大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL (パワプロ大好き男)
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挑戦者現わる

【2019年、大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALを開催する、以上……[S]】

 

草薙京の目の前に1つの招待状が舞い降りた。

それは、任天堂を代表するお祭りアクションゲームの主催者である桜井氏からの招待状であった。

 

草薙「へぇ、スマブラか、あの有名な任天堂の大会か、確かあそこには、マリオやカービィといった有名なキャラが一同に集結している場所だな。」

 

草薙京は舞い降りた招待状を見て興奮していた。

 

草薙「よし、俺がスマブラに参戦してやる。」

 

草薙京は舞い降りた招待状を取ろうとしていた。

しかし、招待状は草薙京の手から去ってしまい、草薙京は参戦出来なかった。

 

草薙「な、何ぃー!?」

 

草薙京は落ち込んだのであった。

――――――――――――――――――――――

リョウ「何、あの草薙さんが参戦出来なかっただと!?」

 

リョウ・サカザキは驚いたのであった。

リョウ・サカザキの元に招待状が舞い降りたのであった。

 

リョウ「よーし、ならば俺が参戦だ。」

 

リョウ・サカザキは招待状を取ろうとするも取れず、落ち込んだのであった。

 

リョウ「そんな……」

 

アンディ・ボガードとジョー・ヒガシも取ろうとしていた。

 

アンディ「草薙さんもリョウさんも取れないなんて、それならば私が……」

 

ジョー「いや、俺だ、スマブラに参戦して、ジョー伝説の幕開けだ!」

 

しかし、2人とも取れず、その場でこけてしまったのであった。

 

アンディ、ジョー「うぅ…イテテ……」

 

リョウ「大丈夫ですか2人とも!?」

 

草薙「クソ、スマブラの招待状は一体誰の手に!?」

 

???「ハハハハハ、私がスマブラの招待状を取る!」

 

その言葉を聞いた4人は建物の屋上を見た。

するとそこにはギース・ハワードがいた。

 

アンディ「何、ギースだと!?」

 

ジョー「やめろ、お前は取るな!!」

 

リョウ「ギース、お前が参戦だと!?」

 

草薙「ふざけるなテメェ!!」

 

ギース「私がスマブラに参戦して、任天堂から名誉を頂くのだ!!」

 

そう言ってギース・ハワードは建物の屋上から飛び降り、招待状を取ろうとしていたが、取ることは出来ず、そのまま落下したのであった。

 

ギース「ウワァー」

 

4人「うわぁ…ダセェ…」

 

4人はギース・ハワードが落下するところをただ見るだけだった。

――――――――――――――――――――――

アンディ「ギース、大丈夫か?」

 

ギース「うぅ…なぜだ…」

 

ジョー「コイツ、死んでないが、そうとうヒデェな、こりゃ…」

 

リョウ「しかし、スマブラの招待状は一体誰の手に?」

 

草薙「おい、崖の上を見ろ、ナコルルいるぞ!!」

 

崖の上にナコルルがおり、彼女はママハハで招待状を取ろうとしていた。

 

ナコルル「ママハハ、あの招待状を取って。」

 

ナコルルはママハハに指示を出し、ママハハは勢いよく飛び出した。

 

ギース「なんだと、あの小娘が参戦か!?」

 

4人「行けー、ママハハ、ナコルルちゃんを参戦させろー!!」

 

草薙京達はナコルルを応援していたが、残念なことにママハハは招待状を取ることは出来なかったのであった。

 

ギース「あぁ~、ナコルル様が~」

 

アンディ「気持ち悪いぞ、ギース」

 

ジョー「そうだそうだ、いい年こいたジジイが泣き叫ぶなバカ」

 

リョウ「あぁ、ナコルルちゃんが泣いている…」

 

草薙「ナコルルがダメなら一体誰なんだよ…」

 

ナコルル「ママハハ……よく頑張ったよ……私……スマブラに出たかった……」

 

ナコルルは崖の上で、ただただ泣いていた。

――――――――――――――――――――――

後日、一同は集まったのであった。

 

ナコルル「ウェーン」

 

リョウ「ナコルルちゃん、元気だして、きっと誰かが参戦するさ。」

 

ギース「そうですともナコルル様、このギース様が貴女のメンタルケアしますとも。」

 

アンディ「だから気持ち悪いぞギース」

 

ジョー「引っ込んでろバカタレ」

 

ギース「(´・ω・`)」

 

草薙「ったく、スマブラの招待状、一体誰なんだよ。」

 

???「どうやらお前達はスマブラ不参戦組だな?」

 

6人の元に八神庵が現れたのであった。

 

ナコルル「八神さんが、スマブラに!?」

 

ギース「なんだと!?」

 

リョウ「まさか庵が!?」

 

アンディ「そんなバカな!?」

 

ジョー「それはないぜお前!」

 

草薙「八神テメェ!!」

 

八神「ハハハハハ、この俺がスマブラに参戦するのだ!」

 

八神庵はそう言って、舞い降りた招待状を取ろうとしたが、彼も取れず、その場で3段笑いしながら泣き叫んだのであった。

 

八神「フフフフフ…ハハハハハ…ハーッハッハッハッハッ…」

 

6人「うわぁ…ダセェ…」

 

6人は、ただただ泣いている八神庵を見るだけだった。

――――――――――――――――――――――

さらに後日、一同は集まったのであった。

 

ナコルル「結局、私達はスマブラの招待状を取ることが出来ませんでしたね。」

 

ギース「ナコルル様、仰る通りです、私なら参戦出来る資格ありますのに~」

 

アンディ、ジョー「お前はない!!」

 

ギース「(´・ω・`)」

 

リョウ「結局、誰が参戦するんでしょうね?」

 

八神「ったく、この俺が参戦する資格あると言うのに!!」

 

草薙「テメェはない!!」

 

八神「(´・ω・`)」

 

すると、そこにスマブラの招待状が落ちていた。

その招待状を手に取り、高々と突き上げた男性がいた。

7人は全員、驚いたのであった。

 

テリー「ヘイ、カモン、俺がスマブラに参戦だぜ!!」

 

なんとテリー・ボガードが大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALに参戦するのでありましたとさ。



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お祝い

テリー・ボガードがスマブラに参戦決定すると聞いた草薙京、リョウ・サカザキ、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシ、ナコルルの5人は彼の元へと駆け寄った。

 

アンディ「兄さん、おめでとう~」

 

ジョー「やったじゃん、テリー!」

 

リョウ「テリーさん、おめでとうございます。」

 

ナコルル「テリーさん、スマブラ参戦おめでとうございます~」

 

草薙「テリーこの野郎、スマブラ参戦しやがって~」

 

テリー「ハハハ、ありがとよ~」

 

テリー・ボガードの周りには5人に囲まれていた。

その後ろでギース・ハワードと八神庵が寂しそうに見ていた。

 

ギース「テリー・ボガード…まさかアイツが…」

 

八神「なんてこったい…お前のライバルが…参戦だとは…」

 

ギース「だが、冷静に振り返ったら、アイツしかいないな。」

 

八神「そうだな、俺達はスマブラに参戦出来るほどの実力ないしな。」

 

ギース「それもそうだが、やはりアイツのような人柄は他にいないしな。」

 

八神「そうだな、ギース。」

 

ギース「仕方ねぇ、俺達も祝うか。」

 

八神「そうだな、テリー、おめでとう。」

 

ギース・ハワードも八神庵も、テリー・ボガードの元へと駆け寄った。

 

テリー「ギース!八神!」

 

ギース「まぁまぁ、テリー・ボガード、俺達はお前さんにケンカを売りに来たのではない、俺達も祝おうと思って来ただけだ。」

 

八神「そうそう、俺達は何もお前に闘いを挑もうとしに来たわけではないんだ。」

 

アンディ「へぇ、2人とも珍しいね、兄さんの祝福をしてくれるなんて。」

 

ジョー「テリーに指ひとつ触れたら承知しねぇぞギース、庵!!」

 

ギース「まぁまぁ、分かってるって2人とも…」

 

八神「すっかり俺達は嫌われ者になっちまったな、ギース。」

 

ギース「あぁ…」

 

草薙「当たり前だろ、お前達が参戦出来るわけねぇだろバカ!!」

 

ギース「(´・ω・`)」

 

八神「(´・ω・`)」

 

リョウ「まぁまぁ、草薙さん、2人ともテリーさんの参戦を祝おうとしてるんですから、ここは水に流しましょうよ。」

 

ナコルル「そうですよ、お二方もテリーさんを祝いましょうよ~」

 

ギース「はい、ナコルル様、喜んで!!」

 

八神「私も喜んで!!」

 

草薙・アンディ・ジョー「お前ら気持ち悪いわ!!」

 

ギース・八神「(´・ω・`)」

 

リョウ「まぁまぁ、テリーさんの参戦を祝いましょうよ。」

 

こうしてギース・ハワードも八神庵もテリー・ボガードを祝福したのでありました。

 

ジョー「よぉ~し、テリーがスマブラに参戦したことを祝って皆で胴上げするぞー!!」

 

一同「イェーイ!!」

 

テリー「おい、よせよ、胴上げはさすがに……」

 

ジョー「なぁに水くさい、俺達仲間だろ、さぁ皆やるぞー!!」

 

