バンドリの世界にて俺は生きる[完結] (猫又侍)
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新小説大投票!

そう!タイトル通り、新しい物語のあらすじをいくつか書くので、その中から一番多く人気がある物を書いていこうと思います!

それでは投票開始!


さぁ、最初の作品はこちら!

 

No.1「最近うちの妹達のアピールが凄いのですが…」

 

あらすじ

 

俺の名前は氷川総司(ひかわそうじ)氷川家の長男である!

だが、最近ある悩みがある。

それは…妹達のアピールが凄いのである。

 

俺の妹の一人氷川紗夜は、何気なくこちらにすり寄って来るし。

もう一人の妹、氷川日菜は毎日部屋に凸って来るし…もうどうなっとんねん。

 

これは俺氷川総司が妹達のアピールを受けながら、何故そうなったのか探す物語…

 

そして、二人の姉妹に恋する物語。

 

さぁ!初っ端から意味不明ですね!(白目)

さぁ、次だ次!(ヤケクソ)

 

No.2「人類最強の兵士は氷川姉妹には敵わない」

 

昔から親に虐待を受けていた、佐藤光夜(さとうこうや)

そしてある切っ掛けで戦場に送り込まれるが、そこで数々の戦績をあげ、人類最強の兵士とも呼ばれるようになった。

 

ある日俺は戦場から日本に帰還すると、俺の親の代わりに色々としてくれていた恩人氷川さんに会う。

 

そしてその後ろには、当時俺が小学二年の時に一度会ったきりの氷川姉妹が居た。

 

これは、人類最強の兵士と呼ばれた青年が、過去に抗い、困難に立ち向かう、そして二人の姉妹に思いを寄せられる。

そして、色々なガールズバンドの仲間達と紡ぐ一部戦闘のギャグコメディ日常?な、物語である。

 

No.3「ギターを趣味で全力でやって居たらヤバイ人に捕まりました」

 

俺の名前は坂木涼(さかきりょう)

 

俺はある切っ掛けで趣味でギターを弾いて居た筈なのだが…

 

ある日アイスグリーンの髪をした二人のヤバイ姉妹に捕まる。

 

これはそんな俺とその姉妹二人との日常を描いた物語である。

 

 

さてはて、字数が足りない…どうしたものか…

 

あ!そうだ!こうなったら、新しく投票する物を追加しよう!

 

 

NEW!アンケート!

 

一つ!

 

どのバンド達と絡ませるか

 

 

二つ!

 

紗夜ルート、日菜ルートそれぞれを作るか。

 

以上!

 

さてはて、まだまだ字数が足りない…

 

 

本当は出したく無かったど下ネタカイどうぞ!(ヤケクソ)

 

 

第九話「エイプリルフールで紗夜を無視してみるがその日エイプリルフールに感謝せざる終えない事態に発展しました」

 

皆んな久しぶり!

 

突然だが俺はこれから紗夜を無視して見ようと思う、いや、冷たく当たると言うのが正確か、何てったって今日は4/1エイプリルフールだぜ?

 

だからイタズラをして紗夜がどんな反応するのか試して見るぜ!

 

午前8:30

 

「おはようございます真也」

 

「......」.

 

「真也?」

 

ガタッ

 

「あの、ご飯は?」

 

「あぁ、先食べだから」

 

嘘です何も食べてませんメッチャ腹減りました、今すぐ女神(紗夜)のご飯が食べたいですが、これは試練なので耐えなければいけないのです

 

「そうですか....あの、今日何処かに出かけm「ゴメン、今日用事があって」そう、ですか....」

 

嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ罪悪感パネェェェェェェェェェェェェェ!

 

「あと今日は、部屋に入って来ないでね」

 

「え?それは.....」

 

「聞こえなかった?そのままの意味なんだけど」

 

ヤベ、死にそうもういっそのこと今すぐ土下座して、お出かけしたいけど、無理だ

 

「あの、真也....私何か気に触るような事をしたのかしら?」

 

「は?」

 

「っ!」ビクッ!

「嫌、気に触るも何も部屋に入って来ないでねって言ってるだけなんだけど、意味分からなかった?」

 

「い、いやそういう訳では.....」

 

「それじゃぁ、何て思ったの?」

 

「あの、それは....」

 

「誤魔化されたらこっちだって分からないよ?」

 

「その、ごめんなさい」

 

「謝られたって分からないよ、ねぇ、紗夜」

 

そろそろ俺も限界なのですが、これは.....

 

「ごめん...なさい....」ポロポロ

 

「泣かれてもコッチが困るんだけどね」

 

「ごめんなさい、何かしてしまったのなら謝るわ、だけど....だけどお願い.....見捨てないで...」ポロポロ

 

「はぁ、何言ってんの?紗夜」

 

そう言った瞬間の出来事だった

 

「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」

 

「!」

 

「お願い、お願いだから見捨てないで!お願いだからぁ」

 

うん、もう無理ネタバラシします

 

ギュッ

 

「!」

 

「大丈夫、大丈夫だよ紗夜....俺は紗夜のとこを嫌いになんかなるもんか、寧ろ嫌いと言う奴をぶちのめすぞ」

 

「で、でも真也....さっきまであんなに冷たかったのに....」ポロポロ

「ごめな紗夜、今日4/1だからイタズラしようと思ったんだが、ここまでなるとは思わなかった、許してくれ」

 

俺は全力の土下座をかました

 

「ダメです」グスン

 

「デスヨネ〜」

 

「私と出かけてくれなきゃ許しません」

 

「はい、なんならラ●ホでもどこでも付いて行きます」

 

俺は勢いに乗って言ってみた

 

「なっ!ラ●ホ...!まぁ、真也が良いなら///」

 

「え?」

 

「その......優しくして下さいね///」

 

あっ、もう行くの決定したのね

 

「そうか....んじゃ、い、行くか///」

 

「は、はい///」

 

こうして俺はイタズラのつもりでやった事が、紗夜との距離を物凄く詰めるキッカケとなったのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ラ●ホにて

「キス....しましょう///」

 

「俺にとっては、ご褒美なんだけど」

 

 

俺は紗夜をベッドに倒しキスをする

 

「ん....チュッ...んはぁ....ん....あぁ」

 

俺と紗夜の口の中から銀色の糸が垂れる

 

「愛してるよ、紗夜」

 

「ええ、私もよ真也」

 

オレ達はその日最も深い関係となった

 

※この後メチャクチャ●●●●した

 

 

 

ほらな?あんまり出したく無いんだよ、あんまり下ネタ書いた事ないし。

健全な感じで通してたんだから…

 

まぁいいか(ヤケクソ)




皆さん語彙力皆無の物語と、新物語の投票お願いします!

誤字報告は忘れちゃダメだぞ♪すいません調子に乗りました。

「人類最強の兵士は氷川姉妹には敵わない」プロローグはこちら

https://syosetu.org/novel/194342/1.html

「最近妹達のアピールが凄いのですが…」プロローグはこちら

https://syosetu.org/novel/194262/1.html


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第一話 生まれ変わり(修正vr)

なんとなく一話が納得出来ないのでもう一回だけ書かせてください。
文の修正などで余り内容が変わらないのでそこら辺宜しくお願いします。


特に生きていて問題もなく16年を

過ごしてきた俺、坂木裕(さかきゆう)

は突然その時を迎える。

 

そう、俺は死んでしまったのだ

原因は道路に出た女の子をかばっての

死亡、でも大したことでは無い。

 

別に親しい友達が居た訳でもなく

家族が俺を心配する事は無い

そう俺は、孤独だった。

 

親にも見放され

学校ではいじめにあい

あげく結果この始末

 

誰も悲しまず俺の平凡な日常は去っていった

 

「ーーーーー」誰かの声が聞こえる、その声はとても嬉しそうで、楽しそうだった。

 

そして目を開けると、そこには凛々しい顔立ちの男の人と美しい女の人が居た。

 

「お?目を開けだぞ!」

 

「あら、可愛い」

 

俺は今の状況が全くもって理解出来ない状態にある。まず、手が上手く動かせないし、思うように声も出せない。そして大人2人の会話を聞くに俺はこの二人の子供らしい。

それにしても生まれ変わりとはラノベでよく起きるくらいの考えだったので実際起こるわけがないと思っていたが、まさか実際に起きるとは思いもよらなかった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

少し考えたが、未だに現状が理解出来ない。だが、俺の性別が男という事だけはハッキリと分かった。が、何故俺がこうして生まれ変わりなどという事が出来たのか。それが新たに疑問として浮かんで来たので、更に考える。

 

すると母親は俺の方を微笑ましい目で見て来た。辞めなさい、俺をそんな目で見るな。何だが変な気分になるだろ。

 

「まぁ、真剣な顔しちゃって、可愛いわね〜やっぱり子供って」

 

成る程……俺の母親は過保護になりかねないのか……よし、注意して生活しよう。俺がダメになる前に。だが、こうして母親を見ていると昔の母親は俺が産まれた時はこのように喜んでいたのだろうか。それとも邪魔だと思っていたのだろうか。

それでも昔の事を考えている余裕はない。俺は今この世界にいるのだから前の事は忘れて生活しよう。と、俺は改めて自分で確認をした。

 

ただここで一つだけ問題が発生する。

 

その問題とは、バンドリが出来ないのだ。生まれ変わる前は友人と言える人は居なかったが、リリースからずっとやっていたのでそれが出来ないのは今の暇すぎる俺にとってはとてもじゃないが耐え難いものだった。

それでも確信がある訳ではないが、大きくなればスマホ位は貰えるだろうと考えてバンドリの事は後回しにした。

 

それにしても……だ。

 

「それにしてもめでたいことだ」

 

先程から父親がどっかの民族みたいな踊りをしている。うん、嬉しいのは分かったけどその踊りはやめようね。子供の前でそんなことしたら俺じゃ無かったら覚えちゃうだろ。

 

「そうだ名前を決めよう、そうだな....真司、真斗、嫌、優という選択肢も...そうだ!真也だ!真也にしよう!」

 

そうしてアッサリ俺の名前を決められた。そんな適当で良いのかと突っ込みたかったが生憎この状態では突っ込めなかった。

 

プルルルルと、いきなり電話が鳴るもんだから少しびっくりしてしまった。俺もやはり生まれたてって事だな。そう思っていた俺だったがこの数年後とんでもないことになるのを俺はまだ知らなかった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そんなことも知らない俺は4年間過ごし

少しは動けるようになった。

そしてある日「もしもし、あ!美竹さんどうしたんですか急に、え?!子供がお生まれになったんですか?おめでとうございます」と父は柄にも無く喜んでいた

 

ん?でも美竹って何処かで聞いたような……なんで考えていると今度は母が「ねぇ貴方」と父に話しかけて来た「ん?どうした岬」と、不思議そうな顔をする父。

 

今度は何事かと聞き耳を立てているとこんなに話が聞こえてきた。

 

「宇田川さん家と上原さん家と青葉さん家と羽沢さん家に赤ちゃんが生まれたらしいの!」

 

これまた余りテンションがハイな方ではないおっとりした母も珍しくテンションが高い。

というか母も父と同じく変な踊りを始めようとした時は本当に焦った。本当に大丈夫なんだろうか?なんて疑ってしまった。

 

「そうかそりゃめでたいコッチも今連絡があって美竹さん家も子供が生まれたらしい。」

 

「まぁ、でもあまりどのご自宅も言う余裕がなかったみたいでどのご自宅も今日言うことになったらしいの、日にちがそれぞれ違うらしいんだけどね?」

 

それにしても二人がそれ程まで喜ぶなんで早々ない。話を聞くにご近所さんだろう。それも大分付き合いが良さそうな感じだ。

それでも矢張りどこかで聞いた様な苗字だったので、俺はもう一度その苗字を思い出してみる。美竹…宇田川…上原…青葉…羽沢…。そこで俺は思考が停止仕掛けた。俺が抱いていた違和感はこれなのだと直ぐに理解出来た。その答えは簡単、バンドリの中に出て来るAfterglow(アフターグロウ)というバンドのメンバーのそれぞれの苗字だった。

 

けれども、流石にそこまで上手くは行くまいとヘラヘラとしていた。が、その後地獄を見る事を俺はまだ知らない。

 

数分後

 

俺は絶賛明日のジョーになっておりまする。え?なぜそんな事になってるのかって?それはだな……父と母が俺を連れてその家に挨拶しに行くと言い出して行ったものの名前が

 

美竹蘭(みたけらん)

 

宇田川巴(うだがわともえ)

 

上原ひまり(うえはらひまり)

 

青葉モカ(あおばもか)

 

羽沢つぐみ(はざわつぐみ)と完全に一致してしまっていた。

 

ここまで来ると嫌でも察しがついてしまうものだ。恐らく俺は、バンドリの世界に生まれて来たのだと理解した。

こうなっては仕方なく、俺は覚悟を決めてこのバンドリという生活の中で俺は生きて行く事を決めた。

だがそのキャラクター……いや、この場合は幼馴染になるのか。その幼馴染達とどう付き合えばいいのか悩みどころではあるが今は気にしてはいられない。

 

そもそもバンドリの世界の人達と上手くやる以前に他のご近所さんと上手くやれるのかというまず一つこの俺葛木真也(かつらぎしんや)の物語は不安を抱えつつも幕を開けた。

 



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第1章
第一話生まれ変わり


ども猫又侍です。
さてやって参りました、クソ物語自分でも悲しくなってきますが、一応書き溜めしている所までは心が折れても頑張って書こうと思います。心が折れてたら立ち直れる気がしない。
でも皆さんからご指摘をいただくことによって、改良を重ねていきたいと思います。
そんなものは後で話すとして本編をどうぞ


特に生きていて問題もなく16年を

過ごしてきた俺、坂木裕(さかきゆう)

は突然その時を迎える。

 

そう、俺は死んでしまったのだ

原因は道路に出た女の子をかばっての

死亡、でも大したことでは無い。

 

別に親しい友達が居た訳でもなく

家族が俺を心配する事は無い

そう俺は、孤独だった。

 

親にも見放され

学校ではいじめにあい

あげく結果この始末

 

誰も悲しまず俺の平凡な日常は去っていった

 

「ーーーーー」誰かの声が聞こえる、その声はとても嬉しそうで、楽しそうだった。

 

そして目を開けると、そこには凛々しい顔立ちの男の人と美しい女の人が居た。

 

「お、目を開けだぞ!」

「あら、可愛い」

 

(え?)俺は反射的にそう思ってしまった

手が上手く動かせなく思うように

声も出せない。そして大人2人の会話を聞くに俺は、生まれ変わってしまったようだ。

(何処に生まれ変わったのか分かるとは言って居ない)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

(えーと、一つ言わせてもらう

どうしてこうなった?

何故俺が生まれ変わったんだ?

?!また俺の親らしき人物が話をしている)

 

「まぁ、真剣な顔しちゃって、可愛いわね〜

やっぱり子供って」

 

(あ〜アレだなこりゃ相当自分の子供を大切にする親だな.....

前の親も生まれた時こんな感じだったのかな

まぁ考えてもしゃーないか。

もう前の人生のことなんて、あーでもな〜

バンドリ出来んのはなー)

 

当時俺がハマっていたゲームがバンドリだったのでそれが出来ないとなるとそれはそれは

辛いことだった

(ま、いっか成長したらまたスマホ買って貰ってやれるだろうし)

 

「それにしてもめでたいことだ」

 

(俺の父親らしき人よ、そんなに喜ばなくても良いんでね?)

 

「そうだ名前を決めよう、そうだな....

真司、真斗、嫌、優という選択肢も...そうだ!真也だ!真也にしよう!」

 

そうしてアッサリ俺の名前を決められた。

 

[プルルルル]

(ん?

なんだ電話か驚かせるなよ。)

そう思っていた俺だったがこの数年後とんでもないことになるのを俺はまだ知らなかった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そんなことも知らない俺は4年間過ごし

少しは動けるようになった。

そしてある日「もしもし、あ!美竹さんどうしたんですか急に、え?!子供がお生まれになったんですか?おめでとうございます」と父は柄にも無く喜んでいた

 

(ん?でも美竹って何処かで聞いたような...)

そんなこともいざ知らず今度母が

「ねぇ貴方」と父に話しかけて来た

「ん?どうした岬」と、不思議そうな顔

をする父(ん?今度はなんだ?)

俺が聞き耳を立てていると母がこんなことを言った「宇田川さん家と上原さん家と青葉さん家と羽沢さん家に赤ちゃんが生まれたらしいの!」と喜ぶ母。

と、そこで父が「そうかそりゃめでたいコッチも今連絡があって美竹さん家も子供が生まれたらしい。」

 

「まぁ、でもあまりどのご自宅も言う余裕がなかったみたいでどのご自宅も今日言うことになったらしいの、日にちがそれぞれ違うらしいんだけどね?」

 

(近くの家の人か?そんなに喜ぶほどその家と親しいんだなうちって。)

(でもやっぱりどっかで聞いた事が有るんだよなぁ、どの苗字も、美竹、宇田川、上原、

青葉、羽沢.......え?ちょっと待てよこれってまさか)そうそれぞれの苗字を知っている理由は、ただ一つその苗字は、バンドリの中に出て来るAfteuoglouのバンドのメンバーの

それぞれの苗字だった。

(あっはっはでもさすがにそれは思い違いか

さすがにそんな上手く行くとは..........)

数分後(マジだった〜!)

父と母が俺を連れてその家に挨拶しに行く

と言い出して行ったものの

名前が、美竹蘭(みたけらん)宇田川巴(うだがわともえ)上原ひまり(うえはらひまり)

青葉モカ(あおばもか)羽沢つぐみ(はざわつぐみ)と完全に一致してしまっていた。

(という事は?今更ながら思うに俺、バンドリの世界に生まれて来たの〜?!)

(くっこうなったら仕方がない俺は、

俺は、バンドリの世界で生きていくぞ〜!)

かくして俺のバンドリの世界にて俺は生きていくことを決めた。

だがそのキャラクター、嫌、少女達と過ごす日常がまっているのんぞこの時の俺は知りもしなかった。

(あ、でもバンドリの、じゃ無くて

ここら辺の人達と仲良くやって行けるのか?そもそも)まず一つこの俺葛木真也(かつらぎしんや)の物語は不安を抱えつつも

幕を開けた。

次回「可愛い幼jy妹(幼馴染)」




本当にこんなクソ物語を見てくれる人がいるか不安で夜しか眠れないけど、頑張って今日も今日とて投稿頑張るZ☆O☆E☆
クレーム?それはアドバイスとして受け取って置きます。
すみません嘘です。流石に心が折れます。
最後なんて言ってるか自分でも分からなくなって来たw
それでも読んで下さる人がいると信じて。


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第ニ話「可愛い幼jy妹達(幼馴染)」

ども猫又侍です。
学校がだるくて死にそうですが、頑張って書きましたので暖かい目でお読みいただけると光栄です。
それでは本編をどうぞ


俺がバンドリの世界で生きていくことを決意して早6年、俺はすくすくと育っていき今では小6に至る、そしてほかの5人はと言うと

ピン〜ポンと爽やかなインターホンの音がなり母が「はいは〜い」とパタパタと音を鳴らして玄関に向かって行くをとが聞こえる。

そして数秒後「真也〜蘭ちゃん達が来てくれたわよ〜」と俺を呼ぶ。

だが俺は断固として返事をしない

(何故なら、あの蘭ちゃん達と仲良くなり打ち解けたのは良いのだが、なんと言うか

その.....なつき度がね?ヤバいのよ。

 

家に来るのは良いんだけどさ?

家が近いからと言って毎日家に来るんだぜ?

