スーパーロボット大戦MC (霜ーヌ。氷室)
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1話 ユング・フロイト

今宵の獲物はトップをねらえ!よりユング・フロイトです。


 様々な世界。様々な時間。様々な歴史。

 本来交わらないはずの物が交差するようになった交差世界歴069年。

 人類は新たな危機に直面していた。

 様々な野望、悪意、怨念。知的生命体が多く交われば生まれるそれは災厄として地球圏を包み込んだ。

 悪の科学者や犯罪組織によるテロ、地球連邦とスペースノイドの確執、異次元や宇宙の果てからの侵略者達。暗雲が世界に影を落とす。

 しかし、人類はただ座して滅びを受け入れているわけではない。

 ロンド・ベル隊とナデシコ隊を中心に、世界各国のスーパーロボットやコロニーのガンダム、傭兵に異世界の戦士達が集った独立部隊マリス・クラッシャー(MC)。彼らの活躍により、世界はまだ滅んではいない。

 

 

  ※※※

 

 

 支援用工作艦ヘスティア。マリス・クラッシャーの各艦をサポートするために開発されたこの艦の医療局エリアーーその中のカウンセリングルームはある意味特に重要な場所とも言える。

 部隊には様々な理由で突然戦うこととなった者が多く、しかも少年少女の割合が過半数に達している。

 彼らの心のケアは急務であり、MCの引いては人類の最終防衛ライン等とジョークとして言われるほどだ。

 今日もまた来客を告げるチャイムが響いた。

 

 

「失礼します、今よろしいでしょうかリベール先生?」

 入って来たのは赤毛のスタイルの良い美女、いやまだ少女と呼ぶに相応しい年齢である。トップ部隊に所属するシズラー黒のパイロット、ユング・フロイトだった。

「ああ、大丈夫ですよユングさん。時間より少し早いですけど問題はありません」

 時計を見てみれば彼女の予約時刻よりも三十分も前を指し示していた。

「す、すいません。先生に会うのが待ち遠しくて」

「ははは、そう言ってくれると嬉しいですね。今飲み物を持ってきますから上着を脱いで楽にしててくださいね」

 ほんのりと顔を赤らめるユングに微笑みかけたリベールは、入り口のドアをロックしつつ隣の給湯室へと向かった。プライベートな悩みを赤裸々に告白したりすることが日常的に行われるここは、一種の独立した城であり艦長や司令官ですら強権を使うことは憚られる場所であり、防音も行き届き、ナデシコのスーパーコンピューター「オモイカネ」すらハッキング出来ない「プライバシーの砦」である。

 つまり、ここから何が起きようと、どんな声を上げようと外部からはまったく分からないということだ。

「お待たせしましたユングさん」

 リベールがデスクに戻るとユングは言われた通り上着をハンガーに掛け、運動着に似たトップ部隊の制服姿で座っていた。

「ココアで良かったですよね」

 扇の様に広がったポニーテールの隙間から覗くうなじを見ながら近付くと、ユングは身動ぎし豊満な胸がぷるんと揺れた(この部隊の女性陣は揺れすぎではないかとリベールは思う)。

「は、はい。あの……」

 普段の挑発的で自信満々な「強い」彼女からは考えられない媚びた様な声に思わず苦笑する。

「もう我慢出来なくなっちゃったんですか」

 トレイを置くと、そのまま自然な動きでユングの爆乳を真正面から鷲掴みにした。

「ぁんっ!」

 95センチを誇る乳肉は服の上からでもその柔らかさと弾力、重量感をカウンセラーの掌に十分に伝えてくる。早く直接堪能したいという獣性を抑えながら少しずつに刺激していく。

「む、胸もいいですけど……こ、こっちを」

「こっち? どこのことですか?」

「意地悪しないで、あぁっ!」

 先端の硬い突起を僅かに擦りながらあえて惚けると、どんどん天才少女の口から甘い吐息が漏れてきて、下着の中の逸物がすぐにでも飛び出そうなほど興奮させてくる。

「ちゃんと言葉にしないと伝わりませんよ? 刹那君やニュータイプの皆も言っているでしょう」

「は、はい」

 ユングは観念したのか、顔を熱でもあるかのように紅潮させると脚を大きく開いた。流石は努力と根性のトップ部隊、程よく脂肪と筋肉の乗った美脚はほぼ180°広がり、本来あるべき物が無いことを綺麗に見せ付けてくれた。