ジョー・ヒガシの掛け声に草薙京、リョウ・サカザキ、アンディ・ボガード、ナコルル、ギース・ハワード、八神庵達が胴上げの準備をした。

 

テリー「うわぁ、ホントにやるのかよ。」

 

草薙「当たり前だろテリー、SNKを代表してスマブラに行ってこいよ。」

 

アンディ「兄さん、僕達の分まで頑張っておいで。」

 

ジョー「そうだよテリー、お前が活躍しなきゃ弟が泣いちゃうぜ!」

 

リョウ「テリーさん、餓狼伝説SPECIALで共演してKOFでご一緒出来てホントに嬉しいです、スマブラ行っても楽しんできてください。」

 

ナコルル「テリーさん、スマブラ参戦おめでとうございます、私達の分まで楽しんできてくださいね。」

 

ギース「テリー・ボガード、悔しいがお前がスマブラ参戦に相応しい男だ、お前の技、スマブラの奴等に見せつけてやれ!」

 

八神「お前はSNKを代表してスマブラに乗り込むわけだ、餓狼伝説やKOFで培った力をぶつけてこい!」

 

テリー「みんな…ありがとう…」

 

ジョー「何泣いてるんだよ、さぁ皆やるぞー!!」

 

草薙「ところでジョー、何回胴上げするんだ?」

 

ジョー「あっ、回数決めてなかった…」

 

一同「おいコラー!!」

 

ジョー「アハハ、したらキリのいい数字で10回行くかー!!」

 

一同「イェーイ!!」

 

こうしてテリー・ボガードは皆に胴上げされたのでありましたとさ。



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仲間からの祝福

テリー・ボガード一行は行き付けのパオパオカフェにいた。

そこには餓狼伝説の仲間やザ・キング・オブ・ファイターズの仲間達が、テリー・ボガードのスマブラ参戦を祝っていたのであった。

 

ダック「HEY、テリー、オメェあの大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALに参戦すんのかよ、大したもんだな~」

 

テリー「ありがとよダック」

 

タン「ホッホッホッ、ワシの教え子が任天堂様の大会に参戦するとは嬉しい限りじゃのう~」

 

テリー「先生、ありがとうございます」

 

リチャード「ほれテリー、今夜はSPECIALメニュー用意したぜ、たくさん食っていけよ。」

 

テリー「Thank You、リチャード、いつも済まねぇな」

 

マイケル「お前スマブラ参戦とか凄すぎだろ」

 

テリー「ヘヘヘ」

 

楽しそうにしている様子をホア・ジャイとライデンは遠くで見ていた。

 

ホア「スゲェな、アイツ、スマブラに出るってよ」

 

ライデン「いいな~」

 

テリー・ボガードの元に餓狼伝説の仲間が来たのであった。

 

チン「テリーしゃん、スマブラ参戦おめでとうでしゅ♪」

 

十平衛「テリーどの、おめでとう、頑張りたまえ」

 

テリー「2人とも、ありがとう」

 

さらに、ギース一行も来たのであった。

 

ビリー「HEY、テリー、オメェ、ギース様を差し置いてスマブラ参戦とか大したもんじゃねぇか、不甲斐ないことしたら承知しねぇぞこの野郎」

 

アクセル「まぁまぁビリー、今夜はテリーさんの祝福をしましょうよ、テリーさん、おめでとうございます」

 

ローレンス「テリーさんの活躍、期待しております」

 

ギース「テリーよ、貴様の技をスマブラの連中にしらしめてやれよ」

 

クラウザー「ギース、どうしたその顔、酷すぎるぞ…」

 

一同「アハハハハ」

 

さらに餓狼伝説の仲間が祝福しに来たのであった。

 

ボブ「テリーさん、スマブラ参戦おめでとうございます、テリーさんならきっと活躍出来ますよ~」

 

フランコ「テリー、スマブラ行っても頑張れ」

 

ホンフゥ「テリーさんがスマブラ参戦…私感動です~」

 

双角「テリーどの、スマブラ参戦おめでとう、ワシらのこと忘れるでないぞ」

 

テリー「Thank You、みんな、ありがたいぜ」

 

山崎「ヤーハッハッハッ、オメェ、スマブラに参戦すんのかよ、大したもんだな、餓狼伝説代表として奴らをぶっ潰してこいよ、ヤーハッハッハッ」

 

ビリー「お前,飲みすぎだろ…」

 

山崎「いいじゃねぇかよビリーちゃんよ~」

 

ビリー「分かったから首絞めるな…苦しい…」

 

山崎「折角のパーティなんだからよ、酒飲みまくろうぜ!」

 

ビリー「苦しい…死ぬ…ザキヤマ…頼む…離して…」

 

崇秀・崇雷「テリーさん、スマブラ参戦おめでとうございます」

 

テリー「オー、お前達も祝いに来てくれたのか、ありがたいね~」

 

テリー・ボガードの周りには、大会で闘ってきたかつての仲間達に囲まれていたのであった。

 

ジョー「いや~、かつての仲間達が集まって、賑やかだな~」

 

アンディ「ホントだねジョー、兄さんのスマブラ参戦でこんなに祝ってくれるなんて、嬉しいよ」

 

キム「テリーどの、スマブラでもたくさん活躍してもらいたいな~」

 

テリー・ボガードのスマブラ参戦の祝福ムードの中、ただ1人、寂しそうに飲んでいた女性がいた。

 

マリー「………」

 

舞「マリーちゃん、どうしたの?」

 

マリー「舞ちゃん」

 

舞「テリーがいなくなっちゃうから寂しいんでしょう?」

 

マリー「べ、別に寂しくなんかないもん……」

 

舞「またまた~図星ね~」

 

マリー「もう、舞ちゃんからかわないでよ~」

 

舞「ハイハイ、まぁそんなつもりないわよ~」

 

マリー「もう」

 

舞「マリーちゃん、テリーのこと、まだ友達付き合い続けるの?」

 

マリー「うん…」

 

舞「テリーのこと好きなんでしょ?」

 

マリー「…うん」

 

舞「だったら恋人にしちゃえば?」

 

マリー「やめてよ舞ちゃん、恥ずかしいよ……」

 

舞「いいじゃん、お似合いだと思うよ~」

 

マリー「また、そうやってからかうんだから。」

 

舞「アハハハハ、ゴメンゴメン」

 

マリー「もう」

 

舞「でも、自分の想いをテリーに伝えた方がいいよ」

 

マリー「うん…ありがとう…」

 

その頃、テリー・ボガードの元にザ・キング・オブ・ファイターズの仲間達が祝福しに来たのであった。

 

京「テリー、紅丸と大門も祝いに来てくれたぜ」

 

紅丸「テリーさん、スマブラ参戦おめでとうございます」

 

大門「草薙から聞いて驚きましたよ、おめでとうございます」

 

テリー「紅丸、大門、わざわざ来てくれたのか、ありがたいね」

 

リョウ「テリーさんのためにKOF仲間も来ちゃいました。」

 

ロバート「いや、テリーはんがスマブラ参戦と聞いて驚きましたよ~」

 

タクマ「テリーさん、おめでとうございます」

 

ラルフ「テリーこの野郎、任天堂に認めてもらいやがって~」

 

クラーク「いや~ビックリしましたよ、おめでとうございます」

 

ハイデルン「おめでとう、テリー・ボガード、君の活躍、期待してるぞ」

 

アテナ「テリーさん、スマブラ参戦おめでとうございます、とっても素敵です~」

 

拳崇「いや~テリーさんはワイらのヒーローや~」

 

鎮「ホッホッホッ、素晴らしいことじゃ~」

 

キング「テリーさん、スマブラ参戦おめでとうございます、私達とても嬉しいです。」

 

ユリ「テリーさん、とっても輝いてますよ~」

 

チャン「テリーさんがスマブラに参戦、私達は嬉しい限りですよ~」

 

チョイ「嬉しいでやんす♪」

 

ヘビィ・D「テリー、俺達と闘ったあの大会のこと忘れんなよ」

 

ラッキー「テリーさんならスマブラ行っても活躍出来ますよ~」

 

ブライアン「俺達、テリーを応援するぜ~」

 

庵「全く、大したもんだな」

 

影二「拙者、嬉しい限りでござる」

 

ビリー「2人とも…助けて…ザキヤマが…首…絞めてくる…」

 

庵・影二「大丈夫か…」

 

柴舟「テリーさん、スマブラ行っても頑張ってこいよ~」

 

レオナ「テリーさん、おめでとうございます、貴方の活躍、応援します」

 

香澄「テリーさん、おめでとうございます、とてもカッコいいです~」

 

マチュア「おめでとうテリー、うちの庵はショックだったけどね♪」

 

バイス「まっ、庵じゃモテないでしょ♪」

 

テリー「アハハハハ」

 

Mr.ビッグ「テリー・ボガード、HAPPYかい、おめでとう」

 

ギース「我々としても誇らしいことだなビッグ」

 

Mr.ビッグ「お前、顔酷すぎるぞ…」

 

一同「アハハハハ」

 

ちづる「テリーさん、スマブラ参戦おめでとうございます、KOF代表として頑張ってください」

 

真吾「テリーさん、スマブラ参戦おめでとうございます、名誉のあるスマブラに参戦だなんて真吾、感激です~」

 