しかもメッチャ体に張り付いて来る別嫌ではないが疲れて離そうとすると巴ちゃんだけ素直に聞いてくれるんだけどほかの4人が泣きそうな目でこっちを見て来るもんだから断れなくて「良いよ」と言うとそこから同じ体勢で三十分ぐらいは動けないしかも巴ちゃんはそれならばと言わんばかりにまたくっついて来る。それの繰り返し。

しかも蘭ちゃん達はもう小学生四年生だと言うのにお風呂をせがんで来る。まぁ可愛いから許すけど。

だが今回ばかりはそれは無理でるそろそろ

テストなのだ記憶があるとはいえ、小六の勉強を怠ってはいけない。

ま、大体分かるからしなくていいんだけど。

 

でも、なんか大切だなーって思っちゃうので

やっている。

だがそんな浅はかな考えは凄くアッサリと

消えて行った。

下が妙に静かだった。

 

「?諦めてくれたか?最近友達が出来たと言っていたから、そっちの方に行ったのかな?」

 

そう最近蘭ちゃん達は友達が出来たと言う

それから少しは家に来る回数が減ったので

安心していた。

だがその時、ダダダダと階段を勢いよく上がって来る音が聴こえて来た。

その時俺は悟った。

(コレ積んだくね?(´;ω;`)

そんな事を考えている間に少女5人がなだれこんで来た。

 

すると蘭が「真也兄ちゃんまた勉強?」

と呆れた顔で言ってくる

すると巴が「そうだよ真也兄ぃ」

続いてモカが「そうそう〜真也兄ぃも少し

私たちと遊んでくれないと〜」

そしてつぐみはただ俺を見ているだけ。

 

実際コレが一番落ち着くのだが、するとひまりが「真也兄ちゃん〜!」と勢いよく抱きついて来る。

 

「うわ!」思わず驚いてしまった

だがそんなの気にせずひまりは俺に顔を

スリスリしてエヘヘと言っている。

「は〜またか。」そんな風に思っていると

ほかの3人も「え〜い!」と飛んで来た。

「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

さすがに4人に抱きつかれるのはきつい。

だが1人だけ我慢して居る。

 

巴である、巴は皆んなのお姉さん的なポジ

なのだろうか?。過ごす我慢して居る気がするってかメッチャソワソワしとるがな!

そんな巴を見て居ると、なんだかともだけ

悲しそうだなぁと思い。

「皆んなちょっと離れて」俺がそう言うと皆んな「え〜」と駄々をこねるだがそんな事を言っている場合ではない。

 

そう、そろそろ巴が泣きだしそうなのだ。

 

こりゃいかんと思った俺は一旦皆んなに離れてもらう事に成功した。

「巴?」と俺は巴を呼ぶ。

「な、何?真也兄ぃ?」と聞いてくる。

俺はため息を築きつつも俺は巴を

抱きしめた。

 

「////////?!」

巴はびっくりしているようだが、この真也兄ぃからは逃れられんのだよ巴ちゃん。そう思いながら巴の頭を撫でる。

 

「///////」するとドンドン巴の顔が赤くなって

行く。すると蘭達が「ズルイ巴ばっかり〜」

と言ってくるが。

「仕方がだろ巴は、みんなと違って我慢してるんだから。コレはいっつも我慢してる巴のご褒美。」と言って蘭を説得する。

 

そして、「蘭達も少しは巴みたいに我慢するとこうやってあげるんだけどなー」

チラッ( ̄∇ ̄)

蘭達を見るとものすごい膨れて居るのが分かるがこればかりは仕方がない。

 

いつも我慢して居る巴を見習えって事だな。

すると胸元に苗字な違和感というか、

匂いを嗅がれて居る感じかした。

気になって下を見ると巴が俺の胸元にうずくまって匂いを嗅いでいた。

 

まぁコレぐらいならいいだろう。

と考えて居ると蘭が、

「んじゃあいつものやって!」

とせがんでくる。

よっぽど俺と巴が羨ましかったんだな〜。

と思って居ると。

早く早くと急かされる。

 

最近やって居る事それはギターを弾く事だ。

しかも曲は自作。

我ながら泣きたくなってくる。

親父にギターを教えてもらったことがきっかけで、俺も良く蘭達に見せるようになっていた。

「〜♪」俺が歌って居るときは皆んな静かになるコレは良い効果が期待される。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ふぅどうだった?」と俺は演奏を終えると皆んなに聞く。

皆んな口が空いたままだった。

すると皆んな目をキラキラさせて

「今のすっごく良かった。今度蘭達にも教えて!」と皆んなでせがんで来た。

もちろん巴だって例外ではない。

巴もどのすごく目をキラキラさせていた。

すると母さんが入って来て。

 

「はい〜皆んな〜そろそろ時間よ〜」

と蘭達を呼びにくる。

「「「「「はーい!」」」」」

と元気良く返事をする。

 

そして「じゃあな皆んな」

と言うと皆んな

「「「「「じゃねお兄ちゃん!」」」」」と言ってくる。

我ながら、やはり可愛いと思ってしまう俺は

ロリコンなのか?

そんなことを考えて居ると皆んなそそくさと帰っていった

 

「あいつら来るのも早いし、帰るのも早くね?」

 

すると母さんから「真也、ちょっと買い物行ってきてくれない?今手が離せなくて」

と言ってくる。

「わかった」と返事をして下に降りる。

「で、何を買ってくれば良いの?」

と聞くと

「チョット野菜を買ってきて欲しいの」

と言う。

「ゲッ、隣町じゃん」と俺が言うと

母さんは「ごめんね〜でも明日らか母さんと

お父さん居ないから」と言う。

「あっそういえば二人で新婚旅行行くんだっけ?」

 

家の親は年に一度、結婚記念日の時に毎回旅行に行く習慣が付いている。

だが、ここ二、三年は、親父の都合で行けなかったのだ。

 

「そうなの、去年はあの人の用事が合わなくて行けなかったけど、今年は取れたみたいだから。」

 

と嬉しそうに言う。

 

「はいはいわかりましたよ、んじゃ行って

来まーす」

そうして俺は家の扉を開け、外に出てた。

 

「えーっと、確か駅はあっちだったよな?」

 

と言いながら、駅を目指し歩き始めた。

 

次回「湊友希那と弦巻こころと出会い」

 




なんと驚きお気に入りが6人にも増えて居て嬉しくなり発狂しかけましたが、夜遅くなので眠くて声が出せませんでしたw
ご感想、誤字脱字報告お待ちしております(誤字脱字報告はあまり嬉しいものではない)


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第三話「湊友希那と弦巻こころとの出会い」

ども猫又侍です。
一日に何度も投稿してしまい申し訳有りません。
多くの人がお気に入り登録して下さり発狂しているのはまた別の話
それでは本編をどうぞ


「♪〜」と清々しい入店音が聞こえる。

ここは隣町のスーパーの店内である。

「さ〜てとキャベツ、ニンジン、ほうれん草

、ジャガイモ、キュウリ....」

と次々にガゴの中に入れていく。

「よしコレくらいでいいか。」

用事を済ませると俺は会計をし、そそくさとと出て行った。

「う〜さっむ、そろそろ春なのにどうして

まぁこんな寒いんだ?」

と、俺がぶつぶつ呟いて居ると、公園の方から、泣き声が聴こえて来た。

「?なんだ?」と不思議そうに近づくと、

近くの物陰から視線を感じた。

「!」すぐさま見るとそこには、

黒服の人が居た。

(こ、コレは伝説のオ○ガ回)そんな事を思いながら、よく考えると、バンドリの女の子、

の中にもそんな子居たな〜と、考えるが、

それり困って居るようだから、話ぐらい

聞かなければならないと思い話しかけた。

「ねぇ君?何で泣いてるの」

と聞くと、その少女を見ると綺麗な金髪の、少女だった。

その少女は、「貴方は誰?」

と不安そうに聞いてくる。

「?俺か?俺は葛木真也だ。」

そう答えると今度は少女が

「そう真也、わたしは弦巻こころ」

と自己紹介をしてくる。

やはりか、と思う。

弦巻こころと言えばバンドリの中で、

ずば抜けてハッチやけて居ると言う少女、

それが弦巻こころだ。

確か家がものすごい金持ちだとか。

あっでも住所とか特定されないよな?

と不安を抱くが、今はそんなところではない。

「じゃあ君は何で泣いていたの?」

と聞くと、「み、皆んなね、わたしがやりたい事やってるだけなのに、調子乗ってるとか

、ウザいとか言うの、わたしはただやりたい事をやって居るだけなのに。」

そう語ってくれる弦巻こころは、

物凄い寂しそうだった。

(きっと、こころちゃんに対する嫉妬...

お金持ちって羨ましくなってしまうからな)

「ねぇ君、でも君が他の人から言われる筋合いは無いはずだよ。だって元に......」と言いかけたところで、弦巻こころがいきなり、

「こころ!」と叫び出した。

なにかと思うと、「あたしの事、こころって呼んで!」と言ってくる。

よほど君が嫌だったんだろう。

「じゃぁこころ?君が嫌な思いをしたくないなら、周りも巻き込んで見たら、どうだろう?」と尋ねる。

「周りも巻き込む?」キョトンとした顔で言ってくるが、俺は

「ああ、周りを巻き込んで、そしてこころがやりたい事を皆んなでやれば良い、そうすれば皆んな笑顔になる。 そんなのはどうだろう?」と聞くとこころはすぐ立ち上がり。

「ありがとう!貴方のお陰でスッキリしたわ

、ありがとう真也!」

ああそのまま名前で呼ばれるのも悪くない。

と思って居ると、こころは

「"また"会いましょう!」と言って去って行った。そしてそれについて行くように黒服の人がこころを追いかけて行った。

「?今またって言ったよな?」

そんな不安を抱えながら、俺は公園のを出る。

 

1年後

「んじゃ真也俺たちは行って来るから、

留守は任せたぞ」

と親父が言ってくる。

「ああ分かったよ、二人で楽しんで来な」

そう言って二人は新婚旅行に出かける。

あれから1年経ち俺は中一になっていた

今蘭達は小5だ。

そして親父達は今年も新婚旅行に行くらしい。「ふぅ〜暇だから外でも歩いて来るか」

そう思い、家を出る。

数分後

俺は公園を見つけ、ベンチに座った。

「いやーここはいつ来ても落ちつくなー」

と考えて居ると、「♪〜」と歌声が聴こえて来た。

「ん?とても良い歌声だなぁ」

と聞いて居ると突然誰が歌って居るか気になった。そうしてその歌声が聞こえる所に

行くとそこには、銀髪の綺麗な子がいた。

だがその目はとても悲しそうだった。

歌が歌い終わると、俺は拍手をした。

「?!」と女の子はこっちを向くがそれは、

警戒して居る目立った。

「大丈夫、何もしないから。」

(あっ、あれ〜コレって危ないおじさんが使う言葉じゃね?)

と不安だっだがすぐ理解して、警戒を解いた。

「それにしても、綺麗な歌声だったね?

もしかして、君が歌っていたの?」

と尋ねると、コクン、と頷いた。

だが耳は相当赤かった相当恥ずかいかったのだろう。

「ねぇ?君の名前を教えてくれる?」

と聞くと素直に口を開いた

「湊、湊友希那」この子もバンドリの世界にいたのか......と、すると、もしかしたら。

「ねぇ何で湊ちゃんは歌っていたのかな?」

と聞くが、「............」と口を開かない。

しかも口を膨らませえ居る。

ヤベェかわゆい。

そう思って居ると、「お兄さんは?」と聞いてくる。

あっ名前か、そういえば教えてなかったな。

「俺は葛木真也、真也てもなんでもいいよ」

というと、湊ちゃんは、「分かった」と言って数分なにか考えて居る様子だったが

いきなり「じ、じゃあ真也お兄さん」

と恥ずかしそうに言ってくる。

俺は嫌われてたかと、思い少し不安だったが、少しは仲良くなれたのかな?

と思って少しホッとした。

「それでなんだけど、湊ちゃん何で一人で歌ってたの?」と聞くがまた反応が無い。

まだ何かあるのかと思ったが俺はすぐに察した。

多分自分も名前で呼んで欲しいのだろう。

目が完全にそう言って居る。

試しに俺は、「友希那ちゃん?」

と呼んで見た。

すると「何?」とすぐ反応した。

やはり名前で呼んで欲しいらしい。

そして俺はそのまま話を進める。

「ねぇ?友希那ちゃんは何で一人で歌ってたの?」と聞くと、「お父さんがね、バンドをやっていたの。でもね、最近人気がかくなって来て、お父さんバンドを辞めちゃったの。」

そう話してくれる友希那ちゃんの顔は物凄く、悲しそうだった。

「だからね、私お父さんが立てなかった、

ステージに立ちたい。そうしてお父さんの夢を叶えてあげたい」そう言う彼女の目は

物凄く光に満ちていた。

「だから、ココで歌の練習をしていたの。」

「そうだったのか......」そう思って居ると、俺はあることを思い着いた。

「友希那ちゃん、これから毎日とは行かないけど週二回俺が歌を聞いてあげるよ」

と俺がいうと友希那ちゃんは、

「本当!」と喜んでいた。

本当かわゆす。

そうして俺達は週に二回会い、友希那ちゃんの歌の練習を手伝うことになった。

だがある悲劇が俺を襲った。

次回「悲しみ」

 




N☆E☆M☆U☆E ☆投稿頑張ろうとして書いて居たら00:00を軽くすぎますw

とはいえ、人気が有るか無いか分からない所なので、そこら辺は知りません。

次回を楽しみ(唐突)


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第四話 悲しみ

ども猫又侍です。

ご報告で、何処かのネタをパクってしまっていたようで、最悪感がヤバ過ぎるんですが、そのままだいぶ書いてしまったので変更は難しい状況に....

元ネタを書いている人には申し訳ないと思っております。

皆さまからどう言われようとも、私が失礼な事をしてしまった事は事実、変えられない事です。

コメントでどう書かれても言い返し出来ません(;ω;)

これからもなにとぞこの作品をよろしくお願いします。


あれから1年経ちが達俺は中三になっていた。

 

「それじゃ行って来るな。」

 

と親父が言ったそう今年も新婚旅行に行く日が来たのだ。

 

だが俺は行けなかった。

 

そう受験勉強をしなければならなかったのだ。

今年は蘭達、去年は友希那ちゃんが入学して来て、学校が賑やかになって来た。

 

だが一つ問題がある。

 

それは学校での蘭達だ、蘭達は毎回俺に会うたびくっ付いて来るし、友希那ちゃんは、恥ずかしそうに俺に話しかけるもんだから、周りの男子の怒りの目線が、ヤバかった。

 

「来年は行こうね。」と俺は母さん達を見送った...だがそれが叶う事は無くなった。

 

そう、母さん達が死んだ。

 

原因は母さん達が乗っていた飛行機が飛んでいる途中、トラブルで墜落したのだそうだ。

 

丁度受験先の学校が決まった時だった。

俺はショックで不登校になってしまった。

蘭達は見舞いに来るが俺は、家には入れなかった。

 

「今は誰とも会いたくない.....」

 

これが俺の気持ちだった。

 

すると俺は母さんの親戚の家から引き取られることが決まった。

蘭達は嫌がっていたが、俺はこの街から

離れたかった。かつて生きていた親父達との記憶が残っているこの街から。

 

だが出て行く前に一つやっておきたい事があった。

そして蘭達を集めた。

 

「話は聞いてると思うが、俺はこの街をでて行く」

 

「「「「「?!」」」」」

 

やはり驚いて、顔が暗くなる。

 

「ねぇ本当に行っちゃうの?」

 

と、蘭が聞いてくる。

他のみんなも俺を見てくる。

 

「ああそうだ。だがもう変えられん。」

 

そういうと、皆んな、泣きそうになる。

だがもう俺が決めた事が変えようかない。

だがこれだけは、やって起きた来たかった。

 

「蘭」と、蘭を呼ぶ

「何?真也お兄ちゃん」グスンと泣きそうになりながらも答える。

 

「俺がいなくらる前にコレを渡しておく」

そうやって差し出したのが

「?ギ、ギター?」

といってくる。

 

「そうだ、もし蘭達が音楽をやるという時のために俺が使っていたものをやる」

 

そうして、蘭とモカにはギターを、ひまりにはベース

巴にはドラム、つぐみにはキーボードをやった。

 

モカ曰く、「蘭がギターなら私もギターをやる〜」なんて事を言ってきた。

 

それを渡し終えると。皆泣いていた。

 

そして別れを告げて家を出た。

まだ一人別れを告げて居ない人が居る。

 

友希那ちゃんだ、俺は友希那ちゃんの歌の練習をして別れを告げた。

 

やはり泣いた。

 

別れとはこれほど辛いものだと俺は今日初めて知った。

こうして俺は、この思い出の場所を、思い出の街をでていった。

 

次回バンドリの世界にて俺は生きる第2章

「再会」

 




さてこれにて第1章終了となります。

まぁ、次回から第2章になるってだけなんで、そこら辺は気にしなくても良いかと....

それと感想、お待ちしております。

それではまた次回をお楽しみに。

因みに本文が千文字ピッタリで驚いたのはまた別の話


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第2章
第五話「再会」


話数はそのままで進行して行く予定なので、よろしくお願いします

それでは本編をどうぞ


ガタンゴトンと電車の音が聞こえる。

「ん〜」と俺は背伸びをする。

俺は外を見ると、「お、そろそろ着くか」

と立ち上がる。

そう俺は戻ってきたのだ、思い出の街。

ガールズバンドの聖地へ。

 

あれから数年後、俺は親戚の人達のお陰で、

学校に通えるまでになって居た。

だが本当の学年より一つ下の高ニだ、最低俺が出来るのがそこだったからでもある。

そんな事を考えて居ると、「まもなくーー」

とアナウンスが流れる。

すると電車のドアが開いた。

「さぁ返って来たぞ...........」

 

 

「我が家へ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

あれから何年経っただろう。

私たちが今バントをやって居る、

理由を作ってくれた、あの人は、今何処で....何をして居るのだろう。

 

あれから何年経っただろう。

私が仲間たちとバントをやって居る、理由、

私が歌う理由を後押ししてくれた、あの人は、今何処で、何をして居るのだろう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「もう春か〜」と、春の訪れを感じる

俺は葛木真也は、ここ「港島市」に返って来た。

 

「あいつらは今頃何やってるだろうな....」

 

俺は生まれ変わったことも忘れ、一つの

世界、一つの人生として今を生きて居る。

 

俺が数年前に別れを告げた彼女達はどうなって居るだろう。

 

そんな事を思いながら、懐かしい帰路をたどる。

 

「そういえば、学校は明日からだったな。」

と俺は思い出す。

 

「この街には嫌な思い出もあるけどそれ以上に楽しい思い出がある」

そんなくさい言葉を言いながら、俺は懐かしの家に戻る。

 

「......そうだ。」

 

俺はある事を思い出したかのように、

スマホを取り出し電話帳を見る。

 

そこには、「宇田川巴」があった。

 

「よし、驚くかね〜」と思って居ると、

「はいもし宇田川です」と少し凛々しい、

女性の声が聞こえる。

 

「.....ただいま」それだけをいうと、俺は電話を切った。

さぁどう反応するかな?

と、俺は柄にもなくウキウキして居た。

 

「さぁ.....」

「今日は宴だ!」と俺は懐かしの家の玄関を鍵で開け玄関くぐり入って行く。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「え?」私は驚きを隠せなかった、

たしかにあの声は懐かしい、遠い昔良く聞いて居た声だ。

 

「しかもただいまって.....」

そう考えると一つの答えにたどり着く。

 

「?!まさか!」

と私はすぐにラインでみんなに知らせる。

 

そして、懐かしいあの家に走る。

 

同時刻、蘭、モカ、つぐみ、ひまり、

「「「「?!」」」」

 

突然巴から来たラインを見ると、

「真也兄ちゃんが帰って来たかも知れない!」と送られてきた。

 

丁度私達4人は一緒にいたので、

「モ、モカこれって...」

と聞くと、モカも驚いた表情で、

「多分そうだと思う〜」といった

つぐみもひまりも、驚いて居た。

 

そして私達は「「「「行こう!」」」」と、言ってた走り出した。

 

同時刻、葛木家

「会うのはもう二年ぶりか....」

食材の買い出しから帰って来た俺は

ボソッと呟く。ベットに横たわって懐かしい風景を思い出す。

 

「よく蘭達に抱きつかれたなー」と思い出して居た。

 

だが不安なことが一つある。

 

それは俺を忘れていないか、

もう一つはあって拒絶されないかだ。

 

そんな不安を抱えて悩んでいると、

ガラガラ!

とドアが勢いよく開く音が聞こえる。

 

そして懐かしいドタドタという音。

 

そして部屋になだれ込んできたのは、

「へ?」見知らぬ美少女達だった。

 

「あ、あの〜君達は?」と聞くと、

前髪の一部が赤い少女が抱きついて来た。

 

内心混乱していたが、俺はすぐに理解した。

 

この美少女達こそ、蘭が達なのだと気づいた。

 

「蘭?モカ?巴?つぐみ?ひまり?」と全員の名前をいうと、顔を上げて、

「「「「「お帰り真也兄ちゃん!」」」」」

と言ってきた。

 

俺は涙を我慢する事が出来なかった。

 

俺はこの日を待っていた。

 

またみんなで笑える日々を。

 

「あぁ、ただま皆んな!」

こうして俺のまた新しい日常が、

俺に訪れた。

 

それでも俺は迷わない。

もう誰も泣かせないとそう硬く誓った。

 

次回「転校」




さぁ、第2章が始まりました、いきなり文書が訳ワカメですが、次回から戻ってると思います(戻ってるとは言って無い)

そこら辺は、次回を楽しみに!

