東方最高神[零ZERO]【神魔獣狩(モンスターハンター)編】(完結) (神森リョウカ)
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第0章 東方神魔獣狩・零[縁結山神の章]
第1話 最高神達と森丘の火竜夫婦と狩り人(ハンター)


注意書き!

・これは【東方最高神シリーズ】の派生作品です!

・タグに関しても、容量の関係上ここに記載する…【アンチ・ヘイトは念のため・R17.9(要素及び表現)注意!・更新不定期及び投稿不定期・原作破綻及び改変注意!・時折シリアス崩壊及びギャグ有り・百合・オリジナルヒロイン・オリジナルモンスター・ガバガバ及び下手な文書及び編集・時折変わるタグ】の以上…


【東方最高神[零ZERO]【魔獣狩(モンスターハンター)編】

 

 

 

あ〜どうも…天の声だ…いつもならあの子達のいずれかが話を始めるんだが…このシリーズじゃあその前に話す事が有る…話は大昔…【竜大戦時代】になるが…その時は…まだこの作品の主人公の一人の【リョウカ…森リョウカ・ガードナー】は一人だし…例の惑星とも融合はしていなかった…それでも…リョウカにはトラウマは変わらない…それがどう言う事かと言うと…リョウカはその影響で…【暴走】してしまい…人類と龍をほぼ滅亡させた…何故かと言うと…

 

 

 

【竜大戦時代…場所不明…リョウカ暴走の直前…】

 

 

リョウカ「……あ…あぁ…違う…違う…こんな…こんな……!!?」

 

 

ギャァァァァァァ…!!!

 

 

グォォォォォォォ…!!!

 

 

リョウカにまで竜騎兵や龍の攻撃が飛んで来て…

 

リョウカ「……あぁ…!!ぐぅ…!!?」

 

その攻撃が命中した…更に…

 

 

ドクン…!

 

ドクン…!!

 

 

リョウカ「……!!!」

 

 

ドクン…!!

 

ドクン…!!

 

ドクン…!!!

 

ギャァァァァァァ…!!

 

キシャァァァァァァ…!!!

 

 

ドクン…!

 

 

リョウカ「(ああ…そっか…そうなんだね…苦しいんだね…分かった…私が…私ガ…【ラクニシテアゲル…。)】」

 

とうとう…リョウカは…全ての力を解放し…禍々しく邪悪な力と全てを凍て付かせる強烈な殺気が戦場を包み込んだ…

 

リョウカ「…あ…あぁ…あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!!」

 

リョウカの精神も…崩壊…更に最悪な事に…この時代では…リョウカを止めれる存在は…【存在しなかった…】つまりは…

 

リョウカ『ギャァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

リョウカはこの世の者じゃない程の憎悪と悲壮に満ちた超咆哮を放ち…自身の姿も完全な龍形態【ジ・グラン形態(禁黒神龍形態)】になり…破壊と殺戮と虐殺と引き起こし…目に写る者や攻撃して来る者も容赦なしに…無慈悲に終焉を巻き起こした…リョウカが暴走してからしばらくして…竜騎兵と龍も戦意喪失…挙句滅亡寸前及び竜騎兵の生産方法等を含む全ての古代兵器に関する事や物や兵器や人物を全て破壊…殺害して…元の姿に戻り…全ての惨状を見て…発狂して…絶望に染まり…自らの手で自ら封印された…

 

 

これが竜大戦の真相だ…因みに…リョウカの封印が解かれたのは…竜大戦時代より遥かに先に進んだ事だ…そして…再びそんな悲劇を生まない為に…色々と能力や力を駆使して…この世界から姿を消した…そう…これはリョウカの…【真の本体の話だ…】そして…永きに渡り…その本体から…分身体の1組が送られて来た…

 

 

 

 

 

 

【本編開始】

 

 

 

リョウカ達は、ある場所に居た…そこの名は【森丘】…何でそんな所に居るかと言うと…リョウカ曰く…「この世界線のスタートはそこだから…。」と言う理由らしい…まあ間違いじゃあないが…因みに…リョウカ達の家は…この世界では…海の上にリョウカ達の屋敷を構えている…その上…例の世界神樹の大陸もそこに有るし…面倒くさいから以下略………でだ…海の上と言っても…ちゃんと島の上に構えているから問題無し…だが…それでも…誰からも認識される事は無い…いや認識が出来ないのだ…何故なら…リョウカ達の住む所に行く為には…どこぞの天空の城のように超巨大な積雷雲の…【究極完全・真・皇天帝対極覇極王神龍の巣】を突破しなければいけない…それを突破する…いや簡単に通る事が許されるのは…リョウカ達だけだ…更に突破が出来たとしてもだ…その雲の先は…全てリョウカ達の敷地内…つまりどう言う事かと言うと…リョウカ達の軍が待ち構えている為…近づくのは不可能…勿論簡単に近づく事が出来るのは…同じくリョウカ達だけ…因みに…その雲の先は…雲の大きさに反して…いや充分にデカすぎるが…その中は更に広い…いや先が見えない程の無限の海と大量の島と言う名の要塞が広がる…その最深部の中央の中枢にリョウカ達の住む家の島が有る…と言う訳だ…まあ…リョウカ達には普通にテレポートや瞬間移動も有るから移動もクソも無いが…っで…話が大きく脱線したが…今…リョウカ達は………

 

 

 

どうもです!リョウカです!……幾らか言いたい事が有るのですが…大事な事を言うと…この地球…いえ正確には…この宇宙が私達の空間と融合しました…せっかくの良い出発が台無しですよ…まあ良いけどね…その変わりに…新しい仲間と家族が入って来て…それに…それに…私達の本当の…親と…養子だったけど…兄姉に再会出来ました…!嬉しいよぉ…!うぅ…!

 

リュウカ「……?お前…何勝手に泣いてんだよ…?どっかぶつけたんか?それかどっか調子悪いんか?」

 

リョウカ「ふぇ…?え…あ…その…、」

 

ザック「ヒャハハハ…だらしねぇなぁ…言わなきゃ分からねぇだろうが…。」

 

リュウカ「珍しく良い事言うなぁ…ザック?」

 

ザック「あ?それ褒めてんのか貶してんのか?」

 

リュウカ「決まってるだろ?褒めてるに決まってるじゃないかよ。」

 

ザック「おー!そうかそうか!」

 

リュウカ「……で?リョウカどうして泣いてた?」

 

リョウカ「ごめんなさい…分からないの…でも何故か勝手に…出て来るの…それに…何故か分からないけど…この世界に来た時から…、」

 

 

ザーッ…!

 

 

リョウカ「………え?」

 

 

ザーッ…!

 

 

リョウカ「…何…これ…?頭に…、」

 

 

ザーッ…!

 

 

リョウカ「………!!!?」

 

リョウカは、頭に突然何かの記憶が蘇り…

 

リョウカ「あ…あぁ…!」

 

リュウカ「…!!おい…!どうした…!?」

 

リョウカ「はぁ…!!はぁ…!!うぅ…!ごめんなさい…!ごめんなさい…!ごめんなさい…!許して…!許して…!許して…!あ…ぁぁ…!」

 

リョウカは突然発作が起きて何かに怯えて…何かに必死で謝って…その場で気を失ってしまった…

 

リュウカ「おい…!しっかりしろよ…!!リョウカ…!!!」

 

ザック「おい…どうしたんだよ…!」

 

リュウカ「知るかよ!こっちが知りたい位だ!」

 

レイチェル「とにかく…恐らくこのままここに居たら危険だから…どこか安全な所に行こう…!」

 

だが…

 

ギョァァァァァァァァァァァァ…!!!!

 

突然…大気に響く咆哮が聴こえて来て…リュウカ達の前に…【赤い鱗を身に纏った…紅蓮の色をした赤い…【飛竜種】が舞い降りた…】

 

リュウカ「…っち!こんな時に…!!」

 

ザック「な…何だ!?アイツは!?」

 

リュウカ「はぁ!?お前…何度も見ただろうが!あれは…【火竜…リオレウス】だぞ!しかも…コイツは…!!」

 

リオレウス『ギョァァァァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

リュウカ「…敵だ…!!!」

 

リオレウスは…完全にリュウカ達を敵と見なして…攻撃を実行しようとしたが…

 

リオレウス『………!!!!?!?』

 

リュウカ「…………【失せろ…!!!!雑魚が…!!!!!!】」

 

リュウカは…超強烈な殺気をリオレウスにぶつけた…リオレウスは一瞬で自分の死を想像した…もしあのまま攻撃すれば…自分は確実且つ一瞬にして殺されるだろう…と…本能が理解した…更に…

 

リュウカ「…【聞こえなかったか…?さっさと…!!!失せやがれ…!!!!!!!】」

 

リオレウス『……!!!!!!?!?!?』

 

リュウカの放つ殺気が更に増えて…リュウカ自身の姿も変わり…半分龍で半分人の半人半龍形態になり…更に邪神形態も発動した為…リオレウスは全速力で…消えるように早くその場から逃走した…

 

リュウカ「……全く…!苛々するぜ…クソが…あぁでも…その苛々も吹き飛ばしてくれるのはリョウカだけなんだけどなぁ…!」

 

レイチェル「リュウカ…顔が緩み過ぎてるよ…それに元の姿に戻ってない。」

 

リュウカ「あ…悪りぃ…。」

 

リュウカは、元の姿に戻った

 

リュウカ「ふぅ…じゃあさっさとこんな所からずらかるぞ!」

 

リュウカ達は、リョウカを運び…何とか安全な所に到着した…

 

リュウカ「ふぅ…まぁ…何とかここまで来れば大丈夫だろう…そんな事より…おい…リョウカ…。」

 

リョウカ「…………う…うぅ……あ…れ?」

 

リュウカ「…「あれ?」じゃねぇよ!いきなり倒れてどうしたんだよ…!?心配しただろうが…!!」

 

リョウカ「ご…ごめんなさい…!」

 

リュウカ「はぁ…まぁ…良いけどよぉ…っで…何故倒れた?」

 

リョウカ「それは……、」

 

リュウカ「……あ〜…そう言う事か…分かった…。」

 

リョウカ「え…?まだ私は…何も…、」

 

リュウカ「ばーか…お前何年俺と一緒に居ると思ってる?お前の言おうとしている事は…まぁ…悪い意味じゃあ…直ぐに分かるがな…嫌だが…っで…お前さぁ…それは昔の話だろ?昔は…昔だ…今を生きろ…確かに、お前も暴れ過ぎて…滅亡寸前にしたり…地球だっけ…?それまで破壊しようとした…だがこうして存在している…お前自身でも…壊せれなかった…お前の本能が止めてくれた…だがな…結局は自身を封印せざるを得ないような事態まで悪化させてしまった…まぁ…結局誰が悪いと言ったら…十中八九…龍やら竜騎兵や人類が悪い…!お前はそれに巻き込まれて暴走しただけ…お前は…被害者だ…何も悪くねぇよ…それにだ…何度も言うが昔は、昔だ…もうお前は一人じゃない…俺達が居る…!な…?だから…もう苦しまなくても良いんだよ…リョウカ……。」

 

リョウカ「お…おねぇ…ちゃん…!うぅ…あぁぁ…!!!」

 

リョウカは、全てを理解してもらえて…その上でそれを許してくれた…それでようやくリョウカの中に溜まりに溜まっていた…その何かが解放された…

 

リュウカ「全く…お前は泣き虫だなぁ…まあ良いけどよ…。」

 

リョウカ「うぅ…寂しかったよぉ…!怖かったよぉ…!お姉ちゃん…!!ぁぁ…!!」

 

リュウカ「おー…よしよし…もう大丈夫…大丈夫…怖くない…怖くない…だからもう休んで良いんだよ…リョウカ。」

 

リュウカは、リョウカを優しく抱いてあげて…優しく頭を撫でて…リョウカを安心させてあげた…

 

 

5分後…

 

 

リョウカ「…………。」

 

リュウカ「ふぅ…寝ちまったか…。」

 

レイチェル「仕方ないよ…だって今までたった一人で全部を抱えていたから…それをようやく解放されたから疲れた眠るのは仕方ないよ。」

 

リュウカ「そうだよな…大昔…俺達は普通に別々の道を生きていた…リョウカは…たった一人で旅を続けていたからか…そして…暴走を制御する術も持ち合わせていなかった…だから最終的にリョウカを苦しめてしまった…は…情けねぇな…俺…もしあん時にリョウカの側に居たら…リョウカの苦しみも少なくても半減出来た筈なのにな…それが出来なくて…悪かったな…リョウカ。」

 

レイチェル「リュウカ…あまり自分自身を責めない方が良い…リョウカちゃんが悲しむよ?」

 

リュウカ「ああ…そうだな…………。」

 

ザック「どうした?」

 

リュウカ「全く…どうやらあのヘタレ…1匹じゃ無理だから…増援呼びやがったな…。」

 

レイチェル「……え?」

 

リュウカ「………ザック…レイチェル…リョウカを見てろ。」

 

ザック「……ああ…分かったよ…だがなさっさと済ませろよ?」

 

リュウカ「へいへい…あの馬鹿共に…俺達に喧嘩を吹っ掛けるとどうなるか…思い知らせてやる…!!」

 

リュウカは、そう言い残し…森丘のベースキャンプから出て行った…

 

 

1分後…リュウカは、例のさっきのリオレウスと…緑の鱗に包まれた飛竜と対峙していた…

 

 

リュウカ「さてさて…お前さぁ…言った筈だろ?さっさと俺達から失せろとな…で…一回は逃げたが…お前の妻…【雌火竜…リオレイア】を連れて来て…俺を殺そうと言う算段らしいな?」

 

リオレウス『…………!?』

 

リュウカ「図星か?それにだ…お前が増援でリオレイアを呼んだ所で…俺…いや俺達に敵う訳がなかろう…お前がこの森丘の主で…【空の王者】と呼ばれる存在で…番の…【陸の女王】と呼ばれる存在だろうが…俺に傷一つ付ける事は不可能だ。」

 

リオレウス『…………!!!』

 

リュウカ「やるか?…だったら全力でやってみろよ?」

 

リュウカは、リオレウスとリオレイアを挑発した…勿論…

 

リオ夫婦『ギョァァァァァァァァァァァァ…!!!!!!』

 

その2体は完全に挑発に乗り…ブチ切れた…

 

リュウカ「ほーう…じゃあ始めようか…!」

 

 

更に…10秒後…

 

 

リュウカ「おいおい…まさか…もう終わりか?」

 

リオレウス『グゥゥゥゥ…!!!』

 

リオレイア『………。』

 

リュウカは、リオレウスとリオレイアを圧倒していた…完膚無きまでに…更に番のリオレイアも瞬時に殺害…リオレウスも何をされたかサッパリ理解出来てない…ただ分かる事は…目の前でリオレイアが殺された…あの子は…素手で…この状態にしたのだ…

 

リュウカ「さーてと…後は…テメェだけだ…。」

 

リオレウス『……グゥゥ…!!』

 

リュウカ「…せめて…楽に殺してやるよ…!」

 

リュウカは、その場に刀剣を召喚して…更にそれを装備して…

 

リュウカ「……あばよ…。」

 

リュウカがリオレウスにトドメを刺そうとしたが…

 

 

「やめて…お姉ちゃん…!!」

 

 

リュウカ「……!!!」

 

シュ…!

 

リュウカは、突然声を掛けられた為…攻撃が逸れて…空を切った…リュウカは、声をした方を見ると…リョウカが居た…しかもレイチェルもザックも居る…

 

リュウカ「お前…!何で来た…!」

 

リョウカ「お姉ちゃん…それはこっちのセリフですよ…お姉ちゃん…殺さなくても良いじゃないですか…?」

 

リュウカ「あ?何でだよ?」

 

リョウカ「忘れたのですか?あのリオレウスとそこに横たわって死んでいる…リオレイアは…番じゃあないですか?」

 

リュウカ「そうだがどうした?」

 

リョウカ「………お姉ちゃん…確かにそうですけど…番が居ると言う事は…その幼体も居ると言う事を忘れてますか?」

 

リュウカ「………!!!」

 

リョウカ「図星ですね…お姉ちゃん……無闇やたらに殺しちゃいけないのよ?特に…あの火竜夫婦で番の居る時は手を出したらいけないのですよ…親無しで…この世界を生きていく事はまだ出来ない筈です…分かってましたか?」

 

リュウカ「……悪い…覚えてなかった…。」

 

リョウカ「……はぁ……分かりました……お姉ちゃん……下がっていて下さい…後は私がどうにかしますよ…。」

 

リュウカ「どうするつもりだ…?」

 

リョウカは、まず…リオレイアの死体の方に近づき…手をかざして…

 

リョウカ「……【完全蘇生[絶対ノ全能神の癒し]】。」

 

リョウカは、それを宣言すると…リオレイアの身体が光りだし…その光が収まると…

 

リオレイア『……グゥゥ…?』

 

リョウカ「……次は…貴方です…。」

 

リョウカは、次にリオレウスの方に近づき…

 

リョウカ「…【葉神[深緑神の温もり]】…。」

 

リョウカは、それを宣言すると…リオレウスが受けた傷がみるみる再生していき…完全に治った…

 

リオレウス『……グゥゥ…?』

 

リョウカ「ごめんなさい…リオレウスさんに…リオレイアさん…今回は私達が勝手に貴方達のテリトリーに入った私達が悪いです…ごめんね…。」

 

リオレウス『……………。』

 

リオレイア『……………。』

 

リョウカ「……私達は…今からここから立ち去ります…早く自分の子供の所に帰って下さいね…貴方達の事を待っている筈ですよ。」

 

リオレウス『グゥゥゥゥ…。』

 

リオレイア『グォォォォ…。』

 

リオレウスとリオレイアは…翼広げて…羽ばたきだし…

 

リョウカ「それじゃあね…!リオレウスさんに!リオレイアさん!」

 

リオレウス『グォォォォォォォ…!』

 

リオレイア『グァァァァァァァ…!』

 

リオレウスとリオレイアは、その場から立ち去って行った…

 

リョウカ「ふぅ…じゃあ私達も行きましょうか………と言いたい所だけれど…。」

 

リュウカ「………そうだな………おい…さっきからコソコソ隠れてないで出て来い…。」

 

リョウカとリュウカは、何かに勘付いて隠れている奴に声を掛けた…すると…

 

?「ひ…!ご…ごめんなさい…!!別にそう言うつもりじゃあ…!」

 

?「あーらら…バレちゃった…。」

 

二人組みの…何かの防具を身に包んでいて…背中に…それぞれ…片手剣と…刀…太刀を装備した者が現れた…

 

リョウカ「貴方達は…?」

 

?「私達かい?私達は【ハンター】だよ。」

 

リュウカ「ふ〜ん…そうか………っで…いつから見ていた?」

 

ハンター1「そうだねぇ…君があのリオレウスとリオレイアを秒殺してる所からかな。」

 

リュウカ「結構見てやがったな………っでどう思った?」

 

ハンター1「…言葉に出来ないぐらいにすごいね!君達!」

 

リュウカ「だろうな………だが…そう言うお前らも…実は相当な使い手だな…?」

 

ハンター1「……どうしてそう思った?」

 

リュウカ「そうだなぁ…俺達もこう見えて…結構永い…永い間…戦いばかりしてきたからなぁ…大体見ただけ…相手の強さぐらいはわかるぜ…そうだなぁ…まぁ…頑張りゃ…古龍種ぐらいはどうにか出来るんじゃないかな?」

 

ハンター1「へ〜…凄いね!」

 

リュウカ「言っとくが…俺達に喧嘩吹っ掛けようと思うなよ?アレを見ても分かるが…アレでもゆっくりと1%も出してないでやった方なんだがなぁ…。」

 

ハンター2「そ…それは…どう言う事…なの?」

 

リュウカ「じゃあ…はっきり言おう…【この世界に存在する全てモンスターやハンターが束になって掛かって来ようが…1秒…いや…1秒足らずで滅亡可能だぜ…?】まあ…強さじゃあ…俺の妹が一番強いがな…。」

 

ハンター1「……!!?」

 

リュウカ「まあ安心しろ…何度の言うが俺達から喧嘩を吹っ掛ける事はねぇよ…だがな…もし…俺達の家族や仲間や友達…特に…俺の…、」

 

リュウカは、おもむろにリョウカに頭に手を置いて…優しく撫でてあげて…

 

リュウカ「………【俺の妹に…手を出してみろよ…その時は…命は無いと思え…!】」

 

リュウカは、殺気を出してハンター二人に警告を言った…

 

ハンター1「………よく分かった…で…君達は?」

 

リュウカ「俺達か?そうだなぁ…そうだ…また次に会った時に教えてやるよ…。」

 

ハンター2「それってどう言う…」

 

リュウカ「じゃあな…!!【テレポート!!】」

 

リュウカは、テレポートを発動し…リョウカ達を連れてその場から消えた…

 

 

その後…例のハンター二人は【ココット村】に帰還し…村長にさっき会った子達の事を報告をした…すると…その村長は驚愕の顔をして…

 

 

サイドチェンジ:ハンター

 

 

村長「もしや…そなた達が会ったのは…、この子の事か…?」

 

村長は、おもむろに資料を取り出して…それを見せて来た…その資料には…【リョウカの姿が写されていた…】

 

ハンター2「……!!はい…!確かにその子です!確かに会いました!!」

 

村長「……お主達……とんでもないお方達に出会ってしまったな…。」

 

ハンター2「……え?それはどう言う事なのですか?」

 

村長「………実は…お主達…竜大戦の話は覚えているな?」

 

ハンター1「ええ…知ってますが?確か…人類と龍が互いに争い…共に滅亡寸前になり…ようやく終戦したと言う話ですよね?」

 

村長「確かにそうじゃ…だが…実際には違うんじゃ…。」

 

ハンター1「それはどう言う事ですか?」

 

村長「うむ…確かに互いに争い合う…それは間違いじゃない…だがその時に…この子も居たんじゃ…あの子はとても心優しく…自身がどうなろうと関係無しに相手を優先するのじゃが…だが…人類と龍が争い合う姿を見てしまい…あの子の望む平和を打ち砕かれてしまい…最終的に…その精神も崩壊…その身の宿る力が暴走し…全てを破壊…殺戮…終焉を司る…【大邪神に覚醒したのじゃ…。】」

 

ハンター2「そ…そんな…!!」

 

ハンター1「成る程…つまりその大邪神化したその子は…最終的に…大好きだった…人類や龍を見境無く…無慈悲に…蹂躙して…滅亡寸前まで…たった一体…いや一人で追い詰めたのね?」

 

村長「うむ…そう言う事じゃ…その後…元の姿に戻ったが…その自身が何をしたかを理解してしまい…発狂して…暴走しかけたが…自身の意思で最後の足掻きで…自らの手で…自分自身を封印したのじゃ…。」

 

ハンター1「そうなのですか…でも何故…あの子の封印が解かれたのかな?」

 

村長「うむ…それに関してだが…約…【数百年前から封印が解かれたのだ…】自然に解除される物だったらしいようだ…だが最後に報告された時には…いつもと変わらないお姿のようだったのだが…何故か分からぬが…死にものぐるいで何かをして回った後…忽然と完全に姿をくらましてしまったのじゃ…。」

 

ハンター1「そう言う事ですか…あ、そう言えば…あの子に仲間が居ましたよ?」

 

村長「なぬ!?それを詳しく教えてくれ!」

 

ハンター1「え…ええ…。」

 

 

ハンター二人は、村長に包み隠さず全てを話した…

 

 

村長「そう言う事か…にしてお主ら…もう一度確認だが…その子の姉と呼ばれる者から…「俺の妹に手を出すな」…と言われたな?」

 

ハンター1「ええ…言われました。」

 

村長「……手は出してはないのじゃな?」

 

ハンター1「え…ええ…勿論ですよ…あの殺気を出しながら警告出したら…流石に手は出せれないよ。」

 

村長「そうか…それは良かった…本当無事に生きて帰って来て嬉しいぞ…!じゃが…あの子達にもし何か有れば…我々は終わるじゃろう…。」

 

ハンター2「え?」

 

村長「ある伝承で…【この世を創りし存在であり…全てを破壊する存在でもある存在…その者は…かの龍の王である…祖龍を超え…憤怒の怒りに染まった黒龍の超え…神滅の存在の煌黒龍をも超える…存在…それは絶対的な生物の頂点に君臨する存在でも有り…この世の全ての絶対的な頂点に君臨する存在でもあり…果てには…あの世でも…宇宙だろうと…神の中だろうと…どこに居ても…彼女は…絶対的な頂点に君臨する…彼女の名は…【最高神…森リョウカ・ガードナー】……】と言う…言い伝えが存在していて…今でもそれが伝説になっている…。」

 

ハンター1「そうなんだ…ん?森リョウカ・ガードナー………そう言う事か…!」

 

ハンター2「何か分かったの…?」

 

ハンター1「いやね…恐らく直感だけど…あの子の姉さんなのか…ただの女装した兄みたいな存在が言ってた事をよーく思い出してみなよ?」

 

ハンター2「え〜と…あ!」

 

ハンター1「気づいたかな?……そう…あの子は確かに言った…【「まぁ…強さじゃあ…俺の妹の方が一番強いがな…。」】って言った…そして…妹には手を出すな…つまり……その名前の正体は…、」

 

ハンター2「正体は…?(ゴクリ…)」

 

ハンター1「……【妹さんだよ…。】」

 

ハンター2「え…えぇぇぇぇ…!?」

 

ハンター1「よく考えてみなさいよ?あの子は一番強いと言われていて…更に村長さんの言っていた事には…【誰よりも優しく…自分の事の事がどうなろうと関係無しに助けようとする…】って言ってたよね?」

 

村長「うむ…そうじゃ。」

 

ハンター1「そして…私達は…その子が実際に…【モンスターを…一瞬で生き返らせたり…一瞬で完全に治したりする所を目撃したのよ。】」

 

村長「…おお!それは本当じゃな!?」

 

ハンター1「ええ…そうよ…しかも…リオレウスとリオレイアの番は…その後何もせずその場から立ち去って行ったわ。」

 

村長「う〜む…そうじゃったか………む?そう言えば御主ら…クエストの内容は?」

 

ハンター2「えーと確か…【リオレウスとリオレイアの狩猟】だったけど……………あ。」

 

ハンター1「あちゃ〜!あの子達に一杯やられた…!」

 

村長「うむ…今回ばかりは仕方があるまい…何せ…【古龍を超える…神竜と神龍の全ての絶対的な頂点に君臨している存在】がまさか乱入してくるとわなぁ…じゃが…あの番は立ち去ったと言ったな?」

 

ハンター2「え…あ…うんそうだよ。」

 

村長「…それじゃあ…もうこのクエストはもう良かろう…。」

 

ハンター1「まあ…うん…そうだな…うん。」

 

村長「さてと…ご苦労じゃった…もういいぞ。」

 

ハンター1「はい!お疲れ様でした!」

 

ハンター2「お疲れ様でした!」

 

そして…ハンターの二人は…マイハウスに帰って行った…

 

 

サイドチェンジ:リョウカ

 

 

【リョウカ達の家】

 

 

リョウカ「……ゴホ…!ごほ…ごほ…。」

 

リョウカが突然…血を吐いた…

 

リュウカ「お…おい!大丈夫か!?」

 

リョウカ「いえ…大丈夫です…誰かが噂をしたのかな…?」

 

リュウカ「おいおい…噂をされただけで…血を吐き出すのか?」

 

リョウカ「いえ…基本的にそんな事は絶対に無いのですが…何故でしょうか…?」

 

リュウカ「はぁ……お前…今日はもう寝ていろ…。」

 

リョウカ「え?大丈夫ですよ…まだ………れ?」

 

リョウカは、何故か身体に力が入らず…その場に倒れてしまった…

 

リョウカ「(あれ…身体に…力が…入らない…何で…?何で…なの…?あぁ…意識が…。)」

 

リョウカは…気を失ってしまった…

 

リュウカ「お…おい!しっかりしろ…!!リョウカ…!聞こえるか…!?」

 

レイチェル「どうしたの……リョウカちゃん…!!」

 

ザック「あ〜、騒がしいなぁ…!あ?おい…!どうした…リョウカ!?」

 

リュウカ「………!おいおい…!マジかよ…!!」

 

レイチェル「何か原因が分かったの…?」

 

リュウカ「ああ…単純に…【働き過ぎの過労だった…。】」

 

全員『ズゴォォ…!!』

 

その場に居る全員(リョウカ&リュウカ除く)がその場でずっこけた…

 

ザック「おいおい…あまりにも下らん理由で倒れたのか?」

 

リュウカ「あのさぁ…忘れたのか?リョウカはな…俺達以上に働いているんだぞ?しかも…ほぼ休まず…能力の多用し…度重なる戦闘…更に…人間であるからなぁ…しかもただの過労じゃなく…今のリョウカは…【全ステータスが超弱体化している状態だ…。】」

 

レイチェル「困ったな…これじゃあ…。」

 

リュウカ「ああ…しばらくは絶対安静だな…っで…肝心のステータスの低下率は…【100%】も下がっている…。」

 

ザック「おいおい…!どんだけ下がってるんだよ!……おいまさか…!」

 

リュウカ「今のリョウカは……【その見た目と全く同じぐらいにしか力を出せれないし…能力も制限される。】」

 

ザック「マジかよ…!」

 

リュウカ「言っとくが…不老不死の能力や…ピットと武器等の召喚能力は使える…まあ…ピット頼りだがな…。」

 

ザック「そうかよ…。」

 

リュウカ「さてと…リョウカを運ばないと…。」

 

リュウカは…リョウカを自分達の部屋に運んで…リョウカをベットに寝かせた…

 

リョウカ「…………。」

 

リュウカ「やれやれ…どうしたものかなぁ…。」

 

レイチェル「だったら…リュウカの能力で治してあげたら?」

 

リュウカ「確かにそうだがなぁ…だけど…それだと…余計にリョウカを頑張らせてしまうだろ?だから…しばらくはこのままにしとく。」

 

レイチェル「そうだね…。」

 

リュウカ「んじゃ…戻る…あ?」

 

レイチェル「どうしたの?」

 

リュウカ「………?」

 

リュウカは、誰かに袖を掴まれている感覚を感じて見てみたら…リョウカがリュウカの袖を掴んでいて離さない…

 

リュウカ「おいおい…リョウカ…どうした?」

 

リョウカ「……行か…ないで……お姉…ちゃん……一人は……嫌だよ……お願い…行かない…で…お姉…ちゃ……ん……。(寝言)」

 

リョウカは…何かの悪夢にうなされているようだ…まぁ…十中八九…リュウカに関連した夢だろうが…しかも…涙まで出ている…

 

リュウカ「…………リョウカ……。」

 

レイチェル「…一緒に居てあげたら?」

 

ザック「まあ…それがリョウカの為になるだろうし…居ろよリュウカ。」

 

リュウカ「……あ〜…!わぁったよ…!こうすりゃいいんだろ?」

 

リュウカは、仕方無しにリョウカの隣に寝て…リョウカを抱いてあげた…

 

レイチェル「うん…それならリョウカちゃんも落ち着くと思う…それじゃあね…。」

 

ザック「リョウカの事頼んだぞ。」

 

レイチェルとザックは、自分達の部屋に帰って行った…

 

リュウカ「…………。」

 

リュウカは、何故かリョウカの顔をジッと見ている…

 

リュウカ「……リョウカ……幾らお前がそんな状態でも……お前が俺のすぐ横で寝ていて…俺が何もしないとでも思うかな…?」

 

 

……あら?おいおい……この子…とうとう…病人の状態のリョウカを…襲うつもりか?(性的な意味でだが…)

 

 

リョウカ「お姉…ちゃん……好き……だよ…。(寝言)」

 

 

プツッ…

 

リュウカの中で…何かが切れる音がした…

 

 

リュウカ「ふふふ…リョウカ…お前が悪いからな……お前が…そんなに俺を煽るから…もう我慢の限界だ…リョウカ…覚悟しとけよ?」

 

 

 

その後…リュウカは…滅茶苦茶…病人であるリョウカと…【ヤりあった…】

 

 

翌日…

 

 

リュウカ「…ん…ふぁ〜あ………あ?」

 

リュウカは、目を覚ましたようだが…ものすごく違和感を覚えた…そう…【何も着ていないと言う】…違和感に…

 

リュウカ「………おいおい………じゃあ……まさか……。」

 

リュウカは…恐る恐る…隣見てみると……リョウカが…寝ていた…が……リュウカと同様に…【全裸であった…】

 

リュウカ「………おいおいおい…!!ナにやった…!?俺…ナにやったの…!?実の妹で…病弱している妹に…ナにしてんだよぉ〜…俺…。」

 

リュウカは、ものすごく焦っていた…そして…

 

リュウカ「……っげ…!?マジかよ…!?」

 

そう…辺りを見渡すと…自分達が…夜に秘め事をシた跡が残されていた…

 

リュウカ「おいおい……ヤベェよ…!ヤベェよ…!!片付けなければ…!!」

 

リュウカ大急ぎで…服を着て(普段着)…部屋を一瞬で片付けた…

 

リュウカ「後は…そうだ…リョウカに服を着せないと…!」

 

リュウカは、リョウカに服を着させた…(病人らしく…白のワンピース姿…)

 

リュウカ「ふぅ…こんなもんか…。」

 

リョウカ「う…う〜ん……。」

 

リュウカ「お…リョウカ…起きたか?」

 

リョウカ「え…ええ…おはようございます…お姉ちゃん。」

 

リュウカ「おう…おはよう…リョウカ。」

 

リョウカ「…お姉ちゃん…どうしましたかさっきから元気が無さそうですけど?」

 

リュウカ「…あ?んな訳なぇだろ?少なくとも…お前よりマシだ。」

 

リョウカ「そう…それじゃあ……あれ?全く力が出ませんね…?」

 

リュウカ「ん?ああ…それについてだが…お前はしばらく…安静にしていろ。」

 

リョウカ「え?どうしてですか?」

 

リュウカ「あのさぁ…お前は働き過ぎだし…戦闘や修行のし過ぎだ…幾ら最高神だからって…俺達は人間だぞ…死ぬ時は死ぬし…病気に掛かる時は普通に掛かるぞ?分かるだろ?」

 

リョウカ「…っう!…それは…分かってます……。」

 

リュウカ「はぁ……まぁとりあえずは…1カ月の間は絶対に働いたり…戦闘や修行もするなよ?まぁ…力が出せないのは…一時的に俺がお前の全ての力を制限しているからな…1カ月の間…お前はその見た目と全く同じぐらいにしか力が出せないぞ?まぁ…ピット類や自分の武器や兵器等の召喚系の能力は使える…分かったな?」

 

リョウカ「…………はい。」

 

リョウカは、観念したように了承した

 

リョウカ「あの…お姉ちゃん…。」

 

リュウカ「あ?なんだよ?」

 

リョウカは、唐突にリュウカに何かを言おうとしている…が何故か顔が赤い…

 

リョウカ「…昨日の…夜の事…だけど…。」

 

リュウカ「……あ?(おいおい…まさか…覚えているのか!?)」

 

リョウカ「……確かに…私は…お姉ちゃんになら…何をされても構わないけれども……出来れば…私に何か言ってやって欲しいな…なんてね…。」

 

リュウカ「………!!!」

 

リュウカは、顔面を赤面させて直ぐにリョウカの視線から顔を背けた…

 

リョウカ「……お姉ちゃん……?」

 

リュウカ「……お…お前はもう寝ていろ…!お…俺は…もう行くからな…!!」

 

リョウカ「あ…お姉ちゃん…待って。」

 

リョウカは、リュウカを引き止めて…

 

リュウカ「……今度はなんだ……!?」

 

リョウカは…唐突に…リュウカとキスをした…

 

リュウカ「〜〜〜…!!?」

 

リョウカ「えへへ……お姉ちゃん……行ってらっしゃい。」

 

リュウカ「……ああ…行ってくる…。」

 

リュウカは、顔が赤面したまま部屋から出て行った…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達のモンスター紹介コーナー 第零話


リョウカ「どうもです!リョウカです!」

リュウカ「よう!俺だ!リュウカだ!」

ジ・グラン『どうも…我はジ・グランだ。」

ジ・アーク『同じくどうも…ジ・アークです。』

リュウカ「…ちょっと言いたいことが有るんだがいいか?」

リョウカ「ええ…良いですよ?」

リュウカ「じゃあ…言うが…何で普通に…!ジ・アークとジ・グランが出て来て…普通に喋ってるんだよ…!?」

リョウカ「え?良いじゃないですか?仲間でもあり…家族なんだから…それに…ジ・アークさんとジ・グランさんは…それぞれの種族の絶対的な頂点に君臨しているんですから…普通に喋れますよ?…ね?」

ジ・アーク『ええ…そうですね…。』

ジ・グラン『うむ…気が付いたら普通に喋れるようになっていたのだ…不思議な物だな。」

リョウカ「そうですか……じゃあお姉ちゃん…とりあえずはもう良さそうですか?」

リュウカ「ん?ああ…もう十分に理解した…。」

リョウカ「分かりました…え〜こほん…話がだいぶ脱線しましたが…今回から…【モンスターハンターの世界】に入って参りました!そして…このコーナーは…その名の通りに…登場したモンスターを紹介します!」

リュウカ「そうか…で?第零話の記念のモンスターは?」

リョウカ「そうですね…今回は…【リオレウス】を紹介します!」

リュウカ「おお…あの【空の王者(笑)】か?」

リョウカ「お姉ちゃん…確かに空の王者ですけど…(笑)はどうかと思いますが…?」

リュウカ「あ?弱かったんだし…事実だろ?」

リョウカ「あのね…お姉ちゃん…それは私達が異常に強いから弱過ぎるように感じますけど…実際にはとんでもなく強くて…その通り名の通り…空を制する飛竜種で…別名が【火竜】とも呼ばれます…主に…火属性に長けていて…口から放たれるブレスは強力で…当たればタダでは済まないです…それに…足の鉤爪には…毒が仕込まれていて…レウスさんが空から強襲するときに使います…後…番で…【雌火竜…リオレイア】さんも居ますが…それは別の機会で紹介します。」

リュウカ「ふーん…そうか…。」

リョウカ「更にですけど…レウスさんには…色々な個体が居ます…まず【通常種】で…次に…【蒼火竜のリオレウス亜種】で…次に…【銀火竜のリオレウス希少種】で…【二つ名の…黒炎王リオレウス】と…【特殊個体の…豪火竜リオレウス】と【同じく特殊個体の…隻眼リオレウス(通常種)】の私の知る限りの代表の個体です…これだけでも…【6種類】も居ます…メタい事を言うと…流石モンスターハンターの代表で大人気を飾るモンスターですね!っと凄い種類だと思います。」

リュウカ「だろうな…なあ…一応確認だが…。」

リョウカ「何ですか?」

リュウカ「俺達が…今回は見逃した…リオレウスとリオレイアは…今後どうするつもりだ?」

リョウカ「そうですねぇ…少なくても…【希少種化&特殊個体化&二つ名化&辿異化は確定で古龍化確定且つ極み個体化で至天個体化もして…異常に強くなって…私達の仲間入りを果す予定】です。」

リュウカ「…俺があの散々痛め付けてしまった…あの個体か?」

リョウカ「…ええ…そうです。」

リュウカ「……そうなのか……はぁ…どうやって対応しようか…。」

リョウカ「……大丈夫ですよ…お姉ちゃん…私と一緒に謝れば…きっと許してくれますよ…ね?だから…大丈夫だよ。」

リュウカ「そうか…そうだよな…ありがとな…リョウカ。」

リョウカ「えへへ…あ…そうだ…ジ・グランさんに聞きたい事が有るのですが…いいかな?」

ジ・グラン『勿論…構いませんよ…主の命とあればなんなりと…。』

リョウカ「あの…そこまで緊張しなくていいですよ。」

ジ・グラン『そ…そうか…では何ですか?」

リョウカ「うん…あなたから見て…レウスさんとレイアさんって…どんな風に感じて…見えますか?」

ジ・グラン『う〜む…そうだな…確かに貴女様の言う通り…強いのは強い…ただ…飛竜種と単体で見ればの話だ…他の種族と対峙した時は…相手によって簡単に負けたりもする…だが…飛竜種の中で番が存在すると言うのはとても珍しい事…もし番で他の種族と戦う場合には…少なくとも…我々…【古龍級生物以上クラス】以外ならば…負ける事は少ないだろう…ただ…もし古龍種クラスと戦いたいので有れば…少なくとも…【特殊個体化…且つ…希少種の番】でなければまず惨敗するだろう…。」

リュウカ「へ〜…そうか…。」

ジ・アーク『あ…因みに…私から見てみれば…グランと同じで…強いと思いますよ。でもね…グランが言ってた条件で補足すると…さっきの条件が整った上で…尚且…何も障害が無い所ならば…そうですね…メタい事を仰ると…【ドス古龍】なら…番でも…辛うじて討伐可能です。」

リョウカ「そうですか…所で…ドス古龍って何ですか?」

ジ・グラン『うむ…簡単に言うと…【オオナズチとテオ・テスカトルとナナ・テスカトリとクシャルダオラ】系…そうだな…我々古龍界では…【中型モンスタークラスのサイズの古龍】の事を指すが…中には…それに当て嵌まらない奴も居る…それはドス古龍とは呼べん…。」

リョウカ「え…何でですか?」

ジ・グラン『う〜む…そうだな…主は【ドゥレムディラやトア・テスカトラ】等は知っておるな?」

リョウカ「ええ…うん…知っていますし…飼ってますけど…それがどうしましたか?」

ジ・グラン『古龍の中には…強大な力を持った奴も存在する…特に…禁忌級クラスの古龍は最も強大だ…そして…古龍種の中にも主達と同様に階級は存在する…。その中で…最も階級が低いのが…【古龍級生物】で…その二番目が…【ドス古龍】と言う訳だ。』

リュウカ「へー…そうか………あれ?そういや…お前…確かあの火竜夫婦は、古龍化するとは言ったな?」

リョウカ「はい、しますが?」

リュウカ「……その時に…古龍種の中で…階級はどのぐらいの位置になるのか?」

リョウカ「う〜ん…多分…最低でも…【至天古龍級クラスと極み古龍級クラスと禁忌級古龍クラス】の全てを持つ事になりますが…。」

リュウカ「……グラン…。」

ジ・グラン『何かね?』

リュウカ「……古龍種の階級で…一番最上位は?」

ジ・グラン『うむ…勿論、【禁忌級古龍クラス】じゃが?』

リュウカ「……おいおいおい…マジかよ…!一番最初に出会った…あの火竜夫婦が…ラスボス級の強さになっちまうのかよ…!」

リョウカ「あ…因みにですけど…この先出会ったモンスター達は…【できるだけ仲間にしますし…しかも…さっき言ったように…【二つ名個体化&特殊個体化&古龍化&極み個体化&至天化&辿異化&異常強化】はしますよ?あ…それと…そのモンスターに最終的に希少種が居る場合には…希少種化します。」

リュウカ「おいおい…そんな事して大丈夫か?……ってか…こっちも既に…全モンスター仲間にしてるだろ?んで更に欲しいと言う訳か?」

リョウカ「まあ、結果的にそうなりますね…でも良いじゃないですか?多い方が…楽しいし…ワクワクしますよ?」

リュウカ「はぁ…まあ…お前が言うならそうするか…。」

リョウカ「ありがとう!お姉ちゃん!」

リュウカ「おー…じゃあ、そろそろ締めるぞ。」

リョウカ「あ…分かりました。」

リュウカ&リョウカ『それじゃあ…』

ジ・グラン&ジ・アーク『次回も…』

全員『見てください!(見てくれよな!)』








【続く】


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第2話 再開…そして…永遠の夜の悪夢の再来…縁結山神…エンノヤマガミ

どうもです…リョウカで…ごほ…!すみません…ちょっと体調崩してしまったいるのですけど…気にしないで…それじゃあ…前回のあらすじ…ごほ……ぜ…前回…私達は…この世界に…無事に入り込めました…そこで…私達は……最初に…森丘の方へ…やって来ましたが…丁度その時に…運悪く…火竜夫婦の縄張りに入ってしまって…お姉ちゃん(リュウカ)が…代わりに戦って…火竜夫婦を…追い詰めて…トドメを刺そうとしましたが…私は…それを止めて…治して…謝って…その場を立ち去りました…私達も立ち去ろうとしたら…この世界の人類と接触して…色々と話をして…立ち去りました…そして…家に帰って来て…しばらくして私は身体に異変が起きて…倒れて…しまったの…ごふ…ごほ…!……とりあえずは……以上……です……それでは…今回も…見て……下さい……………(あぁ……意識が……もう…だ……め……。)(リョウカは…意識を失った…)


あれから…リョウカが寝込んでから…【1カ月】経過した…

 

 

リュウカ「おーい…リョウカ。」

 

リョウカ「あ…お姉ちゃん…どうしましたか?」

 

リュウカ「いや…身体の具合はどうか…確認しに来た…後、これも持って来た。」

 

リュウカは、リョウカに…小さな何かが入ったケースが渡された…

 

リョウカ「………お姉ちゃん……これは?」

 

リュウカ「ああ…開けてみな…。」

 

リョウカ「うん。」

 

リョウカは、その蓋を開けてみると…その中に入っていたのは…

 

リョウカ「……【指輪…?】」

 

リュウカ「ああ…そうだ…指輪だぜ、だが…ただの指輪じゃない…俺達が元々着けていた特殊な力が込められている指輪を改造した奴で…それと…えっと…俺の手をよく見てみろ…。」

 

リョウカ「え…あ…うん。」

 

リョウカは、リュウカに言われた通りに…リュウカの手を見てみると…リョウカに渡したのと全く同じ指輪が…【左手…薬指に…装着されていた…。】

 

リョウカ「……え…?お姉ちゃん…?」

 

リュウカ「……リョウカ……その指輪を渡したのは…もう一つ…意味があるんだよ……俺らは永遠に歳はとらない…しかも死ねない…お前は、永遠に5歳のままだし…俺は…【13歳】のままだ…だから…普通なら結婚は出来ねぇんだよ…分かるな?」

 

リョウカ「…………うん。」(何故か顔が赤くなっている…。)

 

リュウカ「……だがな…俺だって…結婚が出来ねぇのは…絶対に嫌だぜ…だってよ…俺は俺にとって…もう失いたくない存在が目の前に居るからな…。」

 

リョウカ「………え…と…その…つまり?」(だんだんと更に顔が赤くなっている。)

 

リュウカ「……リョウカ……俺と……【結婚してくれ…。】」

 

リュウカは、そう言い…そのままリョウカにキスをした…(しかも口にだ…)

 

その結果…

 

リョウカ「…………。(ボフン…!)」

 

リョウカは、突然の事に頭が付いてこれず…頭がパンクした。

 

リュウカ「お…おい!リョウカ…?リョウカァァァ……!」

 

3分後…

 

リュウカ「……落ち着いたか…?」

 

リョウカ「………うん。」

 

リュウカ「……で…お前の答えは?」

 

リョウカ「………私…私は…お姉ちゃんと…【結婚したい…結婚したいです…!】」

 

リョウカは、そう言って…さっきのお返しとばかりに…突然リュウカにキスをかました…(勿論口にだが…)

 

リュウカ「……んな…!?」

 

リョウカ「……えへへ…。」

 

リュウカ「……ふ…あははは…!一本取られたなぁ…!………リョウカ…改めて言う…俺はお前の事を…殺したい程愛しているぜ…!」

 

リョウカ「うん…!私も…お姉ちゃんの事を殺されたい程愛しています…!」

 

そして…リョウカとリュウカは、再び…お熱い口付けを交わした…

 

その後…他にも…先程貰った指輪にはめられていた宝玉のネックレス版を貰った…(勿論…元々持っていた奴の改造版で…リュウカも装着した…後…流石に結婚式は上げられないので…パーティはした…)

 

 

そして…更に…1カ月後…

 

 

リョウカ「う〜ん…!ふぅ…。」

 

リュウカ「ようやく退院だな!リョウカ!」

 

リョウカ「はい!ありがとうございます!お姉ちゃん達のお陰で…ゆっくりと休めれる事が出来ました…本当に…ありがとう…!」

 

リュウカ「よせやい…たまには俺達にも役に立たせろよ…そうじゃなかったら…俺達の立つ瀬も無くなるからな…それに…お前がまた仕事をし過ぎて倒れたら堪らんからな…。」

 

ザック「おいおい…素直に言ったらどうなんだ?」

 

リュウカ「……う…うっせ…!俺の勝手だろ?」(顔が赤くなって、俯いている)

 

レイチェル「まさか…リュウカちゃん…照れてる…?」

 

リュウカ「………!……う…うっせーよ…!おいリョウカ…!元気になったんだから…久々に遠くの方に行くぞ!」

 

リョウカ「え…?あ…はい!分かりました!」

 

 

数十分後…

 

 

リョウカ達は、現在…超要塞艦隊(艦船及び装甲列車)を引き連れて…【大砂漠方面から…ドンドルマに進行していた…】

 

そんな時…

 

 

リョウカ「……あれ?」

 

リュウカ「どうしたリョウカ?」

 

リョウカ「うん、あそこに…【ガプラスの群れが居ます…。】」

 

リュウカ「ん?ガプラスの…群れ…?………まさか!!おい!」

 

兵士隊長1「は!何でしょうか?」

 

リュウカ「今すぐ、全軍に戦闘配備に付け!」

 

リョウカ「……!?みなさん…!横…横を…!」

 

リュウカ「あ?横……な!?」

 

 

リョウカ達は…モニターから外の様子を見て…横を見てみた…そこに…

 

 

?「グォォォォァァァァァァ…!!!」

 

 

砂漠の大海から…超大型の…【荒々しいく…巨大な一本角が特徴的な生物】が現れた…

 

リョウカ「あれは…!【豪山龍…ダレン・モーラン】…!?」

 

リュウカ「いきなり…大物だな…!おい!急ぎ…第一戦闘配備につけ!奴を撃退するぞ!」

 

全軍「は!」

 

 

リョウカ達は、超大型の古龍種との戦いが始まった…

 

 

 

VS【豪山龍[ダレン・モーラン](超強化個体)】

 

 

【推奨BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】曲名【砂海に浮かぶ峯山】

 

 

【戦闘方式:特殊】

 

 

【勝利条件:ダレン・モーランの討伐又は撃退・敗北条件:超要塞艦隊の内一機が破壊及び味方の内一人が撃破される】

 

 

 

【狩猟開始!!】

 

 

リョウカ「私達は今は急いでいます!だからここを押し通しますよ…!ダレンさん!……全艦隊…攻撃用意…!」

 

 

リョウカの号令で…全艦隊の砲口がダレンに向き…

 

 

リョウカ「……全艦隊…【攻撃開始です!!】」

 

 

ズドォォォォォォン…!!ズドォォォォォォン…!!!

 

 

全艦隊の砲口が火を吹き…真っ直ぐ…ダレンに迫る…!

 

 

ダレン『グォォォォァァァァァァ…!!!』

 

 

ダレンもその攻撃は危険だと察知し…なんと…潜行し…攻撃を回避した…

 

 

リュウカ「…んな!?潜行しやがっただと…!?ならば…爆雷で…!」

 

リョウカ「無理ですお姉ちゃん!ここは海じゃなく砂漠です!【魚雷も爆雷は使用不可能です!】」

 

リュウカ「……!!そうだったぁぁ…!!!クソ…!じゃあ…どうすれば…!!」

 

リョウカ「………!ならば…!」

 

リュウカ「お…おい!リョウカ…!?どこに行く!?」

 

リョウカ「私に任せて…!」

 

リョウカは、そう言い…外に出て行き…

 

 

リョウカ「(お願い……来て……!【大巌神龍…ラヴィエンテ…!!】)」

 

 

リョウカは、外の艦首の所に立ち…祈る姿勢を取り…心の中で…その名を呼んだ…すると…胸に掛けてあるペンダントと指輪が光出し…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

リュウカ「な…なんだ!?」

 

リョウカ「………!!」

 

突然…地震が発生し…それに堪らずダレンが飛び出して来た…そして…

 

 

?「グォォォォォォォ…!!!!!」

 

砂漠の中から…ダレンよりも…超大型の生物が現れた…

 

リョウカ「……!【ラヴィエンテさん!?】」

 

ラヴィ『グルルル…!!』

 

ラヴィは、その瞳を真っ直ぐリョウカに向けて唸った…

 

リョウカ「……お願い……ラヴィさん…!【ダレンさんを……追い払って…!!】」

 

リョウカは、ラヴィに向けて…指示を出した…すると…

 

ラヴィ『グォォォォォォォォォン…!!!!』

 

ラヴィは、それに答えるかのように咆哮を放ち…

 

ラヴィ『グォォォォォォォ…!!』

 

ダレン『……!!?!』

 

ラヴィは、ダレンに突撃し…攻撃を開始したのだ…

 

ダレン『グォォォォァァァァァァ…!!!!』

 

ダレンも負けじと攻撃しようとしたが…

 

 

シュン…!!バチィィィン…!!!

 

 

ラヴィは、長大な尻尾を振るい…こちらに飛んで来る…ダレンを殴打し砂漠の海に叩き落とした…

 

 

ラヴィ『グォォォォォォォ…!!!』

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

ラヴィは追撃で…その巨体で…ダレンを押し潰そうとし…

 

ダレン『……アアアァァァァァァァ…!!!』

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

ダレンは、巨体から逃れようとしたが…ギリギリ間に合わず…その角がへし折られた…そして

 

ダレン『アアアァァァァァァァ……!!!!』

 

ダレンは、その傷付いた体で…潜行し……逃走した…

 

リョウカ「…………逃げたのかな…?」

 

ラヴィ『グルルル…。』

 

リョウカ「ありがとうございます…!!ラヴィさん!!」

 

リョウカはお礼を言ってラヴィを優しく撫でた…

 

ラヴィ「グルルル…。」

 

ラヴィも満足そうな顔をして…そのまま潜行し…立ち去った…

 

ザック「…あれは…お前が呼んだのか?」

 

リョウカ「え…あ…うんそうだよ。」

 

ザック「おー!お前すげぇな!!」

 

リュウカ「まぁ…俺もやろうと思えば呼べるが…てかお前らも呼べるだろ?」

 

ザック「あ?マジかよ?」

 

リョウカ「うん…でも…ちゃんと心から本当に必要だと思うものを思い…呼ばないと…来てくれないよ?」

 

ザック「そうかよ…。」

 

リョウカ「それじゃあ…先に進みましょうか。」

 

リュウカ「おう!」

 

 

サイドチェンジ:古龍観測所&ギルド

 

 

古龍観測所からの報告…

 

【先程…超大型の鋼鉄の船の艦隊と鋼鉄の極秘に開発されている列車の艦隊が大砂漠に現れました…そしてその大艦隊が…古龍…ダレン・モーランと交戦…その時…その大艦隊の旗艦と思われる…所に幼い少女が現れ…何かを祈りの動作を確認し…その直後にその少女から光が発生し…その直後に…本来…【メゼポルタ地方に存在する…絶島の主…大巌竜ラヴィエンテ[猛狂期]】が現れて…その大艦隊に目もくれず…真っ直ぐに一直線に…ダレン・モーランと交戦し…撃退に成功し…ラヴィエンテは、その後…信じられないと思いますけど…そのまま立ち去りました…以上が報告です。】

 

 

ギルドからの返答…

 

【うむ…先程の報告を受けて気になる所は…確かにラヴィエンテが現れたのは異常事態じゃが…最も気になるのは…【幼い少女の件じゃ。】その少女についてじゃが…もう一度確認じゃが…あの少女が祈る動作をした後に…その少女から謎の光が発生し…あのラヴィエンテが現れたのじゃな?】

 

古龍観測所の返答…

 

【はい…そうです。確かにその少女は…祈る動作をした後に…例の現象が発生しました。】

 

ギルドの返答…

 

【……もしや…!その少女の姿は…どんなのじゃった…!?】

 

古龍観測所の返答…

 

【え〜と……これは…!?伝承に載っている姿と…全く同じ姿です…!!】

 

ギルドの返答…

 

【やはりそうか…!!いいな…あの子には絶対に手を出すな!恐らく…ラヴィエンテを呼び出したのは…あの子じゃ…!そして…あの子は…最高神様じゃ…!】

 

古龍観測所の返答…

 

【……!!?そうでありますか…!でも……あの子達は…その後についてですけど…【ドンドルマ方面へ…進行しております!】】

 

ギルドの返答…

 

【なんじゃと…!?う〜む…大変な事になりそうじゃな…!直ぐにドンドルマ周辺を厳戒体制に移行する!】

 

古龍観測所の返答…

 

【分かりました………それと複数の…新たに…ドンドルマ方面へと進行する…古龍級の反応が現れました!】

 

ギルドの返答…

 

【……!!?どんなのじゃ…!?】

 

古龍観測所の返答…

 

【はい…!……そんな…有り得ません…!!特に強大なのが…本来…メゼポルタ地方の【塔】に存在する筈の…【至天個体の…unknownと…輝界竜…ゼルレウスの極み個体に似た個体がドンドルマに接近しています!!】

 

ギルドの返答…

 

【馬鹿な…!!もしや…あの子の力に誘発されたのか…!!これは大変な事に……なった…!!!】

 

 

サイドチェンジ:リョウカ

 

 

数時間後…

 

リョウカ達は、なんとかドンドルマに到着…到着したのだが…

 

リョウカ「………どこに止めよう…。」

 

そう…確かに着いたのだが…この大艦隊は…デカすぎる…しかも数が多いので…止める場所が無い…しかもしかも…ドンドルマは結構大人気の所で…町中はパニックになってた…

 

リュウカ「はぁ…だったら…空に置けば良いだろ?」

 

リョウカ「……仕方ないですけどそうしますか…。」

 

リョウカ達は、やむ得ず大艦隊を上空に待機させて…リョウカ達はドンドルマに降り立った…

 

リョウカ「ふう…ようやく到着ですね!」

 

リュウカ「全くだ…たく面倒かけやがって…!」

 

リョウカ「まあまあ…あれ?」

 

リュウカ「どうした?」

 

リョウカ「……どうしたのかな…やけに重々しい雰囲気です…。」

 

リュウカ「……確かにな…。」

 

リョウカ「…急いで大長老の所に行きましょう!」

 

リュウカ「おう!……【テレポート…!!】」

 

 

リュウカは、テレポートを発動し…リョウカは、大長老の所にテレポートした…

 

 

ピシュン…!

 

大長老「……!?」

 

リョウカ「っと…到着です。」

 

リュウカ「そうだな。」

 

大長老「…お主達…どこから現れたのじゃ?」

 

リョウカ「あ…突然の所すみませんね…大長老さん…あれ?貴方…どこかで会ったような……。」

 

大長老「……うむ…!?お主…まさか…!森リョウカ…なのか…!?」

 

リョウカ「え…ええ…そうですよ?………あー!思い出しましたよ!貴方…あの…【老山龍ラオシャンロン】がこの街に襲って来た時に居た人ですか?」

 

大長老「やはりそうか…まぁ…確かにそうじゃ…。」

 

リョウカ「……お久し振りですね…大長老さん。」

 

大長老「うむ…こちらこそ…お久し振りじゃ…まぁ…相変わらず姿は変わってないのじゃな…。」

 

リョウカ「仕方ないですよ……それよりも…街の方は随分と重々しい雰囲気になってましたけど…何か有りましたか?」

 

大長老「うむ…実はな…この街にもう間も無く…【メゼポルタ地方にしか存在しない筈の…Unknown…その至天個体とゼルレウスの極みし存在の個体がやって来るのじゃ…!】」

 

リュウカ「おいおい…!ここに来て…また強大な敵かよ…!全く…面倒は嫌いなんだよ…!まあ…どうにかするが…。」

 

リョウカ「……っで…何故…【ラ・ロ】とゼルレウスがこちらにやって来るでしょうか?」

 

大長老「……ラ・ロ?」

 

リョウカ「うん、貴方達が言う…黒い飛竜の本当の名前です。」

 

大長老「そうか…でじゃ…お主達が言う…何でここにやって来るのかと言うと…恐らくじゃが…お主達の強大な力に誘発されてここに呼ばれて来たのじゃ…。」

 

リョウカ「……私達…ですか?」

 

大長老「うむ…お主達はこの世で一番最強の戦闘力と最強の能力を持っている…それが外に漏れて…お主達がここにやって来る事を察知してやって来たのじゃろう…。」

 

リョウカ「……そうですか……あ…でしたら…その二体は…私達に任せて下さい!」

 

大長老「……良いのか?」

 

リョウカ「ええ…何でやって来たか知りたいし…それに…何故か感じるんです…。」

 

リュウカ「ん?何がだ?」

 

リョウカ「……【何かに共鳴するような…感じがするんです…。】」

 

リュウカ「……共鳴ねぇ…分かった…そんじゃあ…俺達はその二体の方をどうにかするが…言っとくが…誰も手は出すなよ?これは俺達がまいた種だ…俺達がどうにかする。」

 

大長老「そうか…後…この街に…複数の古龍級の反応が接近しておる…。」

 

リョウカ「……分かりました…!…お姉ちゃん…行きましょう!」

 

リュウカ「おう!…じゃあ、また後でな!」

 

大長老「うむ!気をつけるのじゃぞ!後で、そちらの方にも増援を送るからな!」

 

リョウカ「はい!ありがとうございます!……【テレポート!!】」

 

 

リョウカは、テレポートを発動し…その問題の二体の所に向かった…

 

 

 

リョウカ「………。」

 

リュウカ「…………。」

 

ザック「………。」

 

レイチェル「………。」

 

 

リョウカ達は…無事にテレポートに成功した…そこはドンドルマよりかなり離れている…大草原だ…だが…テレポートした先に…待ってましたとばかりに…複数の古龍と古龍級生物…そして…例の二体が居た…

 

リョウカ「………。」

 

ラ・ロ『グルルル…!』

 

リュウカ「………。」

 

ゼル『グルルル…!』

 

リョウカは…ラ・ロを…リュウカは…ゼルレウスを真っ直ぐ見つめ合っている…

 

リョウカ「……!……貴方は…まさか……【レギーナ…さん…?】」

 

ラ・ロ『……!?……グゥゥゥゥ…。』

 

どうやら…このラ・ロは…リョウカのペットみたいのようで…ラ・ロ…いや…レギーナと言う名前で呼んだら、反応を示し…頷いたようだ…

 

リョウカ「……会いたかったです…!!突然居なくなって…!寂しかったですよ…!!」

 

レギーナ(ラ・ロ)『グルルル…。』

 

リョウカ「………強くなりましたね…レギーナさん…そして…お帰りなさい…!レギーナさん!!」

 

レギーナ『グォォォォォォォ…!』

 

 

リョウカ達は、レギーナ(ラ・ロ)を連れ戻した!

 

 

リュウカ「お!そっちも上手く行ったようだな!」

 

リョウカ「ええ…おかげ様でね…まさか…お姉ちゃん…?」

 

リュウカ「ん?ああ…おーい…【アルテラ…!】」

 

リュウカがその名前で呼ぶと…

 

ゼル『グゥゥゥゥ?』

 

リュウカ「おー…よしよし…コイツも…俺達のペットみたいだ…お前のと同じく…スッゲー強くなってるぞ!…後、名前は…アルテラだ。」

 

リョウカ「そうですか…貴方もお帰りなさい!…アルテラさん!」

 

アルテラ(ゼルレウス)『グォォォォォォォ!!』

 

 

リョウカ達は、アルテラ(ゼルレウス)を連れ戻した!

 

 

リョウカ「さてと…どうしますか?」

 

リュウカ「何がだ?」

 

リョウカ「確かに…レギーナさんとアルテラさんはペットだと分かってましたが…あの…残りの古龍種と古龍級生物はどうしますか?」

 

リュウカ「決まってるだろ?…確認するんだよ。」

 

リョウカ「そうなりますね…じゃあ…やりますか…。」

 

 

30分後…

 

 

リョウカ「はぁ…はぁ…何とか確認が終わりましたね…。」

 

リュウカ「まさか…全部が…【ペットになりたいと志願したからなぁ…。】」

 

リョウカ「さてと…まぁ…多い方がいいですね…じゃあ…ペットにしちゃいましょう!」

 

 

そして…リョウカの行動で…その場に居た全モンスターが…リョウカ達のペットになった…(もちろん…異常に強化されたし…リョウカ達の血を飲み…【神竜(神龍)化】した…)

 

 

リョウカ「ふぅ…。」

 

リュウカ「お疲れさん…っと言いたい所だが……おい!いつまで隠れてる?大人しく出て来いよ!もう大丈夫だぞ!」

 

リュウカがそう言うと、ぞろぞろと色々な装備をした人達が現れた…そう…ハンターだ…その中に…懐かしい顔をした人が居た…

 

 

リュウカ「……お前ら…確認だが…大長老の命令で来た増援って所で良いんだな?」

 

リュウカが尋ねると、全員が頷いた

 

リュウカ「そうか…とりあえず今はもう大丈夫だ…あれを見てみろ。」

 

リュウカがそう言い…ハンター達の視線そっち誘導させると…リョウカがその仲間にしたペット(モンスター)とじゃれ合っている

 

ハンター1「確かに…そうだね。」

 

リュウカ「だろ?………あ、」

 

ハンター1「どうしたの?」

 

リュウカ「お前…また会ったな。」

 

ハンター1「今…気付いたのかい…!まあ…良いけど…。」

 

ハンター2「あの…私も…居ます!」

 

リュウカ「そうか…久しぶりだなぁ…あーそうだ…そういや…約束だったなぁ…俺達の事を知りたいんだったな?」

 

ハンター1「…まあ…そうだけど…。」

 

リュウカ「……言っとくが…あの時…お前らがあの村で…村長だったかな?多分そいつから色々と聞いたと思うが…確かにお前らの思うように……【最高神】だ…それと同時に…この世界の全てにおいて絶対的な頂点に君臨している者…だったかな?まぁ…そんな細かいことはどうでも良いが…とりあえずは絶対的な頂点に君臨していると思ってくれるだけで良いぞ。」

 

ハンター全員『…!!?』

 

リュウカ「まあまあ…そんなに緊張…いや固まらなくても良いぞ?普通に話しかけてくれたら有難いんだがなぁ…まぁ…俺達は確かに最高神だが…ぶっちゃけどうでも良い…てかさ…俺達はどっちかと言うと…自由気ままにただ動くだけだしさぁ…普通にのんびりと過ごしたいしさぁ…周りから…「最高神様」だ…「神様」だ…と呼ばれてもさぁ…あんまり好きじゃないだよなぁ…更に言えば…俺達は好き好んで権限を振るったりしたくはないし…この最強の力も好きで振るいたくもない…下手に振るえばどうなるか…そこの二人は分かるだろ?」

 

ハンター1「うん…そうだね。」

 

ハンター2「え…あ…うん…。」

 

リュウカ「さてと…まあとりあえずは…堅苦しい会話ですまんな……自己紹介でもするか…お前らもよく聞いとけよ!」

 

ハンター1「うん!」

 

ハンター2「はい!」

 

リュウカ「よし!…おーい!リョウカ!自己紹介するから来い!」

 

リョウカ「はーい!」

 

リュウカは、リョウカを呼び戻した

 

リュウカ「じゃあ…まず俺からだ…俺の名は…【リュウカ…森リュウカ・フォスター】だ!そして…俺は、確かに最高神だが…邪神の方の最高神もやっているぞ!……両方とも同時にやるのも面倒だが…。」

 

リョウカ「お姉ちゃん……じゃあ…次は私です…私の名前は…【リョウカ…森リョウカ・ガードナー】です!もちろん私もお姉ちゃんと同じように…両方の方最高神を務めています!よろしくです!」

 

ザック「じゃあ次は俺だ!俺は【ザック…アイザック・フォスター】だ!おっと…勘違いするなよ?確かにコイツらの……兄だが…別に最高神じゃねーよ!」

 

リュウカ「おいおい…別に良いじゃねーかよ…最高神になってもさ?と言うよりも…お前既に最高神だからな?」

 

ザック「はぁぁぁ!?マジかよ!?」

 

リュウカ「おう、マジ。」

 

ザック「………っ!……あ〜!!クッソ!!やりぁ…良いんだろ!?やりぁ…!?」

 

リュウカ「はぁ…ま…そう言う事だ…こんな兄…だがよろしくしてくれよな!」

 

ザック「あぁ!?」

 

レイチェル「落ち着いてザック……リュウカちゃんもあまりザックを弄らないで………ごめんね…話が逸れたけど…気を取り直して…私は…【レイチェル…レイチェル・ガードナー】…私もリョウカちゃんとリュウカちゃんのお姉ちゃんです…よろしくね?」

 

ハンター1「うん!よろしくね!」

 

ハンター2「えっと…よろしくお願いします…!」

 

ハンター1「じゃあ、次は私達だね、私の名前は…【エクレール】よ。」

 

ハンター2「えっと…私は…【エイダ】…です。」

 

リョウカ「エクレールさんに…エイダさんですか…こちらこそよろしくです!」

 

エクレール(ハンター1)「ええ!こちらこそよろしく!」

 

エイダ(ハンター2)「うん…!こちらも…よろしくね!」

 

 

そして…リョウカ達の自己紹介が完了した…

 

が…

 

 

リョウカ「……!?」

 

エクレール「どうした?」

 

リョウカ「……なんで…なんで…?」

 

リュウカ「お…おい!リョウカ…!?何が有った!?」

 

リョウカ「……みなさん…!今すぐ…ここから逃げて!」

 

エイダ「え…どういう事…?」

 

リョウカ「………【縁結山神……エンノヤマガミ…が……来る…!!】」

 

リュウカ「………!おい…そいつは…確かに消滅させた筈だろ…!!何で奴がここにやって来るんだよ…!?」

 

リョウカ「分からない…分からないの…!………!!?」

 

ドクン…!

 

リョウカ「うぐ…!」

 

エクレール「どうしたの…!?」

 

ドクン…!

 

リョウカ「ごほ…!げほ…!!」

 

リョウカが突然吐血した…

 

エイダ「だ…大丈夫…!?」

 

リョウカ「はぁ…!はぁ…!………!!?」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

突然…地面が揺れ始めた…

 

リュウカ「な…なんだ!?」

 

リョウカ「………来る…!!!」

 

 

そして…

 

?「オオオオオオォォォォォ……!!!!」

 

空から…突然…奴が現れた…それと奴の咆哮と同時に…空が雲で覆われて…暗くなった…

 

ハンター全員は、奴に武器を構えた。もちろん…他のリョウカ達がさっきペットにしたモンスターも…奴に対して臨戦態勢になった…

 

 

リュウカ「あいつは…!」

 

リョウカ「………【縁結山神…エンノヤマガミ…!!】」

 

エクレール「……あいつがそうなのね…!!とんでもないプレッシャー(殺気)だね…!」

 

リョウカ「………!?」

 

リュウカ「どうした…!」

 

リョウカ「…あ…あれ…、」

 

リョウカは、震えながら…指を指した…リュウカ達はその指を指した方を見ると…

 

リュウカ「………!?おいおい…!!何で…!【骸鏖神龍…グラ=ガロア】が…居るんだよ!?」

 

エクレール「あの…オストガロアに似たモンスターが…?」

 

リョウカ「……うん…私の…ペットの一体の…グラ=ガロアです…見た目は、オストガロアに…新たに触手を6本(合計8本)追加して…その体を超巨大化させたものです……でも…何で…何で…!【アスリスタ】が…エンノヤマガミの所に居るの…?」

 

リュウカ「………!!おい…アレを見ろ!!」

 

リュウカが指を指して…全員がその方を見ると…アスリスタ(グラ=ガロア)に…複数の【赤い糸が繋がっているのが見えた…】

 

リョウカ「そんな…ねぇ…アスリスタ…!!目を覚まして…!!」

 

アスリスタ『…………。』

 

リュウカ「……クソ…!完全に操られている…!!」

 

リョウカ「………。」

 

リュウカ「……リョウカ?」

 

ドクン!

 

リョウカ「………。」

 

ドクン…!

 

ドクン…!

 

リョウカ「…………ヤメテ……。」

 

リュウカ「リョウカ…!?」

 

ドクン…!

 

ドクン…!

 

ドクン…!

 

ビキ…ビキ…

 

リョウカ「……イヤダ…。」

 

ビキ…ビキ…ビキ…!

 

リュウカ「お…おい…!落ち着け…!!」

 

リョウカから…突然…ドス黒いオーラが溢れ出し…その身にまとわりついて行き…

 

ビキ…ビキ…ビキ………バリィィィン…!!

 

リョウカ中で…何かが…砕け散ってしまった…そして…

 

リョウカ「……っ…!!!ああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!」

 

リョウカは…エンノヤマガミが…アスリスタを操り人形にしたショックで……暴走してしまった…

 

 

【森リョウカ・ガードナー【終焉暴走覚醒形態[深度:最大深度・LV:MAX]&全闇覚醒形態解放(全暴走形態解放)】

 

 

リュウカ「リョウカ…!!!目を覚ませ!!」

 

リョウカ「…………。」

 

エクレール「ねぇ!これってどういう状況なの!?」

 

リュウカ「………!あの野郎…!!!一番卑劣な事をしやがって…!!!……お前ら……よく聞け!あの野郎が…アスリスタを人質にして…盾にしやがった…!んでだ…リョウカの性格上…【如何なる理由が有っても…絶対に仲間を殺す事が出来ないんだよ…!!】つまり…あの野郎は…その事を知った上で…俺達の仲間を人質にとった…後は…あのザマだよ…!!畜生が…!!」

 

エクレール「……じゃあ…どうしたらいいの…!?」

 

リュウカ「いいか…確かにアスリスタは操られている…だがそこから助けて出せる方法は有る!さっき見えたと思うが…あの赤い糸が弱点だ…!!あそこを全て断ち切れば…アスリスタは解放される…!!ただし…!赤い糸を切る…確かに聞いただけなら簡単そうに思えるだろ?だけどな…その糸を切る為には…【縁結神の対極の存在の…縁断神の断ち切り鋏…の効果を持った攻撃しか切れない…!】」

 

エクレール「でも…私達にはそんな効果を持った攻撃なんて持ってないよ…!」

 

リュウカ「…だろうな…だが…俺に任せろ…!……ふん!」

 

リュウカは、能力を発動し…味方全員に、縁断神の力を与えた…

 

リュウカ「これで赤い糸を切れるようになり…更に…あの野郎に対して攻撃が通るようになったぞ!」

 

エイダ「ありがとうございます…!」

 

リュウカ「さてと…後は…リョウカだな…。」

 

エクレール「…リョウカちゃんはどうすればいいの…!?」

 

リュウカ「………!?クソ…!そう言う事か…!!」

 

エクレール「何か分かったの…!?」

 

リュウカ「……なるほど…意図も簡単に暴走したのは……っ…!!!このクソ糸がぁ…!!!ブチ切れろぉぉ…!!!」

 

エクレール「……え?」

 

リュウカは、突然…刀剣を抜刀し…リョウカに…いつの間にか纏わりついていた…赤い糸を…

 

ザシュ…!ザシュ…!ザシュ…!

 

全て切り裂いた……すると…

 

リョウカ「……あ……あぁ……。」

 

リョウカは、元の姿に戻り…気を失った…

 

リュウカ「…おい…!リョウカ…!大丈夫か…!!?」

 

リョウカ「…………。」

 

リュウカ「ふぅ…今は大丈夫そうだな…。」

 

エクレール「なんとかなったみたいだけど…!あっちのどうにかしないといけないよ…!!」

 

リュウカ「ああ…!どっちにしろ…あの野郎の本当の狙いは…リョウカだからなぁ…!生かしとく訳にはいかねぇ…!!今度こそ…完全に…二度と復活出来ないように…消滅させてくれるわ…!!!」

 

 

そして…リュウカは能力を発動し…

 

 

 

【緊急依頼(クエスト)】

 

 

【依頼名(クエスト名):永遠の夜の悪夢の再来】

 

 

【難易度:G級クエスト及び…[上級至天クエスト及び無双襲撃戦クエスト]】

 

 

【成功条件:エンノヤマガミの討伐及びグラ=ガロアの救出・失敗条件:味方の一体(一機)が力尽きる又はグラ=ガロアの討伐】

 

 

【狩猟地:???(ドンドルマ周辺の大草原に集結と書かれている。)】

 

 

【受注条件:G級ハンター以上[全員強制参加及び人数制限解除](又はG級並の実力有るのであれば下位でも上位でも受注可能)】

 

 

【契約費:世界を…宇宙を…全てを救う意思…・報酬金:全人類からの英雄の証】

 

 

【依頼主:幼き最高神の一人・依頼内容:この世に永遠の夜の悪夢の大邪神が現れやがった!このまま放っておけば…いずれはこの世は奴の手に堕ちてしまい…世界が終わってしまう…!コイツだけは…何としてでも討伐しないといけないぞ!奴は…禁忌の古龍級クラスを超える存在…!その為…今回は特例的に、人数制限を解除する…ハンター諸君よ…武器を手に取り…俺達と共に…奴を討伐するぞ…!!】

 

 

 

リュウカの能力で…突然全ギルトにデカデカとこの緊急依頼が現れたのだった…

 

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達のモンスター紹介コーナー 第1話


リュウカ「よう!リュウカだぜ!」

エクレール「どうもー!ゲストで呼ばれた、エクレールだよ!」

リュウカ「今回は俺達だけだ、リョウカも出そうとしたが…気を失っているから出せれなかったよ…。」

エクレール「あー…そうだったね…。」

リュウカ「んで…今回紹介するのは…【骸鏖神龍グラ=ガロア】だ。」

エクレール「え…?リオレイアは紹介しないのかい?」

リュウカ「あ?いつか説明するに決まってるだろ?…いや…紹介コーナーの第零話で軽く紹介したから十分だろ?それにだ…詳しく知りたいなら、自分の手で調べた方が早いだろ?」

エクレール「そうかい…。」

リュウカ「さて…話がそれちまったが…本題だ…このモンスターは…この作品のオリジナルモンスターの一体で…俺達のペットの一体…アスリスタと言う名前だ、生息地は…【究極完全・真・全皇天帝覇極王神樹[海王大陸]】そして……その大陸の…【主の一体だ…。】」

エクレール「え!?あのオストガロアに似た奴が、主なの?」

リュウカ「そうだが?…あー…そう言う事か…心配は無用だ…言ったろ?あのモンスターはペットの一体だ、それに……もう長いから略すけど…【世界神樹】はルールが有ってな、その中に…【絶対に喧嘩や殺し合いや捕食行動はしたらいけない】と言うルールが有ってな、それが有るからのほほーん…と悠々とのんびりと生活しているぞ?後な…俺達のペット達はな…そもそも食性が違って…殆ど何でも食べるし…【お前らから見て…異常に少食だぞ。】」

エクレール「そう…なら大丈夫だね?」

リュウカ「まあ、そうだな…アスリスタは基本的にのんびりしていてすごく優しく奴だが…仲間や友達や家族を傷付けられると…ブチ切れるぞ?まぁ…他のペット達も同様だが…コイツは他の奴らと違い…レギーナと同様に…複数の段階式の形態変化を持つ…挙げていくと…【第一形態:通常形態…索餌形態と捕食形態を交互に…繰り返す…通常のオストガロア同様な行動をするが…様子見の段階だから…積極的に攻撃はしない。第二形態:戦闘形態…アスリスタが本格的に戦闘を行う形態で…捕食形態と瘴龍形態を交互に変化して戦う形態だ。第三形態:本気モード…アスリスタが本気で対象と戦う形態で…捕食形態と瘴龍形態の他に…新たに…【大瘴龍形態】を解放する…大瘴龍形態とは…簡単に言えば…瘴龍ブレスの強化版の【大瘴龍ブレスと高出力瘴龍ブレスと…この形態の切り札の高出力大瘴龍ブレス】の以上が解放される。第四形態:覚醒解放形態…俺達の所で受けられる…クエスト…そうだなぁ…お前らの所で言う【無双襲撃戦の撃退クエスト】辺りか…まぁ、どっちを選んでも全て撃退までだが…んで…この形態は…そのクエストの最終形態で…対処を完全に撃滅する為に解放された姿…この形態では…捕食形態と大瘴龍形態と…更に新たに…【瘴滅龍形態】が解放される、瘴滅龍と聞いて…龍属性の強化版の滅龍属性と瘴龍属性が混ざり…先程の大瘴龍形態より強大な【瘴滅龍ブレス系が解放される。】そして…第五形態…そうだなぁ…お前らの所で言うなら…【無双襲撃戦の討伐クエスト】と言った所で…俺達の所でも相変わらず撃退しかさせないが…これが最終形態だ…その名が…【骸鏖神滅龍形態】だ…生命の危機にまで追い詰められた本当の意味での切り札だ。その形態では、先程の瘴滅龍形態と骸鏖神滅龍形態のみで構成されているが…何と今までの使って来た技を全て扱うようになり…その技が異常に強化される…更に…追い詰められたアスリスタは…最大の切り札…【骸鏖神滅龍ブレス系】を解放…そして…【最終奥義…最大臨界突破超高出力骸鏖神滅龍ブレス】を扱うようになる。】……以上が特徴だ…スッゲー長いだろ?」

エクレール「ええ…エゲツなく多いわね…しかも…。」

リュウカ「ああ…多分…お前が察するように…骸龍…オストガロアの超強化及び異常に強化された…オストガロアの上位互換っと言った所だ…あ…そうそう…実はな…グラ=ガロアになる前は、普通にオストガロアだったぞ?だが…俺達が旅を続けている内に…俺達が強くなれば…俺達の仲間も家族も異常に強くなり…変化もする…その結果が…これだ。」

エクレール「…そう言う事ね…。」

リュウカ「さてと…そろそろ締めるぞ。」

エクレール「うん、分かった………それじゃあ、」

リュウカ「次回も…」

エクレール&リュウカ『見てください!(見てくれよな!)』








【続く】


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第3話 永遠の夜の悪夢に終わりを!最終決戦!縁結山神…エンノヤマガミ

よう!俺だ!リュウカだ!前回のあらすじだ!前回俺達は、ある古の都…ドンドルマにやって来た、んで…久々に大長老の爺さんに会って…色々と話し合って…その後…ドンドルマに複数の古龍と古龍級の反応が接近してるからどうにかしてくれと頼まれて行ってみたらなぁ…これはまたビックリの…俺達のペットの二体と再会したんだぜ!んで、その二体の連れのモンスター達はどうやら、俺達のペットになりたいらしいからペットにした。それで一件落着…と思ったら…リョウカにとって…因縁の相手が地獄の底から這い戻ったかのように…縁結山神…エンノヤマガミが現れたんだよ…!更に、俺達のペットの一体が奴の手に堕ちてしまった…!そこで俺達は、俺達とペット達だけじゃなく…この世界のハンター達にも応援を要請した。…それじゃあ今回も見てくれよな!


リュウカ能力の発動で…全てのギルドに突然依頼を入れて…一時的にエンノヤマガミを封じてから…

 

1時間後…

 

 

エクレール「……ねぇ!アレを見て!」

 

元々、その場に居合わせていたハンターの一人が声を挙げて…全員がその方角を見ると…何と、【大量のハンターが増援でやってきたのだ!】

 

リュウカ「やっと来たか…!」

 

エクレール「ようやくだね…!」

 

 

更に10分後…

 

この場にやって来たハンターは…【役100人以上】そして…

 

大長老「儂も…世界の危機にやって来た…!」

 

リュウカ「大長老の爺さんも来たか…!……お前ら…!よく集まってくれた…!一回しか言わないからよく聞いてくれ…!…あそこに二体は…今は俺の能力で何とか動きを完全に封じ込めているが…それはもう長くはない…!……あそこのオストガロアに似た奴が…【グラ=ガロア】だ…!この依頼の救出目標だ…!そして…その上で…堂々と鎮座しているのが…!この依頼の討伐対象の…【縁結山神…エンノヤマガミ】だ…!奴は…お前らで言う…【古龍種で…禁忌級クラスの危険度を持つ!】いや…それ以上の強さだ…!」

 

大長老「何と…!あやつが…!」

 

リュウカ「ああ…!それほど危険な相手だが…そして世界の命運が掛かっている…!だから、お前らだけじゃなく…【モンスターにも助けてもらうぞ…!】」

 

大長老「どう言う事じゃ…!?」

 

リュウカ「周りを見てみろ…。」

 

リュウカに言われた通りに周りを見て見ると…既に大量のモンスター居て、更に…古龍級のモンスターや古龍種がこちらを囲んでいるが…敵意は無いようだし…あの堂々と鎮座している奴に対して完全に敵意剥き出しでいるようだ…

 

エクレール「すごい…!」

 

リュウカ「……あのモンスター達は…実は俺達のペット達だ…!だから俺達には一切敵意を向けない…だから協力して奴を完全に討伐するぞ…!」

 

大長老「うむ…!承知した…!」

 

リュウカ「よし…!いいな…!奴を倒す為には…【縁断神の力が必要だ!】それが無ければ…奴に対して一切ダメージは入らないし…それどころか…グラ=ガロアも救えないぞ…!……だが…その力は…俺達に有る…!だから今…!一時的にその力を味方全体に与える!……はぁ…!!」

 

リュウカは能力を発動し…味方全体に縁断神の力を与えた

 

大長老「すまぬ…!有り難く使わせて頂きますますぞ…!!」

 

リュウカ「よし…!そしてだが……【縁結山神は喋る…!だが…その喋って来る事は絶対に耳を貸してはいけないぞ!…簡単に言えば…奴の言う事を全て反対の事を、絶対にする事…!そうしなければ…死ぬぞ!】」

 

エクレール「分かったわ…!」

 

リュウカ「……!!っち…!時間切れだ…!……お前ら構えろ…!!!」

 

リュウカがそう指示を飛ばし…味方全体が臨戦態勢に移行し…そして…

 

ビキ…ビキビキ…ガッシャァァン…!!!

 

リュウカの貼った結界が壊されてしまった…

 

 

醜神『オオオオオォォォォォォ…!!!』

 

エンノヤマガミが…アスリスタを操り…リュウカ達に襲い掛かって来た…

 

 

リュウカ「……来るぞ…!!全体…!狩猟開始だ…!!!」

 

全体『おおおおぉぉぉぉ…!!!』

 

リュウカ号令で…全体もエンノヤマガミを討伐する為に…動き出した…

 

 

【第零章:最終ボス:第1ラウンド】

 

 

VS【縁結山神:エンノヤマガミ&骸鏖神龍:グラ=ガロア(アスリスタ)[縁結山神憑依(暴走)]】

 

 

【勝利条件:エンノヤマガミの討伐及びグラ=ガロアの救出・敗北条件:味方の一体が撃破される及びグラ=ガロアの討伐】

 

 

【推奨BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】曲名【怨嗟の慟哭】】

 

 

 

【狩猟開始!】

 

 

リュウカ「お前ら…!まずは、アスリスタを先に助け出すぞ!洗脳を解くには…あの【赤い糸を全て断ち切る事だ…!】」

 

大長老「承知…!」

 

エクレール「分かったわ!」

 

エイダ「うん…!」

 

 

リュウカの号令により、一斉にターゲットをエンノヤマガミから…アスリスタの救出に変更した…だがそれを黙って見ている醜神ではなく…

 

 

醜神『…【ウゴクナ!】』

 

醜神がそう言うが…その言葉を無視し…全体が動き回って、醜神の攻撃を回避している…そして…

 

 

エクレール「はぁぁぁぁ…!!!」

 

ザシュ…!!

 

エクレールが醜神の赤い糸の一本を切り裂いた…

 

醜神『アアアアァアアァァァ……!!?』

 

リュウカ「効いてるぞ…!もっと赤い糸を破壊するぞ…!」

 

醜神『…グゥ……【オイデ…オイデ…糸ヲ切リニオイデ…。】』

 

醜神が今度は、糸を切りにおいでと促がしているが…何と全体が今度は逆に…その赤い糸から離れてしまい…醜神の攻撃がまた届かない…

 

リュウカ「良し…!今だ!」

 

リュウカの号令で…再び全体がアスリスタに纏わりつく赤い糸を切り裂いて行き…

 

 

リュウカ「これで…ラストォォォ…!!!」

 

 

ザシュ…!!!

 

 

醜神『オオオァァァァァァァァ…!!!!?』

 

アスリスタ『………!!!』

 

アスリスタ纏う赤い糸が全て切られた事により…アスリスタの洗脳が解けて…アスリスタは直ぐに正気に戻り…リュウカ達の元へ退避した…

 

リュウカ「アスリスタ…!!大丈夫か…!!?」

 

アスリスタ『フォォォォ…!!』

 

アスリスタは、元気良く返事をして無事だと言う事が分かった…

 

リュウカ「そうか…後は…あの野郎だけだ…!!」

 

醜神『オノレェェェェェェ…!!!オオオァァァァァァァァ…!!!!』

 

醜神が咆哮を上げて…今度は赤い糸を地面に射出し…

 

 

ゴゴゴゴゴ……!!!

 

地面が揺れ出して…

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

地面から何かが引きずり出された…

 

 

リュウカ「………!!!あれは…【アトラル・ネセト】か…!!?」

 

大長老「何と…!!」

 

醜神『オオオァァァァァァァァ…!!!』

 

 

そして…醜神がアトラル・ネセトの内部…中央部に移動し…それを…纏った…

 

 

【推奨BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】曲名【奈落の妖星】】

 

 

リュウカ「やはりそう来たか…!!お前ら…こっからが本番だ…!!行くぞ…!!!」

 

全体『おおおおおぉぉぉ…!!!!』

 

リュウカの号令で再び、醜神に対して攻撃を実行し始めた…だが…

 

 

リュウカ「……っち!!クソが…!!!」

 

何と、リュウカ達が苦戦を強いられていた…何故なら…赤い糸が…【どこにも見当たらない…】しかも、ネセト自身の元々の硬さと更に、神の…大邪神の力も加わり…碌にダメージも与えれなく…圧倒的な力が襲い掛かって来る…

 

リュウカ「……クソ…どうすれば…!!」

 

 

サイドチェンジ:リョウカ

 

リョウカは、暗い世界に居た…

 

 

リョウカ「どうして…何で私は今動けないの…?私は、みなさんの役に立ちたいのに…!!どうして…!!このままじゃあ…みなさんが…!!お姉ちゃんが……!!……嫌だ…もう…みなさんや…お姉ちゃんが失うのは……【もう…嫌だ…!!!】だから…私は…諦めたくない…!!このまま諦めるのも…【もう嫌だ…!!!!】だから…お願い…!!!私に…私達に…力を貸して……!!!!【コトワリさま…!!!!】」

 

 

リョウカがそう叫び…次第に全てが光だし…リョウカは現実の世界に引き戻される…

 

 

サイドチェンジ:リュウカ

 

リュウカ「クソ…何か手はねぇのか…!!!?」

 

リュウカ達が困り果てていて…

 

醜神『オワリダ…!!!』

 

リュウカ「……!!!?しまった…!!!?』

 

リュウカは、一瞬の隙を作ってしまい…ネセトがリュウカを踏み潰そうとした時…

 

 

ガキン…!ガキン…!!ガキン…!!!ザシュ…!ザシュ…!ザシュ…!

 

突然…大きな金属音…デカイ鋏の音が聞こえて来て…何かが切られる音が聞こえた…リュウカは、恐る恐る目を開けると…

 

 

リュウカ「……!!!?」

 

そこに…倒れたいた…リョウカが…ネセトを切り裂いていた…

 

醜神『オオオァァァァァァァァ…!!!!?』

 

そして…ネセトに纏っていた赤い糸が全て切り裂かれ…ネセトは豪快にその巨体が崩れ落ちてしまった…

 

リュウカ「……リョウカ……?」

 

リョウカは、そっとリュウカの側に降り立ち…

 

リョウカ「待たせてしまって…ごめんなさい…!もう…大丈夫だから…!!」

 

リュウカ「……大丈夫なのか…!?」

 

リョウカ「…ええ!だから…お姉ちゃん…一緒に……私達の…永遠の夜の悪夢を…終わらせましょう…!!」

 

リュウカ「……ああ…!!」

 

そして…

 

 

醜神『オノレェェェェェェ…!!!オノレェェェェェェ…!!!!オオオァァァァァァァァ…!!!!!!』

 

醜神が今までに聞いた事が無い禍々しい咆哮を上げて…完全に激昂した…そして…更に強大になった殺気がリョウカ達に襲い掛かるが…

 

 

リョウカ「もう…無駄ですよ…醜神…もう私は…一人じゃない…!みなさんが居る…!みなさんが戦うから私も戦い…私が戦うからみなさんも戦います…!!そして…!私は…いえ…私達は…この永遠の夜の悪夢を…終わりにさせます…!!!縁結山神…エンノヤマガミ…!!!貴方を滅却します…!!!!」

 

リョウカは、そう宣言し…全ての力を解放し…リュウカも…それに答えるかのように全ての力を解放し…縁結山神の力とリョウカ達の力がぶつかり合い…大気が揺れ出して…空は、雷轟が轟くが…雲の間から、太陽の光が差し込み…これが最終決戦だと言う事が分かる…

 

 

リョウカ「さぁ…来い!!!これが最終ラウンドです…!!!」

 

醜神『オオオァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

 

【縁結山神:エンノヤマガミ[覚醒形態及びフルパワー形態]】

 

 

【推奨BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】曲名【英雄の証[MHXXver]】】

 

 

【勝利条件更新:エンノヤマガミの討伐】

 

 

リョウカ達は、一斉に駆け出し…醜神に迫るが…

 

 

醜神『……【ハシレ…ハシレ…ニゲロ…ニゲロ…】』

 

醜神は先制で攻撃を行おうとしたが…全体がぴたりとその動きを止めてしまい…醜神の攻撃は当たらなかった…

 

 

リョウカ「はぁぁぁぁ…!!!!」

 

ガキン…!!ボト…

 

醜神『イヤァァァァァァァァァ…!!!!?』

 

リョウカの攻撃で、脚の一本が切り落とされて…

 

リュウカ「おぉぉらぁぁぁぁぁ…!!!!」

 

ザシュ…!ボト…

 

醜神『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!?』

 

更にリュウカの攻撃で…反対側の脚の一本がまた切り落とされて…

 

大長老「ふん…!!!」

 

ザシュ…!!ボト…ボト…

 

醜神『アアアアァアアァァァ…!!!!!?』

 

今度は、大長老の大刀で…片方側の脚が全て切り落とされて…

 

エクレール「はぁぁぁぁ…!!!!」

 

エイダ「はぁぁぁぁぁ……!!!!」

 

ザシュ…!バン…!ズシュ…ザシュザシュザシュ…!!!……ボト…ボト…

 

醜神『ギィヤァァァァァァァァァァグァァァァァァァ…!!!!?』

 

そして…醜神の全ての脚が切り落とされて…醜神は、悲鳴じみた咆哮を上げた…

 

醜神『オォォォノォォォォレェェェェェェ……!!!!!!【ホロビヨ…!!!!!】」

 

醜神は、口の中に…赤黒い…超強大な…レーザーを放とうとし…

 

リョウカ「これで終わりにしよう………【アスリスタ…!!!ライドオン…!!!】」

 

リョウカは、アスリスタにライドオンし…

 

リョウカ「アスリスタ…!!!…【最大出力臨界突破骸鏖滅神龍ブレス】です…!!!!」

 

リョウカは、アスリスタに指示を出し…

 

アスリスタ『ギォォァァァァァァァァァ……!!!!!』

 

 

ピキーン…!ビギャァァァァァァァァ…!!!

 

 

アスリスタも同様に…赤黒い…超極太いレーザーを放った…!

 

醜神『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

ピキーン…!ビギャァァァァァァァァ…!!!

 

 

醜神も同時に…赤黒い極太のレーザーを放った…!

 

 

その二体の攻撃がぶつかり合い…やや…醜神が押していた…

 

リョウカ「……!!!」

 

醜神『オワリダ…!!!!』

 

醜神が更に出力を上げた…

 

リョウカ「………っ…!!!このままじゃあ…!………お願い…この世界にいるかどうか分からないけど……でも…聞こえるなら…来て…!!お願い…!!もう…縁結山神との関わり合いは…【もう…いやだ…!!!!】だから…来てぇ…!!!【コトワリさまぁぁ…!!!!】」

 

リョウカが…必死で…想いを込めて…その名を呼んだ…すると…

 

 

?『グォァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

ジャキン…!!!

 

突然の咆哮と共に…醜神の胴体が巨大な赤いタチバサミにより…切断された…それにより…醜神の攻撃が強制的に中断されてしまった…

 

醜神『…………!!?!?!』

 

リュウカ「あれは……何故…この世界に現われた…?【縁断神…コトワリさま。】」

 

リョウカ「……コトワリさま…。」

 

リョウカ達の前に現われた…赤黒い球体に…青白い巨大な手に…巨大な口が付いていて…特徴的な…赤いタチバサミを持った…【縁断神:コトワリさま】が現れた…

 

エクレール「あれは…?」

 

リョウカ「アレは…縁断神…コトワリさまです…。」

 

エクレール「縁断神…ね…。」

 

 

縁断神『グォァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

コトワリさまは、自身の体の半分の…5体に分離して…最早、人間目で捉える事が不可能な速度で…醜神を切り裂き…断ち切りに…いった

 

 

ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ…!!!!!

 

 

醜神『ギィヤァァァァァァァァァァオワァァァァァァァァ…ガァァァァァァァァ…!!!!!?!?!』

 

瀕死まで追い込まれていて…更に…最後の切り札を使い…殆どの力を使い切ってしまった醜神に…最大の天敵の攻撃に耐えられる筈が無く…断末魔と共に…その巨体がコトワリさまの手により…完全にバラバラに切断されて…その命が終わった…

 

 

縁断神『…………。』

 

リョウカ「………。」

 

コトワリさまは今度は、リョウカの方に真っ直ぐ向き直り…互いに見つめ合い…

 

縁断神『グォァァァ…。』

 

コトワリさまは…そのまま消えていった……

 

リョウカ「……ありがとう…ございました…コトワリさま…。」

 

リュウカ「ありがとな…コトワリさま。」

 

エクレール「ありがとう…コトワリさま…!」

 

エイダ「あ…ありがとうございます…!コトワリさま…!また…どこかで会いましょう…!!」

 

大長老「最後は…縁断神様のお陰で…勝てた…ありがとう…縁断神…コトワリさま…。」

 

 

その場に居る全員が…もう居ないコトワリさまにお礼を言った…

 

 

そして…

 

リョウカ「……これで…永遠の夜の悪夢は終わりです…エンノヤマガミ…最後はせめて…。」

 

リョウカは、醜神の死骸に手をかざして…

 

リョウカ「貴方の能力を…全て私が頂きます…そして…安らかに眠って…エンノヤマガミさん…。」

 

リョウカは…エンノヤマガミから全ての能力を奪い…そして…その死骸を跡形も無く…消滅させた…

 

リョウカ「…………。」

 

リョウカは、能力を発動し…醜神の死骸が有った場所に…巨大な祠を瞬時に召喚させて…

 

リョウカ「…【究極封印…【究極完全・真・全皇天帝覇極対極王神結界】…。」

 

更に…リョウカは結界の能力を発動し…完全に外界から遮断し…

 

リョウカ「…【結界…【縁結山神の結界】…。」

 

そして…リョウカは…さっき奪った能力を発動し…そこに…巨大な建築物が建ち…それを囲むように…リョウカ特製の赤い糸の結界が貼られた…

 

リョウカ「………ふぅ……。」

 

リョウカは、だいぶ力を使ってしまった為か…その場に倒れた…

 

リュウカ「…おっと…大丈夫か…リョウカ?」

 

リョウカ「あはは…ごめんね…ちょっと力使い過ぎちゃった…。」

 

リュウカ「そうか…よく頑張ったな…リョウカ…俺たちは…勝ったんだ…ほら…空を見てみろ。」

 

リュウカは、そう言い…全員の視線が空を見て見ると…眩い…朝日が差し込み…リョウカ達の勝利を祝福するかのようだった…

 

リョウカ「……綺麗…。」

 

エクレール「そうだね…。」

 

リュウカ「これで…永遠の夜の悪夢は終わったな………お前ら!!俺達の…大勝利だ!!!」

 

全員『おおおおおぉぉぉぉ…!!!!』

 

リュウカの勝利宣言により全体が大歓声が上がった…

 

 

リョウカ「…ねぇ…お姉ちゃん…思った事が有るのだけれど…良い?」

 

リュウカ「ああ…良いぞ…。」

 

リョウカ「うん…実はね…醜神と戦う時に…ペット達や…他のモンスター達が集まったのは分かったのだけれど…一体…誰が呼んだの?」

 

リュウカ「……あ……そう言えばそうだな…誰だ?」

 

リョウカは、そんな質問を聞いてみて…リュウカも分からないそうだった…でもその意味が…直ぐにやって来た…

 

 

?『ギィヤァァァァァァァァァァ!!』

 

?『ギィヤァァァァァァァァァァ!!』

 

空から突然…聴いた事が有る咆哮がその場を轟かせた…そしてそれが…リョウカ達の前に…降り立った…

 

リョウカ「……貴方達は…【銀火竜…リオレウス希少種に…金火竜…リオレイア希少種…】何でここに…?」

 

エクレール「こんな時に…!!」

 

リョウカ「……!待って…!……まさか……【あの時の…リオレウスとリオレイア…?】」

 

リョウカがその二体に尋ねると…

 

レウス『グルルル…。』

 

レイア『グルルル…。』

 

その二体は、そうだと言わんばかりに頷いた…

 

リョウカ「……!どうして…ここに来たの…?私達は…貴方達に酷い事をしたのよ…?どうして私達を助けたの…?」

 

レウス『グルルル…。』

 

リョウカ「…え?…【お前らの行動と…その優しさに…俺達は動かされた…そして…この体は…あの時お前が治してくれた後にこの体に変化した…お陰で凄く強くなれた…ありがとう…。】ですって…?」

 

レイア『グルルル…。』

 

リョウカ「…えーっと…今度は…【だから…私達は…せめての恩を返したいから…貴方達の大陸を目指して…貴方達のモンスターに世界の危機だと言う事を伝えて…ここに連れて来た…他のモンスター達も同様にそう伝えて…ここに連れて来たのよ…。】……ですって…。」

 

リュウカ「…そうか…で…どうするんだ?お前らは…?」

 

レウス&レイア『グォォォォ…!』

 

リョウカ「……【俺達は…お前らにまだまだ恩を返しきれてない…だから…【お前らの仲間に入れてくれないか?】】……ですって…?良いの…?さっきも言ったけど…私達は一回は、貴方達を殺そうとしたのよ…それでも良いの?」

 

レウス&レイア『グォァァァァァァァァ…!!』

 

リョウカ「…【それでも…この命…お前らに任せる…だから恩を返させてくれ…お嬢様…!】………そう…そこまで言われたら仕方ないですね……少し待って下さい…。」

 

リョウカは能力を発動し…ある物を召喚した…

 

リョウカ「レウスさんに…レイアさん…これを飲んで下さい…これは…【私達の血です。】飲めば…凄く強くなれますし…正式に貴方達を歓迎出来ますよ…?だから…これを飲んで下さい…。」

 

 

リョウカは…レウスとレイアにそう言い…リョウカの血を差し出した…そして…レウスとレイアは、それを飲み…レウスとレイアの体が発光し…光が収まると…レウスとレイアの体に変化が起きていて…【レウスの場合は…希少種に…黒炎王と業火種と辿異種が混ざった姿になり…名前が…【銀陽炎王神龍:リオレウス希少種】になり…レイアの方は…希少種に…紫毒姫と灼熱種…そして…頭と尻尾と脚が異常発達…つまり辿異種が混ざり…名前が…【金炎毒姫神龍:リオレイア希少種】になった…。】

 

 

レウス『グゥゥゥゥ…!!』

 

レイア『グゥォォォ…!!』

 

リョウカ「えへへ…はい!これで…貴方達も晴れて…私達の仲間です…!」

 

リュウカ「良かったなぁ…お前ら…。」

 

リョウカ「さてと…じゃあ…みなさん…帰りましょうか。」

 

リュウカ「おう…!」

 

エクレール「ふぅー…疲れた…!」

 

エイダ「そうだね…本当に…勝てて…良かったです…!」

 

 

リョウカ達が喜びに浸りながら帰ろうとしたら…

 

 

ヒュン…パシ…!

 

リョウカ「……え?」

 

パシ…パシ…パシ…パシ…

 

リョウカ「……!!?」

 

リュウカ「ん?おい…どうし……リョウカ…!!!?」

 

リョウカ達は…驚愕していた…何故なら…【リョウカの左腕に…びっしりと赤い糸が絡まってしまっている…】

 

リョウカ「……っ…!!うご…けない…!!!」

 

リュウカ「…待ってろリョウカ…!!!今…その糸を叩き切ってやる…ふん!!」

 

シュ…!ガイキィィィィン…!!!

 

リュウカ「………!!?馬鹿な…!!?切れない…だと…!?」

 

リョウカ「………!!!?そんな…何で…何で…!!?」

 

 

?「カワイソウ…カワイソウ…イッショニ…キテアゲテ…。」

 

 

リュウカ「……クソが…!!何てしぶとさだ…!!まさか…魂だけになってでも…リョウカを殺したいか…!!!」

 

エクレール「そんな…」

 

リョウカ「………まさか……【まだ全部の赤い糸を…切れてない…!?】」

 

リュウカ「何だと…!?コトワリさまが…あんだけの攻撃をしたのにか…!?……っち!そう言う事か…!!」

 

大長老「どう言う事じゃ…!?」

 

リュウカ「こいつは…リョウカとの戦闘を経験して…身体の中だけじゃなく…どこかに隠していやがった…!!そして…身体がやられてしまい…その赤い糸の目標が…リョウカに絡みついた訳か…!!しかも…俺達の攻撃も効かない…!!ガチで縁断神のご本人の攻撃以外では切れんのか…!!?」

 

 

醜神『カワイソウ…カワイソウ…イッショニキテアゲテ…オイデ…オイデ…オイデ…。』

 

 

醜神は…動けないリョウカに…しかもだいぶ力を使ってしまい…碌に力が出せれない…そんなリョウカにトドメを刺そうと…醜神がジリジリと…近づいて来る…

 

 

リョウカ「動いて…!!動いて…!!!」

 

リョウカは、必死に動こうとしたが…無情にも動かない…

 

リュウカ「はぁぁぁ…!!!」

 

エクレール「はぁぁぁ…!!!」

 

大長老「ふん…!!」

 

シュ…!!!ガキンガキン…ガキィィン…!!!

