戦姫絶唱シンフォギア~RIDER TIME BUILD~(仮) (暁士道)
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特撮オタクがシンフォギアの世界に転生するらしい

来人「あらすじ紹介ないのに書くことあるのか?」

作者「ありますよ!初めての方は初めまして、もうひとつの作品『アサシンズプライド~赤と青の仮面騎士~』の読者の方はお久しぶりです。暁 士道です。そして、特別ゲストとして『アサシンズプライド~赤と青の仮面騎士~』から主人公のセントくんにお越しいただきました。」

セント「……作者。」

作者「何でしょうか?」

セント「進捗はどうかね?」

作者「(;^ω^)」

セント「別にいいんだよ、不定期更新だしね。だけど、こっちに夢中になってあっちをおろそかにするのは許さないからな」

作者「はい!肝に銘じます」

セント「すまないねライトくん。せっかくの1話の前書きがこんなので」

来人「いえいえ、別に気にしてないですから先輩」

セント・来人「「では、第1話どうぞーー!!」」



どうも、皆さん。初めまして、柊 来人(ひいらぎ らいと)と申します。ごく普通の高校に通う特撮オタクの私めですが、不幸なことに事故にあいまして気づいたらヘンテコな部屋に横になっており、近くの椅子にはこれまたバト〇ピプレイヤーには馴染みあるのかわからないけどゼウス似の人が腰掛けていました。

 

来人「えーと、ここはどこですか?」

 

起き上がるのと同時にゼウス似の人に聞くと、その人は顎髭を2回撫でたあとに普通に答えてくれた。

 

ゼウス?「ここは天界じょよ、柊 来人くん」

 

来人「( •ㅿ• )ほえー、天界ってこんな感じなんですね」

 

ゼウス?「君は肝が据わっているようじゃの、普通は慌てふためくのだかのう」

 

来人「まぁ、自分が死んでしまったって気づいていますから、その現実を受け入れただけですよ」

 

ゼウス?「そうか……ときに来人くん」

 

来人「ン?なんですか?」

 

ゼウス似の人は、懐から1枚の用紙を取り出して俺に渡してきた。

 

来人「これは?」

 

ゼウス?「それについては後で説明するからまずは儂の話をきいてくれ」

 

来人「あっ、ハイ」

 

ゼウス?「君には2つの選択肢がある。ひとつは、これまでの記憶を全て消して元の世界で暮らすか。もうひとつは、転生特典を貰い別の世界に転生して暮らすかの二択だ。急いで決めてくれとは言わない、少し時間をやるからゆっくり決めてくれ」

 

来人「いいえ、その心配はいらないです。もう決めましたから」

 

ゼウス?「ナニ?もう決めてしまったのか」

 

来人「はい!後者を選びます!」

 

ゼウス?「転生特典を貰い異世界転生するとな」

 

来人「記憶を消して元の世界に戻るかより別の世界行ったほうが数倍楽しいですからw」

 

ゼウス?「わかった。では、渡した用紙に異世界転生と記入して欲しい特典を最高3つまで書いてくれ。転生先はこちらでランダムに決めるからのう」

 

来人「了解です」

 

ゼウス?さんが指を鳴らすと俺の目の前にペンが現れたので、それを掴んで用紙にさっき言われたことを記入していく。

 

異世界転生

 

転生特典

・ビルド関連アイテム

・ZI-O関連アイテム

・外部から干渉されない体

 

来人「書き終わりました」

 

ゼウス?「どれどれ……これでいいのか?」

 

来人「はい、それでお願いします」

 

ゼウス?「わかった。では、転生先だがシンフォギアの世界に決まったぞ」

 

えっ(´・ω・`;)シンフォギアってあのシンフォギアだよな。393さんとかツンデレクリスとかSAKIMORIとかザババコンビとかシスコン姉様とかグレビッキーは関係ないかifの世界だし、まぁ極めつけに人類最強のOTONAの師匠いるし……泣いてもいいかな。いや、別に嫌ではないよ。むしろ、嬉しいさレベルMAXだからね。

 

ゼウス?「大丈夫か?泣いているぞ来人くん」

 

来人「大丈夫です。嬉しくれ泣いているだけですから」

 

ゼウス?「お、おう。では、早速転生の準備をするぞ。いいな?」

 

来人「いつでも、大丈夫ですよ」

 

ゼウス?「…いくぞ、ゲートオープン解放!!」

 

(*・‥・*)ホエ?段々と俺の意識が遠のいでいく。それよりもまさかの掛け声で俺の第2の人生が始まちゃたよ!!

 

戦記絶唱シンフォギア~RIDER TIME BUILD ~(仮)

 

 

うぅ.....うぅぅんん????

 

??「あら。貴方、ライトが目を覚ましたわよ」

 

??「本当かい!やぁ、ライト。分かるかい、お前のパパだぞ」

 

……えっ!?どういう状況なの?

 

えーと、少し混乱していたので冷静になるためにまずは頭の中を整理しよう。

 

まずは、気がつくと俺は赤ん坊になっていて先程の女性(母さん)の腕の中に抱かれていると、そして目の前にいるのは恐らく父さんだろう。そして、俺が今いる場所は見た感じ病院だな……ってことは、産まれたばかりの赤ん坊!!←俺(´・ω・`;)

 

まぁ、転生もののお決まりのパターンだからわかっていたけど。いざ、なってみるとびっくりするもんだな(´・ω・`;) あと、俺の名前 前世と同じライトなんだな良かったぁ(*´ ˘ `*)

 

父さん「元気な男の子が生まれて良かったなソネット(・・・・)

 

母さん「えぇ、貴方似ですごく可愛いいわ」

 

ライト「(え?ソネット?その名前って確か……)」

 

記憶を呼び起こそうとしたら急に眠気が襲ってきて、なんの抵抗も出来ずに意識が途切れてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ライトの深層意識~

 

ライト「うぅ.....ここは?」

 

??「ここはお主の深層意識だよ来人」

 

ライト「あんたは天界のじじぃ!」

 

ゼウス?「覚えてくれていたのか嬉しいのう」

 

ライト「何であんたが俺の意識にいるんだよ?」

 

ゼウス?「いや、ちょっとお主に言い忘れたことがあってな。それを言いに来たのだ」

 

ライト「言い忘れていたことってなんだよ?」

 

ゼウス?「来人。お主、転生特典にZI-O関連アイテムを頼んだよな」

 

ライト「あぁ、頼んだが。それが何か?」

 

ゼウス?「くれぐれも過去を改変するなよ」

 

ライト「……どういう意味だ」

 

ゼウス?「薄々気づいているはずだが」

 

確かにZI-O関連アイテムには過去と未来を行き来出来るタイムマージンや時間を巻き戻すことが出来るZI-OIIライドウォッチがある。それを悪用すれば、時の管理者に消される可能性がある。ゼウス?さんは、それを言いたいのだろう。

 

ライト「大丈夫ですよ。俺はそんな愚かな真似はしませんから」

 

ゼウス?「そうか、分かっているならいい。それじゃの」

 

ライト「待ってよじじぃ。ひとつ、あんたに聞きたいことがあるんだが」

 

ゼウス?「何じゃ?」

 

ライト「この世界の俺の両親についてだ」

 

ゼウス?「何を聞きたい?」

 

ライト「俺の両親は雪音夫婦なのか?」

 

ゼウス?「そうじゃよ。この世界のお前さんの両親は雪音夫婦だ」

 

ライト「わざとか?」

 

ゼウス?「いいや、偶然じゃよ」

 

ライト「そうか、悪かったな引き止めてしまって」

 

ゼウス?「構わんよ。……おっと忘れるところだったわ、転生特典の2点に関してはお主の家の子供部屋のクローゼットに置いておいたからな」

 

ゼウス?さんはそう言うと俺の深層意識から消えていった。




(´›ω‹`)フエエ…次回はクリスちゃんの登場回だぞ!!

クリスファンの人、殺されないねm(_ _)m


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祝え!我が王の妹君の生誕の日を!!

どうも、原作タグを間違えていたことを読者に指摘された作者です。

ライト「馬鹿だね」

作者「今後、気をつけます。」




あれから時が経ち、4年後。俺、雪音ライトは4歳になりましたって、それはどうでもいいですよね。

 

では、皆さん。

 

さあ、祝え!今日、我らが天使の生誕の日だぞーーー!!(ウォズ風)

 

と。まぁ、こんな感じでいいですよね?

 

えっ?何故?こんな事するかって。タイトルにも書いている通り、もうすぐ産まれるからですよ!俺の妹になる雪音クリスがね。

 

ライト「(楽しみだな(*・ω・*)wkwk)」

 

そんな楽しみを胸いっぱいに抱いていると、母さんがいる病室から元気な赤ん坊の泣き声が聞こえてきた。

 

おぎゃあ!おぎゃあ!おぎゃあ!

 

 

俺は父さんに抱っこされながら母さんの病室へと向かっていく。そこには、出産の疲れと我が子が生まれたことへの嬉しさの感情が半々になっている母さんとタオルに包まれて元気に泣いている可愛い赤ん坊(クリス)の2人の姿があった。

 

母さん「パパ見て元気な女の子よ」

 

父さん「そうだね。それに、顔がママ似だから将来がたのしみだ」

 

父さんと母さんがそんな会話をしているとき、俺は赤ちゃんクリスの顔をまじまじと見つめていた。

 

ライト「(と、尊い(♡ >ω< ♡))」

 

何これ、マジ天使マジ天使だよ!しかも、俺にこんな感情あるなんて驚きとしか言えんわwww

 

父さん「ッ!?し、しっかりしろライトーーー!!」

 

後で聞いたのだけど俺、父さんに向かってサムズアップしながら気を失ったらしい……恥ずかしい(//-//)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、そんなこんなで時が過ぎ行き。俺、雪音ライトは12歳、妹のクリスは8歳となり、俺にとって色んな意味でとても濃い8年間になった。

 

特にヤバいのが2つほどあるんですよ。

 

 

 

 

1つ目が、父さんと母さんにクローゼットのライダーアイテムの存在がバレるというヘマをしでかしたこと。

 

 

 

 

 

2つ目が、親友達の目の前で仮面ライダーに変身してしまったこと。

 

 

 

 

 

 

前者に関してはバレる流れを説明すると、

 

 

 

 

母さんが俺の部屋を掃除していたら偶然にクローゼットの隠しスイッチを押して発見

その日の晩、クリスを除いた家族で家族会議が開かれまして、クローゼットのアイテムについて追求されて

流石に隠し通すことが無理ぽくなったので、所々を嘘を少しおりまぜながら話す

終始。信じられない顔を二人共していたけど、俺が真面目に話す姿を見て最後は信じてくれた。それでも、隠していたことに関しては滅茶苦茶説教されました。

 

余談だが。時々、父さんが俺の部屋に忍び込んではアイテムを持ち出して鑑賞しているらしい。(気持ちはわかるけど)

 

 

 

 

 

 

後者に関してはしょうがないと割りきているよ。だって、誰が想像した!凶悪犯が俺たちを人質にして学校に立てこもったんだぜ!

