アルテミット・ワンに転生したことを知らない男(幼女)が死亡フラグ満載の世界を生き延びようと頑張る話 (シニカケキャスター)
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ここはどこ?私は誰?

 降り注ぐは鋼鉄の雨。流るるは水銀の川。踏み締めるはガラスの砂漠。

 

 

 

 

 

 

Q:目が覚めたら明らかにおかしい空間にいましたがどう思いますか?

 

A:ちょっと何言ってるかわかんないっす。

 

 

 

 

 

 

 なんだここは!不毛の大地を通り越してるよ!?ほんとここどこっすか!?

 

 てゆーか私の体も人間じゃなくなってる!?どういうことなの!?誰か答えてぇぇぇ!

 

 

 

 

 

 

 

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 どうやらここは異世界らしいです。最近流行りの異世界転生ってやつか。私、死んだ覚えないんだけどなー。ほんとこれはひどいですわ。わけがわからないよ。マジで。

 そもそもここは異世界って言っていいんでしょうか?人間はおろか、生命体と思しきものも私以外確認できていない。なんということでしょう。いや、定義としては異世界あってるんだろうけど私の思ってた異世界とだいぶ違う。

 そして私も明らかに人間ではない。あえていうならば巨大なカニだ。二つのハサミと八つの脚を持つ生物だ。しっぽはなかったから十中八九カニで間違いないはず。

 それにしてもこの体。非常に動きづらい。そもそも人間だったのにいきなり馬鹿でかいカニの体になるのだから仕方ないのだろうが。

 

 なんかこう…念じたら人型にならないかなー、なんて考えていたらほんとに人型になっていた。ほんとどういうことなの…。しかもなんか目線が低いなぁと思ったらまさかの幼女化。生前男だったはずなのに女の子になってしまうなんて…。不幸だわ。てゆーかさっきから一人称まで変わってるんだけど。生前俺だったのに私に変わってる。なんてこったい。事実は小説よりも奇なりというけれども、全くもってその通りですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 時間だけは呆れるほどあるのでせっかくだからこの体で色々やってみる。やってみるって言っても武術とか物作ったりだからね!あんなことやこんなことはしないから!てゆーかこんな過酷な環境ではそんなことできない。

 

 やっぱり八極拳とかやってみたいよね!だってさーかっこいいじゃん!型月だと八極拳ってすごいことになってるよね!生前にちょびっとかじったけど、ああはなんないよね、普通。まあ型月の住民なんてだいたい頭おかしいレベルで強いからね。型月の一般人は逸般人。はっきりわかんだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 あれから何年経ったでしょう。なんと私は圏境を習得しました。すげー!やりました!1番の成果はこれだよね!もちろん剣術とか工作とかやってビームサーベルみたいなのも出来たけどやっぱり圏境が使えるようになったすごさには負けるよね!

 宇宙と一体化するような感じだよ!…なんか怪しい宗教みたいな感じだね。

 まあこんなことができるようになったんだ。並大抵の相手には負けないだろう。

 

 というわけで、この世界から旅立とうではないか!宇宙までひとっ飛びだ!そういえばこの星の名前なんていうんだろう?誰もいない星だからなあ…。死の星と呼ぶことにしよう!うん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 宇宙を放浪して早…何年だろう?まあたくさんだよたくさん。私はどこかの星にたどり着いた。ちゃんと水は流れてるし、森もある。もしかして地球?やった!地球に着いたぞ!でもまだ文明が確認できない。もしかして人間まだウホウホやってんの?それはまずい。非常にまずい。てゆーか文明できるまでどうすりゃいいのさ!

 そんなことを考えていたら、山の中でつい眠ってしまったらしい。さっきまで夜だったのにいつのまにか朝になっていた。なんか近くの木が前見たときより数倍でかくなってる気がするけど、きっと気のせいだ。めっちゃ長く寝てたわけじゃないと思う。うん多分。

 

 私がふと麓を見ると、住宅やマンションが見えた。あるぇー?おかしいぞ?うたたねしてただけなのに…。

 あはははは現代まで寝てたのね。どうしよう。

 

 こうなったら仕方ない!街に行ってみよー!

 見た目が幼女なせいで精神年齢が引き摺られてる気がしないでもないけど、ポジティブにいこう!圏境で潜入だー!おー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 圏境すごいねー誰も見えないみたいだ。それにしても本当に現代になってるみたい。正確に言えば2005年だよ。さっき新聞でチェックしてみたから間違いないはず。

 うーむ、私がいた時代まで後10年ちょっとかかるわけかー

 今回は寝落ちして数千年経ってましたー、なんてことにならないように注意しないと!くっそー!この体時代のスケールがでかすぎるんだよ!この体になってから一体何年経った!?少なくとも1000年以上経ってる。

 

 …うん?

 

 そんな私の目の前をオレンジ色が通り過ぎる。

 その正体はオレンジ色の髪の幼女だった。背丈は今の私よりちょっと低いみたい。オレンジの髪が馴染んでいたのでおそらく地毛だろう。オレンジ髪が地毛ってどーゆーことよ。もしかして二次元の世界に転生しちゃった!って感じ?やめてよねー。まあこんな風に幼女がかわいいから別にいいけど…ハッ!やばい今ぺから始まる人みたいなこと考えてた!個人的にぺから始まる人はロから始まる人よりも罪深い気がする!などと考えていた私に電流が走る!

 

 そのオレンジ髪の幼女の顔に見覚えがあったからだ。

 

 ええ〜!?いやいやいや違うよね!?違う違う違う!そんなはずはない!これは罠だ!あっていいはずがないのです!そんなわけない!きっと他人の空似だ!そうさ!この世界にはそっくりさんが3人いるっていうし!そうだそうに違いない!

 

 そう思ってオレンジ髪の幼女を尾行していた私に再び電流が走る。

 

 オレンジ髪の幼女の向かった家の表札に、こう書かれていたからだ。

 

『藤丸』

 

 

 ウソダッ!嘘だと言ってよバーニィ!!…いや、まだだ!まだ終わらんよ!もしかしたらただの友達の家かもしれn「ただいまー」「お帰りなさい立香」Noooooooooooooooo!!藤丸さん家の立香ちゃんだと!?これはもうダメなんじゃないか!?

 

 くっ、認めよう…!ここはおそらくFGO…Fate/Grand Orderの世界だ…!だが!私は諦めない!きっとここは人理焼却とか死亡フラグ満載の世界線じゃなくて普通に平和な世界線である!そうであると思いたい!そうじゃなきゃ私のゴミメンタルじゃどーしよーもない!そうであってくれ!

 

 

 

 

 その後カルデアからのスカウトが来て打ちひしがれたのはまた別のお話。

 

 

 




多分続かない。




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みんなを助けるのは難しい

続きました。

前回のあらすじ!
・知らない天井だ…
・なぁにこれぇ
・体が縮んでしまっていた!
・テレテレッテッテッテー♪
・無限の彼方へさあ行くぞ!
・デデンデンデデン!
・起きて、昼過ぎよ
・Orange(ネイティブ)
・ヤメローシニタクナーイ!
・デデドン!(絶望)

…伝わるのか?


