【RTA】VRゾンビサバイバー真エンド【解説】 (ササキ=サン)
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1話

短編です(予防線)

RTAの面白さに目覚めたので、初登校です。がっこうでくらすのはいいぞぉ~。


とことんプレイヤースキルが試されるVRゲームのRTA、はっじまーるよー!

 

今回攻略していくゲームはこちら。VRゾンビサバイバー。

 

縛り内容は主に三つ。バグ禁止、主人公特性の厳選の禁止、攻略可能ヒロイン全員生存です。こんなもの、縛りのうちにも入らないね。

 

レギュレーションですが、今回は真エンド、ハッピーエンドを目指します。つまりは、鍵となる隠しボスを討伐した上で、裏ボスを撃破してクリアを狙うわけですね。恋愛ルートは狙いません。ヒロインの攻略ルートに入ると、戦闘やイベントが増えるので、タイムロスになります。一応安定攻略のためには何人かのヒロインの好感度を高めて、イベントを起こした方がいいものもありますが、繰り返した試走により高まったプレイヤースキルでごり押しできる範疇なので、大丈夫だ、問題ない。

 

では早速キャラメイクです。まずは性別を女性にします。男性の方が戦闘面では有利ですが、うっかり恋愛ルートに入る可能性があったり、後に説明する主人公特性的な一面で、男性だとかなり不利な一面があったりするので、RTAの合理性を考えると女性一択なわけですね。

 

別に女の子アバターでやることに特殊な願望があるわけじゃありませんよ。ええ。はい。合理的な理由があってのことですから。

 

アバター設定ですが、こちらに事前に用意したモデルを使います。はい。とても美少女ですね。おおよそ100時間くらいかけてこのアバターを作成しました。どうだ、美しいだろォ!?失礼、取り乱しました。ひとまず、魂をこめて作成したアバターです。

 

名前は、伝統に則って ほも・・・・・・。(姓)ほもじ (名)やない にします。女の子やぞ!!(ジャガーマン)。レズはホモ、つまり、百合ルートに行く予定がないので、ほもじゃないんです。

 

さて。次はこのゲーム特有のクソ長心理テストくんのお時間です。アバター決定の次に、だいたい100問ほどの質問に対して、

 

1.あてはまる

2.おそらくあてはまる

3.分からない

4.おそらくあてはまらない

5.あてはまらない

 

の五択で答えて、その結果で主人公の初期ステータス、三つの主人公特性が決まります。

 

この質問に私自身、馬鹿正直に答えていくと・・・・・・

 

<主人公特性>

・サイコパス

・変態

・ヤンデレ

 

になります。えっ、なにそれは……(ドン引き)。これは・・・うん、多分制作者が作ったネタパークでしょう。私自身がこういった人格をしているというわけではないですからね。はい。

 

さて、ここで特性について解説していくと、まずはサイコパスについて。これはソロプレイなどをする際には、かなり強力な特性です。まず、正気度がほとんど下がらないので、プレイヤーの発狂の心配をする必要がなくなります。発狂はステータスが下がったり、視覚聴覚が異常を起こしたりするので、RTAのようなミスが許されない状況ではリスクを避けるためにも正気度管理が重要なわけですが――サイコパスなら独自の短縮チャートをがんがん進める訳ですね。

 

ただしサイコパスには大きな弱点があります。それは、他のキャラからの好感度が非常に上がりづらいということです。また、コミュ力の伸びも非常に悪く、特性とコミュ力などのステータスから会話の選択肢が決まる本ゲームの仕様では、VR特有のアドリブトークで好感度を稼ぐことができないのです。

 

また初期好感度もかなり低くなるので、攻略ルートどころかヒロインによってはゲーム進行に影響が出るレベルで嫌われることがあります。特に男主人公でサイコパスの場合、女性とは比にならないレベルでヒロインに警戒されるので、女性主人公である必要があったんですね。

 

次に変態ですが、これは主に会話の選択肢に爆弾が含まれる確率が増します。え?どういうことかって?これから説明しなくても分からせられることになるので、説明は省きます(手抜き浩二)。良い点は、若干敏捷が上がります。しかし他の特性に比べると上昇量はうんちも良いところなので、敏捷を上げる特性が欲しかったら、別の特性を求めてキャラを作り直しましょう。

 

ヤンデレの特性は、主に攻略ヒロインとの絆が深まるごとにステータスが上昇し、ヒロインのピンチなどに応じてまたステータスが上昇する感じです。あ。あと会話選択肢に不穏なものが混ざりますが、それが増えるのはヒロインの好感度が上昇してきてからなので、それで好感度が下がるようなことはあまりありません。唯一の弱点は、複数ヒロイン攻略が滅茶苦茶難しくなる――つまり、本妻決定後の他ヒロインの会話の選択肢に好感度を上げられるようなものが激減する、及び浮気行為を一切できなくなるといった点ですが、まあ素直に一穴主義を貫けば、後半は神特性になりますね。ただ、他のヒロインの好感度を上げつつ本妻が決まると、嫉妬した他ヒロインによってたまに修羅場になるので注意しましょう。

 

特性の解説はこんなものですね。改めて見返してみると、足を引っ張っている特性ばっかじゃないか。ついでに初期ステータスは身体能力低めの知能系統高めの後方支援型ステータスですね。魅力はかなり高いですが、コミュ力は・・・・・・ナオキです。

 

こんなんでRTAできるのかよ・・・と思いつつも、設定が終わったので、はい、よーいスタート(棒読み)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オープニングをカットして、始まりました。制作したキャラごとにスタート位置が違うのですが、この主人公は学校の図書室スタートです。

 

ふと気づいた騒がしさに窓の外を見てみると、なんとそこにはたくさんのゾンビが・・・!?

 

さて、まずは開幕ダッシュです。最初にやるべきことは、学校の封鎖です。校門を閉じ、時間経過と共に増えていくゾンビさんの増援を止めましょう。最初から校門を閉じることで、後に殲滅するべきゾンビの量がガクッと減ります。

 

ダッシュは最初に、途中からは徒歩で、校門近くに来たら再びダッシュします。初期ステがもやし状態なので、常に走り続けられるスタミナがないのです。

 

さて、校門に近づくにつれてどんどんゾンビが増えていますね。まあ、序盤のゾンビは走ったりはしないので、もやしでもゾンビをすいすい避けて校門までたどり着くことができます。序盤のゾンビ回避のコツは、とにかく正面に立たないこと。序盤のゾンビの反射神経はクソザコナメクジ淫夢くんなので、正面に立たなければ方向転換まで、かなりのもたつきがあります。あと、力を込める反射も遅いので、横から軽く押すだけでゾンビは簡単に倒れます。こういった特性を応用すれば、ほら、簡単にできましたぁ~。

 

校門近くにきたら守衛さんの死体を素早く漁って、校門の操作リモコンを手に入れましょう。電力が行き届いている序盤なら、これをポチッと押すだけで校門を封鎖できます。

 

さて、再びゾンビの群れをスルスルとスルーして(激ウマギャグ)、次は家庭科室に向かいます。家庭科室は一階にあるので窓を破ってダイナミックエントリー、散らばったガラスの破片を踏まないように気を付けつつ、今回RTA序盤のメイン武器、包丁を何本か拝借します。

 

筋力が十分なら、金属バットやバーベルの棒などの武器がおすすめですが、クソザコ筋力の女性主人公だと打撃系武器ではゾンビに致命的な致命傷を与えることはできません。なので、この包丁で首を切るわけです。

 

といっても、普通に包丁でゾンビの首を切っても、初心者は中々上手に切れないと思います。包丁は基本的に耐久力が低く、乱暴な扱いをするとすぐに壊れるので。だからこそ、包丁を使うときはスパッと首を切りましょう(????)。

 

深く切る必要はありません。ただ、スピードを乗せて、神経が通っている首の後ろの部分をすぱっと切ります。次点で脊髄の辺りをグサッ、ですかね。そうすると、生きてはいますがゾンビは行動できなくなるので、迅速に無力化することができます。倒れて動かなくなったゾンビは、あとで耐久力の高いブーツなどを履いて、思いっきり踏みつけて頭を潰しましょう。筋力低めの女性プレイヤーにはこの殺戮方法が非常におすすめです。

 

さて、家庭科室で包丁を調達したら、まずは再びダッシュで二階の二年生教室まで行きましょう。ここで校内放送がかかり、不審者が侵入しているということと、教師の指示にしたがって避難しろという内容が全校に伝えられます。

 

ここでモブ生徒の動きが出始め、ざわざわしているのですが、この混乱に乗じて素早くヒロイン候補の琴葉(ことのは) (あかね)ちゃんを拉致します。

 

なぜここで強行に茜ちゃんを拉致する必要があるかというと、彼女には不運スキルが付いており、プレイヤーが関与しないと高確率で死亡している可能性があるわけです(2敗)。なので、ゾンビが本格的に校舎に侵入し始める前に、安全な場所に監禁しておく必要があるんですね。好感度?まあ別に攻略するわけじゃないし、多少はね?

 

混乱している茜ちゃんが、唐突な拉致に抗議の声を挙げましたね。これに対して会話の選択肢が出ます。サイコパス+変態のWパンチで非常に選択肢が不安ですが、ここはお祈りタイムです・・・・・・。

 

①「・・・・・・うるさい、犯すぞ」

②「・・・・・・」(無言で包丁を突きつける)

③「あなたのことが好きだったんだよ、犯すぞ」

 

おっと。リセット案件ですかね。

 

 

 

今回はここで終わります。次回もまた見てね。

 




切りの良いところまではいきたい・・・(願望)


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2話

高評価付けられて感想も送られたら、課題がクッソ忙しくても次話投稿するしかないじゃない!!(マミさん)

それはともかくとして、来年の進路が決まったので初投稿です。


選択肢がクソレズかサイコしかないRTA、はーじまーるよー!

 

はい、では早速ですが、会話の選択肢を選んでいこうと思います。なに?再走しないのかって?こんなんですがたまによくある(???)範囲なので、再走はしません。場合によってはもっとひどい選択肢で埋め尽くされる時があります。見とけよ見とけよ~(見たくないんですが・・・)

 

①「・・・・・・うるさい、犯すぞ」

②「・・・・・・」(無言で包丁を突きつける)

③「あなたのことが好きだったんだよ、犯すぞ」

 

この三つの選択肢ですが、今回選ぶのは②です。理由はなんとなく分かるとは思いますが、①か③の選択肢はどう見てもレズだと思われるからですね。

 

このゲームは謎の作り込みがあるので、女性主人公の場合、会話の選択肢や普段の行動などでレズ疑惑を喰らうことがあります。好感度が高いと百合フラグが立つことにもなりますが、好感度が低い現状では信用値が下がるだけなのであまりよろしいものではありません。一応葵ちゃんやマキマキなどの百合属性ヒロインの場合はそこまで信用値は下がらないのですが、現状は茜ちゃんとの対話なので関係ない話ですね。はい。

 

「ひっ・・・包丁? な、なんで・・・?!」

 

戸惑う茜ちゃんは可愛いなぁ・・・(恍惚)。それはともかく、さっさとこの場から茜ちゃんを引きはがしましょう。もうじき、序盤のボスが・・・――。

 

「うわぁぁぁぁあぁあああ!!!??」

 

モブの悲鳴。これはボスが到来した証拠ですね。幸いなことに、現状が尋常ならざる状況だということに茜ちゃんが気づいてくれたので、誘導がスムーズに済みました。

 

しかもこのおかげで、ほもじちゃんは自分を助けるために強引にことを運んでいるのだと察してくれる余地ができたので、茜ちゃんの好感度の減少はそれなりに抑えられるのではないでしょうか。好感度はマスクデータなので、詳しいところはよく分かりませんが。

 

さて、茜ちゃんを4階生徒指導室に誘導しながら、ここで好感度に関する解説です。このゲームには基本的に好感度、信用値、そして恋愛値があります。好感度と恋愛値の違いはなんとなく分かると思いますが、人間として好きなのが好感度、恋人のような恋愛的好きが恋愛値です。信用値はこの二つの増減に大きくかかわっており、信用値が低いと好感度や恋愛値が中々上昇しません。逆に信用値が高いと、ちょっとしたことですぐに好感度などを稼ぐことができるわけですね。

 

前も言ったように、今回のルートではヒロイン候補と恋人関係になる予定は一切ありません。場合によっては恋人になった方が戦力は向上するので時短になることもありますが、特性のサイコパスや変態のせいでコミュニケーションがあまり上手くいく保証がない上に、そもそも恋愛そのものが乱数やAIの判断に依存することが多いので、安定性にかなり問題があります。

 

恋愛フラグでミスをすると、最悪ヒロインが発狂し、そのまま死亡するというケースもあるわけなので、安定性を重視すると恋愛はそもそもやらない方がいいわけですね。

 

解説しているうちに着きました。生徒指導室です。ここの部屋の便利な点は、外側から鍵をかけることができるので、誰かを監禁することに非常に便利だということですね。発狂した仲間などを一時的に隔離したり、ゾンビ化した仲間を治療するまで監禁したりする場所としてかなり有能なので、通常プレイでもここの存在は覚えていて損はないでしょう。

 

ここで茜ちゃんと会話をすることができます。

 

おっと。ここは良いツモをしましたね。

 

「待ってて。必ず、助けるから」

 

うーん、これは幸先の良いスタートを切りました(実況風味)。茜ちゃんのリアクションを見る間もなく、プレイヤーは疾走します。RTAだからね、しょうがないね。

 

さて、ここに茜ちゃんを閉じ込めておいて(鬼畜)、次はゾンビ狩りによる経験値稼ぎの時間です。

 

なぜここでわざわざ経験値稼ぎをするのかというと、一番大きな理由はモブを絶滅させるためですね。序盤のボスを倒さずに一定時間放置すると、一定のキャラクター以外のモブ達を全てゾンビ化してくれます。逆にこのボスゾンビを早期討伐すると、たくさんのモブ達を率いて生存を目指すルートに入れますが、そちらはRTA上色々と面倒なルートなので、今回はボスの討伐を少し待つ必要があるんですね。

 

さて、時間短縮のため4階から飛び降ります。初期のクソザコステータスだと最悪死ぬほどのダメージを受けますが、落下中、タイミングを合わせて――

 

壁を蹴ります。

 

この壁キックにより僅かに落下のベクトルがずれるので、落下ダメージが少々減少します。そしてそのまま素早く受け身を取ります。5点着地ですね。これにより、結構ダメージを受けるけど、打撲や捻挫などの行動に支障が出るような怪我は抑えられます。

 

そのまま一階のゾンビを殲滅していきましょう。この際、ランダムで出現する剣道部の顧問の先生のゾンビを倒せたら、この後のボス戦を楽に突破できるので、積極的に探していきましょう。

 

包丁でズバッ、ズバッと!刈り取っていきます。ここで一つ気を付けたいのは、スタミナですね。スタミナが減るごとにプレイヤーの動きが鈍くなるので、戦闘中でも、所々で歩いたり、深呼吸したりする場所を入れましょう。おっと、スタミナが危険な水準まで減りましたね。少しウォーキングタイムです。すーいすーい。

 

ごらんのように、ゾンビの動きの特徴などを掴むと、十数体のゾンビに囲まれても徒歩でゆっくり歩いて回避できるようになります。ただしこの動きを信用値が低いヒロインの前でやるとやばいやつ扱いされますので、やる場所には気を付けましょう。

 

基本的にこのゲームは戦闘中の行動なども、ヒロインの好感度や信用値を上下させるので、あんまりきもいムーブで戦闘をするとドン引きされます。あと、みんなが頑張っている戦闘でサボったり、逃げたりしていても好感度や信頼値が下がるので、気を付けましょうね。

 

さーて、最初から校門を閉じたわりには、結構ゾンビがいますね。(経験値が)うん、おいしい!

 

おっと、レベルが上がりましたね。このゲームにはレベルがあり、ゾンビを倒したり、生産活動をしたり、誰かとお話しをしていても経験値がもらえて、それらが溜まるとレベルアップをします。レベルアップによってステータスが伸びますが、それらは最初の心理テストによって決められるので、育成を操作することは縛りからしてかなり難しいのですが、ここは敏捷と筋力、体力辺りが上がって欲しい・・・。

 

<レベルアップ!! 魅力+1 知力+2>

 

おいコラァ!お前今ゾンビが闊歩している非常事態だって分かってんのか!?うーん、乱数にかなり嫌われているこの状況、頭に来ますよ~。

 

って、こんなところに剣道部顧問兄貴じゃないですか!オッスオッス!やっぱ・・・このゲーム・・・最高やな!(手の平返し)

 

さーて、パパッと首を切って、終わり!ここで死体を漁り、顧問の懐からロッカーの鍵を手に入れましょう。

 

ふむ。やはり美少女に懐をまさぐられているからか、硬くなってんぜ?(死後硬直)

 

無事ロッカーの鍵を手に入れたので、剣道部の部室まで走っていきましょう。そろそろ時間的にモブは絶滅している頃なので、割とちょうどいいですね。

 

部室に着いたら、確か201のロッカーに鍵をぶち込んでですね――。

 

<ガチャ、ガチャ>

 

おっと、間違えました。202でしたね。

 

<ポロッ チャリン>

 

・・・・・・。はい、開きました!なんとこのロッカーの中にはですね、日本刀が入っているんです!

 

おい、教師がそんなもの持ってきていいのか?と思うかもしれませんが、ゲームの世界だから、ま、多少はね?

 

さて、この日本刀を装備して、早速ボス討伐にいきましょう。

 

イクゾー!  デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ!

 

2階に到着しましたが・・・おや、ここにいましたね。早速ボス戦ですが、このボスについての解説です。このボスの名称は誘う者、通称ペロペロダッシュマンです。

 

このボスの特徴は、まず第一に人間をゾンビに感染させることに特化していることですね。日数を経るごとにグロテスクに進化していきますが、序盤の彼はまだ舌がくっそ長いだけの、普通のゾンビのような外見をしています(普通??)。

 

彼の主な行動原理は、くっそ長い舌で人間を攻撃して、ゾンビ化させること。そして人間の頃は陸上部だったという設定もあり、移動はかなり素早いです。人間を積極的にゾンビ化させようとする上に、無駄に移動速度が早いので、放っておくとすごい速度でモブをゾンビ化させていきます。

 

この舌は皮膚に掠っただけでも傷ができて、感染するので、主人公やヒロインの初感染をこのボスに奪われたプレイヤー兄貴達も多いのではないでしょうか。そういった意味で、別名ヤリチンとも呼ばれていますね。

 

ついでにこのゲーム未プレイ兄貴達に向けての解説をすると、このゲームの主人公はゾンビを生み出すBウイルスに対する抗体、Hウイルスを持っています。主人公が感染攻撃を受けると、その時の主人公のレベルに応じて一定時間行動不能になった後、BウイルスをHウイルスが吸収し、ゾンビパワーを取り込み、新たな力を得て覚醒します。つまり、このゲームはホラーサバイバルではなく、サバイバルアクションゲームだったというわけですね。

 

ついでにこのHウイルスはヒロインの好感度によってヒロインにも感染していくので(謎仕様)、ヒロインの好感度が高くなるとゾンビウイルスに感染しても、むしろ戦力が増えることになるわけですね。

 

まあ、サイコパス+変態のせいでヒロインの好感度に関しては全く期待できないので、ボス級の敵には基本主人公一人で対処することになるんですけどね(白目)。

 

普通にプレイしていれば、Hウイルスに感染するキャラクターは2,3人ほどできるのですが・・・まあ、仕方ないね!しっかりレベル上げて身体能力を伸ばしておけば、隠しボスもラスボスも余裕っすよ!

 

さて、ボス戦に戻りますが、まずは周りのゾンビを無視して、窓から校庭に飛び降ります。二階なので普通に受け身を取ればダメージは受けません。こうするとボスも後を追って飛び降りてくるので、周りのモブゾンビの妨害が少ない校庭でボスと戦えるわけですね。

 

さて、まずはボスが舌を伸ばして攻撃してくるわけですが、この舌をぶった切りましょう。

 

コツは・・・特にありません。純粋に反射神経が試されますね。結構早いですが、何かしらのアクション系VRゲームで上位に入れるくらい鍛えていれば、行けます行けます。

 

舌をぶった切ると、相手の行動パターンが変化します。舌での攻撃から、自慢の脚力による突撃が主体になりますね。そして、これが狙いです。

 

筋力クソザコのこの主人公だと、日本刀を持っていてもこのボスを即死させるような一撃を入れることは出来ないのですが、この相手の高速の突進にカウンターを合わせれば、なんと一撃でこのボスを屠ることができるんですね。相対速度って、知ってるぅ~?(煽り)

 

さて、ボスの突進です。対処しましょう。体感、時速100キロ以上出てそうな突進ですが、割と真っ直ぐな上にフェイントなどは初日の段階では使ってこないので、楽勝ですね、これは(0敗)。よし、じゃあブチ込んでやるぜ。

 

邪剣『夜』、逝きましょうね~。

 

工事完了です・・・。特にガバる要素もありませんね。無残にもボスは首を両断され息絶えました。圧倒的勝利ですよこれは。

 

お、レベルが二つ上がりましたね。今度こそ身体能力系のステ上がってくれよな~頼むよ~。

 

<レベルアップ!! 魅力+3>

<レベルアップ!! 魅力+3>

 

ヌゥン!ヘッ!ヘッ!

 

ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛

ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!

ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ!!!!!

フ ウ゛ウ゛ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ン!!!!

フ ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥン!!!!(目力先輩)

 

 

 

・・・・・・。

 

――はい。じゃあ、次は茜ちゃんを迎えに行きます。一階から二階、三階のゾンビは無視していいですが、四階のゾンビは茜ちゃんの護送のため、できるだけぶち殺しながら進んでいきましょう。

 

はーい、着きました。扉の前のゾンビをサクサクと殲滅して、茜ちゃーん、おひさー。

 

「ひっ」

 

Oh・・・(ペニーワイズ)、ドン引きしてますね、クォレハ・・・。まあ、現在返り血でびしょびしょな状況ですからね。割と仕方ない。

 

さて、ここで会話の選択肢!

 

①抱きつく 

②キスする

③無言で手を握る

 

ふむ。無難ですね(感覚麻痺)。しかし、試走よりも選択肢が全体的に茜ちゃんのこと好き過ぎませんかね?無言でひっぱたくとか、謎のDV女な時が割とあったんですけど、今回は割とサイコが抑え気味なのでしょうか。

 

それはともかくとして、③一択ですね、クォレハ。しかもこの③、コミュ力高めの普通のキャラでもあまり出ない当たりの選択肢ですよ。

 

茜ちゃんのお手々を握って、そのまま護送です。イベントの時間短縮にもなるので、とても便利!好感度?まあ、うん。そうね。下がってはいないといいなぁ・・・。

 

「ちょ、ちょっと!何があったか、少しは説明してくれへんか!?」

 

しょうがねえなぁ(悟空)。ここら辺のトークは説明するかしないかの2択なので、割と安定した会話ができます。ああ~いいっすね~!

 

「ゾンビ、出た」

 

なんだよお前の説明ガバガバじゃねえかよ。コミュ力が低すぎると、会話が色々とね・・・。なんで魅力とか知力とか上がっているのに、コミュ力は低いのだろうか。うん、まあサイコパスなんだからなんですけどね。結局。

 

「っっ・・・」

 

驚いた表情を見せる茜ちゃん。といってもあなた、さっきボス討伐してるときチラチラ見てただろ(因縁)。やっぱ現実を認めたくない心情、あるんですかねぇ。

 

それにしても手をにぎにぎしている現状、拒まれない辺り、これはもしかして茜ちゃんの脈があったりなかったりすんじゃないでしょうか?!(童貞特有の自意識過剰)

 

と、簡単な会話イベントを起こしつつ、やってきました。四階部室棟。ここの屋上には、現在籠城中の葵ちゃんマキマキあかりちゃんの攻略可能ヒロインが三名います。ここに茜ちゃんを押しつけて、次のヒロイン回収に向かいましょう。

 

え?ヒロインたちは放っておいていいのかって?一応ボスは倒したので、多分大丈夫ですね(1敗)。たまに茜ちゃん辺りが不慮の事故で死にますが、そこはお祈りタイムです。そもそも信頼値が足りないから、無理矢理一緒にいようとすると滅茶苦茶警戒されるのであまりおすすめはしません。

 

さて、屋上に着きました。

 

「お姉ちゃん!?」

 

ここで登場、琴葉 葵ちゃん。双子の姉妹、待望の再会です。アオイー!と抱き合う姿は美しく、いつまでも見ていたい気分になりますが、これはRTA。さっさと次の場所に行きましょう。

 

「ちょっと待ってえなっ!」

 

ファッ!?

 

「どこかに行くんか? 一緒にいるのは、ダメなんか?」

 

???????????

 

なんだこのイベント!?

 

「・・・いいの?」

 

会話の選択肢がない??これはレアイベントか・・・!それにしても、この主人公割とまじめにコミュ障過ぎない?いやまあ、そういうところもくっそ可愛いと思いますが。

 

「・・・・・・ん」

 

無言で頷いたぁ!!うせやろ?チャートにこんなのないんですけどぉ!何がいけなかったんですかねぇ・・・・・・あっ、これかぁ!魅力が上がりすぎたから、多分変に好感度を稼いでるのでしょう。

 

ファー。それにしても茜ちゃん、ぐう聖過ぎませんかね?脅迫されて拉致監禁されて、それでも一緒にいようとは。うーん、AIの女心は複雑怪奇。

 

って、ここで選択肢?

 

①抱きつく

②キスする

③犯す

 

逃れられぬカルマ・・・。しかしまあ、ここは無難に①ですかね。はーい、選択選択。

 

②キスする

 

????????

 

????????

 

「ん、んんぅ!?」

 

あー、これはキスしてますね。茜ちゃん、戸惑っています。

 

・・・・・・。

 

まんざらでもなさそうですが、隣の葵ちゃんがすごい顔をしています。

 

・・・・・・。はい、操作ガバしました。

 

・・・・・・だがしかし、この選択がきっと時短に繋がる巧妙な一手であることを信じて、このRTAを続行します。ええ。オリチャーですよオリチャー。降りちゃ嫌ーです(激ウマギャグ)

 

それはともかくとして、ひとまずこの屋上から立ち去りましょう。さっさと東北姉妹を助けに行かないと高確率で妹の方が乙って、姉妹が終いになる可能性がありますからね(激ウマギャグその2)。

 

「ありがとう。またね、茜」

 

というわけで、主人公はクールに去ります。ふーむ、立ち去ろうとすると、こういう台詞が自動で出てくるんですね。意外とこの主人公、ミステリアスっぽくて格好良くないですか?中の人が私の時点でミステリアスもクソもない?それもそうですね。

 

今回はここまでです。次回もまた見てね。

 




淫夢語録を調べながら執筆する今日この頃。語録を調べるのは意外と面白いですが、時間がかかるのが難点ですかね。

あ、そうだ(唐突)。スマブラ(淫夢)は面白いから、みんなも見るといいゾ。


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3話

先駆者様たちも頑張ってたし、俺も(更新)頑張らないと!つまり初投稿です。


初めて会った時は、綺麗な人やなーと思った。

 

綺麗な人に関しては、ゆかりさんやマキさん、ずん子さんなどで見なれているとは思っていたけど、それでもなお、ウチが今まで見た美人さんの中で、トップレベルで綺麗な人だと思った。

 

まあ、その後になんか脅されて、生徒指導室に閉じ込められた時は、この人頭おかしい人なんちゃうか?と思ったけど、去り際に言ってくれた、「待ってて。必ず、助けるから」の言葉は、やけに想いが籠もっているように思えて、格好良く見えた。

 

機械みたいに無表情で無口な人だったからだろうか。初めて聞いたその言葉は、とても強く印象に残った。

 

一人になって、考える時間ができて、窓から校庭にちらほらといるゾンビみたいな人たちを見て、現状を認識したとき、あの人はもしかしてウチを助けてくれようとしたんじゃないかって考えた。

 

校舎の外で舌が長い化け物と戦っているあの人を見て、少し変な見方かもしれへんけど、あの人は主人公みたいな人やと思った。戦っている姿は、遠くから見た感じだとあまりよく分からなかったけど、すごい早さで化け物を倒していたから、たぶんあの人はとても強い人なんやろう。

 

外からゾンビのような人たちのうめき声が聞こえて、ウチは怖くて息を潜めて隠れた。

 

でも、その声はすぐに止んだ。

 

二度目にその人に会った時は、少し怖かった。全身血だらけで、あの人が怪我をしていないか心配になった。

 

でも、血まみれの姿と冷たい雰囲気が相まって、あの人はまるで殺人鬼みたいな格好になっていたから、もしかしたらウチも殺されるんやないかと思って、とても怖くなった。

 

「あ」

 

――でも、握ってくれた手は、温かかった。

 

あの人がどこかに行こうとした時、気づいたらウチは呼び止めていた。どうしてそんなことをしたのかあまりよく分からないけど。ウチは、あの人に一緒にいて欲しいと思った。

 

 

「ありがとう。またね、茜」

 

 

初めて名前を呼ばれた。初めてキスをした。初めて、こんなに混乱した気持ちになった。

 

色んな初めてでグチャグチャになっているウチに、あの人は微笑んだ。

 

初めて見る、あの人の笑顔だった。

 

「あ」

 

あの人がどこかに行ってしまって、ようやく正気を取り戻した頃。

 

ウチは初めての恋を、自覚した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガバとクズ運ばかりのRTA、はーじまーるよー!

 

はい、今回は茜ちゃんにキスをして、学校を出たところからスタートですね。

 

学校は校門が閉まっているので、適当にフェンスをよじ登って外に出ましょう。そしてゾンビを避けながら道路に沿って走って行くと、放置されたパトカーが見つかります。これに乗って目的地まで駆け抜けましょう。パトカーって、法が犯されちゃってるよ・・・と思う兄貴達がいるかもしれませんが、このパトカーに乗っていた警官達は既に、あっ・・・(察し)な状態なので、大丈夫だ、問題ない(法的に大丈夫とは言ってない)。

 

ついでにパトカーで運転していると、ランダムで警察関連の無線連絡が入ってきて、たまに警官救出イベントとかが発生します。色々と細かいイベントを楽しみたい兄貴達は、パトカーに乗って町中をドライビングしてみるのはいかがでしょうか。

 

さて、運転中にこれからどこへ行くかについて解説すると、お察しの兄貴達もいると思いますが、東北邸です。このゲームでも屈指の難易度を誇る東北姉妹救済イベントに突撃しようという訳ですね。

 

このゲーム未プレイ兄貴達に向けに、このイベントについて解説をすると、このゾンビ騒動を起こして・・・というよりは、このゾンビ騒動の火付け役兼監督役のまな板姉貴。つまり隠しボスの結月ゆかりと、東北姉妹の・・・(あれ、次女だっけ?)――、東北ずん子姉貴が、ゆかりんの歪んだ友人観によりゾンビ化させられそうになっているイベントです。

 

このイベントは特に介入しないと、なぜかずんちゃんの妹のきりたんがゾンビ化して、姉の方がアヴェンジャーとなる謎のイベントなのですが(通常プレイだと、このアヴェンジャーずん子がストーリー中盤に仲間になる)、このイベントに介入すると、一般的には鬼畜難易度のステルスミッションに突入することになります。

 

どういうことだよ・・・と初見ニキは困惑するかもしれませんが、一部の最後の方に出るボスを、ゲーム開始直後に相手にしなければいけなくなるのです。

 

具体的に言うと、結月ゆかりが最も信頼する強化ゾンビ<護る者>を相手にしなくてはいけません。ゆかりんはそこら辺をランダムでふらふらしているので、このイベントで顔合わせをすることにはなりませんが、護る者はこのイベント時点ではどう足掻いても倒せません。こいつは堅い、速い、自己再生持ちのやばみ三点セットが揃っているので、スタート3時間以内という時間制限付きのこのイベントでは、ステータス上どう足掻いても倒せないわけですね。

 

なので普通は逃げる、隠れるを駆使してこのボスから逃亡するわけですが、イベント開始時点で重傷のずんちゃんと軽傷のきりたんを率いて、一発でも攻撃を喰らったら死ぬボスから逃げ隠れしなくてはいけないので、難易度は滅茶苦茶高いです。鬱イベをぶっ壊したくて挑んではみたものの、難易度が高過ぎて心が折れた兄貴は多いのではないでしょうか。

 

今からその鬱フラグを華麗にぶち壊すので、見とけよ見とけよ~。

 

さて、ここでイベントに関する解説は一旦止めてですね、町中で車を運転する時の注意点について解説します。

 

まずゾンビを轢くことは、できるだけ避けましょう。スピードが落ちます(現在時速120キロ)。といっても、極力避けろというわけではなく、可能ならやった方が良い程度の話ですがね。急に飛び出てきたゾンビを避けるために事故りそうになるのは、本末転倒ですから。回避が難しいときは、遠慮なく異世界に転生させてあげましょう。

 

しかし、ゾンビを轢くことは多少許容しても、這いずりゾンビや転倒状態のゾンビを潰すことはできるだけ避けましょう。ゾンビの血液に含まれる油分で、結構滑ります。タイヤの状態がかなり悪くなり、ドリフトとかに影響が出るのでタイムが悪くなります。あ、あとゾンビの血だまりでタイヤが滑りまくって発進できないみたいなパターンもあるらしいので、気を付けましょう。

 

さて、RTAで一番気を付けたい運転時の注意を、お話しします。それはずばり、ランダム生成される放置自動車です。初日の時点では、一定のポイントに交通渋滞が起きるので、そのポイントはいくつか把握しておきましょう。そしてそれ以降、町中では放置自動車がランダムに配置されるので、放置自動車にぶつかる事故などがないようにしましょう。

 

おっと(急ブレーキ)。

 

そしてやはり放置自動車で気を付けたいのは、運が悪いとこのように放置自動車で道が塞がれて、車両での通行ができなくなることですかね~(白目)。

 

だいたい東北邸には車で15分くらい(レーサー並の感覚)ですが、現在まだ踏破した道のりは3分の1程度。うん、少し遠回りになりますが、別の道から行きましょう。大丈夫です、東北イベントの期限までには、多分間に合いますから。

 

うん? げっ。

 

まずいですよ!後方から(所々)黒塗りのごっついゾンビが・・・。

 

ガッッ!!!バギャァッ!!(パトカーがひしゃげる音)

 

おいコラァ!降りろ!お前免許持ってんのか!

 

と、いうのは置いておいて、どうしましょうかね。まさかこんなところでランダムエンカウントのフィールドボスに出会うとは・・・。

 

初見さんに説明しますが、このむっきむっきの堅そうなゾンビは、粉砕する者。見た目通り、堅くて突撃の得意なラグビー選手みたいなボスです。現在は初日ですので、あまり装甲は派手になってはいませんが、日数が経過してウイルスの最適化・進化が進むと、めっちゃ大きくメタリックなカチカチのゾンビになります。

 

まあ、あれですね。本来こんな序盤に面倒な敵に絡まれたら、さっさとリセットして再走案件なのですが。幸いなことに、日本刀を拾えていますので。

 

――・・・5秒くらいでぶち殺せば、ロスは誤差の範疇で済みますかね(修羅)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それを観察しようと思ったのは、単純な好奇心だった。凄まじい速度で走るパトカーを見て、面白そうだと感じたのだ。

 

そのパトカーを追いかけていると、放置された車両に道を塞がれたせいで、パトカーは足を止めた。

 

「おや」

 

その停まっていたパトカーに強化種の感染者が突撃した。中に乗っていた人物は俊敏であったようで、感染者によってパトカーがぐしゃぐしゃにされる前に車から脱出していた。

 

・・・・・・思っていたよりも、美しい人物ですね。というより、あの人は確か同じ学校のほもじさん?

 

なぜパトカーに・・・?など、いくつか考え事をしていると、彼女は所持していた日本刀を抜いた。

 

ふむ、いくら現在が非常事態とはいえ、日本刀を持っているのは珍しい。ましてそれが同じ学校の生徒となると、それは尚更のこと。彼女は随分と特殊な経歴を持っていそうだ。

 

『基本的に粉砕する者には、現在のクソザコステータスだと日本刀でもダメージを与えることはできませんが』

 

彼女は感染者に向かい、距離を詰める。まさか、彼女は馬鹿なのだろうか。あの強化種にただの人間が近接武器で敵うわけがない。

 

『粉砕する者には、装甲と装甲の間に継ぎ目があり、そこの防御は装甲に比べれば軟らかく、刃が通ります。そこを集中狙いしましょう。そして斬る際は、相手の勢いを利用しましょう。これをやれば、首の所にあるこの軟らかい場所なら、だいたい7太刀くらい同じ場所を斬れば、首を両断することができます』

 

馬鹿な。

 

『○子!』

 

接近してきた彼女を迎え撃つように、感染者の拳が彼女に迫るが、彼女はそれをこするようなギリギリの距離で回避しつつ、感染者の勢いすら利用して、深く感染者の首を斬りつけた。

 

『○液!ザー○ン!ザー汁!』

 

感染者は反撃を続けるが、それに合わせるように彼女も一度目と全く同じ場所に斬撃を入れる。感染者の攻撃は全て躱されているが、彼女の攻撃は徐々に感染者の首を切り裂きつつある。

 

『○ンタマ汁!赤ちゃん製造ミルク!』

 

その動きは、とても美しかった。私は武術について詳しく知らないが、極まった達人の動きとは、まさにこのようなものなのだと実感させられた。

 

『さては』

 

唐突に、彼女の背後から別の通常の感染者が襲いかかった。しかし、彼女はそれすらも把握していたようで、ひらりと掴みかかった腕を躱し、むしろ彼女が感染者の頭を押し、感染者を地面に叩きつける。

 

「!!?」

 

強化種の感染者は唐突に地面に叩きつけられた感染者に気づかずに、その頭を踏み抜いた。そしてずるりと、足を滑らせた。

 

血脂。人間の血液は、思った以上に滑る。それにより、勢いよくバランスを崩した感染者の喉元に刃が迫り――

 

 

 

『ちんぽこシコってたなァァァァァァァァ!!!!(アーサー)』

 

 

 

感染者の首を、両断した。最後の一撃は、相手の倒れる勢い、そして相手の体重そのものを活用した、素晴らしい技術を余すことなく凝縮したような一撃であった。

 

「・・・・・・ふ、ふふ」

 

思わず、変な笑いがこぼれる。驚くべきは、その技の冴え。彼女の動きは、一般人女性と同じ程度の速さと、筋力しか使っていない。

 

「こんなに面白い人だったのですね、ほもじさん」

 

以前から変人としてはそれなりに有名であった彼女だが、このような一面を持っているとは。

 

彼女は放置された車を漁り始めた。

 

? 何をやっているのだろうか。彼女には興味が湧いてきた。彼女が何か意味を持ってそれを行っているなら、知りたい。彼女のことを、知りたい。彼女は面白い。実に面白い。

 

「・・・・・・?!」

 

目が、あった。どうして、ここはかなり離れた場所。人間の視力では私のことを認識するのも難しいはず・・・。

 

「ん?」

 

彼女は何かを話している。唇の動きを読んでみると。

 

く・る・ま・の・か・ぎ・し・ら・な・い?

 

「・・・・・・」

 

そういえば。感染者によって、彼女が乗っていたパトカーはぺしゃんこにされていましたね。

 

「ふふ、ふふ」

 

変人として、有名であった彼女。なるほど。納得です。彼女は、本当に変な人だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所要時間わずか5秒足らずで、最高級に面倒くさいボスゾンビを撃破だァ!いいゾ~これ(イケボ)。

 

・・・さて、パトカーが壊されてしまったので、放置自動車数台を少し見てみましょう。

 

鍵穴!!この車を動かすには、エンジンキーがいるのか!!(迫真)

 

10%くらいの確率で、放置自動車でも鍵がついていてそのまま動かせるのですが・・・ダメみたいですね(いつものクズ運)。

 

ゆかりーん!この車の鍵どこにあるか知らない!!?

 

え?どうして唐突に床りんを呼び始めるのかって?ホラ、見ろよ見ろよ(画像拡大)。ビルの屋上からゆかりんがこっちをチラチラ見てるでしょう。まあ、実際のところ見られる気配を感じただけで、ゆかりんの姿は編集中に画像をズームして初めて視認しました。視力系スキルないからね、しょうがないね。

 

気配ってなんだよだって?深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているという名言があるでしょう?つまりそういうことです。見られるから見る。当たり前だよなぁ(謎理論)。つまり、ほもじちゃんは深淵なんですね(適当)。

 

さて、茶番はどうでもいいとして、ひとまずどうしましょうかね。

 

車がないと普通に東北イベントに間に合わないのですが。うーん・・・。

 

さて、今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 

次回もまた見てね。

 

 

 

 

 

次回予告

お願い、諦めないでほもじ!あんたが今ここで諦めたら、視聴者との、きりたん生存ルートを見せるという約束はどうなっちゃうの? 時間はまだ残ってる。ここを耐えれば、多分ガバなくこのRTAを完走できるんだから!(ガバがないとは言っていない)

 

次回、「ほもじ、再走す!」デュエルスタンバイ!

 




Q:がっこうぐらしRTA流行ってるけど、なんでオリジナルにしたの?
A:がっこうぐらしはアニメしか見てないので、原作をよく知らないですし、アニメの記憶も朧気なので、二次創作するにはちょっと・・・。つまりそこら辺自由なオリジナルにしたというわけですね。

アーサーでオナろうメッチャ好き。クサイヤ人も好き。ちんぽこシコってたなァァァァァァァァ!!!!ネタがよく分からない人は、アーサーでオナろうで検索しようね。


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4話

お気に入りが500超えました。ありがとうございます。はぇ~やっぱみんなRTA好きなんすねぇ。書いた小説の中で一番高評価を受けていますし、やっぱブームに乗るの・・・最高やな!

というわけで初投稿です。


夕暮れ。ようやく家の防衛体制を整えて、一息つく時間を手に入れた。そんな中で、きりたんは安心したように、口を開いた。

 

「なんだか静かですね。家の中にはゾンビもいないですし、町の中とはえらい違いです」

 

その様子は、どこか嬉しそうでした。

 

「上機嫌ですね」

 

「そりゃそうですよ、ずん姉様!この騒動はあくまで地域的なものというのが分かりましたし、ウナちゃんも頑張ってたし、私も頑張らないと!」

 

元気そうなきりたんの様子を見て、私はほっとした気持ちになった。この騒動が始まって、私もきりたんも、人の姿をしたものを何人も殺してしまった。幸い、親しい人のゾンビを見ることはなかったが、それでもやはり心情的に辛いものが多くある。このようにきりたんがまだ笑えることが、私はとても嬉しかった。

 

「ええ」

 

ああ。きりたんの姿を見て、私たちは日常の中で確かな強さを得ていたのだと言うことを実感した。これなら、きっと大丈夫だ。

 

そうだ、私たちが今まで積み上げてきたものは全部無駄ではなかった。これからも私たちが立ち止まらない限り、道は続いていく。

 

「ん?」

 

そんな、幸せなことを考えていた。

 

 

 

ズンッ

 

 

 

何か、とても重い物体が落下したような音。

 

「え」

 

きりたんの、驚愕したような声が聞こえた。

 

とてもとても、嫌な予感がした。慌てて振り返ると、そこには。

 

――化け物がいた。

 

身長が2メートルをも超えるような長身で、どこか黒光りする筋肉のような、甲殻のような、とても堅牢そうな体表。顔は人間とはほど遠い、真っ白な仮面のようなものに縦に二本の線が走っている。

 

なんだ、これは。

 

「きりたん、逃げてッ!」

 

それでも、この化け物が友好的なものではないということは雰囲気ですぐに感じ取った。きりたんに警告しつつ、私は持っていた弓を構えて――

 

「がッ・・・あ、ェ???」

 

轟音がして、何かが砕ける音が木霊した。視界が揺れ、ぶれる。絶大な痛み、私は気づけば倒れていた。

 

何で?まずい、私が、戦わないと。

 

「ぐ・・・うっ・・・ゴホッ」

 

弓を探すが、喉の奥から何かが溢れてきて、むせる。

 

赤い。これは・・・血?

 

ああ、私は怪我をしているのだ。

 

「ずん姉様!!?」

 

化け物が私を見ている。これは、ダメだ。

 

「きりたん、逃げ、て・・・」

 

弓は、ばらばらに砕けて転がっていた。一瞬、おそらく知覚する間もなく、私はこの化け物に攻撃されたのだ。

 

「や、やめろ!ずん姉様に近寄るな!」

 

きりたんが包丁を持って化け物に飛びかかる。ダメだ、きりたん・・・。

 

「う゛っ――」

 

化け物は、軽く腕を払うだけで、きりたんを吹き飛ばした。

 

「きり、たん」

 

化け物は改めて私に向き直ると、何か変なものを取り出した。あれは、注射器・・・?

 

ズン、ズンと、化け物が私に近寄ってくる。

 

化け物が、注射器を私に・・・――

 

「ずん、姉様ァァァ!!」

 

きりたんが、私をかばうように前に飛び込んできた。

 

「あ゛・・・ぐうぅぅううぅぅ!!??!?!??!?!?」

 

きりたんの、絶叫。

 

「きりたん!!?」

 

重い体を動かして、きりたんに近づく。

 

「ずん・・・姉様・・・に、にげ、げげ、げげゲ、ニゲ、ににニニニ・・・・・・」

 

あ。ああ。

 

「・・・・・・ッッ」

 

何かを堪える様子のきりたん。

 

 

 

「ズン、ネエ・・・サマッ、ニゲテェェェエエエ!!!!」

 

 

 

「・・・っ!!」

 

体が、動いた。何か、縛られていたものから解き放たれたように。痛い、苦しい。でも。でも。

 

きりたんの想いが、私を動かしてくれた。

 

「アアァアアァァァァァ!!!!」

 

きりたんの背中から、毒々しい色をした羽のようなものが飛び出る。ぐちゅ、ぐちゅと肉がうごめくような音。ああ、きりたんは、きりたんは・・・。

 

体を動かす。最期の彼女の願いをもとに。この場から少しでも離れようと、足を動かす。

 

家を出て、重い体を引きずり、どこか安息の場所を目指す。

 

周囲にはたくさんのゾンビ。そして、またズンッという例の音が聞こえた。

 

きっと、あれもまた追いかけてきているのだろう。

 

「アアァァアアァッッ・・・」

 

目の前には、ゾンビ。

 

「・・・・・・」

 

グサリと、私は拾ったガラスの破片をゾンビの目玉に突き刺した。細長い破片の鋭さが、一瞬でゾンビの脳を抉り、その生に終止符をうつ。

 

死体を抉り、血をまき散らす。そこに道しるべを作るように。彼らの血と肉を使って、あたかも何者かがここを通ったような道筋を作る。

 

そして私は、それとは別の方向へ足を進める。

 

もう、彼らを殺すことにも、利用することにも、躊躇いや罪悪感はなかった。

 

体は重い、今すぐにでも休憩できる場所を確保しなければ、おそらく大変なことになるだろう。

 

それでも体は動いた。動かす燃料が、無限に湧いてくるようだった。

 

絶対に生きる。きりたんが繋いだこの命で、絶対に私は生き延びてみせる。そして。

 

あの化け物を、絶対に殺してやるのだ―――。

 

 

 

 

 

 

 

『神は言っている。(きりたんは)こ↑こ↓で死ぬ定めではないと』

 

『巻き戻し行きますよー。せーのっ!』

 

『ああ^~!巻き戻しの音ォ^~!!』キュルキュルキュル

 

 

 

 

 

 

 

 

「ずん姉様!!?」

 

化け物が私を見ている。これは、ダメだ。

 

「きりたん、逃げ、て・・・」

 

弓は、ばらばらに砕けて転がっていた。一瞬、おそらく知覚する間もなく、私はこの化け物に攻撃されたのだ。

 

「や、やめろ!ずん姉様に近寄るな!」

 

きりたんが包丁を持って化け物に飛びかかる。ダメだ、きりたん・・・。

 

「う゛っ――」

 

化け物は、軽く腕を払うだけで、きりたんを吹き飛ばした。

 

「きり、たん」

 

化け物は改めて私に向き直ると、何か変なものを取り出した。あれは、注射器・・・?

 

ズン、ズンと、化け物が私に近寄ってくる。

 

化け物が、注射器を私に・・・――

 

 

 

――パンッ

 

 

 

「・・・??」

 

化け物の頭に、何かが当たった。

 

グシャッッ!遅れて、何か大きなものが落ちてきた。

 

「・・・え?」

 

死体。それは、おそらく目の前にいる化け物と似たような、異形の化け物の死体だった。

 

パラパラと、目の前の化け物に生えていた翼の羽毛が舞い散る。

 

――そして。

 

パキンッと、何か金属が砕けるような音がした。

 

「楽しそうだね」

 

事態は、衝撃の連続であった。彼女は、同じクラスメイトのほもじさん。いつの間にか、彼女はそこに立っていた。

 

夕暮れの赤い日差しを浴びて、彼女の髪が艶やかに黒く輝いていた。それは所々に赤黒い血の色を纏ってなお、色あせない美しさを持っている。

 

その立ち振る舞い。幻想的な美しさを持った、引き込まれるような妖しい雰囲気。彼女はこの場の空気を、ただそこにいるだけで支配していた。

 

「私も混ぜろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう始まってる!

 

クズ運をその場の思いつきでカバーするRTA、はーじまーるよー!

 

さて、最初のオープニングでは、このゲーム初見兄貴な、みなさまのためにぃ~ガンギマリアヴェンジャーずんちゃん誕生秘話を用意しました~(完了形)。

 

せっかちなホモ兄貴たちのために、最初に結果を見せてしまいましたが、どのようにしてあの状況から間に合わせることができたのか。これから見てもらいましょう。それでは、ご覧ください(KBTIT)。

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・」(数秒の沈黙)

 

思いつきました!俺のRTAはまだ、終了してないぜ!

 

まずは、高そうな車のガラスを割ります。すると、車の警報みたいなのがファンファン鳴るわけですね。そうすると、周りのゾンビさんたちがなんだなんだと詰めかけてくるわけです。とりあえずこの後使うことになるシートベルトを切断して拝借しましょう。

 

警察だ!(インパルス板倉) あ、どーも。ゾンビになってもお仕事ご苦労様です。さて、皆様はどうしてこんなことをしているのか疑問に思うかもしれませんが、現在のこれはあるフィールドボスを呼び出すために必要なことなんですね。

 

(ニュータイプ音)

 

そこ!成功です。掴まりました。

 

「!!?!?!?」

 

オッハー!私、ほもじさん!今、空の上でゾンビへのエアライドを楽しんでいるの!

 

さて、現在、なんだこいつ!?と驚愕しているこのフィールドボスは、奪う者。ボスゾンビを2体以上倒すと町に出現するようになる、ランダムで空から襲いかかってくる面倒な飛行系フィールドボスです。

 

基本的にこのボスの耐久力は低く、体重も少ないので防御面もカッスなクソザコですが、このボス一番の特徴はすんごい速度で奇襲して、反撃しようとすると既に逃げているというとても面倒な点ですね。空から急降下攻撃してきて、そのまま飛び去って逃げることが多いため、中盤の物資探索などで町に出たら、気づいたらプレイヤーや仲間がぶち殺されてた、みたいな経験をした兄貴達は多いのではないでしょうか。

 

映像がぶれて現状がよく分かっていない兄貴達に現状の解説をすると、空から奇襲してきた奪う者にしがみついて、現在空を飛んでいます。これで一気に東北邸まで参りましょう。奪う者はかなりの飛行速度で空を飛べるので、車で行くより時短になります。多分。

 

さて、こいつの口にですね、先ほど調達したシートベルトを轡のようにかけて。

 

「ルィヤァァァアアウェルォォォ!!!」

 

おら、右向け右!馬のように手綱(シートベルト)を操作して、東北邸の方向へ強引に方向転換します。当然腕を振り回す、体を揺らす等の抵抗をしてくるので。暴れると痛いぞ~?包丁をぐさぐさ刺して、従順になるまでやるからなオイ!といったように、上下関係を分からせてあげましょうね~。

 

あ、そういえばこの強化ゾンビは、設定だと元々は空に憧れを抱く美少年だったらしいっすよ。つまり、こ↑こ↓、リョナホモ兄貴達の抜き処ですよ!

 

ホラホラホラホラ(鬼畜)。Foo~だいぶ大人しくなってきましたね。意外とボス系のゾンビは知的なので、このような恐怖による支配が有効なわけですね。今度別のボスゾンビにもやってみようかな~。あ、そうだ(唐突)。お前とりあえず、犬の真似しろよ(二度目の唐突)。

 

「ワアァァアアワアアアァァアアンワアアァアアアンン!!!」

 

うるせぇ!お、そろそろ東北邸着きますねぇ!ありがと、君もう還っていいよ(経験値に)。

 

包丁で首をグサッと刺して、グリンッとやればボスゾンビですが、こいつはすぐに死にます。空を飛ぶために色々と軽量化していますからね・・・。驚くほどの紙装甲ですよ、クォレハ。

 

ああ~!高所から落下する音ォ~!四階とか比にならない高度から落下なので、普通に受け身を取っただけでは死んでしまいます。だがしかし。これ見たら、びっくりすると、思うよぉ(俳句)。

 

それでは絶技をご覧ください。まずは日本刀を構えます。そして、ぐるぐる回って遠心力的な何かの力を日本刀の先に集めます。

 

そして地面に激突する瞬間、日本刀で地面を叩きつけます!!そして叩きつけると同時に、日本刀から手をパッと放します。

 

フワッ(謎の浮遊感)。

 

後はしっかりと足を付けて着地して、工事完了です。日本刀は・・・いいやつでしたよ。おそらく今回RTAで一番働いています。日本刀は見事なまでにバラバラに砕け散りました。むしろ破片をしっかり躱さないと、それで重傷を負うレベルで盛大に砕け散っているので、気を付けましょうね。

 

え?そうはならんやろ?なっとるやろがい!

 

?? 本チャートではバグ技を縛っているので、これはバグ技ではありませんよ?現実でもできますし(33勝4病院送り)。

 

さて、とりあえずイベントに無事間に合いました!楽しそうだね~俺も混ぜてくれよ(マジキチスマイル)。

 

ここからは護る者戦です。改めてこの敵について解説しますが、実はこれ、床りんのお父さんです。まあ色々とあって、娘を守護するために覚悟ガンギマリの強化ゾンビになったということですね。

 

この敵を相手にする際、厄介なのはその能力の完成度の高さです。ゲーム中トップクラスに高い防御力と、1位2位を争う俊敏さ。さらには特定の条件を満たさないと殺すことができない、謎の自己再生力なども兼ね備えているので、人型のゾンビとしては最高峰の強さを持ちますね。

 

なのでステータスが全く育っていない現段階では、基本的に逃亡かアイテムを使った攻撃を中心に立ち回る必要があります。

 

実際、先駆者様たちの攻略動画などでは、期限の3時間までにアイテムをたくさん集めたり、事前に罠を設置したりして逃げ切っているのが、この護る者戦ですが。

 

RTAではそんな準備している時間がないんですよね・・・(悲しみ)。そもそもこいつは逃げても結構執拗に追撃してくるので、完全に撒こうとすると結構なタイムロスになります。

 

なので。

 

――別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?(フラグ)

 

では、初心者でも分かる(できるとは言っていない)、対護る者戦術を解説しましょう。

 

まず、中距離の間合いを保ちます。これの範囲はおおよそ5メートルから20メートルほど。このレンジ内だと、護る者は高速移動を使ってきます。はい、ムービーでずんちゃんがワンパンされてた攻撃ですね。バトル漫画によっては、縮地、瞬歩、瞬動、ソルなど様々な呼び方がされている、いわゆる全力で床を蹴って一瞬で距離を詰めてくるあれです。それをやってくるので、華麗に受け流します。

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

睨み合いです。お、予備動作が入りましたね。来ますよ。距離を詰めてくる速度は以前測ってみたところ、秒速300メートルくらい。音速より少し遅い程度ですね。なので受け流しはできるだけ最小限で、なおかつ最速でやりましょう。どんな風に受け流すかは、みなさん各自スロー再生でもして見て学んでください(投げやり)。

 

それじゃあ、俺が直々に空手を教える(見て学べ)。

 

――来ました。せいっ(迫真)。

 

護る者は拳を繰り出してきました、この拳に腕を添えるように動かし、最小の動きで相手の重心を変化させましょう。そうすることによって、自分の速さについていけず護る者の体勢が大きく崩れるので、そこに腕を絡めてベクトルを誘導し、投げます(合気道的な何か)。

 

ここで気を付けたいのは、相手を頭から地面に投げることです。そうすることで、クッソ硬い護る者でも頭部を破壊して行動不能にすることができます。

 

ドゴォォンンンンン!!!!

 

うるさいですね・・・。小ネタとしてもう一つ気を付けたいのは、この爆音と地面の陥没です。まあ、それほどやばいエネルギーの塊のような半端ない攻撃を受け流したから、こんな酷いことになっているんですがね。ビックリして心臓が止まる兄貴もいると思うので、音量注意ですよ(激遅)。

 

とりあえず、成功です。自分のステがクソザコなら、相手自身の攻撃のエネルギーを使って自滅させればいいじゃないという発想。無事頭から地面に投げることができたので、護る者の頭部は・・・グロ画像になってますね。モザイクをかけておきましょう。初日の護る者兄貴の再生能力は割と控えめなので、頭部を潰してしまえば3時間ほどは行動不能にできます。なので、今のうちに東北姉妹を学校に護送しましょうね~。

 

「あ、あの、貴方は誰ですか・・・?」

 

やっはろーきりたん。さて。皆様、お待たせしました。

 

会 話 の 時 間 で す !

 

何とかクズ運を乗り越えたんだから、少しはまともな選択肢をくれよな~頼むよ~。

 

①シュバルゴ!(縛る)

②おねえさんはねぇ、君みたいな可愛いねぇ、子の悶絶顔が大好きなんだよ!

③黙れ

 

(´ ・ω・`)

 

(´・ω・`)

 

(´・ω・`)<とりあえず③で

 

「黙れ」

 

対話イベントはここで終了。きりたんの好感度はかなり下がったと思いますが、唯一の救いは秒速で対話イベントが終わるので、すぐさま学校へ行く準備ができることです。ここからは行動、必死に暴言をリカバリーしますよ!

 

ひとまず情報確認をして、東北家の自動車のありかを聞きましょう。場所はあらかじめ知っているので最初に突撃してもいいですが、先ほどの対話イベントもあり、これすらやらないと信用値がひどいことになりますので、ここは信用値の回復に努めましょう。

 

「自動車、どこ?」

 

「え・・・」

 

戸惑うような、脅えるような。そんな様子のきりたんは可愛いなぁ・・・。おじさんはねぇ、君みたいな可愛いねぇ、子のくもった顔が大好きなんだよ!

 

「あく。この人に死んで欲しいの?」

 

「あ・・・・・・」

 

YES!(ファルコン) これはファインプレイじゃないでしょうか!?そういえばずん姉様のことを忘れていたって顔をしていますよ!まあ、気絶していますし放っておいても死にはしないので、本来こんなに急ぐ必要はないんですけどね・・・。

 

「こ、こっちです!あ、あと医薬品もこちらにあります!」

 

とてとてと慌てて動くきりたん。可愛いですね。自分よりも矮小なものを見ていると、相対的に自己の雄大さを確認できて、気分がよくなるというか(マジキチ)。

 

「無理。あれは多分死んでない。すぐ行かないとダメ」

 

ずんちゃんを本格的に治療したいのはやまやまですが、時間がありません。ついでに先ほどから轟音を出しすぎたせいで、今や東北邸の門にたくさんのゾンビーズが押し寄せてきています。一応まだ車の突撃で何とかなる範疇ですが、これだと車やタイヤの耐久値ががんがん減るので、帰りは安全運転を心がけないといけませんね。

 

ということを伝えたかったのですが、ほもじちゃんのコミュ力がやばすぎて、全然伝わっている気がしませんねぇ・・・(汗)

 

まあいいか、それじゃあひとまず重傷なずん姉様にすっげぇ簡素な応急処置を施して、それから抱きかかえて運びましょう。何、筋力は足りているのか?大丈夫だって安心しろよ~。ここに来るまでにボスを二体も狩ったおかげで、レベルは7くらい上がっているんですよ。筋力だって育っていますから――。

 

「・・・・・・」(ぷるぷるぷるぷる)

 

すいませ~ん、(ずん姉様を持ち上げるのに)ま~だ時間かかりそうですかね~?

 

では少し、視聴者のみなさまとレベルアップで上昇したステータスを巻き戻して確認してみましょうか。

 

 

<レベルアップ!! 知力+1 魅力+2>

 

<レベルアップ!! 敏捷+1 魅力+2>

 

<レベルアップ!! 魅力+3>

 

<レベルアップ!! 体力+1 魅力+2>

 

<レベルアップ!! 魅力+3>

 

<レベルアップ!! 魅力+3>

 

<レベルアップ!! 魅力+3>

 

 

ず、ずん姉様は攻略可能ヒロインの中で、二番目に重いキャラだから、ま、多少はね(震え声)。

 

・・・・・・。

 

やりました……。やったんですよ! 必死に! その結果がこれなんですよ! レベリングをして、誘う者を倒して、フィールドボスも倒して、今はこうしてずん姉様を持ち上げようと足掻いている! これ以上なにをどうしろって言うんです! どうやってこのクズ運と戦えって言うんですか!

 

 

 

「東北妹」

 

「え、はい。あの、どうしたんですか?」

 

「助けて」

 

「え゛」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちを助けてくれた不思議なお姉さんと、ずん姉様に肩を貸して緊急の脱出用に用意していた車へ急ぐ。

 

私は、お姉さんをじっと見ていました。

 

お姉さんがずん姉様を抱きかかえることが出来なかった時、だからあれほどずんだ餅を食べ過ぎるなと言ったのに・・・とずん姉様の贅肉について思いを巡らせましたが、改めてこうしてお姉さんを近くで見てみると、そういった理由で持ち上げられなかったのではないとよく分かります。

 

お姉さんは、思ったよりも虚弱な人でした。腕や足が長いため、スラッとした印象を与えますが、改めて制服の下のその体に目を向けてみると、どれも折れそうなほどに細く、儚げな印象を感じます(胸は、意外とありますね・・・)。

 

浮かべた表情は全くもって微動だにしない鋼鉄の無表情ですが、息はか細く、所々体が震えてフラフラとしているため、とても疲れているような印象を受けます。

 

・・・黙れと言われた時はとても怖い人なのかと思いましたが、この人は多分、とても一生懸命な人なのだと思います。

 

「ありがとう」

 

ずん姉様を車に運んで、いくつかの食糧や医療品を運び込んでいくと、お姉さんにお礼を言われました。

 

「え、あ、はい」

 

思わずびっくりして、挙動不審な返しをしています。これは、変な子だと思われてしまうのではないでしょうか。で、でも、仕方ないと思います。褒められただけで、こんなふわふわした、嬉しい気持ちになることなんて、ないはずなのに。

 

「シートベルトはしっかり。東北ずん子、固定して」

 

お姉さんの言葉足らずな要請ですが、何を求めているのかは、少しずつ分かるようになってきました。解説すると、私は後部座席で、ずん姉様の様態を見ているようにというわけです。緊急の処置はお姉さんが手早くやってくれたので、おそらく大丈夫だと思ったのですが。助手席で、二人でしっかり前方確認をする方が大事じゃないですか?

 

と思いつつも、おそらくお姉さんの指示は正しいのだと思います。

 

・・・・・・。

 

お姉さんの隣に座っていたかったのかな。私は。

 

・・・・・・。

 

世界が変わって、私は色々な自身の無力さを実感しました。

 

早く大人になりたい。今は胸に、そんな思いが渦巻いていました。

 

大人になって、ずん姉様を助けられるような人に。大人に。もっと、強くなれたら。

 

私はもっとあなたの力になれますか?お姉さん。

 

 

 




自分からゾンビになりに行く人のRTAの感想欄を見て、ハーメルンに蔓延る愉悦部の闇の深さを実感しました。こわい(小並感)。でもですね、でもですね。ハーレムルートの主人公が自己犠牲で死んだ後のヒロインの悲しみとか・・・想像すると、ふふふ。気持ちいいですよね(マジキチスマイル)。


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5話

先駆者様たちの場面に、愉悦部大興奮な怪しい雲行きが漂い始めたので、それを見習い、初投稿です。

あ、そういえば感想でゲームに閉じ込められてメス堕ち希望ってあって、自分自身もええやん!っと思ったのですが、走者がやばいやつ過ぎて雌堕ちする想像ができませんでした・・・。

この走者は、ゲームの世界に行こうと、ゲームに似た世界に行こうと、

「テーマパークに来たみたいだぜ。テンション上がるな~」

とか言い出して、むしろゲームよりも嬉々として狂人プレイを邁進するので・・・こんなのどうやって雌堕ちさせるんだよ?(素朴な疑問)


――夜。東北邸

 

「父さん」

 

「良かった・・・死んではいないようですね」

 

「・・・・・・」

 

「ほもじ やない」

 

「貴方は一体、何者なんですか・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Foo~実は筋力がきりたん以下なクソザコ主人公がおくるRTA、はーじまーるよー!