因みに何故巴に電話したかと言うと、一番姉キャラ感が凄いので、巴に電話を掛けると言うようにしました。


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第六話「転校」

書き溜めいっぱいある&暇すぎなので本日三話目投稿します。

それでは本編をどうぞ


ふと思い出すと探してしまう。

 

あの人を、もうこの街には居ないのに。

 

二年前突然別れを告げたあの人は、最後に

こう言っていた。

 

「俺が居なくなってもちゃんとやるんだぞ?

せっかくの声が無駄になるからな!」

私は嬉しかった。

 

あの人の言葉が、声が、全てが、

私に光をくれた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「うーん」

と俺は背伸びをする。

 

「あっ、そういえば帰って来たんだった.....」

そう俺はボソッと呟く。

 

昨日は久々に蘭達と会い、宴をした。

 

正直宴と言うよりかは、お帰り会的な奴になってしまった。

 

「さ〜てと、そんじゃ学校行きますか。」

今日から俺が通う学校は、羽丘高等学校だ。

 

元々、女子高だったのだが、今年から共学になったらしい。

「どんな思いつきだよ( ̄∇ ̄)」

そう思って居ると。

 

ピンポーンとインターホンが鳴る。

 

「そういえば蘭に学校までの道教えてもらうんだっけ」そんな事を呟きながら、

学校へのしたくを済ませて、外に出る。

 

そこには、ショートで揃えられた髪の一部には、まるで稲妻のように赤いメッシュを入れている少女、蘭が居た。

 

「よっ」と声をかける。

 

「ん、遅い」と蘭は不機嫌そうに言う。

 

まぁ実際遅いしな。

 

「悪いな待たせて」と俺は謝りながら、

蘭の頭を撫でる。

 

昔からのごめんなさいのやり方だ。

「っ!//////」いきなり蘭の顔が赤くなる。

 

「あっ済まんいやだったか?」と聞く。

 

まぁ久し振りにやられるから嫌がるのも、

そりゃそうk「ううん、むしろ逆っていうか....////」そんなに顔赤らめんで下さい。

 

こっちが恥ずかしくなります。

なんてやって居る内に、学校に着いた。

 

「ほぇ〜中々でかいのな」と俺が言うと、

「?コレがふつうじゃないの?」と、蘭が、不思議そうに聞いてくる。

 

「まぁこれが普通なんだろうけど、俺が居た学校は、結構小さかったからな。」

 

と、言うと「あっ、ごっ、ごめん」と謝ってくる。きっとあの事を未だ根に持って居るのだろう。「ま、気にすんな。昔の事だ。俺は、今に向き合うって決めたからな....」

そんなくさい事を言って居ると、

蘭が「あ、私コッチだから」

と言って去っていく。

 

「でも相変わらず別れ際寂しそうな顔辞めてくれよな」と俺は蘭を見送る。

 

俺は踵を返し、職員室へ向かう。

 

「すいません、今日から転校して来た葛木です。」そういうと、奥の方から先生が来て、

「おう、お前が葛木か、俺はお前の担任の佐々木だ」と挨拶をして来る。

 

俺も一応挨拶をしておいた。

 

「早速だが教室に行くぞー」と言って先生は廊下をら歩いていく。

「お前ら〜席につけー」と、先生が言う。

ガタガタっと生徒達が席に座る。

 

「そんじゃ今から転校生を紹介するぞー」

先生が俺の事を言うと皆んなコッチを見て来る。(皆んな済まんか俺はラノベのような転校生では無い)とは言うもののちゃんとしとかなきゃな。虐められると困るし。

 

「今日からこの学校に通う事になった、

葛木真也です!よろしくお願いします!」

パチパチパチと皆んなが拍手してくれる。

 

「そんじゃお前の席は....湊の隣だな」

と先生が言うと、男子の目線がさっきとは、比にならん位怖い。

 

まぁそんな事を感じながら、席に着く。

 

(それにしても綺麗な銀髪だな〜)

そんな事を考えて居ると。

 

「私は湊友希那宜しく」と答えて来る。

「おう、俺は...「知ってる」え?」

俺はさっき挨拶したからとかそんながんじでは無い、湊さんは俺の事を知っている。

 

しかも、湊さんが自己紹介した時、

さらに男子達の目線がヤバくなった。

 

「そんじゃコレでHRを終わる、次は移動教室だから遅れんじゃねーぞー」と言いながら、先生は去っていく。

 

「あの、湊さんなんで俺の事を知って居るの?」と聞くと、

「当たり前じゃない、だってあなたは......」

「私の歌を歌うきっかけと、その後押しをしてくれた人なのよ?」

と湊さんは微笑む。

「え?あっ」

俺はようやく思い出した。

 

一年前俺がこの街を出る日、蘭達以外にも

俺は伝えに行った人が居た。

 

「ま、まさか」

俺が驚いて居るのも気にせず、湊さんは俺に抱きついて来る。

「やっと思い出してくれたのね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「真也兄さん?」

そう彼女は俺が一緒に歌の練習をして居た、

湊友希那ちゃんだったのだ。

 

 

次回「ガールズバンド」




書き終わった後字数を見るとなんと一万七千字に!....見えただけでした。

いやぁ、びっくりした(マスオ声)めっちゃ恥ずかしい数字の間違え方したw

まぁ、それは良いとして、皆さまお気に入り登録ありがとうございます!お掛け様でもう40人を突破しました!(それでもなおゲージは色が変わらない)

でも、そんな夢のまた夢を語っていても仕方が有りませんなw

それにしてもこんなに増えるとは思っていませんでしたw予想では良くて10人かと思って居ました....

皆さん本当にありがとうございます!
これからもこの猫又侍、頑張って書いて行きます!

それではまた次回をお楽しみに!

(


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第七話 RoseliaとAfterglow

ついにバンドメンバー達が揃う!....そう思ってませんか?

中々なんですよね〜。

書いて居てもなんで出てこないんだろう?なんて自分で思う時もありますもんwでもアンケートでほかのバンドのストーリーも作るか?というアンケートで作った方が良いが多いので、バンドとの関わりはそこで書こうと思っております。

それでは本編をどうぞ


私に居場所なんか無いそんな事を思って居た私に手を差し伸べてくれたのは、誰だろう?

 

彼が困って居る時に手を差し伸べられなかったのは誰だろう?

 

もう私は迷わない。

 

もう誰も泣かせやしない。

 

 

 

「ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!ゆ、友希那ちゃん?!」嫌ね?よくよく見ればそんな感じはするけど、前から可愛いけど、え?!嫌可愛い通り越して美人やん、べっぴんさんやん!

 

「ん、友希那で良い....」俺に抱きついて来た友希那は、自分を名前で呼んで欲しいらしい。

 

「わ、分かったからチョット離れような?」

と俺は友希那を煽てる流石に男子の怒りの目線が凄い。

 

俺、明日殺されるかもね!(フラグ)

 

「しかも移動教室だからね?」

と言ってそのまま二限目三限目とやって行った。

 

放課後

「真也兄さん」と友希那が話しかけて来る。

 

「チョット付き合って貰いたいところがあるの」と言ってくる。

 

「分かった、後俺も兄さんなんて付けなくて良いよ、今は同じ学年なんだから」

と、友希那に言う。

 

「分かったわ....し、真也///」

お?照れた珍しい。

 

とか思って居ると、友希那が

「は、早く行きましょう////」と急かす。

 

やっぱ照れてたやん。

 

(一応蘭達には連絡しとくか)

 

5:30真也「済まん皆んな用事できた」

 

「ふぅ」連絡しとけば問い詰められる事は無いだろう。

そんなこんなで俺は、友希那について行く様にして、友希那が連れて行きたい場所に向かった。

 

「ここは?」と着くなり質問する。

 

「どこってライブハウスよ?練習する場所もあるから」と不思議そうに言ってくるが、

「いや俺が聞きたいのは、なんでライブハウスよに来たのかが知りたいんだか?」

と、問いかけると、「そう言えば行ってなかったわね」と友希那は真剣に言う。

 

「私、いや正確に言うと私達はバンドを組んでいるの。」

いつもより一層真剣な顔で言う。

 

「ほ〜、そう言えば歌の練習をして居たのも

それだっけ理由?」と問いかける。

 

「ええそうよ今はRoseliaというバンドでやってるわ」と言う。

「で、俺にメンバーを紹介したいと。」

俺は友希那に質問する。

「そうよ真也ならギターなんかをやって居たから、バンドの実力の向上になると思って。」

 

「ほ〜分かった。一応顔合わせぐらいしとくか」

 

と言って居ると友希那が、「そういえば今日は、Afterglowって言うバンドと一緒に練習する予定よ」

 

「おう、分かった。?蘭達からのメッセージだ。」

 

6:00蘭「分かった私達も用事あったらか良いよ。じゃあまた明日お兄ちゃん」

 

6:01真也「おうまたな」

 

とラ◯ンを閉じ、友希那と一緒に練習所に向かう。(RoseliaとAfterglowのバンドの人達ってどんな感じなんだろう。

そうしている内に部屋に着く。

 

友希那がドアを開けると、「お、お〜」

と思わず声をあげでしまった。

ちょうど皆んな個人練習をして居たみたいだった。それにしても1人1人の迫力がが凄かった。「おっ友希那〜遅かったじゃん☆」

 

と見た目明らかギャルが友希那に話しかける。

ん?今最後にお星様見えた気が.....

 

そして俺に気づいた様で「?そっちの人は?」と聞いてくる。

 

「ええ、こっちは今日から練習に参加してもらうk「葛木真也だ宜しく」

と一応挨拶をする。

 

友希那さんや....挨拶ぐらい自分で出来ますよ?

 

すると綺麗な水色の髪をした人が、

 

「そう、貴女が...私は氷川紗夜(ひかわさよ)よろしくお願いしますえっと....」

 

「真也でもなんでも呼んでくれて構わないよ、氷川さん」

 

と氷川さんが困って居たので、俺は言う。

 

「そう分かったわ真也さん私は紗夜で構わないです」とさりげなく言う。

 

「おう宜しくな」

と次にさっきのギャルみたいな人が

「私は今井リサ(いまいりさ)、リサで良いよ~」と言う

 

「分かったよリサ、俺も真也で良いよ」

と、言うと「オッケー」とリサは答える。

 

すると次は少々戸惑っている人が

「わっ....私は.....白金燐子(しろかねりんこ)です....宜しくお願いします....真也さん」と、やっぱりオドオドしている。

 

すると最後に「私は宇田川あこ(うだがわあこ)!宜しくね!真也兄!」と言うと

 

「おう!宜しく.....ってえ!?う、宇田川!」

と驚く。

 

「?そうだけど何?」とあこは言う。

「ま、まさか巴の妹⁉︎」巴から妹が居るとは聞かされて居たが、まさかここに居たとは。

 

「あっ、そうか!真也兄がお姉ちゃんが言ってた人か!」と驚く。

 

「初めて見たよこんな人だったんだね、お姉ちゃん!」とあこが元気良く言う。

 

「?なんで居ない巴の事を言ってるんだ?」

と言いながらあこが言った方向を向く。

 

「え?」俺はその場で硬直する。

 

え?なんでかって?それは。

 

「紹介するは、この人達が私達と一緒に練習する、Afterglowよ」

さらに驚きが拡大する。

 

そこには、なんと蘭達たちが居た。

 

「「「「「え?」」」」」

 

蘭達も驚いて居る。

 

「「「「「「えぇぇぇぇぇ!」」」」」」

 

そう友希那が言って居たAfterglowの、

メンバーはなんと、蘭達だったのだ。

 

 

 

「なっなんで蘭達がここに?」

こうしていつのまにか俺は、ガールズバンドの中に引きずり込まれていくのをこの時の俺は未だ知らない。

 

 

次回「俺のギター」




いゃあ真也君取り敢えず屋上行こうか(殺気)

おっと取り乱してしまいました。

次回はなんとなくシリアス回を書いてみたいとおと思います。

ですがその次の回からは、ちゃんとシリアス感がないので安心して下さい。

それでは次回を楽しみ


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第八話「俺の音」

ども猫又侍です

さっそく本編をどうぞ


いつからだろう俺はギターを弾かなくなったのは。

 

いつかだろう俺が

 

何も感じなくなったのは......

俺はいつも皆んなの前では、

元気で前の皆んなのお兄ちゃん的な感じでやって居る。

 

だが本当は、何も、何も感じない。

 

あの時から胸にぽっかり空いた心の穴。

 

誰も埋められやしない。

 

誰も手を差し伸べてくれない。

 

あぁこんな時に思い出してしまうのは何故だろう。

あの時の、楽しかったあと日々を。

 

親の死から1カ月後、俺は徐々に回復の兆しが見えて見えた。

 

いやそう見える様に感じさせた。

 

周りのみんなは、「良かったね」

「辛かったね」なんて言葉を投げかけてくるがそれは偽りに過ぎない。

 

だって俺は........

 

今日も今日とて朝が、やってくる。

俺の心も埋まることもなく、日常が過ぎていく。

 

アレから一週間俺は、RoseliaとAfterglowの練習に付き合って居る。

 

元々Roseliaだけだったのだが、蘭達が

「私たちの練習にも付き合って!」

なんぞと言ってくるので、断るにも断り切れず、俺はAfterglowの練習にも付き合って居る。

 

「どれそろそろ行くか......あっ」

俺は何かを思い出した様に押入れを漁る。

 

「あった......ギター」

昔親父が趣味でやって居たギターを俺にも叩き込まれたのを俺は覚えて居る。

 

だがあの時のから俺はギターを弾かなくなった。

 

だが昨日友希那に「真也のギターを聞かせてくれないかしら」と言われたのでこうやって、押入れから出している。

 

「...........やっぱ出すんじゃなかった」

嫌な事思い出しちまったじゃないかよ。

 

そんな事を考えているがそんな時間はもう無い。

 

「もうすぐ約束の時間だな」

 

と支度をして家を出るそこには、蘭が居た。

 

「おはようお兄ちゃん」と、いつもの様に、おはようを言ってくる。

「おぅ!おはよう蘭」そう言って俺は蘭の頭を撫でる。

「っ!/////」相変わらず分かりやすいなー。

 

そんな事を思いながら俺は蘭と一緒に練習所に向かう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

何でだろう。

 

今まで気にして居なかったがふと思い出す。

 

あれから一週間が経った。

 

バンドの練習にもお兄ちゃんは付き合ってくれる。

 

けど、けどお兄ちゃんがたまに見せる。

光の無い目を見ると私は怖くなる。

お兄ちゃんがお兄ちゃんで無い人に見えてしまう。

そうだ、平気な訳が無い。

 

あんな出来事を一年で忘れられる人なんて

ほとんど.....いや、居ないでもお兄ちゃんは、ここに居る。

偽りの笑顔を持ってここに立っている。

 

そうだ、私が、私がお兄ちゃんのそばで、

お兄ちゃんを支えなくちゃ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

俺と蘭がついた時には、紗夜と巴がもう、

スタジオに来ていた。

「おぅ、紗夜、巴今日は早いな」

と言うと巴が、

「いつも遅いのは真也兄さんだけだよ」

と苦笑いをする。

「アハハ確かにそうだな」

そうやってまた誤魔化す。

 

そうやって俺は今日も一日を過ごす。

蘭達に迷惑は、かけまいと、そう思って今日も偽りの気持ちを持って過ごす。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「皆んな揃ったわね」と友希那が皆に聞く。

 

「それじゃあ、真也約束どうり、貴方の

ギター.....いえ、演奏を聴かせて頂戴。」

と友希那が言うと皆んなこっちを見てくる。

 

「はぁ〜分かった」と言って俺はギターの準備をする。

(久しぶりだけど大丈夫かな)そんな事を思いながらセットが完了する。

 

「それではお願い」友希那が言うと俺は、

ギターを弾きだし、そして歌い出す。

 

「♪〜」

「お〜やっぱ真也兄のギターは凄いですな〜」とモカが、

「そうだねー昔と変わらず美味いよね〜」

とつぐみとひまりが言う。

 

「そうね、美味かったわ」と友希那が、

「そうだな、やっぱり落ち着くな」と、

巴が、それぞれの感想を言う。

 

だが何とも感じ無い褒められる事が嫌いなわけではない、ただ、嬉しいという感情が出て来ないのだ。

 

感情がないとは、中々不便だ。

 

だがそんな事を気づくものなど誰人いいない。

誰も俺の"本当のギター"を知らない。

 

次回「ポジティブ少女氷川日菜」

 




はい、シリアス回でした。

一応言っておきますが、次回から全然シリアスではないです。
真也君が感情が無い何て事は今後一切無いです。

ただ純粋にシリアスが書いてみたかった、それだけです。

はい、今後また気まぐれでシリアス回出すかも知れませんけどね

それでは次回を楽しみ


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第九話「ポジティブ少女氷川日菜」

ども猫又侍です。

いやぁ、そろそろテスト勉強が始まりますので中々投稿出来なくなると思います。

それでも頑張って投稿していきたいと思います!

それでは本編をどうぞ



誰か私を見つけて。

 

私の事を理解して。

 

私はここで苦しみ続ける。

 

お姉ちゃんが苦しむ様に。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「あ〜ダルい」

 

俺は不貞腐れながら机に突っ伏して居る。

 

それにしてもダルいなんてこう英語と社会の時だだけこうだるくなんのかな?

 

そんな他愛もない事を考えているが今は

昼間すみ飯食わんとな

 

「じゃないとカ◯爺に怒られてしまう」

 

そんなボケをして廊下に出ると、

「チョットどいてぇ〜」と声が聞こえる。

 

「え?」なんて言ってすぐ退かない俺が馬鹿だった。

 

「グハァ」っと突撃してきた女子に当たり、

俺は倒れる。

 

「な、何が起きた?」と起き上がると。

 

「ゴメンね〜今急いでってん?」

 

と今度は突然女子、略して突女子が俺の事を見てくる「な、なんだ?」と声をかけると、

 

「なんか君るん♪って来るね!」

とか言い始めたのである。

 

「はぁ?」

 

と、俺は腑抜けた声を出してしまう。

 

そうこれが彼女氷川日菜との出会いだったのだ。

 

「な、なんだいきなり突然しといて、

るん♪って来るね!じゃねーよ誰なんだあんた一体」と俺は聴くと、

 

「ひ、日菜〜待ってーって真也君?!」

アレ〜なんでここにリサがおるんや?

 

なんて思考回路を全力で回して居ると、

「へー真也君って言うんだ」

と日菜と呼ばれる子がこっちを向く。

 

(そういえばこの子なんか沙夜に似ている様な.......)

「私、氷川日菜!宜しくね真也君!」

 

(あっやっぱ紗夜の妹か。)

確かにこの学校に居るとは聞いていたがまさかこんな風に出会うとは。

 

「リサちー遅いよー」と氷川は言う。

 

「もう、日菜が早いんだって!」とリサが言う。

 

「あ、あの〜氷川さん?ちょっとどいて貰えると良いのですg「日菜!」

といきなり叫ぶもんだからビックリした。

 

「な、何ダァ?」とへんな風に聞いてしまう。

 

「私の事日菜って呼んで!」とせがんでくる。

 

どうしてこう美少女って奴は、下の名前を呼ばわれたがるんだか。

 

「そういえば日菜、オーディション行かなくて良いの?」とリサが言う。

「?オ、オーディション?」

俺が尋ねると。

 

「あ、あぁぁぁぁぁぁ忘れてた!」

と思い出したかの様に急ごうとする。

 

だが、「あ、ラ◯ン交換しとこ!」

となんともポジティブ。

 

イヤーポジティブって恐ろしい。

その後夜

ピコン♪

 

「ん?日菜か」

ラ◯ンを確認すると、

8:00日菜「オーディション受かったよー♪」

とやってくる。

 

8:03「おう、おめっとさん」

と返事をする。

 

ってか結果出んの早くね?しかも受かんのかい

「真也さん何をしているのですが、今は練習の時間ですよ」と紗夜が言ってくる。

やっぱ風紀委員会って怖いわー。

 

今日は、蘭達は居ない。

 

そろそろ一年生のテストらしいのだ。

 

だからこうして友希那達と練習をしている。

「い、いや〜ね?今日紗夜の妹に会ったんだよ」と、俺が誤魔化すと、紗夜が、

「それがどうしたのですか?」と言ってくる。

 

流石に俺のメンタルもここまでか。

 

そんな事を思いながら日菜のオーディションの話をする。

 

だが、俺はこの話をした事に後悔する。

 

まさか、紗夜が日菜に対してコンプレックスを抱いて居るなんてない事を知らずに.....