 

 

~回想~

 

えーと、皆さん。おはこんばんは!この小説の主人公の雪音ライトです。今現在、俺と親友3人は巷を騒がしている凶悪犯に捕まり(人質)学校の俺らのクラスへ監禁されています。

 

??「俺たちどうなっちゃうんだろう」

 

??「運が悪かったら殺されるな」

 

??「そ、そんな」

 

ライト「諦めんなよ!絶対に助かるって」

 

??「でもな、ライト。この状況でそれを言うかお前」

 

ライト「この状況だから言うんだよ政宗」

 

??「いやいや、無理があるって」

 

??「うん」

 

俺以外の3人は完全に人生を諦めていた。それでも、俺は諦めずに3人に語りかける。

 

ライト「簡単に諦めるなよ!政宗、明、和義」

 

政宗「だから、こんな状況で諦めるなて言われても無理なんだよ!……あっ、ごめん」

 

ライト「…じょァ政宗?俺がお前らを助けてやるって言ったら諦めないか?」

 

政宗「はっ?何言って……」

 

響鬼!

 

袖口に隠し持っていた響鬼ライドウォッチを起動させ、仮面ライダー響鬼へ変身するのと同時に3人を縛っていた縄を爪で切って自由にする。政宗達は俺の姿を見て驚いた顔をしていたよ。

 

ライト「どうする?」

 

政宗・明・和義「「「………(¯v¯)ニヤ乗った」」」

 

~回想終了~

 

その後、無事に凶悪犯を無力化して校門前に陣取っていた警察に突き出して家へ帰宅しました。

 

後日、なんか政宗達が『ヒーロー部』というものを設立して、半ば強制的に入部させられたけどな。えっ、主な活動内容?確か……

 

・俺のライダーの力を後世へ伝えていく

 

・俺の特訓相手

 

・クリスの身辺警護←よくわかっているなアイツら

 

ですかね。まぁ、クリスの兄として3番目は絶対最優先ですけどww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それ以外は至って穏やかな日々でしたよ。クリスのお兄ちゃんコール目覚ましで朝を迎え、クリスを起こしに行くついでに寝顔の写真を撮ったりして……( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン我ながらキモイな(賢者モード)

 

でも、クリスちゃん可愛いからこうなってもしょうがないない

 

クリス「おにぃ?そんな所で何しているの?」

 

ライト「く、クリス!?えーと、そう!学校の課題をしていたところなんだよ『自分のことについて』ってテーマで」

 

クリス「そうなの?じゃぁ!私、手伝ってあげるね」

 

ライト「いや、これは1人でやら「もしかして私、邪魔(´•̥ _ •̥`)」( 'ω')クッ!いいや!むしろ手伝って欲しいな|*・ω・)チラッ」

 

クリス「❀.(*´▽`*)❀.」

 

ライト「(さすがの仮面ライダー()でも妹には弱いな(^^;; )」

 

クリス「まずはね。おにぃは私にとても優しいよ」

 

ライト「当然じゃあないか、妹に優して当たり前だ」

 

そう言ってクリスの頭を優しく撫でると、クリスは気持ちよさそうに目を細めて嬉しそうな声を出す。

 

クリス「それから、おにぃは仮面ライダーさん!」

 

ん?あれ?今、クリスから『仮面ライダー』という単語が聞こえてきたぞ?気の所為か?

 

クリス「確か…ジオウさんとビルドさんとそれから「ストップ!!クリス」ン?どうしたのおにぃ?」

 

ライト「クリスちゃん?それ、誰から聞いたの?」

 

クリス「うんとね、パパと政宗お兄ちゃん達!」

 

ライト「………」

 

よし、父さんとは今夜ゆっくりOHANASIするとして。政宗達は、…別にいいか。

 

ライト「クリス、俺が仮面ライダーさんであること秘密なんだよ(;^ω^)」

 

クリス「えっ!?(´•̥ _ •̥`)私、友達に言っちゃた『おにぃは正義のヒーローの仮面ライダーさんって』」

 

ライト「( ´ ・ ω ・ ` )」

 

クリス「ごめんさーーーーい。゚∵・(ノД`)∵゚。 うえええん」

 

ライト「ヽ('ㅅ' ;ヽ三 ノ; 'ㅅ')ノ泣かないでクリスちゃん!?お兄ちゃん責めてないから」

 

読者の方、誤解しないでください。これも全てあの痴女のせいだーー!!←関係ないやん

 

それからクリスが泣き止むまで、かなりの時間と体力を使いヘトヘトになりながらベットへダイブして眠りについたとさ。

 

これにより。俺、雪音ライトが仮面ライダーであることが何人かにバレてしまいました。




次回はバルベルデ共和国であのライダーに変身だよ


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バルベルデ編 前編(大丈夫だよな(;^ω^))

今回は話は、あの悪のライダー登場!!(この世界では正義の味方)

それと、お気に入りが6件ついていたよ。こんなのでもお気に入りしてくれるなんて感謝しかありません。


では、第3話どうぞーー!!


時は過ぎ2年後の夏。俺とクリスは、両親が参加するNGO活動に同行する形でバルベルデ共和国へと訪れた。

 

まぁ、原作を知っている人にとって此処はあまりいい印象はないと思いますよね。現に俺、複雑な心境中NAU(^-^∩)♪

 

 

クリス「お兄ちゃん、大丈夫?顔色悪いけど?」

 

ライト「大丈夫大丈夫、少し疲れているだけだから」

 

クリスが心配そうな顔をしながら俺の顔を見つめてきたので、少し苦笑気味に笑って誤魔化す。

 

クリス「…あまり無理しちゃダメだよ」

 

そう言うとクリスは母さんと父さんの所へと歩いていく。

 

ライト「(心配してくれてありがとうなクリス)」

 

心の中で感謝しつつ、ポケットに仕舞っていたライドウォッチ2個を取り出す。

 

ライト「シノビミライドウォッチキカイミライドウォッチ。それに、リュックの中にはビヨンドライバーと残りのミライドウォッチがある。あの悲劇が起こっても対処は出来るから大丈夫だ俺」

 

誰もいない部屋で自分に言い聞かせるかのように喋っていると、外からヴァイオリンの音と母さんの歌声が風に乗って聞こえてきたのでリュックを持って外に出て歌声のした方へ歩き出した。

 

 

 

 

 

 

そして、歩き出すこと数分後。村の人たちの前でミニコンサートをしている両親の姿を発見したので、俺は近くあった木に寄り掛かりながら2人が奏でる音楽を聴いているとNGO活動の参加者の1人の石動 智史(いするぎ さとし)さんが俺の方へ近づいて来た。

 

石動「ライトくん少しいいかな?」

 

ライト「えぇ、いいですよ。どうしましたか?」

 

石動「ここではなんだ、俺の後について来てくれ」

 

ライト「わかりました」

 

俺は石動さんの後をついていくとバルベルデから少し離れた森の中へ2人で入っていく。

 

石動「ここら辺でいいかな」

 

そう言って石動さんは立ち止まり、こちらへ振り返る。

 

石動「担当突入に聞くがライトくん。俺が所属している組織に入ってくれないか?」

 

ライト「組織って……政府直轄の特異災害対策機動部二課ですか?」

 

石動「ッ!?何故その名を!?」

 

ライト「まぁ、バルベルデに来るに至ってNGO活動参加者の身元を調べた時にね。以外に脆かったですよプロテクト」

 

石動「はぁー帰国した時にサーバー担当に言っておくよ」

 

ライト「そうして下さい。あと、先程の申し出はお断りさせてもらいます」

 

石動「如何して?理由を聞かせてくれないか?」

 

ライト「貴方達がライダーシステムに目をつけていることは、先のことを調べる過程で知りましたから」

 

石動「別に俺達はライダーシステムを悪用する気はない!」

 

ライト「えぇ、分かっていますよ「なら!」それでも、俺は組織とかに属すつもりはないのでね」

 

石動?『アハハハ!フラれたな智史。/!?お、おい!」

 

石動さんから本人とは別の声が聞こえてきて本人は驚きながら俺の方を見る。

 

ライト「大丈夫ですよ。えーと、初めましてでいいですよね?エボルトさん」

 

そう、石動さんの中にはもうひとつの人格というか怪物が存在している。

 

エボルト『流石、仮面ライダー!俺のことを知っているとは!』

 

ライト「╮( •́ω•̀ )╭ヤレヤレあんなにオーラを漏らしてれば、嫌でも気づきますよ」

 

エボルト『それもそっか』

 

エボルドライバー!

 

ライト「なんの真似ですか?」

 

石動「そうだ!何をするんだエボルト!」

 

エボルト『ちょとな、お前の実力を試しそうかなと。だから、智史。少し寝ていろ』

 

石動「エ…ボル……ト」

 

エボルト『さて、邪魔者はいなくなったしやろうぜ!!』

 

ライト「はぁ 俺に拒否権はないんですね」

 

ビヨンドライバー!

 

俺はリュックからビヨンドライバーを取り出して腰へ当てると緑色のベルトが腰へ巻かれる。

 

コブラ!ライダーシステム!

 

レボリューション!

 

ウォズ!

 

アクション!

 

♪♪♪♪~~~

 

Are you ready?

 

エボルドライバーからの「準備は出来たか?」について俺達は肯定するセリフを言う。

 

エボルト・ライト『「変身!」』

 

コブラ!コブラ!エボルコブラ!フッハッハッハッハッハ!

 

投影!フューチャータイム!スゴイ!ジダイ!ミライ!仮面ライダーウォズ!ウォズ!

 

ライト「手短にやりましょか」

 

エボルト『連れないね~』

 

ジカンデスピア! ヤリスギ!

 

ライト「はぁ!」

 

エボルト『あらよっと』

 

ジカンデスピアでの突きを紙一重で躱すエボルトを見て、流石はビルドのラスボスだけはあるなと感心した。

 

エボルト『おいおい、もっと俺を楽しませてくれよ』

 

ライト「クソがちょこまかと動きやがってこのベビが!」

 

エボルト『ベビですけど何かwww』

 

(#^∀^)ウゼェ

 

ライト「オラオラオラァ!」

 

エボルト『よっよっよっ』

 

↑これの繰り返しを10分間、永遠としていた。

 

ライト「あぁぁ、拉致がない!エボルトさん!必殺技でケリをつけましょう!」

 

エボルト『そうだな、そろそろ飽きたしいいぜ!』

 

Ready go!エボルテックフィニッシュ!チャオ!

 

ビヨンドザタイム!タイムエクスプロージョン!

 

エボルト・ライト『「うぉぉぉ!!」』

 

2人の必殺キックは激しくぶつかり合い、あたり一帯に衝撃波が広がるのと同時に爆発を起こして俺達は少し吹き飛んだ。

 

エボルト『アハハハ!いや、最後のあれはイイネ』

 

ライト「笑い事ですか!?どうしよう、村に被害がないといいけど」

 

エボルト『大丈夫だ、村の方には結界を貼ってあるから衝撃波影響はないぞ』

 

ライト「そうなんですか?良かったε-(´∀`;)ホッ」

 

すると、エボルトさんに眠らされた石動さんが目を覚ます。

 

石動「ハッ!?此処は…って、エボルト!」

 

エボルト『すまんて、智史。でも、ライトと戦った成果はあったぞ。ほら|´-`)チラッ』

 

石動さんもといエボルトさんが顔を向いた先には何人かの兵士が倒れていた。

 

石動「お前」

 

エボルト『勘違いするなよ、ライトと闘いたかったのは事実だからな』

 

ライト「エボルトさん、アンタは……」

 

エボルト『えーい、俺をそんな目で見るな!石動、ライト。早くその兵士らを尋問してアジトの場所をはかせろ!今夜、強襲するぞ!』

 

ライト「わかりました!隊長!∠( ̄^ ̄)」

 

それから、倒れた兵士を尋問してアジトの場所や戦力などをはかせることに成功した。

 

石動「まさか、ドイツ軍とはな」

 

ライト「えぇ(そかそか、ドイツがあの悲劇を起こす原因を作った犯人なのか)」

 

俺達は今夜の強襲作戦ついて少し話し合った結果。皆が寝静まった後、ここで合流してドイツ軍のアジトへ向かうついでに現地武装組織も潰すことになった。

 

 




次回!破壊の限りに武力介入するぞーー!!←ネタバレになっている




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バルベルデ編 後編 ミッション開始!