 

さて、現在車で町を爆走しています。理由はもちろん、おわかりですね?タイム短縮のためだからです。

 

え、怪我しているずんちゃんとか気にしなくていいのかって?大丈夫だって、車のドリンクホルダーに置いたコップの水をこぼさないような繊細なドリフトを決めれば、全然問題ないぜ(豆腐屋並の感想)。つまり安全運転ですね!

 

さて、華麗なドライビングを見ているのも結構面白いと思いますが、視聴者からいくつかコメントがきているので同時に返信していこうと思います。

 

Q.ほもじ兄貴姉貴はプレイ中まったく表情が変わってないけど、何か特別なMODとか入れてるのか?

 

特に入れてませんよ。無表情は、試走・検証・練習を繰り返しすぎて心が渇いてしまったからじゃないですかね(適当)。一応無表情でいるというのは、キャラクターの信用値や好感度に良くない影響を与えますが、別に攻略する気はないですし、下手に好感度が上がっても友好イベントや日常イベントの発生率が上がってしまい、それらが起こるとタイムロスになるので、無表情でもまったく問題ありません。

 

まあ、ぶっちゃけ感情を表情に表わすのが個人的に苦手っていうのがありますねぇ!なので、イベント中に強制的に笑顔にさせられるシーンとかは、助かりますが好きじゃないです。

 

Q.え。何このプレイは・・・たまげたなぁ。どうやってこんなにつよくなったの?(小学生並みの疑問)

 

試走を繰り返したのもありますが、やはりリアルでもモンクタイプであるからじゃないですかね。まあ、本当につよいやつは強さを口で説明したりはしないからな。口で説明するくらいならおれは牙をむくだろうな。おれパンチングマシンで100とか普通に出すし。

 

Q.そういえばR18版のゾンビサバイバーが最近出ましたが、そっちではRTAはしないんですか?

 

普通にやりましたが(36周)、RTAするとR18要素は全部タイムロスになるので、視聴者兄貴達の期待するシーンはないですよ?あと割と自分は潔癖症の気があるので、あんまり好きじゃないものとえっちなことをするのはちょっと・・・。

 

え?じゃあR18版で何をやっているのかって?田舎少年はスケベなことしか考えていないのか・・・(偏見)。知っていますか?R18はえっちなことだけじゃなくて、グロの方でもオープンかつリアリスティックになっているんですよ(素敵な笑顔)

 

それに行動と会話の選択肢がかなり自由なので、攻略キャラにもそこら辺のモブにも、さらには敵のゾンビ達にまで、口では言えないようなあんなことやこんなことがたくさん出来ちゃうわけです。

 

まあ、私がR18版でどんな遊びをしているのかはみなさんのご想像にお任せしますが、とりあえずそろそろ学校に着きますよ~。

 

さて、学校ですが、校門が閉じているので、ひとまずリモコンを使って開けましょう。一番最初に取得した物ですね。この際、入り終わったらちゃんと門を閉じましょう。忘れると校庭がゾンビだらけになるので、気を付けましょうね(3敗)

 

そしてそのまま学校に入ったら、玄関前に車を止め、周囲のゾンビを殲滅します。包丁で、てぃ、やー、とりゃー!はい、ある程度は片付きましたね。

 

それではまず、中のきりたんにここで待っているように伝えます。お前が姉を守るんだぞ、頼んだからな?(1敗)

 

さて、ここからは運ゲーです。できるだけ早く校舎を突っ切って屋上にたどり着き、マキマキなどの筋力の高いキャラにずんちゃんを運搬してもらいます。筋力が足りている場合、プレイヤーが運搬することもできますが、荷物を運びながらゾンビ蔓延る校舎を突破するのはずんちゃんときりたんの安全が保証できないどころか普通にタイムロスになるので、素直に屋上メンバーに助けを要請しましょう。

 

好感度が高いと屋上にいる彼らに自主的にこちらに来てもらうこともできますが、一定確率で彼らは校舎内を突破できない可能性があり、その可能性はずんちゃん達を車に放置して応援を呼ぶ方がマシなほどに結構やば味がするので、今回は放置ルートにしました。

 

ほぼないですが、レベルアップで筋力や敏捷が滅茶苦茶上がっている場合、校舎の壁を素早くクライミングできますが・・・ほもじちゃんの筋力は、多分現状きりたんにも劣ります。無理ですね(諦観)。

 

一応きりたんに簡単なオートマ車の操作方法を教えておくと、一定確率できりたんがゲームで鍛えたドライビングテクニックを披露してくれるので、祈りましょう。ずんちゃんを護れるのは君だけだ!頼んだぞ!

 

では校舎内に、のりこめー^^ わぁい^^ 何?ダッシュがメッチャ遅い?そりゃあまあ、体力カスなほもじちゃんが、お昼頃からのバイオハザードでまともな休みを一度も取らずに夕方の現在まで動き続けているんだから、疲れていて当たり前だよなぁ?

 

現在スタミナゲージの最大値が滅茶苦茶減っていますが、休憩時間はまだまだ先です。一体いつほもじちゃんは休憩を取れるのか。今後の進行の解説と一緒に、お話しします。

 

まずはこの後、ずんちゃん護送作戦終了後、ずんちゃんの本格的な手当をした後に、学校内のゾンビを全て撃滅します。そしたら校外に出て、適当なゾンビに噛まれつつ主人公の覚醒イベントと同時進行で休憩をします。つまりウイルスに適応するためのスリープタイムに、休憩を済ませるというわけですね。

 

想像を絶するチャートのキツキツさにたまげている兄貴達は多いと思いますが、基本的にスタミナを節約した最小の動きでゾンビを倒しつつ、後はKIAIで乗り越えればいけますいけます。え?普通は無理?何だお前根性無しだな(棒読み)。

 

あ、でもこういった事情もありますので、レベリングや安全確保以外の無駄な戦闘は控えましょうね。ほもじちゃんの体力の伸びが悪いのもあるので、普通に走る時はそこまで気にしなくてもいいですが、限界を超えすぎると電池が切れたみたいに急に倒れます。そうなるとほぼ再走案件なので、チャートの詰めすぎはよくないってはっきりわかんだね(36敗)。

 

序盤のゾンビはまだ動きがとろいので、無視してガンガン進みましょう。

 

――少女マラソン中。何の面白みもないので倍速だ!

 

はい、屋上です。

 

「ほもじさん!?」

 

やっほー茜ちゃん!どけ♡今用があるのは筋力が高くて敏捷も高い、肉体労働派のマキマキなんだ。無視するとちょっと悲しそうな顔をする茜ちゃんは可愛いなぁ・・・。

 

「弦巻マキ」

 

若干こちらを警戒しているマキマキのところへズンズン進んで、手を握って引っ張りましょう。口で用件を言うだけでは、少し戸惑う時間が入ってタイムロスになるので、考えさせるよりも早く体を動かしちゃいましょう

 

「東北ずん子が、重傷を負って、車内で待機している。運ぶのを手伝え」

 

!? 場の空気が驚愕に変わります。まあ、屋上にいたので、車で玄関まで来たところは見ていたのでしょうが、中にこの人達の友人の一人であるずんちゃんがいるのは予想外だったのでしょうね。きりたんもいるゾ。

 

情報伝達をすれば、わりかし切り替えの早いマキさんはすぐに乗り気になってくれましたね。葵ちゃんは怪しんでいて、あかりちゃんはまだ驚いている。茜ちゃんは――

 

「ウチも手伝うで!」

 

おおっと?ここですぐに手伝いを申し出るのは好感度が上がっている証拠ですね。だがすまねぇ。茜ちゃんはパッシブで<不運>スキルを持っているし、そんなに戦闘向きなステータスじゃないから、ここで屋上を守っていてくれないか(オブラート)?

 

「無理。役立たず」

 

だがしかし、サイコパスでコミュ力弱者なほもじちゃん!オブラートなんて言葉は彼女の辞書にはなかった・・・!ああ^~好感度が下がる音^~。

 

まさにサイコパスの真骨頂!気遣いという言葉を知らないキチガイ。茜ちゃんの曇った顔はいつまでも眺めていたいですが、RTAなのでさっさと行くぞオラァ!

 

マキさんと一緒にランニング。再び車到着まで走っているだけなので、その間にマキマキについての解説をします。マキさんは攻略可能キャラの中で、ずんちゃんに次ぐ二番目の肉体派。胸もステもでけぇなお前(セクハラ)。ずんちゃんがいない序盤では文字通り戦闘のエースです。

 

やはり、ボクシングで体重ごとに階級が分けられているように、体重というのは戦闘においてかなり重要なステータスなので、攻略キャラの中で随一の重量を持つ(トテモ=シツレイ)マキマキは攻撃力がとても高いです。特にその重量を十分に活かすことができる打撃武器とは相性が良く、攻撃力が高く、おっぱいぷるんぷるんな攻撃は、我々を二重の意味で歓喜させますね。

 

精神面については、意外とさばさばしており、攻略可能ヒロインの中では安定的な方でしょう。特にフォローはいりません。まあ、そもそも精神面で不安があるメンバーは葵ちゃんくらいで、それ以外のキャラクターは変なイベントを踏まなければあまり問題はないですね。

 

ただし、マキマキは一定確率で、唯一の肉親の父親がゾンビ化して襲ってくるというイベントが起こるので、これをやってしまうとかなり正気度が下がります。一応マキマキルートに突入するならそこから色々とやって立ち直らせるのですが、正直RTAだとタイムロスです。感動的だな・・・だが無意味だ・・・(ニッコリ)。

 

なのでここは、お祈りです。正直このイベントが起こると、マキマキはフォローが面倒な厄介な爆弾と化します。つまり、鎖マンですね。しかもゾンビ化した父親をどう処理するかによって、好感度が滅茶苦茶下がるので、本当にもう・・・。じゃけん、弦巻父を見つけたら生存状態だろうがゾンビ状態だろうが、マキマキに見つかる前に抹殺することをおすすめします。

 

さて、解説はとりあえずここまで。車に着きましたね。周りに近寄ってきているゾンビをスパッと処理して、マキマキにずんちゃんを運ばせましょう。

 

ガッとずんちゃんを肩に担ぐマキマキ。あんなに重い物を、ああも安々と・・・(カナリシツレイ)なんてやつだ・・・。

 

ここからはマキマキの移動速度が遅くなるので、立ちふさがるゾンビは全てデストロイです。スタミナを使って多少無理してでも、ここは素早くゾンビを倒しましょう。一応魅力が滅茶苦茶上がっているので、軽く挑発するだけでゾンビのターゲットが素晴らしいくらい引き寄せられます。体力がないことさえ除けば、この吸引力は割と理想的な盾役なのではないでしょうか。

 

やはりスタミナが瀕死状態なので、フラフラしながら倒れそうになる勢いすら利用して回避&スラッシュをやっていきましょう。酔ってないですよ。疲れているだけです。ええ、はい。それにしても、肩で息をしているほもじちゃん、セクシー、エロいっ!無表情でも顔が赤くなっているからね、まるでえっちなことをしているみたいだぁ・・・。

 

しかしきりたん、邪魔にならないような、なおかつゾンビに狙われないような。割と良い位置にポジショニングしていますね。変なフラグ踏むとたまにイキりたんになる彼女ですが、今回はわきまえてくれているようです。イキりたんになったらちょっと分からせなくてはいけないのですが・・・ならないのは少し残念ですね(RTA走者にあるまじき発言)。

 

さて、ついでですが、ゾンビを討伐しながらここの4階の窓の鍵を開けておきます。ここは後で重要になってきますので、この鍵開けを忘れないようにしましょうね。

 

やったぜ!屋上に到着、到着ですよ!これまでのクズ運的に、2体以上ボス討伐及び夜のみにしか登場しない<彷徨う者>辺りが登場するのではないかとも思いましたが、杞憂でしたね!順当に進んでいます。いいゾ~これ。

 

ずん子さん!きりたん!と陽キャの茜ちゃんは大いに再会を喜んでいます。ええ、この光景を見たかった視聴者兄貴達は多いのではないでしょうか。さて、さっさとずんちゃんの手当をしますよ~。どいてどいて。あ、そうだ。血まみれの服を着ていると衛生的に色々とまずいので、上着は脱ぎます(Yシャツ状態)。意外とおっぱい、大きいですね(ストレートドスケベ)。あ、緩んだ胸元からブラチラしてるので、ピンキー姉貴で隠さなきゃ!デデドン!(絶望)

 

さて、車から持ってきておいた医薬品で、ずんちゃんを手当します。<護る者>は割と手加減して攻撃をしていたので、少し内臓を痛めていたり痣ができていたりしますが、安静にしておけば明日には軽い運動ができる程度には回復します。ちょっと服を脱がせますよ~。男の子ならここで色々イベントが起こりますが、女の子だからね、ぐへへ。全く問題がないな、健全だな!

 

ここで注意ですが、このゲームで傷を手当てするには、当然医術スキルが必要です。だがしかし、医術スキルを使ってやっていることを覚えたり、実際にこういったことをリアルで学んでいたりすれば、医術スキルがなくても、高レベルの医術スキルと同じことを行うことができます。

 

私は少々人体の構造などについて趣味で学んでいた時期があるので、こういう医術は得意です。だから医術スキルを取らずに普通に治療できますが、そういった技能がない兄貴達が治療をする時は、必ず医術スキルを取るようにしましょうね。最悪、判定をファンブルするとずんちゃんにとどめをさします。

 

医術スキルは攻略可能キャラだと誰も持っていないので、保健室の先生を救助するか(ぐう聖おばさん)、図書室で本を手に入れて修得する、もしくはさせるか、レベルアップの時に手に入るスキルポイントでゲットするか。必ずパーティーの誰かは医術スキルを使えるようにしておきましょう。できれば複数人いることが望ましいですかね。

 

感染攻撃を喰らったら治療はどうしようもないですが、ノーマルゾンビのひっかくやその他ボスの攻撃など、怪我をするシーンは多々あります。割と必須スキルなので、みんなも通常プレイでは医術スキルをしっかり修得しましょうね(普通の攻略情報)。

 

よし、治療終わり!

 

「う・・・お母さん・・・?」

 

おや、ずんちゃんが目を覚ましましたね。お母さんですか・・・こんなサイコパスをお母さんと間違うとか、お前お母さんに恥ずかしくないのかよ?それよりも、今の状況、屋上メンバー全員が見守っているんですが・・・逃れられぬカルマ(黒歴史)。

 

①無言で頭を撫でる。

②おはようと囁く。

③何を寝ぼけているとビンタする。

 

馬鹿な・・・選択肢さんがデレてる・・・?当たりの選択肢が二つもあるとか、流れがきているんじゃないですかね、これ!!(特大のフラグ) これならこの後の校舎内クリーン作戦も順調に終わりそうですね(満面の笑み)。

 

ではひとまず、ここは尊みが深い①にしますかね。②も悪戯好きっぽくて好きですが、ここはやはり古来からの伝統的に、起床時には美少女が頭を撫でてくれるシチュエーションを・・・最高やな!しかも撫でられている方も美少女だし、ゾンビアポカリプスで安らぎの一時というシチュもあって、尊さが1600倍!(ゆで理論)

 

「ほ、ほもじさん・・・!?」

 

正気を取り戻して、慌てふためくずん子さん。タマリマセンワー!ん?手が勝手に動いて、ずんちゃんの目を隠した?

 

「お母さんだよ・・・?」

 

ずん子は、ひどく赤面した(メロス並感)。ああーーーーーッッ!!!

 

ここーすきっ!

 

ずん

①かなり赤くなってる。

②おめめグルグル。

③恥ずかしさと照れの両方が混在したなんとも言えない表情。

④実はこっしょりほもじの服のすそを掴んでいる。

ほも

⑤いつもは無表情なほもじちゃんがわずかに悪戯っぽい顔をしている。

⑥耳元でこしょこしょ囁いている。

⑦楽しそう

 

分かるマーーーーン!!(デビルマン)

 

ちょ、まじ無理、尊みが深すぎて、やばい(しょうなみかん)。

 

さて(イベント終了後の唐突な切り替え)。イベントが終わったのでさっさと校舎内のゾンビを殲滅に行きましょうか。

 

「ほ、ほもじさん?どこに行くん?」

 

茜ちゃんが唐突に動き出したほもじちゃんに、声をかけました。うん、茜ちゃん、やっぱかなり好感度稼いでいるなぁ。試走じゃそんな心配そうに、いちいち声をかけてくることなんてなかったですし。

 

「トイレ」

 

「あ、そっか」

 

このゲームには、なんと尿意も便意も存在します。戦闘中に急上昇することはないですが、定期的にトイレに行っておかないと、ステータスや動きにデバフがかかります。なんだこの文字通りのクソ仕様は・・・壊れるなぁ。ですが安心してください。チャートにはうんちとおしっこをする箇所、どちらもしっかりと組み込まれています。今のうちに腹の中でグルグルしている汚いものを、ドバーッと出しておきましょう。

 

排便は時間短縮のために、勢いを付けて力みましょうーーブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!

 

 

 

――都合により、番組を変更してお送りしています。

 

 

 

あーさっぱりした。それでは、手を洗って・・・と。あ。先ほどの擬音は編集ですよ?R18版だと色々と見れますが、全年齢版だと排便シーンはキングクリムゾンされますし。

 

では、無事トイレも済ませたので校舎内のゾンビを一掃しましょう。現状ほもじちゃんは誰がどう見ても疲れきっている様子なので、普通に階段から校舎に行こうとすると味方に止められます。なので、屋上からぶら下がって、手を放し、4階の窓組に着地します。ここは先ほど鍵を開けた場所です。おっ、開いてんじゃ~ん!

 

さて、無事校舎に入れたので、張り切ってゾンビを殲滅していきましょう。

 

今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 




正直、すまんかった。

さて(唐突)。ハーメルンの皆様は、愉悦部が非常に沢山多いようなので、そんな愉悦部の皆様のために~。

『東方異形郷』という手書き動画をおすすめします。内容をざっくり説明すると、ある日幻想郷に異形な容貌をした化け物たちが攻めてくる、パニックホラーのような内容になっています。東方のネームドキャラがガンガン死にますし、すっごい衝撃的な内容です。

色々と章が分かれているので、初めはプロローグ⇒チルノ編を見ることをおすすめします。チルノ編は、愉悦部以外の皆様にもおすすめですかね。まあ、悲劇ではありますが。

そしてこれを見て、異形郷の世界に興味を抱いた方は、各自面白そうな編を見ていったらいいのではないかと思います。各趣旨に合わせたおすすめを紹介すると、

ホラーが好きな方は、
パチュリ―編、フラン編をおすすめします。まるで奇怪な跡のような、信じる者は巣喰われる。ガチのホラーになってますね。

狂気がやばい方は、アリス編ですかね。なんか色々と凄いです。

最強系が見たいなら、幽香編です。画が良くて、ゆうかりんが無双します。

東方を知らない人は、あまり見ても面白くないかもしれませんね。


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6話

アサルトニキの最新話の展開に大興奮して初投稿です。感想返しは明日やるからちょっと待っててくれよな~頼むよ~。

あ。ちょっとボスゾンビの容姿説明です。
誘う者:二足歩行の服を着たリッカー。
粉砕する者:西洋鎧みたいものを着たラグビー選手。
奪う者:リドリー(スマブラとかに出てくるアレ)。
彷徨う者:ラフム


今のところとても順調で、波に乗っているRTA、はーじまーるよー!

 

さて、早速ですが、何の面白みもない雑魚ゾンビの殲滅作業なので、倍速です。

 

ではその間に、どうしてこの学校に防衛拠点を構えるのかについて、解説します。

 

基本的にこのゲームは様々な場所を自由に拠点にできます。故に、拠点選びは利便性と効率性を考えて、慎重に選ぶべきでしょう。その上でどうしてこの学校を拠点にしたのかというと・・・・・・まず一つ目が、意外と都心から離れた場所にあるので、ゾンビや一般生存者が押しかけてきたり、世紀末モヒカンみたいなことをしているDQNが略奪に来たりする確率が低いからです。

 

都心に拠点を置くと、ゾンビものでは定番の、助けてくれー!ゾンビに追われているんだ!みたいな厄介な一般生存モブが押しかけてくるなど、攻略可能キャラ以外のNPCと合流することが非常に多いです。こいつらが男性で、正気度が低いとこれまた定番の可愛い女の子を強姦しようとするイベントが起こることもあるので、本当に・・・もう。まあ、そこら辺のクズどもは面倒ごとを起こす前に不幸な事故に遭ってもらったんですがね。おかげで医術スキルが上がりました(ニッコリ)。

 

まあ、それはともかくとして、他にも人間関係のトラブルや物資を巡ったトラブルなど、タイムロスのトラブル要素がとても多いので、都心に拠点を構えることはあまりおすすめしません。騒音を立てると、すぐにガチ切れしてバリケードを叩き始める心の狭いゾンビーズもほぼ無限に湧いてきますので、色々と行動も制限されますからね。

 

性格が固定されている攻略可能ヒロイン達は、度重なる周回によって彼女たち以上に正気度管理が得意な私ですが、流石にランダムで生成される一般生存NPCの正気度を管理するほどの器用さは、私にはありません。なので、一番最初に校舎のモブ生徒たちは絶滅させましたし、他の生存者と合流しないようなチャート構成をしているわけです。少々本題から外れましたが、こういった生存者と合流する可能性が少ないのが、学校拠点ルートの良いところですね。

 

一応候補としては、他にも都心から離れた場所にある自衛隊基地などが挙がりますが、ここはボスクラスの特殊ゾンビの襲撃が滅茶苦茶激しい場所なので、RTAでは没になります。機関銃や戦車、豊富な銃器と弾薬など、武装はかなり豊かな場所ですが、結構仲間が死にます。死にました(4敗)。サイコパスだと基本、信用値の不足からあまり指示を聞いてくれないので、多量のゾンビとボスゾンビによる同時襲撃などをかまされると、バグなしだと普通にカバーし切れない状態になってしまいます。

 

さて、他にも学校には色々と利点がありますが・・・そろそろ殲滅が終了するので、本格的な解説は救助を要請して、一週間ほど学校でタワーディフェンスゲームをする時期になったら改めてしましょうかね。

 

あ。そういえば先ほどから、どうしてロッカーや掃除用具箱を全て開けていっているのか疑問に思うゲーム未プレイ兄貴達もいると思うのでこの仕様について解説しますが、これらの人が入れるオブジェクトは、別名猫ちゃんボックスとも言われています。その由来はシュレディンガーの猫から来るのですが、これらのオブジェクトの中にはゾンビが入っている可能性と入っていない可能性が存在しており、無防備に近くによって中に入っているゾンビに奇襲されるフラグを踏むか、箱を開けることによって判定がされます。これのせいでゾンビが入っていても気配が全くしないので、割と個人的には事故の原因になりやすいです。

 

だいたいゾンビが入っている確率は1%。茜ちゃんだと3%になります。あまり心配しなくてもいい確率ですが、校舎には結構な数の掃除用具箱やロッカーがあるので、だいたい1~2体くらいは発見できます。ここら辺をしっかり掃除しておかないと、茜ちゃんがイッてしまいますので(2敗)、良い子のみんなは、安全確認はタンスの中までしっかりするようにしようね!お前らもよーく見とけよ。

 

・・・・・・?(一部の掃除用具箱の確認し忘れ)

 

はい!校舎の外にいるゾンビまでしっかりと殲滅し終わりました。ぬわあああああああああああん疲れたもおおおおおおおおおおおおおおおん(瀕死)。感覚的に、割とこれマジでぶっ倒れる寸前ですね。やべぇ。走れねえ。

 

<レベルアップ!! 魅力+1 筋力+1 体力+1>

 

やったぜ!これでまだまだ走れますね(鬼畜)。それにしても、ここまでフラフラになりながら戦うほもじちゃんを見ていると、なんだか興奮しますね!さて、校舎の一掃も終わったので、ホラホラホラホラ(鬼畜)。校舎の外に行って、さっさとゾンビに噛まれるんだよ!

 

あ。念のためメニューから校舎内が安全地帯になっているか確認しておきましょう。拠点の状況がSAFEになっていれば、無事一掃完了です。

 

<拠点状況:DANGER>

 

なんで?

 

・・・・・・。

 

・・・・・・あ。そういえば一部掃除用具箱を開けていなかったですね。

 

えぇ・・・やめてくれよ・・・(絶望)。仕方がないので、戻ります。ロスは2分ちょいくらいですか。うん、まあ、よし(適当)。これくらい誤差だよ誤差!

 

えーと、確かここら辺の・・・――

 

「ほもじさん!」

 

ファッ!?茜ちゃん・・・!?クゥーン・・・(絶望)。

 

ロスがやばばばばばばばばいですね、クォレハ。あ、葵ちゃんもいる。

 

「大丈夫なんか・・・?」

 

心配げに詰め寄ってくるのは有り難いですが、申し訳ないがタイムロスなのでNG。選択肢さん!早めに切り上げることができるなら、ここは無慈悲な平手打ちを茜ちゃんにぶちかましてやってもいい・・・(ひどい)、早く私に行動する権利をおくれ!

 

「大丈夫」

 

・・・これ、特殊イベント!?うせやろ!?

 

「そっかぁ・・・よかった。ウチ、また誰かを助けにどこかに行ってもうたんやないかって、不安になってたんや」

 

たかが君の不安を解消するためだけに、危険な校舎を出歩くことにするとは・・・君ちょっと危機意識ってやつが足りていないんちゃうか?(辛辣)

 

「最初はウチを。次はずん子さんときりたんを。なんかいつもの仲良しメンバーを助けてくれているから、もしかしたら次はゆかりさんを助けにいったのかもって、少し考えて・・・――」

 

ん?んん??待ってくれ。なんか変なフラグ立っていないですかこれ。

 

「あ。いや。強要しているわけやないんやで?ほもじさんは、少し無理をしすぎや。とにかく、もう休もう?」

 

茜ちゃんは可愛いなぁ・・・。でももう少し待ってくれ。ゾンビに一発噛まれてから休むから(狂気)。ここで唐突な解説ですが、ゾンビに噛まれるシーンなどを見られたり、攻略ヒロインをかばってゾンビに噛まれたりすると、後者は好感度がかなり上がりますが、基本的に正気度を激減させることになるので、このチャートではやりません。死ぬ前の猫みたいに、ひっそり噛まれてひっそり覚醒しましょう。視聴者の愉悦部兄貴達は結構期待してそうですが、そんな自己犠牲大好き正義マンみたいなことをやるわけないよwwww。まあ、正気度管理の手間が増える上に、下手するとトラウマのバッドステータスを付加させるので、常識的に考えてそんなことするわけないだろ!いい加減にしろ!

 

「結月ゆかりも、助けて欲しいの?」

 

あのーすいませんー。ま~だ時間かかりそうですかね~?というかやっぱこれ変なフラグ立ってる!?ちょっと待ってくれよ。床りんは後でころころするのが決まっているから、変な約束されても困るんですがほもじさん。

 

「あ。うん・・・できれば、とは思うで。ゆかりさんも大切な友達やから。でも、今は休憩が大事や!ほな、休むでほもじさん!」

 

待って、待って!腕を掴まないで!チャートが、チャートがぁぁぁぁぁ!!!

 

あ、そうだ(唐突)。

 

「琴葉葵。掃除用具箱には近寄らない方が良い」

 

今まで空気の葵さんですが、ちょっと例の開け忘れた掃除用具箱に近づいているので少し警告をしておきましょう。というか葵ちゃん、滅茶苦茶不機嫌ですねぇ。やはり姉の好感度を稼ぎすぎているせいでしょうか。視聴者兄貴達は一部察していると思いますが、彼女は姉のことが大好きな若干重いサイコレズなので、姉の好感度を上げれば上げるほど彼女の好感度は下がります。そもそも、茜ちゃんルートを進む場合、この子がラスボスになるんですよね。だいたい。

 

え、何それは・・・と困惑している初見ニキも多いと思いますが、ええ、はい。彼女、自分から床りんの誘惑に乗って、なんかすんげぇゾンビになって襲いかかってくるんですよ。しかもこの町のバイオハザード終結後、主人公の体内にあるHウイルス研究のために、主人公は謎の研究所に閉じ込められる研究所編が始まりますが、そこの研究所に主人公をぶち殺すためだけにわざわざ乗り込んできますし。

 

こんなやべぇ娘でも、ちゃんと攻略ルートがあるのは本当にすごいと思います。はい。

 

さて、急な解説でしたが、そんな色々とあれな葵ちゃんなので、当然こちらの警告を素直に受け入れてくれるはずもなく・・・。

 

「急に何ですか?たかが掃除用具箱がそんな危険なはずがないですよ――」

 

あ。やっぱりダメみたいですね・・・(諦観)。まあ、1%やし、そんな心配することでも――。

 

バンッ!!

 

「あ」

 

秋頃のある日、葵ちゃんに思わぬことが起こりました。あまりにも不幸な出来事がやってきたのです!なんと、掃除用具箱の中にいたゾンビが葵ちゃんに飛びかかりました!不意打ちです。これでは葵ちゃんに、勝ち目はありません・・・。このままでは、死んでしまいます。

 

はいはい分かってますよ分かってました。これまでのクズ運と幸運的に、そろそろ揺り戻しが来ることは予想できましたから。さっさと包丁をぶん投げて助けてあげましょうね。

 

―――げ。

 

ちょっとここで時間を停止します。その状態で、葵ちゃんの少し後方を見てみましょう。お分かりいただけただろうか。いますね。音も気配もなく忍び寄る、ボスゾンビの<彷徨う者>が。

 

こいつの特徴ですが、この刺々しいフォルム通りに、鋭い手先のトゲみたいな奴で刺したり切ったりしてきます。そして何よりも、エンカウント条件が夜の時間に、一定確率で生存者の近くに、湧きます。はい、湧くのです。唐突に現われます。ゲームの仕様であって、こいつ自身になんか変な特殊能力があるというわけではないのですが、この謎の出現方法により、気配の察知や鳴子の設置などによる警戒網をすり抜けてくるので、割とガチで事故率が高いです(10敗)。こいつのせいで中盤は安心して眠れないんですよね・・・ボスを二体討伐するまで出てこないのは割と救いですが。救いだったのですが(白目)。

 

それにしても、こんな場面でこいつと出会うことになるとは・・・。ちょとsYレならんしょこれは・・・?葵ちゃんへの殺意が太すぎるッピ!

 

困ったことに、こいつは見ての通り、黒光りした虫みたいな甲殻を纏っているので、意外と防御力が高いです。現状の武器(包丁)では少し討伐するのに時間がかかるので、下手すると戦闘中にスタミナ切れで気絶する可能性もあります。

 

ふ、ふふふふ。いよいよ再走までリーチのかかったこの現状ですが・・・。

 

・・・・・・ええ。諦めたらそこで試合終了ですよ!馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前!(天下無双)

 

まずぅ!葵ちゃんをかばって、ゾンビに噛まれます(白目)。ポイントはかばうアクションです。これは若干イベント的演出が入るので、スタミナがなくてもかなり俊敏な動きができます。

 

痛でぇぇっ!そしてこの噛みついているゾンビを盾代わりにして、突撃してきた彷徨う者の攻撃を防ぎます!

 

そして!ゾンビに噛まれたことによるBウイルスのパワーで100万パワー!両手で放つことにより200万!地面を強く蹴り、その反動を拳に乗せることでその倍の400万!3倍のひねりを加えた螺旋の拳で1200万!八極拳の謎の技法によりさらに2400万!浸透剄の技術の応用により防御貫通で4800万!更に殴った瞬間発生する反作用のエネルギーも相手に受け流して9600万パワーの――ッッ!!(スーパーゆで理論)

 

―――崩拳だぁあッッ!!

 

決まったぁアアア!!内部破壊のとてもすごいパンチにより、相手の体はボドボドダ!!ショッギョ・ムッジョ。アンブッシュに対する見事なワザマエ!これって、勲章ですよ・・・?

 

・・・・・・ふぅ。

 

「ほ・・・ほもじさん・・・。あっ・・・あぁ・・・」

 

目の前の、とてもとても正気度が減っていそうな葵ちゃんですがぁ・・・どうしよっかこれ(絶望)。

 

えーっと、ここで解説をしますがぁ~・・・、先ほど噛まれたのは、噛まれてBウイルスに感染した状態になると、筋力と体力がかなり上がるので、その状態なら先ほどの必殺の八極拳で硬いボスでも一撃でぶち殺せるからですね。だから噛まれる必要が、あったんですね(メガトン構文)。

 

・・・・・・この後の展開ですが。・・・考えるのが面倒です。細けぇことはどうでもいいんだよ!俺はもう逃げるぞ!(現実逃避)。

 

アバババババ。体が動かない!?まって、また特殊イベントですか?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちがう、ちがうちがうちがう・・・。ちがうんです。これは、私、そんな気はなくて。ちがう。

 

「・・・・・・ああ・・・」

 

い、いやだったから。いや、いやなきもちで。私、ちがくて。おねえちゃん、わたし。私、ほもじさんは、おねえちゃんを――

 

ペチッ

 

「え・・・」

 

ほもじ、さん?

 

「呆けるな、琴葉葵」

 

私はぶたれたのだろうか。でも、それはあまりにも弱々しくて。

 

「貴方の最も大切なものは、何だ?」

 

その言葉と共に、ほもじさんは血を吐き出した。ああ。ああ。

 

「私の目を見ろ」

 

血だらけの手で、襟を掴まれる。真正面に、ほもじさんの顔が見えた。

 

「貴方は・・・最も大切な、成すべきことをしろ」

 

私の大切なもの。成すべき、こと。私は、私は、お姉ちゃんを・・・。

 

「二兎を追えるほど、この世界は優しくはない。貴方は、貴方の大切なものを――」

 

言葉は続かなかった。血を吐き出し、ほもじさんは膝をつく。

 

「ほもじさん!?」

 

お姉ちゃんが、ほもじさんにすがりつく。

 

「・・・・・・琴葉茜」

 

「・・・・・・貴方は・・・――」

 

何かを逡巡するように、ほもじさんは目を閉じ、言葉を紡いだ。

 

「――貴方は、生きろ。貴方の生は、美しい」

 

そう言うと、ほもじさんはお姉ちゃんを振り払った。

 

「ほもじさん、待って・・・!?」

 

「来るな」

 

吐き出された言葉は、静かながらもよく響き、私たちを縛り上げた。

 

「・・・・・・」

 

虚ろなほもじさんの目が、私たちを見つめる。

 

「・・・・・・ぁ・・・・・・」

 

何かを言いかけて。

 

でも、何も言わずに。

 

彼女は、去って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐえぇぇぇ・・・傷が痛いし・・・タイムロスはやばいし・・・葵ちゃんと茜ちゃんの正気度が心配だし・・・あーもう滅茶苦茶だよ~。

 

だがしかし。この寄り道がいずれ時短になることをお祈りして、RTAを続行します(鉄の意志)。うるせぇ!攻略動画じゃあーりーまーせーん!RTAです!

 

これはRTAだ。誰が何を言おうとRTAなんだ・・・!

 

さて(唐突)。なんでゲームなのにさっきから痛い痛い言っているのか、初見ニキはなんだお前根性なしだな。と思っているかもしれませんが、説明すると、このゲーム、リアル性を追究しすぎて、痛覚などをある程度フィードバックする仕様になっております。

 

しかもですね、よりリアル感のある操作性を実現するために、オプションで感度を上げているので、噛まれた時の痛みとか、気絶一歩手前の疲労感とか、現在進行形で体内で行われているウイルスの大乱闘の細胞を書き換えられていく痛みとか、現実の約80%の痛みで体感しておりますね。

 

このゲーム、色々と素晴らしいのは視聴者兄貴達も分かるとは思うのですが、あまり売れていないのはこういったクソ仕様が原因なのではないかと個人的に考えています。苦しくて、痛くて、苦労した先に得たものにこそ、より達成感が得られるのだ。というのがゲームディレクターのインタビューですが・・・馬鹿じゃねぇの(嘲笑)。痛みなどを乗り越えるような苦労をしてまで、ゲームに達成感を求めているのは少数派だと思うのですが(名推理)。でもまあ、そのおかげで私のようなコアなファンを生んでいるのは確かだと思います(手の平ドリル)。

 

それはともかくとしてですね、もう少し学校から離れたら、さっさとスリープに入りましょう。かといって学校から近過ぎると、最悪ヒロインズに見つかって介錯されます(4敗)。あ。ついでに、サイコパスとか善性が振り切れてるプレイヤーとかだと、ゾンビに噛まれた際に自殺することができます。特にサイコパスだと、割と自殺方法は自由度が高いです。

 

一番最初にこのゲームをノリノリで遊んでいた時とかは、うっかりゾンビに噛まれた時、(こんなクソモブゾンビに噛まれて)おいは恥ずかしか!生きてはおられんごっ!と薩摩ごっこをして、マキマキに介錯してもらったり、高瀬舟ごっこをしてマキマキに介錯してもらったりしたものです。マキマキは筋力が高いから介錯が得意って、それ一番言われてるから。

 

ああ~そろそろお休みポイントに着きますよ~。わーいゴールら~。

 

「無様ですね。ほもじやない」

 

え゛。

 

「そんな貴方に、最後のチャンスです」

 

やっはろーゆかりん。・・・・・・何で???何で????

 

「強化Bウイルス。貴方のために用意しました。これを投与すれば、ある程度自我を残したまま新たな人類として生まれ変わることができます。貴方の適合率が高ければ、元の姿を保ったまま生まれ変わることもできるでしょう」

 

・・・・・・もしかして、茜ちゃんのやつとか、東北家に行く前に見られていたこととかが絡み合って、変なルートに突入してる・・・?

 

「さあ。私と共に来なさい。ほもじやない。私と共に、新たな世界を作り上げましょう」

 

 

ふむ。・・・再走案件ですかね?(冷静)

 

今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 




RTAブームの最中、色々と意見を交流している中で、愉悦部怖いな~とづまりしとこ。とか思っていた私ですが、数年前に書いていた二次創作の小説で、エンディングでメインヒロインの前で思いっきり主人公を自殺させたのが私です()。俺愉悦部に・・・俺愉悦部だった・・・(悟り)。


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7話

今回の話は、おそらくこの小説で一番シリアスになると思います。なので、みなさんはそういった心構えをしっかりした上で、このお話を読んでいただけるとよろしいかと思います。


視聴者のみなさん、おまんこぉ^~(気さくな挨拶)。

 

なんだか謎のルートに突入しつつあるRTA、はーじまーるよー!

 

「さあ。私と共に来なさい。ほもじやない。私と共に、新たな世界を作り上げましょう」

 

なんだこのゆかりんの台詞は・・・さてはお前、大魔王だな(正解)。このゲームを何十周としている私ですが、こんなルートがあることは初めて知りました。RTA中でなければセーブして、この誘いに乗ってみたいのですが・・・一応セーブだけはしておきますか。あ。そういえば初めてRTA中にセーブしましたね。まあ、戦闘中にガバをすることはあまりないので、セーブをする必要がないだけですが。

 

え?ガバはたくさんあっただろうって?(誤差かリカバリーできる範疇か、後に時短に繋がる伏線なので、ガバなんて)ないです。・・・なにも!!!な゛かった・・・!!!(ゾロ兄貴並感)

 

①無視

②受け入れる

③拒否

 

ふむ。この選択肢はまあ、主人公の個性関係なく出てくるやつですね。まあ、これはRTA走者としての解答は、決まっているようなものです。実に簡単!ほ乳瓶(レベル)。

 

①無視

 

「・・・聞いているのですか?・・・っっ、待ちなさい、どこへ行く気ですか・・・ッ!」

 

アイアンマン!(ガン無視)。

 

「待ちなさい!貴方は、そんな終わり方で良いというのですか・・・!」

 

止まるんじゃない、犬のように駆け巡るんだ!

 

「凡人のために使い潰される、そんな、終わり方で・・・ッ!」

 

お前らが止まんねぇ限り、その先に俺は居るぞ(走馬燈)。だからよ―――止まるんじゃねぇぞ(瀕死状態)。

 

 

「そんな、負け犬のような・・・――敗北者として、ここで終わってもいいのですかッッ!!」

 

 

――――。

 

・・・・・・。

 

「ハァ・・・ハァ・・・敗北者・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『先生。どうして周りのみんなは、こんなに簡単な問題も解けないんですか?』

 

――先生は曖昧な笑顔で、困ったように笑いました。

 

――結局、その問いに先生が答えてくれることはありませんでした。

 

『あのゆかりって奴、お高くとまっているというか?なんか見下されてるような感じしない?まじうざいんですけど』

 

――どうして。人のことを貶すばかりで、自身の実力を向上させるようなことしないのか。

 

――ああ。どうしてこんなに人々は、非効率的で不合理なのだろうか。

 

『お。こいつが結月ゆかりってやつかぁ。メッチャ可愛いじゃん。胸はないけど』

 

ぞろぞろと群れをなすクズの集団。

 

『んまあ、穴があればいいか』

 

――どうして、人はこんなにも愚かなのだろうか。

 

『ひっ、あ、がっ、だ、だすけて・・・』

 

――馬鹿で、愚鈍で、ゲス。こんな人類が。どうしてこの星に蔓延るのだろうか。

 

『あのねぇ・・・そういうことをされると、困るよ・・・結月さん』

 

――なぜ、クズから自衛をしただけで、この社会では罪に問われるのだろうか。

 

――学校の評判。問題を顕在化させたくない教育委員会。実にくだらない。

 

――人だけじゃない。それらが織り成すこの社会も、きっと腐っているのだろう。

 

だから、私は試験管を手に取った。

 

Bウイルス。これで、人類を変える。そうすれば、きっと彼らも少しはマシな生命になれるはず。

 

――え・・・。どうしてそんなところまで分かるの・・・?

 

――うわ、ちょっと運動神経すごくね?凄すぎてなんというか・・・ひく、というか・・・。

 

――ひっ、ば、ばけも゛のぉッッ・・・!!

 

そうすれば・・・きっと・・・――。

 

きっと、彼らも。

 

私と、同じように・・・―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ・・・ハァ・・・敗北者・・・?」

 

その目が初めて私を映した時。

 

「・・・・・・ッッ!?」

 

私は、死を覚悟した。

 

まるで巨大な滝の瀑布のような、圧倒的威圧感。殺される。何か、これ以上少しでも彼女の不興を買えば、すぐにでも殺されてしまう。

 

初めての恐怖。天才として、今までは自身に並び立つ者など誰一人存在しないと思っていた。しかし、それは間違いだった。大きな間違いだったのだ。

 

「取り消せ・・・今の言葉・・・」

 

あ、ああ。

 

「と、と・・・」

 

だがなぜだろうか。

 

「取り消すつもりは、断じてありませんよ」

 

怖くても、死が間近に迫っているとしても。なぜか私は高ぶる感情を隠せないでいた。自然と口角が上がり、不敵な笑みを浮かべる。

 

「ここ数時間で何体も強化感染者を打倒するも、結局この事件を根本的に解決することはできず、何も得ず」

 

私を脅かすほどの何かを持つ彼女。それは初めての邂逅だった。ああ。だからなのだろう。こんなにも胸が高鳴るのは。

 

「終いには馬鹿な子を。それらを守るために死ぬ。実に空虚じゃありませんか?」

 

挑発。自分で言っておきながら、実に稚拙だとは思います。さながら、それは素直になれない子が好きな子にいじわるをするような、そんな幼稚な感情。

 

「貴方の人生、空虚ではありませんか?」

 

でも、この感情は悪いものではない。初めての、対等以上になり得る存在への接触。きっとこれは、私なりの彼女へのラブコールなのだと思う。

 

 

 

「・・・・・・」

 

 

 

ああ。どうか。良い返事を聞かせてくれないでしょうか。我が同胞(ほもじやない)

 

 

 

「・・・・・・――くだらない」

 

 

 

無表情で吐き出されたその言葉は、高揚していた私の気分に冷や水を浴びせた。

 

「そんな見え見えの挑発に乗ると思っていたのか」

 

「馬鹿らしい・・・」

 

―――ああ。ああ。

 

「――良いだろう、乗ってやる」

 

え。

 

「この傷は・・・私の誇りだ。善き人の善き営みを守れた、その証。例えここで果てるとしても、悔いはない」

 

―――・・・・・・。

 

「だから、取り消せ。私は誇りを持ってここで散る。この誇りを、誰にも敗北などとは呼ばせない」

 

―――包丁を、向けられる。それは何百体もの感染者を屠ってきた刃。例えその切っ先が疲労に震えていたとしても。もはやその目がまともに光を映していないのだとしても。それはきっと美しく振るわれるのだろう。

 

―――ああ。その強さは。その心は。あまりにも美しい。

 

―――だから。

 

―――だからッ。

 

「どうして、貴方はそんなに必死になれるのですか」

 

思い返すのは、いくつもの醜い人々の歴史。

 

いじめがあった。差別があった。貧富の差があった。戦争があった。

 

それに。

 

『汚いノラ犬ですね。・・・近寄らないでください。餌はありませんよ』

 

『どうしてこんなについてくるんですか・・・仕方ないですね。これをあげるので、何処へでも消えなさい。卑しい犬め』

 

『また貴方ですか。成功体験に味を占めたのですね。実に卑しい犬です。貴方にあげる餌はありません。さっさと消えなさい』

 

『・・・・・・いつまで、そこにいる気ですか。こんな土砂降りの中で。ちっ。仕方がありません。いいです。貴方が一時的に我が家に立ち入ることを許可しましょう。入りなさい』

 

『・・・?どうしたのですか、いつまでも家に入らないで。入っても良いのですよ?入りなさい。あ、急に吠えるとうるさい・・・今のは、クラスメイトの・・・?なるほど、ストーカーですか』

 

『・・・・・・卑しい犬風情が、番犬気取りですか?気に入りません。さっさと家に入りなさい。ほら、ほら』

 

『ふん、いいでしょう。一応はそれなりの功績をあげたのです。貴方に識別名称を与えましょう。そうですね。ふむ、太郎丸。貴方の名前は太郎丸です。ふ、ふふふ。それにしても貴方、不細工な顔をしていますね。ブルドッグス・・・いえ、パグですかね』

 

 

 

 

 

『あ、結月さ~ん~。貴方の下駄箱に、なんか変な犬の死体が詰め込まれていたんだけどぉ~』

 

『ぷ、くすくす。臭いし、汚いから、ちゃんと掃除しといてくれない~?』

 

 

 

『――ハァ、ハァ、ハァ・・・ッ!?』

 

『・・・太郎丸』

 

『ッッ―――どうして―――』

 

どうして、こんなに酷いことができる。

 

 

 

「どうして、こんなにも醜い人々のために、必死になれるのですか・・・?」

 

私は、あんな人々のために、尽くす気にはなれない。どうして身を削ってまで、汚泥をすくうような真似をするのですか?

 

「・・・・・・なるほど。分かった。馬鹿だな。貴方は」

 

問いかけると。返ってきた言葉には、やけに温もりがあった。

 

「ゆかりさんも、できれば助けて欲しい」

 

・・・・・・。・・・え?

 

「茜は、そう言っていた」

 

・・・・・・ああ。ああ、あああ。

 

「茜は・・・貴方の友人達は、本当に醜い人々だったのか?」

 

ああ、ああ。違う。確かに、みんなは――。

 

 

 

 

『私、東北ずん子っていいます。これからよろしくお願いしますね』

 

『え?嫌だ?ゆかりさんは素直じゃないですね・・・せっかく隣の席になったので、もう少し仲良くしましょうよ~』

 

『あ。私ずんだ餅作ってきたんですよ!一緒に食べませんか?美味しいですよ!』

 

 

『うわぁ、ゆかりさんはゲームすっごい強いなぁ。驚きや!』

 

『だがしかし、運ゲーならそう簡単には負けへんで!桃鉄で勝負や!』

 

『うわぁぁぁあああ!!!桃鉄でも強いぃぃいいいい!!!!』

 

『お姉ちゃん・・・・・・』

 

 

『はぇ~ゆかりん、頭が良いだけじゃなくて、運動も得意なんだね』

 

『うん?女の子らしくない?いやまあ、確かにそうかもしれないけど、本当にすごいよね~』

 

『腕とか、こんなに細くてすべすべなのに、ぐ、ぐへへ・・・こほん、細いのに、一体どこからそんなパワーが出てくるんだろ』

 

 

『うん?私が怖くないのか、ですか?』

 

『別に?そうでもないですよ。むしろ、変なおじさんから守ってくれて、とっても格好良かったです!』

 

『それに、ゆかり先輩は食べ物をくれるので、とても良い人です!』

 

 

 

 

みんなは、みんなは、暖かかった。

 

「・・・やるべきことが、増えたな。おちおち、死んでもいられん」

 

ゆらりと、ほもじやないがこちらへ歩を進める。

 

「貴方は、あの場所へいるべきだ」

 

威圧感が、増した。これは、ダメだ・・・まともに戦ったら、やられる。

 

ダメだ。ダメだダメだダメだ。私は今更、あそこには帰れない・・・。

 

逃げなきゃ。逃げなきゃ。

 

「――待て、グッ・・・」

 

逃げようと距離を取ったら、ほもじやないが吐血をした。あ、ああ。そうだ。彼女は。

 

「これを注射すれば、貴方は貴方として活動することができます。絶対に、死のうとしないでください。・・・私は、今更みんなに合わせる顔は・・・ありません。私がこのバイオハザードを引き起こしたのです。だから――」

 

私はもう、みんなとはいられません。

 

強化Bウイルスが入った注射機を置いて、私はその場から全力で逃げた。彼女は、技術は凄まじいが身体能力がそこまで優れているわけではない。まして、今は死にかけている状況。追いつかれる道理はない。

 

ああ。それでも。それでも私は。

 

 

 

―――心のどこかで、彼女が追いついてくれることを期待していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほもじちゃんかっけぇぇぇえええ!!!!!

 

さて、視聴者兄貴たちは、あれ?ほもじちゃんってこんなキャラだったのか?と困惑している方がいるかもしれないですが、実はですね。最初のクソ長心理テストで、特性やステの伸び傾向以外にも、プレイヤーキャラの設定や背景、性格などが決められるのです。そして会話の選択肢でどれを選んだか、それによって更に主人公の性格が変化したり、行動によってもまたプレイヤーの個性などが変化したりしていきます。

 

現状、未来予知のごとく最適の行動を取ってヒロインズを救助しているので、既にほもじネキには時間逆行者設定がついていると思います。そして、割とサイコパスや変態が会話の選択肢で暴れなかったので、ほもじちゃんの性格はイケメン度が高いサイコパスになっているといった形ですね。

 

はあ、解説終了ですが、先ほどのイベント中、私は隙あらばゆかりんをぶっ殺そうとしていました。まあ、討伐が面倒な隠しボスが目の前にのこのこやってきていたので、当たり前だよなぁ?

 

ひとまず、その殺意はおそらく画面越しの皆様へも伝わったのではないかと思います。だがしかし、どうして途中からゆかりんへの殺意が消えたのかというと。

 

私の中で、ゆかりんは攻略可能ヒロインなのではないかという疑惑が湧いてきたからです。

 

ええ。皆様も知っての通り、このゲームが発売されて半年が経ちましたが、ゆかりんの攻略ルートは未だ発見されておらず、ファミ通の攻略本でも、(ゆかりんの攻略ルートは)ないですといわれています。しかし、皆さんもゆかりんのあの表情見ましたよね?はい。あれは多分、いけそうでした(こなみかん)。

 

このRTAは攻略可能ヒロイン全員生存を縛り条件の一つとしているので、もしゆかりんが攻略可能キャラだったら、大惨事というわけです。未開拓ルートを走るなら、それはRTAではなく攻略動画では?うるせぇ!適当に通った道が最短ルートである可能性が微粒子レベルで存在するので、このまま本RTAを続行します(鋼の意思)。そもそもゆかりんを攻略するレギュレーションは誰もRTAを走っていないので、完走した時点で私が世界一位です。止まるんじゃねぇぞ・・・!行けー?(自問)行けー!(自答)行くー!(決意)

 

とりあえずゆかりんの研究所に明日突入する予定なので、たぶんその時に逃走したゆかりんをお縄につかせることができるんじゃないでしょうか。

 

さて、ひとまず今日は明日に備えて寝ましょう。そこら辺の建物の陰に隠れて・・・やっと休憩だぁ。おやすみなさーい(スヤァ)。

 

・・・。

 

・・・あの~すいません。いつもは眠りについたら時間がキングクリムゾンされるのに、なんで今日は倍速なんですかぁ~(困惑)。

 

 

 

「やっと、見つけたで」

 

え。えええええええええええええええ!!!???

 

アイエエエ!?アカネチャン!?アカネチャンナンデ!?(これ以上のロスは)コワイ!ゴボボーッ!(死亡)

 

「へへ。ウチも、噛まれちゃった」

 

ああ~いいっすね!おそろいじゃーん(サイコパス並の感想)。この好感度なら茜ちゃんもHウイルスに感染してそうだし、後半の戦力が増えます増えます。いいゾ~コレ。

 

というかこれはまさかの心中もどきイベント!?そんなに好感度を稼いでいたのか・・・。たまげたなぁ。

 

「・・・どう、して?」

 

尊いので黙っていましょう。

 

「・・・ウチな。役立たずだから」

 

あ。そういえばそういう関係の罵倒をすると、心中もどきイベントを起こしやすくなるっけ?

 

「何の役にも、たてんかった」

 

――少女黙祷中。

 

「でもな、でもな・・・」

 

 

 

「一人で死ぬのは、寂しいやろ・・・?」

 

 

 

「・・・馬鹿」

 

「へへへ・・・せやから、こんなウチでも、一緒に死ぬことくらいは、できるから・・・」

 

「・・・触らないで。血、付く」

 

「ええよ。今更やん」

 

「馬鹿」

 

「ふふふ。思ったより、ほもじさんは可愛いなぁ・・・次からは、やないって呼んでええかな?」

 

「次なんてない。そう思って、動け。そもそも、何のために私が貴方たちを――」

 

「やない」

 

「・・・・・・」

 

「ええか?」

 

「・・・ご自由に」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

「やない」

 

「?」

 

「怖いから、手、繋いでもええか?」

 

「・・・お好きに」

 

「ふふふ」

 

「・・・・・・」

 

「やない」

 

「?」

 

「怖いから、ぎゅってしてもええか?」

 

「欲張り」

 

「ダメか?」

 

「・・・・・・」

 

「――あ。・・・・・・ふふ。ありがとな」

 

 

 

「――やない、ウチな。今日は色々大変なことがあったけど」

 

「それでも、ウチは言えるで」

 

「ウチの人生は、幸せだった、って」

 

「せやから、ありがとうな。やない。ウチは、幸せ・・・も―ん――やっ―――た――――」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・茜。もう、寝た?」

 

「・・・・・・私も」

 

「・・・・・・」

 

「――ありがとう」

 

 

 

 

 

尊い・・・尊すぎて・・・・・・もう、もう・・・(号泣)。

 

さて、後の演出はスキップできるので、スキップだ(余韻なき切り替え)。

 

オッハー!朝だぞ茜ちゃん起きろコラァ。

 

こっちはおめーのクソ長イベント演出に長々と付き合ってやったんだぞぉ~(ど畜生)。こっからは巻いていくぞオラァ!ロスを補うくらいキビキビ動きやがれ!(ゲスの極み)

 

「起きて。茜。起きて」

 

耳元で囁きます。どうだ、嬉しいダルルォ?

 

「起きないと、食べるぞ」

 

流石サイコパス。ナチュラルに狂気が入っています。これ、ほもじちゃんガチで言ってます。起きないとガチでこの子は噛みますよ。いや~サイコパスはこわいなぁーとづまりすとこ。まあ、甘噛みなんですけどね。実際のところ。

 

「・・・やっぱまずそうだからいいや」

 

草。

 

「なんでやねーん!!ってあれ?ウチ、生きてる?」

 

困惑している茜ちゃんは可愛いなぁ・・・。お。久々の選択肢さん!

 

①キスをする

②愛を囁く

③ぶん殴る

 

先輩、③いいすか?(静かな狂気)というのは置いておいて、ここは①で。

 

え?②じゃないのかって、俺は百合キスが見てぇんだよ文句あるか!?(RTA走者にあるまじき態度)

 

「ん?!え?なんでっ??」

 

あら^~。タマリマセンネ~。

 

ねぇ知ってる?キスをすると1秒間に2億個の細菌が口の中を行ったり来たりするんだって(無粋クソ大豆)。

 

さて、今回はここまで。二人は幸せなキスをして終了!というわけです。このためにキスをする必要が、あったんですね。ご視聴ありがとうございました。

 

次回もまた見てね。

 




二人は幸せなキスをして終了!終わり!閉廷!・・・以上!皆解散!

そういえば、少々卒論で立て込むので、次の更新は少々お待ちください。まあ、週末にいくらか書く予定ではありますが。


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8話

卒論が面倒です。誰か代わりに書いてくれませんか?そしたら10万文字くらい小説を更新しますから。

・・・冗談ですよ?(良心の復興)


 

百合が尊いけどロスが半端ないRTA、はーじまーるよー!(様式美)

 

さて、前回茜ちゃんと百合キスをしたところから再開です。早速ですが、茜ちゃんの手を引いて、学校を目指してダッシュしましょう。

 

感染イベントを果たしたおかげで、ほもじちゃんの身体能力系のステ、筋力、体力、敏捷が大幅に上がりました。これで現状はオリンピックをぶっちぎりで優勝できる程度の運動能力を得たので、ゾンビゲーの先輩のゴリラや元警官エージェントなどに引けを取らないようなアクションができますね。

 

茜ちゃんの手を引いている現状ですが、どうして茜ちゃんの手を引いて全力ダッシュをしているのか。これには、実は早さ以外にも合理的な理由があるんですね。

 

解説すると、茜ちゃんの柔らかいお手々を握ってその柔らかさや温もりを感じると、とても気持ちが良いです。羨ましいでしょう?つまり、そういうことです。視聴者のみなさんは、彼女とか、いらっしゃらないんですか?(煽り)

 

はい。冗談ですが。実際のところ、茜ちゃんの身体能力がどれほど上がっているか確認するのと、茜ちゃんに謎パワーを手に入れている現状を認識させるイベントを起こすと同時に、Hウイルスに覚醒してほもじちゃんと同様に上昇した身体能力に、茜ちゃん自身が慣れるためですね。RTAですから、当然ゆっくり、「あれ、ウチなんか強くなっている!?」みたいなイベントをやるのはロスです。パパパッといって、終わりっ!ましょうね。

 

さて、あれ?なんかウチ、変な感じ・・・?と自身の変化に戸惑っている茜ちゃんに、ざっくりゾンビになるウイルスを克服し、そのパワーを取り込んだので強くなったのではないかという説明と推測を語りましょう。かくかくしかじかで・・・というわけです。

 

「????」

 

はい。コミュ力が高ければ素早く理解してくれますが、残念ながらご覧の有様です。だがしかし、好感度はかなり高めなので、こちらの発言を理解しようとはしてくれます。おそらくよく分からないということは理解できていると思うので、説明責任は果たしました。内容を理解できているかはともかく、一応それっぽい説明をすることで、信用値の低下を防ぐことができます。情報を秘匿したり、あんまり何でも知っているムーブをしたりしますと、黒幕疑惑をかけられたりしますからね。

 

コミュ力が低く、信用値を稼ぎづらいサイコパスであるが故に、たまに攻略ヒロインから学級裁判を喰らうことになります(⑨敗)。だから、自身の身の潔白はしっかり証明しながら、チャートをちゃーんと走る必要があったんですね(メガトン激ウマギャグ)。

 

え?この茜ちゃんなら十分に信用値を稼いでそうだし、いらないんじゃない?悲しいですけど、このゲームのNPCキャラはリアルの人間とほぼ同じ高度なAIなので、そうでもないんですよ。一つの疑惑で破局するカップルがあるように、正気度が低い時に疑惑を与えると、中々面倒なことになります。みんなも気を付けましょうね(レイプ目)。

 

といってもまあ、今回の説明は中途半端でいいので、重要なのは茜ちゃんがちゃんと自身の身体能力を制御できるようになることです。この転換訓練をちゃんと済ませておかないと、茜ちゃんが戦力として機能しないので、うまーく補助しながら、訓練として学校まで走りましょう。

 

補助の仕方は、まず手を引いて茜ちゃんを強く引っ張ると、ほもじちゃんの走るペースになんとか付いていこうと、茜ちゃんが走るペースを上げるので、そこを制御します。最初は自分でも予想外の加速に足をもつれさせたり、バランスを崩したりするので、手を引いて転ばないようにフォローしつつ、体のバランスを整えてあげましょう。

 

え?どういうことか分からない?説明するとあれですよ。柔道や合気道的な何かです。相手の体のバランスを崩して、投げ技をしかけたりするでしょう?それと逆のことをしているだけですよ。体の使い方はキャラごとに特徴があるので、うまーく合わせてあげましょうね。

 

ふむふむ。これは仕上がってきましたね。元々茜ちゃんはそれなりに運動神経が良く、妹と違って肉体派で運動系のスキルが多いキャラクターでもあるので、やはりこういった調整は素早く終わらせることができます。いいですね~。タイムがどんどん短縮されているのを感じます。

 

そういえば解説していなかったのですが、メニューを確認すると、現在二日目の朝です。はい。唐突になんだ?と思うかもしれませんが、実はですね、本来Bウイルスを克服して覚醒するのは、本日の夕方頃の予定だったんですよ。ズレた原因は、単純にレベルの上げ過ぎですね。序盤からボスに会いすぎました。予定にないボス討伐を3回ほどやってしまっているので、かなりレベルが上がり、主人公のHウイルスが強化されたために、思ったよりも早くBウイルスとの抗争に勝利できたんですね。

 

これは時短・・・というよりは、むしろ結構ロスしています。本来のチャートなら一人でスヤァした時点で、パッと夕方に目が覚めるので、RTAのタイマーはあまり進んでいませんが、茜ちゃんと色々とイベントをした現状では、これから茜ちゃんを学校に置きに行く、そして謎の現状に関する説明をするといったイベントがあるので、ゲーム内時間はともかく、RTAではロスです。

 

なので、ロスをロスではなくします。つまり、オリチャーの発動です。本来の予定では、この後夕方に目覚める、自衛隊基地で物品回収、セイカさんと合流、研究所突入。だったのですが、セイカさんと合流、自衛隊基地で物品回収、研究所突入に順番を入れ替えます。

 

入れ替えた理由は、セイカさんと合流できる位置が時間ごとに変わるからですね。彼女は、二日目のお昼は学校から自衛隊基地に行く途中にある町中に。夜になると研究所周辺の民家に身を潜めるようになります。寄り道を最小限に抑えるために、既存のチャートだと研究所突入前に合流していましたが、今回のRTAだと夕方前には研究所に突入することになりそうなので、早めに回収していくとします。

 

うーん、突発的な事態にその場で対応できるRTAプレイヤーの鑑(自画自賛)。やはり、普段の周回によって培われた細かい知識は、いざという時のアドリブ対応の精度を変えますね。みんなもRTAを走るゲームは、事前に100周くらいしていた方がいいと思います(狂気)。

 

初見兄貴たちのためにセイカさんについて解説をしたくはありますが、これはこの後の車で移動している時間にでもするとしましょう。そろそろ学校に着きますね。

 

学校です。時間短縮のため、壁を登ってササッと屋上に行きましょう。今の筋力なら行けます。有無を言わさず茜ちゃんをおんぶして、レッツゴーです。行きますよ~イクイク。

 

「え、ちょっと待って。待ってや。ほもじさん?ほもじさん!?」

 

あ。学校の壁の登り方について解説しておきます。まず、勢いを付けて壁を2,3歩走り、ちょっと出っ張っている玄関の屋根に乗ります。これでだいたい高さが二階と同等です。後は気合い入れて壁をしゃかしゃか走りましょう。

 

壁を蹴って上に進むコツは、ロケットになることです(????)。なんて分かりやすい説明なんだ・・・(自画自賛)。

 

はい。

 

詳しく解説すると、足の親指に力を込めて、走るというよりは登るように壁を蹴っていく・・・つまり、重力に引かれて落下する前に、次の足を前に出していくような・・・んにゃぴ、自分でもよくわかんなかったです(説明放棄)。

 

「!?!?!?!!????」

 

説明がうまくできなかったので、やりたかったら各自で練習してみてください(解説動画・・・?)。それにしても、編集している最中に知ったのですが、このときの茜ちゃんの顔、面白いですね。笑っちゃいますよ(人間の屑)。

 

そしてはい。到着です。

 

懐かしの屋上です。みんなは・・・気配的に、天文部の部室の中ですかね。そういえばみなさん、なんで学校の屋上がこんなに充実した設備になっているのか気になっていませんか?トイレ、シャワー、簡易的なキッチンが付いた広めの部室。まるでこの屋上はここに籠城しろといわんばかりに生活設備が整っています。しかもここは屋上の階段で防衛を固めるなら、このゲームでも屈指の利便性及び防御力をほこる拠点になります。

 

どうしてこういった設備が整っているのかといわれると、攻略可能キャラのあかりちゃんのおかげです。

 

紲星(きずな)あかり。彼女は、凄そうな名字の通り、かなり格式高いお金持ちの家の子です。故に、彼女が所属することになった天文部は、学校への寄付という名の札束ビンタで、かなり快適な生活環境を実現されています。

 

しかもテロがあった時ようなどに、屋上付近には秘密の銃器などが隠されており、そして防衛しやすいように、屋上へ続く階段は長く緩やかな一直線上の階段になっています。普通の学校は、割と階段のスペースが螺旋を描くように作られているところが大半ですが、この直線に長い階段のおかげで、銃の射線が通りやすく、ここの階段は銃器による防衛がかなりしやすくなっておりますね。

 

さらに数日分の非常食や発電機なども屋上に完備されており、テロリストに学校を占拠されそうになったら、階段で防衛しつつヘリを呼んで脱出するという構造になっているわけですね。何というか、ブルジョアの本気というものを見せつけられているような・・・すごいですよね(しょうなみかん)。

 

ついでにあかりちゃんに付いていたSPなどは、普通に初日に誘う者などにやられています。むしろ彼らが身を張って頑張ったからこそ、あかりちゃん含むマキマキや葵ちゃんパーティーが屋上まで逃走することができたともいいます。まあ、そのせいもあって、あかりちゃんの正気度は合流時にかなり下がっている状態なのですが・・・彼女は潤沢に食糧を与えていればかなり正気度が回復するので、特にこれといった対策は必要ないですね(無慈悲)。

 

さて、やっほーみんな!天文部よ!私は帰ってきた!