 この世界がFGOという死亡フラグ満載の世界であることが判明して一週間!私は固有結界に引きこもっていた!

 

 これはこの固有結界が快適なのが悪いんだ!

 

 電気水道が通ってるし、ちゃんと電波も届くらしく、テレビも見られる。さらにコンピューターゲームやテレビゲームも能力で再現できる。さらにさらにこの固有結界内では物が劣化しない。簡単に言えば生魚が腐る心配もないし、アイスクリームが溶ける心配もない。これはもう引きこもるしかないじゃないですか!ということです。

 

 もちろんずっと引きこもっているわけじゃない。時々固有結界の外に出てスーパーで買い物したりもする。これは人理焼却される前に大好きないちご大福を買い溜めしておこうという考えだ。人理焼却されたら買えなくなるしね!(人理焼却されない世界線である可能性は捨てた)少なくとも十年くらいは籠城する腹積もりだ。固有結界も多分焼却されるし漂白されちゃうけど。

 エミヤあたりに頼めば作ってくれそうだが、十中八九カルデア職員かサーヴァントでなければ無理だ。そしてホームズにバレる。それはヤバイ。とてもヤバイ。

 それにカルデア職員になってもアナスタシアとなんちゃら猟兵とかの襲撃という死亡率のバカ高いイベントがあるからどっちみちヤバイ。

 大気圏突入して地表にぶつかっても無事なこの体でも、氷漬けにされて無事でいられるのか怪しいし。死の危険は出来るだけ避けたいのです。いのちだいじに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 今私は『地球のみんなの命綱』こと、Fate/Grand Orderの主人公である藤丸立香ちゃんをどうするか考えていた。

 原作では『一般人に毛が生えた程度』『魔術師として平凡以下』などと評されるほどの能力しかない。実際、私から見ても一般人と大差ない。

 だがしかし!立香ちゃんの真髄は曲者揃いのサーヴァントと意思疎通が可能なほどのコミュニケーション能力だ!さっきもその辺で喧嘩して暴れまわっていたはずのガキ大将と、すでに仲良くなっていた。どういうことなの…。

 

 まあそれはいいとして、今のままではコミュニケーション能力が異常に高いだけの一般人だ。これからの展開を知っているとはいえ、私の命を預けるには少々どころでなく不安だ。もしかしたらバタフライエフェクト的な何かで立香ちゃんが死んでしまうかもしれないし。てゆーかFGOの世界では一歩間違えばどころか紙一重で死ぬ。

 ある程度身体能力を鍛えたり、英雄たちの知識を持たせたりした方がいいかものしれない。具体的にはもの追っかけて走らせたり、歴史書を読ませたりだね。ものは私が圏境使いながら持って走るとして、歴史書の方は私が買ってくるか。軍資金はヤがつくところから持ってくるとしよう。

 人類の命運がかかってるのだからこれくらい許されるだろう。おそらく。多分。…うん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 ぼうえッ!(謎の雄叫び)

 

 私は思った。藤丸立香の魔術回路をどうにかしてもいいんじゃないかと。だがそんなことしてみろ!あの節穴フラウロスに目をつけられるぞ!どうする私!グランドオーダーが始まった後に私の魔術回路を移植する?いやいやいや!そんなことしたら絶対怪しまれるよ!そもそも私、魔術回路あるか分からんし!

 

 …そういえば魔術回路ってどうやって確認するんだ?そもそも魔術回路の起動とかどうするんですか。気合い?気合いですか?気合!入れて!行きます!じゃないよ!ほんとどーすんのさ!

 

 よし、こうなったらエミヤ作戦だ!イメージしろ…!イメージするのは常に最強の自分だ。…最強の自分って何?うーん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………………………え?ヤバイ出てこない。最強な私が想像できない。嘘でしょ、ねぇ!嘘だと言ってよバーニィ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …………………………嘘でしょ!?ほんとわかんない!最強な私って何!?てゆーか最強って何!?哲学!?わかんない!私わかんないよ!イマジネーションが足りてないのよ!だれか教えてください!教えて!偉い人!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 魔術は諦めた!魔術の訓練なんて自分一人でやるもんじゃないしね!私、魔術なんて使えなくてもいいもん!引きこもれる固有結界があればいいもん!そういえば固有結界って大魔術の類いじゃなかったっけ?じゃあ私魔術師?いやそれはない。私魔術師じゃない。固有結界が使えるだけのカニ幼女だから!

 

 でもどうしよう!このままじゃ立香ちゃんが原作通りに平凡以下の魔術師になっちゃう!いやそれでいいのか?もしかした自前の天運でなんとかなるかもしれないけど!その場合私はどうなるの!?ヤバイよ!?カルデアに引きこもってもいいかもとか思ったけどあそこ『ヒト』じゃなきゃ入れないんじゃなかったっけ!?フォウくんみたいなのは例外かもしれないけど!あれプライミッツ・マーダーだよ!?死徒二十七祖第一位だよ!?ビーストⅣだよ!?もしかしたら人智を超える能力で入り込んだのかもしれないじゃないですか!

 

 あ、圏境使えば不法侵入バレないかな?いやあそこ最新鋭の機械置いてあるからバレるかもしれない。固有結界に引きこもりながら立香ちゃんについていこうにも、あの子半ば誘拐じみた方法でカルデアに連れていかれたんじゃなかったっけ?そうだったら撒かれそうだな、どうしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 やあ、大変だよみんな!歴史書買い与えてみたけど立香ちゃんが全然読んでくれないよ!仕方ないから寝てる間に直接脳内に朗読してるよ!睡眠学習だよ!でもなんだか立香ちゃん、最近よく眠れてないみたい。九割九分私のせいですね、わかる(達観)

 運動の方は私が手を出すまでもなく、みんなと一緒に鬼ごっこやらして遊んでるから、今のところ問題ない。

 

 最大の問題は数年後のことだが中学高校での基礎体力だ。少なくともこのころには特異点を駆け回れるような体力を持っていてもらわなきゃならない。じゃないと私が安心して暮らせないし。

 後これは割と個人的な願望なのだが、余力があるのならばカルデアの所長であるオルガマリー・アニムスフィアも救ってもらいたい。人間味があって共感が持てるし、何よりポンコツかわいい。これ大事。ポンコツかわいい。大事なことなので二回言わせていただきました。

 

 …いや、これはもう自分でやるべきなのかな?なんでも『主人公だから』と立香ちゃんに頼るのはダメだろう。あの子一応一般人だし、未成年だよ?仮にも大人(ただし現在実年齢1000歳超のカニ幼女)がそんなバンバン頼っちゃいけないと思うよ。

 そもそも今の私には大気圏内に突入しても無事なほどの耐熱性と、小惑星に衝突しても傷一つつかない耐久性を持っているのだ。カルデアスに接触してもある程度は耐えられる筈だ。それに最悪聖杯を拾って使えば所長を助けられないこともないだろう。聖杯万能説。

