ドリフターズ平成最強の殺し屋 (ゾグ)
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プロローグ

初めましてゾグです。基本的にゆっくり投稿したいと思っています。温かい目で見てください。よろしく・ヨロシク・宜しく・( `・∀・´)ノヨロシク。




2018年○月□日

 

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

 

「勝手に逃げられると思うなよ」

 

「ひぃ〜〜!た・・・助けてくださいお願いします」

 

「ダメだお前は始末する。仕事だからな」

 

「お願いします金ならあるから頼み」

 

「い・や・だ」

 

男はナイフを投げもう一人の男の心臓に命中し男は即死した。男の心臓に刺さったナイフを引き抜き男は興味なさそうにその場から立ち去った。

 

 

 

 

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俺は拓斗名字はまだない。なわけ無いだろ。残念ながら忘れた物心ついた時から拓斗と呼ばれた。これが本名か分からない。

 

俺は仕事をしているそれは殺し屋だ。ただの殺し屋じゃない。裏の方も有名だが、表の方も有名になってしまった世界一有名な殺し屋である。

 

 

拓斗「はぁ〜最近つまらん仕事ばかりだもっと骨のある仕事はないのか」

 

最近の仕事は本当につまらない。当初はとある企業の社長や政治家など、ザ仕事というものなのに、最近は浮気の夫を殺ってくれや、隣の犬がうるさいので殺ってくださいとか。仕舞には、いなくなったお婆ちゃんを捜して下さいって、そんなのは警察か探偵に依頼しろ。人を殺すことが仕事なのに人を捜す殺し屋がどこにいる。結果捜して見つけました。

        ↑

      ここにいます

 

拓斗「つまらないもっと大きな仕事が欲しい」

 

そう言いながら歩いていると景色が都会から一辺真っ白の通路でいくつもの無数の扉が並んでいた。その真ん中に事務机に座っている謎の男がいた。

 

拓斗「貴様何者だ」

 

男「・・・・・・」

 

男は何も答えないならば軽く殺気をぶつける。

 

男「・・・・・・」

 

殺気にビクともしない!こいつ何者だ。

すると男は万年筆を持ち紙に何か書いている。

 

拓斗「動くんじゃねぇ殺すぞ」

 

男「・・・・・・」

 

男は俺の言葉を無視して紙に書き続いている。しかたないから強行阻止して強制的にお話しをしようじゃないか。

すると男は右の扉に顔を向けた。俺も扉に向けた瞬間急に扉に吸い込まれていく。

 

拓斗「何だ吸い込まれていく。くそ引きずりこまれる」

 

何とか抵抗するが呆気なく吸い込まれてしまった。

 

男「次」

 

翌日の新聞の一面は世界最強の殺し屋行方不明!

さらにテレビのニュース番組のトップニュースは世界最強の殺し屋Xが行方不明になったと報道。さらに更にネットでもいろいろ論争がまきおこっている。病気死・事故死・殺害された・秘密裏に逮捕されたなど、いろいろ噂されているが真実は闇の中。




いや〜初めて書いたけど(スマホで)ここまで打ち込む言葉が見つからなかったのは初めての経験だった。
次は拓斗の設定の予定です。完成はいつになるのか。はぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・。
まぁ近いうちにゆっくり投稿しよっと。



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オリ主設定+座談会

拓斗の設定行ってみよう。

下に座談会があります読んでください。


名前は拓斗。名字は不明。出自も不明。両親・兄弟(兄妹)も不明。身長は180cm。年齢は20歳。

性格は誰にでも平等に接するが、敵・人としてはずれた行為の奴には容赦ない仕打ちを受ける。少し人間嫌いである。

戦闘時は多少戦闘狂な所がある。

 

異常な身体能力の持ち主(生まれつき)

 

〈例〉

 

・体が頑丈。仕事で紛争地帯に、刀1本で弾丸の雨を浴びながらも敵部隊を壊滅。体はかすり傷しか負ってないのに、何故か服は無傷。(無敵じゃない)

 

・アニメや漫画のようなことが出来る。刀を持てば斬撃を放ち銃を持てば百発百中を誇る。人間をワンパンでぶっ飛ばすことが出来る。 

 

・ワンパンでビルを破壊できる。(やったことはないけど自信あり)

 

天才的な頭脳の持ち主。特に歴史は得意。

 

〈キッカケ〉

 

人間の歴史を調べるうちに、日本・世界の偉人たちの功績を知ってくうちにはまってしまった。上文にて人間嫌いであるが偉人たちには尊敬と好意を抱いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とあるスタジオ

               

ゾグ「さぁというわけで始まりました。私作者ゾグと拓斗による座談会の始まりで〜す。拍〜手パチパチパチパチ」

 

観覧席「「「「「「いぇ〜〜〜〜〜い」」」」」」」パチパチパチパチ 

 

拓斗「何なんだこれは聞いてないんだがそして観覧席に座っているこいつら誰だ」  

 

ゾグ「さぁ第1回座談会がいよいよ始まりました。司会の作者ゾグで〜す。そしてゲストは平成最強の殺し屋拓斗で〜す」 

 

観覧席「「「「「「いぇ〜〜〜〜〜い」」」」」」パチパチパチパチ

 

拓斗「無視かあとその紹介止めろ恥ずかしいから、あと誰なんだ座っている奴らは」

 

ゾグ「いや〜まず・・・・・災難でしたね」

 

拓斗「第一声がそれかお前がそうしたんだろ。何なんだこれは説明求む」

 

ゾグ「何って拓斗のことを根掘り葉掘り聞いていくというコーナーですよ」

 

拓斗「・・・本当は」

 

ゾグ「設定だけでは行が埋まらないので埋め合わせで」

 

拓斗「・・・・・・」無言でナイフを投げる

 

ゾグ「危ねえ何しやがる殺す気か」

 

拓斗「そのわりにはナイフを指ではさんで余裕のようだか」

 

ゾグ「お前と一緒にするなバカ野郎内心ヒヤヒヤしている」

 

拓斗「はぁ〜で俺の何を根掘り葉掘り聞いていくんだ」

 

ゾグ「そのつもりだったけど、時間が迫っているので1つだけ質問に答えてください」

 

拓斗「イラ さっきまでの時間が無駄なことじゃないか」

 

ゾグ「そんなにイライラすると血圧上がりますよ」  

 

拓斗「イライラ 誰のせいでこうなってんだよ」

 

ゾグ「時間ないんでそこにある箱から拓斗が1枚引いてください」

 

拓斗「いつの間に音もしなかったぞ」

 

ゾグ「いいから時間ないんで」

 

拓斗「チッ はぁ〜引けばいいんだろ」

 

嫌々ながらも箱から紙1枚取り出した。

 

拓斗「ほれこれでいいんだろ」

 

ゾグ「では早速質問です」

 

拓斗「・・・・・・・・」

 

ゾグ「・・・・・・・・好きな食べ物は何ですか」

 

拓斗「ブチ 小学生かふざけんな」

 

ゾグ「あなたが引いたんですからちゃんと質問に答えてください」

 

拓斗「ぐぬぬぬぬぬぬぬ・・・・・・・・・カレー」

 

ゾグ「小学生か」

 

拓斗「うるせぇ好きな食べ物なんだから仕方ねぇだろ」

 

ゾグ「全くあなたの頭の中が幼稚じゃないですか」

 

拓斗「今すぐ殺す全員殺す」

 

ゾグ「それではお時間になりましたので第1回座談会をお開きにしたいと思います。司会は作者のゾグと好きな食べ物はカレーが大好きで、頭の中が幼稚な拓斗でした〜〜〜」パチパチパチパチ

 

観覧席「「「「「いぇ〜〜〜〜〜い」」」」」」パチパチパチパチ

 

拓斗「俺の紹介がアホみたいな終わり方止めろ。拍手をするなそして座っている奴らはマジで誰なんだ〜〜」

 

ゾグ「それでは第2回があるかもしれません。その日までさようなら〜〜〜〜」

 

拓斗「二度とするな〜〜〜〜!」




どうでした楽しめましたか。拓斗の裏の顔が暴かれました。いよいよやっと本編に入りたいと思います。ゆっくり頭の中で考えたいと思います。待っていてください。


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座談会part2前編

8月完成予定の座談会ようやく出来た(前編だけ)。皆様お待たせいたしました。8月に完成する予定だったのに、思いの外時間掛かって申し訳ありませんでした。
その代わりだいぶ面白く仕上がりましたのでどうぞ読んでみてください。

それではスタート。



とあるスタジオ

 

 

 

5秒前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観客パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

 

ゾグ「さぁという訳で始まりました。第2回座談会の始まり始まり〜みんな拍手〜」パチパチパチパチパチパチ

 

観客「「「「いぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い」」」」パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

 

拓斗「またかよ結局やるんだな。そしてまた観客おるし。どっからやって来てんだこいつ等」

 

ゾグ「さぁお馴染司会は作者こと私ゾグと、頭の中が幼稚で、好きな食べ物はカレーで、あだ名が瞬殺魔・お母さん等呼ばれている拓斗で〜す」

 

観客「ハハハハハハハハハハハハ」

 

拓斗「最初の座談会の恥ずかしい俺の自己紹介言うな!あだ名を連発するなアホンダラ!笑うな」(# ゚Д゚)

 

ゾグ「そんなにカッカすると血管切れますよ」

 

拓斗「誰のせいだよ誰の」(# ゚Д゚)

 

ゾグ「もういいんじゃないですか。それに貴方だけじゃないんだから出演者は」

 

拓斗「はぁ!俺以外いるのか」

 

ゾグ「えぇ貴方がよく知っている人達ですよ」(・∀・)

 

拓斗「うっ・・・嫌な予感が」

 

ゾグ「それではゲストの皆様どうぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信長「よ〜〜〜〜〜〜」

 

与一「や〜〜〜〜〜〜」

 

豊久「・・・」

 

観客「「「「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」」」」パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

 

拓斗「やっぱりお前らか!そして観客にきゃ〜って言われてる。俺には無いのに」

 

ゾグ「今日のゲストは第六天魔王織田信長さん、弓の名手那須与一さん、妖怪首おいてけ島津豊久さんで〜す」

 

拓斗「豊久さんだけ何か違う!」

 

ゾグ「どうぞお座りください。まずは皆さん10話までお疲れ様でした」

 

信長「いや〜ここまで本当に大変だった」

 

与一「本当に懐かしいですね〜」

 

拓斗「一昔前見たいなこと言わないでくださいよ。つい最近ですよ。そして豊久さんだけ理解してない顔してる」

 

豊久「ここはどごぞ?何故おいはここにおる?あの女子たちは何ぞ?理解出来ん」

 

拓斗「だろうね!おい作者豊久さんに説明求む!」

 

 

 

 

 

 

〜豊久さんに説明中しばらくお待ちください〜

(ピンポンパンポ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久「そがいな為にここ呼んだのか。帰る」

 

ゾグ「待ってくださいよ豊久さん」

 

豊久「いっそのこと貴様の首おいてけ」

 

ゾグ「何でですか!何で俺に死ねと言うんですか」

 

拓斗(いっそ1回死んでくれ)

 

ゾグ「取り敢えず落ち着いてください。刀納めてください」

 

拓斗「豊久さんこの場は一旦落ち着いてください。終わったらこいつを斬ればいい」

 

ゾグ「おい拓斗なんて事を」

 

豊久「分かった手を打とう」

 

ゾグ「納得しちゃったよ!」(゚Д゚)ハァ~~~!

 

ゾグ(終わったら速攻帰ろ)

 

拓斗「で何するんだ。また下らん質問コーナーか」

 

ゾグ「下らない言うな。それは後でやるんだよ」

 

拓斗(やるのかよ)

 

ゾグ「まずはこちら」

 

 

大画面【ドリフターズ名場面集】

 

 

ゾグ「ドリフターズ名場面集〜〜〜〜〜」

 

観客「「「いぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い」」」」パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

 

拓斗「観客一体型が腹立つ」(# ゚Д゚)

 

信長「何だそれは?」

 

ゾグ「これは皆様の名場面を語っていこうというコーナーです。皆様の場面を私が独断で決めさせて頂きました」

 

ゾグ「まずは拓斗から参りましょう」

 

拓斗「俺から!恥ずいな」

 

ゾグ「それでは拓斗V振りお願いします」

 

拓斗「え!VTRスタート!」

 

ゾグ「普通ですね」

 

拓斗「うるせぇ無茶振り辞めろ」(# ゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜VTR〜

 

 

拓斗『俺を殺すのに10人掛かりか。たがいいのかたった10人で』

 

拓斗『来なよお前等の仲間は殺した』

 

拓斗『はいおしまい。お疲れ様でした』

 

 

〜VTR終了〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゾグ「はい拓斗がオルテ兵に囲まれた時の場面ですね」

 

拓斗「要らんやろこのコーナー」

 

ゾグ「何を言うんですか皆さんの活躍を読者の皆様に改めて見てもらう為のコーナーですよ。それで拓斗この時の心情はどうでした」

 

拓斗「司会者みたいな立ち位置だな」

 

ゾグ「司会者ですよ!」

 

拓斗「そうだな囲まれた時は、あぁ囲まれたな位で特になんとも思わなかった」

 

信長「肝が据わっておるな」

 

与一「ほんと歴戦の戦士の様な振る舞いですね」

 

豊久「あれは見事な太刀捌きだ」

 

拓斗「て、照れますね」(*´ω`*)

 

ゾグ「さて次は」

 

拓斗「おい、もうちょっと感傷に浸らせろ」(# ゚Д゚)

 

ゾグ「時間限られているので」

 

拓斗「何で何時も時間設定に拘るんだよ」

 

ゾグ「このスタジオ次○○トーークなので」

 

拓斗「何でアメ○○○○のスタジオ借りれるんだよ!」

 

観客「ハハハハハハハハハハハハ」

 

ちなみにスタジオはちょっとだけアメ○○○○のセットに似ている。

 

ゾグ「次は豊久の名場面に行きましょう」

 

豊久「おいか」

 

ゾグ「では豊久さんV振りお願いします」

 

豊久「何じゃいそいは?」

 

ゾグ「さっき拓斗がやった奴です」

 

豊久「何故おいがそがいなことを」

 

ゾグ「いいから早く」

 

豊久「・・・・・早う初め」(小声)

 

ゾグ・拓斗・信長・与一

  「「「「声小っさ」」」」Σ(゚Д゚)

 

観客「ハハハハハハハハハハハハ」

 

信長「お豊もうちょい声張れ。合戦の時は獣のように叫び、獣のような声で炎を払ったお前が、今まで聞いた中で1番小さかったぞ」

 

与一「ひょっとして緊張してるんですか?」

 

拓斗「豊久さんの意外な1面をまた知りましたね」

 

ゾグ「豊久の弱点:意外と緊張しい」メモメモ

 

豊久「じゃかぁしいあと貴様は何書いとる!」(# ゚Д゚)

 

ゾグ「それではVどうぞ」

 

豊久「無視するな〜〜」(# ゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜VTR〜

 

豊久「恥ずかしくないのか祖先に、恥ずかしくないのか子孫に!お前達国ば欲しくないか乞うて悔うて死ぬか、走って夢見て死ぬかどちらにする。決めろ!」

 

豊久「女房を取り返せ、子を取り返せ、国を取り返せ、己を取り返せ」

 

豊久「くっ・・・おいが間違っちょった。こん城の奴ばら共は糞じゃ。撫で切りぞ根切りぞこん城の兵共は皆殺しじゃ」(# ゚Д゚)

 

豊久「わいらは人ぞ。わいらはわいらの理で走る」

 

 

〜VTR終了〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゾグ「はい豊久さんの名場面・名言集をお送りいたしました」

 

拓斗「おい作者明らかに俺より多いようだが・・・」

 

ゾグ「拓斗の名場面より豊久さんの名場面・名言集の方が断然読者が喜ぶし、あとお気に入りが増えるから」

 

拓斗「後者が目的だな。今現在80数人(9月3日まで)おるからいいだろ」(# ゚Д゚)

 

ゾグ「目標はやっぱ100を超えないと駄目でしょう」

 

ゾグ「さて豊久さんこれらの名言はどのように出てきたんですか?」

 

豊久「どのようにって最初のは信が言ったことをそのまま言っただけで」

 

信長「見事だったぞあれは思い出すのお〜」

 

豊久「またおいを信忠と思おたんか」

 

信長「なわけ無いだろ。大体お前は息子と全然似てないからな」

 

豊久「後のも頭に浮かんだことをそのまま言うただけだ」

 

ゾグ(なるほど少ない脳みそで考える力はあるようですね」

 

豊久「ほ〜おまんはおいのことをそがいなことを思とったか」

 

ゾグ「えっ!口に出てた」

 

拓斗・信長・与一「「「はっきりと」」」

 

豊久「終わるまで斬らんと思うたが・・・」

 

豊久さんは刀を抜いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久「ここで斬る」(# ゚Д゚)

 

ゾグ「うわっ!」

 

観客「キャ〜〜〜〜〜〜〜〜」悲鳴

 

豊久さんは作者に斬りかかった。

 

豊久「貴様の首置いてけ!」

 

ゾグ「殺す気か!」(# ゚Д゚)

 

豊久「安心せえ首はちゃんと弔って胴体は火薬の材料や」

 

ゾグ「全然安心出来無い!」

 

豊久「問答無用!」(# ゚Д゚)

 

ゾグ「いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」悲鳴

 

豊久さんが作者に斬りかかる度に機材やセットが壊れていく。

 

信長「おいおいお豊落ち着け!!」

 

与一「あぁあぁ滅茶苦茶」

 

拓斗「セット壊すってどんだけですか!!」

 

豊久「待て〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」(# ゚Д゚)

 

ゾグ「びぇ〜〜〜〜〜だずげで〜〜〜〜〜」(ノД`)

 

拓斗「何だそのアニメキャラみたいな泣き方」

 

拓斗「豊久さん落ち着いてください」

 

豊久「離せ〜〜」(# ゚Д゚)

 

拓斗は豊久を羽交い締めして止めたが豊久の暴走を抑えるので精一杯。

 

拓斗「作者謝れ!」

 

ゾグ「・・・」ジィ~~

 

作者が物陰からこっそり見ていた。

 

ゾグ「・・・・・べ〜〜」

 

作者は豊久さんに向かって舌を出して挑発した。

 

豊久「貴様〜〜」(# ゚Д゚)

 

拓斗「挑発してどうするんだ」(# ゚Д゚)

 

信長「あぁもうお豊落ち着け落ち着くんだ」

 

もはや収拾不可能誰か何とかしてくれよ。

 

与一「では皆さん今回はこの辺でさようなら〜〜」

 

拓斗「与一さんが締めた!!」Σ(゚Д゚)

 

 

〜しばらくお待ちください〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後編へ続く




ぜぇぜぇまったく豊久め。せっかくのスタジオが台無しだ
さて皆様どうでしたでしょうか。これでもまだ前編です後編も作る予定だけど、まず本編をやりたいと思います。アニメ9話から12話までやりたいと思います。OVAはまだ未定ですけどとにかく楽しみにしてください。

感想・評価やお気に入り登録よろしくです。

は!豊久の気配がするのでしばらく隠れます。それでは皆様次の投稿は来週の予定です。あくまで予定です!大事なことなので2回言います。ではさよなら〜。



























豊久「奴は何処だ。貴様の首を置いてけ〜〜〜」


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コタツに入ってぬくぬくと

諸君私は帰ってきたぜこのゾグ様がな!・・・スイマセン

今回は正月ネタを投稿するぜ。えっもう正月過ぎったって気にしない気にしない。
それでは早速どうぞ。


「皆様明けましておめでとうございます」

 

拓斗「いやかなりの日数たったからもう遅いぞ」

 

「硬いこと気にしない、ほんとに拓斗は頭ガッチガッチ何だから」

 

拓斗「喧嘩売ってんのか」(# ゚Д゚)

 

「ハッハッハッ何を今更」

 

拓斗「もういいそのやる気も失せた」

 

「そりゃそうでしょ。今コタツに入ってるんだから」

 

皆コタツに入っていた、作者と拓斗と与一と信長がメンバーである。

 

拓斗「はぁ〜ぬくぬくして温かい。て言うか何でコタツがあんの?」

 

「俺が用意した。この世界は俺の好きな様に出来るからな。だからコタツぐらい簡単に出せる」

 

拓斗「余りそういう発言辞めたほうが良いぞ。友達減るぞ」

 

「安心しろ友達は元よりいない」

 

拓斗「それ自分で言って悲しくないか」

 

「何とも思っていません」

 

拓斗「そういう所は強いんだな。まぁそれよりコタツにみかん食うなんて久しぶりだな。このコンビネーションは外せないな。与一はどうコタツの感想は?」

 

与一「とても素晴らしいですこのコタツと言う物。足下を温めて寒さ対策にとても良い物です。そしてみかんとの相性は抜群です」

 

与一「私の時代では冬は暖かったので、こういった物は余り必要ではありませんでしたが、一度入ってしまうとはぁ〜もう抜け出せません。未来の日本人は凄い物を作ったんですね。はぁ〜・・・」

 

拓斗「顔が綻びてるよ与一。信長さんはどうです?」

 

信長「あぁ〜良いぞ凄く良い。このコタツ年寄りにはもってこいだ。・・・べ、別に俺が年寄りって訳じゃねぇぞ!俺以外の年寄りには必要だなと思ったな〜と言う事だからな!!」

 

拓斗「言い訳が必死過ぎる・・・」

 

信長「そ、それに火鉢や囲炉裏とは違う暖かさを感じる。俺の時代にも欲しかったな〜」

 

信長「これがありゃ冬は毎日コタツに入りたい気持ちはよ〜く分かる。そしてみかん!これがあれば完璧だな。そして温かい茶があれば最強だな」

 

拓斗「信長さんも気に入ってくれたみたいだ」

 

拓斗「で、作者よ久しぶりにみんなを集めて何をする気だ?」

 

「さぁ・・・」

 

拓斗・与一・信長

「「「さぁ!?」」」

 

「いや〜特に何も考えてないんだけどね」

 

拓斗「何で書いたんだよ!」

 

「お正月だから何か投稿しようかな〜と思って」

 

拓斗「軽っ!!それだけの為に集めたの!」

 

「いや〜他のみんなも正月ネタを投稿してるし俺もやろうかな〜と思って」

 

拓斗「呆れて物も言えんわ」

 

「ていうのは冗談でちゃんと考えていますよ」

 

拓斗「かなり長い冗談だったな」

 

「それでは始めましょう。冬に関するクイズを出したいと思います」

 

拓斗「まさかのクイズだった・・・直前に思い付いたな」

 

「ギクッ(-_-;)!!そ、そそそそんな事ないよ。か、考えて考えて必死に考えて思い付いたんだよ」

 

拓斗「凄く動揺してるが」

 

「拓斗黙れ!!(# ゚Д゚)、ゴホン今から出す問題は冬に関するものです。ちなみに拓斗に解答権はないので」

 

拓斗「おい何でだよ!」

 

「出す問題は現代の冬に関するものだから、拓斗が答えると全部当たるから参加しないで」

 

拓斗「俺帰っていいか」

 

「ダーメ傍観しててね」

 

信長「つまり答えるのは俺達だと」

 

「そういうこと。では早速第1問ババン」

 

「冬になるとクリスマスというものがあります。そのクリスマスにはサンタクロースというおじいさんがいます」

 

拓斗「正月からクリスマスに逆行してる・・・」

 

「そしてそのサンタクロースは子供達にあるもの差し出します。それは何でしょう?」

 

信長「何だそのサンタっていうじいさんは?」

 

拓斗「サンタは顎に白髭があり、ソリに乗って空を飛んで鹿に似ているトナカイを引き連れて行動する謎のじいさん」  

 

信長「何それキモッ!じいさんが空飛ぶとかマジキモッ!そのじいさんが子供らに何あげるんだよ!」

 

与一「ハイッ」

 

「はい与一さん」

 

与一「子供達にあげるものでしょ、答えは弓です」

 

ゾグ・拓斗・信長

「「「はっ?・・・」」」

 

与一「幼少期の頃から子供に弓をあげるんです。その弓で鍛えて元服を迎えて合戦に出て弓で敵兵を倒す。大人になるまで使えば一流の達人になります。これが答えです」

 

「駄目〜」(トムブ○ウン風)

 

拓斗「トム○ラウンのツッコミ・・・」

 

「何で子供に武器を与えるの!俺や拓斗の時代の事を言ってるの、鎌倉の常識が当たる訳がない」

 

与一「残念です」

 

信長「なら次は俺だな」

 

「はい信長さん」

 

信長「答えは茶器だ」

 

ゾグ・拓斗・与一

「「「はっ?・・・」」」

 

信長「茶の湯に使う物だ。懐かしな〜茶器を集めまくったらえらいはまってしまってのう、それから茶の湯が俺の憩いなったんだ。そういえば一益も茶器を欲していたな〜」

 

拓斗「珠光小茄子(じゅうこうこなす)ですか」

 

信長「よく知ってるな。一益は何故かそれを欲しがってな〜。領地より茶器が一益は欲しいらしくてな〜珍しい奴だよあやつは。これが答えか?」

 

「駄目〜」(トム○ラウン風)

 

「茶器なんて子供が貰っても誰も嬉しく無いよ。正解はオモチャ子供の遊び道具が答えでした」

 

信長「なんじゃそりゃ子供の遊び道具をわざわざそのサンタがあげるのか」

 

与一「拓斗の時代は面白いですね」

 

拓斗「面白がってもな〜・・・」

 

「それよりさ豊久は何処行った?」

 

拓斗「そういえば見てませんね」

 

信長「お豊ならホレ」

 

拓斗・ゾグ

「「ん?」」

 

拓斗と私が外を見ると

 

 

 

豊久「エイッ!セイッ!ソリャ!ハァ!」ブン

 

拓斗・ゾグ

「「!?」」

 

豊久は寒い外で上半身裸になって刀の素振りをしていた。

 

「アホなのアイツ!」

 

拓斗「いつから?」

 

信長「最初(ハナ)っからとうにしてたぞ」

 

与一「バカみたいにやってますね」

 

「豊久〜!何してんだお前!」

 

豊久「お〜体温まるにはこうして素振りして温めるって決まっとろうが」

 

「お前等島津だけだろ!」

 

豊久「作者もどうじゃ、一緒に素振りやるど」

 

「い・や・だ」

 

豊久「そうか〜、なら力づくでしごいちゃる」

 

「ちょっと待って辞めろ腕引っ張んな!痛い痛い痛いから、ちょっと助けて!」

 

拓斗「しごいてもらえ」

 

「言うと思ったよちきしょ〜!」

 

豊久「さぁ〜来ちょれ」

 

「嫌〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

 

 

信長「あぁあぁ作者がいなくなっちまった」

 

与一「我々で締めますか」

 

拓斗「ハァ~えぇ〜皆様今年度もドリフターズ平成の殺し屋をよろしくお願いします。こうやって偶に投稿するかもしれないけど温かい目で見てくれたら幸いです。では・・・」

 

拓斗・信長・与一

「「「またお会いしましょう!!」」」

 

fin

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何で俺ばかりこうなるの?」




いや〜久しぶりにドリフターズもいいですね〜。
どうですか面白さも入って、少し勉強にもなる私の作品いかがですか。思い付いたらまた投稿するかも知れませんがその時はよろしくです。

ではまたお会いしましょうさよなら〜


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関ヶ原の戦い記念日 前半戦

歴史好きのみなさん、ようこそ。私は歴史マスターのゾグだ。時は慶長5年9月15日は関ヶ原の戦いが勃発した日で有名ですね。


まぁこの9月15日は旧暦の方で、西暦に換算すると10月21日になりますが、今回は旧暦の9月15日に投稿させていただきます。


賛否両論はあると思います。みなさんの知ってる知識と私の知ってる知識が違うぞ!という可能性もありますが、温かい目で楽しんでくれたら幸いです。



それでは見てくれ、どうぞ!


とあるスタジオ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みんなーーー!!今日の9月15日は、420年前関ヶ原の戦いがあった日ですよーーーー!!」

 

「そして今回は関ヶ原の戦いに関する問題を出題するぜ!解答者は火炙り好きの魔王と、戦バカの九州男児とオッパイーヌが答えるぜ!」

 

信長「誰が火炙り好きの魔王だ!」

 

オルミーヌ「オッパイーヌって言わないでください!」

 

豊久「・・・・・」

 

「そしてアシスタントは与一が行いまーす!」

 

与一「どうも」

 

信長「何故与一だけ名前呼びなんだ!儂等の扱いが酷いぞ!」

 

「あと解説役は拓斗とオカマ野郎です」

 

信長「無視するな!」

 

拓斗「適当だな・・・」

 

サンジェルマン「あだ名みたいに呼ばないでちょうだい?」

 

拓斗「てか何で呼ばれたんだよ?久々だけど・・・」

 

「人数合わせだよ」

 

拓斗「おい!」

 

「そして司会は私、歴史マスターこと、ゾグがお送りしまーーす!」

 

拓斗「はっ?歴史マスター?お前が?ふざけんな!くたばれ!死ね!」

 

「手厳しいね!手厳しいよ君!」

 

拓斗「そして、また唐突はイベント起こしやがって・・・」

 

「失敬な!大事な日だよ。関ヶ原の戦いは日本中を戦の渦に飲み込んだ程の歴史イベントだぞ!この戦いの行方次第でこの先の日本の運命が掛かってたんだぞ!日本の首都が東京から大阪になったかもしれないんだぞ!」

 

拓斗「分かったから、お前の熱意は読者は余り付いていけてないし、あとウザい!」

 

「ウザくなーい!ないないないないなーーい!!」

 

拓斗「ウルセェ!ウゼェ!黙れ!」

 

「さて前菜はこのくらいにして・・・」

 

拓斗「これで前菜かよ・・・・メインはどんだけ疲れるんだよ」

 

 

 

 

 

 

「早速関ヶ原の戦いに関する問題を出します。第1問!」デデン

 

 

Q.次の3人の中から関ヶ原の戦い本戦に参戦してない武将は?

 

1 明石全登(あかしてるずみ)

 

2 柳生宗矩(やぎゅうむねのり)

 

3 立花宗茂(たちばなむねしげ)

 

「お手持ちのフリップにお書きを!」

 

 

豊久「これに書けば良かか?」

 

「そうそうそれに書いてね」

 

信長「おい豊久、お前関ヶ原にいたんだろ。参戦しとらん奴ぐらい分かるだろ?」

 

豊久「知らん・・・」

 

信長「ハァーー!?戦いに参加して武将の名も知らんのか!」

 

豊久「知らん!井伊侍従直政と叔父上と三成と家康しか知らん!」

 

信長「クソ!やっぱりこやつはバカだった・・・」

 

オルミーヌ「私、何も分からないので適当で・・・」

 

 

 

サンジェルマン「まぁ、難易度的には私達には簡単だけど・・・」

 

拓斗「コイツ等に無理だろ・・・」

 

 

 

「さぁそれでは解答者の皆さん、オープン!」

 

豊久 1

 

信長 2

 

オルミーヌ 3

 

 

「おぉ!見事にバラバラだ!」

 

信長「この中では柳生しか知らんからな・・・おい拓斗、宗矩って宗厳(むねよし)の息子か!」

 

拓斗「えぇ息子ですよ」

 

 

※柳生宗厳は宗矩の父親で、筒井家・松永家の家臣として働き、この頃には信長にも認知されている程の武将だった。

 

 

「豊久は何故1番を?」

 

豊久「・・・・・勘」

 

信長「勘!馬鹿かオメェは!」

 

豊久「おいは考える事は無か。策は叔父上達が考えるもんぞ」

 

信長「その無鉄砲さで関ヶ原で死にかけたんじゃねぇのか!」

 

オルミーヌ「私はもう適当です・・・」

 

「さぁ正解の発表です。正解は・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3番立花宗茂です!」

 

ピポピポピポン

 

オルミーヌ「えっ?あ、当たった!」

 

信長「オッパイーヌに負けたーー!」

 

オルミーヌ「ちょっと大声で言わないで!///」

 

信長「戦国の真っ只中に生まれ、ありとあらゆる戦を勝ち抜いて、多くの人脈を手にして、最後には光秀の謀反で死にかけたこの儂が・・・・乳デカ女に負けるなんてーー!!」

 

オルミーヌ「うるさいですよ!///セクハラで訴えますよ!///」

 

信長「クソ、戦国の世に生まれた儂が・・・・」

 

「まぁ信長さんの死後20年経ってますからね」

 

信長「儂はまだ死んどらんわ!」

 

「世間一般では貴方は死んでるんですよ!誰も信長が異世界転生したなんて想像出来ないでしょ!」

 

「さぁ仕事してもらいますよ。解説役さん」

 

拓斗「まぁ仕事はするけど・・・えぇっと明石全登と柳生宗矩は関ヶ原の戦いに参戦してます。あと宗矩の父、宗厳も参戦してます」

 

信長「宗厳の奴、関ヶ原では歳幾つなんだ?」

 

拓斗「70は超えてますね」

 

信長「70!はぁ〜俺も70(とし)とってみたいものだ」

 

拓斗「そして立花宗茂は関ヶ原には参加してません。宗茂は東軍に付いた京極家を攻める為大津城を攻め落としたが、本戦には間に合いませんでした」

 

 

 

「それでは間違った信長さんと豊久さんは罰を与えまーす!」

 

信長「はっ?聞いてねぇぞ!」

 

「それでは執行!」

 

 

ビリビリ

 

 

信長「ギャーーーー!!」

 

豊久「」ビクン

 

オルミーヌ「ヒッ!何ですか!」

 

信長「痛っ!なんじゃこれは!?」

 

「間違った解答者はビリビリ電気の餌食になってもらいまーす」

 

オルミーヌ「エーーーー!!」

 

信長「めちゃくちゃ痛かったぞ!雷打たれたかと思ったわ!」

 

与一「アハハハハハハ!信さん面白いですね!アハハハ!」

 

信長「笑うな与一!」

 

「信長さんの反応は上々ですね。それに引き換え豊久は何で反応がないの?」

 

豊久「・・・・・痛かなか」

 

「絶対ウソだ!その間はなんだ!」

 

豊久「痛かなかぞ!こんなもんで痛がったら叔父上に申し訳がなか!」

 

「そこまで言うなら、豊久だけ次から間違う度に電力を強くするから」

 

拓斗(可哀想な豊久さん・・・・・)

 

 

 

 

 

 

「それでは第2問!」デデン

 

 

Q.そもそも関ヶ原の戦いのきっかけとなった出来事は何?

 

 

 

 

・・・・・・・・。

 

 

 

 

拓斗「おい作者、選択肢は?」

 

「ない!」

 

信長「ふざけるな!分かる訳ねぇだろ!」

 

「選択肢用意しなくても戦国の世に生きたお前達なら分かるだろ!」

 

オルミーヌ「私は違います!」

 

拓斗「せめてヒント与えたらどうだ?」

 

「えぇ〜〜ヒント〜〜?」

 

拓斗「嫌そうな顔して言うな!嫌ならサンジェルマンが、お前にキスするぞ!」

 

「いや・・・それは・・・・・嫌だな・・・・」

 

サンジェルマン「テメェ!真顔で嫌そうな顔すんじゃねぇよ!」

 

「分かりましたよ。ヒントは与一に言ってもらいます」

 

与一「う〜〜ん、そうですね〜・・・・その家康さんがブチ切れた出来事ですかね」

 

信長「あの温厚な竹千代が・・・・」

 

「人は誰だってブチ切れる事なんてざらにあるじゃないですか」

 

オルミーヌ「うぅ〜、まったく分からない・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はいお時間が来ました。今回はお一人ずつ解答を見てみましょう。まずはオルミーヌから」

 

オルミーヌ「私!・・・・私はこれです!」

 

 

 

オルミーヌの答え 殴った。

 

 

 

「殴った!関ヶ原の戦いの原因は家康を殴ったからなの!」

 

オルミーヌ「分かんないですよ!」

 

「家康殴ったらその場で斬り捨てられるだけだよ!」

 

「続いて信長さんの解答オープン!」

 

 

 

信長の答え 将棋に負けたから

 

 

 

「子供か家康!それで関ヶ原の戦いが起きたら迷惑だよ!あと信長さん、竹千代時代のイメージが強すぎます!今年の大河にもそんなシーンがあったけど!」

 

信長「あいつが怒るとこ見てない儂は想像もつかんのだ」

 

「少なくともお前の前では誰も怒らんやろうな!」

 

「最後、豊久さんオープン!」

 

 

 

豊久の答え 家康の兵糧盗んだから

 

 

 

「ふざけんな豊久!そこは答えろや!って言うか盗まれたならともかく、盗んだってお前等島津が盗んだんか!」

 

豊久「夜襲提案したのは米ば盗む為ぞ」

 

「お前の夜襲提案はそれか!」

 

 

※諸説あり。鵜呑みにしないでください。

 

 

豊久「けんど島左近が意を反したぞ」

 

「その為に夜襲を仕掛けねぇよ!左近もコイツ何言ってんだって呆れてる様子が目に浮かぶわ!あと左近知ってんじゃねぇか!」

 

 

 

「それでは正解は・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上杉の返信の手紙の内容にブチ切れたが正解でしたーー!」

 

ブッブーー!

 

信長「分かるか!」

 

「それでは解説を拓斗」

 

拓斗「はいよ。家康は上杉に謀反の疑いがあるから直ぐに上洛せよとの命令を発しました。しかし上杉はこれを拒否。そして手紙の返信を直江兼続が書いて、家康をバカにするような内容だった為、家康はブチ切れて上杉討伐に繋がります。これが後に【直江状】と呼ばれ関ヶ原のきっかけになったと言われています」

 

サンジェルマン「まぁ直江状には色々諸説あるみたいだけどね・・・」

 

「はいそれでは全員ハズレなのでビリビリの刑でーす!」

 

 

ビリビリ

 

 

信長・オルミーヌ

「「ギャアーーー!!」」

 

豊久「っ!」ビクン

 

信長「惨い、惨すぎだ!」

 

オルミーヌ「お尻が、お尻が痛い・・・・」

 

「いや〜いい反応しますね」

 

信長「貴様!50になる儂を苛めて楽しいか!」

 

「はい」 

   

信長「ふざけんな!」

 

オルミーヌ「うぅ〜〜、まだお尻が痛い・・・・」

 

「どうだ豊久。いい加減参ったか?」

 

豊久「痛かなか・・・・・」

 

「ほぉ〜〜そうですか。んじゃあ最終問題まで人間が耐えうる最大電力でお前を屈服してやる」

 

拓斗「何の勝負になってるのこれ?」

 

 

 

 

 

 

「第3問!」デデン

 

Q.豊臣政権を支えた五大老という役職があります。そのメンバーは徳川家康・毛利輝元・上杉景勝・宇喜多秀家と、あと一人は誰?

 

 

1 前田利家

 

2 直江兼続

 

3 長宗我部元親

 

 

 

 

信長「もうあれは嫌ぞ。3度連続は阻止せねば」

 

オルミーヌ「もうまだお尻痛い。何とか当てないと選択肢だし」

 

 

拓斗「まぁ誰もが大老になりそうな人達だな」

 

サンジェルマン「兼続ちゃんいい男だったわ〜、また会いたいわ〜」

 

拓斗「今更ながらソーシャルディスタンス取っていいですか?」

 

サンジェルマン「引くなよ!今更離れんじゃねぇよ!」

 

 

 

 

「さぁそれでは解説オープン!」

 

豊久 1

 

信長 1

 

オルミーヌ 1

 

 

「おぉ!全員1を選択しました!」

 

信長「お豊が1!不安だな・・・・頼む利家で合ってくれ!」

 

オルミーヌ「お願いします!痛いのは嫌なので!」

 

 

 

「正解は・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1番前田利家です!」

 

ピポピポピポン

 

 

信長「良し!当たった!」

 

オルミーヌ「やった〜!良かった〜!」

 

与一「見事全員正解ですね」

 

「全員正解おめでとうございます!めでたいですね!・・・・・・・・・・・・チッ」

 

拓斗(おい舌打ちしたぞコイツ)

 

サンジェルマン(よっぽど悔しそうな顔をしてるわ・・・・)

 

 

「さぁそれではあと2問ありますが、ここで休憩を取りたいと思いまーーす!」

 

 

信長「あと2問もあるのか!」

 

オルミーヌ「でも正直休憩は欲しいです。未だお尻が悲鳴を上げてます」

 

「今の所ポイントは、こんな風になってまーす」

 

 

豊久 1ポイント

 

信長 1ポイント

 

オルミーヌ 2ポイント

 

 

信長「オッパイーヌに負けるのはとても不快だ」

 

オルミーヌ「何でですか!」

 

 

「それではみなさん、後半も頑張っていきましょう!」

 




前半戦は楽しめて頂けたかな。後半戦は9月15日午後12時に投稿する。楽しみにしてくれ。


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関ヶ原の戦い記念日 後半戦 

さぁいよいよ後半戦が始まります。果たして誰がトップオブ関ヶ原になるのか見物ですね。




それではご覧ください、どうぞ。


「さぁ一旦休憩を挟んで、いよいよ後半戦へと突入したいと思います!」

 

信長「フゥー、やっと痛みが引いてきたわ」

 

オルミーヌ「私もお尻の痛みが治りました」

 

豊久「プハァ~腹ば膨れて良かばい」

 

信長「こんな時に飯をバカスカ食いやがって・・・・・」

 

「さぁ続いて行きますよ、第4問!」デデン

 

 

Q.徳川家康の息子、徳川秀忠は家康の指示で、ある大名を攻略後に参陣せよとの命を受け、中山道に軍を進めました。しかし秀忠は結局落とせず関ヶ原の戦いに遅参して家康から大目玉を喰らいました。さてその大名とは誰でしょう?

