二次元キャラと戯れる探索者の話 (お目汚し)
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おふざけが過ぎるクトゥルフ神話TRPG
結月ゆかり【その①】


ここの結月ゆかりさんはあくまでも【NPCの探索者】として扱います。ご了承ください。

『』が主人公のみ聞こえる声
【】が主人公にも認識できずダイス音だけが聞こえる。


やぁ!オイラの名は鈴木祐真(すずきゆうま)

 

しがないエンジニアさ!

 

さて唐突だが君画面の前の君達に質問がある。

 

君達は『クトゥルフ神話TRPG』というのを知っているかい?

 

もし知らないならググって検索してみてくれ!慣れさえすれば超楽しくなるからこのゲーム!オイラも詳しいルールなんて把握してないがな!

 

まぁ、何でこんなこと聞くのか?と疑問に思った筈だ。

 

それを簡潔に説明しよう!

 

その1→クトゥルフ神話TRPGのリプレイ動画視聴

 

その2→ヤンデレ小説読書

 

その3→唐突にクトゥルフやりたくなったので継続キャラ選択とシナリオ漁り

 

その4→自然と寝落ち。

 

その5→『……暇つぶしに始めたはずなのに業務レベルで忙しくなっちゃってる件について』という声が聞こえたかと思ったら自分が制作したキャラになっていた!

 

その6→部屋をざっと見た感じでは寝る前と変わった様子はない。

 

 

 

以上!

 

さて、この状況的に考えるとオイラはクトゥルフ神話TRPGの世界にニャル様が送ってくださったということになる。

 

ニャル様いつもお仕事お疲れ様です。

 

さて、普通のPC(プレイヤーキャラクター)のを演じるなら普通に仕事や休暇の為に外出するだろう!

 

だが、オイラはPL(プレイヤー)!そんな一般的なことは出来るだけしないぜ!?多分!だがある程度常識を持って行動するつもりだぜぇ!?

 

何せこの世界のオイラ、現実よりイケメンだからな!(APP16)青春せずに豚箱エンドなんてごめんだからなぁ!設定年齢25歳だけど!

 

それじゃあ何すんだって話になってくるが取り敢えず窓にかかったカーテンをすこし開けて【目星】!

 

するとオイラの頭の中に中性的な声でこんなことを言われた!

 

『目星→33/50 成功』

 

『玄関に薄い紫色の髪をした美少女が立っていることがわかります』

 

どうやらこの世界でも技能ロールは可能らしい!しかも美少女で薄紫髪だとぉ!?

 

性癖に刺さるぜぇ!

 

『彼女は鬼気迫る様子で玄関のドアを開けようとしています。さて、どうしますか?』

 

……えっ、鬼気迫る様子で?

 

それはちょっと怖いっすねぇ!?

 

少しくらいは武装していったほうがいいのかな!

 

へいKP!…あれ?KPであってる?それともGM?

ま、どっちでもいいけどこの部屋に何か傘くらいの長さの棒状の物ある?

 

『それらしいのロールプレイ(以下RP)というか、理由があれば生やします。どうぞ』

 

「…オイラは親に護身術がわりに不審者を杖で迎撃する方法を習ってた。で、その時に使う丁度いい棒……ダメージ1d6位のやつ。それをなるべく肌身離さず持っている、で、どう?」

 

『分かりました。では貴方のすぐ近くに棒が転がってきました』

 

いょぉし!もう負ける気がしねぇ!

 

オイラは意気揚々と部屋を出て玄関のドアを開けるぞーッ!

 

【キック→2/50 クリティカル】

 

えっ何今のダイス!?

 

『探索者がドアを開けると、先程窓から見えた女性が回し蹴りの動作をしている様子を発見します』

 

"ブォンッ!"

 

ひょおわぁ?!キックのダイスだったのかよ!?

 

『その蹴りは探索者がドアを開けたことによって素通りしますが、万が一当たっていた場合、ドアが外れてこちらに飛んできたのかもしれない。そんな恐ろしい考えがよぎった探索者はSAN値チェック【0/1】です』

 

えっ、あーうん、確かに音がエグかった!

 

『50/48 失敗』『48→47』

 

"ゾクッ…"

 

……こ、これがリアルのSAN値が削れる感覚…。

確かに恐怖心が煽られるな……!

 

『と、ここでドアが開いたことに気づいた彼女が話しかけてきます』

 

「もう、いるならさっさと出てきて下さいよ!心配したじゃないですか!」

 

「…えっとぉ、そんなに時間かけた?」

 

「かかりました!3分くらい(普段は呼び鈴なってからトイレ中だろうが入浴中だろうが10秒で出てきたのにこんなにかかるなんて何かあったのかと勘違いしてしまいましたよ……はぁ。なんともないのはいいのですが、いつもに増して無駄に元気そうですね)」

 

短気だな!……ところで、KP。PC的には知り合いっぽいけど、なんか情報あるかい?

