幻想郷の世界へと誘われて (雑草 kuro)
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始まり

処女作です。勢いでかいてみました。
読んでみてどう思ったか等教えて欲しいです!
それでは!


今は現代。

僕は毎日をぐーたらとして、他人との距離も掴めずにただ毎日を呆然と生きているだけだった。

高校生になったらせめて1人は友達を作ろうと思っていたのだが、

結局作れないまま高校2年の夏になろうとしていた…。

 

〜夏休み〜

リア充には楽しいプランでいっぱいなのだろうが、僕には何の予定もない。

両親は海外に出張しており、僕自身誰かと会うことも無いので1ヶ月は引きこもる、こんな悲しい日々の始まりなのだろう。

そんなある日、たまたま見かけたネットの記事が目に止まった。

「なんだこれ…? 神隠し…?」

そこには最近突然行方が分からなくなる人が続出しており、神隠しなのではないか、というなんとも胡散臭い内容の記事があった。

元々オカルトチックなのは興味が無いのだが、その記事に書かれていることには妙にリアル感があり、見入ってしまった。

「下らないな…神隠しがある訳ないだろう、所詮作り話さ。」

結局僕はこの記事のことを作り話として片付けた。

そりゃそうだ、こんなもの実際に体験したことがないのだから分かるわけがない。

そう自己完結し、僕はベットに倒れ込む。それにしてもなんか変な話だったなーと先程読んだ記事のことを考える、神隠しだなんて、実際にあるのならぜひ起こって見て欲しいものである。なんてったって今の自分は自他共に認める【生きる屍】なのだから…

 

場所は変わって幻想郷。

この場所の管理者である八雲紫はとある事に頭を悩ませていた。しかし、その事情についてはとある人間を見つけたことによって、その事も無事解決しそうである。

「あー良かったですわ。まぁ、この方なら別にこっちに連れてきても大丈夫でしょう。別に現世に未練があるわけではなさそうですしね。」

こうして彼は八雲紫に狙われてしまうのだった…。

 

〜現世〜

夜ってのは素晴らしいと思う。昼ってのは太陽が出てしまってるからどうにも目眩がする。しかし夜はそういうのが一切ない…!夜、最高…!!なんてことを思いながらコンビニでジュースなどを買いに向かう。

今日は徹夜で映画鑑賞だ、止める人などいない、だって家には俺しかいないからな。さびしくはないぞ。僕は毎日を謳歌しているはずだからだ…!

と、家からコンビニに向かっている時、僕はよそ見していて、誰かとぶつかってしまう。

「す、すいません…大丈夫ですか?」

「大丈夫ですわ。貴方気をつけないとダメですわよ?」

目の前に居たのは可愛らしい淑女だった。僕は思わず見とれてしまう

しかし瞬間、僕の直感がこの淑女に対して危険だと、伝えてくる…

何だこの胸騒ぎは?等と考えていたら少女が僕に、

「貴方…夜に出歩くなんてね、まあ、ここなら誰も見てないし、」

その瞬間…

僕の足元が消えた。

「っは?」

こんな素っ頓狂な声を上げたのを最後に僕は現世にさよならを告げることとなった…

 

男が消えた後、紫は呟く…

「これで、こちら側に誘い込みましたわ。後は彼の運次第。頑張って下さいね?」




とまぁ、1話目はこれで終わりと…
結構グダグダに進ませて行きます。
ざつな作りなんですけども、是非次の話に進んで欲しいですm(_ _)m
それでは次回お楽しみください!


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博麗神社編 名前

2話です。基本は1000文前後で止めます。早く読み切りたいもんね。

それではどうぞ!


「…ぐふっ!!」

体を打ち付けてしまった…尋常じゃないほどに痛いぞ…どうなってんだ…僕は必死に何が起こったかを考えた。

「可愛い女の子とぶつかって、そしたら足元が消えた…って謎すぎるだろ」

いやマジで、なんでこんなことになってしまったんだろう…。

しかしまぁ、ここはどこだ?辺りを見渡す。状況確認は必要な事だからな、怠るなんてのはありえないのだ。

あたりは森だった。木が沢山生い茂っていて、都会っ子の僕からしたら凄い光景だった。

「すげぇな…。こんなに木が生えているなんて、東京では考えられないぞ………ってこの階段はなんなんだ?」

目に止まったのはやけに整備された階段だった。この上には何があるんだろうか。特に目的も決まっていない僕はこの階段を登ることにした。

「どうなってんだ…っはぁっはぁ…階段上がるのがこんなにも苦痛だなんて…」

運動をしてない僕からしたらこのちょっとした運動で息が上がってしまう。参ったもんだ全く…!

なんとか頂上に上り詰めた僕が見たものは、

神社だった、綺麗にされているが何故かシンとしている神社。

誰かいないのかなと思って

「おーい!誰かいないのかー?」

と言ってみるが、返事はないようだ。

仕方ないし折角来たんだから賽銭だけでも入れていくかな…なんて思いながら賽銭箱にお金を入れる。

そしたら…

 

ーーーチャリン

「……ッ!」

賽銭箱にお賽銭が入った!!いつぶりだろう…でも珍しいこともあるものだ!折角だから入れてくれた人を見てみようかな、と紅白の巫女

博麗霊夢が奥から現れる。

男は見ない顔だった。しかしそんなことよりも…!

「幾ら?!幾ら入れたのよ!!」

お賽銭の額の方が大事なのである。

私は賽銭箱の中を覗く。すると…

「え、500円?! こんなに入れくれたの?!」

霊夢からしたらこんなめでたいことはない。なぜなら妖怪神社と呼ばれ、人里からの参拝客がいないせいで神社の賽銭箱などなんの役目もしていなかったのに、突然500円も入っているからだ。500円なんて入ったのは何年ぶりなのか、という程に賽銭箱に入っていた経験がなかったからである。

「気にするなよ、どうせ500円だしな。」

僕はそういう、実際500円なんてたかがしてれるし、何よりここに来た時点で現実との金が一緒とも分からなかったから、別になんとも思っていなかった。

「ねぇ、貴方名前は?私の名前は博麗霊夢よ、この神社の巫女をやっているわ。」

「へぇ、霊夢って言うのか…いい名前だな。僕の名前は…ってあれ?」

僕の…名前?名前…名前…なんでだろうか、思い出せない、

どうしてなんだ?目の前の少女を見つめる。少女が「どうしたの?」

と尋ねてくる。なので僕は彼女にこういう

「僕は…誰だ?」




2話…お終い。書いてて思ったのが自分の文才の無さ。
次回は主人公の名前が決まります
お楽しみにね


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名付け親

はい、3話です。
ノリで書いててこういうの書くの楽しいなぁって思えるですよねぇ…
伏線とかは貼っていきたいと思います…(今回はるとはいってない)
感想とかそういうの励みになるんでして欲しいです|´-`)チラッ
それでは!


「………はぁ?」

何を言ってるんだ目の前の男はと、霊夢はマジマジと男を見た。

「どういうこと?記憶が無いの?」

「どうなんだろうな、僕自身よく分からない。なんでか名前だけが思い出せないんだよ。」

……本当におかしな話だ、まさか他にも忘れていることとかないよな?

しかしまぁ、この少女の格好はなんだろう?と思って。

「ねぇ、なんで君はそんな格好をしているんだい?もしかしてコスプレでもしてるのかい?」

「君じゃなくて霊夢よ。それに私は正真正銘の巫女、これは正装なのよ。」

「そうなんだ、じゃあここはどこなんだい?僕は気づいたらここにいてね、ここの事とか教えてくれないか?」

「それぐらいならいいわよ、ここは幻想郷。ざっくりというなら人と妖怪が共存している世界。」

なんてこった、ここは異世界だったのか……。僕はどうやら異世界転生とやらをしてしまったらしい。しかしまぁ、こういうのって主人公はチート級な能力とか、そういうのを持ってるもんだろ…?なんで力が湧いてきたりしないんだ?

「ねぇ。」

そんなことを考えていると霊夢が話しかけてきた。

「どうしたんだ?」

「貴方の名前よ。呼びかける時すっごく呼びずらいから早く思い出してよ。」

「そう言ってもなぁ…思い出せんのは思い出せんぞ?」

いやマジで、思い出そうとしても出てこない。まるで何かが記憶を閉ざしてるかのような感じだ。

「ごめんよ、名前が本当に思い出せないんだ。」

「それ本気で言ってるの?」

「マジと書いて本気だよ。」

ふーむ、それでも名前が出てこないのは参った。まぁ、出てこないのは仕方ないのかもしれないな。と自己完結して…

「それなら、霊夢さんが俺の名前を決めてくれよ。」

「……いいの?」

「どうせ出てこないしな。好きな呼び方で呼んでもらって構わないぜ。」

自分でもよく言ったものだ、あったばかりの他人に自分の名前を決めてもらうなんてな、……本当にどうかしてるよなぁ。

それから暫く無言が続いた。その時間霊夢という少女は一生懸命に僕の名前を考えてくれているようだった。そんなに大事なことなのかな?っとじっと見つめながらそう考えてると…。

「……よしっ!決めたわよ!あなたのなまえ。」

「決まったんだ、それはよかった…、それで僕の名前はなんて言うのにしたんだ?」

「あなたの名前は……」

この次の瞬間、僕は生まれてきて十数年の中で最も度肝を抜かれるほどの衝撃を受けることとなる…。

はくれい そうま

「博麗 創真よ!!」

 

 




主人公の名前は博麗創真くん!!
霊夢ちゃんまさかの自分の苗字をぶち込んじまったよ!!
これは一体どういう事なのか…。
みたいな感じです。
良ければまぁ、
次回もみてね


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弟子入り

4話目!!
宜しければ感想、評価して下さると励みになります!


「いやいやいや!ちょっとまて!」

僕は慌てて霊夢のことを指摘する。

「なんだって苗字が君とおなじなんだ?!さすがにおかしいって思わなかったのか?!」

「?何言ってんのよ。名前はちゃんとつけたじゃない?何が不満なの?あぁ、それとあんたはこれから此処で暮らす事になるから。」

この子は何考えてるんだ?暮らす…?名前のことといい、おかしなことばかりだが…え、もしかして俺がおかしいのか…??

「まぁ、いいか。深く考えたら負けだよな…、ありがとう霊夢、いい名前だと思うよ。それと一緒に暮らすってたって服はどうするんだ?」

「服は神社にある神官用の服でも着てもらうわ。それでも別にいいでしょ?」

「霊夢が構わないのならいいよ。」

僕は考えることを諦め、霊夢に従うことにした。

「ところであんた、ここで生きていく為のルールを説明してなかったわね、ちょっと長くなる話だし、中に入りましょ…。」

僕は言われた通りに神社の中に入って、この幻想郷のルールとやらを聞くのだった……。

 

 

 

「つまり、その弾幕ごっこってのがこの世界での物事の決め方ってことでOK?」

「まぁ、だいたいはそんな考え方で大丈夫よ。」

どうやらこの世界では弾幕ごっこという、スポーツで物事を決めていくらしい。それで僕にもその弾幕を打てるように指導もしてくれるらしい、優しいなぁ……この子。

「それじゃ外でやるわよ。早く出てきなさい。」

僕は言われた通り表へとでた。摩訶不思議なことが良く起こるこの世界で、僕はその弾幕とやらが打てるのだろうか、とても不安で、その反面楽しみにしている自分がいた。

「それじゃ、弾幕が何なのかをせつめいするわね。人間の使う弾幕ってのは自分の霊力を練ってそれを放つの。これから私がやってみせるからね。」

といって霊夢の手から綺麗な赤い球が浮かび上がる。ふわふわしていてどこか暖かいような感覚がした。

「あ、ちなみにこれ、ふれたらかなり痛いわよ?」

「どういう原理だよ…。」

「まぁ、そういうものなのよ。それじゃああんたもやってみなさい。」

…全くあんなものを見ただけで出来たら苦労しないつーの!!

僕は手に力を込める。そして徐々に手をあけていって……

「まぁ、そんな簡単にできるものじゃないからね。」

「だろうね、そもそも僕はその霊力とやらの使い方も理解していないもんね、うつうたない以前の問題じゃないか。」

僕はそもそもついさっきまでただの人間だったのだ。霊力なんて言われても意味が分からない。

「仕方ないから私が霊力の使い方を教えてあげるわ。感謝しなさいよね。」

「それはありがたい、なんてたってこういうのは教えてもらうのが最もな近道だしな。よろしく頼むよ霊夢。」

「師匠を付けなさい。」

「っえ。冗談だろ?」

「ええ、さすがに冗談よ。」

 

そんなこんなで僕は霊夢の弟子入りを果たした。




弟子入りです。それにしてもどうして創真くんは断ることをしないんですかね…。
次回は修行パートです。
それでは!次回もみてね!


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弾幕の撃ち方

5話目です!
見てくれてる人がいるってのはテンション上がりますねぇ!
宜しければ感想とか評価等してくれたら嬉しいです!!
それじゃあお楽しみください!!


霊夢の特訓はただただ鬼畜としか言えないものであった…。

しかしまぁ、きついのは初めだけと思っていたのだが、暫く動いていない僕の体ではその訓練になれる事はなかった。

朝から夕方まで続く訓練をこなし、霊夢と一緒に晩御飯をたべていた。

さて、霊夢の元に弟子入りをして1週間がたったある日のとこ、霊夢が

「ねぇ。創真?そろそろ貴方でも霊力を扱えるようになったんじゃない?」

と僕に尋ねてきた。

「そうだね、僕もはじめの頃に比べたらコツを掴めてきたと思っているよ。」

「そう、なら明日から弾幕の撃ち方を教えていくわよ。前よりかはまともになっててよ?」

「ハハっ期待しててくれよな。」

「なら明日は早朝から弾幕の撃ち方を教えるからね。いつもよりも早く起きてきてね、」

「わかった、それじゃあ今日は早く寝ることにしておくよ。おやすみ、霊夢。」

「ええ、おやすみなさい。それじゃあまた明日ね。」

そうして僕は寝室へと向かった…。

 

ー翌日ー

早朝に起きた僕は霊夢と一緒に境内にいた。

「それじゃあ、早速だけど弾幕の撃ち方を教えるわよ。」

「あぁ、それじゃあよろしく頼むよ。」

「えぇ、じゃあ順を追ってせつめいするわ、まずは手に力を込めてそこに霊力を集中させるのよ。やってみて。」

僕は言われたとおりに手に霊力を込めてみる。そしたらなにか小さな赤い球体が浮かんできた。

「これが…弾幕?」

「ええ、それが弾幕よ。それにしてもスジがいいわねぇ、こんなに早く作れるなんて…創真あんた、才能あるわよ。」

「それは嬉しい限りさ。それじゃあ次は霊夢みたいに空に飛んでみたいんだけど…僕にできるかな?」

……そう、僕は空を自由に飛んでみたい。どうして空を飛べるのか知っているのかと言うと、以前霊夢が空を飛んで人里という所に行っていたのをみて、僕も飛んでみたいなぁと思ったことがあったのだ。

「いいわよ、ついでだからそっちの方も教えておくわ。」

「ありがとう。それじゃ早速頼むよ。」

「えぇ…空を飛ぶってのは……。」

霊夢って優しいなぁ…って思っちゃうぐらい、直ぐに教えてくれた。

そして訓練開始5時間が経過した頃…。

「おぉ!なんか浮いてるぞ?!霊夢!!」

「えぇ。浮いているようね。それじゃあ、早速移動してみましょうか。」

言われた通りに移動してみる、飛んでいると言うよりは浮いているだけなので水平移動しか出来ないのだが、その内上方向にも浮かべるようになるはずだろう…。

「…まぁ、初めはこんなもんよね。初めて1日目でそこまでやれたら十分よ」

「あぁ、そんなもんなんだな、というかなんでか今日はいつもよりも疲れた気がする…」

「そりゃ霊力を使ってまわったんだしね、初めの方は下手に霊力を使うとやけに疲れが溜まりやすいのよ。」

「へぇ…そうなんだ。ま、弾幕の精度とか、あげたりしないとダメだよなー」

「そうね、なんなら実戦を積んだ方がいいと思うわ。今日はもう疲れただろうし、明日私と弾幕ごっこをやってみましょうか。」

「了解したよ。優しく頼むぜ?」

…どうやら僕は霊夢と弾幕ごっこすることとなってしまった。

手加減するっていっても僕自身今日初めて弾幕をうてるようになったので戦いにすらならないよなぁ…と霊夢との食事をしている時に気がつくのだった…。




5話目終了デーす。
次回…霊夢と決闘(1回目)
果たして勝つことができるのか…?たのしみですね!!
それじゃあまた!


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初戦闘

はい!6話目です!この小説初めて初の戦闘シーンってことでちょっと長めになっちゃいました!まぁ、1000文字程度変わらないか笑
今回も楽しんでくれたら嬉しい限りです!
ぜひ、評価やお気に入り、感想とかしてってください!!
それじゃどうぞ!


「あぁ、そう言えば、創真あんたに、これをあげるわ。」

晩御飯を食べ終えた後に霊夢から1枚の札を渡された。

「…?霊夢、これはなんだい?」

「それは弾幕ごっこルールの切り札であるスペルカードよ。弾幕ごっこではこのスペルカードをいつ使うかが重要になるわ。このカードは空でまだなんの力も持っていないの。」

「つまりはそのカードに僕だけの切り札を作ればいいってこと?」

「それでだいたいあってるわ、使い方なんだけど、このカードを持ってみて。」

僕は霊夢から渡された空のスペルカードを持ってみる、そしたら頭の中になにか文字のようなものが浮かび上がってきた…。

「なんか、頭に文字が浮かんできたんだけど…。これでいいのか?」

「えぇ。それなら成功よ、良かったわね。ならその切り札をどう使うのか、明日楽しみにしてるから。」

「まぁ、善戦できるように頑張るよ。」

「是非頑張ってちょうだい。まぁ、善戦も出来ずに私が勝っちゃうけどねー。」

「まぁ、僕もそんな気がするよ、それよりももう夜もおそいし、明日に備えて僕は寝るね?おやすみ」

「分かったわ、おやすみなさい。」

そうして僕は寝室へと向かった…。さて、僕のスペルカードだが、困ったことにどう使えばいいのか全く理解できないのだ。

その効果は使用者を守る自動防御型のスペルカードなのだ。

これじゃあとてもじゃないが霊夢には勝てないだろう。なので僕はせめて1分は戦い抜いてやると決め、この使いにくいスペルカードの打ちどころを考えるのだった…

 

創真は寝たのかしら…?私博麗霊夢は明日の弾幕ごっこで創真に負けることはないのだろうが、果たして1週間そこらで身につけた程度の創真と弾幕ごっこをしても、かえって創真を傷つけるのではないかと思ってしまう。

……って、なんで私があいつのことをこんなにかんがえないと行けないのよ!まぁ、博麗の巫女として、明日は1分と持たないパーフェクトゲームにしてやるわ…。

そう意気込み霊夢は眠るのだった…。

そして朝が来る。

 

さて、今日は霊夢との弾幕ごっこだ……果たして1分持てるんだろうか…、いやこんな意気込みではだめだ!やると言ったらやるんだ!と自身にいいかせて僕は霊夢の元へと向かった。

「待たせたね、覚悟をしてきたよ。」

「へぇ、どんな覚悟をしてきたの?」

「それはな、霊夢、お前に絶対勝つっていう覚悟だよ!!」

「それは面白い冗談ね、弟子が師匠を越えられるわけがないでしょうが!」

こうして霊夢との弾幕ごっこが開始された…!

 

さて、ここで問題が生じる。それは僕の打てる弾幕には限りがあることだ。それはそうだ。昨日の今日で覚えた弾幕術、これを何発も打てるわけがない。ので僕はとにかく無駄な攻撃をさけ、一瞬の隙ができるその時を待つ戦法でいくことにした。

「とりあえずこれでもくらってなさい!」

霊夢から飛ばされる無数の弾幕。以前聞いた話では弾幕ごっことは美を競う遊びであるとも聞いている、ならばきっと隙間だってあるはず僕は少ない動きで飛んでくる弾幕を避けた。

「っとと、案外避けれるもんだな…。」

「へぇ、その程度でそんなこと言ってたらこれは避けられないわよ?」

再び霊夢から弾幕が飛ばされる。今度はさっきと同じような真っ直ぐの弾幕だけではなく、左右に動く弾幕も一緒に飛ばされていた。

……あれは確か一方向にしか曲がらないはずだから…、それに合わせて避ける事ができたら…よし!ここで弾幕を放つ…!

僕は手に霊力を集中させる。現れる赤い球、これを霊夢に打ち込む…!

「これで!」

しかしまぁ、こんな攻撃で被弾させられるはずもなく…。

「はぁ?こんなもんなの?これには当たらないわよさすがに。」

サッと避けられてしまう。

「さすがにダメかぁ…。」

「当たり前。それじゃ勝たせてもらうからね!あ、ちなみに負けたら罰ゲームだから!!」

「えぇ?それは聞いてないぞ?!」

「今言ったもの、それじゃくらいなさい!『霊符 夢想封印』!!」

霊夢の周りからカラフルな弾幕が現れ、それが僕に襲い掛かる…!

おいおいこれを避けるってのは無理だな、そう判断した僕は相殺できないと知って、それでも希望に縋る気持ちで自身のスペルカードを発動させる。

 

「くっそ!だが、霊夢の動きが止まった!今がチャンスだ!くらえ!

『重符 重力光弾』!」

僕の手の周りから黒い球体が生成される。そして照準を霊夢に合わせて、僕は自身のこの攻撃を霊夢へと放つ…。

放った瞬間、僕の体にとてつもない重圧がかかる…。

「ーーー。この技、重い…?!」

しかし、目線は変わらない、狙うのは頭上の霊夢なのだ、あたれ…!

これが当たれば多少はダメージになるはずd…

「…ぐふぅ!」

突然体に大きな衝撃が走る。なんだと考えていたが、そう言えば霊夢のスペルカードを一切相殺してないじゃないか…。

体制もズレ、僕の放った攻撃は大きく空を斬るのだった…

そして僕は残る4つの大弾幕をモロに食らう羽目になった。

 

夢想封印を撃った直後、創真がスペルカードを発動した。その球体は即座に収縮して私に一直線の光線となって降り掛かってきたのだ。

そのあまりに早い速度に私は反応することが出来ず、被弾してしまうのかと思ったのだが、私の夢想封印が彼に直撃して、その軌道が大きくズレ私に命中することはなかった…。

「…なんなのよ今のスペルカードは?」

創真が気絶した後ぽつりとそうこぼす、なんと言ってもあの威力だ、恐らく魔理沙のマスタースパークと同等程の力があった。

…まって、創真がそんな威力を出せるはずがない…。なら何かを代償として発動させる、代償スペルなのでは?

とにかく今は創真を介抱しないといけないわね。

と、霊夢は考えを放棄して、創真の元へと向かうのであった。




はい、2000文字でした!(オーバー)
やっぱり読み応えとかってあるんですかね?
そういうの感想とかで教えて欲しいです!

そんでオリジナル要素を出しました。それは、代償スペルです。
これは使用者にもダメージが入る代わりに、強力な攻撃を使える、というものになっています。

それじゃ!次回も見て欲しいです!


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白黒の魔法使い

7話目です!
今回は少しごっちゃになりました…。
でも、ぜひ楽しんでくれたら幸いです!
ではどうぞ!


霊夢との弾幕ごっこを終えて、僕が意識を取り戻したのは、それから2日後になった。

「んー……、こ、ここは?」

「!やっと意識を取り戻した!大丈夫なの?!創真!」

僕の横で霊夢がそう言った。体を起こそうとしてみたら、霊夢にガッと肩を掴まれ、寝かしつけられた。

「ダメよ、まだ動いちゃ。あんたは私の夢想封印を全て受けてしまったの。だからあと1週間は安静にしておきなさい。」

夢想封印ってのは、相当な威力を持ったスペルカードらしい。僕みたいな生身の人間がくらったら、暫くの間動けなくなってしまうようだ。

「分かったよ。でもずっとこの状態じゃあ、暇で仕方ないよ。」

「それでもよ。まぁ、あんたが動けるようになるまではしっかりと看病してあげるから安心しなさい。」

そうして僕は霊夢に看病してもらうことになり、霊夢は手すら動かない僕のために何かと手伝ってくれた。

「はい、創真あーん」

「あ、あーん、美味しいよありがとう。」

こうやって霊夢にご飯を食べさせて貰っているのにももう慣れた。でもまぁ、年下の女の子に食べさせて貰うってのは中々に子恥ずかしいもんだなと僕は思った…。

 

それから、1週間が経ち、僕の体も動かせるようになってきた。長い休養も終えたので、早速僕は空を飛ぶことの練習を開始した。

霊夢を驚かせたかったので、ぼくは霊夢には内緒で神社からでて、森のところで練習をしていた。

「…っと、結構浮かんでいるんじゃないか?」

僕は以前よりも早く空中で移動することが出来ていた。そうして練習を続けていたら…。

 

ーーガサッ

突然後ろの茂みから音が聞こえた、誰だと振り返るとそこには…。

緑の小人のような奴がいた。そいつは「……ギィ、ガ…ァ……」

などといううめき声をあげて、どこからか現れた2匹と共に僕に襲いかかってきた。

「こいつらが霊夢の言っていた妖怪か?!」

僕はとっさに弾幕を撃つため、霊力を練るがこれでは1匹当てる分か間に合わない…!!