 

 

1 吉川広家

 

2 真田昌幸

 

3 長宗我部盛親

 

 

 

「おぉっと信長さんと豊久が一斉に書き始めた!」

 

信長(中山道は信濃を通る。吉川と長宗我部は西国だ。そこにいる大名はコイツしかいない)

 

オルミーヌ(信さん達は答えを知ってる!神よ、私に正解の加護を)

 

 

「さぁ全員解答オープン!」

 

豊久 2

 

信長 2

 

オルミーヌ 3

 

 

オルミーヌ「エッ!こ、これは・・・・」

 

 

 

「それでは正解は・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2番真田昌幸です!」

 

ピポピポピポン

 

信長「よっしゃ〜〜!」

 

豊久「フン」

 

オルミーヌ「そ、そんな〜・・・・」

 

「はい拓斗、解説よろ」

 

拓斗「だんだんと適当になるな・・・・・真田昌幸は信濃、現代では長野県の大名です。昌幸は秀忠軍3万を足止めに成功。秀忠軍の関ヶ原合流を防いだ事で有名な武将です」

 

 

「では間違ったオルミーヌは罰執行です!」

 

ビリビリ

 

オルミーヌ「痛い!!」

 

信長「はぁ〜良かった・・・・」

 

オルミーヌ「っていうか、威力上がってません!?お尻だけじゃなく胸まで痛いんですけど!」

 

「終わりに近づいてるから、威力倍にしました!」

 

信長「おいオルミーヌ、次が最後だ。それで正解したらこの地獄から解放されるぞ」

 

オルミーヌ「が、頑張ります・・・・・」

 

 

 

 

 

「さぁ最終問題の前にこれまでの合計ポイントを見てみましょう。オープン!」

 

 

豊久 2ポイント

 

信長 2ポイント

 

オルミーヌ 2ポイント

 

 

与一「全員同点のようですね」

 

「うん、同点でなんか面白くない・・・・・」

 

拓斗「面白くないって、お前は何がしたいんだよ?」

 

「よし、じゃあ最終問題は正解者は2ポイントで、不正解にはマイナス1ポイントする事をここに決める!」

 

信長「オイ!そりゃねぇだろ!」

 

拓斗「クイズでポイントが倍になるのはあるけど、減るのはあんまりないぞ・・・・」

 

 

 

「では泣いても笑っても最終問題!」デデン

 

Q.家康は上杉討伐に東進する途中、三成挙兵の報が届く。急遽家康は三成討伐に舵を切りました。しかし上杉が背後から大軍で襲いかかる可能性もあり、兵を宇都宮に残す事に決め、そして宇都宮をある武将に任せました。その武将とは誰でしょう?

 

 

1 松平信康

 

2 松平忠吉

 

3 結城秀康

 

 

 

信長(う〜〜ん、1ではない。信康は処断されたと聞いておるし)

 

オルミーヌ(やっぱり分からない。でも当てないとせっかくの努力が無駄になる)

 

豊久「・・・・・」

 

 

 

拓斗「これでラストだけど、どうなる事か?」

 

サンジェルマン「さぁね、どんな番狂わせが起こるのか」

 

 

 

 

「では全員解答オープン!」

 

豊久 2

 

信長 3

 

オルミーヌ 3

 

 

 

「豊久は2、信長さんとオルミーヌは3ですね」

 

信長「よし!お豊と違うぞ!」

 

オルミーヌ「でもまだ分かんないですよ」

 

 

「さぁ最終問題、正解は・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3番結城秀康です!」

 

ピポピポピポン

 

信長「やったぞーーーー!!」

 

オルミーヌ「やったーーーー!!」

 

 

「さぁ拓斗、解説よろしくね♡」

 

拓斗「気持ち悪・・・・・」

 

「うるせぇ!早くやれ!」

 

拓斗「はいはい・・・・結城秀康は家康の次男として生を受け、あらゆる戦場で成果をあげ武将としては一流でした。家康も秀康を一人の武将として認めており信頼を得ていた人物です」

 

 

 

「さぁ最後の最後で間違った豊久には最大電力のビリビリ電気の執行です。くらえ!」

 

 

ビリビリ

 

豊久「ッ!!」

 

拓斗「どうだ豊久いい加減参ったって言え!」

 

豊久「・・・・痛か・・・・・な・・・か・・・・」チーン

 

豊久、余りの痛みに気絶。

 

「あらあら最後まで弱音を吐かなくて残念」

 

拓斗「お前ほんと性格悪いな・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ最終結果はこうなりました!」

 

豊久 1ポイント

 

信長 4ポイント

 

オルミーヌ 4ポイント

 

 

「信長さんとオルミーヌ2人優勝ですね!おめでとうございまーーす!」

 

信長・オルミーヌ

「「やったーー!!」」

 

「さぁそれでは、豪華賞品をお二人に贈呈します」

 

信長「マジか!」

 

オルミーヌ「賞品!」

 

「与一持って来て」

 

 

与一「これが賞品です」

 

与一が持って来たのは、まぁまぁ大きな箱だった。

 

信長「なんだ、酒か!」

 

「ではオープン!」

 

 

・・・・・・。

 

 

信長「な、なんじゃこれは?」

 

オルミーヌ「これは一体何?」

 

「何って、俺の顔写真がプリントアウトされた団扇ですよ。まだまだ残暑がありますから、丁度いいでしょ」

 

信長・オルミーヌ

「「・・・・・・・・」」

 

拓斗「何で笑○の歌○師匠みたいな事を・・・・」

 

サンジェルマン「あとあんたの顔なんて読者には分かんないし、興味も無いわよ」

 

 

「どうですか、喜んで何も言えない状況ですか?」

 

信長・オルミーヌ

「「ふざけるな!!」」

 

信長「何故貴様の顔が貼ってある団扇を使わねばならんのだ!」

 

オルミーヌ「気持ち悪いわ!こんな物破きます!」

 

「辞めろ!せっかく職人さんに作ってもらったのに、破くなど許さん!」

 

信長「この儂を馬鹿にしやがって・・・・ゾグ、テメェをぶっ殺す!」

 

オルミーヌ「しばきます!」

 

「やってみろよ!返り討ちにしてやる!」

 

信長とオルミーヌとゾグが殴り合いの喧嘩に発展して、収録どころではなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

拓斗「まったく、最終的には喧嘩かよ・・・・」

 

サンジェルマン「あれは暫く掛かりそうね・・・」

 

与一「ですね」

 

拓斗「あっ、与一お疲れ」

 

与一「拓斗、労い感謝します。しかし私はとても面白かったですがね」

 

拓斗「そうだが、これは放送事故でお蔵入りだぞ」

 

サンジェルマン「そうね。豊ちゃん気絶して、殴り合いの喧嘩までして、セットも半壊状態。もう無茶苦茶よ」

 

与一「終わりが見えませんね」

 

拓斗「仕方ない、俺達で締めるか」

 

与一「そうですね」

 

拓斗「えぇ〜まぁみんな見てくれてありがとう。なんか最後ゴチャゴチャになったけど、楽しんでくれたら幸いです」

 

与一「久しぶりで案外楽しかったです」

 

サンジェルマン「また会える日を楽しみにしてるわ♡」

 

 

 

 

 

 

 

「「「ありがとうございました!!」」」




如何でしたか。今宵の祭典、関ヶ原の戦いクイズは。

今日を記念して関ヶ原の戦いをちょっとでも知ってくれたでしょうか。

日本を分裂した関ヶ原の戦い。もし起きなかったら、ひょっとしたら私達の知ってる歴史とは違う展開になっていたかもしれません。

それではいつの日かまたお会いしましょう。歴史マスターのゾグでした。


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本編
1話


やっと本編に入れる。長く感じた。


ここは森の野原。そこに石扉がありそこから拓斗が飛び出した。

 

拓斗「うわ くそあの男から結局なにも聞き出せなかった。ここ何処だ。空は青い周りは緑に満ち溢れている。まさかアニメや漫画でお馴染の異世界に転移されるとは」

 

周りを見渡しても何もない。日本の都会のビルやタワーなんかが1つもない。本当に異世界に来てしまった。

 

拓斗「持ち物チェックするか」

 

数分後

 

持ち物:ナイフ・タバコ・スマホ

 

拓斗「・・・・・・・」

 

拓斗「3分の2が役立たない!まずナイフはいろいろ活用されるからいいけど、問題はあとのふたつだまずタバコは必要がない。タバコよりライターが欲しかったそもそもタバコ吸わないのに何で持ってんだよ」

 

そういえば前の依頼者が金が足りないからタバコで勘弁してくだせい〜と貰ったなことがあったこと忘れてた。今思い出したらあの時殴っとけば良かった。

 

拓斗「あとスマホは、ここ電波あるのか。見てみよう」

 

スマホを開いてみたら・・・・・・・・圏外だった。分かってたわ

 

拓斗「はぁ〜これからどうしよう。最悪野宿の可能性が大だな」

 

諦めかけたその時向こうから足音が聞こえてきた。よく見ると耳の長い(多分エルフ)生物と日本の鎧を着て血まみれになって引きずられる人物が森の方へ向かっていった。

 

拓斗「何だあいつら」

 

いやそもそも何故日本の鎧武者がここに、気になるな着いていってみよう。

 

しばらく着いていって会話を聞いたが、全く分からない言語だった。英語・ヨーロッパの言語・ロシア語など記憶を辿ったが、どの言語とも一致しない。そして夜になって辿り着いたのは廃城がポツンと立っていた場所だった。よしあいつらに詳しく聞くか言葉分からんけど。

 

??「@¥&%&-&&-&%¥¥¥%&%」

 

誰かいる言葉は分からんが咄嗟に身を隠した。あのエルフの2人と何か話している言葉分からんけど。そしてエルフたちは来た道を戻って行った。さて俺はどうしよう。

 

??「そこに隠れている者出てきてください」

 

バレた!しかも日本語俺以外に日本人がここに。このまま隠れてもしかたない大人しく出るか。  

 

??「何者ですか」

 

拓斗「あ〜俺はあのエルフたちに着いていってここに辿り着いた」

 

??「!!日ノ本語を貴方は日ノ本出身ですか」

 

日ノ本?何故日本の昔の呼び名を

 

拓斗「あぁあんたのいう日ノ本出身だ」

 

??「なるほど貴方も我々と同じですか」

 

我々??こいつ以外にもう1人いるのか

 

??「何事だ」

 

廃城の中からもう1人の男の声が

 

??「村人たちが行き倒れ者ともう1人、どちらも日ノ本出身の模様1人は重症の模様何処ぞの家臣かと」

 

??「デアルカ、薬が少ないが手当してやれ。もう1人の者も招き入れろ寝床は用意しよう。ククク面白き物よ」

 

とりあえず話の分かるやつで助かったとにかく寝床を確保出来たことは助かる。でもこの時俺は知らなかったこの3人が日本の歴史において超有名人で今後の騒動に巻き込まれるのは。

 




はぁ〜何とか本編に入ってよかった。次回から3人の正体も分かります。

??「「「早く(わたくしを)(俺を)(おいを)名を出せ作者!」」」

うわっ出てくるな引っ込めアホンダラ次からちゃんと名前付きにしてやるからとりあえず下がれ。

・・・えぇお見苦しい所をお見せしました。それではまた次回




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2話


さぁ第2話ようやく3人の名前が分かります。
いつもより長めです。張り切って行ってみよう!


 

美形の男に連れられて入って見ると中は散らかっていてどちらかと云えば汚い様子だった。ふと見ると焚き火に当たっている廃城の声の主がいた。

 

??「よくここまで参った散らかっているがゆるりと寛いでくれ」

 

拓斗「感謝する」  

 

男をよく見ると着物姿で右目に眼帯をつけていて髪の毛ボサボサの中年男性ようだ。ふと男の後ろ見ると織田家の家紋木瓜紋がボロボロだが飾ってあった。

 

拓斗「なぁ それは??「親父殿」

 

さっきまで寝ていた鎧男が起き上がった。

 

??「おぉ目覚めたかあまり動くでない先程まで包帯をしたばかりだ」

 

鎧男は刀を抜いた。

 

??「誰じゃ貴様」

 

??「誰?そちこそ誰ぞ」

 

鎧男は刀を着物男に向け、着物男は火縄銃を鎧男に向けた。

 

??「答えよ」

 

すると鎧男は上の例の家紋に目を向けた。

 

??「織田家家中の者か(もんか)」

 

??「家中?うつけめ俺が織田で織田こそ俺よ」

 

??「誰じゃ貴様(きさん)」

 

織田信長「俺は信長。織田前右府(さきのうふ)信長である」

 

織田信長!!なぜ信長がここに!!本能寺の変で死んだはず。

そもそも何故この世界に。

 

??「くぅ」刀を降る

 

信長「危ないのお〜」

 

??「信長?うつけは貴様(きさん)じゃ。信長公は本能寺で死んだじゃとなると貴様は信長を騙るあの世の鬼じゃ」

 

一食触発の空気すると両者の間に矢が放たれた。

 

??「!」信長「!」

 

??「おふた方それまでです」

 

美形の男がふたりの争いを止めた。こいつも只者じゃないな。

 

??「目が覚めましたか。重畳重畳」

 

美形の男が持っていた鳥を信長に差し出す。

 

??「羽をばむしり候へ(そうらへ)」  

 

信長「あ・・・あぁ」

 

美形の男から渡された鳥を羽をむしりだす信長。なんかシュールな光景だ。

 

??「御手透きか」

 

拓斗・??「「あ・・・あぁ」

 

??「むしり候へ」

 

俺たちは無言で鳥の羽をむしりだした。

 

拓斗・??「「何だこれ」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

むしった鳥を焚き火の周りに刺して焼き上がっていった。

 

信長「信長は死んだと申したが、やはり俺は死んだことになってるんだな」

 

??「おぉ死んだ。京本能寺にて明智勢に襲撃されてな。もう18年前の話よ」

 

信長「何〜待て待て18年前だと、ハゲが本能寺に攻めてきたのも、俺がこの世界に飛ばされてきたのもまだ半年と経っておらぬわ」

 

??「フン だから言うたんじゃ、あんたは地獄の鬼か亡者やとで無ければイカれよる」 

 

??「ふふふふふ はははははははははははは」

 

??「10年・15年と何やら大騒ぎなされておるのがもうおかしゅうておかしゅうて」

 

??「あんたは何者だ」

 

信長「ふっ 言うてやれ言うてやれ」

 

呆れながら信長が言う。あの美形の男は信長より古い日本人か

 

那須与一「私は与一、那須資隆与一で御座います」

 

那須与一!鎌倉時代の弓の名人じゃないか。

 

??「嘘つけ〜〜!源平合戦の頃じゃねぇかぁ。400年(しゃくねん)昔の話ぞそんな馬鹿な話があるものか」

 

与一「ん〜馬鹿だ馬鹿だと申されましても。私は私で御座います」

 

??「これは夢だ。間違いなく夢だ」

 

その気持ちはよ〜く分かるぞ鎧男よ。気が合うかも。

 

信長「で お前は誰ぞ」

 

島津豊久「島津 島津豊久。島津家久が子じゃ」

 

島津豊久!お前も有名人じゃねぇか〜〜〜!裏切り者〜!

 

信長「島津?だ〜れ。 どこどこどこどこどこ?おぉ! 九州の端っこのものすごいど田舎の」 

 

与一「へぇ〜」

 

豊久「殺す」

 

与一「島津殿なら私も知っておりまするぞ。私の御世にも居られましたぞ。確か九州の端っこの御方です。あぁ代々田舎の方の出身なんですね」

 

豊久「全員殺す!」

 

与一「激しく動かれますと死にますよ」

 

豊久さんに巻かれている包帯から血がたらり流れた。

 

信長「頑丈な奴よ。まぁ座れ」

 

豊久「あんたが信長だとして、本能寺で死んだじゃないのか」

 

信長「フン 俺があのハゲに殺られるかよ。何とか逃げようと蘭丸連れて寺内走り回っておった」

 

〜回想〜

 

信長「死んでたまるかクソボケ、こっちとら謀反慣れしとんじゃい」

 

拓斗(あれ〜イメージと全然違う)

 

信長「そしたらいつの間にか見知らぬ所にいてな周りは真っ白な廊下で扉のような物が沢山ありその真ん中居座っているあの男が」

 

〜回想終わり〜

 

与一「私もその男に会いました」

 

拓斗「俺も同じく」

 

豊久「おいもおおたぞ関ヶ原の戦いの退き口(のきぐち)のなかで」

 

信長「関ヶ原?美濃のか」

 

豊久「おぉ徳川勢と石田勢の大戦よ」

 

信長「ん〜〜待て?待て待て待て!石田って茶坊主の何で徳川がそんな所で戦を」

 

豊久「何でって関白殿亡き後、世は戦乱逆戻りよ」

 

信長「関白って何故関白なんぞが天下を差配する?」

 

豊久「関白殿が天下とったからや関白秀吉公が」

 

信長「待て〜!あぁん何んであのハゲネズミが天下獲ってだよ」 

 

豊久「何だ〜もぉ面倒くせいな明智滅ぼして、柴田滅ぼして天下獲ったんだよ秀吉が」

 

信長「か 勝家死んだのか!お市は」

 

豊久「知らん」

 

信長「丹羽は、一益は、利家は」

 

豊久「ぱっとしねぇよ織田家は今家康のお茶組よ天下布武なぞだ〜れも覚えちょらん」

 

信長「何〜〜〜〜!」

 

拓斗(もはやコントだな)

 

信長「信忠は、せがれはどうした」

 

豊久「死んだ。光秀に二条を攻められてお前さんが死んだと思って城を枕に最後まで戦って死んだ!!」

 

信長「ははははははバカ息子じゃ。バカたれがバカたれさっさと逃げれば良かろうに」

 

信長さんの顔は魔王信長ではなく1人の父親織田信長に見えた最愛の信忠が亡くなったのは心が痛いはず。

 

信長「フン 人間50年俺の50年は全部無駄か」

 

与一「すべては無常ですな〜私も信長殿から源家が滅び鎌倉の幕府が亡くなったことには驚きました」

 

豊久「あんたが信長言うたんでこの男が現れたとき話に聞く森蘭丸かと思おたわ」

 

信長「だったら良かったんだけどね」

 

与一「はぁ???」

 

拓斗(俺も一瞬そうかと)

 

信長「で最後のお前は誰ぞ?」

 

いよいよ俺か与一さんも豊久さんもこっちを見るとまぁ正直話そ。

 

拓斗「俺は拓斗。2018年からやって来た未来の日本人だ」





はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
何とか2話終わった終わり方は決めていたからここまで辿り着くまで長かった。やっと3人の名前を出せた良かった良かった。それでは次回また会いましょう。


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3話

3話行ってみよう!


拓斗「俺は拓斗。2018年からやって来た未来の日本人だ」

 

信長・与一・豊久「「「!!!」」」

 

信長「ほぉ〜〜未来からやって来た日ノ本出身か〜確かにその格好南蛮人の格好とはまた違うものだな」

 

与一「驚きましたね。人間は遥か未来まで栄えているのですね」

 

豊久「・・・」

 

思い思いの表情をしている。信長さんと与一さんは驚きと興味深い顔を、豊久さんは疑惑の目を向けている。

 

拓斗「疑っていまね豊久さん」

 

豊久「おぉお前さんが本当に未来から来たのか証拠はなかか」

 

証拠ねぇ〜じゃあれを出すか

 

拓斗「ふふふ俺が未来から来た証拠見せてやるよ」

 

俺はポケットからあるものを取り出した。

 

拓斗「それがこれだ!」スマホをかざす

 

信長・与一・豊久「「「!!!」」」

 

信長「何だその薄いはんぺんみたいな物は」

 

酷いな第一印象。

 

拓斗「これはスマホと言って、簡単に言えば相手と連絡を取り合うとても便利な者だ。あんた達の時代でいえば早馬・手紙などの連絡手段の未来版だ。これが有ればどんなに遠くにいる人とも連絡を取り合うことが出来る」

 

信長・与一「「な・何〜〜〜〜〜〜〜〜!!」」

 

豊久「??」

 

信長さんと与一さんは驚いているが、豊久さんは首を傾げている。分かりやすく言ったつもりなんだが。

 

信長「おい豊久何で首傾げてんだよこいつがどんな凄いものか分からないのか!」

 

豊久「??」

 

信長「いいか豊久このスマホ?と言うものがあれば遠くにいる人物と連絡が取れたりできる。俺らの時代の早馬や手紙を人を使って届けるなんかより遥かにスムーズに連絡を取り合うことが出来るのだ」

 

いや信長さんその説明さっき俺が言ったのを繰り返しているだけですよ。同じ説明を言った所で豊久さんが分かるわけ

 

豊久(ポンポンポンチーン)「な・何〜〜〜そいつは便利なもんじゃなかか〜!」

 

何でだ〜〜〜〜!!同じような説明だったぞヽ(`Д´#)ノ ムキー!!

 

拓斗「何で今の説明で分かるんですか。同じことを只々繰り返しただけだぞ」

 

豊久「いや結構分かりやすかったぞ」

 

拓斗「何処が?」

 

信長「おいそのスマホとやらを貸してくれ」

 

拓斗「まぁ壊さないで下さいよ」

 

信長「ん〜本当に薄いのぉはんぺんみたいだ」

 

拓斗「だから何で例えがはんぺん何ですか」

 

信長「どうやって使うのだ?」

 

拓斗「真ん中のへこみの所を押してください」

 

信長「これか カチ うわ明るくなった!何じゃこりゃ」

 

拓斗「初めて昔の人の反応見ることが出来て面白いですね」

 

そうだいい事思いついた。信長さんが持ってるスマホを返して貰ってライトのボタンを押した。

 

信長・与一・豊久「「「うわ眩しい!!!」」」

 

拓斗「どうですかこれで未来から来たこと分かって貰いました」

 

信長「分かったからその明かりを消してくれ」

 

ライトのボタンを消したら豊久さんが斬りかかってきた。

 

拓斗「危ないじゃないですか」

 

豊久「やかましいあんな眩しかもんを当てられたら驚くに決まっちょろうが〜」

 

信長「月やロウソクの比じゃねぇまるで太陽の明るさだ」

 

与一「それがあれば夜中も自由に行動出来ますね」

 

拓斗「残念ながら永遠に使える訳じゃない」

 

信長「まぁ何にせよお前が未来から来たのは分かった。で拓斗よお前の時代はどのような時代なのだ」

 

拓斗「2018年で元号は平成で30年年号は変わってない鎌倉や戦国とは違い国内で戦いは行ってないとても平和な国で人を殺すことは法律で禁じられている」

 

信長「ほぉ〜日ノ本は平和になったのか。だが拓斗よお前は1つ嘘をついている」 

 

拓斗「!」

 

信長「お前人を殺したことがあるな」

 

信長さん・与一さん・豊久さんの目付きが変わった

 

拓斗「何を言って」

 

信長「嘘をついても目を見れば分かる。お前のその目は殺めたことがある目をしておる」

 

嘘をついてもバレるな隠し事は無理だな。

 

拓斗「・・・フッ バレますか。確かに俺は殺しを仕事しています。いつ分かりました」

 

信長「俺はさっきも言ったが目付きだ」

 

与一「獣の様な威圧感を感じました」

 

豊久「只者じゃない振る舞いをしとった」

 

拓斗「流石本物にはバレますか。隠してたお詫びに貴方達がいなくなったその後の日本がどうなったか教えましょう」

 

 

 




3話完成しました。
次は3人の偉人たちに今後の日本の歴史を教えます。


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4話

4話完成しました〜
この話は歴史好き・歴史をこれから学びたい人に読んでもらいたいです。


信長「俺たちがいなくなった後の日ノ本か〜確かに気になるな〜。ん?いや待て何故お前が俺たちのことを知っている」

 

拓斗「何故って貴方達3人は俺の時代では後世まで語り継がれている有名人ですよ」

 

信長・与一・豊久「「「!!!」」」

 

拓斗「与一さん貴方は弓の名人で屋島の戦いにて平氏方の軍船に掲げられた扇の的を打ち落としましたよね」

 

与一「え、えぇありました」

 

拓斗「信長さん貴方は尾張のうつけと呼ばれながらも尾張を統一し桶狭間にて今川義元を討ち取り斎藤氏を滅ぼして足利義昭を京に奉じて上洛した、しかし義昭に裏切られ浅井・朝倉・三好・本願寺・武田等による包囲網を打破し上杉・毛利・北条・長宗我部をあと一歩で倒す直前に本能寺にて光秀に裏切られて自害したことになってます」

 

信長「俺のこと詳しすぎじゃねぇか〜!当たっているけどお前怖いわ」

 

拓斗「豊久さん貴方は島津四兄弟の四男島津家久の子で初陣の沖田畷で敵将1人の首を取り関ヶ原では西軍として戦い島津義弘を逃がすため自ら殿(しんがり)をつとめ東軍を抑えたが最後は死んだことを」

 

豊久「!おいは死んだことになったのか」

 

拓斗「えぇそうなっています」

 

信長「俺も後世では自害になっているのか。俺たちことを何でも分かるのか」

 

拓斗「えぇ分かりますよ。信長さんの家臣の皆様のことも」

 

信長「!俺の家臣達まで分かるのか」

 

拓斗「はいまず柴田勝家は信長さんが死んだあと秀吉と対立し最後は北ノ庄城にてお市の方と自害しました」

 

信長「市め・・・ん?ん〜!待て待て待て何故市が勝家とともに自害を」

 

拓斗「信長さんが死んだあとふたりは結婚しました」

 

信長「はぁーーーーーーーーーーーーーー!!か勝家と市が結婚だと〜あの髭モジャ野郎とだと」

 

拓斗「当時としては珍しいですね〜」

 

信長「呑気なことを!実の妹が年上の勝家と結婚したんだぞもし勝家と会ったらお兄様と呼ばれるんだぞ〜!気持ち悪いだろ〜!」

 

拓斗「あと丹羽長秀は秀吉について、滝川一益は柴田側について秀吉と戦ったが負けて隠居して、前田利家は秀吉について五大老の1人として豊臣秀吉を支えて、池田恒興は秀吉についたけど家康との戦いで討死して、織田信孝は柴田と共に秀吉と対抗したが岐阜城で自害して、信雄は家康と共に秀吉に対抗して勝ったんですか、勝手に和睦してその後領地没収され流罪になりました」

 

信長「俺がいなくなった後織田家大変になってんじゃねぇかぁ〜。息子達が悲惨な目になっている」

 

拓斗「まぁ信長さんの話は終わりにして」

 

信長「終わらせるな!まだ聞きたいことがいっぱいあるぞ」

 

拓斗「次は豊久さんが死んだあとの話をしよう」

 

豊久「!伯父上は・・・伯父上はどうなった薩摩に無事帰ったのか」

 

拓斗「島津義弘は関ヶ原から無事薩摩に辿り着きましたが、1500人いた兵力が薩摩に戻れたのは約80人程しかいませんでした」

 

豊久「!!そうか・・・伯父上は無事なのか」

 

拓斗「関ヶ原の結果は西軍は敗け石田三成・小西行長・安国寺恵瓊は処刑され西軍に付いた大名は領土を減領・没収されました」

 

豊久「島津は・・・島津はどうなった」

 

拓斗「家康は島津に対して九州の大名に大軍を率いて島津を武力で制圧する考えでしたが、家康は島津攻めを中止しその後は双方交渉して家康が折れて本領安堵されました」

 

豊久「島津は生き残ったのか!」

 

拓斗「島津が本領安堵されたのは井伊直政の功績が大きいですね」

 

豊久「井伊直政が!!」

 

〜回想〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関ヶ原の退き口(のきぐち)にて

 

井伊直政「死兵め井伊兵部直政ここに見参貴様らは負けたのだ」

 

豊久「何を言うかボケナス負けたのはおいじゃねぇ貴様(きさん)よ」

 

豊久と直政は激しい打ち合いを繰り広げたが、井伊兵が駆けつけ豊久を直政の所まで阻止する。豊久は飛び上がり井伊兵にめがけていくが井伊兵の無数の槍に豊久は刺され辺りを血の海に染まった

 

直政「阿呆が」

 

豊久は不敵に笑い隠してた鉄砲を直政に向ける。

 

豊久「阿呆はうぬじゃ井伊侍従直政」

 

直政「!」

 

豊久は直政に向かって鉄砲を放ち直政の肩に命中した。

直政は馬上から崩れて落馬した。

 

井伊兵「直政様!」

 

豊久は腹に刺さった槍を引き抜き立ち上がる。

 

井伊兵「退け〜退くのだ〜」

 

井伊兵は直政を連れて逃げ出した。

 

豊久「待て直政。ふざけんなよてめぇ首を置いてけ、首を置いてけ直政ーーーーーーーーーー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜回想終了〜

 

豊久「直政が島津を助けたのか」

 

拓斗「えぇその後直政は関ヶ原の2年後に亡くなりました。島津兵に肩を撃たれたのが原因だと言われています(諸説有り)」

 

豊久「そうか敵であるわしらを助けるとは」

 

拓斗「家康は江戸に幕府を開き天下を統一した。豊臣家を残して」

 

豊久「豊臣はどうなったんだ」

 

拓斗「関ヶ原から14年後に家康は豊臣討伐を決意し20万の大軍を率いて大坂城を包囲したが、一旦和睦が成立。しかし翌年家康は再び大軍を率いて豊臣家を総攻撃し大坂城は落城し炎に包まれた。豊臣秀頼は淀殿とともに自害し豊臣家は滅亡した」

 

豊久「豊臣は滅んだのか・・・」

 

信長「猿が一代で築いた物がすべて失ってしまったか」

 

拓斗「信長さん貴方も他人事ではありませんよ」

 

信長「??何故だ」

 

拓斗「先程淀殿の名を出しましたが、その方は秀吉の側室で貴方の妹さんお市の長女茶々さんですよ」

 

信長「はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!茶々だとあのハゲ猿〜妹の娘まで手を出しやがって今度会ったら容赦しねぇぞ」

 

拓斗「こうして徳川は完全に全国統一を果たし家康は1年後に亡くなりました。江戸幕府は約260年続きましたが、最後は幕府を潰し新しい政権を作りたい新政府軍によって江戸幕府は終わりました。その新政府軍の中心は長州藩士と・・・」

 

俺は豊久さんを見つめる

 

豊久「?」

 

拓斗「薩摩藩士です」

 

豊久「!!薩摩の者が徳川を倒したのか」

 

拓斗「はい関ヶ原から約260年薩摩の恨みは果たしたのです」

 

豊久「そうか・・・」

 

拓斗「あまり嬉しそうじゃないですね」

 

豊久「複雑だな薩摩の者が徳川を倒したのは喜ばしいが、おいたちの手で家康を倒したら200年の恨みを持つこともなかったろうに」

 

拓斗「でも歴史は覆れません。それが結果です」

 

豊久「・・・そうか」

 

拓斗「新政府は元号を明治と改め外国に負けないよう外国の技術を日本に取り入れました。そこから日本は海外にも負けない強い日本になり外国とも戦争し、2度にわたる世界大戦にも日本は参戦して、2度目の戦争は日本は負けました。そこから日本は戦争を一切していない平和な国になりました。

以上が貴方達がいなくなった後の日本の歴史になります」

 

信長「フフフ中々面白い話であった。俺としてはまだ聞きたいことが山程あるが」

 

拓斗「そろそろ終わりにしましょう。何故なら」 

 

俺はある所に指を指して信長さんと豊久さんもある所を見た

 

拓斗「何故なら・・・与一さんが泣いて体育座りをして角っ子にいるからです」

 

与一「(ノД`)シクシク」

 

信長「与一!何を泣いとる」

 

与一「だって私には全く関係ない話じゃないですか。3人で仲良く話しして、私には分からない話じゃないですか」。・゚・(ノД`)・゚・。

 

信長「おい与一には何かないのか」

 

拓斗「源家か滅びたことも鎌倉幕府が潰されたのも信長さんが話したじゃないですか。与一さんに関係する話がないです」

 

与一「。・゚・(ノД`)・゚・。」

 

拓斗「すいません与一さん。未来の日本代表として謝りますすいませんでした」

 

その後与一さんを俺は必死に宥めた

そして皆眠りについた。

 

 

 




私の知識と皆さんの知識が違う所があるかもしれません。
ここは違うという所は指摘してください。何とか直します。
それではまた次回


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5話

  
5話完成いぇ〜〜〜〜〜〜〜〜い!!
今回は5000超えです。それではどうぞ!!


4人が話しこんでる廃城の外に隠れてるようで隠れてない覗き女がいた

 

??「な〜に話しているんだろ〜」

 

彼女が持っている水晶から声がした。

 

??『セム聞こえるかセム』

 

セム「は はいこちらセムです大師匠」

 

大師匠『彼らの様子はどうだ』

 

セム「特に不審な動きはないです」

 

大師匠『そうか・・・くれぐれも監視を怠るな。引き続き頼む』

 

セム「はい了解しました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃城では信長・豊久・拓斗がボロ布を引いて寝ていた。

 

拓斗(今日1日大変な日だったな。まさか織田信長・島津豊久・那須与一に遭うなんて一生ないだろうな。これからどうすればいいんだ。何とかしねぇよとな〜・・・ん?何だこの臭いは煙臭いな。ん・・・煙!まさか火事!!)

 

そして俺は起き上がった。

隣で寝ていた2人も俺が起き上がるのと同時に起き上がった。さすが武人こういうのは敏感だな。

 

与一「気が付かれたか」

 

与一さんはとっくに起きて外を見ていた。

 

豊久「何だ〜この臭いは」

 

信長「合戦の臭いか」

 

外を見ると煙が上がり火の手がちらほら見えた。

 

信長「火だ。エルフの村か。野盗か野伏か襲われておるな」

 

豊久「エルフとは何だ?」

 

信長「あの辺りに住んでいる奇妙な連中じゃ。ほらあれだお前をここまで連れてきた耳長の・・・」

 

信長さんが喋っている途中で豊久さんは駆け出した。

 

信長「おい!行く気か」

 

豊久「ここがどこでどうなっとるか何も知らん。これが夢か現実(うつつ)か何も分からん。だったら俺は突っ走ることしか知らん」

 

拓斗「行ってしまった」

 

信長「うつけはあやつだ先程まで死にかけてたのに、あやつは鉄砲玉か何かか」

 

拓斗「で?どうしますほっときます」

 

俺が言うと与一さんと信長さんは不敵に笑う。

 

セム(どうするんだろ〜)

 

信長「よーし行くか!!」

 

セム(どうなっちゃうんだろう!!)

 

俺たちは豊久さんを追いかけた。しばらくして追いついた。

 

豊久「遅いぞ遅すぎるぞ織田信長。どうしたどうした第六天魔王」

 

信長「う、うるせぇこっちとら五十路超えてんだ」

 

与一「豊久殿、拓斗殿お幾つ?」

 

豊久「30」 拓斗「20」

 

与一さんはスピードを上げガッツポーズを掲げドヤ顔を決めた(ちなみに与一さんは19歳、信長さんは50歳)

 

与一「ニヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」

 

豊久「何だぁそん勝ち誇った面!!」

 

拓斗「腹立つ」(# ゚Д゚)

 

信長「源平の軍紀と全然違うのなこいつ」

 

俺たちはスピードを上げるが、信長さんは少し遅れているが、しっかり付いてきている。50なのに現代人とは体力が違うな。しばらく走ると前方からエルフの子供が体から血が流れながら来ていた。エルフの背後から馬に乗った兵士が追ってきていた。殺らせるかよと背後から信長さんが飛び火縄銃を構え引き金を引いた。

 

信長「」ドォン

 

信長さんが放った鉄砲玉は兵士の頭部に命中した。

 

豊久「よぉ小僧共」

 

豊久さんはエルフの間を抜け兵士を真っ二つにし、次々と斬り倒す。最後に残った兵士は豊久さんの刀を防いだ。

 

豊久「首置いてけ!首置いてけ!!なぁ」

 

兵士は何か言ってるがやっぱ分からん。

 

豊久「わがんねぇよぅ何言ってのかさっぱりわがらねぇ日ノ本言葉喋れよぅ日ノ本言葉喋れねぇんなら死ねよ」

 

そう言って兵士の刀を折り、兵士の首を斬ったが、豊久さんの後ろに兵士が刀を振り下ろそうとしたのだ。

 

拓斗(まずい)

 

俺は咄嗟にポケットからナイフを取り出し、野球の投手フォームのような構えでナイフを兵士に投げ、兵士の頭部に命中した。

 

豊久「助かったぞ拓斗」

 

拓斗「貴方に死なれちゃ困るんですよ」

 

俺は兵士に刺さっているナイフを抜き血を払いポケットに戻した。

豊久さんはエルフの子供に話しかける。

 

豊久「お前らが俺を助けてくれただろ。今度は俺の番じゃな」

 

エルフ「??」

 

信長「そやつらは良いのかの〜」

 

豊久「??」

 

信長「そやつら日ノ本語なんか喋れんぞう。死ねじゃないのかにゃ〜」

 

豊久さんは冷や汗を流す。

 

豊久「タスケテータスケテーほら繰り返せ。タスケテータスケテー」

 

エルフ「タスケテタスケテタスケテー」

 

豊久「よかよか一件落着」

 

与一「物凄いごり押しですね」

 

拓斗「まるで恐喝だな」

 

信長「一向宗並みのすごい言いくるめを見た」

 

信長(ここの領主の兵だな。正規兵か・・・装備が整ってる。ククク奪ってくれと言ってるもんじゃねぇか〜)

 

信長「よ〜し国を取るか。・・・ん、拓斗何をやっとる」 

 

拓斗「兵士の剣を俺の武器にする。ナイフでは近接戦闘では不利だ」

 

俺は亡骸の兵士から刀と鞘を奪った

 

拓斗達の背後にセムがいた。

 

大師匠「取る!いま取ると言ったか!!」

 

セム「は、はい大師匠確かに聞こえました」 

 

大師匠「彼らの生来の病的がそれだ彼らの持っている最大の能力。否!それしか持ってないんだ。彼らは国盗りを始める気だ!」

 

 

 

 

 

 

俺たちはエルフの村に向かった。

 

豊久「ここか」

 

拓斗「だいぶ破壊されたな」

 

豊久さんが村に突入した。

 

拓斗「ちょ、豊久さん」

 

信長「拓斗豊久を頼む」

 

拓斗「信長さんは?」

 

信長「フフ色々とな」 

 

信長さんもどっかにいった何か考えでもあるのか。

俺は豊久さんを追いかけたらとっくに始めていた。豊久さんは兵士の首を飛ばす

 

豊久「ひと〜つ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃信長は麦畑に火を拡大する様を高い丘から見物していた。

 

与一「麦畑に火を?」

 

信長「おぉ尊厳がなくとも飯を喰えば人は生きられる。飯がなくとも尊厳があれば人は耐えられる。だが両方なくしてしまえば、人はどうでも良くなる、何にでも頼る。散々俺が一向一揆にやられた手じゃ物。国を掻払うのが1番の方法よ」

 

与一「フッ 怖いお人だ」

 

信長「やっぱ火はええのぉ伊勢長島を思い出すわい」

 

信長「フフフハハハハハハハハハハハハハハハハ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方俺たちはエルフを守るために?兵士と戦っていた。豊久さんは次々と兵士を斬り伏せる。俺必要かな?

