ストーム1が鎮守府に着任しました!これより艦娘の防衛を始めます! (EDFからあげT)
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最初に見ても大丈夫な設定集

本編が進む度に内容が付け足されていきますので、

気が向いたときに確認してみてクダサイネ。


《主人公》 ストーム1

 

[解説]元民間警備員の地球を救った英雄。

    隕石に潰されて死んでしまったが艦これの世界に転生。

    難易度インフェルノの世界で生き延びている位の強者。

    割と頭のネジが外れている。

 

[性格]熱しやすく冷めにくい ポジティブ

 

[装備]レンジャー (アーマー値50000超え)

 

    ライサンダーZ&スローターEZ TZストーク&リバースシューターXなど

 

    白のレンジャースーツ

 

《苦労人》 提督

 

[解説]横須賀の提督。数百を越える艦娘を束ねる実力者。

    数少ない男友達(ストーム1)が出来たと喜んでいる。

    ちなみに大将であったりする。

 

[性格]明るい マイペース

 

[個性]愛され体質

 

 

 

 設定

 

《憲兵隊》 鎮守府内の平和を守る兵士たち。

      2つの小隊があり、巡回、休憩と分けて活動している。

      提督とは仲が良いようで、よく執務室で雑談しているのを見かける(艦娘談)。

 

《警備隊》 鎮守府を防衛する部隊。

      度々ある深海棲艦の襲撃の度に大怪我をしたりするが毎回生存してたり。

      気の良い人ばかりで遠征帰りの艦娘たちと話している姿が見られることも。

 

《艦娘》 突如現れた深海棲艦から人類を防衛する戦士たち。

     提督の指揮のもとで深海棲艦との戦闘を行う。

     艦娘の中でも練度が高い者は妖精さんと会話できる。     

 

《妖精さん》 艦娘たちと一緒に現れた不思議な存在。とんでもない技術の持ち主。

       深海棲艦側についた妖精さんもいるとかいないとか…。

       実は地球防衛軍の世界にも数は多くないが妖精さんがついていた。

 

《深海棲艦》 突如現れた人類を滅ぼそうとする存在。

       何故現れたかは分かっていない。ただ、人間を見かけると殺そうとしてくる

       (一部例外はいるが)。

       人の姿に近い方が強い。

       極稀に艦娘にそっくりな深海棲艦が発見される。

       このことから深海棲艦のなかには沈んだ艦娘が変異した

       個体がいると思われている。

 

《地球防衛軍》 文字通り地球を防衛する軍のこと。

        突然侵略を始めてきたプライマーと交戦。

        最終的にプライマーを撤退させることに成功したが、総人口1割まで減少。

        これ以上数を減らす訳にはいかないと、残った人類を集め、

        治安を維持している。

        残っている兵士は少ないが、精鋭揃いなので治安は安心だ。

 

《ストームチーム》 選ばれた精鋭のみがなれる遊撃部隊。めっちゃ強い。

          主人公、軍曹の小隊、グリムリーパー、スプリガンのみが

          ストームチームになった。

          

《プライマー》 地球を侵略しようとしてきた者たちの総称。

        侵略生物やエイリアンなど数多くの兵士を送り込んだが、

        EDFの奮戦により、撤退していった。

        しかし、撤退していっただけであり今何をしているか分からない。

 

《民間人たち》 艦これの世界に生きている人間たち。

        現状をよくわかっておらず、「深海棲艦を殺すな!」「艦娘は危険!」などと

        ほざいている。ただ、理解している者も多くはないがいるようだ。

        

        地球防衛軍の世界に生きている人間たち。

        プライマーとの戦争が終わり、総人口1割まで減少。

        残った人間たちは唯一無事だった日本EDF本部に移動。

        いつの間にか溜まっていた食糧、水などを消費しながら何とか生き延びている。

 

《EDFの装備について》 EDFの装備はかなり危険性が高くテロリストなどの手に渡っても

            大丈夫なように隊員達のスーツに埋め込まれたライセンスデータを

            読み込み、使用が出来るようにされている。

            オペレーションオメガの時は民間人たちに死んでいった隊員達の               スーツを着させることで戦わせた。



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第一章 英雄、鎮守府に着任す
M0 プロローグ


以前掲載していたレンジャー提督着任す!のリメイクです。

不定期更新ながらもエタらないようガンバリマス。


この戦いが始まったのはいつの事だったか。

思い出せない位に長かったこの戦いも今日、終わる。

 

オペ「銀の…巨人」

 

本部「コマンドシップの搭乗員だ!拘束しろ!」

 

ついに撃墜に成功したコマンドシップの中から出てきた最高司令官だと思われる銀色の巨人。

こいつが黒幕だろう。

この黒幕を倒すために今、俺はいる。

 

ストーム1「やるぞ!EDFの誇りを見せてやれぇっ!!」

 

「「「「「うおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」」

 

叫びながら突撃していく精鋭のレンジャーチーム。

しかし…。

 

本部「なんだ!奴は何をしている!?」

 

オペ「腕から光が!」

 

本部「何か武器を持っているのか!?」

 