 

 まあこの通り、自分の生存が最優先ではあるのだが、葬式ムードに巻き込まれるのもご勘弁願いたい。要するに、所長やドクターにも生きていてもらいたいのだ。

 だがこの道は荊だらけ、課題ばっかりである。所長はまだしもドクターロマンを助けるのはかなり厳しい。だって相手ゲーティアだよ?ネガ・ハサン…じゃなかった。ネガ・サモンだネガ・サモン。なんで間違えたんだ私?ネガ・サモンという召喚された者、かなりざっくり言うけどサーヴァントらへんに耐性があるせいで、サーヴァントをけしかけて倒すと言うことはできない。原作でもサーヴァントたちは魔神柱をへし折りまくるだけにとどまった。結局ドクターロマンことソロモンの第三宝具による自爆みたいなもので倒した。ほんとどうしようか。冠位時間神殿ごとビームサーベルの最大火力で吹き飛ばすと言う力技もできないことはないのだけれど、この方法だと立香ちゃんとマシュちゃんを巻き込みかねないし、そもそもゲーティアにバレて阻止される可能性大。どないせーっちゅうねん。

 

 ほんとにままならない世界に来てしまったものだ…。




主人公のスキル的な何か

◇圏境(宇宙):EX
宇宙と一体化して自らを透明化させる。EXの場合、宇宙から切り離されない限り、攻撃はおろか触ることもできない。

◇道具作成(偽):D
道具を作る。この場合はビーム兵器くらいしか作れない。

◇物体保存:B+
物の状態を保存する。B+の場合、時間の経過による変化は起きない。

◇手習い:C
習ったことを行うスキル。Cランクの場合、よくある趣味や習い事程度である。


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前衛芸術はよくわからない

主人公の思考

全部立香ちゃんに任せちゃえ!
     ↓
やっぱり自分も出来るだけサポートしよう!
     ↓
最悪自分も最前線で戦おう!


「もうだめだ…おしまいだ…!」

 

 私は今人生で一番絶望している。地球が滅亡すると言われてもここまで絶望はしないだろう。地球脱出すればいいだけだし。こうなったのにはちゃんと理由がある。大変なことが発覚してしまったからだ。

 

「なんで…なんで干し柿が作れないんだァァァァァァ!!」

 

 ひどいよぉ〜…こんなのってないよぉ〜…。

 

 私の固有結界は時間経過による変化がない。そう、『時間経過による変化がない』のだ。柿を干しても干し柿になんないんだよ!なんだってんだよォ!涙が止まらない。HEEEEYYYYあァァァんまりだァァアァ〜…!

 

 つまりこの固有結界内では漬物を作ることはおろか、熟成させることもできないのだ。こんなの絶対おかしいよ。今明かされる衝撃の事実ゥ!泣きたい。非常に泣きたい。とっても泣きたい。うわぁーん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 はっきり言って今の私には特異点を駆け抜けることができるほどの力があるとは思えない。サーヴァントと渡り合うことができると思う?この私が!?干し柿事件のショックからまだ立ち直れてないし。私がなにしたっていうんだよォォォ…。

 

 

 閑話休題

 

 

 やっぱりビームサーベルだけじゃダメだな!キュベレイ見たいにビーム砲の代わりにできるとはいえ、これを主な中・遠距離攻撃手段とするのは無理がある。

 というわけで中・遠距離攻撃の手段として、銃を作ってみようと思う。ビームサーベルが作れるのならば、銃も作れるはず。てゆーか製作難易度的にはビームサーベルの方が難しいと思う。

 個人的にはグロック17とかMAC10とかがいいなあ。よーし、イメージしろ!幸い私の頭の中には、グロック17の構造が入っている!あそこがこうで、そこをああして…。

 

 

 

 じょうずにできましたー!全部鋼鉄で出来たグロック17が。

 

「なんでさあああああああああああああ!!」

 

 思わず叫んじゃった私は悪くないと思う。なんでグロック17が鋼鉄製なのさ!プラスチックが多用されているのがグロック17の特徴でしょ!?全部鋼鉄とかバカじゃないの!?そんな強度が必要になるほどの破壊力がある銃弾なんて使わないでしょ!?構造のよくわからないゲームを完全再現できるのになんで構造のわかるグロック17が再現できないんですぅ!?おかしいでしょーが!

 気を取り直してもう一回。イメージしろ!ああしてこうして…!

 

 

 

 じょうずにできましたー!全部ガラスで出来たグロック17が。

 

「なんでさああああああああああああああああ!!」

 

 勘弁してヨォ!なんなのさ!なめてんの!?ガラス製のグロック17なんてすぐぶっ壊れるわ!銃弾撃ち出したら木っ端微塵だわ!一発で終わるわ!こんなもの使えるか!それだったらさっきの鋼鉄製のグロック17の方が有用だわ!鈍器になる。ドンドンドン鈍器、鈍器ホーテ♪ハァ、なにやってるんだろう、私。

 気を取り直してもう一回。三度目の正直って言うし!いけるいける!イメージしろ!ここがああなってそこがこう…!

 

 

 

 じょうずにできましたー!全部水銀で出来たグロック17が。

 

「テメェなめとんのかゴラァ!」

 

 ふざけるなァ!常温で液体になるようなものが使えるものかァ!バカなの!?死ぬの!?ヴォールメン・ハイドラグラムなの!?沸き立て我が血潮なの!?起源弾にぶち抜かれて終わりだよ!

 

 結局銃は、モデルガンを改造して調達した。ちくしょうめ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 モデルガンを改造して、本物の銃と同じように使えるようにした。ところどころ鋼鉄をブッ込んでいるし、銃弾も鋼鉄製。薬莢もビームを発生させることで弾丸を撃ち出す仕組みになっているが。要するに、ビームを使って弾丸を発射する、銃のカタチをした何かである。もうわけがわからないよ。科学技術なのかファンタジーテクノロジーなのか全くわからない。なに作ってんだろう、私。

 

 それはさておき、私は今立香ちゃんの枕元に立っている。間違えた。立香ちゃんのベッドの横に座っている。なぜって?決まってるじゃないですか!睡眠学習ですよ!今日はラーマくんとシータちゃんの物語である『ラーマーヤナ』ですよ!しばらくは『ラーマーヤナ』の読み聞かせですよ!

 はぃい?なんで『ラーマーヤナ』かって?離別の呪いとか悲しすぎるじゃないですか!あんなの逆恨みじゃないじゃないか!私は確かに目の前でイチャイチャしてるリア充なんざ爆発しろ派ではあるけれども!一生会えないような、悲恋を見るのも好きじゃない。むしろ嫌い。私はハッピーエンドが好きなんだよ!第五特異点は絶対行くぞ!ラーマくんとシータちゃんをこの私が会わせてやる!運命がなんだ!呪いがなんだ!そんなもの関係ねぇ!くっついてしまえ!末永くお幸せになりやがれ!ヘッヘッヘ!この私が二度と離れられなくなる呪いをかけてやるぜ!もしも離ればなれになったならこの私が焼き払ってやるぜ!インフェルノォォォォォォ!