 

「お姉ちゃん・・・?ほもじさん・・・?」

 

なんだこの空気!?(驚愕) お通夜かな? あ(振り返り)。お通夜かも(反省)。

 

「えーと・・・ただいま、葵」

 

みなさん、葵ちゃんに注目です。泣くぞ、これは泣くぞ・・・。

 

「お、お姉ちゃん・・・ッッ!!」

 

葵ちゃんが茜ちゃんに抱きつきました。実に美しい姉妹愛ですね。まあ、スキップできるのでスキップしますが(無慈悲)。この映像は編集です。実際、秒でスキップしています。

 

さて、ここからは事情説明のお時間です。ここはプレイヤーの選択で、ある程度共有する情報を選別することができます。あまり詳しい推測を全て語りすぎると、意味のないロスになってしまうので、ぜんぜんわからん(ジャガー並感)とだけ言っておきましょう。

 

この攻略可能ヒロインだけを集めたパーティーだと、この説明で普通に受け入れてくれます。むしろ、よく帰ってきてくれた、良かったよ!みたいな反応をされていますね。な、なんか・・・(こいつら)駄目だな・・・。噛まれたっぽい人を普通に受け入れるとか、危機意識が足りないんじゃないですかねえ?

 

葵ちゃんはこういった時、ほいほい受け入れてしまう脳天気たちの中で、唯一リアリスト的思考をすることができるので、このパーティーの参謀役としてもう少し細かい説明を求めてきます。場合によっては危険視されて、受け入れを拒否られることもありますが・・・今回、噛まれて帰ってきたのが自分の姉と命の恩人なので、その役割は機能していません。

 

本来のチャートでは、セイカさんと色々用事を済ませてきて、三日目の朝に合流する予定だったのですが、試走だと割と葵ちゃんに不信感をもたれて、それをなんとか誤魔化して屋上パーティーに入れてもらう感じでした。しかしこの様子だと、すんなりと合流できそうですね。

 

「そっか!まあ、よく分からないけど、茜ちゃん、ほもじちゃん。何か体調に異変があったら、すぐに言うんだよ?」

 

やったぜ。一応リーダーやっているマキマキに受け入れらました。周りは反対している様子はないので、無事これからはこのパーティーの一員として活動できそうです。

 

よし。では、自分は外に物資調達に行ってきます。

 

「待ってください、ほもじさん。私も手伝いますよ!」

 

「う、ウチも手伝うで!」

 

ここで同行を申し出るのは、好感度が高い証ですね。ずんちゃんと茜ちゃん・・・。ふむ、まあ、そういうイベントはこなしているので、重畳ですね。サイコパスだと、同じようなチャートを走っても同行者0人の時が大半なんですけどねぇ・・・。良くも悪くも、高い魅力がキーとなっているのでしょう。

 

「私も・・・!ダメですか?」

 

「お姉ちゃんが行くなら、私も行きます」

 

きりたんに、葵ちゃんまで?ほーん。いやぁ、今回のRTAはなんか新鮮な感じがしますね。気分がフレッシュになります。え?それってチャートから大幅に外れている危険信号なのでは、ですって・・・?

 

・・・・・・。

 

はい。とりあえずここからは説得フェイズですよ。お前ら全員役立たずだからすっこんでろ。といったことを、できるだけオブラートに包んで言いましょう。実際、人手が欲しいのは確かですが、彼女たちを守護しながら行くには自衛隊基地も研究所も魔境過ぎます。本来中盤、終盤に突入するダンジョンみたいな場所なので、プレイヤースキルでごり押しできる主人公以外はかなりの足手まといになります。

 

「無理。足手まとい」

 

・・・・・・。

 

コミュ力がね?たくさんレベルアップしているんですけど・・・一回も伸びていないんですよ・・・。だからね。ま、多少はね・・・?

 

狂いそう…!(静かなる怒り)

 

「外にはただのゾンビみたいなものだけじゃない。変なのが結構いる」

 

ここでビクリと震える葵ちゃん。まあ、せやね。君昨日狙われてたもんね。トラウマは発症していないよな・・・?

 

頑張れ、ほもじちゃん頑張れ・・・。ここはコミュ力と性格と経歴が物を言う自動説明フェイズ。プレイヤーに選択できるのは、精々共有する情報くらいなんだから。頑張るんだほもじちゃん。君のイケメン力を私は信じている・・・。

 

「正直、ここから離れるのも不安。変なのが来たら、みんな全滅してそう」

 

「・・・・・・じゃあ、今日は外に行くのは、止めへんか?」

 

せやな。まあ、現実的な対処法ですね。でもですね、基本プレイヤーが拠点を離れている時に、拠点に残したキャラがランダムで湧くボスにやられるってことは滅多にないんですよ。ゲームの仕様上。よほど変なフラグを踏まない限りは、ゾンビを殲滅して安全確保した拠点はかなり安全です。まあ、そんなイベントがガンガン発生するならクソゲーまったなしですからね。

 

一応、すげぇたまに、帰ったら茜ちゃんが死んでいたみたいなのはあるんですが(2敗)。あのさぁ・・・本当に君は・・・もう・・・。茜ちゃんだけ、アナザーみたいな死に方することが割とあるので、本当にこの子からはできるだけ目を離したくはないんですけどね・・・。そこはやはりお祈りです。現在屑運を連発していますが、それは致命傷が多いだけであって、まだ取り返しの付く範囲です。

 

つまり私はまだ幸運な方!多少のリスクはRTAにつきもの!後は走った回数で殴るのです(お目々グルグル)。

 

「ダメ」

 

「え・・・?」

 

ほもじちゃんェ・・・。

 

「結月ゆかり。彼女を見た」

 

え?と場の空気が変わります。一応彼女はこの仲良しグループの最後の一員ですからね。それはまあ、そうですか。

 

・・・というかこれ、やっぱりフラグじゃないですか?ん?情報選択で、彼女が黒幕であることを話すかどうか?ふむ・・・これは迷います。話さないで(迷う・・・?)。

 

一応この時考えていたことをいいますと、ゆかりんは基本的に実行犯ではあれど、主犯ではありません。バックにいる色々と面倒な組織の陰謀によってこの事件は起こされているので、別にゆかりんがやらなくても結局のところこの生物災害(バイオハザード)が起きる可能性は大きいです。

 

そういったゆかりんを擁護しえる資料をこの後研究所で回収する予定なので、そこら辺の事情を今から言ってもゆかりんへの不信感が高まるだけだと思い、やめておいた方がいいのでは?という推測です。RTAなのに推測で重要そうな選択肢を決めるはめになるとは・・・RTAとは一体・・・うごごご!

 

「昨日の夜に、会って話したけど、色々と面倒くさそうだった。そして、捕まえようとしたら、逃げた」

 

でも――

 

「――彼女は、欲しそうにしていた。だから、早めに捕まえないと、たぶん泣く」

 

・・・・・・ほもじちゃん、改めて見ると、一見感動的なことを言っているように見えて、実際の所説明がざっくり過ぎて状況が全然わからん。宇宙の心は彼女だったんですね(錯乱)。

 

「だから、行く」

 

「彼女を連れ戻すついでに、物資を取ってくる」

 

・・・・・・おかしい。ほもじちゃんは基本的に私の心理テストの結果から生まれたキャラなので、性格などは割と似ているはずだったのですが、こんなイケメンな彼女は試走及び周回含めて、一度も見たことがないですよ・・・?茜ちゃんに無言でビンタをかますような彼女が、こんなに立派になって・・・!(親心)

 

「茜」

 

そういえば、みなさんは気づいていましたか?ほもじちゃんは基本的に、人のことを名字と名前のフルネームで呼ぶのですが、茜ちゃんは茜と呼んでいます。しかも、葵ちゃんをかばって茜ちゃんの前から立ち去る時は、意図的に琴葉茜と彼女の名前を呼んでいました。

 

この意味を推測するだけで、百合が大好きな私はご飯をいっぱい食べられます。

 

そしてですね、結構前から気づいていたんですけど、ほもじちゃん、ヤンデレ特性が発動しています。ステの数値よりかなり高い筋力や敏捷を発揮できるので、先ほど壁登り短縮ができたのですが、これってつまりですね、ほもじちゃんは茜ちゃんのことが――。

 

おっと。これ以上言ってしまうのは無粋ですね。紳士は静かにあら^~とだけ言っておきましょう。

 

「今の茜なら、任せられる」

 

尊い・・・尊い・・・。

 

「彼女が帰るこの場所を、守って欲しい」

 

おや?茜ちゃんにほもじちゃんが近寄って、耳元で・・・。

 

「それに、琴葉葵の精神状態が心配。目を離さないで。よく見ていてあげて」

 

か、かっこいいタル~。

 

「いい?」

 

茜ちゃんが真っ赤になっていますね~。耳元で囁かれただけでドキドキしちゃう茜ちゃん、可愛いなあ・・・。

 

「わ、分かったで・・・」

 

よし。と満足げに頷くほもじちゃん。無表情ながらも、どこか得意げな顔になっていますね。いや、うん。よくこんなクソコミュ力でちゃんと説得できたなって。魅力が高すぎるせいで、場を支配するようなカリスマを発揮しているんですかね。言葉を聞かせる雰囲気というか?通常プレイでこの説得をした時は、もっと時間がかかったんですけどねぇ。うん、よし(適当)。これならタイム短縮もかなりできました。まあ、従来のチャートならロスになるから学校に寄りつくことがなかったので、このやりとり全てロスだと思うんですけどね(白目)。

 

いや・・・まあ、ゆかりん攻略ルートに必要そうなフラグを立てているので、多少はね?ロスじゃないです(強弁)。

 

それでは、早速外に行きましょう。屋上から飛び降りて、ずんだカーに乗ってセイカさんとの合流を目指します。

 

今まで高所から落下する機会は多々ありましたが、現在のステータスなら小細工なんていりません。普通に着地して、その勢いのまま走り出しましょう。

 

はい、車に到着です。早速エンジンをかけ・・・――

 

鍵穴!!この車を動かすにはエンジンキーがいるのか!!(鍵を忘れた)

 

今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 

次回もまた見てね。

 




RTA小説を書いていると、思いついた解説を適当に文章にしていくことが多いので、気づいたら予定より文字数が爆増していることが多いです。今回書く前に予め決めていたプロットだと、

・学校へ茜ちゃんを預けに。
・軽い事情説明。ゆかりを見たことを明かし、すぐに追うことを説明する。
・一人で旅立つために茜ちゃんを説得。
・車で自衛隊基地へ

なんですけど、なんで四行のプロットが8000文字近くになっているんですかね・・・。
他にも5,6,7話も、プロットの予定だとこれらをまとめて1話で書く予定だったんです。RTA小説はなんか気づいたら文字数がたくさん増えているのが、不思議です。


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9話

そろそろアサルトニキのRTAは終わるのに、このRTAってまだまだ中盤にもいってないんだよなぁ・・・(白目)。
短編。短編なんです(強弁)

あ。あと今回は説明が多くなります。どうしてバイオハザードが起きたのかという背景の解説を入れているからですね。ここら辺どうでも良い人は多いと思いますが、設定を考えてみたら意外と楽しかったです。はい。割とそれっぽいものを書けたのではないかとご満悦です。


そろそろ中盤戦かな?いやいや、まだ下の中くらいなRTA、はーじまーるよー!

 

前回、車の鍵を忘れてみんなのいる天文部の部室に戻ったところから再開です。おっはー茜ちゃん。随分お早い再会ですね(震え声)。

 

何というか。微妙な空気になりながら、鍵を回収してレッツゴーです。これは・・・あれです。乱数調整です。ロスではありませんよ?ええ。はい。本当です。ワタシ、ウソツカナイ。

 

二度目の屋上ジャンプ!たーのしー!

 

さて、早速車で移動しましょう。

 

車の移動中は倍速で。ついでに初見兄貴たちのために、これから合流するセイカさんと、今回のバイオハザードに関する背景を、お話します。

 

まずは今回の事件の背景について。結構長くなるので、どうでもいいかたは早送りでもしてください、どうぞ。

 

 

 

 

むかーしむかし、あるところに。隕石が降ってきました。その隕石はとても不思議な物質でできており、それを科学者たちが解析すると、様々な発見がもたらされました。

 

その隕石を解析しているうちに、とある不思議な発明がされました。それは、生物の進化を促すような、不思議なウイルスを生み出したのです。

 

これらを利用して、製薬関係の企業は新薬の開発を行い、そしてこれの軍事利用も研究されました。このウイルスを元に生み出された新たなる生物を利用し、対テロの非対称戦闘や、白兵戦に対する重要な切り札にしようとしたわけですね。

 

はい。みなさんも知っての通り、現代の歩兵の必須装備となっているパワードスーツ。それの代用となり得る、超人兵士を作ろうとしたわけです。

 

そして、軍事関係の企業の中でとある対立が生まれます。既存の銃器やパワードスーツなどを主体とした、工業製品中心の武器が軍事の中心であると主張する工学派。生物兵器や、それらを生み出すウイルスからより優れた兵士を作り出すことにより、新たなる軍事的優位を作り出そうとする生物学派。

 

これらは、各自同業の企業が結び付きながら、国の予算の取り合いをします。つまり、我田引水の争いですね。新型戦闘機の開発が数兆円もかかるような現代では、高度な技術の研究ほど一つの企業では開発費を工面出来ないという性質があります。そもそもできたとして、失敗したら会社の経営が傾きますからね。かなりリスクが多いです。

 

そして新薬開発にも、現代では10年近い研究期間と数百億円もの費用を必要とします。当然、そういったものより複雑化した、バイオ技術などの複合体である生物学派の研究も、ものすごくたくさんのお金がかかります。

 

なので、研究費や開発費、それらの確保のために争いはかなり激しくなります。そして当然ながら、生き残るのはどちらか一つです。なぜなら、膨大な研究費を投じて作った物が売れないのは話にならないからです。だからこそ、似たような用途のもの――歩兵装備のパワードスーツと、バイオ技術で作られた超人兵士――が出回るのは極力避けたいわけです。故に、その研究段階から熾烈なつぶし合いが行われて・・・その結果、生物学派は敗北します。

 

勝敗を分けたのは、市民的な感情でした。え?ウイルスで人体改造とかちょっと・・・。そもそもそれって、キリスト教的にはどうなの?そういった感情を利用したネガティブキャンペーンは、最終的には生物学派によって生み出されたウイルス――プロトBウイルスの研究が、法律で禁止されるレベルの大敗を生み出します。

 

キリスト教の影響が強い欧米で研究を禁止された生物学派は、先進国の中で宗教の影響が薄い日本に本拠を移します。そして研究テーマをニーズに合わせて、超人兵士の開発からより優れた人類の誕生、不老不死の研究などに変えていき、結果カルト的宗教色が強まります。そんな怪しげな研究となれば、一般市民はドン引きですが、一部のやばい思想を持つ人や狂人、金だけ無駄に持っている道楽的資産家や一部の政治家などには割とウケたようで、国内外問わず色々なところから密かに支援を受けた結果、生物学派は割と強大な組織へと成長します。

 

そして、プロトBウイルスはやがて現在のBウイルスへと研究が進展し、大規模な感染実験が必要という段階が訪れます。膨大なサンプルデータと感染による進化がなければ、これ以上Bウイルスは進化しえないということですね。つまりあれです。薬剤耐性を持つインフルエンザが年を経るごとに誕生するように、人に感染させることでウイルスをより成長させる必要があったのです。

 

そして、ついにBウイルスの研究は、それさえ完成すれば、人類は比較的現在と変わらない精神性、容姿を保ちながら、身体能力や知能を大幅に向上させた新人類へと進化することができるという段階にきます。

 

ではどうやって大規模な感染実験を行うか、多くの実験体を入手するかという課題が立ちふさがります。その末に、生物学派は考えました。個人のテロ、及びそれを支援した馬鹿達という構図を作って、個人が町にウイルスをばらまいたということにしようと。

 

そしてこのテロ計画は、これを生物学派の汚点、犯罪の証拠とすることで、生物学派を史上最悪のテロ集団として、その存在を日本からも消し去ろうと目論む工学派の意向によって意図的に見過ごされ、日本国家最高の国営人工知能《IA》が、見過ごした方が最終的に日本国に有利になると判断した結果、《IA》による秘密裏の妨害を受け、国家権力もその企みに気づくことができず、今回の事件に至るというわけです。

 

さて、ネタバレになりますが、ネタバレが嫌なのにこのRTAを見ている人はいないと思うので、普通に話します。

 

生物学派によって、個人に責任を押しつけてしまおうと目論まれたテロ計画の、最終的にトカゲの尻尾切りをされる仮想の主犯・・・これがゆかりんです。ゆかりんを殺さずにこのバイオハザード圏内から脱出すると、騙して悪いが・・・死んでもらおう。されるゆかりんの映像が見られます。まあ、このせいで日本の一部どころか世界中にBウイルスがばらまかれることになるんですけどね(白目)。

 

え?どういうことかって、よくあるあれですよ。はい。創作とかでよく見るあれです。裏切られたゆかりんがぶち切れて、必死で逃げ延びた結果、本気で世界をぶち壊そうとするやべー奴になるパターンです。

 

その結果、ゆかりんを殺さずに研究所編に突入してエンディングを迎えると、ようやく地獄と化した研究所から抜け出したと思ったら、辺りには、いや世界中にゾンビが・・・。――このサバイバルは、まだまだ終わらない。というエンドを迎えることになります。だからゆかりんを殺す必要が、あったんですね(漆黒の殺意)。

 

 

 

 

はい。大雑把なこのゲームの舞台背景の解説が終わりました。難しい話が苦手な、寝てた兄貴姉貴たちは起床の時間です。これからはセイカさんについて解説しますよ~。

 

セイカさん。本名は京町セイカ。彼女はこのゾンビハザードの黒幕を突き止める証拠をとってこいと工学派から――とても大きな企業及びそれと関わりのある政治家などの勢力から依頼された、特殊部隊のエージェントです。

 

まず、彼女は攻略可能キャラクターではありません。厳密には、恋愛要素を含んだイベントはそれなりにあるのですが、個別エンディングが存在しないので、攻略可能といわれると少し定義が難しいキャラクターでもあります。このRTAでは、一応攻略ルートがないので死んでもレギュレーション違反にはならないと扱います。

 

ではどうして、彼女と合流する必要があるのか。それは、彼女が短期脱出の重要な鍵となるからです。

 

このゾンビハザードを抜け出すにはだいたい三つの手法があります。一つ目は救助を呼ぶ。二つ目はバイオハザード発生から四週間後の日曜日にくる救助隊に助けてもらう。三つ目は、自力でゾンビハザード圏外まで脱出するです。

 

セイカさんは、かなり大きい勢力から派遣されたエージェントなので、色々と交渉をすれば救助してもらえます。そしてその交渉の中で大きな役割を果たすのが、あかりちゃんとずんちゃん、きりたんの生存です。彼女たちの実家はかなりの資産と影響力をもった家なので、彼女たちが生きていると1週間ほどで救助が到着します。一応これが最速の脱出となると思いますね。

 

攻略可能キャラを生存させる縛りがなければ、一人で圏外近くまでドライブ、からのクソ強ゾンビ包囲網を突破して、1時間ほどでアウトブレイク編を走破できますが、30~50キロ近い攻略可能自走式お荷物を6つも抱えての最速圏外脱出は無理です。圏外近くだと、自衛隊などの介入を食い止めるために様々な種類の強化ゾンビ、及びゴジラみたいなでっかいゾンビがごろごろいるので、そこを無理矢理突破するならやはりヒロインズの地道なレベリングが必要になります。そうなると、2週間近くの日数がかかるので、やはりセイカさんとの交渉が最速だと思いますね。

 

セイカさんを救出する事情を長々と解説しましたが、そろそろセイカがいる辺りに到着します。さて、みなさん大好き、運が試される時間がやってきました。

 

セイカさんとこれから合流しますが、実はセイカさんは秘密の設定がされていて、彼女は時間逆行者という設定をもっています。はい、現在のほもじちゃんと同じ設定ですね。つまり、彼女はこの惨劇の町への突入を死に覚えして攻略中という設定なのですが、彼女が何週目なのかは、ランダムで決まります。

 

周回データだと高確率で数十周目というつよつよセイカさんに出会えますが、最初は1から100の乱数で適当に決まるため、周回数が一桁になってしまうと要介護セイカさんになってしまう可能性もあります。

 

まあ、大丈夫でしょう。一桁だと、特殊部隊のくせにクソエイムしまくって数体のモブゾンビにすら負けるよわよわセイカさんですが、その確率は10%ほどですから。大丈夫だって安心しろよ~。

 

さて、もう着きますが、みなさんにほもじちゃん特有の時短方法を教えてあげましょう。まあ、特有と言うよりは、コミュ力が低すぎるせいでまともに話していると交渉に時間がかかるので、より単純かつスピーディーに行くだけですが。

 

さて、そこの民家にセイカさんの気配がしますね。二階の窓から町の様子を窺っているようです。車を止めまして、さくさく突入しましょう。おっと、目が合いましたね。やだ、恥ずかしい・・・(闘争の)運命感じちゃう・・・。

 

めと めが あったら はじまる ポケモンしょうぶ!(ガンギマリスマイル) では行きますよ~イクイク。

 

民家の塀を足場に、二階まで思いっきりジャンプです。お、窓、開いてんじゃ~ん。

 

パリィンッッ!!

 

よし、侵入成功です。あれ?窓割れてね・・・?(日常ゾンビもの特有の現象)

 

セイカさんがこちらを警戒してハンドガンを構えていますが、遠慮せずに突撃しましょう。

 

お。撃ちますね。躱しましょう。

 

パァンッ!

 

先輩、こいつ弾とか撃ち出しましたよ、やっぱ好きなんすね~。頭に来ますよ~。少し首を動かして、スレスレで避けます。

 

「――嘘!?」

 

反応が鈍いですし、プレイヤーに初めて会ったような表情をしていますね・・・。お前一周目かよ!?(驚愕)

 

とりあえず制圧します。できるだけ格の違いはっきりと分からせるために、まずは手に持っている銃を弾きます。そして素早く彼女の背後に回り込み、着ているパワードスーツの配線を断ち切り、無力化します。そして首元に包丁の切っ先を突きつけてやりましょう。これもう和姦ねぇな。

 

「京町セイカだな。工学派に用がある。ついてこい」

 

以前、あまり何でも知っているムーブは信用値を下げるので良くないと言ったな。あれは嘘だ。

 

実際の所は、セイカさんは特に気にしなくていいって話ですね。彼女の背後にいる勢力に、救助に来ることを約束させれば、彼女の生死は問わないわけですし。使えないようなら殺しておいた方が、安定はするでしょうね(サイコパス並の感想)。

 

「ひっ、あ・・・。はい・・・」

 

さて、恐怖で固まったセイカさん・・・この情けなさは、セイカさんというよりセイカちゃんですね。おめえは茜ちゃんと違って可愛くねぇなぁ・・・(好き嫌いが激しいサイコパス)。

 

さて、ササッとセイカちゃんを抱っこして、二階から飛び降りましょう。適当に抱きかかえていると反撃チャンスを生みますが、恐怖で支配すればモーマンタイ!先ほど銃声を鳴らしてしまったので、変なフィールドボスとか生存者が来ないうちに逃走しましょう。

 

車の助手席にセイカちゃんを放り投げて、なんか固まっているのでシートベルトをしてあげて・・・抵抗されない・・・これははっきり和姦だね。

 

では、自衛隊基地へ移動しながら、交渉をしましょうか。

 

ここから自衛隊基地まで20分ほど。飛ばしつつ、じっくりお話ししましょうね。出発。プップー(敏感HTMLくん)。エンジン全開。

 

「え。え。あの、ブレーキ?え、え、え?ブレーキ、待って、いやッ!?」

 

大丈夫だって安心しろよ~。今からドリフトするだけだって。きりたんはむしろ楽しそうにしてたゾ。

 

ギュルルってまあ、音はすごいけど、むしろこれくらいのペースで走って行かないとボスゾンビに絡まれたり、変な人に絡まれたりします。みなさんも道路を車で走る時は、できる限り素早く移動しましょうね。

 

「用事についてだが」

 

「ちょ、う、まっ、ひっっ!やぁぁぁぁぁあああああ!!!!」

 

こいつ、ドリフトするたびに悲鳴を挙げて・・・何だお前根性無しだな(棒読み)。こんなんじゃ話になんないよ~。

 

こういうときは、セイカちゃんの顔を掴んでこちらに向けて・・・。

 

「こっちを見ろ」

 

「貴方は前を見てくださいッッ!!」

 

お、おう。おかのした。

 

・・・・・・(無言のドリフト)。

 

「ひゃあぁぁぁぁぁああああ!!!」

 

一週目のセイカちゃんはクソザコもいいとこだけど、ここらへんの はんのうは ばかみたいで おもしろいので、殺すのは最後にしてやろうと思いました(小学生並のコマンドーの感想)。

 

ここからセイカちゃんが落ち着くのに5分くらいかかったので、倍速です。

 

――少女爆走中。

 

「用事について」

 

「はぁ・・・はぁ・・・よ、用事って、なんですか・・・?」

 

ようやくですね。ではこちらの手札を開示して、さくさくっと目的を伝えましょう。

 

要点はこうです。東北家と紲星家のご息女を保護しているから、救助して♡代わりに生物学派の残した、この事件の黒幕に関する証拠を集めるのを手伝うから。

 

「・・・なるほど。上に、掛け合ってみます。正直、私一人だと証拠の回収は不可能に近いですから」

 

あ。言い忘れていましたが、彼女は元々部隊でこの惨劇の地に来ていました。しかし、初日の段階で他の特殊部隊隊員は普通にゆかりんに全滅させられています。彼女だけ、命からがら逃げ出したという形ですね。

 

セイカちゃんが通信機を取り出して、連絡を取り始めました。ふむ、やはり最初の交渉(物理)が効いたおかげか、かなりスムーズに動いてくれますね。まあ、こちらの実力を示し、有用性を知らしめつつ、言うことを聞かないと何をされるか分からないという恐怖を与えましたから。もしかしたら私は交渉の天才かもしれません(天下無双)。

 

対等の立場だと、一見普通の人間の自分がどうしてパワードスーツも着けていないのにこんな動きができるのかとか、そもそもこの運転はなんだとか、常識離れな箇所にいちいち説明を求められてしまいますので、やはりRTA的にも脅迫は最高の交渉方法ですね。

 

一応これでメールが送られたので、明日には交渉成立の返信がくるでしょう。裏切り防止的な観念で行動するなら、返信が来るまでの間、セイカちゃんをどこかで監禁して見張っていないといけないのですが、上下関係をたたき込んだ今なら、先に証拠を回収しても、セイカちゃんの手綱を握っていればセイカちゃんに裏切られることはありません。ここは珍しくチャート通りにちゃーんと進んでいるので、実に素晴らしいと思います。

 

それにしても、やることねぇなぁ~、どうするよ~暇だぁ~。

 

「ひぃっ・・・」

 

あっ、そうだ(唐突)。お前とりあえず、犬の真似してください(謎の丁寧語)。

 

「へ?」

 

犬ですよ~。ヨツンヴァインになるんだよこの野郎(女の子やぞ) あくしろよ。

 

「は、はい・・・」

 

えぇ・・・本当にするのか・・・(ドン引き)。ふむ。どれだけ恐怖が染み渡っているのか試してみようと思ったのですが、思った以上に洗脳が完了していますね。シートベルトが外れないようにモゾモゾと四つん這いになっているのが、なんか素直に草です。

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

え?この空気どうするの?なんか気まずいのですが。

 

・・・・・・。

 

おいワンワン鳴いてみろよこの野郎(続投の意思)。

 

 

「ワン、 ワン・・・ッ!」

 

あ。思ったより上手ですね。100周以上このゲームを周回している私ですが、セイカちゃんにこんな特技があることは初めて知りました。

 

「三回」

 

人間の屑がこの野郎・・・(自己批判)。

 

「ワンッ・・・ワン、ワン・・・ッ!」

 

・・・・・・。

 

楽しい・・・楽しくない?

 

さて、頭がおかしい人とか、何考えているのかよく分からない人とかリアルで言われることが多い私ですが(隙あらば自分語り)、流石にそろそろいけない雰囲気になってきていると思うので、終わりにしましょう。

 

よーしよし、よくできたなぁ!わしゃわしゃと撫でてあげましょう。運転中でなければ、両手で撫でてあげられるんですけどねぇ。

 

「あ・・・・・・。ェ、ェへへへ、ありがとうございます・・・」

 

・・・・・・。

 

卑屈で、媚びているような、こちらの顔色を窺う笑顔・・・いいですね!!(サイコパス並の感想)

 

さて、自衛隊基地に着きました。今回はここまでです。ありがとうございました。

 

次回もまた見てね。

 




ストックホルム症候群(小声)


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10話

原作をVOICEROIDに変更しました。ご指摘兄貴はありがとナス。

そういえば、biim兄貴は殺すをあえて頃すと書く、殺伐とした雰囲気をよしとしない心優しい人()だけど、サイコ入った走者にはそんな気遣いなど存在しないのでした。

とりあえず誤字直す前に寝ます。文章とかおかしかったら、許してください。何でもしますから。


ついに遠距離武器を手に取るミリタリー系RTA、はーじまーるよー!

 

はい。今回は自衛隊基地に到着したところから再開です。

 

まずは入り口にある自衛官の死体から、36式強化小銃を入手します。装弾数は40発。更に漁ると、未使用のマガジンが3つ入手できます。よし、これで合計160発撃てます。最低160体のゾンビをぶち殺せますね。

 

死体を漁ると、アサルトライフルが手に入ります(小声)。

 

はい。

 

この小銃は自衛隊で正式採用されている、パワードスーツを着用した兵士が使う前提の銃なので、重さ、反動に目を瞑れば、かなり有能な武器です。自衛隊基地の入り口にある死体を漁れば固定で入手できるので、この武器を取りに来るためだけに自衛隊基地に来るのも、通常プレイならそこそこおすすめですね。

 

だいたい順調に育った中盤ほどの主人公の筋力ステータス、もしくは銃スキルをレベル2ほどまで上げておけば、この銃を十分に使いこなせます。

 

え?主人公にスキルって存在したのか、ですって?そういえば初見兄貴達には説明していなかったですね。

 

一応主人公は、レベルが上がった際に入手できるポイントを使って、スキルを修得することができます。今までそれに触れていなかったのは、現状スキルを使う必要がないからですね。

 

まあ、強いて言えば、剣術スキルを上げておけば《斬鉄》スキルが修得できるので、それを使えばボスをもう少し素早くころころすることはできたと思いますし、移動系の持久力や早さに関係するスキルを取っておけば、もう少し移動が早くなりますが、この後取る予定のスキルが多いので、このRTAの序盤ではスキルに手は触れないのがマイチャートです。

 

スキルシステムに触れるのは、茜ちゃんたちと合流した後、生産関係を行う時なので、今はカットしておきましょう。

 

さて、この36式強化小銃についての説明ですが、これはノーマルゾンビなら胴撃ちだろうが殺せます。ただし、兵士ゾンビの場合は頭に3発ほど撃つ必要があります。

 

兵士ゾンビは・・・この後戦うので、その時に説明しますかね。

 

さて、自衛隊基地に入っていきますが、まずはセイカちゃんに指示を出しましょう。少し下がっていて、と。

 

この自衛隊基地ですが、だいたい施設内を兵士ゾンビが20数体ほど徘徊しています。なので、まずは適当にセイカさんから没収したハンドガンを上空へ撃って、音を鳴らして兵士ゾンビを集めましょう。

 

適当なところで遭遇戦をすると、セイカちゃんが危ないです。この施設内にいるボスゾンビ《満たす者》も含めて相手をすることになると、色々と面倒なことが多いので、銃声を聞くと真っ先に集まってくる兵士ゾンビをまずは殲滅しましょう。

 

お。来ましたね。では、銃弾を相手の目玉にシュゥゥゥーッ!!

 

超!エキサイティン!!

 

よし。これで1キルですね。さて、解説です。兵士ゾンビは頭蓋骨が滅茶苦茶硬い上に、ヘルメットやアーマを装備したガチガチゾンビですが、目玉をピンポイントで射撃すれば、普通に一発で冥土へお送りすることができます。

 

兵士ゾンビは遠距離で敵を捕捉すると、装備している銃器で銃撃してくることが多いので、こちらも銃を装備していないと、いちいち銃弾を躱しながら突っ込まなくていけなくなります。お、自衛隊基地じゃ~ん、と気軽に突入したプレイヤーはよく彼らに蜂の巣にされることが多いようですね。

 

なので、みんなも、この兵士ゾンビらを相手にする時は、銃弾を目玉の中にぶち込んで、脳を破壊してあげましょうね。頭蓋骨を見れば分かるとは思いますが、目の部分は骨に覆われていないので、とても防御力が薄く、狙い所さんです。

 

では、がんがん集まってきた兵士ゾンビを射撃していきましょう。36式強化小銃はかなり真っ直ぐ飛ぶので、100メートルもないこれらの距離なら、風も特に気にせず撃つことができます。ただし、長距離射撃はやはり色々と要素を加味して撃たないといけないので、やる時は気をつけましょう。

 

あ。もう一つ注意点ですが、射撃の反動には十分な注意を払いましょう。中途半端な姿勢で撃つと、体ごと吹き飛んだり、脱臼したりする危険性があるので、しっかりと反動制御は行いましょう。私の場合は、全身の筋肉を使って地面に反動を受け流しておりますね。

 

え?ちょっと理解できない?格闘漫画にありそうな謎理論を応用した技法なので、気にしないでください(解説動画?)。

 

さてさて。二体目、三体目と。中々いいペースで集まってきますね。こんにちは!死ね!

 

動くと当たらないだろ?動くと当たらないだろぉ!?

 

「う、嘘・・・」

 

この辺にぃ、ゾンビとの戦闘で全く役に立たない、特殊部隊員がいるらしいんすよ?恥ずかしくないのかよ?

 

というのはまあ、冗談です。誰も犬に戦闘は求めていませんから(辛辣)。セイカちゃんの役割は、運搬と犬です。やっぱ犬は、可愛いですからね(犬好き)。そこにいてくれるだけでええんやで。

 

さて、呆然としているセイカちゃんを尻目に、殲滅完了です。所要時間2分と21秒、使用銃弾は26発、命中率100%で、兵士ゾンビ26体を見事に撃破です。まあ、中の下ってところですかね。兵士ゾンビが素早く集合してくれれば、フルオート連射で10秒殲滅も可能なんですけどねぇ・・・。

 

ふぅ。いやあ、兵士ゾンビは強敵でしたね。

 

では、ある程度安全になったので、早速車に戻って基地内を散策しましょう。回収する物資は銃弾といくつかの小銃、そしてパワードスーツですね。あと一応短機関銃や拳銃なども回収していきましょうか。強化小銃はやはり、パワードスーツ着用が前提の銃なので、使いどころさんが限られてきます。いつもいつもパワードスーツを着て戦闘ができるわけではないので、普通の銃器もいくつか確保しておきましょう。

 

これらは基本的に、第一備品庫で全て入手できます。なので、ここの物資回収はセイカさんに任せましょう。おうセイカちゃん、これをこれくらい、これをこれくらい車に積んどいてくれ!

 

「え、は、はい。分かりました」

 

何か危険があったらすぐに知らせるんだゾ。撃ち漏らしは多分いないと思うけど、一周目セイカちゃんじゃ、兵士ゾンビの相手は死ゾ。いやまじで。なので、危なかったらすぐに銃を撃って、相手を攻撃しつつ銃声で私を呼ぶんだぞ。オーケー?

 

「・・・・・・」

 

ほーう。シカト?ほーん。ほーん・・・。

 

「にゃ、わ、ち、違いますッ!」

 

にゃ? ワンだろオラァ!?

 

「わ、ワンッ、ワンッ!」

 

よーし良い子だ。撫でてあげます。よーし、よしよーし。

 

「えぇ・・・? ぇ、えへへへへ・・・」

 

あらまあ嫌だわこの子。すっかり犬根性が板に付いてきたようで。お前頭大丈夫かよ?(お前じゃい!)

 

よし(適当)。セイカちゃんは大丈夫そうなので、ほもじちゃんはもう一つの武器を取りに行くとしましょう。

 

今から取りに行くものは、試製軍刀『正宗』。今作で手に入る最強の刀ですね。

 

この軍刀はまさに、ぼくの かんがえた さいきょうのにほんとう といった武器です。とてもよく切れて、さらに頑丈。そして液体金属の技術により、刃渡りが1メートルから3メートルほどに変化させることができるので、でかい相手もぶった切れる上に、携帯も楽という神仕様。これ一本で、ラスボス隠しボス含めてだいたいのボスを討伐できます。

 

ただし、こんな神武器な正宗くんですが、悲しいことにボスゾンビの《満たす者》の領域に存在する第四備品庫に行かなければいけない上に、一度司令室からパスワードロックを解除しなければいけないという面倒な手順を踏むために、通常プレイではスルーされがちな悲しい武器でもあります。

 

まあ、そもそも終盤になってくると、近接武器よりも携帯レールガンとか、グレネードランチャーとかが主役になってくるのがこのゲームなので、もうちょっと取りやすい場所においても見向きもされないのでは・・・という説もありますが、実際RTAだと正宗で首ちょんぱするのが、たぶん一番早いと思います。

 

なので、正宗を取りに行く必要があるんですね(未完了)。

 

さて、解説している内に着きました。司令室です。ここからパスワードを入力して、さっさと備品庫の鍵を開いてしまいましょう。

 

パソコンを起動して・・・このパソコンの起動時間は3分少々。貴重なトイレタイムです。周回知識によって蓄えた固定のユーザーIDとパスワードを入力して、急いで出すものを出してきましょう。

 

ギャリック砲、ドォリヤァアア!!と出してきたァッ!!(クサイヤ人)

 

さて、起動したパソコンでアプリを起動して・・・あくしろよ(ホモはせっかち)。

 

アプリを起動したら、メニューから制御を選んで、第四備品庫、ロック解除を選びましょう。そしたらパスワードの入力画面が出るので、ササッと入力しましょう。これも固定なので、やはり周回の知識が生きてきますね。

 

あ。注意点ですが、謎のセキュリティの一環で、最初にパスワードは半角入力で数字が打たさるのですが、これはスパイ対策の罠です。全角入力に変換してから、パスワードを打ちましょうね。

 

《1145141919》

 

《パスワードが違います》

 

・・・・・・。

 

・・・・・・?

 

《1145141919》

 

《パスワードが違います》

 

アァン、ナンデ?

 

・・・これもうわかんねぇな。

 

どこかの別のパスワードと覚え間違いをしていましたかね・・・。

 

《8101000π1919》

 

《パスワードが違います》

 

・・・・・・。

 

・・・・・・(チャートガン見)。

 

ああ。普通に1145141919で合っていますね。キーボードの押し間違いでもしましたかね?

 

《1145141919》

 

《パスワードが違います》

 

・・・・・・。嘘やろ?

 

やべぇよやべぇよ・・・。タイムが壊れちゃ~う・・・(今更感)。

 

・・・・・・。

 

・・・・・・あっ、これかぁ!

 

《1145141919》

 

《――承認。ロックが解除されました》

 

・・・・・・。

 

はい。ロックが解除できたので。先に。進みましょう。

 

ここから先に出るのは、満たす者です。気を付けながら慎重に進みましょう。

 

さて、周囲を見れば分かるように、ナメクジのようなねっとりとした濃厚な粘液の水たまりがかなりたくさんありますね?これが、実は満たす者です。

 

はい。みなさんが察したように、満たす者は粘液系のボスです。正直、斬っても叩いても殺しきることができないので、個人的には面倒な相手だと思っています。一応本体というか、中枢核?的な何かをぶった切れば数分ほど動きが止まるので、色々と絡まれたらそれをぶった切って脱出しましょう。ただし、基本的にこのボスは臆病なので、核がプレイヤーの前に出てくることはほぼありません。

 

なので、もし満たす者にロックオンされたら、とある裏技を使って脱出します。まあ、そんな機会はないと思いますけどね!私はこれでもこのゲームを何十周と周回したプロのサバイバー。こんなウスノロに見つかるわけないですよ。

 

満たす者にロックオンされる条件は主に三つです。一つはこの水たまりを踏むこと。そしてもう一つが、視覚粘液に発見されることですね。視覚粘液は、目玉が付いた粘液でできた柱のようなあれですね。あれに視認されると、周囲の粘液全てがプレイヤーを捕食するために津波となって押し寄せてきます。最後の三つ目ですが、うるさくすると普通に見つかります。

 

この粘液、麻痺毒のような効果があるので、粘膜にこの粘液が触れてしまったら、ほぼゲームオーバーです。魅力が高かったら、満たす者のお気に入りとして、抱き枕のような扱いを死ぬまで受ける、なんか意外と素敵なバッドエンドですが、魅力が低いと普通に食べられます。

 

ここ、自衛隊基地ですが、ここにいた自衛隊員はどこに消えたと思いますか?はい。お察しの通り、この満たす者の腹の中・・・というか、粘液になっていますね。消化されて、無駄に膨大な体積を持つ満たす者の一部となってしまったわけです。魅力が低いキャラクターが彼女に捕まったら、彼らの仲間入りをするわけですね。

 

あ。ついでにどうでもいい情報かもしれませんが、R18版の満たす者の粘液には媚薬効果があります。しかもナメクジは両性というか、性別を変化させることができるとか?まあ、R18版で彼女に捕まったら、男女関係なく繁殖奴隷にされます。魅力が高いと、番いにされます。攻略可能ヒロインはもれなくみんな魅力が高いので、捕まると色々大変なことになります。なので、寝取られとか嫌いな方がR18版をプレイする時は、気を付けてくださいね。

 

さて、無駄話はここまでにして、視覚粘液に発見されないように気配を同化させていきましょうね。

 

ちょっ、目の前を通っているのに発見できないとか、この目玉節穴かよ。と視聴者のみなさんはお考えかもしれませんが、そうではありません。これが気配を同化させると言うことです。

 

みなさんは道ばたに転がっている石や、生えている草にわざわざ目を向けますか?通り過ぎる人の顔にいちいち注目しますか?人は視界にものを入れていても、何か違和感がなければそれに集中しようとはしません。すなわち、今の私の動きは、違和感を感じないような自然な気配、動きをしているというわけです。

 

え?どんな動きをすればそんなことが出来るのか?それは、山に籠もって修行でもしてくださいとしか・・・。まずは、大自然の気を感じることから修行を始めましょう()。俺もやったんだからさ~。

 

はい。第四備品庫に到着しました。お、開いてんじゃ~ん!

 

中に入って、え~と確かここら辺に・・・ありました。正宗、ゲットです。いや~ここまで特にガバはなかったですし、実に順調な進行です。え?パスワード?何を言っているんですか?一発で成功しましたよね?ね?ね?

 

まさか、視聴者のみなさんに全角入力を忘れないように(キリッ)、といった傍から、半角で打ちまくる鳥以下の記憶力を晒すような馬鹿がRTAをするわけないじゃないですか。

 

パスワードは一発で成功した。いいね?

 

はい(満面の笑み)。

 

それでは正宗も手に入りましたし、さっさと犬・・・ごほんごほん、セイカちゃんと合流しましょうか。

 

パァンパァン

 

・・・・・・。銃声がしましたね・・・。

 

セイカちゃんの方で何かあったようなので、第四備品庫の外に出て、壁を蹴って備品庫の屋根まで駆け上がり、屋根から様子を見ましょう。

 

おっと。兵士ゾンビにセイカちゃんが絡まれてますね。まだいたのか(驚愕)。とりあえず、ここから普通に射殺しましょう。結構離れていますが、射線は遮られていないので、しっかり目を狙うことができますね。

 

先ほどの銃声は、どうやらセイカちゃんが頑張って迎撃した音なようですね。なんだよ、結構頑張ってんじゃねぇか・・・。

 

「おい。それは、私のだ」

 

ロックオン。いきますよ~イクイク。

 

「手を出すな」

 

パァンッ!!

 

Foo~ ビューティフォー・・・。しっかりと目ん玉くり抜いて、一撃で頭部を破壊してやりました。殺ったぜ。投稿者:変態糞レズサイコパス。

 

さて、こうして無事セイカちゃんの危機を救ったのはいいのですが、先ほど銃声を満たす者の近くで鳴らしてしまいましたね。

 

見てくださいよ、これ!既に第四備品庫の周りが満たす者の粘液で一杯です。足の踏み場もないっすねぇ・・・。どうっすかなぁ、これ。既に視覚粘液にもばっちりと見られていますし、顔を視認されてしまいました。

 

満たす者は、魅力が高いキャラクターほど執拗に狙ってきます。ほもじちゃんは、序盤のくせに終盤並の魅力ステを持っているため、ものすごく執念深く満たす者に狙われます。

 

逃げ切りは・・・不可能ですね。ガチで狙う時の満たす者は、火砕流のごときスピードで自衛隊基地の外まで追ってきますから。

 

これは、やるしかないですか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

備品庫の屋根に立つ少女。その周りを満たす、ナメクジのような色をした奇っ怪な粘液の水面。それは突如として荒れ狂う波のごとく少女へ押し寄せる。

 

その間際。少女は呟いた。

 

「・・・・・・助けて」

 

祈るように。両手を組み、真摯に願う。

 

「――お母さん」

 

そして、津波が彼女を呑み込んだ。

 




ヒント:エヴァンゲリオン


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11話

アサルトニキのRTAは終わっても、まだまだ続きそうなRTAブーム。最近は色々なRTAがあって楽しいですね。誰かメガテンRTAとかFGORTAとか走ってくれませんか?ダンまちRTAとかも面白そうですし、意外と未開拓な原作が多いので、いつか面白いRTA小説が生えてくることを祈っています。

あ。今回は短めです。


大変な任務になる。それは覚悟していた。

 

しかし、目の前の現実は想像を遙かに超えた残酷さをもって、私の淡い覚悟を粉々に打ち壊した。

 

飛び散る紅い鮮血。転がる仲間であった肉の塊。静かにたたずむ、恐ろしき紫の髪の魔人。

 

『弱いですね。特殊部隊とはいえ、普通の人間なら、この程度のものですか』

 

私は逃げ出した。恐怖に駆られ、恥も外聞もなく。

 

なぜかあの化け物のような少女が追ってくることはなかったため、私は無事に逃げおおせることができた。

 

しかし、悪夢が終わることはなかった。

 

映画に出てくるゾンビのような、異形と化した市民達。その数の多さは、手持ちの銃弾だけでは対応しきれるものではなく、私は逃げることしかできなかった。

 

助けを求められたことも何度もあった。しかし、既に私の心は恐怖に縛られ、立ち向かうという選択肢をなくしていた。

 

化け物の少女と、異形と化した市民。それだけが私の敵ではなかった。逃げ回る最中に、何体も人から大きくかけ離れた異形の化け物を目撃した。それらは個体ごとに非常に強い力を持っていて、パワードスーツを装備した私自身でも、他に狙われる無力な人々がいたからこそ逃げおおせることができた。

 

もし、あの化け物たちと囮になる者が存在せずに対峙することになったら。私はきっと、既に息絶えることになっていただろう。

 

逃げ延びた先に適当に侵入した民家で、私は震えていた。

 

任務の達成は――あの化け物たちをかいくぐって研究所に侵入し、今回の事件の黒幕の証拠と思われる資料を捜索すること――到底不可能だ。

 

では、それを素直に上に伝えれば彼らは救助を派遣してくれるのか?いいや、それは絶対にない。

 

市民の救助よりも先に、黒幕の特定のために特殊部隊を派遣したという事実は、当然人命を蔑ろにした行いであるために、明らかになれば批判を免れることはできない。だからこそ、任務が失敗するというのなら、私たちは切り捨てられることになる。私たちの部隊は、そういう裏方の仕事をこなす、陰の部隊なのだから。

 

いつか。こういったことになるかもしれないというのは分かっていた。

 

分かってはいたのだ。

 

でも、それでも。あのような無残な死に方を晒すことになるのが、私の終わりであると認めるのは、絶対に嫌だ。

 

『歯ごたえがないですね。まあ、一応人間としては優秀な方の個体なのでしょうね。精々、使える駒になってくださいね』

 

少女が、先輩や同期の遺体に注射機を打ち込むと、彼らの遺体は恐ろしい変貌を遂げていった。

 

耳を塞ぎたくなるような、人としての終わりを告げる、彼らの産声。

 

「嫌だ・・・死にたくない・・・化け物になりたくないよぉ・・・」

 

あれだけ訓練したのに、私の口から漏れ出る心の悲鳴は、どうしようもなく情けないものばかりだった。

 

私は、現状になによりも脅えていた。何処に行っても化け物がいる。弾は少なく、パワードスーツのバッテリーも直に切れる。食糧も十分ではなく、救助の見込みはない。

 

生き残る道筋が見えなかった。安全とは、一体どこに存在するのだろうか。今も、異形の化け物がここにやってくるかもしれないのだ。私は、どうやって生き残っていけばいいのだろうか。

 

 

 

――そんな中だった。

 

――恐ろしくも、不思議で。

 

――しかしながら、どうしようもなく引きつけられる魅力と

 

――絶対の安心感を持つ、あの人が私の前に現われたのは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

血しぶき。私の目の前にいる、恐ろしい兵士のような格好をしたゾンビがバタリと倒れた。

 

少し遅れて、銃声。そんな、僅かな空気を揺らす音が、耳に届いた。

 

目の前にいたゾンビは、先ほどまであの人がやっていたのと同じように、目から大量の血や脳漿のような、とにかくたくさんの液体をどろどろと流していた。

 

「は、はは、ははは・・・」

 

きっと、あの人がやってくれたのだろう。

 

どこから撃ったのか。それは全く分からない。近くで聞くとあれほど大きな音であった銃声が、これほど微かにしか聞こえない辺り、とてもとても遠くから撃ったのだろう。

 

それでも、あの人はそれまでと全く同じ場所を撃ち抜き、私を救ってくれたのだ。

 

「ははは、はは、はははは」

 

私は、自身の震えを抑えるように、自分の体を抱きしめる。

 

あの人は、私を守ってくれたのだ。

 

「怖かった・・・」

 

痛みが。死ぬことが。尊厳を失うことが。抗う力がないことが。

 

「どうすれば、貴方は・・・・・・」

 

貴方に着いていけば、私は生きることができますか?

 

貴方に従えば、私は安息を得ることができますか?

 

「何でもします。だから、どうか」

 

――私を傍においてください。

 

――私を守ってください。

 

 

 

『よしよし。よくできた』

 

『よし、良い子だ。撫でてやる』 

 

 

 

「えへへ、えへへへ」

 

――私をもっと、愛でてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――とても うつくしい おんなのこ を てにいれた。

 

満たす者。中心核である彼女は、ゆっくりと手に入れた戦果へ近寄る。

 

彼女が人間であった時の名前は、さとうささら。強化Bウイルスの感染を経て、彼女の体は人間の形を保ちつつも、その材質をナメクジのような粘液に変えていた。

 

――きれい。 ほしい。 ほしい。

 

彼女は臆病で、慎重であった。美しき少女といえども、少女は銃を持っていた。故に、肉体を麻痺させる作用をもつ粘液で、念入りに美しき少女を浸した後に、その美しさを堪能しようとしていた。

 

――ぎゅ~ あ。 これ すごく いい。

 

粘液の肉体で、その少女の肢体を抱きしめる。粘液から伝わる彼女の肌は、とてもなめらかですべすべしており、少女をずっと触っていたい気分にさせられた。

 

彼女に、特に性欲はない。故に、R18版の世界なら即ハメボンバーからの孕ませ番いSEX!SEX!SEX!であった性質も、なりを潜めている。

 

ただ、人であった名残を持つ異形でもあるために、満たす者には自然と人の温もりを求める性質があった。

 

――きめた。 これは わたしの。 ずっと いっしょ。

 

ずっと、深く、深く。己の領域にこの美しき少女をしまい込んでしまおう。美しき少女のことをいたく気に入った彼女は、これからこの少女と共に過ごす素晴らしい未来を想像し、気分をひどく高揚させた。

 

己の粘液をもって、絶対に破られない、誰にも犯されない要塞を作り上げようと心に決め、早速その作業に取りかかろうと意識を粘液の操作に向けた瞬間。

 

 

――満たす者は、ずたずたにその核を切り刻まれた。

 

 

みじん切りのように、さとうささらの姿を模した中心核が細切れにされ。

 

彼女は最後に、刀を振り抜いた姿勢の、赤く目を光らせた美しき少女の姿を見た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こぽこぽと。謎の液体に満ちたカプセルの中に、ほもじやないはいた。

 

ほもじやない。といっても、その姿は非常に幼い。まだまだ幼女であり、高校生の彼女が美しき花であるのなら、今の彼女は可憐なつぼみであり、かなりまな板であった。つまりこの景色は、過去の光景である。

 

幼女は目を瞑り、静かに謎の液体の中でまどろんでいた。

 

『やない』

 

そんな幼女に一人の女性が声をかける。

 

女性の姿は、幼女の姿をそのまま大人にしたような――つまり、女性はほもじやないの母親であった。

 

『愛している』

 

『これから先、何があろうと』

 

『私が、貴方を守る』

 

女性は、愛の籠もった瞳で幼女を見つめ、カプセルを撫でた。

 

『だから、一つになろう』

 

『これから、どんな厄災があっても、私が貴方を内から守る』

 

お母さん?何してんすか、やめてくださいよ本当に。

 

もし幼女に意識があったら普通に拒否しただろう、狂気。

 

『ふふふ、愛している』

 

きしょい・・・(本音)

 

そういった意図があるかは分からないが、幼女は少し嫌がっているように見えるかもしれない、僅かな身じろぎをした。

 

『不安?』

 

そうだよ(ガチ)。

 

女性の目には、母親のいない生活に脅える愛娘の姿が映った。とんだ自意識過剰である。

 

『大丈夫。目に見えなくなるけど、貴方の心と体の中に、私はいるから』

 

こわい。

 

『愛しているよ。やない』

 

 

 

――こうして、ほもじちゃんのお母さんはHウイルスにその姿を変えて、ほもじちゃんの体内に潜伏することになったんですね。

 

つまり、もうお分かりですね。視聴者のみなさん。

 

《お母さん助けて》。真摯に助けを請いながらこういった趣旨のワードを呟くことで、一時的にHウイルスを活性化させ、覚醒状態になることができます。

 

そうなると、体内の麻痺毒はヤンデレのお母さんが完全に無力化してくれるので、こうして無防備に近寄った満たす者の中心核をぶった切ることができるのです。

 

――お覚悟を。

 

覚醒状態で向上したステータスを活かして、めった斬りです。中心核を細かく切れば切るほど、この後の再起動が遅れます。これぐらい細かく切れば、だいたい30分は復活してこないでしょう。本来はこのまま無力化した満たす者を焼き払って完全に消滅させたいのですが、自衛隊基地を離れることがない満たす者をわざわざ完全に殺す必要はありません。さっさとここから離れましょう。

 

「あっ、さっきはありがとうござ・・・って、何があったんですかそれ!?」

 

気持ち悪い粘液に絡まれていたんですよ(憤怒)。お前のせいでな!というのは内心にとどめておくだけにして、粘液まみれの服をぽいぽい脱いで、代わりにセイカちゃんの上着を強奪しましょう。

 

あ。映像はカットしますね。音声だけでお楽しみください。R18じゃなくても、意外と細部まで描写されていますからね、このゲーム。とてもえっちです。

 

「え、なっ・・・」

 

うへぇ。下着までぐっしょりです。粘液が付いたまま覚醒状態が切れると、麻痺状態になってしまうので、下着も脱ぎましょう。まあ、ノーブラノーパンですが、あとで適当に衣類でも調達しとけば大丈夫ですかね。

 

?? なんかイカ臭くないですか?視聴者諸君。

 

「な、なんで急に脱ぎだしているんですか・・・!?」

 

うるせぇ!上着寄越せ!

 

「あっ、ひゃ!? そ、そんな、ダメです!そんなこと。非生産的です・・・ッ! で、でも貴方が本気で望んでいるなら・・・」

 

非生産的・・・? あ(察し)。

 

・・・いつの間にそんな好感度稼いでいたんですかね?ワンちゃんプレイが気に入ったんですか?

 

とりあえず着替え完了。身長差があるおかげか、セイカちゃんの服はほもじちゃんにとって大きめなので、上着だけでもワンピースみたいになっていますね。まあ、これなら大丈夫でしょう。

 

さっさと行きますよ~車に乗ってください。あ。ついでに備品庫からいくつか食糧を持っていきますかね。Hウイルスを覚醒させてしまったので、かなりカロリーを消費しました。昨日からご飯を食べていないのもあって、割と餓死寸前です。

 

腹減ったなぁ。チャートの予定より早めにカロリーを摂取する必要があるので、車で移動しながら、レーションでも囓りましょう。

 

「え・・・? あ、はい・・・?」

 

タラタラしないでください。ちゃんと物資は回収していましたか?

 

「あ。それは大丈夫です!完璧です!」

 

なんだか誇らしげにこなした仕事の報告をする。そしてどこか、ご褒美を求めているような目。良いですね!実に私好みの犬になってきました。よしよし偉いぞ偉いぞー。

 

「あ・・・えへへ・・・」

 

・・・。場合によっては、このゲームでも三番目くらいに強い強敵となってプレイヤーと戦うことになるルートがあるセイカさんと比べると、このセイカちゃんはもう・・・。これは犬ですね。なんだお前の反骨精神ガバガバじゃねぇかよ。

 

まあ、よし(適当)。従順なうちは、特にロスにはならないでしょう。多分。変に考えるくらいならサッサと行動するのがRTAです(ほんとぉ?)。何かあったら迷わずガンガン進みましょう(ガバの温床)。

 

それでは今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 

次回もまた見てね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこに。 どこに いったの? わたしの たからもの。

 

みつけなきゃ ここには ない。

 

もっと ひろがろう。 ここをみはれ っていわれたけど そんなものは かんけいない。

 

もっと もっと わたしを ひろげる。 ごはんを いっぱい たべて わたしを さらに おおきく。

 

そうして おおきくなって もういちど たからものを。

 

ずっと いっしょだから。

 

みつからないなら どこまで おおきく ひろがろう。

 

そうすれば きっと いつか もういちど あえる。

 

まってて わたしの たいせつな たからもの。

 

こんどは にがさない。

 




ほもじちゃんの特性は間違いなく血筋である。

さて、それはともかくとして、ちょいと忙しくなるので週末まで疾走します。


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12話

誤字修正助かる助かる。・・・アリガトウ・・・アリガトウ・・・。


防具は布の服1枚のみ、下着すらねぇ!そんな布装甲で1部のラスダンに突撃するRTA、はーじまーるよー!

 

さて、現在自衛隊基地からゆかりんの研究所へ移動中です。いつも通りレーシングゲームのごときドライビングで道路を爆走中です。セイカちゃんは・・・意外と静かです。この運転にも慣れてきていますねぇ。というかこいつ、さっきから目線がほもじちゃんの太ももなどに集中しているのですが。

 

なんだか背筋がゾワゾワしますね。これは・・・野獣の眼光? ――お前レズかよ!?

 

おかしいですね・・・。セイカちゃんは素で百合属性が着いていたキャラではなかったはずなのですが・・・。うーん。魅力が上がりすぎましたかね。なんだかんだいって、彷徨う者や複数の兵士ゾンビの撃破、満たす者の撃退などで、ほもじちゃんのレベルが6くらい上がっていますからね・・・。

 

え?魅力以外のステは上がりましたか・・・?ですって?

 

・・・。

 

・・・。

 

・・・えーたしかにー、レベルは6くらい上がったんですけども・・・魅力以外のステは、何一つ上がりませんでした。

 

何一つ上がることなかったですぅ。残念ながら。はい。

 

一つくらい上がるやろうなーと思ってたんですけども、スゥー、結局三回くらいステータス画面を見返しても、何一つ上がっていませんでしたね、えぇ。

 

なんだろう。なんで上がらなかったんでしょうかねー。

 

いやほんとになんで上がらなかったんですかね(マジレス)。ちょっとスタッフさん、キャラの成長がバグッてんよこれー。

 

あ、そうだ(唐突)。おいセイカァ!

 

「ひゃっ!? な、なんですか?」

 

お前さっき俺が着替えてからずっとふとももチラチラ見てるだろ(現在進行形)。

 

「いや・・・見てないですよ」

 

嘘つけ絶対見てたゾ。

 

「な、なんで見る必要があるんですか・・・(正論)」

 

あ、お前さセイカさ、さっきヌッ、脱いでた時にさ、普通は気を遣って視線をそらしたりするはずなのに、なんでかほもじちゃんの全裸を凝視してたよな?(語録無視)

 

「い、いやそんなこと・・・」

 

見たけりゃ見せてやるよ(震え声)。

 

まあ、流石にそこまではやらないんですけどね。ね? 視聴者さん。

 

でもまあ、チラチラ見てくる視線が鬱陶しいので、釘は刺しておきましょうか。

 

「変態」

 

うーん。ほもじちゃんのボイスの罵倒は、なかなか気持ちがいいですね。声が可愛い。エロい。それにしても、ほもじちゃんが変態と罵倒するのか・・・自己紹介かな?(お前じゃい!)