 

リュウカ「クソが…!!!切れん…!!!」

 

リョウカ「…………お姉ちゃん…もう…こうなったら…仕方ないです…。」

 

リュウカ「何か手が思いついたのか…!!?」

 

リョウカ「……お姉ちゃん……【私の腕を…切断して…。】」

 

リョウカの提示した最終手段が…無情にも…腕を切断するという作戦だった……そう…あの世界線(夜廻)のように…

 

リュウカ「……っ…!!!ふざけんじゃ…ねぇぇぇ…!!!俺がそんな事が…出来る訳…ねぇだろうがぁぁ…!!!!」

 

リョウカ「お姉ちゃん…!!分かって…!!もう…私でも…この糸を切断出来る術はもう…ないの…!!」

 

リュウカ「だからって…!!!俺が…!!実の妹を…リョウカを…!!!切れる訳なぇし…!!!切りたくねぇぇぇよぉぉ…!!!!」

 

リュウカは…とうとう…泣きながら…そう言った…

 

リョウカ「お姉ちゃん……ごめんなさい………もう時間がないの……。」

 

そう…もう時間が無いのだ…もうすぐそばまで…醜神が迫っている…

 

リュウカ「…………っ…!!!!!くそがぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!」

 

リョウカ「……お姉ちゃん…お願い…私の腕を…切り飛ばして………大丈夫だよ…腕なんて…またくっ付ければ…良いよ…大丈夫だから……。」

 

リュウカ「……………………っ…!!!!!!!」

 

シャキン…!

 

リュウカは、とうとう刀剣をリョウカに向けた…

 

リュウカ「……リョウカ…こんなダメな姉で…悪かった…こんなになった実の妹を無傷で救える手立てがねぇとは…情けねぇよ…!!」

 

リョウカ「ううん…お姉ちゃんは…私にいっぱいくれました…それにね…私は…お姉ちゃんになら何をされても…大丈夫だよ…許してあげるよ…だから…自分の事をダメなお姉ちゃんだって思わないで…!」

 

リュウカ「……っ!!………許せ……!!リョウカ……!!!!……っ!!うわぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!!!」

 

リュウカは…悲痛の叫びを上げて…その刀剣が…

 

 

ザシュ…!!!………ボト…!!

 

 

リュウカの刀剣が…リョウカの…赤い糸が絡まった左腕ごと…【叩き切った…】

 

リョウカ「っ…!!!!!がっ!!?あああぁぁ…!!!!」

 

リョウカは、あまりの激痛に…完全に気を失った…しかも…切断した為か…溢れんばかりの大量の血が出てきている…

 

リュウカ「……っ!!!!」

 

リュウカは、すぐさま…リョウカを抱きかかえ…更に…切り飛ばした腕を回収し…安全な場所に寝かせて…応急処置を済ませて…

 

リュウカ「許さんぞ……!!!!貴様ぁぁぁぁ…!!!!!」

 

醜神『アハハハハハハハハ…!!!!カワイソウ…カワイソウ…。』

 

リュウカ「………ぐぅぅぅぅ…!!!!!ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!!!!!」

 

リュウカは、この世のものじゃない禍々しい咆哮と禍々しい力を解放し…超上空に飛翔し…

 

リュウカ『グォァァァァァァァァ………!!!!!!!!!』

 

リュウカは…【龍形態(龍神形態)】に移行した…その姿は…ジ・グランの頭部と尻尾は一緒だが…そこまでの長さとデカさが異常で…頭だけでも…【この惑星サイズは有り…】頭と胴体もデカく…胴体は…長い…とにかく長い…この惑星を5周してようやく尻尾まで到達する程だ…尻尾の長さも…ジ・グランの比じゃないくらいに長い…この惑星サイズは有る…無論だが…頭部の所に…翼脚と前脚有り…尻尾の所に後脚が有る…そして…本来なら…鱗の色はそれぞれの姉妹に対応した色をしているが…今回の場合は…完全に激昂し…怒り狂っている為か…赤黒く染まってしまい…頭部の所に赤黒いオーラを纏い…目の所は…生気も微塵も感じないくらいに赤く光っている…

 

 

醜神『………!!!?!?』

 

醜神も…その姿を見て…完全に恐怖を感じていた…

 

リュウカ『グォァァァァァァァァ…!!!!!!!!!!!!』

 

リュウカは、怒りの超咆哮を上げた…

 

醜神『………ク…!ホロビヨ…!!!』

 

 

ビキーン…!!!ビギャァァァァァァァァ…!!!!

 

 

醜神は、先程の赤黒い超極太いレーザーを放った…

 

 

だが…

 

 

リュウカ『グルルル…!!!!』

 

ブォォン…!!!ガキィィン…!!!

 

リュウカは、ただ…【前脚で…その攻撃を弾き飛ばした…】

 

醜神『………!!!!!?!?』

 

エクレール「凄い…!!あの攻撃を意図も簡単に弾いた…!!!」

 

大長老「うむ…!これ程までに…リョウカを傷付けられた事を…怒っておるのか…!」

 

 

そう…大長老の言う通り…今のリュウカは…完全に醜神を完全に消滅させる事しか考えてない…だが…かと言って…その影響で味方を…家族を…リョウカを殺したら意味はない事は理解している…だから…

 

 

ピシュン…!

 

 

リュウカは…一瞬にして…姿が消えた……そう…あの身体で…である…それが一瞬にして姿が跡形も無く消えたのだ……

 

 

エクレール「……あそこに居る…!!」

 

 

エクレールが指を指した方を見て見ると…醜神の…真下に…瞬間移動していた…

 

 

リュウカ『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!!!』

 

 

リュウカは、すかさず…口内に…赤黒い光球を生成し…

 

 

ビィィィ…!!!ビギャァァァァァァァァ…!!!!!

 

それが…赤黒い超超極太レーザーが放たれた…

 

 

醜神『……!!!!?!?!?!』

 

 

醜神も気づいたが…もう時は既に遅し…リュウカの攻撃が…醜神を包み込んで…断末魔も上げる事も無く…この世から…あの世にも行く事を許されないぐらいに…完全に消滅した…

 

リュウカ「グォァァァァァァァァ…!!!!!!!!!』

 

 

リュウカは、哀しみに満ちた咆哮を上げて…元の姿に戻った…

 

 

エクレール「……リュウカ…。」

 

リュウカ「…………。」

 

 

リュウカは、何も返事もせず…真っ直ぐリョウカの元に行き…

 

 

リョウカ「……う……ぐぅ…!!……っ…うぅ…!!」

 

リュウカ「待ってろリョウカ…今…治してやるからな…。」

 

 

リュウカは、リョウカをその場で緊急手術をして…何とか切断された腕を繋げて…

 

 

リュウカ「…【完全回復…【究極完全治療再生】】…。」

 

リュウカはそう宣言すると…リョウカの身体が光だし…みるみる内に…傷が消えていき…最終的に何事も無かったかのように完全に治った…

 

 

リュウカ「ふぅ…。」

 

リョウカ「………………。」

 

 

リュウカは、リョウカの無事が確認された事に…ようやく安心した…のだが…

 

 

リュウカ「…………。」

 

 

リュウカは、まだ表情が落ち込んだままだ…それもそうだろう…なんせ…実の妹の…愛する妹の腕を…切り飛ばしてしまったのだから…その罪悪感と負の感情は凄まじい物だ…

 

 

リュウカ「ごめんよ…リョウカ…!俺の…不甲斐ないばかりに…お前の腕を切り飛ばしてしまった…!ごめん…ごめんね…!」

 

リュウカは…未だに深く眠っているリョウカを抱きしめながら…謝り…自分自身も責めていた…

 

 

エクレール「リュウカ…こんな事を言うのもアレだけど…リョウカの言った事を忘れてない…?【あまり…自分を責めないで…。】って。」

 

リュウカ「………あぁ…分かってる…いつもなら…立ち直ってやりてぇが……!!今回だけは…今回ばかりは…!!」

 

ザック「おいおい…リュウカ?お前はそんなもんか?」

 

リュウカ「……あ?」

 

ザック「…いい加減にしやがれよ…!!!お前がそんなんで…!!リョウカが喜ぶ訳ねぇだろうがよ…!?何であん時リョウカがお前に頼んだか…分かってんのか…!?ああ…!!?」

 

ザックは、リュウカの胸ぐら掴んで…怒鳴り付けた

 

リュウカ「……!!?」

 

ザック「いいか…!?リョウカはな…!確かにお前なら何をされての許すがな…つまりだ…リョウカは…お前の事を一番信頼していて…!一番心が繋がっていて…!お前の事を愛しているんだよ…!!それで…そんなお前が…!リョウカが目覚めた時に、いつものお前じゃ無かったら…きっとリョウカは…悲しむだろうがよ…!!!……お前答えろ!【お前がそんなんで…良いのかよ…!!!?】」

 

ザックは、言いたい事を言って…リュウカを地面に下ろした

 

リュウカ「………っ!!………ザック…すまなかったな…今ので…目が覚めっちまっただろうが…!!ふ…ふはははは…!!!そうだな…!そうだよな…!俺が…こんなんでリョウカが喜ぶ訳ねぇよな…だったら…リョウカが目覚めた時に…良い顔してればリョウカも良い顔するだろうな。」

 

ザック「そうだろ?やっぱお前らしいな。」

 

リュウカ「っけ!当たり前だ。」

 

エクレール「立ち直ったみたいだね。」

 

リュウカ「お陰さまでな…さてと…………ん?」

 

レイチェル「どうしたの?」

 

リュウカ「……何か変だ…。」

 

エイダ「え?どこが…でしょうか?」

 

リュウカ「……いやな…あの醜神…何でわざわざ…魂だけの状態で…俺達に瞬時に消される可能性が有って…姿を表したんだ?」

 

エクレール「……確かに…そうだね…。」

 

リュウカ「確かに赤い糸は…切った…だけど…何故直ぐには死なない?それどころかケラケラしやがった…一体…どうなって……………っ!?」

 

エクレール「何か分かったの?」

 

リュウカ「少し静かにしろ…。」

 

 

リュウカは能力を発動し…リョウカの心覗いてみた…しかも…周りに聴こえるタイプだ…すると

 

 

リョウカが薄暗い洞窟のどこかに居る姿が見え…聞こえ始めた…

 

 

「……どうして…!!?……何で…何で…!!確かに赤い糸は全て切った筈………!!?」

 

 

パシパシパシパシパシパシパシパシ…!!!

 

 

「…………!!!!?」

 

どうやら…今のリョウカの状態は…【赤い糸が身体中に…絡められていて…十字に縛られてしまった…】

 

 

そんな危機を見たリュウカ達は…

 

 

リュウカ「不味い…!!!リョウカが危ない…!!!」

 

エクレール「で…でも…!リョウカは夢だから…死ぬ事は無いんじゃ…!?」

 

リュウカ「いや…!!今のリョウカは…【猿夢状態だ…!!】」

 

エクレール「猿夢…?」

 

リュウカ「簡単に言えば…【夢の世界でも…現実と全く同じで…痛みも感覚も全て感じてしまい…夢の中で死ねば…現実世界でも死んでしまう…!!!】しかも…確かに俺達は死なないが…今のリョウカは…弱体化している…!!だから…正常に能力が発動していない可能性が有る…!つまりは…【不死の能力が機能していない可能性が高い…!!】」

 

大長老「馬鹿な…!!」

 

リュウカ「だから…俺達は…今から…【リョウカの夢の中に入り…あのクズ野郎を完全に滅ぼしに行くぞ…!!】」

 

エイダ「ど…どうやって…リョウカの夢の中に入るの…!?」

 

リュウカ「こうするんだよ…!」

 

リュウカは、能力を発動し…【味方全体の意識をリョウカに直結し…更に…味方全体に強制睡眠を発動し…その場に居る全員とペットやモンスター達が眠りについた…(因みに…ついでに結界も貼ってあるため外部から入られる事はない)

 

リュウカ「(待ってろ…よ…リョウカ…今…絶対に…今度こそ…助け出してやるからな…。)」

 

そして…リュウカも…自身にも能力を掛けて…深い眠りについた…

 

 

 

 

サイドチェンジ:リョウカ

 

 

リョウカは、今は危機的な状況に陥っていた…リョウカ達の手で倒した筈の醜神が…そこに居て…リョウカを今度は身体全体に赤い糸で拘束し…完全に動きを封じられていた…

 

リョウカ「……動いて…!!!動いて…!!!!」

 

 

リョウカは必死に足掻こうとしているが…自分自身も弱っているのも有って…ピクリとも動かない…

 

 

醜神『カワイソウ…カワイソウ…イッショニキテアゲテ…。』

 

醜神は…そんな動けないリョウカに…

 

 

キチキチキチキチキチ…

 

リョウカ「……………!?」

 

 

……子蜘蛛を…リョウカに差し向けた…

 

 

リョウカ「………い…嫌だ…!動いて…動いてよぉ…!!」

 

リョウカは、必死に足掻いているが…無情にも動かない…しかも…

 

 

キチキチキチキチキチ…

 

 

子蜘蛛の魔の手が…直ぐそばまで迫り…

 

リョウカ「い…嫌…!!まだ…死にたく…ない…!!!」

 

 

キチキチキチキチキチ…!

 

子蜘蛛は…顎を開き…その幼い神の頭をカチ割らんと迫った…

 

リョウカ「…………っ…!!!!」

 

リョウカは…目を瞑り…来るべきで有ろうと言う衝撃に備えたが…それが来ることは無かった…何故なら…

 

 

?「俺の妹に…!!!その汚ねぇ体を近づけんじゃねぇぇぇ…!!!!」

 

 

ザシュ…!

 

謎の怒号と共に…子蜘蛛が切られて…消滅した…

 

 

リョウカ「………!!!?」

 

醜神『……!!!?』

 

 

リョウカと醜神の視線は同時に向き…そこに居たのは…

 

 

リョウカ「お…お姉ちゃん……。」

 

リュウカ「よう…!夢の中まで助けに来てやったぜ!リョウカ…!!!」

 

ザック「俺達も来てやったぞ!」

 

レイチェル「私の…ザックと一緒ならどこまでも付いていく…!」

 

エクレール「やぁ…来たよ…!」

 

エイダ「リョウカさん…!今助けます…!!」

 

大長老「儂も…貴方様を助けに参りました…!」

 

レウス『グォァァァァァァァァ…!!!』

 

レイア『グォァァァァァァァァ…!!!』

 

レギーナ『グォァァァァァァァァ…!!!』

 

アルテラ『グォァァァァァァァァ…!!!!』

 

アスリスタ『ギィォァァァァァァァァ!!!!』

 

 

そう…今ここに…リョウカを救うべく…夢の世界まで…みんなが追って来て…集まった…

 

 

リョウカ「みんな……!!!」

 

醜神『…ナゼダァ…!?ナゼ…ココニイルコトガ…!?』

 

リュウカ「あ!?んなもん決まってるだろ…!?テメェの事だ…!!【リョウカがお前から能力を奪った際に…魂の…いや本当の赤い糸を忍ばしたんだろう…。】違うか…?」

 

醜神『………!!?』

 

リュウカ「図星か?……だが…よく俺の前で隙を作ったな?」

 

醜神『………?』

 

 

ザシュ…!

 

突然…リョウカを縛っていた赤い糸が切断された…

 

リョウカ「………!!?」

 

醜神『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!!?!?』

 

 

醜神は、赤い糸を切られて悲鳴じみた咆哮を上げた…

 

 

リュウカ「おいおい…そんなもんか?さっきまでの威勢は何処に行った?………っ!!!俺はな…今すんっごくブチ切れてんだよ…!!だからさぁ…!!そう簡単には死なさんぞ…!!!」

 

醜神「…!!!?!?!』

 

 

醜神は…初めて恐怖を感じた…そして…ここに居たら確実に殺されると言う錯覚も覚えてしまった…だから…後退りした…

 

 

リュウカ「ほぉう…テメェでも恐怖を感じるとはなぁ…!!だが…俺が…いや…俺達が許す訳ねぇだろうがぁぁぁ…!!!!」

 

醜神『…………!!』

 

リュウカ「……おい…リョウカ…。」

 

リョウカ「…え?」

 

リュウカ「動けるな?」

 

リョウカ「……うん!」

 

リュウカ「……だったら…さっさとこいつを片付けて…元の世界に帰るぞ…!!」

 

リョウカ「………うん!行こう…!お姉ちゃん…!!」

 

リュウカ「ああ…!!行くぜ…!!ここで…あの野郎の野望を…終わらせてくれる…!!!」

 

 

醜神『オオオオオオオォォォォ…!!!!!!!!!』

 

 

醜神が禍々しい咆哮をあげて…リョウカ達と縁結山神との夢の世界での最後の戦いが始まった…

 

 

【第零章:最終ボス:第2ラウンド】

 

 

VS【縁結山神:エンノヤマガミ(魂)[フルパワー形態及び激昂状態]】

 

 

【勝利条件及び失敗条件更新:エンノヤマガミ(魂)の討伐・敗北条件:味方の内一体が撃破及びリュウカ又はリョウカが撃破される】

 

 

【狩猟地:リョウカの夢の世界[縁結神の洞窟最深部]】

 

 

【推奨BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】使用場面【マキリ・ノア戦】】

 

 

【狩猟開始!】

 

 

 

醜神『オオオオオオオォォォォ…!!!!!!』

 

醜神は、咆哮と同時に…なんと【闇の結界を貼った】…しかも…その結界は赤い糸も含まれてる為…物理的に攻撃が通らない…

 

リョウカ「ここまで来て…!結界ですか…!」

 

リュウカ「それほどまでに…奴は…本気で…追い詰められて尚リョウカの事を殺しいか…!!」

 

エクレール「何か手はないの…!?」

 

リョウカ「……私に任せて下さい…!お姉ちゃんも手伝って…!」

 

リュウカ「お…おう…!何をすれば良いんだ!?」

 

リョウカ「…これを受け取って…!」

 

リョウカは、リュウカにある物を渡した…それは…

 

リュウカ「……これは…【大地の笛…!!?】」

 

リョウカ「はい!私とお姉ちゃんで…セッションを行い…奴の結界を剥がし…弱点を作ります!だから…みなさんには…【私とお姉ちゃんがセッションを成功するまで…私達を守って下さい…!!】」

 

エクレール「…分かったわ…!!守ってあげる…!でも絶対に成功してよね!」

 

大長老「お主達に…全てを託す…!!」

 

エイダ「絶対に…守り抜きます…!!」

 

リョウカ「ありがとうございます…!!…お姉ちゃん…!!始めますよ…!!私とリズムに合わせて下さい…!」

 

リュウカ「オーケー…!リョウカこそ…ヘマを起こすんじゃねぇよ…!!」

 

リョウカ「………うん…!」

 

 

 

【勝利条件及び敗北条件変更:一定時間リョウカとリュウカを守り切れ!・リョウカとリュウカにいずれかに攻撃が命中する】

 

 

醜神『……!!オオォォォ…!!!!』

 

醜神は、リョウカとリュウカがしている事を察知して…子蜘蛛を仕向けた

 

 

エクレール「はぁぁ…!!」

 

ザシュ…!!

 

エクレール「リョウカとリュウカには…指一本たりとも触れさせないわ…!!」

 

大長老「ふん…!」

 

ヒュン…!!ズドォォン…!!!

 

大長老「やらせぬぞ…!!」

 

エイダ「はぁぁぁ…!!!」

 

バンバンバン…!!ズチャ…!

 

エイダ「リョウカさんとリュウカさんの所には行かせない…!!」

 

 

キチキチキチキチキチ…!!!

 

 

レウス『グォァァァァァァァァ…!!!!』

 

レイア『グォァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

ボォォォ…!!!!ズドォォォォォォン…!!!!!!

 

 

キチキチキチキチキチ…!!

 

 

レギーナ『グォァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

ブォォン…!!!ズガァァァン…!!!!!!!

 

 

アルテラ『グォァァァァァァァァ!!!!』

 

 

ピキィィン…!!!ズドォォォォォォン…!!!!

 

 

アスリスタ『ギィォァァァァァァァァ…!!!!』

 

ピキィィン…!!!ビギャァァァァァァァァ…!!!!

 

 

キチキチキチキチキチ…!!

 

 

ラージャン『グゥォォォォォォ…!!!!!』

 

ブンブンブンブンブンブン…!!!バキ…!ゴキ…!グキ!!

 

イビル『グルォアァァァァァァ…!!!!』

 

ピキィィン…!ブォォォォォ…!!!!

 

 

エクレール達は、凄い勢いで…リョウカとリュウカに迫る子蜘蛛の大群を撃滅していった…そしてとうとう…

 

 

醜神『………ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!?!?!』

 

 

ビキビキビキ…!!!バリィィン…!!!

 

 

リョウカ「みなさん…!お待たせしました…!!」

 

リョウカとリュウカのセッションが成功し…醜神の闇の結界を強制解除及び弱体化及び弱点を視認可能及び能力の一部封印に成功した…

 

 

醜神『オォォォノォォォォレェェェェェェ…!!!!!!』

 

 

リュウカ「よし…!!全軍…!反撃開始だぁ…!!!今度こそ奴を撃滅するぞ…!!!」

 

 

【勝利条件及び敗北条件変更:勝利条件:エンノヤマガミの完全討伐・敗北条件:味方の内一人が撃破及びリョウカとリュウカとレイチェルとザックとエクレールとエイダと大長老のいずれかが撃破される】

 

 

【推奨BGM:作品名【ゼルダの伝説シリーズ】使用場面【魔王マラドー戦[第2形態]】】

 

 

リュウカ「リョウカ!お前はさっきので…力を殆ど使い切ったろ…?だから…、」

 

リョウカ「いえ…!私もまだ…戦えます…!!」

 

リュウカ「いいや…大丈夫だ…何度も言ったろ?【困ったら…俺達を頼れ】って…な?だから…俺達に任せろ…!」

 

リョウカ「…………お姉ちゃん……じゃあ…私に少し力を分けてもらえないでしょうか?」

 

リュウカ「……あー…くそ…!そこまで言うなら…分けてやる…!だが…絶対無理はするなよ?俺が少しでもお前が危ないと思ったらすぐにお前を撤退させるからな?」

 

リョウカ「…はい!」

 

リュウカは、リョウカに力を半分くらいあげて…

 

リョウカ「ありがとうお姉ちゃん…!これで…私もお姉ちゃん達の役に立てます…!行こう!お姉ちゃん…!

 

リュウカ「ああ…!絶対に…奴を倒して…みんなで生きてここから脱出するぞ…!行くぞ…お前ら…!今度こそ…!この永遠の悪夢の夜を終わらせるぞ…!」

 

全軍『おおおおぉぉぉぉぉ…!!!!!!』

 

全軍が活気に満ちて醜神に対して…最後の反逆が開始された…

 

 

醜神『グギギ…【ウゴケ…!トマレ…!ウゴケ…!トマレ…トマレ…!ウゴケ…!トマレ…!】」

 

醜神は、先制で…今度は呪言を連続で放ったが…やはり回避された…て言うよりも当たり前のように普通に楽々と回避された…まぁ仕方ない事だろう…なんせ此処に居る奴らは…全部…超人やモンスターや神等なので…普通の人間は存在しない…だから簡単に対処されてしまった…しかもリョウカの手により大幅に弱体化されてしまった為…

 

 

リョウカ「はぁぁ…!!」

 

ザシュ…!

 

醜神『グォォォォ…!!?』

 

 

何と…直接本体に攻撃してもダメージが通るようになってしまい…しかも縁切りの神の力が無くても糸が切れてしまい…本体にもダメージが通るようになってしまってる…そして…これにもし…縁切りの神の力が加わってしまえば…

 

 

リュウカ「おらぁぁ…!!!」

 

ザシュ…!

 

醜神『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!?!?!』

 

 

…この通り…更に数倍与えられるダメージも強大になっている…

 

 

エクレール「は!」

 

ザシュザシュ…!!

 

 

醜神『ギィォァァァァァァァァ…!?』

 

 

赤い糸残り本数【4本】

 

 

エイダ「えい!!」

 

バンバン…!!

 

ズシュザシュ…!ザンザンザンザンザンザンザン…!!!!!

 

 

醜神『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!?』

 

赤い糸残り本数残り【2本】

 

 

リョウカ&リュウカ『はぁぁ…!!!』

 

 

ザシュザシュ…!!

 

醜神『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!!?!?』

 

 

醜神は、赤い糸が全て切られれてしまい…

 

 

リョウカ「みなさん…!あそこに…弱点が見えました…!恐らくあそこに攻撃を当たればただでは済まないでしょう…!」

 

 

リョウカに言われて見て見れば…今まで手で顔を覆っていたのが無くなっていて…そこには巨大な眼球がのぞいていた…

 

 

リョウカ「……【神槍召喚…!】」

 

リョウカは、刀剣をしまって代わりに…神槍を召喚して…

 

 

リョウカ「【閃光神槍[ライトニングゴットランス]】!!」

 

 

リョウカは、そう宣言すると…槍が蒼く光始めて…

 

リョウカ「はぁぁぁ…!!!」

 

 

ピキィィン…!!

 

リョウカは、その位置から槍を突き出して…一閃の光が…醜神に迫るが…

 

 

醜神『グギギ…ムダダ…!』

 

醜神は、その攻撃を弾き飛ばしたが…

 

リョウカ「…掛かりましたね…!!!」

 

いつの間にか…リョウカは醜神の側に迫っていた…しかも槍の光は消えておらず…それが…

 

ヒュン…!!ズシュ…!!!

 

 

醜神『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!?!?!?!?』

 

醜神は、この世の者とは思えない程の悲鳴を上げた……因みに…何故当たったかと言うと…簡単な事だ…さっき放った一閃の光は囮に使い…本命であるリョウカがその光を追い…醜神がその光を弾いたのと同時に…醜神の弱点の目の側まで迫った…と言う訳だ…因みに…その戦法は…【ダン戦世界にて…実際にもその戦法を使い…大ダメージを与えたのだ…】

 

 

醜神『オ……ノ……レ…!!オオォォノォォォォレェェェェェェ…!!!!!!!!!』

 

醜神は、弱点の目を壊されてしまい…ブチ切れた…だが…それと同時に…

 

 

リョウカ「あれは…!あそこにあるのが…最後の弱点で…心臓部なのかな…?」

 

そう…奴は全ての赤い糸が壊されてしまい…更に頭部弱点も破壊されてしまい…最後の破壊部位である…そして…正真正銘の真の弱点部位…それは…赤い糸が球体状に構成されていて…心臓部のようにちゃんと鼓動しているのが分かる………だが…

 

 

リョウカ「……しまった…!抜けない…!!」

 

そう…確かに弱点の一つを破壊したが…その代わり…槍が中々抜けなくて最大の隙を晒してしまった……それを逃す醜神でもなく…

 

 

ヒュン…!!!ガチィ…!!!

 

 

リョウカ「……あ…!!が…!!」

 

 

醜神がリョウカを手の部分で捕獲してしまった…

 

 

醜神『グギギ…コノ小娘メ…!!ニギリツブシテクレルワ…!!!』

 

 

ギチギチ…!!!

 

リョウカ「あ…あぁ…!!!がぁ…!?!」

 

リュウカ「…リョウカ…!!!!待ってろ…!今助けて…!」

 

醜神『……【オイデ…オイデ…助ケニオイデ…。】」

 

リュウカ「……!!?」

 

 

醜神は…どうやら少しは学習してしまったようで…リュウカ達にリョウカを助けに来させようと言う算段に出た…つまり…その反対は…リョウカを助けに行くな…と言う事になる……事実上…完全に人質を取られてしまい…一気に形勢が逆転した…

 

 

醜神「カワイソウ…カワイソウ…ラクニシテアゲル…。」

 

 

醜神はそう言い…更にリョウカを締め付ける力が強くなっていき…

 

 

ギチギチ…!!バキ…!ゴキ…!

 

 

リョウカ「……っ…ああ…!!?!?!」

 

この場に居る全員が…一番聴きたくない音が聞こえてしまった………そう…リョウカの…全身の骨が…粉砕骨折されてしまった音だ…

 

ギチギチ…!!

 

リョウカ「……あ……あ……!」

 

醜神『…オワリダ…!!』

 

リュウカ「…やめろぉぉぉぉぉ…!!!!!!!」

 

 

醜神がリョウカにとどめを刺そうとした…だが…

 

 

?「全主砲及び全副砲装填完了…目標確認…砲撃開始。」

 

?「全火器照準ロック完了…攻撃開始。」

 

 

無機質な声が洞窟内に響いた…と同時に…

 

 

ドォォォォン…!!!ヒュゥゥゥン…!ズドォォォォォォン…!!!!!

 

醜神『ギィォァァァァァァァァ…!!!?!?!』

 

 

醜神は、突然の攻撃によりリョウカを手放してしまった…

 

リュウカ「リョウカァァァ…!!!!!」

 

リュウカは、落ちて来るリョウカをすかさずキャッチして…

 

リュウカ「…【完全回復…!!】」

 

リュウカは、能力を発動し…リョウカを完全に回復させた…

 

リョウカ「う……ぐぅ……。」

 

リュウカ「リョウカ…お前は充分に頑張った…だが…あの攻撃は…?」

 

リュウカ達がさっきの攻撃に困惑していると…

 

 

?「マスター…!おまたせしました…!」

 

リュウカ「お前ら…!どうやって入って来た…!?」

 

リュウカが驚くの無理はない…入って来たのは…

 

?「はい!我々…【超要塞艦隊一度及び全兵器は…貴方様達の所ならば何処にでも現れます…例え…お嬢様様の夢の中であろうとね…!」

 

エクレール「…で…デカイ…!?そして喋った…!?」

 

リュウカ「あぁ…紹介し忘れたが…こいつらは…俺たちの兵器達だ…その中で主力が超兵器で要塞級の二組…【超要塞装甲列車艦隊と超要塞艦船艦隊】だ…!」

 

超ヤマト(AI)「今後とも宜しくお願いします…ですが…今は…あの目標…まだ生体反応が有ります…!追撃しますか?」

 

リュウカ「当たり前だ…!!全艦隊に通達!大至急!全兵器を出撃!及び全火器システム解放!及び…空間転送!」

 

超ヤマト(AI)『イエス、マスター、実行します。』

 

 

リュウカの指示により…すぐに空間が変わり…どこかの大草原に出た…だが醜神の影響で真っ暗のままだ…そして…超要塞艦隊の全艦隊から全兵器が出撃して…更に全火器の照準が醜神を捉えた…

 

 

リュウカ「ここなら思う存分に戦える…!行くぞ!……リョウカ…後は任せろ…!」

 

 

リュウカは、リョウカをレイチェルに預け…最後の決戦に挑んで行った…

 

 

【第零章:最終ボス:最終ラウンド】

 

 

【敗北条件変更:味方のいずれか一体が撃破される又はリュウカ・レイチェル(&リョウカ)・ザック・エクレール・エイダ・大長老・レギーナ・アルテラ・レウス・レイア・アスリスタ・超ヤマト・超大和…のいずれかの撃破】

 

 

【クエスト名変更:永遠の夜に終わりを…終夜廻】

 

 

【推奨BGM:作品名【ゼルダの伝説シリーズ】使用場面【魔王マラドー戦[最終形態]】

 

 

【狩猟地:リョウカの夢の世界【大草原(満月の夜)】】

 

 

【狩猟開始!】

 

 

リュウカ「…あそこが奴の本当の弱点か…!リョウカが作ってくれた弱点だ…!お前ら…!絶対に無駄にするなよ…!」

 

エクレール「当たり前ですよ!ここでしくじったら…リョウカに合わせる顔がありませんよ!」

 

リュウカ「だろうな…!俺もそう…思ってるぞ…!はぁぁ…!!」

 

 

リュウカは、一気に醜神の懐に入り込み…一気に駆け上がって行き…奴の弱点部位に接近したが…

 

 

醜神『…【オイデ…オイデ…コワシニオイデ…。】』

 

リュウカ「…っち!」

 

 

醜神は、完全に学習したようで…本当の弱点に接近すれば…弱点を壊すように促し…引き剥がすと言う作戦に出た…

 

 

リュウカ「……ならば…!……来い…!【ゴットアークレールガン…!】」

 

リュウカは、そう叫ぶと…どこからともなく…携行可能のレールガンがリュウカの手元に現れた…この武器は、簡単に言えば…アーク(ジ・アーク)の(ゴット)アークレールガンを携行可能用にカスタマイズした武器で…リョウカ達の誇る…遠距離及び超遠距離最強攻撃力及び破壊力及び射程距離を誇る物だ…しかも…レールガンと同様にチャージ段階により威力と破壊力が上昇する…無論…貫通力も上がる…因みに…最大で…【レベル5】まで溜まる…そこまで溜めれば…当たれば敵は必ず死ぬ………これがリョウカ達の誇る銃火器の切り札の性能だ…

 

 

エクレール「それでどうするつもりなの!?」

 

リュウカ「これを使い…奴の弱点を撃ち抜き…一発で終わらせる…!だが…奴を倒すには…最大まで溜めなけらばいけない…!しかも…奴の動きも封じなければいけない…だからお前ら…!【俺がこいつを溜めてる間だけ…時間を稼ぐ事と…最大まで溜まったら奴の動きを一瞬だけで良い…!完全に動きを封じてくれ!ただし…!奴の弱点がこっち向ける事…!】出来るか…!?」

 

エクレール「ええ…!やってあげますよ!」

 

大長老「うむ…!任せたまえ…!」

 

エイダ「任せて…!」

 

レギーナ『グァァァ…!!』

 

アルテラ『グォォォォ…!!』

 

 

リュウカ「ありがとな…!!……じゃあ…始めるぞ…!いいな良く聞け…!こいつが最大まで溜まる時間は…【1分】だ…!1分経過したら…俺の方に奴を向かせて…一瞬だけ動きを封じてくれ…!」

 

全軍『了解…!!!!』

 

 

リュウカは指示を飛ばして…すぐにその場に屈み混んでレールガン構えてをチャージを開始した…

 

 

キュィィィィィィン…!!

 

レールガン(AI)『充填率…10%…。』

 

 

醜神『グギギ…ヤラセン…!』

 

醜神もリュウカがやろうとしている事に脅威を感じ…最優先に攻撃をしようとしたが…

 

 

エクレール「させないよ…!撃てー!」

 

超ヤマト(AI)『主砲発射…!』

 

 

ドォォォォン…!!ヒュゥゥゥン…!!ズドォォォォォォン…!!!!

 

醜神『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!?』

 

 

超ヤマトの主砲が醜神のコア付近に直撃して…リュウカに向けての攻撃は中断されてしまった…

 

シンカ「まだまだ甘いですよ!どんどん撃って!!」

 

全艦隊『了解。』

 

 

ドォォォォン!!ドォォォォン…!!ババババババババババ…!!!ズドォォォォォォン…!!!!!

 

全艦隊による一斉攻撃により、醜神は殆ど身動きが出来なくなっていた、そして…

 

 

レールガン(AI)『充填率…95%…目標追尾実行……目標補足……充填率…100%……最終安全装置解除……照準をオートからマニュアルに切り替え完了…以後の照準は射手に委ねます…いつでも撃てます。』

 

 

リュウカ「よし…!!後は…!!」

 

後は…醜神がリュウカの方に向いて動きを止めてくれるのを待つだけ…だが…

 

 

醜神『……!!!?……サセルカ…!ホロビヨ…!!』

 

醜神は、リュウカの方に向き…ほぼ不意打ちで…超極太のレーザーを放った…

 

 

リュウカ「しまった…!?」

 

エクレール「不味い…!!!間に合わない…!!!リュウカァァァ…!!!!」

 

リュウカ「クソ…!!!!ここまでか…!!!」

 

リュウカは諦めかけていたその時…

 

 

 

ガキィィン…!!!!!!

 

 

何かに防がれる音が聞こえて来て…恐る恐る…目を開けると…

 

 

リュウカ「………リョウカ……!!!?なんで…ここに居る…!!?」

 

 

そう…ここに来て現れたのは…リョウカだ…あの時…リュウカの危機に察知し…目覚めて…傷ついた体にも関わらず…リュウカの元に瞬時に現れ…結界で守っている…

 

 

リョウカ「うぐぅ……お姉ちゃん……!!何をしているの……私に構わないで……撃って…!!!」

 

リュウカ「……!!!」

 

 

リュウカは、すぐに我に返り…ゴットアークレールガンを構え直して…

 

リュウカ「(早く…早く…!早く…!!!)」

 

 

ビキビキビキ…!!

 

リョウカ「お姉……ちゃん……!早く……撃って……!もう……もた…ない……!!うぐぅ…!」

 

そう…何度も言うが…今のリョウカはさっき回復させてもらったが…これでもかなり傷ついた体で…力もあまり残ってない…だからリョウカはこの結界で全てを掛けている…だが無情にも限界が近い…

 

 

ピ…ピ…ピ…ピ………ピキーン…!

 

リュウカ「…!目標補足…!!【ゴットアークレールガン…!!!フルチャージ…!!発射ァァァ…!!!!】」

 

 

ビギャァァァァァァァァ…!!!ドギャァァン…!!!!!

 

 

リュウカは、醜神の心臓部を狙い…最大まで溜まった攻撃を放った…それと同時に…醜神を攻撃していた者達は全速力で退避して…全ての力を使い切ったリョウカは再び倒れてしまい…すぐにリュウカがリョウカを抱えて…退避して……

 

 

ズドォォォォォォン…!!!!!

 

 

醜神『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!?!?!?!!!?』

 

 

その攻撃が見事に醜神の心臓部を撃ち抜き…破壊に成功し…醜神は光輝きだし…徐々に消えていき…消滅した…そして…

 

 

リュウカ「なんだ…!?俺達の体が光ってる…!?」

 

エクレール「どうやら…時間切れのようだね…。」

 

 

どうやらリュウカ達も体が光だし…最終的に…この世界から消えた…

 

 

 

 

 

リュウカ「…う…ぐ…。」

 

エクレール「うぅ…ん…ここは?」

 

リュウカ「…どうやら戻って来たみたいだな…。」

 

 

リュウカ達は気が付いたら…元の現実の世界に引き戻されていた…リョウカを除く全員が目覚めたのを確認し…リョウカの安否を確認しようとしたら…

 

 

リョウカ「う…ぐぅ…あぁ…!!」

 

突然リョウカが苦しみだし…リョウカの体から…赤黒い球体が出て来た…全員が構えた…どうやら醜神のようだ…そして…

 

 

醜神『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!!!!!!!?!?!?!』

 

 

醜神はこの世の者とは思えない音量の悲鳴をあげて…それと同時に…

 

 

リュウカ「……なんだ…?あの扉は…!?」

 

突然…醜神の真後ろに超巨大な門が現れて…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

その門がゆっくりと開き…その中から…大量の真っ黒な腕が伸びて来て…

 

 

パシパシパシパシパシパシパシパシパシパシパシパシ…!!!

 

 

醜神『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!?!?!』

 

その腕は…醜神を捕えて…その扉の向こう側に引き寄せようとしている…

 

 

リュウカ「………元の…地獄の世界に帰れ…!!!縁結山神…!!エンノヤマガミ…!!!!!」

 

リュウカはそう叫ぶと…その腕の引き寄せる力が強くなっていき…最終的にその門の中に引き摺り込まれて…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!!ズゥゥゥン…!!!!

 

 

物凄い轟音と共に…その門は完全に閉じられて…その門は…跡形もなく…消滅した…

 

 

リュウカ「……やった……今度こそ…!!俺達の…勝利だぁぁ…!!!!!!」

 

全軍『わぁぁぁ…!!!!!!!!』

 

 

 

リュウカ達は、ようやく今度こそ縁結山神との戦闘に勝利した!

 

 

【メインターゲットを達成しました】

 

 

【1分後(1時間後)に拠点に戻ります】

 

 

 

リュウカ「…リョウカ…大丈夫か?」

 

リョウカ「………うん……何とか……大丈夫です。」

 

リュウカ「はぁ…お前さぁ…本当に無茶ばかりするなぁ…あんだけの傷を負いながらも…俺を助けてくれてさ…本当…お前馬鹿だな…本当馬鹿…。」

 

リョウカ「むぅ……そこまで言わなくても良いのに…。」

 

リュウカ「最後まで聞け……だがな……あん時は…本当に助かったよ…お前が居なかったら…俺はやられていて…他の奴らもやられていて…お前まで殺されていたかもしれないからな…だから…ありがとな…こんなにも無茶をしてまで…助けてくれて…。」

 

リョウカ「お姉ちゃん…………ううん…私はお姉ちゃん達が居ない世界なんて生きていけないです…もう私から何かを失うのは嫌だから……それにね……私が死ぬのは……お姉ちゃんに殺されるまでで……お姉ちゃんが死ぬのは……私に殺されるまでです……そして……私とお姉ちゃんが………本当の幸せと言うのを……掴みたいです………。」

 

リュウカ「……そうだな…。」

 

リョウカ「…………ねぇ………お姉ちゃん……………。」

 

リュウカ「…なんだ?」

 

リョウカ「………顔を寄せて………くれませんか……?」

 

リュウカ「………あぁ……良いぜ。」

 

リュウカは、リョウカに言われた通りに顔を寄せた…すると………リョウカは、突然リュウカにキスをした…

 

 

リュウカ「……!」

 

リョウカ「…お姉ちゃん……………大好き………だよ………。」

 

 

ドサ……

 

 

リョウカは…そう言い残し…ゆっくりと瞳が閉じられていき…力が抜けたように…動かなくなった…その顔は満ちた顔をしていた…

 

 

リュウカ「……リョウカ………?」

 

リョウカ「……………。」

 

 

リョウカは…何も反応がしない…

 

 

リュウカ「……なぁ……リョウカ……目を開けてくれよ……。」

 

リョウカ「………。」

 

 

リョウカの体温も……徐々に冷たくなっていく……

 

 

リュウカ「………リョウカ………!頼む……から……死なないで……くれよ……。」

 

エクレール「リュウカ……。」

 

リュウカ「……嫌だ……リョウカ……!おい……頼む………俺を嘘つきにするんじゃねぇよ…!!!俺は…!!お前を失ってまで…!!こんな勝利なんて認めねぇぞ…!!!………俺は…!こんな結末は認めないぞ…!!…【時神…!【ゴットタイムリープ】…!!!】リョウカの状態を…!!!縁結山神の遭遇前まで…!!記憶とステータスを除く全てを…巻き戻せ…!!!!」

 

 

リュウカは、そう宣言すると…リョウカの体が突然浮いて…体が光だし…光が収まると…

 

 

リョウカ「……う……ん?あれ?私は……死んだ筈じゃあ………あれ…?」

 

リュウカ「………リョウカ……!リョウカァァァ…!!!!」

 

エクレール「リョウカ…!!!」

 

エイダ「リョウカさん…!!!」

 

リョウカ「え?お姉ちゃん…!?…く……苦しい……です…!いきなり…抱き付かないで…!!」

 

リュウカ「…は!……す…すまん…!」

 

リョウカ「はぁ…はぁ……お姉ちゃん………私は……生きていますか?」

 

リュウカ「ああ…生きてるぜ…。」

 

リョウカ「………ああ…またお姉ちゃんに助けられましたね…………本当にごめんなさい…お姉ちゃん。」

 

リュウカ「いんや…謝る事はねぇよ……それよりもさ……俺達は勝ったんだ…!見ろよ…空を…。」

 

リョウカ達は、空を見ると…すっかりと暗く夜になっていたが…雲一つ無く…満月が見えていて…大量の星が見えていた…

 

 

リョウカ「綺麗…です。」

 

エクレール「本当だね…まるで私達にお礼を言ってるみたいだね。」

 

リュウカ「だろうな……恐らくだが……今まであの醜神に殺された奴らは大量に居る…無論……俺達の仲間も……含めてな……だがこれで…ようやく報われたなぁ。」

 

エクレール「そうだったのね……。」

 

リュウカ「んじゃま…とりあえずは依頼は成功だ…!俺達は帰るぞ…どうする?それぞれの拠点に乗せて帰してやろうか?」

 

エイダ「本当?」

 

リョウカ「ええ…私達はこの戦いで結構…疲れていますからね…だから私達の超要塞艦隊に乗せてみなさんの拠点にそれぞれ送って行きますよ?」

 

大長老「うむ……かたじけない…乗せてもらえぬかな?」

 

リョウカ「はい!喜んで!」

 

 

そして…リョウカ達は、超要塞艦隊に乗り込み…それぞれの拠点にハンター達を乗せて送って行き…最終的に…自分達の家に帰って行った…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの…対縁結山神大討伐戦から……【5年経過した…】

 

 

 

リョウカ「えーっと…あ…お姉ちゃん…?」

 

リュウカ「なんだ?」

 

リョウカ「私達って…今は…【ハンター…ですよね?】」

 

リュウカ「そうだな…てかそれと同時に…【俺達は…ギルドマスターだろ?しかも…最年少だぞ?】」

 

リョウカ「そうでしたね…。」

 

リュウカ「つーかさぁ…俺達は全てにおいて絶対的な頂点に君臨しているんだぞ?……まぁそんな事はどうでも良いが…。」

 

リョウカ「あはは……さてと……。」

 

リュウカ「……来たな。」

 

?『グォォォォォォォ…!!!!』

 

 

 

リョウカ&リュウカ『さぁ…狩猟開始(クエスト開始)だぁ…!!!!』

 

 

 

 

リョウカ達の…狩り人の生活と…新たに建てられたギルドのマスターとしての生活……それがこれから始まる物語…リョウカ達の冒険はまだまだ続く…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【第零章:完】

 

 

 

 

【続く】




最高神達のモンスター紹介コーナー 【第2話】


リョウカ「どうもです!リョウカです!」

リュウカ「よう!俺だ!リュウカだぜ!」

エクレール「やっほー!ハンターのエクレールだよ!」

エイダ「えっと…同じく…ハンターの…エイダ…です。」

リョウカ「今回は紹介するのは…【刻黒神龍[ラ・ロ(Unknown)]】と【輝白神龍[ゼルレウス]】です!

リュウカ「珍しく二体を同時に紹介するんだな?」

リョウカ「はい、そうです。……まず…ラ・ロについてですけど…本来なら…Unknown…と言う名前で定着しているし…別名でも…飛竜やら刻竜で呼ばれていますけど…この作品では…初めから正体が分かっているので…その関係上…【古龍種】になっていて…名前がラ・ロと言う名前で定着させますし…別名も…刻龍と呼ばれます。」

エクレール「ふーん…そうなんだ…。」

リュウカ「んで…こいつは、ゼルレウスが光なら…こいつは闇に属している…んで…何故かこいつは…リョウカのオトモンになっている………………てか…リョウカはどっちかと言うと光側の方だろ?それでなんで闇属性とつるんでいるんだ?…んで俺の方は…逆に光属性のとつるんでいるし…………訳が分からないよ…。」

リョウカ「お姉ちゃん…しっかりして下さい。」

リュウカ「……は!しまった…すまん。」

リョウカ「………じゃあ…話しを戻しますけど…さっきお姉ちゃんが言ったように…あの子は私の…一番最初にオトモンにしたモンスターで…名前は…【レギーナ】さんです…名前の由来は…防具の名前から取りました。」

エクレール「そうなんだね……貴方達を見ているとつくづく凄いなぁ…って思うな。」

リョウカ「そうですか……さてと…ここから本題ですけど…私の力によって…神龍化した訳ですけど…変化したのは…【足と尻尾と背中の棘と頭部の異常発達…つまり辿異化して…しかもそのまま極み個体化しました…名前が…[極み凶刻せす]と言う名前で…しかも…上位至天の更に上の…[終焉至天]クラスになりました…因みに…上位至天の一つ上が…[G級至天]クラスです…次に能力で全ステータスを異常に上昇…】……の以上が異常に強化されました。」

リュウカ「おいおい…相変わらずだな。」

エクレール「………勝てないね。」

リョウカ「……うん…あーでも…形態変化に関してだけど…一気に短くしました…具体的に…【第1形態から…第7形態までの所を…一気に第3形態までに縮めて…第4形態で…至天見せたあの姿になりますが……残念ですけど…これでも最終形態ではありません…。】」

エクレール「……へ?」

エイダ「…え?」

リョウカ「……【第5形態……これが最終形態で……こちらが生命の危機に陥った時に発動する…最後の形態で…そうですね…貴方達の所の…塔で例えると……まず…ステージの中央まで飛翔して…そのまま滞空して…自ら内包する属性が一気に溢れて来て…それが球体状になり包まれて…それが大きくなっていき…最後に…超咆哮と共にそれを一気に解放して覚醒します…その時の爆発に巻き込まれたら…問答無用で即死します…根性と言うスキルも無効です…見た目に関してですけど…第4形態のメインにして…その属性のオーラが全身に覆っていて…頭部の所が特にそのエネルギーが強く…正気も微塵も感じない程の血走った目になります……想像するなら…怒り喰らうイビルジョーを…至天クラスのラ・ロにやってみてもらった感じです。】」


リュウカ「怖えーよ!怒り喰らうイビルジョーならん…怒り狂う至天ラ・ロって何なんだよ!?」

リョウカ「まあまあ…落ち着いて………話しを戻すけど…追加された技に関してです…それは…【二連〜三連超滑空攻撃】これは…あの超滑空攻撃の強化型で…なんと…これを二回か三回連続で滑空攻撃を行う攻撃です…モーションは…超滑空攻撃の後…勢いを殺さず急速に反転し…更に速度を上げて滑空を行う攻撃です…因みに…最終形態では…何と…【五連超滑空攻撃】を行うようになります…勿論当たれば根性は貫通し死にますし…【超毒(猛毒)】と言う状態異常持ちです………次の攻撃は…【超滑空攻撃&溜め熱線】のコンボです…モーションは、口に熱線を溜めて…その後に、超滑空攻撃を行い…その後にすぐさま反転し…熱線を下から上に薙ぎ払う攻撃です…これは超滑空攻撃に…溜め熱線によってトドメを刺す…勿論これも当たれば…根性を貫通されて死にます…しかも…猛毒と【火属性やられ[特大]】も付属しています……でも…このコンボは更に強化されます…。」


エクレール「……え?」


リョウカ「……【二連〜五連超滑空攻撃&超高出力溜め熱線】のコンボです。」


リュウカ「おー…あれか…あれはやばかったなぁ…俺達じゃなかったら…避けれねぇし…死んでたぞ。」

エクレール「それぐらいやばいの?」

リョウカ「うん…基本的には使わないで…って言う程には言っていますし…本当に危なくなったら使って…と言ってますからね………因みに…モーションは…さっきのように…熱線を溜める動作をした後…五連超滑空攻撃を行い…その最中に熱線を溜めて…超滑空攻撃が終了と同時に、溜め込んだ超極太の熱線で全てを焼き払う攻撃です…レギーナさんの誇る…切り札の一つです…そして……レギーナさんの真の切り札は……【刻龍解放】と言う攻撃で…これはさっきの覚醒の上位互換で…更に規模がデカくなっていて…【どんな狩猟地に居ても…余裕で全域を吹き飛ばしてしまう程の規模です…当然…当たれば即死それどころか…私達の特有の状態異常の…【強制絶対即死】が発動します…どう足掻いても死にますし…掠っても死にます。」

エイダ「ひえ〜……。」


リョウカ「……じゃあ次のモンスターは…輝白神龍ゼルレウスです…このモンスターは…お姉ちゃんの初めてのオトモンです…名前は…アルテラです。」

リュウカ「ああ…こいつの紹介は俺がやるよ。」

リョウカ「そう?じゃあ…お願いしますね…。」

リュウカ「じゃあアルテラについてだが…さっきも言ったように…俺のオトモンだ…んで…こいつもレギーナと同様に…魔改造…いや異常に強化された…。」

エクレール「今…一瞬魔改造って聞こえたような気がするんだが?」

リュウカ「気にするな!」

エクレール「え〜でも、」

リュウカ「気にするな!……いいね?」

エクレール「ア…ハイ。」

リュウカ「……話しを戻すが…まず…とうとうこいつもレギーナと同様に…【至天化及び辿異化を手に入れた。】」

エイダ「………え?」

エクレール「あの〜まさか?」

リュウカ「……そう…お前の察する通り…こいつも尋常じゃない強さになってるぜ?……まぁ、どんな風に変わったかと言うと…レギーナと同様に形態変化を手に入れた…言っとくが…本家のゼルレウス見たいに適応形態みたいな形態変化じゃなく…レギーナやアスリスタと同様のタイプの形態変化だ………んでだ…最大で…【第3形態】だ。」

エクレール「あらま…これはまた。」

リュウカ「で…その形態の内容だが…第1形態は…極み個体と同様に戦闘形態から始まる…この形態は特に変化はない。……んで体力を削っていくと…その場で超咆哮を放ち…更に結晶が赤みが増し…更に結晶の数が増えて…何とミラルーツと同様に…赤雷を操るようになり…何と…ミラルーツの赤雷攻撃を全て扱うようになり…あの突然変異のミラルーツの最大技の…雷鎚を放つようになり…しかも普通にのように放つ…ただし…強制即死じゃないから問題無い…だが即死級の破壊力と攻撃力と攻撃範囲は有る…でも…ミラルーツと違い…安置は存在しない…とにかく逃げ回るしかない………そして……第3形態は……突然…その場から消えるぐらいの速度で天高くまで飛翔し…十分の高度に達したら…赤白いエネルギーと赤黒いエネルギーが融合し…レギーナと同様に禍々しい球体状に包まれて…そして…それが巨大化していき…最終的に解放されて…最終形態のおでましだ…!んで…そこからの攻撃方法は…何と…ゼルレウスの攻撃と極め個体の攻撃は使えて…更にミラルーツの全ての攻撃が扱える…ここまで良い…だが…この形態から新たに…【突然変異ミラボレアスの遠距離攻撃全て(巨星落としも含む)と…当然変異ミラバルカンの遠距離攻撃全て(通常種も含む及びメテオも含む)】…の以上の攻撃モーションが追加されるが…流石に属性は…ゼルレウスらしく…光属性…それと新たに龍属性も解放される。」

エクレール「エゲツないわね…!」

リュウカ「ああ…そうそう因みに…レギーナの方も一応全ミラ種の攻撃は扱える。」

エイダ「す…すごい!」

リュウカ「……んで…こいつの最大の攻撃は【輝界龍解放】だ…攻撃方法は、レギーナと同様だし…攻撃範囲も破壊力も同様…ただ属性の違いとモーションの違いだけだ……それでも当たれば全てが終わりだ…しかも…技の事で追加だが…レギーナの攻撃は何とコイツの攻撃全て扱える…だがこいつもレギーナの攻撃は全て扱える…この意味分かるな?」

エクレール「……まさか…この二体は…連携技を持ってるの?」

リュウカ「…そう言う事だ…コイツとレギーナはいつもぴったりとくっ付いて行動している…だから深い絆を持っている…つまり連携技を持っていて当然だ…。」

リョウカ「じゃあ…ここからは…、」

リュウカ「俺達…、」

リョウカ&リュウカ『二人で…連携技を紹介します。(するぜ。)』

リュウカ「まず一つは…【光暗双超滑空攻撃】だ…。」

リョウカ「はい…これは単純に…レギーナさんとアルテラさんが…同時に超滑空攻撃を行います。」

リュウカ「無論…どっちに当たっても終わりだ…しかも…もし当たった場合…派生して…二つ目の連携技【対空高出力光暗双熱線】を発動し…。」

リョウカ「…二体が…打ち上がった対象を…レギーナさんの赤黒い熱線と…アルテラさんの青白い熱線で撃ち落とす攻撃になります。勿論…これの地上バージョンも有ります。」

リュウカ「んで…三つ目が…【輝界刻龍乱舞】だ。」

リョウカ「これは…いわゆるコンボ攻撃で…まず…レギーナさんが…その対象に急速に接近し…サマーソルトを当てて…打ち上げて…そこから更に高出力のブレスで追撃を放って…そこにアルテラさんが…脚の鉤爪で対象諸共プレスして…トドメにバックジャンプ高出力ブレス…と思いきや…それでまだ対象が生存していた場合…更に…レギーナさんとアルテラが上空に舞い…熱線でトドメを刺す攻撃です。」

リュウカ「無論…この攻撃は、レギーナが…【その対象をサマーソルトで打ち上げて…】こそ、このコンボ攻撃の始まりだ…これを回避するとコンボ攻撃は中止し…別の行動に移る…ただし…当たれば怒涛の攻撃回数により…必ず息の根を止めに来るだろう。」

リョウカ「そして…ここから大技級の連携技です。」

リュウカ「まず…その代表が…【五連光暗超滑空攻撃&超高出力光暗双熱線攻撃】

リョウカ「これは…さっきの連携技を更に回数を増やして…熱線の攻撃範囲と破壊力を上げた…大技です。」

リュウカ「じゃあ次は…【光暗星(メテオ)】。」

リョウカ「これは…どちらかと言うと…地雷系の設置系の攻撃で…二体が同時に咆哮を放って…赤黒い球体と青白い球体がエリアに降り注ぐ攻撃です…降り注ぐ数は不明で…しかも…咆哮の後は二体は自由に動き周りますから注意して下さい。」

リュウカ「因みに…赤黒い方に当たれば…【猛毒(超毒)&龍属性やられ(特大)】が掛かり…青白い方に当たれば…【麻痺&火属性やられ(特大)】に掛かる…どちらに当たっても不味い攻撃で…被弾=死が待っている。」

リョウカ「うん…しかも…この攻撃の強化型も有って…、」

リュウカ「それが…【光暗巨星】と言う技だ…。」

リョウカ「この技は、先程と同様に咆哮を放って…さっきよりも巨大なメテオを降らせます、しかも数は多く…攻撃範囲も広くて…破壊力も上がっています。」

リュウカ「んで…このメテオ系の切り札で…そして…連携技の最大奥義が…【光暗白黒焔巨星】と言う技だ…。」

リョウカ「この技は、二体が上空に飛んで…ある程度の高度に達したら…二体同時に超咆哮を放って…青白い超巨大なメテオと赤黒い超巨大なメテオを同時に振らせて来る攻撃です…元は突然変異のミラボレアスの黒焔巨星落としが由来で…その完全上位互換です…無論ですけど…回避に失敗=絶対の死です。」

リュウカ「んで…次が、【光暗熱線系】だ。」

リョウカ「これに関してですけど…色々と種類が多いので割愛しますね…でも…熱線系は非常に危険で…共通点が…【超多段ヒット&超火力】と言う共通点です。」

リュウカ「んじゃ…これが最後…【光暗ブレス系】だ。」

リョウカ「これも熱線系と同様で…色々と有りますから割愛します…因みにどれも当たっても即死級のダメージを与えて来ますから注意です。」

リュウカ「……以上がレギーナとアルテラの連携技だ…そして新たな特性で…リオ夫婦と同様に相方が危機に陥ったらすぐに駆けつける…又はブチ切れる…更に最悪の場合…形態変化もする。」

リョウカ「…と言う事です…分かりましたか?」

エクレール「…あ…うん…これって勝てるの?」

リョウカ「う〜ん…普通は勝てませんよ?」

エクレール「ですよねー。」

リョウカ「まあ…でも…私達の所で充分に実力が付けば…勝てると思いますよ?」

エクレール「へー…分かった。」

リョウカ「さてと…最後に…【メインモンスターの発表】をします。」

エクレール「メインモンスター…?」

リュウカ「簡単に言えば…看板モンスター…又は…目玉と言えるモンスターっと言った所だ。」

エクレール「へー…そうなんだ…。」

リョウカ「じゃあ…次々に紹介しますね…まず…【禁黒神龍[ジ・グラン・ミラボリオン]】次に…【核神機龍[メタルギア・ジ・ゴットアーク・セラフ]】次に…【終焉零破壊神[エンデ=フィーネ=ゼロ]】次に【始焉無限創造神[ヴァルサ=フィーネ=インフィニティ]】次に…【刻黒神龍[ラ・ロ(レギーナ)]】次に…【輝白神龍[ゼルレウス(アルテラ)]】次に…【骸鏖神龍[グラ=ガロア(アスリスタ)][特殊個体及び極み個体]】次に…【蛇皇帝王神龍[ダラ・アマデュラ希少種][極み個体及び特殊個体]】次に…【大巌皇帝王神龍[ラヴィエンテ][極み個体及び特殊個体]】次に…【熔山皇帝王神龍[ゾラ・マグダラオス][特殊個体及び極み個体]】次に…【冥灯王神龍[ゼノ・ジーヴァ][特殊個体及び極み個体]】次に…【皇帝冰王神龍[ドゥレムディラ][極み個体及び特殊個体]】次に…【皇帝征王神龍[グァンゾルム][極み個体及び特殊個体]】次に…【砕滅神龍[ブラキディオス][特殊個体及び極み個体]】次に…【金王獅神[ラージャン][特殊個体及び極み個体]】次に…【恐暴鏖神龍[イビルジョー][特殊個体及び極み個体]】次に…【核爆滅神龍[バゼルギウス][特殊個体及び極み個体]】次に…【白冥死海神龍[ラギアクルス希少種][二つ名個体及び極み個体]】次に…【白月風迅神龍[ナルガクルガ希少種][二つ名個体及び極み個体]】次に…【大轟荒爪神龍[ティガレックス希少種][二つ名個体及び極み個体]次に…【雷獄公王神龍[ジンオウガ希少種][二つ名個体及び極み個体]】次に…【燼滅斬刃神龍[ディノバルド][二つ名個体及び極み個体]】次に…【天眼泡孤神龍[タマミツネ][二つ名個体及び極み個体]】次に…【銀嶺巨獣神[ガムード][二つ名個体及び極み個体]】次に…【青電神龍[ライゼクス][二つ名個体及び極み個体]】次に…【滅惨神刃龍[セルレギオス][二つ名個体及び極み個体]】次に…【片角鏖魔神王[ディアソルテ(ディアブロス)][二つ名個体及び極み個体及び特殊個体]】次に…【天彗神龍[バルファルク][特殊個体及び極み個体]】次に…【滅尽神龍[ネルギガンテ][特殊個体及び極み個体]】次に…【銀陽炎王神龍[リオレウス希少種](レウス)[二つ名個体及び極み個体]】次に…【金炎毒姫神龍[リオレイア希少種](レイア)[二つ名個体及び極み個体]】…そして…最後は…【究極完全・真・全皇天帝覇極対極王神】…つまり私達です…。」

リュウカ「……の以上が…メインモンスターだ…まあ…正確に言えば…俺達の所の中型・大型・超大型モンスター全部がメインモンスターだが…。」

エクレール「そうですか……って!超多いし!しかも…一番最後は…貴方達なの…!?」

リョウカ「え?ええ…そうですよ?」

エイダ「な…なんでですか?」

リュウカ「忘れたか?俺達はな…全てにおいて絶対的な頂点に君臨している…つまり…モンスターの中でも頂点に君臨していなければいけない…まぁ…俺達は人間だが…能力で龍になる事は可能だ。」

エクレール「そう言えばそうだね…あの戦闘の時…リュウカが超巨大な龍…伝説に存在してそうな…超大型の龍神みたいな感じになっていたね。」

リョウカ「え?初耳ですね…お姉ちゃん?」

リュウカ「あれは仕方がなかったんだよ…そん時はブチ切れてたんだし…抑制どころの話じゃなかったんだよ。」

リョウカ「そう…でしたね……あの時は本当にごめんね…無理なお願いをしたばかりに…お姉ちゃんをあんな事をさせてしまうまでに追い詰めてしまった…ごめんなさい…。」

リュウカ「…もう済んだ事だ…気にすんな…。」

エクレール「リョウカ…私もリュウカの言う通りだと思うよ。」

リョウカ「…本当に…大丈夫なの?」

リュウカ「だから大丈夫だって…そんな事より…お前こそ…大丈夫なのか?腕を切り飛ばしたんだけど…違和感は無いのか?」

リョウカ「え?ええ…何も問題有りませんよ?…でも…あの縁結山神の能力は有りますから…何かに備えた方が良いのかな?」

リュウカ「そうだな……とりあえずは今は大丈夫なんだな?」

リョウカ「はい…大丈夫ですよ。」

リュウカ「そうか……さてと…そろそろ締めようぜ。」

リョウカ「そうですね。」

リュウカ&エクレール『それじゃあ…』

リョウカ&エイダ『次回も…』

全員『見てください!(見てくれよな!)』









【続く】


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第1章 東方神魔獣狩・壱[殺戮の章]
第4話 最高神達と殺戮の天使…エンジェル・オブ・デス【前章・前編】


どうもです!リョウカです!前回のあらすじは…前回私達は、宿敵…縁結山神、エンノヤマガミとの戦いとの決戦をしました、無論…壮絶な死闘で…私達は人類とモンスターと共に奴との総力戦で何度も危機に陥ったりもしたのですが…最終的に…ようやく…みなさんと共に…討伐に成功しました!みなさんのお陰で…未来を掴みました…!……さて…今回も見て下さいね!


リョウカ達が縁結山神に勝利して…5年…新たにギルドを立てて…全てのギルドの総マスターになってから…更に何ヶ月か経過したある日…

 

 

リョウカ「ふぅ…今回もあっさりですね。」

 

リュウカ「そうだな、まあ俺達に敵うと思ってると思っているのか?」

 

エイダ「えっと…多分…貴方達が異常に強いだけじゃあ…。」

 

エクレール「そうそう、全く強いねー…。」

 

【メリー】「…うん…そうだね。」

 

【レックス】「やれやれ…まあ、マスターが強いのはそうだがな。」

 

リョウカ「あはは…ごめんね。」

 

リュウカ「…これでも手加減しているんだがなー…。」

 

 

そう…この四人は…あの大討伐の後…リョウカ達にスカウトされて入って来たのだ…

 

新たに…メリーとレックスを仲間にしたリョウカ達は…今回のクエスト…突然変異ミラボレアスを討伐しに来たのだが…リョウカ達が異常に強いせいで一回も攻撃をさせる事もなく討伐に成功した…

 

ここで…この四人の装備を簡単に紹介する…

 

 

【エイダ】:女性・武器種は[ライトボウガン&ヘヴィボウガン]よく使うのは…ライトボウガンは、何と在ろう事か…ミラルーツのライトボウガンを巧みに操り…ヘヴィボウガンは…しゃがめよで有名な…鏖魔ディアブロスのヘヴィボウガンを操る…防具もそれらの武器に最適なデンプレ装備をしている…

 

 

【エクレール】:女性・武器種は[双剣&太刀&大剣]の3種…よく使うのは…双剣の場合は、獰猛化イャンガルルガの双剣で…太刀は…天上天下無双刀を装備し…大剣は…ディア系の大剣界の伝説のターティアラートを装備…防具もそれぞれの武器の合った装備をしている…

 

 

【メリー】:女性・武器種は[チャージアックス&スラッシュアックス(F)]こちらもエクレールと同様に一応三種?である…よく使うのは…チャージアックスの場合は、ディアブロス系のジオブロスを装備していて…スラッシュアックスは…怒り喰らうイビルジョーの奴を装備…だが…強撃ビンを装着している…因みにスラッシュアックスFの場合は、オリジナルの武器…グァンゾルムの極み個体の武器を装備…そして防具は、何故持ってるのか不明だが…ネルギガンテの特殊個体の防具を装備…

 

 

【レックス】:男性・武器種は[弓&ヘヴィボウガン]こっちは、エイダと同様に2種であり…共通でヘヴィボウガンを操る…唯一の違いはライトボウガンか弓かの違いだが…何で2種だけとヘヴィボウガンが同じなのかというと…実はエイダとレックスは兄妹である為一緒である…だが装備や武器や性格は違う…話が逸れたが…よく使うのは…弓は…アトラル・カの弓を装備していて…ヘヴィボウガンは…在ろう事かラオシャンロンのヘヴィボウガンを装備している…(どうするつもりだ?)因みに防具もそれぞれの武器に特化した防具を装備している…

 

 

以上が装備だ…因みに…前述通り、エイダとレックスは兄妹だが…メリーとエクレールは幼馴染で…ほぼ姉妹同然の感じだ…しかもエイダとも仲が良く…この4人パーティーの中では天使のような存在で…可愛いがられている…そう言う関係で…このパーティーは人気は高い…無論実力も凄い…何と、単独で…【全極み個体の討伐の成功】尚且つ【全突然変異ミラ種の討伐に成功】や【全歴戦王個体の古龍種を全て討伐】をやってのけてしまう程の実力者揃いだ…しかも連携も抜群…トドメに…リョウカ達から課せられた条件も全て完了してしまう程だった…

 

 

尚、このパーティーには勿論リョウカ達も居る…つまりそれがどう言う事かと言うと…【兵士達とペット達と兵器や超兵器や特殊部隊等が付いて来るのだ…】

 

 

さて…一通り紹介は終えたので本編に戻る…

 

 

リョウカ達は、帰路に着こうとしていたが…

 

 

リョウカ「………?」

 

リュウカ「どうしたリョウカ?」

 

リョウカ「ううん…何でも………!?」

 

 

バシ…!

 

 

リュウカ「な…なんだ!?」

 

エクレール「どうしたの?……!?」

 

 

突然リョウカの真下から触手か何かに掴まれて…

 

 

リョウカ「嫌…!離して…!」

 

リュウカ「…っく!コイツ!!」

 

エクレール「リョウカを離しなさい!!」

 

リョウカ「お姉ちゃん…!!みなさん…!!た…す…け…て…!!」

 

 

シュ…!

 

 

リュウカとエクレールの放った攻撃は虚しく空を切り…リョウカはそのまま地面に引き摺り込まれるような感じで連れ去られてしまった…

 

 

リュウカ「……ッッ…!!クソガァァァァァ…!!!!!グォォアァァァァァァ…!!!!!!!!」

 

 

リュウカは、リョウカを助ける事が出来なった事に…怒り…憤怒の咆哮が森から響き渡った…

 

 

数時間後…

 

 

リュウカ達は、家族全員と全軍と(ペットや兵器や超兵器の軍も含む)と全特殊部隊と例のハンター4人が…リョウカ達の家に集まり…リョウカ救出の作戦を考えた…

 

 

リュウカ「…………。」

 

リョクヨウ「あのー…リュウカちゃん…?」

 

リュウカ「あぁ…!?何だ!?」

 

リョクヨウ「そ…そんなにイライラしたら、助けれるものでも助けられなくなりますよ?」

 

リュウカ「……っ!分かってる…!分かっているんだよ…!だがな…!情けねぇよ…!あん時もっと早く動けたなら…リョウカは連れ去られずに済んだのによ…悔しい…!」

 

アヤカ「……リョウカの位置が判明したよ…。」

 

リュウカ「………!!何処だ…!!?」

 

アヤカ「落ち着きなさい!リュウカ!」

 

リュウカ「…悪い…。」

 

アヤカ「はぁ…で…肝心の位置だけど…どうやらこの空間に新しく出来た…とある大陸にある…【廃墟ビルの地下深くに反応が有ったわ。】」

 

リュウカ「それじゃあ、早速!」

 

アヤカ「待ちなさい!…いい…よく聞いて…確かにその廃墟ビルの地下深くに居て…そこに直接テレポートで移動する事は可能よ…でもね…一度でもそこに入れば…テレポート能力を使っても外には出られなくなるわ…ただその階の行った事の有る場所ならテレポート可能らしいけどね……そして…そのビルには…【殺人鬼が居るわ。】」

 

全員『………!?』

 

アヤカ「しかも…さっきリョウカの反応を見てみたら…全てのステータスが異常に…【下がっているの…て言うよりも…そこらの幼児とほぼ変わらないぐらいに弱体化しているわ。】」

 

リュウカ「……じゃ…じゃあ…リョウカは…リョウカは…死んでいるって言いたいのか!?」

 

アヤカ「いいえ生きてるわ、まあ何故か分からないけど…全ての能力は使えるみたいだけど…ステータスが壊滅的に下がってる関係上…もし殺人鬼に会えば…絶対に殺されるわ…さあ、時間はないよ…どうする?」

 

リュウカ「当たり前だ!行って助け出してやる!んでもって…!攫った奴をぶち殺してやる…!」

 

エクレール「私達も行くよ!あの時リョウカちゃんを助けられなかったのを後悔しているからね…!だから絶対に助けるよ!」

 

エイダ「わ…私も絶対に助ける!」

 

メリー「ええ!行ってあげるわよ!エクレール達の友人とあらばね!」

 

レックス「よーし!行ってやるぜ!」

 

アヤカ「どうやら…答えは決まったみたいだね…それじゃあ1時間だけ待ってあげる…それまでに全準備を整えて、外に来てね。」

 

リュウカ「おう!」

 

 

そして…リュウカ達は、リョウカ救出の為にありとあらゆる準備を進めた…無論…軍も、慌ただしく準備を急いでいる…

 

 

そして…予定通り…1時間経過した…リュウカ達は、全軍を用意してアヤカの元に到着した…

 

 

アヤカ「来たね…準備はいいね?」

 

リュウカ「何度も言わせるな、問題ない!」

 

レイチェル「私も大丈夫。」

 

ザック「ヒャハハハハハハハハハ!やってやるぜ!」

 

エクレール「私も大丈夫だよ!」

 

 

 

アヤカ「そうですか、じゃあ最終確認だよ…【私達はテレポート能力を使って直接リョウカちゃんの所に転送する…でも脱出の方は自分の力で脱出するしかないよ、しかも弱体化したリョウカちゃんは如何なる攻撃も普通に喰らってしまうし…すぐに死んでしまうわ…だからリョウカちゃんを護衛もしながら脱出を目指します…そして無事にビルから脱出に成功したら即座にテレポート能力を使い…国内から離脱します。】以上が作戦よ…作戦名は…【殺戮の天使作戦(エンジェル・オブ・デス作戦)】よ。」

 

リュウカ「オーケー…!理解したぜ!」

 

アヤカ「よし!じゃあ…【殺戮の天使作戦!(エンジェル・オブ・デス作戦)】始動!テレポート!!」

 

 

アヤカの号令と同時にテレポートを発動し…全軍と共に…リョウカの元に向かった…

 

 

 

 

リョウカ「……っ!うぅ…ここは…どこ?」

 

 

リョウカは、目を覚ましたようだ…

 

 

リョウカ「あ…れ…何でかな…力が全く出ない…!」

 

 

ドサ…

 

リョウカは、突然の弱体化に慣れず…その場に倒れてしまった…

 

 

リョウカ「うぅ……お姉ちゃん………それよりも…ここから…出ないと…!」

 

リョウカは、無理矢理…身体を起こして…

 

リョウカ「…ここは……窓には……あの月が見える……でも偽物……。」

 

 

リョウカは、ヨレヨレながら…その部屋から出てみた…

 

 

リョウカ「…やっぱり……ここは……まさか…!あのビルなの……!しかも……完全に復元されてる………っう…!」

 

 

リョウカは、ショックを受けて…発作が起きかけた…

 

 

リョウカ「はぁ…!はぁ…!……うっぷ…!お…おえぇぇ…!!」

 

 

ビチャァ…!

 

 

元々もの凄く弱体化している為か…とうとう…耐え切れなくなり…その場で吐いてしまった…しかも

 

 

リョウカ「うぅ…ごほ…!げほ…!うぅ…!ごはぁ…!」

 

 

おまけとばかりに…今度は血までも吐いてしまったようだ…更に…

 

 

リョウカ「(あ……れ……何で…何で…意識が……あ…あぁ…。)」

 

 

ドサ…

 

 

リョウカは、部屋から出て数歩歩いただけで…嘔吐及び吐血をして…気を失ってしまった…そして…トドメに…最悪の事態に…

 

 

?『グルルルル…!!』

 

 

そこには…何故か分からんが…トラップとして配置された…腹を空かせた…ドスジャギィが…リョウカに迫った…

 

 

?『グォォ…!』

 

 

ドスジャギィは…リョウカを食らおうとそのアギトがリョウカに迫った…だが…

 

 

?「おぉらぁぁ…!!!俺の妹に…!!手ェ出すんじゃねぇぇ…!!!」

 

?『グォォアァァァァァァ…!!!!』

 

 

突然!謎の声と咆哮を聞いたドスジャギィはその方を見てみると…

 

 

ドスジャギィ『……!!?』

 

 

そこには大量の人とモンスターや兵器等がそこにいた…そう…リュウカ達だ…

 

 

リュウカ「くたばりやがれぇぇぇぇ…!!」

 

 

シュ…!!バキィィ…!!キィィン…!!ズガァァァン…!!

 

 

リュウカの放った一発のパンチがドスジャギィの顔面に打ち当たり…そのまま通路の奥に吹き飛ばされて…即死した…しかも…とても見せる事が出来ないぐらい…悲惨な死体が出来上がった…

 

 

リュウカ「ふぅ…って!おい…リョウカ!しっかりしろ!」

 

リョウカ「あ……あ……が…うぅ…。」

 

 

リュウカは、リョウカの容体を確認する為に呼び掛けてみるも…あまりにも衰弱が酷かった為かまともに返事が出来ない状態だ…

 

リュウカ「待ってろリョウカ……これを飲め。」

 

 

リュウカは、自分の血が入った容器を出してリョウカに飲ませてみた…

 

 

リョウカ「…………ん…うぅ……あ…れ…?」

 

リュウカ「リョウカ…!大丈夫か…!?」

 

リョウカ「おね…えちゃんに…みなさん…来てくれたの…ね。」

 

リュウカ「ああ!お前を助けに来た!…動けそうか?」

 

リョウカ「……っ…う……はは…ごめんなさい……お姉ちゃん……どうやら…この建物に居る間…私はまともに行動は…出来なさそう…です…ごめんね…でも歩ける力だけは…あるから……だいじょう……っう…!」

 

リュウカ「………ほれ……。」

 

リョウカ「……へ?」

 

リュウカ「掴まれよ…リョウカ…お前は大人しく俺の背中で休んでいろ…。」

 

リョウカ「……ごめんね…お姉ちゃん…。」

 

 

リョウカは、リュウカの背に身体を預けると…

 

 

リョウカ「…………。」

 

リュウカ「よいしょって…寝ちまったのか?」

 

 

どうやら余程疲れているのか弱っているのか…その両方かは不明だが…即座に眠りについた…

 

 

エクレール「さてと…どうするの?」

 

リュウカ「決まってるだろ?ここから出るぞ…大体のここの構造は覚えているし…殺人鬼が誰なのか何人居るのかどうかは分かっているが…さっきのドスジャギィ…何故ここに居るのか不明だが…どうやらこの世界線に合わせている為か…安全地帯な所でも油断出来ねぇな…しかも構造も仕掛けも変わってる可能性も有るしな…。」

 

エイダ「リュウカ…さんは…こ…ここに…詳しいの?」

 

リュウカ「ん?ああ…実はな…昔は、別の世界線でここのビルの殺人鬼になっていたんだよ…んでここで初めてリョウカと出逢って…脱出したんだが…その後は…どうなったんだっけ?…まあ、取り敢えずは…大体のここの事は把握してはいると言う事だけは知っている。」

 

メリー「そうなんだ…じゃあ…脱出も…、」

 

リュウカ「いんや…そんなには簡単じゃない…さっきも言ったがここの建物の仕掛けを解きながら上へ…地上を目指すのが目的なんだが…それぞれのフロアには殺人鬼が待ち構えている…それにも掻い潜りながら脱出を目指す事が目的となる。」

 

レックス「おう、理解したぜ!」

 

リュウカ「…まあ、それが俺の知っている昔の話ならそうだが…今のこの建物は何かが違う…それだけは覚えていてくれ…。」

 

エクレール「分かったわ…。」

 

リュウカ「んじゃ、行くぞ。」

 

 

リュウカ達は、通路を進み…ある一室に到着したようだ…ここには…旧式のタイプライターがポツンと置かれていた…

 

 

リュウカ「やはり…置かれている物が変わっているな…タイプライターか?だが…やる事は変わらん筈だ…。」

 

エクレール「どうするの?」

 

リュウカ「ん?これが質問して来るからそれに答えるだけで良い。」

 

エクレール「え、これが?」

 

リュウカ「そうだ、どう言う原理か知らんが…勝手に動き出して…俺達に聞いて来る…まあ俺が答えるがよ。」

 

エクレール「分かった。」

 

 

そして…リュウカは予測通り…そのタイプライターが動き出して…質問してきたので…軽く返答し…

 

 

カチ…ギィィィ…ガシャン…!

 

 

リュウカ「どうやらあの通路の所の金網の扉が開いたようだな…。」

 

エクレール「それじゃあ、行こう!」

 

リュウカ「おう!」

 

 

リュウカ達は、先程の通路に戻り…開いた扉の先に向かった…

 

リュウカ「…有るな…エレベーターが…。」

 

エクレール「エレベーター?何それ?」

 

シンカ「簡単に言うと…移動が楽な装置です…原理的には…新大陸の拠点に有る…アステラやセリエナに有る物をボタン一つで自動でそこまで送れるように改造した物…っと捉えればいいです。」

 

レックス「成る程なぁ…確かに便利だな…。」

 

リュウカ「んでだ…脱出のキーなのは…こう言うタイプのエレベーターだ…各フロアには必ずこのエレベーターが有る…基本的にはエレベーターを目指す…まあ噛み砕いて言えば…スタートもゴールもエレベーターだ…んで…エレベーターがベースキャンプみたいな感じだ…基本的に各フロアの殺人鬼はエレベーターには入って来れない…。」

 

エクレール「分かった…大体のルールは理解したよ…つまり…【仕掛けを解きながら…尚且つ殺人鬼から逃れながら…エレベーターに入ればゴール】…そう言う事ね?」

 

リュウカ「そうだ…ただし…ただエレベーターに辿り着いても起動はしないぞ…起動させる為のスイッチを起動させないといけない…しかもそのスイッチの在り方やスイッチは…殺人鬼の手に握られている…。」

 

エイダ「じゃ…じゃあ…どうしたらいいの?」

 

リュウカ「簡単な事だ…無理矢理聞き出すか…倒せば良いだけの事だ。」

 

エクレール「えーっと…一応確認だけど…殺人鬼って…一応人間なの?」

 

リュウカ「ん?ああ、昔の頃は人間がやっていたが…今はどうだろうな?まあ、モンスターが殺人鬼やっていたら、それはそれで厄介だがな。」

 

エクレール「…つまり最悪の場合…戦闘はしても良いの?」

 

リュウカ「構わん…例え人であっても…やるしかない…基本的には…【この建物に居る奴らは全て敵だと思え。】」

 

レックス「ああ…分かった…だが…、」

 

リュウカ「ああ、ハンターは人間に対して武器による攻撃は禁止…だったな?」

 

レックス「そう言おうとしたんだが…」

 

リュウカ「……今回だけ特例的に…対人戦闘を許可しようか…相手は確実に俺達を殺しに掛かって来るぞ、油断すれば即座に死が待っているぞ…下手なモンスターよりタチが悪いからな……だがさっき言った…基本的にこの建物で出会った奴は敵だと思えって言ったが…各フロアには個性的な奴も居る…この建物から外に出たい奴も居るし…生贄を裁くサディストな奴も居る…んで、中立な関係の奴も居る…そんな奴らだ…そして…相手にするべき相手は…【6体】だ…。」

 

エクレール「成る程ね…6体か…。」

 

リュウカ「因みにだが…場合によっては…最後の1体は相手にはしなくてもいい…。」

 

エクレール「え?良いの?」

 

リュウカ「ああ、だがそれは…【出口を知っていればの話だがな…。】」

 

メリー「そうなんだ…。」

 

リュウカ「よし…話が長くなった…行くぞ…覚悟は良いな?」

 

エクレール「何度も言わせないでね…決まってるわよ!」

 

リュウカ「そうか…行くぞ!」

 

 

全員(リョウカ除く)『おおぉ…!!!』

 

 

そして…リュウカ達は、エレベーターに乗り込んだ…

 

 

因みにだが…何で普通にリョウカ達の軍も入れているのは…能力によって広くなっているからだ…だからどんな兵器(超兵器)もモンスターも入れる…だが流石にサイズは小さくしているが…

 

 

【floor:B6】

 

 

リュウカ達はエレベーターを降りて…周りを見てみれば…原作通り…どこかのゴーストタウンと化した所に出た…

 

 

リュウカ「止まったな…。」

 

エクレール「ここからが…。」

 

リュウカ「ああ…例の殺人鬼のゲームのスタートだ…さっきもアナウンスが流れた通りだ…。」

 

メリー「分かったわ。」

 

リュウカ「フロアB6か…。」

 

エクレール「このフロアってどんな奴なの?」

 

リュウカ「……このフロアの本来の殺人鬼は…【俺とザック】の二人だ…。」

 

エクレール「…え!?じゃあ……!」

 

リュウカ「安心しろ…敵じゃねぇし…裏切るつもりもさらさらない…裏切った所で何のメリットが有る?しかも…リョウカに死なれたら…俺はこの先、生きていけれねぇよ…。」

 

エクレール「……なんか…ごめんね。」

 

リュウカ「いや、気にする事はねぇ…だが…一つだけ言えるのは…【この建物の中で…最強の戦闘能力と戦闘力が持った奴が出てくる。】」

 

レックス「いきなり不味い奴が出て来たな…。」

 

リュウカ「だろうな…さてさて…何が出て来るやら…。」

 

 

そして、リュウカ達は先に進んで行き…

 

 

リュウカ「ん?何だ?このデカイ棘は?」

 

 

リュウカ達は、地面に深々と刺さった複数の棘を発見した…

 

 

エクレール「その棘って…、」

 

リュウカ「ああ…この形状の棘を操るのは…【ネルギガンテだな…。】」

 

全員(リョウカは除く)『………!?』

 

リュウカ「しかも…こいつは特殊な個体の奴だ…んで…周りには…あ?何で、【何かに斬られた巨大な斬撃後が有るんだ?】」

 

エクレール「ねぇ…!これって!」

 

リュウカ「……フロアには…各1体ずつ居る…ならこれをやったのは…同一犯だな…。」

 

エイダ「で…でも!ネルギガンテには…斬撃するような部位は無い筈じゃあ…!」

 

リュウカ「ああ、そうだ…だが…考えてみるに…【ネルギガンテの特殊個体に…ディノバルド系が混ざったな?しかも…この棘…下手に触ると破裂するようだな…セルレギオスも混ざってるしかも…イビルジョーや怒り喰らうイビルジョーやラージャンや激昂ラージャンやバセルギウスやバセルギウスの特殊個体の能力も混じりやがった…。】」

 

レックス「…??……えーっと何だ?ネルギガンテの特殊個体が…ディノバルド系の能力とセルレギオスとイビルジョー系の能力とラージャン系の能力とバセルギウス系の能力を持っていると言いたいのか?」

 

リュウカ「そうなるな、古龍だからな…とは言っても…突然変異しやがったな?面倒な奴だ…。」

 

エクレール「じゃあ、どうするの?」

 

リュウカ「……さあな…だが最初の敵は人間じゃないのは確かだ…行くぞ。」

 

 

リュウカ達は、更に先に進んで行くと…

 

 

リュウカ「…この建物は…。」

 

 

リュウカ達は、一つの建物を見つけた…

 

 

リュウカ「懐かしいな…ここは…。」

 

エクレール「ここって?」

 

リュウカ「ん?ああ、ここは…俺とザックが住んでいた所…て言うよりも待機してた所だな、そして…この建物の前で…初めてリョウカとレイチェルと会った所だ…。」

 

エイダ「そうなんだ…。」

 

リュウカ「…さて…どうやら…この中に凄まじい何かがいるな?」

 

メリー「まさか…あの痕跡の奴が居るの?」

 

リュウカ「ああ…間違いない…居るぞ…!」

 

 

リュウカ達は、ここの建物の中に例の痕跡の主が居る事に気付き…厳戒体制に移行した…

 

 

そして…

 

 

『グォォアァァァァァァ…!!!!!!』

 

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

全員『……!!!?』

 

リョウカ「……ふぇ…?な…何…?」

 

?『グォォォォォォォ…!!!』

 

 

凄まじい音量の咆哮と同時に…その建物のドアの所を豪快に破壊して…奴が出て来た…

 

 

その見た目は…【滅尽龍ネルギガンテの特殊個体…悉く殲すネルギガンテに…ディノバルド系の尻尾(亜種ベースの二つ名個体の能力と通常種の能力を持つ尻尾)が追加された物だ…その関係上…尻尾は物凄く長くなっている…更に…頭の角が増えて…一直線にセルレギオスの角を更に鋭利に…長く…太くした物が追加された…】

 

 

リュウカ「成る程な…こいつがこのフロアのボスって訳か…!!」

 

?『グルルルル…!!』

 

リョウカ「ね…ねぇ…お姉ちゃん…大丈夫なの?」

 

リュウカ「リョウカ…起きたのか?」

 

リョウカ「うん…それよりも…、」

 

リュウカ「ああ…分かっている…!さあ…どうした物か…。」

 

?『……………。』

 

リュウカ「あ?何だ?」

 

?『…………。』

 

 

何故か奴は…威嚇行動を辞めて…何故か…リュウカを…いや正確には…

 

 

リョウカ「……?私を…見ているの…?」

 

?『……グル…。』

 

リョウカ「へ?」

 

 

何故か不明だが…奴は…リョウカの方を見ていて…あの登場の仕方がまるで嘘のように…静まり帰っていた…それどころか…

 

?『グルルルル…♪』

 

リョウカ「…え…ちょ…待って下さい…よ!擽ったいです…!」

 

リュウカ「は?おいおい…マジか…懐いてやがる…。」

 

エクレール「ねぇ、大丈夫なの?」

 

リョウカ「大丈夫だよ…それどころか…この子…『一緒に連れて行ってくれ。』って言っているの。」

 

リュウカ「……えーっとつまりだ…こいつもペットになりたい訳か?」

 

?『グル。』

 

リョウカ「…『うん、そうだよ。』って言っているみたいだよ。」

 

リュウカ「そうか…じゃあ少し待っていろ…おい…リョウカの血を貰うぞ…。」

 

リョウカ「うん…はい。」

 

 

リュウカは奴に、リョウカの血を飲ませてみた…

 

 

?『グォォォォォォォ…!』

 

リョウカ「えーっと…『ありがとう!』って言っている。」

 

リュウカ「さてと…後は名前だな。」

 

リョウカ「うーん…ネルギガンテに…ディノバルドの尻尾に…セルレギオスの角が追加されたのですよね…だったら…【滅斬龍:ネル・マギア】そして…特殊個体だから…【滅斬龍:悉く斬り殲すネル・マギア】で…呼ぶとするなら…【ギネアさん】でどうでしょうか?」

 

リュウカ「成る程なぁ…新種のモンスターとして扱って…しかもその特殊個体か…それで名前がギネアか…いいなそれ!」

 

?『グォォ…!』

 

リョウカ「えーっと…『気に入りました!ありがとう!』って言っているみたい。」

 

リュウカ「よし!じゃあ、ギネア!行くぞ!」

 

ギネア『グォォォォォォォ…!!』

 

 

リョウカ達は、【滅斬龍:ネル・マギア(特殊個体)[ギネア]】を仲間にした!

 

 

 

リュウカ「そういや、リョウカ…お前、歩けそうか?」

 

リョウカ「…少し試してみるね…。」

 

リュウカ「分かった…。」

 

 

リュウカは、リョウカを下ろした…

 

 

リョウカ「……っ…う…。」

 

リュウカ「おっと……大丈夫か?」

 

リョウカ「…ははは……面目無いです……よいしょ……っと…っと…っと……っ…!?」

 

 

ドサ…!

 

リョウカは、起き上がろうとしたが…まだ足に力が入らず…派手に転んだ…そして気絶した…

 

 

リュウカ「おいおい…大丈夫か?」

 

リョウカ「むきゅ〜……。」

 

リュウカ「……駄目だこりゃ…。」

 

エクレール「…当分リョウカちゃんは…動けそうになさそうね。」

 

リュウカ「そうだな…よいしょっと…。」

 

エクレール「そう言えば前から思ってたのだけれど…重くはないの?」

 

リュウカ「ん?いや軽いぞ?…まあ…見た目通りだな…だがその代わり…両手が塞がるから、戦闘は無理だな……要約すれば…リョウカを担ぐ又はおんぶしている間は…戦闘には参加不可能で…二人分は抜ける事になってしまうだろう…。」

 

レックス「だろうな…。」

 

エクレール「もう一つ…今思ったのだけれど…その弱体化の現象はリョウカちゃんだけに起きてるのよね?」

 

リュウカ「そうだが?」

 

エクレール「何で?」

 

リュウカ「それが分かれば苦労は……いや…有るな…恐らくだが……首謀者の狙いは完全にリョウカだな…しかも巧妙な手口を使って…リョウカを弱体化させやがったな…。」

 

エクレール「一体…誰なの?」

 

リュウカ「…俺の知る限りでは…リョウカ…それとレイチェルを狙うのはただ一人だ…そいつは…このフロアの一つ上の…B5に居る人物…【ダニエル・ディケンス】と言うマッドサイエンスティストの男が居る。」

 

レックス「どんな奴だった?」

 

リュウカ「そいつは…とにかく目が大好きな奴でな…特に…【完全に孤独で…誰も愛さない瞳】が大好きでな…それを当てはめられるのが…【リョウカとレイチェル】だ…。」

 

エクレール「え!な…何でなの?」

 

リュウカ「…残念ながら…これだけは言えん…まあヒントだけは言おう…【リョウカとレイチェルは…この世界の比じゃない位の壮絶で残酷な生活で過ごした…】っとだけ言っておく…。」

 

エクレール「……分かったわ…何となくだけど理解したよ…ごめんね…変な事聞いて…。」

 

リュウカ「いや、良い…んでだが…奴は…とにかくリョウカとレイチェルを狙って来るだろう…例え…フロアを移動しても…外に脱出しようが…血の果てまで追い掛けて来るだろ…。」

 

エイダ「じゃ…じゃあ…エレベーターに逃げ込んでも!?」

 

リュウカ「追って来るな…しかも…奴はこのビルの構造を知り尽くしている…だから逃げ場はないと思え…そうだな…見付けたら即座に殺害しないとやばい奴だ…。」

 

エクレール「そ…そんなにやばいのか?」

 

リュウカ「ああ…しかも今…この状況を全て見られてる可能性だって有り得る…更には…昔に…この建物を脱出する寸前に自爆装置を作動させて息の根を止めに来たりもしたしな…。」

 

エイダ「じ…自爆装置…!?」

 

リュウカ「そうだ…この建物のどっかに…この建物を自爆させる装置が存在する…無論だが…これに巻き込まれたら…幾ら俺達でもただでは済まない…しかも…今のリョウカが喰らおう物なら…確実に死ぬ。」

 

メリー「うわ〜…。」

 

リュウカ「……まあ、とにかく…奴を見つけたら、問答無用で確実に息の根を止めないとヤバイってのは確かだ。」

 

レックス「分かったぜ。」

 

リュウカ「そんじゃあ行くか。」

 

 

 

そして、その後だが…無事にリュウカ達はエレベーターを見つけて…それに乗り込んだ…

 

 

 

【floor:B5】

 

 

リュウカ達は、エレベーターを降りて周りを見てみれば…薄暗く…どこかの病院みたいな所に出た…

 

 

リュウカ「さて…ここだな…。」

 

エクレール「この階が…」

 

リュウカ「ああ…奴のフロアだ…全員…警戒しろよ。」

 

 

リュウカは全員にそう言い…リュウカ達は警戒しながら先に進んだ…

 

そして…

 

 

リュウカ「………来るか…。」

 

 

リュウカは、何かの気配を感じたようだ…それで、全員の緊張が更に上がり…リュウカの見つめる方に…武器を構えた…

 

すると…

 

 

?『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!』

 

リュウカ「………!?」

 

全員『………!!』

 

 

この空間に…この世の者とは思えない咆哮が響き渡った…そして…

 

 

ドォォォォン…!!!

 

 

通路のドアからさっきも同様に豪快に打ち壊しながら…奴が出て来た…

 

 

リュウカ「こ…コイツは…!?」

 

エクレール「【オストガロア…!?】」

 

メリー「でも…見た目はかなり違うみたいだよ!」

 

リュウカ「…確かにな…!」

 

 

そう…こいつの見た目は…確かにオストガロアで間違いないのだが…覆っているのは…骨ではなく…白衣だ…しかも、眼は…片方だけ…【赤と緑の二つの瞳が入った物が有り…】もう片方は…【紅く…輝いて、この世の者ではない程の輝きを放っている…】

 

 

リュウカ「成る程な…ここでのダニー役は…お前だな?」

 

エクレール「…そうなりますね…。」

 

リュウカ「……っち!どうやらこいつの狙いは…リョウカか…!しかも…あの連れ攫った時の奴も…お前だな…?」

 

?『ギィオァァァァァァァ…!!!!』

 

リュウカ「…もう一つだけ確認だ……リョウカを弱らせたのは……お前か?」

 

?『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!』

 

リュウカ「……そうか……おい…レイチェル。」

 

レイチェル「何?」

 

リュウカ「……リョウカを持っていろ。」

 

レイチェル「え?あ…うん。」

 

 

リュウカは、リョウカをレイチェルに託して…

 

 

リュウカ「…俺はな…今…すっごくイラついてんだよ…テメェのせいでな…だからさぁ…【簡単に死ねると思うなよ…!?】」

 

?『…………!!?』

 

 

奴は感じた…恐怖を…死を感じた…今逃げなければ、確実に殺される…!!っと…感じた…奴は逃げようと試みるが…

 

 

リュウカ「逃がさねぇよ……?」

 

 

リュウカは、いつのまにか先回りをしていた…ならばと思い潜行しようとしてみるが…

 

 

ギネア『グォォアァァァァァァ…!!!』

 

今度はギネアが、奴の触腕を掴んで…その怪力で…

 

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

背負い投げをかまして引き摺り出した…

 

 

リュウカ「さぁ〜って…調理の時間だ…。」

 

ザック「ヒャハハハハハハハハハ…!!さぁ…!覚悟は出来てるな!?」

 

ガロア?『……!!』

 

 

ブシャァァァァ…!!

 

 

リュウカ「な…!?」

 

ザック「こ…こいつ…!!」

 

 

奴は絶対絶命のピンチを掻い潜るべく…一か八か…大量の墨を吐いて…

 

 

リュウカ「……し…しまった…!逃げやがった…!!」

 

ギネア『グォォアァァァァァァ…!!!』

 

 

…奴は、今度こそ逃げ仰せた…

 

 

エクレール「どうするの!?」

 

リュウカ「決まってるだろ?追うぞ!」

 

ギネア「グォォ…!」

 

リュウカ「え?『奴を追うなら任せろ!』だと?分かるのか?」

 

ギネア『グォォォォ…!』

 

リュウカ「え?『さっき投げ飛ばした時に、棘を付けたから…その棘の匂いを追うから付いて来て!』……そうか…ならお前を信じてみるぜ…!」

 

ギネア『グォォアァァァァァァ…!!!!』

 

 

 

リュウカ達は、ギネアを先頭に…奴を追った…

 

しばらく進むと…

 

 

リュウカ「何だここは?」

 

レックス「すげぇ広い所だな…。」

 

 

そう…リュウカ達が出た所は…円形状の物凄く広い部屋に出た…

 

 

リュウカ「あれは…エレベーターか!?」

 

 

そして…その1番奥に…エレベーターが鎮座している…

 

 

リュウカ「成る程なぁ…どうやらこのフロアは…何が何でも…、」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

ドォォォォン…!!

 

 

ガロア?『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

リュウカ「……奴の息の根を止めない限りはエレベーターは動かんだろうな…!来るぞ!!」

 

 

ガロア?『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

【floor:B5ボス】

 

 

VS【死眼龍:ダニエル=ガロア[Danny]】

 

 

【戦闘方式:古龍討伐戦】

 

 

【勝利条件:ダニエルの完全討伐・敗北条件:味方の内一体の撃破】

 

 

【地形:フロアB5:決戦場[大手術室(エレベーター前)]】

 

 

【推奨BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】曲名【怨嗟の慟哭】】

 

 

【狩猟開始!】

 

 

 

 

リュウカ「デカイ相手なら…来い!【超要塞装甲列車…真・超晴風大和武蔵武尊・改[神天覇極]!!】」

 

 

ボォォォォ…!!

 

 

リュウカの声に答えるように…この部屋に…その列車が現れた…

 

 

エクレール「そ…それは何だ!?」

 

リュウカ「説明は後でする!とにかく全員乗れ!これで奴を倒す!」

 

レックス「分かったぜ!」

 

 

リュウカに言われるままに、全軍が列車に乗り込み…

 

 

リュウカ「行くぞ!ヤマト!ムサシ!ハレカゼ!サポート頼む!」

 

超ヤマト&超ムサシ&ハレカゼ『了解!』

 

リュウカ「モード変更!戦闘モード起動!及びに…壊滅モードも起動!」

 

超ヤマト「了解!コマンド解除!壊滅モード!起動します!全火器システム起動完了!」

 

リュウカ「よし!全武装を、奴に向けろ!デカイのを喰らわせてやれ!!」

 

超ムサシ「了解!照準ターゲットをロック完了!及び…全火器の旋回完了!」

 

リュウカ「よし!良いぞ…攻撃始めぇぇ…!撃てぇぇ…!!!!」

 

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!ドドドドドドドドドドドド…!!!バシュバシュバシュバシュバシュ…!!!ドギャン…!ドギャン…!ドギャン…!カァオ…!カァオ…!カァオ…!

 

 

超要塞装甲列車による…全武装の一斉斉射の攻撃が…奴に迫り…

 

 

ガロア?『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!?!?』

 

 

ピキィィン…!!ズドォォォォォォン…!!!!!!