僕は襲い掛かる3匹を間一髪でよけ、カウンターの弾幕を撃ち込んだ。

「ガァ……!」

僕の弾幕をくらった2匹がそんな悲鳴をあげて、吹っ飛ぶ。そしてそれを見た1匹も慌てて逃げていくのだった…。

「ったく、一体なんだっていうんだ?あんな妖怪がうじゃうじゃいやがるってのか?ならここは危ないな。神社に帰ろう。」

そうして僕は神社に帰っていくのだった…。

 

 

「創真!あんたどこいってたのよ!!」

神社に帰った僕に対して霊夢はそう叫んだ。

「ちょっと運動に行っていたんだよ。なんてことなかったよ?」

「それでもよ!あんたはまだまだ弱っちんだから私の元から離れないで!だからこの神社から勝手にでていかいで!」

霊夢は相当お怒りのようだ…。しかし、それも当然、自分の子供が勝手に出ていったら怒る親みたいなもんなんだろうな…と僕は思った。

「まぁまぁいいじゃないか霊夢、そいつがさっき言ってた創真ってやつなんだぜ?」

霊夢の後ろからそんな声がした。声のする方へ目をやると、そこには白と黒をベースとした服をきて、大きな帽子を被る、金髪の女の子が座っていた。

「えぇ、そうよ、このバカが創真。創真あっちにいるのが…」

「おおっと、霊夢、私の説明はいいんだぜ、私が自分でするんだから!」

そう言って少女は僕のところへやってきて…。

「創真って、言ったか?私の名前は霧雨魔理沙、こう見えても魔法使いと異変解決者なんだぜ!」

「僕は博麗創真、霊夢の弟子をやっている。よろしく。」

等と挨拶を交わす。そういえば異変解決者ってなんだ?

「なぁ、異変解決者ってなんの事なんだ?」

僕がそう言うと魔理沙は「まじかよ…」と声を漏らした。

「霊夢、それぐらいこいつにも教えておけよな、」

「知らないわよ、それに最近は異変も起きてないんだからべつにいいと思ったのよ。」

「まぁ、いいかそれじゃあ教えるぜ?この幻想郷では実は結構な頻度で異変ってのがおこりやがるんだよ、そこでそれを解決するのが私達異変解決者ってやつだ。」

……つまるところ正義の味方ってことなのか。と僕は1人でそんなことを考えた。だって想像つかないし、仕方ないよな……と思う。

「まぁ別に分からなくても大丈夫よ、どうせ異変なんて私がチャチャッと片付けるから。」

「おいおい霊夢?私がいるってことも忘れるんじゃないぜ?」

等と言い合う2人、元気があっていい事だ…。などと考えていたら魔理沙が、

「創真、お前多少は弾幕を扱えるんだろ?なら私と弾幕ごっこしようぜ!」

「あぁ、べつにかまわないy……」「ダメよ」

「っえ?」

突然霊夢にダメと言われて振り返る、どういうこと?霊夢は普段こんなに強く否定をしないので、なにごとかと思ったら…

「創真はダメよ、こいつはまだ戦えるほど強くないわ。だから弾幕ごっこをするのはダメ。」

「でもこの前は戦ったじゃないか、それでもいけないのかい?」

「あのねぇ……あの後あんたは1週間も寝込んだのよ?また布団で過ごしたいの?それにあんたのスペルは使用するだけで体に大きな負担がかかるんだからこんな所でつかうのはダメよ。」

「そうなのか…、分かったよ。ごめんな魔理沙、そういう訳で弾幕ごっこはできないよ。」

「ふむ…、分かったぜ。じゃあ2人とも、私は家でまた研究の続きをするから、そろそろ帰るんだぜ。」

「あぁ、それじゃまた。」

「おう!それじゃぁな!」

魔理沙は箒にまたがってそのまま空を飛んでいった…。まじもんの魔法使いやないか…。そう飛ぶ魔理沙を見ながら僕はそう思うのだった…。

その後、霊夢に今日の出来事を話すと…無言でビンタされた後かなり怒られてしまうのであった…。




これで7話は終了です。
魔理沙の登場回ができました!
少しずつ文字数が増えていっている…
読み応えとかはわからないけども、そういうのも感想とか書いて欲しいです……(催促)
それじゃ次回も楽しみにしてください!


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紅霧異変編 覆うもの

8話目です!
今回は短めになっています。
それでも楽しんでいってね!
それじゃ!


僕はその日、霊夢が人里にでてお祓いをしに出かけていってたので、1人で鍛錬をこなしていた。

僕の鍛錬というのは、腕立て、腹筋、スクワットを500回ずつやった後霊力を高めるために座禅をくみ、精神を統一させるという内容の物だ。初めは死ぬ程辛いのだが、だいたい5日ぐらいで慣れてきて、今ではそれを4時間でこなすことができるようになっていた。

「…だいたいこんなもんでいいか、ついでに浮遊の高度をあげてみよう。」

最近は、この鍛錬の他にも空を自由に飛び回るために自己流だが、少しずつ訓練をしていた。その成果もあってか、前は浮かぶのが限界だったが、最近は上昇や降下、旋回等と様々な動きを空中でできるようになった。

「ここを……、こうしてと…そこから…、一気にあがる!!」

こうして僕は今日もまた少しずつ空中浮遊の精度を高めるのであった…。

「それにしても…、幻想郷ってのは平和な場所なんだなぁ…。」

等と言っているが、僕はきっと、神社にこもってばかりだから妖怪とかそういうのに会うことが少ないのでこんなことを言えるのだろうな…と思った。それでもここは平和だ。なんなら、今異変でも起きたら、どうなるんだろうなーと考えていたら…、

その瞬間空を紅い霧が覆った。

 

霊夢は用事があり、人里に来ていた。その用事とは人里の人間が突如いなくなるから、調査してほしいとの事だった。

霊夢はこの用事を早々に終わらせて、創真にと団子屋で団子を買っていた。そんな霊夢の元へと金髪の少女がやってきた。

「よお!霊夢、奇遇だなこんな所で。」

「あぁ、魔理沙、確かに奇遇ねどうしたの?」

「どうしたも何も最近は異変とかもないだろ?だからこうやって人里でなんかしようかなー、なんておもってきたみたんだぜ。そしたら団子屋にいるお前を見つけたってことさ。」

「そういうことなの、まぁ、確かに最近は異変も起こっていないからかなり平和よねぇ…」

「霊夢が平和ボケしてないか心配だぜ?だってお前修行とか絶対やらないもんな。」

「当たり前よ。私は修行なんてしなくても妖怪には負けないから。」

魔理沙は疑問に思った…、ん?人間に霊夢よりも強い奴がいるのか?と、

「なぁ霊夢、人間にはお前より強いやつはいるのかぜ?」

「今のところはいないけどね、そのうちできるかも…っあ!あんたではないから」

「一言余計だぜ…、それにしても一体誰なんだ?そんなお前を認めさせる程の実力者ってなかなかにいないからな……、1度手合わせしてみたいぜ。」

「そうねぇ、ま、その内戦うことになるんじゃない?それじゃあ私はこれで神社に帰るわ、創真が待ってるし。」

「おう、創真によろしくな。」

そうして霊夢は魔理沙と別れて神社へと向かった。

「にしても本っ当に平和ねぇ……。」

霊夢自身ここまで異変が起こらないということは滅多にない事なので、いつかでかいのが一発来るんじゃないかなとそう思っていたその矢先……。

空を紅い霧が覆う……。




8話目終了です!!
6話目当たりが2000文字とかかな?戦闘シーンとか長くなるんですけどもね、こういうのは、短くなりがちなんです()
それじゃあ感想とか評価、お気に入り登録とかしてくれたら嬉しいです!!
それじゃあ次回も見てね!じゃ!


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異変の元へ

9話目です!
今回もお楽しみください!
それでは!


「おい!創真か?霊夢はまだ戻っていないのか?」

霊夢の帰りを待っていたら、箒に乗った魔理沙が神社に帰って来た。

「あぁ、まだ人里の方にいるんだと思う。それよりも魔理沙この空は一体なんなんだ?」

「これが異変だ。それも今回はちと規模がでかいやつだ。」

これが異変なのか…しかしこの空一帯が紅く染める程の力を持ったやつがこれを起こしたってことは…

「こんなものを解決するのか?」

僕は魔理沙に問う。すると魔理沙は

「あぁ、こんな異変だろうとな私と霊夢にかかれば朝飯前なんだぜ!」

と自信たっぷりに言う。

それでもこんな異変を起こすなんて…異変を起こしたやつは何が目的なんだ…?それにしては太陽の光がないせいで少し暗い。ん?太陽がきえている?僕はふと疑問に思ったので魔理沙に聞く

「なぁ、妖怪ってのは太陽の下では力を出せないんだよな?」

「あぁ、そうだぜ。でもなんでそんなこと聞くんだ?」

「いや、この霧で太陽の光が遮られてるから、これはまずいんじゃないかと思ってな。ほら、人里って所に人がいるんだろ?ならあそこを狙う妖怪が出てくるんじゃないかなって…」

霊夢から聞いた話では、妖怪は人を喰らうという。ならば太陽が出ない今、人里がおそわれる危険性だってある。

「それもそうだな、早いうちにこの異変を解決するとするぜ。あと創真、 私は行くがお前は霊夢が戻ってくるまで大人しくしていろよ。」

「分かった、魔理沙も気をつけろよ。」

「なぁにこんな異変ぐらいちゃちゃっと解決してやるから安心してろよな!」

そう言って魔理沙は再び箒に乗って飛んでいった。

さて、霊夢が来るまでぼくは何が出来る?とにかく霊夢の武器とかを取り出して来ないと…!そうして僕は以前霊夢が教えてくれた異変解決用の装備を武器庫から取り出しに行くのだった…。

 

「創真!ちゃんといる?!」

魔理沙が出て行って少ししたぐらいに霊夢も戻ってきた…。

「霊夢!こっちにいるからちょっときてくれ!」

「あんたなんで武器庫にいるの?」

「霊夢の道具を取り出そうかと思って…」

「私のは私の部屋にあるわよ?まぁ、異変が起きたもんだから少し解決に行ってくるんだけど…魔理沙は来なかったの?」

「魔理沙なら先に行っちまったんだ…それで霊夢この霧だと妖怪達は活発になるんじゃないのか?」

「そうね、太陽がないんじゃ活発になっていると思うわ。だから人里に被害がでてしまう前に異変の元凶を叩いてくる」

「待ってくれ!」

僕は霊夢を引き止めた。霊夢は「なに?」みたいな感じで僕を見ている。

「僕も連れて行ってくれ!」

「あんた馬鹿なの?流石に今そんな時間はないの、あんたはここでお留守番よ。あんたにはこの神社を守ってもらうの、頼むわよ?」

「ゔ…わ、わかった…。この神社を妖怪の手から守ってみせるよ、だから霊夢も無事に帰ってきてくれよな。」

「当たり前よ、妖怪ごときに遅れをとる博麗の巫女じゃないわ。任せておきなさい。」

そして霊夢も飛び立って行った…。

それにしても僕はまたお留守番か、自分自身弱いのも重々承知している。なので行けないことも分かっていたのだが…

「即答ってのがまた辛いよなぁ…」

なとと呟く。もうちょっと考えてくれてもいいのに…

「なら、貴方も行ってみたらいいのではなくて?」

ハッと振り向く。そんな、侵入者がいるなんて!しかも境内の方だって…?!そして振り向いた先には紫の道士服の様なものを着ていて独特の帽子をかぶっている金髪の淑女がいた…。何だこの子…何処かで…?

「お久しぶりですね、今は……創真でしたっけ?」

「なんでその名前を…まぁいいか、僕が博麗創真です。あなたは?」

「私は八雲紫。この幻想郷の管理者ですわ。」

幻想郷の管理者?でもまぁ今はそんなことよりも

「どうして僕の後ろに現れたんですか?それがあなたの能力?」

「畏まらなくていいのに…、まぁそんなとこですからお気になさらず」

「それよりも…です。創真、貴方は早く霊夢達を追いなさい。今回の異変は貴方が決め手になることでしょうから…」

「僕は霊夢や魔理沙よりも弱いんですよ?なのになんで僕が決め手になるんですか?」

「それは秘密です。さぁ、早く行きなさい。この神社は私が守って差し上げますから。」

そう言って紫さんは神社の方に座った。あれで神社を守れるのか?

まぁでもこれで、霊夢達の元へ行ける…。

「ありがとう紫さん!それじゃあ行ってくる!」

そう言って僕は勢いを付けて大きく飛びムササビの感覚で手を大きく拡げて、空を滑空するように滑っていく。これが今の状態でこの神社から早く降りる方法だから、そして地面に着いたらそのまま霧の濃くなる方へと駆けていくのだった…。

 

1人になった神社で私は笑った。

「まさかここまで成長しているなんて…、これなら何も心配はいらないようですわね…」

そして私はスキマから紅茶をだして、それを嗜むのだった。

 




これで9話目終わりです!
結構話のペースとか早い気がするんですけど、そういうのってどうなんですかね?
良かったら感想で教えて欲しいです!
それじゃあ次回もお楽しみに!


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暗闇の少女

祝!10話目です!(そこまでめでたくない)
そんな10話記念に出てくるのは、あの人です!
それでは楽しんでいってね!


神社から飛び出して数分後…僕はかなりの数の妖怪達と戦っていた。

「数が少し多いな…、この量だと弾幕を撃つのが追いつかないぞ…!」

妖怪たちの攻撃を避けて弾幕を頭に撃ち込んでいたのだが、数が多すぎる…。このままじゃペースが崩れて一気にやられてしまう…と判断し、僕は大きく空に飛びスペルカードを発動する!

はんげき もうらじゅうりん

「数には数だな!スペルカード発動!『範撃 網羅蹂躙』!!」

僕の身体全体から、大量の弾幕が発生し、それらが一気に低級妖怪たちに降り注いだ…妖怪たちはこれをまともに受け、撃ち終えた後、そこにいた妖怪は全て息絶えていた。

「ふぅ、何とか勝つことが出来たな…、う"っ!やっぱり反動がきついな…」

僕の身体に大きな衝撃が走る…、このスペルも霊夢の言う代償スペルカードなので、自身の実力以上の破壊力を出した後に僕に襲うのはその威力に見あっただけ身体にダメージが入ってくるのだ。

このスペルの代償は撃ち終えた後、一気に脱力感と頭痛に襲われる。

しかし使用している間は代償は起こらないので、重力光弾よりかは使い易いのだと思う…。

脱力感が酷いので、僕は歩いて霧の濃い方へと向かう。

すると…歩いてる途中に一人の少女が倒れているのを見つけた。

「君!大丈夫か?!」

僕はその少女の方へと向かう。なんでこんな所にこんな女の子がいるんだ?そう思ってその子が人里の子なのか聞こうとしたら…その少女がムクリと立ち上がって僕にこう尋ねた。

「大丈夫なのだー、それよりもお前って…」

「食べられる人類かー??」

そう言って彼女の周りが暗闇に覆われた…。

 

頭が追いつかない。どういうことだ?なんであの子の周りは暗闇に覆われたんだ?等と考えて、1つの疑問が出てくる。

ーー彼女は、人間なのか?

そう思った僕は彼女に尋ねる。

「君は誰なんだ?人間……なのか?」

「冥土の土産にきいておくのだー。私はルーミア、これでも大妖怪なのだー。」

「だ、大妖怪?なんでこんな所に大妖怪がいるんだよ?」

「それは太陽が隠れたから、人間を食べようと人里に行こうとしていたからなのだー。でも紅白の巫女にやられて、地面に叩き落とされたのだー」

つまりこのルーミアは先程霊夢に退治されたってことか…。それなら少しぐらい弱体化しているかもしれないな…。だが、弱体化していたところで今の僕の状態では返り討ちにあうだろう…。ならば別の解決策を考えなければ…、

「そうだ、お前腹が減ってるんだよな?」

「そうなのだーだからおまえを食べちゃうのだー」

「待て待て、僕を食うよりももっと美味しいものを食わせてやるからさ、ちょっと考え直せよ。な?」

「お前よりも美味しいものかー?ならそっちを食べるのだー!早く出すのだー!」

するとルーミアの周りにあった暗闇がたちまち消えていった。

「仕方ないなぁ…、ちょっとまってな?」

そうして僕は懐からおむすびを取り出す。そしてそれをルーミアに渡す。

「おむすびなのかー?これが美味しいものなのかー?」

「あぁ、そうだ、これは僕が作ったものなんだが結構自信作なんだよ。」

「ならこれを食べるのだー!」

そしてルーミアは僕のおむすびを食べる。するとルーミアは

「これ、美味しいのだー!ありがとうなのだー!」

かなり喜んで僕のおむすびを食べてくれた。そして食べ終わったらルーミアはこう言った。

「お腹1杯なのだー。ありがとうなのだー。えーっと名前はなんなのだー?」

「僕の名前は博麗創真だ。よろしくな、ルーミア。」

「博麗?!ならお前はさっきの巫女の仲間なのかー?でもお前はおむすびをくれたいい奴なのにー…。」

「それは気にしなくてもいいんじゃないか?それよりもその巫女って何処の方角に行ったか分かるか?」

「それならあっちに行ったのだー。」

ルーミアは霊夢の行った方角に指を指す。

「なるほどあっちか。ありがとうルーミア。それじゃ僕はもう行くね?」

「分かったのだー!おむすびありがとうなのだー!創真!」

「気にするなよ。困った時はお互い様だよ、それじゃあまたね!」

脱力感は抜けていなかったがそれでも僕は再び空を飛び、ルーミアの指した方へと向かうのだった…。




10話目終わりです!
ルーミアの喋り方とかよくわかんね!!
楽しんでくれたなら幸いです!

誤字脱字や、感想などあったら書いてってください!
それじゃあ次回もお楽しみに!


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氷の妖精

なかなか戦闘シーンの表現が上手くないなぁ…と読み直して、書き直して思ってしまう…、
それでも楽しんでくれたらいいなと思います!
それじゃ!


ーー数時間前。

「くらえ!『魔符 スターダストレヴァリエ』!」

ーピチューン!

「それじゃあ私は先に急ぐんだぜ!!」

 

ーー数分後。

「どきなさい、『霊符 夢想封印』!!」

ーピチューン!

 

「ねぇチルノちゃん、もうやめとこうよー。」

「大丈夫だよ大ちゃん、アタイはサイキョーなんだから!次にきたやつには絶対勝てるから!」

「さっきもそう言って負けてたじゃん。次は怪我しちゃうよ?」

2匹の妖精は揉めていた。片方は、次に来た人間に勝負を挑もうとする水色の羽の妖精で、もう片方は緑で大人しそうな見た目をした優しそうな妖精。この2匹が争っている時に運悪くその場に出くわしてしまう哀れな人間が1人…。

 

「あ!大ちゃん!人間がきたよ!!おい!おまえ!」

「っえ?僕?」

突然話しかけられたもんだから少し驚く。それに彼女達の様子を見てみたら…、羽根が生えてるようだ、つまりは妖精か…。

「あ、すいません!チルノちゃんまずいよいきなりそんな引き止めちゃ…っあ、すいません気にしなくてもいいですから…。」

「大ちゃん大丈夫だって!ほらそこのお前!私はサイキョーの妖精のチルノだ!お前の名前はなんだ?」

目に優しい色だなと眺めていたら、水色の…チルノ……だったかに名前を聞かれた。

「僕は博麗創真だよ。よろしくね、チルノ。それと……」

「大妖精です。創真さん。」

「あっ、そうそう大妖精ちゃん……、長いから大ちゃんでいいや。」

「そうそう大ちゃんでいい…って人間!!アタイと弾幕ごっこをやれ!」

話がズレたかと思われたが、残念ながら話題を戻されてしまった。

「できればやりたくないんだけど…、やらないとダメか?」

なんとか戦いを避けて行きたいので僕はチルノにやりたくない意志を伝えた、がしかしチルノは…。

「うるさい!お前はアタイと弾幕ごっこをやるんだ!ここを通りたいなら早く弾幕ごっこをするんだな!」

「大ちゃん、そこを魔理沙や霊夢がとおったのか?」

「そうですね、魔理沙さん達はこの先に居ると思います。」

「そうか、ならば…チルノとの弾幕ごっこを受けよう。」

「そう来なくっちゃ!それじゃあ早速いくぞ!くらえ!」

チルノから無数の氷型の弾幕が放たれる。小さい分数が多いため、落ち着いて躱していく。そして、少しずつ近ずき…弾幕を撃ち込む!

が僕の弾幕は氷の壁によってチルノに被弾することは無かった。

「何?!」

「このサイキョーのシールドを超えないとアタイにダメージを与えることはできないぞ!!」

「くそ!どうすれば……とにかく撃ち込む!!」

霊力を集中させ、一気に放出する。それでも氷の壁は破壊できなかったが……。

「…!そういう事か。ならば…こいつで!」

僕は霊弾の外側に霊力を纏わせて、2重の霊弾を生成した。そしてこれをあの氷に放つ…。

「はっはっは!何度やっても同じだぞ!そんなことで壊れる筈がn…。」

ーパリン と氷の壁がみるみる砕けていった。

「なっ、どうして?!」

動揺して、弾幕を撃ってこないチルノに僕は2発弾幕を撃ち込む。

するとそれに気づいたチルノも忙殺しようと弾幕を撃つが間に合わず2発被弾させることに成功した。

「くそっ!やるな…!ならばアタイの必殺技をくらわせてやる!

『氷符 アイシクルフォール』!!」

先程の弾幕よりも早くて、より精度の上がった弾幕が僕に襲い掛かる。

「こんな隠し玉持っていたのか…、でもまぁ、それでもやっぱり隙間がありすぎる。これじゃあ避けてと言ってるもんだ……!」

僕は身体を捻り、傾けて上手く回避していく。そして被弾しそうなものはこちらから弾幕を放ち相殺して、被弾を防ぐ。

そしてその内に…、チルノのスペルブレイクが起こった。

「そんな!これを耐えきるなんて!!」

「今度はこっちの番だぞ!」

僕はチルノの上に大きく飛び越えて、腕を広げて霊力を溜め込む。

そしてその腕を大きく振りかぶってチルノの方へと向けて、チルノへと放つ!

「くらいな!霊力ダブルバスター!!」

放たれた弾幕は螺旋状となり大きな1つになり、チルノにぶつかる。

ーピチューン!

そしてチルノの身体が消えた…。

「って、どうなってるんだ?!大ちゃん!」

「これは創真さんの勝ち…ですね、おめでとうございます。チルノちゃんは暫くは復活しないので、このまま先に向かってください。…あ、チルノちゃんはちゃんと生きているので安心してください。それじゃあお気を付けてください。私はチルノちゃんが復活するまで待って家に帰るので…」

「死んではいないのか…良かったぁそれじゃあ先に向かわせてもらうよ。それじゃあね大ちゃん。」

「あ、創真さん!」

大ちゃんに呼び止められた。どうしたんだろう?

「?どうしたんだ?」

「向こう側に湖があるんですけど、そこに突然館が現れたと思った途端に霧が発生したんです。」

「つまりはあっちに行けばいいのか、ありがとう助かった。」

「それじゃあもう僕はいくね。じゃあまた!」

そうして僕は湖へと向かう…。霊夢達はもう辿り着いているのだろうか…。

 

ー同時刻。魔理沙視点

魔理沙は湖の館に侵入し、地下図書館にいる魔女と対峙した後に元凶を探すため、館を探索していた。

そして、図書館から地下へ続く階段を見つけた。

「なんだ?こんな所があったのか?」

そうして魔理沙は地下へと向かうのだった。

 




これでこの回は終了です。
次回…ようやく紅霧異変中編です。

それじゃあ次回も読んでください!


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門の前の真剣勝負

書きたかった回。結構長めになってました。
良かったら最後まで読んでみてください!
それでは!


「ここが大妖精の言っていた湖か…思ったよりも広いんだな。」

僕は大妖精に教えて貰った方角へとむかい、森を抜けて湖に着いた。

湖の周りはより一層霧が濃くなっているため、恐らくこの近くに元凶がいるのだろう。そう思い僕は湖の周りを散策することにした。

そして……ある程度散策していると、明らかに雰囲気の違う館を見つけた。

「明らかにここだけ雰囲気も違うし、何よりも湖とミスマッチだよな…多分ここにこの異変の首謀者がいるんだろうな。ならば侵入しますか…」

そう言って空を飛び柵を飛び越えようとしたら、謎の空間に弾き飛ばされた。

「ーーっ?!どうなってるんだ…。」

柵を越えたと思ったが、何故か時空が歪んだのかのように吹き飛ばされた…。

(これは…正面から侵入した方がいいよな。)

そうして僕は正面の門を探す。するとそれはすぐにみつかった…が、そこには門番らしき人物が立っていた。…が、その門番はかなりボロボロになっており、更にそいつは立ちながら眠っていた…。

「おいおい…なんだあの門番…寝ているのか?だが、あれなら……。」

(横を通り過ぎて行けないかな…?)

そう考えて僕はゆっくりと門へと近付いていく。そして横を通り過ぎようとした時…

僕のとなりにいた門番から尋常じゃない殺気を感じる。

僕は大きく後ろへ立ち退く。

ーーこの殺気はなんだ?さっきまで眠っていた筈だったのに…!

 

「残念でしたね。ここは紅魔館。部外者の貴方を屋敷に侵入させる訳には行きません。今なら侵入しようとしたことは見逃してあげるから、さっさと帰りなさい。」

「帰ることは出来ないんでな、僕は中に入らせてもらう。どうか通らせてくれないか?」

と僕はその門番に頼んでみる。だが門番は

「流石にそういう訳にはいかないので…まぁ帰らないのなら門番として、貴方と戦わないといけないですね。」

そうして門番は構えをとる。あれは中国拳法か?そんなもの使われたら純粋に勝てないだろ…。ここは少しでも勝算のある弾幕ごっこに誘導しなければ…!

「なあ、門番さんよ。戦うとしても弾幕ごっこをするんだよな?」

「なんだ知ってたんですか…。ならば仕方ない、それではいきますよ!!」

すると門番は弾幕を放ち…そのまま門番自身が突っ込んできた…!

(結局接近戦は使ってくるのかよ!)

