FREE・A・LIVE [フリー・ア・ライブ] ≪α<アルファ>版≫ (世界の破壊者Lostblankシドー)
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設定・物語(その他)①
放火事件で被害が大きく死者、負傷者が大きく
復旧するにもかなりの時間がかかってます。
少しでも精神、怪我の回復を心から祈ってます
亡くなられた関係者の皆様どうか
心からご冥福を祈ります。。。
(作者)初めましてぇぇぇぇ!!!!!!!!今から、この作品の物語の設定
その次にキャラ紹介(多分)と
今後の意気込み(多分)を行いたいとぉぉぉぉ
おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!もいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!まぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!すぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・
もうひとつは
この
おや
だって久しぶりに話を作るから色々迷ってるんだよ!!
[Free!]と[デート・ア・ライブ]同じ時期(2013年ごろ)に放送してたし
ちょっと話をオリジナルにするも大会前にデェトとかして精霊たちをデレさせる話を作るとかハードなんだよ!!!!
簡単と言えば中の人が
なので[Free]が[デート・ア・ライブ]の足を引っ張ってしまうかもしれないところもあるんだよねぇ~~┐('~`;)┌
なので作者も水泳の勉強を所々やると思います。
本当にすみません!!!!」
そろそろ物語を説明していかなければいけませんねぇ~
えぇ未定と言いましたが何か?
未定は未定でも
この物語の世界観はどっちにするかなんて未定になってるんだよねぇ~
では!!物語ですけど
士道が幼い頃に水泳教室で水泳をしていてそこで一人の少年と出会い水泳大会に参加を求められた話にしてます。
それから数年士道はもう一度水泳に足を運び仲間たちと絆を深めて成長する物語として作る予定です(ジャジャーン✨✨✨)
フッ....一番の難問の十香もそうだが....
精霊として出すか人間として生活で出すか迷ってるだゼッ!!
まぁそうなんだよね[Free!]キャラは遙以外は出せても[デート・ア・ライブ]キャラをどう出すか迷ってるんだよね!!
せぇ~のっ!!!!
(作者・
士道「ぐだぐだじゃねぇぇかっ!!!!」
作者(まぁまぁぐだぐだだからいいんだよ)
士道「作者Twitterやってないで話ちゃんとまとめろよ!!」
作者(うん。反省します」
(土下座)○| ̄|_
士道「これからが不安だなぁ....」
作者(とりあえずこれを配信できるかかな☆)
士道「出来るか!!」
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設定・物語(その他)②
作者「俺は書きたいから書くんだ。
誰かが出来ないことを俺が始める。
俺は!!
通りすがりの破壊者だ覚えておけ!!。」
士道「んな訳あるかぁぁぁぁーーー!!!!」
作者(なんだよぉ~)
士道「何!?話を変えてんだよ!!ちゃんと書けよ!!」
作者(作者のもともとやる予定だったやつだからいつか....いつか!!士道が世界の破壊者にする話を配信します!!!!五河だけに!!!!)
士道「勝手に話を乱すなぁ!!」
・[
来禅高校の2年生
専門は[フリー(自由系 freestyle )]
幼馴染みの
真琴とは中が良く口に言わなくても真琴に代弁してもらうことがある。
家事が得意でたまに真琴に料理等教えることもあるので兄的な一面と五河家の大黒柱の代わりにもなっている。
女性とは交流が多いぶん他の男子たちから
過去にスイミングクラブで
だが、中1の後半ごろに水泳部を訳あってやめてしまった。
それから4年の月日がたちもう一度水泳に足を運ぶ。
十香とは真琴以上に信頼関係をより深めている。
真琴たちに相談することが出来ない悩みなどは十香にだけは口を開いてしまう。
予定です。
・[
来禅高校の2年生
主に士道のサポートメインヒロインさらに水泳の競技を勉強する生徒として描いてます。
士道の作る料理ときなこパンが大好き。
水泳部のマネージャー?になり士道たちをサポートする。
他のメンバーにも悩みなどにも相談として乗ってくれるヒロインとして行います。
士道曰く
「人の心を動かしてくれる誰よりも強くみんなのことを思ってくれている。」
いわゆる逆ハーレム等にいる女性主人公みたいな担当かもね。
・[
設定状
来禅高校の2年生
専門[バック(背泳ぎ backstroke )]
両親と双子の弟妹の蘭と蓮がいる
士道とは幼馴染みでいつも心優しく思いやりがある性格。
料理等は士道程ではないが目玉焼き程度は出来る。
五河家とはいつも交流が多いぶん
士道とは中がいい。
その大きな体に似合わず、怖がりで小心者な一面も。
渚の持ちかけた水泳部設立に伴い、一番泳ぎの速い士道を差し置いて部長に選ばれて戸惑うが、その遙の性格が人をまとめるのに向いていないので引き受けることに。
幼い頃のある出来事がきっかけで、海での遊泳がトラウマになっていた。
過去に士道と一緒にスイミングクラブに通っていた。
士道と凛と渚とのメドレーリレーで見たことない景色をみて、より水泳が好きになった。
・[
設定状
来禅高校1年生
専門は[ブレ(平泳ぎ breaststroke )]
士道に憧れてこの高校に入った
水泳部が廃部寸前の所、
渚の鶴の一声でもう一度水泳部が復活した。人懐っこく、年下だが士道・真琴・凛のことは[シーちゃん] [マコちゃん] [リンちゃん] と呼んだり他にも [○○ちゃん] と呼ぶような中もいるようだ。
過去に士道と一緒にスイミングクラブに通っていた。
士道と凛と真琴とのメドレーリレーで見たことない景色をみて、水泳の楽しさをもっと知った。
・[
設定状
来禅高校1年生
専門は[バッタ(バタフライ butterfly )]
渚のクラスメイトで通学中にフィジカルトレーニングの本を読み、まだ距離が縮んでない頃の渚勝手に特論を情熱的に語る程の美意識の強い理論派のスポーツマン。
理論を重視する余りやや頭でっかちの傾向があり、所謂、形から入るタイプ。
初心者であっても、理論を見つければ自信満々に「いいでしょう」と挑戦を受ける。
当初は陸上部で棒高跳びをしていたが、理論尽くでは越えられない記録の壁にぶち当たってしまう。
渚からの水泳部への入部を誘われ際には、何かと理屈の上に「美しくない」と結論付けて断っていた。
その後、士道のフォームがきっかけで水泳部に入部した。
・[
鮫柄学園2年生
専門は[フリー(自由系 freestyle )・バッタ(バタフライ butterfly )]
士道のライバル的存在。「見たことのない景色」を見せてくれた存在。
小学校卒業後、水泳の勉強のためにオーストラリアへ単身留学し、音信が途絶えていた。後に高校2年生で士道たちと再会。
妹に1歳年下の江がおり、帰国以降は連絡も少なくそっけないようだが、合宿で偶然会った江を宿まで送っていくなど優しい一面も見せている。また江が男とデートをしていると勘違いし激しく動揺する場面もあり、普段から兄を慕う江といい、互いに兄妹愛はなかなか深いようだ。
兄妹思いや家族思いは士道とよく似てる場面もある。
まぁザックリしたキャラ設定です。
主なキャラ紹介しか紹介仕切れないので
後々紹介しま~す。
とりあえず本編で何とかします!!
作者のこれからの科目
どうも作者です!!
作者にとって始まりがいきなり大きな壁を作ってしまいましたが、
水泳とかそもそもSSなんて作ったこともやったこともないぶん色々悩みました。
その中で自分も少しでも成長出来たらと思い
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第一章
始まりのスタートライン
(ドーン)
琴里(黒)「何しに来たの!!」
作者「書きます俺!」
琴里(黒)「まだ!そんなことを!」
作者「こんな!作品でも、これ以上の誰かの涙は見たくない!
みんなで笑顔で読んで欲しいんです!
だから読んみてください!
俺の、!!
作品!!!!」
((バシューーーイン))
(ドクン....ドクン....ドクン....ドクン)
(デュイーン)
作者「おぉーりゃっ!はっ!はっ!!うあぁっ!うぅ..ぁぁぁうぁっ!!」
(ドーン)
(ガラガラガラガラ)
(バーン)
「ビガラグ バスビ サクシャ!?」
作者「作者そうか!作者かぁ!!」
琴里(黒)「........何よこの茶番は?」
作者(祝え!!全作品のルールを破り過去作と現作を繋げる作者!その名も”世界の破壊者Lostblankシドー”
新たな作品の生誕の瞬間である!!)
作者(と言う訳で!このα版の作品はどういう作品になるかのご報告します!)
琴里(黒)「さっきの茶番については触れないんかい!」
作者(さっきの茶番は平成ライダーの名作”クウガ”の第2話、赤のクウガことアイティフォームの誕生回です。)
琴里(黒)「この作品と無関係なことしてる暇あんの!!」
作者(まぁ最初の配信がこの作品にしたのは、ぶっちゃけ計画外だったんだよねぇ。もともと作ってた作品を一作目としたかったけど季節的に?、時期的に?合わせてもなぁーって思って別の作品制作してました。)
琴里(黒)「ぶっちゃけなくてよろしい!」
作者(それは失礼しました。
おっと忘れてました。
この作品はどういう話に進むかですが、
”精霊たちの力、霊結晶(セフィラ)が存在しない空間震も存在しないもっと言わすと[アイザック・ウェストコット]事態登場しません”。
α版は所謂、[Free!]を6、7割かな?そのぐらい出す予定です!!。)
((イェイイェイイェイパフパフパフイェイイェイイェイパフパフパフ))
琴里(黒)「あら、平和な話ぽいけどそれだとネタバレになるけどあの子はどうなっちゃうの?」
作者(まぁ、その件は現在考え中です。
士道君が今、植物人間になってるので今後は本家の作者のことなので
”よそはよそ うちはうち”ですので、こっちはなんとか対応するよ。)
琴里(黒)「ザックリしてるわね」
作者(まぁ作者の欠点だけどね。)
それではくだらない茶番はそろそろ閉めて
On your mark? Ready go!
ひとたび飛び込めばそいつはたちまち牙を向く。
だけど、恐れることはない。
水に
一人の少年が水面で美しく泳いでいた
それは、誰もが見つめてしまう程に
「相変わらず気持ち良さそうに泳ぐなぁ」
「うん!イルカ見たい!」
「えへへ!」
彼の泳ぎを何度も見てるものは誰もがあこがれるフォームだった彼を例えるなら....それは”イルカ”っと答えるだろう。
「あ....」
「え....」
「?....あれは....」
もし、そこに新しい道があるなら、その泳ぎはどれほど美しいのか、
「
先週、僕たちのクラスに転校した子だよ」
グゥー....バシッン!
ドボンッ
水面で泳いでた少年の隣まで徐々に並び立ちいつしか、同じ位置になった。
ターンし同じ位置に近づくうち、お互いは競い始めた。少しずつお互いは、ペースが早くなりそして、ゴールした。
勝者は、最初に泳いでた少年だ。
「やっぱり水の中じゃ最強だね”シンちゃん”」
「....俺の名前は、シンじゃなくて....はぁ....それと、ちゃん付けするのそろそろやめろよ....」
「スッゴくカッコよかったよ!”五河君”僕もあんな風に泳ぎたいなぁ~」
「プハッ....噂通り早いな....タイムは?」
「タイムに興味ない。」
「お....くくく、そう言うところも噂通りだ」
バシャン
「なぁ五河、今度の大会、俺と”一緒にリレーに出ないか?”」
凛という少年は士道にリレー、水面でバトンを託す競技を誘い始めた。
彼の誘いはとても真っ直ぐだった。
士道はそんな誘いを断った、なぜなら
「俺は”Freeしか泳がないから”」
彼はそう言った後、彼はもう一度泳ぎ始めた。
大事なのは”水を
”
そして、感じたもの疑わないこと。
”自分を信じること”。”水に
「とか、あの頃は小難しいこと考えてたっけ。」
死んだ
”10で
「只の人まで、あと3年ちょっと....(はぁ....”早く只の人成りてぇ”....)」
あれから....5年....
真琴side
「おはよう、遠藤さん」
「おはよう真琴ちゃん、これ持ってきな。」
「えっ、あっ、ありがとう行ってきます」
「行ってらっしゃい」
(ブニャー!)
「おっと、おはよう」
ピンポーン
ガチャ
「おぉー!マコ兄!」
扉に出てきたのは五河家の娘であり、士道の
「おはよう、琴里ちゃん。士道は?」
「ん?まだ部屋で寝てるのではないのか?」
「部屋?....ちょっと起こしに行ってもいいかな?」
「おぉー!いいぞぉ!」
「ごめん、ありがとう。お邪魔します。」
「士道入るよ。」
ガチャ
「....んぅ....」
士道の部屋に妙にかわいらしい声が聞こえたが真琴は気にせず毛布を取り上げてしまった。
「ほら、学校だぞ....!って!?十香ちゃん!」
「....むぅ....んぅ....朝か....」
底にいたのは訳あって、五河家に住んでいる
昨日、なぜか士道の部屋で士道と一緒に寝ていたかもしれない。
「あっ!えっ!....ってことは....はぁ....”あそこ”か、しょうがないなぁ....えっと....ごめん、十香ちゃん、その....失礼しました!」
真琴は士道の部屋から出て一息した後に風呂場へ向かった。
「(やっぱりここか、)」
風呂場に立ちドアを開けるとそこに、彼はいた。
「開けるよぉ....」
ガチャ
「プハッ!」
「おはよう。”シンちゃん”」
「だから、シンじゃなくて....はぁ....ちゃん付けもやめろって」
先ほど真琴が探してた相手は水風呂に潜ってた青年である、
五河家の養子で琴里の義理の兄
「また、水着来て入ってたの?」
「ほっとけ、今、着替えて来るから」
士道side
「って、何で朝食作ってンだよ!?」
「十香たちの分を作ってんだよ。」
制服に着替えた後、士道は朝食を作り始めた。
琴里、十香、そして士道の三人ぶんを今作っている。
「おぉ!シドー!今日の
「今日はスクランブルエッグと鯖のトッピングでいいか?」
「おぉ!良いではないか!」
「スクランブルエッグと鯖って....」
十香は士道の作る料理を美味しそうに食べてくれるから、士道にとっては結構うれしいことである。
「真琴は食べるか?」
「俺、先に朝食とった」
「....そうか。あっ、そういえば、十香」
「んっなんだ?」
「昨日どうして俺の部屋で寝てたんだ?」
「///!?///」
士道は昨晩、十香が士道の部屋で一緒に寝始めたことを聞いてみた。
士道も年頃、訳ありで同年代とひとつ屋根のしたで暮らしてるから、ドキッとするのは当然といっていいだろう。
「あっ....」
「ん?どうした士道?」
「一緒に寝た理由思い出した。」
「えぇっ!それは!」
「....」
「士道?えっ..!何か、一人で解決したけど!?」
士道は昨晩、十香と一緒に寝た理由を思い出したが、真琴には伝えることはなかった。
士道・真琴side
朝食を終えて家に出た4人
始業式が終えた後、ファミレスで昼食する予定をたてた。
「今日は始業式だから今年はどこのクラスになるんだろうね。」
「そうだな、同じクラスに慣れたらいいかもな」
「うむ!」
ここでファミレス前にたち琴里と分かれる。
琴里は今年から中学2年生。
士道たちは高校2年。3つ下である。
ここから二手に分かれる。
「始業式終わったあと、ファミレスで待ち合わせだ。琴里」
「絶対だぞ!地震が起きても!火事が起きても!ファミレスがテロリストに占拠されても!絶対なんだぞ!」
「いや、占拠されちゃ飯は食えねぇだろう」
「絶対だぞー約束だぞ!」
「おう、気を付けて行ってこいよ!」
「うむ!またここでだな!」
琴里と分かれた後、士道たちは高校に向かった。
「本当、三人はなかいいよなぁ」
「真琴もどうだ?」
士道は何気ない誘いをした。
「えっ....いいの?」
「うむ!いいぞ!皆と一緒に食べるともっとうまいぞ!」
「あぁ、蓮と蘭もつれて来てもいいんだぞ」
真琴にも兄弟がいる。
弟の蓮と妹の蘭がいる。
士道は真琴の兄弟も一緒にファミレスで食べに行ったら喜ぶかと誘ったのだ。
「えっ....いや遠慮しとくよ。せっかくの三人で食事を邪魔しても....」
「俺たちはそんなこと思ってもいないから遠慮しなくていいよ。」
「じゃあ、お言葉に甘えて、あとで、二人にも連絡して聞いてみるよ。」
来禅side
「2年4組かぁ」
学校についてクラス表を探して三人は同じクラスになった。
「同じクラスだな。また、よろしくな」
「うん」
「うむ!よろしく頼むぞ!」
その時、彼らのやりとりに一人の少女が突如、士道に向かって走って来た。
タッタッタッタッタッ
「「「?」」」
「おはよう。士道」
ギュッ
「!?」
「折紙ちゃん!」
「折紙!!シドーから離れんかぁ!!」
タッタッタッタッタッ
「ちょっと!お姉ちゃん!!」
士道に抱きついて来たのは人形のように細工されたかのように美しい女性
そして折紙を追いかけてきた娘は”折紙と瓜二つ”である。
「あっ、千代紙ちゃん!?」
「二人共邪魔しないで。」
「いやいや急に五河君に抱きついてるのに止めないでどうするの!」
姉と妹、顔は似ても性格は正反対どっちが姉で妹なのか、
「いいから離れろぉ~!」
スポッ
「ハァハァハァ....五河君大丈夫!?」
「あっ、あぁ....なんとか....でいいのか?」
「本当にごめんなさい!うちの姉が迷惑をかけてしまって」
「いやいや、千代紙が謝る必要ねぇよ」
「そうよ。私と士道の求愛行動だから謝る必要なんてない。」
「あ・り・ま・すぅ~!」
この二人は成績優秀であり、運動神経もお互いが争えば1、2位になるくらい抜群。
「ほら、二人共ケンカしないの」
「すっ..すみません。橘君。こんなお恥ずかしい場面を見せてしまって....」
「いいって、俺は被害にあってないから(逆に士道が一番被害にあったけど....)」
「そういえば、折紙たちも同じクラスになるのか」
「うっうん。」
「そう。」
「そうか、今年はよろしくな。」
「うん、よろしく!」
「よろしく」
「そっそれじゃあ私たちはこれで、行くよお姉ちゃん!」
「相変わらず、世話がいいよね。千代紙ちゃん」
タッタッタッタッタッ
今度は誰だ?
そう考えてたとき,
「トウッ」シュッ
「「!?」」
「シドー!?」
「士道!だっ大丈夫!?」
「朝から幸せもンじゃないか、セクシャルビースト五河」
今、背後に攻撃したのは殿町宏人である。
校内一有名?っと自分で言ってるクラス
今年、同じクラスメイトになるようだ。
「殿町か。」
「ちょっと宏人、今のは危ないから気を付けてくれよぉ..」
「わるいわるい。色んな女子とたわむねてる五河を見てるだけでむしゃくしゃしたからつい、」
「....」
「はぁやれやれ....」
「ちなみに、セクシャルビーストは色んな女子と一緒にいるからだよ..って!おいっ!五河!?、橘!?」
「大丈夫だったかシドー?」
「あぁ、大丈夫だ。それより席確認しないとな」「無視すんなよぉ~!」
黒板にクラスの席の場所がかかれていたので、自分たちの席を探した。
「俺は....あった。折紙ちゃんたちの前側だね。
士道は....十香の隣だね」
「ん....!おぉー!ほんとだな!」
「同じクラスになったからって、お互い前後の席を取り合いでケンカするのはダメだからね、十香ちゃん。千代紙ちゃんとは中がいいのに士道の件になると二人とも取り合いみたいになるから。」
「むぅ....」
士道が止めると十香は素直にやめるが折紙が素直にやめないかぎり、十香も意地になってしまうときがある。
真琴はそんな二人をなんとなく士道と一緒に止めてる。
「橘も女子とやり取りしやがって....」
「俺は別にそんなに....」
「いや!橘もセクシャルビースト五河との仲間だ!そんなお前らなんて裏切り者だぁ~!!何で![恋人にしたい男性ランキング]にお前ら上位に入ってんだよ!ちきしょう!」
「「?ん」」
「「[恋人にしたい男性ランキング]?」」
「へぇ~そんなランキングあったんだね士道。」
「....」
「ん?、ウフフ....今、(そんなの興味ない)って顔してるね。士道」
「....」コックン
「ちなみに今年のランキングは153位まで入ってる。その中に橘が9位で五河が6位だった。」
「えっ!?俺、9位!?なんか、嬉しいなぁ」
「先行理由(優しいから抱き締めてもらいたい)、(面倒見がよくて心から甘えたい)だそうだ」
「へぇーなんか照れるなぁじゃあ、士道は?」
「士道の先行理由は(料理がうまい)、(女の子に優しい)、(守ってくれるかも)だそうだ」
「へぇー良かったね、士道。ところで最下位は?」「俺だ」
「えぇ!?」
「先行理由は(足が臭そう)、(やらしい目で見てきてそう)、(愛が重そう)等だ」
「....」
「....」
この時二人は....
(なんって返したらいいと思う士道?)
(....知るか)
と後ろに振り向きやりとりをした。
「ちなみに、腐女子が選ぶ男子カップルランキングは五河と橘が2位だぜ。」
「えぇ~!?」
キーンコーンカーンコーン
「おっ時間だ」
「はぁ~い皆さん席に着いてくださ~い」
「おぉタマちゃんだ!!」「やったタマちゃんだよ!!」
「皆さん、おはようございます。
これから一年、皆さんの担任務めます。
岡峰珠恵です。」
「やったタマちゃんだ~」
パチパチパチパチ
始業式終えて
「明日、新入生の入学式ですから先輩としての花を見せすぎないでくださいねぇ」
『はぁ~い』
「終わったぁ~」「このあとカラオケ行かね?」「私、新しいカフェ知ってるけどこのあと行かない?」
「五河、このあと暇なら一緒に飯行かねー?」
「わり、先約があるんだ。」
「なっ....何!?、それは女とか!!」
「確かに、十香たちと食事だなぁ」
「なんだよちきしょう!!しゃぁない、橘一緒に飯行かね?」
「ごめん、俺も士道と一緒なんだ」
「この裏切り者がぁ!!」
「士道」
「ん?どうした。折紙?」
「私も行く」
「えっ」
「私も行く」
「....」
「私もik..「ストォォプゥッッ!!」....何?」
「ごめんなさい。五河君また今度でいい?」
「えっ....あっ、あぁ....」
「行くよ!お姉ちゃん!!」
「千折紙も大変だね」
「シドーシドー、琴里が待ってるのではないのか?」
「そうだな、それじゃあ、また明日」
「じゃあね。宏人!」
「おっ....おう....」
???side
入学式前日に一人の青年が学校を眺めた。
「ここにシーちゃんとマコちゃんが、
楽しみだなぁ二人に会えるなんて!」
とても明るい雰囲気が漂う青年だった。
士道・真琴side
「ん?あれ、狂三か?」
「ん、おぉ!ほんとだな!」
「あら、士道さんに十香さんに真琴さんではございませんの」
彼女は時崎狂三。
士道たちと同じクラスになった少女だ。
「誰か待ってるのか?」
「いえ、底に子猫がいたものなんで、」
「子猫?、あぁこの子結構人懐こいんだぁ~」
「真琴は猫を手慣れてるからな。もしかして狂三も猫好きなのか?」
「ちっ!?違いますわよ!私はただ、この子が近寄って!」
「ウフフ、そんなに声あげなくても、」
「///でっ、では私はこれで」
「あっ、ちょっ狂三!?」
「....行っちゃったな。」
「だね....」
「あっ、蓮と蘭なんだけど、母さんたちと食べるらしいから二人共、」
「そうか、琴里とは時間は余裕あるから大丈夫だろう。」
「そうだね、」
ファミレスで4人で食事した後、会計をすみ解散をした
「うむ!私も楽しかったぞ!」
「私もぉ~」
「楽しんでくれてなりよりだよ。ねっ士道」
「あぁ、そうだな」
「じゃあ、また明日。士道、遅刻しないようにね。」
「あぁ」
「それじゃあ」
「うむ!またな!」
「またねぇ~」
士道side
「シドーシドー今日の
「さて、どうしようか、」
「私、ハンバーグ食べた~い!」
「それじゃあ、スーパーにでもよるか。」
そして、士道たちは買い物に行った。
その頃....
とある、建物に一人の青年
???side
「(ここ、取り壊しするのか....はぁ....
それに....”あいつらも来るだろう”....)”士道”、”真琴”、”渚”....」
To be Continued....
渚「マコちゃん、マコちゃん」
真琴「どうしたんだい渚?」
渚「シーちゃんのことどうして”シン”って言ってるの」
真琴「えぇっ!」
渚「だってだってシーちゃんの方がなんかかわいいしなごみやすいと思うんだよシーちゃんの方がいいって」
士道「どっちもお前らが勝手に呼んでんだろう」
渚「えぇ~」
真琴「じゃあ、俺たちになんて呼ばれたいの?」
士道「......」
渚「やっぱりシーちゃんがいいってぇ!」
士道「....好きにしろ」
真琴「あぁ....(苦笑)」
士道「次回[再会のスターティングブロック!」
渚「やっぱりみんなで共有した呼び名でいこうよぉ~」
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再会のスターティングブロック
琴里(黒)「何が?」
作者(コミケ)
琴里(黒)「コミケ!?だから今回遅かったの!?」
作者(コミケの行列大変だったぁ~特に、東京ビッグサイトにアニメショップがまさか、東京テレポート前に移動されるなんて誰もが大変だったと思いますよ。地下鉄でいくかバスでいくかモノレールでいくかで早く移動できるかもしれないけど、一駅つくことを金を払うなんて誰だって悩みますよ。それに、いろんな同人誌を探してたことで2時間削られるし、残された時間が後わずかだし大変だね。)
琴里(黒)「誰だって疲れるわよ」
作者(それもあるけど、コミケやなんやかんやSS遣りつつ配信するさい修正もあるし内容に所々確認してたから....)
琴里(黒)「この話を読んでる方は多分、どうでもいい話しか思ってくれないわよ。」
作者(ですよねぇ~)
作者(ちなみに、FreeのBLあったけど、行列で最後尾に間に合いませんでした(泣笑))
琴里(黒)「ではコミケで疲れてる方を放っておいて」
作者(おいっ!全国のコミケに参加した方々たちに謝れ!)
On your mark? Ready go!
士道は夢を見ていた。
寒い冬、三人で木を眺めていた。
「俺、こっちの中学行かないから」
「「!」」
「えっ!?どお言うこと凛?」
「オーストラリアに行くんだ。」
「オーストラリアって....外国の?」
「そっ水泳の勉強しに行く。」
その言葉を聞いて
ふてぶてしい態度になっていく士道
「お前....何がしたいんだ....」
「”オリンピックの選手になる”」
今度は外国に行くっと言った凛になんだか、振り回されてる感じがあった。
「どうして黙ってたのさ!?リレーはどうするの?」
「リレーは出るさ、出発は大会の翌日さ。だから、四人で泳ぐのもこれで最後になる。」
「....俺は、Freeしか泳がない。」
大会に参加したからには、そう思ってしまった。
だけど、
”
「リレーじゃなきゃダメなんだ。」
分からなかった。
ただ、
「これで最後だ。”一緒に泳ごう”五河。」
「もし一緒に泳いでくれたら....」
その言葉の力で
「”見たことない景色を見せてやる。”」
士道side
フッと、目が覚めたらベッドの隣で十香が眠っていた。
寝ぼけて入ってきてることもあるが、眠れない時もやって来る。
十香には部屋がある。
一人で眠ってることはあるのだけど、どうも
最初は驚いたし、心臓の鼓動が上がりそうだったけど、今となっては、どこか
「ほら、十香起きろ。」
「....ん....ぅ~....」
「仕方がない....朝飯作るか。」
「おっはよー!お兄ちゃん!」
「ああ、おはよう琴里」
琴里は朝早起きで競泳をやってた頃までは琴里より早く起きてランニングしてたけど、今は琴里よりも遅く起きてしまう。
兄としてはちゃんとしなければなって思ってしまうときもある(真琴にもよく世話になってるからな)
「....む~....」
「?ん、どうした琴里?」
「うーん....去年から思ったけど、どうしてお兄ちゃんは十香と一緒に寝ること多いのだ?」
「えっ」
確かに、去年から十香とひとつ屋根のしたで暮らしてるから一緒に寝ることもあるが、(たまに琴里が部屋に潜り込むけど、)琴里がどこか妬いてるのは伝わる。
琴里には実際に説明してないことが沢山ある、特に”十香が居候する理由”
「....いつか....伝える日があったらな」
琴里や家族の二人にはまだ、本当のことを伝えられない。
まるで、あの頃のようにまた一人で....
「それより、十香を起こしてやってくれないか。俺は朝飯作って来るから」
「おぉー!!わかったぞぉー!!」
一様
エプロンを着けて、
冷蔵庫を確認し昨日の残りの料理を二人に出すわけには行かないから、新しいものを作り始めた方がいい。そんな風に考えてたら
リビングに来て元気に挨拶する少女が現れた。
「シドーおはようだ!」
「おはよう、十香。二人とも今日は目玉焼きとベーコンサラダでもいいか?」
「いいぞ!」
「うむ!、シドーの料理はうまいから楽しみだぞ!」
二人がそのメニューで喜ぶのであれば作らないわけには行かないっと思った士道。
琴里たちはテレビを見始めた。
朝の番組は情報系が多いためこの時間は琴里にとってつまらなそうに見ていた。
ニュースの最後に星占いを見るのが琴里の日課であるため。
今は、まだそんな時間帯ではない。
走行してるうちに士道は朝食を作り終えた。
『いただきます』
十香と琴里は嫌いな食べ物はないぶん結構作り量がある。
朝食をすんだあと、家に出ると真琴がちょうどやっていた。
「おはよう。士道、十香ちゃん、琴里ちゃん」
「おぉーおはようだ!」
「マコ兄おはよう!」
「おはよう。」
それから琴里と分かれて学校に向かった。
「昨日、蓮と欄が一緒に食べにいきたがってたけど母さんが作るご飯を食べるかで選べなくて母さんたちの方で昼食とったんだけどね、俺が帰ったら二人が駄々こね始めたんだよね....」
「そうだったのか、また二人を誘っても構わないぞ!なっシドー!」
「うん、ほんと気持ちだけ助かるよ十香ちゃん....士道?「....(早く、暖かくなって海に泳ぎたい。)」早く暖かくなって海に泳げたらいいね、」
「?海に泳ぎたいのかシドー?」
「ここからだと、結構遠くまで海に行くとなると....」
「それにまだ海は春でも冷たいんだ。」
「っと言っても士道は風呂場で水浸かってるよね」
「!....風呂場の水は海と違ってだな..」
「ごめん、ごめん。そんなに向きにならなくても」
「だが、シドー水風呂も風邪引くからあんまり良くないぞ。」
「....きっ、気を付けるよ....」
「うむ!」コクッ
三人がやり取りしてる内に学校に着き席に座った。
来禅side
「よっ!五河、橘」
「おはよう。殿町」
「お前ら知ってるか。新しく来た先生すげぇ美人なんだけどさ、なんかどこかで見たことあるんだよな....」
「知らん。」
「へぇ~、俺も知らないけど、どういう先生?」
「天方美帆先生なんだけどさスッゴく見たことあるんだよなぁ」
「天方美峰?」
「それでさ、天方先生のことみんなで[天ちゃん先生]で呼び方も決めたんだよ!」
「なっ....なんかずれてるね」
「おぉ!タマちゃん先生と同じだな!」
「ってか、呼び名を決めるの早々しすぎだな」
キーンコーンカーンコーン
新しく入った先生のアダ名が早くも学校内の生徒たちに広まったことをやり取りしてたら学校の鐘が鳴り授業が始まった。
士道・真琴side
それから学校の授業が終わって、お昼頃になりカバンを取り出し弁当を食べ始めた生徒もいれば、購買に駆け寄っていく生徒もいた。
「屋上で食べない。士道?」
「そうだな、晴れてるし屋上で昼食でもいいか。」
二人が屋上で食べることに打ち合わせしたところに十香がやって来た。
「シドー!私も行ってもいいか?」
「あぁ」
「うん。一緒に来てもいいよ!」
「おぉ!。では、弁当を持ってくるぞ!」
そう言って十香は弁当を取りに教室に向かった。
弁当は士道がいつも作っている。
江side
購買ではかなりの人盛りが多くなりそこに新入生の生徒たちも購買に駆け込んでいく。
「
「ちょっと待って!後、
二人の少女が購買に向かってるそのとき、
「ごめん!」
お互い
ぶつかりそうだったがうまく避けるできた。
そして少年がどこか急いで去っていった。
タッタッタッタッタッタッタッタッ
「ハァハァ....!?」
士道side
「シドー、今日の昼餉はなんだ?」
「今日は、チキンライスとオムレツとを分けてあるんだ。一緒にすればオムライスができるように個別に入ってる。」
「おぉ!それは、なんとおそろしい!」
「ウフフ..十香いつも喜んでくれてるね」
屋上の階段に上がりながらそんな会話をしていたとき、
「シーちゃん!マコちゃん!久しぶり!僕も来禅高校に入ったんだ。」
まるで、元気な弟のように声をかけてく少年が二人の名を親しい呼び名で呼んできた。
「マコちゃん?」
「シーちゃん?」
「「ハッ!?」」
「「渚!?」」
「?んナギサ?」
「エヘッ。」
二人は、少年の名を呼び。それから屋上について話し合いを始めた。
「ほんと、何年ぶりなんだろう。スイミングクラブが閉鎖してから合わなくなったもんなぁ..」
「うん。僕、シーちゃんたちとは別の学校だったから余計にね。」
「なぁシドー。」
「どうした。十香?」
「あやつは誰なのだ?」
十香がそう言ったり理由は渚とは初対面だからである。
「
「おぉー渚と言うのか!。ん?ところでシドーお前は、スイミングクラブ?っと言う奴をやっていたのか?」
「あぁ、そうだが。」
「おぉ..私が知らないところでシドーはやっていたのか。今は、やってないのか?」
「競泳はもうやめた。」
その言葉を聞いた渚は衝撃しか思えなかった。
「えっ!なんでなんで!?高校に入ったらシーちゃんたちとまた一緒にぃ....!?」
「ん?どうしてなのだ?」
二人から問い詰められる士道。
「いつまでも子供じゃないし小学校のように行かないんだよ。」
「シーちゃん....」
「ンフ..まぁでも競泳はしないだけで水は好きだよ。士道は水無では生きていけないから、夏は海に泳ぐし、昨日なんか朝、風呂場で水浸かってたしね。」
「それって、水泳関係なくない?只のお風呂好きじゃぁ....!あっ、だったら温泉部とかいいんじゃないかな?作ろうよ温泉部!」
「湯渡するから嫌だ。」
(渚はほんと、変わんないなぁ....)
「じゃあさぁ..」
「嫌だ」
「わかったじゃあ....」
「しない」
「まだ何も言ってないよ。
」
「あぁ~私も
「....」コクッ
「....」
屋上で十香と渚はお互いに紹介しあい一緒に食事しあった。
「ねぇ、そう言えば知ってる?」
「小学校に時通ってた、あのスイミングクラブもうすぐ取り壊しになるって。」
「だから、その前....にっ!みんなで行ってみない?」
「おぉ!なんか、面白そうだな!」
「あれを掘り出しに?」
「そうっ!夜にこっそり忍び込んで....」
「行くなら勝手に行け」
「そんなこと言わずにさぁ、シーちゃんも行こうよ」
「そうだぞシドー一緒に行こうではないか!」
「行かない」
「面白そうだと思わないの?」
「思わない」
「えぇ~....」
「せっかくだし行ってみようよ」
「嫌だめんどくさい。」
「でも行けばプールもあるよ」
「....ん!」
「風呂場じゃなくてもっと大きなプール。」
「....」チラッ
それから三人の説得でいくはめになったが当然十香はつれていけない。
一時、五河家で集まるようにした。
「へぇ~十香ちゃんと琴里ちゃんだけで今、住んでるだぁ」
「おばさんとおじさんは海外出張だから、士道は三人と住んでるんだって。」
「へぇ~....あっ!きな粉パンだ!」
「嫌なら、十香に全部食べさせるが、」
「美味しそう。いただいていい?」
「じゃあお言葉に甘えて、いただきます!」
「でもさ、ほんとにいいのか....」
「ハムハム....?さっきまで賛成したのに?ひょっとして怖くなった?」
「違うよ、”俺たちだけ”で掘っちゃっていいのかってこと。」
「それは、仕方がないよ。だって”リンちゃんは日本にいないんだし”....」
士道たちはそう思っていた理由は
彼は大会の翌日海外、オーストラリアに行った後、四人で泳いだのは小学生の最後だった
そう考えていたとき、買い出しを頼んだ二人が帰ってきたようだ。
「たっだいま~!おぉ~ナギちゃん!こんにちは~」
「ただいまだぁ!!ん?(クンクン)この香ばしい香りは....おぉ~!きな粉パンだぁ!」(キラキラ)
「お帰り二人とも、テーブルにあるきな粉パン食べてもいいからな、後真琴の家族のところで食事をしてくれるか?」
「俺たちは、ちょっと領事があるんだだから、蓮と欄と遊んでくれないか?」
二人の頼みを聞いた二人は元気よく返事してくれた。
「うむ!、任せろ!」
「分かった!」
「二人ともありがとう助かるよ。」
士道・真琴・渚side
「結構....荒れてるね....」
それから、三人は閉鎖したスイミングクラブに向かった。
夜だったからか建物の看板や残骸が妙に不気味な雰囲気を漂う気がした。
「はい、一様お清めの塩」
「塩?」
「実はここ出るらしいんだ」
「脅かすなよ」
「ほんとだよ。」
「えっ!?」
「こないだも影が動くものが見たとか、啜り泣く聞こえたとか」
「へっ..へぇ..」
「おとなしくしていてね」
「はい次、シーちゃん」
「!?」
「おい、」
「へっ!....どうしたの?」
「これ....塩じゃなくて砂糖」
「「....」」
「まぁ、こう言うの気持ちの問題だし、塩でも砂糖でもどっちでもいいよね。」
「ベタすぎ」
「ボケとしたら古典的すぎだよね....」
カンッ!コロンコロン!
「!?ぇっ何!?」
「あっ....あぁ空き缶蹴飛ばしちゃった」
「お前....わざとやってるだろう!」
「マコちゃん昔から怖いのダメだったよね」
「知ってるならやるなよ!!」
「ごめんね」
「おぉ....懐かしいぃ」
「中は思ったより荒れてないね。」
「ここは....」
「休憩室だ」
「!....」
「早く早く」
「見て見て、これ僕たちがリレーで優勝した時の写真」
~5年前~
あの時の俺たちはリレーの中で凛が言った
(”見たことない景色”見せてやる)
その言葉
意味を知りたくて
泳いだ俺たち
優勝した。
「これは俺たち四人でとったものだから、誰か一人が持って帰るのは可笑しいと思うんだ。」
「だから、こうやってタイムカプセルにして」
「大人になって掘り起こそう。」
「....!」
「ロマンチックだろう」
「....」
「士道」
「士道いくよ!」
「....あぁ」
「目印ちゃんと残ってるかな?」
「もうちょっと急ごうよ....えっ!?」
タン、トン、タン、トン、タン、トン、タン、トン
「....!」
「よお....」
「誰?」
「(わかんないよ)」
「まさかここでお前らとあっちまうとはな」
グッ..パチンッ!
「「あぁ!」」
「「凛(リンちゃん)!?」」
「オーストラリアから帰ってきたんだ」
「でもどうしてここに?」
「きっと、これって運命だよ。目に見えない不思議な力が今夜この時間、僕たちをこの場所に....!」「士道!」
「お前まだこいつらとつるんでたのか、ンフフ進歩しねぇな。」
「何言ってんだ凛?」
「そう言うお前、どうなんだよ。ちょっとは進歩したのか?」
「士道?」
「ちょうどいい、確かめてみるか、勝負しようぜ士道」
「勝負って?士道!」
「僕たちって置いてきぼり?」
「みたい....」
「「うん」」コクッ
「待ってよぉ~!!」
「俺とお前のさ、教えてやるよ!」
「いいぜ、やってみろよ。」
「なぁ!?」
「ここで泳ぐの?」
「って、ちょっと待って。士道!それはダメ....なぁ!!....って!朝からずっとはいてた!?」
「リンちゃんも!?」
「早くあれ止めないと!?」
「別にいいんじゃない?」「おいっ!」
「いくぜ!士道!」
「レディー....ゴッ....!?」
「水ないね。」
「だから止めとけって言ったのに....」
「ちっ!....つまんねぇ....」
「そう言えばお前ら、”これ”見つけて来たんだろう?」
「あっトロフィー!?」
「俺はいらねぇから、こんなもん」
「えっ!?」「ちょぉ....!」
「リンちゃん....なんか、変わっちゃったね....」
コローン
「夢....か。」
「いや!、あれ夢じゃないから!」
「でもほんとに何だったんだろう?リンちゃん可笑しかったよ?」
「そっくりさん」
「そっくりさんが何で士道に勝負持ちかねるのさ?」
「なら、幽霊」
「足あったよ」
「じゃあドッペルゲンガー」
「あっそれ懐かしい。スイミングで流行ってたね[超絶合体ドッペルゲン]!「真琴うるさい。」何だよ二人ともぉ!「ごめん、聞いてなかった」おい!」
「知ってるのあの男たち?」
(士道知ってるよね。)
(知らん。)
(えぇ?何で知らないんだよ。)
(ハハハハハハハハジェネレーションギャップでしょ。)
(一切違わない!てか士道とは同い年!はぁ....)
「うん。
「(どういう関係なの?)」
「(それは内緒)」
「その話詳しく聞かせてほしい。」スッ
「「うわっ!?」」
突如、一年の呟きを聞いて現れた鳶一折紙
何処から現れたのかそしてその地獄耳はどこで聞いたのか二人は頭の中で増えていた。
「貴方は士道とどういう関係なの。
もしかして貴方も士道を狙ってるの?」
「あの?どちら様ですか?」
「教えなさい。」
「えっですから....」
「教えなさい。」
「えっえぇ~と」
「教えなさい」
「......あのぉ」
「教えなs「ストォォップゥゥ!!」....何?」
急に大きな声とその早い動きで折紙を止めてくれたのは同じ顔したもう一人少女。
千代紙だ
「1年に何問い詰めてるのお姉ちゃん!!」
「千代紙には関係ない今、士道のことを知っているようだから色々聞かせて貰ってるの。」
「「聞かせて貰ってるの」ってどう取り調べしてるようにしか見えなかったんですけど!」
「何なんですかお二人とも。。」
「うちの姉がご迷惑おかけしてすみません!」
「えっ?お姉さんなの?」
「確かに似ている....」
端から見ると同じ顔した双子の姉妹のようだ。二人の違いは姉は首から下まで髪が長くて、その妹は背中まで髪が長いかで区別がつくぐらいである。
「その、もしかして2年生の先輩の方なんですか?」
「はい。」
「どうしてわかったんですか」
「あまり見かけない生徒だったので1年の生徒だとわかりました。」
「すごいですね....」
「その、二人に迷惑をかけてしまったことは後日改めて....」「いやいや、そんなに頭下げなくて大丈夫です先輩!?」
「ほんとに申し訳ありません。....いくよお姉ちゃん!失礼しました。」
ズズズズズズ
「何だったんだろうねあの先輩....?」
「さぁ....」
「あっ話戻るけど、
それから、
「お前たちなっ!!」
それぞれ教室に戻る三人....ではなく
[職員室]に行くはめになった三人共
「例え入ってても無断に中に入るのは不法侵入なんだ!解ってるのか!」
「「すみません」」「ごめんなさい」
「まぁまぁ先生その辺で美白の言葉にあります[人生、い酔ええなくば須らくかんぐつくしべし][金尊をして 空しく 月に對せしむる
「はっ?」
「「一度の人生好きなようにやるべきだ。素敵な酒樽を前に飲みもせず放置するのはバカげている」的な?」
「「「....」」」
「あれ!?」
そして、士道は十香と一緒に帰ってしまって
真琴と渚は[松岡凛]の下駄箱の名前を探していた。
真琴・渚side
「松岡凛....松岡凛....ほんとにこの学校にいるのかなぁ?」
「オーストラリアに戻ったんだなら転校してきてる可能性ある。」
「でも、始業式じゃ見かけなかったよ。」
「あっ!あった!」「ほんと!?」「いや待って[松岡”
江side
ピンポーン
五河家の前のインターホンを押しても五河家の反応はなかった。
士道と十香は買い物行ってる妹の琴里はまだ学校。
なのでインターホンを鳴らしても家は留守である。
「....あっ」
留守だと知った江は門から離れて帰る寸前で真琴たちにあった
真琴・渚・江side
それから五河家から離れ、公園に行き三人で話を始めた。
「へぇ
「
「えぇ何で?戦国武将[浅井長政]の三女と同じ
「そうだけど....普通に読めば
「「む~」」
「えぇ....っとそんなことより「そんなこと!?」えぇ....ごめん」
「でも何しに士道の家に?」
「それは....お兄ちゃんのこととか聞きに」
「凛、やっぱりオーストラリアから帰ってるの?」
「先月帰国して..この春から鮫柄学園に。あそこ”
「鮫柄って?あの水泳強豪高!?」
そして、江と分かれて、士道の家にあがった。
「イヤだ。」
「行こうよ鮫柄学園!」
「凛に会いたくないの?」
「昨日あっただろう。」
「はぁ....行けば今度こそ泳げるかもって思たんだけど鮫柄って確か、屋内プールがあったはずだし。」
「....」チラッ
「....はぁ....遅くなるかも知れないが、”あの二人”に泊まるって言ってたから留守も頼むしかないか、」
「あの二人って?」
プルルル、プルルル
『!....はっ....はい。士道さんですか?[はーい!なんだい。士道君?]』
士道が連絡したのは琴里の同級生の四糸乃である
人見知りでいつも片腕にパペットの[よしのん]でやり取りしている。
士道は真琴たちと水泳強豪高の鮫柄学園に行くことに決めたのだが。
今、士道は料理をやっている。
十香も一緒に食べるので量を多めに作っている。
「わるい、四糸乃確か今日、お泊まりするんだろう?七罪と一緒に二人のこと頼んでもいいか?」
『....しっ士道さんは....どっ..どこか行くんですか?[えぇ~よしのんたちを置いてってやらしいお店でもいくのぉ~]こっ....!こらよしのん....!』
「あっ、あぁ....ちょっと知り合いのところで、
遅くなるかもしれないから、夕飯はこっちが準備した。後で、親御さんたちに連絡するから安心してくれ」
『はっ....はい。わっ....わかりました
[んっもー士道君のスケベさんみんなが眠っ....!?]すっ....すみません!何でもないです!』
「あっ....ははは....よしのんは相変わらずだな....それじゃあ頼むよ四糸乃。七罪にも連絡するから」
それから、十香たちの夕飯を作った後、遅くなることを伝え家を出た。駅に向かい
鮫柄学園に向かった三人。
士道・真琴・渚side
電車からおり鮫柄学園まで歩いて行って
鮫柄学園にたどり着いた。
屋内プールでは今、部活の部長の声が反射するほど外まで聞こえた。
「オラ!オラ!!ペース落ちてるぞ中川!おせっ!」
「リンちゃんいる?」
「いないなぁ~休みなのかな....なぁ士do....」
突然、士道シャツを脱ぎ出した
「うわぁぁ!ここで脱いじゃダメだから!」
「泳げるからって連れていったのは真琴だろう!」
そう、誘ったのは真琴たち
「まぁまぁシーちゃん。練習終わって人がいなくなってから泳ごうよね?」
「それはそれで、また不法侵入きも....」
「大丈夫。さっきの先生も一度の人生好きにやれって....」
「だから、待って!」
夜
水泳部が誰もいなくなった時間屋内プール
夜は不審者が現れないように警備員が見回ってる頃
士道たちは不法侵入した。
「うわぁ~」
「やっぱりまずい気がする....」
士道はすばやい脱ぎさばきをしそのままプールに飛び込んだ。
「ってあぁ!」
ズボーン!