 

……いや、まぁどっかで見かけたことのあるキャラだとは思うけれども!

 

『知識でどうぞ』

 

よし75%だな!

 

『知識→03/75 クリティカル』

 

Foooooooooo!

 

『………では、この目の前にいる存在がボイスロイドの【結月ゆかり】であることがわかるでしょう』

 

あっ、そういやクトゥルフのリプレイ動画で見たことあったわ!道理で見覚えがあるわけだ!

 

『そして、探索者の幼馴染に値する人物でもあります』

 

マジで!?Foooooooooo!!

 

『クリティカル報酬ですが……好きなタイミングで技能+10%の権利をあげます。一度切りですけど』

 

っし!やったぜ!

 

あっ、そういえば、ゆかりさん?を少し放置したわけだが、短気を起こしてないか?

 

トビラを蹴破ろうとしたくらいだし、

 

「(ま、まぁ私には言えないエッチなことしてたかもしれませんし……はっ、まさかこの前撮られた私の写真で……!?そ、そうだとしたらこの人に性欲の対象として見られてる!?……う、嬉しいような、恥ずかしいような………いや、妄想が過ぎてますね…で、でも、調べるくらいなら別に問題ない、ですよね?私は探偵ですし、お得意の言いくるめで部屋に潜り込んでやりましょう!……うぅ、ですが余計なこと考えたせいで頰が熱い…悟られていなければいいのですが…)………中に入っていいですか?」

 

おやっ!少し赤い顔でこちらを睨んでいるぞ!

緊急の用事なのだろうか?なら、さっさと出なかったのに対して怒っているのかもしれないな!

 

「もしかして怒ってらっしゃる?(KP、心理学)」

 

「(これは好都合!怒ったふりをしてましょう)」

 

あっ、プイッとそっぽ向いた。

 

【心理学→20/5 失敗】

 

『彼女は貴方がさっさと出てこなかったことに怒っているようです』

 

成る程…この情報は……きっとクリティカルだな!

 

さっき考えていたことと完全に一致している!

 

よし、だったら遅れたことに謝罪をしよう。

 

「あぁ、待たせて悪かったなぁ。大した持て成しはできないがどうぞゆっくりしていってくれ!」

 

「…お邪魔します(第一関門突破ですね!……あれ、私元々何しにきたんでしたっけ……?)」

 

 

 

☆☆☆☆

 

ここはオイラのリビィング!

 

季節は春だが未だにコタツは出しっぱだぜ!

ゆかりさんは外が少し寒かったのかコタツに直行したぞっ!

 

それなら何か温かい飲み物でも振る舞おう!

 

KP、オイラのリビングの物は元の世界の物と品は同じか?

 

『はい。あなたが元いた場所とそこまで変わらない場所に食品等が配置されていますね』

 

OK!なら緑茶でも淹れよう!急須で淹れた緑茶はうまいぞ〜!

 

『うまい緑茶を淹れられたか制作技能を振ってくださいね』

 

……はーい。あっ、でも冬の間とか甘いもの食べる時とかによく淹れてたから慣れってことで補正つかない?

 

『では+25%でどうぞ』

 

30%かぁ。いけるかなぁ。

 

『制作(緑茶)55/30(5+25)失敗』

 

『不味くはないが特別美味しくもない普通の緑茶ができました』

 

まあ、こぼすとかよりはマシだな!

 

オイラは緑茶を二人分作ってゆかりさんの前に1つ置いたぞ。

 

「あ、ありがとうございます……ところでこれ、普段祐真が使っているものですか?(も、もしかして間接キス狙えちゃったりします!?)」

 

で、オイラもコタツに入って茶をすする。

 

「(呼び捨てか…ならオイラも)ん?あぁ、それは来客用だな。いくらゆかりとは言え、オイラの使ったコップは嫌だろぉ?」

 

そこんところしっかりしてないと失礼に当たるからな!多分!

 

「(違いました!普通に来客用でした!……あっ、でもこう言えば)……変えてください」

 

「えっ、なっなんで?」

 

しかーしオイラの読みが外れてしまったぁ!

 

『結月ゆかりは頰を赤らめつつ、目を逸らしながらボソボソと言葉を続けます』

 

「だって…来客用ってことは、知らない人が使った可能性大じゃないですか。そんなコップ使うくらいならお、幼馴染の祐真のがいいです!…け、決して下心があるわけじゃないですからね!(どうですかっ!?)」

 

【鈴木祐真に言いくるめ→63/70 成功】

【更に幸運→100/40 ファンブル】

 

成る程、確かに一理ある。

 

「だったらオイラのと交換するか?まだ一口しか口つけてないからよぉ。口つけたとこの反対側から飲むといいぜぇ?」

 

「(大当たりですね!ひゃっほい!)」

 

ゆかりがそれでいいならな!