そのまま門番は正拳突きを僕の眉間に打ち込んできたが、それを何とか横に飛んで躱して弾幕を撃ち込むが、門番はその弾幕を蹴り飛ばした。

「弾幕を蹴る?!なんだあんた!」

「喋っている間があるならば少しでも私から逃げることをしてみては?」

そうして再び両者は互いに向き合い、そして門番が突っ込む。

(次は正拳突きをフェイントに掛けてそのまま回し蹴りをくらわしますかね…)

瞬時につぎの手を考えた門番はそのまま創真に正拳突きを放つ…。

「またその技か?」

そう言って同じように避けようとした瞬間、門番は突き出した腕を戻し、そのまま勢いを付けて僕の脇腹へと蹴りを入れようとする…

咄嗟にフェイントと把握した僕はその蹴りを受け止める…が、その蹴りの勢いは止まることなく、僕の体を大きく吹き飛ばした。

そのまま僕の体は地面に叩きつけられて、そのまま勢いが殺せず地面を転がり回る。

「グッアガァアアア!イッッだァァ…!」

ーーくそ!どうしてこんなに蹴りの威力が高いんだ…。

「あ、言ってませんでしたが、私は人間ではなく、妖怪ですよ?」

「な、なるほどなぁ。そりゃあ僕の身体能力では、あんたの攻撃は受け止められない訳だ…。」

「えぇ、まぁそういうことなのでそろそろ本気…だしますよ?」

そう言って門番はスペルカードを発動させる。

「さようなら、侵入者さん?『彩符 彩雨』!」

そのスペルを発動した門番の周りから雨の様な弾幕が撃ち込まれる。

(これは、避けられるといえば避けることができる…が、それで避けてもあの門番がまた接近してくるだろうな。それならば…、この方法で迎撃してやる…!)

そしてスペルを避け続けると、案の定門番は僕に目掛けて突っ込んでくる…。チャンスは一瞬、一度きりのこのタイミングだ…!

そして門番は大きく腕を突き出す。

そして僕はその腕をかいくぐり、門番の腹部に全力の弾幕を撃ち込む。

「グフッ!……やりますね…」

モロに受けたのか、門番は後ろへ飛びのけた。そしてまた構えを取り直し、僕を見据える。

そして僕はこの門番に有効なスペルを考える。

(ダブルバスターはダメだ、あの門番なら恐らく難なく突破してくる…、ならば網羅蹂躙ならどうだ……?いや、あの技を使って倒せなかったら、僕はもう反撃の手段がなくなってしまう…。それなら、やはり次に突っ込んできた時にあのスペルを合わせて倒す!!)

門番は無数の弾幕を放つ。それは法則性があり、美しさがある、そんな弾幕だった。だが、綺麗なだけでなく、密度もそこそこあるのだ。

さらにその弾幕を避けようと回避をとろうとしたら…、なんと腕からビームを撃ち出てきた…!

「なんだよその技ァ!………ッグァ!」

そのビームに気を取られ、僕は飛んでくる密度の弾幕を避けきれず、被弾してしまう。そして残る弾幕を避けきれないと判断し、

「流石に不味い!これは撃ち落とす…!」

避けきれない弾幕に弾幕を合わせて忙殺する……。

何とか一撃の被弾で済まし…僕は構え直し、門番に向かって飛翔する。

「空を飛べないと思ってます?私だって飛べますからね?」

「あんた程の実力者なら飛べるだろうさ…。だがな?空中ではその中国拳法は使えないだろう?」

「えぇ、ですので別の戦闘方法で戦います。もう、全力で叩き潰しますよ。」

そうして門番は僕に向かって来た。なので僕は2発の弾幕を撃つ…

その弾幕は大きく軌道を逸らして門番を躱すように逸れた。

「どこを狙っているんですか…まぁ、この一撃を受けなさい。」

そして拳を突き出す…。僕はその拳を霊力を纏った手で掴み、体を大きく回転させて、バランスを崩させる。そしてそのまま地面に投げつける。しかしまぁ門番は綺麗に着地する、そして再び僕の方へと正拳突きをしてくる…。

ーー瞬間、空気が振動して空気砲のようなものが僕に飛んでくる…。

この不思議な現象につい見とれて僕は空気砲を受ける…

(……離れていてもダメージが大きいんだな…。)

そして僕を見据える門番を眺めている瞬間、僕の身体は長時間の飛翔に耐えられず、ゆっくりと地面へとおちていってしまう…。

ーー僕は考える。

(このまま地上戦に戻ってしまったら、敗北は不可避…!ならばこの落下にすべてを賭ける!!)

僕は勢いに乗ってスペルカードを発動させる……。

 

門番は僕を定めて対空攻撃の構えをとる。

(彼がいきなり速度を付けてきた…?恐らくはもう空を飛べないのだろうからの賭けなのだろうけど…。)

「甘い!!」

門番は能力をフルで解放させる…。これが彼女にできる最高で最強の状態にする…。

 

僕の考えをこの門番は察したのだろう…。こいつはこの戦い最大の力を持って僕を迎撃する筈だ…。だが今更逃げることは出来ない!このスペルで必ずあの門番を打ち負かす…!

「喰らえ…!『重符 重力光弾』!!」

僕の手に黒い霊弾が発生する…。そしてその霊弾を放った瞬間…、

僕の身体は一気に重圧に襲われ地面に堕ちる。だが、既に弾幕は放った後だ…、後は命中した門番がそこに立っているか…だ。

 

「何を撃って…?!」

突如撃ち込まれた黒の霊弾は私の手元で変化し、迎撃しようとする私の横腹に綺麗に直撃した。

「っが、ァああ……!この…威力は、つ、強すぎる…」

そして門番は地に伏した。これで館の中に入ることができる…。

だが、僕は既に満身創痍だった…。

フラフラとした足取りで、僕は門を潜り館の中に侵入するのだった…。




気がつけば3000字ってね。
読んでくれた方ありがとうございます。
やっぱりこういうの書くの苦手なんだなっておもいました。
変な表現とかあるんですけどもまぁ、そこは目をつむってください笑
それでは次回も読んでください!それじゃあ!


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自機組の活動

自機組と同時進行している形なので、彼女達の動きをまとめました。
サイドストーリーなので、主人公の動きはないんですけど…
こんな感じで霊夢たちは戦ってるよ!っていう感じです!
それじゃ!


ーー同時刻、霊夢は紅魔館の従者である十六夜咲夜に勝利し、この異変の首謀者の元へと向かっていた。

そして霊夢はその首謀者が居るであろう扉を開く…。

「あんたが今回の異変の首謀者ね?」

「いかにも、ようこそ紅魔館へ。私はこの館の主である

レミリア・スカーレットだ。」

ナイトキャップを被り、ピンクの衣装を羽織ったその人物は、その幼き見た目とは別な異様な存在感を放ち、玉座に座るその者の名は

レミリア。だが霊夢はそんなもの興味がないかのようにこう言い放つ

「へぇ、じゃあレミリア。この霧、厄介なのよ。早く消してくれない?」

「断る。この霧は私達吸血鬼には大切なものでな、これがないと自由に動けないのよ。だからこれを消すなんてことはできない。」

「そう、なら実力行使で止めてもらうから…!」

「それもいいな、さぁこい…こんなにも月は紅いのだから。」

レミリアは翼を大きくひろげ、霊夢はお祓い棒を構え両者は互いを見据える…。

そして2人は弾幕を展開する…。

片方は野望の為に…

 

 

もう片方は解決の為に…。

 

 

数刻前…魔理沙は図書館の地下にある部屋を見つけた。

「ここはなんだぜ?」

そこには重い鉄の扉があり、鎖で閉じられていた。

「ここまでするってことは何か大切なもんがあるってことか…?」

魔理沙は魔法でその鎖を破壊し、扉を開ける…重い扉は ギギギ…と

音を立てて開いた。そしてその部屋の中へと目を向けると……

そこには小さな少女がいた。金髪で背中には宝石のような羽根が付いている、可愛らしい少女。

「貴方…だれ?」

「私か?…私は霧雨魔理沙だ。お前の名前は?」

「私はフラン。フランドール・スカーレットよ宜しく魔理沙。」

「フランっていうのか、なんでフランはこんなとこにいるんだ?」

「私?お姉様にここに閉じ込めているからこんな所にいるんだ。」

「姉に閉じ込められてんのか…一体何時からだ?」

「もう、495年間は閉じ込められてる。」

「それは…きついな。よし!ならちょっと遊びに付き合ってやるよ!」

「本当?!じゃあ魔理沙、簡 単 に 潰 れ な い で ね?」

フランはその瞬間、能力を解放させる…。そして魔理沙もマジックアイテムを取りだしフランの出方を見る。

そしてフランは魔理沙に弾幕を放つ。それを魔理沙は箒で飛んで躱し

弾幕を撃ち返す。フランはこれを自身の弾幕でかき消してこう言う。

「アハハハハハ!!魔理沙、貴方最高よ!!ならこれならどう?」

フランは高らかにスペルカードを発動させる。

「禁弾『カタディオプトリック』!」

フランから多数の弾幕が放たれ、魔理沙はそれを躱すが、その弾幕は壁に反射し、魔理沙へと向かっていく…。

「…っとと、危ないぜ…。」

魔理沙はそれを何とか躱していく、だが狭い部屋の中で反射する弾幕はその密度を狭めて回避を難しくさせていく…。

「そろそろ当たるんじゃない?」

フランはそう挑発するが、魔理沙は冷静にミニ八卦炉を取り出して、

「まだくらわないぜ、とりあえずまぁ、これで何とか…!

『恋符 マスタースパーク』!!」

大きな閃光でフランの弾幕をかき消す。そしてそのまま…魔理沙の放ったマスタースパークがフランを包んだ…

「何よその、技は…?!」

ーピチューン!

フランはそのままピチュり魔理沙は、

「やっぱ、弾幕はパワーだぜ!」

そう言った魔理沙は吹き飛んだフランの復活を待つのだった…。

 

 

 




サイドストーリー~完~
霊夢はレミリアに勝つことが出来るのか…?!
みたいな感じ。
どうなるかは未定…レミリア最強説あるよ???
次回も楽しんでくださいね。


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対峙する従者

今回はメイドとの遭遇回です。
プラスで魔理沙sideの絡みもあります!

それでは楽しんでってください!


「はぁ…はぁ…。」

壁にもたれかかりながら、僕は館の中を歩く。その足取りも神社を出た時よりも弱々しい足取りになっていた。

(この状態では…恐らく次戦闘になったら場合、きっと戦闘にすらならないだろうな…。)

等と考えながら、歩いていると…エントランスに到着した。

「止まりなさい。貴方…何者ですか?」

「…!しまった…。」

…最悪の場面に遭遇してしまった。僕の目の前に銀髪のメイド服を着た女の人が立ちふさがった。

「君は…この館の…」

「この館のメイド長を務めています、十六夜咲夜です。貴方、なぜここに入り込んだのかしら?」

「僕は博麗創真だ…。僕はこの異変を解決に来たんだけど…どうやらここまでが限界らしい…ここの人達は強い。今の僕なんかじゃ全然さ。」

メイドは少し驚いたように問う。

「貴方、美鈴を倒して入ってきたんですか…?!そんな…貴方にそんな力があるようには見えないのに…。貴方は本当に何者なんですか?」

「なに、ちょっと頑張れば人だって妖怪を越えられるのさ、ただその代償は計り知れないものになるんだけどね。」

僕は眼前の少女…十六夜咲夜に戦闘の気はないことを伝える。

恐らく彼女も能力者だ。そんな人にこの状態の僕が勝てる見込みもない…。

「まぁ、貴方の状態を見れば分かります。その力を乱用したのでしょう?」

「まぁ、そんなとこさ。そう言えばここに紅白の巫女が来たと思うんだけど…、知ってるかい?」

するとメイドは悔しそうに言う。

「あぁ、あれは貴方の…。あの巫女とは戦いましたよ。負けましたけどね。」

「そうだったんだ…ならもうすぐ異変も解決するのか…?」

「それはないでしょう。私の主はとても強い御方ですので、きっと異変は続きますよ。」

「そんなに強いんだ…。まぁ、僕の出る幕なんてない筈だから後は霊夢に任せ……。」

ーその時、安心したのかはたまた限界が訪れたのか、僕はその場に倒れ込む。

(なんで?!この人は敵の前で急に倒れた?!)

咲夜は困惑していた…。侵入者を感知したのでわざわざ先回りしてきたというのに、その人は少し話すとそのままその場で倒れてしまったのだから、困惑するのも無理はない。

(とりあえずこの人はどうしようかしら…。博麗創真…か、もしかしたらこの人は交渉材料になり得る…?ならば)

メイドは時を止め、創真を客室へと運ぶのだった。

 

ーー同刻、魔理沙視点。

私は復活したフランと話をしていた。

「なあ、なんでフランはお前を閉じ込めた姉に文句を言わないんだ?」

「言いたいと思うんだけど…お姉様は私の部屋に来ようとしないから…言いたくても言えないの。」

フランは少し寂しそうに告げる。フランの羽根もそれに合わせて、少し垂れ下がっていった。それを見た魔理沙はフランにこう助言する。

「なら、今なら会えるだろ?扉だって破壊した。今、お前の姉は異変を起こしているんだ。だから私もここに来たんだ。」

「そうなの?でも…お姉様は私なんかとは話したがらないわ。だって会おうともしないんだから…」

「あーもう!始める前からうじうじするな!結果は起こってみないと分からないんだぜ!」

「で、でも…。」

フランの決めきらない態度に業を切らした魔理沙は、

「まぁ、別にいいぜ。このまま変化を望まないのならそうやってこの部屋に居ればいい。でもなフラン、チャンスがあるならそれに向かっていくのが大事ってことを忘れるなよ?それじゃ私は行くぜ。」

じゃあな、と魔理沙は告げて地下室を後にする。目的は1つ、この異変を起こしたフランの姉を倒し、この霧を消させるために…。

「チャンスなんて…分からないよ……」

1人になった地下室でフランは1人呟くのだった…




はい!短めになってしまう!短時間で読めるからおkかな?

とまぁ、なにかを思いついた咲夜さん…創真君をどうするんでしょうね?
それでは気になる内容は次回!
ではではー


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逃亡

どうも!
今回、ようやく創真くんは霊夢たちに追いつきます!
それでは、今回も楽しんでください!


「ーーー!ここは?」

意識が覚醒する。ここは……、僕は何故かベットに横になっていた。

「あ、目覚めましたか?」

僕の傍で声がする。そちらに目線を持っていくと…銀髪のメイド…

えぇっと…名前…。

「私は十六夜咲夜ですよ。おはようございます。」

「あぁ、咲夜さんか…それよりもなんで僕はここで眠ってるんだ?」

「?あなたは私の目の前で倒れたんですよ?」

「倒れた…?ま、まぁとにかく早く霊夢の元へ向かわないと…」

身体を起こす…が、瞬間僕は再びベッドに横になる。

「……?あれ?」

一瞬何があったか分からなくなるが、もう一度僕はベッドから起き上がる。

しかしまた気付けばベッドに横になっている…。

(どういうことだ…気がつけばベッドに横になっている…?)

「無駄ですよ」

僕が試行錯誤していると咲夜さんが僕にそう言った。

「何が無駄なんだ?」

僕がそう言うと咲夜さんは何食わぬ顔で

「貴方は博麗の巫女にとっての人質になるんですから、ここから出させる訳にはいきません。」

「人質だって…?霊夢は僕なんかじゃ人質としては見ないよ。」

「それはどうでしょう…?少なくとも貴方に自身の苗字をつけるということはなにかあると思うのですがね…、まぁ、貴方は保険ですよ。

保険。」

僕が人質になったらか…霊夢はどういう反応をするんだ?

きっとなにも感じずに僕ごと吹き飛ばすのかな…。

「でも、人質と言ってもここから抜け出せば人質では無くなるよね?」

身体に回復した全霊力を解放する。

咲夜は「キャッ」と小さな悲鳴をあげて後ろに吹き飛んだ。

その間に僕はドアに突っ込む。そしてそのドアを開いた…その時、

僕の足が切り裂かれる。

「何…?!」

突如足を切られ僕は前のめりに倒れる。それにドアの近くにいたはずなのに気がつけば窓側に移動していた疑問に思う。

.....

どうやってノーモションで僕の足を切り裂いたのかの方が疑問だった…。

「すいませんね?この部屋から出ようとしたので…少し足を使えなくしました…貴方は人質なんですからここで大人しくしててください。」

「とは言っても僕はここから出ていくよ。止めると言うなら…。」

「言うなら?言っておきますけど私は貴方には絶対に負けない能力を持っているので戦うことを選択するのはやめておいたほうがいいですよ?」

咲夜は笑顔で忠告する。だが創真にはそれだけで戦いにならないことを悟った…。

(今自身の力で何が出来るのかを考えろ…、ドアは咲夜さん側にある…ならば…)

チラリと後ろを確認する。そこには窓があり、そこからなら脱出も可能そうだった。

それを確認した創真は咲夜にこう宣言する。

「戦う?それはダメさ。僕と咲夜さんとじゃ話にならない。何よりもさっきのナイフがそれをものがったてる。だから僕は…」

スゥ…と空に浮ぶ。その次の瞬間…

「逃げることだけに専念する。」

窓ガラスを破りそのまま外へ飛び出した。

体にはガラスの破片が突き刺さるが、関係ない。それにここは2階だったのか、自分の体は宙に浮いていた。なのでそのまま空を飛び屋敷の上側へと飛び上がる。

 

その時、紅魔館から3つの影が飛び出る。

1つは小さな羽根が生えた女の子。

もう1つは箒に跨り、霊夢が到着するよりも先に神社を出た魔法使いの女の子。

そしてもう片方は…、何度も顔を見た少女…。僕の師匠であり、この幻想郷において最強と言われた子…!

僕はその少女の方へ向かって行く。

「やっと追いついた…霊…」

僕は霊夢の名を呼ぼうとした…が、

「行かせませんよ。」

瞬間、僕の前に十六夜咲夜が立ちふさがった…。

 




立ち塞がるメイド長…!
ラスボスからは逃げられないって(笑)
次回創真くんVS咲夜さんです

お楽しみに!


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打開策

咲夜さんVS創真くん!

戦闘になるのか…()
満身創痍の創真くんがどう立ち回るのか見ものですね……(白目)

それでは楽しんでください!


「どいてくれないか?」

「えぇ。貴方なら私でも倒せますので。それに屋敷に侵入した時点で、貴方は私のターゲットですから。」

メイドは淡々と僕に言う。交渉は無理…と判断した僕は十六夜咲夜と弾幕ごっこをやるしかないと覚悟する。

「なら…勝負だ…咲夜さん。」

「そうですね…。まぁ、かかってきてください。」

咲夜さんは余裕の表情で僕に言う。挙句には指で手招きをされている程だ。しかしそれも仕方ない、なんせ彼女と僕だと、彼女に分があるからだ。

 

それでも…僕は彼女を負かし、先に進む……!

「行くよ…咲夜さん…!」

僕は弾幕を咲夜さんに撃つ、それを咲夜さんは躱し…

ナイフを構えた瞬間ー

 

僕の目の前に大量のナイフが飛ばされる。

「ーーえ…。」

僕の身体にナイフが刺さる。

「……っ、うわぁぁぁぁぁぁああああ!!」

集中が切れ、僕は地面に堕ちる。

 

(このままでは、不味い…!何とか飛ばないと…)

僕は空を飛ぼうとする…、しかし既に僕は空を飛べる程の力はない…

幾ら集中しようが、再び僕が浮くことは決してない。

そして…地面に衝突する。

 

ーーードサッ。

鈍い音が響く。

僕は身体を打ち付け…背中に衝撃が走るーーー。

 

「大丈夫ですか?」

咲夜さんが空から降りてくる。僕はその姿を睨みながら、

「大丈夫……だ!」

そう言って僕は立ち上がる、目の前の咲夜さんに弾幕を撃とうとする

ーーが、既に霊力を使い果たした僕の弾幕は不発だった…。

「もう、ネタ切れのようですね…」

咲夜さんは残念そうにそう言って

「それではーーそろそろ連れて行きますね?」

僕に近づいてくる…1歩1歩僕に近づく咲夜さんにぼくは

「いいのか?そんなに近づいて」

なんてかまをかける。今はこうやって時間を稼がないといけない…。

「そんなことはいいですから…切り札はもうないのでしよ?」

そう咲夜さんは言う。ーー確かに僕はもう空を飛べないだけか、霊力すらなくなってしまった…

だが、まだスペルカードは見せていない…!

僕はスペルカードを取り出す…。咲夜さんの足が止まる。

「それを…使うのですか?それを使えばただでは済まないのではないですか?」

「……確かにな、でもやっぱタダでやられるってのは嫌なんだ。」

そうしてスペルカードを取り出す…。

「『重符 重力光弾』!」

黒い球体を発生させる…。そうしてそれを咲夜さんに撃つ。

 

私は飛んでくる球体をみて、即座に時間を止める。

静止した時の中で私はその球体を眺め、考察する…。

(これが人間の放つ技なの…?!見た目からして膨大な破壊力を秘めている…、これなら美鈴が敗北したというのはこれを受けたからなんでしょうね…)

そう言って私は彼の後ろ側に回り込み時間を動き出す…。

 

時間が動き出した後、黒い球体は私にかすることすらなくそのまま飛んでいった…

そして彼は驚いたように呟く。

「ど、どこへ…?!」

困惑する彼に、私は後ろからこう囁く。

「これが貴方の切り札なのですか?」

 

僕は撃ち終えた先を見る。ーそこにあのメイドはいなかった。

すると後ろから咲也さんに呟かれ、僕はギョッとする。

「な、どうやって…?!」

「さあ?まぁ、もう貴方に切り札はないようですし…それに…」

「もう、聞く必要もないでしょう?」

 

メイドがどうやって避けたのかは分からないが、別に僕は彼女に撃ったのではない…

僕は向かってくるメイドに自分の策が気づかれないことを祈るのだった…。




創真くんの放ったスペルの行く先とは…?

まぁ、わかった人はコメントしてください。(しなくてもいいです)

それでは次回も楽しんでください!


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合流

霊夢視点の話になります!
時系列的には【逃亡】のちょっと前辺りかな?
ここで霊夢と魔理沙が合流します!

それでは楽しんでください!


霊夢とレミリアが戦いを初めて、既に数十分が経過した…。

互いの高レベルな弾幕は未だお互い1度も被弾してないが、人間よりも高い能力を兼ね備えた吸血鬼であるレミリアの方が段々と優勢に見えてきた。

「どうした…?博麗の巫女、お前の実力はこの程度か…?」

疲れを見せる霊夢にレミリアはそう言う。

「ふん……!黙りなさい…まだまだ…これからよ!!」

霊夢は余裕を見せるレミリアに焦りを感じていた。

(このまま耐久戦に持ち込まれてしまったら、いずれ限界がくる…

こいつは早く手を打たないと…!)

 

焦りを見せる霊夢とは裏腹にレミリアは霊夢に対してかなり余裕な

状態であった…。

(やはり人間…、疲れがくればやはりこちらに勝機がくる…

…ックク。 これが人間と吸血鬼の差だ…!)

「残念だったわね博麗の巫女…。だが倒れるのはまだ早いぞ?

そろそろこれを喰らっておけ…。

『神槍 スピア・ザ・グングニル』!!」

 

レミリアの手から槍が出現する…。それは赤く輝き、レミリア自身の力を象徴している様な強力な魔力が佇んでいた…。

 

「何よそれ…」

「これは私が認めた相手にのみ使用する武具…グングニルだ。

博麗の巫女よ、貴様は強い。だから私は最大の敬意を持ってこの槍で葬ってやる……!」

レミリアは槍に力を込める。狙いを霊夢に定め、グングニルを投げ込もうと腕を上げる…。

「確かにそれは当たればやばいわね…。でも私にそんな技は当たらないわよ?」

平静を保つが、霊夢は内心で舌打ちする。

(あの技は危ない…!とんでもない妖力を感じる……

流石にあれを封殺しうるスペルカードを私は持っていない。)

 

「さあ、博麗の巫女よ。我が神槍を受けるがいい…!」

レミリアは霊夢にグングニルを放つ。その尋常じゃない量の妖力が

槍に一点集中され、霊夢に襲いかかる。

その圧倒的な光景に霊夢は反応が少し遅れてしまった…。

「っく!しまった……。」

霊夢にグングニルがかする…。残ったグングニルの余波でレミリアの部屋が崩れ去る…。

そしてこれがこの弾幕ごっこ初の被弾となった…。

 

レミリアはニヤリと微笑みながら

「さて、そろそろこの戦いを終わらせようか?」

「…そうね、勝つのは私だけどね…!」

(それでもこいつを私一人でどうにかするのは難しい…。一体どうすれば…?)

両者が睨み合い、

 

レミリアは再び妖力をためる。そして

「さあ、トドメだ。手向けとして受け取れ…

『紅符 スカーレットシュート』!」

撃ち込まれる紅い妖弾…凄まじい勢いで撃ち込まれる数多の弾幕を私は必死に躱し続ける。

だが、体力が足りずに数発の弾幕に被弾仕掛けてしまう。

「ま、不味い…!」

 

ーーその時。

「『恋符 マスタースパーク』!!」

霊夢の前に襲いかかる弾幕を膨大な魔力の塊がかき消す…

霊夢はその攻撃の主を見てその人物に言う。

「魔理沙!何してたのよ!」

「悪い悪い。道に迷っちまったんだぜ。それで霊夢?お前かなり危ない状態じゃないか…」

「こいつの格は違うわ、魔理沙。今回は二人でかかるわよ。」

「うっしゃ任せな!ーとその前に…おい!吸血鬼!お前が今回の異変の元凶だな?私は霧雨魔理沙だ!お前に言いたいことがある!!」

魔理沙はレミリアにそう問う。

「如何にも。我が名はレミリア・スカーレットだ、それで魔理沙か…私に何の用だ…」

そう言うレミリアに魔理沙は

「お前…なんで自分の妹を地下に閉じ込めているんだ?」

その理由を聞く。だがレミリアは眉も動かさずに答えるーー。

「そんなことは貴様に関係の無い話だ。どこからその話を聞いたのかは分からないがーー「フランに会ったんだ。」ーー何?」

レミリアは魔理沙に視線を飛ばす。

「つまりはフランに遭遇しただけでなく、フランに勝利したと?」

「ま、そんなとこだ…それで何で地下に閉じこめる…それぐらいの理由ぐらい教えろよ。」

「そんなことは簡単だ。フランはーー自らの狂気をコントロール出来ない。だからこそその狂気がこちらにむく前にあいつを遠ざけたーーー

それだけの話だ。」

そう話すレミリアに魔理沙は怒りを覚える。

「それだけだと?それだけの理由でお前は自分の妹を閉じ込めるのか!!」

「あぁ、そうだ。本来ならこんなことはしたくなかったんだがな…

そこは妹に対するせめての情だ。」

「許せねぇぜ…お前には口で言っても分からないらしいな…」

「分からないならどうするつもりだ?」

「私が弾幕ごっこで分からせてやる!!」

「ほぉ…ならば全力でかかってこい…」

レミリアは再び戦闘態勢に入る。

同時に魔理沙も手にマジックアイテムを装備し、レミリアを見据える

すると霊夢が魔理沙にー

「あいつは一人で勝てる相手じゃない。だから今回は私と魔理沙の二人であいつを叩くわよ。」

「分かったぜ。ーーー行くぞ相棒!!」

「話は終わりか…?二人がかりだろうが私に勝てることはないぞ!!」

レミリアは空に飛び破壊された部屋から出る。

霊夢達もそれに続き部屋から出る。

 

そして月を背にレミリアはニヤリと笑いながら二人にこう宣言する。

「ーーーさぁ、始めようか…今夜はこんなにも月が紅いのだから…」

 

 

ーー最終決戦が今始まる。




ここのレミリアさん……つよすぎ!!
てことでまぁ、6面ボスは化け物級のぶっ壊れ性能です。

次回も楽しんでください!


