マギの世界で生きていく(旧題『マグノシュタットで生きていく』) (ルクセウス)
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プロローグ

初投稿マジで緊張します。


やあ。俺はファイサル。(おそらく)転生者さ。

今は、今世の母の乳で…食事をしているところさ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さ!」じゃねぇよこの野郎!だって?

仕方ないじゃないか、正直俺もよくわかってないんだから。俺だってついさっき急にびびっ!と来たんだよ。

いやー驚いたね、だって起きたら目の前に肌色の

なにかがあって、口の中になんて言ったらいいのかわからない味の液体が広がってるんだぜ?

わかるか?この気持ち…

それでちょっと落ち着いて来た今、いろいろと整理するために自己紹介をしてたってわけさ。

とりあえず、現状確認できているのは

・自分の前世だと思われるものが頭の中にあること。

・ここで使われている言語はもしかしたら転生特典的なやつなのかもしれないが、日本語であること。

・おそらく母親だと思われる人物(めんどくさいのでもう母さんでいいや)の言葉から俺の名前はファイサルだと思われること。

くらいかな。

あ、あと一つあったわ。

母さんがコスプレっぽい格好をしていて、ちょっといたいたしいこと。まぁ、もしかしたらこの世界ではこの格好が普通なのかもしれないけどね!

うん、もうないね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、こんな風に冷静そうにしていても、内心ではうっはうはなんですけどね!いや、だって転生ですよ転生、現代に生きる日本人の夢ですよ!(自己基準)母さんの格好から、もうファンタジーであることは確定ですよ!なんか、ザ魔法使い!って格好してるし魔法は絶対あるな(確信)

これはもうチート使いまくって俺tueeeeするしかないね!

 

 

 

 

 

 

 

て、言ってもまだまだ赤ちゃんだしできることなんてほとんどないんだけどね!せめて3歳くらいまで行かないとやれないことが多すぎてね…

おそらく魔法もあるんだろうけど、よくあるへそのなんたらがどうたらとかいうのはまったく感じないし、血の流れ的な感じのサムシングもわかんないなぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハッ!?もしかして俺は魔法を使えないのでは?

魔法使いは何十万人に一人のエリート様的な世界なのでは?やめてよ神様、そんな酷いこと言わないでぇ…

剣も魔法も両方使いこなして俺tueeeeさせてよぉ…

いやまてよ、剣を極めて「魔法?そんなもの切ればなんの問題もないだろう?(キリッ)」とかやるのもそれはそれでいいのでは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まっ、そもそも魔法を剣で切れるのかとかまったくしらないんだけどね!

てか、魔法自体あるのかすら不明なんだけどね!

だが、そんなことはどうでもいい!

俺はロマンに生きるぜ!

と、そういうわけで、赤ちゃんにもできる身体作りとして、まぁ寝ることから始めようかな!

じゃ、おやすみ世界!

 




マグノシュタットは魔法使いならマジで住みやすい国だと思う。

最後、あんな終わり方をしていますが、主人公が剣を使う予定はありません。


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第1話

改変した設定とかがでてきます。
そういうのが嫌いな人はブラウザバック推奨です。


 今日で俺も3歳!最近、白い蝶みたいなのが見えてきました!それがなんなのか気になったので母さんに聞いてみると、「ルフ」と、言うらしい。これを使って魔法を使うんだって!この歳でルフが見えてるっていうのは魔導士の才能があるらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……ん?白い蝶?ルフ?魔法?あれ、これマギの世界じゃね? 

 それにここ、魔法使いの国って感じだしたぶんマグノシュタットなんじゃないかな? 

 ラッキー……なのかな? 名前とかしか知らない漫画の世界じゃなくて。一応マギなら全巻持ってたし……

 いや、でもなぁレームとかシンドリアとか紅帝国とかヤバイところいっぱいだしなぁ……

 できるだけ生き残るにはどうすればいいんだ? 

 

 

 

 

 

 

 ……あ、そうだ!誰にも負けない人間になればいいんだ!(逆転の発想)

 アラジンは1ヶ月間身体を鍛えただけで以前の何十倍もの魔法が使えるようになっていた。なら今から鍛えればそれ以上の成果を出せるんじゃないかな? 

 目標は鋼錬のアームストロング少佐みたいな肉体だな!

 近くに来たらぶん殴る、遠くへ行ったら魔法を使う、なにそれ最強じゃないか!剣なんてやっぱいらねぇな!時代は筋肉だよアニキ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まぁ、小さい頃に筋肉をつけようとしたりすると身体に悪いらしいし、まずは走ったりして、体力をつけるところからかな? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 身体を鍛え始めてから3年位たった気がする。最近では結構体力がついてきて、1時間くらいなら全力で走れるようになってきた。

 目指せ一日中全力疾走! 

 てか、それよりも大切なことに気づいた。原作でいうと、今はとどれくらいなのかってことだ。母さんたちがこの前、最近モガメット様がどうたらって話をしていたし、たぶんモガメットおじいちゃんは生きているんだろうから、今一番偉いのはモガメットおじいちゃんなんだろうけど、アラジンがすでに来てるのかでだいぶ変わるからなぁ……

 

 

 

 そういえば、いつかの夕飯のときに「母さんたちはモガメット様の愛弟子なんだよ(ドヤッ)」とか言ってたな。ということは、母さんにお願いすればモガメットおじいちゃんに会えるんじゃないかな? そこで実際に見て、老け具合を確認すれば良いし、ダメ元でいっちょ頼んでみるか! 