 

 

 

見事に全弾命中し…大爆発をが発生し…断末魔を上げて…この世から完全に抹殺された…

 

 

リュウカ「へ!俺達に敵うと思っているのかよ?馬鹿が…。」

 

エクレール「何て強さなの…この…えーっと…何だっけ?」

 

リュウカ「…普通に装甲列車で良いよ…。」

 

エクレール「あー…ごめん…それで…この装甲列車は何なの?私達が知らない間に…増えたの?」

 

リュウカ「ん?ああ、そうだ…だがな…正確に言えば…【送られて来たんだよ…セットでな。】」

 

レックス「送られて来た?どう言う事だ?」

 

リュウカ「はぁ…簡単に言えば…【俺達の本体からのプレゼントだ。】」

 

エクレール「え!?本体って…じゃあ今目の前に居るのは?」

 

リュウカ「ん?分身に決まってるだろ?て言うよりも…俺達は全員分身だ…でも本体でもある…てかそれって前に説明したと思うんだが?」

 

エクレール「え?そうだっけ……って!普通にしてたわ……ごめん…とんだ勘違いだ…。」

 

リュウカ「いや良い…にしても…さすがだな…この列車は…伊達に…総大将艦だけに有るな。」

 

メリー「総大将艦?貴方達の今の総大将艦って…超ヤマトじゃあなかったっけ?」

 

リュウカ「あ〜…それについてだが…さっきも言ったように…これらはセットで送られて来たんだよ…でだ…新しく護衛艦隊も設立したり…ようやくこの艦隊にも正式な名前も付いた感じのようだ…んでだ…それに関連して…新しく総大将艦が決定された…それが…【超装甲空母駆逐戦艦…真・超ハレカゼヤマモトムサシタケル・改[神天覇極]】が総大将艦として任命された…因みに…初代総大将艦の超ヤマトは…何年も使い続けた事と…荒々しく無理な使い方をしたお陰で…無茶が祟ったので…長期の修理に出した後…護衛艦隊の隊長として任命した。」

 

メリー「そうなの…。」

 

リュウカ「さてと…リョウカの様子はどうだ?」

 

レイチェル「うーん…分からない…だって目が覚めてないから、判断しようがないの。」

 

リュウカ「だろうな…だがある意味で、黒幕は始末したんだから…元に戻る筈なんだが…。」

 

リョウカ「……っ…うぅ……あれ…?」

 

リュウカ「お!目が覚めたか!…リョウカ、身体の調子はどうだ?」

 

リョウカ「え?うーん…少しマシになったぐらいかな…多分…走る程度には回復はしたと思うかな…。」

 

リュウカ「……そうか…やっぱり奴を倒した所で簡単には元には戻らんか…。」

 

リョウカ「……?何の話?」

 

エクレール「えーっとね、リョウカちゃん…さっきね…貴方を攫った事と貴方をここまで弱体化させた黒幕と戦って…勝利したんだけど…それでも元には戻らないんだな…って話してた所なの。」

 

リョウカ「そうなんだ…あれ?」

 

エクレール「どうしたの?」

 

リョウカ「相手は、先生がオストガロアになった個体だよね?」

 

リュウカ「おう、そうだが?」

 

リョウカ「…跡形も無く倒したんだよね?」

 

リュウカ「ああ、そうだ…この列車の一斉斉射の集中砲火でやった。」

 

リョウカ「…それでも何か変です。」

 

リュウカ「何が?」

 

リョウカ「相手は仮にも…オストガロアですよね?だったら…何で…【龍属性の跡が全く無いの?】」

 

全員『………!!?』

 

 

そう…確かにそうである…幾ら、跡形も消し飛んだとしても…何かしらの跡は残る筈である…しかも…相手は、オストガロア…体内に宿してある…膨大な龍属性を所有している古龍だ…なら消し飛んだ弾みで…龍属性の大爆発が有っても良い位だ…それが一切存在しないのは可笑しな話である…それに…もしリョウカの弱体化も能力によるものなら…死亡した時点で能力が解除されて…リョウカが元に戻る筈である…

 

 

リュウカ「……まさか…!おい!レーダーには奴の反応は有るか!?」

 

超ヤマト「少しお待ち下さい……これは…!目標は…【別のフロアに逃げられました…!!】」

 

リュウカ「クソ…!奴め…!着弾の瞬間に…潜行して…更には気配を消して…逃げやがった…!」

 

エイダ「そ…そんな!」

 

リュウカ「…っち!まあ良い…とにかくこのフロアはクリアだ…お疲れさん…ヤマト…ムサシ…ハレカゼ。」

 

超ヤマト「はい、お疲れ様です…またお呼び下さいね。」

 

 

とりあえずは、戦闘は終わった為…総大将艦…ならぬ、総大将列車からリョウカ達は降りた…

 

 

そして…リョウカ達一行は、エレベーターに乗り込んで…上に登った…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達のモンスター紹介コーナー 第3話


リョウカ「どうもです!リョウカです!」

リュウカ「よう!お馴染みの、リュウカだ!」

メリー「初めまして、メリーよ!」

レックス「はっはっは!同じく初めまして!レックスだぜ!」

リョウカ「では、今回紹介するのは…【雌火竜:リオレイア】です。」

リュウカ「それって、前に簡単に紹介した奴か?」

リョウカ「ええ、そうですよ…流石にあれだけじゃあ、少し寂しいので…補足と追記みたいな感じだけど…紹介して行きます。」

リュウカ「分かった。」

リョウカ「まず、レイアさんは…別名通り…レウスさんの…雌に当たる個体です…そして…レウスさんとレイアさんの関係は…前に多分説明したと思いますが…もう一度だけ説明しますけど…番です…番と言う関係上…片方が窮地に陥ると、助けに向かうと言う特性が有ります。」

レックス「おう、そうだな。」

メリー「あれって、中々厄介なんだよね…こやし玉が幾ら有っても足りない位にはね。」

リョウカ「そうですね、しかも…番で一緒に居る状態で戦闘を仕掛けよう等と…普通のハンターでさえも…中々やりたくないらしいです…そしてその対処方法は…先程メリーさんの言ってたのように…こやし玉を使いますが…それでも一時的にしか効果はないです…。」

リュウカ「だろうな、しかもだ…最近じゃあ…何と…新大陸の個体の希少種の場合に限り…こやし玉を無効化されるんだよなぁ…。」

レックス「は!?マジか!?」

リョウカ「ええ、私達のペットから聞きました…まあ…私達のペットは全てこやし玉や閃光玉等の罠系は全て無効化を付けてますけどね…。」

メリー「……すごいね貴方達は。」

リョウカ「…さてと話が少し逸れましたが…レイアさんは、どうやら通り名で…【陸の女王】って呼ばれているんだって…あ、そう言えば…レウスさんが、空の王者で…レイアさんが、陸の女王…じゃあ…番で現れた時の通り名って有るのかな?」

リュウカ「そういやそうだな…単体でも脅威だが…番が一緒に居る時が一番やばいのに…その番一緒の時の通り名は存在しないのか?」

レックス「残念ながら…存在しないぞ?まあ…いつもどおりリオ夫婦で呼べばいいだろ?」

リュウカ「確かにそうだが…もっと…何と言うか…空と陸を支配するようなカッコいい名前って有るのか?」

メリー「さあ…そればかりは…ねぇ…。」

リョウカ「まあまあ…とりあえずはこの件は保留です…さて…レイアさんの得意技は…サマーソルトです。」

リュウカ「おう、レイアの尻尾には…棘が付いているんだ…その棘には毒が仕込まれている…因みに…背中にも一応棘は有るんだが…それを攻撃に転用して来る事は無い…何故だ?」

レックス「さあな、単に忘れ去られているんじゃねーか?」

リョウカ「うーん…幾らレイアさんでも…背中の棘の事を忘れるような馬鹿じゃない筈なんだけど…。」

リュウカ「だろうな…陸の女王なら…ジンオウガみたく…背面プレスと言う技を覚えていたら…背中の棘も充分に役に立つだろうな。」

リョウカ「そうですね…そう言えば…さっきから話が逸れてばっかりの様な気が…。」

リュウカ「そうか?気のせいじゃねぇか?」

リョウカ「……?そうかな…、えーっと…じゃあ…最後になりますけど…一応レイアさんも、色々な個体は居ます…では紹介しますね。レイアさんには…【原種:雌火竜・亜種:桜火竜・希少種:金火竜・特殊種:灼熱種(赫火竜)・二つ名個体:紫毒姫】…の以上がそうです…レウスさんに比べると…少ないのは仕方ないです…しかも…レウスさんは…辿異種が存在するのに…何故かレイアさんだけは…仲間外れにされました…。」

メリー「うん…これは流石に可哀想だね…。」

リュウカ「ああ…だがよ、俺達の所のレイアは…普通に辿異種になってるよな?」

リョウカ「そうですよ?だって…まあ…あえてもうメタい事を言うと…私達のペットは異常に強化又は超強化されたので…必然的に特殊な個体が出たり…異常な個体だって出て来ますし…それにです…レイアさんもレウスさんも…メインモンスターな訳ですから…おあいこにしなければ…付いて行けれないし…最悪…死んじゃったりもします…それにです…このシリーズでは…怪我や重傷や瀕死の重傷等を負ったり…最悪…死んだりもするけど…【負けは絶対に存在しないです。】

リュウカ「確かにそうだな…。」

リョウカ「更にあえて言うなら…私達が負けて死ぬ…イコールは…この作品は即座に完結を意味しますし…他の作品にまで大影響を与えかねないのですよ?だから絶対に負けたらいけないのです…あ…勝ってから死ぬのは有りらしいです。」

リュウカ「おぃぃぃ…!!!滅茶苦茶メタいわ!!しかも最後の最後で…!どっちにしろ死ぬのは有りだと…!?ふざけるのも大概にしろよ!!」

リョウカ「……ごめんなさい…でも…事実を言っただけで…死ぬ訳じゃないから安心して…。」

リュウカ「はぁ…たく…まあ良い…とりあえずは盛大にネタバレされたが…いやネタバレか?まあどっちでも良いが…負ける事はないのならそれで構わん…。」

リョウカ「えーっと…一応追記で言いますけど…幾ら負けないからっと言って…あまりにも手を抜こう物なら…完全敗北の上に…私達が死なせる…ってリアル作者が言ってました。」

メリー「作者?誰それ?」

レックス「ああ、誰だそいつ?」

リョウカ「簡単に言えば…絶対に逆らえない何かですよ、まあ…絶対の神みたいな物です…まあ、私達が本気を出せばその作者をどうにかするなんて…造作も無い事です。」

リュウカ「おいおい…まさかだと思うが…サクカをやるんじゃないだろうな?」

リョウカ「いいえ?やりませんよ?流石に家族や仲間に手を出すなんて事は絶対にしたくはないです…それに…やるのは…本物の作者であって…サクカじゃあありません。」

リュウカ「そうか…なら良い…。」

リョウカ「さてと…結局は最後まで話が逸れてしまいましたけど…そろそろ締めましょうか。」

リュウカ「そうだな。」

リョウカ&メリー『それじゃあ…』

リュウカ&レックス『次回も…』

全員『見てください!(見てくれよな!)』





【続く】


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第5話 最高神達と殺戮の天使…エンジェル・オブ・デス【前章・後編】

やっほー!シオリだよ!前回のあらすじを言うね、前回…私達は…ある日、リョウカちゃん達はいつもどおりにクエストを終えて帰って来る時に…リョウカちゃんが何かの手によって攫われたの…そこで私達は、リョウカちゃんを救出作戦を実行する事になり…リョウカちゃんの所に直接テレポートで向かったのだけれど…その直後に…リョウカちゃんが倒れていて…そこに何故かそこにドスジャギィがいて、リョウカちゃんを食べようとしたので…リュウカちゃんが怒って、思いっきりドスジャギィを殴り飛ばして倒したの…その後、リョウカちゃんの様子を見てみると…かなり弱っていて、殆ど戦えない状態だったので…予定通り護衛しながら脱出する事になったの…そして…地下6階で、新しく…ネル・マギア…ううん…ギネアを仲間にして…地下5階では、リョウカちゃんを攫った黒幕と対峙して撃退に成功したよ!でも結局は、逃げられたけどね…それじゃあ今回も見てね!


リョウカ達は、エレベーターに乗り込んで…上を目指していた…そのエレベーターの中…

 

 

リュウカ「リョウカ、もう一度確認だが…身体は大丈夫なのか?」

 

リョウカ「…………。」

 

リュウカ「……?おーい…リョウカ?」

 

リョウカ「…………。」

 

リュウカ「……まさか…!?」

 

 

リュウカは、そこで座って休んでいるリョウカの様子を確認する為に呼び掛けてみるが…反応がない…まさかだと思い…リュウカは、一旦リョウカを寝かしてみて…

 

 

リュウカ「………心拍は…有る…だが…さっきよりも弱っている…だと!?」

 

エクレール「それって…まさか…!?」

 

リュウカ「不味いな…やはりあの時点で奴の息の根を止めるべきだった…奴め…更に能力を強めやがった…!」

 

エイダ「じゃあ…リョウカちゃん…死んじゃうの?」

 

リュウカ「死なせてたまるか…!…そうだ!奴はリョウカだけを弱らせる事しか出来ないなら…なら俺達は…逆にリョウカを元の数値に戻すようにすれば…!」

 

エクレール「えーっとそれってどう言う意味?」

 

リュウカ「簡単な事だ…俺達の能力で…リョウカの弱体化を無くせるかどうかやってみる…!」

 

 

そして、リュウカは…リョウカに能力を発動してみた…

 

 

リョウカ「……っう…うぅ…。」

 

リュウカ「…もうちょっとか…なら!」

 

 

リュウカも更に効果を強めてみた…

 

 

リョウカ「……!?ごほ…!うぐ…うぅ…うおぇぇぇ…!!」

 

ビチャァ…

 

全員『…………!!?』

 

 

 

リョウカは…奴の効果とリュウカの効果による物によって…とうとう身体が持たず…拒絶反応を引き起こしてしまった…

 

 

リョウカ「ごほ…ごほ…!っ…!げほ!がは…!おぇぇ…!!」

 

 

そして…更には、大量の血を吐く程にまで悪化してしまった…

 

 

エクレール「リュウカ…!返って逆効果じゃないの…!!」

 

リュウカ「し…しまった…!やり過ぎた…!おい!リョウカ…!しっかりしろ!」

 

 

リュウカは、急いで自分の血を飲ませてみるが…

 

 

リョウカ「…っ…!?うぅ…!うっぷ……!?」

 

 

リョウカも必死で吐くのを堪え…飲み込もうとする…

 

 

リョウカ「はぁ…はぁ…はぁ…っ…あ…ぁぁ……。」

 

 

リョウカは何とか堪えて飲み込む事は出来たが…身体が限界に来た為…気を失ってしまったようだ…しかも血の効果は全く見受けられない…

 

 

リュウカ「……そんな…馬鹿な…血の効果でさえも受け付けないだと…!?」

 

エクレール「そんな…。」

 

 

そう…リョウカに対して…血の効果が全く効かなくなっていた…幾らなんでもこれは異常事態だった…何せ…緊急時の最終手段としての血を封じられたのも当然だ…

 

 

そして…

 

 

ガシャン…!

 

 

リュウカ「っち!…時間切れか……リョウカ…頑張って耐えてくれよ…俺達が絶対にお前を外に出してやるからな…。」

 

 

リュウカは、リョウカを再び背負って…全員と共に…エレベーターを降りた…

 

 

【floor:B4】

 

リュウカ達が出た所は、土臭く…肌寒い感じで…何処か寂しい雰囲気の感じの所に出た…

 

 

リュウカ「フロアB4か…。」

 

エクレール「ここって…一体どんな相手なの?」

 

リュウカ「そうだな、このフロアは…墓と死体専門の相手だ…まあ、モンスターに例えるなら…【スカベンジャーに近い奴だな。】」

 

エクレール「じゃあ、結構対処は…」

 

リュウカ「いいや…楽じゃない…相手は暗闇が得意な相手だ…幾ら墓や死体専門でも…普通に殺しに掛かって来るぜ?まあ、強いて言えば…戦闘力は低い部類には入る方だ…だがそれでも…昔はレイチェルよりは強く…ダニーの野郎よりは弱い奴だな…あの墓掘り野郎はな。」

 

レックス「そうか…それで墓掘り野郎って?」

 

リュウカ「ああ…このフロアの相手だ…奴の名前は…【エドワード・メイソン…通称エディ】って呼ばれる…ある意味でクソガキが相手だ。」

 

メリー「クソガキって…まさか相手は子供なの?」

 

リュウカ「そうだ…だが子供だからって舐めて掛かろう物なら…一瞬で…ほらあそこに墓が見えるだろ?」

 

エイダ「うん…見えるね。」

 

リュウカ「…あそこの中に入る羽目になるぞ…まあ、俺達も子供みたいな見た目だが…分かるよな?」

 

エクレール「ええ…充分に理解してるわ…。」

 

リュウカ「さてと…探索してみるか…。」

 

 

リュウカ達は、探索を始めてみた…

 

5分後…

 

 

リュウカ「さて…残るはここだけだな…。」

 

レックス「なんなんだ?何処を見ても墓だらけじゃねーかよ?まあ、このフロアの奴の事か…。」

 

リュウカ「因みにだが…この建物で死んだ奴らは、最終的に…このフロアにやって来るらしいから…こんなにも墓が有るんだよ…しかも中には自分で仕留めたのも有るがな…。」

 

レックス「そうか…。」

 

レイチェル「ねえ、あそこの墓見て…。」

 

リュウカ「ん?ああ、分かった。」

 

 

リュウカ達は、レイチェルに言われてその墓を見てみると…

 

 

リュウカ「……っち!ふざけやがって…!」

 

エクレール「……ちょっとこれ…どう言う事なの…!?」

 

レックス「まだ生きてるのに名前が載るって…どう言う思考なんだよ!?」

 

 

そう…そこに堂々と鎮座していたその墓に書かれていたのは…

 

 

 

【リョウカ・ガードナー】

 

 

そう書かれていた…

 

 

リュウカ「……良し…見つけたら即座に殺してやるよ…俺の妹に殺害宣告とは…良い度胸だ…。」

 

メリー「うん…流石にこれは酷いと思うわ…こんなにも弱々しくなっていて…それにトドメを刺すなんて…酷いよ。」

 

リュウカ「…んで…側にある…作り掛けの奴は……俺か?」

 

エクレール「…一体全体…どう言うつもりなの?」

 

リュウカ「……クックック…ヒャハハハハハハハハハ…!!!……上等だぁ…!!出て来やがれぇ…!!野郎ぶっ殺してやるぅぅぅぅぅ…!!!!」

 

レイチェル「うるさい、それに…何処のネタか知らないけど…それはある意味で…返り討ちに合いそうな台詞だよ。」

 

リュウカ「…っち!まあ、どっちにしろ…ぶっ殺さないと、先に進めないだろうが?」

 

レイチェル「確かにそうだけど…今リュウカちゃんは…リョウカちゃんを背負っているから駄目。」

 

リュウカ「……分かったよ…だが…誰があのクソガキをやるんだ?」

 

エクレール「ねえ、そのエディって人は…どんな攻撃をして来るの?」

 

リュウカ「あ?スコップを使って攻撃して来る。」

 

レックス「スコップか…なら大丈夫だろ?」

 

リュウカ「確かにそうだ…だがな…幾らスコップと言えど…対人戦闘でも充分に殺傷能力は有る…無論、急所に重い一撃を貰おう物なら…ただでは済まないだろう…そしてだ…確かに俺達ならスコップ程度では絶対に死なないが…問題なのはリョウカだ…今のこの状態で一発でもまともに攻撃を貰おう物なら…ひとたまりもないぞ!」

 

エクレール「そうだね、気を付けるに越した事は無いね。」

 

リュウカ「そう言う事だ…で、どうする?どっちにしろあの墓掘り野郎みたいな奴が出て来るのは確かだ…戦闘は避けられない…しかも…今までのこの建物の奴らの行動を見る限りじゃあ…俺達を放ったらかして…完全にリョウカだけ狙って来ている…幾ら奴が戦闘力は低い部類でも…俊敏性や回避能力等の移動能力は、1位にはなれなかったとは言え…2位だ…しかも暗闇を得意とする…更にトドメに…リョウカに一発の攻撃の被弾は許さない状態だ…。」

 

エイダ「ど…どうしよう…!」

 

リュウカ「焦るな、だが…相手がスピードで勝るなら…その戦闘力の低さを利用するだけだ…スピードの命は足だ…足になんらかの異常が起きれば…その自慢のスピードを殺す事が出来る。」

 

エクレール「成る程ね…。」

 

リュウカ「……さてと、まあ…とりあえずは今は出て来てない事だし…探索を続けるぞ。」

 

エイダ「うん…。」

 

エクレール「そうだね…ん?」

 

リュウカ「どうした?」

 

エクレール「あそこの墓の後ろに…大きな亀裂が有るよ、サイズ的には…レイチェル位のサイズなら通れる位かな?」

 

リュウカ「分かった、そんじゃあ…チームを分けよう…少なくとも…レイチェルより身長が高い奴はここに残って探索を続けて…レイチェルと同じ…又はそれ以下の身長の奴は、俺に付いて来い。」

 

エクレール「分かったわ…あ…それだったら…エイダ…行ってあげて。」

 

エイダ「え?あ…うん…分かった。」

 

 

更に…5分後…

 

 

サイド:リュウカチーム

 

 

リュウカチーム一行は、少し暗い通路を進んでいた…先に進んでみると…

 

 

リュウカ「一室だな…レイチェル、何か知っているか?」

 

レイチェル「うん、此処は…多分物置きだと思う…後、そこの机の上に…あそこの扉を開くヒントが載っていたと思う…。」

 

リュウカ「成る程な…調べるか…おーい、ゴットピット。」

 

ピット(AI)「どうされましたか?」

 

リュウカ「この部屋の中を調べる…手伝ってくれ。何か見つけたら報告をしてくれ。」

 

ピット(AI)「了解。」

 

 

リュウカチームは、先に進む為のヒントを掴むべく…捜索を開始した…

 

 

サイドチェンジ:シオリチーム

 

 

同時刻…シオリチームもこのエリアの探索をしていた…

 

エクレール「そっちはどう?」

 

メリー「駄目ね…何処を見ても…墓…墓…墓!墓しかないじゃないか!」

 

レックス「まあまあ、落ち着けって…。」

 

シオリ「……ん?これって…、」

 

エクレール「どうしたの?」

 

シオリ「この墓の所をよく見てみて。」

 

 

シオリに言われて全員が見てみると…

 

 

ザック「あ?何だ?このボタン?」

 

エクレール「…他の墓にはこのボタンは無かったの?」

 

レックス「いや、無かった。」

 

メリー「同様よ…無かったわ。」

 

シオリ「…じゃあ、押してみようかな。」

 

エクレール「大丈夫なの?」

 

シオリ「もう、他には何も無いなら…これを押すしかないでしょ?だから押すの。」

 

エクレール「分かった…。」

 

シオリ「じゃあ、押すね。」

 

 

 

カチ…ガチャ…!

 

 

スイッチを押したら…何処かで鍵が開く音が聞こえてた…

 

 

サイドチェンジ:リュウカ

 

 

ガチャ…!

 

同じく同時刻…シオリチームの活躍により…リュウカチームの所の鍵が開いたようだ…

 

リュウカ「ん?開いたのか?」

 

レイチェル「うん、あっちの人達が解いてくれたと思う。」

 

リュウカ「そうか…なら後で礼を言わんとな…行くぞ!」

 

 

リュウカ達は、扉の先に進んで行った…

 

 

サイドチェンジ:シオリチーム

 

 

兵士隊長1「お嬢様!リュウカお嬢様達のチームが先に進んだ模様であります!」

 

シオリ「そうなのか…と言う事はさっきのスイッチは、この先にある…何かの扉が有ったのかな?それを開けるスイッチなのか…。」

 

エクレール「お手柄じゃない!」

 

シオリ「あはは…みんなのお陰だよ!」

 

 

 

サイドチェンジ:リュウカチーム

 

 

リュウカチーム一行は、暗い通路をゴットピットで照らしながら進んで行き…最終的に、資料室みたいな所に出た…

 

 

リュウカ「何だここ?」

 

レイチェル「資料室だと思う。」

 

リュウカ「…とりあえずなんか有るか…探すぞ。」

 

エイダ「うん…。」

 

 

数分後…

 

 

リュウカ「ふーん…色々な奴の事が書いてあるな…で、これは…お!俺の昔のが書いてあるな…んで…これは…リョウカの昔の事が書いてあるな…んで後は…レイチェルに…ザックの事……待てよ…ならばここに…他のフロアの奴が載っているのか?」

 

レイチェル「多分…載っていないと思うけど…探してみるね。」

 

リュウカ「分かった。」

 

 

更に数分後…

 

 

リュウカ「…有ったぜ…!おーい!これを見てくれ!」

 

レイチェル「有ったの?」

 

リュウカ「ああ…!手間取ったが…これに載っているぞ…。」

 

エイダ「よ…良かった!これで…対処の仕方が分かるね!」

 

リュウカ「ああ!さてと…ついでだ…この先の通路を調べてみるか…。」

 

 

リュウカチーム一行は、この建物の各フロアの殺人鬼について載っている資料を見つけて…一応念の為に…奥の通路を見てみたが…

 

 

カチ…

 

リュウカ「……やっぱり反応がないか…。」

 

 

リュウカは、地面のスイッチに乗ってドアを開けようとしたが何も起きなかったし…開かなかった…

 

 

リュウカ「よし!戻るぞ!」

 

エイダ「うん!」

 

レイチェル「分かった。」

 

 

 

そしてリュウカチーム一行は…無事にシオリチームと合流した…

 

 

シオリ「どうだった?」

 

リュウカ「ああ、どうやらあの亀裂の先には…3の部屋が有った…一つは物置き部屋…もう一つは資料室…そして最後の部屋だが…扉に鍵が掛かっていて開かなかった…だからこっちでも探すぞ…後、さっきの資料室で…この建物の殺人鬼の事が書いてある資料を手に入れた。」

 

エクレール「そっちも大手柄じゃない!」

 

リュウカ「まあな…さてと早速だが見るぞ…。」

 

 

そしてリュウカは、その資料に載って有る事を全て語った…そこで判明したのは…

 

 

【フロアB6殺人鬼:無限ノ滅尽ノ破壊ト殺戮ト終焉ヲ司ル終焉神[リュウカ・フォスター(Ryuka)]&[アイザック・フォスター(Zack)]&[ギネア・フォスター(GINEA)]】

 

 

【フロアB5殺人鬼:死眼を求めし黒医神[ダニエル・ガロア(Danny)]】

 

 

【フロアB4殺人鬼:永遠の美しき墓を護りし守護神[エドワード・メイソン(Eddie)]&[バトラス・メイソン(BATORASU)]】

 

 

【フロアB3殺人鬼:地獄の沙汰も金次第の断罪神[キャサリン・ワード(Cathy)]&[ハルド・ワード(HARUDO)]】

 

 

【フロアB2:永遠なる神の審判の眼を持つ絶対神[エイブラハム・グレイ(Gray)]&[エイブラハム・ルーツ(routes)]】

 

 

【フロアB1(ファイナルフロア)殺人鬼:終焉ト破壊ト零ヲ司ル絶対ノ始焉人形師神[レイチェル・ガードナー(Ray)]&[リョウカ・ガードナー(Ryoka)]&[ゼノ・ガードナー(Xno)]】

 

 

の以上だ…

 

 

エクレール「……そんな…じゃあ…。」

 

リュウカ「ああ…確かに俺達は抜けたが…まだリョウカとレイチェルの所は…どうなんだろうな。」

 

レイチェル「私は裏切らない…ザックと…リョウカちゃんとリュウカちゃんの誓いだから。」

 

レックス「それで思ったんだが…一番上に居るって事はだ…全てにおいて最強なんか?」

 

リュウカ「ん?そりゃあ、まあ…普通ならそう思うだろうが…残念ながら…この建物の場合は…それぞれの得意分野に合わせて配置されているんだよ…ただ…例外って言ったら…俺とリョウカだな…分かっていると思うが…俺達の能力は明らかに異常過ぎる…普通なら…出口である…B2に配置すると思うが…まあ、姉妹や兄妹って関係なのか不明だが…最上階とある意味で最下層に配置された…そう言う訳だ。」

 

レックス「成る程なぁ…理解したぞ。」

 

エクレール「でも…貴方とリョウカちゃんが…例え最高神とは言え…まだこんなにも幼い子供なのに…どうしてなの?」

 

リュウカ「はぁ…俺でもさっぱり分からん…まあ俺に関しては、そのままの意味でザックと同様に殺し回ったり…他の惑星を制圧したり…破壊等を楽しんでいたからな…だが…リョウカと出逢ったお陰で、あの忌々しい黒歴史からおさらば出来た訳だ…もう、ごめんなんだよ…破壊や殺戮等を楽しむ事はな…。」

 

エクレール「……そうなんだ…。」

 

リュウカ「…そして、俺にとっては命の恩人で…本当の意味で…血の繋がった家族だって事も分かった…だがそれが分かったのは…リョウカが…【死んだ後だった…。】それが分かって…俺は悔しくて…悲しくて…仕方なかった…今までずっと行動して来て…外に出て…逃げながらの生活をして来たんだが…最後の最後で…人間共に…リョウカが殺されたんだよ…!その後…どうなったかは知らんが…気が付いたら…地球は消滅していた…そこで俺はリョクヨウとアヤカに出逢い…保護してもらって…経緯を説明して…消滅した地球を蘇らせた…そして…俺はリョウカを見つけたが…やはり死んだままだった…更にそこでリョクヨウとアヤカに全てを聞かされて…絶望した…だが…リョクヨウとアヤカの手によって…蘇生に成功はしてんだが…かなり退化していた…しかも記憶は全く無し…だが、俺は有る意味でこれで良かったと思っていた…リョウカが生きてるだけでそれでいいって思っていた…んで、俺は旅に出た…色々な所を回ってみて…修行等したりもした…そして…何年か経過した時に…俺は何故か邪神の方の最高神になっていた…だが何故かあんまり嬉しくはなかった…その時の俺は…とにかくリョウカの事で頭がいっぱいだった…別れた時は少し寂しい程度しかならなかったが…時が経つにつれて…だんだんとリョウカに会いたくて会いたくて堪らなかった…そして…更に数百年か数千年か数万年かどうか知らないが…凶報が届いた…それが…【最高神の所に襲撃が来た…】と言う事が届き…俺は即座に行動し…全軍引き連れて…その襲撃犯を殺しに向かったが…もう遅く…完全に壊滅していた後だった…俺はその時…唯一の生き甲斐である…リョウカが居ない事に不安が膨れ上がった…必死の捜索をしてみたが…何処にも居なく…有るのは瓦礫の山に…大量の兵器の残骸や兵士の死体…等が散乱した…悲惨な状態だった…俺達は…せめての償いで…その悲惨な状態を片ずけて…墓を作って…撤退した…そしてだが…リョウカとの…家族との再び出会ったのは…更に数千年位経過した時だった…リョウカと再会したのは…昔の思入れなのか忘れたが…忌々しい…この建物で再び出会った…だが今回は始めから味方として行動した為か…あっさりと脱出に成功した…更には追っても無し…最高の気分だった…因みに、再開した時はリョウカは俺の事は知らなかったので…ちゃんと自己紹介をして…分かってもらえた訳だ…あ〜因みに…外に出た時に分かったんだが…リョウカはこの時に…あの超戦艦を仲間にしていたらしい…だから追ってが来れなかった……んでその後、俺達は旅を続けて…仲間や家族を増やして行って…今に至る訳だ。」

 

 

エイダ「ひぐ…!ぐす…!なんて良い話なの…!」

 

エクレール「ええ…まさか、初めて会ったのも…最終的に再開出来たのもこの建物だった訳ね…始まりと終わりは…ここって言う訳にもなる訳ね…。」

 

リュウカ「そうだ…だが…今回ばかりは事情が異なる…何の目的でリョウカを攫った事と、どうしてそこまでしてリョウカを弱らせる必要が有るかどうかも知りたいし…その資料に載って有るダニーの野郎をブチ殺さないと…俺の気が収まらん。」

 

エクレール「そうだね。」

 

リュウカ「んじゃまあ、行くか…。」

 

エイダ「えーっと…何処に?」

 

リュウカ「ん?もう一つのスイッチの場所にだよ。」

 

レックス「どう言う事だ?」

 

リュウカ「来たら分かる。」

 

 

リュウカ達一行は、リュウカに付いて行き…着いた先は、何と先程登って来たばかりのエレベーターの所だ…

 

 

リュウカ「えーっと…確か…お!有った…!おい、あそこ見てみろよ。」

 

エクレール「ん?何あれ?」

 

リュウカ「あれは、あそこに立って起動するタイプのスイッチだ…。」

 

レックス「成る程な、じゃあ…俺が行こう。」

 

リュウカ「分かった、じゃあ俺達は、さっきの開かなかった扉の方に向かう…恐らく、二つ同時に踏まないと鍵は開かないタイプだ…。」

 

エクレール「分かったわ、行ってらっしゃい。」

 

リュウカ「おう、あ…さっきと同様のチームで行くぞ。」

 

エイダ「は…はい…!」

 

リュウカ「よし、いいな?………テレポート!!」

 

 

ピシュン…!

 

 

リュウカは、テレポートを発動し…先程の所に戻って行った…

 

 

エクレール「…便利な技だね。」

 

レックス「ああ、そうだな…そんじゃあまあ…乗っ取かないとな…。」

 

 

 

カチ…

 

 

レックスは、水の中に入り…底に沈んである、スイッチの上に乗っかった…

 

 

 

サイドチェンジ:リュウカチーム

 

 

リュウカ「よし…これに乗っかれば…。」

 

 

カチ…ガシャン…!

 

 

リュウカ「開いたな…行くぞ!」

 

レイチェル「うん。」

 

エイダ「はい…!」

 

 

 

リュウカチーム一行は、更に奥に進んで行った…

 

 

サイドチェンジ:シオリチーム

 

 

レックス「ん?あっちは進んだか…ならもういいだろう。」

 

エクレール「お疲れ様。」

 

レックス「ああ、さてと…どうやら…リュウカ達が進んだ事によって…奴が動き始めたか?」

 

メリー「…うん…そうだわ…気配は…さっきの墓の所に居るわ。」

 

シオリ「それじゃあ行こう…!」

 

エクレール「ええ!って、貴方…どうやって戦うの!?」

 

シオリ「え?それは勿論…体でだよ?」

 

エクレール「……一応聞くけど…どれぐらい強いの?」

 

ザック「……安心しろ…こいつは俺に勝ちやがった…素手でな…後、ジョイって奴も倒しやがった。」

 

エクレール「え!?……ああ…そう言う事ね…分かったわ…行こう。」

 

 

そして、シオリチーム一行も…気配の有った所に急行して行った…

 

 

シオリ「……ここに居るのね…。」

 

メリー「……!来るよ!」

 

 

メリーの声と同時に周囲の電気が消えて…

 

 

?『やあ…聞こえるかな?侵入者共…。』

 

ザック「ふん!相変わらずの減らず口だな!墓掘り野郎!さっさと出て来いよ!」

 

?『言われなくとも出て来てあげるよ…この墓荒らし…。』

 

 

謎の声が途切れると同時に…電気が付き…

 

 

エクレール「……貴方が…このフロアの殺人鬼の…エドワード・メイソンね?」

 

?「よく分かったね…そうだよ!僕がこのフロア担当の…エディだよ!」

 

レックス「そうか…で…お前のお供はどうした?」

 

エディ「ああ…あの子ね…安心しなよ、君達が望む者は更に奥で待っているからね…。」

 

ザック「そうかい…ならお前と一緒にあの世に送ってやろうか!?」

 

エディ「無駄だよ、君達じゃあ勝てないよ…それに、今は忙しいんだよ…あの子の墓を完成させて…あの子を…墓の中に入れる事でね?」

 

エクレール「あの子って…リョウカちゃん…なの?」

 

エディ「うん!そうだよ!一目見た時から気にいったよ!あの可愛さは…とても良いよ!ああ…早くあの子を…美しい墓の中に入れてあげたい…!」

 

ザック「そんな事を…俺達がさせるとでも思っているのかなぁ…!?」

 

 

ヒュン…!!ガキン…!!

 

 

エディ「おっと!」

 

レックス「おらぁ…!!」

 

 

バン!バン!バン!

 

エディ「ひょっと!おっと!危ない危ない…!」

 

エクレール「はぁぁ…!!」

 

 

ヒュン…!ヒュン…!

 

 

エディ「もう!しつこいなぁ…!」

 

ザック「そりゃあ、どうも…!!」

 

 

ヒュン…!ガキィィン…!!

 

 

エディ「何度も言わせないでよ!僕は忙しいんだよ!」

 

ギネア『グォォアァァァァァァ…!!!』

 

 

ブォン…!!ズガァァァン…!!!

 

 

エディ「コイツ…!!……仕方ないね…。」

 

 

エディは何か呟いた後…突然再び電気が消えて…明かりが灯ると…エディの姿が消えてしまった…

 

 

ザック「っち!逃げやがったな…!?」

 

エディ『あの子は…僕が絶対に殺してあげるよ…。』

 

 

その言葉を最後に…エディの声と気配が完全に喪失した…

 

 

メリー「ダメ…!逃げられた…!」

 

エクレール「どうしよう…!?」

 

ザック「…そういや…確かあの亀裂の先は…右側に続いていたって聞いたなぁ…。」

 

シオリ「……まさか…!みんな!付いて来て!」

 

エクレール「うん!分かった!」

 

 

シオリチームは、急ぎ別の部屋に急行した…

 

 

サイドチェンジ:リュウカチーム

 

 

時は少し遡り…リュウカチーム一行は、奥の部屋を探索していた…

 

 

リュウカ「何だ?何の音だ?」

 

レイチェル「……まさか…!」

 

リュウカ「どうした?」

 

レイチェル「…恐らく…あっちの人達が…エディと会って…交戦していると思う…!」

 

リュウカ「…不味いな…殆どの戦力は、こっちが持って行ってしまったからな…多分逃げられるな…んで…俺達の方に絶対にやって来るな…。」

 

エイダ「ど…どうしよう!?」

 

リュウカ「落ち着けって!まあ、幾らエディでも…今の状況で、ペットを連れて来る事は無い…さて…どうしたもんか…。」

 

 

リュウカ達は、エディの対処法を考えていると…

 

 

リュウカ「っち!停電か…てっ事は…来るぞ…!」

 

 

突如として部屋が停電してしまい…リュウカの声に反応して…全員が武器を構えた…

 

そして…

 

 

エディ『やあ…やっと見つけたよ…リョウカ…。』

 

リュウカ「へ!とうとうお出ましか…フロアB4殺人鬼…エドワード・メイソン!!…だが早速で悪いが…妹は渡さねぇし…お前には死んでもらおうかな…!!」

 

 

リュウカは即座にゴットピットを展開し…先制攻撃をかました…

 

 

エディ「もう!いきなり攻撃するなんて!酷いじゃないか!」

 

リュウカ「うるせぇ!!殺人鬼に…慈悲なんて必要はない!大人しくぶっ殺されろよ!!」

 

 

ヒュンヒュンヒュンヒュン…!!ビィィィ…!ビィィィ…!カァオ…!カァオ…!バババババババババ…!

 

 

リュウカの放ったゴットピットの攻撃は更に激しさが増した…

 

 

エディ「あーもう…!しつこいなぁ…!なんなの!これ!」

 

リュウカ「テメェに教える義理なんて存在しないぜ!ほらほら!さっさと避けて…俺の元に来てみろよ!」

 

エディ「言われなくとも…!」

 

 

エディは、必死に避けてリョウカの元に向かおうとするが…あまりにも攻撃が激し過ぎる為…接近が出来なかった…しかも…リュウカはリョウカを背負っている為か両手は使えないし一撃も貰えないハンデを抱えていながら…余裕の表情をしている…

 

 

リュウカ「どうした!その程度か!所詮は墓を掘る事しか脳が無い殺人鬼か!」

 

エディ「……殺してやるよ…!!」

 

 

そして…まんまとリュウカの挑発に乗ったエディは…リュウカに一直線に突撃して行った…だがエディは…まんまとリュウカの作戦に引っかかってしまった…何故なら…

 

 

ヒュン…!ザシュ…!!

 

 

エディ「………え…?」

 

エディは…何故か、自分の片足の感覚が消えてしまったような感じがして…恐る恐る見てみると…

 

 

エディ「……ひ…いぎゃぁぁぁ…!!?!」

 

 

何と、エディの利き足が…斬り裂かれていたのだった…だが幸いにも…斬り落とされてはいなかったが…完全に片足は使い物にはならなかった…更にトドメに…

 

 

ドォォォォン…!!

 

 

ザック「ヒャハハハハハハハハハ…!!!おーい!来てやったぞ!ってあれ?……ほーう…コイツは滑稽だな…!」

 

エクレール「みんな無事!?……これは…。」

 

リュウカ「おー、来たか…見てみろよ!エディの機動力を完全に奪ってやったぞ。」

 

エディ「……っ!!?」

 

レックス「んで、コイツどうする?」

 

リュウカ「そうだな、まあどっちにしろ…このまま放っておいても大丈夫だが…どこまでも追い掛けられては堪らんからな…殺してしまおう…だが…このフロアの最深部に向かう為にはコイツが必要だ…だから縛りあげとく。」

 

 

リュウカはそう言い…ゴットピットでエディを拘束した…

 

 

エディ「…っ!く…そ…!」

 

リュウカ「さてと、コイツを連れて…最深部に向かってみるか…。」

 

エクレール「分かったわ。」

 

 

リュウカ達は、エディを連れて…最深部の所に向かった…

 

 

リュウカ「この扉か…おい、開けろよ…墓掘り野郎。」

 

エディ「…っ!……(ごめんね…バトラス…負けちゃった…後は頼んだよ…。)」

 

 

そしてエディは…止む得ず最深部の扉を開けた…

 

 

リュウカ「さて…本来ならお前を今殺したいが…決戦らしく…堂々とした方法でお前を殺してやるよ…あのバトラスって言うお前のモンスター共にな…。」

 

エディ「……?」

 

リュウカ「ほれ。」

 

 

リュウカは、あろう事かエディを治してあげた…

 

 

エディ「どう言うつもり?」

 

リュウカ「さっきも言った筈だ、お前は正々堂々と戦って…決戦の場で息の根を止めてくれる…そうでないと面白くないし…リョウカだってそんなやり方は満足しないだろう…。」

 

エディ「ふん!良いだろう!」

 

リュウカ「…んでもって、お前らを倒してさっさと上へ行かせてもらおうか…!後!俺達の墓を勝手に作った事も忘れた訳じゃああるまいな?だからついでだ…お前達のお望みどおりに…墓に入れてやるよ…!」

 

エディ「さぁ、それはどうかな?……さぁ…着いたよ…。」

 

 

そうこうしている内に…最深部に到達した…ここも前のフロアと同様な巨大な円形をしている…だが周りには所々に巨大な墓石が4つ存在しているが…名前がない……柵の外は…とても冷たそうな水が流れている…そして…奥には…前のフロアと同様に…エレベーターが堂々と鎮座している…

 

 

リュウカ「成る程なぁ…お前らしい決戦のフィールドって訳か?」

 

エディ「そう言う事だよ。」

 

リュウカ「ふ!良いだろう…さっさとお前の相棒を呼んで来い…そして俺達と戦え!」

 

 

リュウカはそう言って…エディを解放した…

 

 

エディ「良いよ!…さあ、出番だよ!バトラス!!」

 

?『ゴォォォォォアァァァァァ…!!!!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ズドォォォォォォン…!!

 

 

全員(リョウカ除く)『………!!』

 

 

エディの呼ぶ声に反応して…部屋に咆哮が響き渡り…地面から…奴が現れた…

 

 

?『ゴォォォォォアァァァァァ…!!!』

 

エディ「さぁ…!やるよ!バトラス!」

 

リュウカ「行くぜ!お前ら!」

 

ザック「ヒャハハハハハハハハハ!やってやるぜ!」

 

 

そして…全員が戦闘態勢に入った…その時…

 

 

ドクン…!

 

 

リュウカ「…何だ…?」

 

エディ「…何…今の音は…?」

 

 

ドクン…!!

 

 

リュウカ「この音は……まさか…!リョウカか…!!?」

 

 

ドクン…!

 

ドクン…!!

 

ドクン…!!!

 

 

だんだんと…リョウカから発せられる鼓動の音が大きくなり…

 

 

フワァ…

 

 

リュウカ「っちょ…!リョウカ…!どこに行く…!?」

 

 

何とリョウカが…気を失っているのに関わらず…決戦上の中央まで浮遊して…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

ピット(AI)『リミッター解除実行…全能力強制解放及び全身体能力強制覚醒…マスターリミッター解除…禁忌コード実行…モード…【THE・BEAST】…発動します…。』

 

 

全員『……!!!?』

 

 

リョウカ「…っ…!!ぐ…あ…あああぁぁぁぁぁぁ…!!!!」

 

 

ピキィィン…!!

 

 

突然…リョウカからゴットピットが出て来たと思ったら…無機質な声で何かを宣告した後…リョウカは何故か踠き苦しみながら…眩い光を解きなはった…

 

 

リュウカ「……っ…!おい…お前ら…大丈夫か?」

 

エクレール「ええ、何ともないわ…他も大丈夫そうだよ。」

 

リュウカ「なら良い…ってリョウカは…!?」

 

エイダ「……!!?な…何…あれ…!?」

 

リュウカ「あれは…リョウカ……!?」

 

 

全員はリョウカの姿を見て…明らかにやばい物だと錯覚した…その姿は…半人半龍形態に…終焉覚醒(暴走)形態が混ざった姿だった…

 

 

【推奨BGM:作品名【エヴァンゲリオンシリーズ】・曲名【THE BEAST(新ver・バルディエル戦)】

 

 

 

リョウカ『グォォアァァァァァァ…!!!!』

 

 

全員「…………!!!!!』

 

 

リョウカは…リュウカでさえも震えあがらせる程の殺気のこもった咆哮を放った…そして…その矛先は…

 

 

エディ「……!?」

 

バトラス『……!?』

 

 

不幸にも…犠牲者として狙われてたのは…エディとバトラスだった…

 

 

リョウカ「グルルルルル…!!!ガァァァァァ…!!!」

 

 

シュン…!ピキィィン…!ズガァァァン…!!!!!

 

 

リョウカは、その場で…右腕を振り上げて…思いっ切り…振り下ろした…だがその動作が…超強烈な衝撃波と超強烈な斬撃波が同時に飛んで来た…無論…早すぎるし…範囲が広過ぎる為か…避けきれなかった…そして…この一撃で…エディはあの世に行き…バトラスは瀕死に陥った…

 

 

リョウカ『ウォォォォォォォン…!!!!』

 

レックス「す…すげぇ…!たったの一撃で…奴らをほぼ壊滅させやがった…!」

 

リュウカ「だが…今のリョウカは…!どう言う理由かは知らんが…暴走しているぞ…!」

 

エイダ「ねぇ…!あれ…見て!」

 

リュウカ「何だ!?……おいおい…何をする気だ…!?」

 

 

リョウカは、瀕死のバトラスに近付き…

 

 

リョウカ『グゥゥゥゥ…!ガァァァァァ…!』

 

 

ガブ…!グチ…!グチャァ…!バキ…!

 

 

全員『………!!!?』

 

 

何と…リョウカは…治すと思って近付いたと思っていたら…生きたまま…【捕食し始めたのだ…】

 

 

リュウカ「…モンスターを…食ってる…!?」

 

ギネア『…グゥゥゥゥ…。』

 

リュウカ「…は?おい…!ギネア…!って…お前も食いたいのかよ…!」

 

 

そして…ギネアも賛同して…バトラスを捕食し始めた…

 

 

エイダ「…っ…!う…!うっぷ…!!」

 

エクレール「ちょっと…!エイダ…!大丈夫!?」

 

エイダ「お…おえぇぇ…!」

 

 

どうやらエイダは…モンスターがモンスターを捕食するのは大丈夫だが…人間が…モンスターのように…捕食する所は過激過ぎたようだ…その為か…耐え切れず吐いてしまった…

 

 

レックス「大丈夫か?ほら…これ飲んで少し休んでいろ…。」

 

エイダ「……うん。」

 

 

エイダは、レックスから回復薬グレートを受け取り…それを飲んで…少し休む事にした…

 

 

数分後…

 

 

リョウカ『グゥゥゥゥ…………。』

 

 

ピキィィン!

 

 

ギネア『グォォォォ…!!』

 

 

リョウカは、満足したのかどうか不明だが…元に戻ったようだ…ギネアは…少し見た目が変わり…一本一本の棘の先端部に…空洞が開いた…どうやらそこから何かが放たれるようだ…

 

ギネア:新能力取得【棘攻撃能力向上(棘から遠距離射撃が可能になった)】

 

 

【フロアB4ボス:エドワード・メイソン&バトラス・メイソン[死亡]】

 

 

リュウカ「リョウカ…!」

 

リョウカ「……は!あれ?私は…一体何をしたの…?」

 

リュウカ「リョウカ…お前何も覚えてないのか?」

 

リョウカ「うん、気が付いたらこうなってました…それより…ここのフロアのエディ達はどうしたの?」

 

リュウカ「え?あ〜…それはだな…。」

 

リョウカ「……?あれ…?何で私に…こんなに血がべったり…付いているの?」

 

リュウカ「………あれを見ろ…。」

 

リョウカ「え?………!!?」

 

 

リョウカは、リュウカに言われた通り…エディとバトラスの死体を見た…いや見てしまった…っと言うべきか…エディは、何かに胴体から大きく斬り裂かれていて…内臓が見えるか見えない位の傷の深さだった…だがもっと酷いのは…バトラスだった…斬り裂かれたのは同じだが…大部分が食い千切られていたりしていたのだ…無論…内臓だって見えてしまっているし…頭部の所は最早形が無いって言ってもいい程喰い尽くされていた…

 

 

リョウカ「…う…うっぷ……!……っ…!!……はぁ…!はぁ…!」

 

リュウカ「大丈夫か…!?」

 

リョウカ「だい…丈夫です……それより…こんな酷い死体…一体どうなって………」

 

リュウカ「リョウカ…残念ながら…そいつらをやったのは…お前だ…お前は気を失っているのにも関わらず…無意識のうちに暴走を引き起こしてしまい…こうなってしまった…。」

 

リョウカ「…そ…そんな…私が…私が…!……う…!?」

 

リュウカ「どうした…!?」

 

リョウカ「う…うぐ…!はぁ…!はぁ…!うぅ…!ごはぁ…!おぇぇ…!!」

 

 

ビチャァ…

 

 

ドサ…

 

 

リョウカは…ショックのあまりに…発作を引き起こして…大量の血を吐いて…気を失ってしまった…

 

 

リュウカ「おい…しっかりしろ…!……くそ…!」

 

エクレール「リュウカ…幾らリョウカは強いし…永い時を生きたと言っても…まだ幼い子供なんだよ!?それを言ったら…こうなるって事位…分かっていた筈でしょう…!?」

 

リュウカ「…ああ…分かっている…!だがな…俺だって言いたくはないさ…だがな…いつかはバレる、ならいっその事…この場できっちりと言っとかないといけないだろう…それにだ…リョウカだって何も知らないままでいい訳ないだろうし…強くなりたいって思ってもいるし…このまま引き退るようなタマじゃない…そして…さっき無意識の内に…リミッター解除までして…俺達の役に立ちたいのだろう…。」

 

エクレール「……。」

 

リュウカ「気持ちは分かる…だがな…この建物に居る時は…あのいつもの狩猟よりも残酷だと思え…何故なら…ここではモンスターと同時に…人も襲って来るのだからな…常識は通用しない…俺達もそうだがな…まあ取り敢えず…、」

 

リョウカ「……っう……うぅ…。」

 

リュウカ「リョウカ…起きたか?」

 

リョウカ「……うん…それとごめんなさい…私が役に立てなくて…そのせいでみなさんに迷惑ばかりかけちゃって…それに…あの人達には…残酷な最期を送らせちゃった…。」

 

リュウカ「…悪い…。」

 

リョウカ「……え?」

 

リュウカ「俺が甘かった…俺がもっと気をつけていれば、お前をこんな目に合わせなくて済んだのに…しかも…お前にまで、手を汚すような真似をさせてしまった…更には…お前の気持ちも分からずに…あんな事を言った…だからすまん…。」

 

リョウカ「……ううん…大丈夫だよ…だっていつかは知らないといけないし…私だって強くならないと…みなさんを守れないからね…。」

 

リュウカ「リョウカ…。」

 

リョウカ「…あ…そう言えば…何でか知らないけど…いつの間にか、身体が楽になった気がするの…何か知らない?」

 

リュウカ「…どう言う事だ?……いや待てよ………あ〜!そう言う事か…!!」

 

リョウカ「何か知っているの?」

 

リュウカ「お前…大手柄だ…!恐らくだが…あのダニーの野郎は…俺達の恐ろしさを分かっていなかった…何故なら…俺達は本来はリミッターを常に掛けていた…んで…リョウカは、リミッターが掛かっている状態で…奴の能力で弱体化をもろに喰らったが…リミッターを掛けられた分には一切影響は受けてない…だが…リミッター解除が出来る状態じゃあなかったので…休んで回復をして…充分にまで回復して…リミッター解除がギリギリ可能になったタイミング…つまりさっきだ…さっきのタイミングで…ゴットピットが強制的にリミッター解除を発動させて…奴の能力の限界をブチ破って…能力を強制解除させた訳だ…。」

 

エクレール「えーっとつまり?」

 

リュウカ「リョウカの力がいきなり爆発的に膨れ上がって…奴の能力は…あくまでも弱体化だけに特化している為か…抑え切れなくなり…能力が限界に達して…強制解除された…だから今頃は…失神しているか…死んだいるかのどっちかだろうな。」

 

リョウカ「そうなんだ…。」

 

 

 

そう…リュウカの言う通り…場所が変わり…フロアB1にて…何かの準備中に…突如として能力が大暴走を引き起こして…更には、先程の逃げる際にも大ダメージを負っていたので…体内に秘めて有った…膨大な龍属性も暴走を引き起こして…大爆発し…完全に消滅した…因みに…B1フロアには何故か一切影響を受けてなかった…

 

 

【B5フロアボス:ダニエル・ガロア[死亡]】

 

 

リュウカ「さてと…リョウカ…一応聞くが…身体は大丈夫か?」

 

リョウカ「はい!大丈夫です!あ…でも一応は、さっきまではかなり弱ってはいたので…完全回復には…少し時間がかかります。」

 

リュウカ「そうか…まあ良い…とりあえず行くぞ、さっさとこの建物から脱出するぞ!」

 

リョウカ「はい!あ、少し待って下さい。」

 

リュウカ「あ?どうした?」

 

リョウカ「……せめて…エディ達には…墓を建てときますね…。」

 

 

リョウカは、そう言い…エディとバトラスを…地面に埋めて…墓を建てた…無論、能力で名前も既に彫ってあった…

 

 

リョウカ「…安らかに眠って下さいね…そして…ごめんなさい…。」

 

リュウカ「……そんじゃあ…行こうか…。」

 

リョウカ「うん。」

 

 

そして…リョウカ達は…エレベーターに乗り込んで…上へ…上がって行った…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達とモンスター紹介コーナー 第4話


リョウカ「どうもです!リョウカです!」

リュウカ「よう!俺だ!リュウカだぜ!」

エクレール「やあ、どうも…エクレールだよ!」

メリー「どうも!メリーだよ!」

リュウカ「さて、今回紹介するのは…?」

リョウカ「はい、【縁結山神:エンノヤマガミ】です。」

リュウカ「こいつは、その名の通り…縁を結ぶ神と山の神が融合した姿だ…そして…俺達の宿敵とも言える奴でもあり…本作品のオリジナルモンスターの一体でもある。」

エクレール「宿敵でも紹介するんだ…。」

リョウカ「ええ、一応はモンスター枠だからね…敵だろうと味方だろうと紹介しないとね…でも許すつもりはないです。」

リュウカ「だろうな…んでだ、コイツは…見た目からあまり想像出来るかどうか不明だが…古龍種だ。」

エクレール「確か前に、そんな事言ってたわね…。」

リョウカ「ええ、言いましたよ…さてと…このモンスターの特性についてですけど…前にも説明したと思いますけど…このモンスターは喋って来るのです…そして…その言葉に従ってしまうと…攻撃を受けてしまいます。」

リュウカ「これの対処の方法は簡単だ…本家と同様に…その言ってくる言葉の逆の行動をすれば良い…そうすれば、攻撃は回避出来るし…攻撃も可能だったりも出来る…下手すりゃあ…最弱のボスだったりもする。」

エクレール「でもそんなには弱くはなかったけど、て言うか…随分と強いじゃない?」

リュウカ「ん?だってあいつは…特殊個体でな?今まで俺達が幾度もなく奴と戦った結果…俺達に対しての対抗策を練るぐらいの知能と力を付けた個体だ…そうだな…通称…【復讐に燃えるエンノヤマガミ】って名前になるだろう…まあ、普通に…歴戦王エンノヤマガミって呼んだ方がしっくり来そうだがな…。」

メリー「そうなんだ…。」

リュウカ「さて…この特殊個体も同様の対象法をすれば良いが…知能が付いた為か…とうとう、フェンイトと弱点攻撃封じをしてくるようになった…だが確実て言う訳じゃあない…だが確実じゃない事が厄介さを引き上げる…だが共通の弱点とするなら…空中に対しての敵の攻撃能力が壊滅的って良い程に弱い…別にない訳じゃあ…ないが…その対空攻撃が…頭部から放たれるブレス系のみだ…。」

エクレール「………それって初めからそうしたら良かったんじゃあ…。」

リュウカ「…そう…普通ならそうなるが…特殊個体だけはそうは問屋は降ろさない…確かに対空攻撃能力はブレス系のみだが…近付いて来るのを感知すると…最優先で撃墜しようとしてくる…しかも狙いも正確だ…だが…基本的には、奴のブレス系は切り札に近い…連発は出来ないし…発動中は隙だらけ…て言う弱点も抱えている…だが…当たればタダでは済まない…特殊個体の場合のブレスに直撃しようものなら…俺だってタダでは済まない位の威力だ…。」

エクレール「そうなんだ…。」

リョウカ「そしてですけど…あのモンスターの弱点についてですけど…弱点部位は…【赤い糸・頭部:巨大眼球核・胸部内部:赤い糸[魂核]】の以上です。そして…それぞれの弱点の攻撃の仕方ですけど…まず、頭部の巨大な目に攻撃するには…周りに存在する…赤い糸を全て破壊しないといけないです…そして…赤いを壊したら…頭部の巨大な手が退かされて…目が出て来ます…これで攻撃可能です…次に心臓部である…胸部内部の魂核に攻撃する為には…先程の巨大眼球を破壊すれば出て来ます…そして…そこを破壊すると…討伐完了です。」

メリー「なるほどねぇ…ん?それって…その魂核を破壊すれば…どんなに体力が残っていても…一撃で倒せるのだよね?」

リョウカ「ええ、そうです…でも…逆を言えば…そこを破壊しない限りは永遠に討伐不可能です。」

メリー「分かったわ…。」

リョウカ「さて、こんな物ですかね…そろそろ締めましょうか。」

リュウカ「そうだな。」

リョウカ&メリー『それじゃあ…』

リュウカ&エクレール『時間も…』

全員『見て下さい!(見てくれよな!』









【続く】


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第6話 最高神達と殺戮の天使…エンジェル・オブ・デス【中章】

よう!リュウカだ!前回のあらすじだ、前回俺達は…B4のフロアで探索を行った…そこで色々な情報が手に入り…余裕を持って行動が出来るんじゃないかって予想はしていた…そしてある程度探索をしていたら…エディが襲って来たので返り討ちにして…逆に奴に最深部まで連れて行ってもらい…そこで奴らと決戦をしようとした矢先に…どう言う理由かは知らんが…リョウカがリミッターを強制解除をして…奴らに襲い掛かり…あろう事か、奴のお供のモンスターを捕食までしたのだ…まあ、ギネアもそうだが…その後、元に戻り…リョウカに事の経緯を説明をして…やっぱりぶっ倒れたが…すぐに復活を果たした…そして…リミッター解除をしたお陰で、ダニーの野郎の能力が強制解除に成功した…と言う訳だから…今回も見てくれよな!


リョウカ達は、フロアB4を攻略し…上を目指していた…因みに…あの時にリョウカに大量の血がべったりと付いていたが…リュウカの能力で綺麗にさせてもらった…

 

 

エレベーター内の会話

 

 

リュウカ「リョウカ、確認だが…あのリミッター解除はお前が指示した物か?」

 

リョウカ「ううん、私はただ…お姉ちゃん達の役に立ちたい事を思っていただけです…後…夢で…怖い夢を見たの…。」

 

リュウカ「なんだ?言ってみろよ。」

 

リョウカ「うん…お姉ちゃんが…みなさんが…私の目の前で死んじゃう夢を見たの…だから…私は今でも無力だって思ってしまうの…。」

 

リュウカ「ばーか…俺達は死なねーよ…それにだ…お前は無力じゃない……後な…お前がどう言おうと、お前は俺の可愛い妹だ…だからそんな顔をするんじゃねーよ…だからさ…俺達を信用しろって…そして…いつかは生きた状態で…最高に満ちた顔を…俺に見せてくれよな。」

 

リョウカ「……うん…!」

 

 

そして…そんな二人だけの空間が出来上がってしまったようだ…無論だが…他の人達は気まず過ぎて話し掛ける事は出来ない状態だ…

 

 

ガシャン…!

 

 

リュウカ「着いたな…行くぞ!」

 

リョウカ「うん!」

 

 

リョウカ達は、エレベーターが止まったので…降りて行った…

 

 

【floor:B3】

 

 

リョウカ「フロアB3ですか…ここって…。」

 

リュウカ「ああ…あまり良い思い出なんてない所だな…んで…あの【一人SM女(キャシー)】…どうしてやろうか…。」

 

リョウカ「…お姉ちゃん…そうは言っても…ここは前と違いますよ?どんな事をして来るかどうか…。」

 

リュウカ「そうだな…っで…目の前の鉄格子…どうする?」

 

リョウカ「……【ゴットハルバード!】」

 

 

リョウカは、そう言うと…突然手元に…矛先に…超大型の円形に近い斧が付いた神槍が召喚された…

 

 

エクレール「どうするつもりなの?」

 

リョウカ「みなさん、私の後ろに避けて下さい。」

 

リュウカ「分かった…。」

 

 

リョウカは、全体に後ろに退避するように言い渡して

 

 

リョウカ「……!ここです…!はぁぁ…!!!」

 

 

ブォン…!ガッキィィン…!!!ギリギリギリギリ…!!ズガァァァァァン…!!!

 

 

リュウカ「っうお…!!」

 

エクレール「何て衝撃…!」

 

 

リョウカは、鉄格子の一点に思いっ切りハルバードを振り下ろした…その結果…巨大な衝撃が全員に襲い掛かった…

 

 

リョウカ「…ふぅ……。」

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

リョウカ「え?」

 

リュウカ「…ヤバイ!!避けろ!リョウカ!!機銃だぁぁ…!!!」

 

 

リョウカが鉄格子を破壊した事によって…警報が鳴り出し…機銃が出て来て…その照準が…リョウカに向けられて…

 

 

ガチャリ…ドドドドドドドドド…!!!

 

 

リョウカ「…………!?」

 

 

ガキィィン…!!!

 

 

攻撃が当たる直前に何かに塞がれる音が響き渡り…全員が恐る恐る…目を開けると…

 

 

リョウカ「……ゴットピット…?」

 

リュウカ「リョウカのゴットピットか…!」

 

ピット『グルルルルル…!!』

 

 

リョウカのゴットピット達の手により…機銃の弾は全て弾かれたようだ…

 

リョウカ「…ゴットピット…大丈夫なの?」

 

ピット『グル…。……!!』

 

 

シュ…!ガッシャァン…!!

 

 

リョウカのゴットピット達は、先程攻撃して来た機銃を破壊して…

 

 

バキ!ゴキ…!グキ…!

 

 

全員『………!!?』

 

 

何と…リョウカのゴットピット達が…その機銃を捕食(吸収)している…

 

 

リュウカ「…機銃を…食ってやがる…!?(大事な事なのでもう一回言った…)」

 

ピット『グルルルルル…♪』

 

リョウカ「美味しいの?それ?」

 

リュウカ「食えねーよ!馬鹿!」

 

 

そして満足したのかリョウカの元に戻って来た…

 

 

リョウカ「どうやら、機銃を取り込んだので…連射系の射撃攻撃の能力と攻撃力が格段に上がったようです。」

 

リュウカ「…ああ…そう言えば、ゴットピットには能力を取り込む能力が付いていたな…ってかどこに口が付いてるんだよ?」

 

リョウカ「え?有るじゃないですか?ほら、鉤爪の所はもう一つの能力として…歯になるので…球体のコアの部分が取り込み口ですよ。」

 

リュウカ「……そうかよ…まあ良い…行くぞ。」

 

?『ちょっとちょっと…!待ちなさいよ!!』

 

エクレール「誰!?」

 

 

リョウカ達が先に進もうとした時…部屋のスピーカーから女性の声が響き渡った…

 

 

リョウカ「……キャシーですか…何ですか?」

 

【キャシー】『何じゃないわよ!!どうしてくれるの!!』

 

リョウカ「仕方ないじゃないですか、私達だって急いでるのですから…壊される事位想定しとかないと。」

 

キャシー『はぁぁ…!?冗談じゃないわよ!!あれを用意するの…どれぐらいかかるって思っているのよ!?しかも…ご丁寧に…ガドリング砲まで壊しちゃって…!しかも食べられるなんて…冗談じゃないわ…!!』

 

リョウカ「…ねぇ、そんな事よりも…早く先に進みたいのだけれど?」

 

キャシー「……あぁ〜!!もう…!!良いわよ…!でもね!この先にある数々の断罪に耐えれたら、上へ行っても良いわよ!』

 

リョウカ「そうですか…。」

 

キャシー『おーほっほっほ…!!今に見てなさいよ!この売女!その清々しい顔の悪魔を断罪してやるわ!』

 

 

そして…その言葉を最後に…スピーカーからは声が聞こえなくなった…

 

リュウカ「くそ!好き放題言いやがって…!リョウカの事を…売女って言いやがったな…!」

 

リョウカ「まあ…ある意味では…間違ってはいないと思う…。」

 

リュウカ「リョウカ…お前は少しは否定しろよ!……って、それ…どう言う意味だ?」

 

リョウカ「……私だって…最初は、どこかの家に拾われて…最終的に…この建物に監禁されたから…多分間違ってはいないと思う…。」

 

リュウカ「…………リョウカ……。」

 

リョウカ「ほら…行きますよ?」

 

リュウカ「……ああ…。」

 

 

リョウカ達は、若干空気が重くなってしまったようだ…ある意味でキャシーの発言によってだが…特に、リュウカは…リョウカの事を売女呼ばわりされた事を屈辱的に思い…直接会ったら即…ブチ切れてしまいそうな位だった…

 

 

そしてそうこうしている内に…最初の部屋に到着したようだ…そこには大量の椅子に…そこに人形が置いてあり…その先には…堂々と椅子が鎮座していた…更に周りを見てみると…その横に…鉄格子の扉が有った…

 

 

リョウカ「……ここは…。」

 

リュウカ「ああ、【電気椅子】だな…。」

 

エクレール「どうするの?」

 

リュウカ「さぁな…だが大体の突破方法は分かっている…。」

 

リョウカ「そうですね…でも…どうしよう…。」

 

リュウカ「あ?何が?」

 

リョウカ「誰がこの椅子に座るの?」

 

 

そう…問題はそれであった…幾ら突破方法が分かった所で…必ず誰かが電気椅子に座らないといけなかった…

 

 

リュウカ「だったら…この人形供の一体を椅子に座らせてみるか?」

 

リョウカ「そうですね…でも…作動しないと思うけど…やってみるね…。」

 

 

リョウカは、おもむろに…近くの方の座っている人形に近づいて…

 

 

リョウカ「ふん…!ぬぅぅ……!!」

 

 

ギギギ…メキメキ…!!

 

 

リョウカ「もう…少し…!!」

 

 

バキバキバキ…!!ガッシャァン…!!

 

 

リョウカ「……っと!っと!…うわ…!」

 

リュウカ「…リョウカ…!!?」

 

 

リョウカは…確かに人形を一体無理矢理引き剥がす事に成功したが…その代償に…その勢いの反動を殺す事が出来ず…謝ってその電気椅子に座ってしまった…

 

 

ガチャリ!

 

 

リョウカ「……!!?」

 

 

そして…まるでそれを図ったかのように即座にリョウカを拘束した…

 

そのすぐ後に…モニターが出て来て…そこから例の女…キャシーが出て来た…

 

 

キャシー『オーッホッホッホッホ…!!まあまあ…!何て都合良く…貴方が引っかかってくれるなんてね!貴方も…お…ば…か…さ…ん…!!オーッホッホッホッホ…!!』

 

リュウカ「…野郎…!!おい…!!今すぐリョウカを解放しやがれ!!」

 

キャシー『はぁぁ…!?嫌に決まってるじゃない…?この悪女は…私が断罪してやるわ!!でもそうねぇ…貴方達がこの仕掛けを解除出来れば…解放してやるわ!』

 

リュウカ「っく!!」

 

キャシー『さぁ…!!始めようか…!!第1ステージの断罪のショーをね!!オーッホッホッホッホ!!』

 

 

キャシーはそう言い…足でそこに置いてあったスイッチを踏んだ…すると…

 

 

バチバチバチバチバチ…!ビシャァァン…!!!

 

 

リョウカ「あぁ…!!?ああああぁぁ…!!が…ああぁぁぁ…!!!?」

 

リュウカ「リョウカぁぁぁ…!!!」

 

キャシー『さぁ…!ゲームスタート!…【観衆の目が断罪を下してくれるわ!!】さぁ…やってみるんだね!!オーッホッホッホッホ!!』

 

 

そして…そう言い終えて…モニターは収納された…その瞬間…

 

 

ビシャァァン…!!

 

リョウカ「あ…あぁぁぁ…!!ぎゃああぁぁあぁ…!!?」

 

レイチェル「リョウカちゃん…!!」

 

リュウカ「っく!リョウカ…!!…急がないと…!!全員!!【30秒以内に…全ての人形の頭を破壊しろ!!急げ!!】」

 

全員『了解!!』

 

 

リュウカの号令により…即座にこの場に存在する人形の頭を全て破壊する事になった…

 

 

【B3フロア第1ステージ:電気椅子】

 

 

【勝利条件:30秒以内に全ての人形の頭部を完全に部位破壊せよ!・敗北条件:30秒経過した状態で全ての人形の頭部の部位破壊達成】

 

 

【推奨BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】使用場面【ゴグマジオス戦:第2形態】】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

リュウカ「おらぁぁ…!!」

 

 

ヒュン…!!ザシュ…!!

 

 

エクレール「はぁぁ…!!」

 

 

ブォン…!ザシュ…!!

 

 

メリー「やぁあ…!!!」

 

ブォン…!ズガァァァン…!!

 

 

ギネア『グォォアァァァァァァ…!!!』

 

ブォン…!!!ズドォォォォォォン…!!!

 

 

【残り:15秒】

 

リョウカ「あぁぁ…!!あ……が…ああぁ…!!」

 

 

レウス&レイア『グォォアァァァァァァ…!!!!!』

 

 

スゥゥ…ボォォォォ…!!!ドォォォォン…!!!

 

 

【残り:5秒】

 

リョウカ「あ……あ……がぁ……ああ…!」

 

 

リュウカ「これで…!ラストォォォ…!!!」

 

ヒュン…!ズドォォォォォォン…!!

 

 

ガチャ……

 

 

リョウカ「…………。」

 

 

どうにか制限時間内に…電気椅子を解除に成功したが…リョウカは…ずるりと…地面に横たわってしまった…

 

リュウカ「リョウカ…!!おい…!!しっかりしろ…!!」

 

リョウカ「……ぁ……ぁ…。」

 

リュウカ「リョウカ……本当にごめんよ…!今…治してやる…!!」

 

 

リュウカは、リョウカに血を飲ませてみた…

 

 

リョウカ「…あれ…?私…生きて…る…?」

 

リュウカ「……リョウカ…!リョウカァァ…!!」

 

リョウカ「お姉ちゃん…あぁ…そうだ…私…電気椅子に誤って座っちゃったんだ…。」

 

エクレール「ごめんね…リョウカちゃん…もっと慎重に考えるべきだったよ…それにもっと早く仕掛けを解けたら…長く苦しまなくて済んだのに…ごめんね…!」

 

リョウカ「ううん…大丈夫だよ…私はこの通り…大丈夫だから…。」

 

リュウカ「…いや…大丈夫じゃない…幾ら俺の血を飲ませたって言っても…今は膨大に浴びてしまった電気の所為で…少しの間だけだが…まともに歩けないだろう?」

 

リョウカ「いいえ…大丈夫…で……っ…!!」

 

 

やはり…リュウカの言う通り…リョウカは先程の電気椅子のダメージはある程度回復させてもらったが…行動可能まで回復なんて出来る筈がなかった…しかも…一時的に生命の危機を脅かしたお陰で急激に回復能力を酷使し…働かせてしまった為か…その反動も襲い掛かり…再びリョウカは行動不能に陥った…

 

 

リュウカ「…こうなったのは俺の責任だ…ほら…。」

 

リョウカ「え?…うわ…。」

 

リュウカ「よいしょっと…しばらくはこうしとけ…。」

 

リョウカ「……うん。」

 

 

リュウカは、リョウカを再び背中に背負って…休ませる事にした…

 

 

キャシー『オーッホッホッホッホ!!まさか…本当に解除に成功するなんてねぇ…!ス…テ…キ…!オーッホッホッホッホ!!』

 

リュウカ「ウルセェ…コロシテヤルヨ…!!」

 

キャシー『あらぁ…!怖い怖い…でも第1ステージクリアは褒めてあげる!さぁ、鍵を開けるわ!それじゃあねー!オーッホッホッホッホ…!!』

 

リュウカ「…………。」

 

エクレール「あの〜…リュウカ?」

 

リュウカ「あ?」

 

エクレール「…ひ!…えーっと…大丈夫…?」

 

リュウカ「…ああ…大丈夫だ……だが……今すんげぇ…怒っているんだよ…分かるな?」

 

エクレール「うん…。」

 

リュウカ「…だからさぁ…今だけあまり話し掛けないでくれ…その間に落ち着く…。」

 

レックス「分かった…。」

 

メリー「ええ…。」

 

 

リュウカ達は…かなり重い空気に包まれながら…奥に続く扉の先に進んだ…

 

そして…扉の先に有ったのは…

 

 

リュウカ「…成る程な…毒ガス部屋か…。」

 

リョウカ「……うん…そうだね…。」

 

エクレール「毒ガス部屋…そこはどうするの?」

 

リョウカ「多分…その部屋の毒ガスは…可燃性が高いのを使って来ると思う…だから私が思うに…【毒に強く…尚且つ…火と爆破に滅法強くて…火を扱うモンスター…】が必要だと思う。」

 

リュウカ「成る程…じゃあ…テオとナナ…お前ら一緒に来い。」

 

テオ『グル…。』

 

ナナ『グォォ…。』

 

リョウカ「待って…私も…連れて行って下さい…!」

 

リュウカ「リョウカ…それは…駄目だ…今のお前は…、」

 

リョウカ「分かっていますよ…今の私には…毒ガス部屋は…効く事ぐらい…でも…それでも…!私は…お姉ちゃんの…お姉ちゃん達の役に立ちたいの…!」

 

リュウカ「……リョウカ……。」

 

リョウカ「お姉ちゃん…お願いです…助言だけでも構わないです…!連れて行って…下さい!キャシーの…狙いは…私なのだから…!」

 

リュウカ「……あ〜…!!クソ…!分かったよ…!連れて行ってやる…!」

 

エクレール「リュウカ…!それじゃあ…!」

 

リュウカ「ただし!絶対に…俺から離れるな!後な…絶対に死ぬんじゃねーぞ…!!」

 

リョウカ「うん…!」

 

リュウカ「…行くぞ!…テオ!ナナ!付いて来い!」

 

テオ『ガォォ…!!』

 

ナナ『ガォォ…!』

 

 

そして…リュウカは…リョウカとテオとナナを連れて…毒ガス部屋に入って行った…

 

 

ガシャン…カチ…

 

 

リュウカ「案の定…閉じ込められたか…。」

 

リョウカ「……うん…。」

 

リュウカ「もう一度確認だが…可燃性のガスで間違いないな?」

 

リョウカ「うん…でもすぐに出る訳じゃないです…最初に…通常の方の毒ガスが出て来て…制限時間内に仕掛けが解けず…脱出出来なかったら…いよいよ出て来ます…。」

 

リュウカ「そうか…だがそこまで…お前…持つのか?」

 

リョウカ「分からない…でも…キャシーの機嫌次第では…即座に出て来ると思う…。」

 

リュウカ「…成る程な…。」

 

 

リョウカ達がしばらく待っていると…

 

 

キャシー『オーッホッホッホッホ…!!あら?あれだけ電撃を受けて…まだ生きてるなんてね?リョウカ・ガードナー?』

 

リョウカ「…貴方に…言われたくない。」

 

キャシー『あらぁ?そんな事言っても良いのかしら?この部屋はただいまより…強力な毒ガスが入りまーす!』

 

リュウカ「は!?ふざけんじゃねぇよ!!さっさとここから出しやがれ!!」

 

キャシー『ダメでーす!でも…制限時間内に…仕掛けを解いて、無事に脱出出来たらクリアでーす!ただし…もし、制限時間を過ぎたら…もっと強力な毒ガスで、貴方達は…ジ・エンド…!』

 

リュウカ「っち!」

 

リョウカ「そうですか…。」

 

 

ガチャリ…!

 

リョウカは、突然…弱々しくながらだが…拳銃を取り出して…

 

 

リュウカ「おい?どうするつもりだ…?」

 

リョウカ「………。」

 

 

バンバンバン…!ガシャァァァン…!!

 

リョウカは、キャシーの写るモニターに向けて…拳銃を発砲して…モニターを破壊した…

 

 

リュウカ「おい!どう言うつもりだ…!?」

 

キャシー『オーッホッホッホッホ!!いい度胸ね…!!そんな態度を取るから悪いのよ…とーってもきつい毒ガスをあげるわ…!さっさと死んじゃいなさい…!リョウカ・ガードナー…!!オーッホッホッホッホ…!!』

 

 

プツ…!

 

 

ブシャァァァァ…!!

 

 

どうやら…キャシーは…リョウカのその行動に切れたようで…即座に強力な毒ガスを解き放った…それは瞬くまに…部屋に充満して行った…

 

 

リュウカ「…そう言う事か…!リョウカ…お手柄だな…!」

 

リョウカ「う…ん……あり…がとう…っ!ごほ…!!」

 

リュウカ「……そうだ…!そうこうしてる場合じゃねぇ…!!テオ!【スーパーノヴァ…!!】ナナ!【ヘルフレア…!!】」

 

 

テオ&ナナ『ガオォォォォォン…!!!!!』

 

 

ブォォォォォォ…!!ピキィィン…!!

 

 

リュウカ「…【完全反射神結界!!】【完全吸収神結界!!】」

 

 

リュウカは、テスカト夫婦の合体技が炸裂する直前に…結界を発動し…リョウカと自分自信を守ろうとする…尚…念には念を…リュウカは、リョウカに覆い被さるような体勢になって厳重に守る…

 

そして…

 

 

ズドォォォォォォン…!!!!!

 

 

凄まじい大爆発が発生し…部屋は完全に消し飛んだ…

 

 

エクレール「リュウカ…!!リョウカちゃん…!!」

 

エイダ「リョウカちゃん…!リュウカ…!!」

 

 

外に居た者は、爆発の寸前に離れて退避していた…そして…リョウカ達の安否を心配していた…

 

そのすぐ後に…

 

 

リュウカ「ばーろー…勝手に俺達を殺すんじゃねーよ!」

 

 

どうやら…何とか…無事に脱出に成功した…リュウカとテオとナナ…

 

 

エクレール「リュウカ…!リョウカちゃんは…!?」

 

リョウカ「…こ…こ…です…みなさん……。」

 

エクレール「リョウカちゃん…!!無事だったのね…!!」

 

リョウカ「…え…え……っう…げほ…!ごほ…ごほ…!!」

 

リュウカ「あー…クソ…あの毒ガスを…少し吸っちまったか…!」

 

リョウカ「はぁ…はぁ…っ…うぅ……。」

 

 

一応…リョウカも脱出に成功したが…入る前に比べて…更に悪化していて…吐血もしていて…非常に高熱だった…

 

 

リュウカ「このままだと不味い…!何処かで休ませないと…!」

 

 

キャシー『オーッホッホッホッホ!まさか…脱出するなんてねぇ…!』

 

リュウカ「………!!」

 

レックス「野郎…!!」

 

キャシー「オーッホッホッホッホ!ご褒美に…この先に続く扉を開けちゃったわ!感謝する事ね!オーッホッホッホッホ!』

 

 

プツ…

 

 

リュウカ「…クソが…良い気に乗るなよ…あのクソアマ…!この屈辱…!絶対に返してやるからな…!!……行くぞ…!」

 

エクレール「…うん…。」

 

 

リュウカ達は…心内に…怒りを込めて…先に進んだ…

 

 

リュウカ「…何処か…安全な場所……お!…あそこなら…!」

 

リュウカ達は、通路を進んでいると…丁度良さそうな所を発見した…しかもトラップも監視カメラも何も無い…

 

 

リュウカ「…リョウカ…。」

 

リョウカ「ふぅ…!ふぅ…!はぁ…!うぅ…!」

 

リュウカ「…待ってろリョウカ…ほら…強力な解毒薬だ…。」

 

リョウカ「…っ…うぐ…。」

 

 

リュウカは、リョウカに強力な解毒薬を飲まして…

 

 

リョウカ「……すぅ……すぅ……。」

 

リュウカ「はぁ…とりあえずはどうにかなったな…そうだ…おい…テオにナナ…お前らも一応飲んどけ。」

 

テオ&ナナ『グル…。』

 

 

リュウカは、念には念を…テスカト夫婦にも解毒薬を飲ませた…

 

 

エクレール「これで大丈夫だね…。」

 

リュウカ「ああ…だが…ここは唯一の安全地帯だな…ちょっと休むか…。」

 

エクレール「そうした方がいいよ…私達が見張っとくから。」

 

リュウカ「分かった…じゃあ寝とく…お前らも疲れたら…休んでいろよ……。」

 

 

リュウカは、そう言い…リョウカを抱きながら…そのまま壁にもたれ掛かり…眠りについた…

 

 

約30分後…

 

 

リョウカ「……うん…?そっか…私…寝ちゃってたんだ…。」

 

エクレール「あ…リョウカちゃん…起きたんだ。」

 

リョウカ「うん…みなさんに迷惑掛けちゃったね…。」

 

エクレール「えーっと…正直に言うと…ちょっとね…でもお手柄だったよ。」

 

リョウカ「そうですか…。」

 

リュウカ「……ん…ふぁ〜あ…。」

 

リョウカ「あ、お姉ちゃん…。」

 

リュウカ「あ〜…お、リョウカ…起きたのか?」

 

リョウカ「うん…今さっきね…。」

 

リュウカ「体は?」

 

リョウカ「うん、寝たから大丈夫だよ。」

 

リュウカ「そうか…なら良いが…。」

 

リョウカ「それより…本当に…ごめんなさい…お姉ちゃん…私のお願いの所為で…迷惑を掛けちゃったね…。」

 

リュウカ「…いや、大丈夫だ…過ぎた事を悔やんでも仕方ないだろ?」

 

リョウカ「うん…。」

 

リュウカ「…それで…歩けるか?」

 

リョウカ「はい、大丈夫です。」

 

リュウカ「そうか…他の奴は大丈夫か?」

 

エクレール「ええ、大丈夫よ。」

 

エイダ「わ…私も大丈夫だよ。」

 

メリー「当然、行けるわ。」

 

レックス「大丈夫だぜ!」

 

リュウカ「そうか、なら行くぞ!」

 

リョウカ「はい!」

 

 

リョウカ達は、再び行動を再開した…通路には…所々に牢屋が有り…中には…干からびた死体が有ったり…悲惨な死体等…碌な環境じゃない事が伺える…

 

 

そして…そんな通路を抜けた先には…

 

 

リュウカ「何だここ?」

 

リョウカ「……これは…。」

 

リュウカ「ふーん…どうやらここは死ぬ訳じゃないが…この何かの家の模型と…人形と家具の模型等で…仕掛けを解かないといけないらしいな…んで、この棚は…所々ロックが掛かっているようだが…開く所は有るな…さて…どうしたもんか…。」

 

キャシー『オーッホッホッホッホ!あらぁ?貴方達…何処で道草を食っていたのかな?まあ良いわ!次の仕掛けは…この模型を…そこの棚の中に入っている紙の指示通りにその場面と場所に設置する事!」

 

リュウカ「はぁ!?俺達に…おままごとをやれって言いたいのかよ!?」

 

キャシー『そう言う事だよ!そうそう…この部屋は…動かす人と…指示を出す人に分かれてやるのよ!ほら…丁度仕切りの扉が有るわ!さぁ…貴方達のその連携力…どこまで続くか…見ものだわ!オーッホッホッホッホ!』

 

 

プツ…

 

 

リュウカ「……クソが!…んで…どうする?」

 

リョウカ「……じゃあ、私とレイお姉ちゃんとシオリお姉ちゃんのチームが指示を出すから…リュウカお姉ちゃんとザックお兄ちゃんと須賀お兄ちゃんのチームで…模型を動かしてもらえないでしょうか?」

 

リュウカ「成る程…分かったぜ、まあ…ここなら…流石にリョウカも負傷する事は無いだろう…。」

 

シンカ「リュウカ…それはフラグですか?」

 

リュウカ「はぁ!?こんな事で…負傷するなんておかしいだろ?」

 

シンカ「どうかな?だって…場合によっては能力の暴走だって有り得るよ?」

 

リュウカ「まさかぁ…いや待てよ……なあ、リョウカ…。」

 

リョウカ「何ですか?」

 

リュウカ「今…身体どんな感じだ?」

 

リョウカ「え?至って普通ですけど?」

 

リュウカ「……それなら良い…ふぅ…まあ良い…余計な事に時間使っちまったな…さっさと終われせるぞ!」

 

リョウカ「うん!」

 

 

 

そして…再び、リョウカチームとリュウカチームに分かれて…如何にもおままごとをやれと言う事になり…作業を開始した…

 

 

 

15分後…

 

 

リョウカ「リュウカお姉ちゃん…これで最後ですよ。」

 

リュウカ「やっとかぁ…!ったく!ある意味で面倒な仕掛けだったぜ!」

 

リョウカ「そうだね、でもこれで開きましたよ。」

 

ザック「んじゃあ、さっさと行こうぜ!」

 

レイチェル「そうだね、じゃあ…少しの間別行動になるね。」

 

リュウカ「そうだな…じゃあ、少しの間だけお別れだ…じゃあな。」

 

リョウカ「うん…またすぐ後に会おうね。」

 

 

そして…リュウカチームとリョウカチームはそれぞれの扉を潜り…先に進んだ…

 

 

リョウカチームとリュウカチームが扉を潜った先には…一つの巨大な部屋で…縦に横断するかのように…鉄格子によって合流出来ないようになっていて…そしてこう言う場合の定番中の定番の…前には台座が有り…そこにポツンと…注射器がそれぞれ1個ずつ置かれていた…更に奥には…鉄で出来た扉がそれぞれ一つ有るようだ…その上には…ガラス張りで…そこの奥にも扉が有るが…とても行けれた所じゃないと言う事は理解出来た…

 

 

リュウカ「さて…また会ったな…お前ら。」

 

リョウカ「うん…そうだね…でも、目の前に有る物って…。」

 

リュウカ「ああ…例の注射器だな…そして…俺達にとって一番嫌な所だな…。」

 

エクレール「何かここで有ったの?」

 

リョウカ「うん、この部屋は…ううん…正確には…目の前に有る注射器だけど…その片方だけとても危険な薬品がたっぷりと詰まった物と…もう片方は…ただのビタミン剤なんだけど…それを私とリュウカお姉ちゃんがそれぞれ入ったのが原因で…両方とも打たないと先には進めない仕掛けになったの…でも本来なら…片方が当たりで…片方は外れ…と言う内容らしい事だったのですが…私とお姉ちゃんは…前者の方で…両方とも打つ事になり…最終的にお姉ちゃんが両方とも打っちゃたの…そしてその後…お姉ちゃんが暴走したの…。」

 

エクレール「……そう…なんだ…何か…ごめんなさい…。」

 

リョウカ「ううん…大丈夫だよ…。」

 

リュウカ「さて…どうしたもんか…。」

 

 

リョウカ達が悩んでいると…

 

ガチャン…!

 

 

キャシー「オーッホッホッホッホ!!はーい!直接会うのは初めましてだね!さぁ!ここでは…目の前に置かれている…注射器を打ってもらいまーす!!」

 

リュウカ「ふん!どうせそう来るだろうと思っていたぜ!…どうせ、お前の性格上…片方だけ超ヤバイ薬を打ち込んでいるのは見え見えなんだよ!」

 

キャシー「あらぁ?良く分かったねぇ?でも!分かった所で…やる事は変わらないわよ!勿論!逃がさないし…拒否権なんて無いわよ!オーッホッホッホッホ!!さぁ!今回は特別ルールを設けるわ!その注射器…交換しても良いわよ!片方が両方とも打つのも良いわ!でも…絶対に両方とも打たないと先には進めないわよ!それに…不正した場合には…永遠にここに閉じ込めるからね!!オーッホッホッホッホ!!」

 

 

ガチャン…!

 

キャシーは言うだけ言って…奥の部屋に帰って行った…

 

 

リュウカ「クソが…相変わらず好き放題言いやがって!…おいリョウカ…注射器を持って来い。」

 

リョウカ「分かった…。」

 

 

リュウカとリョウカは、それぞれ注射器を持って…互いに寄って…

 

 

リュウカ「おい、リョウカ…今度はどっちに入っていると思うか?」

 

リョウカ「分からない…でも…どっちにしろ、両方とも打たないと先には進めないのは確かだよ。」

 

リュウカ「そうか…なら…、」

 

リョウカ「…お姉ちゃん…。」

 

リュウカ「何だ?」

 

リョウカ「……キャシーの狙いは、私です…それにね…もうお姉ちゃんが苦しむ必要はないの…。」

 

リュウカ「…?おい、それはどう言う…、」

 

リョウカ「………。」

 

リュウカ「………!?おい…!リョウカ…!!何のつもりだ…!それは俺の…!!」

 

 

何とリョウカは…突然リュウカの持っていた注射器を不意打ち気味で強奪して…

 

 

リョウカ「お姉ちゃん…ごめんね…今度は…私が両方とも打つ…もしかしたら私は死ぬかもしれない…でもね…それでも…お姉ちゃん達が無事に脱出出来るなら…それで本望ですよ…!」

 

リュウカ「…おい…リョウカ…頼む…やめろ…!」

 

リョウカ「ごめんなさい…お姉ちゃん……。」

 

リュウカ「……やめろぉぉぉぉ…!!!!」

 

エクレール「……!!?」

 

ブス…!ブス…!

 

ガシャン…!

 

 

リュウカの必死の制止の叫びも…無駄に終わり…リョウカチームの他の奴らも…リョウカが打つ直前に我に帰り…止めようとしたがそれも叶わず…リョウカが両方とも注射器を打ってしまった…

 

 

リュウカ「リョ…ウカ……!!」

 

リョウカ「…………。」

 

 

そして…リョウカは…何も言わず…何も反応せず…ヨレヨレながらも…先に進んで行った…リョウカチームの他の奴らも…ハッと気付き後を追った…

 

 

リュウカ「……っ…!!クソ…がぁぁ…!!!」

 

 

リュウカも…自分の情け無さに腹を立てながら…先に進んだ…

 

 

サイド:リョウカチーム

 

リョウカは、薄暗い通路を進んでいた…

 

 

リョウカ「………。」

 

 

ザーッ…!!

 

 

リョウカ「……あ……れ…?」

 

 

ザーッ…!

 

 

リョウカ「……なんで…だろう…。」

 

 

ザーッ…!!

 

 

リョウカ「…頭が……あれ…?あれ…あれ?…?あ……駄目…だ……意識……が……。」

 

 

ザーッ…!!

 

『破壊セヨ…。』

 

 

リョウカ「……え…?」

 

 

ザーッ…!!

 

『全テヲ破壊セヨ…。』

 

 

リョウカ「……嫌で…す……。」

 

 

ザーッ…!

 

『カワイソウ…カワイソウ…カワイソウ…イッショニキテアゲテ…』

 

『全テヲ滅セ…。』

 

 

リョウカ「嫌だ…嫌だ…いやだ…いやだ…いやだ…いやだ…イヤダ…イヤダ…イヤダ…!!」

 

 

ドクン…!!

 

 

リョウカ「……!!?!?」

 

 

ドクン…!!

 

ドクン…!!

 

 

リョウカ「……っう…!!!」

 

 

ドクン…!!

 

ドクン…!!

 

ドクン…!!!

 

 

リョウカ「(……本当に……ごめん…なさい……お姉ちゃん……どうか…無事に脱出して…。)」

 

 

そして…リョウカは…徐々に…ドス黒いオーラを纏い…姿が変わって行き…先に進んで行った…そして…その一連の行動を見ていたリョウカチームの奴らは…リョウカに異常が発生した事を報告する為に…リョウカを置いて…大急ぎでリュウカチームとの合流を目指した…

 

 

サイドチェンジ:リュウカチーム

 

 

リョウカチームが入っていて…少し時間が経ってようやく同じように扉を潜って行ったリュウカチーム一行は…早歩きで先に進んでいた…

 

 

リュウカ「リョウカ……無事でいてくれよ…!」

 

レックス「っちょ!待てって…!早いぞ…!」

 

リュウカ「あぁ…!?」

 

メリー「別にそんなに怒らなくても…。」

 

リュウカ「分かっている…!!だがな…俺は…!!」

 

ザック「リュウカ!お前、いい加減にしたらどうなんだ!?おめぇは…誰よりもリョウカの事が心配なのは良く分かるが…逆にお前がそんなんで…リョウカ自信が喜ぶと思うかよ…!?」

 

リュウカ「分かっている…!」

 

ザック「は!どうだか…じゃあ…聞くがよぉ…お前らのその実力なら…何であの時…鉄格子を壊さなかった!?鉄格子を壊して…無理矢理にでも止める事が出来る筈だろうがよ!?しかもだ…何で一々…あんなサドマゾ女の言いなりにならないといけないんだよ…!?お前ら…いつもみたいな強行突破思考はどこに行きやがったんだ!?」

 

リュウカ「………!!」

 

ザック「…いいか?何度も言うが…お前がそんなんだと…無事に脱出した所で…リョウカは喜ばない!それに…俺達の本来の目的は…リョウカの救出だろうが…!まさか…そんな簡単な目的も達成出来ないのか?は!天下の無敵の最高神の肩書きも…所詮そんな程度だったのか!?あぁ…!?」

 

リュウカ「………!!!……そうだな…ザック…へ…無様なもんだな…俺は…だが今のでスッキリしたぜ…!」

 

ザック「リュウカ…聞くが…本当にリョウカを幸せにしてやる気は有るんだな?」

 

リュウカ「当たり前だ!俺はリョウカの姉だぞ!そんでもって…俺の愛するリョウカの為に!地の底だろうと…地獄の果てだろうと…どこまでも…リョウカを愛してるぜ…!」

 

ザック「…その息だぜ!リュウカ!」

 

リュウカ「おう!お前ら!行くぜぇ…!!」

 

レックス&メリー『…え?』

 

 

そして…ザックのお陰で立ち直ったリュウカは…更に速度を上げて移動を再開した…

 

 

そしてすぐ後に…

 

 

リュウカ「……ん?」

 

ザック「あれは…リョウカの所の奴らじゃねーか?」

 

リュウカ「どうしたんだ?あんなに慌てて…しかもリョウカがいねぇ…。」

 

レイチェル「はぁ…!はぁ…!リュウカちゃん…!ザック…!大変よ…!!」

 

シオリ「…リョウカちゃんが…!!リョウカちゃんが…!!」

 

リュウカ「……!!リョウカに何が有った…!?」

 

レイチェル「…実は…!!」

 

 

レイチェルが事の経緯を説明しようとした時…

 

 

?『グォォアァァァァァァ…!!!!!!』

 

ドォォォォン…!!!

 

 

リュウカ「な…!何だ…!!?」

 

レイチェル「………【リョウカ…ちゃん…!!】」

 

リュウカ「何…!?」

 

 

突然の禍々しい咆哮と同時に…レイチェル達がやって来た方向に…轟音が響き渡り…

 

 

ズン…!ズン…!ズン…!

 

 

全員『………!!?!?』

 

 

リュウカ達の目の前に…あの前のフロアで見た…半人半龍形態になっていて…終焉暴走形態の…あの姿のリョウカが…目の前に現れた…しかも…前よりも強大で…禍々しさが上がっていて…オーラの大きさも尋常じゃない…瞳は辛うじて生気を保っている感じが見え見えの状態の感じで…紅い光と…青い光が交互に入れ替わる感じになっていた…

 

 

リュウカ「…リョウカ………!」

 

リョウカ「…ぐぅ…あぁ……お姉…ちゃん……みな…さん……!!今すぐ………私から……逃げて……!!!」

 

リュウカ「……断る…………!!!俺は…いや…俺達は…!!!お前を助ける為にここに来ているんだぞ…!!」

 

リョウカ「お姉…ちゃん…!!今は…それと…これとは……別なの…!!お願いよ……!!今すぐに……私から…逃げて…!!もう…私が…私で…無くなってしまう前に……!!う…あ…!?がぁ…!?」

 

リュウカ「リョウカ…!!」

 

リョウカ「お願い……です……!にげ…て……………!!」

 

リュウカ「………リョウカ……!?」

 

 

リョウカ(暴走)「グォォアァァァァァァ…!!!!!!」

 

 

そして…とうとう…リョウカの意識は完全に途絶し…破壊と殺戮と終焉を司る大邪神になってしまった…

 

 

リュウカ「……リョウカ……!!…クソ…!お前ら…!!一旦逃げるぞ…!!」

 

エクレール「うん…!!」

 

リュウカ「来い…!【真・超晴風大和武蔵武尊・改】…!!」

 

 

リュウカは、それを呼ぶと即座に何処からともなく現れた…

 

 

リュウカ「乗れ…!!早く…!!」

 

 

リュウカ達は、列車にリョウカ以外を乗せて…

 

 

リュウカ「ヤマト…!!強行発進だ…!!急げ!!」

 

超ヤマト「了解…!!ヤマト…!急速加速!!強行発進実行します…!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!ゴォォォ…!!!

 

 

列車は、機関の出力を最大にした上で…全ブースターを点火させて…爆発的な加速力を持って…リョウカを置いてこの場から逃走した…

 

 

リョウカ(暴走)「グォォォォォォォン…!!!!!!」

 

 

そして…リョウカも…けたましい咆哮を上げて…周りを壊しながら…リュウカの後を追って行った…

 

 

 

 

【フロアB3:第4エクストラステージ】

 

 

VS【(ファイナル)floorB1ボス:神森リョウカ・ガードナー[半人半龍形態&終焉暴走形態(深度:第5形態・フェイズ:1(フェイズの前の呼び方は…レベル))&キャシー特製超強力興奮剤服用(暴走)]】

 

 

【戦闘方式:逃走及び防衛式】

 

 

【勝利条件:フロアB3最深部の決戦フィールドまで…リョウカ(暴走)から逃げ切れ!!・敗北条件:リョウカ(暴走)に追いつかれて…超晴風大和武蔵武尊が撃破される事(正確には、列車内に居る味方の内一体が撃破である事)又はリョウカ(暴走)の撃破】

 

 

【推奨BGM:作品名【殺戮の天使】・曲名【迷走】】

 

 

【逃走開始…!】

 

 

暴走したリョウカの影響で…通路が紅く血で染まったかのようになってしまっていて…その道中には…小型の肉食モンスターだろうか…無残にも…リョウカの強烈な殺気の影響で…死亡してた…更には、ドスジャギィや…ドスランポス…等のドス鳥竜種も…呆気なくリョウカの殺気で即死していた…

 

 

リュウカ「これはひでぇ…!!だが…ある意味で助かったぜ…!すんなりと通れる…!!」

 

エクレール「……これが…リョウカちゃんの力なの…!?」

 

リュウカ「ああ…!そうだ…!本来の実力は…殺気だけでも黒龍等の禁忌のモンスターも即死させる事も容易い位に強い…!無論…俺達もそうだがな…!」

 

レックス「マジかよ…!」

 

リュウカ「だから俺達は力を抑える必要があるんだよ…そうしないと楽しめないし…迷惑だし…面白くもない。」

 

メリー「そうなんだ…。」

 

リュウカ「……不味いな…!後ろを見てみろ…!!」

 

 

リュウカに言われて…モニターから外の様子を見てみて…後ろの様子を見てみると…そこには…列車とほぼ同じ速度で走ってくる…暴走したリョウカがそこに居た…因みにだが…この列車の現段階で出せる最高速は…約【500km超】だ…今その速度で走行しているのに…リョウカが追い付いて来たのだ…

 

 

エクレール「早い…!もう追い付いて来たの…!?」

 

リュウカ「っち!ヤマト!こうなったら止む得ない事だが…最高命令実行!!【兵器自由及び超兵器自由発動する!!】」

 

超ヤマト「了解!リミッター解除!全兵器及び全超兵器の使用制限解除します!!」

 

リュウカ「よし!絶対にリョウカには直接当てるなよ!至近弾及び!模擬弾頭で…リョウカの足止めを狙う!!」

 

超ヤマト「…良いのですか?リョウカお嬢様を攻撃する事になりますが…。」

 

リュウカ「分かっている…!これは…助ける為にやる事だ!そして…これは…助ける為に攻撃をする!!攻撃用意…!!」

 

超ヤマト「了解…!ヤマト!全兵装!照準…リョウカお嬢様の付近に設定しました…!」

 

リュウカ「分かった…!…リョウカ…!許せよ…!……【戦闘開始…!!】」

 

超ヤマト「了解!!総員!戦闘開始!!各部…自由射撃!!」

 

 

そして…リュウカの下した決断で…たとえ…足止めや助けるとは言え…最愛の妹のリョウカに攻撃を実行を下した…

 

 

ドォォォォン…!!バババババババババ…!!カァオ…!カァオ…!バシュ…!バシュ…!

 

 

ズドォォォォォォン…!!!!

 

 

リョウカ(暴走)「グゥゥゥゥ…!!!」

 

 

リョウカ(暴走)は、列車からの猛攻撃によってスピードが減速していた…

 

 

リュウカ「怯むな…!とにかく逃げながら撃ち続けろ…!」

 

 

ドン…!ドン…!ドン…!バババババババババ…!!!ドォォォォン…!ドォォォォン…!!

 

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

リョウカ(暴走)「グォォォォォォォン…!!?!」

 

 

リュウカ達を乗せた列車は…必死の攻防によって…

 

 

リュウカ「見えて来たぞ…!扉だ…!!ヤマト!!そのまま扉ごとぶち破れ…!!」

 

超ヤマト「了解!!ヤマト!突撃します!!総員!!衝撃に備え!!」

 

 

そして…

 

 

ズガァァァァァン…!!!

 

 

列車は、扉ごと壁を破壊して…最深部に到達した…無論…それに続く様に…リョウカ(暴走)も入って来た…

 

そこの部屋は…最深部らしく…他のフロアと同様に…決戦場型で…相変わらず奥には堂々とエレベーターが鎮座しているが…その前には…全設備を制御する為の機械が置かれていて…それを守る為だろうか…強化ガラスでその道を阻んでいた…だが…その奥に…キャシーと…そのオトモであるのか…古龍…ハルドメルグの辿異種がそこに居た…

 

 

キャシー「はぁぁ…!?一体何なのそれは…!?」

 

リュウカ『は!見れば分かるだろ!?列車に決まってるだろ?』

 

キャシー「はぁぁ…!?ふざけんじゃないわよ!!どうしてくれるのよ!!」

 

リュウカ『さっきからごちゃごちゃとうるさい!!それにだ…ようやく見つけたぜ…!!ヤマト!!このままキャシーに向けて突撃せよ…!!そんなガラス程度…突っ切れ…!!』

 

超ヤマト「了解!」

 

キャシー「ちょ…ちょっと待ってよ…!そんなの有りなの…!?」

 

リュウカ『問答無用!!くたばりやがれぇ…!!!』

 

キャシー「キャァァァァ…!!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ズガァァァァァン…!!!!

 

 

リュウカの手により…厳密には…列車の力だが…そのまま突撃して…キャシーを轢き殺した…ある意味で…相応しい死に様であった…(そのすぐ後ろの機械は何故か無傷だ…)

 

 

【フロアB3ボス:キャサリン・ワード[死亡]】

 

 

ハルド『グォォアァァァァァァ…!!!』

 

 

リュウカ「っち!モンスターの方は逃げたか…!」

 

リョウカ(暴走)「………!!グォォォォォォォン…!!!!!」

 

リュウカ「んな…!?」

 

 

暴走したリョウカは…さっきまでリュウカ達を追いかけ回していたのに…キャシーのハルドメルグを見つけた途端に…ハルドメルグにターゲットを変更した…因みにだが…一応リュウカ達は、列車から降りた…

 

 

ハルド『ガォォォァァァ…!!!』

 

リョウカ(暴走)「グォォォォォォォン…!!!」

 

 

 

ドォォォォン…!!バキ…!!シュ…!!ザシュ…!!ボォォォォ…!!ズガァァァァァン…!!

 

 

暴走リョウカと…ハルドメルグが激しくぶつかり合っているが…どうやらハルドメルグ側が押されている様だ……だが…

 

 

ハルド『………!!』

 

 

ハルドは…一瞬だが…リュウカの方を見て…

 

 

ハルド『ガォォォァァァ…!!!』

 

 

ザン…!ザンザンザンザンザンザンザンザン…!!!

 

 

何と…ハルドメルグは…リュウカに向けて…地面から司銀で出来た針を大量に突き出して来た…リュウカも完全に不意を突かれてしまった為か…もうすぐそこまで迫っていた…回避しようにも間に合わない速度だった…

 

 

リュウカ「………!!?」

 

 

リョウカ(暴走)「………!!?!グォォォォォォォン…!!!!!」

 

 

そして…

 

 

グサ…!グサグサグサグサグサグサ…!!!

 

 

リュウカは…来るべきであろう…刺突の痛みと衝撃が全く来ない事を感じて…そこで感じた…嫌な予感が覚えて…恐る恐る目を開けてみると…

 

 

リュウカ「……………え……?」

 

全員『………!!?』

 

 

 

全員が見たのは……リョウカが…意識を無くして暴走している筈のリョウカが…どう言う理由かは不明だが…身を呈して…リュウカを守った…だが…身体中に大量の司銀の針がその身体を無残に貫いていた…

 

 

 

リョウカ「……………ぐ……あ……ぁ…。」

 

リュウカ「………リョウカ…………!!?」

 

 

ジャキン…!ブシャァァァァ…!!ドサ…

 

 

そして…貫いていた大量の針は…全部抜かれて…それと同時に…リョウカの貫かれた傷から血が吹き出してしまい……そのまま…崩れる様に倒れてしまった…

 

 

ハルド『ガォォォァァァ…!!!!!』

 

 

 

ハルドメルグは、勝ち誇ったかのように…勝利の咆哮を上げたが…それが逆効果だと知らなかった…何故なら…

 

 

ブチ…!!

 

 

リュウカ「グォォアァァァァァァ…!!!!!!」

 

ギネア『グォォアァァァァァァ…!!!!!!』

 

全員『………!!?』

 

 

リュウカとギネアから…何かが切れる音がはっきりと聞こえて…リュウカとギネアは…同時に膨大な量のドス黒いオーラを放ちながらブチ切れた…二体の滅尽と終焉と殺戮を司る…神が…リョウカがやられた事によって…その怒りが…いや逆鱗と言うべきか…その怨宿を…完全に滅ぼさんばかりに襲い掛かろうとする…

 

 

【神森リュウカ・フォスター[半人半龍形態&終焉破壊零神形態&邪神化最終覚醒形態&激昂状態]】

 

 

【ギネア・フォスター[激昂状態&滅尽神滅最終覚醒形態]】

 

 

【推奨BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】・使用場面【ミララース戦(ミラバルカン特殊個体戦)】

 

 

ハルド『ガォォォァァァ…!!!』

 

 

ザンザンザンザン…!!!

 

リュウカ「グォォアァァァァァァ…!!!!!」

 

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

ハルド『……!?』

 

 

ハルドメルグが先程と同様に司銀の針を地面から大量に突き出してみたが…リュウカはただの咆哮で全て破壊した…

 

 

ギネア『グォォアァァァァァァ…!!!!』

 

 

ガチ…!ズガァァァァァン…!!

 

 

ハルド『ガァァァァァ…!!?』

 

 

ギネアは、ハルドメルグが驚いている不意を突いて…渾身の滞空滅尽拳をぶちかました…更におまけに…

 

 

バキィン…!!

 

 

ハルド『グォォアァァァァァァ…!?!』

 

ギネア『グォォォォォォォン…!!!』

 

 

何とギネアは…ハルドメルグの角を…操核ごとへし折り…食べた…その影響で…ギネアは、新しい能力を開花させて…ハルドメルグの能力が扱える様になった…見た目も少し変わり…前に鋭利に出ていた角が更に鋭利になり…司銀色と金剛色が混ざった様な色合いになった…無論棘も同様だ…

 

 

ギネア【司銀龍の能力を取得:棘攻撃能力超強化及び新技獲得及び中距離及び近距離攻撃能力超強化】

 

 

そして…ギネアは、その取得した能力で…戦闘を続行する…

 

 

ハルド『ガァァォォォ…!!!』

 

 

ハルドメルグは、何とかギネアの拘束を振り切り距離を取ったが…

 

 

ポーピー…!!ズドォォォォォォン…!!

 

 

ハルド『グオォォォォォォ…!!?』

 

 

今度はリュウカが背後から赤黒い気弾をぶち当てた……そこでハルドメルグは悟った…勝てない…絶対に殺されると…そこで全て悟った…

 

 

そして…

 

リュウカ「グォォアァァァァァァ…!!!!」

 

 

スゥゥ……!ボォォォォ…!!!