「あぁもぉ....」
「うわぁ~やっぱりシーちゃん....イルカみたい。マコちゃん僕たちも泳ごうよ。」
「ダメっ!見つかるとまずいって!?それにリンを探さないと....」
「その前にちょっとだけ明かりつけなきゃ大丈夫だよ。」
「水着はどうするつもり」
「裸でいいんじゃない?」
「はっ?」
「アンッ!ズーイム!!」
ズボーン
渚も同じように飛び込んだ
「マコちゃん来て来て!」
「何..?俺は入らないっ!?いぃ!嘘だろう!?」
ズボーン
「アハハハ像が落ちたみたいハハハハ」
「....っ!....あぁ!もう!渚ぁ!」
「ウハハハそれっ!」
「うわっ!?こっの!」
「うわっやったな!」
「それっ!」
「それっ!」
ガチャ
屋内プールで大きな音が聞こえれば警備員が来ると思っていたが、
「あっ!?」
「お前ら、どお言うつもりだ?」
「凛!?」
凛が現れた。
再び、再開が出来た真琴、渚にとっては今の状況で何て言ったらっと考え
「僕たち、リンちゃんに会いに、」「帰れ!」
「....リンちゃん....」
渚の言葉も届かない程、どこか他人を振り払うかのように強い言葉を投げた凛。
そこに三人の間に顔を出したのが、士道だ
ジャポン
「....”Free”....」
「はっ?」
突然、言葉に出した意味が理解できなかった凛
「言っただろう。俺は”Free”しか泳がないって」
「シーちゃん?」
「士道....」
プールに上がり凛の前にたった士道はある言葉を考えた
後3年ちょっと、
もう少し、
今のままでいるのも悪くないか。
「あの時の”景色もう一度見せてくれ、何が見えたか忘れちっ待ったから。」
「....!....あぁ、見せてやるよ。ただし、あの時と同じ景色じゃねぇ。もっと違う景色だ!」
そして、二人は再開し勝負を挑んだ
江「ところで五河さんは何でフリーでしか泳がないんですか?」
士道「......」
渚「シーちゃんが何も答えてくれない!?マコちゃん代弁してあげて!」
真琴「え~っと今夜は塩焼きにするか、味噌煮にするか、」
渚「晩御飯のメニューだ!」
真琴「次回[追憶のディスタンス!]」
江「次回予告も代弁!?」
渚「僕はムニエルがいいなぁ」
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追憶のディスタンス
二亜「ハイハイハイハイッ!」
作者(ニワカ水泳ファンが通りがかりますよブゥーーーン)二亜「ブゥーーーン」
作者(はい、もう夏が終わりが来ました。)
二亜「何やってンの作者」
作者(制作するのに手間がかかりました。大変、申し訳ありません。)
二亜「まぁそんな訳で夏が終わったってことは学生の諸君!夏休みの宿題は終わったかな!えっ。私?、私大人だからもう夏休みの勉強はありませぇん」
作者(夏休みの宿題の話をするとね作者は勉強したくても勉強する場所がなかったなぁ~)
二亜「へぇ~じゃあその時どうしてたのさ?」
作者(夜こっそりやってた。)
二亜「うわっ地味に面白くない。」
作者(ですねぇ~)
二亜「話変えるけどさこの冒頭ってだいたいゲスト変わるわけ?」
作者(まっそうなりますね)
二亜「つまりゲストは二回出演するのか、ならこの二亜ちゃんみんなに残ることをします!」
作者(おっ!何やるの。)
二亜「みんなに[SILVER・BREAD]を紹介....」作者(やめろぉ~!!俺が書けないとわかってるだろう!?)二亜「冗談だよ。でもここは何か質問しようかしら、じゃあさ[Q.私たちっていつ登場するの?]
作者(そうだね、設定では士道は二亜とは去年会ってるから夏コミとかどうかなって今、考えてます。)
二亜「なるほど!それは楽しみだ!」
作者(ただ、この作品の月日が12月までに間に合えばの話だけどね、)
二亜「えっ?」
作者(だってこの作品の現在の季節春ですから冬までに夏の話を間に合うかとても不安です。)
二亜「えぇぇぇっ!?」
作者(その時は、その時で考えます。)
二亜「ちきしょう!」
作者(それではなんか、作者が段々噛み合わなくなりそうなので、行きましょう!)
On your mark? Ready go!
士道と凛、二人が何故こんな関係になってるかは真琴たちはわからなかった。
ただ、再開したくてこの鮫柄学園に来た二人(真琴と渚)はお互い顔を合わしても誰も知らなかった。
今、士道と凛はお互いプールサイドで直立しながら向き合ってる。
そして凛は服を脱ぎ出した、士道と同じ中には水着だった
二人はスタートラインにたった。
「相変わらず何考えてるかわかんねぇ奴だぜ、お前は。」
「どうでもいい。さっさと準備しろよ凛。」
「....!その態度ほんと、(ムカつくぜ)」
「真琴。スタートの合図頼む」
「....!わかった」
「勝負は100m種目は[フリー]だ。」
「レディ....GO!」
「すごい!キック力はリンちゃんが
「いや、ストローグのスピードは士道の方が上。」
凛side
「......」
ブーブー
「
士道side
「む~....シドー!遅かったではないか!」
「ごめん。二人に心配かけちゃったな、心配かけたお詫びって訳ではないが....プリンとか買っといたから食べてくれ」
士道は真琴たちと分かれたあと、コンビニに行きプレミアムプリンを十香たちのぶんを買って帰ってきた。
「おぉ~!プリン!うむ。今日の件は見逃してあげようではないかお兄ちゃんよ」
「ありがとうございます。ちょっと風呂に入ってくる。」
琴里たちから緩しを得たときなんとなく、敬語になってしまった士道は気持ちを切り替えて風呂に向かった。
「夕飯はどうするのだ!?」
「今日はいい。」
「「......あっ!」」
そんな、返事が来たとき琴里と十香はお互いに顔を合わせたときフッと思い出した。
「シドー!今は、お風呂に入ってはいけないのだ!」
そう、今、お風呂には
「えっ....?」
ガラッ
「....!しっ....士道さん....!?」
「よっ!四糸乃!?」
四糸乃が入ってたのだ
「きゃっ....!キャアアア!!」
「何があったの!?四糸乃ぉ!!....って士道!」
四糸乃の悲鳴を聞いて急いで降りてきた七罪
「七罪!ちょっ!待て!落ち着けって!」
「何!やってんの!このドスケベがぁ!!」(殴)
「グヘッ!!」
ドスッ
「四糸乃の裸を覗くなんてハレンチでも程があるわ!」
「お兄ちゃん....今のはお兄ちゃんが悪いんだからね。」
「....はい....」
そして、しばらく士道は夜中にシャワーだけですんで寝始めた。
翌日、学校に通ってからしばらくして職員室に呼ばれた三人
「バカもん!お前たちは反省する気ないのか!?」
「「「すみません....」」」
「廃墟の次は、よその学校のプールに無断で侵入とは、どういうことだ!?
全く、向こうの先生が大事にしないと言ってくれるからいいものの....」
「まぁまぁまぁ。先生その辺で、ほら、こんな名言あります。
古代中国周の時代、軍師太公望が金魚鉢を!」「金魚は嫌いですが....」「しちゅ礼しました。」
真琴・渚side
職員室から出たあと、真琴と渚は考えていた。
「あまちゃん先生いまいち助けにならなかったね。」
「でも、結局金魚はどうなちゃったんだろう?士道知ってる?ってあれ?」
「シーちゃんならね、」
「いつの間に....」
「あっ
「だから、
「どっちも良くない?」
「良くない!
「
「
「
「
「
「
しばらくして階段の前で話を始めた
「それで、お兄ちゃんとは会いましたか?」
「それがさぁ~聞いてよ。リンちゃんてばひどいんだよぉ!!4年ぶりだったんだよぉ~なのにいきなりシーちゃんに向かって「勝負」とか言ってさ僕たちのことなんか完全にスルーだよぉ~つもる話とか全然なしっ!」
「
「......メールも携帯も返信ないし寮電話しても出てきてくれないし....」
「リンちゃん....何であんなに変わっちゃたんだろう....?オーストラリアで何かあったの?」
「......わからないんです。でも皆さんと再開すれば何かわかるかなって、」
「あっ、ひょっとして、スイミングクラブ凛が現れたのは
「えっ、仕業って言うか、悪気はなかったんですけどたまたま聞いちゃったからメールで教えただけ....でも反応がなくて」
「それで昨日士道の家に来ていたのか。」
「つまり全て、貴女の仕業だったのね」
『!?』
突如、三人の会話に割り込んだのは折紙だった。
「おっ折紙ちゃん!?」
「昨日の方!?」
「えっと、確かマコちゃんとシーちゃんと同じクラスの先輩だっけ?」
「どうしてここに!?ってか何処まで聞いてたの!?」
「あなたたちが職員室に入ってた頃から怪しいと思いあなたの袖に盗聴機を仕掛けた。」
「いつの間に!?ってかなんでそんなものくっつけたの!?」
「士道が昨日から可笑しかったのはあなたたちと関わってたようね。」
突然、誤解(いや、もしかしたら事実にもなるかもしれないこと)を言い出した。
「えっ!えぇ!!」
「誤解だよ一昨日シーちゃんたちと一緒にタイムカプセルを掘りに、」
「けれども、あなたたちとタイムカプセルを掘りに行ったのであれば顔色は変わってるはず。」
「そっそれは....」
「そして、あなたたちが先程から彼女の兄と言われる人物[松岡凛]の話をしてることは彼と士道が何らかの”原因”であの表情になってしまう引き金があるはず。」
折紙の発言の中に真琴たちは驚くことしか出来なかった。
「....!?折紙ちゃんどうしてそこまで理解できてるの!?」
「当然。未来の旦那の障害物は私が、「ストップ!ストップ!士道と凛の件はわかったけど旦那って何!?」
「えっ!、士道先輩ってこう言うタイプが好みだったんですか....」
「僕も初めて知ったよ....」
「勝手に!!話を狂わさないでぇ!!」
「で、凛が何があったかを知るにはどうしようか....」
一時、あやふやな会話になりそうだったため、整理した。
凛が何故、あんな風になったのか、
「そうだ!いいこと思い付いた!水泳部作ろうよ!」
「えっ?水泳部?」
「そしたら試合でリンちゃんに会えると思わない!」
「いやでも、士道が何て言うか....」
士道side
五河家へ行き
士道に聞いてみた
「別に好きにしろよ」
「えっ」
「ほんと?やったー!これで決まりだね♪楽しみだなぁ~」
「......」
士道は十香たちと一緒に作ってたクッキーをテーブルに出した。
来客用に紅茶等出して、部活を設立する話を始めた
「あっ、ありがとうございます。」
「ほんとにいいの?俺たちだけじゃなくて、士道も部員になるんだよ。」
「わかってる」
「?」
「そうか、シーちゃんは昨日会ってなかったっけ?リンちゃんの妹だよ」
「えっ、あっ、どうも、お久しぶりです」
「松岡....」
「....っ!」
「
「....!はいッ!」
「昨日は、兄が失礼しました。」
「別に、」
「コウ?リンの妹?」
「はい。え....っと....」
「おぉ!すまない。私は夜刀神十香だ!よろしくな!」
「十香ちゃんはシーちゃんとコトちゃんと同居してるんだよね」
「うむ!」
「えぇ!?同居!?」
「俺も、去年は驚いたんだよね、理由は俺には分からないけど、確か、ご実家のわけありだっけ」
「へぇー....そうなんですか....」
そして、本題の話を始めた。
「で、水泳部を作るのはいいんだが、色々準備しなきゃならないんじゃないのか。」
「プールの設備はとてもいいから後は、部活の申請用紙をゲットしたら....!」
「あの?気になってたことなんですけど、どうして水泳部がなかったんですか?」
そう、設備はとてもよく水泳部があると思われていたが、どうやら水泳部はなかったらしい。
「確か、俺たちが入る随分前にはあったらしいけど、徐々に部員数が減っていって結果、廃部になった噂は聞いたんだ。」
「なら、士道先輩たちが立て直せばよかったんじゃないですか?」
「士道が、乗り気じゃなかっただよ。」
「....そうだったんですか....ん?....これって....」
「あぁ、それは」
江が目に入ったのはトロフィーとまだ小さかった四人の写真。
士道、真琴、渚、そして江の兄凛。
四人で揃いあって笑った写真だった。
「昔、四人でとったトロフィーなんだけど、この間、凛にいらないって言われちゃって」
「(みんな、笑ってる....)」
「そう言えば、凛はこの4年の間一度も日本に帰ってこなかったの?」
「えっ?毎年お正月には帰ってましたけど?」
「そうだったの!?僕たちには何も連絡なかったよ。それひどくない....?」「....っ....」
「ん?シドー?」
「(ん....士道?)」
翌日
「と言う訳で、部活の申請用紙ゲットしました!」
「仕事が早いね。」
休み時間になり士道と真琴は渚と屋上で食事をした。
十香たちとは別行動として(十香は不安がってたが三人トリオ(山吹亜衣・葉桜麻衣・藤袴美衣)が十香を誘い出した)
「こう言うのは思い立ったらすぐにやらないと!えっと....[設立の目的は、水泳を通して紳士に鍛え学校生活のより豊かなものに、]」
「しかも、以外とそつがない....」
「部員はとりあえず僕たち三人。部長はやっぱり真琴だよね」
「いや、そこは士道だろう?一番速いし」
「速さは関係ないよ。向き不向きがあるじゃない?」
二人はもし、士道が部長だったらと想像してみた。
(さぁ!、1年生はプールサイドの掃除!2年生は塩素税の用意!3年生は!、ストレッチの後は、ミーティングだ!!)
(\\はい!士道部長!!//)
「ないな....」
「じゃあ、部長はマコちゃんで、副部長はシーちゃんってことで」
「....!おい勝手に話を、」
「まぁまぁまぁ、副部長と言うのはだいたい名前だけでやることないから安心して。」
「渚、」「何シーちゃん?マコちゃんも?」
「「その言い方は全国の副部長さんに失礼だ。」」
「....はい。後、会見は僕で、残りは顧問の先生!」
「どうするんだ?」
「えへへ、あまちゃんに頼めないかって」
「「あまちゃん先生に?」」
「クラスの友達にすごい噂を聞いちゃったんだ。」
職員室に行き
ターゲット(顧問)の場所まで向かった。
「ぇぇ....私は無理よ運動神経ゼロだもん。担当古文だし....」
「でも、噂で聞きました。去年まで東京で”水着関係”をお仕事してたって、」「....!?」
その瞬間、あまちゃん先生こと
「ちょっと!?声が大きい....!(誰に聞いたの?)」
「(同じクラスの梨本くんとか、)」
「先生、ひょっとして水着メーカーの社員だったりしたんですか?」
「えっ!?、まっ....まぁそんなところね....」
「っ!だったら是非!競泳水着のスポーツ工学的な側面からサポートしてもらえば」
「えっ!」
「もらえば!」
「えっ!?」
「「お願いします!」」
「......ぁぁ....そこまで言うなら....」
「ありがとうございます!」
「やったー」
江side
「松岡凛の妹です。兄に会いに来たんですけど、」
「あぁ。松岡君はまだ部屋に戻ってないみたいだね。」
「そうですか....」
江は鮫柄学園に行き兄の凛に会いに
「お邪魔しま~す。おっ!?(スゴーい....流石名門水泳部。そうごうきんも大胸筋も美しすぎ)....!」(キラキラ)
「やぁ、君かな?」
「っ!?」
「お兄さんに会いたいって言うのは。」
「あっ!はい。」
「っ!!、ちょっと待って、君....きゃわいいね....」
「あ....どうも。兄の松岡凛を探してるんですけど、」
「松岡?」
「....?」
「”そんな奴、うちの水泳部にはいないけど”。」
「えっ..?」
夜
「....」
凛はもうすぐ取り壊しになるスイミングクラブに侵入し壁に飾ってあった写真を眺めていた。
士道・真琴・渚side
翌朝
渚たちが水泳部を成立を願って職員室に呼ばれた。
「さて。預かっていました、水泳部設立の件ですが職員会議での慎重な検討の結果....」
「「「....」」」ゴクリッ
「見事承認されましたぁ!!」
「本当ですか!」
「すごい!流石元水着メーカーのOLさん!」
「まっまぁねぇ....私がちょぉっと本気出したらこんなものよ。ただし、部としての規定人数は”4人”だからあと”1人”をつれてくること。それと....実はもうひとつ条件あるんだけど....」
「大丈夫です!」「何でもやります!」
「えっと....この資料は....?」
「実は、最近この学校に盗撮するものがいるのよ。」
「はい。それは読んでみたらわかりますが、」
「俺たちが言いたいのは....」
「「”水泳部”と関係なくないですか?」」
「確かにそうね....でも君たちが水泳部を設立したのに更衣室で覗きもしくは盗撮やあるいは窃盗など、被害に遭われたら水泳部がどうなるのやら、」
「そんな人この学校にいる!?」
真琴の鋭いツッコミをしたときフッと士道は思い当たるかのように頭を抱え出した。
「......」
「士道?」
「いや、思い当たりがあってな。」
「えっ!?」
「最近、使ったタオルとか何故か、失くなったことを思い出してな、もしかして気のせいかと思ってたんだよな、」
「被害者一人いた!?」
「それじゃ、心当たりあったら伝えてね」
それから水泳部を成立して三日間調査した結果見つからなかったのでこの件を納めることにした。
後にこの件は再びやることになるとはまだ、士道は知らない。
翌日
真琴side
「あれ....誰かいる?」
真琴はいつものように士道を誘い屋上でお昼にしようと誘ったが、士道はプールサイドなどで掃除に行ったことを知らされたので一人で屋上来た。
その場所にいたのは時崎狂三と
二人は放課後の予定をたててるようで、楽しそうな空気だったので真琴は屋上から離れた。
渚side
その頃渚は、
「ねぇ!君!水泳部に入らない?」
「僕はもう陸上部に決めましたから。」
「ねぇ!ねぇ!一緒に楽しくスイムしようよ!」
「別に夏の授業になったらやればいいじゃね?」
「マジそれな!アハハハ....!」
「今入部すれば、もれなく女子の水着姿が大サービス!!」
(男子)『おぉ!!マジで!?』(女子)『(ギロッ!)』
(男子)・渚『ヒィッ!?』
ビクッ
「ダメだぁ~やっぱり誰も入ってくれない....」
結局誰も加入してくれなくて戻ってきた渚
「このままじゃ水泳部設立しただけで終わっちゃうかも....」
「そんなぁ~」
「「!....」」
それを口に出したとき士道の方に向いた。
士道は今、部屋を掃除していた。
「こうなったら!最後の手段あまちゃんに人肌脱いでもらおうよ!」
「人肌って....?」
「顧問があまちゃんだってことをもっとアピールして水泳部に入れば水着が見放題って」
「なるほど、文字通り人肌....」
「あ~・な~・た~・た~・ちぃ~」
「「ヒィッ!?」」
それを聞こえた天方先生はドアの前に立っていた。
「それやったら私、顧問降りるからね。もう!ぜっ!対!!に水着には成らない決めてるんだから!!いい?わかったかしら?」
「「....はい。」」
五河家side
「「「お邪魔しまーす」」」
士道たちはそのあと、
五河家で合同会議を行った。
真琴たちは手土産にシュークリームと飲み物を持ってきてくれた。
「ジュースここに置きますね。」
「....ありがとう」
「むうー....まさかシドーたちがスイエイブっとやらを始めたのは驚きだ」
「あはは....十香ちゃんはどうかな?一緒に水泳部に?」
「ん?私か?」
「そう!十香ちゃんの水着姿を使って加入してくれる....」
その言葉を聞いた士道は先ほどの天方先生同様に止めた。
「渚、今度は、十香を使って部員募集を考えてるなら、全力で止めるからな。」
「シーちゃんは僕のことどう思ってるんのさ」(プクー)
「まぁ、士道が言うのもしょうがないよ。さっきあまちゃんを使ったら怒られたようにね」
「聞きたいことがある。何故シドーたちは今年からスイエイブを作ったのだ?」
「えっ....本当は、凛にもう一度あって何があったのか訳あって確かめたいからって理由もあるんだ、」
「お兄ちゃんとですか?」
「この前、士道たちと一緒に鮫柄学園に行ったとき、凛ともう一度あってその時また、士道と競争し始めたんだ。」
「そうだったんですか....お兄ちゃんはきっとそこで負けたんですね。それでお兄ちゃん水泳がダメになったんですね....」
「いや、違うそうじゃないよ!だってあの夜の勝負は....」
この前
士道たちは鮫柄学園に無断に侵入しあげくには無断にプールを泳いでいたがこの学園に入った凛に見つかり、士道と競争を始めた。
「やっぱりすごいよ....士道」
「うん。ターンのたびに附けられてたリンちゃんとの差がもうあんなに縮まってる!?」
「(クソッ気配が振り切れねっ....!)」
「「....っ!?」」
「最後のターンに入る!」
「差は!?」「ほぼ同時....!」
「並んだ!?」「いや、ターンだと凛の脚力方が流離」
「士道」
「(....っ!見覚えのある景色....!
この感覚、
そうか、これでよかったんだ。
誰かに依存したり、共存する必要なんかない。
ただ、こうやって、水の中で静かに一人....)」
「シーちゃん」「士道」
「シャアッ!!」
「「「えぇー!?」」」
「「お兄ちゃん!?(シドー!?)が(勝っ)((負け))ちゃった(ですか!?)(のぉ!?)(のか!?)」
三人同時に発言されたのでどっちに頷けばいいのかわからない状態だと真琴たちは思った。
「そうだよ凛から聞いてなかったの?」
「何も言ってくれないから、てっきり負けて落ち込んでると思ってた」
「確かに、あんまり勝った感じじゃなかった....どっちかと言うと士道の方が....」
「お前の勝ちだ。よかったな、凛」
「「よかったな」....?」
ガッ
ギロリ
「それで、騒ぎを聞き付けた先生が駆けつけて来てさ、」
「でも、負けたのに変なの。」
「士道はきっと泳げればそれでいいんだよ。昔の士道に戻ったんだ。元々勝ち負けやとかタイムとか、そんなの興味ない奴だったから。」
「(お兄ちゃんもまた、昔みたいに....)」
「部員まだ、足りてないんですよね?」
「えっそうだけど....?」
「私も入部させてください!?
「えっ!?」「なっ!?」「ほんと!?」
「....お兄ちゃんを変えられるのは士道さんたちだから、私で良ければマネージャーとして皆さんのお手伝いさせてください!」
「私もマネェジャァ?とやらにやらせてくれないから!?」
「十香ちゃんも!?」
「ほんと!?それじゃこれで水泳部設立完了だ!!やったー!!」
真琴side
江と十香が水泳部に加入に入ってくれたあと、
色んな話をしてから時間は過ぎ始めたので士道は江と渚を家まで送っていった。
真琴は自宅に帰り、夕食で家族と話をした。
「えぇー!?良かったじゃない。それじゃまた、みんなで一緒に泳げるわね」
「そう。まだ、いろいろ準備とか大変だと思うけど、」
「あぁ!?それ僕の..とっちゃダメ!」「いっつも残してるでしょ!」
「ハムは食べるのぉ!」
欄が蓮の皿の上に乗ってたハムを無言で取り上げて喧嘩を始めた二人。
「コラッ喧嘩するなって、ほら、お兄ちゃんの少しやるから、」
「あぁっ!」
「お兄ちゃん欄にもぉ!」「ほら、」
「あはっ」
「そう言えば、真琴たちが通ってたスイミングクラブいよいよ取り壊しが決まったらしいな。」
真琴は夕飯を食べたあと、一人でスイミングクラブに向かった。
壊れかけの状態のままただ、ぽつんと佇む真琴に後ろから声をかけられた。
「辛いよねぇ~思い出がこうやって形が失くしちまうって言うのは、君も関係者か何かかい?まっ、時代には抗えれないってことだな。寂しいねぇ....」
その男性は、バイクに乗っておりその後ろにはピザの配達を終えたあとのようだ
体格は少し筋肉質が見える。
バイクに乗った男性はその目はとても悲しそうだったことは真琴は伝わった。
フッとそう思ってた時、真琴は何処かで会った覚えを感じた。
ジーッ
「....!?ひょっとして!」
「笹部コーチ!?」
「はっ!?」
「真琴です!橘真琴!」
「うおっ!?」
しばらく、お互いの顔を見て懐かしさが込み上げた二人。
「うははは!でっかくなったなぁ真琴!!」
「お久しぶりです!」
「まっ今は俺、ピザ屋のバイトだけどなぁお前もここの最後も見届けに来たのか?」
「笹部コーチも?」
「配達の帰りにちょっとな。他の奴らは元気にしてるか?」
「はい。士道も渚も同じ学校です」
「凛とも仲良くやってるか?」
「....はい。学校は違うけど、」
「オーストラリアから帰ったんだな凛、最後に見たとき随分落ち込んでたからちょっと心配してたんだよ。」
「落ち込んでた?」
「士道から聞いてないのか?確か、お前たちが中学1年の冬のことだ。
年末、閉館間際の時間に士道と凛がフラッとやって来たんだ。規制したらばったりあったとかで、」
「まさか、そこで二人が勝負を!?」
真琴は衝撃を受けた。
そう、中学1年の冬の頃急に士道は水泳部をやめてしまったことは知ってたがその事実は明確ではなかったため驚くことしか出来なかった。
「そう。それで士道があっさり勝っちまって、凛は偉く落ち込んでた。
それはそうだよな、水泳留学までしたのに何でだって、」
それを聞いた真琴はフッと士道のことを考え出した。
「......」
「うおっ?どうかしたか?」
「いえ....(そうかそれで士道は競泳辞めたんだ。凛を傷付けてしまったから....)」
しばらく、笹部コーチと分かれて考え事して決心した真琴は、凛に電話を掛けた。
トゥルルルルガチャッ
(ただいま電話に出ることが出来ません。ピーっと言う発信音のあとにお名前とご了見をお話ししてください。)
「凛?俺だよ真琴。俺たちさ、水泳部作ることにしたんだ。だから、凛も水泳部入れよ。何処かの大会でまた、一緒に泳ごう。」
凛side
(凛?俺だよ真琴。俺たちさ、水泳部作ることにしたんだ。だから、凛も水泳部入れよ。何処かの大会でまた、一緒に泳ごう。)
「お前に言われるまでもね。俺は水泳部に入るただし、お前らと一緒に泳ぐためなんかじゃねぇ....」
翌日
江と十香が水泳部に加入し、水泳部は設立出来た。
「それじゃ、水泳部の設立祝いまして、」
『カンパーイ』
プールサイドにはテストとして水がたまっていることを天方先生は伝えいた
「まだ、泳ぐには少し肌寒いけど、テストも予て、水を入れてみたから。あとは、これをみんなで、」
天方先生は
十香は初めて見たので士道に質問し始めた。
「?シドー!これは何だ?」「それは、”[
「お~!それはスゴいではないか!」
「それじゃ皆、それー!」
「えへへ」「えーい!」
ポチャ
日曹ハイクロンをプールに入れたあと、
ここから水泳部は始動したと
「いよいよ水泳部始動だね」
「まぁ、まだプールには入れ....!?ちょっと士道また、着てきたの!?」
「しっシドー!?何をしているのだ!?」
士道は水に漬かりたくて服を脱ぎ出した。
ジャポンッ
「士道まだ、早いよ冷たいって!」
「いいんじゃない、気持ち良さそうだし。」
「えへ、ほんとだ..って!?唇紫色!」
「早く上がらないと風邪引くって!!」
「行けーシーちゃん!!」
「だからダメだって!!」
「私、網持ってきます!!」
「「えっ網!?」」
(おまけ)
「....!」
「どうしたの?お姉ちゃん?」
「今、士道が服を脱ぎ出してプールを入った反応がした。」
「どお言うこと!?」
江「ところで”よしのん”って何なんですか?」
四糸乃「よっ....よしのんは私のとっ....とても大切な友達。」
よしのん「やっはー江≪ごう≫ちゃんもよしのんの魅力に誘われたのかなぁ?」
江「江≪ごう≫じゃなくて江≪こう≫だって!」
四糸乃(ビクッ!)
江「あっ、今のは怒ったんじゃないんだよ!?」
四糸乃「だっ...大丈夫です....」
よしのん「ダメだよ江≪ごう≫ちゃん四糸乃を泣かしちゃー」
四糸乃「じっ次回、[君とデート]」
江「だから~江≪ごう≫じゃなくて江≪こう≫だって!!」
四糸乃(ビクッ)
江「あぁあ!!ごめん!?」
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君とデート
二亜「だねぇ~」
作者(それじゃ....祝え、二亜)
二亜「はっ?」
作者(祝えと言っている)
二亜「....祝え!デート・ア・ライブ&デート・ア・バレット アニメ化制作ここに決定された瞬間を!....こんにゃ感じでいいかにゃ?」
作者(まぁ、いいじゃないでは、)
作者(今回はオリジナルを入れました。)
二亜「おっ待ってました!!」
作者(デート・ア・ライブのキャラをFreeの話を混ぜてるだけだと制作の手間がかかってしまうのでここでオリジナルを入れました。)
二亜「ってことは[君とデート]はもしかして私と少年との!!」
作者(それはないです。)(速答)
二亜「ちくしょう!!」
作者(この回は十香と士道のデートになりますので、もしかしたら今後もこんな風に作ります)
二亜「ところでさこの話ってまだ、出てないキャラいるけどどうするのさ?」
作者(あぁ、例えるならラタトスクのメンバーとかね、
ゲームキャラなどは一様考えてるけど、ラタトスクのメンバーは現在考え中ですちなみに出すのは簡単だがセリフで苦労するのは八舞姉妹かな)
二亜「今、すごいこと言ったんじゃない」
作者(だねぇ。あっ、この作品12月までに話が終わらなかったら12月頃に一時休止することにしました(笑))
二亜「もっとスゴいこと言いやがったよ!?」
作者(理由は単なる季節が寒いのに冬ネタ使うと曖昧になるしこの作品現在春頃の設定ですので暖かくなった時期に配信します)
二亜「勝手すぎない!?」
作者(まぁ、その間まで別の作品を作って配信する予定です。ちなみにこっちの話は別の作品作りつつこちらも作っていく予定です)
二亜「作者疲れてない?言葉の文章が理解してもらえない言葉がいっぱい出てる気がするけど。」
作者(作者は、半分限界が近づいてきたから)
二亜「最後のはいらない言葉だったよ!」
On your mark? Ready go!
「....」ゴクリッ
「?どうしたのだ?シドー?」
この時、夕日に染まる教室のなか生徒たちが部活を始めた中もいれば、下校する生徒もいる今、この教室は二人だけの空間になった放課後。
「おっ....俺と!....”デート”しないか?」
「ん?”デェト”?」
今、士道は十香をデートに誘ったのだ。
それは、午前中のことだった。
士道たちは登校してきたとき、何気ない会話をしていた。
「ヒロちゃんは水泳部どう、入ってくれる?」
「ひっ!ヒロちゃん!?」
殿町のことをヒロちゃんと呼ぶのは士道たちの一つしたの学年の[葉月渚]である
早く登校してから沢山の生徒たちに水泳部設立してから一緒に泳ぐ選手を募集を始めてからまだ、初日。
十香たちは加入してくれたが、二人ともマネージャーになってるため。
(正式に選手に抜擢になってない。)
つまり、渚はただ部員募集してるしかならない。
ちなみに、渚は折紙たちにも誘ったのだが、
「士道のマネージャーになるなら私は入る。」
「マネージャーとして良くないことだよ!お姉ちゃん!?」
っと今も、ふたりで交戦している。
士道は隣のクラス2年3組の耶倶矢と夕弦の瓜二つだが、色々話して見るとそれぞれ違う個性がある双子の姉妹を誘ったのだが、
二人ともスケットに来てくれるが正式に加入してないことが多いようだ。
そんな二人は、三度の飯より勝負好きだから加入してくれるだろうと思ってた士道。
「あっ!シーちゃん十香ちゃんおはよう!」
「あぁ、渚おはよう。」
「うむ!おはようだ!」
「なぁ、渚もし良かったら隣のクラスの[八舞姉妹]たちでも部員募集したらどうだ?」
「あはは、実はその[八舞姉妹]たちに水泳部に入らないか誘ったんだけど、二人とも「他の部が呼んでるようだからちょっと難しい」って言う意味で断れたんだよね....」
「そっ、そうか先走って悪かった....」
「ううん、そんなことより!このヒロちゃんとか水泳部にどうかな?」
「却下。」
「えぇー」「速答かよ!?」
「どうしてなのさ!」
「水泳関係なく覗きそうかと思って」
それを小耳に挟んだ女子生徒(十香以外)の反応が『あぁ~』と整列された。
「んなことしねぇよ!!」
「そっか....じゃあ他の人を探すしかないのかごめんね”殿町さん”」
「さっきまで”ヒロちゃん”って言ってなかった君!?」
士道たちが登校してから親しみを入れていた渚のちょっとしたいじりをした後、自分のクラス戻っていった
「五河と橘、お前たち水泳部を作ったのはいいがなぜ俺を誘わなかった。」
「広人お前....」
「水着を着けた女子生徒もいるんだろう?俺も加入させてくれ」「やっぱり加入なしだね士道。」「そうだな。」
「何でだよ!?」
殿町の発言でまた、女子生徒たちから冷たい目で見られながら『マジ引くわー』っと言われた。それと同時に学校の鐘が鳴り授業が始まった
そして、しばらくして授業が終えて、休み時間で殿町の発言で始まった。
「なぁ、五河?お前ってドンだけ女子生徒たちと関わってんだよ。(クソッうらやましいよ。)」
「何のことだよ?」
「惚けるなよ、十香ちゃんや超天才鳶一姉妹や八舞姉妹、更には妹ちゃんである琴里ちゃんの友達まで、お前ドンだけ手を出してんだよ」
「いや、士道は手を出してるわけではないけど」
「真琴は知らないからだ!」
「男子共が付き合えないのに!こいつは..女子生徒たちと付き合ってこの....クソッが!!」
「あはは..」
「なぁ殿町」「なんだセクシャルビースト」
「俺、誰とも付き合ってないぞ」
「えっ....?えぇ!?マジで!?」
突然のことで驚いた殿町の行動がなぜなオネェだったのはさておいて
「だけど、女子生徒から声かけられるけど士道が声かけるのって”十香ちゃんたち”とかその辺なんだよね?」
「あぁ」
「じゃあ十香ちゃんとも付き合ってないってこと?」
「......そうなるな」
「....お前、両刀だったのか?」
「「....」」
「....そんな答えまでたどり着くのか殿町。」
「えっ、ちょっ何その目怖っ!?」
「士道が怒る理由なんとなくわかるようなわからんような....とりあえず広人謝った方がいいんじゃない」
「橘!?士道の幼馴染みだろ!!」
それからチャイムがなるまで殿町は何処かに逃亡していった。
士道side
「....」
しばらくしてから士道は思い悩んでた。
士道自身は恋愛感情が無いわけではない
ただ、考えないようにしていたのかもしれない。
十香とはただ、買い物の手伝いや一緒に暮らすような関係を自分で作っていた。
それに十香を居候させたのは士道なのである去年の春
入学式を終えてしばらくたった時に
真琴とは離れた後、一つの手紙に”[夜刀神 十香]を”保護”して欲しいと示された内容の手紙が士道のところに潜まれていた。
妙なことだった
”保護”っと言う言葉、本来士道でも思うことがあった
うち間違えたのかっと思うこともあったが
後にその理由を聞いて、最初は戸惑ってしまう話だったが徐々にその意味をしり十香を保護する気持ちをもった。
最初はあった覚えもない気がしたがその者から言葉を聞いたことで士道は十香と再び再開をすることが出来た。
授業が終わりお昼頃になった頃
士道は真琴と共に屋上に行き渚と昼食をとった
「アムアムアム....うん!この来禅限定の[ミラクルコロッケジャムバターパン]!美味しーい!」
「なぁ、渚?」
「なーにマコちゃん?」
「ほんとにそれ....美味しいの?」
「ん?美味しいよ?マコちゃんもどう?」
「いいよ!いらないよ!?」
「えぇー!遠慮せずにー?」
渚が食べてるのはこの学校の購買の限定商品[ミラクルコロッケジャムバターパン]どうみても得たいの知れない味が混ざりあったようなパンを真琴食べさせようとしていた渚だった
「だいたい。うちの高校で何でそんなパン購買してるのさ!?」
「そんなパンじゃないよ。[ミラクルコロッケジャムバターパン]だよ」
「だから、そのネーミングセンスがどうみても美味しくないだろう!?」
「えぇー!」
士道と真琴は弁当だが、渚と言うと購買で買ったパンそれも何種類かもある
「シーちゃんもどう?この[ナンジャ!?ドリアンパン]と[スタミナクルニンニンパン]?食べてみる?」
「士道も巻き込ませるなよ!?」
「......いらない....!」
「えぇー!?こんなに美味しいのに....」
「「だから!ネーミングで美味しさが伝わらん!」」
「えぇー!うちの高校の購買の中で人気なんだよ!?
うちの高校には購買四天王とか言う人たちもこう言うの買うんだからね!」
「何なんだよ!?その四天王は!?」
「それは....僕もそこまでは知らないよ。けど、購買で自ら自称しているようだよ」
「うちの高校って変わってる人もいるだな....」
「そう言えば、シーちゃんが言ってた八舞姉妹の二人もあの購買で四天王たちと戦ってたんだぁ~その動きが無駄がなくて早かったなぁうちの水泳部入ってほしかったよぉ~」
「やっぱり、士道が誘えばきっと入るかも知れないよなぁ~」
「そんなこと二人に言っても断るって言うか....何か勝負を始めるって感じが想像するが。」
「あぁ~でもあの二人以外だと....折紙ちゃんたちとか誘うしかないよねぇ~」
「今朝から折紙の加入理由を千代紙がツッコンでたな気がしたが....」
そんな話をしていたところで渚がフッと話題を変えた
「ねぇシーちゃん?他に男子生徒とかいないの?さっきからクラスの女子生徒しか名前出てないし」
「っと、言われてもなぁ....」
「確かに、俺たちの知り合いって別のとこだし....」
「じゃあさ、話題変えてさ、シーちゃんって女子と知り合いって何人いるの?」
「ん~12、3人辺りだと思う」
「えぇ!?」
それを聞いた真琴が何故か驚いていた。
「スゴい!ハーレムだよ!!」
別の反応したのは渚っとそれぞれ違った反応が返ってきた。
「ねぇ!ねぇ!誰と付き合ってるの!」
「......ッ......」
「何故か、渚がこの話題に乗ったからどう答えたらいいか士道が考え出しちゃったよ!?」
しばらくしてから士道が口に出したのは
「誰も付き合ってない」
「えぇー!?嘘だぁー!?」
「広人の時と同じ解答か、」
「十香ちゃんとは同居してるのに付き合ってないの?」
「十香とは同居してる理由は色々だ」
「色々って?」
「....色々は色々だ。」
「むーこれは、固いなぁーどうです実況のマコちゃん!」
「えっ俺!?えぇ....っとぉ....これは、きっと何か口には答えたくないと思ってると思いますよ、解説の渚さん。」
「真琴!?お前まで!?」
最初は戸惑ったが真琴もちょっと面白そうっと思ったのか渚のノリに乗った
「では、士道さん!一体誰が本音何でしょうか!?」
「問い詰め過ぎだ!渚!」
「オヤオヤ、これはしぶといですねぇ~マコちゃん代弁お願い!」
「えっ!?、えぇ~と(「俺の考えを読んでんじゃねぇよ。」)っと思ってます!」
「そのまま!?」
「これは、しぶとい。どう動きます解説の渚さん。」
「しぶといのはお前らだ!!」
「はぁ....はぁ....はぁ....わかった。わかったから、しつこい質問するのやめてくれ。」
「ふう~やっと白状してくれるよ~」
「何か、スゴく後から後悔してきたよ。俺」
しばらく問い詰められた士道は結局誰が、本音なのか答えなきゃならなくなったのである。
「俺は、”十香たち”のことは好きだ。」
「えぇーそれが答えー?」
「もうこの話はおしまいだ。授業に遅れるぞ」
「もぉーズルいよシーちゃん!」
「ズルくなんかない。お互い様だろ」
「......士道....」
(俺だってわかってる本当は誰に対して心に動いてしまってることはだけど....)
士道の中ではあまりその気持ちを引き出さない方がいいと思いしばらく考えを切り替えた。
しばらく午後の授業が終わるまで士道は普段通り行った。
その後
一人、考え出した。
殿町や渚が士道が誰と”付き合ってるのか”
と問い詰められたことを
自分の中では、きっと気づいている
そして、この気持ちは、多分誰にも譲りたくないそんな独占欲が心のそこではあるんじゃないかと思い詰めていた。
なら、その気持ちは本当なのか
なら、その人に誘って行けるのか
一人で悩んで、一呼吸ついたときには、
決まっていた
声を掛けてみて、その誘いを受けてくれるかを考え抜いた。
それから時間がたち
真琴たちが先に帰った後、
夕日に染まる教室の中
二人だけの世界になった
「シドーどうしたのだ?帰るぞ。」
「あぁ....十香、その前に....少しいいか」
「ん?なんだ?」
「その、だな....」
十香とは二人きりになっても会話は途切れない
出会ってから1度も喧嘩したことがない
二人きりで買い物など行ったことがあっても
デートを誘うだけなのに考えると何故か言えなくなってた。
こんなにも難しかったのかと思っていた。
だけど、
このシチュエーションに合う場所にしかいえない
「....」ゴクリッ
「?どうしたのだ?シドー?」
「おっ....俺と!....デートしないか?」
「ん?デェト?」
「あっ....あぁ」
「デェトとはなんだ?」
「......プッハハハハハハ....」
「む?何が可笑しいのだシドー!」
「....いや、何かスゴく緊張が解れた気がする」
この1年間同居してなかそれを聞いて少し緊張した自分がバカらしく思えたのかもしれない
あぁ、この子と同居してからあの頃には無かったものも出来てるんだなって思えた
「それで、デェトとはなんだシドー」
「デートって言うのは男と女が一緒に出掛けたり遊んだりするものだよ」
「おぉー!ん?つまりシドーは私と遊びたいのか?」
「ん?まぁ、そんな感じかな」
「おぉーそうか、うむ!よい!よいではないか!!」
「そうか、喜んでもらえて光栄だよ。」
「シドー!今、行くのか!?」
「ごめん、明日でいいか?」
「む、何故だ?」
「明日は学校が午前中だけだろ?だから明日デートしたいと考えているんだ。ダメだったか?」
そのことを聞いて納得したように首を横に向き満面な返事をしてくれた
「うむ!!それなら、仕方がない!では明日だな!」
「あぁ」
「楽しみだな!」
「あぁ!」
「では、帰るぞシドー!」
「あぁ」
それから、十香と一緒に帰りながら学校に出た
帰りまで十香は鼻唄を歌うかのようにリズムに合わせて軽いスキップをし始めた
学校side
それから次の日になり
午前中で授業が終わり生徒たちは学校から出た後
帰るものもいれば、制服のまま遊びに行くものもいた
その中に士道と十香も制服を来たままデートを始めた
真琴たちとは授業が終わった後、分かれた
「なあシドー、デェトはどこに行くのか決まっているのか?」
「そうだな、この街でデートしないか?」
「おぉー!!うむ!それはよいな!」
「喜んでくれて光栄だよ」
「では!行こうではないか!!」
「おう!」
士道と十香は二人で天宮市の街でデートを始めた。
二人の行動を見逃さない者がいた
鳶一折紙である。
下校の時、千代紙に「先に帰って」っと告げて二人のデートをひそかに割り込もうとしてた
だが、その後ろに折紙の行動を見逃さない者がいた
千代紙である。
折紙に「先に帰って」っと言われ帰ることにしたと思わせ姉(折紙)の行動が怪しんだので後ろにこっそり折紙の後ろに追いかけた
そして、士道と十香二人がデートをしてるところを遭遇してしまい
その行動をひそかに見逃さない折紙を追いかけたのが正解だと思った千代紙である。
「でも、不思議だなぁ~五河君って十香ちゃんとデートしたことあると思ったけど、初めてなんだ....」
折紙の行動を見逃さない千代紙だが、士道と十香が初デートの行動を見て少し驚きと少し嫉妬した感じがあった。
士道・十香side
「おぉ!!ここに入ろうではないか!」
「十香そんなに食べに回りすぎではないか!?」
二人は最初は昼食しようと店に回っていたがどんどん十香が気になったところに行きそこの店で食べて
また、気になった店があれば入る
そんな繰り返しを行っていた。
士道もギリギリお金が残るか心配するぐらい
結構食べ回っている。
「十香!夕飯まで買えるぐらい残してくれよ....」
「うむ!これでもまだ前菜にもなるぞ!」
「おっ、おうそれならいいのだが....(十香が食べ回るっと思って銀行からおろした金何れぐらいもってくれるか心配だなぁ....)」
二人が食べ回っている後ろを見ていた折紙はどこか殺意を出すかのように鋭い目を作っていた。
「......」
その折紙の行動を監視しつつ十香の食べっぷりを見た千代紙は内心驚いていた。
「(十香ちゃん一体どのくらい食べるつもりなの!?)」
「十香?次はあそこに行こう」
「ん?うむ!行くぞ!」
士道は次のところを食べ回る店より、他のところに向かった方がいいと考えた
「おぉ!ゲェムセンタァか!」
「あぁ!行こうか!」
「うむ!」
ちょうど目の前にゲームセンターが見えたので十香と一緒にゲームセンターに足を運んだ。
折紙はゲームセンターに向かった二人に目に入り二人を追った。
千代紙は折紙がゲームセンターで二人の邪魔をするのだろうと思い折紙の後ろから追った。
「十香、このクレンゲームやりたいけど一緒にやらないか?」
「む、しょ、しょうがないなぁシドーがやりたいなら構わんぞ」
なぜ、士道が十香に誘ったのかと言うと
ゲームセンターに入ってから色んなゲームを見て回ったときに十香はクレンゲームに目に入りそこで立ち止まったから何を見ていたと後ろから見たとき、
以前真琴と蓮と欄と一緒にゲームセンターでもらった景品のきなこパンクッション出会った
そのときは十香とは一緒ではなかったことがあった
何せ、あのときはお互い中学生と考えた方がいい
そのときは、まだ十香とは”再開”していなかったのだ。
「いいか、十香。俺の合図でボタン離すんだぞ」
「うむ、わかった!」
士道が最初にボタンを押して距離を確認してボタンを離した。
そのつぎに十香がボタンを押して士道のタイミングを見計らっていた。
「まだだ、まだボタンを押したままだぞ、」
「....うむ」
「!今だ!離せ十香!!」
「フンッ!」
タイミングもバッチリ二人の阿吽の呼吸でアームがクッションを掴んでくれた。
「おぉ!」
「まだだ!落ちるまでは勝負」
「!うむ」
アームがクッションをアコンでからまだ落ちなかった
そして、アームはクッションを落としてくれた。
そのクッションは穴に綺麗に落ちてくれた。
「おぉ~!」
「良かったな十香」
「うむ!ありがとうだ!シドー!!」
その満面な笑みで感謝した十香にドキッっと感じた士道は返事を忘れるくらい見たとれてしまった
「?シドー?」
「えっ、おっ、おう!どういたしまして..」
ドーン!