 

豊久「大将首だ、なあ大将首だろ、首置いてけ、大将首だろ首置いてけ」

 

隊長「&¥#¥%&¥%¥&%¥¥ドリフ」

 

やっぱ何言ってんのか分かんねぇ。でもこの世界に来た時から分かる言葉がある。それはドリフとかドリフターズと言っているかは分かる。俺たちコント集団じゃねぇよ。俺の頭の中であの5人組が踊っている。

 

豊久「ようも、ようもやってくれたのう。貴様の首は要らん命だけ置いてけ!」

 

豊久さんがブチ切れてた。エルフの死体を見て感情が高まったようだ。兵士の隊長らしき男が剣を抜き構える。豊久さんは刀を投げたが、隊長は剣を払うが、目の前に豊久さんがいて、隊長の首を締める。

 

豊久「どっこいしょ」

 

そのまま隊長を押し倒し、首を強く締め付ける。

 

豊久「はん他愛なか」

 

豊久さんは鞘を取り出し隊長の頭部に叩きつけた。

 

拓斗「うわ〜痛そう。頭蓋骨にヒビは入ったな。さて俺も仕事するか」

 

いつの間にか俺の周りには10人程囲っていた。刀を構えながら。

 

拓斗「俺を殺すのに10人掛かりか。だがいいのかたった10人で」

 

さてこいつ等をどうしようか。言葉は通じないが、これをやれば嫌でも向かってくるだろ。俺は兵士達に人差し指をクイクイした。案の定兵士は挑発に乗り向かってくる。鞘から刀を抜いたら兵士が驚く。自分達の武器だからな。案の定何か言ってるが分からん

 

拓斗「来なよお前らの仲間は殺した」

 

俺は兵士に急接近し刀を振り真っ二つにした。何人か来るが俺は余裕で躱し続ける。さらに1人また1人と斬り伏せる。面倒くさいなあと7人に関しては、俺は人間には見えないスピードで7人の首と胴体に分けた。

 

拓斗「はいおしまい。お疲れ様でした」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方信長は村の家の屋根にいて様子を見ていた。

 

信長「刀の鞘で組手甲冑術。ヒヒッえげつねえ」

 

与一「うわ〜おっかな〜い」

 

信長「済んだのか」

 

与一「えぇ逃げた兵士はもういませんよ」

 

信長「あやつも怖いが、お前も怖いわい。そしてあやつも人間業じゃねぇ。一瞬にして10人の兵士を斬り伏せた。敵にまわしたくねぇなあ」

 

信長「さあーて、あいつどうする気かな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まーだ豊久さんは隊長の頭部に鞘を叩きつけている。もうボロボロだな。

 

豊久「( ´ー`)フゥー...」

 

豊久さんは投げた刀を取りに向かい、その刀をエルフに差し出した。

 

豊久「殺れ!!」

 

エルフ「!!」

 

豊久「殺るんだ」

 

エルフは拒否したが、豊久さんはそれを許さない。

 

豊久「駄目だ殺るのだ。殺らねばならぬのだ。ここが何処でお前らが誰であろうと仇はお前らが討たねばならぬ。この子が応報せよと言っている」

 

エルフ達は驚愕する。

 

信長「言っとる言葉は分からんが、何を言っているかは分かっている。ヒヒッあやつめ」

 

豊久さんの言葉に驚くが、エルフ達は武器を手に取り隊長を囲っていく。隊長が恐らく命乞いをしてるがエルフ達は隊長を串刺しにして殺した。

エルフ達は力が抜けるように地面に付いた。

 

豊久「良か良か。良か〜」

 

信長「よーーーーーーーお!!」

 

信長さんと与一さんが急に現れた。

 

豊久「!! あんたら何やっとたんだ。こちとら病み上がりやぞ」

 

信長「まぁ色々とにゃ〜」

 

与一「色々とー」

 

信長「まぁまぁまぁここに座るが良い。俺が座ろうと思ったがお前座らせてやろうぞ」ギラリ、ドヤ

 

豊久「・・・・」

 

セム(大師匠様大変な事になりました。連中相当なことを)

 

豊久さんが座って、後ろ左から与一さん、俺、信長さんの並びになる。後で写真撮ろ。

 

 

セム「大師匠大変です。連中が勝手なことを」

 

大師匠「セム気持ちは分かるが後にしてくれ。奴らが動き出した」

 

後に迫る大災厄が迫っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方拓斗達を異世界に送った男が新聞を読んでいた。記事には豊久達がエルフの村を解放したことが書いてあった。

 

男「・・・フッ」

 

その直後真っ白い廊下が黒く染め上げた。通路からゴスロリ衣装に纏った女が出てきた。

 

女「まだそんな無駄なことをしてるの紫。貴方が幾らドリフを送ってきた所で、私の廃棄物(エンズ)達には勝てないのよ」

 

紫「失せよEASY間違いは正さなくてはならない。失せよEASYお前の好きにはさせない。哀れな女」

 

EASY「いいわやってみなさい。ただし」指パッチン

 

新聞の記事が変わった【黒王南征開始さる】と

 

紫「!!」

 

EASY「貴方の漂流物達なんかで、私の廃棄物達が倒せるわけない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺たちはエルフ村の騒ぎを終えて廃城に戻った。

 

与一「終わりましたね」

  

信長「まぁ色々あったが中々の余興であった」

 

拓斗「そうですが、あと1つ問題が」

 

信長「あぁあれか」

 

与一「そうですね」

 

豊久「前から鬱陶しいからのう」

 

拓斗「ではどうします」

 

信長「俺にいい考えがある。ちこう寄れ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セムは廃城にて豊久達を監視していた。

 

セム「大師匠様と連絡取れなくなっちゃうしどうしよう。まさか北壁が落ちたなんて無いよね。コッチはあのバカ4人組メチャクチャやるし、もうどうしよう・・・ん?」

 

木の上から信長と与一が飛び降りた。

 

信長・与一「「わぁーーーーーーーー」」

 

セム「ぎゃーーーーーーーーーーーー!!」

 

セムは驚き体が震えていたその後ろに拓斗と豊久が控えていた。

 

豊久「何か見られとると思ったら何だお前」

 

拓斗「怪しいな〜どうしようかな〜」

 

セム「ヒィ ぎゃー殺される妖怪首置いてけと瞬殺化け物だ」

 

豊久「誰が妖怪か!」

   

拓斗「瞬殺化け物って俺か!」

 

豊久「フン」 

 

セム「はぅ〜」

 

豊久は手刀でセムの頭を叩き、セムは倒れる。

 

与一「密偵でしょうかね」

 

信長「にしては間抜けだにゃ〜。ていうかあれだおい豊久」

 

豊久「おぅ」

 

信長「そいつ日ノ本言葉を喋っとる」

 

豊久「!!」

 

与一「ほんとだ」

 

豊久はセムに詰め寄る

 

豊久「おいお前吐け全部吐け」

 

セム「いや助けて首取らないで」

 

豊久「吐かぬ場合はあいつに任すぞ」

 

信長「オッスおら第六天魔王。趣味は焼き討ちとか皆殺し、殺した相手の髑髏の盃でカンパ〜イ」

 

セム「いや〜〜〜〜〜」

 

いや信長さんオッスおら第六天魔王って何処で覚えたんすか。

 

オルミーヌ「わ、私は十月機関の魔術師でオルミーヌと申します。お師匠様の命令で貴方達ドリフターズの監視をしていただけです助けてください」

 

豊久「んーーー?さっぱり分かんねぇ」

 

信長「分かんねつってんぞあのバカ。バカでも分かるように話せ」

 

オルミーヌ「そんな無茶な」

 

豊久「誰がバカだコラ。首取られてぇか」

 

信長「聞こえてたか。やっぱ妖怪首置いてけ〜じゃねぇか」

 

オルミーヌ「あのえっとその、貴方方の様に向こうの世界からやってきた人々をこの世界では漂流者と呼ばれています。その人達を監視して集めることそれが十月機関の仕事なのです。そして貴方達は廃棄物と呼ばれる人々と戦うためにやってきたのです」

 

なるほど俺たちがここに連れて来られたのはそういう為か。アニメや漫画で有りがちだな。ようやく疑問が解けたが、普通なら『喜んで僕が退治します』とか主人公が言うけどこの3人の反応は。

 

豊久「知るか!!」

 

信長「何それ勝手に決めんな!!」

 

与一「やだ!!」

 

オルミーヌ「・・・えーーーーーーーーーーー!!」

 

当然の反応だな。取り敢えずこいつを縛るか

俺はこの巨乳女を目にも止まらぬ早業で縛り捕獲する。

 

オルミーヌ「いつの間に!!」

 

拓斗「いっちょ上がり」

 

信長・与一「おぉーーーーーー」パチパチパチ

 

拓斗「取り敢えず話は中でじっくり聞こうじゃねぇか。抵抗したらどうなるかにゃ〜〜」

 

オルミーヌ「イヤ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




5300文字!!最長じゃねぇか〜!
拓斗強いですね。あの兵士10人囲まれたのは戦国武将佐竹義重の逸話をもとに作りました。
北条との戦いで義重は先陣に立ち突入して北条方7人を斬り伏せたようです。 

拓斗の新しいあだ名瞬殺化け物ですね〜皆さんも気軽に呼んでください。

拓斗「おいちょっとこっちこい」

え、ちょっと待って痛い痛い腕千切れるから。ちょっと待ってそんなナイフ10本こっち向けんな。流石の俺も指で挟めない。

拓斗「問答無用死ねーーーー」ヒュン

いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

拓斗「作者はぶっ潰したが、まだまだ作品はまだ続くからな今後ともよろしくにゃ〜」



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6話

6話完成で〜す。
なんと6000字です。
それではどうぞ。


EASY「フフフ 何がドリフよ、あんな者達をいくら送りこもうとが、私のエンズたちには遠く及ばないわ。戦いに勝つのは私なの。無駄な足掻きはしないで素直に敗北を認めたらどうなの紫!」

 

EASYは振り向いたらそこには紫の姿はなく、『終了しました』と看板があっただけ。

 

EASY「・・・くぅーー紫ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」(# ゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルミーヌ「貴方方の様に何処かの世界から飛ばされた者達を我々は漂流者ドリフターズと呼んでいます。そして同様に飛ばされた者ひとならざる悪しきものは廃棄物・廃棄者・エンズと呼んでいます。私達十月機関はそれを見極め監視し、エンズに対抗するためにドリフターズを集結させることを目的としています。・・・あの解いてくれません?」

 

豊久「駄目だ!お前が何言っちょんのかさっぱり分からん」

 

信長「フフフ、フハハハハハハハ十月機関のオルミーヌとやらとんだ見立て違いだな。この天下の第六天魔王様様様に向かって良きとか悪しきとか最初に言い出したのは誰なの〜。我こそ絶対悪よ〜」ゴゴゴ

 

信長さんは箱に靴を乗せて中二病ようにカッコつけている。

 

豊久「ま〜たそれやっとんたんかアンタ恥ずかしゅうないんか」

 

信長「全然」

 

豊久「そうか強いんだの〜流石元傾奇者だの〜」

 

与一「で私達はどちらに」

 

オルミーヌ「いや多分廃棄物じゃないと思います」

 

与一「何で?」

 

オルミーヌ「エンズとしてこちらに来る人はもはや人とは言えない。そういう冗談は決して通じない。ただひたすらにこの世を憎んでいる・憎んでいる・憎みきっている。彼等が貴方方の世界でどのようなことがあったか分かりません。しかし彼等はきっと何もかもが憎いのでしょう。すべてを滅ぼさなければ気が済まないほどに。エンズがこちらに来てやることは1つ、破壊と虐殺のみです。彼等は北方に集結して化け物達を手懐け進軍を開始してしまいました。このままでは彼等にこの世界を壊されてしまう。ですから貴方達ドリフの力を貸してほしいのです!」

 

信長「お前らの持つ兵は?」

 

オルミーヌ「え?」

 

信長「化け物だろうが何だろうが知らんが敵はどうも軍勢なんだろう。となるとお前ら十月機関はどれ程の兵力を持っておるんじゃい」

 

オルミーヌ「そ、それはその・・・私達は導師の結社です。ドリフを集めることが目的で」

 

信長「ないのか?」

 

オルミーヌ「各国の王や領主に呼びかけてもらって軍を出してもらって、それをドリフが指揮・指導するという」

 

拓斗(浅はかな考え方だな)

 

信長「バーカ、バーカ、バーカ!」

 

オルミーヌ「!!」

 

信長「世界は違えど国なんちゅう物は皆同じだな。領主がいて兵権を持ち、それ故領主足りうるというもの。支配者が余所から来たわけ分からん奴にほいほい指揮権を渡すかバーカ。その廃棄物だかなんだか知らん奴らがどんなに強大だろうが領主は軍権を絶対に手放さねぇよ。その世界滅ぼし軍に最後の城を攻められて、最後の尻に火をついて、腹切る直前までそんな物だバーカ。それが君主というものよ春秋戦国の墨家道は何故滅んだのか。机上で幾ら考えた所でこれは変わらん」    

 

豊久(こやつが、これが織田信長か。うつけか天魔か分かっものではないな)

 

オルミーヌ「で、ではどうすればドリフがいないと彼等に勝ち目がありません。どうすればいいと言うんですか」

 

信長「んなもんは簡単なことだ。ドリフターズが国を獲れば良いのだ」  

 

オルミーヌ「!!」

 

信長「俺たちはこの豊久を頭目に国獲りを始める。それに貴様らが手を貸せ」

 

オルミーヌは信長さんの言葉を聞いて腰が引ける。

 

信長「お前達の世界の平和と幸せをためこの国を滅ぼす企てに加担しろ」

 

オルミーヌ「な、な、な・・・・!」

 

豊久「ちぃと待ておいが頭か聞いちゃおらん」

 

与一「えぇだってこの間真ん中に座ったじゃない」

 

 

 

 

〜回想〜

 

信長「俺が座ろうと思ったが、お前座らせてやろうぞ」

 

〜回想終了〜

 

 

 

 

 

 

 

豊久「くぅ・・・そんな意味は知らん!」

 

与一「あぁやっぱり」

 

信長「お前はホント残念な子じゃの〜」

 

3人は言い争いを起こした。

 

オルミーヌ(大師匠様大変な事になりました。連中完全に常軌を逸しています。・・・しかし、その考えに惹かれます)

 

オルミーヌ顔には笑みが溢れ、信長の考えに否定的ではなく敢えて案に乗ることにした。

 

拓斗「へぇ〜笑った顔結構可愛いじゃん」

 

オルミーヌ「へ?・・・な、ななな何を言うんですか貴方は///この変態、バカ、瞬殺魔///」

 

拓斗「ハハハハすごい罵倒ラッシュだな。あと新しいあだ名つけるのやめて」

 

オルミーヌ「ていうかこの縄ほどいてください!」

 

拓斗「さぁ〜てどうしようかな〜さっきのあだ名は傷ついたな〜」

 

オルミーヌ「分かりました!謝りますから!すいませんでした!」 

 

拓斗「ど〜しようかな〜」

 

信長「おいあまりいちゃいちゃするな」

 

オルミーヌ「いちゃいちゃなんかしてません!」

 

拓斗「俺としてはしていいけど」

 

オルミーヌ「ブチ 絶対してませんから〜〜〜〜///」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エルフ村ではドリフターズがオルテ兵を皆殺しの後、村人全員で協議していた。中にはオルテに反旗を翻すべき意見もあったが、協議は停滞していたが、

 

与一「ディディー」(アルヨー)

 

エルフ達「!!」

 

与一「ディディーコーティコディディー」(アルヨアルヨカチメアルアルヨ)  

 

与一「ディズベラマタコスディズテコステコ」(オマエタチイッキオコスコレホントステッキー)

 

与一「サンドーノブノブ・ヨイッチー・トヨトヨ・タクタクオルデハオルデハ」(コチラノブノブ・ヨイッチー・トヨトヨ・タクタクミナツヨイヨアルヨ)

 

豊久「おい何だぁあれ?」

 

信長「駄目だ何言ってるか分かってねぇ」

 

拓斗「いやあれで分かるんなら逆にすごいわ」 

 

与一さんはエルフに共闘を持ちかけるが、言葉が分からない為理解出来てない

 

豊久「!おいちょっとお前!」

 

オルミーヌ「うぉ〜来た〜」

 

豊久「お前何で俺らと話せる」

 

オルミーヌ「あのですね私達は魔導師結社でして、ずっと貴方方のことを研究をやってるでして、大師匠がお作りになったこういう便利な符術の札がこれを貼ればたちどころに言葉が喋れるというすごいでしょううちの大師匠」

 

オルミーヌが自慢げに解説してると、与一さんがショックで倒れ込んだ。

 

与一「そんな便利な物があるなんて・・・」(泣)

 

信長「おいてめぇ〜!与一があいつ等の言葉を覚えるのにどんだけ苦労したと思ってんだ!」

 

オルミーヌ「知りませんよそんなの!」

 

信長「謝れよ!与一に謝れよ!」

 

オルミーヌ「何でですか!?」

 

信長「いいから謝れよ可愛そうだろ」 

 

オルミーヌ「そんな」

 

拓斗「泣〜かした泣かした」

 

オルミーヌ「やめてください!分かりました。すいませんすいません!」

 

信長「早くその札寄こせ」

 

オルミーヌ「えぇとちょっと待ってくださいよ。えっと極東日本国侍ぽい人えぇとこれかな?」

 

オルミーヌ「はぁーー!」

 

与一「がぁーー!」

 

オルミーヌは与一さんに札を顔面に貼り付けた。

次の瞬間与一さんの顔が機械みたいにエルフ達に向けた。

 

与一「マティーコムラス」(こんにちは)

 

エルフ達「!!」

 

与一「マティーコムラス、マティーコムラス、マティーコムラス」(こんにちは、こんにちは、こんにちは)

 

与一さんが変な呪文を唱えてキョンシーみたい動きでエルフ達に向かっていった。案の定エルフ達は逃げてるけど。

 

豊久「おめぇ何か変な化け物みたいだのぉ!貼るとこ考えろ馬鹿!」

 

オルミーヌ「分かりました。すみません、すみません」

 

信長(京の陰陽道書の札に似てるな。十月機関大師匠とやら何奴だ。ん、拓斗の奴も札を見とるな)

 

拓斗(陰陽師が使っている札に似てるな。京都そして陰陽師で有名人はおそらく・・・)

 

信長(心当たりがあるようだな。だがその前に)

 

信長「おいオッパイメガネ」

 

オルミーヌ「オルミーヌです。『お』しか合ってない」

 

信長「この耳長の状況を教えろ」

 

オルミーヌ「え、今ですか!」

 

信長「だいたい想像はつく。簡潔にな」

 

オルミーヌ「はぁ・・・彼等はエルフ族と言われる人々です。数十年前に人間族に国に攻められ負け、以来農奴に落とされて生きています」

 

信長「よしエルフとはどんな奴らだ?」

 

オルミーヌ「えぇと長命です。あと本来は自尊心がとても高い人々だと聞きます」

 

信長「ウヒヒヒヒヒ、それだけ分かれば充分だ。アハハハオホホホホホホホホ」

 

信長「豊久言えよ」

 

豊久「おぉ?」

 

信長「横で俺が言うとうりに言えよ。こういう時はお前が言わねば駄目だ。」

 

オルミーヌ「??」

 

信長「豊こう言えさっき俺に言った様にここをこうゴニョゴニョしてな、ゴニョゴニョのニョニョだ〜」

 

豊久「くっ・・・お前は本当のこつ嫌な男じゃのう。それゃ反逆もされるわ!」

 

信長「うるせぇ言え!」

 

豊久「おいお前達!恥ずかしくないのか祖先に」

 

エルフ達「!!」

 

豊久「恥ずかしくないのか子孫に!お前達国ば欲しくないか乞うて悔うて死ぬか、走って夢見て死ぬかどちらにする。決めろ!!」 

 

エルフ達「・・・」

 

エルフ「恥ずかしくないわけないだろう。国が欲しくないわけないだろう。」

 

豊久「良かならば皆で国盗りじゃ!」

 

豊久さんの演説でエルフ達は刺激されやる気になった。

 

信長(おぉおぉいい面魂じゃのう。何かあれだな思い出すのう)

 

豊久「おい!」 信長「ん」

 

豊久「何でおいを大将にする?お前がやれば良いではなかか信長!」

 

信長「ん、フヒャハハハハハハ裏ですべてを操る黒幕がよいのだよアハハハハ、オホホホホ、イヒヒヒヒ」

 

豊久「おいは息子ではなか」

 

信長「!!」

 

豊久「お前の息子は二条で死んだ。光秀に殺されおった。おいは島津豊久おいは織田信忠ではなか」

 

信長「・・・わ、分かっとるわいボケ。何言ってんだお前バッカかお前。お前なんぞ全然似てないわボケ。くだらんこというなやアホが・・・バカタレ」

 

豊久(言い過ぎたか。親っどんが生きちょったらこんくらい歳かのう)

 

信長「・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

豊久「!?」

 

信長さん悲しんだと思ったが、振り返ってドヤ顔をした。

豊久さんは混乱している。

 

信長「俺はお前の親父じゃねぇ〜。家久はとうに死んだ。俺は織田信長だ。薩摩どこそれ〜?」

 

豊久(# ゚Д゚)

 

次の瞬間豊久さんは信長さんにグーパンチを放ち、信長さんは仕返しで腕をクロスして体当たりした。

 

豊久「何じゃと〜このボケ!」

 

信長「何だとやるのかテメェ!!」

 

エルフ「なんだこの2人喧嘩してるぞ。止めろ止めろ」

 

2人は大喧嘩に発展。物が飛び交う事態に

 

与一「うわ〜思い出すな。兄弟喧嘩」

 

 

 

 

与一兄1「我ら10人の兄は皆平家に付くぞ」

 

与一兄2「与一は源氏とな」

 

与一兄3「ようし掛かって参れ」

 

与一兄達『参れ』『参れ』『参れ』 

 

 

 

 

 

与一「11人いたからな〜すごかったな〜もう1回やりたいな〜」

 

与一「とりゃ〜〜〜!」

 

信長「!!」

 

与一さんがいきなり信長さんの頭にキックをかました。度胸あるな与一さん。歴史上信長さんに頭に蹴り入れるの貴方ぐらいですよ。

 

信長「何じゃ貴様」

 

与一「フハハハハハハハハハハ」クネクネ

 

信長「弓じゃねぇのか!」 

 

拓斗「ハハハハハハハハ」

 

信長「笑うな拓斗!」

 

エルフ「やめてくれ!」  

 

エルフの1人の一声で静まる。

 

エルフ「こうしてる間にも領主の軍は迫って来てるかもしれないんだ。こんな事をしてる場合じゃない!」

 

豊久「お前は?」

 

シャラ「奴らに殺された村長の子でシャラという。弟たちが世話になった」

 

豊久「あぁ〜お前らの兄か」    

 

シャラ弟「「うん」」

 

信長「迫って来てるかもじゃねぇよ。迫って来てるに決まってんじゃん」

 

エルフ達「!!」

 

信長「お前らがぶち殺したあれが巡察隊として帰ってこない。衛兵を招集して」

 

与一「4日って所でしょうかね」

 

信長「いや〜奴ら装備が良い。もうちっと早い・・・3日だな」

 

豊久「島津なら翌日だぞ」ドヤ

 

信長「そりゃお前ちがおかしいんだよ〜この戦闘民族め!」

 

信長「つわやま明後日ぐらいって所だ。村が無くなるのは」

 

シャラ「お願いだ助けてくれ。力を貸してください。俺達は武器を取って戦ったことがない。40年前俺達の国が滅ぼされたときはまだ子供だった。あのとき戦った俺達の父・兄達は殺されてしまった。俺達はろくに戦い方も知らない。お願いだいやお願いします!」

 

信長「えっ?」

 

与一「はっ?」

 

豊久「おっ?」

 

お!何か気づいたか(ニヤニヤ)

 

信長「何かおかしなことを言わなんだか今。お前歳幾つだ?」

 

シャラ「えっ?106歳だけど」

 

信長・与一「「えっ・・・!」

 

面白そうだからスマホで撮ろっと。

 

信長「冗談はいいからお前日本だったら手打ち物だったぞ」

 

シャラ「本当だけど」

 

豊久「おいお前ら幾つだ?」

 

シャラ弟1「39」

 

シャラ弟2「36」

 

信長・与一・豊久「「「・・・・・」」」

 

3人エルフ達の年齢聞いて混乱している。面白い顔だ〜。

 

信長「オッパイーヌどういうことだ?」

 

オルミーヌ「オルミーヌ!名前覚える気ないだろさては。オッパイを掴むな!ひひ爺か!」

 

信長さんがオルミーヌのオッパイを鷲掴みしている。俺の時代ではセクハラどころの騒ぎじゃないな。

 

オルミーヌ「耳長族は長命なんですよ!だいたい人間の5〜6倍長生きです。成長も遅いんですけど」

 

豊久「・・・・」ショック

 

シャラ弟1「どうしたの?」

 

シャラ弟2「どうしたの?」

 

豊久「年上・・・・」

 

拓斗「ククク、フフフフフフ」

 

信長「ん、おい拓斗お前知ってたのか!」(# ゚Д゚)

 

拓斗「プッハハハハヒヒヒヒハハハハハハハハwwそりゃ知ってますよ。エルフは現代でも有名ですしw、あらゆる物語に活用されてますよ。笑いすぎてお腹痛いw」

 

信長「なぜ言わなんだ!」(# ゚Д゚)

 

拓斗「だってエルフの年齢知ったらどんな反応するのか面白そうだったのでw、案の定いい反応でしたよスマホにもほら」

 

俺はさっきスマホで撮った写真を3人に見せる。

 

信長・与一・豊久

「「「!!」」」

 

拓斗「いや〜とても面白いです。大事にしますね」テヘペロ

 

信長・与一・豊久(((ブチ)))

 

3人は俺のほっぺをつねった。

 

拓斗「イヒャイイヒャイアノシュイマセンデシタ。ヒョウシニノリマシタゴメンナヒャイ」(痛い痛いあのすいませんでした。調子に乗りましたごめんなさい)

 

オルミーヌ「あの話続けていいですか?」

 

信長「あぁ」

 

オルミーヌ「元々ここいらはエルフ達の国でした。それを東方の人間の王国オルテほかにもこの辺りにあったドワーフやホビットと呼ばれる所族の国々が尽く滅ぼされ農奴や荒土に落とされました。オルテ王国はいまや帝国を名乗り人間至上を旨とした占領制度を敷いています」

 

信長「そのオルテとやら今も拡大中か?」

 

オルミーヌ「四方で戦ってますよ。戦線は膠着して一進一退ですけど」

 

信長「当ったり前だ収奪は貨車回すのと同じよ。国を獲ったらふたつにひとつしかないんだ。綺麗さっぱり滅ぼすか、姫をあやすようにすべてを与えるかだ」

 

オルミーヌ(40年前のオルテだったら黒王に対抗する大きな力になったかも知れないけど、今のオルテじゃ)

 

信長「半端な事をやるから恨みが貯まるんだ。しかも四十年ときた枯野に野火を放つも同じよ。どいつもこいつも怨嗟で満ちておるわ。どうりで昨日のあのバカ共も無茶をした訳だ。見せしめせねば手がつけられない。だからまた必ず来る必ず見せしめに皆殺しに来る」

 

「さてどうするかね豊久?どうする大将?島津の軍法見せてくれりゃい」

 

与一さんと信長さんは笑みを浮かべる。まぁ俺もそうなんだけど

 

豊久「やつばらめを皆村に入れる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくしてオルテから増援が出兵した。エルフの村を破壊の為に。

 

オルテ兵1「大袈裟じゃないか耳長の村潰すのに200人からの出兵って?」

 

オルテ兵2「アラム巡察隊が皆殺しにされたそうだ」

 

オルテ兵「まさか?」

 

オルテ兵「エルフにそんな度胸あるのか?」

 

オルテ兵「それがドリフ達に殺されたようだ」

 

オルテ兵「ドリフターズが!」

 

オルテ兵「ドリフって言ったって精々3〜4人だろ?」

 

オルテ兵「そんなに強いのかドリフって言うのわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルテ兵はエルフの村に到着したが、予想外の事態に発展する。

 

オルテ兵「いません。こちらに誰もいません」

 

オルテ兵「もぬけの殻です」

 

オルテ兵「どういうことだ?何処へ行った?何が起きている?」

 

エルフ達は村から消えていた。まるでしばらく誰も出入りしていないようであった。彼等は何処に行ったのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エルフ達は離れた森から豊久とともに武装してオルテ兵を鋭い目で見ていた

 

豊久「今宵あやつらを皆殺しにする。尽く首を取れ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ地獄の開幕であり、蹂躙の始まりであり、エルフの恨みを晴らすために、そしてドリフターズによる国盗りの第一歩である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回は6500文字を超えました。
拓斗は新しいいじり相手を見つけて楽しそうですね。
次回もお楽しみ〜


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7話

7話完成です。アニメ5話まで出来たにゃ〜
どうぞ。


オルテ兵「いません。こちらもいません。もぬけの殻です」

 

オルテ隊長「どういう事だ?」

 

オルテ兵「大将見てください」

 

隊長「何だ!」

 

オルテ兵「井戸が・・・」

 

隊長「!何の匂いだこれは」

 

オルテ兵「糞です。耳長共井戸に糞を投げ込みやがったようです。それに妙なことが」

 

隊長「何だ?」

 

オルテ兵「家々の土間と便所の土が掘られて無くなっています」

 

隊長「何なんだ一体。耳長共のまじないか?どういうことなんだ。何処に行った。何が起きている」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話は3日前に遡る。

 

信長「殺した敵兵から剣と鎧兜が20。馬は2頭だが連中は騎乗できん。これは俺が考えた案で使う」

 

「鎧兜はともかく剣を使える奴は殆どおらん。それだか連中妙に弓を作りたがってな今与一と弓を作らせてるんだが、奴ら嬉々として弓矢を作っておる。何か熟練のすごい職人並のすごい勢いでな」

 

拓斗「俺の時代ではエルフは弓が得意と相場が決まってる」

 

信長「ほぉ〜やはり得意なのか」

 

拓斗「あぁそして目も良い。遠くにいる人間も誰なのかも区別できる。戦場ではとても有利になる」

 

信長「フハハハハハハエルフ共の特徴がまた1つ分かったな」

 

「まぁ剣はともかく槍が欲しいところだな。槍の長さは恐怖を失れさせる。農兵でも三間半槍を持てば武者を殺すわフヒヒヒヒ」

 

豊久「知らんだろうけどあれぞ明智光秀、あいつ伏見で農民の落人狩りで死んだぞ」

 

信長「まじか!ザマァ金柑頭ザマァ!。いいぞ伏見の農民100万年無税」

 

豊久「そいにしても信長悪巧みが楽しそうだのう」

 

信長「合戦そのものはこれまで積んだことの帰結よ。合戦に至るまで何をするかが俺は戦だと思っとる。・・・秀吉以外本質を誰も理解せんかったがな。へへへへ」

 

拓斗「信長さん変人でしたからね〜」

 

信長「うるせぇ!勝ちゃいいんだよ!勝てば官軍よ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方与一は敵兵の鎧と剣を選定していた。

 

エルフ「村に兵隊の死体がないと思ったら」

 

シャラ「集めてたのか!」

 

与一「好きなのお取りよ。血が付いたままだけど」

 

エルフ・シャラ「「えぇ〜」」

 

与一「自分達で洗うが良い選ばれし者共よ」

 

与一はドラ○エに有りそうなセリフをいった。

与一のレベルは1つ上がり、ヒ○ルを手に入れた。

・・・・すいません。調子に乗りました。

 

与一(死体どうしたのかは言わない方がいいかな。兵士の首は全部豊久が切り取って塚に埋めたけど、体の方は信がな〜)

 

 

 

 

 

 

一方俺と信長さんと豊久とオルミーヌは森の奥に進んでいた。

 

信長「首は弔って供養したんだろ。体の方は有り難く使わせてもらおう」

 

オルミーヌ「・・・」(疲)

 

豊久「酷い匂いだ」

 

そこには多くの兵士の死体(胴体)が棄てられていた。

 

豊久「硝石級か?」

 

信長「焼土と大小便と、兵士の屍を混ぜておいた。硝石が取れるのはまぁ2年はかかるな」

 

オルミーヌ「うぷっ」

 

信長「一向宗徒がやってた手よ。この裏山は村人の出入りは禁止じゃな。流行病にかかるやもしれぬ」

 

オルミーヌ「うぷっ」

 

拓斗「オルミーヌ吐くなら帰れ」

 

オルミーヌ「何で拓斗さんは平気なんですか?」

 

拓斗「見慣れた・・・・それだけだ」

 

豊久「便所の土はどうするのだ?」 

 

信長「木済みはともかく硫黄が無い。しばらくはあのままだな」

 

オルミーヌ「酷すぎますよ。敵の死体をこんな・・・・」

 

信長「何故じゃ?土に植えるのは同じことだ。腐って虫に喰われ土になる殺めているだけで同じことだ。フヒ勿体無い」

 

豊久「首は洗い整って植えてやった。人として供養してやったこちらに手を合わせればよか。糞小便が汚かと思ったらおいもおまんも腹ば切れば中は糞が詰まった肉袋ぞ」

 

オルミーヌ「・・・」

 

豊久「手を合わせ弔った首にではなく、糞ば詰まった肉に人の魂は宿るんか理ば合わなかではなかか」

 

オルミーヌ(そうか!この人達と私達の決定的な違いは、知識や技術や文化がどうではなく死生観が違うんだ)

 

信長「おいオルミーオッパイ」

 

オルミーヌ「何故最後の一文字で間違える。もはや怒る気すら起きない」

 

信長「火山の近くとかでよく取れる臭〜くて黄色いものなんか屁を粉にした硫黄って言うんだが手に入るか?」

 

オルミーヌ「えっ!硫黄ですか。あるとは思いますけどそんなのどうするんです」

 

信長「いいからいっぱい持ってこい。お前らのそのなんとか機関とやらに頼んで」

 

オルミーヌ「ええっ!!」

 

信長「パイオツ機関とやらによ〜!」

 

オルミーヌ「十月です。あのタダって訳にはいかないと思いますが・・・・お金は?」

 

信長「うるせぇパイオツ機関め。国を獲ったら払ってやるよ持っこいこら〜」

 

信長さんがオルミーヌの頭をかぶりつく。シュールな絵だ。

 

オルミーヌ(便所の土に死体に硫黄?何する気なんだろオルミーヌ全然分かんない)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方与一はエルフと共に弓の練習していた。

 

エルフ「おぉ当たった!」

 

エルフ「すごいじゃん!」

 

エルフ「どうだ殆ど真ん中に当たったぞ」

 

与一「すごいな〜上達早過ぎるでしょう」

 

シャラ「ハハハ俺達は弓が元々得意なんですよ。長く弓を作るのも触るのも禁止されてましたけど、戦争前のガキのころに弓をやってましたからね」

 

与一「・・・負けてらんない!」

 

与一の弓魂に火がついた。

与一は弓を構え放ち、ど真ん中に命中。

 

与一「へへ」

 

エルフ達「おぉ〜」

 

調子に乗ったのか与一は弓をばんばん放ち、すべてど真ん中に命中し続けたが与一は止めなかった。

 

与一「へへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ」

 

シャラ「分かりましたから」

 

エルフ「すいませんすいません」

 

エルフ「矢が勿体無いので」

 

シャラ「分かりましたから貴方が1番です」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方廃城にて集まるエルフ達とドリフターズ達+オルミーヌ

 

豊久「これより村に攻め入る。1人も生かして帰すな。村を取り返すだけでは終わらぬ代官の城館まで攻め入り、代官の首ば取る」

 

信長「な、何!」

 

豊久「こ奴らから聞いた、なぜこの村に若い女がおらんのか」

 

シャラ「俺達エルフは年に1度しか子を作れない。その期間になると若い女は代官達に連れて行かれる」

 

信長「あぁなるほどそれでか本気で根を絶やす気だなお前等のことを」

 

拓斗「つくづく腐ってるな」

 

豊久「女房子供を取り返せ!それで初めて畜生でなくなる!お前達を畜生に落とした奴ばらの首を獲れ!」

 

豊久「この世に生と邪があるなら、これは生ぞ。例え死んだとてあの世で父祖にこう言える戦って死んだと家族を守ろうと死んだと女房を取り返せ、子を取り返せ、国を取り返せ、己を取り返せ」

 

信長(こやつやはり生まれながら武将だ。大名ではなく乱世の武将に必要な能力人を戦に駆り立てる力、狂奔)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方エルフの村ではオルテ兵が

 

オルテ兵「耳長共は何処行ったんだ」

 

オルテ兵「分からん。明日から周囲の村に捜索に出るんだと」

 

オルテ兵「匿っていたらその村を潰すのかハハハハ」

 

オルテ兵「多分な・・・」

 

オルテ兵「喉乾いたな・・・糞投げ込みやがって、糞耳長共!」

 

オルテ。「全くあんな奴等さっさと皆殺しに・・・うわっ!」

 

突如豊久と拓斗がオルテ兵を急襲瞬く間に兵士を斬り伏せた。 

 

オルテ兵「何だどうした!うふっ」

 

次々とオルテ兵に矢が射られる。

 

 

 

紫の新聞に『豊久、拓斗オルテ兵に急襲!!』の見出しが

 

 

 

 

オルテ兵「何事だ!」

 

オルテ兵「村の東だ!」

 

そこに待ち構えていたのは豊久と拓斗とエルフ数人

 

豊久「良か逃げっど」

 

オルテ兵「逃がすな」

 

オルテ兵「やはり漂流物が裏にいたか」

 

オルテ兵は続々と東に集中した。しかし西から信長とエルフ達が潜んでいた。

 

信長「ようし始まったの全員準備はいいか。速度速度が全てだ前もって教えたとおりに動くのだぞ。何心配するなしくじってもたかが死ぬだけよ。」 

 

信長はエルフと共に村にいく。エルフは木材を運び、信長は荷車に馬を引きながら

 

信長「走れ!20万から軍勢率いたこの俺がこのザマかよ。ウヒヒヒヒヒヒヒ面白えなぁこの巷は堪らんな」

 

 

 

 

 

一方豊久と拓斗は兵士を続々斬り引き連れて行く

 

オルテ兵「何をしておる。たかが2人ではないか押し進んで攻め立てい」

 

すると豊久と拓斗は反転した。

 

オルテ兵「何だ何なんだこいつ等」

 

オルテ兵「笑ってるぞ」

 

豊久と拓斗は笑みを浮かべ余裕だ。

 

 

 

 

 

 

信長率いるエルフが村に入りバリケードを作り始める

 

信長「馬離せかかれ」

 

信長「急げ急げ急げ急げ急げ!急げ死ぬぞ皆死ぬぞ急げ!」

 

信長「火矢じゃこれでこの村とはおさらばじゃ。お前達を縛るこの村と農奴の暮らしとのさらばじゃ。放てーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

エルフの放った矢が村を焼いていく。木造だから燃え広がってオルテ兵は混乱する。

 

信長「俺の国兵は弱兵でな散々苦労したものよ。年柄年中考えたものだ弱さを補う方策をよ。まさか俺が猿の真似をするとはのぉ、フヒヒヒヒヒここが俺の墨俣城よ」

 

オルテ兵がバリケードに迫っていた。

 

信長「構え!ほんじゃまパーと行ってみよう」

 

エルフの放つ矢がオルテ兵を殺してゆく。

 

信長「オルテとやらは戦争中なのじゃろ。じゃ〜ここにいる連中は留守居の怠け共じゃ。士気も練度も低いはず滅びるまで戦うはずはにゃ〜全員相手する必要もにゃ〜い」

 

信長「1割2割三四十も倒れれりゃ資本ご列よ。逃げ出すわいフヒャハハハハハハ」

 

信長「農奴相手にゃ軍功も得られず、打たれりゃ死に損可哀想にのお。おまけにこっちは体の何処かに当てりゃいい仕掛けよ。ヘッ楽な戦じゃ」

 

エルフ達はまた矢を放つ。オマケの糞付きで。

 

オルテ兵「何をしておるか。隊列を立て直せ!」

 

「く、糞が矢に糞が塗ってあるぞ」

 

「な、何!水だ水で洗い流せ。破傷風になるぞ」

 

「水はありません。井戸にも糞が投げ込まれています」

 

「兵達の持ち場もほとんど」

 

「最初からこの為に井戸に糞を投げ入れたのはこの為か。この村全部罠だった。村を、村を捨てる為じゃなかったのか」

 

信長「構え〜放て〜」

 

オルテ兵「数は我が方が上なんだ押し返せ」

 

オルテ兵は統率が取れないほど混乱状態。その時

 

豊久「おぉ〜お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

人間が出せない声を出しオルテ兵は耳を塞ぐ。目の前の炎が割れ豊久が出てきた。

 

信長「何ちゅう声だ。まるで猿狂じゃいあれが人の声か?」

 

拓斗「豊久さん。あんま近くで吠えないでください。耳が痛いそして人間業じゃねぇ」

 

そういいながら拓斗は炎を右手で振って炎を消した。

 

信長「お前も人のこと言えねぇぞ拓斗!腕を振って炎を消せるか!」

 

豊久「大将首持ろうてくっぞ。おいの手柄じゃい」

 

豊久は刀を振り下ろす体制のまま小さくかがみ、ロケット発射した。オルテ兵は恐怖で豊久の道を譲る形で後ずさりする。豊久はオルテ兵の肩に乗り飛びそのまま大将首目指して首を落とした。

 

豊久「獲ったど」

 

オルテ兵は大将が殺られて一目散に逃げ出した。

 

信長(こやつは豊久。絶好の時に襲いかかって、絶好の時に大将首を刈り取って軍を崩しおる。戦の為に生まれてきたような奴じゃのう)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エルフ「勝った、勝ったぞ」

 

エルフ「俺達の勝ちだ」

 

シャラ「・・・勝った」

 

豊久「まだぞ、まだだ代官の根城ば落とすきぃ言ったぞ」

 

信長「落とす落とすって、お前何か手立てあるの?」

 

豊久「なか」

 

信長「あ〜やっぱりの〜」ジト目

 

拓斗「無策ですか」ジト目

 

豊久「何じゃいその目は!」

 

豊久「叩く時が大手大手根まで叩かねば駄目じゃ。叩いたら叩いて潰せと教わった親っ父も叔父上殿ももう1人の叔父上ももう1人の叔父上もお祖父さんもひいじいさんも言うておうた」

 

信長「嫌な一族だな。お前ん家やっぱおかしいって」

 

豊久「何だと!」(# ゚Д゚)

 

拓斗(親父は家久で、叔父上は義久、義弘、歳久だな。お祖父さんが貴久で、ひいじいさんが日新斎(じっしんさい)又の名は忠良だったな。島津の血は争えないな〜おっかねぇ〜)

 

信長「ヘヘまあええまあええ俺に考えがある。それに逃げた兵共は今頃地獄を見ておる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方逃げたオルテ兵は森を駆け回ってたが、突如落とし穴に落ちた。そこには罠があり槍がありオマケに糞付きだ。

さらに弓が次々にオルテ兵に当たり死傷者を増やした。

与一は逃げたオルテ兵を壊滅しにかかる。

 

与一(まるであの人だ。こんな、こんな事)

 

 

 

 

〜回想〜

 

与一「こんな事武士(もののふ)道に外れますよ。卑怯じゃありませんか」

 

??「卑怯?武士の道?卑怯って何?合戦に卑怯も武士道もないでしょう。甘っちょろいな与一は平氏も源氏も鎌倉の馬鹿兄上も甘っちょろい奴ばっかりだ。お前は黙って僕の言うことやってりゃいいんだよ」

 

 

 

 

 

〜回想終了〜

 

与一(忘れろ!あんな人の事は、あんな化物のことは)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信長「ようし全員着たか。これより代官の根城を占領する。女子供を取り返すぞ」

 

代官の城にいる代官は、兵達の帰りが遅いと苛立っていたが、兵達が帰って来たと待ちかねてた。

 

信長「開門、開門〜本体は各村を現在制圧中であります。我らは途中経過の報告に参りました。門を開けられよ〜」

 

城の門が開いた。

 

信長「はい笑って笑顔を絶やさずさっさと入れ。焦るなよゆっくりゆっくりだ」

 

代官「報告を報告せい。どうであったやはり反乱か?」

 

信長と拓斗は頭鎧を投げ捨てた。

 

信長「であるか」

 

拓斗「お出迎えご苦労様であります」(`・ω・´)ゞ

 

代官「ドリフターズ!エルフ共!」

 

信長「ヘヘここは貰うぞ」

 

豊久「暑か動きずらか」

 

豊久は鎧を脱ぎ捨て代官に問い詰める。

 

豊久「女子供捕らえちょるのは何処か」

 

代官「塔だ、塔の中だ」

 

豊久「いくぞ」

 

代官「兵達は、儂の兵達は?」

 

信長「あぁそれは可愛そうだがなヘヘッ死んだし、今頃与一らに追い回されておる。まぁ安心せぇお前等も一緒に仲良う糞と土をよ〜くかき混ぜて、みんなみんな立派な火薬に転生させる故ハハハハハハハハ」

 

拓斗「残念だな。今日でいつもの日常は終わりを告げます。死という新たな旅立ちです。地獄に行く準備は出来たか。三途の川の六文銭はちゃんと持っているか。あっ、この世界は六文銭は無いか。じゃあ三途の川を泳げる準備は出来たかな。ハハハハ」

 

 

 

豊久達は塔の入り邪魔な兵達を切り倒す

 

オルテ兵「降参だ、降参する」

 

オルテ兵は剣を投げ捨てる。エルフは斬りかかろうとするが、豊久に止められる。

 

エルフ「何で?」

 

豊久「刀捨てとる。殺すは戦場では反度じゃ。く枯れ首は恥じゃ」

 

エルフ「でも俺達は」

 

豊久「恥じゃ!女子供を助けるのが先ぞ。いくぞ」

 

いよいよ女子供がいる部屋に到着。豊久は扉を蹴破ったが、その先には目を背けたくなる光景がオルテの男達に傷つけられ体中はアザがついて、服は剥ぎ取られ、拷問の跡がある女子供がいた。

エルフは驚愕したが、豊久は・・・・ブチ切れてた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久「くっ・・・・おいが間違っちょった。こん城の奴ばら共は糞じゃ!撫で切りぞ根切りぞこん城の兵共は皆殺しじゃ!」

 

 

 

 

 




信長のセリフ墨俣城は秀吉が作りました。

織田家は斎藤家を滅ぼす為攻めるが、稲葉山城や竹中半兵衛の存在で中々落とせなかった。
信長は墨俣に城を築くことを思い付いたが、2度も失敗した。その中で秀吉が立ち上がった。秀吉の部下川並衆を使って上流から木材などの材料を流し、わずか1日で完成した城で織田家は斎藤家の稲葉山城を落としたという所々疑問点はあるが、秀吉の有名な出世エピソードである。

あんまり拓斗を活躍する場が正直ない。
でも、面白いので次も見てください。
また次回までさようならにゃ〜


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8話

8話完成しました。
今回は約7000文字になりました。これから増えていくのかな・・・・・・・・・・・・・・・。
それではどうぞ!



代官の城館を占領した後、信長さんは代官室の書類をあつめてた。

 

信長「書類だの地図だの全部見逃すな。ちょっとした走り紙も全部じゃ洗いざらい持っていけ」

 

オルミーヌ「!!・・・本当に本当に城館を落としてしまうなんて」

 

信長「おーオルミーミュ来たか」

 

オルミーヌ「もはやツッコミ入れる気力も無い」

 

信長「諦めたらそこで合戦終了だよ」

 

拓斗(何で信長さん安○先生の言葉知ってるんだよ)

 

信長「所でおいこれ誰だ。デケェなぁ」 

 

オルミーヌ「それはこの国オルテ国父、オルテ帝国を作った男ですね」

 

拓斗(国父ねぇ〜どうせ金ピカのマントを着て、偉そうに座っている爺さんだと思うが・・・・・・!)