 

 

ギネア『グォォアァァァァァァ…!!!』

 

 

シュシュシュシュシュシュシュ…!!!!

 

 

 

ザクザクザクザクザクザクザクザク…!!

 

 

ハルド『グォォォォ…!!!?』

 

 

ズドォォォォォォン…!!!!

 

 

ハルド『グォォォォォォォン……………!!』

 

 

ズゥゥン…!

 

 

リュウカとギネアの連携同時攻撃により…ハルドメルグは…討伐された…

 

 

【フロアB3ボス:ハルド・ワード[死亡]】

 

 

リュウカ「……リョウカ……!」

 

 

ハルドメルグを討伐したリュウカとギネアは元の姿に戻り…リョウカの所に急いで戻った…

 

 

エクレール「リョウカ…ちゃん…!」

 

レイチェル「……リョウカ…ちゃん…何で…!」

 

リュウカ「おい…頼むから…死なないでくれよ…!」

 

 

リュウカ達は…必死にリョウカを呼び掛けてみるが…反応が無い…それどころか…そこら中に…リョウカの血が広がっていて…血の池状態になっていた…

 

 

エクレール「そうだわ…!リュウカ…!貴女の血を飲ませてあげて…!」

 

リュウカ「そうだ…!…リョウカ…!…これを飲んでくれ……。」

 

 

リュウカは…自分の血を飲ませようとするが…そもそも…今のリョウカには…もう自力では…口を動かす事が出来なくなっていた…

 

 

リュウカ「…ならば…!」

 

エクレール「どうするつもりなの…!?」

 

リュウカ「こうするんだよ…!」

 

 

全員『………!?』

 

 

リュウカは、突然自分の血を…口の中に含んで…そのまま…リョウカに口移しを行い…リョウカに自分の血を飲ませた…

 

 

リョウカ「……っ……ぅ……うぅ……!」

 

リュウカ「……くそ…一回だけじゃあ駄目か…!なら…!………!?」

 

エクレール「どうしたの…!?」

 

リュウカ「不味い…!【俺の血のストックが切れた…!!】これじゃあ…!一旦家に帰らない限り…回復は不可能だ…!!」

 

エクレール「そんな…!」

 

リュウカ「それだけじゃない…!見ろ…リョウカを…。」

 

 

全員『……!』

 

 

リュウカに言われて…リョウカを見てみれば…確かに血の効果は受けているのだが…その効果は…あまり見られず…傷は一応血の効果で…何とか致死級の傷は塞がっているが…それでも他の傷は開いたまま…出血は…辛うじて…血の効果で抑えられているが…完全に止血は出来てなかった…

 

 

リュウカ「このありさまだ…血の効果も…今の状態だと…あまり効果はないのか…くそ…!」

 

エイダ「ど…どうしよう…!!」

 

リュウカ「ああ…このまま放っておけば…後…【約5時間後に…死ぬだろう…。】」

 

エクレール「そんな…!あ…じゃあ…!他の人の血なら…!」

 

リュウカ「駄目だ…!実はな…前に実験で…俺の血以外でもリョウカに服用させてみたんだが…一切効果無し…それどころか…拒絶反応を引き起こしてしまったんだよ…その後…急いで処置をして治したが…これではっきりとした…【リョウカの血が家族に効くのは…俺とレイチェルとザックと須賀とシオリとラストオーダーとアクセラレータのみ…んで俺の血は…リョウカとレイチェルとザックと須賀とシオリのみ…】…の以上の家族に血の効果が受け付けられる事が判明した…まあ…結論を言えば…【完全な双子姉妹…つまり…俺とリョウカみたいな奴じゃないと一切効果が無く…拒絶反応を引き起こす…噛み砕いて言えば…俺が…リョウカに血をあげるのは大丈夫だし…リョウカが俺に血をあげても大丈夫だが…俺に…他の血…そうだな…リュウマ又はリョウマにするか…んで…そいつらの血を服用しても効果はない…それどころか拒絶反応を引き起こす自体になる…そしてだが…リョウマにはリュウマ…リュウマにはリョウマ…そんな感じなら問題なく効果は発揮する…。】…と言う訳だ…。」

 

エクレール「……そんな…!」

 

リュウカ「言っとくが…今のリョウカにそんな事をしてみろ…拒絶反応で即座に死ぬぞ…!」

 

レックス「じゃあ…どうするんだよ…!」

 

リュウカ「時間が惜しい…!すぐにでも出発する…!…リョウカ…!辛抱してくれよ…!」

 

リュウカは…リョウカを横抱き(お姫様抱っこ…なのか?)した…(因みに…応急処置で…包帯は巻いた…が…出血が酷いので…更に二重に三重にも重ねて巻いてあげた…)

 

リュウカ「良し…急ぐぞ…!」

 

エクレール「ええ…!」

 

 

そして…リュウカ達は…先に進もうとした時…

 

 

兵士隊長1「お嬢様…!!異常事態です…!!」

 

リュウカ「何だ…!!」

 

兵士隊長1「は!こちらに…【大量の敵勢力が接近しています…!数…約1000体以上…!!更に…増幅中との事であります…!!】」

 

リュウカ「不味い…!!エレベーターは…!?」

 

エクレール「……!!エレベーターが…起動しない…!?」

 

リュウカ「何だと…!?じゃあ、そこの機械から操作してみろ…!!」

 

レイチェル「任せて…!……有った…!これだ…!でも…!」

 

リュウカ「どうした…!」

 

レイチェル「……エレベーターの起動スイッチは押したのだけれど…起動完了まで…【30分かかる…!】」

 

リュウカ「何…!?おい…!敵が到着するまでの時間は…!?」

 

兵士隊長1「は…!そ…それが…!残り…【5分後に…ここに到達します…!!】」

 

リュウカ「…不味いぞ…!!幾ら俺達でも…約25分間…リョウカを守るのは難しいぞ…!…止む得ない…!無線機を貸せ…!!」

 

アヤカ「はい…!」

 

 

リュウカは、無線機を受け取り…(因みに、リョウカを両手で持ってるので…ゴットピットで持っている…)

 

 

リュウカ「こちら、リュウカ!マザーフォートレス(自宅)!応答せよ!!」

 

防衛軍総大将『は!お嬢様!ご用件は!?』

 

リュウカ「今すぐ…!ありったけの全勢力を…俺達の所に送ってくれ…!緊急事態だ…!!」

 

防衛軍総大将『は!了解致しました…!ですがその前に…何が有りましたか…?』

 

リュウカ「…リョウカ救出の作戦中に…リョウカが瀕死の重傷を負ってしまった…!更には…先に進もうにも…エレベーターが起動するまで待たないといけない…!だが…そんな時に…もう約4分後で…大量の敵勢力が俺達の所にやってくる…!しかも今の状況で…リョウカを守り切る事は非常に厳しい…!だからありったけの勢力を集めてくれ…!!」

 

防衛軍総大将『そういう事でありますか…了解致しました…!すぐに集めて出撃させます!無論…他の【超要塞惑星軍と超要塞島軍】にも出撃させますか?』

 

リュウカ「当たり前だ…!行かせろ!家の事は…必要最低限で構わない…!急いでくれ!!」

 

防衛軍総大将『は!了解致しました!!用意してそちらに到達するまで…【10分後です…!】どうか…ご武運を…!!お嬢様…!!』

 

リュウカ「分かった…!それじゃあ切るぞ…!アウト…!」

 

 

そしてリュウカは、無線を切って…無線機を返した…

 

アヤカ「……10分後ね…耐えれそうなの…?」

 

リュウカ「10分か…かなり厳しいな…だがやるしかない…!…まさかあのサドマゾ女…!もしもの時の緊急時に…大量の何かをこちらに差し向ける仕掛けを用意しやがったな…!」

 

リョクヨウ「………一応能力を使って…この建物…更に大きくしますか?」

 

リュウカ「そうだな…こっちも増援が来るからな…デカイ方が良いだろう…それに…時間稼ぎにも使えるだろう…やってくれ…!」

 

リョクヨウ「分かりました!」

 

 

リョクヨウは、能力を使い…この建物全体を更に巨大化させた…

 

 

リョクヨウ「これで大丈夫な筈です…!」

 

リュウカ「おう、ありがとな……おい、後何分だ?」

 

兵士隊長1「は!残り…【2分後…であります!】

 

リュウカ「近いな…!…超要塞装甲列車艦隊!!全車両!この部屋の入り口方面に…全火器を向けろ…!」

 

全列車『了解…!』

 

 

リュウカの指示で…真・極零無神天艦隊の全超要塞装甲列車艦隊がその砲口を…敵勢力が来るであろう…入り口方面に向けられた…

 

 

リュウカ「…このままだとリョウカにも被害が出そうだな…列車の中に退避させるか…。」

 

エクレール「そうしときましょうよ。」

 

 

更にリュウカは、総大将艦ならぬ…総大将列車に…乗り込んで、自分達の部屋にリョウカを寝かせた…

 

 

リュウカ「そこで…待ってろよ…必ずお前を救ってみせる…!」

 

 

リュウカは、リョウカを置いて列車から降りた…

 

そして…

 

 

兵士隊長1「…!敵!接近…!!正面です…!!」

 

リュウカ「とうとう来たか…!…全軍!戦闘用意…!!エレベーター起動完了まで…生き残れ!!」

 

全軍『了解…!』

 

 

『グォウ…!!』『グオォォォォォォ…!!!!』『ギィヤァァァァァァァァァァ…!!!』『グォォォォォォォン…!!!』

 

 

リュウカの予想通り…ぞろぞろとモンスターの大群が…この部屋に入って来た…無論…その中には…大型モンスターも沢山いたのだった…

 

 

リュウカ「なんて数だ…!だが…やるしかないぞ…!」

 

リョクヨウ「リュウカちゃん…!リョウカの側には誰か居るの…!?」

 

リュウカ「いや居ない…。」

 

リョクヨウ「……だったら…リュウカちゃん…貴女が、側に居てあげて…大丈夫よ、私とアヤカさんだって…元々は昔はリョウカちゃんとリュウカちゃんよりも強かったから大丈夫…!それに…指揮も大丈夫だから安心して…!」

 

リュウカ「…そうか…でも本当に任せて大丈夫なんだな?」

 

アヤカ「安心しなよ…私達はね…親として…子供を守る義務があるんだよ…!なのに…私達は…貴女達の足を引っ張ってるばかりだからね…!これぐらいやらないと…私の腹の虫が収まらないわよ…!!」

 

リュウカ「そうか…なら絶対に生き残れよ…!」

 

 

リュウカは、リョクヨウとアヤカの説得により…列車の中にて、リョウカの所に向かった…

 

 

リョクヨウ「久々だね…私達が指揮を取るのを…。」

 

アヤカ「そうだな…だが…悠長に浸ってる場合じゃないわよ…!」

 

リョクヨウ「勿論…!さぁ…!みなさん…!絶対に生き残り…リョウカちゃんとリュウカちゃんを守り切りますよ…!!」

 

 

全軍『おおおおぉぉ…!!!!』

 

 

そして…リョクヨウ及びアヤカが率いる軍と…押し寄せて来る…キャシーが放ったモンスター軍団との防衛戦が始まった…

 

 

【フロアB3:最終ステージ&ボス】

 

 

VS【モンスター軍団:総大将[帝征龍:グァンゾルム(極み個体&敵仕様)]】

 

 

【戦闘方式:防衛戦&大討伐戦】

 

 

【勝利条件:エレベーター起動完了まで最終防衛ライン(総大将列車)を守る又はエレベーター起動完了までに敵を全て討伐又は撃退する・敗北条件:最終防衛ライン(総大将列車)が破壊される又は味方の内一体の撃破】

 

 

【アナザーターゲット:味方増援到着】

 

 

【地形:フロアB3決戦場(全システム制御室及び銃殺刑場)】

 

 

【推奨BGM:作品名[モンスターハンターシリーズ]・使用場面:[鏖魔ディアブロス戦[通常&暴走①]】

 

 

【狩猟開始!!】

 

 

ドォォォォン…!!!バババババババババ…!!!バシュバシュバシュバシュバシュ…!!!

 

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

装甲列車の艦隊が押し寄せて来るモンスターの軍団に対して全武装による自由攻撃を行っていき…近付かせる隙を潰して行ってるが…何せ数が多過ぎるのだ…

 

 

『グォォ…!!』『グルル…!!』

 

 

「戦車部隊!前へ!…撃てぇ…!!」

 

 

ドォォォォン…!!

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

「ムーブ…!!!」「ゴー…!ゴー…!ゴー…!!」「グレネード…!!!」

 

 

バババババババババ…!!!!ヒュン…!ドォォォォン…!!!

 

 

【味方増援到着まで…残り2分】

 

【エレベーター起動完了まで…残り18分】

 

 

リョクヨウ「多い…!そうだ…!レイチェルちゃん!」

 

レイチェル「何…!」

 

リョクヨウ「確か、このフロアは…そこの機械で操作していたのよね!?」

 

レイチェル「うん…!そうだよ…!」

 

リョクヨウ「じゃあ、それを操作して…トラップを使いましょう…!」

 

レイチェル「分かった…!操作の仕方なら大丈夫だよ…!」

 

リョクヨウ「任せました…!」

 

 

レイチェルは、早速このフロアの全制御装置を操作して…

 

 

レイチェル「…ガドリング砲…起動…!」

 

 

ドドドドドドドドドドド…!!!!

 

 

『グァァ…!?』『グォォ…!?』

 

 

このフロアに至る所に設置されていたガドリング砲を起動して攻撃を実行した…

 

 

そして…必死の防衛のお陰で…ようやく…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

リョクヨウ「…来たね…!」

 

アヤカ「ようやくだね…!!」

 

 

突如として轟音と共に…総大将列車の左右横に…超巨大なゲートが4個出て来て…そこから…続々と兵士達と…兵器達と…超兵器達と…ペット達が…ようやく現れた…しかも…とんでもない物を連れて来た…

 

 

リョクヨウ「……まさか…艦船までやって来たの…!?」

 

アヤカ「……あの子…どうやら…そこまでして守りたいんだね…なら私達も全力で行こうかな…!!」

 

 

アヤカは、更に能力で…更に更にこの建物を超巨大化させた…(因みに今ので…内部のデカさは…何と真・極零無神天艦隊が全部丸々余裕で入る程の大きさになった…しかも…全軍も余裕で入るし…航空兵器も使用可能だ…後…エレベーターもそれ相応にデカくなり…全軍余裕で入れる位デカくなった…)

 

 

そして…この能力発動によって…ゲートの数が更に増えて…合計10個に増えた…無論だがそこから続々と出て来ている…

 

つまり…この影響がどういう事かと言うと…

 

 

リョクヨウ「さぁ…!反撃開始ですよ…!!」

 

アヤカ「全軍!敵を全滅させるぞ…!!」

 

 

全軍『おおおぉぉぉぉ…!!!』

 

 

【推奨BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】・曲名【英雄の証[MHXXver]】】

 

 

リョクヨウ達の率いる軍は更に士気が味方増援の到着により…更に高まって行き…

 

 

「撃て…!撃てぇぇ…!!!」

 

ドドドドドドドドドドド…!!!バシュ…!ドォォォォン…!!!

 

 

「主砲装填完了!発射ぁぁ…!!」

 

 

ドォォォォン…!!ヒュー…!ズドォォォォォォン…!!

 

 

 

『グゥォォォ…!!?!』『グォン…!グォン…!?』

 

 

敵モンスター軍団は…リョクヨウ達の大反撃により…約半数は撃破された…

 

 

【エレベーター起動完了まで…残り5分】

 

 

アヤカ「後もうちょっとだよ…!!耐えて…!!」

 

 

そして…とうとう痺れを切らしたのか…

 

 

グァン(敵)『グォォォォォォォン…!!!!』

 

 

リョクヨウ「あれは…グァンゾルム…!?」

 

アヤカ「しかも…極み個体か…どうやらあいつがこのモンスター軍団を率いているな…?なら…全軍!最優先で…敵…古龍…帝征龍グァンゾルムに攻撃を集中し…撃滅せよ…!!奴が総大将だ…!!」

 

エクレール「なるほどね…!確かに帝征龍らしいね…!やるよ…!!」

 

リョクヨウ「旗艦(総大将艦)…真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改は…総大将列車…真・超晴風大和武蔵武尊・改を収容!!エレベーターの側に退避し…攻撃要塞として…行動して下さい!!エレベーター起動後…旗艦(総大将艦)は…エレベーター内に即座に退避せよ…!!」

 

超ヤマト「了解…!」

 

 

どうやらリョクヨウは何かを思ったか…リョウカとリュウカを乗せた列車を…旗艦に収容した…尚且つ…エレベーターの扉の前に陣取り…攻撃要塞形態に移行した…(尚…リュウカは、ハレカゼにより…その事態を知ったのか…リョウカと共に…旗艦(総大将艦)に移動して待機した…

 

 

【エレベーター起動完了まで…残り2分】

 

 

リョクヨウ「ヤマトさん!!グァンゾルム及びモンスター軍団に対して…【対モンスター用ロ号神弾を装填!!】」

 

アヤカ「良いのか!?あれを使って…?」

 

リョクヨウ「こうなっては仕方ないです…!やりましょう…!」

 

超ヤマト「了解!全主砲!対モンスター用ロ号神弾を装填!!」

 

アヤカ「良し…!全軍!!急ぎ…旗艦の側まで退避せよ…!!」

 

全軍『了解…!!』

 

 

リョクヨウとアヤカの号令により…急ぎ旗艦の側にまで全軍が集結した…そして…

 

 

【エレベーター起動完了…扉が開きます…。】

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ガシャン…!!

 

レイチェル「エレベーターが起動したよ…!!」

 

リョクヨウ「分かりました!!…全軍!すぐにエレベーター内に退避!!旗艦は…対モンスター用ロ号神弾発射後…即座にエレベーター内に退避…!!私達も入る…!!」

 

 

全軍『了解…!!』

 

 

エレベーターが起動完了し…続々とリョクヨウ達率いる軍はエレベーター内に退避して…数分もしない内に退避完了した…更に…味方増援が来たであろう超大型のゲートは役目を果たし…消えて行った…

 

それを確認した…旗艦とリョクヨウとアヤカは…

 

 

リョクヨウ「全軍のエレベーター内に退避完了です!!さぁ…仕上げです…!!ヤマトさん!!全主砲…!対モンスター用ロ号神弾…発射ぁぁ…!!」

 

超ヤマト「了解!!全主砲…対モンスター用ロ号神弾…てぇぇ…!!!」

 

 

ドォォォォン…!!!

 

 

アヤカ「良し!私達も退避するよ…!!急げ…!!」

 

リョクヨウ「分かりました…!!」

 

超ヤマト「了解!!ヤマト…退避します!!」

 

 

そして…残るリョクヨウとアヤカと旗艦は…エレベーターに乗り込み…エレベーターの扉は重く固く閉ざされた…と同時に…

 

 

 

ピキィィン…!!!ズドォォォォォォン…!!!!!!!!

 

 

 

一瞬の超強烈な閃光の後…超規模の大爆発が…モンスター軍団に…爆発と熱風と酸欠一瞬にして襲いかかり…フロアB3と総大将…帝征龍グァンゾルムと共に…跡形も無く…消滅したのだった…

 

 

【フロアB3:消滅】

 

 

無論だが…その衝撃はエレベーターにまで響いていたが何も影響はなかった…だが引き返す事はもう出来ない…リョクヨウ達は…果たして無事に地上に出て…瀕死で危篤状態のリョウカを救えるのか?リョクヨウ達の脱出撃破続く…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達のモンスター紹介コーナー 第5話


リョクヨウ「どうもです!リョクヨウです!」

アヤカ「やあ!どうも!アヤカだよ!」

エクレール「どうも!エクレールよ!」

メリー「同じくどうも、メリーだよ!」

エクレール「あれ?いつものあの姉妹はどうしたの?」

アヤカ「忘れたのかい?今…リュウカちゃんはともかく…リョウカちゃんは出せる状態じゃない。」

メリー「そうだったね…。」

リョクヨウ「まあ…とりあえずは…私達が代役ですね…。」

アヤカ「これでも親だからな…じゃあ…えーっと…今回紹介するモンスターは…」

リョクヨウ「はい、【滅斬龍:ネル・マギア】です。」

アヤカ「こいつは、この建物のB6のフロアに居たモンスターだ…直球で言えば…本作品のオリジナルモンスターの一体だ…。」

エクレール「そうなんだ…ってメタイ事を言ってるけど…大丈夫なの?」

アヤカ「安心しろ…基本的には…このコーナーに限りだが…メタ発言は基本的に自由だ…だが…ネタバレは流石に厳禁だが…誤って口が滑る事もあるがな…因みに…この東方最高神シリーズでも…基本的に…後書き…って言うコーナーでは…メタ発言は大丈夫らしいぞ?まあ…たまーにだが…本編の方でもメタ発言がある場合が有るがな…。」

メリー「なるほどね…。」

リョクヨウ「さてと…話はすみましたか?」

アヤカ「ん?ああ、済んだぞ…あ〜…話がだいぶ脱線したが…続きだ…こいつの別名と姿についてだが…本編でも語られた通りだ…んで…私達が出会ったのは…特殊個体の方で…しかも歴戦王と極み個体の混ざったような…最強個体なんだぜ。」

エクレール「え!?初耳なんだけど!?」

リョクヨウ「知らなくて当然なんですよ…だって…本編では軽く紹介しただけですからね…この事実は話してはいないのですからね…後…追加で言うなら…この個体…何と…、

エクレール&メリー『何と…?』

リョクヨウ「……【至天個体&辿異個体も全て混ざってる個体なの…。】」

エクレール&メリー『な…!何だってぇぇ…!?』

アヤカ「綺麗にシンクロして…面白いネタを使うね…だが…これは紛れもなく事実だ…。」

エクレール「…えーっとつまりは…【極み個体と至天個体と辿異個体と歴戦王の4つ全て混ざった個体】…で有ってるんだよね…?」

アヤカ「ああ、そうだよ…だからあの時…軽々しくオストガロアに似た奴を投げ飛ばしただろ?」

メリー「そうだね…確かに軽々しく投げ飛ばしたね…。」

リョクヨウ「…実はあの個体はね…やろうと思えば…あの建物位は簡単に脱出出来る位の超実力者なんだって…。」

エクレール「え!?マジなの!?」

アヤカ「ああ…どうやらそうらしい…だが…なぜそんな事をしないのか…それが謎なんだ。」

リョクヨウ「ううん…もう既に分かっていると思うよ…。」

アヤカ「ん?何だって言うんだい?」

リョクヨウ「多分…あの個体は…リョウカちゃんとリュウカちゃんとザックさんとレイチェルさんと…恐らく後で出会うのであろう…ゼノちゃんと一緒に…脱出して…共に生きたいから…ずっと待っていたのだと思うよ。」

アヤカ「…成る程ね…。」

エクレール「…そう言われると…なんか罪悪感があるね…ずっとあの場所で…私達を待っていたのだからね…。」

リョクヨウ「大丈夫ですよ…あの子の事ですからね……さて…少し話が逸れました…続きです。」

アヤカ「ああ…えーっと先程言った様に…超強力な個体が4つも混ざった個体だ…その関係上…形態変化も勿論有る…だが普通のネルギガンテと違い…こちらのペットと同様に…一度形態が進むと前の段階にはもう戻らない特徴だ…だから…最大の大技を放ってもその形態のままだし…気分次第ではその技を連発して来る…しかも…近年確認された状態異常…龍封力も効果は一切効かない…っと言っても私達のペットも全て龍封力は効かないけどね。」

エクレール「そうなんだ…。」

アヤカ「さて…こいつの場合の形態変化についてだが…たったの二つだけだ…しかも同時に発動する為か…形態変化は一回だけだ。」

メリー「それって…どんな形態だっけ?」

リョクヨウ「それは本編に語られた…【激昂状態と滅尽神滅最終覚醒形態】の二つだけです…多分増える可能性も有るけどね…。」

アヤカ「まあとりあえずは、最後はこの二つの形態を説明する…まずは激昂状態についてだが…結論を言えば…激昂ラージャンや怒り喰らうイビルジョー等の怒り状態を更に超えた怒り状態を持つ個体…と同様なんだ…しかもそれと同時に…例のもう一つの形態が同時に発動する為か…常時怒り状態(常時激昂状態)と言う事になる…。」

エクレール「うーん…つまり…これってスキル…【挑戦者系】は有効だったりするの?」

アヤカ「ん?ああ、それは問題無く発動する…ただし…その効果も帳消しにする程の超強化形態になっているからな…まあ付けるかどうかは自分で決めると良い…まあほぼ無駄に終わるがな…。」

メリー「そんなに強化されるの?」

アヤカ「ああ…そうだ…んでだ…次に紹介する形態は…【滅尽神滅最終覚醒形態】だ…発動条件は、体力が半分削られたら…さっき言った激昂状態と共に発動する…この形態は…俺達の特有の形態…【神化最終覚醒形態】の対極の形態で…完全に神殺しに特化し過ぎた様な形態だが…因みに…【邪神化最終覚醒形態】も同様に神殺しの効果も受けてしまうからな…神化だろうが邪神化だろうが…この形態の前じゃあ…普通にダメージを喰らってしまう…無論だが…生身でそんな神殺しの攻撃を喰らおうものなら…即死の2文字が待っているぞ。」

エクレール「ひぇ〜…恐ろしいな…。」

アヤカ「しかも…この形態中に限りだが…俺達の能力を全て扱う様になり…在ろう事か…天変地異も発動するぞ…。」

メリー「…もう凄すぎて着いて来れないわ…。」

アヤカ「だろうな…だがこいつはまだ何か隠している様だ…つまりは強くなるだろうし…新しい形態変化も出て来るだろう…。」

エクレール「更に強くなるの…!?」

アヤカ「ああ、しかも下手をすりゃあ…【ジ・グラン】も…タダでは済まないだろうな…。」

エクレール「ジ・グラン?」

アヤカ「私達のペットの中で最強中の最強のモンスターで…禁忌のモンスターの中で絶対的な頂点に君臨するモンスターだ…何故なら…【黒龍(突然変異個体)と紅龍(突然変異個体)と紅焔龍と祖龍(突然変異個体)と煌黒龍と煉黒龍の全禁忌モンスターが融合したのだからな。】」

メリー「え…!?」

エクレール「…もはやなんでも有りなんだね…。」

アヤカ「無論だが…戦闘力や能力は…私達とほぼ互角かそれ以下位の実力者で…モンスターとは別だが…(超)兵器系最強の…【ジ・アーク】と何とダッグを組むんだぜ。」

エクレール「それも…強いの?」

リョクヨウ「ええ、そうですよ…実力も互角同士だからね…それに在ろう事か合体までするから…この二体が揃った時は…敵さんには申し訳ないけど…負けるしかないのです。」

アヤカ「言っとくが…ジ・アークはあくまでも兵器系だからな…このコーナーでは紹介は出来ない。」

エクレール「そうなのね…じゃあ仕方ないのか…。」

アヤカ「まあ…いずれ必ず両方とも出て来るだろう…近いうちにな…。」

メリー「ふーん…分かったわ。」

リョクヨウ「さてと…もうそろそろ締めましょうかな。」

アヤカ「そうだな。」

リョクヨウ&メリー『それじゃあ…、』

アヤカ&エクレール『次回も…、』

全員『見て下さい!!』






【続く】


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第7話 最高神達と殺戮の天使…エンジェル・オブ・デス【終章・前編】

よう!リュウカだ!前回のあらすじだ!前回俺達は、B3フロアを攻略をしたんだが…したのだが…何故かこのフロアで…リョウカにだけ被害が出るわ…不幸な目に合うわ…しかも最終的に…瀕死の重傷を負った上に危篤状態までに陥り…完全に行動不能になってしまい…俺の血で治そうにも…ストックが切れてしまった…その影響で…このまま放っておいてしまえば…約5時間後に死んでしまう事になってしまった…だから俺達は急いで上へ…とにかく上へ…地上を目指している…あ〜因みにだが…トラップに関してだが…電気椅子や毒ガス部屋や訳の分からない模型を完成させる部屋や例の注射器部屋と銃殺刑の決戦場を攻略した…無論キャシーの野郎はブチ殺した…だがよりにもよって…あのサドマゾ女は…何が何でも上へは行かせてはくれなかったらしく…死んだのと同時に…大量のモンスターの大軍をけしかけて来やがった…だから俺達も交戦をして…味方の増援が来て…反撃に転して…無事にエレベーターに乗り込む事に成功した…だが…脱出の際に…対モンスター用ロ号神弾を打ちこんだ為か…B3フロアは消滅した…まあ、こんな感じだ…今回も見てくれよな!


リョクヨウ達は、B3の最後の関門を突破し…どうにかエレベーターに乗り込んだ

 

 

そのエレベーター内の…旗艦:真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改のリョウカの居る部屋にて…全員が集結していた…

 

 

ピ…ピ…ピ…ピ…

 

 

リュウカ「リョウカ……。」

 

リョクヨウ「リョウカ…ちゃん…。」

 

 

今のリョウカの姿は…色々な医療器具が着いた状態で…更には…胴体の所は…何重にも包帯は巻かれているが…それでも血が滲んで来ていて…いそいそと…何回も包帯を交換を繰り返しいる医療班…そして生命維持装置までも持ち出してもいる始末だった…無論…先程まであんな大戦争じみた戦闘を行ったにも関わらず…リョウカは目覚めなかったのであった…

 

 

アヤカ「後…約【4時間30分…か…。】」

 

エクレール「…もう…時間が無い…。」

 

メリー「………。」

 

リョクヨウ「…なら…一つ賭けてみますかね…。」

 

アヤカ「何だ?」

 

リョクヨウ「確か…最後のフロアには…ゼノさんが居ましたよね?」

 

アヤカ「…居るな…。」

 

リョクヨウ「…恐らくだけど…あの子の力を借りる事が出来れば…この傷を癒やす事が出来るんじゃないのかな…?」

 

アヤカ「…成る程…ゼノ・ガードナー…ゼノ…つまりは…【冥灯龍…ゼノ・ジーヴァの力が頼り…】って事か?」

 

リョクヨウ「うん、あの子の力を…リョウカちゃんに分けてもらい…能力による…自己回復を実行したいと思うの…。」

 

アヤカ「…それだったら…私達の力を分けた方が良いんじゃないのか?」

 

リョクヨウ「そうしたいのだけれど…今のリョウカちゃんは…もう…死にかけの身体なんですよ…私達の膨大な力を下手に与えたら…弱った身体であるか故に…暴走を引き起こしてしまって…死んでしまう可能性だってあるのよ…。」

 

アヤカ「じゃあ…私達の回復能力は?」

 

リョクヨウ「…それもしようとしても…何故か分からないけど…リョウカちゃんに対して何故か発動出来なくなっているの。」

 

アヤカ「…まさか…!奴が生きているのか…!?」

 

リョクヨウ「ううん…あの個体はもう死んではいるのだけれど…何か引っかかるの…。」

 

アヤカ「何が?」

 

リョクヨウ「うん、実はリュウカちゃんに見せてもらったあの資料…殺人鬼に関する資料なんだけど…変じゃありませんか?」

 

全員(リョウカ除く)『……?』

 

リョクヨウ「…あの資料では…最低でも…人間一人とモンスター一体…必ず配置されているのに…【フロアB5だけ…モンスター一体だけです…。】幾ら何でも変じゃないですか?」

 

エクレール「た…確かにそうだね…。」

 

リュウカ「………は…そう言う事か…。」

 

リョクヨウ「何か分かったの?」

 

リュウカ「ああ…今分かった…ダニーの野郎…とうとう…【龍化能力を得やがったな…!?】」

 

アヤカ「龍化か…でもどうやって得たの?」

 

リュウカ「簡単な事だろう…ギネアを使って…そいつを捕獲して来て…実験でそいつの古龍の血を全部飲んだんだろう…その結果…」

 

リョクヨウ「……ダニエル・ガロアになってしまった訳ですか…確かにそれならば…辻褄が合います…!」

 

リュウカ「んでだ…恐らく感だが…確かにリョウカのえリミッター解除の影響で…【ダニエル・ガロアの[方]は死んだだろう…。】

 

エクレール「方はって…まさかもう片一方があ生きているみたいな言い方ね…。」

 

リュウカ「…ああ…生きているだろう…あくまでも死んだのはダニエル・ガロアの方であって…ダニーの野郎自体は生きているだろう…だがしばらくの間はもう龍形態にはなれんと思うがな…。」

 

全員(リョウカ除く)『………!?』

 

 

そう…リュウカの言っていた予感は適中していた…確かに表記上では…ダニエル・ガロアは跡形も無く消滅し…死亡した…だがダニエル・ディケンスは生きているのだった…何故生きているのかと言うと…ダメージの蓄積によって…強制解除されただけだった…無論だがその影響でもう龍形態にはなれないが…龍化で出来る攻撃及び攻撃能力と身体能力は健在だった…そして…奴は…フロアB1にて…待ち構えているのだった……っと普通ならそうだが…その時…

 

 

?『おやおや…どうやら相当お困りのようね…みなさん。』

 

 

突然…この部屋に…謎の声が響き渡った…

 

 

エクレール「…この声は…リョウカちゃん…!?でも…リョウカちゃんは、眠っている…じゃあ…!?」

 

リュウカ「…成る程な…この事件…お前が一枚噛んでいる訳か…【闇リョウカ?】」

 

 

リュウカが、その声の主の名を告げると…

 

 

【闇リョウカ】「あら?良く分かったね…。」

 

リョクヨウ「貴方が…もう一人の…リョウカちゃん?」

 

アヤカ「いや…厳密には…リョウカちゃんの闇そのものだ…。」

 

リュウカ「…んで…何が目的だ?」

 

闇リョウカ「うーん…確かにこの事件に一枚噛んでいるのは間違いないですよ?でもね…幾ら私でも…こんな事はしないですよ…寧ろ…私は貴方達を助けに来た。」

 

リュウカ「………本音は?」

 

闇リョウカ「もちろん…最後のフロアで…リョウカちゃんと…万全な状態で戦いたい…それだけですよ…後…貴方達が気にしている…あの邪魔者…えーっと確か…ダニーでしたっけ?」

 

リュウカ「そうだが…。」

 

闇リョウカ「あの邪魔者…始末しておいたよ…あんなケダモノに邪魔されたら堪ったもんじゃないですからね…後…おやおや…これはまた随分と酷くやられた物だね…こんなに護衛が付いているのに…何でリョウカさんだけこんなになるのかな?」

 

リュウカ「うぐ…。」

 

闇リョウカ「まあ、良いです…とりあえず治したいから退いて下さい。」

 

リュウカ「…信じて良いんだな?」

 

闇リョウカ「私ですよ?嘘は言わないです…でも冗談は言います。」

 

リュウカ「曖昧だな…。」

 

 

そして…リュウカ達はリョウカの側から退いてあげて…闇リョウカは…リョウカに手をかざして…

 

 

闇リョウカ「…ふーん…成る程ね…確かに厄介な障害に掛かってるね…でもね…そんなの私達には関係無い事…こうすれば良いのよ…【光神の波動。】」

 

 

闇リョウカはそう言うと…リョウカの身体全体に…光が包まれて行き…徐々に光が消えて行き…最終的に光は消えた…

 

 

闇リョウカ「はい、これで良いよ。」

 

リュウカ「何だ?何も変化無いじゃないか?」

 

闇リョウカ「私がやったのは…リョウカに掛かっている厄介な全ての状態異常を解除しただけよ…でも…これで回復が受け付ける筈よ。」

 

リュウカ「そうなのか…!なら早速…!…【神癒[パーフェクトゴットヒーリング]!!】」

 

 

今度はリュウカがそう宣言すると…また再びリョウカに光が包まれて行き…徐々に光が消えて行き…最終的に光がは消えた…(大切な事なのでもう一回言った…)

 

そこには…あれ程瀕死の重傷を負っていて…危篤状態だったリョウカが…完全に傷が塞がっており…何事も無かったかの様に…ベットから起き上がっていた…

 

 

リョウカ「…あ…れ…?私は…?」

 

リュウカ「…リョ…リョウカぁぁ…!!!」

 

リョクヨウ「…リョウカちゃん…!!」

 

アヤカ「リョウカちゃん…!」

 

リョウカ「え?みなさん…?どうしたの…へ…?お姉ちゃん…!い…いきなり抱きつかないで!…く…苦しい…です…!」

 

リュウカ「リョウカぁぁ…!リョウカ…!!」

 

リョウカ「おね…えちゃん…!おね…がいですから…!!きつく抱き締め…ないで…下さい…!!…っ…く…苦しい…く…る…ちぃ…で…す…!」

 

闇リョウカ「はぁ…リュウカお姉ちゃん…いつまで抱き付いるの?復活して早々殺すつもりですか?」

 

リュウカ「…は…!し…しまった!大丈夫か!!」

 

リョウカ「けほ…けほ…だ…大丈夫ですよ…それよりも…何が有ったのです……か……あれ……?」

 

リュウカ「どうした?」

 

リョウカ「……!!そうだ…思い出した…!確か…私は…あの注射で…私は…私は…!お姉ちゃん達を…!!」

 

リュウカ「…はぁ…落ち着けって…リョウカ…誰もお前から攻撃は食らってもいない…だから大丈夫だ…。」

 

リョウカ「でも…!あの時は…!本気で…お姉ちゃん達を殺そうとしたんだよ…!?」

 

リュウカ「だろうな…だがな…あん時のお前じゃあ…誰一人も殺す事は出来ないぜ…。」

 

リョウカ「……え?」

 

リュウカ「あの時のお前は…お前の中に潜んでいる…お前の本能のままに突き動かされただけだ…だから対処の仕方位…どうって事無いぞ…まあ、お前の本能そのものは所詮その程度だったと言う訳だったと言う事だ…。」

 

闇リョウカ「…それって…シンプルに私の悪口と捉えて良い訳ね?」

 

リュウカ「い…イヤイヤイヤ…!!そんな事ある訳ないだろう…!!あくまでも…こっち側の方のリョウカの中に潜む何かに対して言ってるだけ…、」

 

闇リョウカ「多分…それ私だと思うよ?しかも…こっちの世界線の私は…相当ヤバイと思うよ?」

 

リュウカ「…え?マジ?」

 

闇リョウカ「うん、そうだよ…多分…いや絶対にだけど…この建物のラスボスになるんじゃないかな?だって…さっきまで瀕死&危篤状態になっていたからね…出て来るんじゃないかな?それとも…もう出て来たりして…って…この反応は…。」

 

リュウカ「どうした?」

 

闇リョウカ「あらら…どうやら最後のフロアで…待ち構えていますよ…リョウカさん…貴方の中に潜む…もう一人の私自身が待ち構えていますよ…。」

 

リョウカ「…そう…ですか…。」

 

闇リョウカ「……一応聞きますが…貴方は…助けたいですか?もう一人の私を…。」

 

リョウカ「うん!もちろんですよ!」

 

闇リョウカ「やれやれ…貴方ならそう言うと思いましたよ…全く…貴方には敵いませんね…それに…せっかく一騎打ちに為に現れたのに…今の状況から見るに…任務中で…その任務の内容が…リョウカさん…貴方の救出と言う訳で良いのだね?」

 

リュウカ「そうだが?」

 

闇リョウカ「…気が変わったわ…一時的に…貴方達の仲間に入るね、言っときますが…私は…リョウカさんの闇の存在であり…色々な世界線を渡って来ていますのでね…更に言えば…私…いえ…私達は…貴方達の影の存在です…だから完全な秘匿を約束はして下さいね?」

 

リョウカ「ええ、充分承知していますよ…でもね…そんな存在でも…私は…貴方の事を…家族だって思っていますよ。」

 

闇リョウカ「やれやれ…まあ好きにしなさい…短い間だけだけどね…後…もし…貴方の出て来た方のもう一人私を救う事が出来たら…貴方の好きな様にすれば良いですよ…。」

 

リョウカ「…分かりました…。」

 

闇リョウカ「それからですけど…B2フロアについてですけど…貴方達の知っている様に…昔の建物なら…そこに出口が有るのだけれど…残念ながらこの建物は…最上階…つまり最後のフロアに出口が存在します…そして…B2は…このエレベーターを降りたらすぐに決戦場に出ます…。」

 

リュウカ「は?どう言う事だ?」

 

闇リョウカ「さあ?でも…相手はそこまでの実力者って言う事は確かですよ。」

 

レックス「成る程…面白くなって来たぜ!」

 

闇リョウカ「後…警告だけど…フロアB1は…昔なら何処かの家みたいな感じだけど…今回の場合は…どこかの異空間みたいな場所だから…気をつけてね。」

 

リョウカ「分かりました…。」

 

リュウカ「そう言えばさっきから思ったんだが…いいか?」

 

闇リョウカ「どうしたの?」

 

リュウカ「ああ…このエレベーター…いつになったら止まるんだ?」

 

闇リョウカ「……確かに言われてみたらそうだね…普通なら…もうとうの昔に止まってる筈なんだけどね…。」

 

リョクヨウ「多分…それ…私達が原因だと思う。」

 

リュウカ「は?どう言う…あ〜…そう言う事か…そう言えば…今の俺達には…こんだけの大軍隊を率いているんだよな…その関係で…この建物自体を超巨大化させているんだったな…だからこんなにも遅い訳だ…。」

 

アヤカ「あはは…なんか…すまないね。」

 

リュウカ「いんや大丈夫だ…そしてもう一つ確認だが…。」

 

闇リョウカ「何ですか?」

 

リュウカ「お前…何処から現れた?」

 

闇リョウカ「ん?普通にテレポートでここまで瞬間移動して来ただけよ?何か問題でも?」

 

リュウカ「…一応確認だが…今まで何処に居た?」

 

闇リョウカ「B1フロア最深部で待ち伏せていた、でも来たのはダニーって言う訳の分からない変人が来たので消滅させた…後…来るまでに…ゼノさんと少し遊んだり…最深部一歩手前のドゥレムさんとも少し遊んでいたけど…幾ら何でも遅すぎたので…わざわざ来てみたら…この有り様だったと言う訳よ。」

 

リュウカ「……結局お前は味方なのか敵なのかはっきりしろよな…。」

 

闇リョウカ「今は味方ですよ…今はね…まあさっさとこの建物から出る目的を達成したら私は別の世界線に飛ばないといけないからね。」

 

リュウカ「そうだったな…。」

 

 

そして会話をしている内に…

 

 

ガシャン…!

 

 

リュウカ「ようやく到着か…。」

 

リョウカ「そうだね…。」

 

闇リョウカ「さてと…リョウカさん…少しお邪魔させてもらいますよ。」

 

リョウカ「へ?どう言う事?」

 

闇リョウカ「そのままの意味だよ、ジッとしていて。」

 

 

闇リョウカは、そう言うと…自身は黒い球体に包まれて…徐々に縮小されて…それがそのままリョウカに取り込まれる様に…入って行った…

 

 

リュウカ「おい…大丈夫か?リョウカ?」

 

リョウカ「ええ、大丈夫です。」

 

闇リョウカ『うん、やっぱりここは落ち着きますますね…。』

 

リュウカ「…おいおい…。」

 

闇リョウカ『安心しなよ…私がリョウカさんの中に入っている間は…私とリョウカさんの力が混ざりあって…限定的だけど…最強になれますよ。』

 

リュウカ「おお!そうか!」

 

闇リョウカ『言っておきますけど…最強であるけど無敵じゃないから…そこの所は宜しく。』

 

リュウカ「分かっている。」

 

闇リョウカ『じゃあ…改めてだけど…少しの間だけ…よろしくね…みなさん…そして…私の名前は…【神森リョウカ・ガードナー】です…まあでも…それだと被るので…【闇華[アンカ]】って呼んで下さい…闇リョウカだと…まるで私が悪者に扱われてしまうのでね…因みに…闇華の由来は…リョウカさんの名前から…私の闇そのものを取り付けた名前で…【闇に咲く希望の華】…って言う由来です。』

 

リョウカ「分かりました…それじゃあ改めてよろしくね!アンカさん!」

 

【アンカ】『ええ、宜しく頼むよ。』

 

 

【リョウカ達は…闇リョウカこと…アンカ(闇華)を仲間にした![一時加入仕様]】

 

 

そしてリョウカ達を乗せた旗艦と他の軍は…エレベーターを降りて…堂々と決戦場に向かった…

 

 

のだが…このフロアに関しては…何故か戦闘は無く…ただの会話だけだった為…

 

 

割☆愛!!(フロアB2&グレイ&ルーツ(ミラルーツ)『解せぬ…。』)

 

(因みに…リョウカ達の説得により…グレイ神父とルーツが仲間になった…)

 

 

 

そして…案外あっさりとフロアを突破した(割愛によってだが…)リョウカ達は…エレベーターで更に上に向かっていた…

 

その中の会話…

 

リョウカ達は、全員旗艦のブリッジ(艦橋)にて話しをしていた…

 

 

リュウカ「意外にあっさりだな…。」

 

リョウカ「ええ…そうですね…。」

 

アンカ『それはそうでしょう…だって私達の正体をあっさりと見破られたからね…あの神父様は…すごい事だと思うよ?」

 

リュウカ「だろうな…んで…どうやらお前の言う通り…グレイは…出口はB1に存在する…って言ってたな…B1は…どんな所だ?」

 

アンカ『さっきも言ったと思うけど…正に異空間になっていたわ…でもね…初めからそうなってた訳じゃないのよ…。』

 

リョウカ「…?どう言う事なの?」

 

アンカ『うん…確かに【貴方達が来る前は…普通の一軒家みたいな所だったよ…。】』

 

リュウカ「成る程…で…どのタイミングで異空間みたいな感じに早変わりしたんだ?」

 

アンカ『多分だけど…リョウカさん…貴方が瀕死で危篤状態になったタイミングで…突如として…一瞬でB1フロアが…豹変したのよ…。』

 

エクレール「成る程ねぇ…え?」

 

アンカ『そして…そうした犯人は…リョウカさんの中に潜む…もう一人の私ですよ。』

 

リョウカ「……え?アンカさんが…もう一人…?」

 

アンカ『そうです…しかもさっきも言ったように…私よりも…元々貴方の中に潜んでいた方のもう一人の私の方が強いからね…更に最悪な事だけど…恐らく…【キャシーって言う女の超強力な興奮剤の影響をまだ受けていると思う…つまりは…暴走している。】』

 

全員『………!?』

 

アンカ『だから…私達は…リョウカさん…貴方の救出だけでもなく…もう一人の私もどうにかしないといけないですよ…。』

 

リョウカ「うん!勿論ですよ!だって…幾らもう一人のアンカさんが…暴走して敵になったとしても…家族だから、私は絶対に助けたいし…救ってみせたいです!」

 

リュウカ「そう言う事だ…こいつはこう言い出すと…聞かなくなるからな…諦めろ…って言ってもお前自身だから良く分かっているか…。」

 

アンカ『ええ…充分に理解しているよ…まあそこがいい所だけどね…。』

 

リョウカ「あ…そう言えばお姉ちゃん。」

 

リュウカ「何だ?」

 

リョウカ「確か…もうお姉ちゃんの血のストックはもう無かったんだよね…?」

 

リュウカ「ああ…そうだ…。」

 

リョウカ「うーん…困りました…多分それが有ると手っ取り早く…尚且つ傷付けさせずに…暴走状態を鎮圧出来そうなのですが…。」

 

リュウカ「そうは言ってもな、そもそも効くかどうか分からんぞ?」

 

アンカ『いいえ、普通に効くと思うよ?だって…一応はリョウカさんと同一人物だからね…だから内側も全て同じ…だからお姉ちゃんの血も効くと思うよ?』

 

リュウカ「成る程な…確かにそうだな…。」

 

リョウカ「…あの…今作れたりも出来ますか?」

 

リュウカ「ん?そうだな…最低でもその血を入れる専用の器具が一つ有れば出来ん事は無いが…。」

 

リョウカ「それなら…はい…これでどうでしょうか?」

 

リュウカ「お!それそれ!これならすぐに作れるぜ!」

 

 

リュウカはそう言い…早速薬を作り始めた…

 

 

1分後…

 

 

リュウカ「ふぅ…こんなもんだろう…。」

 

リョウカ「ありがとう…お姉ちゃん。」

 

リュウカ「おう、今度はもっと大量に作ってあるから問題ないだろう。」

 

アンカ『お姉ちゃん…そう言って全部駄目でした…て言うフラグじゃないよね?』

 

リュウカ「んな…!俺がこんな大事な時に失敗するようなフラグを回収する程…!」

 

リョウカ「だ…大丈夫だよ…!お姉ちゃん…!私は失敗しても気にしないから…大丈夫だよ?」

 

リュウカ「おいぃぃ…!!全然フォローになってねぇじゃねぇかよ…!!しかも失敗する前提かよ…!?」

 

リョウカ「え…ううん…!別にそんなんじゃ…私はお姉ちゃんの事を信じているから言っているだけで…失敗するなんて事は…無いって信じているから…!」

 

リュウカ「……はぁ…まあ良い…だが念のためだ…確認したい事がある。」

 

リョウカ「はい、何でしょう?」

 

リュウカ「そうだな…昔の好きなのは何だ?」

 

リョウカ「昔って?」

 

リュウカ「…俺達が…まだこのビルに居たか…居なかった位の時だ。」

 

リョウカ「あ〜…それでしたら…私は良く…【オルゴールを聴いていて…よく落ち着いていたの…。】」

 

リュウカ「成る程な…それで…そのオルゴールの曲名は何だった?ってか…そのオルゴール…持っているか?」

 

リョウカ「え?ええ…うん…持っているけど…いつも自分の手で持ち歩くのは出来ないから…ゴットピットでしまってあるの。」

 

 

リョウカはそう言い…ゴットピットを呼び出して…例のオルゴールを取り出した…

 

 

エクレール「これが…オルゴール…って言う物なのか?」

 

リョウカ「うん、そうだよ…確かネジを回すと曲が聴ける筈だったと思う。」

 

 

リョウカはそう言いながら、オルゴールのネジを回すと…突然曲が流れ出した…

 

 

【推奨BGM:作品名【殺戮の天使】曲名【そでをぬらした[オルゴールver]】

 

 

リョウカ「……懐かしいですね…この曲…。」

 

リュウカ「…確かにそうだな…。」

 

エクレール「これがオルゴールの効果…。」

 

リョウカ「ええ、オルゴールはただ曲を流すだけです…しかもオルゴール一個につき…一曲しか入っていないです…私はこのオルゴールの曲…気に入ってますね…。」

 

エクレール「成る程ね…それでリュウカ、一体どうするつもり?」

 

リュウカ「ん?ああ…実はな…もしかしたら血を服用する作戦が失敗した時の為の保険として…一応参考に聞いてみたんだよ…。」

 

アンカ『成る程ねぇ…確かにその可能性も有り得るね…。』

 

リュウカ「だろ?まあ…そんな暇が有ればの話だがな…。」

 

 

ドクン…!

 

 

リョウカ「……う…。」

 

リュウカ「どうしたリョウカ?」

 

 

ドクン…!

 

 

リョウカ「……うぐ……。」

 

リュウカ「…おい…リョウカ?大丈夫か…?」

 

アンカ『…多分これは…【共鳴反応よ…。】』

 

リュウカ「何…!?」

 

リョウカ「……呼んでいる…あの子が…。」

 

エクレール「呼んでいる…?」

 

リョウカ「…うん…さっき感じたのは…間違いなく…もう一人のアンカさんです…アンカさん…二つ確認したい事があるの。」

 

アンカ『何ですか?』

 

リョウカ「まず一つ…ゼノさんとドゥレムさんは…どうしたの?」

 

アンカ『うん、実は待っている時にものすごく嫌な予感がしたのでね…あの二体と一緒に…【もうここにいるよ。】』

 

リョウカ「え…!?何処に居るの?」

 

アンカ『ん?ああ…忘れてた…もう出て来てもいいよ。』

 

 

アンカはそう言い…能力を発動させると…リョウカの横から…ゼノ・ジーヴァ(歴戦王個体&特殊個体&極み個体&至天個体&辿異個体))とドゥレムディラ(極み個体&至天個体&辿異個体)が出て来た…

 

 

ゼノ『グル…。』

 

ドゥレム『グォォ…。』

 

リョウカ「ゼノさんに…ドゥレムさん…無事だったのね。」

 

 

その2体はリョウカの姿を見るなり…即座に懐き出した…

 

リョウカ「あはは…元気で良かった…。」

 

エクレール「相変わらず…どんなモンスターもすぐに懐いて来るね…一体どう言う能力なのかな?」

 

リュウカ「さぁな…何故かリョウカには…て言うよりも俺達にはそう言う能力が有る…だが基本的にはリョウカの方が扱い方は上だがな…無意識だけどよ…。」

 

メリー「それでもすごいよ。」

 

レックス「ああ…あの古龍二体を…意図も簡単に手懐けるなんてな…。」

 

リュウカ「まあ何時もの光景だがな…さて…どうやら厄介な事が起きたようだな…!」

 

エクレール「え?」

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!ビィィィ…!

 

リュウカが何かを感じ取ったのと同時にけたましい音の警報が鳴った…

 

そして…

 

 

兵士隊長1「お嬢様!大変な事態です!!」

 

リョウカ「どうしたの!?」

 

兵士隊長1「は!B1フロアのこのエレベーターの入り口付近にて…大量の敵勢力を確認…!!生物反応では有りません…!!」

 

リュウカ「やはりそう来るか…!」

 

リョウカ「何か知っているの…!?」

 

リュウカ「その前に…リョウカ、アンカに確認したい事がもう一つ有っただろ?」

 

リョウカ「え?ええ…うん…有るよ?」

 

リュウカ「そうか…じゃあ今聞いてくれ…恐らく…お前が聞きたい事は多分俺と同じ考えだと思うぞ。」

 

リョウカ「…?アンカさん…最後の確認です…アンカさんが言っていた…【異空間みたいな感じ…】って具体的にどんな感じなの?」

 

アンカ『ええ…結論を言えば…【エレベーターを出た瞬間から…闇の世界って感じで…足場も無く…海みたいな感じで…完全に浮かないと移動も不可能な所になってるよ。】』

 

リュウカ「成る程…そう言う事か…これではっきりしたぜ…。」

 

リョウカ「え?何が分かったの?」

 

リュウカ「リョウカ…確か…本体の組みの方(幻想郷グループ)から度々…【影の艦隊に関する事で注意しろ。】って言う連絡が来ている事は覚えているか?」

 

リョウカ「え?うん…来ているよ。」

 

エクレール「…?影の艦隊…?」

 

リュウカ「ん?ああ…簡単に言えば…こいつらも別の世界からやってきた連中だ…こいつもあのミラボレアス種と同様に…完全に人類の敵だ。」

 

エクレール「え…!?」

 

メリー「どう言う事なの…?」

 

エイダ「え…えーっと…まさかだと思うけど…艦隊って言う事は…貴方達みたいな…船の事なの?」

 

リュウカ「エイダ…お前8割正解だぞ。」

 

エイダ「え…?」

 

リュウカ「まあ…付け加えるなら…確かにこいつらは船だ…だが無人で…ただ…見かけた奴や…町や…村や…島や…大陸…等を見かけると問答無用で攻撃してくる…ラージャンみたいな感じで…一隻だけでも厄介なのに…いつも群れる習性があるモンスターみたいな感じで…しかも攻撃の対象は…自分達以外…つまり影の艦隊以外に対して攻撃して来る…。」

 

レックス「そう言われると…奴らは古龍種なのか?それとも古龍級生物みたいな感じなのか?」

 

リュウカ「さっきも言ったが…こいつらはモンスターじゃないし…生物でもない…無人だ…だが何かの意思を持って行動はしているみたいな奴だからな…そうだな…もしモンスターの危険度を表すなら…【最高レベルだな。】」

 

レックス「何だと…!?」

 

エクレール「最高レベルって…まさか…!?」

 

リュウカ「ああ…あの禁忌のモンスター級クラスと同等だ…しかもだ…一隻だけでもお前らにとってもモンスター共にとっても脅威でしかない…無論…【竜騎兵を使っても傷一つ付けるのも無理だな。】」

 

ハンター4人全員『……!?』

 

リュウカ「驚いたか…?だがな…何度も言うがこいつらは群れる…つまりは…圧倒的な力に更に数の暴力で一気に殲滅する…そう言う奴らだ…そして…これが奴らの姿だ…。」

 

 

リュウカは、そう言い…全員に見えるように…モニターにて…例の影の艦隊の姿が映った画像及び映像を見せた…その艦は…全体的に真っ黒に染まり…所々には…紅く血で染まったような蛍光ラインが付いていて…映像では…その艦隊が人類や…町や…島や…大陸等を…大群で押し寄せ…問答無用で攻撃しているのが映された…

 

 

リュウカ「これが…奴らの姿と恐ろしさだ…。」

 

エクレール「…酷い…まさか多分…人工物で出来た物なのに…それが人類に敵対するなんて…。」

 

リュウカ「ああ…全くだ…一体全体何処のどいつが影の艦隊そのものを作り出したか知りたい物だが…多分だが…恐らく本体組(幻想郷グループ)の方では…度々影の艦隊が現れては対処の繰り返しだそうで…本格的に…全ての世界線に飛んだ分身組とも協力して…その根源を見つけて叩く…と言う連絡も来た……そこで思ったんだが…アンカ…俺からも質問いいか?」

 

アンカ『ええ、どうぞ。』

 

リュウカ「じゃあ聞くが…お前は一応はリョウカの内側の闇の存在…んで…お前の能力的には…【闇に属しているなら…ありとあらゆる物や生物も含む全てを操作や創造及び破壊する能力】…それを持っているか?」

 

アンカ『うん、持っているよ?』

 

リュウカ「一応だが確認だが…【影も…闇に属するのか?】」

 

アンカ『ええ、そうなるよ…でも…ものすごく明る過ぎて…影が消えてしまうようなら効果は出ないけどね。』

 

リュウカ「ああ…確かにそうだ…じゃあ…あっちの方の…【影はどうだ?】」

 

アンカ『……残念だけど…【効果の範囲内ですよ…。】」

 

リュウカ「……そうか…分かった…これでようやくはっきりとした…影の艦隊の…本当の弱点を…。」

 

リョウカ「弱点?一体何処なの?」

 

リュウカ「……弱点は……お前らだよ…【アンカに…リョウカ…。】」

 

リョウカ「……え?」

 

アンカ『やっぱりそうなりますよね…。』

 

リョウカ「アンカ…さん?それにお姉ちゃん…どう言う事なの…!?」

 

エクレール「そうよ!まさか…こんなに優しいリョウカちゃんが…敵だって言いたいの!?」

 

リュウカ「落ち着け!…確かに…影の艦隊の弱点及び心臓部でもあり…発生源はリョウカにアンカだ…無論側から見れば即座に殺害しないといけないだろう…だがな…リョウカと…アンカは本当はそんな事はしたくはない…無論今だってそうだ…この影の艦隊創造能力も…恐らくは能力の暴走により発生した物だろう…しかもこれは自動で発動する…解除は出来んだろう。」

 

リョウカ「そんな…じゃあ…私は…どうしたら…!!」

 

リュウカ「…リョウカ…なら俺の考えはこうだ…もし…もう一人のアンカを救出する事が出来れば…もう一人のアンカの能力で…影の艦隊を敵対出来ないようにすれば良いだろう…出来そうか?」

 

アンカ『うん、余裕で出来るよ…ただし…その影の艦隊を作った奴じゃないと効果はないよ…言っとくけど…あの影の艦隊は…暴走の影響でもう一人の私が作った物でしょうね…だから私には操作不能よ。』

 

リュウカ「成る程な…理解したぞ。」

 

リョウカ「でも…間接的に…あの敵は…私が作ってしまった…私が…私がいけないの…!」

 

リュウカ「だから落ち着けって…お前やお前の中に居るもう一人のアンカが悪い訳じゃない…ただの事故だ…気にするな。」

 

リョクヨウ「大丈夫だよ…リョウカちゃん…私達は貴方とアンカちゃんの事を悪い子なんて思ってないから…大丈夫だよ。」

 

リョウカ「………。」

 

リュウカ「それにだリョウカ…解決策なんて幾らでも有る…だからさぁ…【総大将】らしく…シャキッとして…あの敵供をどうにかしようぜ!」

 

リョウカ「……うん…!分かったよ…お姉ちゃん…!…確かにあの影の艦隊を本当の意味で生み出したのは私とアンカさんですけど…今だけ…あの影の艦隊は…私達の敵です…!全軍に通達!総員及び…全兵器と全ペットも含めて…本艦隊に収容せよ…!本艦隊…真・極零無神天艦隊は…敵陣に突っ込みます!その関係上…全艦隊は全てのリミッターを解除し…【神化形態及びアルス・ノヴァ形態】を発動…そして…【決戦形態】に移行…更に最高命令として…全兵器及び全超兵器自由発動します!」

 

リュウカ「了解だぜ!任せろよ!」

 

 

リョウカはどうやら立ち直って…早速指示を飛ばして…いよいよ最終フロアに突入する準備を整えて…

 

 

ガシャン…!!

 

 

リョウカ「…全艦隊…!突撃!!」

 

 

そして…リョウカが鳴らしていたオルゴールが止まると同時に…エレベーターがいよいよ最終フロアに到着して…リョウカの号令で…全艦隊は…最終フロアに突撃し…最終決戦に向かった…

 

 

 

 

【リョウカ達は、【ゼノ・ガードナー(ゼノ・ジーヴァ)とドゥレム・ガードナー(ドゥレムディラ)】を仲間にした!】

 

 

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達のモンスター紹介コーナー 第6話[番外編]


リョウカ「どうもです!リョウカです!」

リュウカ「よう!リュウカだぜ!」

アンカ「やあ、どうも…闇リョウカの…アンカだよ。」

リョウカ「今回はこの3人でやっていきますよ。」

リュウカ「んで、今回から新しくアンカが入って来たか。」

アンカ「ええ、そうよ…実の所を言えば…他の姉妹と同様に…後に闇個体が出て来るから…私はその先輩ですね。」

リュウカ「そうなのか?」

アンカ「そうだよ、そしてだけど…ある意味で…お姉ちゃんと同じ…正真正銘の邪神の中で最高神に君臨する存在よ…言っとくけど…リョウカさんとお姉ちゃんと違って…純粋の邪神ですから…噛み砕いてしまえば…私はリョウカさんの影武者ですね…だから共存は難しいね。」

リョウカ「ううん…大丈夫だよ…だって何度も言うけど、貴方がどんな存在でも…貴方は私達の家族ですから…そんな事は言わないで下さい…悲しくなるじゃないですか?」

アンカ「あはは…やっぱり敵わないなぁ…おっと大分話しが逸れたけど…今回紹介するモンスターは何?」

リョウカ「え?あ、うん…今回紹介するのは…実の所だけど…【何も無いの…。】」

リュウカ&アンカ『…は!?』

リョウカ「驚くのも無理はないです…実は…次回についての予告です。」

リュウカ「次回?て言うか…俺達ってこの東方最高神シリーズにて…一回も次回予告なんてしなかったじゃないか?」

リョウカ「ええ、そうですよ…でもね…今回だけは完全に事情が違います…何故なら次回は…【東方最高神シリーズの全ての組みが大集結して…最終決戦に来る回です。】」

リュウカ「何ぃ…!!?」

アンカ「それってまさか…!?」

リョウカ「はい!本体組もやって来ますよ!」

リュウカ「ほう!そりゃ良いな!」

アンカ「成る程ね…つまりはそれほど強敵って言う事になるのね?」

リョウカ「ええ…私達が逆に追い込まれて…とうとう…大ピンチに追い込まれます。」

リュウカ「成る程なぁ…なんとなく理解したぜ。」

アンカ「私も分かったよ…これなら理解出来るね。」

リョウカ「ええ、そう言う事です…さてと…今回は早いと思いますけど…そろそろ締めましょうか。」

リュウカ「分かった…それじゃあ…、」

リョウカ&アンカ『次回も…、」

全員『見て下さい!(見てくれよな!)』







【続く】


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第8話 最高神達と殺戮の天使…エンジェル・オブ・デス【終章・後編】

やあ、どうも…闇リョウカこと…アンカだよ…前回のあらすじ…前回私達は…B2フロアを攻略した…したのだけれど…都合によって…ただの会話だけだったので…仲間にしただけで…特に何も無かったよ…(てか…普通にカットされたって言った方が良かったかな?)…まあ…うん…哀れなり…B2フロアとグレイさんとルーツさん…ええっと…それでだけど…いよいよ最後のフロア…B1に続くエレベーターの中で色々と対策会議をして…会話の中で…B1フロアに居た筈のペット2体を連れて来て…リョウカさん達の仲間になったよ、だけどね…その代わりに…とんでもない事になった…それがとうとうこの世界線にも…影の艦隊が現れたのよ、そしてだけど…度々本体組からの連絡で…影の艦隊には気をつけてね…との事と…その影の艦隊の本当の意味での出所を叩く事になったのだけれど…その…後者の方で新事実が判明した…何とどうやら…影の艦隊を生み出したのは…リョウカさんと私だったって事が判明したのよ…しかもこれは能力で出て来ていて…解除の不可能で…いつのまにか出来た物だった…勿論だけどリョウカさんはその事を知って…だいぶショックを受けたけど、立ち直ってその事実に向き合う事を決意した…そしていよいよ…私達は最終決戦に挑むよ!それじゃあ今回も見てね!





【final floor:B1】

 

 

 

リョウカ達を乗せた艦隊は…エレベーターが開くと同時に最終フロアに突撃した…

 

 

兵士隊長1「お嬢様…!この影の艦隊…!」

 

リョウカ「どうやら…相当厄介な相手ですね…!」

 

リュウカ「ああ…!まさか…影の艦隊を上回る…影の艦隊…【神影の艦隊】と来たか…!」

 

アンカ『成る程…神影の艦隊ね…恐らく…もう一人の私を護衛する為の護衛艦隊だわ…!恐らく…もう一人の私も…扱う艦隊は…私達と同様よ…!』

 

リョウカ「へ?じゃあ…まさか…!」

 

リュウカ「…!おい!見てみろよ…!【装甲列車艦隊だ…!!しかも…神影の艦隊化している…!】」

 

 

リュウカに言われて見てみると…その艦船を護衛するかのように…神影の艦隊化とした…超要塞装甲列車の艦隊が…そこに居た…

 

 

兵士隊長2「お嬢様!!し…下から…!多数の異音及び反応検知…!!敵の超潜水艦です…!!」

 

リョウカ「何…!?」

 

リュウカ「っち!どうやら…【潜水艦艦隊か…!!】」

 

アンカ『オールスター…集結って訳ね…!!』

 

リュウカ「……!?おい…!あれを見ろ…!!」

 

リョウカ「今度は何…ってあれは…まさか…!!」

 

エクレール「何で…何で…!!」

 

レックス「おいおい…!マジかよ…!!」

 

アンカ『…どうやら…あれが総大将艦って訳ね…!!【真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改[神天覇極]…!!】それに…もう一人の私も視認出来たよ…!でも…あの姿は不味いよ…!!』

 

 

そう…リョウカ達が見たのは…敵の総大将艦…何とそれは…リョウカ達の乗る艦と全く同じ…真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改…それがそこに居た…そして正真正銘の影の艦隊の心臓部って事なのか…影の艦隊の基本色が…逆転していて…全体的に紅く染まっていて…所々に…黒いラインが入っていて…今までに見られなかった特徴的な紋章が艦首側面に付いていて…旗を掲げる所には…【影】と言う字が堂々と書かれている旗と…【絶対神】と言う字が書かれた旗も掲げられていた…そして…堂々と敵総大将艦の上空には…もう一人のアンカが…鎮座していた…しかもその姿は…何かに操られたかの様に…ヨリシロ(どこぞの某決戦人造兵器の奴と同じ形態)となってしまっている…

 

 

リョウカ「…ならば…こちらは…【不動明王の旗と…あの総大将艦と同様に…絶対神の旗と…旭日旗を掲げよ…!!】」

 

リュウカ「あいよ!任せな!!」

 

 

リョウカの頼みで…リュウカは、本艦に…不動明王が描かれた旗と…旭日の描かれた旗と…敵総大将艦と同じ…絶対神の旗を掲げた…

 

 

リョウカ「全艦隊…!これが…最終決戦です…!そしてこれが…本艦隊の存亡と…この惑星と…この宇宙と…全ての次元の…全ての存亡が掛かっています…!死力を尽くして下さい!!でも…!絶対に…!誰も犠牲を出さないで下さい…!!」

 

全艦隊『了解…!!』

 

リョウカ「…全艦隊…!突撃…!!まずは、敵総大将艦まで目指しますよ…!!そして…必ず!アンカさんを助け出しますよ!!」

 

 

【第2章最終ボス:第1ラウンド】

 

 

VS【神影の艦隊[影の真・極零無神天艦隊]総大将艦:[真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改[神天覇極]】[戦力:∞×神]

 

 

【戦闘方式:大海戦バトル】

 

 

【勝利条件:敵の全滅又は敵総大将艦に到達する・敗北条件:味方の内一体の撃破又は味方総大将艦の撃破】

 

 

【推奨BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】曲名【燃ゆる溟海】】

 

 

【地形:ファイナルフロア:B1決戦場[邪神の世界:中枢核]】

 

 

【制空権喪失】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

 

リョウカ「どうやら…制空権はあっちに取られてしまいました…。」

 

リュウカ「かなりマズイな…!」

 

兵士隊長1「…!お嬢様!!て…敵機接近…!!攻撃機です…!!」

 

リュウカ「何…!!…全艦隊…!対空戦闘開始…!!」

 

 

【空襲警報…!![敵の奇襲攻撃]】

 

 

バババババババババ…!!!バシュバシュバシュバシュバシュバシュ…!!!!

 

ドォォォォン…!!

 

 

ヒュゥゥ…!!ズドォォォォォォン…!!!

 

 

リョウカ「……っ…!被害報告…!!」

 

 

『こちら射撃指揮所…!!先程の爆撃により…機器が損傷…!!復旧を急ぎます…!!』

 

 

『こちら機関室…!爆撃により…機関出力低下…!修理を急ぎます…!!』

 

 

『こちら甲板…!!爆撃の直撃により大炎上…!!消化及び修理を急ぎます…!!』

 

 

先程の敵の奇襲攻撃により…本艦は…大ダメージを負ってしまった…だが幸運にも…他の艦隊には被害は無く…本艦の仇を討つべく…敵機を撃墜しまくっている…

 

 

リョウカ「こちらもやられっぱなしじゃあ行きません…!!本艦は…副砲及び主砲は…敵空母を狙って…!!」

 

総員『了解!』

 

リョウカ「それ以外の艦は…戦艦及び潜水艦艦隊を優雅に攻撃せよ…!!」

 

全艦隊『了解!』

 

リョウカ「全艦隊!!攻撃始め…!!」

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!ドォォォォン…!バシュバシュバシュバシュバシュバシュ…!!!

 

 

ズドォォォォォォン…!!!ズドォォォォォォン…!!!

 

 

バシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュ…!!

 

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

ドン…!ドン…!ドン…!ドン…!バババババババババ…!!!

 

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

リュウカ「っち…!!キリが無い…!!」

 

リョウカ「倒しても…倒しても…また新しく出て来る…!」

 

エクレール「マズイわね…!!」

 

レックス「クソ!このままじゃあ…ジリ貧だぞ…!!」

 

リョウカ「仕方ない…全艦隊…!!このまま攻撃を続けて…総大将艦に向けて…強行突破を実行します…!!」

 

リュウカ「おい…!それだと……!!」

 

リョウカ「分かっていますよ…!でもね…このままだと必ずこちらがやられます…だからいっそのこと…一気にアンカさんの所に突撃して…早期決着を目指さないと…!!」

 

リュウカ「……クソ…止むえんか…!」

 

リョウカ「…全艦隊…!私達に続いて下さい…!!」

 

全艦隊『了解…!!』

 

 

 

リョウカ達は必死に敵船を多く撃沈をしていたが…総大将艦が生存している限りは無限に出て来る事を察してしまった為か…とうとう強行突破をする事になった…そして…突撃する関係上…何と本艦が一番前に出ている…その後ろには他の艦も続いている…だが

 

 

ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!

 

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

バババババババババ…!!ドン…!ドン…!ドン…!

 

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

バシュバシュバシュバシュバシュバシュ…!!!

 

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

リュウカ「良いぞ…!もうちょっとだ…!!」

 

兵士隊長2「……!?お嬢様…!!」

 

リュウカ「なんだ…!!」

 

兵士隊長2「は…!上空から…更に多くの敵機…!!それに…敵超航空兵器も多数接近…!!」

 

リョウカ「何ですって…!!?」

 

兵士隊長2「敵超航空兵器は…【ゴットアーセナルバードの…ジャスティスです…!!】」

 

アンカ『ヤバイ…!!幾ら本艦でも…敵超航空兵器は撃墜は困難ですよ…!!どうするの…!?』

 

兵士隊長1「お…お嬢様…!!敵総大将艦に動き有り…!!こちらに向かって来ます…!!…!!主砲…及び…副砲…旋回…!!こちらに向来ます…!!」

 

メリー「ヤバイよ…!!」

 

リョウカ「マズイ…!!もし…あの艦の主砲が今の私達の艦に直撃すれば…撃沈まで行かなくとも…戦闘続行は不可能…!!最悪は…撃沈で死んでしまいます…!!」

 

リュウカ「クソ…!!」

 

リョウカ「私が…ゴットアーセナルバードを全て直接破壊します…!」

 

リュウカ「おい…!それだと…お前はどうするんだよ…!?」

 

リョウカ「敵の狙いは…私です…!ならば必然的に敵全体は私だけを狙って来る筈です…!だからその間に…敵総大将艦を…!」

 

リュウカ「馬鹿野朗…!!何でお前は…!いつもいつも…!自らを犠牲にする必要が有るんだよ…!!そんな事をして…こちらにメリットなんて一つも無いぞ!ただの無駄死にするだけだぞ…!!」

 

リョウカ「お姉ちゃん…。」

 

アンカ『流石に私も反対だよ…リョウカさん…もっと良い方法が有る筈よ…!ここで諦めないでよ…!それだと…ここに居るみんなも…お姉ちゃんも…助ける筈のもう一人の私だって…喜ぶと思うの…!?』

 

リョウカ「…ごめんなさい…。」

 

リュウカ「…はぁ…まあ今回は未然に防いだけど…もう自ら犠牲にするような考えはするんじゃねぇよ…!良いな!?分かったな!?この馬鹿!」

 

リョウカ「うん…ごめんなさい…お姉ちゃん…。」

 

リュウカ「まあ良い…そんな事よりも…ジャスティスは多数接近していると言ったな!何機居る!?」

 

兵士隊長2「は!およそ…20機以上!!いえ…30…50…80…100…!!どんどん増えて行きます…!!」

 

リュウカ「っち!急がないとマズイ…!そうだ…!全艦隊!!VLS解放!!超極大級無限分離超誘導ミサイルをゴットアーセナル…ジャスティスに向けて連続発射…!!副砲及び主砲は…敵総大将艦を狙え…!!」

 

 

ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!バシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュ…!!!ドン…!ドン…!ドン…!ドン…!

 

 

ズドォォォォォォン…!!!!!

 

 

兵士隊長2「ジャスティス…!100機以上撃墜…!!及び…敵総大将艦に直撃…!!…!?敵総大将艦…!自己再生されて行きます…!!」

 

リュウカ「何だと…!?」

 

兵士隊長1「お嬢様…!本艦直上に…!ゴットアーセナルバードのジャスティス…!!到来しました…!!」

 

兵士隊長3「敵総大将艦…!!主砲及び副砲の射程距離に入ってしまいました…!!」

 

兵士隊長2「お…お嬢様…!!本艦隊は…敵に完全に包囲されてしまいました…!!」

 

リョウカ「そんな…!」

 

リュウカ「クソ…!ここまで来て…!!」

 

エイダ「ひぃぃ…!!わ…私達…死んじゃうのぉ…!?」

 

リョウカ「……お姉ちゃん…。」

 

リュウカ「……何だ…リョウカ…。」

 

リョウカ「……ごめんね…こんな私の為に…まさか…ここで終わっちゃうなんて…本当に…ごめんなさい…!」

 

リュウカ「…はぁ…やれやれ…お前は本当に…馬鹿だな…俺達はな…俺達の意思で…お前を助けに来たんだよ…死ぬ事も承知の上だ…。」

 

リョウカ「お姉ちゃん…。」

 

アンカ『…ははは…本当に終わっちゃうなんてね…。』

 

兵士隊長1「…お嬢様…我々も…最後までご一緒させて頂きます…。」

 

兵士隊長2「我々は…いつもお嬢様の為に…お嬢様の側に居る為にここにいます…。」

 

兵士隊長3「だから…悲しまないで下さい…お嬢様…。」

 

リョウカ「みなさん…。」

 

エクレール「はは…まさかこんな最期になっちゃうのか…残念だなぁ…。」

 

レックス「ふ…全く悪くなかったな…この人生は…。」

 

メリー「……やれやれ…私も一緒に居てあげるわ。」

 

エイダ「…みんな…!嫌だよ…!死んじゃうの…!みんな死んじゃうのも嫌だよ…!!」

 

エクレール「エイダ…気持ちは分かるよ…でもね…もう私達は終わっちゃうのよ…。」

 

エイダ「それでも…!何か…!何か助かる方法が…!!」

 

エクレール「エイダ…。」

 

 

次々の凶報と最悪の状況下に陥り…全艦隊は…完全に追い込まれてしまい…大ピンチに陥った…リョウカ達は…もう既に完全に戦意を喪失しかけていた…

 

そして…

 

 

兵士隊長1「敵軍…!攻撃体制に入りました…!」

 

リョウカ「みなさん…私は…本当に幸せ者ですよ…もし…別の形で生まれ変わったら…また仲良くしようね…。」

 

エクレール「うん…。」

 

リュウカ「リョウカ…。」

 

 

敵艦隊は…完全に攻撃体制に移行し…今トドメを刺そうとする…その時…

 

 

ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!バシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュ…!!!ドン…!ドン…!ドン…!ドン…!

 

 

ズドォォォォォォン…!!!!!

 

 

リョウカ「な…何…!?」

 

リュウカ「状況報告…!!」

 

兵士隊長1「は…!突然…我々の艦隊のではない攻撃により…敵艦隊が…半数撃沈しました…!!」

 

リョウカ「どうなっているの…!?」

 

リュウカ「助かったのか…!?」

 

兵士隊長1「…これは…!お嬢様…!全包囲から…複数の大艦隊を検知…!どれも我々と同様に超強大な反応です…!」

 

リョウカ「それは…敵なの…?」

 

兵士隊長2「確認しました…!これは…識別反応は…【味方です…!!】」

 

リョウカ「でも…私達は…応援要請はしてはいない筈じゃあ…?」

 

 

リョウカ達は突然の状況変化に付いて来れてなかった…だけどこの状況の変化の原因は…すぐに分かった

 

 

?『やれやれ…間に合って良かった…!』

 

リョウカ「この声は…。」

 

リュウカ「…まさか…!!」

 

アンカ『…【リョウカ…!?】』

 

?『ええ…!そうですよ!今までずっと見てましたけど…まさか…この影の艦隊を作っていたのは私だった事は驚きましたけどね…だけど…それがすぐに分かった後に…直ぐに別の世界線に応援を寄こしましたよ!その結果…今の状況です…!』

 

リョウカ「え?じゃあ…今話している貴方は…?」

 

?『私は…【本体の方ですよ。】だから今…貴方達を助けに来ました!」

 

?『おっと!俺も居るぜ!全く…分身だろうが相変わらずピンチに陥る事は得意だな?』

 

リョウカ「その声は…もう一人のお姉ちゃん!?」

 

リュウカ(幻想)『おっす!来てやったぜ!』

 

リョウカ(幻想)『さてと…状況は分かっています…まずは制空権を取り戻しますよ!!全艦隊!!全航空兵器及び全超航空兵器発艦!!』

 

リョウカ(忍者)『了解です!!』

 

リュウカ(ダン戦)『了解!!暇だからおっ始めてやるぜ!!』

 

リュウカ(DB)『おいおい…ちゃんと俺達の分も寄越せよな!!』

 

リョウカ(幻想)『みなさん!今はお遊びをしている場合じゃないですよ…!一刻も早く…モンハン組を助け出しますよ!』

 

 

どうやら…この絶対に負けると思っていた矢先に…助けに来たのは何と…【別の世界線に居る筈の…リョウカ達…いや神森家全員とその全軍が…本体組と連合して…この世界線に乗り込んで来たのだ…しかも…他の世界線に飛んだって言っても…その全ての世界線の組がやって来たのだった…】(まあ…ど直球に言えば…東方最高神シリーズ全ての作品から…この作品にやって来たと言っても良いだろう…)

 

 

リョウカ(モンハン)「みなさん…!」

 

リョウカ(幻想)『そちら側のリョウカさん…さっきも言いましたけど…全て見ていました…今までの経緯もね…だから死のうなんて考えないで下さい…もう大丈夫だから…だから一緒に…貴方達の方の…アンカさんを助け出して…この建物から脱出しますよ…!!』

 

リョウカ(モンハン)「…うん…!」

 

リョウカ(幻想)『…全艦隊に告ぎます!今…こちら側のリョウカさん達の乗る総大将艦…いえ…【総大将旗艦】は…撃沈寸前まで追い詰められています…しかも敵の狙いは…総大将旗艦…いえ…正確には…リョウカさん(モンハン)が狙いです…!みなさんで絶対に守り抜きますよ!そして…敵総大将艦の所に居る…アンカさんも助け出しますよ…!』

 

全軍『了解!!』

 

 

【第2章最終ボス:第2ラウンド】

 

 

【最高神:神森家大連合艦隊:総大将旗艦[真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改[神天覇極][モンハン組]】VS神影の艦隊[影の真・極零無神天艦隊]総大将艦:[真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改[神天覇極]】[戦力:∞×神]

 

 

【戦闘方式:大海戦バトル及び防衛クエスト】

 

 

【勝利条件:敵の全滅又は敵総大将艦に味方の総大将旗艦が接敵する・敗北条件:味方の内一体の撃破又は味方総大将旗艦が一回でも敵総大将艦の攻撃を受ける(厳密には敵総大将艦の攻撃で1ダメージ以上喰らってしまう事で回避やミスした場合やバリアー系や結界等で防がれてダメージ無しの場合には条件は成立しない)】

 

 

【推奨BGM:作品名【東方自然癒】曲名【doll】】

 

 

【制空権確保】

 

 

【戦闘開始!】

 

 

 

リョウカ(モンハン)「凄い…!制空権が…一気に取り戻しました…!」

 

エクレール「これってどうなってるの…?」

 

リュウカ(モンハン)「まだ分からないのか?オールスター集結だぞ!」

 

レックス「オールスターか…まあ全部お前らの分身や本体だがな…。」

 

リョウカ(モンハン)「うん、そうだよ…でも…どうやってここに来たのだろう…?」

 

リョウカ(幻想)『簡単な事ですよ、何度も言うけど私達は全て見ていますから…しかもそれぞれの世界線に居ても…位置情報はずっと見えてもいますから…そこに向けて正確にテレポートすれば良いだけの事ですよ。』

 

リュウカ(幻想)『だが…本来ならこの世界線の事はお前ら自身でどうにかして欲しい物だが…まさか家族纏めて全滅のピンチに陥る事は完全に想定外だからな…まあこれは俺達にも責任が有る…後ついでに言えば…ようやく影の艦隊の心臓部をお前らが見つけたからな…。』

 

リョウカ(幻想)『…取り敢えず結論を言うと…ただ貴方達とアンカさんを助けたい…それだけです…でもね、確かに助けるけど…この世界線に居る間の指揮権は…貴方達です…しかも…敵総大将艦とアンカさんを助けるのは…貴方達です。』

 

リョウカ(モンハン)「え?…それじゃあ…私の提案があるのだけれど良いですか?」

 

リョウカ(幻想)『ええ、良いですよ。』

 

リョウカ(モンハン)「ありがとう…じゃあ言います…【私達が…敵総大将艦とアンカさんを相手にします…だから私達が決着を着けるまでの間…絶対に邪魔を入れさせないように出来ますか?」

 

リュウカ(幻想)『成る程な…俺達はお前らの防衛を行なって…お前達が真正面から敵総大将を討ちに行く…それで決着が着くまでお前らの所に敵を一体も攻撃も入れるな…そう言う事か?』

 

リョウカ(モンハン)「ええ、そうです。」

 

リュウカ(幻想)『良いぜ…お安い御用だ…ただし…お前らは…お前らの艦隊の指揮だけをしてくれ…俺達は…他の世界線から来た奴らの全ての指揮を取る…それで良いな?』

 

リョウカ(モンハン)「はい、それで良いです…て言うよりも…そうしてくれた方が有り難いかな…他の世界線のみなさんを指揮に取るのは…かなり厳しいですからね…。」

 

リョウカ(幻想)『分かりました…任せて下さい!…全艦隊に告ぎます!これより、モンハン組のリョウカさん達が…敵総大将艦とアンカさんとの直接対決に向かいます!だから…決着が着くまでの間…私達で神影の艦隊を全て相手にします!敵艦おろか…敵機一機もモンハン組に絶対に近づけさせるな!!』

 

リュウカ(幻想)『言っとくが…攻撃もさせるなよ!邪魔が入れば勝利の可能性はかなり低くなるぞ!無論負けようものなら…この世界線は全て終わりだと思え!!』

 

全軍『了解!!』

 

リョウカ(幻想)『モンハン組の進路を切り開きます!全主砲及び全副砲!モンハン組の正面の敵艦に撃て!!』

 

 

ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!

 

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

リョウカ(モンハン)「進路が開いた…!今の内です…!全艦隊!前進しますよ!!」

 

 

ドォォォォン…!!バババババババババ…!!バシュバシュバシュバシュバシュ…!!!

 

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

リョウカ(忍者)『そっちの状況は大丈夫ですか…!?』

 

リュウカ(モンハン)「こっちは、本艦の方が甚大の被害を受けているが…何とか戦闘可能な状況下だが…このまま敵総大将艦と戦闘になれば流石に厳しい…!今大急ぎで修復作業中だ…!恐らく…敵の中枢に到達する頃位には…完全とはいかないが…何とか敵総大将艦との戦闘可能位まで回復はするそうだ…!」

 

リョウカ(幻想)『気をつけて下さいね…!私達も全力でサポートします!だから…絶対に負けないで!!』

 

リョウカ(モンハン)「当然ですよ…!絶対に勝って来ます!!」

 

兵士隊長1「目標接敵まで…残り1分!」

 

リョウカ(モンハン)「お姉ちゃん、私達は…あの艦に…私とお姉ちゃんとアンカだけで行き…もう一人のアンカさん…いえ…今は区別する為に…【クロカさん(黒華)】と呼んでおきましょうか…クロカさんと直接対決をして…同時進行で敵総大将艦…真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改を本艦のみで戦ってもらいます。」

 

リュウカ(モンハン)「成る程な…でもよ、本当に単艦だけでやり合うつもりか?」

 

リョウカ(モンハン)「ええ、そうです…他の艦隊にはもしもの為の保険として待機させていただきます。」

 

リュウカ(モンハン)「そうか…さて…!」

 

兵士隊長1「目標接敵まで…5…4…3…2…1……来ます!!」

 

リョウカ(モンハン)「さぁ…!行きますよ!!お姉ちゃん!アンカさん!」

 

リュウカ(モンハン)「おう!行くぜ!!」

 

アンカ『やれやれ!やってあげましょうかな…!!』

 

リョクヨウ(モンハン)「ここの事は任せて下さい!でも…必ず生きて…クロカちゃんも連れて帰って来てね…!」

 

リョウカ(モンハン)「はい…!行ってきます…!!」

 

 

リョウカ(幻想)「…(行ってらっしゃい…必ず…必ず…生きて帰って来てね…リョウカさん…お姉ちゃん…アンカさん…。)」

 

 

そして…モンハン組のリョウカ達は…とうとう…敵総大将艦…真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改[神天覇極]と接敵し…リョウカとリュウカとアンカは…アンカ…いやクロカを救うべく…飛び立った…

 

 

リョウカ(モンハン)「……クロカさん…!」

 

リュウカ(モンハン)「おい…目を覚ませ…!」

 

クロカ(暴走)「…………!!」

 

アンカ『どうやら…かなりマズイ状況ね…!でも…もう薬の効果が切れても良いのに…どうなってるの…!?』

 

リュウカ(モンハン)「分からん…だが…やる事は同じだ…!」

 

リョウカ(モンハン)「うん…私達は…ただクロカさんを助ける…!それだけの事です!なら…私は…ううん…私達は…貴方を助ける為に…!私達の過去を向き合う為に…!私達の今を向き合う為に…!そして…私達の…未来を掴む為に…!!私は…今まで踏み出す事が出来なかった…最後の一歩を…!全力を持って出してみせて…!貴方を…絶対に助け出します…!!」

 

 

クロカ(暴走)「グォォォォォォォ…!!!!!」

 

 

リョウカ(モンハン)「…さぁ…!来い…!!」

 

リュウカ(モンハン)「これが…!」

 

アンカ『最終ラウンドよ…!!』

 

 

リョウカ:【真・究極完全神化最終覚醒形態を使えるようになった!】

 

リュウカ:【真・究極完全邪神化最終覚醒形態を使えるようになった!】

 

 

リョウカとリュウカとアンカは…暴走するクロカを止めるべく…過去を…今を…未来を…それぞれ向き合う為に…そして…クロカを助ける為に…最後の一歩を踏み出し…限界を超えて…本当の神化と邪神化になって…最終決戦に挑み…同時刻…リョクヨウ達が乗る艦と敵総大将艦も…一対一での…決戦が繰り広げようとしていた…

 

 

 

【第2章最終ボス:最終ラウンド】

 

 

【final floor:B1ボス】

 

 

VS【神影の艦隊[影の真・極零無神天艦隊]総大将艦:超駆逐空母戦艦:真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改[神天覇極][Yamato][神影化(暴走)&邪神化最終覚醒形態&アルス・ノヴァ形態]】&【finalフロアB1ボス:破壊ト殺戮ト終焉ト零ヲ司ル絶対神:神森リョウカ・ガードナー(黒華[クロカ])[Ryouka(Kroka)][真・究極邪神化最終完全覚醒形態&終焉暴走形態[深度:最大・フェイズ:最大]]】

 

 

【勝利条件:クロカの鎮圧及び敵総大将艦:超ハレカゼ大和ムサシタケルの鎮圧又は撃破・敗北条件:リョウカかリュウカかアンカのいずれかの撃破又は味方の超ハレカゼ大和ムサシタケルの撃破】

 

 

【推奨BGM:作品名【ハイスクール・フリート】曲名【High Free spirits[武蔵戦仕様]】

 

 

【地形:フロアB1:決戦場:邪神の世界[中枢核]】

 

 

【制空権確保】

 

 

【戦闘開始!!】

 

 

 

クロカ(暴走)「グォォォォォォォ…!!!」

 

 

ピキィィン…!ビギャン…!!

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

リュウカ(モンハン)「おっと!危ねぇ…!!」

 

リョウカ(モンハン)「目からビームですか…ならこっちもお返しですよ…!!喰らいなさい…!!」

 

 

ピキィィン…!ビギャン…!!

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

クロカ(暴走)「グゥゥゥゥ…!?」

 

リュウカ(モンハン)「例え…リョウカの姿に似てようとも…!今だけ容赦はしないぜ…!!おぉらぁ…!!」

 

 

ポーピー…!!ズドォォォォォォン…!!

 

 

クロカ(暴走)「グォォォォォォォ…!?」

 

 

 

リョクヨウ(モンハン)「こっちも負けられませんよ…!!主砲…!テェ…!!」

 

 

ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

敵AI『目標確認…全主砲発射。』

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

アヤカ(モンハン)「っく…!流石同型艦…!受けるダメージも異常だ…!」

 

兵士隊長2「本艦!ダメージ甚大!」

 

アヤカ(モンハン)「分かっている!ダメコン急げ!」

 

兵士隊長2「は!」

 

リョクヨウ(モンハン)「お返しですよ!全主砲及び全副砲!一斉斉射!!」

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!ドォォォォン…!ドン…!ドン…!ドン…!ドン…!

 

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

敵AI『本艦…ダメージ甚大…自己修復装置作動。』

 

 

リョクヨウ(モンハン)「やはり再生して来ますか…!ならば一気に攻め立てますよ…!全武装!一斉発射!!」

 

 

ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!カァオ…!カァオ…!カァオ…!バシュバシュバシュバシュバシュバシュ…!!!バババババババババ…!!!ドン…!ドン…!ドン…!

 

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

敵AI『自己修復装置に異常発生…自己修復装置完全破損……モード変更…決戦形態に移行します。』

 

 

アヤカ(モンハン)「…どうやら相手も本気を出して来たよ…!浮上して行ってる!」

 

リョクヨウ(モンハン)「なら…本艦も浮上!!ドックファイトを仕掛けます…!!」

 

 

 

リョウカ(モンハン)「はぁぁ…!!」

 

クロカ(暴走)「グォォォォォォォ…!!」

 

 

バキィン…!ズガァァァン…!!

 

 

リョウカ(モンハン)「…っ!強い…!でも負ける訳には行きませんよ…!!」

 

クロカ(暴走)「グォォォォォォォ…!!!」

 

アンカ『おっと!私も忘れちゃあ困るね!これでも喰らいなさい!』

 

 

ポーピー…!ポーピー…!ポーピー…!カァオ…!カァオ…!カァオ…!ビィィィ…!ビィィィ…!ビィィィ…!バババババババババ…!!!バシュバシュバシュバシュバシュバシュ…!!!シュ…!シュ…!シュ…!

 

 

クロカ(暴走)「グォォォォォォォ…!!?」

 

リョウカ(モンハン)「良し…!効いてる!」

 

リュウカ(モンハン)「効くなら…俺のも喰らっとけよ…!神符【ゴットマスタースパーク】!!」

 

 

ピキィィン…!ビギャァァァァァァァァ…!!!!!

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

クロカ(暴走)「グ…グォォォォォォォ…!!!」

 

 

 

アンカ『相手は弱って来ているよ!一気に決着を付けるよ!』

 

リョウカ(モンハン)「分かりました!お姉ちゃん!」

 

リュウカ「おう!」

 

リョウカ&リュウカ『究極合体ラストスペル!!【神聖道[親愛のファイナルゴットマスタースパーク]!!】』

 

 

キュィィィィィィン…!!ピキィィン…!ビギャァァァァァァァァ…!!!!!

 

 

リョクヨウ(モンハン)「トドメです…!【最大出力超重力波動神砲!!】」

 

アヤカ(モンハン)「発射ぁぁ…!!!」

 

 

カチ…!

 

ドギャァァァン…!!ビギャァァァァァァァァ…!!!!!

 

 

 

クロカ(暴走)「グォォォォォォォン…!!!」

 

 

敵AI『………!?』

 

 

ピキィィン…!!!ズドォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

 

激しい死闘の末…ほぼ同時に最後の切り札を放って…同時に撃破を達成した…

 

 

クロカ(暴走)「グ……ウゥ………。」

 

リュウカ(モンハン)「おっと…危ねぇ危ねぇ…。」

 

リョウカ(モンハン)「はぁ…!はぁ…!やった…やりました…!後は…この血を飲ませたら……お願い…元に戻って…。」

 

 

リョウカ(モンハン)は…リュウカ(モンハン)の血を…クロカに飲ませた…

 

すると…

 

 

クロカ「あ…れ?私は…今まで何を…?ああ…そうだ…!思い出した…!確か…私は…リョウカさんの打った注射の影響で…私は今までずっとずっと前から…暴走していたんだ…!」

 

リョウカ(モンハン)「大丈夫ですよ…もう…もう…苦しまなくても良いんだよ…クロカさん…。」

 

クロカ「え…貴方は…リョウカ…さん…?」

 

リョウカ(モンハン)「ええ…そうですよ…。」

 

アンカ『やれやれ…どうやらここの私は…リョウカさんと同じ性格らしいね…いや…元は一つだったって言うべきかな?』

 

リュウカ(モンハン)「…?どう言う事だ?」

 

アンカ「ふう…よいしょっと…少しの間だったけど貴方の中に居させてくれてありがとう…まあ、そんな事よりも…お姉ちゃん…それは言葉通りの意味だよ…私ともう一人の私…いえ…クロカさんで良いや…クロカさんは…元々は一つの存在だったよ…無論だけどその時は邪神の中で最強で最高神に君臨していたんだけどね…でもまあ…お姉ちゃんが現れるまではそうだったけどね…見た目は私と変わらないけど…性格はどちらかと言えば…リョウカさんとお姉ちゃんと合わさったような感じで…一人称は…【僕】だったかな?」

 

リョウカ(モンハン)「そうなんだ…。」

 

アンカ「そしてだけど…お姉ちゃんとリョウカさんが最高神になって…それと同時に…二つに分離して…リョウカさんの方には…クロカさんが…お姉ちゃんの方には…私がそれぞれ入った…と言う訳です。」

 

リュウカ(モンハン)「成る程な…ん?じゃあ待てよ…今目の前に居る…クロカは…本体なのか?それとも…俺達の方か?」

 

クロカ「え…?えーっと……ごめんなさい…分からないの…。」

 

アンカ「覚えてないのも無理はないわ…さっきクロカは言ってたけど…どうやら私達は誤解していたのよ…ずっと前から暴走状態が続いていたから…恐らく…分身体の事は分かってないと思うよ。」

 

クロカ「え…?え…?どう言う事…?」

 

アンカ「はぁ…あのね…クロカさん…貴方はずっと昔から暴走状態だったんだよね?だから…貴方は覚えてなくても無理は無いのよ…今…目の前にいるのと…下の方で戦っているのは…ほぼ分身体だからね…。」

 

クロカ「え…!じゃあ…本物は…?」

 

アンカ「あそこで戦っているのが…本体組よ…。」

 

クロカ「…そうなんだ…。」

 

アンカ「さてと…暴走は解けたんだから…早く神影の艦隊を止めてもらえるかな?貴方が作り出して…命令を出したのだからね…辛いようだけど…事実なのよ…。」

 

クロカ「そんな…私は…何て事を…!」

 

アンカ「さ…早く…!」

 

クロカ「分かりました…!…神影の艦隊…全艦隊に告ぐ!!今すぐ戦闘行為を中止し…武装を解除せよ!これは…総大将命令である…!」

 

 

クロカは…アンカの頼みにより…能力を発動して…神影の艦隊の全艦隊に戦闘中止を指示をした…すると…

 

 

 

リョウカ(幻想)「…何ですか…これは…?」

 

リュウカ(幻想)「……見ろ!神影の艦隊を…!」

 

 

何と…神影の艦隊が…ピタリと攻撃が中止し…航空兵器や超航空兵器や兵器や超兵器が攻撃を中止し…それぞれの艦に帰還して行き…そして…紅く血で染まっていた…蛍光ラインが…次々と…蒼く染まって行き…

 

 

兵士隊長1「お…お嬢様…!神影の艦隊の識別信号が…【味方に変わりました…!!】」

 

リョクヨウ(モンハン)「…やってくれたね…リョウカちゃん…リュウカちゃん…アンカちゃん…。」

 

アヤカ(モンハン)「ふぅ…危なかったなぁ…まさか…あの艦が…この艦の最後の切り札を持ってしても…撃沈出来なかった時は…ヒヤヒヤしたもんだよ…。」

 

リョクヨウ(モンハン)「ええ…やっぱり総大将艦らしく…凄いね…て言うよりも…もう再生されて行ってますよ。」

 

 

 

そう…あの時、確かに本艦の最後の切り札である…超重力波動神砲を…しかも最大出力のを直撃させた…無論だが総大将艦にとっても…撃沈してもおかしくない位の大ダメージを与えたが…結局は撃沈出来なかった…しかも損傷して使えない筈の自己修復装置が直ってしまい…自己修復を始められて…攻撃体制に入ろうとした時に…クロカの命令が入って…沈黙したのだった…そして…その艦は…他の艦と同様に…蒼く染まった…

 

 

クロカ「ふぅ…。」

 

アンカ「お疲れ…。」

 

クロカ「あの…本当にごめんなさい…みなさんに迷惑をお掛けしました…。」

 

リョウカ(モンハン)「大丈夫だよ…もう解決したのだから…気にしなくてもいいのよ…。」

 

リュウカ(モンハン)「そうそう…気にするな!」

 

クロカ「…本当に…許してくれるの…?」

 

リュウカ(モンハン)「ああ、俺達が許してやるって…。」

 

?「おーい…!」

 

?「大丈夫ですかー?」

 

リョウカ(モンハン)「…幻想組ですか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、そうですよ……貴方が…えーっと…、」

 

リュウカ(モンハン)「ああ、そうだった…今は区別がしやすいようにクロカって呼んでいる。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか……えーっと…クロカさんで…合っているよね?」

 

クロカ「……うん…。」

 

リュウカ(幻想)「…影の艦隊や神影の艦隊を作っていたのは…お前なのか?」

 

クロカ「………うん……。」

 

リョウカ(幻想)「……そうですか…でも…貴方は…ずっと暴走状態だったなんだよね…?」

 

クロカ「…うん…そうですよ……。」

 

リョウカ(幻想)「…そうですか…。」

 

クロカ「本当に…ごめんなさい…!私が…!私が…!!みなさんに…!他の世界線の人達にも多大な迷惑や…犠牲者を出してしまったの…!」

 

リュウカ(幻想)「…はぁ…取り敢えずは…さっき話す所を聴いた…確かに普通なら許される事じゃない…だがな…俺達は…お前の事は…もう家族なんだよ…お前がどんな状態に陥ろうともな…だから俺達は助けに来た…お前の暴走を止めるべくな…。」

 

リョウカ(幻想)「そして…今まで…ずっと孤独にさせた挙句…貴方が暴走していた事を気づけなかった…私達も…本当にごめんなさい…。」

 

リュウカ(幻想)「俺も…すまなかった…今更戻って来てくれって言っても許してはもらえないだろうが…。」

 

クロカ「…私は…、」

 

アンカ「良いんじゃないの?戻るの…私は、本来ならこの世界線の事が済んだら別の世界線に飛ぶつもりだったけど…気が変わったわ…私はクロカの【姉】として動くわ…だから…私はクロカさん…いえ…可愛い【妹】の事は尊重する事にするわ…まだまだこの妹は…何にも知らないらしいからね…誰かが支えてくれないとね…。」

 

クロカ「え…?え…?アンカさんが…お姉ちゃんで…私が…アンカさんの…妹…?あれ…?」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…分かってないようだな…まあ、要するにだ…クロカとアンカはもう姉妹だって事だ。」

 

クロカ「そうですか…。」

 

アンカ「で?どうするの?」

 

クロカ「私は…やっぱりみなさんに多大な迷惑を掛けて来た…でもね…だからせめての罪滅ぼしの為に…リョウカさんとリュウカさんと…一緒に共に生きて行きたいです…そして…いずれ私の罪を…償える時まで…そして…私が…死ぬまで…家族に…入れてもらえないでしょうか…?」

 

アンカ「…そうですか…それじゃあ私からも頼みます…。」

 

リョウカ(幻想)「…ふふ…さっきからもう言ってますよ…貴方達は…もう家族だから…だからね…一緒に…貴方の罪…一緒に償いに行きましょう…?ね?…それに…もう大丈夫だよ…もう…過去に囚われる必要はもう無くなったんだ…そして…私達の…未来を…一緒に掴みましょう…。」

 

クロカ「……うん…!」

 

リュウカ(モンハン)「良かったな!クロカ!」

 

リョウカ(モンハン)「許してもらえて…本当に良かったです!」

 

リョウカ(幻想)「さてと…貴方達に一応確認したいのだけれど…今までの経緯から見てだけど…この世界線の方のリョウカさんを…この建物から救出する…それで間違いないのですか?」

 

リュウカ(モンハン)「ん?ああ…そうだが?」

 

リュウカ(幻想)「…では…誰がこの世界線のリョウカを攫った?」

 

アンカ「ん?この世界線の方に居る…ダニエル・ディケンス…って奴の変人ですが?」

 

リョウカ(幻想)「その人はどうしたの?」

 

アンカ「ん〜…一応はこのフロア担当だったから…そいつは来たのは覚えている…それで…リョウカさんに害が有ると見て…殺害した…。」

 

リュウカ(幻想)「ほう、そうか!」

 

リョウカ(幻想)「…一応確認ですけど…本当に死んだの?」

 

アンカ「ん?ええ、幾ら害が有るって言ってもだ…攻めて痛みを感じない為に心臓部に一撃でやった…。」

 

リョウカ(モンハン)「…?でも…確か先生は…、」

 

リュウカ(モンハン)「ああ…あいつのしぶとさは異常だからな…しかもあいつは古龍の血を全部飲んだ奴だからな…。」

 

アンカ「え?じゃあ、まさか生きているって言いたいの?」

 

リュウカ(幻想)「確かめる必要があるな…おい…一旦それぞれの艦に戻るぞ!」

 

クロカ「あの…私達は…?」

 

リョウカ(幻想)「クロカさんとアンカさんは…私達に付いて来て下さい。」

 

クロカ「分かりました。」

 

アンカ「分かった。」

 

リョウカ(モンハン)「それじゃあ、一旦お別れです。」

 

クロカ「うん、また会いましょう!」

 

アンカ「それじゃあねー!」

 

 

そして…幻想組とモンハン組は…それぞれの艦に戻った…(因みにだが…モンハン組のリョウカとリュウカは…ちゃんと元の姿に戻った…)

 

 

リョクヨウ(モンハン)「…リョウカちゃん…!リュウカちゃん…!お帰りなさい…!」

 

リョウカ(モンハン)「はい!ただいまです!」

 

リュウカ(モンハン)「ああ!帰ったぜ!…しかし…こっちは随分とやられたもんだな…。」

 

アヤカ(モンハン)「あはは…すまない…。」

 

リョウカ(幻想)『あー…あー…聞こえますか?』

 

リュウカ(モンハン)「おう!聞こえているぜ!」

 

リョウカ(幻想)『そうですか…じゃあ…あのダニー先生に関してだけど…嫌な予感はしていたのですけど…このフロアにまだ…生きています…。』

 

全員『………!?』

 

リュウカ(幻想)『まあ…でも…アンカが言ってたのように…流石に心臓をやられたら長くはないだろう…戦闘行動も出来ないだろう…だが…奴の事だ…警戒はしてくれ。』

 

リョウカ(モンハン)「分かりました…。」

 

リョウカ(幻想)『そう言えば…貴方の艦…動けそうですか?』

 

リョウカ(モンハン)「…少し待って下さい……被害報告…!」

 

 

『こちら火器制御室!!先程の戦闘により…全機器が損傷…!!戦闘不能…!!』

 

『こちら機関室…!同じく先程の戦闘により…機関が限界を超えて…起動不可能…!!』

 

『こちら兵器及び超兵器格納庫…!!搬出口及び搬入口のハッチが動きません…!!』

 

『こちら操舵室!!舵に甚大な被害…!!操舵…不能です…!!』

 

 

リョウカ(モンハン)「……との事です…こちらの艦は…確かに勝ちはしたものの…もう動く事も戦闘も出来ない状態です…。」

 

リュウカ(幻想)『分かった…ならこちらから牽引する…。」

 

リョウカ(モンハン)「すみません…お世話になります…。」

 

リョウカ(幻想)『そう言えば…クロカさんの艦は?』

 

リョウカ(モンハン)「え?あそこで…ずっと動かずに鎮座しています…恐らくクロカさんかアンカさんを待っていると思うよ…。」

 

リョウカ(幻想)『分かりました…それじゃあ…クロカさん…アンカさん…あの艦に戻って…神影の艦隊と共に…ここからの脱出を導いて…一緒に外に出ましょう…!』

 

クロカ『はい!』

 

アンカ『あいよ…!』

 

 

クロカとアンカは…自分の艦に移動した…

 

 

リョウカ(幻想)「さてと…脱出しま…」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ガラガラガラガラ…!!ドォォォォン…!!

