偽りの楽園 (早見 彼方)
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偽りの楽園

 俺が通う彩南(さいなん)高校には、結城(ゆうき)梨斗(りと)という男子生徒がいる。一見すると大人しそうな奴だが、本性はきっと正反対だ。結城が行く先々で騒動が頻発し、時には学校内全体にまで被害が及ぶ。しかも、それに伴って被害を受けるのは大体が女子生徒。女子の下着姿やあられもない姿など、この学校に来てから何度も目にしてきた。結城本人は否定しているが、そうした状況になるように狙ってやっているのだと思う。

 俺からすれば、結城は問題児だ。だと言うのに、何故か女子から人気がある。俺の手が届かないような高嶺の花の美少女達は、皆結城に夢中だ。

 妬ましい。どうして俺の周りには誰もいないのに、結城の周りには美少女が集まるのか。きっと何か秘密があるに違いない。そうでなければ、結城はとっくに嫌われ者になっているはずだ。

 俺と結城のいったい何が違うんだ。

 そんなことを考えながら、俺が放課後の通学路を歩いていたときのことだ。

 道の脇に白髪の小柄な人の姿を見つけた。どうやら蹲っているようだ。白髪だから老婦かもしれない。怪我か病気か、いずれにせよ放っておくわけにもいかない。

「大丈夫ですか?」

 すぐに起き上がる様子がないため、俺はその人の傍へと駆け寄り、声を掛けた。しゃがみ込み、その肩に触れる。その瞬間、長く白い髪を垂らして俯いていた人が、俺の方を向いた。

 相手は老婦ではなく美少女だった。表情は無感情に近い。人形のようだ。ぱっちりとした大きな眼の内側には、澄んだ青い瞳があった。魅力的なその瞳を見つめていると、意識が引きずり込まれるような感覚を味わった。

「問題ない」

 少女が無機質な声を発し、立ち上がって俺を見た。中学生くらいなのだろうか。身長や体格、顔の幼さから十代前半だと判断できる。しかし、少女から感じる雰囲気は普通の少女とは何か違うと感じさせるものだった。

 俺も腰を上げて、少女と正面から向き合う。少女の視線が下から俺の顔へと向けられる中、俺は困惑していた。老婦だと思っていたが、実際は途轍もない美少女。それも白い髪だから異国の出身なのだろう。思わぬ出会いにどう対応していいのかわからなくなり、すぐに口が開かなかった。

「下界用の慣れない体で転倒しただけ」

 おまけによくわからないことを言う子だった。その言い方だと、自分の体ではないように聞こえてしまうのだが。日本語が上手ではないようだから、何か指摘したほうがいいだろうか。

 どうしよう。俺が言葉選びに苦慮していると、少女は無表情のまま首を傾げた。

「もしかして助けようとしてくれた?」

「え、あ、うん……。必要なかったかもしれないけど……」

 意外に向こうから話しかけてくれる少女の対応に甘えて、俺は短く返事をした。やはり他に言葉が浮かばない。女性経験が皆無な我が身が恨めしい。俺に結城梨斗ほどの社交性があれば、と咄嗟に思ってしまう自分が嫌だった。

「あなたは私を助けようとしてくれた。そのお礼をするのが人という生物、と聞いている」

「いや、別にお礼なんて……」

「あなたの願いを叶える」

「は?」

 少女の言葉。そして、小さな両手を俺の方へと突き出し始め、何かをしようとする少女の挙動に、俺は首を傾げた。いったい何なのだろうか、この子は。何かの遊び? こういうとき、どう反応すればいいのか。

 中学生よりも精神年齢の低そうな少女の対応に迷った俺。結局何をすることもできず、両手を突き出す少女のことを黙って見守ることしかできなかった。

 まさか、少女の手の平から眩い光が放たれて、俺の意識を奪うことになるとは思いもしなかった。

 

 腹部の辺りに違和感を覚えた。何かが肌の上をぬるりと這っている。温かくて、気持ちいいけど少しくすぐったい。せっかく眠っていたのに、その感触が気になってしまい、俺は閉じていた目蓋をゆっくりと開いた。

