オーバーロード〜骨と武士〜 (Mr.モンキー)
しおりを挟む

第1話:骨と武士の行き着く所

ただただオバロ好きな猿が読んでて書いてみたいと思い描きました。
初作品につき文めちゃくちゃ&設定崩壊してる事がありますので気づかれましたらコメントにて仰ってください、修正致します、投稿は超不定期です。
注意:作者コキュ双子好きにつきコキュ双子の出番増える可能性だいですり基本マーレの男の娘などの説明は端折ります、しかし変えてる設定を隠すためにわざと書いてないところも混ざって(いる可能性があり)ます。


オーバーロード〜骨と武士〜

 

「おぉー、流石は天下のユグドラシル、最終日とはいえ賑わってる」

男は打ち上がる花火を見上げ言った。

「いけね!もう時間だ、モモンガさん以外誰かいるかな…」

そう言って彼は転移アイテムを使いナザリック大墳墓へ帰還するのであった。

「変わらないな、ここは。」

しかし彼は寂しさを感じていた、ここはナザリック大墳墓、ユグドラシルの中でも最強クラスと言われたギルドアインズ・ウール・ゴウンの本拠地。かつてのアインズ・ウール・ゴウンの賑やかな雰囲気はここにはなく、このような繁栄を極めたギルドがここまで静かなことがユグドラシルの終わりを物語っていた。

やがて彼は円卓の間に到着しその扉を開いた。

「こんばんはモモンガさん。やはり俺とモモンガさんだけですか。」

「ああ、氷炎さん、こんばんは、先程までヘロヘロさんがinしてたんですけどね。」

「そうですか…残念です。」

「まあ、氷炎さんも座ってくださいよ。」

そう言ってその男、二刀氷炎とモモンガは向かい合うように座り、他愛もない話をしていた。

23:45:00

浮かび上がるその表示はこのゲーム、そしてアインズ・ウール・ゴウンの終わりがあと15分後に迫っている事を伝えていた。

「そうだ、最後くらいギルド武器持って玉座の間に行きません?」

モモンガはギルドの努力の結晶を汚してしまうようなことはしたくないと言っていたがギルドを守り続けてきたモモンガこそが最後にギルド武器を持つに相応しいと説き伏せた。

そして、玉座の間に到着し、また恥ずかしいと渋るモモンガを無理やり玉座に座らせた。

「そう言えばアルベドって設定魔のタブラさんが作ったからとんでもない文字数の設定でしたよね」

「そうですね、最後に見てみますか」

そういい2人はアルベドの説明欄を開いた、そして最後の一文を見て絶句した。

「ちなみにビッチである。」

「う、嘘だろ…タブラさん、ギャップ萌えでもそれはダメだって…」

「流石にこれじゃ浮かばれませんしモモンガさんギルマス権限でなにか書き換えてくださいよ。」

「そうですね…ギルメンを愛している。とかどうです?」

「それいいですね。文字数もぴったりだし。」

そうしてモモンガはほとんど使うことのなかったギルマス権限を利 利用しアルベドの設定文を書き換えた。

23:59:45

「あと15秒ですか、モモンガさん別のゲームでお会いしましょう。」

「そうですね、最後はあれで締めましょう。」

23:59:55

「アインズ・ウール・ゴウンに栄光あれ!」

「アインズ・ウール・ゴウンに栄光あれ!」

23:59:56

23:59:57

23:59:58

23:59:59

 

24:00:00

 

 

 

 

24:00:01

「…終わって、ない…?」

「…?!?!」

「「えぇぇぇ!!!???」




初投稿どうだったでしょうか、さて、オリ主のプレイヤーネームについて書きますね。
プレイヤーネーム:二刀(ふたかたな)氷炎(ひょうえん)…厨二心が暴れてノリでつけた、ギルメンにも弄られていた
これ以降の情報はまたの機会か小説の本文中に書いていきますね


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第2話:いざ第六階層

第2話です、めちゃくちゃ間空いて本当に申し訳ございませんでした!
多分来月からは多分…少しはマシになる…はず…


「え?…終わって、ない?」

間の抜けた声を出す氷炎、そこ日かずく1人の影

「氷炎様、いかがなされましたか?」

「あぁ、少しトラブルが起きましてね。」

咄嗟に氷炎は敬語で答える。そしてしばしの沈黙

「「…はあ!?アルベド!?…なのか?」」

「そうでございます、私はナザリック大墳墓守護者統括、アルベドでございます」

「そ、そうかアルベド、お勤めご苦労。」

「モモンガ様!そのようなお言葉!身に余る光栄でございます!」

氷炎とモモンガは視線で

「どうする?」

「1度外してもらおう。」

という会話をこなし、モモンガが口に出す。

「アルベドよ、久しぶりに玉座の間で2人で話したいことがあるのでセバス達も含め全員席を外してくれないか?」

「了解致しました、皆の者!聞きましたね?速やかに席を外しましょう。」

NPC達がゾロゾロと玉座の間から出ていく

「とりあえず、あの場にいたみんなは俺たちに忠誠心があるようだが、ほかの守護者やNPC達にどう思われているかが分かりません。1度守護者たちを集めて忠誠を確認してみませんか?」

