もしも、淫夢ファミリーが一対一で喧嘩をしたら (カレーがこびりついたトレー)
しおりを挟む

もしも、淫夢ファミリーが一対一で喧嘩をしたら

初投稿です

気が乗ったら田所vs葛城(次回)を書きます

それではどうぞ


1、鈴木vs木村

 

真夏のとある日、██大学の部室に異臭を放つ異型と真面目そうな男が居た

 

「おい木村ァ!俺が着替えてる時、チラチラ見てきただろ」

 

百面相とも言うべき顔から放つ眼光は、木村を射抜いている

それを無視するように木村はピリピリした空気が流れるその部室をまるで私室のように寛いでいる

 

「なんで見る必要があるんですか」

 

その言葉に鈴木は怒りの表情を浮かべた

 

 

まさに一触即発、そう表すしかなかった

 

 

\/\/\/\/

 

 

██大学から離れた場所(公園)で、男達は己の足や腕と槍を交わしあっていた

 

 

「ホラホラホラホラ」

 

一見ふざけて見えるパンチだが、鈴木の拳は木村を打ち抜かんとした威力を持って、1発1発が空気を押しのける音を出している

 

 

「なかなかやるな、ホモの兄ちゃん」

 

それに対し木村は虚勢を張るが、何とか三つ又の槍で鈴木の攻撃捌いているもののそれ以上は何も出来ないのか責めあぐねている

 

 

明らかに鈴木に軍配が上がっている

 

しかし、そう鈴木の優勢が続く訳では無い

 

 

目に闘気を灯した木村は鈴木の攻撃のインターバルを狙いその三つ又の槍を最大限に引き、鈴木を屠るビジョンを見て槍を穿つ

 

 

 

 

ことは無かったが、鈴木の顔に掠った

 

 

 

「頭にきますよ〜」

 

 

余談ではあるが、この時に出来た傷がイボとなったらしい

 

 

「じゃあ死ね!」

 

 

木村からの反撃に警戒した鈴木はその豪足を生かし距離を開け、どこからともなく出した邪剣夜を構える

 

 

「行きますよ〜行く行く」

 

邪剣夜は木村へ迫る

 

 

「そんなんじゃ甘いよ」

 

鈴木に向かい槍が突き出された

 

 

その瞬間、どこからかパキンと小さく音が漏れた

 

 

その音は鈴木の心から出てしまったのかもしれないし、邪剣『夜』から出たのかもしれない

 

 

________________

 

2、田所vs葛城

 

世田谷区下北沢のコンビニで、その2人は邂逅(かいこう)した

 

調教と言うジャンルに興味を持った田所は、コンビニにてその事について書いてある雑誌を取ろうとした

 

しかし、その雑誌は他の客に取られてしまう

 

「その雑誌を俺にくれよな〜頼むよ〜」

 

田所は恥を忍んだがプライドに負けながら頼んだ

 

「えぇ…これ見たいな物って普通早い者勝ちだろ?」

 

…確かに頼んだのだが、上から目線な上礼儀が無い為断られるのは明白だった

 

「頭にきますよ!」

 

後に何故此処ではこんなに住民が喧嘩っ早いのか理解に苦しむね (ペチペチ)とコンビニ店員は語ったそうだ

 

防犯カメラに映し出されたココロの陰部。これは夢なのか、現実なのか…。暑い真夏の昼に過熱した欲望は、遂に危険な領域へと突入する…




これを興味本位以外で開いた人は理解に苦しむね(ペチペチ)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

田所vs葛城

思ったより閲覧されてたんで初投稿です
これは…深夜テンションじゃな
それではどうぞ


「頭にきますよ!」

 

と言いつつも田所は冷静であった

 

その雑誌の値段を半分ずつ払い、喧嘩で勝利した方がその雑誌を所有する事が出来るという約束を交わした

 

/\/\/\

 

場所は変わってコンビニ近くの公園

 

2人は何処からか取り出した刀を構え、その双眸で相手を睨み合う

 

 

「行きますよ〜行く行く」

 

「ああ、始めようか」

 

 

公園に植えてある木から1枚の葉がゆらり、と落ちてきた

 

 

まるで、落ち葉を合図としたように2人は駆けたようだ(直喩)

 

 

 

 

その刹那、昼間の公園に金属がぶつかり合う音が響く

 

「YO!」

 

「やりますねぇ!」

 

方や邪剣使い、方や剣聖。その一撃の余波は、下北沢のホモを全て気絶させる程の衝撃を与えた

 

 

その威力を持った一撃でもどちらも倒れない

その異様さが分かるだろう

 

 

 

 

 

 

「本気で怒らしちゃったねぇ!俺の事ねぇ!おじさんの事本気で怒らせちゃったねぇ!」

 

葛城が駆け、空気をも斬り裂く一閃を放ち

 

「やっぱり僕は王道を行く…」

 

田所はそれに対抗する為に引夢ノ一断を放つ

 

辺り一面が吹き飛ばされても尚、片方が膝を着くことはない

 

しかし、何時かは決着が着く

 

 

「ファッ!?」

 

葛城の全力の一閃により、田所の邪剣『夜』が飛ばされてしまう

 

「YO!」

 

葛城はすかさず田所に蹴りを入れ、吹き飛ばす

 

「ウーン…」

 

田所は壁にもたれ掛かり、絶望の表情を浮かべていた

 

 

「自分から負け勝負に行くのか…」(困惑)

 

「まあいい、俺はこれを持って行くからな」

 

戦闘を飽きたように葛城は言い、雑誌を取りに行った

 

 

 

「待て…まだ終わってはいない…」

 

田所はボロボロの体を引き摺り、葛城へ歩いて行く

 

しかし、体の損傷に反し田所の目には光が灯っている

 

 

その決意に当てられたのか、葛城は敬意を表す様に刀を構え田所へとトドメを刺しに行った

 

「いいよ!こいよ!」

 

どこにこんな大声を出す元気があるのか、これが分からない

 

巫山戯た事を宣っている田所は葛城を返り討ちにする為

 

 

 

己 を 鋼 と し た

 

 

 

そこからもう、めちゃくちゃや

 

田所は目からビームを放ち公園を焼き付くすし

葛城は田所のビームを切り裂き真空をも発生させる程の速度で刀を振るう

 

暫くしたら、警察がこの2人を拘束しようとしてこの状況を見て顔をひくひくしているし、衝撃波で警察官が2.3人気絶したりした

 

 

田所の拳と葛城の刀がぶつかり合った瞬間、下北沢からソニックブームと衝撃波がドバーッと日本中に撒かれた

 

 

 

 

後日、2人は雑誌の為に街を滅ぼしたとして一躍有名になりテレビで実名と顔が公開され、懸賞金がかけられたそうな




なんだこの書いてた時のテンションは…たまげたなぁ…


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
一言
0文字 ~500文字
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。