インフィニット・ストラトス STARDUST MEMORY (クリボッチの会会長)
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プロローグ01 起動

ド素人ですがよろしくお願いしますm(_ _)m


インフィニット・ストラトス

STARDUST MEMORY

 

プロローグ01 起動

 

IS

 

正式名称「インフィニット・ストラトス」。宇宙空間での活動を想定し、開発されたマルチフォーム・スーツ。開発当初は注目されなかったが、篠ノ之束博士が引き起こした「白騎士事件」によって従来の兵器を凌駕する圧倒的な性能が世界中に知れ渡ることとなり、宇宙進出よりも飛行パワード・スーツとして軍事転用が始まり、各国の抑止力の要がISに移っていった。

 

ISは兵器だ。だけど俺はこれなら空を飛べるって思っていた。だけどISは「女性」にしか起動できない。そのはずなんだが……

 

事は数時間前に遡る。

 

 

 

 

 

 

アナハイム・エレクトロニクス社

ISのシェア第四位を持つアメリカの大企業である。まぁアナハイムはISの武器、「ビーム」兵器で有名だ。それは置いておいて俺の両親はアナハイムに勤めている。父は開発者で母は助手。それで俺は父さん達に弁当を届けに行っていた。そして父さん達は開発室に居ると言われ開発室に訪れていた。

 

「ヘェ〜これが父さん達が作ってるISかぁ」

 

開発室にはアナハイムの機体が二機並んでいた。一機はジム。アナハイムが開発した第二世代ISだ。そしてもう一機はアナハイムの最高傑作と言われている「ガンダム」だ。

 

「すごいだろ。まぁ俺たちの愛の結晶ってもんだ。そうだろ母さん?」

 

「そうよね真一さん」

 

この二人は結婚して十数年経ってもこれである。俺としては良いような悪いようなである。

 

「あ、そうだ真也、お弁当頂戴」

 

「あ、そうだった……はいこれ」

 

俺は母さんにお弁当を渡そうと前に出ると地面にあるコードに足を取られ前のめりに倒れてしまう。吹っ飛んだお弁当は父さんがキャッチしたが俺は鎮座するガンダムに触れてしまう。

 

その時、頭に様々な情報が流れてきた。エネルギー残量やステータスなど。そして俺は気づく。

 

「なんじゃこりゃ!?」

 

そう俺はISをガンダムを動かしているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

俺はその後アナハイムで今後について話していた。内容は俺の今後についてだ。俺がISを動かしたと公表するかしないかをだ。

 

「どうするかい? 真也君、我々としては公表はしてもしなくてもなんだがね」

 

この人はメラニー・ヒュー・カーバインさん。アナハイムの社長だ。

 

「俺……自分としても公表は……」

 

「まぁ君の好きな方でいいさ」

 

メラニーさんはテレビをつけて気を紛らわそうとしてくれる。

 

俺はテレビを見ながら考えていると緊急速報が流れた。

 

『緊急速報です。本日の日本時間で午前十時半頃に十五歳の少年、織斑一夏さんがISを動かしました。そう世界初の男性操縦者です』

 

な、一夏って俺の知ってる一夏か!?

 

そう思い写真を見てみる。成長こそしてはいるが俺の幼馴染の織斑一夏だった。

 

「真也君、どうやら君も公表しなければいけないようだ。なに心配するな、我々アナハイムが最高の機体を用意しよう!」

 

メラニーさんは危ない笑みを浮かべて言い放った。

 

「ハハハ……よろしくお願いします……」

 

その時の俺の笑みは引きつっていただろう。

 

 

 

 

 

 

 

そこは機械やコードが散乱した部屋だった。そこにはうさ耳のカチューシャを付けた女性が居た。

 

「うんうんいっくんの方は成功だね! さて、しんくんはどうかな?」

 

その女性は目にもの止まらぬ早さでキーボードを叩きあるデータを表示する。

 

「しんくんも動かしたみたいだし公表もすぐかな?」

 

そうそこにはガンダムの搭乗データが記されていた。そう彼女、「篠ノ之束」には造作もないことなのだ。

 

 

 

 

 

 




感想やご意見などお待ちしております。
今後もよろしくお願いしますm(_ _)m


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プロローグ02 引き金の重さ

ガンプラ作るの楽しいなぁ
あ、ちゃんと小説は書いて行きます。ですがちょっと遅くなるかもしれません。誠に申し訳ありませんm(_ _)m


インフィニット・ストラトス

STARDUST MEMORY

 

プロローグ02 引き金の重さ

 