 前述の通り彼女の纏う制服は運動着に似ている、上の白とピンクのシャツは爆乳と愛撫する指で歪み、下のブルマに似たそれの中心ーー股間の部分は楕円に切り取られていた。下着すら身に付けていないそこから覗く二枚貝の様な……。

「お、オマ○コ……です」

 羞恥に満ちた宣言と共に露出された女性器から透明な液体がとろりと垂れた。

 

 さて、マイネ・リベールの話をさせてもらおう。

 あまり面白い話でもないが、多少なりともこの物語に関わる以上よく分からない誰かよりはマシだろう。

 一年戦争で家族を失っており、天涯孤独。

 ヘスティアの医療局のカウンセラーの一人であり、カウンセリング部門のトップであるドクターアイン直接の教え子である。まだ二十歳そこそこの年齢であるが逆に歳が近いということで親しみを持たれており、カウンセラー室の一つを任されている。

 というのが表向きのプロフィールだ。

 第69銀河のグラーヴァイス帝国(今現在MCからはアンノウンとしか認識されていない)が送り込んだエージェント。宇宙の特異点となった地球の現地調査及び敵戦力の調査、必要に応じ洗脳等を行う立場である。

 ヒプノー星人と呼ばれる希少種族。外見こそ一般的なヒューマノイドタイプであるが大掛かりな施設や装置に頼らず単独で精神干渉を行える種族特性を持つ。しかも広い銀河に稀にいる念動力や感応能力を持つ特異能力者にも察知されないマインドコントロールを行えるということで、グラーヴァイス帝国では優秀な工作員として重宝されている。その内の一人だ。

 運良く(本当に恩師がたまたまナデシコのイネス・フレサンジュと親交があったという偶然のお陰で)マリス・クラッシャーに潜り込んだリベールは信用を得つつ、裏では精神干渉で機密情報を収集したり……。

「ぃやっ! 先生、来ちゃうから、ゃめっ、やめっ!」

 女性クルーを調教したりしていた。

 剃るように指示した無毛の秘所を緩急付けて愛撫すると、ユングは面白いほど喘ぎ声を上げてしまう。

 無理矢理一息に精神を操ると、流石に人格に影響が出て身内にはまずバレてしまうため、少しずつ少しずつ染み込ませる様に干渉し続けた結果、気の強い天才パイロットは恋人でもない相手の愛撫で情けなく吠える牝犬へと堕ちたのだ。

「自分でしてって言ったのに、ワガママですよユングさん」

 指一本だと言うのに隙間無く締め付けてくるほどキツいが、それでいて吸い付いてくる膣肉は前回処女を奪ってから二回目の性行為とは思えないほどの名器だ。その事実に歓喜しつつ、さらに指と言葉による責めを続ける。

「まったく、大事な制服に穴を開けちゃってどうするんですか」

「よ、予備の制服です、からー!」

「だからって上着の下でオマ○コ丸出しで歩いて来たのはどうなんです? 誰かに見られたら襲われてたかもしれませんよ? それとも誰でも構わずセックスしたかったんですか?」

「ちが、違います! 先生だけ! 先生のオチン○ンだけ、それ以外ぃやです!」

 とある男への恋心、決して報われることのないそれに割り込んだ精神干渉は功を奏し。強気の裏に隠れた微かな甘えたい、支配されたい欲求を増幅することに成功した。今やユングにとってリベールは最愛の恋人にしてご主人様も同様だ。

「いい子ですね。でも、最初からこんなに濡れっぱなしだったのだから、ここまで来る間にたくさん垂らしちゃったでしょう? もしそれに滑って転んだ人がいたらどうするんですか? ちゃんと反省するように、大声でね」

 その言葉と共にもう片方の手を服の下に滑り込ませ、爆乳を直接揉みしだき、上下の愛撫にラストスパートをかけた。

「わ、私……」

「もっと大声で」

 乳首とクリトリスを強目に弾く。その衝撃でユングの中の何かが決壊した。

 

「私、ユング・フロイトのスケベなマン汁を撒き散らしてごめんなさい! エッチな匂いぷんぷんさせて先生のオチン○ン挿入れられるの期待して出ちゃったユング汁で廊下を汚しちゃってすみませんでしたぁぁぁぁあああっ!!」