 

「あ・・・違うんです・・・私は・・・ッ!」

 

あ、そうだ(使い回し)。どうでもいいから、メシを食べさせてください。ここに戦闘糧食があるじゃろ?私は手がハンドルでふさがっているので、あーんして♡

 

「え・・・? あ、あのぅ?」

 

もう待ちきれないよ!早く出してくれ!(レズもせっかち)

 

「は、はい!了解しました!」

 

ようやくセイカちゃんがご飯に手を付けてくれました。はやくはやく。腹の虫の音も、セイカちゃんを急かすようにぐぅぐぅ鳴っておりますね。これはまさにぐうの音しか出ないとも言いましょう(意味不明)。

 

というか、あと数分したらカロリー不足で倒れそうなんですが。まるでローグライクゲームみたいだぁ・・・。

 

「ど、どうぞ・・・」

 

あ、うんめぇなこれ(五目ご飯)。流石は食のこだわりが深い日本人の携帯食です。戦闘糧食というか、軍隊の非常食なんてみんな乾パンみたいなものだと思っていたんですけどね。缶詰に色々なおかずやご飯が詰まっているのは、素直に感動です。

 

さて、セイカちゃんにドリフトをする前にはしっかり警告を出しておきましょうね。せっかくのご飯がこぼれてしまいます。口をもむもむ素早く動かし咀嚼して、セイカちゃんに早く次をくれという合図を送りましょう。まるでひな鳥になったような気分ですね。屈辱です。セイカちゃんをぶち殺したくなってきました(サイコパス並の感想)。

 

しかしながら。端から見ると中々尊い光景じゃないですか?これ。 まま、ええわ。今回は許したる(寛容)。殺すのは最後にしてあげましょう(どっちだよ)。

 

というわけで食事をしながらのドライビング。自衛隊の缶詰は美味しゅうございました。そろそろ少し人口が多い場所に入るので、変なイベント踏んだり、フィールドボスに絡まれたりしないように気をつけましょうかね。

 

ん? あれは・・・フィールドボスの《穿つ者》ですね。よく山などにいる、丸い胴体に細長い足が複数ついているザトウムシみたいな姿をした強化ゾンビです。ピンとこない人は、エヴァの第9使徒マトリエル的なやつだと考えてください。あ。それもピンとこないですか・・・ググレカス(豹変)。

 

さて、あの強化ゾンビの特徴ですが、その細長い足で踏みつけ的な何かをしてくると見せかけて、本命は胴体や足から黒い鉄のようなビームを撃ってくることです。ビームは直径30㎝くらいある意外と太めのやつなので、躱す時は気を付けましょうね。

 

「ひっ、あ、あれは・・・」

 

おっと。セイカちゃんがかなり脅えた様子です。ふーむ。逃げてくる時に、あれが人を虐殺するような、恐ろしいシーンでも見たんですかね?これはトラウマとまではいかないものの、結構恐怖を抱いている様子です。

 

・・・・・・キラーン!(閃いた)

 

ふっふっふっ。ここでオリチャーの発動です。セイカちゃんがここまで脅えた様子を晒しているなら、紳士な視聴者諸君ならお分かりでしょう。あれを格好良く倒せば、キャー!格好良い!好き!ほもじちゃん抱いて!もしくは、ひぇ・・・やっぱりこの人には絶対に勝てない・・・!素直に従おう・・・。と、より強い服従を得ることができます。

 

どっちに転んでもデメリットはない上に、あれを倒せば結構な経験値がもらえます。現状のステータスでもラスボスまで余裕ですが、ステータスはあった方が討伐時間も移動時間も減ります。だから魅力しか上がっていない現状、チャートの予定より多くの経験値を稼いでおきたいです。

 

なので、一つ。視聴者の皆様に、びっくりする奥義をお見せしましょう。

 

急ブレーキをかけて、セイカちゃんに少し待っているように伝えましょう。そして車を飛び出て、民家の塀をジャンプ台に、木へ飛び乗り、そこからさらに二階建ての民家の屋根の上に飛び乗ります。

 

ご覧の通り、穿つ者の弱点である胴体は、結構高い位置にあります。民家の上に乗っても、まだちょっと足りないほどに。なのでここからわざと相手に発見してもらうことで、その胴体への足場を用意してもらい、お命を頂戴しましょう。

 

まずは、威圧をしてこちらの存在に気づいてもらいながら、穿つ者に接近します。

 

威圧のコツは、グッと気合いを込めて、お前を殺す・・・(デデン!)と脅すことですが、重要なのはあまり殺気を出し過ぎないことです。相手は腐っても一応生物で、なおかつ若干の自意識を持つ強化ゾンビなので、力の差を感じ取り過ぎてしまうと、逃げたり硬直したりしてまって、殺すの少し時間がかかります。

 

なので、なんなのこの人・・・と思われる程度に、気は抑えておきましょうね。え?ちょっと言っていることが良く分からない? え?覇王色の覇気的なあれですよ?みなさん、バトル漫画くらいは読んだことがありますよね?

 

? 違う、そうじゃない? 一般人の感覚で話せ? んにゃぴ。良く分かんないです(すっとぼけ)。

 

冗談はさておき、存在に気づいてもらうだけなら大声を出すなどでも代用できるので、適当にやりましょうね。おっと、ロックオンされましたね。早速攻撃兼足場が飛んでくるので、備えましょう。

 

穿つ者の黒レーザーは、だいたい時速160キロくらいでくっそトロい攻撃です。敏捷が十分に上がっていれば序盤の初心者プレイヤーやセイカちゃんでも何とか避けられるウスノロなので、ササッと躱しましょう。

 

そしてこの黒いレーザー。レーザーと言ってますが、実は普通に物体です。なので足場として利用が可能なのです。攻撃を躱しつつ、足場としてこのレーザーの上を走って、距離を詰めていきましょう。

 

空間認識や体幹が極まり、武術の奥義を開眼したのなら、レーザーの上を走るだけではなく、側面や下の部分も足場にして駆けることができます。頭が地面を向いて、足が空を向いているとしても、このように!重力が仕事していない?いやまあ、そうですね。ですが知っていますか、皆さん。

 

飛行機は、飛んでいるから飛べるんですよ(ドヤ顔)

 

つまり、高速で動き続ける物体は決して落下しないのです。言い換えると、立ち止まらない限り道は続く。団長の言っていたことは科学的にも正しかったんですね。

 

こっちだ ウスノロ・・・。勝てんぜ お前は・・・(アルティメットイキリ悟飯)。

 

えいしょ、こらしょ、どっこいしょ。見ての通り、一本一本のレーザーはトロイですが、思ったよりたくさんの数のレーザーを射出してくるので、ぴょんぴょん飛び回りながら避けて、さらに接近しましょう。それにしても、こんなくっそたくさんの数のレーザーの質量、一体どこから補充されているんですかねぇ?えーと、確かここら辺ではまだ、一体もゾンビや町の住人を見かけませんよね? あ・・・(察し)

 

さて、所要時間は10秒足らずですが、ここまで接近できました。もう胴体は間近ですね。正宗を抜刀しましょう。貴方の力を知らしめる時ですよ。

 

ボスをぶち殺す手順ですが、まず、本気で威圧します。自意識があるボスゾンビは、本気で威圧すると結構な時間硬直するので、その間に弱点の胴体を真っ二つにしてやりましょう。

 

では、威圧です。

 

首、置いてけ

大将首だ!!

大将首だろう!?

なあ 大将首だろうおまえ

首置いてけ!! なあ!!!

 

ちょっと待って、こいつ、首ないやん。 ・・・・・・。まま、ええわ。死ね。

 

ザンッッ!!

 

――工事完了です。

 

お、レベルアップですね。できれば体力か筋力、敏捷が上がって欲しいな~。

 

<レベルアップ! 魅力+3>

 

 

―♪例のBGM♪―

 

『終』 (討死する武田信玄)

 

 

 

 

・・・・・・。

 

ふぅ。ダメみたいですね(涅槃先輩)。

 

・・・。それにしても、多分こいつの弾薬になったんでしょうけど、周りに生存者がいなくて良かったですね。現在下半身の防御力が皆無なので、レーザーを足場に駆け回っていたところを下から見られていたら・・・処理のために、タイムロスをしてしまうところでした。

 

さて、さっさとセイカちゃんのところに戻って、再び自衛隊基地に行きましょう。こうなったらやけ食いです。もっと色々な缶詰をセイカちゃんに食べさせてもらうのです。

 

――少女移動中

 

「・・・貴方は。凄い、ですね」

 

え。帰ってきて早々なにその小学生並みの感想。セイカちゃんは色々と恋愛ができる要素がある人物の中で、最もBBAなんだから(トテモ=シツレイ)、もうちょっと素敵な感想はないんですかね?感服しました。私を貴方のブルドックスにしてくださいとか(意味不明)。

 

ガシッ

 

おおう?なんだなんだ急に掴んできて。投げ飛ばして良いですか?あ、イベント中なのでダメですか・・・。えぇ・・・(不服)。

 

「私は、私は・・・ッ! 弱いんです・・・ッ。貴方から離れたら、きっとすぐに死んでしまうほど・・・」

 

せやな。でも貴方は大丈夫。次があるよ(マジキチスマイル)。

 

「怖いです、不安なんです・・・ッッ! だから、だからどうか、どうか・・・・・・」

 

 

――私を護ってください。そのためなら、何でもしますから・・・。

 

 

ん?今何でもするって言ったよね(人間の屑)。

 

じゃあ・・・ぐへへへ。少し、私の実験に・・・って、お?選択肢が出ましたね。

 

①「うるさい。死ね」

②「分かった」

③無言でぶん殴る

 

ほーう。ほもじちゃんのくせに、意外と王道の選択肢が残されていますね・・・珍しい。まあ、視聴者ニキたちも、②を選んだ末にあるだろう従順ワンちゃんセイカちゃん。これはとても可愛いだろうと、ドキがムネムネしていませんか?その通りです。②を選ぶと、これは完全にほもじちゃんに依存する要介護の忠犬になってくれると思います。

 

といってもまあ、1周目セイカちゃんなんて激レアな存在にあったのは初めてなので、その返しをして本当に依存してくれるかは分からないんですけどね。でも、そういう実験は色々とやっているので、こういう目をした人にどんな言葉をかければ依存するのか。だいたい分かりますね、私は。そんな私の勘が、ここで押せば堕ちると囁いているんですよ。今のセイカちゃん(凄まじい倒置法の連打)。

 

「うるさい。死ね」

 

だからこそ、①を選ぶ必要があるんですけどね。分かりますか?視聴者のみなさん。

 

「誰かに縋らなくては生きられない人生なら、死んだ方がマシ」

 

そうだよ(便乗)。まあ、ぶっちゃけお荷物のままのクソザコセイカちゃんなら、いない方がマシなんですよね。

 

9話の時、初めてセイカちゃんに会った時の解説で最初に言ったでしょう? 使えないようなら、殺した方が安定する、と。これは攻略動画ではありません。早さが。そして、それを成すための合理性が。何よりも重視されるのです。

 

オイコラ視聴者諸君待ちなさい。何ですかその疑うような視線は。これはRTAですよ!攻略動画ではありません!ゆかりん攻略ルートでも、百合ハーレム構築攻略でも何でもないですからね!

 

「え、え・・・?」

 

ふう~~~↑↑↑ 見てください、この断られるとは思っていなかったと言わんばかりの絶望顔のセイカちゃん。いいですね~、いいですよ~!(人間の屑の鑑)

 

やっぱ、人は見たくないものから目を逸らそうとする性質がありますからね。初対面の印象を忘れて、ほもじちゃんを優しい人だと思い込むことで、自身の安心が約束された幸せな未来を思い描いていたのでしょう。しかし、そうは問屋が卸さない!(このRTA始まって以来最高のハイテンション)

 

いやあ、テンション上がってきましたね!実に楽しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マワリヲミロ、キョウマチセイカ」

 

絶望の淵に叩きつけられた私は、その言葉を上手く認識できなかった。

 

パンッ。

 

「・・・ッ!?」

 

頬に走る衝撃。私は、ぶたれた?

 

「周りを見ろ、京町セイカ」

 

私の目を、この人はじっと覗き込んでいた。

 

「この世界に、貴方が求める安息はない」

 

言われて、周囲を見る。ああ。化け物の死骸に、破壊された周囲の建物。それに、こびりついた血潮。ここはまさに、地獄のような場所だった。

 

「どれだけ強くても、それが確かである保証はない。昨日までの強者が、今日もしかしたら屍をさらすかもしれない」

 

・・・・・・。

 

私よりずっと射撃が上手な同僚がいた。――だが、彼は死んだ。

 

私よりずっと運動ができる先輩がいた。――だが、彼も死んだ。

 

私よりずっと賢く経験豊富な先輩がいた。――だが、彼も死んだ。

 

私よりあらゆる全てが上な隊長がいた。――だが、彼でさえも死を逃れることができなかった。

 

「私も、もしかしたら明日には死んでいるかもしれない」

 

嘘だ。貴方は、きっと、どんな相手にだって勝てるはず。あんなに強くて、美しくて・・・なのに、そんなのは・・・。

 

「京町セイカ」

 

その強き視線が、私の目を、心を貫く。

 

「貴方が真に求めるべきは、庇護ではないはずだ」

 

それ、は。

 

彼女が言わんとすることは、分かった。彼女が私に伝えたいことは、理解できてしまった。でも、でも、それは・・・。

 

私に立ち向かえというのか。この惨劇に。この地獄に。

 

「貴方は、きっと私の名前を知らない」

 

言われて。気づいた。私は、彼女の名前すら知らなかったということを。彼女の名前すら、求めていなかったことを。

 

私は一瞬、自分自身の行いに酷い吐き気を感じた。私にとって、彼女はどうでもいい存在だったのだ。私は彼女を、自己を護る力としか見ておらず、そこに人格があることを無視していた。

 

「ぁ・・・」

 

脅えながら、震えて彼女の目を見た。

 

「大丈夫」

 

そこに非難の色はなかった。その声音に、私を責めるものはなかった。ただ、見守るような。静かに私の成すべきことを見守る優しい瞳が、そこにあった。

 

「ごめんなさい・・・貴方の名前を、教えてもらってもいいですか?」

 

言えた。ああ、言ってしまった。でも彼女は、ぴくりとも今まで動かさなかった表情を満足げな様子に変えた。

 

「ほもじ やない」

 

ほもじ やない・・・。これはきっと、人生で最も意味をもった自己紹介であった。

 

「よし」

 

うん。と、やり遂げたようにほもじさんは頷いた。

 

「お互いの名前を知った。ならば、きっと、私たちは友だ」

 

随分適当な理論に、私は思わず吹き出した。でも、その情動は。媚びも保身も考えていない、ごく自然の情動であった。

 

「友ならば、互いを支えることに何の問題もない」

 

そう言って、ほもじさんは私に手を差し伸べた。

 

「友よ。私たちは対等だ。できる範疇で、力を貸そう。貴方は私に何を求める」

 

 

――ああ。

 

 

この人は・・・ほもじさんは・・・。

 

胸に溢れたのは、感謝だった。

 

だから、私はほもじさんの手を取った。縋るのではない。共に並び立つために、手を取ったのだ。

 

「いつか、ほもじさんの力になるために。私を、鍛えてくれませんか?」

 

そう言うと、ほもじさんは初めて笑った。

 

「あ・・・」

 

顔が、熱い。

 

どうして。分からない。でも、胸の内で、激しい情動が駆け巡った。

 

「よし」

 

何がよしなのか。分からないが、相変わらず、この人は不思議な人だと思った。

 

そんなほもじさんと対等な友として、いつか。彼女を支えられるように。

 

そんなことを考えながら、私は強く強く、ほもじさんの手を握った。

 

 

 

 

 

 

――そんな京町セイカの瞳の奥に。赤い輝きが、人を超える超常の力が。それは確かに芽吹き、静かにその種の発芽を迎えたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よし!(適当)。セイカちゃん、これで戦力化が完了です。たぶん軽度に患っていたトラウマが吹っ切れたっぽいですし、正気度もぐんぐんうなぎ登りでしょう!いやーめでたしめでたし。

 

・・・・・・。

 

うーん。うーん。

 

やっぱり、前のセイカちゃんの方が、自分好みな気がします(人間の屑の鑑の鑑)。

 

今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 




実はセイカちゃんがほもじちゃんの名前を聞いていないのは、作者のガバだったりする・・・かもしれない。

それはともかくとして、今後のルートに関する重要なアンケートです。割と作者はどのルートに進んでも面白そうだと考えているために、需要調査を含めて読者の皆様に聞いておこうと思います。

まず、走者に関する設定ですが、性別は定めません。リアルでは美形な中性的容姿という設定なので、男の子かもしれませんし、女の子かもしれません。読者の皆様の好みでお考えください。

さて、アンケートに関する細かい説明をすると、3択で、ヒーロールート、ヒロインルート、ギャグルートと分かれていますが、主にヒーローとヒロインルートでは、走者の細かい設定が決められて、走者のリアルの話がちょくちょく狭間に入ってきます。そしてその話も含めて、走者のガチ恋ルートに移行する感じです。

ヒーローとヒロインの違いは、恋愛における走者の関わり方です。ヒーローなら走者が惚れさせる側、助ける側にいきますが、ヒロインなら茜ちゃんなどが走者の心を開きにいきます。つまり、サイコパスで無敵状態の走者の無敵が解除されるというわけですね。ギャグは現状と変わらない感じに入れますが、走者の話が入ってくるため、良くも悪くもシリアスが増えるでしょう。

では、ギャグルートはというと、端的に言えば現状維持で、走者の設定もその場のノリで決めます。恋愛は、走者と完全に分離したほもじちゃんが担当します。ほもじちゃんとヒロインが百合百合して、それを走者が茶化すという、現状の枠組みが維持されるでしょう。


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13話

アンケートご協力ありがとうございます。ギャグが人気なので、基本的にギャグルートでこの話を描いていきますが、ヒーローヒロインルートを足した合計はギャグルートと同じくらいあるので、なんか良い感じのお話を思いついたら走者のリアル話も入れようかなと思っています。
後はif編で書く感じですかね。ゆかりん騒動が終わるまで特にifを書く予定はないですが、ゆかりんとのいざこざが終わって学校に帰宅したら、少し考えてみることにします。


魅力が高いので、割と会話イベントでカリスマを発揮しやすいイケメン主人公のRTA、はーじまーるよー!

 

はい、前回はセイカちゃんを依存症から脱却させたところから再開です。まずはササッと車に乗り、再び研究所を目指しましょう。

 

さて、ここから移動時間で特になにもないので、セイカちゃんに追加のごはんを食べさせてもらっているほもじちゃんを背景に、いくつか質問が来ていたのでそれに返信していこうと思います。

 

Q.4話の日本刀着地をTASでやろうとしたら、何回挑戦しても失敗した。メッチャ痛かったゾ。どうしてくれんの?てかどうやればできるんですか・・・?

 

おう。あれに挑戦したんですか・・・。失敗したら地面に叩きつけられたトマトみたいになるのに、よく何度もやろうと思いましたね。

 

まあ、回答ですが、TASを使おうが基本的な武や技に関する造詣が足りていません。リアルで地道な修行を行ってください。といった感じですかね。

 

TASは基本的にスーパースローでゲームをプレイできる、乱数を調整できるが故に幸運を意図的に発生できるといったものなので、正確かつ超速でプレイヤーを動かせることはできても、そもそも根本的な技量が足りないものは、どう足掻いてもできません。

 

例えるなら、素人がどれだけ膨大な時間をかけて絵を描いても、芸術家の描く絵を完璧に模写することはできないでしょう?つまりそういうことです。

 

Q.セイカさんはヤンデレエンディングがあるから、攻略可能ヒロインじゃないんですか?

 

おや。それを知っているとは中々物知りですね。確かにセイカさんにはヤンデレっぽい終わり方があります。条件としては、前のクリアデータでセイカさんの好感度、及び恋愛値を上限近い数値まで上げておき、なおかつそのデータを使ってニューゲームをした上で、Gルートに進み、最終決戦でセイカさんとの戦いに敗れた場合発生するエンディングですね。

 

Gルートってなんだよ?という未プレイ兄貴達に説明すると、時間逆行者設定を取得した状態で、ゆかりんを討伐して普通のハッピーエンドを迎えたあとに解放される、攻略可能ヒロインなどを徹底的に殺しまくるジェノサイドルートのことですね。設定的には、ハッピーエンドを達成したのに、なぜか再び時間逆行を繰り返すということに絶望した主人公が精神を病んで、やべえ奴になる話です。

 

このルートのラスボスは、やべえ奴と化した主人公を止めるために覚醒したつよつよセイカさんになるのですが、ここでクリアデータの好感度・恋愛値の条件を満たした状態で、ラスボス戦に敗北するとセイカさんに一生監禁されるバッドエンドを迎えることになります。これを個別エンディングと捉えるかは人それぞれかもしれませんが、最後に普通にGAME OVERと表示されるので、私はこれをエンディングではないと思いますかね。

 

なのでまあ、セイカさんは攻略可能ヒロインではないのではないでしょうか?

 

Q.前回のセイカちゃんの様子的に、これもしかしてセイカちゃんの個別エンディングを迎えるには1回目、もしくは周回数が少ないセイカちゃんの好感度を上げていく必要があるのでは?つまり、もしかしてセイカちゃんは攻略可能ヒロインなのでは?

 

・・・・・・。

 

・・・・・・。

 

・・・・・・正直、そうかも。とは少し思っていました。自分は基本的にクリアデータを利用して周回しているので、セイカさんは周回数が数十回目のつよつよ状態であることが多いです。そうなったセイカさんのメンタルは鋼のように硬いので、好感度はともかく、恋愛値がものすごく上がりづらい上に、エンディングもプレイヤーと結ばれるという結末にはなりません。

 

しかし前回のセイカちゃんの様子を見るに、周回を通して屈強なメンタルを手に入れたセイカさんの攻略ルートはなくても、低周回数のよわよわセイカちゃんなら攻略できるような気が・・・。

 

まあ、これはRTAですからね。一応セイカちゃんが死なないように守護りながら進めば、レギュレーションを破ることにはなりません。前回のような依存症を拗らせたセイカちゃんならまだしも、今のセイカちゃんなら極端に足を引っ張ることはないでしょう。認識の違いなんて誤差ですよ誤差!

 

Q.前回の正宗による一刀両断が格好良かったから自分も使ってみたけど、あんな風に綺麗に斬れなかったです。やっぱコツとかあるんすかね?

 

日本刀なので、ま、多少はね?基本的に刀は、西洋剣にありがちな叩き斬るという振り方ではなく、引き裂く、といった感じで振るのが王道です。そういった振り方を踏まえた上で、地道に練習を積みましょう。まずは毎日1万回、感謝の素振りでもやってみたらいかがでしょうか。極めれば、音を置き去りにした斬撃を放てるようになり、背後にでかい阿修羅みたいなのが現われて、斬撃を放ってくれるようになるんじゃないですかね?(百式観音並感)

 

知っていますか?異世界の宮本武蔵は巨乳な美人さんな上に、必殺技で背後に阿修羅的な何かを出現させることができるんですよ?しかもライザーソード的な何かをぶっぱしてきたりもします(白目)。

 

?? 大丈夫です。私は正気ですよ。

 

おっと。そろそろ研究所に着きますね。とりあえず質問返しはここら辺までにしておきましょう。

 

さてと。まずはセイカちゃんを近くの民家に避難させておきましょう。セイカちゃんは俺がおいてきた。ハッキリいって、この闘いにはついていけない(天津飯並感)。

 

「分かりました・・・。今はまだ、足手まといですからね」

 

しょんぼりしているセイカちゃん。うん。意外と従順ですね。なんか吹っ切れた感は出しても、犬根性は失われていないのかもしれない?

 

まあ、依存症拗らせると、無理矢理にでもついてきたがる人が多いので、RTA的には助かる助かる。じゃあ、ここでちゃんと待っていてくださいね?あ。でももし何か変なのが来たらすぐに逃げてください。いのちをだいじに。私が帰ってきた時にセイカちゃんがいなかったら、適当に銃を乱射しながら捜索するので、それで合流しましょう。

 

「分かりました、了解です。・・・ありがとうございます」

 

ん?おや?…気のせいか?気のセイカ(激ウマギャグ)

 

「気にするな。友人だ。関係ない」

 

会話イベントの時は口数が増えますけど、こういうときはかなりざっくりしたことしか話さないですよね。ほもじちゃん。うーん、実に模範的なRTAプレイヤー。RTA走者の鑑ですね。玉も竿もでけぇなお前(褒めて伸ばす)。――女の子やぞ!(自己批判)

 

さて。研究所に着きましたが、ここには厳重なセキュリティシステムがあります。パスワードを入力して、扉のロックを解除する必要があるのですが、このパスワードはランダム生成であり、周回ごとに違います。このパスワードを知るには、ゆかりんから聞き出したり、強化ゾンビの《統べる者》が持つ手帳を手に入れたりする必要があるのですが、なんとですね、ここに素敵なマスターキーがあります(正宗を抜刀)。

 

扉は、なんだか不思議な合金で出来ているのでとても硬いのですが、その周囲の壁の強度はせいぜい鉄レベルです。狙い所さんはここでしょう。

 

行きますよ!ヒテンミツルギスタイル!

 

――フルチン!(龍槌!)

 

ザンッッ!!

 

――サーセン!!!(翔閃!!!)

 

ザンッッ!!

 

うわあああぁぁぁぁぁ!!!誘拐船「木枯し」!(龍巻閃・凩!)

 

ザンッッ!!

 

――凄まじい!((つむじ)!)

 

ザンッッ!!

 

――エロシーン!(嵐!)

 

ザンッッ!!

 

五連撃・・・からのとどめです。ヒテンミツルギスタイル・・・

 

――お取り寄せえぇぇぇぇぇぇぇ!!!!(九頭(くず)龍閃(りゅうせん)!!!!)

 

ズドドドドドドドドドオオオォォォンンッッッ!!!

 

工事完了です。無事、壁を破壊できました。お、開いてんじゃ~ん(開けたんだよなぁ・・・)。お邪魔します(礼儀正しい)。

 

さて、研究所です。ここにいる敵は兵士ゾンビと《護る者》。それと気を付けたいものとして、いくつかのトラップがあります。更にフラグを踏むと、実験中の兵士ゾンビⅡ型がわき始めるので、注意して進みましょう。まあ、走って素早く資料を回収すれば、10分もかからず研究所での用事は済むのですが。

 

んー。ゆかりんいますかねぇ?二日目はだいたい別の場所に行っているので、変なフラグを建てなければ研究所にはいないはずなんですが・・・。一応ゆかりん攻略ルートを進んでいるとするなら、ここにいると思うんですけどねぇ・・・。

 

まあ、いなかったらとりあえず証拠資料だけ回収して、ササッと脱出しましょう。お。前方に何体か兵士ゾンビがいますね。気配を同化させて、真正面から暗殺しましょう。

 

リンゴンリンゴン!!(ベルエンジェル) 晩鐘は汝の名を指し示した・・・。

 

――首を出せぃ!

 

(経験値が)うん!おいしい!

 

あ。解説ですが、研究所の兵士ゾンビにはわざわざ銃を使いはしません。反動を受け流すので、わずかに減速してしまいますからね。後ろにセイカちゃんというお荷物がいるならまだしも、ソロ突入なら普通にダッシュで道を駆け抜けます。そのついでに兵士ゾンビの首も狩っていくという形で、今回の研究所を走破していきますね。

 

何気にサラっと使っている気配の同化ですが、意外と必須の時短テクニックです。これをやらないと遠方から兵士ゾンビに発見され、滅茶苦茶に銃を撃たれますからね。狭い通路なので、天井や壁を使える分回避はかなり容易ですが、ロスになりますので発見されるのはできれば避けたいところです。

 

さて、そんなこんなで結構な兵士ゾンビの首を刈り取り、トラップが仕掛けてある場所に来ました。障壁がしまり、睡眠ガスが投入される場所ですね。R18版の場合、ここで無力化されると、ゆかりんに色々とやられます。魅力が低いと実験体のBADエンドですが、魅力が高いとレズられます。ついでにそれを活かして、ノコノコと近づいてきたゆかりんの首を狩る、かかったなアホが!暗殺法もあります。

 

とりあえず、ここは全力ダッシュからのスライディングで対処です。Foo~ちょっと胸が掠りましたね。マキさん並の巨乳だったら危なかったかもしれません。その点ゆかりんはすごいよな。引っかかるところがないまな板だし。アクション女優に向いているのでは?(煽り)

 

はい。次のトラップゾーンです。これはバイオによくあるレーザー回避のあれですね。迫ってくるレーザーの線を華麗に躱すやつです。だがしかし、こんなものに長々と付き合ってあげる必要はありません。走りながら1発目のレーザーラインを回避し、扉をぶち壊して次へ進みましょう。

 

1発目のレーザーラインは一本だけで、頭を下げればぶつかりません。余裕ですね。

 

来ました。レーザーラインが1・・・2,3,4,5・・・114本。普通だな!って待ってください。初手から殺意が太すぎるッピ!

 

うーん、何か変なフラグでも建てましたかね。それともほもじちゃんのおっp、おっぱいに嫉妬しているんですか?だとしたら器の小さい女性ですね。そんなんだからおっぱいも小さいんですよ!(暴言)

 

だがしかし、1カ所だけですが回避ルートがある時点で有情でしょうか。若干面倒な動きをしますが、今からすごい回避をするので、目ん玉かっぽじってよ~く見といてくださいよ。

 

まずはきりもみ回転しながら、左の壁へジャンプ!

 

壁にそっと手を当てて軌道を変えてレーザーを回避しつつ、頭から落ちるように落下。

 

首、背中で受け身を取るように落下の衝撃を受け流しつつ、その勢いのままブレイクダンスのように体を回転させてレーザーを躱す。

 

その勢いで逆立ちをして、腕力だけで大ジャンプ。ついでに体を捻り、レーザーを回避します。

 

天井に足が着くので、その勢いのまま地面へ跳躍!宙返りしつつ、体を捻り、手を使って着地。からのバク転連打!

 

最後にバク転の勢いのまま体を丸めて跳躍し、くるくる回りながら途中で体を捻り、走り出しやすい姿勢で着地!無事回避完了です。

 

その勢いのまま走り抜け、扉をぶち破りましょう。これなら正宗を抜くより、拳で殴った方が早いですね・・・いきますよ!

 

フタエノキワミ、アーーーーッッ!!!

 

ドォォオオオオンンンッッッ!!!

 

よし、無事突破です!いやぁ、レーザートラップは強敵でしたね・・・。ほもじちゃんが通り抜けられる回避ルートが一つしかないほど、頭のおかしい密度のレーザーライン。

 

さらに一見通り抜けられるように見える、フェイクの回避ルートが複数存在しましたし。しかもその回避ルートは、どれも最後に胸の部分の隙間がなくて、貧乳以外の胸を刈り取る形状をしていました。恐ろしいですね。ゆかりんは賢さの使いどころさんを間違えていませんかね?

 

・・・・・・。

 

それにしても貧乳って凄いよな!こういうレーザーを回避する時、気を遣う部分が少なくなるから。やっぱ貧乳(ゆかりん)ってすげよ!(煽り)

 

え?貧乳のことをゆかりんっていうのは止めろ?それは、とても申し訳ないことをしました。深く反省しております(煽り)。

 

さて、次のトラップですが、通路の壁がどんどん狭まってきて、最終的に通路が貧乳以外通れないようになる、恐ろしいトラップが待ち構えています。巨乳がこれにかかると、心臓が圧迫されて滅茶苦茶苦しんだ末に脱出できなくなって捕まります。(巨乳への殺意が)太いッ!

 

だがしかし。目的の位置へは到達しました。この通路に入る前に、私は大胆なショートカットをすることができます。

 

こ↑こ↓の三つほど下にですね、ゆかりんのお部屋の前の広間があるんですよ。ええ。視聴者のみなさんは薄々察したのではないでしょうか。

 

正宗君、出番ですよ!

 

はい。床をぶった切って、五右衛門スタイルのショートカットを決めてやります。

 

(床を)バラしたいなって・・・。よし、じゃあぶち込んでやるぜ。

 

ヌッ!(かけ声)

 

――キンッ!

 

え~床を斬る際は、五右衛門兄貴のスタイルをリスペクトして円形に斬ってみましたが・・・ほもじちゃん(が作った)穴・・・。すごくいやらしい穴だよ(ド変態)。

 

ではこのペースで、後二回穴作りをしていきましょうね~。

 

――ほもじちゃんが作った穴(かけ声)

 

――略してホモホール!(かけ声)

 

なんていやらしい穴なのだ(明治の文豪)。さて、工事完了です。ゆかりんのお部屋の前に到着しましたが・・・やはり護る者がいますねぇ。その立ち姿は、例えるなら変態から娘の自室を護る父親のよう(例え・・・?)。

 

以前出会った時は少々面倒な手順で無力化しましたが、正宗を持つ今ならこいつの首をとばすのに一秒もかかりません。お覚悟を。

 

「・・・・・・」

 

おや? 無言で道を譲ってくれましたね。ふーむ。この強化ゾンビ、ゆかりんを想う優しい父親なので、もしかしたらまあ、ゆかりん攻略ルートだとこういったムーブをすることもあるのかも?

 

では、譲ってくれたのでゆかりんのお部屋にお邪魔しましょうかね。それとも後ろから殴りかかってくるパターンですか?そうだったら、そうですね・・・。(全身を切り刻んで)ばらまくぞこの野郎。

 

・・・・・・。うん、特に何もなかったので、普通にお邪魔しまーす。

 

(ガチャ)開けろ!デトロイト市警だ!

 

「・・・来てしまいましたか。ほもじやない」

 

来ちゃった♡

 

「さすが。私が見込んだだけのことはありますね」

 

偉そうだなお前。ぶっとばすぞ(やべえやつ並の感想)。

 

おや。会話の選択肢ですね。

 

①無言で刀を抜く

②無言で張り手

③巨乳アピール

 

なんだこの選択肢!?(驚愕)

 

今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 

次回もまた見てね。

 




お取り寄せえぇぇぇぇぇぇぇ!!!!の元ネタが分からない人は、各国の『ヒテンミツルギスタイル』を検証してみた。を見てみましょう。端的に元ネタを解説すると、外国版るろうに剣心の空耳です。

自分で設定を作っておきながら突っ込むのもあれですが、このゲーム開発者、隠しルートとか多すぎて、まともに攻略させる気ないのか!?とか思っちゃいますね。


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14話

プリコネリダイブ始めました(激遅遅参)。コッコロちゃん可愛いよ。ネネカちゃんも超可愛い。おっと、まずいまずい。性癖がバレる。だいたい初めて25日くらい経ちましたが、無課金石をこの短期間でガチャ400連分くらい集められるのは、凄いなぁと思いました。まあ、有償でキャラを強化できるアイテムを買ったんですけどね。それによって戦力を効率的に強化できたので、素早く石を集められたのかもしれません。

VRといい、意外と舞台が良い感じに被っているので、ちょっとプリコネRTAを考えたり考えなかったり。そろそろプリコネのストーリーに則した大型イベントがあるそうなので、ストーリーを読むためにもしかしたら更新が遅れるかも?そこは・・・んにゃぴ、よくわかんないです。


下半身のやばいところが映らないように、必死に編集で誤魔化すRTA、はーじまーるよー!

 

①無言で刀を抜く

②無言で張り手

③巨乳アピール

 

さて、この選択肢からのスタートですね。どれも、もう少し穏便な手段はないのかよ・・・という選択肢ですが、ここまでやばいやつぞろいなら、いっそ時短に全力を費やしましょう。①です。

 

③・・・?いや、これはRTAですよ?何ふざけているんですか(すっとぼけ)

 

「・・・・・・! 戦う、のですか」

 

おや。ゆかりんが一瞬、ものすごく悲しそうな顔をしましたね。戦いたくないのでしょうか。いや、これは違いますか。

 

・・・さてはゆかりん、ほもじちゃんに白馬の王子役を期待していましたね。はは~ん。なるほどなるほど。ならば一応弁明はしておきましょうか。

 

「馬鹿な貴方を、言葉で納得させることができるとは思っていない」

 

ギクッとした顔のゆかりん。思ったより分かりやすいですね。

 

「殴って連れて行った方が早い」

 

それもそうか・・・。と若干納得顔のゆかりん。むむ、隙あり!真正面からアンブッシュです。

 

ちょっと刃当たんよ~。

 

ガギィンッッ!!

 

「それも、そうですね・・・貴方は、よく分かっているようです」

 

防がれたー。適当に仕掛けたとはいえ、見事な防御です。というか、出ましたね、Bオーラ。この謎の紫のオーラ風味の金属は、Bウイルスの元となった隕石から取れた金属を加工した、伸縮自在、変幻自在のクッソ硬い謎金属です。

 

しかも思念で操作することができるので、使い手のインテリジェンスによってかなり厄介な兵器となります。というかこの金属、何もしなくても空中に浮遊していたりするので、本当によく分からない金属です。このゲームは基本的に現実と同じ物理法則のシステムで動いていますが、唯一この謎金属だけは、若干ファンタジーが入っていると言えるでしょう。

 

「ならば私も、全力で抵抗することにしましょう」

 

おっ。急に立っていた地面に穴が空きましたね。回避してもいいですが、これはゆかりんの決闘場への誘いのようなものです。ここの研究室で暴れると、証拠資料とかがぶっ飛んでしまいますので、素直にのることにしましょう。

 

Foo↑ 滑り台みたいで楽しいですね、これ。

 

スタッと着地です。さぁ、ゆかりん解体ショーの始まりや(猟奇的)

 

って、危ない。

 

ドンッ!! ドドドドドドドッッ!!!!

 

回避、回避、回避-!ゆかりん、初っぱなから飛ばしてきますね。Bオーラを弾丸状に変化させて滅茶苦茶に連射してきています。その数おおよそ、14万3千発になっております。

 

14万!?こんな狭い部屋で14万てぼったくりやろこれ!

 

さて、ゆかりんのエイム力はどっかの慢心王などとは違い、かなり正確な上に先読みとかもガンガンしてきますので、普通に躱そうとしていたらすぐに死んでしまいます。なので色々と小技を使って回避していきましょう。

 

小技その1。残像!

 

小技その2。急な加速、急な減速!

 

小技その3。ミスディレクション!

 

小技その4。フェイント!

 

小技その5。気配の同化!

 

まあまあ、もっと色々使ってはいますが、一般人に理解できるのはこれぐらいですかね。さて、ゆかりん戦について、解説をしていきましょう。

 

ご覧のように、ゆかりん戦は変幻自在の謎金属による攻防一体の武器をどのように対処するかがキーとなります。この攻撃パターンは実に多様で、今やっているように銃弾として放ったり、剣に変化させてたくさんの剣を斬りかからせたり、壁になったり、鎖になったり・・・とその他色々たくさんの攻撃をしてきます。これらはゆかりんのAIが適宜状況を判断して使用してきますので、決まったパターンはありません。

 

しかしながら、一番面倒なのはこの武器を完全に使いこなすゆかりんご本人の賢さです。こちらの戦い方を観察し、癖を把握し、気づいたら攻撃が一発も当たらずに完封されるという敗北を迎えたプレイヤーは星の数ほど存在するのではないでしょうか。

 

ゆかりん一番の強みは、読み合いによる駆け引きの強さです。ステータスをカンストさせて、本作中最強の武器を何個もひっさげて彼女に挑んでも、攻撃を一発も当てられずに敗北したプレイヤーはたくさんいます。彼女を相手取る時に一番必要なものは、筋力や敏捷といったステータスではないということですね。

 

まあ、そもそも万全状態のゆかりんとの闘いって、ほぼ負けイベントなんですけどね。彼女を倒す正攻法は、アンチBウイルス剤をぶち込んで、激しく弱体化したところを倒すといった感じです。ただ、このRTAではアンチBウイルス剤を作る時間を短縮するために、ゆかりんを強引にぶっ飛ばすのですが。

 

ひとまず、ゆかりんを倒す方法ですが、今回はゆかりんの得意な読み合いで勝負に持ち込み、最後に卑劣な技を使って勝利します。なんでわざわざゆかりんの長所で勝負に持ち込むかというと、それが一番早いからです。

 

ゆかりんはBウイルスの完全適合者なので、首を切った程度では死にません。むしろそんなことをすると、こちらの動きを滅茶苦茶警戒して、建物を壊して圧殺しようしてきたり、回避する隙間のない全画面攻撃を連打してきたりと、ゆかりんは安全をとって、戦闘ではなく戦術で勝利しようとしてきます。

 

しかし、ゆかりんの得意な読み合いの分野で勝負に持ち込むと、そういった反則臭い攻撃はしてこなくなります。むしろ読み合いで拮抗した勝負をすると、勝負を楽しみだして、とても紳士的に戦ってくれます。つまり、正々堂々勝負しましょう!私の得意分野で!というわけですね。クソ野郎かこいつ(女の子やぞ!)。まあ、今回のRTAではそこにつけ込んで、ササッとゆかりんを倒してしまいましょう。

 

さて、では本格的に戦闘の解説に移りましょうか。

 

まず、ゆかりんが銃弾を撃つだけでは埒が明かないとみて、次の攻撃を仕掛けてきますね。

 

先ほど放たれ、そこら辺に埋まっていたBオーラの弾丸が変形して線となり、この割と狭めの空間に無数の線が張り巡らされました。さっきみたレーザートラップみたいです。やばいですね☆

 

ここまで綿密に線を引かれると、攻撃を躱すスペースがないです。こちらの回避能力を下げる、良い手段ですね。

 

おっ。またゆかりんが弾丸を作り出し――滅茶苦茶撃ってきました。弾速は先ほどより遅いですが(マッハ3くらい?)、今度は張り巡らされた線をかいくぐって、曲がりくねりながらこちらを狙って正確に飛翔してきていますね。ちょっと、やばいですよ。詰み攻撃じゃないですか、これ?というか罪攻撃ですよ。どうして開発はこんな技を作成したんですか。横暴です。†悔い改めて†

 

だがしかし。

 

――私なら、これくらい余裕で対処できるんですけどね(イキリほもじちゃん)

 

え?走者のイキリをほもじちゃんに押しつけるな?いやまあ、そうですね。申し訳ないと思います。とりあえずまあ、攻撃に対処しましょう。

 

正宗を振るってBオーラの線を斬り、自分の手で回避できるスペースを作り出します。このBオーラはゆかりんがムムムッと気合いを入れると、正宗でも斬れないくらい硬くなる謎金属ですが、これくらい線を展開して制御に気を遣っている状態なら、かなりあっさりと斬れますね。

 

ついでに刀を振るいつつ、その勢いで弾丸も同時に回避します。若干フォームは崩れますが、ま、多少はね?攻撃と回避を同時に行う攻防一体の妙技です。流石ですね(自画自賛)。

 

おや、外れた弾丸が地面に突き刺さり、塵をまき散らしていますね。よし、ではこの砂塵に紛れてゆかりんに接近しましょう。

 

ふーむ。接近する道筋さんは・・・上の方が比較的線が少ないので、邪魔な線を断ち切りつつ、線を足場にぴょんぴょんすれば、楽に接近できるでしょう。

 

――だがしかし、今のほもじちゃんはノーパンなので、上から攻撃を仕掛けるところをゆかりんに見られたら、ちょっとやばいところが見えてしまいますね。ゆかりんの性格上、かなり動揺すると思うので、戦局を有利に運べそうではありますが・・・・・・恥ずかしいのでキャンセルです。AIとはいえ、羞恥心がない痴女だと思われるのはちょっと・・・・・・。

 

まあまあ、急ガバ回れとも言いますからね。最近視聴者のみなさまにやべえ奴だと思われている節があるので、ちょうど良い人間アピールになるでしょう。

 

というわけで、線を切りながら極力ステルスして、一気に接近しますよ~。このライン、女の子の腕みたいに細い線ですが(謎の比喩)、達人である私なら足場として十分に使えます。さあゆかりん、俳句を詠め。二度とこの世界にいられないようにしてやる。

 

接近する際は、いくつかフェイントを入れて、ゆかりんの感覚を欺きましょう。ゆかりんは目も耳も肌の感度もいいので、ほぼ無音でもダッシュをすれば空気の揺らぎから接近を察知されます。気配の同化で、察知されてもそれに対して反応することはギリギリまで抑えられますが、ゆかりんは直感まで優れているので、なんだかんだいって対処されます。

 

ギンッ

 

「・・・・・・ッ!? やはり凄まじい技量ですね、ほもじやない。それに、この身体能力・・・どうやら貴方は私と同じ。Bウイルスに完璧に適合した感染者なようだ」

 

ぶつぶつうるさいですね・・・。とりあえず、攻撃が対処されるのは織り込み済み。目的は接近することであり、こちらの攻撃範囲にゆかりんを入れること。覚悟決めろ。ここがお前の死に場所だァッ!(ブロリー)

 

目の前に展開されたBオーラの盾を避けるように、ぐにゃりとした軌道で、かるーく正宗で斬撃です!

 

ゆかりんは距離を取ることと回避を同時に行うために、後ろに飛び退きました。

 

――読み通りです。かるーく斬りかかった甲斐がありましたね。ゆかりんが跳躍したのと同時に、ほもじちゃんも同時に跳躍。ゆかりんを追う刃の勢いは衰えず、むしろ加速します。

 

死ね!ユカリ=サン!死ね!(隠し切れぬ殺意)

 

キンッ

 

だがしかし、Bオーラの線が急激に硬くなり、いくつかのBオーラの線を断ち切りながらゆかりんに振るわれた刃は、Bオーラの線に途中で止められ・・・

 

――ると思っていたのか・・・ッッ!(ブロリー)

 

瞬間的な脱力。ぐにゃりと肘を曲げ、身体を前に出し、刃を受け止めていた線の下をくぐります。この動きのおかげで、刃は線を滑るようにくぐり抜け、ゆかりんに向かって再び振るわれます。

 

キンッッ!!

 

でも残念。ゆかりんが手元のBオーラから大剣を作り出したようで、下からすくい上げるように振るわれた大剣に正宗くんははじき飛ばされました。天井にたぶん突き刺さっていますね、正宗くん。

 

まあ、なんだかんだいって、ほもじちゃんのステータスはゆかりんよりずっと下ですからね。あんまりたらたらしていると、普通に反撃もされるでしょう。

 

だがしかし、それも想定済みです。

 

正宗くんのリーチはだいたい3メートル。そして今、ようやく拳の間合いに踏み込めました。

 

――実は私、人間相手なら素手の方が得意です(強者の風格)

 

「・・・ッッ!?」

 

ゆかりんが私の接近に気づいて、Bオーラで盾のようなものを作り出します。が、それはもう何度も見ています。また君か、壊れるなぁ・・・。(その技を選んだこと)フッ・・・後悔すんなよお前・・・。

 

人差し指で・・・

 

――ノーパンスタイリスト(Não faça isso)!!(ガチ)

 

「な・・・ッ!!?」

 

成功です。人差し指で、Bオーラの盾の一部だけを貫いて、その破片を飛ばし、ゆかりんにダメージを与えることができました。

 

そしてダメージを喰らったという戸惑い。それこそが大きな隙です。

 

お前のここが隙だったんだよ!

 

パンチ、キック、パンチ、パンチ!!(小学生並みの語彙)

 

四連撃、一気にたたき込めました。だがしかし、そろそろ反撃がくるでしょう。ゆかりんは人間の見た目をしていますが、ゴリラ以上の怪力を持つ女ハルクですからね(トテモ=シツレイ)。タフネスも段違いです。

 

だから、ここで一手仕込みます。

 

震脚。大地を揺らすような強い踏み込み。大地を踏んだ強いエネルギーは、反作用の法則に従って、強い反動となって返ってくる。そのエネルギーを拳に伝導し、凄まじい一撃を放つ。

 

つまり、八極拳ですね。ここで決める・・・みたいなポーズを取ります。

 

くらえーどりゃーとパンチを繰り出せば、ゆかりんは首を揺らし、パンチは避けられました。

 

想定済みです。流れるように連撃の肘打ち――も躱されます。想定済みです。連撃、左手で裏拳――躱されます。想定済みです。右足で足払い――躱される、想定済み。左足で上段蹴り、躱される、想定済み。両手で掌打――距離を取るように躱され――そこに回避することも、想定済みです。

 

「・・・・・・ッッ!?」

 

上から降ってきた正宗くんの刃を、間一髪でゆかりんは躱します。読み通りです。先ほど、震脚をした時の揺れで、天井に刺さっていたやつが落ちてきたんですね。

 

さて、無理に正宗くんを回避したせいで、ゆかりんの体勢が崩れ、私への警戒は途切れました。ええ。ここでもし私が更に踏み込んで攻撃を行ったら、なんだかんだでゆかりんは対処をするでしょう。まだ、完璧にはゆかりんの読みを、演算を崩せてはいません。

 

私が今取っている両手で掌打を突きだした姿勢。それは、次の攻撃を最も繰り出しやすい姿勢です。つまり、全て読み通りなのです(強者の風格)。

 

視聴者諸君は、学校の制服やスーツの袖に、ボタンが付いていることを疑問に思ったことはありませんか?何に使うんだコレ?と。

 

このボタンはですね。

 

――こういうときにデコピンをしてボタンを撃ち出し、相手を攻撃するためにあるんですよ(豆知識)。

 

「ガッ・・・」

 

おでこに直撃!超エキサイティンッッ!!!

 

意識が完全に途切れました。今が攻め時です。

 

ひたすらにパンチとキックの連打です。知っていますか?すごい勢いで上から叩きつけるようにパンチをすると、人でもボールみたいにバウンドするんですよ?

 

さて、この連撃中の注意点は、攻撃はできるだけ頭に衝撃を与え、スタン状態からの復帰を妨害することですかね。フッ・・・まるで将棋だな(意味不明)。

 

ゆかりんをぶち殺すルートなら、このまま致命的な致命傷まで世紀末バスケをするのですが、今回はそうでもないのでひとまず強く殴り、遠くにゆかりんを吹き飛ばします。

 

これでゆかりんの慢心は消えてなくなり、全力全開モードのゆかりんが誕生するでしょう。え?なんでわざわざそんなことをするのかって?それは・・・勘です。いや、ちょっと待ってください、叩かないで叩かないでよ!(小学生(ひで)並の感想)

 

まあ、このとき考えていたのは、ゆかりんが本気で戦って楽しんでくれれば、みんなのところに連れ帰った時に丸くなるかな~って感じですね。ちゃんと満足させてあげないと、結局のところ闇堕ちしそうですし。

 

ゆかりんの根本的に拗らせている点は、自分に並び立つすごい人がいなかったという所ですね。なので自分と同じくらいすごい人になれるように、Bウイルスによる人類の進化という、怪しげな計画に荷担することになりましたし。

 

だからこそ、真正面からゆかりんの得意分野で競り勝つことで、ゆかりんにほもじちゃんという希望を見せます。そうすれば多分、ゆかりんがなついて、こちらの言うことをいくらか聞いてくれるのではないでしょうか(策士)。

 

ゆかりんを懐柔できるなら、この後の強化ゾンビたちの襲撃がなくなるはずなので、彼女を制御するのは何よりも重要な時短要素です(未検証)。ここは多少戦闘時間が延びても、積極的にゆかりんとのお遊びに付き合ってあげるべきでしょう。

 

その割りには容赦ない連撃だったけど大丈夫?いやぁ何言っているんですか視聴者さん。急所は狙っていないですし、秘孔も突いてはいません。内部に浸透するような打撃も使っていないですし、私が繰り出したのはただの打撃ですよ?そんなのがスーパー強化ゾンビ的なナニカとなっているゆかりんに効くわけないじゃないですか。体力ゲージがあったら、今の連撃で1割も削れていないと思いますよ。

 

「ふ、ふふふ。あはっ、あはははははははははははは!!!!」

 

ほら見てください。ほら、ホラーですよあれ(激ウマギャグ)。

 

まあ、それはともかくとして、まだまだピンピンしていますね。しかも超嬉しそうです。ぶたれて喜んでいるとかド変態じゃないですか。やだ・・・こわい・・・(女子並感)

 

「見直しました。ほもじやない。貴方は、今まで出会った人物の中で、最高です!」

 

「――だから、私はこれから全霊をもって貴方に挑ませてもらいます」

 

いいよ!来いよ!

 

さて、第二ラウンドですね。正宗を回収して構え直して、いざ鎌倉!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ずっと。退屈だった。

 

何をしても私は一番。私と対等に争える存在は、誰一人として存在しなかった。

 

ただ、私が私として力を振るうだけで、多くの人は私を恐れた。

 

私に許しを請う者がいた。

 

私と争い挫折した者がいた。

 

私に媚びへつらい、引き攣った笑みを浮かべる者がいた。

 

私に跪く者がいた。

 

ああ。たくさんの人がいる中で、誰一人として私と対等になり得る者は存在しなかったのだ。

 

だから私は、私と対等になり得るような。

 

私を恐れずに、競い合えるような。

 

そんな誰かを求めて、私は試験管に手を伸ばしたのだ。

 

そこまでして求めた存在が。

 

夢にまで望んだ存在が。

 

今、ここにいる。

 

「あはははははははははは!!!!!!」

 

闘いながら。頭を回しながら。読み合いをしながら。頭脳を、技を、心を競い合いながら。

 

私は笑っていた。

 

彼女と闘い初めて、おおよそ10分が経過しただろうか。

 

一般人にとって少しの時間でも、私と彼女は数百に渡る攻防を交わし、既に何時間も戦い続けたような充実感を私は味わっていた。

 

楽しい。

 

楽しい。楽しい!

 

楽しい!!!

 

「あははははははは!!!」

 

初めての対等な存在。いや。むしろ彼女は、私に対して手加減をしているだろう。

 

ならば、彼女は私にとって初めての対等以上の存在。

 

楽しかった。

 

楽しくて仕方がなかった。

 

挑戦とは、かくも楽しいものなのか。

 

自分の全霊を賭して、自分の全てを尽くして。それでもなお勝てない存在に挑戦する。

 

初めて。私は自分の成長を感じていた。

 

一秒。いや、さらに短いコンマ一秒の単位で。私は自分の限界を超えて、より高度な世界に飛翔していく。

 

これが、成長するという楽しさ。

 

「あはははははははははは!!!!!!」

 

楽しい。楽しい。

 

もっと。

 

もっとッ。

 

もっっと、もっと遊ぼうッ!! ほもじやないッッ!!!

 

 

 

「――――え」

 

 

 

何度も交わした攻防の中。Bオーラをまとめ上げ、渾身の一撃を放とうとした刹那。

 

彼女は。ほもじやないは。

 

刀を放り投げ、両手を広げ、無防備に、私の攻撃を受け入れる体勢を取った。

 

この一撃を受ければ、ほもじやないは死ぬ。

 

 

 

「――――ッッッッッ!!!!」

 

 

 

それは、人生で最も力を込めた静止だった。

 

己の全身全霊を賭した、ほもじやないを殺さないための全力のブレーキだったのだ。

 

私はその瞬間に、己の全てのリソースをそこに注いでいた。

 

だからだろうか。直前まで気づけなかった。

 

拳を構えたほもじやないが。私のすぐそばまで来ていることに。

 

「あ」

 

その企みに気づいた時。私は既に、大きな衝撃と共に意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に目が覚めた時。近くにほもじやないの気配を感じてすぐに、私は口を開いた。

 

「ずるいです」

 

その言葉を、ぼーっと彼女は聞き流す。少し間が空いて、返事は返ってきた。

 

「闘いを楽しんだ貴方が悪い」

 

その言葉に、ウッと言葉が詰まる。理性では、その論の正しさを認めていた。あの時私は勝つことを目的としていたなら、無防備になったほもじやないを殺して、そこで終わりだったはずなのだ。

 

それでも私は、彼女との闘いが楽しかったから。そこで終わらせたくないと思ってしまったから。私はあそこで、全力で自分にブレーキをかけることを選んだ。純粋に勝敗を気にするなら、私は勝っていたのにだ。つまり私は、自ら敗北を選んだも同然のことをしたのだ。

 

「・・・でも、納得がいきません。再戦を要求します」

 

ふてくされたように。私は呟いた。こんな子供じみた真似は・・・情けないのは分かっていた。それでも、この湧き上がる情動は、初めての衝動は。抑えることが、叶わなかった。

 

「別に、こんな物騒な闘いをしなくても、貴方の望みは叶う」

 

彼女はそう言いながら、私へ手を差し伸べた。

 

「ボードゲームでも、スポーツでも、テレビゲームでも。貴方が真剣に私との対決を望むのなら、いくらでも相手になろう」

 

 

 

――だから、帰ろう。

 

 

 

それは、間違いなく光だった。初めて私の生に降り注いだ、暖かな光。

 

――ああ。ああ・・・。

 

「あ。あ、うっ・・・」

 

初めてだった。ここまで情けない声が出たのは。

 

手を掴んで。彼女の身体をたぐり寄せて。

 

掴んだその光を、離さないように。

 

どこか遠くへ、消えてしまわないように。

 

私は彼女の身体を、強く強く抱きしめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「約束ですよ」

 

「うん」

 

「毎日、真剣勝負を10本以上行います」

 

「そんなにない」

 

「ど、どうしてですか!?」

 

「ゾンビ、いる。備え、家事、調達。やることは多い」

 

「わ、私がいます!私が命令すれば、感染者は貴方たちの拠点に一切近づきません!それならば時間は多く確保できるはずです!」

 

「必死過ぎ」

 

「ぐっ・・・うるさいですね!私にとって、貴方との対決が人生で唯一の、最高の娯楽なんです!貴方が私の全てなんですよ!仕方がないじゃないですか!」

 

「・・・照れる」

 

「あ・・・いえ、違いますからね!そういうニュアンスで言ったものではないですから!くっ、何ですかその生温かい視線は・・・!」

 




こうして、みんながよく知るゲーム大好きなゆかりさんが、この世界において誕生したわけですね。はー尊い・・・。自給自足って・・・最高やな!


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15話

風邪引きますた。みんなも体調不良には気を付けようね!

10万文字を超えたので、初投稿です。そろそろ自分を短編だと思い込む精神異常者も、苦しくなってきたので、連載にすることにします。
予定だと、学校に帰って、ようやくRTAは中盤に移行するんですよね・・・(白目)


完全にチャートが崩壊して、初見プレイになりつつあるRTA、はーじまーるよー!

 

前回、ゆかりんを倒して、仲間にしたところから再開です。

 

 

 

<レベルアップ!! 魅力+2 知力+1>

 

<レベルアップ!! 魅力+1 知力+1 体力+1>

 

<レベルアップ!! 魅力+2 筋力+1>

 

<レベルアップ!! 魅力+2 コミュ力+1>

 

<レベルアップ!! 魅力+3>

 

 

 

イベント、及びゆかりんとの戦闘の経験値が美味しすぎる・・・!しかも魅力以外がかなり上がっていますし、これは私の時代が来たかもしれませんね。

 

さて、ゆかりんとの対峙も済んだので、研究室に戻って証拠漁りの時間です。

 

証拠漁りは、普通のチャートだと適当に全ての証拠を持って行けばオーケーです。だがしかし、今回のゆかりんルートだと、ある程度ゆかりんの罪を軽減できるように心掛ける必要があると思います(初見プレイ)。

 

つまり、持って行く証拠資料を厳選する必要があるんですね。どの証拠を持って行けばいいかは・・・リアル知力で判断です。

 

初見プレイだと少々面倒なところになりますが・・・大丈夫だって安心しろよ~。なんとかしてみせますから(ナイスガイ)。まずはゆかりんに希望の進路を聞いてみましょう。

 

「結月ゆかり。無罪と有罪、どっちがいい?」

 

ぶっちゃけると、私はどっちでも構わないです。適当にやっても、たぶん死罪にはならないですからね。エンディング後に何らかの勢力に暗殺されるかもしれませんが、このゆかりんならまず死にはしないでしょう。

 

そもそもゆかりんは有罪でも、普通に逃亡しそうですね。

 

「・・・私は、貴方の傍にできるだけいたいので、無罪の方がいいですね」

 

はいはい。了解いたしました。では、そのように証拠資料を厳選しましょうね。

 

「――私を告発するのですか?」

 

なんで告発する必要なんかあるんですか(倫理感/zero)。

 

と言いつつ、わたくし、今、とてもヒヤヒヤしております。ゆかりんの目のハイライトがね、お亡くなりになりました。

 

お前ヤンデレかよ!?

 

「・・・なるほど、ではどうして?」

 

ひとまず、ここは工学派のエージェント(セイカちゃん)と、証拠と引き替えに救助してもらう約束をしたことを、情報共有しましょう。

 

ゆかりんは基本的に正気度の上限が高く、あまり正気度が下がらない性質をしていますが、拳を交えてみた感じ、おそらくヤンデレ特性持ちです。

 

というか現状、ゆかりんはたぶんほもじちゃんに依存しています。

 

状態異常:依存+特性:ヤンデレのWパンチで、ほもじちゃんに裏切られると即発狂するレベルですね。やばい(確信)。ゆかりんは心の重心をほもじちゃんに置きすぎ状態でしょう。

 

ほもじちゃんも同じですが、ヤンデレ特性は好いた人関連の出来事で、正気度が非常に大きく乱高下します。滅多に正気度が下がらないサイコパスでも、この法則からは逃れられません。

 

つまり、ゆかりんへの発言は、とてもとても気を付けないといけないんですね。

 

「工学派の・・・なるほど。あの女ですか――」

 

きっと、ゆかりんは内心であの時殺しておけば良かったとか思っているんでしょうね。俺は詳しいんだ。救助されなければ、ほもじちゃんと閉鎖された世界で長く長く遊べますから。

 

なんでゆかりんの内心をそこまで推測できるのか、ですって?それはまあ、拳をぶつけ合わせた仲ですし、そもそも私、ゆかりんと趣味で殴り合った回数は1000を超えていますからね。

 

このゲームで戦えるボスの中で、一番ゆかりんが手強いですから。歯ごたえのある戦いがしたい時は、よくゆかりんと遊んでいます。

 

そういうわけで、私はゆかりん以上にゆかりんのことをよく知っている自信がありますねぇ!つまり、これから私のことをまな板博士と呼んでもいいんですよ、みなさん。

 

さて、茶番は終わりで、持って行く書類、データ、そこらへんの資料の選定、完了です。持って行く証拠がこれでいいのかは・・・ナオキです。まま、最悪ゆかりんが指名手配されるだけで済むだろうし、大丈夫でしょう。たぶん。

 

「ほもじやない」

 

なんだいゆかりん。

 

「私のことは、ゆかりと呼んでください。親しみと信頼と愛情を込めて」

 

なんだお前。随分欲張りだな。

 

 

①「分かった、ゆかり」

②「ゆかり」

③「ゆかり♡」

 

 

なんだこの選択肢!?(驚愕) 実質一択で草生えますね。

 

とりあえず②でいいでしょう。③は・・・なんか照れるので嫌どす。

 

「ゆかり」

 

・・・・・・。

 

おい。フリーズしてないで、なんか言えよまな板(タイヘン=シツレイ)

 

「・・・・・・私も、貴方のことをやないと呼びますね」

 

嫌だよ(即答)。

 

 

①「分かった」

②「うん」

③「はい」

 

 

ええ・・・(ドン引き)。ゆかりんはほもじちゃんの選択肢を操る力でも持っているんですかねぇ。ヤンデレ特有の謎の法則が発生しているのではないでしょうか。とりあえず②ですかね。さっさと会話を終わらせて、セイカちゃんを迎えに行きましょう。

 

「やない」

 

はーい!何ですか?

 

「いえ。呼んでみただけです」

 

ちょっ、止めてくれよ。きしょい・・・(本音)

 

(鳥肌で)ブルっちゃうよ・・・。

 

まま、とりあえず移動しますよ~イクイク。

 

「やない」

 

ドーンと、ゆかりんが後ろから抱きついてきました。おい、ちょっとゆかりん。硬くなってんぜ?(胸が)

 

あ・・・(察し)。ここはオブラートに包んで、視聴者の皆様にゆかりんの抱きつかれ心地を解説するべきでしょうか。

 

――かなりまな板だよこれ!!(オブラート・・・?)

 

「もし。あなたが、私を置いていってしまうのなら―――」

 

唐突になんだお前(素)

 

「―――私は、全てを滅ぼします」

 

・・・・・・おぅふ(変な鳴き声)。

 

お前重いんだよ!(LOVE)

 

「どうか。私を強く。強く強く」

 

ゆかりんの手がほもじちゃんの顔に伸びてきて、なんか顔を触っていますね。すっげぇねっとりとした動きです。きもい・・・(ストレート罵倒)。

 

といいつつ、実は今、生命の危機です。ほもじちゃんの。今ゆかりんに首を絞められたら、余裕で逝っちゃいます。悪口は、思うのは自由ですが、態度に出ないように気を付けましょうね!今のゆかりんの前で変なことしたら、たぶん死ぬゾ。

 

「――繋ぎ止めてくださいね?」

 

はーい!気を付けます。なので少し離れて欲しいです。お命だけは勘弁してください。ネギあげますから(謎)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やない?もしかして貴方、下着を着けていないのですか?」

 

「うん。変な粘液女に、ぐしょぐしょにされたから」

 

「・・・・・・」

 

「怖い顔」

 

「あと、鼻血出てる」

 

「器用」

 

「・・・大丈夫?」

 

「――大丈夫です。ええ。大丈夫です。私は」

 

「そう・・・(無関心)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやぁ・・・ゆかりんとの会話は、強敵でしたね・・・(ガチ)。ぶっちゃけ、殴り合うより数段肝が冷えた気がします。あ~冷えてるか~?大丈夫ッすよ、バッチェ~冷えてますよ(肝)

 

さて、証拠資料を回収して、ようやく研究所から脱出できました。倍速倍速ぅ~!