どうも、今確認したらUA1000超えていました。こんな小説を読んでくれた皆さん、ありがとございます!


では、第4話どうぞーー!!




その日の夜、俺たちは食事をしながら和気あいあいと家族団欒の会話を楽しんでいた。

 

母さん「そう言えば、ライト。石動くんと一緒に何処へ行っていたの?」

 

母さんからそんなことを聞かれたので俺は、ある程度本当のことを話す。

 

ライト「村の近くの森だよ」

 

父さん「森にか?何しに行ったんだ?」

 

ライト「石動さんが所属している政府の組織へのお誘い」

 

それを聞いた両親は驚いた顔をして、クリスは頭に?を出して首を傾げる。

 

父さん「それで、何って答えたんだ?」

 

ライト「お断りしますって答えたよ」

 

父さん「そ、そうか」

 

ライト「だって、俺には今の生活が大事だからね」

 

俺がそう言いながら笑顔を向けると3人は嬉しそうな顔をしながら俺を見る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから時間が過ぎ23時。

 

クリス「スゥスゥスゥ」

 

ライト「………」

 

あ~我が天使の寝顔可愛ええ~~

 

クリスの頭に手を置いて優しく撫でながら手に持ったカメラで何枚か写真を撮った後、クリスのほっぺにキスをしてからリュックを持って部屋を出る。

 

ライト「(クリスちゃん、君の運命は俺が変えるよ)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石動「時間通りだな」

 

待ち合わせ場所では、木に寄りかかりながら煙草を吸っている石動さんがいった。

 

ライト「えぇ。石動さん、エボルトさん行きましょう」

 

石動/エボルト「了解』

 

昼間に尋問した兵士の情報でドイツ軍のアジトはここから歩いて10分の距離にあり、現地武装組織のアジトは更に歩いて1時間の距離にあることがわかった。移動中、作戦の最終確認をしつつお互いにドライバーを腰につける。

 

エボルト『さって、そろそろ着くぜ。準備出来たか?』

 

ライト「…はい」

 

ラビット!ライダーシステム!

 

レボリューション!

 

シノビ!

 

アクション!

 

♪♪♪♪〜〜〜

 

Are you ready?

 

石動/エボルト、ライト『「「変身!」」』

 

ラビット!ラビット!エボルラビット!フッハッハッハッハッハ!

 

投影!フューチャータイム!誰じゃ?俺じゃ?忍者!フューチャーリングシノビ!シノビ!

 

ライト「ハッ!!」

 

フューチャーリングシノビに変身した俺は分け身の術で分身を作った後、ドライバーのレバーを引いてシノビミライドウォッチを取り出して別のミライドウォッチに変える。

 

キカイ!

 

アクション!

 

♪♪♪♪〜〜〜

 

投影!フューチャータイム!デカイ!ハカイ!ゴーカイ!フューチャーリングキカイ!キカイ!

 

石動「さて、ミッション開始といこうか。アタック!」

 

俺たちはその合図とともに三方向へ散会する。

 

 

ここで俺たちの作戦を説明する。

 

 

俺(フューチャーリングキカイ)が敵のアジトの前を正面突破して囮になる。

 

 

俺(フューチャーリングシノビ)とエボルラビットが左右からアジトを破壊していく。

 

 

アジト全てを破壊したら合流して残った兵士を無力化して精神的なトラウマを植え付ける。

 

 

そして、ミッション終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

俺(フューチャーリングキカイ)視点

 

兵士1「な、何なんだ、コイツは!?」

 

兵士2「俺たちの武器が全く効かないだと!?」

 

兵士達は突然現れた相手(仮面ライダー)に驚きながらも武器で攻撃するが、全く銃撃が効かないことに彼らは心の底から恐怖した。

 

ライト「(流石、フューチャーリングキカイだな。銃撃くらっても痛くも痒くもないや)」

 

ジカンデスピア!ヤリスギ!

 

ドライバーから取り出したジカンデスピア槍モードを使い、近くの兵士を次々と再起不能へとしていきながら前に進む。

 

ライト「フン!そんな、豆鉄砲では王の側近の我に傷一つもつかんぞ(これ、囮の意味あるのかな?)」

 

兵隊3「バ、バケモノ!」

 

兵士4「一旦、退避!」

 

兵士たちが退避しようとしているので、両肩から鍵付きチェーンを出して機械を操り退路を塞ぐ。その時の兵士の絶望した顔は傑作だったわw

 

ライト「…逃がすと思っているのか?お前達はここで地獄を楽しみな」ニヤリ

 

と。まぁ、俺(フューチャーリングキカイ)視点はこれでお終い。

 

 

 

 

 

 

 

俺(フューチャーリングシノビ)、石動/エボルト視点

 

ライト「………やりすぎだな俺」

 

石動/エボルト「『それな』」

 

アジトをあらかた破壊し終わった俺たちは俺(フューチャーリングキカイ)の様子でも見に行こうとすると、そこに広がった光景を見てドン引きした。

 

えっ?破壊工作早くない?って……いやいや、分身を大量に出したり火星的な力を使ったりしたらものの数分で終わりました。

 

石動/エボルト『「これはどっちが悪なのか分からんな」』

 

ライト「…何も言えん」

 

俺たちはそんなことを言いながら俺(フューチャーリングキカイ)と合流すべく向かうのであった。

 

俺(フューチャーリングシノビ)、石動/エボルト視点終了

 

 

 

 

 

 

 

 

ライト(キカイ)「あれ?以外に早かったな俺、石動さん」

 

ライト(シノビ)、石動/エボルト「「『………』」」

 

ライト(キカイ)「ン?どうした?」

 

ライト(シノビ)「なぁ、俺。あれはやりすぎだ」

 

石動/エボルト「『うんうん』」

 

ライト(キカイ)「えっ…見てたの?」

 

ライト(シノビ)「バッチリな」

 

ライト(キカイ)「すみませんでした」

 

俺(キカイ)は体を少し縮こませながら俺たちに謝ってきた。

 

ライト(シノビ)「別にいいよ」

 

石動/エボルト「『そっそ、それよりも』」

 

ライト(キカイ)「残りの兵士にトラウマをっと言いたいけど」

 

ライト(シノビ)「これじゃ、その必要はないな」

 

そして、俺達はドイツ軍のアジトを後にして現地武装組織のアジトへと向かい先程と同じ作戦を実行する。(こっちは徹底的にな)

 

 

 

 

 

 

 

 

~1時間半後~

 

結果を言うとドイツ軍の半分の時間でミッション終了。

 

その時、武装組織の兵士たち全員が俺に命乞いしてきたのでイラッときて殺してしまった。

 

ライト(シノビ)「お前らがいなければ俺はこんなことしなくてすんだんだよ!」

 

ライト(キカイ)「…俺」

 

石動/エボルト「『…帰るぞ』」

 

ライト's「「了解」」

 

俺達は変身を解除して村への帰路につく。その時、石動さんが俺に背を向けたまま優しいお兄さん的な声で話す。

 

石動「ライトくん、一つだけ約束してくれ。憎しみでライダーの力を使わないでくれ。俺は君のあんな姿は見たくないから」

 

ライト「…はい」

 

石動「でも、今回は事情が事情だから見なかったことにするよ」

 

ライト「ありがとございます」

 

石動「なーに、ライダーは助け合いだからね。何かあったら相談してくれよ後輩」

 

ライト「そうしますよ先輩」

 

お互いに肩に腕をまわしながら笑い合う。その光景は何処か仲の良い兄弟に見える。

 

 

 

 

 

 

 

 

クリス「………」

 

滞在している村の自室に音を立てずに戻るとそこには頬を膨らませたクリスがいた。

 

ライト「!?クリス、起きていたのか」

 

クリス「おにぃ、何処へ行っていたの?」

 

ライト「えーと、朝練!朝練だよ!」

 

クリス「わざわざ夜中に抜け出して?」

 

何故それを知っている

 

ライト「な、何を言っているだろクリス」

 

クリス「フーン タカちゃんが撮影した夜中におにぃが抜け出した映像をパパとママに見せてもいいの?」

 

クリスの手にはビルドフォンが握られており、画面には夜中の抜け出しシーンがバッチリ映っていた。

 

ライト「すみません。正直にお話するんでそれだけは(涙)」

 

それから俺は、人を殺したこと以外の全部のことをクリスに包み隠さず話した。

 

クリス「まったく最初から正直に答えてくれたらこんな真似しなくてもよかったのに。でも…」

 

クリスはそう言うと俺に近づいて抱きついてきた。

 

クリス「よかった。おにぃが無事に帰ってきてくれて、本当によかった」

 

そこには俺のTシャツを握りながら涙を流す(クリス)がいた。それを見った俺は、クリスの頭に手をおいてゆっくりと撫でながら、

 

ライト「ゴメンな心配させてしまって。でも、大丈夫だ!俺は大切な妹をおいて死ぬ気はないからよ」

 

クリス「本当に?」

 

ライト「本当だ!」

 

クリス「本当の本当に?」

 

ライト「本当の本当だ!」

 

クリス「本当の本当の本当に?」

 

ライト「本当の本当の本当だ!」

 

あれ?このやり取りどこかのアニメでやっていたような?まぁ、いいか。

 

クリス「じゃあ信じる!でも、このことは椿お姉ちゃんに報告するかね」

 

ライト「…はい」

 

 

それからは何も起こらす俺達は無事に日本へと帰ることになった。だが、その時の俺は知る由もなかった6年後になんな大事件が起こるとはな。

 




石動 智史
年齢:23
血液型:AB型
性格:優しい
好きなもの:コーヒー、ボードゲーム、自分の悪ふざけに乗ってくれるやつ
嫌いなもの:タコ


ライト同様に転生者なのだがシンフォギアの知識はチラッ見していた程度。相棒のエボルトとは何かとウマが合うらしく、櫻井女史にイタズラを仕掛ける度に風鳴司令に鉄拳制裁されているとか。ライトのことは弟分と思っているらしい。あと、彼女いない歴=年齢


次回!季節は秋になり、修学旅行の時期!ライト達はアメリカへ修学旅行で行くのだー!!


作者「あと、次の話でオリキャラを3人追加予定。その中には今回のラストでクリスが言った椿さんがいます。」


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修学旅行編 前編 妹の愛に俺が泣いた!