「あ、おはようございます」

 正面に映った天井から視線を下げた俺が目にしたのは、桃色の髪の美少女だった。肩まで真っ直ぐ伸ばされた髪を揺らし、小さな口から覗く舌で俺の腹を舐めている。まだ幼くも人を惹きつける美貌に淫靡な笑みを浮かべ、俺の反応を楽しむように舌でねっとりと腹から胸の辺りまで舐め上げた。

 その少女はパジャマの上着を肩に羽織って、大胆に前を開けていた。ショーツは履いているようだがブラジャーをつけていないために、綺麗に育った乳房が露出している。果実のような丸みを帯びたその中心には、桜色の小さな乳輪があって、ツンと立った乳首も見て取れた。

「ふふ、いかがですか?」

 小悪魔的な笑顔で俺に訊ねる少女に対して、俺は言葉も出なかった。

 そもそもこの状況に理解が追いつかない。見慣れない部屋。ベッドの上で、服を捲り上げられて殆ど半裸姿の俺。右側にある窓には、朝の陽射しを遮るカーテンがかけられていた。窓の場所も部屋の内装も俺の部屋とは違う。それ以上に、覆い被さるようにして俺の体を舐める少女の存在が、俺の日常にはあり得なかった。

 これは夢だろうか。俺は少女に舐められながら、そんなことを考え始めた。

「今日は、いつもと違って抵抗しないんですね? リトさん」

 今、この子は何て言った? リトさん? リトって、結城梨斗のことか?

 そこに至ってようやく、寝起きの俺は様々な現実を受け入れ始めた。

 そう言えば、この子って、いつも結城の傍にいる子じゃないか。名前は確か、モモ・ベリア・デビルーク。彩南高校一年生で、ファンクラブまであるという校内でも人気の美少女。直接話したことないけど、遠目から見掛けたときには俺も他の男子生徒と同様に目で追っていた。

 その子が、俺と同じベッドに。

「何で……」

 小さく呟いた俺は、すぐに状況を察した。これは夢。そう、夢だ。

 だから、何をしてもいいんだ。

「リトさ――」

 心配そうに俺の顔を覗き込むモモ。その小さな頭へと手を伸ばし、後頭部に手を当てた俺は、正面から唇を奪った。

「んんっ!?」

 モモの大きな眼がさらに大きく見開かれ、紫色の瞳が俺を映す。互いの鼻息が肌を撫でる距離。俺は柔らかい唇の感触に驚きながらも、唇の間に割り込ませるように舌をねじ込み、口内に侵入した。

「んっ、はぁっ! り、リトさっ!? ん!? あっ!」

 艶っぽい声を出し、モモは暴れる。俺はモモの後頭部を左手で固定し、右腕で華奢な体を抱き締める。モモの胸を俺の胸板に押しつけさせ、温もりと柔らかさを確認しながら口内で舌を暴れさせる。

「あっ、んんっ!?」

 今まで聞いたことがないほど卑猥な声と、水音が俺の耳を犯す。余計に興奮が募り、俺の股間では完全に変貌した肉棒が熱を帯びていた。今まで実戦投入されることのなかった無用の長物が、モモの太股に触れることでビクビクと震えていた。

 モモの顔に動揺が走る。俺の股間のせいだろう。太股に押しつけられているため、モモは俺が勃起していることを悟ったようだ。

 その間も決して俺は攻めることを止めず、美少女の口を唾液塗れにした。頬の内側も歯茎も、歯も舌も全て俺の唾液で濡れている。もうモモの口は制覇したと言っていいだろう。だが、それでもやめる気にはなれない。初めて味わったキスの味に魅了され、モモの舌に俺の舌を絡ませ続けた。

 次第に、モモの表情は蕩け始めた。暴れていた体は大人しくなり、俺の舌を受け入れている。たまにビクビクと痙攣し、恍惚に染まる表情が可愛かった。

 俺達は夢中になって唾液を交換した。互いの口の中で艶めかしく舌を動かし、触れ合わせることもあれば、口の外に出して先端を撫で合うこともした。口の周りが唾液で濡れることも構わず、粘膜と肌で直接体温を感じ合った。