さらにオロチのメンバーまで祝福しに来たのであった。

 

ルガール「いや~驚いたよ~テリー・ボガードが参戦だなんてよ」

 

ゲーニッツ「我々としても誇らしいことです」

 

社「テリー・ボガード、スマブラ参戦さすがだな~」

 

シェルミー「テリーさん、ス・テ・キ♪」

 

クリス「いいな~羨ましい~」

 

オロチ「テリー・ボガードの活躍を祈る」

 

こうしてパーティは大盛り上がりで幕を閉じたのであった。



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愛の告白

祝賀パーティが終わり、テリー・ボガードは近くの宿舎に向かおうとしていた。

 

テリー「いや~盛り上がった~少し飲みすぎたようだ…」

 

そこにブルー・マリーの姿がいた。

 

マリー「テリー、スマブラ参戦おめでとう。」

 

テリー「オォ、マリーじゃん、Thank You。」

 

マリー「テリー、どうしても貴方に言いたいことあるの。」

 

テリー「何だい?」

 

ブルー・マリーはテリー・ボガードに告白しようとしていた。

 

マリー「テリー、私ね…もう…貴方とは友達でいるの…いや…なの…」

 

テリー「えっ!?」

 

マリー「だから…テリー…」

 

テリー「ちょっと待ってくれマリー、じゃあ俺、マリーと…」

 

マリー「私のこと、恋人として付き合って欲しいの!」

 

テリー「マリー…」

 

マリー「私ね、テリーのこと、好きなの、大好きなの、心の底から愛してるの…」

 

テリー「…」

 

マリー「もう、胸が煮えくり返って、張り裂けそうなくらい苦しくて、でも、なかなか言えなくて、テリーとは今まで友達付き合いでやってこれた、けど、やっぱり私にはテリーがいなくなると、辛くて…」

 

泣きそうな表情をするブルー・マリーの顔を見て、テリー・ボガードは少し寂しそうな気持ちになった。

 

テリー「マリー、俺…」

 

マリー「フフ、ゴメンネ、こんな話して、やっぱテリーには荷が重いよね、こんな私を恋人のように付き合うのは、難しいよね、だって、私は男勝りな性格だし、舞ちゃんみたいに可愛くないし、ずっと友達付き合いしてきたのに、いきなり恋人になれって言われてもね…」

 

テリー「…」

 

マリー「テリー、スマブラ参戦おめでとう、今夜はゆっくり休んで出航に備えてね…」

 

ブルー・マリーは泣きながらその場を立ち去ろうとしていた。

 

マリー(やっぱり私はテリーと友達付き合いするのが1番いいのよ、だって舞ちゃんみたいになんかなれない、舞ちゃんは心からアンディのこと愛してるんだもん、私なんかどうせ…)

 

その時だった。

 

テリー「マリー!!」

 

マリー「キャッ!!」

 

テリー・ボガードはブルー・マリーを後ろから強く抱き締めた。

 

テリー「マリー、バカ言うなよ。」

 

マリー「テリー…」

 

テリー「どうしてそんなこと言うんだよ、俺だってマリーがいなかったらここまで来れなかったんだよ。」

 

マリー「…ありがとう、でも私…」

 

テリー「マリー、恋人になって欲しい。」

 

マリー「!!」

 

テリー「俺と一生パートナーになって欲しい。」

 

ブルー・マリーはそれを聞いて涙を流した。

 

マリー(ウソ…信じられない…テリーが…私を…)

 

テリー「マリー、俺がマリーの彼氏になるのダメかい?」

 

マリー「ううん、そんなことないよ、ありがとう…私…テリーと恋人として付き合いたい…」

 

こうしてテリー・ボガードとブルー・マリーは正式に恋人になりましたとさ。

――――――――――――――――――――――

2人は宿舎に入り、部屋で素敵な夜を過ごしていた。

 

マリー「アァン、テリー、イクゥ~」

 

テリー「マリー、俺もだ、イクゥ~」

 

テリー・ボガードは思いっきり中出ししたのであった。

 

マリー「ハァ…ハァ…ハァ…」

 

テリー「マリー、痛くないかい?」

 

マリー「大丈夫よ、テリー…」

 

テリー「そうか、それならよかった…」

 

マリー「テリー、ホントに私を恋人にしてくれるの?」

 

テリー「もちろんだよ、俺にはマリーがそばにいてくれると嬉しいよ。」

 

マリー「テリー、嬉しい…」

 

テリー「泣くなよマリー」

 

マリー「だって…嬉しいんだもん…」

 

テリー「俺はマリーのこと可愛いし、大好きだし、ずっとそばにいて欲しいんだもん。」

 

マリー「テリー、ありがとう…」

 

テリー「マリー、もう1回しようよ」

 

こうして2人は何度も何度も素敵な夜を過ごしていたのであった。

 

マリー(嬉しい、テリーとこうしてSEXしてるなんて、私、幸せ、あぁ、私はどんどん変態な女になる~)

 

テリー「マリー、大好きだ、愛してる、イクゥ~」

 

マリー「アァン、テリー、私もよ、イクゥ~」

 

またしても2人は何度も何度も素敵な夜を過ごしていたのであったとさ。



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旅立ち

テリー・ボガードはついに大乱闘スマッシュブラザーズの会場であるスマブラ島に向かうのであった。

 

テリー(うぅ…昨日のマリーとの夜は少しやり過ぎた…眠いな…)

 

テリー・ボガードは眠たい目を擦りながら身支度を済ましていた。

 

マリー「テリー、昨日はたくさん付き合ってくれてありがとう、まだ眠い?」

 

テリー「あぁ、少しやり過ぎたようだな。」

 

マリー「ごめんね、嬉しくてつい、イッちゃった…」

 

テリー「まぁ、気にするなよ、いい夜だっただろ?」

 

マリー「うん…」

 

ブルー・マリーは照れくさそうに言った。

すると、船の周りに餓狼伝説やザ・キング・オブ・ファイターズの仲間達が出迎えていた。

 

アンディ「兄さん、俺もスマブラの応援として参加することが決まったんだ。」

 

ジョー「俺もだぜテリー、とことん応援してやるよ。」

 

タン「ホッホッホッ、ワシもお主の元に行くわい。」

 

ビリー「俺もスマブラの世界に突入するからよ、テメェ不甲斐ない闘いすんなよ。」

 

ギース「この俺様が応援しに行くぞ、ハッハッハッ。」

 

舞「アンディと一緒に私も行くわよ。」

 

キム「テリーどの、私も同行させて頂くぞ。」

 

山崎「ヤーハッハッハッ、俺もオメェと同じ舞台に立たせてもらうぜ。」

 

テリー「みんな…」

 

マリー「実はテリー、私もテリーの応援のためにスマブラに出ることになったの。」

 

テリー「マリーも!?」

 

なんと、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシ、タン・フー・ルー、ビリー・カーン、ギース・ハワード、不知火舞、キム・カッファン、山崎竜二、ブルー・マリーもスマブラに参加することが出来るのであった。

 

テリー「みんな、ありがとう…」

 

ジョー「何泣いてるんだよテリー、お前は1人じゃねぇよ、俺達仲間がいるだろ?」

 

さらにザ・キング・オブ・ファイターズの仲間達が出迎えていた。

 

草薙「テリー、俺もスマブラに参加することになったぜ。」

 

八神「ふん、まさか京と一緒に行くとは思いもしなかったぜ。」

 

大門「私も参加することになった、テリーさんの活躍を応援するぞ。」

 

リョウ「テリーさんには大変お世話になっているので、ユリとキングも連れてきました。」

 

ユリ「お兄ちゃんと一緒にスマブラ島に行くっち♪」

 

キング「テリーさんの活躍、期待していますよ。」

 

ラルフ「いや~俺もスマブラに参加出来るなんて夢にも思わなかったから最高だぜ~」

 

クラーク「我々も応援しに行きますのでよろしくお願いします。」

 

アテナ「私も参加することになりました、テリーさん、頑張ってくださいね。」

 

チャン・チョイ「オイラ達も参加するでやんす♪」

 

草薙京、八神庵、大門五郎、リョウ・サカザキ、ユリ・サカザキ、キング、ラルフ・ジョーンズ、クラーク・スティル、麻宮アテナ、チャン・コーハン、チョイ・ボンゲもスマブラに参加することが出来るのであった。

 

テリー「みんな、ありがとう、よし、それじゃ出港するぞー!!」

 

一同「オー!!」

 

こうしてテリー・ボガードはスマブラ島へ向かって出港したのでありましたとさ。



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一方、その頃

一方、その頃、森のジャングルには、ドンキーコング、ディディーコング、キングクルールの3体が家に住んでいました。

 

ドンキー「ファ~、今日も暇だな…」

 

ディディー「何か面白いことないかな?」

 

クルール「グゥ~」

 

ドンキーコングはあくびをしていた、キングクルールはいびきをかきながら寝ていた。

その時、扉を叩きながら叫んでいるファイターがいた。

 

???「ドンキー君、ディディー君、クルール君、開けてー!!」

 

ドンキー「バンジョーだ。」

 

ディディー「今、開けに行くよー。」

 