「そうですね、さすがモモンガさん、こんな状況でも冷静だなんて」

「いえ、その…なんというか何故か冷静になるんですよね」

「やはりユグドラシルとは勝手が違いますね、その辺も調べないとあ、守護者たちはどこに集めましょうか。」

「第六回層のコロッセウムにしてはどうでしょう、あそこならみんな入れるはずです。」

「そうですね…みんなに忠誠心があるといいけど、下手をすればいきなり襲い掛かっできたりしてもおかしくないですしね。」

「それもそうですね、ある程度の装備、バフはかけて行きましょう」

「そうと決まればアルベドに言ってみんなを集めてもらいましょう。アルベd」

「ちょっと待った!」

「なんですか?モモンガさん、アルベドのあの態度はマジでしたし心配いりませんよ!」

「いや、それはそうなんですがナザリックの周りに敵でもいたら危険ですし、セバス辺りに地上の偵察をさせた方が良いかと思って。」

「あ〜そうですね、完全に頭から抜けてました。」

「まあ、気づけてよかったです、改めてアルベドを呼びましょうか」

「はい、アルベド!もう入ってきていいよ!」

「はい!」

そう扉の先から聞こえゾロゾロとアルベドを筆頭にNPC達が入ってくる。

「アルベド、まずば現在の状況を確認したいのでセバスとを動かすが問題ないな?」

「はい!問題ございません!」

「よし、セバス!今すぐにナザリックの周りを偵察して来い、人がいた場合は敵対していなければ無視して良い、万一気づかれるなどして接触した場合は友好的に話して敵対しないようにしてくれ、最初から敵対してくるような不届き者は殺して構わん」

「了解致しました。行ってまいります」

「そしてアルベド」

「なんでございましょうか、皆の忠誠心を確かめたい、1時間後に第六

階層コロッセウムに守護者達を集めてくれ。」

「畏まりました、ヴィクテムやガルガンチュアは呼びますか?」

「いや、呼ばなくていい、ヴィクテムを動かすわけにもいかないし、ガルガンチュアは今から引きあげていたのでは間に合わん」

「それと、俺もいいかな?」

「氷炎様、なんなりと」

「ああ、俺達は少しモモンガさんの私室で話したいことがあるんだ、お茶を用意してもらってもいいかな?」

「畏まりました!すぐに用意させてモモンガ様の私室にご用意させていただきます!」

「ありがとう、じゃあモモンガさん行こう」

2人は指輪を起動させモモンガの私室へと転移する。

「氷炎さん、ナイスフォローです、みんなの所にいたらずっと畏まった態度で接しないと行けませんから」

「いやぁ、良かったです」

「そうだ、今のうちにメッセージを使えるか確認しておきません?」

「いいですね、『メッセージ』」

「あ、繋がりました!」

「これで連絡はとれますね」

「他にもいろいろ確認してみましょう」

「そうですね…」

2人はユグドラシルとこの世界との違いを注意深く実験していった。

「もうこんな時間ですか、氷炎さん行きましょう」

「うう、緊張しますね…」

「最悪ストレージのアイテムは取り出せるし、メッセージがあるので連絡しあって逃げに徹しましょう」

「了解しました。流石、我らがギルマスですね!」

2人は指輪を起動させ第六階層へ転移する…

 

 




改めて初投稿から1か月弱も経過してしまい申し訳ありませんでした。
次回は守護者大集合、少しNPCの行動も原作との違いが現れて来ます、良ければ変更点を見つけてみてくださいね!
次回『集いし守護者』


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第3話:集いし守護者

期間開きまくってしまい申し訳ないです、必ず月に一話は更新しますので低クオリティですが見守ってやってください、リア友考案の氷炎の作ったNPCが今回は名前だけですが登場します、ぜひご注目下さい。


