ジャイアン・スネ夫戦記featアスタリスク (匠 良心)
しおりを挟む

1話 異世界からの使者 セルフ仮面

のび太戦記featアスタリスク




オープニング「the asterisk war」



 

 

 

 

 

 

 

ここ北関東のクレーター湖に浮かぶ正六角刑のメガフロートに築かれた六つの学園が設置されている。

 

 

 

 

 

 

 

アスタリスク北部に位置する星導館学園

 

 

 

 

 

北東部の聖ガラードワース学園

 

 

 

 

 

南東部にある界龍第七楽員

 

 

 

 

 

六角刑の南武に設置された学園 アルルカント・アカデミー

 

 

 

南西にある学園 レヴォルフ黒学院

 

 

 

 

 

北西部の学園 クインヴェール女学園

 

 

 

 

 

 

 

そして年に一度開催される「星武祭」で戦うために集められ、大半を《星脈世代》が占める。

 

 

 

 

 

 

 

そして、鳳凰星武祭を制覇した少年、天霧綾斗、リーゼルタニアの王女 ユリス・アレクシア・フォン・リースフェルト、そして綾斗の幼馴染の沙久宮紗夜と中等部一年生にて星導館序列一位の刀藤綺凛、そして星導館学園の生徒会長、クローディア・エンフィールドが次の星武祭である“獅鷲星武祭”グリプスに向けての特訓が始まっていた。

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「ご、ご免なさいです、綾斗先輩!私が一人で先走ったから・・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「いや、俺のほうこそクローディアを抑えておかなきゃいけなかったのに・・・・本当にごめん!」

 

 

 

 

 

 

 

模擬戦終了後、綾斗と綺凛は二人揃ってお互いに頭を下げる。

 

 

 

 

 

 

 

クローディア「まあまあ、お二人とも。今のはあくまで模擬戦ですから。それにお二人とも、初めてタッグを組んだとは思えないほどよく連携が取れていましたよ」

 

 

 

 

 

綾斗「いや、そっちこそ。さすがは昔からの友達だね」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗がそう言うとユリスは複雑そうな顔で眉を寄せた。

 

 

 

 

 

ユリス「別に昔から知ってるというだけで、何かアドバンテージがあるというわけではないぞ。今の試合も、連携部分についてはほとんどクローディアにまかせっきりだしな」

 

 

 

 

 

クローディア「そうですね。私は皆さんのバトルスタイルを大体把握していますから、ある程度なら合わせることはできると思います」

 

 

 

 

 

事も無げに言うクローディアだったが、先ほどの試合を見るに嘘とも思えない。

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「・・・・ところでユリス、最後のあの能力発動はもしかしてこの新型煌式武装(ルークス)、細微な星辰力(プラーナ)の伝達ができたりする?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「ほぉ、さすがは紗夜だ。あれだけでよくわかったな」

 

 

 

 

 

 

 

ユリスの持っている煌式遠隔誘導武装レクトルクスを食い入るように見つめていた紗夜に、ユリスがうなずいてみせる。

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「えーと、どういうこと?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の設置型能力はどのタイミングで仕込んだのかわからなかったが、もしかしてそれと関係があるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「この煌式遠隔誘導武装は、端末にまで私の星辰力を行き渡らせることが可能なのだ。お前も知っての通り、設置型能力は予めその場所に発動のための準備を施す作業が必要だが、この端末を使えばその手順に大きく省略することができる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「それは・・・・すごいね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今の言葉が本当だとすれば、ユリスの戦術は大幅に広がるはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

さらに煌式遠隔誘導武装は接近戦という弱点をカバーすることも実証済みで、少なくともユリス個人としてはかなり強化されたと言えるだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「むう・・・・ユリスだけパワーアップしてズルい」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜がぷくーっと頬を膨らませるが、その目は未だに煌式遠隔誘導武装から離れていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パチパチパチパチ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「?」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

トレーニングルームの中から拍手の音が聞こえ、後ろを振り向くとそこにいたのはアラビアンナイトの衣装を身に纏い、顔をターバンで隠した謎の男が立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「さすがはリーゼルタニアのお姫様だ。その頭のキレと戦闘能力は惚れ惚れするね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「何者だ!貴様!まさかギュスターヴの仲間ではないだろうな・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ユリスは故郷のリーゼルタニアでテロ事件を起こしたギュスターヴ・マルローの仲間だと疑っていた。だが彼は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「違う!違う!僕はそのギュスターなんとかとは無関係の存在だ」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「じゃあ、お前は何なんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜が質問を返すように男も冷静になって答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「僕の名はセルフ仮面、異世界からの使者であり、君達を探してのさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「セルフ・・・・仮面・・・・さん?」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「俺達を探していた?」

 

 

 

 

 

あまり聞いたことのない名前に、綾斗達を探していたことに疑問を抱いていた綾斗達だったが、クローディアが前に出てセルフ仮面に質問してきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クローディア「セルフ仮面か何か知りませんがここは学園関係者以外立ち入り禁止です・・・・もしことと次第によれば・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

クローディアは純星煌式武装 パン=ドラを構え、セルフ仮面に詰め寄った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「いやいや!そんな物騒な物を構えなくても・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオオオオオオーーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「ん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「今のは・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「外のほうからだ!」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「まさか・・・・奴等が現れたか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「っておい!」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面はトレーニングルームのゲートを開けて外のほうまで走っていった。

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「綾斗、どうする?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「ともかく、行ってみよう!」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗達もセルフ仮面の後を追って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「来てしまったか!」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「セルフ仮面!」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面と綾斗達達が外の光景を見ると、そこには

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザケンナー「ザケンナー!!」バゴーーン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウザイナー「ウザイナー!!」ドゴーーン!

 

 

 

 

 

 

 

コワイナー「コワイナー!!」

 

 

 

 

 

 

 

ホシイナー「ホシイナー!!」

 

 

 

 

 

スナッキー『キキキーー!!』

 

 

 

 

 

 

 

ナキワメーケ「ナキワメーケーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

ネガトーン「ネーーガトーーーン!!」

 

 

 

 

 

 

 

アカンベェ「アカンベーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジコチュー「ジーコチューー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイアーク「サイアーーーーク!!」

 

 

 

 

 

チョイアーク『チョイー!』

 

 

 

 

 

 

 

ゼツボーグ「ゼーーツボーーグ!!」

 

 

 

 

 

 

 

ヨクバール「ヨクバーール!!」

 

 

 

 

 

 

 

ドンヨクバール「ドンヨクバーール!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オシマイダー「オシマイダーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「なんだあれは・・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「奴等はプリキュアによって倒された怪物達、そしてそれをゼロフォウルが復活させたんだ!」

 

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 

 




ED ドラえもん「YUME日和」






次回予告



セルフ仮面「ここじゃまずい!君達を僕のいる世界まで行こう」



クローディア「ここは私が食い止めます!皆さんは先に行ってください!」



綾斗「クローディア!」




セルフ仮面に導き綾斗達が向かったその世界は・・・・








ジャイアン「な・・・・なんだお前ら?」



スネ夫「君達・・・・誰?」




次回、「19XX年20世紀の世界へ」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

2話 ヘイトレッド

すいませんがジャイアンとスネ夫 アスタリスク編は別々で投稿しようと考えています。


 

トレーニングルームに現れた謎の男、セルフ仮面 彼は自称別の世界からの使者と言われ、混乱する綾斗達だったが、外から衝撃の音が聞こえ、セルフ仮面は一足先に外へと進み、綾斗達もセルフ仮面の後を追って行った。そして外で見た光景とは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

ザケンナー「ザケンナー!!」

 

 

 

 

 

ウザイナー「ウザイナー!!」

 

 

 

 

 

コワイナー「コワイナー!!」

 

 

 

 

 

ホシイナー「ホシイナー!!」

 

 

 

ナケワメーケ「ナケワメーケーー!!」

 

 

 

スナッキー『キキキーー!!』

 

 

 

ネガトーン「ネーーガトーーーン」

 

 

 

アカンベェ「アカンベーー!!」

 

 

 

 

 

ジコチュー「ジーコチュー!!」

 

 

 

 

 

サイアーク「サイアーーーーク!!」

 

 

 

チョイアーク『チョイー!』

 

 

 

 

 

ゼツボーグ「ゼーーツボーーグ!!」

 

 

 

 

 

ヨクバール「ヨクバーール!!」

 

 

 

 

 

ドンヨクバール「ドンヨクバーール!!」

 

 

 

 

 

オシマイダー「オシマイダーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「なんだあれは?」

 

 

 

 

 

 

 

そこにはかつてプリキュア達が戦った邪悪なる存在の僕、ザケンナーからオシマイダーまでの怪物達がこのアスタリスクを襲撃しているのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「あれはプリキュアによって倒された怪物達た!それがゼロフォウルによって甦ったんだ」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「プリキュア?」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面の言うプリキュアという言葉に綾斗は首をかしげた。

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「綾斗先輩!あれを」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「あれは・・・レスター!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レスター「うおおりゃああああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

ドオオオオオオオオオオオオン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

綾斗達と同じ星導館学園の生徒レスター マクフェイルが巨大な斧 ヴァルディシュッレオでザケンナー達に戦いを挑んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レスター「クソ!だったら、ブラストネメア!!」

 

 

 

 

 

ドオオオオオオオオオオオオン!!

 

 

 

 

 

 

 

レスター「やったか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザケンナー「ザーーケンナーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

レスター「何!」

 

 

 

 

 

 

 

レスターの得意とする必殺技がザケンナー達の体には無傷だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネガトーン「ネガトーーン!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レスター「な・・・・なんだ?・・・・だんだん悲しく・・・・なって・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネガトーンの発する不幸のメロディーがレスターの心を悲しみに溢れていく。チャンスだと感じ、スナッキーとチョイアークがレスターに襲いかかってきた。

 

 

 

 

 

スナッキー『キキキーー!!』

 

 

 

 

 

チョイアーク『チョイーー!!』

 

 

 

 

 

 

 

レスター「こんな・・・・ところで・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

立ち上がろうとするがその気力がだんだんと薄れていくその時、

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「五臓を裂きて四肢を断つ 天霧辰明流中伝 九牙太刀!」

 

 

 

 

 

 

 

ドオオオオオオオオオオオオン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レスター「おまえ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「大丈夫かい?レスター」

 

 

 

 

 

 

 

レスターの前に立っているのは黒炉の魔剣セル=ベレスタをもつ少年 綾斗がスナッキーとチョイアーク達の前に立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スナッキー『キー!!』

 

 

 

 

 

 

 

チョイアーク『チョイー!!』

 

 

 

 

 

 

 

次から次へとスナッキーとチョイアークが綾斗に迫ってくる。だがこの場で闘えるのは綾斗だけではない!

 

 

 

 

 

綺凛「刀藤流、連鶴!」

 

 

 

 

 

 

 

バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!

 

 

 

 

 

 

 

スナッキー『キキキーー!!』

 

 

 

 

 

 

 

クローディア「ふっ!」

 

 

 

 

 

 

 

バシュッ!