 

セイカちゃんに久々に会いに行きましょう。実際、分かれて一時間も経っていないのですが、すごく久々に会ったような気がしますね。ゆかりんとの時間が濃厚すぎたのでしょうか。まあ、ゆかりんはドロドロしてますから(愛が)。

 

セイカちゃんー!迎えに来たよー!

 

「ほもじさん!」

 

おお。顔を輝かせて、パタパタと寄ってくるセイカちゃん、いいですね!なんだか、ご主人様が帰ってきたのを喜ぶ忠犬みたいで、非常にポイントが高いですよ。私は忠犬が大好きでして(隙あらば自分語り)、一生帰ってくることのないご主人を待つ忠犬と、天国で再会してみたいものです(やべぇやつ並の感想)。

 

おおよしよし留守番よく頑張ったなぁ。怖くなかったか?

 

「ちょ、ほもじさん!?私は子どもじゃないんですよ!」

 

ほーん、言うやん。あのさぁ・・・ほもじちゃんに出会ってからセイカちゃんは、何か頼りになるようなところを見せることができましたか?

 

「うっ・・・それは、そうですけど」

 

じゃあ、貴方は私のペットですね(謎論理)。首を出せィ!(首輪着装)

 

「え、ちょ、それは・・・」

 

おっと、いけないいけない。セイカちゃんの目が、それも良いかもしれないと考え始めそうな状態です。せっかくなりかけの依存状態を解除して、メンタルを補強したのに、また変な状態に戻してしまうところでした。

 

なんか適当に会話していると、つい趣味が出てしまうのがいけませんね。

 

――嘘です。正確にはネタに走るです。ええ。私は趣味で人を忠犬にしようと目論む、やばい奴ではありませんからね。そういう皮を被ったギャグですよ、ギャグ。皮被りです(卑猥)

 

さて、セイカちゃん。冗談ですよ冗談。私たちは、《友達》でしょう?

 

「あっ・・・そうですね。そうですよ!冗談はよしてください!」

 

うんうん。とりあえず、後ろでやばい気を放ち始めているゆかりんさんをどう対処するかなー。嫉妬ですか?ゆかりん(ストレート)

 

「嫉妬?まさか!よりにもよって、私が嫉妬なんて――!」

 

ほんとぉ?

 

「―――私は・・・・・・」

 

うむ。苦悩しているゆかりんは、なんだか新鮮ですね。

 

天才であるゆかりんにとって、嫉妬という感情は、全く接点のないものだったのでしょう。初めて好意を寄せる人物ができたからこそ、欲しいものを得てしまったからこその嫉妬。なんだかゾクゾクしますね(愉悦)

 

「――そうですね。私は、もしかしたら嫉妬をしていたのかもしれない」

 

うっそだろお前。自己分析がお上手ですね、ゆかりん。もうちょっと苦悩してくれてもええんやで?

 

「ああ、なるほど。これが、人を好きになるということですか・・・」

 

ファッ!? 冗談はよしてくれ(タメ口)

 

このRTAでは恋人を誰一人として作る予定はないので、そんな告白まがいの台詞を言われると、チャートが壊れちゃぁぅ↑(既に壊れていないとは言っていない)

 

普通、こういう素直になれない一面を持ったヒロインは、自分の気持ちを自覚するのにもっと時間がかかるはずじゃないんですかね?既に粉砕されたチャートの予定では、好感度を稼ぎすぎたら好きを自覚させるのを遅らせ、告白イベントをスルーし、時間経過で逃げ切る予定なのですが・・・これは逃げ切れますか?(震え声)

 

とりあえずここは、適当に無関心そうな顔をしておきましょう。そう・・・(無関心)

 

あ。セイカちゃんがゆかりんを見て、滅茶苦茶正気度が減ってそうな顔をしている。まあ、なんだかんだいって、セイカちゃんの所属する特殊部隊を壊滅させたのはゆかりんですからね。そうもなりますか。

 

「ほもじさん、か、彼女は?」

 

おやおや。ぷるぷる震えていますね、セイカちゃん。まあ、相性が悪い組み合わせですからねぇ・・・。ここは上手くカバーしていくしかないのでしょう。

 

予定より多くの人と、この後一週間ほど過ごすことになるので、正気度管理が大変そうです(初見)

 

「結月ゆかり。さっき殴り合って、仲間になった」

 

うーん、セイカちゃんが脅えているので、なんかこう、決め顔で「大丈夫。安心して」って感じの台詞を吐けば、良い感じに収まりませんかね?

 

ん?

 

「貴方は、セイカ、というのですか?」

 

どしたのゆかりん?

 

「は、はい。そうです」

 

威圧をしているのではなく、自然と安心感を与えるような・・・温かみのある作り(・・)笑いを浮かべているゆかりん。ファッ!?いつものクールガイな(――女の子やぞ!)ゆかりんはどこに行ったんですか(困惑)

 

「不幸な出会いではありましたが、私は貴方を傷つけるつもりはありません。これから、よろしくお願いしますね、セイカさん」

 

ゆかりんがセイカちゃんに手を差しだし、握手を求めました。そりゃ悪手だろ、ゆかりん(激ウマギャグ)

 

「は、はい・・・よろしくお願いしますね?」

 

それに対して、セイカちゃんは脅えながらもちゃんと応じましたね。意外です。思ったより、心の強さが輝いていますね。セイカちゃん。

 

依存状態なら、たぶんパニックを起こしてほもじちゃんに助けを請うくらいはすると思いますが、これはきっと彼女も成長しているのでしょう。本当にこのゲームのAIは出来が良いですね。

 

それにしても・・・ゆかりんが、ねぇ・・・。

 

見たところ、ふむふむ。なるほどなるほど。

 

ゆかりんはもともと、そんなにコミュ力が高そうな印象はなかったのですが、おそらくできなかったのではなく、する必要がなかったのでしょう。

 

良くも悪くも、ほもじちゃんに好意を寄せているからこその変革ですかね。常識的に考えて、社交性のない友人というのは扱いに困るものです。

 

ゆかりんがセイカちゃんや学校にいるヒロインズと諍いを起こすとなると、当然ほもじちゃんは困りますし、場合によってはゆかりんを嫌うかもしれない。と、ゆかりんは考えているのでしょう。

 

いやぁ、中々珍しいスタイルのヤンデレですね、ゆかりん。それはまるで、愛した夫の評判を下げないために、会社の上司や周囲の人たちに愛想を振りまく良妻のごとしです。

 

・・・・・・。あれ、なんだか、すごくゆかりんが可愛く見えてきました。錯覚でしょうかね?この気持ちを確かめるために、ゆかりんを一回くらい殺してみてもいいですか?(サイコパスの発想)

 

まあ、冗談は置いておいて、ひとまずゆかりんとセイカちゃんを褒めましょう。良いことができたら、それを褒めてあげるのはとても大切なことです。これは大人になっても同じですね。

 

人を上手に褒めることが出来る人は、大抵良い印象を与えます。社会に違和感なく溶け込む上で、中々役に立つスキルです。これを応用していくと、人心誘導とか、洗脳とか、調教に・・・こほん。とにかく便利なスキルなので、人付き合いが上手くいかないコミュ障兄貴達は、機会を見て周りの人を褒めてみてはいかがでしょうか。そしたら何かが見えてくるはずです。

 

よーしよし、いいぞぉゆかりん。よく頑張ったなぁ!

 

「な、何ですかやない!?急に頭を撫でて、あっ、ああぁん・・・」

 

とぼけちゃって・・・(マジキチスマイル)。どうして褒められているのか、察してはいるんでしょうに。

 

まあ、褒められると察してやったのではないかと、誤解されるのが嫌なのでとぼけているのでしょう。ゆかりんは可愛いなぁ・・・。

 

さて、次はセイカちゃんですよー!よしよしよし、よく勇気を振り絞りましたね。精神的な成長を感じる・・・。

 

「あ、あぅ・・・えへへ、えへへへ・・・」

 

この、にへらっとした笑い方。卑屈さはあまり抜けておりませんが、媚びるような感じは消えましたね。良い傾向なんでしょうけど、なんか少しつまりませんねぇ~。もう少し面白みのある、ぶっ飛んだ方向に変化してくれないすか?

 

いやまあ冗談です。これ以上面倒な方向に人間性が壊れたら、人間関係の維持に滅茶苦茶気を遣うことになります。

 

RTAのために時間を短縮しなければいけないという使命と、面白いことがしたいという欲求。この葛藤は、常にRTA走者の中で戦い続けているのです(名言風味)

 

さてさて。ゆかりんとセイカちゃんを褒めて、気持ちよくしたところで、一つ釘を挿入しておきましょう。

 

よくできました。これから(・・・・)も、みんな(・・・)で、仲良く(・・・)してね!

 

つまるところ、喧嘩するなよ?お前ら。というわけです。実際の所、彼女たちを大げさに褒めたのはこのためですね。方向付けというか、ほもじちゃんの要望を見せるというか。喧嘩するなよ?と叱るより、仲良く出来たら褒める、といった方が角が立たないですね。これ、ハーレムルートを作る時の必須テクニックですよ。

 

といってもまあ、そもそもハーレムルートはテクニック云々より、ランダムで発生する好感度上昇系統のイベントをどれだけ多く引けるかというのが一番重要なので、テクは不要なのかもしれませんがね。

 

おっと。話が脱線してましたね。ササッ、ゆかりんセイカちゃん。車に乗ってください。学校へ行きますよ~。

 

あ。帰りに服屋に寄っていきますか。いつまでも下着がないのはキツイっす。ブラがないと胸が滅茶苦茶揺れるので、身体の動かし方に少し気を配らなくてはいけなくなるんですよね。いやぁ、おっぱいがあるって不便ですよね~。その点ゆかりんは便利そうですよね(煽り)。装甲が薄いので、機動力が高そうです(煽り)

 

まあ、胸の揺れは、体術的な何かで何とかなるっちゃなるのですが、集中力を上げて五感を研ぎ澄ませると、些細な刺激でもとても敏感になりますからね(感度3000倍)。戦いの時にあんまり動いてこすれると、

 

ビンビンビンビンビンビンビンビンビンビンビンビンビンビンビンビン

 

チクッ

ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛アッ・・・

 

アーイク・・・チーン(鐘の音)

 

となってしまいます。何、訳が分からないよ?創造力がない兄貴達ですねぇ・・・。つまり、おっぱい幹事長というわけです。

 

まあ、冗談ですが。実際触覚を研ぎ澄ますことはできても、別に視覚でも聴覚でも予測でも勘でも戦いはできますからね。色々とデメリットの多い女性の身で、そういったことはあまりしない方が健全でしょう(ノーパンで健全を語る痴女)

 

とにかく、実際の所下着がないと色々と落ち着かないので、一度服屋に寄っていきましょう。

 

今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 

次回もまた見てね。

 

 




書いてて、まさかゆうさく注意喚起ネタをそのまま使えるシーンが来るとは思いませんでした。
割とノリで書いているので、なんか気づいたらゆかりんがひどいヤンデレになっていたり、唐突に走者ニキネキが自分語りを始めたりと、書いてる私自身もなんだか楽しくなってきます。


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16話

ヤンデレゆかりんは、底が見えないほもじちゃんだからこそ、セイカちゃんとも仲良くしようとするスタンスですが、もしほもじちゃんがただ強いだけの馬鹿であったりしたら・・・たぶん、いつの間にか他のヒロイン候補たちは不慮の事故で皆殺しにされるでしょう。
ヤンデレゆかりんの恐ろしいところは、ヤンデレあるあるの監禁をする→相手の気持ちを無視してそんなことをしたら、嫌われるに決まってるだろ、いい加減にしろ!と考えられる冷静さを持っているところです。しかしヤンデレ特有の情熱は決して消えてはいないので、気づいたら張り巡らされた糸に絡まれて・・・といった感じでしょうか。まあ、そんな企みを余裕で粉砕する、頭のおかしい走者がいるんですけどね。

あ、今回最後にほもじちゃんの中の人が出てくるので、楽しみにしてください?本格的に進行する気はないですが、今回の話は、ヒーロー&ヒロインルートのはじめの一歩的な一面を持ちます。


会話イベントの起こし過ぎで、多分ロスが半端なくなっているRTA、はーじまーるよー!

 

はい。前回から引き続いて、車を運転して服屋さんへ向かいましょう。

 

さて、移動中は暇なので、何か解説でもしましょうか。

 

では、最近このシリーズがやべえやつのやべえ動画ということで人気になったおかげか、このゲームをやったことがない初見兄貴姉貴たちが増えているようなので、キャラクターのステータスについて解説しましょうか。

 

このゲームのステータスは、マスクデータを除くと、主要なステは、体力、筋力、敏捷、知力、魅力、コミュ力の6つになります。コミュ力だけ浮いてる?うんまあ・・・そうね。開発のセンスが、う、羽毛・・・(レベル)なので、多少はね?

 

各ステータスについて説明していきますね。

 

まず、体力は主に持久力、身体の免疫(毒や病気、ウイルスなどに対する耐性)、Hウイルスに覚醒してからは自己再生能力などが関係してきます。

 

防御力は関係ないのかって?(関係)ないです。むしろそれは筋力が関係してきますね。

 

次に、筋力はその名の通り筋力です。これが上がると、力が強化されます。一応筋力が強化されると、走るのなども早くなりますので、素早さも強化されると考えて良いでしょう。更に筋力が強化されると、筋肉がカチカチになるので、防御力も上がります。

 

つまるところ、近接戦闘で肉弾戦をするというのなら、筋力がおそらく最も重要なステータスになりますね。これ一つで攻撃、素早さ、防御が上がるので、最も優先的に上がって欲しいステータスでしょう。

 

次は、敏捷です。これは字面とは少し違って、このステータスを上げると体感速度が向上します。どういうことかというと、1秒を2秒に感じたりするということですね。

 

これは戦闘をするキャラクターなら、必須のステータスになるでしょう。先ほどゆかりんと戦闘した際にあったように、滅茶苦茶早い攻撃がばんばん飛び交うのがこのゲームの中盤、終盤の特徴でもあるので、これを上げないとまず戦闘速度についていけません。ヤムチャ視点というか、完全にお荷物になります。

 

まあ、私みたいに、体感速度が向上した時の感覚を覚えて、自力で体感速度が上がった状態を再現できるようになれば、特に必要のないステータスでもあるんですがね。でもまあ、オートで作業をする際にも力を発揮するステータスでもあるので、意外とこのRTAでも需要があるステですね。

 

知力は主に生産方面で力を発揮するステータスですね。作成した物の品質、作成する速度、そもそも作成するために一定の知力が要求される――まあ、物作りをする際の、根幹を成すステータスでしょう。

 

あと、このゲームの生産要素は、手作業で製作できるのが大半ですが、爆薬や武器など、現実で実際に作られるとちょっと困るような物を製作する時は、ステータスを参照にして、自動製作で物がクラフトされます。また、物を作る時なら、オート制作はどんな場面でも使えるので、手先が不器用な方でも生産職プレイを楽しむことが出来る仕様になっておりますね。

 

まあ、ともかく、非戦闘員系のキャラなら、絶対に欲しいステータスであるでしょう。あと、イベントのフラグや会話イベントなどにもこの知力が関わってくるシーンがいくつかありますね。だいたい知力がないとアカン方向に行くのが大半なので、実はストーリー攻略でもそこそこに重要になってくるステータスでもあります。

 

次に、魅力です。魅力は主にイベント関連の出来事や、対話をした際に与える印象に影響を与えます。では実際どのようなことが起きてくるのかというと、純粋に信頼値や好感度、恋愛値が上がりやすくなり、会話イベントなどでも良好な反応を得やすくなるということですね。

 

会話イベントで良好な反応?と疑問に思う視聴者兄貴姉貴達がいると思いますが、同じ言葉を発しても魅力が違うだけでだいぶ反応が変わります。そこはまあ、リアルと同じ仕様ですね。イケメンの兄ちゃんに「君可愛いね」と言われたら、一般的な女の子はきゅんきゅんすると思いますが、ハゲデブ親父に同じく「君可愛いね」と言われたら、それはただの事案です。

 

現実の人間と同等のAIを採用するということは、何も良いことばかりではないということですね。このゲームの会話イベントが選択肢式になった原因でもあるらしいですからね。

 

知ってますか皆さん?このゲームのヒロインにリアルの人間と同等の思考力や感情を持つAIを使用した結果、テストプレイでヒロインズとまともに結ばれてエンディングまで行けたことが、非常に少なくなったらしいですよ。

 

流石にゲームの売りの一つである恋愛要素が、リアルコミュ力が試される鬼門と化すのは、商業的にまずいということでテコ入れされた結果が、この選択肢方式の会話イベントというわけですね。

 

さて、最後にコミュ力ですね。これは会話イベント全般に影響するステータスです。これが高いと、会話イベントの際に社交的で安定的な選択肢が多くなり、会話内容もかなり変わってきますね。ここら辺は本当にリアルパイセンと同じ仕様です。

 

色々とステータスの解説をしてきましたが、ついでにほもじちゃんのステータス成長傾向を説明しておきましょう。

 

私はほもじちゃんのキャラを使ってかなり周回しているのですが、そこら辺の統計からほもじちゃんのステータスの成長傾向は主に下記のようになります。

 

 

体力:10%

筋力:7%

敏捷:28%

知力:44%

魅力:10%

コミュ力:1%

 

 

基本的に、どのキャラクターでも魅力とコミュ力が伸びる確率は他の4つのステータスに比べると低いのですが、ほもじちゃんというキャラクターは非常に魅力が伸びやすい稀有なキャラクターというわけですね。

 

他に適当に心理テストをやったキャラクターの場合は、だいたい魅力の比率は2~5%くらいでしたかね。どうして魅力やコミュ力の伸びが他のステに比べて低いのかというと、普通のプレイヤーはそこばかり上がってしまったら生き残れないからだと思います。こういった配慮は、ある意味開発の優しさなのかもしれません。

 

お。そろそろ服屋さんにつきますね。大型の服屋さんですが、ここは多くの衣服がある反面、少し他の生存者に絡まれやすい場所でもあります。スーパー、コンビニ、ホームマーケットほど遭遇率が高いという訳ではありませんが、RTA的には少しリスクが高い場所でもあります。

 

そして遭遇する生存者の中で、一番厄介なのは善良な生存者の一団ですかね。セイカちゃんやゆかりんが同行していなければサクッと皆殺しにするのが一番早いですが、彼女たちの前でそんなことをしてしまうと、少々人間関係に不和ができます。

 

まあ、ゆかりんはそんなに信頼値などは下がらなさそうですが、セイカちゃんは結構やばめですかね。なので、善良な一般市民がいた場合は、ロスになりますが適当にやり過ごしましょう。ほもじちゃんの現状の魅力だと、まともに対面したら絶対面倒なことになります。善人は殺してはいけない分、悪人より扱いが面倒ですねぇ・・・。

 

もし悪人の集団がいたら?それはもう、邪剣『夜』、逝きましょうね~?ですよ。サイコパスは殺人を犯しても、正気度が下がらないのは本当に便利ですね~。RTAのみならず、特殊プレイをする時にも大括約です。歪みねぇな♂(歪みまくってるんだよなぁ・・・)

 

さてさて、着きました。気配は・・・ふむ。数人の集団ですか。おっ。これは運が良いですね。私の勘がここにいるのは悪人だと言っています。なんかこう、悪い奴の気が出ていますね(ドラゴンボール並感)。

 

――良いことを思いつきました。ちょっとここらで、セイカちゃんをからかって遊びたいと思います。RTA・・・?知らない子ですね(大暴走)

 

まあ、実際の所は、セイカちゃんに関してだけデータが少なすぎるので、この後安定した正気度管理を行うために、色々と実験しておきたいんですよね。

 

「やない」

 

おっと、ゆかりんが視線でこの建物に人がいるぞ的なことを伝えてきましたね。とりあえず頷いて、刀をとんとんと触って返事をしておきましょう。和訳すると、知ってる、いざとなったらこれでコロコロする。という感じです。

 

はい。普通にゆかりんが了承した。といったように頷きましたね。コミュニケーション成立です。コミュ力低いくせに、意外とゆかりんとはこういった意思疎通が簡単にできますねぇ。これは多分、先ほどの闘いでお互いの理解が深まったのと、ゆかりんがとても賢いので、ほもじちゃんの足りない言葉をしっかり察してくれるのでしょう。これこそ食通だな!(意味不明)

 

ではでは、服屋さんの中に入っていきましょう。はえ^~すっごい大きい・・・(服屋)。これは・・・ユニ○ロか何か?(無知)

 

うちの近所には、服屋と言えば車で30分くらいいったとこにあるし○むらくらいしかない田舎なので、こういう洒落てるお店にはあまり立ち寄らないですね・・・(隙あらば自分語り)。おっと、田舎を馬鹿にしてはいけませんよ?猪とかクマとか、美味しい食材がよく歩いてくるんです。いい素材やこれは・・・。やっぱ・・・大自然の・・・新鮮な食材を・・・最高やな!(ジビエ)

 

さて、服屋さんの中に・・・電気はまだ通っているらしいので、普通にドアが開きますね。お、開いてんじゃ~ん(自動ドア)

 

「誰だお前らはッ!」

 

おっと。ここで銃を構えたモブの登場ですね。銃は・・・普通の警官が持っている小さいやつです。数は3人いますね。3人は、どういう集まりなんだっけ?アメフト部?

 

「お・・・?へ、へへへ、すっげぇ美人だなぁ姉ちゃんたち。俺らにもようやくツキが回ってきたな」

 

お前らノンケかよ!?(常識)

 

まったく・・・もしこいつらがホモなら、ゆかりん以外たぶん見向きもされなかったというのに。やっぱりノンケは強姦魔で、卑劣な犯罪者ですね。もっとホモを見習って、どうぞ。うーん・・・いや、そういえば野獣先輩(ほも)って、後輩を昏睡レイプしていましたね。(淫夢シリーズを思い出しつつ)――というかホモって屑ばかりじゃないですか。やっぱ人類ってダメみたいですね(深刻な冤罪)

 

さて、とりあえず彼らにはツキが回ってきたらしいので、突きをお見舞いしてあげることにしましょう。

 

では、悪い子はおしおきだどー。

 

予備動作なく、技の入りを一切感じさせずに跳躍。からの抜刀、そして――

 

 

――ガトチュ石鹸スタイル!

 

 

Foo↑ 一人殺りましたね。では間を置かずに次です。

 

 

――ガトチュパンツスタイル!(ノーパン)

 

 

殺ったぜ☆ 二人目も始末しました。

 

「え。あ、あれ・・・?」

 

何かを感じ取ったのか、三人目が何か言っていますね。ふむふむ。それが貴方の最期の言葉ですか。実にやられ役に相応しい、モブモブしい遺言ですね。

 

 

言った側からまた油断 (言っていない)

 

馬鹿は死ななきゃ直らない みつを

 

――ガトチュエロスタイル!!

 

 

ふう・・・。刀を鞘へ納めて、工事完了です。一拍遅れて、ノンケ達の首から血が噴水のごとく飛び出します。はは、なんか芸術的・・・(うっとり)

 

そして、ノンケたちがドシャリと倒れました。うーん、実に良い演出ですね。

 

――気に入ってくれましたか。セイカちゃん?

 

さて、ここで言ってやりましょう。セイカちゃんのメンタル実験です(本番で思いつきを試すRTA走者の屑)。

 

――怖いか人間よ!! 己の非力を嘆くが良い!!(魚頭)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

血しぶきが床を赤く染める。そんな最中。

 

「京町セイカ」

 

その声は、私の魂を掴むようで。

 

ただ、ほもじさんは私を静かに見つめていた。

 

「――怖い?」

 

問いかけられた。その言葉と共に、ほもじさんから凄まじい圧力が放たれた。

 

まるで何か大きな怪物に背中を踏まれるような、呼吸も出来ないような。

 

ほもじさんは私を見つめている。ただ、静かに。

 

その目を見て、私の意識は吸い込まれる。

 

暗い。暗い。底なしの穴。

 

深海。ただ大きく、深い何かを覗き込むような。それはきっと、正しく深淵であった。

 

これが。

 

これが、ほもじさんなのか。

 

こんな。こんなものが。

 

もはや、ほもじさんが人をあっさりと殺した衝撃は、彼方遠くへ消し飛んでいた。

 

そうだろう。これがほもじさんであるというのなら、人の命など、彼女にとっては些細なことなのだと思う。

 

私は。

 

私は、ほもじさんが、こわい。

 

認めると、その恐怖はさらに身体の奥まで染み渡っていった。

 

震える。私は、友達であると言ってくれた彼女のことが、怖かった。

 

「はぁ、はぁ・・・」

 

乱れる呼吸を止めることはできない。震える身体を卸すことはできない。

 

こわい。こわい。

 

そして、私はほもじさんから目を背けた。

 

視線が下がった。私は床を見る。

 

視界からほもじさんを外し、僅かに重圧から免れたからだろうか。

 

そこで、私は過去を思い出した。

 

『よし』

 

ああ。彼女は頷いていたのだ。

 

『お互いの名前を知った。ならば、きっと、私たちは友だ』

 

きっと、彼女は満足げに言ってくれたのだ。その言葉を。

 

 

 

 

――友よ。私たちは対等だ

 

 

 

 

「ふ、ふふっ、ふっ、ふふ」

 

笑い声は歪でも。

 

声は震えていても。

 

心は脅えていても。

 

それでも、私は立ち上がった。

 

「友達を、試すのは・・・性が悪いですよ、ほもじさん・・・ッ」

 

ああ。きっと貴方は怖いのだろう。私には理解できない、深い深い何かを抱えているのかも知れない。

 

でも。

 

私は優しい貴方を知っている。

 

私は強き貴方を知っている。

 

私は美しい貴方を知っている。

 

だから、私は言える。

 

 

 

「怖いけど、こわくないですよ。ほもじさん」

 

 

 

貴方という高みに近づくために。貴方の力にいつかなるために。

 

私は、ここでへこたれてはいけないでしょう?

 

だから、強がりでも言います。私たちは友達でしょう。だから。

 

貴方のことは、こわくないと。

 

そう言うと、彼女は笑った。

 

「あ・・・」

 

その笑顔に、私は心の全てを奪われた。

 

身体が火照り、心は燃え上がり、己の全てが彼女に熱をあげた。

 

深淵の中にある、美しき光。

 

私は彼女の笑顔に、そんな幻を見出したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よーしよしよしよしよしよし!凄いぞセイカちゃん!!なんかもう、メンタル弱々なクソザコセイカちゃんなんてなかったんや!

 

偉いぞ偉いぞーよーしよしよし(抱きつきナデナデ)

 

とりあえず。セイカちゃんの精神がどんな感じなのかは、先ほどの圧迫面接時にだいたい分かりました。深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ・・・という感じです(意味不明)

 

良い子良い子。よく頑張ったねー素晴らしい勇気でしたー。

 

さて(豹変)。用も済んだので、さっさと服をゲットして学校へ行きましょう。ゾンビたちはモブどもが始末してくれたのか、死体はあれども気配はしませんので、セイカちゃんとゆかりんは放置です。

 

「必要なもの、各自調達。着替えてくる」

 

相変わらず分かりづらい言葉ですね・・・。コミュ力が1上がっても、体感的には誤差の範囲でしょうか。

 

ではでは、お着替えタイムの時間です(――音声だけでお楽しみください――)。まずは下着を調達して、着装!ふう・・・ほもじちゃんの操作時間が多いと、ブラジャーを付けている方が落ち着いてしまいますね(深刻な精神汚染)。胸にかけて!胸に!(ブラジャー)

 

パンツ・・・女性の下着はショーツっていうんでしたっけ?(無知)

 

とりあえずパンツも履きましょう。ブリーフもいいんですけど、ふたいたいはボクサー型の・・・こほん。普通にショーツを履きます。セクハラ対策ですが、色は黒です(威風堂々)。色を聞かれる前に色を答えることで、セクハラを予防するスタイルです。

 

なぜ黒かというと、黒が格好良い色だからです(中二並感)。皆さんもありませんか?小学生の頃は赤とかが好きだったけど、ラノベを読み始めた中学生からは、一番好きな色は黒になっていたとか。

 

まあ、私はありませんが。速度を考慮して適当に取った下着が、黒だっただけです。

 

さて、服装ですが。適当に持ってきたこのYシャツとスラックスにします。スカートは視聴者諸君を考慮して、編集に気を遣わなければいけなくなるのでキャンセルです。激しく動き回っていると、パンチラ防止の編集が面倒なんですよこれが。

 

え?堂々と見せればいい?

 

やだよ(即答)

 

何で見る必要なんかあるんですか(正論)

 

というわけで、お着替え完了。見てください、スタイリッシュな感じのほもじちゃんですよ。ついでに先ほど調達したゴムで、髪もまとめておきましょう。私ほど体術を極めると髪の動きも一つの駆け引きの要素として動かすことができますが、縛っておいた方が普通に戦いやすいです。

 

さて、ついでに学校のヒロインズの下着も適当に持ち帰ってあげましょう。天文部の部室には洗濯機もあるので、彼女たちの服は制服とジャージの着回しで何とかなりますが、流石に学校に予備の下着を持ち込んでいる人はいません。つまり一時的に、ノーパン!ここ天国!という状況になる時間があるんですよ。

 

という意味で、下着を持って行くと、彼女たちにとても喜ばれるわけですね。とても良い好感度の稼ぎ所さんです。ノーパンしゃぶしゃぶ(意味不明)も魅力的ですが、これはRTAなので、趣味に走らず手堅く行きたいところです(ほんとぉ?)

 

さてさて。籠に下着を詰め込んで、任務完了。セイカちゃん、ゆかりんおひさー!

 

「あ。ほもじさん。その格好、似合いますね」

 

ありがとナス!気恥ずかしいので(人間アピール)、ぶち殺してもいいですか?(サイコアピール) まあ、冗談ですが。

 

とりあえずセイカちゃんに上着を返却しましょう。洗って返す?

 

「いえ、いいですよ!私は気にしません」

 

ほうほう。洗わなくていいのですか。私はこういう時は、絶対に洗って欲しい派なんですけどね(隙自語)

 

それと、私は耳が良いので、心臓の鼓動がしっかりと聞こえます。なのでセイカちゃん、あんた――いえ。ここは黙っておきましょう。乙女への気遣いです。

 

さて、ゆかりん。さっきから黙ったままじっーとしてるけど何かあったんですか?もう学校に行きますよ。

 

「やない・・・いえ、何でもないです。行きましょうか」

 

ほむほむ。どうやら考え事をしていたらしいですが・・・中々面白いことを考えていそうですね。ゆかりんから、ヤンデレ特有の嫉妬オーラを感じません。つまり、先ほどのセイカちゃんとの一幕に対して、ヤンデレの嫉妬以上に、何か別の気がかりなことがあったということでしょうか。

 

ほーん。ほうほう。なるほどなるほど。ぜんぜんわからん(無能)

 

いや、正直、私が知っているゆかりんは闘いの時のゆかりんですからね。恋心が絡んだ時のゆかりんの思考パターンは、まだまだ情報収集の段階なのです。なので、んにゃぴ・・・よくわかんないです。

 

さて、今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 

次回もまた見てね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある田舎の風景。

 

和風の古い屋敷。その縁側に、とある一人の人物がいた。

 

容姿は・・・非常に美しい。その人物の容貌を、もし美しさを探究する芸術家が見ることができたら、泣いてその出会いに大きな感謝をするだろう。

 

その人物の姿は、とても幼い。おおよそ10歳ほどだろうか。未成熟故に、一目見て男性とも女性とも判別できない、中性的な容姿であった。

 

鼻歌が響く(神社)。その歌は聞いた者の心の全てを掴むような、魔性のごとき魅力を孕んだ美しき音色であった(神社)。

 

その声は、この年頃の少年としては少々高く、少女にしては少々低い。これもまた中性的であり、その人物の性別をより不確かなものにさせた。

 

その人物の性別は・・・あらゆる全てにおいて中性的であり、神がかった奇跡的なバランスを保っていた。もはや衣服を剥ぐことでしか、その人物の性別を確かにすることはできないだろう。もしその人物の性別を定めるものがあるとするならば、その人物にどちらかの性別であって欲しいという願望だろう。

 

つまり、その人物に少年であって欲しいと思うのなら、その心理的効果によってその人物は少年に見えるだろうし、その逆もまたしかりであった。

 

まあ、一応、無粋なことを言うなら、戸籍にも真実は記されているのだろうが。

 

「~~♪」

 

その人物が鼻歌を歌っていると、どこからか鳥が飛んできて、その人物の頭に止まった。

 

「おや、今晩の晩ご飯希望ですか?」

 

その鳥はすぐさま飛び立っていった。

 

その様子を見て、ほーんと無関心そうに声をあげて、その人物は近くにあった湯飲みを手に取り、中のお茶を飲んだ。

 

「ぷはー」

 

そして、一服。

 

「今日もいいペンキ☆」

 

あいにく、今日の天気は今にも雨が降りそうな曇りであった。

 




ほもじちゃんの中の人について妄想してたら、いつの間にかクトルゥフ的神話生物じみたナニカになりました。クトルゥフTRPGで出てきたら、APPが素で18になるので、絶対にニャルの化身か何かだと思われます。

といっても、ニャル的な何かがクッキー☆ごっこをしているのも、かなりシュールなのですが。

さて、今回も出てきました。るろ剣空耳シリーズ。ガトチュエロスタイル!!がよく分からない人は、各国の悪即断を検証してみる、を見てみましょう。


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17話

すいません。ゲームしてたらいつの間にか結構な投稿期間が空いていました。パワプロアプリ、石たくさん配っているので復帰して遊んでたのですが・・・面白いんだな、これが。

それはともかく、ゆかりんの胸いじりネタだけやけに豊富に浮かんでくる不具合。すまねえ、すまねぇ。


そして物語は闘争から日常へ。そろそろ中盤に入り始めるRTA、はーじまーるよー!

 

はい。では前回から引き続いて。衣服を調達したので、学校へ帰ろうと思います。

 

再び退屈な車での移動時間に移るので、その間に、これから重要になっていくスキルシステムの解説をしようと思います。

 

まず、スキルはレベルアップするたび、スキルの習得に必要なスキルポイント1つもらえるのですが、このポイントを消費してスキルを習得できます。

 

消費するスキルポイントは、習得に1ポイント。スキルのレベルアップに1ポイントですね。

 

だいたいスキルレベルの上限は、スキルによりけりですが、3か5です。そしてスキルレベルが3と5になると、新たなスキルが解放されることになります。

 

例えば、《剣術》スキルを3まで上げると、《斬鉄》スキルが解放されます。《斬鉄》スキルはクリティカル判定で攻撃を当てると、その物質の硬度にかかわらず物質を両断できる。つまりどういうことかというと、木刀で鉄を両断できるようになったりするわけですね。

 

実際、硬度の差が激しいほど、クリティカル判定もシビアになるので、一般人がまともに運用したかったら、《斬鉄》のスキルレベルが3くらいでないと使い物にならないのではないでしょうか?ついでですが、《斬鉄》スキルのレベル上限は5までありますね。

 

ついでですが、《剣術》スキルを5まで上げると、《剣豪》スキルが解放されます。《剣術》スキルを上昇させると、初心者でもお手軽に達人のような斬撃が放てるシステムアシストが追加されていくのですが、《剣豪》はこのシステムアシストがとても良い感じになります。あと、刀剣を使う時に敏捷ステに補正がかかるとかでしたかね。

 

といってもまあ、私のようなリアル達人からすれば、システムアシストの剣術なんて下手くそ過ぎて、自分で動かした方がよっぽど上手に出来るんですけどね。このゲームを周回しまくっている兄貴達なら、同じような現象が起きているのではないでしょうか。

 

実際の所、自分でシステムアシストの動きを再現できるようになるくらいやりこめば、習得する必要のないスキルは多くあります。《斬鉄》はともかく、《剣術》と《剣豪》スキルは完全に要らない子ですね。

 

さて、このスキルの説明をしたところで、今後の進行方針と絡めて取得予定のスキルを紹介していくのですが・・・。

 

まず始めに言ってしまうと、ゆかりんが仲間になったせいで予定のチャート、スキル構成がまったく不要になりました。チャート壊れる・・・壊れた!(完了)

 

こんなもの・・・!こんな!手作りチャートなんて!!こんな・・・う・・・ううう・・・壊れちゃった・・・私のチャート・・・。

 

さて。本来、この後学校に帰った後にすることは、ヒロインズの正気度管理をしながら、ゆかりんの派遣する強化ゾンビを撃退する。なので、そのために拠点の要塞化を進める方針だったのですが、ゆかりんが仲間になったせいでこれらが全て不要になったんですよね。

 

ゆかりんが仲間になったことで、急に変わりのボスが登場するならまだしも、少なくともこのゲームの世界観、設定を考えると中盤・・・言い換えると、研究所編前までなら、ゆかりんの代わりになるような、備えをしなければいけない敵が出現することは考えにくいでしょう。

 

基本的に強化ゾンビ含む、あらゆる全てのゾンビはゆかりんの統制下にあります。ゆかりんはそういったゾンビ達の女王的な存在でもありますからね。

 

よほど何か、特別な執着(・・・・・)でもない限り、ゆかりんの命令を無視してゾンビがこちらに襲いかかってくることはないでしょう。ガハハ、勝ったな!風呂入ってくる。その後は田んぼの様子でも見てきますかね。

 

というわけで、バリケードや罠をたくさん仕掛けて、爆薬を量産するようなガチ防衛はしなくていいため、工作・生産関係のスキルに振るはずだったスキルポイントが大量に余るんですよね・・・。つまり、チャートはキャンセルだ。

 

今更ながら、ゆかりんのせいで完全にチャートが壊れてますね。つまり、妖怪のせいなのね。妖怪ぬりかべ(ゆかりん)

 

うん。

 

キュピッ ふざけんな!(声だけ迫真)

 

見ろよこの無残な姿をよぉなぁ!(チャート)

 

あったまきた・・・(冷静)もう許せるぞオイ!!(どっちだよ)

 

・・・・・・実際、どうしたものですかねぇ。KEN、どうにかしろ(震え声)

 

KENって誰だよ(錯乱)

 

――走者チャート再構築中。

 

はい。この時、車を運転しながらチャートを練り直していたのですが、一応方針としては、料理や歌、マッサージなどのスキルを習得して、みんなの正気度管理をより安定的に行うことにしますね(走りながらチャートを考えるRTA走者の屑)

 

一応、一週間後に救助されるという指針があれば、正気度の減りはかなり抑えられるのですが、葵ちゃんの件もあるので、念には念を入れて安定を取ることにします。

 

RTAは、タイマーを作動させて、レギュレーションを守ってエンディングまでいけば、RTAだと言い張れます(問題発言)。だから、完走することが大事なのです。

 

さて、そろそろ学校に到着しますね。学校に到着したら、まずはヒロインズの気配を探り、彼女たちが何をしているか推測します。

 

ここら辺のヒロインズの行動で、最も理想的なのはまったりしていてくれることですね。旧チャートならバリケード建築をしていてくれるのが最良ですが、現状の進行ならその必要もないでしょう。

 

彼女たちの精神状態によって、主人公が指示しない時の行動は大きく変わってくるのですが、おそらく葵ちゃんというマイナスオーラをまき散らしている人物と、それを気遣う茜ちゃん、それらを取り巻くその他ヒロインの特徴を考えると・・・。

 

んにゃぴ、よくわかんないです(無能)

 

待ってください。はーつっかえ、などとコメントするせっかち兄貴達は落ち着いてください。実際の所、今回はかなりヒロインズの好感度測定が難しくなっているのです。なので、ほもじちゃんがヒロイン達のAIの思考にどのような影響を与えているのか測り切れてないんですよ。

 

今回のほもじちゃんは魅力の上がるペースが異常過ぎるので、ヒロインズと顔を合わせる度に、魅力が上がっているほもじちゃん!という意味不明な構図なんです。それ故に、そういった反応がヒロインズのAIにどう影響するか、全く前例がない状況なんですよね。

 

なので、今回お留守番をしていた彼女たちの状況は、かなり謎に満ちています。基本的に、一生懸命な姿勢をほもじちゃんは見せているので、ほもじちゃんへの好感度が高い場合は、奮起して、かなり実用的なことをするはずですが・・・。

 

例を挙げると、バリケードの構築であったり、有用物資の集積であったり、校内の死体撤去であったりと、それらは多岐に渡ります。一番やって欲しくないのは死体の撤去ですね。ヒロインズの感性は一般的なので、やると滅茶苦茶正気度が下がります。しかも死体は重たいので、かなり疲労も溜まります。

 

現状、Bオーラを持っているゆかりんに死体撤去をやらせるのが一番早いと思うので、ヒロインズがそれらの作業をするのは効率が悪いわ、正気度が下がるわでとても大変です。

 

厄介なのは、好感度が高くて熱心だと、むしろそれを進んでやろうとするんですよね。死体の片付けという、一般的にも嫌だと思うことだからこそ、それをやるのはポイントが高い。そんな感じなのでしょうか。たぶん茜ちゃん辺りは、身体能力の上昇も相まって、かなり積極的にやりそうな気がします。(死体撤去)やりますねぇ!

 

そんなことしなくていいから(良心)

 

さて、学校へ到着しました。

 

気配は・・・ふむ、二人一組で行動しているようですね。茜ちゃんと葵ちゃんペア、東北姉妹ペア、マキマキとあかりちゃんペアですか。まあ、割とよくあるペア構成ですね。

 

今はひとまず物資を運び込みますか。ゆかりん、Bオーラで一気にこの大量の物資を運んでくれよな~頼むよ~。

 

「そうですね。私が運ぶのが一番早いでしょう」

 

おう。Bオーラがゆかりんのパーカーからにゅるっと出てきましたね。そのまま物資を絡め取って、屋上までふわふわしています。すっげぇ・・・(時短が)かなりヤバイ。

 

ではでは、学校中にいるヒロインズに会いに行きますかね。あっ、おい待てぃ(江戸っ子)。ゆかりんに一つ、聞いておくことがあるんでした。

 

「何ですか?」

 

ゆかりんは、ヒロインズに自分がこの事件に携わったことを伝えるんですか?

 

「・・・・・・」

 

実際、色々と不安が大きいですよね。この案件は。ゆかりんが伝えるなら、基本善人ヒロインとはいえど、マイナスの感情を持つことは免れないと思いますし、伝えないにしても、割と善良な(さが)を持つゆかりんだと、結構気に病みそうですし。

 

恋愛関係のイベントは、やはりこういったことがあるから厄介ですね。他のヒロインズの攻略シナリオもそうですが、こういう爆弾を放置したままにすると、いつの間にかヒロインがコミュニティーから抜け出したり、自殺したりと、Badエンドになることが多いです。

 

初見プレイなので、この選択をどうするのかは、少し慎重にやらないといけないと思います(RTA・・・?)

 

「やないは、どうしたらいいと思いますか・・・?」

 

おっとぉ・・・!(ねっとり)

 

これはこれはこれは。いやぁ、良いですねぇ・・・。情けなく、縋るような視線。弱々しい表情。まったく、自称天才のくせに、恥ずかしくないんですかぁ?(歓喜)

 

いやはや、本当に。さっきまで孤高の天才オーラがばりばり出ていたくせに、ここまで堕ちているとは・・・。

 

①話した方がいい。

②黙っていよう。

 

選択肢。ふむふむ、これは、迷わず①です。どうして?それは、マキマキ辺りならゆかりんを虐めてくれそうですから、ですかね。いや、おそらく顕在化するかはともかく、ゆかりんがこの事件を主導したと勘違いされたら、みんな、内心に大きな負の感情を抱くと思います。

 

ゆかりんは90%くらいほもじちゃんに心を傾けていると思いますが、それでも少しは自立的な一面があり、良識を持っています。そして、温かい彼女たちとの思い出も。

 

ゆかりんはヒロインズと交流があり、彼女らを憎からず思っていますからね。それは彼女の精神的な支柱の一つであり、人間(・・)を見限らずにいるゆかりんの最後の楔です。

 

ほもじちゃん?ああ。ゆかりんにとってほもじちゃんは人間ではなく、同類にカテゴライズされていると思いますよ。たぶん。

 

それはともかく。察しの良い視聴者兄貴達なら分かるかもしれませんが、この後、ゆかりんの罪をヒロインズに告白し、もしゆかりんが弾劾されるような流れになれば、ゆかりんは堕ちます(確信)

 

よりほもじちゃんに依存し、ゆかりんの心を100%いただくことができるでしょう。

 

ああ^~いいっすね^~!(喜色満面)

 

堕ちろ・・・堕ちろ・・・堕ちたな・・・!(素振り)

 

まあ、冗談ですが。実際の所、再走してもいいじゃないかという心構えで、無事爆弾処理が成功したらリターンが大きそうな道を選びました。ゆかりんを心の底からほもじちゃんに依存させたいという欲望は9割程度で、1割の合理性をもってこの選択をしております(お目々ぐるぐる)

 

堕ちたな・・・堕ちたな・・・(素振り)

 

おや。視聴者の皆様から、お前精神状態がおかしいよ・・・というコメントが聞こえてくるような気がしますね。

 

それは君の錯覚だよ(鏡花水月)

 

「話した方がいい」

 

話せ(流行らせ)コラ!話せ(流行らせ)コラ!

 

「結月ゆかり。ここで話さなかったら、いずれ罪悪感が貴方を蝕む」

 

ゆかりんは可愛いなぁ・・・抱きしめて良いですか?答えは聞いていない(実行)

 

「や、やない・・・?」

 

腕の中で赤くなっているゆかりんは本当に愛らしいですね。小動物的可愛さというか、クソザコ故に可愛らしいというか。天才とかウッソだろお前www(ガンダム)

 

あ、それはともかく、ゆかりんの抱き心地ですが、カッチカチやぞ!――女の子やぞ!(韻を踏む)

 

冗談です。少々盛りました。盛る胸もないですが。

 

はい。意外とゆかりん、抱きしめてみると普通に女の子していますね。胸はともかく、他の部位の肉付きは・・・スレンダー気味ではありますが、ちゃんと柔らかいです。

 

「貴方の心は強くはない。余計な気苦労は払うべき」

 

適当なことを言いながら、ゆかりんの髪を撫でてみましょう。人は弱っている時に優しくされると、神的に良い人だから・・・となります。システム的にも、正気度が低い人は好感度や恋愛値が大きく上げやすいです。なので、ゆかりんが弱みを見せている今は、目一杯甘やかしてあげましょう。

 

「私は・・・私は・・・」

 

よーしよしよし。よしよしよしよしよし。

 

「ああ・・・やない・・・」

 

・・・・・・堕ちないかなぁ?(邪心)

 

と、思いつつ、ゆかりんをリリースです。満足する前に食事を取り上げられると、より食欲が湧きますよね?つまりそういうことです(にっこり)

 

「あっ・・・」

 

物欲しそうな顔しちゃってぇ・・・。さて、行きましょうかゆかりん。大丈夫ですよ。いざとなったらほもじちゃんがいますよ。ええ、はい。ほもじちゃんがいます(助けるとは言っていない)

 

「・・・・・・ありがとうございます。やない」

 

童貞致しまして(唐突な下ネタ)。こほん。いえいえ、どういたしまして。怖いなら、手を握ってあげましょうか?

 

「くっ・・・・・・」

 

お?

 

「・・・いいえ、いいです。必要ありませんよ」

 

ちぇっ・・・つまんないですねー(邪心)

 

それはともかくとして・・・セイカちゃぁん~?物欲しそうな目をして、貴方もやって欲しいんですか?さっきからチラチラ見てただろ。

 

「あ・・・えっと、いいんですか?」

 

え、あ、うん。まあ。

 

ここは好きじゃないですが、演技力を発揮しましょう。とりあえずクスリと笑って、妖艶に。

 

「あとで」

 

とでも言っておきましょうか。

 

赤くなって、可愛いですね。セイカちゃんは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校の天文部の部室。そこでは、まるで爆弾が爆発する前のような、張り詰めた空気が漂っていた。

 

「――私がこの災害を引き起こしました」

 

結月ゆかりの発言。それは非常に端的な告白であり、あまりにも前後の事情を省いたその語り口は、聞き手に誤解を与えかねない危険なものであった。

 

当然、彼女はそのリスクを理解できないはずもなく、その発言は意図的なものであった。

 

言い訳はしない。彼女の中にある良心と、誇り高さ故に、あえて彼女はそう発言したのだ。

 

それを聞いた他の人物はみな、冗談なのではないかと考えた。しかし、結月ゆかりはそういった冗談を言う人物ではないということを知っていたということと、そして何より彼女の真剣な表情が、その淡い希望を否定した。

 

結月ゆかり。彼女の顔に、罪悪感などといったものは浮かんでいない。ただ毅然とした、弱みを見せない強き彼女がそこにあった。

 

彼女は発言と同様に、表情も意図的に毅然としたものを作っていた。それもまた彼女の性質故に。弱き自分を見せることは、ただ同情を引くだけの行為だと。

 

同情も慈悲も必要ない。ただ己の犯した罪に対して、この部屋にいる少女達が抱いた怒りを受け止めようと考えていた。

 

「嘘・・・」

 

そう呟いたのは、弦巻マキであった。

 

彼女は、結月ゆかりのことを好いていた。好いていたからこそ、ゆかりが抱く負の感情を、それが爆発する可能性を、その危うさを。彼女はおそらく誰よりも認識していた。

 

だからこそ、弦巻マキは後悔する。どうしてもっと、結月ゆかりの支えになってあげることができなかったのだと。

 

本質的に彼女が善良な人物であるから、責める方向は結月にではなく、自分自身に向く。そしてそれは、ある意味精神的余裕を持つが故の善良さでもあった。ほもじやないが安全を確保し、更に今後に向けた大量の物資でさえもまた、ほもじがそれを調達してきた。

 

だからこそ、精神的に余裕を持つ弦巻マキは、結月ゆかりを誤解することはなかった。

 

同じような理由で、東北ずん子もまた、結月ゆかりの持つ善良さを見出していたため、彼女を見誤ることはなかった。

 

東北きりたんは、そもそも結月ゆかりをよく知らなかったが、知らなかったこそ、ひとまず静観しようという、一歩引いた対応を取ることにした。

 

反面、真っ先に内心に大きな負の感情を抱いたのは、紲星あかりであった。

 

彼女はこの惨劇が起こった際に、親しかった護衛の人物たちの献身によってこの屋上まで避難することができた。

 

彼女はこの事件をもって、親しい人物を亡くしているのである。そして、校内で使えるものを集めている際に、彼女は見つけてしまった。

 

彼女の護衛を務めていた黒服の女性が、首の半分を断たれて絶命しているところを。

 

この件により、彼女の心はひどく掻き乱されていた。言い方を変えるならば、正気度が大きく低下していた。

 

そして更に言い方を変えるならば、

 

――あかりちゃんの護衛のゾンビの死体は、あかりちゃんがそれを目撃してしまうと大きく正気度を減らしてしまいます。そして殺したのがほもじちゃんだと判明すると、更に好感度も下がります。だから、死体をしっかり処分しておく必要があったんですね(白目)

 

俗に言う、メガトンコイン(ガバ)である。

 

ひとまず、ほもじやないの中の人のガバプレイによって正気度を大きく減らしていた紲星あかりは、護衛の女性の死因と結月ゆかりの罪を結びつけた。

 

紲星あかり。彼女もまた、善良な人物である。そして結月ゆかりに対しての理解も、弦巻マキや東北ずん子ほどではないにしろ、感覚的にもってはいた。

 

だからこそ、声を大きく結月を糾弾するようなことはしない。だがしかし、心の奥底に、結月ゆかりに対する負の感情を彼女はため込んでしまった。

 

もう一度述べるが、彼女は結月ゆかりを声高に弾劾するような真似はしない。だがそれは、僅かに天秤が善良さに傾いていた結果であり、もしそういった空気ができて、彼女が内心の不満を吐露しても違和感のない空間になってしまったら。もし、より彼女の善良さを保つ余裕がなくなってしまったら。

 

きっと、その感情は爆発してしまうのだろう。

 

そして同じように、心を大きくすり減らしていた琴葉葵も、結月ゆかりに対する負の感情を抱いた。

 

姉のこと。ほもじやないのこと。現状における彼女の心のストレスは、全て結月ゆかりのせいで起こったものなのだと、責任を押しつけてしまっていた。

 

結月ゆかりは賢く、観察眼も天才的に優れている。もし、結月がまともに彼女たちの様子を見てしまったら、その内心をすぐに察し、結月は心に大きな闇を抱えることになっただろう。

 

だからこそ、結月ゆかりのすぐ隣にいたほもじやないは、テーブルの下、他の人物には見えない場所で、そっと結月の手を握った。

 

(やない・・・)

 

その行動の意味を、結月は自分を励ましている、応援しているものだと考えた。そしてその一瞬。結月の意識はほもじやないへ向けられ、結果、結月は紲星あかりと琴葉葵の心を見逃すことになった。

 

そして、ほもじやないは琴葉茜が結月を見ているのではなく、自分自身を見ていることを敏感に感じ取っていた。

 

「ウチは・・・正直ゆかりさんが今回の事件を引き起こしたって言われても、よく分からないわ」

 

話し始めた琴葉茜。そしてそのタイミングと内容に、ほもじやないの中の人は読み通りだとほくそ笑む。

 

「でも、この事件が起きてから一番苦労しているのは、やないやと思うから・・・やないは、ゆかりさんに対してどう思ってるん?」

 

その瞬間、場の視線がほもじやないに集中した。そしてそれは、彼女にとって望んだ通りの結果であった。視線が全てほもじに向けられるということは、結月の視線も向いているということであり、同時に最もほもじがその場の空気を無理なく支配できるタイミングであった。

 

問われたほもじやないは、ゆっくりと用意されていたお茶を手に取り、一口飲み、そしてそれをテーブルに戻し、ふぅと一息ついた。

 

何を悠長なことをしているのか。そんな抗議の感情を、この場にいる人物の誰もが抱かないほどに。たかがお茶を飲む動作だけで、ほもじやないはこの場の人物全員の心を魅了した。

 

どこかの高貴な貴族のように、いや、むしろそれ以上に美しく、気品のある一連の動作。そしてそれとあいまった、彼女自身がもつ大きな魅力は、たかがお茶を飲むだけとはいえ、その場の人物の心を掴み、場の空気を支配するには十分だったのだ。

 

張り詰めた場の空気は、一瞬で王族の優雅なティータイムのような、どこかほのぼのとしながらも、エレガントな雰囲気に変わった。

 

そして、ゆっくりと彼女は口を開く。その言葉を、空間に染み渡らせるように。

 

 

「私は許す」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結月ゆかり・・・許せるッ!(スパイダーマッ)

 

それにしても、ほもじちゃんの魅力はすげぇ便利ですね。好感度が下がらない形で、場の空気を支配しやすいです。

 

後は、あかりちゃんと葵ちゃんのやべぇ感じを適当に対処しながら、ゆかりんの罪をみんなに許せるッ!させて、この裁判を大団円な感じに持っていくだけでしょうか。

 

裁判長!ゆかりんを見て下さいよ!こんな面白い胸してるのに悪いことできるわけないじゃないですか!

 

裁判長!彼女を見て下さい!この胸!小っちゃ過ぎィ!悪いことをする胸じゃないでしょう!(意味不明)

 

みんな、裁判なんかやめよう!馬鹿らしいよ!ラブアンドピース!平和が一番!

 

終わりっ!閉廷!…以上!皆解散!

 

さて、茶番はここまでにして、頑張って行きましょうかね・・・。

 

「私はゆかりの心を知った。その上で、情状酌量の余地があると思った」

 

実際、ゆかりんがやべぇ計画に荷担したのはとんでもない罪で、普通に有罪なのですが、まあ、別にいいよねって話です。もっとこう、ほのぼのとした百合空間が見たいのであって、こういうギスギスした空気は・・・ね?

 

可愛ければ無罪だよ、無罪!(真理)

 

「実際、貴方たちが想像しているほど、ゆかりは全ての元凶ではない」

 

てってれー!証拠資料!内容を全て見せるのはあれですが、雰囲気だけ伝われば説得力にはなります。

 

「いかにゆかりが天才的な能力を持っていようと、今回の事件のように膨大な人手と物資、技術、資金が必要なことは、ゆかりが主犯では起こせない」

 

実際のところ、主犯(トカゲの尻尾)ですので、ラスボスというよりは切り捨てられたせいで、途中から仲間になる敵の組織の幹部的なポジション?まあ、実力は裏ボスのIAちゃんよりもあるのですが。

 

「ゆかりは・・・優しい心を持っている。だからあえて、貴方たちに誤解されるようなことをいった。罪悪感に、苛まれているから」

 

本当それ。良い子ですよね、ゆかりん。

 

「信じて。貴方たちが今まで見てきた、本当のゆかりを」

 

ほもじちゃんは良いこと言うなー・・・。コミュ力低くても、知力と魅力が高いとイベントはなんか良い感じになるんですよね。その分日常会話はうんちになるのですが。

 

ウ ン チ ー コ ン グ って知ってる?(唐突)

 

さて、みんなの顔を見てみると、良い感じになっていますね。ゆかりんの罪は浄化された感じになっているでしょうか。葵ちゃんはなんかあれですが、一番迷惑をかけたほもじちゃんが許している以上、その意思に従うといった感じですかね。

 

ちょっぴり怖いのが、茜ちゃんでしたが・・・茜ちゃんの好感度、すげぇ高くなってるんですよね。ゆかりんに対してどう思うかで、自分がどう思うかじゃなくて、ほもじちゃん次第って辺りが、本当に・・・ね?変なフラグ立てると、ヤンデレ化もありえますね。気をつけておきましょう。

 

ひとまず、ほもじちゃんはゆかりんを許して欲しいという姿勢を見せたことで、だいたい良い感じになっていますね。これもほもじちゃんの魅力のおかげでしょうか。RTAには不要なクソステばっか上がっていると不運を呪っていましたが、意外と役に立つシーンもあるものですね。

 

「そっか・・・なら、ウチはええわ。こんなことがあったけど、やないと仲良くなれたから・・・正直、ウチはあまりゆかりさんを恨む気持ちは、ないんや」

 

あら^~

 

「私はっ・・・!」

 

おっと、どうしたんだいあかりちゃん。

 

「ゆかり先輩、すみません!私は、ゆかり先輩を一瞬、憎んでしまったんです・・・」

 

いや、悪くはないと思うんですけどね。私にとって都合が悪いだけで。実際どうなんでしょうね?ゆかりんが悪いんだよ。違うよ、ゆかりんは悪くないよ(どっちだよ)

 

「あかり」

 

お。ゆかりんが温かい目であかりちゃんを見ていますね。これがゆづきずですか?

 

「いいんです。私は貴方に憎まれても仕方ないことをしました。えぇ・・・憎まれてもいいと、そう思ってやっていたんです」

 

蚊帳の外。蚊帳の外・・・なんか蚊帳の外で、面白いギャグはないですかね。茅野ソト(芸名)

 

あーつまんね(自己批判)

 

(ニャーン)やることねぇなぁ~どうするよ~暇だぁ~

 

「ゆかり先輩~!」

 

あかりちゃんがゆかりんに抱きつきました。これは、胸囲の格差というやつでしょうか。そうか、これが格差社会・・・。

 

「おっと・・・まったく、どうして貴方が泣いているんですかね・・・」

 

「だってぇ・・・だってぇ・・・!」

 

みんな違って、みんないい。ひんちちもまた、一つの個性・・・。まあ、ゆかりんは壁なので貧乳ですらないのですが。いえ、可哀想なので90°おっぱいと呼んであげましょうか。

 

なんだか、周りのヒロインズも見守る姿勢に入ってますし、良い感じじゃないですか?うん、よし(適当)

 

え?ゆかりんのヤンデレ深化計画はどうしたのかって?RTA中ですよ?冗談に決まっているじゃないですか。そもそも、マキマキとずんちゃんに余裕があり過ぎましたね。彼女たちの正気度をもう少し下げておかないと、ゆかりんが闇堕ちしても友情イベントとかが発生して、せっかくの獲物を横からかっ攫われそうです。

 

まあ、仕留める時は確実に・・・ね?

 

さて、今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 

次回もまた見てね。

 




卒論があるので、1月中旬ぐらいまで失踪します。お許しください。


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18話

ただいま戻ってきたので初投稿です。


どうでもいいコミュイベントの乱発でロスが半端ないRTA、はーじまーるよー!

 

唐突ですが、投稿期間が少し空いたので前回のあらすじ!

 

裏ボスゆかりんをたらし込んで、無事学校へ帰還したほもじちゃん。しかしゆかりんルート固有の地雷っぽそうなイベントが立ちはだかるが、魅力ステのごり押しで見事に突破。チャートは既に崩壊、ゆかりんルートは初見というハンデを背負って、これから戦闘少なめの日常パートに入るのであった・・・。

 

ということでやっていきましょう。今回、ゆかりんの弾劾裁判をなんとなくほんわかした雰囲気で回避したところからです。

 

まずはですねー。茜ちゃん辺りにほもじちゃんが遠征をしていた間、学校にいたメンバーは何をしていたのか尋ねましょう。屋上へ行こうぜ・・・(部室の外)久々に・・・キレちまったよ・・・(アカネニウム欠乏症)

 

「え~っとなぁ、ウチはだいたい学校に転がっていた死体処理かな。マキさんたちは使えそうな物を集めて、ずん子さんたちはまだ少し怪我をしているから、図書室で使えそうな本を集めていたで」

 

おう・・・やっぱりやっていましたか、死体処理。見れば分かりますが、茜ちゃん顔色悪いっすねぇ。すっげぇ白くなってる、(正気度が減ってるの)はっきりわかんだね。

 

「やっぱ、死体って腐っちゃうと色々酷いことになるやろうから、死んだ皆には申し訳ないけど、ちょっと乱暴に片付けたんや」

 

――少女説明中。

 

ほうほう。窓から死体をポイって投げて、後で一階の周りに散らばった死体をリアカーで回収したと・・・。Hウイルスでかなり筋力が強化されてるといっても、朝から夕方までで、数百近い校舎に散らばった死体を片付けきるとか、茜ちゃんはRTA走者か何かかな?いや普通にすごいっすね(素)

 

感染者の死体は、基本的にめっちゃ邪魔です。サイコパスとか、死体愛好家などの特性を持たない普通のキャラが見ると、正気度がかなり下がりますし、衛生的にも悪影響を及ぼします。

 

しかも放置して死体が腐敗し出すと、その腐乱死体の周囲に空気感染(弱)のバッドステータスをまき散らします。あと、Bウイルスが混合した謎の疫病判定も。

 

空気感染(弱)は、健康値が低いキャラクターを感染状態にするおっかないバッドステータスです。主人公が引き起こされた場合はHウイルスに覚醒するだけで済みますが、主人公への好感度が低く、Hウイルス感染・発症の条件を満たしていないNPCキャラの場合は、容赦なくゾンビ化します。

 

このように、このゲームはストーリー進行などに関わるレギュラーメンバーでも、下手なプレイをするとすぐに死にます。ついでにそのせいで、ストーリーで詰む場面が結構あります。

 

このゲームはゾンビもの特有の鬱シナリオに加えて、イベント以外にプレイング次第で自然に大量の鬱展開が生み出せるので、そういったものに耐性がない人がこのゲームをプレイする場合は、Wikiなどを熟読してから始めようね!