どうも、皆さん。長くお待たせしました。シンフォギアXDUのチャレンジカップとかをやっていて投稿するのが遅くなりましてすみませんでした。

後、今回の話は修学旅行前日になります。予想外に長く書いてしまったので当初の予定から変更して修学旅行編は前・中・後編にします。


バルベルデのミッションから早2ヶ月が経ち、この小説の主人公こと雪音ライトは今現在荷物と睨めっこしている。

 

クリス「おにぃ、明日の準備出来た?」

 

ライト「現在進行形でやっている最中」

 

クリス「まだ終わらないの?手伝おうか?」

 

ライト「大丈夫。あともう少しで終わるから、キッチンで昼食の準備をしておいて」

 

クリス「うん、わかった」

 

そう言ってクリスは俺の部屋を出て1階へ降りて行った。俺はそれを確認してから手に持ったしおりをもう一度見る。

 

ライト「アメリカか……偶然なのか?それとも必然なのか?それよりも修学旅行で外国とかどんだけ金あるんだよウチの学校」

 

そう、俺が通う中学校では明日から3泊4日の修学旅行があり、その行き先がアメリカなのだ。

 

ライト「まぁ、それについては今は考えないでおこう。えーと、あれとこれとそれを入れて…よし、荷造り終わりっと」

 

旅行鞄とキャリーケースのチャックを閉めてから1階へ降りるとキッチンから美味しそうな匂いが漂ってきたのでそっちへ向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライト「凄え美味そう!」

 

クリス「うわぁ!?……も〜う、びっくりさせないでよ!!おにぃ!」

 

急に自分の背後に現れた俺にびっくりしたのか、クリスは持っていた菜箸を落としそうになるが上手くキャッチすると、後ろにいる俺の方へ振り返りながら怒る。

 

ライト「ごめんなさい」

 

クリス「全く…今度からは気をつけてよね!絶対に!」

 

ライト「…はい」

 

ライト・クリス「「………。」」

 

クリス「…パスタ出来たから食べようか」

 

ライト「そうだな…」

 

ライト・クリス「「(気まずい)」」

 

そんな事があった後、俺たちはクリスが作った昼食を食べながら他愛のない会話をして気を紛らわす。

 

クリス「そういえば、おにぃ」

 

ライト「なんだ?」

 

クリス「修学旅行の班、政宗お兄ちゃん達と同じなんでしょう?良かったね!」

 

ライト「えっ、なんで知っているんだ……って椿か」

 

クリスの言う通り修学旅行の班は左 政宗(ひだり まさむね)城戸 和義(きど かずよし)天道 明(てんどう あきら)のいつものメンバーと去年の春頃から知り合って友達になったクラスメイトの剣崎 始(けんざき はじめ)野上 優里(のがみ ゆり)紅 椿(くれない つばき)の3人に俺を入れた7人だ。しかも、剣崎たちは俺が仮面ライダーってことは知っている。

 

クリス「うん、椿お姉ちゃんから聞いた!でも、なんで教えてくれなかったの?」

 

ライト「なんでってお前が何か余計なことをしないようにと」

 

クリス「酷くない!」

 

ライト「知っていたらアメリカのデートスポットをピックアップして俺に無理ありに渡すだろ」

 

クリス「そ、それは…」

 

ライト「クリス、目を逸らさない」

 

読者の方は、この会話で察したと思われますが俺と椿は付き合っています。いつからと言うと去年のクリスマスから…ってこの話はまた今度な。すると、急に家のインターホンが鳴り出した。

 

ライト「ン?誰だろう?」

 

頭に?を浮かべながら玄関へ向かう。

 

ライト「はいはーい、いま開けます……ッ!?」

 

??「き、来ちゃった////」

 

玄関を開けるとそこには赤いロングを後ろで束ねている女性が頬を赤らめながら俺に笑顔を向ける。

 

ライト「////(可愛ええ)つ、椿。どうしたんだ?キャリーケースとか持って家に来るなんて?」

 

椿「そ、その突然だけど泊めてくれない」

 

ライト「と、泊め……えっ、俺は別にいいけど父さんたちがなって言うか」

 

椿「それなら大丈夫。ソネットさん達には事前に許可貰っているから」

 

ライト「そ、そうか。じゃあ荷物は俺が持っていくからあがって」

 

椿「少し待って…皆!許可出たよ!!」

 

政宗たち「「「「マジか作戦成功!」」」」

 

ライト「はぁ!?なんで皆いるだよ!!」

 

政宗「まぁまぁ落ち着けってちゃんと説明するからな」

 

 

皆が家にあがるとリビングで政宗達から詳しい説明を聞かされた。

 

修学旅行の集合場所の駅が俺の家から近いため、前日に泊まって当日真っ直ぐ向かおうと俺抜きで話し合っていたらしい。そのために事前に父さんと母さんに全員が泊まることの許可をもらい、俺の許可を取るために先のことをやったと。

 

ライト「なるほど、大体は理解したが…」

 

椿「ごめんなさいごめんなさい、騙すようなことをして。でも、政宗くんが『これを言えばあいつはイチコロだから』って言うから」

 

ライト「いいんだ、椿。一瞬でも彼女と二人きり(クリスもいるけど)になれる思っていただけだから」

 

椿「あ、あのお詫びとしてわ、私の体を好きにし「グハッ!!」ライト君!?」

 

優里「あーぁ。またやらかしたわこの子」

 

政宗「いつもの光景だなーー」

 

明「いやいや和むなし」

 

和義・始「「このリア充め」」

 

椿「え、えっえっえ!?………アッ!?あぅ////」

 

クリス「??」

 

紅 椿は天然なのかは知らないけどこんな子です。

 

 

 

その後はボードゲームしたりポーカーしたりして気がつくと夕方になっていた。

 

ライト「あっ、もうこんな時間か。買い物へ行かないと…お前たち何か食べたいものあるか?」

 

クリス「ハンバーグ!」

 

政宗「右に同じ」

 

明「和食」

 

和義「右に同じ」

 

始「グラタン」

 

優里「右に同じ」

 

椿「ライト君が作るものならなんでもいいです」

 

ライト「はぁ。ハンバーグと和食とグラタンだな、じゃぁ行ってくる」

 

俺はエコバックと財布を持って近所のスーパーへマシンビルダーで向かうのだった

 

 

 

政宗 視点

 

政宗「さってと、あいつが買い物へ行ったみたいだし。クリスちゃん、俺と椿に渡したい物があるって言っていたけど何かな?」

 

俺達がライトの家に来た本当の理由はこれなのだ。

 

クリス「ちょっと待てて」

 

そう言ってクリスちゃんが2階へ上がっていくこと3分後、彼女が戻ってくるとその手にはライトがジオウとかに変身する時に使うライドウォッチと同じものが2つ握られていた。

 

椿「クリスちゃん、それってライト君が使っている物だよね?」

 

クリス「うん」

 

政宗「その2つが俺と椿に渡したいものなのか?」

 

クリス「うん。最近、お兄ちゃん夜遅くに出掛けることが多くなってきて帰ってくる度に疲れた顔をするようになっているのを見ていたら」

 

政宗「心配になってきた?」

 

クリス「うん。それで、お兄ちゃん部屋に忍び込んで何か手助けできることないのかなと辺りを物色していたら机の上にその2つのライドウォッチと資料があったの」

 

椿「その資料には何って書いてあったの?」

 

クリス「それは、『このジョーカーライドウォッチと左 政宗との相性が100%と言う結果が出た。しかも、紅 椿とキバーラライドウォッチの相性も100%という数値を弾き出した。このことは、本人達には内緒しないといけないと、俺は2人には普通の生活を送ってほしいから。もちろん他のみんなにも』って」

 

政宗・明・和義・始・椿・優里「「「「「「…………」」」」」」

 

クリス「だから、お兄ちゃんの気遣いを無視してもお願いします!私の大切なお兄ちゃん手助けしてください!」

 

クリスちゃんは俺達に向かって頭を下げて頼み込んだ。

 

優里「頭を上げてクリスちゃん」

 

クリス「優里お姉ちゃん」

 

明「たっく、アイツ。余計なお世話だの」

 

クリス「明お兄ちゃん」

 

和義「そうだね、俺たちを将来を考えてくれる気持ちはわかるけど。それを決めるのは俺たちだからな」

 

クリス「和義お兄ちゃん」

 

始「俺達はアイツに助けられている所があるから今度は俺達が助ける番だな」

 

クリス「始お兄ちゃん」

 

椿「私も始君と同じ意見」

 

クリス「椿お姉ちゃん」

 

政宗「アイツがなんって言おうが俺達はアイツを助けてやるから安心してクリスちゃん」

 

クリス「政宗お兄ちゃん」

 

クリス「お兄ちゃんのことよろしくお願いします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリス『お兄ちゃんのことよろしくお願いします』

 

家での政宗達の会話を盗聴していた我らが主人公は公園のベンチで涙を浮かべていた。

 

ライト「くそ、泣かせてくれるなアイツら」

 

服の袖で目の涙を拭いてからベンチに背中をあずけて空を見上げる。

 

ライト「あぁ、例の計画を本格的に進めるかな」

 

その時、胸ポケットのビルドフォンから着信音が鳴りだしたので通話に出ると懐かしい声が通話越しに聞こえた。

 

ゼウス?『久しぶりだの来人君』

 

ライト「じじぃか。よく俺の電話番号が分かったな?」

 

ゼウス?『まぁ、神様特権を使って調べたからのう』

 

ライト「おいおい、職権乱用だろそれ」

 

ゼウス?「天界では儂がルールだから問題ない」

 

ライト「大丈夫かよ、天界は」

 

心の底から心配してしまったよ俺(苦笑)

 

ライト「それで、俺に何かようか?わざわざ、通話してくるからに大事なようなんだろ?」

 

ゼウス?「おっと、忘れるところだったわ」

 

ゼウス?「来人君、セレナ・カデンツァヴナ・イヴって子を知っているか?」

 

ライト「そりゃ、知っているよ。セレナちゃんがどうしたんだ?」

 

ゼウス?「来人君、君に頼みたいことがあるのだよ」

 

ライト「頼みたいこと?何だよ」

 

ゼウス?「セレナ・カデンツァヴナ・イヴを助けてくれないか」

 

ライト「助けるって彼女の死を回避して欲しいということか?」

 

ゼウス?「そうじゃぁ」

 

ライト「……そんなの頼まれなくても助けますよ」

 

ゼウス?「理由を聞かないのか?」

 

ライト「聞いても答えられないでしょ」

 

ゼウス?「…ありがとう」

 

ライト「いえいえ、この世界に転生させてくれた礼ですからお礼はいらないですよ」

 

そう言って通話を切った後、公園を出るとビルドフォンを取り出してライオンフルボトルを差し込んで放り込むとマシンビルダーに変形したのでタッチパネルを操作してヘルメットを出して頭に被ってからバイクに跨って家へ帰宅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから帰宅するとリビングから楽しいそうな声が聞こえてきたのでエコバックを持ってリビングへ向かう。

 

ライト「楽しそうだなお前ら」

 

クリス「おかえり、お兄ちゃん」

 

椿「おかえりなさい、ライト君」

 

政宗「おかえり、ライト」

 

明「おーかー」

 

和義「えーりー」

 

始「おかえり、ライト」

 

優里「おかえり、ライト君」

 

ライト「おう、ただいま。」

 

なんだろう、家族以外から『おかえり』って言われるの新鮮だな

 