 

次回「紗夜と日菜の苦しみ、そして俺の意思」




ういっす、猫又侍です。

皆さまのお陰でお気に入り人数80を超えました( ^ω^ )
これも皆さまのお陰です!

これからもなにとぞよろしくお願いたします。


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第十話「氷川姉妹の苦しみそして俺の意思」

ども猫又侍です。

それでは本編をどうぞ


ワー!!!と歓声が響く中俺はただただ走り続けた。

 

俺がやってしまった誤ちと紗夜と日菜の苦しみを解き放つために。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「い、いや〜ね?今日紗夜の妹に会ったんだよ」と、俺が誤魔化すと、紗夜が、

「それがどうしたのですか?」と言ってくる。

 

流石に俺のメンタルもここまでか。

 

そんな事を思いながら日菜のオーディションの話をする。

 

だが、俺はこの話をした事に後悔する。

 

俺が話をしたしまった。

 

「そういえば日菜がアイドルオーディション受かったって言ってたぞ?」

と俺は話してしまった。

 

「っ!」紗夜が固まる。

 

そして俺はやってしまった。

 

「あの子は、また私から奪うの?私にはもうギターしか無いのに!」

そう言いながら部屋を飛び出してしまった。

 

皆んな唖然としていた。

 

俺だってそうだ、紗夜があんな風に怒鳴ったとこは初めて見たのだ。

 

「.....行って来なさい真也」と友希那が呟く。

 

「お、俺?」と聞くと

 

「当たり前でしょう紗夜を泣かせた挙句何処かにやったのは誰?」

 

「グフゥ」それを言われると行かざるを得ない。

 

俺は紗夜を追いかけて行った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

アレからどれくらい走っただろう皆んなに心配させてしまう。

 

....でも戻りたくなかった、

「日菜がオーディション」それを聞いたら胸が痛くなった。

 

「どうして、どうして.......!」

 

「紗夜!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「紗夜!」俺は紗夜に声をかける。

 

「?真也さん?」彼女の目の下は真っ赤だった。

 

相当泣いたのだろう。

 

「なぁなんで日菜の話をしたら飛び出して行ったりなんかしたんだ?」

俺が聞くと紗夜は口を開いた。

 

「あの子は、天才なのよ」

 

「天才?」と俺は聞く。

 

「そう、人が苦労してやっとやれるものを、日菜はすぐにできてしまう。」そう淡々と語る紗夜はとても悲しそうな目をしていた。

 

「私がどれだけ頑張ってもいつも二番、

そして日菜が一番だった。それを日菜は、

お姉ちゃん、お姉ちゃんって言ってくる」

 

紗夜の目からまた涙が流れてくる。

 

「だから日菜から距離を置いた。二人が平和に暮らせる様に」

 

と紗夜は話終えると、「さ、戻りましょう」

という。

 

「.....おい紗夜、それで良いのか?」

 

と思わず聞いてしまう。

 

人の心に踏み込んではいけない事を分かっていたはずなのに。

 

「良いって?貴方に何が分かるんですか!

私が長年味わって来た苦しみが分かると?

そんな事を言うとも大概にしt「分かる!」

?!」

 

怒鳴っていた紗夜の話を遮る様にして、

俺は言う。

 

「紗夜が苦しんでいることは分かった。

でもだからって、自分が苦しいのを妹のせいにしてするな!」と怒鳴ってしまった。

 

「じゃあ、そんなに言うんだったら示してください!」と紗夜も吹っ切れた様な感じで言ってくる。

 

「分かったそんなら明日見せてやるよ、

俺の覚悟を」

そうして俺は家に帰った。

 

だがその道中に日菜と会った。

 

「さっきの話どう言う事?」日菜にさっきの話を聞かれていた様だ。

 

「どうってそのままだが?」

 

というと、「私だって分かってる!私がお姉ちゃんを傷付けてる事ぐらい分かってる!

でもなんで真也君は、そこまでするの?!」

 

日菜は自分の思いをぶつけてくる。

 

だが日菜にも「それが知りたければ、明日の

"アレ"を見にこれば分かるさ」と言って立ち去った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「"アレ"ってなんの事だろう?」

真也君が立ち去ったあとわたしは家に帰って考えた。

 

「そう言えば明日は確か....あ」

 

そうだ明日は花咲川学園とのバスケ試合だった。

 

「でも、真也君バスケ部に入って無かったよね?」

 

そんな疑問を抱えながらわたしは眠った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「これから花咲川学園と羽丘高等学校の試合を始める!」

 

「「「「「よろしくお願いします」」」」」

 

「「「「「よろしくお願いします」」」」」

 

と審判が挨拶をさせるそして俺は今この体育館のフィードに立っている。

 

昨日俺はクラスのバスケ部の奴らに頼んで今日限り、俺はバスケ部になった。

 

俺は一応中学時代はバスケ部だったが高校に入ってからはボールすら触って居ない。

 

しかも、あまり期待はされていないだろう。

 

なんたって相手は花咲川学園だ県内屈指とも言われている高校だがそれに控えコッチは、

あまり勝てず下を這いずり回る、羽丘高等学校.負け確なのは目に見えている。

 

だが俺はここにいる。

 

約束を果たすために。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「なぜ彼がここに居るの?」

私は未だに理解出来なかった。

 

彼は、部に入って無いと聞いたのだからきっとこれには出ないと思っていた。

でも多分.....

 

「ここで覚悟を見せるというのですか」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ただ今3p今の状況は、78:57なんとも絶望的。

 

だが今年はなぜか皆んな気合が入っていた。

 

多分理由は.......

 

「皆んな〜頑張って〜」そう学園の上位の美人達からの声援があるからだ。

 

だがそれでも状況は変わらない、俺は多少

バスケには触れていたが、やはり県内屈指だそう簡単に行くわけがない。

 

そんな事を考えて居ると。

 

ピー!っと笛がなる。

 

相手がまた決めた。

 

「終わったな」と中にはつぶやいているものもいる。

 

だが俺は諦めない。

 

そう思い走り出そうとするが、痩けた。

 

バン!と盛大に。

 

そう相手の挑発だ。

 

ワハハハハハ!と周りから笑い声がする。

 

うちのバスケ部のメンタルはもうスダボロだ

「可愛そうにねぇ〜こんなに無様にやられるんだったら頑張んなくても良いんじゃねー?」なんで言われる。

 

すると蘭が怒こりかけた。

 

ヤバイ、こうなったら今しかないか

「黙れ!!!!」俺は叫んだ。

 

会場が静かになるが、コレなら話しやすい。

 

「あ?なんだ?俺たちとまだ遣り合おうってのか?才能も無いくせによ!」と相手の副キャプテンが言う。

 

だがここで言わなければ日菜にも紗夜にも伝わらない。

 

「あぁ当たり前だ!」

 

俺は心の声をぶちまける。

 

「そもそも勝てない相手だと分かっている、

鼻から期待されてない事なんかわかってんだ!!」

 

「どれだけ頑張っても才能があるものには追いつけない事なんて分かっている!それでも、それでも!ここで諦めて負けを認めたらそれこそ!人生最大恥だ!」

 

「しかもお前は、自分は才能があるから練習なんてしなくて良いなんで思ってないか?それは大馬鹿ものだ!いくら才能があるからといって、才能があるものが練習して手に入れた物と、才能があるものが練習しないで手に入れものは違う!他の奴らもそうだ!努力をしている天才は、陰ながら努力しているんだ!それをお前達はなぜ見ようとしない!」

 

俺が話をしているときは誰も声をあげなかった。ただただ静かに聞いていた。

 

「期待されてないことは分かっているでも、

それでも!」

 

俺は力を振り絞って答えた。

 

紗夜と日菜に伝わるように。

 

「俺は!勝てる勝てないじゃなく!俺はお前達に立ち向かわなきゃ駄目なんだ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「どれだけ頑張っても才能があるものには追いつけない事なんて分かっている!それでも、それでも!ここで諦めて負けを認めたらそれこそ!人生最大恥だ!」

 

それを聞いてのは初めてだった。

 

そうだ私は自分から逃げていた。

 

日菜からなんかじゃない自分から逃げていたのだ。

 

それを気づかせてくれたのは、彼

 

葛木真也。

 

「本当に参ったわね.....」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「努力をしている天才は、

陰ながら努力しているんだ!それをお前達はなぜ見ようとしない!」

 

その言葉は私が待っていたものだった。

 

私を見てくれている人は居た。

 

昔から、私は見たものを全て出来る完璧少女、周りから見たらそうだった。

でも実際は違う。

 

私は、見ただけでは何も出来ない。

 

影ながら頑張り、やっとコツを掴む、それで精一杯だった。

 

けれども、誰からも自分の努力を見てもらえなかった。

 

それを彼は見ていてくれたのだ。

 

「全くやっぱり真也君は、るん♪ってくる

くらい参っちゃうな」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そこからの4pはすごかった。

 

俺の言葉に火がついたのか。

 

どんどん点差は縮まって行った。

 

ただ今80:79皆んなの感性もなくなりピリッとした状況になっていた。

 

残り時間は5秒それまでは必至の攻防戦だっただが俺はそのチャンスを見逃さなかった。

 

「はい!」仲間にパスを要求する。

 

俺に気づいた仲間が、俺にパスを回すが副キャプテンがそこに立ちはだかる。

 

だがもう迷わない俺は高く飛んだ。

 

「させるかぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

ブロックしてくるが俺は迷わずダンクをする

 

 

「「「「行っけぇぇぇぇぇぇ」」」」

 

 

チームの声が聞こえるだが押し負けそうになる。

 

 

「「「「「頑張れー!」」」」」蘭達や

日菜、そして紗夜、友希那達の声が聞こえる。

 

「ここで決めなきゃ男じゃねぇよ!」

 

俺はリングにボールをたた着付ける。

 

ピー!!

 

「試合終了!80:81で羽丘高等学校の勝ち!」

 

「勝った....やったぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

こんなに叫んだのは久々だった。

 

皆んながこちらに駆け寄ってくる。

 

そして紗夜と日菜に思いは伝わったのか?

 

そんな事を考えていると視界が揺れる。

 

「な、なんだ......コレ?」

 

その瞬間俺は意識を失った。

 

次回「仲直りの氷川姉妹と葛木真也」

 




いやぁ、お気に入り人数が90を超えましたよ〜

これも皆様のお陰ですなぁ〜

ゲージの色が変わらなくともこの作品を気に入ってくれている人が居る、それだけで嬉しいですなぁ〜

一応確認しましたが、誤字があるかもしれません。
誤字がありましたらご報告お願いします。

これからもこの作品をよろしくお願いたします。


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第十一話「仲直りの氷川姉妹と葛木真也」

これが終わったら一旦個人編を書いてみたのでそれを投稿してみたいと思います。

それでは本編をどうぞ


「ーーーーや、ーーーしんーや、

ーー真也!」と、耳元で大きな声で叫ばれる。

 

「うるせー!痛っ!」怒鳴ると同時に痛みが走る。

 

「あっ、ゴメン。大丈夫?」

 

よくよく見ると、蘭だった。

 

「お、おう蘭だったか済まん済まん」

 

そう言いつつ俺は起き上がる。

 

「そう言えば俺は....」

 

今までの、事を振り返っていると

 

「お兄ちゃんがいきなり倒れたからビックリしたよ、あんまり無理しないでよ!」と、蘭が泣きそうな感じで言ってくる。

 

(何でこんなに可愛いん?それはそうと、時間は......)

 

「え?8:30?」と腑抜けた声で言う。

 

「そうだよアレから二時間位寝てたから。」

 

相当疲れを感じているだろう俺の体を動かす。

 

ガラガラ、とドアの方から聞こえて来る。

 

「ん?あぁ紗夜と日菜か」

 

そこにいたのは紗夜と日菜だった。

 

その状況を察した蘭は、「外で待ってるから」

と言って外に出て行った。

 

(我ながらよく出来たものだ。今度なんかしてやらんとな)

「真也さん」「真也君」と、いきなり二人が話しかけて来る。

 

「は、はいなんでしょう?」

 

俺が振り向くと何故か凄いオーラを放つ二人だった。

 

(見れば分かるヤッベェ奴やん( ^∀^)

 

「ありがとうございます」

以外な言葉だった。

 

「ふぇ?」てっきり俺は怒られるものだと思っていた。

 

「貴方のおかげで、日菜と仲直りする事が出来ました、ありがとうございます」

 

と、紗夜が頭を下げて来る。

 

「い、良いよ別、俺はただ二人は一緒に笑っていた方が良いと思っただけであって俺の勝手な行動だったから紗夜が気にする事ないだろう?」

と俺が言うと、紗夜は頭を上げた。

 

「そうですか....日菜も御礼を言いなさい」

と日菜を急かす。

 

「........」日菜が固まっている。

 

「?どうしました日菜?」紗夜が話かけると、「えぇぇぇぇぇん!」と日菜は泣き出してしまった。

 

「え?な、なんで泣くの日菜?」明らかに紗夜が戸惑って居る。

 

(ま、日菜の気持ちもわからんでも無いがな)

 

そう思いつつ俺は日菜に話かける。

 

一応抱き寄せて来る。

 

「「!」」二人して驚く。

 

「紗夜チョット我慢しといてな」

と何か言いたそうな紗夜を止めておく。

 

「日菜?」と問いかけると。

 

グスン、と少し泣いて居るが「何?」と答えてくれる。

 

「嬉しかったんだもんな、紗夜と仲直り出来て」

 

俺が聞くと「うん」と答えてくれた。

 

「紗夜、日菜はずっと紗夜と同じ苦しみを、感じで居たんだ。どれだけ頑張っても、天才だから当たり前だと思われていてどれだけ努力しても、そこをだれにも見てもらえず、

一人孤独だった」

 

俺が日菜の感じていた事を話すと紗夜は、

「そんな....」と、驚いていた。

 

「で、もそれでも、日菜は頑張っていた、

紗夜を追いかけて色々な事をやって居たんだ。だからさ、紗夜」

 

俺は日菜の気持ちも自分の気持ちも載せていった。

 

「今まで苦しんでいたのは紗夜だけじゃなく日菜も苦しんで居たんだ。だから今まで避けて居た紗夜が仲直りしたと言ってたくれた事が嬉しかったんだよ、日菜は」

 

そう言って日菜を離すと。

 

日菜はすぐに紗夜に抱きついた。

 

「お姉ちゃん、ゴメンなさい、今まで私、

お姉ちゃんの事ずっと.....」と日菜は泣きじゃくりながら言う。

 

「大丈夫よ日菜、私だって、ずっと日菜の事を、私は....」その日始めて二人で抱き合い泣いた。

 

紗夜と日菜は無事仲直り出来たようだ。

「さぁ、時間も遅いし帰るか、蘭も待たせてるし。」そうして俺たちは、校門前まで行った。

 

「あ、お兄ちゃん遅い!」と蘭は怒っていた。

 

「済まん済まんって巴達まで居たのか?」

そこには、巴達と、友希那が居た。

 

「大切な仲間と、幼馴染が居るってのに、帰る訳ないだろ」と、巴が言う。

 

「......そうだな、皆んな帰るか」

と俺たちは帰路を辿る。

 

さぁて明日はどんな1日になるかな〜

何て考えている俺だったが、次の日俺はとんでもない事に巻き込まれる事を俺はまだ知らない。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

俺、葛木真也16歳

 

高校二年生!

 

前の人生では、高校三年生!

 

好きな事は、音楽を聴く事、漫画と小説を読むこと!

 

彼女居ない!募集中!

 

何て事頭の中で回想していると、

腹に物凄い衝撃が走った。

 

「痛った!」

俺は衝撃で起き上がる。

 

「あ、起きた!おはよ、真也君♪今日も

るん♪とする1日を過ごそう!」

蘭かと、思ったが日菜だった。

 

「あら、真也さん起きたのですね」ついでに

紗夜も居た。

 

「お、お前ら......」

 

 

 

 

 

 

「部屋から出てけー!!!!」

事後蘭と友希那も来て修羅場になったのは、また別の話

 

てかなんで友希那と紗夜と日菜が俺ん家知ってんの?

 

そんな事を考えながら俺の一日は、こうして悩む事から始まった。

 

全くこの人生、生きてて飽きないよなぁ。

 

次回美竹蘭編

 

第一話「可愛い幼馴染」

 




雑な締め方で済みません

次回からは個人編の蘭編、紗夜編を作ってみたので次回からは蘭編をスタートさせて、両方の編が終わったら、また本編を投稿させていただきます。

良ければ評価よろしくお願いたします

それでは次回を楽しみ


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過去編
第十二話 葛木真也の過去 前編


どもやっとテストが終わり、また頑張って投稿出来るようになった
猫又侍です。

新しい新イベ紗夜さん来たら発狂もんですわw

それでは本編をどうぞ


突然で済まないが、読者のみんな、少し俺の昔話を聞いてくれないか?

 

ま、作者に話してくれって言われたから、話すんだけどw

 

時は遡り俺が蘭達と、再開する少し前、確かアレは..........

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

半年前

「ん、ふぁ〜」

 

 

と、いつものように起床する俺、葛木真也は半年後に高ニになる。

 

まぁ、元々俺は三年の筈なんだが、一度留年した身だから一年下がったから何も言えないんだけどね☆

 

親父の死から約一年半家の人たちなどにより、俺の心のケアは、順調に進んで居た。

 

だが、少し困った事が有る。

 

「お〜い、真也君〜」

 

と、噂をすればのタイミングで俺の悩みの種が来る。

 

「何だ、ノックぐらいせいや、この戯け」

 

「え!戯けって酷くない⁈前はもうちょい優しかったよね?( *`ω´)」

 

と、こんな他愛も無い話をしているこいつこそが、悩みの種

 

白鷺洸夜(しらさきこうや)だ、まぁ、世に言う陽キャだなうん( ´_ゝ`)。

話は戻るが、コイツはいわゆる不良だ。

 

しかも、番長と来た。

 

え?何で不良なんかと一緒に話しているかだって?知るかよそんなもん。

 

俺の親父が死んだから転校して来た、なんて言われたら誰も近寄ろうとしないだろ?

しかも中三の終わり頃にだ。

 

普通、それはお気の毒にとか、そんな接し方しかして来ない中で、唯一俺に話しかけてくれた奴、それが白鷺洸夜だった。

 

最初は、白鷺が不良だと聞いていたので、

少し警戒していたのだが、話してみると、

結構良いやつ奴って事が分かった。

 

「んで、今日は何のご用件で?」

 

と、ベッドから起き上がりながら白鷺に言う。

 

「どんなって、そりゃお前、学校に行くんだろうが」

 

と、何言ってんだコイツみたいな感じで言ってくる。

 

「学校に行くとか言っといて、HRに出席すらしない奴が何を抜かすか」

 

と、すかさずツッコミを入れる。

 

 

「まぁまぁ、そう気にしなさんな」と、軽く返事をする。

 

「はぁ、わかったから先下に行っといてくれないか?」と、白鷺に言う。

 

「ん?あぁ良いぜ、先外で待ってるからな」

 

とか言いながら白鷺は出て行った。

 

「ふぅ、何だかアイツと話ししてると、蘭達を思い出すな」

 

思わず呟く。

 

突然だが、最近覚えた事は、喧嘩の仕方、

拳の振り方、力の入れ方など、色々喧嘩の事については、色々教えてもらった。

 

「......でも、そろそろアイツにも話とか無いとな......」そう言いつつ俺は部屋を出る。

 

部屋の机の上には、「引っ越し届け」と、

「転校届け」と、書いてある物が乗っていた。

 

「よ、悪りぃ白鷺少し遅れた」と、白鷺に謝る。

 

「まぁそこら辺は良いとして真也、そろそろ俺の事名前で呼んでくれね?」と、要望をして来る。

 

「ん?まぁ減るもんでもねぇしな.....気が向いたら呼ぶよ」と、軽く返した。

 

「あ、後放課後話あるから」と、言って俺と白鷺....いや洸夜は別れた。

 

次回「真也の過去」後編




書いといてなんなんですが、転校届けってあるんですかね?