 

 




ラマシタ尊い。そういえば『ラーマキエン』ではシヴァ神の仲裁で再び結ばれたとか。さすがシヴァ神。

◇固有結界・己の蔵(ニートの部屋)
電気水道が通っており、電波も入る。さらにゲームの再現もできるという引きこもりにとっては天国と言える環境。さらに副次効果として、この固有結界内に『保存』されたものは時間経過によって変化することはない。

◇真・固有結界・死の国(ダウディへイム)
死の星の環境を擬似的に再現する。死の星を生きたものでなければ、サーヴァントでもこの環境を耐えることはできない。
今現在使用不可能。


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番外編:カニ幼女(バーサーカーver)

筆者「これ以上読者さんを待たせるわけには…でも本編は出来てないし…そうだ!」

ということでこちらをどうぞ


クラス:バーサーカー

真名:キャンサー(■■■■■■)

性別:無し

地域:死の星(■■■■■■)

属性:混沌・狂・星

身長:152cm(最大350m、見た目上はもっと小さい)

体重:41kg(測定不能)

 

 

 

ステータス

 

筋力:C+

耐久:EX

敏捷:A+

魔力:EX

幸運:D-

宝具:EX

 

あくまでこのステータスはアルテミット・ワン基準の物である。サーヴァントとしては幸運以外全てEX。その他一切のことは不明。

 

 

 

 

保有スキル

 

領域外の生命:EX

地球からは観測できない星における究極の存在故に規格外のランクで保有している。

 

対魔力:EX

魔術への耐性。ルーラーの神明裁決すら受け付けない。

 

狂化:B-(Aランク相当)

理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。自己申告でB-だが、本来はもっと高い。

 

手習い:C

習ったことを行うスキル。この場合、よくある趣味や習い事程度の熟練度で発揮される。

 

単独顕現(異):A

単独で現世に現れるスキル。どこでもドアとタイムマシンが融合されたような能力である。

 

魔改造:B

読んで字の如く。改造した大抵の物はBランク宝具並の神秘を持つようになる。アルテミット・ワンが道具に頼った結果がこれである。

 

圏境(宇宙):EX

宇宙と一体になり自らを透明化させる。この場合、宇宙から切り離されない限りは攻撃も接触も不可能。

 

中国武術(異):EX

中華の武術。元々人の武術である八極拳をアルテミット・ワンが習得した結果がこれである。技の冴えこそ李書文に及ばないものの、威力に関しては小惑星を木っ端微塵にできるほどになっている。

 

星砕き:A++

その名の通り星を砕くスキル。サーヴァントになった影響で大幅に弱体化。地球の生命を全滅させる程度になってしまっている。

 

 

宝具

星より出ずる灼炎の剣《シャナ・レヴァテイン》

ランク:A++

種別:対軍宝具

レンジ:1~99

最大捕捉:1000人

色々違うがある意味星の聖剣。ただし量産可能。光と炎の剣。『日輪よ、死に随え』と同等の威力を持ち、さらにそれを連射可能にしたようなもの。サーヴァントの状態でこれであるため、本体がやれば地球は一発で地獄になる。勝ちたきゃORT連れてこい!

 

星をも殺す灼炎の剣《シャナ・ダウディ・レヴァテイン》

ランク:EX

種別:対星系宝具

レンジ:9999

最大捕捉:測定不能

『星より出ずる灼炎の剣』の全力版。サーヴァントの状態でも星を滅ぼすほどの威力があり、本体がやれば宇宙規模で影響が出る。

 

斬り捨てる灼炎の輪剣《フヴェルファンダ・ファグラヴェール》

ランク:A+

種別:対軍宝具

レンジ:1~99

最大捕捉:600人

大量生産した『星より出ずる灼炎の剣』をぶん投げる。それだけだが『梵天よ、我を呪え』と同等の威力、すなわち核兵器並みの威力が出る。

 




活動報告にて立香ちゃん強化計画案を募集しています!皆様どうかよろしくお願いします!


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死の星自衛隊

とりあえずできてたやつをつぎはぎしてみました。


 はーい、みなさんお久しぶりデース!

 今現在私は圏境を使いながら寝ている立香ちゃんの隣で添い寝しています。何をしてるんだって?簡単さ。立香ちゃんの耳元で筋トレの重要性を説いたり、ギルガメシュ叙事詩を読み聞かせしています。なんかウンウン唸ってるけど私の圧が来てるのかな?(すっとぼけ)

 だがしかし!これは君が成長するために必要なことなんだ!ついでに私も助けてくださいお願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

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 ただいま私は、空飛ぶマーチこと110mm個人携帯対戦車弾(パンツァーファウストIII)を解体して、構造を見ていた。え?これをどこから手に入れたかって?緑の人の基地からだよ。そう、弾丸一発なくなっただけで一晩中探し回ると言われているあの緑の人の基地から取ってきてやったんですよ!ほむほむみたいに!ワイルドだろぉ〜?てゆーか弾丸ひとつでなにができるんだって話ですよ。クレイジーなダイヤモンドみたいなことができるわけじゃあるまいし。あ、火起こしができるか。

 

 

 閑話休題

 

 

 なんでカニ幼女な私がパンツァーファウストなんて持ってきたんだーとかみなさん方は思っているだろうが、いくら魔改造された拳銃(半分ビーム兵器なグロック17)でも、それだけじゃいくらあっても火力が足りないから、これで補おうと言う単純なお話だ。

 あれだけじゃどう頑張ってもCランクぐらいの威力が限度だろうしね。パンツァーファウストIIIみたいなものをビーム兵器に魔改造したならば、きっとAランクぐらいの火力が出るだろう。これで皆さんご存知の最強なバーサーカーの宝具たる、十二の試練(ゴッド・ハンド)によるBランク以下の攻撃を無効化する効果を貫通してやる!まあ後11回別の攻撃をしなきゃならないんだけどさ。原作開始までまだ時間はある。まだ焦るような時間じゃない。

 今のうちに攻撃手段を増やしておこう。フハハハハ!この私があのノーパン筋肉ムキムキマッチョマンを打倒してやる!覚悟しろイアソン!(なお実際は戦うつもりは欠片もない模様)

 

 

 

 

 

 

 

 

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 64式小銃もゲットだぜ!…なんてしたらいよいよ緑の人の立場が危うい。と言うことでこちらもガスガンで一つ作ってみました。これであとは鋼鉄製に複製すれば大量生産が可能になる。

 はっはっは!これでノッブみたいに三千世界(さんだんうち)ができたらいいんだけどなあ…。あれ、この鋼鉄って自分で出した奴だよね。もしかしてできるのか…?いっちょやってみるか!