オイラはコップをゆかりに手渡すぜ!

 

「あ"ッ!手が滑ッタァァァァァァア!」

 

「えっ?あ、あっつぅぅぅぅぅぅぅぅい!?」

 

『哀れ、熱々の緑茶が結月ゆかりに降りかかったことにより1ダメージ』

 

『耐久値13→12』

 

『さらに服が濡れたことにより、透けて下着を鈴木祐真に晒してしまう』

 

「ふわぁぁぁぁぁあっ!?(み、見られたっ!)」

 

「わぁぁぁぁぁぁぁあ?!すいませんっしたぁ!」

 

まさかの展開ッ!正直眼福ダァッ!!!

 

だが直視はせぬぅ!戒めろぉ!オイラァ!

 

『結月ゆかりはプルプル震えながら、痛みの羞恥心に耐えているようです』

 

【…想い人によって自らの下着を見られた結月ゆかりは羞恥心によりSAN値チェック『0/1』です】

 

【SAN→7/40 成功】

 

「いやマジでごめんなさいっ!!」

 

土下座ァ!

 

【鈴木祐真に心理学→59/10 失敗】

 

【結月ゆかりは鈴木祐真は貴方の下着が見たいがためにこの行為に及んだように感じた】

 

「い、いやその……まさか祐真が…そんな…変態みたいなことをするなんて…(い、言ってくれれば見せてあげ…いや、無理ですね。理性の方が勝っちゃいます)」

 

「何かしらの誤解を受けてらっしゃるぅ?!」

 

「こ、こないでぇ!犯されるぅ!(ここはノリよく行きましょう。反応が面白いですし)」

 

「違うんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」

 

絶対、絶ぇっ対ワザとやったと思ってるよねこれぇ!

 

KPァ!信用を振らせてくれぇ!

 

『信用→73/40 失敗』

 

『ジリジリと服を隠しながら貴方から離れていくのを感じます。まるで獣から逃げるかのような仕草をしています』

 

このタイミングで失敗かよぉ!!

 

『……では、ここで目星を』

 

えっ、もしかして救済!?

 

『目星→67/50 失敗』

 

駄目だぁっ!!

 

「(祐真が服のシミを見ている…?)」

 

【結月ゆかりのアイデア→48/55 成功】

 

【結月ゆかりに電流走る……!】

 

「(…こ、これなら、上手くいけば部屋に行けます!)……あの、祐真?」

 

「はいぃ!なんでしょうかぁ!?」

 

豚箱!豚箱だけはご勘弁を!お慈悲をください!

 

「服、こんなになってしまったので、洗濯したり着替えたりしたいのですが…洗濯機借りていいですか?あと、洗濯終わるまで服貸してください」

 

「えっ……」

 

KP、幼馴染と言ってたが家は離れているのか?

 

『5分くらい歩きますね』

 

成る程、つまりこのまま帰したら下着見え見えのまま外を歩くことになると。で、それを強要させた犯人としてオイラが逮捕される…そういう事だな!

 

「わかった!ゆかりが着れそうなもの見繕ってくるから待っててくれっ!」

 

「いえ、祐真の部屋には行ったことがありますので服の場所くらいわかります。自分で選びますからここで待っててください。……覗かないでくださいね?(ふぅ、こう言えば、祐真は必ず折れてくれるでしょう。……フフフ、我ながら悪魔的思考ですねぇ…!)」

 

そっか、幼馴染だもんな!

部屋くらい入れたことはあるか!

 

「わかった!覗かない!!」

 

「物分かりが良いのはいいことですね(そこまで断言されると流石のゆかりさんでもショックですよ……あっ、なら仕返しに絶対エッチな物証見つけてやります!それを元に………どうしよう?肉体関係でも迫って……いやいやいや!何考えてるんですか私は!……ふぅ。と、取り敢えずは見つけてから考えることにしましょう)」

 

 

【そんな欲望を抱えながらクルッとその場で半転し、結月ゆかりは探索者の部屋へと向かっていったのだった…】

 

【その②へ続く】



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結月ゆかり【その②】

深夜テンション!そういうのもあるのか

あっ、そうだ結月ゆかりさんのデータ乗っけときますね。
今後キャラが大勢になることがあったらまとめたものを投稿します。

【結月ゆかり】女 私立探偵 20歳
STR13 CON13 DEX15 INT11 EDU14 POW8
SIZ15 APP17 SAN40

耐久値13
ダメージボーナス1d4

アイデア55 知識70 幸運40

技能
【目星】55%
【言いくるめ】70%
【図書館】50%
【追跡】60%
【心理学】10%
【法律】25%
【鍵開け】30%
【写真術】65%

【キック】50%
【忍び歩き】55%
【隠れる】50%

持ち物
・スマホ・財布・針金(鍵開け用)
・肩掛けバック(持ち物入れ)
・手袋・メモ帳・ペン


【side 結月ゆかり】

 