 

 

 

 

 

 

 

チョイアーク『チョイーー!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

疾風迅雷の二つ名を持つ刀藤 綺凛、そして千見の盟主と呼ばれるクローディア、あの速さで一瞬にして多くのスナッキーとチョイアーク達を倒した。伊達に星導館学園の序列1位と2位の力は計り知れないということだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザケンナー「ザケンナー!」

 

 

 

 

 

 

 

ウザイナー「ウザイナー!!」

 

 

 

 

 

 

 

コワイナー「コワイナー!!」

 

 

 

 

 

 

 

ホシイナー「ホシイナー!!」

 

 

 

 

 

 

 

ナキワメーケ「ナキワメーケーー!!」

 

 

 

 

 

ネガトーン「ネガトーン!!」

 

 

 

 

 

アカンベー「アカンベーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

ジコチュー「ジーコチュー!!」

 

 

 

 

 

 

 

サイアーク「サイアーーク!!」

 

 

 

 

 

 

 

ゼツボーグ「ゼーーツボーーグ!!」

 

 

 

 

 

 

 

ヨクバール「ヨクバーール!!」

 

 

 

 

 

 

 

オシマイダー「オシマイダー!!」

 

 

 

 

 

 

 

迫り来る12体に立ちふさがるはリーゼルタニアの王女、ユリス、そして綾斗の幼馴染である紗夜が前に出た。

 

 

 

 

 

ユリス「紗夜!行くぞ」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「うん」

 

 

 

 

 

ザケンナー「ザケンナー!」

 

 

 

 

 

ウザイナー「ウザイナー!!」

 

 

 

 

 

コワイナー「コワイナー!!」

 

 

 

 

 

ホシイナー「ホシイナー!!」

 

 

 

 

 

ナキワメーケ「ナキワメーケーー!!」

 

 

 

 

 

ジコチュー「ジーコチュー!!」

 

 

 

 

 

ゼツボーグ「ゼツボーグ!!」

 

 

 

 

 

ヨクバール「ヨクバール!!」

 

 

 

 

 

オシマイダー「オシマイダー!!」

 

 

 

 

 

 

 

12体の内9体がユリスと紗夜に襲いかかってきたが、ユリスも紗夜も奴等を倒す対策はもうできている

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「よいしょ・・・・」

 

 

 

 

 

紗夜は三十八式煌型擲弾銃ヘルネクラウムを構えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「・・・・《バースト》」

 

 

 

 

 

 

 

銃身がほのかに光を帯び星辰力が急速に高まり、巨大な銃へ集まっていく。

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「・・・・ドドーン」

 

 

 

 

 

 

 

ドオオオオオオオオオオオオーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コワイナー「コワイナーーーーーー!?」

 

 

 

 

 

ホシイナー「ホシイナーーーーー!!?」

 

 

 

 

 

 

 

ナキワメーケ「ナキワメーケーー!!」

 

 

 

 

 

ジコチュー「ジーコチューーー!!?」

 

 

 

 

 

 

 

ゼツボーグ「ゼツボーーーーグ!!?」

 

 

 

 

 

ヨクバール「ヨークバーール!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオオオオオオオオオオオオーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜の持つヘルネクラウムの光弾が轟音とともに6体の怪物を粉砕することができた。

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「おまえ達の相手は私だ!」

 

 

 

 

 

 

 

ザケンナー「ザケンナー!!」

 

 

 

 

 

ウザイナー「ウザイナー!!」

 

 

 

 

 

オシマイダー「オシマイダー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「咲き誇れッ!呑竜の咬焔花!(アンテリナム・マジェス!)」

 

 

 

 

 

 

 

ユリスが細剣を振るった軌道に魔法陣が浮かび上がり、そこから猛烈な熱波が迸り、その魔法陣から巨大な焔の竜が出現した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザケンナー「ザケンナーーー!?」

 

 

 

 

 

ウザイナー「ウザイナーー!?」

 

 

 

 

 

オシマイダー「オシマイダーー!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオオオオオオオオオオオオン!!

 

 

 

 

 

 

 

三体は為す術もなく、焔の竜は空気を震わせるような雄叫びを上げ、その顎で噛み砕かれ、爆散した。

 

 

 

 

 

綾斗「やった!」

 

 

 

 

 

綺凛「やりましたね!」

 

 

 

 

 

 

 

クローディア「これで2体ですね」

 

 

 

 

 

 

 

賞賛しているアスタリスク組を見ていたセルフ仮面は思わずほくそ笑んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面(さすがは天霧綾斗くんにユリスちゃんだ。あのプリキュアが手こずっていた怪物をあっという間に倒すなんて・・・・このままいけばあの二人と一緒に・・・・ん?)

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面は何かを察知したのか上空を見るとそこには・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「あれは!・・・・みんなここから離れるんだ!」

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「え?」」」」」

 

 

 

 

 

ドオオオオオオオオオオオオン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「な・・・・なんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上空から落下してきたのは

 

 

 

 

 

 

 

?「ほお・・・・おまえ達がこの世界の戦士か・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「何者だ!貴様!」

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「我が名はキュアスレイヤー、ヘイトレッド!」

 

 

 

 

 

セルフ仮面「最悪な奴が来てしまった!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3話 20世紀の世界へ 出会ったのはゴリラとキツネ

 

この世界、アスタリスクでプリキュアが戦った邪悪なる存在、ザケンナー、ウザイナー、コワイナー、ホシイナー、ナキワメーケ、スナッキー、ネガトーン、アカンベー、ジコチュー、サイアーク、チョイアーク、ゼツボーグ、ヨクバール、オシマイダーが暴れていた。

 

 

 

 

 

 

 

だが、この世界の戦士である天霧綾斗、ユリス・アレクシア・リースフェルト、沙久宮紗夜、刀藤綺凛、クローディア・エンフィールドによって怪物達を一掃した。だがその時、上空から更なる敵が現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「我が名はキュアスレイヤー、ヘイトレッド」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「キュアスレイヤー?」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「みんな!彼女と戦ってはいけない!今の君たちじゃ勝てない!!」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面が慌てながら綾斗達に警告したが、得にユリスは戦闘体制になりヘイトレッドの方に構えた。

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「戦ってはいけないだと?学園で暴れた奴等を操っていた首謀者ならいまここで討つべきだ!」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「俺もユリスに賛成だ!」

 

 

 

 

 

 

 

ユリスの行動に綾斗達も身構えた。それを見ていたセルフ仮面は彼らの行動を見てあきれ果てた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「一気に片をつける!咲き誇れ!六弁の爆焔花!(アマリリス!)」

 

 

 

 

 

ユリスの前に巨大な火球が出現し、ヘイトレッドに襲いかかってきた。

 

 

 

 

 

だが・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「ふん!」ガッ!

 

 

 

 

 

 

 

ドオオオォォーーン!!

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「な!?」

 

 

 

 

 

ヘイトレッドは素手でアマリリスを片手で握りつぶしたのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「こんな火球、ゼツトンの一兆度の火球のほうがまだ強いほうよ・・・・」シュンッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「消えた?」

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「ここよ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「なっ!?」

 

 

 

 

 

 

 

ボグッ!

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「うっ!」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「ユリス!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッドは一瞬でユリスの前に現れ、そしてユリスの腹に重い膝蹴りを食らわせた。

 

 

 

 

 

 

 

そしてユリスの武器である煌式武装アスペラ・スピーナを手にした。

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「まずはひとつ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュンッ!

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「刀藤流!連鶴!」

 

 

 

 

 

 

 

綺凛はスナッキーとチョイアーク達を倒した。連続の斬撃で応戦しようとしたが、

 

 

 

 

 

 

 

パシッ

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「そんな!」

 

 

 

 

 

 

 

あの音速の斬撃をヘイトレッドは片手で斬撃のタイミングを予測して千羽切の刃をつかみ上げた。

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「うるさい・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

バキッ!

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「あっ!千羽切が・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「指銃!」ドスッ

 

 

 

 

 

綺凛「あああっ!」

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッドは千羽切を片手で砕き、綺凛を人差し指で綺凛の肩の方に突き刺した。

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「綺凛ちゃん!!」

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「さあ、天霧綾斗・・・・そしてクローディア・エンフィールド、おまえ達の純星煌式武装、セル・ベレスタとパン=ドラを頂こうか・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クローディア「なぜ・・・・あなたは私達の武装をも取り上げる必要があるのですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「全ては・・・・・・・・プリキュアを殺すことだ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「プリキュア?」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「なんだ?そのプリキュアって」

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「プリキュア・・・・それはかつて英雄という皮を被った怪物の少女達、君達の武装と他の世界で探している仲間も純星煌式武装と同じ武器を探しているのだ!プリキュアを倒すために・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「それじゃあなぜ、無関係の人間も巻き込んだんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「世界を救うのに犠牲は付き物だ。当然だろう?」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「きっさまああああああー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗はヘイトレッドの言葉を聞いた時、その逆鱗に触れ、セル・ベレスタでヘイトレッドに突進した。が・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガキンッ!

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「何!?」

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「今の貴様じゃこの私を倒せん!」

 

 

 

 

 

ドンッ!

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「ぐはああっ!」

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「綾斗!!」」」先輩!」君!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セル・ベレスタを受け止めたヘイトレッドは綾斗の腹に強力な掌底を食らわせ、綾斗をセル・ベレスタから外されて吹き飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「貴様・・・・」

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「貴様、それでもあの天霧遥の弟なのか?」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「なぜお前が姉さんのことを・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「奴には初めて会ったとき、殺気は道溢れていたからな・・・・あの時の感覚は忘れもしない・・・・だが・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッドは綾斗を睨み付けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「貴様みたいな弱い奴がこの私に楯突くな!」

 

 

 

 

 

ヘイトレッドはセル・ベレスタで綾斗を切り裂こうとしたその時、二本の刃を持ったクローディア・エンフィールドが立ちはだかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「クローディア!」

 

 

 

 

 

 

 

クローディア「綾斗大丈夫ですか?」

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「邪魔を・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「綾斗君!今のうちにこの世界から逃げるんだ!早く!」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「でも、クローディアが・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クローディア「行ってください!綾斗!」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「クローディア・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クローディア「ここは私が食い止めます!だから綾斗は生きてください!そして・・・・」ニコッ

 

 

 

 

 

 

 

クローディアの言葉とその微笑みの顔を見て聞き綾斗の意思は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「クローディア・・・・・・・・ッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗はセルフ仮面の方まで真っ直ぐ走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「よし!綾斗君!ユリスちゃん!紗夜ちゃん!綺凛ちゃん!今から僕の服のほうを引っ張って!」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「こうか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗達はセルフ仮面の服の引っ張り、そしてセルフ仮面は謎のベルトを腰に巻いて、ベルトのまん中の設定ボタンを押し、完了した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「それじゃあ行くよ!別の世界へジャンプ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、セルフ仮面の周りから強烈な光が現れ、ネガトーンとサイアークはその光に飲み込まれ、光が収まった時、ネガトーンとサイアークとアカンベーは消え、そしてセルフ仮面達も消えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「次元タイムベルトか・・・ちっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クローディア「さあ、今この場にいるのはあなたと私だけです・・・・綾斗のセル・ベレスタを今ここで返しなさい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「ふん!やれるものならやってみな!」

 

 

 

 

 

 

 

ヘイトレッドはセル・ベレスタとアスペラ・スピーナを構え、クローディアに立ちはだかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー19XX年ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは19XX年、東京のとある空き地で土管の上で自慢話をしているキツネ顔の少年が同級生である5人にいつもの自慢話をした。

