し、そうと決まれば早速…」

 

「魔理沙さんは3ヶ月前辺りから行方不明になって居ませんよ」

 

「なんだって?まさか居場所が誰かにバレて失踪したとか?」

 

「そう言う訳ではないと思いますけど…でも突然居なくなった事に関しては私も気になります」

 

「そうか。色々教えてくれてありがとう、感謝する」

 

「貴女はこの森に住んでいる人?」

 

「私は人ではなく妖精です。後この森に住んでいると言う訳ではありません」

 

「妖精?あ、良く見ると羽が生えてるわね」

 

女の子には上下の羽の形が違っている4枚の羽が生えていた

 

「あの…貴方達のお名前を教えて頂けないでしょうか?」

 

「名前?良いよ。私はジークベルト」

 

「私はオフェリアよ。宜しくね」

 

「ありがとうございます。私はシュガー、シュガーサテラです」

 

「シュガーだね。解った」

 

「あの…ジークベルトさんとオフェリアさんは旅人ですか?」

 

「ああ、その通りだ」

 

「私達は元々は外の世界の人間でね。元の世界に帰れる手段を探す事も目的に旅をしているのよ」

 

「そうなんですか。あの……もし宜しければ…私もお二人の旅について行って宜しいでしょうか?」

 

「シュガーが私達と旅?良いわよ!」

 

「本当ですか!?」

 

「ああ、だが君の旅の目的を教えて欲しい」

 

「あの、私友達を探しているんです。ですからジークベルトさんとオフェリアさんと一緒に旅をしている内に見つかると良いなって…」

 

「成る程…解った。今日から君は私達の仲間だ。宜しく頼むよ。シュガー」

 

「宜しくね!シュガー!」

 

「はい!宜しくお願いします!」

 

こうして妖精の女の子、シュガーがジークベルトとオフェリアの旅に同行する事になった




作者のMPです。シュガーは三妖精の四人目として作られたキャラクターだって事を知っている人はどれ位居るんでしょうかね……


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24話

24話です。初投稿です(迫真)


マリオ達は霊夢の神社にやって来ていた

 

 

 

 

「ねえ、あんた達は何か予定とかってあるの?」

 

「いや、特にないけど」

 

「それだったら白玉桜って場所に行ってみると良いわ」

 

「白玉桜?霊夢、それってどんな所?」

 

ピーチ姫が霊夢に質問する

 

「簡単に言えば、幽霊の姫が主をやっている屋敷って所ね」

 

「そこにも姫が居るのね」

 

(幽霊の姫か。キングテレサみたいな見た目してるのかな?)

 

「場所は地図に書いておいてあげるわ」

 

「ありがとう」

 

マリオ達は霊夢から受け取った地図を頼りにして、白玉桜までついた

 

「こ↑こ↓が例の屋敷か」

 

「マリオさん。言い方可笑しくない?」

 

サニーがそう言った

 

「そうかな?」

 

「白玉桜に何かご用ですか?」

 

マリオ達の元に白い人魂のような物を浮かせた銀髪の女の子が声をかけて来た

 

「霊夢って人にこ↑こ↓に来ればどうかって言われて」

 

「マリオさん。またその言い方になってるよ」

 

ルナがそう言う

 

「霊夢さんに?そうですか」

 

「霊夢さんとは知り合いなんですか?」

 

スターがそう訪ねる

 

「はい、私は魂魄妖夢。この白玉桜の主に仕えている者です」

 

「僕達は…」

 

各自自己紹介中…

 

「成る程。解りました。では屋敷の中にご案内しますね」

 

「ええ、お願いするわ」

 

マリオ達は白玉桜の中に案内して貰った

 

「幽々子様。お客様です」

 

「あら。いらっしゃ~い」

 

桃髪の水色の服を着た女性が出てきた

 

「貴方が霊夢の言っていた幽霊のお姫様?」

 

ピーチ姫が女性にそう言う

 

「ええそうよ~。私は西行寺幽々子。宜しくね」

 

(キングテレサとは全然違う見た目だったな…)

 

「それより妖夢さん。貴女の回りに浮いているテレサみたいな物は幽霊かしら?」

 

ピーチ姫は妖夢にそう聞いた

 

「テレサ?これは私の半霊ですが」

 

「「半霊?」」

 

マリオとピーチ姫が揃って言った

 

「自分の半身が幽霊になっているって事ですね。妖夢さんは半人半霊なんですね」

 

ルナがそう言った

 

「…良くご存じですね」

 

「パチュリーさんの所でそんな感じの本を読んだ事がありまして」

 

「ねえ。今日はもう遅いし、良かったら泊まっていかない?」

 

幽々子がそう訪ねる

 

「そうだね…じゃあお言葉に甘えようかな」

 

マリオ達は白玉桜に泊まる事になった。そして食事…

 

「ガツガツガツガツガツガツガツガツ」

 

「……凄い勢いで食べてるね」

 

「料理が一瞬にして無くたっていってるよ…」

 

サニーとスターがそれぞれ言った

 

「幽々子様は食べる量が凄まじいですから……マリオさんとピーチさんはあまり驚かないのですね」

 

「まあ。友達の恐竜にあれ位食べる子が居るからかな」

 

「私もマリオと同じ感じよ」

 

「恐竜の友達…ですか…しかも大食い…ちょっと興味がありますね…」

 

マリオ達はそのまま白玉桜で一夜を過ごす事にした




作者のMPです。今日は野獣の日。それ一番言われてるから


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25話

25話なので初投稿です


マリオ達5人は霊夢の提案によりアリスの家にやって来ていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そう言えば貴方達は幻想郷を見て回っていたのよね?」

 

「ええ、少しでも知ってる場所を知っておきたいし。おすましキッズがどこにアジトを作ってるかも気になるから」

 

アリスの質問にピーチ姫がそう返した

 

「だったら幽香の所に行ってみたらどうかしら?」

 

「「幽香?」」

 

「「「幽香!!!??」」」

 

サニー、ルナ、スターの3人が突然声を上げた

 

「サニーちゃん達はその幽香って人の事を知ってるの?」

 

ピーチ姫がそう聞いた

 

「うん…風見幽香。とんでもなく強い人食い妖怪だって聞いた事があって…」

 

「人食い妖怪…なんか恐ろしそうだね」

 

マリオがそう言う

 

「私達、実際幽香さんに会った事もあるんだけど。いっつも怖そうな顔してるから正直怖いの…」

 

「…まあ確かにそんな雰囲気はあるかもしれないけど、幽香はけっこう良い人よ。会ってみれば解るわ」

 

「本当かな…」

 

「場所はこの森から北にあるひまわり畑よ。でも気を付けて。幽香はひまわり畑を荒らされると、凄い怒るから」

 

「解った。ありがとう」

 

マリオ達はアリスの言葉通りに進みひまわり畑までやって来た

 

「……なんかだいぶ荒れてるなあ…」

 

ひまわり畑はかなり荒れていた

 

「まさかおすましキッズの仕業かしら?」

 

「どうだろう。あのおすましキッズがわざわざひまわり畑なんか荒しに来るような奴らだとは思わないけど…ん?」

 

マリオは何かを見つけたようでピーチ姫達もその方向を見た。そこには日傘を持った女性と兎のような格好をした男とお面を着けた狼のような生き物が言い争っていた

 

「貴方達。私のひまわり達にこんな事をして…ただで済むと思っているのかしら?」

 

「うるせぇ!前に進むのに邪魔だったから退かしただけだろ!」

 

「へえ、良い度胸してるじゃない…」

 

「ねえポピー、もうやめようよ~…」

 

「気にすんなってケダモノ!こんな弱そうな奴、俺1人で充分だって!」

 

兎の格好をした男はポピー。狼のような生き物はケダモノと言うようだ

 

「サニーちゃん、あの人が幽香って人で合ってるかい?」

 

「うん、あの人が幽香さんで間違いないよ」

 

「なんかあの人達の話しを聞く限り、あのポピーって男がひまわり畑を荒らした犯人でそれを見た幽香が怒ってるって感じか。とりあえず話しを聞きに行こう」

 

マリオ達は幽香の所にやって来た

 

「ねえ、君が幽香で間違いないかい?」

 

「え?そうだけど、貴方達は?」

 

「なんだお前ら!?そいつの仲間か!?だったら容赦しないぞおらぁ!」

 

「…話しはこいつらを片付けてからで良いかしら?」

 

「うん、なんなら手伝うよ」

 

「あら、ありがとう」

 

「やっぱり仲間だな、ケダモノ!お前がこいつらをやっつけろ!」

 

「ええ!?僕やだよ!そもそもひまわりを荒らしたのはポピーでしょ!」

 

「だあぁ!!情けない奴だなぁ!もういい!俺1人でやってやるぜ!」

 

マリオ達はポピーと戦闘になった。

爆弾やナイフを投げてきたり、

マシンガンやロケットランチャーを連射したりと無茶苦茶してきたが、なんとか撃退した

 

「ぐは!!糞ぉ!覚えてやがれ!!」

 

「あ!ポピー!待ってよー!!」

 

ポピーとケダモノは逃げて行った

 