 

 そのある意味最高に無様で最高可愛らしい宣言と共に、天才少女兼牝犬は絶頂した。まるで放尿かと見紛う勢いで透明な愛液を噴出させたのだった。

「はぁ、はぁ……んん、先生ぇ」

 その余韻に浸りながら砂糖菓子の如く甘ったるい激しい息を吐くユングを見ながら、リベールは少し冷めたココアを口に含み。

「んうっ!?」

 その唇を奪うのだった。流石にこの量の体液を失ったのを見ると多少不安にもなる。あくまでもユングは表向き主力パイロットなのだ、体調を悪くはさせられない。口移しでココアを飲ませていく。

「ぢゅぱっ、ぢゅじゅぢゅっ!」

 一瞬驚いたユングだったが、表情を更に蕩けさせ積極的に舌を絡めてくる。ある意味少女にとっては性交以上に聖域であるキスまでこうも受け入れられ、内心ほくそ笑む。

「それではそろそろ始めましょうか」

 ココア二杯分のキスを終え、遂に様々な意味で本番の時間がやってきた。歓喜と緊張がない交ぜになった表情で少女はびくりと身体を震わせる。

「それじゃあ私を興奮させながらおねだりしてくださいね」

 実際は随分と前から勃起しているがそんなことはおくびにも出さず、天才の誘惑を観賞させてもらうとする。

「その、先生ぇ」

 一瞬悩んだが、先程の大絶頂で吹っ切れたのか、背もたれに身体を預け脚を大きく開き直す。秘部をより突き出し強調する形になり、牝の中心を自ら開き濃い目のピンク色の秘肉を奥までさらけ出した。更に上をたくし上げ、遂に明かりの元にまろび出た大質量の白い双丘を掬い上げて先端の果実の様な乳首をちろりと舐める。

「私のオマ○コに先生のオチン○ン下さい。お口もおっぱいも先生の物です、勿論お望みでしたらお尻も使える様に準備します。だからユングを可愛がって下さいね」

 もうそこには一人の『宇宙戦闘の天才』はおらず、一匹の淫魔がいた。

「百点ですよユングさん」

 予想以上の仕上がりに満足しながら、下着の中の勃起した逸物を露出させる。自分でも初な童貞かと呆れるほど隆起したそれをユングの開いた二枚貝に擦り付ける。

「ぁん、やぁ焦らさないで」

「だーめ、ちゃんと濡らさないと痛いですよ。ユングさんの筋肉オマ○コはただでさえキツいんですから」

 他の男と比べた経験は無いが、彼氏持ちを犯した際に口を揃えて大きいと言うので多分リベールは巨根の部類なのだろう。

「早く、早くぅぅうううっ!?」

 媚びる様に腰を揺らすユングの不意を突いて、前振り無しで挿入した。

「うわ予想以上にキツい、一気に行ったつもりなのに半分位しか入ってない」

「しぇんしぇ今のズルい、ズルいわ」

 小刻みに震えるユングは今ので軽く絶頂したようだ、その証明として膣肉が蠢き肉棒をしごいてくる。まだ挿入途中だというのに射精感が込み上げてくる。それは銀河規模の女衒種族と呼ばれるプライドが許さず、快楽に堪えながら掘り進む様にズブズブと挿入を続けていく。

「あぁ、先生のオチン○ンを感じる、おっきい……気持ちいい」

 遂に全ての挿入が終わり、二人は完全に繋がった。世界で最も密着した瞬間、どちらからともなくまた唇を重ねるのだった。

「動きますよ」

 まるで意思を持つかの様に膣壁は捕食した獲物を逃がさないと言わんばかりに締め付けてくる。引き抜き、完全に抜ける直前に挿入する。弾力に富んだ岩盤を掘削しまた埋める愉しい苦行は十回目ほどを境に急激に変化していく。リベールの肉棒の形を覚え始めた女の身体は極上の締め付けを失わないまま、男を不必要に拒み束縛しないことを覚え始めたのだ。

(心の恋愛スキルはまだまだなのに、身体は恋愛の天才か)