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「いやーあの時は最高だったよ・・・・綺麗な海に美味しいご飯、やっぱりオアフ島は最高だったよ。僕は一生あの優雅な想いは忘れられないだろうなと感じたよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「・・・・・・・・」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「あ・・・・あれ?どうしたの?」

 

 

 

 

 

 

 

「あのさ・・・・スネ夫俺達いい加減自慢話なんか飽き飽きしてんだよ」

 

 

 

 

 

スネ夫「えっ?飽き・・・・」

 

 

 

 

 

「いつもいつも呼び出されて何かと思えばさ自分の自慢話を聞いている俺達の身にもなれよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「え?みんな?え?」

 

 

 

 

 

 

 

「行こうぜ!スネ夫自慢話を聞いても洒落にならねえよ・・・・」

 

 

 

 

 

「俺んちでゲームしようぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5人は徐々に空き地から出ていってスネ夫は必死で止めようと頑張ったが・・・・

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ちょっと待ってよみんな!そうだ僕のパパがおフランスのチョコレートがあるよ!そうだおフランスで手には入れない最新のゲームがあるよ!だから・・・・行っちゃった・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

空き地にいるスネ夫がポツンと立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「やあ、スネ夫くん奇遇だななんか御菓子がどうとか言ってるがなんなんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「じゃ・・・・ジャイアン!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この町の元ガキ大将である剛田武ことジャイアンが現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「うう・・・・やっぱり僕の雄一の親友はジャイアンだけだよ~」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「な・・・・なな・・・・なんだよスネ夫?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今のジャイアン達は現在高校2年生、ジャイアンは実家の跡を継ぐため隣町の私立○○工業高校に通っている。

 

 

 

 

 

スネ夫こと骨川スネ夫はジャイアンと同じ隣町の都立の○○高校に通っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だがジャイアンは大きなタメ息を吐いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「どうしたの?ジャイアンそんなタメ息出して」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「ああ、スネ夫・・・・お前あいつらがいなくなってどのくらいたったと思う?」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「へ?あいつら?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「ドラえもんとのび太としずかちゃんに決まってんだろ!!」

 

 

 

 

 

スネ夫「あっ!そうだね」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「ドラえもん・・・・あいつが行方不明になっちまってからしずかちゃんものび太もいなくなった!それに母ちゃんも先生ものび太としずかちゃんはいないって言いやがった。」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ああ、あの時は衝撃的だったね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラえもん、22世紀の未来からやって来た猫型ロボット、見た目は狸しか見えないが胸のポケットにはいろんな未来の道具で遊んだ。

 

 

 

 

 

 

 

それにタイムマシンで恐竜の世界やら戦国時代、未来世界など、連れてってくれた。

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「だが、あの時!ドラえもんは帰ってこらず、最初はしずかちゃんがいなくなり、次にのび太が消えた!!」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「しかも友達はのび太のことなんか知らないとかしずかちゃんって誰って言われる始末だね」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「何かがおかしい!!現に俺達はドラえもん達の記憶はある!それなのにみんなはドラえもん達の記憶すらない!スネ夫!これは一体、どういうことなんだよ!!?」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ちょっとジャイアン・・・・すこし落ち着きなって・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「あ・・・・ああ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ジャイアン・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

その時、何かがピカっと光った。

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「な・・・・なんだ?スネ夫」

 

 

 

 

 

スネ夫「知らないよ!」

 

 

 

 

 

 

 

その時、どんどん光が輝きは始めジャイアン達は一瞬混乱しそうなったが、その時、5人の人影のようなものが浮かび上がり、次の瞬間、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーーーーーーーーーーーーーーッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「うわっ!」

 

 

 

 

 

スネ夫「うっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドスーーーーーーーーーーン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「いたた・・・・ここは」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「や・・・・やっとついた・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「な・・・・なんだお前ら?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン達と出会ったアスタリスク組、それが新たなる冒険の始まる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

4話 男の意地

この話でジャイアン活躍します。


 

 

 

 

突然、空間から光が連続に輝き、何事かと感じたジャイアン達・・・・その時、現れたのは別の世界からこの世界に転送された5人の少年少女だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「ここは・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「いたたた・・・・どうやら無事来れたみたいだね。」

 

 

 

 

 

ユリス「ここは一体?」

 

 

 

 

 

バチバチバチ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

その時、空間から稲妻が飛び火した。その時、次元の穴が出来、そこに現れたのは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネガトーン「ネーガトーーン!」

 

 

 

 

 

アカンベー「アーカンベーー!」

 

 

 

 

 

サイアーク「サイアーク!!」

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「あ・・・・あれは・・・・」

 

 

 

 

 

紗夜「まだ倒してない奴・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネガトーン、アカンベー、サイアークが彼らの通った次元を渡ってこの世界まで追いかけてきたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「おい、スネ夫何か変な怪物が現れたぞ!あれは何だ?」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ちょっ!ジャイアン僕にいわれてもわかんないから・・・・」

 

 

 

 

 

ユリス「おい!そこのお前ら!」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「え!それって・・・・」

 

 

 

 

 

スネ夫「僕らのこと?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「ここは俺達が何とかするから・・・・君達は下がるんだ」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ね・・・・ねえジャイアン僕らも離れようかジャイアン?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ねえ?ジャイアン?」

 

 

 

 

 

 

 

何故かジャイアンは動かない。

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「おい!スネ夫・・・・あれを見ろ!」

 

 

 

 

 

スネ夫「へ?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアンが見ているのは刀藤綺凛である。彼女はヘイトレッドにやられた肩の傷を押さえ、先の折れた千羽切を構えながら立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「綺凛ちゃん!君も下がるんだ!」

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「大丈夫です・・・綾斗先輩、私はまだ戦えます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリスは今ヘイトレッドによってアスペラ・スピーナを奪われて動けない、それに紗夜も体力はあまり残っていない、そして今戦えるのはセル・ベレスタを奪われても天霧辰明流の体術を持つ綾斗、そして千羽切を持つ刀藤綺凛、だが、傷を負っている綺凛は意地でも綾斗のために尽くそうとしたその時、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「待て!ここで選手交代だ!」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「え?」

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「あなたは・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗と綺凛の間に話って入ってきたのは、剛田武ことジャイアンだった。

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「無茶だ!お前一人ではやられるのがオチだぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「うるせえ!だからといって女の子が傷だらけになって戦っているのを黙って見てろって言うのかよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

ユリスの説得にジャイアンは聞く耳持たず、三体の怪物の前に立った。

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「あ・・・・あの」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「心配すんなここからは俺達に任せな!」

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「あ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「へ?俺達?それ僕も入ってんの?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「あたりめーだろ?スネ夫お前も早くこっちにこい」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「いやいや!無理だよ無理!あんな得体の知れない怪物達相手に僕らがかないっこないよ!」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「なんだと!じゃあお前はあいつらが戦っている所をただ見るだけか!スネ夫!」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「だ・・・・だって~」

 

 

 

 

 

 

 

サイアーク「サイアーーーク!!」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ジャイアン!」

 

 

 

 

 

 

 

サイアークがジャイアンを踏みつけよう襲いかかりもうダメかと思ったその時、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「ジャイアン!これを!」ビュ!

 

 

 

 

 

 

 

ドスーーーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ジャイアン!!」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「あ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「ああ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「あ・・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「あああ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

みんなはサイアークにジャイアンが潰されたと思ったその時、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「うおおおおおおおおおお!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイアーク「サイアークッ!?」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ジャイアン!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「凄い!・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「あの怪物を持ち上げるなんて・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアンはサイアークの足を持ち上げ、そして持ち上げたサイアークをジャイアンが振り回した。

 

 

 

 

 

 

 

サイアーク「サイア~~~~ク!!?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「うおおおおおおおおおお!グレートジャイアンスペシャル!上手投げ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイアーク「サイアーーーーーーク!!!」

 

 

 

 

 

 

 

ドオオオオオオオオオオオオオオン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「凄い・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「おおお・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカンベー「アーーカンベーーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

今度はアカンベーがジャイアンに向かって突進してきたがジャイアンはそれを迎え撃つかのように立ち塞がった。

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「母ちゃん直伝!無限ビンタ!!」バシン!

 

 

 

 

 

 

 

アカンベー「アカンベ~~!!」

 

 

 

 

 

ジャイアン「そらそらそらそらそらそらそら!!!」

 

 

 

 

 

 

 

バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!バシン!

 

 

 

 

 

ジャイアン「うおりゃあああああ!!」

 

 

 

 

 

バシーーーーン!!!

 

 

 

 

 

アカンベー「アカーーーンベーーーーーーー・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアンの連続ビンタがアカンベーの頬と鼻を叩きまくり、最後の一撃でぶっ飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネガトーン「ネーーがトーーーーン!」

 

 

 

 

 

 

 

ネガトーンは不幸のメロディーでジャイアンを悲しみに道溢れようとしたが、ジャイアンはそれを聞くたびに対抗心を燃やした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「なんだ!そんな歌は!?だったら俺の歌を聴きやがれ!!」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「え!それって・・・・まさか!!?」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫は何かを察知したのかすぐに綾斗達に忠告した。

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「君達!早く耳を塞ぐんだ!早く!!」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「耳を塞ぐ?・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「おい!それはどういうことなんだ!」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「いいから早く!」

 

 

 

 

 

 

 

スウウウウウウ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「あ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「おーーーれはーーーージャイアーーーーーーーーーン!!がーーーーーきだいしょーーーーーーーーう!!!!!てーーーーーーんかむてきのおとこだぜーーーーーーーーーー!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「うわああ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「なんだこの酷い歌は・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイアーク「サイア~~~~ク~~」

 

 

 

 

 

 

 

アカンベー「ア~~~カンベ~~~~」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「ぶーーーーーーーーっとばす!!でーーーーーーんじゃらすおーーーれじゃいあーーーーーん!!いっとーーーーーしょおーーーーーー!どっこいしょーーーーーーー!!がーーーーきだいしょーーーーー!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「くらくらする・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「気持ち悪い・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネガトーン「ネ~~~ガト~~~ン~~~!!」ドスン!