ドンキーとディディーは、クルールを置いてきぼりにして扉に向かい開けた。

するとそこに汗だくになっているバンジョーとカズーイがいた。

 

バンジョー「み……みず……ウッ」

 

バンジョーはその場で倒れてしまった。

 

カズーイ「頼む……みず……ウッ」

 

ドンキー「バンジョー、しっかりしろ!!」

 

ディディー「ドンキー、今、水取りに行ってくる!!」

 

ドンキーの家の前でパニックになっていたのであった。

――――――――――――――――――――――

バンジョーとカズーイは、水を飲み、体力を回復したのであった。

 

バンジョー「プハァー、美味しい~」

 

カズーイ「ありがとう、助かったよ~」

 

ドンキー「いいえ。」

 

ディディー「ところでバンジョー君、そんなに慌ててどうしたの?」

 

バンジョー「実はね、今日の朝にスマブラニュースが流れたんだよ。」

 

ドンキー「そういや、見るの忘れてた~」

 

ディディー「僕も~」

 

バンジョー「それでね、新しいファイターが参戦するみたいなんだよ。」

 

ドンキー「なんだって!?」

 

ディディー「本当に!?」

 

バンジョー「それでね、ドンキー君達に見て貰おうと思って録画したんだよ。」

 

カズーイ「バンジョーはスマブラニュースを録画するのが大好きでね、たまたまその日に新しいファイターが参戦するみたいだから、ドンキー君達に見せたいってね。」

 

ドンキー「なるほど、それでわざわざここまで走ってきたんだね、ディディー、クルールを起こして、皆で見ようよ。」

 

ディディー「うん、おい、クルール、起きてよ。」

 

クルール「ンン~、おっ、バンジョーじゃん、カズーイちゃんまで来てたのか……」

 

バンジョー「クルール君、一緒にスマブラニュース見ようよ。」

 

クルール「了解だぜ……ファ~」

 

バンジョーは、ドンキーのテレビを借り、スマブラニュースの録画のDVDをブルーレイに差し込んだのであった。

 

女性アナ『スマブラニュースのお時間です、速報が入りました、なんとファイターパス4人目のファイターが参戦する模様です、こちらをご覧ください。』

 

バンジョー「凄い人が参戦するんだよ、僕は知ってるけど、あえて言わないからね。」

 

3体「OK、楽しみだな~」

 

バンジョー、ドンキー、ディディー、クルールの4体はテレビを見ていた。

するとそこに年表が出ていた。

 

ドンキー「何この年表?」

 

ディディー「昔のゲームのファイターが参戦するのかな?」

 

クルール「分かんねぇな?」

 

画面には、1990年のところで止まった。

 

ドンキー「えっ?」

 

ディディー「スーファミ?」

 

クルール「1990年代のファイターが参戦ってことか?」

 

すると、スーファミから横にスライドし、ネオジオが出ていた。

 

3体「こっ、これは!?」

 

3体とも驚いていた、そのあとにネオジオのロゴマークが出たのであった。

 

ドンキー「エー!?」

 

ディディー「ネオジオ!?」

 

クルール「SNKから参戦!?」

 

さらに画面には、ザ・キング・オブ・ファイターズ'94のOP映像が流れていた。

 

ドンキー「ウワァー!!」

 

ディディー「KOFだ!!」

 

クルール「スゲェ!!」

 

そこに、スマブラの招待状を取り損ねた、草薙京の手が写った。

その後に、リョウ・サカザキ、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシ、ギース・ハワード、ナコルル、八神庵の順番にテレビに写っていた。

 

ドンキー「凄いよ、この演出。」

 

ディディー「でも誰も取れなかったね。」

 

クルール「誰だよ、教えろバカ!!」

 

すると、スマブラの招待状がヒラヒラと床に落ちていくシーンが写っていた、そこに手を取り、スマブラの招待状を掴み、高々と突き上げる男性の姿があった。

 

テリー『ヘイ、カモン!!』

 

ナレーター『テリー・ボガード参戦!!』

 

それを見ていたドンキー、ディディー、クルールの3人は驚きと歓喜が起きたのであった。

 

ドンキー「凄い、テリー・ボガードさんだ~」

 

ディディー「うわぁ~、格好いい~、おめでとうございます~」

 

クルール「ヤベェ、あの餓狼伝説のヒーローがスマブラに参戦するのか、フォー、楽しみだな~」

 

バンジョー「ね?凄いでしょ?」

 

カズーイ「SNKを代表して、餓狼伝説やザ・キング・オブ・ファイターズで活躍しているスーパースターの参戦よ!」

 

ドンキー「よし、皆に知らせよう~」

 

全員「オー!!」

 

こうしてドンキー達はみんなの元へ行ったのであった。



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鑑賞会

スマブラ島の集会所に1人の男性がいた。

彼の本名は、土屋健一(つちやけんいち)。

しかし、スマブラ島では、本名で闘うのは禁じられており、コードネームで闘うのがルールである。

彼のコードネームは、ユックリマンである。

 

ユックリ「バンジョーが参戦してから1ヶ月が経つのか、早いな。」

 

ユックリマンは、壁に飾っているファイターパス組のポスターを眺めながら、1人で呟いていた。

 

ユックリ「ジョーカー、勇者、バンジョー…あと2人は誰かな?」

 

ユックリマンは、残り2人のファイターが気になる様子でした。

 

ユックリ「そろそろ時期的に、4人目のファイターが来てもいい頃だと思うけどな。」

 

ユックリマンは、4人目のファイターを予想していた。

 

ユックリ「もし、4人目のファイターが、テリー・ボガードだったら、嬉しいな、KOFで彼と闘ったあの頃が甦るのに…」

 

その時、バンジョー達が、ユックリマンの元にやって来た。

 

バンジョー「マスター、お邪魔しまぁ~す♪」

 

ユックリ「おぉ、バンジョー、それにドンキー、ディディー、クルールまで。」

 

ドンキー「ユックリマンさん、スマブラニュース見ました?」

 

ユックリ「いや、まだ見てないんだ。」

 

ディディー「実は、スマブラニュースに、4人目のファイターが発表されたんですよ~。」

 

ユックリ「マジで!?」

 

クルール「せっかくだから皆呼べよ、スマブラニュース鑑賞会しようぜ!」

 

ユックリ「OK、皆に知らせてくる!」

 

ユックリマンは、スマブラファイター全員を呼びに出掛けたのであった。

 

バンジョー「そういえば、マスターって確か、元々はKOFで活躍した選手だったんだよね?」

 

ディディー「そうだよ、あの頃のマスターはカッコよかったんだよな。」

 

ドンキー「マスターもきっと喜ぶぞ、何てったって、テリー・ボガードさんが参戦するんだから♪」

 

クルール「やつだって、バンジョーの次は、テリー・ボガード来てくれないかなって言ってたぐらいだしな。」

 

バンジョー「マスターがこれ見たら、きっとてっくり返るぞ~」

 

ディディー「ホントだねぇ~」

 

ドンキー「ユックリマンさんの反応が楽しみだな、発狂するんじゃないのぅ~?」

 

クルール「バンジョー、ドンキー、ディディー、お主らも悪よのぅ~」

 

バンジョー達は、ニヤニヤしながら皆が来るのを待っていたのであった。

――――――――――――――――――――――

その夜、スマブラファイター78体が揃ったのであった。

 

マリオ「バンジョー達が見せたいものって何だろうね?」

 

リンク「何やらスマブラニュースを見せたいらしいよ。」

 

ゼロサム「楽しみね。」

 

カービィ「次のファイターは誰かな、気になるポヨ♪」

 

ファイター達は楽しみにしていた。

いよいよ、鑑賞会が始まるのであった。



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大歓喜

集会所の大広間に78体のファイターが揃ったのであった。

 

クルール「えぇ、皆さん、お集まり頂き、誠にありがとうございます、これから皆さんには、スマブラニュースをご覧になって頂きます、それでは、バンジョーよろしく。」

 

バンジョー「は~い。」

 

バンジョーはブルーレイに録画したCDを入れたのであった。

 

ケン「どうやら4人目のファイターが発表されるみたいだぜリュウ、楽しみだな。」

 

リュウ「あぁ、誰が来ても大歓迎だ。」

 

前方にリュウ、ケン・マスターズ、そしてユックリマンが座っていた。

 

ケン「ユックリ、もし4人目がテリーだったらどうする?」

 

ユックリ「ハハ、ケン、分からないだろう、もしかしたら違うファイターかもしれないだろ?」

 

リュウ「まぁ、どんなファイターが来ても、俺達は歓迎してあげなきゃね。」

 

そうこう話しているうちに、準備が整ったのであった。

 

バンジョー「クルール君、OK」

 

クルール「よし、それでは皆さん、鑑賞会スタートです。」

 

全員「イェ~イ」

 

鑑賞会が始まったのであった。

女性アナウンサーの挨拶から始まり、4人目のファイターが参戦したことを発表すると、78体のファイター達が大喜びで歓声が上がったのであった。

 

マリオ「やったね、ついに4人目のファイターの発表だ。」

 

リンク「誰が来るかな?」

 

スクリーンには年表が映ったのであった。

 

ヨッシー「何ですかこの年表?」

 

カービィ「昔のゲームのファイターが参戦ですかポヨ?」

 

フォックス「時代が遡っているということはそうなのかな?」

 

ピカチュウ「分からないピカ~」

 

すると、スクリーンにはNEOGEOのソフトが映り、NEOGEOのロゴマークが出たのであった。

全員驚きと歓声が上がったのであった。

 

ネス「えぇ!?」

 

ファルコン「NEOGEO!?」

 

マルス「あのSNK様からファイター参戦ですか!?」

 

ファイター達はビックリした表情でスクリーンを見ていた。

 

ケン「おい、リュウ、マジでテリー来るかもしれないぞ!?」

 

リュウ「これは凄いことだぞ!!」

 

ユックリ(まさか、ホントにテリー・ボガードが!?)