 

 

「お母さん!僕、お母さんたちのおししょーさまに会ってみたい!」

「もう、ファイサルったら急に何言いだすの?でも、確かにそろそろモガメット様に挨拶させておくべきかしら。

 ……そうね。じゃあ、今は忙しいみたいだし、モガメット様達に余裕ができたら会いに行ってみましょうか!」

 

 

 フッ、俺にかかればこれくらいチョロいもんさ!

 これで今がどれくらいなのか確認できるな。俺的にはモガメットおじいちゃんはできるだけ若い方が嬉しいんだけど……

 てか、若かったらモガメットおじいちゃんじゃないじゃん!モガメット…………おとうさん?なんか合わないなぁ。やっぱおじいちゃんはおじいちゃんじゃないと!たとえ今はおとうさんなのだとしても、最終的には原作みたいなおじいちゃんになるだろうし、もうおじいちゃんでいいや! 

 

 

 

 

 待っていて!モガメットおじいちゃん! 

 

 




本文中に(自然に)出せなさそうな設定を書いておきます。
・主人公一家の名字はマフディーです。つまり、
主人公の名前はファイサル・マフディーです。
・主人公はあまり原作の内容を覚えていません。
・主人公の両親はマグノシュタットができる前からの弟子です。つまり、魔導士が迫害されている時に産まれました。なので、両親は非魔導士を人間として見ていません。年は30歳くらいとしています。
・原作だとマグノシュタットはできて12年目っぽいのですが、それだと書きにくいので、(原作時から)28年前とします。発展具合については、(主人公がなにかしない限り)原作と変わりません。つまり、12年で発展したのが、倍くらいの時間をかけてゆっくり成長するということです。主人公が産まれたのはマグノシュタットが出来て2年目という設定です。
・主人公の父親は、まだまだまとめなければいけないものが多くてあまり帰ってこれていません。
・現在(主人公6歳時)モガメット様は60代ということになっています。特に深い意味はあります。嘘です。そんなものはありません。
・ヤムさんを攫ったのはマグノシュタットになる1年前です。その時のヤムさんは産まれたばっかりです。なので、現在は8歳です。マグノシュタットから出て行くのは15歳の時とします。

大体はこんな感じです。もしかしたら、変更することがあるかもしれませんが、そんなに大きな変化は無いようにはします。


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第2話

モガメット様は本当に(魔導士なら)優しいおじいちゃんなんだよなぁ。読み返した時、本当にそう思った。




あ、今回から原作キャラが出ます


モガメットおじいちゃんに会わせてくれるっていう約束をしてからだいたい1年くらいがたったある日、母さんが明日会いに行くよと言ってきた。

いや、なんでさ?正直もう忘れてたよ?なんでそんな急に…

え?国ができたばっかりでいろいろと忙しかった?そしてそれが最近になって落ち着いてきた?

ふーん、そう…(無関心)

 

 

 

……って、国ができたばっか⁉︎おま、それ聞いたらもうモガメットおじいちゃんに会う必要ないじゃん‼︎いやでも、原作キャラには会ってみたいし、会いにはいくけどさぁ⁉︎

 

 

 

 

 

そんなこんなで1日たって、やってきましたマグノシュタット学院!いやー凄いね、外を走ってるときに見えたりもしたけど、トビラの前に来てみるとやっぱ凄い迫力だ。

なんでも、この国の前身だったムスタシア王国の王宮を魔法で造り変えたらしいんだけど、全く王宮って感じがしないなぁ。

なるほど、これが魔法の力ってスゲーってことかぁ。

昔の人から見た前世も、こんな感じだったんだろうなぁ。

 

 

っといけないいけない、早くいかないと置いていかれちゃう。

 

「お母さん待ってぇーーーー!」

 

 

 

 

いやー広かった。モガメットおじいちゃんがいる部屋の前に来るまでに10分くらいかかったよ。それにしても緊張するなぁ。原作キャラですよ。原作キャラ。もうそれだけで緊張するよね。

それじゃあ、ファイサル、逝っきまーす!

 

“コンコン”

「失礼します!」

「モガメット様、本日はお時間を取っていただきありがとうございます」

「よい。それよりもその子がお主の言っていたファイサルか?」

「はい。さぁ、ファイサル、挨拶するのよ」

「はっはい!えっと、僕は、ファイサル・マフディーっていいます!あなたがお母さんたちのおししょーさまなんですか?」

 

なんというか、モガメットおじいちゃんはモガメットおじさんだった。微妙に若い感じ?あと、モガメットおじいちゃんのトレードマークである鼻あたりにあるあの黒いやつはまだないようだ。

 

「あぁそうだ。私が君の両親の師匠であるマタル・モガメットだよ」

「えっと、モガメット…おじさん?」

「こら!ファイサル、何言ってるの!早くモガメット様に謝りなさい」

「よいよい。そうだね、私のことはモガメットおじさんと呼ぶといい。あぁそれと、私にも君と同じくらいの娘がいる。できればあの子とも仲良くしてやってほしい」

 

えっ⁉︎ロリヤムさんいんの?マジで?やったぜ!

