あの大舞台へ1 (ソーラーパネル)
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あの大舞台へ1

どうも!ソーラーパネルです。
初投稿です!!
この小説はある一人の少年が高校野球をして甲子園に行き
全国の頂点を目指すという内容になっています。
小説は初めて書くので日本語が変だったりするかも知れませんがよろしくお願いします!


「うぉぉぉぉぉぉ!!」

物凄い歓声の中俺の夏は終わった—

甲子園。それは全国の男子球児が憧れる舞台だ。

甲子園に行くには険しい道がある。

険しい道があるからそこは憧れて惹かれる場所だ。

「行ってきまーす!」

俺はそう言いながら玄関のドアを開けた。

今日は高校の入学式だ。

俺はワクワクしながら学校に向かった。

俺は南西高校1年生の下川優(しもかわゆう)だ。

俺がこの南西高校に入学した目的はただ一つ。

甲子園に行くためだ。

甲子園には色々な経験と感動がある。

それを一度でも味わってみたいんだ!!

俺は入学式が終わったあと野球部の練習を見に行った。

因みに俺のポジションはピッチャーだ。

野球は中学から始めた。

グラウンドに着くと先輩達の気合いの入った声が聞こえた。

「カキーン」 「ファースト!!」 「スチール!!」

練習方法は実践さながらだ。

この南西高校はつい最近までは甲子園常連高だった。

だが3年前から一度も甲子園に出ていない。

だからこそ俺がこの野球部を甲子園に連れていきたいと思ったのだ。

暫く見ているとマネージャーらしき女の子が声を掛けてきた。

「あれ?見ない顔だね。新入生?」

「は、はい!!自分はこの野球部に入ろうと思ってて…」

テンパってしまった…

だがマネージャーは「そっかぁ。野球部に入りたいのか〜」

と少しニコニコしながら言ってきた。

話を続けていると

「おいおい〜まじかよ〜こんな弱そうな奴がうちに入ろうとしてんの?やめてくれよ〜」

と3年生らしき先輩が近寄ってきた。

「ねえねえ日向ちゃん。今の俺のスイング見た?」

なんだこいつは…と思いながらも練習を見ていた。

すると、「お前弱そうだな?本当に野球部に入るつもりかよ。」

笑いながら聞いてきた。

「はい。自分は入部します。」

俺ははっきり答えた。

そしたらニヤニヤしながら先輩が

「ほぅーそうかそうかお前ポジションは何処や?」

と聞いてきた。自分は「ピッチャーです。」と答えた。

「そうかそうか。ピッチャーか。なら勝負や!お前が俺から三振取ったら、さっきの発言の撤回と今後馬鹿にしたりしない事を約束したるわ」

と何とも上から目線で言ってきた。

もちろん俺は「受けて立ちます!」と即答した。

「キャプテーン!B面使いますね〜!」

「おー!自由に使え〜」

俺は「キャッチャーはどうするんですか?」

と聞くと先輩は

「せやな〜俊(しゅん)お前今暇か?暇やったらこいつとバッテリー組んでくれや」

と俺は俊先輩とバッテリーを組むことにした。

B面に着くと早速先輩が素振りを始めていた。

暫く見ていると俊先輩がこっちに来た。

「よお!何でこんな事になってるんだ?」

と聞いてきた。

俺は「何か勝負する事になりました。」

と答えると俊先輩は笑いながら

「そうかそうか!まぁ良いピッチングをするにはバッテリー間のコミュニケーションが必要だ。だが今俺たちは会ったばっかでお互い何も知らない。とりあえずお前が投げれる変化球は何だ?」

とめちゃくちゃ笑顔で聞いてきた。

俺は「ストレート一本です。」と真顔で言った。

俊先輩はキョトンとしながら

「え?お前変化球投げれないの?え?じゃ、じゃあカーブとかチェンジアップとかも出来ない?」

俺は顔をキリッとして

「YES!!」と自信満々で答えた。

俊先輩は呆れた顔で「まじかー」と落ち込んでいた。

するとまた質問が来た。

「じゃあコントロールは?ちゃんとアウトコースやインコースに投げれるか?」

と聞かれた。

俺はまた自信満々で「ど真ん中一本です!!」と答えた。

俊先輩は少しイライラした様子で

「じゃあお前。どうやってうちの高校に来た?」

「一般入試です」と自信満々で言った。

俊先輩は「俺はてっきりスポーツ推薦で来たのかと思ったぞ」

と落ち込んだ顔で言った。

「そんな訳無いじゃないですかー!俺中学から野球始めてるんですよ?変化球なんて投げた事ないですよ〜」

と笑いながら言った。

俊先輩は「まぁとりあえずどんなコースに来ようと俺が受け止めてやる。お前は俺のミットだけを見て投げてこい!!」

といいキャッチャーボックスに走って行った。




どうだったでしょうか?
楽しんで頂きましたか?
楽しんでいただけたなら幸いです!
これからも投稿しますので是非読んで下さいね!!
色々と分からない事がありますが何卒お願いします。


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