人間とアニメと深まる溝 (白雪 凜)
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第一章 幻想郷との解剖
第0話 アニメの消失


はじめまして!白雪凛です!
初めて作る作品なので温かい目でご覧ください!




カーテンから光が煌々と差し込む

聞き慣れない目覚ましが部屋中に鳴り響く

 

柊「朝か.......」

 

と欠伸をしながら目覚ましをとめ重い体を起こす

また今日という1日が始まる

いつもなら気分が上がるが今日は何故だか上がらない

 

柊「そういえば何故アラームがアニソンじゃないんだ?」

 

そう、気分が上がらない理由はそれだ

朝からポップな曲で起きるはずだったが

単調な音と共に起こされてはオタクとしては

当然気分が上がらない

疑問に思いながらアラームの設定をし直そうとするが

 

柊「あれ?ない.....曲が一つも....」

 

携帯のミュージックに溢れんばかりにあるはずのアニソンが

跡形もなく消えていたのだ

それどころか写真、動画、テレビの録画にもアニメがない

気になって調べるがアニメの情報はおろか

「アニメ」という単語すらない

 

柊「嘘だろ....どこにも無い....まさかこの世からなくなったのか?....」

 

異変に気付いた俺は事実確認の為東京へ急ぐ、どちらにしろこの気分の沈みようでは、高校はおろか食事もできないことを悟った俺は学校を休むと連絡した

 

柊「東京....東京ならあるかもしれない....!あってくれよ......!」

 

と駅へ急いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

柊「無い.......無い.....!!」

 

秋葉原に来ていつも行く店に行ったが、その店すらなかった。

 

柊「なんで!なんで店ごと無いんだ!」

 

周りの店にはアニメの店は一切無く、あるのはアイドルの店のみ

あの後、池袋などの主要区に行ったがアの字もなかった

 

柊「俺は...この先どう生きていけばいい....」

 

自宅付近まで戻ってきた、アニメがなくなった喪失感とその疑問で

頭がいっぱいだった

 

 

.....その時

 

?「立ち直れないようね」

 

正面から声がした、顔を上げるとそこには日傘をさした20台くらいの金髪の女性が浮いていた

 

柊「あ、あなたは?」

 

?「わからないの?東方厨なのに?」

 

柊「.....コスプレですか?」

 

?「コスプレではないわ、本物よ」

 

柊「本物の.....八雲紫.....」

 

俺はやや疑いの眼差しをかけながら言った

 

紫「そう、紫よ、......まあ、今の状況じゃ疑うのも無理ないわね」

 

紫「これを見れば疑いは晴れるかしら」

 

と彼女はスキマを出してみせた

 

柊「嘘だろ......本当に本物だ.....」.

 

紫「これで大丈夫ね、それで柊、一度幻想郷に来て欲しいの」

 

柊「......は?」

 

紫「聞こえなかった?幻想郷にk

 

柊「そういうことじゃ無くて」

 

柊「....何故俺?」

 

紫「......この人間界でアニメについてや幻想郷について知る人物は貴方だけだわ」

 

柊「何故俺だけなんだ?」

 

紫「そうね.....人生のほぼ全てをアニメに捧げていて、四六時中頭の中がアニメだからだと思うわ」

 

柊「何気にディスられている気が....」

 

紫「一応褒めているわ、この状況だからね」

 

柊「何故幻想郷に?」

 

紫「今幻想郷では、異変を超えた異変、天変がおこっているわ」

 

柊「天変?」

 

紫「そう、100年に一度起きると言われている異変よ」

 

紫「それにアニメ消失の原因も関係してるらしいし」

 

柊「そうなのか!?」

 

紫「....あくまで推測よ」

 

紫「....で来てくれるかしら?」

 

柊「モチのロンだ!人間界にアニメが戻る可能性があるなら、協力しないわけがない!ぜひ連れていってくれ」

 

紫「わかったわ、じゃスキマに入って頂戴、着いてから色々話すわ」

 

柊「わかった」

 

 

 

 

 

 

 




いよいよ幻想郷ですね!
ちなみに私は男です!

.....え?いらない情報?

サーセンorz


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