取り敢えず、本当についてきていないか耳をすませておきましょう。

 

私の下着を見ようとしたくらいですから、もしかしたらついてきているのかも知れません。

 

【聞き耳→25/25 成功】

 

【リビングで緑茶を啜る音が聞こえた】

 

…うん、まあ本当に意識されてないのね…。

 

それとも祐真が素直すぎるのでしょうか?

 

【心理学→31/10 失敗】

 

【鈴木祐真は元から『何考えてるんですか』と言われがちな性格なので幼馴染の結月ゆかりにもイマイチわからなかった】

 

……多分後者ですね!いや、そうに違いない!

そう思っておかないとこの先の調査をきたしてしまいますしね!(精神的な意味で)

 

【そんなことを考えながら結月ゆかりは鈴木祐真の部屋のドアを開けた】

 

【真っ正面にデスクトップパソコンが設置してある引き出しがいくつか着いた机】

 

【その右側に本棚、左側にはシングルベットがある。そしてベットのすぐ隣に衣服等が入っているタンス】

 

【どこを調べる?】

 

【1d4で場所選択】

【1→パソコン 2→本棚 3→ベット 4→タンス】

 

【1d4→3 ベット】

 

ふむ…では一番ベタなベットの下を覗いてみましょうか。どんなお宝が手に入りますかねぇ…?

 

【目星→73/55 失敗】【何も見つからない】

 

グヌヌ…!なら、今度は本棚行きましょう本棚!

 

カバーが普通のでも中を覗くと全く違う物の可能性だってあるんですからね!

 

ってか私がよくやってるのですから、祐真も似たような行動に移るでしょう。幼馴染ですから!

 

【そこまで細かく調べるのでしたら図書館+10%】

 

【図書館→53/60(50+10)成功】

 

【…では、巧妙に隠されていたエロ本を発見しました】

 

………!

 

き、キタァァァァァァァァァア!!

 

来ましたこれ!な、中身!趣味嗜好!祐真の嗜好はどんなものなんでしょうか!?

 

長年の謎が今、明らかに!

 

【タイトル『緊迫!幼馴染と危険な24時!』】

【それは幼馴染に告白した男がOKを貰い、調子に乗って幼馴染をどMになるよう調教する内容となっていました】

 

ほ、ほほぅ…?中々ハードな……。

 

【結月ゆかりはそのまま、ペラペラと読み進める】

 

【最初のうちは若干引き気味だった彼女だったが、自分が鈴木祐真に同じようなことをされたら…という妄想に耽るには、そう時間はかからなかった】

 

【そして彼女の体は、下腹部を中心に熱を帯び始める…言うまでもないが、催してしまったのである】

 

…や、ヤバイです…!これ、思ったより……その…ガツン!と来ますね…。

 

【結月ゆかりが甘い誘惑に耐えきれるかPOW×5で判定】

 

【POW×5→85/40 失敗】

 

うっ…。

こんなの我慢しろって方が無茶ですよっ…!

 

【結月ゆかりはその本を持ったままベットに寝転んだ】

 

スンスン…。あぁ〜いい匂いですね…。

 

【結月ゆかりはベットに残された鈴木祐真の残り香を嗅ぎながら〈自主規制〉をおっぱじめた】

 

んっ……!

 

 

 

☆☆☆☆

 

【side 鈴木祐真】

 

取り敢えず茶を飲み終えてからいつでも洗濯ができるよう準備をしておいたが、そろそろ着替え終わったかなぁ!?

 

取り敢えず呼びかけてみるかぁ!

 

「おぉぉぉぉい!洗濯機いつでも回せるぞぉぉお!着替え終わったかぁ!?」

 

オイラの部屋は二階だからな!近所迷惑にならないくらいの声で呼びかけてみたぞ!

 

【結月ゆかりの聞き耳→28/25 失敗】

 

『返事はないですね』

 

ん?!ゆかりの性格なら、ってか幼馴染なら軽口叩きながら叫び返してくるもんだと思ったが違うのか!?

 

〈まだですから少し待ってください!〉

 

的な!それとも単に聞き耳失敗か!?

 

………はっ!(リアルアイデア)

 

そういえばここはクトゥルフ神話TRPGの世界!

オイラがPLまたはPCなら既に事件(シナリオ)は始まっているのでは?!