 濃厚な口づけが終わったのは、五分以上経った後だった。

 とろん、とした紫色の瞳。じっと俺を目で捉えていたモモが口を開いた。

「やはり、作りましょう。リトさんのハーレムを!」

 夢というのは突拍子もない。どうやら俺は今、結城梨斗として認識されているらしい。ただ、別に俺の体が結城に変わっているわけではないようだ。体は俺のままで、周りからの認識だけが誤っているような状況。

 傍には結城にべったりな後輩の美少女。現実ならば到底手に入れることのできない存在。それが俺と抱き合い、キスをするなど夢の中でしかあり得ない。

 その夢の中で、ハーレムなどという非現実な提案をしてくるモモ。本当に結城になった気分だ。学校内で女子に囲まれる結城くらいしか果たせないだろう夢物語。

 それを叶えてみたくなった。

 俺は言葉の代わりに頷きで応え、モモの体を抱き締めたまま体勢を変えた。

「きゃっ……」

 モモをベッドに押し倒した俺は、モモに覆い被さるようにして胸に顔を寄せた。

 まだ成長の見込める美しい二つの果実に向かって舌を伸ばし、舐め上げる。

「んっ、あぁ、リトさんが私の胸を……」

 舌を強く押しつけると舌が乳房に沈み、弾力で跳ね返される。すべすべとして温かいそれを舐める行為は想像以上の興奮を俺にもたらし、突き動かされるように俺はモモの乳首を口に含んだ。

「あぁっ、り、リトさん……!」

 モモが過敏に反応を示す。まだ小さなそれに舌を絡ませると、こりこりとした触感が伝わってきた。夢とは思えない生々しいそれによって頭に血の気が昇り、俺はさらに激しく乳首へと吸いついた。

「あ、んっ!? あぁっ、そ、そんなに吸われたら……!」

 赤子ではあり得ないだろう強さの吸引。モモの反応を楽しみながら何回も行い、俺はモモの胸を俺の口で汚していった。乳首だけでなく、下乳も胸の谷間にも舌を這わせ、唾液を垂らし、俺の臭いで塗り替えてから、俺はゆっくりと上体を起こした。

「わ、私の胸が……。リトさんの唾液に包まれて……」

 胸を舐め尽くされて汚されたというのに、頬を赤らめて小さく笑うモモ。

 その笑顔に中てられて、俺はもう自分を抑えることができなかった。

 履いていた寝間着のズボンと下着。それをまとめて脱ぎ、股間を露出させる。

「あ、あはっ、さすがはリトさん……」

 モモに見せつけるように股間を突き出す。

 そこには、俺自慢の逞しい肉棒があった。分厚い肉の表面には無数の血管が浮かんでいる。カリ首は凶悪なほどに高く、挿入すれば膣内に引っ掛かるだろう。睾丸もずっしりとしていて、まさにケダモノだった。これを遂に使うときがきたのだ。

 俺はモモの両脚を掴んで左右に開き、股を開かせる。細いが適度な肉付きの感じられる太股。その中心に見えたのは、白いショーツに覆い隠された秘所。遠慮なくそこへ手を伸ばし、クロッチの部分に横から指を引っ掛ける。

「私で、いいんですか……? 初めては、やはり春菜(はるな)さんのほうが」

 モモが何かを言っているが、もはや頭に入ってこなかった。

 下着を横にずらし、隠されていた中身を目に映す。色白い膨らみに現れた縦の一筋。そこからわずかに見えている粘膜をさらに見ようと、ぷっくりと膨れた大陰唇を両手の人差し指で触れた。