「ありがとう、お蔭で助かったわ」

 

「いや、そんな事ないよ」

 

「ところで私に何かようかしら?」

 

「ええ、少し聞きたい事があって」

 

ピーチ姫が幽香にそう言った

 

「そう、立ち話しは難だから私の家で話しましょう」

 

「ありがとう、そうさせて貰うよ」

 

「そちらの妖精さん達も、ね?」

 

「あ、はい。是非お願いします」

 

マリオ達は幽香の家に向かう事になった




作者のMPです。ポピーとケダモノのキャラはじぃすりぃさんの無理矢理アフレコの物を参考させて頂いています。
現在バンジョー&カズーイで暴れまくっています。



テリー・ボガードって誰だよ…(現場監督並感)


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26話

26話にしてTNOKの年齢と同じ数字なので初投稿です


マリオ達は霊夢の神社にやって来ていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最近平和ねえ」

 

霊夢がそう呟いたが、マリオが言葉を返した

 

「いや、そんな事は断じてないね」

 

「あら?どうしてかしら?」

 

「おすましキッズとあいつらに仕えてる手下達が居るからだよ」

 

「……そう言えばそうだったわね」

 

「大変ですー!!」

 

そういった話をしていると猫の耳と尻尾が生えた女の子が叫びながらやって来た

 

「あら、橙じゃない」

 

「霊夢の知り合い?」

 

ピーチ姫が霊夢に聞いた

 

「まあそんなところね、それより橙。なんか慌ててるみたいだけど、何かあったの?」

 

「大変なんです!紫様と藍様と一緒にのんびりしていたんですが…突然変な妖怪達が攻めて来たんです!」

 

「変な妖怪達?それってどんな奴らか解るかい?」

 

マリオが橙にそう聞いてみる

 

「いえ、どれも見た事がない妖怪なもので…」

 

「何にせよ放っておく訳にはいかないわね。橙ちゃん、そこに案内して貰える?」

 

「はい!こっちです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方こちらは橙が話していた紫と藍が魔物の軍隊と対峙していた

 

「貴様が八雲紫か、正邪殿の言う通りマヌケなツラだなあ!グハハハハハ!!」

 

魔物の軍隊のリーダー各かと思われるデュラハンナイトがそう言いながら大笑いする。部下であるりゅうはかせ、イビルビースト、キメラ、くらやみハーピー、ノックヒップ、ウィッチレディ、エンプーサの大軍が釣られるように大笑いする

 

「貴様ら!紫様をどうしようと言うのだ!?」

 

藍が紫様を庇うようにデュラハンナイトにそう質問する

 

「そんな事、倒す為に決まっておろう!」

 

「なんだと!?」

 

「八雲紫!」

 

「……なんでしょう?」

 

「貴様を倒せば褒美はたんまりだ!正邪殿は気前が良いぞお!グハハハハハハハ!!」

 

デュラハンナイトはそう言うと大笑いする。部下の魔物達も釣られるように大笑いした

 

「紫様、下がって下さい。ここは私が…」

 

「あら藍、私があんな単純な輩達に遅れをとると思って?」

 

「…お前達、何をボケッとしている?」

 

デュラハンナイトは笑い続けていた部下達を黙らせると部下達に大声で命令を下した

 

「八雲紫を殺せ!!!」

 

デュラハンナイトの命令を聞いた部下達は一斉に紫と藍に襲いかかる。しかし次の瞬間部下達が悲鳴をあげならがら消滅する事態が起きた

 

「な!?何が起きたのだ!?」

 

デュラハンナイトは思わず困惑する。そこにはマリオとピーチ姫と三妖精達がいた

 

「貴方達は?」

 

「話しは後だ。まずはあいつをなんとかしないとね」

 

「ええい!どこのどいつだか知らんが覚悟するが良い!!」

 

デュラハンナイトが襲いかかってきた。

だが大した相手ではなかった為簡単に倒せた

 

「誰かは解りませんが助かりました」

 

紫がお礼を言う

 

「お礼ならこの子に言ってあげて」

 

ピーチ姫が橙を見ながら言う

 

「橙!無事だったか!」

 

「はい藍様、あの後助けを求める為にあちこち回っていたのですが、事情を聞いて下さったこの方達が助けて下さったのです」

 

「そうだったのか。私からも是非お礼を言わせて下さい」

 

藍もお礼を言う

 

「お礼に家に泊まって行っては如何ですか?」

 

「良いの?じゃあそうさせて貰うよ」

 

マリオ達は紫の家に泊まる事にした




作者のMPです。ドラクエ11S面白スギィ!!


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27話

27話なので初投稿です


マリオ達は紫から色々と話しを聞いていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「成る程…おすましキッズはもうそこまでヤバイ者達になっているのね」

 

ピーチ姫がそう言った

 

「はい、どうも厄介な事になってしまって…」

 

「それにしても外の世界に繋げる異世界が作れるなんて、紫さんって凄いんだね」

 

マリオが紫を褒める

 

「ありがとうございますわ、マリオさん。ですが…スキマ、マリオさんが行った異世界は今は幻想郷の中でしか使えなくなってしまっているのです。原因は…」

 

「おすましキッズ、なんだね?」

 

サニーがそう言った

 

「その通りよ、あいつらのせいで私達も本当にまいっているの」

 

「そうか…やっぱりあいつら居る限り都合の悪い事ばかり起きるって訳だね」

 

マリオ達が話していると、外から物音が聞こえた

 

「なんの音かしら?」

 

紫が不思議そうに呟く

 

「ちょっと見てくるよ」

 

「マリオ、私も一緒に行くわ」

 

マリオとピーチ姫は外に出てしばらく歩き続けた。

しばらくすると宿題強盗団が暴れているのを見つけた

 

「お前達は!宿題強盗団!!」

 

「ああ?誰かと思えばマリオとピーチじゃねぇか!こんなところで会えるとはついてるぜ!」

 

宿題強盗団のリーダー格の子供がそう言った後、部下達に号令を掛けた

 

「お前ら!仕事の時間だ。こいつらの首持ち帰るぞ!!」

 

「「「「「「「「「おおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」」」」」」」」」」

 

「マリオ!来るわよ!」

 

「解ってる!いくぞ!!」

 

マリオとピーチ姫は宿題強盗団と戦闘になった。

数が多かった為若干苦戦したが、宿題強盗団はリーダー格の子供を残して全滅した

 

「まさか…この俺が…こんな奴らに負けるなんて…」

 

「教えろ!おすましキッズは幻想郷を征服して何をしようとしているんだ!」

 

「そんな事俺が知るかよ…まあ…おすましキッズ様が最も信頼してるって言う…六軍王の連中なら…何か知ってるかもしれねぇがな…」

 

「六軍王だって!?」

 

マリオは明らかに動揺しながらそう叫ぶ

 

「へっ!…六軍王の奴らは俺達宿題強盗団より余程強いぞ…お前らなんかじゃ敵わねぇだろうな!……ぐふっ!!」

 

宿題強盗団のリーダー格の子供はそう言い残した後、そのまま死亡した

 

「マリオ。六軍王って言葉を聞いた時、明らかに動揺していたけど、何か知っているの?」

 

ピーチ姫は不思議そうにマリオに質問した

 

「うん。僕が夢中になって読んでいた本にその名前が乗っていたから…」

 

「夢中で読んでいた本?どんな本を読んでいたの?」

 

「…いずれピーチ姫にも話してあげようと思っていた事だから、この機会に話しておくよ」

 

「ええ。お願いするわ」

 

「僕が読んでいた本に書いてあった話は。今から100万年前に実際に起きていた事を書いた話しなんだ…」

 

マリオは自分が夢中になって読んでいた本に書かれていた物語をピーチ姫に話し始めた。

 

 

 

 

今から100万年前…

マリオ達が棲んでいる世界はかつてはロトゼタシアと呼ばれていた。

悪魔の子の汚名を着せられた勇者イレブンが旅の途中に様々な仲間達と出会い、長い旅の末。

ついに目的である命の大樹に来る事に成功した。

だが…そこに勇者の最大の敵である魔王ウルノーガとその腹心ホメロスが現れ勇者達は為すすべなくやられてしまい。

イレブンはウルノーガに勇者の力と勇者の剣を奪われてしまい。

ウルノーガは勇者の剣を邪悪な力を持つ魔王の剣へと変えてしまい命の大樹を落下させ世界を支配した。

しかし。自らの命を犠牲にしたベロニカの助けによって生き延びたイレブン達は諦める事をせず、勇者イレブンは死んだベロニカの力と意思を受け継いだベロニカの妹セーニャと仲間達との活躍により遂に魔王ウルノーガは滅び去った。

その時にウルノーガが勇者達から奪った6個のオーブを使ってうみ出したのが六軍王と呼ばれた魔物達だった。

ウルノーガの右腕ホメロスも六軍王の一人であったと言う

 

 

 

 

 

「100万年前にそんな事が……」

 

「…どんなに絶望的な状況に陥られても絶対に諦めなかった勇者と仲間達が魔王を倒した物語。僕はこの物語が大好きで何回も読み返した程なんだ」

 