 

俺は肖像画を見て驚き固まる。

 

オルミーヌ「60年前に突然現れたそうです。漂流者だったと廃棄物だったとよく分かっていません。ある日酒場に現れて人々を扇動し、天才的な演説と人心掌握術で反乱を起こし首都まで行進し、当時の記録によると手慣れたものだったようでその後オルテ建国後突然自殺したようです。原因は今も謎に包まれています。ドリフだったとしたら知ってたりしますこの人」

 

信長「知らんわ。何このヒゲ舐めとんのか。おい拓斗お前ならこいつ知っていて・・・!」

 

拓斗「あっ・・・え、えーーーーーーーーーーーー!」

 

拓斗は肖像画を見て驚きの余り大声をあげる。

信長・オルミーヌ・エルフ達は拓斗の声に耳を塞ぐ。 

 

オルミーヌ・エルフ「「・・・」」グッタリ

 

信長「何じゃ拓斗いきなり大声をあげて耳に響くじゃろう!やっぱアレかお前こいつ知ってるだろ」(# ゚Д゚)

 

拓斗「えっ、え〜知ってますよ。余りに驚愕の人物で、こいつはこいつはアドルフヒトラー!」

 

肖像画に描いていた人物はアドルフヒトラー。ナチス党を率い最終的にドイツの総統になり、ユダヤ人を迫害殺害し、第二次世界大戦のキッカケを作った張本人。

 

拓斗「まさかヒトラーがここに、でもあのちょび髭、右手を掲げるポーズ間違いない」

 

信長「こいつは何をしでかしたんだ。お前が驚くなんぞ珍しい」

 

拓斗「ヒトラーはドイツという国のトップで、前に日本が2度の世界大戦に参加したこと廃城で言いましたね」

 

信長「あぁ聞いたな」

 

拓斗「その2度目の第二次世界大戦を引き起こした張本人です」

 

信長・オルミーヌ「「!!」」

 

拓斗「ヒトラーは多くの人間を特にユダヤ人という人種を迫害し虐殺をしました。その数は約600万人」

 

信長・オルミーヌ「「ろ、600万人!!」」

 

オルミーヌ「ひ、酷すぎる」

 

信長「そのヒトラーえげつねぇ人間を殺したな。こんなちょび髭野郎に」

 

拓斗「見た目で判断しないでください。信長さんの方がまだ可愛い方です」

 

信長「フヒヒヒヒ俺がまだ可愛いかフヒャハハハ」

 

拓斗「オルミーヌヒトラーが自殺した理由は本当に分かんないのか」

 

オルミーヌ「は、はい原因は不明です」

 

拓斗「俺の時代ではヒトラーも自殺している。第二次世界大戦のドイツはアメリカ、ソ連、イギリス等を中心とした連合軍にドイツは攻められ敗北直前まで追い詰めたが、ヒトラーは追い詰められ死んだ。自ら頭を撃ってな」 

 

拓斗「しかし遺体は燃やされたと記録にあったが、まさかこっちの世界で生きていたのか。ヒトラー生存説が流れるほどだったからな」

 

拓斗(だが何故自殺を?オルテ帝国を作り上げこれからという時に何故死ぬんだ。野望に満ち溢れたヒトラー程の男が何故?)

 

そんな事を思っていると・・・

 

エルフ「信長さん!」

 

信長「何事だ」

 

エルフ「豊さんが敵兵を庭に引き出して撫で切りだか根切りするって」

 

信長「・・・何だと!」

 

拓斗(まさか豊久さん女子供達を犯す光景を見てブチ切れたんじゃ)

 

信長(しまったお豊お前は何処まで真っ直ぐ何だよ)

 

俺達は豊久さんのもとに急ぐ

 

エルフ「あの根切りって何ですか?」

 

信長「皆殺しだ」

 

エルフ「「!!」」

 

信長(エルフ共の男みりゃ女も美形だって分かるだろ。そいつ等を定期的に攫ってんだぞ兵は犯すだろそんなの。んな物はこの城落とす前から分かんだろう)

 

信長(根切りだの撫でだのはお前がやっちゃ駄目だ。端からそんなのは俺の役目なんだよお前はそのまま真っ直ぐのままに生きろ。そんなものはこの第六天魔王様に任せとけ。な〜に手慣れたもんさ)

 

拓斗「あの信長さん」

 

信長「何じゃ?」

 

拓斗「豊久さんに任せてもいいんじゃ」

 

信長「駄目だ。その役目は俺が引き受ける俺がやらねば駄目だ」

 

拓斗「何故です?」

 

信長「あいつが太陽のような光ならば、俺は真っ黒の暗黒の闇だ。あやつにはやらせないあやつには真っ直ぐ向かってもらうんだ」

 

拓斗(そうか信長さんが何故悪逆非道な行いが出来、第六天魔王と呼ばれるのかそれは、信長さんは自分1人の責任にしたいんだ。誰かの手を血で染めるより自分自身の手で血を染めようとしてるんだ)

 

拓斗(恨まれるのは信長さんだけで充分だと。そして信長さんは1人で抱え込んでいる。悩みを相談する相手もなく、周りからは誤解されがちだが、本当は誰よりも優しいんだ信長さんは。俺は元々信長さんは歴史上の偉人で1番好きな人物だ。俺が思ってる事が本当だったら俺はますます信長さんに惚れます・・・ふざけることを除けば)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久はオルテ兵を庭に人固まりに集め処刑しようとしていた。

 

オルテ兵「助けてくれ。命ばかりは」

 

豊久「・・・」

 

オルテ兵「お前等どうなるか分かるのか。こんなの本国が知ったら皆殺しになるぞ」

 

シャラ「豊久さん射たせてくれ。早く殺らせてくれ」

 

豊久「・・・」

 

シャラ「豊久さん早く!」

 

豊久「・・・きょうよ」ドン

 

信長「・・・」

 

信長さんは豊久さんの後頭部に火縄銃の持ち手を殴った。豊久さんは倒れ気絶した。

 

信長「ふぅ〜」

 

オルテ兵「!」

 

エルフ「!」

 

拓斗(痛そう〜)

 

信長「殺せ皆殺しじゃ。今まで散々女共を嬲っておいて武器を捨て降伏するだけで助かると思うたら大間違いじゃ!」

 

信長「お前等こ奴ら滅ぼす気まんまじゃねぇか。ならば滅せられても仕方ない道理ではないか。死ね死んで火薬になれ」

 

代官「!」

 

信長「構え〜」

 

オルテ兵「助けてくれ」

 

シャラ「ふざけんな。散々俺達を甚振ってたくせに」

 

エルフ「てめぇの番になったら命乞いか」

 

メガネ男「私は本国から派遣されたばかりで何も何もしてない」

 

代官「やめてくれ!」

 

オルテ兵は命乞いを散々続けるが、時はきた。

 

信長「放て〜」

 

エルフ達から弓をオルテ兵に放たれて、死んだ。

 

オルミーヌ「うっ・・・」

 

拓斗「フン」

 

豊久「う、う〜ん」

 

信長「起きたか思いっきり殴りつけたんじゃがのう薩人は頑丈だのう。兵共は始末しておいたわい。いい光景だろうガキが命ずるはまだ早いわい。俺にやらせい遠慮は要らんぞ俺の手はとうに真っ黒じゃからのうハハハハハハ」

 

信長「伊勢長島、比叡山延暦寺、浅井・朝倉数え切れん数え」ドコン

 

豊久さんは信長さんを殴りつけた。信長さん殴られなひょうしに尻餅をついた。

 

信長「んな!」

 

豊久「そがいなこつおいが知るか!そがいなこつおいに関係なか!」  

 

信長「・・・」

 

オルミーヌ「あ、」

 

与一「ただいま〜何です喧嘩ですか怖〜い」(棒読み)

 

拓斗「与一さん棒読みですよ」

 

豊久「喧嘩ではなか」

 

信長「あぁ違う」

 

与一「そうだね違うね」

 

信長(ぶん殴られて叱られるなんざ懐かしいな。親父殿以来だ。あ!平手の爺やに怒られたんか。いつの間にか俺は親父殿より年取っちまったわい)

 

与一「フッ、1人残ってる」

 

メガネ男「やってないです何も何もまだ女と寝たことはない」

 

シャラ「何もしてないとああまで言ってんだ。殺したら俺達も連中と同じになる」

 

与一「うんそうだね」

 

拓斗「そうだな〜そいつにはまだ利用価値がある」

 

俺はメガネ男に歩き始めた。

 

拓斗「そいつは本国から派遣して来たと言ったな。だったらオルテ本国の情報をこいつは少なからず持ってるって事だ。まぁ裏切ったら・・・」

 

拓斗は一瞬でメガネ男の襟を掴み持ち上げた。

 

拓斗「殺すがな」

 

メガネ男「ひぃ〜〜」

 

拓斗「簡単には殺さないお前の体の一部を裏切る度に斬る。斬って斬って斬りまくる。最終的には首と胴体を切り分ける。首は弔うが、胴体は火薬の肥料だ返事は?」

 

メガネ男「ハ、ハイ」(小声)

 

拓斗「声が小さい」(# ゚Д゚)

 

メガネ男「は、はい」(大声)

 

信長「不憫な奴だ。オルミーミュオッパイ揉ませてやれ」

 

オルミーヌ「お前が射られろ」(# ゚Д゚)

 

豊久「骸の首ば狩って弔うぞ逝くかろうが死ねば仏。体は玉薬じゃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルミーヌ「彼等ドリフの噂は瞬くに周囲の村々に伝わっていきました。ドリフターズエルフの村を助け占領代官を襲撃。そして代官城館に囚われてた村々の娘が各村に帰ってくると困惑の噂は歓喜の確信に変わりました。だか、帰ってきた娘達には信長が持たせた周到な土産が付いてきたのです」

 

オルミーヌ「檄文です。その内容は実に信長らしい読む者の心情を撫で操る代物でした。国がほしいかくれてやる戦列に加われお前達はもう一度その娘を差し出すのか。再び来る新しい代官にその娘達をもう一度慰み物にさせるのか」

 

オルミーヌ「そして別紙にはオルテが如何に限界かを示す代官書で集めた書類内容を添付するやり口。なんていやらしい男でしょう。そしてエルフ達は続々と蜂起を始めました。エルフ占領地はもはやオルテの支配化から離れつつありました」

 

 

 

 

 

 

 

 

一方紫の持つ新聞には『エルフ族反乱拡大』と明記された。

 

EASYは寝間着を着て眠たそうに歩いていた。EASYはソファーに腰掛けパソコンを見ていた。パソコンにはドリフターズとエルフが反乱の文字が

 

EASY「!!」

 

さらに英語表記で与一、信長、豊久、拓斗の文字が

 

EASY「くぅ〜〜何なのもう紫の奴。何が、何がドリフターズなのよ〜〜〜」(# ゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方豊久達がいる廃城に向かう一団がやってきた。

 

シャラ「止まれ!フィゾナ村の連中か来てくれたのか」

 

フィゾナエルフ「シャラか!あんな手紙読んだらな。ここで立たなきゃエルフじゃない」

 

シャラ「他の村からも続々集まっている。勝てるぞ!」

 

フィゾナ「事を起こしたドリフ達はどんな奴等だ?」

 

シャラ「どんなって言われても困るな。・・・変な奴等さ」

 

フィゾナ「いくら助けたドリフって言っても、所詮はエルフじゃない耳短の人間なんだ信じられるか?」

 

シャラ「信じられる。少なくとも俺はね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃城では信長さんがふくれっ面をしていた。

 

信長「ん〜〜〜〜〜〜〜」ムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカ

 

豊久「ま〜だ怒っとんのか」

 

与一「いい加減機嫌直して大人なんだから。元右大臣でしょ」

 

拓斗「おじいちゃんさっきご飯食べたでしょ〜」

 

信長「うるせぇ!あと誰がおじいちゃんだ。そんな歳じゃねぇ〜」(# ゚Д゚)

 

豊久「そもそも何でそんな怒っちょる?」

 

信長さんの髪が逆立ち怒りが爆発する。

 

信長「当ったりまえだ〜何で村長共の合議制にした。なし崩しに全てを握れたんだぞ。お前が王になれたんぞ」(# ゚Д゚)

 

豊久「おいは仕掛けたのはよう知らん。人の頭の中で考えちょる事は分からん。信、武者が人の頭ん内読むのは何でも見抜く。じゃっどん人の心の中で思っちょる事は見抜けん」

 

信長「ん・・・」

 

豊久「今はきっとエルフは付いてくる。王でん何でんなれるだが、いつか必ずおい達に弓ば引くど。おいらが何処ぞの寺で寝ちょる時、起きたら火矢に囲まれちょる。ここでん繰り返すか本能寺をおいは嫌じゃ」

 

信長「人の心の中が読めんか。グサリと来るとこ言いやがって俺だってやなこった。謀反はお腹いっぱいだよ」

 

与一「そんなに裏切られたんですか」

 

信長「え〜と弟の信勝に2回、勝家&林、浅井・松永に2回、荒木・波多野・別所・光秀、後〜」

 

豊久「多すぎる!」(# ゚Д゚)

 

拓斗「ほんと運だけは恵まれてますね。あと義昭も挙兵してますよあのバカ」

 

信長「あぁあのバカ将軍なアホの」

 

豊久「お前等将軍様をバカ呼ばわりか」(# ゚Д゚)

 

信長(だが俺は1度決めたことを必ずやる。お前を王にする)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャラ「何やってんだ!便所の土で何やってんだあれ?」

 

オルミーヌ「分かんない?」

 

信長「フヒヒヒヒ気をつけて作業せぇよ吹き飛ぶぞ。シャラほかの村の連中に言っとけ便所周りと家畜小屋の土全部じゃんじゃん持ってこいって」

 

シャラ「どんだけうんこ好きなんだよ」

 

シャラ「信さん各村の鍛冶に聞きましたが、やっぱりこれ加工が難しくて作れないそうです」

 

信長「であるか。堺や国友衆はやっぱ凄かったんじゃのう。・・・誰なら作れる?」

 

シャラ「多分鉄に長けたドワーフなら。あいつらそれだけは長じていますから」

 

信長「ドワーフ・・・であるか。後で拓斗に詳しく聞くか」

 

 

 

 

 

 

 

 

与一はエルフ達を集めて弓の指導をしていた。

 

与一「あ〜僕が貴様等エルフの弓の教官であ〜る。那須資隆与一であ〜る。だらだらするな!鈍りきった貴様等しごきにしごいてや〜る。泣いたり笑ったり出来なくしてや〜る。口開く前と後に【源氏万歳】と付けろ〜。フヒヒヒヒヒヒヒ」

 

エルフ「源氏?」

 

エルフ「何だろう?」

 

与一「百発百中なんてのじゃなく百発万中くらい目指し猛特訓を始め〜覚悟しなさい」

 

エルフ達「WIYES源氏万歳」

 

エルフ「あの人ふざけてるとあんなだけど、本気になると綺麗でおっかないよね」

 

エルフ「耳短には勿体無い」

 

与一「何を言ってるかよく分かんないですけどね。僕は那須11人兄弟の末弟だが、僕は一族の中で1番ブサイクだ。兄様達の美しさといったら歩くたびに地面に花が咲き、海が割れて、金が降る。それくらいになってから言うべき」

 

エルフ「絶対嘘だ源氏万歳」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久「イヤぁーーーーーーーーー」

 

豊久は木にめがけ刀を振ると木が伐採された。

 

豊久「こいが薩州の刀業じゃ。一撃に何も感もこめん後のことなんぞ考えるな」

 

エルフ「あ、あの一撃が外れたり避けられたらどうすれば」

 

豊久「さばっとして黄泉路の先陣じゃ。誉れじゃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方拓斗は、日向ぼっこしていた。

 

拓斗(俺に教えることなんて特にないな。弓は与一さんで、刀は豊久さんで充分だし、信長さんはうんこだから)

 

信長「誰がうんこじゃ!」(# ゚Д゚)

 

シャラ「信さん大声出してどうしたんですか!」

 

信長「誰かが俺をバカにしたような」

 

拓斗(俺はいらないんだよな〜。フンフンん?何だこの匂い)

 

拓斗は起き上がり匂いのする方に向かうと、エルフの女達が料理の支度をしていた。

 

エルフ女「あぁ拓斗さん!」

 

拓斗「お前等もう大丈夫なのか?」

 

エルフ女「まだ大丈夫とは言い難いですね」 

 

拓斗「そうか無理はするな。それよりいい匂いだな何の飯だ」

 

エルフ女「少ない麦でパンを作っているんです」

 

拓斗「パンか旨そうだな」

 

エルフ女「良ければ食べますか」

 

拓斗「良いのか。んじゃまいただきま〜す」

 

拓斗はパンを食べ始める。

 

エルフ女「どうですか味は」

 

拓斗「美味い。外はパリッと中はふわふわで堪らん」

 

エルフ女「わぁ〜良かったです。嬉しい」

 

拓斗(パンなんて久しぶりだ。飯は殆ど与一さんが捕まえた鶏をむしって焼いて食う。栄養偏り過ぎ何だよ。これを基に魚や野菜も調達するのも有りだな)

 

拓斗「よ〜し俺も作るか」

 

拓斗は飯の準備をした。手際が良く知識もあって夜までに素早く終わらせた。余りの手際の良さにエルフの女性達は感心し、一部で『お母さん』と呼ばれる。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

信長「腹減ったな〜」グゥ~

 

豊久「飯はなかか?」

 

オルミーヌ「いきなり言われても・・・」

 

与一「また鳥でも射ってきましょう」

 

信長「また鳥か。最近そればっかだな何か他に無いのか?」

 

拓斗「あるぞ」(某バーテンダー風)

 

いなかった拓斗が帰ってきた。

 

信長「遅かったではないか何してた」

 

拓斗「飯の準備をしていた」

 

信長・与一・豊久・オル「「「「!!!!」」」」

 

豊久「おま飯作れるのか」

 

拓斗「ひとり暮らしだったからよく飯は作ってた。さぁ食おうぜ」

 

拓斗が作った料理はパン、きのこ汁、焼き魚を1人で作り上げた。

 

信長「旨そうだな」

 

オルミーヌ「(゚A゚;)ゴクリ」

 

拓斗「どうぞ食べてください」

 

それを聞いた4人は一斉に食べ始める。

 

信長「こ、これは物凄く美味い。中ふわふわじゃねぇかこれは何だ?」

 

拓斗「パンですよ」

 

信長「パンじゃとあの硬い食べ物が、こんなに柔らかいのか!」

 

与一「この焼き魚丁度いい焼き加減で食が進む」

 

豊久「このきのこの汁薄くもなく濃くもなく丁度ええ」

 

オルミーヌ「はぁ〜癒やされる」

 

4人は拓斗が作った料理を美味しそうに食べていた。

 

拓斗(料理を作って褒められることなんか初めてだな。いや確かおぼろげだが小さい頃に作って誰かに食べさした事があったな。たまには料理を作るのも悪くないな)

 

信長「お母ちゃんパンおかわり」

 

与一「お母ちゃんおかわり」

 

豊久「母ちゃんもっと飯くれ」

 

拓斗「誰がお母ちゃんだ」(# ゚Д゚)

 

オルミーヌ「お、お母さんおかわり・・・」

 

拓斗「オルミーヌ無理してボケるな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久「エルフにおいの刀業は無理じゃ。どうも向いていると思えん」

 

信長「んん・・・」

 

与一「弓は凄いですよ。全員弓の申し子のようです」

 

信長「さっき村の鍛冶共に・・・ん」

 

与一「何でしょうねこの嫌な感じ」

 

オルミーヌ「え?」

 

拓斗「確かに誰かが来たな。だが殺気を感じる」

 

豊久「何ぞ来よるこん感じはオルテの兵共ではなか。何かが来よる」

 

オルミーヌ「!」

 

豊久「関ヶ原とおんなじ匂いじゃ。屁どん臭か匂いじゃ」

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月が不気味に目の形に見える。

 

??「探せ、探し出せ」

 

??「いくぞジルドレ。臭うぞ漂流者共の匂いだ」

 

??「殺せ、漂流者達を殺せ。無花果が実る前に立枯れにせよ」

 

 

 




拓斗、信長にますます惚れましたね。私なりに織田信長を分析してみました。私なりの解釈なので本当かどうかは分かりませんが、どう思うかは皆さん次第です。

新たな発見、拓斗料理が得意ということが分かりましたね。また新たなあだ名『お母さん』って今後子供達(信長・与一・豊久)の扱いが大変ですね。

それではまた次回までさようなら〜


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9話

9話完成しました。
戦闘描写は余り自信はないですが、生暖かい目で見てください。
それではどうぞ。


エルフ「何だ何の音だ?」

 

異変を感じエルフが、テントから出るとき突如十字架の様な槍がエルフを突き刺し胴体を真っ二つにした。

 

??「見つけたぞ見つけたぞ。匂ってきやがるドリフ共!」

 

騎士の格好をした人物はエルフ共を焼き払う。

 

??「さぁ出てこい漂流者〜きれいに焼いて舞せてやるヒャハハハハハハハハハハ」

 

豊久「おかしか芸を使うのあやかしの術か何か。おまんらは皆そうか。」

 

拓斗「おそらくエンズだけに備わっている。こいつ等強いぞ」

 

??「いた」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃城周辺は火の海に包まれた。

 

信長「シャラお前等男共を扱う。弓を忘れんなよ。女子供は森の中に逃がせ」

 

シャラ「はい!」

 

信長「騎兵を潰すぞ」

 

与一「大丈夫ですか」

 

信長「お前は知らんだろうが、この俺は騎馬隊を潰させて三千世界で一等賞よ」

 

与一「お任せしますよ。僕の相手はどうやらアイツみたいです」

 

与一の目の前に槍を持ち槍には鎖が付いた大男がいた。

 

??「ジルドレその女男を殺れ。私はこっちの漂流者を焼く」

 

ジルドレ「ジャンヌ良き旅を」

 

拓斗「ジャンヌ・ダルクとジルドレだと!」

 

ジャンヌ・ダルクはフランスの英雄、ジルドレはジャンヌの右腕の存在的人物。二人はフランス軍人でイングランド軍との戦い百年戦争の中心的存在でもある。

 

ジルドレは与一めがけて槍を振り城壁を壊した。

 

与一「城壁ごと斬るなんて、なんて力だ。まるで武蔵坊だよ」

 

ジャンヌ「ドリフターズ黒王様の世界廃滅の道に塞がる障壁。漂流物は我々が全て焼き尽くす」

 

豊久「それならお前等があんメガネがいうとった廃棄物とやらか。話の通じんイカレゆうとった。所でおまんわ男か女か?」

 

ジャンヌ「!」

 

拓斗「ジャンヌ・ダルクは・・・のわ!」

 

ジャンヌは豊久さんと俺に炎を振りまいた。咄嗟のことで保のからにげるしかないが、炎は追いつき俺達を囲んだ。

 

ジャンヌ「すばしっこい黄色の猿共め。もう逃げ場なぞ無いぞ」

 

ジャンヌ「でどうする、どうすんだよ漂流者。貴様等こそ廃棄物にしてやる」

 

炎が俺達に迫るが、突如石壁が現れ炎の行く手を遮る。

 

豊久・拓斗「「!!」」

 

オルミーヌ「はぁ〜!」

 

オルミーヌが現れ札を地面に貼り石壁が現れ炎を遮る。

 

ジャンヌ「な、何だと!」

 

オルミーヌ「魔導結社十月機関。漂流者を守るのが我等が使命」

 

ジャンヌ「!」

 

豊久さんがオルミーヌを担ぎ走り去る。俺も後を追い豊久さんがジャンプした先を飛び越える。

 

豊久「何やお前もあやかしば使えっとか」

 

オルミーヌ「あの石壁しか出せないです。しかもあと2枚しか大師匠様とかなら色々出来たんですけど。あたし未熟者なんでそのごめんなさい」

 

豊久「なんの〜命ば救われたがばおいじゃ。ありがとうごわ〜た」

 

拓斗「お前は未熟者じゃないよ。その力で俺達は助かったありがとうオルミーヌ」

 

オルミーヌ「止めてくださいよ頭を上げて。ほら火もばんばん燃えてるし、敵もいるし、そんなのしてる場合じゃないですよ」

 

豊久「うんじゃとん礼は直ぐに言わねば人はさくりと言えのうなるならのう」

 

豊久「あやつは恐ろしか術ば使うが、おそらく戦経験は薄か素人じゃ」

 

オルミーヌ「なんでそんな」

 

豊久「そいばかりは観働きじゃ。じゃがきゃつのあれは己が手に入れた力をばほこるというか、何処かの誰かに見せつけているそうじゃ」

 

豊久「我かような力をば易、我を見よ我を見よる、素人じゃ突出する初陣首じゃ。掻き獲るのは容易か」

 

オルミーヌ(これが怖いのようこの時代の日本の武士は同じ笑みで感謝と死が同居しているから)

 

豊久「拓斗おいに考えがある。あいつはおいに任せて与一とこ行ってくれ」

 

拓斗「分かっただがその前にジャンヌ・ダルクに挨拶してくる」

 

拓斗は壁を飛び越えた。

 

豊久「あと2枚あん壁が出せるゆうたな」

 

オルミーヌ「は、はい」

 

豊久「そいならおいが言うよう出してくれ。したらばおまんは森ば逃げ〜」

 

オルミーヌ「・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

壁を飛び越えた拓斗はジャンヌ・ダルクと相対していた。

 

ジャンヌ「やっと現れたか漂流者」

 

拓斗「初めましてジャンヌ・ダルク。フランスの聖女様」

 

ジャンヌ「!お前私のこと知ってるのか」

 

拓斗「あぁ知ってる俺は未来の人間だ。あんたが何をしてきたか後世に伝わってる」

 

ジャンヌ「!お前に何が分かる。どうせお前も私のことを魔女だと思ってるだろ。私はフランスをただ救いたかったそれだけなのに、なのにあいつ等が私を・・・」

 

拓斗「あぁあんたを魔女狩りと称して裁判に掛けられ火刑に処されたことも全部知ってる。ジャンヌ・ダルクがいなくなった後20年後に戦争は終わったフランスの勝ちでな」

 

ジャンヌ「!」

 

拓斗「ジャンヌ・ダルクお前は救いたかった。民を救いたかった。利益も名誉も望んでないただフランスを救いたかった。神に導きフランス軍を先導した。」

 

拓斗「なのに今や聖女として救世主としての見る影もない。あんたは闇に落ちた光の存在のあんたが、人間に裏切られたから今度は世界を滅ぼす。ふざけんなお前に神託を託した神達を裏切る行為だぞ」

 

ジャンヌ「!私に説教をするな漂流者。私は許さない私のことを救世主や聖人と持て囃され、挙げ句の果てに魔女と呼ばせ、裁判では無実の罪を押しつけフランスのシャルル7世は何もしなかった。最後には火刑にされた。そんな人間達を私は許さない!」

 

拓斗「あの裁判はでっち上げだ!」

 

ジャンヌ「!」

 

拓斗「裁判はジャンヌを不利にする為に行った物だ。だが貴方の死後、裁判はやり直された貴方を救う為に貴方の村の人や、貴方に付いた兵士や、オルレアンの市民達が証言した。貴方を救う為に貴方は裏切られたと言ったが、裏切ってないんだ寧ろ貴方の罪を無くそうとした。みんなが動いたみんなが貴方の為にみんな貴方の事が大好きなんだ」

 

ジャンヌ「嘘だ・・・嘘だ!そんな作り話私は信じない」 

 

拓斗「全て真実だ貴方1人の為に動いたんだ。貴方は世界中から崇められている。それだけの功績を残した貴方だからみんなから愛されている。そして裁判の結果は無罪。そして貴方は聖人の仲間入りだ」

 

ジャンヌは目から生暖かい物を感じ手を当てると、涙が流れていた。

 

ジャンヌ「涙?」

 

ジャンヌは涙を拭うが途切れることはない。

 

ジャンヌ「止まれ止まれ要らない私に涙は要らない!」

 

そこにいたのは人間ジャンヌ・ダルクだった。10代で戦場に立ち19で火刑にされた悲劇のヒロイン。

 

拓斗「貴方はまだやり直せる我々にこい!」

 

ジャンヌ「私は・・・私は・・・「惑わされるな」!」

 

ジャンヌに響き渡る声が聞こえる。

 

ジャンヌ「黒王様・・・」

 

黒王「お前は騙されている。あの男の言ったことは全て妄言だ。まやかしだ。人間は必ず裏切る。ジャンヌも経験したばすだあの男も何れ裏切る。世界廃滅の為にやることはただ1つドリフターズを殺さなくてはならない。殺せ・・・殺せ・・・殺すのだ」

 

ジャンヌ「うわ〜〜〜〜〜〜ドリフを殺す!」

 

拓斗(説得は無理なのか。オルミーヌから聞いた通りエンズの恨みは予想を超え遥かに大きいだが、あの涙は本物だ)

 

ジャンヌ「お前を焼き尽くす。死ね〜」

 

ジャンヌは拓斗に炎を放ったが、拓斗は剣を抜き炎を真っ二つに斬った。

 

ジャンヌ「・・・は?」

 

拓斗「俺は普通じゃない。そんな炎俺には通用しない」

 

ジャンヌ「てめぇ〜〜〜」

 

拓斗「それにあんたの相手は俺じゃない。もう一人の漂流者だ」

 

拓斗はジャンヌに向かって走り出しジャンヌの股の間をスライディングした。ジャンヌは咄嗟のことで何も出来ない。

 

ジャンヌ「逃がす物か!」

 

拓斗「なるほど白か」

 

ジャンヌ「?・・・!お、お前」(顔真っ赤)

 

拓斗「心は腐っても、そこは綺麗なんだな」

 

ジャンヌ「見たのか。殺してやる!」(顔真っ赤)

 

ジャンヌは顔真っ赤にしながら炎を放ち拓斗に直撃する。

 

ジャンヌ「フハハハハざまぁみろ私の下着を見た報いだ」

 

炎は拓斗に直撃したが、次の瞬間炎が消え無傷の拓斗が現れた。

 

ジャンヌ「な!な・・・」

 

拓斗「絶望したか。じゃあな聖女様。俺はジルドレの所に向かう。あと綺麗だったよ。」ヒュン

 

ジャンヌ「漂流者〜〜〜〜〜〜〜〜」(顔真っ赤)(# ゚Д゚)

 

拓斗はその場から消えジャンヌは顔真っ赤で怒りの声を上げた。

 

拓斗(ジャンヌ・ダルクは救えるかも知れない)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方与一はジルドレと戦っていた。ジルドレの攻撃を躱す与一は弓を放ち急所に当てるが、ジルドレには効果がまるで無い。エルフ達は離れた所で見守ってた。 

 

エルフ「ば、化け物だ」

 

エルフ「あのデカイ騎士も化け物だが、あの与一って人も大概だ」

 

戦闘を続けるジルドレと与一だが、与一は笑ってた。

 

エルフ「笑ってるぞあの人」

 

与一「フハハハハハハハハ」

 

その戦いを木の上で見守る人物源義経がいた。

 

義経「そうそうそれで良いんだよ楽しかろ与一。己の技を振るうために人は生まれる。お前の技は死の技じゃないか扇なんぞ射抜いてる暇はないさ」

 

源義経。兄は鎌倉幕府初代将軍源頼朝。一ノ谷、屋島、壇ノ浦で平氏と戦い平氏を倒したが、兄に謀反を起こし平泉にて攻められ自害した。

 

ジルドレが槍を振るうが、与一は槍に乗りジルドレに矢を構え放つ。

 

義経「あらら流石ジルドレ笑っても居られなくなったかな」

 

与一「何度も射抜いた。急所も何発も射抜いたはず何故生きてる」

 

ジルドレ「我が旅未だ終わらず故に我未だ終わらず」

 

与一「そうかい!まるで」

 

義経「ははっ弁慶みてぇ超懐かしい」

 

「ならば直接終わらせてやるお前の旅はここで終わりだジルドレ。生きる旅は終わり死の旅の始まりの手向けしてやる」

 

ジルドレ「!」与一「!」義経「!」

 

空中から拓斗が現れジルドレにかかと落としを入れる。ジルドレは槍で防ぐが、ジルドレの足場が陥没する程衝撃が走る。

 

拓斗「フッ」

 

与一「あっ・・・拓斗殿」

 

拓斗「よう与一さん無事みたいで」

 

与一「あちらの方は?」

 

拓斗「豊久さんに任せてます何か考えがあるようで」

 

拓斗「さてジルドレお前を潰す。お前の罪は重いぞ。悪魔を召喚の為に子供達を誘拐し心臓を捧げた数300人を殺した。よってお前は黄泉の国に送ってやる」

 

ジルドレ「・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信長「はい皆の衆よくお聞き第六天魔王様による猿でも出来る騎馬衆殺し講座を始める。へへっよく聞かないと死にます」

 

信長「騎馬は超絶怖いですが、全然怖くありません。何を言ってるか分からねぇとは思うが、突撃とか機動力で回り込まれるとか超怖い。でもこういう森の中調子こいて追ってきて足軽も随伴とかもう超怖くない。調子よくバカだってますが、木々に思考性させられたぱからですね」

 

信長「とま〜ちょいとした障害で止まっちまう。半端な数の騎馬で森中とか自殺です。俺も伊勢とかでえらい目に遭いました。はい射て」

 

信長の合図でエルフ達は黒王軍に矢を放ちます。

 

黒王軍「ぐあっ」

 

黒王軍「ごはっ」

 

信長「こうしょう取ればもう勝ちです。講義終了」

 

エルフ「あっという間に」

 

エルフ「すげぇ」

 

信長「長篠思い出すな〜屈強な騎馬部者が鉄砲増強に浮かれるおそらく進化した鉄砲によって、士の世も武士の世も終わるだろう。だから何があってもここでも鉄砲を大量に作らにゃならぬ」

 

火の手は廃滅まで迫っていた。

 

信長「問題は・・・本命化け物2人だな。廃城が燃えちまうぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャンヌ「何処だ!何処に行った!何処に隠れた!出てこい出てこいよ漂流物!出ないと出ないと森も城も何もかも燃えてしまうよ!」

 

豊久「そいは困る荒れて果ててもおいらの城じゃ」

 

ジャンヌ「いた」

 

豊久「おうおるとも」

 

ジャンヌは剣を複数地面に突き刺し炎を広げ豊久の退路を失う。

 

ジャンヌ「もう逃さないよ」

 

豊久「おう逃げもはんど」

 

ジャンヌ「性懲りもないね」

 

オルミーヌは札を地面に貼り石壁を出し豊久の退路を断った。

 

ジャンヌ「退路をアホが血迷ったかこいつ!」

 

豊久「おう薩摩兵で血迷っとらん者は一人も居らん」

 

豊久は銃と小刀を捨て刀を口に咥える。

 

豊久「グヘヘオイヒッテホラウゾ」(へへっ押し切ってもらうぞ)

 

ジャンヌ(何だこいつ自分で退路を断って何だこいつ。何だ何だ死ぬ気か!)

 

豊久「やれやオルミヌ」

 

オルミーヌ「もう無茶苦茶だ〜」

 

オルミーヌは札を石壁に貼り、石壁から石壁が飛び出て豊久を押した。

 

豊久「うおっ!」

 

ジャンヌ「!」

 

豊久「ぬーーーーーーー!」

 

ジャンヌ「何だ、何だ、何だ、何だ!」

 

豊久はジャンヌを蹴り飛ばした。

 

オルミーヌ(防御の為の石壁の呪文を防御じゃなくて突撃の発射台にするなんて何なの)

 

オルミーヌ(侍はおかしいと大師匠様から教わっていたけど、まるで命を捨てて命を的にして巧妙敵の首を穫るというそんな意志に獅子がいるかのよう。そんなのまるで廃棄物じゃない!)

 

豊久「城には必ずあるそいの方に待っとたど」

 

ジャンヌ(!井戸)

 

ジャンヌ(み、水?水だ。あれほど求めたあれほど望んたあれほど欲した)

 

 

 

 

 

 

 

〜回想〜

 

ジャンヌ「水〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

時は1431年5月30日ジャンヌ・ダルクが火刑に処される時。

 

「魔女め、炎で清められよ見よ魔女が燃え落ちる」

 

「ははっ戦場で男の身なりしとって中身が魔女とは笑わせる」

 

「そ〜れ股ぐらが焼き落ちるぞ今の貴様は男か女か」

 

「オルレアンの魔女よく見せろ」

 

ジャンヌ(魔女私は民の為フランスの為に)

 

ジャンヌ「神の為に戦ったのに〜」

 

すると時が止まり景色が割れて中からEASYが現す。

 

ジャンヌ「!」

 

EASY「おいで捨てられしキミ」 

 

 

 

〜回想終了〜 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャンヌ「!」

 

豊久「!何じゃおま女子じゃなかか。女子が何故鎧ば着こんで戦場おる。女子首は手柄にならん。去ね帰って紅べ付け」

 

ジャンヌ「お前にお前等に何が分かる。フランスの民を救う為キリストの為に信仰の為に戦い続けた私達ことの何が分かる!」(# ゚Д゚)

 

豊久「フン」

 

豊久はジャンヌに頭突きを食らわした。

 

豊久「知らぬ!フランスなんぞという国聞いたことなか。だいたいキリストって何じゃ。あぁとんだ骨折りぞ南蛮人は訳分からんことばかり言いよる。こうなれば早う行ってあん槍武者から掻き獲らねばならんのう」

 

豊久「こんな事なら拓斗に行かせるべきでは無かった。首手柄取れんでわ親っどんに顔向け出来ん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジルドレ「んん〜〜〜」

 

与一「フッ」

 

拓斗「ハァ」

 

与一と拓斗とジルドレは激しい攻防戦を繰り広げた。与一が矢を射ってもジルドレに防がれる。ジルドレは鎖で与一に叩きつけるが、与一は躱すがジルドレからの追撃に与一は弓を叩きつける。ジルドレが攻撃し与一が躱し、与一の弓矢にジルドレは防ぐの繰り返し。与一はジルドレの急所に放つがジルドレは倒れない。

 

拓斗もジルドレに攻撃を加えるが槍で防がれたり、躱される。ジルドレも鎖や槍で叩きつけるが、拓斗の剣裁きと身のこなしでいなされる。

 

与一(!何故、何故死なない)

 

与一は2本の矢を同時に放ちジルドレの眼に当てる。

 

ジルドレ「!」

 

与一(よしやった)

 

しかしジルドレはそれでも動き与一の目の前に来た。

 

与一「!」

 

鎖が与一に迫る。

 

与一(不味い避けなくては)

 

鎖が与一に迫るが、拓斗が与一を押し出した。

 

与一「拓斗殿!」

 

与一を押し出した結果、鎖は拓斗に巻きつけたれた。

 

拓斗「グゥ」

 

信長「いかん拓斗を死なせるな。射て射て〜」

 

エルフの放つ矢がジルドレに刺さるが、全く効果なし。

 

エルフ「不死身か化け物だ!」

 

信長「否!不死身の化け物などこの世におらん人は必ず滅びる殺せる射て射て〜」

 

義経「うお〜本当に弁慶みてぇ」

 

拓斗「フハハハハハハハハハハハハ」

 

ジルドレ「!」信長「!」与一「!」シャラ「!」

 

拓斗は不気味に笑い出した。自分が不利で死の危険があるのに笑い出した。

 

ジルドレ「何がおかしい?この状況分かっているのか」

 

拓斗「勿論・・・手足を封じられ・・・未動きも取れん・・・首にも巻きつけ危機的状況だ」

 

ジルドレ「ならば・・・」

 

拓斗「俺が元の世界で・・・何て呼ばれたか・・・知ってるか」

 

ジルドレ「?」

 

拓斗「俺は世界最強の殺し屋だ。ターゲットは必ず殺す!」

 

拓斗は力を込め手足に巻き付いた鎖を砕き、首に巻き付いた鎖も引きちぎる。

 

ジルドレ「な・・・何だと!」

 

拓斗「今から本気出す。ついてこれるか」

 

拓斗は剣を抜き姿を消し超スピードでジルドレに斬りつける。それを何度も繰り返す。ジルドレの体は傷つき鎖は破壊されていく。ジルドレは捉えることが出来ない為防御の構えをしているだけ。与一・信長・エルフ達は拓斗の強さに驚きの表情している。

 

義経「すげぇ〜あいつまるで昔の僕みたいだ」

 

ジルドレの前に拓斗が現れジルドレの右腕を斬り落とす。

 

ジルドレ「グッ・・・」

 

拓斗「お前の罪はこんな物じゃないぞ」

 

ヒヒーン

 

信長「!」拓斗「!」

 

遠くから馬車が来て何人かのっている。

 

??「何だこりゃおい」

 

??「分からん」

 

信長「な、何だ」

 

大師匠「世界が憎いか廃棄物。世界から捨てられた彷徨う怨嗟」

 

男が布をめくるとガトリング砲が登場した。

 

拓斗「ガトリング砲だと!」

 

??「最後の弾倉こいつで完盤だ」

 

ガトリング砲がジルドレに向ける。ジルドレは避ける為横に移動するが、拓斗が行動移す。拓斗はジルドレを掴んでガトリング砲に押し出す。

 

拓斗「お前は的だジルドレ」

 

ガトリング砲はジルドレに命中し、ジルドレの体が崩れる。

 

シャラ・信長「「!!」」

 

だが、ジルドレは体半分になっても動き出し、槍を掴む。

 

信長「な、何だと!」

 

??「何!冗談だろおい」

 

ジルドレ「フッ」

 

拓斗がジルドレに近づき左腕を斬り、剣を向ける。

 

拓斗「最後に遺言を聞こう」

 

ジルドレ「ラプセルは天国への風。異端として魔女として火刑にされる。地獄に落ちたならば俺も地獄へ行こう地獄に行くような事に沢山しよう。向こうで待っているよジャンヌ。だが乙女は地獄へ行かずここにいた。だが乙女ではないきっと地獄に行くならば今度は俺が先に行って向こうで待つジャンヌ良い旅を」

 

拓斗「それが最後の言葉か」

 

拓斗は剣を掲げる。

 

拓斗「さらばだジルドレ」

 

拓斗はジルドレに剣を振り卸した。ジルドレは塩になった。拓斗は塩になったジルドレに向かって拝む。

 

大師匠「やはり動質量も塩に・・・」

 

信長「何だ何だこれは?」

 

オルミーヌ「お師匠様〜」

 

大師匠「オルミーヌ道術師よくやってくれました」

 

オルミーヌ「ありがとうございます」

 

信長「誰だお前は?いやお前等は」

 