銀色の巨人の腕が光っている。…嫌な予感がする。

その嫌な予感は当たり、銀色の巨人から緑色のレーザーがレンジャーチームに向けて飛んでいく。

 

ストーム1「みんな避けろぉ!!」

 

突然の事で対応しきれない隊員が数名。

 

「「「うわあぁぁぁぁぁぁっ!!!」」」

 

あっという間にレーザーに飲み込まれ、レーザーが消えた頃にはそこには何もなかった。

 

ストーム1「クッソォ!これ以上死なせてたまるかぁ!総員!攻撃しろぉ!!」

 

その場の全員に攻撃の指示をだし、俺も手に持っているライサンダーZを撃つ。

そんな俺たちがうざったらしかったのか知らないが。

 

隊員「エイリアンだぁ!!」

 

銀色の巨人はエイリアンを召喚してきた。

 

隊員「うっそだろ…」

 

隊員「急いでエイリアンを倒せぇ!」

 

召喚されたエイリアンはレンジャーチームを攻撃し始め…。

 

隊員「アーマーがもたない!グフッ…」

 

隊長「よくも部下を殺したな!絶対に仇を…うわあぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

隊員「隊長!隊長がやられた!」

 

一人、また一人と死んでいく。

このままでは全滅してしまう!

 

ストーム1「本部!増援はまだか!このままじゃ全滅だ!!」

 

本部「戦闘可能なものはいるか!」

 

オペ「戦闘可能な者を探します!誰か、誰かいませんか!誰か…誰かぁ!!」

 

本部は期待できず。頼れるのは…自分だけだ!

 

ストーム1「これ以上やらせるかぁ!!」

 

武器を持ち変えてスローターEZをエイリアンに撃つ。

武装したエイリアンも流石に近距離から撃たれるショットガンには耐えきれず、どんどん数を減らしていく。

 

隊員「助かりました!」

 

隊員「これより同行いたします!」

 

隊長が死んで孤立していたレンジャー達を指揮し、銀色の巨人に弾丸を撃ちこんでいく。

かなりの数を撃ちこんだころ、銀色の巨人の背後にある光の輪が強烈な光を放つ。

光の輪のせいで視界が悪くなり、しかも攻撃が苛烈になってきた。

 

オペ「神の光…」

 

本部「これまでは本気ですらなかったというのか…!」

 

攻撃が苛烈になり、いままで生き延びていた仲間たちが倒れていく。

このままではみんな死んでしまう。そう思った俺は行動に出ることにした。

 

ストーム1「おらぁ!こっちだ!」

 

仲間たちから銀色の巨人を離れさせるためにライサンダーZを頭に撃ち続ける。

銀色の巨人も流石に頭に来たのか俺に攻撃を集中させる。

 

ストーム1「そんな攻撃俺には当たらねぇよ!!」

 

さらに攻撃を集中させるために煽る。

これで仲間たちが死なないで済むと思ったのもつかの間、

銀色の巨人が新たにエイリアンを召喚してきた。そのなかにはレーザー持ちもいる。

 

ストーム1「ッグゥ…!いってぇなぁ!おい!」

 

これまで数多くの戦場を生き残ってきた俺でも一人でエイリアンと銀色の巨人には勝てない

…。ここで終わりか…と思ったとき。

 

GR隊長「ストーム3!突入する!」

 

Sp隊長「ストーム4!突入!」

 

期待できないと思っていた増援が到着した。

 

GR隊長「ストーム1!俺がお前の盾だ!」

 

Sp隊長「ストーム1!あなたは希望をくれた!」

 

ストーム1「重傷だったはずだ!大丈夫なのか!?」

 

GR隊長「たかが重傷だ!仲間を失う位ならこの命、くれてやる!」

 

Sp隊長「我々は誇り高きスプリガンだ!仲間を見捨てやしない!」

 

重傷だというのに駆けつけてくれたGRとSp。

 

ストーム1「助かった!感謝する!」

 

これで巻き返せる!

 

ストーム1「みんな!これが最後だ!」

 

「「「「「「「「「「「うおおおぉぉぉぉぉぉっ!!」」」」」」」」」」」

 

生き残ったレンジャーチームも含め、みんなでできうる限りの攻撃を叩き込む。

 

流石に銀色の巨人もこの総攻撃には耐えかねたのか、後ろに下がる。

 

ストーム1「今だぁ!もっと攻撃を集中させろぉ!!」

 

そう叫んだは良いのだが…。

 

本部「巨人が光輝いている…!?」

 

オペ「あれが…神の本当の姿…」

 

少佐「途方もないエネルギーを生み出す超存在。生物の域を越えています」

 

神の背後の光の輪がさらに強い光を放ち出す。

そして、神が両手を開き天に仰ぐ。すると…。

 

隊員「隕石だぁ!」

 

誰が叫んだかは知らないがその者の言う通り隕石が落ちてきていた。

 

オペ「反則です!こんなの反則です!」

 

流石にEDFの作り出したこのアーマーがあっても隕石の直撃を喰らえば一撃で即死だろう。

 

せめて、最後に一発、喰らわせよう。

 

ストーム1「グリムリーパー、スプリガン、後は任せた!」

 

そう叫び、返事は聞かぬまま、駆け出す。

目指すは足元。ショットガンの威力を最大限に生かして一撃で終わらせる。

当然そんなことさせまい、と言わんばかりの勢いで銀色の巨人は俺に攻撃を仕掛けてくる。

だが、もう遅い!