そんな事はどうでも良い!(唐突)

評価、感想お待ちしてます

それではまた次回でお会いしましょう


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第十三話 葛木真也の過去 後編

ども猫又侍です。

ちょいと後書きにお知らせを載せるのでよろしくです

それでは本編をどうぞ


放課後、俺は洸夜に話があった。

 

勿論引っ越しと、転校の話だ、何て言ったらいいかずっと悩んで居ると、洸夜が入って来た。

 

「よ、遅くなったな」と、チャラらけた感じで謝って来る。

 

「そうだな、一発殺らないと気が済まないなw」と、冗談交じりに言う。

 

「ちょwそれは酷いだろw」なんて洸夜も、反応してくれる。

 

「ま、それはそうとしてだ、話って何だ?」

と、真面目な顔で言ってくる。

 

「チッ、何でお前はこう、察しが良いのかね、感の良い子は嫌いだよ」と、言いながら洸夜の隣に座る。

 

「実はな、俺、転校する事になった」俺は、洸夜に転校の事を伝えた。

 

「っ!そうか、そうか、そうなんだな真也」

と、前から分かっていたかの様に言う。

 

「何だ?もうちょいリアクション取ってもらわないと真也君悲しいですよ?」

 

「あ、悪りぃ悪りぃ、実はさ、朝お前の部屋に行った時に、机の上に転校届けあんの見つけちまってよ」と、今朝の事を洸夜は、言ってきた。

 

「そうだったんだな....」少し俯いてしまう。

 

「それでな、真也、少し頼みがあるんだ」と、洸夜から珍しく頼み事があった。

 

洸夜は立ち上がり俺の前で拳を突き出して来た。

「葛木真也、今からお前にタイマンしてもらう」と、以外な頼みが帰ってきた。

 

「.......良いんだな?」と、洸夜の意味を理解して、確認を取る。

 

「あぁ、コレが俺の決意だ」いつもの洸夜なら、少しふざけた感じを醸し出しているが、今は違った。

 

何処の誰にも負けないぐらいの真っ直ぐな目をしていた。

 

「分かった、そのタイマン受けさせてもらう」そう言いながら俺は顔の前に拳を持って来る。

 

「......ありがとな真也、俺の我儘聞かせちまってよ」と、謝って来る。

「馬鹿が、コレは男のタイマンだ、我儘もクソもあるかボケ」と、洸夜に返す。

 

「はは、それもそうか」と言いながら拳を顔の前に持って来る。

 

「「いくぞ!洸夜(真也)!」」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そこからは、両者互角だった。

 

食らっては、食らわせ、食らっては、食らわせの繰り返し、いつしか二人共倒れていた。

 

「はぁ....はぁ....はぁ....結構やる様にやったじゃねえか、お前」と、洸夜が言ってくる。

 

「ま、まぁな、伊達にお前の練習付き合ってた訳じゃねぇよ」と返す。

「色々な事があったなぁ」

 

「そうだな」

なんて他愛も無い話をする。

 

「なぁ真也」

「ん?何だ?」

また、洸夜が話掛けてくる。

 

「俺とお前が合った時の事、覚えているか?」

「あぁアレは酷かったな」

 

二人で昔の余韻にも浸った、思い出話しもした。

 

「まだ、合って少ししか経ってないってのに、よく俺らこんなに仲良くなっなよな」

 

「あぁ、確かに、そうかもしれないな」

そろそろ日が沈んでくる時間になった時だった。

 

「でもさ、俺真也に会えて良かったと思うんだ」

 

「何でだよ」

 

「あん時さ、俺一人だったんだ、仲間にも裏切られて、ダチにも裏切られて、本当、最悪だったんだよなぁ」と、昔話を洸夜がしてくる。

 

「でも、そんな時お前が転校して来て、チョット釜掛ける位の感じで行ったんだけどな、すぐ仲良くなっちまった」

 

「でも案外悪く無かっただろ?」

 

なんて、洸夜に聞く。

 

「あぁ、お前だってそうだろ?」

 

「そうだな、本当良かったよ」

段々と日が沈んで来る。

 

「そろそろお別れだな」と、呟く。

 

「いや、案外またどっかで会うかもなw」なんて洸夜が言ってくる。

 

「俺さ、親の反対押し切ってこの街に来たんだ。妹も居たんだけどな、そいつに、何も言わず出て来ちまってよ、でもアイツ今東京に居るらしいんだ」と、言ってきた。

 

「ほぅ、それでその妹さんにあうかも知れないから…そう言う事か」と、理解する。

 

「そゆこと、それじゃまたな、真也」そう言って手を差し出して来る。

 

「あぁ、でもさよならは言わないぜ?」と言って手を出し握手する。

 

そして最後にありったけの感謝を込めてこう言った、「また何処かで会おうぜ、洸夜」

洸夜は驚いた顔をしていたが、すぐに笑って「おう!また何処かで会おうぜ真也!」

こうして俺らは別れた。

 

また何処かで会うという願いを背負って

 

番外ストーリー過去編

 

 

 

 

 

 

 

次回「再開、不良番長⁈」




今回はこの物語を読んで下さりありがとうございます。

ご報告と言うのは、余り良くないのですが少しばかり投稿を止めさせて頂きたいのです。

いやぁ、理由はですね、余りにも下らなさ過ぎて「それぐらい頑張れよw」なんて言われそうなんですけど。

新しくバンドリの話を書いていこうかなと思いまして…
ほら、「それぐらい頑張れよw」なんて思いましたよね?

それが難しくて、中々出来ないのですよ〜。

でもたまには出すので安心してみて頂けると嬉しいです。

ー追記ー

すみません嘘です。
え、いや、嘘じゃ無いですけど中々ネタが思い浮かばなくて…

え?あ、あの皆さんなんで手を拳にしてるんですか?
怖いので来ないで下さい、なんか黒いオーラ出てるんで辞めて下さいえっ、ちょ、まっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

それではまた次回でをお楽しみ


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美竹蘭編
第一&二話「可愛い幼馴染」「蘭とデート」


これは、あのバスケの試合から約数週間が
経ったお話、そして蘭がメインのお話。

それでは個人編の美竹蘭編どうぞ!


 

 

「ふぁぁぁ」

いつもの様に朝が来た。

 

そしていつもの様に、

「ん、起きた?お兄ちゃん?」

ベッドの中に蘭が潜り込んでいる。

 

「いや、何で蘭が俺のベッドの中に入ってるんだ?」

 

と聞くと蘭がキョトンとした顔で

 

「何でって、お兄ちゃんの寝顔見てたら私も眠くなってそれから....」

 

何かを言いかけ用とした蘭が止まった。

 

「それから?」と俺は問いかけると

 

「/////」あら、顔真っ赤にしてどうしたのかと思いきや、すぐさま立ち上がりドアの方へ向かって行った。

 

「さ、先外で待ってるから///」と言いながら出て行った。

 

(最近蘭って自分で地雷踏んでる気がするんだが...)そんな事考えながら身支度を済ませる。

 

ガチャっと玄関の鍵を閉める。

 

「済まん遅くなった」

 

「ん、行こお兄ちゃん」

 

と、言いながら先を歩く蘭。

 

(そろそろ真也だけでも良い気が)

 

そんな事を考えていると、蘭が

「そういえば、さ、今週の土日、どっちか空いてる?」といきなりの質問。

 

「ん?まぁ別土日はヒマだがそれがどうした蘭?」と質問をすると意外な返事が帰ってきた。

 

「お兄ちゃん、こ、今度ア、アタシと、

デ....」何か言いたそうな蘭に俺は問いかける。

 

「デ?」そうすると蘭は顔を赤くして

 

「デートに、行かない?////」

 

と蘭からのデートの誘いを受けるのであった

 

一つ俺が思った事を言うぞ

 

「何?この可愛すぎる生き物?」

 

 

第二話「蘭とデート」

 

「悪い待ったか?」

 

と、少し時間に遅れてしまったので謝罪する。

 

「ん、大丈夫今来たところ」とは言うものの、少し不満気な顔をしている。

 

「そうか、んじゃ行くか」

 

そう言いつつさりげなく手を繋ぐ。

 

「ちょ、何やって///」

 

物凄く慌てる蘭を少し弄ってみる事にした。

 

「んじゃ離すか?人混みで逸れない様にと思ったんだが、蘭が嫌なら仕方ない」

 

と言いながら、手を離そうとするが、

離さない。

 

不思議に思って手を見ると蘭が俺の手を握っていた。

 

「?どうした蘭?」

と、少し意地悪をしてみた。

 

「....と....つ....い」何か言っているが聞こえない。

 

「ん?何だって?」と聞くと、

 

「お、お兄ちゃんと手繋ぎたい!///」

 

と、顔を真っ赤にしてくる。

 

やはり可愛い。

 

「そう言えば蘭」俺は蘭に一つ提案をする。

 

「ん?何?」蘭は不思議そうに首を傾げる。

 

「そろそろ俺の事普通に真也って呼んでも良いんじゃないか?」

そんな提案をすると蘭は「.....」と少し考えていた。少しすると、「ううん、このままでいい」と答えたので「そうか」とだけ答えた。

 

「それはそうと蘭よ今日は何処に行くんだ?」と行き先を聞いていなかったので尋ねる。

 

「?言ってなかった?今日は動物園に行く

んだけど?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ほぇ〜」思わず声を漏らす。

 

しばらく動物園に行って無かったが、

ここまで変わっているとは思わなかった。

 

「さ、行こ真也お兄ちゃん」

 

と、蘭が目を輝かせながら、俺の手を引っ張る。

 

そこからは凄かった。

 

俺は動物で大分凶暴な動物でも大丈夫なんだが、蘭がとにかく怖がっていて、正直可愛かった。

 

そんなこんなで動物園にを回っていると、

「少し休憩しう蘭俺疲れた」

と言うと蘭は椅子に座って息を吐いていた。

 

「流石に疲れたな」と言うと

「そうだね、飲み物がもしいね」

と蘭が言ってくるので、

「チョット待ってろ飲み物買ってくる」

と言って、自販機の所まで行った。

 

数分後

 

「おーい蘭待ったk「離して!」!」

と蘭の叫び声がすると、そこにはチンピラに

絡まれている蘭がいた。

 

 

「蘭!」

 

と俺は叫んで蘭の元に走る。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「....悪いことしちゃったかな?」

真也お兄ちゃんは、優しいからすぐに飲み物を買いに行ってくれた。

それにしても今日は物凄く楽しい。

 

普段学年違いで余り学校では一緒に居れ無いけど、今はお兄ちゃんといっしょに居れる、

それが楽しかった。

 

「ねぇ、そこの可愛い子ちゃんチョット俺と遊ばない?」

突然男の人が話しかけて来た。

 

「い、いえ私は連れがいるのd「良いじゃんか、それぐらいほらほら行こうぜ?」!」

 

突然手を引かれたのでびっくりした。

 

「離して!」と声を上げるが誰も私に気付かない。

 

(助けて、真也お兄ちゃん!)

 

「蘭!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「蘭!」

声を掛けると蘭が「真也お兄ちゃん!」

と叫んでくるがその手はチンピラに掴まれている。

 

「あ?何だテメェ?」とチンピラは怒った様に威嚇してくる。

 

「お前、俺の連れに何してんだ?」

と、問いかけると、「こいつか?見れば分かるだろ?ナンパだよ」

と言ってくるのでイラッとして、

蘭の手からチンピラの手を離させた。

 

「蘭!少し遠くまで逃げとけ!俺は後で追いかける!」と、言うが蘭は戸惑っている。

 

「あ?!何だテメェ?!殴られてぇのか!」

とまた威嚇してくるので俺は怒鳴る。

 

「オメェ俺の女に手ぇ出してただで済むと思うなよ!」

と威嚇すると、チンピラは、拳を振りかざして来る。

 

「ふん、これじゃ当たらn」と避けようと思ったが、後ろを見ると蘭が居て避けるのをやめた。

 

ドガっと顔に凄い衝撃と視界が赤くなる。

 

(顔面に一発貰っちまった)

 

と考えていると。周りに人が集まって来て。

 

「アレ?あの人頭から血流れて無い?」

と誰が言うとチンピラは、焦って帰って行った。

 

「ふぅ、大丈夫かr」蘭の安全確認をしようと思ったら、蘭が抱きついて来た。

 

蘭の体は微かに震えている。

 

「....怖い思い、させちまったな」

と謝ると、蘭は「うぁぁぁぁぁん!」

と泣き出してしまった。

 

だが俺は蘭を離さずしばらく抱きしめていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「蘭!」と叫び声がする方向を向くと

そこにはお兄ちゃんが居た。

 

「真也お兄ちゃん!」と安心して叫んでしまう。

 

すると男の人が「あ?何だテメェ?」

とお兄ちゃんを威嚇する。

 

だがお兄ちゃんは一歩も引かず、

「お前、俺の連れに何してんだ?」

と言ってくれた。

 

すると男の人は、「こいつか?見れば分かるだろ?ナンパだよ」

と言う。

 

だがその手はお兄ちゃんが離してくれた。

 

「蘭!少し遠くまで逃げとけ!俺は後で追いかける!」と、お兄ちゃんは、言ってくれるが足がすくんで動かない。

 

「あ?!何だテメェ?!殴られてぇのか!」

とまた男の人が威嚇する。

 

するとお兄ちゃんが、「オメェ俺の女に手ぇ出してただで済むと思うなよ!」と言ってくれた。

 

嬉しかった。

 

ちゃんと守ってくれてるんだと安心した。

 

すると威嚇すると、チンピラは、拳を振りかざして来る。

 

「ふん、これじゃ当たらn」と言いかけた

お兄ちゃんが止まる。

その拳の先に私が居たのだ。

 

そしてお兄ちゃんが顔に拳を食らう。

 

お兄ちゃんがよろけると、周りに人が集まって来て「あの人頭から血流れて無い?」

と話し声が聞こえると、男の人が去って行った。

「ふぅ、大丈夫かr」と言う前に私はお兄ちゃんに抱きつく。

 

するとお兄ちゃんは、「....怖い思い、させちまったな」と誤って来る。

 

「うぁぁぁぁぁん!」と泣き出してしまった。

 

でもお兄ちゃんは抱きしめてくれた。

 

怖かったそして嬉しかった。

 

その気持ちで胸がいっぱいになった。

 

 




皆さん思っている事は分かります。

今回クッソ短いですよね( ^∀^)
本来なら一話だけの投稿のはずでしたが、投稿最低限の字数が半分も無いという鬼畜展開w

さてやってまいりました、誤字探しのコーナーさて今回誤字があるか分かりませんが、誰がいち早く誤字報告をしてくれるのでしょうか!

さて皆さん用意は出来ましたか?それではスタート!

そんでもって次回も楽しみに!


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第三話 事件の後

すみませんが、そろそろテストなので投稿が遅れてしまうかも知れません。

本当に申し訳ないです。

それでは本編をどうぞ


「痛って」俺は殴られた場所を触りながら言う。

 

「ダメだよ真也お兄ちゃん、まだ傷痛むんでしょ?」と、蘭は心配そうな顔で言ってくる。

 

「まぁな、そういえば蘭そろそろ閉園時間だけど、最後に行きたい場所有るか?」

 

と蘭に聞くと、「ん〜観覧車?」

と答える。

 

「何で疑問系なんだよ」

 

と思わず突っ込んでしまった。

 

「まぁいいでしょ、さ、行こ真也お兄ちゃん」と言いつつ俺の手を引っ張る。

 

(?何か蘭の奴機嫌良くないか?)

 

と疑問を抱えながら俺たちは観覧車のある方へ向かった。

 

「「......」」二人の間に会話は無かった。

 

ただ外を見て居るだけ。

 

そんな空間を破ったのが蘭だった。

 

「そ、その今日は助けてくれてありがと」

 

と、お礼を言われる。

 

「別良いよ、俺にとって当たり前の行為をしたんだ」だが俺の中には靄があった。

 

 

最初チンピラに手を掴まれている蘭を見て少し胸が締め付けられた。

 

あんなにも心が痛くなったのは、親父達が死んで以来だ。

 

何でこうも蘭の事を意識してしまうんだろう。

 

何でこうも蘭が綺麗に見えるのだろう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そろそろ観覧車が終わる。

 

その間は、色々話した。

 

バンドの事、他のバンドの事を聞いた。

 

「なぁ蘭」と蘭に問いかける。

 

「ん?何真也お兄ちゃん?」

 

と、いつもの様に聞いてくる。

 

「....お前、巴達と違うクラスなんだってな」

 

「っ!」蘭に反応があった。

 

別に意地悪したかった訳では無かったが、

 

自然とその質問が出た。

 

「....悲しかったか?」と聞く。

 

蘭の方を見ると、涙を流していた。

 

「うん、私皆んなとずっと一緒だと思ってた。だけど違った。真也お兄ちゃんも離れていった、巴達とも違うクラスになった。そこのクラスで私は浮いたの」

 

と淡々と話す蘭は、とても悲しそうだった。

 

だから俺は蘭を離さず抱きしめた。

 

「!///」蘭は突然な事に驚く。

 

「済まんな蘭、今日あんな目に合ったのに、

 

そんな前から苦しんでた事も知らずに悲しませちまったな。」

そして俺は言った。

 

「全部吐き出して良いんだ蘭」

 

すると蘭は泣きながら、今までの苦しみを俺にぶつけた。

 

そこから数分少し立ち止まったままだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「今日はありがとな蘭お陰で少しは疲れが取れたよ」と言うものの疲れは取れたが、

痛みが取れない事は隠した。

 

「真也お兄ちゃん、痛いの我慢してるでしょ」あっさり心読まれた。

 

「.....あんまり蘭に気使われたく無いんだよ」

 

と、視線を逸らす。

 

「でも、ありがと私を守ってくれて」

てっきり怒られるかと思っていたが、

何故か御礼を言われた。

 

「でも真也お兄ちゃん、痛いんでしょ、

一応傷見るから家に来て」と言われたが、

断ろうとした。

 

そう、断ろうとしたんだよ?

 

「う!ち!に!き!て!」

こんな押されたら行くしか無いだろ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「お、お邪魔しま〜す」

俺は恐る恐る蘭の家の中に入る。

 

(そう言えば蘭の家って花道の家元だったんだっけ。ヤッベーそう考えたら緊張して来た)

「ただいま」と蘭が言うと、奥から懐かしい顔の人が出て来た。

蘭のお父さんだ。

 

「やぁ真也君、三年ぶりかな?」

 

と挨拶してくる。

 

「はい、お久しぶりです」

と、一応挨拶をしておく。

 

「まずは、ありがとう真也君。今日は、

チンピラから、蘭を守ってくれたんだってね?」と聞かれる。

 

「え?何でそれを?」確かに守ったがその事はら知らないはず。

しかも蘭もびっくりしていた。

 

「はっはっは!何で知っているかって?

それは近所の人から聞いたんだよ」

 

とあっさり答えられた。

 

「さ、上がってくれたまえ、蘭、真也の傷の手当てをする為に呼んだんだろ?準備をしておいたから、手当てをして上げなさい」と、

蘭のお父さんがらんに言う。

 

「ありがとお父さん、真也お兄ちゃん、

こっち来て」と蘭に案内される。

 

「お〜久しぶりだな、蘭の部屋に入るの」

なんで懐かしみに浸っていると、蘭が救急箱を持ってきた。

 

「ほら、傷見せて」と触って来る。

 

「ちょ、ま、痛!」いきなり触れられるもんだから痛かった、少しだけ。

 

「あ、痛かった?ゴメン」少しシュンとした顔を見せて来る。

コレはズルい。

 

「ま、少しだから大丈夫だ」

そう言いつつ手当てをしてもらった。

 

「じゃあ、また明日な」

 

と帰ろうとすると蘭が少しシュンとした。

 

「大丈夫だってまた会えるから、な?」

とあやして、俺は蘭の家を出た。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ん?お〜巴久しぶり」

 

帰り道巴に会ったのだが、今日の事を話すと、「は〜、真也兄って本当鈍感にも程があると言うか.....」

と、呆れられた。

 

「?何の事だ?」と、巴に聞くと、

「別に気にしなくて良いよ」と、はぐらかされて巴と別れた。

 

一体何の話だったのだろう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一方その頃真也と別れた巴は、蘭に電話していた。

 

「蘭〜聞いたぞ今日の話、で?何か進展あったか?」と、蘭に聞くと、「ううん別に何も無かった」と帰ってくる。

 

「蘭さ〜そろそろ言った方が良いんじゃ無いか?」と、聞くと蘭に、「うるさい」と言われて電話を切られた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「そんな事分かってる」

巴からの電話を切った私は、一人で呟く。

 

「自分でだって分かるよ....」

と少し沈黙を置いてまた口を開いた。

 

「言える訳無いじゃん」

 

 

 

 

 

「真也お兄ちゃんが好きだなんて」

 

 

次回「二人の思い」




ども今回誤字があるか分かりませんが、投稿します

毎度誤字があり過ぎてヤバいですが、よろしくお願いたいします。

それではまた次回も楽しみに


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第四話 「二人の思い」

ども、最近忙しくなりつつ余り投稿出来なくなってしまいました。

でも最低週一ではだしたいと思っております(出すとは言っていない)

それでは本編をどうぞ


 

アレから数日俺は怪我も徐々に治って来た。

 

だが問題が一つある。

 

蘭といる時だ。

 

何でか分からないが、蘭といる時には、

緊張してしまう。

 

何故かって?そりゃ俺が聞きたいくらいだ。

 

蘭といると落ち着く、蘭といると胸が熱くなる、蘭が居ないと寂い。

 

そんな思考が頭の中を駆け巡っている。

 

そしてもう一つ問題がある。

 

それは蘭の反応だ。

 

最近目を見て話してくれない。

 

目を合わせて話そうとすると、目を逸らす。

 

それが悲しかった。

 

俺はその時気付いた。

 

俺は「蘭が好き」だと言う事に。

 

「この気持ち、伝えなきゃな」

 

そう言いつつ俺は玄関のドアを開けた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

最近真也お兄ちゃんと目を合わせて話せない。

 

何でかって?