 

 

 

 

 

 

 

あまりのジャイアンの音痴外れの歌にネガトーン、アカンベー、サイアークは倒れ消滅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「うーーーーたのうーーーま「まあまあ棒!」ヴっ!」ピト

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「まあまあまあまあ!!」

 

 

 

 

 

スポッ

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「・・・・・・・・まあいっか・・・・あれ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアンが見たのはそれはジャイアンの歌のせいでのびた綾斗、ユリス、紗夜、綺凛が倒れていた。

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「あれ?おい!スネ夫!なんでこいつら寝てんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアンは自分の歌のせいでのびてしまったことに気づかず、スネ夫は小学生の頃からジャイアンの歌を聴いているのでやや耐えることが出来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫(無理もないよ・・・・あんな歌を聴いて耐えられるのは僕しかいないよね・・・・まあギリギリだったけど・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「とりあえずお医者さんカバンで手当てを」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「・・・・う・・・・ううう」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「あ!目覚めた!」

 

 

 

 

 

ユリス「うう・・・・頭が痛い・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「こっちもです・・・・」

 

 

 

 

 

紗夜「くらくら~」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「しかし一体何が原因で倒れてたんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫(ジャイアン・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面(君の歌が原因だよ・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

二人は心の中で語り、決して本人には言わないでおこうと決意した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「そういえば、ここはどこなんだ?どうみても星導館ではないな?」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「星導館?何それ?」

 

 

 

 

 

ジャイアン「新しい旅館か何かか?」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「旅館じゃないよ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「綾斗君・・・・まず話さなきゃならないことがある」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「え?」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「ここは君達のいる世界とは別の世界なんだ」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「そして僕の目的はあの二人の手助けになれる異世界の強い人達を集めることなんだ」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「あの二人って・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「あいつらのことか・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

あいつらというのは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「ん?」

 

 

 

 

 

スネ夫「へ?」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「おい!お前達・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「ん?」

 

 

 

 

 

スネ夫「え?僕らのこと・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「助けてくれたことは感謝する・・・・それにお前のつけているその手袋はなんだ?煌式武装でもなければ純星煌式武装でもない・・・・なんだそれは」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「へ?ああこれか・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアンの両腕につけているオレンジの手袋を指差し、ジャイアンは懐かしげに説明した。

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「ああ、これか?これはスーパー手袋ってドラえもんの道具なんだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「どらえもん?」

 

 

 

 

 

紗夜「なんだそいつ?」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ドラえもんは未来からやって来た22

 

世紀の猫型ロボットなんだ。でも見た目は狸型だけどね・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「猫さんなのに・・・・狸さん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「そういや自己紹介がまだだったな、俺は剛田武、あだ名はジャイアンだ」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「僕は骨川スネ夫、この町一のお金持ちだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「私はユリス・アレクシア・フォン・リースフェルト、リーゼルタニアの王女だ」

 

 

 

 

 

綾斗「俺は天霧綾斗」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「沙久宮 紗夜・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「と・・・刀藤綺凛です・・・・///よろしくお願いします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お互いの自己紹介がすんだところスネ夫が代表して質問した。

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「そういえば綾斗君達はどうして僕たちのいる世界に来たの?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「そうだよ あの怪物の事も気になるしな」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「あの怪物のことは俺達も知らない、突然俺達の住む星導館を壊されどういった理由であんなことをしたのか俺達にはわからない・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「それにヘイトレッドと呼ばれる奴が現れ、私たちの武器を奪われてしまったからな・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ヘイトレッド?」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「私の武器であるアスペラ・スピーナを奪われ」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「俺のセル・ベレスタも奪われた。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「そのヘイトレッドって奴が・・・・お前らの武器のアスパラとせんべいを奪われた訳か」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ジャイアン、アスペラ・スピーナとセル・ベレスタね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「それに奴はプリキュアがどうとか言ってたが・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「プリキュア?」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「なんなのそれ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「私達もわからない・・・・知ってるとすればあのダーバン男・・・・ん?」

 

 

 

 

 

 

 

ユリスはセルフ仮面の方を振り向いたがセルフ仮面はどこにもいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「あいつ・・・・一体どこに行ったんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

みんなは辺りを見回し、結果セルフ仮面はどこにもいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ねえ、この空き地にいるより僕んちにおいでよ。美味しい御菓子があるからさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「おお、スネ夫ん家かそういえば御菓子があるっていってたな」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「御菓子・・・・」ジュルリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「綾斗先輩・・・・私も・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「ユリス、ここはお言葉に甘えて俺達も、」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「うっ・・・・・・・・まあ仕方ない」

 

 

 

 

 

 

 

ユリスは渋々、彼らに賛同した。

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「よーーっしそんじゃスネ夫ん家にレッッゴーだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして草むらの影でセルフ仮面がトランシーバーのようなもので誰かと話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「だから今んところは大丈夫だよ」

 

 

 

 

 

?「そう・・・・あの人達なら武さんやスネ夫さんの手助けになれるかもしれないわ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「引き続き任務に戻るね・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

?「あと○○○○さん、実はこの世界にもゼロフォウルの刺客が来ているらしいの・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「え!?そんな」

 

 

 

 

 

 

 

?「もうすぐそこまで来ているらしいわ!急いで!」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてジャイアン達一行はようやくスネ夫の家にたどり着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「へぇーここが骨川の家か」

 

 

 

 

 

スネ夫「すごいでしょ!」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「まあ、私のには負けるだろうがな」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「え?」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「はやく御菓子・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺凛「とても綺麗です・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「そうでしょそうでしょ」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「てゆーかお前んち、煙上がってるぞ?」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「そうでしょ!そう・・・・え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫はジャイアンの言っていた言葉に反応してもう一回家を見渡すと、その時、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボウッ!!

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「!!!?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「家!全体が燃えた!!?」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ママーーーーーーー!!!!!」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

5話 モエルンバの逆襲、スネ夫の家を救い出せ!

セルフ仮面の正体、そして元ダークフォールの幹部が復活しています。


 

 

 

 

ジャイアン達は綾斗達をスネ夫の家に招待したが、なぜかスネ夫の家が火事に覆われていた。

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「僕の家が~~~ママ~~~!ママ~~~!」

 

 

 

 

 

ジャイアン「おい!落ち着けってスネ夫!」

 

 

 

 

 

その時、上空でその火事を嬉しく踊る謎の怪人が現れた。

 

 

 

 

 

 

 

?「あーはっはっはっはっ!なかなか美しいだろうセリョリータ!」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「てめえ!一体何もんだ!?」

 

 

 

 

 

 

 

その怪人は炎のような体を持ち髪は燃え上がったような形をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

?「俺様の名はゼロフォウル軍の幹部の一人、モエルンバ!どうだこの盛大に燃え上がる屋敷の美しさを」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「帰るべき家を燃やされて美しいだとふざけるな!」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「今すぐ家を消してもらうぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗は戦闘体制を構えたがモエルンバはなぜか余裕の表情だった。

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「ほう~いいのかい?この家にはまだ人間が二人以上残ってるんだよねー」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「パパとママが!」

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「俺と戦う前にまずその二人を助けなきゃ行けないだろうな」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「てめえ!卑怯だぞ!」

 

 

 

 

 

モエルンバ「卑怯?あの二人が家に居るのが悪いだろ!」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「んだと!このやろう!」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「待つんだ!ジャイアン!」

 

 

 

 

 

ジャイアンは上空にいるモエルンバに殴りかかろうとするが間から入ったセルフ仮面がジャイアンを止めた。

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「ジャイアン、今は家にいるスネ夫の家族を救出するのが先決だ!ちがうか?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「うっ・・・・」

 

 

 

 

 

綺凜「武さん・・・・」

 

 

 

 

 

紗夜「武・・・・」

 

 

 

 

 

綾斗「剛田!」

 

 

 

 

 

ユリス「剛田・・・・」

 

 

 

 

 

スネ夫「ジャイアン・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「わかった!早くスネ夫の母ちゃんと父ちゃんを救おうぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ジャイアン!」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「決まりだね」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン達は燃えるスネ夫の家を一気に走って入ろうとする。

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「よっしゃー行くぜえええ!!」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアンの声とともに綾斗達も一斉に入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「入ったか・・・・それじゃ」

 

 

 

 

 

モエルンバは右手に持っている怪獣の絵が描かれたカードを持ち・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴオオオオオオオオオオオオ!!!

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「うわあっ!やっぱり中は炎で覆ってやがる!」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「でもさすがにヤバイんじゃない?」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「ここに来た以上!もう後戻りは出来ないだろう!」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「だ・・・・だってぇー」

 

 

 

 

 

ユリスの強気な言葉にスネ夫はタジタジになってしまい、綾人はそれを止めたが、セルフ仮面は上着の袖から水鉄砲のような物を出す!

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「高圧水鉄砲!」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「なんだそりゃ?」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「この水鉄砲は噴出力はとても高圧になっていて火事も早く消すことができるんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面は燃え上がっている炎を高圧水鉄砲で消火した。

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「ふん!」

 

 

 

 

 

 

 

バシャアアアアアアア!!!!

 

 

 

 

 

 

 

ジュウウウウ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「すげえ・・・・一瞬で火が消えたぜ」

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「みんなの分の水鉄砲も用意している一気に消火するぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「おおーーーー!!!」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブシューッ!ブシューッ!ブシューッ!ブシューッ!ブシューッ!ブシューッ!ブシューッ!ブシューッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュウウ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面からもらった高圧水鉄砲で早く水を消すことができた。

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「なんとか終わったな・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「完全消火・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ママーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

全ての火を消したスネ夫は急いでママとパパの行方を探した。

 

 

 

 

 

 

 

バタンッ!

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「パパ!ママ!」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫はパパとママの部屋を開けるとそこには部屋で倒れているスネ夫のパパとママが横倒れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「パパ!ママ!」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫は急いでパパとママの方まで近づいていった。

 

 

 

 

 

ジャイアン「よかったなスネ夫」

 

 

 

 

 

セルフ仮面「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン達は一安心したがセルフ仮面はなにか疑問に思った。モエルンバによってあんな大火事になったのにこうもあっさり火を消した・・・・なにかがおかしいと感じたセルフ仮面は耳もとでなにかを感じた。それは

 

 

 

 

 

 

 

チッチッチッチッチッチッチッチッチッチッチッチ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面「はっスネ夫!それに近づくな!」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「へ?」

 

 

 

 

 

 

 

ピーーーー

 

 

 

 

 

 

 

ドオオオオオーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「うう・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「スネ夫・・・・・・・・大・・・・丈夫か・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ジャイアン・・・・?・・・・え!ジャイアン!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫のパパとママは爆弾つきのダミー人形であり、スネ夫が近づいた瞬間、爆発するようセットされていたのだった。それが爆発しジャイアンは一足早くスネ夫と盾となった。背中が大火傷という代償を払って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「剛田!」

 

 

 

 

 

ユリス「剛田!」

 

 

 

 

 

紗夜「武!」

 

 

 

 

 

綺凜「武さん!」

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「アーハッハッハッ!どうやら罠にかかったようだな!」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「貴様!」

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバが現れユリス達は睨み付けた。

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「ほおーどうやら罠にかかったのはそこのゴリラだったか・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ドーーーン!

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「ん?」

 

 

 

 

 

綺凜「地震?」

 

 

 

 

 

突然、地震が発生し、それが徐々に近づいてるような感じだった。

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「いったい何が?」

 

 

 

 

 

 

 

綺凜「綾斗先輩!あれを・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺凜は窓の方を見るとそこにいたのは思いがけない者が出現していた。それは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シルバゴン「グオオオオオオ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「怪物!」

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「強いて言うなら怪獣だな・・・・セニョリータ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「怪獣・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

シルバゴンは徐々にスネ夫の家の方まで近づいていっている。

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「まさかあの怪獣は・・・・お前が!!」

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「さあ・・・・なんのことやら」

 

 

 

 

 

 

 

シルバゴン「グオオオオオオオオオ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「綾斗!怪獣が徐々に近づいていっている!」

 

 

 

 

 

綾斗「みんな!早くこの屋敷から出よう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「おっと!」ボウッ!

 

 

 

 

 

 

 

ゴオオオオオオオオオオオオ!!!