 

そういえば初見プレイの実況者が、発狂しながら守れなかったヒロインのゾンビを殺す動画とかありましたね・・・最高に面白かったです。・・・ふむ。前言撤回です。やっぱりこういうのはWikiを見ない方がやり甲斐があると思うので、みんなも初見プレイ、しよう!(邪心)

 

さて、脱線しましたね。一応健康値についての説明をしておきましょう。この値は、単純にいえば、ウイルスや病気に対する免疫のようなものです。最大値は体力ステータス基準で設定され、充分な栄養や休息で安定した状態が保たれます。また、衛生的な環境にいるとこの値の減少を抑えることができますね。

 

減り過ぎると、軽いものだと風邪を引く程度で済みますが、重症化すると、Bウイルスと風邪の菌が合体したかなり致死性の高い疫病にかかったりもするので、健康値の維持はわりとガチで生死に直結します。あ、R18版だと、精子にも直結しますよ(下ネタ)

 

というわけでまあ、ゾンビ死体の処理は、拠点維持の観点の上では非常に重要なことなのですが、この死体を処理するのは、正直滅茶苦茶面倒です。リアルで考えてもらえれば分かると思いますが、数十キロもする人の死体を、これまた何百と存在する数を持ち運ぶのは、めっちゃ面倒です。

 

まず殺し方にもよりますが、血が飛び散っているので、持つと血で汚れますし、それを嫌がっても死体は重いので、抱きかかえるように持たないとまず重くて運べません。当然、血が胴体にぐっしょりと着きますし、腐乱死体だとなんかすげぇぐちゃぐちゃしていて臭いですし、蛆もめっちゃ湧いてきます。

 

今回の死体は死後一日も経っていないので、噴水のごとく湧いてくるウジ虫の洪水とかはないでしょうが、この学校のように自然が近い場所は、死体を放置するとウジ虫(ハエの幼虫)が滅茶苦茶湧くので、死体処理は迅速に行いましょう。また、バイオハザード発生から日数が経過するごとに、町などの衛生環境が加速度的に悪くなる・・・というか地獄絵図になるので、グロ耐性がない方、潔癖症の方などがこのゲームをやると真面目に発狂するので、プレイする時はご考慮ください。

 

ついでですが、私はこの衛生環境に慣れたせいか、リアルで部屋が汚部屋になっても全く気にならなくなりました(モラルハザード)

 

あ、そうだ。感染者の死体から湧いたウジ虫とかは、半端ねえポジ野郎なので、Hウイルス感染者以外は素手で触らないようにしましょうね。ついでに中盤以降は、感染者の死体を貪ったウジ虫が人型に結集した、このゲームでもトップレベルのトラウマクリーチャーのマガットマンくんも登場します。感染者の死体が多い場所で出没するので、町探索時などは気を付けましょうね。

 

おっと。死体語りで大分脱線しましたね。話を戻しましょう。死体のお片付けを成し遂げた茜ちゃんのメンタルは、おそらくかなりボドボドでしょう。普通にキツイっすからね。ただし、私にはとってそれは好都合です。

 

ええ、今回のチャートでは、ヒロインズの正気度回復・維持のためのスキルを習得することを決めました。だからこそ、茜ちゃんの正気度カバーをすれば、デメリットの相殺。死体処理の手間をかなり省けたことになるのです。

 

ではでは、正気度の管理の一環で、ひとまず茜ちゃんを。

 

「頑張ったね、茜」

 

ぎゅーっとハグします。ぶっちゃけ、ここで褒めすぎて味を占められると、茜ちゃんが無理をしやすくなってしまう可能性があり、それはRTA的には結構なリスクなのですが、それはともかくとして、頑張ったらしっかりと褒めてあげることは、正気度管理の観点ではとても大事なことです。

 

皆さんも想像してもらえれば分かると思いますが、心をすり減らして頑張ってやったことを、他の人にどうしてこんなことをしたんだと怒られたら、頭にきますよ~ですし、止めたくなりますよ~となりますよね。つまりそういうことです。このゲームだとNPCは頻繁に無駄なことや余計なことをしますが、そういった面倒事を寛容に受け止めるのも、ある意味このゲームをプレイする上で必要な技能でしょう。

 

「やない・・・」

 

抱きしめられた茜ちゃんが、応えるようにほもじちゃんの背中に手を回し、同じくぎゅっとしました。相思相愛ですね。これはタマリマセンワー。咲き乱れる百合の花、まさにキマシタワーの乱立。いいですねぇ・・・RTAで荒んだ走者の心の傷がどんどん癒やされていきますよ。

 

さて、少々解説しますが、今回、茜ちゃんはかなり無理をしています。死体を片付けた手腕は素晴らしいですが、逆に言えば、それほど茜ちゃんは平静からかけ離れた心理状態になっていると言えます。

 

昨日まで一般的常識を持った人物が、同じ学校の人物の死体を窓から投げるという、道徳的やばそうな行為を自分の判断で行ったのです。ええ、茜ちゃん本来の善良的な性格を踏まえて考えると、それを行ったということは、それほど覚悟が完了しているという証拠に他ならないでしょう。

 

道徳的にダメなことでも、少しでも生きることが有利になるなら、それをやってみせる。茜ちゃんの目を見ると、そういった強い意思を感じますね。

 

正直、私、結構ビックリしています。こういう非人道的な行為をできるかといった基準はキャラごとに違っていて、だいたいサバイバル日数が進むにつれて徐々に箍が外れていくのですが、茜ちゃんはヒロインズの中でもそうなるのが特に遅いキャラ。これはかなりイレギュラーです。

 

イレギュラーは、従来の経験があまり使えなくなる分、あまり好ましいものではないですが。

 

「本当に、よく頑張った・・・」

 

でもですね、そのイレギュラーの理由が・・・おそらくほもじちゃんへの想いだと考えると、本当にこう・・・。

 

胸にくるものがありますよね・・・!(大興奮)

 

茜ちゃん可愛い言って? 言え(豹変)

 

さて、少し落ち着きまして、茜ちゃんの内心を考えるに、頑張るほもじちゃんを見て、色々思うことがあったのでしょう。善良な茜ちゃんが、非人道的な手段を躊躇しないほどに。今の茜ちゃんは、だいたい覚醒茜ちゃんといってもいいですね。このように覚悟が決まっているキャラクターは、精神面でかなり強くなり、能力の成長も伸びが大きくなります。

 

まあ、数百体の死体を片付けてなお、正気度の低下が、顔色が少し悪いといった程度で済んでいるあたり、やはりかなり精神的に強くなっています。

 

つまり、メンタルケアの必要性を減らせるので、時短要素ですね!茜ちゃんは日常パートにおいて、かなり放置してもいい存在でしょう(畜生)

 

むしろこれ以上接触を多くすると、恋愛イベントがもの凄い勢いで進行してしまいます。ただでさえゆかりんルートに足を踏み込みかけて戸惑っているのに、茜ちゃんルートとのシナジーも考えなきゃいけないなんて、初見プレイでは耐えられないです。

 

初見、初見・・・まあ、再走を考えながらも、ひとまず完走しましょう。話はそこからです。

 

というわけで、初心に立ち返り、RTAに恋愛など時間の無駄なのでフヨウラ!今後は彼女の正気度を減らさない、そして避けていると思われない程度に、上手に接触を減らしていきましょう。

 

「うへへ、温かいわ・・・」

 

オォン! アォン!

 

衣服の上からとはいえ、抱きつき状態で胸をすりすりされると、少しビックリしますね。

 

ふーむ、それにしても、なんかこう。茜ちゃんからほのかに死体の香りというか、血の臭いを感じますね。

 

一応シャワーを浴びて清めたのでしょうけど、それでも死臭が落ちないほどに、こびりついた死者の跡。

 

ふへへ、こんな穢れるほどに、頑張ったんですね。ほもじちゃんのために。

 

クスクス

 

 

クス クス  クスクス

 

 

本当に、健気で、可愛いなぁ・・・。

 

 

「や、な・・・い・・・?」

 

 

おっと、危ない危ない危ない。今はRTA中でした。可愛い物を見ていると、つい本性を隠しきれなくなってしまうことが多々あるのは、少しまずいですね。反省しましょう。いや、でもそれはあまりにも可愛らしい茜ちゃんが悪いのでは・・・?茜が悪いんだよ。

 

「ふぅ」

 

ちょっとため息をついて誤魔化しましょう。

 

え~っと、適当に何か言わなければ・・・。茜ちゃんが何かやばい深淵みたいなのを覗いて、正気度をすり減らしたような顔をしているので、こんな時にかけるべき言葉は・・・。

 

空を見上げると、そろそろ日が暮れ、空には大きなお月様が上がり初めていました。

 

うん。

 

つ、突きが綺麗ですね(空手家)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、みんな、お料理のお時間でございますよ。

 

日が暮れ、みんなもそろそろお腹が減り始める夕食時。ひとまずこの場で最も影響力のあるマキちゃんに、料理は・・・自信があるんですよ!とアピールして、調理係を奪取します。基本的にほもじちゃんのコミュニティーへの貢献具合を考えると、炊事という雑用にまで働かせるわけにはいかないと気を遣わせてしまいますが、そこは魅力でごり押しです。レズのマキさんには魅力ステの影響がことさら大きいので、骨抜きですよ骨抜き。余裕っす。

 

料理スキルをレベル5まで習得し、料理レベル3で習得できるようになる、《食事療法》スキル(調理した食事の正気度回復効果を高めるスキル)をマックスの3まで習得した今のほもじちゃんに、美味しく作れない料理などあまりない。私が一番料理を美味く作れるんだ・・・!ついでに、このコミュニティーで一番料理が上手なのは料理レベル5のほもじちゃんですが、次はずんちゃん(料理レベル3)、マキさん・葵ちゃん(料理レベル2)、きりたん(料理レベル1)となります。

 

小学生に負けている茜ちゃん、あかりちゃん、セイカちゃん、ゆかりさん。恥ずかしくないんですか?ゆかりんは自前のまな板を常に胸にぶら下げているので、料理上手かと最初私は思ったのですが、聞いてみたところやったことがないそうです。

 

煽っていてあれですが、ぶっちゃけ、ゆかりんは教えればすぐに上達すると思うんですけどね。ついでですが、茜ちゃんはメシマズ、あかりちゃんは食べる専門、セイカちゃんは外食中心の食生活らしいですよ。草生えますね。

 

とりあえずまあ、調理を開始します。

 

――終わりました(オートモード)

 

時計を見ると、経過した時間は30分ほど。それなりに大人数の分の料理をしたのに時間が経過していないのは、レトルトの完成したものに、一手間加えた程度の調理しかしていないからでしょう。

 

オートモードでやったため、調理時間はスキップされ、大幅の時短になりました。やっぱり・・・制作のオートモードを・・・最高やな!RTAの必須行動といってもいいでしょう。この後の日常編では、スキップが可能な睡眠とオートモードを使うポイントを、いかに多く作れるかがタイムの鍵を握るでしょう。

 

まあ、料理はオートではなく、プレイヤーを操作して作ることもできますが、料理レベル5なら充分に美味しい料理を作ることができるため、私自身の料理の腕を披露することは、このRTAではないですね。残念だなー。皆様に私の料理の腕をお披露目したかったんだけどなー。

 

といっても、私が料理したものを食べると、高確率で食べた人は様子がおかしくなるので、時間があってもRTA中では私自身が調理はしないのですが。

 

え。走者はメシマズだった!? 違いますよ、馬鹿にしないでください。私の料理を食べてくれた人はみんな、感想で「き、気持ちいい・・・!」って言ってくれたので、まずいわけはないでしょう。

 

ええ。試食もしていますとも。むしろ食べた上で、これは普通の人間には考えられないほど美味しくできていると確信をもっております。漫画の話ですが、にやつきまくって顔面崩壊するほど美味しいスープのように、たぶん普通の人間の味覚には耐えられないほど私の料理は美味しいのではないでしょうか。よく分かりませんが。

 

まま、最高に美味しい料理と麻薬は紙一重とも言いますし(造語)、きっとそういうことなんですね。

 

というわけでみんな-、できたのでテーブルに持って行ってくれ。味見はばっちりだ。うん、美味しい!オートですが、中々美味しい料理を作ってくれました。これならみなさんの正気度を大きく回復することが出来そうですね。

 

ああ^~、きりたんがテーブルに料理をわっせわっせと運ぶ姿は、見ていてなんだか癒やされますね。なんかこう、働き蟻が巣に餌を運ぶのを観察する時のような、ほのぼのを感じます。邪魔して良いですか?私、実は幼い子どもが料理やおやつなどを運ぶのを眺めるのが大好きでして(隙あらば自分語り)、そしてですね、運んでいた物を転んだりして床にぶちまかして、呆然としている様子を見るのも大好きです(ナチュラルにやべぇ感想)。

 

たまらないですよね、ああいうの(素敵な微笑み)。鬼畜?いえいえ、そんなことはありませんよ。続きがあります。床にこぼして呆然としているところをですね、大丈夫?と優しく声をかけてあやしてですね、代わりのものを買ってあげたりしてですね、感謝されるのも愉しいんですよ。ね、いたって普通の感性でしょう?

 

まあ、子どもが床にこぼしたりしたのって、たいてい私がそうなるように工作した結果なんですけどね。

 

クスクス。

 

はい。・・・きりたんにはそんなことはしませんよ?信じてください。なんせ、RTA中の食糧は貴重品ですからね。ただでさえそんなに能力がないくせに数人前の食糧を消費するうんち製造マシーン(あかりちゃん)(ヒロイン)がいるのに、これ以上無駄なことをしてしまったら食糧を回収しに行く回数が予定より増えてしまいます。

 

・・・・・・。

 

・・・・・・。

 

でも、貴重なものをダメにしてしまったからこそ、その責任を感じてしまうきりたんとかも・・・ウェヒヒ・・・おっと、いけないいけないいけない。

 

RTA開始からすでに結構時間が経っているせいか、集中力はともかく、邪心が抑えきれなくなり始めていますね。自重しなければ。

 

さて、テーブルに料理が運ばれたので、私もそろそろ・・・。

 

「あ、やないの席どうしようか」

 

茜ちゃんが呟いた一言で、空気に緊張が走りました。

 

茜ちゃんが葵ちゃんとの間に一席分の空席を作り、きりたんがずん子さんとの間に空席を作り、ゆかりさんはマキさんとの間に空席を作り、セイカさんはあかりちゃんとの間にあった空席をチラ見します。

 

ふむり。これは・・・四角いテーブルの、全ての辺の中央が空席になっていますねぇ・・・。

 

「やないが・・・好きな(・・・)席に座れば良いのでは?」

 

ゆかりんが提案します。おう、中々意味深な発言です。どうしよっかなぁ~。これがギャルゲーなら選択肢が出て、そのキャラの隣に行くことがルート分岐の条件の一つになったりしそうですね・・・。

 

じゃあ、自分は野獣先輩の、もっと下使って下使っての語録に則り、テーブルの下に・・・あ、はい。ダメみたいですね。ゆかりんにそれはないでしょ、みたいな目をされました。どこに座るか迷って、一瞬テーブルの下を見ただけで考えていることを看破されるとは。やっぱ好きなんすね~。

 

というか誰の隣に座るか、まるで誰が一番好きなのか尋ねられているような選択肢・・・。個人的には茜ちゃんのとこに行きたいですけど、それをやったらなんか面倒なことになりそうですよね。周りの人の様子を見る限り。

 

・・・RTAの予定では、恋愛は特にするつもりはなかったのですが、どうしてこうなったのでしょうか。まるでハーレム系のラノベの主人公みたいだぁ(直喩)

 

ほむ。選べというのですか。この私に。

 

ふむり。とここで考えるような仕草。実はこれ、フェイントです。

 

くっくっくっく。

 

一体、いつから私がテーブルに着く必要があると錯覚していた。

 

「ご飯、もう食べた」

 

え。といくつかあがる驚きの声。実は私、料理を完成した直後に素早くご飯を食べ終えていたのです。

 

素早く敵を切り刻むことが出来るのであれば、素早く歯で食事をかみ砕き、胃に送ることも可能。そういうことです。普通の人が食べる一人前の食事を、私は3秒とかからず完食することができます。

 

「疲れた。寝る」

 

適当に空いている椅子を掴んで、テーブルから少し離れた場所において、椅子の背にもたれかかるように座り、目をつむって寝る姿勢に入ります。実はこれでもほもじちゃん、肉体にかなりの疲労をためています。Hウイルスに覚醒したといっても、体力ステはあまり伸びていないほもじボディーです。持久力は同レベルのプレイヤーと比べると、うんちもいいところでしょう。こうして目を閉じれば、一瞬で意識を落とせる程度にはガチで疲れています。

 

「やない」

 

ゆかりんの呼びかける声を最後に、倍速がかかります。高速スキップ機能ですね。一応場合によっては敵襲があったりするので、完全なスキップは出来ません。数十倍速で時間が流れますが、神経を研ぎ澄ませれば、なんとなくその間に何が起こっているかも分かります。

 

なんか身体がぷらーんとなって、運ばれていますね・・・。これは、おそらくゆかりんにお姫様抱っこをされていますね。布団に寝かされました。おや、頭を撫でられていますね。

 

RTA中でなければ、気恥ずかしいので私の頭を撫でている手を斬り飛ばしてやりたいのですが、ここは我慢です。くぅぅ・・・RTAとは、ここまで忍耐を強いられるものなのでしょうか。ぬわあああああああああああん疲れたもおおおおおおおおおおおおおおおん。やめたくなりますよ~RTA。

 

 

 

 

 

 

 

 

「やない」

 

「そうですね。貴方はいくら私と同じ、完成に近い感染者であっても、基本的な身体能力は私より遙かに下です」

 

「ええ。だからこんなにも疲労をためてしまったのでしょう」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・貴方は」

 

「不思議です」

 

「強いのに、脆い」

 

「凜としているのに、儚い」

 

 

「やない」

 

 

ゆかりは、ほもじの額に唇を落とした。

 

 

「おやすみなさい」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴォエ! ばっちい! 寝込みを襲うなんて最低ですよ、へんたいふしんしゃさんなんですか。

 

それでは今回はここまでです。次回もまた見てね。

 




次のお話は掲示板ネタとかで、この走者が世間的にどのような存在なのか掘り下げたいですし、ほもじちゃんが寝てる間に、どんな会話がヒロインズで行われていたのか。ゲーム内のほもじちゃん評価も掘り下げたかったりしますが・・・早く葵ちゃんのメンタルケアしたいなぁ。

Q.葵ちゃんのメンタルケアって何をするの?
ヒント。リンパ、みなさんやっていらっしゃいますから、老廃物です、女性ホルモンを活性化などなど


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19話

短いですが、書きたいものが書けたので初投稿です。
今回は葵ちゃんを癒やすお話。


家族で見られるとってもKENZENなRTA、はーじまーるよー!

 

前回、ラノベ主人公のような修羅場展開を睡眠によって回避したところからの再開です。

 

まずはガバッっと起床します。うん、RTA走者としては、ガバッといった効果音は縁起が悪いので、ヌッっと起きましょう。

 

場所は・・・ゆかりんが運んでくれたようで、部室の仮眠室で寝ていますね。右には茜ちゃん寝ていまして、左側には(ゆかりん)があります。

 

私は寝る時は狭いところに挟まっていたりすると不思議と寝やすいので、壁とベッドの隙間とか結構好きです(唐突な自分語り)。なので、壁際で寝ることを好むのですが・・・凄いですね。かなり(ゆかりん)だよこれ!

 

こうして叙述していると、私の左側には壁があるのかゆかりんがいるのかよく分からなくなってきますが、呼吸音が聞こえるのでおそらくゆかりんでしょう。ゆかりんだよな・・・?(ホラー風味)

 

はい。冗談はここまでにして、隣にいる茜ちゃんとゆかりんを起こさないようにスッと起き上がります。とりあえずシャワー浴びましょうか。RTAを開始してからゾン汁や粘液しか浴びていないので、結構衛生的にまずいです。

 

魅力のステが高いと、体臭が魅力的になるので、数日風呂に入らなかろうが人を惹きつける香りがしますが、魅力が高すぎると割とマジで洒落にならないフェロモンを発し始めます。その状態であまり風呂に入ったりしないと、レズを発情させる香りを纏ってしまいます。やばいですね☆

 

マキさん、葵ちゃん辺りは素で同性愛者なので、ほもじちゃんがしっかりお風呂に入らないとムラムラモンモンしてしまうわけですね。茜ちゃんは・・・好感度が高いのか、恋愛値が高いのかまだ見分けが付かないので不明です。

 

た、食べないでください!(迫真)

けだものフレンズ 野獣と化した少女たち

 

なんだかホモビにありそうなタイトルを思いついてしまいました。まあ、どうでもいいですか。さっさとシャワーを浴びましょう。

 

浴びました(キングクリムゾン)

 

サービスシーン?ないです(無慈悲)

 

え?タイマーを誤魔化している可能性があるから、シャワーを浴びるシーンを無編集で流す義務がある?

 

なんだその地味に正論なコメントは。たまげたなぁ。お前らノンケかよ!?

 

じゃあ要望に応じて、適当な場所に今回のRTAの証拠動画をあげておくから、気になるノンケの兄貴だけは見に行ってくれ。

 

さて、ではさっぱりしたところで、一仕事しましょうか。なぜ私がこんな夜中に起きたのかというとですね。

 

 

「ほもじさん?起きたんですか」

 

 

はい。葵ちゃんのメンタルケアをするためですね。葵ちゃんが一人で外に出る気配を感じたので、起床したのです。

 

さて、葵ちゃんはどうしてこんな夜中に一人屋上でぼっーとしているんですか?

 

「そ、それは・・・」

 

まあ、そんなことはどうでもいいんだ。重要じゃない。

 

「え?」

 

貴方は心を病んでいます。だからこそ、今から貴方の正気度を徹底的に回復させます。抵抗は無駄です。私はRTAを完走するために、どんな手段でもとってみせます!そのために、葵ちゃんの正気度を回復させるためなら何でもします!そう、例え葵ちゃんの尊厳を徹底的に貶めることになっても!

 

「え?え?」

 

AVに前置きなんていりません(火種)。オラァ!とにかくマッサージさせろォッッ!

 

というわけで、葵ちゃんの正気度を回復させるために、今からマッサージをします。どういうことだ?わけがわからないよ?まあ、そういうのは気にしてはいけません。マッサージをするのが、最も短時間で効率的に正気度を回復することができます。

 

マッサージのスキルを3まで上げ、天使の整体術を最大値のレベル3まで習得します。このスキルは、マッサージによる正気度回復効果を高めることができます。マッサージをレベル5にすると、もう一個スキルが解放されますが、そちらは好感度が上昇するやつなので、今回は不要です。

 

「すいません、マッサージをするというのは分かりましたけど、私は大丈夫ですから・・・」

 

Be quiet!お前の口から、もはや有益な情報も…カタルs(噛んだ)、カタルシスに至る、逸話も出てこない…。

 

とりあえず、マッサージをするために、抵抗する葵ちゃんをお姫様抱っこします。そのまま部室のソファーへ連行です。これは・・・絵だけ見ればまるで乙女ゲームのようなワンシーンですね。ポイントが高いですよ!(ただの誘拐もどき)

 

「ほ、ほもじさん!?」

 

うるせぇ!

 

ということでツボをブス。知っていますか?人間、突かれると身体を一切動かせなくなるようなツボがいくつかあるんですよ(微笑)

 

「う、嘘、ほ、ほもじさん・・・?」

 

いや、マッサージするだけなんですが。なんで顔を赤くしているんですかね?さてはマッサージ(意味深)と勘違いしている?

 

・・・・・・葵ちゃんは変態さんですね。

 

「え、いや、そういうわけじゃなくて・・・!」

 

とりあえず葵ちゃんをソファーにうつぶせで乗せて、背中からマッサージしていきますね~。

 

「ん、ん・・・!」

 

お前ここ初めてか?力抜けよ。

 

「あ・・・ほぁ・・・」

 

では、背中をこう、グッ、グッと。気合いを込めてマッサージをしていきましょう。わたくし、実はマッサージがとても得意でございます。身体を壊すことと気持ちよくすること。それは武術家的なサムシングにとって、同じ技術の延長線上に存在するのです。なので私はとても、マッサージが上手です。具体的には、本気でやると葵ちゃんの下の方が大洪水を起こす程度には。

 

やっぱりマッサージ(意味深)じゃないか?違いますよ。別に胸や性器を触らなくたって、女性を心地よくすることはできます。つまりKENZENなマッサージです。

 

――少女マッサージ中(5分後)

 

ここかーここがええんか?

 

「・・・ッ!?」

 

せい、やー、とりゃー。

 

「ぁ、ぁ、ぁ・・・」

 

あ、ちょっとブラのホック外しますね。邪魔ですから。

 

「はぁ・・・ぃ・・・」

 

はい。外しました。

 

っておい!ツッコミ待ちですよ、これ!抵抗してください!?むしろ葵ちゃんがツッコミ待ちですか?特製のマッサージ棒で奥の方までマッサージ(意味深)して欲しいんですか?

 

これは、まぁ・・・堕ちたな。意外と早かったですね。既に目がぼんやりとしていて、口の端からよだれが垂れています。ふーん、エッチじゃん。これはいけませんね。視聴者には見せられません。黒モザイクを目線に入れておきましょう。

 

・・・余計にAVっぽくなってません?

 

・・・・・・。まあ、いいか。続行します(ぐるぐる目)

 

といってもまあ、数多の周回で何回も葵ちゃんをマッサージした経験が私にはありますからね。どこをどうすれば気持ちいいのか。ポイントは知り尽くしています。

 

えへへ・・・葵ちゃんの身体の隅から隅まで・・・網羅しているんですよね・・・。なんか犯罪臭くなってきたので、少々切り替えていきましょう。

 

割と真面目なコメントをすると、葵ちゃんがここまで一気に快楽堕ち(?)しているのは、かなり正気度が低くなっている兆候ですね。

 

みなさんもその日の気分によってオナ・・・おっと、これは家族で見られるKENZENなRTAでした。言い換えましょう。マスターベーションは、その日の気分や体調などによって快感の度合いが変わるでしょう?性感は、心と体と密接な関係を持っています。なので、ここまで一気に乱れるというのも、中々にやばい感じですね。

 

まあ、あともう一押しすれば、良い塩梅になるでしょう。更にマッサージです。

 

「ぁ・・・ぁ・・・ぁ・・・」

 

「・・・・・・♡」

 

「・・・・・・ッ♡」

 

「・・・・・・♡・・・ッ♡」

 

「・・・・・・んんッッ♡」

 

変なところには触っていません。背中・肩・腕・足を中心としたマッサージです。えっちなことは一切しておりません。信じて!

 

はい。

 

ひとまず、快楽で理性は消し飛ばしました。今、葵ちゃんは夢を見ているような、ぼんやりとした自我の薄い状態です。こうなると、普段は理性に阻まれる様々なものを、直接心にお届けすることができます。ぶっちゃけると、催眠とかも可能ですね。私の声を聞くだけで、気持ちが良い。数字を数えるよ。0に近づく度に、どんどん気持ちよくなるね。

 

10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,1,1,1,1,1,0

 

「あぁぁ・・・ッッッッ♡♡♡」

 

爆笑。まさに、私の気分を表わすには、それ以外に他なりません。クッソ楽しいですね。

 

っていかん!!これはRTAだった!!!何やっているんだ私・・・!!

 

やべーよやべーよ・・・。ひとまず正気に返って、本来の正気度回復作業に戻りましょう。

 

さて、少し脱線しましたが、この剥き出しの葵ちゃんの心を、良い感じに整えることによって正気度を回復させます。

 

はーい、次は仰向けになろうねー葵ちゃーん。

 

ではでは。先ほどは理性を吹き飛ばすための快楽を与えるマッサージでしたが、これからするのは温かい気持ちにするようなマッサージです。

 

おっと、仰向けに寝かせた葵ちゃんですが・・・これはまずい。何がまずいかっていうと、うん。秘密!ここからは編集した音声だけでお楽しみください!

 

はーい。ではマッサージをしまーす。

 

もみもみ。さわさわ。

 

お客さん、こってますねー。大丈夫です。恥ずかしくはないですよー。生理現象ですから。気持ちよくなってしまったから、仕方がないんですよー。

 

ここにリンパが集中してるので。リンパが。リンパがッ。はい、なのでちょっと、失礼しますねー。

 

「・・・・・・んッ♡・・・・・・ふぁ♡」

 

あー、女性ホルモンが活性化していますよー。すごいですねー。

 

「・・・・・・♡・・・・・・♡」

 

・・・・・・私は、マッサージをしているんだよな??

 

 

 

――十数分後

 

 

 

ふぅ。施術、完了です。これは・・・老廃物がすごいですね。ソファーが愛の蜜まみれです。やり過ぎたかもしれません。ああ行き過ぎィ!お互いに行き過ぎました!

 

後片付けが大変だなぁ。

 

あ。そうだ。

 

ここの部屋って、防音になっているので、寝ているみなさんには葵ちゃんのえっちな声は聞こえていないと思うんですけど・・・。

 

覗きをしていた悪い子には、誤解を解いて、しっかりお仕置きしなきゃいけないと思うんですよ。

 

ねー。きりたーん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫」

 

ほんとうに?

 

「貴方は、悪くない」

 

でも。

 

「茜も、私も。生きて、ここにいる」

 

それは、でも。

 

「罪ではない」

 

わたしが。

 

「ただの、不運」

 

それは。

 

 

「大丈夫だよ」

 

 

「大丈夫だから」

 

 

「葵」

 

 

あ・・・・・・。

 

 

「これから、頑張っていこう?」

 

 

・・・・・・うん。

 

 

「よし」

 

あ。

 

・・・うん。

 

あった、かい・・・。

 

 

 

 

 

「施術、完了・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「起きて、起きて。葵」

 

目が覚めると、目の前に、ほもじさんの、顔。

 

「・・・・・・」

 

手を伸ばして、ぎゅっーと、抱きしめる。

 

温かい。

 

安心する。

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

ん?

 

「・・・・・・おはよう。葵」

 

あ、ああ。あああああああ。

 

 

ボンと、羞恥心が爆発した。

 

 

「お、おはようございまふ・・・」

 

恥ずかしさに悶え狂う内心。でも。

 

「うん。おはよう」

 

どことなく微笑んだように見えるその顔は、荒れ狂った心の中に、真っ直ぐにその跡を残した。

 

 

 

 

昨日、私はほもじさんにマッサージをされた。記憶はぼんやりとしていて、ほとんど覚えていない。ただ漠然と、すごく気持ちよくて、温かかったということだけ。

 

でも、なぜだろうか。窓から差し込む朝日は、今まで見た中で一番明るく感じられて。

 

きっと今日は良い日になる。訪れるこの先の未来が、とても明るいものだと根拠なく信じることができた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんかすっごいソファー、ファ○リーズのにおいがするなぁ」

 

「・・・・・・」

 

「?? やない?何かあったんか?」

「ないです」

 

「お、おぅ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日、雨降るかなー?洗濯物干して大丈夫かな?」

 

「お?せやったらあかりちゃん。やないに聞けばたぶん分かると思うで」

 

「え。そんな・・・でもほもじさんなら、確かに空を見て判別とかできそうですね・・・」

 

「やないー。今日、雨降るー?」

 

「・・・・・・。降水確率は、()パーセント」

 

「ひぎぃ・・・♡」

 

「急にどうした葵!?」

 

「あ・・・」

 




実況はアレですが、実際のところかなり真面目にマッサージをしているほもじちゃん。
きりたんは・・・どうなったんでしょう。ただ、これ覗かれていたら絶対に面白いよなという考えと、メスガキという単語が脳内でリフレインして・・・気づいたらきりたんが・・・。次回どうなるのかは、全然考えていないんだなこれが。


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20話

麻雀してたら時間がかなり消し飛んでいたので初投稿です。
20話記念なので、ついにフォント変更などの機能に手を出しました。
これは・・・表現がかなりはかどります。これも含めて、歌詞といい、読み上げといい、ここの運営まじめにすごいと思います。
追記:読み上げ機能を使って、ゆかりさんにこの文章を読んでもらったら、初っ端から死ぬほど草生えました。こんな遊び方もあるのか....


このメスガキ・・・ッ!孕めオラァ!

 

な、RTA。はーじまーるよー!

 

まあ。嘘なんですけどね。

 

はい。では、前回きりたんに葵ちゃんのマッサージを見られたところからの再開です。

 

きりたん・・・お前さっきチラチラ見てただろ。

 

「あ、あ、えっと・・・」

 

さーて。どうしますかねぇ・・・。別にやましいことはしていないですし、健全なマッサージをしていたつもりなのですが・・・きりたんは明らかに勘違いしていますよね。おませさんですねぇ・・・。小学五年生なら、もう少し純粋な心を持っていて欲しいものです。

 

まあでも、小五とロリを合体すると、悟りになりますからね。きりたんも、あ・・・(悟り)と察してしまったのかもしれません(意味不明)

 

とりあえずどうしましょうか。言いくるめるか、記憶喪失(物理)をするか、開き直るか。

 

・・・・・・。

 

まあ、変なことはしていないので、負い目なんてないように、普通に振る舞いますか。

 

「夜、遅い。眠れないの?」

 

んー。相変わらずの、若干意図を伝えづらいコミュニケーション。ここら辺、もうちょっと改善してくれないですかねぇ・・・。

 

「あ・・・」

 

真っ赤な顔をしながらも、なんだか普通の対応をされていることに戸惑うきりたん。それはさながら、親の夜のプロレスバトルを覗いてしまったかのようです。んんー、可愛い表情をしていますね。

 

「えーっと、その・・・」

 

言いづらそうな、モジモジしている感じのきりたん。

 

「葵さんと、付き合っているんですか・・・?」

 

突き合っている?葵ちゃんはちょっと貧弱過ぎるので、ほもじちゃんのスパーリング相手は務まらないと思うのですが(すっとぼけ)

 

まあ、冗談です。ルートによってはちんぽこ生やせるほもじちゃんの本性を見抜いて、きりたんは突き合っていると表現したのでしょう。なかなか鋭いですね(すっとぼけ二号)

 

はい。すっとぼけるのは止めて、適当にマジレスしましょう(矛盾)

 

「???」

 

首を傾げるほもじちゃん。あれ。おかしいぞ。

 

やめてー!そんな勘違い漫才が加速しそうな、曖昧な対応を取らないで!

 

ってかこれ、特殊イベント発生してるじゃないですかやだー!身体が操作を受け付けません。

 

これは・・・えっちなこと(のようなもの)を含む何かを、子ども系のキャラが見てしまった時に発生するイベントですね。開発は何というか、良く分からん微妙にありそうなイベントまでしっかり完備していますね。褒めればいいのか、RTAの邪魔になると怒ればいいのか。

 

「えっ、あ、あのぅ・・・」

 

空気というか、会話の波長が合いませんね。ほもじちゃんはえっちなことにはあまり関心がないので、なんというか、やはりズレてしまうのでしょう。変態のくせに妙に清純なのが、なんか草生えます。会話爆弾で変態の選択肢を選ばなかったせいで、性格的にかなりピュアになっていますね。

 

いくつか行った試走だと、会話の選択肢がいくつか詰んだ時の、やべぇ選択をした影響で、ほもじちゃんがドスケベ魔人みたいになった時もありましたが・・・。ふむ。個人的には、下ネタをはっちゃけられるド変態ほもじちゃんもユニークで面白いと思うんですけど、RTA的にはこちらの方が、都合がいいことが多いですかね。

 

といっても、RTA芸人としての撮れ高を意識するなら、ド変態の方が面白い展開になったかもしれません。惜しいことをしたのでしょうか?

 

それはともかく、本質的にほもじちゃんが変態であることは確かなので、恋愛ルートに入ったら多分はっちゃけるんですよね。うーん。恋愛系の選択肢を変態関連で埋められたら、イベントがガツンガツン進展してしまいそうなので、タイムを考えると、一層恋愛フラグには気を付けないといけませんね。

 

「あのぅ・・・ほもじさんは・・・その・・・」

 

んー?どしたのきりたん。おや、にひひ・・・。これは・・・きりたんがあっぷあっぷしていますね(謎の表現)

 

心情を察するに、えっちなことを見てしまったので、かなり気まずいのですが、ほもじちゃんは全く気まずげな様子を見せないので、もしかして自分は勘違いをしてしまったのではないか?まずい、これってもしかして私はスケベな子だと思われる・・・!といった感じでしょうか(早口)

 

これはこれは・・・やはり私好みの展開になってきました。

 

「もしかして、えっちなことをしていましたか・・・!?」

 

草ァ!!

 

混乱の果てに、ぐるぐるしたお目々のままきりたんがぶっちゃけました。いいストレートです。

 

「してないよ?」

 

はい。私は葵ちゃんにえっちなことはしていませんよ(純粋でとても澄んだ綺麗な瞳)

 

「・・・・・・はぁ♡・・・・・・はぁ♡」

 

・・・・・・。葵ちゃん、ちょっと黙っててくれないか。

 

「・・・えっちなことをしてたんですか?」

 

「・・・・・・?マッサージだよ?」

 

とぼけちゃってえ・・・(セルフツッコミ)。それにしてもほもじちゃん、とぼけるの上手ですね。あ、違う。これは本当にマッサージだと思ってやっていた顔でした。えぇ・・・あんなアンアン喘いでいた葵ちゃんを前にしても、TDN(ただの)マッサージだと判断するのですか。

 

「そ、そんな・・・。あの葵さんがあんなに・・・えっと、尋常じゃない様子だったのは・・・」

 

「? マッサージが気持ちよかったから?」

 

世界の違いを感じる・・・。もともとほもじちゃんが浮いた存在だというのは知っていましたが、こうした日常パートになるとよりその異質さが浮き彫りになりますね。

 

「えぇ・・・?そんな・・・」

 

戸惑うきりたん。これは・・・羞恥心に苛まれている顔ですかね?あ。いや。微妙に違うか。

 

「・・・・・・う、嘘です」

 

おや。

 

「それは嘘ですよほもじさん!葵さんを見てください!普通にその、えっちな・・・あ、愛液が、すごくたくさん出てるじゃないですか!」

 

あー・・・それを言われるとまあ、そうなんですけどね。というかきりたんのぐるぐる目といい、錯乱具合といい、これはギャグイベントですねぇ。

 

であるならば。此方も抜かねば・・・(常識) 無作法というもの・・・

 

「気持ちよくなるとでる。えっちじゃない」

 

 

「そ れ を え っ ち と い う ん で す !」

 

あ、そっかぁ(納得)

 

「私はしてない」

 

ちょっと意味不明な台詞ですが、翻訳するなら私はそのような意図をもってマッサージを行ってはいない。でしょうか。

 

「いや、客観的に見て明らかにえっちな行為ですよね!」

 

んー?本当かなー?(ゴロリ)

 

ふーん(前話を見返し中)・・・・・・えっちじゃん。

 

「・・・東北妹は、えっち?」

 

意訳するなら、こんなKENZENな行為をえっちなことだと思うのは、貴方がえっちだから、そう捉えてしまうだけなのではないか?的な感じですかね。相変わらずほもじちゃんはコミュ障ですね・・・でもそんなところも可愛いと思うのは私だけでしょうか。

 

「違いますけどぉ!?」

 

まあ、きりたんはえっちなわけでは・・・ないんじゃないですかね?ただ大人なだけでしょう。大人をえっちというのなら、きりたんはえっちなのかもしれませんが。いや。汚れてしまったのでしょうね。きりたんも、私も。

 

汚れちまった悲しみは 倦怠の内に死を夢む 汚れちまった悲しみに いたいたしくも怖気づき 汚れちまった悲しみに なすところもなく日は暮れる(ホモは博識)

 

「そ、そんなにっ、えっちではないというのなら・・・!」

 

ん?きりたんがグッと衣服に手をかけましたね。

 

 

「私にもそのマッサージをしてみてください!」

 

 

そのまま脱ぎましたァ!これは、何というか本当に・・・ギャグイベントなんだなって。せっかく真面目そうな詩でギャグ空間を中和したというのに、それをぶち壊すような怒濤の展開です。

 

無表情ながらもどこか戸惑った様子のほもじちゃんに、お目々ぐるぐるでシャツと短パン1枚の小学五年生がマッサージしろと迫り来る現状。警察さんもどちらを逮捕すればいいのか少し戸惑うのではないでしょうか。

 

①「いいよ」

②「寝なさい」

③このメスガキ・・・ッ!孕めオラァ!

 

選択肢が・・・③は流石に草生えます。開発の遊び心という奴でしょうか。R18版もしっかり作っている開発のはっちゃけ具合は、格が違いますね。まあ、ネタとしては面白いですが、RTA中にこんなの選ぶわけないですよ(笑)

 

うーん。選択はどうしましょうかね・・・きりたんの正気度が低めなら、マッサージをしておいた方がいいとは思いますが、現状、特に憔悴したような様子は見られないので、たぶんやるだけ時間の無駄なんですよね。

 

合法的に小五ロリのお肌を触れるのはプレミアな気がしなくもないですが、今はRTA中ですし。ここは②にしましょうかね。

 

――その時不思議なことが起こった。

 

あ。

 

→③このメスガキ・・・ッ!孕めオラァ!

 

 

 

 

 

 

 

「東北妹・・・。貴方は少し誤解が甚だしい」

 

・・・すいません。なんか気づいたら③を選択していました。待ってください。おかしい。こんなはずじゃ。こんな、単純すぎるミスをこの私がする筈が・・・!?

 

「へ・・・?え・・・?」

 

変な圧を出しながら近寄ってくるほもじちゃんに戸惑うきりたん。

 

「あの程度、えっちなことではない」

 

あ・・・(察し)

 

「真にえっちなことがどういうことなのか。貴方に分からせる(・・・・・)必要がある」

 

さっすがァ!やっぱり勘違いしたメスガキは、分からせが必要ですよね!これはエロ同人誌の鑑!ほもじちゃんもエロ業界の常識を分かっていますね。メスガキは分からせないといけない。これはまさに真理です。

 

――エロ同人でやれ(憤怒)

 

RTA中にそんなことをするのは・・・ちょっと、まずいですよこれは!止めてくださいよ本当に!(お前じゃい!)

 

「あ、あぁ・・・・・・」

 

 

アーーーーーッ♀

 

 

そんなきりたんの悲鳴を最期に。時間はスキップされ、気づけば事後になっていました。その間に何があったのかは、神のみぞしるところでしょう。

 

チュンチュン、チュンチュン。

 

雀の鳴き声が聞こえますね。これが噂の朝チュンでしょうか。深夜に起きた時には茜ちゃんとゆかりんに挟まれて寝ていたのですが、早朝になると両隣は葵ちゃんときりたんになっていました。これは・・・すっごいプレイボーイですね(女の子やぞ)

 

なんか二人とも、ほもじちゃんの腕に絡みつくように眠っており、なんか腕がおまたに挟まれています。ふーん、えっちじゃん。

 

・・・・・・。

 

全年齢版の本作だと、エッチなシーンはだいたいスキップされます。だからこそ、エロに走ることでスキップが期待できる③を選ぶ必要が、あったんですね(震え声)

 

この神がかった大胆な省略。これは智将・・・。まさに将棋ですね(錯乱)

 

というわけで今回はここまでです。

 

次回もまた見てね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【邪神ニキネキ】邪神ニキネキについて語るスレッド part3【女の子説?】

 

346:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

俺が簡単に邪神ニキネキの男の子説を証明してやるよ。

①主人公の名前=ほもじやない=ほもじゃない

②邪神ニキネキはヒロインのことが全般的に好き(茜ちゃんは特に)

③ほもじゃないのに女の子が好き。つまり邪神ニキネキにとってヒロインズは異性。よって男の子と結論づけることができる。

 

347:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>346 はぇ~

 

348:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>346 主人公の名前が性癖を素直に表わす訳ないだろ!いい加減にしろ!

 

349:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>346 ガバガバアナグラムして♡

 

350:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>346 ちょっと待って。アナグラムが入ってないやん!アナグラムが見たかったからこのスレッドを見たの!どうしてくれんのこれ?

 

351:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>346 あ、おい待てぃ(江戸っ子)。肝心の先行研究を忘れているゾ。

邪神ニキネキのほもじちゃんの命名由来は、人間離れした邪神ニキネキの性質を表わして、ほもじゃない(ホモ=サピエンスじゃない)としたんダルルォ!?

 

352:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

詳しいところはともかく、邪神ニキネキは女の子の方が萌える・・・萌えない?

 

353:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>352 は?

 

354:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>352 私には理解に苦しむね

 

355:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

男の子が女の子のアバターを動かす方が性癖にヒットする。

 

356:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>355 それは結局のところホモでは?

 

357:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>356 なんだァ?てめェ・・・

 

358:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>356 なんだァ?てめェ・・・

 

359:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>356 なんだァ?てめェ・・・

 

360:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>356 なんだァ?てめェ・・・

 

361:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>356 なんだァ?てめェ・・・

 

362:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>356 なんだァ?てめェ・・・

 

363:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

独歩湧きすぎワロタ

 

364:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

何がホモかより、何がエッチかで語れよ!!(ドンッ!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

801:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

やっぱりベストカップルゆづほもだと思います

 

802:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

あんなヤンデレで束縛の激しそうな貧乳の紫女より、やっぱり赤系の優しい女の子の方がやないに合っていると思うで

 

803:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

茜ちゃん湧いてて草

 

804:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

お姉ちゃんこんなところにいないで早く帰るよ

 

805:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

ほもじちゃん「0」

 

806:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

ひぎぃ

 

807:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

葵ちゃんも湧いてて草。催眠は・・・いつになったら解けるんですかね?

 

808:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

癖になってんだ・・・0で絶頂するの

 

809:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

割と普通にセイカちゃんとほもじちゃんの組み合わせすこ

 

810:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>809 俺もソーナノ

 

811:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

おねロリっぽい構図に見せかけて、ほもじちゃんの方が圧倒的に上の立場なのがいいゾ~これ

 

812:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

おねロリならきりたんもありやで。あっちは純粋なおねロリだ

 

813:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

きりたんはちょっと純粋とは言い難いのでは・・・?

 

814:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>813 ギャグイベントじゃなければ少し大人びた普通の少女だから・・・(震え声)

 

815:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

きりたん関連のイベント、ほとんど実況だと見られないからこんな感じの子なのかと誤解されそう。というかされてて可哀想

 

816:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>815 序盤であのボス相手するのは、廃人クラスでやりこんでないとまず無理だからね。仕方ないね。ゾンビ状態でも、ずん子ルートくらいでしかでない上に、まともに喋れないし

 

817:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

マキマキ「・・・・・・」あかりちゃん「・・・・・・」ずん子さん「・・・・・・」

 

818:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

>>817 どうせ邪神ニキネキがガバって、君たちもハーレム入れするんだから黙って待ってなさい

 

819:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

ど う せ み ん な ガ バ る

 

820:名無しさんスレッド:20XX/XX/XX

やないは茜ちゃん一筋やでー

 




掲示板で、ほもじちゃんの剣技が美し過ぎて世界規模で話題になってるとか、ほもじちゃん自身の造形が半端なさ過ぎてこれまた世界規模で有名になってる話をしようかと思いましたが、過度ななろう味を感じた上に、ギャグ的に面白くなかったのでカットしました。まあ、ほもじちゃんがリアルだとかなりやばい(再確認)存在だということだけ、ここで適当に言っておけばオーケーですかね。一応要望があったら作りますが。


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21話

卒論口頭試問、単位、全てヨシ!(現場猫)
ようやくすべてが終わったんやなって。
というわけで初投稿です。


いかにスキップ可能な行動をするかがタイムの鍵を握るRTA、はーじまーるよー!

 

では、起床したところからの再開です。

 

さて、まずは朝ご飯を作ります。ほもじちゃんより早めに起きていたらしいずん子さんに挨拶をしながら、朝食を作ります。

 

何かもの言いたげな視線をずんちゃんから浴びますが、特に何か言ってくることはありませんでした。これはあれですね。料理という雑用をやらせるのは、ほもじちゃんの頑張り具合的に申し訳ないけど、ほもじさんの料理は美味しいし・・・的なリアクションです。昨晩作ったご飯は、食べたリアクションを見る機会はなかったのですが、これならおそらく好評だったのでしょう。

 

というわけで朝食の準備です。といっても、朝は味噌汁を作るだけですけどね。後は携帯食料で済ませます。うーん、現代技術なら缶詰等の保存食でも美味しくいただけますが、やはり手作りの料理が欲しいですね・・・。美味しいですけど、種類が少ないって、それ一番言われてるから。

 

お味噌汁ですが、料理としてはお湯に味噌や具材を入れるだけで作れるお手軽料理です。味噌はあかりちゃんの食事のトッピング用として、部室の冷蔵庫に入っているやつがあるので、そこから使用します。具材は・・・ないです。これはなんとも侘しい味噌汁ですね・・・。

 

なので、少し特別な食材を投入することにしましょう。

 

ずんちゃんは図書室から持ってきた家庭菜園に関する本を読んでいますが、たまーにこちらをチラチラ見ている時があるので、それに気をつけながら、目を盗んで、おっと手が滑った。といった感じで手を切りつけます。

 

身体の中をグルグルしている血液をドバーッと出してきた!

 

そしてこの血液を、味が壊れない程度に調味料として使います(狂気)

 

王道を征く(ヤンデレ)。と見せかけて、普通に合理的な理由があっての血液投下です。実はですね、魅力値が高いHウイルス感染者の体液は、基本的にとても美味しいです。しかもガンにも効きます(根拠なし)

 

ぶっちゃけ、今のほもじちゃんの魅力はかなりやばいので、ほもじちゃんの血はゲーム内に存在する食材の中でも最高ランクに分類されます。だいたい、血液は塩系統、唾液などは砂糖系統の調味料になります。ついでに、一番食材として凄いのは目汁ですね。涙とも言いますが。R18版だと・・・いえ。これはみなまでいう必要はないでしょう。

 

これは親子でも見れる健全なRTAですからね。無理です!目汁しか出せません!(まぞく)

 

まあ、というわけで味噌汁に血液を入れるだけで・・・うん、おいしい!となります。それともう一つ。血液を入れるにはわけがありまして、それがですね、Hウイルスの感染を早めるためです。

 

Hウイルスは基本的に、主人公のほもじちゃんから感染を経て、感染した状態でゾンビなどに攻撃を喰らってBウイルスに感染すると、好感度判定の後に覚醒します。

 

この感染ですが、キスなどの粘膜接触などをすると一発で感染します。しかし、ただ同じ空間で過ごしているだけでは感染はしません。微量ながらも感染していく行為は、主に身体的な接触や、同じお風呂に入るなど。一応このまま生活していっても、一週間くらいで覚醒に十分なHウイルスが蓄積されますが、それは少し遅すぎます。なんかガバってヒロインが感染した時に役立つかもしれないので、血液をぶち込むことでHウイルスをヒロインに感染させ、ポジらせておきましょう。

 

血液は摂取量にもよりますが、3食ほど血液入りご飯を食べさせれば充分に感染するでしょう。うーんこれがポジ種ヤバ交尾というやつでしょうか(多分違う)

 

というわけで実際の調理はスキップ。完成したら、時間も良い感じになってきたので、私は軽くお昼寝します(昼・・・?)。あ、ついでに血の採取のために切った手の傷は、このステータスなら半日ほどすれば完治しますが、その間バレないようにしっかり服の袖で隠しましょう。

 

現在の状況的に、手首にまるでリストカットしたような傷があるのを見られたら、ヒロインズに余計な心労を与えてしまいます。下手すると変なイベントを乱発され、大幅なロスに繋がる可能性もあるので、ヒロインズの視線には要注意です。身体的接触もできるだけ避けるようにしましょう。

 

あ。話忘れていました。朝ご飯ですが、所属している集団によって、みんなで食べるかバラバラに食べるか分かれますが、ヒロインパーティーだとみんな仲良しなので、基本的にみんなで食べることになります。

 

なので朝食を食べるにはまだ寝ている人たちを起こす必要があるのですが、ほもじちゃんがわざわざ起こしに行くのは時間がロスい上に、起床に関連したイベントが起きて変なフラグ立ったり、イベントそのもので時間を大きくロスったりする可能性があるので、みんなが自然に起きるのを待ちましょう。

 

そのための、昼寝!(AM6:30)

 

このゲームで睡眠を取るには、目を閉じて数分待つ必要がありますが、副交感神経がなんちゃらって感じで、良い感じにリラックスすれば、一秒もかからずにスリープ状態に移行することができます。これは一般人でもコツを掴めば簡単にできる小技なので、もしこのゲームをやる機会があれば参考にしてください、どうぞ。

 

椅子に座って、目を閉じて・・・スヤァ・・・。

 

睡眠時は基本スキップではなく、超スピード!?の倍速がかかります。これは以前説明したのと同じですね。

 

はい。

 

「ほもじさん、起きてください。ご飯を食べましょう」

 

あ。おはようずんちゃん。

 

――なんで睡眠なのに倍速じゃなくてスキップされているんですかねぇ・・・?

 

こういった謎スキップが起きた時は、経験則から推測するに、睡眠中のほもじちゃんをネタにした何らかのイベントが起こっていたということでしょう。中々珍しいイベントですね。そういえば似た感じのイベントで、R18版だと寝ていたら処女が亡くなっていたことがありました。

 

不思議なことに、同性間で起きる睡眠姦イベントは、なぜかプレイヤースキルで回避できないんですよね。あと、体力ステを滅茶苦茶高めて毒耐性を極めても、同性からの睡眠薬には絶対に抗えません。これが噂のホモコロリですか?開発のほもへの過剰な優遇を感じる・・・。

 

ま、ええ・・・と思って、ほもじちゃんの処女奪った下手人は殺したんですけど(腹いせ)

 

血まみれで、ええ・・・(恍惚)と思って、(遺体)バラしたんですけど

 

(あそこまで殺意をもってヒロインを殺めたのは)一回だけ、ですけどね(照れ)

 

こほん。まあ、どんなイベントが起きたかは他の人物の態度の変容で推測するしかありません。正直、ちょっとガバりましたね。倍速経過よりイベントスキップの方がタイムの短縮に繋がるとはいえ、手首の傷などの露見したくない爆弾を抱えている時でのイベントは、ちょっと怖いですよ・・・。

 

変なフラグが立っていないことを祈りつつ、次から睡眠を取る時は、変なイベントが起きにくい場所で、こっしょりお昼寝をすることにしましょうね。

 

それにしても、ずん子さんから向けられる視線がやけに優しい感じがしますね。うーん、多分彼女との間に何かイベントがあったのでしょう。といっても、そんなの視聴者のみなさんにははっきり分かりますか。なんせ、現在ずん子さんにめっちゃ膝枕されていますもんね。これは・・・事後かな?

 

それにしても、なんて太ももだ。くっ、頭が蕩けちまいそうだ・・・女子高生の風上にもおけないわ。セッ○スの化身がよ(ちんちん亭並の感想)

 

はい(賢者タイム)

 

「・・・なんで?」

 

ほもじちゃんの疑問の声。はい、ほんとそれな。寝て起きたら美少女に膝枕されていたとか、まるで恋愛ゲームみたいだぁ・・・。いやこれどんなゲームだったっけ・・・?サバイバルゾンビアクション恋愛ゲーム?(混乱)

 

「椅子だと、疲れがとれないのではないかと思って」

 

おっと。天使かな?天使といったら堕天させたいですよね(隙あらば自分語り)。

 

とりあえずありがとナス!

 

「いえいえ。ほもじさんには大変お世話になっていますから、気にしないでください」

 

結婚しよ(唐突)。とりあえずゾンビの死体で世界樹の木を作って、その下で告白しましょうか。きっと上手くいくでしょう(サイコ)

 

まあ、冗談ですが。

 

「ほもじさん」

 

ん?今何でもするって言ったよね?(幻聴)

 

「私に出来ることなら何でもします」

 

ファッ!?えーっと・・・今何でもするって言ったよね?(再確認)

 

「だからどうか、何か辛いことがあったのなら気負わずに、私たちを頼ってくださいね?」

 

あ・・・(察し)

 

これは・・・リストカットしたような手首の傷を見られましたかね?ちゃうねん。これはちょっと、そういうことじゃなくて・・・。

 

まあ、みんなの料理に自分の血を入れるやべーやつと思われるよりはマシですか。うん、勘違いを受け入れましょう。そうだよ(便乗先輩)

 

①「嫌だ」

②「気が向いたら」

③「おっぱい」

 

お、選択肢ですね。これは③で(無意識)

 

「おっぱい」

 

ワシ(変態糞効果音)

 

「え、えぇ・・・!?」

 

?????????(音割れポッター)

 

何で私はずん子さんのおっぱいを鷲づかみにしているんですか??  あ、とってもお手々が幸せです。

 

「今何でもするって言った」

 

ファッ!?なんだこの台詞は・・・ほもじやないちゃんはほもちゃんだった・・・?

 

それにしても真っ赤になっているずんちゃんは可愛いなぁ。押し倒したい。押し倒していいですか?押し倒しました(無意識)

 

「あ、えっと・・・その・・・」

 

真っ赤になっているずんちゃんのおとがいをクイッと。これ、そのままキスしちゃうのでしょうか・・・!?これ見たことあるやつですよ!結婚したのか、俺以外のやつと・・・という奴ですよね!!(多分違う)

 

といってもこれ、私が操作しているわけじゃないんですけどね(苦笑)

 

そしてほもじちゃんがなんだかんだいってイケメンムーブをすることを考えれば、結末は自ずと見えてくるものです。

 

「女の子が、むやみに何でもするとは言ってはいけない」

 

赤くなったずんちゃんの耳元で、ボソっと囁きました。どうでもいいですけど、ほもじちゃんのこの声をバイノーラル収録して寝る前に聞いたら、よく眠れそうな気がしませんか?いや、ドキドキして眠れない可能性もなきにしもあらずでしょうか。

 

「学べ」

 

そう言って、ほもじちゃんはずんちゃんを解放し、朝食の配膳に向かうのでした。ちゃんちゃん。

 

やば、やばいね(イケメン)。これは・・・ずんちゃんの恋愛値が上がりそうな一幕でした。チラチラずんちゃんの様子を見てみると、赤くなって放心している様子。起きてきたマキさんが怪訝そうに声をかけていたりします。

 

・・・・・・どうしてこうなった(お前じゃい!)

 

うん。

 

というわけでご飯タイムです。メニューは米の缶詰、味噌汁、お好きな缶詰一品でございます。缶詰の選択を自由にさせれば、彼女たちは基本的に最も正気度回復の多い一品を自動で選ぶので、助かる助かる。ほもじちゃんは特に好物はありませんので、適当に人気のない缶詰をいただきましょう。

 

いただきまーす。うん、この味噌汁が一番美味しいですね。自分の血が入った汁物を美味しいというのは中々猟奇的ですが、事実なので仕方ないね♂

 

といっても、クッソ可愛いほもじちゃんの血液を摂取したいという兄貴姉貴たちは非常に多いのではないでしょうか。羨ましいか?羨ましいだろ(煽り)

 

・・・そういえば、母乳は血液から作られるので、血液を飲んでいるというのは実質授乳されているも同然・・・?

 

この味噌汁とても美味しいですね!(意味深)

 

「ほもじさん、昨日の料理も美味しかったですけど、今日の味噌汁はさらに美味しいです!やっぱり、とてもお料理が上手なんですね!」

 

ずん子さんから賞賛の声をかけられます。ふふっ・・・。いや、うん。美味しいならいいと思いますが、なんかこう、笑っちゃいますよね。

 

「それほどでもない」

 

ずんちゃんの賞賛に対する、ほもじちゃんの返答。か、かっこいいタル~。こんな謙虚な心をもっているなんてすごいな~あこがれちゃうな~。

 

「本当にやないは料理が上手なんやな~」

 

オートで作った料理より、私の作った料理の方が美味しいですよ茜ちゃん。食べりゅ?(要SANチェック)

 

といってもまあ、現状の精神力だと、私が本気で料理を作ったらゆかりん以外はみんな正気を失いそうですけどね。

 

「ん」

 

それからはほもじちゃんの料理の腕を褒め称えるワッショイワッショイタイムなので、適当に倍速をかけましょう。

 

――少女倍速厨

 

ん?

 

なんで等速に戻す必要があるんですか?

 

「この味噌汁は・・・興味深いですね。ろくな食材なんかなかったはずなのに、こんなにも美味しい・・・。やない、何か隠し味のようなものがあるんですか?」

 

・・・・・・。

 

君のような勘の良いまな板は嫌いだよ(震え声)

 

んー、どうしましょうかね。ここにいるヒロインズはみなさん女性なので、料理を作るという行為にそれなりの関心を持っています。だからこういったことを聞かれると、そこそこに雑談をしていた他の人も自然と口を閉じ、ほもじちゃんから料理の秘訣を聞こうとしているんですよね・・・。適当に誤魔化す程度じゃ許されなさそうな空気です。

 

じゃあ、全力で誤魔化しましょうか(覚悟完了)

 

ここが高い魅力値の使い所さんです。良い感じの演技と雰囲気で、有耶無耶にしてしまいましょう。

 

「にひひ」

 

照れくさそうな、恥ずかしいような。そんな感情を込めた感じの微笑みを浮かべて。

 

「隠し味は」

 

でも、少し余裕があるような。若干アダルトな感じで。

 

 

「愛情、かな」

 

 

やっぱり愛だよね!うん。まあ、嘘だけど。

 

迫真の演技のおかげで、これ以上の追及を受けることはなさそうですね。いやまあ、ゆかりんは単純な好奇心で尋ねたのであって、実態がこんな地雷問答だとは考えてもいないでしょうけど。

 

それにしても、愛情って言った時のゆかりんの表情、見ましたか?可愛いですよね。クスクス。照れちゃってぇ・・・(恍惚)。ゆかりんは殴り合いしかしてこなかった仲なので、こういった表情を見られるのは新鮮で面白いですね。

 

「あ、味噌汁おかわりもらうで」

 

茜ちゃん、早いっすね。ちょっと飲むペースが尋常じゃなかったのですが・・・。うん、ここは言わぬが花というやつなのでしょう。

 

結局、味噌汁はものすごい勢いで消費されたということでした。かなり多めに作ったのですが、たった一食でなくなることになるとは・・・ちょっと面白いですね。

 

・・・・・・。それにしても、改めてほもじちゃんの血液入りお味噌汁を必死に飲んでいたみなさんの姿を思い出しますと・・・ちょっとこう、笑いがこみ上げてきますよね。

 

先ほど申し上げましたが、母乳は血液をもとに作られます。つまり、血液がふんだんに使われた味噌汁を飲むということは、実質授乳されているも同然。しかるに、母乳を飲んだヒロインズは、私の赤ちゃんということでしょう(発想の飛躍)

 

ということで、赤ちゃんということは私の存在なしには生きていけないということ。その全ては私の手の平の上・・・。ウェヒヒ・・・こういう妄想をすると、なんというか、気が狂う程気持ちええんじゃ(変態糞土方)。

 

RTA中はあまり自由な遊びが出来ませんからね。長時間のRTA中は、色々と溜まるものが多いので、タイムに影響が出ない程度に適度に気を抜く必要があります。なので、こういった遊びをするのも、致し方ないことだと思うのです。つまり私は普通の良識を持った一般人ということですね。

 

はぁ・・・もっと自由にヒロインズを弄くり回したいです・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほもじさん?」

 

東北ずん子。彼女は眠ったほもじやないに気付き、不思議そうに近寄った。

 

まだ起きてすぐの時間。少し調理をしてすぐ眠りについたほもじやないの行動は、一般常識をもって考えればおかしな行為だった。

 

「寝ちゃったんですか?」

 

首を傾げる。ふむ。とずん子はこの謎の行動の原因を考えるが、ほもじやないの行動は元々よく分からないことが多かったため、彼女は考えることを止めた。彼女なりに何か理由があるのだろうと、大らかな心でやないの奇行を受け止めることにしたのだ。

 

「椅子で寝るのは、寝づらいですよね・・・」

 

しかし、あまり動かすのも良くないだろうとずん子は思い、近くの椅子を引っ張ってきて、さらに寝室から毛布を持ってきた。

 

ほもじやないが寝ていた椅子に別の椅子をくっつけ、ずん子はその隣に座る。彼女はほもじの頭を自身の太ももの上にのせ、その体に毛布をかけた。

 

ずん子はどこか満足げな表情で、妹にするようにやないの頭を撫で、髪を手櫛で梳く。

 

ふと、彼女はやないの体に目を向ける。

 

とても細く、一部を除いて肉付きが非常に薄い体。獅子奮迅の活躍を見せる彼女の体とは思えないほどの、儚げな肉体。

 

ずん子はほもじやないの腕をにぎにぎと握る。その感触はとても女性的な柔らかさを持っていて、とてもじゃないが、それがゴリラ以上の筋力を発揮できる者の腕だとは思えなかった。

 

人体の不思議に触れているずん子。いくつかのそんな不思議を確認していたところで、彼女はあるものを見つけてしまった。

 

「・・・・・・ッ!?」

 

手首。まるで自殺を図ったかのような、一筋の傷。

 

「ほもじ・・・さん・・・」

 

ずん子はやないの軌跡を思い返す。

 

彼女はずっと、孤独に戦っていた。一度でも、誰かが彼女の戦いに役立つことができただろうか。

 

ああ。そんなことはない。ないのだ。彼女はずっと、孤独であった。

 

どうして。

 

ずん子には、ほもじやないの心は分からない。強くて、単独行動で何もかも解決してしまう行動力の化身。その程度しか知らないのだ。ずん子の視点では、彼女の心を推し量るための情報が少なすぎた。

 

非才な自身の身が、彼女の役に立てることなど多くはないと。彼女の心を救うことはできやしないと。ずん子はそれを悟っていた。

 

だがしかし。それを看過するには彼女は優しすぎた。

 

「ほもじさん・・・」

 

分からない。分からない。

 

どうしてそんなに強いのか。どうしてそんなことをするのか。どうしてそんな傷を負っていたのか。

 

何をすれば良いのか。何をして欲しいのか。ずん子には分からなかった。

 

それでも。

 

ほもじやないが弱っているのなら。傷ついているのなら。諦めそうになっているのなら。

 

「私に出来ることなら何でもします。だからどうか」

 

 

 

――私たちと共に明日を生きてください

 

――生きることを諦めないでください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごちそうさまでした。食器の後片付けは他のヒロインズがやってくれるそうなので、これ以降は少し暇になります。

 

うーん、ゾンビの襲撃がないゆかりんルートは、本当にすることがないですねぇ・・・一応、食糧の調達のためにあと一回ほど外に出る必要がありますが、それは人間に遭遇する可能性の少ない夜の方が好ましいですし・・・お昼まで何をしましょうか。

 

・・・寝ますか。少々退屈ですが、RTAですし。時短になりますし。

 

というわけで、適当にバレづらいお昼寝スポットを探し・・・。

 

「やない」

 

ん?なんだいゆかりん。

 

「勝負、しましょう」

 

ロスになるので嫌です。

 

「逃げるのですか?」

 

ほーう、煽ってきますねぇ・・・。

 

「怖いのですか?私に負けるのが」

 

・・・・・・。

 

ハァハァ・・・敗北者?(難聴)

 

取り消せよ、今の言葉・・・ッ!てめえなんか怖くねぇ!野郎オブクラッシャー(ぶっ殺してやる)ッッッッ!!!