そりゃ恥ずかしいから。

 

真也お兄ちゃんと話すと胸が熱くなる。

 

真也お兄ちゃんと居ると安心する。

 

真也お兄ちゃんが居ないと寂しい。

 

そんな思考が頭の中から離れない。

 

「そろそろ言わなきゃ」

そう決心して、私は家を出た。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

学校

 

ガヤガヤと騒がしい教室、だがそんな事を気にせず、俺は蘭にどう向き合うかを考えている。

 

「やっぱ告るしかないのかなぁ....」

 

そんな事をぼやいていると、先生が入ってきた。

 

(ま、放課後蘭に伝えんとな...)

 

そんな不安を抱えながら俺はHRを受ける。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「.....ん....らん....蘭!」

 

と、声を出されたのでビックリしてしまう。

 

「で、どうすんだ?今日言うのか?」

と、巴が聞いてくる。

 

「う〜ん......」

 

実際私自身言う決心がついて居ない。

 

拒絶されるのが嫌なのだ。

 

嫌われるのが嫌。

 

離れていくのが嫌。

 

そうして私は答えを出す。

「今日、言う」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ブブブ

携帯が鳴る。

 

「ん?蘭からか何だ?」

 

3:25蘭「放課後話があるから屋上来て」

 

「ん?何だ蘭の奴、ま、いっかちょうど俺も話あるし」

そうしてスマホをしまうと、

「あ、あの真也君」

と、クラスの女子が話しかけて来た。

 

「あの、話があるの」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

放課後

 

ガチャ

 

俺がドアを開けるとそこには蘭がいた。

 

「済まんな遅くなった」

 

と謝ると、「ん、大丈夫」と、蘭は許してくれた。

 

「それで話の事なんだけどね」

 

と切り出そうとする蘭に俺はこう答えた。

 

「俺も話がある」そう言うと、蘭は話すのをやめた。

 

「何?」と、答えてくる蘭に俺はこう言った。

 

「今日、告白された」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「今日、告白された」

 

その言葉を聞いた瞬間、私の心は真っ白になった。

 

「え?それってどう言う」

 

と聞くと、「ここにくる前にな、俺クラスの女子に告白されたんだ」

そう淡々と話すお兄ちゃんを見て私は泣きそうになった。

 

お兄ちゃんが遠くへ行ってしまう。

 

離れていってしまう。

 

その感情だけが、私の悲しみを込み上げさせるのには十分だった。

 

グスッ

 

思わず泣いてしまう、でもお兄ちゃんは話続ける。

 

「そして俺さ「聞きたくない!」!」

 

思わず声を上げてしまう。

 

でもお兄ちゃんが話を止めようとはしなかった。

 

だから私は心の声を打ち明けた。

 

「わ、私は!ずっと、ずっと前からグスッ

お兄ちゃんの事が!「待て蘭」!」

お兄ちゃんが止めてくる。

 

「俺の話を聞いてくれ」

 

そう言ってお兄ちゃんがこう言った。

 

「俺その告白断ったんだ」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「俺その告白断ったんだ」

 

そう言うと、蘭はキョトンとした顔していた。

 

「ま、無理もないか「何で?」?」

 

蘭が声を上げる「何で断ったの?!」

 

これも蘭の気持ちだと思う。

 

俺から離れたくない、遠くに行かせたくない。

 

そんな気持ちを抱えて居たんだな。

 

そう感じた俺は蘭を抱きしめる。

 

「⁈」そして俺も俺の心の声をブチまける。

 

「だって俺が好きなのは、幼馴染で、人前になると、見栄はって勘違いされて、巴達と一緒のクラスになれなくて落ち込んでいる、

そんな美竹蘭が俺は好きなんだ」

 

俺の心の声を聞いた蘭の反応はどうだろう。

 

そんな確認さえできなかった。

 

俺は蘭に抱きしめられていた。

「もう、離れないで!」蘭の久しぶりの我儘だった。

 

「何言ってんだお前」と、言うと蘭は

「ふぇ?」と腑抜けた声を上げた。

 

「一度俺は蘭達から離れた。だが考えてみろ、それ以外で俺は蘭から離れた事があったか?」

 

すると蘭は、「ううん、無い///」

 

と、素直に答える。

 

「なぁ、蘭」そしてまた俺は言う。

 

「俺と付き合ってくれないか?」

そう言うと蘭はまた涙をながす。

 

「あはは、今度は悲しい涙じゃ無いよな?」

 

と、聞くと「うん、私もずっと好きだった」

 

俺は柄にもなく嬉しくなった。

 

「そういえば蘭」俺は一度断られた提案をする。

 

「そろそろ名前で呼んでくれないか?」

 

と聞くと、蘭は「分かった」と、今度は承諾してくれた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「なぁ、蘭」

そう言いながら俺たちは帰路を辿っている。

 

「ん?何?」

と、蘭が答える。

 

「俺たち付き合ってるんだよな?もう」

 

というと、「何で疑問系なの」と突っ込まれた。

 

「いんや、何でもない、ほらは蘭家についたぞ」と、話している間に蘭の家に着いた。

 

「じゃあ、また明日な蘭」と、蘭の家から去ろうとすると、「待って!」と呼び止められた。

 

「?何だ蘭ん!」口に何か柔らかい物が当たっていると思っていたら、それは蘭の唇だった。

 

「じゃあまた明日ね真也///!」

そう言って蘭は家の中に入っていった。

 

「今の何でお前が照れんだよ///」そんな事を思いながら、俺はまた帰路につき帰った。

 

 

次回 「美竹蘭と葛城真也のその後」前編

 




ども、特に書くことがなくなって来てしまいました。

と、言う事で感想と評価お待ちしております。

誤字があったら報告してもらえると嬉しいです

それでは次回も楽しみに


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第五話 「美竹蘭と葛木真也」前編

そろそろ蘭編が終わります。

蘭編と言ってある割には蘭編しか作ってません。

一応ここで言っておきます。

推しは紗夜です

それでは本編をどうぞ


「う〜ん」と、いつも通りの生活が始まる。

 

だが今は違う

 

コンコン、ガチャ

 

「おはよ、朝ごはん出来てるから早く下来て」

 

そう、アレから三年、俺と蘭は同性する事になった。

 

「しっかし蘭が居てくれて本当に良かったよー、俺一人じゃまともに料理出来なくってさ〜w」

 

と、蘭にお礼を伝える。

 

「べ、別良いよ。わ、私、し、真也の、か、彼女な訳だし///」

 

と、照れながら、言ってくる

 

(何これ可愛いんですけど、何その上目使い、何?俺を悩殺しようとでもしてるの?)

 

何て考えるのも、今の日常の"いつもどうり"だ。

 

「ま、大学遅れるしさっさと行こうぜ」

 

と、蘭に声をかけると

 

「遅れる原因は、真也に有るんだけど?」

 

と、痛いとこを突いてくる。

 

「うっ、それは言い返せない....」

 

(くそっ、これから少し早く起きないとな...

しっかしどうすっかな"アレ")

 

そう思いつつ俺はポケットの中に入っている、小さな黒い箱を握りしめた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「あ〜、今日も終わった〜」

 

そう愚痴を言いつつ、俺は背伸びをする。

 

「なぁ真也」と、声をかけてくる俺の友達。

 

「ん?何だ?」と、聞き返すと思いがけない言葉が出て来た。

 

「ほら、美竹さん居るじゃんうちの大学の」

 

と、蘭の話題を出して来た。

 

「おん、有名だもんな美竹って」

 

そう、俺は大学でバレないように大学では蘭を美竹と呼んでいる。

 

しかも蘭は、大学の中で有名だった。

 

もちろん、Afteuoglouの活動をしていて有名だと言うこともあるが、実際蘭、いや、蘭達

、Afteuoglouのメンバー達は、皆々美人なので、普通に人気だったりする。

 

「それで、美竹が、どうした?」

 

と、聞くと、「俺さ、美竹さんに告ろうと思うんだ」

 

と言って来たので、思わず「え?」と、言ってしまった。

 

「どうしてそんなに急に」と、聞くと

 

「俺前にな、Afteuoglouのライブ見に行ったんだ、そこで一目惚れよ」

 

俺は心の中で(あ〜ね)と、思った。

 

「でも大丈夫か?美竹って他の人から告られても断るって話だぞ?」

 

(まぁ、実際彼氏(俺)がいるし断るのも当たり前なんだけどな)

 

と言いながら思う。

 

「あぁ、でも俺はアタックしてみるよ」

 

すると友達がスッと、立って「それじゃ行ってくる」と言って出て行った。

 

「はぁ未だに慣れないな、俺の友達が俺の彼女に告白する相談を受けるのは」

 

そう呟きながら、帰る支度を進める。

 

俺の胸の中が物凄い痛いのを堪えて。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「美竹さん!俺と付き合って下さい!」

 

はぁ、またコレだ。

 

もう、何回目だろう告白されるのは、その度に真也が傷ついているのは。

 

「すみません、私は付き合えません」

 

と、いつものように断った。

 

"はずだった"

 

「何で?」

 

ん?この人目付きが、暗い。

まるで獲物を見る動物みたいに、確実に獲物を捕らえる、ライオンのように。

 

「何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何でナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデ」

ヤバイこの人、真也が一番付きまとわれてはいけない、と言っていた人物、そう

"ヤンデレ"だ。

 

って言うか、ヤンの部分しかない。

 

それを判断した、私はすぐさまその場から去ろうとした。

 

が、そんなに上手く行くはずもなく。

 

「ニガサナイ」と、後ろから追って来た。

 

コレは本当にヤバイ。

 

「助けて"真也"」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

俺は一つ疑問に思った

告白に行く時に、友達の目からハイライトが無くなっていたのだ。

 

「まさか!」そう思いたく無かった。

 

友達がヤンデレなんて、思いたく無かったが、その願いは叶わなかった。

 

「真也!」と呼ばれそこを見ると、蘭が居た。

「どうした?」と聞くと、蘭は

 

「や、ヤンしかないヤンデレに絡まれた」と、言ってくる。

 

こんな時に何を言ってるんだか...

 

すると後ろから「ニガサナイよ、蘭ちゃん」

と、友人が来た。

 

「下がってろ蘭」俺は蘭を後ろに隠した。

 

「?ナンデ真也が蘭ちゃんを庇ってるの?まさか、二人って付き合ってるの?」

 

まずい、このままで行くと。

 

「ユルサナイ」やっぱり、切れるよな。

 

すると友達がポケットからナイフを出した。

 

「?!」

 

俺が驚いてる隙に、友達は飛び込んできて。

 

避けようと思ったが、避けるのを辞めた。

 

そう後ろには蘭が居たから。

 

グサッ

鈍い音が聞こえる。

 

「ひっ!」と、何故か怯えながら。

 

その場を去って行った。

 

「さ、流石に....避けると思われ...たか...」

ヤバイ意識が

「真也!しっかりして真也!ねえ、し...

や....し...」

そこで俺の意識は閉じた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

グサッ

鈍い音が聞こえる。

 

あぁ私はまたやってしまったのか。

 

また、大切な人を.....

 

 

次回「美竹蘭と美竹真也」後編

 




いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

ふぅ、スッキリした!(キチガイ)

それではまた次回を楽しみ

評価と感想をお待ちして居ます


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最終話 「美竹蘭と葛木真也」

これで個人編の蘭編が終わります。

個人編の違う人はまた違う機会にてやりますのでご安心を。

それでは最後までこの話を信じて付いてきてください!


グサッ

鈍い音が聞こえる。

 

「ひっ!」と、何故か怯えながら。

 

その場を去って行った。

 

「さ、流石に....避けると思われ...たか...」

ヤバイ意識が

「真也!しっかりして真也!ねえ、し...や....し...」

 

そこで俺の意識は閉じた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「はっ!」と、俺は勢い良く布団を剥ぐ。

 

「......夢だったか......それにしても、出来すぎた夢だったな、俺なんかがあんな青春を、送れるわけないのにな」

そう思いつつ俺は居間に向かう。

 

「ん?そう言えば家ってこんなに広かったっけ?」俺は辺りを見回す。

 

そしてすぐに気づく。

 

(あぁ、アレは夢じゃなかったのか....俺は長い昔の夢を見ていたのか)

すると後ろから、「え?し、真也?」と、声が聞こえる。

 

後ろを振り返ると、懐かしい、赤いメッシュが入った女性美竹蘭が居た。

 

「あぁ、蘭か....いやな、少し前の夢を見たんだ、俺が大学時代に蘭を庇った奴の夢」

 

そうして淡々と話す俺に対して蘭は抱きついて来る。

 

「?!な、なんだ蘭いきなり抱きついて来て?」

 

と、尋ねると

 

「ば、バカァ、ずっとずっと眠ってたんだよ?あの時からずっと待ってたんだよ?私」

 

蘭が何を言っているか分からなかったが、

蘭曰く、俺が刺された後、病院に運ばれたらしく、治療を受け傷は塞がったが、生憎俺の方が今まで意識が戻らなかったらしい。

 

「す、済まんな蘭、てっきり俺は夢を見ていたと思ったよ」

 

「ん、でも良い真也が戻って来てくれたから」

 

そんな蘭の顔を見て俺は

 

「蘭、チョットいいか?」

 

と、尋ねる

 

「ん?何?」と、不思議そうに言ってくる。

 

ま、流石にいきなり言われたらそうなるわな。

 

だけど、ここで逃したらもうチャンスは無いと思った。

 

「蘭、俺と結婚してくれないか?」

 

そう言って俺はポケットの中に入っている黒箱を開けた。

 

「こ、コレって指輪?」

 

「そうだ、本当は、刺されなければその日に渡してたんだが、生憎それは叶わなかったからな」

 

そう言って俺は蘭に質問する。

 

「で、どうかな、俺と結婚してくれる?」

 

と、聞くと蘭は、「何言ってるの?」みたいな顔で、そして優しい微笑みを見せて.....

 

 

 

「はい、喜んで!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特に生きていて問題もなく16年を

過ごしてきた俺、坂木裕(さかきゆう)

は突然その時を迎える。

 

そう、俺は死んでしまったのだ

原因は道路に出た女の子をかばっての

死亡、でも大したことでは無い。

 

別に親しい友達が居た訳でもなく

家族が俺を心配する事は無い

そう俺は、孤独だった。

 

親にも見放され

学校ではいじめにあい

あげく結果この始末

 

誰も悲しまず俺の平凡な日常は去っていった

 

 

だけど今は違う。

仲間に恵まれ、友に恵まれ、そして、今嫁にも恵まれようとしている。

俺自身こんな人生送っていいのか?

と、思った事なんて指じゃ数えきれない程ある。

だからこそ、今は言える事がある。

 

葛木真也.....いや、美竹真也は......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バンドリの世界にて生きている。

 

 

 

 

 

美竹蘭編 END

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ、あとさ蘭に渡したいものがもう一つ有るんだけど」

 

「ん?何?」

 

「はい、コレ」

 

「コレって....」

 

「そ、俺が作った曲」

 

「で、でも何で」

 

「ん?ただ書きたかったから書いた」

 

「そんな、いつから」

 

「ん?確か高校卒業した後位?」

 

「っ////」

 

「何で照れてるんだよ」

 

「いや、だって嬉しいから」

 

「そ、そうか面と向かって言われると恥ずかしいな///」

 

「み、見ても良い?」

 

「ん?あぁ良いぞ」

 

「"ツナグ、ソラモヨウ"?」

 

「そ、お前らAfterglowをイメージして書いた」

 

「ありがと///!」

 

「おう!」

 

「んじゃ来週から練習する」

 

「え?いくらなんでも早すぎないか?」

 

「早く無い」

 

「えー、絶対早いって〜だって......」

 

 

こうやって俺達の日常が過ぎて行くのだろう。

 

でも、俺と蘭は止まらない。

 

だからさ....皆んな.....

 

 

 

俺達の背中を信じて付いて来てくれ!

 




さてまた次回から本編に戻ろうと思います。

本当だと、蘭編を本編に組み込もうかと思っていたのですが、よくよく見ると、「あれ?蘭以外殆ど出てないじゃん!」と気づいたので、個人編として出しました。

他の人の個人編の話しは、アンケでやろうと思うのでその時はよろしくお願いします。

それでは次回も楽しみに

あ、後評価と感想、誤字報告待ってます


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氷川紗夜編
第一&二話 氷川紗夜 紗夜とのデート


やっぱこうなるのね。

ども猫又侍です。

今回から紗夜編が始まります!

それでは本編をどうぞ


これは、あのバスケの試合から約数週間が

経ったお話、そして紗夜がメインのお話。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「いや〜それにしても疲れた〜」

と、俺は愚痴をこぼしながら帰る。

 

「お疲れ様、真也」

 

と、隣を歩く彼女氷川紗夜

 

「でも良かったよ二人が仲直りできて」

 

と、言うと

 

「いえ、貴方が寄りを戻してくれたのだから、貴方には感謝しないとね」

と、言い返してくる。

 

「嫌嫌、別に感謝されたくてやったわけじゃ無いよ」

 

「と、言うと?」

 

紗夜が不思議そうに聞いてくる。

 

「俺のただの自己満足のためだけにやったけだから」

そう、自己満足のためだけにやった。

 

「でも、その事故満足をする為だけの行動で貴方は二人の悩みを解決した。そうじゃない?」

 

紗夜は、優しい笑みを俺に向けた。

 

「そ、そうだな結果両方Win Winなわけだ」

 

そんな他愛も無い話をしていると、

「ねぇ、真也」と、紗夜が言ってくる。

 

「ん?何だ紗夜」俺は、不思議そうに尋ねる。

 

「明日私と、で、デートしてくれないかしら///」以外だった。

 

元々紗夜は、そんな押してくるタイプじゃ無いと思っていだが、実際そうでは無いらしい。

 

「?でもデートだと俺たち付き合ってるみたいじゃ無いか?」

 

と、言うと紗夜は不機嫌そうな顔をしていた。

 

「?どうした紗y痛って!」

 

何故か足を踏まれた。

 

「わ、私と、その....出かけるのはいやですか?」

 

と、紗夜が上目遣いで言ってくる。

 

うっ、だ、だめだ滅多に見られない紗夜の上目遣い、可愛い過ぎる!!

 

流石に耐えきれなくなり

 

「お、おう!分かった、行けば良いんだろ?」

 

と、答えると少し微笑んで

 

「ありがとうございます」と、言ってきた。

 

コイツ、ハメやがったな?

 

「なぁ、所でそろそろ敬語外してくれんか?俺敬語で話されるの慣れてないんだ」

 

と、提案すると「分かったわ真也」とあっさり承諾してもらった。

 

以外と敬語で話すのが一番慣れてるからとか言われそうだったのになぁ

 

さて明日は色んな事が起こりそうな一日って予想がつくな....

 

そんな事を考えながら紗夜を家まで送って、家に帰った。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

11:30デパート前

 

「よっ紗夜待たせたか?」と、先に着いていた紗夜に謝罪する。

 

「いえ、大丈夫私が早く来てるだけだから」

 

最近紗夜が敬語を外してくれたおかげで少し話すのが楽になった。

 

(他の人の前でもこうすれば良いのに)

 

「真也、今失礼な事を考えて居なかった?」

と、唐突に紗夜は言ってきた。

 

「ん?いや別に(やべぇー、何この人?超能力者?なんで俺の考えている事が分かる⁈)」

 

と、何とかバレずに平然を保てた。

 

「で、紗夜、今日は何処に行くんだ?」

 

と、話題を変えようとすると、少し不機嫌そうになりながらも、「き、今日は、水族館に行こうと思うのだけれど...」と、少し自信無さげに言ってくる。

 

「お?良いじゃん水族館、さ、行こうぜ紗夜「あっちょ」!」と、俺はさりげなく、紗夜の腕を引っ張って行く。

 

正直あの時は恥ずかしかった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

と、言うことでやってきました水族館!