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終着

はい!今回は霊夢と魔理沙の全力回です。

レミリアに勝つことは出来るのか、期待が膨らむ最終決戦!

それでは楽しんで!!


「二人がかりでもやはり強い…!」

「流石は吸血鬼ってとこか…」

戦闘が始まり霊夢と魔理沙は息のあった連携でレミリアと戦うが

それを遥かに凌ぐようにレミリアは二人の上をいく実力を見せていた。

 

「クククッ先程の威勢はどうした…?早くかかってこい…」

レミリアは二人を挑発する。普段の二人ならその挑発に乗って、全力をだすのだが、今の二人は既に全力で戦っていてそれでも隙が生まれない状態だった。

 

「魔理沙…」

霊夢は魔理沙を呼ぶ。魔理沙は霊夢の呼びかけに気づき、霊夢の元へと行く。

「次に、あいつが弾幕を張った時…私達のスペルカードを合わせるわよ。」

「なるほどなぁ、よし来た任せときな!最高火力を見せてやるぜ!!」

二人が話し終えたのを確認して、レミリアは二人に話しかける。

「作戦は決まったか…?それでは行くぞ…」

そしてレミリアは自身のスペルカードを発動させる。

「『天罰 スカーオブダビデ』!!」

「な……スペルカード?!」

驚く二人に容赦なくレーザー型の弾幕が放たれる。

霊夢たちはこれを躱すが、その間を縫うように青の妖弾が飛んでくる。

「厄介だぜ…このスペルカードは!」

「くっ!避けることで手一杯か…!」

迫り来る幾つもの弾幕に二人は防戦一方であった…。

(…このままではいずれ…ここで攻撃に移らなければ…!)

そして霊夢はレミリアのスペルカードの攻撃に穴があることに気づく。

(所々隙間が空いている…?ここの隙間に私達の全力を打ち込めば…!)

霊夢は魔理沙の方を見る。そしたら魔理沙はうん、と頷く。

どうやら魔理沙も気がついたらしい。

あとはチャンスを待つだけと…二人は躱し続ける。

 

しかしその機転は訪れること無く、間も無くレミリアのスペルブレイクが起こった。

 

「あら?避けきったのか、少しばかり手を抜きすぎたかな…?」

「どうやらそう見たいね…でもいいの?あなたのスペルカードを私達は見切ったってのに。」

「別に構わないさ、次は私の全「ウワァァァァァァ!!」…なんだ?」

レミリアが次の言葉をだそうとしたら、遠くから悲鳴が聞こえた。

その声を聞いて、魔理沙はハッとし、霊夢はブルブルと震えて…

「なんで…創真がここにいるのよ…!」

「あーぁ、来るなって行っといたのになぁ…」

 

「貴様らの知り合いか、ならば咲夜が相手をしているといった所か…

ま、安心しろ、直ぐに貴様らもあの世へ送ってやる…」

「黙りなさい。さっさとあんたを退治して、創真を助けないと…」

「たしかにな、こんな茶番はもう終わりだぜ!」

「言いたいだけ言え…だがこれで終わりだ!!

『神術 吸血……?!」

レミリアが再度スペルカードを発動させようと宣言する…が、その瞬間。

レミリアに襲いかかる黒い球体があった。

それに気付いたレミリアはその球体を撃ち落とそうとする…

しかし、レミリアがその球体に触れた途端、球体は爆発を起こす。

その爆発にレミリアは「……な?!」と少しだが怯む。

 

それを勝機と見た霊夢と魔理沙が

「!今よ魔理沙! 『霊符 夢想封印』!」

「わかったぜ霊夢! 『魔符 スターダストレヴァリエ』!」

同時にスペルカードを、発動させる。

 

「な…!まだこんな力があるだと…?!」

レミリアは躱そうとするが、霊夢と魔理沙の全力のスペルカードを躱すことができずに、やがてそのスペルカードに被弾し、

「くっ…私の……野望がァァァ!!」

ーピチューン!

と、断末魔と共にレミリアの身体が弾ける。

レミリアの身体が点数やスコアとなりバラける。

それと同時に、館から出ていた霧も消え去る。

空が青色に戻った…。

 

 

 

 




はい!これにて紅霧異変……[完]!!

最後はあっさりと決まる&創真君のお手柄!!

【打開策】で打ち込んだ重力光弾はここでレミリアに被弾させるでしたー

とまぁ、次回からは新章突入です!

それでは、良かったら感想やお気に入り登録お願いします!!

それじゃ次回も!!


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帰宅……?

レミリアを撃破した、一行は一先ず創真の所へ向かう…

紅霧異変解決!!

それではどうぞ!


「そん…な…」

私、十六夜咲夜は今、過去一番で驚いている。その理由は私の目の前で眠る男のことである。

名前を博麗創真と名乗るこの人は私に放ったスペルカードでお嬢様を攻撃した。

(この男…どれだけ射程距離が長いの…あれだけ離れていたお嬢様に攻撃を与えるなんて…それに威力だって落ちていないようだった。)

そんなことを考えていると、私の前に巫女と見知らぬ魔女が降り立った。

「そいつを返しなさい。」

「この人を離すことは出来ません。」

「どうして?」

「怪我人ですので…しばらくこちらで預かります。それにこの人が、起きないと帰れませんよ?この人まぁまぁ重いので。」

「なるほどね、分かったわそれじゃ暫くここに居ようかしら。いい?魔理沙。」

「別に構わないぜ。それじゃお邪魔になろうかな、」

「分かりましたそれではこの人を運ぶの手伝ってもらっていいですか?」

そうして3人は創真を客室へと運び、彼の怪我の応急処置を行った。

「それではこちらの部屋で……ごゆっくりと」

そうして咲夜は部屋を後にした。残された霊夢と魔理沙はベッドで眠る創真を見て…思う。

「傷だらけ…どうやってここまで辿り着いたの…?」

「分からんぜ…私達の後ろを着いてきたんだと思うが…

確か人食い妖怪と氷の妖精がいたと思うんだが…」

「それに低級妖怪の群れがね。ま、全部倒したからここにいるのでしょうけど…」

「1番の謎は…どうして創真が私達の言ったことを無視してここに来たのかってことだ…。理由次第では許さないぜ」

「そうよね…助けられたとはいえ、言いつけを守らなかったんだものね…どういうことなのかしら、創真が私のいいつけを破ったのはこれが初めてよ…」

二人はどうやってここに来たのかよりも、どうして神社をほったらかして異変解決に来たのか、ということの方が疑問であった。

ウームと二人が考えていると…

空間が歪み、そこから紫の服を纏った金髪の女性が現れる。

「霊夢…?どうして異変を解決したのに帰ってこないの……ってあぁ、看病していたのね。」

「紫?!もしかしてあんたが創真を…?」

「えぇ、やはり実戦経験は早いうちに積んだ方がいいですもの。

だから今回の異変は機会でしたわ。」

「あんたねぇ…」

等と話していると、ベッドから呻き声が聞こえる。

「霊夢!そろそろ目覚めるんじゃないか?」

「えぇ、そのようね…創真!大丈夫?創真!」

「うぅぅん…、ってあれ?霊夢と魔理沙…?それに貴方は…」

「ごきげんよう。全て解決しましたわ。ありがとうございますね、創真さん…」

「異変は解決したんだ…お疲れ様霊夢、魔理沙。」

「 お疲れ様じゃないでしょ!無茶しないでよ!このバカ!」

労う創真を叱る霊夢。

「たしかにな…危険なことはしない事だぜ?創真。」

呆れながら注意をする魔理沙。

「ま、生きてるんだから大丈夫さ。そろそろ帰ろうよ、勝手に行動したことはごめん。」

「そうね、帰りましょう。魔理沙、あんたはどうするの?神社に来る?」

「いいや、今日は疲れたぜ…家で寝る。」

「分かったわ、それじゃあね」

そして3人は館を出るためにドアを開ける。するとそこには咲夜が立っていた。

「どいてくれない?帰れないんだけど。」

「帰りたいなら1人で帰りなさい。私達はそこの創真くんをまだ返すわけには行かない。」

「僕?」

「えぇ。貴方…早く破壊した部屋の修繕費を出しなさい。」

あっ…と声が漏れる。

「持っていないって言ったらどうするの…?」

「ここでその分働いてもらいます。」

 

…創真は帰れなくなった。




居残り創真くん……

お読み頂きありがとうございます!
この流れから分かる通り、次の話からオリジナル展開へと続きます。

とりあえず…第一部、紅霧異変編完結です!!

良かったらお気に入り登録、感想などお願いします!

それでは次回も!!


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紅魔館労働編 1ヶ月

はい!どうも!新章突入!!

新章の名前はズバリ!

「紅魔労働編」 です!!

オリジナル展開をぶち込めてなかなかに楽しくなってきたァ!

それでは今回も楽しんでください(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)


「…ここで働く?」

僕は突然そんなことを言い出す咲夜さんにそう聞き返した。

だって意味わからないもん、金がないなら働けって…あ、

「えぇ、貴方が破壊した以上貴方が修理費をだすのが常識だと思うですよね。それに…」貴方のことを詳しく知っておきたい… ボソッ、

「まぁ、僕が支払うってのは当然の事だよね。わかったよ、じゃあ僕は此処で働くことになるけど…それでいい?霊夢。」

「働くのは良いわよ。でもいつまでなのよ。」

霊夢に許可を貰うと、霊夢は咲夜にそう尋ねた。

「いつまでとは?」

「創真が働く期間よ!何日働くの?」

「それはまぁ…1ヶ月程…」

「そんなに?!ここのガラスいったい幾らすんのよ!」

「霊夢…たった1ヶ月じゃないか…そんなに気にしなくても大丈夫だよ。」

「そうだぜ霊夢。なんならここに遊びに来たらいいじゃないか。だろ?」

「たしかにそう「ここに来た場合はもう1ヶ月追加です」……はぁ?!」

「だって貴方達とお喋りしている間にできる仕事だってありますから」

「仕方ないよ霊夢。1ヶ月だけなんだし、その間もしっかりと修行しておくから…」

「むぅ……分かったわよ…それじゃぁ、1ヶ月後ね…」

霊夢は納得し、帰ることを決めた。そしてメイドの方を見て

「勝手にこいつに手を出したら……分かってるわね?」

そうメイドに釘を打ち、霊夢は帰って行った…

「じゃあ、私も帰ることにするぜ…それじゃあまた1ヶ月後な、創真。」

「あぁ、それじゃあな、魔理沙。」

 

二人はそのまま帰って行った… それを見送った創真は隣にいた咲夜に喋りかけられる。

「創…真……さんでしたっけ?」

「そうだよ咲夜さん。これから僕は何をしたらいいんだ?」

「そうですね…まずはお嬢様の所へ挨拶をしてもらいます。」

「あぁ、わかった。」

そう言うと咲夜さんはムッとして

「貴方はこれから私の部下になるんですから…これからは敬語を使って下さい。それにここでは1番の下っ端ということも忘れないで下さいね?」

「あぁ、わかっ…分かりました。」

そうか、今から1ヶ月はこの人達が僕の先輩?になるんだから敬語はつかわないとな…

「では、お嬢様の所へ行きたいのですが…さすがにその格好で行くのは無礼ですので、これを来てください。着替え終わったら部屋の外へ」

そう言って咲夜さんは部屋の外へと出ていった。

咲夜さんが部屋から出ていったので、僕は渡された服に着替える。

その服は神官服とは違って、キチッとしていて着ぐるしい感じがした。

「何処かでこんな服着ていた気がするなぁ…」

そんな感情を覚えながら、僕は部屋のドアに手をかける。

「あら、なかなかに似合ってますわよ?」

「ありがとうございます、咲夜さん。」

「それじゃあお嬢様の所へ行きましょう。」

 

そうして僕は咲夜さんに連れられて、【お嬢様】の所へと向かうのだった…。




また……1ヶ月後に……!

はい!霊夢と別れ、紅魔館で働く創真くん。
次回、レミリア様が……

それでは次回も楽しんでください!


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主との面会

創真くんの遭遇回。
今回はレミリア。

それでは今回も楽しんでください!


咲夜さんに連れられ、僕らはレミリア様と呼ばれるこの館の主がいる部屋の前へと来ていた…

「ここがこの館の主、レミリア・スカーレット様の部屋です。吸血鬼の機嫌を損ねないよう、くれぐれも粗相の無いようにして下さい…。」

「分かりました…。」

気が滅入りそうだ…、これからこの館の主という人の所へいくのだが…僕が最も気が滅入っているのは、そのお嬢様に僕のスペルカードが命中し、その結果異変が解決したという事実。

それなら僕は間接的とはいえ、レミリアという吸血鬼に喧嘩を売ってしまったことになってしまう…。

「?どうしたのですか?はやく入って下さい。」

咲夜さんに急かされ、僕はその扉の先にいるこの館の主に向かって

「し、失礼します!」

と言い扉を開く…。

重々しい扉の先には目眩がするほど赤で統一された家具があった。

そして一際目立つ赤の絨毯を目で追うと…その先の玉座に、

この館の主、レミリア・スカーレットが座っていた…

「よく来たな…入れ。」

「は、はい」

「咲夜、こいつが博麗創真か?」

「えぇ、その通りですお嬢様。」

「お前がねぇ……」

ジッと僕を見つめるレミリア。そして僕を眺めた後に、咲夜さんの方を向いて、ニヤリとニヤついた。

満足したのか、レミリアは僕に喋りかける。

「まぁ、いい。暫くはここで働くのだろう?精々頑張ってくれよ?」

「分かりました…」

なんというか、こんな小さな子でも吸血鬼で僕よりも何百歳も年上なんだよなぁ…と思うと妖怪の存在って凄いなぁって思う。

「それじゃあ咲夜、こいつの世話役はお前にまかせる。」

「はい!ありがとうございます、お嬢様。」

「レミリア…様?僕はこれから何をすればいいんですか?」

「あぁ…そうだな…まぁ、そこら辺は咲夜に聞け。それとお前これを付けろ。」

そう言って首輪のようなものを投げ渡される。

それを受け取り、これは何かと思い、レミリアにこれは何かと聞こうとしたが…

「何も聞かずに付けろ。はやく」

と、急かされてしまいそのままその首輪をはめ込む。

するとその首輪は淡い光を発し僕の首にハマった。

「……外れないんですけど。」

「ま、それでお前は逃げられない。それには魔法がかけてあってな、

ここから私か咲夜の許可なく出ていったら強制的にこの館に連れ戻される代物だ。」

「つまりは拘束道具ですか?」

「そういうことだ。」

僕はこの館から逃げることは出来なくなった。

まぁ、1ヶ月後には外してくれるだろ…そう思い首に付けた首輪を撫でる。

「それじゃあ今日はもう遅い…時間感覚は狂っているだろう?朝まで寝ておけ。咲夜、創真を寝室へ連れて行け。」

「かしこまりました。こちらです創真君…」

そうして僕は寝室へと連れて行ってもらった…。

「それではここが貴方の部屋になりますので。」

「ありがとうございます、それじゃあおやすみ?でいいんですかね?」

「はい、朝になったら起こしに来ます。6時には起床ですので、それでは……」

失礼しますと言って咲夜さんは部屋の外へと出ていった…。

それにしてもここで1ヶ月か…とにかく問題を起こさないよう努力しよう…。

最悪の場合のことも考えなくては……

そう思いながら僕はそのまま意識を手放した。




創真くんの言う最悪の場合とは……
色々と考えることもあるですね創真くん。

それでは次回も楽しんでください!

お気に入り登録や感想まってます!

それでは!


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紅魔館の朝食

どうも2日ぶりです。
仕事が忙しくて投稿できませんでした…。
これからもこういうことは起きるんですけど、よろしくです。
それでは今回もどうぞ!


「朝ですよ。起きていますか?創真くん。」

朝になった。そういえば僕は紅魔館で寝ていたんだっけ…

僕は瞼を擦りながら身体を起こす。いつもと同じ時間な筈なのにいつも以上に身体は重かった。

「あぁ…おはよう咲夜さん。」

「はい、おはようございます。それでは外で待っているので、着替えて来てください。」

「はい…分かりました」

咲夜さんが部屋から出ていったので、僕は着替えを開始する。

「ふわぁ……ねっむ…」

なんてことを呟きながら着替えを終わらせ、部屋から出る。

「それではこれから、紅魔館の業務内容を説明しますね?ついてきてください。」

咲夜さんに連れられ、僕はキッチンに来た。

「広いですね…」

「まぁ、かなりの量作るので…それなりには広いです。」

「そうなんですね、それで今から朝ごはんを作るんですか?」

「そうです。ここの住人全員の料理を作ります。貴方…料理はできるんですか?」

「これでも一応霊夢の所で料理を教えて貰ってたんですよ。」

「へぇ…それじゃあ野菜を切るのを手伝ってもらってもらうかしら…

それじゃ創真くん、そこの野菜を切ってもらえる?」

「分かりました!」

そうして咲夜さんに言われた通りに野菜を切っていく。咲夜さんは切った野菜の調理をして、気が付いたら料理は大方完成していた。

 

「完成しましたわ。」

「あ、これで終わりなんですか?」

「創真くんが手伝ってくれて、直ぐに料理が完成しましたわ。ありがとうね。」

「そう言われると、なんか照れますね。」

そんなやり取りをしながら、できた料理を部屋に運ぶ。

運び終えた頃には、既に7時を過ぎた位になっていた。

「お嬢様は基本夜に活動をされますので、とりあえずここにいる者だけで頂きましょう。」

そうして運び終えた料理をそこにいた人達と食べる。

「咲夜さん?そこの人が新人の人なんですか…?」

「えぇ、そうよ美鈴。この人が今日からここで働く博麗創真くんよ。

仲良くしなさいよ?」

そんな会話を聞いたのでそちらを見ると、そこには昨日僕が戦った

門番の女性がいた。

「あ…どうもよろしく…博麗創真です。」

「あ、よろしくお願いします。私はこの館の門番をやってる紅美鈴です。」

「そういえばケガは大丈夫なんですか?」

「やった本人がそれ言いますか…?ケガに関しては私は妖怪なので

直ぐに治りましたよ。」

「…え?妖怪なんですか?」

「そうですけど?昨日戦った時に気づいたと思ったんですけどね…」

「気付かなかったですねぇー…人外のパワーとスピードをしてるなぁって思ったぐらいです」

「人外なのは貴方のスペルカードもですけどね?あれは一体なんなんですかねぇ?」

「それは僕にも……ご馳走様でした。」

なんて話をしてたら、僕はご飯を食べ終えた。咲夜さんの方を見たら…既に食べ終えていた様で、メモに目を通していた…恐らく今日のスケジュールを確認しているんだろう。

そんな咲夜さんに、僕は声をかける。

「咲夜さん、食べ終わりました。美味しかったです。」

「あぁ、お粗末さまでした。それじゃあ今朝のスケジュールを説明したいので暫く待っていて下さい。」

「あ、咲夜さん!ご馳走様でしたー!今日も門番行ってきまーす!」

そう言って美鈴も食べ終えたらしく、そのまま館の外へと向かった。

その際、彼女が耳元で

「暇になったら門の方へと来てください。私も暇ですので…」

と囁いて、館の外へと出ていった…。

 

「全く…美鈴ったら…、」

そんなとこを呟く咲夜さんを見て

「門番って暇なんですかね?」

「行かないでくださいよ?少なくとも今は」

と、釘を刺される。

「行きませんよ…まだ」

「……はぁ…」

なんてため息を咲夜さんにつかれながら、僕らは食べ終えた食器を一緒に片付けるのだった……。




創真くんは料理が出来た…。

はい、今回はこれで終了です。
美鈴の所へ行くことは多くなりそうです。

それでは次回も


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清掃業務

はい!投稿します!

特に言うことはないです!強いて言うなら…

お気に入りと感想お願いします(笑)

それでは!


「それではこれが今日のスケジュールです。」

朝食を片付け、僕は咲夜さんから紙きれを渡される。

「……なるほど、これをこなせばいいんですね?」

「はい、それでは私も自分の業務がありますので、よろしくお願いします。」

そう言って咲夜さんは消えた。… 本当にどんなトリックなんだろ……

そんなとこを思いながら紙きれに書いてある内容を見る。

 

「ふむ…。まずは1階の清掃か…。」

とっとと終わらせよう…と紙きれに書いてある地図に書いてある倉庫から清掃道具を取りに向かった。

 

 

「ここに清掃道具が入ってるのか…」

咲夜さんから別れて、そのまま倉庫に来た僕は清掃道具を取り出す。

そして言われた範囲の掃除を開始する…。

 

無心で清掃作業をこなしていると、僕の前に1人の女性が立っていた。

「…?どうかしました?」

その人に喋りかけると、その人は神妙な顔で

「どちら様ですか?」

「あ、僕は暫くここで働くことになった博麗創真だよ。君は?」

「私は小悪魔といいます。この先にある大図書館に住むパチュリー様という方に仕えています。まぁ、気楽にこあって呼んでください。」

「…へぇ、この先には図書館があるんだ…。」

何故か図書館の響きを聞いたら、楽しみだと思っていた。

「読書に興味があるんですか?なら暇な時に遊びに来てくださいね。」

「あぁ、わかったよ。ありがとうね。」

そしてこあは図書館へと向かっていった。

(……さて、それじゃ残りの部分も掃除してしまうか。)

そうして僕は残りの範囲の清掃も開始する。

 

 

「咲夜さん、掃除完了しました。」

清掃が終わったので咲夜さんの所へ報告する。すると咲夜さんは

「あら、なかなかに早いわね。範囲はそれなりにあったと思うんだけど…。」と 驚いたように僕に告げた。

「いやいや、そんなに広いって訳では無かったので廊下は全部清掃しときましたよ。」

「全部?!…………ほんとだ廊下は全てのフロアが清掃完了していたわ。それも中々綺麗にね。」

(ほんとにどうやって見たんだろ)

「それで僕はこれから何をしたらいいですか?」

「まぁ、特にすることもないし…昼ご飯の準備までは自由にしてていいですよ。」

「分かりました。それじゃ失礼します。」

咲夜さんから自由を貰ったので、僕は暫く暇になった。

なので僕はそのまま玄関を出る。

そうして門の前に立つ女性に声を掛ける。

「元気ですか?」

「あ、来てくれたんですか?丁度良かったですよー!」

美鈴に話しかけると彼女は嬉しそうにそういった。

「?何かあったの…?」

「何も無かったから助かったんですよー!いやーよかったなー」

「ま、門番って普通そんなもんだよね…それよりもさ」

「?どうしたんですか?」

「僕に稽古を付けてくれないか?ちょっと鍛えたくて…。」

「あぁ、なるほど別にいいですよ。丁度私もトレーニングをしようと思ってたんですよ!」

「それじゃ、よろしく頼む!」

そして僕は美鈴の使う拳法を交ぜた弾幕勝負の方法を教えてもらうこととなった。

 

……僕に第二の師匠が出来た。

 




はーい、創真くんの師匠は増えますよ。何処までも…

ということで今回はこんな感じで終わりです、


それでは次回もお楽しみに!


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図書館の主

まあ、話すことはあんまりないですね、

それでは!


「そろそろ昼食の準備をしますので、戻ってきて貰っていいですか?」

美鈴と霊力の扱いの精密さを上げる鍛錬をしていたら、咲夜さんが僕を呼びにきた。

「……何してるんですか?宙に浮いて…瞑想?」

「あ、咲夜さん。今から昼食を作るんですか?今行きます。」

「それよりもそれは何をしていたの?」

「それは私から説明しますね。今やっていたのは宙に浮きながら霊力を高める鍛錬で、これをやると空で戦いながら弾幕を撃つ時のスピードが早くなるんですよ。」

そう言う美鈴に咲夜は少し意地悪そうな目付きで

「そう…それよりも美鈴?貴方がしっかりと門番しているなんて珍しいこともあるのね。創真くんの影響?」

「えぇ……まぁ、この子の前で職務放棄する訳にはいかな……って何言わせるんです?違いますから。」

「そんなことよりも早く準備始めましょうよ…」

そんな言い合いをする二人に創真が会話をきりだす。

「…えぇそうね。それじゃ中に戻りましょうか。美鈴、準備が出来たらまた呼びに来ますから、創真くんが居なくてもしっかりと門番をしていなさいよ。」

「わかってますよー…それじゃ咲夜さん、創真くんまた後で。」

「あぁ、それじゃまた。」

「それじゃあ行きますよ創真くん。」

 

そして二人は再びキッチンにやって来る。

「それじゃ次はこれを切ってて下さい。」

咲夜さんに渡された食材を黙々と切っていく。切っている途中、僕は先程掃除をしている時に出会ったこあという子のことを思い出した。

「あの咲夜さん、ここには図書館があるって聞いたんですけど…どうなんですか?」

「……どこでそれを?」

ー私は教えてませんよーと言いたげな目付きで咲夜さんは僕にそう尋ねる。

「いや、さっき掃除していたらこあって子に出会ったんですよ。それでその子に図書館のことを聞きました。」

「あぁ、なるほど…こあに出会ったんですね。まぁ、図書館は有りますよ。読書に興味があるんですか?」

「読書に興味がある…と言うよりはどんな所なのかな…っていう気持ちがありますね。」

「なるほど……では午後はそちらの手伝いに行ってきてくれますか?