 

ストーム1「喰らえぇぇぇぇぇぇ!!」

 

その一撃で銀色の巨人は崩れ落ちる。

だが、俺がいる場所に隕石が落ちてくる。走って逃げてももう間に合わないだろう。

遠目に軍曹たちが見える。俺に向かって何か叫んでいるが聞こえない。

グリムリーパーが隕石を破壊しようとしているが流石に無理だろう。

スプリガンが俺を引きずってでも逃がそうと思ったのかこっちに飛んでくるが、間に合わないだろう。

最後まで、いい人たちだった。こんな死にかけの俺なんかを救うために頑張ってくれてる。

今にも死にそうな自分を助けるためにここまでしてくれてるんだ。せめて何か伝えよう。

 

ストーム1「今までありがとな!!みんなは生き残ってあとの地球を防衛ってくれ! じゃあな!」

 

そう言い残し、俺は隕石に潰された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、思ったんだが。

 

ストーム1「ここ、どこ?」

 

周りが全く見えない暗い部屋にいた。




感想くれたらもっとガンバル…カモシレナイ。

12月30日 書き直しました。


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M1 着任!

おいおい、お気に入り10件なんてビックリだぜ?(ガタブル

ついつい投稿ペースあがっちまうよ…タブン。


何も見えない真っ暗な部屋の中、そこに俺はいた。

 

ストーム1「俺は…隕石に潰されたんじゃあないのか?」

 

記憶が正しければ俺は銀色の巨人が崩れ落ちたのを確認したあと隕石に潰されたはず。

なんでこんなとこに…。

とか、考えていると、後ろになにか光っているものが見えた。

 

ストーム1「なんだこれは…なにかの画面なのか?」

 

その光っているものはなにかを写しているようで、文字が書かれている。

 

ストーム1「…建造時間残り2分?どういうことだ…?」

 

書かれている文字には建造時間残り2分だけが書かれていた。

とにもかくにもこの時間が過ぎないと何も起こらなそうだ。

しばらく、待つとしよう……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「知ってる?今回の建造で…」

 

 「知ってる知ってる。24時間とかいうとんでもないのがでたんでしょ?」

 

 「大型建造でもあんな時間見たことないって提督さん言ってたね」

 

 「誰かが言ってたけど大和型より強くて燃費もいい艦娘かもしれないんだって」

 

 ガタッ

 

 「しかも、すっごく綺麗な人かもーって言ってたのも聞いたよ」

 

 ガタガタッ

 

 「そうなの?そういえば建造完了するのってそろそろじゃなかったっけ?」

 

 ダダダダダッ!

 

 「見に行こーよー」

 

 「そうね。見に行きましょうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストーム1「あと10秒…なにやら外が騒がしいが…」

 

ストーム1「とりあえず戦闘準備だけしとくか」

 

スローターEZを構え、部屋の扉?が開くのを待つ。

 

 ギギギギギギ…

 

ストーム1「よし!開いた!…………ん?」

 

扉?が開きそこに見えたのは…。

白い軍服…たしか海軍の提督だったかが着ていた服を着ている者と

たくさん(数が多すぎる)の少女(という括りでいいのか分からない人もいるが)たちだった。

 

「「「「「「「艦娘じゃない!?」」」」」」」

 

ストーム1「…どうなってんだこれ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのあとやはり提督だというものに連れられ、今、執務室で話をしようというところだ。

 

提督「とりあえずはじめまして、だね。僕はここ、横須賀鎮守府で指揮をしている提督だよ。よろしくね」

 

ストーム1「ああ。はじめまして。俺はストーム1。よろしく頼む」

 

提督「自己紹介したところでいろいろ聞きたいことがあるんだけど…いいかな?」

 

ストーム1「ああ。大丈夫だ」

 

提督「君は何者だい?建造したときには艦娘しか出てこないハズなんだけど…」

 

ストーム1「それは俺には分からない。というか艦娘ってなんだ?」

 

提督「知らないのかい?艦娘っていうのは深海棲艦と戦う少女たちのことだよ?」

 

ストーム1「そうなのか?さっきいた少女たちもそうなのか…?」

 

提督「そうだけど…。……もしかしたら。もしかしたらだけど…」

 

ストーム1「なんだ?」

 

提督「君って異世界人なんじゃあないかなぁって思ってね」

 

ストーム1「なにっ!?」

 

提督「いや、ただの妄想に過ぎないかもしれないけど…。いくつかそうじゃないかって思ったところを言わせてもらうよ?」

 

ストーム1「ああ。いいぞ」

 

