SCP-X-JP 『天気の子』 (焼肉太郎)
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概要

アイテム番号:SCP-X-JP

 

オブジェクトクラス:Keter

 

特別収容プロトコル:SCP-X-JPは全収容が非常に困難なためSCP-X-JP-A及びSCP-X-JP-Bの存在を確認次第、SCP-X-JP-AにSCP-X-JPの位置について取り調べもしくは、SCP-X-JP-B発生地域周辺を捜索します。

SCP-X-JPの位置を確認後、SCP-X-JP周辺を閉鎖し、保管サイト-SCP-X-JPを建設します。

SCP-X-JP-CKを伴わないSCP-X-JP-Aによる天候改変時においては、カバーストーリー「異常気象」を拡散してください。

SCP-X-JP-Aは性質上、強制的収容は大規模な自然災害を引き起こす可能性があるため許可されません。任意での財団管理課下施設への入居、もしくは機動部隊ろ-8("天気予報士")の監視下での生活が許可されます。

SCP-X-JP-B発生時は、カバーストーリー「竜巻で飛来したクラゲ」を適用してください。

SCP-X-JP-Cを財団及びその他の気象衛星などが確認した場合、衛星所有団体には緘口令を敷き、確認地域においてSCP-X-JP、SCP-X-JP-A、SCP-X-JP-Bの捜索を行ってください。また地上からも認識された際は、カバーストーリー「竜巻のなりそこない」を拡散してください。

SCP-X-JP-CK活性化につれ、SCP-X-JP-Aの身体が透過するため、SCP-X-JP-CK活性化の傾向が確認できた場合、SCP-X-JP-Aと思わしき人物に身体検査を行ってください。

SCP-X-JP-CKの予兆が発見され次第、プロトコル-人身御供を行い非活性化させます。

 

説明:SCP-X-JPは、大小を問わない神社です。

SCP-X-JP-Aは、主に若年女性が変異すると思われている存在です。財団が直接確認している個体は15歳の女性であり、各地の伝承においても多くが女性でした。

SCP-X-JPの鳥居を天候に対する強い改変欲求を持つ人間がくぐることにより、対象はSCP-X-JP-Aに変質します。

SCP-X-JP-Aには、個体差が存在すると思われるもののヒューム値の変動を伴わないある程度の範囲、時間の間、元の天候から別の天候への変更、落雷等をある程度操作可能です。

また、インシデント-SCP-X-JP-A-1において強制的な収容が自然災害を引き起こしたため強制収容は許可されてません。

SCP-X-JP-Aが天候改変能力を使用し続けることにより、SCP-X-JP-CKが活性化し、プロトコル-人身御供が完遂されていない限り活性化続くとおもわれています。

SCP-X-JP-Bは、魚類のような見た目をしたゲル状生物です。

SCP-X-JP-Bは、一定時間の経過、物理的接触において気化に近い現象を引き起こし消滅するため収容は不可能です。無害ではありますが、概ねSCP-X-JP-Aが天候改変を行った後に発生しているため、周辺のSCP-X-JPおよびSCP-X-JP-Aを捜索してください。

SCP-X-JP-Cは、一般的に東洋の龍と認識されているものに近い形状の雲の塊に見える存在で、約700㎞/hで積乱雲上を複数が飛行しています。

プロトコル-人身御供の不可逆的な失敗を引き起こしたインシデント-SCP-X-JP-A-1において一時的に地上から認識できるほどの降下を確認し、その後2度目のSCP-X-JP-CKの活性化を確認した。

SCP-X-JP-CKは、超大型の積乱雲を伴う現行の地球の法則に反する大規模な災害です。

確認されている内容は、破滅的豪雨とその結果としての被害地域の██%の水没、季節を無視した雪を伴う低気温、強風です。

インシデントSCP-X-JP-A-1においては、プロトコル-人身御供は遂行不可能となっており現時点において日本国首都圏全域においてSCP-X-JP-CKの一部が継続し、首都機能の██%の喪失および、█万人の死傷者、行方不明者が発生しています。




我々は敗北した
空は捻じ曲げられ、街は沈み、人は溺れた
水に、愛に


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