掃除はもう創真くんがすべて終わらせてくれたので。」

「分かりました。それじゃ昼食を片付けた後に行ってきますね。」

 

昼食を食べ終えた後。僕は地下図書館の近くへ来ていた。そして……

「ここが地下図書館…。入ってみるか…」

扉を開けて中に入る。するとそこは異空間の様な所だった……。

「ひろいな…ここに…あ、居た。おーいこあー!」

僕はこあを見つけたので彼女に声を掛ける。すると彼女は

「あ、創真くん!いい所に!ちょっと手伝って貰えますか?」

「?別にいいけどどうしたの?」

「本の整理なんですけど数が多くて…この本をそこの棚に閉まっておいてくれませんか?」

「いいよ。」

渡された本を僕は棚にしまっていく。

(おおいな…こんなのをしまっているのか……)

 

全ての本をしまい、僕はこあに再び声を掛ける。

「終わったよー。」

「あ、ありがとうございます!それじゃここの管理人のパチュリー様に挨拶して貰っていいですか?」

そして僕はこあに連れられ、パチュリーと言う人の所へ向かう。

 

「パチュリー様ー!この人がさっき話した創真くんでーす!」

「あら、貴方が博麗創真?私はパチュリーノーレッジ。ここの図書館の管理人。どうしてここに来たのかしら?」

「僕は博麗創真です。午後はここの手伝いをしてと咲夜さんに頼まれて来たんです。」

すると紫の服を羽織ったパチュリーは フフっと微笑みながら、

「気持ちは嬉しいんだけど…ここは別にこあ一人で回せるのよねぇ…

あ、なら暇つぶし程度に本を読んでいたら?」

「なるほど…分かりました。じゃあ読書させていただきますね。」

「どうぞお好きに…あと私には敬語は使わないで。そこにいるこあにもね」

「え?何故です?」

「別に貴方は部下って訳でも無いから敬語を使われると距離を感じるのよ…とりあえず敬語はやめてね?」

「なるほど……分かった。それじゃあ本を選んでくるね。」

そうして敬語を外してパチュリーと話すことにする。

 

(さて……僕の目的の本はどこにあるかな……?)

僕はとある本を探しに、本棚へと向かうのだった…。




はい!25話目終了です。

それでは次回も

楽しんでください


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素質

最近よんでくれてる人が多くて嬉しみです。ありがとね

それでは今回も楽しんで


図書館にいた僕はある本を探していた。

「どの本にしようかな……お、この本とか良くないか?」

僕は適当に1冊の本を手に取る。そしてその本を読む為に椅子のある方へと向かった。

するとそこに、パチュリーさんがやって来てこう言った。

「その本は辞めておきなさい。どうして貴方が魔術の本を探しているのかは知らないけど、その本は読んだ人を破滅させる呪いの本よ。」

「え?そうだったんだ…危なかった……ところでどの本なら呪いは付与されていないんだい?」

「それならこの本とかになるは…って貴方に適正がないとどの本を読んでも同じよ。」

なんと僕に魔術の素質がなかったらどの本を読んでも呪いが発現していたらしい…、ふと僕はその呪いの効果が気になってどんなことが起きるのかを聞いてみることにした。

「ねぇパチュリー、この本に付いてる呪いってのはなんなの?」

「それに付いてるのは…読めば30年間ずっと寝たままになるわ。」

それを聞いた僕はそっと…本を元あるところへ戻した。

「それは…危ないな。助けてくれてありがとうねパチュリー。」

「気にしなくていいわよ。貴方は咲夜の……」

「?咲夜さんがどうかしたの?」

「いいえ、なんでもないわ。」

パチュリーは慌てて会話を変える。そんなパチュリーに疑問を持ったが、別にいいかと思ったので僕は魔術についてのことを、聞くことにした。

「ねぇパチュリー?魔術 法ってのは誰でも打てるのか?」

「まさか、打つことが出来るのは魔法の才能がある選ばれた人間だけよ。」

「僕じゃ扱えないのか…?」

「いいえ、それは分からないわよ?今から才能があるかどうか見てあげる。」

「ありがとう!それなら早速頼むよ!」

こうして僕はパチュリーに連れられて、始めの席に向かった。

そしてパチュリーは戸棚の中から1枚の紙を取り出して僕に差し出した。

「ここに貴方の血液を付けて。そうしたらこの紙に魔力量が文字に現れるから。」

「分かった、ナイフを貸してくれるか?」

そうして僕は言われるまま、手渡されたナイフで指先を切る。そしてそこから出た血液を紙に付けた。

すると……紙が淡く光り、僕では読めない文字が表れた…。

「これは…なんて書いてるんだ?」

「少し貸して頂戴。貴方にも見えるようにしてあげる。」

パチュリーに紙を渡すと、パチュリーはその紙をみて固まった。

「はい、それじゃこれが貴方の数値……ってこれは……」

パチュリーはその紙をみて驚いているようで、僕はそれがどんなものなのか気になった。

「?パチュリー?教えてくれよ…どうなったんだ?」

「貴方の魔力量はDランクよ…ほぼ最低数値。」

「それじゃ魔法は…」

「使えないわよ。ま、何か1つか2つなら使えるかもね。少なくとも魔法だけで戦闘をするってのは無理ね。諦めなさい」

「そんな……でも1つは覚えられるんだろ?ならそれを覚えてみるよ。なにか覚えられそうな魔導書はない?」

「1つでも使いたいのね。分かったわ…それなら私が直々に教えてあげる。どんな魔術が使いたい?」

「瞬間移動とパワーアップ」

「前者は無理。後者は自身の強化魔術ってことね。それならなんとか可能よ。」

どうやら瞬間移動は使えないらしい…これで僕の策が1つ消えた。

だがパワーアップが使えようになれば多少はやりやすくなる。

とにかく今はこの魔術を完全に覚えてやる……!

 

そうして僕はパチュリーの指導の元、強化魔術の習得を行うのだった……。




強化魔法……ロマン

創真くんは魔法が使えるようになるのか?

それでは次回も


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魔法

この話は単純に主人公の強化回です。

それではどうぞ


「いい?最初は貴方が魔力を使うという感覚を覚えないといけないのよ。だからそこからやるわよ。」

「分かった、よろしく頼む。」

「まず初めに背中から私の魔力を注入するの…そして貴方の魔術回路をこじ開けるわ。上を脱いで。」

僕は言われたとおり上着を脱いでパチュリーに背中を向ける。

そうしてパチュリーは創真の背中に手を置いて魔力を注ぎ始めた。

その感覚は人間の創真にはなれない感覚で、背中に異物感を感じてそこから痛みを感じた。

「…っぐ、」

「動かないで…もう終わるから………終わったわ」

「いっったたた…こんなに痛いのか……、」

「でもこれは今回だけよ。次回からは既に開いている回路から魔術式を組んで魔法を発動させるの。」

「へぇ、ありがとう。これで魔法を使えるんだね。」

創真は服を着直しながらパチュリーに礼をいう。

パチュリーは気にすることも無く、

「気にしなくていいわ、それじゃこれから貴方に強化の魔術式を教えるわよ。扱えるかどうかはあなた自身だなら頑張りなさい。」

「あぁ、よろしく頼む。」

「それじゃ1番簡単なのをおしえるわね、強化の魔法ってのは他の魔法と違って術式が大きく異なるの。だからこれを覚えても他の魔法に応用するって言うのはかなり難しい。例えるなら水と火のような正反対の性質になっているわ。」

「つまりこれを応用した魔法は使えないんだな…。」

「えぇ、だから教えるわよ?まずはこの魔法陣を見なさい……」

 

そうして僕は数時間程パチュリーの講義を受けていた。

その出てくる魔法式を見ていて、頭が痛くなったりしたが僕はそれらを頭に叩き込んだ。

 

そして……

「よしっ!それじゃこれを暗唱すれば貴方は強化の魔法が使えるわよ。」

「ようやく出来たか…それじゃ早速魔法を使って見ようかな。」

「いきなりできるとは思えないけどね…ま、やってみなさい。」

「あぁ、やってみる。」

そして心の中で魔法式を組んでいく。僕の教わったのは単純な方の強化だったので、直ぐに組み終えて魔法を展開させる…。

「『パワー・ライズ』!!」

体の周りからボォっと力がみなぎってきた。

「これが……魔法?凄いな……」

「……?!そ、そうね…それで合っているわ。」

「どうしたんだそんなに驚いた顔して?みんなこんなもんでできるんだろ?なんでも1番簡単な魔法なんだから…。」

「それもそうね…確かに当然だったわ。それでも貴方…4時間程度で魔法を使えるようになったんだから少しは自分に自信を持ちなさいよ?」

「あぁ、それはもうばっちしだ。ありがとな、教えてくれて。」

 

こうして僕は魔法を使えるようになった。

だがこの魔法…どこで使うのかは未定ってのがまた…

「創真くーん?そろそろ戻ってきてくれますかー?」

「あ、咲夜さん。はーい!分かりましたー!」

咲夜さんに呼ばれたのでそちらへ向かう。そして僕はパチュリーの方に振り向いて

「今日は本当にありがとう!それじゃまた来るからー!!」

「えぇ…またいらっしゃい。」

そうして僕は図書館を後にするのだった…。

 




魔法を覚えた創真くんはこれを使った戦い方を駆使して戦えるのか…

良かったら次回も楽しんでください


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会話

夜の話し……

初日の夜の話です。

これからほぼダイジェスト感覚になっていきます。

それでは


咲夜さん達と晩御飯を食べ終えた後、僕は自室にて日課としているトレーニングをしていた。

流石に仕事服でするのもどうかと思ったのでいつも着ている道着に着替えて修行をしていた…

(98…99……100…!よし!これで腕立てはもういいや…次は…)

トントンとドアをノックする音が聞こえた。

誰だろう?と思いドアの方へと向かうと

「すいません、創真くん?起きていますか?」

「はい、起きていますよ咲夜さん。どうかしましたか?」

ドアを開けたらそこには咲夜さんが居た。

何かあったんだろうか…等と考えていたら咲夜さんが

「急に来てすいません…ちょっとお話がしたくて…今って大丈夫ですか?」

「別に大丈夫ですよ。それで話しって…?」

「そんなに真剣に聞くようなものではないですよ。只ちょっと今日1日を過ごしてどうだったかを聞きたかったんです。」

…あぁ、なんだそういうことか……ならば僕は今日どんなことを図書館でしていたかを教えてやろうと思った。

「そうですね…初日だからというのもあって仕事も少なめで何よりも魔法が使えるようになったのが一番凄いと思ったことですかね」

「ま、魔法?創真くん魔法を使えるようになったんですか?!」

咲夜さんが顔を近づける。ーーフワリと鼻に着くいい匂いに僕は少し頬ける。だがそれ以上にこの咲夜さんが凄く可愛いのだ。

僕にこんな美少女に迫られた経験はない。

記憶がないってこともあるが、幻想郷にきてから共に過ごした女の子も霊夢だけだったし、それに何故か僕だけは何があっても神社から出して貰えなかったので、この幻想郷の女の子は先の霧の異変が起きるまでは霊夢と魔理沙しか知らなかったのだ。

それに霊夢と一緒に暮らしていた時もこんなに近くまで顔を近づけるなんてことはなかった…。

なので僕みたいな男にはこんなに積極的なことをされてしまうとどうすればいいのか迷ってしまう。

(とにかく、咲夜さんを離れさそう…じゃないと僕の理性が不味い。)

「あのー咲夜さん?ちょっと…距離が近いです。」

僕がそう言うと咲夜さんは「ご、ごめんなさい……」と僕から離れた。

「それにしても……」

咲夜さんは僕の方をみて、何か考え事でもしているようだった…

「どうしましたか?」

「いや…貴方とはどこかで……以前会ったような気がして…気のせいでしょうけど。」

「まぁ、そうでしょうね…僕自身も咲夜さんみたいな美人と出会ったら絶対に覚えていますし。」

そう応えると咲夜さんは顔を赤らめて嬉しそうに

「あ、ありがとうございます…」

といった。

「あ、それでは僕はもう寝ることにしますね。」

「そうですね、それではおやすみなさい。明日も6時に起こしに来ますから…」

「いや、自分でおきれるので大丈夫ですよ?」

そう言うと咲夜さんは顔をグッと近ずけて

「起こしに来ますから。」

 

「は……はい。」

僕はそう答えることしか出来ないのだった。

 

そうして咲夜さんが去ったので僕は睡眠に入るのではなく、そのまま次の空中浮遊の修練に戻るのだった…。

 




これで今回も終わりましたね

咲夜さんがそれっぽいことを話していましたが、それほど深い意味は
ないです(おそらく)

創真くん、咲夜さんルートとか考えてますよ

それでは次回も楽しんで


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行動の動機

はい、今回は前回の咲夜さんがなぜ来たのか?という疑問を書いておこうと思ったのでそうしました。

楽しんでみて!


「失礼します。お嬢様…」

「よく来たな、咲夜。そこにかけていいわよ。」

「?かしこまりました。お嬢様…」

私がお嬢様の食事を作り、お渡しした時にいつもと違う声掛けをされた。

 

「それでお嬢様?なぜ私はかけることを許されたのでしょうか?」

私がそう聞くと、お嬢様は少し微笑みながら答える。

「それは咲夜、お前が1番知っているはずよ。……そう、あの男のこと」

「……!それで話とは…」

お嬢様から彼の話題になるなんて…一体どうして…?

 

「そう身構えるな、別にあいつを殺そうってことではないわ。

ただ貴方に聞いてみたいのよ。あいつはどんなやつなのかをね。」

…なんだそんなことか。私は少し安心して彼とのことを話す。

「はい、彼の仕事はとても早く、それだけなくとても丁寧に掃除されています… 正直彼はずっとここで働いて欲しいですね。」

私がそう言うと、お嬢様は少し考えて、

「そうか…咲夜がそんなに褒めるなら本当なのだろうな……だが、あいつがここにいる理由が何故なのか分かっているな?」

「はい……彼がここに居るのは窓ガラスの修理費の為です…」

「そう残念にするな…。 それに私もあいつのことを知りたいのよ…

どうして人間があれだけの破壊力を持ったスペルカードを行使することができるのか…」

「確かに…彼のことはまだよく分からないことが多いですから…」

「そう…だから私はあいつにあのリングを付けたのよ…。あれを付けているあいだは絶対にこの屋敷から出ることは出来ないからね…」

「?そうなのですか?」

それは私もうれしい…、創真くんがここから出られないとなったらずっといられると思ったら、どこか心が踊るような感じがした…

 

するとお嬢様は釘を刺すように言う。

「しかしだ。あいつは博麗の巫女のお気に入り…あいつをここに閉じ込めたとなれば、必ずこの館に侵入してくる…」

「しかし、あの巫女ならばお嬢様の足元にも及ばないのではないでしょうか?」

「いや、次に戦う時は恐らく巫女の後ろにあの男が立っている。」

その言葉を聞いて、私の思考が止まった。

ど、どうして創真くんが…あの巫女の味方に……?

 

「まぁ、当然だな。我々と巫女とでは優先順位は巫女の方が高いだろう」

そしてお嬢様は目を少し光らせて言う…。

「しかしだ!我々の誰かが博麗の巫女よりも大切な存在になれば…あの男はずっとこの館にいることになるだろうな…」

そしてお嬢様は私の方へと目を向けて…

「さて咲夜、お前がなぜ私にあの男をここに置いてくれと頼んだのかという理由はあえて聞かないでおこう……。1ヶ月しか猶予はないぞ…

手に入れたいのならば行動しなさい?私は見守ってあげる…」

 

「お、お嬢様の能力を見た限りではどうなのですか?」

私は聞いてみる…可能性が0ならばそれは無意味なことになってしまうからだ…するとお嬢様はニヤリと笑って、

「無数の運命の中で幾つかお前とあいつが付き合っているものがあった……とりあえず行ってきなさい…私は社内恋愛も許せる方だから。」

「は、はい!行ってきます…!」

そして私はお皿を回収して彼の所へ向かう…

彼は今何をしているのかな?

そんな疑問を抱えて、私は創真くんの居るであろう彼の部屋へと向かうのだった……。




咲夜さんが来たのは、創真くんを返させないためです!

果たして咲夜さんルートが有り得るのか…!頑張れ咲夜ちゃん!!


それでは次回も楽しんでね!


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始まりのトス

咲夜さん襲来イベから1週間がすぎた時のお話。

それではどうぞ。




僕が紅魔館で働きだして、1週間が経過した…。

この一週間の間に僕がしていたことと言えば…紅魔館の清掃業務と

美鈴との修行。それにパチュリー監督の元で魔法を教わっていたぐらいだ。

ただこの3つだけをしていたのだが…それだけでも僕自身強くなったかと聞かれたら、その実感は皆無に等しい。精々使える魔法が3つに増えたぐらいだ…。

本来なら1つでも限界と言われた僕がここまで魔法を覚えられたこと自体奇跡だとパチュリーからも言われた。

 

「おはようございます…咲夜さん。」

「えぇ…おはよう、創真くん。」

そしていつもどうり早朝の6時にやってくる咲夜さんに挨拶をして、朝の間に業務を終わらせ、そして美鈴やパチュリーの所で訓練を行う。

これが今の僕のサイクルだ。

しかしそれを苦だと感じることはない…。

何故なら僕自身、前回の異変では霊夢たちに追いつくことすらできずに彼女たちに結果的に迷惑をかけたからだ。

 

そんな今、僕は美鈴の所へ来ていた…。

「やあ、美鈴。今日もよろしく頼むよ。」

「あ、いいですよー」

と、こんな感じで美鈴とも敬語を崩した感じで話すことになっていた… その理由は単純なことで、美鈴に

「なんか敬語で話されるとむず痒いんですよねぇ……敬語…外してくれません?」

と、本人から言われたからだ。

それからは僕は敬語を外して話している…しかし何故か美鈴の方は僕に対して敬語を外して話そうとはしなかった…本人曰く癖らしい。

 

「そうだ!創真くん、折角だから今日は実戦形式で修行をしませんか?そろそろその戦い方を試す必要があるでしょう?私で良ければ相手になりますよ。」

「おぉ!その提案は正直助かる…僕自身、この戦法を考えたのはいいんだが相手がいなかったんだ…。じゃあ今からやろうか……!」

…そう、僕は美鈴とパチュリーから教わった技と魔法…そして僕自身の霊力、これら全てを併せた僕だけの戦闘方法を編み出したのだ。

 

理屈は簡単で、魔法で自身の能力を底上げし、そこに自分の霊力を美鈴との訓練で覚えた、【操気術】という技で纏い接近戦に持ち込み…

相手が距離を離したら僕のスペルカードで追い討ちをかけるというものだ…。

実際、これで本当に戦えるのか不思議なところだが…それでも紅魔館に来る前よりかは多少は強くなっているはず…という自信があった。

 

美鈴は少し後悔していた。その理由は先程自分で言ったことである。

(勢いで言いましたけど…大丈夫かなぁ……)

そう、美鈴はここ数日の創真の急速な成長に疑問を覚えたのだ。

だからこそ今回、こんなことを申し出たのだが…正直な話。美鈴自身も多少は本気で戦わなければ創真には勝てないだろうと考えていた。

(ここ数日の創真くんのノビは目を見張るものがありますし…

これは以前戦った時よりも…本気で戦わなければこちらも……)

そんなことを考える美鈴だが

「美鈴ー?そろそろ始めようよー!」

と、創真の呼び掛けでハッと我に戻る。

(そうだ…ボーッとしてたら負ける……!ここは真剣に戦わなければ……!!)

「はーい!それじゃ始めましょうか」

「おう!それじゃ戦闘開始の合図だが……」

そう言って創真はポケットからコインを取り出す。そしてそれを手に持って…

「これを飛ばすから地面に着いたら戦闘開始だ!いいか?」

「あ、分かりましたー。負けませんからね!」

「あぁ、僕もそのつもりさ…!」

そして創真はコインを上に飛ばす…重力に従い、上に放たれたコインは徐々に下へと向きをかえ、そのまま地面へと落ちる。

 

 

そしてーーーー

 

ーーカチャン。

 

両者の戦闘を告げる音が鳴り響いた……。




次回!創真くんVS美鈴!

どっちが勝つのか楽しみですね。

そして創真くんが使う戦術が美鈴に通用するのか…?

て感じで今回は終わりです。

良かったらキャラクター案書いてってください…!
(書いてくれたらほぼ採用する予定です…(。ᵕᴗᵕ。))
てな感じで次回も楽しんでください!!

それじゃね!


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門の前の真剣勝負 2

前回それっぽく終わって今回に続きます。

ま、知っての通りの文才なので…そこは期待しないでください。


それじゃあどうぞ!!!


ーーコインが地面に落ちる。

 

瞬間…創真と美鈴がほぼ同時に動きだす。

創真が霊力を解放し、それを纏う。美鈴は呼吸を整え

美鈴と創真が互いに突っ込み、そして両者がぶつかり合うその時……

創真が魔法を発動させる…

「【パワー・ライズ】!!」

創真のスピードが急激に上がり、その勢いに任せ右手に霊力を込めて美鈴に放つ…。

「……ッ!」

美鈴はそのスピードに戸惑いながらもなんなく霊弾を弾き飛ばす。

そしてそのまま創真に距離を詰めて正拳突きをくらわせる。

 

「……はぁ!!」

「危ねぇ!」

美鈴の放つ正拳突きを創真は首を傾け、間一髪で躱して美鈴に右の大振りのパンチでダメージを与えようとする…

だがそれをただうける美鈴では無い、苦し紛れに打った右のパンチを腕で絡めてそのまま創真を投げ飛ばした。

 

「…ウッ?!」

10メートル以上空を飛ばされて、創真は必死に留まる。

(やはり美鈴…強いな、これは…地上では勝てん…次喰らったら多分やられる…!…ならば……!!)

創真は詠唱と共に空へ飛ぶ。少しでも勝算の空中戦に持ちこむ…。

その策に気づいた美鈴も空中へ浮遊した。

 

「創真くーん?空中戦なら勝てるなんて思わないでくださいよー?」

「なんだ気付いてたのか、ならば話は早い……!」

そして創真が加速する……

(美鈴にさっきと同じ方法で攻めるのは愚直!なら……ここ仕掛ける……!)

創真は美鈴加速した直後にスペルカードを取り出す…

「美鈴!これを受けてみな!【重符 重力光弾】!!」

黒い光を帯びた球体を美鈴に目掛けて撃ち出す。それに合わせてスペルの代償として創真は地面に降下する。

「またそれですか?!」

美鈴は創真のスペルカードは受け流すことが出来ないことを知っているので、創真の重力光弾を躱す。 ただ威力が高いだけで、本質は真っ直ぐ飛んでくるだけなので、躱すのはいとも容易いのだ。

美鈴はしっかりと重力光弾を躱し、再び創真の方へと視線を向けるが…。

(……?!何処へ…?)

そこに落ちていった創真の姿はなく、美鈴は困惑する。

 

「【範激 網羅蹂躙】!!」

 

そんな美鈴の上空から弾幕が降り注ぐ…!

 

(……なんで上に!?)

急な攻撃に対応が遅れるが、美鈴は飛んでくる弾幕を撃ち落としていく。

だがそれよりも何故、創真が自分の上にいるのかが分からなかった。

 

「どうしてそこに……?!」

「これが僕の第二の魔法さ、その名も【イリュージョン】。どうだ?分からなかっただろう?」

「くっ!でもまだ負けていませんよ!」

「いーや僕の勝ちだ、なんて言っても……このスペルは空のマウントがあれば最強の性能を誇るからな!!行くぞ美鈴!

【重術 グラビティスペース】!!」

そのスペルを発動した瞬間。

 

美鈴に重力が掛かる。

(何……?!この重みは…!?耐えきれ……ない)

そのまま美鈴は地面に叩きつけられ、その空間に点数となってバラけるのだった…

 

美鈴の元へと降りて創真は呟く…

「ま、こいつは魔法で代償ダメージを減らそうとして作られたスペルカードだよ……最も今の美鈴には聞こえていないだろうけどね…」

そして創真は美鈴が復活するのを待つのだった…。




新たな戦術…上空から押しつぶす

なんて戦いなんだ…主人公の戦い方ではない!!


てな感じで今回は終了です!

良かったら次回も楽しんでね!!


そいじゃぁまた次回も!


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ーーSide Story 1

はい、サイドストーリー…

それは霊夢たち視点を指す!(今のところは)

番外編なんかも今の章が終わったら出そうかなって思ってます。

それでは!