提督「まず、建造できたのが艦娘じゃなく君だったこと。これだけなら妖精さんたちのミスかな?とは思うよ。でも、君はその武器とアーマー?だっけ、を装備していた」

 

ストーム1「うむ」

 

提督「あと、移動中に隕石に潰されたとか仲間たちは無事なのか…とか言ってたね」

 

ストーム1「聞こえていたのか…」

 

提督「ま、こんなもんだね。君は…」

 

ストーム1「ストームでいい」

 

提督「そうかい?じゃあストーム君はどう思う?」

 

ストーム1「…案外そうかもしれないな。俺の知っている世界には艦娘とか深海棲艦なんていなかったしな。いたのはプライマーだったし」

 

提督「そのプライマーがなんなのかは聞かないでおくけど、この世界の住民じゃあないでしょ?」

 

ストーム1「そうなるか…。EDFもなさそうだしな」

 

提督「まぁ、君はウチの工厰で建造されたんだから仲間だ。着任挨拶をお願いしようか」

 

ストーム1「そう、だな!俺はストーム1。よろしく頼む!」

 

提督「ああ!よろしく頼むよ!…っと」

 

 ピリリリリ ピリリリリ

 

提督「ちょっとごめんね」

 

ストーム1「気にするな」

 

提督「こちら執務室の提督、どうした?」

 

憲兵『こちら憲兵A小隊!襲撃です!深海棲艦が攻めて来ました!』

 

提督「なにっ!?警備隊は何をしてる!?」

 

憲兵『それが…通信ができず…』

 

提督「クソッ!警報を鳴らせ!戦える艦娘は戦闘を開始させろ!」

 

憲兵『了解しました!お前らぁ!仕事だぞぉ!!』

 

 ウオオォォォォォ!!

 

提督「はぁ…最近多いな…」

 

ストーム1「敵襲か?」

 

提督「うん…。ストーム君は危ないから逃げてても…」

 

ストーム1「俺も戦闘に参加してくる!」

 

提督「おっおい!ストーム君!?おーーーーい…」

 

流石に話ばかりを聞いているのも飽きる。大切な話なのは分かるが、俺の本領は戦いだ!

ここが別世界だろうが俺はあくまでEDF。人を守り地球を防衛する!

 

ストーム1「深海棲艦がなんだってんだ!突撃だぁ!ウオオオォォォォォ!!」

 

そうして俺は戦場に向かって駆け出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、思ったんだが。

 

ストーム1「深海棲艦ってどこだよぉ!?」

 

絶賛、迷子なのであった。




大丈夫だ。次回迄にはストーム1も戦場にたどり着いているハズ…タブン。


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M2 鎮守府近海防衛戦

…あるぇ?

前回の投稿からそんなに経ってないのにお気に入り20件UA1800越えてる…?

夢ダナ!(現実逃避


ストーム1「すまない!助かる!」

 

大発妖精「かんむすをたすけんならてをかすぜ!」

 

ストーム1「感謝する!このまま戦闘海域まで頼むぞ!」

 

大発妖精「がってんしょうち!」

 

道に迷っていた俺はこの大発妖精さんを発見し、道を教えてもらったついでに戦闘海域まで連れてってもらえることになった。

深海棲艦って名前なのになんで陸上にいると思ったんだか…。

それはともかく、戦っている艦娘たちに加勢に向かわねば…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天龍「撃てーッ!!とにかく撃って撃って撃ちまくれーッ!!」

 

龍田「死にたい船はどこかしらぁ?」

 

突然、鎮守府近海に現れたタ級フラグシップ率いる侵攻部隊。

急なことで、すぐに出撃できた艦娘は少数で、俺と龍田、あと白露型の一部のみ。

さすがにこの人数…しかも軽巡と駆逐艦だけじゃあタ級フラグシップには勝てねぇ。

少なくとも重巡か、空母がいればどうにかなったかもしれねぇが無い物ねだりだな。

とりあえず、今いる俺たちでここを守り抜くんだ!

 

天龍「お前らぁ!死なねぇようにここを守り抜くぞ!!」

 

「「「「「「おおおぉぉぉぉぉ!!」」」」」」

 

 

 

 

 

 

~大体一時間後~

 

 

 

 

 

 

 

天龍「ッ!あぶねぇっ!」

 

戦闘を開始してからどのくらいの時間がすぎたのかは分からないが

かなりの時間が経過しているハズだ。燃料はまだそこそこ残ってるが、弾薬が残り僅か。

俺も龍田もチビッコ共も疲労が溜まってきている。被弾はしていないがそろそろ危ない。

そろそろ第一艦隊が到着してもいいと思うんだが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ズダァン!

 

 

 

 

 

 

 

天龍「なんだ!?」

 

砲雷撃戦中でも聞こえてきた銃撃音。

 

その音は遥かに後方から聞こえてきている。

 

天龍「…っ!しまった!気をとられて…!?」

 

敵から目を離していたことに今さら気付いた俺は急いで振り向いた。

 

振り向いた俺は驚愕した。タ級フラグシップが沈んでいっているんだ。

 

 ズダァン!

 

 ズダァン!

 

 ズダァン!