『キャアアア!』『なっなんだ!?今の音』『お客様どうなされましたか!?』
『えっ、今、あの子壊さなかった?』
『まっ、まさかーあれを壊せる腕じゃないだろう』
『だっだよなぁー....』
二人の行動を見て殺意を強くした少女はクレンゲームを一撃で破壊した。
壊れたクレンゲームには煙がたっていた
「あわわわわ!?おっお姉ちゃんやりすぎだよ....!?」
それを後ろから見ていた少女は驚くことしか出来なかった。
それから、士道と十香はとある公園まで向かった
黄昏時の夕日。
聳え立つ二人このシチュエーションを計算してここまで来たのかと思うくらい夕日が綺麗だった。
十香と士道は夕日に黄昏ながら色んな話をした今日のデートで食べ物屋に回ったことゲームセンターで景品を得たこと何気ない会話だが十香は嬉しくて聞いていた。
「今日のデートはどうだったか十香?」
「うむ!スゴく楽しかったぞシドー!」
「それは、俺も誘えて良かったと思えてなりよりだよ」
「良いもんだなデェトとは」
「そうだな。」
そのやり取りを後ろから見ていた折紙は何処から持ってきたのかわからんが、スナイパー型のBB弾を構えていた。
この位地なら今、十香に当たるところになる
だが、その行動を読んだものが今、折紙が十香に向けてる方向とは違うところでパチンコ構えた千代紙がいた。
誰かが見たら天使と悪魔が争ってるにしか見えなかった。
「シドー今日夕餉はなんだ?」
「そうだな、リクエストはあるかな?」
「そうだなぁ~オムライスがいいぞ!!」
「わかったそれじゃ、....ッ!?」
それを何処か十香を狙ってると気づいた瞬間士道は咄嗟に十香抱き抱えて前に転がった
士道の行動は的中だった折紙が放ったBB弾は十香に向かっていたが、その時に同時に千代紙は折紙が放ったBB弾をパチンコで放った
お互いはぶつかったもののきっと十香にも当たると思い士道は十香を抱えて前に転がったのだ。
その時、前に転がったせいか
「「ッ!?」」 『『あっ!?』』
二人は初めて唇と唇を合わさったのだった
こんなシチュエーションをいきなり起こったのは二人は驚きだったのだ
硬直状態しばらくしてからお互いは唇を離した
「なっななな何をしてるのだシドー!?」
「すっすすすすまん!!何か向かってたから咄嗟に転がって!?」
「向かってた?これはなんだ?」
「BB弾とパチンコ?(何処に狙っていたんだこれらは....?)」
「しっシドー....」
「あっああそうだった十香大丈夫だったか?」
「うむ!平気だそれより....」
「?」
「また、デェトに連れてってくれるか?」
その言葉を聞いていた士道は
「あぁ、いつでも連れてってやるよ」
「!....」
その言葉を聞いた十香は微笑みをくれた。
十香「シドー!シドー!」
士道「なんだ十香?」
十香「この次回予告を読んでほしいと言われたがこれはなんだ?」
士道「これは、!?」
士道・十香「「次回[部員募集!]」
士道「今回は予告が短いな....」
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部員募集!
短編になってるので、ゲスト(キャラ)出してません
でも読んで欲しいです)
(そして、前回何か雑な話になってると思わせてしまってるい読者さん、すみません!!!!!)
○| ̄|_
(次回から
改めてやります。)
On your mark? Ready go!
「緊急水泳部会議ぃ!!!!」
渚たちは屋上で考え始めた。
「えぇーそれでは今回、どうすれば水泳部の部員が増えるか考える会を始めます。何か、いいアイディアある人」
「う~~~~ん......」
「........」
「......えぇ~、誰もいないのじゃあ、僕から!」
「入部得点にイチローをノーマルバージョンから水着バージョングレードアップ、さらに、女の子水着バージョンも完備さらにさらに!スーパーセクシー水着で男の子のハートをゲッチュ!」
「誰も欲しくないだろう。」
「じゃあ、こうかな?」
何故かセクシーを通り越したイチローの人形を想像した。
「だから何故そうなる!?」
「えぇ~」
「じゃあ、シーちゃんは何かいいアイディアないの?)
「......」
「マコちゃん代弁してあげて!」
「ジィー....?「鯖が入ってない。」」
「あー!二人ともお揃いの弁当だぁーなんで?」
「昨日の夜、家で士道たちとゲームしててそ遅くなったから琴里ちゃんたちは先に帰らせてたけど士道は蓮と欄に捕まってそのまま留まってもらったんだよ。
それで、朝母さんが....」
「いーなぁーみんなでなんのゲームしてたの」
「みんなの時は[ゆるゆるカート]をやって二人の時は[とびだせ!深海生物]
日本海溝のそこに深海生物の村を作るゲームだ
時々現れる[オオクチンホソイソンくん]目から放たれる光以外がずっと真っ暗で、まるで水の中にいるような感覚を味わえる新感覚ゲームだ。」
「それって、面白いの?」
「家の妹たちがお気に入りなんだよ。」
「いいなぁ~マコちゃんたち家の兄妹たち仲良くて」
「渚のところをお姉ちゃんいるだろう?」
「うぅん....家は昔から一緒に遊ぶって言うよりお姉ちゃんたちにおもちゃにされて遊ばれてたって」
(うわぁは~ん!!)(渚全部かわいい)(やめて!)
「あはは....」
「やっぱり渚は男兄弟って憧れるのか」
「うん、ちょっとだけね....!良いこと思いついた!シーちゃんを双子だったことにして改めて水泳部に入ってもらえば!」
「すぐにばれるって!」
「えぇ~じゃあマコちゃん他にいいあんある?」
「うぅ~ん....」
「うぅ~ん~....!」
「うぅ~~ん~~....!!....はっ!ポスターに目で引くとか?」
「普通だねぇ」
「うるさいなぁ!」
「つまり、こうやって」
「うむうむ....」
真琴たちが作ったポスターは4コマだった。
後に士道は知り合いの漫画家に読んでもらい
笑いながらダメ出しされ、
結果、さらに面白い内容になった4コマになったものの何故か、水泳部とは程遠いポスターになった。
翌日、水泳部のポスターとしては面白かったと思ってくれる人は
半数に増えたが
漫画研究部に誘われ、
結局、水泳部のポスターを真琴が書いた4コマに変えて貼ったが
「....こないなぁ....」
「来ないね....」
水泳部に加入するものはいなかった。
作者(次回[理論のドルフィンキック])
※・おまけ・※
作者(ここからはただの作者の呟きです。
新しい作品を作る予定で打ち合わせした中で
とある作品の中で合体ロボ作品を作るか
もしくは、士道と十香のイチャ作品を作るか
※ネタバレキャラ※
の澪と真士のイチャ作品を作るか話をしていていました。
一様、
[FREE・A・LIVE≪フリー・ア・ライブ≫α版]は続けますが12月からしばらく休止なので、
休止に入ったあと
他の作品を配信したいので
暖かな気持ちでご期待ください)
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理論のドルフィンキック
明けましておめでとうございます今年もよろしくお願いします
作者(なわけあるかぁぁぁぁぁ!!!
明けましておめでとうございます今年もよろしくお願いします
どうみたって頭痛が痛いって言ってるだろうがこのバカちんがぁ!!!)
狂三「いえ、そもそも貴方が勝手にこの文書いてるんでしょうが」
作者(何を言う!エロm....)(弾)
狂三「人を癡女呼びするとはなんてハレンチな人なんでしょうか」
作者(あっぶっないなぁ~(゜ロ゜;)
狂三「私をそのような呼び方するのであれば今度は肉の塊もないお姿になっていましたわよ」
作者(あっはい....ところでさ新型コロナウイルスが起こった時何してた?)
狂三「その時、私たちの本編完結迎いましたよ」
作者(いやいや、そっちじゃないよ)
狂三「どういう事ですの?」
作者(そうだねぇ~例えるならゲームやってたとかゴスロリコスチュームを着ながら一人ファッションショーとかエロい格好をsっ......)(弾)
狂三「それでは、久々の作品を読んでる皆様、もしくは読んだことない皆様このFREE・A。LIVE<フリー・ア・ライブ>は士道さんたちの水泳と友情と絆の物語
キヒヒヒヒヒ
それでは行きますわよ」
On your mark? Ready go!ですわ!
作者(狂三に撃たれた身体は再生するのに本の数秒かかるから面倒なんだよなぁ)
狂三「あなた、人間ではないのですか」
作者(作者はこの世界では死なないよ)
「ヘックッシッ....!」
「!....大丈夫かシドー?」
「ほら、ティッシュ」
「ありがとう」
士道は先日水が溜まったプールに入っていたたがその水はまだ冷たくて入れる温度ではなかったのだが士道はプールに飛び込み泳いでいた。
たが、しばらくの間士道は風を引いていなかった。
急にくしゃみをしたから真琴はティッシュを差し出した。
「誰か、噂している...」
「それっきっとリンちゃんだよ!」
「いや普通に風邪だよね?....まだ4月なのにプールで泳いだりしたから」
「プールで風を引くやばじゃ、ヘクシッ」
「あぁ、
「「っ!」」
「どうかしたのマコちゃん?」
「いやぁ、何でもないよ。でもそっか、これで大会でまた会えるよね。」
「うん!出ようよ大会!それでまたリレー泳ご!」
「俺はFreeしか泳がない。」
「それってリレーに出ないってこと?そんなこと言わずにさぁ....」
しばらく沈黙になり
意地でも主張するために渚は
士道に頭をすり寄った
「ねぇ~....」
「だいたい、リレーやろうにも“3人じゃ足りないだろう“」
「あっ」
「確かに」
水泳経験者だから理解出来る
だが、十香は分からなかったようで士道たちに聞いた
「3人では出来ないのか?」
「出来ない。」
「むっそうだったのか」
「ってことやっぱり、“あと一人部員“を見つけなんないってこと!?」
「そう言うことだ。」
「私はダメか?何でもするぞ!」
「すまん。十香気持ちは嬉しいがこの大会で男女競合出来ないんだ」
「なぬ!?では、本当にあと一人部員必要ではないか!」
渚side
「あと一人かぁ~とは言っても今さら難しいよなぁ声かけても全部断られちゃったし....?」
電車の座席に座って思い悩む渚でフッと手摺りに立つ青年に目が入った
「竜ヶ崎君?」
「......」
「電車通学なんだぁ」
「えぇ」
「....あぁ、ところでさ同じクラスの友達としてお願いが「水泳部は入りませんから」あれ、まだ何も言ってないのに何で!?」
「ちょっと考えればわかります。
・その紙袋の中の部員募集ポスターと
・そして、おそらく入部得点と思われるイチローストラップ水着バージョン
前にも言ったと思いますけど、
僕はすでに陸上部入ってるので」
彼はそう言って
「うぇ!?何で駅次だよ!?」
彼は全く最寄り駅とは違う駅で降り始めた。
驚く人は渚のみ
そして、数分後
「すごい毎日一駅ぶん走ってるんだぁ~」
「あの~近いんですけど..」
彼は服装を変えて田んぼが回りにおおわれてる中1人でランニングしながら渚たちと同じ学校に向かっていた。
「ヘクシッ....早く泳ぎたい....」
「ダメだぞ!昨日みたいに水に入ったら今度は一大事かもやしれんからな!」
「うっ....」
士道は水面を見ながら
呟いたら、十香が士道の行動を見張るように隣で見守っていた。
渚と真琴そして、江は室内でやり取りをしていた。
「うぉ~オフシーズンはここで泳げるの!?すごい!」
チラシの内容は今、士道たちの高校は屋内プールがなく江はそんな3人が水泳出来るように探し始めていた。
「でしょ!うちみたいに屋内プールがない学校はこういう場所を借りて練習すればと思って..」
「士道先輩?」
じっとチラシを見つめながら少し晴れやかな気持ちになった顔をした士道はフッと
「お金は?」
「そこは、もちろん!部費で!」
「なるほど」
「この事務、まともに入会すればかなりの高いよそれが部費で使えるなんて....「これこそ、水泳部作った真の目的..」って思っただろ?」
「う、うるさい....」
それから、士道たちは職員室に入り
顧問の天方美帆にこのことを相談しに行った
「そんなの無理に決まってるでしょ?」
「えぇ....何でですかぁ~」
「何でも何も、当然ですよ実績もないのにそんな部費出ないですよ」
「『働かざる者食うべからず』ですよ」
「それは、ニュアンスがちょっと違うんじゃ....」
「プールは食べれないですぅ~」
「プゥルは食べれないですぞアマちゃん先生ぇ....」
「それは、つまり実績を出せばいいってことですか?」
「そうですねぇ....部費をたくさん得るにはそれが一番それが手っ取り早方法ですが..」
「実績..(ボソッ)」
「それじゃあ、夏の大会で記録を出せば!、」
「2学期の予算会議で申請が通るかもしれませんねぇ....でも会議でアピールするならせめて、゛選手4人゛いないと弱いですね..」
「4人で出来なければ意味ないのか....」
「選手....あと、1人で....泳ぎ放題....っ!」
『えっ?』
「....シドー?」
「なんかシーちゃんがヤル気満々に!」
「士道?」
「あっ、止まった」
職員室からでた士道は目の前に立ち話をしている男子生徒の方に歩いていた
「あれ、引っかけ問題だね」
「あぁ、僕もそう思う」
「なぁ、これをやるだから、水泳に入る気ないか?」
『入りません....』
あっけなく士道のスカウトは失敗したことを4人はただ見ることしかなかった
「あちゃー」
「ダメだ....あれが今の士道の精一杯....」
そんな、士道の落ち込みを男子生徒が逃げ去った方から一瞬で士道の方に駆けつけた少女がいた。
「士道?」
「折紙?」
折紙は今、士道がつまんでいる物をジッと見ていた
「それをくれるの?」
「あぁ....水泳の選手として入ってくれるなら」
今となっては、誰でもよくなった気がした士道は折紙にストラップをあげた
だが、士道たちが必要な選手は男性だと言うことを忘れてはいない
「わかった。」
「いや、だがな゛選手は男性゛が必要だからな」
「問題ない。」
そう言った折紙はブレザーを一瞬で脱ぎ始めそして、士道はブレザーに手にかけた
「ちょ、ちょっとまって!何で折紙ちゃん脱ぐの!?」
「今から男性を作れば問題ない。」
「大有りだよ!」
真琴がとっさに止め始めたことで士道はなんとか間切られた
「ってか、そんなことしても選手どころじゃなくなるから!」
「折紙!止めるのだー!」
それから、十香も間に入り口論は続いた
「うーん....やっぱりもっと派手めにすればいいのかなぁ~」
渚は降板のポスターのイラストにインパクトも必要など考えてるなか
下駄箱の方まで本を読みながら歩く青年に目に入った
「....!あっ、待ってよ竜ヶ崎君」
渚と同じクラスの竜ヶ崎だった
「ねっ一緒に帰ろうよ!水泳のこととか話ながらさ?」
「これから部活なんで、あと、いくら話しても....゛水泳部には入れませんから゛」
「竜ヶ崎君....連れなぁい....?....!」
「こっち!こっち!」
「なんだよ....」
「もうね間違いなく一押しなんだよ!」
「゛陸上部゛?」
「耶倶矢と夕弦を入れるのか?」
「だったらダメだろ?」
「ほら、あそこ」
『?』
「これって運命だと思うんだ!」
「誰を指してるのだ?」
「ほら、あそこのメガネかけている人だよ十香ちゃん!」
「おぉ、あやつか!」
「中学で水泳部だったのか?」
「すごい記録を持ってるとか?」
「名前だよ名前!」
『名前?』
「そう..゛
「そこッ!?」
「うん!」
「私は男じゃないよ!」
「あっ、ごめん女の子なのに男の名前だったね!」
「だからそう言うの意味じゃなくて」
「まぁまぁ....落ち着いて....」
「もぉ.....でも....確かにすごい三角筋....」
「そこッ!?、そんないい加減理由でいいの!?」
「いい加減じゃないですよ!」
「次、竜ヶ崎!」
「はい」
「そうだよマコちゃん!そう言うのフィーリングだよ!」
「おっ始まるぞ!」
「バーの高さ4m.20 助走速度:√ 踏みきり加速:a 重力人:gボルの長さに重心をhにした場合入所角度」
彼は回りに耳に入らないが口がパクパクと動いて何かを口に出しながら集中していた
そして、
飛び込んだ
美しいフォームが棒の上に
そしてマットの上に着手した
「スゴい綺麗なフォームだぁ」
「あぁ」
「アレなら飛び込みも上手そうだね」
「はい、上腕三頭筋も綺麗」
彼らは竜ヶ崎怜という生徒を驚いた
渚side
電車が来るまで駅の椅子に座っていた渚はジュースを飲みながら誰かを待っていた
そして、ターゲットが階段に下りてきた
本を読みながら階段を下りてる所はまるで
受験直後
「オーイ怜ちゃ~ん」
「怜ちゃん!?....」
「僕のことも渚って呼んで」
「呼びません!第一そんなに親しくもない」
「じゃあ、これから親しくなろうよ水泳部にも入って」
「入りません」
「僕は美しいスポーツしか興味ありませんので。」
「陸上?」
「えぇ、中でも棒高跳び美しさを際立つスポーツだぁ...理論と計算によって完璧なフォームを導き出すことが出きる」
「難しいことは分からないけど、掛け持ちでもいいよ!棒高跳びって腕筋使うでしょ?水泳ってちょうどいいって思わない!」
「掛け持もしません。そもそも人類は陸上に生きるために進化したんです。それを何故また、退化する方向へ遡り水の中でスポーツしなければならないのか...意味がわからない!!!!」
「そもそも水中は空気中の12倍~13倍の粘性抵抗があるんだ!」
渚はまた、一つ竜ヶ崎怜のことは知る一つになった
翌日、昨日見学した相手がとても捕まらないことを2年4組の教室で士道の机に囲んで語っていた
「ダメだった....どうしても「うん」って言ってくれない怜ちゃん水が嫌いみたい」
「そんなやつはほっとけ水に入れるな」
「そんなこと言ってると、誰も入ってくれないよ!」
「私は入る」
「そしたら、冬はひたすら筋トレとマラソンだよ」
「私は士道がいるだけで構わない」
「いいのシーちゃん!本当にいいの!」
「何も水泳をこだわるだけじゃないもし水泳が出来なくても私の中にあなたの「さっきから折紙ちゃん入ってない!?」」
何気なく入り込んでいる折紙を真琴しかツッコム者がいなかった
「嫌だ....っ!」
「はははっ....」
もはや、渚と士道の空間で折紙の性欲も気にもしなかった
「やっぱりあまちゃんにお願いして人肌脱いでもらうしか...」
「無理だろ「絶対に水着にならない」って言ってるし」
「ふぁっ!だから逆に」
「逆に」
「『スゴい入部すればアマちゃんとマネージャーの水着乱れ放題』」
「「その重要はあるのか?」...っ!」
「A・NA・TA・TA・TI?」
『ゴメンなさぁーいぃ!!』
教室で叫ぶ水泳部の二人
「なぁ、士道...」
「んっ?....」
「どうした真琴?うかがわない顔をして?」
夕日に染まる帰り道三人で帰ってる中真は士道に問いかけた
士道の隣で見ていた十香は真琴の表情に気になり出した
「何か、大会に出るって流れになってるけど士道は本当にいいんだよね?また、凛と勝負するようになってもて...それでまた、凛に...勝つようにことになっても...」
「.......」
「ん?誰から聴いたのだ?」
十香はふとその事に気になり出した
「この前笹部コーチとあって...」
「シドー....真琴....」
笹部と言う男が何か知ってることはなんとなく察した十香だがそこまでのことは釘を刺さなかった
「"昔の事だからな"それに、」
「あいつもまた泳ぐ気になってるそれでいい」
「うん」
「そうか....話を変えるが今日の夕餉はなんだ?」
「そうだなぁ?....」
「バーの高さ4.m.30助走速度a踏み切りにいる加速aを変えないまま、ボルの重心の変化を全てを1エネルギーを置き換えることを糧...ふぅ...んっ!」
陸上部で怜自分のフォームを集中していくと口に出す計算を誰もを耳に入らない声で呟いていた
怜はタイミングがなのかそれとも足の脚力が足りなかったのか
「....っ!?」
バーに転倒
「竜ヶ崎お前頭で、計算して飛んでるだろ?」
彼の計算癖を知ってたか部長らしき人物が声を掛けていた
怜の心配ではなく
怜のよく頭で計算する行為をダメ出しにしか聞こえないかもしれないが彼なりのアドバイスかもしれないこと
「確かにフォームは完璧だが、ただそれだけだ型にはまりすぎてる」
「でも僕は」
「まっそう言うタイプの選手だってことは分かるが今のまま間じゃ記録は延びない」
「!....っ」
「本日は皆さんに良いお知らせをします!」
「なんと、鮫塚と合同練習を取り付けてきました」
『おぉ!!!!!』
「えっ本当!」
「ひょっとして凛でも頼んだの?」
「お兄ちゃんに頼んでも、聴いてくれないのでここはストレートに部長さんにお願いしました」
『合同練習?』
『あっはい』
『いいじゃないか!是非やろう!』
「さすが美蔓マネージャー
表情の裏で「いい加減に
「ってことはあの鮫柄の屋内プールで今度は堂々と泳げるのかぁ」
「あっただし、合同練習と言うからには裁定4人必要言われました...」
「それじゃあ当日までに何としてもあと、一人入部してもらわないと....せっかく
「!色仕掛けじゃない!!」
「えっ違うの?」
「当たり前でしょ?」
鮫柄side
「合同練習?聴いてねぇぞ?」
「部長が決めたらしいですよ」
鮫柄水泳部ランニングで体力作りを中
先日部長から聴いた事を凛に伝える一つ学年下の似鳥愛一郎
「先輩の妹さんが来禅の水泳部にいるんですよね?部員は五河士道・橘真琴・葉月渚二人の共通点は女の子みたいな名前をぃ"っ!....すみません」
「なんで知ってんだ」
「僕もあの大会に出てましたから
松岡先輩は小学校最後の大会だったんですよね?
僕は予選で落ちちゃいましたけど」
「あの時のレースは本当に素晴らしかったですぅ!」
「ヘックッシッ!」
「コラッ!シドーまだ直ってないのに外にいすぎだぞ!」
「.....やっぱり誰か噂している」
「ん?何か言ったか?」
「別に」
「むぅ....そうか」
「待ったレイちゃん!」
「何なんですか」
「僕も一緒に走っていい!」
「付いてこれるならどうぞ」
「....!うん」
「懐かしいなぁ~小学校の時もシーちゃんとスイミングクラブで走ったんだぁ~シーちゃんも「俺に付いてこなれるなら..」とかクールに言ってさぁ~」
「誰ですか?シーちゃんって」
「あっそっち?」
「了見は何なんですか?」
「うーん何って言われると水泳部に入ってほしいなぁってことなんだけど合同練習にあと、一人どうしても部員欲しいんだぁ~」
「.....なんでそんなに僕にこだわるんですか?」
「男なのに女の子みたいな名前だから」
「そんな!理由ですか!?」
「うん、」
「はぁ....」
「でもやっぱり、一番の理由は綺麗だったからかな。」
「はぁ?」
「棒高跳びレイちゃんが飛んでるところスッ....ゴク!綺麗だったんだよね!」
「......!///」
「そんなもの僕はただ、理論と計算で飛んでるだけだ.....」
「でも、そう言うの誰にでも出きる訳じゃないよ、僕なんかスゴい苦手だしさ....」
「......」
「だからさっ!水泳も理論と計算でかっこよく泳いでみて欲しいんだ!」
「無理です水の中を手足をバタつかせながら進み、酸素を吸おうと必死に踠いて水面から顔を出すそんな姿が....!」
「美しい訳がはない!」
「そうかな?でもシーちゃんの泳ぎは"綺麗だよ"」
「....っ!また"シーちゃん"ですか」
怜は前に向き直してまた走り始めた
「あっ待ってよ!」
それに付いていく渚
来禅高校に付いたあと
渚は膝に付いて息切れしていた
「はぁはぁはぁはぁ....」
「何やってんだ?」
「はぁはぁはぁはぁシーちゃんマコちゃん十香ちゃん」
「あぁ、レイちゃん!」
士道たち2人の後ろに怜が近づいてきたことに気づく渚
「あなたが"シーちゃんさん"ですね?」
「"ちゃん付けの上にさん付けは"やめろ」
「どうかしたの?」
「仮入部良ければその合同練習に行ってもあげてもいいです}
「えっ?}
「ふえっ?」
「えっ本当!」
「ただし、条件があります」
「条件とはなんだ....」
「"僕は泳ぎません"」
「やっぱり屋内いいなぁ....」
「....!さすが強豪校の....でも」
「何から、こう久々だね。」
「そうか?」
「おぉ、ここが男子校の鮫柄校かぁ~」
『おぉぉぉぉぉ!!!!女子が二人キタ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━!!!!キタキタキタカタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタ』
『うるせぇぞ!一年!』
「やぁ、よく来てくれたね」
『よろしくお願いします』
「あぁ、君士道君だろ?小学校時代県の大会で何度か優勝してるよね?噂はよく聴いてたよ覚えてないかもしれないけど君が優勝していた天宮地区大会じゃあ俺は準優勝だったんだ、50mのターン時、抜かされたことは今でも覚えてるよ」
「なぬっ!シドー強いのか!?」
「あぁ、先輩どうしたんですか?」
「別に....」
「あっ、お兄ちゃん!」
「江何余計なことをやってるんだ....」
「リンちゃ~んまた一緒に泳げるね今日はよろしくねぇ!」
「一緒に?へっ、お前たちじゃ相手にならねぇ」
「お兄ちゃん....」
「ぬっ?アレがリン....」
「何なんですか?アレ」
「まぁ、色々あってね」
「......」
「どうかしたの十香ちゃん?」
「いや、何か初めて会ったのに"何か辛そうだな...."」
そのあと集まった鮫柄一年と来禅水泳部
三年の部長
御子柴清十郎が今回のやることを伝えた
「今日のところは内の一年と一緒と練習してもらおうと思う」
「ヨシッ!それじゃあ一本づつタイムトライアルで始めようか、ん?そこの君早く水着に着替えて」
「いや、僕は....」
「すみませ~ん!彼、水着忘れちゃったみたいでへへへっ」
「ぬっ?そうなのか」
「はぁ?一体何しに来たんだ内にある予備の水着を貸すから早く着替えて!
「えっ」
「おい!似鳥!」
「はいっ!こっちです!」
「いえ、僕は」
「早くしてください!また、怒られますよ!」
「ちょっ!、僕、泳がn....!」
「あちゃぁ~」
「泳"が"な"い"と"約"束"し"た"じ"ゃ"な"い"で"す"か"?」
「大丈夫タイムトライアルって言っても練習だしちょっとぐらい遅くても平気だから」
「だから、そう言う問題じゃなくて」
「あっマコちゃん泳ぐよ」
『ヨーイッ』
\ピッ/
「聞いてるんですか!」
「?」
(やっぱり気になるんだ)
「次、僕だね」
『ヨーイッ』
\ピッ/
『どんどん行くぞ次準備しとけよ』
「次、龍ヶ崎の番だよ」
「!だから、僕は...!」
『おい次早くスタート台に行け!』
『次の人早くお願いします!』
「まぁ、ここまで来たらさっ」
「......っ分かりましたよ!」
「水をナメるなよ」
「ナメてません!」
(問題はない水面からスタート台までの高さ約50cm、加速をv水面への流砂各Θ水の粘性抵抗rとした場合....}
「....」
(計算によって求められるスタート台を蹴る強さと)
『位置について』
「綺麗なフォームだ」
「......」
『ヨーイッ』
(腕の角度は..!)
\ピッ/
『えぇぇ~~』
『えぇぇ~~』
「......」「......」「......」「......」「......」
『.......』
全ての時が
THE WORLD<世界>時を止まれ!
と言わんばかりか回りの沈黙状態
ただ、波の揺れが収まってないことが
時を止まってないこと
そして真琴がやっと口を開いた
「......あれ....浮いてこないね....?」
「ちょっ!不味いんじゃ!」
「シドー!?」
「大丈夫か!?」
「プハッ!!ゲホッゲホッゲホッゲボッ....」
『........よかったぁ~』
「手伝うぞシドー」
「大丈夫か怜?」
「て言うかレイちゃん泳げなかったんだ....」
「....っ!そうだよ!悪いです!だから僕は泳がないって言ったんだ!」
「それなら最初に言ってくれればよかったのに」
「言えんわけないでしょ....金槌だなんて....僕の美意識に反する....っ!」
「レイちゃん....」
「鮫柄には俺の方から上手く言っとくから無理言って悪かなったな」
「おっ士道が泳ぐぞ!」
『位置について....ヨーイッ』
\ピッ/
「....!」
何かが感じた
怜の瞳に写るのは
「おぉ....!シドー綺麗だぁ」
「やっぱり綺麗だね」
「どうかした?」
「....!いえ、なんと言うか....」
泳げない自分でももしかしたらその考えが生まれたのはどうしてなのか
「フフ、ねっ!だから言ったでしょ?シーちゃんの泳ぎスゴいって!」
「うむ!」
(理論じゃない....計算でもない....力強い何か....僕にはない何か....)
「....!」
(僕も....僕もあんな風に....!)
揺れる思い
陸上部をやっていた頃とは違う気持ち
いやいやで仮入部した水泳部で勝手に泳がされたあの最悪な1日だと思ったが
いつしか心が踏み出したくなった
翌日
陸上部に見学をしていた5人
怜のことを諦めずにいた渚に引っ張られて来た3人は
一緒に怜の容姿を見ていた
「まだ、諦めないか?」
「もちろん!」
「でも、何かレイちゃん....」
「龍ヶ崎!」
「はいっ!」
「スッキリした顔をしてるよね」
「うむっ私もそう見えるぞ渚!」
十香も何処か怜の表情が変わったことに気がついていた様子
(理論じゃない....計算じゃない....もっと自由に....!)
「....えぇ!?」「....!」「おぉぉ!!」
バラバラなリアクションをとったのも仕方がない
怜の大の字
誰にもみたことなかったからだ
「いてっ....っぅ~~」
その様子をみた5人はただ、沈黙だった
『......』
怜が渚たちの方に歩いていた
「あっ、こっちに来るよ」
「僕も、五河先輩みたいになりたい」
「どういう意味?」
「あんな風に自由に!」
「自由じゃない"Free"」
「....!フッFree....とっとにかく正式に水泳部に....入れてください!」
『....えっ!!』
「ホントに!」
「泳ぎたいやつは泳げばいい....」
「じゃあ決まりだね!」
「うん!」「うむ!」
「....!っ」
「シーちゃん!!」
「でも、一番最初に僕を誘ったのは君なんですから....ちゃんと責任をとってくださいよ....渚.."くん"」
「....~!うん任せてといておいて!!」
「ちょっお、ちょっと重いんですってやめなさい!服が伸びるんじゃ..!」
おまけ
合同練習前日
玄関に出ていたことで風邪が直ってないと思われて
何故か一緒にベッドで密着していた
「なぁ....十香」
「んっ?なんだ?」
「なんでベッドまで一緒に....部屋は隣だろ?」
「むっシドーはまだ風邪直ってないだろうに身体を冷やしてはならぬと思ったのだ!」
「誰が教えたんだよ....!」
「亜衣麻衣美衣から教えてもらったのだ」
「......////」
内心
「何、十香に変なことを教えてるんだ....!」っと叫びたくなったが
「イヤ....だったか....?」
まるで捨てられた子犬や子猫をみる気持ちというのはこの事だろう
「はぁ....今日だけだぞ」
「!....うむ!」
ぱあっと花のように咲いた顔されたため可愛さで胸を締め付けられた気もしたそして十香は喜びながらぎゅっと抱き締め始めた
おまけ2
鳶一家に沢山の写真がテーブルに置かれてその写真に写る水着姿の士道
どこで撮っていたのかわからないが
とても、綺麗に写っていた
「筋肉が細みだが鍛えればいい筋肉質になる」
謎の呟きを口にしたあと
写真に写る士道とは違う写真が混ざっていた
それは
盗撮してる最中
「おっ、そこのお嬢ちゃん何してるの?」
「何々?内の高校に好きな奴いるのか?」
「えっマジ!?オレたち協力しちゃうぜ」
そう言って
ゲスな顔を隠せなかった3人が折紙の腰に手に掛けようと
指のうねうねと踊らせながら近づこうとしてきたから
「ウギャッ!」
「ドベッ!」
「ホゲッ!」
思わず気を失わせる形で一撃を与えてしまった写真が混ざっていたことをしり
その写真を握り締めた
「おねぇちゃん何してるの」
「別に」
そして、士道の写真をしまって
ベッドに寝はじめた
渚「ねぇねぇ、レイちゃんがなんで泳げないのかな」
怜「愚問です。そもそも流体力学的に人間の身体は..)
渚「そう言う難しい話は置いといて」
士道「俺が教えてやる!付いてこい!」
渚「シーちゃんがやる気満々だぁ!」
士道「ぬいぐるみの縫い方はこうだ!」
渚「イチローがどんどん出来て来たぁ!!」
怜「何か、わからない状況が来たんですが!」
士道「次回[怜と理論とブーメラン]」
怜「任せてください理論は来週までに全て頭に叩き込んで来ますから」
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怜と理論とブーメラン
狂三「いきなり、何をおっしゃると思えば水着のことしか言ってませんわよ」
作者(そう!何せ、水着回連発しそうだからね男!漢!女!の順番が想像して仕方がないぜ!☆)
狂三「やはり、意味が分かりませんわ」
作者(そういえばエロ三s....)(弾)
狂三「あら、申し訳ありませんわ手が滑りました」
作者(滑ったというより貫通だよ。そんなことより何であんなエロいポーズするフィギュアばっか作られるの?)
狂三「それを言われますと深い事情になりますわよ」
作者(えぇぇ気になるよぉ~)
狂三「それでは、今回はショート回ですそして、あの方が、おっと私としたらまだ皆さんにとっては先のお話でしたわね」
作者(うわっ勝手に話を変えた)
狂三「それでは参りましょう)
On your mark? Ready go!ですわ!
作者(ハイッマタ言ワレター!)
「よしっこれで、理論は全て頭の中に、いよいよ明日から水泳部の部員として、あっしまった!理論をこだわるあまりに一番大切なことを忘れてしまった!
内にあるのは小学校時代のスクール水着だけ....サイズ的にもさすがに履けない....それに何より....美しくない!!!」
怜は実質、一人暮らしの生活で過ごしているなので両親は別の暮らしをしていたが
\ピンポーン/
何処からか玄関からチャイムが鳴り出してドアを開けると渚が立っていた
「あっ」
「レイちゃん、こんばんは」
「渚くん!?どうしたんですかこんな時間に」
「へへへっレイちゃん今頃困ってるんじゃないかなぁって思って....」
「えっ..?」
「レイちゃん水着持ってないでしょ?だから、僕の水着持ってきたんだよかったら柄ってよ!」
「渚くんなんで....」
「へへへっ、だって、責任とるって言ったでしょ?だから」
「......っ!渚くん....」
ガッ!
そして、数分くらい渚が並べた6種類の水着
個性的なデザインがチラホヤっと並べ龍ヶ崎怜の人生でもっとも感謝と気まずさな人生と出会ったっと内心思いを寄せていた
「どう、みんな可愛いでしょ?」
「......」
「うーんそうだなぁコレなんてレイちゃんにピッタリだと思うんだけど~」
「そっそうですねぇ....しかし僕は白はちょっと....」
「じゃあ、コレは」
「あぁ....僕には....ちょっと斬新すぎる気が....」
「うーん、まぁゆっくり考えればいいよレイちゃん、得意な理論でさっ」
「そう言えば、水着に関する理論はまだ頭にいれてませんでした」
「えっ、そうなの、だったら」
『♪~♪~』
士道と真琴は2人はテストの前だったため一緒に勉強を始めていた
ちなみに十香は千代紙たちと勉強を始めていた
一緒に勉強しようとするときっと騒がしくなるため
橘家に来ていた
そして、テーブルの上の真琴の携帯に着信音が鳴り出した
真琴はそのまま電話にかかった
「もしもし?」
『あっ、マコちゃん僕だよ渚、そっちにシーちゃんいないかな?」
相手は真琴たちの一つ下の学年の渚だった
何故か真琴に電話掛けて要求してる相手は士道に変わって欲しいと言われたから士道に変わった
「いるよちょっとまって士道、渚から」
『どうした、渚?』
「あぁ..シーちゃんレイちゃんに僕の水着に貸してあげようと思ってるんだけど、レイちゃんどの水着にするのか迷っててシーちゃん何かいいアドバイスないかな?」
『はい、レイちゃん』
『えっ、あっ、こんばんは士道先輩』
渚は相談者の怜に変わった
怜はオドオドとした感じだった
「怜....一番..締め付けのいいのを選べ」
「いや、それ士道だけだから~」
「じゃあ、お前が言ってやれ」
「えっ俺!?」
電話の中で2人のやり取りが聞こえたが
相手は変わったからそのまま話を続けた
『もしもし怜?えっ....とぉまぁ自分が好きなのを選べばいいと思うけど、そうだなぁ....あっ!、短いタイプとかいいんじゃないかな。ほら、怜ってスタイルいいから。』
「!?っスタイルがいい....」
『うん。足もスラッとしてて綺麗だからさ』
「綺麗....!!」
「レイちゃん....?」
「ウフフフフ....」
『ウハハハハハハ!!』
電話から聞こえる高笑い士道たちは『?』する考えだった
「決まりましたよ、僕に相応しい水着が」
そして、翌日士道たちは水着に成って
怜が選んだ水着をみていた
「で、選んだのがコレ?」
「締め付けが良かったんだな」
「違います!」
「脚を美しく見せるために計算尽くされた絶妙な生地面積そして、この角度!この配色の
「ダハハハハハハハハハハ....ウォハハハハハハハハハ....」
3人はただ呆然する状態だった
「えっ....とぉ」
「つまり」
「ペンギンワンポイントが美しい?」
「違います!!いいですか!よく見てくださいこの角度!!キツすぎても!緩すぎてもイケなんです!!何故ならば....」
そして、話が長くなることが3人は理解した
とある日にポストの中に手紙が入ってた
松岡家に手紙が届かれて江は宛先が分からなかったが相手は[Sonogami]と書かれていた
「?....ソノガミ?誰宛だろう?」
裏を返すと[松岡凛へ]と英語で書かれた名前宛先だった封の口が開いていたので兄こと松岡凛は今、全寮制で家にいない兄がいない状況だったためこっそり江は凛宛の手紙を読んだ
内容は英語文で書かれていた
|Dear Sirs, When the wind rises in early summer, I will return to Japan from this. Like meeting Japanese people in Australia High school is Raizen High School, Nice to meet you again. Rin Sonogami《拝啓 初夏の風が上る時期 私はコレから日本に帰国しようと思います。 オーストラリアで日本人に会えたようにまた、一緒に喜び会えた日に 高校は来禅高校だけど、 また会えたらよろしくね。 園神凜祢》
手紙の内容はそう書かれていた
「リンネ?誰だろう?」
そして、
オーストラリアの空港に4人の家族が日本行きに向かう状態だった
怜「士道先輩はご家庭で得意なのは料理は何ですか?」
士道「鯖の塩焼き」
怜「鯖を塩焼きしただけじゃないですか!?」
十香「士道の料理はどれも上手いからな、和、中、洋どれも絶品だぞ!」
怜「今度、僕の考えたの栄養豊富でバランスがよく色とりどりの料理の上に....」
士道「次回、[囚われのバタフライ!]」
怜「是非、食べてください!」
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囚われのバタフライ!
折紙「私のことを忘れていない」
作者「あっ、忘れていた」
折紙「私も出番がほしい」
作者(とは言っても、どんな活躍してるかって)
折紙「出番がほしい」
作者(う~ん)
折紙「出番がほしい」
作者(......)
折紙「出番」
作者(おいおいと考えとくとそれでは始めましょう!)
On your mark? Ready go!
今、士道のベッドの上には
5種類の水着デザインは少々違うのは持ち主しかわからない
「お兄ちゃ~んもう、出るのだぁ~」
「......」
沈黙に手を伸ばしたり縮めたりを2度も行う士道
「迷う」
「お兄ちゃん入るぞ、ん?同じ水着を並べて何見つめてるのだ?」
子猫とじゃれ合う真琴と十香
「うむぅ~やはりこやつの肉球はプニプニしてて気持ちいぞ」
「十香ちゃんそんなにさわりすぎるといやがるかもよ....」
「む?そうか?しかしこやつも気持ち良さそうにゴロゴロ鳴くぞ」
「ははっきっと十香ちゃんには甘いのかもね....まぁ、どっちもアレかもしれないが....」
「おっシドー!おはようだぁ~!」
「おはよう、士道いよいよ今日からだね」
「あぁ、」
来禅side
「はいっそれでは!部員も正式に4人揃い、気候も暖かくなってきたこともありまして、本日からいよいよプールでのトレーニングを始めたいと思いm....」
\バシャーン/
「ってちょっと!人の話を聞いてください士道先輩!士道先輩ってばもぉ~」
「コラッシドー!江の話を聞くのだー!」
怜は江の落とした紙を拾い上げて
その紙の内容をみて
わからない様子だった
その後ろに十香も見ていた
「ん?なんだコレは?」
「コレは数式か何かですか?」
その紙の内容は
W-up 500 choice
kb 10×50 IM+choice
pull 10×50 IM+choice easy25/Hard25
Swim 12×100 IM+1~3 Ba
4~6Br ensy50/Hard50
と書かれた数字と英語
「えっどれ?」
「コレは?」
「あっ、えっとね
この
コレは
「ではこの、
「何ですか?、でも何か人の名前ですか?」
「アハハハ、コレは
「むぅ..「バック..ブレ..バッタ....」」
十香は素手に付いてくのに必死だった
真琴は少し笑ってから説明に入った
「
「そして、
「おぉ!そう言うことかぁ~!」
「いや、厳密に言えばFrは自由形」
「なぬっ!違うのか!」
「うん、つまりなに泳いでもいいって事なんだ。まぁ、一般的にクロールが一番早いからそれ以外で泳ぐ選手はほとんどいないけどね」
「うむぅ~難しいなぁ~」
「たまにバッタで泳ぐ選手もいるんだよ」
「なぬ!そうなのか!」
「
「うん、それよりこの練習メニュースゴいねぇ
「だから
「ん?