「あーー創真ぁーー」

「おーっす霊夢ー?魔理沙様が来てやった…って何してるんだ?」

「んーー?見ればわかるでしょ寝てるのよ。」

「おいおい、そんなにだらけてていいのか?」

「何よ。別にいいわよ、あーーー創真ーーー…」

 

ここ一週間、創真が紅魔館に行ってしまってから、博麗神社の巫女、博麗霊夢は創真がやってくる以前よりも怠惰な生活をしており、まともにご飯も食べていないようだった…

 

「おい霊夢、里の方でお前がどうしてるか、って心配してたんだぜ?」

「知らないわよそんなの…私からしたら創真の方が心配なのよ。」

「?なんでだぜ?」

「殺されてないか心配なのよ…それに私の弟子よ?そんなことがあったら私の面目丸つぶれじゃない。」

「あーーそっちかよ」

 

なんて会話をしていると空が歪み、隙間が生まれる。

そこから……八雲紫が姿を表す。

 

「やっほー!霊夢!ゆっかりんが遊びに来てあげたわよー!」

「帰れ、消えろ、くたばれ。」

「えー!ひっどーい!折角貴方の弟子の状態を教えてあげようと思ったのに……」

そう紫が言うと霊夢は

「何してるのよ紫、早く来なさい。中で話しましょ?」

と手のひらを返したように紫を歓迎した。

魔理沙は「なんだそりゃ……」と呆れていた…。

 

「それで?あんたは何を知っているのかしら紫?」

「そうねぇ…だいたい全てのことを把握しているわ。彼がどうして異変の解決へと走ったのかも……ね」

それを聞いた魔理沙はすかさず

「それを知ってるってことは紫…お前があいつに異変解決を焚き付けたってことだ…違うか?」

すると紫は少し驚いたように

「魔理沙…あなたって以外と頭が回るのね…」

しかしそれ以上に霊夢が激昂した。

「紫あんた……余計なことを……!」

「あら?余計?貴方たちだけではあの吸血鬼に勝てたのかしら?言ったでしょう?私は全てを把握していると。」

 

それを聞いた2人は何も言い返せなかった。それもそのはずで、魔理沙はともかく霊夢は全く鍛錬をしていなかったからだ。

そんな2人をみて、紫はさらに畳み掛ける。

 

「霊夢、貴方は幻想郷最強と謳われていたせいで天狗になっていたのよ。でも実際は違った…今回でよく分かったでしょう? 彼が帰ってくるまではまだ時間はある…それまででもいい。 せめて貴方は博麗の

最終奥義を完全に習得しなさい。それを使う事ができるなら、貴方は本当に最強となる…。次に魔理沙。貴方はただの人間…人間の攻撃力には限界がある…それは分かるでしょう?霊夢が博麗の最終奥義を習得してしまえばあなたと霊夢の差は計り知れないものになる…だから貴方が今の立ち位置にいたいならば人間を超える魔法を使いなさい。そうすれば今までよりも強い妖怪が現れても対処することができる」

「……分かったわよ。」

「あぁ、分かったぜ……」

バツが悪そうに返事する霊夢と魔理沙、それを聞いた紫はさらにこんなことを告げる。

「ちなみに……創真の事だけど…彼、相当力を付けているわよ。

貴方たち本当に平和ボケしてると追い抜かれるわよ?特に霊夢。」

「……それはまずいわね…魔理沙、今日はもう帰りなさい。たった今予定が出来たから」

「あぁ……言われなくても帰るぜ…私もたった今用事ができた…」

 

そうして2人は鍛錬を開始した。

次にくる異変の為に…創真に追い抜かれない為に…。




はい、なんとこの小説の霊夢。無想転生が使えないという…

これを習得しうるのか…? これからの活躍に期待です。


それと…最近見てくれてる人が多くなっててすごく嬉しいなって思います!

いつも見てくれている方、本当にありがとうございます!

お気に入り件数30にいったら、見てくれてる人のリクエスト募集中とかしてみたいと思ってます!

それとキャラクター名の案なんですけど…

是非やってください!!(懇願)

ほんとに採用するんで!お願いします!!


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お嬢様の元へと

この話は前々回の続きとなります。

遂にここから紅魔館労働編も中盤…この話を基盤にどんどんと展開を進めたいとおもっています!

より一層楽しんでくれたら幸いです!

それでは楽しんで、どうぞ!!


「いったたた……、全く…いつあんな魔法を使ったんですか?」

復活した美鈴は創真にそう尋ねた。

「いやなに、それは秘密だよ…こいつは仕組みが分かっちゃうと次から通用しなくなっちゃうから。」

…この魔法はただの目の錯覚を利用したトリックなだけだ。

つまりタネがある。それを知られてしまえば、この魔法を使う理由が無くなっていくのだ。

だからこそこの魔法のことは秘密にしておく。

「ま、今日はこれぐらいでいいでしょう…それで創真くん。手応えはありましたか?」

そう聞く美鈴に僕はすこし考えて…

「うーむ…どうだろ…やっぱ最後のスペルカードで魔力の大半を持っていかれるから…あんまり多用する戦術は起用しないかな…」

「まぁ、それでもその戦い方は初見の人には有効ですしねー…

どんな戦い方で戦うのか、その判断力が重要な鍵になりますね。」

「そうだよね…ここでの働く期間の間に完全に把握したいよね…」

 

そんな感じでゆっくりと話していると…後ろから咲夜さんが来た。

「創真くん、そろそろ昼食の準備を始めるので来てくれますか?」

「あ、了解です…それじゃあ美鈴、また!」

「あ、はーい、それではー」

そして咲夜さんに着いていき、食事を作り出すのだった…。

 

創真くんと移動している中、私は少し先程眺めていた創真くんと美鈴の弾幕ごっこのことを考えていた。

(さっきの美鈴…どうしてずっと下をみていたの?)

…そう、気になる内容は先程の戦いで、なぜ創真くんが上に飛翔しているのに美鈴は下を眺めていたいたのか。

確かに下から彼のスペルカードが放たれていた。でも次の瞬間には創真くんは美鈴の上にいて、もうひとつのスペルカードを発動させていたのだ。

 

そして2人は昼食を作るのだった……。

 

 

「創真くん、これでみんなの料理は完成しました。それじゃあ私は買い出しに行ってくるので、少しお嬢様のお世話をしてもらってもいいですか?」

「あ、あぁ…分かりました。頑張ってみます…」

彼は少し緊張してるようだ。なので緊張を解すために私は微笑みながら言う。

「大丈夫ですよ…お嬢様は屋敷の住人には優しい御方ですから…。別に気にすることはないですよ。」

「そ、そうなんだ…少し……安心した…」

「それでは行ってきますね、お嬢様のこと、お願いしますよ。」

「分かりました、それじゃあ行ってらっしゃい。」

 

……咲夜さんが居なくなってから、僕はレミリアさんの居る部屋へ向かった。

「相変わらず豪華な扉だなぁ…」

等と言いながら「失礼します」といい、中へと入る。

 

そこには初めてであった時のように、その小さな身体からでも威厳ざ溢れている……

と考えさせられる程の吸血鬼…レミリア・スカーレットが初めにであった時のように玉座に座っていた……




はい、今回はこれで終わりですね。

ようやく出てきたおぜうさま!

しかし…ここのレミリアはカリスマ溢れる振る舞いをされている…!

て感じで、これからの話の展開に注目ですね!!

(告知です!この章が終わったらAnother Storyを作りたいと思うんですが、それでもし、やって欲しい案などがあったらコメント欄に書いてください。もしくは、TwitterのDMで送ってくれても大丈夫です
多くの案を頂けることを願います…。長文失礼しました)


それでは!次回も楽しんで!!


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誘い

はい、どーもです。

今回も見てくれてありがとう。

それじゃあ…どうぞ


「よく来たわね、まぁ楽にしていいわよ」

部屋に入って固まる僕にそう言ってくれるレミリアさん。

「しかしですね…」

「口答えはしなくていいわよ、楽にして?」

「わ、分かりました…失礼しますね…」

そしてレミリアさんの前に置いてあった椅子に腰をかける。

その椅子はやけにふわふわしていた。

(いい材質使ってるなぁ…)

 

「ねぇ、落ち着いたかしら?」

座ってから数十秒後、僕にそう問いかけるレミリアさん。

「あ、はい。かなり……落ち着きました。」

僕はそう答えて次に彼女がなにを聞くのかと耳を傾けた。

「そう、それじゃあ…貴方に聞いておきたいことがあるわ…これは命令ではなく単なる誘い。深くは考えずにあなたの答えを聞かせて…」

「わ、分かりました…」

「それじゃあ聞かせてもらうわね……貴方…」

次に彼女が発する言葉に僕は思わず目を見張ることとなる。

 

 

「吸血鬼になりたいと思わない?」

 

「……え?」

理解が追いつかない。どうしてもそんなことを聞くんだ?吸血鬼ってなれるのか?でもどうやって…… しかしなってしまうならば何が失われる…?

 

等と頭の中が疑問で1杯になる…。

どんどんと頭の中を巡る考えが僕の正常な判断力を削いでいった…

 

 

 

彼に吸血鬼の話をしたのはいいけど……それから固まっているわね…

それではつまらない。はやくこの子の答えを聞きたいのだから……

「ねぇ…答えは決まった?」

「答えはノーです。すいませんがこの誘いは断らせて頂きます。」

「あら……どうしてかしら…?ちなみに博麗霊夢に関連付けずに答えなさい。」

…べつに彼が断るのは知っていた。なぜなら彼は博麗の巫女の所の人間。自ら妖になるわけが無い…。だからこそ博麗の巫女に関係する話をせずに理由を述べて欲しかった。

 

そして……私の観た運命に沿って進んでいるのならば…ここでこの子は……

 

「僕は……僕の生き方をしようって…決めてるんです。」

「……!そうか……それは残念だ…だが、これは悪い話ではないのよ?貴方のことはこの館の全員が大切だって思っている。だからこそ吸血鬼になって人間とは比べ物にならない時を皆で過ごしましょう?」

 

 

なんかプロポーズを受けている気分だ…。

でも僕は妖怪になるつもりはないし、この命が尽きる時も人間のままで死にたい。

なので僕は……

「それでも嫌です。僕は人間としてこの先も生きて行きたいと思っていますから…」

そう言うとレミリアさんは少し残念そうにして…

「そうかならばこの話はやめよう。それでだ…もうひとつあなたに頼みたいことがあってね…聞いてくれるかしら?」

「できる限りのことはやります。」

「そう…それじゃあ貴方にして欲しいことは……」

レミリアは1拍おいて、僕に喋り始めるのだった…。




はい、吸血鬼のになるかという誘いを受けます。

理由は……分かりますよね??

ま、これも後に分かることですので悪しからず。


まぁ、それでは次回もお楽しみに


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頼み

はい、前回のレミリアの頼みとは…

この話で明らかになります!

それではどうぞ!!


「私の……妹…フランの専属で子守りを、して欲しいのよ。」

「フラン……?レミリアさんには妹がいるんですか?」

初耳だった…この屋敷にいる人たちからはそんな子の話は一度もされたことがなかったからだ。

でもその子がいるのはどこなんだ?僕はこの屋敷をある程度は見てきた。だからこそそこにそんな少女がいたならば気が付かない筈がないのだが……

「ちなみに…そのフランって子はどこに居るのですか?」

「フランがいる場所は……この屋敷の地下…図書館の地下に居るわ…」

「え…?どうしてそんな所に?」

それではまるで除け者にされているようなものでは無いか…

等と僕が考えていたら、それを見透かしたかのようにレミリアさんは僕につたえる。

「私は……いえ、私たちはあの子を地下に閉じ込めているわ。」

「え……?」

「あの子は産まれて直ぐに自らの力で親を殺したの…そしてその力は未だ制御出来ないでいる…。だから私達はあの子自体から離れることにしたのよ。もう私達ではあの子の心を開くことはできないから……でもあなたは違う。他の従者の反応を見ても、あなたはフランの力を上手く抑え込めるような気がする…だからやってくれないかしら?」

かなり褒められた…でもどんなことをすればいいんだ……?

「ちなみに…僕は一体なにをすればいいんですか?」

「あら?それは簡単よ…あなたはただ、フランと一緒に行動してくれればいいの…あなたに頼むことはあの子の子守りをすることよ。」

「なるほど…分かりました。でもその前に…一日だけ猶予を貰ってもいいいですか?」

「?どうして?」

そう疑問に思ったのか、僕にそう尋ねるレミリアさん。

だから僕はその理由を応える。

「まぁ、心の準備をやっておきたいんです」

「そう……まぁ、それは別にやってきなさい。明日からフランの子守りをやって頂戴。」

「はい、かしこまりました。」

 

「まぁ、話はこれくらいね…それじゃあ下がって大丈夫よ。」

そう言われたので僕は部屋を後にすることにした。

「分かりました。それでは失礼しました…」

そうして僕は部屋を後にする…

 

 

「はあ…」

彼が居なくなった部屋でわたしはため息をこぼす…皮肉な話だ…。

私たちではフランの心を開くことができないからと言って…

彼に頼んでしまった…。

咲夜はきっと私を恨むだろうな…等と考えながら…私はこれからの未来を視る。

「頼むわよ……博麗創真……」

 

その独り言はレミリア以外の人に聞こえることはなく、その部屋で小さく反響するのだった……




はい、レミリアの頼みはフランのことでした。

ようやく出てきたフランちゃん。

それでは次回も…


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記念の品

はい、なんやかんやでアクセス数の伸びが安定してきたKUROです

皆さんいつも見てくださりありがとうございます!

今週中に一日のアクセス数が100を超えたら…2話投稿とかしようかなーみたいなことを考えてます…

良かったら布教してください

それでは


僕はその日の夜、テラスにて明日のことを考えていた…

その理由は1つでフランという子の面倒を…僕は見るとができるのだろうか…そんなことを考えながら1人テラスで外の景色を眺めていた…。

 

そこに1人の人影が…… 僕の後ろに現れた。

「あら…創真くん?珍しい…どうしてここに?」

そこに現れたのは僕の上司である咲夜さんだった…

「実はですね……明日から妹さんのお世話係にお嬢様から任命されまして……」

「……え?そうなんですか?」

どうやらこのことはまだレミリアさんから伝えられていなかったようだった…

「えぇ、そうなんですよね…でも、僕にできるのか心配で…どうしたらいいんですかね…?」

 

 

私は困惑していた…いきなり彼に伝えられたことはあまりに唐突で、衝撃的な事だった。

(どうして創真くんが…妹様のお世話係に…?妹様の狂気はまだ納まっていないはず……お嬢様は一体なにを考えていらっしゃるのかしら…)

少し考え込む。すると創真くんが私のかおを伺っている…。

「えっと……どうかしましたか?」

「……え?いえいえ!別になんでもないですよ?」

「あ、そうですか…なんか……すごい思い立ってる感じだったので…」

「まぁ、それは気にしないでください…。それで…あなたの心配ですが…それは気にしないでください。お嬢様の推薦で選ばれたのでしょう?ならばそこは胸を張ってもいいと思いますよ?」

そう彼に言う。彼は少し安心したように…

「そ、そうですか…まぁ……分かりました…」

と呟いた。

 

「あ、そうだ。創真くん、ちょっと私に着いてきて貰ってもいいですか?」

「?分かりました。」

 

..

そうだ…彼にアレを渡しておこう…。

そう思って彼を自分の部屋に呼ぶことにした…

 

「それじゃあ適当に座っておいてください。」

「えっ…とそれじゃあ失礼します。」

適当な椅子に腰掛ける彼に私はある物を渡すべく、引き出しからそれを探す。

そして…

「あ、あった。」

「?何があったんですか?」

「いや、創真くんが妹様のお世話係に任命された記念として…この時計をプレゼントしようかと思って…これを受け取って貰えますか?」

そう言って私は1つの懐中時計を彼に渡す。

「ありがとうございます…大事にしますね」

「それは肌身離さずに持ち歩いてくれませんか?」

「え…?分かりました……」

そうして彼は時計を胸のポケットに閉まった。

「それじゃあ明日は朝からお嬢様の所へ向かうので今日はもう眠りましょうか」

「了解ですそれじゃあ失礼します。あ、時計ありがとうございました!大事に使わせて頂きます。それじゃあおやすみなさい」

彼が部屋から出ていった後、私は1人になった部屋で机の引き出しからもうひとつの懐中時計を取り出した。

 

「えぇ、出来ればその時計が使われないことを願います……」

1人私はただそう呟くのであった……。




はい、咲夜さんに渡された時計の能力とは……?

咲夜さんから何か貰うだけでも妬ましい……パルっちゃいますよほんとに

てなことで次回……遂に…フランちゃんが……?!

てことで次回もお楽しみに!

バイバイ!!


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悪魔の妹

遂に来た!フランちゃんが遂に来た!!

はい、それではどうぞ(ネタ切れ)

まぁ、ネタ募集中なんでよろしくです…(諦め)


「いい?創真。ここがフランの部屋よ…咲夜」

「はい、かしこまりました。創真くん、こちらへ」

朝、僕はレミリアさんと咲夜さんに連れられて大図書館の地下…

フランという子の部屋の前までやって来ていた。

 

「それでは…ご武運を……創真くん…」

「え、今なんて」

「死ぬなよ、創真。」

……咲夜さんに言われて聞き間違えたと思ったのに…レミリアさんに再度言われた。

死ぬの……?俺は…

 

そんなことを想像しながらも俺は扉を開ける。

その扉は重く、なんとも開きにくかったが、それをこじ開けて中に入る。ここまで来たらもうガムシャラにやってやるだけだ!

そう決心を心の中で済ませる。

 

そして中に入り、扉が閉められた。

「……は?」

あ、閉めるんだ…….え……、どうして…?

 

等と考えている暇はない、とにかく一刻も早く、フランという子と接触を図らなくては…

 

そう思い立ち、僕は行動を開始する。

薄暗い部屋で目の前はなにも見えない。

 

だがそんな暗闇の中から……

「あなた……だぁれ?」

中から声がした…つまりこの子が…!

「……!僕は創真だよ、博麗創真……君がフランドールかい?」

「へぇ……創真…かぁ、なんでここにいるの?」

「それはだね……きみのお世話係をレミリアさんに頼まれたんだ。」

「……!!お姉様?それなら必要ないわ。今すぐに帰って!」

……レミリアさんの名前をだした途端態度が急変したな…

そうか、この子はレミリアさんに閉じ込められたんだっけか、

それはキレるわ……普通そうだよな。

とにかくこの子を落ち着かせないと……

「なぁ、フランちゃん、僕はレミリアさんに頼まれたとはいえ、本当に君と出会ってみたいと思っていたんだ……だから姿を見せてくれないか?」

「……?見えていないの?私が……?」

「あぁ…暗すぎてね…僕ではなにも見えないよ。」

「なら、灯りを付けてあげる。そしたら、私と遊んでくれる?」

「それくらいなら大丈夫だよ…。」

「本当?!じゃあ直ぐに付けるね!」

 

そしてあかりが着いた…。そして真っ先に僕の目に映りこんだのは…

 

切り裂かれた人形、肉片がこびり付いた壁など…残酷で表現しがたい光景が映りこんだ…。

(……?!なんだこの部屋??一体なにをしたら…)

「ねぇ、早く遊んでよ」

不意に話しかけられ、僕はそちらの方をむく……そこにはレミリアさんと瓜二つで宝石の様な翼が生えた可愛らしい金髪の少女がそこにいた。

「わかった、なにをして遊ぶんだ?」

「そうねぇ、私と弾幕勝負……?をしましょう!負けたら……貴方は私の動かない人形になってもらう!」

「わかった……人形に…はっ?」

おいまてつまりそれって遠回しに俺の事…!

「それじゃあ…簡単に死なないでね!!」

 

……負けたら死ぬって事じゃないかっ!

 

僕は瞬時に戦闘態勢にはいり、フランドールに対峙するのだった……




はい!それでは始まりました…!
フランちゃんVS創真くんのガチバトル(なお文章力)

てなことで今回はこれで終わり!

それじゃまた!!次回もお楽しみに!


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狂気

はい、前回の戦いの続きです!


楽しんでください!!


さすがにまずい……勝てる気がしない…!

僕はただ交わし続ける。フランちゃんはその強化した爪で僕の首筋を掻っ切ろうと手を突き出してくるのだ……

それを何とか躱して僕は霊力を練るそして、

「はな……れろ!」

フランに一撃を入れる。

しかしフランはそれに怯むことなく、僕に蹴りを入れた。

「……ゴふゥ!」

部屋の壁に叩きつけられる。

なんて威力……これはまずいぞ……

今の一撃は僕自身結構本気の攻撃だったのだ。それをあの子はなにも感じなかったかのように僕に攻撃を続けてきた……。

即ち…

「本気で行っても勝てる確率は限りなく少ないってことか……」

 

 

(なんなの?!今の一撃……!)

フランは困惑していた……それはあの人間…名前を博麗創真と、言ったか…そいつに撃たれた弾幕が自身の想像以上の攻撃力を誇っていたからである。

(少なくともあれをあと何発も食らうのは良くないわ……)

そう考えたその時……フランの狂気が、フランに囁く……。

《どうだ?あいつを殺したいだろう?あいつをぐちゃぐちゃに……しテやりタイだロ?》

「……?!あ、ァ、ガァアアアァァア!!」

 

……?!なんだこの感覚……!

肌がヒリヒリしてきた……?!こんな感じはまさか…

恐る恐るフランの方をみる。そこにはレミリアさんの言っていた狂気に苛まれ、僕に殺意をむき出しにたつ、本物の悪魔のようなフランの姿があった…。

 

「クソ!【ライズアップ】!」

とにかく耐久性を上げろ!一撃でも受けたら死ぬ!だから……少しでも防御をあげるんだ……!

「ナンのてイこう?ムダだっテワカッテイルデショウ?」

「それでも足掻くんだよ。できる限りでね……」

 

ふーんと行ったあとフランは僕に突っ込んでくる…

それは人間の僕には到底追いつける速度ではなく、命の危機を瞬時に感じた僕はその場でスペルカードを発動させる……!

「……!【重術 グラビティスペース】!」

周りの重力が上書きされる。

これは範囲内の生物の重力を底上げさせるスペルだ、なぜこれを打ったのか……僕にはわからなかったが…とにかくこれが得策だと…そう本能的な行動だった…。

 

 

「ナッ?!」

ドサッと倒れるフラン…なんとか間に合ったようだ。

「さて…僕的にはこれでチェックメイトだと思うんだが…ちがうか?」

「ふざッケルなぁ…!!」

立ち上がるフラン…強すぎじゃないか…?

 

そして、その刹那僕の身体から血飛沫が飛び出る。

「はっ……?」

今度は僕が倒れる。一瞬だった…僕はフランに何をされたのかも理解出来なかったのだ。

そしてフランが近ずいてくる……

そして…

「サヨウナラ、おねェサマの従者さん?」

 

僕の頭に彼女の拳が振り下ろされるのだった……。




フランちゃんの狂気に創真くんは為す術なく倒れてしまう……

創真くんは何とか立ち上がることができるのだろうか??

次回もお楽しみに!


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決着

ついに決着。

それでは


拳が振り下ろされる…

僕はその狙いを頭だけにしていると分かっていたからか、即座に首を曲げて、その攻撃を躱す。

 

「……?!」

「狙いが単調過ぎたな、せいァ!」

驚くフランにそう告げ、僕は渾身の一撃を打ち込む。

「……っつ!」

フランは大きく後ろに吹っ飛ぶ

そしてその隙は僕にとって勝敗を分ける瞬間でもある、僕は即座に次の魔法を展開させる。

 

「……?!あいつはどこに…!」

フランは吹っ飛んだ後即座に創真の僕の方へと視線をやるが、そこに創真の姿はなかった……

「……そうか、次ハかくれんぼノツモリか…」

そういいフランはスペルカードを展開させる

【禁忌 レーヴァテイン】

低く、冷徹な声でその深淵の炎に包まれた武器を具現化させる。

それはレミリアの使うグングニルとは対照的で光のなき黒を彷彿とさせる様であった……。

「さあ、デてキナさィ?」

フランの無差別な攻撃が始まる……

 

 

……おいおいおい、あれはやばいだろ!

フランの使うあの武器…殺意の塊じゃないか!!

あんなもん振り回されて溜まったもんじゃねぇ…かするだけでも肉片になってしまう…!

瞬時にそれを感じ取った僕はフランに気づかれないようにスペルカードを発動させる……が、その刹那ーー

 

フランと目が合った。

「ミツケタよ……」

「…………!」

焦ってはだめだ…あいつに通用するのは最高で最も高密度の弾幕のみ……そしてそれを僕は持っているから……僕は霊力を貯める…そのスピードはここに来る時よりも、およそ3倍ほど早くなっていた……

 

 

その時…僕は酷く冷静だった…。

まるで死を乗り越えたかのように、確実にフランに技が当たることを確信している様な感じがした……。

(不思議な感覚だ……僕がこの子に勝てる確率は限りなく少ないってのに……僕は何故か落ち着いていられてる…?)

その感覚の正体は分からないが……それでも、いまの僕ならフランにだって、通用する力を発揮させられる……という謎の確信すら持っていた……

 

だからこそ僕は…真正面から戦うことにした……!

「こい!フラン!!お前の技……僕が打ち破るっ!!」

「……?!やッてミロォォッ……!!」

フランが持っているレーヴァテインに力を込めている…。

 

考えろ……それから考えられるフランの次の手段は……!

(吸血鬼の腕力を利用したあの武器の投擲…!そしてそのスピードに追いつく技は今の僕には……ない!!)

持っていたスペルカードを今持つ全ての霊力とともに解放させる…

 

現れる黒い球体…それは今まで撃っていた全ての技よりも黒くより激しい稲妻を発生させ、その力を象徴させていた……

 

「コレで……シネェエエエエエ!!!」

フランがレーヴァテインを投げる動作に動く…1度手から離れればそれはもう創真の敗北を意味する。

だからこそ創真は……!

「【 重符 重力光弾】!!」

投げるよりも早くその技をフランに放つ。

 

吸血鬼でもまともに受ければ怯むような攻撃だ。それの全力バージョンをノーモーションで放たれれば、フランもさすがに回避をとるのだ……

 

狂気に苛まれていなければ…

 

まともな判断力が欠けている今のフランに、回避という選択肢はなかった。その球体ごと目の前の人間を貫くことを考えていたのだ。

 

そしてレーヴァテインは放たれる。

 

しかし、それは重力光弾に直撃し、そのままそれをかきけした……。

 

「……っな?!」

そんな声を上げて迫ってくる弾幕を真正面から受けてしまう…。

「キャアアアーーッ?!!」

 

ーーピチューン!

 

そんな悲鳴と共にフランは点数と共に飛び散るのだった……。




はい!決着!!

創真くん、なにかに目覚めました!!

まぁ、次にこれに目覚めるのはいつですかね?


それでは!次回も!!


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安心

はい!フラグ回だぁ!!!


はい、そんな感じです。

それでは


「ふぅ……こっわ」

 

フランを倒した僕は彼女が回復するまでの間にこの部屋の状態を確認することにした。

 

辺りを見渡す……。やはりここにある人形やら装飾品やらはフランに破壊されたのか、無残な残骸となっていた。

 

それから少したち……後ろで物音がした。

恐らくフランが復活したのであろう、と僕はそちらへ視線をやる。

 

そして笑顔で「おはよう、フランさん」と彼女に呼びかける。

するとフランは少し不機嫌そうに「黙って!」と僕に言ってから

そっぽを向いてしまった。

 

「そんなに怒らないでよ、仲良くしよ?ね?」

「嫌だよーだあなたは嫌い!早く出てって!」

「そんなに拒絶する……?それになんか扉閉められたから出れないよ」

「……は?私あなたと一緒に過ごさないといけないの?!まじでいや!