 

そのあとも銃撃は続き、深海棲艦共が沈んでいく。

 

天龍「すげぇ…。俺たちじゃあ沈められない奴をあんな簡単に…」

 

あいにく俺と龍田は水偵が積めないから誰が撃っているのかは分からないが助かった。

 

天龍「あと少しだ!仲間が合流するまでの辛抱だ!精一杯戦えぇ!!」

 

こんなピンチで現れたんだ。礼を言わなきゃな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストーム1「命中!…思ったよりダメージが入ってなさそうだな」

 

大発妖精「そんなことないとおもうが?」

 

ストーム1「俺が狙ったのは艦娘たちが集中砲火してた奴だ。

無傷だった…リ級だったかの赤いやつは3発当てなきゃ沈んでない」

 

大発妖精「それだけでもじゅうぶんすごいんだがなぁ…」

 

ストーム1「…ん、スコープなしでも艦娘が見えるようになってきたぞ」

 

大発妖精「りょうかい!ちかづくぜ!」

 

…見た感じ、大分疲れているっぽいな。労いの言葉でもかけるべきか…。

とか考えてるうちに。

 

天龍「あんたが助けてくれたのか?」

 

ストーム1「そうだ。長いこと待たせてすまない!増援にきたぞ」

 

天龍「助かった!ありがとな!ほらお礼位言っとけよ!」

 

龍田「助かったわぁ…ありがとねぇ」

 

白露「ありがとう!」

 

時雨「助かったよ」

 

村雨「ありがとうございます!」

 

夕立「助かったっぽい!ありがとーございますっぽい!」

 

ストーム1「無事だったならそれでいい。それよりも、深海棲艦共をやっちまおう!」

 

天龍「そうだな!」

 

ストーム1「やるぞ!」

 

「「「「「おおおおぉぉぉぉぉ!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長門「良かったのか?提督よ」

 

提督「んー?大丈夫だよ。ストーム君ならやってくれるさ」

 

長門「あんなよくわからん奴がか?」

 

提督「僕はさ、こんなでも提督なんだ。人を見る目はあると自負するよ。最悪、

   ストーム君が負けても第一艦隊が出撃出来るようにしてあるからね」

 

長門「提督がそういうなら私は黙っておこう」

 

提督「いや、黙んなくても良いんだけども…」

 

秘書妖精「ていとくさーん。かんたいがきとうしたよー?」

 

提督「うん。ありがとうね。はいこれ、食べていいよ」

 

秘書妖精「わーい!こんぺいとうだー!」

 

提督「長門、みんなを迎えに行こうか」

 

長門「うむ。了解した」




《頼れる姉貴》 天龍

 [解説] 横須賀鎮守府のムードメーカー的な存在。割といろんな人から頼られてたり。
     戦闘になると仲間を鼓舞し士気を上げたりとサポートに回るとめっちゃ優秀。
     改二になってから更に強くなって龍田と一緒に活躍中。


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M3 帰還と歓迎

お気に入り30件越えてるんですが(白目

失踪できねぇ!完結まで頑張らねばぁ!!

EDF!EDF!


天龍「帰投したぜ!」

 

ストーム1「ただいま…でいいのか?」

 

提督「みんなお帰り!ストーム君もお疲れ様」

 

戦闘を終えて帰ってきた俺たちを出迎えたのは提督と長門?だ。

 

提督「天龍たちは補給したあとで入渠してきて。カスダメ受けてたでしょ?」

 

天龍「おう。んじゃ、またあとでな。おめぇら行くぞー?」

 

龍田「はぁ~い」

 

白露「ストームさんまたあとでね!」

 

時雨「じゃあね」

 

村雨「分かりました~!」

 

夕立「ストームさん!本当にありがとうございましたっぽい!」

 

ストーム1「おう。後でな」

 

提督「ストーム君は執務室に来てくれ」

 

ストーム1「了解した」

 

天龍たちと別れた俺は提督と長門(あとで聞いたが合ってた)に着いていき、執務室で話をしようとしていた。

 

提督「深海棲艦はどうだった?」

 

ストーム1「どういう意味でだ?」

 

提督「どういう意味もなにもないよ。君がどう思ったか聞いてみたいんだ」

 

ストーム1「…なんか、怨みって言えばいいのか?そんなものを感じたのと、

俺の攻撃があんまり通用していないように見えた」

 

提督「……ふーむ。怨念は艦娘も感じているらしいけど、攻撃が効いていない、か…。

   長門、心当たりは?」

 

長門「うむ。ストームには妖精の加護がないのではないか?」

 

提督「そうか…。ストーム君、妖精さんは知っているよね」

 

ストーム1「ああ。戦闘海域に向かうときに大発妖精さんに助けてもらったからな。

それがどうしたんだ?」

 

提督「艦娘には艤装を扱う能力があるのを見ていたろう?その艤装を制御して艦娘としての真価を発揮させるのが妖精さんで、このことを僕たちは妖精の加護って呼んでいるんだ」

 

ストーム1「その妖精の加護が深海棲艦にどう関係するんだ?」

 

