Infinite rainbow Stratus 〜歪みを切りし雷狼〜 (剣聖龍師)
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プロローグ 戦場の雷狼

皆さまお久しぶりです。
剣聖龍師です。やっと纏めることができました、新規小説投稿致します。
作者も無い頭をひねり出しながら書いていますので長い目でいただけると幸いですのでよろしくお願いします。


プロローグ 戦場の雷狼

 

???サイド

「こちら雷狼、日本女権団体名古屋支部の制圧完了。名古屋県警特殊部隊SATの協力により幹部全てを逮捕した。後の仕事は、彼らに任せ俺は帰投する。…雷狼out」

そして俺は無線を切り戦闘服を待機状態に戻し帰りの準備をしていた。今回の任務、俺は最初乗り気ではなかった。…なぜかって?日本はいや日本政府は俺の事を見捨てたのさ。自分達がISで世界で優位に立つ為に俺は捨て駒にされた。だからそんな奴らがいる日本には二度と戻らないと決めていたんだがそうは、いかなかった。きっかけは、ある情報だった。…織斑千冬が日本女権団体名古屋支部に囚われているという事だった。その情報を提供したのは、同じ国連の所属組織亡国企業(ファトム・タスク)からだった。俺は自分の組織のリーダーシックスに日本行きを志願した。シックスは、俺の目を見てこう言った、過去の復讐をするのではなく人を助けてきなさいと、俺ははいと力強く答えたのを覚えている。…俺は初めて任務で人を斬らなかった、メカニックチームにお願いをして武器の一つを暴徒鎮圧用の警棒を改造した物を搭載させてもらった。その為女権団体側には死傷者0全員拘束された。まぁ、彼奴らが使ってきたISは全部斬り捨てたけどな。まぁ今回の概要はこんなもんだな、さて俺が誰かもうわかったよな?

 

俺の名前は織斑一夏、国連所属の対テロ組織レインボーの一員だ。

皆どうして俺がこの部隊にいるか疑問だと思う。…少し昔をしよう。俺がちょうど中学生の頃かな、俺は千冬姉の大会の応援の為ドイツで開かれていたISの国際大会第2回モンド・グロッソの会場に居たんだけど応援席に行く前に薬で気を失わされて誘拐された。犯人達の目的は俺の殺害。女権団体からすれば俺は千冬姉のお荷物でしかなく俺の存在が千冬姉を困らせているんだとさ。俺キレた、ふざんけんなってでも無理だった俺は椅子に座らされ縄で拘束され身動きできなくなっていた。そしてテレビに千冬姉が写ったのを確認した女の1人が拳銃で俺の事を撃とうしたその時、閃光と爆音が辺り一面に広がり訳が分からなくなってしまい俺は意識がなくなった。

目を覚ました俺は近くにいた人にここはどこかと尋ねた。此処は国連の所属組織レインボー部隊の基地だと教えくれた。その後俺は司令官のシックスと面談し俺をレインボー部隊に入れて欲しいと願い出た。シックスは何故?と聞いてきた。俺はこう答えた、弱いままでいるのが嫌だと、守られてばかりの自分が情けないと。シックスは少し考えた後、わかったと答えしっかりと頑張りなさいと背中を押してくれた。

それからは、本当大変だった、世界中から集められた特殊部隊の人達にみっちりとしごかれた。だがそのおかげで今の俺があるんだ。本当死ぬかと思ったけどな!なんて昔を思い出していたら、

「イチカ準備は終わったか?チフユ・オリムラの件で君には仕事があるからね」

そう俺に声を掛けてきたのは、フランスの特殊部隊GIGNのドクだった。今回一緒に来ていたんだっけ

 

「あぁ、わかったよドク。準備は終わっているからいつでもいけるよ」

 

「なら行こうか、被害者はだいぶやられたようだから私としても見逃すわけにはいかないからね」

 

「わかった、なら行こう傷がひどかったらまずいしな」

 

そう俺は返事を返しドクと共に織斑千冬…いや千冬姉が運び込まれた病院へと向かった。

 

 

 

 

 

 




雷狼はついに姉と再会する。

そして姉もまた語り出すあの日からのことを

次回infinite rainbow Stratus 再会




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