 

「えっと、あの、わかりました!」

「あぁ、ありがとう。それでは、私はこれから君の母親と話があるから、そうだね、隣の部屋に娘がいるから、一緒に遊んでいるといい」

「ファイサル、ちょっと長くなっちゃうかもしれないけど、大人しくしているのよ!」

「ホッホッホッ、子供は少し元気なくらいが丁度いい」

「そうですね!モガメット様!」

 

え?母さん、手のひらドリルなの?簡単に意見簡単に変えすぎじゃない?

 

「では、そういうことで、そろそろ行くといい。さらばだ、ファイサルよ。また遊びに来るといい」

「はい!失礼しました!」

 

 

ふぅ、まったくいい子のフリは疲れるぜ。まぁ、そんなことどうでもいい、重要なことじゃない。そう!大切なのはロリヤムさんがいるってことだ‼︎

では、隣の部屋へレッツゴー‼︎




はい、かなり無理矢理ってことはわかってます。でも、今の作者ではこれくらいしか思いつかなかったんだ!なので、もう少しここをこうした方がいいっていうのがあったらコメントしてくれると助かります。


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第3話

コメントならびに高評価ありがとうございます。とても励みになります。






「そこそこの成績をとる」「作品も投稿する」
「両方」やらなくっちゃあならないってのが
「作者」の辛いところだな
(睡眠時間を削る)覚悟はいいか?オレはできてない


別に最近になって五部を見たわけじゃありません。ただ、なんかカッコいいことを言いたくなっただけです。



あと、馬犬さんが復活してうれちぃ
そのうち主人公にハイポーション作らせようかな

馬犬さんを知らない人はニコニコでハイポーションで検索検索ぅ!


そこそこ遠いな、隣の部屋ぁ!おじいちゃんの部屋は一番奥だったから別に迷ったりはしなかったけど、なんで20秒くらいかかるんだよ⁉︎確かにおじいちゃんの部屋に入った時に、内心、広さに驚いてたりもしたけどさぁ。これもしかして、ヤムさんの部屋も同じくらい広いの?てかここ学校でしょ?なんでこんなに広い個人の部屋があんの?おかしくない?しゃーない、部屋に入ったらヤムさんに聞いてみるか…

ということで失礼しまーす。

 

“コンコン”

「失礼します!」

 

部屋に入るとそこには、おそらくヤムさんだと思われる、とても可愛らしい女の子がいた。

 

「えっと、あなたがモガメットおじさんが言っていた娘さんですか?」

「ええ、そうだけど、あなたは誰?」

「あっ、僕はファイサル・マフディーって言って、お母さんがおじさんの弟子で、今日は挨拶に来たんだけど、お母さんたちはなんかお話があるみたいで…」

「ふーん、そう。それでこの部屋にいるように言われたのね。ま、いいわ。それじゃあなにかやりたいことでもある?あ、あと別に敬語は使わなくっていいわ」

「えーと、ならなんで学校なのにこんなにおっきい個人の部屋があるのか教えて!」

「えっと、この部屋って大きいの?その、私ここからあまり出ることがないからよくわからないんだけど…」

「すごく大っきいよ!僕の部屋の倍くらい広い!」

「そんなに⁉︎こんな近くにも知らないことがあったなんて…あ、それで、なんで学校内に部屋があるのかよね。それはね、この学校に建て替える時に、お父さんの弟子たちが「モガメット様はここに住むべきだー」って言ったかららしいの。その時お父さんは断ったらしいんだけど、珍しく弟子たちが意見を変えなかったら、珍しくでた弟子の頼みだし、それくらいなら叶えてやるかってこの部屋を作ったんだって!」

 

へー、確かにここって王宮だったらしいから、一番尊敬する人に住んでもらいたいって思ったりしたのかな?

 

「へー、そんなことがあったんだ。なんでなんだろうね?」

「知らないわよ、そんなこと。それよりも、次はあなたがなにか話しなさい。そうね、私はこの学校の外がどんななのか気になるわ!」

「えーと、そうだね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

“コンコン”

「ファイサル、いる?そろそろ帰るわよ」

「っと、もうそんな時間みたい、そろそろ行かないと」

「そう…ふふ、ファイサル、あなたを私の友達1号に任命してあげるわ!」

「ッ!うん!嬉しいよヤム姉ちゃん!ありがとう!」

「ふん!もちろんあなたの友達1号も私よね?」

「もちろん!じゃあ、また遊びにくるよ!またね!」

「ちゃんと来なさいよね!またね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はは、今日は充実した1日だったな。モガメットおじさんとも会えたし、ヤム姉ちゃんとも仲良くなれた。それに、今世初の友達ゲットだぜ!それにしても、ヤム姉ちゃん可愛かったなぁ。絶対また会いに行こ。次はなに話そうかなぁ。

 

 

 

 

それはそうと、そろそろ筋トレも始めようかな?流石にもういいでしょ。それに世界が違うんだし身体の構造も違うかもしれないしね!

べっ別走るのに飽きたってわけじゃないし。走るのも続けるし。最近は1時間半くらいなら全力で走り続けられるようになってきて普通に楽しいし。

…嘘じゃないよ!