提督「なんとなく予想はついていると思うんだけど、妖精さんたちには深海棲艦に対する力があるんだ。その力を艦娘の艤装に伝えて攻撃しているから戦えているってわけだ」

 

ストーム1「そうなのか…。ってことは妖精さんがいなきゃ深海棲艦に対抗できないじゃないか」

 

提督「いや、案外そうでもないんだ」

 

ストーム1「そうなのか?」

 

提督「君が持っているその武器だよ」

 

ストーム1「なにっ?」

 

提督「あんまり攻撃が効いていないっていったよね?本来人間の使う武器は深海棲艦に通用しないんだ。核でもない限りね」

 

ストーム1「ってことは…」

 

提督「予想がついたかい?君は艦娘がいなくても深海棲艦に勝てるかもしれないという可能性を持った存在なんだ」

 

ストーム1「なら…」

 

提督「上に報告しろって?そんなことしたら艦娘反対派っていったら言いたいことは分かると思うけど…」

 

ストーム1「俺は装備を取り上げられ、研究されたあげく、艦娘はみんなとはいかなくとも大体が解体…ってところか」

 

提督「察しが良くて助かるよ。まぁ、でも…」

 

ストーム1「…?」

 

提督「外には漏らさないけどここで位歓迎しようじゃないか!」

 

ストーム1「おいおいおいおい、こういう情報って隠蔽しておくものだろう?

      鎮守府の中とはいえ情報が漏洩したらどうするんだ?」

 

提督「近い内に元帥さんがここに来るからその時にどうにするさ。長門、歓迎の準備は?」

 

長門「出来ていると連絡があった。いつで大丈夫だぞ」

 

提督「だそうだ!ストーム君!君の歓迎会だ!食堂に行こうじゃないか!」

 

…こうして俺は食堂に連れて行かれ歓迎されることになった。




《やたらと強い》 白露型

 [解説] 数多くの提督たちに人気な姉妹たち。
     かなり優秀でいろんな海域に駆り出される。
     個性豊かでみんなかわいい。
     改二になってから出撃が少なくなってちょっと弛んでた面もあったり。


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M4 紹介

大変長らくお待たせしました。

モンハンやってました。ごめんなさい。


提督「ストーム君はしばらく待っててくれるかい?合図を出したら入ってきてくれていいから」

 

ストーム1「了解した。なるべく早めにな」

 

提督「分かってるさ」

 

食堂につれてこられた俺は提督に待っているように指示された。

一体何をするつもりなんだか…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

提督「はーいみんな飯食ってるとこ悪いけどちゅうもーく!」

 

提督「今回建造で艦娘じゃないのが出たのは知ってるな?ってな訳でそいつの紹介だ!ストーム君、どうぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

提督から合図が出た!入ろう!

 

ストーム1「どうも!ストーム1だ。よろしく頼む!」

 

 『男性なんだ…!』

 

 『うわぁ!なんかすごそうな銃持ってる!』

 

 『おお…見るからに高性能そうな装備…!いじりたいなぁ!』

 

 『強者の覇気みたいなのを感じるわ…』

 

提督「それじゃあストーム君に質問したい人~?」

 

えっそんなの聞いてねぇぞ提督!

 

??「はいはーい!」

 

提督「はいどうぞ」

 

青葉「青葉ですぅ!ストームさんに質問です!いくつかありますが大丈夫でしょうか!」

 

ストーム1「ま、まぁいいが…」

 

青葉「それでは1つ目!艦娘じゃないストームさんは何者なんでしょうか!?」

 

ストーム1「あー…提督?」

 

提督「いいよ」

 

ストーム1「じゃあ。俺は全地球防衛機構軍…通称EDFの特戦歩兵〈レンジャー〉でEDFの遊撃部隊ストームチームだった者だ」

 

青葉「EDFとはどんなことをしていたんでしょうか?」

 

ストーム1「プライマーと呼ばれる人類を滅ぼそうとするエイリアンと戦っていたな」

 

青葉「エイリアン…ですか?」

 

ストーム1「そうだ。奴等は巨大生物を従えて俺たちを殺しに来てた。実際人口が2割を下回っていたからな」

 

青葉「うわぁ…相当危機的な状況だったんですね…。それで人類はどうなったんです?」

 

ストーム1「分からん。プライマーの指揮官…でいいのか分からんがそれっぽいのは倒したが…相討ちだったからな」

 

青葉「そうなんですか…。じゃあ二つ目行きますね。とある艦娘が言っていたんですがその武器で深海棲艦を倒していたと聞きましたが本当ですか?」

 

ストーム1「まぁ…そうだな。対してダメージは入ってなさそうだったが」

 

青葉「いや、妖精さんの力も借りないで損傷を与えられるなんて………まさか」

 

提督「青葉?わかってるだろうけど…」

 

青葉「そう、ですね。詳しくは聞きません。それじゃあ次の質問です!」

 

ストーム1「何でも聞いてくれ」

 

青葉「何でも…?なら!色々聞いちゃいますよぉ!」

 

 

 

 

 

 

 