 

 

 

 

「――上等」

 

というわけで今回はここまでです。次回もまた見てね。

 




じゃ、放置してたFGO2部4章以降の攻略があるので、次の話は遅れるかもしれない?


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22話

シンプルに初投稿です。

あ。あと、今回麻雀をしているシーンがあります。ルールを分からない人にも走者のやっていることが伝わるように努力はしましたが、普通に分かりづらいので、麻雀がよく分からない人はフィーリングで読んでください。


実装されているミニゲームが多すぎるRTA、はーじまーるよー!

 

はい。というわけで、前回ゆかりんのお誘いに乗ったところからの再開です。

 

乗るなエース!戻れ!そんな幻聴が聞こえてくるような気がしますが、気のせいでしょう。

 

ええ。ゆかりんとは約束をしましたからね。RTAの関係上、かまい倒すというわけにはいかずとも、ある程度はゆかりんの相手をしてあげる必要があります。ま、多少はね?ゆかりんのおかげでゾンビとの戦闘が免除されるのなら、多少遊び呆けてもおつりが来るレベルです。

 

従来のチャートだと、一週間といっても最後の方の3日間は毎日のように派遣されてくる強化ゾンビ軍団の相手をしないといけなくなりますからね。しかも指揮官はゆかりんなので、戦闘の難易度は悪質極まりないやべーやつで、リセット多発ポイントです。これが免除されるゆかりんルートは・・・最高やな!

 

まあ、そういった訳で、このルートでの安全を保証しているゆかりんのご機嫌を損ねるわけにはいかないのです。たぶん。

 

・・・実際、どこまでご機嫌取りをすればいいのか、ゆかりんルートの際はどのようなイベントがあるのか。事前に調べて、最小限のご機嫌取り、及びフラグ管理で一週間を過ごしたいのがRTAですが・・・・・・まあ、ぶっつけ本番で行ったものが最適である可能性がなきにしもあらずなので、このRTAを続行します(鋼の意思)

 

というわけで対戦をやりますやります。なんの対戦をゆかりんとしましょうかね。

 

といっても、昨日やり忘れていたイベントを起こしてからですけどね。

 

はい。まずはゆかりんに待てをします。おすわり。待て。お手。おかわり(意味不明)

 

もう待ちきれないよ!早く出してくれ!ゆかりんは非常にせっかちな様子ですが、待ってはくれるようです。お手とおかわりは無視されました(悲しみ)

 

はい。ではゆかりんが待ってくれている間にセイカちゃんに話かけ、例の救助要請が承認されたか聞き出します。

 

――少女聞き取り中。

 

ふむふむ。はい。オッケーですね。

 

どうやら昨日、ほもじちゃんが仮眠を取っている間にずん子さんやきりたん、あかりちゃんの写真を上司に送り、救助を手配してくれるよう交渉を成立させたらしいですね。ナカナカヤルジャナイ!(関西おばさん)

 

よーしよし。セイカちゃんを褒めながら撫で撫でして、今回の事件に関する一部の証拠資料をUSBに入れて渡しておきましょう。当然、ゆかりんにほとんど非がないように情報を切り取った証拠資料ですが、セイカちゃんの上の人にとって、こちらの方が好都合なので、問題はないですね。

 

セイカちゃんの上司の方々は、ゆかりんをトカゲの尻尾としようとした人たちの没落を望んでいるのであって、ゆかりんが捕まることを望んでいるわけではありません。

 

政治的に何の立場もない小娘を牢屋にぶち込んだところで、彼らには何の得にもなりませんからね。ゆかりんと後で口裏を合わせなきゃいけませんが、これでおおよそゆかりんの社会的立場は守られるはずです。裁判まであるかは知りませんが、ゆかりん、俺はお前の味方だゾ(閉廷おじさん)

 

よし。確認が取れたので全員を集め、今日から一週間後に、この学校に救助が来ることを伝えましょう。説明は大雑把かつそれなりにぼかして伝えます。セイカちゃんの存在とか、今ではすっかり犬となっていますが、本来、露見したら口封じのために、殺しにかかってきてもおかしくはない立場の人間です。あまり余計な情報をぺらぺら喋る必要はありません。

 

セイカちゃんは、この事件の調査をするために派遣された軍人さんだということ。そして、善良なセイカちゃんは生存者であるほもじちゃんを発見して、上の立場の人に救助をお願いしたと言うこと。救助ヘリを派遣するのに、おおよそ一週間の期間がかかること。必要なことだけかいつまんで情報共有をしましょう。

 

吉報に、顔を輝かせるヒロインズ。例外と言えば、色々と誤魔化しているせいか(・・・)気まずそうなセイカ(・・・)ちゃん(激ウマギャグ)と、引きこもってほもじちゃんと決闘(デュエル)したいゆかりんくらいでしょうか。

 

とりあえず一週間で脱出できるという希望のおかげで、みなさんの正気度はかなり上昇していそうですね。しかも、どうやら昨日の夜にゆかりんがゾンビーズの襲撃を抑制できるということを話していたらしいので、部屋の雰囲気が、勝ったな、風呂入ってくる。といった感じにかなり緩んでいます。

 

どんよりとしているよりはマシな雰囲気ではありますが、このゲームは油断したら一気にムード:《がっこうぐらし》になるので、油断せず、気を引き締めてRTAに励んでいきましょう。

 

「やない。どんな対戦をしましょうか?」

 

うん。中々空気が読めないゆかりんですね。だいぶ唐突ですが、せっかちなゆかりんにはこれでも我慢した方なのでしょう。

 

「麻雀」

 

とりあえず、麻雀部の部室に全自動卓があったと思うので、それを使ってやりますかね。個人的には、ゆかりんと勝負するにはちょうどいい代物だと思いますし。

 

勝負には色々と候補がありますが、チェスやオセロ程度のボードゲームの場合、チェスなら先行が、オセロなら後攻がまず勝ちます。ゆかりんレベルの天才と知恵比べをするなら、それなりに選択肢が広い、深いゲームでないとダメなんですよね。

 

あ。ルールは分かります?

 

「問題ないです。それはともかく、麻雀なら最低限あと一人、人が欲しいですね」

 

はい。それなら問題ないっすよ。マキちゃんとセイカちゃん、麻雀できますから。といっても、それをダイレクトに言うのは、どうして知っているのか?という話になるので、部室に集まっているメンバーに尋ねましょう。

 

「あ、私できるよ~」

 

はい。マキさん参戦ですね。

 

「あ。私も嗜む程度なら」

 

セイカちゃん参戦です。これでメンバー集め完了ですね。では、お前ら、クルルァについてこい(クルルァって何だよ)。とりあえず移動と麻雀卓のセッティングは何の面白みがないので倍速です。

 

――少女移動中(11.4514倍速)

 

はい。大雑把なルールの確認をしまして、早速始めましょう。

 

 

シュバッ! デュエル開始ィーー!(磯野)

 

 

では、画面はほもじちゃんの手牌を映しながら、麻雀についての簡単な説明をします。

 

麻雀。名前は良く聞くけど、実際のルールはよく知らない兄貴姉貴達が多いのではないでしょうか。そんな方々に麻雀がどのようなゲームか説明すると、順番に、牌がたくさん積まれた山から牌を一個ドローし、その代わりに手牌から適当な牌を一個捨て、特定の役を揃えてアガることを狙うのが麻雀です。

 

これだけ聞くと運ゲー要素が強く、親譲りの屑運に苛まれるチルドレンとしては絶望的な競技にも思えるかもしれませんが、麻雀は読みを極めれば屑運でも何とかなるのが素敵な所です。

 

そしてこれはRTAです。できる限り一局一局を素早く終わらせて、迅速な勝利を目指しましょう。

 

「ポン」

 

――ピカッッ!

 

何の光!?

 

麻雀初心者の方々に説明すると、麻雀には鳴きというルールがあります。麻雀は、アガるためには、3つの牌を特定のセットで集め、そのセットを4つと、同じ牌を2つ集めることでだいたいアガれます(アガれない場合もあるゾ)。

 

3つの牌のセットとは、同じ絵柄で同じ数字の牌を3つ集めるか、同じ絵柄で連番になった数字の牌を3つ集めるかといった感じです

 

そして鳴きとは、この特定のセットの内二つが揃っている時に、他の人がそのセットの最後の牌を捨てた場合、その牌をもらうことができることを指します。これにより、素早く手牌を揃えることができるのです。

 

鳴きにもいくつか種類があり、ポンは同じ絵柄で同じ数字の牌が2つあった時に、3つ目をもらう鳴き。チーはそれをもらったら、同じ絵柄で数字が連番になる時の鳴きです。

 

鳴きは素早くアガるためには非常に有効な手段ですが、デメリットとして、場にその鳴いた牌を晒さなくてはいけないため、何を集めているのかバレやすいということと、アガった時の点数がだいたい下がることですかね。

 

「チー」

 

――キュピィッッ

 

はい。先ほどから鳴くたびに牌が光っていますが、麻雀初心者の方々にこれを説明すると、これが哭きです。気合いを入れて鳴きを発動すると、このように牌が光ります。

 

哭きを使うと相手の運を削ったり、自身の運を向上させたりなどなど、色々なバフが付く感じですので、使える時はガンガン使っていきましょう。ただし雀力・・・精神力を結構消耗するので、使いすぎると疲労でガバが多くなります。だから、使い過ぎには注意しましょう。

 

「????」

 

マキさんやセイカちゃんは何かあり得ないものを見たような顔でこちらを見ています。お前哭きを見るのは初めてか?力抜けよ。

 

「そんなオカルトありえません・・・」

 

はぇ~ゆかりん、初めて麻雀を一緒にやりますが、そんな反応をするんですね。あなたのBオーラの方がよっぽどオカルティックだと思うんですがそれは。

 

「カン」

 

カンとは、鳴きの一種ですが、同じ絵柄で同じ数字の牌を4つ集めるとできます。効果は四つ集めた牌を場に晒して、王牌という特殊な場所から牌を1枚追加ドローし、ドラ(この牌を所持してアガるともらえる点数が増える)を一つ増やします(決闘者(デュエリスト)並の解説)

 

そしてこのカンによる追加ドローで、ようやくアガることができます。

 

「ツモ。嶺上開花。500、300」

 

ドンッ(謎の花びら)

 

麻雀初心者の方々に解説をしますが、このカンをしてアガる嶺上開花を上級者がすると、どこからともなく現われた幻の花びらが舞い散ります。綺麗なだけで、特にめぼしい効果はないので気にしないでください。

 

さて、獲得点数は1100点。ほぼ最安値ですが、5巡でこの局を終えることができました。まあ、この局は粘っても高い手でアガることはできないような気がしたので、サッサと終わらせたかったというのもあり、目論み通りに終わらせることができましたね。いいゾ~これ。

 

といっても、ここでカンをして引いた牌が目当てのものでなければ、役なしでアガれないというだいぶ綱渡りなアレでしたが・・・・・・まあ、アガれる確信があったので、何の問題もないですね。

 

そして。3回哭きを発動させ、それなりにツキにバフを盛ることができた現状、できれば次の局で終わらせたい・・・終わらせたなくない?

 

はい。みなさんから点棒を受け取り、と。さて、スコアはこのようになります。

 

ほもじちゃん:26100

ゆかりん:24700

マキさん:24500

セイカちゃん:24700

 

点数がマイナスの人物が出たら終了なので、チャンスがあれば高い手でアガることを狙っていきたいですね。では、次の局に参りましょう。

 

むむ(直感:EX)

 

これは運が良いですね。手牌とこのあと引くであろう牌が素晴らしいです。おそらく、この局ではかなり高い手をアガることができるのではないでしょうか。

 

「・・・っ」

 

おや、ゆかりんと目が合いました。その様子からして、私が高い手を狙っていることを察したのかもしれません。

 

ふむ。ゆかりんは安くても素早く手牌を完成させ、早々にこの局を流すことにしたようです。一応残りの二人を見て、彼女たちが素早くアガれるようなら振り込むことも辞さないようですが、残念ながら、彼女たちの纏う雰囲気を見るに、まだまだアガることはできなさそうですね(観察眼:EX)

 

「ポン」

 

バリィッ!!

 

ついでですが、麻雀をよく知らない人のために解説をすると、卓越した雀力の持ち手が麻雀すると、このように一つの動作を行う度に電撃が飛び散ったり、目から謎の炎が出たり、背中から翼が生えたりします。

 

基本どれも幻覚ですが、はしゃぎすぎると周囲の電子機器やガラスに被害が出るので、凄そうな人が麻雀をしているのを見たら、慌てずにガラスや機械の側から離れるなど、冷静な対処を心掛けましょう。

 

「ポン」

 

パリッ!バリバリィィッッッ!!

 

これは、ツキが素晴らしいですね。今まで魅力ばかりが上がってきた揺り戻しがきたのでしょうか。やっぱり、高く飛ぶためには深くしゃがみ込むことも必要なんやなって。

 

少し解説をしますと、麻雀は引きがとても重要なゲームでありますが、それと同じくらい読みが重要なゲームでもあります。

 

例えば捨て牌。相手がいらね。と捨てた牌を見て、どうしてそれが不要だったのか、その考察をして相手の手牌を読むわけです。

 

そして更に注目すべきは表情、及び雰囲気です。牌を引いた時なら、良いものが引けた!とほころぶ顔であったり、不要なものを引いた時の、うへぇ・・・といったようなうんざりとした感じであったりなど。

 

他の人が牌を捨てた時なら、もしその牌を集めていたら、あ・・・その牌欲しかったのに・・・といった感じの雰囲気や、鳴きを入れようか迷う逡巡など。

 

こうして、捨てた牌の予想と、前述した人を見て得られる情報を統合して考えていくことで、相手の手を読むことができるわけですね。これがまさに麻雀の醍醐味とも言えましょうか。こういった読みが出来るようになって、二流の雀士・・・といったところですか?といっても、それなりにみなさんポーカーフェイスを心掛けているようなので、表情や雰囲気を読むのは卓越した観察眼が必要かもしれませんが。

 

まあ、真の一流は、それだけではなく運命を、場の流れそのものを読むこともできるんですけどね。

 

「カン」

 

皆さんは感じますか?私の背中を押す、この場の莫大な運命の波を。よし、じゃあぶち込んでやるぜ。

 

「カン」

 

果敢に加‎槓(かかん)をしていきます(激ウマギャグ)。加‎槓とは、ポンをして晒している3つの牌のところに、さらにもう1個牌を加えて槓をすることですね。

 

「もういっこ。カン」

 

さらに追加ドローした牌を加えて、加‎槓。これ、すごくコンボしている感があって気持ちがいい!カン度良好ですね(激ウマギャグその2)

 

それにしてもだいぶ乗っていますね。本当に絶好調ですよこれは。

 

ゆかりんは既に末路を察しているのか、あきらめ顔ですし、セイカちゃんやマキさんは未だにバリバリしている謎の幻覚に困惑しているようです。うん、まあ。安心してください。私と麻雀をしていれば、こんな演出すぐに見慣れますよ。

 

「――カン」

 

そして更なるカン。クフフ。ここまで目論み通りにきまると気持ちが良いですね・・・

 

絶望するが良い・・・これが私の闘牌です

 

「ツモ」

 

最後に引いた牌を叩きつけ、残った手牌を晒します。

 

「四槓子、清老頭。32000、16000」

 

決まりました。W役満ですね。

 

四槓子。カンを四回してアガる、かなり揃えるのが難しい役満ですが、調べたところ、一部の統計ではその出現率は0.000234%らしいです。

 

そして同じく役満の清老頭は、数字が1か9の牌だけを集めてアガる役満です。確率は0.00181%とのこと。

 

W役満だと、確率は・・・0.00000042354%くらいですか?(適当)

 

まあ、色々なバフなしだと一億局くらいやらないと出ない役ですが、バフを盛れば100局に1回くらいは出せるので・・・まあ、普通だな!

 

ともかく、これで親番だったセイカちゃんがトビで終了です。俺の勝ち!なんで負けたか明日まで考えといてください。

 

うん。やっぱり、麻雀って・・・楽しいよね!(私が勝つから)

 

「もう一回やる?」

 

あ。いいです。三人は声を揃えてそう言いましたとさ。

 

ええ・・・?ちょっと諦めるの早すぎるんとちゃうか?なんだお前ら根性なしだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先ほどの麻雀は、ゆかりんが不完全燃焼で納得がいかないらしいので、次はスマブラをすることになりました。

 

このゲーム、いくつかのゲーム会社と契約をして、ゲーム内で昔の名作ゲームを遊べるようになっているんですよね。スマブラもその内の一つです。大好きなヒロインと・・・スマブラを・・・最高やな!特殊性が際立つこのゲームの開発陣ですが、こういった配慮は本当に神的だと思います。

 

ゆかりんはこのゲームをそこそこにやりこんで大得意らしいですが、腕前はいかほどに。

 

さて、私は全身タイツのヘルメット被ったおじさんことキャプテンファルコンを使いますかね。合理的な理由は特にありませんが、膝やメテオ、ファルコンパンチなどのロマン技が豊富な性能は、個人的な嗜好にかなりマッチします。

 

おや、どうやらゆかりんはルキナを使うようです。ルキナは男の子と間違われるほどに胸が・・・。なるほど、確かにゆかりんとは非常に相性が良いキャラでしょう。絶壁が二枚・・・来るぞファルコン!

 

というわけで対戦よろしくお願いします。

 

さて、対戦開始直後、お互いに高機動なキャラであることを活かした、高速のステップによる読み合い合戦です。時折混じるジャンプによる牽制も含めて、ぶっちゃけかなり面倒くさい読み合いに移行しています。

 

私やゆかりんの知覚速度からして、相手の技の発生をしっかり見てからガードや回避することが余裕なので、互いに安易な攻撃を仕掛けることが出来ないことを意味していますね。

 

「うわぁ・・・めっちゃわさわさ動いている。このゲームってこんな早く動かすことができたんやな」

 

「ゆかりさんが強いことは知っていましたが、ほもじさんもここまで強いとは・・・これは目が離せない戦いになりそうですね」

 

観戦している茜ちゃんときりたんの感想です。さきほどのルールをよく知らなかった麻雀と違い、見ていて面白いという理由からこの対戦にはヒロインズが全員観戦にきております。

 

「あんなに楽しそうなゆかりん、初めて見たな~」

 

「ええ、本当に生き生きとした顔で遊んでいますね」

 

「・・・嬉しいけど、私は少し複雑かな」

 

「マキさん・・・」

 

なんか外野が少し不穏な会話をしていますね。いやまあ、マキさんは生粋のレズで、ゆかりんに野獣の眼光を向けている奴ですからね。ゆかりんの心を開いたほもじちゃんを見れば、そうもなりますか。

 

クスクス・・・恋心故に、美しい心に浮かんでしまう醜い嫉妬。実にからかい甲斐のあるマキさんですねぇ・・・。

 

ええ。ええ。ゆかりんが仲間としてマキさんに関わることができるルートは初めて見るのですが・・・中々、愉悦のあまーい蜜を味わうことができそうな・・・ウェヒヒヒ。おっと。いけないいけない。今はゆかりんと対戦しているんでした。集中しなければ。

 

あ。

 

 

ドォオッワァッッ!!(ファルコンの悲鳴)

 

 

やっべ、一機落とされました。

 

うーん。ちょっと油断しましたね。状況はそれなりにこちらが優勢でしたが、油断したせいで一気に撃墜まで持って行かれました。クッ、卑怯だぞゆかりん。外野のマキさんを使って私の油断を引き起こそうとするなんて(濡れ衣)

 

仕方あるまい・・・。それならば、こちらも本気を出しましょうか。

 

ファルコンにはかなり強力なコンボがありますが、その予備動作は普通に分かりやすいです。ですがあえてここで分かりやすく、敵に向かって飛びかかります。

 

馬鹿め。焦ったか!ゆかりんの目はそのように語りますが、瞬間的に違うと悟りました。そして僅かな逡巡を経て、私を見ます。ええ、大正解ですゆかりん。彼女は、ここまで見え見えの攻撃を私が仕掛けることはないと断定した上で、ゲームの外、盤外で何かを仕掛けてくると見破ったのでしょう。

 

実に賢明。素晴らしいですよゆかりん。

 

クスクス・・・ ゆかりんと私の目が合います。メトメガアウー(唐突なBGM)

 

「ゆかり」

 

ですが。貴方に教えて差し上げましょう。時として、予測可能回避不可能な攻撃があるということを。

 

 

 

「――好き」

 

 

 

卑遁・大胆な告白は女の子の特権の術!!

 

馬鹿め!お前のここが隙だったんだよ!

 

 

うわぁぁぁあぁぁっっ!!(ルキナの悲鳴)

 

 

無事、こちらもゆかりんの残機を減らすことができました。ジャンプから着地する寸前に、空中ニュートラル攻撃の一段目だけを当てることで、タメが多く、リーチが短いけどかなりの破壊力を持つ大技、飛び膝蹴りを確定で当てることができるコンボです。とても気持ちが良い!やっぱり膝は・・・最高やな!

 

「ひ、卑怯ですよやない!!」

 

何を言っているんですかゆかりん。決闘において、精神攻撃は基本ですよ?むしろこの程度で心を乱す貴方に非があります。

 

「ぐっ・・・それは・・・」

 

さあ、続けますよゆかりん。まだ残機は二つも残っているんですから。

 

「やない、それはちょっと、どうかと思うんやけど・・・」

 

うるせえ!こうでもしなきゃ撃墜までに時間がかかって仕方がないんじゃい。

 

オラァ!ゆかりんに好き好き連呼の怒濤のラッシュをぶち込みます!この・・・まな板・・・ッ!孕めオラァ!(唐突な下ネタ)

 

「くっ、なんて恐ろしい戦術・・・!」

 

うぇーい。俺の勝ち!なんで負けたか(以下略)

 

それにしても、思った以上に口撃耐性がないゆかりんだなぁ。照れ屋さんですね~ゆかりん。それとも、そんなにほもじちゃんのことが好きなんですか?にやにや。

 

「この・・・言わせておけば・・・!」

 

屈辱に震えるゆかりん。ゆかりんという絶壁が揺れているということは、もしかして地震ですかね?そういえば、誰かが地震への対抗策として、俺自身がそれ以上に揺れればいい!(意味不明)とか言っていた気がするので、少しやってみますか。

 

うおおおおおおおおお(屈伸煽り)

 

「これは・・・流石に草生えますね」

 

草生え散らかしているきりたん。意味が通じる人がいるのは助かる助かる。

 

「――ん?」

 

何か、思いついたようなゆかりんの声。どったのゆかりん。煽られ過ぎて頭エースになっちゃったの?

 

それとも気づいちゃいましたか?クスクス。気づいてしまったんですかぁ?

 

「・・・再戦を希望します。もう一回です」

 

ええ・・・。それは少し面倒臭いというか・・・。

 

フフフ。ねえゆかりん。それが人にものを頼む態度なのかな?

 

「・・・っ!」

 

 

そんなにやりたいなら・・・土下座しろよ(お正月番組並の要求)

 

 

「ほもじさん、意外とノリがいいんだね」

 

「あんなに感情豊かなゆかりさん、初めて見ました・・・」

 

マキさんとずん子さんがなんか言っていますね。コミュにデバフがかかるサイコパスでも、この程度の反応で許してくれるというのは、やっぱほもじちゃんの魅力が改めてやばいんやなって。

 

「・・・ほもじさんも楽しそうですね」

 

ぼそっと呟く葵ちゃん。うーん?おやおやおやー?(地獄耳)。葵ちゃん?あなたもしかして・・・まま、どうでもいいか。今は目の前のゆかりんで楽しむことに集中しましょう。――後で葵ちゃんをいじる(邪悪な眼光)

 

「ゆかり先輩頑張れー!」

 

あかりちゃんの無邪気な応援ですが、一体何を頑張って欲しいんですかね?もしかして土下座ですか?もしかしてあかりちゃんって私の同志だったんですか?

 

「も、もう一度戦ってください、お願いします・・・!」

 

えぇ・・・そこまでやりますか・・・(愉悦)。あーあ、もう(タイム)滅茶苦茶だよ。こんなんじゃRTAになんないよ~。でもまあ、そこまで頼まれたら、しょうがねぇなぁ(悟空)

 

「あ、アカン!やない、それは罠や!」

 

ええ。知っていますよ。茜ちゃん。賢明な視聴者の皆さんならお気づきかもしれませんが、ゆかりん、実は企みがあってこのようなことをしています。

 

ヒントを出すなら、私は先ほど勝つために何をしたのか、というやつでしょうか?

 

クスクス。クスクス

 

ねえゆかりん。あと何戦、戦いたいですか?

 

「・・・・・・っっ」

 

目を見開き。

 

「・・・くっ」

 

苦悶して。

 

「じゅ・・・」

 

欲望と戦い。

 

「10戦ほど・・・お願いします・・・」

 

なるほどねー。ふーん。

 

クスクス・・・クスクス・・・欲張りだね。ゆかりん

 

「いいよ」

 

じゃあ、ゆかりんにもご褒美をあげましょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああー。案の定、普通の読み合いだとゆかりんを倒すのにすっごい時間がかかっちゃうなー(棒読み)

 

「どうしたんですかやない?その程度では、私を倒すことは出来ませんよ」

 

くそー、確かにRTAなのに時間がかかってしょうがないなぁー(棒読み)

 

「読み合いではほぼ互角ですからね。読み合いでは。読み合いでは!」

 

じゃあ仕方ないかなー。読み合いで中々勝負が付かないなら、やっぱり盤外戦術を使うしかないなー(棒読み)

 

――好き

 

「ふぐっ」

 

<ウワァッッ!!!(ルキナの悲鳴)

 

あ ほ く さ

 

ちょっとそれは流石に露骨過ぎて、大草原ですわよ結月さん(お嬢様)

 

「なんて恐ろしい戦術でしょう・・・!こんなのを使われたら、一溜まりもないです」

 

(ちょっと声が)固くなってんぜ?棒読みにもほどがある(-114514点)

 

――好き

 

「ぐっ・・・」

 

<ウワァッッ!!!(ルキナの悲鳴)

 

こんな、稚拙なまんじゅう怖いを見せられるなんて・・・。なんて滑稽な。なんとも言えない気分です。あれほど天才的だったゆかりんが、たくさん殴り合ったあの好敵手が、こんなにも劣化してしまうなんて・・・。悲しいなぁ。

 

でも、そういうの滅茶苦茶大好きです。ウェヒヒヒヒヒ

 

――好き

 

「き、効きませんよ!」

 

<ウワァッッ!!!(ルキナの悲鳴)

 

――好き

 

「効きません!」

 

<ウワァッッ!!!(ルキナの悲鳴)

 

――好き

 

「全然効きませんね!」

 

<ウワァッッ!!!(ルキナの悲鳴)

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ずんちゃん」

 

「なんですかマキさん?」

 

「私は、何を見せられているんだろうね」

 

「うーん・・・。夫婦漫才?」

 

 

「狂いそう・・・!(静かなる怒り)」

 

 

「マキさん!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。というわけで俺の勝ち!なんで負けたか(以下略)

 

本日の戦績は12戦12勝。私の圧倒的勝利です。ゆかりんはクソザコウンチーコングの口撃耐性でしたが、RTAで荒んだ走者の心にとびきりの愉悦を与えてくれた、素晴らしいまな板でした。

 

いやー今日は楽しかったですね。そろそろお昼ご飯を作りましょうか。ん?どうしたんですか茜ちゃん。

 

何?午後はみんなで桃鉄をやろう?ああ~いいっすね~!やりますやります。みんなでパーティーゲームとか、すっごく楽しそうですよ!

 

いやー楽しみだなー。というわけで今回はここまでです。次回もまた見てね。

 

・・・あれ?何か忘れているような・・・?(RTA)

 




セイカちゃん「クゥーン・・・」

人がたくさんいると、台詞を挟ませるのも一苦労なので・・・。必然的にあまり話す相手のいないセイカちゃんは喋らせづらいんやなって。

それはともかく、邪神テイストを出すために邪心が出ているシーンのフォントを変えてみたのですが・・・うーん。思った以上にホラーが入ったガチの邪神っぽくて草が生えない。

なんかこう、もっと弄ぶ上位者的な雰囲気の、美しさを持ったフォントはないですかねぇ。発見したら、フォントが代わるかもしれません。ご了承ください。


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23話

サボってたわけじゃないんです・・・(弁明)
こう、桃鉄なんて本編にあまり関係なさそうな場所は、一話で終わらせたいと思ったので、一話で書き切ろうとしたんですよ。

そしたら、文字数が28000くらいになりまして・・・実際、いつもの4話分くらいですかね。空いた期間は11日なので、2.5日に一回くらいは初投稿していたペースで書いてはいたんです。

つまり、初投稿です。


やっぱりみんなで・・・ワイワイはしゃぐのを・・・最高やな!なRTA、はーじまーるよー!

 

はい。前回、茜ちゃんと午後から桃鉄をやろうと約束したところから再開です。

 

とりあえず、お昼ご飯を作りますよ~。これは缶詰の中身を取り出して一手間加えただけなので、あまり時間はかかりません。お手伝いを申し出るきりたんや茜ちゃん、ずん子さんなどを、「不要」の一言で追い払い、ササッとほもじちゃんの血液を料理に混入させましょう。

 

・・・・・・。おっと。ちょっとストップです。ストップ。

 

危ない危ない。頭が少しクラクラしています。これはちょっと貧血気味ですね。これ以上血液をぶちまけたら、顔色がまずいことになってしまうでしょう。やり過ぎは、こいつ具合悪そうだな・・・という顔色になってしまいます。余計な心労をヒロインズにかけるわけにはいかないので、ここらへんで自重しましょう。

 

しかし、相変わらずほもじちゃんはレベルのわりに貧弱だなって。順調に育ってくれているなら、そろそろどこかの桃色魔法少女みたいに片手でダンプを止めることもできるくらいの筋力はある筈なんですけどね・・・。あ、ついでに、ゲーム内では最強に近いゆかりんレベルのステだと、デコピンでダンプが数十メートルぶっ飛びます。もはやゴリラとかそういうレベルじゃねぇぞこれ(戦慄)

 

まあ、私も合気道的な何かを使えば、初期のステータスでも突っ込んでくるダンプを投げ飛ばすことができるんですけどね(謎の対抗心)。ただし中のドライバーはほぼ確実に死にますが。

 

とりあえず、特にイベントのない昼食の光景は倍速です。倍速中はみなさん少し退屈だと思うので、ほもじちゃんボイスのたべるんごのうたでも聞いていてください。

 

――少女食事中(たーべるんごー たべるんごー やまがたりんごをたべるんごー)

 

はい。まあ、ほもじちゃんは数秒で食事を終えていましたので、短い歌唱劇場でしたね。さて、後は歯磨きやお手洗いなどを済ませておいて、桃鉄のゲーム機をセッティングしておきましょう。

 

コードをテレビに繋いで・・・ふへへ、なんか楽しいですね。隙あらば自分語りをしますが、私、実はみんなで集まってワイワイする遊びがけっこう好きでして。リアルだとあまりこういう遊びをする機会がないので、新鮮なんですよね(ぼっち)

 

まあ、そんなことはどうでもいいとして、これからゲームで遊びます。しかし、これってロスじゃない?とツッコミを入れたい視聴者兄貴姉貴たちが多いと思いますが、オリチャーを発動し、これから習得するスキルによってそれを何とかします。

 

スキル《たーのしー!》。これをレベル5まで習得すると、遊戯によって得られる経験値が3倍になります。これを習得することで、時間のロスを効率的な経験値稼ぎの時間に変えるのです。

 

さて、ここで少し遊戯について、お話します。遊びという行動は、基本的にもらえる経験値がかなり多いです。しかも、一緒に遊んだ人物の信用値・好感度・恋愛値を上げたり、正気度を回復させたりすることもできます。ああ~いいっすね~!

 

ただし、それを行うには結構厳しい条件があり、そもそも遊びをしている暇がないのがこのゲームの難しいところです。本来、拠点強化に物資調達、探索に工作・生産、家事など、やるべきことが滅茶苦茶多いこのサバイバルでは、中々遊びのための時間を作ることができません。

 

そして更に、メンバーの正気度をある程度高めに保ち、楽観的な雰囲気を作り出さないと、遊ぼうと誘っても乗ってくれなかったり、誘うことそのものが人間関係の不和のもとになったりします。まあ、生きるか死ぬかの瀬戸際のゾンビサバイバルの最中で、スマブラやろうぜとかいってくる奴は、こいつ頭大丈夫か?と思ってしまうので仕方がないことですよね。

 

楽観的な性格の人物は、比較的ホイホイ誘いに乗ってくれますが、神経質なキャラの場合、状況によってはマジギレされることもあるので、遊びをする時はTPOをわきまえましょうね。

 

ついでにですが、子どもキャラと遊びをした時にもらえる経験値は、他のキャラクターと比べると、とても大きいです。このパーティーの場合はきりたんですね。

 

まあ、子どものキャラクターはステータスやスキル、さらにはメンタルまでもが貧弱極まりないゴミカスなので(ひどい)、どこかで優遇する箇所を付けないと、サバイバル生活においては完全なお荷物になってしまいますから、多少はね?そういった開発の計らいなのでしょう。

 

はい。以上がだいたいの遊びの解説です。

 

・・・・・・。ヒロインズはまだご飯を食べていますね。

 

すいませ~ん、ほもじですが、まーだ時間かかりそうですかね~?(レズはせっかち)

 

とりあえずスキルを習得しましょう。メニューからステータスを開いて、スキル習得。《たーのしー!》はどこだ~?

 

・・・・・・あ。

 

そういえばですね、スキルの習得には基本的に適性がございまして、最初の心理テストによって、一定の確率で習得不可能なスキル群などが決められたりするわけですが・・・。

 

じゃあみなさんに問題です。もしほもじちゃんに習得できないスキルがあるとするならば、それはどういったものになるでしょうか?

 

――はい。正解はコミュニケーション系統のスキルでした。会話の選択肢を良質なものにしつつ、会話による相手の正気度回復効果や好感度などの上昇効果を高める神スキル《話し上手》や、好感度等の数値の上昇に補正をかけつつ、全体的にグループやチームなどの雰囲気を向上させることができる《ムードメーカー》などなど。有用なスキルが多いコミュ関連のスキルは、適性によりほもじちゃんは一切習得できません。やっぱり、コミュ力ぅ・・・ですかね?あ゛あ゛ゴミカス!!!!!

 

失礼。少々取り乱しました。ともかく、《たーのしー!》はコミュ系統に分類されるスキルなので・・・習得はできませんでした。オリチャーが音速でぶち壊れましたね。誰ですかこんなガバガバなチャートを作ったのは。壊れるなぁ(壊れた)

 

うーん、一応この適性を変えるイベントはありますし、適性がなくても《たーのしー!》を習得することはできなくもないのですが・・・・・・いや待てよ、それだ!!

 

説明しましょう。このゲームはイベントやある一定の条件を達成することによって、スキルを習得することができる場合があるのですが、《たーのしー!》は狙えば比較的楽に(?)達成できます。

 

ズバリその条件とは、遊びをして多くの人物を楽しませることです。判定はNPCのAIの心情という、かなり漠然としたものからされるようなので、少々難しくもありますが、ゆかりん以外はだいたいのパターンを知り尽くしたヒロインズです。彼女たちを心の底から楽しませるのは、余裕のよっちゃんですとも。

 

はい。目標が決まったところで、他の人たちの食事や準備が終わるまでまだ時間がかかりそうですし、暇なので寝ます。スヤァ。

 

 

 

――少女睡眠中。

 

 

 

「ほもじさん・・・ほもじさん・・・」

 

ユサユサと揺すられて、起床しました。この緑はずんだ・・・じゃなくてセイカちゃんですね。おはようございます。

 

「はい。おはようございます。そろそろ始めるみたいですよ」

 

待ちくたびれたぞ!さあさあ桃鉄の時間ですわ。

 

さて、このゲームですが、実は4Pまででしかプレイできないんですよね。この人数だと、少しあまりが出ます。人数は多く参加した方が、もらえる経験値は多いので・・・ここはチームを組みましょうか。私はせっかくなので、スマブラの時に、寂しそうにほもじちゃんをチラチラ見ていたセイカちゃんをパートナーにしましょう。

 

「あ・・・はい。その、よろしくお願いします?」

 

なんか照れて赤くなっているセイカちゃんは可愛いですね。フフフ・・・。分かりますよ、セイカちゃん。真っ先にほもじちゃんに選ばれて、嬉しいんですよね?クスクス、クスクス。可愛いなぁ・・・本当に。

 

おっと、いけないいけない。えっと、そうですね。ここは語録習うならば、か゛わ゛い゛い゛な゛ぁ゛せ゛い゛か゛ち゛ゃ゛ん゛(キモオタ平野)といったところですかね。

 

「・・・」

 

おっ・・・少し茜ちゃんが悲しそうな顔をしています。あら^~茜ちゃん、やっぱ好きなんすね~。

 

「なるほど・・・ではあかりさん。ペアを組みましょうか」

 

「いいですとも!ゆかり先輩!」

 

ゲッ・・・。あかりちゃんとゆかりんのコンボはまずいですよ!あかりちゃん、基本的に運と直感がNPCの中ではトップレベルですからね。身体能力が低く、秀でた技能も特になく、頭が良いわけでもない上に、食糧だけは無駄に消費するうんこ製造マシーンなあかりちゃんなので、それに釣り合いを取らせるためなのか、無駄に運と直感がヤバイです。やばいわよ!やばいですね☆(謎のやばい三段活用)

 

本来、彼女のその高い運や直感の使いどころさんは、それを必要とするイベントに多いのですが、こういったミニゲームでもそれなりに猛威を振るうことになります。彼女はあまり頭が良くないので、戦略要素で圧倒できる分、ほもじちゃんが彼女に負けることはあり得なかったはずなのですが、その戦略を補えるゆかりんと組むとなると・・・NPCの組み合わせの中では、ほぼ最強に近いペアじゃないですかね?なんやこの厨パァ!

 

いやまあ、本気でやれば麻雀の時と同じように、ほもじちゃん劇場で圧倒的勝利を得ることはできるのですが、今回はみんなを楽しませて《たーのしー!》を習得するという目的があるので、それはキャンセルだ。

 

「じゃあお姉ちゃん、一緒にやろうよ」

 

お、これは安定の琴葉姉妹ですね。フタリグミ=ツクッテ(即死魔法)といわれたら、だいたいペアになるいつものです。姉妹の関係が良好なのは良いことですね。あら^~。

 

・・・・・・!

 

アッラ^~(激ウマイスラムギャグ)

 

・・・・・・。

 

はい。琴葉ペアが組まれましたが・・・これは少しマズイですよ。このままいけば東北姉妹がペアを組んで、ちょっとワンテンポ置いてから、マキマキが良心を発揮したペアに引き取られるという未来が見える見える。そうなればマキマキに、ハブにされてね私?というなんか色々とアレな精神ダメージを与えることになりそうなので、少し対策をしておきましょう。

 

実際の所、そんなに躍起になって対策なんてしなくても、正気度高めで良心ばつ牛ン(ばつぐん)のヒロインズなら、勝手に優しい世界を展開してくれますし、こんな些細なことを気にするほどマキマキのメンタルは弱くはないのですが、一発で《たーのしー!》を習得したいので、小さくても不安な要素はガンガン消していきましょう。

 

「弦巻マキ。来い」

 

「え?」

 

じゃあオラオラ来いよオラァ!ほもじちゃんの左側に待機させたセイカちゃんと、右側に引っ張ってきたマキマキの布陣です。これがチームほもじやない。でっかいの一つに中くらいの二つ。良い感じの山脈ですね(暗喩)

 

ストレートに言うなら、全体的にバストの平均値が最強です。それに比べて、ゆかりんとあかりちゃんのペアは凹凸が激しいですね・・・。おっぱい山あり谷あり。あ、いや。流石のゆかりんでも、凹んではいないか(正気に返る)

 

そもそも谷はおっぱいの谷間を想起させるので、ゆかりんの絶壁を表わすにはNG。-114514点です(厳しい自己評価)

 

え?東北姉妹ペアも似たようなもの?きりたんは小学生だぞ!小学生には貧乳も何も関係ありません。むしろ現実でロリ巨乳とかいたら、ホルモンとかに問題があって、乳腺肥大症とかの病気になっていないか疑うレベルなんだよなぁ(リアリスト)

 

そもそも、成人したきりたんはエンディングで見ることができますが、東北家のDNAをしっかり継いでいるため、普通に巨乳なんですよね。ね、ゆかりん?貴方とは違うのだよ、貴方とは(厳しい貧乳いじり)

 

はい。とりあえずマキマキをチームに勧誘したので、後は肯定的な一言を言って、ぼっちになりそうだからマキさんを勧誘したのではなく、マキマキが欲しいから勧誘したのだということを印象づけておきましょう。なんだこれは、チャートがないのに完璧すぎる采配だぁ・・・。

 

「両手に花」

 

おいこらほもじちゃん。気持ちは分かりますが、正直ちょっと意味不明過ぎて伝わらないし、びっくりされるんじゃないかな?案の定、マキさん結構びっくりした顔をしていますよ。まあ、嫌な顔はされていないのでいっか(適当)

 

茜ちゃんは、なんか切なそうな目でほもじちゃんを見ていますねぇ・・・。なんて言うんでしょう、乙女チック?これはもしかして、あの心中もどきイベントで百合フラグが立っちゃっていましたか?(今更感)

 

・・・・・・。まあ、今はどうでもいいか(思考放棄)

 

「フフ・・・じゃあ、きりたんは私とペアになろうか」

 

マキマキの戸惑う様子に、ずんちゃんはクスッと微笑みをこぼしてから、きりたんの傍へ歩いて行きます。これは・・・ほもじちゃんの意図がバレていますかね?いや、別にマキマキにバレなければそんなに問題はないのですが、私はお見通しだぞ、といった上から目線はいただけませんね。イラッ☆ときます。

 

あとで、立場をしっかりと分からせる必要があります。

 

・・・ハッ!いけないいけない。今はRTA中でした。そんなRTA上全く必要のない行為なんて、している暇はありません。ふふ、今日の私は紳士的だ。運が良かったな、ずんだァ・・・。

 

ずんちゃんがきりたんのもとへ行く途中。すれ違い様に、ボソッとほもじちゃんに呟きます。

 

「やっぱり、優しいところがあるんですね。ほもじさん」

 

・・・・・・。

 

 

フッ・・・・・・。

 

 

 

――お前を殺す(デデン)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。これから桃鉄ですが、午後はずっと桃鉄をしていたので、基本的に倍速をさせてもらいます。超スピード!?

 

では、画面は倍速にしながら、桃鉄を知らない兄貴姉貴たちのために軽いルール説明をして、一部のシーンを抜粋してお届けします。

 

まず桃鉄は、言ってしまえばすごろくです。サイコロを振って、目的地を目指す。途中の青いマスに止まれば、所持金が増える。赤いマスに止まれば、所持金が減る。黄色いマスに止まれば、特殊な効果を発揮するカードをもらえます。

 

桃鉄は目的地に到達すると、非常にたくさんの資金をもらえます。そして最下位の人には、妨害をしてくる貧乏神が憑いてしまいます。目的地に辿り着いたプレイヤーが出ると、次の目的地が設定され、それを設定された年数まで繰り返して、最終的に総資産が最も多かったプレイヤーが勝利の栄冠を得ます。

 

桃鉄の各地には、様々な物件が売っているマスがあり、この物件を買うと、1ターン1ヶ月で進行していく中で、3月の決算で物件に応じたお金がもらえます。

 

物件にはその値段と収益率が決まっており、オーソドックスな物件は1000万で買うことができ、50%の収益率を持っていますね。つまり、この物件を買えば、3月になると500万円もらうことができるということです。

 

桃鉄では、この物件をいかに多く買いあさることができるかで、勝負が決まります。桃鉄では最後の総資産が高かった人物が勝つのですが、総資産は購入した物件と所持金の合計を指します。

 

はい。つまり、現金よりも年々収益をあげて現金を増やしてくれる物件の方が、所持している有り難みが多いということですね。ただし、赤マスに止まってしまったり、何らかのイベントで所持金が減らされ、それがマイナスになってしまうと借金をしてしまい、強制的に手持ちの物件を購入時の半額で売り払わなければいけなくなります。なので、現金と物件のバランスは、状況に応じてしっかりと考えなければいけませんね。

 

というわけで説明終了です。それでは、一部の抜粋をご覧ください。はい、倍速終わり。

 

 

 

 

 

1年目4月

1位 チームほもじ

1位 ゆかりんあかりペア

1位 琴葉姉妹ズ

1位 東北家

 

――チームほもじのターン

 

さて、まずは始める前に、一つ提案をしましょう。

 

「最下位は、罰ゲーム」

 

やっぱり、こういったゲームは賞品や罰ゲームがないと盛り上がらないよね!みんなを楽しませる目標を達成するためにも、熱くなれるための餌を投下しておきましょう。

 

ほもじちゃんの提案に、ヒロインズのみなさんは、ほう・・・っという空気になります。

 

「一位のチームの言うこと、一つ、何でもきく」

「――ええな!」

「――いいですね」

 

はやーい!なんだこの賛同の早さ!?あのー茜ちゃんとゆかりん、何か邪なことを考えていませんよね?もしやほもじちゃんにお願いを使って、乱暴なことをするつもりでしょう?エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!(強調)

 

公序良俗(こうじょりょうぞく)、反しない」

 

常識的な範疇のお願いにしてね。まあ、好感度は高くても、恋愛値が劇的に高まっている訳ではないので、そんな性的なことを狙っているわけではないでしょうが。

 

皇女陵辱(こうじょりょうじょく)(難聴)に・・・反しない・・・!?」(興奮)

 

おいコラ弦巻ィ!なんか不穏な気配がするのですが。背筋がゾクッときましたよ、今。殺してもいいですか?

 

というか見たところ、ゆかりんも謎の悪寒を感じている様子。なるほどなるほど。ターゲットはそんな感じなのですか、変態さん。軽蔑に値しますね。

 

まあ、とりあえず最下位には一位のチームの人のお願いを聞くというルールが制定されました。

 

うん。みんなで楽しく、勝利を目指して全力で桃鉄をやろうね!妨害系のカードは使わないようにしようなんて、そんな生やさしい雰囲気を作られたら、ね・・・。こちらが愉しくないので。ええ、やるなら愉しくいきましょう。愉しくね?クスクス

 

 

 

 

 

1年目6月

1位 ゆかりんあかりペア

2位 チームほもじ

3位 琴葉姉妹ズ

4位 東北家

 

――チームほもじのターン

 

「よし、やれ。京町セイカ」

 

このチームの役割分担ですが、サイコロ担当はセイカちゃん、ルーレット担当はマキさん、司令塔は私ということになりました。というわけで、セイカちゃんがサイコロを振ります。

 

「はい!せいっ」

 

コロンコロンと、出た数字は・・・6ですね。おお~ええやん。やりますねぇ!

 

「でかした」

 

撫でてやろう。ほーらよしよしよし。

 

「えへ、えへへへ・・・」

 

というわけで駒を進めていきましょう。目的地に近づくルートは道の分岐で2通り。一つは赤マスで、もう一つは赤マス。どちらも現金が減りますね。

 

目的地から遠ざかるなら黄色マスや青色マスに止まれますが・・・現状で、目的地から遠ざかるルートで6マスも逆走すれば、今回の目的地争いから脱落することは必至でしょう。

 

・・・・・・。

 

おいコラセイカァ!(手の平返し)

 

「えっ、ええ!?すいません!許してくださいっ」

 

いいや許さないね。足つぼマッサージの刑です。

 

「あいたたたたたたた・・・ッ」

 

ほらほらほらほらほら。暴れると痛いぞ~?暴れなくても痛いですが(鬼畜)

 

さて、今回は仕方がないので赤マスを享受しながら進みましょう。序盤の、目的地に到達した時にもらえる援助金は、序盤においては非常に大きなリードです。赤マスのちょっとした減額くらい、目的地に入ることができれば余裕でおつりがきます。

 

しかも幸いなことに、赤マスは夏に近いほど減らされる金額が少ないです。まあ、逆を言えば青マスに止まった際の所持金プラス額も大きいので、他のペアが青マスに止まったら差が広がるのですが。・・・まあ、まだ一回表、試合は始まったばっかりよ。そう焦んないで。

 

とりあえず、ルーレットでできる限り低い値を出すのですマキマキ。

 

「まっかせてー!」

 

出したマイナス金額は・・・140万?ぼったくり・・・ではないですね。結構少ない方でしょう。よーし、良くやったぞ。撫でてやろう

 

「ぁぁ~幸せぇ・・・」

 

うわ、気持ち悪っ。

 

「あだっ!?」

 

すいません。唐突な悪寒についビンタしてしまいました。

 

「ぅぅ・・・中々勘が鋭いね、ほもじさん」

 

ぺちん。

 

「二度もぶった!?」

 

うん。貴方は何というか・・・もうちょっとそのレズっけを抑えた方が良いんじゃないですか?あんまり酷いと殺しますよ。

 

「かなり殺伐としているねほもじさん!?」

 

うるさい変態!死ね!(包み隠すことなき直球の殺意)

 

「あ、ありがとうございます・・・!」

 

こいつ無敵か?

 

 

 

 

 

 

1年目8月

1位 ゆかりんあかりペア

2位 琴葉姉妹ズ

3位 チームほもじ

4位 東北家

 

――チームほもじのターン

 

目的地まであと2マス。回り道を使えば6マスでも入りますよ。3分の1です。行けますよね、セイカちゃん?

 

「が、頑張ります!」

 

意気込んで振ったサイコロの結果は――5。

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

にっこり。思わず笑みがこぼれますね!

 

「足つぼ。闘魂注入ビンタ。ストレッチ。どれがいい?」

 

「えへへ、あのぅ、なしっていうのは、ダメですか?」

 

ほーん。ほーん。ほうほう。なるほどね。

 

「ほう、全部。よく言ったな。それでこそ男だ」

 

「女の子ですよ!?あ、や、ヒギィ!?」

 

はい。駄犬にお仕置きをしながら、5マス進んで黄色マスに止まってカードをもらいましょう。さあ、マキさん。ルーレットを止めて、良いカードを入手するのです。同じ黄色なので、良い感じにシナジーを発揮して良いカードを引いてくれませんかね?

 

「えいっ!」

 

おっ、良い気合いです。これなら良いカードが引けるのでは――

 

《リトルデビルカード》

 

《デレデデデデデデレデデデデデーデーデーデーデー》(不穏そうなBGM)

 

「・・・・・・」

 

 

 

「草生えますね」

 

「ふっ・・・」

 

「マキさん・・・」

 

『リトルデビルが ほもじ社長に とりついて しまった!』

 

『リトルデビルが 100万円 奪っていった!』

 

はっはっはっ。

 

「これはね、黄色いマスに止まることを選んだほもじさんにも少し責任があると思うんだ。だからね――」

 

もういい喋るな。ただ、苦しめ・・・(豚を見るような目)

 

「あいたたたたたたた・・・ッ、ちょ、痛い、これすごく痛いよぉ!?」

 

大丈夫ですよ。痛いだけです。この足つぼは痛いだけですから。むしろ終わった後は健康的になりますよ。はい(にっこり)

 

「ほもじさんのチームは、楽しそうですねー」

 

「ずん姉様?まあ、端から見るとそうですね。入りたくはありませんが」

 

おう。ずんちゃんから生温かい視線が送られてきていますね。お前、後で殺すと誓ったこと、忘れてねぇからな。覚えておけよ・・・後で、ものすごい勢いでうんちにしてやる(意味不明)

 

 

 

 

 

1年目9月

1位 ゆかりんあかりペア

2位 琴葉姉妹ズ

3位 東北家

4位 チームほもじ

 

――チームほもじのターン

 

さて、セイカちゃんやマキマキが全然使えないことが分かったので、今月のサイコロは私が振ります。どれ、じゃあ私がサイコロの振り方というやつを教えてあげましょう。

 

さて、目的地にゴールできるのは3と6。3分の1ですか。これはもう余裕ですね。入りました(未来完了形)

 

私は桃鉄で何度もヒロインズを相手取り、勝利してきた桃鉄の王の中の王。ニワカは相手にならんよ。

 

「お魅せしよう・・・王者の打ちしゅじを」(噛みまみた)

 

コロ、コロ。出た賽の目は――1。

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

「えーっと、王者の・・・何だって?」

 

うるせぇぞ弦巻ィ!!

 

くっ、ば、馬鹿にしやがって・・・。これはたまたまです。Biimの血族に定められた宿命なので、クズ運はノーカンです。

 

「カードマス。ここでとても良いカードが手に入る」

 

ざわっ。場の空気が、一瞬で変わります。ええ、そうですとも。私がほもじやないです(天下無双)。貴方たちの命を何度も救い、あらゆる敵を打破してきた英雄です(女の子やゾ)

 

例え一瞬ポンコツオーラが出ようと、そういえば前に車の鍵を忘れ物してたな・・・とか変なことを思い出されようと、様々な過酷な状況を切り抜けてきた力ある者なのです。その百戦錬磨の雰囲気は、一瞬で舐めたムードを出し始めていたヒロインズに緊迫感を与えます。

 

ざわざわ。なんて強そうな雰囲気だ。まさかたまたま外れてしまったサイコロでさえ、それは大いなる計画の一つだったのではないか・・・?そんなことを思わせるほどに、ほもじちゃんはカリスマ的強者の雰囲気を纏っていました。

 

ええ、では魅せてあげましょう。あらゆる状況に立ち向かい、それを打破してきたプロのサバイバーの力を。カードマスのルーレットに対し、凄まじい威圧感をもって、決定のボタンを押し――

 

 

 

《キングデビルカード》

 

《デレデデデデデデレデデデデデーデーデーデーデー》(不穏そうなBGM)

 

 

 

「・・・・・・」

 

沈黙。場の空気がまるで真冬の北海道のごとく、凍り付きます。それはさながら、入団の通過儀礼の時に、芋を持ち込んで食べていた少女が、教官に芋を半分差しだした時のように(巨人)

 

『リトルデビルが 100万円 奪っていった!』

 

『キングデビルが 1億円 奪っていった!』

 

「ぶふっ」

 

きりたんが噴き出しました。

 

『ほもじ社長さん!』

 

流れてくるのは、どこか悲しげなメロディーのBGM。

 

『お金が たりません! どの物件を 売りましょうか?』

 

それは借金をしてしまった時固有のBGMであり、敗北者へのレクイエム。

 

『・・・と 思ったら 我が社には 売れる物件が ひとつも なかったんですね!』

 

うるせぇ!煽るな畜生めが!

 

『ほもじ社長は 借金を せおってしまった』

 

「・・・・・・」

 

喋る言葉が見当たらなかったためか、ゆかりんの必死に笑いを堪える声はやけに耳に残りました。

 

「ほ~も~じ~さ~ん~?」

 

「やっちゃったねぇ?」

 

や、やあ、セイカちゃん。弦巻さん。そんなに怖い顔をしてどうしたんだい・・・?

 

「今まで、散々私たちに罰ゲームをしてきたので~」

 

「ほもじさんも。やらなきゃダメだよねぇ?」

 

ははは。あのですね。私、触るのは好きですが、触られるのは苦手でして。それとですね、責めるのは好きなんですけど、責められるのは嫌だなーって。だからですね。あのぅ。

 

ガシッ

 

「お覚悟を」

 

「うへへへへへへへ」

 

お、お情けを。お情けをっ!

 

 

 

アーーーーーーーーーッ♀

 

 

 

 

 

 

2年目10月

1位 ゆかりんあかりペア

2位 東北家

3位 琴葉姉妹

4位 チームほもじ

 

――琴葉姉妹のターン

 

さて。桃鉄について少しお話しします。基本的にこれは運ゲーといってもいいゲームなのですが、年数が長期になればなるほど、運ゲーから戦略ゲーにその本質を変えてきます。今回は10年間、合計120ターンの試合であるため、重要なのは運よりも戦略です。

 

残念ながら、私は戦略においてはゆかりんを圧倒的に凌ぐわけではないので、ゆかりんとガチで争ったら、結局のところ最後は運がものを言う戦になります。

 

だがしかし。桃鉄は二人プレイのゲームではなく、四人プレイのゲームです。その面において、私はゆかりんよりも遙かに優れた手法をとることができます。

 

「茜」

 

茜ちゃんのターン。サイコロを振ろうとしていた茜ちゃんを手招きして、呼び寄せます。

 

そして耳元に口を近づけ、囁きます。

 

――うんちして♡

 

はい。一月前に彼女たちが入手した、うんちカードを使ってというお願いですね。

 

「ええ?これ、役に立つんか?」

 

立ちます立ちます。それを使えば、茜ちゃん達がいるマスの上にうんちを落とすことができますよね。そしてそこは通ることができなくなります。

 

つまり、茜ちゃん達がいる場所が、ハワイからの帰り道で、迂回路が一つもない一本道であり、その後方にゆかりんあかりちゃんチームがいることを踏まえると、そこでうんちカードを使うことによって、ゆかりん達を赤マスだらけのハワイ近辺に立ち往生させることができます。

 

ね?良い戦略でしょう?

 

茜ちゃん達が一位になるためには、一位のゆかりんあかりちゃんペアを全力で妨害する必要がありますよね?

 

一位・・・なりたいでしょう?茜ちゃん。

 

「そっか、そうやなぁ・・・」

 

納得した様子の茜ちゃん。これはやりましたね!

 

「くっ、なるほど、その手がありましたか・・・!」

 

無事うんちカードが使われ、ゆかりん達の道はでっかいうんこによって閉鎖されました。これが本当のクソゲーってやつですね。ハハハハ。

 

まあ、こうやって全力で妨害し合っていると、リアルファイト不可避の友情破壊ゲームとなるのが桃鉄なのですが、そこは上手いところ調整していきましょう。

 

ぶっちゃけると、先ほどからあえてセイカちゃんやマキマキの罰を無抵抗に受けているのも、その調整の一環です。煽り合いや罰ゲームなどの行為は、どちらか一方に罰が溜まってしまえば、片方はあまり楽しくないですからね。上手いこと勝ったり負けたりして調整しましょう。

 

そして普段のほもじちゃんの雰囲気だと、気軽に絡みづらいオーラが出ていますが、今ばかりは、どこか虐めたくなるような不思議な雰囲気を出しております(被虐体質:D)。普段はあまり使う必要のない、私のちょっとした特技の応用ですが、こういう場面では結構役に立ちますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

2年目12月

1位 ゆかりんあかりペア

2位 東北家

3位 琴葉姉妹

4位 チームほもじ

 

――チームほもじのターン

 

お、セイカちゃんのサイコロは4。普通に黄色マスに止まって、マキマキのカードルーレットが・・・。

 

《ダイヤモンドカード》

 

でかしたぞチャンマキィ!!

 

「おお、なんか凄そうなカードですね!」

 

そうですぞセイカちゃん。これは素晴らしいカードです。カード売り場にいってこれを売れば、現状でもダントツで一位になれるほど、たくさんお金をもらうことができます。基本的に夏に近いほどもらえる金額は増すのですが、妨害上等の現環境なら、できるだけ素早く売った方が吉となるでしょう。

 

桃鉄にはカードを奪うカードや交換するカード、破壊するカードと、実に妨害手段が豊富ですので、貴重なカードを持ったらリスク管理はしっかりしていきたいですね。

 

「うへへへ、柔らかい・・・幸せぇ・・・」

 

ご褒美としてマキマキを強く抱きしめてあげたのですが、既にぶん殴りたくなってきました。まあ、嫌悪感はやばいですが、それでも調整に必要な一環ですからね。今回の目的はみなさんを楽しませることですから。ギャグ風味にマキマキをいじめるのはありでも、毎回やっていては金髪の子かわいそう・・・になってしまいます。

 

適度に、飴と鞭を使い分けていきましょうね。

 

 

 

 

 

 

3年目1月

1位 ゆかりんあかりペア

2位 東北家

3位 琴葉姉妹

4位 チームほもじ

 

――琴葉姉妹のターン

 

おや、茜ちゃんたちはカードマスに止まったようですね。変なカードを引かなければいいのですが・・・。

 

《カード交換カード》

 

あ。

 

「ふふ・・・どうやら、貴方は中々運がないようですね・・・やない?」

 

お、おいおいゆかりん、早とちりするなよ・・・。まだ茜ちゃんがそれを使うかは確定していないんだぜ・・・?

 

あ。桃鉄未プレイ兄貴姉貴達に説明すると、カード交換カードは、その名の通りカード交換をするカードですね。相手を選択して、自分のカードを1枚選んで相手に渡す代わりに、自分の好きなカードを1枚相手から奪うことができます。

 

交換というわりには、使用者に一方的に有利な妨害カードですね(恐怖)。なお、ブロックカードがないと交換を断ることができないので、来月それを使用されたら、せっかくのダイヤモンドカードが秒で奪われます。

 

カード売り場で即時ダイヤモンドカードの売却は・・・サイコロを振っていける範囲のマスには、カード売り場が存在しないので、茜ちゃんがやる気ならほぼ確定で取られるんだよなぁ(絶望)

 

はは、まさかあんなに良い子な茜ちゃんがそんなことするはずないよ!うん、私知ってます。

 

 

 

 

 

 

 

3年目2月

1位 ゆかりんあかりペア

2位 東北家

3位 琴葉姉妹

4位 チームほもじ

 

――琴葉姉妹ターン

 

「茜さん茜さん」

 

おっと、ゆかりんが茜ちゃんに話しかけましたね。まさか!?

 

「カード交換カード。やないに使っちゃいましょうよ」

 

おいコラゆかりん!それは卑怯ですよ、ひーきょーうー!(ブーメラン)

 

「因果応報。草生えますね」

 

「ほもじさん・・・楽しそうですね!」

 

東北の外野が何か言ってますね。きりたんはいいとして、ずんだの生温かい目線が腹立ちますね。妨害系のカードを手に入れたら、真っ先にお前に使ってやるからなぁ・・・。

 

「一位になっても、やないが最下位でなければ、つまらないですよね?」

 

「・・・・・・!」

 

待ちなさい。何ですかその茜ちゃん顔。なるほど!みたいな顔していますが、全然ダメですよそれは。嫌です嫌です、罰ゲームなんて受けたくない!(だだっ子)

 

「カード交換カードで、やないからダイヤモンドカードをいただいてしまえば・・・。貴方は一位になれて、やないは最下位のままです。ね、実に理想的な一手でしょう?」

 

・・・致し方ありませんね。そちらが全力で来るなら、こちらも抜かねば無作法というもの・・・。私も色々と解禁して、全力で対抗しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「茜」

 

聞こえたその声は、どこか蠱惑的な甘さをもっていた。

 

ゆっくり、ゆっくりと。ほもじやないは琴葉茜に近づく。みんな、座ってゲームをしていた最中なので、はいはいをするように、ゆっくりと近づいてきたほもじの姿は、どこか目を離せない妖艶な美しさを醸し出していた。

 

ごくり。誰かがその姿を見て、唾を飲んだ。そして、その部屋にいる人たちで、誰かを気にする者はいなかった。

 

なぜか。誰もが、思わず唾を飲んでしまうことを認めざるを得ないほど、ほもじやないの魅力は確かなものであったからだ。その唾を飲んだ者が自分なのか、他の誰かだったのか。彼女たちには見分けることができなかった。

 

同性愛者もノンケも。構わず魅了してしまう壮絶な魅力。ほもじやないは茜の傍によると。

 

両手を合わせて。

 

うるうるとした上目遣いで。

 

とても、あざとく。

 

 

 

「お願い♡」

 

 

 

ぶりっ子のごとく、甘く甘く、おねだりをした。

 

――その場に衝撃が奔る。

 

それは、あまりに大きな衝撃。さながら、芸能界の大御所が、最近流行した芸人の一発ネタのものまねをするような。

 

シュールさと、ギャップの核爆発。先ほどまで場を支配するような圧倒的美しさを発揮していただけに、それはあまりにも凄まじく。

 

その場の全員に、驚愕、困惑、可愛い、笑撃。様々な感情を与え。

 

――最終的に、その場の多くの人物の腹筋を崩壊させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

よし(適当)。色々ありましたが、最終的に茜ちゃんを籠絡することができたので万事解決です。

 

まあ、あざとい演技でヒロインズの腹筋にダメージを与えましたが、真正面にいた茜ちゃん本人にはおねだりがかなり効いていたようなので、無事カード交換カードを使われることは回避できました。

 

現在、床に座って、足の間に茜ちゃんを確保し、後ろからぎゅーっと抱きしめる体勢で桃鉄をプレイしております。茜ちゃん、セイカちゃんやマキマキにご褒美をあげていた時、じーっと物欲しそうにこちらを見ていましたからね。

 

みんな楽しく。それを目指す以上、茜ちゃんの欲求もある程度は満たしていかないといけません。ついでに茜ちゃんが不穏な動きを見せたら、すぐさまささやき戦術で洗脳・・・おねだりできるので、まさに一石二鳥ですね!