主人公の内心での名前の呼び方は、本人に会ったりすると変化します。


あと、こんな主人公にもヤムさんにも恋愛的な感情はまだありません。


かなりどうでもいいことですが、主人公の部屋もそこそこ広いです。







長い文が書けないでござる…
1話で一万字超えてたりする作品の作者さん凄すぎ




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第4話

なるほどわかったぞ!文章量が少ないのは、状況の描写をしてないからか。ということで、今回からは、主人公の内心と会話だけでなく、その場の描写とかもいれてみようと思います。あんま上手くいかないかもしれないけど、そこは許して!



ザ・説明回です


筋トレを始めてから3年くらいたった。今年で俺も10歳だ。それに伴い、今年からマグノシュタット学院初等部に通うことになる。

マグノシュタット学院には初等部と高等部があり、(普通は)初等部に3年、高等部に2年、合計5年通うことになる。で、魔法を教えてもらえるのは高等部に入ってかららしい。初等部では、言葉や四則演算なんかを教えてくれるのだそうだ。それと歴史についても教えてくれるようだが、基本は高等部の2年目に習うことが主らしいので、大体の流れを覚えるくらいなんだって。

あと、俺としてはラッキーなことに、飛び級みたいな制度があるのだ。先生に申し込むことで、一年に一度テストを受けることができ、そのテストで9割点が取れれば一つ上の学年になれる。そして、合格したらそのまま次のテストも受けられる。言葉のテストってなんだよって思ったが、人が読める字を書けるかのテストだそうだ。初等部の間は行事なんかもないんで、できるのならじゃんじゃん上に上がっていけばいいって感じだ。

まぁ、なんでこんな説明をしたのかっていうと、速攻で受けて、普通に合格して、すぐに高等部に入ったからだ。仕方ないよね、だって四則演算なんて、前世で一度習ったんだし、今世でも普段の生活で使ってたりもしたし。言葉の方だって転生特典っぽい自動翻訳さんがいるから、日本語を書くつもりで書けばそこそこの字が書けるし。

ちなみに、ヤム姉ぇは1、2年の時は落ちたらしい。それを聞いた時は「ファッ⁉︎」と、なったが、なんでも字が汚かったからなんだとか。自動翻訳さんが勝手に訳してくれるから気づかなかったが、ヤム姉ぇの字はかなり汚いのだ。まぁ、今まで、私が読めればいいのよスタイルでやってきた人だったから仕方ないといえば仕方ないのかな?1年では無理だったようだが、流石に2年もあれば人が読める字を書けるようになった。2年目からはヤバイと思ったのか俺も手伝わされた。自分だけ読めればいいっていう意識を変えられるような話をしろと言われたのだ。そんなの知らねぇよと思いつつも、適当に将来魔法論文とか書く時に困るんじゃねぇの?って言ったら、結構良かったらしく、真面目に字を書く練習をするようになった。その結果、3年のテストは見事、合格することができた。

そんなこんなで俺は、ヤム姉ぇと一緒に高等部に行くことになったのだ。正直、ヤム姉ぇには悪いが、1、2年の時に落ちていてくれて良かったと思っている。だって、そのおかげでヤム姉ぇと一緒にいられる時間が増えるんだから。

 

 

 

高等部になる際、魔法のテスト的なやつをやった。なんでも、その結果でクラスを分けるのだとか。そのクラスをコドルといい、1から6まであって、コドル1が一番良いらしい。で、その分け方というのが体内の魔力(マゴイ)量と魔法の出力で決めるらしい。ちなみに、俺の魔力量はかなり多いらしく、上級魔導士の中で見ても上の中くらいあるらしい。けど、ヤム姉ぇはそれ以上に多いらしく、上の上くらいあるんだとか。それを言われた時、かなり自慢された。悔しい…。まぁ、魔法の出力に関しては俺の方が圧倒的に上だったけどな!舐めんな!こちとら3歳の時から身体鍛えてんだよ!あぁ、俺、頑張ってきて良かった。やめたくなった時もあったけど、続けてホント良かった。めっちゃ自慢した。めっちゃ悔しがってた。

そんなことがあったりもしたが、2人揃ってコドル1に行けて良かった。俺たちは、2期生という扱いになるらしく、授業(マレーフ)の予定表だけ配られて、授業は来月かららしい。それまでは、別の場所で一月分の授業を教えてくれるらしい。まぁ、それもしょうがないか。速攻で合格したといっても、審査とかで2週間くらい掛かっちゃったし。

そんなこんなで、俺たちは半月の間、2人で授業を受けた。内容は、マグノシュタットでは魔法を8つに分けているだとか、自分と相性の良い魔法がなんなのかだとか、魔法は満遍なく使った方がいいだとか、そんなことをやった。ちなみに、俺と相性が良かったのは、力の魔法だった。8つの区分で言うと7型。魔法を使った時に目の色が橙に見えることから、‘橙魔導士’とも呼ばれるらしい。ヤム姉ぇと相性が良いのは水の魔法で、区分で言えば2型、目は青色に見えるらしい。

まぁ、いろいろなことがあったが、今日から俺たちは高等部だ!いろんな人と出会って成長していくんだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはよう諸君。今日からこのクラスに加わるヤムライハとファイサルだ。それでは諸君、励めよ」

「えっ⁉︎教官、今日はなにやるんですか⁉︎」

「む?あぁ、言っていなかったな。今日からは各自自習だ。必要なことは先月の間に教えた。後はそこから自分で発展させろ。使いたい物や場所がある場合、その前日までに申請しろ。大体通る。一月後に試験があるが、そこである程度の結果を出さなければ退学もあり得る。せいぜい頑張りたまえ。では、私にも研究があるのでな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えぇ…