 

 

リョウカ(モンハン)「な…何!?」

 

リョウカ(幻想)『不味いです…!!どうやら先程の大規模な戦闘のお陰で…この建物が限界が来て…崩壊し始めていますよ…!!』

 

リュウカ(モンハン)「は…!?じゃあ…どうやってここから出る…!?」

 

クロカ『出口なら…この空間の真上です…!!』

 

 

どうやら先程の大規模な戦闘のお陰で…この建物が限界を迎えて…とうとう崩壊するとの事で…クロカの言う出口の方を見てみると…僅かに…光が漏れているのが見えた…

 

 

リョウカ(モンハン)「あそこですね…!!」

 

リュウカ(モンハン)「だがよ…!もうこの艦は動けないぞ…!!」

 

リョウカ(モンハン)「………分かっていますよ…!だけど…このまま放って行く訳には行きません…!」

 

リュウカ(幻想)『だが…!もう牽引する為の時間はもうないぞ…!!』

 

リョウカ(モンハン)「そんな…!……ヤマトさん…!お願い…です…!もう…私の前から…何かを失うのは…もう嫌なの…!だから…動いてよぉ…!!!」

 

 

リョウカが悲痛な叫びで…死に掛けの本艦に…呼び掛けてみた…すると…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

リョウカ(モンハン)「……え…?」

 

リュウカ(モンハン)「この…異常な反応は…!?」

 

 

『こちら…機関室…!機関が…勝手に作動し始めました…!!』

 

 

リュウカ(モンハン)「何…!?」

 

 

『こちら…操舵室…!突然舵が動かせるようになりました…!!』

 

 

リョウカ(モンハン)「これは…一体…!?」

 

 

『こちら火器制御室…!!全ての火器制御装置が…突然復旧しました…!!』

 

『こちら…兵器及び超兵器格納庫…!!全てのハッチが動くようになりました…!!』

 

 

【推奨BGM:作品名【ハイスクール・フリート】曲名【high Free spirits[OPテーマ]】】

 

 

リュウカ(モンハン)「………。」

 

リョウカ(モンハン)「……ヤマトさん…後…本当に…後少しだけ…私達の力になって…!!帰ったら…必ず貴方を治してあげますから…!」

 

リョウカ(幻想)『…どうしたの…!?突然貴方の艦から異常な反応が確認したのだけれど…!」

 

リョウカ(モンハン)「大丈夫です…!でも…もう時間は有りません…!すぐに脱出しますよ…!!…ヤマトさん…!急速浮上…!!ブースター全開…!!」

 

超ヤマト『りょ…了解…です…!!ヤマト…!急速浮上…!ブースター全開…!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザッバァァン…!!キュィィィィィィン…ゴォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「私達も続きますよ…!!全艦隊…!急速浮上…!!あの艦を追いますよ…!!」

 

全軍『了解…!!』

 

 

リョウカ達(他の世界線のリョウカ達も含む)は…出口を目指して…上へ…上へ…登って行き…

 

 

リョウカ(モンハン)「ヤマトさん…!!出口です…!!このまま突っ切って下さい…!!」

 

超ヤマト『了解…!ヤマト…!突撃します…!!』

 

 

ズガァァァァァン…!!!

 

キィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ達は(他の世界線のリョウカ達も含む)…無事に…外に脱出をして…

 

 

リョウカ(モンハン)「……やりました…!外ですよ…!!」

 

リュウカ(モンハン)「ああ…!!本当に出れたぞ…!!」

 

リョウカ(幻想)『良かったね…!』

 

リョウカ(モンハン)「はい…!さて…それじゃあ…帰りましょう…!!私達の…家に…!!」

 

リョウカ(幻想)『私達も一緒に行かせてもらいますよ…。』

 

リョウカ(モンハン)「はい!喜んで…!…それじゃあ…テレポート…!!」

 

 

ピシュン…!!

 

 

無事に脱出したリョウカ達(以下略)は…予定通り…テレポートを発動して…自宅に機関した…そして同時刻…あの建物は…リョウカ達(以下略)が脱出と同時に…この世から消え失せた…そして…あの男も…今度こそこの世から抹消された…

 

 

【フロアB5ボス:ダニエル・ディケンス[完全死亡]】

 

 

 

そして…1時間後…

 

 

リョウカ達(以下略)は…家に到着し…艦から続々と退艦して行き…モンハン組の方の旗艦が超ヤマトを除く…全員が降りた…その時…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ギィィィ…!!

 

 

リョウカ(モンハン)「……え?」

 

リュウカ(モンハン)「…ヤマト…!?」

 

リョウカ(幻想)「どうしたの…!?………!?」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!ザッバァァン…!!!

 

 

リョウカ(モンハン)「……ヤマト…さん…!!嫌だよ…!沈まない…でよ…!」

 

リュウカ(モンハン)「……そうか……もう…あの時見せた…あの力で…もう限界が来てしまったんだな…。」

 

リョウカ(モンハン)「……え…?」

 

リョウカ(幻想)「……こちらの方の…リョウカさん……本当に残念だけど…もう…助からない…でも…辛いと思うけど…せめて…艦長らしく…あの子達の為に…最期だけ…笑顔で…送ってあげて…。」

 

リョウカ(モンハン)「…………………うん………全軍…!敬礼…です…!」

 

リョウカ(幻想)「私達も……同じく…全軍…敬礼…!!」

 

 

リョウカ達は…限界を越えて…沈んで行く…モンハン組の…旗艦:真・ハレカゼ大和ムサシタケル・改に向けて…敬礼をした…

 

 

その時…

 

 

『あ…り…が…と…う…もっと…一緒に…居たかったけど…ごめんなさい…でも…私は…本当に…幸せだった…よ……また…会える事を…彼方の世界で…待っているね……お嬢様…。』

 

 

リョウカ(モンハン)「……え?」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!ドォォォォン…!!!ボォォォォ…!!

 

 

突然…旗艦から謎の声が響き渡り…言うだけ言い終えた後…沈み行く艦が爆発し…大炎上し始めた…

 

 

リョウカ(モンハン)「…っ…!!!ヤマトさぁぁぁぁぁぁん…!!!!ああぁぁぁ…!!!うわぁぁぁぁん…!!!」

 

リュウカ(モンハン)「……………。」

 

超ムサシ「お姉様ぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!」

 

ハレカゼ「ヤマト…さん…!!うぅ…ああああぁぁ…!!うわぁぁぁぁん…!!!」

 

リョウカ(幻想)「……(さようなら…モンハン組の…旗艦…超ハレカゼ大和ムサシタケル・改さん…本当にごめんね……。)」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!ブォォォォォン…!!!ブゥォォォォォォォォォォン…!!!!ドォォォォン…!!!ザッバァァン…!!!!!

 

 

そして……モンハン組のリョウカ達の家の母港にて…モンハン組の…真・極零無神天艦隊…その旗艦…いや総大将艦…真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改は…大炎上をあげて…鋼鉄の断末魔と共に…船体が真っ二つに割れて…深い海中に沈んで行った…

 

 

【最終報告:殺戮の天使作戦(エンジェル・オブ・デス作戦)は成功…が…それと引き換えに、真・極零無神天艦隊総大将艦…真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改を…失った…。】

 

 

【真・極零無神天艦隊:総大将艦:超駆逐空母戦艦:真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改[神天覇極][轟沈]】

 

 

 

そして…あれから…1週間経過した…

 

 

リョウカ(幻想)「あの…こちらの方のリョウカさんの様子は?」

 

リュウカ(モンハン)「……ああ…あれ以来…部屋に篭って…寝た切りだ…しかも起きては…泣き出して…泣き疲れてまた眠るの繰り返しだ…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…まさか…食事はどうしてるの…?」

 

リュウカ(モンハン)「駄目だった…何も食べなくなった…。」

 

リョウカ(幻想)「そんな…じゃあどうすれば……そうだ…!」

 

リュウカ(モンハン)「何か手が有るのか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ…!だったら…蘇らせれば良いだけの事ですよ…!それに…あの子の為に…リニューアルしましょうよ…!」

 

リュウカ(モンハン)「おお…!それは良い考えだ…!!」

 

リョウカ(幻想)「…それとです…真・極零無神天艦隊も…リニューアルしましょう…!」

 

リュウカ(モンハン)「そうだな…そうしようか…!」

 

リョウカ(幻想)「じゃあ、他の世界線の分身達を集めて作業するから…そうですね…出来ればここの世界線のリョウカさんにも来て欲しいのだけれど…今の状態から見てやめときますね…私達だけでやっておきますからゆっくりと休んでいて下さいね…。」

 

リュウカ(モンハン)「良いのか?手伝わなくても?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、大丈夫ですよ…むしろ私達は…世話になりっぱなしですから…それぐらい当然ですよ。」

 

リュウカ(モンハン)「…そうか…分かった…任せる。」

 

リョウカ(幻想)「ええ…!絶対に最高の艦に蘇らせて…最高の物にしますね…!それじゃあ…またねー!」

 

リュウカ(モンハン)「おう!」

 

 

 

そして…幻想組のリョウカ達が指揮を取って…他の世界線のリョウカ達と共に…モンハン組のリョウカ達の為に…沈んでしまった…真・極零無神天艦隊の総大将艦を蘇らせて…リニューアルする事と…その真・極零無神天艦隊をリニューアルする事にした…

 

 

そして…更に…1か月経過した…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…出来ました…!やっと完成ですよ…!」

 

リュウカ(幻想)「ああ、全くだ…今度ばかりは時間が掛かったなぁ…。」

 

リョウカ(忍者)「仕方ないと思うよ…だって…まずあの旗艦を引き揚げて…運び出して…至急修理をしたんだけれど…思ったよりも手間取ってしまい…部品の交換も必要だったからね…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…さて…後はそれぞれの世界線の分にも…送り出しますかね…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…。」

 

 

そして…翌日…

 

 

リョウカ(幻想)「あのー…こちら側のリョウカさん…?入りますよ。」

 

リョウカ(モンハン)「………。」

 

リョウカ(幻想)「あのー…大丈夫…そうじゃないですね…。」

 

 

 

今日…ようやく例の艦隊がリニューアルと言う名の大魔改造を終えて…モンハン組の方のリョウカの所に本体のリョウカがやって来たが…やっぱりと言うべきか…あの艦を失った事が相当応えたのか…完全に窶れていて…髪はボサボサ…目の所は寝ているのか…それともずっと起きているのかどうか分からんが…くっきりと隈ができている…しかも…目の光は最早死んでるいるを通り越しているぐらいの暗さになっていた…

 

そのリョウカは…一応本体のリョウカの声に反応して首だけ向けていた…

 

 

リョウカ(幻想)「…あの…リョウカさん…落ち着いて聞いて下さいね…実は良い知らせが有るので…貴方を呼びに来ました…。」

 

リョウカ(モンハン)「…………。」

 

リョウカ(幻想)「…まあ…その知らせについては直接見た方が早いです…動けそうですか?」

 

リョウカ(モンハン)「…………。」

 

 

ドサ…

 

モンハン組のリョウカは…ベットから出ようとしてみるが…あのショックの影響で…碌に食事を食べず…ほぼ寝た切りの状態だった為か……もう…完全に弱っていたので…ベットから転げ落ちてしまった…

 

 

リョウカ(幻想)「あらら…そこまで弱っていたのね…少し待っていて下さいね…。」

 

 

本体の方のリョウカは…能力で車椅子を出して…

 

 

リョウカ(幻想)「よいしょっと…さぁ…行きますよ…。」

 

 

モンハン組の方のリョウカを車椅子に乗せて…ある所に向かった…

 

 

 

リョウカ(モンハン)「……こ…こ…は…?」

 

リョウカ(幻想)「ん?格納庫ですよ……連れて来たよー!」

 

リュウカ(モンハン)「おお!やっと来た…って車椅子姿か…。」

 

リョウカ(幻想)「ええ…どうやら相当弱ってきているからね…さて…【アレを。】」

 

リュウカ(幻想)「あいよ!…ライトアップ…!!」

 

 

本体のリョウカの合図で…この格納庫の全ての照明が点いた…そして…

 

 

リョウカ(モンハン)「………!!?……どうして……確かにあの時…沈んだ筈じゃあ…。」

 

リュウカ(モンハン)「ああ…そうだ…確かに沈んだ…無論そこで…【今までの…真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改】は…死んだ…だが…目の前に有るのは…その沈んだ奴を…サルベージし…完全修理をして…他の世界線のリョウカ達と…本体の方のリョウカ達の力を全て使っている…そしてだ…これはこの艦だけじゃなく…この艦隊全ても同様に改造とリニューアルした…つまりは…更に強くリニューアルされて蘇ったのだよ……ほらヤマト…出てこい。」

 

超ヤマト「はい…。」

 

リョウカ(モンハン)「…え…?ヤマト…さん…?本当に…あの…ヤマトさん…なの…?」

 

超ヤマト「はい…!そうですよ…!…そして…本当に…ごめんなさい…まさか私が居なくなった所為で…お嬢様が…こんな姿にさせてしまわれました…。」

 

リョウカ(モンハン)「…ヤマトさん…!ヤマトさぁぁぁん…!!」

 

超ヤマト「へ…?」

 

 

モンハン組の方のリョウカは…あの超ヤマトさんと…再開をして…弱っていても…車椅子から飛び出して…超ヤマトに抱き付いた…

 

 

リョウカ(モンハン)「ヤマトさん…!ヤマト…さん…!もう…死なないで…私の前から…もう消えないで…!うぅ…あああぁぁ…!!」

 

超ヤマト「……はい…もう絶対に…お嬢様を悲しませたりしませんし…もう絶対に…死んだりもしませんからね…。」

 

超ムサシ「やれやれ…お姉様…頼むから私達の事も考えて頂戴ね?貴方が居ないと…あの艦どころか…全艦隊自体も機能しなくなるからね。」

 

超ヤマト「…はい…善処します…。」

 

ハレカゼ「まあまあ…ヤマトさんだって…十分に反省していると思うから…大目に見ようよ…ね?」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…だが…一応艦隊の総大将艦の撃沈…及びここの世界線のリョウカが攫われた挙句に…家族揃って全滅しかけると言う事実があるからな…色々と会議が必要だし…もうあんな事にならない様に対策もしなければならない…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…あの〜リョウカさん?よろしいですか…?」

 

リョウカ(モンハン)「ふぇ…?」

 

リョウカ(幻想)「一応先ずはこの艦と艦隊について色々と説明するけど…良いですか?」

 

リョウカ(モンハン)「はい…良いですよ…。」

 

リョウカ(幻想)「じゃあ、説明しますね…先ずはこの総大将艦についてですけど…完全修理をして…私達と…他の世界線のリョウカさん達の力がふんだんに使ってます…恐らく…今までよりも…すごく強くなってますよ!しかも…通常形態でも…ゴットピット系を全て自由自在に操れる様にしました!更には…色々と武装を追加したり強化したりして……防御能力を追加及び強化もして…機動力も強化しました…!そして…貴方達の覚醒形態と連動して…同時にその形態に覚醒出来る様になりました!後は…コアに関してですけど…新しいコアを追加して…そのコアとなるのが…貴方達です。」

 

リョウカ(モンハン)「す…すごいですよ…!」

 

リョウカ(幻想)「因みに…名前に関してですけど…名前は…【超駆逐空母戦艦:神天・カミモリハレカゼ大和ムサシタケル・改[神天覇極]】です。」

 

リュウカ(モンハン)「…?何で【カミモリ】が付いたんだ?」

 

リョウカ(幻想)「え?ええ、それは…さっきも言った様に…私達本体と…他の世界線のリョウカさん達の力をふんだんに使ってますから…だから…神森家として…それを掲げました。」

 

リュウカ(モンハン)「成る程な…それなら理解出来る…ん?じゃあ…待てよ…まさか他の艦隊もか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、そのまさかです…勿論色々と強化されてますからね。」

 

リュウカ(幻想)「更に言えば…装甲列車や…潜水艦も同様だ…。」

 

リョウカ(モンハン)「すごいですよ…!私は…嬉しいです…!」

 

リョウカ(幻想)「そして最後にですが…新しい艦隊名をそれぞれの世界線からの案で決めました。」

 

リョウカ(モンハン)「どんな名前ですか…?」

 

リョウカ(幻想)「はい…艦隊名は…【真・神森艦隊】です。」

 

リュウカ(幻想)「名前の由来は…無論俺達…神森家の名前を掲げている…俺達が絶対的な最強の存在としている為にな…そして…平和の為に…守る為に…この名を使った…。」

 

リョウカ(モンハン)「真・神森艦隊…うん…!気に入りました…!ありがとうございます…!」

 

リョウカ(幻想)「気に入って何よりですよ…さてと…貴方は…食事も一食もしていなかったのですよね?」

 

リョウカ(モンハン)「……はい。」

 

リョウカ(幻想)「睡眠は…?」

 

リョウカ(モンハン)「ごめんなさい…起きては泣いて…それで疲れて眠って…起きては…泣いての繰り返しでしたので…寝ていたかと言われてもね…どちらとも…言えないかな…?」

 

リュウカ(幻想)「とりあえずは…食事が優先だな…こんなに弱っていては困るな…直ぐに俺達が用意してやる…その間に…少しの間だけ寝ていろ。」

 

リョウカ(モンハン)「はい…ありがとうございます…。」

 

リュウカ(モンハン)「そんじゃあ、俺はこいつを部屋に戻して来る…また後でな。」

 

リョウカ(幻想)「はい、また後で…。」

 

 

 

そして…更に数週間経過した…

 

 

リョウカ(モンハン)「完全復活です…!」

 

リョウカ(幻想)「おめでとうです…!」

 

リュウカ(幻想)「全く…ヒヤヒヤした物だったな…今回の場合は…。」

 

リュウカ(モンハン)「ああ…今回の場合は…目の前で家族が一回死んだからな…そのショックで大きく弱体化し…瀕死とは行かなかったが…鬱状態になってたからな…自殺の可能性も有り得る為か色々な意味でやばかったな…。」

 

リョウカ(モンハン)「…なんか…ごめんなさい…。」

 

リュウカ(モンハン)「いんや、もう過ぎた事だ…気にするな。」

 

リョウカ(モンハン)「そうですか…。」

 

リョウカ(幻想)「さて…完全復活した所で申し訳無いのですけど…ずっと貴方待ちだったの…。」

 

リョウカ(モンハン)「え?何か有るのですか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ…これから全ての世界線の私達との大会議を行いたいのです…理由は今回の…この事件についてと…今回の事件による…防衛能力の甘さと攻撃能力の甘さについての対策会議等をしなくちゃね…。」

 

リョウカ(モンハン)「分かりました…じゃあ場所は…?」

 

リョウカ(幻想)「勿論、この世界線の貴方達の家を使いますよ。」

 

リョウカ(モンハン)「分かりました…すぐに準備しますね…。」

 

 

 

そして…モンハン組のリョウカが復帰早々に…全ての神森一家が…この世界線のリョウカの家にて…大会議を行う事になった…

 

 

1時間後…

 

 

(※注意!ここからメタ発言が多くなる可能性有りますのでご注意下さい!)

 

 

ここは…モンハン組の神森家の…大会議室…ここに今…全ての世界線からやって来た神森一家全員が集結していた…

 

 

リョウカ(幻想)「それでは、会議を始めます…内容は…今回のあの事件についての今後の対策会議です。」

 

リュウカ(幻想)「理由については聞いたと思うし…覚えていると思うがもう一度だけ言うぞ…まず…今回の事件の事の発端は…この世界線のリョウカが拐われた事だ…そして…リョウカを助ける為に、この世界線の神森一家全員とありとあらゆる戦力を集結させて…超大規模な救出作戦…殺戮の天使作戦…エンジェル・オブ・デス作戦を実行したが…その結果は最終的に救出に成功したが…その過程で…一家の全滅の危機に陥ったりもして…その挙句…この世界線の旗艦が完全に一回は轟沈した…。」

 

リョウカ(幻想)「そう言う訳で…私達はより警備や戦力や防衛能力を…強化しなければいけないです。」

 

リョウカ(ダン戦)「そうですか…。」

 

リュウカ(DB)「確かにな…。」

 

リョクヨウ(FF)「どうしましょうか…。」

 

リョウカ(幻想)「そこでです…私達…本体側で考えた対策としては…かなりメタい事を言うけれど…この【東方最高神シリーズ】のルールを逆に利用したいと思います。」

 

リュウカ(モンハン)「それって…どんなんだ?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、説明する…いいか?一応全ての作品の共通のルールとして…【一度作り始めた作品又は現在進行中の話を作り始めた場合…[その章を完結させない限りは…他の作品の作成する事や…他の作品の新しい話を作る事等をする事は禁止する…。]】そう言うルールが有る…。」

 

リュウカ(モンハン)「確かにメタいな…それでこれが何か理由が有るんか?」

 

リュウカ(幻想)「まだ分からないか?これだけ言えば分かる事なんだがな…。」

 

リョウカ(モンハン)「…そう言う事ですか…!…つまり…本体の方お姉ちゃんが言いたいのは…【そのルールの影響で…他の作品のみなさんは完全にフリー…暇な状態…それを利用する…。】そう言う事ですか?」

 

リュウカ(幻想)「そう言う事だ…つまりは完全に暇だからな…ならばいっその事…今進行中の作品に高飛びして…手助けすれば良い…と言う考えだ…。」

 

リョウカ(モンハン)「成る程ね…確かに良い考えです…でもそれだと…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…確かに今度は暇で…俺達が手助けの為に出らばってしまう…その隙を突かれるな…だが大丈夫だ…だったら防衛目的の為の分身体を置けばいいだけの事だ。」

 

リュウカ(モンハン)「あ…察ですか…。」

 

リョウカ(幻想)「とりあえずは…その方法を利用したいと思いたいと思うけど…異議は有りますか?」

 

 

本体組のリョウカ達の提示した提案は…とんでもない事だったが…それに異を唱える者は居なかった…

 

 

リョウカ(幻想)「それじゃあ次回の話からその作戦で行きますね。」

 

リュウカ(幻想)「さて…次だが…前々から問題になっていた…影の艦隊と神影の艦隊についてだが…お前らも知っての通り…その生まれは…リョウカとクロカの能力による物だった…そして今回の事件で…ようやく影の艦隊と神影の艦隊と終止符を討つ事に成功した…だが今度は…その艦隊を本当の意味で味方につけて…俺達の戦力として運用する事にした…。」

 

リョウカ(幻想)「あの〜お姉ちゃん…少しよろしいですか?」

 

リュウカ(幻想)「何だ?」

 

リョウカ(幻想)「ええ…とても言いずらいのですけど…前にあげたあの影の艦隊はどうしましたっけ?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…あれな…あれは…何と言うか…強引に鹵獲した奴を味方にしただけだからな…そしてすまん…存在そのものを忘れてしまった…。」

 

リョウカ(幻想)「………うん…そうですか…。」

 

リュウカ(幻想)「なんか…すまん…それでだが…一応クロカとアンカの方にも確認してみたんだが…問題無いとの事だそうだ…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…あれ?そう言えば…アンカさんとクロカさんって…一人ずつだっけ?」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ、そうだが…?」

 

リョウカ(幻想)「…分身体…作らせた方が良いかな?」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…そうするか…。」

 

リョウカ(モンハン)「あの〜…。」

 

リョウカ(幻想)「どうしたの?」

 

リョウカ(モンハン)「あの建物は…どうなったのですか…?」

 

リョウカ(幻想)「あの建物…あ〜…こちら側のリョウカさんが捕まっていたあの建物ですか?」

 

リョウカ(モンハン)「はい…あれ以来…ずっと部屋に居たから…どうなったのかなって。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…実はあの艦が沈没した後…再びあの建物が有った所に…ハンターもある程度集めて…調査をして来た…だが何も無かった…と言うよりも…跡形も無く消滅していたんだ…。」

 

リョウカ(モンハン)「そうですか…。」

 

リュウカ(幻想)「さて…そろそろこの会議を締めるとしようか…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…じゃあ…みなさん今をもって…この会議を終了します!以上…解散…!」

 

 

 

そして…神森一家の全世界大会議は終了した…

 

 

あれから…1年後…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…ここも豊かで良いですね…。」

 

リョウカ(モンハン)「そうですね…。」

 

エクレール「…どう言う状況なの…?」

 

メリー「さぁ…分からないわ…。」

 

リュウカ(幻想)「安心しろ…気にしたら負けだ。」

 

リュウカ(モンハン)「そう言うこった…。」

 

エイダ「え…えーっと…。」

 

レックス「おいおい…確かに強いのは助かるが…区別はどうするんだよ?」

 

リュウカ(幻想)「ん?普通に…どこの組の名前を付けて…そいつの名前を言えば良いだろ?」

 

エクレール「確かにそうだけど…。」

 

レックス「成る程…要は慣れろ…か。」

 

リュウカ(モンハン)「そう言う事だ…。」

 

エクレール「でもさ…だからって…【真・神森艦隊】を連れて来た挙句…私達はその旗艦に乗っているけど良いの?」

 

リュウカ(モンハン)「……き…気にするな…!」

 

リュウカ(幻想)「おいコラ…一瞬動揺しただろ?」

 

リュウカ(モンハン)「な…何の事かな〜…。」

 

リョウカ(モンハン)「どうしたの?」

 

リョウカ(幻想)「どうしたのですか?お姉ちゃん?」

 

リュウカ(幻想)「ん?ちょっとオハナシ中だ…。」

 

リョウカ(モンハン&幻想)『……?』

 

リュウカ(幻想)「さて…説明してもらおうか?みっちりと…。」

 

リュウカ(モンハン)「……逃げるんだよー…!ス◯ーキー…!!」

 

リュウカ(幻想)「あ!待ちやがれ…!!てか…!何だその逃走する時の台詞は…!!」

 

リョウカ(幻想)「平和ですね〜…。」

 

リョウカ(モンハン)「そうですね…。」

 

エクレール「こっちはこっちで…呑気だな…。」

 

レックス「だがまあ…これはこれで良いだろ?」

 

メリー「そうだね…。」

 

リョウカ(モンハン)「ん?あれは…見つけましたよ!みなさん!」

 

エクレール「…どうやら出番らしいわよ…!」

 

レックス「らしいな…!」

 

メリー「やってやりましょうよ…!」

 

エイダ「が…頑張るよ…!」

 

リョウカ(幻想)「さて…始めましょうか…!私達の…狩猟を…!私達の…狩猟生活(モンスターハンター)を…!」

 

 

そして…彼女達…最高神の…神森一家は、今日も狩りをして…本当の平和を目指して…一歩…また一歩と…踏み出して…彼女達の望む…平和の世界の完成を目指して…旅は…まだまだ続く…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【第2章:完結】

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達のモンスター紹介コーナー 第7話


リョウカ(モンハン)「どうもです!リョウカです!」

リュウカ(モンハン)「よう!リュウカだぜ!」

リョウカ(幻想)「どうもです!本体のリョウカです!」

リュウカ(幻想)「よう!本体のリュウカだぜ!」

リョウカ(モンハン)「今回はコラボ回でしたね…。」

リョウカ(幻想)「そうですね…今回は本当にギリギリの戦いだったです。」

リュウカ(モンハン)「ああ…そうだな…本当にギリギリだった…後もうちょっと遅かったら…家族纏めてあの世に行ってたぜ…。」

リョウカ(モンハン)「そうだね…さて…せっかく揃ったのですから…モンスター紹介も楽しく行きましょう。」

リュウカ(モンハン)「そうだな…それで今回は何を紹介するんだ?」

リョウカ(モンハン)「はい、今回紹介するのは…【冥灯龍:ゼノ・ジーヴァ】と…【皇冰龍:ドゥレムディラ】です。」

リョウカ(幻想)「今回は2体ですね。」

リョウカ(モンハン)「はい、それではまずは…ゼノさんについてですけど…このモンスターは…新大陸の龍結晶の地の更に中枢に存在する…地脈の収束地にだけ居るモンスターで…古龍種です…そして…MHWのラスボスを務めていました。」

リュウカ(モンハン)「ああ…そんでこいつは…何故か知らんが…マガラ骨格と言う骨格をしている…しかも超大型モンスターだ…それがどう言う意味かと言うと…ゴグマジオスと言うモンスターは知っているな?」

リョウカ(幻想)「ええ…確か巨戟龍ですよね?それがどうしましたか?」

リュウカ(モンハン)「ああ、実はこいつもマガラ骨格をしている…だから超大型モンスターでありながら…物凄く敏捷性が高く…スピードも早く…更には飛行可能…そしてだ…ゼノも同様に…敏捷性も高く…スピードも早く…飛行可能だ…ある意味で…超大型モンスターにマガラ骨格は…相性が良いと言える…。」

リュウカ(幻想)「成る程な…しかも…、」

リュウカ(モンハン)「ああ…先程言った…ゴグマジオスは…MH4Gのラスボスを務めている…そしてゼノも…ラスボスを務めている…そして何故か分からんが…ゼノには…ゴグマのモーションが一部だけ似ている所が有る…。」

リョウカ(モンハン)「それって…どんな技ですか?」

リュウカ(モンハン)「ああ…ゴグマの最大技…【爆熱重龍油ブレス系】だ…その技が…ゼノの…【臨界光線】だ…一応この技も…直立して放つ技だが…内容と効果や威力は違う…ただモーションだけが似ているだけだ…因みに光線系で薙ぎ払う奴も同様だ…。」

リョウカ(モンハン)「そうですか…。」

リュウカ(モンハン)「さて…個体についてだが…本来ならこいつは通常種と…歴戦王の個体だけだ…だがこの作品で出てきた以上…異常な強さを持った個体だ…。」

リョウカ(モンハン)「確か…歴戦王の個体で…そこに更に…【極み個体に…至天個体に…辿異個体…】以上の4つが合わさった個体でしたよね。」

リュウカ(モンハン)「ああ…そうだ…因みにだが…極み個体の時の名前だが…こいつの場合は…【極み命司るゼノ・ジーヴァ】だ…あ…そうだ…ネギアの奴の名前も言い忘れていたから言っとくか…。」

リョウカ(幻想)「じゃあ、代わりに私が言うね…確か…ギネアさんの場合は…【極み神滅せすネル・マギア】です。」

リュウカ(モンハン)「おいおい…まあ良いか…それでだ…この個体は何と完全にゴグマの技の全ブレス系を完全に覚えた…それでだ…発達部位は…【頭部・両翼脚・尻尾】の以上だ…だが…こいつの特性上…この発達部位は特殊でな…たとえ…その部位を壊しても…後で言う…ある形態に移行すると…完全に治ってしまうんだよ…。」

リョウカ(幻想)「その形態って?」

リュウカ(モンハン)「ああ…その形態は…ゼノの最終形態で…その名は…【冥灯神覚醒形態&臨界突破形態】だ…この二つは…ギネアと同様に同時に発動する形態だ…。」

リョウカ(モンハン)「効果については…今まで部位破壊された所を完全に再生されて…更に今まで発達部位じゃなかった所を…異常発達させて…発達部位にしてしまうのです…因みに…その関係上…この形態になるまで…絶対に尻尾の切断は不可能です…そして…ある意味で…このモンスターは…全ての部位が発達部位を持つ唯一のモンスターの一体です…次に当たり前だと思うけど…ステータスは異常に上昇します…更に、新しい技を解禁します。…取り敢えずは以上かな。」

リョウカ(幻想)「へ〜…結構強くなってますね…ゼノさん…。」

リュウカ(モンハン)「だろ?因みにだが…同時に発動される臨界突破形態は…簡単に言えば…常時臨界形態みたいなもんで…臨界光線を放っても元には戻らず…しかも何故か分からんが…バーニングゴジラみたいに…体力が減れば減る程に…光線系…ブレス系が異常に強化されて行き…無限に強化される…しかもこいつは…自動回復能力を持っている…だからバーニングゴジラでは出来なかった…無限強化も普通にやってのけるぞ。」

リュウカ(幻想)「成る程…冥灯龍ならぬ…命灯龍って訳か…正に不死身の古龍って訳だな…。」

リュウカ(モンハン)「…まあ…間違っちゃいないが…不死身での先輩は…グラン・ミラオスが先輩だぞ。」

リュウカ(幻想)「ああ、そうだったな…。」

リュウカ(モンハン)「さて…次のモンスターについてだが…こいつの名はドゥレムディラだ…通り名は…【天廊の番人】って呼ばれる存在だ…が…確かに前までは…普通に天廊って言う建物で戦えたんだが…最近じゃあ…狩練道って言うクエストで…一応であるが…そいつと戦える…戦えるんだが…一応天廊って言う所に…わざわざその為だけに向かって戦う事になる…昔じゃあ…天廊で探索をして…仕掛けを解きながら…更にはモンスターも相手にしながら上へ目指し…たまーに…こいつと遭遇して戦う事が出来るシステムだった…ある意味で天廊と言うシステムは楽しい物だが…今じゃあこの有り様だ…。」

リョウカ(幻想)「…なんか…可愛そうですね…昔では門番らしい事をしていたのに…今では…門番としてでなく…ただ…戦う為の存在にしか機能しなくなっていて…可哀想です…。」

リュウカ(モンハン)「…だろうな…だがな…これでもこいつは多数のハンターを…しかも超一流…それどころか…英雄級のハンターを次々と返り討ちにする程の超戦闘力と能力を持っている…んでこいつの扱うのは…通常及び…第2区個体の場合は…【氷属性及び壊毒】の二つの属性…正確には…一つの属性と状態異常だがな…んで極み個体の場合は…【雷属性と壊毒】の二つだ…。」

リュウカ(幻想)「成る程な…んで壊毒って言ったら…なったら防御力が紙ッペラぐらいに弱くなる挙句に…劇毒以上に強力な毒で死に追いやるって噂の毒だよな?」

リュウカ(モンハン)「まあ、そう言う事だ…だが毒の強さでは…俺達には絶対に敵わないがな…。」

リョウカ(モンハン)「あはは…あ…でも…こちらの方のドゥレムさんは…私達の扱う毒属性を…完璧に扱える様になっていますけど?」

リュウカ(モンハン)「そりゃあ、当たり前だろう?だってさぁ…ゼノと同様に…極み個体で…至天個体で…辿異個体で…何故か知らんが…歴戦王個体になっている最強個体で…しかもだ…極み個体ベースの癖して…第2区の個体とも混ざり…雷属性と氷属性の両方とも扱える様になりやがった…。」

リュウカ(幻想)「あ…じゃあ…聞くけどよ…まさか形態変化で更に強くなったりでもすんのか?」

リョウカ(モンハン)「中々鋭いですね…大当たりですよ…じゃあ言うけど…この個体の場合も…ゼノさんやギネアさんと同様に…二つ同時に形態変化をします…でも…逆に言うと…現時点では…ゼノさんとギネアさんと同様に…二つしか形態を持ちません。」

リョウカ(幻想)「…その形態はなんですか?」

リョウカ(モンハン)「はい…確か…【皇冰最終覚醒形態と超神滅毒覚醒形態】の二つです。」

リョウカ(幻想)「えーっと…前者の方の大体の効果については…多分ゼノさんと同じかな?」

リョウカ(モンハン)「はい、そうですよ。」

リョウカ(幻想)「じゃあ…後者の方は…?」

リョウカ(モンハン)「簡単に説明すると…名前上では確かにその毒属性が覚醒するのは間違いないのですが…それがあまりにも強大し過ぎたのか…制御が出来ずに暴走しているみたいな感じです…でも…それを補う為に…皇冰最終覚醒形態が有ります…実はその形態にはもう一つだけ効果が有って…暴走の可能性が有る形態がある場合には…完全に暴走を抑制し…無力化する効果が有ります…無論ですけど…ゼノさんやギネアさんもそうですし…て言うよりも…全てのペットもそう言う形態が付いています。」

リョウカ(幻想)「成る程ね…じゃあ…聞きますけど…その毒属性って…私達にも影響が出ますか?」

リョウカ(モンハン)「うーん…多分ギリギリ効かないと思いますよ?さっきも言いましたけど…私達には…強力な毒を扱えれます…だからその耐性も凄いですよ?」

リョウカ(幻想)「あ…そうでしたね…でも…ドゥレムさんの扱う毒って…私達のより強力になる可能性も有りますか?」

リョウカ(モンハン)「…結論を言うと…有り得ますね…そしてそれと同時に…私達も強くなる可能性だって有ります。」

リョウカ(幻想)「そうですか…。」

リョウカ(モンハン)「さてと…あ…そうそう…ドゥレムさんの別名についてですけど…私達の作品では…普通に…皇冰龍って言ってますけど…本来なら別名は存在しないのです…。」

リュウカ(幻想)「あ?じゃあ、何でその名前が?」

リョウカ(モンハン)「ええ…実はね…その作品の内部データには既に皇冰龍って名前がもう有ったのですけど…何故今でもその別名が無いのかと言うと…他のモンスターも…最後に…龍って付くらしいから…別名が無く…古龍種でさえも不明らしいです…まあこちらでは…普通に古龍種ですし…皇冰龍って呼びますがね…。」

リュウカ(幻想)「曖昧な理由だな…まあ良い。」

リョウカ(幻想)「あ…そうだ…これは予告ですけど…本編でも語られた様に…もう次回から…て言うよりも…他の作品もそうですけど…次の話から…他の世界線の私達が来る事にしました。」

リュウカ(モンハン)「へー…そうかい…これはまた敵も悲鳴を上げるだろうな…。」

リュウカ(幻想)「まあ…取り敢えずは言ったからな…よく覚えておくようにな。」

リュウカ(モンハン)「ああ…。」

リョウカ(モンハン)「さてと…そろそろ締めましょうかな…。」

リュウカ(モンハン)「そうだな…。」

リョウカ(幻想&モンハン)『それじゃあ…』

リュウカ(幻想&モンハン)『次回も…』

リョウカ&リュウカ(幻想&モンハン)『見て下さい!(見てくれよな!)』







【続く】


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第2章 東方神魔獣狩・弐[寄生生物兵器の章]
第9話 神森一家と寄生生物兵器【前編】


よう!安定と信頼のリュウカだぜ!まあ本体だ…さてだが…先ずは…長い間待たせてすまなかった…それは謝る…俺達は忙しい身だからな…え?これ書いてんの作者のリョウカだろう?って思うだろ?まあ間違いじゃない…だがな、書くのと同時に俺達も同時進行してるんだぞ?こればかりはどうすることは出来ん…諦めろ…さて待たせたな、んじゃあ前回のあらすじを簡単にまとめれば…あの例の地下ビルの最後のフロアがまさかの大艦隊戦…しかもそのフロアの主が暴走した元アンカ事…クロカで…んで、ある意味でこの地下ビル異変をキッカケに全分身組と合流して行動するキッカケになった…その代わりに…俺の所のリョウカが頑張り過ぎた挙句物凄く被害が増えてんだけど!?どう言うつもりだ!?…ってな感じになった訳だ…はっきり言えば、ある意味で俺の所のリョウカばかりに被害が増える…敵にとってはわざわざ本体が出て来て万々歳だ!って思って攻撃を集中してるだろうしな…正に大迷惑の極みだぜ…んで話が逸れたな…結局は、クロカの暴走を鎮圧して…無事にこの影の艦隊騒動も終息して…脱出するだけとなった…が、脱出した後に…その世界線のリョウカ達の艦隊の総旗艦の大和…だっけかな?…とにかく総旗艦が沈没し…その時その世界線のリョウカは…哀しみに溢れ…いやそれを通り越して完全に鬱状態になった…だから俺達はその沈没した艦を蘇らせた…んで更に強化してな…まあ取り敢えずこんなもんだ…そんじゃあ今回も見ろよ!





OPBGM:作品名【ターちゃん】曲名【mama I Love You(OPver)】

 

 

リョウカ達は、あのヤマトの誕生日を祝ってから…更に数ヶ月経過して…

 

 

艦これの世界線にて…

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、そろそろいい加減にあの世界線に戻らないとね…。」

 

リュウカ(幻想)「あの世界線って?」

 

リョウカ(幻想)「…【モンハンの世界線ですよ…】お姉ちゃん。」

 

リョウカ(モンハン)「あ…!そうでしたね…すっかりと忘れていました…あの人達…元気にしてるかな?」

 

リュウカ(モンハン)「元気にしてるだろ?あのハンターだぞ?そう易々とやられるタマじゃない…。」

 

リョウカ(モンハン)「そうですね。」

 

めぐみん「…あの、さっきからモンハンの世界線って何ですか?」

 

カズマ「あ〜…めぐみん、お前は知らねぇと思うが…性質的には俺達の世界線と似てる…だが、実際にはRPGじゃなく…ハンティングアクションだ…そこの世界線じゃあ、まあ俺達の所で言うなら…ハンターが冒険者って感じで…モンスターが魔物…って感じだ…だが、驚異度合い的にはどっちもどっちだけどよ…言っとくが…その世界線じゃあ魔法って言うファンタジー的な武器は存在しないぞ?」

 

リュウカ(幻想)「まあ大体合ってるな…だが、その世界線にハンターは基本的に不利な立場になる…無論、そこの世界線の住民もな…基本的にモンスターは強大な存在だ…生半可な奴は小型モンスター程度でやられる…って言う話も良く聞く、挙句…そのモンスターは基本的に自然に生きる関係上…見付かれば問答無用で襲って来る奴も居れば…人里に堂々と入って人間を襲うケース…それらも普通に有り得る…安全度で言うならまだこっちがマシなレベルだ…あっちの世界線に行けばもはや安全な場所は存在しないと思った方が良い…。」

 

めぐみん「へぇ…そうなんですか…。」

 

リュウカ(幻想)「んで、モンスターの強さだが…まあ基本的に…その世界線において…【古龍】って言う存在が居る。」

 

ダクネス「…古龍?」

 

めぐみん「どんな奴ですか?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…貴方達風に言うなら…魔王幹部…って言うポジションで…その古龍の中で…絶対的な頂点…禁忌クラスの古龍となると…普通に魔王クラス…いや…場合によっては大魔王クラスになりますね…。」

 

カズマ「なるほどな…良い例えだな…。」

 

リュウカ(幻想)「さてだが、まあ実際に見た方が良いだろ?取り敢えず出発準備をするぞ。」

 

めぐみん「そうですね。」

 

 

そして翌日…リョウカ達は、出発の準備を済ませて…再びモンハンの世界線にワープした…

 

 

 

ピシュゥン…!

 

 

リョウカ(幻想)「はい、到着ですよ。」

 

リュウカ(幻想)「さてと、長年放置されてるからな…少し時間戻すか…えーっと…あの異変(この世界線のリョウカが拐われる異変)が過ぎてから…俺達がこの世界線を出てから一ヵ月辺りにするか…。」

 

 

それでリュウカは、時間を操作して…ある程度の時を戻した…

 

 

リュウカ(幻想)「はい、調整完了っと…。」

 

カズマ「相変わらず便利な技…。」

 

リュウカ(幻想)「…あまり多様したくないんだよな…基本的にこのタイムリープを使うタイミングは俺達の誰かがやられた時…特にリョウカの方が多い…まあその時にタイムリープを使うがな…まあ世界線を移動する際に大幅に時間が経過してたら使う事も有るがな。」

 

カズマ「あ〜…そっか…。」

 

リュウカ(幻想)「さてと、んじゃあ取り敢えずこの世界線での生活を知った方がいい…俺達の動きを良く見て…実際にやってみろ…良いな?さっきも言ったが…この世界線は生半可な実力程度だと小型モンスターに簡単に負けるぞ?そんなんで大型級のモンスターに挑もうなんて…はっきりとキツく言えば…愚か者以外何者でもない…いやそれ以下だ…そんな奴等はさっさとリタイアして…アカデミーからやり直せ…って言うレベルだ…それぐらいキツく言わんと、どの道この世界線で生き残るのは不可能に等しい…。」

 

霊夢「ふ〜ん…そこまで言われたら逆にやる気が出そうな感じね。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、実際に…まあリョウカの方が詳しいが…この世界線でまあ全ギルドの中で総ギルドマスターになってたり…どっかの王国に出れば何故かその国のトップが出て来ては、まあ例えば王だとする…その王が出て来て…俺達はその王以上の存在扱いにされるんだよな……んで肝心の事だが……どうやらリョウカはハンターの教官…しかもその全教官の中で凄いトップに君臨していてな…その腕は一流…しかも教官やハンターからも信頼が高いし…馴染みのある…が訓練は厳しい…無論そのハード差は尋常じゃない位にはな…。」

 

リョウカ(幻想)「ははは…。」

 

リュウカ(幻想)「例えば…アイテム持たずに…指定された装備で…更に短い制限時間内に…そうだな、この世界線で一応最弱ランクの大型モンスター…ドスランポスを討伐してみろ…まあこれは優しい方だ…。」

 

カズマ「おいおい!アイテム持たずに指定された装備のみでいきなり大型モンスターと戦うのか!?」

 

リョウカ(幻想)「えーっと…聞くよりは…見て実際にやってみた方がいい…って思ってやりました…。」

 

リュウカ(幻想)「んで…さっきこれで優しい方って言ったな?…俺達からしてみれば…生温い程度…数分有ればクエストクリアは余裕だ…んでだ…中級レベルになれば一気に難易度が上がり…【アイテム持たずに…程レベルの装備のみで…更には制限時間が更にかなり短く…それで上位個体の…空の王者(笑)のリオレウスを討伐しろ。】…っと言う内容を突き付けてくるぞ。」

 

カズマ「空の王者(笑)…それだけなら分かるがアイテム無し且つ低レベルの装備…更には制限時間が更に短かくなった…その状態でリオレウスを討伐しろ…?…これって普通に見れば無理ゲーじゃねぇか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、普通ならこのレベルでギブが出て来る…だが、それでもこれを突破する奴も居る…んで上位レベルになれば…更に過酷で…【アイテム無し・防具無し・武器制限無し・制限時間が短い(約20分)…その状態で、最上位個体(G級個体)の…無双の狩り人…ジンオウガの討伐】……をやってもらう様になる。」

 

カズマ「……最早鬼畜レベル…もう駄目だ…御仕舞いだぁ…って言いそうなレベルだな。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、流石に俺達でも怪しくなる…まあそれでも普通にクリアは出来るがな…。」

 

カズマ「じゃあ聞くが…この最上位レベル…まあ卒業試験…それって何をやらされるんだ?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、その最上位レベルの場合は…これらには特に制限は掛かってない…。」

 

カズマ「ふぅ…良かったぜ…。」

 

リュウカ(幻想)「何を言ってる?卒業試験の内容は…【全ての古龍種を討伐…無論禁忌クラスも含む…】これをやってもらう…因みに…超大型モンスターもやってもらうし…分類不明の奴もやってもらう…だからこそ特に制限は設けてない訳だ…。」

 

カズマ「…確かに卒業試験らしいレベルだな…クリア出来る奴が居るんか?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、無事に全てやってのけた奴…数名が…このリョウカ特製の訓練クエストを卒業した…ある意味で卒業出来たらどんなモンスターも相手出来るだろう…って言うくらいになる…更には俺達のギルドに入る事が出来る様になる…。」

 

カズマ「へぇ〜…なるほど…それで…その卒業出来た奴は何名だ?」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…今の所…たったの4人だ…入門して来たのは…千桁を超えてたがな…。」

 

めぐみん「えぇぇぇ…!!?千人以上居たのに…!?たったの4人!?その人達どんだけの化け物ですか!?」

 

?「化け物とは失礼な嬢ちゃんだな?」

 

?「失礼ですよ…!私でも怒りますよ…!」

 

?「やれやれ、久々に来てみれば…この対応ってね…。」

 

?「全く、私達に化け物は失礼じゃないですか?」

 

全員『……!!』

 

 

その場に…突然4人組の人が現れた…その人達は…何と…

 

 

リョウカ(モンハン)「…【エクレールさん…エイダさん…メリーさん…レックスさん…!】お久しぶりですね…!みなさん!」

 

エクレール「ええ、相変わらず…ん?……貴女達…少し見ない内に…とんでもなく強くなってない?それに…かなりメンツが増えてるね?」

 

リョウカ(幻想)「まあ、そうですね…。」

 

エイダ「うわ…!び…びっくりした…リョウカちゃんがいきなりそこに現れた…。」

 

リョウカ(幻想)「すみません…あ、言っておきますけど…私が本体だからね…。」

 

リョウカ(モンハン)「私は分身ですよ…分かってるかどうか分からないけど…。」

 

レックス「あ〜…前にそんな事言ってたな…それで…少し見ない内…いやお前らの事だから、どっか世界線飛んで…戻って来てみれば大分時間経過してたから時間戻したんじゃないんか?…何てな…。」

 

リュウカ(幻想)「ドンピシャじゃねぇか…。」

 

エクレール「…そうなの?…それだったら、その強さは納得出来るね…それに…貴女達…随分と恵まれたみたいね…何となくだけど…貴女達から少しだけ…幸せそうな感じがしたからね…。」

 

リョウカ(幻想)「……そうですね…まあ言っちゃうと…私とお姉ちゃんはもう結婚はしました…それに子供も産みました。」

 

ハンター4人『…ええええええぇぇぇぇ…!!?』

 

 

リョウカからの衝撃発言で驚きの声が上がった…

 

 

エクレール「あ〜…流石にこれは理解が追い付かないな…じゃあこう言う事かい?貴女とリュウカさんは、女同士で結婚して…何らかの方法で妊娠して…子供を産んだ訳?」

 

リョウカ(幻想)「そうなりますね…まあ結婚理由は…流石に言えないし…産んだ方法も言えないかな…産んだ方法は恥ずかしいから言えない…でも…結婚理由は……、」

 

エクレール「………貴女の事だから、壮絶な理由だと思うし…精神的に辛いでしょうからこれ以上は聞かないよ。」

 

リョウカ(幻想)「すみません…。」

 

エクレール「さてと…まあ取り敢えず…改めて言うね……お久しぶりね、リョウカちゃん。」

 

リョウカ(幻想)「……はい、エクレールさん…それにみなさん…歓迎しますよ!」

 

エクレール「…ええ!こちらこそね…!」

 

カズマ「なあ、さっきから思ったんだが…まさかお前らが…あの地獄の様な訓練を全てクリアしたのか…?」

 

レックス「おう、そうだが?…結構大変だったぞ…。」

 

エイダ「でも…な…何とかクリア出来たよ…。」

 

エクレール「やれやれ…まあ内容も内容だけど…一番最後、どうやってあんな量の古龍種を全部集めて来られるんだろうな…って言う謎が有るけどね…。」

 

リョウカ(モンハン)「えーっと…流石に企業秘密ですね…。」

 

エクレール「…まあそう答えるよね…あ〜…そうそう、来る前に…気になる所を見つけたのだけれど…聞いてくれないか?」

 

リュウカ(幻想)「気になる所?」

 

メリー「ええ、ここに向かう為の気球に乗って…移動していたら、海上にね…ポツンと孤立した島を見かけたけど…今まではそこには何も無かった…何か知らない?」

 

リュウカ(幻想)「…孤立した島な…いや知らん…そもそも俺達は戻って来たばかりだから何も知らんぞ?」

 

レックス「じゃあ…あれは何だったんだ…?」

 

リョウカ(幻想)「う〜ん…調べてみる必要が有りますね…何も害が無ければ良いのだけれど…。」

 

 

ウォォォォォ…!ウォォォォォ!

 

 

リョウカ(幻想)「な…何…!?」

 

リュウカ(幻想)「何事だ…!!?」

 

兵士隊長1「お…お嬢様…!!!緊急事態です…!!」

 

リュウカ(幻想)「何が有った…!!」

 

兵士隊長1「は…!!こ…この本拠点に向けて…正体不明の超巨大な敵対反応を持った…【生物兵器が接近してます…!!!】」

 

全員『……!!』

 

 

突如として警報が鳴り響き…そこに飛び込んで来た報告では、超巨大な反応を持った生物兵器…っと言う内容の報告だ…

 

 

リュウカ(幻想)「…早速フラグ回収しやがった…どうやらあの島…相当俺達を怒らせたいらしいな?」

 

エクレール「どう言う事?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、先ずは…この拠点に攻めて来た生物兵器をどうにかするか…おい!全艦隊の出撃準備をしろ!俺達も行く!」

 

兵士隊長1「は!!」

 

リュウカ(幻想)「詳しい事は後で説明する、今は俺達に付いて来い…お前らもな。」

 

 

そして全員は急ぎ…艦隊の所に向かい…安定と信頼の総旗艦の大和に乗り込み…

 

 

リョウカ(幻想)「神森艦隊!全艦出撃です!!」

 

 

ボォォォォォォ…!!ザザァァン…!

 

 

神森艦隊…全艦が出撃した…

 

 

リュウカ(幻想)「一応聞くが…その生物兵器…何型だ?」

 

兵士隊長2「は!報告によれば…【サメ型】…それと【イカ型】が同時に確認されました!」

 

リョウカ(幻想)「サメ型とイカ型ですか…【ティアマトとクラーケン】ですか…!」

 

メリー「ねぇ!さっきから生物兵器って一体何!?」

 

リョウカ(幻想)「…みなさんは、竜騎兵って知ってますか?」

 

エクレール「…ええ、確か竜大戦時代で出ていた…兵器だよね?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、性質的にはそれと似てます…が、竜騎兵は龍を何体も犠牲にする必要が有りますが…これから戦う相手は…細菌から産まれて…それがウイルスとなり…それが生物の形となって誕生したのが生物兵器って感じですね…まあ一般的に…生物にそのウイルスを打ち込んで生物兵器化させる事が多いですね…。」

 

エクレール「………。」

 

リョウカ(幻想)「……でもどっちにしても…一度でも生物兵器化すれば…本来はもう一生そのままで…そもウイルスの命令に従って行動するしかないです…無論生物兵器化してもウイルスは有りますから…そのまま誰かに感染して…そのまま生物兵器化するケースも有り得ます……だからそうならない為には…確実に息の根を止めるしか無い…です………。」

 

エクレール「…その悲しく言うって事は……貴女……経験あるの…?」

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

リュウカ(幻想)「……ああ…ある意味でリョウカにとってはトラウマの一つだ…こう言う類いの生物兵器が存在する…だからこそ俺達にとっては存在したらいけないんだよ……もうあんな惨劇を作り出さない為にな……んで……あの惨劇ってのはな……まあ詳しい事は言えんが……大昔にな……地獄を味わった……その地獄の所為でリョウカは完全に心は壊れ…完全に全てを滅ぼす…最凶最悪の暴走を引き起こした…まあ何とか止める事は出来たが……それ以来完全にトラウマになっちまったよ…クソッタレが…。」

 

エクレール「…なんか…ごめん…。」

 

リョウカ(幻想)「ううん…気にしてないから……昔に起きてしまった事は…起こって……しまった……?……っ…!!」

 

リュウカ(幻想)「…!リョウカ…大丈夫か…?」

 

リョウカ(幻想)「……大…丈夫です……少しフラついただけです…それよりも今は…あの二体をどうしますかな…。」

 

リュウカ(幻想)「………はぁ……ティアマトは、スピード…パワー…生命力…どれを取ってもトチ狂った化け物だ…んでクラーケンは、知能…テクニック…反射神経…それらに長けてるな…なるほど…典型的な相性の有ったコンビだな…ティアマトが攻めて…その隙を突くのがクラーケン…及び司令塔の役割か…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…ならば…私に考えが有ります。」

 

リュウカ(幻想)「作戦考えたのか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、でも…少し賭けになりますよ…失敗すればこっちに被害が出て…犠牲者が出る可能性がも有ります…。」

 

リュウカ(幻想)「……分かった…言ってみろ。」

 

リョウカ(幻想)「はい…前にあの演習異変…一番最後で…私が戦艦大和でやって来た事は覚えていますか?」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…確か、その時大和は完全に攻撃のみして…それ以外を他の艦で対処していたな…それがどうした?」

 

リョウカ(幻想)「はい…今回もそれを行います…勿論、本艦は完全に攻撃移動要塞として運用しますが…同時に…本艦は囮として運用し…二体の撃破を試みます…。」

 

リュウカ(幻想)「…何…?ちょっと待て…攻撃移動要塞としての運用なら分かるが…囮艦としての運用…それはどう言う事だ?」

 

リョウカ(幻想)「うん、さっきお姉ちゃんは二体の特徴を言いましたよね?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、言ったぞ?」

 

リョウカ(幻想)「はい…ダックでの司令塔はクラーケンですよね?」

 

リュウカ(幻想)「そうだな。」

 

リョウカ(幻想)「…だから、それを逆に利用します…先ずは…この本艦の力と私のエネルギーを使い…先制攻撃を実施して…二体にとって私達を完全に脅威の存在として見せ付けて…出来る限り、他の艦を脅威として見えない様に仕向けて…隙を見て他艦の最大火力の集中放火を持って…司令塔のクラーケンを撃破します…その後、恐らくクラーケンを倒されて怒り出すと思いますから…それを一気に突いて…本艦の最大火力及び私の全エネルギーを持って…一気にティアマトを仕留めます…以上が私の作戦です。」

 

リュウカ(幻想)「なるほど…確かに良い案だな……だが、囮艦となり…リョウカ…お前のエネルギーを注ぐって言う事は…。」

 

リョウカ(幻想)「はい…事実上全ての攻撃は私が身代わりとなって受けます…だから私は信じてますよ…みなさん…。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ………クソ…今の所その作戦しかないな…おい!全艦に…今のリョウカの作戦を全て伝えろ!それと、伝えたらすぐに牽引艦を3〜4艦の本艦と同型艦を寄越してくれ…早く!」

 

兵士隊長3「は!お任せ下さい!」

 

 

そして、リョウカの作戦が全艦及び全軍に伝わると…即座に牽引艦と護衛艦隊が集結し…大和を牽引し…リョウカは予定通りに全システム権限を自身に移し…更に火器関連のシステム以外全て切り…完全に攻撃要塞となった…

 

 

リュウカ(幻想)「…全艦に告ぐ!これより本国に攻めて来る化け物を全て迎撃する!尚本作戦において、本艦は攻撃以外何も行動が出来ない!だから頼む…本艦を守って欲しい…!そして…俺達を信じて…そして…俺達は…お前らを信じるぞ…!!」

 

全艦『了解…!!』

 

リュウカ(幻想)「…良し!作戦開始だ…!……来たぞ!!前方から目標接近!!全艦!対水上戦用意!!」

 

 

VS【超大型寄生生物兵器:凶皇帝鮫:ティアマト】&【超大型寄生生物兵器:人食大烏賊:クラーケン】

 

 

戦闘方式【討伐クエスト(ファイナルアタック有り)】

 

 

勝利条件【敵の全滅】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リュウカ(幻想)「目標の位置は!!」

 

兵士隊長2「は!目標は、真正面!5000!」

 

リュウカ(幻想)「…!!主砲対潜Z弾!!砲撃始め!!」

 

リョウカ(幻想)「はい…!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ガコン…!!

 

ドォォォォン…!!!!ドォォォォン…!!!!

 

 

作戦通りに…先制攻撃で大和の巨砲から、対潜Z弾が一斉斉射された…

 

 

ヒュゥゥゥ…!!ピキィィィィン…!!ドォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!ボォォォン…!ボォォォン…!ボォォォン…!

 

 

Z弾は、空中で爆発し…内部に大量の爆雷が一気に目標に向けて落下して行き…海中で連鎖爆発を引き起こした…

 

 

システムAI『ファイナルオーブ…【20%…。】』

 

兵士隊長2「……!!ティアマトに攻撃が命中…!!速力が落ちました!!」

 

リュウカ(幻想)「おお…!まさか最初の攻撃が命中したか…!まあ好都合だな…。」

 

リョウカ(幻想)「っ…!げほ…!げほ…!」

 

リュウカ(幻想)「……!しまった…今のリョウカは本艦の全権限を持って…ある意味で本艦はリョウカの肉体になってる…だから砲撃のたびに自信もダメージを受けてしまう…!だが…幾らなんでもこの反動ダメージは想定外だ…。」

 

エイダ「だ…大丈夫…リョウカちゃん…!?」

 

リョウカ(幻想)「はぁ…はぁ…大丈夫ですよ…これくらい…。」

 

兵士隊長1「……!!お嬢様!!二体共…こちらに向かって来ます…!!」

 

リュウカ(幻想)「案の定掛かったが…今のリョウカに耐えれるかな……クソ…牽引艦全艦!二体から艦隊を引き剥がす様に動いてくれ!」

 

全艦「了解!」

 

 

ザザァァン…!!

 

 

リュウカの指示を受けて、全牽引艦は…大和を引っ張って…艦隊から離れる動きを開始し二体の誘導を開始した…

 

 

兵士隊長2「……!!目標の一体が急速接近中…!!!ティアマトが突っ込んで来ます…!!」

 

リュウカ(幻想)「…!!回避が間に合わんと思うが…!!少しでもダメージを減らす…!!全牽引艦!!取舵一杯!!急げ…!!及び総員!!衝撃に備えろ!!」

 

 

ザザァァン…!!

 

 

ティアマト『グオァァァァァァ…!!!』

 

 

ザザァァン…!!

 

 

リョウカ(モンハン)「…!!来たよ!!全艦!!大和をやらせるな!!迎撃攻撃実行して!!」

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!バババババババババ…!!ドドドドドドドドド…!!バシュバシュバシュバシュバシュ…!!

 

 

牽引艦の全艦が大和をやらすまいと迎撃攻撃を実行したが、相手は巨体に見合わず…尋常じゃない機動力と速度を持っていた為か、普通に弾幕を掻い潜り…

 

 

リョウカ(忍者)「……!!来ます…!!どうか…耐えて…!!」

 

 

ザザァァン…!!ズガァァァァァン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「うぉ…!!」

 

リョウカ(幻想)「ぐぅ…あぁ…!!」

 

紫「…くぅ…!何て…威力なの…!!?この艦がこれほどまでの衝撃を与えるなんて…!」

 

リュウカ(幻想)「…っ…!!被害報告…!!」

 

『こちら艦底部…!!先程の突撃で、艦底部損害!!浸水発生!!修復を実行します…!!

 

『こちら機関室!!浸水発生!!復旧作業を実行します!!』

 

システムAI『残り耐久力…【80%…。】』

 

レックス「おいおい…!1発で20%も削られるのか…!?」

 

リュウカ(幻想)「…後4回直撃したら終わりだ…!リョウカ…まだ行ける…………!?」

 

 

ピチャ…ポタ…ポタ…

 

 

そう…大和が攻撃を受けるイコール…依り代になってるリョウカもそれ相応のダメージを受ける…それ故にリョウカは、足をやられて…所々から出血している…

 

 

リョウカ(幻想)「だい……じょうぶ…です…まだ…行けます…から…!」

 

リュウカ(幻想)「……っ…!!リョウカ…………!!……くそ…ったれめ…!!」

 

兵士隊長1「………!!!ティアマト…!!再度突進して来ます…!!しかも先程より早いです…!!!」

 

リュウカ(幻想)「…クソ…!…まだか…!?」

 

兵士隊長2「……報告!!他艦より入電…!!『我!!目標の一体を撃破…!!これより援護に向かう…!!』…以上です…!!」

 

リュウカ(幻想)「クラーケンをやったか…!!だが、こっちは大損害物…!って不味い…!!総員…!!衝撃に備えろォォォ…!!」

 

 

他の艦がクラーケンを撃破したが…こっちはこっちで完全に劣勢状態…あの大和が…今正に撃沈の危機に迫っていた……

 

その時…

 

 

ティアマト『グォアァァ…!!』

 

 

ザザァァン…!!

 

シュル…!!ガチ…!!!

 

 

ティアマト『……!!?』

 

 

ティアマトは、大和に突撃しようとした寸前に…謎の触手が絡んで来て、動けなくなった…

 

 

兵士隊長3「ほ…報告です…!!ティアマト…停止…!!それと同時に、多数の超強大な生物反応が接近…!!内一体がティアマトの側に居ます…!」

 

リュウカ(幻想)「何…!?それは敵か…!」

 

兵士隊長3「いえ…!…これは……目視しました…!!あれは…我々の所の【モンスター軍団です…!!】」

 

全員『……!!』

 

 

そう、この場にとうとうリョウカ達のペット…モンスター軍団がやって来た…無論海からもだ…

 

 

兵士隊長1「……!目標!不自然に激しく動いてます…!!…!浮上します…!!」

 

 

ザッパァァン…!!

 

 

ティアマト『グォアァァ…!!?』

 

?『ギィアァァァァァァ…!!!』

 

 

シュル…!!ギチギチ…!!!

 

 

 

リョウカ(幻想)「…あれ…は…グラ=ガロア……?」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…しかも…あの目はガチで殺す気だ…相当頭に来てるな…。」

 

 

どうやらティアマトを拘束してたのは、グラ=ガロアだ…そして浮上して来たのを好機に…

 

 

?『グォァァァァァァァァ…!!』

 

?『グォァァァァァァァァ…!!』

 

 

 

スゥゥゥ…!!ボォォォォォォ…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

ティアマト『グォァァァァァァァァ…!!!?』

 

 

リュウカ(幻想)「…!!レウスにレイア…!!」

 

 

キィィィィィン…!!バキィィィン…!!!

 

 

?『グルォォォォォン…!!!』

 

 

エクレール「ギネア…!!」

 

 

モンスター軍団がティアマトに対して総攻撃を実行し…みるみる内に体力を奪って行き…

 

 

システムAI『ファイナルオーブ【100%…チャージ完了…。】』

 

リュウカ(幻想)「…!!トドメだ…!リョウカ…!!」

 

リョウカ(幻想)「う…ん…!……っ…動いて……!」

 

 

ジリジリジリジリ…!ゴゴゴゴゴ…!ガコン…!

 

リョウカは、弱りながらも…主砲を動かした…

 

 

ファイナルアタック用BGM:作品名【このすば 】曲名【fantastic dreamer(決戦ver)】

 

 

リョウカ(幻想)「…私の…全エネルギー…持って行って…!」

 

システムAI『(ザーッ)…主砲…エネルギー充填…100%…(ザーッ)…ショックキャノン…発射準備…完了…。(ザーッ)』

 

リュウカ(幻想)「………!!全艦隊!及び、全モンスター軍団!退避!!」

 

 

リュウカの号令を受けて、全艦と全モンスターは大和の射線から退避した…因みについでに、ネギアにより…ティアマトは遥か上空に投げ飛ばされた…

 

 

リュウカ(幻想)「へ!絶好の的だぜ…!…リョウカ…!後一踏ん張りだ…!トドメを刺せ…!!」

 

リョウカ(幻想)「うん…!げほ…!げほ…!…全…主砲…目標にロック…!これで…終わり…です…!全…主砲…ショックキャノン……発射ァァァ…!!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!

 

 

ティアマト『ギャオォォォォォ…!!!?』

 

 

ピキィィィィン…!!ズドォォォォォォン…!!!

 

 

大和から全身全霊の…リョウカの全エネルギーと大和その物のエネルギーが注がれた主砲:ショックキャノンが…ティアマトを撃ち抜き、消滅させた…

 

 

リュウカ(幻想)「やったぞ…!…リョウカ……?」

 

リョウカ(幻想)「はぁ…!はぁ…!……っ…あぁ……。」

 

 

ドサ…

 

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ……良く…頑張ったな…もう休んで良い…もう……休んでくれ……リョウカ……。」

 

システムAI『(ザーッ)……けい…こく…本艦の…全エネルギー…喪失……全システムを……停止……します…。(ザーッ…ブツ)』

 

 

リョウカが力尽きた事により…依り代も無くなった為か…大和は完全停止…沈黙してしまった…

 

 

リュウカ(幻想)「……一旦撤退する……あの寄生生物兵器…あの強敵の二体を撃破しただけで、充分だ…もう海から攻めても問題は無い……あの島の攻略は回復を待ってからにするぞ…。」

 

エクレール「そうだね…流石にこの状態じゃあ碌に攻略は出来ないね…。」

 

カズマ「そうだな…あの島にはさっきみたいな化け物がうじゃうじゃ居るし…良い判断だな…。」

 

リュウカ(幻想)「だな…全艦!拠点に戻る!迎撃成功だ!…あ、牽引…まだ頼む…もう本艦は動けん…最後まで済まない。」

 

リョウカ(モンハン)『いえいえ、大丈夫ですよ…それじゃあ帰りますよ。』

 

 

そして、リュウカ達は無事に帰港し…リョウカを部屋に寝かせさせて…修理が必要な艦を修理に入った…

 

 

1週間後…損壊した艦隊は完全復活した…が、リョウカは完全に回復し切れてなく…それでも一応は退院は出来るレベルまで回復はしたのだった……果たして、例の島を攻略出来るのか……

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】曲名【トラベルナ(龍華姉妹ver)】



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第10話 神森一家と寄生生物兵器【中編】

フハハハ…!我はマザーリョウカ!さて、前回のあらすじを簡単にまとめれば…我々は、この世界線に突然現れた謎の島を調査をしようとした矢先にあの島から生物兵器を二体をけしかけて来た…んでもって我々は何とかその二体を討伐した…と言う訳なのだ!今回も見るが良いぞ!ハッハッハッハッハ…!


OPBGM:作品名【ターちゃん】曲名【mama I Love You(OPver)】

 

 

リョウカ(エスコン)「…頼まれた、あの例の島の上空から調査をしてみました。」

 

リュウカ(幻想)「おお!ありがとな!…それで…どうだった?」

 

リュウカ(エスコン)「ああ、どうやらあの島…先ず上陸しようにも…要塞砲台の大群が待ち伏せてあり…更には飛行場まで有った…無論対空用の砲台も沢山設置されてたぞ…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…そう易々と上陸されたくないか…。」

 

リョウカ(エスコン)「…どうしますか?」

 

リュウカ(幻想)「そうだな、どっちにしろ戦闘は避けれん…ならば…陽動を行なって、その隙に一気に敵の航空戦力を奪い…更には対空陣地を破壊する…まあ上手く行けばだがな…。」

 

リュウカ(エスコン)「そうだな…そもそも、航空戦力って言えば…あの島そもそもイレギュラーだろ?この世界線での…まともな航空戦力って言えば…飛行船辺りだろ?…いや待てよ…イレギュラーだから現代の航空機だって有り得るし…生物兵器を飛ばす可能性だって有り得るな…。」

 

リュウカ(幻想)「だが、飛行場を破壊すれば良い…んで航空戦力を奪えば空からの危険は無くなる…何も問題は無い。」

 

リョウカ(エスコン)「……確かにそうですね…。」

 

リュウカ(幻想)「…まあ、とりあえず…出発は明日にしよう…お疲れさん…ゆっくり休んでろ。」

 

リョウカ(エスコン)「うん。」

 

リュウカ(エスコン)「おう。」

 

 

 

そして翌日…

 

 

 

リュウカ(幻想)「んじゃあ、これから…例の島を攻略に向かう…お前ら?準備は出来たな?」

 

エクレール「ええ、大丈夫よ。」

 

リュウカ(幻想)「……しかし…何だ?さっきから嫌な予感がプンプンする…一体…何だ?」

 

兵士隊長1「お嬢様!全軍の出撃準備が完了しました!」

 

リュウカ(幻想)「分かった、そんじゃあ…お〜い!リョウカ!動けそうか?」

 

リョウカ(幻想)「うん、何とかね。」

 

永琳「一応言っておくけど……私は確かに退院は許可したけど…まだまだ戦闘に参加出来る様な、身体じゃないわ…もし無理だって分かったら…ありとあらゆる手段を使ってでも止めに行くからね?」

 

リョウカ(幻想)「……うん。」

 

リュウカ(幻想)「……。(何だ…さっきから嫌な予感が強まるばかりだ……何も起きないと良いが…。)」

 

リョウカ(幻想)「……?どうしたの?お姉ちゃん?」

 

リュウカ(幻想)「……いや、何でもない…。」

 

 

リュウカは、心の中では未だに嫌な予感が残りつつも…再び出撃したのだった…

 

 

数十分後…艦隊総旗艦:大和

 

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

 

ザーッ…

 

 

リョウカ(幻想)「……?」

 

 

ザーッ…

 

 

『や…辞めて…!』

 

『グォァァァァァァァァ…!!』

 

『ぐぁぁ…!?』

 

 

ザーッ…

 

 

リョウカ(幻想)「……!……。(何…今の…?)」

 

 

 

ザーッ…!

 

 

『グゥゥゥゥ…!』

 

『辞めて下さい…!私達…仲間でしょ…!!?』

 

『グァァァ…!!』

 

『お…お嬢様…!!お逃げ下さい…!!』

 

『グゥゥゥゥ…!』

 

『ぐぁぁぁ…!!!お…おじょ…様…!!は…やく…!お逃げ…下さい…!!ぐ…ぁぁぁぁ…!!』

 

『………!!?い…いやぁぁぁぁぁぁぁ…!!!もう…もう辞めてよぉぉぉぉ…!!!』

 

 

ザーッ…!

 

ザーッ…!

 

 

リョウカ(幻想)「……っ…!!ぅ…!!」

 

リュウカ(幻想)「……?どうした…?」

 

リョウカ(幻想)「……!ううん…何でもないです…。」

 

リュウカ(幻想)「……?……。(…さっきから…いや…あの時…生物兵器の話をして以来…リョウカが変だな…何だ…?)」

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

兵士隊長2「お…お嬢様…!!」

 

リョウカ(幻想)「どうしましたか?」

 

兵士隊長2「レーダー上に敵機襲来…!!機数…【100…200…!?どんどん増えて行ってます…!!!】」

 

リュウカ(幻想)「…敵機の種別は!?」

 

兵士隊長2「は!…これは…生物兵器に寄生された…米国の旧式のレジプロ機です…!!雷撃及び爆撃機も確認…!!真っ直ぐこちらにやって来ます…!!」

 

リュウカ(幻想)「……もう感付かれたか…!!速すぎる…!!だがやるしかない…!!全航空機発艦…!!」

 

 

ザーッ…!

 

 

リョウカ(幻想)「……!!?」

 

 

『もう…辞めて…よ…。』

 

『ぐぁぁぁ…!!』

 

『ぎぃやぁぁ…!!』

 

『うわぁぁぁ…!!』

 

『やめ…て…。』

 

『グゥゥゥゥ…!!』

 

『グァァァ…!!』

 

『………や……め……て……。』

 

 

ザーッ…!!

 

 

ビキ…ビキ…!

 

 

ドクン…!

 

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

 

ドクン…!

 

 

ザーッ…!!

 

 

『…………ははは……。』

 

 

ザーッ…!!

 

 

『ははは……は…は……。』

 

 

ザーッ…!!

 

 

『アッハッハッハッハッハ…!!……もういいや…もう……全て……消えちゃえ……。』

 

 

ザーッ…!』

 

 

ドクン…!

 

 

ドクン…!

 

 

ビキビキ…!!ビキビキ…!!

 

 

………リョウカの中で…何かドス黒い物が込み上げて来て…

 

 

システムAI『(ザーッ)…不明な強制ハッキングが…実行されました…。』

 

全員『……!!!』

 

システムAI『(ザーッ)…全能力…解放…全リミッター解除……最終リミッター……ハッキング開始……ハッキング完了……最終リミッター…解除…………(ザーッ)警告…システムに深刻な障害が発生……システムに深刻な障害が発生してます…直ちに使用を停止して下さい…。(ザーッ…)』

 

リュウカ(幻想)「………!!リョウカ…!!何のつもりだ…!!?」

 

リョウカ(幻想)「…っ…!ぁ…あ…!」

 

 

ビキビキ…!!ビキビキ…!!

 

ガッシャァァン…!!!

 

 

キュィィィィィィン…!!!ゴォォォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「ぐ…ぅぅぅ…!!み……な…さ…ん…!はや…く……私…から……はなれ……が…ぁぁ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「……!!今ならまだ間に合う…!!許せ…!!はぁぁぁ…!!」

 

 

バキィィィン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「が……ぁぁ……。」

 

 

ドサ…

 

 

システムAI『(ザーッ…)……エラー…エラー……肉体に深刻なダメージを……確認……システムを……いちじ……てい……し……します……。(ザーッ…ブツ…)』

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

 

リュウカのお陰で…間一髪リョウカの暴走を止める事に成功した…

 

 

リュウカ(幻想)「クソ…一体どうなって…は!そうだ…航空機は発艦したのか!?」

 

兵士隊長2「……!!は…!只今発艦が完了しました…!」

 

リュウカ(幻想)「ふぅ…いや安心は出来ん……全超戦艦型に告ぐ!主砲の弾種を…対空ロ号弾を装填し待機!!此処からが正念場だ!!俺達の…神森魂を見せてやれ!!」

 

全艦『了解!!』

 

兵士隊長1「報告!!味方の航空隊と敵航空隊と戦闘開始!!何機かはこちらに来ます!!」

 

リュウカ(幻想)「…!!全艦!!対空戦闘用意!!こっちに来る航空隊は全て敵と思え!!射程に入り次第各艦自由対空攻撃実行!!言っておくが…絶対に犠牲者は出すな…!!」

 

全艦『は!』

 

 

ブロロロロロロロ…!!!

 

 

『……!!て…敵機来襲ぅぅぅぅ…!!!!』

 

リュウカ(幻想)「……!!全超戦艦型!!主砲ロ号弾発射始め!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!ガコン…!!ドォォォォン…!!ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ヒュゥゥゥ…!!!

 

 

全超戦艦型から放たれた主砲ロ号弾は、全包囲の上空の敵機に向けて発砲…

 

 

ピキィィィィン…!!ズドォォォォォォン…!!!

 

 

その数秒後に、上空にて…大量の小さな太陽と見違える程の大爆発が上空を支配した…

 

 

兵士隊長2「迎撃成功!!」

 

兵士隊長3「航空隊より報告!!敵機!全滅!…との事です!!」

 

リュウカ(幻想)「ふぅ…何とかなったか……さて…。」

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

リュウカ(幻想)「……一体…何故暴走したんだ…?」

 

エクレール「分からない…。」

 

カズマ「だけどよ…もし目が覚めたら…また暴走する可能性だって有り得るんじゃねぇか?」

 

リュウカ(幻想)「……取り敢えず…リョウカを調べる…少し静かにしてくれ。」

 

霊夢「ええ。」

 

 

そしてリュウカは、リョウカを診察してみた…それと…一応リョウカの心の中を覗いてみた…

 

 

リュウカ(幻想)「……!!…そうか……そう言う事か…!これで…ようやく分かったぞ…俺の中で嫌な予感が凄く感じた理由が…。」

 

紫「どう言う事ですか…?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…診察ついでにリョウカの心の中を見てみたんだが……心が完全に弱り切ってる…多分…原因はあの生物兵器だろう…。」

 

エクレール「……!!じゃあ…やっぱり…。」

 

リュウカ(幻想)「……迂闊だった……目の前で堂々と言うべきじゃなかった……あの生物兵器についてな……。」

 

紫「…どう言う事…?」

 

リュウカ(幻想)「前に、説明したよな?生物兵器が…どうやって誕生したかどうかを…。」

 

紫「えーっと確か…相手の身体を乗っ取って…宿主にしてしまうんだっけ…?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ……だからこそリョウカにとっては絶対的に不利な相手だ…一度でも生物兵器になれば例外を除けばもう元には戻せん…殺すしかない………だからリョウカは今の異変と…大昔に起きた大惨事を思い出し…それが現実になるのでは?…そう言う解釈をした結果がこれだ……。」

 

レックス「なるほど…。」

 

カズマ「トラウマが蘇って暴走を引き起こすか……俺だったら引き篭もりそうな案件だが…。」

 

めぐみん「さすがカズマ…ブレないね…ある意味でね。」

 

カズマ「おい…それはどう言う意味だ?」

 

めぐみん「そのままの意味ですよ。」

 

カズマ「俺は引きニートじゃねぇよ…!そこは理解しろよ…!」

 

リュウコ(幻想)「フヒヒ…!馬鹿じゃねぇの…!」

 

めぐみん&リュウカ『ミニエクスプロージョン!』

 

 

ポォォピィィ…!!

 

 

リュウコ(幻想)「へ?」

 

 

ピキィィィィン…!!デデーン…!

 

 

リュウカ(幻想)「リュウコ、お前少し黙ってろ。」

 

めぐみん「笑うとは…貴女頭大丈夫?」

 

リュウコ(幻想)「いきなり何をする!?俺は何もしてねぇだろ…!?」

 

リュウカ(幻想)「ん?ムシャクシャしたからやったし…それに今の状況を見ろ…空気を読め。」

 

リュウコ(幻想)「…!へいへい…。」

 

リュウカ(幻想)「……はぁ…これじゃあ埒があかねぇな…よいしょっと……今更撤退は出来んし…このまま進軍するぞ。」

 

アヤカ(幻想)「そうだね。」

 

 

…リョウカが精神的に倒れたが…それでも今更撤退は出来ず、そのまま進軍を続ける事にした…

 

 

更に20分後…

 

 

兵士隊長1「…!!お嬢様!目標の島を視認しました!」

 

リュウカ(幻想)「分かった…全艦!戦闘配備!」

 

 

ウォォォォォ…!ウォォォォォ…!

 

 

兵士隊長2「全艦!戦闘配備完了!」

 

兵士隊長3「目標に動き有り…!敵要塞の全砲台がこちらに向きます…!」

 

リュウカ(幻想)「全艦!回避運動しながら各砲台に攻撃しろ!あの要塞は何をして来るか分からん!早期決着を心掛けろ!!それと、絶対に犠牲は出すな!」

 

全艦『了解!』

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

 

兵士隊長3「敵要塞!発砲!一つは本艦に向けて飛来…!!」

 

リュウカ(幻想)「取舵一杯!急げ!!」

 

『了解!と〜りかーじいっぱ〜い…!!いそ〜げ〜…!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザザァァン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!ザッパァァン…!!

 

 

兵士隊長3「回避成功!」

 

リュウカ(幻想)「もどーせ!!…やってくれたな!!報復攻撃実行!!全主砲は敵要塞砲台!VLS解放!!全ミサイルは、対空砲台陣地に斉射!!」

 

ヤマト「了解!全主砲ロックオン!VLS解放!全ミサイルのロックオン完了!いつでも撃てます!!」

 

リュウカ(幻想)「良し!……食い破れェェェェェェ…!!!!」

 

ヤマト「了解!!一斉斉射始め!!薙ぎ払え!!」

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!ドォォォォン…!バシュバシュバシュバシュバシュバシュ…!!!

 

 

大和から主砲及びミサイルが発射され…それに続く形で他艦も同様に攻撃を開始した…

 

 

数分後…リュウカ達の攻撃により、敵要塞の攻撃能力は完全に剥奪された…

 

 

リュウカ(幻想)「良し!これで乗り込める!」

 

兵士隊長1「……!!お嬢様!湾口付近にて、超巨大な生態反応が確認!!」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな、黙ってやられる訳には行かないと…で?敵の特徴は?」

 

兵士隊長1「は!…あれは…陸亀型です!」

 

リュウカ(幻想)「陸亀型…【ボルガノン】か!」

 

カズマ「確か…頭以外効かないし…余りにも巨大過ぎて携行兵器では倒し切れない奴だったな?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…そうだな…さて、どうした物か…。」

 

 

ザーッ…!!ザーッ…!!

 

 

全員『……!!』

 

 

ザーッ…!!ザーッ…!!

 

 

システムAI『……システム…再起動……完了……全システム…解放……デストロイモード…起動…。』

 

 

ドクン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「……!!!」

 

リュウカ(幻想)「な…!!?」

 

 

突如として、気絶していたリョウカが目を覚ましたと思いきや即座に起き上がり…

 

 

ッダ…!!ガッシャァァン…!!キィィィィィン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「し…しまった…!!!リョウカぁぁぁ…!!!」

 

 

…リョウカは、艦橋窓をぶち破り…そのまま遥か上空まで移動し…

 

 

システムAI『(ザーッ…)危険…危険…エネルギー…臨界突破…強制抑制実行………(ザーッ…)……失敗しました……警告……システムに深刻な障害が発生しました…。(ザーッ…)』

 

リョウカ(幻想)「っ…!!あ…あぁ…!!ぐ…ぁぁ…!!」

 

 

暴走BGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】曲名【真なる祖】

 

 

キュィィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「あああああああぁぁぁぁぁ…!!!!!」

 

 

ピキィィィィン…!!ゴォォォォォォォ…!!!

 

 

全員『………!!!』

 

 

ギチギチ…!

 

 

リョウカ(暴走)『ピギャアアアァァァァァァァ…!!!!』

 

 

そして、とうとうリョウカは暴走を発動し…邪神化を発動し…魔黒龍神王形態を発動してしまった…

 

 

カズマ「や…やべぇよ…!!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…!!!目を覚ませ…!!!」

 

カズマ「お…おい…!!今は少し待った方が…!」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカの暴走を止めれなかった…だから俺に責任が有る…。」

 

カズマ「だからって、今飛び出すのは不味いぞ!…!!おい…見ろ…!」

 

リュウカ(幻想)「……!!」

 

 

カズマに言われて見てみると…そこにはいつのまにかリョウカがボルガノンに襲い掛かってる姿が確認出来た…

 

 

リョウカ(暴走)『グォァァァァァァァァ…!!』

 

 

ブォォン…!!ズガァァァァァン……!!!

 

ザンザンザンザンザン…!!

 

ドスッドスッドスッドスッドスッ…!!

 

 

ボルガノン『………!!!?!?』

 

リョウカ(暴走)『グォォォォォォォン…!!』

 

 

ブシュゥ…!!ブシャァァァァ…!!

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

リョウカの攻撃により…呆気なくボルガノンは殺された…しかも…

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!』

 

 

ガリ…!グチャ…!ムシャ…!バリ…!

 

 

全員『………!!!』

 

 

何と…ボルガノンを食い始めたのだ…

 

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!グォォォォォォォン…!!!』

 

 

ギチギチ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

全員『………!!!』

 

 

何と…ボルガノンを食らったリョウカの姿が変わり…両腕が更に巨大になり…まるで超巨大な盾になった…【防御能力超強化&防御系の技超強化&新技取得】

 

 

カズマ「姿が…変わっただと…?」

 

リュウカ(幻想)「ボルガノンを食って…その能力を得たな…!」

 

兵士隊長2「……!!あ…新たに超巨大な生態反応を確認…!!お嬢様の近くからです…!!」

 

リュウカ(幻想)「なに…!?」

 

リョウカ(暴走)『……!!グォォォォォォォン…!!!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザッパァァン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「な…!!?あれは…【クラーケン…!!?死んだ筈だ…!!】」

 

兵士隊長2「は…!お…恐らく…別の個体かと…!」

 

リュウカ(幻想)「…その可能性も有り得るな…いや待て…あの時、確かにクラーケンを倒したって言ったな?」

 

兵士隊長2「は!そうであります!」

 

リュウカ(幻想)「じゃあ聞く…奴の遺体は見たのか?」

 

兵士隊長2「……!!まさか…!直ぐに確認して参ります!」

 

リュウカ(幻想)「頼むぞ。」

 

 

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

兵士隊長1「て…敵生物兵器の反応途絶…!!」

 

リュウカ(幻想)「早い…!!出て来て直ぐだと…!!?」

 

兵士隊長1「……!!お嬢様が…クラーケンを捕食し始めました…!!」

 

リュウカ(幻想)「まさか…リョウカ…全生物兵器を捕食する気か…!!…それだとして…一体何をする気だ…?」

 

 

そうこうしてる内に…リョウカの姿がまた代わり…触手が、更に太く…より強靭に…正に強大な存在へと進化して行く…【全触手系技強化&全触手攻撃超強化&全触手のステータス超強化】

 

 

リョウカ(暴走)『…………。』

 

リュウカ(幻想)「……っ…。」

 

 

ズン…ズン…ズン…

 

 

リュウカ(幻想)「な…!お…おい待て…!!!」

 

 

リョウカは…一度リュウカ達の方を見て…その後に島の奥に消えて行った…

 

 

兵士隊長1「…お嬢様の反応が消えました…。」

 

リュウカ(幻想)「クソ……リョウカ……何でだ……何で……リョウカは暴走を……。」

 

 

ザーッ…!ザーッ…!

 

 

全員『……!!』

 

 

突然…全員の頭の中に…何かを感じた…

 

 

ザーッ…ザーッ…

 

 

『……け……て……。』

 

 

リュウカ(幻想)「……!」

 

カズマ「な…なんか…頭の中で…声が…聞こえる…!」

 

 

ザーッ…!ザーッ…!

 

 

『…す……け…て………。』

 

 

リュウカ(幻想)「………リョウカ……。」

 

 

ザーッ…ザーッ…ザーッ……

 

 

『……た……す……け……て………み……な……さ……ん……私……は……信じ……て……ます……。』

 

 

ザーッ…ザーッ…ザーッ

 

ブツ…!!

 

 

全員『……っ…!』

 

 

そして…頭の中に響いていた声が途絶した…

 

 

リュウカ(幻想)「…やっぱりか……リョウカ……お前…お前の意思じゃねぇんだったんだな……。」

 

エクレール「…あの声…リョウカちゃん…なの?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ……恐らくあの声は、自分の意思…最後の足掻きで俺達に助けを求めた……んで俺達を信じてる……自身を…止めてくれる事を信じて……あの暴走は、自分の意思で発動したんじゃない…確かに暴走の発端を作ったのは俺達だ……が……暴走させたのは…リョウカじゃねぇ……リョウカの弱った心に漬け込んで無理矢理暴走させた奴が居る……。」

 

めぐみん「…そう聞くと…その黒幕に無性に爆裂魔法ぶち込みたくなりました。」

 

カズマ「…そうだな……。」

 

エイダ「………。」

 

レックス「汚ねぇ野郎だ…掛かって来るなら正々堂々と掛かって来やがれってんだ…!」

 

リュウカ(幻想)「……とりあえず、その黒幕とやらをぶち殺して…んでリョウカを元に戻す…だが最優先はリョウカを元に戻す事だ…無事に元気にな…黒幕何て後でどうにでもなる…一番ヤバいのはリョウカだ…さっき見た感じだと…どんどんリョウカは進化している…早く元に戻さなければ…より強大な存在となって…止めるのは難しくなる……いや…それ以前に……リョウカがリョウカで無くなる前に止める…!もうこれ以上リョウカに……真っ暗に…真っ黒に染まった世界に引き摺り込まれる前に止める…!何としてでもだ!」

 

エクレール「ええ!行こう!あの島に!」

 

リュウカ(幻想)「…全艦!例の島に突入する!なお突入後は、全軍を下ろした後…艦は島周辺に待機し…警戒に当たれ!如何なる理由だろうと、絶対にこの島には近づかせるなよ…他のギルドにもあの島には近づかぬ様にと連絡は入れろ…これからは、あの島…戦場になるぞ!心して行け!絶対に誰一人として犠牲者は出さずに…暴走したリョウカを救い…その黒幕をブチのめすぞ!」

 

全軍『おおおおおおぉぉぉぉ…!!!』

 

リュウカ(幻想)「良し!神森魂を見せてやれ!!島に強行突入!!ヤマト!!出力最大!」

 

ヤマト「了解!機関出力最大!進路そのまま!港に強行突入します!総員!衝撃に備えて!」

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

ザザァァン…!!

 

ズガァァァァァン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「全軍!!突入!!!」

 

全軍『おおおおおおおおぉぉぉぉ…!!!!』

 

 

リュウカの号令を受け…神森艦隊は、例の島に強行上陸(突撃)して…全軍がその島に突入した…そしてここからが、本当の戦いの始まりである…果たして、リョウカを元に戻す事が出来るのか…リョウカを暴走させ…この島の主人とは誰なのか……朗報を待て……

 

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】曲名【トラベルナ(龍華姉妹ver)】



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第11話 神森一家と寄生生物兵器【後編】

よう…俺はリュウカだ、んで本体だ…んじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…俺達は、例の島に上陸し攻略をしようとしたが…結局リョウカは暴走し…その島の奥に消えて行った…俺達は、リョウカを絶対に元に戻して…リョウカを暴走させた黒幕をぶっ飛ばしてやる…!んじゃあ今回の見ろよ。


OPBGM:作品名【ターちゃん】曲名【mama I Love You(OPver)】

 

 

 

リュウカ達は、暴走したリョウカを探索すべく…例の島に強行上陸した…それから数十分後…

 

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

 

全員『………!!!』

 

 

『グォォォォォォォン…!!!!』

 

 

ズズゥゥゥン…!!!

 

 

……この場に轟く程の謎の咆哮と衝撃がリュウカ達に届いた…

 

 

リュウカ(幻想)「……急がないと不味いな…!どうやらこれは…リョウカだな…リョウカが…この施設の中に入り…戦闘をおっ始めてる…!」

 

メリー「……!!反応は……あっちよ!」

 

リュウカ(幻想)「相変わらず便利な索敵能力!行くぞ!」

 

エクレール「ええ!」

 

 

リュウカ達は、更に奥深くの森の中を進んで行くと…とある施設の入り口に到着したが…

 

 

リュウカ(幻想)「……壊滅…してる!」

 

エイダ「ひ…酷い…全部…死んでる…。」

 

 

そう、そこに広がってたのは正に地獄そのものだ…辺り一面が生物兵器の死体だらけ…しかも巨大な生物兵器の…【アビス】が捕食された後もあった…

 

 

リュウカ(幻想)「……どうやら施設入り口を防衛してた巨大生物兵器は…アビスか…が無残に死んで、捕食されてる…んでリョウカはこの入り口ぶち壊して中に入って行ったな…。」

 

斬駆「まあ取り敢えず、さっさと入れば良いんじゃね?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、まあリョウカが破壊して行った所を向かえば…リョウカに辿り着ける…行くぞ。」

 

零月「うん。」

 

 

……数十分後…

 

 

リュウカ達は施設の奥を探索していた…しかし…

 

 

リュウカ(幻想)「…おかしい…生物兵器の姿は無いし争った後も無い…だがリョウカが通った後は有る…どうなってる?」

 

レックス「不気味な位だな…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ……お前ら、警戒は怠るなよ?…って言っても、俺自身も警戒しないと不味いがな…。」

 

 

リュウカ達は一斉に厳戒態勢に移行し…更に奥深く進んで行った…

 

 

更に…数十分後…

 

 

全員『………。』

 

 

…またしてもリュウカ達の目の前に例の巨大な鋼鉄の門が待ち構えていた…

 

 

リュウカ(幻想)「…メリー、一応確認するが…あの先にリョウカの反応は有るか?」

 

メリー「……ううん、分からない…あの先には超巨大な反応が有って…それの所為で確認が出来ない。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…まあ取り敢えず…リョウカを探す為の第1関門って所か…行くぞ。」

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

そしてリュウカ達は、その門を潜って行った…

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「……おいおい…何の真似だ?」

 

エクレール「…私達……さっきまであの施設まで居たよね?」

 

リュウカ(幻想)「居たな。」

 

レックス「…それがなんで……【下水道みたいな所に出るんだよ…!!】」

 

リュウカ(幻想)「はぁ……全くつくづく厄介な奴を寄越すな!!構えろ!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!ザッパァァン…!!

 

 

リュウカ達の前に姿を現れたのはどうやら二体…それが…

 

 

リュウカ(幻想)「……!!【ヒュドラー…いや…サイズがデカイ…!!キングヒュドラー…】って所か!んで…【クイーンメドューサ…!!】あのティアマトやクラーケンコンビみたくな…コンビか…!!構えろ…!!」

 

エクレール「ええ…!」

 

 

全員が戦闘態勢になり…いざ戦闘になる…っと思ったら…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

リュウカ(幻想)「な…なんだ…!!?」

 

メリー「………!!!この感じ…!!リョウカが…来る…!!!」

 

リュウカ(幻想)「何…!!!」

 

 

シュル…!!ガチ…!ガチ…!

 

 

キングヒュドラー『……!!?』

 

クイーンメドューサ『……!!?』

 

 

ザッパァァン…!!!

 

 

リョウカ(暴走)『グォォォォォォォン…!!!!』

 

全員『………!!!』

 

 

そしてとうとうこの場に…暴走したリョウカが現れた…その手には、哀れな生贄となったあの二体が捕まっていた…そしてその二体を…

 

 

ガリ…!グチャ…!ムシャ…!

 

 

リュウカ(幻想)「し…しまった…!!!」

 

エクレール「また…捕食した…!!」

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!!』

 

 

ギチギチ…!!ゴォォォォォォォ…!!!

 

 

リョウカ(暴走)『オオオオオォォォォォォ…!!!!!』

 

全員『……っ…!!!!』

 

 

またしても…リョウカは、その二体の生物兵器を捕食し…更に強くなった…【水中戦闘力:超強化及びステータス超強化&頭部攻撃:捕食攻撃時に自身の体力回復量超強化&触手攻撃時に状態異常付属【超壊滅神毒(神森一家特製)】&触手の本数アップ】

 

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!!グォォォォォォォン…!!!』

 

リュウカ(幻想)「……!!来るぞ…!!構えろ…!!」

 

 

そして…暴走したリョウカとの戦いが始まった…

 

 

 

【第2章:最終ボス:第1ラウンド】

 

 

 

【暴走リョウカ鎮圧戦:第1ラウンド】

 

 

VS【最高邪神:神森リョウカ[完全邪神化形態(暴走)・魔黒龍神王形態[フルパワーモード]]】

 

 

戦闘方式【特殊クエスト】

 

 

勝利条件【リョウカの鎮圧又は撃退】敗北条件【リョウカの撃破又は味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【Chase of Shadows(エターナルver)】

 

 

地形:【生物兵器研究施設:地下水道:最深部】

 

 

【戦闘開始】

 

 

リュウカ(幻想)「例え…お前がリョウカで暴走していても…手加減はしねぇからな…!!行くぞ…!!はぁぁぁぁ…!!!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!!ゴォォォォォォォ…!!!

 

 

リュウカは、リョウカに対抗すべく…完全神化形態を発動した…

 

 

リュウカ(幻想)「おらぁぁ…!!」

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!』

 

 

ブォォン…!ブォォン…!

 

 

バキィィィン…!!ズガァァァァァン…!!

 

リョウカとリュウカの重い一撃がぶつかり合い…戦場に凄まじい衝撃波を解き放った…

 

 

エクレール「く…!!」

 

レックス「ぐぅ…!!」

 

紫「……相変わらずの…衝撃です…!!結界が無ければ今頃私達は吹き飛ばされてました…!」

 

 

リュウカ(幻想)「……っ…!!負けて…!!たまるかぁぁ…!!!」

 

 

ブォォン…!!バキィィィン…!!

 

 

リョウカ(暴走)『グォォォォォォォ…!!!?』

 

 

キィィン…!!ズガァァァァァン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「おまけだ…!!喰らえ!!【リュウカ式…超破壊光線!!】」

 

 

キュィィィィィィン…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!

 

キィィィィィン…!!チュドォォォォン…!!

 

 

リョウカ(暴走)『グォァァァァァァァァ…!!!?』

 

リュウカ(幻想)「へ!どんなもんだ…!!」

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!!』

 

 

ザーッ…!!

 

 

リョウカ(暴走)『………!!?』

 

 

ザーッ…!!

 

 

リョウカ(暴走)『……っ…!!グゥゥゥゥ…!!?』

 

リュウカ(幻想)「な…何だ…!?」

 

リョウカ(暴走)『グォァァァァァァァァ…!!!』

 

 

ッダ…!!キィィィィィン…!!ズガァァァァァン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「な…!!し…しまった…!逃げられた…!!」

 

 

どうやらリョウカは…突然謎の苦しみにより…一時退却して行った…

 

 

シュゥゥゥ…

 

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ……。」

 

カズマ「…そんなに落ち込むなって……まだ希望がある…!さっきのあの感じ…ダメージを与えたら…突然苦しみ出した感じだな…多分…ダメージを受けて…内側からの抵抗力が強くなったから…リョウカを撤退させる事が出来たんじゃないかな?」

 

リュウカ(幻想)「……そうか……。」

 

 

ガチャ…!ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

エクレール「…どうやら…開いたみたいよ。」

 

リュウカ(幻想)「……一応は倒した扱いか…んじゃあ行くぞ…。」

 

 

リュウカ達は、先に進む門を潜って行き…更に奥深くに進んで行った…

 

 

……数十分後…

 

 

リュウカ(幻想)「……ん?……また門か?」

 

ダクネス「連戦か…。」

 

リュウカ(幻想)「……まあ…俺達は奥深くにまで来てるんだ…何か有っても不思議じゃないが…連戦スタイルで来るか…さて…何が来るか?」

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

リュウカ達は、とりあえずは門を潜って行った…

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「……細長い通路だな…が、幅や天井の高さは充分以上に有るな…しかし一本道だな…。」

 

カズマ「おい…なんかすんげぇ嫌な予感がするけど…?」

 

リュウカ(幻想)「…奇遇だな…俺もそんな感じだ……何せ…もう生物兵器は大部分がリョウカにやられてる…陸上で移動出来る奴は全滅だ…。」

 

レックス「…じゃあ…まさか……。」

 

リュウカ(幻想)「お前ら…取り敢えず……全力で走れ!絶対に振り返るなよ…。」

 

メリー「……!!急いで…!リョウカの…反応がすぐ側まで来てるわ…!!」

 

リュウカ(幻想)「やはり来たか…!!とにかく奥に走れ!!」

 

 

リュウカ達は、リュウカに言われるがままに全力で奥に向かって走り始めた…すると…

 

 

ズガァァァァァン…!!!

 

 

リョウカ(暴走)『グォァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

…先程リュウカ達が居た位置にリョウカが壁をブチ破って現れて…リュウカ達を追い始めた…

 

 

 

【第2章:最終ボス:第2ラウンド】

 

 

 

【暴走リョウカ鎮圧戦:第2ラウンド】

 

 

勝利条件変更【リョウカから逃げ切れ!】敗北条件【リョウカの撃破又は味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【殺戮の天使】曲名【迷走】

 

 

【逃走開始】

 

 

 

リョウカ(暴走)『グォァァァァァァァァ…!!』

 

 

ズン…!ズン…!ズン…!

 

 

リュウカ(幻想)「はぁ…!はぁ…!…っくそ…!早い…!!ってか出口まだか…!!?」

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!』

 

 

スゥゥゥ…!!ポォォピィィ…!!

 

 

カズマ「お…おい!リョウカが火球ブレス撃って来たぞ!!」

 

リュウカ(幻想)「……っ…!!結界…!!」

 

 

ピキィィン…!!ガキィィン…!!

 

ズドォォォン…!!

 

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!?』

 

 

リュウカの貼った完全反射結界により、リョウカの放ったブレスは跳ね返り…直撃した…

 

 

リョウカ(暴走)『グォァァァァァァァァ…!!!』

 

 

スゥゥゥ…!!ポォォピィィ…!!ポォォピィィ…!!ポォォピィィ…!!

 

 

さっきのカウンターがリョウカの怒りに触れたか…怒り状態になり…更に強大な火球ブレスを連続で3連射して来た…

 

 

リュウカ(幻想)「喰らうかよ…!!結界…!!」

 

 

ピキィィン…!!ガキィィン…!!

 

チュドォォォォン…!!チュドォォォォン…!!チュドォォォォン…!!

 

 

リョウカ(暴走)『グォォォォォォォン…!!!?』

 

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

またしてもリョウカの放った3連射の超高出力のチャージブレスは…意図も簡単に全て跳ね返されて…全部リョウカに直撃した…それに伴い…ダメージが蓄積して転倒した…

 

 

リュウカ(幻想)「…許せ…リョウカ…!!」

 

 

そしてリュウカ達はリョウカを置いて…何とか奥に逃げ果せた…

 

 

バタン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「はぁ…!はぁ…!」

 

エクレール「何とか…逃げれた…ね!」

 

紫「危なかった…。」

 

リュウカ(幻想)「取り敢えず…全員無事だな…さて…ここは何処だ…?」

 

 

リュウカ達は辺りを見渡すと…所々が正方形状に穴が空いており…そこに深く水が溜まっている…それが四ヶ所有って…その周りには逃げれない様に深く水が溜まっていた…そして、上を見上げて見れば制御室みたいな場所を見つけた…が強化ガラスで守られている…それで、更に見渡してみれば…制御室に続くであろう扉が一ヶ所だけ固く閉ざされている…

 

 

ギィィィ…!!ガシャン…!!