ストーム1「疲れた…。なんなんだ青葉ぁ…」

 

提督「ははははは!僕もされたよ」

 

もう……やだ。青葉コワイ。

 

 『もっと細かく取材しなきゃ…ムフフフ』

 

いやな一言が聞こえたけど気のせいだと思っておこう……。

 

提督「とりあえずストーム君の紹介もしたところで…宴会だ!」

 

「「「「「わあああぁぁぁぁ!!」」」」」




《神出鬼没》 青葉

 [解説] 鎮守府で唯一新聞を書いている艦娘。尚捏造ネタの方が多い模様。
     持ち前の元気さと気さくさで相手から情報を聞き出すのがうまく、
     某鼠の情報屋と同じ扱いをされたりすることもしばしば。
     いつまで待っても改二がこないことを悲しく思っている一面も。


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M5 宴会と交流

書き直しです…。大幅にプロットの練り直しが…。

コンナンデダイジョブカ…。

え?更新が遅れた理由?

…瑞鶴の紐パンが主食の変態紳士の小説と

エアレイダーの人の小説を読んでたからです。

許してくださいなんでもしまかぜ!


長波「よろしくなぁ!ストーム!」

 

由良「よろしくお願いしますね?ね?」

 

古鷹「これからよろしくお願いします!ストームさん」

 

長門「よろしく頼むぞ。ストーム」

 

瑞鶴「これからよろしくね!」

 

翔鶴「ストームさん、瑞鶴ともどもよろしくお願いします」

 

ストーム1「よろしくお願いします!」

 

宴会が始まって早々、俺は艦娘たちに絡まれていた。

俺が男だから珍しいのか、装備が珍しいのか分からないが…。

絡まれすぎて身動き取れなくて…飯が食えない!

腹も減ったしめっちゃいい匂いしてくるし!(飯だけにあらず)

 

ストーム1「すまない。そろそろ解放してくれないか?俺もそろそろ何か食べたいんだ」

 

雷「あ、なら私が食べさせてあげるわ!」

 

ストーム1「なにっ!」

 

そういえば提督が宴会の前にやたらと甘やかそうとしてくる艦娘がいるって言ってたな…。

この子がそうなのか!

 

雷「ほら、あーん!」

 

ストーム1「い、いやそれは…」

 

雷「いいから!あーん!」

 

ストーム1「はぁ…あーん」

 

差し出された唐揚げを口に入れると…なんだこれは!めっちゃうまい!

あいにく、語彙に乏しいから表現はできないがめっちゃ美味しい!

 

ストーム1「うん。うまい!」

 

雷「良かったわ!それじゃあもうひとつ!あーん!」

 

ストーム1「えっ!」

 

飛龍「あ、なら私も~!はい、あーん!」

 

蒼龍「じゃあ私もやろうかな。あーん」

 

瑞鳳「卵焼きもあるからね!食べりゅ?」

 

ストーム1「うわあぁぁぁ!そんなに差し出されても食えねぇよ!せめて一人ずつ…」

 

ストーム1「…あっ!?」

 

「「「「一人ずつなら良いんだ…?」」」」

 

ストーム1「…お手柔らかに頼むぜ……?」

 

 

 

 

 ウワァァァァァアアアアアッ!!

 

 

 

 

 

憲兵隊長A「ハハハハ早速絡まれてますな!」

 

憲兵隊長B「我々もここに来た時は同じ目に合いましたなぁ」

 

提督「ある意味恒例行事と化してきてるからね…」

 

憲兵隊長A「…ところで警備隊は来てないので?」

 

提督「ああ、そういえば通信が途絶えたまま……。でもまぁ、いっつも生きてるし今回も大丈夫でしょ」

 

憲兵隊長B「でしょうな!台所のGのようにしぶとい奴らですしなぁ!」

 

「「「ハハハハ!」」」

 

警備隊長「だぁれがゴキブリのようにしぶといってぇ?」

 

提督「はてなんのことやら…。というか無事だったのか」

 

警備隊長「いつも通りですよ。今回は奴さんも知恵を働かせたようで通信妨害なんてしてきましてな」

 

憲兵隊長A「通信妨害か…。なんか最近そういう報告が多いらしいですが…」

 

提督「通信妨害…ねぇ…。ふぅ~む…。深海の奴らも指揮官を手に入れたか、もしくは単純に知恵を働かせたか…」

 

警備隊長「まぁ、どちらであろうと…」

 

憲兵隊長A「我々は、というか艦娘たちに頼りっきりですが…」

 

憲兵隊長B「戦い続けるだけですよ」

 

提督「そうだな…」

 

憲兵隊長B「ストーム1という我々歩兵でも希望を持てる存在も現れたことですしな!」

 

提督「…希望、かぁ…。……そういやその希望は大丈夫かな?」

 

警備隊長A「まぁ大丈夫でしょうよ。仮にも別世界の地球を防衛しきったんでしょう?」

 

提督「そんなことも言ってたね。なら大丈夫か」

 

「「「「ハハハハ!」」」」

 

 

 

 

 

