鬼を滅する転生者(人外)がいたら (NO NAME)
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死んだ理由

初めて小説を書きました。
小学生並みの文章力ですがお楽しみ頂けたら幸いです。
1~3話までプロローグが続く予定ですので原作にはまだ入りません。
作者は気分で書いていますので亀より遅い更新といつ失踪(更新停止)するか分かりません。
それでも良ければお楽しみください。


           

 

 

 

 

 

 

 

 私は世間で言うオタクだ。

 

 

 鬼灯 白音《ほおずき しろね》と言う名前で今年で23歳になる筈なのだけれど、

 いい歳してバイトで食い繋いでいる殆どミイラ化した干物女ですがなにか? 

 ついでに言うと年齢=彼氏いない歴ですがなにか?っと( ´Д`)=ゴホン

 自分で言っておいてイライラしてしまった...

 ふざけるのも大概にして話を続けますかね。

 

 

 私は小さい頃からアニメや漫画が好きでよく見ていた。

 いろんなジャンルに手を出し始めたのは高校に上がってからだ。

 そう言えば腐り始めたのもその頃かな...(。-∀-)腐腐腐

 平成が終わりに近づき令和を迎える前に「鬼滅の刃」と言うアニメが放送されて、

 そのアニメを見て私はいつの間にか「鬼滅の刃」にのめり込んでいった...

 

 

 アニメだと週に1度しか放送されないので続きが気になって

 漫画も新刊まで全部買った。

 (炭治郎かっこいいな~! 禰豆子も可愛いな~! 

 もし、本当に会えたら可愛がりたい! 仲良くしたい!( *´艸`)ムフフ)と、

 ニマニマしながら漫画を読んだ...

 私のお気に入りのキャラクターは炭治郎《たんじろう》、禰豆子《ねずこ》、

 そして煉獄さん《れんごく》の3人だ!! 

 だか...だが!! 「鬼滅の刃8巻」にて、

 

 

 煉獄 杏寿郎《れんごく きょうじゅろう》が! 死んでいるではないか! 

 どうして...どうして、よりにもよって煉獄さんなの!? 

 れぇんごぉくぅさぁぁぁん!! 。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。

 その日は親しい人が亡くなった並みにマジ泣きした。

 そんなふうにある日私の心は荒んでいた...

 

 

 それから月日は流れて今日は「鬼滅の刃15巻」が発売される日

 午前中には予定があったので午後に本屋へ向かって無事15巻をゲットした。

 家に帰ろうかと思ったけど、家に帰るまで我慢が出来ずに

 本屋の近くの公園のベンチで本を読み始めた。

 そんな楽しみにしていた本も15分ほどで読み終わってしまい

 早く続きでないかな~なんてふざけたことを言った。

 本を読み終わって本を読む以外に公園に用はなかったのでそのまま帰ることにした...

 私はその時、この世界の明日が二度と訪れない事を知る由もなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 ん、あれ? いつの間に寝てたんだ?? 

 え~と公園で本を読んで家に帰ろうとして...あれ? 

 おかしい、家に帰る道を歩いていたはずなのにそこから記憶がない

 それにここどこ? 

 私の倒れていた? 寝ていた? 場所だけ白くてそれ以外の所は

 真っ黒だ...何かあれみたい、暗い場所でスポットライトに

 当てられているような感じ...上から光が来ていると言うよりかは

 下から光ってる感じかな? っとそんなことはどうでもいい。

 

 まじでここどこ? 夢なの? 現実なの? どっちよ? 

 私の頭の中は「???」だらけになって、半ば思考停止しかけたその瞬間

 

「あぁ、ここにいましたか。」

 

 後ろからいきなり男の人の声が聞こえて(バッ!)っと後ろを振り返った。

 そこにいたのは...うん...何か、神様っぽいイケメンがいた

 

「すいません、驚かせてしまいましたね。」

 

 微笑まれながら声を掛けられて反応出来ずにいると、

 申し訳なさそうな顔に変わり、また声を掛けてきた。

 うん...イケメンの顔に合うイケボですな...( ̄¬ ̄)ジュルリ 

 う~ん(考え中)...よし! これは夢だ! きっと私の潜在意識の中にある

 欲望が夢となって出てきたんだ!! 