すまない。遅れてしまって本当にすまない。忙しかったんだ。来週、文化祭があるんだ。


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第5話

作者は、マギのなかでは夏 黄文さんが好きです。


無事、2年に上がることができた。コドル1以外は進級できないらしいが、楽勝だった。というか、ずっとコドル1だったのでなんの問題もなかった。6回あった試験に関しては、俺は『砂人形(ラーメルダーミヤ)()生成(シャッカル)』という魔法を使った。1回目の試験では、力魔法で形を作り、次の試験では光魔法で外見を整え、、その次では熱魔法で体温を与えた。その次では生命魔法で意思を与え、その次では音魔法で話せるようにし、最後の試験ではそれを複数作った。命令式で言えば1000を超える。これは、かなり難しいことらしいのだが、案外簡単にできた。なんというか、こういうものがやりたい!って思いながらやると、ルフがその通りのことをやってくれるのだ。そのおかげで、難しい魔法でも、魔力(マゴイ)さえあればできるんだ。

ちなみに、ヤム姉ぇは『水鏡(シャラール)()蜃気楼(サラブ)』という鏡みたいにものを映す、熱魔法と水魔法の融合魔法を使って試験を受けていた。命令式で言うと100を超えないが、これでも、いつもなら首席を楽勝で取れると言えば俺の異常さがわかるだろう。…転生チートかな?まぁ、俺が不利にならないのならそれでいいか。

そんなこんなで、俺が首席、ヤム姉ぇが次席で進級することになった。めっちゃ自慢した。めっちゃ悔しがってた。

え?試験の時以外は何してたのかって?そんなの、魔法を作ったり、筋トレしたり、魔法の特訓をしたり、走ったり、ヤム姉ぇと話したり、筋トレしたり、ヤム姉ぇと遊びに行ったりしただけですけど?いやー、あの時のヤム姉ぇは可愛かったね、何にでも興味津々でさ。ただ、最後にちょっと悲しそうな顔してたのが気になったけど…

 

 

そんなことがあったりもしたが、最終試験の次の日、俺たちは闘技場で向かい合っていた。なんでこんなことになっているのかというと、なんでも、実践試験とかいう試合みたいなのをして、魔法の方向性や実力を見て、上級魔導士が欲しい生徒に研究室(ゼミ)への推薦状を送るらしい。まぁ、そんな事情があり、本気でやれということなのだとか。ヤバくなったら先生たちが止めてくれるらしいが、たとえ試合であったとしても、俺はヤム姉ぇを傷つけたくない。そんなことをすれば、ヤム姉ぇの敵になってしまったみたいだから。

まぁ、手加減なんかすればヤム姉ぇガチで怒るし、今後こういったことが無いとも言い切れないから本気でやるんですけどね!

 

 

そんなこんなで始まった試験だが、最初は『光線(フラーシュ)』や『雷電(ラムズ)』、『空気の壁(アスファル)』と言った単純な魔法の撃ち合いだった。まぁ、打ち消し合うだけなので意味なんてないのだが。

「ふふ、ファイサル、その程度なの?」

「ハッ、そう言うヤム姉ぇだって1発も当てれてないじゃないか」

「あら?良いのよ私は。このまま続けても体内魔力(マゴイ)量の差で勝てるのだから」

全くもってその通りだ。だからこそ、魔法を組み合わせて勝つしかない!

砂人形(ラーメルダーミヤ)()生成(シャッカル)』ッ!

「あら、それ、最終試験の時に使ってたやつじゃない。何?目眩しのつもり?でも、そんなもの意味ないわ!だってその魔法、水を使ってないんでしょ!なら、水を感知すれば良いだけよ!

…そんな⁉︎なんで水を感知できないの⁉︎」

「「「「今回のこれは特別製さ!そんな簡単な方法でわかっちまうもの実践で使うわけ無いだろ!今回は、水魔法も使って、体内までしっかり再現してるのさ!それに、これは目眩しなんかじゃない!

共鳴拳(ハディーカ・コブダ)』!」」」」

これは音魔法と風魔法を融合させたもので、自分の拳の周りの空気をすごい速さで振動させることで、すごい破壊力を生み出す俺の得意魔法だ!

作り出した砂人形とともに、ヤム姉ぇに全方位から殴りかかる。何体かやられたりしたが、本体の俺がやられていないのなら、なんの問題もない。そんな感じで接近しつつ、ヤム姉ぇの『防壁魔法(ボルグ)』を殴っていく。20発くらい殴ったところで『防壁魔法(ボルグ)』にヒビが入った。それには流石のヤム姉ぇも焦ったのか光魔法で目眩しをしつつ、力魔法で空を飛ぶ。それをされてしまうと今の俺ではキツイものがある。流石にこの人数を飛ばすのはキツイのだ。

「あら?どうしたの?飛んでくればいいじゃない。飛ばせるのならだけどね」

「ハハッ、気づかれたか。その通りさ。まぁ、人数を減らせば飛べないことはないけど、それじゃつまらないからね」

そう言って俺は魔法を解く。その後、熱魔法、水魔法、力魔法の3つを、凝縮し、混ぜ合わせる。

「ッ!あなたまさか、超律魔法を使う気⁉︎」

「ハハッ、避けないと怪我しちゃうよ!」

「いいわ、そっちがその気ならこっちだって!」

大閃光(デストロクシオン)』ッ!