「先生、先生! いい、いいのぉっ!」

 肉と肉がぶつかる音と少女の喘ぎ声がカウンセリングルームに響く。どんどん加速するピストン運動に合わせて部屋の温度が上がっていくかのようだ。

「ユングさん、ユング! 本当にいい身体をして」

「はい! はいっ! 私の身体で気持ち良くなってくださいぃ」

 どれだけ繋がっていたか分からないが、遂にその時がやって来た。

「そろそろ限界、射精しますよ? どこに……」

「なかぁっ! 膣内に、オマ○コに射精して下さい。先生のザーメン下さい」

 元々膣内射精以外するつもりは無かったが、食い気味に子種を欲する姿に更に牡の本能が燃え上がった。

「ええ、ええ勿論。処女を奪った時よりももっと深く、誰も知らない場所に射精してあげますよ」

「はい、はい! 準備は出来てます!」

 完全に牝の顔となったユングは両手両足をリベールに絡めて、一瞬足りとも一滴足りとも逃さないと全身で表現してきた。その姿があまりに愛らしく、直後射精た白濁は久方ぶりの大射精だった。

「熱い熱い! 先生のザーメンが私の中にぃ!」

 何度もキスを繰り返しながら膣の奥の奥まで注ぎ続ける。その快楽にお互い溶けてしまいそうだった。

「ふぅ、終わったぁ」

 だらしない顔で惚けるユングは開きっぱなしの膣から白濁液をドロリと吐き出す。それを名残惜しそうに見つめ。

「ああ、勿体無い」

 と指で栓をしようとする。

「あれ? もう満足したんですか?」

 二人の混合液がべったり付いた肉棒がユングの頬をぴしゃりと軽く叩いた。まだまだ食い足りないと全然萎えていないそれは牝となった少女が喉を鳴らすのに十分のご馳走だった。

「いいえ、まだです。もっと先生と繋がりたい……可愛がってほしいです」

 淫らで可愛らしい笑みを浮かべる少女の姿に満足したリベールは、少し脱力したユングを抱き起こす。無論愛撫は忘れない。

「じゃあ今度は向こうのベッドでしましょうか」

 自分より背の高い少女が更に乱れる姿を想像して、捕食者の肉槍は硬度を増すのだった。

 



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ユング・フロイト後編

実は前回のは前編でした。


 カウンセリングルームのベッドは、流石に一流ホテル並とは言わないが結構いいものを使っている。悩みを抱え不眠症になった患者のため、カウンセラーの仮眠のため、そして勿論セックスのため。

「さあ、ユングさん。今度はあなたが自分で動いてくださいね」

 リベールは仰向けに寝転がると、天に向かって隆々とそそり勃つモノを軽く揺らし、好色少女を挑発する。

 ごくんと喉を鳴らしたユングは興奮を抑えきれない笑顔でベッドに登った。その度にたぷたぷ揺れる爆乳がまたカウンセラーの獣性を刺激して止まない。

「先生ぇ、失礼しますね」

 白濁を吐き出し続ける蜜壺と、愛液にまみれた肉棒の先端がキスをする。互いの体液が潤滑油となって先程とは比べ物にならないほど滑らかに根元まで挿入される。

「はぅん! 先生ぇのオチン○ン、さっきよりも強く感じ、ちゃうぅ! これ好きぃ、これは私の……私のぉ」

 深さそのものは変わらなくとも、自身の体重で違う場所が抉れる法悦、男の上で踊るリリスの愉悦、性交への忌避感の消えた喜悦。

 それらがユングを名状し難い深淵まで高めようとしている。が。

「ははは、男を組み敷いて腰を止められないなんて、凄く変態的ですねユングさん」

 その言葉と共にリベールは指を鳴らす。思考の中のセーフティを起動させる。

「はぅっ! す、すみません私、なんか調子に乗っちゃって……その、はしたなかったですよね」

「そうですよユングさん、ユング……慎みを忘れてはいけません。羞恥心を失ってはケダモノと同じです」

 性器を深く繋げたままユングはしょんぼりとし、小刻みに身体を揺らす。名器の感触と振動でまた精を吐き出したくなるが、少し我慢をしてカウンセラー(女衒)としての仕事を続ける。