「モモンガ様!氷炎様!お待ちしておりました!ようこそ!私達の守護階層、第六階層へ!」

「おお、アウラか!お出迎えご苦労」

「えへへ、お久しぶりです、2人とも…もー!マーレ!早くおりてきなさいよ!モモンガ様や氷炎様に失礼でしょ!」

気の上に向かって叫ぶアウラ。

「う、うん…えいっ!っとっと…こ、こんにちはモモンガ様、氷炎様…」

「マーレも久しぶりだね!」

「お、お久しぶりです!氷炎様!」

「私の事も忘れないでくれよー?」

「も、モモンガ様!申し訳ございません!そのようなつもりは!」

「いいんだよマーレ、分かっているさ」

「あ、ありがとうございます」

「さて、アルベドから話は聞いていると思うがもうそろそろすればヴィクテムとガルガンチュアを除いた全ての守護者達がここに来る」

「はい!お話は聞かせて頂きました!そろそろみんな来る頃合いだと思いますよ!」

「そうか」

「「「「『ゲート』」」」」

「おお、守護者一同揃ってお出ましか」

「は!私共は思考の御方にお仕えする身、守護者一同いつでも参ります!」

「はは、頼もしいな、さて今日みんなに集まってもらった理由を話そうと思う」

「はいはーい、それは俺からね〜」

話を聞く守護者たちの顔に緊張の色が走る…(と言っても表情の見えない者もいたのだが)守護者達の聞く体勢が整う。

「さて、今日集まってもらった理由はズバリみんなの忠誠を確認したいからなんだ、俺達もみんなとあまり接する機会がなかったからな。」

「マサカ!この中に裏切り者がいると仰られているのですか!?」

「まてまて、コキュートス、そんなことは一言も言ってない、ただ俺たちが心配になってしまったんだよ」

「それであれば私共守護者の忠誠を改めて受け取っては頂けませんでしょうか!」

「おお、アルベド、それなら助かるよ、みんなもそれで問題ない?」

「ひょ、氷炎様やモモンガ様が了承されたことにご意見なんて!」

「マーレ、そんなに慌てなくてもいいよ」

「ひゃっ!氷炎様…そのような心配は!」

「マーレ、氷炎様もお困りです、はやく改めて忠誠を誓いましょう。」

「では私からでありんす。第一、第二、第三階層守護者、シャルティア・ブラッドフォールン、御身の前に」

「第五階層守護者、コキュートス、御身の前に」

「第六階層守護者アウラ・ベラ・フィオーラ」

「お、同じく第六階層守護者マーレ・ベロ・フィオーレ」

「「御身の前に」」

「第七階層守護者デミウルゴス、御身の前に」

「守護者統括、アルベド、御身の前に」

「…みんなの忠誠はしかと受けとった、俺達の心配しすぎだったようだな。」

「はい、私共の忠誠を受け取って頂き誠に嬉しく存じます。」

「そうだな、私達はまた私室に戻って二人で話してようと思う、みんなこれだけのために呼び出してすまなかったな、ではな。」

そして2人は指輪を起動させモモンガの部屋へ移動する、そして開口一番

「「あいつらまじだぁぁ!!」」

「どうしましょう、氷炎さん、あんな忠誠俺たちで背負いきれるんでしょうか。」

「でも、みんなほかのギルメンのみんなが作った子供達のようなものでしょう?だったら親として子の期待には答えなければならないのでは?」

「はぁ…それもそうですよね、2人で頑張りましょう」

「てことで、やっぱギルマスのモモンガさんが元締め、俺は実働隊ということで!」

「えぇ!?そんなぁ氷炎さんずるいですよ〜」

「だってモモンガさんはギルマスですもん!ここを守るためにも長でい続けて貰わなくちゃ!」

(はあ、これは何を言ってもダメだな)

モモンガは折れる。

「分かりました、ギルマスとして貫き通してみせますよ!その代わり実働隊にはしっかり働いてもらいますよ?」

「了解!」

「「ん??」」

「この感じは…メッセージ、ですよね、モモンガさんメッセージの呪文使いました?」

「いや、自分にもメッセージの感覚が来たので氷炎さんからかと。」

「ということは…NPCの誰かからですかね?」

「そうなりますね、では私が受けて氷炎さんにも繋ぎましょう。」

「『メッセージ』」

『モモンガ様、緊急のご報告があるのですがよろしいでしょうか。』

「ああ、構わんぞ、言ってくれ」

『ナザリックより南西10キロほどの地点にて何やら武装している勢力が村を蹂躙中、戦闘許可を頂けませんか?』

「『メッセージ』」

「割り込んで悪いな、その映像は送って貰えるか?」

『そのお声は氷炎様でございますね、了解致しました。では氷炎様にお借りしたマジックアイテムを使わせて頂きます。』

ホログラムのようにセバスの持つマジックアイテムを通じて映像が映し出される。

(まさかユグドラシルで遊び半分で作ってみたデジタルビデオカメラが役立つとはな、逆に魔法を使ってない分妨害魔法を受けにくいという利点はあったが他のプレイヤーもそのことは理解して対策されていたからな、あまり使い所がなかったようだがその警戒がないあたりあまりこの世界では電気製品は出回ってないようだな)

「氷炎さん、どうしたんですか?急に考え込んで」

「いや、デジタルビデオカメラが役に立ったのが嬉しくてついね。」

「確かに作っておいて損はありませんでしたね、お手柄です。」

「セバス、悪かったね映像は見せてもらった、これを見ていると俺も少々胸糞が悪くてね、俺もそこに行かせてもらおうと思う。」

「え?氷炎さん突然何言ってるんですか!?」

「え?だって敵が強かったら俺かモモンガさんが行くしかないでしょ、そして俺達2人の内みんなをまとめる能力はモモンガさんが高い、なら俺が行くべきでしょう?」

「ふっ、こうなった氷炎さんに何を言っても聞きませんね、いいでしょう、セバスにも戦闘許可を出す、しかし氷炎さんは最大限の装備、そして椿鬼を連れていくことを条件とします、そして身の危険を感じた場合は絶対に無理をせず帰還すること、まあ氷炎さんと椿鬼に加えセバスもいるのでワールドエネミーでもない限りそれは無いと思いますがね、しかしここはユグドラシルとは違います、絶対に自分の力を過信しないように。」