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「うわっ!」

 

 

 

 

 

 

 

外に出ようとする綾斗達をモエルンバは人差し指で炎を輪を作り、綾人達を囲んでしまった。

 

 

 

 

 

 

 

綺凜「熱い・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「貴様・・・・私たちをどうする心算だ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「はーっはっはっはっ今、シルバゴンがこの屋敷に来る以上、お前達はここでシルバゴンの餌になってもらうぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

綺凜「そんな!」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「卑怯・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「ふん!」ボウッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバは綺凜に向かって火の玉を発射した。

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「綺凜ちゃん!」

 

 

 

 

 

 

 

その時、綺凜に命中するかと思った矢先にセルフ仮面が綺凜の前に立ち、代わりに火の玉に命中してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

ゴオオオオオオオオオオオオ・・・・

 

 

 

 

 

パチパチパチパチパチパチパチパチ・・・・

 

 

 

燃え上がるターバンと服・・・・それを嘲笑うモエルンバ

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「はははは!これは傑作だ!まさかその女を庇って代わりに火ダルマになるとはな!」

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバが笑っている時、火ダルマになったセルフ仮面はモエルンバに向けて高圧水鉄砲を放射した。

 

 

 

 

 

 

 

ブシューーーーーーーーッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「うわああああ!!」

 

 

 

 

 

 

 

?「ごめんけど・・・・僕もそう簡単に死ねないんでね・・・・ジャイアンとスネ夫を守るために・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「へっ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バーーーーーーーーーーーン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火ダルマとなったセルフ仮面はターバンと服が弾けた。そしてスネ夫はセルフ仮面の正体はスネ夫達にとってよく知っている人物であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「のび太!?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「え?・・・・のび太?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セルフ仮面の正体はジャイアン達の親友野比のび太・・・・・・・・だが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「そんな馬鹿な!?お前はあの時、死んだはずでは・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

?「生憎、僕はのび太じゃない・・・・のび太は僕の従兄弟であり、僕の名は野比のび太郎だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「え?のび太の従兄弟!!」

 

 

 

 

 

 

 

のび太郎「ここで彼らを死なせるわけにはいかない!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おい・・・・お前・・・・

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「誰だ・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

力がほしいか・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「力?」

 

 

 

 

 

 

 

みんなとお前の親友・・・・そしてあいつらを・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「俺は・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のび太、ドラえもん、しずかちゃん、スネ夫、綾斗、ユリスちゃん、紗夜ちゃん、綺凜ちゃん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「力がほしい!あいつらを守れるほどの力が・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうか!じゃあ使え!今から俺とお前は一心同体だ!共に仲間のために戦おうぜ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「お前は一体・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の名は・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルトラマンゴライアン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 




次回 ジャイアン ウルトラマンになって怪獣を倒します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

6話 ジャイアン変身しろ! その名はゴライアン

これからは別々でやろうと考えています。


 

 

シルバゴン「グオオオオオオオオオ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

シルバゴンはスネ夫の家までたどり着き、中にいるみんな得にスネ夫は慌ててしまっている。

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「どうしよう!どうしよう!怪獣が僕の家まで迫ってるよ!!」

 

 

 

 

 

綺凜「スネ夫さん落ち着いてください・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「くそ!アスペラ・スピーナさえあればあんな奴など・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「ははははは!どうする?もうすでにシルバゴンがこの家に来ている!お前達に逃げ場はないぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

のび太郎「くっ!みんな!はやくジャイアンを連れてこの家から逃げろ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「う・・・・うん!ジャイアン!ジャイアン!」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ジャイアン!起きてよ!ねえジャイアン!」

 

 

 

 

 

 

 

バゴオオオオオオオーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

スネ夫「え!」

 

 

 

 

 

 

 

シルバゴン「グオオオオオオオオオ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ぎゃあああああああ!!」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「怪獣が来た!」

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「はーはっはっはっは!シルバゴン!そいつらを喰らえ!」

 

 

 

 

 

 

 

シルバゴン「グオオオオオオオオオ!!!」

 

 

 

 

 

シルバゴンは右腕でスネ夫達を摘まもうとした。

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ああああああああああ!!!もうダメだああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫は自らの運命をのろいもう駄目かと思ったその時、

 

 

 

 

 

 

 

カッ!

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「え?」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「剛田?」

 

 

 

 

 

 

 

綺凜「武さんが光ってる・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「おおおおお・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カーーーーーーーーーーーーーーーッ、!!!

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「なんだこれは・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

のび太郎「まさか・・・・ジャイアン!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオオオオオーーーーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シルバゴン「グオオオオオオオオオオオオ!!!!?」

 

 

 

 

 

 

 

ドスウウウウウウウウーーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫の家から強烈な光が発光し、そしてシルバゴンはその発光の中から固い何かにぶつかったかのように倒れた。

 

 

 

 

 

 

 

その固い何かとは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ううう・・・・・・・・あれ?僕生きてる?」

 

 

 

 

 

綾斗「俺達・・・・生きてるのか?」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「そうみたいだな」

 

 

 

 

 

紗夜「下が銀色・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

のび太郎「これは・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺凜「みなさん!上を見てください!」

 

 

 

 

 

 

 

綺凜が上に指を指している方向を見るとそこにいたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「きょきょきょきょきょ・・・・巨人!?」

 

 

 

 

 

頭の真ん中に長いトサカと体は筋肉で覆われた巨人がスネ夫達を巨大な右手で抱えていた。

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン『おい!何も驚くことはねーだろ、スネ夫!』

 

 

 

 

 

スネ夫「へ?今のってジャイアン?どこから」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン『ここだよ!ここ!』

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「え?え?ええ?えええええええええ!!?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアンは今銀色の巨人と一体化し、ウルトラマンゴライアンとして変身したのだ。そしてそれに驚くスネ夫達

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「剛田なのか!」

 

 

 

 

 

ユリス「この巨人が剛田?」

 

 

 

 

 

紗夜「おおー武おっきいい・・・・」

 

 

 

 

 

綺凜「武さん・・・・かっこいい」

 

 

 

 

 

のび太郎「ジャイアン・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

シルバゴン「グオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

シルバゴンが起き上がり、ゴライアンを睨み付けいつでもと戦闘体制に入っている。

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン『お前ら!ここは俺が何とかする!』

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ジャイアン大丈夫なの?」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫は心配そうにジャイアンに言うが・・・・

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン『安心しな今の俺は負ける気がしねえからな・・・・』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫達を安全な場所に連れていき、それが済んだゴライアンはシルバゴンと対峙した。

 

 

 

 

 

 

 

シルバゴン「グルルルル・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン『おい、どうした?その羊の角みてえのは飾りか?』

 

 

 

 

 

 

 

シルバゴン「グオオオオオオオオオ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!

 

 

 

 

 

 

 

ゴライアン挑発のせいか怒り狂ったシルバゴンがゴライアンに向けて角突きの体当たりを炸裂させた。

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ジャイアン!」

 

 

 

 

 

綾斗「剛田!?」

 

 

 

 

 

 

 

みんなはシルバゴンの角でゴライアンを突き殺したのかと思った。だがゴライアンはその程度の攻撃で怯むこともなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン『おい・・・・その程度で全力か?』

 

 

 

 

 

 

 

シルバゴン「グオ?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン『その程度の攻撃で・・・・この俺が負けるわけねえええだろおおおおおお!!!!!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

シルバゴン「グオオオオオオオオ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「あの巨体を持ち上げただと!?」

 

 

 

 

 

 

 

綺凜「すごい・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「おおお・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シルバゴンの体を上まで持ち上げた。ゴライアンの力はウルトラマンティガパワータイプとウルトラマンダイナストロングタイプの力とは比べ物にならないほどのパワーがある。

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン『とっとと終わらせてやるぜ!』

 

 

 

 

 

シルバゴン「グオオオオオオオオ!?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン『そらよっ!!』ブオンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

シルバゴン「グオオオオオオオオ!??」

 

 

 

 

 

 

 

ゴライアンは持ち上げたシルバゴンを全力で上空まで高く投げ飛ばした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン『これで決めるぜ!!』

 

 

 

 

 

 

 

ゴライアンは上空で浮かぶシルバゴンに向けてストロングポーズを出し、全身の体が輝いた。

 

 

 

 

 

 

 

これぞゴライアンの必殺技、体の中のスペシウムエネルギーを全身から放射する。これを・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン『スペシウムキャノン!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビビビビビビーーーーーーーーーー!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シルバゴン「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオオオオオーーーーーーーーーーーーン!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

スペシウムキャノンを炸裂させたシルバゴンは断末魔を上げて大爆発をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン『よっしゃあああああああ!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「やった!」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「なんて力だ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜「武・・・・強い」

 

 

 

 

 

 

 

綺凜「凄い・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ジャイアン・・・・やったあ!やったあ!やったよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のび太郎「ジャイアン・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン『へっ!』グッ

 

 

 

 

 

 

 

ゴライアンはスネ夫達に向かってサムズアップした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モエルンバ「ふん!まあ今日はこれで勘弁してやる」シュンッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変身を解除したジャイアンはスネ夫達と合流した。そしてジャイアン達はセルフ仮面ことのび太郎は何の目的でジャイアン達に会ったのか説明した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「えええ!のび太はドラえもんとしずかちゃんを助けるため、俺達以外の記憶を消しただと!」

 

 

 

 

 

 

 

のび太郎「そうだ・・・・今のび太は、プリキュア帝国とゼロフォウルと戦うため緑の勇者彗流と共にありとあらゆる異世界の防衛についているんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「でもなんでのび太は僕達以外の人間の記憶を消したんだ?そこがわからない」

 

 

 

 

 

 

 

のび太郎「それはしずかちゃんの家族に迷惑をかけさせたくないから、それと先生や親しい友達を危険から守るためだと思うよ!そして何故君達二人が記憶を消さなかったのか?」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「そうそれそれ」

 

 

 

 

 

 

 

のび太郎「それはジャイアンとスネ夫が世界の危機を察知した時、いずれのび太の助けに来ることを信じているからだと思ってのことだったんだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「のび太が・・・・」

 

 

 

 

 

のび太郎「二人がのび太を苛めた嫌なやつらでもこれまで危険な冒険に挑んだ大切な仲間だってことを忘れてなかったんだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「あののび太が・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ジャイアン?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「くそおおおおおおおおおお!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「うわっどうしたのジャイアン?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「のび太の野郎・・・・そんなことがあったんならなんで俺に相談しなかったんだ!くそったれ!」

 

 

 

 

 

ジャイアンは拳を片手で受けとめ、ある決意を固めた。

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「スネ夫!俺達も異世界にいってのび太に会ってぶん殴りに行くぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「ジャイアン・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「のび太の癖に生意気なんだよ!」

 

 

 

 

 

ジャイアンの表情は怒りに満ちているが、なぜかその顔には何か笑顔がうつっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「のび太郎、ゼロフォウルの目的ってなんなんだ?」

 

 

 

 

 

のび太郎「ゼロフォウルの目的・・・・それは対プリキュア用の戦士を作ることらしい・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「対プリキュア用の戦士・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

のび太郎「奴等はプリキュアを倒すためありとあらゆる武器を集めることだ」

 

 

 

 

 

綾斗「あらゆる武器!それって」

 

 

 

 

 

 

 

のび太郎「そう、綾斗くんとユリスちゃんの持つセル・ベレスタとアスペラ・スピーナのことだ」

 