ストーム1「もう勘弁してくれ…」

 

千歳「ほらほらぁ…英雄様ならもっと飲めるでしょう…?」

 

隼鷹「ストームゥ…ぐいっといっちゃいなよぉ!」

 

那智「まだまだ行けるであろう」

 

「「「ほらイッキ!イッキ!」」」

 

ストーム1「うおぉぉぉ!ゴクッゴクッ!」

 

「「「おおおぉぉぉ…!」」」

 

ストーム1「ぷはぁぁあ!……もう無理…」

 

 ドサッ

 

その希望はぶっ倒れていたのであった。




《横須賀の》 艦娘たち

 [解説] 横須賀鎮守府に所属している艦娘たち。
     鎮守府にいる人たちとしか話したことがなく純粋。
     警戒することなくストーム1に近づけたのもそのおかげ。
     全体的な練度が高く演習ではまずめったに負けない。


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M6 宴会のその後

ひっさびさの更新ですぜ。

今日と明日で何話か投稿する予定です。

期待しててな!


ストーム1「っ…。いててて」

 

頭の痛みで目を覚ました。

どうも長いこと気を失ってたようで既に日が登り始めていた。

 

ストーム1「…そういやここって俺に割り振られた部屋だよな…」

 

周りを見ていて気づいたがどうやらここは自室で誰かがここまで運んでくれていたようだ。

 

ストーム1「運んでくれた人に礼を言わなきゃな…。ってか水飲もう」

 

昨日飲みすぎた(飲まされた)せいか頭痛と吐き気がすごい。

早く水を飲んで少しでも楽にしてから食堂に行こう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストーム1「どうも」

 

鳳翔「おはようございますストームさん。今朝は大丈夫でしたか?」

 

ストーム1「ああ。薬も飲んだし問題ない」

 

食堂に来た俺は鳳翔と会話をしていた。

 

鳳翔「そうですか。なら良かった」

 

ストーム1「ああ。さて、そろそろなんか頼もうか」

 

鳳翔「はい。何にしますか?」

 

ストーム1「昨日食べた唐揚げが美味しかったからな。唐揚げ定食で」

 

鳳翔「かしこまりました。それではどこかに座って待っていてください」

 

ストーム1「分かった」

 

鳳翔に言われた通りに座れそうな席を探す。

食堂に来たのが他の人たちより早かったらしく、あんまり人がおらずそのおかげですぐに見つかり腰を下ろす。

それからしばらく待っていると。

 

配膳妖精「おまたせいたしました~。ごちゅうもんのからあげていしょくになりまーす」

 

ストーム1「ああ。ありがとう」

 

配膳妖精「ではごゆっくり~」

 

割烹着らしき物を着た妖精さんが持ってきてくれた唐揚げ定食。

早速いただこうか。

 

ストーム1「いただきます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストーム1「ごちそうさまでした」

 

唐揚げ定食。とんでもなく美味しかった。だが自分の語彙では説明仕切れないので割愛させていただいた。

 

ストーム1「食べ終わったし…片付けようか」

 

配膳妖精「しょっきのかいしゅうにきましたよ~」

 

ちょうどいいところに配膳妖精さんが来てくれた。

ここは彼女…?彼…?どっちかわからないが任せよう。

 

ストーム1「持っていってくれるのか。感謝する」

 

配膳妖精「それじゃあまたのおこしをおまちしてます~」

 

ストーム1「ああ。また来る」

 

そう言って俺は食堂を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストーム1「それで、俺は一体何をしてればいいんだ?」

 

食堂から出た後、提督に指示を仰ごうと思った俺は執務室に向かい、提督と話をしていた。

 

提督「今の君を出撃させるわけにはいかないんだよね」

 

ストーム1「今の俺は秘匿された存在だしな」

 

提督「憲兵さん等と守備隊には君の存在を知らせられるけど他の人には無理だからねぇ」

 

ストーム1「ふーむ…」

 

提督「一体どうしたもんかね~」

 

ストーム1「しかしなぁ…何もないと暇でな…」

 

と、会話を続けていると。

 

 ガチャ

 

大淀「提督、本日の任務の…」

 

提督「おお!大淀!良いところに!」

 

大淀「あら?どうされました?ストームさんまで」

 

提督「ストーム君にここの施設について教えるついでに、僕の代わりとしても任務をこなせるように今日はストーム君とやってきてくれ!」

 

ストーム1「えっ!?」

 

大淀「はいぃ!?」

 

そんな訳で俺は大淀と任務を行うことになったのだった。




《艦隊のお艦》 鳳翔

[解説] 鎮守府のお母さん的ポジション。
     食堂で働いていて、鳳翔さんのご飯はめっちゃうまいことで評判(鎮守府内で)。
     艦娘としてもとても優秀で横須賀にいる空母のなかで一番強い。

《任務娘さん》 大淀

[解説] 鎮守府に一番長くいると言っても過言ではない元任務娘さん。
     艦娘としての活躍よりも、書類作業の方が多い。

書きたいネタは多いけどそこまで進めるのがキツイ。
分かるかなぁ…?


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