 

だとすると、神話生物的な何かがゆかりを攫いに来るのかもしれん!

 

KP!オイラは棒を構えながらオイラの部屋の前まで移動して部屋に対して聞き耳するぞ!

 

あっ、一応忍び歩きでな!

 

『了解』

『忍び歩き→33/10 失敗』

 

『普通に音を立てながら階段を登りますね』

 

チクショー!ハラショー!オダギリジョー!(言ってみたかっただけだ!)

 

【結月ゆかりが足音に気づいたかどうか聞き耳】

 

【聞き耳→11/25 成功】

 

【結月ゆかりは無言で階段を登ってくる鈴木祐真の存在に気づいた】

 

「(えっ?!まさか登ってきてます!?ま、不味いですよ!い、いまゆかりさんはほぼ全裸状態ですし!)」

 

【結月ゆかりの幸運→21/40 成功……ッチ】

 

【幸いなことに窓が開いていたため、メスの匂いが室内に充満していなかった(失敗した即バレだったのに)】

 

「(せ、セーフです!これで最悪の事態は避けられました!)」

 

『……ここからは戦闘方式で行動していきます』

 

えっ、マジで?てことは本当にゆかりは今ヤベーイな状況ってことかよぉ!?

 

【ええっとDEXが速いのは…結月ゆかりですね】

 

「(それにしても、隠す気ゼロでこっちに向かってますよねこれ!祐真の性格なら多分、下から大声で呼ぶと思うし、それがなかったということは……覗きもしくは私と肉体関係へもつれ込む…いわゆる強姦紛いなことをしようとしてるのでは!?)」

 

【アイデア→88/55 失敗】

 

【結月ゆかりはそうとしか思えなくなった】

 

「(ぜ、絶対にそうに違いありません!で、でも、私たちにはまだ速いといいますか…、その、ええっとぉ…)」

 

『そんなこんなで鈴木祐真のターン』

 

そんなこんなってなんだよぉ!?

絶対にオイラの部屋でなんか起こったよねぇその表現の仕方だと!

 

『さぁどうでしょう?…では、貴方が何ターンで部屋にたどり着けるか1d6で振ってください』

 

ぐっ!絶対にすぐ行ける目……1を出すから待ってろゆかりぃぃぃぃぃぃぃぃぃい!

 

 

『1d6→6

 

 

なんでだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああっ!?

 

 

『では焦っていたのか妙にジタバタしているため6ターン…大体72秒ほど部屋に行くまでかかります』

 

【結月ゆかりのターン】

 

「(と、とにかく服を着ましょう!…あっでも濡れたままの服じゃ興奮されてしまうかもしれません!…いや、それよりも鍵をかけた方が安全性がグッと上がります!)」

 

【鈴木祐真の部屋には鍵がついていないため、代用品としてつっかえ棒になるものが必要である】

 

【つっかえ棒が見つかるか幸運目星】

 

【幸運→90/40 失敗】

【目星→86/55 失敗】

 

【残念ながら鈴木祐真が既に持って構えているものがつっかえ棒だった】

 

【1ターン消費 残り5ターン】

 

『鈴木祐真のターン』

 

あっ、こんなところにバナナの皮がっ!

 

"スッテーン"

 

「あいたぁっ!?」

 

『偶然置いてあったバナナの皮につまずいてターン終了』

 

【結月ゆかりのターン】

 

【転んだ音が聞こえたか聞き耳→31/25 失敗】

 

「(鍵になるものは、ぱっと見てもないみたいですね…。なら、一か八か早着替えで勝負を仕掛けましょう!…あっ、でも祐真と私は結構な身長差がありますが…着れるものがあるのでしょうか?)」

 

【ダイスに祈れ】

 

 

【幸運→83/40 失敗

 

 

「あ……そ、んな…嘘……でしょう…?」

 

【結月ゆかりは失念していた。鈴木祐真と自らの体格には大きな差があることを】

 

【鈴木祐真のSIZは10。それに対して結月ゆかりはSIZ15……着れる服などある訳がなかった】

 

【……ここで、アイデア+知識ロール】

 

【知識→67/70 成功】

 

 

【アイデア→5/55 クリティカル

 

 

【幼馴染としての記憶には、鈴木祐真の服の8割が家族が子供の頃に来ていたお古であり、SIZはほんの少しだけ余裕ある程度の大きさ(SIZ11程度)の服を与えられていたことを知っている】

 

【そして、結月ゆかりは気づいてしまうだろう。最早、自分に着れる服などなく、お茶を掛けられたわけでもない部分が濡れている為、先ほどまでしていた行為がバレる可能性があることに】

 

 

 

『今の状況が最悪に近い状態だと気付いてしまった結月ゆかりはSAN値チェック1/1d6です』

 

 




【その③】へ続く…

話の流れやキャラの思考におかしなところがあっても深夜テンションってことでどうかお許しを…お慈悲を…

あっ、因みにですがダイスの出目は実際に振ったものを反映させているので『やらせ』ではありません。


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シナリオ『ヤるかヤらないか』
【リプレイ風小説】その1!