マリオが懐かしむように、どこか悲しげな気持ちでピーチ姫にそう伝える

 

「それで六軍王の名前が出て来た時に驚いていたのね?」

 

「うん。でもおすましキッズの手下の六軍王はきっと100万年前に存在していた奴らとは違う気がするんだ。なんとなくだけど」

 

「きっとそうよ。何せ100万年前の事なんだから、その時の六軍王はもうイレブンさんやセーニャさん達に倒されたんでしょう?」

 

「そうだね。まあ騒ぎの問題は解決出来たんだ。紫さん達の所に戻ろう」

 

「ええ。解ったわ」

 

マリオとピーチ姫は紫の家に戻る事にした




作者のMPです。木の実と種集めが辛すぎていや~きついっす


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28話

28話なので初投稿です


マリオ達は紫達にこれからは充分に気を付けるように伝えた後、自宅に帰って行った。

ところが…それから1週間経った後、夜から時間が変わる事が無くなった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんかいつまで経っても夜のままだね」

 

スターがそう言った

 

「こうも夜が続くと、なんか不気味だよ…」

 

「私も…」

 

サニーとルナも少し怯えながら言った

 

「マリオ、これは何かあったと見て間違いないのじゃないかしら?」

 

「だね。よし、みんなで外の様子を見てこよう」

 

マリオ達は外に出て周りを探索してみた。

しばらく進み続けると、そこには正邪が居た

 

「お前は!正邪!」

 

マリオが正邪の名前を呼ぶ

 

「ん?誰かと思えばマリオじゃないか!あたしに何か用か?」

 

「もしかしなくても、夜から時間が変わらなくなったのは貴女のせいね!」

 

ピーチ姫が正邪にそう叫ぶ

 

「まあそんなところだね。いよいよ本格的に幻想郷の支配を始めたからね。まず手始めに時間を夜から変わらないようにしてやったのさ」

 

「どうしてそんな事を…」

 

「…ん?」

 

ピーチ姫が信じられないと思っている中、マリオは正邪の首にぶら下がっている物を見て、少し考えた後叫んだ

 

「それはまさか…シルバーオーブか!?」

 

「ああ?これの事知ってんの?これはおすましキッズから貰った大事な物なんだよね」

 

「シルバーオーブって…マリオが前に話してくれた100万年前の!?」

 

「おすましキッズがその100万年前から持って来てさ。あたしを含めた六軍王にそれぞれ配られたんだよね」

 

「なんだと!?おすましキッズがそんな事を!?」

 

「貴女六軍王なの!?」

 

マリオとピーチ姫がそれぞれ驚きながら言った

 

「そうさ、あたしは六軍王にしておすましキッズが率いる軍団の魔軍司令をやってるのさ」

 

「魔軍司令…100万年前にホメロスが名乗っていたあれか…」

 

「おっと、ちょっと喋り過ぎちゃったかな。はああああ!!」

 

正邪は叫ぶとシルバーオーブが輝き、100万年前の魔物化したホメロスと同じような姿になり飛び去ろうとする

 

「あたしも魔軍司令なだけあって色々と忙しいんでね、これで失礼するよ。おすましキッズ、いや…魔王おすましキッズ様の為に働かないといけないからね!ギャハハハハハハハハハハハハ!!!!」

 

「待てええええ!!!」

 

マリオは叫ぶが、正邪はそれを聴かずに飛び去ってしまった

 

「司令の替わりに私が相手をしてあげるよ」

 

マリオ達の目の前に現れたのは…

 

「ぬえ!?」

 

サニーがその名を言う。そう、ぬえである。しかし前とは違って首にパープルオーブを下げている

 

「それはパープルオーブ!まさか貴女…」

 

「まあ考えてる通りだよ。私は六軍王の一人、常闇軍王ぬえだよ!」

 

「常闇…さては幻想郷を夜のままにしてるのはあんたの仕業ね!」

 

スターがぬえにそう言う

 

「その通り。まあ折角だからね、貴方達の光を私の闇で洗い流してあげるよ!」

 

マリオ達は常闇軍王ぬえと戦闘になった。

ぬえは前に戦った時より格段に強くなっており、

その上パープルオーブの力で自身の影を実体化して戦力を増やしたりしてきたが、

激闘の末、倒す事に成功した

 

「そんな…六軍王になって沢山強くなった筈なのに……」

 

ぬえはそのまま気絶した

 

「…まさかここまで事態が大きくなってしまっていたなんてな…」

 

マリオはそう呟きながら気絶しているぬえからパープルオーブを取り出す。

マリオはパープルオーブを取り返した!

 

「マリオ、こうなってしまった以上。私達も動き出さないといけないわね」

 

「うん、まずは六軍王を全部倒してオーブを取り返すところから始めよう」

 

「じゃあ情報集めの為に物知りなパチュリーさんのところに行かない?」

 

ルナがそう提案する

 

「それが良いね、早速紅魔館に行こう」

 

マリオ達は紅魔館に行く事にした




作者のMPです。最近無明の魔神と戦ってばかりいる今日のこの頃


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29話

29話なので初投稿です


マリオ達は紅魔館のパチュリーの所にやって来ていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「六軍王にオーブね…」

 

「何か解りますか?」

 

悩むパチュリーにスターがそう聞く

 

「それに関する事かは解らないけれど、地霊殿に行ったレミィが帰って来なくなったのよ」

 

「レミリアが?」

 

マリオは不思議そうに言う

 

「ええ。時間は今だに夜のまま変わらないし、流石に心配になって来て…」

 

「そう言えばぬえを倒してパープルオーブを取り返したのに、どうしてかしら?」

 

ピーチ姫は疑問に思っている

 

「時間の事に関してはおすましキッズ、いえ…魔王おすましキッズを倒すしかないでしょうね」

 

「とりあえず、僕達は地霊殿に向かう事にするよ」

 

「ありがとう、レミィの事お願いね」

 

マリオ達はパチュリーと別れ、地底の町にやって来た

 

「変ね…いつもなら沢山人が居る筈なのに、誰もいないみたい」

 

サニーが人一人いない町の様子を見てそう言う

 

「あ、君達。久しぶりだね」

 

「君は確か…ナズーリンだったかな?」

 

「うん、ナズーリンだよ」

 

「ナズーリン、何故人が一人もいないかについて何か知ってるかい?」

 

マリオはナズーリンにそう聞いた

 

「確か、3日前からかな。悪夢軍王って名乗る奴が突然地霊殿を攻め落としたらしいんだ。それを聞いた人間達はみんな怯えて建物の中に立て籠るようになったんだよ」

 

「悪夢軍王…軍王の名前があるって事は。六軍王で間違いないでしょうね」

 

ピーチ姫がそう呟く

 

「私も正直今の状況には困ってるんだよ。勇義さんは異変解決の為に町を出ていって以来それっきりだし…」

 

「解った。こっちとしてはレミリアの件もあるし、相手が六軍王ならなんとしてでも倒す必要があるからね。僕達が地霊殿に行って来るよ」

 

「本当?ならお願いするよ」

 

マリオ達は地霊殿に入った。

中は魔物だらけになってしまっていた。

マリオ達は襲い掛かって来るあんこくまどうやビビンバー、とつげきへい等の魔物を倒して行きながら地霊殿のさとりの部屋にやって来た。そこに居たのは…

 

「お兄さん達、久しぶりだね」

 

「貴方は…こいし!?」

 

ルナがその名を呼ぶ。そこに居たのはさとりの妹であるこいしがさとりの愛用の椅子に座っていた。

その首にはグリーンオーブが下げられている

 

「それはグリーンオーブ!?まさか悪夢軍王って…」

 

「その通り。私が魔王様の偉大なる部下、六軍王が一人。悪夢軍王こいしって訳よ!」

 

「なら話しが早い!お前が持ってるグリーンオーブとレミリアを返して貰おうか!」

 

「レミリア?ああ、フランちゃんのお姉さんの事だね。面倒だからお姉ちゃん達と一緒に地下牢に入って貰ってるよ。まあ魔王様からは貴方達の事を殺せって言われてるし、相手してあげる!」

 

マリオ達は悪夢軍王こいしと戦闘になった。

強力な魔法を次々と連発し、魔力が足りなくなるとグリーンオーブの力でマリオ達の魔力を奪って来たりして来たが、

激しい戦いの末戦闘に勝利した

 

「そんな…六軍王の私が…なんで……」

 

こいしはそう言った後気絶した。

マリオはこいしからグリーンオーブを取り出す。

マリオはグリーンオーブを取り返した!