激流(アイニフ・ダッフグ)』ッ!

 

 

 

 

 

その後のことは覚えていない。聞いた話によれば、衝撃で両方とも倒れ、引き分けになったらしいが。

 

 

クッソー、勝てなかった。完全に勝つつもりで行ったんだけどなぁ。良し!次は勝てるよう、今まで以上に努力するぞ!具体的には1.5倍くらい。いやー2倍は(時間的な意味で)キツイっす。

 

 

 

ちなみに、怪我治りヤム姉ぇと再会した時に「次は絶対勝つ!」と言われました。




戦闘描写むずすぎ。それに魔法名考えんのもむずいし。





ちなみに、主人公が持っている転生特典は自動翻訳だけです。それ以外にはありません。


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第6話

時間がないんじゃあ


今、俺の机の上には大量の推薦状がある。正確に言うと16枚。その中でも興味があるのは『空間転移の可能性』『魔法生物学』『ジンの研究』の3つだけなのだが。どうしよう、本当に迷う。どれも面白そうだしなぁ。空間転移は普通に便利だろうけど、ルフに頼めばやってくれそうだし、魔法生物学はロマンがあるけど、そんな感じの金属器があった気もするし、そうすると1番よくわからない『ジンの研究』かなぁ。…よし!『ジンの研究』にしよう!

あ、そういえば、ヤム姉ぇは何にしたんだろう。俺よりは少なかったけど、それでもかなりの枚数貰ってたし。

「ヤム姉ぇは、どの研究室(ゼミ)にしたの?」

「ん?私?私は『2型魔法高度使用術』って研究室にしたわ。そういうファイサルはどこにしたのよ」

「俺は『ジンの研究』ってとこにしたよ。ていうかヤム姉ぇ、ホントに水魔法好きだよね」

「いいじゃない水魔法。使いやすいし、失敗してもケガしにくいし。…それに、水魔法が初めてファイサルと一緒に作った魔法だったんだもん

ヤム姉ぇ、聞こえてますよ。小さい声で言ってもこの距離なら普通に聞こえるだよぉ!恥ずいやん!めちゃくちゃ恥ずかしいじゃん!どうすりゃいいんだよ!聞こえなかったふりをすれば良いんですかねぇ⁉︎…はぁ、落ち着こう。よし、聞こえなかったことにして話を続けよう(この間0.4秒)

「…なるほどね。まぁ、そういうのも良いんじゃない?」

なんで少し残念そうな顔してるんですかねぇ⁉︎反応して欲しかったの⁉︎

“キーンコーンカーンコーン↓キーンコーンカーンコーン↑”

あ、チャイム(的な魔法道具)が鳴っちゃった。早く先生にどの研究室にするかのプリントを提出しないと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

研究室を決めてから3ヶ月くらいが過ぎた。研究室での内容を簡潔に言ってしまえば、「現状では一瞬ジンを形造ることはできるけど、すぐにただのルフに戻ってしまう」というものだったのだが、正直、思ってたのと違った。俺としてはもっとこうダンジョン的なものに住んでて、そのダンジョン的なのを制覇すると金属器に宿るやつについて、どうのこうの言ってくれるのを期待してたんだけどなぁ。そっかぁ、作る方かぁ。うん、それ魔法生物学とどう違うの?

まぁ、そんなことは置いておいて、それ以外にやったことと言えば、転移魔法を試してみたってことかな。これに関しては、意外にも成功したんだよね。まぁ、あれを成功と言って良いのかは別だけど。転移すること自体はできたんだよ。でも、それがホント短距離でさ、10メートルあるかないかくらいなんだよね。しかも、それで魔力(マゴイ)がすっからかんになっちゃたし。これもうマギって言われるような存在にしかできないんじゃねーの?

あとは、ヤム姉ぇと遊びに行ったり、筋トレしたり、ヤム姉ぇの誕生日のお祝いにネックレスを渡したくらいかな?

そんなことがあったりもしたんだけど、今日は大講堂に呼び出されてるのだ。なんでも、今日から数日は、この大講堂で歴史の授業をするらしい。この国の成り立ちとかを話すんだとか。

“キーンコーンカーンコーン↓キーンコーンカーンコーン↑”

っと、授業が始まったな。うお!歴史の授業はモガメットおじさんが直々にやるのか。珍しいな。

 

 

 

〜〜〜大体原作17巻の最初の方の内容と一緒〜〜〜

 

 

 

ふーん、そう(無関心)正直、どうでもいいかなって。ただ、外での魔導師の扱いみたいなのが知れたのはラッキーだったかな。あとは、王族とか貴族の話をしていた時に、モガメットおじさんがヤム姉ぇの方を見て、ほんの少しだけ顔を歪めたのは気になったかな。本当に少しだったから見間違えかもしれないけど。

そんなこんなで、2年生も過ぎていった。

 

 

 

 

はい!というわけで、今日は卒業式!卒業生はそれぞれ、自分の学院生活の集大成とも言える魔法を披露するんだ!ちなみに俺は、『砂人形(ラーメルダーミヤ)()生成(シャッカル)』を応用して、砂でマグノシュタットを創り、この先していくであろう変化を光や熱、音の魔法を使って表現した。流石にこれは疲れた。

そんな感じで卒業しました。

 

 




学院生活編完!
はい、すみません。締め方がまったく思いつきませんでした。そのうち手直しすると思います。


原作での学院で学ぶことについての内容がなさすぎるんですよ。そんな感じで、かなりはしょった学院編ですけど、次からはほとんどオリジナルになるから、自由にやれるはずだし、そこそこ長くなる気がする!