 

 

 

 

 

 

 

 

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 でけた(唖然)

 いや確かにもしかしたらできるかな?とか思ったけどこれはあれですわ。本家よりやばいですわねこれ。銃声すごいしためしにそのへんで拾った廃材に撃ってみたら一瞬で粉々になった。ほんまにやばいわ。どないしよ。

 




これ書いてる途中でノッブがONE PIECEで火縄銃のかわりに自衛隊の兵器で無双してる話が浮かんだ。いや書く余裕なんてないんですけどね?


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番外編:冬木に来ちゃった

え、本編はどうしたって?実は百字もできてないんですよ(泣)
とりあえずこれがストックのほぼすべてです。アイデアとネタをくださーい(切迫)


閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)

 

 ううーん…。

 

「繰り返す都度に五度。ただ、満たされる刻を破却する」

 

 なんか声が聞こえる…。

               

「―――――Anfang(セット)

 

 まだなんかいってる…。

 

「――――――告げる」

 

 うるさいなー。さっさと終わらないものか。

 

「――――告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」

 

 まだか…。

 

「誓いを此処に。

我は常世総ての善と成る者、

我は常世総ての悪を敷く者。

 

されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。

汝、狂乱の檻に囚われし者。

我はその鎖を手繰る者――。

 

汝三大の言霊を纏う七天、

抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」

 

 あーもーうるさいなー!

 

「ふむ、うまくいったようじゃのう」

 

 うるさいってんだよこのジジイ!もえつきろやァァァ!ビームサーベルで斬ッ!WRYYYY!

 

「ぐわぁぁぁ!!」

 

 灰になるジジイ。フッ、悪は去った!

 

「バーサーカー、なにを…!」

 

 うん?この人見覚えあるなどこであった…?あ、よくみたら雁夜おじさんじゃないか。

 

 …アイエエエエ!?カリヤ!?カリヤナンデ!?

 

 よしここは初対面を装おう。実際初めましてだし。

 

「お、俺はお前のマスターだ」

 

 ますたー?MASTER?masuter?なるほど、わたしはサーヴァントか。

 

 嘘だといってよバーニィ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 よし、いったん整理しよう。固有結界の中で寝てたと思ったら第四次聖杯戦争に巻き込まれていた…!なにをいってるかわからないとおもうがわたしも何を言ってるのかわからない。頭がどうにかなりそうだった。魔術とか根源とかそんなちゃちなもんじゃ断じてない。型月世界の恐ろしさの片鱗を味わった気分だった。

 

 つまり私がバーサーカーだ!(錯乱)

 

 バーサーカーになったからにはこの聖杯戦争に否が応でも参加しなくてはならない。grand orderをどうにかしようと考えて対策してたのにいきなりこれか。ヤバイね!

 

 とりあえずこの先のことを考えよう。まず聖杯戦争から生還せねば。とりあえず一番の敵であるギルガメッシュを圏境で接近して首刎ねるのは決定。キャスター陣営も抹殺不可避。アサシンはマスターの言峰をふいうち。セイバーとライダーはつぶしあって疲弊したところを漁夫の利みたいにドン!ランサー陣営はケリィが殺してくれるだろう。

 

 ほんでもって第二の問題。聖杯の泥、この世全ての悪(アンリマユ)をどうにかせねば。ビームサーベル最大火力でぶっぱなてばどうにかなるかもしれないけど、それって根本的な解決にはなりませんよね?(ミストさん並感)

 

 とりあえず何とかできそうなのはケイネス先生、時臣君、そこまで堕ちたちゃったアインツベルンくらいだろう。妖怪ジジイはノーカン。死んだし。

 それにしても、こうなるとはおもわなかったぜ!

 

「どうしたんだバーサーカー?」

 

 ―――いや、なんでもないです。

 実はビームサーベルで妖怪ジジイをぶっ殺した影響なのか、桜ちゃんの体内のものや雁夜おじさんに巣食ってたのを含めて間桐家の蟲が丸ごと焼け死んだ。起源弾みたいな能力があったのだろうか。そうだとするとサーヴァントとマスターの両方を殺せるかもな。

 ―――さてと、買い物行ってきますか!マスターは料理できないだろうし。どうせ雁夜おじさんだし。

 

「どうせってなんだどうせって。間違ってないけど」

 

 ついでにセイバーとアイリスフィールの姿も確認しよう。圏境発動!ターンエンド!

 

 

 

 

 

 

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 ふう、固有結界に食材を仕舞えて助かった。固有結界万歳。大量の生鮮食品を腐らせずにもてるというのはやはり便利。これで干し柿つくれたら尚良しなんだけどなあ…。

 

 あ、銀髪女性と金髪美少年…に見えなくもない美少女を発見。ちょっかいをかけようかなー。昼だから戦闘できないし大丈夫だよね?

 …いや、やめときますか。下手に薮をつついてライオンにとびかかられても困る。カニが獅子に勝てるわけないだろ!?

 

 

 

 

 

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 おーやってるやってる。ランサーがセイバーと戦ってる。この後亡くなったんだよね(おいこら)

 そういえばケイネス先生とかケリィってどこで見てたんだっけ。くそ、ちゃんとアニメ見てればよかった…。

 あ、ちょうど手がやられた!浅学だぞセイバー!(初見殺し)

 

 

 

 

 

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 ライダーキター!ウェイバー君カワイソス!だが残念。もっとやばいのが来るんだよなぁ…っと来た来た!金ぴか来た!よーしよしそこ動くなよー?一瞬だから、ほんの一瞬だから。OK?OK?ステンバーイ、GO!

 

「そんな蒙昧は生かしておく勝ちすらな」

 

 斬首ッ!よし成功!消滅!勝った!第四次聖杯戦争完!

 

「な、なんだ!?」

 

 ―――ドーモ、サーヴァントトマスター=サン。バーサーカーです。

 

「バーサーカー!?こんなちっちゃい子が!?」

 

 ―――おおっとウェイバー君、ちっちゃいからって侮らないでほしいですね!てかそっちだってちっちゃいじゃないか。you are small!

 

「ちっちゃいっていうな!気にしてるんだよ!」

 

 ―――こっちだって気にしてるんだよ!私の苦労なめんな!

 

「…ええっと、ごめんなさい?」

 

 ―――ゴメンナサイじゃないわアインツベルン!(やつあたり)

 ―――アンタにゃ恨みは無いけどこれ以上聖杯戦争の犠牲者を増やさせるわけにはいかねェ!くらえ、手榴弾!

 

「下がって!」

 

「セイバー!?」

 

 ドッカーン!ハハハハハ!見ろ、人がごみのようだ!って生きてるよねやっぱり!

 

「くっ…」

 

 でもダメージ入っただけ良しとしよう!

 

「はぁぁぁ!」

 

 やべぇ魔力放出で突っ込んできたぁ!?

 ここで問題だ!電灯の上にいる状態でどうやってあの攻撃かわすか?

 3択-一つだけ選びなさい。

 答え①プリティーなカニ幼女は突如反撃のアイデアが浮かぶ

 答え②仲間が来て助けてくれる

 答え③かわせない。現実は非情である。

 

 ①…浮かびません!