 

「よし、後はレミリア達を助けるだけだね」

 

マリオ達は地下牢に向かい、捕らわれていたレミリアとさとり達を救出した

 

「ふえ~…酷い目にあったよ~…」

 

「あたいも~…」

 

空と燐はそうぼやく

 

「助けて頂きありがとうございます。あの子は、こいしはどうなりました?」

 

「今君の部屋で気絶しているところだよ」

 

「解りました。あの子には寂しい思いをさせてしまったかもしれませんし、今回の異変が解決されるまでは常に私の視界に入れる事にします」

 

「うん、それが良いよ」

 

「遊びに来たらまさかこんな目にあうなんてね…早く紅魔館に戻りましょう」

 

レミリアがマリオ達にそう言う。

マリオ達はレミリアを連れて紅魔館に戻る事にした




作者のMPです。今回の話しで出したモンスター達を知っている人はどれ位なんだろうか…


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30話

30話なので初投稿です


レミリアを助け出したマリオ達は紅魔館に戻って来た。

しかしその入口には傷だらけで倒れている美鈴の姿があった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「美鈴!何があったの!?」

 

「お嬢様…マリオさん達がお嬢様の所に行って来てから10分位後に…突然妖怪の軍隊が攻めて来て…」

 

「なんですって!?」

 

美鈴の言葉にレミリアは驚愕する

 

「妖怪達の話しによると…館を占拠したのは…破壊軍王と言うそうです…」

 

「軍王、六軍王か…」

 

マリオがそう呟く

 

「美鈴、貴方はここで休んでて。私達がその破壊軍王とやらを倒してくるわ」

 

「お嬢様…館の中は妖怪達で溢れかえっています…咲夜さん達の姿も見あたりません…お気をつけて…」

 

マリオ達は魔物達に占拠された紅魔館に入りこんだ。

アークデーモンやデビルロード、ギガンテス等の魔物を倒して行きながら玉座の間にたどり着いた。

そこに居た破壊軍王とは…

 

「フラン!?」

 

レミリアがそう叫ぶ。

玉座に座っていたのはレッドオーブを首に下げたフランだったのだ

 

「あら、お姉様。来てくれたんだね」

 

「レッドオーブを持ってるって事は…貴女が六軍王の破壊軍王ね!」

 

ピーチ姫がフランにそう問う

 

「そうだよ。なんでも壊す力を持つ私にピッタリだろうって魔王様がこのオーブと一緒に着けてくれたんだ」

 

「フラン…おすましキッズ…あのクソガキどもが!!」

 

「魔王様を馬鹿にするような言い方はやめてよ。生まれてからの495年間、ずっと私の事を閉じ込めてた癖に」

 

「それは貴女の力が怖くて…」

 

「今さら言い訳なんてしないでよ。もういい…わからず屋のお姉様も魔王様の邪魔をするマリオもその仲間達も!みんなぶっ壊してあげる!!」

 

マリオ達は破壊軍王フランと戦闘になった。

凶悪な威力を誇る物理攻撃を次々と連発し、

さらにレッドオーブから赤い霧を発生させて

マリオ達が受けるダメージを増やして来たりして来たが、

苦戦を強いられたものの倒す事が出来た

 

「そんな…六軍王の私が…どうして…」

 

「フラン。私は495年間、貴女のそのなんでも破壊する力が怖くてずっと貴女を地下に閉じ込めてしまったわ。でも後になってから私は凄く後悔したの、かけがえのないたった一人の妹にずっと寂しくて辛い思いをさせてしまった愚か者の私を、自分の事をずっと恨み続けてもいたのよ、貴女の為に」

 

「お姉様…」

 

「フラン、私はもう貴女閉じ込めたりなんてしない。だって…貴女には自由に暮らして貰いたいから…」

 

「お姉様……ごめん……なさい………」

 

「フラン!?」

 

「大丈夫、気を失ってるだけみたいだ」

 

マリオがフランからレッドオーブを取り出しながらそう言う。

マリオはレッドオーブを取り返した!

 

「フラン。今まで本当にごめんなさい…今は、ゆっくり休んで」

 

「とにかくここの問題は無事に解決出来たね」

 

「ええ、後は咲夜達を探しましょう」

 

「咲夜達なら図書館の方に避難していて無事だよ」

 

玉座の間に入って来た人物達の内の一人がそう言った

 

「ジークベルト!帰って来たのね!」

 

レミリアが先程の言葉を言った人物の名を呼ぶ。

玉座の間に入って来たのはジークベルトとオフェリアとシュガーの三人であった

 

「ピーチさん、マリオさん、お久しぶりです」

 

オフェリアがそう言う

 

「オフェリアちゃん!久しぶりね!」

 

ピーチ姫は嬉しそうに言った

 

「「「シュガー!?シュガーじゃん!」」」

 

サニー、ルナ、スターの三人がシュガーを見て言った

 

「三人共、久しぶり」

 

「知り合いかい?」

 

マリオはサニー達にそう問う

 

「うん、けっこう前までよく一緒に遊んでいた友達なの!」

 

「はじめまして、妖精のシュガーです」

 

「うん、宜しくね」

 

「旅の途中に突然夜から変わらなくなったのですが…何かあったのですか?」

 

ジークベルトはマリオにそう聞いた

 

「うん、実は…」

 

配管工説明中…

 

「6つのオーブに六軍王に魔王になったおすましキッズですか…かなり大事になってしまっているようですね」

 

「そう言えば、少し聞いた話しなんですが…」

 

シュガーがマリオ達に頭に入れていた話しを話し始めた

 

「今人里と地底の町で異変が起きているようです」

 

「なんだって?それはなんとかしないといけないな、しかし二つに別れているのか…」

 

マリオは悩む、そんな中ルナが提案を上げる

 

「それだったら二手に別れようよ。私達三妖精は人里の方に行って来るから、マリオさんとピーチさんは地底の方に行って来てくれないかな?」

 

「解った。それで行こう」

 

「私は、サニー達と一緒に人里に行って来ます」

 

シュガーがそう言った

 

「では私とオフェリアはマリオさん達と一緒に地底に行くとしよう」

 

「みんな。大変かもしれないけど、頑張ってね」

 

レミリアがマリオ達にそう言う

 

「解った。じゃあ異変が解決出来たら大樹の前に集合しよう」

 

こうしてマリオ達は二手に別れ、それぞれ異変の解決に向かった




作者のMPです。DQ11Sが装備品もレベルもそのままの状態で最初から始められるのホント草


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31話

31話なので初投稿です


人里にやって来たサニー達四人。

しかし、人里にはあまり人がいないようであり、

心なしか里の人間達が暗い雰囲気を纏っているように見える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みんなどうしたのかな?」

 

サニーは不思議そうにそう呟く

 

「ねえ、あの人に聞いてみようよ」

 

ルナが泣いている女性を見ながら言った

 

「そうだね。すみませ~ん」

 

スターが泣いている女性に尋ねた

 

「ひっく……何?…」

 

「あの…どうかしたんですか?」

 

シュガーが女性にそう聞いてみる

 

「グス……とても…辛い事があって…」

 

「何かあったんですか?私で良かったら話してみて下さい」

 

スターが女性にそう言う

 

「優しい妖精さん達ね…実は…おととい前に首長竜の妖怪がこの人里にやって来て、里の人達の一番大切な物を奪っていったの…私も夫が連れて行かれちゃって……ひっく……えぐ……」

 

「そんな事が…許せないよ!その首長竜の妖怪!」

 

スターが怒りながら言った

 

「お姉さん!その妖怪、私達がやっつけてあげる!」

 

サニーが威勢良く言った

 

「本当に!?」

 

「うん、その妖怪がどこに居るのかお姉さん知ってる?」

 

ルナが女性にそう聞く

 

「この人里から少し離れた場所に小さな洞穴があるの、あの妖怪はいつもあそこから来ているみたいだけど…」

 

「解りました。では行って来ますね」

 

シュガーはそう言うと洞穴に向かおうとする

 

「待って!私も一緒に行って良い?…」

 

「良いよ。でも危ないから洞穴には入ってこないようにしてね」

 

「解ったわ。ありがとう」

 

サニーが女性に念押しして、洞穴にやって来た。

女性を洞穴の入口付近に待たせてサニー達は洞穴の中に入った。

そこには牢に入れられた沢山の人間達と、

ピンクと緑というドキツイ色合いで派手な衣装をしたりゅうはかせのような魔物が居た

 

「ホ~ホッホッホッ!これは驚きました、このフールフール様の前にのこのこと表れる妖精がいるとは!」

 

どこぞの宇宙の帝王のような声と喋り方をしたフールフールと名乗る魔物がサニー達にそう言い放つ

 

「貴方が里の人達を拐った悪い妖怪ね!今すぐ拐った人達を開放しなさい!」

 

シュガーがフールフールにそう言う

 

「ホ~ホッホッホッ!そんな事の為にわざわざ危険を冒し、ここまで来たのですか~?とんだおバカさんがいたものですね~!」

 

フールフールは挑発的な態度でそう言ってくる

 

「良いでしょう、そのバカげた勇気に免じて。里の人間達を開放してあげましょう」

 

「本当に?」

 

フールフールの言葉にシュガーはそう返す

 

「ただし…タダで返して貰えると思ったら、そうはとんやが及びません」

 

「どう言う事?」

 

不思議そうに言うシュガーに対してフールフールはこう言い放った

 

「貴女の一番大切な物を私に譲って下さるのなら、里の人間達を開放してあげましょう。どうです?悪い話しではないと思いますが」

 

「私の一番大切な物……」

 

「その必要は無いわ!」

 