 

「褒めて頂けるのは嬉しいのですが...これは夢ではありませんよ?」

 

 頭の中で思ったことに対して目の前の神様っぽいイケメンが答えた。

 

「へ? あ~夢の中ですもんね、私が思ってる事なんて筒抜けですよね~」

 

 私は苦笑いを浮かべて言われた事とズレた言葉を言って神様っぽいイケメンに返事をすると

 神様っぽいイケメンは困ったような顔をしながら

 

「ですから貴女がここにいる事と、私が貴女の目の前にいる事とは夢ではありませんよ?

 私が貴女の魂をここに呼んだのですから。」

 

 と言った。

 私は( ゚д゚)ポッカァ~ンとアホ顔を晒したまま固まった。

 え?何?魂?この人なに言ってんの?

 魂なんてラノベやらアニメの中に出てくるやつでしょ?

 冷静ではない頭で「?」だらけの自分の考えを永遠とくりかえしていた。

 その間、神様っぽいイケメンと私は目線を合わせたまま暫く見つめ合う。

 神様っぽいイケメンはそれに耐えきれなかったようで、ふっと目線を反らしながら

 

「あのですね、貴女は亡くなってその貴女の体から離れた魂を私がここに呼んだのですが

 私の不注意で少し離れた場所に呼んでしまったので貴女を探してここに来たのです。」     

 

 ...ファ!(゚Д゚ ) 

 

「い、今死んだと申されましたか?それに死んだ私の魂を呼んだ

 とおっしゃりましたか?」

 

 私は頭がパニックを通り越し、真っ白になりながらも何とか言葉を発した。

 

「えぇ、貴女が亡くなったのは突然ですし...即死でしたから亡くなった時の

 記憶は無いと思いますが...知りたいですか?」

 

 神様っぽいイケメンがそんなことを言った...

 怖ぇ...この人途中までは気の毒そうに話してたのに(知りたいですか?)

 の所だけ笑いをこらえてたんですけど!! 私、笑われるような死にかたしたの!?

 知りたい...知りたいけど...知ってしまったら別の意味で死ぬ予感がする。

 えぇーい!女は度胸だ!!

 

「そうですね、他の人はどうか分かりませんけど私は知りたいです。」

 

 私がそう答えると、神様っぽいイケメンは何も無いところにてをかざした。

 すると、さっきまで何もなかった場所に半透明なパネルが出現した。

 

「そうですか...では、これを見てください。」

 

 神様っぽいイケメンがそう言いながらパネルの方を見ると、パネルに何がが再生された。

 そこに写っていたのは、公園から出ようとしている私だった。

 うん、ここまでは覚えてる...だけど公園を出て直ぐから記憶がない。

 私はこれからどうなったのか見逃さないようにパネルを食い見る。

 

 公園を出で30㍍位までは何もなく歩いているだけだったのだが、

 私が脇道に差し掛かった瞬間、脇道を猛スピードで走っていた車に撥ね飛ばされていた。

 そして、そのまま撥ね飛ばされた私はアスファルトに頭から落ちた...

 

 その映像を見た私は(あ~それは即死だわ)って思った。

 だって頭から落ちた時の首が...ね...

 斜め後ろに折れ曲がってるんだよ?手足だってグニャグニャになってるし、

 音もドガ!グシャ!って...これで生きてたら化けもんだわ...

 

 撥ね飛ばされた時も綺麗なアーチを描いて10㍍位ふっ飛んで頭からだからね...

 ギャグ漫画とかにありがちなやつでも実際自分がそうなると笑えない...