「えぇ、」
「両足を左右に広げ状態を倒す20秒、頭越しにこっ曲させて肘を逆の手で身体の中央で20秒、仰向けで状態で垂直立てた片膝を逆側へ引き寄せて20秒、片腕を肘を曲げずに片側で引き寄せて逆の手で....」
「そんなに気になりますか、お兄ちゃんの昔のメニュー」
「別に、書いてあるだけで実際全部やったとは限らない」
\ザブーン/
士道はそう言ってまた泳ぎ始めたそれをみて江は少し微笑んだ凛の練習メニューをあんな目でみていたことが
「フフフ....やっぱり気にしてるんだ」
「ぅぅ....」
「寒い....」
「まだ、水は大分冷たいな....?」
水温はまだ温かくなく泳ぐにはまだ早かったのかも知れないと二人は呟いていた
だが、三人が水に入ってるなか、一人を除いて
「レイちゃん!まだ、ストレッチしてたの?」
「念には念を入れてるだけです!」
「大丈夫か?、最初からあまり無理をしなくても....「心配いりません」っ?」
「この数日間だけで理論は完璧に抑えましたから、この前のような醜態をさらしません!」
怜のやる気は万全それを見届ける三人、士道はちょうど泳ぎきったところで後ろを振り向いた
「怜....」
「レイちゃん....」
「上腕二頭筋....」
「......」
そして、以前と変わらず完璧なフォームをとり飛び込む形に
「ふぉっ!」
飛んだ
『おぉ!』
だが、
「あっ」「おっ」
結局泳ぐどころか浮いてこなかった
「ぶっはっ!!」
「はぁ..はぁ..」
「ぁぁ....やっぱりレイちゃんは泳げるように成ってからだね」
それを見た三人はコレから怜に泳げるように教える形にとった
真琴と渚は怜に最初に泳ぐより浮くのか試して見ることに考えたい
「それじゃ、まずだるま浮きからやってみようか」
「僕のを見ててね」
渚はそう言って水中に膝を包み体育座りになる形で包み水中に浮かんでみた
「こうやって、だるまみたいに丸まって力を抜くんだ」
「美しくない....」
「いいから、やってみて」
「コレだと浮くんだね」
「そのままゆっくり、手と足を伸ばして泳いでみて」
『......』
「ぶっはぁ~」
「ダメかぁ~何でだ?」
怜は浮くことは出来た
だけど、手と足で動かすのはまだ出来てない
つまり怜の段階は『泳げる方法から始まる』スタイル
江はそんな三人の行動を見つつ士道の方に近づいた
江の中には兄が泳ぐ理由は知っていた、だが士道の泳ぐ理由はわからないから聞きに来た
「士道先輩って何のために泳いでるんですか?」
「....別に理由なんかない」
「お兄ちゃんはオリンピックの選手になるのが夢なんです。そのためにオーストラリアに留学までして」
「俺には関係ない、それに所詮夢は夢だ...."叶えられた者もいれば叶えられなくて今も"、うずくまってるやつだってきっとな」
「そうかもしれません、でも、士道先輩たちと一緒なら、その夢に少しでも近づけられると思うんです....あの時のリレーみたいに」
「......」
「そう言えば十香先輩は?」
「むぅ....バックというのは....背泳ぎ..ブレっとは平泳ぎ....なかなか覚えるのに苦労するなぁ....」
「アハハ....どうやら十香先輩は怜くんといや、ちょっと遅れぎみのようですね....」
~鮫柄side~
他の部員が部屋に戻ったあとも凛は猛特訓を続けた、ただ、ただ、自分のタイムを短くたどり着けるまでそして、その体力を伸ばすため
彼のタイムを付き合っている似鳥は夕方になっても泳ぐ凛の泳ぎを見届けることしか出来なかった
「raft!お疲れ様最後のダッシュスゴかったです松岡先輩」
彼が満たすまで、泳いだそう思っていたが
「はぁはぁ....はぁはぁ....もう一本....」
「えっ..はっ、はい!」
そして今の体力が尽きるまで泳ぐ
「やっぱり松岡先輩スゴいです!」
「スゴいスゴいばっか言ってねぇでお前も早く自分のスタイルを身に付けろ」
「僕なんか全然ダメです進歩しないしやっぱり才能ですよね....合同練習で見かけた、五河さんスゴかったですs....」
その言葉を耳にして怒りを買う形をとってしまった似鳥
「似鳥。お前、本気でそう思ってるのか?」
「ええっ!?」
「あいつら水泳部作ったばっかで、真面目に練習してなかったんだ"身体を見れば分かる"まったく出来てね....」
\ガチャ、バタンッ!/
「......」
凛は泳いだあと自ら身体を鍛えるべく
外に出てランニングを始めた
自分の中で込み上げてくる何か
「はぁ..はぁ..はぁ..はぁ(そんなやつに勝手も意味何かねぇ....それじゃあ本当に勝ったと言えねぇんだよ)」
それは自分にとって心の傷が揺れる感覚だった
~来禅side~
「なぁ、五河~橘~お前たち、水泳部入っているんだろ?それってマネージャーもいるのか?」
「あぁ、十香ちゃんと一つ下の江ちゃんがいるよ」
「マジっ!?水着サービスあるのか!?」
「はぁ....やっぱりそう来たか」
「なぁ!五河、十香ちゃんも水着着ているのか?」
「殿町、ウシロウシロ」
殿町の後ろに亜衣、麻衣、美衣
の三人が後ろで笑顔の形をしているが笑ってないことが確認される
何故、後ろにいるのかというと先ほどから水泳部のマネージャーたちが水着を着替えるのか件で士道たちがうんざりしていたのだが『マネージャー』の水着で盛り上がろうとしている殿町をしばきに近づいたようだ
「殿....町....くん?」
「?......おぉ、三羽烏の亜衣、麻衣、美衣かぁ....フフフ何のようかな君たち....」
『気安く私たちの下の名前を呼ぶな、このゲス野郎』
士道と真琴の中で『(あっ、[殿町、死す]が始まったかもしれない)』と一同に思った
「殿町くんちょっと、私たちと体育裏に来ない?」
「ギッタギッタの骨が残らないようにしてあげるから」
「なぬ、これは、春か..?ついに俺にも春がやって来たのか....!」
「いや、殿町、お前」
「橘くんは黙っていてね?♥️」
「は、はいぃ!」
「ほら、さっさと来なよ」
「へいへーい付いていきますよ!」
「いいから、黙って付いてこい」
「それじゃあ、五河!橘!俺は先に春から夏に行くからな!」
そう言って彼は何処かに行ってしまった
士道と真琴のいるクラスに渚と怜が入ってきて驚く生徒もいたがただの部活のメンバーの打ち合わせのようなものだと考えとくに声をかけなかった
「シーちゃん!マコちゃんヤッホー!」
「うわっちょっちょっと!渚くん」
「見て見て!」
渚が持ってきた雑誌は男性の写真が何枚も記されてる雑誌だった
そして、渚がこれを出したのは
「ジャーン!」
『ジャージ?』
「うん、せっかく水泳部作ったんだからジャージもお揃いにしたいなぁって思って」
「良いかもなぁ、本格的に動き出したって感じで」
水泳部として成立したのでジャージを買うことを考えたようで二人がいるのクラスに来たのであった
「でしょ!、デザインはこのタイプ色はコレであと、交渉の他にもイラスト入られるんだって」
「えっ、まさか君、イチローを」
「入れるつもりだよ」
「アレは美しくない」
「鮫柄学園のは鮫と刀をモチーフしてたっけ?」
「アレカッコいいよね!家も対抗してリアルイチローにしたらどうかな?ねぇシーちゃん!」
そう言って、士道はスケッチブックを取り出して絵を描いてみた
『......』
「美しい....」
「「うえっ?」」
部活を始める前に江から提案があることで集められた
「てあぁ!」
「お揃いのジャージは一旦置いといてコレっ!」
「新しいメニュー?」
「そうです!怜くんが泳げないことを踏まえて新たに組み直して来ました。怜くん!」
「なっ、何ですか....!」
「県大会に出場することから逆算して遅くてもあと、1週間で泳げるように成ってもらいます」
「1週間....ハハハハ理論的に無理ですよ」
「笑ってる場合じゃない!」
「はっはいぃ!」
「そうではないこの練習メニューがこなせないの....ん!」
「........」
そして、
怜の泳げるように特訓が始まった
[あと七日!]
これから怜は泳げるようになるため三人に教わるかたちでとったまず怜に教えるのは葉月渚
「じゃあまずは僕、平泳ぎから教えるね」
「
「おぉー」
「レイちゃん勉強してるねぇ」
「理論は全て頭に入ってます。あとはコツさえ分かればいいんですコツさえ」
「それじゃあ、まず足の練習から行ってみよう」
怜の足の泳ぎはとてもよくまるで形が出来ている泳ぎ
「おぉースゴいよレイちゃん完璧なフォーム」
「当然です。」
「あぁじゃあ、手放すね」
「いいでしょう」
そう言って渚は怜の手を離してみた
水中が泳ぐ形はとてもよくもしかしたらと泳いでいた怜
「おぉ、手のフォームも完p....あっアレ?」
「ブッフェ....はぁはぁ....何故だ?」
だが、怜の動きはよかったのに全く進んでいなかったことと浮いてこなかった
[あと六日!]
前回、行った
「次は俺、
「僕は水に恐怖心なんてありません」
「ゆっくりでいいよ」
怜は後ろに振り向き真琴が支えながら泳ぐ形をとった
「そうそう、」
泳ぎのスタイルはやはりよく行けそうなのにいけないのが分からなかった
「浮くことは浮くんだけどなぁ....」
「当然です!昨日は調子が悪かっただけです」
「じゃあ手を放すぞ」
「いいでしょう」
真琴が手を離したあと怜の泳ぎは徐々に沈んでいった
「......」
「ブッフェ..はぁはぁ..何故なんだ....?」
「ダメだこりゃあ」
「シーちゃん教えてあげて」
「イヤだめんどくさい」
「うぇぇそんなことを言わずにさぁ~」
「不味いなぁ....あっそうだアマちゃん先生こんな時何かグッと来るアドバイスないんですか!?」
『ねぇ~お願いシーちゃんお願いだよシーちゃん』
「そうねぇ....ん~」
「ん?」
「~~~~」
「「ん?」」
「~~~~!!」
「「「ん」」」
「~~~~!!!」
結局思い付かなかった
[そして、あと五日目]だったのだが
その日雨になり五河家で会議を始めることになった
六人テーブルに囲めなかったのでもう一つテーブルを出して会議を行った
「え~コレより[なぜ、レイちゃんが泳げないのか]をみんなで考えたいる会を始めたいと思います。意見ある人」
「水に嫌われてる」
「レイちゃん可哀想」
「なわけないだろう!」
「運動神経鈍いとか?」
「レイちゃん走るの速いよテストの点数もいいし」
「頭もいいのか」
「鯖好きなのか?」
「DHA....」
「あっ、わかった頭が重いんだ!」
「勉強しすぎて脳みそが!?」
それぞれの答えがぐだぐだで答えがたどり着かなかった
そして、怜の泳げないの結局分からずじまいだった
「もう、良いです!そもそも皆さんの教え方が悪いんですちゃんとしたコーチがいれば僕だって!」
「コーチ....コーチと言えば」
そう、思い付いたのか真琴は電話をした
その相手は宅配バイクで複数枚に重なった物を持ちはこんで悩みを聞いて欲しいため無理やり士道たちのいる部屋に連れてこられた
そう、笹部コーチだったのだ
そして、たまたま、琴里が帰って来たので早いうちの夕食のような状態になった
「はぁ?金づちの面倒を見ろってのか?元コーチの俺に....」
怜の世話をすることを嫌がる笹部
それと同じく断る怜
「意義あり、僕は少なくとも浮くので金づちではありません。例える並べそう、潜水艦だ」
「上手い!このピザも悪くないないぞ!」
「十香先輩、そんなに食べたら夕飯食べれないですよ」
「ん?私は夕餉のあとも食べられるぞ江」
「えっ、どんな身体になってるんですか....羨ましい」
「本当、いいよねぇ~十香、お兄ちゃんが夕飯作ったあとも食べれるから」
「ね"ぇ、ゴロ"ウ"ち"ゃ"ん"、何"と"か"泳"げる"よ"う"に"し"た"い"ん"だ」
「食うか、しゃべるかどっちにしろ」
「俺は、忙しいんだよ、そのぐらいお前たちが教えてやれじゃあな」
「ダメかぁ」
[四日目]
昨日雨だったため泳げなかったが今日は満点の空だった
「フフフ、ついに分かりましたよ僕の泳げない理由が」
「本当!?」
「何かつかめたのか?」
「えぇ、答えは直ぐそばにあったんですよ」
みんな集まり怜の泳げなかった理由を耳を近づけた
「それは、」
「「それは、」」
「この水着のせいです!このブーメラン水着が悪かったんだ」
「それって、僕が貸した水着だよね、なんか酷くない?」
「酷くな~い!」
もう、八つ当たりにしか見えなかったが怜の水着は確かに渚の水着の物だったため新しく買ってなかったことに判明した
「そもそも、このブーメラン型の水着は流体力学的に僕の身体に合わなかったんです!多分!まだ、計算してませんがハハハハ....!!」
「形から入る典型的タイプだね」
「まぁ、いいんじゃないか、新しい水着に買うってのも」
「......」
そして、[三日目]
怜の水着とメンバー水着を新しく買い換えるためスポーツ量販店に向かっていた
「で、なんで水着買いに行くのにアマちゃん先生は付いてきてくれなかったんだ?」
「東京の都会で水着メーカーのOLしていたんですよね?」
「それがお願いしたんだけど、」
[えっ....と日曜はちょっと別件で、それに!ほら!各メーカーの!色んな事情的にととか、降水の目で選べないってとか]
拒否感がまるで顧問とは思えない反応だったと渚は口に出した
「その曖昧決まりわない言い回しは何なんですか....」
「さぁ~あ~」
そして、怜の水着を買うスポーツ量販店にたどり着いて
さまざまな水着を見て驚く女子
「へぇ~色んな種類があるんだぁ~」
「流体力学の観点から見ればレイノルズ数と教会葬理論重要なポイントになると想定されるが、僕はさらに水着の色による心理学的影響にも着目したい。あと、ド着きゴーグルも必要です。視界のボヤけるのも原因の一つと考えられる」
「メガネ取ると見えないの?」
「あっちょっと!」
渚は怜のメガネを自分にかけて何故か怜の真似を始めた
「理論は全て、頭の中に入ってません!」
「ちょっと渚くん返しなさい目が悪くなりますよ!返して!」
「......」
「試着くる」
「おぉ......シドーも買う気満々なのか!」
そして、士道は自分の水際を試着室に向かった
「着替え終わった?」
「やはり僕はブーメラン型より、こっちでしょう」
「「レインボー??!!」」
「怜だけにレインボーかぁ..」
「それぞれの色が心理学的に与える効果を考えてのことです」
「似合う、似合わないは問題じゃないのか」
「俺も着替えた、どうだ?」
「ヤバい、いつも履いてるのと違いがわからない」
「一緒じゃないの?」
「違うぞ渚、真琴締め付け感がいいんだよ」
「「......」」
「マコちゃん、僕たちも着ようよ!)
「えっ、俺も?」
「早く早く」
これより、水泳部男子のファッションショーが今、始まった
「試着室と筋肉この非日常が取り合わせもまた」
その言葉の理由を分からない十香は問いかけた
「どういう意味だ江」
「フフフ、見て分かりますよ十香先輩」
「うむ....」
それぞれの個性を水着に試着していく来禅水泳部たち
ただし、何故か士道は
「じゃあーん」
渚は自分の性格に似合う色合いを選び
「おっ似合う似合う」
「えっ、変かな?」
真琴はたくましい体型を生かしたのを選び
「マコちゃんカッコいい!」
「蝶がらという心理学的に....」
怜は謎のというより何処から選んできたのか不明のを選び
『って怜何処にあったんだその水着』
「この水着の締め付けもいい」
士道はマジで何か同じ水着を試着し続けていた
「違いを教えてシーちゃん!」
それを見ていた二人?の反応は
「デリシャス!!」
「ん?どういうことだ!江」
「あなたにはきっとたどり着けないレール」
「むっ!折紙何故ここに!」
「あなたには関係ない」
続いていく水着試着
そして、謎の行動を取り写真をフラッシュし続ける折紙
「はぁ~~」
「いい、コレクションが増える....増える」
「何なのだ....!この二人!」
だが、江の反応も薄れていくことを気づくのはただ一人
「はぁ~....」
「むっどうかしたのか江!?」
そして、江の反応は
「......はぁ....」
「一旦、休憩方がよいのではないか江」
「はい....十香先輩」
薄れていく江の反応を気づいて自動販売機の隣のベンチに座り休んだ江は
十香がお茶を買って江に渡した
「疲れたぁ~女子の買い物に付き合わされる男子の気持ちがわかった」
江の疲れに気づいてない人物が元気に声をかけてきた
「やっ!、こんなところに会うなんて奇遇だね」
「御子柴部長」
「江くんも買い物かい?」
「江に"くん"付けはやめてください」
「俺たちも新しい水着を見に来たんだダハハハ」
「似鳥....士道!?」
「凛......!」
「........」
「......ちっ」
「あっコレ絶対、レイちゃんに似合うよ」
「ってそれ、ブーメランじゃないですか!」
「ははは」
「ちょうどいい、ちょっと面貸せよ」
「....わかった」
二人が何処かに行くところを目にした十香は士道たちをこっそり付いていった
「シドー?....」
誰も来ない場所で二人は話しあいを始めた
「士道、この三年間何やってた?、お前はこんなもんじゃねぇだろ」
「オーストラリア帰りの奴に敵わない」
「....っ!バカにしてるのか」
「してない。この前の勝負はお前の勝ちだったろ」
「今のお前に勝てて当然だ」
「勝ちは勝ちだ、お前は俺に勝ったそれでいいだろう」
「よくねぇ!もう一度ちゃんと勝負しろ....じゃねぇと....俺が前に進めね....」
「....めんどくせぇ....俺はFreeしか泳がない、お前のために泳ぐんじゃない」
士道は後ろに振り向いたあと
凛は後ろから追いかけて士道をアミの方に押し付けた
「......っ!......」
「しっシドー....!」
十香は思わず駆け込んで行こうとしたが江に止められた
「いや....お前は俺のために泳ぐんだ」
「....」
その目を見たあと士道の心は打ち明けた
「だったら....一つ約束しろ、俺に負けても水泳をやめるとか言うな、醜態をさらすな、負けても泣くな」
その言葉を耳にして何処か分かっているが、あまりにも心には言えなかったのか腕を振り払った
「......ハッ、もうあの頃の俺じゃねぇ....今度こそハッキリ見せてやるよ、俺とお前の違いを」
「......」
「......県大会まで身体を作っとけ、底で勝負だ大会で会おうぜ」
士道たちの話を耳にした十香と江の後ろから渚たちの声が聞こえた
「あっいたいた」
「どうかした」
「あっ、ななななんでもないぞ、なぁ江」
「あっはい!十香先輩」
二人はただ誤魔化すしかなかった
[二日目]
水着を購入した怜のやる気は上昇していた
「トウッ」
ピタッ
「スイムジャックOK、ド尽きゴーグルOK、非ブーメラン水着OK」
『おぉ~』
「一流選手ような風格だなぁ~」
「ホントに泳げちゃうじゃないかなぁ~}
「うん、行けるかも」
「....トウ!」
「おぉ、流水角度は完璧だ」
「......」「......」「......」
「......ブハッ....何故だ....!!」
「あぁ~あ」「ん~」「う~ん」
\バシャン/
「俺が、教えてやる
「......」
「泳げるようになりたいんだろ?」
「....!....は、はいよろしくお願いします!」
「ただし、俺はFreeしか教えない」
「......!....はい!!」
「おぉ~」
「士道が人に教えるなんて....」
「新内登場だね」
士道はそう言って怜に自分の泳ぎをレクチャーをした
夕日が落ちる頃には士道は教えきった
「教えられるのはこれで全部だ、あとはお前次第だ、自分を信じてみろ」」
「....はい!」
「はぁ~んっ!」
『......』
「プフゥ....何故なんだぁ~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
結局、怜の泳げる物は何もなかった
ショックで叫ぶことしか出来なかった
「天才とは、1%の閃きと99%の努力」
「エジソンの名言?」
「努力を優る天才はなしってこと何ですよね?」
「やっぱり地道に練習するしかないのかぁ~」
「だが、しかしこのエジソンの名言は1%の閃きなければいくら努力をしても無駄って言う意味もあるよね」
「努力全否定!!!!」
体育座りをするしかない怜の隣に士道は近づいた
「もう、好きにしろ、泳ごうと思うな飛べばいい」
「意味が分かりません」
「心で飛べ」
「もっと意味が分かりません」
「感覚で「そう言う就床的な言い回しやめてください、どうしたら士道先輩のようにあんな風に自由に泳げるんですか..!僕は悔しい..!何故、自分にはそれが出来ないのか....」
彼の言葉を聞いたとき彼の言葉を思い出した
[じゃねぇと....俺が前に進めね....]
「俺も、自由じゃない」
結局二人は体育座りをしていた
「シーちゃんたち何やっているんだろ」
「渚、」
「?」
「今は、そっとしていこうそれにあの二人ひょっとしたら似た者同士なのかもしれない」
「....そうだね」
二人が体育座りしていると後ろから令を呼び出すものがいた
「なぁ、怜」
「......十香先輩?」
[今日がさいごの一日でーす♥️]
「もう!こうなったら、ビート板で出場しよう!」
「それってルール状的にアリなの?」
「いや、意外とアリかもルールとして明確に禁止されてないんじゃ」
「あとで、ルールを調べて」
「おぉ~!いいぞ!その承知だぞ!」
『?』
「Buをおよいでる」
「シーちゃんかなぁ」
「でも、士道はFreeしか」
「俺じゃない」
「えぇ!」
「ってことは」
「うむ!怜だぞ!」
「今、Buを泳いでなかった?」
「えぇ、あと試してなかったのはBuだけだったので、十香先輩から言われてやってみたら泳げました」
『えぇ~』
「うむ!最後に泳いでなかったのがバッタだったから昨日怜に言ったあと今日見せてもらったら出来ていたぞ」
『えぇ~』
「なんでぇ~」
「ってか十香ちゃんよくそれを見つけられたなぁ」
「えへへ、だが私だけじゃないぞ怜だってちゃんと泳げるものがあってよかったぞ」
「そ、それは、確かに十香先輩のお陰もあるんですが....自由じゃない」
「怜ちゃんなんか言った?」
「後半聞こえなかったけど」
「....いえ、僕にも分かりません」
「何それ~」
「まぁ、結果オーライってことか」
「ねぇ、レイちゃんもう一回泳いでみて」
「いいでしょう!」
『おぉ~』
翌日、士道たちの教室で担任の喜ぶ顔をホームルームは始まった
「はーい皆さんにお知らせがありま~す何と!このクラスに新しいお友達が来ましたでは入ってきてくださ~い」
「オーストラリアから引っ越しました園神凜祢です、両親は二人日本人で日本に帰国しましたよろしくお願いします」
「園神....」
「凜祢....」
おまけ[腐ree・A・LIVE]
もし、この辺りの話で二人(十香・江)が腐女子であったら
水着を購入しに行ったらたまたま凛とはち合わせした士道は裏口に行き二人で会話を始めた
『じゃねぇと....俺が前に進めね....』
『......めんどくせぇ......俺はFreeしか泳がない。お前のために泳いでんじゃない』
「......っ!」
『なっ何をする!離せ....!』
「お兄ちゃんが....士道先輩を壁ドンした腐腐腐腐腐腐腐腐腐....」
「いや、俺のために泳ぐんだ」
「こ、これは士道先輩は受けなのか!?」
「いや、これは....っ!」
『だったら、一つ約束しろ、俺に負けても水泳をやめるとか言うな、醜態をさらすな、負けても泣くな』
「もして....」
「うむ、シドーは」
『攻めかもしれない』
「いやいや、確かにお兄ちゃんは強引な攻めかもしれないけど士道先輩が攻めな訳ないですよ断然、士道先輩は受けです」
「何を言うシドーはあぁ見えてロールキャベツ見たいなものだ、きっと攻めに違いないぞ」
「確かに、お兄ちゃんが推されてますね」
「ぬっ!凛が士道の腕を振り上げたぞ」
「お兄ちゃん、もしかして」
『ツンデレキャラ!?』
「こっ、これはどっちが攻めとか」
「どっちが受けなのかとか」
「関係ない」
「これは」
『リバ×リバかもしれない「ぞ」!!』
「腐腐腐腐腐腐....私はこの結末を見届けたいです十香先輩」
「そうか、何故だかわからないが私も見届けたいぞ」
「そうはさせないよ、士道は誰にも渡さない例え、凛だろうと、ましてや同居してる十香ちゃんだろうと......」
『......っ!真琴「先輩」!!!!』
折紙「士道、水着を選んで欲しい」
士道「それなら、千代紙と一緒に買えばいいんじゃないか」
折紙「それはいいかもしれないけど、士道が選んで欲しい」
士道「だが、俺には関係ないと思うのだが」
折紙「士道が選んで欲しい」
士道「水泳もあるから」
折紙「士道が○○○が」
真琴「とても違うなのが出てるよ!!??」
千代紙「次回、[ミス・コーディネート]」
折紙「士道との」
千代紙「お姉ちゃん!!そこまで言っちゃったら不味いよ!!」
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ミス・コーディネート
折紙「今度は私が士道とマチュピチュ」
作者(作りません)
折紙「だけどあなたR1..」作者(アァーアァー何のことやら!)
折紙「だいたい、あなた今、他の作品に手を出していないけど」
作者(それじゃあ、槍を刺される前に行ってみよ!)
On your mark? Ready go!
折紙「なんか、閉めまで行かされた」
園神凜祢
オーストラリアに転校してきたと言葉を聞き驚いた
士道、真琴はたまたま(オーストラリアに暮らしていたと)言っていたから
凛と似ていたが偶然似ていた場所にいたから縁はないだろうと思った
名前に『凛』も似てるから
それから男女それぞれ分かれた授業で行った
男子は体育
女子は家庭科
~男子side~
「転校生の園神さんかわいいよなぁ~」
「確かに確かに!うちのクラスの女子運はサイコーだぜ!」
「信じられないほどのかわいい女子が一杯だから選べなくなるぜ」
「おらっ男子共授業聞くねぇのか!」
教師の怒鳴り散らすが
そんなことをどうでもよさそうな士道
ただ、苦笑いする真琴
それぞれの反応をする
「確かに、転校した子えっと....園神さんだったねオーストラリアで暮らしていたって言ってたけどなんか、凜に似ているね」
「....そうだな」
「士道はどう思う」
「わからん」
士道の反応はいつも通りだった
体育の授業は今日はバスケだった
士道と真琴同じチームになり
バスケの試合を始めた
チームのパス回しをして
真琴は同じチームのパスを受け取り遠くダンクする形でボールをいれた
相手チームは負けじと遠くの距離からボールを投げた
ロングシュートで点数を取られる
結果、
士道のチームは27点
相手チームは26点で
ギリギリの点差で勝てた
それから士道の男子クラスは授業を終えたあと着替えをしている最中男子はまた転校生の園神凜祢の話題を続けた
~女子side~
「おぉー!凜祢の作ったこのクッキィうまいぞ」
「フフフありがとう十香ちゃん」
女子は調理で作っていたのはクッキーだった
転校して初日の凜祢の作ったクッキーを美味しそうに食を堪能していた十香
いつの間にか十香と凜祢は早くも関係を馴染んでいた
「......」
「どうかしましたの?折紙さん」
「別に」
「はははは、今、お姉ちゃんは五河くんを狙う女なのか警戒してる様子です」
「あらあら....」
グループが別の方にいる凜祢を密かに警戒心と女性の感を確かめるべく折紙は凜祢の行動を見ていた
それをただ、苦笑いをする千代紙と折紙の雰囲気を確かめたあと面白そうな目で見ていた狂三
「そう言えば、十香ちゃんって何か部活入ってるの?」
「?」
凜祢は十香に部活入ってるのか問いかけて十香は首を傾げた
「うむ、シドーと真琴たちと共に水泳部入ってるぞ!」
「へぇー水泳あるんだねー」
「うむ、だがつい最近出来たもので今は6人ぐらいしかいないがな」
「6人?随分少ないんだねぇ」
「そうだな、泳いでるのは4人だからな」
「よっ、4人!?十香ちゃんは泳がないの?」
「うむ、私も江もマネェジャァだからな」
「へっへぇーマネージャーが2人....」
凜祢は頬をかき驚きを隠せなかった
「凜祢は転校する前は何か入っていたのか?」
「えっ....え~とソフトラクロスと」
「ソフトラクロスとはなんだ!?」
十香は凜祢のやっている『ソフトラクロス』興味を持った
「ぇ..っとソフトラクロスって言うのは....」
凜祢はソフトラクロスのルールなど具体的に説明をした
ルールなど理解はだいたい取れたが十香はまだ理解は出来ていなかった
「なるほど....私が知らないものはまだあるのかぁ」
「今度、ソフトラクロスも教えるね」
「うむ!頼むぞ!、それと....先ほど何かもう一つスポーツやってそうなことを言いかけていたな」
「あっ、そうだったもう一つは....」
「もう一つは?」
「『水泳』」
「なぬ!凜祢も水泳のマネージャーをやっていたのか!?」
十香は驚きを隠せなかった
士道たちと同じ選手たちをサポートをやっていたのか質問をしていた
だが、凜祢から言ったものは
「んーん、私はマネージャーじゃなく、『選手』として泳いだんだ」
「なぬ!そうなのか!それはすごいなぁ!」
士道たちと同じ水泳をやっていたことを聞いて嬉しさも
「十香ちゃんは選手じゃなく、マネージャーなんだね」
「うむ!だが、まだマネェジャァとしてはみんなにサポートするとこは出来ず逆に、士道たちにサポートされるばっかだ....」
十香は自身の評価を自覚もあってか
マネージャーとしての役割りがなってないと理解をしていた
「....十香ちゃん....」
「ところで凜祢は水泳で何か得意なのだ?」
「えっ、あっそうだね基本的にFrとかBa、Bu、Brなら多少かな」
「おぉそれはすごいなぁ!」
2人はお互いに楽しそうに話していた
「じゃあ、今度ようがあったときは見学してもいいかな」
「うむ!もちろんだ」
お互いに話をしたあと
十香と凜祢は約束し会った
「......」
「また、黙りしてどうかしたの?お姉ちゃん」
「....今度、水着行こうか」
「えっ、急にどうかしたの!?」
折紙は凜祢をみて何か闘争心を燃やしていた
~水泳部メンバーside~
昼休みになり士道たちはお昼上の階で食事を始めた
十香が作ったクッキーをデザートとしてみんなに配る形になった
水泳部にも園神凜祢の話題が引っ張られていた士道たちのクラスで初日で十香は仲良くなったようだった
「シーちゃん今日転校生が来たって聞いたけどどんな人だった」
「オーストラリアから転校した園神凜祢って人」
「オーストラリア!リンちゃんも留学したところ!?もしかして男なのに女みたいな名前を持った人」
「なぜ前提に男にするんですか渚くん」
「えっ、だってこの中で男なのに女みたいな名前今三人いるから」
「何故!それで決めつけるてんですか本当に!」
「じゃあ、リンちゃんの生き別れの弟」
「あの、私にはお兄ちゃん一人しかいませんよ」
「じゃあ、リンちゃんの生き別れの妹」
「それだったら私どうなるんですか!」
「ははは、園神さんは男じゃないよ渚」
「つまり、女の子なんですね」
「うん、英語の授業とか数学とか結構解答していたよ」
「へぇ~すごい頭良さそうな人ですね」
「何ですかそれは人をそんな判断して」
「だって、陸上でやっていて頭がいいのに泳げない人いるから」
「それは僕のことですか?江さん!」
「ほかに誰がいるのよ」
「まぁまぁ....」
一年にも噂が広まり転校して初日にかなりの広まった凜祢の話題
真琴のクラスには
美少女が4人いたが新しく入った凜祢はそのグループに入るくらいのメンバーだったからにはかなりの羨ましがる話だから広まるのは仕方がない
「凜祢実は水泳やっていたらしいぞ!」
「えっ十香ちゃんそれ本当!」
「私が嘘ついたことあるか?」
「で、どんな園神さんはどんなのが得意なんですか」
「確か、フリーとバッタとブレとバックと言っていたぞ」
「つまり、」
『個人メドレー』
「?なんだそれは?」
十香は首を傾げた個人メドレーとはどういう意味なのか理解していなかった
「個人メドレーって言うのは俺たちのやってる一つの種目を全部一人でやっているものの一つになるんだ」
「なぬ!そうなのか!」
「うん....僕もその競技としは知っているしそれなりに出来るよ」
「本当か!」
「でも、個人メドレーってスゴいです一つ一つの泳ぎをターンして次の泳ぎで泳ぐ....すごく....美しい」
「それほどまでにすごいのかぁ」
十香は感心していた
「なぁ!シドーも個人メドレーとやら出来るのか....?シドー?どこ行ったのだ?」
「あれ、ほんとだ」
突如、士道がいないことに十香たちは気づいた
士道がいない状態の4人の反応はそんなに気にしなかったが
十香は少し不安定な気持ちになった
「午後まではまだ余裕だったはず....」
「シドーを探してくる!」
「あっ十香ちゃん......行っちゃった」
そして、十香は士道を探しに行った
~???side~
「......」
気がつくと目の前に同じ顔をした少女が目の前にいたじっと見つめてくる顔の表情も分からずじまいの姉と
その表情は姉と比べてかなり分かりやすい瓜二つと思われる妹
そう、士道の目の前にいるのは
鳶一姉妹だった
おどおどした表情の千代紙は士道に謝罪をするような形で頭を下げていた
そして、隣の姉は口を開いた
「士道に頼みたいことがあるの」
「突然、なんだ折紙」
「一緒に水着選んでほしいの」
「....はぁ?」
「おーいシドー」
「あっいたいた士道!」
「十香、真琴」
「どこにいたのだ探したぞ」
「折紙たちに呼ばれて話を聞いていた」
「なぬ!鳶一折紙貴様かシドーを浚ったのは!?」
「私は浚っていない」
「いや、あの時明らかに強引に連れていったのお姉ちゃんだけど....」
「確かに」
「士道まで....」
「えっ....と十香ちゃんごめんね急に五河くんいなくなって心配してたと思うけど、お姉ちゃんがどうも"水着を選んでほしくて"」
『水着?』
コクッ
この時あとから入ってきた2人も士道と同じ『どういうこと』となった
この前士道たち男子は水着を購入していたところ折紙が何故か現れたようで折紙の積極的に水着を選んでほしいと言われた
何故か、、、
その理由は知らないが
その目には闘争心を燃やしていた
士道は「千代紙と一緒に買えばよかったのでは」と言ったが
折紙は「男子の反応が重要」と言って何故か顔を近づいて言い始めた
真琴はただ、苦笑いをしていたが折紙の「今度士道が選んでせしいから来て」と強引に約束作られた
十香は「千代紙となら心配ないが....」と一様十香なりの許可は降りている
千代紙がいなかった場合のことはあまり考えもせず
だが、彼もそこまで行くきはなかった
その強引なおねだりでは通用しないと予想したのか
折紙は
三人がいるのに
耳元でオーシャンパークに連れていくことに耳元で言ったあと
士道は迷い出した
オーシャンパーク→水
水→泳ぎ放題
だが、そこに鳶一折紙が入る
要するにデート
別に折紙とデートしたくはないとは言っていない
ただ、彼も理解している
何故だか密かに感じる
折紙=精力剤
精力剤=折紙
というお約束的な状態
つまり、士道からすれば
近寄りがたい
どうしたらいいのか頭を悩ます女性相手として難しくも単純なタイプである
「シドーに何を言った!」
「別に」
「くぅ~!」
悔しがる十香をどこか嘲笑うオーラが見える折紙
「とりあえずこの事はまた、今度に」
「わかった」
キーンコーンカーンコーン
ちょうどチャイムが鳴り出して
午後の授業に準備を始めた士道たち
授業が終わり
真琴たちは水泳を泳いでるなか
十香は士道を捕まえて聴いてきた
「どうか、したのか十香」
「シドーさっき鳶一折紙に何を言われた」
「オーシャンパークに連れていってあげると」
「オォシャンパァク?....」
「家の学校のプールにはないものも設置されてれいるものだよ」
「おぉ、なるほど」
たいした説明ではないが纏まったことを説明した士道
「それがどうかしたのか?」
「それならば、私が連れていってやる!」
「まさかと思うが....アレを使うのか....?」
「むぅ....アレではダメなのか?」
「いや、アレは使えない訳ではないが、他の人たちがきっと楽しめられないと思うからなぁ....」
「だが....」
「安心しろ、俺はお前から離れないよ....("しばらくの間だけど"....)」
「何か、言ったかシドー?」
「別に、何でもない」
士道はそう言ってプールに飛び込んだ
「あっ士道先輩走りながら飛び込んだら危ないですよ!」
部活を終えたあと
士道のスマホから電話がかかった
それは折紙からだった
「もしもし」
『明日、11時にショピングモールで待ち合わせ』
「えっ、ちょっ....切れた」
「誰からだったのシーちゃん?」
「折紙」
「あぁ、あの超天才の鳶一さんですね」
「怜くん知ってるの」
「もちろんです!あのテストの点数は誰がみても知られますから」
「超天才とはだてじゃないからね」
「それでその人がどうかした」
「明日、11時にショッピングモールに待ち合わせっと言われた」
「それって....」
「もしかして....」
「もしかすると....」
『デート!』
なぜか一年の反応がすごかった
「......」
三人の反応で十香は少し不満な気持ちになった
「もし、そうならば少し....不安だ」
「えっどうしてですか」
江は首を傾げる
「ははは、江ちゃん知らぬが仏だよ」
「えっなぜ真琴先輩青ざめるんですか」
「ところで明日って開校記念日なんだよね」
「そうだな」
「つまり、休みにショッピングかぁ~」
「........」
十香の表情が少し不満な気持ちが強くなった
回りのメンバーが通り過ぎて
士道は彼女の隣にいた
「十香....明日お前も一緒に来ないか」
「....っ?」
十香は首を傾げる
確かに折紙に誘われたのは士道
だが、士道は十香を誘った
「なぜだ?」
「まぁ、そうなるよな、別にお前がいないとダメだって訳じゃないが、お前のも選んだ方がいいかなってダメか?」
「うむ....」
「それに、多分明日は2人きりにならないと思うから」
「?」
「シーちゃん十香ちゃん何してるの?」
「何でもない」
~士道・真琴side~
「真琴」
「どうかしたの士道?」
「明日、お前も来い」
「えっえぇ!?」
渚たちと分かれたあと自宅に帰宅してる最中、士道は真琴に言い出した
明日と言えば
折紙とショッピングと言われた日
「でも、折紙ちゃんは..」
「11時にショッピングモールに待ち合わせって言われたがデートとは言われてもいないきっと千代紙も来るだろうし
それに今朝「男性の反応が重要」って折紙も言っていたから」
「まぁ、それなら構わないけど....十香ちゃんには」
「一緒に来ることを伝えた」
「えっ、」
「蘭と蓮の水着はどうする?」
「ちょっ、ちょっと待って何であの2人も!?」
「オーシャンパーク」
「えっ!?」
「オーシャンパークに連れて行くことに決めた」
「ちょっ、えっ、全然意味がわからない」
「折紙が俺の耳元でオーシャンパークに連れていくと言ったから」
「いや、もしかしたら士道と一緒に」
「折紙なら許すだろう」
「なにその決めつけ!?」
「とりあえず、渚たちも喜ぶだろうし琴里にも伝えとく」
「えぇ!」
「ん....なんだあのトラックは」
前方に十香が歩いていたが急に止まり始めた
「どうした十香?」
「どうかしたの十香ちゃん」
「アレを見ろ」
十香が指す方向に見ると
引っ越し業者がてきぱきと運んでいた
「誰か引っ越してきたのかな?」
「あそこ、空き家だったからそんなに気にすることないだろう」
「ん~そうか?」
『これで荷物全てです』
『ありがとうございます』
『では、失礼します!』
『ありがとうね~』
『ありがとうございました!』
『ばいばーい』
引っ越し業者たちが去ったあと隣に住む人たちの姿が見えた
手を振る4、5歳ぐらいの女の子とその母親と父親
一見したらただの若い家族としか思えないが
三人は母親と娘の顔を見てどこか見覚えある顔筋だと思った
そこに一人の少女が袋を担いで走っていた
「はぁはぁ、お父さんお母さんお弁当持ってきたよ」
「ご苦労様凜祢」
『凜祢!?』「ちゃん!?」
「ん?、あっ五河くん橘くん十香ちゃん!?」
「凜祢知り合いかい?」
「うん、新しい学校のクラスメイト」
「そうか、凜祢父です」
「今後ともよろしくお願いします」
「はっはぁ....」
「よろしくお願いします」
「うむ」
3人はそれぞれの反応で返した
そして、母親と一緒に近づいた少女が士道たち近づいた
「ほら、ご挨拶したなさい」
「そのがみりおよろしくね」
「よろしく、りおちゃん」
「うん!」
「あっ、凜祢の母です」
「どうも」
真琴たちの隣家に新しい人が住むことになった
「そうだ、なぁ凜祢明日一緒にショッピングでも行かないか?」
「えっ、ショッピング!?」
「ダメなのか?」
十香は突然凜祢に明日の予定を誘い込んだ
最初は驚いたが
十香の上目遣いで少し迷い始めた
「行ってもいいぞ凜祢」
「えっ、お父さん!?」
「えぇ、少しは街のことも知っていいんじゃないの」
「で、でも....」
「大丈夫だ父さん力持ちだから、それに凜緒も連れていってもかわまないから」
「えっ」
「大丈夫よ」
「お父さん、お母さん....ありがとう」
「じゃあ、お言葉に甘えて」
「おぉ!」
「明日何時ぐらいに?」
「11時だぞ」
「わかった待ち合わせは」
「ここで大丈夫だ」
「あっありがとう五河」
「それじゃあ約束は11時前ね」
「うむ!」
「それじゃあ、」
「お忙しい中すみません」
「いえいえ、とんでもない」
園神家の人と分かれたあと
士道と真琴はそれぞれの自宅に帰った
そして、士道と真琴数分後
園神家に士道はそうめんを真琴は肉じゃがを送った
翌日、
凜祢は家から出て凜緒と共に待ち合わせしていた
「少し、早すぎちゃったかな?」
「いや、大丈夫だ」
「あれ?五河くん何で!?」
「おはよう
もしかして、十香から聴いてなかったのか」
「うっ....うん」
「おはよう士道」
「おはよう」
「橘くんまでえっとその子達は?」
「あぁ、俺の弟と妹だよ」
「蘭です」
「蓮です」
「シドー」
「お兄ちゃん待ったぁ~」
「いや、ちょうど集まったところ」
「五河くんその子は」
「あっ、どうも五河琴里ですよろしくお願いします」
「俺の妹だよ」
「凜祢待たせたな」
「あっ、十香ちゃんおはよう、」
「結構、賑やかな気がする」
「そうだね」
「それじゃあ、出発だな」
「あぁ」
7人でショッピングモールに向かった
「ねぇ、お姉ちゃんもしかして私を忘れてなかった?」
「忘れてない」
「だっだよね....」
折紙と千代紙はショッピングモールの前で待っていた
「おはよう折紙待たせたか」
「今、来たところ」
「いや、2時間近くずっといたよね」
「千代紙も橘くんおはようやっぱりお前も一緒だと思っていた」
「えっ//」
「2人とももし思っていたのと違ったらすまないが」
「違ったら?」
「みんなを連れてきたけど構わないか?」
「えっ」
「構わない」
「そうか、ありがとう」
「おはよう、折紙ちゃん、千代紙ちゃん」
「橘くん!?十香ちゃん園神さん!?」
驚く千代紙
「みんな、お姉ちゃんが呼んだの?」
「私は呼んでいないだけど士道がきっとみんなも呼ぶと思った」
「えぇ!?」
「何故だか、士道もすごいよね....折紙ちゃんの考えてることを読めたのかな....」
「これで、全員かな?」
「いや、まだ来るぞ千代紙」
「えっ、」
『ヤッハーよしのん久々の登場だよ~!みんな元気にしていたんっ?んっ?』
「お待たせ....しました....」
「あっ、四糸乃ちゃんおはよう」
「おっ、おはようございます真琴さん」
「こっ、こんなに集まるなんて....私、聴いてないんですけど....」
「七罪~おはようなのだ」
「おはよう」
「うぬ、主様たちから呼ばれたから来てやったぞ」
「ぬっ主様!?」
「おはよう、六喰」
コミカルなパペットを腕につけた少女と
どこか、ネガティブなところが見える少女と
胸が爆発的に大きい少女の
氷芽川四糸乃と鏡野七罪と星宮六喰が集まった
「これで、全員?」
「多分、もう一人来る....呼んでないけど」
そう言ってどこか影でも現れたのかいなか
七罪の後ろに近づく何かがヨダレを滴しながら
近づいてくると認識したとたん
七罪は後ろに振り向くといなかった
七罪の動いたため彼女もまた、七罪の後ろに立っていた
そして、
「ナーツーミーさぁぁぁぁん!」
「ギャァァァァァァァァ」
七罪を抱きつく少女が現れて七罪はもがき抗おうとしたが
どんどん、彼女に体力を奪われる形になった
「皆さん、こんにちは誘宵美九です」
「えっ美九さん!」
「どうして?」
「可愛い女の子の水着コンテストと聴いて飛んできたんですよ~」
「えっ!?士道呼んだの」
「呼んでない」
「えっ、誰が」
「わからない」
「「えぇ~!」」
突如、現れたアイドルの誘宵美九
士道も呼んでもいなければ折紙も呼んでいないと
凜祢も真琴も驚いた
「まぁ、とりあえず皆さん水着を選びましょう!」
「勝手に仕切っている!」
「なんか、面白そうな状態だねレイちゃん」
「ってか何で、僕まで連れてこられんですか意味が分かりません」
「まぁまぁ私も面白いかっても言われても連れていったのは渚くんだし」
「そうですが....この状態はあまりも美に反する!」
「お姉ちゃん?」
「あれ、折紙は」
「あれ、鳶一先輩がいなくなった」
「あなたたちも来て」
「うわぁぁぁ!?」
「まっまさか、水泳部全員とは.....」
「僕も驚きだよ」
「ねぇねぇお兄ちゃん何で蘭も水着選んでるの!僕も水着買いたい」
「じゃあ、俺たちは先に蓮の水着でも買ってくるか」
「そうだな」
「構わない」
「お兄ちゃんたちありがとう!」
「いいってそれよりホラ、折紙ちゃんたちの方へ戻るぞ」
「うん!」
男子たちは女子たちのいる水着売場に戻っていった
その時、ベンチに居座る男性がそこにいた
「折紙ちゃんお待たせ......誰ですか....その人」
「神無月さん?どうしてここに?」
「あっ、士道くん久しぶりだね」
「士道先輩のお知り合いですか?」
「あぁ、一様....そんなことよりもしかして十香たちを見守っていたんですか」
「えぇ、女の子たちがショッピングで戯れるのはいいのですがより狙われやすいことありますのでね」
「そうだったんですね、ご苦労様です」
「いえ、君たち水泳部の4人も頑張ってることは私たちも見てきてますから」
「えっそこまで見ているんですか!?」
「シーちゃんのも知り合いって一体何者!?まさか超能力者!?」
「超能力者ではございませんよ」
「そうですよ渚くん超能力なんて理論上存在などされていません」
「ははは、お二方は仲がいいんですね安心しました」
「士道」
「どうした、折紙」
「今からどの水着いいのか、そして誰にたいしてドキッとしたのか試着するから来て」
「....えっ」
「あなたたちも来て」
「えっちょっと!?」
「えぇ、ではここは私が実況を始めますでは第一回!水着ミス・コンテストを開催します!実況は私、神無月恭平が行います。そして、解説はこの4人」
「来禅高校二年、五河士道なぜか解説と点数をやらされた」
「同じく二年の橘真琴士道と同じくなぜかやらされてます」
「同じく一年の竜ヶ崎怜、僕も全く意味がわからないこんなことをして何があるのかを!!」
「同じく一年、葉月渚みんな!楽しく解説と点数をするからねぇ~!」
「今回、幼い蓮くんには現在上の階で遊ばせてますのでこの5人でお送りします」
「ちょっと待って」
「はい、何ですか解説の士道くん」
「そもそも、水着購入のはずだか、何故水着診査をやるのか俺にはわからない」
「なるほどぉ~それと同じ意見のあるかた」
士道と同じ意見だった二人が手を上げていた
「なるほど!士道くん、真琴くん、怜くんの三人共ですね」
「えぇ、なんか面白いじゃんやろうよ」
「やってどうするんだ渚」
「えっうーん」
「なるほど!今、4人はハッキリ言えばここまでのことにはならなかったはずと」
「そうですね俺も蘭と蓮を連れてきたのになんかこんなことが起きるとは思いもしなかった」
「今日はなんか、不安が積もるなぁ」
「それでは、参りましょ!なおルールは単に水着を着用している女性の似合うと思った場合点数をいれる①~⑩点の合計数になります」
『ちょっ!』
「では、エントリーナンバー①
クールビューティーでその顔のはまさに氷のような冷たい顔だが実は好きな相手に~精力が強いガール[鳶一折紙ぃ]」
どこからか流れるオシャレなBGMとどこから現れたのかライト点滅
そして、折紙はノリに乗ってるのかいなか
まるでモデルみたいに歩き体をマントに包む形で前に歩いて行った
折紙は運動神経もよくスタイルがその身に理解出来るほどの腰回り
マントを取り外すと
彼女のビキニ姿はまるで
自分のチャームポイントさらに増やすように首筋を見せるように肩まであった髪を包み
黒の水着を着た
格好だった
「判定はいかに!」
「えっ?えっ....と」
士道⑩
真琴⑤
怜⑤
渚③
合計㉓点
「おぉっと最初に23点を取ってきたぁ」
士道の点数が⑩だったのかどこか嬉しそうな顔をした折紙
「シーちゃんってこう言うのが好みなの?」
「......」
「マコちゃん代弁して!」
「えっ!....「さっさと終わらせてほしい」っと」
「まさかのその気持ち一直線!?」
「僕からは確かに男性が『ドキッ』っと言われるとても男心がくすぐられる理論としてあの髪を包み形で男のハートをつかむポイントだと思いますですがそれは、まだ彼女は本気をぶつけてないと僕の考えは出てきてます」
「なんか怜の説明もスゴいけどなんか解説者みたいでスゴい!?」
「マコちゃんは?」
「俺は、スゴく似合うと思ったよ」
「普通だね~」
「うるさいな!?なんだったら渚はどうなんだ」
「僕はもう少し、可愛い方がいいかな~確かに男性が喜ぶ黒の水着だけどどこか大人っぽくしようとしてあまり男子としては目が引くだけって感じかな」
「渚も解説が以外もうまい....」
「それでは続いてエントリーナンバー②
昨日転校したばかりでオーストラリアで暮らしていた少女![園神凜祢ぇ!]」
「そこまで、知ってるってヤバイなぁ」
神無月の説明に首を突っ込む士道
そして、BGMもライトもさっきと変わらないが
凜祢は少し赤く染めて恥ずかしがっているが
歩きながら向かって来た
折紙とは髪の長さは違えど彼女の自然的な
水着の色は水玉デザインに橙色と黄色が混ざりあった色の水着だった
折紙と違うのは胸のバストサイズそして、腰回りそして何よりヒップがとても柔らかな丸みだった
「判定は!」
士道⑩
真琴⑤
怜⑦
渚④
合計㉖
「おぉっと!折紙さんを越えて26点3点差を取った!」
「シーちゃんはまた⑩!?」
「......」
「渚、一様言っておくけど内容は同じだよ」
「凜祢先輩は折紙とは違って運動とはさほどされてないですがオーストラリアで運動されたものがとてもよくみられる筋肉質なところも見られますね」
「怜はどこまで見てるの!」
「うーん、水着的にはとても夏ポイけどどこか幼さを見せてるデザインも見られるかな」
「厳しさがあるのにどこかコーディネーターのような言い方!?」
「マコちゃんは?」
「えっ似合うと思ったから」
「もぉ~二人とも真面目じゃないんだから」
「いやっ俺はいたって真面目だよ!」
「続いては、エントリーナンバー③
幼さのような可愛さを持ち男の「守らせてくれ」オーラを作らせるキュートな子[氷芽川四糸乃!]」
先ほどの二人とは違って
女の子の中でまだ成長期間のメンバーそして、
ロリコンたちの心をくすぐらせるピンク色と白のシマシマ水着
怯える雰囲気がまさに一ころ
「判定は」
士道⑩
真琴⑦
怜⑤
渚⑤
合計㉗
「おおっとここまた上に上る上る!」
「....」
「はいはい、士道先ほどと同じです」
「女性としてはまだ成長期だが、ギャップとしては確かに「あぁ~ん守りた~い」や「守らせて~」と言いたくなる男の子想像が出てきますね」
「よしのんとの合わさった萌えてくが男の子ハートを鷲掴みだね!」
「似合うと思ったよ」
「何も変わってないよマコちゃん」
「続いてはエントリーナンバー④
普段はお兄ちゃん子の妹が自分のもうひとつの顔を剥き始める[五河琴里!」
普段の白のリボンを変えて黒のリボンを変えたとたんどこか大人的な顔筋をした少女
選んだ水着はその白水着彼女の肌と合う色合い
「判定は!」
士道⑩
真琴④
怜⑤
渚③
合計㉒
「おぉっとここで三人に追い抜かれることはなく下になったグヘッハッ....ありがとうございません....」
「今まで、白の妹しか知らなかったが黒は暴君と知ったよたった今」
「俺もずっと琴里ちゃんのリボン白しかイメージなかったけど黒に変えたとたん反抗期に見えた」
「お二人の感想がただの性格のことですが....とりあえず、僕の理論上育ち盛りであるためきっと健康の豊富なものを食べさせると大きくなりますよ」
「うーん黒に変えるなら何かと合わせた方がよかったかもね」
四人もう、まともな解説なかった
「それでは引き続きましてエントリーナンバー⑤
いつも、回りにネガティブとか暗いとか言われてるっとおもれていたが本当の君な輝いている![鏡野七罪!]」
回りに比べて目の先がどこか光が灯ってなく
今すぐでもこの謎のコンテストを終わらせたいと目から伝わる
だが、本来の彼女を知ればその意識は変えられる
先ほどの四糸乃とデザインは違うがフリルなものがついて色はオレンジ色の水着を着こなし髪は琴里と同じツインテールに纏めた
「判定は!」
士道⑩
真琴⑦
怜⑦
渚③
合計㉗
「おおっとここで四糸乃さんと同一位にこれは面白くなりました」
「......」
「似合よ」
「彼女の成長期だがそのスタイルはきっと美しく羽ばたく白鳥になるでしょう」
「うーん、やっぱり君に似合う色はぁ~アレかなカボチャ!」
「よく分からん」
「では、続きましてエントリーナンバー⑥
兄のことを思い今鮫柄に挑むため日々サポートする[松岡江]」
江の明るさを引き出す水着は
彼女の雰囲気に合う色だった
「判定は」
士道⑩
真琴⑤
怜⑥
渚③
合計㉔
折紙の上にたった
「......」
「うん、似合うよ」
「江さんの筋肉にはまだまだですが期待です」
「もう、ちょっと可愛い方がいいかな」
「それでは、続いてエントリーナンバー⑦
星空を見上げ夢は天文学![星宮六喰]」
六喰は他3人と違って中学生とは思えないほどの胸とスタイル
チャイナ服のような水着
「ってかどこから見つけんだよ....その水着」
士道は思わず突っ込んだ
「判定は」
士道⑩
真琴⑤
怜⑦
渚⑤
合計㉗
「おぉっとまたまたまた同一位!」
「......」
「士道、もうみんなに⑩しか出してないよね」
「他の人と違ってデザインは飛び越えて素晴らしいが選手としてはいまいちな体格モデルとはおすすめですね」
「インパクトはスゴくよかったきっと男のハートもゲッチュ」
「さてさてそろそろ、終わりが近づいてきましたエントリーナンバー⑧まだ、小さな子がまさかのここに参戦[橘蘭!]」
「えっ蘭も....!?」
「どうする....真琴」
「うーんここに蘭が入るなんて思わなかったよ」
彼らの中で二人が難しい顔になった
幼い妹に水着の評価を上げていいのか迷う真琴
現れた蘭の格好は少女らしい格好で明るく現れた
シマシマな水着を着た
「判定は」
「....~っ!」
士道⑩
真琴⑩
怜③
渚④
合計㉗
「ここで、またまたまたまたまた同一位に」
「.......似合ってる」
「うん、似合ってるよ蘭」
「まだ成長期ですしきっとお似合いですよ」
「可愛いよ」
何故か、蘭にたいしてコメント少ないがそれぞれはそれらしいコメントをした
「続きましてエントリーナンバー⑨
双子の姉にはかなわないそんな甘酸っぱいことで実はかなりの乙女心がある[鳶一千代紙]」
現れた千代紙は恥ずかしがってでなかったが
折紙に押されて飛び出た
4人はかなりの衝撃に目を丸くした
千代紙はいぬ耳とスク水の格好して恥じらいながら今でも涙目になる顔で現れた
まさに[ぼくだけのペット]といったところ
士道もこれは点数にいれていいのか
真琴はむしろ、一番の「どこから見つけたんだよ」っと意識する
怜もあり得ない顔をして
渚は今までの笑顔のままだったが苦笑いしかなかった
「判定はいかに」
士道⑩
真琴④
怜③
渚③
合計⑳
『......』
誰もが沈黙な形で折紙と似ているところもあるんだなっと思っていいのかそれともみんなの感想は分からなかった
「さて、続きまして』
「ちょっと待ってぇ~!!」
「エントリーナンバー⑩まさに黄金ボディ[夜刀神十香]」
「あっ、説明出来もんだよなぁ」
「えっそれってどういう意味?」
「何でもない」
十香は白い水着を着て肌と一緒で先ほどの千代紙と同じ羞じらいを見せた
士道としてはその姿を見て赤く染めていた
「判定は」
士道⑧?