 

 

全員『……!!』

 

 

どうやら、リュウカ達の通って来た翔は例の門によって閉ざされた…それと同時に…

 

 

?『オーッホッホッホッホ…!!!』

 

リュウカ(幻想)「………!!!その笑い声…!!!てめぇ…まさか…!!!」

 

エクレール「……!!【キャシー…!!】」

 

?『そうで〜す…!!あの時はよくも私を轢き殺してくれたわね?』

 

リュウカ(幻想)「轢き殺した?何の事だ!?」

 

エクレール「あ〜…確か君達って本体組だよね?だから…この世界線の子達がどんな方法で殺したのか知らないんだっけ?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…ずっと見てたが…詳しい部分や全てを見れた訳じゃない…。」

 

レックス「そうか、じゃあ…言うが…この世界の対応のお前らが、あの超巨大な装甲列車であの女を轢き殺したんだぞ?」

 

リュウカ(幻想)「ぶ…!!ハッハッハッハッハ…!!マジかよ…!!お前…!!マジで毎回毎回情けねぇ死に方するなぁ…!!ハッハッハッハッハ…!!」

 

キャシー『ムキィィィ…!!!笑ってくれたわねぇぇ…!!!?まあ良いわ…!!私は見ての通り…!!ある存在によって!蘇ったわ…!!オーッホッホッホッホ…!!私は前の様には行かないわよ…!!覚悟するのねぇ…!!』

 

リュウカ(幻想)「ある存在って…おい…まさか…!!」

 

?『そうよ!そのまさかよ…侵入者供。』

 

 

…キャシーに続き…現れたのは…そう…あのマッドな科学者事…【藤堂奈津子】…あの女が現れた…

 

 

キャシー『あら?貴女も来たんだねぇ?』

 

奈津子『当然よ、私はあの子らにやられたわ…凄惨な方法でね…無論、可愛い実験体も皆殺しにされたわ…。』

 

リュウカ(幻想)「ふん!それはテメェが作った兵器の所為で…何も罪も無い人間供まで巻き込んだから殺したんだろうが!!ってか…奈津子…テメェ…何故蘇った…!!?どうやって蘇りやがった…!!答えろ…!!別の世界線の奴らがテメェを完璧に消滅させた筈だ…!!」

 

奈津子『オーッホッホッホッホ…!!簡単よ…!!確かに私は死んださ!そう…肉体はねぇ…!!私は魂だけの存在となって、復活の時を待ったわ…!!それで、君達の所に居る…マザーの力に誘発されて蘇らせてもらったわ!!』

 

リュウカ(幻想)「……おい、マザー…お前は知ってたのか?」

 

マザーリョウカ(幻想)「ん?知らんぞ?あんな雑魚如きを蘇らせるメリットは無い…。」

 

リュウカ(幻想)「何時ものお前らしいな…まあ良い…どっちにしろ…あの二人には死んでもらうだけだ…!今度こそ魂諸共…!!」

 

キャシー『オーッホッホッホッホ…!!!あらぁ?そんなデカイ態度取れるのかしら?』

 

リュウカ(幻想)「何…?」

 

奈津子『さぁ…!!出て来るが良いわ…!!【トライデントレギオン…!!】』

 

 

ガシャン…!!ゴゴゴゴゴ…!!ザッパァァン…!!

 

 

リュウカ達の前に差し向けられたある意味で最後の生物兵器…トライデントレギオンが現れた…

 

 

奈津子『後、おまけに取り巻きのトライデントとヒュドラーを数匹ずつ解き放ってやったわ…!!さぁ!!踠きながら…!!死んで行きなさい…!!』

 

キャシー&奈津子『オーッホッホッホッホ…!!!!』

 

リュウカ(幻想)「っち…!!来るぞ!構えろ…!!」

 

 

そして…リュウカ達は、最後の生物兵器との戦いに挑もうとした……その時…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!ビキビキビキビキ…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「………!!!」

 

キャシー『何…!?』

 

奈津子『一体何事…!?』

 

 

ビキビキビキビキ…!!ズガァァァァァン…!!!!

 

 

リョウカ(暴走)『グォァァァァァァァァ…!!!!!!!!』

 

 

…とうとう、この場にリョウカが乱入して来た…

 

 

リュウカ(幻想)「っち…!!厄介この上無い…!!」

 

エクレール「どうするの…!?同時に相手にするのは出来ないよ…!!」

 

リュウカ(幻想)「さてと…!かなり不味いな…!!」

 

リョウカ(暴走)『………!!!グゥゥゥゥ…!!!!』

 

リュウカ(幻想)「……何だ…?」

 

エクレール「…キャシーや…もう一人の女の方に向いた…?」

 

キャシー『ねぇ?あれって、貴女の新生物兵器なの?』

 

奈津子『……!!いえ…あれは…私は作って無いわ…!!それどころか…あれは…この島の全ての巨大生物兵器を全部捕食したのよ…!!』

 

キャシー『はぁ…!?どう言う事よ…!!?』

 

奈津子『あれは、喰らえば喰らう程…どんどん強大な存在になって行く…正に化け物よ…!!しかも私達の可愛い生物兵器の全ての力を操れるわ…!もし…あの化け物が…トライデントレギオンを捕食すれば…私達も危ないわ…。』

 

キャシー『はぁ…!!?せっかく生き返ったのにまた死ぬのはごめんよ!!私は失礼するわ…!!』

 

リョウカ(暴走)『……!!!!グォァァァァァァァァ…!!!!』

 

 

キュィィィィィィン…!!!

 

 

リョウカは、その制御室に居る二人を殺そうと…ブレスをチャージし始めた…

 

 

リュウカ(幻想)「……!!リョウカ…!!もうこれ以上…!!辞めろ…!!」

 

リョウカ(暴走)『オオオオオオオオォォォォ…!!!!』

 

 

キュィィィィィィン…!!!ドッキュゥゥゥゥン…!!!!

 

 

キャシー&奈津子『………!!!!?』

 

リュウカ(幻想)「おらぁぁ…!!!」

 

 

バキィィィン…!!!ズガァァァァァン…!!!

 

ピキィィン…!!ズドォォォン…!!

 

 

リュウカは、リョウカの放った超高出力の熱線を天井に向けて弾き返して…熱線は天井をぶち破って…遥か上空にて炸裂した…

 

 

リョウカ(暴走)『……!!……グゥゥゥゥ…!!!!グォァァァァァァァァ…!!!!』

 

リュウカ(幻想)「……今度こそ…ここでリョウカを止めてやる…!もうこれ以上…リョウカを苦しめたく無い…!リョウカを…悲しませたくない…!……リョウカ……決着を付けてやる…!悪いが生物兵器と戦ってる暇はねぇ…だからこうしてやる!」

 

リョウカ(暴走)『オオオオオオオオォォォォ…!!!!』

 

リュウカ(幻想)「………。」

 

 

パチン…!ピキィィン…!

 

 

リョウカ(暴走)『……?』

 

 

リュウカの能力で全敵生物兵器の時が止まった…

 

 

奈津子『な…何をしたのよ…!!?』

 

リュウカ(幻想)「ふん!テメェに教える義理は無い!まあ俺達の邪魔をするくらいならこうした方がまだマシさ。」

 

奈津子『……!!』

 

リュウカ(幻想)「それに安心しろ…元に戻した後は…次は…テメェらを…殺してやるよ…お前らの可愛い可愛い生物兵器諸共な…。」

 

奈津子『何ですって…!!?』

 

リュウカ(幻想)「さてと、これで邪魔は入らない…今度こそ逃してたまるか!結界!!」

 

 

ピキィィン…!!!

 

 

今度は、この部屋全域に結界を貼り…逃げれない様にした…

 

 

エクレール「…リョウカちゃん…!絶対に元に戻すからね…!」

 

めぐみん「手加減は出来ませんよ…!流石に覚悟はして下さいね…!」

 

リュウカ(幻想)「行くぞ…!お前ら!リョウカを救うぞ!!」

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!!グォァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

 

【第2章:最終ボス:最終ラウンド】

 

 

【暴走リョウカ鎮圧戦:最終ラウンド】

 

 

VS【最高邪神:神森リョウカ[魔黒龍神王化形態(フルパワーモード)・完全邪神化形態(暴走)・終焉暴走形態【深度:最大・段階:最大】]】

 

 

戦闘方式【特殊クエスト】

 

 

勝利条件【リョウカの鎮圧】敗北条件【リョウカの撃破又は味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【このすば】曲名【fantastic dreamer(フルver)】

 

 

地形【生物兵器研究施設:大水槽室】

 

 

【FINAL ROUND 】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リュウカ(幻想)「はぁぁぁ…!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!!ゴォォォォォォォ…!!

 

 

リュウカは、開幕に再び完全神化形態とフルパワー状態になった…

 

 

リュウカ(幻想)「おらぁぁ…!!」

 

 

ブォン…!バキィィィン…!!

 

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!!?』

 

 

キィィィィィン…!!ズガァァァァァン…!!

 

 

めぐみん「おまけですよ…!!痛いと思うけど…!!エクスプロージョン…!!」

 

 

ピキィィン…!!チュドォォォォン…!!

 

 

リョウカ(暴走)『オオオオオオオオォォォォ…!!!?グゥゥゥゥ…!!グォァァァァァァァァ…!!!』

 

 

キュィィィィィィン…!!!ポォォピィィ…!!ポォォピィィ…!!ポォォピィィ…!!

 

 

リュウカ(幻想)「同じ攻撃が効くとでも思うか…!!結界!!」

 

 

ピキィィン…!!ガキィィン…!!

 

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!』

 

 

ギチギチ…!!ブォン…!!チュドォォォォン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「っち!流石に対処されるか…!」

 

リョウカ(暴走)『グォァァァァァァァァ…!!!』

 

 

ッダ…!!キィィィィィン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「な…!!シールド構えた状態でのシェルダータックルか…!!不味い…!!」

 

 

ガキィィン…!!ズガァァァァァン…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「ぐ…!!ぅぅ…!!!」

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!!』

 

リュウカ(幻想)「リョウカ………!!!いい加減に……目を覚ませ…!!お前…そんなんで…良い訳ねぇだろ…!!俺達が分からんのか…!!?」

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!!』

 

 

グググググ…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「ぐ…!!!っぅぅ…!!リョウカ……!!……お願い……だから…!!目を…覚ませ…!!リョウカあぁぁぁ…!!!」

 

 

ザーッ…!!

 

 

リョウカ(暴走)『……!!』

 

 

ザーッ…!!

 

 

リョウカ(暴走)『……グゥゥゥゥ…!!』

 

 

ドクン…!

 

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!?』

 

リュウカ(幻想)「……!!」

 

 

ザーッ…!!

 

 

ドクン…!

 

 

ドクン…!

 

 

リョウカ(暴走)『グォァァァァァァァァ…!!!?!?』

 

 

ジリジリ…!ジリジリ!ビシャァァン…!ビシャァァン…!

 

 

リュウカ(幻想)「……っ!!?」

 

 

リュウカの必死の呼び掛けをしていると突然リョウカが踠き苦しみ出して…身体中から赤黒い稲妻が全身を覆った…

 

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!!グォァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

ッダ…!!ズガァァァァァン…!!

 

キュィィィィィィン…!!!

 

 

そしてリョウカは、後方にバックジャンプでリュウカ達から離れて…口元に今までの更に倍以上の赤黒いエネルギーを収縮させ始めた…

 

 

カズマ「おいおい…!あんなの喰らったら終わりだぞ…!?」

 

紫「いえ…!あの量は…!私達だけじゃあ済みませんよ…!もし何処かに直撃でもすれば…惑星一個位は簡単に消滅する…!!此処も例外じゃないわ…!」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ…!!」

 

リョウカ(暴走)『グォァァァァァァァァ…!!!!!』

 

 

キュィィィィィィン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「…………。」

 

全員(キャシー及び奈津子除く)『……!!!』

 

 

全員が何故か驚愕の顔をしていた…何故なら…リュウカが…完全に敵意が無い様に…ゆっくりとリョウカに近づいて行った…

 

 

ザーッ…!!

 

 

リョウカ(暴走)『………!!!?』

 

リュウカ(幻想)「どうした?…撃ってみろよ…。」

 

 

ザーッ…!!

 

 

リョウカ(暴走)『グゥゥゥゥ…!!!』

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ…ほら、早く撃ってみろよ…俺は見ての通り何もしてないぞ?今なら殺せるぞ?」

 

全員(味方全員)『……。』

 

 

どうやら全員は、リュウカのやろうとしている事を理解し…全てを任せた…

 

 

ザーッ…!

 

 

リョウカ(暴走)『グ…ゥゥゥ…!!!?』

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ……。」

 

 

ザーッ…!

 

 

ザーッ…!

 

 

リョウカ(暴走)『グォァァァァァァァァ…!!!!?』

 

リュウカ(幻想)「…苦しんだよな…ずっと…悲しかったんだよな…リョウカ…?」

 

リョウカ(暴走)『………!?』

 

 

ザーッ…!

 

 

ザーッ…!

 

 

ビキビキ…!ビキビキ…!

 

 

リュウカ(幻想)「……大丈夫……大丈夫…だから…お願い…だから…元に戻って…リョウカ…。」

 

 

ザーッ…!

 

 

ザーッ…!

 

 

ビキビキビキビキ…!ビキビキビキビキ…!

 

 

リョウカ(暴走)『………っ…!!!』

 

 

ガッシャァァン…!!!

 

 

ドクン…!

 

 

ドクン…!

 

 

リョウカ(暴走)『オオオオオオオオォォォォ……!』

 

 

ピシュゥン…!ピシュゥン…!ピシュゥン…!ピキィィィィン…!!!

 

パァァァン…!!!

 

 

……リュウカの呼び掛けにより、リョウカが眩い光を放ち…破裂音の後に…元の姿に戻ったリョウカの姿が…そこに居た…

 

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ……。」

 

リョウカ(幻想)「おねぇ…ちゃん……っ…ぅぅ…!!あああぁぁぁぁぁ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「………大丈夫……もう……大丈夫だからな……。」

 

リョウカ(幻想)「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい……ぅぅ……本当に…ごめん…なさい……あ…あぁ…!!」

 

リュウカ(幻想)「…よしよし……ほんと……お前は世話がやけるな…だが……お帰り……リョウカ……大丈夫だ…リョウカ…言ったろ?お前は悪くねぇって……確かにあの事件は悲惨だった…だが責めようが無い事件だ……お前の所為じゃない……それに…死んで行ったみんなだって……お前が笑ってくれるなら…お前が幸せなら……みんな本望だろ…?だから……泣いてないで…笑えよ…。」

 

リョウカ(幻想)「……う…ん……えぐ…ぐす…………。」

 

リュウカ(幻想)「……ゆっくりで良い……それに…何度も言い聞かせたろ?…俺達が何が有ってでも…お前を守ってやるし…助けてやるってな…。」

 

リョウカ(幻想)「…………うん……。」

 

リュウカ(幻想)「………さてと……リョウカ……すぐに終わらせるから…そうだな…おい、永琳。」

 

永琳「何?」

 

リュウカ(幻想)「リョウカを頼む…直ぐに終わらせる。」

 

永琳「…分かったわ…ほら、リョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…。」

 

 

そして、リュウカはリョウカを永琳に預けて…

 

 

リュウカ(幻想)「さて…待たせたな…テメェら…?」

 

 

キュィィィィィィン…!!ゴォォォォォォォ…!!!

 

 

リュウカは、その場で完全邪神化形態とフルパワー形態になった…それと同時に、神森一家全員も同様に完全に切れてる感じで覚醒形態を発動した…

 

 

リュウカ(幻想)「…リョウカを…リョウカの弱った心に漬け込んで暴走させやがって…!この糞雑魚供が…この俺達直々の手で…皆殺しにしてくれようぞ…!!!」

 

アヤカ(幻想)「タダで死ねると思わない事ね?…雑魚の分際で…リョウカちゃんに手を出して…挙句…ここまで精神的に追い詰めさせて……絶対に生かしては帰さない…!リョウカちゃんの仇…ケジメとれや!」

 

キャシー『…ふ…ふん!たかが罪人で売女である小娘一人にそんなにムキになるなんてねぇ!まあ良いわ!死ぬのは貴女達よ!オーッホッホッホッホ!!』

 

 

ブチ…!

 

 

リュウカ(幻想)「……もういい…テメェらの言葉聞くだけで反吐が出る…殺してやるよ…!まあせっかくだ…お前らの可愛い生物兵器供が何も活躍無しで死んで行くのも…流石に俺達の武士道に反する…まあ精々俺達に足掻きながら死ぬが良い…時間停止…解除。」

 

 

パチン…!

 

 

全生物兵器『………!!!?』

 

 

リュウカは、止めていた敵全生物兵器の時間停止を解除した…が生物兵器は、例え兵器であっても全てを察した…【勝てない】…っと…なんせ…一人一人の戦闘能力は圧倒的に生物兵器を上回る存在だ…しかも全員が激昂状態…更には覚醒形態且つフルパワー状態……倒せるのか?いや…ダメージを与えれるのか以前に…どうこの場を凌ぐのかを必死に試行錯誤していた…

 

 

リュウカ(幻想)「おーい、さっさと掛かって来いよ?来ないなら……【コッチカライクゾ…?】」

 

 

ゾクゥゥ…!!!

 

 

更にリュウカは、この場に強大な殺気を放った…この殺気に触れた生物兵器は完全に精神的(そもそも精神有るのか?聞いたら駄目だ…)に折れた…逃げれない…倒せれない…ダメージも与えれない……待ってるのは無惨に殺されるだけ…全生物兵器はそう言うイメージが定着した…

 

 

奈津子『あ…あ………は!な…何をしてるの!!早く始末しなさい…!!!』

 

全生物兵器『……!!!』

 

 

が…それでも、兵器であるが故に…命令は絶対…動かなければどっちにしろ殺されるだけ…ならばいっその事…特攻精神で歯向かって行った…

 

 

が…

 

 

数十秒後…リュウカ達の手により…壊滅したのだった…正に瞬殺…そして凄惨の極みであった…バラバラに殺されたり…リュウカ達の呼び寄せたペットに食われて死ぬ奴も居れば…焼殺されたり…圧死…爆殺…その他色々…様々な殺され方をされて…残ったトライデントレギオンは…リュウカによって、最大の武器の触手能力を奪われ…それだけに飽き足らず、その触手を全て切り落とされたりして…最後にバラバラにされて死んで行ったのだった………そう、これらの事態をたったの数十秒程度で起きた事だった…

 

 

リュウカ(幻想)「さてと…後はテメェらだ…覚悟は出来てるだろうな?」

 

キャシー『な…何て子達なの…!?』

 

奈津子『化け物だわ…!こんなのと相手に出来ないわ…!!逃げるわ…!』

 

キャシー『覚えてなさい…!必ず…貴女達を断罪してやるわ…!!オーッホッホッホッホ…!!』

 

リュウカ(幻想)「ほう?俺達から逃げれるとでも?…馬鹿め…。」

 

 

ピシュゥン…!!

 

 

キャシー&奈津子「……!?」

 

リュウカ(幻想)「よう、来てやったぜ?」

 

 

リュウカは、テレポートを使って…一気に二人の所に瞬間移動した…

 

 

奈津子「な……あ…。」

 

キャシー「……っ…!!?」

 

リュウカ(幻想)「は…無様な物だなぁ?あ?まさか…俺達がこれを使えないとでも思っていたのか?…どっちがお馬鹿さんか…これで分かっただろう?」

 

キャシー「ば…馬鹿にしないでよ…!!今この場で…!!」

 

 

シャキン…!ドスッ…!!

 

 

キャシー「……!!!?!?」

 

奈津子「…な…!!?」

 

 

ズシャ…!ブシャァァァァ…!!!

 

ドサッ…!

 

 

リュウカ(幻想)「この場で…何だって?…まあ良い…これで一人…。」

 

奈津子「……っ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「んじゃあ…さっさと死ね…破壊。」

 

 

ピキィィン…!!

 

 

奈津子「あああああぁぁぁ…!!!!?!消える…!!?私が…消えて行く…!!またしても…こんな最後…これは…面倒な…事に…なった……。」

 

 

そして…奈津子は、リュウカの能力によりまたしても完璧に消滅した…

 

 

バタン…!

 

 

リョウカ(幻想)「…お姉ちゃん…!」

 

アヤカ(幻想)「どうやら終わった様ね。」

 

美鬼「やれやれ、相変わらずエゲツないねぇ…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…さてと……一応、マザーの反応は無いな…あの生物兵器で最後だったか…さてと…この制御装置を操作して…さっさとこの島を爆破させるか。」

 

全員『……え?』

 

リュウカ(幻想)「どうした?なんか不味い事言ったか?」

 

カズマ「いやいや!待て!そもそもこの制御装置に自爆装置有るんか!?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、有るぞ…しかもアイツら…逃げる際に此処を爆破しようとさせようとしたらしいから…設定は完了はしてるが…まだ起動はしてない感じだ…後は起動させて…脱出すれば全てが終わる…これで生物兵器との因縁も終わりだ……で…。」

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

リュウカ(幻想)「…さっきから何で俺に引っ付く?リョウカ?」

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

リュウカ(幻想)「……はぁ…分かったよ…そもそも原因は俺だしな…よいしょっと…。」

 

リョウカ(幻想)「……っ……。」

 

リュウカ(幻想)「…リョウカ…一応聞くが…大丈夫…なのか?」

 

リョウカ(幻想)「…だい…じょうぶ……です…。」

 

リュウカ(幻想)「…明らかに大丈夫じゃないな……とりあえず…さっさと起爆装置を起動させて脱出するぞ…リョウカ、しっかり掴まれ。」

 

リョウカ(幻想)「……うん…。」

 

リュウカ(幻想)「…一応、脱出の為にアレ呼ぶか……おーい!【ヤマト!】」

 

 

ポォォォォ…!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!キィィィィ…!!ガシャン…!

 

 

リュウカは、装甲列車艦隊総旗艦のヤマトを呼び寄せた…がサイズがサイズの為か、先程戦闘を行った所に待機している…

 

 

カズマ「これで脱出する訳か…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、まあもしもの時の対策だ…コイツの装甲を侮ったら駄目だぜ?」

 

霊夢「侮るも何も、硬すぎてダメージ当てれるの?」

 

リュウカ(幻想)「さあな?んじゃあ起動する…起動したら、すぐに列車に乗って脱出するぞ!」

 

リョクヨウ(幻想)「うん!」

 

 

そしてリュウカは、制御装置の起爆装置を起動させた…

 

 

ウォォォォォ…!ウォォォォォ…!

 

 

ボォォン…!ボォォン…!

 

 

『自爆装置が作動しました…地下から自爆を開始します。』

 

 

ボォォン…!ボォォン…!

 

 

『本姿勢及び本島の完全消滅まで…【30分…。】』

 

 

リュウカ(幻想)「急げ!!」

 

アンクロ(幻想)「勿論だよ…!」

 

 

リョウカ達は急いでヤマトに乗り込んだ…勿論ペット達も一緒だ…

 

 

リュウカ(幻想)「ヤマト!緊急発進!この施設から脱出し…港まで一気に離脱する!!」

 

ヤマト「了解です!ヤマト発進します…!しっかり掴まって下さい!」

 

 

ポォォォォ…!!キィィィィィン…!!ゴォォォォォォォ…!!

 

ズガァァァァァン…!!

 

 

リョウカ達の乗せたヤマトは、内蔵型のブースターを起動させて、緊急発進…障害物を物ともせずに施設の脱出を急いだ…

 

 

数十分後…

 

 

ポォォォォ…!!ゴゴゴゴゴ…!!ズガァァァァァン…!!!

 

ギシギシ…!ズガァァァァァン…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

リョウカ達は無事に姿勢を脱出に成功し…それと同時に姿勢の入り口は完全に封鎖された…

 

 

リュウカ(幻想)「……!!見えた!港だ…!」

 

ヤマト「ヤマト!停止します!衝撃に備えて!」

 

 

キィィィィ…!!プシュゥゥゥ…!

 

 

その数分後に…ヤマトは港に到着した…

 

 

リュウカ(幻想)「取り敢えず…逃げ切ったな…。」

 

リョウカ(幻想)「…うん。」

 

リュウカ(幻想)「さてと…後は、大和に乗ってずらかれば俺達の勝ちだ…。」

 

エクレール「そうだね…やれやれ、色々あったね。」

 

レックス「あ〜…そうだな、って…この後どうするんだ?例え消滅したとしても…一応はこの島は存在したって事になるんだよな?」

 

リュウカ(幻想)「そうだな。」

 

レックス「…それ…どう報告する?」

 

リュウカ(幻想)「あ〜…そうだな……やれやれ…全く…後始末が大変だなぁ…この生物兵器の存在…絶対に世間に存在を明らかにしたら不味い存在だ…ある意味で禁忌の存在だ…あの禁忌種みたくの如きの徹底的な情報制限を掛ける…更には、コイツらは…竜騎兵と同様に…ありとあらゆる情報や存在の抹消も徹底する…もうこんな化け物が産まれない事を祈ろう…。」

 

メリー「そうだね、そうした方が良いわ。」

 

リュウカ(幻想)「さてと…帰ろっか。」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

 

リョウカ達は、島から脱出する為に…今度は大和を含めた神森艦隊を呼び寄せた…それで脱出しようと乗ろうとした…その時…

 

 

ガチャリ…

 

 

リョウカ(幻想)「……え…?」

 

リュウカ(幻想)「………!!この音…この感じのパターン…まさか…!!!」

 

 

バァァァン…!!

 

グチャァ……!

 

ドサッ…!

 

 

 

突然の銃撃に、安定と信頼の被害率の誇るリョウカに当たってしまった…しかも当たりどころが悪かった様で…どんどんリョウカの腹部から大量の血が溢れて出て来る…

 

 

 

リョウカ(幻想)「………!!?!?」

 

リュウカ(幻想)「しまったぁぁ…!!!リョウカ…!!!!」

 

エクレール「え……え…!?何が…!?」

 

メリー「……っ…!!…これは…銃撃…!!この反応は…!!【キャシーよ…!!】」

 

リュウカ(幻想)「何…!!!?」

 

 

ガチャリ…

 

 

キャシー「オーッホッホッホッホ…!!げほ…!げほ…!…やって…くれたわねぇぇぇ…!!この罪人供がぁぁ…!!」

 

リュウカ(幻想)「……き…さまぁ…!!何故生きている…!!?どうやって此処に現れやがった…!!!?」

 

キャシー「ふふふ…!簡単よ…!!アンタ達がその列車に乗り込んだ際に…ひっそりと張り付いていました〜…!!げほ…!げほ…!」

 

エクレール「この女…しぶといわね…!!」

 

リョウカ(幻想)「げほ…!げほ…!…お……ねぇ……ちゃん……。」

 

リュウカ(幻想)「……!!リョウカ…!』」

 

リョウカ(幻想)「……ほん……とうに……ごめん…ね……約束……守れなくて……ごめん…なさい……。」

 

リュウカ(幻想)「何…言ってんだよ…!お前は…こんな所で死ぬ奴じゃ……!?……おい…どうなってんだ…!?」

 

エクレール「どうしたの…!?」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカの…全エネルギーが…無い…!これじゃあ…魂の分離も出来ん…!!」

 

リョウカ(幻想)「げほ…!げほ…!……ごめん…なさい……私が……暴走しちゃった所為で……私のエネルギーは…全部…それに取られちゃった……みたい……。」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ……もう良い…もう喋るな…お前が死ぬ…!」

 

リョウカ(幻想)「……おねえ……ちゃん……みなさん……こんな……私なんかの……為に……助けて…くれて…ありがとう……ございます……。」

 

めぐみん「リョウカ…ちゃん…!諦めないで下さいよ…!!」

 

リュウカ(幻想)「そうだぞ…!!諦めるなよ…!リョウカ…!!」

 

キャシー「オーッホッホッホッホ…!!あらあら…?どんな気分!?折角助け出したのに死んでしまう気分は…!?さて…トドメを刺してあげるわ…!!死ね!!この売女で…罪人の小娘が…!!」

 

 

バァァァン…!!

 

ズチャァ…!

 

 

リョウカ(幻想)「ごはぁ…!!?」

 

リュウカ(幻想)「……っ…!!!?」

 

キャシー「オーッホッホッホッホ…!!!」

 

リョウカ(幻想)「………お………ねえ…ちゃん………みな……さん…………ごめん……な…さ…い……。」

 

 

リョウカのその言葉を最後に…完全にリョウカは…動かなくなった……リュウカ自身の手でも徐々にリョウカの身体が冷たくなって来てるのも理解した……

 

 

最高神【神森リョウカ:[死亡(完全戦闘不能)]】

 

 

リュウカ(幻想)「……ッッッ…!!!リョウカァァァァァァ…!!!!!!」

 

めぐみん「リョウカ…ちゃん……っ…!!」

 

エクレール「リョウカちゃん…!!……守れ…なかった…!!畜生…!!!」

 

キャシー「オーッホッホッホッホ…!!!さぁ…これで一人死んだ!!げほ…!げほ…!後は…貴女達を断罪するだけ…!!まぁ、この島諸共…!!消えて無くなれば良いわ…!!」

 

 

ブチ…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「……ゴットピット……リョウカを大和に乗せて蘇生させて安静させろ…。」

 

 

ピシュゥン…!

 

 

ピット(AI)『了解です。』

 

 

リュウカは、ゴットピットにリョウカの遺体を大和に乗せてその死亡したリョウカの蘇生作業を行いに行った…

 

 

リュウカ(幻想)「…………。」

 

 

キュィィィィィィン…!!ピキィィン…!!ゴォォォォォォォ…!!!

 

 

リュウカ(幻想)「絶対に許さんぞ貴様ぁぁぁ…!!!この死に損ないの分際でよくも【私】の愛するリョウカを殺しやがったな…!!!この…ド畜生が…!!!生かしては返さん覚悟しろ!!お前ら!大和に乗れ…!早く!」

 

エクレール「え…?ええ…!」

 

 

リュウカは、即座にエクレール達に指示を出して大和に乗せて…

 

 

リュウカ(幻想)「全艦!私に合わせろ!!おらぁぁ…!!」

 

 

キィィィィィン…!!!

 

ガチ…!!ブォォン…!!

 

 

キャシー「あぁぁぁ…!!!!?」

 

 

キィィィィィン…!!!

 

 

リュウカは、キャシーを掴み…一気に遥か上空に投げ飛ばした…そしてそれで全艦が全てを察して…

 

 

ヤマト「全艦!!目標キャサリン・ワード…!!リョウカお嬢様の仇です…!!全主砲及び!全VLS解放!!攻撃開始!!」

 

全艦『了解!』

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!ドォォォォン…!ドッキュゥゥゥゥン…!!ドッキュゥゥゥゥン…!!バシュバシュバシュバシュバシュ…!!

 

 

全艦は、キャシーに向けて全主砲及びありったけのミサイルの圧倒的な火力を解き放った…(所詮…オーバーキルである…)

 

 

キャシー「まさか…!!私が…こんな最後になるなんて…!!最悪よぉぉ…!!」

 

 

ピキィィン…!!!チュドォォォォン…!!!

 

 

案の定…キャシーに向けられて放った攻撃は全て命中し…キャシーは完全に消滅した…

 

 

シュゥゥゥ…

 

 

リュウカ(幻想)「…全艦!目標は達成だ!島から急いで離脱しろ!!」

 

全艦『了解!』

 

 

リュウカは元の姿に戻り…大和に戻って全艦に島からの退去命令を指示を出して離脱した…その数十分後…

 

 

『5………4…………3………2……1……。』

 

 

ピキィィン……!!チュドォォォォン…!!!ゴゴゴゴゴ…!!!ズズゥゥゥン…!!!

 

 

……島から大規模な大爆発が発生し…その島は海底深くまで…沈没して行った……

 

 

 

1時間後…大和艦内のリョウカの部屋にて…

 

 

全員『………。』

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

 

…リョウカは、リュウカのゴットピットによって蘇ったが…まだ目覚める様子はない…いやそれ以前に…痛々しく腹部の所に巻かれている包帯…更には様々な医療機材が取り付けてある為か、非常に重苦しい空間となっていた…しかも…リョウカの眠るベットの側には縋り付く形ですごく落ち込んでいるリュウカの姿も有った…

 

 

リュウカ(幻想)「………何が……【守るだ】……全然…リョウカを守れなかったじゃねぇか……畜生……ちきしょ…う…!なんで……いっつも……いっつも……俺は…リョウカを助けれない挙句…!守れないんだよ…!」

 

アヤカ(幻想)「…リュウカちゃん…。」

 

リュウカ(幻想)「…なんで……なんでなんだ…よ…!リョウカ…!お前……なんで……そこまで自分の身体を犠牲にしてまで…俺達を守りたい…!なんで…助ける…!?………ば…か……本当に……馬鹿な……妹…だよ…!っ……ぅぅ……あ…あぁ……あああああぁぁぁぁ…!!!!」

 

全員『………。』

 

 

リュウカ自身は、自身やリョウカに自分の本音を吐き出して…とうとうその場で泣き崩れてしまった……無論だが…全員はあのリュウカが…泣き出す所を見て…事の重さがずっしりと伝わった…

 

 

……そして更に1時間後…大和及び神森艦隊全艦は拠点に無事帰還した……案の定リョウカはリュウカに抱かれたまま部屋に搬送された…

 

 

……時が経ち…1ヵ月後…

 

 

リュウカ(幻想「おーい、リョウカ…来てやったぞ…。」

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

リョウカ(このすば)「…今日で…一ヵ月ですね…。」

 

リュウカ(幻想)「……そうだな……。」

 

リョウカ(モンハン)「……本当に私達って愚かだって思って来ました……私達も一緒に着いていけば…リョウカさんもこんな姿にならなかった…筈でした…。」

 

リュウカ(幻想)「…だからと言って、身代わりになるのは止めろ…俺達や…リョウカだって悲しむ……。」

 

リョウカ(モンハン)「…すみません……。」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ…早く元気に目を覚ましてくれ……俺達は待っているからな…そして…目が覚めたら…また何時もの様な生活をしような…。」

 

リョウカ(モンハン)「…お姉ちゃん……。」

 

リュウカ(幻想)「……さてと…んじゃあ、また来るな…リョウカ…。」

 

 

リュウカ達は、リョウカの部屋を出ようとした時…

 

 

ごそ…

 

 

リュウカ(幻想)「ん?」

 

リョウカ(幻想)「………ん…。」

 

リュウカ(幻想)「………!」

 

 

眠っているリョウカに反応が有り…

 

 

リョウカ(幻想)「ん〜…!……あれ…?此処…は…?…確か…私は……死んだ筈……。」

 

 

とうとうリョウカが…目覚めた…

 

 

リュウカ(幻想)「………リョ……ウカ……!」

 

リョウカ(幻想)「……ん?……お姉ちゃん……?」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカぁぁ…!!」

 

 

ガチ…ギュゥゥ…

 

リュウカは、リョウカに思いっきり抱き付いた……精一杯に…

 

 

リョウカ(幻想)「おね…えちゃん…!」

 

リュウカ(幻想)「良かった…!本当に……目が覚めて…良かった…!リョウカ…!」

 

 

ギチギチ…!

 

 

リョウカ(幻想)「おねぇ…ちゃん……!私が……悪かった……ですから…!あまり…強く…抱き付かない…で…!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカぁ…!リョウカぁぁ…!」

 

 

ギチギチ…!メキメキ…!

 

リュウカの抱き付く力が更に強まって…リョウカから聴こえてはいけない所から音が聴こえて来た…

 

 

リョウカ(幻想)「あ…がぁ……!?くる……ちぃ……くる………ちぃ……!!」

 

リョウカ(モンハン)「お姉ちゃん!リョウカさんが!リョウカさんがまた死んじゃいますからこれ以上抱き付くのを辞めて!」

 

リュウカ(幻想)「……は!!し…しまった…!リョウカ…!?大丈夫…!?」

 

リョウカ(幻想)「げほ…!げほ…!……一瞬…三途の河が見えた気がします……あ…またえ〜っと…小町さんが…船で眠っていました……。」

 

リュウカ(幻想)「すまん…って!小町ぃぃ…!!またサボってやがるなぁ…!!?三途の河ホンマに大丈夫なんか…!?」

 

リョウカ(モンハン)「まあまあ、取り敢えず…リョウカさん…また死に掛けてますよ?」

 

リュウカ(幻想)「そうだった……少しジッとしてろ……パーフェクトヒーリング…。」

 

 

ピキィィン…

 

 

リョウカ(幻想)「…ありがとうございます……。」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ……。」

 

リョウカ(幻想)「……お姉ちゃん……あの時は…本当にごめんなさい……私の所為で、余計にお姉ちゃん達を心配させたり…苦しめちゃった……だからごめんなさい…。」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ……気にすんな……最後のはキャシーが悪い……まあ完璧に消し飛ばしたがな…あの女…とんでもない渋とさだな…。」

 

リョウカ(幻想)「…そうですか……。」

 

リュウカ(幻想)「……で、リョウカ……大丈夫か?」

 

リョウカ(幻想)「……うん…大丈夫だよ。」

 

リュウカ(幻想)「……まあ、お前の事だから…大丈夫って言っても…どうせ大丈夫じゃないのは分かる…もっと寝てな…リョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「……ごめんなさい……。」

 

リュウカ(幻想)「うんじゃあ、また来るからな…ゆっくり寝てろ…。」

 

リョウカ(幻想)「はい…。」

 

 

そして更に…1週間後…リョウカが完全復活した……

 

 

リョウカ(幻想)「……ようやく退院ですね……。」

 

リュウカ(幻想)「……そうだな……。」

 

リョウカ(幻想)「ねぇ、お姉ちゃん。」

 

リュウカ(幻想)「何だ?」

 

リョウカ(幻想)「結局…あの島って…何の為に現れたのかな…?」

 

リュウカ(幻想)「さぁな…俺達も分からん…あ〜…でも、あの後大変だったぞ?全ギルドもこの異変に嗅ぎつけて、ハンターを派遣させようとしたらしいが…俺達が何とか説得して…更には徹底した情報規制や存在の秘匿を行った…更には絶対に存在を公表したら駄目な事も連絡も入れて…残存の生物兵器の壊滅及び残骸の破壊と消滅の作業を行った……結構疲れたぞ…。」

 

リョウカ(幻想)「…そうなんですか?」

 

めぐみん「ええ、そうですよ…全く人類もとんでもない物を作り出すのですね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、だからこそ人類は恐ろしい…だがな……ある意味でリョウカのお陰で人類も大分平和になって来ている……リョウカ……本当にありがとな…。」

 

リョウカ(幻想)「ううん…そんな事ないよ…だって私は…お姉ちゃん達が居たから今の自分が居たから…お姉ちゃん達が居なかったら……私は…人類に敵対していたし……完全に邪神になっていたと思う…。」

 

リュウカ(幻想)「……そうか……まあどっちもどっちだな……さてと、んじゃあまあ…しばらくの間は…どっか平和な世界線に滞在でもするかな…。」

 

カズマ「そうだな、また無理しそうな感じがプンプンしそうだし…またあの状態にならんと限らないしな…。」

 

リュウカ(幻想)「だな…んじゃあ、出発の準備をしよう。」

 

エクレール「…行っちゃうのかい?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、またしばらくの間この世界線には戻れん…すまんな…戻って来てほんのちょっとしか居なくて…。」

 

エイダ「ううん…充分…だよ…?」

 

エクレール「ええ…私達は、ある意味で貴女達に世話になってるからね…どうって事ないよ…それにまた戻って来るでしょ?」

 

リュウカ(幻想)「まあな、その時は更に強くなって戻って来る。」

 

レックス「お!それは楽しみだな。」

 

リュウカ(幻想)「……さてと…んじゃな……お前ら…無事に生きてろよ。」

 

エクレール「ええ…そっちこそね…。」

 

 

そしてリョウカ達は、エクレール達と別れて…再びこの世界線から撤退した…リョウカ達は、更に強くなる事を誓い…旅はまだまだ続く…

 

 

 

【第2章:完】

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【モンスターハンターシリーズ】曲名【トラベルナ(龍華姉妹ver)】



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最終章 東方神魔獣狩・終[原初の大魔王と夢幻魔神の章]
第12話 神森一家と異世界二大大海域:風勇者編【前章・前編】


よう、お馴染みのリュウカだ…んじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…暴走したリョウカを止めるべく生物兵器の島に乗り込み…んでリョウカと何度か戦って…そんでだ鎮圧に成功した…その後黒幕の二人をぶっ殺して…それで島を自爆させた…後は後始末したり証拠隠滅したりして大変だったがな…まあこんなもんか…んじゃあ今回も見ろよ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

……ワールドトリガーの世界線から戻って来たリョウカ達一行……あれから大幅に年月が経ち……何十年も過ぎていた…

 

 

【神森世界線:神森大連盟総皇天帝神征王国】

 

 

さてだが…また再び国の名前が変わっていると気付いただろう……先ず全ての護衛国家は全てリョウカ達の手により超強大の軍事国家になり…しかも一人一人につきリョウカ達が直属で修行をしてもらってる為か…尋常じゃない強さになっていた…さてだが…他にも、国自体もリョウカ達の手で凄まじい規模の超大規模の魔改造と魔改装を国全体に行い…近未来級に変貌し…更に物々しい要塞になっていて…全兵士の装備も更に増やして装備させたり…リョウカ達自身も新しく装備も追加した……それらの事が出来たのは紛れもなくあのワールドトリガーの世界線から持ち帰ったあのトリガーが引き金となり……様々な世界線から手に入れた代物と組み合わせて…更にリョウカ達の技術により画期的に大規模に更に進化した……

 

他にも色々と説明は有ると思うが…それはいずれ判明するであろう……

 

そんなある日の事…

 

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、いよいよ行きましょうか…。」

 

リュウカ(幻想)「いよいよって…まさか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、久々にモンハンの世界線に行ってみましょう。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…行こう。」

 

リョウカ(幻想)「まあ、みなさんを集めてからね。」

 

リュウカ(幻想)「おっと、そうだったな…んじゃあ何時もの様に集めてから行くぞ。」

 

リョウカ(幻想)「うん。」

 

 

 

その後一行は護衛国家も連れて再びその世界線に旅たった…無論リョウカ達は後に現れるであろう超最大級の災悪の存在が現れても良い様に備えての事だ……無論それは予想しての行動で…それが現実になろうと言うのが後々知る事になった…

 

 

【神森大連盟総皇天帝神征王国及び護衛国家:転移完了】

 

 

…それでだが、その世界線にて色々とやる事をして…時間が過ぎて行き…

 

 

……3年後……(無論この時点でこの世界線の友人とも合流して…更には超難易度の試験も行い…神森ギルドの所属のハンターの数も増やして行ったりもしているし…更には新種のペットやギルドの勢力の拡大や神森大連盟魔獣軍の生息地及び勢力の拡大も実施していた…)

 

 

バタン…!

 

 

 

兵士総元帥1(元兵士元帥)「姫様!緊急事態です!」

 

リョウカ(幻想)「言わなくても分かります…とうとうイレギュラーが再び現れたのですね?」

 

兵士総元帥1「はい、予想通りにです。」

 

 

さてだが…この兵士達は…長年リョウカ達と共に旅をして…ずっと生き残って戦って来た歴戦の猛者で…様々な功績も有り…再び全兵士の階級が上がり…リョウカ達側近の兵士元帥達も総元帥に格上げされた……無論リョウカ達も階級は上がった為か…とうとう姫様呼びになっていた……が…時折何時ものお嬢様呼びになる時も有るのはお約束だ……

 

 

エクレール「予想していた?どう言う意味?」

 

リョウカ(幻想)「そう言えば貴方達は知らなかったけど…実は数ヶ月前にね…全ギルドのギルドマスターと更に大長老さんも集めた上で…全護衛国家の首相クラスと最高司令官クラスの者達を集めた大会議にてね…このイレギュラーが起きた時の対策会議をしました……。」

 

レックス「おいおい…まさか今回のはイレギュラーが起きる事は想定していたのか?」

 

リョウカ(幻想)「はい、と言うよりも…この世界線に来る度に必ずイレギュラーが発生しますのでね…だから謂わば……まあこのギルドの役目はイレギュラー発生後の対処が役目ですね…まあ何処かの某対使徒用の組織と似てますね…この世界じゃあね……ってかそもそも私達の存在はそう言う対処こそが本職でしたね…。」

 

メリー「そう言えばそうだったわね…。」

 

リョウカ(幻想)「…さてと…それで今回はどんなイレギュラーですか?」

 

兵士総元帥2「は…超遠方に…多数の島々が出現!それぞれ二分割されており…それぞれの海域は超遠方で離れていますが…その二つの大海域には二大勢力が現れてます。」

 

リュウカ(幻想)「二大勢力だと?」

 

リョウカ(幻想)「…確認してみますね…………分かりましたよ……。」

 

エイダ「は…早い…。」

 

エクレール「それで?どうだったの?」

 

リョウカ(幻想)「はい…先ず一つは……【原初の大魔王:ガノンドロフ】……もう一つが……【夢幻魔神:ベラムー】……この二つの敵はそれぞれの大海域の主になってますね……勿論この二つの敵は……世界を滅ぼし兼ねない力を優に持ち合わせてます…それが二体……もし鉢合わせたら終わりですよ……。」

 

レックス「なるほど…それじゃあ当然動くのか?」

 

リョウカ(幻想)「勿論です…がです…この二つの敵は揃う事は無いです……先ずそもそも私達が決めたルールで…互いに接触し合う事は私達が許可しない限り接触は禁止…無論共闘や敵対し合うのも禁止されてます…史実の通りに動く様に指示しています。」

 

エクレール「へ〜…。」

 

リョウカ(幻想)「ただ、今回はイレギュラーです…ほぼ原因は私達でしょうが…それでもイレギュラーを排除しないと平和は無いですし…私達はそう言う業界の親ですからね…その後始末やケジメ位は付けないと示しが付かないのです…だから…可哀想だけど……仕事として……彼等を討伐しましょう……それがせめての救いです……。」

 

エクレール「……そっか…分かったよ。」

 

レックス「それでだけど、その2体の具体的の強さってどれ位だ?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね、先ずガノンさんの場合には純粋に物理攻撃で近接攻撃に特化した大魔王で…まあ禁忌モンスターより2〜4倍位強い位で…ベラムーの場合には寄生型でタイプが変わります…通常時の時はガノンさんより弱くした近接攻撃にサポート特化型で…強さは流石にガノンさんより劣りますが…生命力や知恵だけは敵ながら天晴れで…ほぼ同等ですね……ガノンさんは力……そしてベラムーは…知恵…そう言う感じですね…。」

 

エクレール「なるほどね…力の破壊者と…知恵の策略者の組み合わせって…あの生物兵器の件での一件と似た状況ね…。」

 

リョウカ(幻想)「まあね…それで肝心の姿がこれですよ。」

 

 

リョウカは2枚の画像付きの書類を見せた…

 

 

エイダ「えっと…これが?」

 

エクレール「…ベラムーならモンスターっぽく思えるけど…ガノンの方は完全に人だよね?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ…だがな、ガノンはれっきとした大魔王なんでな…いずれは討伐される運命だ…。」

 

リョウカ(幻想)「まあ事の発端は私達自身ですけどね…。」

 

リュウカ(幻想)「まあな、本来なら元の世界に戻してやりたいが生憎にも俺達ではそんな技量はまだまだ無いのでな…何度も試しても駄目だったぜ…。」

 

エクレール「そうなのか……。」

 

メリー「……まあ仕方ないわよね…だってそもそも元人間である以上はね…。」

 

リョウカ(幻想)「ええ。」

 

リュウカ(幻想)「さてと…話が長くなった…じゃあ動くとするか……先ずは全ギルドに連絡して…俺達が動く事を連絡して…各自判断で緊急非常事態宣言を発令する様に連絡し…もしもの時に備える様に連絡を入れるとしようか。」

 

レックス「そうだな。」

 

 

その後、リョウカ達は全ギルドに対して…独自の判断で非常事態宣言を発令し…もしもの時に備える様に伝令して…翌日に再び何時ものメンバーが集い…対策会議が再度開催され……更に1日経過し…出撃準備がされた…

 

 

 

リョウカ(幻想)「全艦!出航用意!!」

 

全艦『了解!』

 

 

ブゥゥゥゥ…!ブゥゥゥゥ…!

 

 

リョウカの号令で全艦は慌ただしく出撃準備がなされて行き……

 

 

ヤマト『こちら総旗艦より総司令旗艦へ!!全艦!出撃準備完了しました!』

 

兵士総元帥1「姫様!いつでも行けます!」

 

リョウカ(幻想)「分かりました………神森艦隊!全艦出撃!」

 

 

ボォォォォ…!

 

ザザァァン…!!

 

 

リョウカからの出航号令共に…新生神森艦隊は出航して行った…

 

さて…ここでだが、この神森艦隊の名前についてだが…正式名は…【神森大連盟総皇天帝神征王艦隊】と言う名前だが…それだと長過ぎるので安略名として…久々に神森艦隊となっていた……と言うよりも護衛国家の艦隊も既に神森艦隊化してるので…あながち間違ってはいない……(ならいつも通りに神森大連盟皇帝神艦隊の方が良いのではと思うだろうが…それでも長いと感じたか…安略されてしまったそうだ…)

 

 

緊急クエスト受注!クエスト名【異世界二大大海域の調査】

 

 

成功条件【二大大海域の攻略及びイレギュラーの対処】失敗条件【味方の全滅又は味方の内一体の撃破】

 

 

【クエスト開始】

 

 

………翌日…

 

 

ザザァァン…!!

 

ビュゥゥゥゥゥ…!!

 

ピシャァァン…!ピシャァァン…!

 

 

エクレール「完全に大嵐の中だけど…大丈夫なの…?」

 

リュウカ(幻想)「分からん…進路は間違っていないが……おいリョウカ…何故またくっ付いてる?前にもこう言う大嵐の中突っ切ってたろ?」

 

リョウカ(幻想)「すみません……嵐はね……やっぱり怖い物は怖いですよ……。」

 

レックス「そりゃあな…幾ら最強と言ってもなぁ…災害と言うのは恐ろしい物や…。」

 

カズマ「そうだな…。」

 

めぐみん「ええ……ん?そう言えば思い出しましたが…。」

 

リュウカ(幻想)「何だ?」

 

めぐみん「はい、前にもこう言う大嵐に遭遇した時に…確かリョウカちゃん……大海原に投げ出されてましたが今度は大丈夫でしょうね?」

 

エクレール「え?投げ出されたの?」

 

リョウカ(幻想)「……はい…今でもまだ泳げれないので……あの時は死ぬと思いました……。」

 

リュウカ(幻想)「まあな……あん時は本当にギリギリだった…一歩遅ければ魔物に殺されるか…リョウカが先に死ぬかの瀬戸際だったからな…。」

 

エイダ「……そんな事が有ったんだ……やっぱりそう言う体験をしたって聞くと怖いね……。」

 

リョウカ(幻想)「ええ……。」

 

 

 

 

ピシャァァン…!!!

 

バチィィィ…!

 

ビキビキ…!!!

 

 

カズマ「おいおい…!雷が窓ガラスに直撃してヒビが入ったぞ…!?」

 

めぐみん「まさか…これって…!」

 

 

ザザァァン…!!

 

ザッパァァン…!!!

 

ゴォォォォォォ…!!

 

 

リョウカ(幻想)「……!!」

 

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

ザッパァァン…!!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「……え…!?」

 

全員『……あ。』

 

 

ガッシャァァン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!

 

ザッパァァン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「きゃぁぁぁぁぁぁぁ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「しまった…!!リョウカぁぁ…!!!」

 

兵士総元帥1「姫さまァァァ…!!!!」

 

リョウカ(幻想)「がば…!!?ごぶ…!!?げぼ…!!?(また……溺れてしまいました……ごめんなさい……みなさん…信じてます……ね…。)」

 

 

 

 

リョウカは大嵐で発生した大波に煽られた大ジャンプの着水で…龍華(リョウカ)の艦橋のヒビが入った窓ガラスをブチ破って案の定海に放り出されてしまい……溺れているリョウカは荒れ狂う大海原の中……そのまま凄まじい勢いで流されて行ってしまい……最終的に意識を手放してしまった…

 

 

リュウカ(幻想)「っくそ…!またこのパターンかよ…!!嵌めやがったな…!!あの糞大嵐が…!だがリョウカの反応は生きてるが…ってか早い…!全艦!リョウカを追うぞ…!」

 

全艦『了解!』

 

 

ザザァァン…!

 

 

全艦もリョウカの反応を追い掛け…荒れ狂う大嵐と大海原中を突っ切って行った…

 

 

………数時間後……

 

 

ザザァァン……

 

 

【プロロ島:浜辺[夜]】

 

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

 

リョウカはプロロ島の浜辺に打ち上げられていた…リョウカは未だに意識は失ったままだ…その時…

 

 

 

ヌチュ…ヌチャ…!

 

 

魔物1『……!』

 

魔物2『……!』

 

 

そこに突然現れたのは魔物のチュチュ…赤バージョンの様だ…チュチュとはゼルダシリーズでの一部除くほぼ全作に登場する魔物で何処ぞの某配管工の工作員の世界線に居るキングオブザコの称号を得ている(非公式)クリボーと並ぶ雑魚だが…シリーズによっては攻撃方法や種類や見た目も違う……が雑魚である事には変わりないが……今のリョウカは無抵抗の状態…何も出来ない状態なのでこのままではやられるだけだ………そんな時……

 

 

 

ドッキュゥゥゥン…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

魔物1『……!?』

 

 

バサバサ…!!

 

 

レギーナ『グォアァァァァァ…!!!』

 

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

魔物1『……!!』

 

 

チュチュの一体が突如の熱線で蒸発し…それと同時に咆哮が響き渡り…そこに降り立ったのは…リョウカの相棒で最愛のペットである黒レイアこと…レギーナで…更にそこに続々とリョウカ達の魔獣軍が殺到した挙句……

 

 

リュウカ(幻想)「……!!リョウカ…!!!」

 

 

……最強のリョウカのボディーガードことリュウカ達御一行も到着…無論周りには大艦隊も停泊していた…チュチュにとっては襲おうとしたら突然同僚が熱線で蒸発して…そこに現れたのは見た事も無い化け物が居て…更には続々と化け物供がやって来た挙句とんでもない量の船に…大量の大人数が襲い掛かって来た……と言う真っ当な反応で呆然としていたが…安心は出来ない…と言うよりも今のリュウカ達の思想は兎に角リョウカの安全確保が最優先……つまりは……

 

 

 

リュウカ(幻想)「…………。」

 

 

シャキン…!ザシュ…!

 

ポワァァン…!

 

 

……チュチュは呆気なくリュウカに斬り殺された……

 

 

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ…!おい…しっかりしろ…!」

 

リョウカ(幻想)「……っ…!!げほ…!!!げほ…!!!はぁ…!はぁ…!………あ……れ…?」

 

エクレール「良かった…!生きてる…!」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ……大丈夫……な訳じゃないか……動けそうか…?」

 

リョウカ(幻想)「すみません…始めからこんな調子で……今度は重傷になった訳じゃないけど……長時間溺れていましたから…ドッと疲れが溜まってしまいました……ごめんなさい……。」

 

リュウカ(幻想)「……そうか……まあもう夜だし……よいしょっと……もう今日は休むとしよう…明日は俺達が此処を探索するから休んでいろ…。」

 

リョウカ(幻想)「はい…。」

 

 

その後リョウカを連れて、艦に戻り…部屋にリョウカを寝かせて…それぞれ休息を取る事にした…

 

 

 

翌日……

 

 

リョウカ(このすば)「さてと、行きましょうか。」

 

リョウカ(ハンター)「そうですね。」

 

リョウカ(モンハン)「ゆっくり寝ていて下さいね…無茶は娘達が心配しますからね。」

 

リョウカ(幻想)「はい…気を付けて下さいね。」

 

リュウカ(幻想)「気を付けろよ…一応この大海域はガノンの奴の管轄下だからな…何が起きても不思議じゃないぞ。」

 

レックス「ああ、気を付ける。」

 

 

バタン…!

 

 

兵士総元帥1「大変失礼致しますお嬢様!レーダー上に巨大な飛行反応と一隻がその上空の反応を追い掛けるようにこの島に接近!」

 

リョウカ(幻想)「けほ…けほ…多分上空の反応は…【怪魔鳥:ジークロック】です…そしてその一隻の船は…【テトラ海賊団】と言う海賊船です…あの船の目的はジークロックからその船長…テトラさんの奪還です……。」

 

エクレール「それでどうすれば?」

 

リョウカ(幻想)「テトラさん達を助けてあげて……彼女が居ないと話が進まないです……。」

 

メリー「分かったわ…。」

 

 

 

それで一行はテトラを助けるべく行動し始めた…

 

 

リョウカ(このすば )「全艦!対空戦闘用意!!」

 

 

ブゥゥゥゥ…!ブゥゥゥゥ…!

 

 

兵士1『対空戦闘…!!』

 

兵士隊長2『対空戦闘用意良し!!』

 

 

【神森艦隊及び神森大連合魔獣軍:対空戦闘用意完了】

 

 

 

リュウカ(このすば)「目標!ジークロック…!尚人質も居るから誤射は絶対にするな!!正確に奴の拘束力を剥奪し…人質を救助せよ!!」

 

全艦『了解!』

 

兵士総元帥1「目標接近!高度1000!」

 

リョウカ(このすば)「脅しに賭けますか…!目標の移動ルートの予想進路の先に向けて時限式信管三式弾…!砲撃用意!!」

 

兵士総元帥3「は!……装填完了!いつでも行けます!」

 

リョウカ(このすば)「主砲時限式信管三式弾!!砲撃始め!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ……ガコン…!!

 

 

バサバサ…!!

 

 

ジークロック『カァァァァァァ…!!!!!』

 

 

ドドォォォォン…!!ドドォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

カチ…カチ…カチ…

 

ピキィィン…!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

ジークロック『アァァァァァァ…!!!!?』

 

 

ヒュゥゥゥ…!

 

 

ジークロックの進路先に向けて放たれた時限式信管三式弾は、予想進路の先に向けられて砲撃され…見事にジークロックのほぼ加害範囲前に炸裂し…ジークロックは驚いた拍子にテトラを解放した…

 

 

 

ジークロック『カァァァァァァ…!!!!』

 

 

バサバサ…!

 

 

レギーナ&アルテラ『グォアァァァァァ…!!!!』

 

 

バサ…!バサ…!

 

 

キィィィィィィン…!

 

 

ガチ…!

 

ボォォォォ…!

 

チュドォォォォン…!

 

 

ジークロック『アァァァァァァ…!!!?』

 

 

それをすかさずリョウカ(分身組)とレギーナは落下するテトラを救助し…リュウカ(分身組)とアルテラはジークロックに襲い掛かった…

 

 

リョウカ(モンハン)「……大丈夫…無事です…!」

 

リュウカ(モンハン)「良し…!ズラかるぞ…!」

 

 

リョウカとリュウカは即座にレギーナとアルテラと供にテトラを連れて逃げおおせて…ジークロックは突然の事に戸惑いを隠せずただやられた屈辱に…咆哮を上げて…撤退して行った…

 

 

……20分後…

 

 

 

リョウカ(このすば)「それで大丈夫ですか?」

 

【テトラ】「ああ、大丈夫だよ…。」

 

【ゴンゾ】「何処の者かは分かりませんが…アネキを助けていだだきありがとうございます…!」

 

【ニコ】「さっきから凄かったっすね…!超巨大な鋼鉄の船から凄まじい爆音と衝撃!その威力も凄かったっすけど…その後の動きも凄いっす!」

 

ゴンゾ「ああ…間違いなくヤバい戦いだったな…アネキも本当に無事で良かったっす!」

 

テトラ「そうだね…それでアンタらは何者だい?幾ら凄いって言っても見ず知らずのアタイ達を助ける何て…しかもあんな化け物鳥に躊躇なく突っ込んで行けるなんて普通はしないよ…。」

 

ゴンゾ「確かにそうだ……。」

 

リョウカ(このすば)「そうですね…じゃあ結論を直球に言えば…私達は貴方達の正体は初めから知ってますし…あの魔物についても知ってます…勿論貴方達が此処に来る事も分かってましたよ。」

 

テトラ海賊団全員『……え!?』

 

リョウカ(このすば)「更に言えばあの魔物の住所は知ってますし…その住所の事も知ってます…確か魔獣島でしたっけ?」

 

テトラ「……!あ…あぁ……。」

 

リョウカ(このすば)「それでその魔獣島の主人は…大魔王ガノンドロフ…ガノンさんですね……。」

 

【モッコ】「ガノンドロフって…あの伝説の!?」

 

リュウカ(このすば)「ほぅ、流石は知恵袋のモッコだな…んでだあの魔物の目的はガノンの指示でとある存在を捉えて来いとの事だ……。」

 

テトラ「へ〜…それでターゲットは?」

 

リョウカ(このすば)「…………はい、この人ですよ。」

 

テトラ「…誰だい?この人?」

 

ニコ「う〜ん…何処と無くアネキと似てますね…。」

 

リョウカ(このすば)「似てるも何も…実際に目の前にいるじゃないですか?ねぇ?【ゼルダさん?】…あ…今はテトラさんでしたね……って言うよりもそもそもそんな記憶は無いからね……。」

 

テトラ「んな…!?」

 

ニコ「えぇぇぇぇ…!!!?」

 

ゴンゾ「マジかよ…!?」

 

リュウカ(このすば)「ただ、お前はその記憶は一切無い…んでテトラとしての記憶のみだ…だからお前自身がゼルダであるのは全く知らない………が……奴はお前がゼルダであるのはまだ判明した訳じゃないが…もし鉢合わせたら……一瞬でお前がゼルダだとバレる…。」

 

リョウカ(このすば)「そしてガノンさんの狙いは…ハイラル王国の制服……まあそのハイラル王国は今は海底に沈められてますがね……が彼の場合は元々の生息地が砂漠地帯の過酷な集落に居て…死の風を浴びる様な生活が基本だから…だからこそそういう平和な所であるハイラルが欲しい……それでしつこくハイラルを自分の物にしようとしてる訳ですよ………まあ私達でも同情する様な理由ですがね……。」

 

テトラ「……そんでそのガノンって奴に会わない方が良いのかい?アタイは?」

 

リョウカ(このすば)「史実では貴女自らそのガノンさんの元に向かいましたが…今回はどうでしょうね……ある人が居ないですし。」

 

テトラ「え?誰なんだい?」

 

リョウカ(このすば)「……リンクって言う人ですよ、丁度貴女と同い年位の少年でね…時の勇者の生まれ変わりですよ……っが……生憎にも……どうやら私達の影響でそのリンクの存在そのものが弾かれた様ですね……不味いね……。」

 

テトラ「だから何が不味いんだい?そもそもアンタらが何者かも知らないのに…。」

 

リョウカ(このすば)「そう言えば自己紹介が忘れてましたね……まあ信じられないと思うでしょうけど……私は神森リョウカで…こっちがお姉ちゃんの神森リュウカで…他にも居ますが…艦隊の方で待ってます……それで私達は……神様ですね……ううん……その神様より最も偉い神様で最高神と呼ばれる存在ですよ……それと同時に邪神でもあって…同じく最高邪神もやってます……ただし私達は人間ですけどね…理由は言えませんがね……。」

 

テトラ海賊団全員『えええぇぇぇ…!!?』

 

リュウカ(幻想)「まあ驚くよな……それにそもそも今お前らの前に居る俺達はその分身体の1組だからな…が…ちゃんと生きてるし痛みも感じる……しかも死んでも死体は残る…れっきとした一つの存在だからな……。」

 

テトラ「………なるほどね……これで合点が行く……それでそんな大物が私達を助ける訳は何?」

 

リョウカ(このすば)「そうですね……じゃあ言ってしまえば……そもそもこの世界は貴方達の知る世界線じゃないです……私達がこの世界線に来た時に私達の能力の影響下で…結界が緩んで…大規模なイレギュラーが発生した訳で……私達がそのイレギュラーの対処で動いてる訳ですよ……そしてさっき貴方を助ける時に見た魔物……実はあれは魔物ではなく…この世界線で言うモンスターって呼ばれる存在でね……少なくとも貴方達の世界線に居る魔物より強いです……がさすがにガノンさんや後々に控えてるベラムーの場合はどうなるかは分からないけどね。」

 

テトラ「……まあ良く分からないけど…要するにアタイ達は別の世界線に飛ばされた訳で…それでアンタらが動いてるって訳で…それでアタイらを助ける訳と?」

 

リュウカ(このすば)「まあな…それにさっきリョウカが言った様にガノンの他にもベラムーと言う大魔王クラスの魔物の大海域も現れてな?無論そこはベラムーの管轄下になってはいるが…俺達の定めた掟では絶対に接触しないようにはしてるとは思うが……絶対じゃないからな……最悪ガノンと手を組んだら世界なんざ直ぐに滅び去る……だからこそ余計に俺達がイレギュラー対処を急がないといけない訳だが………生憎……それぞれの大海域はかなり離れていてな……お隣さん同士と言う訳じゃないからな……寧ろ離れ過ぎてるのが余計に厄介なんだよな〜…これが……。」

 

ニコ「へ〜…それで今後オイラ達は?」

 

リョウカ(このすば)「そうですね…どっちにしろ貴方達は最終的に1回は最低でも魔獣島には乗り込まないといけないです…だからその時まではしばらくは身を隠して下さい……それとテトラさん……これを絶対に持ってなさい。」

 

テトラ「……これってアタイが持ってるのと少し形が違うね…。」

 

リョウカ(このすば)「ええ、これは私達との連絡に使う為の連絡石…っと思って下さい…私達が必要になったら呼びますし…貴女から私達を呼ぶ事も出来ます……が基本的に緊急時以外には使えない様にはなってます…私達は忙しい身ですからね……だから本当に必要な時になったらこれを使って私達を呼んで下さい……私達側はいつでも貴女に対して連絡はしますが頻繁にはしません……ですが必要な時には必ずこちらからも連絡しますから……絶対に離さないで下さいね……。」

 

テトラ「分かったよ…。」

 

リョウカ(このすば)「……さてと、私達は失礼します……どうか御武運を…。」

 

テトラ「ああ、アンタらも気を付けろよな!」

 

 

その後リョウカとリュウカは艦隊の元に戻り…旅を続けた…リョウカ達の大海原での旅は始まったばかりだ…果たして運命は如何に…?

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【パーティ☆ニャイト(龍華姉妹&神森軍ver)】



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第13話 神森一家と異世界二大大海域:風勇者編【前章・中編】

どうも、私はエクレールよ…それじゃあ前回のあらすじを説明するとね、私達がある日突然に再びこの世界線にイレギュラーが発生した様でね…しかも今度は二大勢力下の大海域の島々が現れたのよ…それでリョウカちゃん達と供に波乱の旅の幕開けって感じよ…それじゃあ今回も見てね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

翌日…テトラ海賊団と別れたリョウカ達一行は旅を続け…次の島を目指していた……

 

 

シオリ「ん?リョウカちゃん?身体はもう大丈夫?」

 

めぐみん「まさか無理をしてる訳じゃないですね?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですよ、それにずっとお姉ちゃんが居てくれましたから大丈夫です…。」

 

リュウカ(幻想)「まあでも病み上がりなのは間違いない…そこはちゃんと理解は出来てるよな?」

 

リョウカ(幻想)「勿論…だと思います、まあ次の島までには時間が有りますし…それまではゆったりと出来ますからね…。」

 

めぐみん「そうですね、まあそれを使って更に休んでいれば良いのですがね。」

 

エクレール「そうよ、無茶は身体に毒ってね…。」

 

リョウカ(幻想)「う……ごめんなさい……。」

 

零月「………でも最近…娘達の事を思って…あまり無理はしてない筈………けど油断は駄目…。」

 

リョウカ(幻想)「うん………さてと……少し私は艦首の方に居ますね…そこでゆったりとしてます……。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…が…落ちるなよ?」

 

リョウカ(幻想)「勿論です……それじゃあ後でね……。」

 

 

リョウカは環境を出て艦首の方に行き…ゆったりと休憩し始めた……

 

 

………数時間後……

 

 

 

リョウカ(幻想)「すぅ………すぅ……。」

 

レギーナ『グゥゥゥゥ〜…。』

 

レディラ(ドゥレムディラ)『………。』

 

ゼノアス(ゼノ・ボレアス※ゼノ・ジーヴァの派生進化型)『グゥゥゥゥ…グォ〜…。』

 

グラン&ルーツ『…………。』

 

リュウカ(幻想)「………いつのまにかリョウカのペット達が揃いも揃ってリョウカの側で寝てるな…。」

 

エクレール「………これ…って大丈夫?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、大丈夫だ…まあ敵がちょっかい掛けなければだが……って…!」

 

 

バサ…!バサ…!

 

 

リュウカ(幻想)「噂すれば敵かよ…。」

 

 

ピク…!

 

 

 

レギーナ『……!!グゥゥゥゥ…!』

 

 

スゥゥゥ…!

 

ドッキュゥゥゥン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

レギーナ『………グォォォォ……グゥゥゥゥ〜……。」

 

 

レギーナは敵が来たのを察知して即座に首だけを動かして……そこから高精度な熱線を吐いて敵を倒して……またそのまま眠り始めた……

 

 

リュウカ(幻想)「………敵も散々だな……まあリョウカも大概だがな…こんな事が有ったのにまだ呑気に昼寝したままだな……。」

 

リョウカ(幻想)「すぅ………ん〜…すぅ……。」

 

エクレール「……どうする?」

 

リュウカ(幻想)「このままそっとしておこう…リョウカの為だ…それに大概の敵はコイツらが勝手にやるだろうし…。」

 

メリー「そうだね…このメンツならばほぼ問題無くやれるわね…。」

 

リョウカ(幻想)「………………。」

 

リュウカ(幻想)「……ん?なんだ……?」

 

リョウカ(幻想)「………!!!」

 

 

ガバ…!

 

 

リョウカは突然飛び起きたと思ったら今度は完全に周りを警戒する様に辺りを見渡し始めた…

 

 

リュウカ(幻想)「うぉ…!?どうした…!?」

 

リョウカ(幻想)「………不味いです……!」

 

リュウカ(幻想)「お、おい…一体何を見つけた!?」

 

リョウカ(幻想)「…こっちに向けて大量の飛行型の魔物が接近しています…!」

 

リュウカ(幻想)「何…!?」

 

エクレール「何だって!?」

 

リョウカ(幻想)「……全艦!!!!及び総員…!!!!戦闘配置…!!!!」

 

 

ブゥゥゥゥ…!ブゥゥゥゥ…!

 

 

リョウカはその場で周りに聞こえる声で戦闘配置の号令を掛けて…急いで戦闘配置に就かせた…

 

 

【神森艦隊及び神森魔獣大連合軍:戦闘態勢に移行】

 

 

レギーナ『グゥゥゥゥ…!』

 

リョウカ(幻想)「……ごめんね……起こしちゃって…大丈夫ですから………みなさんも手伝ってくれませんか?」

 

ゼノアス『………。(コクリ…)』

 

 

バサ…!キィィィィィィン…!!

 

 

リョウカのペット達も一斉に羽ばたき…一斉に飛翔し…迎撃戦闘の態勢に入った…

 

 

リョウカ(幻想)「私はこのまま直接防空指揮所に上がります。」

 

リュウカ(幻想)「分かった、じゃあ後で何時もの奴等を送る…おい、行くぞ。」

 

レックス「おう!」

 

 

それでリョウカはその場で一気に跳躍して防空指揮所に…リュウカはエクレール達と共にテレポートで艦橋に戻って行った……

 

 

 

対空戦闘用BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

 

数分後…

 

 

兵士総元帥1「姫様!遅くなりました…!」

 

兵士総元帥2「大丈夫でしょうか?姫様?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですよ……さてと…それでレーダーでも捕捉は出来てますか?」

 

兵士総元帥3『は!先程連絡を受け!ヤマト様よりレーダーのアップデートのデータを受け取り!アップデートが完了しました!レーダー上に多数の敵の魔物が接近中!数は100体以上!』

 

リョウカ(幻想)「恐らくさっき…レギーナさんの攻撃を受けた報復に来たのですか…でもこの世界じゃあ仕方ない事…それに敵対関係である以上は殺るか殺られるかの世界です……だから悪くは思わないで……すみません……それで現在の敵の位置は?」

 

兵士総元帥3『は!本艦隊の左舷方角!距離1万!間も無く視認出来ます…!』

 

リョウカ(幻想)「そうですか…ならば一撃で仕留めます…!目標を視認次第、全艦の対空主砲の一斉射撃で撃破します!」

 

全艦『了解!』

 

リョウカ(幻想)「………。(レギーナさん、みなさんにも早く退避する様に伝えて下さい…巻き込まれます。)」

 

レギーナ『グル…。』

 

 

リョウカはそれぞれに指示を飛ばした…その直後……

 

 

バサ…!バサ…!

 

 

兵士1「左30度…!!鳥型の魔物の大編隊…!!突っ込んで来ます…!」

 

リョウカ(幻想)「総員艦内に退避…!!!全艦!主砲三式融合炉号弾…!!砲撃始め!!!」

 

 

ブゥゥゥゥ…!ブゥゥゥゥ…!

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!!

 

ドドォォォォン…!!!!

 

 

全艦から一斉に放たれた対空主砲は勢いよく魔物の大編隊の中心まで飛んで行き…

 

 

ピキィィィィン…!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!

 

 

 

超巨大な火球を作り出して…魔物の大編隊は一瞬で蒸発してしまった……

 

 

 

リョウカ(幻想)「……ふぅ……全艦、状況終了…-尚現時刻を持って24時間は警戒態勢を維持します…何事も無ければ通常態勢に戻します。」

 

全艦『了解。」

 

リュウカ(幻想)『……お疲れさん…早く戻って来い…。」

 

リョウカ(幻想)「うん、今戻りますよ。」

 

 

その後リョウカは艦橋に戻って行った…

 

 

……翌日……

 

 

ザザァァン…!

 

 

リョウカ(幻想)「……ん?あれは…?」

 

エクレール「……なんか不気味な天候の島だね…分厚い雲海が覆っている火山島だね……

 

リョウカ(幻想)「……あ!確か…【竜の島】って言う所ですよ…普段ならばあの分厚い雲何て無いのですが……。」

 

メリー「……やっぱり何か巨大な反応が有るわね…あの島から……。」

 

リュウカ(幻想)「相変わらず便利な能力だな……。」

 

メリー「それはどうも…でも反応が二つ感じるけど…どちらも重なってる感じでよく分からないわ……。」

 

リョウカ(幻想)「やっぱりですか……さてですが……竜の島とは……元々ヴァルーさんと言う空の精霊の竜が住み着いて…それでそこにリト族と言う民族も住み着いて…それでそのリト族がそのヴァルーさんを信仰の対象となった感じで竜の島と呼ばれています…それにリト族の風習でそのヴァルーさんの鱗を貰う事で翼が生えて…空を飛べる様になる……と言う風習が有るのですがね……。」

 

メリー「ふ〜ん……それでそれとこれって何と関係が?」

 

リョウカ(幻想)「簡単に言えば……ヴァルーさんの住み着いてる火山の頂上…のその真下のそうですね…実はその火山はダンジョンになってましてね…竜の山のホコラの最深部に当たる所に存在する…【岩焔百足:ゴーマ】と言う魔物が突如として住み着いて…そのヴァルーさんの尻尾にちょっかいを掛けてね…それで怒り狂った状態で正気を失い暴走して…あの状態ですよ。」

 

メリー「なるほどね…だから反応が重なって分からない訳ね…でもこれではっきりと判明したわ…それで?その反応の内一体…ゴーマって言う魔物を倒せば良いのね?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、それでヴァルーの暴走は収まる…言っとくが間違ってもヴァルーには攻撃はするなよ?余計に悪化して島を滅ぼし兼ねないからな…。」

 

エイダ「う…うん。」

 

レックス「おうよ。」

 

リョウカ(幻想)「さてと、もう少し接近して…島付近にて停止し…その後は乗り換えで島に上陸しますよ。」

 

リュウカ(幻想)「分かった。」

 

 

 

その後艦隊は竜の島の側で停止し…リョウカ達一行は上陸艇に乗り換えて…竜の島に上陸した…

 

 

 

リョウカ(幻想)「………久々に上陸しましたね…此処に…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…。」

 

エクレール「それでどうするの?」

 

リョウカ(幻想)「先ずは此処の住民と話がしたいけど…登らないとね…様々なトラップが有るかもしれないけど行きますよ。」

 

メリー「ええ。」

 

 

……一行は登山を開始して…様々な障害を突破しながら…1時間と少し掛けて到着した……

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ……久々の登山は身体に応えますね…。」

 

リュウカ(幻想)「だろうな…。」

 

?「む?お主達は何者だ?」

 

リョウカ(幻想)「ん?貴方は…この島の者ですか?」

 

?「あ…ああ、そうだが…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…実を言うとね…この島に近付いた時にヴァルーさんが正気を失っているのを見てね…心配して来てみましたが……みなさんは大丈夫ですか?何処か怪我はしてたりは?」

 

?「いや、怪我はしてないが…そもそも君達は一体?」

 

リョウカ(幻想)「あ、そうでしたね…私はリョウカです…こっちがお姉ちゃんのリュウカお姉ちゃんで…。」

 

エクレール「私はエクレールよ。」

 

レックス「俺はレックスだ。」

 

メリー「私はメリーよ。」

 

エイダ「えっと…エイダです…。」

 

リョウカ(幻想)「他にもいらっしゃりますけど…少し時間が惜しいです……まあざっくり言えば…ヴァルーさんとは古い仲…いえヴァルーさんは後輩でしたね……まあうん……上司と後輩の関係みたいなものですよ…それで来てみた訳ですが……酷い有り様ですね……突然正気を失ったのですか?」

 

?「ああ…少し前からな……それにしても驚いたな…ヴァルー様に上司が居たとは……。」

 

リョウカ(幻想)「あはは…まああまり気乗りはしませんよ…私達は自由気ままにですがね……それでですが…貴方はどう言う存在でしたっけ?」

 

?「ああ、俺は此処のまあ…親方みたいなものだ…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…。」

 

リュウカ(幻想)「……ん?そういやだが…リョウカ…コイツの息子さんには合わんのか?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…後ついでに言えばメドリさんにも合わないとね…。」

 

親方「何?君達はコモリとメドリと知り合いなのか?」

 

リョウカ(幻想)「いいえ?知りませんよ?ただ…私達には全て筒抜けなのでね…状況も全て知っているのです…それにヴァルーさんが突然正気を失って暴れ出している原因も判明してる訳ですしね…だからその為にわざわざ此処に来た訳です…一応は友人なのでね…助けない訳には行かないですよ。」

 

親方「……そうか…。」

 

リョウカ(幻想)「でもその前に二方と話がしたいですが…どちらにいらっしゃりますか?」

 

親方「ああ、二人も奥の部屋に居る…ただ…俺の息子はヴァルー様がああなってしまってすっかりと落ち込んで引き篭もってしまいました……。」

 

リョウカ(幻想)「ええ、分かってますよ…だから私とお姉ちゃんとで話を付けに行って来ます…。」

 

親方「分かった…。」

 

エクレール「それじゃあ私達は?」

 

リョウカ(幻想)「一応此処は安全かもしれないけど…もしもの時はみなさんを守ってあげて下さい…話をした後はいよいよ行きますよ…。」

 

エクレール「分かったわ。」

 

リョウカ(幻想)「さて、行きますか。」

 

リュウカ(幻想)「ああ。」

 

リョウカ(幻想)「あ…そうだ…親方さん…一応話を付けるにしても少し荒っぽくなりますが大丈夫ですね?」

 

親方「……ああ、大丈夫だ…それで元気が付くならばな…。」

 

リョウカ(幻想)「分かりました。」

 

 

それでリョウカとリュウカはコモリの部屋に行ってみた…

 

 

?「……誰なの?」

 

?「貴女達は?」

 

リョウカ(幻想)「どうもです、私はリョウカで…こちらがお姉ちゃんのリュウカお姉ちゃんです…貴女がメドリさんで…貴方がコモリさんで間違いないですね?」

 

メドリ「え…ええ…何故私達の名前を?」

 

リョウカ(幻想)「う〜ん…まあ私達だから色々な方法で知れるのですが…まあその前に…私達が此処に来たのはまあ大半がコモリさん…貴方に関係有りますがね…。」

 

コモリ「……僕に何の用だ…僕は何を言われても…。」

 

リュウカ(幻想)「動きたくない……ってか?」

 

コモリ「ああ…そうさ…どうせ父さんから説得して来いと頼まれたのでしょ?」

 

リョウカ(幻想)「いいえ?これは私個人でね…まあ貴方がそんな性格に元々気弱で…ヴァルーさんが暴れてしまったから余計に気弱になった……それで今に至る……違いますか?」

 

コモリ「ああ…そうだよ……。」

 

リョウカ(幻想)「ふ〜ん……それでメドリさん…貴女ならこう言う時はどうしますか?」

 

メドリ「え?えーっと…私ならば龍の言葉を理解出来ますから…ヴァルーさんの所に行って…止めてみようとは思います…。」

 

リョウカ(幻想)「あ〜…まあそれは良いんですけど……私が言いたいのはこの子ですよ…貴女ならどうしますか?」

 

メドリ「う〜ん…この子の場合…今の状況で何を言っても…。」

 

リョウカ(幻想)「いいえ…寧ろこの子の本質は気が強い子の筈ですよ?だって貴方の祖母はヴァルーさんの側近だからね…ならばそれ位の気が強い子じゃないと困りますよ?寧ろ…メドリさんの方がよっぽど立派に思えますし…その大切そうに抱えてるディンの神珠…確か祖母の形見でしたね?」

 

コモリ「……!!何故その事を…!?」

 

リョウカ(幻想)「あら?知りませんか?まあ知らないも無理が無い…そもそもヴァルーさんとはまあ私達にとっては部下に当たりますが…可愛い後輩みたいなものです…それでヴァルーさんとは大昔に度々会いに行ったりして世間話ばかりしてましたね…後貴方達の所の側近とも何度も話もしてましたよ……ただしくれぐれも私達の事は秘匿にする様にはして欲しいと頼んでいましたからね……だから最後まで秘匿の任は果たせていました……が悲しい物ですよ……死んでしまうのはね……特に貴方にとってはそれが唯一の形見でしょう……ですがね……今の貴方を見てるとつくづく腹ただしい……よくそれを持てたね?って思いましたよ…不愉快もいい加減にして欲しい……。」

 

コモリ「……!!」

 

メドリ「あの…少し落ち着いて…!」

 

リョウカ(幻想)「メドリさん、気持ちは分かりますが…これが私なりのやり方です…少し黙って下さい…。」

 

メドリ「……!」

 

リョウカ(幻想)「コモリさん……貴方の祖母が何の思いでそれを託したか…本当に理解しているのですか?……否…理解などしてない…貴方が立派に育ってくれていたならそれ相応にその真珠の持ち主として相応しいものですよ……が現実はこれですよ……ただの気弱に成り果てた引き篭もりのリト族の恥晒しが……甘ったれるんじゃない…!!!」

 

コモリ&リドリ『……!!!』

 

リョウカ(幻想)「貴方がそんなだからヴァルーさんも暴走が止まらないのです…!それに幾ら引き篭もっても…このまま何もしなければこの島はヴァルーさんの手で滅び去る運命に有るのですよ?無論みんな死にます…貴方も死にます…何もかもね……でもそれをみなさんが抗っています…みなさんが頑張って生き延びようとしてるのですよ…!!?貴方みたいな人が一人居るだけでもこの島の住民にとっては…ただの邪魔な存在でしかない…寧ろ居なくなって清々するでしょうね?」

 

コモリ「……っ…!」

 

リョウカ(幻想)「……まあもし貴方が漢を見せるならば私も認めてあげても良いけどね……が今の貴方じゃあ到底無理でしょうね……高々この程度の事で項垂れるただの餓鬼が…漢を見せる何て出来ないでしょうね?……まあどっちにしろ…貴方は女性にも…しかもこんな私にも負ける様な気弱の餓鬼じゃあその形見の存在は無意味でしょうね…私が今此処で貴方の息の根を止めて奪うと言う手も有りますがね?」

 

コモリ&メドリ『………!!?』

 

リョウカ(幻想)「あ…だったらいっそのこと…この島の諸共私の手で滅ぼしてあげましょうか?一瞬で消滅しますから痛みも何も感じる暇も無く死ねますよ?だから怖がる必要も無いですよ?」

 

コモリ「……嫌だ……。」

 

リョウカ(幻想)「何が嫌なのです?寧ろ貴方の立場は全て私達の手に掛かってるのですよ?さぁ?どうしますか?今此処で消滅するか…それとも全部まとめて消滅するのが良いのか?……それか……貴方が漢を見せて…ケジメ付ける為にヴァルーさんの元に行くか?さぁ、どうしますか?勿論…貴方の本心で応えなさい…無論嘘は通じませんよ…。」

 

コモリ「…………。」

 

リョウカ(幻想)「………答えが決まって覚悟を決めたならメドリさんと共に竜の山のホコラに来なさい……それで来なければ私達はこの島を発ち………やりたくは無かったけど……ヴァルーさん諸共島を消滅させます…勿論貴方から無理矢理その真珠は奪わせてもらいますがね…。」

 

コモリ「…………。」

 

リョウカ(幻想)「……制限時間は2時間……それまでに全て決めなさい……お姉ちゃん、行きますよ。」

 

リュウカ(幻想)「あ……あぁ……。」

 

 

リョウカはほぼ一方的に言葉で責め立てた上で究極の選択を突き付けて…リュウカを連れて部屋を後にした……

 

 

 

リュウカ(幻想)「なあ、リョウカ…本当にやる気か?」

 

リョウカ(幻想)「もうああ言ってしまいましたし……もう歯止めが効かないです…すみません…ただ少しあの時私は細工をさせてもらいました……あの子なら必ず来ます……絶対にね…。」

 

リュウカ(幻想)「……そうか……リョウカがそう言うなら信じるが…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと、みなさんと合流したらあのダンジョンの入り口まで行きますよ…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ。」

 

 

その後リョウカとリュウカはエクレール達の元に戻り…一行でダンジョンの攻略に行く事にして…竜の山のホコラの前の仕掛けを解きながら入り口付近に到着した……

 

 

リョウカ(幻想)「さてと、此処でしばらく待機しますよ。」

 

エクレール「え?攻略しないのかい?」

 

リョウカ(幻想)「勿論します…ただ、あの子達が来ると思います…。」

 

メリー「……なるほどね…なら待つわよ…見せてもらおうじゃない…あの子の漢見せる所を…。」

 

レックス「は?漢を見せる?何を言って来たんだ?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、あの引き篭もりのクソ生意気な餓鬼に説教を入れた上に究極の選択を突き付けると言う方法を取った……リョウカがな……んでご丁寧にタイムリミット付きだ……後1時間と20分だ……それまでに此処に来なければヴァルー諸共みんなまとめてこの島を消滅させるとの事だ…。」

 

エクレール「わーお……それはエグいね…。」

 

エイダ「えぇ…!?だ…大丈夫なの…!?私達も…死なないよね…?」

 

リョウカ(幻想)「そこは大丈夫ですよ、ちゃんとみなさんも一緒に退避してからやります…まあそれ以前に……そうはなりませんよ……ほら……噂をすればです……。」

 

 

バサ…!バサ…!

 

 

メドリ「ふぅ〜…追い付いた…!」

 

コモリ「ありがとう…メドリ…。」

 

リョウカ(幻想)「……その様子は……覚悟が出来てる様ですね…。」

 

コモリ「うん、君達のお陰で決心が付いたよ…僕達も行く!連れて行ってくれ!」

 

レックス「……どうする?」

 

リョウカ(幻想)「……貴方ならそう言うと思いましたよ…ならば私達と一緒にヴァルーさんを助けに行きますよ…メドリさん、貴女は常にコモリさんの側に居て…コモリさんの為の翼となって。」

 

メドリ「分かったわ。」

 

リョウカ(幻想)「それじゃあ行きますよ!」

 

全員『おう!(ええ!)』

 

 

そして一行はダンジョンに入り…攻略を開始した…

 

 

【神森大連合特殊部隊:ダンジョン攻略戦:開始】

 

 

……物語の都合上…攻略の道中の内容は割愛する…(ダンジョン「解せぬ。」)

 

 

……2時間後…

 

 

リョウカ達はとうとうボスの有る所までたどり着いた…無論例の門も有った…

 

 

リョウカ(幻想)「……さてと、いよいよ大詰めですよ…。」

 

メドリ「あの中に…ヴァルー様が暴れている原因の正体が…。」

 

リョウカ(幻想)「ええ、此処に居ます……がです…流石にです…メドリさん、コモリさん…私達が無事に帰って来るまであの村で待ってて下さい……流石に私達でも貴方達を守りながら戦って無事に済むと言う保証は無いです…がです…私達は負けるつもりは毛頭無いです…必ず勝って来ますよ…絶対にね…だから私達が無事に帰って来るのを待ってて下さい…。」

 

コモリ「え!?でも!?」

 

メドリ「…分かった…。」

 

コモリ「良いの…!?」

 

レックス「俺達を舐められてるな…が……俺達は負けねぇぜ?」

 

エクレール「ええ、私達は負けないよ。」

 

コモリ「…分かった…でも必ずヴァルー様を救って…帰って来てよね!」

 

リョウカ(幻想)「ええ、貴方が漢を見せてくれたなら…私だって負けてられませんよ…さてと…貴方達を送ります…それじゃあ……テレポート…!」

 

 

ピキィィン…!ピシュン…!

 

 

リョウカは能力でメドリとコモリを親方達の待つ所へ帰した…

 

 

リョウカ(幻想)「………行こう…嫌な予感がプンプンしますが…此処で引き下がる訳には行かないです…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…行くぞ!」

 

 

リョウカ達はその門を潜って行った…

 

 

ズゥゥゥ…!ズズゥゥゥン…!!

 

 

メリー「……来るわ…!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

ザッパァァン…!!

 

 

ゴーマ『ギシャァァァァァァ…!!!!!』

 

 

中央の溶岩池から現れたのは紛れもなくゴーマ…なのだが…頭部の眼球部分のコア…つまりは眼球そのもののカラーリングが変わり紅く染まり…常に残光が残留している…

 

 

【風勇者編:第1のボス】

 

 

VS【溶焔百足:ゴーマ[???化&超強化個体&歴戦王個体]】

 

 

勝利条件【ゴーマの撃破】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【ゼルダの伝説シリーズ】使用場面【対ゴーマ戦(風タクver及び最終形態)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

リョウカ(幻想)「……!!あれは…!ゴーマじゃない…!確かに見た目はゴーマにそっくりですが…!何処でどうなったかは分からないけど…この個体は…【使徒化してます…!!】」

 

リュウカ(幻想)「何…!!!?使徒化だとぉ…!!?」

 

メリー「なるほどね…道理で巨大な反応になる訳ね…!」

 

リョウカ(幻想)「嫌な予感が早速当たって困りますね…!でも負けませんよ…!先手必勝…!!」

 

 

ガチャリ…!

 

 

リョウカ(幻想)「喰らえ…!!!」

 

 

ドッキュゥゥゥン…!!

 

ガキィィン…!!!

 

 

全員『……!!!』

 

 

ビキビキ…!

 

ガッシャァァン…!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!

 

 

 

リョウカ(幻想)「今のは…!ATフィールド…!!でも貫通して直撃した筈…!!ただでは済まない筈なのに…!まだ何か嫌な予感がします…!」

 

 

ビキビキビキビキ…!!

 

ガッシャァァン…!!

 

 

ゴーマ『ギシャァァァァァァ…!!!!!』

 

 

ブォォン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「しまった…!!リョウカ…!!避けろ…!!!」

 

リョウカ(幻想)「……っ…!!!」

 

 

ッダ…!

 

ズガァァァァァン…!!

 

 

ゴーマ『ギギギギ…!!!』

 

 

ピギャン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「な…!!!?しま…」

 

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「ぐふぅ…!!!げほ…!!!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカぁぁ…!!!」

 

 

ゴーマは先程のリョウカによる先制攻撃の不意打ちの新たに新調した武器…アイビスを構えてゴーマのコアに目掛けて解き放ち…リョウカの超膨大なエネルギーで超圧縮され構成された光弾は一瞬ゴーマの展開したATフィールドで阻まれたが…それを打ち破り直撃させたが……それはゴーマの外皮を破壊したに過ぎず…中途半端にダメージを与えた事に激昂したゴーマは先程の報復で形態変化した直後の隙潰しで腕を振り下ろし…それを回避した所をコアからの加粒子砲を直撃させた…

 

 

エクレール「リョウカちゃん…!!」

 

めぐみん「リョウカ…ちゃん…!」

 

リョウカ(幻想)「……っ…うぅ……げほ…!げほ…!……こんな所で……負けて……。」

 

 

ガチャリ……

 

 

リョウカは深く傷付き這い蹲りながらも何とかアイビスを手にした時…

 

 

ゴーマ『ギシャァァァァァァ…!!!』

 

 

キュィィィィィン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「不味い…!!リョウカ…!!!」

 

リョウカ(幻想)「……っ…!!うぐぅ…!!ぐぅぅ…!!」

 

 

ガチャリ…ガコン…!!

 

 

ゴーマはリョウカがアイビスを再び手にした時を勘付き…リョウカが最大級の脅威と判別し…トドメを刺すつもりで再び加粒子砲をチャージし始め…リョウカは再度ゴーマにそのアイビスをゴーマのコアに構え直した……がリョウカは先程の不意打ちの超強烈な攻撃で瀕死級の大ダメージで碌に狙いも付かない位に意識は朦朧し…身体の中のあちこちに加粒子砲のダメージで傷付き大量出血して壮絶な激痛の中を意思と根性で無理矢理動かしている…がそれでもリョウカには回避する術は無いし防御の術は無い……無論後一撃でも喰らえば一貫の終わりだ……しかし…無情にもまだダメージの少ないゴーマが大きく有利で…しかもATフィールドも健在…ほぼ絶望的要素が揃ってはいる……が…リョウカはそれでも……絶望どころか寧ろ……笑っていた……

 

 

 

リョウカ(幻想)「ふふふ……最高ですよ……これですよ…こう言う予測出来ないイレギュラーな要素が有る戦いが有ってこそ……楽しいですよ…!!げほ…!げほ…!」

 

 

ゴトン…!

 

 

リョウカはやはりダメージの蓄積で誤ってアイビスを落としてしまった…が…

 

 

ガチャリ…ガコン…!

 

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん…。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ……!」

 

ゴーマ『ギギギギ…!!』

 

 

リュウカはリョウカの落としたアイビスを持ち…リョウカの手に戻し…リョウカの支えになる様に身体を固定した…ゴーマはチャージが完了し…二人諸共葬り去ろうとした……直後……

 

 

 

ドッキュゥゥゥン…!

 

ズガァァァァァン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

ゴーマ『ギシャァァァァァァ…!!!?』

 

リュウカ(幻想)「何だ…?」

 

エクレール「何が起きたの…!?」

 

メリー「……!!外から超高濃度の反応が大量にこっちに来るわ…!!」

 

リョウカ(幻想)「……やっと来ましたね………こんな事もあろうかと戦闘前に意思疎通で呼び寄せて召喚して正解でした……。」

 

リュウカ(幻想)「呼び寄せて召喚って…まさか…!?」

 

リョウカ(幻想)「……目には目を…歯には歯を………使徒には……使徒をぶつけるのですよ…!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

ズガァァァァァン…!!

 

 

神森使徒全体『……!!!!』

 

 

リョウカの呼び寄せた使徒達……この使徒達は分類的には神森大連合魔獣軍の部類だが…こいつらは…その魔獣軍の対極の神森大連合怪獣軍と言う大連合軍が存在する…その軍ははっきり言えば魔獣軍と怪獣軍とは対極の関係の癖に仲が非常に良好で…寧ろ連携も出来る……話が逸れたがその怪獣軍は…ゴジラ怪獣を筆頭に…ガメラ怪獣…ウルトラ怪獣…果ては使徒等の兎に角怪獣を敷き詰めた軍で…戦力は魔獣軍以上…っと思うが実は全くの互角…大昔に総大将同士での一騎打ちでの決着からのものの…一気に関係が良好のうなぎ登りの一直線で…神森一家とも今も良好の関係だが……

 

 

ゴーマ『ギギギギ…!!ギシャァァァァァァ…!(ピギャン…!チュドォォォォン…!!!!)ギシャァァァァァァ…!!!?』

 

 

……そう…敵に対しての容赦の無さは魔獣軍共に引けを取らず…愛する護るべき主人を傷付けられたその怒りは万死に値する程の壮絶な怨嗟の慟哭の如しの憤怒の怒りだ……無論現在の使徒達全員の怒りの矛先は同じ使徒なのかどうか怪しいゴーマに向けられている……しかも周りには全て最強個体でリョウカ達と供に歩んで来た超の付く程の歴戦の個体しかいない………それでゴーマの取った行動は…無論…

 

 

キュィィィィィン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「こいつ…!!まさかまだリョウカを狙う気か…!!!?」

 

リョウカ(幻想)「やっぱりそう……来ますよね……今の私は瀕死も当然…ならば先に最大戦力を葬ればどうにか……なると踏んだのでしょう……でも……をだって……負けないのです……!」

 

 

リョウカは残された力でアイビスの銃身を構え直して再びゴーマのコアに狙いを定めた……がそれでも撃つのはゴーマの方が早い……

 

 

ピギャン…!!

 

 

リョウカ&リュウカ(幻想)『……っ…!!!』

 

 

ガキィィィィン…!!チュドォォォォン…!!

 

 

リョウカ(幻想)「……ゼルエルさん…!!」

 

ゼルエル(新)『………。』

 

リョウカ(幻想)「………ありがとうございます……。」

 

ゼルエル(新)『……!!』

 

 

シュル…!ブォォン…!

 

ザシュゥゥ…!!

 

ボト…!

 

 

ゴーマ『ギシャァァァァァァ…!!!?』

 

 

ゼルエルは即座に反応してリョウカ達の前に立ち…お得意のATフィールドで容易に防ぎ…カウンターでベルトアームでゴーマの両腕を文字通り切断した…

 

 

ゴーマ『ギギギギ…!!!』

 

ゼルエル『……!!』

 

リョウカ(幻想)「……!!今しかない……!!げほ…!……これで終わりですよ…化け物…!!喰らえェェェェェェ…!!!」

 

 

カチ…!

 

ドッキュゥゥゥン…!!!

 

ギュゴォォォォォォ…!!!!

 

 

ゴーマ『ギシャァァァァァァ…!!?!?』

 

 

チュドォォォォン…!!!

 

ピキィィィィン…!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!

 

ガキィィィィン…!!!!

 

 

リョウカ(幻想)「ぐふぅ…!」

 

リュウカ(幻想)「っ…!!」

 

 

リョウカのアイビスから放たれた最後の一射はゴーマの泣きっ面に蜂の如くにど真ん中のコアを射抜き……大爆発を発生させた……リョウカは反動とその爆発の衝撃に吹き飛ばされたが…リュウカと使徒達のATフィールドで衝撃は和らいだ……尚他のメンツはそれぞれ防御を取っていた為無事だ……

 

 

【戦闘終了】

 

 

数分後…

 

 

リョウカ(幻想)「はぁ…はぁ………やれやれ……私も落ちぶれた物ですね……まさか最初のボスでここまでこっ酷くやられるなんてね……でも楽しめたから良いですがね……けほ…けほ……。」

 

リュウカ(幻想)「馬鹿…あんまり喋んなって…。」

 

リョウカ(幻想)「すみません……それじゃあ私は少し眠ります……何か有ったら起こして……下さい……。」

 

リュウカ(幻想)「……ああ…。」

 

 

リョウカは深く傷付き眠った…一応リュウカの能力で傷は完治したが…まだまだ攻撃の反動でのダメージや傷が治ってもダメージは残っているので…そうなっても仕方ない……それでだが…現在はメドリ達の元に居る…因みに戻って来た時は大騒動だったそうだが、リュウカ達の能力でリョウカを即座に治療してるところを目撃して更に驚愕したらしい……更には見た事もない生物まで見た事でも騒動になった……まあ仕方ない事だ……それで現在がその騒動が鎮圧した直後である…

 

 

メドリ「あの…すみませんでした…。」

 

リュウカ(幻想)「いや、気にすんな…それよりも大丈夫だったか?」

 

メドリ「うん、大丈夫だよ…。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…後、約束は守ったぜ…俺達はちゃんと無事に帰って来たし…ほら、ヴァルーの奴もすっかりと元通りだぞ。」

 

コモリ「あ…ありがとう…それで君達の方こそ大丈夫なの?さっきの傷を一瞬で治してたけど……。」

 

リュウカ(幻想)「まあ俺達だからな…まあ兎に角…此処での事はケリが付いた…そろそろ出て行く…。」

 

コモリ「あ…あの!」

 

リュウカ(幻想)「ん?何だ?」

 

コモリ「………これ…持って行って……。」

 

リュウカ(幻想)「コイツは…良いのか?お前の大事な形見だぞ?」

 

コモリ「…良いんだ…これで僕もようやく本当に決心が付いたよ…僕はこれからヴァルー様の元に行く…それで翼を授かって来るよ…。」

 

リュウカ(幻想)「そうか…まあ気を付けろよ…。」

 

コモリ「ああ。」

 

 

それでリュウカ達と別れたコモリはヴァルーの元へ向かった…

 

 

リュウカ(幻想)「……あ…そうだった…今思い出したんだが…。」

 

親方「ん?どうした?」

 

リュウカ(幻想)「そう言えば昔にリョウカの言ってた事を思い出したんだ…実はな…ヴァルーから鱗を貰って翼を授けると言う儀式が有るじゃんか?」

 

親方「有るな…それで?」

 

リュウカ(幻想)「実はな、リョウカがヴァルーから聞いたんだ……そしたらな…そもそもヴァルーの元まで辿り着く事が儀式で…それで辿り着いた者にはその褒美としての鱗を授けてるそうでな……んで……それで一番最初に辿り着いた者が鱗を貰って…初めて飛べたと言う事になって…それが伝説となってたそうだが……実際には……やろうと思えば鱗が無くとも翼は生やせたりも出来るぞ?お前らならな……。」

 

リト族全員『……!!!』

 

リュウカ(幻想)「まあ簡単に言えば…ヴァルーの元へ着く頃にはその力は充分に付き…それでその証として鱗を授ける…と言うのがヴァルーの証言だ……それでだ、試しに何もせずに鱗を貰うのと儀式をして貰うのとはっきりと違うのが判明した…実際に頑張って手に入れてこその儀式で…やらずに楽に手に入れるのとは訳が違う訳だ……。」

 

親方「……なるほど…そんな事実が……。」

 

リュウカ(幻想)「まあ…ヴァルーには感謝した方が良い…事実を知ってもお前らの事だ…その証を授ける事を忘れないヴァルーも立派だぜ…それにアイツも頑張ってる……アイツなら必ず出来る……信じてるぞ…。」

 

親方「分かった……。」

 

リュウカ(幻想)「……それじゃあな……また必要な時にまた来る。」

 

親方「ああ!」

 

 

それで一行が竜の島から出て行き…艦隊と合流し…島を完全に離れ…次なる島を目指して向かって行った…尚合流した使徒達はそのまま旅に同行し…更にそこに神森大連合怪獣軍の全軍も合流した……はてさてリョウカの旅はどうなるか?……次回へ続く…

 

 

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【パーティ☆ニャイト(龍華姉妹&神森軍ver)】



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第14話 神森一家と異世界二大大海域:風勇者編【前章・後編】

やあ、私はアンカよ…それじゃあ前回のあらすじを簡単に説明するとね…私達は次の島を目指している時に魔物の大編隊が攻めて来たけど軽く返り討ちにして…それで竜の島を見つけて上陸したわ…勿論、案の定ヴァルーは暴走していたわ…それでなんやかんやありながらもダンジョンに入って仕掛けを解きながらボスであるゴーマの所にたどり着いたけど…やっぱりと言うか転移してた時点で私達の影響を受けたのか凄まじい強化がされていてね…完全に使徒化してたけど…どうにか勝利出来たわ…その後は竜の島が平和になりディンの神珠を授かり……島を出て行ったわ…こんな感じよ…それじゃあ今回も頼んだわ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

艦隊は今現在大海原のど真ん中で停止していた…龍華(リョウカ)の左右には神森大和と神森日本武尊…そして神森晴風のそれぞれの乗員が龍華(リョウカ)に乗艦していた…

 

 

リョウカ(このすば)「さて、今回の場合はかなり厄介ですね…。」

 

リュウカ(このすば)「ああ、あの最初のボスのゴーマの件……一体どうやって使徒になったんだ?幾ら俺達の影響が有ったとは言え…そう簡単に使徒化するとは思えん。」

 

大石「確かにそうだな…確か史実ではあのゴーマの姿が…これで…そして姫様が戦ったのがこの個体だな?」

 

リョウカ(幻想)「……ええ、そうですよ…けほ…けほ…。」

 

リュウカ(幻想)「んで、予想外の超強化でこの有様だ……最弱から最強になりやがった典型的なやり口で…んで狡猾でな……リョウカの先制攻撃の不意打ち攻撃でリョウカを最大級の脅威と認定してな…如何なる状況且つリョウカの状態問わずで最優先で攻撃し…何度も攻撃を仕掛けて来た……しかも通常のゴーマには無い…コアからの加粒子砲…そして使徒特有のATフィールド…これらが追加されたお陰で大苦戦したぜ……。」

 

大石「なるほど……。」

 

岬「……リョウカちゃん……大丈夫なの?」

 

リョウカ(幻想)「流石に大丈夫…とは言い切れないですね…まだ少し身体が怠いですし…やっぱりしばらく休んでいたのが祟りましたね…身体が鈍っていたのも原因の一つですね……やれやれ……。」

 

リュウカ(幻想)「……まあまあ……が……そうなると次の島も同様に別方面での何かしらの大規模な変化も充分に有り得る……。」

 

参謀長「確かにそうであります……このペースで行くとすればやはり我々もただでは済まない可能性が高いですね…。」

 

大石「だろうな…さて…どうした物か…。」

 

リョウカ(幻想)「……ん?」

 

ヤマト「どうしましたか?」

 

リョウカ(幻想)「……!!8号機から入電です…!!『前方ヨリ敵ブリン艦隊接近!!数20隻!』まさかこのタイミングで攻めて来ますか…!!っ……!げほ…!げほ…!」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…少し喋り過ぎたな……お前ら直ちに元の場所に帰り…戦闘配置に付け!全艦!及び全軍!対水上戦用意…!!!」

 

 

ブゥゥゥゥ…!ブゥゥゥゥ…!