もう片方の奴の筆が進まんので自作シナリオのリプレイ風小説を書くことにしました。台本形式注意!


【side KP】

 

クトゥルフ神話TRPGを始めます!

 

PL達

「「「OK!」」」

 

ではキャラクターの紹介をお願いします。

 

PL1

「まずは私ですね!

……私の名前は結月ゆかり、しがない探偵です」

 

【【結月ゆかり】女 私立探偵 20歳

STR13 CON13 DEX15 INT11 EDU14 POW8

SIZ15 APP17 SAN40

 

耐久値13

ダメージボーナス1d4

 

アイデア55 知識70 幸運40

 

技能

【目星】55%

【言いくるめ】70%

【図書館】50%

【追跡】60%

【心理学】10%

【法律】25%

【鍵開け】30%

【写真術】65%

 

【キック】50%

【忍び歩き】55%

【隠れる】50%

 

持ち物

・スマホ・財布・針金(鍵開け用)

・肩掛けバック(持ち物入れ)

・手袋・メモ帳・ペン】

 

 

APP17!?とんでもない美少女ですね!

 

結月ゆかり(PL1)

「まあ、この私ですからね!」

 

そして技能値は50%が多く『言いくるめ』が70%ですか…口先で犯人を追い詰めるのかな?

 

結月ゆかり(PL1)

「まぁ、大体そうですね。まだまだ新米なので師匠の元で色々学ばせてもらってる感じです…。あ、決め台詞はもうかんがえてますよ!『謎というチーズは全て溶けた…私には全てマルワカリーダ!』です!……因みに師匠は毛利小五郎ですね」

 

PL2

「なんかもうダメ探偵感が出てるんだが?」

 

PL3

「なんでわざわざ『ボケて』から引っ張ってきたかなぁ?」

 

ま、まあ、僕の卓では技能値50%以上だと、それで食っていける程度の技量はあるという目安がありますし、そこそこ有能なのでしょう……多分。

 

PL2

「次は俺だな?

……俺の名は万丈龍我!凄腕用心棒だぜ!」

 

【【万丈龍我】男 23歳 用心棒

STR13 CON13 DEX11 INT17 EDU16 POW15

SIZ12 APP15 SAN75

 

アイデア85 知識80 幸運75

 

耐久値13

ダメージボーナス1d4

 

技能

【鍵開け】30%

【隠れる】50%

【忍び歩き】60%

【心理学】25%

【追跡】40%

【変装】71%

【武道(キックボクシング)】80%

【サブマシンガン】17%

 

【回避】82%

【跳躍】45%

【キック】85%

【目星】40%

【聞き耳】40%

 

持ち物

・安全靴(キックの攻撃+1)

・財布・スマホ】

 

成る程、原作要素の格闘を【武道 キックボクシング】にしてきましたか。

 

というか、INT高いですね?

万丈はバカキャラなのにこんな高くてキャラ崩壊しない?

 

万丈龍我(PL2)

「それについてなら問題ない。こいつは筋肉バカ……とはちょっと違うけどな、戦闘バカってやつだから」

 

結月ゆかり(PL1)

「ふむふむ、つまり戦闘以外では頭がよろしくない、と」

 

万丈龍我(PL2)

「そゆこと…だからあんしんしてくれよな!」

 

PL3

「"安心"も打てないほどバカなの…?」

 

万丈龍我(PL2)

「変換し忘れただけだっ!」

 

…もしかして、万丈の『鍵開け』っていうのは…。

 

万丈龍我(PL2)

「蹴ってうまい具合に鍵を開けることだな!」

 

結月ゆかり(PL1)

「それは壊しているのと同義では…?」

 

PL3

「成功と失敗で、取り外したあとすぐ直せるか二度と直せないかの違いなんじゃない?」

 

…えー、と時間押してるんで次行きましょう。

 

PL3

「僕の名前はキュルル。訳あって記憶喪失なんだ。今は自分の居場所(おうち)を探しつつギャンブルでお金をかせいでいるよ」

 

【【キュルル】女 ギャンブラー 17歳

STR15 CON12 DEX9 INT10 EDU11 POW6

SIZ11 APP7 SAN30

 

APP7

耐久値12

ダメージボーナス1d4

 

アイデア50 知識55 幸運30

 