何とかして出てってよ!!」

「そんなにきらうー?でもまぁ出られるようになるまでは我慢しとこうよ」

「じゃあ……話しかけないで」

「わかっ……え?」

「ここにいるのはいいけど、私には話しかけないで!わかった?あなたは従者なんでしょ?なら私の命令には従いなさい!」

「わ、わかった……それじゃあ……うん……」

 

なんかすごく傷ついたので部屋の隅っこでうずくまっとこ……

「それじゃ……僕…向こうで座っとくから……なんかあったら…話しかけて……」

そうして部屋の隅へ行き、そこに座り込む。

 

(やばい……これ無理なやつじゃね?)

既にフランからは嫌われ、部屋からは恐らく出られない。

つまるところ今の僕の状況は 詰み に近い。

 

(まぁ、そのうち話しかけてくれるでしょ……)

なんて期待をしながら僕は部屋の壁を眺めるのだった……。

 

 

(もう!なんなのあの男!!)

フランは先程自身の所に来たあの男……ただ壁を眺めている男を見ていた。

しかし創真はそんなフランの視線に気がつくことはなく、ひたすらにフランの部屋の壁を眺めているだけ……

(あいつ……どこ見てるの…)

まぁ、別にいいか、そのうち飽きるだろう……と思ってフランは動き疲れたのか…そのままその場に寝転び、睡眠を開始するのだった。

 

(……暇だ)

僕は壁を眺めやりただそう思うのだった……。

 

なんせやることがない、全然眠たくもなければ…何か行動できるわけでもない。

なんかしたいなぁ……なんて思ってたらフランの方から寝息が聞こえる。

 

(……?)

どうなってるんだ…?とチラリとフランの方を見る。

するとそこには、スゥスゥと寝息をたてて眠る少女の姿があった。

 

「ここで寝るのはまずいでしょ……なんでベッドがあるのにそっちで寝ないんだか…」

なんてことを考えながら彼女の方へと向かう。

 

そして彼女を抱えあげて、ベッドに運ぶ。

 

(この子……軽い)

抱えあげてからそんなことを考えながら、フランをベッドに寝かしつける。

 

「仲良くなれたらいいな…」

そう小さく呟きながら僕は定位置に戻ろうとしたら……

 

「お姉……様…私も……仲間に……」

フランが何か言っている。恐らくレミリアさんのことだろう。

 

フランが苦しそうに手を上に伸ばしている。

僕はそっとその手に触れる…。

するとフランは安心したのか、笑顔になって、僕の手をギュッと握り眠るのだった…。

 

そんな中、僕は1つのことに気づく。

(あ、戻れねぇ)

そうして僕はフランの寝顔を眺めるのだった……。

 




はい、優しい世界

そんな感じで今回も読んでくれてありがとうございます!



(特にいうこともないので)また次回!それじゃあ


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提案

はい、平和な回は続きます。

だいたい10時前後に投稿するのはバイトだと思ってください。


それでは


……う…ん?

私は目を擦りながらベッドから起き上がる。

 

…?私、なんでベッドで寝てるんだっけ……?

寝ぼけながら辺りを見渡す。

すると何故か、私のベッドにもたれ掛かって眠る男がいた。

 

「ちょっ…ちょっと?!」

思わずそんな声を上げてしまった。

 

「……?どうし…あ」

「なんでここにいるのよ!あなたは」

「え?フランが寝たからベッドに運んだ、それだけ」

「はこ……!はぁ?!」

 

どうやら私はこの男に持ち運ばれたらしい。

それに気が付かない私もかなり深い眠りに入ってたのか……と考えてると、

 

「ていうか、なんであなたは私のことをフランって呼び捨てにしてるの?」

「だめか?」

「いや、ダメってわけじゃないけど……てかなんなのよあの最後の技」

「?どれの事だ?」

 

……いきなり変なことを聞いてくるな…

僕はいきなりそんなことを聞かれるもんで思わず聞き返してしまった。

「あれよ、私に撃ったあの黒いやつ!あれはなんなの?!」

 

…?あ、スペルカードのことか…

「あれは僕のスペルカードの1つだよ。最も破壊力、攻撃力に長けているんだ。」

「へぇ、つまりはあれがあなたの切り札ってとこね?それにしてもムカつくわね、人間のクセにあんな強い技を使えるなんて…」

 

僕は少し苦笑いする…フランは怪訝そうに僕のことをみる

 

「いや、実はこのスペルカードは使用したら僕自身にもダメージがくるんだ。実際今僕自身めちゃくちゃ身体が痛い。」

するとフランは少し微笑して、

「じゃあ今あなたともういちど戦えばあなたは私に対抗出来ないってこと?」

「多分ね…なんならやる?」

「まさか!弱ってるあなたを一方的にいたぶっても楽しくないし!もうちょっと待ってあげる!」

「それは…助かる……」

なんて物騒な会話を楽しみながら僕らは時間を共にした……

 

それから……

 

「なあフラン、」

「?なぁに?」

僕はフランにここに来るまでの話を聞きたいと言われたのでここに来るまでの簡単な経緯をフランに話していた……

そして話が一段落ついたので僕はフランにある提案をすべく、彼女に話す話題をかえた。

 

「この部屋なんだが……少し女の子の部屋にしては余りに物騒じゃないか?」

「うーん……まぁ、そうだよねぇ…」

「だからさ?この部屋を……リフォームつか、部屋の模様替えをしないか?僕のセンスがフランの趣向に合うかは分からないけど……どう?」

「それはいい考えだと思うわ!それじゃあさっそく始めましょう?創真!」

 

……ということで、なんやかんやで名前を呼んでもらえることになった。

(部屋の模様替えに必要なのってなんだ……?)

やると決めてから僕はそう思った。

 

「とりあえず、この部屋にあるこのフェルトとかで色々と作って行こうと思うんだが……針とか持ってきてくれる?」

「分かった持ってくる!それじゃあさっそく作り始めよ!」

 

そうして僕らの大掛かりな模様替えが始まるのだった。

 




はい、創真くんの起点により部屋の装飾を変えることになりました!

てな感じで今回は終わりです

また次回も!楽しみに!!しててください!(懇願)


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二人の心配

はい、これは記念の品の直後の出来事です。

それでは!


「お嬢様…そろそろ…様子を見に行くべきでは……?」

創真くんが妹様の部屋に入って半日が経過した…。

私は気が気ではなく、早く創真くん安否を確認したかった。

 

「ふむ……そうね、そろそろ1度様子を見に行きましょう」

お嬢様もその気になったらしく直ぐに妹様の元へ向かうことになった。

 

「お嬢様……創真くんは……」

「心配しすぎよ咲夜。あいつがそう簡単に殺られるわけがないでしょう?」

「しかし……」

とにかく彼が心配だった。

お嬢様も平静を装ってはいるが、足取りが少し早くなっていることから恐らくは彼のことを心配しているのだろう……。

私はお嬢様の後に続きながら、先日のことを思い出していた。

 

 

〜前日〜

 

「なぜ創真くんに妹様の世話係などをさせるのですか?!」

「仕方ないでしょ、私たちはフランに嫌われてて、妖精メイドたちはそもそも地下には行かない。だからあいつが1番適任だと思ったのよ。」

「そ、それでもっ!創真くんは人間です…。もし妹様に襲われたら……」

「咲夜、あいつがただの人間でないことはお前も知っているはずだろう?奴は単騎で森を踏破し美鈴を破り、お前のとの戦いを装って私を攻撃するなんて芸当をする奴だぞ?それに最近のあいつは面白い技をここで沢山覚えていじゃない…それに……」

「それに……?」

お嬢様は私の方を向いてハッキリと告げた。

「あいつは吸血鬼になりかけているの」

「……え?」

その言葉に私はそう返すことしか出来なかった……。

様々な思考が私の頭を過ぎる。

(どうして……)(創真くんが吸血鬼に……?)(だから地下に配置したの……?)

「じゃ、じゃあお嬢様は……」

「そう、私はあいつがまた美鈴の所へ行って太陽の光を浴びるのを防ぐためと言うのもある。でもやっぱりこれはおまけ、一番の理由は彼がフランの心を開いてくれると思ったからなの」

「創真くんが……ですか?」

「そう、あいつには人と親しくなる不思議な力がある…。だからそれを使えばフランの狂気も多少は和らいでくれると思ったの。」

「そう……なんですか……」

 

……驚きが隠せない。創真くんが吸血鬼になるなんて、そんな急なお嬢様の言葉に私はなにも考えられなくなった……

それだけ私には急でびっくりする内容だった。

 

「さて、そろそろ着くな。」

「はい、お嬢様」

 

さて、運命のとき……ここの中に彼がいる……私の大切な部下であり、大切な話し相手の博麗創真が……

 

 

遂にフランの部屋の前まで来た。

中から聞こえるのは……なにもない?!

 

お嬢様はそれに気が付いていないのか、そのまま私の方をみて

「さて、開けるぞ?準備はいいか?咲夜」

そう私に聞いた。だから私も

「はい、出来ています……」

と返した。

 

「よしっ…なら入るわよ……」

「はい……」

2人は小声でそう言い合って、扉

を開ける……。

 

そして目に映ったのは、

2人で仲良く談笑しながら部屋の模様や人形などを作る二人の姿だった……

 




心配のしすぎなんですよね、あと咲夜さん結構怒るなぁ……


そんな感じです。そろそろこの章もラストスパートにかかっています。
それにしても長すぎる。

書きたいことを書いてたらこの章だけで10話くらい使ってた……

てな感じですかね(笑)
それでは次回もお楽しみに!


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姉妹喧嘩

はい、出来ましたー

こんな感じですね。

よかったら読んでね!!それじゃ


「あ、レミリアさん、それに咲夜さんも…どうかしましたか?」

レミリアたちが入って来ていち早く気が付いた創真は2人に声をかけた。

 

……だがその2人の登場に怒りをおぼえる少女がいた

 

 

「えっ……?お嬢様…それに咲夜も……どうしてきたの?!」

フランが叫んだ

「フラン……」

そうレミリアは小さく零す。

「ねぇ、フラン…聞いて」

「黙って!お姉様のことはなにも聞きたくない!また私を1人仲間外れにして楽しいことをするの?!いつもいつも私だけひとりぼっち!なにもさせて貰えない!いい加減にしてよ!」

フランはそんなことをレミリアにまくし立てる。

だが、フランのことを地下に閉じ込め続けてきたレミリアにはフランに言い返せるはずも無く、ただフランの言葉を聞いていた。

 

やがて、フランは

「お姉様達なんて嫌い!!ずっと私をここに閉じ込めてたらいいじゃない!!」

と、心無い言葉をレミリアと咲夜に突きつけた。

2人はただ下を向いて、申し訳なさそうに俯く。

 

 

「それは違うだろ?フラン。」

創真はフランにそう言う。

「……?何が違うの?私はなにも違ってることなんてない!」

「いや…違うな。フラン、フランは本当は仲間に入れて欲しかったんだ。」

「…………!違うもん!そんなんじゃ……ないもん…」

フランの勢いが少し収まる。

 

「レミリアさん、先の異変ですが、吸血鬼が住みやすいようにするという理由以外に本当は別な理由があったんじゃないですか?」

と、レミリアに聞く。

するとレミリアは「その通りよ。」と言った。

 

「フラン…今回、私が異変を起こしたのには理由があるの。私は……

貴方が外に出ても好きなだけ遊べるために今回の異変を起こしたのよ。」

 

「……え?」

フランは少し困惑しながらそうレミリアにかえした。

するとレミリアはそのままフランに今回の、今までの自身の心境を

告げていく……

「今回の異変は私たちが外で活動するために起こしたの。そう、フラン。あなたと一緒に色んな所を時間を気にせずに回りたかったから…

そして……あなたを閉じ込めていたのは本当に申し訳ないと思っているわ……、

こればかりは謝っても許されることではない…だって私はあなたが怖かったからこんな地下に閉じ込めたのだもの…でも私の本心はあなたと一緒にいたい。これからもずっと……フランは私と居たくない?」

レミリアは優しくフランにそう尋ねる。

するとフランも

「私だって……本当は…お姉様達と一緒に居たかった……でも館の皆は私から遠ざかって行ったの!!だから許せないの!」

「フラン……」

 

そうフランは誰よりも館のみんなと、自身の姉であるレミリアと共に過ごしたかったのだ……しかしフランは地下に幽閉され、そこで何百年もの時を過ごした……

だからこそいきなり現れてそういう姉に納得が行かなかったのだ。

 

「……なら、これからいっぱい色んな場所に行きましょう?」

そうレミリアはフランに言う。

「……どこに?」

「どこだって構わないわ。貴方が行きたいと思ったところ全て回りましょう…私と一緒に……」

 

フラン少し戸惑った。

自分を地下に閉じ込めて悠々と暮らす姉が、自分の為に行動してくれていたとは知らなかったからだ。しかしならなぜ最初からそう言ってくれなかった等と思うところもあったが、何よりも姉であるレミリアが自分のことを気にかけてくれていたことに多少の喜びを感じていた……

そんなこともあって、怒りと喜びが入り交じった感情は、フランの返事を止めることとなったのだ。

 

「いいじゃないか、フラン。」

「……?創真?」

「フランはレミリアさんが自分のことはどうでもいいって思ってるって言ってだろ?だからこそフランはレミリアさんに怒っていた。

でも本当はそんなことなくて、レミリアさんはフランのことを大事に思ってくれていた。ならフランはそれに甘えたらいいんじゃないか?」

「それも……そうなのかな……」

 

……言ってて思う。結構痛い発言をしてるなと、でもフランのことを思うレミリアさんの言葉に嘘は無いだろう…だってあんなに真剣な顔は見たことがない…だからこそフランもレミリアさんのことを許してやればいいと思った……何より、姉妹なのだから仲良くして欲しいとそう

思ったのだ……。

 

「お姉様…」

「フラン……?」

「これからは私の事構ってくれる?」

「勿論よ、何時でも遊んであげる」

「お姉様!」

フランがレミリアに抱き着く、レミリアは少し驚いて、そっとフランを抱き締めた。

 

…これが……姉妹愛か…なんてことを二人を見てたら考えてしまうな…

そう言えば咲夜さんが喋ってないな…どうしたんだあの人……?

 

 

 

ちらりと咲夜さんの方を向くと……

(姉妹丼……最高です……)

とても幸せそうな顔をしながらガッツポーズをする、

鼻血で湖を造った咲夜さんが床に倒れていた……

 




はい、ひっさしぶりの2000字ギリギリの文章でした。

長いなぁ…とオチはまぁ……ね?ここの咲夜さんもあっちだったと言うことが判明しましたが……。

それではね、次回もお楽しみに!!


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三日

はい、あの姉妹喧嘩からかなりの時間が流れました。


そんな状況でのお話です。


あの後、フランとレミリアさんは仲直りしてくれた。

フランは何時でも屋敷の中を動けるようになったし、それにレミリアさんと一緒に居る時はずっと笑顔になっているのだ。

 

咲夜さんはあれ以来、毎日夜の間、僕の部屋に入り浸るようになった。

 

……なにもやましいことはやってない。

 

美鈴とはあれ以来でも毎日訓練を行った。

だが、何故か外に出ると体がヒリヒリと痛むことが増えてきた。

日焼けでもしたのかな……?

 

大図書館には行くことは減った…。

パチュリーにもう覚えられる魔法はないと言われ、ここに来るよりも他の子達に会いに行きなさいと言われたからだ…。

……嫌われたのだろうか?

 

そしてレミリアさんは……あれ以来よく僕を観察するというか、よく僕を眺めるようになった。それは好意とかではなく、何かを確認するような眼差しだ。

ふと気になり1度その事で尋ねたのだが、「?なんの事かしら?」

とたぶらかされたので、もうその事に触れることはやめた。

 

 

……さて、あれからの話はここまでにして、

 

僕はこの紅魔館で新しいことを沢山経験した。

魔法や、新しい力など、数多くの能力も新しく手に入れることだってできた。これらは全て咲夜さんやレミリアさんたちのおかげであることも理解している。

他にも沢山面白いこともあった。この1ヶ月で僕は様々な面で強くなったのだろう。

「さて……」

 

僕が博麗神社に戻れるまで……あと三日だ。

 

きっとここでやることは全部やったのだろう、

以前渡された時計は何故か針が動かないのだが、咲夜さんに持っておけと言われたのでそれはずっと持っているのだが、何せ首輪の方がとても気になる……

ずっと首を締め続けるのでまともに呼吸しずらいのだ。

 

だがこれを外すことはレミリアさんにしか出来ないので、これはもう諦めている。

きっと外してくれるだろ。きっとな

 

なんてことを思っていたら、僕の部屋の扉が開いた。

 

「あ、咲夜さん。」

「こんばんは、創真くん…何かしてた?」

「いえ、特にはしてないですよ。」

「そう、それじゃ入るわね」

と既に入った状態でそういう咲夜さん、でもまぁそんなことにも慣れてきた自分がいる…

 

「ところで……」

「創真くんは……神社に戻るんですか?」

咲夜さんがそう話を切り出した。

 

「そうですね、もうそろそろそんな時期ですね、」

僕はそう答える。

すると咲夜さんは

「良かったらずっとここで働きませんか?館の皆も創真くんのことを気に入っていますし…もし……帰るなんて言ったら…貴方はどんな目に会うか分からないのですよ?」

「今日は脅迫紛いなこと言いますね……それでもここで働くのは1ヶ月と霊夢とも言っていますし、仕方ないですよ。それとも……まだガラスの値段に足りてませんでしたか?」

「……いえ、大丈夫…。でも……考え直してくれることを願ってますよ…それじゃあそろそろ明日も早いから部屋に戻りますね、」

「は、はい……分かりました…おやすみなさい咲夜さん」

「えぇ、おやすみなさい。創真くん。」

そうニッコリと微笑んで、咲夜さんは部屋を後にした。

 

……考え直すと行ってもなぁ……既に選択は決まっている

 

僕は一人になった部屋でそう呟くのだった…。




急展開すぎるわ!って思いますか?僕も思ってます。

まぁ、やることはやったのでね……あとは…帰るだけ!!

ようやく霊夢が出てくる……かもしれない!!

それでは次回もお楽しみに


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告げる

はい、そろそろまじでラストスパート


それでは


先日、咲夜さんの様子が少しいつもと違ったのだが、次の日にはいつもの咲夜さんに戻っていたので特に気にしないことにした。

 

そして、いつもどうり朝は美鈴のところで修行を行うので、美鈴の所へいこうとしたのだが…

 

「あ、レミリアさん?どうかしましたか?」

「どこへ行くのかしら?創真。」

 

そこに何故かレミリアさんが行く手を塞いだ。

 

「?通してくださいよ、これから美鈴と……」

「創真、わたしに少し付き合わないかしら?」

「えぇ……?」

「いいでしょ?いつも美鈴の所にばかりいってるのだから最後くらい私たちに付き合いなさい。」

「はぁ……わ、分かりました…。」

 

そして僕はレミリアさんに連れられて、レミリアさんの部屋に入るのだった。

 

「相変わらず凄いですね…この敷き詰められた赤の空間…」

「でしょう?もっと褒めていいのよ?」

「目に悪いと思いますよ……」

「人間には悪いかもねぇ」

 

 

等とレミリアさんと雑談する。

すると部屋に1人の少女が入ってきた。

 

「お姉様ー!遊ぼー……って創真がいるー!!」

「やあ、フラン昨日ぶりだね」

「この時間にいるなんて珍しいね!どうしたの??」

「いや、レミリアさんに呼び止められてね…今に至るってとこ」

「まぁ、いいや!それよりもお姉様何するー?」

「そうねぇ……それじゃあ3人でできる遊びでもしましょうか……」

 

 

そんなこんなで時間は過ぎていく。

僕が気が付いたとにきは夕暮れ時になっていた。

 

「もうこんな時間か……」

「楽しかったね!創真!お姉様!!」

「そうね、フラン」

「楽しかったなー」

 

すると部屋に咲夜さんが入ってきて、

「そろそろ夕食の準備が出来ましたので部屋に移動しておいて頂けますか?」

「あ、わかったー!咲夜!」

フランはそう言って直ぐに部屋を後にした。

 

「あ!フラン……まだまだ元気なのね…それじゃ咲夜、今夜のディナーは何かしら?」

「今夜はステーキですよ、お嬢様」

「それはいいわね…それじゃあ先にいくわ」

そうしてレミリアさんもゆっくりとした足取りで部屋を後にして行った。

 

「あ、それじゃ運ぶの手伝いますね」

残された僕は咲夜さんの手伝いをするために、一緒に台所へと向かうのだった…。

 

 

「はぁー!美味しかったね!!」

夕食も食べ終わり、皆が個々の空間へと戻っていた時、フランが僕にそう言った。

「そうだねー咲夜さんの料理美味しかったねー」

なんて僕も返す。

 

なんだかんだでこの館の住人とはかなり仲が良くなっていて、先日咲夜さんが言ったことが本当に起きるのかもしれない。

そしてフランはこう言う…

「これからもずっと一緒に居ようね!創真!」

「……、」

「…?創真?」

「フラン……僕は……」

言うか躊躇う…だが、何も言わないでここを去ることはしたくない…

 

だから僕はフランに告げた…

「もうすぐで僕はこの館から出て行くんだ。」

 

 




ついに言ったぞ創真くん。

これは……一波乱ありますよ

て感じでね次回も……お楽しみに!


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会話

はい、昨日は出せませんでした…すいません……

実はバイトが長引きましてね…書けませんでした()

まぁ、今日はギリギリセーフで許して下さい!

それでは!!


「……え?今…なんて……?」

フランが少し慌てながら僕に尋ねる。

 

だが、相対的に僕は落ち着いていてもう一度フランに同じことを言った

「だからな?フラン…僕はもうすぐこの館から出て行くんだ。」

「どうして?!」

フランが僕に聞く。

僕は言うか躊躇ったが、

「そういう約束だったんだよ…」とだけフランに言った。

 

するとフランは……

「嫌だよ…嫌だ……絶対に嫌!!」

「嫌って……理解してくれよフラン…。」

「出来ないよ!!……どうしても出て行くって言うなら……」

 

「いま……ここで……」

フランがジリっと僕の方へと歩を進める。

それに合わせて、僕もフランを向きながら後ろへと足を引いた。

 

そしてしばらく僕はフランをフランは僕を眺めあい、そして……

 

バッ!……とフランが僕に飛びかかる。

僕はそれを受け流し、そのままバックステップで距離をとる

 

そしてフランに言う。

「フラン、また落ち着いたらゆっくり話そう。それじゃあ」

僕はクルりと身体を翻して、自室ではなく、そのまま紅魔館にあるテラスへと向かった。

 

 

テラスに着いて、 僕は夜風に当たっていた…。

(……紅魔館での1ヶ月は、色んなことがあったけど…それでも僕は……)

 

「?創真くん?何してるんですか珍しい。」

後ろから美鈴の声がした。

僕は後ろを振り向いて美鈴に挨拶する。

 

「横、いいですか?」

「大丈夫だよ」

「それじゃあ失礼します…」

 

隣に美鈴が座った。

そこから少し無言が続いて……美鈴が口を開く。

「あの……確か明日か明後日にはもう…博麗神社に戻るんですよね…?」

「まぁ、そうだね…その事でさっきフランに凄い言われてさ、それでも僕は神社に戻らないと行けないし……」

どうすればいいのかな……と美鈴に今の心情を伝えると、美鈴は思わぬ事を口にした。

 

「それなら…ここの誰かと付き合えばいいんじゃないですか?」

「付き合う……?カップルになるってこと……?」

「そうですねぇ…創真くんの好きな人と付き合っちゃえばいいんですよ。そうすれば博麗の巫女に対する未練も無くなるでしょう?」

「ま、まぁそれもごもっともだけどな……」

 

実際問題、僕は誰かを好きになったことは1度もない。

……と言っても、記憶が消えた以前にはしていたのかもしれないが…

 

「僕は恋愛について詳しくないんだよ…」

「まぁ、そんな感じしますけども……」

等、恋愛話のような何かを語り合っていたら、気付けば刻限は12の針を刺そうとしていた。

 

「あ、それじゃあそろそろ私は門番に戻りますね。」

「おう、了解ー。頑張ってな」

「どうせ夜には何も来ませんけどもね」

 

そう言って美鈴はテラスから1階へと飛び降りる。

そしてそのまま地面に着地し、門の方へと戻って行った……。

 

「さて…そろそろ僕も……」

そう言って立ち上がろうとした一瞬だった。

 

「あれ……?なんだか…身体が…」

暑い……?いや、違う…何かもっと違う……不思議な感覚……

身体の何かが変化していくような…

 

そしてそれはいつしか痛みに変わり、僕はその場に倒れ込む。

(……何だこの痛みは?!立っていられない程とは……)

テラスでのたうち回り、それでも痛みはひくことはなく、むしろ悪化した……

そしてその痛みに僕は限界を迎え、そのまま気絶してしまった。

 




はい!遂に創真くんの身体に変化が……?

てな感じで次回に続きます。

どんな展開になるのか……?!

てことでまあ次回も!お楽しみに!!


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地下の会話

はい!ごめんなさい!(投稿おくれ)

まぁちょっと長めなので……これで許して…それでは!


「……はっ!」

…なぜか僕はテラスではなく、それでも…自分の部屋とも違う…

別の部屋で目が覚めた。

 

辺りを見渡す…するとジャリ…と鎖の音がした。

それに手も何か重たい。

なんだ?と手の方を見ると、僕の手首らへんに、これはまた僕の手のサイズに合わせたかのようにピッタリとフィットした手錠が付いていて、それもその手錠についた鎖はそのままベッドの上の方の壁に繋がれていた。

 

(……どうなっているんだ……?!僕が気絶してる間に何が起こったんだ…?)

等と考える。

 

するとその考えを遮るように、僕の耳にある吸血鬼の声がきこえる。

 

「あら?ようやく目覚めたようね?……創真。」

「…レミリアさん?どうして僕はこんな状態に?」

「それに答える義理はないわ。貴方……今どんな状況かわかる……?」

「そうですよ、やばいんですよ。なんとかしてくださいよォー」

希望うすだが、頼むだけ頼んでみる。

すると意外な返答が帰ってきた。

 

「別に構わいわよ?」

「え?本当ですか?!」

「ただ…………」

 

レミリアさんは少し意地悪な顔でほくそ笑み、僕に言う。

「その鎖を外したところで、貴方は既に人の身では無くなりかけているけどね。」

「……?どうゆうことですか…?」

 

意味が分からなかった。僕が人間じゃない?なら僕は一体なんだって言うんだ……?