真琴⑧?
怜⑧?
渚⑧?
「えっ士道⑧!?って違う!」
「こっこれ」
「ん....?∞になってる」
「シーちゃんも気づいてなかったの!?」
「急に①~⑦、⑨⑩が奪われたから裏に⑧って書かれた札に手渡されたから」
「えっ何それ!?」
「
俺にも分からん」
「つまり、合計は....ってみんな!?」
「えっ!?」
それぞれに
何故か4人の札が
∞の札に摩り替えられた
つまり合計は∞
「....いつの間に」
「......(もしかして、あんたの仕業か神無月さん)」
「(おおっと、これは失礼)」
「("あんたたち何をしてるんだ")」
士道は神無月たちの仕業と何故か確信した
「(今、戻した方がいいぞまだ、美九もいるんだし)」
「(....分かりました)」
そして、一瞬で点数がもとに戻った
士道⑩
真琴⑤
怜④
渚⑦
合計㉖
「おぉっと惜しくも越えることなく!」
「はぁ....」
「どうかしたの士道」
「別になんでもない」
「......?」
「女性のフォルムとしては完璧な体型ですね」
「男心の鷲掴みの恥じらいだね」
「さてさて、いよいよ終わりが迎えました。
人気の歌姫[誘宵美九]」
美九の女性のモデルとしてのスタイルと男性の引き寄せる体格
まさにアイドルの鏡であろう
水着もみた男子はとりこになるが今回、4人は驚くことしかなかった
「判定は」
士道⑩
真琴⑦
怜⑥
渚③
合計㉖
「なななななんと十香ちゃんと同じに」
士道は相変わらず⑩だった
「モデルみたいな体格」
「男性も目が引くオーラ」
「水着じゃなくてスタイルに注目してるよね」
「では、最後の人」
『最後の人?』
「他にいたかな」
「は~いわたしりおもいるよ」
「では、参りましょうエントリーナンバー⑪
幼さが際出す少女[園神凜緒]」
まだ幼さがあるのだが
凜緒のかわいらしい雰囲気と水着がとても似合う形だった
「判定」
士道⑩
真琴⑩
怜⑥
渚⑤
合計㉛
「似合うよ」
「うん、似合ってる」
「可愛らしいところが魅力的です」
「スゴく似合ってる」
「えへへやったーほめられた~」
「以上で持ちまして第一回水着コンテストの優勝は[園神凜緒]でしたぁ!}
「やっと、終わった~」
「どういうことですか....」
「えっ、」
「皆さん真面目にやってたんですか!」
突然江のツッコミが飛び込んできた
「士道先輩に限っては全部⑩ばっかじゃないですか!?」
「まぁまぁ、」
言い合いになる前に押さえる真琴
「なっ、なぁシドー....//この水着はどうだったのだ?//」
「ん~これとかどうかな」
「んっ?うむ試着してみる」
「あれ、士道先輩まだ、続けていたんですか?」
「いや、十香に感想言われたから普通にこれ似合うかと思って十香に渡した」
「あっそうなんですね....」
「待たせたな」
十香はカーテンを広げて
最初は堂々としたが徐々に赤く染めて胸などを隠した
「おぉ~似合う似合う」
「まぁ、いいでしょう」
「そうだねぇ~さっきは面白かったけど女の子の水着買うために来ていたからねまぁ僕たちは連れてこられたけどね」
「それじゃあこれにしとこうか」
「うむっ!」
「なんか、丸く納めてないですか!?」
「園神先輩」
「ん?どうかしたの凜祢でも大丈夫だよ」
「じゃあ、凜祢先輩一つお聞きしてもいいですか」
「うん、いいよ」
「オーストラリアに住んでいたんですよね」
「うん、それがどうかしたの」
「松岡凜って方ご存知ですか?」
その時、彼女の眉はピクッと動いた
「松岡凜....知ってるよその人がどうかしたの?」
「私は、その....松岡凜の妹です」
「凛の妹....あなたが」
「はい」
「それで、何かよう?」
「私のお兄ちゃん....松岡凜は日本に帰国したとたんどうして連絡もとってもらえずなんか、避けられたりどっか尖ってるように見えて....」
「凛が......」
「凜祢先輩はお兄ちゃんが何か起こったのか知ってますか」
「......私もそんなに詳しくないけど....きっと凛は今、私が話に言っても何も解決して上げられないのかもしれないけあなたの
あなたのお兄さん....凛は"お父さんの想いを背負ってる限り"」
「えっ?」
渚「ねぇねぇ、無人島に一つ持っていくならない持っていく?」
真琴「やっぱり非常袋かな」
士道「同意」
怜「何故、無人島に行くのにあえて一つしか持っていかないんですか、質問の意味がわからない」
士道「次回、[試練のオープンウォーター!]」
凛「無人島か、」
真琴「凛!?」
凛「無人島に一つと言えば、枕に決まってるだろ」
士道「フッ枕変わると眠れないタイプか」
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試練のオープンウォーター
遙「あっ....ありがとう作者」
作者(いやぁ~6月30日七瀬遙の生誕祭ですねぇ祝え!)
遙「結構、俺よりご機嫌だなぁ....」
作者(モチのロン!いやぁ~だってこの作品遥全く出てないから何か詫び出きるものがないかなって思ってさ)
遙「確かにTV本編の出来事を全て台詞つけ回してるところが多い」
グサッ
遙「だっ大丈夫か」
作者(大丈夫大丈夫)
作者(今回の第1章で士道たちの物語は夏から秋まで間に合えば他の話を書きたいと思ってます間に合えばの話だけどね)
遙「どんな、話にするんだ」
作者(う~ん、人魚とかバイトとか)
遙「なんか、話が色々作られるな....」
作者(お楽しみにそれでは参りましょう!)
On your mark? Ready go!
松岡江はなぜか袴を着ていて
習字をしていた
彼女の着ている袴姿はとても書道のイメージがあう服装
『......』
風が吹いた瞬間
江の腕は走り出した
そして、
『県大会まであと48日!』と書いた
「江ちゃんまた、やるの?」
「やめませんか、それ」
「プレッシャーが人の次の成長させるんです!」
「プレッシャー潰れる奴もいる」
「それって、レイちゃんのこと?」
メンバーがそれぞれ江の後ろでやり取りをしていた
「えぇ!、僕はそんな弱い人間じゃありません!」
「フフフ、て言うかなんで袴姿?」
真琴は首をかしげた
「プラプラしてないで早く練習、早くとっと行く....全く」
そして、強風で紙が散らばりだした
「あぁ!?もぉ....めんどくさいなぁ....!何これ?」
「なんだそれは?」
「これはっ!」
二人は下地になった紙を見つめていた
「見て見て届いたよぉ!ジャージ!」
「ジャージはカッコいいんですが、Tシャツのこれ何ですか?」
「イチローのシークレットバージョンだよレイちゃんがジャージにイチローつけるのが嫌って言うから」
「というか、シークレットなんてあったんですか?」
「じゃあそろそろ、始めようか、練習に入る前にまず県大会のエントリー種目を確認しとこう」
士道たちは自分たちの種目を中心に練習することにした
「俺は、Baの100mと200m渚はどうする?」
「僕はBrの100mと200mかな」
「士道..?」
「俺は、Freeしか泳がない」
「聞くまでないか、怜は?」
「僕はBuしか泳げません」
「だよね」
「何れにせよみんな、ブランクがあって持久力に欠けるから短距離に中心にエントリーするのが言いと思う」
「個人はそれで決まりだね、」
「あと、リレーは」
「別に今は決めなくていいか練習しながら様子をみつつ考えるってことで」
「大変です!スゴいの見つけちゃいました!?」
突如、江が飛び出してきた
「[来禅高校水泳部地獄の夏合宿in無人島]」
「地獄?」
「無人島?」
「楽しそう」
それぞれ一つ一つ口にした
「これ、何十年に前に来禅が水泳部があった時代の物ですよ!」
「だから何段ですか?」
「だから、私たちもこの合宿に乗っ取って無人島夏合宿しましょう!県大会向けて!」
「めんどくさい」
「とか、言ってる場合じゃありません、見てくださいこの特訓メニュー!海での永遠特訓です無人島から無人島へとひたすら泳ぐ持久力につけるには最適の訓練だと思いませんか!?」、
「海」
「はい、海です」
「かつての栄光の水泳部のように私も刊行しましょう」
「栄光の水泳部だったの?」
「うん、こんなのも見つけたの」
「[天宮市ジュニア大会6位]」
「「微妙....」」
「とにかく、今の来禅水泳部に必要なのは、持久力!・そして、夏と言えば合宿です!・海です!・無人島です!」
「いや、そもそも無人島は関係ないじゃないですか」
「でもなんか、ドキドキするよね無人島っていう響き」
「でしょう!だから、行きましょう合宿!部長決断を」
「えっ....あぁ....まぁ、いいんじゃないかな県大会に向けて強化合宿ってのは」
「やったーそれじゃあ決まりだね」
「....?待つのだみんな、」
「ん?どうかしましたか十香先輩」
「合宿とやら行くのであろう。」
「はい」
「だが、その無人島までどうするつもりなのだ?」
「それは、もちろん部費で!」
そして、天方先生がいる場所に行った
「そんな、部費はありません!」
「それじゃあ、太っ腹の顧問の先生のお金で出してくれるってどうですか?」
「太くありません!」
「あれ....」
「それに、そんな都合がいい話テレビや漫画の中の話です!イギリス劇作家[バーナード・ショー]の名言にもあります「私が最も影響を受けたの本は何かそれは、預金通帳だ」」
『......』
帰りみんなでアイスを食べながら帰った
士道は琴里が羨ましがってただをごねると思いもう一本のアイスを袋に残していた
「でも、行きたいなぁ~みんなで無人島、部費がダメなら自分たちのお金で行けないかなぁ~」
「そんな、余裕ありません。自腹で揃えたジャージ作ったし非ブーメラン型水着を買ったし」
「俺も買った」
「僕も僕も」
「怜くんはともかく全員新しいの水着買う必要なかったでしょ特に士道先輩持ってるの全部似たようなもんだし」
「....締め付けが微妙に違う」
「なぁ、シドー」
「ん?」
前方の後輩たちが悩みながら
後方の十香は考えていたことを士道に相談してきた
「じゃあ、みんなでバイトでもしようかぁ....」
「今からじゃ遅いです」
「残念だけど計画倒れかぁ」
『はぁ~あ』
「十香、本当にそれでいいのか?」
「うむ、みんなのために私も人肌脱ぞ」
「......十香....」
何か、二人にしかわからない話をしていた
「いや、俺が何とかするお金をかけずに行く方法考えてみるよ」
「なら、私も手伝うぞ真琴!」
「ん?どう言うこと十香ちゃん....?」
「うむ!何処までみんなに役に立つのか分からぬが私も考えが出来たぞ!」
「えっ....」
「「おぉ~!」」
「マコちゃんと十香ちゃんやる気にぃ!」
「二人とも頼もしい!」
「......」
「とりあえず私は連絡してくる!行くぞシドー!」
「あっ、あぁ」
「えっ、どういう意味なんでしょうか?」
「「さぁ」」
「それじゃあ、俺も先に取り出すものあるからあとで来てね」
「あっ、先輩たち....行っちゃった....」
二年の三人は急いで行ってしまった
~真琴side~
「お兄ちゃん何してるの?キャンプ僕も行くぅ~」
「お兄ちゃん士道たちと一緒に合宿だからまた今度な?」
「「えぇ~ずるい」」
橘家の双子はただをごねる
「何とかするって野宿?それに島までのどうするの?」
「やっぱりヒッチハイクかな」
「海の上じゃ車もトラックも来てないでしょ」
「それならば、私たちが任せるのだ!」
「十香先輩....!」
そう言って腰に腕を当てる十香
渚がその意味を理解できてなく問いかける
「それってどういう意味?」
「俺の....というよりは"十香たちの為ならやってくれる人たちがいるんだ"」
「えっ!?何それ!」
「スゴーい!」
フッと怜は橘家の前に立てられている物を目にして近づいてみた
「......これは、?」
「金魚の墓だ真琴が昔飼っていた」
「そう言えば、マコちゃん飼ってたよね小学校の時、今でもここにあったんだ」
橘家から離れて隣の五河家に荷物を広げることになった
広げるのは構わなかったが何故か五河家なのかと言うと
蘭と蓮がワチャワチャとするため五河家で荷物を広げる形となった
「結構、本格的ですねぇ}
「うちは昔から、夏は家族でキャンプ行ってたからね」
「なんで....俺んちなんだよ....人の家を勝手に置き場にするな」
「だって、シーちゃん家広いから」
「妹たちと一緒に住んでんだぞ」
「まぁまぁ、お兄ちゃんよ今回だけは使わせてもいいのだ!」
「なんで、琴里が許すんだよ..」
「だって、今お父さんもお母さんも海外出張だし、それにお兄ちゃんが許可しなくても私が許可するのだ」
何故かえっへんと器を大きく見せている琴里が想像してしまった士道はとりあえず荷物をみてみた
「これ、全部無人島かなぁ~あっいっそう無人島でキャンプって言うのも」
「よくないです」
「無人島でバーベキュー」
「バーベキュー!!」
「だから、無人島とから離れましょうよ」
「あとは、交通費かぁ~」
「交通費は私が何とかするぞ」
「そう言えば、そう言ってましたけど一体どういう意味ですか?十香先輩が支払うんですか?」
「うむ、「当日まで内緒にしとけ」っとシドーに言われたからその....まだ言えんぞ」
「じゃあ、船は」
「それも、内緒だ」
「「内緒?」」
「ん~十香ちゃんもったいぶらないでよ~」
「しかし、シドーが....」
「えぇ~シーちゃん何か知ってるの!ねぇ教えてよ~」
「ダメだ」
「えぇ~」
しばらくして渚たちは電車で帰っていった
士道と真琴は三人を見送っていた
十香は琴里と留守番になった
「じゃあねぇ~」
「また、明日」
「うん!」
「帰ろっか」
「あぁ、」
夕陽が落ちていく斜め坂二人はゆっくり歩きながら帰った
真琴は楽しそうに話していたが士道は険しい顔を隠しつつ真琴の話を聞いていた
「何とかなりそうだしあとは、アマちゃん先生に許可を貰うだけだね」
「あぁ、」
「みんなで合宿かぁ楽しみだなぁ~あぁ、でも怜は初心者だから俺たちがちゃんとフォローし合わないと大丈夫かな怜....俺も遠泳はあまり自信がないけど....フフ」
「....どうかした士道」
士道は立ち止まって
真琴が後ろに振り返った
士道は真琴の楽しい顔でいたが心配で仕方がなかった
「本当に、大丈夫なのか」
「えっ、?」
「......"海"」
「......!」
「俺は、"十香たちにも"話してないけどそれでも行くって言うなら」
二人の人気が少なくただ、夕陽の真っ赤な日差しがお互いの表情の色が分からなかった
だが、真琴の顔が変わったことは士道も申し訳なさもあったが聞いてかないと"合宿中に何かあっても遅いから"聞いていた
「大丈夫だよもう、昔のことだし」
「......」
そう言ってそれぞれの家に帰っていった
「行ってらっしゃい....」
「お土産買ってきて~」
「良い子にしてるんだぞ」
その頃士道は琴里に火の元を注意することを言った
「お兄ちゃん大丈夫だぞ!火の元もちゃんと扱えるし!それに私は火事など起こさんぞ!」
「いや、火の元もそうだが、お前飯どうすんだよ?」
「チュパチャッp「そう言うと思って、橘のおばさんに夕食も一緒に食べさせてくれることを事前に話しといたから」えぇ~」
「氷芽川さん家のおばさんたちも泊まっても良いって言ってくれたし、逆に四糸乃たちが泊まってくれるって電話に出てくれたから良い子にするんだぞ」
「むぅ~」
「なんか、買ってくるから」
「むぅ~絶対だぞ!絶対お土産買ってくるんだぞ!」
「わかったから良い子にするんだぞ」
「おはよう士道、」
「あぁ、おはよう」
「あれ、十香ちゃんは?」
「先に待ち合わせの人の方へ向かわせた」
「?」
「行くぞ、真琴」
「うん....」
「シーちゃんマコちゃんこっちこっち」
「おはようございます!」
「おはようございます」
「おはよう。」
「おはよう」
待ち合わせの場所でたっていたのは
「にぃ~さま~!」
「真那?どうして」
「おはようございます兄様」
『兄様....!?』
「えっ誰ですってかどういう関係ですか!?」
「僕も知らないよ一体どういう意味シーちゃん」
「....訳あり」
「いや、意味が分かりません」
「俺も、そこまでのことは知らないけど真那は士道の実の妹なんだよ」
『えぇぇっ!?』
「そうでいやがります!私と兄様は実の血の引いた兄妹でいやがります!」
「どどどどうして、士道先輩はその子と一緒に暮らしてないんですか」
「えっ....と....」
「....はぁ....真那は全寮制のところにいるからそれに、俺の場合琴里とは血の繋がってないんだよ」
そして、彼らがやり取りをしてるなか
大きめの車のドアから出てきたのは
「皆さん、おはようございます」
乗っていたのは神無月恭平だった
そして
「これで全員でいやがりますか?」
「天方先生がまだです」
その時、
一瞬にして車が通ったと思ったら
降りてきたのは
おしゃれな格好したアマちゃん先生こと天方先生だった
「すみませーんお待たせしましたえっ..とうちの生徒たちのためご協力してくれるって方は....」
キョロキョロっと左右向いていたとき
大きめの車6人辺りが乗れる車が現れたことで驚いていた天方先生は目を丸くしていた
「あの、これつまらないものですが」
「ありがとうございます。ささっ十香ちゃんは先にお乗りされてますので」
「おぉ~皆、揃ったな」
「夜刀神さんこれは....!」
「うむ、気にしないでくれ」
「そうだよ~」
「いや、気になりますよ!」
「よしっ行くぞぉ!」
『おぉー』
「ちょっとみんな!?」
その後、士道は車で数時間ぐらい乗っているとき色んなことをしていた
トランプ・カラオケ・しりとり等
そして、船が止まってる場所にたどり着き
水泳部たちは荷物を船に乗せて出発した
「君たちの合宿の成功を祈って景気付けです」
「無人島に向けて出ぱーつ」
「よーそろー!!」
「ですから行き先は無人島じゃありませんから」
「まぁまぁ細かいことは気にしないの」
「細かくはありません....」
「真那、お前どこまで付いてくつもりなのか」
「はい、兄様たちをあの島に上陸した後も一緒でやがります」
「そうなんだ」
そして、目的の島にたどり着き皆、荷物を取り出した
「うわー良いところ」
「来てよかったわぁ~」
「ですねぇ」
「うぷっ」
「大丈夫か怜」
「大丈夫、お手洗いp行ってp」
「あぁ」
怜はトイレに向かった
「はぁ....」
「頑張ってくださいね、帰るときまでここにいますから」
『ありがとうございます』
「怜、大丈夫か心配だ....」
「うん....」
「あっちにはスポーツ施設あるみたいだね50mプールもあるわここ使わせるのも」
「だからそんな、お金ないですから」
「そう思ってだなみんなのためにホテルも予約した場所見つけたぞ」
「えっ....本当に!夜刀神さん何処のホテルなの!?」
「うむ、その前に....みんなのためにホテルも手配をしたのだが「合宿としてはありがたいが男子はキャンプにするから大丈夫だ」っと言われたからアマちゃん先生と江は私が手配したホテルでもよいか?」
「はい!」
「それじゃ、私キャンプ場探してくるわね」
「はーい、あっそう言えば差し入れって何なんだろう....」
箱の中に差し入れといわれた物を開けると
沈黙した江
「きなこパン?」
きなこパンの隣の箱を開けると
「こっちは」
「鯖だ」
「こっちは」
「調理できる物だけは一様揃えてる」
「鯖専用なんですねこれは」
鯖ようの奴と区別していた士道
「皆さ~ん....はぁはぁ」
怜はこちらに走り出した
『?』
「ちょっと来てください!」
『せぇせぇ..せぇせぇ..』
怜が皆をつれてきたのは
鮫柄が屋内プールで行っていたところ
「井上!山中!遅れてるぞ」
「なんでここに鮫柄水泳部が」
「....っ!リンちゃんもいる」
「ひょっとしてまた江が?」
「えっ、今回は私知りませんから」
「ホントに」
「だって、私から何を言っても無駄ってわかったしそれに..」
「それに..?」
「んーん何でもない」
「偶然ならそれで良いんじゃない、せっかくだし会いに行こうよ」
「止せ」
「ふぇ?」
「なんで?」
「あいつとは県大会で会うって約束した」
「うぇぇぇ、そうだったの!?」
「いつの間にそんな約束」
「どうしたんですか先輩」
「いや、なんか匂いを感じた」
「匂い?」
「鯖みてぇの匂い」
「おぉ松岡よくわかったな今日のお昼は鯖カレーだ!」
「さぁ!残りの練習も気合いいれてくぞ!」
『あい!』
「いいなぁ~50mプール」
「やっぱり競合校だとなれば違うんだね」
「格差も感じますね」
「関係ない」
「うむ....そうだな」
「うん、士道の言う通り今回の俺たちは合宿目的はあくまで持久力つけること」
「そうだった!僕たちには無人島がある」
「50mプールと無人島は同列何ですか!?
「似たようなもんじゃない?}
「何処がですが」
「さてと私たちは一旦、夜刀神さんがホテルにチェックインしてる場所に行きましょうか」
「はい!」
「ホテル!?」
「なんだ、シドーから聞いてなかったのか?」
「えっ、それはどういうこと?」
「私たちはさっき夜刀神さんから手配したっと聞いた場所に行くんです」
「「えぇ~」」
「すまないな、私はシドーに「男子はキャンプで寝るから心配するなっと言われて私たちしか手配してないぞ」
「えぇ~シーちゃん女子に甘くない?」
「甘くない」
「いや、甘いよせっかくマコちゃんのキャンプがあるのに」
「これにも格差が」
「僕たちは最下層」
「本当にいいところじゃない近くに岩盤浴の施設もある夏のおすすめ季節のフェイタルトリートメントですって今ならサービスクーボンがついてヒアルロン酸がついてるなんて夜刀神さんすごいところを手配したじゃないの」
「えぇ、ホントにすごい....」
「地図をみても分かる通りこの島の回りにはいくつか小さな島がある」
「無人島だね」
「だから、なんでそんなに無人島好きなんですか」
「あそこに見える好島大島水島泳ぐのが今回の合宿の特訓だ」
「それぞれの島には約1㎞。合計すると1セット4㎞遠泳と1キロのランニングになる初日はそれを3セット泳ぐ目標にしたい」
「結構きついねレイちゃんは大丈夫?」
「怜は初心者だから別メニューをしてる」
「いえ、皆さんと同じで大丈夫です。遠泳の理論は完璧に叩き込んできましたから....ぁ」
「理論はいくら完璧でも海は危険だから同じメニューでやるならビート板かヘルパーを」
「選べ!」
「......っ....美しくない」
「普通にビート板にいいやそれじゃ」
「特訓開始ぃ~!」
「あっちょっとフライングズルいですよ渚くん」
「はやくはやく!」
「待ちなさい!」
「........」
「........心配ないよ大丈夫だって、俺たちも行こ」
「あぁ..」
「本当に....大丈夫って信じていいのか....真琴」
士道たち水泳部は練習を始めて持久力を上げるため
海に泳ぎ・陸でかけ走り
を繰り返して行った
それを記録するマネージャーたち
「はぁ....はぁ」
「よっと」
「こんなに遠泳がきついものだとは」
「初めてにはしては上的だよよく頑張ったな....」
「はぁ....はぁ....」
「なんか、特訓って感じだねこの合宿が終わればきっと僕たちめちゃくちゃ強くなってるよ県大会で勝って次に地方大会で記録を出せばその先は全国大会!」
「うん、夢みたいな話だけどみんなと行けるとこまで行きたいな」
「実績を残せば部費も増えるし冬は事務でプール泳げるようになるよ」
「だといいなぁ」
「泳ぎ放題だよ」
「ははは」
「......」
「お疲れさまでした」
「ありがとう」
「やっぱり地獄の特訓メニューはきつかったですか?予定の半分ぐらいしかこなせてない」
「まぁ、初日はこんなもんだよ」
「あっ....明日はもっとも頑張ります」
「レイちゃんなら大丈夫だよ」
「すぐに皆さんに追い付いてみせます」
「その意気だ」
「はーい反省会はその辺にして、暗くなる前に食事にしましょうか」
「僕お腹ペコペコ」
「あら、いけない調味料忘れちゃった」
「えぇ!?」
「あっ私、ホテルに借りて来ます」
「お願いね」
そう言って
ホテルに向かう途中
「えっほ、えっほ」
「うわっ!?」
「ごめんなさいあっ」
「松岡先輩の」
「どうかしたのか....あっ」
「お兄ちゃん」
「ご....似鳥先に戻ってろ」
「だから、違うんだってばぁ」
「何がちげえーんだ士道たちも来てるんだろ?」
「それはそうだけどでも本当に偶然たまたま私たちも合宿で」
「合宿?プールは俺たちが使ってるのに何処で泳いでるんだよ」
「......海」
「大丈夫なのか....真琴は」
「えっ?」
「いや、何でもないそれより確りメニューこなせてるんだろうな」
「うん、まぁ今日は半分ぐらいしか出来なかったけど」
「んだよ....」
「んーん、お兄ちゃんやっぱりみんなのこと気にしてるんだなって」
「気にしてねぇ」
「でも、県大会で会おうと約束したんでしょ」
「別にあいつらに会いたい訳じゃねぇ、俺は士道に勝つそれだけだ」
「....」
「江、お前何処と待ってるんだ?」
「えっその先のホテルなんだけど」
「送ってってやる」
「....!うん」
「なに笑ってるんだよ」
「別に」
「鯖&ホッケ」
「鯖&パイナップル」
「「うぇ~」」「おぉどれも美味しそうだな」
「えっ」
「私、ピザにパイナップルだけは許せない」
「そうなのか?」
「それなら、私はシュウマイの上にグリーンピースは許せない」
『えぇ~それはアリだよ~』
「どうしたの?」
「えっ、いえ何でもありません」
「そぉ~?」
『何でですか~』
「怜、練習のメニューことなら気にしなくていいよ」
「....」
『だってあの強引なイメージなシュウマイの上にグリンピースを乗せたケーキのイメージをしたのよ』
『えっ』
「ゆっくり上達すれしていけばいいから、それより俺は
みんなでこうやって一緒に練習したり、合宿したりしてり出来ることの方が嬉しい、もちろん記録も大事だけどやっぱりこんな風にみんなと泳げることの方が一番嬉しいんだ」
「......はい」
「じゃあ俺と士道はこっちのテントで」
「えぇ~僕、シーちゃんといいなぁ~」
「僕とじゃ嫌ってことなんですか?」
「だって、レイちゃん歯ぎしりしそうだし」
「じゃあ、アミだで決めようか」
「賛せーい」
「ここの砂に書けばいい」
「よしっ」
「僕は一番右!」
「あっ、僕もそこを狙ったのに!」
「私たちもホテルに戻りましょうか」
「はい」
「まぁまぁ、士道何処にする」
「一番端」
「何で....あそこにお兄ちゃんがいないのかな」
「アミだーくじのアミだー....」
テントに寝る場所決まったあと
士道は十香の留まってる部屋に上がり込んだ
「....ぬ、シドー」
「髪整えてやるからこっち」
「うむ....すまない///」
「あぁ、」
「十香先輩明日の....って士道先輩どうしてここに」
「髪を整えに来た」
「わざわざここに!」
「まぁ、そうなるな」
「それにしても手慣れてますね」
「ん~気持ちいいぞシドー」
士道はドライヤー(風)とブラシとタオル(乾いたタオルと熱くさせたタオル)を使いこなしていた
「まぁ、昔から妹の髪を整えていたからな」
「あっ、私もよくお兄ちゃんにやってもらってました」
「江もやって持ったのか!?」
十香は驚いた
「はい、最初は不器用だったのがみるみるうちに手慣れてました」
「そうかぁ....いい兄を持ったな」
「ははは、そうですねちなみに、どうして士道先輩十香先輩の髪を整えに来たのですか」
「そうだな、去年から十香の髪を整えていたから自然に十香の髪を整えてる気がする」
「へぇ~そうなんですね」
「ちなみにだが、十香は俺以外の男のやつに髪さわられたくないっと」
「あぁ、認めた相手しかさわる許可ないみたいな」
「そんなところかな」
まるでお世話係りかカップルかペットの手入れのイメージに見えた
真琴は眠りに入ったとき隣で眠れずにいた
怜は水着に着替え夜の海に泳いでいった
「はぁはぁ....(やっぱり僕が頑張らないと....!)あっ美しい....よしっ少しコツが掴めた」
そして、怜は知らずに夜の海に泳いだのかそれとも
危険を感じなかったのか
自然の恐怖をあとで知ることになるとは怜は知ることになるとは
「えっ!わっあっ....しまった....うぶっ」
ビート板を手から離してしまい
命綱となるものが失くなった怜
泳ぐことも浮くことも出来ずただ、波がさらに激しさをまして
踠くことしか出来なかった
「あれ....怜」
「うわっすごい雨....っ!」
真琴は目を覚まして怜がいないことを気づきテントに出た
雨の強さを驚き海を見たとき
「だっ....誰か....!」
怜が溺れていたことに気づき
「....!怜!」
真琴は海に飛び込んだ
渚「大変だよシーちゃんレイちゃんが」
士道「真琴もいない....まさか海に..っ!」
渚「うわっ!ダメだよシーちゃん待って一人じゃ危ないって!」
士道「次回[衝撃のノーブリージング!]」
渚「レイちゃんマコちゃぁぁぁん!」
士道「待ってろ俺が必ず助ける」
十香「待つのだシドォォー!」
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衝撃のノーブリージング!
作者(何?)
遥「今回も俺なのか」
作者(そうだよ)
遥「そうかなら聞くが今回は第1章が終わったあと他の話を作ると言ったが第2章はどうするんだ」
作者(早い話だね、)
遥「....すまん」
作者(いや、あやまられるとちょっと、でもまぁだいたいは決まってるよ)
遥「そうなのか」
作者(そうです!でも、ここで言えないのが残念だけどそれでは始まりますよ!)
On your mark? Ready go!
「えっ、うわっ....しまった....!」
「あれ....怜....」
「うわっすごい雨....」
その瞬間、夜遅く怜は泳ぎの練習を始めていた
この時間は危険な海だと確りと理解していなかった怜は
ビート板を失くしてしまい泳ぐことが出来ない怜に取っては命綱を失ったと当然
そして、身体を踠く誰かが助けが来ることをただ、願うことしかなかった
怜がいなくなったことを気づいてテントから出た真琴は雨に打たれながら怜を探した
「....っ!」
目の前に波に溺れる怜を見て一度は驚く
「あっ....だっ....誰か....っ!」
彼は命綱がないそれを見えた瞬間いても絶ってもいられず
「....!怜....っ!」
海に飛び込んだ
士道は十香の髪を整えたあとテントに戻っている最中
テントの中がビラビラと揺れるところを見えテントに近づいた
「まだ、暖かい」
「あれ?シーちゃんどうかしたの?....そこレイちゃんとマコちゃんのテントだよ....」
眠そうな目で渚はテントから出た
「....あれ....は....真琴....?」
窓から見えたところに真琴が波の中で泳いでる姿を目にして
十香は急いで士道たちのテントに向かった
「怜も真琴もいない....」
「トイレじゃなくて」
「トイレだったら....こんな雨の中で行けるわけ....!」
「どうかしたのシーちゃん」
「シドー!真琴が....!」
「まさか....海に....!」
十香がわざわざテントに近づいてさらに真琴がどこに行ったのか知らせるそれを急いで気づき
士道は海を目にした
「....!......」
三人は溺れる人とその波に溺れる人を助けようと一人でその青年に近づこうと泳いでる姿を目にした瞬間
「シドー!?」
「渚と十香は天方先生を呼んでくれ!」
思わず、真琴たち方に飛び込んで行った
十香は止めに入ろうとしたものの手遅れだった
「待つのだシドー!」
「ダメだよ!十香ちゃん危険だからアマちゃん先生をお願い!待ってシーちゃん一人じゃ危ないよ!」
「渚ぁ!!」
渚も士道を追う形で海に飛び込んだ
十香はただ、二人を止めることも出来ず二人の救いを願うしかなかった
「真琴....っ!」
士道は真琴の方に近づいた
「レイちゃんは僕に任せて」
渚は溺れる怜の方に近づいた
「レイちゃん今、助けに....」
その時、
二人を襲ういや
四人を包み込もうとする波が
「嘘....っ!」
彼らを飲み込んで行った
「....しっ..し..シドォォォー!」
十香は叫ぶしかなかった
波に飲み込まれたが何とか這い上がってこれた士道は
真琴を肩を担いでいて思わず、そのまま倒れてしまった
「....はぁ......はぁ......」
バタッ
「ま....こと....真琴....確りしろ..!」
士道は、真琴の意識がないことに気づいて彼の名を呼んだ
「だ....誰か!いないのか! 渚!怜!十香!」
誰もいない、
いるのは士道のみそう思った時は絶望的な状況だった
だが、彼は、真琴が死んだ訳でもないことを気づいた
そして、顎を持ち上げて考え出した
今、出来ること今、自分がやれることそれは
『人工呼吸』
人工呼吸とは
ダイビングで溺れた人間、持病な人が一瞬心臓が心肺停止が起きた時
男女問わず呼吸、酸素が意識を失った時浅い状態から無理やり酸素を運ばせて
心臓の鼓動で呼吸に使われるものが送られなかった時
無理やり動かして心臓をリズムをあわせて外の方に動かす
「........っ!......動いている......怪我は....ない......っ!息が....弱い....」
士道は真琴を顎を自身の唇を重ねられるようにそして真琴が呼吸できるように上げた
呼吸を吸った士道は真琴の唇に近づけようとしたとたん
「グッハッ!ゲホッゲホッ....」
「真琴....!」
「しっ....ど....」
「大丈夫か!?」
「ここは....」
「多分、月島だ....テントから見えた迎いの....」
「怜は....怜!」「まだ動くな!お前は安静にしていろ」「でも怜が..っ!」
「怜は渚が助けてくれている!安心しろ」
「渚が....」
そして、渚と怜は同じ島でも上陸した場所は違った
ちょうど、ビート板が目の前に流れてきたから渚は拾い上げた
「はい....レイちゃん」
「....!ありがとう....ございます..」
「大丈夫?」
「はい....本当にすみませんでした」
自身がこのようなことを引き寄せたことがきっかけで渚たちに迷惑をかけたことが許せずにいた
「でも....僕のせいで....皆さん」
「そう言うの後々それより2人を探しに行こう」
不安な顔が強くなるだけど怜の心が折れないように渚は笑顔で安心感を作った
「大丈夫だよ.あの2人なら」
「でも....真琴先輩が助けて来てくれたのは分かったんですが....なんだか...."いつもの真琴先輩じゃなかったような"....」
~十香side~
みんなが波にのまれた後、ただ見ることしか出来なかった十香は、士道たちが天方先生を頼っていたことを今、自分が一番出きることを
急いで天方先生と江が一緒にいる室内に入りだした
「アマちゃん先生!!」
勢いあるドアの音と十香の呼び声でまだ、眠気が残る顔で目を覚ました
「どうかしたの夜刀神さん....」
「どうしたんですか....十香先輩....って何か....あったんですか....?」
「シドーたちが....!」
「えっ....」
泣きたい顔を堪えて今自分が出きることは伝えることだった
「シドーたちが波に浚われてしまったのだ!」
「なんですって!」
「えっ、どうしたら!」
「とっとりあえず落ち着きましょう!」
「落ち着くって言ったって!?」
「私は....シドーたちを探しに行くぞ!」
「って言われても....って雨!」
「無茶よ夜刀神さんあなたまで....!」「だが!」
「とりあえず救助隊を!」
「....救助隊....それならば!」
「ちょっ!夜刀神さん!?」
「十香先輩何処に!」
~水泳部side~
「少しは落ち着いたか?」
「....うん」
「やっぱり....お前....海が怖いんだな」
「大丈夫っと思ったんだ....でも....怜が溺れてるのを見たら...."身体が動かなくなった"....あの時のことが頭が浮かんで....士道まで巻き込んで....本当にごめん」
「お前のせいじゃない」
「でも....合宿に来るって決めたのは俺だ....水泳部を作ったのも....だけど士道とまた一緒に泳ぎたいと思ったから、もう一度....みんなとリレーをしたいって....でもそこには....士道が....いないと....士道じゃなきゃダメなんだ....士道と一緒に泳ぎたいんだ」
「真琴....」
「あっいたいた!シーちゃんマコちゃん!」
『怜....渚....』
「よかった....2人共無事だったんだな....怜....助けられなくて、ごめん」
「僕の方こそ、すみませんでした!」
「....んーん無事でよかったよ」
「良くない....」
「シーちゃん」
「何をやってたんだ夜の海を」
「練習していたんだよね」
「渚....」
「少しでも、みんなに追いこうと思ったんだよ」
「....!」
「ほら、レイちゃんのせいだけじゃないんだよマコちゃんダメだよ溺れた人を一人で助けに行ったらシーちゃんもだよいきなり飛び込むし」
「お前もだろ」
「エヘヘいやぁでもみんな無事で良かったね」
「....それより寒くない」
「そうだなぁどこか雨に避ける場所がないかな....あっ」
「おわぁ~レストハワス!?レストハワスってなんだろう」
「レストハウスです」
「入ってみるか」
「えっ、本当に入るんですか」
「真琴大丈夫か....」
「うん、平気」
「ちょっとぉ~これからお化け屋敷に入るカップルみたいな会話しないでよ」
「!....あそこに人影が..」
「うわはははははは!!」
「あっ、悪い」
「だっ大丈夫」
「ちょっと中見てくるからお前はここで待ってろ」
「俺も行くよ、みんなと一緒だし大丈夫だよ」
「うわっくらいね」「絶対なんか出そうです」
「うわっ!」「ヒィッ!」「なにぃ!」
「懐中電灯だぁ」
「脅かさないでください!」
「....何もない」
「もとは食堂だったみたいだな」
「おっじゃあ食べ物とかないかなぁお腹空いたぁ~」
「よく、こんな状況でお腹が空けますねぇ」
「いやぁ~」
「誉めてませんから」
「よしっじゃあ探そう!僕はこっち棚をシーちゃんとマコちゃんはシンクの下をレイちゃんはあのヤバそうな冷蔵庫を」
「ちょっとぉ!何故一番ヘビーな任務を僕が!?」
「レイちゃんの怜は冷蔵庫バァーン」
「こじつけだ!」
「でっ出来ませんよ!開けたらなんか、スゴいドロドロしたものが出てきてそうで....」
「やめろ」
「じゃあじゃんけんで冷蔵庫担当を決めよう」
「開けないとダメですか....?」
「一番食料が入ってそうなところだからね」
「電源は入ってないだけどな」
「今の僕たちあの冷蔵庫にかけるしかないんだよ!じゃんけんほいっやっぱりレイちゃんだぁ!ファイトォ!」
「よかった~」
「空っぽかぁ残念」
「はいじゃあ、みんなこれ着て」
「何でこれなんですか」
「これしかなかったんだよ文句言わないで」
「もう体が乾いたから大丈夫だよ」
「そして、何故またしても....」
「鯖プル....」
「ついてるな俺たち」
「あの....せめて重ねないで別々で食べませんか....」
「「あぁ....」」
「この水まだ期限来てないから沸かして飲めるかも」
「ふぅ....鯖プルさ湯」
「口に入れられるもんがあっただけでいいと思え」
「そうだよねぇ....想像しながら味わえばいいんだよ....これはただのお湯じゃなくて極上のコンソメスープキラキラと輝くしこうのスープ」
「言っててむなしくなりませんか?」
「創造力がない人はこれだから」
「なっ!」
「でも、ちょっと暖まったよね」
「あぁ、まだ降ってるなぁ」
「朝までここで過ごすしかないですね」
「今から、何しようか」
「寝る」
「えぇ!せっかく無人島でサバイバルなんだよ魚を銛で突いたり、食べられるキノコを探したりしないの!」
「何かの番組じゃないんですから」
「黄金◯説」
「とは、いえこんな状況でとても眠れそうでもないからなぁ~」
『うーん』
「そうだ、アレやろうアレ!」
『アレ?』
~十香side~
「シドー....」
「十香先輩....今は私たちに出来ることは」
「そうよね....ただ、私たちに出来るのは無事に願うしか」
そして、二人はうとうと眠りに達した後
気づけば二人眠っていた
十香は二人が
~水泳部side~
サイコロを作った渚はサイコロを降った
「誰が出るかな?♪誰が出るかな?♪」
「レイちゃんだ」
「あの....僕だけ三面名前があるんですけど」
「まぁ、レイちゃんだからね」
「ほいっじゃあ、レイちゃん恥ずかしい話をどうぞ!」
「しかも、恥ずかしい話って」
「どうぞぉ~!」
「はぁ、小学校五年生の頃の話ですが....臨海学校行ったとき....