 獣の様に高く高く堕ちていく牝も好きだが、ユングの行き着く先はそうではない。

「ブルマに穴を開けて来るから繋がってるオマ○コが、私のオチ○ポを咥えてるユングのツルツルオマ○コが丸見えですよ。恥ずかしいでしょう?」

 天才のプライド故に普段は素直に成りきれず、だから甘えたがる。

「ぁう、恥ずかしい……です。私のオマ○コが先生の……オチン○ンにキスしてるの全部……それも私から挿入れて」

 プライドが高いから裏で育まれる羞恥心、無垢な童女の様に性的な事を恐れ、同時に焦がれてしまう。

「でも気持ちいいんでしょう?」

 性欲は燃え上がり、その興奮に羞恥して、それを燃料にまた燃え上がる。

 日本のダルマみたいにどれだけ傾いてもニュートラルに戻り、反動でまた傾く。

 淫らな無垢、貞淑な淫靡。リベールがユングに望むのはそういう牝だった。

「私は何も言ってないのに、穴開きブルマでマン汁とろとろにして来るなんて驚きましたよ。匂いで一発でしたけど」

「ご、ごめんなさい……先生ぇ、歓んでくれると思って……」

 可愛いことを言ってくれる。

「でも、もしバレてユングさんが誰かに襲われたら悲しいですよ。だから、新品のズボン上げますから帰りはそっちでお願いしますね」

 リベールとしてはユングが誰と愛し合おうと構わない。むしろユング程の美少女が誰のものにもならない方がおかしい。

 初々しく恋人との逢瀬の思い出を話すユング。そんな彼女を恋人とのセックスと比較させながら犯すのも愉しそうだ。

 だが襲われるのはダメだ、ユングを……手を付けた牝達を凌辱していいのは自分だけ。そんな歪んだ愛着を持っている。

「その、お手数おかけします」

「いいんですよ、興奮したのは確かですから。あ、ブルマは私が預かっておきますね。次にするときも履いてヤりましょう」

 ついでにその時はトップ部隊のタカヤノリコとオオタカズミも同じ格好で犯そう。

 オオタコウイチロウ、こんな犯し甲斐のある制服を採用してくれたのだ。その礼に大事な教え子と未亡人になった妻を蕩けさせてやる。

 ノリコはまだ処女だろうか? カズミは夫とのセックスでどれほど開発されたのだろうか? それを考えるだけで肉棒が更にそそり勃つ。

「先生ぇ、そ、そろそろ動きますね?」

 おっと、まずは目の前の極上の牝犬に集中しなければ。

「はいどうぞ、いやらしく貞淑に、ね」

「はい、い、行きます」

 宣言と共にユングは腰を動かし始めた。肉と肉がぶつかる音と、水音がグチュグチュと淫らな楽曲を奏でる。

「いいですよユングさん、まずは自分の気持ちいい場所を狙って。私は十分気持ちいいですから」

 ユングのダイナミックな肢体が跳ねる度に肉体的にも精神的にも昂ってくる。MCにはスタイルのいい女性が多いが、流石にティーンエイジャーでユングレベルはそうはいない。

 そんな爆乳美人とヤるのに美味しい体位はいくつかある。後ろから突き弾む乳肉を揉みしだいたり、正面から抱きしめキスをしながら身体で柔肉を感じたり。

 しかしユングが相手なら騎乗位が一番向いているとリベールは確信している。

 鍛えられたユングの激しい動きは、ただでさえ揺れる胸の動きをより挑発的にし、結合部への刺激も並大抵のものではない。

「はぁはぁはぁっ、抉れてる……先生のオチン○ンで気持ちいいとこ抉れてるぅ」

 今までの相手にされているセックスとは逆の自分が主導権を握る行為は、ユングの羞恥心を激しく刺激しているだろう。それでも止まらない腰の動きを、失われない理性で受け止め続けるのだからその快楽は尋常のものではない。

