星の名のを持つ伝説の女戦士と二代目客員神姫 (天龍神)
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序章

※なんとなく新しい話を思いつてしまったので書いて見ました。

駄作だと思いますが後悔はないです


ミッドチルダのとある場所にてガス爆発による火災が発生し、新たに新設された時空管理局はそれに当たっていたのであった。

 

 

 

だが、時空管理局も上層部の汚職などによる隊員不足で手が回らないという状況に陥った為、急遽、各異世界の次元武偵並びにギルドに要請が掛かり救助活動に励んでいた。

 

 

 

「ここはどこ? 熱いよ‼」

 

 

 

密かに行われていたクローン人間実験の壊れたカプセルの中から4歳くらいであろう髪色は前髪に赤いメッシュに黒い長い髪、そして何より両目の瞳の色が右が青で左が金色と言う変わったオッドアイの少女が布を切り抜いて作られたのであろ肌着に裸足で燃え盛る炎が揺らめく火災現場を歩き出したのであった。

 

 

 

しばらくして、建物の入り口らしい場所に出た少女に、

 

 

 

「グラ・・・ガシャァァ‼」

 

 

 

「キャァァッ‼」

 

 

 

目掛けてモニュメントとして作られたのであろうオブジェが根元が折れて倒れてきたのだ。

 

 

 

この状況を表すならば「絶体絶命」・「万事休す」だろう、だが、少女に女神が微笑んだとしたらどうだろうか、

 

 

 

「あれ? ボク、生きてる?」

 

 

 

「貴様、まぁいい、脱出するぞ‼ しっかり捕まってろ‼」

 

 

 

「え?」

 

 

 

そう黒紫のハイブリットツインテールにサイバーゴーグル何よりヨーロッパの軍服に近い服装で腰に日本刀を指し、倒れてきた巨大オブジェを真っ二つにして助けてくれたのは神姫化したコードネーム「閃光」または「アスナ」などを持つ客員武偵にして鳴流神家末妹「鳴流神龍音」であった。

 

 

 

少女は目を大きく見開て言葉を失ったのは言うまでもなかったが急を要するため龍音は鞘に刀を納めて発見した少女を抱えて先ほど壁をぶち抜いて来たのであろう穴から空へ飛び立ったのだ。

 

 

 

「この子どもを頼む」

 

 

 

「わかった、アスナ」

 

 

 

「待って」

 

 

 

少女を助け出した龍音は実姉にして若干十五歳で医師免許を手に入れた鬼才コードネームは「絶剣」である鳴流神家長女「鳴流神龍美」に少女を預けてまた現場へ向かったのであった。

 

 

 

少女はお礼を言おうとしたがもう既に龍音は行ってしまった。

 

 

 

その後無事に火災は収まり現場を時空管理局に預けて龍音は姉に預けて少女が居る超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ設けられている「プラネテューヌ教会」の前に立っていた。

 

 

 

「あの子、元気になったって言ってたけど」

 

 

 

〔お姉さまの腕を信用していないんですか?〕

 

 

 

「そうだね、行こう」

 

 

 

あの時とは違い龍音は腰まで伸びている黒い艶やかな髪をポニーテールに結ってボーイッシュな格好でインテリジェントデバイス「玄武」に言われて教会の中へと入ったのであった。

 

 

 

その場所は龍音にとっては懐かしく思い出深い場所でもある、中に入って、親を亡くしたり、捨てられたりなどで行き場がない子供達を育てる施設がもうけられておりそこに火災現場から助け出した少女が預けられているのだ。

 

 

 

どうやら助け出した少女がクローンらしく何より自分達と同じ「神姫」の遺伝子を持っているいうのだ。

 

 

 

時空管理局に預けるわけにもいかず超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会で預かることになったのだ。

 

 

 

そして、龍音は施設の自動ドアを潜ると、

 

 

 

「お姉ちゃん、あの子は?」

 

 

 

「大丈夫、おいで」

 

 

 

「はい・・・‼」

 

 

 

「初めまして、院長先生の妹の龍音って言うんだ、よろしく」

 

 

 

「うん、よろしく・・・・さん」

 

 

 

龍美が用意したのであろう子ども用の赤と黒のパーカワンピを着て、リボンで龍音と同じポニーテールに結った少女は感じ取ってのであろう龍音が自分を助けてくれた人物であると。

 

 

 

運命の再会を果たした瞬間であった。



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ファイル1
運命の出会い


ミッドチルダにて起きた火災事故から十年が経ち、龍音に保護された少女は何不自由なく育ち今年で中学二年に差し掛かったのだ。

 

「明日から新しい学校だけど、大丈夫?」

 

「心配しなくても、ボクは大丈夫‼ 下宿先の人と仲良くできるから‼」

 

「お姉ちゃん、あわてんぼうだから」

 

「それは言わないで(゚Д゚)ノ ふう、あれから十年なんだよね」

 

龍音に保護され超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌ教会の養護施設に預けられた少女は龍音が養子に引き取ることになったのだが当時十四歳で引き取ることになり、龍音が高校を卒業と同時に幼馴染みである最愛の神崎和真と結婚し次元武偵を引退と言わないが嘱託ポジションに落ち着きマイホームもプラネテューヌ領内に購入してそこで一緒に住むことになって一姫二太郎の妹と弟達そして自身も養子に引き取ってもらったこともあって義母と同じ次元武偵の道へ進む決心をして現在、努力の甲斐あって客員だがZ級の資格を手に入れてのだ。

 

義母や義理伯母や祖父母たちから天然理心流と呼ばれるあらゆる武術に精通した流派を学んで学問所では同い年の子達には仲よくして暮らしていたのであった。

 