「分かりました、では自室に行って準備でき次第出撃します。」

「氷炎さん、頼みます」

「はい。」

そしてアインズ・ウール・ゴウンの最強武士として恐れられた天狗が動き出す。

 

 




さて、毎月投稿のノルマの最終日に投稿となり本当に申し訳ございません、明日になってたらリア友命令で週一投稿になってました、今以上に質が落ちそうなのであんまりしたくない…ってのが本音なので毎月投稿頑張ります、さて前書きにも書きましたリア友考案の氷炎の作ったNPC、「椿鬼(つばき)」設定資料まで書いてくれる丁寧さに感謝です。さて、次回はまあ、テンプレというかなんというか、カルネ村蹂躙してたはずの兵士を蹂躙します。そして次回から主に魔法と武器の名前の面でドラクエ感が増してきます、例:モモンガの覚えてる呪文にザラキが入ってるとか…wそして氷炎の名前からお察しかもしれませんが武器を使った必殺技はあれですw
第4話:「戦闘準備」では、また来月!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第4話:戦闘準備

今月も投稿です。前回の本編、後書きでも出たようにリア友考案のNPC「椿鬼」、そして過去回想が入ります。地味に他のギルメン達の口調の情報をあまり持ってないので不安大…よってこの話はそのうち大幅リニューアルが予想されます…w


「ではモモンガさん準備してきますね」

「はい、頼みます」

氷炎は指輪を起動させ自室へ飛ぶ。

「よし、防具はストレージから出して、装備っと…ふぅ、あれを出さないとな」

そういい氷炎は自室の奥にある床の間の二振りの刀に手を伸ばす。

「まずは手をかざしってっと…」

ポンッ!という水素にマッチをかざしたような音の後和風なタッチパネルと言うなんとも奇妙な見た目の暗証番号を入力するパネルがあらわれる。

「今は何時だ?…午前の6時ピッタリか…なら360000っと」

可変式の暗証番号を入力し、その二振りの刀を手に持ち、装備する。

「たっちさん…みんな…」

氷炎はこの二振りを獲得した時の事に思いを馳せる。それはアインズ・ウール・ゴウン最盛期の頃…

「こんばんは!モモンガさん!」

「おぉ氷炎さんこんばんはです。どうしたんですか?そんなにハイテンションで」

「モモンガさん!これ参戦しましょう!」

「どうしたんですか氷炎さんってこれですか、もう『氷』の方には氷炎さん登録させていただいてますよ。そうでも無いとあの人達に枠取られそうなんでね。」

「え?」

「ほら見てくださいよ」

「あぁ…確かに前衛職の皆さん出たがりますよね…」

「俺が行きます!実力的に負ける気がしません!」

「たっちさんそれはうちのギルドのルールに乗っ取ってませんよ!多数決なんですから!」

「でも多数決してもみんな自分に入れるから決まりませんよ!」

「じゃあモモンガさんに決めてもらいましょうよ!」

「あぁそれがいいですよ!モモンガさん!ここは確実にあれを取るために俺を!」

「はあ…ギルマス権限ここで使わせますか…ん〜じゃあ古来より伝わるあれで行きましょう…」

「あれ…?」

「ジャンケンです!」

「「「ジャンケンかよ!」」」

「だってそれが1番公平でしょ?」

「はあ…それで行きますか…負けませんよ!」

「「「最初はグー!ジャンケンポン!」」」

……

「よっしゃぁ!!!」

「たっちさんですか、それでは『炎』をお願いします」

「分かりました。氷炎さんお互い頑張りましょう!」

「はい!お互い頑張りましょう!」

この刀はユグドラシルが開催した魔法禁止の前衛職限定大会、そして2つの大会は同日、同時間開催、そして各ギルドから1人しか各大会にエントリーできないというとんでもない大会だった。ここまではユグドラシルではよくある事でありプレイヤーはいつもの事と思っていた。そう、優勝賞品が発表されるまでは…

「なんと言っても優勝賞品はワールドアイテムですからね!両方取らないと性能からしてギルド同士の戦争は避けられませんよ!」

そう、優勝賞品はワールドアイテム、それもそれぞれ一振りずつの刀、2つ合わせる事で真価を発揮するのだ、その二振りとは『氷』の氷乱(アイスリベリオン)、『炎』の爆炎刀〜天獄〜、この二振りは公式から事前にパラメーターにかかる補正、プラスされる能力値、特殊能力、デメリットがそれぞれ1つずつ発表されていた。まず補正と能力値、どちらもそれだけでも充分なほどの性能だった。そしてデメリットはそれぞれ使用する主に冷気と熱気を与えるというものだった。一見冷気と熱気に対する耐性など完備していて当然かと思われたがこの冷気と熱気は訳が違う。耐性を無視し、それぞれ使用する主のHPを削っていくというのだ。しかしこの二振りを揃えることで打ち消し合いこのデメリットを消せる。これが2つの大会の優勝者の所属ギルドが割れた場合ギルド間の戦争は免れないと言われた原因だった。もっとも二振りともアインズ・ウール・ゴウン所属のプレイヤーによって手に入れられたためそのような事は怒らなかったのだが。そしてゲーム好きのプレイヤー達の参加意欲をそそったのは半ば伝説となっているRPG、ドラゴンクエストをパロディし、それぞれの効果としてメラ系、ヒャド系の呪文をMP消費なしに使えると言うのだ。しかも炎系、氷系とは別の「メラ系」「ヒャド系」の属性の魔法が放たれるためその為の体勢を割かなくてはならず、打たれる頻度の低いため耐性を捨てられることが予想されかなりのぶっ壊れだと騒がれることとなった…