一夏の公表の後にすぐに俺の事は公表された。世界中は大パニックだ。そして俺はその後IS学園に行く事になった。そこで俺は一時的にアメリカの代表候補生になり専用機が与えられた。まだ開発中だが。またISは生身の延長だ。だから生身の戦闘能力が直接フィードバックされる。なので俺は今アナハイムで戦闘訓練を受けている。教官の名前はサウス・バニングさん。元アメリカ空軍のパイロットだ。ちなみに奥さんと子供も居る。一緒に訓練を受けているアリサ・バニングが娘さんだ。そして俺とアリサはサウスさんの訓練を受けている。

 

「よし、今日は実際に銃を撃ってもらう。気を引き締めろ!」

 

「「はい!!」」

 

「まずはアリサからだ」

 

「はい!」

 

どうやらアリサから撃つようだ。アリサはサウスさんから受け取ったM16アサルトライフルを構える。的は10メートル先にある。

 

「よし、撃て!」

 

サウスさんの声と同時に銃声をあげ弾は的に穴をあける。

 

「次は真也だ!」

 

俺はアリサからM16を受け取り構える。よく狙い……引き金をを引く。

 

バンッ!

 

銃声と共に弾が的に向かって飛ぶ。そして的に穴を開ける。

 

「ふぅ」

 

「二人とも始めて銃を撃った感想はどうだ?」

 

「引き金が重かったです」

 

「簡単に的に穴を開けられるなぁと思いました」

 

的は厚さ五ミリの板だった。

 

「そうだな。銃は簡単に撃てる、それは簡単に人を殺せるって事だ。だから引き金の重さを忘れるな!いいな?」

 

「「はい!!」」

 

 

 

 

 

 

 

訓練終了後、俺とアリサはラウンジで食事をしていた。

 

「真也くん、午後はどうする?」

 

「午後か?どうすっかなぁ……」

 

「暇ならさ…私と一緒に開発室見に行かない? 真也くんのジムカスタムと私のジムスナイパーカスタムの出来を見て見たいしさ。それに真也くんのジムカスタムなら今日なら完成するかもって真一さんが言ってたし」

 

んーどうするか……確かに暇だし見に行くってのもありだしなぁ。

 

「わかった。なら一時間後にまたラウンジに集まろう。そしたら開発室に行こうか」

 

「わかった。じゃあまた後でね真也くん!」

 

アリサはトレーを持って走って行った。

 

「あ、アリサに人参渡すの忘れてた。どうしようかなぁこの人参……」

 

俺のトレーの上には人参の山があった。

 

 

 

 

 

 

 

一時間後俺はラウンジでアリサを待っていた。ちなみに俺の専用機となるジムカスタムはガンダムのデータを使用して開発しているらしい。スペックではガンダム以上だ。少しすると小走りでアリサが走って来た。

 

「ごめん真也くん! 遅れちゃって!」

 

「別にいいよ、俺もちょっと前に来たし」

 

「そ、そう? ごめんね」

 

「いいよいいよ。それじゃあ行こうか」

 

そうして俺たちは開発室に向かって歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

開発室

 

アナハイム社の別棟に建てられたものだ。主にISの機体と武器の製造をしている。開発室はフェイズ5ようは機密の塊ってところだ。

 

「それにしても真也くんのISと私のISはガンダムタイプの予定だったのになんでジムタイプなんだろ〜」

 

そう、俺らのISは当初はガンダムタイプを予定していた。しかし新たな機動データなどが不足していたため一時的にジムを改修し、そのデータを元にガンダムタイプを開発するようだ。

 

「まぁまぁ、ジムにだって良い所があるさ。それにスナイパー機なんだろ?要望通りだろ?」

 

「そうだけどさぁ……あのVアンテナとツインアイバイザーはカッコいいでしょ? それに比べジムはゴーグルバイザーだし……」

 

「データが集まれば良いんだから」

 

そうこう話しているうちに開発室までついた。開発室のドアの横にあるパネルにセキュリティカードをかざす。パネルはカードのデータを読み込みドアを開ける。開発室内は地獄絵図があった。

 

気絶した研究員、散乱した工具、ゲラゲラ笑いながらマシンガンのテストをする父さん。そして鎮座する俺のジムカスタムとアリサのジムスナイパーカスタム。

 

「と、父さん? IS見に来たんだけどいいかな?」

 

「ん? あぁ真也にアリサちゃんか!」

 

父さんはマシンガンの発射を辞め振り返る。父さんは物凄い隈を作っていた。

 

「ちょ、どうしたんだよその隈!?」

 

「ん? あぁ俺たちは寝ずに開発してたのさ!」

 

マジかよ……

 

「見てくれ、これが真也の専用ISジムカスタムだ! ジムをベースに最新型の機体のパーツを使用したぞ。さらに機体性能はガンダム以上だ!!」

 

「かっけぇぇ! ……けど色は変えたい!」

 

「ん? 何色だ?」

 

「青と白で!」

 

「わかった。それじゃあアリサちゃんのジムスナイパーカスタムだな。こいつは…」

 

ジムカスタム……俺の機体、俺だけの力だ。

 

 

 

 




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