辛そうな表情になるシュガーにスターがそう言った

 

「スター?」

 

「友達に、大切な物を失わせる訳にはいかないわ!ここは、私の出番!」

 

「スター?どうしたの?」

 

サニーがスターを不思議そうに見る

 

「私がこれまでずっと肌身放さず持って来た大切な物…この妖怪にあげるわ…」

 

「スター!?本気なの!?」

 

ルナが驚愕しながらスターにそう言う

 

「ええ、もう決めた事なの。どうか止めないで…」

 

「ホ~ホッホッホッ!妖精にしては物解りが良くて助かりますよ!では、早速頂きましょうか!」

 

「はいこれ、大切に使ってね……」

 

スターはポケットから取り返した物をフールフールに渡した

 

「ホホー!どれどれ…」

 

フールフールはスターから受け取った物の匂いを嗅いだ

 

「お…おお!なんとかぐわしい香り!こ、これは!?…」

 

フールフールはスターから受け取った物を改めて見る。

フールフールの手にあったのはうまのふんだった。

フールフールはうまのふんを地面に投げ捨てると大声で叫んだ

 

「って…うまのふん!じゃないですかぁ!!」

 

「あっかんべ~!あんたなんかうまのふんがお似合いよ~!ふんwwふんwwふ~んwwうまのふ~んwwふん!」

 

スターが踊りながらフールフールを更に挑発する

 

「私を怒らせましたね!?このフールフール様を…ここまでコケにするようなおバカさんは……これでも喰らいなさぁぁい!!!」

 

フールフールはサニー達に何かの呪文を掛ける。

なんとサニー達は呪文が使えなくなってしまった!

 

「ホ~ッホッホッ!もう泣いて詫びようが絶対に許しませんよ!貴女達の大切な命、力ずくで奪ってあげましょう!!」

 

フールフールが現れた!

 

「さあいきますよ!!」

 

「もう!いきなり呪文を封じるなんて!セコい奴ね!」

 

「さっきのはあんな挑発をしたスターが悪いんじゃ…」

 

フールフールと戦闘になった。

様々な呪文で攻め立てて来たが、呪文が使えない状況でも強力し合う事でフールフールを倒す事が出来た

 

「う…嘘だぁ!この私がまたしても…しかも妖精なんかに負けるなんてぇぇ!!グアアアアアアアア!!!!!…………」

 

フールフールは叫んだ後、霧となって消え去った

 

「あなたぁ!!」

 

外で待っていた女性が夫に掛け寄る

 

「あなた…良かった…」

 

「君の方こそ無事で良かったよ」

 

女性の夫の他にも囚われた人達がどんどん牢から出て来て人里の方へ戻って行った

 

「ありがとう、君達のおかげで僕も里の人達も助かったよ」

 

「妖精さん達、本当にありがとう!」

 

女性はサニー達にお礼を言うと自分達も人里に戻って行った

 

「これで人里の異変は無事解決だね」

 

サニーが一息ついてそう言った

 

「それにしても、スター。かなり大胆な事したよね」

 

ルナがスターにそう聞く

 

「エヘヘ、まあね!」

 

「異変は解決出来たし、大樹の前に行きましょう」

 

シュガーがそう言う。

サニー達四人は大樹に戻り、マリオ達が帰って来るのを家の中で待つ事にした




作者のMPです。ぶっちゃけフールフールはネタキャラでしかないと思うんだよなぁ…


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32話

32話なので初投稿です


地底の町にやって来たマリオ達四人。

しかし、そこには信じられない光景があった

 

 

 

 

 

 

 

「何これ!?町の人達が黄金になっちゃってる!?」

 

オフェリアが驚きの声を上げる。

そう、地底の町の人達は何故か皆黄金になってしまっていたのだ

 

「これは…全くもって信じられないな…」

 

ジークベルトも思わずそう呟く

 

「あ、マリオさん達!」

 

マリオ達に声を掛けて来る少女がやって来た

 

「成美ちゃん!」

 

ピーチ姫が少女の名を呼ぶ

 

「知り合いですか?」

 

「うん、彼女は成美ちゃん。魔法で動く地蔵なんだって」

 

ジークベルトの問いにマリオはそう答える

 

「成美ちゃん、この町に何かあったか解る?」

 

マリオは成美にそう聞いてみる

 

「ううん、私は知らないの。唯一無事だったこの子から話しを聞こうとしていたところにマリオさん達が来たから声を掛けたって訳」

 

よく見ると、成美の横には町の住人の幼い女の子が居た

 

「君。この町で何があったのか教えて貰えるかい?」

 

ジークベルトが女の子に質問する

 

「…うん、こっちに来て…外は危ないから…」

 

マリオ達は女の子の家に案内され、女の子の話しを聞いていた

 

「3日位前から…突然町の人達が金ピカになっちゃって…なんでああなったのかわたしにも解らないの…わたしのパパとママも…金ピカになっちゃって…」

 

マリオ達は町の中で何かに震えながら抱き合っていた状態で黄金になってしまった若い男女を見掛けていた。

女の子の両親とはきっとあの二人の事だろう

 

「突然黄金になる人間達…100万年前のあの事件と同じだな…」

 

「マリオ。何か知っているの?」

 

「うん、それは…」

 

ピーチ姫の問い掛けにマリオが答えようとすると

その時外から大きな物音が聞こえて来た。

町の入口には全身と持っている武器が全て黄金で出来たキラーマシン2が同じく全身と持っている武器が全て黄金で出来た5体程のキラーマシンを連れて居た

 

「この世の全ての黄金は、偉大なる我らのお頭、鉄鬼軍王キラゴルド様の物!野郎ども!仕事の時間だ。この町のお宝と黄金になった人間どもを。全て奪いとれ!!」

 

「「「「「ヤイサホー!!」」」」」

 

黄金のキラーマシン2こと黄金兵長が黄金のキラーマシンこと黄金兵達に命令を下すと、黄金兵達は一斉に町に入って来て略奪を始めた

 

「なんだ、今の音は?」

 

ジークベルトがそう言う

 

「……怖い人達が来たんだ…嫌だ…パパとママも…連れてかれちゃう!!」

 

「どうしたの!?」

 

オフェリアが震える女の子にそう叫ぶ

 

「とにかく何か良くない事が起きてるんだろう。外に出てみよう」

 

マリオ達は外に出た。そこには女の子の両親を始めとした黄金になった人々を連れ去ろうとする黄金兵長と黄金兵達が居た

 

「野郎ども!気合い入れて運べ!キラゴルド様がお待ちだぞ!」

 

「キラゴルドだって!?」

 

マリオがキラゴルドの名前を聞くと驚愕した

 

「んん?なんだテメェらは?偉大なる我らのお頭。鉄鬼軍王キラゴルド様に逆らうつもりか!?」

 

「パパ!ママ!」

 

「貴様ら!町の人達をどうする気だ!?」

 

ジークベルトが黄金兵達にそう問い掛ける

 

「こいつらはキラゴルド様の貢ぎ物にするんだよ。テメェら黄金になっていない奴らとは違って。黄金になった奴らにはキラゴルド様にとっては最高のお宝だからな!」

 

「おい!キラゴルドがお前達のボスだってのは本当なのか!?」

 

マリオは黄金兵長にそう言った

 

「なんだテメェ、キラゴルド様を知ってるのか?ん?…まてよ、赤いMの帽子に丸い鼻に変な形の髭…貴様。まさか魔王様の言っていたマリオか!?」

 

「ヤイサホー!確かに良く見れば、手配書の顏に瓜二つ!間違いねぇ、こいつマリオですぜ!」

 

マリオを見て驚いていた黄金兵長に黄金兵がそう伝える

 

「エイサホー!黄金城に居るキラゴルド様に報告だあ!」

 

黄金兵の一体がその場から立ち去っていく

 

「あんた達!これ以上は好きにはさせないわよ!」

 

成美が黄金兵長達に威勢良く言った

 

「ヘッ!今だに魔王様と戦えずにいる負けイヌどもが吠えやがるぜ!」

 

「兵長!こいつらの首を魔王様に貢げば、空いた六軍王の席だって、夢じゃないかもしれませんぜぇ!」

 

「おお!良い事言うじゃねぇか!そいつはスゲェお宝だな!良し野郎ども!気合い入れていくぞ!そして見事俺達が六軍王になったあかつきには、ラム酒で一杯やるぞぉ!!」

 

「「「「ヤイサホー!エイサホー!」」」」

 

黄金兵長と黄金兵達と戦闘になった。

数が多い事もあって若干手間取ったが、

無事勝利する事が出来た

 

「「「「「ギャアアアアアアアアアア!!!!………」」」」」

 

黄金兵長と黄金兵達は霧になり消えた

 

「マリオさん、キラゴルドの名前を聞いた時。かなり動揺していましたが、何か知っているのですか?」

 

ジークベルトがマリオにそう聞いてみる

 

「うん、実は今起きている人間達が黄金になった出来事は100万年前にも起きていた事なんだ。その人々を黄金に変えていた犯人が六軍王の一人で勇者の仲間の一人のカミュの妹マヤが魔物化したキラゴルドって奴なんだよ」

 

「勇者の仲間の妹って、その妹はその後どうなったの?」

 

ピーチ姫はマリオにそう質問する

 

「ちゃんと兄と和解して元に戻ったよ、因みにマヤはキラゴルドだった時の事は覚えていないらしいけど」

 

「そうなんだ、でもそれだったらあいつらが言っていたキラゴルドはそのマヤって人とは別の奴かもしれないですよ?」

 

オフェリアがマリオにそう言う

 

「そうだね、出来ればそうであると信じたいよ」

 

「確かキラゴルドに報告するって言ってた奴は町から東の方に走っていったわね、そこに行ってみましょう」

 

成美がマリオ達にそう伝える

 

「解った。待ってて、君の両親も町の人達も、必ず元に戻してあげるからね」

 

「うん、頑張って!」

 

マリオ達は女の子を町に待たせ、町の東に向かう事にした




作者のMPです。キラゴルド強すぎぃ!!でも強くてニューゲームだとザコすぎぃ!!