[あれ?ない?]
[おーい風呂場で忘れ物あったぞ誰だ?]」
「あぁ、パンツかぁ~」
「言わないでください」
「怜、えっと....」
「大丈夫だよ、もし部室に落としても、僕が拾って上げるから」
「落としません!」
次の話を進めるため渚はサイコロを降った
「おっ、次はシーちゃんだね」
「ほぉ~」
「お題は恋の話訳して恋ばな」
「「恋ばな?」」
「どうぞ~」
「俺か、」
「えっ、....」
「もしかして、十香先輩との恋ばな何ですかね」
「もしかして、それかも」
「小学校の時、親に連れられて近くの山に上りに行ったんだ
そこで、俺は出会った目が離せなかったその力強い美しさ迸る生命力、キラキラと輝きながら流れる....滝」
『滝!?』
『十香ちゃんとじゃないんかい!』
「?あぁ、十香の場合か十香とは真琴と合う前に短い年月だが里親探しで育ててもらってる時に一緒にいたけど
里親見つかって十香とは一度は離ればなれになったあと琴里が生まれる前、つまり真琴と出会ったんだ」
『えぇっ!?』
「一番の驚きだよ」
「ってかそれって恋ばなになるんじゃない?」
「はいっ次は僕隠し芸やりま~す!」
「なんだそれ?」
「分かるでしょ」
三人は首を横に降る
「イワトビペンギンのマネだよ」
「どこが」
「全然、分かりません」
「うえっえぇ!?」
「なんで分からないのコレッコレッ」
クスッ
「フフフ」
「あっマコちゃん!」
「?」
「やっと笑ったね」
「えっ」
「よかった、なんかマコちゃん落ち込んでるみたいだから」
「....っ!ごめん心配掛けて」
「あの....気になってたんですが、僕を助けようとしてくれた時"いつもの真琴先輩じゃなかった気がしたんですが"....」
「その話はもう、いいだろう」
「ですが!?」
「掘っといてやれ!」
『....』
「ありがとう、士道大丈夫だよ...."やっぱり二人には言って起きたいから....」
「あの時、急に怖くなったんだ」
「怖い....?」
「何が、怖いの?」
「海が....怖いんだ....両親と一緒によく小さな漁港に子供の頃遊びに連れていってもらったんだ、そこに優しい漁師のおじいさんがいて、毎年構わず遊んでくれたんだ....夏休みにそこの漁港のお祭りがやっていて俺も金魚すくいしたかったんだけど、お小遣いを使い果たしちゃって、ゆらぬら泳ぐ金魚をずっと見ていた。そしたら、毎年、遊んでくれるそのおじいさんが俺に取ってきてくれたんだ。スゴく嬉しかった....でも、その夏の終わり俺は地元に帰ったあとの時スゴい台風が来ていたらしくて、いつも行く漁港の場所で台風なんて見たこともなかった回りからすれば運がよかったかもしれない。あの時、地元に帰る時....手を振るおじいさんを手を振り返したあと、あれが最後なんて思いもしなかった....それは、大雨になったときそのおじいさんが乗っていた船が沈んだ。」
少しづつ真琴の喋りが力強く無理にでも声を出してるが肉体が震えていることが三人には伝わっていくそれでも真琴は口を開いて二人には話した。
「乗っていた人が何人か亡くなった。船が沈んだのは漁港から3キロ沖のところだった....3キロなんて、俺たちが毎日泳いでる距離なのに....悲しいというより、『怖くなった』....ちゃんと餌もやって水も変えたのに金魚も死んでしまった。それ以来、海が怖くなった。なんだか、海の中は獲たいの知れない何かが潜んでるように思えて..」
「........」
「........」
「..........もういい、真琴」
「それなのに....僕を助けたようにしてくれてたんですね.......」
「ねぇ、一つ聞いてもいいかな?」
「......っ!」
「どうして、海が怖いのにこの合宿に来たの?」
「....泳ぎたかったから....みんなと....泳ぎたかったから、それにこの四人で泳いだら、『何処までも行けそうな気がするんだ』」
「!」
「!」
「!」
その言葉を聞いとき少し照れ臭さもあった
「あっ、雨止んだみたいだね」
「おぉ、スゴい綺麗!」
「さすがによく見えますねぇ~あれが夏の大三角ね『こと座のベガ』『白鳥座のデネヴ』『鷲座のアルタイル』」
「アレは、いか痤?」
「鯖痤は何処だ?」
「フフどっちもないよ」
「じゃあ、アレはイワトビベンギン座?」
「ないですから」
「えぇ、盛り上がらないなぁあることにしようよ」
渚は怜をいじっていたが下を向くと
「見てみて!」
『?』
「反射している....」
「真琴」
「真琴先輩」
「マコちゃん」
『少しは、楽に』「なったか」「なりましたか」「なった?」
「......うんっ!」
そして、日が上る頃には波は落ち着いた様子で士道たちは砂浜に近づいた
遠くの距離ではなく
「ん~案外近いね、手を振れば天方先生か江さんか十香先輩が見つけてくれますよね」
「そうだな、だが」
『?「だが」』
「たぶん、あいつが"心配したことで捜索してるだろう"」
「それって?」
「どういう、」
「意味なの士道?」
『おーい士道く~ん』
「アレは!?」
「あの方は!?」
『神無月さん!?』
「ってか見てよ!」「船の数が....一、二、三、....六台!?」
「どういうこと...」
『シドー!!真琴!!渚!!怜!!』
『十香「「ちゃん!?」」「先輩!?」』
十香は手を振りながら四人のいる月島に上陸した
「無事で何よりだみんな!」
「えっ、どういう....」
「まさか、こんなところで危険なことに巻き込んですまなかった十香」
「うむ、みんなが....いなくなって....もしものことがあったら....とても....悲しかったぞ....」
「悲しい思いをさせてすみません十香先輩」
「へへへ、でもみんな無事に集まることが出来てホントによかった....十香ちゃん捜索ありがとうあの時、十香ちゃんも飛び込んだら、もしかしたらシーちゃんが悲しくなっちゃってたかもね」
「....そうだな、もしかしたら」
「それより....十香ちゃんこの人たちが俺たちのことを捜索してくれたの」
「うむ!何かが起きた時はスゴく頼りになる者たちだ!」
「さすが、夜刀神家だ」
『夜刀神家?』
「気にするな」
「いやいや、気になるよシーちゃんなんなの夜刀神家って」
「まぁまぁ、そうだ、十香ちゃん一つ頼みたいことがあるけど」
「ん?なんだ」
「このまま、泳がせてくれるかな?」
「なっ、バカなことを言うな」
「そうですよ!船に乗りながら検査とかしないともしかしたら....」
「でも、今の海はすごく穏やかだし。それに、みんながいてくれるから」
「......そうか、ならかまんぞ真琴」
「十香、お前まで」
「うむ....本当は皆をつれて帰ろうとしたが真琴の目が何処か伝わるのだ」
「......十香」
「じゃあ、僕も!」
「じゃあ、僕も行きます」
「よしっ島まで誰が早いか」
「競争だね!」
「いいでしょう..」
「なら、私がスタート合図するぞ」
「おっ!それいいねじゃあ十香ちゃんお願いね」
「うむ!」
「ほら、シーちゃん早く!
「ほら、行こ!士道」
「士道先輩行きましょう」
「士道くん」
「神無月さん」
「ご無事で何よりです。」
「ありがとうございます、心配をかけて」
「いえ、一番心配なさったのは、"十香様かと"」
「......そうだな、」
「シドー早くするのだ」
「あぁ」
朝、凛は走入ながら目にした
「はぁはぁ....はぁはぁ....」
テントに目に入ったあと、海を見て四人と船一台が一緒にこちらに向かってるところを目にした
「きついなぁ....もう....」
「あと、もうちょっと、ほら怜も頑張れ」
「はい」
「何やってるんだ、あいつら」
「渚くん、送れてますよ!」
「眠く....尽きる....」
「渚、寝るなって!?」
「そうだぞ!渚!頑張るのだ!」
そのあと江と天方先生は
テントの方に向かった
「四人とも無事だったんですね!」
「うむ!無事で何よりだ!」
「そう言えば、夜刀神さん誰か呼んでいったきり帰って来なくて心配しちゃったわ」
「いや、天方先生も寝ちゃったじゃないですか」
「あっ、」
「すまなかったアマちゃん先生!」
「いや、いいのよ夜刀神さんも無事でそれより」
「それより?」
「みんな、何やってるんですか?」
「一夜干し?」
士道たちは砂浜で眠り始めていた
十香はそっとみんなを寝かしつけていたが
「すまない、二人とも今は、寝かしてやってくれないか?」
「どうしてですか」
「うむ、みんな頑張ってここまで泳いでいたからな」
「えっ!?泳いだんですか!?」
「うむ、だから」
「はいはい、そんなこと言ってるのはいいですけど十香先輩すみませんが、大会近いから起こさせていただきます!
はいはい!練習始めますよ!ちょっとみなさん聞いてるんですか!起きてくださ~い」
「だから江よ今は寝かしてやった方がいいのだ~!」
「フフフ....」
渚「みんなの恥ずかしい話もっと聞きたかったなぁ~」
士道「凛の恥ずかしい話なら知ってる」
渚「えっどんなどんな!」
士道「凛のやつ小学校の時コーチのこと間違ってお母さんって呼んだことあって」
凛「勝手にばらしてんじゃねぇ!士道!お前だってスイミングスクールに「ただいま~」ってあっただろ!」
士道「ないっ!!」
凛「いやぜってぇあった!」
士道「次回[七夕]」
渚「シーちゃんとリンちゃん勝つのはどっちだ!!」
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七夕
七罪「七夕だから何よ」
作者(今回は七夕なのでオリジナル回です)
七罪「もともと、オリジナル作品だけどね」
作者(ちなみに作者は考えすぎて頭がパンクしたらごめ~ん)
七罪「二亜みたいな発言ね」
作者(とりあえず今回はかなり落ちが["ぐだくだ"]になってきたかもしれないから次回の配信はもしかしたら遅れるから!それでは始めましょう!)
On your mark? Ready go!
(俺たちは2人)
(織姫(狂三)と偶然会った)
「あらあら、どうかしましたですの?士道さん真琴さん」
「おはよう」
「おはようございますわ」
「今日は山打さんと一緒じゃないんだ」
「今日は沙和さんは凜祢さんとお友達になりこれから私たちと一緒に七夕祭に行くはずだったんですけど....」
「「けど?」」
「道に迷ってしまいまして」
どこか抜けた子にも見えたが少し違うと言えるならどこかイタズラする小悪魔な顔で話していた
そうまるで、誘っている
「それなら、俺たちと一緒に七夕祭に行かないか?」
「良いのですか?」
「あぁ」
真琴は何気なくそう返した
「それは、とても助かりますわ....でも....それは、私に『口説いてる』ような気もしますわね」
「えっ、えぇ//!?いやいや、そう聞こえたら誤解だよ!?」
「落ち着け、真琴」
「うっうん」
「それで、目的が同じなら俺たちと一緒に行くのか?」
「"嫌"とは言ってませんわちょっとした、真琴さんの反応を少し遊んで見たかったのでつい」
「からかうなよ~」
「えーんえんえん真琴さんに叱られてしまいましたわ」
嘘泣きというよりはどこか真琴にさらに追い討ちを掛けてるよう狂三の泣きマネをやっていた
「ちょっこんなところで騒がれると困るよぉ」
「ちょっと君たち、」
「ハイ?」
「女子高生を囲んで何をしてるのかな?」
「マズイ....!警察だぁ~!?」
「真琴、狂三逃げるぞ」
「えっちょっ士道!?」
「士道さん!?」
士道は真琴と狂三の手を引っ張り警察から逃げるように走り出した
「ちょっと!?待ちたまえ君たち!」
「ちょっ、ちょっ、ちょっと士道急に警察の方の前で逃げたら余計に疑われるじゃないか!?」
「だけど、そんなに時間ないと思うんだが」
士道は真琴の手を離し
狂三の手を引っ張ったまま二人はやり取りをしていた
「それも、そうだけどー」
「士道さんたちはどこか急いでいらっしゃるんですか?」
「えっ、まぁ夕方頃までに間に合えばいいけど....って警察増えてない!?」
「不味いな....一旦、二たてに分かれよう」
「そうだね」
士道は狂三と一緒に左側に真琴は右側の坂に上りながら別れて行った
「待ちたまえ!君たち!」
誤解が解けぬまま警察から逃げる三人
「ここまで来れば大丈夫だろう....」
「そう言えば、何故今日は十香さんと一緒ではなかったのですか?」
「あぁ、真琴と一緒に七夕だから七夕らしいものとちょっとサッパリしたメニューを作ってたんだよ」
「それで、二人だけと」
「まぁ、そうなるな」
~十香side~
「士道と真琴はいないけどどうかしたの?」
凜祢はたまたま十香たちと出会い
不思議そうに二人がいなかったから聞いてみた
「うむ、シドーと真琴は何かやっていたからあとで合流すると言われたぞ」
「えっ、どんなことしてるんだろう」
「そうだな~きっとお兄ちゃんたち美味しい夕食が待ってるぞ」
「おぉ~それは楽しみだなぁ~」
「夕食を楽しみにするのはいいのだけど、夜刀神さんが持ってるのは....」
「おぉ!天牛ビーフジャーキーだぞ」
「十香ちゃん大丈夫そういうの食べてお腹いっぱいにならない?」
「うむ、夕餉になってもまだまだ食べられるぞ」
「スゴいけど、あまり無理しちゃダメだよ」
「うむ、わかっている」
「それで、琴里ちゃんが持っているのは」
「おぉ、織姫わたあめだぞ」
「わたを布降りのイメージした食べ物です」
「へぇ~見た目もかわいらしいね」
「あっ!十香ちゃんだぁーおーい」
四人のやり取りをしてるとき後ろから声をかける人が近づいてきた
「むっ渚と怜ではないか」
「こんにちは、今日は四人とお出かけですか」
「私たちはたまたま十香ちゃんとあったの竜ヶ崎くんだったけ?」
「はい!一年の竜ヶ崎怜と言います!」
「僕は葉月渚。渚でもなぎさっちでもいいよリンリンちゃん」
「リンリンちゃん!?」
「あっ園神凜祢でリンリン」
渚の初対面にたいして距離をつめる方法と言った所
「でもリンリンってどうして?」
「僕とシーちゃんたちの方に松岡凛って言う男なのに女みたいな名前がいるから凜祢ちゃんを呼ぶとき被っちゃうからリンリン」
「凛....松岡凛」
「ん?リンちゃんのこと知ってるの?」
「うっうん、オーストラリアに留学して来た子が松岡凛って人がちょうど渚くんが言っていた子がまさか、私の知り合いも同じ人なんてちょっと以外かな」
「うふぇ!本当!スゴいこれは奇跡ところか運命だよ!」
「そ、そうかなぁ~」
「こら、渚くん凜祢先輩が構ってますよ」
「あっゴメンゴメンところでシーちゃんとマコちゃん見かけないね」
「お二人でお出かけなんですか?」
「?シドーたちは何やら二人で何かしていたぞ」
「あとで、合流するって言ったからきっと来るぞ」
「え~二人とも何かしてから来るの~残念」
「何かって何をですか?」
「ん~わからん」
「だけど、夕食かもしれないぞ」
「二人で夕食作ってるのか~シーちゃん料理上手だしきっと十香ちゃんのいい旦那になりそうだね」
「うむ!シドーの料理は上手いからな」
「そうだレイちゃん!七夕祭だから短冊に何か願おうよ!」
「えっ、僕もですか!」
「そうだよ!こう言うのはやらないと大会で失敗フラグたっちゃうよ」
「やめてくださいよ渚くん!!」
「だが、短冊に願いを叶えるのいいな!」
「そうだよ!十香ちゃんきっと僕たち願いもきっと叶えてくれるはず!」
「おぉ~」
「それじゃあ!リンリンちゃんもサワちゃんも一緒に行くぞー!!」
「えっ、私たちも!?」
「でも、いいかもしれないですね」
「ぬ?私を忘れてないか!渚」
「琴里ちゃんも一緒だから大丈夫だよ」
「やったー」
「あっ、いたいた士道!」
「真琴大丈夫だったか」
「いや、お陰で警察が誤解してるから逃れるのに結構大回りしたけど早く急がないとまた問い詰められらちゃうよ」
「そうだな」
「それなんですけど、」
「「?」」
「少し、お二人についてきて欲しいのですがよろしいですか」
「えっ?何かあるの」
「いえ、たいしたことじゃないですわよ」
「....?」
狂三の言葉に何かわからないオーラが見えてくるが二人はとりあえずついていった
「こっ....これって」
「あぁ、」
「えぇえぇ入りませんか」
「いやいやいやまだ、俺たちの年齢で入ったら失礼かと」
「そうだな、」
「ですが、今公共場に行こうとするとお巡りさん方....」
「ん~~」
「もし、一緒に取ってもらえれば鯖料理の名店でも教えてもあげませんわよ」
「真琴行くぞ」
「ってえぇ~!士道鯖でつられたぁ!ちょっ、ダメだよ士道」
「あら、真琴さん士道さんが行くき満々になってますのに入らないのですか?」
「いや、だってどう見ても結婚式城でしょここは!」
「最初は俺も思ったが狂三が鯖料理の名店を教えるって言ったんだ」
「どういう流れに!」
「参りましょう」
「あっちょっと!」
「いらっしゃいませえっと....三人ですか?」
「あっいや、その」
「実は私をめぐって私は....決められず....長く生きて....られずですか....っ!」
「ちょっ!」
「狂三お前!」
二人が戸惑ってるが
「う"ぅ"う"ぅ"う"っ"そ"う"です"がぁ"ぁ"」
泣きそうになっていた
「これは恋の三角関係の中で私が知らない!漫画にもないこんなのに幸せにさせたいそれぞれの二人が一人の少女の取り合いなんて」
「いや、俺たちは」
「そういう争いを」
「いや!いいんです!みなまで言わなくても!それでは!三人とも早く早く!貴女は私が」
「おっおい!」
「ちょっお姉さん!」
「いいからいいから」
「はぁ~なんでこうなるのかなぁ~」
「さぁな」
「でも、士道その格好スゴく似合ってる」
士道と真琴は純白のタクシードの格好の姿になり
二人は何故か慣れない格好を二人揃って戸惑っていた
「真琴も似合ってるぞ」
「ははは、なんか早い打ちにこんな格好するなんて少し照れ臭い気持ち」
「そうだな」
「士道さん真琴さん」
「「....!?」」
「お二人様お待たせしました」
士道と真琴は目を丸くした
ウェディングドレスに身を包んで美しく二人の前に近寄ってくる狂三を直視する
「三人ともお似合いです」
「えっ!?狂三さんなの」
「えぇ、どうかしましたの?」
「いや、似合ってるぞ」
「あらあら、誉めてもらえるのは嬉しいですが少々物足りないですわね」
「......」
「真琴さんは」
「えっ....驚くほど美しかった」
「ありがとうございますわ」
「それでは!三人方お写真を」
「そうでしたわね士道さん」
「ちょっ狂三!?」
「真琴さん」
「えっちょっとぉ!」
パシャッ
狂三が中心に腕を引っ張られた士道と真琴のスリーショットと言えるものが撮れた
「~♪~♪」
「ご機嫌だな、狂三」
「えぇ、えぇ、こんな記念に残る写真は初めてですから」
「だけど、三人で撮るのってちょっと演技的にどうかな....」
「あら、真琴さんはご不満でしたか?」
「いや、そう言うのじゃなくて」
「フフフ、冗談ですわよ」
「もー茶化すなよぉ」
「むぅ、ムクはこの天ノ川かき氷がよい」
「あいよ!」
「あっ、それじゃあ私も」
「あいよ!天ノ川かき氷二つ!」
「四糸乃これ美味しかったけどどう?まぁ、いならいならいいけど..」
パクっ
「!?━━━━━///////」
「美味しい....ですよ七罪さんは!」
六喰たちは七夕祭りに来ていて屋台を回っていた
「(やべぇ....四糸乃があーんしてくれたあーんしてくれた....!)」
「いや....でしたか!?」
「イヤじゃない!」
「本当ですか....それはその..//」
「....///」
「何しとるのじゃ四糸乃?七罪?」
「いや!....なんでも....ありません....」
「むぅ、そうか....?」
『どうかしたの六喰ちゃん?』
「あそこにいるのは?主様と真琴と狂三出はないか?」
「あっ、本当です」
「何してるんだろうあの三人?」
「いや....そのこちらお店に入るのですか?///」
「大丈夫だよ狂三ちゃんこう言うのは好きって言ってたから」
「わっ私は言ってませんわよ!?て言うか誰から聞いたのですか」
「えっでも士道から聞いたから....」
「士道さんっ!」
「大丈夫だ何も恥ずかしがることはない」
「何しているん....でしょうか....」
「真琴が狂三の腕を引っ張ってどこか連れていこうとしている?」
「!?//」
「えっ、真琴ってこう言う人だったの」
「もうちょっと....近づかないと....わからないです」
「どうかしたの四糸乃」
「いえ....なんでもないです」
「うむ、四糸乃の言う通りだな」
「ですが!?いま!私は」
「ん?」
「私はまだ準備出来てないです」
『!?///』
『どっどう言うこと!?』
『まさか、真琴さんが....』
「真琴お前どうする、新規登録するのか?」
「ん~そうだねそろそろここに来ることが多くなってきたから会員にしようかな」
『しっ士道さん....!?』
『主様と真琴が狂三を』
『いや、多分違うと思うよだってホラ』
『?』
二人は七罪が指した上の看板に見上げてみた
『猫カフェ....?』
「しっ士道さん進むの早いですわ」
「ほらほら、狂三ちゃんも上って上って」
『なんか、普通にデートしてるしか』
『だっダメです....!とっとりあえず入りましょう!』
『ちょっ四糸乃!?』
「いらっしゃいませ、あっ真琴くん!」
「あら、お知り合い何ですか?」
「うん、捨て猫とか預かってくれたんだ」
「大きくなって~あっそちらは時崎さんですよね」
「!?」
「いつも来てくださってるのでなんとなく覚えちゃいました」
「/////」
「あっ、狂三ちゃんもここ来るの?」
「しっ知りませんわたっ多分人違いかと」
「いえいえ、山打さんとご一緒にこられますから忘れられないですよ」
「ちょっ!?」
「あっ、もしかしてお二人とデートですか?」
「いや、そんなんじゃないよたまたま士道と一緒に七夕祭りに向かう途中狂三ちゃんにあって」
「あっ、そうだったんですねではこちらの席へ」
「あれ?聞いてた?士道も一緒に」
「いいからいいからここの席へどうぞ!」
「あっ、真琴....どこに連れてかれてるんだあいつら」
「しっ士道!?すみませんやっぱ俺たち士道と....彼と一緒に」
「そうですわ!?あの人もご一緒に!?」
「俺も!?」
「わかりました!」
「ちょっ!」
「ご注文がお決まりしだいこちらで呼んでくださいね」
『はっはぁ....』
「とりあえず、何か選ぼうか」
「そうですわね」
「ナァ~ゴ」
「!?」
「あっ、プチ元気にしていたか!」
「ナァ~ゴ」
「プチ?」
「あっ、中学の時弱っていたところを急いで獣医に向かったのはいいけど、法律的に動物をむやみに捨てた人が悪いんだけど俺が飼うかたちになりそうだったんだけど
あの人が俺の代わりに何とかしてくれると言った後も月一で行っていたんだ」
「そうなんだな」
「士道さんは真琴さんとご一緒じゃなかったのですか?」
「俺は、その頃訳あってしばらく真琴と帰ることは少なかったから」
「確かに....士道あの頃は俺と一緒じゃなかったからねぇ」
「そうなんですか」
「あぁ」
「..........!?」
「ナァ~ゴ」
「あっ狂三ちゃんに撫でてもらいたいみたいだね」
「えっえぇ//」
猫が膝の前に乗って戸惑う狂三本来であれば沙和と一緒にだったが
士道と真琴が目の前にいなかった場合撫でていたのに
「(あぁ~あぁ~ゴロゴロしたい)」
「ん?どうかしたの」
「いえ、何も」
「すみません、この『にゃんにゃんカフェモカ』を真琴は」
「あっ、俺?じゃあ俺も」
「では私も」
「『にゃんにゃんカフェモカ』三つですね少々お待ちください!」
「ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ」
「あっ狂三結構手慣れてるね」
「いえっそんなわけ」
「フフフ、いやいいって気にしなくてプチがこんなにも甘えるんだから」
「そうだな」
「~~~~///」
『なにやら楽しそうじゃな~い』
『そうだね、』
「お客様、ご注文ありますか」
「えっと....これをください」
「『当店七夕限定七夕パフェ』ですね!」
「へぇ~そう言うのあるのね」
「七夕限定ですからねよろしいでしょうか?」
「はい」
「では、少々お待ちくださいませ」
「お待たせしました!『にゃんにゃんカフェモカ』です」
「うわぁ~かわいい」
「猫ちゃんにはカフェモカを飲ませないでくださいね」
「あっ、はい....気を付けます」
「それじゃあ、いただこうか」
「そうですわね」
「あぁ」
「お待たせしました、『七夕パフェ』ですごゆっくりどうぞ、猫ちゃんには与えないでくださいね」
「はい....気を付けます」
「このパフェボリュームありすぎじゃ」
「これ、猫カフェに出していいものなの....」
『さぁ~でもみんなで食べればいいんじゃな~い』
「そっ、そうです!七罪さん六喰さん一緒に食べませんか」
「うむ、いただこう」
「えっ、私も!」
「ダメですか?七罪さん....」
四糸乃の潤んだ目で七罪は同僚なのかそれとも
「たっ食べる!私もいただきます!」
~渚side~
「で、渚くんは....何を書いているんですか....!」
「ん?やっぱり『レイちゃんが泳げるように。レイちゃんがもっと面白い男の子になりますように。いっぱい甘いもの食べたい。』とか....」
「何故!僕を二つ入れているんですか!」
「えっだってレイちゃんBaしか泳げないし一緒に書けばいいんじゃない?」
「気持ちは受け止めますが!二つ以降が意味がわかりません!」
渚たちは短冊に願いを書いて笹の葉に願い事を結ぼうとしていた
「それに、十香先輩は何ですか!」
「うむ!『今日の夕餉はカツカレーが食べたい!!』と書いたのだ!」
「食べ物ですか!」
「あっ、僕もそれにする!」
「渚くんは甘いもの食べたいって書いてたじゃないですか!」
「では、何をかけっと言うのだ!」
「そうだね、やっぱり県大会とかかな十香ちゃん」
「むぅ、凜祢もそう思うのか」
「ん~まぁ私的にはそれぞれで願い事を書いてもいいけど」
「なら、それでいいのではないか」
「もう、凜祢先輩甘やかしすぎでは!」
「ごっごめん」
「ところで、琴里ちゃんは何を書いてるの」
「ふぇっ!?何も!」
「ありゃ何かいたか塗りつぶされちゃった....」
琴里は短冊に最初に書いた物を塗りつぶした理由は誰も知ることはなかった
「今日は七夕だから士道先輩たちも来てると思ったけどまだ来ないですね」
「そうだね~どこにいるんだろう」
~士道・真琴side~
士道たちは猫カフェから出たあと
目的の七夕祭の方まで歩いていた
「まぁ、これも美味しそうですわね」
突然狂三は笹の葉カステラ焼き向かった
「ちょっ、待ってよ~」
「真琴、気を付けろ子供とぶつかる」
「あっごめん士道」
「......なんか、あの頃じゃあわからなかったけど子供たちは無邪気でスゴく輝いてるよな」
「あぁ、そうだな」
「お二方どうしましたか?」
「えっう~んん....なんでもないよ」
「そうですかではあそこに向かいましょう」
「展望台....」
「えぇ、」
「......行こうか士道」
「あぁ」
「今度は....真琴さん....が展望台に向かいました」
「えっ向かうの四糸乃?」
「どうしたのじゃ四糸乃は?」
『さぁ~よしのんもさっぱり?』
「向かいましょう....皆さん」
「「あっ、ちょっと!?」」
~渚side~
「ん~これも上手いぞ」
「ほんとだ!美味しい~レイちゃんもリンリンちゃんも沙和ちゃんも琴里ちゃんも」
「僕は結構です!」
「いいからいいから」
「あっちょっ渚く..むぐっ」
「どうレイちゃん美味しい?」
「......」
「あれ?レイちゃん?」
「怜が喉をつまらせたぞ!水だ水だ」
「はい!十香ちゃん」
「うむ!ありがとう凜祢」
「........プッはぁ~はぁはぁ助かりました十香先輩....」
「あっごめんごめんレイちゃん」
「な~ぎ~さく~ん」
「うわぁぁ!ははは....」
「待ちなさい渚くん!」
「こらこら、ダメだよ二人ともここで騒いじゃったら人とぶつかりますよ」
「はっはい....すみません沙和先輩....」
「はははは....うわぁ!」
「あっ、渚くん、さっき沙和さんが言ってたのに何やってるんですか....」
「ててててごめんなさい....って折紙ちゃん千代紙ちゃん」
「いててててすみません....お怪我はありませんでした?あっ葉月くん大丈夫ですか!?」
「うっうん、こっちもごめんなさい」
「いえいえ私も目をそらしていたので....!」
「大丈夫ですか渚くん」
「山打さんに園神さんに夜刀神さんに五河くんの妹さんに竜ヶ崎くん」
「おっ、千代紙ではないか!」
「どうしてたんですか今日は折紙さんは?」
「あっ、うん急にどこかに行って探していたところ、それじゃあまたね!」
「あっ、行っちゃっいましたね」
「鳶一折紙を探していたと言っていたがどういうことだ?」
『さぁ~』
~士道・真琴side~
士道たちは展望台でみたあと空が夕暮れになっていたことに気づく真琴
「いやぁ~結構スゴい話だったね」
「そうですわね....士道さんは?」
「すまん、二人とも」
「どうしたの士道」
「ちょっとな、これ蓮と蘭のお土産でもどうだ?」
「あっ、ありがとう士道」
「狂三、これお前にも」
「あら、ありがとうございます....こちらは?」
「七夕限定の彦星版と織姫版のイチロー人形だ」
「ははは、士道そう言うの見つけるのスゴいね....もう一個は?」
「同じものだ琴里と十香のぶんのな」
「二人のぶんも買ったんだ」
「あぁ、二人とも短冊のほうに行くぞ」
「あっうん」
「士道さんどこに?」
「むぅ、主様はきっと、七夕祭の笹の葉に向かってると思うぞ」
「では、向かいましょう」
「あっ、四糸乃!」
士道たちは
笹の葉が飾られた場所に向かった時偶然っと言ったのかそれとも
「....十香」
「おっ、シドー遅かったではないか!」
「わるい」
「むっ、真琴も遅かったではないか」
「ごめん、十香ちゃん」
「あっ、シーちゃん!マコちゃん!」
「どうかしたのこんなに遅かったのは?」
「ははは、実は色々あって」
「色々って....何ですか?」
「う~んそれは、狂三ちゃんとあって」
「あぁーあぁーなんでもないですわ!」
「どうかしたの?狂三ちゃん」
「とっとりあえず!短冊に願いを書きませんと」
「そうだな」
「待ってください....真琴さん....士道さん狂三さんと何処で会ったんですか....」
「あれ!?四糸乃ちゃんに七罪ちゃんに六喰ちゃんどうしたの」
『ヒャッハーいやねいやね、四糸乃がどうしても真琴くんと士道くんが狂三ちゃん連れていったりしていたから気になってついてきちゃったキャハッ』
「えっ....と....その」
「むっ、どういうことだ?」
「たまたま、主様と真琴と狂三を見かけてついていったのじゃ」
「あっなるほど、」
「わかりました....この名探偵の竜ヶ崎怜が全て解けました!」
「えっ」
「どういうことレイちゃん」
「士道先輩は真琴先輩と一緒に十香先輩たちに合流しようとしたのですが、たまたま狂三先輩に会って警察が狂三先輩を取り調べしていて二人が狂三先輩を連れて逃げ出したそう言うことですね!」
「なんか、ちょっと違うけど、まぁそんなところかな」
「もう、それでいい」
「だはははは謎は全て解決」
「むぅ~そうかぁそれは大変だったなシドー」
「あぁ、」
「はははあっ、狂三ちゃん士道短冊に願い事」
「そうだな、じゃあ、[今日はもう一品、カツカレーも作っとくから]でいいか」
「シーちゃんそれでいいの!?」
「って言うかなんか聞いたことあるような....」
「おぉ!私の願いが叶ったぞ!」
「まさかの!?」
「あっ、でも他の作って来たからミニサイズでもいいか?」
「うむ!」
「まさかの納得!?」
「ところで士道先輩と真琴先輩はどうして遅くなったんですか」
「そうだな....怜、渚今日の夕飯食事して行くか?」
「えっ本当やった~」
「では、その....お言葉を甘えて」
「凜祢はどうする?」
「う~んごめん、家族と食事かな」
「そうか....狂三ちゃんと沙和さんはどうですか?」
「ふぇっ!?」
「その....狂三さんが行きたいのであればお言葉を甘えて」
「ちょっ沙和さん!?」
「いいじゃない、あとで両親に連絡するから、ね?」
「~~~わっ....わかりました」
「四糸乃ちゃんたちは?」
「私たちもいいんですか?」
「あぁ、いいよ」
「では!」
「....えっ私も!?」
「うぬ、いいぞ」
士道たちは五河家に呼ばれて中に入ると
「おぉ~!!!」
「うわぁ~スゴい!」
「うっ美しい」
「これ!?全部お二人が」
「まぁ、俺も手伝ったんだけど士道に習いつつ夢中になっちゃって....」
目の前に広がる色とりどりの料理
「今日は七夕だから、七夕料理にしてみた」
「士道....スゴいわね」
「もう、一品作っとくから待ってろ」
「主様もしや、」
『カツカレー!?』
「おぉ~楽しみだぞ」
「でも結構並べてますからもう充分だと」
「ミニカレーだから大丈夫だ」
「士道俺も手伝おうか!?」
「いい、もうすぐ出来上がる」
「えっ、」
士道か持ってきたのは片手鍋とご飯が盛られた器
「カツはどっちがいい?」
「おぉでは、カレーにかけてくれ」
「わかった」
「あれ!?いつの間にカツあるんですか!?」
「気にするな」
「気になるよシーちゃん」
「まぁ、まぁ、それじゃあいただこうか。」
「はっはい真琴先輩」
「なぁ、狂三」
「なんですの士道さん」
「お前、短冊に何願ったんだ?」
「フフフフ秘密ですわ」
「そうか」
『いただきます』
笹の葉が揺れる短冊に書かれた狂三の願い
[また、このような日々が過ごせますように。]
渚「温泉だぁ~!」
怜「渚くん、湯船に飛び込んではいけません!」
真琴「そういえば、士道ってそんなに筋肉質出もないよね」
怜「士道先輩は重すぎず固すぎなてなくちょうどいいバランスです」
四人『次回、[水泳部員の温泉]』
士道「じゃあ、次は!」
真琴「ねぇ、いつから競うようになったの?」
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水泳部員の温泉
七罪「随分遅れていたわね」
作者(今回、頭がパンクするくらいの出来事起きてしばらく映画とか色々行ってガス抜きしないと行けなかったが
ガス抜きどころが逆効果になったw)
七罪「いや、意味が分からないんだけど)
作者(キャラがうるさくて頭の中がまるで顔がうるさいと言った形かなその感覚が頭から離れなかったw)
七罪「やっぱり意味がわからない」
作者(今回はキャラのやり取りだけです説明はいれてない!)
七罪「つまり、手抜き?」
作者(手抜きではない!それでは参りましょう!)
On your mark? Ready go!
七罪「早くない言うの?」
俺たち、来禅水泳部は合宿を来ている。
予算がないので海岸でテントを張って割りと快適に過ごしてるけど、一つだけ問題が....
「よかった~ホテルのお風呂借りられることができて」
「源泉かけ流しですよここ」
「でも、外で星を見ながらって言うのも風情があっていいけどね」
「俺は水に憑かれればいい」
「士道、長風呂はダメだからね湯渡しちゃうから」
「おぉ~広~いホラホラ三人とも早くいっちばーん....フイッ」
「あっコラ渚!湯槽に飛び込むなって」
「ふぅ~あぁ~気持ちいい~」
「はぁ~やっぱりでかい風呂はいいなぁ士道」
「いい」
「湯槽に浸かることは、心身のリラックスなにますからね。疲労して固くなった筋肉がほぐれますし」
「そう言えば、マコちゃんって筋肉質だよねぇ~」
「えっ、俺?ん?そうかな?」
「真琴はトレーニングしたら割りと短期間で身体つきが変わってきたな」
「ん~確かに筋肉は付きやすい方なのかも」
「ちょっと触らせて」
「マコちゃんマコちゃん力入れてみて」
「ん~~」
「おぉ~マコちゃんスゴーいスッゴク固いよ」
「ですが、真琴先輩は少し筋肉が付きすぎじゃないですか。あまりにも筋肉を付きすぎると、浮きにくくなってくでしょう」
「あんまり意識したことないけど....」
「レイちゃん、そんなことまで考えてる?」
「当然です。筋肉量から体脂肪率いたるまで水泳に一番適した身体になるように毎日計測し記録してます。」
「怜なんで、そこまでしてバッタしか泳げないんだ?」
「!?うぶぶぶぶぶぶ□▶▼◇◥●◣◽♂....」
「士道、怜の奴沈んじゃったけど....」
「....悪い....」
「皆いいなぁ~僕、頑張ってるけどなかなか筋肉付かないんだ....」
「ッ!プハッそれなら僕に任せてください!」
「あっ、浮き上がった。」
「渚くんが一番筋肉が形成しやすいメニューを僕が考えてあげます!」
「えっ本当!?レイちゃんありがとう!!」
「その点士道はちょうどいい身体だよね付きすぎず付かなすぎるって感じ」
「そうか?」
「やっぱりシーちゃんはイルカのイメージなんだよねぇ~」
「そうだな、あっじゃあ俺は?どんなイメージ?」
「真琴先輩ですか?」
「マコちゃんはねぇ~ん~クジラ....ちょっと違うなぁうん~~」
「シャチ」
「シャチですか?」
「えぇ~マコちゃんのイメージじゃないよ!シャチって狂暴そうじゃない」
「なんでシャチ?」
「真琴の泳ぎは力強いから」
「あぁ~確かにダイナミックですねぇ」
「あぁ~そっかぁ確かにシャチって感じかも」
「えぇ~そうかな....//」
「士道先輩、僕はどんなイメージですか....//」
「トンカチ」
「渚くん!」
「怜は蝶」
「蝶?」
「魚じゃないの?」
「自由に飛ぶから何にも囚われず」
「確かに僕に飛べって言ってくれたのは士道先輩ですしね....蝶....蝶かぁ....美しい....僕にピッタリですね」
「じゃあじゃあ僕は!?」
「ペンギン」
「あぁ~」
「なるほど」
「ペンギン....やったぁ~!!」
「えっ喜ぶんですか!?」
「だって僕ペンギン大好きだもん」
「渚がペンギン好きとは知らなかった.....」
「まぁ、ピッタリだと思いますよ陸上ではピョコピョコしてそっくりですよ渚くん」
「でしょ~でも、水に入るとスゴいんだよレイちゃんの蝶も水に入ると入ると泳げなくなるところそっくりだよね」
「それどういう意味ですか?全部カナヅチな訳じゃありませんバッタは泳ぎます!それに渚くんもスイミングになると動きが鈍くなりじゃないですか!?」
「ペンギンはいいの!」
「可笑しいですよ!」
「あっそうだ.....」
「何だかんだで、士道はみんなのことをちゃんと見てるよね」
「.....泳ぐ視線を見てるだけだ」
「(それが綺麗じゃないと....)」
「姿勢が綺麗じゃないと、水と一体に慣れにくいからね」
「なんでわかる...」
「わかるよ何年一緒にいると思ってるんだ?」
「じゃあ、今俺が思ってることを当ててみろよ」
「.......なんで、底で維持を張るんだよ.....そうだなぁ....ん~『真琴のばーか』とか?」
「......あってる....」
「いやや、それは士道の顔がそう言ってた.....」
「じゃあ!今は!」
「まだ続けるの~....ん~そうだなぁ『今日の晩御飯は鯖の味噌煮がいい』とか?」
「違う、正解は[鯖の塩焼き]だ俺の勝ちだな!」
「フフフ、なぁこれなんの勝負?」
「あっ!見てよシーちゃん!マコちゃん!レイちゃん」
「あれは、卓球台だ」
「ねぇねぇ!みんなで卓球やろうよ!」
「せっかく温泉に入ったのにまた汗をかくのはちょっと」
「まぁまぁ、また入ればいいじゃん!それよりルール決めない?」
「ルールですか?」
「そう!ただ卓球打っても面白くないからそうだなぁ....あっ古今東西とかどう?」
「古今東西?」
「嫌だめんどくさい」
「えぇ、やりませんよ僕は」
「3回ミスたら罰ゲームとして三人の願いを叶えることいいね」
「聞いてますか!?」
「三人の願いってそれぞれ何でもいいの?」
「おっマコちゃんやる気だね!そうだね何でもいいよ鯖とか」
「鯖....」
「お土産支払いとか」
「土産....」
「あれ?士道先輩?真琴先輩?」
「「よしっやろう」」
「ちょろいですよお二人とも!?」
「まぁまぁ、レイちゃんも三回ミスしなければいいんだよ」
「くっ....いいでしょう。そんなに始めたいのであれば始めましょうただし、後悔しないでくださいよ。この僕に負けることを!」
「では改めてここで纏めましょう、卓球台の右側に僕と士道先輩。左側に渚くんと真琴先輩。この列になりましたね。そして先程も説明されましたがお題に合わせて打つ、三回ミスれば....」
「皆の願いを叶えなければならない見権はないね三人とも」
「うん!」
「あぁ!」
「えぇ!」
「じゃあ、お題はどうする....?」
「俺から行く」
「シーちゃんから」
「士道先輩が先攻とは珍しいですね」
「いくぞ、[お題は、魚編に入ってる文字シリーズ]『鯖の青』」
「!?(えっ、文字に魚編が入ってるもの!?えっ....とハッ!)『鯨の京』」
「.......っ!『鮪の有』」
「えっ!?魚編えっ...とえっとえっと『飛魚の飛』!」
「渚、それは魚編に入ってないよ」
「えぇぇ!?」
「それに、士道もいきなりも難問はきついよ~」
「すまん...」
「ですが、渚はミスしましたからまず一つ目チェックしますね」
「えぇぇ、レイちゃんもシーちゃんもズルいよぉ~」
「いや、先にルール作った渚が悪いかと...」
「ブー...マコちゃんにも言われたぁ」
「じゃあ、次は誰が」
「では、続いては僕が行きます」
「怜が?」
「任せた、怜」
「えぇ、士道先輩任せてください。では[お題は、元素]『フッ素』」
「(元素!?中学で習ったような....えっとはっ!)『ナトリウム』!」
「『水素』」
「あぁ~!言われたぁ~」
「これで渚はあと一回で罰ゲームか」
「ブゥ~ズルいよシーちゃん!『水素』言うなんて!」
「渚。それを言ってしまう自分に返ってくるぞ」
「えぇ、渚くんが始めようと言ったんですからね」
「ハハハ、」
「ブゥ~こうなったら今度は僕が行くよ!」
「どうぞ、渚くん」
「(僕が出来る問題....はっそう言えば最近!習った国があった!)『ン』から始まるもの!『ンジャメナ』!」
「『ングラ・ライ国際空港』!」
「『ングーギ』!」
「『ンゴロンゴロ山』!」
「何で!みんな『ン』答えられるの!」
「これで渚が三回ミスしたから罰ゲーム決まりだな」
「ハハハ、容赦ない....」
「まぁ、結局自分に返るってこう言うことですね」
「えぇ~そんなぁ~!!?」
っとまぁ俺たちは古今東西は幕を閉じた。
それから、俺たちは何をお願いするかを渚が後々払うかたちになったけど結局
俺たち三人は考えたのだけど渚にはきついかなっと思って『アイス』で片付けた。
渚「シーちゃんは彼女がいるけどこの中で女の子として付き合いたいなら誰がいい?」
真琴「ん~みんな決められないから」
士道「真琴かな」
怜「僕自身ですかね」
渚「次回[もし彼氏にするなら来禅編]」
凛「お前らが女になってたら誰がいいかって?」
真琴「凛!?」
凛「ましとしたら真琴だろ」
士道「真琴は譲れないぞ」
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もし、彼氏にするなら[来禅編]
トントンドーン
凛「よう...作者手伝いに来たぜッ」
作者(凛氏助かる!こっち!)