主人公くんのヤム姉ぇに関する感知能力はヤバイです。


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第7話

マグノシュタット学院を卒業してから1年くらいが経った。今でも、身体作りは続けている。体力についてはかなりのもので、全力で走り続けても6時間は走れるようになった。その時は、時間的にそれ以上走るのはキツかったのでやめたが、まだかなり余裕があったし、あと1時間くらいなら全然走れたと思う。あとは、筋トレも続けてはいるんだが、なかなか筋肉がつかない。というか、細マッチョみたいにしかならない。クッ、俺はアームストロング少佐にはなれないと言うのか!

‘ファイサルよ、コードギアスのスザクのようになるのです…生身で地面に垂直な壁を走り、マシンガンを避けられるようになるのです…’

…ハッ⁉︎なんか今幻聴が…

生身で壁を走るとか…化け物かな?

まぁ、筋トレが無駄になることはないと思うから続けはするんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

ハッ⁉︎なんか今すぐ門に行かなきゃ、めちゃくちゃ後悔する気がする!というわけでレッツゴー!

 

 

 

 

ヴェッ⁉︎あれはヤム姉ぇ⁉︎なんでここに⁉︎ってなんか出て行こうとしてるし、えっ⁉︎えっ⁉︎

と、とりあえず、偶然会った風を装いつつどこに行くのか聞こう!話はそれからだ!

 

「ん?あれ?ヤム姉ぇ、どこに行くの?」

「ッ⁉︎」

話しかけた途端、ヤム姉ぇは驚きながらも逃げ出そうとする。まぁもちろん、いつも鍛えている俺から逃げられるはずもなく回り込めるのだが。

「ヤム姉ぇ待ってよ!俺なんかした?なんで逃げようとするんだよ?」

「うるさい!あんただって、私をのこと利用しようとしてるんでしょ!どっか行ってよ!」

「なんのことだよ⁉︎そもそも利用するってなんだよ⁉︎ちゃんと話してくれなきゃわかんねぇよ!」

なんかわかんねぇけど、すげぇ興奮してるな。とりあえず生命魔法で落ち着かせるとして…

「…話してくれなきゃ、どうにもなんないからさ。お願いだから、話してくれないか?」

「うぅ…あんただって…あんただってぇ…」

(めっちゃ人集まって来てるな。とりあえず移動するか)

「ヤム姉ぇ、とりあえずここから離れよう。ここじゃいろんな人に見られちゃうし、そんなようなところでする話じゃないんだろ?」

「…わかったわよ。それと、移動するのなら外に行かせて」

「まぁ、話してくれるならどこでもいいよ」

そんな感じで、外に出てきたわけなのだが、初めてだな、マグノシュタットの外にでるの。外はこんな風になってたのか。マグノシュタットはでっかい壁に囲まれてるから外とか見えないし。

「ヤム姉ぇ、そろそろ話してくれないか?利用するって」

「…あなた、私が養子であることは知ってる?」

「あぁ、知ってるけど」

「そう。なら、私が養子になる前は、どこの子だったのかは?」

「えーと、あれ?そういえば知らないや」

「…私ね、本当はムスタシア王国の貴族なんだって。それもかなり高位の」

「えっ⁉︎ムスタシアってマグノシュタットの前身の?」

「そのムスタシアよ。それで、モガメットは私をそこから攫って育てたのよ。そのことを知ったら、何かに利用するためなんじゃないかって、なんだか怖くなっちゃって。でも、ごめんなさい。よく考えたら、あなた、その時には産まれてなかったものね。そんなあなたが、なにか関係してるはずがないのに。それなのに、あなたにまで当たっちゃって。本当にごめんなさい」

「あぁ、謝ってくれたならいいよ」

「ありがとう、ファイサル。それじゃあ、私もう行くから」

「えっ⁉︎行くってどこにだよ?」

「私、もうこんな国にいられないわ。だから、この国から出て行くの。じゃあね、ファイサル。

さよう「なら! なら、俺もついてく!たとえ、ヤム姉ぇが許してくれなかったって勝手について行く!」

「どうしてよ⁉︎どうしてそこまでして、私に関わろうとするのよ⁉︎」

「だって俺は!ヤム姉ぇのことが!好きだから‼︎大好きなんだ‼︎ヤム姉ぇのことが!そんな人が悲しそうな顔をしてるのならなんとかしたい。どうにかできるのかなんてわからないけど、そんな状況で別れたくない!だから、俺にも一緒に行かせてくれ!」

「…そこまで言われたら、いいって言うしかないじゃない」

「ありがとう、ヤム姉ぇ」

 

 

 

そんな感じで、マグノシュタットから出て行くことになった。

 

 

 

 

 

 

 

あとで、父さんと母さんには手紙を書いたとこ。手紙くらいなら転移魔法で部屋まで飛ばせるし、なにも言わずに出て行ったこと謝らなきゃ。




作者の実力では、これが限界です。成長したら、もっと描写を足すかもしれませんが、現状、これ以上は無理です。
ヤム姉ぇが、わりと簡単に話してくれましたが、好感度と信頼度が高かったからです。低いともっと説得に時間がかかります。