大師匠「私は廃棄物を憎む者このオルミーヌの師魔導結社オクトの長をしています。貴方方ドリフターズを支える者この世界に居てはいけない廃棄物。彼等を滅ぼす使命を受けた者」

 

信長「お前もそのドリフか?名は」

 

安倍晴明「安倍晴明(あべのはるあきら)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




拓斗強すぎお前が1番化け物じゃねぇか。
ジャンヌと拓斗のやり取りはどうですか、拓斗め〜おいしい所を。ひょっとしたらジャンヌは救えるかも知れませんので、今後の展開があるかも?
次回10話楽しみにバイバ〜イ。


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10話

拓斗「さ〜て作者まずは皆様に謝罪を」

ゾグ「まずは遅くなってどうもすいませんでした。拓斗をどう介入しようか迷って迷ってここまで掛かりました。特にワイルドパンチ強盗団と与一・義経と晴明の絡みも構想は出来たんですが、会話が難航しました」

拓斗「はぁ〜こんな馬鹿な作者を許してください」

拓斗「それより8000字超えたんだな」

ゾグ「そうなのよ8000行っちゃってこのまま記録更新するか分からんけど」

拓斗「それはあんたの力量によるな」

ゾグ「それでは始めましょうか。どうぞ」




※後書きにプラス付け足しました。


与一(はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・やばかった拓斗殿がいなかったら今頃・・・)

 

義経「温い」

 

与一「!」

 

義経「温すぎるねまるで駄目だな与一」

 

与一「こ、この声は!義経・・・様」

 

義経「何似合わない一騎打ちなんかしてるのバカが。なに源平武者にでもなったつもり。お前はあの戦で何をしたのか思い出してみろ。フフフ笑わせやがる」

 

与一「貴方も此方に飛ばされていたのか何処におわす!」

 

与一は義経を探すが影も形も見つからない。

 

与一「私は私はもう貴方の命令は受けない」

 

義経「ハハハ好きにしろ与一。またなそちらの方が面白い」

 

拓斗「待てよ源義経」

 

義経「!」与一「!」

 

与一の背後から拓斗が歩いて来た。

 

与一「拓斗殿!」

 

義経「君はジルドレを倒した漂流者か」

 

拓斗「拓斗だ以後お見知り置きを義経公。それより与一さんに言ったセリフそのままアンタに返すよ。本当のバカはあんただよ」

 

与一「た、拓斗殿!」

 

義経「どうしてそう思うのかな?」

 

拓斗「一ノ谷の時馬で崖を駆け下りる前に、鹿が通れるなら馬でも出来ようと崖から駆け下りて平氏を討って、屋島では暴風雨のなか出陣して、壇ノ浦では水船の操舵手を討ってあんた自ら船から船に飛ぶ八艘飛びをやったりと、奇想天外なことをやるあんたがな」

 

義経「ハハハハハハハハ確かに僕も馬鹿な事をやったな。懐かしいな。君ジルドレの時凄かったね〜ぜひ一度手合わせしたいものだ」 

 

拓斗「何なら今やりますか」

 

義経「ハハやめとくよ楽しみが減っちゃう。じゃあね与一また会おう」

 

義経の声は消えた。

 

拓斗「まさか義経まで居るとは・・・」

 

与一「拓斗殿お恥ずかし所を・・・」

 

拓斗「いや。与一さんは義経が怖いですか?」

 

与一「怖いです。義経様は人に非ず。戦を遊び感覚で行う義経様に恐怖を感じます」

 

拓斗「そうか・・・でも義経のお陰で平氏との戦いを早く終わらせた。いわば立役者だ」

 

与一「それでも義経様は・・・」

 

与一さんは震えていた。そこまで恐ろしいのか義経は。

 

拓斗「先に行ってますね与一さん。・・・1つ言いますよ戦争は綺麗なんかじゃない。どちらかが勝ち、どちらかが負ける。ただそれだけです」

 

与一「・・・」

 

拓斗「それに俺のことは拓斗でいいですよ。殿とか付けられる身分じゃねぇし」

 

与一「フフッ分かりました拓斗」

 

拓斗と与一の仲が深まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信長「誰だお前は?お前らは」

 

晴明「私は廃棄物を憎む者。このオルミーヌの師。魔導結社オクトの長をしています貴方方ドリフターズを支える者この世界に居てはいけないエンズを滅ぼす使命を受けたもの」

 

信長「お前もそのドリフか?名は」

 

晴明「安倍晴明(あべのはるあきら)」

 

 

安倍晴明。平安時代の陰陽師で、雨乞いや占い等に精通した人物で、最近では妖怪退治や、ライバル蘆屋道満との対決でも有名な偉人。

 

 

信長「安倍晴明(あべのはるあきら)・・・安倍晴明(あべのせいめい)か!」

 

晴明「せいめいと聞き読まれているそうで、私はそれ程大したものではありませんよ」

 

信長「ん〜」

 

豊久「おうこっちも片付いたようじゃのう。あっ知らん顔がずーばー増えちょる。誰ぞ?」

 

信長「おいちょっと聞けよ晴明だよ晴明。安倍晴明凄くね凄くね」

 

豊久「知らぬ」

 

信長「・・・ほんとに」

 

豊久「皆目知らぬ」

 

晴明「京で陰陽師をしていました」

 

豊久「京、都人か。京ではそんな変な服ば着ちょるのか」

 

晴明「あいやこれはこちらの世界でしつらえたもので」

 

豊久「でその〜陰陽師の寺の坊主が何で頭ば剃らん?」

 

晴明「・・・」

 

信長「ごめんなはるあき。ごめんなはるあき。こいつ残念な子でな」

 

オルミーヌ「師匠落ち込まない落ち込まない。この程度で落ち込んでたらこの連中と付き合えません」

 

豊久に言われた言葉で落ち込む晴明。そして晴明を励ます信長とオルミーヌ。

 

信長「であんたもこっちに飛ばされたのか。あの妙な通路のあの妙な男に会って」

 

晴明「えぇある日いきなりそしてあの男が扉を開け私はこの世界の漂流物となった。そして私は私の役目を悟った。私は京で星を眺め式神と戯れる為ではなく、エンズを倒す為にあるのだと」

 

信長「あぁ〜さっきの大男や炎を使う女あれがエンズか。なんにしてもあの女はどうした?」

 

豊久「おぉ井戸ば叩ん落として頭突いてくれたわ」

 

晴明「!」

 

オルミーヌ「殺してないんですか」

 

晴明「いかん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信長達は井戸に向かったがジャンヌの姿は無かった。

 

信長「おらんぞ」

 

豊久「逃げたか勘定な女子じゃ」

 

晴明「いけません!何故、何故殺さなかったのです相手はあのエンズなのです殺さなければ」

 

豊久「女子首は手柄じゃ無か恥じゃ」

 

晴明「そんな場合じゃない。女だろうと廃棄物は絶対に殺さねばならない!」

 

豊久「ぬしゃらの法度など知らぬ!」

 

晴明「!」

 

豊久「おいは女子首は獲らぬ。こいがおいの法度じゃ。わいらはあの通路の男の駒ではなか。わいらは人ぞ」

 

晴明「ハッ!」

 

豊久「わいらはわいらの理で走る」

 

紫の新聞にも豊久の言葉が載り紫は笑みを浮かべる。

 

晴明(なるほどこれが武士だ!平安の世にはいなかった連中。士道という奇妙な思考で行動する。それが彼等の武器。こちらに呼ばれた理由なのかも知れない。だが絶対に廃棄物は殺さねばならん。手遅れにならぬ内に、例え女子供だろうと例えどんな過去があろうと)

 

拓斗「ここに居たかオルミーヌ」

 

オルミーヌ「拓斗さん!何処に居たんですか」

 

拓斗「与一さんの所に。ん!誰だアンタ」

 

オルミーヌ「大師匠様です」

 

晴明「初めまして私は・・・」

 

拓斗「待て!あんたが誰なのか当ててやろう」

 

晴明・オルミーヌ「「!!」」

 

拓斗「前にオルミーヌが見せた札は京の陰陽師が使う物だ。陰陽師の偉人は、思いつく限り2人だ。一人は蘆屋道満。もう一人は安倍晴明だ。だが見た目で蘆屋道満じゃない。よってあんたは安倍晴明だ。違うか?」

 

晴明「!それだけでいや見た目だけで判断するのは貴方だけですよ貴方は?」

 

拓斗「俺は拓斗。2018年の未来の日本から来た」

 

晴明「!そんな未来の日本から」

 

拓斗「それよりオルミーヌ。前に聞いたがエンズ共は恨みの固まりって言ったよな」

 

オルミーヌ「は、はいそれが何か?」

 

晴明「まさかエンズ共を改心させると・・・」

 

拓斗「そうだが?」

 

晴明「辞めたほうがいいです。彼等に改心の余地などない」

 

拓斗「何故そう言い切れる自信があるんだ。それを一度でも試したのか?」

 

晴明「そ、それは・・・」

 

拓斗「別に全エンズ達を助ける必要はない。あくまで可能性のある物だけだ。現にジルドレは殺した」

 

晴明「しかしやはりエンズは」

 

拓斗「助ける者は助ける。それが俺の信条だ」

 

晴明「・・・」

 

拓斗の考えには晴明も余り理解出来無いらしい。

 

オルミーヌ「大師匠様荷車のあの老人は一体?」

 

晴明「ハンニバル・バルカ氏だ」

 

拓斗「ハンニバルだと!」

 

ハンニバル・バルカ。カルタゴの将軍で天才戦術家である。アルプスを越えトレビアの戦い、トラシメヌス湖畔の戦い、カンナエの戦いでローマを破った男。

 

晴明「漂流者の一人だ。1日の殆どをほうとしている。ここ数日それが多くなった。老齢化からの方かも知れない」

 

オルミーヌ「エッ!」

 

晴明「もう一人漂流者がいたんだ。スキピオ・アフリカヌス氏だ」

 

拓斗「スキピオまで!」

 

スキピオアフリカヌス。ローマの天才用兵家でハンニバルとはライバルである。ザマの戦いではカンナエの戦いでハンニバルがやった戦術でカルタゴを破った男。

 

晴明「向こうの世界では好敵手だったようだ。彼が横にいた時は比較的しゃんとしていた。ここに向かう途中我々は数度黒王の追撃隊に追われた」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北壁から逃げる漂流者達は黒王軍に追撃されていた。乗っていたのは安倍晴明・スキピオアフリカヌス・ハンニバル・バルカ・ワイルドパンチ強盗団(ブッチ・キャシディ、ザ・サンダンス・キッド)が追われていた。ブッチが銃で対抗するが、余り効果はない。黒王軍から火矢が放たれ荷車に刺さった。

 

スキピオ・アフリカヌス「!」

 

スキピオは火矢を抜くが荷車の凸凹で跳ねる瞬間スキピオは荷車から落ちてしまった。

 

ハンニバル・バルカ「スキピオ〜!」  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

晴明「追撃は激しく、戻る事も探す事も出来なかった。今本部で探しているがスキピオの行き先は分かってない。黒王の手に落ちなければいいが。以来彼はああだ以前は弱り程度だったが急激に老いてしまった。我々には想像する事も出来んがスキピオは彼にとって何か大事なたかだったのだろう」

 

晴明「拓斗殿はやはりあの2人を知ってるのですか」

 

拓斗「あぁ晴明さんよりもっと古い人だ。紀元前という時代に活躍した人物だ。その2人がいたら俺達も楽になるのに・・・」

 

晴明(彼は我々の知らない未来から来た者。ドリフやエンズ達にも詳しいみたいだ。彼ならひょっとしたら・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信長「これは何ぞ?」

 

ザ・サンダンス・キッド「薬莢だよ」

 

信長「薬莢?」

 

キッド「何だおっちゃん知らんか。そうか違う時代の人だっけな。中に火薬を詰めて先に弾丸が嵌め込まれて、こいつを銃に突っ込んで撃鉄でこいつのけつを叩くと尻に付いてる雷管が弾けて弾が出る」

 

ブッチ・キャシディ「ハッハ〜」ドンドンドン

 

信長「!」

 

キッド「バッカじゃねぇのお前無駄玉撃つな」(# ゚Д゚)

 

信長は驚愕した。火縄銃の比じゃないと

 

ブッチ「ヒヒッ」

 

信長「じゃ〜それは昨日のデカブツを倒したあれは?連続して銃が撃てるカラクリか?」フルフル

 

キッド「ガトリング銃だ。クランクを回せば幾らでも撃てる。まぁもう弾がないから無用の長物だけどね」

 

信長はまた驚く連続して弾が出る兵器に。長篠での鉄砲三千丁を3列に配列して武田軍を撃破したより強力だった。鉄砲も三千丁もいらない。人員も削減できる。これ1つで戦場をひっくり返す程の価値がある。

 

ブッチ「?どうしたおっちゃん」  

 

信長「ふ〜何が必死に考えた俺が馬鹿みたいだにゃ〜。こんな物があったら合戦其のものがまるごと変わっちまうわ。密集した軍勢など皆殺しになってしまうではないか。鉄砲足軽は十列ではのうてさんペいだらけになる。騎馬武者どころか槍足軽まで無くなる。こ、こ、これ欲しい。何としても欲しい」

 

晴明「難しいですよ。私もキッド達のその銃は薬莢、ガトリング等調べました。だがどうやって作られた物なのか様々な鍛冶職人に見せました。この世界の冶金術では作れません。何しろ我々の時代より未来の物ですから」

 

晴明「そもそも爆発する火薬という物が分からない。キッド等は銃の名手ですが、自分等の使ってるそれがどうやって作るのか知らないのです」

 

信長「火薬なら今作ってんぞ」

 

晴明「!」キッド「!」ブッチ「!フハハハハハ」

 

晴明「やはり貴方方はおかしい。今まで様々な武器を持つドリフ達がいたが貴方方は行動原理がこの世界を一変させかねない」

 

キッド「後は雷管だな」

 

信長「雷管?」

 

ブッチ「この玉のけつに付いてるこれは叩くと破裂する」

 

晴明「これは恐らく火薬では無く何かの物質か薬品です。我々も調べてはいるのですが」

 

信長「お前学者ぽいなら何とかしろよ」

 

晴明「私の専門は陰陽師、付呪士です。これは薬学者や錬金術の分野です」

 

 

 

 

その頃同じタイミングでくしゃみしているオカマがいるとか、いないとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エルフ「止まれ止まれ止まれ〜」

 

エルフ「何奴だ」  

 

十月機関「あぁこんにちは。ここに漂流者達いる?十月機関の者です」

 

マーシャ「あぁ十月何とかだ」

 

マルク「何とかだ」

 

十月機関「オルミーヌというオッパイ眼鏡いる?」

 

マーシャ「あ!いる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

晴明「火薬を作る本当ですか」

 

信長「おぉ後は硫黄だけだ。オパイーヌに頼んどいたはずだ」

 

十月機関「大師匠様〜」

 

晴明「セムどうした」

 

セム「その硫黄お持ちしました。オルミーヌがここに贈るよう言ってきたのです。酷い匂いでした何でこんな物を」

 

マーシャ、マルク「「臭い」」

 

晴明「!」

 

信長「クフフフフフフちゃんと手配しとったか偉いではないかオッパイーヌ。後で乳を揉んでやろうぞ。これで揃うた後はドワーフ」

 

晴明(危険やも知れぬこの信長という男。監視が必要かもしれない。世界を変えるかもしれない)

 

晴明(ドリフターズは生きた人間だ。彼等は自らの思考で行動する。エンズ等のように世界廃滅の統一意思がある訳でもない。何をしでかすか分からない)

 

晴明(オルテを作り出した国父彼はおそらく漂流者だ。彼は最初間違いなく間違いなく人々を救う為行動した。飢える民の尊厳を取り戻す為 国を作った。 だがその結果は、際限無き戦乱だ。漂流者は予測がつかない。それともそれも思惑の内ですか・・・紫)

 

信長「おぉおぉいい匂いだな」

 

晴明「貴方方はこれからどうするおつもりか?エルフ達を解放し、火薬を作り、何をするのです。何を成そうとしているのか?」

 

信長「次はドワーフ共を解く」

 

晴明「!」

 

信長「オルテに支配された諸族を解いて回る。オルテと戦をしている国々と手を結びオルテを内部から蚕食する。火薬を量産し兵を集め火器を作る。オルテ帝国を地上から消す」

 

信長「諸族を合し他部族連合国家を成し、内所は諸族の自治を与えるが、兵権は俺達が握り、豊久をその頭領とする。この世界に武士という新しい制度が現れる。それが出来なくば勝てん。俺達が君権を握れる唯一の方法だ。エンズとやらに勝つにはこれしかない。軍を自らで軍閥を作るしかない」

 

晴明「その行き着く先は軍閥による簒奪だ。自治権などうやむやになる。私を舐めないでほしい織田信長殿!」

 

信長「オルテ語(それでも、オルテよりマシだ)」

 

晴明「!」

 

信長「廃棄物に滅ぼされるよりはマシだ。大分大分マシだ」

 

晴明(本当はエルフ語を覚えていたのか。何て奴だ)

 

信長「それにほら俺は超出来る男だ。最終的に超いい世界になるぞ。エルフやドワーフ等差別などしないし、税もいい感じで商売繁盛、農民も楽だし、兵も規律意思。超絶いい国作るって本当本当」

 

晴明「何故、何故豊久殿を頭に置く。何故貴方が王になろうとしない?」

 

信長「俺、どうも実はそういうのは駄目な男らしい。人という者は利益と恐怖で全て動くと思った。だが、人の心とはどうも違う物だ。だから滅んだ俺の50年は俺の人生は無駄になった」

 

信長「俺はな元の世界で謀反起こされて寺を兵に囲まれた時最初に疑ったのは・・・俺の息子だ。だがその息子は俺に殉じて戦って死んだって言うにな。そんな奴2度と王になんざしちゃいけねぇよ」

 

信長「豊久は利益も損得も恐怖も恫喝も頭にない王の器だ。だが馬鹿なので補佐官がいるフヘヘ俺だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方豊久はハンニバルの所にいた。

 

豊久「じじどん呆けちょるのか大丈夫か?」

 

ハンニバル「カルタゴが滅ぶ!このままではカルタゴは滅んでしまうぞ〜。おぉマゴーネマゴーネ儂良いこと思いついたんじゃ。アルプス越えてローマに攻め込むんじゃ」

 

豊久「おいはそいな名ではなか。おいは島津豊久じゃ」

 

ハンニバル「ん〜?アスドルバルかの〜何でこんな所に居るんじゃ。カルタゴの番はどうした!」

 

豊久はハンニバルから離れて刀を抜き、奇声を挙げてハンニバルに斬りかかる。

 

豊久「チェアーーーーーーーーーーーーーーーー」

 

豊久ハンニバルに斬りかかるが、ハンニバルは木の枝を豊久の眼に突き付ける。

 

ハンニバル「なんじゃいまたローマが攻め込んできたのかのう。カルタゴ救えるの儂だけじゃもの。マルケウスかのそれともワルかの。えぇい纏めてボッコボコにし〜てくれる」

 

豊久「呆けちょるじゃどん眼は死んじゃおらんぞ。じじどんぬしゃボケる前何をやらかしたどん。何回どえらい戦やらかしたの」

 

オルミーヌ「ちょ今の声何ですか敵ですか」  

 

豊久「オルミヌこんじじどんの世話をせい。そん御仁は叔父上殿と同じ眼ばしちょる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拓斗「何処にいっかな〜?」

 

拓斗はある人物を探していた。

 

拓斗「お、いた!お〜い」

 

ブッチ・キッド「「ん?」」

 

拓斗が探していたのはワイルドパンチ強盗団のブッチとキッドだった。

 

ワイルドパンチ強盗団。日本における知名度は、他の偉人に比べて低い(作者調べ)。西部開拓時代に列車強盗を繰り返した犯罪者集団である。ブッチとキッドはその一味であり、生存説が残る程の影響力がある。

 

ブッチ「あんたあのデカブツをぶった斬ったドリフか。ありゃすごかったな」

 

拓斗「偶々ですよ。結構危なかったですよ」

 

キッド「いや俺達が駆けつけて来たときには、あの大男を一方的に斬りまくってるじゃねぇか。本当に人間か?」

 

拓斗「人間ですよ。なんだと思ってるですか」

 

ブッチ「で、俺達に何のようだ?」

 

拓斗「ただ話しをしたいだけですよワイルドパンチ強盗団さん」

 

ブッチ・キッド「「!!」」

 

ブッチ「俺達のこと知ってるんだな。少なくとも俺達より未来の人間か」

 

キッド「そのようだなガトリング銃も知ってたみたいだしな」

 

拓斗「そんなに警戒しないでください。ただお話ししたいだけなのに」 

 

ブッチ「悪ぃ悪ぃ。そういや名前聞いてなかったな」

 

拓斗「拓斗だよろしく」

 

ブッチ「よろしくな拓斗。お前はあの髭のおっさんみたいじゃねぇんだな」

 

拓斗「髭のおっさん?・・・あぁ!信長さんのことか」

 

キッド「あの日本人発想が恐ろしいからなぁ」

 

拓斗「信長さんだけですよ。奇抜な発想をするのは。まぁ部下が付いて行けず殺されかけたんですけど」

 

ブッチ「フハハハハまじかよ。俺もあんなリーダーは嫌だな」

 

キッド「だな、俺も辞めてる」

 

この2人の中で信長さんの評価は余り良くない。

 

拓斗(信長さん本当にうんこだな)

 

 

 

 

信長「ヴェックション」くしゃみ

 

 

 

 

 

 

ブッチ「おいキッドタバコ寄越せ」

 

キッド「無いに決まってるだろ」

 

ブッチ「嘘つけ最後の2本残ってんじゃねぇかよ」

 

キッド「バッカじゃねぇの誰がやるか」

 

ブッチ「あ〜タバコ吸いてえ〜。こっちの世界に来てタバコ1本吸えねぇのかよ」

 

拓斗「タバコねぇ・・・あ!そういえば」

 

拓斗はポケットに手を突っ込み何かを探している。

 

拓斗「あった!これあげますよタバコ」

 

ブッチ・キッド「「!!」」

 

拓斗「俺タバコ吸えないんで気にしないでください」

 

ブッチ「それ未来のタバコか?」

 

拓斗「えぇ未来のタバコですよ。ちゃんと受け取ってください」

 

拓斗はタバコをブッチに投げた。

 

ブッチ「いいのか?」

 

拓斗「さっきもいいましたが吸えないんですよ。持ってても仕方ないので」

 

ブッチはタバコの箱を開けタバコを取り出し、タバコを口に咥えて火をつけタバコを吸い始める。

 

ブッチ「フゥ〜うめぇ。未来のタバコも悪くねぇな」

 

拓斗「気に入って良かったです」

 

ブッチ「ほんとうにいいのか?」

 

拓斗「しつこいぐらい聞きますね心配性ですか」

 

拓斗「言っときますがそれ1つだけですので、大事に使ってください」

 

ブッチ「ありがとよ拓斗」

 

キッド「おい俺にもくれ未来のタバコを」

 

ブッチ「駄〜目吸わせて貰えなかったから」

 

キッド「悪かった悪かったから俺にもくれ」

 

 

 

 

    

 

 

         平和であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久「ドワーフとやらを解きに行く」

 

エルフ達「!」

 

エルフ「ドワーフ!」

 

エルフ「冗談でしょ」

 

エルフ「何で何でドワーフなんかを」

 

エルフ「そうですドワーフを助ける義理はない」

 

大半のエルフはドワーフを解くことに反対する。

 

シャラ「豊さん豊さん達はエルフとドワーフの確執を知らない。エルフとドワーフ達はこの世の始まりからずっと敵視している。交わることのない水と油なんですよ。オルテに諸国が滅ぼされた時も彼等は我等エルフを助けようとはしなかった。そのドワーフを助けに行くというのは・・・」

 

豊久「嫌な者は来んでよかおいは行くだけ兵子もんの意気よ」

 

豊久はそのまま廃城を出る。

 

信長「ま、待てハァハァ待てお豊。待てやめてまじでやめて計画狂うことやめて本当やめて〜。あ〜も〜バカ〜台無しだ〜あ〜も〜バカ〜ボケ〜」

 

与一「ハハハハ」

 

拓斗「アハハハハハ信長さん顔面白え」

 

エルフ「どうするシャラあの人1人で行っちまうぞ」

 

シャラ「俺は俺の村の連中は行くよ。あの人に命を救われた前のオルテとの戦もしエルフかドワーフがどちらか遺恨を捨てて共に力を合わせて立ち向かっていたならば、俺達も奴等も農奴に落ちなかったかも知れない。俺は俺達の上の世代がやった馬鹿を繰り返したくない」

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久が廃城から出ると晴明達が待っていた。

 

晴明「往かれるのか放たれた矢のような御仁だ。貴方の目的は何です?信長殿のように世界を変える事ですか?」

 

豊久「首」

 

晴明「!」

 

豊久「寝てん覚めてん薩摩兵子は突っ走ることしか頭んなかぞ。一緒に来んか?」

 

ブッチ「プハッ面白えなこの日本人」

 

晴明「我々は本部に戻らなければなりません。途中で落としたスキピオや他の漂流者や廃棄物の動きも探らねば」

 

豊久「そうか難儀よの〜」

 

晴明「オルミーヌをお連れください。貴方方の助けになるでしょう」

 

信長「待て待て待て〜豊待て〜」

 

ハンニバル「ばあさんや晩御飯はまだかの〜」

 

与一「おじいちゃんさっき食べたでしょう」

 

拓斗(あれ何かデジャヴを感じる)※8話参照

 

オルミーヌ「何で私まで」

 

信長「ゼェ・・・ゼェ・・・バッカかオメェは」

 

豊久「己の意でこんやつはこんでよか者の役場立たんど」

 

晴明「!」 

 

エルフ達が武器を手に持ち集まってきた。

 

エルフ「各村に伝えろ兵を集めよ」  

 

信長「ヘヘへ良いぞ良いぞ。オッパイーヌ例の物用意せい」

 

ブッチ「よう髭のおっさん」

 

信長「ん」

 

ブッチは信長に拳銃を投げ信長がキャッチする。

 

ブッチ「銃好きなんだな一丁やるよ。ガトリングも置いていくどうせ弾切れだ。銃作るとか弾作るとかすげぇこと言ってたよな完成したらくれや期待はしてないけどな」

 

キッド「じゃあな侍共死ぬなよ」

 

豊久「フッ良か〜良か兵子共じゃ」

 

 

 

 

 




拓斗「で今後の予定は」

ゾグ「取り敢えず本編は今月やりません。来月からの予定です」

拓斗「今月どうすんだよ」

ゾグ「ひょっとしたらあれを・・・」

拓斗「あれってまさか」

ゾグ「まさかの・・・」

拓斗「駄目だ2度とやるな!」

ゾグ「え〜〜〜いいじゃんやろうよ〜」

拓斗「駄々こねんなお断りだ」

ゾグ「え〜断られた所でさぁ続いては日○問題です」

拓斗「やるか!○ョコ○ラの坂○忍の真似するな」

ゾグ「そんなこと言わないでよ和○元○さん」

拓斗「そ○りそ○り ってやらすな!馬鹿野郎」

ゾグ「それではまた次回あれでお会いしましょう」

拓斗「辞めろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」



※活動報告にて質問受付中。時間あったら見てね。


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11話

皆様久しぶり。本編に帰ってきた〜!
アニメ9話完成しました。しかしここまで掛かってしまうとは、本当はもっと早く投稿する予定だったのに〜豊久のセリフが分からない部分があって時間掛かった(アニメ観ながらやってます)。

豊久「しょうがなか。おいの言葉は物心ついた時からこないなもんになったんや」

分かったから急に出てくるな帰れ。あと水晶からの会話は『』となりましたのでよろしく。

それでは始めましょう。どうぞ。




オルテ市民「ふぁ〜〜〜」

 

オルテ市民が休憩してる時、道にピンク色の馬車が通った。

 

オルテ市民「あ!・・・ご領主様じゃ・・・」

 

オルテ市民「行ってらっしゃいませえ〜」

 

馬車の中ではオカマ三人組が座ってスイーツを堪能していた。

 

オカマ2「フホホホホエルフですわ〜エルフおひい様〜」

 

オカマ3「ハハハハハハハハ」

 

オカマ1「何であんた達まで付いてくんのよ!」

 

オカマ2「あ〜らおひい様独り占めはズルイですわよ」

 

オカマ3「私達にもおっそわけしてくださ〜いな」

 

オカマ1「あむ」

 

オカマ2「所でおひい様」オカマ1「ん」

 

オカマ2「ドリフが次に狙うとすれば多分ガドルカ。ドワーフ達を解放するのではないかしら」

 

オカマ3「でもあそこはオルテ最大の兵器所。守りも堅い」

 

オカマ1「どうかしらね〜漂流者は何をするか分かんないわよ〜あそこが落ちたらこの国完全に終了ね〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドワーフ族居留地ガドルカ鉱山

 

オルテ兵「この武器も西方戦場行きか」

 

オルテ兵「あぁ本国からの海上輸送艦隊が壊滅したらしい。武器も防具も幾らあっても足りない。さらに量産ノルマを上げろと上からの命令だ。ドワーフ共にもっと大量に作らせるんだ」

 

オルテ兵「そんないやだが、これ以上連中を酷使するとばたばた死ぬぞ。もう既に何人も死んでいる」

 

すると何処からともなく箱みたいなものが現れ爆発した。

 

オルテ兵「!」

 

しかも1つでは無くあらゆる方向に投げ込まれてゆく。

 

オルテ兵「な、何だ!」

 

オルテ兵「何事だ。鉱山の落盤か!」

 

犯人はもちろんドリフターズ。エルフ達に爆弾をどんどん投げ込まれてゆく。

 

信長「便所に土間の土、オッパイーヌの硫黄、木炭、3役揃うと・・・弾薬である」

 

オルテ兵「何だ何だこれは!」

 

爆弾はどんどん投げ込まれオルテ兵は逃げ惑うしか出来なかった。爆弾の音で馬も悲鳴を挙げていた。

 

信長「火薬の最たる効果は身を焼く炎でも切り裂く破片でもない」

 

オルテ兵「!」

 

豊久「突っ込むぞ〜鬨の声ば挙げ〜」

 

煙の中から島津豊久、拓斗、エルフ達が待ち構えていた。

 

豊久「敵は恐れちょる拍車回せ〜!」

 

エルフ達「うぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

オルテ兵「!」

 

エルフ達の叫びにオルテ兵は怯える。

 

信長(音と光、衝撃と畏怖、恐れそれは石火矢でも棒火矢でも鉄砲でも皆同じ。流石島津種子島の本場よ〜く分っていやがるわい)

 

豊久「引っ取れ〜」

 

エルフ達「うぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

オルテ兵「敵だ敵襲だ」

 

オルテ兵「エルフ共か」

 

オルテ兵「一揆の連中かくそ〜」

 

オルテ兵「デミ共が」

 

与一「・・・」ヒュン

 

与一が放った弓は櫓に当たり矢に付けた爆弾が爆発した。

 

与一「あはすげ〜」

 

エルフ「こんな恐ろしい粉こんな恐ろしい物を日々(にちにち)で作らされていたのか」

 

 

信長「気をつけて混ぜ回せろよ。皆死ぬぞ〜気をつけろよ〜」

 

 

エルフ達は便所を混ぜて作った火薬に震える。

 

与一「大丈夫大丈夫エルフは手先が器用。さぁどんどん射つよ」

 

 

 

信長「火薬づつみ付の矢はまずまず。棒火矢如く使えるかと思ったが、与一とエルフの腕ならば恐るべし威力なり」

 

信長「しかしここまでぼかぼか燃やしちまうとは、ここの物資俺等の役にも立つのに、あぁ勿体無い、あぁ勿体ねぇ」

 

オルテ兵「どうなっているんだ!」

 

オルテ兵「俺が知るかよ」

 

信長「叫べ叫べ!恐怖を助長しろ〜!」

 

エルフ「爆発するぞ〜!」

 

オルテ兵「え?」

 

エルフ「燃え広がってるぞ!」「逃げろ四方が敵だ!」

 

エルフ「皆殺しにされるぞ!」「逃げろ!」

 

エルフ達が虚言を言いオルテ兵はますます混乱する。

 

オルテ兵「な、何だ?」「何だこれは?」

 

信長「士気を回復する間を与えるな。蹂躙せえ〜い!」

 

続々とオルテ兵は矢で射られ、爆弾の被害にやられていく。オルテ兵も逃げる者も居たが豊久と拓斗に斬られた。

 

豊久「城邑ぞ、突入ぞ、城址かっ取れや〜!」

 

エルフ達「お〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

しかしオルテも黙っていない。敵側が動いた。門が突然開き、中から全身甲冑武者が現れた。

 

エルフ達「!」

 

武装兵団「ここはオルテの大兵廠の地。我らオルテ党武装親衛兵団鎮護の地。貴様等一揆の勢ごときにやられはせぬ!」

 

恐怖でエルフの1人が矢を放とうするが、オルミーヌが止める。

 

豊久「大鎧、大刀、大槍、矢なし、弓なし、馬なし」

 

豊久「退け〜!」

 

武装兵団「逃げるか逃さぬ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十月機関「オルミーヌ大丈夫ですかね」

 

晴明「問題ない。あの廃城の連中ならば、オルミーヌの尖った能力も使いこなすだろう。石棺のオルミーヌ、ウォールストーンの符術だけは東西一だ。あれは実はお前達の中で1番才能がある。特に胸がな」

 

十月機関「あぁおっさん臭い。流石中身は83の爺さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武装兵団は追ってくるがスピードは遅い。オルミーヌは札を投げ地面に貼ったら、札が発動し地面から石壁が出て武装兵団を閉じ込める。閉じ込められた武装兵団はもちろん困惑する。

 

武装兵団「な、何だこれは?」

 

豊久「投げ入れや!」

 

武装兵団の困惑を他所にエルフ達が手投げ爆弾と矢に付いた爆弾が入れられ武装兵団は爆発に飲まれた。

 

拓斗「ん?」

 

しかし1人石壁から外れているのがいた。

 

拓斗「おいオルミーヌ!ちゃんと全員石壁に納めろよ!」

 

オルミーヌ「エッ!すいませんすいません」

 

拓斗「仕方ないな」

 

拓斗は一旦刀を収めて外れた武装兵に急襲する。

 

武装兵「!」

 

拓斗は武装兵の腹の部分の殴った。

 

武装兵「がっ・・・」

 

崩れる武装兵を拓斗は掴み石壁の炎の中に放り込んだ。

 

豊久「敵が崩れちょる好機ぞ!値千金ぞ〜」

 

オルテ兵「重装兵が壊滅!」

 

オルテ兵「な、何だあれは」

 

オルテ兵「門を、門を閉めろ」

 

信長「石壁をあんな使い方するとか、流石豊久えげつない。身を守る為の防術を敵を皆殺す為に使う。奴は一身に敵を倒す為に生まれたような男だな」

 

オルテは城門を閉める。

 

信長「しかし城門を閉められると厄介だな・・・・ん?」

 

ハンニバル「」(´~`)モグモグ

 

信長「爺ちゃん、木苺美味しい?」

 

ハンニバル「美味〜い」

 

信長(何で付いてきたんだ・・・・ボケた南蛮人とかどうせい言うんじゃい。じゃが拓斗が言うには・・・・)

 

 

 

 

 

 

拓斗「信長さん。このお爺さんハンニバルはボケてますけど、天才戦術家と言われた戦の名人です。その数々の奇策で敵を打ちのめしたのは俺の時代でも有名で、信長さんに分かりやすくいえば武田信玄や上杉謙信、毛利元就に匹敵する天才です(賛否は皆さんに任せます)。この戦いを見せれば何か役立つアドバイスをくれるかも知れませんので宜しくです」

 

 

 

 

 

信長(と言ったが本当か?この爺さんが信玄・謙信・元就に匹敵するのか。俺にはボケた爺さんにしか見えないが)

 

ハンニバル「おい小僧」

 

信長「ん」

 

ハンニバルは手を振るのを信長に見せる。

 

信長「ん?」

 

ハンニバル「フッ」

 

信長「・・・・・」

 

信長はハンニバルの手をじっと見つめ考える。

 

信長「・・・・・・!伝令、伝令だ。オルミーヌに伝令ぞ!」

 

マルク「は、はい!」

 

信長「爺さん。あんた・・・・・」

 

ハンニバル「木苺もっともっと〜」

 

マーシャ「もう無いよ爺ちゃん」

 

ハンニバル「木苺くれないとカルタゴ滅ぶ」

 

マルク「はい」

 

マルクは信長に水晶を手渡す。

 

信長「これに喋ればいいのか?何だこの玉っころ」

 

マルク「オルミーヌさんは大丈夫って言ってました」

 

信長「おい!オッパイ!おい!聞こえるかパイオヌーヌ!」

 

オルミーヌ『うるさーーい!!』

 

信長「!」

 

オルミーヌ「名前覚えろ馬鹿!」(# ゚Д゚)

 

信長『んな事はどうでもええわい。石壁の札はまだあるな俺の言う通りにしろ与一の弓とお前の札なら出来る』

 

 

 

オルテ兵「城門閉まります」

 

オルテ兵は城門を閉じた。

 

オルテ兵「危ない所だった」

 

オルテ兵「しかし何なのだ、あの爆発は?」

 

オルテ兵「分からん狼煙は上げた。援軍の到着まで半日は掛かるが、城門さえ閉じてしまえば攻城は無理だろう。あの連中を城門に括り付けてやる」

 

オルテ兵「城壁外の集積地にいる兵たちは壊乱しています」

 

オルテ兵「兵は僅かです」

 

オルテ代官「クソ、デミ共め。援軍と共に挟み撃ちにしてくれる」

 

すると何処から矢が壁に斜めに突き刺さり、オルミーヌの札で石壁が斜めに出て、階段のように出来上がった。

 

オルミーヌ・与一「「!」」

 

オルテ兵「!」

 

マーシャ「城壁に階段が!」

 

マルク「信さん凄いよ信さん!信さん!」

 

信長(いや石壁も凄いが、これ(水晶)の方が凄いだろどう考えても。伝令要らねぇ。いや何より伝達が即で時間差がねぇ。気づいてないのか術師共は、これがとんでもねぇ代物だと)

 

信長(恐らく思考の方向の差だ。奴ら思いつかんのだ日々の研究や報告をすぐ出来る便利な玉としか思っておらんのだ。各脱した軍に相互の連携をかならしめんとは思いもよらんのだ)

 

豊久「見事、御見事!」

 

信長(石壁にしてもそうだオルミーヌはあれを身を守る壁として使い、豊久は射室器としてそして今攻城兵器になった。漂流者とはつまり技術の渡来者と同時に思考の差異者だ)

 

信長(では連中の言う廃棄物とは一体何だ?俺達は何故この世界にいる?俺達に何をさせようとしている?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫「そうだそれが君達だ。君等がそこにいる理由だ。差異による万象の変質だ。描き回せ漂流者。世界に有るべき形などない。世界を回せドリフターズ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久達は石壁の階段を渡り城を超えてゆく。

 

豊久「こん城址は貰うた〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久達はオルテ兵を斬り捨てながら進んでゆくが、また城門が閉ざされた。

 

拓斗「チッ、またか・・・・この臆病者共が〜!」(# ゚Д゚)

 

豊久「・・・・・」

 

シャラ「豊さん・拓さんドワーフ達を解放しましょう」

 

豊久「ん」

 

シャラ「彼等は屈強な戦士です。エルフは幼い時から何度も聞かされます。エルフは確かにドワーフを嫌っています。舞を恐れと侮りを込めて親から語られます。でもそこにはエルフが持っていない物への羨望があります。彼等の屈強さ、彼等の頑固さ、彼等の斧の鋭さ、この工房都市に囚われているはずです」

 

シャラ「かつてならエルフとドワーフ共に戦うなんて考えられなかった。でも今なら」

 

豊久「元よりそれよ解き放つぞ」

 

拓斗「フッ」

 

シャラ(ドワーフ達は野卑で乱暴で、髭茫々で汚くて野蛮で、大酒飲みで大飯ぐらいで臭くておっかなくて、ぶっとい腕で岩を砕き鉄を叩き、ぶっとい足で大地を踏みしめ大斧を振って敵を真っ二つ、そんでまた大酒飲みながら笑ってガハハと歌う)

 

シャラ「あ!」

 

シャラが見た光景は炎を掲げてやっと見える薄暗い部屋に狭い棚見たいな所に押し込められているドワーフがいた。痩せ細って、威厳もなく見た目は只々何処にでもいる老人にしか見えなかった。

 

フィゾナ「どの建物の中もこの有様だ。工房とは名ばかりの収容所だ。ドワーフ達は俺達エルフが降伏した後も抵抗を続けたからな。農奴にされた俺達はまだマシだ。ずっと鉱山と工房で酷使されたいたのだ」

 

ドワーフ「外の騒ぎは何かと思うたが、お前等がやったのか」

 

シャラ「あ」

 

ドワーフ「皮肉なもんじゃい・・・・今更お前等が助けに来たのか」

 

シャラ「俺達がじゃない俺達も助けられたんだドリフターズに」

 

ドワーフ「誰でも良いわい。解いてくれもううんざりじゃ解いてくれ頼む。頼む例えお前等がエルフだとしても解いてくれ儂らも戦える」

 

豊久「おお!ぬしゃらがドワーフか、凄か髭じゃ、背が低かのう、酷く痩せちょのな」

 

拓斗「おそらく碌に飯も満足に食えなかったんだろう。俺が思ったドワーフのイメージと全然違う。長時間労働させられたんだろう。俺の時代だったら即訴えて裁判だな」

 

ドワーフ「お主等が・・・・お主等がそのドリフターズか?」

 

豊久「皆目知らぬ。小奴らがそがいに呼んどるだけぞ。戦う前に飯じゃな。飯じゃ飯じゃ」

 

拓斗「そうまずは飯を食って、その後城を・・・・・・え!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信長「ん?」

 

信長はオルテの城から白い煙がわんさか焚くのが見えた。

 

信長「どうしたオルパイヌどうした。城址は落としたか?おい!パパパパイーヌ!」

 

 

オルミーヌ「それがですね豊久さんドワーフ達を解放したみたい何ですけど・・・・ドワーフ等がえらい飢えてて痩せてて豊さんまずは飯だ飯だって言い出して・・・・・」

 

信長『まさか・・・・・まさか飯食い出したのか?まだ本丸落としてないのに?』

 

オルミーヌ「食料庫とか、手持ちの食材、焼け残った物資とかみんなひっくり返して片っ端から鍋で煮込んじゃってます」

 

拓斗「あと与一も飯配りに躍起になってま〜す」

 

報告を聞いた信長は余りの衝撃、いや馬鹿な行動に水晶を落とした。

 

信長「あ〜・・・・・」フラッ

 

信長「敵の目の前で飯食い出したのか・・・・」

 