 

やけに紗夜の機嫌が良いようなので良し!

 

機嫌が良く笑顔、うん!マジ天使!

 

「?何かしたの真也?」と、疑問を持ちつつ言ってくる。

 

「い、嫌なんでも無い。ほ、ほら行こうぜ」

 

焦りながらも俺は紗夜の手を引いて水族館の中に入る。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「いゃ〜それにしても凄いなここ」

何のなく想像していた水族館と違った。

 

「めっちゃ魚とかおるやん」

 

想像していた水族館の数倍凄かった。

 

「な、紗夜この魚なんて......」

 

俺が紗夜に面白そうな魚を見つけたので、言おうと思ったら、後ろに居たはずの紗夜が居なかった。

 

「お、お〜い紗夜〜」と、焦りつつも冷静に紗夜の名前を呼ぶ。

「?どうしました?」と、いきなり声がした。

 

「⁈な、なんだ後ろにいたのか」と、ちょうど俺が振り向いた時に紗夜が後ろに居たそうだ。なんでも人混みに流されかけたとか。

 

「そんなんだったら危ないからほら、手繋ごうぜ」と、紗夜の手を握ると

「え?あ、あの、その、は、恥ずかしいのだけれど....///」と、なぜか照れる。

 

まぁそれはそれで可愛かったので良しとする。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

まぁ、それから何もなく水族館を回ることが出来た。

 

え?何か進展はなかったかって?

 

は?あるわけ無いじゃん、俺チキンだぜ?

そんな、高等テクニック出来るわけw

まぁ、そんなこんなでただ今紗夜と帰路を辿っている。

 

「今日は、ありがとな紗夜、おかげで楽しませて貰ったよ」と、念のためお礼を言う。

 

「い、いえ、私も楽しませて貰ったので。あ、後真也と出掛けられたのでそれでもう、十分ですから///」ボソ

 

と、何か言っていたようだが聞こえなかった。

 

「そっか、ほんじゃ、またな紗夜」

 

そう言って紗夜と別れようとした時に、

「ま、待ってください!」と、呼び止められた。

 

「ん?何だ?紗夜」と、質問をすると、「ま、また今回のように一緒に出掛けてくれますか?」との事......はぁ、

「何当たり前な事を言ってんの?俺は、いつだって紗夜のそばに居るから」そう言って紗夜を見るとものすごい勢い顔を赤らめていた。

 

そこで俺はどれだけヤバイ事を言ってしまったのか察して、「そ、そんじゃ、ま、またな///」と言って紗夜と別れた。

 

 




やっぱこうなるんだ(二度目)

いやね?最初はやっぱ紗夜になるんだって思ったわけよ、書いてたら蘭編のデジャヴの如く字数が足りないという悲しい出来事w

はぁ…あ、後新作書き始めました(唐突)

まぁ、それはいいかw

それではまた次回を楽しみ


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第三話「以外な紗夜のギャップ」

ウィッス、オリ作品は中々聞けないのに二次創作物だとめっちゃ書ける猫又侍です。

それでは本編をどうぞ


ピロリン♪と、軽快な音が鳴る。

 

「ん?誰からだ....って、紗夜か」ふとスマホに目をやると、紗夜から「今暇ですか?」と、送られてくる。

 

「暇」と、送ると紗夜から出掛けないかと提案があった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

商店街入り口

 

「よ、紗夜」と、俺が商店街の入り口に着くと同時に向かい側の道から紗夜が出て来る。

 

「真也今日は早いのね」と、言われ俺はグフっと言う。

 

「ま、まぁな」

 

「で、どこ行くんだ?」

 

と、紗夜に出掛けてようと提案が有ったのは良いのだが、実際何処に行くのか分からないのだ。

 

「え?それは.....」

 

と、考え込む紗夜

 

「ま、まさか、何も考えず誘った訳じゃ...」

 

と、問いかけると、「そんなんじゃ有りません!」と、言われてしまった。

 

するとそこに子犬が近づいて来た。

 

「ん?どうした、子犬よ、迷子になっちまったのか?」と、抱き上げるとクゥンと鳴く。

 

「そうか、なら少し俺らと散歩でもするか?」と、子犬に言うと、ワン!と元気よく鳴いた。

 

「と、言う事だ、別良いだろ?紗y.....」

 

ジー

 

「さ、紗夜さん?」

 

なんと紗夜は、物凄いにやけながら、犬を見ていた。

 

「紗夜まさか、犬好きなの?」と、言うと慌てて「い、いえ別に好きと言う訳では...」

 

中々紗夜が白状しないな...ならコレならどうだ?

 

「そっか、そっかならコイツは抱っこさせてやれないな?」と、言いながら紗夜を見る。

 

少し不満げな顔をしているが、俺は畳み掛けるようにして言う。

 

「そうだよなぁ、犬好きじゃ無いんだったら、抱っこもさせられないなぁ〜」と、またまた紗夜の方を見ると、涙目になりこちらを見ていた。

 

「わ、悪かった、悪かったってほら」

 

「え?」

 

俺は紗夜に犬を差し出したが、キョトンとした顔で見られた。

 

「したかったんだろ?抱っこ」

 

「っ/////」

こりゃ図星だな

 

「それとも抱っこしたくない?」

 

「っ!いえ、させてもらいます」キリッ

 

そんな事でキリッとかやめて下さい

 

「ほい、どうぞ」

 

「あ、ありがとうございます」

そしておい、犬ころお前紗夜に抱っこして貰ってるからって、露骨にドヤ顔すな

ん?何でドヤ顔してるって分かったんだ俺

 

「ところで紗夜さん一つ提案があるのですが......」

 

「?何ですk「ワン!」ち、チョットやめて下さい///」

 

おうおう、なんだこの犬、可愛いと思ったら、ただのエロ犬じゃねぇか

何紗夜の顔舐めとんねん56すぞ

 

「⁈」

 

お?俺の殺気が伝わったか、まだまだじゃの

 

「それでだ」

 

「犬カフェ行かn「行かせていただきます」お、おう」

 

やっぱ紗夜って犬好きだったのか。

 

以外なギャップが見れたわ〜

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「あ〜疲れた」

「ご、ごめんなさい///つ、つい夢中に」

え?何でこんな俺が疲れてて紗夜が誤ってるかって?

それは簡単な事さ 。

 

1.犬カフェ行ったらめっちゃ紗夜が犬に囲まれたので触れ合って居たら時間がヤバかった。

 

ま?コレぐらいならええやん。って思うやん

 

2.紗夜が異様な位ポテトを食べて野口さん軽く二人位逝った

ま?コレぐらいかの〜でも紗夜があれほどまでにジャンクフード(主にポテト)が好きだとは.....それにニンジンが嫌いと分かったぜ(ゲス顔)

 

「ま、まぁ今日が楽しかったから別良いよ」

 

そうだ、紗夜のギャップが見れただけでも良しとしよう(^ω^)

「っ///あ、ありがとう」

 

で、何でさっきから照れてるのかな?

 

「い、いえ別に、ふ、深い意味は無いです」

 

「軽く心読むの辞めてくれない?」

 

なんて他愛もない話をして、今日も一日が終わる。

 

「もっと、真也と一緒に居たいのだけれど…」ボソ

 

「?何か言ったか?」

 

「い、いえ何も」

 

絶対なんか言ってたよね?

 

「ま、いっか、ほれ、家ついたぞ」

 

「あ、あぁ、今日は楽しかったですありがとうございます」

 

うん、敬語まだ少し入ってるね。え?外したんじゃ無かったのかって?それは作者の気分だからしょうがない、作者は設定おも軽く凌駕する権力をもっているからな!

 

「俺も楽しかったよ紗夜」

 

「っ///ず、ズルイわよ、そんなの」

 

お?照れたな?

 

コレはウハウハですな

 

「それじゃまたな紗夜」

 

「ええ、また出掛けましょう真也」

 

そんな感じで紗夜と別れた。

 

(でもなんだろうな、この感じ、紗夜と居ると胸が熱くなったりして....ああい!考えるだけ無駄じゃな)

 

そうして、彼は考えるのを辞めた。

 

次回「思い」

 




え?蘭編と似てるって?知らん知らん(知っとけ)

まぁ、誤字報告を気長に待つという使命があるので今日はここまで。
あ、後良ければ評価、感想待ってます。

それではまた次回を楽しみに


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第四話 思い

はぁ〜今日でイベが終わるゥ〜称号県内に入れると良いなぁ

それでは本編をどうぞ


突然だが、皆んないきなり胸が熱くなったりってする?

いや、別病気とかそう言う類じゃないんだ。

 

特定の人と居るとなるんだけどね、ソレが何か分からないんだ。

 

.......いや、「分かっている」けどそれから目を逸らしているのかも知れないな。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

突然ですが、皆さんはいきなり胸が熱くなったりした事は、まりますか?いえ、別に病気などそういう類では無いのです。

 

そ、そのある人と居るとなるんです。

 

でも、この気持ちが分からないんです。

 

....いえ、この感情が「好き」という事が分かって居ながら、それから目を逸らしているのかも知れませんね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ふぁ〜」

いやぁ、今日は快晴だなぁ、こりゃ散歩にでも行くかな。

 

俺は早速準備をして家を出た。

 

「ん?なんだ?」

 

今、家の前に誰か居たよな?

チョット見てみるか

 

ん?ん?んんんんんんんんん?

アレレ〜おっかしいぞぉ〜何でうちの前に、紗夜が居るんだ?

 

「あ、あの〜紗夜さん?うちの前で何をしてるんですか?」

 

「っ!し、真也!」

 

え?何でそんな驚いてんの?ここ、俺ん家だから当たり前じゃね?

 

「で、何やってんの?」

 

「いや、別に、あの、天気が良いから、散歩にでも誘おうかと」

 

あっ、そう言う事か〜それなら納得ダァ

 

「じゃねえよ!」

 

「!どうしたの?」

 

「いや、どうしたの?じゃねえよ、何で紗夜がうちの場所知ってんの?」

 

いや、別何も悪くないけど、なんか怖いじゃん、うちの場所教えてないのに、場所知ってんの怖いじゃん!

 

「べ、別に…青葉さんから聞いたのですが....」

 

「あっ、そう言う事か」

 

モカのやつ......ナイス!今度何か奢ってやらんとな。

あ、でもアイツ無駄に胃がブラックホールだから財布が終わるかもな。

 

「ま、そんじゃ行くか、散歩」

 

「え、ええ」

 

そうして、俺たちは商店街の方へ足を運んだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

や、やべぇ何にも話すことねぇ

このままじゃ空気が重いままになっちまう...!

 

「あ、あの一つ聞きたい事が有るのですが」

 

「?な、なんだ?紗夜」

 

「胸が熱くなる、若しくは苦しくなる時ってありますか?」

 

意外な質問だった。

最初は、胸の病気なのかな?なんて思っていたが、それは少し違った。

 

「そ、それはどう言う....」

 

「え?あ、あぁ別深い意味は無いのですが、ある人と居ると、胸が熱くなるんです。でも、その気持ちがわからくて.....」

 

あぁ、その感覚分かる、俺は...いや、正確には"俺達"は、この感覚を知っている。

 

「済まんな、俺もよく分からん、でも、ある人と....いや、紗夜と居るとそんな感覚になるな」

 

「っ///!」

 

アレ?待てよ?コレって俺やばい事今言ってる?ええい、もうどうにでもなれ(ヤケクソ)

 

「私も」

 

「?」

 

「私も、その、真也と居ると、む、胸が熱くなります///」

 

あっ、コレアレやん、俺と同じ考えやん

でも、ここで俺の考えも言わんとな

ってかまた敬語入っとるやんけw

「でも」

 

「でも?」

 

「でも、俺達は、その感情に気づいている」

 

「…」

 

.....やっぱ俺と同じか。

 

「俺達は、分かっていながら、それから目を逸らしている.....違うか?」

 

「........」

 

未だ沈黙する紗夜

でも紗夜も少なからず俺と同じ感覚で有る事は確かだ。

 

「...そう.....ですね」

 

「?紗夜?」

 

その時の紗夜の顔は今でも鮮明に覚えている。とても、とても悲しく.....とても暖かかった。

 

「私達は、目を逸らしている....それは事実です、私は多分この関係....真也との関係を崩したくないんだと思います」

 

「紗夜....」

 

「この気持ちがなんなのか知っています、何故こんな気持ちが、湧いてくるのか知って居ます、でも、それでもやはり気付かないふりをしてしまうのです。どうなっても構わない、ただ、真也との関係を崩したくなかった、その一心で私は、この気持ちから目を逸らして居るんだと思います」

 

なおも紗夜は、話続ける。

自分の思いをぶつけるために。

 

「でも、今日会って改めて確信してしまったの」

 

「確信?」

 

分かっていても、分からない振りをし続ける

 

それが、どれだけ辛いことかも分かっている

 

でも、それでも俺は.....

 

「もう、分かってしまった、気づいてしまったんです、この気持ちが......」

 

 

 

「"好き"と言う感情だと」

 

あぁ、やはりこうなってしまうのか。

 

でも紗夜は覚悟を決めた眼差しをして居る。

 

俺も気づいていたさ、この気持ちが、紗夜に向けるこの感情が....

 

"好き"である事も。

 

「っ!」

 

ゴメンな、紗夜....

今の俺は、紗夜とは釣り合わない、だから、待っていてくれ、俺が、俺から紗夜が好きと言える、その時まで.....

 

「ゴメン紗夜」

 

「っ!」

 

「それは、紗夜が言う事じゃないんだ...」

 

「え?」

 

何腑抜けた声出してんだ?紗夜

俺だって腹括ってんだぞ?だからさ、後少しだけら待っていてくれ。

 

「いつか、俺が、俺から紗夜が好きと言える日まで、待っててくれないか?」

 

「っ!.....ええ、分かりました…いえ、分かったわ、その日を楽しみに待って居るわ、真也」

 

「あぁ!楽しみに待っててくれ!」

 

そう、いつか言える日まで.....

 

次回「帰路での事件」




お?次回の雲行きが…

さてどうなるのでしょうか。

それではまた次回を楽しみに

感想、評価、誤字報告を待ってます


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第五話「帰路での事故」

どもそこまでお久ではない投稿ですなw

それでは早速本編をどうぞ


 

 

アレから数分、俺は紗夜と話しながら散歩をしていた。

 

「お?そろそろ暗くなってきたな」

 

「え?あぁそういえば、もうそんな時間なのね」

 

その時はもう17:00位で少しずつ日が沈ん出来たところだった。

 

「......もう遅いし送ってくよ」

 

「あ、ありがとう」

 

その時の空気は心なしか重かった。

 

まさか、あんな事が起こるとは.......

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「それで今井さんがね....」

 

「ほぇ〜、リサってそんな事も出来るのか」

 

と、俺は紗夜を送って行く時に、Roseliaの、メンバーの話をして帰っていた。

 

話によると、リサは、何でも料理が物凄く上手いらしい。

今度、食わせてもらおうかな....

 

そんな事を思っていた所だった。

 

「さ...ん....紗夜ちゃん....」

 

と、明らかに怪しい男の人が紗夜の名前を言いながらコッチに近づいてくる。

 

出来れば面倒事にならないと良いが...

 

なんて思っていてもそう上手く行かない。

 

「紗夜ちゃぁぁぁぁぁぁぁん!」

 

「⁈」

 

「紗夜俺の後ろに下がってろ!」

 

「は、はい!」

 

明らかにコイツは紗夜を狙ってきている。

 

しかもコイツ、ヤる目してやがる.....

 

「なんだお前ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

ちっ、中々コイツ頑丈だな、思いっきり蹴ったつもりなんだが....

 

だが、そろそろ不味いな、紗夜が居るから、少しやりにくいな....

 

「紗夜!」

 

「!な、何ですか?」

 

....少し怯えているな、でも仕方ないか....

 

「自分の家の道、分かるよな?」

 

「バ、バカにしないで下さい!それぐらい分かります!」

 

よし、怯えも少し無くなってきたな。

 

「俺がここでコイツを食い止めて置く!だから、その隙に逃げろ!」

 

「で、でもそれじゃ...「さっさと行け!」っ!分かったわ…その代わ

り、助けも呼んできます」

 

「.....分かった、だからさっさと行け」

 

そう言うと、紗夜は横を走って行った。

 

「あ!待って紗夜ちゃん!」

 

「あ?よそ見してんじゃえよ」

 

済まんな、紗夜、こりゃタダじゃ済まねえ様だぜ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「さっさと行け!」

 

彼から始めて怒鳴られた。

 

別に怒鳴られて怖くなった訳じゃない、嫌いになった訳じゃない。

 

でも、何時も穏やかな彼が怒鳴ったと言う衝撃が強かった。

 

そして嬉しかった。

 

彼が居てくれる。

 

彼が守っていてくれる。

 

彼が私の側に居てくれる。

 

それだけで嬉しかったが、今はそんな事をして居る場合じゃない。

 

急いで彼の所に、助けを呼ばなければ。

 

「あ、お帰りお姉ちy「日菜!お父さんと、お母さんは!」え?り、リビングにいるけど」

 

そう言われてすぐさま、リビングに行った。

 

「あぁお帰り紗y「お父さん!」な、なんだそんな息切れなんかして」

 

「わ、私の友人が、私が、襲われそうになって、それを庇ってさそのまま...」

 

「何?!それは大変だ!その彼は何処に?」

 

「すぐ近くの公園に....」

 

そう言うと、お父さんはすぐさま警察の連絡と、私と一緒に、彼の所へ向かった。

 

公園

 

「真也!今助けを呼びn」

 

そこからは、声が出なかった。

 

そこには、包丁を持って倒れて居る、私を襲った男性と、腹部から血を流して倒れて居る真也が居た。

 

「真也!」

 

私はすぐさま、彼の元へ駆け寄った。

 

彼は、酷く衰弱していた。

 

「紗夜どうした...って!どうなって居るんだ!と、取り敢えず救急車を....」

 

お父さんは、見た事も無いほど慌てていた。

 

すると彼が

 

「へへ、済まん紗夜...少しヘマしちまった...」

 

彼は痛みを堪えて居る様に、私を心配させまいと、笑顔を作っていた。

 

「どうして、どうしてこんな事に....」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

数分前

 

「オラ、どうした?オッサン動きが遅いぜ?」

 

アレから数分、紗夜は無事、家に着いたのだろうか、そんな心配をして居ると、男が自分のバッグを漁り始めた。

 

「おい、何をして居る...」

 

「ヘッヘッヘ、コイツだよ....」

 

「っ!それは!」

 

男が、取り出したのは包丁だった。

多分、これで紗夜を.....

 

「お前....!」

「これで、終わりだ!」

 

と、包丁を振りかざして来るが、やはり遅い。

 

「包丁持ってても、動きが遅ければ意味が無いz」グサ

 

そんな音が鳴りそうなぐらいの感触が、腹部に伝わって来て、それと同時に、痛みが走った。

 

そう、男は包丁を二本持っていたのだ。

 

「ヘッ、ザマァ見やがれ、お前みたいな奴が、紗夜ちゃんと釣り合う訳ないだろ!」

 

「っ!」

 

ヤベ、痛い所突かれたな(両方の意味で)

このまんまだと、俺が殺られるな....

 

「こうなったら....」

 

「?おい、何をするつもりだ?!」

 

ヘッ、これでも喰らえ蘭直伝!

 

"腹パン"!

 

「グエ!」

 

なんて言うキモい言葉を発しながら、倒れる。

 

「蘭直伝の腹パン強くね?」

 

なんて、言ってると、視界がグラついて来る。

 

あっ、コレ結構ヤバイ奴だ。

 

なんて思いながら俺は意識を失った。

 

「....し.....や!....真也!」

 

始めに視界に入って来たのは、紗夜だった。

 

しかも後から紗夜のお父さんらしき人が、

「紗夜どうした...⁈どうなって居るんだ!と、取り敢えず救急車を....」なんて、慌てた様子でくる。

 

どうやら無事、家に着いて、助けを呼んでくれた様だ。

 

だけど、肝心の俺がこれだ。

 

流石に紗夜に心配は、掛けられないよな。

 

だから責めて....