 

 

大石「では我々も失礼する!」

 

岬「必ず守るから…!」

 

 

そしてそれぞれの乗員は元の艦に戻って行き…戦闘形態に移行した…それに誘発され…他の艦隊も同様に戦闘形態に移行して…それぞれ戦闘配置に付いた…

 

因みに…先程リョウカの聞いた8号機の意味はそのままの意味で…何と普通に神森一家特製だが…あのエヴァシリーズを呼び出したのだ…しかも存在しうる全ての機体と同一機体の量産型とその量産機のリーダー機体に当たるオリジナル機体も存在し…更にはキラードロイドやラージドロイド系と同様に…あのワールドトリガーやISのそれぞれの世界線の技術とリョウカ達の技術も合わさり…本家よりも性能がバグレベルで超強化された上に…ブラックトリガー機やゴットトリガー機やゴットブラックトリガー機も存在するので余計にタチが悪い…トドメにいずれの機体もリョウカ達の魂のエネルギーコアの一部を分けられているのでリョウカ達の能力が使えたり乗れたりも出来るし…デルフィ系も使える…ほぼ何でも有りな機体へと変貌した……因みにだが…挙げ句の果ての感じだが…ガンダム系も勢揃い…それどころかスパロボシリーズの全ての機体とそれぞれの作品の機体が集結すると言うカオスな状況になっているが最早恒例なので気にしてはいけない…

 

 

【神森艦隊及び神森大連合魔獣軍及び神森大連合怪獣軍:戦闘態勢に移行】

 

 

 

……2時間10分後…

 

 

ザザァァン…!!

 

 

兵士2『敵艦発見…!!』

 

リュウカ(幻想)「とうとう来たか…全艦、射程に入り次第各自で自由攻撃開始!一隻足りとも逃すな!」

 

全艦『了解!』

 

リョウカ(幻想)「………。」

 

リュウカ(幻想)「……リョウカ、気持ちは分かるが…大丈夫だって……俺達がどうにかする…それに被害さえ出なければお前も出る必要は無い…つまりは守る必要も無いって訳だから問題無い…それに今の俺達に喧嘩売ったあの馬鹿共には良い薬にはあなるだろう……まあ見とけって…。」

 

リョウカ(幻想)「……うん…。」

 

リュウカ(幻想)「それに、次の島ではどっちにしてもお前の力が必要だからな…だから今は駄目だ……信じて待ってくれ……。」

 

リョウカ(幻想)「………はい…。」

 

 

 

そして艦隊は射程圏内に入り本格的に戦闘が始まった…

 

 

VS【ブリン海賊艦隊】

 

 

勝利条件【敵の全滅】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【エヴァシリーズ】曲名【偽りの再生(64版ver)】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ドドォォォォン…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

兵士総元帥3「敵艦轟沈!数残り10!」

 

リュウカ(幻想)「良し、一気に蹴散らしてやれ。」

 

兵士総元帥1「は!」

 

ゼルエル(新&旧)『……!!』

 

 

ピギャン…!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

ラミエル(旧)『………!』

 

 

ピギャン…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

 

ラミエル(新)『………。』

 

 

 

(ハァァン…!)ギチギチ…カン…!

 

ガキィィン…!

 

ギチギチ…

 

(キィヤァァァァァァァァァ…!!)

 

ピギャァン…!!

 

ピキィィィィン…!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!

 

 

それぞれの無慈悲な自由攻撃により…ブリン海賊艦隊は呆気なく蹴散らされ…蒸発してしまった…

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

リュウカ(幻想)「まあこんなもんか…な?大丈夫だったろ?」

 

リョウカ(幻想)「…そうですね…。」

 

兵士総元帥3「姫様、神森晴風より報告です!前方に新たな島を視認したとの報告です!」

 

リュウカ(幻想)「んじゃあその島を目指すぞ…全艦、進路そのまま。」

 

全艦『了解。』

 

 

 

そして3時間と25分後に艦隊は森の島に上陸した…

 

 

【神森一家:森の島に上陸】

 

 

一行は一応順調に先に進んで行き…しばらくして森の中に入って行った…

 

 

リョウカ(幻想)「……此処も懐かしいですね…あ…デグの樹です…。」

 

リュウカ(幻想)「久々だな……ん?」

 

 

ニュル…!ズチャァ…!

 

 

デグ『オオオォォォォ…!!』

 

リョウカ(幻想)「不味いです…!デグさんが!!」

 

リュウカ(幻想)「何か軽く衝撃を樹に当てて…魔物を叩き落とす!」

 

リョウカ(幻想)「私が衝撃を与えます!……ごめんなさい…痛いと思うけど我慢して……せいや!!」

 

 

ブォォン…!

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

ヒュゥゥゥ…!

 

ベチャ…ベチャ…!

 

 

 

その後の動きは迅速だった…数十体位のチュチュを簡単にリョウカ達の手で蹴散らされた…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…大丈夫ですか?デグさん?」

 

デグ『あぁぁ…済まないな…ありがとう……しかし懐かしい声だ……久しいな……リョウカ様…。』

 

リョウカ(幻想)「ええ、お久しぶりです……また……老けてしまいましたね……しかも先程は止む得ない事だったのでしたが……ごめんなさい……大丈夫ですか?」

 

デグ『ふぉ…ふぉ……なぁに…安心せい…儂はこれでは倒れんよ…。」

 

リョウカ(幻想)「……そうですか…良かったです……それでデグさん……。」

 

デグ『うむ……状況は理解しておる…どうも此処は違う世界じゃろうと…既に数日前前から違和感は感じていた……そして貴女様達がこちらにいらした時に確信した……。』

 

リョウカ(幻想)「……そうですか…それなら尚更すみませんでした……殆ど私達の所為で元々の世界から違う世界に無理矢理連れて来てしまったものですよ……すみませんでした……。」

 

デグ「大丈夫じゃよ……それよりも……世界が変わっても…あの厄災は必ず起きる……。」

 

リョウカ(幻想)「ええ、ガノンさんでしょ?…分かってますよ…私達はいずれは必ずは戦わないといけないのです…例え可愛い後輩だとしてもね……仕事は仕事です……イレギュラーは退治しないとね…。」

 

デグ『……うむ…。」

 

 

パラパラパラパラ…!

 

 

コログ族1『デグ様…!大変です…!マコレが禁断の森に…迂回して落下してしまいました…!

 

デグ『う〜む…何てこった……!』

 

リョウカ(幻想)「マコレさん……相変わらずですね……デグさん…私達がマコレさんを救出して来ます…子供とは言え…危険な道を通らない様にちゃんと説教もしないとね…。」

 

デグ『ありがとうございます……マコレの事を頼みます…。』

 

リュウカ(幻想)「ああ…。」

 

リョウカ(幻想)「禁断の森ですか……ならば…みなさん…飛びますよ…。」

 

ハンター全員『……え?』

 

リョウカ(幻想)「…………。」

 

 

(ハァァァァン…!)

 

 

フワァァ…

 

 

エクレール「うわっと…!?」

 

エイダ「え…!?えぇ…!?」

 

メリー「どう言う原理なの…!?」

 

レックス「すげぇ…俺達、飛んでるぜ!」

 

リュウカ(幻想)「お〜い、あんまりはしゃぐと落ちるぞ。」

 

レックス「あ…あぁ…。」

 

 

リョウカの能力でエクレール達四人は空を飛び…一行は禁断の森に向かって…数十分で到着し…禁断の森に入って行った…因みにおまけだが……カズマ達や…シオリ達や零月達も付いて来て…無論禁断の森に入ったが…どうやってなのかと言うと…無論能力で全員共通で空を飛べる様になってたのだ…(無論岬達や大石達もやろうと思えば空を飛べる…って言うよりももう既にこの頃には空が飛べる事が最低条件となっている様だ……飛べない場合にはリョウカ達の能力で空を飛ぶ能力が付属された上で説明までしてくれると言う待遇もされる…)

 

 

【神森大連合特殊部隊:ダンジョン攻略戦:開始】

 

 

……案の定、ダンジョンの攻略の様子は省略する…(ダンジョン「解せぬ。」)

 

 

今回は約1時間と少し程度の時間で最深部までやって来れた…無論相変わらずの門が有るがな…

 

 

メリー「……気を付けて…中には反応が二つ有るけど…一つが小さいけど…もう一つは極めて巨大な反応よ…しかも今回も使徒の反応だわ…。」

 

リョウカ(幻想)「……やっぱりですか…前回の場合は……使徒の能力で…加粒子砲と身体能力強化だから…第4使徒の能力ですね…恐らく今回は…第5の使徒の能力かな?……これは…多分まだ他にも能力が有るかもしれないけど…行こう。」

 

リュウカ(幻想)「ああ。」

 

 

ズゥゥゥ…ズズゥゥゥン…!!

 

 

一行はその門を潜って行き…門はそのまま閉まって…固く閉ざされた…

 

 

リョウカ(幻想)「……妙ですね…史実ならここまで広くはない筈なのに…今回は史実の2倍…いえ3倍位になってますね…。」

 

リュウカ(幻想)「……確かにそうだな…。」

 

 

そう、先ず最深部に入った時点で異常事態で…何と史実の3倍位のステージの広さになっていた…無論…中央部の所の巨大な花もそれ相応に巨大化してる……

 

 

リョウカ(幻想)「……あ!マコレさんです…!」

 

リュウカ(幻想)「おお…!どうやらまだ大丈夫そうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね……ん?」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!ガバァッ…!!

 

 

全員『……!!!!』

 

【デモス】『ゲヒャヒャヒャ…!!』

 

マコレ『ひぃぃ…!!』

 

 

グバァ…!!ブォォン…!

 

 

リョウカ(幻想)「……!!マコレさん…!!……上手く決まって…!!キャプチャーワイヤァァァ…!!」

 

 

シュル…!ビュン…!!

 

ガチ…!

 

ヒュン…!

 

 

マコレ『……!!?』

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…良かった……無事で…。」

 

マコレ『あ…ありがとうございます…!』

 

 

シュル…!バチィン…!

 

 

リョウカ(幻想)「……っつぅ…!!?は…!!?」

 

マコレ『きゃぁぁぁ…!!』

 

 

シュルシュル…!

 

ガバァッ…!

 

バクッ…!

 

 

全員『……!!』

 

デモス『ゲヒャヒャヒャ…!』

 

 

リョウカの先制救出作戦は失敗に終わり…マコレはカーレ・デモスに捕食されてしまった…先程のリョウカの行動を嘲笑うかの様にカーレ・デモスは奇声じみた笑い声をあげ…そのまま巨大な花の蕾を展開して…その中に閉じ籠った…

 

 

【風勇者編:第2のボス】

 

 

VS【荊喰華:カーレ・デモス[超強化個体・歴戦王個体・使徒化]】

 

 

勝利条件【カーレ・デモスの撃破】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

 

ブチ…!

 

 

全員(リョウカは除く)『………!』

 

リョウカ(幻想)「……マコレさんを………返して…!!!」

 

 

ピキィィィィン…!!ゴォォォォォォ…!!!

 

 

処刑用BGM:作品名【エヴァシリーズ】曲名【THE BEAST II(新エヴァシリーズ)】

 

 

リョウカ(幻想)「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!」

 

 

ピキィィィィン…!!!ズッドォォォォォォォン…!!!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!!(オオォォォォォォ…!)

 

 

 

リョウカが完全にブチ切れ…リョウカを中心に超巨大な十字架の衝撃波が発生…その十字架は真っ二つに裂けて消滅し…リョウカは…禁忌を超える禁忌の力を超える……ZEROを超える全てを零に還す……絶対の破壊と終焉の零終滅神の力……それに覚醒し……その内側に今に今まで封印され続けていた……本当の意味での最後の封印が解き放たれ……全最高神と全最高邪神を超える……絶対の神が現世に蘇った…

 

 

 

 

リュウカ(幻想)「何だ…あのリョウカの変化は…!!?」

 

零(幻想)「………とうとう目覚めたのか……あの力に……。」

 

リュウカ(幻想)「何…?どう言う意味だ?」

 

零(幻想)「ええ…そのままの意味よ……私の扱う零の属性と…リョウカちゃんの扱う零の属性……それが完全に融合し…覚醒……そして……その覚醒した零の属性に………リョウカの中で…ずっと周りの力で永遠に閉ざされていた私でも恐れる…いえ私達を完全に零に還し消滅させる究極の禁忌の属性と能力…そして力……あの全能戦艦…龍華(リョウカ)は謂わばリョウカのあの力を封じる為の拘束具と鍵でも有るのよ……そしてたった今……その封印の力を超える力で解放されたのよ………究極の禁忌の力にね…しかもその禁忌の力と覚醒した零の力と完全に融合したわ……もう誰にも…あのリョウカちゃんには絶対に勝てないわ……如何なる手段を用いても数秒どころか…足止めにすらならないわ……貴女達や私達が束に掛かれば……精々全員の命を捧げてようやく封印が出来るんじゃないのか?ってレベルよ……。」

 

全員(リョウカ及び零と無限は除く)『……!!』

 

零(幻想)「しかも…今のリョウカちゃんの状態はまだフルスロットルじゃない…まだまだ非戦闘態勢に等しいわ…でもこの時点でも今の私達でもどうする事は出来ないわ…。」

 

リュウカ(幻想)「じゃあ…どうしろと!?あのままリョウカを…邪神に墜とせって言うのか…!!?」

 

零(幻想)「いいえ…あの力は究極の創造にもなり…究極の破壊にもなる……希望と絶望を完全に地で這う様な物よ……ただ対抗手段は無い訳じゃないわ……貴女はもう知っていると思うけど……私の妹…無限ちゃんの力…今の貴女なら…もう既に封印が解けてる…!!?」

 

リュウカ(幻想)「ああ…この力だろ?」

 

零(幻想)「……まさか貴女も既に覚醒するなんてね……だったらもう貴女達姉妹に勝てない相手は居ないわね…。」

 

リュウカ(幻想)「……そうかよ…んでまさかこれでもリョウカを信じて見てろと?」

 

零(幻想)「……じゃあ…もしもの時は…貴女に託すわ…。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…。」

 

 

さてだが…現状のリョウカについてを軽く説明すると…姿は何時もリョウカの姿にZEROカラーに染めて…更に擬似最高神化第1覚醒形態になっている…因みに…ZEROの姿じゃないのに関わらず展開されてる龍華(リョウカ)艤装も同様の状態だ…頭の上の天使の輪(エンジェル・ハイロゥ)は…覚醒したのか…白く…巨大化し…リョウカの背部にはATフィールドで形成された1対の巨大な翼が形成されていた…目の色は紅く残光を残している…

 

尚この形態の名前は……【擬似最高無創命終零滅神化第1覚醒形態】っとなっている…

 

 

 

デモス『……!!!』

 

 

キュイン…!

 

シュル…!!

 

 

リョウカ(ZERO)「……。」

 

 

ガキィィン…!!!

 

シュゥゥゥゥ…!!!

 

 

デモス『……!!?!』

 

 

今のリョウカの姿を見て恐怖したのかデモスは御自慢のエネルギー触手鞭を全力で殴打したが…リョウカの形成された特殊な結界やバリアーに阻まれた……しかも弾かれたにも関わらず触手鞭は徐々に先から消滅して行き始めてる…デモスは慌ててエネルギーを消したが…

 

 

リョウカ(ZERO)「………邪魔…退いて。」

 

 

ヒュゥゥゥ…!ズシィィン…!!

 

 

デモス『……!?!』

 

 

リョウカが特に何もしてない筈なのに…デモスは落下し…花の蕾が解放され本体が現れた…

 

 

リョウカ(ZERO)「……マコレさんを…返して…。」

 

 

ピキィィィィン…!パァァァン…!

 

 

マコレ『……!?』

 

 

リョウカがデモス本体に手をかざすと取り込まれた筈のマコレがリョウカの手に収まっていた…

 

 

リョウカ(ZERO)「……もう大丈夫だから…先に帰って…。」

 

マコレ『……え?』

 

 

ピキィィィィン…!

 

ピシュン…!

 

 

リョウカはすかさずマコレをデグの所に転送させて…リョウカは再度デモスに向き直り…

 

 

リョウカ(ZERO)「………さようなら……。」

 

 

キュィィィィィン…!!ドッキュゥゥゥン…!!!

 

 

デモス『ギシャァァァァァァ…!!!!?!』

 

 

キィィィィィィン…!!

 

ピキィィィィン…!!

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

 

デモスはリョウカの目から放たれた全てを終わらせ…全てを零に還す零そのものの超破壊光線を解き放ち…デモスに着弾し…大爆発のして…跡形も無く消滅したのだった…

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピキィィィィン…!パァァァン…!

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ……疲れましたよ…。」

 

リュウカ(幻想)「あ…あぁ…それよりも…。」

 

リョウカ(幻想)「まあ多少は疲れましたね……先程の会話は聴こえてましたよ…私も理解はしてます…これでようやく合点が行った事も理解しました…私がどう言う存在で…何故こんな力が有るのかがね…それにあの大昔の事も……これではっきりとしましたよ……。」

 

リュウカ(幻想)「……そうなのか…。」

 

リョウカ(幻想)「でもね…私にはお姉ちゃん達が居ます…だからこその私が居ます……まあ何にしてもこの力も…上手く使って行かないと…この力はとことん破壊や消滅に特化し過ぎた超極振りの攻撃特化型……無限さんの力も有るとは言え…これさえも侵食され完全に攻撃特化型ですね……しかも私の願う事で攻撃系や攻撃トラップ系等…とことん攻撃に関する事なら何でも叶うと言う物も有ります…あの因果…何だったかな?あのリアルチートの物を攻撃にしか特化しない物に仕上げた物ですね…。」

 

カズマ「うわ…えげつねぇ…じゃあやろうと思えばこの場でラスボスを消滅なんて出来るって訳よな?」

 

リョウカ(幻想)「もちろんですよ、更には…私がもしその人が消えて欲しいと願えばその人は消滅するし…その人を地獄に落としたり天国に行かせたり…更には死なせたり…等私が願えば相手は絶対に死ぬと言う物に変貌してますし……更に今のこの通常状態でも僅かにだけど…あの姿の力が一部使えますし…属性も扱う状態異常も変化してますし…しかも防御系も変化してます……まだまだ検証が必要ですね……後…何故私やお姉ちゃんが最高神になれた事がようやく理解しました。」

 

全員(リョウカは除く)『……え?』

 

リョウカ(幻想)「私達には設定を弄る能力が有り…そして私には零お姉ちゃんの魂が…そしてお姉ちゃんには無限さんの魂が入ってたから最高神になった…それは間違いないですね?」

 

リュウカ(幻想)「まあな。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか……それでです……だとしてもそれだけで最高神になれるのはそんなに甘くないです…だから今気付いたのです…私とお姉ちゃんの今まで封印されていた本当の真の能力で最高神になってしまったのでは?……ってね…。」

 

リュウカ(幻想)「……何?」

 

リョウカ(幻想)「……私の本当の真の能力は…【全てを零に還し…消滅…破壊する能力】…そしてお姉ちゃんは…【全てを無限に創造し…再生…創り出す能力…】…これらの能力が有って…更に零お姉ちゃんの魂と無限さんの魂の影響で最高神になってしまった……っと考えています…この設定能力は…真の目的はこの力の封印に関与していると考えていてね…これらが有ったからこそ今に今まで封印が完全に保たれていたと思っています……だから私にとっては本当に申し訳ないって思ってます……すみません…勝手に解いてしまって……。」

 

零(幻想)「……なるほどね…。」

 

リョウカ(幻想)「それともう一つ…私に掛かっていたあの強制ハッキングも…恐らくこの力だと思います…この力が強制ハッキングと言う能力が芽生え…この力を無理矢理引き出そうとしたのだと思います……。」

 

アヤカ(幻想)「なるほどね……でもそれが封じられたから良かったけど…結局は今に至る訳ね…。」

 

リョウカ(幻想)「ええ…まあ私は初めてようやく正常にこれに覚醒出来たのですが…やっぱりお姉ちゃんが凄いと思いますよ…お姉ちゃんの方がよっぽど今の私より強いって思います…。」

 

リュウカ(幻想)「よ…よせって…俺はそんなにはな…。」

 

レックス「お?照れてんのか?」

 

リュウカ(幻想)「て…照れてねぇし…!……ん?………あ……。」

 

リョウカ(幻想)「どうしましたか?」

 

リュウカ(幻想)「……なあ…今気付いたんだが…この禁断の森…崩壊し始めてないか?」

 

全員『………あ。』

 

 

そう…あのリョウカの攻撃で、禁断の森自体に多大な負荷が掛かり…しかも零の力を諸に受けた為…禁断の森が徐々に消滅し掛けていた…

 

 

リョウカ(幻想)「……脱出しましょう!テレポートで一気にデグさんの所まで行きます…!」

 

エクレール「え?え…えぇ…。」

 

 

その後一行は禁断の森から脱出して……それと同時に禁断の森は消滅してしまった…

 

 

……10分後…

 

 

デグ『マコレを助けていただきありがとうございます…。』

 

リョウカ(幻想)「いえいえ、私達の意思で助けたのだから…でもすみません…ついつい勢いで禁断の森が消滅してしまいました…。」

 

デグ『そうか…じゃがマコレや貴女様達がご無事なら構わんよ…。』

 

リョウカ(幻想)「…そうですか…あ…そうだ…マコレさん。」

 

マコレ『は…はい…。』

 

リョウカ(幻想)「マコレさん……貴方の急ぎたい気持ちは分かりますけど…でもね時と場合を考えて下さいね…今回は私達が居たから良かったけど……もしかしたら貴方は死んでたかもしれないですよ?」

 

マコレ『うぅ…ごめんなさい…。」

 

リョウカ(幻想)「…分かれば宜しいですよ…でもね…もう危険な所は絶対に通らないでね…デグさんやみなさんも心配しますから…。」

 

マコレ『…はい…気を付けます…あ…助けて頂き…ありがとうございました…!』

 

リョウカ(幻想)「良いって事です……さてと…デグさん…私達はこれで失礼しますね…。」

 

デグ『そうか……おお…そうじゃ…マコレを助けてくれた御礼じゃ…受け取って下さい…。』

 

 

ガサゴソ…!ヒュゥゥゥ…!

 

 

リョウカ(幻想)「よっと……これは…フロルの神珠…!良いのですか…?こんな大事な物を…。」

 

デグ『ええ…寧ろ貴女様達にこれらを授けた方が相応しいと思っております……だから必ず…平穏な世界にして下さい……。』

 

リョウカ(幻想)「はい…分かっていますよ…それじゃあ…お身体には気を付けてくださいね…。」

 

デグ『ええ……勿論です…さらばじゃ…。』

 

リョウカ(幻想)「……はい…みなさん…行きましょう。」

 

リュウカ(幻想)「ああ。」

 

 

その後、一行は森の島を出て行き…艦隊と合流した…それで一応リョウカは念の為永琳の元で精密検査が行われたそうだ…結果は異常な程に異常が無いのが不思議な位だった…

 

 

リュウカ(幻想)「それで、どんなだ?」

 

永琳「そのままの意味よ…一体何が起きてるの?さっきの大爆発の前からこの艦自体も異常事態が起きて…急激に全数値が急上昇したり…艦も変化してるし…そして今リョウカちゃん自身もかなり変わったわ……一体…。」

 

リョウカ(幻想)「う〜ん…多分これが元々の本来の感じですね…能力の全てのデメリットを完全に破壊尽くしている様な感じですから…事実上デメリットが無くなってしまってる様な物です……っが…相変わらず能力無しじゃあほぼ何も出来ないし…生きられるのかどうかも怪しいのは変わらないけどね…。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…あ…そういやだが…あん時マコレを救う時に…あのデモスが勝手に落ちたのは?どうやったんだ?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…まあ単純に言えば…支えを消滅させただけですよ…あのデモスは蕾を開けるには地面に叩き落とさないといけない上に支えである触手も切り落とさないといけないのでね…だから消滅させて叩き落として…能力で無理矢理デモスからマコレさんを救出したのです……因みに消滅させる原理は、あの時……、」

 

 

リョウカの説明はこうだ…先ず…リョウカは真の能力を使い…消滅能力を発現させた見えないデルフィZEROを展開…次に…リュウカ達でさえも目視不可能の速度で支えの触手に飛来し剣型に変形し…そのまま切り裂く…すると切られた触手はコンマ数秒で消滅し…落下……と言うのが流れだった…無論他にもリュウカ達に悟られない様な…更に目視不可能レベルの斬撃を解き放つと言う方法も有ると言う説明もなされたが……真相は不明だ……だが斬撃による消滅で落下は事実なのは間違いないそうだ…

 

 

リョウカ(幻想)「……と言う感じです…。」

 

リュウカ(幻想)「成る程な…。」

 

リョウカ(幻想)「ただ…この力が蘇ったお陰で更に厄介なデメリットも出て来ました…そもそも今のこの通常の姿でもちょっとでも誤れば大惨事になり兼ねない膨大な力が常に蓄えられている上に…全ての覚醒形態系や闇覚醒形態系は…この力が完全に融合した全く別の覚醒形態や闇覚醒形態に変貌してね…もう今までの普通の覚醒形態や闇覚醒形態が使えなくなってしまいました…使うには再度この力を封印しないといけないけど…もう私達にはこれを命を掛けずに止める術は無いのです……っがそれでも私達は諦めた訳じゃないですよ……まだまだ時間はたっぷりと有るのですから……いずれはどうにかなりますよ……。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「あ…因みにだけど…たった今ですけど…もう既に何故か不明だけどこの力が100%制御出来る様な体質になってる様です…それに…通常の形態変化系にも対応してますし…生活面ではそれにも対応して非戦闘形態に限り何も起きない至って普通の状態になれる様です……そう言う説明が頭の中に流れて来たのでね…。」

 

リュウカ(幻想)「成る程…まあそれなら大丈夫だが…武装や能力にも影響は?」

 

リョウカ(幻想)「勿論影響は大ありです…ただ多過ぎるのでね…まあ実践でやってみるしか無いですね…それに私にはお姉ちゃんと言うこの力の完全な対極の天敵の力も有ります…だからもしもの時は信じてます…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…。」

 

永琳「……とは言っても、怪我した時や体調崩した時にもそれらの力も関与して影響が有ったら必ず私の所に来なさい…まだまだ謎が多い能力だからね。」

 

リョウカ(幻想)「はい。」

 

 

 

その後リョウカとリュウカは医務室を後にして艦橋に戻り…次なる島を目指して艦隊を動かした……リョウカ達はディンの神珠と新たに入手したフロルの神珠の計2個を手に入れた…残る神珠は後一つ…ネールの神珠のみだ…果たして一行の運命は如何に…

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【パーティ☆ニャイト(龍華姉妹&神森軍ver)】



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第15話 神森一家と異世界二大大海域:風勇者編【終章・前編】

やあ、僕はアンクロだよ…さてと、前回のあらすじを簡単に言えば…僕達は次なる島を目指して行くとブリン海賊艦隊が攻めて来たのでね…簡単に蹴散らしてやったよ、でも攻略した後に襲って来るって言うパターンは…あの時と似た感じだねぇ…まあいいや…それでその後は無事に次の島…森の島に上陸してね…その後は…成り行きでリョウカの性格でね、禁断の森に墜落したマコレを救出することにしたよ…それで最後の最後でリョウカはマコレが捕食された時に激昂してあの初代最高神である零や無限も恐れる禁断の力に目覚めて…呆気なくマコレを救助した上で…デモスは最早相手にもなるまいとばかりに呆気なく消滅したよ…それでその後は御礼でフロルの神珠を手に入れた…まあこんな感じかな?それじゃあ今回も見ると良いよ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

[※名前表記の変更の知らせ:今回からリョウカ達一行…特に本体組の名前の変更をお知らせ致します……[旧ver:リョウカ(幻想)・新ver:リョウカ(本体)]…この表記に変更致します…尚形態変化時の表記も更新…名前の識別の為にその時の形態の名前の安略名を採用と同時に…どの組の所属かを表記する…[旧ver:リョウカ(暴走※どの組がなってるか不明)・新ver:リョウカ(本体:暴走)]……っと表記されます…以上が変更点ですのでご了承下さい…(尚今まで投稿した物の奴のそれぞれの名前表記の訂正はしないとの事…)]

 

 

森の島を出た一行は最後の神珠を求めて次の島を目指していた…

 

 

 

リョウカ(本体)「………さてと…どうした物かな…。」

 

 

リョウカはある事で頭を悩ませていた…

 

 

リュウカ(本体)「何だ?」

 

リョウカ(本体)「ん?いやね…あの時に攻略した後にあのブリン海賊艦隊が攻めて来たじゃないですか?…もしかしたら今回も同様の手口で来るのかな?って思いましてね…。」

 

リュウカ(本体)「成る程…確かにそうだな……しかし来るとして何が来るか分からんな…。」

 

リョウカ(本体)「そうですね…それが厄介です…。」

 

兵士総元帥3「姫様!神森晴風より報告!レーダー上に一隻の船が接近中との事です!尚その船は武装が少ないのと生体反応がハイリア人の物と同様です。」

 

リョウカ(本体)「……全艦に通達して下さい、絶対に攻撃はせずに本艦に誘導して…そして本艦にあの船を収納させますよ…無論乗員諸共ね。」

 

兵士総元帥1「は!」

 

 

その後艦隊は特殊な動きをし始め…接近中の船を迎い入れるかの様にわざわざ中央をガラ空きにした…すると数時間後にはその船は迷わず龍華(リョウカ)に接触…しかも誘導を受けて艦尾のドックに収納され…中に居る乗員を歓迎した…さて、その乗員とは……

 

 

リョウカ(本体)「わざわざそちらから出向くなんて…どうしましたかテトラさん?にみなさん?」

 

 

そう、その乗員とはテトラ海賊団だった…

 

 

テトラ「ああ、アンタらの活躍を聞いてな…それと最近じゃあ物騒になってな…何故か大量のブリン海賊がそこら中に彷徨いてな…堪ったもんじゃないからなぁ…だからアンタらの所に来た訳だよ…場所はこの渡された石が教えてくれたよ。」

 

リョウカ(本体)「そうですか、それは災難ですね…でも少し私も丁度良かったです…私達もね今になって貴女達と別行動すると少し不味い気がしてね…だから早めに合流してこちらが保護して匿った方が効率が良いのでは?って思ってね…それで運良く貴女達が来てくれたからその手間が省けましたよ…。」

 

テトラ「成る程ね…ん?じゃああのブリン海賊って…アンタらなんかしたのか?」

 

リュウカ(本体)「ああ、俺達が一つ目の島を攻略してな…んで次の島を目指してる時にまるで図ったかの様にブリン海賊艦隊が攻めて来てな…軽く返り討ちにしてやっただけだが?」

 

テトラ海賊団全員『…………。』

 

 

リョウカ達のその行動力に絶句したテトラ海賊団の面々だった…その時…

 

 

ビィィィィ…!ビィィィィ…!

 

 

リュウカ(本体)「何事だ!」

 

兵士総元帥3「姫様!レーダー上に多数の1万機の未確認機の超大編隊と1000隻以上のブリン海賊艦隊の大艦隊がこちらに接近中…!」

 

全員『……!!』

 

 

まさかのこのタイミングで…しかも攻めて来た数と質の内容で全員が驚愕した…

 

 

リョウカ(本体)「……艦隊ならまだ分かります…が航空機…それはどんな反応ですか?」

 

兵士総元帥3「は…確認された機は極めて鈍足で小さいですが…搭載されてる武装は明らかに現実世界の物と同様の武装がされています。」

 

リョウカ(本体)「……じゃあだとしたら……第一次世界大戦時代から…第二次世界大戦時代の物かどちらかですね……が…艦船の方はあの時の物でしょうが…どうした物か…。」

 

テトラ「お…おい…まさか遣り合うのか…!?」

 

リョウカ(本体)「当然ですよ?あの程度で私達の艦隊を攻め落とすのは何年経とうが無理ですよ…私達は今以上の熾烈な艦隊戦もして来たのですから、今更この程度で喚く程私達は弱くは無いです…さてと……全艦戦闘配置!!目標!ブリン海賊艦隊及びブリン海賊航空隊!!」

 

全艦『了解!!』

 

リョウカ(本体)「…………。(みなさん…申し訳ありませんが…私達を手伝って下さい…。)」

 

レギーナ『………!グォアァァ…!!』

 

 

リョウカはそれぞれに指示を出して戦闘配置に就かせた…

 

 

 

【神森艦隊及び神森大連合魔獣軍及び怪獣軍戦闘態勢に移行】

 

 

 

リョウカ(本体)「全艦!全速前進!!」

 

機関室長『全そぉぉく…!!』

 

 

キュィィィィィン…!

 

ザザァァン…!!!

 

 

戦闘BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

リョウカ(本体)「私は防空指揮所に上がります。」

 

兵士総元帥1&2『我々もお供します。』

 

 

リョウカは何時もの様に防空指揮所に上がって行った…

 

 

テトラ「え?ぼうくう…?何それ…?」

 

リュウカ(本体)「簡単に言えば、お前らの所のマストの所の見張り台の役所と似た感じだが…それを空からの敵に対する見張り台って感じで…そこから防空の指揮が行われる所だ…。」

 

テトラ「へぇ〜…でも、大丈夫なのかい?わざわざそんな危険な所に指揮するの?」

 

リュウカ(本体)「それを言うならお前も人の事は言えんだろう?と言うよりも俺達以外で誰が防空指揮所に上がって指揮が出来る?…まあ別に俺達以外でも出来なくは無いが的確な指示が出せないと意味が無い…だからこその俺達だ…危険は承知の上だ…あ〜…因みに…時と場合によってはそこは戦闘指揮所にもなるからな…言い忘れてたがな…だから今回は艦隊戦も行う事を前提で行動すると思った方が良い…。」

 

ニコ「成る程っすか…。」

 

ゴンゾ「しかし勝てるのでしょうか…?」

 

リュウカ(本体)「さっきも言った筈だ…今度も俺達が…勝つ!だが…お前らは絶対に此処に居ろ…外はもう戦場になる…命の保証は一切無い…だから絶対に此処に居ないと死ぬぞ?」

 

テトラ「分かったよ…それじゃあアンタらに賭けてみるよ。」

 

 

戦闘態勢に移行してから…30分後…

 

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

兵士隊長1「左35度!ブリン海賊航空隊!!超大編隊が突っ込んで来ます…!!」

 

リョウカ(本体)「対空戦闘…!!!」

 

 

 

ブゥゥゥゥ…!ブゥゥゥゥ…!

 

 

兵士1『対空戦闘ォォォ…!!』

 

兵士2『対空戦闘用意良し…!!』

 

兵士隊長3『高角40度ォォォ…!!』

 

 

ブロロロロロロ…!!

 

 

リョウカ(本体)「甲板乗務員は直ちに退避…!!主砲三式融合N2炉号弾…!!!砲撃始め…!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!!!

 

ドドォォォォン…!!!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

ピキィィィィン…!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!!

 

 

テトラ海賊団全員『………っ!!?』

 

 

龍華(リョウカ)から放たれた天をも轟かせる咆哮が解き放たれ…敵航空隊は一気に残り千機未満まで削った…リョウカ達による第二次ブリン海賊大戦が始まった…

 

 

【第二次ブリン海賊大戦】

 

 

VS【ブリン海賊艦隊及びブリン海賊航空隊】

 

 

勝利条件【敵の全滅】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ドドドドドドドド…!!!

 

バシュゥ…!バシュゥ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

レギーナ&アルテラ『グォアァァァァァ…!!』

 

 

スゥゥゥ…!

 

ドッキュゥゥゥン…!!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

アスリスタ『ピギャァァァァァァ…!!!!』

 

 

キュィィィィィン…!!

 

ピギャァァァァァァァ…!!!!

 

ドッキュゥゥゥン…!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!

 

 

テトラ『……凄い…。』

 

ゴンゾ『し…信じられねぇ…!』

 

リュウカ(本体)『慣れないと思うが慣れろ…戦闘の時はいっつもこんな感じだ…やられる前にやる…それが基本だ…。』

 

 

 

ゼルエル(旧&新)『………!!』

 

 

シュル…!

 

ブォォン…!

 

ザシュゥゥ…!!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

ラミエル(旧)『………!!』

 

 

ピギャン…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

兵士総元帥3『敵航空隊残り数十機!姫様!前方より敵ブリン海賊艦隊視認!!』

 

 

ザザァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「いよいよですか……さてと……お姉ちゃん…みなさん、此処は頼みましたよ。」

 

リュウカ(本体)『……やるのか?』

 

リョウカ(本体)「ええ……さてと…それじゃあ私は行きます…。」

 

兵士総元帥1「は!どうかお気をつけて下さい!姫様!」

 

 

ッダ…!

 

キィィィィィィン…!

 

スタッ…!

 

 

リョウカは防空指揮所から一気に艦首の方に直接飛行して…一旦着地した…

 

 

 

リョウカ(本体)「……………。」

 

 

(ハァァァァン…!)フワァァ……!

 

 

リョウカ(本体)「…………。(……来て……アース…。)」

 

 

リョウカは徐々に力を解放しながら浮き上がり…その場でFアースを呼び寄せると…

 

 

ブゥゥゥゥ…!ブゥゥゥゥ…!

 

 

兵士総元帥5『格納庫で!アースが自動で起動…!自動で発進シークエンスが執行されてます…!』

 

リュウカ(本体)『構わん!シークエンスを続けさせろ!』

 

兵士総元帥5『は!』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!ガシャン…!

 

 

アース『……!』

 

 

ゴォォォォォォ…!!

 

 

Fアースは龍華(リョウカ)から発進し…即座にリョウカの側まで移動…リョウカと同様に徐々にリミッターを解いて行き…

 

 

戦闘BGM:作品名【エヴァシリーズ】曲名【魂のルフラン(スパロボMXver)】

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

ピシャァァン…!ピシャァァン…!

 

 

テトラ『な…何が起こす気だい…!?』

 

リュウカ(本体)『……ふ…見たら分かる……まあお前らやコイツらは初めてだろうからな驚くぞ…。

 

 

力が条件に解放されて行くにつれて天候が荒れて…上空に厚い雷雲に覆われ…波は高く…嵐と変わらない天候へと変貌した…

 

 

ピキィィィィン…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!!(フォォォォォ…!!!!)

 

 

そして…ある程度の高度に達したと同時に力が完全に解放され…超巨大な十字架の大爆発が発生し…案の定その十字架は真っ二つに裂けて…そこからあのデモス戦の時よりも更に形態が進んで…胸部に紅い球状部のコアが現れ…背中の翼は更に巨大化…更にもう一対も翼が生えた……Fアースは単純に今のリョウカと合わせた様な感じで頭部のバイザー部がパージされ…眼部が露出し…口部の拘束具もパージ……胸部のアーマーもパージされ…紅い球状のコアが露出している…色合いは共通で共に紅く染めてあり…眼も紅く光っている…

 

 

リョウカ(本体:零)「…行きますよ…!アース…!私に続いて…!」

 

アース『ピシャァァァァァァァァァ…!!!』

 

 

キィィィィィィン…!!

 

 

リョウカとFアースは勢いよく敵艦隊に突っ込んで行った…

 

 

 

リョウカ(本体:零)「私達に挑んだ事を…思い知らせてあげる…!」

 

 

キィィィィィィン…!

 

 

リョウカは一直線に先ず敵艦隊の旗艦である海賊船までひとっ飛びし…

 

 

リョウカ(本体:零)「せいやぁ…!!」

 

 

 

ガチィィ…!

 

 

リョウカはそのままその海賊船を掴むと…

 

 

リョウカ(本体:零)「ふんぬぅぅ…!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

ザッパァァン…!!

 

 

そのまま自身の倍以上の差があるであろう海賊船を持ち上げて…

 

 

キュィィィィィン…!!

 

ブォォン…!ブォォン…!

 

 

リョウカ(本体:零)「飛んで行けェェェェェェ…!!でいやぁぁぁ…!!」

 

 

ヒョイ…!

 

キィィィィィィン…!!

 

ズガァァァァァン…!

 

ピキィィィィン…!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

リョウカの投げた海賊船は勢いが良く…しかも全てを消滅させる属性がたんまりと仕込まれていた為か着弾と同時に超規模の大爆発…周囲を巻き込んで艦隊の8割が跡形も無く消し飛んだ…

 

 

更に…

 

 

アース『オオォォォォォォ…!!!』

 

 

ピギャン…!

 

ピキィィィィン…!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!

 

 

アースの眼球から放たれた超破壊光線は残った艦隊を薙ぎ払う様に直撃し…全て消滅した……

 

 

チュドォォォォン…!

 

 

リュウカ(本体)『おーい、こっちも終わったぞ。』

 

 

ピキィィィィン…!

 

シュゥゥゥゥ…

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ…分かりました、じゃあ戻りますね。」

 

 

 

その後リョウカとFアースは龍華(リョウカ)の元に帰って行った…

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

……数十分後…

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ…ブリン海賊との戦いも段々と激しくなって来ましたね…今度は更に数を増やして来ただけでなく…今度は空からも来るとはね…。」

 

リュウカ(本体)「全くだ…。」

 

リョウカ(本体)「…それで、あの航空機は何ですか?見た感じじゃあ…第二次世界大戦時代の物の…そうですね…あの世界線で同じく戦ったブリン海賊軍で出て来た米軍機の物と酷似してます…どうですか?」

 

エイダ(コア)「はい、分析の結果はどうやらあの機体は本当に独自の技術で開発された兵器の模様です…が…性能面では本家の兵器と比べたら圧倒的に劣りますが…構造が単純且つ素材も揃え易く…更に比較的に頑丈なので量産性に優れている様です…。」

 

リョウカ(本体)「へ〜…そうなんですかエイダさん。」

 

エイダ「え…?」

 

リュウカ(本体)「あ〜…そう言えば、お前もエイダだったな…どうする?」

 

リョウカ(本体)「そうですね…じゃあこっちのエイダさん…この世界線に居る間且つ…こちらのエイダさんが側に居る間は…【ジェフティ】…と言う名前で名乗って下さい…あくまでもコードネームとしてね…。」

 

エイダ(コア)「分かりました。」

 

エイダ「えっと…すみません…私の為に…。」

 

リョウカ(本体)「まあ仲間ですからね…さてと…急ぎましょうか…全艦!進路をプロロ島へ!」

 

全艦『了解!』

 

 

ザザァァン…!!

 

 

全艦は一斉にプロロ島に回頭して…プロロ島へと目指して行った…

 

 

テトラ「なあ…プロロ島って…最初に出会った所?」

 

リョウカ(本体)「その通りです…が…正確には私達の目指す所はそのプロロ島の裏手…そうですね貴方達の世代じゃあ大砲が無いと入れない所…まあ私達の場合じゃあ普通に主砲や副砲…対空砲や速射砲…高角砲等々…色んな砲が有りますからね…兎に角私達が目指す所はそこです……あそこに最後の神珠が有る筈です……。」

 

テトラ「神珠?」

 

リョウカ(本体)「ええ、今は二つ集まった所でね…最後の一つがプロロ島に存在……まあ正確にはとある事情で元々の島が襲撃されてプロロ島に住み着いたでしょうけどね…でもその神珠が無ければ詰むのでね…急がないと…。」

 

テトラ「へ〜…アンタらも色々と頑張ってるね…まあアタイらも身を隠すのも苦労はするけどね…。」

 

リョウカ(本体)「でしょうね……まあそもそもこのブリン海賊軍が増加傾向に悪化させたのは間接的ではありますが紛れもなく私達でしょうね……何せ私達は暴れに暴れ過ぎた挙句ブリン海賊軍が攻めて来ても呆気なく返り討ちにして全滅させてるのです…それに怒り狂わない程相手は落ちぶれてはいないでしょう……だから手段は問わず何が何でも私達を倒そうと躍起になってると思ってるでしょうね……。」

 

ニコ「マジっすか…?」

 

リョウカ(本体)「マジです…だからもう基本的に私達があのガノンさんとの決着が付くまでの間は当分は本艦で世話になるでしょうね…更に言えば私達が一体も残らずブリン海賊軍を完全に殲滅させるまではだけどね……そうすれば安心して大海原で航海も出来るでしょう?」

 

ゴンゾ「まあ…そりゃあ確かにそうだけど…。」

 

テトラ「だけど相手の規模がどれ位か分からないよ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、でもこんな事もあろうかとね…実はプロロ島付近に私達の拠点を呼び寄せています…まあ移動要塞だからね…。」

 

テトラ「え!?アンタらの拠点!?それに移動するの!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、本来は遥か彼方の位置に有りますが連絡を入れて即座にこの大海域のプロロ付近にて転移してね…まあ周りには見えない様に能力で姿を隠していますが……実は移動出来る島なのでね…だからもしもの時は島毎逃げると言う手段も出来るし…潜航航行も可能なのでそのまま水中に潜って移動も可能な超軍事国家の超巨大移動攻撃要塞ですね……まあ実際に見た方が早いですがね……。」

 

テトラ「わ…分かったよ……。」

 

リョウカ(本体)「さてと……ジェフティさん、ブリン海賊軍の残存戦力はどれ位ですか?」

 

エイダ(コア)「はい、拠点からの情報を元に算出した所…結果がこれです。」

 

全員『……!!』

 

 

リョウカ達も驚く程の戦力が表示された…

 

 

ブリン海賊軍:残存戦力

 

 

航空機:約100億機

 

艦船:約1000万隻

 

歩兵:約1兆体

 

 

……以上が戦力だ…

 

 

リュウカ(本体)「おいおい…これはマジか?」

 

エイダ(コア)「マジです、更に今現在…魔獣島にて戦力が集結しつつ有りとの報告です。」

 

リョウカ(本体)「そう来ましたか…まさかここまで歴史が狂ってしまうとはね…止む得ないですね……。」

 

リュウカ(本体)「おい、どうする気だ?」

 

リョウカ(本体)「そうですね、アレを使いましょう…ただ幾ら超絶なチート能力を持ってしても一気に全部を消せる訳じゃ無いです…まだまだ慣らした訳じゃ無いですから…それに幾ら制御が出来るって言っても安全なのかもまだ分からないですので…精々頑張っても…最低でも半数以上か…多くても9割が限度ですね…。」

 

カズマ「いや…!最大で9割なら此処は一気に全部消せば良いんじゃないんか…!?」

 

リョウカ(本体)「だからそれは無理です、それに…もしかしたら副作用か反動で暴走の可能性だって有り得ます…そうなれば元も子もないです……全滅させる云々の問題じゃあ無くなりますよ?それに仮に何も問題無く出来たとしてもそれは私的に面白くもなんとも無いのでね…ここまで圧倒的な差の数で押し寄せて来る圧倒的な絶望的な状況下でも…敵地に向けて最終決戦に挑む……それこそ勇者がやりそうな事で…やり甲斐があるのでね…だからの限度がこれです…。」

 

リュウカ(本体)「成る程な…そりゃあそうか…。」

 

リョウカ(本体)「まああまり戦いが……うん…元々私は戦いが好みなのかな?まあ…感化してね…私もある意味で戦闘狂ですね…それにトチ狂った方向でね…。」

 

カズマ「あ〜…うん…そうだな…。」

 

テトラ「え?マジで遣り合うの!?」

 

リョウカ(本体)「やらなければ私達やこの世界が終わりますよ?もう後戻りも出来ない状態です…だから早急に事を進めましょう…それにまだまだプロロ島まで時間が有りますからその間に戦力を削る作業でもしてますよ。」

 

リュウカ(本体)「分かった、だが無理はしない程度にはな…。」

 

リョウカ(本体)「勿論…それじゃあまた後でね。」

 

 

リョウカは再び艦橋から出て行き…外へ出て浮遊し…ある程度の高度に達してから再び先程の形態を発動して…能力を解放し始め…通称…破滅ノ願イ…と言う能力を使い…ブリン海賊軍の戦力を削る作業を始めた…

 

 

………その後についてだが…ほぼ大部分を割愛する…結果だけを言えば…リョウカの行動は一応は成功したそうだが…まだまだ大量にうじゃうじゃ居るそうだった様だがな……その代わりにプロロ島にて例の最後の一つ神珠は見事にジャブジャブ様から授けてもらって……それで三つの島にてそれぞれの神珠を捧げて神の塔を浮上させたのだった……が……

 

 

現在艦隊は神の塔よりかなり離れた位置に滞在して止まっている…(推定1万km地点)…無論何時もの様にそれぞれの艦隊の旗艦の乗員メンバーが揃っている…

 

 

リョウカ(本体)「………あらら…どうやらこの神の塔も変わってしまいましたね…。」

 

リュウカ(本体)「……確かにそうだな……。」

 

テトラ「なあ、何が変わったんだい?」

 

リョウカ(本体)「ええ、史実では普通に船で入れるのですが……今回は只では入れないですね……周りの囲ってる構造物が目に見えないけど強力な結界で覆われていますし……更には…何故か外にスタンバイしてる神の塔の守護神…裁定者ゴードン……これも見事に使徒化してますね……。」

 

リュウカ(本体)「んで下手に近付けば使徒化したゴードンの遠距離砲撃で返り討ち…かと言って近付かないといけないだろうし…困ったな…。」

 

リョウカ(本体)「……!……手なら有りますよ。」

 

リュウカ(本体)「何?本当か?」

 

リョウカ(本体)「はい……が…ある意味で相当危険な行動ですし…下手すれば死ぬかもしれない様な事です…無論幾ら今の私の力を持ってしてもあの神聖な場所を壊すのはしたくは無いのでね……それで方法は………私とお姉ちゃんが同時に二機のアースを使って…私とお姉ちゃんを思いっきり全力投球で神の塔の最上階に有る鐘に物理的に特攻を仕掛けます……要するに……あの世界線でやった私を全力投球をするのをもう一度やるのです…しかも今回は私だけでなくお姉ちゃんも投げられます…。」

 

リュウカ(本体)「おい、待て…何故また全力投球なんだ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だって普通に飛行しても結界にぶち当たって失速した挙句…破ってる最中にゴードンに狙い撃ちにされるのが関の山です……そこで思いついたのがこの全力投球プラス全力飛行の組み合わせでの超物理的な体当たり攻撃を敢行します……詳しい内容を言うと……先ず……超兵器形態の航空戦艦形態になった本艦を用意して…両側の空母型に私を掴んだアースとお姉ちゃんを掴んだアースをそれぞれ配置して待機し………その後私とお姉ちゃんが例の形態を発動して……同時にアースも覚醒させて…その後私が先行で投擲されて…私が結界を破壊し…私が結界を破壊する直前にお姉ちゃんを投球して…一気に飛来して…ゴードンを撃破又はそのまま鐘の所まで行ってもらいます…私はもしお姉ちゃんが仕留め損ねたゴードンと戦い撃破する…と言うのが流れです……。」

 

大石「……確認だが…そもそも投げられた上で全力飛行となれば幾らあの姿とはいえ只では済まない筈だ…そこはどうする?それに…幾らなんでも直線過ぎるのでは?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だからこその覚醒させたアースにもう一つ…仕事が有りましてね…全力投球の直後の直ぐに投球した私とお姉ちゃんを守って欲しくてね装甲を纏うのです…更には能力でバリアー系と結界系をフル展開し…ありとあらゆる衝撃を防ぎます…。」

 

大石「なるほど…だが、そこまでの時間は足りるのか?」

 

リョウカ(本体)「だからこそここまで距離を離した訳です…此処から…全力投球及び全力飛行を行った場合の所要時間は…早くても10秒…遅くても13〜15秒位で神の塔の結界に到達します…そしてその間に能力による防護能力の展開とアース装甲の装着を迅速に実行して衝撃を防ぎます……更に…結界到着後に私に残された時間はたったの0.5秒から2秒です…その間に結界を破壊しないとお姉ちゃんが結界にブチ当たって大怪我を負うか死ぬ事になります…幾ら能力や装甲による防御を持ってしても衝突自体による衝撃は凄まじい物です…無論中にまで響きますので……そうなっても不思議じゃないです…。」

 

大石「なるほど…。」

 

リョウカ(本体)「……まあ私の方がよっぽど危険な方ですがね…私はその結界にその速度のままで能力をフル展開しての突撃ですから…ある意味で多少の犠牲を受けるのが大前提での行動です…無論普通に大怪我を負うか死ぬかのどちらかでしょうね……まあ良ければ大怪我程度で済めば良いのですがね……。」

 

リュウカ(本体)「………。」

 

リョウカ(本体)「それで異議は?」

 

リュウカ(本体)「大有りだ馬鹿もん…そもそもあの時は相手が良かったし…特に障害となる物は無かったが…今回は違う…重力の影響や衝突した際のリスク…そして確実性的にも余りにも無謀過ぎる……それに他にも方法が有る筈だ……特攻攻撃は最後の手段だ……いいな?」

 

リョウカ(本体)「………はい…。」

 

大石「ならどうする気だ?中途半端な攻撃は結界で弾かれ…速度が遅ければゴードンに狙撃されて一貫の終わりだ…方法は?」

 

リュウカ(本体)「………ジェフティ。」

 

エイダ(コア)「はい、なんでしょうか?」

 

リュウカ(本体)「結界とゴードンを破壊する為の威力と超射程距離の攻撃は俺達に有るか?」

 

エイダ(コア)「はい、有ります……ですが此処からやるとなれば武器は…これです。」

 

リョウカ(本体)「………槍ですか…。」

 

エイダ(本体)「はい、リョウカさん達のみが扱える専用の槍の2種類のいずれかが必要となります…神槍の力をアースの力で全力投球して一点突破で結界諸共ゴードンのコアを破壊すると言う手段が有ります…後もう一つの手段として…リョウカさんとリュウカさんの能力を最大で解放して…艦隊に防護結界とバリアーを最大展開した上でリョウカさんの能力を全艦に付与して全力の攻撃を結界に攻撃し…結界を破壊後にゴードンを撃破すると言う突撃作戦も有効です……尚被弾した際にはリュウカさんの能力で同じく様々な加護や防護加護を付与してもらいます……以上の2点の作戦が展開が出来ますが…?」

 

リュウカ(本体)「なるほど……それでそれぞれのリスクは?」

 

エイダ(コア)「はい、先ず槍の方は対使徒なのでホーミングが効きますが…もし貫通し過ぎて神の塔に当たれば最悪倒壊の可能性も有りますし…そもそも結界を破るのも時間が必要なのでその間に槍に攻撃されて撃墜される可能性が有ったり…ゴードンが槍を回収されてしまう危険性が有ります……一方で艦隊による突撃は幾ら防御能力が高くても連続での攻撃の被弾は危険ですし…こちらの射程圏内に入る前にゴードンの攻撃が届きます…更に槍の時とは違いかなり結界を破壊するのに時間が掛かる可能性も有りますし…その間にゴードンの攻撃が殺到して防御を破壊して被害が被る可能性が有ります……そして一歩でも加減を間違えれば神の塔諸共倒壊する可能性も高いです……どっちともハイリスクハイリターンです……が特攻攻撃よりはマシの方かと思いますが…?」

 

リュウカ(本体)「なるほど…ならば艦隊による攻撃だな…。」

 

大石「理由を聞こう…何故?」

 

リュウカ(本体)「ああ、多少のリスクは有るが…距離の問題はワープで補うし…被弾対処もどうにかなる…ならば全艦による一斉全力攻撃で一気に結界を破壊してゴードンを只のガラクタに変えてやれば良いの事だ…因みに聞くがワープで結界内に入る方法は?」

 

リョウカ(本体)「無理です、理由だけど…先程その神の塔にテレポートしようとしたけどテレポートやワープや転移対策なのか不明ですが…謎の力による物とゴードンさんの力が混ざり合ってごちゃごちゃとノイズが入ってるような感覚で…完全に遮断されています…ですがその結界の外ならば何処でも行けます…無論全艦と全軍纏めても可能です。」

 

リュウカ(本体)「そうか…んで艦隊攻撃による異議は?」

 

大石「無いな…まあそれが一番の打開策だ…それで行けるならやろうではないか。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…それに結界を打ち破る手段としての槍の件だが…それも採用する…まあ槍を囮及びに破壊工作として使用するがな…それに取られたとしても戻せば良いだけの話だし…。」

 

エクレール「なるほど…。」

 

リュウカ(本体)「んじゃあそうと決まれば早速行動するぞ。」

 

全員『はい!』

 

 

さてとだが…その後の行動は早く…この戦闘に関する事は割愛となった…所詮はリョウカ達の噛ませ犬だった……理由だが…案の定作戦通りに事が行き…それ以上に槍が想像以上の性能を発揮して…結界を直ぐに破壊しただけでなく…一直線にゴードンに飛来して…両手や防御も全て無視して本体のコアに直撃して爆砕してしまったそうだ……艦隊突撃とは何だっただろうか…っと一同は呆然としていたそうだった……が当初の目的は達成し……神の塔の鐘を鳴らして…海底に沈んだハイラルに入る入り口を生成する事に成功した…

 

龍華(リョウカ)は単艦でハイラルに入り…リョウカ達一行はハイラル城に入って行った…

 

 

全員『………。』

 

 

案の定周りの空間は白黒に染まっていて…まるで時が止まっているかの様に全てが凍り付いた感じで全て停止していた…

 

 

テトラ「此処は?」

 

リョウカ(本体)「滅んだ筈のハイラル城ですよ…まあ今はとある力で此処の全域の全てが時間停止封印してますがね…それで私達には時間が有りません…此処に眠っている退魔の剣…マスターソードを入手する事が目的です…。」

 

エクレール「マスターソード…?う〜ん…ありそうで無いような武器の名前だね…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、でも実際にはレプリカとして期間限定品として素材さえ有れば作る事が可能ですよ?しかも何個でもね…因みにカテゴリーは片手剣です…付属品としての盾は忠実に再現されたハイリアの盾です…無論全部レプリカですがね…。」

 

エクレール「へ〜…。」

 

リョウカ(本体)「ただし、これから手に入れる物はガチの本物のマスターソードです…カテゴリーうんぬんの問題じゃないですがね…レプリカと比べたら不味い代物だと思った方が良い程の性能です……まあ対魔物限定ですがね…。」

 

テトラ「ふ〜ん…。」

 

リョウカ(本体)「さてと、少し待ってて下さい…えーっと…あれをこうして…ふんぬぅ…!次に…これを…こうして…!最後にこうすれ……よいしょっと…!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…ズズゥゥゥン…!

 

 

リョウカは瞬時に仕掛けを解いて道を開いた…

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ……さてと、あの開いた所の下に有ります…着いて来て下さい。」

 

 

そしてリョウカ達一行は例の場所に辿り着いた……のだが……やはりリョウカ達の能力によりその剣自体も何かしら大規模な変貌はしていた…それは…

 

 

リョウカ(本体)「あれ?どうなってるの?」

 

リュウカ(本体)「おい、マスターソードよりかなりヤバイ代物がなんで2本もブッ刺さっている訳だ?ってか普通にマスターソード型の俺達が扱う刀剣と同じ様な感じがするが?」

 

リョウカ(本体)「………これは…!まさか…!」

 

テトラ「ねえ、これがマスターソードなのかい?2本も有るけど?」

 

リョウカ(本体)「いいえ…これはマスターソードじゃないです…それよりももっとヤバイ物です……と言うよりも何故こんな所に存在するのかが疑問ですし…何故私達の前に現れたのかが不明ですがね……。」

 

テトラ「だから何なんだ?これは何なんだ?」

 

エクレール「そうね、詳しく教えてくれない?」

 

リョウカ(本体)「ええ…これは初代最高神である…零お姉ちゃんと無限お姉ちゃんが愛用に扱っていて…尚且つその二人にしか絶対に扱えない最高神の中で伝説級の伝説の聖剣でもあり魔剣でもある……絶対の最強に君臨している剣…その名は【聖魔神剣:零滅終焉剣】…【聖魔神剣:無限命創剣】…以上の二振が存在して…初代最高神同士の戦いを最期に完全に行方不明になっていた伝説の聖魔神剣です…零の剣は一振りで全てを切り裂いた上で何もかも全部を零に還した上で消滅反応にて完全に魂諸共全て消滅させます…無論時空や空間も全てです…そして対となる……無限の剣は一振りで全てを創造し…逆に生命を与えるし…ありとあらゆる全てを無限に創造する能力で空間や時空をも創造出来る代物で…何と零の剣で消滅した物を蘇らせる事が可能な唯一の剣です…無論その逆もあり…無限の剣の力を消せるのは零の剣のみ…そう言う完全なる真逆の能力の剣ですが…一振りだけでも強いけど…この二振が揃えば…その剣を超える存在は一切無い位の絶対的の存在になります……。」

 

テトラ「なんかとんでもない代物だね…。」

 

エクレール「それでどうするの?」

 

リョウカ(本体)「分からないです…でもこのまま放置して悪用される位なら…引き抜いて私達で保管した方がまだ安全です…何せまだまだ私達の事を良くと思わない存在も居る神々が存在します…無論零お姉ちゃんの事や無限お姉ちゃんの事を未だに恨んでる連中だって居ます…だからこそこの剣を回収以外に私達の安全は確保は不可能です…勿論この剣にとってもね…剣だって意思が有ります…私達だってそれを悪用して力を振るう事はしたくないのでね……。」

 

レックス「そりゃあそうだな…。」

 

リョウカ(本体)「……じゃあ零お姉ちゃん…無限お姉ちゃん…あの剣を…。」

 

零(本体)「分かったよ…。」

 

無限(本体)「うん…。」

 

 

それでリョウカに言われてその剣を引き抜こうとした……が…

 

 

 

零&無限(本体)『……!!?』

 

リョウカ(本体)「どうしましたか?」

 

零(本体)「……どうやら私達の事はもう完全に拒絶されてるよ…。」

 

無限(本体)「……私もです…。」

 

リョウカ(本体)「……!……そっか……そうだよね……零お姉ちゃんに無限お姉ちゃん……だって最初で最期の姉妹喧嘩と言う名の殺し合いをしちゃったから……それで同じく姉妹当然でもあるこの剣も…本当は嫌だった筈なのに…姉妹同士の殺し合いになり……そして最終的に相討ちで……それでその結果がこれですか……完全にその剣にとっては怒ってるみたいですね……。」

 

零(本体)「………そうか…。」

 

無限(本体)「……そうだよね……ごめんなさい……。」

 

リョウカ(本体)「………じゃあ心の奥底で本気で謝ってみて……そしたら何か答えが来ると思う…。」

 

零(本体)「分かった…。」

 

 

それで再度零と無限はその剣に触れてあの時の最大で最悪の姉妹同士の殺し合いの剣での謝罪をした……すると…

 

 

ピキィィン…!

 

 

全員『……!!』

 

 

フワァァ……

 

 

リョウカ(本体)「あ…!私達の刀剣が…!?」

 

 

零の剣と無限の剣が突如として台座から抜けた上で光り輝きながら浮き…更に神森一家の全ての刀剣系が同じく光輝きながら神森一家の元を離れて浮き始め…徐々に二振の剣に近付き…

 

 

ピキィィン…!ッカ…!!

 

 

全員『…!!』

 

 

その二振の剣と接触した後凄まじい閃光が全てを包み込んだ……

 

 

 

シュゥゥゥゥ…

 

 

リョウカ(本体)「……っ……みなさん…大丈夫ですか?」

 

リュウカ(本体)「ああ…全員大丈夫だ…。」

 

リョウカ(本体)「………あれ?剣は……って…。」

 

リュウカ(本体)「……いつの間にか返って来てる……が……どうやら融合したな…?」

 

リョウカ(本体)「………その様ですね…。」

 

 

シャキン…!

 

 

リョウカはその刀剣を抜刀した…二振の剣と融合したのか左が無限の剣の特徴の蒼白い刀身と青い柄…そして刀身を覆うのは真逆の紅白オーラを纏っていて…反対の右手は零の剣の特徴の赤黒い刀身と赤い柄…そして案の定真逆の刀身を覆う蒼白いオーラを覆っている…

 

 

装備入手用曲:作品名【ゼル伝シリーズ】使用場面【マスターソード入手(風タクver)】

 

 

リョウカ(本体)「……ふん…!(ブォォン…!)は…!(シュッ…!)やぁ…!!(サシュゥ…!シャキン…!)」

 

リュウカ(本体)「お〜…相変わらずの素振りだな…。)」

 

 

スラァァァ…ガキン…

 

リョウカは軽く素振りをしてそのまま納刀した…

 

 

リョウカ(本体)「まあこんなもんですかね……ん?」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

 

テトラ「ねぇ…これって本当に取って大丈夫なの…!?」

 

リュウカ(本体)「あらら…コイツはヤバくね…!?」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!ズゥゥゥ…ズズゥゥゥン…!!

 

 

轟音と共に先程の台座の有る広場が稼働し…変形して行き…新たな台座が現れ…そこにはリョウカ達の所有するデルフィ系のZEROとINFINITYと似た神々しい超巨大な宝玉が納められていた…

 

 

ピキィィィィン…!!!

 

ドクン…!

 

 

リョウカ(本体)「……っ…!!」

 

リュウカ(本体)「っ…!?何だ…!?」

 

 

ドクン…!

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅ…!?あぁぁ…!?」

 

リュウカ(本体)「く…っそ…!あの宝玉…俺とリョウカの中に眠る零と無限の魂を引き摺り出す気だ…!!」

 

 

ドクン…!!

 

 

リョウカ(本体)「あ…!!?あがぁぁ…!!!」

 

 

ドサ…!

 

 

リュウカ(本体)「っくぅ…!リョウカぁ…!」

 

エクレール「……っく…!!」

 

 

シャキン…!ッダ…!

 

 

リョクヨウ(本体)「リョウカちゃんとリュウカちゃんはやらせない…!!」

 

 

ガチャリ…!

 

バァン…!バァン…!

 

ピキィィン…!ガキィィン…!

 

 

エクレール「でやぁぁ…!!!」

 

 

ガキィィン…!!

 

 

エクレール「っくぅ…!!」

 

 

ズザァァ…!!

 

 

リョウカとリュウカが苦しんでいる仲で必死に宝玉の行動を阻害しようとリョクヨウ達が全力攻撃をしてるが…効果が全く無く結界で守られていた…

 

 

ドクン…!

 

ピキィィン…パァァァン…!

 

 

 

リュウカ(本体)「げほ…!げほ…!しま……った…!!無限の魂が…!!」

 

 

ドクン…!

 

ドクン…!!

 

 

リョウカ(本体)「あぁぁ…!!うぐ……あ……あぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!」

 

 

 

ピキィィン…!!

 

パァァァン…!!

 

 

シュゥゥゥゥ…!

 

 

リョクヨウ達の奮戦虚しくリュウカとリョウカから零と無限の魂が引き抜かれ…それぞれの宝玉に無理矢理融合されてしまった…

 

 

リュウカ(本体)「リョウカ………!!っ…!く……っそ…!身体が……力が入らねぇ……!動け…!」

 

リョウカ(本体)「ぁ…………ぅ……ぁ………。」

 

無限(本体)「リョウカちゃん…!!!間に合って…!!」

 

 

無限は最優先でリョウカの所に駆け寄って能力で致死級の重症状態のリョウカを治療し…その後にリュウカを治療した…が…リョウカは先程の魂を抜かれたショックで完全に気を失ってしまった…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

ピキィィン…!!

 

フワァァ…!

 

 

全員『……!!』

 

 

またしても突然宝玉が光出してその宝玉は浮かび上がった…無論先程の対応の所為か…全員が完全に警戒して特に気を失ったリョウカを守る態勢に入った…

 

すると……

 

 

?1『……神森リョウカ……。』

 

?2『……神森リュウカよ……。』

 

?1&2『そして神森一家よ……其方達の活躍……しかと受け止めた……君達に我等の力全て授けよう…。』

 

 

パァァァン…!

 

シュゥゥゥゥ…!!!

 

 

その二つの宝玉は眩い光を放ちながら分裂し…神森一家全員に取り込まれていったそして一際巨大な宝玉のコアが…それぞれリョウカとリュウカに取り込まれて行った……

 

 

リュウカ(本体)「……ぐ……大丈夫…か?」

 

リョクヨウ(本体)「私達は大丈夫ですよ…。」

 

リュウカ(本体)「そうか……おい…リョウカ…?大丈夫か…?」

 

リョウカ(本体)「………っ…!!!げほ…!!!げほ…!!!…はぁ…!はぁ…!……あ……れ…?」

 

リュウカ(本体)「良かった……無事で良かった……。」

 

リョウカ(本体)「……うん……魂を抜かれた時は本当に駄目だと思いました……。」

 

リュウカ(本体)「そうだな……やれやれ下手に触れたらどうなるか堪ったもんじゃないな……さてと……動けるか?」

 

リョウカ(本体)「……うん……でもやっぱり先程のでまだまだ本調子が出ません……可能な限り戦闘は避けないと……げほ…!げほ…!」

 

リュウカ(本体)「そうだな……が帰りは厳しいな……もう封印が解けたからな…敵も活動を再開しているだろう……。」

 

リョウカ(本体)「そうだね……だったら……私もやるしかない……ですね……。」

 

リュウカ(本体)「だから無理は出来ないだろ?……よいしょっと…。」

 

リョウカ(本体)「……ごめんなさい……。」

 

 

リュウカはリョウカを抱っこして抱えた…

 

 

エクレール「守りは任せて。」

 

レックス「おいよ、任せろ。」

 

メリー「勿論…って案の定さっき確認したら敵性反応が発生したわ…しかもうじゃうじゃ居るわね…まあ幸いにも此処の場所は分かってないし…巡回に入ってるわね……数は数十体位よ。」

 

零(本体)「分かった…ならば私達で蹴散らして脱出するよ…!」

 

無限(本体)「うん!」

 

 

その後一行は凄まじい勢いで敵を薙ぎ倒して行きながらハイラル城を脱出し…急いで龍華(リョウカ)に乗艦し…追手を振り切って海上に戻った……

 

 

ザッパァァン…!

 

 

リュウカ(本体)「やれやれ…もうハイラル城は御免だな…でもやはり変だったな…本来ならあの国にはガノン城が有った筈なのに一切無いし…あの場所も変だったな…。」

 

カズマ「まあ今気にしてもなぁ…。」

 

めぐみん「……それよりも…リョウカちゃん……大丈夫ですか…?最大の弱点である魂を引き抜かれたのでしょう…?」

 

リュウカ(本体)「ああ…大丈夫だ…今の所は命に別状は無いが…やはり異常だな…何も異常が無い事自体がな…魂を引き抜かれたのに良く無事だったのが不思議な位だ…それに零と無限も無事なのが不思議……あ〜…そう言う事か…。」

 

アヤカ(本体)「何か分かったの?」

 

リュウカ(本体)「結論を言えば、俺とリョウカは謂わばもう一人の零と無限だ…俺とリョウカに零と無限の魂の融合したコアの大宝玉…いや神玉を融合した様な物だ…だから俺とリョウカは零と無限でもあり俺とリョウカでもある…ってな感じだな…しかも完全な零と無限の最上位互換みたいな存在になっちまった訳だし…神森一家全員が零と無限の魂の一部が入った神玉と融合したからな…だから全員が零と無限の力を扱える訳だ…。」

 

ダクネス「ふむ…成る程…は!じゃあそれなら先程の事をしたら…!!」

 

リュウカ(本体)「馬鹿か?お前死ぬ気か?ってか興奮してるだろ?」

 

ダクネス「んん…!してない…!断じてしてないぞぉ…!!」

 

リュウカ(本体)「やれやれ…案の定のお前だな…今日はもう疲れたし…さっさと帰って休みたいしリョウカを安全に休ませないとな…。」

 

テトラ「そうだね…。」

 

リュウカ(本体)「……全艦180度回頭!プロロ島付近の拠点に帰投する!」

 

全艦『了解!』

 

 

その後艦隊は1日掛けて拠点に帰投したのだった……さていよいよガノンとの決戦が近い…果たして一行の運命は如何に?

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【パーティ☆ニャイト(龍華姉妹&神森軍ver)】



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第16話 神森一家と異世界二大大海域:風勇者編【終章・後編】

どうもです、リョウカです…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言うと、私達は森の島を出てすぐにテトラさん達と合流して…今後ともに一緒に行動する事になり…その直ぐ後に案の定ブリン海賊軍が攻めて来て、これを返り討ちにしました…その後プロロ島に行って最後の神珠を受け取りそれぞれの島に神珠を納めて神の塔を復活させましたが…やっぱり私達の影響が受けていて神の塔自体も変貌して結界で中に入れずゴードンも使徒化して外で待機していました……私達は何とか作戦を展開してゴードンを撃破して更に鐘を鳴らしてハイラルへと続く道を開いて入国してマスターソードを手に入れようとしましたが…マスターソードは無く代わりにそれ以上にヤバイ物の剣の二振と…新しい力を手に入れました……まあ死に掛けましたがね……こんな感じです…それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

拠点に一時帰投してから2日経過し…無事にリョウカが復活した…そして直ぐ様に何時ものメンバーにテトラを加えた全員が大会議室に集結した…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、みなさん…いよいよ前半戦の最後の戦いの時が来ました。」

 

カズマ「ああ…んで相手はやはりガノンか?」

 

リョウカ(本体)「はい…私達は全軍を持って魔獣島に強襲…敵戦力を完全に殲滅し…ガノンさんを打ち倒すのが目的となります…。」

 

リュウカ(本体)「ああ、だが普通に行けば被害が出て犠牲者が出る…それほどの規模なんだろう?」

 

リョウカ(本体)「はい、あの能力を持ってしても完全には不可能で…まだ半数以上が健在で…あの時の更に倍以上の数が居ます…更には私達の影響を受けて魔獣島の形状が大きく変わり…私達の知る魔獣島は存在しませんし…残ったブリン海賊軍も私達に何度も何度も惨敗して特に怒り狂ってる状態なので…手段は選ばないと思いますが…どっちにしろ時間が有りません…いつ攻めて来るか不明なのでね…だからこそ魔獣島へと出撃し…最後のブリン海賊軍との戦闘に必ず勝利し…魔獣島を制圧した上でガノンさんを打ち倒さなければなりません…。」

 

大高「成る程……。」

 

高野「しかし前の様には行きませんぞ?此処は地球…なのかどうか不明ですが禁忌級の超広範囲殲滅戦術又は戦略武装は使えんぞ?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だからこそ今回はありったけの戦力を真正面からぶつけます…勿論航空戦力も全て投入して…敵航空隊を殲滅し…更には敵艦隊や地上戦力をも殲滅させます……だから出来る限り…防衛戦力を残した上での許容範囲の最大で集めれるだけの戦力を集めて……正面から突入します……完全な特攻作戦を展開します…因みに調べた結果ですがどんな事をしても絶対にガノンさんにバレるので空からは無理ですし…水中からも無理ですし…かと言って回り道も不可能です…そんな事をすれば敵戦力が逆に攻めて来て拠点が攻撃されます…だからこその正面から攻めた方が逆に効率が良いのです…。」

 

リュウカ(本体)「成る程…それでやはり関門が航空戦力か?」

 

リョウカ(本体)「はい…数ではやはり相手が上です…が能力を使えば何とか互角以上には出来ますが流石に時間が無さすぎるので…先制不意打ち攻撃で一気に先ずは数を減らす事が最優先です…更には私達の能力をフル展開して…どうにかします…ただ幾ら私達の能力を持ってしても長くは持たないです…だからこその短期決戦をしなければなりません……だからその為にも準備期間を使って最善の準備を最大限に使います…勿論みなさんにも手伝ってもらいます…。」

 

零月「うん。」

 

テトラ「ええ、良いよ。」

 

リョウカ(本体)「………作戦内容は以上です…作戦名は…みなさんのお馴染みの天一号作戦の5回目…だから【天五号作戦】を展開……出撃は1週間後の一六〇〇……直ちに出撃準備に掛かりましょう…!みなさん!この最大の障壁の一つを私達の手で必ずや打ち砕きましょう!」

 

全員『了解!』

 

リョウカ(本体)「作戦の詳細内容は明日にみなさんに届けます…それじゃあ解散です!」

 

 

その後翌日には…拠点全域に緊急非常事態宣言が発令された…

 

 

 

ウォォォォォ…!!!ウォォォォォ…!!!

 

 

『緊急非常事態宣言が発令されました、非戦闘員及びに市民は地下避難シェルターに避難して下さい…繰り返します、緊急非常事態宣言が発令されました…非戦闘員及び市民は地下避難シェルターに避難して下さい。』

 

 

 

ウォォォォォ…!!!ウォォォォォ…!!!

 

 

拠点中にけたましい音量のサイレンとアナウンスが流れ避難が開始された…それと同時に…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

ウィィィン…!

 

ガシャン…!ガコン…!

 

ガキン…!

 

 

次々と武装施設と防衛装置等の様々な武装や装置が展開され…神森大連合列車艦隊の防衛艦隊と神森艦隊の防衛艦隊も揃った…それ以来拠点は何時もは賑やかな感じの所が完全に静まりかえり…ほぼ兵士や兵器が行き交う大要塞へとなっていた……無論その間も準備は進められて……出撃準備が進んで行き……

 

 

そして………作戦当日……

 

 

【神森大連盟総皇天帝神征王島:神森家前:正面門付近】

 

 

正面門前にて全軍が一旦集結していた…(無論…神森大連合魔獣軍や神森大連合怪獣軍や全自立兵器と全自立超兵器も居る)…集結してる理由はリョウカによる演説みたいな宣言だ…

 

 

リョウカ(本体)「みなさん…いよいよ時が来ました…私達はこれよりこのクエストの最大である前半戦の最後の作戦を実施します!目的は魔獣島の制圧及びにブリン海賊軍の殲滅と原初の大魔王…ガノンドロフの討伐…以上の三つの工程を実施します!無論そのどれかをしくじれば私達は最大の危機に陥りこの国は滅亡の危機に晒されます!だからこそ私達は正面から防衛戦力を除いた全力の攻撃を正面から突撃…ブリン海賊軍との最後の戦いを実施し…未だに大量に存在する敵戦力を随所に殲滅し…更に魔獣島に乗り込み制圧を実施して更に敵戦力を弱体化させ…大魔王との決戦に備え……私達がガノンさんとの最後の戦いを行い私達の手でガノンさんを打ち倒します!無論この特攻作戦は今までのと違い、最大のハンデとして地球という事が重要となります…!つまりは下手な攻撃を出せばこの地球が滅びます!だから前みたく先制からの禁忌級の超広範囲殲滅兵器は使えません!更に相手は大魔王!何かしらの強化がされている筈です…だから前と違い私達でも今回は無事では済まない可能性が極めて高いです…無論最悪の場合には犠牲者も出ます……だから私達は命令もしないし無理強いはしません…今からでも遅くは有りません…此処に残っても良いですし…逃げても構わないです……何せこれから向かう所は場合によっては私達にとっては死地になります……だから仕方ない事だと思います……でもそれでも行きたいと思うのなら……私達を助けて欲しいです……矛盾してると思います……幾ら私達でも長くは持ちません……勝つにはみなさんの力がどうしても必要です……だからこそ……逃げるか……私達に着いて行くか……少しだけ時間を与えます……だからじっくりと考えて下さい……私達はこれから港にてみなさんを待ちます……行きたいと思う人は2時間だけ待ちます……それまでに来て下さい……それでは解散です。」

 

全軍『……了解…。』

 

 

その後全軍はリョウカに言われそれぞれ思い悩んだ…行って愛する姫様の為に死ぬか……逃げて姫様見殺しにする代わりに愛する故郷を守るか…思い悩んだ……が…ふと浮かんだ…それは今までの姫様達との生活を……そして…姫様達との冒険の数々…姫様達と共に過ごして来た苦楽を供にして来た彼等は……それぞれは覚悟を決めて……一斉に港へと向かった……

 

 

リュウカ(本体)「………そろそろ時間だが…。」

 

リョウカ(本体)「……やっぱり来ましたか…。」

 

 

リョウカが言うと同時に全軍が港に集結し…1時間足らずで答えが決まった様な顔をした…

 

 

兵士総元帥1「姫様…我々の答えは変わりません!我々は姫様が何と言おうと我々は何処へでも着いて行きます!例え火の中や地獄だろうと一生掛けて着いて行きます!」

 

兵士総元帥2「勿論です!だからそんな悲しい事は言わないで下さい…!それに姫様は…最も此処の事を愛している筈です!だから姫様だけで出撃させて…我々はただ指を咥えて見てるだけの事はしたくは有りません!我々にとっては屈辱です…!もう我々は姫様を失いたくありません…!」

 

兵士総元帥3「この国や我々は姫様有ってこその我々で…我々が有ってこその姫様です…!だから何時も様に行きましょう…!姫様…!」

 

リョウカ(本体)「……分かりました……ならばもう私からはもう言う事は有りません…ただ最後に言わせてもらいましょう……必ずこの戦争に勝利して…絶対にみなさんと一緒に帰って来ましょう…!だから必ず勝利しましょう…!!!」

 

全軍『おおおおおぉぉぉ…!!!!』

 

リョウカ(本体)「さぁ、全軍!出撃準備!!!』

 

全軍『了解!!』

 

 

リョウカの号令と共に全軍が出撃準備に入り…続々と艦に乗艦して行った…

 

 

岬「……リョウカちゃん…必ず生きて帰って来てね…。」

 

めぐみん「私達は此処を守ります…だから絶対に生きて帰って来て下さいよ?また大怪我負ったり…死んだりしたら説教ですからね?」

 

リョウカ(本体)「はい…それじゃあ行って来ます…娘達の事を頼みましたよ。」

 

カズマ「おう!」

 

リョウカ(本体)「……神森艦隊及び全軍!出撃!」

 

 

ポォォォォォ!!!

 

ザザァァン…!!!

 

 

その後…全軍を乗せた艦隊は前半戦の最後の出撃をし……恐らく死地になるであろう魔獣島を目指して…………

 

 

 

【クエスト前半戦:最終作戦】

 

 

VS【ブリン海賊軍:全軍&大魔王:ガノンドロフ&怪魔鳥:ジークロック】推奨戦力【1兆5000億8500万9000】

 

 

成功条件【敵の全滅及び敵拠点の陥落】敗北条件【味方の全滅又は味方拠点の陥落】

 

 

【作戦開始】

 

 

 

【4月6日:17時00】

 

 

ザザァァン…!!

 

 

兵士総元帥3「姫様!後方より感あり!数は数十隻!ただし反応は弱めですし速力は遅いですが…明らかに我々の後を追尾してます!」

 

リョウカ(本体)「……潜水艦隊…!至急調べて下さい…!」

 

リョウカ(紺碧)『了解です…!』

 

リュウカ(本体)「まさかバレたのか?」

 

リョウカ(本体)「いえ、幾らなんでも…いえ有り得ますね…有り得ない事が有り得ないですからね……。」

 

リュウカ(本体)「じゃあ…まさか潜水艦か?」

 

リョウカ(本体)「有り得ますが…今は連絡を待ちましょう…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

リョウカ(紺碧)『こちら潜水艦隊のリョウカです!艦種が判明しました!』

 

リュウカ(本体)「どんなだ?」

 

リョウカ(紺碧)『はい、全て…【撃龍船です!しかも戦艦型で大量のハンターを乗せている様です!】』

 

リュウカ(本体)「何!?ハンター供だと!?何故此処に!?」

 

リョウカ(紺碧)『分かりません…どうしましょうか?』

 

リョウカ(本体)「…一旦接触しましょう…全艦!速度落とせ…!撃龍船艦隊と合流する!」

 

全艦『了解!』

 

 

その後艦隊は速度を落として…撃龍船艦隊と合流した……無論その中には何故か大長老も居た様だ…

 

 

リョウカ(本体)「……これはこれはみなさん…どうしてこんな所に?」

 

大長老「うむ…実はなとあるハンターからな救援要請を受けてな…それでその内容が貴女様達を守って欲しいとの事だ…だから全ギルドに連絡を入れて可能な限りでの超精鋭のみを選抜して連れて来たのじゃ…。」

 

リュウカ(本体)「へ〜…んでその連絡を入れたハンターってのは?」

 

エクレール「……私よ、ごめんね…勝手な事をしてね…場合によっては犠牲者が増えるかもって思ったけど…それでも貴女達を守れるなら私もこうするよ…。」

 

リョウカ(本体)「そうですか…でも良いのですか?これから行く所は場合によっては全滅する可能性がある死地です……それでも行きますか?」

 

大長老「無論着いて行こう…どっちにせよ貴女様達を失えばこの世界が終わります…ならば精々我々も貴女様達と共に行こうではないか?」

 

リョウカ(本体)「分かりました……そこまで言うならもう何も言いませんが…では先ずは全ての撃龍船をこちらに格納しましょう…艦尾のハッチを開けますからそこに全ての撃龍船を入港させて下さい。」

 

大長老「了解した。」

 

リョウカ(本体)「さてと、…不動明王旗と最高神旗と神森旗を掲揚せよ!全艦に伝令!『本作戦ニ本艦隊ト本軍ノ存亡を掛ケ…獅子奮戦ニ奮戦セヨ!』…と。」

 

兵士総元帥3「は!」

 

 

 

撃龍船艦隊は龍華(リョウカ)のドックに格納された……それと同時に龍華(リョウカ)に最高神旗と神森旗と不動明王旗が掲げられた……因みに言い忘れてたが…全艦供に超兵器形態を発動している…更には霧神化と零神化(ZERO形態の強化型)と無限神化(ZERO形態の長谷部型のINFINITY形態の強化型)を発動している……(ぶっちゃけ言えばそれだけでも敵を圧倒出来そうだが…)更には神森大連合航空部隊及び超航空部隊も艦隊と同様の状態……しかも神森大連合魔獣軍及び怪獣軍は神化形態及びに使神化形態になっている…(最早過激過ぎる件についてだが……)

 

 

【4月7日】

 

 

…翌日になって…一行は魔獣島を目指していた時…

 

 

ブロロロロロロ…!

 

 

兵士5『左35度!ブリン海賊軍偵察機6機!!』

 

リョウカ(本体)「対空戦闘!!」

 

兵士総元帥2「は!総員対空戦闘用意…!!」

 

リョウカ(本体)「今回は敵が向こうに連絡を入れたのを確認して撃墜しますよ!」

 

兵士総元帥3「は!……!敵偵察機!魔獣島に向けて暗号文を送りました!」

 

リョウカ(本体)「……今ですね……主砲三式融合炉号弾!砲撃始め!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!

 

ドドォォォォン…!!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

兵士総元帥4「敵機撃墜…!!」

 

リョウカ(本体)「さてと…もうこれで私達の存在を認識して…魔獣島に向かってると判明した筈です…これより先制攻撃を敢行します!全艦!!VLS解放!!超大型ヒュージN2ミサイルを1万発ずつ!魔獣島方面に向けて…更に扇状に一斉斉射…!!」

 

全艦『了解…!』

 

 

バカン…!ゴォォォォォ…!

 

バシュゥゥゥ…!バシュゥゥゥ…!

 

シュゥゥゥゥ…!!!

 

 

神森艦隊の全艦から放たれた計数百万発の現在出せる最高の超広範囲殲滅兵装を解き放ち…今攻めて来るであろう敵機の超大編隊を駆逐せんと襲って行き…

 

 

……20分後…

 

 

ピキィィン…!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!

 

 

兵士総元帥3「目標に命中…!!敵の超大編隊!壊滅的被害…!!しかしまだ超大編隊規模の1000万機が健在!!こちらに向かって来ます…!」

 

リョウカ(本体)「やるしかないですね……全艦!最大戦速…!」

 

全艦『了解!!』

 

 

対空戦闘用BGM:作品名【男たちの大和】曲名【男たちの挽歌】

 

 

ザザァァン…!!

 

 

料理長『敵が来る前に飯を運べ!!ボヤボヤするなぁ…!敵は待ってくれねぇぞ…!』

 

炊事員全員『はい!!』

 

兵士総元帥1「姫様!握飯です!」

 

リュウカ(本体)「おお、すまんな…。」

 

リョウカ(本体)「ありがとうございます………多分これが最後の戦飯になるかもしれないですね……でも負けませんよ……。」

 

兵士総元帥1「はい!」

 

 

リョウカ達は此処で戦飯を摂取した…

 

 

リョウカ(本体)「私は防空指揮所に上がります…。」

 

兵士総元帥1「お伴します…。」

 

兵士総元帥2「行きましょう…。」

 

 

リョウカと何時もの兵士総元帥は防空指揮所に上がった…

 

……そして……10分後…

 

 

ブロロロロロロ…!!!

 

 

兵士4「左30度!敵機の超大編隊…!突っ込んで来ます…!」

 

 

ブゥゥゥゥ…!ブゥゥゥゥ…!

 

 

兵士隊長3『対空戦闘ォォォ…!!!』

 

兵士6『対空戦闘用意良し…!!』

 

兵士隊長6『高角40度ォォォ…!!!』

 

 

ブロロロロロロ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「全艦!主砲三式融合N2炉号弾!!砲撃始め!!!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!

 

ドドォォォォン…!!!ドドォォォォン…!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

ピキィィィィン…!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!

 

 

全艦から解き放たれた天を轟かせる咆哮が敵機を襲い…半数を撃墜した…リョウカ達の壮絶な対空戦闘が始まった……

 

 

 

【天五号作戦:第1関門】

 

 

VS【ブリン海賊軍:全航空戦力】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ドドドドドドドド…!!

 

カァオ…!カァオ…!

 

ビビビビビビ…!

 

バシュ…!バシュ…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

キィィィィィィン…!!

 

ドドドドドドドド…!!

 

バシュ…!バシュ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

 

最初は正にリョウカ達が圧勝していた……凄まじい防空火力と航空戦力を物を言わせ敵を寄せ付け無かった…っが…敵も徐々に冷静になり…攻撃の隙間を掻い潜り…反撃に出た…

 

 

ブゥゥゥン…!

 

ガキ…!

 

バシャァン…!

 

シュゥゥゥゥ…!

 

 

兵士7『ひ…左舷に魚雷接近…!!』

 

リョウカ(本体)「取舵いっぱ〜い!急げ…!!」

 

航海長『とーりかーじいっぱ〜い!いそ〜げ〜…!!』

 

 

ザザァァン…!!

 

シュゥゥゥゥ…!

 

 

リョウカ(本体)「もどーせ…!!」

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ドドドドドドドド…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

ブゥゥゥン…!!

 

ガキ…!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

ザッパァァン…!!!

 

 

リョウカ達一行も必死の攻撃をしていたが……

 

 

ブゥゥゥン…!!

 

 

兵士隊長1「敵機直上…!!迎撃間に合いません…!!」

 

リョウカ(本体)「総員衝撃に備えて…!!」

 

 

ガキ…!ヒュゥゥゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「ぐぅ…!!」

 

エイダ(コア)『艦尾に被弾、被害無し…更に敵機最接近。』

 

 

ブゥゥゥン…!

 

ガキ…!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

ボォォォン…!

 

 

エイダ(コア)『更に被弾、第2高角砲及び第14機銃に被弾…中破。』

 

 

その後も敵機の攻撃は龍華(リョウカ)に集中し始め…徐々に傷付き始めた…

 

 

ガキ…!ヒュゥゥゥ…!

 

チュドォォォォン…!

 

ボォォォン…!ボォォォン…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

リョウカ(本体)「傾斜復元急いで…!!!」

 

兵士総元帥5『は!』

 

 

傷付き始めた龍華(リョウカ)を護るべく他の艦も必死の防空戦闘を行い…航空戦力も…魔獣軍や怪獣軍も必死の防空戦闘を実施していた…

 

 

……1時間後…

 

 

チュドォォォォン…!!

 

ボォォォン…!ボォォォン…!

 

 

エイダ(コア)『警告、本艦のダメージが50%を超えました。』

 

リュウカ(本体)『クソ…!何とかならんのか…!?』

 

リョウカ(本体)「……!!!」

 

 

ブゥゥゥン…!!

 

バババババババババ…!!

 

 

リョウカ(本体)「危ない…!!はぁ…!」

 

 

ガキィィン…!!

 

 

兵士総元帥1「姫様…ありがとうございます…!」

 

リョウカ(本体)「まだ私達は諦めませんよ…!私達の底力を見せてやるのです…!」

 

兵士総元帥2「は!」

 

 

その後…傷付きながらも逆にリョウカ達からの猛反撃を実施され…徐々にその戦力は減らせらて行き…

 

 

ドドドドドドドド…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

兵士総元帥3『最後の機…!撃墜…!!』

 

エイダ(コア)『警告…本艦のダメージが80%を超えました…。』

 

リョウカ(本体)「……緊急自己再生実行…!!」

 

エイダ(コア)『了解です。』

 

 

ピキィィィィン…!パァァァン…!

 

 

エイダ(コア)『自己再生完了、現在の耐久値は75%。』

 

リョウカ(本体)「無いよりマシですね……被害報告を纏めて!」

 

リュウカ(本体)「ああ!」

 

 

最後の機を撃墜し…全軍にも被害報告を纏める様に指示して…それが送られて来た…

 

 

【戦闘終了】

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ…奇跡的に他の所の損害は軽微で損失無しで死亡者無し…万々歳ですね…さてと……もう来ましたよ…!敵艦隊接近です…!対水上戦用意…!!」

 

全艦『了解!』

 

 

ザザァァン…!

 

 

【天五号作戦:第2関門】

 

 

VS【ブリン海賊軍:全海軍戦力】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

リョウカ(本体)「先ずは私自ら出て数を減らします…!全艦及び航空戦力は後方に退避!」

 

全軍『了解!』

 

リョウカ(本体)「……それじゃあ私は行きます……直ぐに戻ります。」

 

兵士総元帥1「はい…!」

 

 

ッダ…!キィィィィィィン…!

 

 

リョウカ(本体)「私に力を…!はぁぁぁ…!!」

 

 

ピキィィィィン…!

 

ゴォォォォォ…!!!

 

 

リョウカはあの問題の形態になった…どうやらあの時の影響で大幅に変わったのと言うよりも追加で…両腕…胸部サブコア…胸部メインコア…そして両脚……それぞれに紅く光輝いている神玉が嵌め込まれた武装装甲を纏っている…因みに胸部メインコアの装甲に嵌っている神玉は胸部サブコアのより一回り巨大だ…サブコアは他の神玉より一回り大きい位程度…更に両肩や背部には特殊な変形機構や分離飛行機構を搭載した装備を装着してる…(見た目的にはあの零の姿(及び艤装)にゼオライマーやグレートゼオライマーみたいな感じの要素を追加した物だ…この見た目だけで勝てる気がしない……無論リュウカも同様だ…)

 

 

処刑用BGM:作品名【ゼオライマー】使用場面【ゼオライマーのテーマ】

 

 

リョウカ(本体:零)「……私達に刃向かったその努力は認めましょう……だが無意味です…この力で零に還れ……。」

 

 

フワァァ……(ハァァァァン…!)

 

ピシュン…!

 

 

リュウカ(本体)『…!!まさか…!全軍!急いで退避…!!あれは…あの構えは…!【メイオウ攻撃だ…!!】』

 

全軍『……!!』

 

 

ザザァァン…!!!

 

 

リュウカの情報を聞いた全軍は全速後進して大急ぎでリョウカの攻撃範囲外に逃れた…すると…

 

 

リョウカ(本体:零)「………(みなさんは退避出来ましたか…。)…………メイオウォォォ…!!!!!」

 

 

ガコン…!ガキィィン…!!

 

ピキィィィィン…!!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!!

 

 

リョウカの放ったメイオウ攻撃は…リョウカの予想以上の攻撃の様で…大幅に削る筈が…何と完全に全て消滅してしまった……(因みにだが…その上空には何とジークロックも参戦してたが…巻き添えに遭い消滅した…(ジークロック『解せぬ。』))

 

……リョウカのメイオウ攻撃は…ゼオライマーとグレートゼオライマーのを比べるまでも無く……その超強化版で…一番最低出力でも禁忌級の攻撃以上の数十倍の威力を軽く叩き出し…最大出力を出そう物なら…もう言わずとも分かる程だ……

 

 

【戦闘終了】

 

 

全軍『…………。』

 

 

ピシュン…!

 

シュゥゥゥゥ…

 

 

リョウカ(本体)「……すみません、やり過ぎました…。」

 

リュウカ(本体)『……コイツはヤバイな……一歩間違えれば俺達も巻き添えだったな……だが見事だ……これで魔獣島に行けるぜ…!』

 

リョウカ(本体)「うん、全艦!再度全速前進です!」

 

全軍『了解!』

 

 

ザザァァン…!!

 

 

その後一行は航空戦力や海軍戦力を失った魔獣島を目指して行ったのだった…

 

 

……数時間後…

 

 

兵士総元帥3「目標の魔獣島を視認!」

 

リョウカ(本体)「さてと、いよいよです…全通常ハンターは全撃龍船に再度乗り込み発進し…航空戦力と共に先陣切って突入せよ!」

 

全通常ハンター『おう!』

 

リュウカ(本体)「艦尾ハッチ開けー!」

 

 

数十分後、再びハンターと大長老を乗せた撃龍船が出航し…魔獣島に接近し…

 

 

リョウカ(本体)「全艦!ハンター諸君が安全に投入出来る様に外部要塞砲及び正面門を破壊します!全航空戦力は敵地上軍と残った要塞砲を叩け!」

 

全艦及び全機『了解!』

 

 

ドドォォォォン…!!ドドォォォォン…!!

 

ドドドドドドドド…!!

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

バシュ…!バシュ…!

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

 

兵士総元帥1「最低目標達成!これでハンター諸君が入れます!」

 

リュウカ(本体)「良し!いよいよ俺達も突入する!全艦!魔獣島に突撃せよ!」

 

全艦『了解!」

 

 

ザザァァン…!!

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

バシュ…!バシュ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

ザザァァン…!

 

 

 

大長老「見えたぞ!撃龍槍を起動し…正面門の最後の門を破壊せよ!」

 

ハンター1「は!」

 

 

ガチャ…!

 

ギリギリ…!バシュン…!!!

 

ズッガァァァン…!!!!

 

 

旗艦の戦艦型の撃龍船から放たれた撃龍槍は一斉攻撃を受けて大破していた所の正面門に直撃し…呆気なく崩壊した…その直後…

 

 

キィィィィィィン…!!

 

ガコン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!ヒュゥゥゥ…!

 

ボォォォン…!ボォォォン…!ボォォォン…!

 

バシュ…バシュ…バシュ…!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

神森大連合航空部隊や神森大連合魔獣軍及び怪獣軍が一斉に魔獣島に上陸し攻撃を敢行して行った…

 

 

大長老「さぁ!行くぞ諸君!姫様の為に敵戦力を削れ…!」

 

全ハンター『おおおぉぉぉ…!!!』

 

 

ハンターも敵地上残存部隊に攻撃を開始して……

 

 

ザザァァン…!

 

ズズゥゥゥン…!!

 

 

リョウカ(本体)「さぁ!行きますよ!目指すはガノンさんの所です!邪魔な敵は全て蹴散らして行きますよ!」

 

リュウカ(本体)「おう!」

 

 

リョウカ達一行も魔獣島に突入し…上陸して攻略を開始した…

 

 

【神森大連合特殊部隊:攻略開始】

 

 

そして案の定攻略状況は割愛するが…攻略道中にて敵戦力は大部分が殲滅された事と未だに死傷者無しと言う大戦果を挙げていた…

 

それで一行はいよいよガノンドロフが待つ最深部に来ていた…無論最後なのか…重々しく…禍々しい門が鎮座していた…

 

 

リョウカ(本体)「さぁ…行きましょう!みなさん!」

 

エクレール「ええ!」

 

テトラ「ああ!」

 

 

ピカァァン…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

ズゥゥゥ…!ズズゥゥゥン…!!!!

 

 

……一行は最後の門を潜り…その門は固く閉ざされた…

 

 

?『フフフフフ………ハーッハッハッハッハッハ…!!これはこれは…随分ととんでもない事をしてくれたな?」

 

リョウカ(本体)「それはどうも、ガノンさん…まあ宿命みたいな物ですよ…だって貴方の今の状況は最後に倒される敵だからね…そして私達は貴方を倒す勇者としての役目を果たさなければならないのでね…残念ながらね……【第21代目:ガノンドロフさん?】」

 

ガノン「ほぅ?儂を覚えてるとはな?」

 

リョウカ(本体)「ええ、だって一応は元上司ですからね…一応みなさんの事は覚えてますよ…っが…そんな事を言ってる場合じゃないのでね……もう分かっているでしょう?私達が現れた時点でね…。」

 

ガノン「……ああ…どうせこの世界は元の世界じゃない事は分かっておる…儂の部下達もおかしくなってしもうたわい…もう残ってるのは儂だけだ…。」

 

リョウカ(本体)「………そうだよね……まあ十中八九私達が原因でしょうね……そこは本当に申し訳ないです……っが……残念ながら…私達の今の目標はただ一つ…イレギュラーは排除しなければならないです…そして貴方が帰るには死んでもらわないといけないですが……私だって貴方をこのまま殺すのは惜しいです……だから………最後の戦いをしましょうか……。」

 

 

シャキン…!ブォン…!

 

 

ガノン「…ふ…そうだな…。」

 

 

バサ…!シャキン…!

 

 

リョウカ(本体)「……お姉ちゃん、もしもの時は自分の判断で行動して下さい…みなさんを頼みます。」

 

リュウカ(本体)「分かった…死ぬなよ。」

 

 

リョウカとガノンはそれぞれの得物を持ち…徐々に接近し…相対して……

 

 

リョウカ(本体)「行きますよ…!!!大魔王…!ガノンドロフ…!!!貴方を討ち滅ぼします…!!!」

 

ガノン「来い…!!!最高神…!神森リョウカァァァ…!!!」

 

 

ッダ…!ブォォン…!

 

ガキィィン…!!

 

 

 

そしてリョウカとガノンドロフとの最後の戦いが始まった…

 

 

【天五号作戦:最終関門】

 

 

【前半戦:最終ボス】

 

 

VS【第21代目:原初ノ大魔王:ガノンドロフ(超強化個体・歴戦王個体・使徒化)】

 

 

戦闘BGM:作品名【このすば 】曲名【tomorrow(決戦ver)】

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

【戦闘開始】

 

 

ズガァァァン…!!

 

 

ガノン「ぬぅぅぅぅぅ…!!やりおるな…!!」

 

リョウカ(本体)「貴方もね…はぁ…!」

 

 

ガキィィン…!キン…!

 

ガキン…!

 

 

 

テトラ「……凄い…!」

 

メリー「駄目だわ…!捉えられない…!」

 

リュウカ(本体)「ガノンも中々やるな……が……どこまで持つか…。」

 

テトラ「え?」

 

リュウカ(本体)「今のリョウカは通常状態での全力で戦ってるが…だが…まだ完全に本気になった訳じゃない…逆にガノンは完全にフルパワーの全力だ…謂わば完全に舐められてるな……ガノンは…。」

 

エクレール「えぇ…?そこまで強化されたの?」

 

リュウカ(本体)「…ああ…しかもさっきもだが…まだまだフルパワーにも程遠いし…覚醒の第1形態の第1段階に過ぎないな…無論…10%未満だ…本家のゼオライマーやグレートゼオライマーが見たら涙目になって悔しがる位だがな…マジンガーZEROと言う存在…あれをも簡単に蹴散らした上でZEROの技も簡単に使い…しかも超強化される……言っとくが……覚醒第1形態の第1段階でこれだ…覚醒形態はまだこれを含めれば最高で100形態になる…まあ力の解放率が上昇すればする程覚醒率が上がり…最大100%で…究極覚醒形態になり…んでそっから更に10形態…それを辿ってようやく最終覚醒形態になる……がこれは何と100形態になるがな…おぞましいったらありゃあしない……ただ欠点とすれば…形態を以降させると以後は一気に形態をすっ飛ばしてその形態からスタートする…が…限度も有り…基本的に、覚醒形態の場合は…1〜50%…それで50%で解除すると50%スタートとなるが…49%で解除すると0%からやり直しだ……それで100%になると究極覚醒形態になり…0%からスタートする…それでそこから切っても究極覚醒形態の0%スタートとなる…究極覚醒形態時は10%ずつ区切りで…最終覚醒形態時は…同じく10%ずつ区切りだ………っがだ…この最終覚醒形態だけは別で…条件を満たすと強制的に一番最初から戻ると言うセキュリティーじみた感じのデバフ効果が発生する…………まあ条件は簡単だ…0%時…又は100%時のみ解除すれば良い……まあこんな感じだ…。」

 

エクレール「なるほどな……まあ要するにとんでもない事になってる訳かい?」

 

リュウカ(本体)「そうなるな……まあ流石にリョウカは外道な事はしないと思うがな…いや絶対にしないか…。」

 

リュウカ(本体)「まあさっきの説明はあくまでも例えだからな…まあ宛にはしない方が良い…あれで本気ならば良かったがな……まだまだ謎だらけだ……あの姿にいたって…どっからどう見てもなぁ…。」

 

エイダ「…そ…そうだよね……。」

 

 

ガキィィン…!

 

 

ガノン「ぬぅぅ…!何故だ…!?何故なのだ…!?何故打ち破れない…!!」

 

リョウカ(本体)「貴方は確かに強いです……本当にもっと修行すれば強くなれるのです……だけど……。」

 

 

ピキィィィィン…!

 

ゴォォォォォ…!!!!

 

 

ガノン「……!!?」

 

リュウカ達『……!!!』

 

リョウカ(本体:零)「………これで終わりです……。」

 

 

リョウカは再びあの先程の姿になった…

 

 

 

リュウカ(本体)「お…おい…!」

 

リョウカ(本体:零)「大丈夫です…ちゃんと加減はします…さっきのでコツは掴みましたし…味方は巻き込みません…だから信じて…。」

 

リュウカ(本体)「…あ…あぁ……。」

 

ガノン「何だ………なん…だ…!!?その姿……!……いや……まさか……!!!?その姿は……!!!?あの伝説の……!!!?」

 

リョウカ(本体)「あら?知ってる様ですね?……でもね…幾ら知った所でさっきの姿でも充分に貴方は倒せます……だから貴方の実力に敬意を払って……この一撃で終わらせます……。」

 

 

キュィィィィィン…!!!!

