艦これ日和 (kyu)
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着任

平和な今のただ毎日を惰性で生きている少年の白い人生に

色が付いた話になったお話のようなもの。だと思う?

あらすじを違和感なくすように話もっていけてたら幸いです。

後、当時の言葉使いとか解らないのでそこは気にしない方向で…


ただ生きているのが辛かった。

 

何も変わらない日々が「現実」という刃物として突きつけてられて怖かった。

 

深海棲艦なんて見た事ない化物なんてよりよっぽど怖いと感じていたんだ。

 

 

<指揮官求む 技術不要  ×××‐●●●‐▲▲▲▲まで>

 

 

だから…

 

怪しい海軍の公募なんて受けてしまったのかもしれない。後悔をするともしれずに

 

 

 

 

程なくしてから一通の手紙が届き、鎮守府への通行証と勤務する鎮守府名などが書いてあった。

 

「佐世保か。少し遠いし部屋が支給されるみたいだからそこに住むことになるな」

 

少年はぽつりと呟き、支度してある荷物を持ち住み慣れた家をあとにした。

 

 

鎮守府に着いたのは日が少し落ちかけた頃で人は閑散としていた。

 

「ここが職場か。とりあえず部屋に荷物を置いてくるか」

 

しばらくは建物や周りを見回していたが少年は受付から部屋を聞き向かう。

 

 

?「第一印象は大事だよね。頑張らないと」

 

「誰かいるのか?」

 

ガチャ

 

?「あなたが新しい提督ですね。五月雨っていいます!よろしくお願いします。」

 

「名前は判ったけどなぜここに居るんだ?ここは僕の部屋のはずだけど...」

 

五月雨「あれ?連絡されてないのですか?配属された際に

                  1人につき艦娘が1人配備されるのですが」

 

「え?あ…見逃してたごめん」

 

五月雨「いえ、気にしてませんから大丈夫です」

 

「ところで君は中学生くらいに見えるけど…それに艦娘って?」

 

五月雨「私たち艦娘は第二次世界大戦時に運用された船艦です。

 

戦艦に魂が宿り、自我が芽生えて人間の姿になりましたが

 

    兵器としての能力は残っており編成、改装、工廠、入渠、補給などの運用も可能です。

 

    後、妖精さんが改装や工廠などお手伝いしてくれます。

 

見た目は提督の特質によって形成されているんです」

 

「へ、へえ…幼く見えるのは気にしない方が良さそうだね。憲兵的な意味で」

 

五月雨「ご挨拶が済みましたので鎮守府内をご案内しましょうか?」

 

「そうだね。宜しく頼むよ」

 

五月雨「お任せください!」

 

そんなこんなで五月雨に最低限覚えておかない場所を教えて貰い、

 

日も完全に落ちたところで部屋に戻り夜食をとることにした。

 

五月雨「お料理は任してください。一生懸命がんばります」

 

「船艦が料理…大丈夫?」

 

五月雨「大丈夫です。もうドジっ子なんて言わせませんから!」

 

「なんか不安になるように聞こえたけど頑張って」

 

五月雨「お任せ下さい!」

 

その日食べたカレーはいつも1人で食べる食事より格段に美味しかった。

 

船艦だとしても異性と過ごすのは久しぶりだ。

 

 




佐世保出身の駆逐艦が居なかったので独断で五月雨になりました。

まあ、涼風のが好きですが選べないのががが

文才ないから箇条書きぽくなってしまいましたがキニシナイキニシナイ

最初の雰囲気からほんわかになったように見えますが頑張ってシリアスにしていきたい…


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出撃

~前回のあらすじ~

主人公が刺激を求め怪しい海軍の募集に(ネット上の広告)参加し

配属された佐世保鎮守府(適当に選んだ)に行くと

艦娘(軍艦)に出会い、各施設の案内をされ(チュートリアル)一日を終えた。



日々の暮らしに退屈を感じ始めたのはいつからだろう

 

昔は心から笑っていた気がするけどいつからか覚えてない。

 

仕事にやりがいを感じず、楽しいはずなのに心のどこかでわだかまりを感じる。

 

僕は心をどこかに忘れてきたのかもしれないし欠陥だったのかもしれない

 