オルミーヌ『なは〜!馬を馬を〜荷馬車の馬や軍馬を片っ端から捌いて煮てます〜』Σ(゚Д゚)

 

拓斗『マグロの解体ショーより酷いな』

 

信長「辞めさせろ〜〜〜〜〜〜!!」(# ゚Д゚)

 

信長(う〜わ〜あいつやっぱり馬鹿なんだ〜)

 

拓斗「まったく豊久さんは戦の最中に飯って・・・・・ん!」

 

飯の匂いが拓斗の方にも流れてきた。

 

拓斗(フンフンフン、良い匂いだな。最近余り良いの食って無いから〜。はぁ!口の中ヨダレがいっぱいに〜)

 

拓斗「」ゴクリ

 

拓斗「オルミーヌ・・・後は頼む」

 

オルミーヌ「えっ?」

 

信長『おい拓斗まさか・・・・・』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拓斗「食欲には勝てん!!」ピュン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルミーヌ・信長

「『え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!』」

 

オルミーヌ「ちょっと拓斗さんがいなかったら誰が豊久さん止めるんですか!!」

 

拓斗「知るか!人間はな欲には勝てない生き物なんだよ!」

 

オルミーヌ「そ、そんな〜〜」

 

拓斗の予想外の行動に信長はまた水晶を落とす。

 

信長「拓斗・・・・・お前まで、豊久の馬鹿が映ったのか」

 

マーシャ「爺ちゃん木苺採ってきた」

 

ハンニバル「ん、美味い。褒美にお前にはガリアをくれてやろう」

 

信長「がりあ」ショック

 

信長は水晶を無造作に拾う。

 

信長「粥にしろ!」

 

オルミーヌ『えっ?』

 

信長「湯たっぷりで粥にしろ。飢えてて消化に悪いと死ぬぞ。昔猿めが酷い事をしてな。飢えてて掻きこむと死ぬと言うてた」

 

オルミーヌ「えっ猿?」

 

信長『ドワーフに死なれると困るのだ』

 

オルミーヌ「えっ」

 

信長『五月蠅い!良いからもうこの際ゆっくりとよく噛んで食え!』

 

信長「」ホロリ

 

信長「蘭丸〜俺にも湯漬け持て〜!は〜い居ないよにゃ〜!知ってま〜す!分かっとるわいんな事はボケーーー!!」

 

信長「あぁーーーーーー!!米食いてぇー!!」

 

コメクイテェ~コメクイテェ~コメクイテェ~コメクイテェ~(やまびこ)

 

マーシャ「米って何だろ?」

 

ハンニバル「湯漬けって何じゃろ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルテ兵「攻撃が止んだ」

 

オルテ兵「何だあの煙は?何をしているのだ」

 

豊久「お〜〜い!」

 

オルテ兵が見下ろすと肉を食う豊久、手を降る与一、骨をしゃぶる拓斗がいた。

 

豊久「ドワーフ共は解放したぞ。今飯ば食いちょる。今逃げっと飯ば済んだら皆殺しになっど〜。逃げるならわいらは追わんど。身一つでものば質手落ち〜。早よ決め〜!」

 

豊久「今はドワーフは飯に目がいっとるが、食い終わるまで時間は無かぞ。飯が終わっば次は主らじゃ〜!あやつらおまんらの生き肝まで食わん勢いぞ」

 

与一(上手いこの人馬鹿じゃない。全知全能が戦に特化してるんだ)

 

拓斗(流石島津。九州統一を果たすだけの事はある)

 

豊久「こいが終いぞ。城ば開けるか死ぬか、直ぐに決め〜!」

 

そう言って豊久は食べかけの骨つき肉を敵城に投げつけた。

 

オルテ兵「どうする?」

 

オルテ兵「どうするも何も」

 

オルテ兵「どうします?第1門を超えられた今援軍を待つ時間等我々には」  

 

オルテ代官「そんなことは分かっている」

 

オルテ兵「兵長ドワーフ共の腹が満ちたら攻めてきます。あいつらに坑道でも掘られたら、いつか落ちます皆殺しにされます」

 

オルテ代官は悩んだ。悩んだ結果・・・

 

オルテ代官「ドリフターズ。我々は助けてくれるのだろうな?城を開ければ逃してくれるのだろうな?」

 

豊久「戦場(いくさば)の習いじゃ〜!降り兵の首は取らん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくして門が開き城に居たオルテ兵達は降伏し、出てきた。降伏の意思を示す様に武器も目の前で放棄した。

 

豊久「ん〜潔か〜。そいで〜ここの代官は何処じゃ?」

 

オルテ代官「私だ。城は開けたぞ逃してくれるのだろうな?」

 

豊久「おぉ直ぐ一席場設けて腹ば切る支度ばさせる故、暫し待っちょくれや〜」

 

オルテ代官「腹?」

 

豊久「介錯ばおいが捌っとすりちぃ〜」

 

オルテ代官「腹を切るだと!何を!」

 

豊久「城ば落ちたのじゃから城主は腹ば召すんが決まっとろうが。責を負うは将の務め誉れじゃろうが」

 

オルテ代官「じょ、冗談ではない。馬鹿を言うな。何故腹?腹など切らねばならん。切ってたまるものか!」

 

拓斗「豊久さん、切腹は日本独自の刑法で、外国にはそんな風習はありませんよ」

 

豊久「そうか〜。切腹は日ノ本だけか〜・・・・・」

 

豊久「良か〜腹召す器に非ず。将器に非ず」

 

オルテ代官は逃げるが、豊久が代官の首を斬った。

 

豊久「首だけ置いてゆく器ぞ」

 

代官の死体を見たオルテ兵は逃げ出した。

 

与一「・・・・・」

 

豊久「追い討つ必要は無かぞ」

 

与一「!アハッバレてました」

 

豊久「助けるちゅ言うた違え(たがえ)ばなしじゃ」

 

与一「つい昔の癖で、そんな事ばかりやらされた物で」 

 

豊久「もうやらされば無か。こいはわいらが戦じゃ」

 

与一「あっ!」

 

豊久「さぁ飯続きぞ」

 

拓斗「与一さん。豊久さんはそんな事を命じる人じゃない。豊久さんは俺達の良い大将だ」

 

与一「フッ」  

 

エルフ「与一さん追撃は?」

 

与一「しなくていいよ。今はね、ご飯食べよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒王軍 北壁

 

十月機関「これ以上は近づけないな。札をぶら下げた空中警戒機をぶんぶん飛ばしている」

 

犬人「札も術式も使うなよ探知される。難儀な仕事だ。俺も十月機関だから引き受けた。通常の冒険者ギルドの仕事ではヤバ過ぎて引き受けんよ」

 

十月機関「すまないなドグ」

 

ドグ「ん?便利な遠眼鏡だ。それも十月機関の噂の遺物か」

 

十月機関「見てくれ」

 

ドグ「あ!青銅竜。馬鹿な末席とはいえ六大龍の一匹だぞ。黒王の軍門に加わるのか。奴らは青銅竜の加入の為に南進を止めたのか」

 

十月機関「いや恐らく違う。北壁の南端を見てくれ恐らくあれの為だ」

 

ドグは渡された遠眼鏡(双眼鏡)を見て、驚愕した。

 

ドグ「な、あれは何だ!俺は目が可笑しくなったのか。あれは畑か。化け物共が農耕を、化け物共の文明化、化け物達が現地農耕を始めた。黒王って野郎共はあそこで北壁で何をやっていやがる」

 

十月機関「大師匠様の言う通りだ。奴は今までの廃棄物とは違う。世界の破滅を願う廃棄物じゃない。人類に取って代わる化け物の救世主になるつもりだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




信長は今後ストレスに悩まされる未来しかないな〜。

拓斗もやはり人間。世界最強でも、欲には勝てないようです。
皆さんもたまには欲に任せていい時もあるかも、まぁタイミングは自分次第で自己責任でね。

猿めが酷い事の部分は秀吉による鳥取城の戦いと三木城の戦いですね。城主が切腹した後、籠城した民達に秀吉は飯を振る舞ったら、死者が相次いだことを言っています。

まぁ皆様も食べ過ぎには注意してください。次回までさようなら〜。


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12話

12話完成で〜す。
その前に俺は目が可笑しくなったのか。お気に入りが100人突破しちゃったよ〜いやはやめでたいこれを気に次は200人目指そうかな〜ウヒヒヒヒヒヒヒヒ。

拓斗「汚い笑い声しやがって」

あば!読者の皆様すみませんすみません。

拓斗「で、しかも1万字突破したそうだな」

本当に大変でした。試行錯誤の日々でした。しかし完成したので早速見てもらいましょう

拓斗「そうだな」

ではどうぞ。


廃城

 

メガネ「各村から集めた土を一旦旧庁で集めて、いや〜各村で抽出までやって貰えば馬匹がこんだけで、麦が・・・はぁ〜何で俺こんな事してるんだろ」

 

エルフ「大変だ〜!」

 

メガネ「!」

 

エルフ「大変だ童貞人間!」

 

メガネ「確かに童貞だけども、童貞言うな馬鹿!」(# ゚Д゚)

 

エルフ「変な馬車が近付いてる」

 

メガネ「変な・・・馬車?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃城にピンクの馬車が近付いて来た。

 

メガネ「セント・ジェルミ伯だ。オルテの大貴族の、!エルフの男子はすぐに隠れろ。早く!女の子は隠れなくていい」

 

エルフ「どういう事なの」

 

ピンクの馬車からオカマが出てきた。みんな逃げろ〜!襲われるぞ〜!

 

オカマ1「ちょっと!何勝手に書き加えてるんだよ作者!オリジナル入れんじゃないわよ」(# ゚Д゚)

 

オカマ2「おひい様どうなさったんですか?」

 

オカマ3「作者?オリジナルって何?」

 

オカマ1「何でもないわ。此方の話よ(後で可愛がってあげる♡)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何か背筋がゾグっとしたぞ、ゾグだけに、なんちゃってテヘペロ・・・・・・・・・・・・・・・スイマセン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エルフ「止まれ!」

 

オカマ1「ん?」

 

エルフ「止まれ!」「何者だ」

 

オカマ1「湿気たとこね」

 

オカマ3「ほんと湿気たとこですわ」

 

オカマ2「想像してたのと違う〜。想像してたのはもっとこうキラッキラッキラッキラッ」

 

オカマ3「清らかな森の木漏れ日の人知れず湧き出る聖なる泉で」

 

オカマ2「全裸のエルフの少年たちが精霊たちと」

 

オカマ2・3

「「キャッキャッキャッキャッウフフ」」

 

オカマ1「お黙り」(ー_ー)

 

メガネ「セント・ジェルミ伯。何故貴方様が直々にこのような所に?」

 

セント・ジェルミ伯。いや皆様にはサンジェルマン伯爵の方が有名だ。18世紀のヨーロッパで活躍した錬金術師・薬学師が主な仕事というが、あまり詳しくは知られていない。

 

サンジェルマン伯爵が有名になるキッカケは、後ほど紹介したいと思います。

 

セント・ジェルミ伯と呼ばれるが、今後名前の欄にはサンジェルマンと明記する。あとオカマ2と3はアレスタとフラメーと言いま〜す。

 

アレスタ・フラメー

「「ちょっと紹介雑!」」Σ(゚Д゚)

 

サンジェルマン伯爵「お黙り!!」(# ゚Д゚)

 

「何貴方。漂流者?」

 

ミルズ「い、いえ違います。旧エルフ居留地税務計算官のミルズと言います。今はエルフ達に囚われて・・・」

 

サンジェルマン「ふ〜ん童貞臭い面ね。私は漂流者に会いに来たの。いるんでしょここに出しなさいなドリフ」

 

フラメー「そうよそうよ出しなさいよ」

 

アレスタ「それにエルフの男も少な過ぎる。隠してるんでしょう。お出しなさいよ」

 

ミルズ「そ、それがその・・・今ここにいません」

 

サンジェルマン・アレスタ・フラメー

「「「えっ・・・」」」

 

サンジェルマン「いないってどういうことよ!何処行ったのあんた!吐きなさいよ!食っちまうぞコラ〜!」(# ゚Д゚)

 

いやいやもう食っちゃってますよ。

 

ミルズ「すいませんすいません!ドワーフ解放するんだってエルフの男連れてっちゃいました。あの何ですか、銃とか機関銃とか作るって」

 

サンジェルマン「なっ・・・!」

 

サンジェルマン「じゅじゅ銃!ドワーフに作らすんですって。かか火薬は?火薬はどうすんのよ〜!」

 

ミルズ「火薬はもうあります。もりもり作ってます」

 

サンジェルマン(終わった〜オルテ終わった〜。一体どんな奴が来たのよ〜。あのちょび髭も大分ヤバかったけども〜もっと面倒臭くなってんじゃんよ〜)

 

サンジェルマンはドリフが既に火薬を作った事に驚愕した。

 

サンジェルマン「コラ〜紫!どうなってんじゃコラ〜!めちゃめちゃに何ぞコラ〜〜〜〜〜〜!!」(# ゚Д゚)

 

フラメー「おひい様!どうしたのおひい様」

 

アレスタ「むらさ・・・何?」

 

サンジェルマン「此方の話よ。ほっといて、もう」

 

サンジェルマン「とにかく帰ってくるまで待たせて貰うよ。持て成しなさい!散々持て成しなさい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北壁

 

青銅竜「はぁ〜。お前達が黒王とそのお味か。人間を滅ぼすとは、ようも大言を吐いたものよ。我らが隷属たる飛竜共を飼いならし、己の飼い犬の如く使うとは舐めた真似をするではないか」

 

黒王「私は黒王。我らが盟に加わるつもりなら列に並ぶがよい」

 

黒王。廃棄物を率いる首領。ボロ布を纏って、杖の先にトンボがついていて、正体不明の人物である。

 

青銅竜「この我、青銅竜に向かってようも壮語を吐きよる。何様のつもりだ貴様」

 

黒王「私には誰であろうと関係ない。お前がどのような何であれ関係ない。飢えたゴブリンの子もお前も同じだ」

 

青銅竜「此方を向け!ボ〜ロを纏った痴れ者め!その装いと同じにしてくれようか!」(# ゚Д゚)

 

黒王「フッ」

 

黒王は右手を青銅竜に向ける。

 

青銅竜「!」

 

黒王は右手を青銅竜に向かって何かをした。

 

青銅竜「よせ!」

 

次の瞬間青銅竜の体が泡のようにブクブクし始めた。

 

青銅竜「うわ〜〜〜〜〜〜〜!」

 

青銅竜は藻掻き苦しみ暴れて北壁の一部を破壊した。

 

黒王「我らと共に行くか、彼等と共に死ぬか、傍観はないのだ青銅。返答せよ青銅」

 

青銅竜「よせ!やめろ!やめろ!」

 

苦しむ青銅竜は倒れ込んだ。

 

青銅竜「分かった盟に、盟に加わる・・・」

 

黒王「歓迎するよ青銅竜。今やお前は恐れられるより、蔑まれる姿となった。我らの盟に加わる権利がある」

 

??「凄まじい力だ」

 

??「無口なお前が口を開くとはな土方」

 

土方歳三。江戸時代末期幕末の世に新選組の副長で、京都にて幕府崩壊を目論む者達を潰す治安維持に努めた人物。鳥羽・伏見の戦いに参戦したが敗北、それでも旧幕府側に付き新選組で唯一新政府軍に対抗し、最後の箱館戦争にて戦死した。

 

??「我らが王の力は生命の増殖だ。治癒の力もそこから派生したものだ。だが無制限の増殖は死となり死に直結する」

 

 

 

 

 

 

化け物共が休んでいると黒王がやって来て平伏していた。

 

黒王「そう一々平伏さなくて良い。力を使うから向こうに行きなさい」

 

そう言うとオーグ達は退いて、黒王は1つの麦を握った。すると黒王の手から溢れんばかりの食物が出来上がった。人の領域ではない、神の領域の所業だ。

 

??「命ある物なら無尽に増やせる。細胞も食料も」

 

土方「王と敵対する者にとって王を軍の指揮者として考えた場合、王の力は悪夢としか思えんだろうな。負傷者はすぐに治してしまう。通常なら再起不能や死んでしまう者すらすぐに戦列に戻ってしまう。食料も薪となる木も無限に増やせる」

 

土方「兵站という概念が崩れる。ならば何故耕作等させる食い物等作り出せば良いではないか?」

 

黒王「それは私が永遠に生きる神などではないからだ」

 

??「我が王」

 

黒王「ラスプーチン出来ているか」 

 

ラスプーチン。ロシアの怪僧と呼ばれ、ロシア帝国滅亡の原因を作ったと言われる人物。自らを自称祈祷僧と呼び、ニコライ2世に近づき権力を私利私欲に使ったという。最後には暗殺されたが、毒を飲んでもケロッと生きて、銃弾に撃たれても生きて、湖に体を縛った状態で投げ入れて亡くなったが、暫く生きていた等逸話が多い人物であった。

 

ラスプーチン「フッ、私は元々本職でしたから極々単純な体系ですが、単純な方が彼等には良いでしょう。シンボルは目にしました。モデルは拝火やそれ以前のヴァルナ・エジプトやケルト美味しい所は全部混ぜてしまいました」

 

ラスプーチン「それと此方も、ローマ字を素にと言うかまんまですが、理解させるのに時間が掛かるでしょうね」

 

黒王「一体何をさせるつもりか?我らは多種族の共同体だ。コボルト・ゴブリンこの先様々な多種族となる。一体化させねばならぬ。共通の文字を作って統一宗教を作り狂言する。言集の行、共通文字、統一宗教、化け物と揶揄された彼等は人間に取って代わり地上に文明を作るのだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャンヌ「はっ!ここは?」

 

??「ようやくお目覚めね」

 

ジャンヌを看病したこの女性は、ロシア帝国悲劇の少女アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ。ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世の娘として産まれたが、ロシア帝国は崩壊しニコライ2世と家族は監禁され、その後全員殺害された悲劇の一家の1人である。

 

ジャンヌ「ここは!」

 

アナスタシア「北壁よ。飛龍があなたを回収したの」

 

ジャンヌ「ジルドレは!」

 

アナスタシア「死んだわ・・・塩の塊となって」

 

ジャンヌ「くっ・・・」

 

アナスタシア「どうするつもり?」

 

ジャンヌ「あいつら焼いてくる。殺してくる」

 

アナスタシア「駄目よ。彼等を甘く見ていた。ドリフターズは侮れない」

 

ジャンヌは水の入った桶を投げた。

 

ジャンヌ「次は殺すよ!ちゃんとちゃんと殺す!ジルドレの敵を取るんだ!」

 

アナスタシア「駄目。気を待ちなさい。最後には必ず貴方の思う通りにさせてあげるから」

 

ジャンヌ「くっ・・・あいつあの侍あいつは殺す。念入りに焼き殺す。炭も残さず念入りに焼いてやる」メラメラ

 

ジャンヌ「そして、あいつは」

 

 

 

回想

 

拓斗『綺麗だったよ』

 

回想終了

 

 

 

ジャンヌ「あいつも殺す。私の下着を見たあいつは炭どころか、あいつの存在自体いや存在した事をかき消すように何もかも焼いてやる」

 

拓斗『綺麗だったよ』

 

ジャンヌ「うわ〜〜〜〜〜〜〜〜///」(顔真っ赤)

 

 

 

 

 

 

ラスプーチン「どうでした彼女」

 

アナスタシア「ようやく起きたわ。頭蓋が割られかけたにしては元気よ。奇声を上げるほど」

 

ラスプーチン「黒王様が治してくださったが、ここに着く前に死んでいても可笑しくはなかった。漂流者のあの豊久という頭目、女だからと手加減をする物では無いようで」

 

アナスタシア「手加減したのよ恐らくね。加減はしたがそれは自己で完結しているのよ。その先の加減した相手がどうなろうと知ったことじゃない。存在自体が自己満足の集合体よ」

 

ラスプーチン「侍という奴ですな。それだけに舐められないと」

 

アナスタシア「あれが生まれて800年間。あの狭い島国で寝ても覚めても互いに殺し合う事しかしない連中よ。その末裔に私達のロシアは負けたじゃないの」

 

ラスプーチン「ジャンヌをイジメられて怒ってますね皇女様」

 

アナスタシア「怒ってるもんですか」

 

ラスプーチン「怒っていますよ」

 

ラスプーチン「あと拓斗と言いましたか。彼もまた厄介な1人ですね」

 

アナスタシア「確か私達より未来から来た日本人だったわね」

 

ラスプーチン「恐らく我々の事も知っているのでしょう。ジャンヌやジルドレの事も知っていた。油断出来ませんね〜。彼と黒王様を決して引き合わせる訳にはいけませんね」

 

 

 

 

 

 

青銅竜「やめろ〜よせ〜やめろ〜やめさせろ〜黒王止めろ!やめさせろ〜よせやめさせろ!」

 

青銅竜の醜い体は化け物達が資源に利用し、青銅竜の体を斬っていた。

 

黒王「共に歩めぬなら唯の肉」

 

ゴブリン「!」

 

ゴブリンは黒王から結晶が落ちるのを見た。

 

黒王「黙っていよう」

 

黒王に止められた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

義経「よう、あんた・・・あんたはどっち?」

 

義経の目の前に血まみれの鎧を着た男が倒れていた。

 

EASY「あの役人気取りのくそ馬鹿。たかだか民政屋の分際でこの私に勝てるもんですか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドワーフ族収容所 大兵廠

 

ドワーフ長「ゴクッゴクッ プハ〜!何てっぽう?てっぽうってなんじゃい?食えんのかそれ」

 

信長「鉄砲だ鉄砲!もうずっと食いっぱなしじゃねぇか」(呆れ)

 

 

 

 

 

 

 

救出直後

 

ドワーフ長「儂らも戦うぞ」

 

あんなに痩せ細っていたドワーフ達が

 

 

 

 

 

 

 

現在

 

ドワーフ長「もっと酒と飯持ってこんか!」

 

何ということでしょう。筋肉ムキムキ超人爺さんに変わりました。

 

信長「で、食ったら元気になりすぎだろお前ら」

 

ドワーフ達「あん、やんのかこら」バキ

 

ドワーフ達は持っていた器材を素手で壊した。

 

オルミーヌ「この兵廠には大量の食料もあった筈なのに、な、何てこと・・・」

 

エルフ「オルミーヌさん追加注文来ました」

 

エルフ「スープ百人前」

 

オルミーヌ「何の店だ!水でも出しとけ」(# ゚Д゚)

 

飲み食いしているドワーフにエルフは呆れた。

 

エルフ「飯食うたびに体がもりもりなってくるぞ」

 

ドワーフ「あん」(睨み)「ん〜」(睨み)

 

エルフ「怖え〜やっぱドワーフおっかねぇ」

 

フィゾナ「何なんだあれ。シャラ何で笑ってんだ?」

 

シャラ「ん、ドワーフが帰って来た。寝物語のドワーフが帰って来た」

 

 

 

 

 

 

 

豊久「ハム、ハム」

 

豊久「う〜ん」

 

豊久「ズーーー、プハー」

 

豊久は不器用持ち方で木のスプーンでスープを飲み、パンを勢いよく食べ、スープを飲み干した。

 

信長「パーじゃねぇよ!その汁牛馬の肉入っとるが食えるの?」

 

豊久「薩州で肉ばは良か食うぞ。戦場でヘノコロ飯ちゅうて、腹ば減ったら野犬をば引っ捕まえ」

 

信長「もういい聞きたくないわ!」(# ゚Д゚)

 

信長「んでお前も何時まで食っとんだ拓斗」

 

拓斗と豊久同様食事していた。

 

拓斗「プハーいやだって美味いですよ。こんな美味しい物食わなきゃ損でしょ」

 

信長「牛馬だぞ。未来でも食ってるのか」

 

拓斗「食ってますよ。まず牛、鳥、豚は全日本人が食ってますし、後人によるけど鹿、熊、猪、羊、ヤギ、馬、その他諸々食ってますよ」

   

信長「凄い食ってんな〜。ヤギ、羊って食えんのか?」

 

拓斗「食えますよ。特に羊はジンギスカンにしたら最高ですね」

 

与一「ウッウッパーん〜で聞いてくださいよ。あの義経って人はですね〜ほんとに酷いんですよ〜聞いてますか〜おいっちゃん」(酔)

 

ドワーフ「聞いとる聞いとる」

 

与一は酷く酔っていた

 

与一「酔ってな〜い!大体ね〜いきなり扇なんて撃ち落とせつうのおかしいっつ〜の〜当たらないつうの〜水夫撃てとか頭可笑しいよな〜」(酔)

 

与一「グツグツパーやってらんないつ〜の」(酔)

 

信長「悪い酒だな。誤解されるから服着ろ」

 

豊久「酒(ささ)ならおいも飯(まま)ほど飲んど〜」ドヤ

 

信長「うるせ〜〜〜」(# ゚Д゚)

 

ハンニバル (´~`)モグモグ

 

信長「」ムカ

 

豊久・与一・拓斗・ハンニバル・ドワーフ達

「「「「「ガヤガヤガヤガヤガヤガヤガヤ」」」」」

 

信長「」イライライライライライライライラ

 

 

 

 

 

 

コン (鹿威し)

 

信長の脳内に鹿威しが鳴る。

 

信長「前略、織田家の皆さんお元気であるか。前右府である。今思えばお前等凄く俺の言う事を聞いてたんだな。お前等偉い。だが光秀テメェは殺す」

 

 

 

ドワーフ長「どれその鉄砲とやら見せてみい」

 

信長「こ、壊すなよ」

 

ドワーフ長「壊しゃせんわい」(# ゚Д゚)

 

拓斗「やっとか、じゃ俺も うわっ!」

 

与一「ん〜拓斗〜」(酔)

 

与一は酔った勢いで拓斗を押し倒した。

 

拓斗「よ、与一さん!」

 

与一「ん〜私は拓斗って呼んでるのに〜拓斗は私を与一と呼ばないですか〜」(酔)

 

拓斗「与一さん!」

 

与一「よ・い・ちって呼んで」(酔)

 

拓斗「ゔぇ!よ・・・与一///」

 

与一「よく出来ました〜」(酔)

 

拓斗「ひゃっ!」

 

拓斗(よ、与一が勢い余って俺に抱きついてきたんだけど〜。すっごい恥ずかしい///)

 

拓斗「よ、与一そろそろ離れて」

 

与一「拓斗は私の事嫌い」(酔)

 

拓斗「ヴェ!べ、別に嫌いじゃない・・・///」

 

与一「じゃあこのままで良いよね」(酔)

 

拓斗(何この人。そんな事言ったら俺どうしたらいいの)

 

(近い近い近い近い近い近い近い近い近い近い近いって!与一が女だったら絶対惚れていた)

 

与一「ねぇ拓斗。二人っきりだね」

 

拓斗「エッ?そんな訳ないでしょう。全員で飯食っ

て・・・・・・」

 

 

ヒュ~~~~~~~~~

 

 

 

拓斗「て居ねぇ!いつの間に!」Σ(゚Д゚)

 

いつの間にか全員いなくなってた。

 

拓斗「吉○新喜劇のネタやってじゃねぇよ!」(# ゚Д゚)

 

与一「拓斗♡私といい事し・よ・う♡」

 

拓斗「ちょ!与一駄目!その一線は越えては駄目だ!ほんとに駄目!与一目ぇ覚まして!ちょどこ触ってんの!ちょ駄目あ、あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

 

ちなみに与一はこの事をまったく覚えてなかったようです。

 

拓斗「解せぬ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドワーフ達の目の前で鉄砲を見せる

 

ドワーフ「これは何じゃ?鉄の筒じゃな」

 

ドワーフ「巻鉄で作っておるようじゃな」

 

ドワーフ「この引金のからくりはクロスボウようじゃい。単純なもんじゃのう」

 

ドワーフ「この棒鉄がこの皿にバネで落ちるのか。何の意味があるんじゃ。何らかの射撃装置かのう」

 

ドワーフ「底には唯の木じゃな」

 

拓斗(鉄砲の評価酷いな。そこまで言う?)

 

信長「へへっ」

 

ドワーフ長「で、これは一体何に使う道具じゃい?」

 

信長「お、お〜それは鉄砲と言ってその筒で火薬を爆ぜさせて、鉛の玉を撃ち出す武器だ」

 

ドワーフ「武器か・・・これが・・・鉛の玉を撃ち出す」

 

ドワーフ族長「その火薬とやらは何か知らんが、何故わざわざそんな面倒な事をするんじゃ。弓やクロスボウで良いじゃないか。これで無ければ駄目なのか?」

 

与一「そこん所私も分からないんですよね〜弓の方が音もしないし、手間も無いし、何故それに拘るんです?」

 

信長「あ〜う〜ん、音も煙も必要なのだ。何と言うべきかな〜」

 

拓斗(確かに、鉄砲を知らないドワーフや与一には理解し難いのかな)

 

豊久「鉄火は鉄砲の鬨の声ぞ!お前を狙ろうちょるいう口上じゃ。そいに鉄砲は訓練が早か〜昨日までん農民が翌日武者をば倒す」

 

信長(ん〜やはりこやつ馬鹿ではない。戦馬鹿ではあるが・・・長い射程、高い威力だが銃の真の利点はそれだけでは無い。殺す事と殺意と罪悪感の簡便化だ。何せ引金一つで誰でも簡単に兵になれる。それは民が皆兵になる事への道ぞ。こいつは言えん言えんわい)

 

拓斗「それと、個人的に頼みがあるんだ」

 

拓斗が唐突に喋りだした。

 

ドワーフ長「何じゃ?」

 

拓斗「豊久さん。豊久さんの刀ちょっと貸してください」

 

豊久「ん、良かど」

 

豊久は拓斗に刀を貸した。

 

拓斗「俺が使ってる剣を、この形にして欲しい」

 

ドワーフ長「それも剣か?」

 

拓斗「あぁ」

 

ドワーフ長「いきなり言われてものお〜」

 

拓斗「日数は幾ら掛かろうと構わん。最低でも軽量化して欲しい」

 

ドワーフ長「しかしの〜」

 

拓斗(よ〜しこうなったらアレでいくか)ニヤ

 

信長・与一

((悪い顔しとる(している))

 

拓斗「え〜ドワーフって鉄に長けてる聞いたけど、話と違って苦手な事があるんだね〜」

 

ドワーフ達『何〜!』(# ゚Д゚)

 

拓斗「しょうがない苦手なら仕方ないな〜」

 

ドワーフ達『』ブチ

 

ドワーフ「上等じゃ!やってみせるわ〜」

 

ドワーフ「儂らを舐めおって!」

 

ドワーフ「絶対良いもの造ったるわ!」

 

拓斗(上手く行った。ドワーフは鍛冶に関してはプライドが高いから)ニヤニヤ

 

信長「おい拓斗。お前の顔今まで見た中で凄い悪そうな顔しとるぞ」

 

拓斗「常日頃悪そうな顔してる信長さんに言われても」

 

与一「確かに常に悪そうだよね」(笑)

 

信長「やかましいわ」(# ゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝からドワーフ達は作業していた。

 

信長・与一・拓斗

  「「「・・・」」」

 

ドワーフ長「良い腕をしておる」

 

信長「ん?何?」

 

ドワーフ長「お前等のこの鉄屑じゃい。鉄砲とか言うとったの〜お前等の国の鍛冶は、まぁまぁ良い腕をしとるわい。ま〜儂らには負けるがな」

 

ドワーフ長「ほれ一本目」

 

信長「な!お、おい昨日の今日だぞ。もう作ったっていうのか」

 

拓斗「流石凄げ〜なドワーフ」

 

ドワーフ長「図面だけからまだしも、物がもうあるんじゃ儂らが作れるに決まっとろうが。試してみ問題は無い筈じゃい」

 

信長は驚愕した。

 

信長「この工房都市を全力で稼働させたら、こいつをどれだけ作れる?」

 

ドワーフ長「この工房都市は、オルテの武器の半分以上賄っておった。儂らが飢えてサボってそれじゃ。儂らが本気で総出で動いたら、そうじゃな」

 

ドワーフ長「剣や鎧と勝手が違うでな、慣れるまで時は掛かろうが、まず7〜8丁それから増えて10丁程かのう」

 

 

信長「たったそれだけか!自信満々の癖に!」

 

ドワーフ長「足りんのか!日に10丁が精々じゃ無茶言うでないは」

 

信長「日!」

 

信長(まじかよドワーフ凄げ〜な〜)

 

ドワーフ長「何か酷く悪い顔をしとる」

 

与一「時々あぁなるんです。そっとしといてあげて」

 

拓斗「あれは一種の病気みたいなもんで一生治らないでしょう」

 

信長「お前等な〜! 」(# ゚Д゚)

 

信長「で、豊久何処行った?また飯食ってんのか」

 

与一「何処行ったんでしょう?」

 

拓斗「さぁ〜」

 

ドワーフ長「あの男なら腹ごなしとか言って、儂らの若い衆を集めて何かしとる」

 

信長「お前等って正直、年寄りと若者の区別がつかないんだけど、全員おっさんに見える何かの呪いか?」

 

ドワーフ長『黙れ〜』(# ゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久と若い?ドワーフ達は鉱山にいて、ドワーフの一人が兜を斧で破壊する程の力を見せた。

 

ドワーフ「俺達も戦う」

 

ドワーフ「ドワーフの戦いは一撃必殺。斧の一撃に全てにかける闘法だ」

 

豊久「見事な兜割りぞ。まるで示現じゃな」

 

ドワーフ「じげ?何?何じゃ?」

 

豊久「示現流じゃ。御本家に若い見世でで流行っちょった。おいはタイ捨ばかりでの、示現は余り学ぶ暇が無いごぜちゃったが」

 

ドワーフ「遠い世界で考える事は同じ。面白い物じゃ」

 

豊久「姿形は変われども、兵子は何処でんおるのじゃな」

 

アレスタ「なるほど」

 

豊久「!」

 

ドワーフ「いつの間に!」

 

ドワーフ「誰じゃ。いや何じゃお前等!」

 

アレスタ「エルフに続いてドワーフまで味方に率いれたとは、ドリフターズって手が早いのね〜」

 

 

 

 

 

サンジェルマン「まさかだとは思っていたけど、本当に銃を作らせているのね〜。な〜んておっかないのかしら」

 

そこにいたのはサンジェルマン伯爵。今靴に付いた泥を払っていた。

 

信長「何だお前は!」

 

ドワーフ長「誰じゃ貴様!」

 

サンジェルマン「やだ泥が落ちない」

 

オルミーヌ「た、大変です。サンジェルミの馬車が、はぁ・・・はぁ・・・あのオカマ大番地博が〜」

 

拓斗「それってこいつか?」

 

拓斗はサンジェルマンに指を指す。

 

オルミーヌ「あ!」

 

サンジェルマン「失礼しちゃう」

 

信長「おいオッパイーヌ何だこいつは?芸人か。つうか人か?」

 

オルミーヌ「サンジェルミ伯です」

 

拓斗(サンジェルミ伯?サンジェルミ、サンジェルミ、サンジェルマン、!サンジェルマン伯爵か!)

 

オルミーヌ「オルテの3分の1を支配する大貴族。何でここに?」

 

サンジェルマン「わざわざこの私が出向いて来たというのに、あんた達あの廃城から出たっきり帰ってこないじゃないの。ずっと待っていたけど全然帰って来やしないから、こんなむさ苦しい所来てあげたんじゃないの〜感謝しなさいよ〜」

 

オルミーヌ「サンジェルミ伯。貴方にはドリフ又はエンズの疑いが」

 

サンジェルマン「あら!人を犯罪者みたいに疑いも何も私は漂流者よ。こんな廃棄物いるか馬鹿!」

 

オルミーヌ「なっ!」

 

サンジェルマン「フッフ~胸デカイのに頭軽いのね馬鹿女」

 

オルミーヌ「じゃ〜何であの国父とオルテなんて帝国を」

 

サンジェルマン「失礼ね。オルテは大したもんよ。エンズの所業みたいに言うな馬鹿。あの国父アドルフ・ヒトラーだって、れっきとした漂流者よ。国父は効率的な官僚帝国を創り上げた。世襲による悪壁を取り除き、富を分配した。そして一定数の差別階層を故意に創り、それをもって民衆を纏め中央集権を成した。あたしの領地というご褒美以外はね〜」

 

サンジェルマン「私達は良い仕事したわよ。でなければ四方諸族を相手に50年も戦えるもんですか」

 

信長「お前、同じ目をした奴前にもみたが、何者か知らんし何言っとるかよう知らんが、そいつは最後にゃ〜茶釜に火薬を詰めて爆死しやがった。一種の化け物だな」

 

サンジェルマン「フフフフフハハハハハハ松永弾正あらやだあんなのと一緒。酷いわ〜」

 

信長(俺等を知ってやがるのか。こいつ油断出来んな)

 

与一「そのサンジェルミ伯が何用でここに?」

 

サンジェルマン「手を組むに値するかどうか確かめに来たのよ」

 

拓斗「ふ〜ん、でも俺達の事ちょっと舐めてませんか。サンジェルミ伯。いやサンジェルマン伯爵と呼んだ方が良いですか」

 

サンジェルマン「な!」

 

信長・与一・オルミーヌ

  「「「!!」」」

 

拓斗「フッ」

 

信長「やはり拓斗知っておったか」

 

拓斗「ついさっきサンジェルミと言われてピンとこなかったが、俺なりの解釈でサンジェルマン伯爵と答えが出た」

 

サンジェルマン「私の事知っているなんて、貴方何者?」

 

拓斗「俺は拓斗。2018年からやって来た殺し屋だ」

 

サンジェルマン「!・・・へぇ〜なるほど貴方が世界最強の殺し屋さんね〜」

 

拓斗「やっぱり知ってたか。平成の時代に来た事あるのか」

 

サンジェルマン「もちろん。平成の時代に来れない訳ないでしょう。様々な要人にも会ったわ。公式には発表されてないだけで」

 

拓斗「サンジェルマン伯爵。やっぱりあんたはタイムトラベラーか」

 

サンジェルマン伯爵が1番有名なったキッカケはタイムトラベラーだったということ。タイムトラベラーは時を未来や過去に行き来出来る事をいう。サンジェルマン伯爵はタイムトラベラーでキリスト、ソロモン王、シバの女王、ナポレオン、最近でもイギリスのチャーチル首相に会って、ドイツに対してのアドバイスをしたことや、マリー・アントワネットに真面目になりなさいと書かれた手紙を送る等逸話が残る程である。

 

サンジェルマン「正解♡ご褒美にキスしてあげる」

 

拓斗「結構だ」

 

信長「おい拓斗、たいむ何とかって何だ?」

 

拓斗「タイムトラベラー。説明しますね」

 

拓斗は信長にタイムトラベラーの説明をした。信長は非常に驚いた。

 

信長「そんな事が!松永を知ってる事に合点がいったわ。にしてもこんなオカマにの〜」

 

サンジェルマン「何よ文句あるの!」

 

拓斗「で、あんたの部下が豊久さんに試すって正直無理ですよ」

 

サンジェルマン「さ〜てどうなることやら」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アレスタ「貴方が頭目の島津豊久かしら」

 

豊久「そうじゃ〜。こいはまた男か女か分からん」

 

ドワーフ「何だ貴様ら。オルテの手の者か!」

 

アレスタ「そうね〜オルテの手の者だわね〜。まだ〜」

 

アレスタは腰にある2本の剣を抜き豊久に襲いかかるが、豊久は避けた。

 

アレスタ(読まれてた!)

 

豊久「剣は鋭か〜、殺気は鈍か〜、ぬしゃ何ぞ!」

 

アレスタ「惜しいわね。後30年もしたら好みのタイプ。でも仕方ないわ。殺してしまったらごめんなさいな〜髭で歴戦のナイスシルバーだったらヤバかったけど、年若い自分を呪うことねぇ〜。おぉ〜!」

 

ハンニバル「フッ」

 

ハンニバルが岩に足を掛けていて、戦況を見ていた。

アレスタはハンニバルを見て、剣を放棄した。

 

アレスタ「ホォ〜〜ワ〜オォ〜〜」

 

豊久「おぉ爺どん」

 

フラメー「どうしたアレスタ〜」

 

アレスタ「フラメ〜私もう駄目〜もう立てない」

 

フラメー「よくもアレスタを!」

 

ドワーフ達「・・・」

 

豊久「何もしとらんぞ」

 

確かにアレスタはハンニバルを見て、惚れて、勝手に倒れて、勝手に負けただけ。

 

フラメー「だがこの私は貴様もあの老人も射程外だから大丈夫」

 

アレスタ「おぉ〜」

 

フラメー「行くぞ!」

 

フラメーはアレスタを放り投げ豊久達に向かった。

 

フラメー「この私は負けたりしない。片目隠れホーステールの少年でも出てこない限り〜」

 

フラメーよ、それはフラグだ。

 

与一「豊久殿大変ですぞ〜」

 

フラメー「ぎゃ〜はぁ〜〜」(鼻血)

 

フラグ的中。

 

 

 

 

 

 

サンジェルマン「今頃は私の配下の手練が、貴方達の頭目の値踏みをしているわ〜。さぁ〜てどうなった事やら」

 

フラメー「おひいたま〜」(弱々しい)

 

アレスタ「助けて〜」(弱々しい)

 

サンジェルマン「え!」Σ(゚Д゚)

 

アレスタ「ガッ!」

 

フラメー「アッ!」

 

豊久「何処でん行く!」

 

豊久とハンニバルがアレスタとフラメーを逃さないよう足を乗せる。

 

サンジェルマン「・・・」

 

信長「おぉ〜豊。どうした?」

 

豊久「何が何で分からんで〜、ぶん殴っちゅ〜やった」

 

ふと目を反らした豊久はサンジェルマンを見つめる。

 

豊久「ここに男か女か分からん者ばおる〜。ぬしゃ等何ど〜!」

 

サンジェルマン「売国奴」

 

豊久「ばいこくど?」

 

サンジェルマン「そうよ。私はね〜オルテを売り飛ばしに来たの。今なら大安売り大サービスよ」

 

信長「国を!」

 

オルミーヌ「売り飛ばす!」

 

サンジェルマン「そうよ売るの。商品価値のまだあるうちにね。国が滅ぶにも滅び方って物があるわ。諸国軍が押し寄せて、城下の地階で降伏して国土がバラバラに分割されたら溜まったものじゃ〜ないわよ〜」

 

豊久「そいで〜おまんわわいらに何がさせたかど?」

 

サンジェルマン「オルテがまだ力のあるうちに、たった一撃で効率よく国を滅亡させる必要がある」

 

サンジェルマン「如何?」

 

 

サンジェルマンの意外な提示に今後どうなるのかその答えはまた次回に。

 

 

 




ゾグ「いや〜良かった良かったさて次は」

拓斗「待て!俺と与一のあれは今すぐ消せ〜」(# ゚Д゚)

ゾグ「いやだ。あのシーンは前から考えていたから消しません。まぁでもリクエストされても書くつもりは無いからそこは安心しろ)

拓斗「そうか」ε-(´∀`*)ホッ

ゾグ「でも〜読者の妄想の中では俺も別に注意しないから」

拓斗「はぁ〜〜!」Σ(゚Д゚)

ゾグ「そこは個人の自由だし、俺がとやかく言うつもりもないから」

拓斗「注意換気はしろ!」

ゾグ「ではそろそろ終わりましょうか」

拓斗「おい待て」(# ゚Д゚)

ゾグ「ではさようなら〜」



























カット、オッケーで〜す。

ゾグ「おつかれさまでした〜。さぁ〜て帰って,エッ!」

サンジェルマン「フフフフ逃さないわよ〜」

ゾグ「何でいる!」

サンジェルマン「後で可愛がってあげる♡って言ったじゃない」

ゾグ「何する気だ!」

サンジェルマン「フフフフフフフフフフフフ」

ゾグ「拓斗助けて!」

拓斗「知るか」

ゾグ「ちょ!イヤ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

























次回も宜しく


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13話

13話完成しました〜。

信長・与一・拓斗
「「「おめでとさん」」」

ちょっと待て!拓斗は分かるが、後の二人は何でここにおる?