 

ユックリマンは動揺していたのであった。

すると、スクリーンには、ザ・キング・オブ・ファイターズの映像が映ったのであった。

 

ユックリ(KOF!?)

 

ピット「ザ・キング・オブ・ファイターズだ!!」

 

スネーク「凄い、あの有名な格闘大会からファイター参戦か!?」

 

さらに歓声が上がったのであった。

映像には草薙京、リョウ・サカザキ、アンディ・ボガード、ジョー・ヒガシが映っていた。

彼等は招待状を取り逃していたのであった。

その次にギース・ハワードが映っていたが、彼もまた取り逃してしまい、ビルから落ちているのが映っていた。

それを見ていたファイター達は大爆笑していた。

 

クッパ「うける~」

 

デデデ「やべぇ、お腹痛いよ~」

 

その次にナコルル、八神庵らがスクリーンに映っていたが、彼らもまた取り逃していたのであった。

 

シモン「しかし、これだけ有名なファイターがいるのに誰も取れないとは。」

 

ジョーカー「一体誰が招待状を取るのだろうか?」

 

そして、招待状を手に取った1人の男性の後ろ姿がスクリーンに映っていたのであった。

 

テリー『ヘイ、カモン』

 

ナレーター『テリー・ボガード参戦!!』

 

その瞬間、78体のファイター達が、一斉に大歓喜が沸き起こったのであった。

 

全員「イェェェェェェェェェェイ!!」

 

リュウ「ケン、やったね。」

 

ケン「やった、テリー・ボガードだ、やっぱアイツしかいないと思ったんだよ!!」

 

ユックリ「テリィィィィィィィィィィ!!!」

 

リュウとケン・マスターズが喜ぶ一方、ユックリマンはその場でうずくまり、大粒の涙を流したのであった。

鑑賞会は大歓喜に終わったのでありましたとさ。



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準備

スマブラ島では、色んなファイター達が、テリー・ボガードを盛大に出迎えようと、パーティーの準備に追われていた。

 

ユックリ「さぁみんな、急いでやらなきゃ、テリー・ボガード達が来ちゃうよ、急いで!」

 

全員「はーい!」

 

ファイター78体揃って返事をし、仕事に励んでいた。

 

クルール「ハァ、ユックリマンのやつ、テリー・ボガードさんが来ると聞いた途端にこれだよ。」

 

クッパ「まぁ、仕方ないよクルール、マスターは元々、ザ・キング・オブ・ファイターズに出場していた選手だったんだから、テリー・ボガードさんとは親友だから、そりゃ盛大に歓迎したいに決まってるだろ。」

 

デデデ「この仕事が終わったら皆で飲めるんだから、頑張ろうよ。」

 

クルール「しょうがねぇな、でもユックリマンの反応見れてよかったぜ。」

 

リドリー「ホントだよな、相当嬉しかったのか、その場でうずくまって大泣きだよ。」

 

クッパ「あんなマスターは初めて見たぜ、さすが元格闘家の選手だな。」

 

デデデ「ザ・キング・オブ・ファイターズに出場していたユックリマンさんからしたら、思い入れのある大会からファイター参戦だからね、喜びもひと味違うね。」

 

リドリー「さ、仕事に戻ろうぜ、マスターに怒られる前に終わらせようぜ。」

 

ファイター達は会話しながらもパーティーの準備に取り掛かっていたのであった。

――――――――――――――――――――――

一方、船に乗り込んでからしばらく経ったある時、テリー・ボガード一同は、スマブラ島に向かっていた。

 

アテナ「いや~楽しみですね、スマブラ島ってどんな場所なんでしょうね?」

 

ユリ「ワクワクが止まらないッチ♪」

 

キング「もう、ユリちゃんはホントに子供っぽいんだから。」

 

女性陣達は楽しみにしていたのであった。

 

テリー「なぁ船長さん、ちょっと寄り道したいところがあるんだけどいいかい?」

 

船長「あぁ、構わんが、どこに行くつもりだい?」

 

テリー「アメリカの軍事基地に向かってくれないかい?」

 

船長「分かりました。」

 

テリー・ボガードは船長にアメリカの軍事基地に向かうよう指示したのであった。

 

アンディ「兄さん、なぜアメリカの軍事基地に?」

 

ジョー「そうだよ、このまま真っ直ぐ行けば、スマブラ島に着くのに。」

 

テリー「アンディ、ジョー、俺どうしても会いたい人がいるんだ、その人に会って、新しい技を習得したいんだ。」

 

キム「なるほど、それは関心しますな。」

 

舞「その会いたい人って誰なのテリー?」

 

テリー「ガイルさんさ、あの人のサマーソルトキックを習得したいんだ。」

 

テリー・ボガード一同は、一旦、アメリカに向かうのであった。



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修行

テリー・ボガード一同は、アメリカの軍事基地に着いたのであった。

そこには、ガイルがいたのであった。

 

テリー「ガイルさん、御無沙汰してます。」

 

ガイル「おぉ、テリーじゃないか、久しぶりだな、スマブラ参戦おめでとう。」

 

テリー「ありがとうございます。」

 

ガイル「リュウとケン達と再び会うことになるね、楽しみだよ。」

 

テリー「そうですね、彼らに会うのを楽しみにしてます。」

 

ガイル「そんなテリーがなぜ俺の元に?」

 

テリー「ガイルさんのサマーソルトキックを習得したいんです。」

 

テリー・ボガードは事情を説明したのであった。

 

ガイル「なるほど、確かにスマブラでは、空中の上を攻撃するといったものがあると、ケンから聞いたよ。」

 

テリー「ガイルさんのサマーソルトキックを是非、空中の上を攻撃する技として生きるのではないかと思って、ここに来ました。」

 

ガイル「テリーの為なら、いくらでも付き合ってやる、サマーソルトキックは、そう簡単に習得出来る技ではないぞ。」

 

テリー「はい、承知の上です。」

 

こうして、テリー・ボガードの修行が始まった。

――――――――――――――――――――――

一方、スマブラ島では、テリー・ボガードの歓迎パーティーの準備に取り掛かっていたのであった。

 

ユックリ「だいぶ完成に近づいてきたね、あと少しだから、頑張るよみんな。」

 

全員「はーい!」

 

78体のファイター達は、仕上げの段階に入ったのであった。

 

リュウ「ユックリマン、食材買ってきたよ。」

 

ケン「ふぃ~結構買いすぎて重たいや~」

 

ユックリ「ありがとう2人とも、これでテリー達に最高のおもてなしが出来るぞ~」

 

その時、部屋の奥で食器が割れた音が響き渡ったのであった。

 

ピーチ「キャー!!」

 

デイジー「大丈夫!?」

 

ユックリ「どうした!?」

 

ユックリマン、リュウ、ケン・マスターズらが駆けつけると、ピーチ達が悲鳴を上げていたのであった。

 

ピーチ「ごめんなさい…マスター…」

 

ピーチが泣きそうな顔しながら、ユックリマンの顔を見ていた。

 

ユックリ「何があったんだ!?」

 

デイジー「クッパとクルールが悪いのよ!」

 

デイジーが物凄く怒った顔して、クッパとキングクルールに指を指したのであった。

 

ロゼッタ「クッパさんとクルールさんが、ピーチをぶつけたのよ。」

 

ゼルダ「それも物凄い勢いで走ってたのよ、食器を運んでいたピーチがぶつかって、それで落として割れちゃったの!」

 

パルテナ「しかもピーチさん、指を切っちゃって、血だらけなの。」

 

クッパとクルール「ごめんなさいマスター、急いでやらなきゃいけないと焦ってしまって、走ってたらピーチに気づかなくて……」

 

クッパとキングクルールは、申し訳なさそうな顔してユックリマンに謝罪したのであった。

 

ユックリ「そうか、リュウ、ケン、ピーチを医務室に連れていってあげて。」

 

リュウとケン「了解」

 

リュウとケン・マスターズは、ピーチを医務室へ連れていったのであった。

 

ユックリ「まずは食器を片付けよう。」

 

クッパとクルール「ごめんなさい……」

 

デイジー「あんたたち本当に許さないからね!!」

 

ユックリ「まぁまぁデイジー、そんなに怒るな、コイツらだってキチンと謝ってるんだ、許してやれ。」

 

デイジー「ふん!!」

 

ユックリ「参ったな、また新しい食器を買わなきゃいかんな、間に合うかな?」

 

ユックリマンは頭を抱えていたのであった。

――――――――――――――――――――――

テリー・ボガードは、ガイルと共に修行を積んでいた。

 