 

「へへ、済まん紗夜...少しヘマしちまった...」

 

少しでも不安を減らそう。

 

そうして、俺は痛みを堪えながら、笑顔を作った。

 

....なんだよ、なんでそんな悲しくそうな顔してんだよ、お前には......笑顔が.......一番......似合....って.....

 

俺の意識はそこで切れた。

 

次回「願い」




おうおうおう、なんかもっと雲行きが怪しくなってきよったぞ?
さてはて次回はどうなるのでしょうか?

それでは次回も楽しみに

誤字報告、評価と感想待ってます


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第六話「願い」

そろそろ最終話が近づいて来ました。

そしてそろそろこの物語にも終止符が…付くかも知れません。

それでは本編をどうぞ


暗い

 

ここは何処だ?

 

でも、悪い気はしないな...

 

でも何でだろう?

 

誰か俺を呼んで居る....

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

彼が刺された事故から約三週間経った。

 

未だ、彼は目を覚まさない。

 

医師から聞いた話では、傷もかなり深く、重症なのだそうだ。

 

そして、最後に言われた言葉、ソレが

 

「....大変言いにくいのですが、最悪の場合、彼が目を覚ますことは無いかも知れません」

 

その言葉を聞いた瞬間、悲し気持ちが湧かなかった。

 

それよりも、彼が戻ってこないかも知れないと、その事を知った時点で、私の胸の中では、ポッカリと大きな穴が出来た。

 

そして今日も、私は彼のお見舞いに来ている。

 

「お久しぶりです、真也」

 

「......」

 

「...最近は、貴方のお見舞いばかりで、あまりRoseliaの練習には行っておりません」

 

何故か分からない。

 

彼も練習に行って欲しいと思っているかも知れないのに、何故かギターが弾けない。

 

このギターのせいで、彼は傷付き、そして眠ってしまったのだ。

 

その現実が、私を縛り付けた。

 

ガラッ

 

突如病室のドアが開かれた。

 

「....貴方は」

 

「私は葛木君の親戚です」

 

驚いた。彼に母親は居ないのか、気になった。

 

「あ、あの」

 

「?はい、何かしら?」

 

「彼のご親族は....」

 

その言葉を聞くな否や親戚の人が苦しそうな、顔をした。

 

「...彼のご親族はね、事故にあって亡くなってしまったの」

 

「っ!」

 

そうか、彼はずっと孤独だったのか...

それに気づかず、私は....

 

「でもね、最近の葛木君、物凄く楽しそうだったのよ?」

「え?」

 

その言葉を聞いた瞬間、疑問か出てきた。

 

何故、辛い思いをしているのに、楽しそうなのか、その疑問が出てきた。

 

「最近の彼「自分が守りたいと思える人が出来た」なんて言って、楽しそうに話していたのよ?」

 

「後それと、刺される前に彼が、もし何かあったら貴方にコレを渡す様にって」

 

そうして差し出されたのは

 

「手紙?」

 

私は気になり、すぐに手紙を開いた

 

紗夜へ

 

背景氷川紗夜さま

 

こんなかたっ苦しい事を書く暇もないんで、すぐ言います。

まず一つ、コレを呼んでいると言う事は、俺の身に何かあったと言う事だな?

ま、それで紗夜が無事なら良いんだけど。

そして二つ目、どうせ紗夜の事だから、落ち込んで、練習したくてもギターが弾けないなんてことになってるかと思う。

ま、なってなければ一番良いんだが...

だからこれだけは言っておく。

ギター辞めんじゃねえぞ。

どんだけ辛くてもな、俺は紗夜のギターの音が好きなんだ。

でも紗夜がギターを辞めたら、それがもう叶わなくなる。

だからさ、頑張ってギターを弾いてくれ。

それが俺の頼みだから....

葛木真也

 

「っ!」

 

これを呼んで居る内に、涙が自然と流れてきた。

 

コレがら温もり、コレが悲しみ

そこで私は泣いた。

 

もうこれ以上泣けないぐらいまで泣いた。

 

でも、病院を出るときは何処か吹っ切れた様な顔をしていた。

 

「ありがとう真也、私は止まらない....」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ん?ここは?」

 

俺が起きると、そこは真っ白な空間だった。

 

何処までも続いている終わりの無い空間。

 

「お?目が覚めたか真也」

 

「?誰だって、え?」

 

そこには、死んだはずの親父と母さんが居た。

 

「え?なんで?だって親父と母さんは、事故に巻き込まれて....」

 

「あぁ、そうだ、でもお前も最近のことで、その様な事はなかったのか?」

 

そう言われて思い返す。

 

あっ、あったわw

 

「あった様だな、ここは生と死の狭間だ」

 

「へぇ〜そうなんだ」

 

「ハハ!随分と物分かりがいいじゃないか」

 

「んな事言われてって、実際紗夜を守るために刺されてコレが現実でしたってなる方が信じられんわな」

 

「まっ、そうだな....」

 

そこから色々な説明を受けた。

 

親父達が俺を迎えに来たことも...

 

「てなわけだ、ほんじゃ行くぞ」

 

「…ゴメン親父、俺はまだそっちは行けねぇ」

 

「....そうか、なら行ってこい!みんな待ってるぞ!」

 

そう言われて、背中を押される。

 

そうか…親父の手ってこんなにも大きかったのか…

 

「ありがとう親父...」

 

そうして俺の視界は、光に包まれた

 

 

次回「再開」




なんか主人公察しの良さと余地能力高すぎてクソワロタw
さてはて、ハッピーエンドに繋がるのか繋がらないのか?それは次回のお話を貴方の目で確かめてみて下さい!

それではまた次回を楽しみ

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第七話 再開

そろそろ紗夜編も終わりかぁ…と、言うわけでそろそろこの物語が終わるので、新しくアンケを取り始めました。

それでは本編をどうぞ


冬の季節が来た。

 

彼は未だ目を覚まさない。

 

でも私は前を見る。

 

彼との約束を守るために....

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「今日は、ここで終わりにしましょう」

 

珍しく湊さんが早めに練習を終わらせた

 

「それじゃ皆さんさようなら」

 

「ええ、さようなら」

 

こうして皆んなと別れる。

 

そうして、今日も、彼が居ない日常が続く。

 

そんなある時

 

ピリリリと携帯が鳴る。

 

ロック画面の表示が、彼との水族館に行った時の写真があった。

 

「はい、氷川です...え?」

 

私は、すぐさま病院へ向かった。

 

そう、彼が亡くなったそうだ。

 

その現実が受け止めきれず、私は急いで彼の病室へ向かった

 

「し、真也...」

 

だが、遅かった。

 

彼のベッドにはもう何も残っていなかった。

 

「あ、ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

私はその場で泣き崩れた。

 

私が彼を奪った。

 

皆んなの彼を奪ってしまった。

 

その後悔で私は胸がいっぱいになった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

《BGMキミにもらったもの》

 

12月25日クリスマス

 

私はいつも通り、皆んなとライブの打ち上げ、と言うより反省会をしていた。

 

「...っと、こんな感じかしら」

 

「そうだね、友希那それじゃもう遅いし、皆んなで帰ろっか☆」

 

そう言った今井さんに続いて私達は店を出る

 

ブブブっとスマホが震える

 

「?皆さんチョット待っていて下さい」

 

そうしてスマホを取り出して私は目を丸くした。

 

"着信葛木真也"

 

私はすぐさま通話ボタンを押す

 

「あ〜もしもし紗夜?済まんな、コレ前の手紙と一緒で、俺が何かあったときに送られる様になってる、留守電だ」

 

そういう彼は、とても楽しそうだった。

 

でも彼はもうこの世には居ない。

 

その現実がある。

 

すると、空から雪が降ってきた。

 

「お?紗夜これって初雪じゃね?今年は降るのが遅かったから、心配したよ」

 

「そうね...ってえ?」

 

今彼の口から"初雪"と言うワードが出てきた。

 

何故、今の状況が分かるのだろう。

 

仮に去年だとしても、不自然すぎる。まだあっても居ない時期なのだ。しかもタイミングよく。雪が降ってきたと言うのだ。

 

あまりにもおかしすぎる。

 

「え?ってそれは...」

 

彼はそのまま続ける。

 

それに反応して私は周りを見渡す。

 

そして近くの電柱から視線を感じてそちらを向くと。

 

『「何ででしょうかね?」』

 

携帯から聞こえてくる声と全く同じ声、そう

彼が立っていたのだ。

 

「え?真也..でも、真也は亡くなったって...」

 

「ハハ!引っかかったのなアレにw」

 

「え?」

「あれ実はな」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ん?ここは?」

 

俺が目を覚ますと目の前には知らない天井が広がって居た。

 

「せ、先生!葛木君が!」

 

と、ちょうどきたさんナースが慌てて先生を呼びに行く。

 

メッチャテンパっとるやんw

 

そのあと先生から聞いた話では、あの後かなりの重症だった様で、目を覚ますか分からなかった様で、奇跡だ、何て騒いでいた。

 

でも先生にちょうど一つ頼み事があった

 

「先生チョット頼みが在るんですが...」

 

そう、その頼みこそが、紗夜以外に無事を知らせて後から実際に会いに行くドッキリだったのだが、実際の彼女は、その事実を受け止め切れず、かなり気を病んでしまったので、結構罪悪感があっまたのだが、結局成功した

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「まっ、こんな感じ」

 

そうして一連の流れを紗夜に説明すると

 

「えっ?ちょまっ」

 

はい、ご察しの通り抱きつかれました

 

「バカァ…ずっとずっと待ってた。でも病院から真也が亡くなったって聞いて、ずっと胸が痛くて、それで...」

 

「…あぁ、済まんかったな、心配掛けちまって」

 

「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」

 

そこから数分俺は紗夜が泣き終わるまで、抱きしめて居た。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「....」グスン

 

「済まんかったって!紗夜、このとうり!」

 

ただ今紗夜に全力のDO☆GE☆ZAをかましている

 

「ダメです許しません、私を悲しませたんです、今までの分、甘えさせて頂きます」

 

「え?何だ怒られるかと思った( ゚д゚)それなら今までので分も、これからの分もいっぱい甘えいいぞ?」

 

その言葉を聞いた紗夜はとても嬉しそうだった。

 

「あ、後もう一ついいか?」

 

「?何ですか?」

 

今、ここで言おう、そして、紗夜とともに歩んで行こう。

 

「俺と付き合って下さい」

 

お?何目丸くしてんだ?早く答え下さい。早くしないと失神してしまいます。(怖くて)

 

「ええ、喜んで!」

 

彼女は、今までの笑顔の中で、一番綺麗な、笑顔をして答えてくれた。

 

アレから家に一緒に帰って紗夜の親に報告して、日菜にメッチャ言われて。

 

こうして俺と紗夜は、付き合い始めた。

 

次回「氷川紗夜が以外とポンコツで可愛すぎる件について日菜と話をしたい」




と、言う事で次回は後日談(数年後)と言う感じですね。

再会のシーンでは「キミにもらったもの」が合いそうですなぁ〜
(もう入れてる)
それでは次回を楽しみ


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最終話「氷川紗夜が以外とポンコツで可愛すぎる件について日菜と話をしたい」

これまでの感謝の気持ちを込めて…
最終話どうぞ…


「う〜ん」

 

よう!俺は氷川真也!大学生!

最近結婚したばかりのチキン野郎だ。

 

「ところで真也君、お姉ちゃんじゃなく、私に用事とは何かね...」

 

何故かメッチャニヤニヤしてコッチを見てくる日菜。

そんな目で見られたら勘違いしちゃうでしょうが( *`ω´)

 

「ん?あぁ、それはな、日菜」

「うんうん!」

「紗夜ってなんか以外とポンコツだよな?」

「それ、わかる(°▽°)」

 

いや、即答かい

少しは労ろうぜ?

姉なんだろ?

 

「ま、まぁそれでなんだがな、実は....」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「そうそう、分かる!」

「だよなぁ、しかもその時さ...」

 

とこんな感じで日菜と紗夜について語っていると、等の本人が来た。

 

「づいぶんと、日菜と楽しそうにしてるわね、あ☆な☆た☆?」

 

こんな時だけそれを使うのはずるいと思います。

 

「流石に可愛いすぎて死んでしまいます」

「な、な///」

 

あら?いつのまにか声に出ちゃってた?

てへ☆

 

「てへ☆とか流石にるん♪って来ないよ真也君...」

「さらっと心を読むな日菜」

「ところで何について話していたのですか?」

 

お?聞いちゃうそれ?聞いちゃう?

 

「何ってそりゃな?」

「ねぇ?」

「な、何よ...」

「「紗夜(お姉ちゃん)が、ポンコツで可愛すぎるって話なんだけど...」」

「なっ///」

 

 

 

 

 

「なんて話をしているんですか///!」

 

 

そのあと夕飯にしようとしたが、紗夜が水の量を誤って、メッチャ硬い米が出来ました。

 

やっぱ紗夜ってポンコツで可愛すぎるな....

 

次の日

 

「よし日菜、準備は出来たか?」

 

「オッケーだよ!真也君!」

 

フッフッフ〜ついにこの時が来た!

 

名付けて!

 

『紗夜の寝起きの写真を撮りまくろう!(あわよくば一緒に寝たい!)作戦!』

 

説明しよう紗夜の寝起き以下略は、その名の通り、紗夜の寝起きの写真を撮りまくる。

 

ただそれだけのシンプルなものである!

 

ただそれ故に中々決心がいるミッションである。

 

だが!今日その日がやって来た!

日菜と完璧なまでに考えられた紗夜の寝起き時間帯!そして!紗夜がまだ寝ている時間帯に!あわよくば一緒に寝たい!

 

それらの意思を背負い、いざ行かん!戦場に(紗夜の部屋)!

 

 

作戦決行時

 

「真也君、一つ注意して」

 

「ん?なんだ日菜、注意とは?」

 

「お姉ちゃんを観察していてわかった事がある」

 

それを聞きながら俺は部屋に入る。

よし、紗夜はまだ寝ている!行けるぞ!

 

ガチャ

 

え?ガチャ?

 

「お姉ちゃん、朝たいぶ酔った感じになってるみたいで抱き枕にさせるよ!」

 

え?ひ、日菜さん?今なんと?

だ、抱き枕?それは羨mゲフンゲフン

ヤバない?

 

その瞬間俺の後ろに人影が…

 

そこには案の定紗夜(寝起き)が立っていた。

 

「お、おはよう。さ、紗夜」

 

「……」

 

ねぇ、紗夜…無言で近づいて来るの辞めない?

ねぇ怖いよ?えっ、ちょまっ…あ〜!

 

その後、紗夜がちゃんと起きた時に隣に俺が居たので物凄い身体をいやらしくして、『昨日は…激しk『そこまで!』…意地悪』などと言うやり取りごがありましたとさ☆

 

え?日菜?そりゃ逝かせましたよ?

 

 

 




皆さん、今回まで長い付き合いありがとうございます。

この物語は完結(仮)とさせて頂きます。

それではまた何処かで会う日を楽しみにしております。
それでは…バイバイ( ^∀^)

ー追記ー

新イベの紗夜さんが三十連しても出ませんでした。(星四すら出ない)

少しエンディングを変えて、エンディングロールをつけて見ました。
それではどうぞ

バンドリの世界にて俺は生きる 氷川紗夜編

製作者

猫又侍

登場人物

葛城真也→氷川真也

氷川紗夜

氷川日菜

ヤバイ人(第五話にて)

子犬

テーマソング

『Determination Symphony』
歌 Roselia
作詞 Roselia
作曲 Roselia

投票者(現時点)

まくらん

キャンディー

雷鳴滝

シンタロー提督

他お気に入り167人の皆様、そしてエンディングロール提供して下さった小麦 こな様…

そして読んで下さった皆様。

こんな駆け出しの私の物語を読んで下さり誠にありがとうございます。

ここまで投稿出来たのは皆様が読んで下さったからこそ今、この物語があります…

そしてまた新たに読んで下さった読者様、連載当時から見て下さっていた皆様本当にありがとうございます。

そして、これまでの感謝の気持ちを込めて…

バンドリの世界にて俺は生きる 氷川紗夜編













完結


エンディングロールを提供して下さった

小麦 こな様、本当にありがとうございました!

小麦 こな様の物語などが見たい人はコチラをどうぞ!

https://syosetu.org/?mode=user&uid=252831

それではまたいつか会える日を楽しみにしています。

see you Again



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バンドリイベント それぞれの道、結ぶ茜空
お気に入り百人突破記念 Roselia編 皆んなで let'scooking!


なんとお気に入り百人突破しました!

なんとなく記念にそれぞれのバンドと真也君を絡ませたいと思っております。

え?まだ会っていない人達も居るって?

そりゃ後から話は書きますので安心した下さい

それでは本編をどうぞ


とある日曜、俺はいつも通り愛用のギターのチューニングをして居た。

 

ブーッブーッ

 

「モスィモスィ?」

 

「真也さん、ふざけているのですか?」

 

あっ、ヤッベ紗夜さんでしたか〜....死んだな

 

「で、なんの用だ?」

 

「バンドの中で、今日料理会をしようと言う話になったのですが、今井さんしか手慣れている人が居なくて....」

 

「それで俺を頼ろうとした...と?」

 

「はい..」

 

うん、嬉しいね!

 

何この羨まイベ、神キタ( ☝︎'ω')☝︎

 

こりゃ即答の一手しか無いわなw

 

「オケ、そんで何処でやるんだ?時間は?」

 

「はい...それが真也さんの家で、今からです」

 

「....ゑ?」

 

「だから、真也さんの家で今からです」

 

「アッハッハーナニヲイッテルノカナー?」

 

紗夜さん...とうとう頭がおかしくなっt

 

ピンポーン

 

「ん?宅配便か?」

 

ガチャ

 

「ヤッホー遊びn料理しに来たよ〜☆」

 

「か☆え☆れ☆」

 

「お邪魔しまーす」

 

あっ、此奴らやりおるな

でも材料がない気が....

 

「冷蔵庫を拝見させていただきます」

 

「あっ、紗夜それだけは辞めろ!」

 

俺が紗夜を止めようとするとリサとあこが俺の手を掴んでくる。

 

「ちょっとじっとしてもらうよ?」

 

「真兄ぃ、離さないからねぇ」

 

「HA☆NA☆SE」

 

冷蔵庫だけは、冷蔵庫だけは絶対にダメだぁ

 

あっ、上にあるエ○本もダメだわw

 

「私はちょっと真也の部屋を調べて来るわ」

 

「辞めろおぉ地味に人の心を読むなぁ!」

 

ガチャ

 

紗夜の存在を忘れてしまっていて冷蔵庫が開かれる。

 

「....真也さん?」

 

「ハイナンデショウ」

 

コレは終わったな

 

俺の家の冷蔵庫の中はほぼ空だった。

そういえばここ最近スーパーなんて言ってないや☆

 

すると上から友希那が降りてきた...エ○本を持って。

 

「....真也、コレは何?」

 

「俺には何も見えないn「何?」ハイエ○本デス」

 

俺は二回殺られる事が確定しました。

 

さらば人生アイルビーバック( ^ω^ )

 

「コレは私達が養わないといけませんね」

 

「コレは焼却炉に捨てなきゃ」

 

あの紗夜さん?なにしれっと恥ずかしい事を言っているんですかね?あと友希那、それはさせん。

 

「あ、あの紗夜?」

 

「なんですか?」

 

「不束者ですがよろしくお願します」

 

「な、なにを言ってるんですか///」

 

お?効果覿面じゃなぁ( ͡° ͜ʖ ͡°)

 

わっはっはーこりゃ儲けだm

 

あの皆さん?なんでそんな怖い顔でコッチに来るんですかね、あとリサさんと友希那さんそんな拳を握らずとも....

 

「覚悟は出来てるのよね?」

 

「流石にちょっとカチンと来たかな?」

 

「真兄ぃ〜?」

 

「し....真也さん....そ...それはダメです」

 

ジリジリと距離を詰めてくる四人、紗夜さん助けて下さい...ってなに頰赤く染めてんねんちょっと可愛いと思ってまうやろが。

 

「え?っちょ...まっ...」

 

 

「ギャァァァァァァァァァァァァァァ!」

 

 

その日ある家から青年の叫び声が聞こえたと言う。

 

因みにこの後皆んなで楽しく料理しました。

 

あ....でも、もう余り友希那に料理はさせない方が良いと学んだZA☆

 




いやぁ、なかなか書きづらかったですねぇ

友希那さんどんだけ見つけんの早いねんって書きながら思いましたねwさてこれからもこの作品をよろしくお願いたします!

さてまた次回を楽しみ


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