凛「ハハハハハハ......」
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ...
作者(スターバースト・ストリィィィィームッッ!!)
凛「既設1ヶ月半の」
作者(新作完成ぇぇ...)
二人(「久々に配信の回!!」)
On your mark? Ready go!
凛「つーかもしかしてだが...このまま書かなかったらまた一時休止に入ることになる!?」
作者(だって!(一期12話二期全話三期全話)YouTubeに探しても見つからないもん!)
凛「Blu-ray・DVD買えよっ!それか借りるとかさ!?」
作者(買う機械ないから!)
凛「なんだそれは!?」
パカッっと弁当箱の蓋を開けた時弁当箱の綺麗に詰められた弁当を見て始まったこと
「えっ!?レイちゃんそのお弁当自分で作ったの!?」
「えぇ、」
「この唐揚げも!このほうれん草のお浸しも!」
「そうですが」
「おぉ~さすが怜だぞ」
たまたま渚が驚き始めたため釣られて十香と真琴も怜の弁当の具を見て感心していた
「へぇ~怜スゴいなぁ士道も十香ちゃんと琴里ちゃんの分合わせて作ってるよな」
「ふぁふぁ...」
「自分の弁当の鯖に夢中だな、」
「コラッシドー鯖だけではなく私の弁当の具も食べてみろ」
「それは、あなたが作った訳ではなく士道自信が作った弁当。あなたが作った訳ではない」
「折紙ちゃんは突然現れて何故か二回も口にしたのか」
「ぐぬぬ...!うるさい!うるさい!シドー!これを食べるのだ!」
「さぁ、士道、私が作った弁当を食べてそして、デザートはこのワ・タ・シ」
「何か、よからぬ展開しかないんですけど!」
真琴が的確なツッコミをしても誰もフォローする相手はいなかった。
「じゃあ、今までの弁当も全部レイちゃんが作ってたってこと?」
「当然です。その方が栄養管理がしやすいですから。渚くんもパンばかり食べていないで、料理ぐらい覚えたらどうですか?」
「誰かフォローする人いないかよっ!」
「最近、料理が出来る男子のほうが好まれるんです」
怜の言葉を耳にした二人は怜のほうを振り向いた。
「「ッ!?」」
「無視っ!?」
「俺は聞いてるぞ真琴」
「はははっならツッコンでよ士道...」
真琴のツッコミをただ弁当に夢中だった士道が答えた。
真琴にしては嬉しいような嬉しくないような気持ちが生まれた。
「そうなの?んっ~でも僕は、来禅限定!スペシャルレインボーパンが食べたいからいいや!」
「来禅限定...」
「スペシャル...」
「レインボー...」
「パン...『ッ』..」
誰も聞こえない声で『ッ』とわざとらしい言葉を呟いた折紙
「何ですかその全く食欲そそられないパンは...」
「イチゴジャムが入ってて、ママレードも入ってて、チョコがかかってて、メロンパンのクッキーがパンを包んでていて、480円!安いっ!」
「どこがですが高っ!?」
「聞いてるだけで美味しいのか解らぬが、確かに怜の言う通り[きなこパン]よりは高いなぁ...」
「十香食いつくなよ」
十香が食い付きそうな目になったため士道は口止めした。
それを見て渚は士道に限定パンを食べさせたいといたずら心が生まれた。
「えぇ~美味しいよほら、シーちゃん一口食べて見なよ」
「いい、いらないよ」
「まぁ、そんなこと言わずにさぁはいアーン!」
「んっ.........確かにイチゴジャムが入ってママレードも入ってるしメロンパンに使われるクッキーとチョコがかかってて...甘過ぎ......水がほしくなる...っ!」
たまたま渚がパンを勢いよく突っ込んだせいで士道はむせ掛けた
「おい渚!パン押しすぎだぞ!」
「ちょっとやめろよ渚!」
その瞬間
士道が口付けたパンを見て
折紙は士道が口付けたパンを選ぶか
士道が求めている水(折紙の飲んだペットボトル)を手渡すか二つの選択肢が運ばれた
「あぁっ士道!水水!」
「真琴!それはタオルだ!慌てすぎだ!?」
もし、仮に士道の口付けたパン狙えば間接キスは成功
だが、その場合士道の心配ではなくただの変態行為と見なされる。
逆に水を手渡せば、士道から好感度得るだがもし仮に夜刀神十香にパンの試食去られたらこともなく逆に一年の葉月渚が士道の口付けたパンに間接キスはどうもなっとく行かない
折紙がそんなことを考えてる内に
「シドーこれ飲むのだ!」
「...ッ!?」
十香がペットボトルを一気に士道の口に突っ込み士道はそのままペットボトルの水を飲み干した。
「ゲホッゲホッゲホッ......ハァハァ......」
「士道!大丈夫?」
「あっ、あぁ...ありがとう十香...」
「うむ!だが、シドー、本当に大丈夫か?」
「えぇ~こんなに美味しいのにぃ~」(もぐもぐ)
「......」
折紙は思った渚が今口付けたパン間接キスとして行うことは出来なかったこと、夜刀神十香が士道に水を飲み渡したこと
どちらも選ぶことが出来なかった判断ミスした自信の罪が積み重なった。
「渚くんそのパンじゃあ、どう考えても栄養が片寄るでしょう」
「そうかな......栄養とか考えたことなかったけど僕も考えた方がいいかなぁ」
「でもまぁ、料理は出来ないより出来た方がいいかもな」
「...渚、鯖料理なら教えてやる」
「ぬっ!シドー鯖料理を教えてくれるのかぁ?それなら私も教えてくれ!私もシドーは一人で栄養が片寄る弁当食べてるようだから私が作ってやるぞ」
「それは、ありがたいが、教える人に弁当を食べさせるってなんか変な感じがするのは気のせいか...?」
「鯖は多くの栄養素を含む優れた食べ物ですからね、生活習慣病とはじめとする様々な病気の予防や美肌好感度脳にも効果的と言われてますから。」
「へぇ~」
「なるほどぉ~鯖はスゴいものだな!」
(カキカキカキカキ)
「ぬっ鳶一折紙何故、貴様はメモを取ってるのだ」
「折紙ちゃん完全にメモを取っている!?」
「貴女には関係ない」
喧嘩になる言葉を発する折紙だが、十香は気にせず怜の説明を聞いた。
「真琴先輩や折紙先輩はなかなかのバランスを取れた弁当と思いますよ特に真琴先輩は体格にあったカロリーです。折紙先輩はというと真琴先輩とは逆にヘルシーかつ体のスタイルに合ってる弁当です。」
「そうなんだ、毎日、母親が作ってくれるけど俺栄養とかさっぱり......」
「......ありがとうよくお母さんと千代紙と一緒に弁当を作ってるから...」
「十香先輩のとてもいいバランスに見えて弁当はとても真琴先輩や折紙先輩の両方を合わさった感じ弁当ですが、
どれもそれを崩さず栄養バランスが方に作られてます。」
「うむ!この弁当はシドーが作ってくれるからな!」
「......うらやましい...」
「シーちゃんとレイちゃんは自分で作っていてさらに十香ちゃんやコトちゃんの分も作っていて、真琴ちゃんはお母さんが作ってくれて、折紙ちゃんは家族三人で作っていてるのか...」
「それがどうかしたのか渚」
「はっ!ハイハイハイハイィ~」
「渚、手を挙げてどうしたんだ?」
突然の渚の反応を見て真琴は気なりなった
「じゃあさじゃあさ、自分が女の子で、この中の男子の誰かと付き合うとしたら誰がいい?」
ニコヤかに聞いてきたが
この中の男子は士道・真琴・渚・怜の四人になる
「はっ?」
「どう言うことだ?」
「何で、その話になるんだ」
「全く意味が分かりませんね」
「だ~か~ら~もしもの話だよ」
「何でお弁当の話からそんな話になるんだ」
「うむ」「「うんうん」」
「だってレイちゃんが...「家事が出来る男性の方が好まれますよ」とか言うからさ~みんなが女の子なら誰を選ぶのかなって」
「今のまさか、僕のモノマネのつもりじゃないでしょうね?」
「似てるでしょ?」
「似てません。」
「似てません。」
「くっ!」
士道たちは思った
女子は江と十香が部員にいるだが、江は女子の友達と食事しているため不在その代わり、誰も気にしていないが折紙が入っているためこの二人に質問すればいいではと三人は思った。
「ちなみに十香ちゃんと折紙ちゃんはこの中の男子は誰が聞きたいんだけど」
「なら、聞けばいいじゃんか」
「うーんなんかねなんとなくだけど二人は決まってそうなんだよね」
「あぁ~」
「そう言うことですか」
「......なるほど」
「んっどう言うことだ?」
十香は首をかしげて聞いてきた。
「いえ、何でもないです。」
「そうだね」
真琴たちは渚が指定しなかったその理由はなんとなく理解した。
「それじゃあ僕から行くね!僕はねぇ~うーん誰かなぁ~レイちゃんはやだなぁなんか細かそうだし」
「何言ってるんですか!渚くん!。僕ほど完璧なバートナーはいませんよ。」
「えっ、そっかなぁ~レイちゃんは絶対小うるさいよぉ「溢すなぁ~!」とか「きちんとしろぉ~!」とか!?」
「小うるさい何ですか!?...いいですか、僕は記憶略に自信があるので誕生日や特別な日を忘れるなんてありません。相手のために料理を作ることも出来ますし、時間管理も完璧ですので待ち合わせ等では遅れることはありえません。事前に出かける場所をリサーチし主に入店予定の店やそこにたどり着くまでの道までもリサーチして行くのでデートでも完璧にエスコートして見せます。まさに至れり尽くせりってでものお楽しめられるはずです!」
その長い説明を聞いて士道はなんとなく身近にいる相手を思い出した。
「あっ、怜のことを折紙ちゃんと似てるところもあるなって思った?」
「何で、分かる。」
「フッ俺も思ったからね」
二人はどことなくなっとくした
「解る...竜ヶ崎怜デートをエスコート出来る予定は貴重なもの必ず至れり尽くせりでも楽しませたい」
「折紙先輩...!」
やっぱりどこか似た者同士に見えた二人
「じゃあ、レイちゃんはこの中なら誰と付き合いたいの?」
「もちろん僕です。」
『.........』
回りの反応は速答過ぎてなんとなく引いた気がした。
「何というか、レイちゃんは残念だね...」
「残念だな...」
「そんなこと言ってやるなよぉ」
「それこそが、怜じゃないか!」
「......真琴先輩...フォローになってません」
「言える。」
グサッっとブーメランのように返ってきた感覚を覚えた真琴
「あぁ...じゃあ、マコちゃんは付き合うなら誰がいい?」
「俺?......」
真琴は考えた目の前の士道、怜、渚この三人なら誰が付き合いたいかを
「そうだなぁ......ん~士道は昔から一緒にいるから落ち着くし、渚は明るいから楽しそうだし、怜はきっちりしてるからスゴく大事にしてくれそうだしみんなそれぞれ良いところあるからなぁ~んっ~選べないな...」
『はぁ~』
真琴の選べなさを聞いて男子三人の反応はどこか冷めていた
「えっ、あれみんなどうかした?」
「えっと...こう言うの何て言うんだっけ?」
「えっ?」
「」
「えっ!?」
「真琴先輩、女性だったらいつか刺されそうですね...」
「ちょっ何で!?」
「優しすぎると逆に酷くなるな」
「士道に一番言われた!?」
「んっどう言うことだシドー?」
「女性としてやってはならないことは好きな男子にだけ優しくしていてもその相手以外の男にも優しくしたら今後が危ないってことが言いたい」
「何故、鳶一折紙が答える」
「女としてのアドバイス」
「折紙ちゃんまで!?」
真琴の発言は誰も見方になりづらさがあった
「じゃあ、シーちゃんはシーちゃんなら誰を選ぶ?」
「「ッ!?」」
士道に回った瞬間
十香、折紙は士道の方に回った。
「私だろ!?シドー!」
「いやこの私!」
「渚が言っていた言葉を忘れてないか?」
「あぁ~真琴先輩より一番刺されそうですね士道先輩は」
「それは俺も思うよ」
「ええーいだから、[誰を彼氏にしたいか]であって[誰を彼女にしたい]とは渚は言ってないぞ」
「むっそうだったな...」
「.........」
「えっ...と...」
士道はじっくりメンバーを見て口に出したのは
「...真琴」
「俺っ!?」
「なんとなく楽そうだから」
「むぅ......真琴かぁ」
「それが理由」
「橘真琴は危険人物と見なす」
「折紙ちゃん俺を危険人物にしないで!?」
「それが理由ですか......」
「えぇ~マコちゃんなの~」
「まぁ、真琴先輩は優しいですし、大事にしてくれそうですしね...」
「ねぇねぇシーちゃん僕に彼氏だったら毎朝、シーちゃんのために鯖を焼いてあげるよ~」
餌付けを言う発言をして口説いてきた瞬間
「渚にする」
「えぇぇ!?」
「やったー!!」
「士道先輩の判断基準は全て鯖なんですね」
「なぬ!?」
「士道私を選べば、鯖を毎食作ってあげる」
「折紙に...」
「シドー!鳶一折紙よりこの私を選べば!新鮮な鯖釣ってやるし毎食作ってやるぞ」
「十香にする」
「やったぞー」
「十香先輩も折紙先輩も話聞いてました!?」
「はっ、ははは......鯖に負けた......」
真琴の落ち込みは誰も耳にしなく
休み時間は過ぎていった。
作者(突然の...作者参戦!)
士道「急に現れてどうした?」
作者(これ台本と思って渡そうとしたが迷っている!)
真琴「何に迷ってるんだ?」
作者(次回に付いてだよ。次回は特別にどっかの作者さんがPixivで映像をイメージした奴を考えてみたとかやってた見たいでね、作者も色々事情があって書けなかったから仕方がないからED[Splash Free!]のインド風の映像を話を作ろうかなって思っただけど、もう一つの次回の鮫塚高校の彼氏にするなら回も書きたいしどうしようかなって迷っちゃったんだよね)
渚「うわぁなんか楽しそう~」
怜「何ですか、その考え普通に本編書けばいいじゃないですか」
作者(そうしたいがまた一時休止に入る季節が来やがったから書くタイミングも合わないしこのまま冬来ても配信待ってる方に失礼と思ってさ)
怜「いや、意味が解りませんよ!」
真琴「まぁまぁまぁまぁ、作者の事情もあるようだし次回のタイトルは今回無しってことでいいんだよね」
作者(いやぁ~マコちゃん察してくれるのは助かるよ~コミケもないラノベイベントもないファンタジア文庫大感謝祭も情報もない10月としては色々事情が事情だからねマコちゃんが察してくれるのはホントに助かるよ)
真琴「それ、誉めてるのか?」
作者(ホメテルホメテルさて、次回名は、未定なので配信されたもので決まります次回もよろしくっ!それじゃあまた、次回会いましょう!)
四人『えっ、』
作者(部室で会おうぜマネージャー)
四人『勝手に閉め「たよ!?」「ましたね!?」やがった!?』
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もし、彼氏にするなら[鮫柄編]
凛「何がトウッだよ!遅いぞ!」
作者(いやいやめんごめんご、と言うかまた話がギリギリ~まで悩んで~ギリギリ~まで書き始めて~していたから)
凛「何、ウルトラマンガイアの冒頭の歌手で説明してんだよ」
作者(どうにも♪こうにも♪どうにもならないそんな時~♪
10月から、休止~♪ウルトラゴメン♪ウルトラ!ゴメンッ~♪)
凛「だから、なんでガイア何だよ!」
作者(冒頭のネタがあったが忘れたからコレになった)
凛「はぁ?」
作者(それでは始めましょ!)
On your mark? Ready go!
作者(他の作品書いてないからこの休止の時は久々に書けそうに見えて集中出来る場所がない)
凛「最後の言葉入らねぇ!」
鮫柄高校水泳部では屋内プールがあるため雨でも中止にすることはない
そして、休みなしで水泳部たちは鍛え続けている
そんな中、鮫柄に転校してきた松岡凛はプールで泳ぎ終え一時水面から上がりだしたことで話は始まった。
「プッハ......はぁはぁ...」
「松岡先輩お疲れ様です!タオルをどうぞ!」
「おっおう悪いな」
「先輩!おめでとうございます!またタイムが伸びましたねあっおっと!」
「似鳥...この程度のタイムでうだうだ言ってんじゃねぇ、俺はもっと先に目指しているんだよ」
「それはそうかもしれませんけど、でもベストが出たことは良いことじゃないですか~」
「こんなのただの通過点だ。(そうだ......ただの通過点にすぎなねぇ......俺はもっと早くなってやる...っ!」
「よっ!お疲れぇ!」
「ッテッ!?」
「あっ、御子柴部長!お疲れ様です!」
凛の背中に勢いよく叩いた相手はこの鮫柄高校水泳部の部長[御子柴清十郎]
彼は水泳部部長でとても慣れっぽい性格だが実際はかなり実力があるそして、メンバー内のことはよく見守っている。
妹と弟がいる三人兄弟の長男
水泳部の中でよき兄貴分が彼の長所と言われている。
「.........」
じっと小窓の中で
一人の少女は本来最愛なる相手との距離を離さずにいたが
大会が近づくと確信して
様々な学校の水泳部に潜入調査をしていた
そもそも、そんな情報を記録しても無意味と理解してるが必要なことと思い彼女は自己判断で行った。
似鳥愛一郎
水泳部一年
今年水泳部に入った松岡凛の世話係りと思われる
見た目は女性かおまけの何処か女装出来そうな顔立ち
情報内では士道たちの4人が参加したメドレーリレーの泳ぎに感動したと言われている。
何処か気弱で真面目な性格は母性本能を引き寄せやすいと思われるところは女性も男性も一ころと思える武器と思える。
「お前ら仲いいなあっ、そう言えば寮同室なのか」
「はいっそうです!」
「照れんな!照れんな!ンッ!」
「イタッ!痛いです!」
「ンッ!、ンッ!、ンッ!」
「痛い痛いッテッ!」
背中をおもいっきって叩き続ける御子柴
「でも、似鳥......松岡と同室って大変じゃないか?コイツ無愛想だし家事とか全くしなさそうだし」
「言われ放題だな......」
「それが、そんなことないですよ松岡先輩って実はしっかりしてるんです。意外ですよね♪」
「似鳥あとで覚えてろよ...」
「えっ、どうかしましたか?」
「......もういい」
「あぁ、そうかそう言えば松岡は妹さんの......江くんもいるし、面倒見がいいのか」
「部長、人の妹を勝手に名前で呼ばないで貰えないでスかね」
「ん?松岡の許可が必要だったのか?それは悪かったな!松岡。江くん事は名前で呼ばせ」「許可する気ないです!!」
「まぁまぁ!!いいじゃないか!細かいことは気にするなよ!!」
「イタッ!イタッ!全然よくないですし!細かくないッテッ!んだろうがぁぁ!!」
「でも、松岡先輩の面倒見の良さはさすが長男って感じですよね!」
「知るかっ!俺のことより、お前はもうちょっとしっかりした方がいいぞ似鳥!」
「確かにその通りだな!」
「あっ、部長まで...」
「ちなみに俺は、割りと、しっかりしてるぞ!!」
「うん、いや、アンタは部長だからしっかりしてないとダメだろ...」
「やっぱり松岡先輩もしっかりしている人の方がいいですか?」
「......はっ?」
「あっ、じゃあ、もし先輩が女の子だとして付き合うなら...僕と部長どっちがいいですか?」
「はっ?バカか、お前は!?なんでそんな話になるんだよ」
「いいじゃないですか!答えてください先輩!どっちがいいんですか?」
「ハハハハハハ面白そうだなどっちがいい?松岡」
「チッ...はぁ...めんどくせぇなぁ......」
「(けど、この二人は俺が答えるまでは聞いてきそうだし、適当に考えて、さっさっと答えて練習に戻るか、)」
「(御子柴部長と付き合ったら......)」
~松岡空想劇場御子柴編~
「おーい松岡!」
走り出す御子柴
「今日は晴れて良かったな!、いいデート日よりだ」
「御子柴部長...今何時だと思ってるんですか?」
「ん?12時の5分前だ。5分前行動は基本だからな!」
「待ち合わせ時間は11時でしょうが!」
「うん!11時だったかハハハハハハいや~すまんすまん勘違いしていたな」
「もういいんで、何処に行くんですか?」
「そうだな...」
御子柴部長が考え出した瞬間突如と風が吹いてきた
「おっ、風が北から南に吹いたぞ!よしっ!南に向かおう!」
「はぁ?南に何かあるんスッか」
「わからん。風のまま日の向くままだ」
「えっ、ちょっ」
「松岡行くぞー」
そう言って彼は南に向かった
ただ、松岡は呆然に彼の後ろ姿を見続けた
「あり得ねぇ...俺を置いて行きやがった...」
松岡空想劇場御子柴編
(完)
━━
FAL
「(ないな...じゃあ、似鳥なら...)」
~松岡空想劇場似鳥編~
朝待ち合わせ場所に向かうと既に似鳥は待ち合わせ場所にいたことに驚いていた凛
「おぉ、早いな似鳥...もう来てたのか」
「あっ、はい!松岡先輩おはようございます!先輩とのデートですから二時間前に待機してました!」
「それ早すぎ」
「いいえ、それぐらい当然です。」
それを聞いてため息を吐いた松岡
「もういい、で今日は何処に行くんだ?」
「映画を見に駅前のショッピングモールに行きませんか?」
「あぁ、」
「チケットも既に取ってあるんです!はいっどうぞ」
「おっおぉわりな」
「あっ、僕お弁当も作ったと来ましたからお腹が減ったら言ってください」
「あぁ...」
「お茶も領域してますので喉が乾いたら僕に言ってくださいね」
「あぁ」
「ふぅふぅして直ぐに出しますから」
徐々に早口に準備したことを報告していく似鳥
「それから、歩き疲れたなら代わりですがキャンプ用の椅子も」「あぁぁ!ウゼッ」
松岡空想劇場似鳥編
(完)
━━
FAL
「......フゥ...ないな」
「先輩!僕と部長どっちがいいんですか」
「どうだ松岡!」
二人は松岡の答えを聞きたいとどんどん近づいてきた
「どっちもやだ...」
「あっ、ちょっと待ってください先輩!」
そう言って凛は去って行き泳ぎ始めた。
~???side~
「...............」
少女はこの光景を見て
結果彼から得られる情報はなかったと確信したまま彼らが水泳に泳ぎ続けたところまで見てこっそり小窓を閉めて去った。
「っ!...(あれは、園神凛祢?何故彼女がここに...?)」
彼女は鮫柄高校の校門前にぽつんと立っていた
そして、彼女はゆっくり歩きながら受付先に向かった。
「......(何処に向かってるのか着いていった方がいいのか......)」
彼女はそう考えていたが
[~♪~♪]
突然とスマホから流れたため開くと妹から電話が掛かってた
凛祢の行動を気になったが
妹には心配掛けてはならないそう思いすぐさま身を隠れながら電話に掛けた
『あっ、お姉ちゃん今、何処にいるの?急にいなくなったと先生から言われたから掛けてるけど何処にいるの?』
「ごめん。今は潜入調査しているところまた、あとで掛け直す」
『えっ!?どういうこと?今、何処にいるの?』
彼女の心配な声が響くが電話を切り
凛祢の向かう場所までこっそり着いていった。
~凛祢side~
「すみませ~ん松岡凛さんっていますか?」
「松岡凛?...あぁ、ごめんね、今は部活に励んでるんだよね、呼んで来ようかい?」
「あっ、いえ大丈夫です」
「ハハハいいよもうすぐ彼ら部活終わる頃だし、あっ代わりに見学でもしていきなさい」
「あっいえ、そこまでは」
「ハハハ気にしなくていいから」
何故か受付相手は凛祢を気軽に連れていった
鮫柄高校水泳部はちょうど部活が終えた様子で生徒たちは男子個室入っていったが
二人はそのままプールサイドにいた
「ありゃ?部活終えちゃった様子だねごめんね連れていったのに間に合わなくて」
「いえいえ大丈夫です」
「それじゃあ、用事を住んだら戻っておいで」
「えっ、あっはい...ありがとうございます......」
突然の出来事で凛祢は呆然としたが
フッとプールサイドの二人の男子凛と似鳥がまだ居残りしていた凛のためにわざわざ似鳥はタイムを図る形でいた
だが、似鳥は突然と席を外した。
凛は似鳥がいないことを見てただ呆然とした。
それを見て凛祢は何処かしょうがないと思えて
靴下を脱ぎ始めて
プールサイドに入った。
「チッ。あいつ遅せぇなぁいったい何遣ってんだよ」
「そんなにカリカリしても時は早く進まないよ」
「カリカリしてねぇよ......って凛祢っ!?」
「久しぶり、オーストラリア以来だね」
「なんでここに!?...何しに来たんだよ......」
「こら、そっぽ向いてもダメだよ焦ってるのは分かるけどゴールが見えないまま泳いでも何も得ないよ」
「るっせぇ...焦るほど理由はあるから俺は泳ぎ続けようと...!?」
そんな何処か辛そうな顔をしていた凛を見て凛祢はプールサイドに入った
「なっ、!?おまっ何勝手に入って...っ!?」
「いい、凛。焦りすぎて苛立つのは分かるけどゴールはそんなに遠くもないよ目標は高く上げ続けるとあなたが辛くなる。今、あなたが士道に勝ちたいと思ってもあなたはゴールしたあとまた見失うよ...だからね...」
「そんなの関係ねぇよ!俺はあいつに勝手世界に行くんだ!」
「それは分かるから言ってるのよ。あなたが士道に勝ったとしてもあなたが本当に求めていたのは何かさえ見失う前に」
「凛祢......」
頭に血が上る凛にただ優しい言葉と怒ることもなく彼女は凛に顔と見つめあって話した。
「私は、全力で応援するよ。大会はもうすぐだしその時あなたが大会で勝つことを私は願ってるから」
「......凛祢......」
水面に上がると凛祢はタイマーを使い始めた。
「それじゃあ気を取り直したら始めるよ」
「......わかった」
「返事が小さいよ」
「分かってるよ!」
「それじゃあ、練習開始!」
「たくっ気が何なんだよ」
「どういうこと......もし、大会当日までに間に合わなかったら......士道たちは」
突然と言える凛祢の行動をただ呆然と見届けるしかなかった少女は
大会まであともう少しだが何故だか胸の中でざわ付き始めた。
凛「次回予告何も記される物ねぇじゃん!!」
渚「ならカラオケ回とかどう?」
凛「カラオケ回なんてしても意味ねぇだろCVどもの声が出ねぇからよ」
真琴「それじゃあ文化祭とか」
渚「いいね!」
凛「良くねぇ!、遣ったとしてもタイミングだろうが」
怜「確かに、本編後の大会までもうすぐですし」
士道「じゃあ、とりあえず。間を取ってバイキングで」
凛「何処に間を取ってんだよ全然話とあってねぇじゃねぇか!」
全員『うーん......』
凛「結局何だだったんだよコレは!」
作者(後半考えても思い付きづらいのでとりあえず凛×凛回も混ぜました。
次回はとりあえず予定が決まってないです)(テヘッ☆)
凛「何(テヘッ☆)だよ!」
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決戦のスタイルワン
よしのん『んも~遅すぎるよ何してたのさ~よしのん心も体もなまっちゃったじゃないのもう!作者のいけず』
作者(ごめんよ~よしのん四糸乃世の中で恐ろしいのは身近な物と知ったんだ動画と言う存在に....)
四糸乃「作者さん....それはどういう事ですか....?」
作者(単純に言えば、作者の力の源の一つを
かけると様々な線路側生まれるんだよ)
四糸乃「それはとてもいいこと....じゃないんですか?」
作者(個人によって目線が違うんだよ、例えると増やせば増やすほどそのぶんレールを作ってたとしてもそれを考える伸ばせばいいのに気力、原文、そした想像と創造を
バランスとらないといけない事が重要なんだよね)
四糸乃「大変....ですね)
作者(うぉぉぉ四糸乃~ワイは今後も続けられるのか心配なのじゃ~どうすればいよい!?)
よしのん『よしのん!思い付いた作者がもっと頑張らないとこの作品はだめになるからんg....!』
四糸乃「ダメだよよしのんっ!....その....何て言えば....無理しないで、頑張ってください」
作者(....はい....なんか色々言いたかったけど、とりあえずやります....)
On your mark? Ready go!
県大会まであと五日
ブールの飛び込み台にポツンと佇む士道、飛び込む形とりプールを飛び込んだ。
真剣な眼差しでストップウォッチを握りしめる江と三人の泳ぎを見る真琴
渚と怜そして、士道は前日の地獄の合宿で自身の体力を伸ばす方向で作っていた事でより泳ぎの体力は上がったこともあって順調に進んでいた
「士道先輩すごい!また自己新記録です!」
士道の泳ぎをストップウォッチを止めて前回のタイムとの見比べて今泳ぎきったタイムを前回より上回った事に驚く江は各メンバーの自己ベストに記録していた。
一人一人の得意な泳ぎの中で士道はFreeを主体とした専門を泳いでいたこともあって記録更新した。
「地獄の合宿生活の成果ですね!」
士道の後に隣で泳ぎきった渚は士道が泳いでいる
「プハッ僕は僕は!」
「うーん、渚くんはもう少し頑張りましょうって感じ」
「だけど、みんな短期間でよくここまで来れたと思うよ怜のBaもタイム上がってるし」
怜の泳ぎを見ながら真琴は一人一人の努力を褒めていた。
「怜くんはもともと棒高跳びをやっていたおかげで各種筋肉も出来上がってたしねでも!」
それぞれの成長を記録する江は続けて話した。
「この程度で満足してはダメです!みんなもっと上で目指しましょう!ちゃんとしたコーチもつけて」
「えぇ!今から!?」
驚きを隠せない渚に上を目指すという目標にみんなの背筋を伸ばす言葉を言った
「何かを始めるのに遅すぎることはあります最後の調整だけでも見ていてもらえばより完璧なコンディションで大会を望めます!」
「そりゃあコーチはいた方がいいけどやってくれる人がいないじゃ」
「だから!もっと真剣に探すんですよ」
「お~い皆、水分ちゃんと取るのだ~!」
プールに泳ぐ士道と渚と怜の三人と三人の成長を記録する江と真琴の二人が熱くなっていく中でクーラーボックスを運ぶ一人の少女が近づいた
「江よ熱いなか皆を背中を押してスゴいぞ!ホレスポォツドリンクだ」
「あっ十香先輩ありがとうございます」
「どうだ?皆の状態は?」
「えぇ、それがカクカクシカジカと....」
「うむ....なるほど~」
「それで今私たちが次に上る為にはコーチが必要なんです」
「うむそうか....なぁ、その事だが少し話しは変わってしまうがな」
突然と十香はひらめき
「?」
首をかしげる江
「コォチとやらではないが一時、その考えは預けてシドーたちに対戦相手を考えていてな今、揃えてるところなのだ」
「「対戦相手?」」
真琴はちょうど二人の話に耳が入り江とハモったしかし、
「でっでも大会まで後五日だよ!?それって俺たちにしたら必要なことかもしれないけれども....」
「必要ない」
陸に上がる士道は十香の提案を拒否した
「まぁ、確かに士道にとっては必要ないかと」
「何を言うシドー!これは大会のためでもあるが、お前たちのために今も見つけてる相手がいるぞ」
「それは、誰なんですか」
「そっそれは言えんぞ!うむ内緒だからな!」
「「「?」」」
「しかしだその対戦相手がどんな相手だろうと手は抜いておらぬぞもし皆が手を抜くのであれば対戦相手にも失礼だからな!」
「「はぁ....」」
「十香先輩が呼び出した優れた相手っていったい!?」
暑い日差しに一人の青年が一軒の家の扉近づいた
『五河家』
セミの鳴き声が邪魔になる程のうるささに一つの家に近づき扉の前にあるインターホンを一度指に近づきボタンを押した
╲ピンポーン╱
[........]
しかし返事はなかった
╲ピンポーンピンポーンピンポーン╱
[........チッ留守かよ]
ドアノブを握りしめると鍵は掛かっていなかった事が確認した
[なんだ、開いてんじゃねぇか、入るぞ]
╲チリンチリン╱
風鈴の音に引き寄せられる凛彼はダイニングに入ると金魚鉢がテーブルの上に置かれており凛は金魚鉢に近づいた
[......?]
╲チーンチンチンチーーーン╱
風鈴の音が強く鳴らし凛の後ろに士道の影がそばにいた
[何しに来た?]
[んだよ、いるじゃねぇか勝負しに来たに決まってんだろ]
肩が飛び上がったが尖った態度を変わらずに返した
[オレハ"Free"シカオヨガナイ]
士道の言葉に『絶対』の言葉を持つ何かが凛に返した。
士道は振り返って何処かに向かい凛は士道の突然の行動に戸惑った
[待てよ!]
[ハヤクコイ]
扉を開くと士道は制服から水着に変化していた凛は自分も水着になってることも気づかず彼の勝負を買うことにした
[フッ俺とお前の差を見せてやるよ....っ?親父?]
士道から一瞬にして凛の父[虎一]
それも幼少期の姿をし彼は自分の息子とも知らず笑顔で返した。
[なんで?]
外形は優勝カッブとメダルを首にかけて過去の水泳大会の当初のままだったそして、凛は
[親父!?]
状況が理解できない。ただ、裸足で駆け巡る少年の[虎一]を追いかけることしかなくトンネルに近づいていく凛は気付けば霊柩車と人が列に並んで渡っている光景を目にした
風鈴の音と徐々にお鈴の音に変わって強く響きそして
[............っ!?]
振り向く一人の少年は幼い頃の凛自身が口から開いた
何を言おうとしているのか聞こえなかったがその悲しい目は
「....っ!?はぁ....はぁ....はぁはぁ」
目が覚めると顔が青ざめて背中が冷や汗をしてベッドのシーツは汗でかなり染み付いていた。
「先輩、大丈夫ですか?なんか魘されてましたよ。」
横になる凛に顔を近づかせるのは女性のようなかわいい顔をした愛一郎だった。
「おーいみんな!」
十香の声が⁉️聞こえ振り向くと江と共に袋に入った何かを持っていきた。
「みなさん合宿の写真をプリントしてきましたよ」
「おぉ~見せて見せて」
「はいはい」
二人が持ってきた袋は合宿した時の写真であった。
「うわぁ~一杯あるね」
「はははみんな楽しそう....ってあれ?」
渚は嬉しそうに一枚一枚と見ていたそんな中真琴が何故か違和感を感じた。
「どうかしました?」
「あっ!」
「渚くん何!?」
真琴の次に渚も気付く
「"シーちゃんの写真がないね"!?」
「いや、あるだろう。」
士道は普通にあると主張する十香もそれに続くように返した。
「そうだぞ!渚シドーも一緒に撮ったではないか....ん?なっ!?本当だぞ!」
「おかしいなぁ....プリントした枚数は全部このレシートの枚数通りって言ってたんですけどねぇ....」
「士道と一緒に撮った写真が一枚もないなんて....」
「ねぇ?江ちゃん本当にこれプリントしたの?」
「はい!私もなにもしてないです」
「じゃあなんで」
謎の士道と一緒に並んで写った写真含む士道関係は謎の失踪を遂げた。
「まっいいか」
「また取り出せばいいですし」
四人はなんと一時保留と言う形で一時この問題を閉めた。
「なんですかこの美しくない写真は!」
「あぁ~記念?」
ショックを受ける怜をただ苦笑する江であった
「それより、これを見てよマコちゃんの背中に何かいる」
「うぇえぇえぇ!?」
写真に写る真琴と渚の自撮り写真しかし、真琴の後ろに写る人影
「あぁ、それれヒヤルロン酸パク中天方先生」
「ヒヤルルンサン?」
「ヒヤルロン酸」
「おどかすなよ渚!」
「やぁ~ごめんごめん」
「「アアアアアアアアアアアァ!!」」
「うるさいぞ」「うるさいですよ二人とも」
二人が叫んだ事で耳を塞ぐ士道と怜
「......」
「んっこれ鮫柄水泳部?江ちゃんいつの間に?」
別の高校の写真が出てきた瞬間メンバー四人は疑問を持った。
「へへへ合宿二日目にちょっと禎作に」
「へぇ~さすがB-1マネージャー」
真琴に誉められ少し胸はって鼻を伸ばした江
渚は冗談を言いながら江をいじった。
「またあの部長に色仕掛け」
「色仕掛けじゃない!」
「写真だけじゃなくてデータもバッチリ!」
「うむ!」
江が自身持って告げると十香は江がそれぞれの相手選手を教えるのと合わせて写真を見せた
「渚くんがエントリーしているBuの100と200はこの人たち、真琴先輩のBkはこの人たち、怜くんのBaはこの人、それぞれの選手の泳ぎ方の特徴やデータをこの秘密のデータブックに纏めまておきますね。」
十香は配った写真を回収し江の持っているノートを注目させた
「大会までに!あっ、ちなみにお兄ちゃんは....」
「frの100」
士道は江が告げる前に口にして驚きはしたがそのまま話した。
「そう、他の種目にはエントリーしないで士道先輩とここで一杯での勝負でに出たいです」
二人が話している最中渚は真琴の方に近づき耳を囁いていた。
「シーちゃんタイムや勝負には拘らないって言っていたけど、リンちゃんとのだけはやる気満々だよ」
凛の写真を集中し眺めていたとたん士道の持っていた凛の写真は風で飛んでいってしまった
「......あっ」
「ああぁ....」
遠くまで飛んでいって誰もとりに行けることはなかった
プールに泳ぐ凛は一度地上に上がりタオルをとって顔を拭いた
「松岡先輩」
愛一郎は凛に近づき彼の中で納得いっていない気持ちで凛にぐいぐい質問する
「県大会、なんでfrの100しかエントリーしないんですか?もともと専門はBaだし、すごい記録だって持ってるのに....!」
「....お前は自分の専門に集中してろ個人メドレーだったか」
「fr400です本当はfr100に出たかったけど、家には僕より早い人が沢山いるから....でも、先輩の実力ならfrでもBaでもどの種目だって出られるんですよ!なのにどうして!?....っ!」
「........」
凛は何も答えなかった。
「五河さん....ですか?」
愛一郎は原因の一人を名前を口にしたが凛は何も答えなかった
「........」
二人の仲でぎくしゃくしていた
「お前ら、どうかしたか?」
二人のやり取りを気になって声をかける一人の青年の声が聞こえた。
「部長その....!」
「なんでもないスッ」
「部長はどうして松岡先輩には何も言わないんですか!?」
「お前はなんで剥きになってんだ」
「......」
「まぁ、やつにはやつの考えがあるんだろうさ」
「......」
ただ、見届けることしか出来ない二人
十香は「すまない!今日は用事があって皆と帰れないから先に帰ってくれ!」と何かをゴマ隠すように告げてしまい
仕方がなく
神社にお参り来た来禅の水泳部その時たまたま四糸乃とばったり会った。
『ヒャッハー!みんなひっさしぶりーよしのんだよ!偶然だね~何してるの~』
一人の少女の片方に『よしのん』というパペットがコミカルに挨拶をしてくれた。
「しっ、士道さん....お久しぶり....です」
「あぁ、四糸乃久しぶり合宿の時琴里面倒ありがとう」
「い、いえ私も七罪さんと六喰さんと....い一緒に入られたのはとても....楽しかったですっ!?」
「そうか....ってそんな怯えなくとも....」
その本体となる四糸乃はおどおどし恥ずかしくなり『よしのん』のうしろに隠れた。(正確にはよしのんで顔を隠してるつもりだが隠れきれてない)
「あっ、いや、その....うぅ....」
「こらこら士道四糸乃ちゃん困らせないの」
「いや、俺は!?」
「っ!真琴さん....こんにちは!」
「うん、こんにちはところで四糸乃ちゃんはどうして神社に?」
「おっ、お母さんと待ち合わせ....してるんです」
「そうなんだ。でもあまり四糸乃一人だけは危ないから気を付けた方がいい」
「はい....気を付けます」
士道と四糸乃が話してる間ふと気づいた真琴
「そういえば....七罪ちゃんは?」
真琴はキョロキョロと左右見回って気になり始めた
「七罪さんは、二亜さんが....連れていって....」
『もぉ~かわいいよしのんを置いてって二亜ちゃん中学生を誘拐しちゃってもぉ罪な人』
「もう、よしのん!」
『テヘッ☆』
よしのんのオチャラケを四糸乃叱る
「そうだ、四糸乃ちゃんも一緒にどう?」
「どう..って」
『はっ真琴くんまさか....』
「んっ?」
『可愛いよしのんたちを神社の裏に連れさらって真琴くん食べるつもりだね』
「えっ!?」
『イヤン!強引だ・か・ら~んも~!』
「いやいや、お参りだよお参り!」
「そっそうだよ!?よしのん!」
『ムグッ!?』
恥ずかしくなりのよしのんの口をこ
「すみません....真琴さん」
「いいよ、それよりお参りしようか」
真琴はお釣りを出したが
「あれっ?五円一つしかない」
真琴の財布に五円が一つしかない事に気付きどうしようか考えた士道はそれを目にして
「真琴、俺がお金渡すから四糸乃のぶんは気にしなくていいぞ」
「あっ、助かるよ士道」
「ありがとうございます....」
士道は五円を四糸乃に渡した。
それから水泳部のメンバーと一緒にお参りをし士道は他の三人より先に降りていった
「リンちゃんbaにもリレーにもでないのかぁ~やっぱりシーちゃんが出ないからかな」
二人の中で話題は『凛』だったそれをどうしても怜には理解とれなかった
「どうして、士道先輩が出ないと出ないんですか」
「そういう、関係なんだ二人は」
「何なんですかそれ?」
「まぁまぁ、今回は俺たちも個人種目に絞ってそれぞれの力を出しきろう」
三人は気持ちを改めて固まった。
真琴の袖を引っ張る感覚があって振り向いた
「真琴..さん....」
「ん?どうしたの四糸乃ちゃん」
「その....がっぱってださい....!////~~!」
四糸乃は応援の言葉をしたのだが思わず、「頑張ってを」噛んでしまって顔中煙がでるかのように赤く染まった
「フフフ、ありがとう四糸乃ちゃん」
「~////....はい////」
頭を撫でる真琴に嬉しそうな顔した四糸乃
「....出来れば僕もリレー出たかった」
どこか寂しそうな気持ちがつい口に漏らした怜だった
「「!」」
二人はそれを耳にして驚きを隠せなかった。
渚と真琴の二人は嬉しそうな顔をし怜の顔を近づいき怜は話を続けた。
「レイちゃんも出たいの!!?」
「はい、こないだレンタルでオリンピックの試合を見たんです異なる種目の四人が力を合わせて一つのコースを繋いで泳ぐ美しさ、特に!タッチの瞬間のbaのフォームの美しさと言ったら!」
怜の顔がキラキラし瞳の奥が熱い情熱が沸き上がって語っている彼をよしのんは呟いた
『あぁ~これ長くなるね、よしのんちょっと眠くなってくるよ~』
「こら、よしのん」
『冗談だよハハハハハ』
「........例えば僕ならラストの人時をいかなる無駄なく美しく考えているのですが、やはり世界の相手に戦う選手たちもまさに僕と同じような!」
「ぁっ士道先輩なんですかこれ」
江の驚きの声が聞こえ四人は顔を出した。
『?』
二人がいるのはおみくじだった四人はおみくじを引いた士道に近づいて見た
「半吉って」
「何々どうしたの?」
「『半吉』始めて見た」
「半分吉なんですか?」
「あとの半分は?」
『あっよしのん分かっちゃった』
「あっぼくもだよ」
『「優しさ!」』
「それなんか違いません?」
「えぇ~あってるよ~」
「違うと思うよ」
「......」
夕日が沈む空を見上げる士道は何を思い詰めていたのか誰も分からなかった。
鮫柄高校の一つの部屋で驚きのあまりに声が漏れる
「えぇ!」
その人物は愛一郎だった。
「松岡先輩県大会の日はみんなと一緒にバスに行かないんですか!?」
「あぁ....」
腹筋をする凛の足を抑えている愛一郎は話を続けながら聞き込んだ。
「寄るところがあってな」
「どこに寄るんです?」
「どこでもいいだろうストーカーかお前は」
「あっ、ひょっとして五河さんに会いに!?」
「ちげーよ」
「人のことばっか気にしなねぇで自分のことで考えろってつったろ!」
「でも!」
「なんだよ」
「僕、悔しいんです」
「はっ?」
「実力があるのに....frしか出ない先輩を見てると....希望種目も出られない自分が....情けなくて....」
「......」
「すみません生意気なこと言って」
「いや......お前には持久力があるfrの100より400の方がずっと向いてる」
「あっ、あっありがとうございます!」
「親父に会いに行くんだよ」
「えっ先輩のお父さんって確か、ずっと前に亡くなったって....はっ!」
愛一郎は何かを察したかのように顔色を真っ青に染まり凛に飛び付いて二の腕を抑えた。
「そんなダメです先輩!死んだりしちゃ!」
「ちげぇーよ!墓参りだ墓参り」
腹筋を終える凛はベッドから顔を出して愛一郎と共に自動販売機に行った。
凛はスポーツドリンクを二本買って一本を愛一郎に渡した。
「っ!ありがとうございます」
「そういや、親父のことをちゃんと話してなかったよな」
「はい....」
「親父は子供の頃、来禅で一番泳ぎが上手かったそうだ」
彼が語る父の昔話は親戚の祖母や近所から聞いた話を愛一郎にも話した。
「あちこちの大会で優勝して、トロフィーやメダルをいっぱいとった。親父の夢はオリンピック選手になることだった」
彼は父の存在を深く尊敬していた事が愛一郎にはどことなく理解した。
「でも、結局その夢は叶わなかった....結婚して俺が産まれて親父は、昼はサラリーマンとして、夜はスイミングスクールの清掃員になった。でも親父はあっけなく行っちまった。ある、夏の終わりに大きな台風が来て車さえもぶっ飛ぶ中に親父は人を助けて避難させながらそこに巻き込まれた....俺は親父が果たせなかった夢を叶えたい....そのために、どうしても越えなければならい奴がいる」
愛一郎はその越える奴が誰かとわかった
「それが....五河さん....」
「........あいつは、すごい力を持ってるのに....っ!ただ水が好きだとか水を感じたいとか訳わかんねぇこと抜かしやがって....記録や優勝をしない!そんな奴に....俺は....」
「先輩....」
「あいつに勝たねぇと、俺は前に進めねぇんだ」
「....」
その頃来禅高校水泳部では
[県大会まであと四日!]