 ②…仲間なんていません!

 

 やはり答えは…③しかないようだ!

 もう私は足掻かない!仁王立ちで食らってやる!こっちはハラ決まってんじゃゴラァかかってこいや!(やけくそ)

 

「たぁッ!」

 

 どぎゃああああん!イィタイハラガァ!血が出てる!?なんじゃこりゃあ!ってホントになんじゃこりゃあ!コンテナに突っ込んだけど痛くないし血も出てないし!てっきりオデノカラダハボドボドダ!状態かフレ/ンダ状態だと思ったんだけどめっちゃピンピンしてるよ!あ、コンテナ軽っ。もしかしてコンテナぶっ飛ばせる?ドーン!

 

「な、なんだぁ!?」

 

「ほう…」

 

「うそ、セイバーの一撃を食らってるのに…!」

 

「アイリスフィール下がってください。どうやら私の剣でも切れないようだ」

 

 こ、これがバーサーカースペックか!いける、いけるぞ…!

 次はこっちからだ!食らいやがれ!魔改造グロック17を!

 

「ぐあっ…!」

 

 ははは!効いてる!効いてるぞ!対魔力も貫通してるし、どうやらよけきれないらしいな!

 ならばこれを食らうがいい!必殺!空飛ぶ銃!(ネーミングセンス皆無)

 

「なっ…」

 

「いったいどうなってるんだ…!」

 

 フハハハハ!刮目せよ!これがカニ幼女の三段撃ちじゃあ!(三段ですらない)

 あ、これ以上やると雁夜おじさんがやばいかも。てことで撤収!今日はこの辺にしておいてやる!サラダバー!

 

 




活動報告にて立香ちゃん強化案を募集中!この作品は読者様のイマジネーションによって支えられています!


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まいていく

くっ、このままじゃ原作に突入できない…!


 みなさんおはこんばにちは!本日の演目は『ニーベルンゲンの歌』でございます!ちなみに明日は『ヴォルスンガ・サガ』の予定。こういうのは一緒に覚えた方がいいよね!

 と言うわけで我らが立香ちゃんにはジークフリートとシグルドとブリュンヒルデのお話を覚えていただこう。その魂に刻み込め!

 

 

 

 

 

 

 

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 今日立香ちゃんが小学校卒業しました。

 うおおおおおん!泣くわこれ!めっちゃ泣く!涙腺崩壊!あんなにちっちゃかった立香ちゃんがこんなに立派になるなんて!(親目線)

 でも私涙まで水銀だから長居できないんだよね。チクショウ!おのれこの体!だれだ私をこんな体にした奴!いるならビームサーベルで真っ二つにしてやる!

 

 

 

 

 

 

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「いってきまーす!」

 

「いってらっしゃーい」

 

 中学生になった立香ちゃん。なんと陸上部に入りました!(バレー部じゃなかったっけとかいう無粋なことは言わないでください。)しかもかなりの好成績!この間なんてトロフィー持って帰って来たよ!アメリカ徒歩で横断するだけのことはあるね!

 …ついでにこの前ストーキングされてた。さすが活発美少女、大人気だね。なおストーカーは生ごみになりました。燃えるごみは月・水・金。ルールはしっかり守りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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 立香ちゃん、なんかテストで歴史だけ満点とってきた。なんでも全然勉強してなかったんだけどなぜか全部知ってたんだって。why!?

 と思ったけど、立香ちゃんが歴史に詳しくなったのは、未来に備えてたのが原因で…それはサーヴァントについて良く知っておいた方がいいと思ったせいだから…つまり直接脳内に読み聞かせてたから。はっ!全部私のせいだ!ははははは!(プロフェッサーな方のリョーマ並感)

 でもほかの点数はあんまりよくないから補習だってさ。仕方ない、全部朗読しようじゃないか。さあ寝ても覚めても勉強三昧だ!私の睡眠時間も無くなるね!やったねt(ry

 

 

 

 

 

 

 

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 フハハハハ!(三徹目)

 無事合格したようだ!よかったよかった、そうじゃないと私の苦労がパーだ!甘いぞド〇ン!やるぞおまえ私はやるぞおまえできるできる君ならできるってだから諦めんなよ!(支離滅裂な思考・発言)

 これからはテストの二週間前から公式とかの朗読をした方がよさそうだね。速さ= 道のり/時間




アンケートに投票したり、活動報告のとこに案を入れてくださるとありがたいです。


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さらばキャンサー!カニ幼女、暁に死す(死なない)

久しぶりの投稿です。キャプテン爆死した筆者の作品をまだ見てくれている人はいるんでしょうか…。


 どーも、カニ幼女でござーい!

 

 実は固有結界の中でどうにかして戦えないかなーって試行錯誤してたら、水銀、鋼鉄、硝子を自由に操作できるってことが分かったんですよ!すごいでしょ!?しかも固有結界の中限定じゃなくて外でもできたんですよ!

 これでほんとに月霊髄液(ヴォールメン・ハイドラグラム)が再現できるな。ただ自動索敵も自律防御もできない代わりに本家以上の攻撃力、防御力、速度があるという。最早中身別物じゃないか!

 

 まあたぶんサーヴァントには見切られてしまうでしょう(悲しみ)

 どうせ私は雑魚ですよーだ、フーン!ビームサーベルだって全力でやっても冠位時間神殿を消し飛ばせるかわかんないし!そもそも試し撃ちすらやってないんだけどね!

 

 ほんとは固有結界の中でビームの実験をやれたらよかったんだけど、どうなるかわかりゃしないからねえ。

 …そういえば結構ねぐらのかわりにお手軽に展開してるけど、固有結界って世界にとっては異物だから維持するのにめちゃくちゃ魔力必要なはずだよね。最長数日は展開してるぞ、私。もしかして私ってめちゃくちゃ魔力持ってるのか?それとも地球外生命体だからか?

 こればっかりは魔術のド素人な私がいくら考えたところで答えは出ないだろうな。

 

 

 

 

 

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 今日も今日とて立香ちゃんに送る教材探し。本屋のみなさん、いつも変なことしてすいません。

 さーて、今日のターゲットは…あれ、ここに特設コーナーなんて―――

 

《○○市に落下した巨大隕石!その真相に迫る!》

 

 ○○市ってここじゃねぇかァ!いつの間にそんなものが…もしかして私のことか!?いやいやいやそんなわけないモンそのころホモ・サピエンスいなかったモンこんなのわかるわけが―――

 

《○○市山中に存在するクレーター》

 

 忘れてたぁぁぁぁ!そういえば私が墜落してきた時のクレーター放置したまんまだったわ!もしかしてそれ!?しばらくうろついてクレーターに近くに戻っていて森に囲まれてたけどそういうことなんですか!?どういうことなんですか!?(錯乱)

 しかも《異星人がやってきたという説もある》ってなんだよ!当たってるんですけど!?正確には異星カニだけどあってるよ!あと『キャンサー隕石』なんて名前つけんなよ!いったいお前はどこで見ていた!?オ・ノーレ!教材どころの話じゃねぇよ!何やってんだ魔術教会!秘匿しとけ!(ムチャブリ)