技能

【言いくるめ】55%

【隠す】25%

【目星】45%

【聞き耳】30%

【芸術(演劇)】7%

【経理】7%

【心理学】71%

【制作(イカサマ)】70%

(成功すればバレず、失敗だとバレる)

 

【拳銃】51%

【こぶし】70%

【回避】57%

【図書館】35%

 

持ち物

グロック23(護身用に裏ルートで手に入れた

基本命中/初期の技能値 ダメージ 基本射程 1R攻撃回数 装弾数 耐久力 故障 登場年代(必要なら) 使用弾薬 価格

20 1D10+1 20m 2 13 8 00 .40S&W 500-550ドル程

40S&W 39発(内13発は装填済み)

 

底付きバック

見かけは普通のバックだが、底が開くようになっていてそこに弾薬や拳銃を収納している

こんくらいやればバレないんじゃね?

知らんけど。

 

・UNO・トランプ・6面サイコロ×3・財布

・スマホ・水が8割程入ったペットボトル

 

*水が8割程入ったペットボトル

基本命中率:<こぶし> ダメージ 1D6+DB+気絶判定 耐久値3

水が8割程入ったペットボトルで殴ると人は死ぬらしい。】

 

…イカサマって…。

 

キュルル(PL3)

「僕は幸運低いし、こうでもないと勝てないからね。それに、騙される方が悪いんだよ。ギャンブルの世界は『のけもの』しかいないもの」

 

万丈龍我(PL2)

「外も中も真っ黒だな!」

 

結月ゆかり(PL1)

「いやそれより拳銃ってなんですか!日本人ですよね?!」

 

キュルル(PL3)

「か弱い女の子の防衛手段だよ。たまにこれで動物を狩って食べてる」

 

結月ゆかり(PL1)

「けものフレンズのキャラクターとは思えませんよ!?いくら『2』とはいえども流石の本家でもそんなことしないですよ…」

 

銃声響いて銃刀法違反で豚箱エンドになるんですがそれは…。

 

キュルル(PL3)

「外国に行った時の話だから問題ないね」

 

万丈龍我(PL2)

「山奥とかか?」

 

キュルル(PL3)

「そうだね」

 

それにしたって……あっ!もしかして、カイジとかアカギとかのギャンブラーでらっしゃる?

 

キュルル(PL3)

「正解…でも本人たちには会いたくないなぁ…。イカサマキラーとそれを真正面からぶっ潰す神格とはやりあいたくないや」

 

あの世界では拳銃持ってるやつわんさかいそうだしOKとしましょう。

 

結月ゆかり(PL1)

「それでいいのですかKP…」

 

ま、とりあえず全員の紹介が終わったし。

 

シナリオを始めていきますか!

 

PL2、3

「「おー!」」

 

PL1

「不安ですね……このメンツ」

 

 




まずは説明会。
次回から探索開始!


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【リプレイ風小説】その②

探索開始と言ったな?あれは嘘だ。

まだ導入です。


まずは導入ですね。皆さんはいつもと変わらない日常を過ごしています。あ、季節は冬ってことで。

 

時刻は…だいたい午後5時半くらいでしょうか。

皆さんは何をしていますか?

 

結月ゆかり(PL1)

「ゆかりさんは毛利探偵事務所で書類整理のお手伝いをしてますかね」

 

そうですか…ならうまく整理できたか【図書館】で振ってみましょう。

 

結月ゆかり(PL1)

「了解」

 

【図書館→74/50 失敗】

 

PL3

「こーれは駄目探偵」

 

PL2

「まだ導入でよかったな!」

 

結月ゆかり(PL1)

「ゆかりさんはそこまで駄目じゃないです!今日は調子が悪かっただけですから!」

 

うーんでも失敗したし、毛利さんに怒られてもらおうか。

 

毛利小五郎

「おい結月…ここ、間違ってるぞ!まだ新人とは言え、自分の事務所持つつもりならある程度自分でも出来るようにならないと回せねぇぞ」

 

結月ゆかり

「す、すみません師匠!すぐに取り掛かります!」

 

毛利小五郎

「ったく…しっかりしてくれよ…」

 

あっ、そうだ。

 

【1d100→50】

 

結月ゆかり(PL1)

「な、何する気ですか…?」

 

ん?こんだけ叱るなら毛利さんにも振ってもらおうかと思って図書館の技能値をロールで決めただけです。

 

さて、ではやってみましょう。

 

PL3

「これで成功しなかったら蘭ねーちゃんに怒られるね。期待」

 

PL2

「そこは成功を祈れよ…」

 

 

【図書館→89/50 失敗】

 

 

江戸川コナン

「ねーねーおじさん。ここの書類、なんで競馬のメモが書いてあるの〜?」

 

毛利小五郎

「あぁ?そんな訳が…ア"ッ!ヤベッメモ用紙が無かったから適当にその辺あったのを使った忘れてた!」

 

結月ゆかり

「師匠も似たり寄ったりじゃないですか…。コナン君も大変ですねー」

 

江戸川コナン

「あはは…」

 

 

PL3

「まさかのコナン…ww」

 

PL2

「同姓同名の別人かと思ってたら本人じゃねーか!ってことは結月ゆかりが住んでる地域米花町かよ!?」

 

結月ゆかり(PL1)

「……クトゥルフ神話よりこの街の方が死亡率高いのでは?」

 

人間が神を上回った瞬間である。

 

…とまぁそんなこんなで時刻は6時過ぎですね。

 

ゆかりさんはどうします?