 これで笑えるとしたらショックで頭がおかしくなってる人だけだと思う。

 

 そんな事を考えているうちにいつの間にか半透明なパネルは消えていた。

 私はハイライトが消えた瞳で神様っぽいイケメンを見つめた。

 けれど神様っぽいイケメンは目があった瞬間すっと目を反らした。

 

 「コホン、え~とご理解いただけましたか?」

 

 頑なに目を合わせようとしないまま、神様っぽいイケメンがそう言った。

 

 




う~ん(-_-;)点とか丸とかの使いどころがいまいち分かっていない作者です。
読みにくく感じる人もいらっしゃると思いますが直す気0です。
読み返して見ると今時の小学生の方が面白い小説書いてそうですね...|д゚)チラ
評価の方は小学生並みの文章力でも評価してくれる人っているのかな?
っていう好奇心で付けだだけです。暫くしたら評価の設定は消します。

2話目投稿して気がつきましたが、主人公の名前間違って仮のままのせてました。
すみませんでした。
正しくは鬼灯白音《ほおずき しろね》です。


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ワタシガ コワレタ リユウ

う~む、少しはマシになったかな?
前の話にお気に入りをつけてくださった方は有り難う御座います!( ノ;_ _)ノゴン
今回は主人公の闇(情緒不安定)が深いです。
過去の話もかなり重いので(/ω・\)チラッとみてダメそうなら逃げてください。


 

 

 

 

 目の前の神様っぽいイケメンの言葉。

 えぇ、ご理解致しましたとも!! 

 自分で頼んでおいて何だけど、もっとマシな死にかたがよかった...

 別に、何かやり残したことがあるとか、後悔が~とかは無いけども! 

 あっ! 一つだけあったわ...鬼滅の刃の続きがもう見れなくなった。

 くそぅ!! どうせ死ぬなら、完結まで見たかった...○| ̄|_ガク

 

 

 

 

 

「貴女の、死んでやり残した事が好きな漫画を最後まで見られなかった事なんですね。

 他には無いのですか?ご家族や友人の事などは?」

 

 

 

 

 

 無意識に四つん這いになっていたらしく、頭上から笑をこらえるような声が聞こえた。

 あぁ、そうか、やっぱり...

 

 

 

「えぇ...えぇ! そうですよ! 他人からしたら(なんだそれ?)ってなるような事かもしれないですけど! 私が今まで生きてきた中ではとても重要な事なんですよ!? 友達はいない、家族もいない、恋人なんて出来た事なんて無いし、何を楽しみに生きろと? 私は自分の好きな漫画やアニメを見るために生きていたんです。私にはそれしかなかったのに!!」

 

 

 

 

 

 笑をこらえるような声を聞いたとたん、私の中で何かがキレた。

 捲し立てるように私はそう言った...感情が、言葉が止まらなかった。

 

 

 

 

 

「今、家族もいないと言いましたよね? 本当はまだ生きています。

 じゃあ、何でいないって言ったか分かりますか? 母は物心つく前に居なく

 なり、父は外では一生懸命子供を自分一人で育ててます! って顔をしなが

 ら毎日サンドバッグのように、自分の子供を殴る...そんな父親でした。

 首を絞められ、殺される寸前になった事もあります。

 それが、11歳になって先生に私の体の痣に気づかれるまで続きました。

 周りを頼れず、何度父親が死ねばいいと、自分が死のうと思ったことか! 

 奴を父親だなんて思わない! 育ててもらったなんて思わない!! 

 そんな生活の中での楽しみは漫画やアニメを見ることだけだった! 

 いつか、こんなヒーローみたいな人が自分を助けてくれるのではないかと、

 ずっと夢を見てた! 施設に入ってからも...今でさえも、

 漫画やアニメに出てくる主人公に憧れるんです。

 でも...もう、流石に気付いてました...私は何処か壊れている。

 他人に興味が持てず、信じることも出来ず、漫画やアニメの世界を切望し、

 恋い焦がれている。異常者なんですよ、私は」

 

 

 途中から感情を制御出来ずに涙を流しながら叫ぶ様に言葉を発していた。

 

 最後の言葉は掠れて何を言っているのか解らないくらいに小さい声だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 話終わってどのくらい時間がたっただろうか? 