 

 

 

 

ジャイアン「へえーせんべいとアスパラか」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「セル・ベレスタとアスペラ・スピーナだ!」

 

 

 

 

 

 

 

のび太郎「奴等は十つの武器を手にいれて最強の戦士を生み出し、プリキュア・ジェネラルプリキュア・プリキュウスを倒すために・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロフォウルの目的を知った綾斗達はジャイアンとスネ夫の方を見た。

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「剛田!骨川、君達はのび太に会うために異世界に行くのか?」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「当たり前だ!のび太に会ったら一発ぶん殴ってやる覚悟だ。ついでに異世界も救ってやるよ!スネ夫!お前もそうだろう!」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「え?ま・・・・まあね」

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「じゃあ俺も連れてってくれ」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「綾斗!」

 

 

 

 

 

紗夜「綾斗・・・・」

 

 

 

 

 

綺凜「綾斗先輩!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綾斗「俺この世界に来たときから悩んでいたんだ、俺達の世界がどうなっているのかクローディアとレスターは無事なのかって・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「綾斗・・・・」

 

 

 

 

 

綾斗「ここで実地していて足手まといになるほうが怖いんだ!俺は剛田達と一緒に戦いたい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「綾斗くん・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「綾斗・・・・いいぜ!お前がいてくれれば百人力だぜ!」

 

 

 

 

 

綾斗「剛田・・・・いやジャイアン」

 

 

 

 

 

 

 

ユリス「おい!私も行くぞ!」

 

 

 

 

 

紗夜「綾斗が行くなら私も行く・・・・・」

 

 

 

 

 

綺凜「私も微力ながらお手伝いします。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のび太郎「どうやらみんな意見は同じのようだね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「ああ!俺達は異世界を救う!そしてのび太をぶん殴る!」

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「おおおーー!!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のび太郎「それじゃあ、まず君達をある所に連れていってあげるよ」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「あるところ?」

 

 

 

 

 

 

 

のび太郎「22世紀の未来にだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーゼロフォウル研究所ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その培養液の中にはジャイアン達の友達、しずかちゃんがいた。

 

 

 

 

 

 

 

?「すごい・・・・プリキュアの数値を越えている・・・・・ここまで行けば奴等を叩きのめすことができる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 




ウルトラマンゴライアン



M78星雲 光の国出身



基はレッド族だったが、光の国誕生からウルトラマンになったことで暴走したが親友のウルトラマンによってその力をセーブされた。



必殺技は全身から放出するスペシウムキャノン!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

切人編
7話 悪魔な赤ン坊


雛月加代さんの「のび太のアカメが斬る」のコラボ回です。そして魔太郎がくるの切人が登場します。


ジャイアン「オラアッ!」

 

 

 

 

ドゴッ!!

 

 

 

 

シーグラ「ギャアアッ!!」

 

 

 

 

ジャイアンが変身したウルトラマン ゴライアンは6体以上のシーグラ達と立ちはだかっていた。

 

 

 

 

 

 

シーグラ「グオオオッ!!」

 

 

 

 

シーグラ『グオオオオオオッ!!』

 

 

 

 

 

リーダー格のシーグラの合図で一斉にゴライアンに襲いかかろうとした。

 

 

 

 

 

ジャイアン『数が多いな!だったら!』

 

 

 

 

 

『キャノンマシンガン!』

 

 

 

 

ゴライアンのオリジナル技キャノンマシンガンで6体以上のシーグラをブッ飛ばし!シーグラ達は爆散した。

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「ふう・・・・疲れた」

 

 

 

 

 

変身を解いたジャイアンは戦い終わって大きく息を吐いた。

 

 

 

 

綺凛「武さん お疲れ様です」

 

 

 

ジャイアン「ああ 、ありがとう」

 

 

 

沙夜「武・・・・お疲れ」

 

 

 

 

ジャイアン「おう!ありがとう」

 

 

 

 

スネ夫「ジャイアン、もうこれで15体だよ。よく怪獣が出てきたよね」

 

 

 

ジャイアン「まあな、街のみんなは誰もいねえからいるのはでけえ怪獣ぐらいだ。」

 

 

 

 

 

綾人「のび太郎の話だとこの先をまっすぐ行けば怪奇屋と呼ばれる店に行けと行ったけど・・・・まだまだ当分先らしいからね」

 

 

 

ジャイアン「ああ!肝心ののび太郎の奴はひとまず先に怪奇屋で待ってるって言ってたしな」

 

 

ユリス「本当だったら私達の武器さえあれば剛田の手助けぐらいはなれるはずなんだがな・・・・」

 

 

 

 

 

ユリスはアスペラ スピナーを奪われたことに悔しさと苛立ちを覚えてしまう。

 

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

 

?「オギャー!オギャー!オギャー!」

 

 

 

 

 

ジャイアン「なんだ?今赤ン坊の声が聞こえたぞ」

 

 

 

 

綾人「あっちらしい!行こう!」

 

 

 

 

ジャイアン達は赤ン坊の泣き声が聞こえた方向に向かうとそこには壊れた車の中で泣きじゃくっている赤ン坊がいた。

 

 

 

 

 

?「オギャー!オギャー!オギャー!」

 

 

 

 

綺凛「赤ちゃんです!」

 

 

 

 

スネ夫「けどなんで赤ちゃんがここに?」

 

 

 

 

ユリス「説明は後だ!助けるぞ!」

 

 

 

 

ジャイアン達は赤ン坊を車から救出した。

 

 

 

 

 

綾人「この子・・・・よく泣くな」

 

 

 

 

赤ン坊は綾人が抱いても大泣きしていた。

 

 

 

 

ユリス「綾人貸してみろ!」

 

 

 

綾人「ユリス、大丈夫なのかい?」

 

 

 

ユリス「当然だ!私にかかれば赤ン坊など造作もない」

 

 

だが、

 

 

 

 

?「オギャー!オギャー!オギャー!オギャー!」

 

 

 

 

ユリス「なっ!何故だ?」

 

 

 

 

大泣きしてしまった。

 

 

 

沙夜「ユリス・・・・変わって今度は私」

 

 

 

 

今度は沙夜が抱いても大泣き

 

 

 

 

綺凛でも・・・・

 

 

 

 

 

綺凛「綾人先輩~助けてください~」

 

 

 

 

お手上げだった。

 

 

 

そしてスネ夫に抱かせると

 

 

 

 

?「・・・・・・・・」

 

 

 

 

スネ夫「え?」

 

 

 

 

 

綾人「泣き止んだ!」

 

 

 

ジャイアン「どうやらこの子はスネ夫に気に入られたな!」

 

 

 

 

スネ夫「え?なんで?」

 

 

 

 

ユリス「じゃあその子はお前が責任を持て!」

 

 

 

 

スネ夫「だからなんで?」

 

 

 

綺凛「スネ夫さん!頑張ってください!」

 

 

 

スネ夫「綺凛ちゃん!?」

 

 

 

 

沙夜「ファイト・・・・」

 

 

 

 

スネ夫「沙夜ちゃんまで!?」

 

 

 

 

ということで赤ン坊の世話はスネ夫に決定した。

 

 

 

 

 

ジャイアン「そろそろ日が暮れるな。どこか休む場所を探そうぜ!」

 

 

 

 

綾人「じゃああのホテルで休もう!」

 

 

 

 

綾人は怪獣に崩壊されかけていないホテルのビルの方を指差した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰もいないホテルで夕食を堪能した6人はそれぞれのベットで一夜を過ごすことにした。

 

 

 

 

 

 

ジャイアンとスネ夫は同じ部屋で寝ることにした。

 

 

?「すーすー・・・・」

 

 

ジャイアン「おお!よく寝てるな」

 

 

 

 

 

ジャイアンは赤ン坊が先に寝ている所をほのぼのと見た。

 

 

 

 

 

スネ夫「ねえ、ジャイアン僕達もそろそろ寝ようよ!」

 

 

 

 

ジャイアン「おう そうだな!お休み スネ夫」

 

 

 

スネ夫「うんお休み」

 

 

 

 

スネ夫は電源を切り電気を消して一睡た。

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「ガー、ガー、ガー、」

 

 

 

スネ夫「すーすーすーすー」

 

 

 

パチッ

 

二人がぐっすりと眠っているとき先に眠っていた赤ン坊が目を覚ました。

 

 

 

 

 

赤ン坊「・・・・」

 

 

 

スネ夫「すーすーすーすー・・・・」

 

 

 

 

赤ン坊「・・・・」ニヤリ

 

 

 

 

赤ン坊はスネ夫を見て悪魔の笑みを出した。

 

 

to be continued






スネ夫は悪夢を見た・・・・のび太をいじめ あげくの果てに殺し のび太が好きな娘を奪うという悪夢を・・・・




スネ夫「・・・・・・・・なんだよこれ・・・・」




次回 「スネ夫は悪夢を見る」




目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

8話 スネ夫は悪夢を見る

雛月さんの小説の部分をスネオの悪夢に変えました。


スネ夫「あれ?ここは僕んち?」

 

 

 

 

スネ夫は今自分の自宅に立っていた。

 

 

何やらぞろぞろとみんながスネ夫の家に入っていく。

 

 

 

最後の一人が入った時、スネ夫も自宅に入っていった。

 

 

 

 

 

スネ夫「なんでみんな僕んちに入るんだ?それにみんなスーツやドレスも着こなしているし・・・・」

 

 

 

 

スネ夫はもっと奥のほうに進むとそこにはあるタイトルが飾られていた。

 

 

 

 

スネ夫「えっと・・・・卒業・・・・パーティー!そうか卒業パーティーでみんなはスーツに着替えているのか!」

 

 

 

スネ夫は関心している時、ある人物に目が止まった。

 

 

 

 

スネ夫「え?あれ僕?」

 

 

 

 

 

スネ夫は何故かもう一人スネ夫がいることに気づいたが何かすこし悪そうな顔をしているが気のせいだと感じてしまう。スネ夫は映写機を起動する。

 

 

 

そしてスクリーンにタイトルが映し出される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【のび太の失敗日記】

 

 

 

 

スネ夫「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトル画面にスネ夫は唖然とする。そして同時に周囲がクスクスと笑い出す。

 

 

 

【野比のび太。勉強は苦手、スポーツは苦手、何をしても冴えない少年】

 

 

 

クスクス

 

 

 

【テストの成績は極めて悪く、「ビリから二番」であるらしい。0点の答案を貯め込み、しばしばその処理に困ることがある】

 

 

 

「『「『「あはははははは!!!」』」』」

 

 

 

【運動音痴で泳ぎも全く出来ないカナヅチ。非力でけんかも弱い。草野球の成績は打率1分、防御率は2試合2イニングで405.0、エラー多数】

 

 

 

「『「『「あはははははは!!!」』」』」

 

 

 

のび太の恥とも言うべき映像が次々と映し出される。静香を含む会場の客、全員がお腹を抑えて笑い出す。

 

 

 

 

スネ夫「なにこれ・・・・」

 

 

 

スネ夫は信じられないというような顔をしていた。

 

 

いくらのび太が駄目な奴でもこんなことまではする必要がない。でもみんなはそれを見て大笑いしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてしばらくして映画が終わると

 

 

 

「のび太、怒るなよ!全部本当の事なんだからな!」

 