「オマ○コいいですよ、そろそろこっちも……」

 たゆんたゆんと下から見上げるとド迫力の双丘にようやく手を伸ばし、その重量を堪能する。

「ぁうん! おっぱいもぉ、いいの! もっと揉み揉みして下さい!」

 一般的に巨乳は感じにくいと言うが、ユングはかなり敏感で本当に男を悦ばせる才能がありすぎる。まあ、感じない女でも精神干渉で性器レベルの性感帯にしてやるが。

 今度パイズリさせる時に文字通りのおっぱいマ○コにしてやろうと内心ほくそ笑みつつ、今はナチュラル淫乳を愉しむとする。

「ああ、柔らかいのに指を押し返してきて、大きいのに形も綺麗で最高ですよ。私ユングさんのおっぱい好きです」

 嘘偽りの無い感想を伝えると、少女は照れくさそうに微笑んだ。

「嬉しい、大好きな先生にそう言ってもらえると私幸せです」

 その感情を反映したかのように腰の動きがもっと速くなる。爆乳も更に揺れを強くしてリベールの手から逃れようとし、それをまた捕まえるのサイクルが生まれる。

(まるで犬の尻尾だな)

 嬉しいと揺れる乳肉を見ながらそんな事を思いつつも、きめ細かい綺麗な肌なだけあってするりと滑って中々掴み続けられない。

「じゃあこうしちゃいますね」

 そろそろユングの限界が近い事を感じ取り、両胸の自己主張の強い頂を同時に掴んで捻った。

「ひゃん! 乳首、らめれふ! イッちゃう! イッちゃうぅ!」

「私もそろそろですから、一緒にイきましょうか」

「は、はい……一緒に……一緒に先生ぇ……」

 甘く切ない声とは裏腹にきゅんきゅんと激しく締め付けてくる膣壁が肉棒と融け合ったと錯覚するほどに同時に二人は絶頂した。

「二回目なのに、スゴい射精る……お腹熱いのでいっぱぁい……」

 弛緩して倒れ込んできたユングを抱きながら、噴火と表現してもいい射精を終えた。流石に入りきらず、結合部から白濁が漏れてしまう。

「はは、汚れちゃいましたね。シャワー浴びないと」

 胸と同じくボリュームたっぷりの尻を掴みながら、幸せそうな牝犬の顔を観察する。背で負けているため実はちょっと苦しい。

「シャワー……ザーメン流しちゃうの勿体無いです」

「大丈夫、また何回でも注いであげますから」

 火照った恵体を抱きながら、多分シャワー室でも二回はヤるんだろうなと思いつつ、身体を起こすのだった。

 

 

  ※※※

 

 