「ふう、少し物思いにふけりすぎたかな、それじゃ椿鬼を迎えに行くか!」

氷炎は部屋を移動し、ノックする。

「氷炎か?なんだ?」

「入っていいか?」

「はあ、しょうがない、どうぞ」

「失礼するよ…しかし…一応俺の部屋のはずなんだけどな?」

「それは創造主である氷炎が『そうあれ』としたからだろう?」

「まあそうだがな、さて本題だ、簡単に言おう近くの村が襲われている、助けに行くからついてきてくれ」

「断る」

「まあそう言わずに…」

「断る、だいたい僕は氷炎に対して恩は感じていても忠誠など全く感じてはいない。」

「そうか…それは残念だ…お前も忠誠を誓うモモンガさんの命令で出撃条件としてお前を連れ行く事を命じられたのだが…」

「え?ウーン、イヤシカシ…そ、その言い方だとお前が行くと言ってその条件として言われたのだろう?ならお前が悪い」

「そうか…その村には小動物もいるかもしれないのにな…」

「くっ…しょうがない行ってやろう。」

「ありがとう!では早く行かないと村が焼き払われてしまう、早く行こう!」

「そうだな。では行こう」

アインズ・ウール・ゴウンの最強武士の戦いが始まる…

 

 

 




ありがとうございました、さて、リア友考案のNPC、そして武器についての回想…どうだったでしょうか?来月こそ戦闘します。ではまた来月!
NPCについてリア友が書いてくれた設定資料を公開致します
注意:かなりのチートです。
名前:椿鬼(つばき) 性別:男 種族:竜 Lv.:100
氷炎の創ったNPC、謎のバグでモモンガ達の世界の知識を持つ。
モモンガに対する忠誠心はあるものの、氷炎に対する忠誠は欠片もない(氷炎によってそうあれとされている)しかし創造主であったり世話になったりと恩は感じている。
柔らかい物腰で丁寧な言葉遣いだが腹黒かったり、刺々しかったり、毒を吐いたりする。デミウルゴスやパンドラズアクター程では無いもののかなり頭が良い。光属性の魔法を得意とするオールラウンダーだが先頭ではバフデバフでの補助が多い。仕事は忍と執事。ナザリック内では珍しく人間に興味を持ち有効的。創造主同士の仲の良さからコキュートスやナーベラルと仲が良く3人だけになると普段とはかけ離れたテンションになる。弱点は小さくて可愛いもの、攻撃できなくなる。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第5話:蹂躙戦

師走ですね、中の人は受験勉強の合間に書いております、猿です。今月はやっとこさ初戦闘です。氷炎の方なの知られざるデメリットが明らかに…!?(早い)とにかくわちゃわちゃしてますがどうぞご覧ください。
※今の状態をご覧の方へ、執筆中で保存するのをミスして投稿してしまいましたので少しずつ編集で文字数が増えていきますのでこれはまだ未完成状態です、完成したらタイトルの編集中が消えますのでご了承ください><


「村の位置は…よし、転移するぞ、椿鬼、面倒だから手に掴まれ」

「お前に触れるなど!」

「お前に転移系の呪文もマジックアイテムも持たせた覚えはないんだがな、小動物がどうなっても知らんぞ?」

「くっ…卑怯な…しょうがない、さっさとしろ。」

「了解。『ゲート』!」

「ついたな。敵の数は…ざっと見ても100人はいないな…見たところ物理攻撃が多いか…ならあれだな」

「あれって…あの訳の分からん文言を唱える気じゃないだろうな?」

「やるしかないんだよ…椿鬼、強化呪文頼む」

「ふん、小動物のためだ…にしてもいちいち『かしこさ』とかいう謎ステータスがあるんだよ…まあいい、小動物まで妬くなよ!『インテ』」

「ありがとよ!…やるか…」

「勝手にしろ。」

「我が声に呼応せよ!小さな炎なれども敵を焼き力を抑えん!『メラ』!」

氷炎の刀から放たれた火の塊は第四位階に位置する魔法『メラ』。第三位階魔法『ファイアーボール』のようでそうでは無い。威力はそこまで変わらないのだがMPが1割増になるのと引き換えに五割の確率で相手の物理的な攻撃力を半分にする状態異常の効果を持つ。それが氷炎の場合は武器効果によって魔力消費なしで打ててしまう。応用することで第五位階魔法『メラマータ』が打て、これはメラが10連続で放たれ、魔力はメラ7発分というお得な魔法だしかもこの一つ一つに状態異常の判定があるため全てにあたって攻撃力が半減しない確率は1/1024にもなる。そして何よりこの半減効果は半減をさらに半減していくことも出来る。前衛職である氷炎が敵の前衛に当てれば一気に敵の突破力を抑えられるのだ…