ガイル「こりゃ驚いた、こんな短時間にサマーソルトキックを習得したのは、テリー、お前が初めてだ。」

 

テリー「まだまだ荒削りな部分はありますが、少しずつコツを掴めてきました。」

 

ガイル「その調子だ、これならスマブラでも生きるぞ、あとは自信を持ってサマーソルトキックを使えば、テリー、お前は十分闘えるぞ。」

 

テリー「ガイルさん、もう少しだけお願いします。」

 

ガイル「いいぜ、テリーの為なら、いくらでも相手するぜ。」

 

こうしてテリー・ボガードの修行は、まだまだ続くのであった。

 

アンディ「兄さんのサマーソルトキック、初めて見た。」

 

ジョー「すげぇな、あんなに熱心に修行するなんて。」

 

タン「ホッホッホッ、感心じゃ、感心じゃ~」

 

ビリー「あいつ、あんなに短時間でサマーソルトキックを習得するとは……」

 

ギース「これは脱帽だなビリー」

 

舞「さすがテリーね、カッコいいわ。」

 

キム「テリーどの、さすがですな。」

 

山崎「ヤーハッハッハッ、すげぇよあいつはよ、あんなテリー・ボガード見たことねぇぜ。」

 

マリー「テリー、無理しないでね……」

 

みんなテリー・ボガードの修行を見守っていたのでありましたとさ。



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いざ、スマブラ島へ

テリー・ボガード一同は、アメリカの軍事基地にいた。

ガイルの技であるサマーソルトキックを習得するため、修行に励んでいた。

そして、ついにテリー・ボガードは、サマーソルトキックを見事に習得したのであった。

 

ガイル「さすがテリー、サマーソルトキック完璧だ、これならスマブラで生きるぞ。」

 

テリー「ありがとうございます。」

 

ガイル「あとは思いっきり楽しんでこい。」

 

テリー「はい。」

 

こうしてテリー・ボガードは、サマーソルトキックを習得し、アメリカ軍事基地をあとにした。

テリー・ボガード一同は、再び船に乗り込み、スマブラ島に向かったのであった。

テリー・ボガードはガイルに別れを告げたのであった。

――――――――――――――――――――――

一方、スマブラ島では、割れた食器の片付けに追われていた。

ピーチは、医務室で治療し、指は治ったのであった。

ユックリマン達は、ピーチの復帰を喜んだのであった。

 

ピーチ「マスターごめんなさい、ご迷惑をお掛けしました。」

 

ユックリ「大丈夫かい、無理しないでね。」

 

デイジー「またピーチをこんな酷い目にあわせたら、ただじゃおかないわよ!」

 

クッパとクルール「ごめんなさい…」

 

ルイージ「まぁまぁデイジー、そんなに怒らないでよ、クッパもクルールも反省してるんだからさ、もう水に流しなよ。」

 

マリオ「ところでユックリマンさん、新しい食器はまだ来ないの?」

 

ユックリ「もうそろ来ると思うけどな~」

 

すると、新しい食器を買いに行ってきたキャプテン・ファルコンとリトル・マックがやって来た。

 

ファルコン「マスター、新しい食器ですぜ~」

 

マック「何とか間に合いそうでしょうか?」

 

ユックリ「ありがとう2人とも、何とかなりそうだ。」

 

こうして準備は終わりに近づこうとしていたのであった。

――――――――――――――――――――――

船に乗り込み、スマブラ島を目指すテリー・ボガード一同は、船で一息を着いていたのであった。

 

草薙「あれがスマブラ島じゃないか?」

 

大門「うむ、確かにそれっぽい島みたいだな。」

 

八神「あそこにスマブラのファイター達がいるのか?」

 

リョウ「凄い大きな島だな~」

 

ユリ「凄い楽しみッチ~」

 

キング「あそこにテリーさんの友人がいるんだって。」

 

アテナ「へぇ、それは楽しみですね~」

 

ラルフ「こりゃワクワクするぜ~」

 

クラーク「ついに我々もスマブラ島に足を踏み入れるのか~」

 

チャンとチョイ「ウヒョ~」

 

スマブラ島に着くまで、もう間もなくであった。



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検査

テリー・ボガード一同は、スマブラ島に到着したのであった。

そこに沢山の係員の人達がいたのであった。

 

係員「テリー・ボガード様、そしてSNK関係者の皆様、スマブラ島にようこそおいでになられました、先ず初めに検査の方をさせて頂きますので、どうぞこちらへ。」

 

係員がテリー・ボガード一同を、検査室へ案内されたのであった。

 

草薙「ついにスマブラ島に足を踏み入れたか、楽しみだな~」

 

リョウ「検査室で一体、何するんだろうね?」

 

テリー(ユックリのやつ、元気にしてるかな?)

 

テリー・ボガード一同は、検査室に入ったのであった。

危ない人でないか、セクシャルな格好をしていないかなど、様々な検査を受けたのだが、不知火舞だけは引っ掛かってしまったのであった。

 

係員「お前、何だその格好は、スマブラ島はセクシャルな格好をしている者は立ち入り禁止だぞ!!」

 

舞「そんな、私、この服装しか…」

 

アンディ「どうか許して下さい…」

 

テリー「そうですよ、彼女はワザとこんな格好をしている訳じゃないんで…」

 

係員「そういう訳にはいきません、不知火舞様以外の方は、あちらへどうぞ。」

 

そう言って係員は、不知火舞以外の人達は、ユックリマンのいる集会所へ案内されたのであった。

 

テリー「舞…」

 

舞「ごめんなさい…」

 

不知火舞以外の人達は、そのまま集会所へ向かったのであった。

――――――――――――――――――――――

その頃、集会所では、新ファイター歓迎会の準備が終わりつつあるのであった。

 

ユックリ「ついに完成だな、あとはポスターを飾るだけだな~」

 

その時だった、2階からネスとリュカの声が聞こえたのであった。

 

ネスとリュカ「ウワァー!!」

 

ユックリ「どうした!?」

 

ユックリマン達が2階に上がると、ペンキまみれのネスとリュカがいた。

 

ユックリ「マジかよ…」

 

ネス「ごめんなさいマスター…」

 

リュカ「ポスターを飾ろうとしたら、ペンキに足ぶつけて、こぼしちゃった…」

 

ガノン「お前達がキチンと周りを見ないからこうなるんだ、どうすんだ、もうすぐでテリーさん達が来るじゃないか!?」

 

ユックリ「まぁまぁガノン、そんなに怒るんじゃないよ、しかし参ったな、また一から作り直すってなったら、間に合わないな…」

 

ケン「どうする?」

 

ユックリ「仕方ない、バンジョーが参戦した時のやつを使うか…」

 

リュウ「したら、バンジョー&カズーイの部分を、テリー・ボガードに変えるだけにするか?」

 

ユックリ「仕方ないよな…それしか方法が…」

 

???「へぇ~かなり綺麗な集会所じゃないか?」

 

ユックリ「!?」

 

1階から男性の声が聞こえたのであった。

 

ユックリ(まさか…テリー・ボガード!?)

 

ユックリマンは、2階から見下ろしたのであった。

すると、そこには、赤い帽子、赤いジャケット、青のジーンズ姿の男性がいたのであった。

 

ユックリ(テ…テリー…テリー・ボガード…)

 

ユックリマンは涙を流しながらテリー・ボガードを見ていた。

 

ユックリ「テリィィィィィィィィィィーーー!!」

 

ユックリマンが叫ぶと、その男性は上を見上げたのであった。

――――――――――――――――――――――

テリー・ボガード一同は、係員に案内され、集会所に着いたのであった。

 

アンディ「舞……」

 

テリー「アンディ、気にすんな、舞は検査室に残ってるだけだし、まだ決まった訳じゃないから、落ち込むなよ。」

 

アンディ「そうだよね兄さん、ユックリさんが、何とかするよね。」

 

草薙「しかし、まさかあのユックリマンが、スマブラ島の開発者だなんてな、大したもんだよ。」

 

リョウ「また、キング・オブ・ファイターズに出場して欲しいな~」

 

テリー・ボガード一同は、集会所に入ったのであった。

 

テリー「へぇ~かなり綺麗な集会所じゃないか?」

 

すると、2階から男性の声が聞こえたのであった。

 

???「テリィィィィィィィィィィーーー!!」

 

テリー(この声は!?)