ライト「今から料理するからテーブルの上の物を片付けとけよ皆!」

 

全員「はーい」

 

 

 

 

 

 

 

 

~夕食後~

 

政宗「いーや、美味かった美味かった」

 

明「それな、あんな美味しい鶏の佃煮は初めてだ」

 

始「グラタンもな」

 

ライト「良かった良かった。お口にあって」

 

男達は夕ご飯の話をしている横では、

 

椿・優里「「………」」

 

女性陣はライトの手料理の凄さに女性として負けてしまった。

 

ライト「さってと、クリス」

 

クリス「何?おにぃ」

 

ライト「ちょっと、お兄ちゃん。皆と大事な話をするから席を外してくれないか?」

 

クリス「うん、分かった」

 

頷くと2階の自分の部屋へ行ってくれた。

 

政宗「何だよ?大事な話って?」

 

ライト「その前に政宗、椿。お前達、クリスからライドウォッチを渡されたろ?」

 

政宗・椿「「ッ!?」」

 

ライト「別に返せとは言わない。寧ろ、持っていてくれ」

 

政宗「ライト…」

 

ライト「だけど、これだけは心に止めておいてくれ。大いなる力は大いなる責任を伴うと」

 

政宗「あぁ、心に止めておくわ」

 

椿「私も」

 

ライト「他のみんなにもな」

 

明「俺らにもか?」

 

始「俺らライドウォッチ貰ってないのに?」

 

ライト「バカか、政宗と椿だけじゃキツイからお前らにも渡しておくんだよ」

 

和義・優里「「マジ!?」」

 

ライト「マジだ!…でも、渡すのは話が終わってからな」

 

政宗と椿を除いた皆は目をキラキラさせながらウンウンと頷く。大丈夫かなコイツら(苦笑)

 

ライト「さって、ここから本題だ」

 

俺は神様から頼まれたことを皆に話した。話し終わると皆、悲痛な顔をしながら俺を見る。

 

ライト「みんながどんなことを思っているのかは分かる。だから、彼女を助けたいだ!協力してくれるか?」

 

政宗「まだ、信じられないけど。俺は助けたい!」

 

明「同い年の女の子がそんな事になるなんって……俺も助けたいぜ」

 

和義「明と同意見だ俺も」

 

始「協力するぜ俺も」

 

優里「怖いけど助けたい」

 

椿「ライト君が助けるのなら私も助けます」

 

ライト「みんな、ありがとう!」

 

親友たちの言葉に俺は心の底から感謝した後、明・和義・始・優里の4人に相性のあるライドウォッチを渡す。

 

政宗「ライト、作戦とかはあるのか?」

 

ライト「作戦は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時に決める」

 

全員「ズッゴーン」

 

ライト「政宗たちなら未だしもお前ら3人は訓練をしていないからな、その場の雰囲気によって作戦が変えていくしかないだよ」

 

政宗「な、なるほど」

 

その後は、順番にお風呂に入ったりして俺たちは就寝した。

 




次回、さって楽しい修学旅行の始まりと思った矢先に………

ライト「おいおい、出発前にノイズとか」

全員「「「「最悪!!」」」」

ライトたちの楽しい修学旅行とセレナ救出作戦はどうなってしまうのだろうか!

修学旅行編 中編 さあ、お前らの罪を数えておけや!


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修学旅行編 中編 さあ、お前らの罪を数えておけよ!

皆さん、前回以上に投稿期間が空いてしまい申し訳ありません。

ライト「どうした作者?何かあったのか?」

五月病+キャラ設定の迷走+アプリゲームのイベント周回

ライト「最後の無ければ同情したのに」



今回の第6話は迷走の跡がありますが気にしないで下さい。


ライト「……」

 

どうも、雪音ライトです。今、俺は目の前の光景に唖然している。何故なら、

 

 

 

 

 

椿とクリスが俺の両脇で寝ているだよ!

 

 

 

 

おかしいな、2人と一緒に寝った記憶はなかったはずだ……ってことは夜這いしたのか?

 

いやいや、そんなことは無いだろ。無いはずだ(多分)

 

ライト「それにしても」

 

椿・クリス「「スゥスゥスゥ」」

 

あぁ、寝顔可愛いな❤️❤️←語彙力ない

 

俺はビルドフォンで2人の寝顔を撮った後、待ち受け画面に設定してから起こさないようにベットから出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リビングへ降りるとソファーに腰掛けている政宗と顔が合う。

 

政宗「おはようさん」

 

ライト「おはよう、政宗。他のみんなは?」

 

政宗「優里は明とOHANASI中」

 

ライト「何したんだ?アイツ」

 

政宗「知らん」

 

ライト「知らんって」

 

後から本人に聞いてみたら、自分が寝ていた部屋と女子部屋を間違えて入ってしまい偶然にも着替え中の優里と遭遇してしまったと。

 

政宗「始は…昨日渡されたライドウォッチ見てニヤニヤしている」

 

ライト「そんなに気にいているのかカリスライドウォッチ

 

政宗「そうらしい」

 

ライト「和義は?」

 

政宗「和義ならキッチンで朝食の準備しているところ」

 

政宗が向いている方向にエプロン姿の和義が手軽な朝食を作っている。

 

ライト「アイツのエプロン姿ってレアじゃないか?」

 

政宗「あぁレアだな」

 

和義「おはー、ライト」

 

ライト「おはよう、和義」

 

和義「もう少しで朝食出来るから、2人共みんなを呼んで来てくれないか?」

 

ライト・政宗「「了解」」

 

俺たちはそう言って各部屋にいるみんなを呼びに行くが、寝ているクリスと椿をどう起こそうかな………まぁ結局、優里に頼んで起こしに行ってもらうんだよね。

 

その後、和義が用意した朝食をみんなで美味しくいただき、クリスに見送りされながら俺たちは修学旅行の集合場所へ向かった。

 

 

 

 

 

 

政宗視点

 

明「さってと、集合場所についたけど人少ないな」

 

優里「そりゃ集合時間まで30分以上もあるからね」

 

始「何して時間潰す?」

 

和義「………」

 

政宗「和義?何読んでいるんだ?」

 

和義は駅の壁に寄りかかりながら紙の束を読んでいたので聞いてみるとその紙の束を俺に渡して来た。

 

和義「ライトから渡された俺のライドウォッチの性能表に目を通していたんだよ」

 

椿「いつの間に渡したの?」

 

椿がライトに聞くとアイツは頬を指で掻きながら答える。

 

ライト「あぁ、家を出る前にな。和義に渡したナイトライドウォッチで変身する仮面ライダーナイトは仮面ライダー龍騎関連のライダーでな、龍騎関連のライダーたちは鏡の世界【ミラーワールド】と現実の世界を行き来出来る能力をもっているんだよ」

 

明「はぁ!?チートじゃないかそれ」

 

ライト「何言っているんだよ。お前のガタックライドウォッチもチート能力持ちのライダーだぞ」

 

明「えっ!?マジか!?」

 

ライト「うんうん、仮面ライダーカブト関連のライダーたちは各ライダーフォームのバックルの両脇にあるスイッチを押すことで全身をタキオン粒子というと粒子が駆け巡ることで、時間流を自在に行動可能になる超高速の特殊移動方法が出来る」

 

政宗「カブトって赤いカブトムシのライダーだよな?」

 

ライト「そうそう、よく覚えていたな」

 

政宗「まあな」

 

お前に嫌っとほど見せられれて覚えてしまったからな(はぁ〜)

 

ライト「2人の変身するライダーのチートぷりが知れたことだが調子にのりすぎて足元をすくわれないように気をつけることだな」

 

和義・明「「な、なんだと‼︎調子にのらんわ!」」

 

ライト「言わなければ調子にのるだろうお前ら2人はw」

 

和義・明「「喧嘩売っとんか!」」

 

始「お、落ち着けよ2人共」

 

なんか後半というか最後あたりに茶番(喧嘩)が発生?したおかげで俺は楽しく時間を潰せた。

 

政宗視点 終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引率の先生とかのお話を聞き流しながした後、俺たちはバスで空港へ移動するのだが空港に着いたのと同時に突然警報が辺り一面に鳴り響いた。

 

優里「ねえ、もしかしてこの警報って………」

 

始「100%あれだよな」

 

和義「あれだな」

 

すると、一番前の座席に座っているクラスメイトの女子がバスの前方を指差して悲鳴を出す。

 

クラスメイト女子「キャアアアアアアッ⁉︎の、ノイズ‼︎」

 

カラフルな化け物 ノイズがうじゃうじゃと湧き出でくるのが見えるってか、キモいな(ドン引き)

 

ライト「おいおい、ノイズとか…」

 

全員「「「「最悪だーーー‼︎」」」」

 

ノイズの登場に俺たちは呪われているのかと思ってしまうが、クラスメイトたちはパニック状態に陥ってしまい我先にバスのドアへ群がり醜い争いごとを起こす。

 

明「どうするライト?」

 

ライト「決まっているだろ、ノイズ供を殲滅させる」

 

政宗「殲滅するにしても、どうやって外に出るんだよ?」

 

ライト「そりゃ、ま『ドカーン』っ!?」

 

窓からと言おうとするが当然バスの入り口付近から爆発音が聞こえてきたので俺たちは入り口の方を見ると入り口に大穴が開いており、そこには薄ら笑いを浮かべながらキバーラライドウォッチを手に持っている椿がいた。(入り口に群がっているクラスメイトたちを傷つかんように威力を調整している)

 

椿「ごめんさい、てっきりゴミと間違えてしまいましたわ」

 

全員「「「「「「………(こ、怖え)」」」」」」

 

すると、椿が俺たちの方へ振り返る。その時の顔は先までのドSお嬢様からいつもの優しく可愛い椿に戻っていた。

 

椿「みんな、早く行こう!」

 

明・和義・始「「「は、はい!姉御!」」」

 

ライト・政宗・優里「「「(今度からは椿を怒らせんようにしよう)」」」

 

俺たちは椿が開けた大穴から外へ出る。えっ、担任の先生に止められないのって?だって………

 

 

 

椿が起こした爆発の余波でのびているから大丈夫

 

 

 

 

ライト「さってと、みんなAre you ready?」

 

政宗「出来てるぜ」

 

明「右に同じく」

 

和義「当然、出来てるよ」

 

始「楽しい修学旅行を」

 

優里「守ってみせるよ」

 

椿「ライト君との楽しい修学旅行(デート)を邪魔するクズ供。貴様らに地獄を見せてあ・げ・る✨」

 

うん、なんか1人だけ怖いこと言っているけど気にしな〜い気にしな〜い(現実逃避)

 

俺は腰にビルドドライバーをつけると黄色のベルトが巻かれると尊敬している天才物理学者のセリフをフルボトルを振りながらノイズに向かって言う。

 

ライト「さあ、実験を始めようか」

 

ラビットタンク

 

ベストマッチ

 

Are you ready

 

ライト「変身!」

 

鋼のムーサルトラビットタンク!イエーイ!

 

ライト「勝利の法則は決まった!」

 

決めポーズがとると横の政宗に飽きられてしまったよ。泣いてもいいかな?