「皆!待つのだ!」
『ん!』
突然と足を止めさせる十香にキョトンと首を傾げる四人
だった
「どうかしたの十香ちゃん?」
「いまは、ここで着替えてはならぬのだ!」
突然と手をクロスしてバツのかたちを作った十香に目を丸くする
「えっ!?どうして」
「ダメなものはダメなのだ!」
「説明になってないよ~十香ちゃん!」
「また、江さんが習字でもやってるんですか」
困る顔する渚と呆れる怜、十香は口
「いや、そうではない」
「では何なんですかさっきから」
「そっそれはだな、ゲストと言うもので呼び出したのだ」
「ゲスト?誰々?」
興味心身に変わる渚
「うむ!いま着替えてる最中だ」
「着替えてる?」
「着替えてるなら俺たちも入っていいんじゃないかな?」
「ダメなのだ!」
「あっ、わかったきっと佐々部コーチだよ」
「そっか僕たちの事をレクチャーするんだね!」
「そんなこと言われても....」
渚は指を指して振り向くと
「シーちゃん気にせずドアノブ握ってるよ....」
「ん?どうした、みんn....」
ガチャリと音を出した瞬間突然と士道は吸い込まれるように消えていった。
「士道が一瞬で消えた」
「えぇぇ!?もしかして幽霊!?」
「しまった!?」
「いえ、あり得ませんよ渚くんこれはきっと何か理論的にありますよそうこれは」
「あぁ!怜理論的とかそんなこといいから行くよ!」
「まっ待つのだみんな!?」
『キャアアアアアア』
「ウワアアアアアア!!??」
「いまの声....って....」
「"女の子の声"...だよね......」
「それに、士道先輩の叫び....僕始めて聞きました」
「俺も....」「僕も....」
「えっ....」
謎の沈黙が時間をたつに連れ三人は「ハッ!?」と我に返り急いで士道が吸い込まれたドアに手をの恥じた
「しっ士道....!?いたの?」
凛祢はポカンと目を丸くし徐々に赤く染まり
「い五河くんどっどうしてここに!?....とにかくみ見ないでください!」
千代紙は状況が飲み込めずあたふたする
「いやいやいやいや....落ち着けとりあえず!?落ち着いてくれ千代紙....!折紙!?お前はなにズボンを引っ張ってんだ!?」
「安心して士道あなたの裸は何度も見ているから今度はその下のを脱いで肌と肌を密着することに恐れる必要はない」
「恐れる必要とかなんだよ!?、とにかく折紙離れてくれ!千代紙!?折紙を抑えてくれ....!」
「そそそ、そう言われましても....//」
「だが、断る。」
「はっ!?」
「この鳶一折辺露伴がもっとも好きな事の一つは士道が否定してる事をNOと答えてYESにさせることなのだ」
「いや意味がわからんこと言うなよ!?」
「ふ、ふん!私の真の姿を見たものは誰にも逃げられ....逃げられ....ぅぅぅ!って言ってられる場合かぁぁ!もう早く出ていってぇ~!」
他の声が聞こえもう一人いることがわかったそれは八舞姉妹の一人耶倶矢が決めようとしたがやはり耐えられなかった
「赤面、夕弦たちはいま着替えてる最中に入るとは士道はエッチな人ですこれは責任持って欲しいです」
「コラー鳶一折紙!シドーから離れんか!」
「十香!一体どういうコトなんだよ!?」
「とりあえず!話は後だ!鳶一折紙シドーがいやがってるではないか!」
二人が士道をめぐって口論し始めた
「そんなことはない、少しづつ士道は私に受け入れている」
「少しどころか!力がどんどんまっしてる....!」
「士道どうかしたの!?」
「シーちゃん大丈夫!」
「士道先輩ご無事ですか」
『ん?』
『......///』
『キャアアアアアア!!』
『ウワアアアアアア....!!』
「........」
正座になる男子四人
「..........」
「うぅ....お嫁にいけない....」
「私はもうそばにいる相手がいるから問題ない」
「動揺....これは紛れもなくついていけない言葉ですマスター折紙」
正面に赤面する
「「「「すみませんでしたー」」」」
ただ、ただ頭を下げるしかない水泳部
「まぁ....別にそれで許しやるわけにはいかないし....//」
「同感。八舞姉妹の肌をその目で焼き付いたからにはそれなりの責任を持っていくべき」
「えぇぇ~そんなぁ~」
「(ちょっ渚くんそれを言ってはおしまいですよ....)」
「お邪魔しま~すあれ皆さん何しているんですか」
後から入った江は事の発端を聞いた。
「っで、聞くことによると[十香先輩が呼び出したスケットが折紙先輩たち]で、[士道先輩は途中ドアを握ったとき折紙先輩に腕捕まれて着替え中の凜祢先輩たちがいた]とそして、[真琴先輩たちがその叫びがあったから飛び込んだら折紙先輩が士道先輩を襲っていた]と....何なんですかその状況」
『ごもっとも』
「まぁ、そうなります....はい....」
「うぅ....今思い出したら本当にお嫁に行けなくなった....」
「これも全て、おねえちゃんがやりました」
「つい、士道との遺伝子を繋がりたくて」
「俺の身体はなんだとおもってんだよ....」
「近い未来の....旦那」
「もし、そうであれば、僕は美しくない未来しかないと....」
「僕は逆にシーちゃんの身体が心配なってきたよこんなにも襲いそうな人この地球上にいないかも」
「俺は....どちらかと言うと折紙ちゃんが将来心配....」
それぞれ男子から毛が逆立つ気持ちになる折紙の行動
「とにかく!十香先輩が呼び込みしていたメンバーが女性だったのは驚きですよ!」
「皆、運動は抜群だぞ」
「それは、知ってるけど」
真琴は折紙たちの運動神経を知っていた
「でも俺たちは男子水泳だからスピードも『違う』と」
真琴の一言で女子の眉はピクッと動いた
「ほう。真琴貴様は我ら八舞姉妹が貴様らに負けると....」
「挑発。耶倶矢と私の本気を知らないものはまだいたようですね」
「今回、あなたたちが手加減することはない」
「あれ?おねえちゃんたちもしかして本気出すの?」
「「えっ?」」
女子たちは火を灯した。それを驚く真琴と渚
「なんか、すごいオーラ感じますよ....」
「マコちゃん....!?折紙ちゃんたちに何か引き金引いた?」
「え!?、いや俺は何もしてないよ!?」
「よーしお前たち表に出るがよい!」
「教育。これから、みっちり手取り足取り教えて上げます」
「えっ....とプール上で待ってますね」
「今からあなたたちが知ることになる」
「それじゃあ、橘くん五河くん待ってるよ」
『?』
「どういう....事なのかな....?」
「なんか....僕これなら何されるか怖くなりました....」
「あれー怜ちゃんもしかしてビビってる?」
「なっ!?そそんなわけないじゃないですか!」
「とりあえず、行こうみんな」
「はっはい!」
「うん行こう!」
それは、後に知ることになるとは
大会前に彼女たちからスパルタ浮けることになるとは
まだ、知るよしもなかった
[県大会まであと0日!]
家から出た真琴は外で待っている二人に声をかけた
「お待たせ、士道、十香ちゃん」
「うむ、おはようだ真琴!」
「あぁ、おはよう」
「いよいよだな」
「そうだな、いよいよ」
「凛との勝負」
それから三人が向かう途中でもう一人の人物がかけよった
「おはよう、士道、真琴、十香ちゃん」
「凜祢ちゃん!」
「私もこれから見に行くよ」
「えっ、」
「一人でも増えたほうが応援の力はさらにますと思うからね!がんばろ二人とも」
「おぉ!凜祢それはいいなぁ!では出発だ!」
「っ!嬉しいよね!士道」
「あぁ....」
そうして、四人は一緒に大会まで向かっていった
鮫柄高校の水泳部員はバスで乗っていって向かうが一人だけバスとは違う方にいた
「親父、見ていてくれ、俺は絶対勝手見せる」
「シーちゃんマコちゃん、十香ちゃんあっ!リンリンちゃんこっちこっち」
「あっうん!」
『リンリンちゃん!?』
「リンリンってかわいいと思わない?」
「なんだか....恥ずかしい気持ちもあるかな....」
「うむ、渚は天才だな!リンリンと呼んでもいいか凛祢!?」
「えっ!?それは....その....」
「ダメか?....」
不安げな顔する十香そのとなりで何故か渚も顔を近づけてうるんだ顔でやってきた
「わっわかったよ....」
「本当か!?」
「まぁ、かわいいと思えばかわいいかな」
「だけど、女の子同士だけの時だけだよ」
「むぅ....なんだか難しいが約束だから仕方があるまい」
「えっぼくはぼくは!?」
「渚くんは考えさせて」
「えぇぇ~」
賑やかなやり取りをしていたが「はぁ~」と深いため息をする怜の声を聞こえ「あっそうだ!」と何かを思い出した渚はみんなを呼び出して怜の状態を見せた。
「見てみて、レイちゃん緊張して眠れなかったって」
「君のその毛のはいた心臓が羨ましい」
「レイちゃんもそのうち生えてくるってリラックスリラックス」
「そうだね、怜くん緊張するのは悪いことじゃないからね。少し、肩を抜くといいよ」
「あっ、はい!凜祢先輩」
「深呼吸とかどうかな?リラックスとれると思うしあとはやっぱり普段やらない物とか」
「おぉ的確な判断だ流石だぞ凛祢!?」
「そんな時間....出来ますかね」
「あっこれなんてどうかな?ほら手のひらに人をいっぱい書いて」
「渚くんそれは舞台とかの知恵袋だよ」
「ありゃ、リンリン....じゃなかった凛祢ちゃんに一本とられた」
「いよいよ大会だね!頑張って実績作って!みんなで部費を勝ち取ろるぞ!」
『おぉー!!』
「それじゃあ、私と十香ちゃんは先に大会のベンチに座ってるね」
「うん、きっとアマちゃん先生たちもそこにいると思うから」
「うん、わかった」
「では、頑張るんだぞ皆!」
「「はい!」」
エントリーシートに水泳選手たちのリストが乗っており
士道たちは参加者として声をかけに行った
「来禅高校です」
「え~とはいどうぞ」
エントリーに入っていた高校名ですぐに通り彼らはそのままプール会場に進んだ
「そう言えば、僕とマコちゃん小学校の時は名前を呼びした、女の子のリストを確認された時あったねぇ」
「あぁ、そうだったね」
「うーんせっかくだからシーちゃんの名前士織ちゃんとかあっレイちゃんとかだったら女の子の名前だから残念だよね~」
「「何が残念だ!意味がわからん」」
「あっ、ハモった」
二人は笑いながら通っていたその瞬間一つの部屋に入った瞬間水泳選手たちの並び立つ光景見て懐かしがる渚と真琴
「うわぁ~この雰囲気久しぶり」
「懐かしいなぁ」
「うっ....」
「大丈夫レイちゃん陸上の大会で何度も出たことあるんだよね?」
「スッ水泳ハハジメテデスカラ」
その後プール会場に入った事で四人は見渡した。
「うわぉー」
それぞれに応援の旗や高校名が飾り付けられたりと様々な声援の準備をされていた。
「大会1日目プログラム午前中はfrからスタートです」
リストを見せる江は最初の種目、士道のfrの列番号を教えた。
「士道先輩は4組目」
「うわっ!シーちゃんとリンちゃんとなり同士のコースだ」
「ん、おっ本当だ!」
「これって確か、エントリーの申告タイム順だったよね?」
「はい」
「実力は互角ってことなんだね」
「予選各種目ごとタイム順に上位8名の選手たちが決勝戦に進出地方大会に進むことが出来ます」
緊張感漂う中一人の一声で振り向いた。
「大丈夫だよ緊張することないよみんな」
「凜祢」
「みんな頑張って来たじゃない、あの鳶一さんたちと戦ってきたもの」
『(ビック!)』
鳶一という言葉に彼らは肩が跳ねたのは気がしたのは
気のせいなのか
「ん?どうかしたのみんな」
「あっいえ、でもあれと比べれば....」
「それじゃあみんな、それぞれの種目で自分の別とを尽くして悔いの無いよう頑張って行こう」
『おぉー!!』
「私の名言は....」
「いや、天方先生の名言はまだあとで伝えればいいと思いますよ」
「シュン....」
「あそこにいるのが緒賀南高校、通称オガナン日本海のシラスと言う異名を持つ選手がいます」
「そんな、アダ名まで付いているんだぁ~」
「で、あっちにいるのが斎条院高校トビウオの女王と言われる選手がいます超握力がスゴいらしいです」
「む?"女王"やつは女なのか?」
「いえ、男です」
「なぬ!?そうなのか」
「まぁ、アダ名ってそんなものだからね」
「あぁ~でもなんかかっこいいね、僕もそう言うの欲しいな」
「渚はいつもゴール前間際でグングン伸びてくるよな」
「じゃあ、タケノコの渚?」
「うわぁ何それタケノコって水泳に関係ない?」
「でも、美味そうだなじゅるり....」
「僕は生産料のおじさんじゃないよ!」
「そのデータ全部自分で調べたんですか?」
「一様マネージャーだから」
「おぉ~流石だな江」
「筋肉のデータまで」
「ちなみに、あなたたちの筋肉のデータあります」
『....えっ』
驚きを隠せず口から漏れたメンバー
「でも、やっぱりデータだけじゃ分からないことが沢山ある....」
「どういうことだ?」
「やっぱり生で見る筋肉はスゴイィィ!!コレだけの筋肉を一度で返してスゴい....スゴすぎる....」
「確かに、スゴい筋肉だけど...士道も鍛えれば私のフェロモンは高ぶる」
聞いたことある声をし振り向くと折紙がその場に立っていた。
「えっ!?折紙ちゃんいつの間に....」
その状況にただ苦笑して返すしかない真琴
「たかが、筋肉フェチの妄想比べれば私のデータは全て完璧に仕上げられる」
「何ですって!筋肉フェチをそこまで言わす何かあるんですか」
「もちろん、士道....」
「........」
江は素直にドン引きする程の顔だった
「折紙ちゃん何を言うのかわからないけどここでは不味いって!?」
真琴としては彼女の発言をただ止めるしかなかった
その時、ブール場から江を呼ぶ男がいた
「江くん!」
「リンちゃんのところの部長さんだ」
「江くんって言うのやめてって言ってるのに」
「あの男出きる変態かもしれない」
「いや、折紙先輩が言うと....それはもう....」
「私は愛があれば何でもこなせる」
「逆に怖いです!」
江は怯えながらもそれをツッコミ返した
「凛いないね」
「もう、招集場所に向かったかもしれない」
「そうかもしれないな」
「シドー....頑張ってくれ」
「士道....行ってこいよ」
士道はそのまま試合に進むのだが
「士道....私とのこれまでのぶつかりを思い出して」
「「「最後のはいらないエール」」」
「そもそも、応援なのかもわからないですね....」
最後の折紙の発言に困惑したチームであった。
「約束通り来たぞ....凛」
「当然だ俺もお前に合わせてエントリータイム落としてやったんだ」
「そんな必要ない、決勝でも戦える」
「それまで、待ってられんねぇんだよ....それにお前が決勝で残れるか」
凛は士道を通りすぎる瞬間に耳元で「わかんねぇしな?」挑発して遠く言ってしまった
「他はどうでもいい....俺とお前の勝負だ」
「........」
「楽しみにしてるぜ」
その後ロッカーを開けると荷物はそんなに詰まっておらずゴーグルとメットを取り出してもう一度ロッカーを閉めた。
「今日で....自由になれる」
プール場二人が歩いていることを気がつきたい十香は指を指した。
「おっ、次はシドーと凛の番だな」
「松岡さんはどっちを応援するの?」
「もちろん!どっちも!」
「私はシドーを応援するぞ」
「じゃあ、私は凛を応援するね」
十香の隣で応援する相手を決めるなかで凛祢は凛を応援することを指定した、
「凜祢どういうことだ?」
「........ごめんね、十香ちゃん、士道も応援したいけど凛には勝手欲しいの」
「シーちゃんファイトー!」
「ヨーイ」
音がなった瞬間飛び込んだ選手たち
『セイッ!』
『いいぞぉー!!』
泳ぐスピードは圧倒的に凛が上だったそれを目にした真琴たちは驚きを隠せなかった。
「早い....!」
「リンちゃん前より格段と早くなってる」
「ドンドンシーちゃん突き放すよ!」
「ストロークで士道が負けている....っ!」
「士道!あの練習成果を思い出して!」
「ターンに入ります!」
ターンになった瞬間様々な選手たちには追い越していったが他の選手たち以上に二人の勝負でしか見えなくった
「シーちゃんが追い上げている!」
「士道ぉぉ!」
「士道先輩ぁぁいい!!」
「シドォォォー!!」
どちらも負けられない勝負
近くまで並んで行くにも後一本
しかし、早くたどり着いたのは
凛であった。
凛は一位を取り
士道は二位をとった
他の選手たちより二人が早く泳いでいたので一位二位には慣れなかった者も多い
「ウソ....」
凛が勝ったのに喜べるタイミングが分からなかった江
「シドーが....」
「士道が....」
『負けた....』
メンバーたちは口に出た
「そんな....」
「しかも....予選落ちなんて....」
「ヨッシャァァハハハハハハハハ」
嬉しさに水を叩く凛
負けたことに何も言えなかった士道
「......」
『いいぞ!いいぞぉ!松岡!』
「先輩!」
陸に上がり士道目下に見る凛にただ見上げることしか出来なかった士道
「士道....俺の勝ちだ、コレでお前と泳ぐ気はねぇ」
二人は沈黙な空気だったが凛は一言続けていった
「二度とな」
「?!」
その言葉を聞いた瞬間目の奥の何かが濁っていく貧血を起こした揺れる感覚
頭の中で「二度と」と言う言葉がぐるぐるとリプレイする
士道には「(二度と....二度とってなんだ....いったい....どういう....俺は....)」繰り返す事ばっかで選手たちが陸に上がって行くのにただ上がることもなく立ち止まった
「シドー......」
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逆襲のメドレー
四糸乃「おめでとうございます....!」
作者[おめでとーう!]
四糸乃「そういえば、今回真琴さんたちは大会には行けるんですか?」
作者[そりゃあ見ている方にはお約束....ゲフンゲフン]
作者[それではなんやかんやざっくり....省略してしまうが行きましょう!」
On your mark? Ready go!
「ョッシャアァァァァ」
種目のfrで士道と凛は勝負で泳ぎきった
そして、凛は勝利の喜びを叫びあげた、
士道は凛に追い抜くことも出来ず二位になった
「嘘....」
「士道が負けた」
目の前の光景に驚きを隠せずにいた真琴たち
「シドー....」
プールから上がった凛は士道を見下ろし爽やかな顔になり
士道は息は荒く凛を見上げる
二人の格差を他の水泳選手には分からなかった
「士道!俺の勝ちだ!これでもうお前と泳ぐことはねぇ」
「....ぇ」
「二度とな」
「っ........」
耳に残る感覚を感じ、驚きのあまりに見えている光景は深い深海のように真っ暗に染まった。
士道たちが泳ぎきった選手たちはプールに上がりシャワーを浴びに行った。
frの出場者はスタートの音と共に飛び込んで行ったなか
佐々部コーチは來禅高校が座っている席まで遅れてきた
「....」
「なぁ、凛祢先ほどのことだが....」
「どうしたの十香ちゃん」
「何故、凛が勝つと何故分かったのだ」
「それは....」
「おぉ~いたいたわり遅刻してしまった~」
「佐々部コーチ....」
「何していたの!?遅いよごろうちゃん!」
「先日はどうもありがとうございました今日もお仕事あるのにわざわざ応援に」
「そうだ、皆暑いから水分補給しないとちょっと自動販売機行ってくるね」
「あっはい....ありがとうございます....」
「あぁいえ....やっぱり前に何処かあったような....」
「いえ....そんなことは」
「もう!こんなところまで来て女の人口説かない!」
「口説いてねっ!」
「士道先輩のfrはもう終わりましたよ」
「あちゃぁ~予選みられなかったかぁ~」
士道の泳ぎを見れなかったことに多少後悔していたが彼の中で士道の泳ぎを予想していたのか
「でもまぁ決勝見なれればいっか」と勝っていた創造はしていたようだが、『っ!』皆は
「あれ?どうしたお前たち?」
「........」
「決勝はありません」
「えっ?」
「士道は予選で」
「負けたのか....っ!?」
「........」
「........」
「(勝ち負けなんて.......どうでもよかったはずだ........アイツと....アイツと戦えば自由になれるはずじゃなかったのか........俺は)」
「....ブハッ....」
ベンチに座ってボトルのスポーツドリンクを飲み干す凛は顔色はスッキリしていた。そんな時
「松岡センパ~イ」
「んッ?」
愛一郎がまるで子犬のように駆け寄って来てきた
「やりましたね!決勝進出!それに五河さんに勝ったし!」
「フッ....まぁなお前も頑張れ」
「はい!」
嬉しさのあまり凛を置いてって鮫柄のメンバーたちがいる席に戻っていった。
「お疲れさま、凛」
「んッ?....凛祢!?」
「久しぶり、スゴく早かったね」
凛祢は凛の隣の席に座り少し距離感を押さえながら二人は会話を続けた
「おっ....おう....てかお前何時から日本に?」
「つい最近だよ」
「そうか....」
先ほどの士道に勝った表情から少し暗い表情に戻り凛はベンチに立ち上がった
「もう、そろそろ行く感じ?」
「あぁ、じゃあな」
「うん、またね」
二人は短い会話だったが離れていった凛を遠く離れていくまで見届けていた
その頃
鮫柄の一人の水泳選手は他の高校選手を追い越すほどの泳ぎを見せたことで一位を勝ち取っていた。
『ただいま第四コース泳いだ御子柴くん大会新記録です。』
「シャー!」
プール場の光景を見た来禅は驚きを隠せなかった
交流会でも顔は知っても彼のスゴさを知らなかった渚たちは声を漏らした
「今御子柴って....!?」
「あっ!?鮫柄の部長!?」
「ただの熱い人かと思ったら実はスゴい人だったんだ....ねぇ江ちゃん」
「うっうん....」
「お待たせぇ~」
「あっお帰り」
「はい、皆」
「ありがとう凛祢先輩」
「おぉ助かる」
「ありがとう、園神さん」
凛祢が飲み物を配ってる中怜は腕時計をチラチラ見ていた
「........」
「むぅ....遅い....」
「どうした!?」
「シドー戻って来てないのだ」
「えぇ、こんなにも時間かかるなんておかしすぎます」
「シャワー浴びてるんじゃないかな?」
「それにしては時間かかりすぎなような....」
気にする怜の話に同じ考えを持つ
「確かに試合してから二十三分四十五秒からずっと戻らない」
「お姉ちゃん....細かい記録力だね....」
「私見に行くぞ!?」
「僕もいきます!?」
「あっちょっ十香ちゃん怜!?待て」
「マコちゃんレイちゃん!?十香ちゃん!?」
「千代紙あとはお願い」
「えっ!?お姉ちゃんも!?」
「待てって十香ちゃん!?怜!」
「........」
「........仕方がないわそういう世界なのよ」
「違うんです....」
「えっ?」
「私見たかったんですお兄ちゃんと士道先輩が一緒に泳ぐところ....」
ハッキリしない気持ちでいた江には引っかかって何も言い出せずにいた
「でも何か違う気がして....」
「待てって三人とも!」
「むぅ!何故だ」
「何故止めるんですか!?」
「いや、だから」
「三人とりあえず落ち着いてって....折紙ちゃん行っちゃう!?」
止まることをしない折紙に止めることが出来なかった。
「なっ鳶一折紙待つのだって....行ってしまった....」
「士道先輩が心配じゃないんですか!?....っ!」
「「「っ!」」」
「リンちゃん!?」
「っ!お前ら....そういや....お前らも泳ぐんだったんだな....」
「ね、ねぇリンちゃんシーちゃん見なかったかな?シーちゃん戻ってなくて....」
「........フッそれ程俺に負けてショックだったんだのか....勝ち負けには拘らねぇ....タイム何て興味ねぇとか言っていたくせに」
「........勝ち負けじゃない何か別の理由があったんじゃ....」
「っあぁん?水泳に勝ち負け以外に何があるんだ!」
「あるよ、少なくとも士道にはあると思っていただから凛との勝負に挑んだ。」
「でも、最初に教えてくれたのは凛。お前だろ?小学校の時のあのリレーあの時お前が、」
「知るかよ!とにかく俺は士道に勝ったそれだけだ」
「リレーって....真琴先輩たちは昔、あの人と一緒にリレーを泳いだんですか?」
「言ってなかったけ?」
「色々あったしか聞いてませんよ!?そんな仲なら何故!?」
「まぁまぁレイちゃん落ち着いて!?シーちゃん探さなきゃ」
「いや、今はそっとして欲しいしておこう....士道の事だから今は誰とも話たくないと思うんだ」
「「っ!」」
「それにもうすぐ俺たちの試合が始まる。今は自分の事を精一杯頑張ろう」
「うん」「はい」
「十香ちゃん」
「........」
「十香ちゃん!」
「っ!?なっなんだ!?」
「お願いをしたいんだけどいいかな」
「うむ任せろそれで何をすればいいのだ?」
「とりあえず、士道を見つけたら遠くから見守って欲しい」
「うむ、分かったぞ」
真琴たちと別行動を始めた十香はしばらく歩き回った。
(シドーはどこに行ったのだ....)
しばらく回って休憩室まで歩いていったそして
「(いたぞ....)」
「........」
ポツンと座っていた士道はボーッと自動販売機を見ていた。
真琴たちは十香と別行動で江たちが座っている席まで戻っていった
「士道はどうしたんだ?」
三人に質問し始めた佐々部コーチは三人がちぐはぐ答えになりかけたが
「あぁちょっと見つからなくて」
「まったく何やってんだアイツはもうすぐ真琴が泳ぐッというのに」
呆れたことしか言えない気持ちでいっぱいだった佐々部
それを見かねて我慢ならなかった渚
「ん........やっぱり!呼んでくる僕たちの泳ぐところシーちゃんにも見てて欲しいから!」
「あっ渚くんッ!?」
「シドーここにいたのか」
「........」
「もう、真琴が泳いでるかもせれんぞ」
「俺はいい十香たちが応援していけばいいだろ」
「シドー....それでは真琴たちの力には足りないぞ」
「........」
「あっいたいた!」
「渚!」
「もう始まってるのか!」
「うんマコちゃんの試合が始まっちゃうからシーちゃん行こう!」
「俺はいい」
「良くないよ!?」
「そうだシドー私たちはお前が必要なんだ」
「ちょっ!?」
「行くぞ渚無理矢理でも連れてくぞ」
「マコちゃん待ってってね!」
「っ!」
「イッケーイケイケイケイケイケ真琴!」
「「「「「イッケーイケイケイケイケ真琴!!!!」」」」」
「オッセーオセオセオセオセオセ真琴!」
「「「「「オッセーオセオセオセオセ真琴」」」」」
「声が小させ!もっと腹から絞り出せ特に怜!恥ずかしがってんじゃねぇ!」
「っはぃぃ!!」
「ファイトーファイトファイトファイトファイト真琴!」
「「「「「ファイトーファイトファイトファイトファイト真琴」」」」」
「イッケーイケイケ!!!」
「「「「「イケイケ!!!!!!」」」」」
「イケイケ!!!」
「「「「「イケイケ!!!」」」」」
「イケ!!!!」
「「「「「「イケ!!!」」」」」」
「イケ!!!」
「「「「「「イケ!!!」」」」」」
「「「「「「イケイケ真琴!!!」」」」」」」
「オーセイッ!!!」
「「「「「「「オセオセ」」」」」」」
「「「「「「「「ソーレッ」」」」」」」」
「ラストラストラストラスト」
「「「「「「「ラストラストラストラスト」」」」」」」」
「ラストラストラストラスト」
「「「「「「「ラストラストラストラスト」」」」」」」」
「ラストラストラストラスト」
「「「「「「「ラストラストラストラスト」」」」」」」」
「ラストラストラストラスト」
「「「「「「「ラストラストラストラスト」」」」」」」」
「「「「「オッケーイ」」」」」
「ぁぁマコちゃん惜しい優勝タイムまでギリギリ届かない」
「後もうちょっとで決勝行けたのに!?」
「よ~し次は僕の番!」
「うむ!頼んだぞ渚」
「おう!決まってこい!」
「ブハァ....はぁはぁはぁ....」
「........」
「よーい」
『セェェイ!!!』
「イッケーイケイケイケイケイケイケ渚!」
「「「「「「イッケーイケイケイケイケ渚!」」」」」」
「オッセーオセオセオセオセ渚!」
「「「「「「オッセーオセオセオセオセ渚!」」」」」」」
「............」
『士道はあると思っていた。だから凛との勝負を挑んだ。それを最初に教えたのは凛お前だろ?』
「........」
「くぅ~駄目だった!」
「惜しかったな~」
「だが最後の追い上げスゴかったぞ!」
「いよいよ僕の出番ですね」
「レイちゃん大丈夫?」
「任せてくださいこう見えて本番には強いですから」
「「「おぉ~」」」
「では、任せたぞ怜」
「はい、見せましょう僕の美しい泳ぎを!」
「よーい」
『セェェイ!!!』
「おぉ~完璧なフォームじゃないか!」
「あれ?何かが可笑しいです....」
「確かに怜くんゴーグルが」
「「あっずれてる(ぞ)!?」」
「ありゃ~」
「飛び込んだ時にずれたんだ....っ!?」
「イッケーイケイケイケイケ怜!!!」
「「「「「「イッケーイケイケイケイケ怜」」」」」」
「オッセーオセオセオセオセ怜!!!」
「「「「「「オッセーオセオセオセオセ怜」」」」」」
「ファイトーファイトファイトファイトファイトファイト怜」
「「「「「「ファイトーファイトファイトファイトファイトファイトファイト怜」」」」」」
「........」
「イーケイケ」
「「「「「イーケイケ」」」」」
「イーケイケ」
「「「「「イーケイケ」」」」」
「イケ!」
「「「「「イケ!」」」」」」
「イケ」
「「「「「イケ」」」」」」
「「「「「「イケイケ怜!!!」」」」」」」
結果は惜しくも地方大会に行けるメンバーは一人もいない状態で彼らの個人メドレーは幕を閉じる形に終えた。
悔し涙さえ流すことを我慢し"三人"は応援に来てくれた人たちと共に駐車場前に並んでたっていた。
「すみません....完全に僕の力不足でした。」
初めての大会に優勝できず落ち込んでいた怜
「そんなことないわよ」天方先生には励ましの言葉に
「自己記録更新したし大したものだわ」皆の自己記録を誉めていた。
凛祢も彼らの努力を誇らしい物と誉めていた
「そうだよ皆スゴい成果出したと私は思うよ」
渚は初出場の怜の失敗と思える物と見つけたことを苦笑になりながら励ました。
「ゴーグルさえズレてなきゃ優勝できたかも」
「いえ....流石にそこまでは....」
「まぁ何れにせよ皆良く頑張ったわ~ホントにお疲れさま」
「やりきったって....感じだよね」
「あぁ、また別の大会目指して頑張ろう」
「あら、五河くんは?」
「あっ....」
皆の表情は少し重い表情になったが千代紙はなんとなく頭に出てきた言葉で誤魔化した
「五河くんは先に帰っちゃって」
「あぁなんか気分悪くなったから帰るって....]
「そう....それなら仕方がないわね松岡さんあとは」
天方先生は彼女に何を告げていくのか江は思いだし「っ....はい」返事を返した。
「それじゃあ私もこれで失礼するから」
そう言って車を出して生徒と解散した。
「俺も久しぶり燃えさせてもらったぜお疲れじゃあな!」
佐々部コーチはピザ屋のバイクで乗ってきたことを見届けたあと渚は呟いた。
「あれに乗ってきたの」
「仕事大丈夫なのかな」
「それじゃあ、私たちも帰るね」
「あれ?折紙ちゃんは?」
「多分先に帰ってると思うからハハハ」
千代紙は苦笑いしつつ水泳部のメンバーと解散していった。
「それじゃあ、私も皆じゃあね」
「あっうんありがとう」
凛祢も手を降りながら解散していった。
夕日に当たる三人は
「終わっちゃったね....」
「あぁ」
「でもやっぱり僕たちも地方大会....行きたかったです」
「あれだけ頑張って練習してきたんだから誰か一人くらい行けるかと思ったんだけど....現実は厳しかったか」
落ち込むどころかほのかに心の火を灯された怜は感動していた。
「水泳は奥が深いです。やはり理論だけでは勝てない燃えてきました」
「まぁ、今さら燃えてもしょうがないよね」
しかし、三人は大会が終わった気持ちだったのに関わらず江は何か言いたげな表情だった。
「....いえ、しょうがなくはありません」
『えっ?』
「まだ明日があります!大会二日目が!」
江の発言で渚には自信の種目はやりとげたことを「だって僕たちのエントリー種目は今日で全部終わっちゃったんだよ」と終わったことを分かっていた。
彼らは他の種目にはエントリーせずにいたのであった。
真琴は今日の大会には種目を個人であることを記憶にはあった。
「んっ....二日目は確か....個人メドレーとあとはリレー....あっ江ちゃんまさか!?」しかし彼女が強い意思で三人に告げていたことに何か引っかかっていた。
「ごめんなさい!皆さんに内緒で!メドレーリレーエントリーしていました!」
彼女の隠していたことを三人は息を合わした化のように
「「「えっ~!?」」」と驚きはハモっていた。
「先生には言ってあったんだけど」
「それじゃあもし、リレーに勝てば」
「地方大会に出られます」
「!」
「無茶だよ!?急にそんなこと言われても....俺たち、リレーの練習なんて何もしてこなかったし」
「どうしてもっと早く言ってくれなかったの」
二人はリレーの練習していなかったことを現実的に考えが分かっていた。
「だって....士道先輩リレーが気が進まないみたいだったし....」
「やりましょう」
「えっ!?」「うわッレイちゃん!?」
「これは僕たちの最後のチャンスなんです!例え練習してなくても....やってみる価値はある!」
「「うん」」
「はぁはぁはぁ」
三人の心は塊
夕焼けが沈む頃には五河家に駆け込んでいた。
「おぉ!?なんなのだ!?」
突然のドアの開いて聞きに行く真琴たちに驚きを隠せずにいられなかった琴里
「士道先輩いますか!」
「?急にどうしたののだ」
怜が質問しているなか皆一人一人別の方向に行き士道を探した。
「お邪魔します!」
「あっちょっと!?」
「二階にはいないよ!」
「お風呂にもいません!」
「だから勝手に人んちに....」
「今は!?お兄ちゃんはまだ帰ってないぞ!?」
「........っ!」
「士道....」
「帰ってくるまで待ちましょう」
「シーちゃんリレー出てくれるかな....」
その頃、十香は別行動した士道を探していた。
「おーいシドー!」
「何処にも見つからないよ!五河くん」
十香と一緒に千代紙も士道を探していたが彼が何処にいるのか見つからなかった。
二人は真琴たちからメールが来て士道を探して欲しいと文章短めだったが出来る限り十香は頼れる千代紙に真琴たちのメールを送られた文を送った。
「いや、きっと見つける」
「あらあら、こんな暗い時間に何をやってらっしゃるのですか」
「この声は!?、狂三ではないか!?」
「時崎さんは何をしているんですか」
「さきさんとお勉強をなさっていたのですわ」
「........」
「何を見ているのです?....」
狂三のカバンから猫じゃらしが飛び出していたためじっと直視していた十香たちの見ている位置をたどり狂三は
「なっ!?//これはその....」慌ててカバンをぎっと抱き締めて隠し始めた。
「とりあえず狂三さんが入れれば探せる力は百人力だと思います!」
「なっ!?なぜ私も一緒に」
「狂三頼む今は時間の流暢はないのだ!」
(結局....俺は何をしたかったんだ....)
(俺はどうしていたかったんだ....)
(俺は....何のために)
「帰ってこない....」
「どこ行っちゃったんだろ....」
「まさか....」
「ってレイちゃん!不吉顔して不吉な事言わないでよ!」
「まだ何も言ってません!....でも....」
「大丈夫だよ。士道はそんなに弱くない」
三人に安心させるように励ましの言葉を告げる真琴三人が落ち着いた瞬間渚は閃いた
「そうだ!ケータイ!?電話してみればいいんだ!?」
それを聞いた江は驚きを隠せずにいた。
「士道先輩ケータイ持っていたんですか!?」
「仮にもし連絡出なかったらどうするんですか!?」
渚はまた思いつきで
「その時は十香ちゃんがいると思うからきっと」と告げた
「そういえば十香先輩士道先輩を見つけたこと連絡が来ていないですね....」
「「........」」
「とにかく十香先輩のケータイでもいいからかけてみましょう」
「はい!そうですね」
「よ~し、あっ十香ちゃん」
電話をかけたとたんすぐにかかる声がした
『なんだ!?シドーが戻ってきたか!?』
十香だった
「いや、もし....もしもの士道先輩とあったらお願いしますこのメッセージを伝えてください」
胸を張って告げたことで三人はパァと希望が見えた表情をした。
『うむ!任せろ』
「シーちゃん今何処にいるの?」
「早く帰ってきてください。皆心配しています。」
「士道先輩ごめんない!。私メドレーリレー勝手にエントリーしちゃったんだです!」
「そうなんだだからシーちゃん明日皆で泳ごう!」
『うむ、シドーにこの事を伝えればいいのだな任せろ必ず皆の思いを伝えて見せるぞ!』
「僕ならだi....」
「あっ....切られちゃった....」
「NOoooo!?」
「て言うかさっき十香先輩は私たちの声を録音とかしていましたっけ?」
「「........」」
「大丈夫だよ~!....多分」
「多分じゃないでしょぉぉ」
「うるさいぞ!怜ちゃん!」
「あっ....ごめんなさい」
「琴里ちゃんはお兄さん心配しないの」
「むぅ....へ平気なのだ!たとえお兄ちゃんが倒れたとしても必ず立ち上がれるぞ!」
「あっシーちゃんのケータイにも掛ければいいんだ!」
「........プハッハァハァハァハァ」
「やっと見つけたぞシドー」
「十香、どうしてここだと」
「皆がシドーを待っているぞ」
「俺を....」
「そうだ、渚たちの言葉をこのケータイで!....しまった!?皆の言葉録音するの忘れてしまった!」
「............」
「えっと....えっと....そうだ皆がお前とリレェをやりたいと言っていたぞ!」
「........リレー....」
「そうだこう何かスゴいものなんだろ?」
「こうガーと!泳いでバシャバシャバシャと早くうわっ!」
「十香っ!?」
「すまん....シドォ....助かった....」
「....//」
「........ん....ひゃっ!?みみみみ見るな!?バカもの!」
「すまん....」
「むぅ今日はその....許してやってもいいぞ」
「....あぁ....//」
(そういえば....状況は違えど....昔真琴と一緒に服のまま泳いでいなぁ)
「どうしたのだ!?なななぜ潜り始めた」
「昔、思い出」
「オモイデ....どんな思い出だ?」
「十香と....再開する前。真琴と一緒にプルーを泳いだ....」
「そうか」
「そん時二人で着ていた衣服のまま泳いだ」
「なぬ!?シドーたちも服のまま泳いだのか‼️」
「あの時は....真琴の勢いで泳いでいた....」
「なんだ真琴もそうするのか意外だな!」
「確かに、今思えば意外なのかもな」
「....ならシドー」
「ん?」
「みんながシドーを待っている....メドレェリレェを」
「........」
「さぁ、行くぞシドー」
プールから上がる十香から手を差し伸べられて士道は数分程度見上げる状態だった。
そして、手をつかみプールに上がった士道
「むぅそれにしても落っこちてしまったから全身ずぶ濡れになってしまった....//」
シャツを絞る十香にタオルを渡した。
「俺の上着とタオル使ってくれ」
「すまんシドー恩を着る」
身体を拭いていく十香に背中を見せる士道は口に出した。
「俺は分からなくなった」
「........」
「あの時....凛に負けて....どうしたらいいのか分からなかった....」
「....そうか」
「だから水に聞いても何も教えてくれなかったいや、聞こえなかった....」
「シドー....」
「これから俺は....どうしたら....」
「私はシドーの....一人で悩むことはよく分かるしかし、答えは一人で解決出来ないのであれば真琴や渚、怜や江琴里や凛祢四糸乃耶倶矢と夕弦も七罪六喰も皆がいる、お前と出会ってきた者が力になってくれる」
「十香....ありがとう」
「感謝はまだ早いのではないか」
「えっ....?」
「真琴たちはお前を待っている」
「ただいまだ!」
「真琴....」
「お兄ちゃん....遅かったね....」
「琴里」
「ケータイにもかからなかったから真琴兄ちゃんはお兄ちゃんのことを待っていたよ」
「....すまん....」
「ううん構わないよそれにケータイのメッセージ聞いたらどうなの」
「ケータイに....」
「皆お兄ちゃんに伝えたいことあったけどまとまらずついつい同じ事言っちゃっていたよ」
『シーちゃん聴こえる?』
「っ!」
『今何処にいるの?』
『早く帰ってきてください。皆心配しています』
『士道先輩ごめんなさい!、私....私メドレーリレー勝手にエントリーしちゃったんです!』
『そうなんだ!だからシーちゃん皆と一緒に泳ごうよ!』
『僕なら大丈夫です!明日の朝までに完璧に仕上げられるプランを』
『レイちゃんの失敗フラグもきっとなんとかなるからさ早く』
『失敗とは何ですか!?僕はただ....』
「............」
「シドー」
「お兄ちゃん」
「....真琴真琴」
「ん~....士....道....」
「泳ぐんだろリレー」
「えっ........!」
パァと明るい顔になった
「じゃあ早速みんなに」
「この時間にみんな起きてるとは思わないぞ」
「そうか、ならメェルでも送ってやるぞ!」
「朝になったら電話しよう!」
「うむ!」
「zzz....はぃもしもし....えっシーちゃんが!?」
「泳いでくれるんですね」
「よかったぁ天方先生にもすぐに電話します!」
「本当に大丈夫?リレーの練習は一度もしてないんでしょ」
「分からないんですけど」
「やるだけやってみますそれに、俺たちは始めてでもないし」
「でも竜ヶ崎くんは....」
「渚くんたちまだ来ない」
「確か、十香ちゃんが迎えに言ってるって」
「ごめん遅れちゃった」
「すみません」
「まだエントリィは大丈夫か江よ!?]
「もう三人とも何していたの!?」
「実はな!この二人は」
「実は」
「僕たちさっきまで学校のプールでリレーの引き継ぎの練習していたんです」
「渚や怜のタイムとタイミングをこの私が記録やアドバイスもしたぞ」
「まぁ、アドバイスの方は少々理解には苦しかったですが」
「むっ?そうだったかすまない」
「でもでも!これでレイちゃんの失敗フラグは回避だよ!?」
「いつの間に....」
「シーちゃん僕ねまた一緒にシーちゃんとリレー出来て嬉しいんだ」
「一緒に頑張りましょう」
「よーし特訓の成果見せちゃうぞ~」
「えぇ、見せるために来たんですから」
「フフ、気合い入ってるわね」
「さぁ、皆さん頑張って行きましょう」
「「「「オー」」」」
渚「ねぇねぇ祭りなら何が好き」
怜「ちょっと待ってくださいよ渚くん。なんでいきなりお祭りの話題始めているんですか?せっかくメドレーリレーで盛り上がっているん乃に....」
真琴「そうだなぁ~俺はやっぱイカ焼きやイカスミ焼きそばとかかな?」
渚「イカ焼き食べた~い」
真琴「たこ焼きとかいいよね」
渚「次回[迷いのルーズンアップ]」
怜「何の話しかまるで読めない」
渚「太麺か細麺か迷うなぁ」
怜「まるでよめない....」
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