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33話

33話なので初投稿です


マリオ達は町から東の方へひたすら進み、

やがて黄金で出来た城にたどり着いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うえ、何この城…悪趣味にも程があるわ…」

 

黄金城を見た成美は思わずそう言う

 

「確かにこれは酷いな…キラゴルドって奴は余程の成金趣味な魔物に違いないな」

 

ジークベルトもそう呟く

 

「とにかく中に入ってみましょう」

 

「え?こんな気味の悪い城に入るんですか?」

 

ピーチ姫の問いにオフェリアがそう返す

 

「キラゴルドはこの城に居るのは間違いない筈だ。行こう」

 

マリオ達は黄金城に入った。

外見だけでなく、中も黄金一色な城だった

 

「どこを見ても金キラ金…うう…酔いそう……」

 

成美は気持ち悪そうにそう呟く

 

「キラゴルドは王座の間に居る筈だ。気持ちは解るけど、とにかく進もう」

 

マリオ達は道中襲い掛かって来た黄金兵長や黄金兵、メカバーン等の魔物を倒して行きながら王座の前にたどり着いた

 

「オレの城に土足で入って来るとは…全く失礼な奴らだな」

 

「お前が鉄鬼軍王キラゴルドだな!」

 

ジークベルトが玉座に座っているイエローオーブを首に下げた青髪の少女にそう言い放つ。しかし、マリオは信じられないと言わんばかりの表情をしていた

 

「マリオ?どうしたの?」

 

ピーチ姫は心配そうにマリオに問い掛ける

 

「そんな馬鹿な…なんでここに居るんだ…マヤ!!」

 

マリオはキラゴルドの事をそう呼ぶ

 

「マヤ!?マヤって、100万年前の!?」

 

「マヤ?ダッセェ名前…キラゴルドって呼べよ」

 

「お前は勇者に倒された筈だぞ!なんで100万年前の人物のお前がこの時代に居るんだ!?」

 

「そうか。ここだと時代が違うんだっけ、まあ良いや、教えてやるよ。オレの身に起きた魔王の奇跡って奴を!」

 

キラゴルドはマリオ達に話し始める

 

「オレはお前がさっき言った、マヤって奴の中にあったキラゴルドとしての悪心その物なんだよ。しかし実体のない心だけの存在じゃあ当然何も出来る筈もなく、オレは次元の狭間をさまよい続けていた。そんな時、魔王様に出会った。魔王様はオレに実体とイエローオーブをくれたって訳さ」

 

「そんな事が…」

 

ピーチ姫は驚きながらそう呟く

 

「魔王様から聞いてるぜ。お前らは魔王様の邪魔をしているマリオとピーチだろ?ならやる事は一つだ!」

 

キラゴルドはそう言うとイエローオーブの力で黄金の体を持つ巨大な魔物の姿になった

 

「キラゴルド!これ以上お前の好きにはさせないぞ!」

 

「そうよ!貴女を倒して町の人達を元に戻してみせるわ!」

 

マリオとピーチ姫はキラゴルドにそう言い放つ

 

「今だに自分の世界の魔王を完全に倒せずにいる癖に…しかもその魔王に何回も拐われているザコどもが!そんな奴らがクソ兄貴やザコ勇者のように…偉そうに正義のヒーロー気取りか!?うざってぇんだよ!」

 

キラゴルドはイラつきを隠さずにマリオ達に言い放つ

 

「ああうざい、超うざい、くそ!クソ!糞!テメェら全員黄金にしてやるよ!!」

 

鉄鬼軍王キラゴルドが現れた!

 

「大嫌いだ!テメェらも世界も!」

 

マリオ達は鉄鬼軍王キラゴルドと戦闘になった。

凶悪な爪を振り回したり、援軍として黄金兵長と黄金兵を呼んで来たり、

イエローオーブを使って黄金の塊にして来たりしたが、

激闘の末、マリオ達の勝利となった

 

「糞…なんでオレがこんな奴らに…オレは…ここで…」

 

キラゴルドは事切れようとするが……

 

「いや!まだだ!終わってたまるか!折角復活出来たってのに!こんな所で死んでたまるか!!ウオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

「何か来る!?みんな気を付けてくれ!!」

 

マリオ達は何かをしようとするキラゴルドに身構える、

そんな時、突然穏やかな竪琴の音色が聞こえて来た

 

「グオアアアアアア!!なんだ!?この耳障りな音は!?」

 

「…悪しき者よ、二度と悪い事が出来ないよう。永久に消えさりなさい」

 

竪琴を弾いている金髪の女性がキラゴルドにそう言う

 

「ガアアアアアア!!やめろおおおお!!その音をオレに聞かせるんじゃねぇぇ!!やめろおおおおおお!!!ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!…………」

 

キラゴルドは叫び声を上げた後、霧となって消滅した

 

「今だ!」

 

マリオはイエローオーブを取り返した!

 

「ありがとう。助かったわ」

 

成美が女性にお礼を言う

 

「そんな…貴女は…勇者イレブンの仲間のセーニャさん!?」

 

マリオは驚愕しながら女性の名前を呼ぶ

 

「セーニャですって!?100万年前の人間がどうして…」

 

「私が連れて来たんだよ」

 

そう言ったのはにとりだった

 

「にとり!久しぶりだね!」

 

「うん、それとセーニャさんの事だけど、私がタイムマシンを使って100万年前から連れて来たんだよ。勇者様も一緒にね」

 

「イレブンさんもこの世界に来てるのかい!?」

 

マリオは驚きを隠さずにそう言う

 

「ごめん!ちょっと城の仕掛けに手間取っちゃって…」

 

そう言いながら茶髪のサラサラヘアーが特徴な勇者イレブンが入って来た

 

「まさか、100万年前の勇者に会えるなんて…今だに信じられないよ…」

 

マリオはどこか感激そうにそう呟く

 

「えっと…僕とセーニャって、僕達の世界より100万年後にかなり有名になってるんだっけ…」

 

「そうみたいですわ。イレブンさま」

 

「まあ話す事は色々あるかもしれませんが、ひとまず合流地点の神社裏の大樹に行きませんか?ここだと流石に酔いそうで…」

 

ジークベルトがそう言う

 

「そうだね、じゃあひとまず大樹に行こうか」

 

マリオ達は他に用事があると言って残った成美とにとりを残し、イレブンとセーニャを連れて大樹に戻る事にした




作者のMPです。本作もいよいよ大詰めってところまで来てますよ~来てますよ~来る来る


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34話

34話なので初投稿です


マリオ達4人はイレブンとセーニャを連れて

大樹前で待っていたサニー達と合流した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マリオさん、その人達は誰?」

 

ルナがイレブンとセーニャを見ながら聞いて来た

 

「この人達はイレブンさんとセーニャさん、100万年前から来た英雄だよ」

 

「100万年前から!?凄~い!」

 

サニーはちょっと興奮気味に叫ぶ

 

「ところで、お二人はどうしてにとりと出会いこの時代にやってきたのですか?」

 

ジークベルトがイレブンとセーニャに問い掛ける

 

「なんかタイムマシンって言う巨大な鉄の塊の中からにとりって人が出てきて、無くなったオーブが自分の居る世界にあるって言って来たから、それで同行するようになったんだ」

 

「私はイレブンさまと一緒にお姉様のお墓参りをしていまして、その時ににとりさまが出てきましたから私も行く事になったんです」

 

イレブンとセーニャがそれぞれ答えた

 

「え?セーニャさんのお姉さんって亡くなってるの?」

 

スターがそう言った

 

「はい、お姉様は…」

 

説明中…

 

「そうなんだ…なんか聞いちゃいけない事聞いちゃったかな…」

 

「いえ、事情を知らないのですから仕方ありませんわ」

 

「そうだ、人里の異変ってなんだったの?」

 

オフェリアがサニー達にそう伝える

 

「フールフールって奴が里の人達の大切な物を好き放題に奪っていたんです。そいつは私達が倒しましたからもう大丈夫ですけどね」

 

「フールフール…あいつか…」

 

シュガーの言葉にイレブンがそう呟いた

 