 

 

五月雨「提督お早うございます。」

 

「ああ、五月雨おはよう」

 

就任して早一ヶ月。五月雨に戦闘や任務の受け方など様々な指導を受け

 

鎮守府の正面海域を任されることになった。

 

正面海域にも深海棲艦は発生するが特に危険性はなく新人が最初に任されることが多いらしい。

 

 

 

「今までは演習やビデオで戦闘について見てきたけどいざとなると緊張するな」

 

五月雨「いよいよ私たちの出番ですね!お任せください!」

 

「うん、よろしく頼むね」

 

「あ、工廠で頼んでいた装備が出来ている頃だから取りに行こうか」

 

五月雨「はい」

 

 

工廠での装備の開発を試してみるというのは五月雨の提案で

資料を参考に妖精さんに頼んだのは2週間前。

聞いたところ頼んだ後は何ができるかはランダムらしい

 

 

「しかしランダムで開発って謎だね」

 

五月雨「そこは気にしてはダメですよ」

 

「ああ、うん。あ、交渉に着いたね。そこの妖精さんに聞いてみようか」

 

「おはようございます。この間のどこで受けれますか?」

 

妖精「お早うございます。2番工房で受けれますよ」

 

「ありがとうございます」

 

五月雨「ここですね。早速受け取ってきますね。」

 

「わかった。ここで待ってるよ」

 

 

~数分後

 

五月雨「お待たせしました。出来たのは25mm三連装機銃でした。」

 

「よし、装備できるね。換装が終えたら早速今回の作戦に取り掛かろうか」

 

五月雨「今回の出撃は鎮守府正面海域の見回りでしたね。何もなければ良いですね」

 

「そうだね。でも何があるか判らないから気をつけていこう」

 

五月雨「はい!」

 

 

鎮守府を出て数時間。見回りを終え帰宅の路につこうとした時、突然それは現れた。

 

それは黒々とした色彩を放ち大きな歯を覗かせながらこちらへ向かって来ていた。

 

 

 

五月雨「敵影確認。艦種は駆逐艦1隻です。」

 

「駆逐1隻か、先制攻撃仕掛けるよ。タイミングは任した。」

 

「はい!お任せください!」

 

「主砲斉射。やぁーっ!」

 

 

弾は敵艦の少し前に落ち、すぐさま第2射撃を開始した。

 

敵も応戦してきたが数回の砲撃で夾叉した。

 

 

「敵艦補足、主砲斉射。たぁーっ!」

 

 

敵艦に見事に命中し、煙をあげ始めた。

 

そして戦闘を継続するのを辞め撤退しようと向きを変える。

 

 

「五月雨!敵を逃がさずここで仕留めるんだ」

 

五月雨「はい、逃しません! 魚雷発射!」

 

 

数秒後…敵艦は爆発炎上しやがて沈んでいった。

 

 

五月雨「やったぁ!提督、見ててくれました?」

 

「うん、五月雨見事だったよ。一応敵の援軍がないか警戒を続けたまま戻ってきて。」

 

五月雨「作戦完了ですね。お疲れ様でした!警戒を続行し帰港します。」

 

 

五月雨が数時間後に戻り、怪我の確認し疲れをとるためにドックへ向かわした。

 

 

「まさか初の鎮守府近海の見回り任務でいきなり遭遇するとは思わなかったな。

   今回は駆逐艦1隻だったから良かったけど今後は増えるかもしれないから気を付けないと」

 

「とりあえず今日の功労者の為にご飯でも作るかな。カレー以外の」

 

 

ご飯を食べ少しした頃五月雨が封筒を持って部屋に訪れた

 

 

五月雨「提督、総本部からお手紙が届きましたよ?」

 

「えーと、初任務で深海棲艦を撃沈した功績から新しく艦娘を一人追加で

                      配属してくれるみたいですね。艦名は…」




新しい艦娘はエリア1ー1-1の中のドロップ艦で募集なのです!

か、感想が欲しいなんて思ってないですよ。

と。遅くなりましたがこんな稚拙な文でもお気に入りにしてくれた方感謝です。

頑張って卒論終わせますね。えっ?



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