信長「もうじきアニメ版が終わりを向かえるから、記念に出ておこうと思ってのう」

与一「同じく」

拓斗止めろよ!こいつ等好き勝手するぞ!

拓斗「いいじゃん記念になるし」

何の記念!それと豊久は?

信長「お豊も誘ったけど、腹減ったからって飯食ってる」

予想通りの行動でした。

拓斗「もう始めようぜ」

そうだな〜それでは

信長・与一・拓斗
「「「どうぞ!」」」

俺の見せ場・・・



※まず前の13話を削除した理由は、サンジェルマンと拓斗の掛け合いを一つ足し忘れた事です。これはどうしても入れたい為消させてもらいました。すみませんすみませんすみません。後少しセリフも変えましたので


オルテ帝国 ヴェルリナ

 

オルテ兵「止まれ、止まれ!」

 

オルテ兵「何事だ!」「何処の馬車だ?」

 

アレスタ「第藩治伯サンジェルミの馬車列よ。バーナーを見て分からないの?誰に向かって止まれとか言ってんの?あ・な・た名前は?」

 

オルテ兵「ハッ!」

 

アレスタ「サンジェルミ様の馬車を止めたのよ。貴方明日は必ず前線に送られるわ〜。名前を言いなさいよ」

 

オルテ兵「ど、どうぞお通りを」

 

アレスタ「それでいいの。サンジェルミ様この戦に見るに見兼ねて、いよいよこの戦争に加わってくださるのよう。この後も続々と伯の馬車が来るわ。オルテを救ってくださるのよう」

 

オルテ兵「おぉ〜ようやく・・・関を開けろ急げ〜」

 

アレスタ(戦争に加わるねぇ〜。何一つ間違ったことは言ってないわよ。味方じゃないけどね)

 

 

 

 

 

 

豊久「ここがオルテの都ゔぇるりなか」

 

拓斗(ヴェルリナ。ドイツのベルリンみたいな名前だな。ヒトラーが名付けたのか?)

 

信長「ここを我らの都にせにゃならん。見かけは立派な建物じゃが灯の消えた様な都じゃ。見てみろ首都の目抜き通りの市なのに、並んでる商品が貧しすぎる。物流が止まっておるのだ。通りにも店にも若者がおらん。そもそも通りに人が少な過ぎる。徴兵のしすぎで労働力がおらんのだ」

 

信長が馬車の窓から見ると、ふと一人の兵士が看板を持っていて文字が書かれていた。それには[私はオルテのために兵士として10年務めました]と

 

信長「あぁ〜嫌だね〜。こんな風にめそめそと滅ぶ国はパッと燃え尽きちまえ」

 

豊久「そうよのう。この国は息の根ばサパっと止めて、介錯してやらねば可哀想ぞ」

 

何故漂流者達はヴェルリナに来たのか話は数日前に遡る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日前

 

豊久「くーでたー?くーでたーとは何ぞ?南蛮の食べ物か何かか?」

 

サンジェルマン「クーデターよ。首都を直撃して国を簒奪するのよ。全ての手引きをしてあげるわ。オルテを丸ごと売ってあげるのよ。いい話でしょ」

 

サンジェルマン「貴方達の頭領は誰?」

 

信長と与一と拓斗は一斉に豊久に指を指した。

 

豊久「おかしな話流れじゃっとん、おいと言うことばなっちょる」

 

サンジェルマン「貴方、貴方達のお名前はな〜に?ドリフならお名前、私知ってるかもしれなくってよ」

 

豊久「島津中務少輔豊久」

 

サンジェルマン「トヨヒサ・シマヅん〜〜〜アッ!バトルオブセキガハラ1600年」

 

与一「那須与一資隆」

 

サンジェルマン「あら可愛い。ゲンペイウォー弓手ね有名よ貴方。貴方は?」

 

信長「織田信長!」ゴゴゴゴゴ

 

サンジェルマン「貴方超有名よ」

 

信長「ハハハハ当然よのう〜当然よのう〜」

 

拓斗「悪者として有名ですが」

 

信長「うるさい!余計な事言うな!そんな事聞いたら泣くぞ俺!」

 

ハンニバル「・・・・・」(木苺センサー)ボーーーーーーーーーッ

 

サンジェルマン「あのおじいちゃんは?」

 

信長「名前知らんのだ木苺じいちゃんだ」

 

拓斗(ハンニバル〜〜!しっかりしろ〜)Σ(゚Д゚)

 

信長「どうやらお前は、俺等の生きた時代より大分後の世から流れてきたのか」

 

サンジェルマン「ンホホホホ関ヶ原の後に島津家がどうなったか知りたい?教えてあげても良くってよ」

 

拓斗「あぁ関ヶ原の後は俺が教えたから、あんたの出番はないわ」

 

サンジェルマン「何ですって〜〜!!」

 

豊久「拓斗から聞かなくても決まっちょる。あのだんで既に義弘叔父上は、わいらが時ば稼いで脱しておられた筈じゃ。義弘様さえ薩州に帰られたなら決まりきっちょる。島津は徳川ば滅ぼした。拓斗に聞いたが200年で滅ぼしたそうだ。じゃっどん必ず島津兵子がやってくれると信じちょった」

 

サンジェルマン「な!何よこの子、あの敗走のなか何の疑いも無くそう思えるのよ。どういう神経してんのよう」

 

信長「いや〜ま〜その〜こういう子何です。ゴメンなオカマ」

 

信長「所で俺は俺は!俺はどんな風に後世に伝わってんの?」

 

サンジェルマン「あんたはもう何か一言では言えないわ。空は飛んで、怪光線出して巨大化したり」

 

信長「巨大化って〜?」

 

サンジェルマン「この世を魔界に変えたり、体真っ二つでお茶点てたり」

 

サンジェルマン「あ、あんたは武器の方が有名」

 

与一「武器って」

 

信長・与一

  「「何が起きた未来」」

 

拓斗「プッククククク」( ´,_ゝ`)プッ

 

信長・与一

  「「!拓〜斗」」(# ゚Д゚)

 

信長「どういうことだ。俺滅茶苦茶だぞ。俺未来でどういう扱いなんだよ」(# ゚Д゚)

 

与一「信さんはまだ良いでしょう。私なんて武器ですよ!武器!何故私は武器だけ何ですか!」(# ゚Д゚)

 

拓斗「いや〜その〜信長さんは未来では有名ですが、どちらかと言うと悪者のイメージが強いので、ゲームや物語でも大半が悪役なのでそれが定着して」

 

拓斗「与一は余り詳しく資料も無いからどんな人物像なのかも分からないけど、武器に関しては後世にも色んな所で使われているから与一本人に関しては余り使われてないのが現状で」

 

拓斗「後信長さんは性転換と言って史実では男でも、ゲームや物語では女の子として登場したりと・・・プックククククアハハハハハハハハハハハハ」

 

信長・与一

「「」」ブチ(# ゚Д゚)

 

信長と与一はまた拓斗のほっぺをつねった。

 

拓斗「いふぁいいふぁい。だぁからにゃんでほっぺたちゅねるの?え〜。こんごわたしにおこるときはほっぺたちゅねられるの?(痛い痛い。だから何でほっぺたつねられるの?え〜。今後私に怒る時はほっぺたつねられるの?)」

 

拓斗今回で2回目もほっぺたをつねられた。(ちなみに1回目は6話である)

 

信長と与一は拓斗のほっぺを勢いよく離す。

 

ピッ

 

拓斗「痛い!う〜〜〜〜」(¯―¯٥)

 

サンジェルマン「で貴方は?何が知りたい。平成より未来も私は知ってるわ」

 

拓斗「そうだな・・・・一つだけ聞かせろ」

 

サンジェルマン「良いわよ。何が知りたい?」

 

拓斗「・・・・・・平成の次の元号は何だ?」

 

サンジェルマン「・・・・エッ!え〜〜〜!そんな事聞きたいの〜!」

 

拓斗「当たり前だろ!日本人として知りたいわ!」

 

サンジェルマン「もっと他に無かったの!」

 

サンジェルマン「タイムマシンが完成したとか」

 

サンジェルマン「ドラ○もんが誕生したとか」(ド○えもん声)

 

サンジェルマン「ソ○ドアー○オンラインが現実になったのか」

 

サンジェルマン「ター○ネーターが本格的に人類抹殺に動き出したとか」

 

拓斗「興味ねぇ!タイムマシンはどうでも良い!」

 

拓斗「ドラえ○ん創作だろ!」

 

拓斗「ソー○アートオ○ラインも漫画やアニメだろ!」

 

拓斗「ターミ○ーターに関しては人間の自業自得だ」

 

拓斗「早く教えろ。日本人で知らんの多分俺だけだろ!元号変わったら独りでハッピーニューイヤーしようと思ったのに」

 

サンジェルマン「寂しくないのそれ!友達いないの?」

 

サンジェルマン「分かったわよ。平成の次の元号は」

 

拓斗ドキドキ

 

サンジェルマン「次の元号は・・・・・令和よ」

 

拓斗「れ・い・わ?ちなみに字は?」

 

サンジェルマン「命令の令に、平和の和よ」

 

拓斗「また和なの!昭和の使い捨て」

 

サンジェルマン「んな訳無いでしょ!ちゃんと考えて考えて専門家も考えて正式に発表されたわよ。みんな受け入れてるよ」

 

拓斗「そうか」

 

サンジェルマン「まぁ貴方以外に元号知らなかったのは2人いたから」

 

拓斗「どゆこと!」

 

サンジェルマン「バラエティ番組でお笑い芸人が部屋に閉じ込められて元号当てるまで部屋から出られないと言う面白い企画があったわよ」

 

拓斗「見たかった!録画したかった!」ショック

 

 

 

信長「おいそろそろ良いか」

 

信長「で、オルテを獲るには何をするんだ?」

 

サンジェルマン「私に考えがあるのよ。まずオルテの首都ヴェルリナで藩治伯権限で貴族達を集める。私の一声があれば大抵は集まるわ。そこで私は貴族達にクーデターを宣言する。もちろん反発は必至ね。でも、予め懐柔した貴族には私の意見に賛同するよう手配してある。その直後に貴方達が強行突入してオルテを解体する。どう?素晴らしいでしょう」

 

信長「それでオルテを獲れるのか?」

 

サンジェルマン「もちろん約束するわ」 

 

拓斗「だがどうやって首都に入るんだ?」

 

サンジェルマン「私の馬車を使うのよ」

 

信長「おい拓斗。馬車って何だ?」

 

拓斗「言うと思いました。見た方が早いですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拓斗達はサンジェルマンの馬車がある場所まで来た。

 

信長「これが馬車か。馬が箱を引くのか?」

 

拓斗「箱って・・・・・一応乗り物ですよ。ん〜〜しかし目立つな〜。おいサンジェルマン」

 

サンジェルマン「ん〜何よ?」

 

拓斗「この馬車目立つから真っ黒に塗っていいか」

 

サンジェルマン「はぁ〜!ふざけんじゃないわよ!私はピンクが好きなの!真っ黒なんか許す訳ないじゃ無い!」(# ゚Д゚)

 

拓斗「じゃ〜あんたの顔マークを真っ黒に塗っていいか」

 

サンジェルマン「馬車が駄目なら顔マーク潰すってどういう神経してんだよ!私の馬車だって事の証明よ!」(# ゚Д゚)

 

サンジェルマン「とにかくそれに乗ってバレないように潜入するのよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久「ぬしゃがあの男女を信用ばしたが不思議ぞ」

 

信長「あぁ〜、あぁゆう手合は偶に居るものだ。簡単に裏切るのだ。信義とか忠誠心とか基から何もないのだ。だが、その裏切りには恨みとか、先祖累々の情念とかそういうんじゃなく、利益と打算からのもんだ。だから奴は信用出来る。誰かを裏切ってる間はな〜」

 

豊久「おかしか話しぞ。姿形だけでなく、中身も妙ぞ」

 

信長「あぁ〜あの格好は無いよな。変だ、身も心も変態だ、変態だ〜変態」

 

アレスタ「ん〜、聞こてるぞ日本人!少しは静かにしろい!」(# ゚Д゚)

 

拓斗(どうでも良いけど・・・・・狭い!)

 

馬車の中はドリフとエルフとドワーフとオマケのオルミーヌがいた。

 

エルフ「臭い、臭いドワーフ臭い」

 

ドワーフ「お前等が臭いわ」

 

オルミーヌ「オマケって何ですか!あと私のお尻触ったの誰!」

 

与一「オルミーヌの後ろには拓斗がいるよ」

 

拓斗「ちょ!与一テメェ!」

 

オルミーヌ「た〜く〜と〜さ〜ん!貴方ですか!私のお尻触ったの!」(# ゚Д゚)

 

拓斗「誤解だ。動きにくいんだよ」

 

オルミーヌ「言い訳は結構です!」(# ゚Д゚)

 

拓斗「安心しろ。お前の体には微塵も興味無いから」

 

オルミーヌ「それはそれで何かショックです」

 

アレスタ「ん〜〜〜うるさいんだよ!イチャイチャするなら馬車から降りろバカップル共!」(# ゚Д゚)

 

拓斗・オルミーヌ

「「カップルじゃねぇ〜!」」(# ゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルテ帝国議事堂 総力戦会議議場

 

オルテ貴族「サンジェルミ伯。藩治伯権限で会議を招集なさっ理由をお聞きしたい。何故!この逼迫した状況になってようやく招集なされたのか?」

 

サンジェルマン「オルテの!・・・・店仕舞のお知らせをしたくて」

 

オルテ貴族達「!!」

 

サンジェルマン「この国は私達漂流者が丹念にこしらえた物。それを半世紀も貸して上げてたのよ」

 

サンジェルマン「でももうごめん無理。なので返して貰う事になりました。本日でオルテ実験帝国はお終いになりました。閉店、店仕舞となりました。これからは新たな漂流者トヨヒサ・シマヅを首魁として、心機一転頑張っていこうと思います。皆様長らくご愛好ご利用ありがとう。さようなら」

 

オルテ貴族「何を?何を言ってる?サンジェルミ伯」

 

サンジェルマン「何って貴方。これ以上分かりやすく言ったじゃない。馬鹿なの貴方?そういえば馬鹿な顔してるわね」

 

オルテ貴族「衛兵、衛兵サンジェルミ伯が乱心した。衛兵!」

 

サンジェルマン「いっくら呼んでも来やしないわよ。アホなの貴方。そういえばアホそうな顔してるわね」

 

サンジェルマンが会議にいた間、漂流者チームはとっくに議事堂にいた兵を血祭りにあげていた。豊久達はすぐそこまで来ていた。

 

オルテ貴族「サンジェルミこれは反乱だ!反逆だぞ!」(# ゚Д゚)

 

サンジェルマン「誰に対して?国父?党派?私の案に賛成の人。はい」

 

オルテ貴族「サンジェルミ伯を支持する」

 

オルテ貴族「私もだ」

 

オルテ貴族「伯に賛同する」

 

オルテ貴族「な、何を!」

 

サンジェルマン「フン何の準備も無しに会議開く訳ないじゃない。バカね〜ほらそっちの面子もちょっと手上げて頂戴な」

 

オルテ貴族

  「「オルテ指導部の解体を支持する」」

 

サンジェルマン「うんうんいいわ」

 

ここまではサンジェルマンの予定通り。だが

 

オルテ貴族「だが」

 

サンジェルマン「だが?」

 

オルテ貴族「新たな漂流者を首班に置く新国家には反対する」

 

サンジェルマン「!」

 

サンジェルマンは気づいた。貴族の後ろに何者かがいることに

 

オルテ貴族「新たな国の全ての権力を黒王へ。我等は只々黒王様に許しを漕いて平伏し、その先兵として人類廃滅の事業をお助けする」

 

オルテ貴族の後ろから現れたのは半透明のラスプーチン。ラスプーチンは貴族を操り人形にしていた。

 

サンジェルマン「ラスプーチン!エンズになったか!」

 

ラスプーチン『サンジェルマン伯。考えるのは似たような事だったかな。相変わらず馬鹿みたいな格好をして』

 

 

 

 

 

サンジェルマン・ラスプーチン 

「『お前の思い通りになると思ったら大間違いだ』」

 

 

 

 

 

サンジェルマン「クッ」

 

ラスプーチン『フッ』

 

 

 

ガラッ

 

 

 

サンジェルマン「アッ」

 

ラスプーチン『ンン』

 

扉が開かれ、豊久達がそこにいた。

 

信長「何だい何だい。話と全然違うじゃねぇか〜」

 

ラスプーチン『君達が漂流者の面々か。ジャンヌとジルドレが世話になったそうで』

 

ラスプーチン『私はラスプーチン』

 

拓斗「ラスプーチン。ロシアの怪僧か」

 

ラスプーチン『君が拓斗か。我々より未来から来た日本人は』

 

拓斗「これはこれは、怪僧様に俺の事を知ってくださるとは光栄だな」

 

ラスプーチン『君は、我々には余りにも危険人物なので、何せ我々の事を知っている数少ないですから。そこのサンジェルマンと同様の危険視してますから』

 

ラスプーチン『さて無駄話に来た訳ではありません。黒王様はとてもお忙しい。正直貴方方に関わっている暇はありません』

 

議事堂の外に炎が吹き上がった。さらに市街地にも広がっていた。

 

ラスプーチン『なにしろこれから世界を滅亡させる物で、ですので私はこういう策を』

 

オルテ貴族「ナッ!」

 

サンジェルマン「ン!」

 

突如黒王軍が乱入した。

 

ラスプーチン『私もこの都に兵を入れさせて頂きました』

 

サンジェルマン「クッ〜」

 

ラスプーチン『フンまぁ〜嫌がらせの類ですが、いやはや誠に申し訳ありま・・・・』

 

ラスプーチンの言葉を遮って豊久が黒王軍を斬りつけた。一瞬にして全滅し、首だけとなった黒王軍があったが目付きに関してはまるで生きてるような目をしていた。

 

ラスプーチン『ナッ、ハ~!』

 

サンジェルマン「アッ、アッ~!」

 

信長(あっちゃ〜〜)

 

豊久は化け物の亡骸に向かって合掌をした。

 

ラスプーチン『君が漂流者ドリフターズの首魁トヨヒサ・シマヅか。いきなりの抜刀、いきなりの強襲、余程の蛮地から来られたとみえる』

 

ラスプーチン『君には我等の同志ジャンヌが世話になった。その礼もしなければならぬと・・・・・』

 

しかし豊久はラスプーチンの言葉を無視して、机に上がりガツガツと歩き、ラスプーチンが操っていた手下の前に来て、蹴り上げた。

 

ラスプーチン『ナッ!!』

 

これにはラスプーチンも予想外の行動で固まる。

 

信長(あぁ〜これはキツイ。誰か知らんがお気の毒よう。これをやられるとキツイ。策士面して大上段から勝ち誇りを誇示した矢先に、全無視して目の前でその手下を打ちのめす。これをやられると立つ瀬がない)

 

信長(豊は空気を読まん。読めんのではなく読まん。徹底して空気を読まん。恐らくこれは持って産まれた性分と言うより、そういう風に教育されたのだ。そいつは大きな武器だが、大きな弱点でもある。共すればあっさりと死ぬ)

 

サンジェルマン「豊ちゃん!待って待ってその人死んじゃう!」

 

余りの光景にサンジェルマンが止めに入り、豊久は辞めた。

 

ラスプーチン『ン〜』(冷汗)

 

信長「冷や汗一滴描いたら負けよ」

 

ラスプーチン『ぬ〜!』

 

信長「笑えよ!ちゃんと笑ってなきゃ駄目だろ。どうした謀士気取り笑いが引きつってるぞ。コッチからも言わせて貰うわ」

 

信長「ありがとな」

 

豊久「わいらは端っから戦つもりぞ。邪魔するやつばらば全て倒す。無血でん国ちぃ獲った試しわなか〜」

 

信長「ほんとはお前らが無血でこの国かっさらう気だったんだろ。ヒッ 俺等がいて本当は渋い面がしたいのだ。ちゃんと渋面するオカマ伯の方が可愛げがあるわい」

 

ラスプーチン『ン〜』(渋面)

 

信長「これでお前等廃棄物の脅威を喧伝出来る。国を救いにドリフが助けにやって来た。いい塩梅の大義名分じゃねぇか。ありがとよ」

 

ラスプーチン『ン〜〜』

 

拓斗「俺からも言わせてもらうぞ」

 

ラスプーチン(なっ!いつの間に私の近くに)

 

ラスプーチン『貴様も・・・・・』

 

拓斗「だから日本に負けたじゃねぇか」

 

ラスプーチン『なっ!く〜〜〜〜』

 

拓斗「日露戦争でロシアは負けた。1番の原因は日本を格下に見てた事だ。陸でも海でも負けた。ラスプーチンあんたの敗因は日本人を侮った事だ。先のロシアに並ぶ強大国清国との戦い日清戦争での教訓をまったく活かされて無かったお前等の敗北だ」

 

ラスプーチン『ぬ〜〜〜〜』(渋面)

 

信長「オイオイ何だその渋面は、さっきみたいに笑えよ。笑えよほら」

 

信長「こうするんだよ〜」(⌒▽⌒)

 

ラスプーチン『ン〜ン〜〜〜クツ』ヒュン

 

ラスプーチンは消えた。

 

信長「戦で決着をつけよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北壁

 

ラスプーチン「クツ、クソ、クソ、ン〜クソ〜〜あの野郎〜」(# ゚Д゚)

 

土方『ラスプーチン。答えろどうした?』

 

ラスプーチン「ヴェルリナはもう、ドリフ等がもう入っている。オルテ貴族を操り、長期そこに兵を入れたが、ヴェルリナの窮達に足る兵でも、奴らの事は計算に入れておらん。まさか奴らがこんなに速くしかもこんな直接的な手を執るとは思わん」

 

ラスプーチン「奴ら頭が可笑しいぞ!滅茶苦茶だ!まともじゃ無い」

 

土方『狼狽えるなラスプーチン。こいつは合戦だぞ』

 

土方「想定外の事は起きる。必ず起きる。それが戦だからな〜任せろオルテを獲ってやる。それに俺たちももうまともではあるまい」

 

黒王「土方。ラスプーチン。ヴェルリナを奪われたと判断すれば、お前の判断で目的を変えろ。奪取では無く破壊に。なるべく大きな破壊と混乱を起こすべく動け。なるべく多く殺し、なるべく多く燃やせ、ドリフターズに渡さぬためだったら、渡ってしまうなら傷物にせよ」

 

土方「御意」

 

ラスプーチン「御意の儘に。恐ろしい黒王様」 

 

ラスプーチン(それに拓斗と言う日本人。私を怒らせた報いを受けて貰います。彼は危険な存在だ)

 

ラスプーチンは魔術を起動した。これが後に拓斗に襲いかかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信長「ヴェルリナの地図持ってこい!早うせい!」

 

信長「つい昔を思い出して凄いドヤ顔をしてしまった。あれで負けたら洒落にならん」

 

サンジェルマン「ここ数世紀で始めてみたわよ。あんなドヤ顔」

 

信長「エルフ200、ドワーフ200、敵の数が分からんと何とも言えん。馬車に紛れて侵入させるのはこれで目一杯だった」

 

サンジェルマン「帝都の外で伏せておいた家の領の兵が、此方に向かっている筈。もうそろそろ着くはずだけど、500の精鋭よ」

 

信長「クソオカマ!こんな事ならもっと連れてこいよ」

 

サンジェルマン「唯のクーデターなら充分な筈だったのよ。た・だ・の、それに家の領地それで全軍よ」

 

信長「ぜ!全軍!ハァ〜!500で!ハァ〜!お前ぃオルテの大領主だろうが。どういう事だよ〜!」Σ(゚Д゚)

 

サンジェルマン「選りすぐったらそれだけだよ家の軍は、他所と違って凄く良いの!」(# ゚Д゚)

 

シャラ「サンジェルミ伯の軍が表に到着!」

 

信長「来たか〜」

 

シャラ「それが〜」(困惑)

 

信長「それが?」

 

 

 

 

 

表に行くとサンジェルマンの軍がいたが、上半身裸で筋肉ムキムキがいた。

 

信長「確かに屈強だな。だが・・・・何かおかしい?何で全員上脱いでんだ?」

 

よく見ると男同士手を繋ぎ合ってる。

 

与一「あっ!僕気が付いちゃった」

 

信長「おいクソオカマ。まさかと思うが・・・何だこれ?」

 

サンジェルマン「そうよ!男同士のつがいの軍よ。な、何よ!私の軍をどうしようと私の勝手よ!何よ文句あんの!」

 

拓斗「逆ギレするな!ツンデレか!乙女化するな気持ち悪い!」(# ゚Д゚)

 

信長「領土割に以上に軍隊の少ない理由はこれか!そりゃ〜選りすぐらないと出来んわ!」Σ(゚Д゚)

 

ドワーフ長「スマン便所は何処じゃ!吐いてくる・・・」

 

ハンニバル「テーバイ・ヒエロス・ロコス」

 

サンジェルマン「オッ!し、知ってるのおじいちゃん。あんた誰よ?」

 

ハンニバル「エファミノンダス、ロセフランクス、パクリじゃ〜ゴルギダスのパクリじゃ〜」

 

サンジェルマン「ちょっと拓ちゃん!」

 

拓斗「誰がHeyた○ちゃんだ!」

 

サンジェルマン「こんな時にモノマネタレントの名前呼ばねぇよ!あの爺誰よ?ボケ老人じゃない」

 

拓斗「・・・・あんたは知ってる奴だ。ハンニバル・バルカだ」

 

サンジェルマン「は、ハンニ!じょ、冗談でしょ!」

 

拓斗「冗談なもんか。十月機関が言うんだから間違いない」

 

サンジェルマン「あいつ等このお爺ちゃんの事知ってるの?」

 

拓斗「知る訳無いだろ。何世紀離れてると思ってるんだ」

 

ハンニバル「お腹が空いた。ローマを焼こう」

 

サンジェルマン(うわ〜知らないって怖いわ〜)

 

 

 

豊久「スゥ~~~~並べ〜〜〜!!」

 

豊久の号令にサンジェルマンの軍は隊列を組み直した。

 

豊久「な〜んかよか兵子でなかか。種子島ば持て〜!」

 

アレスタ「この1週間木の棒見立てて調練もどきはしたけど・・・」

 

フラメー「さて、どんな物かしらね〜」

 

サンジェルマン軍は鉄砲を取り出し、空に掲げた。

 

信長「ヘッ」

 

豊久(良かど)

 

信長(見てくれは良い。だが撃ってみんと分からん)

 

与一(鉄砲・・・さてどうかな)

 

拓斗(歴史好きからしたら、ワクワクドキドキしてきた)

 

サンジェルマン(うっそ〜。マッチ・ロック・ガナを作ったわよこいつ等)

 

サンジェルマン軍(鉄砲これが。怖いな〜何かな〜)

 

ドワーフ長「突貫で揃えた鉄砲100丁。儂らでもこれ以上は流石に無理じゃった。じゃが物は良い筈じゃ。だから儂ら用にちょいとおもちゃを作ってみた」

 

豊久「!」

 

ドワーフ長「どうじゃな」

 

ドワーフ長が見せたのは火縄銃より小さい鉄砲であった。

 

豊久「フフッへへフハハハハハハハハハ」

 

豊久・ドワーフ長

「「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」」

 

信長「笑ろうてる。何か笑ろうてる」

 

サンジェルマン「あそこの蛮族sは凄く怖い」

 

ドワーフ長「それとお主に頼まれた剣何じゃが、まだ試行錯誤の段階だが軽量化には成功した」

 

ドワーフ長「どうかな」

 

ドワーフ長が見せた剣は黒い剣だった。

 

拓斗「ほ〜〜!良い出来じゃねぇか」

 

拓斗は剣を取ると素振りし始めた。

 

ブォン、ブォン、ブォン

 

拓斗「かなり軽くなった。日本刀じゃないのは残念だが、暫しはこれで良いな。ありがとよ」

 

ドワーフ長「気に入ってくれて何よりじゃ」

 

豊久「鉄砲衆は信が率いる。銃列ば敷く」

 

豊久「ドワーフ衆はおいと拓斗が率いる。歩卒じゃ」

 

豊久「エルフ衆は与一が率いる。散兵ん弓衆じゃ」

 

豊久「敵ん衆ば引き寄せちぃ、鏖殺ばす。一人も生かしてここから出さん」

 

サンジェルマン「み!皆殺しにする事は無いんじゃないの。奴らもオルテをかっ攫いに来たんだから、無理と見れば引いていくんじゃないの?」

 

豊久「鏖殺する。退ぎ兵が何がすっか、させんど」

 

信長「お前色んな事知ってる割に戦ごとは知らんのな」

 

サンジェルマン「な!何ですって〜!」

 

信長「まぁ俺なら、こりゃ落とせんと思ったらその時から目的は変わるのよう。占領から嫌がらせに変わる」

 

信長「民は殺すし、攫うし、犯すし、城下は奪うし、燃やすし、本拠に帰る途中の村は全部襲う。酷ぇことにな。貴族を操って、国を傀儡化が無理となりゃ奴らはそれをやる」

 

信長「そもそも世界を滅ぼすってんだろ。黒王ってのは?治める気がねぇから無茶苦茶やるぞ」

 

信長(まぁだから、1番良い塩梅なのは、程々に襲わせといて、俺等がそれを助けること何だが・・・・)

 

豊久「全員首にする!覚悟せい!それが戦ぞ!」

 

豊久「行くぞ〜!持ち場に着け〜!」

 

サンジェルマン軍「オ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信長「オルミーヌ聞こえるか!水晶玉の会話を統括しろ!」

 

オルミーヌ「こっちで会話を中継します。こんなの初めてだけど、やってみます。しかし拓斗さん凄い事思いつくな〜」

 

 

 

回想

 

拓斗「水晶玉の活用法に良い考えがある」

 

信長・与一・オルミーヌ

「「「!!」」」

 

拓斗「オルミーヌ。水晶玉は全部で何個ある?」

 

オルミーヌ「水晶玉は全部で6つです」

 

信長「それで良い考えとは?」

 

拓斗「まず信長さんと、与一と、俺が水晶玉を持つ。残りの3つはオルミーヌが1箇所に纏め会話を統括する。誰に連絡をしたいのはオルミーヌを介して連絡が出来る。幾らか時短になる筈だ」

 

オルミーヌ「水晶玉にそんな活用法が!」

 

拓斗「そんな事も思いつかなかったの?栄養が頭じゃなく、無駄に大きな胸に行ってんのか?」

 

オルミーヌ「セクハラで訴えますよ!」(# ゚Д゚)

 

回想終了

 

オルミーヌ(最後の所は消去しよう)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒王軍が正面から行進して来た。

 

与一「来るよ〜。来る!」

 

信長「来よる、来よるわい、来よるぞ〜」

 

拓斗「来た来た。狙われているにもかかわらず向かって来る」

 

豊久「来い(くい)来い(くい)や来い(くい)。来い〜(くい〜)」

 

黒王軍が一斉にコチラに走り出した。

 

信長「鉄砲衆弾込め〜!」

 

サンジェルマン軍は弾を込める。

 

信長「構え〜」

 

サンジェルマン軍は銃を構える。

 

信長「この世界で初めての銃火ぞ。お前達がその先駆けぞ〜。お前達はその先頭に立っている。お前達の後ろには何億丁もの銃が続く。お前達は今歴史の上を立っている」

 

黒王軍が迫って来る。

 

信長「まだだ〜、まだ、まだだぞ〜、まだだ、まだだ〜、まだ、まだだ・・・・まだだ〜」

 

信長「・・・・放て〜!」

 

火縄銃が放たれた。目標の黒王軍に命中。黒王軍は突然の鉄砲に驚くが、サンジェルマン軍も鉄砲の性能に驚愕する。

 

黒王軍「おっ!お〜〜〜!」

 

サンジェルマン軍「おっ!ハァ〜〜〜!」

 

信長(ヘッ、鉄砲の衝撃力足すことの、初めて見る砲煙砲火引くことの練度不足。その威力は如何に)

 

黒王軍は銃弾に当たり倒れる。

 

信長(大なり!未だ大なり!)

 

信長「オルミーヌ!与一に合図せぇい!」

 

オルミーヌ「ハッ!よ、与一さん!」

 

 

 

 

 

 

与一「すっごいな〜!何だいあれ?こうしちゃいられない。目標敵中段どんどん撃って」

 

与一の合図でエルフ衆が弓矢を飛ばして、黒王軍に命中する。

 

信長(絶好の汐。この玉っころすげぇ〜な。良いな〜これ持って桶狭間辺りからやり直してぇ〜な)

 

サンジェルマン軍は鉄砲の準備をするが、慣れない手付きで手間取っていた。それを見て信長は内心イライラと焦りを感じた。

 

信長(ん〜〜遅い。やはり遅い。もう一発もう一発で決まる。だが焦らせてはならん)

 

信長「焦るな〜!確実に分量込めよ!焦らずとも良い!」

 

 

 

信長「第二射・・・・・・・・放て〜!」

 

第二射も黒王軍に命中し、悲鳴を上げる。

 

信長(種子島の本質は、貫き力でも射程でもない。種子島の本質は恐怖。あの音と煙が上がると誰かが死ぬ。二射目でそれを分かる。そして一度それを分かればもう前へは進めない。そして一度怯んでしまって足を止めてしまったら・・・・)

 

豊久「行〜くど〜〜〜!」

 

信長(武者が突っ込んで残獲する)

 

 

 

 

 

 

 

紫「織田信長率いる人間による銃列隊、那須与一率いるエルフによる長弓射兵」

 

紫「そして、鬼島津(グイシーマンズ)と世界最強の殺し屋Xが率いるドワーフ突撃兵。最適解と言える」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャキン(刀の音)

 

土方「島津。島津・・・・島津!」

 

土方がドリフターズに襲いかかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

北壁

 

ラスプーチン「とんでもない化け物を生み出してしまった。だがあの男を消すには丁度良い。あの男は黒王様の障害となる。早めに消さねば・・・・・」

 

ラスプーチンが生み出した化け物とは一体?そしてそれが拓斗に牙を向く!




アニメ11話終わって次でテレビアニメ版ラストか〜。早いな〜。

拓斗「いよいよ決戦だな。それと俺の剣もお披露目だな」

拓斗の剣はソー○アートオンラ○ンのキ○トの剣エリ○シデ○タをモデルにしました。

拓斗「なるほど。ってそれを早く言ったらどうなんだ」

もう一度見直してくれたらいいなと思って

拓斗「二度手間だろ!」

読者の皆には一回戻って、もう一度13話を押して欲しいです。

拓斗「セコい手でUA数稼ぐな!誰もしねぇよ」

所であいつら何やってるんだ?また増えたけど花飾りとか色々あるけど、終わりのパーティーするの?まだ終わりじゃないからな!後一話あるからな皆!


サンジェルマン「それはそこで、それは向こう。それはこっちに置いて頂戴」

信長「おいオカマ」

サンジェルマン「何よオカマ言うな!」

信長「あの爺さん花食ってるぞ」

ハンニバル「ポリポリ美味い美味い」(´~`)モグモグ

サンジェルマン「爺!花食うんじゃねぇぞ〜」(# ゚Д゚)


オルミーヌ「ええっとお食事はここで」

与一「オルミーヌ手伝うよ」

オルミーヌ「与一さん助かりました。人手が足りなくて」

与一「気にしないで。それより君の師匠大丈夫?」

オルミーヌ「まさか師匠が・・・・」


回想

マーシャ「爺ちゃんスゲェー」

マルク「爺ちゃん力持ちだ〜」

ドワーフ長「これくらい軽いもんじゃ」

マーシャ「見た目爺ちゃんなのにスゲェー」

ドワーフ長「爺ちゃん言うな」

晴明(なっ!負けてられない。歳は83だが見た目は若い。私はまだまだ行ける!)

晴明「クッ、ぬ〜〜〜〜〜〜」

ゴギッ

晴明「ガハッ!」

カフェト「大師匠様〜!」

回想終了







オルミーヌ「まさか師匠がぎっくり腰になるなんて。って!豊さん勝手に食べないでください」

豊久「目の前に飯あるちゅ〜のに普通飛びつくじゃろ」

オルミーヌ「も〜う作り直さなきゃならないじゃないですか!」(# ゚Д゚)

シャラ「豊さん!こっち来て手伝ってください」

オルミーヌ「ほら呼ばれてますよ!早く行った行った」


ブッチ「フ~~やっぱタバコは美味え」

キッド「あぁ働いた後の一服は格別だ」

アレスタ「見つけたわよ!」

フラメー「仕事しなさい!」

ブッチ「ヤッベェ〜見つかった。逃げるぞ!」

キッド「逃げのは得意中の得意だ」

アレスタ「待ちなさいよ!」

フラメー「逃げんじゃないわよ!」


拓斗「たくっ。みんな騒いでんな〜」

呑気に言うな!何で俺の許可なくここまで勝手にやるの

拓斗「作者に対しての嫌がらせ」

おめでたい嫌がらせ!どういう反応したら良いの!

拓斗「さてと俺も手伝うか」

まったく・・・・フンまぁいいか。さて次でテレビアニメ12話ラストで御座います。ラストはどうなるか私自身も楽しみです。果たして拓斗はどんな化け物と相対するのか

ほうご期待!

ではさようなら(^_^)/~


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14話

「いや〜皆様久しぶりですね。それでは早速・・・」

拓斗「遅〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!」(# ゚Д゚)

ドコン!

「ぐは〜〜〜っ!!」

グルグルグルグルドンガラガッシャ〜〜ン・・・カラカラカラ

「痛ててて、何しやがる!いきなり飛び蹴りとは死ぬかと思ったぞ!」(# ゚Д゚)

拓斗「もう11月だぞ!どんだけ待たせば気が済むんだ!」(# ゚Д゚)

「しょうがないだろ!オリジナルで時間掛かったんだから」(# ゚Д゚)

拓斗「だからってここまで掛かるのかよ!」

「個人差があるから仕方ないだろ。早い人は早くて遅い人は遅い俺は何方かと言うと中間辺りだ」

拓斗「良し反省してないのは分かった。シャラ俺の剣とそこにある木刀貸せ」

「何する気だ!」

拓斗シャキン「ちょっと実験台になれ」

「だから何を!」

拓斗「スター○ースト・・・」

「ちょその技は!」

拓斗「スト○ーム!!」

「ぎゃあぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

拓斗「スッキリした」

「お前な〜・・・」

拓斗「まだ生きてるのか」

「殺すな!」

「グヌヌヌヌヌそれよりまだ準備してるけど、また増えてね。て言うかあの集団・・・黒王軍の面々だよね!何でいる!」

拓斗「何でもここでは自由にやって良いと聞いたので、やって来て面白可笑しくしようと思いやって来たって」

「本当お前等自由だな!敵味方関係無く。後ジルドレお前死んでんじゃねぇのか〜!」

拓斗「いやよく見ろ。ジルドレの足が透けている」

「いや地獄に戻れ!」

黒王「よしお前達の持ち場を発表する。土方は厨房へ」

土方「御意・・・」

黒王「ジャンヌとアナスタシアは飾り付けを」

ジャンヌ・アナスタシア
「「御意」」

ジルドレ「ジャンヌがやるなら俺もやる」

黒王「ラスプーチンはDJを」

ラスプーチン「御意のままに〜〜チェケラ」チュクチュク

拓斗・ゾグ
「「何で!」」

黒王「そして私は歌を歌おう」

拓斗・ゾグ
「「だから何で!!」」

黒王「¥#%&&¥&¥&¥%&%&#&&¥」

拓斗「おいめちゃくちゃ下手くそだぞ!」

「気分下がるわ!」

黒王「義経♪お前は好きにしろ♫」

拓斗「歌いながら会話するな!」

義経「じゃあ僕は好きにガシッ エッ!」

与一「ここに居られましたか義経様。是非義経様にも手伝って貰いたい事が山程ありまして丁度良かったです」

義経「げ!与一」

与一「さぁ義経様コチラですいっぱい殺って貰いたい事がありますので」

義経「やっての文字違くない与一」ズルズル

義経は与一に連れられた。

「何て言うかまた騷しく」

拓斗「それより本編入ろうよ。前書きでどんだけ尺使ってんだよ」

「それもそうだな。気を取り直してゴホンさていよいよテレビアニメ第12話でございます。更にラスプーチンが召喚した化け物も登場。そして私自身この作品の最高傑作であります。」

「それでは皆様あ始まり始まり〜」

拓斗「何で歌舞伎風・・・」


※ちなみに文字数は12000字超え達成!