「そっちは何があったの?」

 

サニーがマリオ達にそう聞く

 

「キラゴルドって奴が町の人達を黄金に変えて拐っていた事件が起きていたの。キラゴルドは私達が倒したし、町の人達も元に戻ったからもう大丈夫よ」

 

ピーチ姫がそう答えた

 

「そうなんだ、まあお互いの異変が解決出来て良かったよ」

 

サニーが安心した様子でそう言った、

そこに突然紫が現れた。

しかもかなり慌てている様子で

 

「た…大変よおお!!」

 

「どうしたの?」

 

マリオが紫にそう聞く

 

「大変なのよ!人里が…大変な事に!!」

 

「なんだって!?今すぐ案内してくれるかい!」

 

「ええ!」

 

マリオ達は紫の作ったスキマを通して人里にやってきた。

そこは大量の魔物達が人里に攻め入って来ており逃げ惑う人々と魔物達と人里を守る為に魔物達と戦っている霊夢や幽々子、妖夢等が見えた

 

「これは!?一体どうしてこんな事に!?」

 

オフェリアがかなり驚きながらそう言った

 

「今から30分程前に、突然大量の妖怪達が人里に攻めて来たの、たまたま人里にやってきていた霊夢達が応戦してくれてるけど、いつまで持つか…」

 

紫が不安そうに言う

 

「ギャハハハハ!殺せぇ!魔王様の敵はみんなぶち殺してしまえええ!!」

 

リーダー格かと思われる青い体に黒い背中と羽を持った3つ首の魔物、

サザンドラが部下の魔物達に命令を下す

 

「凄まじい数だな…あれだけの数を相手にするのは流石にキツ過ぎるな…」

 

「ですがイレブンさま、このままだとこの町が…」

 

イレブンの呟きにセーニャが答えようとしたその時…

 

「その心配は入らないぞ!」

 

威勢のよい声と共に空から大量の砲弾が魔物達を襲う

 

「なんだ!?」

 

マリオは突然の砲弾にかなり困惑している。

その時、マリオ達の前に数人の人間が現れた

 

「兄さん!助太刀するよ!」

 

「ピーチ、怪我してない?」

 

「ルイージ!?ルイージじゃないか!」

 

「それにデイジーも!?貴方達どうして幻想郷に?」

 

「ワガハイが連れて来たのだ!」

 

ルイージとデイジー姫の後からマリオ達に声をかけた本人が砲弾を打った飛行船の内の一番派手な奴から飛び降りて来た。

そこに居たのはなんと…

 

「「クッパ!?」」

 

マリオとピーチ姫が声を揃えてその者の名前を呼んだ

 

「突然貴様達が行方を眩ましてから暫くたった後ににとりとか言う奴からこの世界に貴様達が居たと聞いたのでな、偶然居合わせてたルイージとデイジー姫と共にJr.や部下達と共に案内して貰った訳だ」

 

クッパは幻想郷に来た訳をマリオ達に話した

 

「それにしてもよく僕達を助けてくれたね、ピーチ姫はともかく、僕と僕に味方する人達は君にとっては敵だろう?」

 

「その通りだ、勿論ただ単純に貴様まで助けた訳ではない。マリオ、貴様を助けた理由はな…貴様を倒すのが他の誰でもない、このワガハイだからだ!」

 

「…クッパらしい理由だね」

 

マリオはクッパの言葉にそう返した

 

「私達も助太刀するよ!」

 

そう言ったのは大量のメタルドラゴンとキラーマシンとキラーマシン2を引き連れたにとりだ

 

「にとりさん!ありがとう!」

 

スターがそう感謝する

 

「「「皆様、お久しぶりです」」」

 

「君達はもしかして…メタゴンとロビンとロビン2かい!?久しぶりだね!」

 

「あら?最後に会った時より色が違うような…」

 

嬉しそうに話すマリオとは対称的にピーチ姫は不思議そうに言う

 

「ああ、彼らは私が改良強化したんだよ!メタゴンはメカバーン、ロビンはタイプG、ロビン2はキラークリムゾンとして生まれ変わったんだよ!」

 

にとりが自慢気にそう答えた

 

「「「人里を守る為に私達も戦います」」」

 

生まれ変わったメタゴン達がそう伝えた後部下のマシン兵達を連れて魔物達の群れに突っ込んで行く

 

「クッパ軍団!全軍突撃だ!そんなザコ共一掃してやれ!」

 

クッパがクッパJr.やカメックババ、クッパ7人衆と部下達にそう伝えた

 

「マリオ、ここに居たのね」

 

「パチュリー!」

 

パチュリーがマリオ達の前に出てきた

 

「マリオ、遂におすましキッズのアジトを見つけたわよ」

 

「本当かい!?」

 

「ええ、空高い所に巨大な城が浮いているの、おすましキッズ達はあの城をアジトにしているに違いないわ」

 

「なら今すぐ行こう!」

 

「私は他のみんなと共に人里の魔物達を倒してきます」

 

「ジークベルトが残るなら私も」

 

「私も人里に残ります」

 

ジークベルト、オフェリア、シュガーの3人は人里に残る事を伝える

 

「解った、そっちは任せるよ」

 

おすましキッズの城に行くメンバーは

マリオ、ピーチ姫、サニー、ルナ、スター、イレブン、セーニャの7人となった

 

「マリオ!ワガハイ以外の魔王なんかぶっ倒してしまえ!負けたら許さんぞ!!」

 

「言われなくてもそうしてくるから心配入らないよ!」

 

「ガハハ!そうこなくてはな!人里の事はワガハイ達に任せるがよい!!」

 

マリオ達は人里をクッパ達に任せてクッパから借りた飛行船でおすましキッズが居るであろう、空に浮かぶ城へ向かった




作者のMPです。後書き?知らない子ですねぇ…


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35話

35話なので初投稿です


マリオ達は飛行船でおすましキッズが居るであろう、

空に浮かぶ城の入口にやってきていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「空に浮かぶ不気味な城…天空魔城を思い出すよ…」

 

「天空魔城ってウルノーガが命の大樹があった場所に勝手に建てた城だよね」

 

イレブンの言葉にマリオはそう返す

 

「空に浮いているお城は私としてはクッパがピーチ城ごと私を拐った時の事を思い出すわ…」

 

「!?危ない!!」

 

ピーチ姫がそう呟いていたその時、

突然ピーチ姫に巨大な剣が落ちて来た。

だが、当たる寸前の所でマリオが救出した

 

「ピーチ姫、大丈夫?」

 

「え、ええ。ありがとうマリオ」

 

「チッ…外したか」

 

「何者ですか!?」

 

突然聞こえて来た声にセーニャがそう返す。

少したつと声の主が降りて来た。

その者は…

 

「お前は!魔理沙!」

 

マリオ達の前に現れたピーチ姫に奇襲を掛けた者の正体は魔理沙であった。

だが、青い鎧とブルーオーブがはめこまれた兜を被っている等、前に会った時とは服装が違っていた

 

「魔理沙さん!まさか貴女も六軍王だと言うの!?」

 

サニーがそう訴える

 

「いかにも!私は魔王様に仕えし六軍王が一人、蒼雷軍王魔理沙様だぜ!」

 

「その兜に付いているのはブルーオーブ!今すぐそれを返せ!」

 

イレブンは魔理沙にそう言った

 

「誰が返すかよ!こいつは魔王様がくれた大切な物なんだぜ!しっかし私の魔王軍としての初めての仕事が門番だなんてな…まあ良い、お前ら!この私が居る限り城の中に入れるなんて思うなよ!」

 

蒼雷軍王魔理沙と戦闘になった。

巨大な剣を振り回したり、ブルーオーブからいてつくはどうを飛ばしたりして来たが、

戦闘はマリオ達の勝利となった

 

「なんだと…この私が…こんな奴らに……」

 

魔理沙はそう言った後気絶した、

マリオはブルーオーブを取り返した!

 

「これで邪魔な門番は居なくなったね」

 

ルナがそう言う

 

「よし、城の中に入って行こう」

 

マリオ達は城の中を突き進み始めた。

凶悪な強さを持つ魔物達で溢れかえっていたが、

なんとか突破していき、やがて広い部屋の中に入った。

そこには…

 

「よお、良く来たな」

 

正邪が居た。シルバーオーブを首にひっ下げて

 

「正邪!これ以上お前とおすましキッズの思い通りにはいかないぞ!」

 

マリオは正邪にそう言い放つ

 

「ハッ!そんな生意気な口、2度と叩けないようにしてやるよ、ハアアア!!」

 

正邪は雄叫びを上げると邪悪なオーラを纏った魔物へと変身した。シルバーオーブは胸にはめこまれたような形になった

 

「ギャハハハハ!!どうだ!この力!この体!これでもまだあたし達に逆らおうなんて馬鹿な考えを持つつもりか?」

 

「ああ!こっちは数えきれない程戦って来たんだ、今更お前程度で怯えるような事するかよ!」

 

マリオは正邪にそう言い放った

 

「そうか、ならばここで全員死ね!!お前らの恐怖と絶望にまみれる声と表情を!魔王様に捧げるがいい!!」

 

魔軍司令正邪と戦闘になった。

いてつくはどうを放ったり、強烈に殴りまくって来たり、口から暗黒の炎を吐き出して来たり、サタンジェネラルやゴールデンゴーレムを呼んで来たり、シルバーオーブから雷を放って来たりしたが、

激戦の末、マリオ達の勝利に終わった

 

「がふ…なんで…あたしが…こんな奴らなんかに…」

 

正邪は気を失ったようだ。

マリオはシルバーオーブを取り返した! 