 

政宗「俺たちも行きますか」

 

明・和義・始「「「あぁ!」」」

 

優里・椿「「えぇ!」」

 

ジョーカー

 

ガタック

 

ナイト

 

カリス

 

NEW電王

 

キバーラ

 

政宗・明・和義・始・優里・椿「「「「「「変身!(ヘシン!)」」」」」」

 

Change Stag Beetle

 

CHANGE

 

ストライクフォーム

 

 

政宗「さあ、お前らの罪を数えておけよ!」

 

明「今の俺は負ける気がしないぜ!」

 

和義「貴様らを葬ってやるよ!」

 

始「ドイズクョル、オバエラヲムッヅムズ」

 

優里「倒してもいいよね?いいよね!」

 

椿「地獄を楽しでね❤️」

 

うわー、薄々気付いたけど椿ってライドウォッチ持っている時と変身している時で人格変わるんだな。

 

ライト「みんな、自由に動いていいが無茶はするなよ」

 

政宗・明・和義・始・優里・椿「「「「「「了解!リーダー(ライト)(ライト君)!」」」」」」

 

俺を除いたメンバーが二人一組のペアを組んでノイズとの戦闘を開始する。

 

 

 

 

 

 

 

 

明 視点

 

明「クロックアップ!」

 

Clock Up

 

明「おぉ、周りの時間が止まって見える。これなら」

 

俺は両肩に装備されている一対の曲剣・ガタックダブルカリバーを抜いてノイズを高速移動しながら切り裂いて行く。だが、数秒の時間が経つと自動的にクロックアップは解除される。

 

Clock Over

 

明「嘘だろ!?制限時間あるのかよ!でも、体への負担がやばいな」

 

初めてのクロックアップしたせいか身体中が若干悲鳴を上げていると、後ろからノイズが襲いかかって来た。

 

明「ヤバい!」

 

BLIZZARD

 

次の瞬間、襲いかかって来たノイズと近くのノイズらが凍りついてしまった。

 

始「危機一髪だったな明」

 

明「サンキューな始」

 

始「いいってお礼なんて。今から回復させるからジッとしてろよ」

 

RECOVER

 

始はバックルにカードをスライドさせた後、右手を俺の方へ翳すと暖かい光が右手から俺の体へと注がれる。すると、先までの苦痛が嘘のように消えてしまう。

 

始「残りのノイズ供を倒してライト達と合流するぞ!」

 

明「おう!」

 

明 視点 終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和義 視点

 

ソードベンド!

 

翼召剣ダークバイザーのガード部の翼を展開し、内部にソードベンドのアドベンドカードを装填すると空からウイングランサーが飛んできたので、掴むのと同時に横へ一振りしてノイズを炭化させる。

 

和義「こりゃ便利だな」

 

政宗「いいな、武器あって俺無いんだけど」

 

近くへ来た政宗が俺のウイングランサーとダークバイザーを見って羨ましそうな顔(マスクで見えないが)で見てくる。

 

和義「えっ!?そのライダー武器無いのか?」

 

政宗「無い」

 

可哀想に思えて来たのでウイングランサーを政宗に貸してやった。

 

政宗「いいのか?」

 

和義「いいって、俺にはまだダークバイザーがあるからよ」

 

政宗「サンキュー恩にきるよ」

 

政宗は俺に感謝の言葉を言ってノイズ群に突っ込んで行った。

 

和義「後でライトに政宗の武器を何とかして貰うように頼もう」

 

和義 視点 終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優里 視点

 

どうも、雪音ライト君の友人の1人の野上 優里です。今、私は目の前の現状に戸惑っています。なぜなら………

 

椿「この程度ですか?もっと私を楽しませて下さいよ!雑魚供が!」

 

親友の紅 椿の1人無双が始まっているからです。

 

優里「これ、私いるのかな?」

 

??『失礼ながらお嬢様。そろそろあちらに加勢しに行かないとノイズたちのいい的になります』

 

優里「そう言うけどねテディ、あそこには入り込む隙があると思う?」

 

テディ『すみません、無いです』

 

彼はイマジンのテディ、NEW電王の相棒らしいが私のことを『お嬢様』と呼ぶのだが呼ばれ慣れっていないのでこそばゆい感覚がする。

 

優里「ここは椿に任せって政宗の方へ助っ人しに行こうか、あいつの変身したライダー見た感じ武器持ってないから心配だしね///」

 

テディ『…お嬢様は政宗様のことがお好きなのですか?』

 

優里「は、はぁー!?///べ、別にあいつの事好きでも何でもないし///」

 

テディ『お嫌いなのですか?』

 

優里「いや、嫌いじゃないから!///見ていてドキドキしているだけだから///」

 

テディ『そうですか(好きとメモメモ)』

 

優里 視点 終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライト 視点

 

やっと俺のターンだ!と言ってもあらかたノイズを倒しても残り10体となりました。

 

ライト「さって、みんな思いの外ノイズを倒しているな…特に椿は」

 

可笑しいだよね、あの子大半のノイズを倒しているんだよ!俺の華麗なる撃破劇が薄れてしまったわ(泣) なので、残り10体のノイズに八つ当たりしようと思います。

 

ライト「おい、ノイズ供。悪く思うなよ」

 

Ready go!

 

ライト「トドメだーーー!!」

 

ボルテックフィニッシュ!イエーイ!

 

ライト「ふぅ、スッキリした」

 

てか、俺の短くねか作者?

 

[次回、大活躍させるから許して]

 

絶対だぞ!

 

[(チョロい)]

 

ライト 視点 終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺たちの活躍のおかげで死者は0人だが軽傷者は数名出てしまった。やっぱり、仮面ライダーでも守れる範囲には限度はあるが、そこは仲間と補い合っていければいい。

 

ノイズ殲滅から数分後、場所は空港の待合室。

 

政宗「つ、疲れた」

 

優里「はい、お水」

 

政宗「おっ、サンキューな優里」

 

優里「どういたしまして///」

 

和義「なんか、アイツらいい雰囲気じゃないか?処す?」

 

明「やめろや非リアだからって」

 

始「そうそう、やめようぜ。そんなことしても虚しくなるだけだから」

 

椿「えい、ライト君成分充電開始」

 

ライト「おい、椿離れろよ!背中に当たっているからお前の何かが」

 

椿の双丘が背中に押し当てられていて俺の理性が爆発寸前だよ。

 

椿「いいんじゃん、もしかして嫌?」

 

ライト「嫌ではないけど、みんなの前だから恥ずかしい」

 

椿「そうなんだ。…でも、もう少しだけこのままでいさせて」

 

全くコイツはそんな上目遣いで頼まれれば断れないだろうが

 

ライト「もう少しだけだからな」

 

椿「ありがとう大好き❤」

 

その後は何事もなく予定通りにアメリカ行きの便に乗車して俺たちは修学旅行先のアメリカへと向かった。




次回、やっと『セレナちゃん死亡ルート回避作戦』を決行だーー!

「君の運命は俺たちが変える」

「変身!」

『キバって行くぜ』

無事、ライトたちはセレナの命を守れるのか乞うご期待。



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修学旅行編 後編 定められた運命を解き放って!

ライト「なぁ、作者」

作者「ん?どうしたの?ライト君」

ライト「今更なんだけど、この修学旅行編って修学旅行要素なくないか?」

作者「確かに」

ライト「どうするんだ?サブタイトル変えるか」

作者「めんどくさいから変えない」

ライト「えぇ、叩かれても知らないぞ」

作者「だ、だだだ大丈夫だ!も、ももも問題ない!」

ライト「めちゃくちゃ震えているぞ」

作者「で」

ライト「で?」

作者「ではでは第7話どうぞ」ディゲドゥンダヨ

ライト「あっ、逃げた」


飛行機に乗って数時間後、俺達は無事にアメリカに到着して今はホテルの俺と政宗の部屋でのんびりしている。

 

ン?なになに?到着してからホテルまでの間のこと教えて欲しい?すまんな、到着してからはは殆ど移動だったので特に書くことは無いんだわ。

 

ライト「さってと、明日は昨日話したセレナちゃんの死亡の日だが。各自、気持ちは変わってないか?」

 

明「昨日も言ったけど、同い年の女の子の残酷な運命を変えられるなら俺は協力する!」

 

政宗「定められた運命を変えることでセレナさんが生きれるのなら悪魔と相乗りする覚悟はあるぜ!」

 

始「俺は二人みたくカッコいい台詞は言えないけど、助けられる命があるのならこの手を伸ばして助けたい!」

 

和義「この世界に散らしていい命は無いから、俺達の力で救えるのなら救いたい!」

 

優里「女の子が命を賭けていいのは好きな人のためだけだから、そんな完全聖遺物の暴走を止めるために命を賭けるのはダメに決まっているから助けるよ!」

 

椿「無茶をしでかす彼氏に付き合うのは彼女の責務ですし、私もセレナさんを助けたい同じ女の子として!」

 

ライト「ありがとう、みんな。一緒にセレナちゃんを絶望の未来から救い出そう!」

 

全員「おー!!」

 

その後は、仮面ライダージョーカー専用の武器について和義や政宗からお願いされたので帰国後に製作するということで話は纏まって皆、自分たちの部屋へ戻っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

作戦名『セレナちゃん死亡ルート回避作戦』の決行日当日となり、俺達はホテルのロビーに集合している。

 

政宗「当日となったけど、どうやって研究所まで行くんだ?ライト」

 

ライト「これを使って移動する」

 

政宗達に手に持っている物を見てる。それは、いつものライドウォッチとは形状が少し異なるマゼンタカラーのライドウォッチだ。

 

ライト「このライドウォッチを使い目的の場所にゲートを開いて行く」

 

優里「ライダーの力ってなんでもアリなんだね」

 

ライト「なんでもは言い過ぎだぞ、出来ないことだってあるからな」

 

優里「そうなの?」

 

ライト「そうだ」

 

俺はそう言うとみんなを連れてホテルから出て人気のない路地裏へ向かう。

 

ライト「(セレナちゃん、君の運命は俺達が変える!)」

 

路地裏に着くと先程見せたライドウォッチのボタン押す。

 

ディ・ディ・ディ・ディケイド!