 私は落ち着きを取り戻しつつあり、気づいたら頭から血の気が引いていた。

 ヤバイ...初対面の人?に怒鳴り散らしてしまった...キモイヲタクだと言わ

 れても愛想笑いをして、自分に(大丈夫、大丈夫)って言い聞かせて

 我慢してきたのに...何でよりにもよって会ったばかりの人?

 に怒鳴りながら言っちゃうのよぉ...

 気まずい雰囲気の中、そんなことを考えていると

 

 

 「はぁ~」 

 

 

 ビクッ!Σ(~∀~||;) か、顔が見れない...深いため息の様なものが聞こえ

 ましたが?怒ってます?それとも呆れました?凄く気になるけど、

 顔を見るのが怖いです。 (||゚Д゚)ヒィィィ!

 ま、まさか食べられたりしませんよね?

 もしかして、死んでるのに死刑とかないですよね?((( ;゚Д゚)))ガクブル

 というか、今更だけどここどこなんたろう?神様っぽいイケメンの名前も知

 らないし、私これからどうなるの?

 

 

 「鬼灯 白音さん。」

 

 

 ビクゥッ!Σ(O_O;) 声をかけられ、体が跳び跳ねるかと思う位にビックリした。

 

 

 「は、はぃぃ!」

 

 

 ビビりすぎて変な声が出た。

 私が返事をすると、神様っぽいイケメンが私と目を合わせた。

 もう、心臓が違う意味でバクバクしている。(恐怖で)

 神様っぽいイケメンと目があった途端、

 

 

 「申し訳有りませんでした。」

 

 

 と言葉を発し、頭を下げた。

 

 

 「えっ?えぇっ!?な、何で謝るんですか!?謝らなければいけなのは

 私の方なのに!頭を上げてください!」

 

 

 私はパニックになりつつも頭を上げて欲しいと伝えた。

 

 

 「いえ、誰にでも侵してはならない領域と言うものがあります。

 他人からしたら関係ない事でも、本人にとっては代え難いものになり得る

 もあると思います。人間は刃物だけでなく、言葉でも傷付いてしまうのを

 考慮していなかった私が悪いのです。

 我々のような存在は言葉で傷付くというのは無いので...」

 

 

 と神様っぽいイケメンが困ったようなとても申し訳なさそうな顔をした。

 私は無い頭(死んでいるので脳はない)をフル回転させ、どう話を変えようか考えた。

 

 

 「あっ!えっと、その我々と言うのは?

 それに、人間って貴方は人間ではないのですか?」

 

 

 うん...ダメだこりゃ...考えて、考えて、考えてやっと出た言葉がこれですよ...

 本当に申し訳けない。何とかこれで話を変えられないだろうか?

 

 

 「優しいのですね。」

 

 

 神様っぽいイケメンがフッと見惚れるような微笑みを浮かべた。

 わ、私の心がイタイ...優しいのはあなた様で御座います!!

 私なんてカチンと来ることを言われて一方的にわめき散らしていただけですから!!

 私こそ申し訳有りませんでした!!┏( _ _ )┓ゴン

 そこまで考えてふと気付く、あれ?確か心の声聞こえるのでしたっけ?

 

 

 「えぇ、聞こえていますよ?」

 

 

 あ、終わった...完全に忘れてた...(;゚∇゚)アハハハハ

 

 

 「え~とこの事は忘れていただいて

 さっきの質問の答えをお聞かせ願えませんでしょうか?」

 

 

 お願いします、仕切り直しさせてください。

 正体に関しては何となく察しはついてるけどちゃんと聞かないと確信はできない。

 

 

「分かりました、質問にお答えします。私は地球の日本を管理している、

 あなた達人間が神と呼ぶ者の1人です。

 名は《天照大神》または《天照大御神》と呼ばれています。」

 

 

 

 




この作品での天照大御神は男神として登場しています。

特に深い意味はなく作者の欲望ゆえです。
 
出来てから読んでみると敬語ばっかりだぁー

 


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