 結局四回膣内射精した。

「ああ、そろそろ食堂に行かないと」

 椅子に座りながらリベールはカルテをささっと書く。

「今日はテンカワさんのラーメンにしようかな」

 彼が必死に戦い、取り戻した妻の抱き心地を思い出して肉棒がびくんと動いた。

「んんっ」

 その逸物を咥えるユングの頭を撫でてやると、目を細めて微笑んだ。

 既に来たときと同じ格好(ただし下は新しいハーフパンツ)に戻ったユングの口には二回分の精液を飲み込ませずに溜めさせている。

「射精ますよ、これで最後です」

 美少女の舌と自分の精液に包まれる何とも言えない感触が、実に支配している感じで好きだ。

 膣に出すときよりは幾分か大人しい射精が、ユングの口内をほぼ完全に満たした。

 唇で拭う様に肉棒を抜き、軽くティッシュで水分を取る。

「まだ飲んじゃ駄目ですよ、ほら口を開けて見せて下さい」

 命令通りに大きく開いたユングの口の中は少し黄ばんだ白濁が並々と注がれていた。苦しいだろうに、むしろ誇らしそうな表情でザーメンの池を見せつけている。

「ふふ、酷い顔でまた犯したくなっちゃう」

 一瞬反応した息子を下着に納め、隠し棚から取り出したカプセルを数個白濁に浮かばせた。

「はい、飲んでいいですよ。噛んじゃダメですからね」

 待ちわびたと言わんばかりに、とても満たされた表情でザーメンとカプセルーーアフターピルを飲み干した少女があの天才パイロットだと誰が思うだろうか。

「はい、お水です。口の中を綺麗にしてね」

「ありがとうございます」

 ザーメンを一滴足りとも逃さず胃に送ったのを確認したリベールは、指を鳴らした。

「ユングさん、大丈夫ですか?」

「あれ? 私……ああ、愚痴みたいになっちゃってすみません」

「いいんですよ、私みたいな若造がお役に立てるなら」

 つい、今この瞬間まで相談していた『ことになった』少女は屈託の無い笑顔で話し掛けてきた。

 まさか今自分の腹の中が目の前の男の精液で満たされている事など思いもしないだろう。

「じゃあそろそろ帰りますね、また何かあったら」

「ええ、他の患者さんがいない時ならいつでも……あ、私も夕食に行くんで一緒に出ますよ」

 一歩前を歩く少女の、衣服に包まれた巨尻を鷲掴みにして肉棒をねじ込んだ感触を思い出しながら歩いていく。

「それじゃあ」

「はい、さようなら」

 元気に駆けていく牝犬を見送っていると。

「リベール先生」

 ラー・カイラムの艦長にしてこの部隊のおとっつぁんであるブライト・ノア大佐が話し掛けてきた。

「ブライト艦長、何か?」

 流石に歴戦の艦長を相手にするとなると、まずバレないし、もしバレていたらもう死んでると分かっていても緊張する。

「ああいえ、今日もお疲れ様です」

「いえいえ、戦闘には参加出来ない私です。皆さんの苦労に比べれば軽いものですよ」

 むしろ愉しんでますし。

「いや、ご存知の通りうちには若い奴が多いので、先生達の様に心を支えてくれる人達がいてくれなければ中々……それに歳をくうと女の子の気持ちなど分からなく」

「娘さんがいてもですか」

「その娘にも殆ど会えませんからね……妻にも苦労をかけてしまって」

 苦労が偲ばれる話だ。もし会えたら奥さんと娘さんもカウンセリングしたい。

「ああいや、私の話はともかく……とにかく先生みたいな若い『女医』さんがいてくれて本当に助かっています。それではそろそろブリッジに戻ります」

 少々恥ずかしそうに去っていくブライトを見送りながら、改めてマイネ・リベールは神だか両親辺りに感謝するのだった。

 

 女にしか見えない容姿に産んでくれたことを。

 

「さて、ラーメンと……何を食べましょうかね」

 通路を歩く女達を見ながら考えを巡らせ歩いていく。

 

 

 



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2話 魔法騎士レイアース

今回は魔法騎士レイアースから、獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風の三人です。


 どれだけ言い繕っても戦いは綺麗事では済まない。戦場に出る以上、それ相応の覚悟が求められる。

 だが、それでも誰もが挫けてしまいかねない理不尽が、残酷な真実がある。

 ましてや多感な時期の少女達が背負うには重すぎる、魔法騎士の本当の使命、救う筈の相手の散り逝く様。

 そんな運命に翻弄された少女達は、その未だ幼い肉体も弄ばれることとなる。本人達も知らぬうちに。

 

 

        ※※※

 

 

「ふう」

 カウンセラーのリベールは、広い浴槽の中で身体を浮かせていた。

 如何にスパイ兼女衒とはいえ、いやだからこそ日々の業務は疎かに出来ない。どちらの仕事も信頼第一なのだから。

 カウンセラールームに併設されている浴室は、結構な大きさを誇っている。広い風呂というのはそれだけで心の癒しになるものだ。

 それに、風呂は色々出来る。そう色々と。

「ちゅるっ、んっ……ちゅっ。先生、いかがですか? わたくし達、上手くできていますか?」

 確か日本では潜望鏡と言うのだったか、湯から突き出たリベールの肉棒に三人の少女が絡み付いていた。

 獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風。まだ中学生とは思えない表情で男の秘部に舌を這わせる姿を見て、誰がつい先ほどまでセックスはおろかキスさえ知らない無垢な少女達だったと思えるだろうか。

 少女離れした精神力と、恐らく魔法による耐性により中々精神干渉が上手くいかなかったが、先日の戦いで判明したセフィーロと柱、そしてエメロード姫の真実によって受けた大きなショックは、魔法騎士の心に容易に漬け込めるほどの亀裂を走らせた。

 そして、その心的外傷を心配した周囲の大人達はこぞって彼女達にリベールのカウンセリングを勧めたのだった。それが少女として致命的な恥辱と至上の快楽を与えることも知らずに。

「ええ、初めてとは思えないですよ。風さん、光さん、海さん」

 別に処女に拘りがあるわけでは無いが(むしろ彼氏持ちに手を出すのが好きだ)ファーストキスもヴァージンも奪ったばかりの相手に口で奉仕させるのはまた格別の達成感がある。