 

目の前に灰色のオーロラが出現した。

 

ライト「じゃあ行くぞ!」

 

政宗達「「「「「「あぁ(えぇ)!」」」」」」

 

俺達は各々覚悟を決めオーロラの中へ進む。

 

 

 

 

 

 

アリア 視点

 

ナスターシャ「ネフィリムの出力は依然不安定。やはり、歌を介さずの強制起動では完全聖遺物を制御できるものではなかったのですね」

 

セレナ「私歌うよ」

 

マリア「でも、あの歌は!」

 

セレナ「私の絶唱でネフィリムを起動する前の状態にリセットできるかもしれないの」

 

マリア「そんな賭けみたいな!もしそれでもネフィリムを抑えられなかったら」

 

セレナ「その時はマリア姉さんが何とかしてくれる。F.I.S.の人たちもいる。私だけじゃない、だからなんとかなる」

 

マリア「…セレナ」

 

セレナ「ギアを纏う力は私が望んだものじゃないけど、この力でみんなを守りたいと望んだのは私なんだから」

 

マリア「セレナ…!」

 

セレナは私に笑顔を見せるとネフィリムがいるルームへと向かって行った。

 

マリア 視点 終了

 

 

セレナ 視点

 

セレナ「(マリア姉さんにはあぁ言ったけど本当は怖い。でも、私しかネフィリムを止められる人はいないから、マムやマリア姉さんやレセプターチルドレンのみんなのためにも止めてみせるこの命に変えても!)」

 

私は覚悟を決めネフィリムがいる部屋へ入る。そこで見た光景は、一言で言うと地獄。燃え盛る部屋のかなで暴走したネフィリムが暴れている。

 

セレナ「Seilien coffin airget-lamh tron」

 

両手を胸の前に置き絶唱を歌い始めようとすると。突然、目の前に灰色のオーロラが出現して、そこから7人の男女が出てきた。

 

ライト「ギリギリ間に合ったみたいだな」

 

セレナ 視点 終了

 

 

 

 

オーロラから出ると目の前に燃え盛る部屋と暴走する完全聖遺物、後ろをチラッと見るとアガートラームを纏っているセレナちゃんがいた。

 

ライト「ギリギリ間に合ったみたいだな」

 

和義「これがネフィリムか」

 

優里「なんか不気味ね」

 

政宗「それな」

 

椿・明・始「………(デカい)」

 

俺たちがそれぞれの感想言っていると、セレナちゃんが話しかけてきた。

 

セレナ「あ、貴方たちは何者ですか⁉︎」

 

ライト「俺たちは通りすがりの仮面ライダーだ。覚えなくてもいいからな」

 

セレナ「仮面ライダー?」

 

椿「愛と平和を守る正義のヒーローの名称です」

 

椿が言い終わるのと同時に俺たちは各々のライダーアイテムを取り出した(事前に椿たちにはライドウォッチを使いアイテムを出してもらっていた)。

 

ジクウドライバー

 

ジオウ!

 

ジョーカー!

 

♪♪♪〜

 

全員「「「「「「「変身!(ヘシン!)」」」」」」」

 

ヘンシン

 

ライダータイム!カメンライダージオウ

 

CHANGE

 

ストライクフォーム

 

♪♪♪〜

 

明「キャストオフ!」

 

キャストオフ!Change Stag Beetle

 

ライト「みんな行くぞ!」

 

政宗たち「「「「「「了解!」」」」」」

 

俺たちは自分たちの武器を取り出して(ジョーカーにはトランスチームガンとバットロストボトルを渡しておいた)ネフィリムへ攻撃を開始した。

 

 

 

 

明・和義・優里・椿「「「「はぁぁぁ!」」」」

 

4人が四方向からネフィリムの体を切り裂き、ダメージを与えて注意を誘っている隙に俺と始、政宗が遠距離攻撃を仕掛ける。

 

ライト・始・政宗「「「くらえ」」」

 

近接攻撃と遠距離攻撃を何度もくらったネフィリムは体を後退させて俺たちから距離を取ると見せかけて突進してきた。

 

セレナ「あ、危ない」

 

椿「大丈夫ですよ、セレナさん。私たちには…」

 

フィニッシュタイム! タイムブレイク!

 

ライト「おぉぉぉりゃぁぁぁぁ!」

 

突進してきたネフィリムにジオウの必殺キックをお見舞いさせたら壁まで飛んでいき壁に激突していった。

 

椿「…頼りになるリーダーがいるから」

 

ライト「さってそろそろフィニッシュを決めよか!」

 

腕のライドウォッチホルダーから黄色と黒の2色のライドウォッチを取り出してレリーフを90度回転させてから上のボタンを押すと、この定められた運命の鎖を解き放つヴァンパイアのライダーの名が辺りに鳴り響く。

 

キバ!

 

♪♪♪〜

 

ライダータイム!カメンライダージオウ アーマータイム!ガブッ!キバー!

 

ライト「キバって行くぜ!」

 

フィニッシュタイム!キバ!

 

ネフィリムは本能であの攻撃を受けてはいけないと自身に警告したのかジオウ キバアーマーの前から逃げようとするが2人のライダーがそれを許さなかった。

 

和義「逃すと」

 

始「思うなよ」

 

ファイナルベント!

 

FLOAT

 

DRILL

 

TORNADO

 

スピニングダンス

 

ナイトの『飛翔斬』とカリスの『スピニングダンス』がネフィリムの手足を切断して身動きを止めたのと同時に、ジオウが高くジャンプしてから蹴りの態勢をとる。

 

ウェイクアップタイムブレイク!

 

右脚の拘束具・擬似ヘルズゲートを開放して核がある場所にキックを叩き込むと、床にキバの紋章のクレーターが刻まれネフィリムはステンドガラスようになり砕け散った。

 

ライト「ミッション完了…帰投するぞ」

 

政宗たち「「「「「「はーい」」」」」」

 

 

 

 

 

 

セレナ 視点

 

私は目の前で起こったことに驚くしか出来なかった。だって、暴走状態の完全聖遺物(ネフィリム)を赤子の手を捻るが如く圧倒して倒してしまうのだから!すると、先程ネフィリムにトドメを刺して倒した人が私の方へ近づいて来た。

 

ライト「あのー怪我とかはなかった?」

 

その声はさっきのネフィリムとの戦闘の時とはうって変わって優しくて心がポカポカする感じがする。

 

セレナ「は、はい。大丈夫です/// 」

 

ライト「よかった、怪我がなくて。俺たちはそろそろ戻りますのでお元気でセレナさん」

 

彼が仲間たちの所へ戻ろうとしたので呼び止めてしまった。

 

セレナ「あ、あの!」

 

ライト「ん?どうしました?」

 

セレナ「助けていただきありがとうございます」

 

私がお礼を言って頭を下げると、彼は仮面越しでもわかるぐらい戸惑いながらも

 

ライト「…頭をあげて下さい。俺たちの意思で助けたいから助けに過ぎないので」

 

セレナ「で、でも」

 

ライト「でしたら、約束して下さい」

 

セレナ「約束ですか?」

 

ライト「はい、どんな事があっても自分の意思を貫き通して下さい」

 

セレナ「自分の意思を………わかりました。約束します!」

 

ライト「では、お元気で」

 

セレナ「はい、お仲間さんたちにもお礼を伝えておいて下さいね。通りすがりの仮面ライダーさん」

 

満面の笑顔を彼に向けると彼は私にサムズアップをして仲間たちの方へ戻って行き、灰色のオーロラを出現させて仲間たちと一緒に中へ入って行った。

 

セレナ 視点 終了

 

 

 

 

 

 

F.I.S.の施設から修学旅行で泊まっているホテルへ戻ってきた俺たちは各々、別行動をしている。俺はと言うと神様に報告をするためにホテルのラウンジに来て電話をかける。

 

ライト「もしもし、俺だ」

 

神様『ライト君、どうだった?セレナ君は助けられたか?』

 

ライト「あぁ、無事ミッション達成したから安心してくれよ」

 

神様『そうか、よかった』

 

ライト「なぁ、神様。あの時は聞かなかったがセレナの死亡する未来の回避を俺に頼んだ理由を教えてくれないか?」

 

神様『その理由はお主が持っているブランクライドウォッチを取り出したら分かる』

 

俺は神様の言う通りにブランクライドウォッチを取り出すと時計の地盤が浮かび上がり通常のライドウォッチみたく変わった。

 

アガートラーム セレナ!

 

ライト「っ⁉︎」

 

そのライドウォッチはシルバーと栗色の2色でライダークレストの部分は短剣のマークになっている。

 

神様『それが答えだよ、ライト君。君にはあと8つのシンフォギアウォッチを集めて貰う』

 

ライト「集めるって今すぐか?」

 

神様『いいや、今すぐ集めろとは言わない。物語が進むに連れて次第に集まってくるから安心せい』

 

ライト「そうか…最後に一つ聞いてもいいか?」

 

神様『なんじゃ?』

 

ライト「9つのシンフォギアウォッチを集めた時、魔王の力に目覚めるとかないよな?」

 

俺はジオウ本編みたいなこと起こらないか不安になって神様に聞いてみると少し間を空けながら答える。

 

神様『…その心配はない。最低最悪の魔王にはならないよ』

 

ライト「そうかい、それを聞けて安心した」

 

神様『では、シンフォギアウォッチ集め頼んだぞ』

 

ライト「了解しました」

 

通話を切るとアガートラーム シンフォギアウォッチ(セレナver.)を手に取り、レリーフ部分を指でなぞりながら海辺の景色を眺めるのだった。

 




…時が過ぎて4年後、あのツヴァイウイングのライブの大惨事が発生! 主人公たちは無事に天羽 奏と観客を救う事が出来るのか

次回『ここから先はオレたちのステージだー‼︎』

でお会いしましょう。



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ここから先はオレたちのステージだー!!前編

どうも、お久しぶりです。
仕事が本格的に忙しくて小説を書く余裕がなくなってしまった作者です。







あと、戦闘描写を上手く書けるコツを誰か教えて←それは自分で考えろ


月日が過ぎて4年後。俺、雪音ライトは19歳になり、この空白の4年間では色んなことがあった。

 

・クリスが特異災害対策機動部二課所属の奏者になった←これに関しては原作通りでよかった。

 

・俺を含めたいつものメンバーは高校を卒業した後、『ライダーズ』という組織を創り二課の傘下に属すことになった←コレに関しては前々から考えていた。

 

・これが1番に重要なことなんだけど……

 

クリスがツンデレ属性に目覚めたぞーー!!

 

はい、最後は分かりきったことですよね。

 

クリス「おにぃ、誰と話しているの?」

 

ライト「うわっ!?く、クリス!?た、ただの独り言だから気にしないで(あれ?前にも似たことあったような?)」

 

クリス「変なおにぃ。そろそろ行かないと先輩達のライブ間に合わないよ?」

 

俺は机の上に置いてあるビルドフォンの画面を見ると翼ちゃん達のライブ開始まで、あと1時間となっていた。

 

ライト「あっ、本当だ。もうこんな時間か」

 

クリス「全く、玄関に先に行っているから早くしてよね」

 

クリスはそう言って俺の部屋から出て行った。

 

ライト「ツヴァイウイングのライブとその裏で行われるネフシュタンの起動実験……」

 

本心では止めたいが、止めたら立花 響がこれから紡いでいく歌を止めてしまう事になる。いくらフィーネの手のひらの上で踊らされようともな。

 

 

 

クリス「凄い、人集り」

 

ライト「そうだな。さすが、ツヴァイウイングのライブだな」

 

クリス「でも、私たち本当にあっちを手伝わなくってもいいの?」

 

ライト「大丈夫だろ、起動実験に関しては俺達に出来ることは無いし。それに……」

 

俺はクリスの頭に手を置いて優しく撫でながら笑顔向ける。

 

ライト「久しぶりにクリスと二人きりで出かけれて、俺は凄く嬉しいけどな…クリスはどうだ?」

 

クリス「私もおにぃと2人きりで出かけれて嬉しいよ///」

 

負けずに俺に笑顔を向けてくるクリス。ヤバい、可愛すぎて死にそうだよ!