「ってのは分かるんだけどやっぱこのデメリットはしんどいわな〜ほんとこの武器が羞恥心が消え去ってしまった手遅れな頃の俺に渡ってたらどうなってたか…」

「何を言っているんだ?そんなチートな効果なのだからどんどん使えばいいものを」

「ああ…椿鬼は知らなかったか、これな、魔法使うのに絶対に詠唱がいるの、それで武器が判定して使いたい魔法の以外に値するだけの厨二感溢れる文言じゃないと発動しないの、だからメラガイアーとかマヒャデドスとかはろくに使えないんだわ。」

「ふん、そんな恥をかくのはお前にふさわしいじゃないか。」

「あいも変わらず辛辣だなあ!過去の俺よ、何故こんな忠義の欠けらも無い設定にした、実際一緒の世界に飛ばされたら拠り所がなくなるぞ!」

「そう嘆くのはいいんだがまだ敵はいるぞ?」

「おっと、で?さっきの敵はどこいった?ずっと喋ってる中警戒してるのに気づいてたみたいだしかなりの手練のようだが、攻撃力半減は入ってるかな?」

「何を言ってるんだ…敵ならお前のすぐ前の地面にいるじゃないか…」

「いやいや、これ鎧じゃん、メラ耐性弱いから捨てたんでしょ?」

「中までよく見ろ、ウェルダンを通り越して骨だよ。お前の故郷の火葬みたいなことになってるぞ」

「え?あちゃ〜耐性なしかと思ったらレベルも低かったか〜小手調べのつもりが骨だよ…ってあまりに酷いだろ?村攻めるレベルなら第四位階だし無効とまでは行かなくても軽減はできるくらいの装備だろ?」

「そんなことを僕に聞くな、ほらなんか半狂乱で叫びながら突っ込んでくる奴がいるし、回復は残念ながら僕がいるから受けてやれ。」

「いちいち辛辣だな!?」

「こ、この化け物がァァァ!」

「え?俺の種族見抜いたの!?やっぱこいつらやばいぞ、椿鬼警戒しろ!」

「くっ!しょうがない、『スクルト』!」

「聞いたことも無い呪文に第三位階の魔法をポンポンと…ぎぇあぁあ!」

「くっ…回復呪文頼む!…ってあれ?全く痛くない。スクルトってこんなに効果高かったっけ?村襲うレベルって言ったら60位はあるよな?流石に全く痛みがないのはおかしいんだが…」

「…第三位階を今日以下のように言ってたがそんなにこの世界のレベルが低いのか?しかもさっきのメラは第四位階だし…」

「おい?椿鬼?どうしたんだ!」

「…よし、氷炎、そいつ切ってみろ」

「え?ああ…ほいっと、ん?レベル10位を切ったような感覚なんだが?」

「まあ、そういうことなんだろ、この世界はレベル10あれば村を襲えるようだな」

「…はあ?いやいやいやいや、レベル低すぎませんそれ?」

「まあそういうことだな、さっさと片付けるぞ、このレベルなら僕も物理攻撃だけで一撃で行けるレベルだ。」

「はあ…少しは手応えのあるやつが来るかと、異世界初戦だし何かしらのイベント的な感じで来るかと思ってたのにな…張合いがないな〜」

「ほら喋ってないで、ふっ、敵を、ふんっ、倒せ」

「分かって、ほいっと、ますよ!どりゃ!」

村を蹂躙していた兵士はあっという間に蹂躙され、圧倒的な力を持つ二人によって村を襲う兵士たちが制圧されていく…

「おっしゃ!あらかた終わったかな?」

「まて、村から出てすぐの辺りに人の気配がする…」

「ん?確かにそうだな…飛ぶか?」

「そうだな…変身するか」

「俺も!変身っと!」

そこに現れたのは1人の整った顔立ちに違和感を覚えさせる長い鼻、そして背中には何者であるかを鼻とあわせて主張するかのような紅の大きな羽を持つ天狗が現れた。

「ふん、氷炎のくせに一丁前の格好をしやがって」

「褒めてくれてありがとよ!これ氷の要素薄いよな…にしても椿鬼のキャラデザ凝ってんなあ〜俺の時の反省がかなり入ってるからか?ほんと自分がアイデア入れてメンバーに描いてもらったデザインではあるが羨ましいもんだよ〜」