 

 

「そうだよ!例えば、鏡に映った顔が醜いからって鏡に怒るのは間違えだよ!」

 

 

 

「要するにいつ誰に見られても恥ずかしくない生活をしていればいいんだよ!」

 

 

 

ジャイアンたちが話しかけるが、のび太はピクリとも動かない。

 

 

 

「大丈夫か?のび太?」

 

 

 

スネ夫「ジャイアン?」

 

 

 

ジャイアンはニヤニヤ笑いながら近づくと、ビールをのび太の頭にぶっ掛ける。

 

 スネ夫「あっ!?」

 

「のび太ちゃん〜、泣いたらダメよ〜。」

 

 

 

今度はスネ夫がニヤニヤ笑いながら近づくと、のび太の顔に熱い料理を投げつける。

 

 

 

スネ夫「!?」

 

 

 

スネ夫はもう一人のスネ夫がのび太の顔に料理を投げつけるという悲惨なものをみて唖然とする。

 

 

 

スネ夫「なんだよ・・・・こんなこと・・・・僕は・・・・僕はこんなことしないぞ・・・・」

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

それでものび太は黙りを決め込み、ただやられだけ。

 

 

 

「次はこれだ!」

 

 

 

「俺にもやらせろよ!」

 

 

 

二人に影響されてか他のクラスメイトたちものび太を虐め、いやリンチし、始めた。

 

 

 

 

 

 

スネ夫「なんだ?一体何なんだ?どうしてみんなのび太を・・・・」

 

 

 

スネ夫はのび太をリンチされていることに思わず唖然とする。

 

 

 

 

 

 

 

「のび太さんって、情けない!」

 

 

 

やり返さず、ただやられっ放しの幼馴染みに静香は笑い出す。

 

 

 

 

 

スネ夫「しずかちゃん!?」

 

 

 

 

スネ夫は大好きなのび太を大笑いしている所を見て絶句する。

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「あれ?ここは?」

 

 

 

スネ夫は別の場所に立っていた。

 

 

そして

 

 

「あはははっ。マジでくっせー。」

 

 

スネ夫「!?」

 

 

 

 

「げほっ、げほっ。」

 

 

 

スネ夫「のび太!?」

 

 

 

「お前・・・・便所プール大好きだろ?楽しめよ・・・・のび太・・・・!」

 

 

 

ぐいっ

 

 

 

バチャ

 

 

 

「ぶごっ。」

 

 

 

「あー・・・・のび太ってマジ面白いっ、ビビリ具合が最高だわ。」

 

 

 

「次は他の場所でやらね?公衆トイレ・・・・マジでくせぇし。」

 

 

 

「げーっ・・・・血ですごい汚れてる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「のび太・・・・なんで立つんだよ・・・・」

 

 

 

 

「ハア・・・・・ハア・・・・・」

 

 

 

フラフラになりながらなんとか立ち上がり、歩き出すのび太だったが

 

 

 

「あれー?のび太じゃん。まだいたの?」

 

 

 

「???」

 

 

スネ夫「静香ちゃん!」

 

 

 

のび太の目の前に静香が現れた。

 

でも何故なのかいつもの静香じゃない。

 

もっと邪悪な存在に見えていた。

 

 

 

公衆トイレから出てきた所で静香に声をかけられる。

 

 

 

「ちゃんと公衆トイレ掃除したの?変なコトしてたワケじゃないでしょうね?」

 

 

 

「う、うん・・・・・。」

 

 

 

「あはっ。まぁ、アンタが何言っても誰も信用しないだろうけど。」

 

 

 

「あの、静香ちゃん・・・・・」

 

 

 

「はぁ?気安く私の名前呼ばないで!キモいっつーの!!」

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

 

スネ夫「静香ちゃんやめなよ!のび太が死んじゃうよ!」

 

 

 

スネ夫は静香を止めようと声をかけるが静香の耳には聞こえない。

 

 

 

「私は枕が友達の根暗オタなアンタとは違うの・・・・ゴミはゴミらしい態度をしろってことよ!わかる?の・び・た・さん。」

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

蔑んだ表情で辛辣な言葉を吐く静香。

 

 

 

「あんたはさ・・・・・ずーっと私のオモチャなの。ストレス解消の道具なの!!」

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

「いつもそうやってへらへらしやがって、気持ち悪いんだよ!!!」

 

 

 

ガスッ

 

 

 

スネ夫「ひいっ!」

 

 

静香の蹴りが炸裂し、のび太は吹っ飛ぶ。何故か帝国にいた氷の将軍を思い出させられる。

 

静香の蹴りでのび太がぶっ飛ばされる光景を見て思わず目をそらすスネ夫 

 

「弱くて・・・・ダサくて・・・・何もできないクズなあんたに用はないのよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「なんで・・・・なんで・・・・どうしてこんなことを!!」

 

 

 

 

スネ夫は信じられなかった静香ちゃんやジャイアンそしてもう一人のスネ夫やみんながよってたかってのび太を苛める。だが苛めるといってもこんな死ぬかもしれないという拷問のようなやり方で一歩間違えれば死ぬかもしれないというのに・・・・何故かのび太は立ち上がる。

 

 

 

 

 

 

そして・・・・

 

 

スネ夫「ここは確か裏山の・・・・千年杉が生えていた場所だ!」

 

スネ夫は懐かしそうに千年杉のほうを見たがそんな場所で身体を密着させ、戯れ合う一組のカップル。

 

 

スネ夫「あれは・・・・僕?」

 

 

 

そこにいたのはもう一人のスネ夫ともう一人はオレンジ髪で綺麗なロングヘアーにリボンとヘッドホンを着けた女性がいた。

 

 

 

 

 

「そうかぁ〜、のび太が○○○○○ちゃんの周りをちょろちょろしてるから。僕への本当の気持ちにきづきにくくなってたんだね。ほんっと迷惑だよね・・・」

 

 

 

「くっ!」

 

 

 

「僕がいないから仕方なくのび太と一緒にいたんでしょ?でも、もう大丈夫。ほら!僕はもうここにいるよ!もう我慢しなくて良いんだよ?」

 

 

 

息がかかるほど近くに来たスネ夫に○○○○○は驚く。その瞳には、最初に自分を嬲ったときよりもずっと妖しい光が宿っていた。

 

 

 

スネ夫「なんだよ・・・・これ・・・・これが僕?」

 

 

 

 

スネ夫は絶望した今もう一人のスネ夫がその女性にこんなことをさせられいる光景に思わずもう一人のスネ夫に嫌悪感を抱いてしまう。

 

 

 

「○○○○○は僕のものだよ。○○○○○の未来も過去もずーっと、ずっと永遠に・・・・。大丈夫、○○○○○はなーにも心配しなくて良いんだよ。一生、僕と一緒に暮らせば良いんだ。24時間、一緒にいればいいんだ。」

 

 

 

ゆっくりと、スネ夫は○○○○○の唇から離れていく。そして○○○○○も警戒しながら、スネ夫から距離を取る。彼女の唇の周囲はスネ夫の唾液で濡れていた。

 

 

 

 

 

 

 

「酷いよね・・・アイツに言わされてるんだよね?またあいつが僕たちの邪魔をしてるんでしょ?もう僕がいるから、我慢しなくて良いんだよ。僕が○○○○○を今度こそ自由にしてあげる♪」

 

 

 

スネ夫「やめろ・・・・やめろ・・・・」

 

 

もう一人のスネ夫は笑いながらジリジリと近づいてくる。そんな彼に身の危険を感じた○○○○○は、フラつきながらその場を脱出する。

 

 

 

「ねえ○○○○○、何で逃げるの?僕ならここにいるよ!」

 

 

 

スネ夫は斧をもって追いかける。

 

 

 

「おーい!出てきなよ!知ってるんだよ全部。早く〜!早く〜!」

 

 

 

大声を発しながら、持っていた斧で小屋の扉を破壊し始める。

 

 

 

ドン

 

 

 

ドン

 

 

 

山小屋の扉がメリメリと音を立てながら壊されていく。

 

 

 

ドーン!!

 

 

 

そしてとうとうドアが破壊された。

 

 

 

「み〜つ〜け〜た〜♪」

 

 

 

スネ夫は笑みを浮かべる。○○○○○は這いつくばりながら、逃げようとする。だがスネ夫は○○○○○の身体に手を掛け、そのままごろりと仰向けに転がした。薬のせいでまだ感覚が戻ってこない○○○○○は、もう抵抗しようともしなかった。

 

 

 

「これからずっと一緒だね!」

 

 

 

スネ夫「やめろ・・・・やめろ・・・・やめろよ」

 

 

 

 

 

仰向けにされたところに、スネ夫が被さってくる。

 

 

それを見ていたスネ夫は思わず声を出す。

 

 

 

 

 

チェルシーの目から一粒の涙が溢れ、死を覚悟して目を瞑る。

 

 

 

「愛してるよ、マイハニー❤」

 

 

 

そう言うと、スネ夫はチェルシーの顔目掛けて、斧を振り下ろす。

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「やめろおおおおおおおおお!!!!!!」

 

 

 

 

スネ夫は思わずもう一人のスネ夫に襲いかかろうとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「はっ!?

 

 

 

スネ夫は思わず目を覚ました。

 

 

 

スネ夫「今のは・・・・夢?」

 

 

 

 

 

ジャイアン「ガー・・・・ガー・・・・」

 

 

 

スネ夫「・・・・」

 

 

 

 

スネ夫はまだ時計が深夜の2時を指しており、ジャイアンはいつも通り爆睡している。

 

 

 

 

スネ夫「でも何だったんだ?今の夢・・・・ジャイアンや静香ちゃん・・・・それにあの僕はあそこまでのび太を苛めることなんて出来ないぞ。それにあの映像も・・・・それに・・・・」

 

 

 

 

スネ夫は最後に見たあの女性のことを思い出す。

 

 

 

 

スネ夫「うーー目を覚ましたら冷えて来ちゃった・・・・ジャイ・・・・」

 

 

 

 

ジャイアン「ガー・・・・ガー・・・・」

 

 

 

 

スネ夫「・・・・・・・・一人で行こう」

 

 

 

 

スネ夫は渋々一人でトイレに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「さてと・・・・もう一眠りするか?」

 

 

 

 

?「バブバブ・・・・」

 

 

 

 

スネ夫「ん?」

 

 

 

スネ夫は目の前にスネ夫がおぶった赤ん坊が立っていた。

 

しかもその子の手にはスネ夫にそっくりな人形を持ち歩いて・・・・

 

 

 

 

スネ夫「どうしたんだい?もしかして起こしちゃった?いやーごめんごめん」

 

 

 

 

?「バアーー!!」

 

 

 

その時、赤ん坊は持っている人形をスネ夫に投げつけた。

 

 

 

 

スネ夫「え?おとととと・・・・」

 

 

 

パシッ!

 

 

 

スネ夫「よしキャッチ!」

 

 

 

スネ夫は人形をキャッチすることが出来た。

 

 

 

その次の瞬間!!

 

 

 

 

ブスッ!