 ちくしょう、苺大福やけ食いしてやる!ついでに干し柿も食ってやる!全部猿の仕業じゃ!(極悪非道)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 立香ちゃんが晴れてJKになりました。そしてそろそろ原作に突入する悲しみ。どうしよう、立香ちゃんには体力とフィジカルを強化させて私の体の一部食わせてみたけど効果あったのかわかんないし、私自身は全く対策ができていないわけです(悲しみ)

 私はいったい十年を何のために費やしてきたんだ。

 

 こうなったらアルティメット立香ちゃんに託すしかない…!これから私はひと時も離れずスカウトのポッター!じゃなかったハリー・犯沢・アンダーソン…でもないや、ハリー・茜沢・アンダーソンに遭遇した時にカルデアまでついていくためにくぁwせdrftgyふじこlp(致命的なバグ)

 

 

 

 

 

 



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番外編:冬木に来ちゃった2

カニ幼女を宝具以外剣を使わないセイバーにしようと思ってたのにカルナさんが宝具でも使わないセイバーになってしまわれました。
Sイシュタルのステータスといい、運営はどうして筆者の先手を打ってくるのか…


 雁夜おじさんピンピンしてました。いや、もともと死んだも同然だったからピンピンしてるってのはおかしいか?少なくとも魔力の使い過ぎで苦しんでるってことはない。

 あれ、もしかして私の魔力消費量低すぎ…?いや、そもそもあんまり無駄遣いしてないから雁夜おじさんの魔力でも大丈夫だった説があるな。

 

 それはそうと目下最大の問題であるキャスター陣営をどうにかしないとならないな。デカい海魔を召喚されたら多少切っただけじゃ死なないだろうし、教会(協会)のみなさんと冬木のガス会社の社員たちが多大なる被害を蒙ることになるだろう。できることなら大騒動を引き起こす前にさっさと始末してしまいたい。

 あの気色悪いヒトデって銃で撃っても効かなそうだし、手榴弾とかパンツァーファウスト使うにしても地下水路まで壊れそうだな。ただ誘拐されている子供がいるかもしれないから、そこ考慮するとダメだな。

 

 …これは仕方ない、ビームサーベルの出番だ!

 

 

 

 

 

 

 

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 圏境解除からのドッカーン!相手の気持ち悪いヒトデにビームをシュゥゥゥゥゥ――ッ!超!エキサイティン!

 オラオラオラオラ!かかってこいやおら!ここでCOOOOOLな芸術作品作ってるのはわかってるんだ!ショタロリコンのくせに生意気にもランクA+の宝具なんて持ちやがって!(完全なる言いがかり)

 来いよジル・ド・レェ!螺湮城教本(プレラーティーズ・スペルブック)なんて捨ててかかってこいや!

 

「匹夫ごときに何を恐れることがありましょうか!恐るるに足りませぬ!聖女ジャンヌに捧げる贄として差し上げましょう!」

 

 良し釣れた。

 今のセリフを直訳すると野郎オブクラッシャーだけど今の私は最強なバーサーカーなんだ!テメェなんて怖くねェ!

 64式小銃(なぜか鋼鉄製)の三千世界(さんだんうち)じゃあ!ヒャハハハハ!シネェ!

 

「ぬわーーっ!」

 

 ヒューッ!やったぜ!

 水路が狭くて12挺くらいしか出せなかったけどこの腐れ外道を裁くには十分。お前の敗因は逃げずに迎撃してきたことだ!

 …あれ?ビームサーベル最初しか使って無くない?まぁいいや(思考放棄)

 

 青髭の旦那が蜂の巣になってキラキラと消えていく。これがただの霊体化だったら泣く。水銀ドバドバ垂れ流して盛大に泣く。HEEEEYYYYあァァァんまりだァァアァAHYYY AHYYY AHYW HOOOOOOOHHHHHHHH!!

 

 

 

 

 フー。スッとしたぜ。とりあえずキャスターが退場したという前提で話を勧めよう。さっきまでの騒ぎで逃げなかったらどうかしてる。…そもそもシリアルキラーがまともってどういうこと?

 まあいいや。もしかしたら子供が囚われてるかもしれないから奥に進んでみよう。

 

 

 

 

 

 

 

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「おお!またかわいい子をみつけたぞ!今日はツイてるなあ!」

 

 

 いた。リュウノスケいた。逃げろよ殺人鬼。何のんきなこといってんだよ。こちとらビーム兵器持ってんだぞ?トゥー!ヘァー!とか言ってないだろうし対抗手段ないだろ?

 さらにコイツの背後には捕まったであろう子供たちがいる。よかった、まだ愉快なオブジェにはされてないみたいだ。

 ただそれだと派手な攻撃は出来ないな。接近して一撃で仕留めるのが最善かな?

 

「じゃあ君はオルガンの飾りにしよう!」

 

 絶対にやだ。

 

 滑歩で一気に懐に入り、無防備な龍之介の胴体に冲捶を喰らわせる。

 普通の人間にバーサーカースペックな私が本気で攻撃したらアカンので震脚弱めな手加減攻撃。まあそれでもこの殺人鬼を沈黙させるには十分だったようで、龍之介は錐もみ回転して飛んで行った。

 …なんかドス黒い血ィ吐いてるけどちゃんと手加減したよ?ほんとだよ?ちゃんと応急処置して病院に突きだせば問題ないはず。Maybe…。

 まあ殺人鬼の生死はどうでもいいや。この子たちを教会に連れて行くか。一般人だからそのまま返すわけにもいかないし。ついでにこのシリアルキラーも教会に突き出すか。

 

 

 

 ―――というわけで子供たちよ、整列!これから君たちには―――

 

 …ってアレ?誰か近づいてくるな。この気配はサーヴァントじゃない。足音から察するに子どもか?…ん?子供?

 

「コトネ!大丈夫!?」

 

 ロ 凛 降 臨

 

 ちょっとマテェェェ!?

 ヤバイよ!?マジヤバイよ!?この現状を見よ!

 

 口から血を流してピクリとも動かない成人男性(殺人鬼)

 それを担ぐ血の付いた幼女、すなわち私。

 

 この絵面からして普通じゃない。

 

「あ、あなた何してるのよ!」

 

 ―――見ての通りコイツを連れて行こうとしてるんですよお嬢さん!

 

 ん?宝石なんか取り出してどうし…あっ…(察し)

 

「えいっ!」

 

 

 

 視界がwhite(超ネイティヴ)

 

 ちょっまっギャアアアアアアア!目が、目がァァァァァ!光に目を焼かれるとはこのこと!まさしく目玉焼き!それはそうと前が見えねェ!

 

「逃げるわよコトネ、みんな!」

 

 まってぇぇぇ!?凛ちゃんはまだしもコトネちゃんたちは完全無欠の一般人じゃないか!?記憶!神秘の秘匿がががが!