「ふっ、そう考えるとお前は私の下位互換という訳だ。」

「いちいち俺のメンタル削るのやめてくれない?」

「いざと言う時に厨二な台詞を吐けるよう訓練してやってるんだよ。」

「うっ…教えるんじゃなかった…ってそろそろ気配する方に行かねえと!」

「そうだな行くとしよう」

天狗と龍が空へ飛び立ちふわりと着地する。

「な!何者だお前たちは!」

「おお〜小物感溢れる歓迎ありがとうございます!」

「無礼な!私は陽光聖典隊長のニグンであるぞ!」

「ふーん、で?小物感ましたんだけど?」

「く、お、お前では話にならんそこの美しいおなごよ!発言を許す、地面に頭を擦りつけ詫びれば許してやろうぞ!」

「…?」

「お、お前だ!わからんのか!?」

「…あ、僕か、何を言っているか理解できませんでした。お許しください。」

「うわぁー、丁寧な言葉遣いで毒吐いてら、俺の設定地味にえげつないな…」

「お前は黙っておれ!そして何がわからぬというのだ?頭を擦りつけ、謝れと言っておるのだ!」

「…やっぱり訳が分かりませんね、そもそも僕は男です。そして絶対的下位者であるあなたに何故頭を擦りつけなくてはならないのですか?」

「許さん…」

「ん?なんて?」

「許さぁぁん!私にこのような無礼を働くとは!私が直々に、それも最大級の光魔法で殺してやる!」

「隊長!それは王国のガゼフに使うのでは?」

「ふん!あのような者物量で押し切れば良いのだ!それよりも神聖なる陽光聖典の隊長である私に無礼を働いたものに天罰を下さねば!」

「ほう?光魔法ですか?それは私も得意とするところです。お手並み拝見とさせて頂きましょうか?」

「これは法国から授かった魔封じの水晶!これで人知を超えた大天使を召喚して見せよう!」

「ほう、召喚呪文ですか?見たところマジックアイテムも使うと、これはかなりのものが期待できそうですね?」

「そうだろう!見るが良い、いでよ!ドミニオン・オーソリティ!」

「これは…」

「あまりの力に声も出ぬか!光栄に思え、人類では手の届かない聖域、第七位階の魔法でお前達を殺してやる!」

「…はぁ、この程度ですか」

「な、何を言っておる?き、気でも狂ったか?」

「この程度で人に誇るとは…」

「本当の光魔法というものを見せてあげましょう。」

 

 




はい、今月も投稿です。やっとこさ初戦闘、リア友考案のNPC椿鬼君、色々チート過ぎて魔法覚えてる数がとんでもなさそうです(笑)一応補助メインで戦闘しますが攻撃は光魔法が得意とのこと。椿鬼君は創造主に似てるのか?似てたら氷炎のような脳筋なのか、リア友のような知的なキャラなのか?はい、完全に後者ですね。ちなみに氷炎は主に似た脳筋です。この結果NPCは創造主に似るの法則が崩れる気がしますがそこは氷炎の設定で壊しに行ったということでよろしくです(笑)来月は椿鬼がチートします。はい。脳内で何使ってもらおうかシュミレーションしてますがどれでもろくな事にはならないと思います。ではまた来月。そして良いお年を!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第6話:本物

あけましておめでとうございます、とりあえず2週間以上たってますね、1月楽するために先月早めに上げたとか言ってる奴がいた気がしますが気のせいです()
さて、今回も設定上の原作との大きな変更点が出てきますのでご注意ください!


「本物の光魔法という物を見せて上げましょう」

「ほ、本物の光魔法だと?やはり気が狂ったようだな!痛みもなく死ねるのだ、ありがたく思え、行け!天使たちよ!」

「この程度…フン」

椿鬼の指先から放たれた一筋の光によって天使達は一瞬のうちにかき消される

「な!?何をしたのだ!?」

「少し、光魔法を打ってみましたがここまで弱いとは、話になりませんね。しかし本物の光魔法を見せると言ったのは僕ですからね天使を呼ぶならこれくらいはしてもらわないと」

「『最終戦争・善』」

「天使が複数体…?はは…はははははは!このような天使見たこともないぞ!?さては下位の天使しか呼び出せず数で威圧しようとしたか?バカめ!そんな物効かぬわ!」

「はー、小物にバカも付け加えられてんのか〜、それ、あんたが呼び出したのより高位の天使だよ〜?見たことないからってなんで下だと決めつけるかな〜あれか?上だと認めたくないのか?どこまでも小物だな〜」

「珍しく氷炎と気が合うな、こいつはとんでもない馬鹿者でもあるようだ、ある意味では幸せなやつだな」

「そうだな〜」

「この期に及んでほらを吹くとは呑気な奴らだ!マジックアイテムも使わず、更に複数召還している、私が先程召還した天使でさえ人類の届かぬ所にあるものだぞ!?上に見る訳がなかろう!」

「はあ…自分の常識でしか物事を考えられないとはどこまでも小物ですね、どうせ皆殺しにしますし問題ないでしょう、そもそも私達は人類ではない、飛んでくるのをみたでしょう?そして私の知る場所では人類でもこれくらいやる者は平気でいます。」

「う、嘘だ!そんなことがあっていいはずがない!お、お前達!何をぼやぼやしているんだ!天使を召喚し、奴らを始末せよ!」

「はあ…叶うはずのない戦いを挑むとは、どこまでも脳みそが足りていない。お前達、行け」

陽光聖典の天使たちと椿鬼の召喚した天使達の軍勢がぶつかり合う、数では陽光聖典の召喚した天使の方が多いが質が違う。圧倒的な戦力の差に一瞬にして天使は全滅し、陽光聖典の兵が襲われる、上がる血飛沫、断末魔、美しい天使が作り出す光景は地獄のようであった。