 

 

 

スネ夫「痛てっ!!」

 

 

 

突然両手から何かに刺された痛みを発し人形を落とすとスネ夫の手には血で真っ赤だった。

 

 

 

スネ夫「え?・・・・画鋲?」

 

 

 

 

スネ夫がキャッチした人形には身体中に無数の画鋲が貼り付けられていることに驚く。

 

そして赤ん坊はその人形を持つとその人形の口が開いた。

 

 

?「けけけけ・・・・マンマトヒッカカッタナ!ホネカワスネオ!!」

 

 

 

 

スネ夫「え?なんで?てゆーか君?腹話術?」

 

 

 

 

スネ夫は赤ん坊が人形を使って腹話術で話すことに驚く。

 

 

 

 

スネ夫「どうして僕の名を・・・・君は誰?」

 

 

 

 

 

スネ夫は恐る恐る赤ん坊に聞くと赤ん坊は悪魔のような笑みを出して言った。

 

 

 

 

 

?「オレノナハ切人・・・・ヨロシクナ。ホネカワスネオ」

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 






次回


スネ夫は旅に出る。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

スネ夫は旅に出る

この話は5話ずつ投稿します。


切人「ケケケケ・・・・」

 

 

 

スネ夫「な・・・・なんなんだ?君は?」

 

 

 

トイレを済ましたスネ夫は自分の部屋に戻ろうとしたが目の前に一緒に連れてきた赤ん坊がいて大事にしていた人形をスネ夫がキャッチすると画鋲が入っているという残酷な仕打ちをされた。

 

 

 

 

 

切人「俺ハ切人・・・・オマエラヲ目的地ニ案内スルタメニ現レタ案内人ダヨ・・・・」

 

 

 

 

スネ夫「あ・・・・案内人?」

 

 

 

 

切人「オイ スネ夫・・・・オ前ナンカ変ナ夢ヲ見タンジャナイカ?」

 

 

 

 

スネ夫「変な夢?なんのこと?」

 

 

 

 

切人「アノのび太ッテ奴ガ、オ前トアノゴリライモト静香ッテ奴ト一緒ニイジメテタロ」

 

 

 

 

スネ夫「え!?なんで君がそんなことを!?」

 

 

 

 

切人「ケケケケ・・・・」

 

 

 

スネ夫は自分が見た夢を何故か切人は知っていることに驚く。

 

 

 

切人「オ前ガ見タノハ可能性ノ未来ッテ奴ダナ」

 

 

 

 

 

スネ夫「可能性の未来?」

 

 

 

 

切人「ソウサ・・・・スネ夫 平行世界ッテ知ッテルカ」

 

 

 

スネ夫「平行世界って・・・・確かある世界(時空)から分岐してそれに並行して存在する別の世界(時空)を指すことで。並行世界、並行宇宙、並行時空とも言われてるって・・・・あの」

 

 

 

切人「ソウ・・・・ソノ平行世界ノ未来ノビジョンガオ前ノ夢二現レタノサ」

 

 

 

スネ夫「なんで・・・・平行世界の未来が・・・・僕の夢に出てくんるだ?」

 

 

 

切人「ソレハナ・・・・オ前ガソノ未来二ナルッテイウ予知夢ナンダヨ!」

 

 

 

 

 

スネ夫「よ・・・・予知夢?」

 

 

 

 

切人の言葉が信じられないと思ったスネ夫は反論した。

 

 

 

 

 

スネ夫「ちょっと待ってよいくら予知夢でもその未来と今の僕じゃ関係ないんじゃないの?あの僕だって・・・・あそこまでのび太を殺すような苛めなんてしないし・・・・」

 

 

 

 

切人「ハタシテ本当二ソウカナ?」

 

 

 

 

切人は指をくいくいと回すと突然周りが光だし目を開けるとそこには過去の自分、つまり小学生時代のスネ夫だった。

 

 

 

 

切人「スネ夫・・・・オ前ハ家ガ金持チダカラッテ周リヲ見下スヨウナコトバカリシテタヨナ・・・・」

 

 

 

 

スネ夫「うっ!?」

 

 

 

切人「シカモアノゴリライモヲ自分ノバッグ二シテドンドン周リヲ見下スヨウ二ナッタ」

 

 

 

ジャイアンと一緒に歩くスネ夫・・・・虎の威を借る狐そのものであった。

 

 

 

切人「ダガのび太ッテヤツヲイジメルコトガ愉快デショウガナカッタ・・・・理由ハ自分ヨリ駄目ナ奴ダッタカラ」

 

 

 

 

スネ夫「・・・・」

 

 

 

 

切人「のび太ハ勉強モ出来ナケレバスポーツモ駄目!何ヲヤッテモ駄目ナ奴デオ前二トッテ安心感ヲ得タ」

 

 

 

 

スネ夫「・・・・・・・・」

 

 

 

 

切人「ダンマリカヨ・・・・マアイイ」

 

 

 

 

切人「ダガ・・・・ソノのび太ニハ彼女ガ出来タ・・・・シカモ5人モ・・・・」

 

 

 

 

スネ夫「五人!?」

 

 

 

 

切人「オ前ハソノ五人ノ一人ノ少女二恋焦ガレタガ・・・・ダガ・・・・ソイツハイツマデタッテモスネ夫二振リ向ムイテクレナイ・・・・」

 

 

 

 

 

スネ夫「・・・・・・・・」

 

 

 

 

スネ夫はのび太と一緒にいる彼女を見て少しだけ悔しさが込み上げた。

 

 

 

 

切人「ドウナッタト思ウ・・・・スネ夫?」

 

 

 

 

スネ夫「ど・・・・どうなったの?」

 

 

 

 

切人の顔が恐ろしいくらいスネ夫の顔ギリギリ近く近づきスネ夫は唾を飲んで質問した。

 

 

 

 

切人「悪イ奴ト協力シテのび太ヲ殺シスネ夫ハ見事二ソノ彼女ヲ手二入レタ・・・・ソシテソノ後・・・・」

 

 

 

 

切人はスネ夫にその彼女がスネ夫の物になったその後を見てスネ夫は絶句した。

 

 

 

 

 

スネ夫「あ・・・・あああ・・・・あああ」

 

 

 

 

 

切人「結果彼女ハスネ夫ノ欲求ヲ断リ続ケ結果狂気トナリ・・・・ブシャット・・・・・・・・殺害シタ」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「あああああああああああああ!!!!」

 

 

 

 

 

スネ夫は切人に見せた映像を見せて絶望した。

 

 

 

 

 

 

切人「オ前ハ嘘吐キデ意地汚クテ・・・・自分ガ弱イコトヲ隠シテ強イ奴ト一緒二のび太ヲイジメテ殺シテのび太ノ彼女ヲ奪ッテ殺ス・・・・コリャ救イヨウノナイ未来ダナ・・・・」

 

 

 

 

切人はもう一回指をくいくいと回すと元のホテルのトイレの空間になった。

 

 

 

切人「ケケケケ・・・・スネ夫・・・・ドウダッタ?オ前ノ未来ノ姿ヲミタ感想ハ・・・・」

 

 

 

切人はいじめッこのような笑みでスネ夫を見下す。

 

 

 

 

 

 

スネ夫「僕が・・・・のび太を・・・・殺す・・・・」

 

 

 

 

スネ夫は自分が見たもう一人の自分を思い出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

「のび太ちゃん〜、泣いたらダメよ〜。」

 

 

 

 

スネ夫「・・・・違う・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱりのび太はのび太だな。」

 

 

 

 

 

 

スネ夫「・・・・・・・・違う」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「のび太を人質にすれば、流石の○○○ちゃんたちも手が出せないよ!!それにこんな時の為にのび太の恥ずかしい写真を沢山あつめてたんだから。」

 

 

 

「スネ夫、お前頭良い!!」

 

 

 

「それに警視総監と僕のパパは友だちなんだ。いざとなったら色々と揉み消してくれるし、○○○○○ちゃんたちの拉致にも協力してくれるよ!」

 

 

 

 

 

スネ夫「・・・・・・・・・・・・・・・・違う」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうかぁ〜、アイツのび太が○○○○○ちゃんの周りをちょろちょろしてるから。僕への本当の気持ちにきづきにくくなってたんだね。ほんっと迷惑だよね・・・」

 

 

スネ夫「違う違う・・・・」

 

 

 

 

「僕がいないから仕方なくのび太と一緒にいたんでしょ?でも、もう大丈夫。ほら!僕はもうここにいるよ!もう我慢しなくて良いんだよ?」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「違う違う違う・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「○○○○○は僕のものだよ。○○○○○の未来も過去もずーっと、ずっと永遠に・・・。大丈夫、○○○○○はなーにも心配しなくて良いんだよ。一生、僕と一緒に暮らせば良いんだ。24時間、一緒にいればいいんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫「違う違う違う違う違う違う違う・・・・」

 

 

 

 

「酷いよね・・・アイツに言わされてるんだよね?またあいつが僕たちの邪魔をしてるんでしょ?もう僕がいるから、我慢しなくて良いんだよ。僕が○○○○○を今度こそ自由にしてあげる♪」

 

 

 

 

スネ夫「違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

「愛してるよ、マイハニー❤」

 

 

スネ夫「違うっ!!

 

 

 

切人「!」

 

 

 

 

 

 

 

 

スネ夫は頭の中でのび太に対する仕打ちがここまでやることに泣いてしまう。

 

 

 

 

スネ夫「僕だって・・・・のび太と友達になりたかった・・・・でも無理だった・・・・ジャイアンに裏切られたらどうなるのか・・・・自分の玩具が壊れてしまうことが怖くて・・・・僕は逃げた・・・僕は弱虫で、嘘吐きで臆病者だ・・・・でも僕はのび太を失いたくない。こんな辛くて嫌な未来は嫌だ!!未来を変えたい!!のび太のように・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

スネ夫の魂の籠った言葉に切人はにやけ始めた。

 

 

 

 

 

切人「ダッタラ今カラオ前二、度胸試シヲシテヤル」

 

 

 

 

 

スネ夫「度胸・・・・試し・・・・」

 

 

 

 

 

切人「ソウ・・・・・・・・ケケケケ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝

ジャイアン「スネ夫ーーーーーー!!!

 

 

 

 

 

 

綾斗「スネ夫ーーーー!!!」

 

 

 

 

ユリス「骨川ーーーー!!!」

 

 

 

 

綺稟「スネ夫さぁーーーーーん!!」

 

 

 

紗夜「スネ夫ーーー」

 

 

 

 

 

翌朝 目覚めたジャイアン達はある一切れの紙に「僕は旅に出ます」という書き置きに一同は驚愕しジャイアンはホテル中を探しまくった。

 

 

 

 

 

 

ジャイアン「おい いたか!!」

 

 

 

 

綾斗「いや、ホテル中を探し回ったけどどこにもいない!」

 

 

 

ユリス「こっちもだ!」

 

 

 

 

綺稟「スネ夫さん・・・・一体どこに行ったんでしょう」

 

 

 

紗夜「あの赤ん坊もいないし・・・・」

 

 

 

 

 

ジャイアン(スネ夫・・・・)

 

 

 

 

 

ジャイアンが目覚めた時、テーブルに置いてあった置き手紙・・・・そこにはスネ夫の文字でこう書かれていた。

 

 

 

 

 

「旅に出ます・・・・」

 

 

 

 

 

 

ジャイアンは置き手紙を握りつぶし悔しそうに呟く。

 

 

 

 

 

ジャイアン(スネ夫・・・・なんでだよ)

 

 

 

 

 

to be continued

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。