 

結月ゆかり(PL1)

「うーん流石にこの時間帯だと帰りますかね…」

 

そうですか。なら、こうなるかな?

 

毛利小五郎

「…って、もうこんな時間じゃねぇーか。今日はもう終いだ。気をつけて帰れよ?」

 

結月ゆかり

「はーい。また明日もよろしくお願いしますね。コナン君も、バイバイです」

 

江戸川コナン

「うん!またね!ゆかり姉ちゃん!」

 

2人に見送られながらあなたは毛利探偵事務所を後にしました。

 

 

毛利蘭

「ご飯できたよー!…あれ?ゆかりさんは?」

 

毛利小五郎

「あぁもう帰ったぞ?」

 

毛利蘭

「えー!?せっかくゆかりさんの分も作ったのにー」

 

江戸川コナン

「一緒にご飯食べよって言ってなかったから帰っちゃった…話しておけばよかったねー」

 

毛利小五郎

「忘れっちまったもんはしょうがねぇだろ。…あー今度、誘ってみるか」

 

 

背後からこんな話声が聞こえた気がした。

 

結月ゆかり

「……今度、ですか…折角ですし食材持ち込んでお鍋とかいいかもしれないですね」

 

結月ゆかり(PL1)

「と呟きながら帰宅します」

 

PLⅡ

「米花町だから安全に帰れるかわかんねぇけどな!」

 

…あーそういや米花町だったね〜。

 

【1d6→4】

 

結月ゆかり(PL1)

「ちょっと!?何ですか今のダイス!」

 

えーと、ゆかりさん、悪いんだけど目星を振って?

 

PL3

「頑張って。君の幸運を祈ってるよ」

 

PLⅡ

「米花町でこのロールしかも目星と来たらもう一つしかないな!」

 

結月ゆかり(PL1)

「うぅ…わかりましたよ!振ればいいんですよね!?ソイヤッ!」

 

【目星→64/55 失敗】

 

結月ゆかり(PL1)

「あぁっ!失敗!」

 

PLⅡ

「おいおいおいおい死んだわこいつ!」

 

PL3

「つ【新しいキャラシ】」

 

結月ゆかり(PL1)

「PL3はそれしまってくださいよ!まだ終わった訳じゃないんですから!」

 

あ、失敗?

じゃあ今度は聞き耳おなしゃす。

 

結月ゆかり(PL1)

「ゲッ初期値!ええぃままよ!」

 

【聞き耳→36/25 失敗】

 

結月ゆかり(PL1)

「うあああああああああああ!?」

 

PL3

「つ【新しいキャラシ】

 

結月ゆかり(PL1)

「だからしまって!縁起でもないですから!本当に!」

 

PLⅡ

「……これは、どうなるんだ?KP」

 

んーどっちも失敗するとは思わなかったですねぇ。

 

どちらも失敗なら何も起きませんよ。

 

結月ゆかり(PL1)

「えっ?」

 

だってこのロール4人の黒タイツの集団を発見できるかどうかのヤツだからどっちも失敗したら『見つからなかった』で終わり。

 

いやー長引かせてごめんなさい。

 

結月ゆかり(PL1)

「………はぁ…なんかどっと疲れましたよ…」

 

ゆかりさんはこのまま帰宅って事でいいですか?

 

結月ゆかり(PL1)

「そうしてください…」

 

PLⅡ

「それなら次は俺の導入に入ろうぜ!」

 

わかりました。

 

では、時間を少し巻き戻して現在時刻5時半。

あなたは何をしていますか?

 

PL3

「あっ、ちょっとまって。PLⅡって確か用心棒だったよね?なら、僕のキャラの用心棒って事で一緒に行動した方が早いと思うんだけど、どうかな?」

 

なるほど。

確かに銃持ってるとはいえ17歳の少女が護衛なしで裏のギャンルやってるイメージないですねぇ。

 

PL3

「でしょ?PLⅡもそれでいい?」

 

PLⅡ

「俺は一向に構わねぇぞ!」

 

OK。じゃあ次回は2人の導入からですね。

 



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