 本来ならまだ潔癖な少女にとって嫌悪の対象である部位を懸命に舐め上げる姿は、拙い刺激であるにも関わらず百戦錬磨のリベールの射精感を否応にも込み上げらせる。

「よかった、私達まだ慣れてないから」

「先生に気持ちよくなって貰えないんじゃないかと不安で仕方なかったんです」

「わたくし達は先ほど先生に気持ちよくしていただいたのに。と」

 三人の育ちの良さを感じさせる反応に、頭や頬を……そして、まだ青い果実である乳肉を撫でていく。

「ふふ、まだ皆さん子供なのですから、そんなに気を使わなくて大丈夫ですよ」

 そしてその子供に手を出す悪い大人は自分だが。まあ地球人換算ではまだ十代の肉体なので許してもらおう。

 その言葉に安堵したかの様に再び口淫に戻る魔法騎士。その散々愛撫して、今は湯に濡れ隠れてる若い肢体に想いを馳せる。

 獅堂光。小学生と間違えられるほど幼いイメージがあるが、意外にも小柄ながらスタイルがいい。指で突くと確かな弾力で返してくる。そして、下の毛が僅かながら生えている。

 龍咲海。三人の中でも最も長身でモデル体型の彼女はイメージ通り光よりもメリハリが効いている。性格と同様にツンと上を向いた胸が確かな質量を持っている。だというのに、陰毛が生えていないツルツルの少女らしい割れ目が男を興奮させる。

 そして鳳凰寺風。ある意味彼女が一番意外な体型をしている。おっとりとしたイメージとは裏腹に、ムチムチした男好きのするグラマラスボディ。優等生の分厚い制服の下にこんなお宝を隠している等と知っている男はリベールくらいだろう。

 豊満な乳肉はなんとリベールの肉棒を現在進行形で挟める程のボリュームで、処女を喪失したその日にパイフェラをする中学生などそうはいない。そして、陰毛は二人と違い生え揃っており、綺麗に手入れされたそれはふっくらとしていて彼女が完全に女の身体をしていることを示している。

 後でピルを飲ませなければ間違いなく妊娠するということだ。

「きゃっ」

「ああ、すみません。皆が可愛くて」

 びくんと跳ねた肉棒に少女達から黄色い声が上がる、決して不快そうな声ではなく。

 風が足の間に入って乳肉で逸物を挟みながら先端を咥え、左右から光と海が思うままに口付けをしていく。

 こんなに素敵な光景はそうもないだろう。

(そろそろ射精るかな)

 ちょっとした悪戯心が浮かんだ。揉みしだいていた光と海の胸から手を離し、滑るように腰を撫でながら尻を揉む。流石にまだ肉付きが足りないが、これはこれでいい。

 そしておもむろに、まだ精液の残っている秘肉をクリトリスごと指で犯す。

「ひうっ!」

「きゃっ!」

 快楽に全く耐性の無い赤と青の髪の少女が仰け反る、そして風の頭を掴んで固定した瞬間口の中に白濁を吐き出して行く。

「んっ! っっっ!!?」

 味覚を受精させる勢いの初めての口内射精を受けた風はくらくらと酔った様に顔を赤らめる。

「お、美味しい……」

「へえ……」

 味覚に関してはいじっていないというのに、純粋に牝としての才能があるようだ。幼い淫魔の誕生に射精したばかりにも関わらず、肉棒が萎える気配が無い。

「風ちゃんずるい!」

「私達の分も残しなさいよ!」

 精液を浴びなかったことを不公平に思うほど思考の蕩けた二人も、きっと牝の才能があるのだろう。無意識に喉が鳴る。

「心配しなくても、まだまだたくさん射精してあげますから……さあ、壁に手を着いてください」

 口付けも躊躇わずに、口から漏れた白濁を舐め合っていた少女達はその言葉に歓喜しながら尻を突き出してくる。

「先生、次は私だよ」

「お願いします、もう待ちきれないんです」

「わたくしもまだ満足できていないんです」

 三者三様の尻が無意識に揺らされ、まだまだピンクの秘肉がひくひくと蠢く二枚貝の隙間から覗く。最高潮に勃起したソレを誘う様に。

 誰からまた味わおうか。

 何、悩む必要は無い。時間はたっぷりあるし、何よりも。

 

 魔法騎士の痕は、理性と共に溶け堕ちたのだから。



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