治癒術も最高難易度までスピード修得してしまったのであった。

 

 

今まではラタトスクが運営している学問所で学んでいたのだが、龍音がちゃんとした学校に通わせたいと思って夫と相談し、観星町にある観星中学に転入させることになったのであった。

 

そして、翌日、

 

「どんな子が来るのかな?」

 

「女子が良いな~」

 

「美男子に決まってるわ‼」

 

観星中学では転入生の話題で大騒ぎしており特に少女が転入するクラスは美少女か美男子かでもめ出していたのであった。

 

しばらくして担任の教師が入って来てクラスの全員が席に着いた。

 

「さっきから騒いでいたみたいだから、わかってるみたいだし、今日からこのクラスに新しい子が入る。 入って来て‼」

 

「(女子だ)」

 

「(男よ‼)」

 

「(仲良くできたら良いな~)」

 

担任が生徒達の反応を見て感づいていたようで転入生が来ることを宣言し、転入生に入って来るように言うと生徒達は期待に胸躍らせていたのであった。

 

「失礼します‼」

 

「よっしゃ~女子だ(>_<)‼」

 

「ウソよドンドコドーン(゜.゜)」

 

「コラ<`~´>‼ 静かにしなさい<`~´>‼ え~と、名前を黒板に書いてくれるかな?」

 

「はい‼」

 

教室の引き戸が開いて入ってきたのは観星中学が指定している水色のセーラー服を着て黒い長い髪をポニーテールに結い背も義母にも劣らないほど伸び同じくらいのスタイルに成長し、チャームポイントの前髪の赤いメッシュに右碧左金のオッドアイにアホ毛もある少女が入ってきたので教室の男子一同は大喜びで机の上に立ったりする者もいれば、逆に女子は今まで流暢な滑舌だったのだがショックが大きかったのか何を言っているのかわからない状況になってしまったので担任教師が場を収めて、少女に名前を黒板に書いてほしいと言って少女が白いチョークを取って縦書きに名前を書いて行った。

 

「今日からこのクラスで一緒になる、神崎龍愛夢(りあむ)と言います。よろしくお願いします‼」

 

「女子だけど、かっこいいわ(>_<)‼」

 

「え~と、席は、星奈の隣だ、わからないことがあったら星奈に聞いてね。ではホームルームを始める‼」

 

「わたし、星奈ひかる、よろしくね(^_-)-☆」

 

「ああ、改めて、神崎龍愛夢、よろしく」

 

義母から龍となり愛と夢を持って生きてほしいともらったを書き担任教師から席を教えてもらって着席すると隣になった濃いピンクに前髪はぱっつんに自分と同じアホ毛搭載のツインテールの少女「星奈ひかる」と握手を交わし授業を受けることになったのであった。

 

この出会いこそが龍愛夢の人生に影響する大事件に巻き込まれるとはこの時は思っていなかったのであった。

 

 

 

 




もうすぐ年号が変わり令和になるので思い付きで書きました


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星と龍

観星中学に転入した龍愛夢はあっと言う間に学校中の話題のネタにされるほど注目されていたのであった。

 

「神崎さん‼ お願い‼ ぜひ‼ 剣道部へ‼」

 

「すいません。やれやれ、これで何回目だろう?」

 

『今のでちょうど二十回目ですよ‼ 転入初日から人気者ですから』

 

「自分の身体能力を今になって呪いたくなるよ」

 

龍愛夢は初日からいつもやっている感じで授業を受けていたのだが、体育の授業で担任教師すら目が点になるくらいの記録を打ち立ててしまったことで運動系の部活の勧誘が後を絶たず特に義母譲りの武術センスを持っているので仕方ないことだと受け入れたのであった。

 

特に剣道部からの勧誘に至っては龍愛夢が何度も断っても辞めずに勧誘するほどであった。

 

もちろん龍愛夢にも専用のチョーカー型インテリジェントデバイス「ロン」が主人である龍愛夢を茶化したのであった。

 

今は外しているが。

 

「お~い、一緒に帰ろうよ‼」

 

「あ、待って‼」

 

そこに同じクラスメイトになった星奈ひかるが声をかけてきたので一緒に帰ることになったのであった。

 

これが龍愛夢の運命を左右することになろうとは誰も知る由もなかったのだから。

 

わたし、星奈ひかる、観星中学に通、中学二年生、今日は何と転入生がやって来たんだよ‼ 名前は神崎龍婭夢《かんざきりあむ》、背も高くて髪は夜空のように輝いて、前髪が夕焼けのような色で、自分の事は「ボク」っていうちょっと変わった女の子、仲良くできればいいなって思って声かけてみたら文武両道で才色兼備だから一変クールで人見知りかなって思ったらすぐに仲良くできちゃった。

 

一緒に帰ることになったんだ

 

「そういえば、龍婭夢って、単身でこっちに来たって言ってたけど」

 

「あ、本来なら、お義母さんお義父さんの母校に行くつもりだったんだけど、話し合いの結果、観星中学に通うことになって、二人とも仕事とかで離れられないから、下宿先を用意してもらって転入してきたんだ(ゲイムギョウ界から通うのは不味かったし、何よりプラネテューヌの中学じゃコネじゃないかって言われるから)」

 

「もし、困ったことがあったら、遠慮なく、わたしに言って」

 

「わかった」

 

学校から下校中、龍愛夢とひかるはすぐに仲良くなり、龍愛夢もいつかひかるなら自分の事を話せるだろうと思っていたのだろう、武偵所では「客員神姫の義娘」と呼ばれ、疎まれていたからなのだろう、龍愛夢とって、ゲイムギョウ界以外で初めて出来た友達なのだから




龍愛夢の容姿などは後日書かせてもらいます


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