 

テリー・ボガードは、上を見上げたのであった。

すると、そこには、かつて、ザ・キング・オブ・ファイターズに出場していた、テリー・ボガードの友人、ユックリマンの姿が見えたのであった。



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再会

スマブラ島の集会所に、ユックリマンとテリー・ボガードが、ついに再会したのであった。

 

ユックリ「テリィィィィィーーー!!」

 

テリー「ユックリ!!」

 

ユックリマンは、興奮のあまり2階から飛び降りたのであった。

 

ユックリ「テリィィィィィーーー!!」

 

テリー「ユックリ……って、ウワァァァァァーーー!?」

 

集会所のど真ん中で、ドシーンと音がなったのであった。

ユックリマンは、泣きながらテリー・ボガードに抱きついたのであった。

 

ユックリ「テリー……会いたかったよ……」

 

テリー「ユックリ、俺も会いたかったよ。」

 

泣いているユックリマンを、テリー・ボガードは、頭を撫でながら抱きついたのであった。

 

草薙「す…すげぇダイブ……」

 

リョウ「ユックリマンさん、相当、会いたかったんですね……」

 

テリー「おう、そうだ、忘れてた、俺の仲間を連れてきたぜ。」

 

ユックリ「アンディ、ジョー、タン先生、ビリー、ギース、キム、ザキヤマ、マリーちゃん、アテナちゃん、草薙、八神、五郎ちゃん、チャン、チョイ、ラルフ、クラーク、リョウ、キングちゃん、ユリちゃん、みんな久しぶり~」

 

ユックリマンは、アンディ・ボガード達に握手したのであった。

 

テリー「それでな、ユックリ、頼みがあるんだ。」

 

ユックリ「どうした?」

 

ユックリマンは、テリー・ボガードの要望を聞いたのであった。

――――――――――――――――――――――

その頃、検査室では、不知火舞は、係員に呼び止められ、別室にいたのであった。

 

係員「君、困るよ、そんなハレンチな格好で来られちゃ。」

 

舞「そうは言われましても……」

 

そこに1人の男性が現れたのであった。

 

???「どうした、誰か悪いやつでもいるのか?」

 

係員「おぉ、これはマスター、お疲れ様です。」

 

係員がその場で敬礼したのであった。

男性の正体は、ユックリマンであった。

 

ユックリ「テリーから聞いたぜ、不知火舞の格好が変態だからか?」

 

係員「その、あまりにもハレンチな姿ですから、良い子のCERO Aのスマブラ島に立ち入りするのは、非常によろしくないかと思いまして……」

 

ユックリ「バカ野郎、だったら着替えを用意して、違う姿にすればいい話だろうが!!」

 

係員「ヒィィィ、申し訳ございません、ただいま着替えをお持ちして参ります、少々お待ちくださいませ。」

 

係員は慌てて、着替えを取りに行ったのであった。

ユックリマンは、不知火舞と再会したのであった。

 

ユックリ「ごめんね舞ちゃん、あの野郎、頭固いから……」

 

舞「いいえ、こちらこそごめんなさい、私がこんな格好をしたばっかりに、迷惑を掛けました、申し訳ありません……」

 

すると、係員が着替えを持って来たのであった。

 

係員「マスター、こちらでございます。」

 

ユックリ「ちゃんと女性用の着替えを持って来たんだろうな?」

 

係員「は、はい。」

 

ユックリ「サイズは大丈夫なのか?」

 

係員「はい、フリーサイズですので、大丈夫かと……」

 

ユックリ「ホントに?」

 

係員「は、はい。」

 

ユックリ「したら舞ちゃん、これに着替えてくれ、さすがにその格好では、スマブラ島の規約に引っ掛かってしまうから、よろしく。」

 

舞「はい、ユックリマンさん、ありがとうございます。」

 

こうして不知火舞は、Tシャツとジーンズに着替え、セクシーな姿からカジュアルな姿に変え、無事スマブラ島に立ち入り出来るようになりましたとさ

――――――――――――――――――――――

集会所に不知火舞も入り、その後、スマブラ島にいる78体のファイターと挨拶を交わしたのであった。

そして、リュウとケン・マスターズと再会したのであった。

 

リュウ「テリー、久しぶりだな。」

 

ケン「やったなお前、まさかスマブラに参戦するなんて最高だよ。」

 

テリー「2人とも久しぶり、カプエス以来だな。」

 

リュウ「あの参戦ムービー、カッコ良かったよ。」

 

ケン「ユックリマンに至っては、大泣きしてたからな~」

 

ユックリ「恥ずかしい///」

 

全員「アハハハハ」

 

こうして、テリー・ボガードの大歓迎会は、大いに盛り上がったのであったとさ。



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歓迎会

歓迎会が大いに盛り上がり、パーティは無事に終了したのであった。

 

テリー「いや~、美味かった、ユックリが作った飯は最高だな~」

 

ケン「相変わらず大食いだなテリーはよ、昔から変わんねぇな、腹壊すなよ」

 

リュウ「まぁでも、テリーがスマブラに参戦出来たなんて、夢みたいだよ」

 

テリー「あぁ、まさか俺に招待状が届いたときは驚いたよ、あの桜井さんから来たんだからさ」

 

ケン「あの桜井がテリーに招待状を送るなんて、センスあるな~」

 

リュウ「また一緒に闘えるのは嬉しいよ、楽しみだな」

 

テリー「明日はユックリ曰く、新ファイター参戦記念杯エキシビションマッチを開催するみたいだから、楽しみだよ」

 

リュウ「明日に向けて体を休めとこう」

 

ケン「それにしてもテリー、お前の後ろにいる女性陣、何とかしろよ……」

 

テリー・ボガードの後ろには、ピーチ達が待ち構えていた。

 

女性陣「テリー様ァァァァァァァァァァ!!」

 

女性陣は、あっという間にテリー・ボガードの周りを囲んだのであった。

 

ピーチ「テリー様、今夜は私と一緒に寝ませんか?」

 

デイジー「ダメ、テリー様は私と寝るの!」

 

ロゼッタ「テリー様、私と夜の営みを……」

 

ゼルダ「いやん、テリー様は私のものですわ!」

 

ゼロサム「あ~ん、テリー様と一緒に寝たいの!」

 

ルキナ「テリー様は私と寝ると約束したの!」

 

ルフ子「嫌だ、テリー様は私のもの!」

 

カム子「テリー様、私のこと嫌いですか…?」

 

パルテナ「ダメよ、テリー様と寝る運命は私にあるの!」

 

ベヨネッタ「何言ってるのよ、私が相手なの!」

 

フィッ子「いけませんわ、私がテリー様のケアするんです!」

 

女性陣は皆テリー・ボガードの奪い合いをしていたのであった。

 

リュウ「ケン、さすがにこの状況じゃ……」

 

ケン「あぁ、テリーを助けたくても……」

 

テリー「リュウ、ケン、助けてくれ~」

 

すると、そこにユックリマンが現れたのであった。

 

ユックリ「コラ、アンタたち、テリーが可哀想だろ、もうその辺にして、自分達の部屋で寝なさい。」

 

女性陣「はーい……」

 

女性陣は、ションボリしながら自分達の部屋に戻ったのであった。

 

テリー「いや~、助かったよユックリ」

 

ユックリ「ごめんねテリー、彼女達、すっかりテリーに一目惚れしちゃったみたいだから……」

 

リュウ「それだけテリーの人気があるってことだしな」

 

ケン「いいなぁ、テリーばっかり~」

 

テリー「アハハ、ありがたいけど、俺には彼女のマリーがいるから、十分だけどね、アハハ」

 

ユックリ「さ、明日は新ファイター参戦記念杯エキシビションマッチを開催するから、しっかり寝てね、俺が審判するから」

 

テリー「OK、したらリュウ、ケン、また明日な」

 

リュウ「おう、またな」

 

ケン「明日負けんなよテリー」

 

こうして、大歓迎のパーティは終わり、明日は新ファイター参戦記念杯エキシビションマッチが開催されるのであった。



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対決その1

翌日、新ファイター参戦記念杯エキシビションマッチが開かれたのであった。

舞台はビーチにある特設リング上で行われ、ユックリマンが審判、係員が進行を努めるのであった。

 

マリオ「おぉ、マスターが審判をやるのか、珍しいな。」

 

ドンキー「ウホッ、マスターの審判の姿、凄く似合うぞ~」

 

リンク「いよいよテリーさんの初陣だな、楽しみ。」

 

ヨッシー「間近で見れるなんて、ハッピーだよ~」

 

スマブラのファイター達は皆、ワクワクしていた。

テリー・ボガードの応援団も特設リングに来たのであった。

 

アンディ「凄いな、兄さんの為にこれだけのファイターさんが来てくださるとは、嬉しい限りだよ。」

 

ジョー「いや~、お前の兄ちゃん大人気じゃねぇかよ~、ウヒョ~、美人な姉ちゃん達がテリーを応援してるぜ~」

 

リョウ「それにしても、ピーチさん達の声援が凄いですね……」

 

草薙「あぁ、あれはさすがに俺ら男性陣が割って入れるところじゃ無さそうだな……」

 

ラルフ「そうだな、下手に声掛けたりしたら、俺達が彼女らに殺されそうだな……」

 

アンディ・ボガード達は、ピーチ達のいる女性陣の応援団に目を向けた。

ピーチ達は、テリー・ボガードに黄色い声援を送っていたのであった。

 

女性陣「テリー様ァァァァァァァァァァーーーーーーーーーー!!」

 

ケン「なぁ、リュウ、さすがにうるさ過ぎる気がするけど……」

 

リュウ「まぁ、そっとしとこケン、おっと、いよいよユックリマンが審判をするぞ。」

 

特設リングにユックリマンの姿が現れると一斉に静かになったのであった。

 

ユックリ「只今より、新ファイター参戦記念杯エキシビションマッチを開催いたします!!」

 

全員「イェーイ!!」

 

ユックリ「ファイターパス組に、これまで5体のうち3体が参戦することが出来ました、ジョーカー、勇者、バンジョー&カズーイ、以上の3体のファイターが参戦することが出来ました、本日ついに4体目のファイターが参戦することが決まり、これでファイターパス組はジョーカー、勇者、バンジョー&カズーイと共に並ぶことが決まりました、その記念すべき4体目のファイターを発表いたします!!」