戦闘が激化していく中、豊久は刀で敵を斬り、ドワーフ達は斧で敵を叩き斬り、拓斗は見えないスピードで敵を斬り裂いていく。

 

豊久「敵ば〜崩れに崩れちょる。獲れや〜功名獲り立てぞ〜!獲れや〜〜!」

 

ドワーフ「おうよ!」

 

ドワーフ長「50年の鬱憤。晴らしに晴らしてくれるわ〜」

 

 

 

 

信長「オルミーヌ。射線を伸ばせる。与一に伝えろ」

 

オルミーヌ『与一さん。信長が後備えを打ち崩せと言っています』

 

与一「承知」

 

与一はエルフと共に行動に移す。

 

信長「銃隊!弾込め維持!火縄は絶対に消すな!お豊が引く時に援護射撃をかます」

 

信長「お豊お豊なので引かんかも知れんが、まぁ拓斗がおるが万が一もあるから、その時は俺達も前進する」

 

信長(このまま行けるか?いや嫌な予感がする。金ヶ崎の時と同じ臭いがする)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土方「前衛は捨て・・・一旦兵を下げる。後陣はバラバラに散開せぃ。兵は小部隊に別れ、都市の小道を分散して議事堂へ向かえ。あの突撃隊は俺が相手する」

 

土方は刀を抜いた。

 

土方「俺と・・・新選組が殺す」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久達は敵の異変に気づく。

 

豊久「?」

 

黒王軍「引け!引け!撤退しろ!」(オルテ語)

 

豊久「敵ば退いていきおる。後備えがおらん?」

 

拓斗「・・・?」

 

 

 

 

 

 

サンジェルマン「退いていくわよ。これ勝ったんじゃない。勝ちよねこれ?」

 

信長「退き際が良すぎる。嫌な予感がする・・・」

 

与一『信信殿!信信殿!』

 

オルミーヌ「屋上外の与一さんから」

 

与一「敵が少人数に別れて、街中に分散し始めた。各所で火を点けてて、煙で見通しが利かない」

 

信長「なっ!不味い。こいつは不味い・・・」

 

サンジェルマン「ちょ!どういう事よ?」

 

信長「いや〜だが可笑しいぞ。対応が早すぎだ!敵の将はまさか・・・なっ!銃を知っている」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方豊久達は黒王軍が退いていくのを不思議に思ったのも束の間、煙の奥から土方が近づいて来た。

 

豊久「ん?誰か来よる。一人ぞ」

 

オルミーヌ「豊さん!拓斗さん!信長が呼んでます」

 

拓斗「何だ?」

 

オルミーヌ『敵が敵が』

 

拓斗「敵なら目の前におるぞ」

 

豊久「ぬしゃ等本陣ば戻れ。あれはおいが首じゃ」

 

ドワーフ達を退かせて、土方と豊久・拓斗が相対する。

 

土方「島津印。その家紋決して忘れた事はない」

 

豊久「島津おいば知っちょるんか〜何者ぞ」

 

土方「新選組。土方歳三義豊」

 

拓斗「土方歳三!あの新選組副長の!」

 

豊久「島津中務少輔豊久。日ん本(ひんもと)侍じゃな」

 

土方「貴様がその紋を付けると言う事は、それだけで島津薩州の者という事だけで、お前を斬る百万の理由に勝る」

 

拓斗(そうだ土方は旧幕府側。島津は新政府側の主力だ。土方は最後まで新政府と戦い死んだ。薩摩、島津の恨みも相当な筈)

 

豊久「えらい恨まれておるの〜。木崎原かの〜耳川かの〜沖田畷かの〜戸次川かの〜関ヶ原かの〜それとも朝鮮の役かの〜我が家は心当たりが多すぎての〜。ぬしゃを見ればおいの生きた時とは、大分違う時だようだの〜」

 

豊久「あぁ〜!さてはわい等の子孫が何かしでかしてしもうたかの〜」

 

土方「!」

 

拓斗ピンポン(豊久さん正解です。でも今言う事じゃない)

 

土方は豊久に恨みの眼差しを向ける。

 

土方「死ね島津。決して生かしてはおけん。死ね!只々死ね!」

 

豊久「ん?」

 

拓斗(あれは)

 

土方は亡霊を呼び出した。

 

豊久「ほう!」

 

土方「この物等もお前を決して許してはおかぬ」

 

拓斗「新選組の隊士達の亡霊か!」

 

土方「薩干死すべし!」

 

新選組の亡霊が豊久・拓斗に襲いかかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルミーヌ『どうしましょう信さん。敵が・・・信さん!」

 

信長(どうするこっちも分散するか。いや駄目だ。こっちの鉄砲は纏めて初めて意味がある。何より練度が足りん。別れた小勢を率いる頭もおらん。全員で打って出て潰して回るか、いやそれでは時が掛かり過ぎてこの城址が壊滅する)

 

信長(どうしよう)

 

ハンニバル「どうしようか?」

 

信長「爺重い・・・」

 

ハンニバル「楽じゃ・・・木の実潰しじゃ!」

 

信長「ナッ!」

 

ハンニバルは木苺を床に放り出した。この行動に信長やサンジェルマン軍は困惑する。

 

ハンニバル「ウリャ。ヘッウリャ。ヘッウリャ」

 

ハンニバルは木苺を潰しては、放り出すの繰り返しをした。

 

サンジェルマン「お爺ちゃん。今度は何をおっぱじめたの?」( ゚д゚)

 

信長「分からんお爺ちゃんなのです。そっとしてあげて・・・」

 

ハンニバルは床に放り出した木苺を一箇所に纏めた。

 

ハンニバル「へぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」バチュ

 

ハンニバル「フンナムガブナムガブナムガブナムガブ」

 

ハンニバルが木苺を体でダーイブして、食べているのか、擦り合わせているのか、意味不明な行動をした。

 

サンジェルマン「何しとんじゃ爺!もうやだ〜このカルタゴの雷光!」(# ゚Д゚)

 

ハンニバル「纏めて潰すと楽なんじゃ〜。潰して食べると美味いんじや〜」

 

信長「・・・・・あっ!」

 

 

 

 

 

オルミーヌ『与一さ〜ん。与一さ〜ん』

 

与一「こっちも忙しいんですよ。豊さんと拓斗がですね敵と」

 

オルミーヌ『上から敵の動きを見ろだそうです』

 

信長「街全体を見ろ!敵は無茶苦茶に動いて暴れ回ってるか」

 

信長『煙・・・火は滅茶苦茶に付けまくってるか〜』

 

与一「暫しお待ちを」

 

街全体を見る為に与一は背の高いエルフの上から街全体を見る。 

 

与一「エルフは背が高くて便利〜」

 

シャラ「いやあの〜与一さん?」

 

フィゾナ「あの、はや、早く〜」プルプル

 

与一「・・・確かに敵勢は分散してバラバラに動いています。一見滅茶苦茶に見えますが・・・」

 

信長『方向性があるな〜』

 

与一「大きく迂回したりしてますが、多分そこの本営に向かっておりますよ」

 

信長「であるか〜。であるか〜!でぇ〜あるか〜〜!」

 

信長「敵の腹読めた。奴等はこの国を獲ることを諦めておらんのだ。目的は切り替わってはおらん。この期に及んで変えておらん。固執している」

 

信長「全員この庁舎から出る。お豊と拓斗を直ぐに呼び戻せ。オッパイーヌも直ぐにこい」

 

信長『地図だ〜!この建物の地図持ってこい!』

 

オルミーヌ「アッはい!」

 

信長「敵将は戦闘の合戦の玄人だが〜師の素人である」

 

サンジェルマン(いや。ちょっと可笑しいわよ。国を獲る?エンズが?滅ぼすじゃ無くて獲る。最初のあれから乗っ取る気だったわよね。世界廃滅を標榜するエンズが?)

 

サンジェルマン(あの北壁で一体何をやっているのかしら?)

 

サンジェルマン(黒王。私・・・知ってる人かしら)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊久と拓斗は新選組の亡霊達を相手にしていた。亡霊達は襲いかかるが、豊久と拓斗は華麗に避ける、避ける、避けまくる。だが数が多い亡霊に囲まれ豊久は頬に傷を受けたが、豊久は笑っていた。

 

土方(笑っていやがる!島津豊久。こいつはどんな人生を歩んで来た)

 

亡霊達に次々と傷を受ける豊久だが、怯まない。そして豊久は逃げる様に民家に飛び込んだ。

 

土方「逃げるか島津・・・」

 

拓斗「」ヒュン

 

拓斗は土方の背後に斬りかかるが、防がれた。

 

拓斗「流石新選組副長様だ」

 

土方「貴様は島津を片付けてからだ!」

 

拓斗「えぇ〜少しは相手してよ」

 

キン キン キン キン キン

 

土方は拓斗の剣を裁きまくる。

 

拓斗「オラッ!」

 

ガキン!  ビキ

 

拓斗が土方の上から刀を振り下ろした。土方は防ぐが拓斗に勢いがあり、地面にひび割れた。

 

土方「クッウォ〜〜〜〜〜!!」

 

土方は拓斗と間合いを取った。

 

土方「クッこの化け物が!」

 

拓斗「亡霊呼び出す時点でお前も同類だろ!」

 

土方「テメェは後回しだ。お前には新選組が相手だ」

 

亡霊達が拓斗に襲いかかる。

 

拓斗「まぁ暇つぶしにはなるか」

 

 

 

 

 

バキッ

 

拓斗ととの戦闘が終わった矢先に豊久が二階の窓から急襲してきたが、

 

キン キン キン キン キン

 

土方は防いだ。戦闘直後なのに息も上がって無く難なく防いだ。豊久は二度三度四度五度と土方に斬り込むが決定打では無かった。

 

土方「島津!」(# ゚Д゚)

 

土方は亡霊を呼び出すが豊久は、

 

豊久「ベェ〜」アッカンベェー

 

土方を挑発し、また民家に飛び込む。

 

土方「!」

 

豊久「フン」

 

豊久が民家に飛び込むと、オルテの市民が身を寄せ合って怯えていた。

 

オルテ市民「!」

 

豊久は申し訳ないと手で謝罪し、食器類を持ち出し、土方の背後の窓から現れた。

 

土方「!」

 

豊久は食器類を土方に投げた。

 

土方(かわらけ?馬鹿な窮したか)

 

土方はかわらけを一枚二枚斬り三枚目も斬ったが、まだ中身の汁があり、土方の左顔に直撃する。

 

土方「・・・」

 

豊久「フン」

 

豊久は決まったと腕を組む。

 

土方「クッ・・・・・貴様等に士道は無いのだな!」

 

豊久「あぁ〜?こいは合戦ぞ。首の掛け合いに道理などあらんど。使える手ば何でん叩き込まねば、相手に申し訳ばなかど」

 

土方「し〜ま〜づ〜!」(# ゚Д゚)

 

 

 

 

 

拓斗は新選組の亡霊達に相対していた。

 

拓斗「オラッ!」

 

ザシュッ

 

拓斗は亡霊に斬りかかるが、すり抜けてしまう。

 

拓斗「やっぱ霊は実体が無いから無駄か・・・」

 

亡霊は拓斗に斬りかかるが、拓斗は避けて避けて避けまくる。

 

拓斗(埒があかないな。そうだ!)

 

拓斗は動きを止めた。亡霊達は警戒しながら回りを囲む。

 

拓斗「なぁ新選組の霊たちよ。風になりたいと思った事ないか」

 

新選組「??」

 

拓斗「なら俺が風になってやるよ!」

 

拓斗は回り始めた。そして威力が高まり竜巻になった。

 

新選組「!!」

 

新選組の亡霊達は竜巻が現れた事に驚き逃げようとするが、竜巻に引き寄せられてしまった。

 

土方「ん?、なっ!何だアレは!」

 

土方は突如竜巻が現れた事に驚きを隠せないでいた。そして竜巻は消え中から拓斗が姿を現れた事に土方はまた驚く。

 

土方「き、貴様!新選組はどうした」

 

拓斗「風と共に去っていきました」

 

土方「!!」

 

拓斗「それよりさ〜、もっと歯応えのある奴と相手したいんだが、近藤勇とか沖田総司とか召喚しないの?」

 

土方「!」

 

拓斗「斎藤・永倉・原田・伊東でも良いぞ。山南は一度脱走した前科があるからな〜鴨(芹沢)はそんなに興味無いから〜相手したいとは思わないし〜まぁ本命は近藤と沖田だな。さぁ〜今すぐ呼び出せよ」

 

土方「クッ・・・」

 

拓斗「もしかして召喚出来ないの?」

 

土方「ウッ!」

 

拓斗「なるほどな〜名のある隊士達は呼び出せないと。土方歳三あんたの能力まだ未完成だな」

 

土方「ぬ〜・・・あぁ〜そうだ近藤さん達を呼び出せす事は出来ない」

 

拓斗「認めるんだな」

 

土方「あぁだが、あいつ等を呼ばなくともお前達を殺す」

 

土方・豊久・拓斗は臨戦態勢に入ったそのとき!

 

 

 

キェ~~~~~ン(鳴き声)

 

 

土方・豊久・拓斗

「「「!!」」」

 

拓斗達の頭上に巨大な龍が控えていた。拓斗と豊久は驚くが、土方も同様の驚きを隠せないでいた。

 

豊久「何じゃ〜!こん馬鹿デカイ龍は〜!」

 

拓斗「土方こいつはお前ん所の龍か?」

 

土方「俺は知らん!」

 

ラスプーチン『土方そいつは私が相手する』

 

土方「ラスプーチンか!」

 

龍のしたで半透明のラスプーチンがいた。

 

拓斗「やっぱりお前ん所の龍か!」

 

拓斗(しかしこの龍どっかで見たことが・・・)

 

この龍を詳しく語ると、首は三つ首で、体は金色一色で、特徴的な鳴き声をしたこの龍は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拓斗「キング○ドラだ〜〜〜!!!!」Σ(゚Д゚)

 

拓斗「おいラスプーチン!」

 

ラスプーチン『何だ?』

 

拓斗「こいつ本家よりちっちゃいけどキング○ドラじゃねぇかよ〜!」

 

※ちなみにラスプーチンが召喚したキン○ギドラの体長は約15〜20mと想像してください。

小さかったら言って。もう少し大きくする

 

ラスプーチン『私は知らない。召喚したら出て来た。それだけだ」

 

拓斗「嘘つけ〜!じゃ何でお前がキングギ○ラを出せたんだよ!アッ!分かっちゃった。お前俺の記憶覗いたな!」

 

ラスプーチン『覗くか!私にそんな力は無い!』(# ゚Д゚)

 

拓斗「キ○グギドラ召喚した時点で俺の記憶を媒体にしたのは明らかだ!って何でキン○ギドラ何だよ!どうせ出すならもっとあるだろ!ゴ○ラとかスペー○ゴジラとかデス○ロイアとかガイ○ンとか、どうせならそいつらを出せ〜〜!」

 

ラスプーチン『怒りの趣旨変わってないか!私が言うのも何だか』

 

拓斗「お前さては変態だな〜この覗き魔め!」

 

ラスプーチン『私にそんな趣味は無い!』(# ゚Д゚)

 

拓斗「今後お前の事ストーカーって呼んでやる!」

 

ラスプーチン『えぇい訳分からない事を、冤罪にも程があるぞ!ゴホン拓斗よ私に着いてこい。ここだと土方の邪魔になる』

 

拓斗(誘ってるのか?だがラスプーチンが言ってる事は正論だ。ここだと豊久さんの邪魔になるし、敢えて乗ってみるか)

 

拓斗「良いぜ。案内しな」

 

拓斗「豊久さん。勝ってくださいよ」

 

豊久「おう。拓斗ぬしゃの功名期待しとる」

 

拓斗「フッ」

 

拓斗はキング○ドラに着いていった。

 

 

 

 

 

 

オルミーヌ「もう聞いてらんない。豊さんそのつもり無いかも知れないけど、相手を怒らす天才だわ。それに拓斗さんもとんでもない怪物と戦うなんて、後何に対して怒ってるのか分からないけど・・・信さん」

 

信長「いやこれで良い。こちらの利点は前線の将が四人いるって事だ。あの時の将はお豊の挑発に乗せられて、部隊の指揮どころでは無い。敵の集は令を守って律儀にこっちに来よる」

 

信長「拓斗の方も敵は厄介だ。だが拓斗はその化け物の事を知ってるようだし、コチラに来なければ問題無い」

 

信長「フッフッフッフッ残念だったな敵将め、お前が追い回してる馬鹿は、実は我々の総大将じゃ。ナハハハハハハハハハハハ(汗)」

 

サンジェルマン「ちょっと。何言ってるか分かんないわあんた?」

 

信長「準備出来たか。出来たら俺らはさっさとここを出る」

 

サンジェルマン軍「ハイッ!」

 

信長「そしたら敵を全部入れる。入るまで俺らは周りの建物の中で待つ。合図と共にどっと出る。フフフフフフフフフ、オルミーヌ後は頼むぞ」

 

オルミーヌ「うっ・・・」

 

 

 

黒王軍は議事堂に到着。

 

黒王軍「着いたぞ」(オルテ語)

 

   「ここだ」(オルテ語)

 

   「突っ込め」(オルテ語)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラスプーチン『ここで良いだろう』

 

拓斗(ここか・・・回りに特に変わった物は無いようだが・・・)

 

ラスプーチン『早速だが始めよう。余り時間を掛けたくはない』

 

拓斗「そうかよ・・・じゃ〜こっちから行かせて貰うぜ!」シュン

 

拓斗はキングギドラに特攻を仕掛けた。

 

 

 

 

 

 

 

そして同じ時紫の新聞には【拓斗VSキング○ドラ】と表記されていた。

 

紫「!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拓斗「うおぉ〜〜〜〜〜〜!!」

 

しかし

 

 

ギン~

 

 

拓斗「な、何!」

 

ラスプーチン『フッそう易易と攻撃出来ると思ったか』

 

拓斗がキングギドラに攻撃したが、キングギドラの回りに結界らしき物が張り巡らせていて、拓斗の攻撃を防いだ。

 

拓斗「対策済みか・・・」

 

ラスプーチン『当たり前だ』

 

拓斗は離れる。

 

ラスプーチン『今度はコチラの番だ!』

 

キングギドラの左龍から炎が吹いた。

 

拓斗「何!」

 

拓斗は避けた。

 

拓斗「ってオイ!何でキン○ギドラから炎吹き出すんだよ!普通雷じゃねぇのか!」

 

ラスプーチン『貴様はコイツを知ってるようだが、私も詳しくは知らん!』

 

拓斗「なんでやねん!!」ビシッ

 

拓斗がツッコんだ。

 

拓斗「解説せんでえぇ!」(# ゚Д゚)

 

ラスプーチン『とにかく殺れ!』

 

続いてキン○ギドラの右龍から風が吹き荒れた。

 

拓斗「クッ風って・・・コイツ本物じゃねぇ紛い物だ!」

 

シャキン

 

拓斗は風を斬り再び突っ込み、ジャンプして上から攻める

 

ラスプーチン『小癪な・・・やれ』

 

キングギドラの中央龍から拓斗に向かって雷が放たれた。

 

拓斗「そこは本物と同じかよ!」キン

 

拓斗は雷を防ぐいだ。が・・・

 

拓斗「クッ・・・」

 

ドガン!

 

雷の威力が多くて民家に向かって吹き飛ばされてしまった。

 

 

拓斗「チッ本物よりやり難いな・・・」

 

ラスプーチン『やれ!』

 

キェ〜〜〜ン

 

キングギドラは三つの合わせ技を拓斗に向けて放った。

 

ドガーーン(爆発)

 

 

 

 

土方「し〜ま〜づ〜!!」(# ゚Д゚)

 

土方は怒りに任せて豊久に襲いかかる。土方の攻撃を防ぐ豊久だが、土方の猛攻に豊久の刀が折れて、折れた刀は地面に刺さった。

 

土方は亡霊を呼び出し豊久に襲いかかる。豊久は防御の形をとり交わしてゆくが、亡霊達の猛攻に豊久も傷が増えてゆき、全身から血が伝っていった。

 

土方「貴様は俺達を舐めた・・・新選組を舐めた・・・何時までも飛んだり跳ねたり出来るものか・・・馬鹿め!」

 

豊久「ん!おいは武者を舐めた事なんど一度もなかど」

 

 

 

 

 

 

 

 

議事堂では黒王軍が突入していたが、内部はもぬけの殻であった。

 

黒王軍「いない」(オルテ語)

 

   「誰も」

 

   「何故だ?」

 

黒王軍は内部を隈なく探したがそこにあったのは

 

 

五 (⌒▽⌒)←信長の顔

 

 

樽に五の漢数字と信長の顔が書かれていた・・・

 

 

豊久「戦場ちぃ。飛んでん跳ねでん何でんするぞ〜」

 

 

ドッカ〜ン

 

 

土方「オッ!何だと!」

 

議事堂が爆発し燃えていた。

 

 

まず与一が放った火矢で指定された油の入った樽を爆破し、内部にいる黒王軍を焼き尽くす。

 

与一「良し。エルフ衆火矢だどんどん撃て!」

 

与一の合図で議事堂に火矢が次々と放たれた。

 

黒王軍「炎が!」(オルテ語)

 

   「これは油の樽」

 

   「脱出しろ!」

 

   「逃げろ!」

 

黒王軍は脱出を図るが、信長の合図でオルミーヌの石壁が出入り口に発動し黒王軍を閉じ込める。

ならば窓から脱出を図るが、窓の外には予め配置していたサンジェルマン軍の鉄砲衆が控えていて黒王軍を狙い撃ちにした。

 

ドドン ドドン ドドン

 

黒王軍「て、敵が!」(オルテ語)

 

サンジェルマン軍「こ、こりゃ〜・・・こんなに簡単に死ぬのか!簡単に殺せるのか!」

 

オルミーヌ「はぁ!ま、また私の札が・・・酷いことに使われている・・・」

 

信長「ヒィヒヒヒフフフフフフアハハハハハハ敵を取り込めて火付けるのは気分良いな!」

 

信長「光秀めぇ〜さぞ気持ち良かったろうにな〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方拓斗はキング○ドラの攻撃から逃げていた。

 

タッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッ

 

ドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴン(爆発)

 

拓斗「鬱陶しい!」

 

拓斗は再びキン○ギドラに突っ込んだ。

 

ギ~ン

 

だが拓斗の剣は結界に弾き返される。

 

ラスプーチン『どうだ。流石のお前も手が出せまい』

 

拓斗(あの結界を解除する方法はないのか)

 

「キエェ〜〜〜〜ン」

 

ビリリリ(雷 ヒュ〜〜〜〜(風 ブォ〜〜〜〜〜(炎

 

ドガンドガンドガンドガンドガンドガン

 

キングギ○ラは攻撃するが全部拓斗に躱された。

 

拓斗「チッ集中出来んな・・・」

 

オルミーヌ『拓斗さん!拓斗さん!』

 

水晶玉からオルミーヌが呼び掛けた。

 

拓斗「何だよこの忙しい時に」

 

オルミーヌ「拓斗さん大丈夫なんですか!」

 

拓斗「大丈夫と言えば嘘になるが」ヒュン ドカン

 

拓斗「まぁ何とかなるんじゃねぇか」ヒュン ドカン

 

オルミーヌ「全然大丈夫に見えないですよ!」

 

拓斗「大丈夫大丈夫」ヒュン ドカン

 

オルミーヌ「大丈夫って何でそんなに簡単に言うんですか!」

 

拓斗「ん!」

 

オルミーヌ「みんな心配何ですよ。豊さんもですけど拓斗さんがいなかったら私達ここまでこれないと思いました。拓斗さんのお陰で戦いを有利にすることもありました」

 

オルミーヌ「だから貴方が死んだら私はとても悲しいです。信さんも与一さんもエルフやドワーフ達もみんな口には出さないですけど本当は心配しているんですよ」

 

オルミーヌ「だから簡単に大丈夫だなんて言わないでください!」(涙目)

 

信長・与一・エルフ

(((拓斗(さん)は心配して豊久(豊さん)の事は余り心配されていない)))

 

サンジェルマン(何この昼ドラ展開は。後豊ちゃんの扱い雑)

 

ハンニバル(´~`)モグモグ「ローマは滅べ」

 

改めて豊久はそんなに心配では無い。

 

拓斗「フッ心配するな」

 

オルミーヌ「エッ!」

 

拓斗「俺は死なねぇよ。何故なら・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拓斗「俺は世界最強の殺し屋だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルミーヌ「ハッ!」

 

拓斗「俺は数多ある戦場を潜り抜けたんだ。銃弾飛び交う中突撃したり、地雷が埋まってる中戦場で百人斬りしたり、テロ組織から人質を救出したりとして来たもんだ」

 

拓斗「周りや敵からは化け物や怪物なんて呼ばれて特に心配もされなかったが、お前は俺の事をちゃんと人扱いして心配もしてくれている。そんな俺が死ぬ訳ねぇだろ」

 

拓斗「あとありがとよ。心配してくれて」

 

オルミーヌ「拓斗さん・・・」(涙目)

 

サンジェルマン(色々ツッコミたいけど、この状況で私がツッコ厶と場が壊れてしまう)

 

サンジェルマンは我慢した。

 

信長「」タッタッタッタッ

 

オルミーヌ「あの本当に勝ってヒュン・・・って!信さん水晶玉奪わないで!」

 

信長「おい拓斗!何時まで掛かってるんだ!早くその龍を倒せ!」

 

拓斗「簡単に言わないでください信長さん。コッチだってしんどいですよ!労いとか無いの?」ヒュン ドカン

 

信長「心配するな。終わったら褒美にオカマ伯から接吻して貰うから」

 

拓斗「クーリングオフします」

 

サンジェルマン「ちょっと!何断ってんのよ!ていうか私で遊ぶな!」

 

信長「まぁどうでも良いとして」

 

サンジェルマン「おい!」

 

信長「倒す算段はついたのか?」

 

拓斗「それが見つけりゃ苦労しませんよ。あの龍に結界が施されて手が出せないですよ」ヒュン ドカン

 

ラスプーチン(会話をしながら余裕で全て避けるとは・・・早めに潰さねば)

 

サンジェルマン「結界?」

 

信長「結界か・・・おい拓斗結界と関係あるかは分からんが、今ヴェルリナは火の海に包まれているな」

 

拓斗「何で今その話題を?それが何か関係が?」

 

信長「拓斗のいる戦闘領域には炎どころか煙がごく僅かしか無い」

 

拓斗「何!」

 

信長「まるで予めそこに誘い込もうとしているのか、黒王軍は街の至る所に火をつけたが、拓斗がいる所には影も形も無かった」

 

拓斗(どういう事だ?ラスプーチン何を考えて・・・)

 

信長「それともう一つ。上から見て気づいたのだが、拓斗の周辺を囲む様に淡い紫の炎の様なものが見えるな」

 

拓斗「紫の炎?」

 

サンジェルマン「正確に言えばオーラね」

 

拓斗「オーラ?因みに場所は?」

 

信長「拓斗を中心にきちんと正確に四角を作り上げていて丸っこい建物から発せられている」

 

拓斗「ん〜〜・・・・・」

 

拓斗(紫のオーラ?そのオーラは俺を中心に四角に包囲されている・・・・・・・ハッ!)

 

拓斗「あぁそういうことか!なるほどなるほど・・・分かっちゃった!結界の解除方法」

 

信長・サンジェルマン

「「!!」」

 

拓斗「フフフハハハハハハハハハハハハな〜んだ簡単なゲームじゃねぇか!ありがとうございます信長さん。サンジェルマン感謝しますよ。後は任せてください」

 

信長「敵の術を破る策でも思いついたか」

 

拓斗「えぇ直ぐに終わらせますよ」

 

拓斗(ラスプーチン覚悟しろよ。ここからは俺のターンだ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

議事堂は壊滅、中にいた黒王軍も壊滅し、土方は議事堂を見て呆然とする。

 

土方「・・・」 

 

豊久「信や与一や拓斗はおいが大将ちぃ言うたが、おいは一度もそがい思うた事は無か。おいは・・・おいは所詮功名餓鬼よ。叔父どんや親っどんになれん」

 

豊久「じゃっどん奴は違う!第六天魔王織田前右府信長違う!おいが武者相手にがまりばすれば、その魔を食ろうて信が必ず白目を変える。その為なら飛んでん跳ねでん何でんするわい!」

 

土方「貴様〜!」

 

豊久「おいら兵子は関ヶ原で死んでも、島津のお家はそれを糧に事を成すヒィ」

 

豊久「死んでも死なぬ。そいでん何でも出来る」

 

土方「島津〜!!」(# ゚Д゚)

 

豊久「おいがここで死んでも、それを糧に信が事を成す。ろくでもない骨かも知れんがの〜」

 

土方「テメェ等島津のそれが俺達を殺しやがった!」

 

土方(本当に嫌いだ。笑って死ねるこいつ等が大嫌いだ。我等こそが侍だと吐かさんばかりの・・・こいつの目が・・・大嫌いだ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拓斗 タッタッタッタッタッタッ

 

拓斗「ヒッ」ドン

 

ラスプーチン『遺言は済んだか』

 

拓斗「いんや死ぬ気無いから結構」

 

ラスプーチン『では、やれ!』

 

「キェ〜〜〜ン」

 

キング○ドラから炎・風・雷のトリプル攻撃が拓斗に放たれた。

 

拓斗「フッ」

 

ドカ〜〜ン

 

ラスプーチン『やったか!』

 

煙が晴れたがそこに拓斗はいなかった。

 

ラスプーチン『なっ!何処にいった!』

 

一方拓斗は紫のオーラが見えた建物に向かっていた。

 

拓斗「」タッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタッ

 

拓斗は例の建物に着いてドアを蹴破った。

 

ドン

 

中には黒王軍が数名いて、魔法陣があった。

 

拓斗「ビンゴ」

 

黒王軍「な、何で!」(オルテ語)

 

   「何故ここが!」

 

拓斗「死ねよ」

 

ザシュッ ザシュッ ザシュッ ドシュ

 

拓斗は黒王軍に斬りかかり全滅し、魔法陣を刀で突き刺した。

 

拓斗「まず一つ」

 

 

 

バキン

 

ラスプーチン『!』

 

キングギ○ラを守っていた結界が砕けた。

 

ラスプーチン(まさかバレたかの!この結界の解除方法を)

 

ラスプーチン『おのれ〜〜!やらせるか!』

 

ラスプーチンはキン○ギドラに乗り移動を開始した。

 

 

一方拓斗は2ヶ所目・3ヶ所目も同じく解除して最後の解除場所に迫っていた。

 

拓斗「あれだな〜あそこで最後だ!」

 

拓斗は最後の場所に突入した。しかし頭上では既にキング○ドラが控えていた。

 

ラスプーチン『今だやれ!』

 

「キェ〜〜〜ン」ボォ〜ヒュ〜ビリビリ

 

キング○ドラのトリプル攻撃が拓斗が入った建物に向かって放たれた。

 

ドカ〜〜ン

 

ラスプーチン『クククククこれで終わりだな』

 

ラスプーチンは勝利を確信した。結界は解除されたが勝ったと思った。だが

 

ザシュッ

 

ラスプーチン『は?』

 

ラスプーチンは目を疑った。キン○ギドラ左龍が切り落とされた瞬間を目にして固まった。

 

ラスプーチン『ば、馬鹿な!奴は・・・奴はどこに!』

 

拓斗「ここだよ。コ・コ」

 

拓斗はいつの間にかキング○ドラに乗っていた。

 

ラスプーチン『いつの間に・・・』

 

拓斗「さぁ終わらそう」

 

拓斗の行動は早かった。即座に右龍を切り落とした。

 

ラスプーチン『おのれ〜やれ!』

 

残った真ん中龍が振り向き雷を放った。

 

ビリリリリリリ

 

拓斗「」キン

 

拓斗は防いで雷を取り込んだ。

 

ラスプーチン『!!』

 

拓斗「終わりだ〜!」ザシュッ

 

「キェ〜〜〜ン」(悲鳴)

 

ビリリリリリリリリリリ

 

拓斗は雷を纏った刀でキン○ギドラに突き刺した。そしてキングギ○ラは地上に落ちていった。

 

拓斗「う〜〜ん、スッキリした〜」

 

何処ぞの電撃姫だ!(ツッコミ)

 

ラスプーチン『こんな・・・事が・・・』

 

拓斗「さぁ〜てラスプーチン。そろそろ帰りなそして何時か黒王の正体を暴いてやるよ」

 

ラスプーチン『クッ〜』ヒュン

 

ラスプーチンは消えた。

 

拓斗「」フォフォフォフォフォフォフォフォフォフォチャキン

 

拓斗は刀を匠に振り回し鞘にしまった。

 

拓斗「さてと豊久さんはどうなったかな〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新選組の亡霊が襲いかかる・・・が、

 

ドワーフ長「豊〜!!」

 

豊久「おぉ!構わんど〜!撃て〜!おいごと撃て〜!」

 

ドワーフ長「おう!」

 

ドワーフ長の持つ散弾銃が豊久事火を吹いた。亡霊達は霧散したが、豊久もそれで傷が出来た。

 

土方(何だあれは!阿呆か!俺が見たどの薩摩人よりももっとど阿呆だ!)

 

土方が呆れていた時、豊久が煙から現れ土方の顎に膝蹴りをかました。

 

土方「こ〜の〜餓鬼〜!!」(# ゚Д゚)

 

土方も豊久の顎に殴り返した。

 

土方「テメェ〜は本当のイカれだ!」(# ゚Д゚)

 

豊久「戦ちぃもんは、端からイカれたもんぞ〜」

 

黒王『土方』

 

土方「!」

 

黒王『土方、もはや潮である』

 

土方「まだだ!まだ俺は負けていない!」

 

黒王『そうだ負けていない。勝ちだ・・・だがこれ以上は勝てぬ』 

 

土方「!」

 

豊久「どっせぇ〜い!」

 

豊久は土方を地面に投げつけた。

 

豊久「戦ん最中でん誰と話ばしとる!貴様首寄越せ〜!」

 

豊久の刀が土方の喉を貫こうとするが、土方は防いだ。

 

豊久「ぬ〜〜〜〜〜〜」

 

土方「死に損ないが〜!」(# ゚Д゚)

 

土方はお返しとばかりに豊久の顎を膝蹴りした。その後両者殴り合いに発展し、土方が豊久に馬乗りしても両者殴り合いしていた。

 

土方「化け物かテメェは、死ね〜さっさと死ね〜!」バキボコ

 

豊久「てぇ〜〜貴様こそ首置いてけや〜!」バキボコ

 

ドワーフ長「ぬ〜こう組み打たれちゃ加勢も出来ん・・・」

 

拓斗「よっ豊久さん終わった」

 

ドワーフ長「おぉ!そっちは片付いたか!」

 

拓斗「あぁ。所であれ何?」

 

土方「し〜ま〜づ〜!」

 

豊久「首置いてけ〜!」

 

拓斗「うわ〜引くわ〜」

 

ドワーフ長「どうしたものか」

 

ドワーフ長の隣ではオロオロしてる亡霊がいた

 

新選組亡霊「」ペコリ

 

ふと拓斗とドワーフ長を見て一礼して謝罪した。

 

ドワーフ長「あ!どうも」

 

拓斗「新選組も苦労してるんだな」

 

土方「し〜ま〜づ〜!!」(# ゚Д゚)

 

黒王『退けと言っているのだ!私は・・・』

 

土方「ハッ!」

 

すると頭上から龍が現れ土方は龍に飛び乗った。

 

豊久「!」

 

ドワーフ長「ぬ!」

 

豊久「降りちぃこい〜!こっからが戦の本尊だろうが〜!ようやっど日ノ本侍と戦ん出来と思うたに、飛んで逃ぐるとは許せん。」

 

豊久「首ばもいぢやるから降りてこい!」

 

土方「この野郎!さっきまで散々逃げ足り回っていたのはお前だろうが!構うな行け」

 

土方は龍に乗って去っていった。

 

豊久「日ノ本侍と戦ん出来んと思うたに・・・」

 

土方「侍?侍か・・・俺が」フッ

 

豊久に侍と言われて土方は笑みを零した。

 

豊久「負けた・・・が、勝った〜・・・」ドサッ

 

豊久は倒れて血塗れになっていた。

 

ドワーフ長「豊!おい!豊!」

 

拓斗「勝ってとは言いましたけど、血だらけになるまで勝てなんて言ってませんからね!運ぶの俺達何ですから〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」(# ゚Д゚)

 

戦いは終結した。ドリフターズ対エンズの戦はドリフターズの勝利に幕を閉じた。だがヴェルリナは焼かれて、壊滅的な被害を受けた。完全なる勝利とは言えなかった。幸いにも豊久以外死傷者どころか怪我人もいないのは奇跡だ。

 

そして与一・エルフ・信長・オルミーヌ・ハンニバル・サンジェルマンは壊されてたヴェルリナを眺めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北壁

 

ラスプーチン「も、申し訳ありません。みすみす黒王様の兵を・・・」

 

黒王「いや兵は無駄死にでは無い。威力偵察の成果は高い。オルテの都も傷物に出来た。お前の国では大物見と言うそうだなコレトー」

 

??「あの声・・・あの言い草・・・間違いない・・・間違いようも忘れようも無い・・・信長・・・寺に骸が無い訳だ・・・あのうつけ・・・あの信長を殺せるのなら・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明智光秀「この明智惟任光秀・・・貴方の幕下に加わりましょう」

 

明智光秀。戦国時代の武将で信長に仕えていた人物で、戦国時代最大の事件本能寺の変を引き起こした張本人である。信長を討った後山崎の戦いで秀吉と戦い敗れ、城に逃げる途中竹藪で落ち武者狩りに遭い落命した。

 

明智光秀が異世界でドリフターズ(信長)に牙を向く。




パーティー会場

「いや〜やっと準備が終わったな」

拓斗「ほぼ何もしてない癖に偉そうに・・・」

「作者ですから!」ドヤッ

拓斗「腹立つ!」

信長「おいお前等も早くこっち来い。宴を始めるぞ。でないと豊久が勝手に食うからな」

拓斗・ゾグ
「「それはありうる」」



パーティー会場では既に多くの人達が集まっていた。

「皆様お忙しい中パーティーにお越し頂いて誠にありがとうございます」

ミルズ「司会は私ミルズが担当致します(何で僕なの)」

「お前以外誰がいる」

ミルズ「僕の扱いが酷い!」(T_T)

エルフ「頑張れ童貞人間!」

ミルズ「童貞言うな!」(# ゚Д゚)

ミルズ「ゴホンまずは乾杯の挨拶を作者様からお願いします」

パチパチパチパチパチパチパチパチ

「えぇ〜お越し頂きありがとうございます。私もこの小説を約5ヶ月携わりまして、この小説がここまでやって来たのは読者の皆様のお陰で御座います。まぁ私も初めての小説で最初はどう書いたら良いか分からず試行錯誤の日々でありましたが、ここまでやって来れたのは本当・・・」

拓斗「乾杯〜」

作者以外「乾杯〜」

「ちょ!まだ挨拶終わってないのに!お前等本当に酷いな!」

拓斗「長いんだよ。学校の校長先生か」

「学校の校長よりまだマシだろ!」

拓斗「それに豊久さん最初から食ってるし」

豊久「そいはおいの肉ぞ!」

土方「黙れ!島津にくれてやる物か!」

「もういい!豊久は予想の範囲内だが、土方は範囲外だ!」


ワイワイガヤガヤワイワイガヤガヤ


「みんな盛り上がってんな〜」

アレスタ「ちょっとそれおひい様に献上する物よ!」

フラスー「寄越しなさい!」

ラスプーチン「これは黒王様に献上するのだ!貴様等オカマ共にくれてやるか!」

アレスタ「何ですって〜!」(# ゚Д゚)

フラメー「許さないわ!」(# ゚Д゚)




与一「だいたいですね〜ヒック義経様がいけないんですよ〜扇に矢を射てとかどんな無茶振りを〜するんですか〜」(酔)

義経「よ与一酒癖悪くない・・・」

与一「だいたい義経様はですね〜・・・」

義経(あぁ面倒くさい・・・)


ドワーフ長「もっと酒と飯持ってこい!」

信長「前にもこの光景見た事あるぞ。こいつ等好き勝手に飲んだり食ったりして」

サンジェルマン「まぁこれが彼等の日常だから仕方ないじゃない」

晴明「信長殿!サンジェルミ殿!」

信長「おぉ晴明か!」

サンジェルマン「あら晴明ちゃん。相変わらず可愛い顔ね年が若ければ私のタイプなのに」

晴明「ハハハ(苦笑)お二人はここに」

信長「まぁな酔い覚ましと言った所かな」

サンジェルマン「晴明ちゃんも同じく」

晴明「えぇ少し飲み過ぎまして」

信長「オッパイーヌはどうした?」

晴明「オルミーヌなら彼処で酔い潰れてます」


オルミーヌ「ムニャムニャ・・・信さん胸触らないで・・・ムニャムニャ」(酔寝)


信長「まぁアイツもよくやったもんだ!褒美に俺が揉んでやろう」

サンジェルマン「年相応のセクハラ発言ね」

晴明「ハハハ」(苦笑)

信長「まぁ何だ色々合ったがこれからも長い付き合いになるが宜しく頼むぞ」

サンジェルマン「あんたたまにはまともな事言うわね」

晴明「同じく」

信長「何だよ!良いじゃねぇかよ!」


ハンニバル「パクリ野郎!お前は野菜だけ食っとれ!」

スキピオ「何だとやるか爺!」

ハンニバル「望むところじゃ!パクリ野郎に負けるか!」

スキピオ「またパクリって言ったな!」

ハンニバル「あとテメェ回想しか出てねぇのに何でいるんだよ!」

スキピオ「言うなよ!俺だって気にしてるんだよ!」


黒王「それでは私から歌を歌います」

拓斗・ゾグ
「「ゲッ!!」」

ラスプーチン「待ってました黒王様!」

黒王「♫¥&&¥%#%&¥&¥&%&¥%&%¥%♫」

黒王・ラスプーチン以外
「「「ヘタクソ!!」」」

黒王「ジャンヌ、アナスタシアお前達も歌え」

ジャンヌ・アナスタシア
「「エッ!!」」

ジィ〜〜〜

ジャンヌ「歌うしか無いのか・・・」

アナスタシア「逃げ場が無いわね・・・」

ジャンヌ「♫〜♪」

アナスタシア「♪〜♫」

「「「上手い!!」」」

ジャンヌ・アナスタシア
「「ハァ〜」」(ため息)

ブッチ「よぉ〜お嬢ちゃん達。俺達と飲まねぇか」

キッド「さっきの歌とても良かったぞ。俺達とお茶しねぇか」

ジャンヌ・アナスタシア
「「いえ結構です」」

ブッチ・キッド
「「即答!」」

ブッチ「フッいつの時代も女は気が強いな」

キッド「だな」




「平和だな〜」

拓斗「まぁ本編では出来ないある意味コラボだな」

拓斗「でこの後この小説どうなる?」

「とりあえず一旦止めようと思う」

拓斗「止めるのかよ・・・」

「まぁ2期あったらまた続きをやるよ」

拓斗「OVAはどうする」

「ハイスコ○ガールのような展開を期待する」

拓斗「あるかな〜」

「ちなみに拓斗が戦闘終わりに刀振り回すシーンは鬼○の刃の胡○しのぶの鬼一家戦を参考にしました。アニメ見てカッコ良かった〜」

「取り敢えず拓斗ここまでお疲れ様」

拓斗「おう」

「そして読者の皆様にはこの小説を読んでいただき本当にありがとう。続きは何時か分からないけどまたいつか続きを書ければと思っています」

「ではまた・・・」

作者以外
「またお会いしましょう!!」

「だ・か・らお前等自由過ぎるわ!最後の最後まで俺に言わせろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」(# ゚Д゚)



























??「俺達招待されなかったぞバカヤロー!ふざけんじゃねぇぞバカヤロー!俺も飯食いたかったぞバカヤロー!」(# ゚Д゚)

??「まぁ・・・いつか私らも出るでしょう・・・それまで待ちましょう」










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