 

 

ガノン「………ふ……今までが茶番だったとわな……。」

 

リョウカ(本体:零)「いいえ……茶番ではありませんよ……今までの私だったなら貴方に苦戦した上で犠牲者を多数出してたでしょうね……だから私はね貴方には感謝してます……貴方が居なければここまで強くはなれなかったからね………だから………ありがとうございました………。」

 

ガノン「………ふ……そうか……ならば儂の完敗だな……さぁ…役目を果たすが良い……そして夢幻魔神を……倒せ。」

 

リョウカ(本体:零)「…………はい……分かりました………そして……………さようなら………ガノンさん………。」

 

 

 

ドッキュン…!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

シュゥゥゥゥ…!!!

 

 

リョウカの片腕から放たれた極太の対消滅反応を持った超破壊光線はガノンドロフを包み込んで……ガノンドロフは消滅した………

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

シュゥゥゥゥ……

 

 

リョウカ(本体)「さようならです…ガノンさん……。」

 

リュウカ(本体)「リョウカ……。」

 

リョウカ(本体)「……さてと…帰りましょ……っ…!!げほ…!!!げほ…!!!……はぁ…!はぁ…!……やっぱり病み上がりに……あの力を使ったのは……不味かったですね……。」

 

リュウカ(本体)「…はぁ〜…やれやれ……最後まで閉まらないなぁ……お前は…ほら…。」

 

リョウカ(本体)「……すみません……。」

 

リュウカ(本体)「…よいしょっと……んじゃあ目的は達成だ!帰るぞ!」

 

テトラ「ああ!」

 

レックス「おう!」

 

 

その後一行は無事に艦隊の元に戻り…魔獣島を脱出して…ハンター一行や魔獣軍や怪獣軍も離脱して……それと同時に超航空部隊が殺到し…魔獣島を完全破壊して…魔獣島は完全に海の藻屑となった……因みに…そこに囚われていた人質は無事に救助されていた……

 

 

【天五号作戦:成功】

 

 

……翌日……無事に艦隊や全軍は誰も犠牲者を出さずに帰ってこれた……が少なからず怪我人はいたそうだが……どれも数日程度で治る物で…問題のリョウカはまた入院して精密検査してみたが…命に別状は無いが……数日ばかりは入院した……無論……リョウカは説教を喰らう羽目になった…

 

 

 

めぐみん「……っで?私達に何か言う事は?」

 

 

ギュゥゥ…!

 

 

リョウカ(本体)「痛い痛い…!頬っぺた抓らないで…!ごめんなさい…!ごめんなさい…!」

 

めぐみん「私達はね……『無茶はしないで下さい。』……って言いましたよね?それで入院しました……つまりは無茶をしたのでしょう?」

 

 

ッバ…

 

 

リョウカ(本体)「あぅぅ……すみません……。」

 

めぐみん「全く……まあ全て見てましたし聞いてましたからね…病み上がりであんな強大な形態になった上で超強力な攻撃すればこうなりますよ?少しは自分の身体を大切にして下さいね?って言っても貴女はそう言う性格でしたね……やれやれ……治りませんね…。」

 

リョウカ(本体)「ははは……すみません……。」

 

めぐみん「まあ兎に角…どうせ退院したら次の大海域に向かわないといけませんから…良くなるまでは絶対に私達の目が届く範囲で行動して下さいね?良いですね?」

 

リョウカ(本体)「………はい…。」

 

めぐみん「宜しいです、それじゃあ私は失礼します…絶対に安静にしてて下さいね。」

 

リョウカ(本体)「はい……。」

 

 

その数日後に……リョウカは退院して…時間も食っていたので…その日に直ぐに移動する事になった……

 

 

リュウカ(本体)「お…おい…本当に直ぐに行くのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ、そうですよ。」

 

めぐみん「でも…幾らなんでも急過ぎじゃあ?」

 

リョウカ(本体)「みなさんの思う気持ちは分かります……がそうは言ってられないです…あのベラムーのことですから…もうガノンさんが死んだ事も知れてる筈です…それに止まって回復するよりは移動しながらの方がよっぽど安全です…まだまだその管轄下の大海域までは長いですからね……。」

 

めぐみん「なるほど…。」

 

リョウカ(本体)「勿論何も障害が無い訳じゃ無いから艦隊も出航させて警戒しながら向かいますよ…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…ん?アイツらはどうする?」

 

リョウカ(本体)「勿論連れて行きます…さてと行きますよ……。」

 

リュウカ(本体)「やれやれ…本当に急なことだな……。」

 

 

その後リョウカ達を乗せた艦隊は出航し…移動拠点を守りながら夢幻魔神…ベラムーの居る大海域を目指して行った……果たしてリョウカ達の運命は……後半戦に続く…

 

 

 

【前半戦:完】

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【パーティ☆ニャイト(龍華姉妹&神森軍ver)】



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第17話 神森一家と異世界二大大海域:夢幻勇者編【前編】

やっほー!シオリだよ!それじゃあ前回のあらすじを簡単に言うね、私達はいよいよ大魔王ガノンドロフとの決戦の時が来てね、それで作戦会議をしたりしたり…色々と準備したりしたんだよね…それで私達はいよいよ作戦が決行されて魔獣島へと出発して行ったよ…勿論今まで以上の圧倒的な数の差で襲い掛かって来て多少の被害が出たけど何とか魔獣島に辿り着いて…それでリョウカちゃん達はガノンドロフとの決戦を行なって無事に勝利したよ!やったね!勿論作戦は成功して、私達は次の大海域を目指して出航して行ったの…まあこんな感じかな?それじゃあ今回も見てねー!


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

 

………一行を乗せた龍華(リョウカ)(因みにもうダメージは完全に回復している…)は…

 

 

ゴロゴロ…!!

 

ピシャァァン…!

 

ビュゥゥゥゥゥ…!!!

 

ザザァァン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「おいおい、ふざけんなよ?また大嵐じゃねぇか!?どうせ分かってるんだよ…!またリョウカを大波に攫うって事をよ…!」

 

めぐみん「…それで対策は?」

 

リュウカ(本体)「ふ、安心しろ…今度はちゃんとリョウカは部屋に入れて寝かしてある…しかもこんな事もあろうかと超頑丈な窓ガラスを用意したんだよ…俺達の攻撃は多少は耐える程の頑丈差だぜ?無論他の窓ガラスも全て交換済みだ…さぁ、これで外に放り出される事は無い…!」

 

カズマ「おい、それはフラグか?」

 

リュウカ(本体)「フラグ?フラグはへし折る物だぞ?そう簡単にフラグを回収されて堪るかってんだ…ほらほら、さっさとご退場願おうか大嵐さんよぉ?今度はそうは行かんぞ?」

 

めぐみん「はぁ……完全にフラグが回収されますね……嫌な予感がしますので私はリョウカちゃんの所に行きます。」

 

エクレール「私も行くわ、もしもの時が有ったら困るし。」

 

 

バタン…!

 

 

兵士隊長3「姫様!」

 

兵士総元帥1「何事だ!?やけに焦ってるではないか?何が有った?」

 

兵士隊長3「は!実は…姫様が…!」

 

リュウカ(本体)「何?リョウカに何が有った?」

 

兵士隊長3「は!……姫様が…突然消えました……。」

 

全員『……!!?』

 

 

ピシャァァン…!!

 

 

兵士隊長からの突然の凶報が届き全員が驚愕した…

 

 

リュウカ(本体)「それは本当なんだろうな!?あれだけ厳重にしてあった筈なのに何故リョウカが消えたんだ!?」

 

兵士隊長3「申し訳ありません…!気が付いたら既に…!!」

 

リュウカ(本体)「……っ…!!レーダー…!!リョウカの反応は…!!?」

 

兵士総元帥3「は…!!現在は……これは…!信じられません…!既に艦隊より前方2万km先に居ます…!少しずつ移動してる模様…!」

 

リュウカ(本体)「急いで追え!全艦!最大戦速!!」

 

全艦『了解!』

 

 

ザザァァン…!!!

 

ザッパァァン…!!

 

ビュゥゥゥゥゥ…!!

 

ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!

 

 

艦隊と拠点は突然姿を消したリョウカの後を急いで追いかけて行った……

 

 

………翌日…

 

 

一方でリョウカは……

 

 

リョウカ(本体)「…………っ…!!!げほ…!!!げほ…!!!あ……れ…?こ…こは……?」

 

 

リョウカは気が付いた様だが…周りを見渡せば何処かの艦の中だったが……人気が一切無い……

 

 

リョウカ(本体)「……私は何で海に落ちたの………げほ…!げほ…!………そう言えば………あの時は……大嵐だった……ですね……だから……私が眠っていた間に………安全装置で……誤作動したのかな……。」

 

 

そう…実はあの時に、リュウカも失念していたのが……そうもしもの時に備えての安全装置能力……自身の身に危険が迫った時にこの能力が自動作動して外に緊急テレポートする……と言う物だが……基本的に使う事が無いし…まだまだ未完成の上……バグも多かった……なのでボツとなっていたが誤作動し……艦隊の遥か彼方先の大嵐の中の大荒れの海の中にドボン……と言う訳だ…

 

 

リョウカ(本体)「………それよりも……この艦は………まさか……大和……?……いえ……違う……これは……コア形態の……私(龍華)……?」

 

 

そう、今リョウカが乗ってるのはコア形態の龍華(リョウカ)だ……因みにこのコア形態時の龍華(リョウカ)の姿は……どっからどう見ても超大和型戦艦の一つの究極形の超時空戦艦になる前の【超戦艦まほろば】だ……尚、今現在の艦の状態はただ浮いてるだけで…リョウカの操作待ちだ……現在のリョウカの位置は艦橋に居る……

 

 

リョウカ(本体)「…………そうか……私を助ける為にでしたか……納得しました……けほ……けほ……でも…駄目……動けない……ですね……。」

 

 

ビィィィィ…!ビィィィィ…!

 

 

艦内に響き渡る敵の接近のブザーが鳴り響き…リョウカはその痛む身体を酷使しながら状況を確認した…敵は飛行型で大編隊を率いていた…(約100体以上)

 

 

リョウカ(本体)「………っくぅ…!敵……ですか…!こんな時に……!げほ…!げほ…!……お願い……動いて…!全武装……展開…!」

 

 

ウィィン…!ガコン…!

 

ガシャン…!

 

ゴゴゴゴゴ…ガコン…!!

 

 

リョウカ(本体)「……魔物ですか…!うぐぅ…!!身体が……駄目………意識……が……おねえ………ちゃん……。」

 

 

リョウカはそのまま身体中に響いてるダメージで気を失ってしまった…無論展開されていた武装も強制的に元に戻り…手動操作に切り替わってしまった…勿論敵もリョウカの状態に御構い無しに襲い掛かろうとした………っが……それまでだった……もうこの時点で既に……リュウカ達御一行と言う最強のボディーガードの攻撃範囲内である事に………

 

 

シュゥゥゥゥ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

ドドドドドドドド…!!

 

グチャァ…!ザッパァァン…!

 

 

リュウカ(本体)『見つけた…!全艦!あの艦を守れ!俺達はこれよりあの艦に乗り移る!援護を任せる!』

 

全艦『了解!』

 

 

リュウカ達は通常の龍華(リョウカ)からコア形態の龍華(リョウカ)に乗り移り…急いでリョウカの元にたどり着いた…

 

 

リュウカ(本体)「おい…!大丈夫……じゃないな…!……リョウカが完全に気を失ったからこの艦は大部分を手動でやらんといけんな…総員!戦闘配置に着け!久々の手動操作だぞ!」

 

総員『了解!』

 

リュウカ(本体)「これより本艦も戦闘に参加する!全艦!敵を追い払うぞ!」

 

全艦『了解!』

 

 

乗組員はそれぞれの配置に就き…行動を開始した…

 

 

リュウカ(本体)「リョウカを頼む!おい、行くぞ!」

 

兵士総元帥1&2『はい!』

 

 

リュウカは急いで防空指揮所に上がり…防空指揮に入った……

 

 

……その数時間後に何とか全ての敵を討伐して…今現在ノーマル状態の龍華(リョウカ)に牽引されてるコア形態の龍華(リョウカ)…無論手動なので動きが鈍いのが原因のと…リョウカが重傷を負った事だった…

 

 

 

【龍華(リョウカ)2番艦:リョウカの部屋】

 

 

 

リュウカ(本体)「……一体何であれほどのセキュリティーを掻い潜ってしまったんだ…?」

 

めぐみん「さぁ…分かりません……。」

 

永琳「………はぁ…結果が分かったわ、どうやら安全装置能力の誤作動の様だわ…。」

 

リュウカ(本体)「何?安全装置能力だと?確かアレはバグが多過ぎてボツになった筈……。」

 

永琳「でも、リョウカの中にその安全装置能力が有ったのは事実よ…早くどうにかしないとまたランダムテレポートで大変な事になるわよ。」

 

リュウカ(本体)「……そうだな……幾ら考えても発動してしまったのは事実だし……早く外してリョウカを安心させてやらんと……。」

 

 

それでリュウカは能力で安全装置能力を強制摘出した…

 

 

リュウカ(本体)「……しっかしあん時は危なかったな……本艦がなければリョウカが死んでたな……。」

 

永琳「確かにそうね…これもあの艦の意思かもね……。」

 

零月「…そうだね…。」

 

永琳「……まあ取り敢えず、さっきの件で余計に悪化してるから…幾ら今のこの子が異常に強く治療能力や再生能力が速くても…必ず最低でも数日は無理はさせずに貴女達の側に居させてあげて…目を離すと大変だからね。」

 

リュウカ(本体)「当たり前だ…やれやれ…今度の大嵐の時は大きく見直さないとな…何が起きるか分からん。」

 

シオリ「そうだね。」

 

リョウカ(本体)「……っ……げほ…!げほ…!……あ…れ…?」

 

リュウカ(本体)「おお…気が付いたか……。」

 

リョウカ(本体)「………おねえ……ちゃん………みな……さん……すみ…ません……また……こうなっちゃって……。」

 

めぐみん「……あれは仕方ない事ですよ……それよりも…貴女はもっと寝て下さい……って言うよりももう休んで下さい…。」

 

リョウカ(本体)「……はい……っ……ぅぅ……ふぅ……。」

 

 

リョウカは再び眠り始めた……

 

 

リュウカ(本体)「……取り敢えずしばらくは本艦に世話になるな…それと…。」

 

リョウカ(このすば)「私達の出番って訳ですね?」

 

リュウカ(本体)「まあそう言う訳だ…頼む。」

 

リョウカ(ハンター)「ええ、任せて下さい…後リョウカさんが出来る限り良くなりそうな物を探して来ます…勿論あまり無理はさせたくないので程々にはね…。」

 

リュウカ(本体)「すまん…頼んだぜ…しばらくの間俺達は本艦で生活するからあの艦の事を頼む…。」

 

リョウカ(艦娘)「はい、分かりました…あ、勿論牽引はしていきますね。」

 

リュウカ(本体)「ああ、そうしてくれ…。」

 

永琳「まあ私もしばらくは此処に居るわ、何かあれば来ると良いわ。」

 

リュウカ(このすば)「おう。」

 

 

……ピ……

 

 

リュウカ(本体)「ん?今何か聞こえなかったか?」

 

永琳「いいえ?何も?」

 

 

ピ…………ピ…………

 

 

リュウカ(本体)「…………聞こえるな…。」

 

永琳「……ええ…。」

 

めぐみん「………でも何処から…?」

 

 

ピ…………ピ…………ピ…………

 

 

リュウカ(本体)「………!!まさか…!リョウカからか…!?今度は何をする気だ!?」

 

 

ピ…ピ…ピ……ピィー…!

 

 

エイダ(子機)『(ザーッ)……甚大な……身体の……(ザーッ)…ダメージ……確認……(ザーッ)……生命の……危険……感知……(ザーッ)……これより………緊急自動完全治療……及び…(ザーッ)……緊急自動自己再生……を……(ザーッ)……開始します……。』

 

リュウカ(本体)「何だと…!?またリョウカに無茶させる気か…!?」

 

リョウカ(このすば)「流石に可哀想だからやめて……お願いだから…私達でどうにかするから…。」

 

エイダ(子機)『…………。』

 

リュウカ(このすば)「止まる気は無いってか…。」

 

リョウカ(このすば)「……仕方ないです…ならば貴女の気持ちは良く分かります…でも今回だけは絶対に駄目……だから…強行停止させてもらいますよ…リョウカさんの生命に必要な能力以外の全能力停止を強行実行します!ふん…!」

 

 

ッバ…!ピキィィン…!

 

 

 

エイダ(子機)『警告…(ザーッ)システムに…障害が発生……強制停止命令が……執行されました……(ザーッ)………システムを……停止……します………。(ザーッ………ブツ…!)』

 

リョウカ(このすば)「……ふぅ…一応はしばらくは大丈夫です…ただし一時的です…だから必ずみなさんが側に居ないと居ない間に再び活動を再開してリョウカさんを無理矢理でも復活させますよ…今は一応リョウカさん自身には今の状態でも最大で数日あれば完全に回復しきりますので…出来ればソッとさせて下さいね…。」

 

リュウカ(本体)「すまんな…。」

 

リョウカ(このすば)「…あ…そう言えばテトラさんは?」

 

リュウカ(本体)「ああ、艦橋に居る……だが、妙だ…奴が現れないな…。」

 

リョウカ(モンハン)「そうですね…もうメルカ島付近なのに幽霊船も姿を見せて無いですし……。」

 

リョウカ(このすば)「………なら予定変更です、数日間待って…それでも何も無ければ上陸しましょう…それにその頃にはリョウカさんも回復する頃だろうと思います。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

 

 

その後メルカ島付近の沖にて一時的の泊地として艦隊は停止し…拠点もそこで停止して一時固定化した…

 

 

……数日後…

 

 

ビィィィィ…!ビィィィィ…!

 

 

リュウカ(本体)「何だ!?」

 

兵士総元帥3『は!この艦隊に向けて敵勢力接近!飛行型の魔物です!数は…数百体規模の大編隊です!』

 

リュウカ(本体)「…あの時の奴か…!その報復に来やがった…!…直ちに全艦や全軍に戦闘配置に着くように伝えろ!」

 

兵士総元帥3『は!』

 

リョウカ(本体)「………また…敵ですか…。」

 

リュウカ(本体)「ああ…だが大丈夫だ…俺達がどうにかする…。」

 

リョウカ(本体)「そう…。」

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカ&リュウカ(本体)『……!』

 

デルフィ(コア:エイダ)『状態良好…全能力及び全システム…強制起動…。』

 

 

ピキィン…!パァァァン…!

 

 

リュウカ(本体)「デルフィ!お前、何のつもりだ?」

 

デルフィ(コア:エイダ)『…………新能力及び新システム解放……完全回復実行。』

 

 

ピキィン…!パァァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「っ……あれ?もう…治ってるの?」

 

リュウカ(本体)「……ったく……またしてやられた……だが幾ら治ったとしても今回は駄目だ…良いな?」

 

リョウカ(本体)「はい……。」

 

リュウカ(本体)「はぁ……やれやれ……コイツもコイツで……とんでもないな…。」

 

リョウカ(本体)「そうですね……。」

 

 

その後…敵は全て呆気なく蹴散らして撃退に成功した…無論損害は皆無だ…

 

……3日後…

 

 

リョウカ(本体)「復活です!……久々にこの台詞を言いましたね…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…もう何十年も聞いてないな…それで?やっぱり何も動き無しか?」

 

リョウカ(モンハン)「うん、あのカヲルさんも感知してないって言ってたよ。」

 

リュウカ(本体)「そうか…ならばやはり何か有るな…取り敢えずこれからメルカ島に上陸して色々と探索をしないとな。」

 

リョウカ(本体)「そうですね。」

 

 

ビィィィィ…!ビィィィィ…!

 

 

リュウカ(本体)「やれやれ……もう敵が来たのか?今度は?」

 

兵士総元帥3「は!ですが今回の敵は一体だけです!しかし…その反応は強大です!海中から来ます!」

 

リョウカ(本体)「一体だけで巨大な反応……しかも海中から来ると言えば……まさかベラムーが攻めて来たのかな?……いえ違う……サイズが超巨大……まさか…!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

ザッパァァン…!!!

 

 

全員『……!!』

 

?『ギュオアァァァァァァ…!!!!』

 

 

海中から現れたのは……超巨大なイカとタコを合体させた様な姿で身体中に多数の眼球が埋め込まれていた……

 

 

リョウカ(本体)「……やっぱりあれは【ダイオクタ】です!」

 

リュウカ(本体)「おいおい、何でベラムーの管轄下にコイツが此処に居る!?アイツはガノン側の筈だろう!」

 

リョウカ(本体)「ええ、でもね私達の影響下で生態系の環境下も変化したのでしょう…だから本来の大海域を離れて此処に来たのでしょう…。」

 

テトラ「それでどうするんだい!?」

 

リョウカ(本体)「……丁度良いですね……私が直々に相手になりましょう……一応私は病み上がりなのでね…お姉ちゃん、一応私と一緒に来て下さい…もしもの時が有り得ますからね…。」

 

リュウカ(本体)「分かった…まあそれなら良いぞ…俺が一緒に居た方が都合が良い…。」

 

リョウカ(本体)「さてと……私は先に出陣します…またすぐ後で外で合流しましょう。」

 

リュウカ(本体)「……ああ。」

 

リョウカ(本体)「…………。」

 

 

フワァァ…(ハァァァァン…!)

 

ピシュン…!

 

 

リョウカはその場で浮かび上がり…一瞬で姿を消して…

 

 

 

(処刑用BGM:作品名【ゼオライマーシリーズ】曲名【覚醒、ゼオライマー(スパロボMXver)】)

 

 

ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!

 

ピキィィン…!!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

ドォォォォォン…!!!!(フォォォォォ…!!!!)

 

 

どっからとも無く某冥王計画の処刑用曲が全員にも聴こえる様に流れ出し…大規模な大嵐を発生させ…龍華(リョウカ)2番艦を中止に紅の巨大な十字架の爆発を発生し…その裂けた衝撃波の中から…威風堂々とした姿の…零の姿を強化したリョウカの姿が現れた…

 

 

カズマ「……勝ったな…。」

 

めぐみん「……そうですね…。」

 

テトラ「な…何なの?この曲は?」

 

リョウカ(モンハン)「あ〜…これですか?たまーにだけど…雰囲気を出すために自動的に能力が作動してその場に合う雰囲気の曲が流れます……まあ基本的に処刑用曲やトドメ用だとかこっちが有利な時に自動で流れます…害は無いけど気分的には高揚感を出す事も出来ますから戦略的にも戦術的にも有効です……無論これは的にとっても心理的にも影響を与える事が可能です……。」

 

大石『なるほど…確かに参考になりそうだな…。』

 

リュウカ(このすば)「まあ今回のは…明らかにゼオライマーだな…あのチート機体の暴れっぷりとすればこの曲が流れた時点で勝利は確定事項だからなぁ……あ…そうだ、おいジェフティ。」

 

エイダ(コア)「はい、何でしょうか?」

 

リュウカ(このすば)「一応だが、それぞれの状態をスパロボ風に味方全員に表示させてくれ…まあ戦闘時の奴だがな…分かればやってくれ…分からないなら俺達でどうにかする。」

 

エイダ(コア)「少しお待ち下さい……了解です…早速表示します。」

 

 

ピコーン…!

 

 

全艦の一部モニターにスパロボ風(MX風と第三次α風ver)の戦況とステータスが表記された…無論敵や味方含めて…

 

 

 

リュウカ(このすば)「……やっぱり敵のライフも完全には特定は不可能か…。」

 

エイダ(コア)「はい、まだ未知数なので…ですが未知数の状態でも最低でも100万までなら正確に特定可能です…それ以上は全て[?]表記となります…っが何度も攻撃して100万以下に出来れば正確な情報が完成します。」

 

リュウカ(このすば)「なるほどな…んで何であのリョウカやリュウカのライフは不明なんだ?」

 

エイダ(コア)「はい、これも同様でして…ただ正確な情報を提供出来れば判明します。」

 

リョウカ(モンハン)「へ〜…。」

 

 

それで一行は戦いの様子を確認した…

 

 

VS【大凧烏賊:ダイオクタ】

 

 

勝利条件【ダイオクタの撃破】敗北条件【リョウカの撃破】

 

 

リョウカ(本体:零)「さてと……私達の前に姿を現したのが不味かったですね……ダイオクタさん?」

 

 

ピカァァン…!

 

ピシュン…!

 

 

全員『……!!』

 

 

リョウカが片腕を掲げてその輝く光球を輝かせると…リョウカの横に…在ろう事かリョウカの分身が10体召喚された…しかも同じ形態だ…

 

 

リョウカ(本体:零)「ふふふ……チリ残さず…消滅させてあげますよ…お姉ちゃん!周りを結界で囲んで!」

 

リュウカ(本体:無限)「あ?あ…あぁ…!」

 

 

ピカァァン…!!

 

 

リュウカはリョウカの命令で周り全域を結界で囲い…如何なる攻撃を外部に漏らさない大結界を覆った…その中にはリョウカ達とダイオクタのみ残された…

 

 

ダイオクタ『……!!!』

 

リョウカ(本体:零)「終わりですよ…さぁ!行きますよ!私達!」

 

リョウカ戦隊全員(分身:零)『ええ!」

 

 

【同時攻撃】

 

 

フワァァ…(ハァァァァン…!!)

 

 

リュウカ(本体:無限)「お…おい…まさか…!?」

 

大石『…!いかん…!全艦!直ちに後進一杯…!!幾ら結界と言えど破られないと限らん!急げ!』

 

全艦『了解!』

 

 

大石も察しがついたのか急いで全艦に後進一杯を命令した…

 

 

そして……

 

 

全リョウカ(零)『メイ…オォォォォ…!!!!!』

 

 

フォン…!キュィィィィィン…!!!

 

ガコン…!

 

ピキィィィィン…!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

合計11人から放たれたリョウカの零滅メイオウ攻撃は全てダイオクタに襲い掛かり……

 

 

【∞×11】

 

 

……と言う∞ダメージと言うトチ狂った桁が合計11回も味方全員にも分かる様に表示され…ダイオクタは勿論跡形も無く消滅した……因みにダイオクタのライフは…【150万8500】と言うライフを持ってたが…それを嘲笑うかのような超オーバーキルの攻撃を浴びせたのだ…完全に消滅しても不思議じゃない事だった…

 

 

【戦闘終了】

 

 

シュゥゥゥゥ…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、こんな感じですね…お疲れ様です。」

 

リョウカ(分身:1)「お疲れ様です、またね。」

 

 

ボン…!

 

 

リョウカに召喚されたリョウカの分身は消えた…因みにそれと同時にリュウカの結界が消滅した…

 

 

リュウカ(本体)「おいおい、幾ら何でもオーバーキルじゃねぇか?」

 

リョウカ(本体)「流石に今後は先程の分身との連携での大人数の同時メイオウ攻撃はしませんよ…するのであればみなさんに許可もらいますよ…今回のは分身の私達と同じメイオウ攻撃をしたらどうなるかの検証と復帰のリハビリの感じでやってみましたが……やり過ぎですね……同時メイオウ攻撃は禁忌級として認定して…メイオウ攻撃をする際には単体でやった方がまだマシですね……これじゃあ地球が持たないです。」

 

リュウカ(本体)「そうだな、さっきの攻撃で見事にヒビが入ったからな…これ以上数増やされたら堪らん…例え解禁しても最大で10体までだからな?後…分身達の連携は…本体を除いて合計5体までは別に禁忌指定はしないが…流石に力加減してやってくれ…無論6体以上は駄目だ…良いな?」

 

リョウカ(本体)「分かりました…まあこのメイオウ攻撃は…めぐみんさんのエクスプロージョン枠に入る無差別級の物だからね……まあ一応私達の特製次元連結システムも有りますが…限度も有りますからね…一応今のめぐみんさんみたく…メイオウ攻撃の室内バージョンも後々試してみますよ。」

 

リュウカ(本体)「へいへい…程々にな…んじゃあ戻って探査でもしないとな…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、そうですね…それじゃあいよいよメルカ島に…、」

 

 

 

ギュルルルル……

 

 

全員『…………。』

 

 

その場からある意味で似つかわしく無さそうな腹の虫が鳴る音が響いた…

 

 

リュウカ(本体)「………リョウカ、その前に飯にした方が良いな…最近全く碌にまともな物食べてないしな。」

 

リョウカ(本体)「う…そうですね……それじゃあお言葉に甘えてそうしましょうか……。」

 

 

その後一行は久々にまともな食事をして…いよいよメルカ島に上陸した…因みに大部分の会話の内容やイベントは割愛する……っが要件を纏めると……

 

 

・幽霊船と言う謎の船は何故か微妙にデザインが変わってる事(ただそれだけの事で原作と変化無し)

 

・最近、海域が物騒になっていて…常に武装して出航しないと碌に安全に航海が不可能になっている…(原作よりエンカウント率が高め)

 

・第三の海域や第四の海域が存在しない(中盤戦のハガネ集めの主な海域全て消滅)

 

・海王の神殿が何故か内装が変化して…取得出来る物も変化(主に重要なアイテム)

 

 

その他色々と挙げればキリがない位のこの大海域の変化だが…果たしてリョウカ達の運命は如何に?

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【パーティ☆ニャイト(龍華姉妹&神森軍ver)】



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第18話 神森一家と異世界二大大海域:夢幻勇者編【中編】

よう、お馴染みのリュウカだ…じゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…ガノンの管轄下を離れた俺達はベラムーの管轄下の大海域に向かったがまたしても大嵐に見合われてな…んで万全の対策をしてたがリョウカの能力の誤作動で案の定荒れ狂う大海原に投げ出されてしまった……その後に俺達は大急ぎでリョウカの元へと急ぎ…コア形態になって魔物に襲われている無抵抗状態のもう一隻の龍華(リョウカ)とリョウカを助けて…んで軽く返り討ちにしてしばらく滞在してリョウカが回復した……その後にダイオクタと言う超巨大な魔物が襲い掛かったが…処刑用曲と共に現れたリョウカ達の手でダイオクタはチリも一つ残さずに呆気なく零に還った……後はメルカ島を探索した……まあこんなもんだ…そんじゃあ今回も見てくれよ。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

メルカ島に上陸した一行は…取り敢えずは原作通りに事を運ぶべく海王の神殿に来ていた…

 

 

 

リョウカ(本体)「……此処も相変わらずですね……でもかなり厄介になってますね……。」

 

リュウカ(本体)「……何?」

 

リョウカ(本体)「………此処のダンジョン…まあ要と言えるファントムや瘴気がね…かなり強化されちゃってますよ…特に瘴気がね…もし夢幻の砂時計無しで突っ込もう物なら…そうですね、ゲームのモンハン風に言えば…超高速スリップダメージが発生して…5秒後に力尽きる程の超強烈な効果に変貌してます…無論今の通常状態の私だった場合には…精々どう頑張っても1分有るか無いかですがね…まあ覚醒すれば瘴気位はどうにでもなります……。」

 

エクレール「それは怖いね…。」

 

レックス「それでどう攻略しろと?」

 

リョウカ(本体)「う〜ん…安全な場所は聖域と呼ばれる絶対安全領域が有りましてね…そこは絶対に瘴気や敵が入って来れない場所でもあり…モンハン風で言うなら…瘴気で受けたダメージに限り同じく超高速でダメージを回復すると共に全ての攻撃を敵味方含めて無効化すると言う万能な場所です…海王の神殿攻略にはこの聖域と夢幻の砂時計が鍵を握ります…さてと、問題なのがどうやってラインバックさんを助けるかです…先程も言いましたが…何も対策無しで聖域の外に出よう物なら…あの強烈な瘴気によって殺されるのが関の山です…更には場合によってはファントムと言う敵も居ます…倒せなくは無いですが今はそんな暇は無いので見つかったら逃げるしか無いです…。」

 

メリー「ふ〜ん……でもどうする?ラインバックって人ってハンターと違うのでしょう?」

 

リュウカ(本体)「ああ、ただの船乗りだからな生身の人間とそう変わらんしハンターより脆いからな…だから瘴気に至っては外に出て持つ時間はたったの1秒から2秒程度だ…無論、最長でだがな……最低でも…まあ……もし一般人よりも多少は強いなら0.5秒程度だろう…。」

 

エクレール「かなり短いね…。」

 

リョウカ(本体)「でも助かる方法は無い訳じゃないです…もし捕まってる場所が変わってなく…尚且つ、出入り口が一直線であれば…迅速に突破出来る方法としてラインバックさんを出来る限り手加減して放り投げると言う方法が有効です…勿論普通にテレポートでも構わないけど…瘴気の所為で安全な場所にテレポートが出来るとは限らないのでね…もしテレポートする際には防護能力を展開する必要が有ります…まあ場所が変わってない事を祈るしか無いですね…構造も変わってると言うけど…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな。」

 

リョウカ(本体)「さてと、幾ら私達でも完全に無効化するには時間が必要です…でも今回は時間が有りません…だから今回は私とお姉ちゃんを含めて後一人…着いて来て下さい…安全の為にね。」

 

エクレール「じゃあ私が行くよ。」

 

リョウカ(本体)「分かりました…まあ最終的に4人になりますからね…短時間だけですが…。」

 

リュウカ(本体)「あ〜…ラインバックか…。」

 

リョウカ(本体)「はい…一応名目上は4人と言う事にはなります……っがほんの一瞬です…さてと、行きますよ。」

 

エクレール「ああ。」

 

 

その後、リョウカとリュウカとエクレールの3人のみで海王の神殿のダンジョンに入った…

 

 

【リョウカパーティ:海王の神殿攻略戦開始[1回目]】

 

 

リョウカ(本体:零)「あ、早速居ましたね。」

 

リュウカ(本体:無限)「そうだな。」

 

エクレール「って…何で貴女達は始めから覚醒してる訳?」

 

リョウカ(本体:零)「してないと死にますから…それに瘴気の所為で移動しずらいです。」

 

リュウカ(本体:無限)「俺はもしもの時の対策と、それとお前は生身だからな…一応この状態の俺達の側に居れば瘴気を完全に無効化出来る…。」

 

エクレール「へ〜…。」

 

?「お〜い!!そこに誰か居るんか!!」

 

リョウカ(本体:零)「ええ!貴方がラインバックさんですね!」

 

ラインバック「ああ、そうだ!偶々此処に入っちまってな!出られなくなっちまった!だから助けてくれよ…!!」

 

リョウカ(本体:零)「分かりましたから!絶対にそこから動かないでね!ちょっとでも動くと貴方死にますよ!」

 

ラインバック「あ…あぁ…!」

 

リョウカ(本体:零)「さてと…助けるにはあのトゲが邪魔ですね…それを解除する為のスイッチが何処かに有るはず…でももし解除すればラインバックさんの性格上直ぐに聖域から出てしまうでしょうから……お姉ちゃん、ラインバックさんの側に居て…それで私が解除した瞬間にラインバックさんをこちらに投げて。」

 

リュウカ(本体:無限)「分かった。」

 

ラインバック「お、おい…何をする気だ!?」

 

リョウカ(本体:零)「少しスリルを味わうかもしれないしかなり痛いけど我慢して下さい…大丈夫です、死ぬよりはマシです。」

 

ラインバック「お…おい!本当に大丈夫なんだろうな!?」

 

リョウカ(本体:零)「つべこべ言わない…お姉ちゃん、見付けました…頼みましたよ。」

 

リュウカ(本体:無限)「ああ、任せろ。」

 

 

ピシュン…!

 

 

ラインバック「うわ…!?いつのまに!?」

 

リュウカ(本体:無限)「よーし、ジッとしてろ…リョウカ!!今だ!!」

 

リョウカ(本体:零)「はい!……それ!」

 

 

ピカァァン…!

 

チュドォォォォン…!!

 

カチ!シャキン…!

 

 

ラインバック「お…!解除された…(ガチ…!)……へ?」

 

リュウカ(本体:無限)「良し!行くぞ!エクレール!受け取れ…!」

 

 

ヒョイ…!ヒュゥゥゥ…!!!

 

 

ラインバック「どわぁぁぁ…!!!?」

 

エクレール「オーライ!オーライ…!……でやぁぁ…!!」

 

 

ズシィィィ…!!

 

 

ラインバック「あ……あ……!」

 

エクレール「ふぅ…ナイスピッチング!」

 

 

ピシュン…!

 

 

リュウカ(本体:無限)「それはどうも、んでラインバック…生きてるか?」

 

ラインバック「……は!?俺は…!?ってお前ら…!俺を殺す気か!?」

 

リョウカ(本体:零)「仕方なかったですよ?それに貴方の場合…もし此処から少しでも出れば瘴気であっという間に死んでしまいますよ?これ以外に方法が有るとでも思いますか?…死なないだけでも有り難く思った方が良いです…。」

 

ラインバック「はぁ……そうかよ……。」

 

リュウカ(本体:無限)「なぁ、本当にコイツ必要か?」

 

リョウカ(本体:零)「ええ、まだ生きてもらわないと困りますしね…さてとさっさと今この場面で頂ける物は頂いて戻りますよ…。」

 

ラインバック「は?それはどう言う意味だ?」

 

リョウカ(本体:零)「………スティール。」

 

 

ピカァァン…!

 

バシ…!

 

 

リョウカ(本体:零)「うん、これこれ…この海図が欲しかったですね…まあ無くてもどうにでもなりますが…これがあれば正確な地図が完成します…。」

 

ラインバック「へ〜…。」

 

 

シュゥゥゥゥ…

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ、それじゃあ戻りますよ。」

 

リュウカ(本体)「そうだな。」

 

 

それで4人は先程の広場に帰って来た…

 

 

リョウカ(本体)「戻りましたよ…。」

 

メリー「あら?その人が問題の人なの?」

 

ラインバック「何〜…!?問題とはなんだ!?問題とはよ〜…!?」

 

リュウカ(本体)「ん?性格だろ?まあ船乗りとしての質は悪くないし…コイツ特有の操舵技術として何故かジャンプと言う能力が使える…無論ジャンプって言えば文字通りその場で飛ぶと言う意味だ…言っとくが船だぞ?」

 

ラインバック「何故俺のその技術が!?」

 

リュウカ(本体)「俺達だからな…寧ろジャンプ技術は俺達が御先祖様だがな…無論…本家のジャンプ技術は…まあ実際に見た方が早いな…まあ兎に角…お前には一緒に来てもらう…拒否権は無い。」

 

ラインバック「おい〜…!!マジかよ…!!助かったと思ったら今度は拉致られるのか!?」

 

リョウカ(本体)「近いけど違います、と言うか…貴方が居ないと世界がヤバイです…世界の平和の為に貴方に一肌脱いでもらいましょうか?……勿論世界が救われたら…それはそれで…貴方も有名になるんじゃないのかな?」

 

ラインバック「何…!?俺が…有名人…!!良し乗った!」

 

全員(ラインバックを除く)『………。(チョロい……。)』

 

 

 

その後一行は港の有る村へ戻り…一旦シーワンの所に再度立ち寄って…そこで妖精シエラと共に行動する事になり…港に戻った…

 

 

ラインバック「よーし!そんじゃあ!」

 

リョウカ(本体)「あ〜…言い忘れましたが、これから貴方が乗るのはそれじゃないです…っが正確には上陸する為の揚陸艦として臨時で機能させてもらいますし…貴方はこれから私達の所属の有能な乗組員の1人として行動してもらいます…勿論拒否権は無いですよ。」

 

ラインバック「マジかよ……まさか俺の船が…。」

 

リョウカ(本体)「あ〜…安心して下さい、どうもしませんよ…流石に貴方の愛船に手を出す馬鹿は居ませんよ…私達だって軍人でも有り同じく海を愛する仲間同士だからね…船の大切さ位は理解してますよ……無論事が済めば貴方や貴方の船も無事に帰しますよ…だから指示に従って…。」

 

ラインバック「はぁ…分かったよ……。」

 

リョウカ(本体)「……それじゃあラインバックさんは、その船に乗って…私達はこの艦に乗ります…ラインバックさんは私達の後を付いて来て下さい。」

 

ラインバック「分かったよ……。」

 

 

その後リョウカ達はイージス艦である改インディペンデンス級のもので総司令旗艦…神森龍華(リョウカ)に帰還した…(尚、2隻居たが…事前にリョウカ達の連絡で2番艦に総員を移した後に自動で消えて行った…)…因みにラインバックの船は艦尾ドックに格納された…

 

 

ラインバック「す…すげーぜ…!!」

 

リョウカ(本体)「これが私達の艦です…そして本艦は本艦隊の総司令旗艦となってます…まあ分からないと思うけど…簡単に言えば、本艦隊を率いるボスみたいな感じですよ。」

 

ラインバック「へ〜…。」

 

リョウカ(本体)「さてと、貴方にはその操舵技術が備わってますから…貴方には臨時の操舵係及び臨時航海長に任命します。」

 

ラインバック「へ?…あ〜…確かそんな話だったな…。」

 

リョウカ(本体)「勿論、貴方は一時的の研修生としての役目も有ります…いずれは巨大な船を操艦する事にもなります…今回の事件を活用してきっちりと覚えてもらいましょうか…まあこの世界の物とは大きく違いますがね…何は役に立つと思いますよ…さてと、こっちです。」

 

ラインバック「おう。」

 

 

その後、ラインバックを簡単にだがそれぞれの場所を案内して…その後操舵室に行かせて操作説明等のレクチャーをした…

 

 

 

リョウカ(本体)「さてと、初の実戦ですよ…ラインバックさん…。」

 

ラインバック『おうよ!』

 

リョウカ(本体)「全艦!出航用意!錨を上げー!」

 

全艦『了解!』

 

 

 

ガラガラガラガラ…!ガキ…!

 

 

リョウカ(本体)「機関起動!」

 

機関長『は!機関起動…!!』

 

 

ガチャ…!ゴォォォォォ……!

 

 

リョウカ(本体)「機関出力最大!メインエンジン及びサブエンジン起動!!」

 

 

ガコン…!キュィィィィィン…!!

 

 

リョウカ(本体)「全武装及び全設備起動確認急げ!」

 

エイダ(コア)「了解です…全システム正常…出航準備完了。」

 

リョウカ(本体)「神森艦隊!出航!」

 

 

ボォォォォォォ…!!!

 

ザザァァン…!!

 

 

メルカ島沖に停泊してた神森艦隊全艦はとうとう動き出した…

 

 

リョウカ(本体)「全艦!進路を火の島に向け取舵180度回頭!」

 

全艦『了解!』

 

ラインバック『取舵いっぱ〜い!l』

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

ザザァァン…!

 

 

リョウカ(本体)「うん、初めてにしては上出来ですね…ラインバックさん。」

 

ラインバック『へ、そりゃあどうも!伊達に何年も船乗りの船長をやってないぜ?』

 

リョウカ(本体)「まあそうでしょうね…貴方の事だから心配はしてないです…っが…一応分かってるとは思いますが…本艦は総司令旗艦です…本艦が轟沈すれば艦隊そのものも壊滅的被害を受けるのと同じです…正に一心同体の身です…だからくれぐれも気を付けて下さい。」

 

ラインバック『勿論だぜ…俺に掛かればどうって事も無いぜ!』

 

リョウカ(本体)「その意気です…まあもしもの時には備えてはあります…まあその時になったら脱出はして下さいね?何せ操舵って言うのは1番死亡率が高い所です…そこは覚えて下さい。」

 

ラインバック『あいよ…そういや前々から思ったんだが結局お前ら何者だ?こんな大艦隊を率いてるってのは分かるし国のお偉いさんなのは分かるが…どうもそれだけじゃない気がするんだよな〜…。」

 

リョウカ(本体)「あら?言わなかったっけ?こう見えてもね…まあ神様やってたりもしてます…しかも1番最高位に居る最高神にもね…まああまり気にする事じゃないけどね…。」

 

ラインバック『何ィィィ…!!!?お…お前らが神様で…最高神だとぉぉ…!!?』

 

リョウカ(本体)「ラインバックさん、慌て過ぎですよ…さっきも言ったけど余り気にする事じゃないですよ?ただの肩書に過ぎないですし私達は自由気ままに動いてるだけです…まあ依頼受けて動いてますがね……って言うよりも今もイレギュラー対処で動いてますよ。」

 

ラインバック『何だ…そうなのか…。』

 

 

ビィィィィ…!ビィィィィ…!

 

 

ラインバック『うぉ…!?何だ!?』

 

リョウカ(本体)「この警報は敵が出て来た時に知らされる警報です…敵は?」

 

兵士総元帥3「は!本艦を前方を塞ぐ形で側まで接近してます!形状は柵状型です!」

 

リョウカ(本体)「……シーローラーですか…砲撃じゃあ間に合いません…良し!全艦!本日をもってとあるシステムを解除します!敵の攻撃を回避するのに役に立つでしょう!…さてと…行きますよ!敵が接近して来たらタイミングよくジャンプです!」

 

兵士総元帥1「は?ジャンプ…?と言いますと?まさか…!」

 

リョウカ(本体)「ええ、大昔時代からの伝統芸である意味で使い道が限られてましたからね…ジャンプシステムです!勿論こんな事もあろうかと改良は済ませてあります!ラインバックさん!操舵輪の下にペダルが有りますよね!」

 

ラインバック『ああ!有るけど、まさかこれが?』

 

リョウカ(本体)「その通りです!私が合図したらそのペダルを思いっきり踏んで!そしたらその方角に垂直にジャンプします!勿論何度も踏めば何度でもジャンプしますが…使い過ぎるとオーバーヒートしてしばらく使えませんよ!」

 

ラインバック『分かった!』

 

兵士総元帥3「目標接近!接触まで残り10秒!」

 

リョウカ(本体)「…………今です!ジャンプ!!」

 

ラインバック『イヤッハァァァァ…!!!』

 

 

ガコン…!

 

キュィィン…!

 

ザッパァァン…!!!

 

シュゥゥゥゥ…!!

 

ヒュゥゥゥ…!

 

ザッパァァン…!!

 

 

兵士総元帥3「回避成功!目標喪失!」

 

ラインバック『おお!飛んだぜ!!』

 

リョウカ(本体)「ええ、これでも永い間船乗りやってますのでね…こう言う事もついつい搭載してしまうのですよ…まあ今回のは軽い試験的だったのですが…やっぱりまだまだ改良が必要です…何度も使えるけどオーバーヒートしたら堪りませんですしね……。」

 

大石『確かにそうだな…場合によってはオーバーヒートの最中に先程の敵が現れたら対処のしようがない…。』

 

リョウカ(本体)「ええ、まあ最悪…頑丈さ活かしてのラムアタックか両端を攻撃して退治するかのどちらかを選びますがね…。」

 

大石『なるほど…。』

 

兵士総元帥4「姫様!目的の島が見えました!」

 

リュウカ(本体)「んで行くのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ………ん?」

 

リュウカ(本体)「どうした?」

 

リョウカ(本体)「…………見つけた……お姉ちゃん、先に行ってて下さい…私は少し取りに行く物があるので…直ぐに戻ります。」

 

リュウカ(本体)「え?あ…!ちょ…!」

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカはリュウカの制止を振り切りワープして外に出て…

 

 

ピキィィン…!パァァァン…!

 

キィィィィィィン…!!!

 

 

リュウカ(本体)「……一体何を…?」

 

 

リョウカは再び覚醒形態になり…とある地点まで飛んで行くと…

 

 

リョウカ(本体:零)「……此処ですね……。」

 

 

(ハァァァァン…!)

 

ザザァァン…!ザッパァァン…!!!

 

 

全員『……!!』

 

 

リョウカが手を翳すと海が裂けて…リョウカはその中に入り…

 

 

リョウカ(本体:零)「……うん、これですね…さてと帰りましょうか。」

 

 

ピシュン…!!

 

ザッパァァン…!!!

 

 

リョウカは海底に沈んでいた筈の黒色の宝箱を持ってリュウカ達の元に帰って行って…海は再び元の姿に戻った…

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカ(本体)「よいしょっと…手に入れましたよ。」

 

リュウカ(本体)「おいおい、やる事が派手だな……まあ泳げないから仕方ないが…んでこの宝箱の中身は?」

 

リョウカ(本体)「ええ、この中に太陽の鍵が入ってますよ…だからさっさと先に手に入れた方が良いと思ってね。」

 

リュウカ(本体)「なるほどな……。」

 

 

ガチャ…!

 

 

リョウカ(本体)「…ビンゴです。」

 

リュウカ(本体)「おお、久々に太陽の鍵を間近で見たな……。」

 

リョウカ(本体)「まあまだまだ使いませんがね…取り敢えずこれは保管しておきましょう。」

 

 

リョウカは太陽の鍵を能力で異空間収納庫に仕舞った…

 

 

リュウカ(本体)「そう言えば、さっき宝箱手に入れる際に海をカチ割ったよな?あれは如何言う原理だ?」

 

リョウカ(本体)「ん?『少し海に退いてもらいたいな?』って思って手を翳しただけですよ。

 

カズマ「…海に退いてもらうって…まさか因果律兵器や次元連結システムの応用…みたいな感じか?」

 

リョウカ(本体)「う〜ん、まあ多分そうじゃないですか?お姉ちゃんも出来ると思いますよ?」

 

リュウカ(本体)「いや、それは別の機会にやるとするよ……んでメリー、どんな感じだ?」

 

メリー「う〜ん…よく分からないわ…確かに巨大な反応なのは分かるけど…使徒みたいな感じのと更にもう一つ何かが混ざってるって感じがするのよね…あの島から。」

 

リョウカ(本体)「……使徒化に謎の力ですか…詳しく調べる必要が有りますね…さてと、もうそろそろここら辺で停泊して火の島に上陸しますよ。」

 

リュウカ(本体)「そうだな。」

 

ラインバック『いよいよか?行くのか?』

 

リュウカ(本体)「ああ、そうだ…だから操舵を変わってもらい俺達の所に来い。」

 

ラインバック『分かったよ…。』

 

 

その後艦隊は火の島付近にて停泊して…揚陸艦に乗り換えて火の島に上陸した…

 

 

リョウカ(本体)「……どうなっているの…?」

 

リュウカ(本体)「…………酷い有り様だな……。」

 

ラインバック「なあ、お前らの知る火の島ってこんな感じか?」

 

リョウカ(本体)「いいえ……入って早々にこんな惨状は見た事が無いです…家も何もかも全部が焼け焦げて生きる者全てを焼き尽くしてる感じですね……もっと何軒かは建っていてね…占い師が居た筈だけど……もう死んでますね……。」

 

シエラ『…そうなの……。』

 

リュウカ(本体)「……どうする?」

 

リョウカ(本体)「……どうやらこの大海域は…一筋縄では行かないですね…テトラさんの件と言い…変な事ばかりですね……しかも…さっきからこっちに向けて鋭い殺気やらも感じます……トドメに共鳴反応も有ります……使徒では無く……【八卦炉】の力がね…。」

 

リュウカ(本体)「……使徒化の次に…八卦炉か……まさか八卦ロボと融合でも果たしたのか?」

 

リョウカ(本体)「その可能性は充分に有り得ますね…まさかこの世界で冥王計画でもする気じゃないですよね…?」

 

エクレール「冥王計画?」

 

リュウカ(本体)「まあ簡単に言えば、真なる冥王になる為の計画でな…敵対組織やまさかの主人公…と言うよりもラスボスが同類でな…んで八卦ロボ同士での壮絶な殺し合いをして…真なる冥王になると言う物だ…っが…その問題の機体が【天を司る……天のゼオライマー 】…それの存在は全ての八卦ロボを凌駕するチート機体でな…イデオンやマジンガーZERO…エヴァ初号機や第13号機……等と並ぶ…まあZEROはトチ狂ってるった機体と言うか化け物過ぎて別枠だがな…まあこのゼオライマー は…ZEROを除けば最強機体でもあるがな…厄介なのが次元連結システムと言う能力…それこそが天のゼオライマーとしてのらしめてる能力だ……そして冥王計画の要とされこの機体が真の冥王になる為の壮絶な出来ゲームをする……そう言う物だった…。」

 

エクレール「なんか壮絶な話だね……。」

 

リョウカ(本体)「まあね…その二大勢力の所為で大部分の生命が脅かされたからね……それで確認されたのが……【天・雷・月・山・地・水・火・風………そして例外としての…烈】…以上の力を持った機体が存在します……そして今回の場合は…考えられるとすれば……地…山……火……以上の3能力の内のどれかですね…基本的に1つの機体の内1つのみそれぞれ八卦の能力が備わってます…っが例外も有ります……それがそのゼオライマー の超強化型のグレートゼオライマー…そしてゼオライマー以外の全ての八卦ロボと融合したハウドラゴンと言う機体が存在します…無論共通点がほぼ全ての八卦の能力が使える事です…これが厄介です……まあ今は気にする事じゃないですが……。」

 

レックス「まあどっちにしろ倒さないと話が進まないんだろう?」

 

リョウカ(本体)「その通りですね…さてと、まあある意味で私達も原因の発端の一因です…だから仇は討ちますよ…村や何も関係無い人まで殺して……。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…良し!んじゃあ仇討ちに行くぞ!」

 

エクレール「ええ!」

 

ラインバック「まあ取り敢えず俺は此処で待ってる。」

 

リュウカ(本体)「ああ、此処は任せたぞ…。」

 

 

それで一行は炎の神殿を目指して行った……道中に居る魔物も居たが呆気なく蹴散らされて行った…そして一行は炎の神殿に到着し……ダンジョンを攻略し始めた…

 

 

【神森特殊部隊:ダンジョン攻略戦:開始】

 

 

 

無論都合上攻略状況は割愛する…(ダンジョン『…解せぬ。』)

 

 

一行は最深部手前の例の門の前に来ていた…

 

 

リョウカ(本体)「……やはり感じますね…この中から…。」

 

リュウカ(本体)「そうだな……だが下手に行けばやられそうだな…。」

 

リョウカ(本体)「ええ、だから始めから全力で行きますよ…。」

 

エクレール「そりゃあそうだね…何せさっきから門越しでも殺気が漏れてるし…。」

 

メリー「ええ、今までのとは極めて巨大な反応よ…流石にあの大魔王よりは下だけど…それに近い力を感じるわ…。」

 

リョウカ(本体)「…そうですか……まあ倒せば良いのですから…行きましょう!」

 

リュウカ(本体)「おう!」

 

 

 

ゴゴゴゴゴ…ズズゥゥゥン…!

 

ズゥゥゥ…!ズズゥゥゥン…!!

 

 

 

リョウカ達一行は門の奥へと潜って行った…

 

 

 

リョウカ(本体)「………地形は前よりも広いですね………さてと…来ましたか…。」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

ピシャァァン…!!!

 

ピシュン…!!

 

 

全員『……!!』

 

?『………!!!!』

 

 

フィールド中央に超巨大な赤い魔法陣が展開され…その中から如何にも煉獄の魔術師みたいな見た目の魔物が現れた…

 

 

 

リョウカ(本体)「あれは…【煉獄の魔術師:ブレイズ】です!……!!あれは…!!八卦炉のコア…!!」

 

 

リョウカに言われて見てみると…胸の中央に巨大な光り輝く光球が埋め込まれていた…

 

 

メリー「……特定完了よ!どうやらこの敵は火の力と山の二つの八卦の能力を持ってるわ!気を付けて!勿論使徒化もしてるわ!」

 

リュウカ(本体)「やれやれ…。」

 

 

ピキィィン…!ゴォォォォォ…!!

 

 

リュウカ(本体:無限)「厄介だな…。」

 

リョウカ(本体:零)「そうですね…一気にケリを付けますよ!この島で犠牲になった人達の為にも…貴方には此処で死んでもらいます…!お覚悟を…!!!」

 

ブレイズ『……!!!!』

 

 

そして、リョウカ達とブレイズとの戦いが始まった…

 

 

【第1の守護者】

 

 

VS【煉獄の魔術師:ブレイズ[使徒化・八卦化(火・山)・超強化個体・歴戦王個体]】

 

 

勝利条件【ブレイズの撃破】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【ゼオライマーシリーズ】曲名【覚醒、ゼオライマー (スパロボMXver)】

 

 

地形【炎の神殿:最深部】

 

 

【戦闘開始】

 

 

リョウカ(本体:零)「先制攻撃です!艤装展開!主砲三式弾!砲撃始め!!」

 

 

ピシュン…!

 

ガシャン…!

 

ウィィィン…!ガコン…!!

 

ドドォォォォン…!!!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

レックス「いよっしゃ…!命中…!」

 

リュウカ(本体)「いいや、あの程度じゃあ死なん…!見ろ!」

 

ブレイズ『………。』

 

リョウカ(本体:零)「……やっぱり、そう易々とは倒れないですか……倒れてくれたら有り難いですが…牽制として撃っても火属性だから効果は薄いですか…!」

 

ブレイズ『……!!』

 

 

ヒュゥゥゥ…!ヒュゥゥゥ…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

リュウカ(本体:無限)「メテオか…!」

 

リョウカ(本体:零)「メテオは元からですけど…この威力と数!火と山の組み合わせですか…!って危ない…!」

 

 

ガキィィン…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

リョウカ(本体:零)「長期戦は不利ですね!ならばこれでどうですか…!!ミニエクスプロージョンならぬ!ミニメイオウ攻撃をね…!」

 

 

フワァァ…(ハァァァァン…!!)

 

 

ブレイズ『……!!!』

 

 

キュィィィィィン…!!

 

 

ブレイズはリョウカの行動に恐怖と驚異と感じ…最大の攻撃をチャージし始めたが…

 

 

ピカァァン…!!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

ブレイズ『……!!?』

 

リュウカ(本体:無限)「チャージなぞさせるものか!」

 

レギーナ&アルテラ『グオァァァ…!!!』

 

 

スゥゥゥ…!!

 

ドッキュゥゥゥン…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

ブレイズ『……!?』

 

リョウカ(本体:零)「隙ありです!!これで終わりです…!指向性超圧縮型!ミニ…!!……メイ…オオオォォォォ……!!!!」

 

 

ガコン…!ガキィィン…!

 

ピカァァン…!!

 

 

ブレイズ『………!?!?!!?』

 

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!

 

 

 

リョウカの超圧縮された指向性型のミニメイオウ攻撃により…ブレイズは跡形も無く消滅した…

 

 

【戦闘終了】

 

 

コロン…!

 

 

リュウカ(本体)「……これは…?」

 

リョウカ(本体)「……ブレイズの持っていた八卦コア……。」

 

 

フワァァ………ピカァァン…!!

 

パァァァン…!!

 

シュゥゥゥゥ…!!!

 

 

ブレイズの持っていた八卦コアは光輝き…それが破裂して神森一家全員にそれぞれ取り込まれる様に消滅した……すると…

 

 

ピカァァン…!!

 

ピシュン…!!

 

 

リョウカ(本体)「……大丈夫ですか…リーフさん?」

 

リーフ『ええ…何とか…。』

 

リュウカ(本体)「…やれやれ……これで残るは知恵と勇気…って訳だが……。」

 

リョウカ(本体)「はい…それと同時に…残る八卦は…水…風…月…雷…地…天…以上6つ…。」

 

シエラ『大変になってくるね…。』

 

リョウカ(本体)「そうですね…まあでも倒せばこっちも八卦の能力が強化されていきますし…大変だけどメリットにはなります……っが…ある程度推測が出来ました……確かこの世界は二つのエリアしか無いのですよね?」

 

リュウカ(本体)「そうだな。」

 

リョウカ(本体)「…恐らく、ベラムーに対抗するには…全ての精霊を解放して…更には全ての天を除く八卦の力を手に入れる必要が有ります……ベラムーは言わずとも……あれは天に属する能力を持ってる筈です…そして最悪の場合は…イレギュラーの能力……烈を持ってる可能性が有ります……まあ十中八九持ってるでしょうがね…。」

 

レックス「マジかよ…。」

 

リョウカ(本体)「……まあ取り敢えず…脱出しますよ…みなさん掴まって下さい。」

 

 

その後一行はダンジョンを脱出して…港の所に戻った…

 

 

リョウカ(本体)「……さてと…一旦メルカ島に帰りますよ…もう一度海王の神殿を攻略します。」

 

エクレール「またあそこかい?今度は何が欲しいんだ?」

 

リョウカ(本体)「勿論、次のエリアに行く為の海図…そして夢幻の砂時計と言うアイテムを入手します…。」

 

リュウカ(本体)「そうだったな…。」

 

ラインバック「んじゃあそうと決まれば早速!」

 

リョウカ(本体)「まあ待って下さい…その前に…最後に…せめて亡くなった方々を弔ってあげましょうか。」

 

エイダ「……そうだね…。」

 

エクレール「そうしよっか…。」

 

 

それで一行は…安易的だが…酷く荒れた村を出来る範囲内で片付けて…その後墓を建てて…弔ってあげた…

 

 

リョウカ(本体)「……それじゃあみなさん!行きますよ!」

 

 

そして……一行は火の島を離れて……艦隊へと戻って行った……残る精霊は…知恵と勇気…残る八卦の力は…風…水…地…月…雷…天………そして……イレギュラーの……烈……リョウカ達の旅はまだまだ続くのだ……

 

 

 

【続く】

 

 

EDBGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【パーティ☆ニャイト(龍華姉妹&神森軍ver)】



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[最終回]第19話 神森一家と異世界二大大海域:夢幻勇者編【後編】

どうもです、お馴染みのリョウカです…さてと、前回のあらすじを簡単に言うと…私達は1回目の海王の神殿を攻略して…ラインバックさんを仲間にして…更に海図を手に入れて…火の島に目指して行きました…道中で私は太陽の鍵を手に入れました…まあ後々使う為のアイテムですね…それで私達はいよいよ火の島に上陸したけど……史実と違い……村は全滅して…生存者も居なかったです……だから私達は死んで行った者達の為に炎の神殿を攻略してブレイズと対峙する事になりましたが……案の定使徒化してましたが……それと同時に八卦の力を持ってました……それでも特に苦戦する事無く私達は勝利して、力の精霊を解放しました…その後は壊滅した村を片付けて…安易だけど墓を建てて…弔いました…こんな感じですね…それじゃあ今回も見て下さいね。


OPBGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(OPver)】

 

 

 

 

………火の島を攻略した一行は今再びメルカ島に上陸して海王の神殿に来ていた…

 

 

リョウカ(本体)「さてと……あ!シーワンさん、来てたのですか?」

 

【シーワン】「うむ…貴女様達の事ですからね……。」

 

リョウカ(本体)「そうですか……さてと、これが夢幻の砂時計ですか…よいしょっと……確かに入ってますね……。」

 

シーワン「勿論じゃ……使い方は大丈夫ですな?」

 

リョウカ(本体)「ええ、大丈夫ですよ…まあこれだけ有れば充分です…これでみなさんを守れますよ…。」

 

シーワン「ほう……そうですか…。」

 

リュウカ(本体)「…んで、その砂時計…どうする気だ?」

 

リョウカ(本体)「お姉ちゃん、出番です…お姉ちゃんの力でこの夢幻の砂時計を増やした上で…更にこの時の砂の時間を無限にして…更にこの海王の神殿のダンジョン全域にこの時の砂の効果を振り撒く事が出来ますか?…複雑だけど、やる事は海王の神殿の呪いの無効化です。」

 

リュウカ(本体)「なるほどな…それなら容易い事だ…俺の真の力の真髄を見せてやるぜ!」

 

シーワン「おお…出来るのですか?」

 

リュウカ(本体)「出来なければリョウカは何も言わん…自分でやると思うしな…。」

 

リョウカ(本体)「まあ、今のお姉ちゃんならこそ出来るんじゃないのかな?って思ってね…やってみて下さい…私がやると此処諸共消滅し兼ねないのでね…まあそれでベラムーを倒せるなら万々歳ですが…それだと元々のこの神殿が消滅するのは困ります…神聖な場所を壊す事は余りしたくないのでね…。」

 

リュウカ(本体)「なるほどな……まあ取り敢えずやってみよう…貸してくれ。」

 

リョウカ(本体)「うん、どうぞ。」

 

 

 

それでリョウカはリュウカに夢幻の砂時計を託し…リュウカは自身の能力をフル解放して…夢幻の砂時計を量産及び全ての砂時計の時間を無限にして…それを神殿内部に振り撒いた………っでその結果だが………それがこれだ…

 

 

リュウカ(本体)「…ってな訳で…俺達の為の生贄になれ。」

 

リュウコ(本体)「いや分からねぇよ…!!?」

 

リュウキ(本体)「何故俺達が行かねばならぬ!?」

 

リュウカ(本体)「なに、安心しろ…神殿内部の全域に夢幻の砂時計の効果が有る…謂わば夢幻結界を貼ったんだよ……んでだその第1号としてのお前らだ…何時もの様に先陣切ってくれるか?」

 

リュウコ(本体)「いや!要するに俺達に死んで来いと言ってる様な物じゃねぇか!?」

 

リュウカ(本体)「安心しろ…俺の能力だぞ?更に言えばこの夢幻結界の発想と計画はリョウカの案だぞ?神殿内部全域に夢幻の砂時計の砂時計を俺の能力でありったけのを振り撒いた…そうすれば呪いを消せるのでは?って言う発想なんだよ。」

 

リュウキ(本体)「なるほど…リョウカが言うなら大丈夫だろう…行ってみようではないか?」

 

リュウコ(本体)「はぁ…仕方ない…んじゃあ行くしかねぇな!やってやるよ…!」

 

リュウカ(本体)「ありがとな…気を付けろよ…。」

 

リュウコ(本体)「へいへい…。」

 

 

それでリュウコとリュウキは試しに海王の神殿のダンジョンに入ってみた…その結果は成功だった…

 

 

リュウコ(本体)「おお!凄いぞ!」

 

リュウキ(本体)「ああ!やはりあのリョウカの考えた甲斐が有った!」

 

リョウカ(本体)「無事で良かったです…リュウコお姉ちゃんにリュウキお姉ちゃん。」

 

リュウカ(本体)「さてと、これで呪いのトラップは無力化出来た…まあベラムーを倒すまではだがな…奴を倒さんと呪いそのものは消せれん…リョウカがやれば神殿が消滅する…だからさっさと攻略するぞ。」

 

エクレール「ええ…でも今回は?」

 

リョウカ(本体)「一応みなさんで行きましょう…後、もしもの時に備えて…はい、みなさんの分の砂時計です…これを持っていればもし夢幻結界が消えた時にこの砂時計を使えます…。」

 

メリー「ありがとね。」

 

リュウカ(本体)「んでメリー、一つ確認だが…奴の気配は感じるか?」

 

メリー「……感じるわね…しかもあの大魔王より強大だわ…でも少し深い場所に居るわね…。」

 

リョウカ(本体)「やっぱりですか…それでやっぱりどんな感じかは直接見ないと分からない様ですか?」

 

メリー「ええ、どんな力を持ってるかは直接見ないと分からないわね……でもはっきりと分かるのが…ずっと私達の事を見てるって感じがするわね…それも不気味な気持ち悪い感じで……禍々しい気を感じるわ……。」

 

リュウカ(本体)「なるほど、奴らしい…まあ奴はガノンと違って狡猾で頭が良い…止めに目的の為なら手段は選ばない…敵だろうと味方だろうと容赦はしない…そう言う性格だ…。」

 

レックス「なるほどな…。」

 

リョウカ(本体)「因みに…ベラムーの活動範囲はこのメルカ島を中心に…幽霊船を使った……そうですね…まあ幽霊船はベラムーの目でもあり耳でもあり…鼻でもあるし…やろうと思えばそこにワープして来ます…っが…ワープが出来る範囲はメルカ島又は幽霊船の半径数キロ位しかないです…でもその中に入ればベラムーは何処でも襲って来ます…だから気を付けた方が良いです…勿論艦隊の方にはベラムーの活動圏内からはかなり離れています…だから今の所は大丈夫です……っが急いだ方が良いです……この結界はベラムーにとっては目障りだろうと思う筈です…破壊される前に急ぎましょう。」

 

エクレール「ええ!」

 

 

その後一行は2回目の海王の神殿の攻略に入った…

 

 

【神森特殊部隊:海王の神殿攻略戦[2回目]開始】

 

 

 

……2分後…一行は地下1階に来ていた…

 

 

 

リョウカ(本体)「……ファントム…ですが…あの色は…まさか…もう…出て来たのですか…!【スプリンター・ファントム】…!」

 

エクレール「スプリンター・ファントム?」

 

リュウカ(本体)「まあまあ…とりあえず、先ずはファントムについてだが…この海王の神殿にはファントムと言う敵が徘徊してな…侵入者を見つけると襲い掛かって来て、安全地帯に逃げ込むか一定距離を離した上で隠れる事以外ではどこまでも追いかけて来て…あのデカイ剣でぶった斬って来る…その攻撃は強烈でな、当たればどう言う原理かは不明だが……その階層の入り口まで強制的に戻される…まあお前ら風に言えば…当たるとエリア入り口まで戻されるモドリ玉の弱体化バージョン…または即死攻撃…と言う感じだな…。」

 

エクレール「へ〜…。」

 

レックス「んじゃあ見付かるなって訳か?」

 

リュウカ(本体)「そうだ…しかももし喰らうと追加効果で砂時計の時間を奪って行く…まあ今は効果時間が無限だけど…喰らわない事に越した事じゃない……。」

 

メリー「なるほどね…。」

 

リュウカ(本体)「んでだ…さっきリョウカが言ってた件だが…ファントムにも色々と種類が有ってな?先ずはノーマルの普通のファントム…次にスプリンター・ファントムと言う普通のファントムより物凄く移動速度が速いファントム…そしてワープ能力を持ったワープファントム……最後にファントムの目の届かない場所に配置される…ファントムの目……ファントム・アイ……以上の4種だが…ファントム・アイ以外のファントムに関してだが…背後の…ほらあの目玉みたいな模様がある所…あれがファントムの急所だ…だが…それ以外の所を攻撃しても全く効果は無いぞ。」

 

リョウカ(本体)「更に言えば、正確に言うと…ただ急所を攻撃しても倒す事は出来ません…精々怯ませる事しか出来ないでしょう。」

 

エクレール「じゃあどうすればいいの?」

 

リョウカ(本体)「………これですよ。」

 

 

パチン…!

 

ガチ…!

 

 

エクレール「…その剣は?」

 

リョウカ(本体)「これは【夢幻の剣】って言ってね…そうですね、あの大海域にてガノンさんの対抗手段の剣がマスターソードって言いましたが…ベラムーが相手の場合は…この夢幻の剣じゃないと効果は無いです…マスターソードはただの純粋の退魔の剣ですが…この剣は対ベラムーに対しての退魔の効果が有ります……そうですね…名付けるとすれば……【夢幻退魔属性】でしょうね…。」

 

レックス「そのまんまじゃねぇか……。」

 

リュウカ(本体)「だが、事実にもマスターソードじゃあダメージは与えれても息の根は止めれない…この夢幻退魔属性を持った攻撃でやっと倒せる相手だ…まあ俺達の場合は問答無用で殺せるがな。」

 

リョウカ(本体)「まあ場合によりますよ…何せ相手は強化されたベラムーです…しかも使徒化に八卦の能力の最強と言われる天の力……そしてもしかしたらその上の烈の力も持っています……そんな相手が簡単には倒せないですよ…。」

 

リュウカ(本体)「だろうな……まあそれに相手は力を奪う能力を元々持ってるしな。」

 

リョウカ(本体)「そうですね…まあ正確には…フォースの力を奪いますけど…………ん?」

 

リュウカ(本体)「どうした?」

 

リョウカ(本体)「……お姉ちゃん、さっき何て言いました?」

 

リュウカ(本体)「え?えーっと…『相手は力を奪う能力を元々持ってるしな。』……って言ったが?」

 

リョウカ(本体)「それです!ははは…初めからこうすれば良かったじゃないですか。」

 

リュウカ(本体)「あ?どう言う意味だ?」

 

リョウカ(本体)「そのままの意味ですよ…まあ奪うのは八卦の力だけを全て奪いますけどね…使徒化はどうしようもないけど…八卦の力は私達には必要なのでね…。」

 

リュウカ(本体)「なるほど…んでどうやって?」

 

リョウカ(本体)「流石に此処では難しいですね、もっと広い場所じゃないと無理です…そうですね…一旦海に出ないと無理です…でもやり方は単純ですし…上手く行けば更に私達は強くなれますし…敵は大きく弱体化します…後、ついでにベラムーの能力の一部を奪います…これで有利になると思いますし……つい先日に私自身で調べてみましたが…私達にはまだまだ幾らか封印された力が有ります……まああの時に授かった力の追加の力でしょう…勿論自分の力で普通に開けれるのも確認済みです…もしもの時には使えると思います。」

 

リュウカ(本体)「分かった…まあ取り敢えず、さっさと攻略するぞ。」

 

エクレール「ええ。」

 

 

2時間後に、一行は新たな海図を入手に成功して…海王の神殿を出て行った…

 

その後は艦隊へと戻って行ったリョウカ達は…

 

 

リョウカ(本体)「さてと、始めましょうか……見てて下さい。」

 

リュウカ(本体)「ああ。」

 

リョウカ(本体)「……………。」

 

 

 

フワァァ…(ハァァァァン…!)

 

ピキィィィン…!!

 

パァァァン…!

 

 

リョウカは例の形態になり…

 

 

リョウカ(本体:零)「…全ての八卦の力の宿し魔よ!!其方にその力は必要無い…!!!全ての八卦よ!!魔の者達から離れ…我々の所に集え…!!!」

 

 

ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!

 

ビュゥゥゥゥゥ…!!!

 

ザザァァン…!!!

 

 

リョウカが堂々とそう言うと周囲の天候が大きく荒れて…大嵐が発生した…すると…

 

 

ピカァァン…!!!!

 

ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!

 

ピシュゥン…!!ピシュゥン…!!

 

 

龍華(リョウカ)を中心に…リョウカの声に応える様に…超巨大な球体が7つ現れた…

 

 

 

リョウカ(本体:零)「……八卦よ…御主達の行く所は魔の為の存在ではない…御主達は優しい…だから御主達の信じる道を信じ…私達と共に平和の為の道を築き挙げましょう…!!!」

 

 

ピカァァン…!!!

 

パァァァン…!!!!

 

シュゥゥゥゥ…!!

 

 

リョウカの呼び掛けで…全ての八卦コアが眩い閃光を発して破裂し…全ての八卦コアは眩い光と共に神森一家に取り込まれて行った…

 

 

【八卦能力:完全解放】

 

 

シュゥゥゥゥ……スタッ…!

 

 

リョウカ(本体)「ふぅ…こんな物ですね…まあよりによってとんでもない物手に入れてしまいましたが仕方ないですね……。」

 

リュウカ(本体)「まあ…どうにかなったって感じか?」

 

リョウカ(本体)「うん、まあね…っが…流石に使徒化はどうしようも無かったけどね…けど八卦の力を抜き出すと同時にそれぞれの敵の能力の大部分と力の大部分を誤って引き抜いてしまいましたがね…無論使徒化した際のその使徒の力の部分もね…更に言えば、あのガノンさんの所の管轄下で戦った使徒化した敵の全ての能力と力も使える様になってます。」

 

リュウカ(本体)「そりゃあ…えげつねぇな……。」

 

リョウカ(本体)「……まあ兎に角これで有利になったと思います…それじゃあドンドン行きますよ…もう海王の神殿には…そうですね後一回の最後の決戦の時のみに行きますが…来る事無いのでノンストップで行きますよ。」

 

レックス「おう!」

 

リュウカ(本体)「…ん?ちょい待て、なんか…お前…背が縮んだ上に顔も微妙に変わってないか?」

 

リョウカ(本体)「……え?」

 

エクレール「………確かにそうね…しかもそうは言っても貴女もだよ?」

 

リュウカ(本体)「何…?……マジかよ…。」

 

 

リョウカ達の姿が微妙に変わった…特にリョウカ…妹部面だが…身長が縮んでしまっている…(元が140あるかないか位が…130以下まで縮んでいる…)…後は神森一家全員共通が…何故か顔が変わり…神森葉又は神森緑葉(リョクヨウ)(元のモデルが瀬笈葉)の顔にめぐみんのと混ざった感じで…目付きが微妙に丸っこく…紅魔族みたく…興奮すると目が輝く…みたいな感じに仕上がった…

 

 

リョウカ(本体)「………………。」

 

リュウカ(本体)「お…おい?何故落ち込む?」

 

リョウカ(本体)「……ただでさえ……私は小さいのに…また縮んでしまいました……これじゃあ娘達に…どうすれば良いのかな…?」

 

エクレール「あ〜…うん……。」

 

リュウカ(本体)「……はぁ……やれやれ…まあ取り敢えず、今は今の事をやるぞ…その件は後だ…。」

 

リョウカ(本体)「そうですね…はぁ…。」

 

 

 

そして一行は神殿を攻略し始めに向かって行くのだった…

 

 

……さてだが…此処からはダイジェストでお見せしよう…無論ダンジョンの攻略状況は全て割愛する…ボス戦のみの名場面となった所を一気に見せましょう……

 

 

【風の神殿編:VS:第2の守護者:風魔蛸:フーオクタ】

 

 

このボスは本来なら風の八卦の力や使徒の力も持っていたが…先程のリョウカの行動で大幅に弱体化…更に元々弱いので…どうなったかと言うと…開幕同時にリョウカの手で撃ち落とされた挙句…運悪くその時リョウカは腹を空かせていたので…撃ち落とされた先には超巨大な土鍋が設置されていて…

 

 

ザッパァァン…!!

 

 

リョウカ(本体)「さてと、後は茹でましょうか。」

 

 

キュィィィィィン…!!

 

ボォォォォォォ…!!!

 

グツグツグツグツ…!!!

 

 

フーオクタ『……!!?!?!』

 

リョウカ(本体)「あ、ちゃんと蓋しないと…。」

 

 

ガチ…!

 

ゴトリ…!

 

 

フーオクタ『……!!?!?!』

 

 

……と言う訳で…リョウカの手で見事に茹で蛸料理の刑にされたフーオクタは…地獄の温度の超熱湯地獄を味わい…数分足らずで茹で蛸にされて…

 

 

リョウカ(本体)「(ジュルリ…)……美味しそうです……さてと、いただきます。」

 

 

………フーオクタは、リョウカに食われて完全に死亡した…尚他の人はリョウカの行動で呆然として…呆れたそうだが…

 

 

【勇気の神殿編:VS:第3の守護者:攻殻巨蟹:レヤード】

 

 

……この敵は本来なら、水と地の八卦の力に使徒化の能力も有ったが…コイツはフーオクタ以上に雑魚なので…しかも一応は蟹なので……フーオクタと同様にヤド諸共リョウカに茹でられて…その後みんなで美味しく頂かれた……

 

 

【幽霊船編:VS:最後の守護者:地獄四姉妹:キュバス】

 

 

この敵は本来なら、月と雷の力を持っていた上に使徒化の能力も有ったが…呆気なく開幕リョウカとリュウカの連携メイオウ攻撃で消滅した…

 

 

(ダンジョン&3ボス『解せぬ。』

 

 

…まあ何はともあれ…無事に全精霊を解放した一行は…とうとう最終決戦の時が来た為…最後の海王の神殿にやって来た…尚、もしもの時に備えて、テトラ海賊団は拠点に待機した上に、防衛艦隊に護衛されている…無論シーワンやラインバックは龍華(リョウカ)に乗艦して待機している…

 

 

【海王の神殿最終攻略戦:開始】

 

 

 

一行は安定と信頼の夢幻結界をダンジョン全域に張り巡らせて呪いを無効化して突き進んでいた…無論迫り来るファントムは今のリョウカ達の前じゃあただの雑魚…

 

 

エクレール「ふん!でやぁ…!!」

 

 

ザシュゥゥ…!ザシュゥゥ…!

 

ガシャン…!!

 

ポワァァン…!ポワァァン…!

 

 

リュウカ(本体)「おお、慣れたもんだな。」

 

メリー「勿論よ、貴女達と一緒に居ればね!はぁぁ…!」

 

 

ブォォン!

 

ザシュゥゥ!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

…無敵の防御を持ってる筈のファントムは呆気なく蹴散らされて行った…無論だが、リョウカ達の全ての武器には夢幻退魔属性が付与されている…

 

 

それでなんやかんや有りながらも…3時間と30分で、地下深く…地下20階最深部までやって来た…無論全ての敵は殲滅されている…そして……最後の例の門が堂々と立ち塞がっていた…

 

 

リョウカ(本体)「……これが最後の戦いです…さぁ!行きましょう!」

 

リュウカ(本体)「おう!」

 

 

ピカァァン…!

 

ゴゴゴゴゴ…ズズゥゥゥン…!!!

 

ゴゴゴゴゴ…!ズズゥゥゥン…!!

 

 

 

リョウカ達一行は門を潜り…その門は固く閉ざされた…

 

 

……5分後…

 

 

一行は門を潜った先の超長い階段を登り切って…中央に巨大な池…外周は奈落の底…左右には上へ続く螺旋階段と上には円形状の通路が2階分存在している…

 

 

ズゥゥゥ…!ズズゥゥゥン…!

 

 

リョウカ(本体)「……来た…!」

 

 

フワァァ……!!

 

ギチギチギチギチ…!!

 

 

リュウカ(本体)「……ベラムー…!!!」

 

ベラムー『……!!!』

 

リョウカ(本体)「………っ!!…成る程…!そう来ましたか…!!どうやら…奪われた能力を補う為に…倒された魔物全てと存在する全ての魔物を取り込んでるようですね…!でもその能力は使えないけど…純粋の戦闘力は跳ね上がってますよ…!」

 

リュウカ(本体)「全く…奴もとんでもない暴挙に出やがった…だがこれで面白くなって来たぜ…!行くぞ…!!」

 

ベラムー『……!!!!』

 

 

 

………リョウカ達と悍ましい方法で超強化された夢幻魔神との決戦が始まった…

 

 

【後半戦:第3章:最終ボス】

 

 

VS【夢幻魔神皇帝:ベラムー[超強化個体・使徒化・歴戦王個体・魔神化]】

 

 

戦闘方式【龍天災大討伐戦(元は古龍又は古龍級生物討伐戦又は大討伐戦等の特殊な討伐戦)】

 

 

勝利条件【ベラムーの討伐又は撃退】敗北条件【味方の内一体の撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【ゼルダの伝説シリーズ】使用場面【ベラムー戦(第1形態)】

 

 

地形【海王の神殿:最深部[夢幻魔神の間]】

 

 

【ROUND 1】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ベラムー『…………。』

 

 

クパァァ…!

 

キュィィィィィン…!!

 

ポォォピィィ…!!!

 

 

リョウカ(本体)「光弾!!避けて!」

 

 

ッダ…!

 

チュドォォォォン…!!

 

 

リョウカ(本体)「…威力がケタ違いに高い…!下手すれば大変ですね…!!」

 

 

シュル…!

 

ブォォン…!!

 

 

リョウカ(本体)「はぁぁぁ…!!」

 

 

シャキン…!

 

ガキィィィィン…!!

 

ギリギリギリギリ…!!

 

 

リョウカ(本体)「……っ…!パワーも上がってるだけでなく…この触手…下手に触ると切られる…!でやぁぁ…!!」

 

 

ガキィィィィン…!!!

 

シュル…!!

 

 

リュウカ(本体)「成る程…!つまりコイツは使徒化の能力…ゼルエルの能力を持ってる訳か…!しかも新と旧の全ての個体の能力を使える様だな…!」

 

リョウカ(本体)「だから一気に決着を付けます…!!」

 

 

ピキィィン…!!

 

パァァァン…!!

 

 

リョウカとリュウカはそれぞれ覚醒した…

 

 

リョウカ(本体:零)「はぁぁぁ…!!」

 

 

ブォォン…!ザシュゥゥ…!

 

シュゥゥゥゥ…!!

 

 

ベラムー『……!?』

 

 

リョウカはベラムーの触手一本を斬り裂き、その触手を消滅させた…

 

 

リュウカ(本体:無限)「まだまだ…!喰らえ…!」

 

 

ザシュゥゥ…!!

 

ボトリ…ボトリ…!

 

 

ベラムー『……!!?』

 

 

今度はリュウカが触手を3本切り落とした…すると…

 

 

ベラムー『……!!!!!』

 

 

フワァァ……!

 

ゴォォォォォ…!!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

ピカァァン…!!

 

ピシュゥン…!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

メキメキメキメキ…!!!

 

ズゥゥゥ…!

 

ズガァァァン…!!ドォォォォン…!!

 

 

ベラムーは流石に劣勢だと感じたのか、眩い光を放ちながらワープして消えてしまった…更に最深部が崩壊し始めた…

 

 

【撃退成功】

 

 

 

リュウカ(本体:無限)「っち!逃したか…!」

 

リョウカ(本体:零)「急いで追いますよ…!此処も崩壊します…!みなさん!私達の側に寄って!」

 

エクレール「ええ!」

 

 

それで全員が揃い…

 

 

リョウカ(本体:零)「緊急テレポート…!!!」

 

 

ピカァァン…!!

 

ピシュゥン…!!

 

 

 

リョウカ達一行は無事に間一髪テレポートで脱出した…それと同時に最深部は完全に崩落して…奈落の底へと消えて行った……

 

 

ピカァァン…!

 

ピシュゥン…!

 

 

一行『……へ?』

 

ヒュゥゥゥ…!

 

ドシィィン…!!!

 

 

リョウカ(本体:零)「………っ…い…たた……みなさん…大丈夫ですか?」

 

リュウカ(本体:無限)「ああ…大丈夫だが…退いてくれ…。」

 

リョウカ(本体:零)「ご…ごめんなさい…。」

 

エクレール「いたた〜…やれやれ、間一髪だったね…。」

 

リョウカ(本体:零)「そうですね…あ!そんな事を言ってる場合じゃないです…!えーっと此処は…あ…私の部屋でした…急いで艦橋に行きますよ…!!」

 

リュウカ(本体:無限)「おう!」

 

 

どうやらリョウカ達は無事に龍華(リョウカ)に戻って来たそうだが……それに構わず一行は急ぎ艦橋に向かった…(尚、道中でリョウカとリュウカは元の姿に戻った…)

 

 

リョウカ(本体)「戻りましたよ!さてと、ベラムーは居ましたか!」

 

兵士総元帥1「は!たった今前方に超巨大反応を確認!尋常じゃないエネルギー量です!ベラムーです!」

 

兵士総元帥2「目標!移動開始!…!!目標…!!幽霊船と接触…!!融合しました!!」

 

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

ギチギチギチギチ…!

 

クパァァ…!

 

 

ベラムー『……!!!!!』

 

 

ベラムーは、幽霊船と融合し…龍華(リョウカ)の方を見て、咆哮と似た威圧を発した…

 

 

リョウカ(本体)「…第2ラウンドです…!機関出力最大…!!目標!!ベラムー!!全速前進!!!」

 

ラインバック『おう!!全速前進…!!ヨーソロー…!!』

 

 

ポォォォォ…!!

 

ザザァァン…!!!

 

 

…今度は龍華(リョウカ)率いる神森艦隊と幽霊船と融合したベラムーとの水上戦闘が始まった…

 

 

VS【夢幻魔神皇帝船:超戦艦:ベラムー[使徒化・魔神化・歴戦王個体・超強化個体]】

 

 

戦闘BGM:作品名【ゼルダの伝説シリーズ】使用場面【ベラムー戦(第2形態)】

 

 

戦闘方式【大海戦方式(ファイナルアタック有り)】

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

【戦闘開始】

 

 

 

ザザァァン…!!

 

 

 

エイダ(コア)「ファイナルオーブ…チャージ率[10%]…。」

 

リョウカ(本体)「全艦!艦船自体にどれだけ撃っても無駄です!何度でも瞬間で再生されてしまいます!弱点部位の紫のゲル状の中央のベラムーの目を狙って!全て攻撃すれば何かしら反応があるはずです!」

 

全艦『了解!』

 

 

ドドォォォォン…!!ドドォォォォン…!!

 

ヒュゥゥゥ…!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

ギチギチギチギチ…!!

 

 

大石『っく!やはり正確に狙わないと効果は薄いか…!』

 

リュウカ(本体)「ああ!それに、奴の攻撃鈍いし迎撃が容易いが…直撃すればただでは済まないぞ!攻撃が来たら避けるか迎撃しろ!」

 

大石『了解だ!』

 

ベラムー『……!!』

 

 

キュィィィィィン…!!

 

ビィィィィィィ…!!!!

 

 

 

リョウカ(本体)「レーザー攻撃…!!回避して…!」

 

兵士総元帥1「駄目です!本艦直撃コース!!」

 

 

チュィィィィン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

ピキィィン…!!ボォォォン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「……っぅ…!!」

 

リュウカ(本体)「ぐぅぅ…!!何て奴だ…!防御結界やバリアーを突き抜けやがった…!…被害報告!!」

 

エイダ(コア)「艦尾及び艦尾主砲弾薬庫に被弾、艦尾第1主砲完全大破及び機関出力低下…現在80%以下まで低下…残り耐久値…75%。」

 

 

キュィィィィィン…!!

 

ビィィィィィィ…!!

 

 

兵士総元帥1「再度目標からの攻撃…!!」

 

 

チュィィィィン…!!!!

 

ピキィィン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!!

 

 

ビィィィィ…!!ビィィィィ…!!

 

 

エイダ(コア)「本艦に直撃…被弾箇所、左舷対空砲陣地に直撃…左舷対空砲陣地全滅…及び…サブコアに直撃中破…再生能力及び修復能力に障害発生…傾斜角度…現在5度…残り耐久値…45%…。」

 

エイダ(子機)「ファイナルオーブ…チャージ率…[80%]…。」

 

大石『お嬢様…!!全艦!報復攻撃を実施せよ!』

 

 

ドドォォォォン…!!ドドォォォォン…!!

 

バシュ…!バシュ…!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

ベラムー『……!!?』

 

 

クパァァ…!!

 

キュィィィィィン…!!

 

ポォォピィィ…!!

 

 

兵士総元帥1「姫様…!!目標からまた攻撃が来ます!!これ以上直撃を受けたら持ちません…!!」

 

リュウカ(本体)「やらせるか…!!動かせる武装で迎撃しろ…!」

 

兵士総元帥3「は…!」

 

 

ウィィィン…!ガコン…!

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

チュドォォォォン…!!

 

ボォォォン…!ボォォォン…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

ウォォォォォ…!ウォォォォォ…!

 

 

兵士隊長6『こちら電算室…!!被害甚大…!浸水発生…!(ジリジリ…!!ビシャァァン…!!)……!!総員退避ィィィ…!!!(チュドォォォォン…!!ザァァァァ…!ブツ…!)』

 

兵士隊長7『こちら被害担当班…!注排水装置全損…!!復元…不能…!!!』

 

エイダ(コア)「危険…本体耐久値…残り10%……危険です…メインコア中破…及びサブコア大破…自動修復能力及び自動自己再生能力使用不能。」

 

エイダ(子機)『ファイナルオーブ………チャージ率……[95%]…。』

 

リュウカ(本体)「クソ…!何て奴だ…!!」

 

リョウカ(本体)「このまま負ける訳には…行かない…!!もう…悲しませたくない…!!」

 

 

キュィィィィィン…!!!

 

ピカァァン…!!!

 

 

エイダ(コア)「ファイナルオーブ…チャージ率…[100%]…行けます。」

 

リョウカ(本体)「だから…!!私に力を貸して…!!!全リミッター解除…!!!全禁断リミッター封印…!!解除…!!!」

 

 

ファイナルアタック用BGM:作品名【このすば 】曲名【fantastic dreamer(決戦ver)】

 

 

 

攻撃が集中され…酷く傷ついた龍華(リョウカ)と傷付く乗員にとうとうリョウカが覚醒…

 

 

ガッシャァァン…!!

 

キィィィィィィン…!!

 

ピキィィン…!!!

 

ゴォォォォォォ…!!!!

 

 

【神森リョウカ:ファイナルアタック敢行】

 

 

リョウカは再びあの覚醒形態になり…更に…新たなる禁断…最高邪神化形態を超える…姿…その名は…最高魔神王化形態…更に追加で…最高神化形態を超える新たな形態……最高聖王神化形態になり……二つの光と闇の究極の姿がこの世に現れ…一つになった…その姿は……最高聖魔神王化形態……その姿は完全な神に等しい真っ白と完全な魔神を体現せしめる禍々しい姿を融合……禍々しくも神々しいその姿は…敵や味方も……全てを魅了し…全てを恐怖させる……最高で絶対の最高神を超える……もう限度も何も存在しない……彼女こそが絶対…絶対神がこの世に現れた……

 

 

リョウカ(本体:聖魔零)「……ベラムー!!!貴方だけは絶対に倒す…!!!」

 

ベラムー『………!!!!!!!?!?』

 

 

グパァァ…!!!

 

キュィィィィィン…!!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

ベラムーもリョウカのその姿に全てを恐怖し…艦首をリョウカに向け…コア部分であるベラムーのコアを解放し…有りっ丈の全てのエネルギーを収縮させる始め……

 

 

リョウカ(本体:聖魔零)「……もう誰も傷付けさせない…!!そして私は……ううん…!私達は……貴方を倒す……!!!デルフィ…!!最終砲撃形態…!!ラストスペル…!!!【始終符:[東方最高神【零(ZERO)】]…!!!!】」

 

 

ウィィィン…!!ガコン…!ガシャン…!!

 

キュィィィィィン…!!!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

リョウカも最後のスペルを発動し…両手にエネルギーを収縮し始め……

 

 

キュピィィィン…!!!!

 

 

ベラムー『………!!!!』

 

エイダ(子機)『チャージ完了…撃てます…。』

 

リョウカ(本体:聖魔零)「いっけぇぇぇぇぇぇ…!!!!!」

 

 

ピギャァァァァァァァ…!!!!!

 

ドッギャァァァァァン…!!!!!

 

 

リョウカとベラムーが同時に発射し…

 

 

ギュゴォォォォォォ…!!!

 

ズガァァァン…!!!!!

 

ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!!

 

 

リョウカとベラムーの攻撃が衝突し…膠着……周囲は大荒れになり…天変地異が発生……

 

 

リョウカ(本体:聖魔零)「……っ…!!!ふんぬぅぅあぁぁぁ…!!!!」

 

ベラムー『……!!!!』

 

 

ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

リョウカ(本体:聖魔零)「はぁ…!はぁ…!ぐぅぅぅ…!!!!負ける訳には……!行かない…!!!」

 

?「そうだ…!!負ける訳にはいかねぇぇ…!!!」

 

 

キィィィィィィン…!!

 

ギュゥゥ…!

 

 

リョウカ(本体:聖魔零)「……お姉ちゃん…!!」

 

リュウカ(本体:無限)「ああ…来てやったぜ…!だが今のお前の姿には驚いし…今でも正直なところお前にしか出来ねぇと思ってしまってる…だがな…俺は…いや…俺達……ううん…私達は…お前を支えてやる…!だから勝つぞ…!!」

 

カズマ「そうだ…!俺達も居る…!!」

 

美鬼「ええ!だから…負けたら承知しないよ…!!」

 

リョウカ(本体:聖魔零)「…みなさん…!!」

 

ベラムー『……!!!!』

 

 

キュィィィィィン…!!!

 

 

大石『これ以上お嬢様を負担させるな…!!奴の攻撃の手を緩ませろ!!有りっ丈の全力攻撃を叩き込め!!』

 

全艦『了解!!』

 

 

ドドォォォォン…!!!ドドォォォォン…!!!

 

ドドドドドドドド…!!!

 

バシュゥ…!!バシュゥ…!!

 

キュィィィィィン…!!!

 

ドッキャァァァァン…!!!

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

ベラムー『……!!?!?』

 

 

リョウカ達に集中し過ぎたのか…周りの攻撃の対処も出来ずにモロに直撃を受け…一瞬であるが、ベラムーの攻撃が緩んだ…だがその一瞬がベラムーにとっての最大の敗因だった……

 

 

リュウカ(本体:無限)「今だ…!!」

 

リョウカ(本体:聖魔零)「はぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!!!」

 

全員(リョウカ以外)『いっけぇぇぇ…!!!!』

 

 

ピキィィン…!!パァァァン…!!!!

 

ギュゴォォォォォォ…!!!!!

 

 

ベラムー『……!!!?!?』

 

 

ピキィィン…!!ガキィィィィン…!!

 

 

ベラムーは最大の攻撃が破られ…最後の足掻きの最大のATフィールドを展開したが…

 

 

ガッシャァァン…!!!!

 

 

ベラムー『……!!!?!?!』

 

 

ピギャァァァァァァァ…!!!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

 

……ATフィールドは呆気なく破壊され…幽霊船諸共ベラムーに直撃し…一瞬全ての色と音が消え去り…超超大規模の大閃光の後に大爆発…ベラムーは……完全に消滅した……

 

 

【戦闘終了】

 

 

ピキィィン…パァァァン…!!

 

 

リョウカとリュウカは元の姿に戻り艦の元に戻った…

 

 

リョウカ(本体)「はぁ…!はぁ…!ぐぅぅ……げほ…!!!げほ…!!!………ははは……勝ちました…よ…。」

 

リュウカ(本体)「……そうだな…。」

 

めぐみん「……本当に勝ちましたね……。」

 

カズマ「そうだな…本当にヒヤヒヤしたぜ……。」

 

リュウカ(本体)「そうだな…。」

 

 

ボォォォン…!!ボォォォン…!!

 

 

轟沈用BGM:作品名【男たちの大和】曲名【帰らざる海】

 

 

全員『……!!?』

 

エイダ(コア)「危険…本艦の耐久値が限界です…直ちに退艦して下さい…。」

 

兵士総元帥1「姫様…!もう本艦は限界です…!」

 

リョウカ(本体)「…そう……ですか……うぐぅ……もう少し踏ん張って…私………はぁ…はぁ…………。」

 

リュウカ(本体)「リョウカ……。」

 

リョウカ(本体)「……総員退艦…!!!!最上甲板…!!!!離艦用意…!!!!直ちに船を……離れよ…!!!!!」

 

 

リョウカは残った力で最大の声量で全乗員に退艦命令を発令し…他の艦にも救援要請が発令した…

 

 

チュドォォォォン…!!

 

ボォォォン…!ボォォォン…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

兵士隊長1『総員たいかぁぁぁん…!!!』

 

兵士隊長2『総員…直ちに退艦せよぉぉぉ…!!!!』

 

岬『みんな…!!急いで…!!』

 

リョウカ(艦娘)『全艦!直ちに救援をして!!もう持たない…!!』

 

兵士総元帥3「重傷を負ってる者を優先的にしろ!!早く!!」

 

兵士隊長3「は!」

 

 

チュドォォォォン…!!!

 

 

リョウカ(本体)「総員……離艦…!!!船を……船を離れよォォォ…!!!!」

 

 

ボォォォン…!ボォォォン…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!!

 

ギィィィィ…!!!

 

 

龍華(リョウカ)は…とうとう力尽き始め…その超巨大な船体が左舷に横転し始め…全主砲が左舷に向いてしまった…

 

 

兵士総元帥1「全乗組員及び全航空兵器及び全搭載兵器!退艦完了…!!姫様方も…!!」

 

リュウカ(本体)「ああ……。」

 

リョウカ(本体)「………はい………本当に…ごめんなさい……私(リョウカ)………また復活するまで……お休みなさい………。」

 

 

そしてリョウカ達も退艦し…

 

 

ボォォォン…!ボォォォン…!

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

ギィィィィィィィィィ…!!!

 

ズズゥゥゥン…!!!!!

 

ボォォォン…!ボォォォン…!

 

ピギャァァァァァァァ…!!!

 

ズッドォォォォォォォン…!!!!

 

 

………龍華(リョウカ)は総員が退艦したのか…完全に力尽きてしまい……完全に転覆……破損したメインコアが大爆発し…水中にて超規模の大爆発を発生させ……超巨大なキノコ雲を発生させた…………神森艦隊…総司令旗艦…全能戦艦…神森龍華(リョウカ)は…始めて轟沈したのだった……

 

 

大石『初代総司令旗艦に敬礼…!!』

 

リュウカ(本体)「………ごめん……龍華(リョウカ)……お前を守れなくて……すまん…!!」

 

 

大石の号令で全艦の全乗組員は龍華(リョウカ)に最敬礼し…弔った…

 

 

 

【初代総司令旗艦:全能戦艦:神森龍華(リョウカ)[轟沈]】

 

 

【クエスト完了】

 

 

その後は一応史実通りの展開になったそうで…シーワンとシエラ…そしてラインバックとも別れ…そしてテトラ海賊団とも別れた……現在は無事に元の場所に帰って来てるが、案の定リョウカ含めて龍華(リョウカ)の乗組員は入院した…無論ほぼ入院した者は重傷者ばかりだが…命に別状は無いしリョウカも重症を負ってるが…前よりも酷くはないが安定と信頼の絶対安静の命令が発令された……因みにクエストは成功した…と言う事になっている…尚ハンター達はちゃんと帰ったそうだし…このクエストの件は参加した者も含めてリュウカ達や大長老からの他言無用と言う命令が発令され秘匿されているそうだ…

 

 

クエストに成功して1週間経過した…

 

 

永琳「全く…やれやれだわ…。」

 

リョウカ(本体)「ははは…すみません…。」

 

リュウカ(本体)「まあ今回はガチでヤバかったしな…。」

 

リョウカ(本体)「………それで………みなさんは…?」

 

永琳「まあ正直言えば、貴女よりヤバいけど…大丈夫よ、今治療に周ってるわ…。」

 

リョウカ(本体)「……そうですか………良かった…です……いっ……てて……。」

 

リュウカ(本体)「やっぱり痛むか?」

 

リョウカ(本体)「ええ…まだまだ身体が動きそうにないです…。」

 

零(本体)「まあ仕方ない事だよ…あのラストスペルも有るが…私達でも恐れるあの伝説の最強の形態を超える形態になったのだからな…。」

 

リュウカ(本体)「へ〜…そういやあの形態は何だ?」

 

無限(本体)「う〜ん…実を言うとね…私達も詳しくは分からないんですよ…私達の時代の時にもその形態は伝説級の最大の禁忌の力と称された究極の最高神の姿とされる物だって聞いた事があるの…。」

 

零(本体)「ああ、まあ誰もなった奴は居ないらしい…勿論私達もな…しかも例外含めてもだ……だから情報が少ないんだよ……でも今回…あの形態を出して……初の事例だ……今までただの妄想程度のお伽話程度しか認識されなかったが…初めて見れたよ……あの姿は古い書物に載ってたから後になって調べた…そしたらその形態だったのが判明したんだ…。」

 

リョウカ(本体)「へ〜…そうなんだ…知らなかったです…私はただみなさんを護りたい一心でがむしゃらにリミッターを解いたからこうなったのかな?良く分からないですね……でも結果的に誰も死ななくて良かったです……。」

 

リュウカ(本体)「……そうだな…。」

 

めぐみん「それでどうするのですか?貴女達の言うその伝説の最強の形態とやらに覚醒したのでしょう?…もしかしたら他の神々も黙っちゃいないと思いますよ?場合によっては戦争に発展すると思いますが?」

 

零(本体)「ああ、その点は問題無い…実はリョウカちゃんがあの形態を発動してからな…どう言う原理か知らないけど、私達もなれるようになったわ…いつでもね…。」

 

リュウカ(本体)「無論俺もなれる…っがその形態については全く知らないからな…ただリョウカと同じ姿になれて…んでリョウカ守れるんならそれで良いってどうでも良いと思っていたがな…。」

 

零(本体)「まあ取り敢えず、一応表向きでは…私達が最初の体現者だって事にはしてある…一応は初代最高神だからな…それに私達の娘達を守れるならそれ位の隠蔽工作位はやらせてもらうわ。」

 

リョウカ(本体)「すみません……。」

 

めぐみん「……あ、そう言えば…あの轟沈したあの艦は?」

 

リュウカ(本体)「あの艦は、帰る寸前に引き揚げた…まあ完全にただの鉄屑に変貌しちまったからな…だがあのままにする訳にはいかん…誰かに悪用されるのは堪らん…1パーツも逃さず全て引き揚げた……んで今はあの格納庫で他の分身組が総力挙げて修復及び魔改造と魔改装してる…。」

 

リョウカ(本体)「そうですか…。」

 

エクレール「それで…やっぱり行くの?」

 

リュウカ(本体)「ああ、済まんかったな…またイレギュラーの事件に巻き込ませてな…。」

 

メリー「ううん、気にして無いわ…。」

 

リュウカ(本体)「そっか…だが次からは気を付ける様にはする…。」

 

エクレール「分かったわ…。」

 

エクレール「それで、あの大海域は?」

 

リュウカ(本体)「ああ、実はシーワンの力と俺の力で帰せれた…だから大丈夫だ…だが、一応俺達の存在は秘匿だからな…戻すついでに俺達の記憶を抹消して…元々の史実の記憶を植え付けた上に史実通りの人物をも登場させる様にしてる…まあそん時はリョウカは眠っていたからな……俺の独断でやった……。」

 

リョウカ(本体)「……そっか……すみませんでした……それとありがとうございます……。」

 

リュウカ(本体)「ふ…気にするな…。」

 

リョウカ(本体)「………それじゃ…みなさん…元気でね…。」

 

エクレール「うん、それじゃあね。」

 

メリー「また来てよね。」

 

レックス「また会えるのを待ってるぜ!」

 

エイダ「それじゃあね!」

 

リュウカ(本体)「おう。」

 

 

その後…翌日に…神森大連盟総皇天帝神征王国と護衛国家は元の世界線に帰って行ったのだった……リョウカ達の大冒険は一先ずは一区切りとなったが…旅はまだまだ続く…

 

 

 

【第3章:完】

 

 

【神魔獣狩編(モンスターハンター編):完結】

 

 

【完結編へ…続く】

 

 

EDBGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【パーティ☆ニャイト(龍華姉妹&神森軍ver)】




本日を持って…本編は一時的とは言え完結です…読者の皆様、大変長らくお待たせ致しました事をお詫び致します…ですがシリーズは続けますのでこれからも宜しくお願い致します…尚完結編に関しては…いずれかは投稿する予定です…完結編に関する事はまだ言えないけど…表現するなら…東方最高神【零ZERO】シリーズの終着点…っとだけ言えます…まだまだ先は長いですし…まだ他のシリーズも投稿すると思います…ですが何れ必ずこの完結編は投稿します……だから改めて…まだまだど素人な私ですし下手であり…才能は無いかも知れないけど…どうか大目に見て……そして……まだまだ続くあの子達の旅を…見守って行きましょう…!


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