 

「簡潔に言うとね……?貴方を私たちの眷属にしてやろうと思ったの…

だから……貴方の首輪をパスにして、貴方の身体に私の妖力を少しずつ分け与えていたのよ。」

「そ、そんな……一体いつから…」

「あら?気が付かなかったかしら?貴方……フランとの弾幕ごっこの時……変な感覚に襲われなかった?」

 

…そう言えばやけに身体が軽くなって……絶対の勝利を確信した瞬間はある……そう、全てが透き通ったあの、未知の領域を僕はフランとの戦いの最中に体験している。

 

「あるには……あります。」

「でしょ?それは私たち吸血鬼の魔力を流し込んだことによるあなたの体の変化よ。……ほかにも…あなたは普段の生活の中でも色々と変化している筈……違うかしら?」

 

……事実だ。フランとレミリアさんの喧嘩以来、僕は何かと力加減が

雑というか、今までの自分とは違うように感じた……。

しかしそれら全てがこの首輪の効果だったとは……

 

「それに……あなたにはここに残って欲しいのよ…理由は分かるかしら?」

 

「……わからんですね、なぜ僕にこだわるのかが……」

 

「……そう、なら教えてあげる…あなたは私が受け止められないほどのスペルを持っている…。それはいずれ私たちの脅威になるでしょう…。ならばそれを従わせておけばそれは脅威にはならない。だからこそそれを付けさせた。」

 

…それというのはこの首輪のことだろう。

ならば、これを取ってしまえばいいのでは……?

そう考え首輪に手をかける、ーーが、首輪には何故か触れることができなかった。

 

「ーーっ?!」

 

「それは外せないわよ?あなたにはね…さぁ、答えを聞かさなさい。

返答次第では今ここであなたには消えて貰うから……!」

 

「そういう訳にも…行きませんよ……!」

 

手に思いっきり力を込める、すると…バキッと音を立てて、鎖を引きちぎることが出来た。

 

「……?!そんな……!」

 

「さて……レミリアさん…」

 

狼狽するレミリアさんに僕はこう言う。

 

「そこをどいて貰います……!」




はい、次回……激突。

ちなみにまだ書いてないので投稿日時は未定です。

気長にお待ちください。

それと……この章の終了と同時にハーメルンでの活動は終了して
なろうに行こうと思っています。

その件でなにかありましたらコメント欄からお願いいたします


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進行のための戦い

戦いの時……

これを制したものがそのことを決められる弾幕勝負。

て感じですかね、そろそろ2章も終わる。(気がする)

この章の終了と次章の内容を決められたのでこれから頑張ります

それではどうぞ


「へぇ……退くと思ってるの?」

 

レミリアさんからとてつもない威圧感が放たれる。

 

「それに……私が命令すれば…あなたは抵抗出来ずにそれに服従する…

それがどういうことかわかる?」

 

そしてレミリアさんは僕の方に手を差し出して……

 

「あなたは既に……私の……私たちのものなのよ…!」

 

弾幕を打ち込んできた……!

 

「……っ!」

 

突然すぎる攻撃に少し反応が遅れたが、何とかその弾幕を躱す…

 

「レミリアさん……」

 

正直…戦いたくはない。勝てる勝てないじゃなくて、これまで一緒に過ごしてきた人達だからだ。皆には傷ついて欲しくないし、傷つけたくもない。

 

しかし……

 

「戦いないといけないってことですよね…?」

 

レミリアさんに構えをとる。

 

美鈴との特訓で編み出した構えであり、この1ヶ月の集大成ともいえるその戦闘方法は、本来ならこの館の住民にふるうことはしないと決めていた…が、今回は相手が相手だ……、手は抜いていられない、全力を

全霊をもって対峙しなければ僕に突破口はない。

 

「あら?その気になったようね?それじゃあ……」

 

レミリアさんはそういった時ーーー

 

それとほぼ同時に僕の身体が宙に飛んだ。

 

 

壁に激突する。

 

冷たいコンクリートに叩きつけられた身体はまともに受身をとることも出来ずにそのまま地べたにスズリ…と滑り落ちた。

 

「ぐ……あぁ……な、なに……を…?」

 

流石に訳が分からなくて困惑した。

 

その答えを誰かに尋ねる。この場にいるのはレミリアさんだけだと言うのに。

 

「あら、簡単な話よ?あなたを妖力で吹き飛ばしただけ。」

 

レミリアさんがそう答えを教えてくれる。

 

……妖力だけでこれほどの力が…既にこちらは満身創痍……

 

(さて……どうする…?もうこっちの手段はほぼない……わんちゃんにかけてもいいが、失敗したらそれこそ本当のおしまいだ……この策だけは最後までとっておこう……。)

 

「パワーライズ!」

 

とにかく魔法で強度を底上げする。これをした所で、レミリアさんには通用しないのは分かっているが……それでもこれを使っておく。

 

そしてーー

 

「うぉおおおお!!!これを……喰らえええぇ!!」

 

霊力を両手にため、大きく上昇……そしてレミリアさんの頭上から

この技を発動させるーーー

 

「『範激 網羅蹂躙』」

 

無数の霊弾がレミリアに向かって放たれる。

 

この技をコントロールするのはほぼ不可能なのだか、狭い部屋の中ならば、この技を使用すれば……殆どの攻撃が対象に命中する。

 

だからこそこの技を使ったのだが……

 

「はぁ……はぁ…す、スペルブレイク……」

 

スペルの効果が切れる、それと同時に自身の身体に脱力感がかかる。

 

そして地面に着地する。

 

「コレで……っ?!」

 

砂煙の中、その中心には…恐らく全ての霊弾を受けたはずのレミリアさんが立っていた。

 

「ど……どうして…?!」

 

「あの程度の技で私を仕留められるわけないじゃない。それじゃあ次は……」

 

あの程度ってーーてかヤバい…レミリアさんが……!

 

「私の番ね……『神槍 スピア・ザ・グングニル』!」

 

レミリアさんの手から紅き槍が精製される。

その槍は紅い妖力を纏っており…その魔力の余波で周りの空気が

紅く染まって行っていた……。

 

「さぁ…これを受けきれるかしらね?……今のあなたに…!」

 

レミリアさんの体がブレる…瞬間的に移動したのだろう……

ついさっきならそれすら気づくことなく吹き飛ばされたのだろう…

 

 

 

だが……今の僕は…

 

突き出されたその槍を大きく飛躍して回避する。

 

「……?!」

 

「その技も……その動きも……既に見切りましたよ…。」

 

槍を避けられると思っていなかったのか、レミリアさんの動きが多少とまる。

 

そこに僕は弾幕を打ち込むために、霊力を溜めようとするが……

 

「……何…?霊力がうまく……たまらない…?」

 

「…?何してるの……?」

 

その隙をついて、レミリアさんはそのまま後ろに後退し、僕から距離をとった…。

 

(……何故だ…?僕から霊力を回すことが出来ない……?)

流石に困惑する…。先程まではちゃんと霊力は使えていたのだ…それなのに……何で……、

 

「……!あなた…」

 

なにかに気が付いたのか、レミリアさんがそんな声を上げる。

 

「遂に…」

 

「なんのことなんですか?」

 

「背中を見てみなさい。」

 

「え?」

 

そうして視線を背中の方へとやると…そこには

 

レミリアさんの翼に酷似した黒い翼が背中から突き出ていた……

 




はい、遂に人外に近づいた創真くん

この子はどんどん人間から離れていくのでしょうかね…

それでは次回も。(次回更新は今週中にしたいですね)

お楽しみに!


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変異

はい!何とかかけた……!


なかなかに忙しくて時間がとれないけども…頑張りますよー

それでは


「……っな?!」

 

なんだこれは……そう気を取られたその時だった。

 

「我が眷属よ。そこに伏せよ。」

 

レミリアさんが冷たく僕に命令する。

 

その命令に僕は抗うことが出来ず、そのまま地面に膝を付け、服従の姿になる。

 

「…ど、どうして……逆らえ…ない……!」

 

「フフっ当然じゃない。あなたは既に私の配下になったのよ?文字通りのね、その証拠があなたの羽よ。」

 

そうして僕から生えた2本の羽を指さすレミリアさん…そしてそれから

グングニルを持ち直して僕に歩み寄ってくる。

 

僕はそれに気が付き即刻退避しようとするが……

 

「……?!身体が……!」

動かないのだ。まるで何か釘にでも打ち付けられたかのようにピクリともその場から身体を動かすことが出来なかった……。

 

「当然私の許可なしではあなたは次の行動をすることもできないわ…

それじゃあ遠慮なくやらせて貰うから……!」

 

そして手に持ったグングニルを僕の右肩に突き刺し、僕の身体を持ち上げる。

 

「……ッッ?!アァアガァアァァァァァァ!!!」

 

そんな悲鳴を上げてしまう。そして次にレミリアは僕の右肩からグングニルを抜き、そのまま僕の腹を切るように振るった。

 

噴水のような勢いで僕の腹から血が流れる。

 

「ーーーーーーッ…?!」

 

もやは声にすらならない悲鳴をあげた。

 

そしてレミリアさんに首を掴まれ、そのまま地面に投げ捨てられる。

 

ーードサり、と音を立てて僕は地面に倒れ込んだ。

 

既に本能で、分かってしまったのだ。

 

ーーーー勝てないのだと。

 

既に彼女のモノとなってしまった僕では彼女の命令には逆らうことはできない。

僕はこのまま彼女になすがまま蹂躙された後に彼女の言葉で行動する人形に成るだろう…ならば……もう勝てないのなら……

 

「……な…ぜ……なんです……レ…ミリ…ア……さん…」

 

「?何が?」

 

「なぜ……僕にフランを……彼女の世話を……頼んだんですか……?」

 

その言葉を聞いて、レミリアさんはすこし笑って…

 

「そんなの決まっているでしょう?あなたのその言葉巧みな話術ならフランの狂気を消してくれると思ったからよ。」

 

まぁでも……と付け加えてレミリアさんはこう言った。

 

「これから感情を失うあなたには関係の無いことよね。」

 

……くる…今度こそ感情もろとも全部消される……!

消されてたまるか……僕はこの1ヶ月間のことを…彼女たちと過ごした楽しい時間を忘れたくなんか……ない…!!

 

身体全体に魔力を巡らせる。霊力が使えないのならば魔力を使う……!

体に熱が戻ってくる。そして……!

 

「はぁああ!!!」

 

身体の重りが外れたかのように僕はその場からはね飛び、レミリアさんから距離を離した。

 

「……?!へぇ…まだそんな力が……ならばもう一度……」

 

レミリアさんがもう一度僕に命令を下そうとした時だった……

 

「もうおやめ下さい。お嬢様。」

 

僕らの間に突如、咲夜さんが現れたのだった…




はい、もうそろそろ創真くんにも人間らしさが出てきましたね
人間からは離れましたけど。

まぁだいたいあと3話くらいですかね

この章長いなって思いました。

まぁ最後までお付き合い下さい

それではまた次回も


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可能性

はい、何とか今日中に間に合わせられました。

それでは楽しんでくれたら嬉しいです。

それではどうぞ、


「何故だ咲夜…?お前だって創真には残って欲しいと言っていたじゃないか?それをどうしてとめるんだ……?」

 

レミリアさんが咲夜さんにそう尋ねた。

 

すると咲夜さんはレミリアさんにこう答える。

 

「確かに残って欲しいです…博麗霊夢の元になど戻らず、ずっとここにいて欲しい…。でも……」

 

「でも?」

 

「それでも創真くんを私のわがままでここに残らせることは…出来ません……!」

 

「だろうな。だが私は…いや、私たち姉妹はあいつに残って欲しい。だからこそ眷属に…妖怪にしたのよ…」

 

レミリアさんは咲夜さんにこう言い切った。

 

咲夜さんは僕の方に振り返る。

 

そして…

「そ、そんな……創真くん…?どうして……」

咲夜さんの身体が震え、絞るように…

 

「どうして……羽が…生えてるんですか……!」

 

僕は下を向いた。答えられないからだ……それにこの羽だって僕は

認めてはいない…

 

「それはその首輪から私の魔力を流したから身体が内側から変化したのよ。……そう、私の眷属にね。」

 

僕の代わりにレミリアさんがそう答えた。

 

「そ、そんな…」

 

ガクリと膝をつく咲夜さん。何か大切なものが抜けたかのように

その場で膝をついていた。

 

「咲夜、そこをどきなさい。創真はこの屋敷にいさせるわ。

……たとえ創真の心が壊れたとしても…一生ね。

それからその後に…」

 

レミリアさんは僕に手を向けて……

 

「咲夜、貴方も吸血鬼になって貰うから」

 

蝙蝠状の弾幕を大量に飛ばしてきた…。

 

「咲夜さん!避けてください!」

 

僕は蝙蝠の弾幕を誘導するように離れる。

どうやら蝙蝠状の弾幕はホーミング性だったらしく僕の方へと

迫ってきた。

 

「…これは……スペルカードで……」

 

そして1枚のスペルカードを取り出して発動させようとするが…

 

「創真。スペルカードの使用を禁止するわ。」

 

その言葉によってスペルカードは発動されず、僕はその弾幕にすべて

被弾した。

 

「……ちょっ………ウグッ……フゥ……。」

 

意識がとびかける。一瞬でも気を抜けば僕の意識は消し飛ぶであろう。

それでも……まだ…ダメだから…今倒れたら……僕だけじゃなく、咲夜さんも吸血鬼になってしまう…

 

「まだ……だ……まだ……倒れる訳には…!」

 

なんでもいい…!レミリアさんに通用する力を…!

 

手をレミリアさんに向けて、魔力で弾幕を発動させる…。

 

元々霊力を使って出していたので威力とかは落ちるだろうが…それでも攻撃をしなければ負ける!

 

「創真くん。」

 

突然背後にいる咲夜さんに声をかけられる。

 

「どうしたんですか?」と聞くと咲夜さんは

 

「創真くんのその姿…何とか元に戻せるかもしれない…。そうすれば…」

 

「…!本当ですか?……でもどうやって…?」

 

「それは……私の全ての能力を使うことです。」

 

「?咲夜さんの能力って?」

 

「私の能力は言わないつもりだったのですが……いいでしょう。

この際だから教えてあげます。わたしの能力は…

……時間を……時を操る程度の能力です。」




遂に咲夜さんが創真くんに自身の能力を明かしましたね。

てかなんで明かさなかったのでしょうか……

まぁ、そんなことは置いといてですね。

《注意》 《注意》 《注意》




恐らくこれ以降の話からは原作基準ガン無視になってきます。

それでもいいという方のみ、次の話をお読みください。

それでは次回もお楽しみに!


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零距離で

久しぶりです……お待たせしました!

バイトと部活とチュー二ズムに時間を割かれて全く書けませんでした!

次の話は出来上がってるので、明日投稿します!


前回の内容が分からない……?なら前の話を見てください!お願いします!(懇願)

今回でついに……?

それではどうぞ!


「時間を操る……?それでどうするんですか?」

 

「はい…その力を使って……あなたの首輪の効力を元に戻します。

そうすればきっと……」

 

「そんなことが……できるんですか?」

 

咲夜さんは「はい」と小さく頷いた。

 

「時を操るってことは………いえ、今はいいです…」

 

気になることは沢山あったが…それでも今はレミリアさんがいつまで待ってくれるか分からないので、僕はそこで会話を中断する。

 

「いや……それじゃあお願いします…」

 

 

「はい。」

 

私は小さく頷き彼に向けて能力を発動させる。

 

彼の体の時間を弄る…。

 

私の能力というのは、自分以外の時を止めるというもの……

 

そして…それを応用したものが、特定の人の時間を弄るというものになる…

 

これにはおおきなリスクが伴う。

 

まず、これを使ってしまったら最後、私はほぼ全ての能力を失う。

 

そして、それでも彼の妖怪化が止まるという確証はない…それに…

確率こそ低いが、時間を弄った対象がその反動でこの時間と言う概念から抹消される可能性だってあった……

 

それでもお嬢様がしたことは許されないし、創真くんには自分と同じ

人間でいて欲しかったから……私はこの力を創真くんに使うことにした

 

(能力は発動した…!後は……創真くんの身体が持つかどうか…!)

 

私は最後の力を使いながら、創真くんが人間に戻るのを願うのだった。

 

 

……不思議な…感覚だった。

 

まず、僕の背中にある翼が収縮していき、やがて身体の中に戻って行った……

 

そして次に埋まっていた異物が取り除かれていくような……そんな感覚。

 

そして失われた妖怪の力の代わりに、支配感からの解放を感じ取った。

 

「これで……完了です…」

 

弱々しい声でそう言う咲夜さんに僕は一言感謝を告げて

 

「咲夜さん、下がっていてください。今の咲夜さんがレミリアさんの弾幕を受けたら危険すぎる…。だから部屋から出ていてください。」

 

そしてレミリアさんの方に向き直って……

 

「待たせましたね…さて……今度こそ……行きます…!」

 

「分かったわ…来なさい…」

 

ありったけの弾幕をレミリアさんへと打つ。

 

それらを全てレミリアさんはレーヴァテインの一振ですべて撃ち落とした。

 

「その程度?もっと本気を出したらどう?……まぁ、出したらまたさっきの繰り返しなんだけど……ね!!」

 

「くっ……!」

 

レミリアさんが突進してくる。

 

僕の身体からは妖怪の力…妖力は消えたようだが、どうやら身体的に

向上した所はまだ妖怪のままだったらしい…

 

その突進に合わせ、僕はスペルカードを発動させて応戦する…!

 

「『重術 スペースグラビティ』!!」

 

僕の周りに数倍の重圧がかかりだす。

 

「……なっ?!こんな…スペルを……!」

 

レミリアさんにも効果があったのか、勢いが少し落ちた。

 

「とりあえずこれを…当ててやる……!」

 

腕を左右に広げ、霊力を両手にためる…そしてそれを同時に突き出し…

 

「『霊撃 ダブルバスター』!!」

 

螺旋状の弾幕が零距離でレミリアさんに炸裂する…

 

そのダメージで吹っ飛んだレミリアさんはそのまま僕のスペルの範囲外へと出ていった。

 

「この…威力……!あなたまだ妖怪の力が…?!」

 

「それは分かりません!僕だってなんでこんなにパワーがあるのか……

自分自身理解してませんから!」

 

「面白いわね…!なら……本気で遊んであげる!」

 

レミリアさんから殺意が漏れ始める。

 

(これは……ちょっと…いや、かなりやばいな…)

 

「まずはコレ…『紅符 レッドマジック』」

 

大量の紅弾幕やレーザー弾幕が僕に向かって放たれる。

 

それらは綺麗や美しいなどの感想はなく、ただ僕に命中させるためだけの暴力的な破壊力を、持ったスペルだった。

 

無論、そんな本気のスペルをかわしきれると過信するほど僕も馬鹿ではない。身体で何発も受ける。身体に言葉では表せないほどの痛みが襲う……が、それでも僕はそれらを受けながらも少しずつレミリアさんの方へと迫っていく。

 

打ち込むのは自身の最高であり最強の一撃。

 

それを躱されることも、耐えられることも、僕には許されない。

 

だからこそもう一度零距離であのスペルカードを命中させる。

 

そのために前進する……どれだけ身体に攻撃されようとも…どれほどの威力を持ってしても…僕を本気で殺そうとしない限りは再生能力でなんとでもなる…!

 

致命傷以外なら気にせず進め……!!

 

(なんなの……?!何故止まらないの……?)

 

私は困惑していた。既に立てる筈がないのに…もうとっくに勝負は着いている筈だったのに…目の前の従者……博麗創真は止まらなかった。

 

何発もの弾幕をその身に浴びてそれでなお倒れたり、仰け反ったりはしないのだ……

 

「あー!もう!!なら本気で殺してあげるわよ!!」

 

さすがこれ以上近付かれてはまずい……!即座にレーヴァテインを展開させて構える。

 

そして創真の心臓を貫くため、創真に向かっていく……

 

「これを喰らいなさい!!死んだ後に蘇らせてあげるわ!」

 

「受けきって見せる……!!」

 

僕は覚悟を決める。チャンスは一度しかない…!

 

僕はスペルカードを取り出し、即発動させた。

 

迫るレミリアと構える創真。レミリアは創真に激情のあまり、やられることはないと考えていた……しかし、レミリアは忘れていた…かつて自身が異変を起こした際に博麗の巫女や白黒の魔法使いに破れるきっかけをつくったのが

 

博麗創真のスペルカードであることを……

 

ーーードスり。

 

「……ガハ……」

 

レーヴァテインが創真の心臓を貫いた。

 

「創真…直ぐに楽にしてあげるわ」

 

レミリアは手に力を込める。そしてそのままレーヴァテインを引き抜こうとするが……

 

「ーーー?!抜けない……?」

 

創真はレーヴァテインを掴んでレミリアの動きを封じる。

 

もちろん、レーヴァテインを掴んだ創真には多大なダメージが入っていて、掴んだ時点でかれの手の皮は焼けきれている…

その痛みに耐えながらも、創真はレミリアから離れんとした…。

 

「ようやく……やっとここまで近づけた……!」

 

「なっーー!創真?!お前……何を!」

 

「これで終わりです!!『重符 重力光弾』!!」

 

放たれた黒き霊力の塊はそのままレミリアに直撃する……

 

零距離で創真の重力光弾を受けたレミリアは咄嗟にレーヴァテインを離して、後方に距離をとったが間に合わず、そのスペルに飲まれるようにして消えた。

 

「勝った……?のか…?」

 

僕は倒れそうになる体を何とか抑えながら咲夜さんが出たであろう、開かれた鉄のドアからその地下室おぼつかない足取りで後にするのだった。

 

 




ほんとにクライマックス&欝ルート一直線ですね…(白目)

まぁ、きっとそのうちいい事あるでしょーってことでね

久しぶりのくせに短いじゃねぇかとかやめてください頑張りました。

てことでまた次回も早めに出しますので…

お楽しみに!


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想い

はい、連日投稿。

やりましたよ!

まあ、お待たせしました!

それでは言うこともないのでどうぞ


彼が部屋から出てきた。それはきっと……

 

……お嬢様が負けたのだ。それが意味することは…創真くんがここから出ていくということ。

 

それでも私は創真くんとは離れたくなかった。同じ人間だったから?

それとも初めて出会った異性だったから…?

 

理由は分からないのだが、創真くんと離れる…創真くんと会えなくなってしまう……という事実が、私の胸を締め付けた。

 

「咲夜さん。」

 

彼が私に話しかける。

 

「どうかしましたか?創真くん。」

 

私は彼にそう聞いてみる。すると彼は口を開いて

 

「身体の方は大丈夫ですか?」

 

「…………!」

 

どうして……彼は自身のことを考えないのだろう…彼の左手はお嬢様のレーヴァテインで既に表面の皮膚はなく、お腹も同様に大穴を開けられていたのだ。どう考えてもわたしの心配をしている場合じゃないのに……どうして……?

 

「私は大丈夫です…創真くんこそ大丈夫なんですか?その傷……」

 

そう私が聞くと、彼はなんとも思ってないかのように

 

「僕は大丈夫ですよ」

 

と答えた。

 

「嘘を……つかないでください……」

 

「…?どうしたんですか?」

 

「どうして嘘をつくんですか?!」

 

「……?!咲夜さん?落ち着いてください…」

 

「落ち着くって……創真くんはそんな傷を負っているのに……どうして私の心配ができるんですか!……おかしいですよ…」

 

小さく呟く……すると創真くんがそれに…私の問に答えるようにこういったのだ。

 

「実は……痛みはあるんですが、倒れるとかそういうのは無いんですよね…多分……妖怪の治癒能力が残ったからでしょうけど…」

 

「……え?」

 

……今、なんて言ったの?そう聞き返そうとすると……それを予測していたかのように彼は続ける。

 

「きっと、無理やり人間に戻したせいで感覚が……妖怪のままなんだと思います。それに……今の僕は人間に戻った、とはいえ妖怪の時に近づいている感じがするんですよね。」

 

多分……と付け足して

 

「近いうちに、僕にはまた翼が生えて来ると思います。それに今度は血を欲す吸血欲求も……近いうちには…間違いなく」

 

「それなら……もう一度私の能力で……」

 

「ダメですよ。それじゃあ」

 

「そんなことしてたら咲夜さんの身体が持ちません。だからいいんですよ。ただ僕が妖怪になってしまった時、僕は自分をコントロールできるか…正直分からないです。……だから……」

 

「だから?……どうするんですか……?」

 

嫌な予感がする……これ以上は言わないで欲しい。聞きたくもない…!

それでも創真くんは私に淡々と、何よりも笑顔でこう告げた。

 

「僕は暴走が始まる前にどこかで死のうと思います。

……僕が誰かを傷つける前に……」

 

その言葉に私は言葉を失った。

 

彼は自分が誰かを傷つけるならば自身の命を捨てると言ったのだ。

 

そんなことは……させない…誰かに殺されるのなら……死ぬまで私の手で……

 

「なら……私がずっとあなたを支え続けます!!これから先ずっと!!

だから……」行かないで……とは言えなかった。

 

そして彼は私の方に向いて、微笑みながらこう言ったのだ……

 

「それでも……もう僕に居場所は無いですよ…既にレミリアさんを1度退けた……ならば復活したレミリアさんは今度は真っ先に僕の精神、肉体の2つを破壊するでしょうね……だからその前に僕はその力の及ばない所へ行くか、この首輪を破壊もしくは無効化できる所を目指さないと……」

 

そうして創真くんは後ろに踵を返して歩き始めた。

 

それを…歩き離れていく彼を…私は止めることが出来なかったのだった……




はい!離れていく創真くん、完全に告った咲夜さん…それでも2人の思いはお互いに届くことはないでしょう……

てな感じです。

次回からは……紅魔館から出る為に動き出す創真。
それを食い止める為に立ちはだかる館の住人たち……
果たして…創真はレミリアに遭遇することなく、館を出ることができるのか?

ていう予告。

それでは次回も、お楽しみに!


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