 

全員「イェーイ!!」

 

ユックリ「青コーナー、SNK代表、NEOGEOが開発した空前絶後の格闘大会、餓狼伝説及びザ・キング・オブ・ファイターズのスーパースター、サウスタウンのヒーロー、伝説の狼、テリー・ボガード選手の入場です!!」

 

全員「イェーイ!!」

 

テリー・ボガードは特設リングの上に上がり、ジョーカー、勇者、バンジョー&カズーイと握手をしたのであった。

 

ジョーカー「テリーさん、スマブラ参戦おめでとうございます。」

 

テリー「サンキュー、ジョーカー。」

 

勇者「テリーさん、今日からあなたは私達と同じファイターパス組の仲間です、一緒にスマブラを盛り上げていきましょう。」

 

テリー「あぁ、今から楽しみだぜ。」

 

バンジョー「テリーさんもファイターパス組の仲間♪」

 

カズーイ「困ったことあったら何でも聞いてちょうだい。」

 

テリー「あぁ、サンキュー、バンジョー、カズーイ。」

 

ユックリ「これで、ファイターパス組は4体となりました、テリー・ボガード選手は、ジョーカー、勇者、バンジョー&カズーイと一緒にファイターパス組の一員としてスマブラを大いに盛り上げてくれることでしょう、皆さん彼に盛大な拍手を!!」

 

全員「イェーイ!!」

 

特設リングでは、盛大な拍手が沸き起こったのであった。

その後、ジョーカー、勇者、バンジョー&カズーイは、特設リングから降り、テリー・ボガードを見守ったのであった。

 

ユックリ「それでは、対戦相手なんですが、テリー・ボガード選手と是非、対戦してみたい方は特設リング上にお上がりください。」

 

クッパ「俺、自信ないから、やめとこうかな……」

 

クルール「俺も、すぐやられそうな気がするから、やめとこう……」

 

リドリー「俺もだ、格ゲー戦士は苦手……」

 

他のファイター達が消極的の中、ただ1人手を挙げた人がいた。

 

ガノン「ならば、このワシが行く。」

 

リンク「おい大丈夫かよ……」

 

シーク「相手はサウスタウンのヒーローなんだから、無茶しないでくださいよ。」

 

ガノン「心配はいらん、すぐに終わらせてやる、こんな剣、まぁ使うまでもないわ、テリー・ボガードにスマブラの洗礼を浴びせさせてくれるわ。」

 

ガノンドロフは特設リングに上がり、テリー・ボガードをにらんだのであった。

 

ユックリ「それでは、赤コーナー、ゼルダの伝説から、史上最強の魔王、ガノンドロフ選手の入場です!!」

 

全員「イェーイ!!」

 

こうして、テリー・ボガードとガノンドロフによるエキシビションマッチが始まろうとしていたのでありましたとさ。



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対決その2

特設リングにテリー・ボガードとガノンドロフが立っていたのであった。

試合のゴングが鳴り、テリー・ボガードとガノンドロフが動き出したのであった。

 

テリー「うぉぉぉぉぉ!!」

 

ガノン「どりゃぁぁぁ!!」

 

2人の拳が交わり合っていった。

すると、テリー・ボガードのジャブ、ボディーブロー、ハイキックの連撃が決まっていた。

ガノンドロフも烈鬼拳を決めていったが、その後は、テリー・ボガードが一方的に技を決めていった。

パワーチャージ、ミドルキック、アンダーキック、ライジングアッパーの連携が決まり、更には、バックスピンキック、スライドキック、ワイルドアッパーのコンボが決まっていたのであった。

 

ケン「いいぞ、テリー、その調子だ!」

 

リングの外では、ケン・マスターズが応援していたのであった。

その後は、ガノンドロフが巻き返すように攻撃をしていったのであった。

 

ガノン(この野郎……なんという強さだ……)

 

テリー(さすがガノンさん……1発が重いぜ……)

 

お互いに息を切らしていた。

すると、ガノンドロフが先に仕掛けてきたのであった。

テリー・ボガードは、素早くジャンプしてかわし、そこから、ジャンプ手刀、ジャンプ後ろ回し蹴り、ジャンプテリーキック、ジャンプ正拳突きのコンビネーションを決めていった。

ガノンドロフは、すかさず反撃を試みるも、テリー・ボガードは、その場で避け攻撃をし、そこから掴みボディーブローを決めたのち、バスタースルーをしてガノンドロフを投げ飛ばした。

更にテリー・ボガードの攻撃は休む間もなく投げ技のグラスピングアッパー、ネックブリーカードロップを決めていった。

 

ガノン(おのれ~)

 

ガノンドロフも反撃に出たが、テリー・ボガードの早い動きについていくのがやっとで、なかなか攻撃が当たらなかった。

一方、テリー・ボガードは、パワーウェーブ、バーンナックル、クラックシュート、ライジングタックルを決めに行ったのであった。

 

リュウ「いいぞ、テリー、なかなか上手いぞ。」

 

特設リングには、テリーコールが沸き起こっており、会場は大盛り上がりであった。

 

テリー(フゥ~、ガノンさんの攻撃は重いから、かわすだけでもキツいぜ……)

 

テリー・ボガードは、肩で息をしていた。

 

ガノン「おのれ……許さんぞー!!」

 

すると、ガノンドロフが突然、真上に向かって飛び上がったのであった。

 

ガノン「テリー・ボガード、今度こそ死ねぇぇぇぇぇ!!」

 

怒り狂ったガノンドロフは、真上から奇襲をかけようとしていた。

果たして、テリー・ボガードの運命はいかに……。



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対決その3

ガノン「死ねぇー、テリー・ボガードォォー!!」

 

怒り狂ったガノンドロフは、真上から奇襲を仕掛けようとしていた。

リングの外では、ケン・マスターズ達が、その様子を見ていた。

 

ケン「しまった!!」

 

リュウ「どうしたケン?」

 

ケン「テリーのやつ、空中の上を攻撃する技を持っていないんだ!!」

 

リュウ「何だと!?」

 

ケン「このままじゃ、テリーがやられる!!」

 

リュウ「テリー、逃げろー!!」

 

リュウとケン・マスターズは、テリー・ボガードに指示を出していた。

 

ガノン「フハハハハ、今度こそ終わりだー!!」

 

ガノンドロフは、下に向かって攻撃をしようとしていた。

しかし、テリー・ボガードは、その場から逃げようとしなかった。

 

リュウ「テリー、なぜ逃げない!?」

 

ケン「テリー、逃げろ、死んじゃうぞー!!」

 

アンディ「その心配は要りませんよ、リュウさん、ケンさん。」

 

リュウ「何!?」

 

ケン「どういうことだ、アンディ!?」

 

アンディ「兄さんは、スマブラの為に、新ワザを修得したんですよ、空中の上を攻撃するために。」

 

リュウ「本当か!?」

 

ケン「テリーに新ワザ!?」

 

ジョー「まぁ見とけって、テリーの新ワザをよ。」

 

ジョー・ヒガシがそう言って、リュウとケン・マスターズは、テリー・ボガードの方を向いた。

すると、テリー・ボガードは、ガノンドロフの方へと飛び出した。

 

テリー「ウォォォォォ!!」

 

ガノン「何、自ら飛び込んできただと、そうか、自分から死に来たのだな、ならばコイツでフィニッシュ……」

 

テリー「くらえぇぇぇぇぇ!!」

 

ガノン「何だ、この体制は!?」

 

すると、テリー・ボガードの新ワザ、サマーソルトキックが、ガノンドロフの顎を直撃した。

 

テリー「サマーソルトキック!!」

 

ガノン「ぐぶぉあ!!」

 

リュウ「あ、あれは!?」

 

ケン「ガイルの……」

 

ギース「そう、テリー・ボガードは、ガイルさんに直談判して、サマーソルトキックの修得をするために、アメリカ軍の基地まで行って、修行を積んできたのだ。」

 

リュウ「そうだったのか。」

 

ケン「凄いぞテリー、その調子だ。」

 

テリー・ボガードのサマーソルトキックを受けたガノンドロフは、最後の力を振り絞ろうとしていた。

 

ガノン「そう簡単に……やられてたまるか……」

 

テリー「サマーソルトキックだけだと思ったら、大間違いだ!!」

 

ガノン「ふぉ!?」

 

テリー「パワーダンク!!」

 

テリー・ボガードは、サマーソルトキックのあとに、パワーダンクを決めたのであった。

 

ガノン「ぐぶぉあ!!」

 

テリー・ボガードの拳が、ガノンドロフの腹に当り、そのまま、リングに叩きつけられたのであった。

 

テリー「どんなもんだい!」

 

ガノン「キュー、参りました~」

 

ユックリ「勝負ありだな。」

 

係員「そうですね。」

 

ゴングが鳴り、テリー・ボガードは、ガノンドロフに勝ったのであった。

特設リングでは、会場全体が、大歓喜に包まれたのであった。

 

テリー「オッケーイ!!」

 

テリー・ボガードの投げた帽子が、宙に舞った瞬間、大盛り上がりで幕を閉じたのでありましたとさ。



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