 すまねぇ雁夜!私では止められねェ!(諦め)

 

 

 




スキル強化

手習い:C
  ↓
器用貧乏:A


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番外編:先手とられた没設定案

お久しぶりです。一年と二か月ぐらい振りですかね。
二部六章にアドニス役でマナナン・マクリル登場させる小説書こうと思ったらバゼットさんになったので供養投稿。



真名:マナナン・マクリル

クラス:キャスター

性別:男性

身長:172cm

体重:59kg

出典:ケルト神話・マビノギオン

地域:アイルランド・イギリス

属性:秩序・善・地

特技:手芸・料理

好きなもの:お節介・プレゼント

苦手なもの:特になし

天敵:クー・フーリン

 

ステータス

 

筋力:C+

耐久:C

敏捷:A

魔力:EX

幸運:B++

宝具:A

 

スキル

 

海神の神核:B+

時に荒々しく、時に穏やかな海の神であるマクリルは、本来最高ランクで保有している。しかし彼は海の子として人の地に降りたことがあるために、より人に近いランクとなっている。

 

陣地作成:EX

キャスターのクラススキル。争いに敗れた神たちに乞われた際に、住処を造り上げ譲ったという。

 

道具作成:EX

キャスターのクラススキル。宝具級の逸品を作り上げることさえ可能。事実彼が譲渡した剣が宝具として現存している。

 

妖精眼:A++

本来これは妖精が生まれつき持つ魔眼である。彼がこれを持つのは妖精の支配者であるから、すなわち妖精王としての力である。

 

 

英雄育成:EX

英雄作成とは似て非なるスキル。マナナンは様々な英雄、あるいは神の育て親として彼らの助けとなった。

味方単体にクリティカル威力アップ(100%/1ターン)、味方全体にクリティカル威力アップ(30%/3ターン)、防御力アップ(20%/3ターン)

 

島隠しの霧:A

彼の暮らす島は時として濃霧に包まれる。それは島ごと旅をしている証、そして彼の妖精たちの小さな悪戯である。

味方全体に無敵(1ターン)、弱体無効(1ターン)、敵全体に強化無効(1回)、睡眠(2ターン)

 

常若の饗応:A+++

楽園にて振る舞われる料理は、人を老いを忘れさせる。しかし一度楽園を離れれば、その肉体は過ぎた時を取り戻す。たとえそれが命尽きるほどの時であろうと。

味方単体に最大HP増加(3000/3ターン)、攻撃力アップ(20%/3ターン)、味方全体に強化解除耐性(100%/3ターン)、スター獲得(20)

 

宝具

 

歓びの無何有郷《マグ・メル》

種別:対界宝具

ランク:EX

レンジ:1~999

最大補足:1000人

 

味方全体にスキルコスト短縮(2ターン)、毎ターンNP増加(20%/3ターン)、bastar性能アップ(50%/3ターン)、ガッツ(3000/1回/3ターン)

導き無き者は辿り着く事さえ叶わない絶対不可侵の神聖なる領土。

幸せは永久に続き、病も餓えも忘れる楽園。招かれたものは楽園の加護を得る。

 

 

 

 

ママ系のサーヴァントはいっぱいいるけどパパ系のサーヴァントが少ないから作ったろ!と思ったらこう来たかー…。




なんか筆者が思いついた案が形になる前に公式が出してくるんだけど、これって筆者が遅いのか、それとも頭ん中覗かれてる…?


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排斥/炎上

久々に本編を投稿した気がする筆者でございます。
やっと原作突入です、お待たせいたしました!


 どうもカニ幼女でございまーす。

 立香ちゃんがカルデアに拉致されました。そして私は今世紀最大のガバをやらかしました。

 

 カルデアに入り損ねた。

 

 もう一度言おう。

 

 カルデアに入り損ねた。

 

 

 

 …とりあえず言い訳をさせてくれ。

 私は立香ちゃんの誘拐現場を目撃した。作戦を考えるのに夢中だった私は、目が覚めたら、外に取り残されてしまっていた!(迫真)

 

 

 うん、100%どころじゃなく私の自業自得ですね。大変失礼いたしました。

 

 

 

 一応挽回するために入れそうなところ探してみたんだけどね、うん、ないわここ。

 

 いやこういう侵入する系はゲームだとどこかしらに入れるとこがあるんだけどね、ないわここ。カルデア隙無いわ。

 さすがは魔神柱たちの攻撃を耐えきった施設だ。防御力が違いますよ。

 まあ二部ではあんなことになっちゃいましたけども…。

 

 

 こうなるともう破壊行為をしなければ入れない…ということはなくて、実はまだ一度だけチャンスがある。

 それはカルデア職員が外部の状況を把握しようとする時だ。電子機器での状況確認ができないから、目視で確認するために外に出てくるはず。

 もちろん一歩外に出でもしたら死なんだけど、私が入るためには必要な犠牲…などと言うつもりはアリマセーン!

 確かに犠牲を強いられる場面はあるだろうが、目の前で死ぬなんてことは許しませーん!扉が開いた瞬間に押し戻して一緒にカルデアに入ってやる!

 

 我ながらよくできた作戦だぜ!

 

 

 

 とまあ簡単に言っているけども、最大の問題は中で何が起きてるかわかんないし、中で何が起きてても手が出せないってところだよね。

 数十名の犠牲を知っているのに何もできないわけで、なんとまあ歯がゆいことか。まあ自分の安全が最優先なことに変わりはないわけだけども。でもさー何もできないって辛くない?(無限ループ)

 

 

 

 

 

 

 

 

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「うーん…あと三十分…」

 

「起きてください。起きないと殺しますよ」

 

「はい起きた今起きたすぐ起きた!」

 

 すごい物騒な起こし文句!いや起こし文句ってなに!?

 

「よかった。目が覚めましたね先輩。無事で何よりです」

 

「さっき殺しますとか言わなかった?いやまあ私は無事だけどさ、何この…何?」

 

 燃え盛るは地獄の業火。崩れ落ちるは命の残骸。眼前に在るはきれいなおへそ。

 

 

 

Q:目が覚めたら明らかにおかしい空間にいましたがどう思いますか?

 

A:ちょっと何言ってるかわかんないっす。親方!目の前に破廉恥な衣装の女の子が!

 

 

 

 

「一度冷静になりたいところですが、今は周りをご覧ください」

 

「うん、控えめに言って地獄ですね本当にありがとうございました」

 

 親方!目の前に動く骸骨が!いやこれは親方も対処不能ですね。

 

「マスター、指示を!」

 

「いやそうは言われても…あ、攻撃来る!」

 

 我ながら抽象的すぎる指示だとは思うけど、戦略ゲームみたいに選択肢があるわけじゃないから難しすぎる。

 こればかりは経験を積むしか成長できないかなぁ…。

 

 

 

 

 

 てか、ここどこ?




筆者って自分でもびっくりするぐらい他のネタに脱線するんですよね。で全部墓場行きというね。


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