 くぱぁ、と左右に開くと、綺麗な桜色の粘膜が俺の視界に入った。美少女の大切な場所。皮の被った陰核も、尿道口も、ひくひくと動く膣口も全て丸見えだった。

 俺はごくりと息を呑み、小さな膣口に指先を押し込む。

 濡れていた。奥に入れようとすると指が飲み込まれ、透明な蜜が垂れてくる。少量ではなく大量に。指先を動かす度に蜜がだらだらと垂れ続け、シーツに落ちて染みに変わった。

「あぁ、リトさんに見られて……んっ……」

 膣内を擦るように指を動かすだけでこの反応。

 これを入れたらどうなるのだろうか。俺は期待に胸を膨らませながら、握った肉棒を膣口に向けた。ここまで濡れていれば前戯は必要ないだろう。

 初めてのセックス。今から本当に繋がるのだと思うと、心臓が高鳴った。

 結城梨斗はもう、この少女を含めていろいろな美少女を食ってきたに違いない。

 再び嫉妬の炎が胸の内に渦巻く。これが現実ならばどれだけ良かったか、と思い始める。

 この身に湧いた劣等感を鎮めるべく、俺はモモの膣口へと亀頭を宛がい、挿入を始めた。

 きつい。指先とは違って大きさが違うため、抵抗感を覚えた。しかし、丸々とした亀頭がモモの蜜で濡れ、潤滑油となったことで徐々に亀頭が膣口へと埋没していった。

 少しずつだが、繋がっていく性器。俺もモモも無言で結合部を見たまま、一つになっていく様を目に焼きつけた。

 亀頭が飲み込まれ、膣口が広がる。触れる面積が広がるに連れて、膣内の体温が亀頭に伝わる。強い締めつけも浴びせられ、この時点でも十分気持ち良かった。

 全部挿入したらどうなるのだろうか。俺は熱に浮かされたように茹った頭で、茫然としながら腰を前に動かした。

 大きなカリ首が膣内に入り、亀頭が完全に飲みこまれる。あとは竿の部分だ。

 俺は前へ前へと腰を動かし続けた。

 途中、亀頭の先端が何かに触れた。それは俺の進行を少しだけ遮ったが、力を入れて奥へと進めると抵抗感は消失し、代わりにぬるりとした熱い何かが亀頭に触れた。

「っ……、私の初めて、リトさんに奪われちゃいましたぁ……」

 亀頭が埋まる膣口の間から垂れてきたのは、血だった。それが処女膜を引き裂いたことで生じた血だと理解し、モモの言葉通り、初めてを奪ったのだと頭の片隅で理解した。

 初めてを交換し合ったことで、余計にモモが愛おしくなる。早くこの少女と一つになりたい。そう思って少しばかり手荒に挿入をし、まだ未開通だった膣道を肉棒で突き進んだ。

 奥まで到着。根元までぎっちりと膣で抱き締められ、俺は呻きそうになった。

 凄い。膣内ってこんなに狭いのか。包まれるどころかこのまま食われてしまいそうにさえ感じる。だが、痛いわけではない。柔らかい圧力が全方向から襲い掛かる。体が弛緩してしまうほどの熱がじわじわと肉棒に浸食する。

「リトさん……」

 俺を呼び掛けたモモの顔は真っ赤で、瞳は潤んでいた。

「大好きですよ……」

 愛を囁かれ、俺は欲望を留めることができなかった。

 体を倒し、モモと唇を重ね合わせる。同時に腰を動かし、膣内に肉棒を擦りつけた。

 余計なことは何も考えられなかった。ただキスをしながら膣内を犯す。余裕のあるセックスなど無理だった。相手は魅力的な少女。初めてを交換した相手。もっと自分色に染め上げたいと思うのは当然で、俺の初セックスは荒々しいものになった。

 肉棒と膣が擦れ合う。もう何往復目だろう。結合部からはぬちゅぬちゅと水音が鳴っている。それに合わせて舌同士で唾液を塗り合う音も混ざり、室内には情事の音と臭いが満ちていた。

「はっ、あっ、ん、ふっ……」

 鼻で酸素を取り込みながら、口では絶えず繋がり合う。二人分の唾液が溶け合ってもなお、俺達は口づけをやめることはなかった。顔の角度をいろいろと変え、交わり方を模索し、口づけという行為を十分に味わった頃、俺の股間に欲望が集った。