「さて、あとはあなただけですね、私も龍であり鬼ではありません。何か言い残すことがあれば聞きますよ?」

「か、神だ…」

「何を言っているんですか?」

「め、女神様…!その力、人類が天使を簡単に呼び出す場所からこられている出自…まさに女神様ではないか!ど、どうか私もそこに連れて行っては頂けませんでしょうか!」

ニグンは平伏し懇願する。

「私を神と…許さん、許さん!」

「な、何を!神すらも生ぬるい存在だと仰るのですか!?」

「気が変わった。お前は僕が直々になぶり殺しにする」

「なにをおっしゃられているのですか!?ぐふっ」

ニグンの顔を椿鬼の絶妙な力加減での痛みを最大限加え続けられるだけの威力のパンチが顔を襲い続ける。

「僕を愚弄するのはこの際よかろう、しかし、僕を神だと?神とは!至高の!41人に!相応しい!称号なのだ!」

「つ、椿鬼さん?騒ぎに気づいてなんか来たら嫌だからそろそろやめない?」

「いーや、こいつを許すわけには行かない」

「そ、そうか、俺たちの事を大事に思ってくれていたんだな?それはありがとう、しかも至高の41人ってことは俺も入ってるんだよな?本当にありがたく思うよ?でも、そろそろやめてくれない?沢山グロいの見たことあるけど見るに堪えない顔になってきてるから?」

「ん…?確かにそうだな、お前は神ではないな撤回しよう、神とは!至高の!40人の!ことを!表す!称号だ!」

「ショック!てかなんかさっきより殴る回数増えてるよ?てかもう死んじゃってるよ?」

「…え?あ、ほんとだ。所詮人か、もろいな。さて、戻るとしようか」

「あ、ああ…あ、そうだ、セバス!そこにいるんだろ?」

「ふふふ…バレていましたか、御方や同僚の活躍を見るのが楽しくてつい参戦しておりませんでした。しかししっかりとビデオカメラにて記録しておりますので戦闘の報告は問題ございませんよ?」

「ん〜?セバスは守護者に比べて話し方が砕けてるな?」

「ほっほっほ、外の世界?とやらのことはよく分かりませんが、椿鬼から聞いておりますゆえ、守護者の前にいない時だけは肩の力を抜いていただけるようメイドにも連絡しておりますゆえプレアデスを含めメイドや執事たちの前では外の世界とやらの頃と何ら変わらぬ態度でいてくださいませ。」

「おおそうか助かる、モモンガさんにも言っとかないとな…ん?ん!?なんで誰にも言ってないのに外の世界のことが伝わってるんだ!?」

「ああ…よく分からんがお前達の世界で言うバグ?とやらのせいなのかよく分からんのだがお前達がゲーム?とか言うのから移動してきてて、お前が元社畜ってこともわかってるぞ?」

「え?えぇ!?で、でも正直助かる…あ、あと社畜度で言えばヘ俺はロヘロさんやモモンガさんほどしゃないぞ!」

「ふん、お前には社畜の方が似合う、よってお前の前世は社畜だ」

「こ、このやろー…」

「さて、そんな事情も伝えたしナザリックに戻ろう」

「そう言えば…」

「どうした?セバス?」

「椿鬼が陽光聖典のニグンとか言うのを殴り続けてたやつもモモンガ様の所に生配信されてたので少し引いているかも知れませんね…」

「モモンガ様への忠誠を表したまで、なんら恥じることは無い!」

「ちょ、ちょっとストップ!守護者のみんなにも社畜がどうとか言ってるのは聞こえてたのか!?い、威厳が無くなる…」

「外の世界のことに関しては特に至高の御方に心酔されている守護者の皆様にはショックが大きいかと思い私の下につくもののみにしか伝えておりませぬし、生配信を切っていますゆえご心配なさらず」

「さすがセバス!できる執事!」

「油を売っているとモモンガ様もご心配なさられます、早く戻りましょう」

「そうだな、2人とも指輪で一気に転移しちゃうから両手に手を繋いで」

「しょうがない」

「私が手を繋ぐと介護されているように見えてしまいますな」

「ははっその老人がめちゃくちゃ強いんだから引くだろうな〜さて転移するぞ!」

3つの影が消える。




改めまして皆様あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願い致します。主は受験期に入ってきたので今度こそ今月中に書き溜めといて投稿したいと思ってます…
さて、本編の方に話を戻すととにかくチート、設定を見た時にチートすぎで椿鬼>氷炎になりそうだったのでなんかもう少しチート度合い増させようと内心思ったりしてます、未だに設定の面で氷炎が椿鬼に食われてる感が否めません、冒険者になってもらうテンプレパターンで行くつもりなのでカジット&クレマン戦で氷炎のターンにして、チート具合を伝えたいなと思いますw多分それが5月とかになりそう…少し幕間代わりに椿とコキュさんとナーベラルが創造主つながりでとんでもないテンションになったりセバス&椿鬼の外の世界知ってる組によってプレイヤー2人のお悩み相談会をしようかと思います、後者は冒険者編の後に回すかもですが…では、また来月お会い致しましょう!


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。