あと、天の声は前世の知識です。別に変なのからの通信とかではないです。





この先の展開に悩んでいます。シンドリアルートにするか、ファイサルの冒険ルートにするか。


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第8話

アンケの結果が意外だった。絶対両方やれになると思ってた。
ちなみに、
シンドリアルート→シンドバッドの眷属器・日常編
冒険→作者がサイコロ2つ振って半分にした数の金属器(端数切り捨て)・別に国を作ったりはしない
両方→作者がサイコロ1つ振って半分にした数の金属器(端数切り上げ)・その後眷属器無しでシンドリアルート

というか、ハーメルンでもあんこみたいなことってできるんですか?



マグノシュタットを出てから3時間くらいがたった。最初は、特訓として走ろうかとも思ったのだが、服が今着ている一着しかないので流石にやめて、普通に歩いている。なお、ヤム姉ぇは魔法で飛んでいる。そんなんだから、たまに歩いたりするとめっちゃ疲れるんだぞ。

ちなみに、今は街を目指している。というのも、俺はヤム姉ぇを追って着の身着のまま来たので、持っている物はいつも持ち歩いている物くらいしかないし、ヤム姉ぇはヤム姉ぇで、バレずに出て行くために必要最低限の物しか持って来ていない。つまり、いろいろと足りていないのだ。

お金に関しては問題ない。常日頃から、杖代わりとして各属性に合わせた宝石を8個持っている。本当は、ちゃんと加工して杖の形にした方が効率がいいのだが、俺は肉弾戦もするため、宝石のような握った状態で殴りやすい物の方がいいのだ。なので、あまり使わない属性の物を2・3個ほど売ってしまえば、ある程度の金になる。それだけあれば、服とか食料とかを買う分には十分だ。

そんなことを考えたり、ヤム姉ぇと話したりしながら歩いていくと、結局、新しい街に着くまでに4時間(合計7時間)かかった。マグノシュタットを出たのが昼ごろなので、既にまわりは暗い。そんな状況なので、とりあえず宿を取り休むことにした。え?金はどうした、換金してないだろ?だって?

いや、1日泊まれるくらいの金は常備してるよ?父さんも母さんも帰ってこない冬の日に家の鍵を忘れて、一晩中外にいることになったのがトラウマで…え?魔法を使えって?寝ている時にどうやって魔法を使えと…それとも住宅街で火でも起こせと言うのかね?

まぁ、そんな感じでちゃんと自分で払いました。

そして普通に寝ました。「部屋が1つしか残っていません」みたいなイベントも起きなかったしね。

 

 

そんなこんなで今は朝!

ヤム姉ぇも眠そうな感じはしないし、ちゃんと寝れたみたいでよかったよかった。

まぁ、その後は普通に換金して、普通に食事して、普通に買い物しただけだった。その最中に、ここはミスティア共和国のハクールという街だということを聞いた。あと、最近近くにダンジョンができて、人が増えてきているのだとか。

ダンジョンという言葉を聞いて、心踊らない男の子はいません(自己基準)しかも、ダンジョンをクリアした者には財宝が与えられるのだとか(噂)それに、ヤム姉ぇもヤム姉ぇで、ダンジョンなんていう不思議なものに興味津々みたいだし、これはもう行くしかないよなぁ?

というわけで、ダンジョンの場所を聞き、準備を整えたら、レッツゴー!

 

 

 

 

ダンジョン前に着きました。道中はなにもなかった…ツマンネ

とりあえず、ダンジョンを外から見た感じだと塔みたいな感じだ。外装におかしな所はない。ただ、所々土が付いていたりして、本当に地面から生えてきたんだなと思わせる。あとは、入り口みたいな所に、光の幕みたいなのがあり、それを見るたびに、俺の第六感が危険だという信号を発する。なぁに急に怖がってんですかねぇ?

もう外から見てわかることはなさそうだから、(ヤム姉ぇと手を繋いで)光の幕に歩み寄って行く。そして俺たちは、光の幕に触れた瞬間浮遊感に襲われた。

 




ダイス結果11とか作者を殺す気かな?5個か…
はい、ジンは適当に決めます。
3,20,26,35,72
とりあえず、覚えてたやつとは被らないようにしたけど、大丈夫かな?被ってたら、教えて頂けると助かります。





すみません、この作品は今回で打ち切りにさせてもらいます。
理由としては、感想欄で指摘していただいた「魔導師は金属器を使えない」という原作設定が考えていた流れ的にかなりキツイからです。
改変してもいいのですが、そうすると「なんで魔導師に金属器使いが少ねぇんだよ」となり、作者的に納得できないからです。
それ以外にも、「魔導師がなんでも出来すぎて話を作りにくい」というものもあります。基本、上位の魔導師だと、属性的なの関係なしになんでも出来ちゃうんで、ピンチを作りにくいんです。
つまり、もともと設定的に話を作るの無理っぽかった。
本当にすみません。




三連休中にマギで新作出します。もともと2つあった案の内のもう片方です。次は打ち切りにならないようがんばるので、もしよろしければ見ていただけると作者くんは嬉しいな!




この作品もそのうちリメイクするかも?


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