 射精の準備が完了してしまったらしい。肉棒の根元の奥から感じる熱い欲望が、発射を今か今かと待ちわびているようだ。

 生で繋がって、このまま膣内射精。現実ならば妊娠の危険もあるが、夢なのだから考慮しなくてもいいだろう。現実では容易に出来ないことでも、夢では叶えられる。夢を楽しむためにも、このまま中に出してしまおう。

 俺は肉棒を膣から取り出さず、むしろ奥で果てようと思った。腰振りを速め、口から漏れるモモの喘ぎ声を耳で楽しみ、両手でモモの体温を感じ取る。絶対に逃がしはしない。一番奥、モモの大切な部分を俺の欲望で染め上げよう。

 我が物顔で膣内を掻き回し続け、強い欲求が股間を支配した直後、俺は絶頂した。

「んんっ!?」

 モモが驚き、微かに体を動かした。俺はモモを宥めるように力強く抱き締め、根元まで膣に肉棒を嵌め込ませた状態で全てを解き放った。モモの子宮に向かって、精液を勢いよく注ぎ込む。自分でも驚愕するほどの量が放出された。肉棒が脈動する度に暴力的な精液の放射を浴びせる。

「んっ、ん、ふっ、んんっ……」

 キスをしたまま、モモもまた達していたようだった。目の焦点が合わない。俺に抱かれた体を痙攣させ、俺の射精を受け止め続けた。

 あり得ない気持ちよさだった。このまま死んでもいい。そう思える時間が長く続いた。

 長い射精だった。そして、それに伴って尋常ではない精液がモモの膣内に、子宮に流れ込んだ。多すぎて結合部から溢れ出た精液がシーツにも垂れ落ちたのがわかった。膣内はもう、白濁一色に染まっているだろう。

「ぷ、はぁっ……」

 俺はモモとの長すぎる口づけを終えて、唾液の塊を落とした。

「リトさぁん……」

 モモはすっかり俺に魅了されていた。舌を伸ばして唾液の塊を受け取り、平然と喉の奥に流し込む。親鳥の餌を待つ雛のように、俺の唾液を何度も受け取り、呑み下し続けた。

 可愛いモモ。これが夢でなければいいのに。

『夢じゃない。あなたの願いを現実で叶えてあげた』

 少女の声が聞こえた気がした。この声は誰だっただろうか。

 どうでもいいか。今はそれよりも、この夢が終わるまではもっとモモと繋がりたい。モモだけでなく、他の美少女ともセックスできればもっと良い。夢の中なのだから、多少強欲でも構わないだろう。

『わかった。あなたに力を与える。あなたを止める者、あなたを拒む者は誰もいない』

 熱い何かが体の中に流れ込んでくる。これは何だろうか。

「リトさん……」

 モモの両脚が俺の腰に絡みつく。熱を帯びた眼差しを俺へ向けていた。

「まだ、できますか? 美柑(みかん)さんが来るまで時間がありますし……」

「あぁ」

 美柑って誰だろうと思いながらも相槌を打った俺は、早速腰振りを再開した。精液漬けになった膣は先ほどとは様変わりしていて、精液を付着させたまま纏わりつく膣壁が心地よかった。肉棒を動かすと中の精液が掻き回され、膣外へ溢れ出てシーツを汚した。

 シーツを洗うのが大変だな。射精をして少し余裕を取り戻した俺はそんなことを考えながら、モモとの夢のようなひと時を楽しんだ。

 腰を振って射精して、舌同士でじゃれあって唾液を呑む。俺の精液を子宮で貯め込む美少女、モモとのセックスは時間を忘れるほどに魅力的だった。

 美柑という少女が俺達の部屋にやって来るまでの間に、俺はモモの腹を精液ボテにするほど膣内射精を繰り返した。尋常ではない射精回数と精液の量に、俺はやはりこれが夢だと確信を抱いた。



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