 

「これでオーブは全部取り返したね。イレブンさん、これは返しておくね」

 

「ありがとう」

 

マリオはイレブンに6つのオーブを返した

 

「皆様、この先に魔王が居る筈です。先に進みましょう」

 

セーニャの言葉に続くように先へ進むマリオ達、

だが、突然マリオ以外のメンバー達が光の鎖に繋がれてしまう

 

「これは!?」

 

ピーチ姫は驚きながらそう言う

 

「ギャハハハハハハ!!どうだお前ら!ざまあみやがれ!!」

 

ピーチ姫達を拘束したのは正邪を始め、魔理沙、ぬえ、フラン、こいし、キラゴルドの六軍王達であった

 

「こいつら…みんな倒した筈なのに…どうして!?」

 

スターは信じられないと言わんばかりの様子でそう叫ぶ

 

「マリオ!魔王様の所に行きたかったらお前一人で行くがいい!だが、そうした場合こいつらがどうなるかは知らんけどな!!」

 

正邪がマリオにそう叫ぶ

 

「正邪…どこまでも汚い奴だ!!」

 

「マリオ!私達なら心配ないわ!」

 

悔しがるマリオにピーチ姫がそう言う

 

「ピーチ姫?」

 

「マリオさん!私達はこんな奴らに負けたりしないわ!」

 

「そうよ!こんな所でくたばるなんて冗談じゃない、からね!」

 

「おすましキッズはみんなでやっつけるんだから!」

 

「僕は勇者だ…勇者がこんな所でやられる訳にはいかない!」

 

「こんな所でやられるようではお姉様に会わせる顔が無くなりますわ!」

 

サニー、ルナ、スター、イレブン、セーニャがそれぞれ言い放つ

 

「みんな…」

 

「マリオ、貴方はどんなに絶望的な状況でも絶対に諦めない人だと私は知っているわ。それは私達だって同じよ!!」

 

ピーチ姫達は力を振り絞り光の鎖をひきちぎった

 

「な!?何ぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」

 

正邪は突然の事態にかなり困惑している!

その上鎖から放たれた強烈な一撃に正邪達は倒れた。

正邪以外の面子は霧となって消え去った。

正邪以外の六軍王は正邪が作り出した幻だったようだ

 

「くそ……魔王様……どうか…もう一度力を……」

 

「諦めろ、お前はもう終わったんだよ」

 

マリオは正邪にそう言った

 

「黙…れ……あたしは……あた……し…………は………………」

 

正邪は今度こそ、完全に気絶した

 

「みんな、行こう、おすましキッズの居る部屋に」

 

マリオ達はおすましキッズの居る部屋に向かって走っていった




作者のMPです。次回はいよいよクライマックス!(ヴァンプ将軍並感)


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最終話

36話…普通だな!
後最終話なので初投稿です


マリオ達は王の間に来た。

そこにおすましキッズは居た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「やあ。よくまあここまでやって来たもんだねぇ」」」」」

 

「おすましキッズ!お前達の企みもこれまでだ!」

 

「「「「「言ってくれるねぇ」」」」」

 

「こいつらが魔王…ウルノーガとはイメージが違いすぎるな」

 

「はい、どう見ても人間の子供にしか見えませんね」

 

「「「「「我々をあんな勇者を裏切った魔法使い上がりのなんちゃって魔王なんかと一緒にしないで欲しいんだけどねぇ」」」」」

 

「魔法使い上がり?勇者を裏切った?なんの話しだ?」

 

イレブンがおすましキッズの言葉にそう返す

 

「「「「「知らないのかい?まあせっかくだから教えて上げるよ、君より前の勇者、ローシュの仲間にウラノスって言う奴が居たろう?」」」」」

 

「ローシュ様のお仲間のウラノス様がどうかしたのですか?」

 

おすましキッズの話しにセーニャは疑問じみた感じで返す

 

「「「「「実はウラノスはローシュに酷いレベルで嫉妬していてね、邪神を倒した後ローシュを殺してローシュと邪神の力を奪ったんだ。そうして生まれ変わったのがウルノーガって訳だよ」」」」」

 

「そんな……ウラノス様がウルノーガだったなんて!!」

 

セーニャはかなりショックを受けている様子

 

「「「「「まあそんな事はどうでも良いさ、せっかくここまで来てくれたんだ。相手してあげるよ」」」」」

 

魔王おすましキッズと戦闘になった。

強力な呪文を使って来たり、

六軍王達がオーブから使った技等を使って来たが、

戦闘はマリオ達の勝利に終わった

 

「「「「「成る程、流石に六軍王を全滅させてここまでやって来た実力は伊達じゃないって事だねぇ。じゃあ、我々も本気出しちゃおっかなぁ」」」」」

 

おすましキッズは邪悪な力を解き放った!

おすましキッズは5本の首が生えた竜のような魔物へと姿を変えた

 

「「「「「フハハハハ!!これが魔王の真の実力って奴だよ!さあ、君達全員地獄に突き落としてあげるよ!!」」」」」

 

大魔王おすましキッズと戦闘になった。

5本の首から様々なブレスを吐き出したり、

強力な呪文や技を使ったり、

いてつくはどうを飛ばしたり、

キラーマシンとキラーマシン2を呼んだりして来たが、

強烈な激闘の末、ついにおすましキッズを倒した

 

「「「「「馬鹿な…魔王になったこの我々が…負けるなんて……いや!まだ終わってたまるか!!」」」」」

 

「そこまでよ!」

 

おすましキッズが何かをしようとしたその時、

スキマから紫が出てきた

 

「さあ!これを受けてみなさい!」

 

紫はおすましキッズの足下に巨大なスキマを発生させた

 

「「「「「わああああ!!我々はまだ終わる訳には!……わああああああああああああああ!!!!!!」」」」」

 

おすましキッズはスキマに吸い込まれそのまま姿を消した

 

「ありがとう紫さん、お陰で助かったよ」

 

マリオが紫に感謝する

 

「紫さん、おすましキッズに何をしたの?」

 

ピーチ姫は紫にそう聞く

 

「スキマを通してあいつらが元々居た世界に返したのよ」

 

「そんな事が出来るんだ…凄い…」

 

イレブンは紫の言葉にかなり感心している様子

 

「でもそれだとおすましキッズの居る世界の人達に迷惑かけちゃうんじゃないの?」

 

サニーが紫にそう質問する

 

「それなら大丈夫、その世界にはKNDって言うおすましキッズと敵対している組織があるから。彼らに任せれば問題ないわ」

 

「そう?なら良いけど」

 

「それより貴方達が魔王軍を倒してくれたお陰で幻想郷の異変も完全に去ったわ、本当にありがとう」

 

「そうだ、これで僕達は元の世界に帰れるって訳だよね?」

 

マリオが紫にそう問う

 

「ええ、でもその前に魔王軍が滅びたお祝いとして宴会を始めるから、おもいっきり楽しんでいって!」

 

マリオ達は人里に戻り壮大な宴会パーティを楽しんだ。

そして…いよいよマリオとピーチ姫が元の世界に帰る時がやって来た。

(マリオとピーチ姫以外の外の世界の者達はマリオ達よりも先に元の世界に帰っていった)

 

「マリオさん、ピーチさん、本当に帰っちゃうの?」

 

スターが寂しげにそう言う

 

「ええ、私達の帰りを待っている人達が居るの。その人達の為にも私達は帰らなくちゃいけないわ」

 

ピーチ姫はそう答える

 

「ねえ、私達。またいつか会えるよね?」

 

ルナはそう言った

 

「うん、いつか、絶対会えるさ」

 

マリオはそう言う

 

「マリオさん、ピーチさん、元気でね!」

 

サニーがそう言葉を告げる

 

「サニーちゃん達も元気で!」

 

「「「マリオさーん!ピーチさーん!さようならー!!」」」

 

マリオとピーチ姫は紫の作ったスキマの中に入った

 

 

 

 

 

 

 

 

スキマを通った先はピーチ城の庭だった

 

「マリオ、帰って来たのね、私達」

 

「うん、ちゃんと帰ってこれて良かったよ。今回の冒険も不思議な事がいっぱいだったなあ」

 

「そうね、さあマリオ。むこうでパーティをやった後だけど、無事に帰ってこれたお祝いのパーティをしましょう!」

 

「そうだね、良ーし!おもいっきり楽しむぞー!!」

 

 

 

 

配管工の姫君の幻想入り

 

END




作者のMPです。今作はこれで終了となりました。
駄目作だと思う方も居るかもしれませんが…
最後まで読んでくれた方もそうでない方も本当にありがとうございました!


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