 

すると、ビルドフォンから着信がなり取り出して画面を見ると椿からメールが届いていた。

 

 

ライト君、私と言う彼女()がいるのに(クリスちゃん)とイチャイチャして刻まれたいの? 刻まれたいだね❤️

 

 

ライト「………」ダラダラ

 

クリス「どうしたのおにぃ?頭から汗が流れているよ?」

 

俺は何も言わずにクリスに椿のメールを見せると、クリスの顔はみるみるうちに真っ青になっていった。

 

クリス「や、やばいよ!どうしよう!」

 

ライト「椿に誤解だってわかってもらわないと」

 

クリス「でも、どうやって」

 

ライト「そこは俺に任せてくれ」

 

椿のメールに返信の文章を送った。

 

 

誤解なんだ!信じてくれ!久しぶりの兄妹二人きりのお出掛けで嬉しくってイチャイチャしただけで、俺の一番はお前だから椿。愛している///

 

 

クリス「流石にその文章で誤解がと「ピロンッ」」

 

送ってから数秒後に椿からメールが返って来た。

 

 

なんだ、誤解なんだ。あまり紛らわしいことはしないでね❤️

 

PS. 私もライト君の事を愛してますから///

 

 

クリス「……(チョロすぎだよ、椿姉)」

 

ライト「これで誤解は解けたけど、何処から俺たちを見ていたんだ椿は?」

 

椿「後ろだよ」

 

ライト・クリス「「…えっ⁉︎」」

 

後ろを振り返ってみるとそこには淡いピンクのワンピースを着た椿がスマホを片手に手を振っていた。

 

ライト「いつから居たんだ?全然、気配感じなかったぞ」

 

椿「いつからってライト君とクリスちゃんが此処に着いてからずっと後ろに居たよ?」

 

クリス「いやいや、ずっと後ろに居たんなら声かけてよ!」

 

頬をプクッとさせて椿に怒るクリス………可愛い❤️

 

椿「ごめんごめん、怒らないでクリスちゃん」

 

そんな二人のやり取りが2分間続いたよ。

 

ライト「そろそろ、席に着かないとライブ始まるぞ二人とも」

 

椿「嘘!?あっ、本当だ!開始まで、あと5分になっている。私の席あっち側だから終わったら入り口近くで待ち合わせしようみんな(・・・)で」

 

クリス「みんな?どういうこと?」

 

椿「優里たちもツヴァイウイングのライブに来ているんだよ」

 

ライト「へぇ〜そうなんだ(知っている)」

 

だって、ライダーズのメンバー全員にツヴァイウイングのライブに来るように言っていたからな、これならノイズがライブ会場に現れても対処出来るから。

 

ライト「じゃあ、終わったら入り口近くで待ち合わせだな了解」

 

椿「じゃあね」

 

ライト・クリス「「うん」」

 

そう言って俺とクリスは椿と別れたのだった。

 

そういえば、俺とクリスが座る席の事を言っていなかったな(汗) ビッキーこと立花 響の席の3列後ろの席の場所だ。決してわざとではなくて偶然なんです信じてください!

 

俺とクリスが席に着くのと同時にライブが開始となり、ツヴァイウイングの二人 風鳴 翼と天羽 奏がステージに登場した。俺は、二人の姿を見て初めて会った時の事を思い出してしまったよ。

 

 

 

〜回想〜

 

ライダーズを結成して2ヶ月が経過した頃、俺は特異災害対策機動部二課の司令 風鳴 弦十郎さんに呼ばれて二課の本部へ来ていた。

 

弦十郎「すまんな、ライト君。急に呼び出したりして」

 

ライト「別に構いませんが、俺を呼んだ理由はなんですか?」

 

弦十郎「なーに、シンフォギア奏者全員の模擬戦の相手を頼もうと思ってな」

 

ライト「奏者全員とですか?」

 

弦十郎「あぁ全員とだ」

 

少し考えてから弦十郎さんの方を向いた。

 

ライト「わかりました。模擬戦の相手引き受けますが、条件があります」

 

弦十郎「条件だと?なんだね」

 

ライト「それは………」

 

 

 

 

 

 

ライト「クリスの兄でライダーズのリーダーをやっている、雪音ライトだ。よろしく」

 

翼「初めまして、風鳴 翼と申します。お噂は聞いております」

 

奏「私は天羽 奏だ!よろしく」

 

弦十郎「自己紹介も済んだことだし、今日のトレーニングメニューはライト君の要望でライト君対奏者3人の模擬戦だ」

 

クリス「はぁーーーーーーー⁉︎正気か兄貴!」

 

翼「いくら、雪音のお兄さんでも私たちを甘く見すぎるのではないのですか!」

 

奏「そうだそうだ!」

 

そう、俺が弦十郎さんに出した条件は対戦形式を3対1に変更する事だ。当然、これには理由がある。

 

・三戦すると体力が無くなり、多分起こるであろう司令との模擬戦のための体力温存が目的

 

・来たる決戦のために手の内をなるべく出さないために(戦闘データ)

 

最後に

 

・クリスが翼と奏とどんな会話をしながらコンビネーションをとるのか見て見たいから

 

ライト「これでもいいハンデなんだけどな」

 

頬を指でかきながら、司令室から出てトレーニングルームへ向かう俺の後にクリスが付いて来る。他二人は弦十郎さんに抗議中

 

クリス「大丈夫なのおにぃ、あたしや先輩たちを相手に?」

 

ライト「大丈夫、お前たちにやられるような俺ではないから。もしかして、心配してくれてる?」

 

クリス「べ、別に心配してないからね///」

 

可愛い❤️

 

トレーニングルームに到着しクリスと準備運動をしていると、翼と奏がやってきたので準備運動をやめて懐からジクウドライバーを取り出して腰につける。

 

ジクウドライバー!

 

ジオウ!

 

エボル!

 

♪♪♪〜

 

ライト「変身!」

 

ライダータイム!カメンライダージオウ!

 

アーマータイム!エボリューション!エボルー!

 

翼「行くよ!奏!雪音!」

 

奏「あぁ!」

 

クリス「はい!」

 

翼「Imyuteus amenohabakiri tron」

 

奏「Croitzal ronzell Gungnir zizzl」

 

クリス「Killter Ichaival tron」

 

数秒後、スピーカーから弦十郎さんの声が聞こえてきた。

 

弦十郎「両者、準備が出来たな?………始め!」

 

クリス「すまんな兄貴、先手必勝だーー!!」

 

ガトリングの雨と小型ミサイルがライトへ放たれて全弾命中し、辺りが爆発して一面煙が立ち込める。

 

奏「やったか?」

 

翼「多分、やったと思うわ。あんだけの弾幕をくらって無傷はないでしょう」

 

クリス「そ「それはどうかな?」…やっぱり、手ごたえがないと思った」

 

煙が晴れるとライトの前にダイヤモンドみたいな障壁があり、 その障壁が弾幕から彼を守ったのだ。

 

ライト「クリス、お前にしては詰めが甘かったな。俺がコイツ(エボル)の力を使わないといつから思ったんだ?」

 

クリス「思ってないよ。むしろ、使うと思ったよ」

 

ライト「じゃあなんで?防がれるって分かっているのに弾幕を放ったんだ?」

 

クリス「先輩たちに忠告をしておこうかなって『うちの兄貴には生半可な攻撃は効かないよ』って」

 

ライト「お前な」

 

我が妹ながら何を考えているのかわからない時がある。

 

クリス「先輩たち、そういう事なので。私の指示通り従って下さいね?」

 

翼・奏「「ッ!?(コクッ)」」

 

でも、これだけは分かる。クリスがおこっているって事が………嫌われたかな?嫌われたのなら立ち直れないな俺

 

クリス「翼さんは右から奏さんは左から挟み撃ちして下さい。私は後方でサポートしますので」

 

翼・奏「「り、了解」」

 

俺が余計な事を考えているうちに翼と奏が左右から俺に迫って来る。俺は、咄嗟に後方へ退避しようとしたら弾丸の雨が後方から上から降り注ぎ退避が困難になってしまった。

 

ライト「くそ、読まれていたか」

 

クリス「当然、兄貴の妹だから癖や戦闘スタイルのほとんど知っているからね」

 

奏「もらった!」

 

翼「はぁぁぁ!」

 

だが、二人の攻撃はライトには届かなかった。なぜなら…

 

ライト「「後ろがガラ空きだよ」」

 

ウォズ フューチャーリングシノビの俺たちが二人の背後に立ち首元にジカンデスピア カマモードを突き付けたから

 

翼「馬鹿な⁉︎」

 

奏「嘘だろ⁉︎雪音の兄貴は目の前にいるのに、どうして背後にいるんだ!」

 

クリス「そういうことか、あの爆煙の時に分身体を作り出していたのか」

 

ライト「さすがクリス。よく出来ました」

 

いやー、一か八かの賭けでやってみたら存外上手くいった。

 

 

障壁を展開する

エボルトみたくスライム状の分身体を出す

フューチャーリングシノビに変身させて気配を消して潜伏させる

隙を突いて2体に分身して背後に立ち鎌を突きつける

 

 

どうよ、俺の見事な作戦は(半ば賭けだけど)

 

ライト「どうする?このまま、続けるか?」

 

俺が質問するとクリスと翼、奏の三人はアイコンタクトをお互いにするとアームードギアを下ろして降参のポーズをとった。

 

その後は、予想通りに弦十郎さんとの第2ランドが始まったよ。

 

えっ?結果はって。そんなの決まっているだろボコボコにされましたよ。

 

〜回想 終了〜

 

いや〜いい思い出だった。あの後はお互いに謝たりとか謝れたりとかして仲良くなったし、模擬戦したおかげでガングニール 奏 シンフォギアウォッチ天羽々斬 翼 シンフォギアウォッチイチイバル クリス シンフォギアウォッチの3つのウォッチが手に入ったから結果オーライ。

 

そうこうしていたら、逆光のフリューゲルのラストに差し掛かった。

 

ライト「(そろそろだな)」

 

懐からビルドドライバーを取り出して腰に着け、フルボトルを両手に一本ずつ持つと曲が終わった。そしたら、案の定ノイズの大群がコンサート会場に現れ、観客の何人かはノイズに触れられて炭化してしまった。

 

観客A「の、ノイズだーーー!!」

 

観客B「死にたくない」

 

観客C「嫌、来ないで!!」

 

観客は我先と会場の入り口に逃げ込む、俺はこういう光景を見るのが2回目のか胸糞悪くなる。

 

ライト「クリス!」

 

クリス「うん!」

 

ラビット!タンク!ベストマッチ!

 

♪♪♪〜

 

Are you ready?

 

ライト「変身!」

 

クリス「Killter Ichaival tron」

 

鋼のムーンサルト! ラビットタンク!イェーイ!

 

ライト「クリス、椿たちと合流して観客の避難誘導とノイズの足止めを頼めるか?」

 

クリス「うん、分かった。おにぃはどうするの?」

 

ライト「俺は翼たちと合流してノイズの撃破にあたる」

 

クリス「気をつけてね」

 

ライト「お前もな」

 

俺たちはそう言葉を交わし、二手に別れたが俺は後にそれを後悔してしまう。その理由は………

 

 

立花 響がアナザー奏になってしまった!(・・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

 

最初、原作通りに事が進むと思っていた自分がいたが違った。天羽 奏のガングニールの破片が立花 響に胸に突き刺さるまでは良かっただが、突如何処からか飛んで来た黒いウォッチが響の体に吸い込まれてアナザー化してしまったのだ。

 

 




『天翔ける神槍 ガングニール 奏』

「「邪悪な魂を烈火の炎で浄化するぜ」」


次回 戦姫絶唱シンフォギア~RIDER TIME BUILD~(仮)「ここから先は俺たちのステージだー‼︎後編」


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