推しを愛でてたら推しが家にいたんだが？ (なっとう！)
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好きだからって理由で次元超えて来たらしい
「か゛わ゛い゛い゛な゛ぁ゛」
はぁ…今日も推しが可愛い…
僕は棚橋 翔、かけるって呼んでくれよな！！
ちなみに推しの名前はメグメグって言うんだ、みんなもすこれ。
まぁ、そんなことはどうでもいい、ゲームとかアニメを見たりしてると自分の中での推しを見つけてグッズとかにものすごいお金かけたりするよな？
いわゆるオタクっていうやつだ、僕はそのオタクである
今日も今日とて推しを愛で、仕事に行っている。
「ぬわぁぁぁん、疲れた〜…家に帰ったら推しを愛でるか…」
深いため息をつき、ドアを開ける。
「ただいま〜…って言っても誰もいないよなぁ…推しが家にいるはずもないし…」
辛い現実を受け止めながら靴を脱ぎ、僕はそのまま入ろうとした。
「おかえり！！」
…ん？今なんか聞き慣れた声が…？
いやまさか、んなわけ無いだろ、疲れてんだなー…早く飯食って寝よ…
そう思い、とりあえずご飯を食べる為、キッチンに向かった。
「おかえり！ご飯はもう出来てるよ！早く一緒に食べよ！」
…あれ？なんか目の前に推しがいるんだけど…
推しがいるわけねぇよな、幻覚だよな…そう思い
「幻覚だよな…」
と僕は言う。
「何言ってるの！幻覚じゃないよ！ちゃんとここにいるよ！ほら！！」
と抱きついてきた。
ん？この感触、リアルだな…ほんとにいるのか…？幻覚じゃないのか…？
「ほんとに幻覚じゃないの？」
「幻覚なんかじゃないよ！」
…うっそだろおい、まじかよ、え、死ねる、やばいやばい、可愛い…
「…好きです」
唐突に言った。
「…？私も好きだよ？」
…え？今この子なんて言った？好きって言ったぞ。
「まじで！？えっ…じゃあハグしていい？」
正直、冗談交じりで言った
「うん！いいよ！ぎゅー！！」
うわまじかよほんとにさせてくれた何この生き物可愛い
「…でもなんで僕の家なんかに来たの？」
謎だ、僕の他にもメグメグを好きな人はいるはずなのに、もっとお金をかけてる人がいるはずなのに、なんで僕なんだ？
「んー？それはね！あなたのことが好きだったからきたの！」
…いや！それだけの理由できたの！？いや、ありがたいよ？嬉しいよ？死ねるよ？ ほんっと可愛いなこいつ。
「…僕と結婚してください」
これは本気だった冗談じゃないよ？
「もちろん！！」
えっ、なんこれ普通振られてなんやかんやあってからもっかい告って最高するパターンやないの？
ちょっと急展開すぎひん？大丈夫？ついてこれてる？
「え、じゃあじゃあ、ここにずっと住んでくれる？」
「あなたが良いなら…//」
や っ た ぜ
これはもう人生勝ち組ですわ、次元超えてるけど。
「それより！早くご飯食べようよ！冷めちゃうよ！」
「え？あ、うん」
ご飯かぁ…人に作ってもらうご飯は何年振りだろう…
「ジャーン！今日のご飯はオムライスだよ！確か好きだったよね？」
満面の笑みで言う
てかなんでこの子僕の好きな食べ物知ってんのそうだよ、オムライス好きだよ、そこ、子供っぽいとか言うな。
「いただきます…」
「召し上がれ！」
…うん、美味しい！じゃなくてマジでウメェ、何これこの子ほんとに子供かよ料理上手すぎ…もう好き！前からだけど。
「ウメェ！やべぇ、これ美味い！美味すぎる！！」
「えへへ、喜んでもらえて良かった！」
…あまりにも美味すぎて数分で食べきってしまった…
マジで美味かった、あれは店出せるよ、うん。
「ごちそうさまでした！」
そういうとメグメグの方に目をやった。
なんか洗ってるっぽいな…
なんとこの子、食器洗いまでやってくれてるのだ！なんて優しい！
「…手伝おうか…？」
「大丈夫だよ！すぐ終わるし！」
なんだよほんと可愛いな(語彙力)
数分後、水の音が止まった、どうやら洗い終わったらしい。
「ねぇねぇ！明日どこか遊びに行こうよ！」
子供かよ！可愛いなおい！
あ、いや子供なんだけどね、この子
「そうだな〜、ちょうど明日休みだしどこか行くか！」
「じゃあじゃあ、ここが良い！」
「よし、じゃあ明日はそこに行くか！」
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続く
個人的な捉え方？で好評だったら続きやりたいなぁ…
メグメグ:スマホアプリ「#コンパス」よりここの主のガチ推し、みんなもすこれ
初投稿だし、こういうの好奇心で投稿したから温かい目で見てもらえるとありがたい
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