 

「あはは、なんだか幸せやなぁ・・・」

 

茜ちゃん、かなり真っ赤になってオーバーヒートしていますが、大丈夫なんですかね?まさかここまで恋愛値が高くなっているとは、ちょっと予想外です。

 

「お姉ちゃん・・・」

 

このふぬけた様子のお姉ちゃんには、流石の葵ちゃんも呆れたような視線を茜ちゃんに向けます。まあ、可愛いけど情けないからね。仕方ないね。

 

それにしても、結構視線を感じますね。ずんだの生温かい視線はともかく、葵ちゃんやきりたん、マキさんにゆかりんやセイカちゃん。あかりちゃん以外のほぼ全員が、何かしらの感情をもってこちらに視線を送ってきています。

 

うーん。ここで一つ、みなさんに注意をすることがありまして、性的なことをすると、百合フラグが立っていなくても恋愛値が高まります。だから、ヒロインズにマッサージやセクハラをしないようにする必要があったんですね(手遅れ)

 

同性でスキンシップやボディータッチが容易だからといって、気軽に触ってはいけないのです・・・。

 

ついでに、セクハラや性的な接触による恋愛値の上昇は、主人公の魅力ステに依存します。低いと逆に下がったりすることもありますが、ほもじちゃんの場合は・・・(察し)

 

はい。きりたんや葵ちゃんの視線は、つまりそういう意味だったんですね(白目)

 

マキさん?彼女はレズなので、異性と同じように恋愛値が上がります。故に、魅力ステが高いと、一緒に過ごしているだけで自然と恋愛値が上昇していきます。まあ、これは視聴者諸君にも覚えがあるのではないでしょうか?学校で隣の席に美少女がいたら、特別なイベントがなくても自然と好きになることがある。まあ、そういうことですね。

 

・・・・・・。

 

これ。正直に言ってしまうと、好感度調整、滅茶苦茶ガバってません・・・?ヒロインズの欲求を満たしながら、全員を桃鉄で楽しませるの、すっごい調整が面倒なのですが。

 

・・・・・・。

 

ヨシ!(思考放棄現場猫)

 

 

 

 

 

 

 

 

3年目7月

1位 ゆかりんあかりペア

2位 東北家

3位 チームほもじ

4位 琴葉姉妹

 

――東北家のターン

 

ぐ、ゆかりんあかりちゃんペアが目的地へゴールしましたね。あかりちゃんのラックとゆかりんの戦略が合わさり、ダイヤモンドカードで一財産を得ても、中々追いつくことができません・・・。むしろちょくちょく彼女たちに妨害カードを使われるので、ほぼ洗脳・・・協力関係にある琴葉姉妹を抜くことはできても、東北ペアにもまだ総資産は届きそうにありません。

 

次の目的地は・・・仙台ですか。

 

仙台・・・?東北・・・。ずんだ餅・・・。

 

閃きました。

 

「あ、やないがすごい悪い顔してる?」

 

「え?あ、本当だ。無表情なのに、悪いことを考えているのがヒシヒシと伝わってくる・・・」

 

ほもじちゃんの豹変を感じ取った琴葉姉妹が、口々にコメントしてくれます。うん、まあ、そういう雰囲気をあえて出していますからね。かなりの演技力を必要としますが、極めればかなり面白いギャグとして一発芸になりますし、今回のような調整には色々と便利です。

 

まあ、小技の紹介はひとまず置いておいて、ずん子さんに向かって呟きましょう。

 

「仙台の物件、ずんだ餅屋がある」

「――行きますよきりたん、新幹線カードです」

 

はい。ずんだキチが釣れました。みなさんも覚えておきましょう。きりたん生存ルートのずん姉様は、ずんだ大好きのずんだキチです。きりたんゾンビ化ルートのアヴェンジャーずん子の場合は、シリアス一辺倒の真面目キャラなので、一番好きな食べ物はずんだ、といった程度の話です。だがしかし、きりたんが生きているとけっこうシリアスが抜けるので、ギャグが入ってくるんですよねこれが。

 

「待ってくださいずん姉様、私たちは目的地から最後尾だったので、貧乏神が付いています。これをなすりつけてから仙台に向かわないと、貧乏神の被害をモロに受け――」

「――行きますよきりたん。ずんだが私を待っています」

 

ずん姉様、おいたわしや・・・。脳をずんだに犯されて、正常な判断ができなくなっているんですかね。正直ドン引きですが、セイカちゃん以外のヒロインズは、うわ出た・・・みたいな顔をしています。

 

はい。彼女たちはゾンビハザードの以前から、ずんちゃんと友達ですからね。ずんちゃんのキチ(・・)ガイな一面も、既知(・・)のものです(激ウマギャグ)

 

よし(満足)

 

ひとまず、これでずん姉様が貧乏神を連れて、猛烈な勢いで目的地の仙台へ向かい始めました。目的地はほぼ確実に取られるでしょうが、今回は諦めて、貧乏神が憑いてしまう最後尾にならない程度に駒を進めつつ、近場の物件を漁っておきましょう。

 

さて、新幹線カードを使ったおかげで、ずんちゃんのサイコロが4つに増えました。一体どれほどの目をだしてくれるのでしょうか。これによってのんびりできる具合が変わるので、できる限り低い目を――

 

「――24。やはりずんだが私を喚んでいますね」

 

ファッ!?なんだこの全ダイス6ゾロは・・・。たまげたなぁ。

 

ずんちゃん以外の全員が驚愕する中、ずんちゃんがズンズンとずんだ餅屋へ向かって行きます。ずんだだけに。

 

――ずんだだけに(くどい)

 

 

 

 

 

 

 

3年目10月

1位 ゆかりんあかりペア

2位 東北家

3位 チームほもじ

4位 琴葉姉妹

 

――東北家のターン

 

それから、ずんちゃんはずんだに呼び寄せられるように、サイコロで常に6を出し続け、ぶっちぎりの早さで仙台を射程圏内におさめました。回り道を含めて、1か6の目が出れば仙台に到着しますね。

 

「この勝負、もらいました・・・!」

 

ずんだ極まったずんちゃんの一投。もはや背景にずんだ餅を幻視してしまうほどに高まった、おぞましい何かをもって振られた賽は、見事に目的地へ辿り着くことができる目でとま―――

 

 

 

《3》

 

 

 

―――りませんでしたね。なんで?(困惑)

 

「ええ・・・?これ、完全にいく流れやーと思ってたんだけど、違うの?」

 

「いや、分からないよお姉ちゃん。今はまだ一回外しただけ。次は入るかもしれない」

 

まま、今までのサイコロが異常だっただけで、これが普通なんじゃないですかね?よく分かりませんが。じゃけん、のんびりカードや物件を集めましょうね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

4年目4月

1位 ゆかりんあかりペア

2位 東北家

3位 チームほもじ

4位 琴葉姉妹

 

――チームほもじのターン

 

冬が明け、日差し柔らかな春の訪れ。赤マスもその温もりに優しさを思い出し、3月の決算で物件の収益を受け取ったことで、社長さん達の懐にも暖かな春の気配が芽吹き始めました。

 

ですが。

 

 

「なんで・・・?」

 

 

ずんだは、未だに仙台へ入ることができていませんでした(苦笑)

 

ええ、どうした。随分調子が悪いじゃないか。良い気味だなぁ、ずんだぁ・・・!(ド畜生)

 

10月から3分の1や6分の1を外し続け、積もった黒星は5つ。大敗北の五連敗でございます。

 

外す度に大きなショックを受けたリアクションを取るずん姉様の姿に、最初は笑いを隠せないヒロインズのみなさんでしたが、度が過ぎるとそれはもはや憐れみに代わり、ヒロインズの間で、何とかしてよこのずんだ・・・というアイコンタクトが飛び交います。

 

じゃあ仕方ねえ・・・俺がすっぱり散らしてやるぜ!(CCO)

 

やるのか、ほもじさん!?そんな視線を受けながら、カードメニューを開き、あるカードを選択します。

 

《ぶっとびカード》

 

ランダムで全国のどこかにぶっとぶカードなので、かなりの博打になりますが、現状、仙台に全く向かう気がなくダラダラしていたので、目的地までまだまだ遠い場所にいます。この差を一気に詰めるには、やはり多少の博打が必要になるでしょう。

 

ぶっとびカードで東北地方に大きく近づき、先に仙台に入ることができれば、あの豆狂いをずんだの呪縛から解放できるのではないでしょうか?まったく根拠はありませんが、とりあえず停滞し始めている現状に一石を投じる心境で、ぶっとびカードを切ります。

 

カードを使うと、ヘリに乗った駒が北東の方向へ空を駆け抜けていきます。

 

お、これってもしかして、もしかするかもしれませんよ。

 

そして辿り着いたのは――仙台。まさかまさかのホールインワンですね。

 

「やったぜ」

 

褒めてもいいんだぞセイカちゃんマキマキ。ドヤァ・・・と胸を張ってみますが、お二方はどうやら脅えている様子。ん?と思って彼女たちの視線を辿ると、視線の先には、光の消えた瞳で私を見つめるずん姉様の姿が。

 

ヒェ・・・。急にホラーになりましたね。どうしましょうかこれ?とりあえず何か言わなければ。

 

「ずんだが喚んだのは・・・私だ」(煽るんご)

 

失礼。ブレーキとアクセルを踏み間違えました(上級国民並みの感想)

 

「どう、して・・・?」

 

光の消えた瞳でゆらゆらと近づいてくるずん姉様。捕まったらゲームオーバーになりそうだなって(ホラゲ並感)

 

「私はどうして、ずんだに選ばれないのでしょうか・・・?」

 

いや知らんよ。ずんだに選ばれるってなんやねん。

 

「私の思いが足りなかったのでしょうか・・・?私の祈りが足りなかったのでしょうか?私の一体何が足りなかったのでしょうか」

 

うん、足りないのは理性じゃないかなって。ですがあれですね。これじゃ埒が明きません。さっさとなんとかしたいのですが・・・じゃあ、電波には電波をぶつけてみましょうか。

 

「馬鹿野郎」

 

ガシッとずんちゃんの肩を掴みます。目を真っ直ぐ見て、強固な意志をもって言葉を紡ぎます。

 

今は理性を捨てましょう。電波を上書きするのは、より強力な電波です(お目々ぐるぐる)

 

 

 

「ず ん だ 力 が 足 り て い な い」

 

 

 

やない!?困惑の声をあげるヒロインズはひとまず無視して、更なる毒電波を発信します。これでも浴びろ~!(ほもビーム)

 

「これを着て、ずんだ力を上げるといい」

 

どこからともなくほもじちゃんが取り出したのは、緑色の全身タイツ。

 

?????

 

私そんなもの拾ってきていないのですが・・・まあ、ギャグ時空特有の謎現象でしょう。この現象を理解するには・・・その説明をする前に、今の銀河の状況を理解する必要がある。少し長くなるぞ(侍8)

 

「こ、これは・・・ほとばしるずんだのエネルギー・・・!これがあれば私も・・・ッ!」

 

・・・もはや何も言うまい。カルト宗教の教祖とかって、こんな気分なんですかね?馬鹿を支配するのは楽しいかもしれませんが、ただの馬鹿を支配しても品位がないというか・・・なんでしょうね。もうちょっとこう、反発力とか未知とか、反乱とかの可能性が欲しいというか・・・(謎の食通)

 

ああ。達成感がない、というのかもしれません。なるほどなるほど。だからChinChin巨匠も一度、催眠解除!というリスクを負ってから、再び催眠!するのかもしれません(意味不明)

 

あ。ついでに言っておきますが、私、催眠はあまりしませんよ?葵ちゃんのあれは不慮の事故ですから。やっぱり、純愛が良いというか・・・好きな人には、まごころを込めて私を愛して欲しいというか・・・?(隙あらば自分語り)

 

好きだから調教したい支配したいという邪心も、お恥ずかしいですが、時折出てしまうんですけどね・・・(照れ)。ですが、きっと私が好きになる人なら、それくらい耐えてくれると信じています。

 

耐えられなかったら?私のお気に入りのお人形が一体増えるだけじゃないですかね?どっちに転んでもお得なので、モーマンタイです!(サイコパス)

 

さて、ずんちゃんが数分離脱して、緑色の全身タイツを着て帰ってきました。

 

「どうですかほもじさん・・・!このあふれ出るずんだエネルギィッ・・・!」

 

すごく・・・・・・緑です。

 

それにしてもずん子さん、まだ最下位になったわけじゃないのに、どうしてセルフで罰ゲーム受けてるんだろ(素朴な疑問)

 

「素晴らしい」

 

適当に褒めておきながら、とりあえずスッと、ほもじちゃんの予備の制服の上着を、羽織るだけでもいいので着せてあげましょう。

 

全身タイツという体のラインが出まくりな衣装だと、ナイスバディーなずん子ちゃんはやばいです。これは親子で見れる健全なRTAですからね。いらん編集に気を遣うハメになります。ゆかりんならこんな気遣い必要なかったんだけどなー。ゆかりんならなー。

 

とりあえず、ずんちゃんの全身タイツ姿は、見せられないよ!で隠しておきましたが、みなさんどうですか。え、余計卑猥になっている?それは貴方たちがドスケベなだけでは?

 

「あ・・・ありがとうございます」

 

自分がどのような格好をしていたのかを今更認識したのか、ずんちゃんは恥ずかしげに頬を染めながらお礼を言ってきます。みなさん知ってますか?こういうの、マッチポンプっていうんですよ(ゲス)

 

さて、だいぶゲームが中断していましたが、桃鉄を再開しましょう。

 

仙台に着いたので、物件を買うか選択肢が出ますが、せっかくなので買うことを選んで、ずんだ以外の買える物件を買っちゃいましょう。ずんだは買わないのかって?そんな疑問を抱く時点で、お客さん、中々鬼畜ですね。まあ、疑問には答えましょう。どうしてずんだをわざわざ残すのかというと、撒き餌になってもらうためです。

 

「ずんだ力、見せてやれ」

 

「ほもじさんっ・・・!ありがとう、ございますっ・・・!」

 

感謝っ・・・!圧倒的感謝っ・・・!といった感じでずんちゃんにお礼を言われますが、うん。まあ、素直に受け取っておきましょう。

 

クスクス。クスクス。愚かだからこそ・・・いじらしい・・・。実に、愉快ですね。

 

――そして次の月に、ずん子ちゃんは緑タイツから引き出したずんだパワーを発揮したのか、見事に仙台に到着し、念願のずんだ餅屋を買収したのでした。

 

クスクス・・・クスクス・・・しかしまだ、彼女のずんだ騒動は終わらせないのであります。

 

 

 

「東北ずん子・・・まさか一回買って、満足?」

 

 

 

説明しましょう。桃鉄の物件は、物件を売っている駅に止まったら、そこにある物件を一回買うことができますが・・・もう一度同じ駅に止まることで、その購入した物件に増資することができるのです。増資した物件は収益率が上がるので、基本的に桃鉄における増資はかなり効率的にお金を稼ぐことができる手段ですね。

 

増資できる回数は最大2回まで。つまり、ずんだ餅屋に最大限の増資をしたかったら、一度仙台から離れる。仙台に帰ってくる。といったことを繰り返し、最短でやっても四ヶ月の期間が必要なわけです。となると、増資がそれなりに効率の良い手段といえども、目的地に一切向かわずそれだけに固執することは、逆に非効率です。

 

つまり、東北チームにはここで一気に順位を落としてもらおうという魂胆なわけですね(暗黒微笑)

 

「否・・・否ですよ、ほもじさん!私のずんだ熱は、冷めることを知りませんっ・・・!」

 

こうかは ばつぐんだ!

 

うん。知ってたけど、本当にお馬鹿です(畜生)

 

「ず、ずん姉様!それはいけません・・・!」

 

「なるほどなぁ・・・そういう狙いやったんか」

 

必死に止めるきりたんと、腕の中でほぇーと感心したような声をあげる茜ちゃん。ふふん。褒めてもいいんですよ。全ては私の手のひらで踊っているのです。

 

「え、えげつない手を使うねえ・・・ほもじさん」

 

うるせえぞチャンマキ。私は悪くない。ずんだに固執し過ぎるお馬鹿がいけないのです。

 

全体的にドン引きなヒロインズですが、それ以上にずんだにドン引きしているのでまあ、大丈夫でしょう。何が大丈夫かは知りませんが。

 

「ずんだ、ずんだ、ずんだぁ・・・!」

 

「ずん姉様・・・」

 

姉のせいで、ほぼずんだに頭脳を乗っ取られている東北チームです。姉が一人だけ別ゲーをやり始めたせいか、ハブにされているきりたんが可哀想ですね。

 

というわけできりたんを確保です。おいでおいできりたん。

 

「??」

 

はてなマークを浮かべながらも、手招きすると素直に寄ってきてくれます。か゛わ゛い゛い゛な゛ぁ゛き゛り゛た゛ん゛

 

では、ぎゅーっと抱き寄せて、茜ちゃんと同じくコレクションしましょう。よーし、ネグレクトを受けている妹を保護したぞ。なんて人道的なほもじちゃんなのでしょうか。全米が感涙にむせぶこと間違いなしですね(主犯)

 

よーしよしと頭を撫でると、うへへへ・・・といった感じの、どこか恍惚とした笑みをきりたんは浮かべました。

 

「私、ほもじさんのお家のきりたんになります。ほもじきりたんです」

 

そっかぁ・・・じゃあ略してほもたんだね。

 

「え・・・ちょっとそれは、嫌かなって・・・」

 

あァん?ほもが嫌だって?お前ホモって言ったら先祖代々引き継がれてきた、由緒正しき勇者さまの名前だぞお前。ふざけんなよこの野郎メスガキ孕めオラァ!(唐突な下ネタ)

 

「お仕置きかな」

 

「何でですか!?」

 

ぶっ、と。ヒロインズの間に笑いが広がりました。ふむふむ。良い感じですね。みなさん楽しそうなようで何よりです。

 

――それはともかく、みなさんにほもという名前を忌避するまっとうなネーミングセンスがあったんですね。身近にほもじやないという、例のアレ過ぎる存在が傍にいるので、そういう感覚はないものだと思っていましたが。

 

あ。この後、ずん姉様は八ヶ月ほどかけて、ずんだ餅屋に最大まで増資をしました。これのおかげで、目論み通りチームほもじは二位に浮上したのでした。ちゃんちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8年目5月

1位 ゆかりんあかりペア

2位 チームほもじ

3位 琴葉姉妹

4位 東北家

 

――ゆかりんあかりペアのターン

 

 

「ふふっ・・・確かにやない、貴方は強い。ですがあかりさんの幸運を味方に付けた私に、敗北の二文字は存在しません」

 

「にへへへへへ」

 

フラグくせぇこと言ってんなぁこいつ。と思いつつも、振られたサイコロの目は6を出します。うーん、やはりあかりちゃんが振るサイコロはかなり強いですね・・・。どうしたものでしょうか。

 

「あ」

 

――おや、何かのイベントが起きたようですね。

 

 

 

《ヨー! ヨー! 現金そんなに 持ってちゃ いけないヨー! ヨー!》(不穏なBGM)

 

 

 

あ(察し)

 

《ラッパーは スリの銀次の 変装だった!》

 

《スリの銀次は ゆかり社長の お金を 半分盗んだ》

 

《ぐぬぬぬっっ! 4億3000万円も盗まれた!》

 

《ゆかり社長の 持ち金は 4億3000万円に なった!》

 

毎回思うんですが、こいつどうやってこんな量のお金をするんですかね?トランクケースに詰め込んでもなお、普通に足りないと思うのですが。

 

はい。これは桃鉄恒例のイベント、スリの銀次ですね。青マスや黄マスなどで、バージョンによっては仕様の違いがありますが、たまーにやってきて持ち金の4分の1か半分、もしくは全額盗んでいくはた迷惑な野郎です。こういったイベントがたまにあるので、現金よりも物件をたくさん持っていた方がいいという一面がありますね。

 

それにしてもゆかりんペア、銀次初被害ですが。やっぱり、このペアはかなり運が良いですね。良いことが多いだけじゃなく、悪いイベントの被害を受けることも少ない。戦略面でも大きく上回ることができていないので、このままだとまずいですかね。

 

まあ、あんまり露骨に他のチームに干渉して3チームに勝てるわけないだろ!の構図を作り出しても、TDN(ただの)いじめになってしまって楽しくないですからね。みんなを楽しませつつ、ゆかりんにも勝利しなければいけないのが少し難しいところです。

 

――ならば、ゆかりんペアが失速し始めた今がチャンス。ここは正々堂々、神の如き私の豪運をもって、一気に差を埋めていきましょう。

 

知っていますか?こういう運ゲーにおいて、あえて意図的に不運を引くことによって、自身の意図で盤面を動かしたという功績を作り、盤面への支配力を高め、最後の最後で盤面を完全に支配し、怒濤の勢いで逆転するという手法があることを(意味不明)

 

失敗は成功のもとであるのなら、もとがあってこそ成功は成立する。失敗なくして成功は生まれないのです。まあ、もとが溜まりすぎてモト劇場になっている気がしますが(意味不明)、今こそ逆転の狼煙を上げる時。行きますよ~イクイク。

 

――チームほもじのターン

 

セイカちゃんマキさん。ここは私にお任せあれ。すっごいやつ、ぶちかましてやりますよ。

 

というわけで、サイコロを・・・とぉぉ↑おぅ↓(熊野)

 

《6》

 

よし(安心)

 

カードマスへ入れますね。

 

《のぞみカード》

 

よし(勝ち確)

 

サイコロが5個振れる移動系最上位のカード。これはいいものです。

 

――お、イベントです。

 

 

 

《何で 列車の中に 犬がいるんだ?》(不穏なBGM)

 

 

 

よし(絶望)

 

あああああああもうやだああああああ!!!!(ひでぇ死ね)

 

 

 

《チワワ犬だ!》

 

帰って、帰って!

 

《くーーーん! くーーーん!》

 

わぁ、可愛いわんちゃん!

 

ってなるか氏ねぶっ頃すぞ!(殺意全開)

 

《チワワ犬は スリの銀次の 変装だった!?》

 

いや無理があるでしょそれは。

 

《スリの銀次は ほもじ社長の お金を 全額盗んだ!》

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

「えっと、どんまい?」

 

茜ちゃんからのぎこちない慰めが、とても辛いです。

 

所持金0円。一体なにがダメだったんでしょうかね・・・。

 

「げ、元気出してくださいほもじさん」

 

きりたんが撫で撫でしてくれました。実際、全て想定通りなので全くダメージは受けていませんが(瀕死)、小五ロリのお手々で撫で撫でしてくれるのはかなりポイント高いですよこれは。ああ^~生き返るわぁ^~(KNN姉貴)

 

「げ、元気出してわん・・・!」

 

何やってるんですかセイカさん?(素)

 

そんなんでお前私が元気でると思ってんのかゴラしばくぞオラァ!てめえの勘違いした根性叩きのめしてやるオラオラオラオラオラオラオラオラ(元気100倍)

 

ぷにぷにぷにぷにぷにぷに

 

「んんんんんんんぇっ、ほもじさん!?」

 

はえ~セイカちゃんのほっぺ柔らかいわぁ・・・。ええやん、気に入ったわ。

 

「ふ~、平和ですね」

 

お茶を飲んで、のんびりしていたあかりちゃんが呟きました。ちょっと待ってあかりちゃん、ぷはーが入ってないやん。お茶を飲んだのにぷはーをしないのはマナー違反ですよ(クッキー☆信者)

 

なっていませんねぇ・・・これは極刑ですかね。クッキー☆本編及び派生全編視聴の刑ですわ。

 

・・・・・・。考えただけでおぞましい刑ですね(戦慄)

 

 

 

――それから、ゆかりんあかりちゃんペアはこれ以降様々なマイナス系イベントの被害を受けるようになり、ドンドン資産を減らしていくのでした。やっぱりフラグだったじゃないか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

9年目9月

1位 ゆかりんあかりペア

2位 チームほもじ

3位 琴葉姉妹

4位 東北家

 

――ゆかりんあかりペアのターン

 

おっ。ゆかりんペアが目的地へ到達しましたね。年数が経ってきたことで、さらに高額になってきた目的地到達時の援助金と、ゆかりん達がもともと持っていた所持金を合わせると、ギリギリその止まった駅で販売している物件を全て買うことができそうです。

 

「ふっ、この勝負、私の勝ちですね」

 

うへぇ・・・。ゆかりんはその駅の物件を購入し、その駅を独占しました。駅を独占すると、その駅の物件の収益が全て2倍になるので、かなり強力です。この終盤で、それなりに高額な物件が揃った駅を独占されると、かなーりやばい差を付けられてしまうのですが・・・。

 

 

 

《テレデデン! テレデデン!》(不穏なBGM)

 

 

 

ん?このイベントは・・・。

 

《緊急ニュースです! 海中から ドジラースが 出現しました!》

 

《近くの都市にすむ みなさんは 警戒に 警戒を かさねてください!》

 

おや。これはドジラ襲撃イベントですね。ランダムで選ばれた都市をドジラが襲い、その近辺の物件を全て灰燼に帰す、システム的に説明すると、購入した物件が未購入状態に戻り、失われてしまうという、おっかないイベントです。

 

《こちら 桃太郎スタジオ! ドジラースは ――を おそう もようです!》

 

あ。その都市って、ゆかりんがさっき独占した場所ですね。クックック・・・素晴らしく運がないな君は(笑)

 

あかりちゃんの運がいくら良くても、ゆかりんの運が足を引っ張っている感じですかね?運も胸も貧相だなお前(トテモ=シツレイ)

 

《――を 独占しているのは・・・ ゆかり社長です!》

 

《さあ みなさん! ドジラースを 退治できるのは モモトラマン だけです!》

 

《スタンバイしている モモトラマンを 呼び出してください!》

 

はい。ドジライベは物件を消し去るおっかないイベントですが、事前にモモトラマンカードを入手し、使用してモモトラマンをスタンバイ状態にしておけば、意外と防ぐことが容易なイベントでもあります。

 

でもゆかりんさぁ・・・モモトラマンカード持ってなかったよね?知ってますよ。モモトラマンカードはカード売り場でも買える、比較的入手が楽なカードですが、攻めの戦略を執っていたゆかりんは、ドジラが来ないことを祈る方針で固めていましたもんね。

 

あかりちゃんの強運を信じることで、保険を用意するリソースすらも飛躍のための原動力としていたからこそ、不動の一位をキープし続けたゆかりんペアですが・・・どうやらしかるべき報いを受ける時が来たようですね。ゆかりん、すっげぇ白くなってる(顔色)。はっきりわかんだね(焦燥)

 

というかモモトラマンカードを持っているのは、偶然にも私だけですね。偶然、ですよ?少しだけこの展開を待ち望んでいた思いはありますが、偶然です。相手のカードをランダムで破壊する豪速球カードを使い、わざわざ一回サイコロを振ることを放棄してまで、先々月辺りに東北チームのモモトラマンカードを砕いた気がしますが、偶然です。

 

《ほもじ社長! モモトラマンを 出動させますか?》

 

どうしよっかな~。別に私はモモトラマンを出動させる意味はないですし、むしろ妨害上等のルールの本日なら、あえてここをスルーしてゆかりんの落日を狙うのが、戦略上の大正解ですよね?

 

「・・・・・・っ!」

 

ね~ゆかりん?

 

「・・・やない、お願いです。モモトラマンを出動してもらえませんか・・・?」

 

えー?嫌だよ(即答) 何で使う必要なんかあるんですか?

 

それにですね、お願いをする作法がなってないですよ。

 

「くっ・・・」

 

くっ・・・殺せ・・・ッ!そんなことを言いだしそうなほどに、屈辱にまみれた顔で、ゆかりんはゆっくりと膝をついて、土下座の姿勢に・・・

 

――違うだろ?

 

「え?」

 

人にものを頼む時は、どのように頼むのか。既にほもじちゃんが見本を示しましたよね?(畜生)

 

「まさか・・・」

 

ぶりっ子して♡

 

見たいんだ、君の可愛いおねだり。

 

「・・・・・・やれば、出動してもらえるのですか?」

 

おう考えてやるよ(使うとは言ってない)

 

「・・・・・・っ!」

 

意を決したように、ゆかりんはほもじちゃんに近寄ってきました。

 

手を組んで、上目遣いで、あざとく。

 

 

 

「やない・・・お願ぃ・・・♡」

 

 

 

・・・・・・(堪能中)

 

・・・・・・(反芻中)

 

・・・・・・(永久保存中)

 

エイシャア!(謎の奇声)

 

流石ですよ、ゆかりん。基本スペックは相変わらず高いようで、ほもじちゃんのやつを上手にコピーしております。しかもほもじちゃんのやつと違って、恥じらいという感情が大きく態度に出ているため、可愛らしさという点ではほもじちゃん以上に素晴らしいです。

 

いいよ!モモトラマンカードを使ってやるよ!(優しい世界)

 

はい。モモトラマンが出動し、ドジラースと対峙します。退治するために対峙するんですね(激ウマギャグ(マヒャド)

 

モモトラマンが攻撃をしかけ、それをドジラースが弾きます。そして戦いは最後に、お互いの必殺技の打ち合いとなります。モモトラマンは例の光線を。ドジラースは口から火炎を。お互いの必殺技がぶつかり合い、一進一退の激しい鍔迫り合いです。

 

はっ、ゆかりん!モモトラマンが若干押されていますよ!みんなで応援して、モモトラマンにみんなのパワーを届けてあげて!(ヒーローショーのお姉さん並の感想)

 

「いえ、勝敗は確率の問題であって、やるだけ無駄でしょう。恥ずかしいだけなのですが」

 

つれないですねー。そんなんじゃモモトラマンが負けてしまいますよ?勝率はモモトラマンの方が高めに設定されているとはいえ、たまーに負けることはありますし。

 

「ほーら、だからお姉さんと一緒に応援しよう?いくよ、せーの・・・」

 

「いや待ってください。先ほどから何キャラですか貴方は・・・」

 

ヒーローショーのお姉さんだよ?これもウケをとって、みなさんを楽しませるための調整の一環だから、多少はね?

 

基本無表情なことが多い私ですが、別人のような演技をすることには、先祖の影響もあるのかとても得意でございます。まるで別の貌を持つみたいだぁ・・・(直喩)と良く気味悪がられますが、使い所さんを間違えなければ笑いをとるにはちょうどいいものでしょう。

 

それを証明するように、茜ちゃんやきりたんとかはツボってるのか爆笑していますね。他のヒロインズも、面白がっている様子ですし。

 

はい。それはともかくとして、そろそろモモトラマンの戦いに決着がつくのですが・・・。

 

あ。

 

ボンッッ!!と、普通にモモトラマンが押し負けて、火炎を喰らいましたね。

 

といっても、モモトラマンの勝負はパチンコの演出みたいなものなので、一度負けても一定の確率で復活して、逆転の一撃をたたき込むのですが・・・・・・。

 

・・・・・・。

 

・・・・・・。

 

モモトラマン、復活しませんね。

 

「応援しないから」

 

「か、確率の変動はありませんから・・・」

 

声が震えているぞゆかりん。ドジラースが都市を破壊し、ついでに周りの駅の物件も破壊する様を見ながら、ほもじちゃんは憐れみの目線を向け、ゆかりんの肩を優しく叩きました。

 

「人生山あり谷あり」

 

これから良いことあるゾ。そんな趣旨で言った発言なんですが、ゆかりんのこれまでを考えると、今が運気の落下中だぞざまぁ!と言っているようにも聞こえなくはないですね。これは煽っているのかもしれない?

 

ん?ほもじちゃんの視線がゆかりんの胸部に注がれ。

 

 

 

「・・・ないか」

 

「――やない?貴方は今どこを見て、ないと思ったのですか・・・?」

 

どこって・・・そりゃあねえ?うん、これは煽っていますね。

 

あーおるんごー あおるんごー むらさきぺちゃぱいあおるんごー(歌:ほもじ)

 

「ゆかりのおっぱいには、山も谷もない」

 

真っ直ぐ行ってぶっ飛ばす。ほもじちゃんはまあ、天然が入っているので多少はね?

 

はい。若干あれな発言ですが、ヒロインズの多くが腹筋に力を込め、必死に笑いを堪えているようです。良識をもっているからこそ、人の身体的特徴を笑ってはいけないと思っているのでしょうが・・・ゆかりんが乏しいからね。仕方ないね♀

 

「――いいや、それがいい。それでいいんだよ、ほもじさん」

 

唐突に自称ゆかり通の弦巻さんが謎のツッコミを入れてきましたが、友達をフォローしてるように見えて、実際これは煽っていますよね?

 

あーおるんごー あおるんごー むらさきへいやをあおるんごー(歌:弦巻)

 

「そうなの?」

 

「そーなの」

 

「そっか」

 

ほもじちゃんと弦巻さんが謎のやりとりをしていますが、彼女たちの背後から、瞳の光彩が消えたゆかりさんが――。

 

「初めてですよ・・・」

 

うおっ、ほもじちゃんとマキさんがBオーラのねばねばに捕まりましたね。ん?もしかしてえっちなことをするんですか?

 

「この私をここまでコケにしたお馬鹿さんたちは・・・」

 

ああ、胸への拘束がキツイですね。執拗にぐにぐにと胸にBオーラが絡みついてきて、ちょっと・・・えっちです。

 

「ゆ、ゆかりん?ちょっと胸、乱暴で、痛いよぉ・・・」

 

マキさんの胸あーこれすごい。いけませんいけません。こんなのえっち過ぎますよ。ご禁制です。編集でしっかり隠さなきゃ(使命感)

 

「うるさいですね・・・そんなに胸に脂肪が付いていることが偉いんですか。畜生め・・・」

 

偉くはないと思いますが、需要はあるんじゃないですか?知らんけど。

 

「脂肪が死亡」

 

激ウマギャグ。

 

「――ぶっ飛ばしますよ!?」

 

あ、待って怒らないでゆかりん。ちょっとヒロインズのみなさん、笑ってないで止めてくださいよ。

 

「ダメだよゆかりん!ゆかりんには分からないかもしれないけど、女の子の胸はもっと丁寧に触らないと・・・!」

 

貴方もだいぶ煽りますね、チャンマキ。まあでも、煽るのは好きな人の色々な表情が見たいが故ですから。つまり、愛ですよ。知らんけど。

 

あ。そろそろゆかりんの怒りのボルテージがマックスに達しますね。ちょっと、ヤバイですよ・・・。

 

 

「頭にきました」

 

 

あ。何か超えちゃいけないラインを超えてしまったような気がします。へー。ゆかりんは怒りのボルテージが限界を超えたら、逆に冷静になるタイプなんですか。メモしておきましょう。

 

あ。そうだゆかりん。

 

 

「――優しくして♡」

 

「断ります」

 

 

ダメみたいですね(諦観)

 

あ、あ、あ。

 

 

 

アーーーーーーーーーーーッッ♀

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、ドジラース事件の損失もあり、ゆかりんあかりペアはその後大きく失速し、最終的にはチームほもじが一位の座を手にしたのでした。めでたしめでたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋上。夕方、夜の帳が降りる頃。

 

結月ゆかりは、ほもじやないに問いかける。

 

「手を、抜きましたね?」

 

ほもじやないは、いつもの無表情でゆかりを見つめると、彼女に10個のサイコロを手渡した。

 

「見抜けた、ご褒美」

 

「??」

 

ゆかりは首を傾げると、ほもじは、振ってみてというようなジェスチャーをゆかりに送る。

 

疑問に思いながらも、ゆかりは無作為に手渡された10個のサイコロを振る。

 

コロコロコロコロと、小うるさい音を出しながら転がったダイスは――

 

 

 

―――全て、6の目を出していた。

 

 

 

ゾクリ、と。ゆかりの背筋に凄まじい悪寒がはしる。

 

ゆかりはサイコロをもう一度手に取り、その構造をじっくりと見る。

 

――重心が寄っているということもなく、形も正常。何か特別な材質が使われているわけでもなさそうだ。

 

何か小細工があるわけではない。ゆかりの持つあらゆる知識は、そう結論づけていた。

 

で、あるならば。

 

「もう一回」

 

ほもじの声が告げる。

 

まさか。そんな筈がない。そう考えながら、ゆかりはもう一度10個のサイコロをふる。

 

 

 

――そして再び、十の賽の目は全て6の数字を出した。

 

 

 

馬鹿な。ゆかりは目をこする。信じられない。まさか、そんな。

 

「もう一回」

 

――再び全て6。

 

「もう一回」

 

――全て6

 

「もう一回」

 

――6

 

「もう一回」

 

――6666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666

 

 

 

 

 

「もういいかい?」

 

 

 

荒い息を吐く。ゆかりはおそるおそると、ほもじへ視線を向ける。

 

クスクス。クスクスと。

 

彼女は嗤っていた。

 

いつの間にか変わっていた、夜。

 

その夜空に浮かぶ三日月のように、彼女の口角は笑みを描く。

 

「ねえ、ゆかり」

 

聞こえた声は、おぞましくも美しい。

 

 

 

「――愉しかった?」

 

 

 

みんなでワイワイしながら行なった遊びは、愉しかった?

 

彼女は、そう問いかける。

 

「・・・・・・」

 

少しの沈黙。その間にゆかりは一度目を閉じ、呼吸を落ち着ける。

 

「・・・楽しかったですよ。全て、貴方の手の平の上だったのでしょうが」

 

どこか憎々しげな。それでも、その中に浮かび上がる確かな喜び。よくも弄んでくれたなという複雑な感情を持ちながらも、ゆかりは素直に胸の内を語った。

 

「そっか」

 

――意外。それが今のゆかりの心情の全てだった。

 

ほもじは、ゆかりの答えを聞くと、どこか安心したように微笑んだのだ。

 

それはゆかりの目を持ってしても、ほもじやないが微笑んだのか。それとも彼女の(うち)にいるおぞましい何かの微笑みなのか。見分けることはできなかった。

 

「ご飯」

 

ふと思い出したように呟いたほもじは、そのまま部室の方へ歩いて行く。

 

彼女の雰囲気は既にいつものものに戻っていた。冷たく、硬い。しかしながら、内に優しさを秘めた独特な雰囲気。

 

「貴方は・・・」

 

ほもじが部室に入り、見えなくなってから。ゆかりは呟いた。

 

「貴方は何者なのでしょうか。ほもじやない・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『スキル《たーのしー!》を習得しました!』

 

 

 

やったぜ。桃鉄という友情破壊ゲームで、《たーのしー!》を習得しようとするのはだいぶ無謀でしたが、無事一発習得することができました。

 

 

 

<レベルアップ!! 魅力+3>

 

 

 

しかも、だいぶ長時間遊んだので経験値も結構もらえたようで、レベルも上がってしまいましたね。ステは・・・うんまあ、いつもの。

 

それにしても。いやー、ゆかりん、貧乳を煽りすぎたのではないかとちょっと心配していたので、ちゃんと愉しかったって言ってくれた時は、本当に安心しましたね。

 

とりあえず今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 

次回もまた見てね。

 




最近FGOのRTAの妄想をしておりまして、なんか良い感じのものができたものの、書く暇がないので、誰か書いてくれないかなーという淡い願望を秘めつつ、せっかくなのでプロットというか設定だけでもここに書いておくことにしましょう(後書きとは一体・・・?)

興味がない人はスルーしてください。

《設定》
主人公はまず、EX級の千里眼を持っている。そしてその千里眼は、平行世界どころか、型月以外の異世界まで視野を広げる特殊な千里眼である。

ただしその代わり、自身の世界の過去現在未来を見るといった能力はないので、主人公の世界にいる千里眼:EX持ちの人たちと目が合うことはない(重要点:ソロモンと面識がなし)

主人公は、異世界及び平行世界の自分たちに向かって、RTAをするよ~と呼びかけ、注目を集める。主人公にとってはリアルというクソゲーをRTAするという、若干変わった設定だが、この異世界及び平行世界の自分の注目を集めるというのは、後の重要な伏線となる(違う世界の自分も、多くがEX級の千里眼を持っている)

まず主人公はRTAをする上で、藤丸リツカ(ぐだ子)と知り合いになり、仲良くなる(ただし、時系列的にはRTA開始前からぐだ子とかなり仲良くなっている)。ぐだ子というあらゆる英霊と絆を結べる存在と知り合うことで、起源:絆の、絆魔術の素質を得る(謎設定だがかなり重要)。

そして平行世界の絆魔術を習得した自分を参考にして、絆魔術の熟練に励む(幼少期の出来事)

以後、主人公は魔術師の家系といったルートから、そこそこに高いレイシフト適正により、カルデアへ招かれる(絆魔術はかなり珍しくはあるが、超常存在と絆を結ぶことで真価を発揮するので、有用なものとしての注目はされていない)

第一部のポイントは、主人公の召喚鯖は割とどうでもいいとして(強いほど第一部のピンチで見せ場は多くなるが、必須ではない)、一番重要なポイントはロマニと強い絆を結ぶこと。

絆魔術は絆というラインから、相手の力をダウンロードしたりする(プリズマイリヤのカード的なやつ)ことができ、何よりも重要なのが、絆を結んだ英霊の宝具を、劣化しながらも疑似再現できるということ。

これにより、ロマニ(ソロモン王)と結んだ絆を活かして、ロマニロスなく指輪の宝具を使用してゲーティアの不死性を剥ぐという、画期的なチャートを主人公は編み出した。

なお、主人公の絆魔術は宝具の劣化再現なので、本家と同じ効果を発揮するために、自分の死去だけでは足りないので、大事に大事に結んできた絆も全て薪として、疑似宝具の発動をしたので、主人公の記録及び記憶は全て喪われる模様。ロマニは彼がいたという記憶は残ったが、主人公の場合はそれすらなくなる。

ただし、記憶・記録が消えても普通に違和感は残るので、思い出せないけどそこに大切な誰かがいたはずなんだ・・・!といった展開にはなる。

ついでだが、ぶっちゃけ、野郎と濃厚な絆を結ぶのは色々とアレなので、型月特有の性転換の洗礼をソロモン王は受ける。ロマニはポニーテールが可愛い、女の子になりました。まあ、原作の行動はほぼヒロインそのものだから、多少はね?

それから、1.5部、2部にかけては、主人公のピンチの時に謎の幼女鯖(!?)が駆けつけて、助けてくれるようになる。

2部プロローグのカルデア襲撃事件時は、幼女鯖のおかげでほとんどのカルデア職員の死亡なく、カルデアからの脱出に成功する。なお、第一部の時に主人公が、ダヴィンチちゃんとシャドウボーダーの強化イベントを起こしていたため、原作より多い生存人数でも、シャドウボーダーはなんとか収納しきってくれた模様。

幼女鯖のおかげで、良い感じに2部は終了するが、なんとこの幼女鯖、実は主人公である。

なぜ幼女かというと、平行世界の自分(♀)が人類悪となってぶいぶい言わせているので、その幼体としてのガワと力を借りて単身顕現した。イメージ的には、セラフイベがないカルデアでもキアラ様が召喚できたり、大奥イベがなくても召喚できるカーマのようなものである。

腐っても人類悪の幼体なので、所持するステータスとスキルはかなり強い。しかも、平行世界の人類悪と化した自分は第二魔法(並行世界の運営)を使えるので、主人公もそれを使えるようになっており、主人公の戦闘能力だけはかなり高くなっている。

こういった力を借りて、第二部を良い感じに終わらせたカルデアは――最後の敵と戦うことになる。最後の敵は平行世界の人類悪である自分(♀)。救済の獣。

完全体なので、普通に倒すことはまず不可能。それどころか、平行世界を見る千里眼を活かして、多くの別世界にもその救済の手を伸ばして救済したために、信仰パワーとかがやばいことになっていて、戦うことになるならグランド鯖をしこたま喚んでも勝てない。

救済の獣は、主人公に一般的な感性があったらというIF。基本的に主人公は、ぐだ子のコミュパワーでほだされたために、ぐだ子の幸せを願うという思いはあれど、あらゆる出来事をまったく心動かさず見ることができる破綻者。

千里眼:EXを持つものたち・・・マーリン、ソロモン、ギルガメッシュの例を見れば分かるが、基本的に卓越した千里眼の持ち主は、どれも一般的な不幸に心を動かすようなまっとうな感性はしていない。むしろそうでなければいけない。千里眼というあらゆる人の業を見ることができる目を、一般的な感性をもって所持してしまった末路が――まさに憐憫の獣なのだから。

そういった例に漏れず、主人公もほぼあらゆる出来事に無関心な、達観した観測者としての性質を持っているのだが、これに真っ当な人として当たり前の感受性を持ってしまった場合が、まさに救済の獣なのである。

どうしても救いたい。そんな悲劇を許さない。凡人が神にも等しい視点を持った末路。救済の獣に救われた世界は、あらゆる悲劇がない代わりに、あらゆる悲劇に立ち向かう人間の強さは存在しない。そんな世界になろうものなら、余裕で暫定事象として世界が滅びるコースなのだが、救済の獣の権能として、崩れゆく世界を単独で保持することができる力を持つ。しゅごい。

といったところで、これが主人公の世界に押しかけてくるのだが、その理由が、主人公が大切な人たちに忘れられていたため、とても可哀想だから。良い人かな?自分ヒロインができちゃう(戦慄)

だがしかし、せっかくきた異世界だから、この世界も自己流で救済してやるぜ、となるので、カルデアが戦わなければいけなくなる。

主人公はあれのもとまで自分を届けてくれれば、なんとかぶち殺せるとカルデアに提言し、そういう作戦を行なう。

救済の獣は、救済した世界の英霊など、多くの存在が味方として彼女を守っているので、容易に近づくことはできない。

だがしかし、最終的にはカルデアチームは相手の虜囚の身となるも(主人公は救済の獣は優しいので、殺されることはないと見越していた)、主人公が救済の獣と接触することに成功する。

なお同時期に、カルデアチームは救済ビーム的なものを受けて、主人公との記憶を取り戻し、SAN値が大暴落するが、主人公はかまわず獣に特攻する模様。

ここで主人公は今までRTAを見ていた平行世界の視聴者たちに呼びかけ、ぐだ子を助けるために力を貸せと要請する。

ぐだ子の絆パワーは、千里眼を通して彼女を視ていた平行世界の主人公たちもしっかりとほだしていたようで、協力を快諾する。そのためのRTAという、謎の伏線回収。

そして平行世界の自分たち人類悪の幼体としての適正を第二魔法でかき集め、それをもとに、救済の獣の力の使用権のようなもの?を乗っ取る。理論としては、自分だから、自分(救済の獣)だろ?じゃあ、自分の力を動かせないわけないよな?という感じ。

というわけで、力を見事に乗っ取った主人公は、その力で自殺する。これによって、見事に完全体の獣を討伐する。

だがしかし、最後の最後でぐだ子に泣いて引き留められるので、主人公は困る。

主人公の行動原理は、ぐだ子の幸せである。本来、ぐだ子に記憶を取り戻されるのはチャートになかったためのガバなのだが、最後にため息交じり告げて、鯖なので金色の光となって散体する。

――絆は取り戻された。会いたかったら、喚べ。

こうして、ぐだ子は最後の戦い(ガチャ)へと挑むことになるのである。

という筋書き。

長ぇ!!後書きとは一体・・・。


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24話

お久しぶりなので実質初投稿です。
ちょっとダンジョンメーカーとか、色々なゲームに心を捕らわれていました。


好感度管理がガバガバなRTA、はーじまーるよー!

 

はい。前回、ゆかりんとお話していたところから再開です。まずは夕食の準備です。今は貧血気味なので、お料理に血液は入れません。

 

ヒロインズはあれ?美味しいけど前より美味しくはない・・・となるかもしれませんが、そこはスルーしてもらいましょう。彼女たちの性格的に、もしかしたら隠し味的なやつの材料がなくなったのかもしれないと、勝手に納得してくれると思いますので、たぶん大丈夫です(無計画)

 

まあ、美味しすぎる料理は、正気度の割合によって、たまに依存症を引き起こしますからね。あ、説明しますと、料理が依存症を起こすのは2パターンあります。

 

一つは、正気度を料理の回復効果のみに依存しており、その割合が半分以上であること。つまりどういうことかというと、100の正気度があるうち、その50以上を料理の正気度回復効果によって維持していたら、一定確率でその料理の作成者に対して依存症を引き起こすということですね。これは料理だけじゃなくて、ほぼ全ての正気度回復方法に当てはまります。

 

つまり、マッサージだったり、会話だったりと、正気度の回復手段を一種類に絞ってしまうと、割と依存症を拗らせた精神病棟のようなパーティーが出来上がるので、そこら辺は充分に注意しましょう。

 

まあ、個人的には、ほもじちゃんに対してヒロインズが全員依存症を拗らせてるとか、めっちゃ興奮するんで、やってみたくもあるんですけどね。

 

少し脱線してしまいましたが、依存症の発症パターンについて、話を戻しましょう。

 

もう一つのパターンは、単純に品質が最高に近い料理ばかり食べていると依存症を引き起こす感じです。こっちはまあ、ギャグチックというか、胃袋を掴まれる感じですか?

 

引き起こしても深刻化はしませんし、症状も重いものではないのでないのですか、会話イベントを積極的に引き起こされたり、好感度が上がりやすくなったりするので、通常プレイならまだしも、このRTAではロスでしかありませんね。

 

まあ、結論を言うなら、RTAでは品質が良すぎる料理を作るにしても、食べさせすぎは良くないということですね。

 

とりあえず、料理は簡単に、パパパッと準備して・・・終わり!さて、きりたん、テーブルにこれらの料理を持って行ってくれ。

 

「はい、お任せあれです」

 

それなりの人数分のおかずがのせられた、大きめの皿を両手で持って、重大な任務を任せられたかのように気を引き締めた顔をして、慎重に移動するきりたん。

 

・・・・・・。

 

うん。

 

・・・・・・転ばせたいなぁ

 

もし大切な食糧を台無しにしてしまったら。ウェヒヒ・・・どんな表情をしてくれるのかなぁ、きりたんは

 

・・・・・・。

 

ハッ! 冗談ですよ冗談。そんな鬼畜なことはしませんよ。本当です。ワタシ、ウソ、ツカナイ。

 

ん?きりたんが部屋のドアの近くを通ろうとしていますが、ドアの方から気配が――

 

 

「みんなー!ゆかりんのおかげで、お風呂が使えそうだよー!」

 

 

ドアから出てきたのは弦巻さん。

 

喜色をたっぷりと含んだその声は非常に大きく、お皿を落とさないように前方や足下に注意を集中させていたきりたんは、不意打ち気味に浴びせられたその声にビクッと驚いて。

 

持っていたお皿が傾きました。

 

 

―――クヒッ クフフフフフ 

 

 

 

 

 

 

「弦巻マキ」

 

「ん?どうしたのほもじさん」

 

「周囲を気遣え。うるさい。驚く」

 

「え?・・・あ、ごめんね」

 

「・・・・・・」

 

あー。ほもじちゃんのじとーっとした目線は、可愛いですね。

 

「・・・・・・」

 

うん。とりあえず大丈夫ですか?きりたん。

 

「・・・あ、はい。ありがとうございます・・・ほもじさん」

 

腕の中(・・・)で赤くなっているきりたんは可愛いなぁ・・・うっかりRTAをガン無視して、攻略してしまいたくなってきました。

 

はい、少し落ち着きましょう。

 

ひとまず掴んだ(・・・)お皿はゆっくりテーブルに置いて、安全を確保です。

 

ふふふ。見ましたか視聴者のみなさん、ほもじちゃんのイケメン度が高いムーブを。

 

驚いてお皿のバランスを崩したきりたんのところに、シュキュンッって感じで、高速移動してお皿を確保。起こったであろう悲劇を未然に防いでしまいました。

 

ついでにきりたんの肩を抱くように、ギュッとしてしまいましたが、頑張ったのでこれくらいの役得はオーケーでしょう。

 

名残惜しいですが、きりたんを解放して、頭をぽんぽんしておきましょう。

 

「・・・・・・ぁ」

 

うーん、このきりたんの表情は・・・。戸惑い、羞恥、温もりへの喜悦、憧憬と、ほうほう。ほうほう(意味深?)

 

いやぁ、小学生って最高ですね!

 

それはともかくとして、今回のRTAでは時間短縮のため、恋愛ルートに進む予定はないので、好感度や恋愛値を上げ過ぎないようにする必要があります。既にゆかりんにぶっ壊されたチャートとはいえ、ベースは変わらないので、現行の(脳内)チャートでもその原則は変わりません。

 

・・・・・・。

 

チャートはしっかりと守れましたか・・・?(自問自答)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、夕食はいつも通り素早く早食いをしますが(二重表現)、これは実は結構重要な意味があります。特に、先ほどマキさんが、お風呂が使えそうなことを伝えてくれたので、これはより大きな価値を持ちます。

 

本日よりヒロインズはだいたい部室棟一階にある大浴場で入浴をすることになります。

 

はい。みなさんお分かりですね。ヒロインズがお風呂に入る時間帯でのんびりしていると、一緒にお風呂に入ろうというイベントが起きてしまうのです。好感度と性別次第で起きないこともありますが、ほもじちゃんだと間違いなく起こりますね。

 

あ、そうだ。お風呂の使用条件について簡単に説明しますと、学校の事務室でお風呂のマニュアルを取得し、一定以上の知力ステを持ったキャラクターと工作スキル1以上を持つキャラクターがいることで、お風呂の修理・整備をすることができ、入浴が可能になるのです。

 

まあ、ゆかりんみたいに知力ステがバグっているか、工作スキルやマスクデータの器用ステがかなり高いレベルになっていると、マニュアルを探さなくても整備ができるんですけどね。

 

ともかく、このお風呂イベントは誘われなくても、主人公が同性なら、主人公がお風呂に入っている時にヒロインズが入ってきて、強制的にお風呂イベントが起こることがあります。

 

このイベントはまあ、何度も言っていますが、好感度をあまり上げる気のないこのRTA上では明確なロスです。

 

入浴という、R18ならともかく、全年齢版ではスキップされる時間をイベントで塗り潰されてしまうのは、十数分単位の大きなタイムロスになってしまうので、入浴の時間は必ずヒロインズとタイミングをずらしましょう。

 

はい。つまり、ヒロインズがみんな食事している今だからこそ、素早く食事を終え、お風呂に入りに行く必要があったんですね。

 

風呂?部室のシャワーじゃいかんのか?と思う視聴者方もいるかもしれませんが、疲労回復効果はお風呂の方が断然高いです。ほもじちゃんは体力ステが高いわけではないので、こういった些細な回復ポイントが、後の継戦能力に関わってきます。

 

一応、この後は食糧などを調達しに外に行く予定があるので、最低限でも今日はお風呂に入っておきたいですかね。

 

というわけでお着替えなどを持って、お風呂にイクゾー!カーン!(早漏)

 

まずは屋上からジャンプして、一階までショートカットします。現在のステなら着地に気を遣わなくてもダメージは受けないので、大きな音を出して余計な心配をかけないことだけ考慮して、無音で着地します。こう、猫みたいにシュタッとね。にゃーん。

 

さて、そうすると部室棟の一階までかなりの速さで移動できたので、そのままダッシュで扉から校舎内に入り、お風呂場まで疾走します。

 

何も急ぐ必要がない時に急いでいると、基本的にNPCにドン引きされて、若干信用値が下がる、リアルパイセンリスペクトなのがこのゲームの仕様ですが、このように誰も見ていないところでなら、大胆なショートカットや全力ダッシュが可能です。

 

この目にも止まらぬ疾走感。ようやくRTAらしさを取り戻してきたのではないでしょうか。

 

走る時も同様に、音を消して走りましょう。ほもじちゃんは普通の人よりはかなりの脚力を持つので、何も考えずに走ると結構な音が出ます。ヒロインズはともかく、ゆかりんなどは無駄に耳が良いので、ほもじちゃんが走っていることに気づくかもしれません。

 

ゆかりんがほもじちゃんが走っていることに気づくと、ほもじちゃんが走らなければいけない出来事が何かあったのかと考えて、余計なイベントが起きる可能性があります。そういったロス要因を潰すために、無音かつ移動時間を考慮して素早く走るのですが・・・これ、実は結構高等な技術なんですよね。

 

この歩法のコツですが、重要なポイントは二点。入りと抜き・・・地面を蹴る時と、着地の時です。詳しい原理は・・・見て学んでください(怠惰)

 

まあ、やっぱりこういった技術を習得するのなら、常日頃、足音を消して歩くことを意識するのがいいでしょう。

 

癖にするんだ・・・音殺して歩くの。

 

といっても、極まると音が出ないダッシュが普通になるんですけどね。地面を蹴ったエネルギーが音になってる分、ロスになりますから。音を鳴らすエネルギーすら前に進むための推進力にするのが、超人界隈の一流・・・ですかね?(超人界隈ってなんだよ)

 

はい。というわけで着きました。お風呂場です。それでは、脱衣所に入って、お風呂に入り・・・ました(完了)。

 

あーさっぱりした(皮肉)

 

そういえば、全年齢版だと、このようにお風呂シーンはカットされますが、R18版だと普通にお風呂に入って、自身の体を洗うことができるんですよ。R18版は本当に色々凄いですよね。

 

といっても、このゲーム、男性が普通に女性になってドスケベできますからね。最先端技術に法整備が追いついていないので、割とリアルに深刻な影響が出るやつでも、まだ規制はかかっていません。メスイキしたい兄貴とかはR18版だけでもお試しで購入してみてはいかがでしょうか?

 

あ。でも女性の快感に浸りすぎると、精神的に帰ってこられなくなる可能性もあるので、そこら辺のリスクは自己責任でお願いしますね。

 

このゲーム、開発陣の趣味なのか、R18版だとやたら女性主人公を快楽堕ちさせようとする敵が多いんですよね。男性主人公はまあ、気持ちよくても堕とされるレベルのガチの快感を与えてくるやつは少ないらしいですが(いないとはいっていない)。

 

しかも、主人公の設定を特に弄らなければ、基本的に女性主人公の肉体ってクッソ淫乱な体になるんですよね。端的にいうと敏感ちゃんになります。これのせいで、意思が弱い人だと一般通過モブちんちんにすらメス堕ちさせられる危険性があります。

 

それにこのゲーム、場所に拠っては虫や動物、触手に機械と、何がとは言いませんが、色々と豊富ですからね。媚薬、謎フェロモンに媚毒と・・・開発の配慮なのか、痛みなく存分に快楽に浸ることができる仕様となっています。開発の性癖が見える見える。

 

あ、私は個人的にはナメクジが好きです。ん?なんですかその視線は。私がヤラれるわけではありませんよ?私は見る専ですから。視聴者が大好きなほもじちゃんが実はR18版だとあんなことに・・・みたいなことはありませんね。

 

NTR恐怖症のお兄さんたちは安心してください。NTR大好きなお兄さんたちは、ほもじちゃんで変な妄想をするのは・・・止めようね。ぶっ殺しますよ?

 

ともかく、Badエンドなら、人間だけじゃなくて色々なものを出産することができますし、与えられる快感とあいまって、変なプレイをするとガチでプレイヤーの性癖が歪みますね。

 

主人公の敏感設定も開発の趣味かは知りませんが、ゲームの設定的には体内のHウイルスであるヤンデレの母親の仕業らしいですね。Hウイルスは主人公の戦闘能力を支える必須の能力でもありますが、同時にガチの獅子身中の虫です。

 

研究所編で出てくるHウイルスゾンビとか、あれ完全に母親の仕業ですからね。全年齢版だと、身体能力や知能、連携に優れる最強のモブ敵のくせに、主人公を殺そうとはしないちょっと不思議かつ非常に面倒な敵・・・といった印象ですが、R18版だとこのゲームをやりこんだ廃人でも恐れるガチのやべーやつになります。

 

基本的にHウイルスゾンビは廃人でもガバると負けるほど戦闘能力が高い上に、群れでくるし、トラップを仕掛けてくるという最高峰に面倒な敵です。しかも、非戦闘系ビルドの主人公だと、Hウイルスゾンビは基本的に最優先で主人公を狙ってくる思考回路をしているので、かなり戦闘要員のディフェンス力を鍛えておかないと、敵に頻繁に拉致られます。

 

まあ、面倒な敵だというのは全年齢版R18版共通の仕様ですが、全年齢版なら負けても、特定のポイントから全身謎の液体まみれになって再スタートになる程度の優しい仕様(!?)なのですが、R18版だと、その特定のポイントでHウイルスゾンビにリンカーンされてしまうのです。

 

厄介なポイントは、リンカーンが洒落にならないレベルで気持ちいいことですかね。設定的には、体内のHウイルスが悪さしているとか?感度3000倍・・・とまでは行かなくても、主人公の肉体をヤンデレのお母さんがいじいじして、積極的に快楽堕ちを狙ってきます。ヤメロォ (建前)ナイスゥ (本音)

 

ともかく、やばいのは、このゲームをやり込めるレベルで精神がイッてしまっているやべー廃人でさえ、このHウイルスゾンビにリンカーンされてメス堕ちしてしまっていることですかね。

 

廃人でさえやり尽くせていないレベルで、奥が深くイベントが豊富なのがこのゲームなので、廃人の界隈では意外と情報のやりとりや交流が盛んです。

 

だからこそ、女性モブをレ○プするのが趣味だったやつが、罰ゲームで、女性主人公になって研究所に突入して、リンカーンされてこいってのをやった後(改めて見るととんでもない罰ゲームですね)、SNSで「Hウイルスオ○ンポさま最高です」とアへ顔ダブルピース写真を掲載したレベルで堕とされていたのは、その時食べていたうどんが逆流して鼻から出てくるレベルで私は爆笑しました。

 

その後、廃人界隈では、女性主人公でこの研究所編に望む場合、Hウイルスゾンビに捕まったら、その瞬間即リセするのが常識になりました。嫌な事件だったね・・・。

 

まあ、そんな感じで、このゲームのR18版を女性主人公でやるのは、TSもののエロ同人のメス堕ち展開をリアルで再現する危険性があるので、やる時は本当に気を付けてくださいね。SNSにたまにメス堕ち報告とかありますし、既に数十人の犠牲者がいるようです。

 

しかも、脳が変な刺激を受け取り過ぎると、女性ホルモンがドバーッとなって、リアルの肉体がガチで女性っぽくなったりするそうですよ。ヤバイですね☆

 

・・・・・・いやこれガチで規制しないとダメなやつなのでは?

 

ん?私は大丈夫なのかって?まず敵に負けることがありませんし、そもそも肉体的な刺激で精神がどうこうなるような、人間的な精神構造をしているなら気配の同化とかの、私が割と頻繁に使う技を使うことはできないんだよなぁ・・・。

 

肉の欲から解き放たれる・・・解脱的な何か・・・?そんな感じですかね。これができれば色々と便利ですよ。集中力がすっごい上がりますし、第六感とかにも目覚めますし、とにかく色々なことができるようになります。

 

ただし、良いことづくめ・・・というわけでもなく、精神が脳内物質の精製に捕らわれなくなるので、鎮静剤とか抗うつ剤とかの精神に作用するお薬が効かなくなりますし、肉体に捕らわれないからこそ、愛情(・・)に歯止めがかけられなくなって行き過ぎてしまうこととか・・・って話が大分それましたね。

 

あれ、私は何の話をしていたんでしたっけ・・・?まあ、RTAの解説に戻りますか。

 

はい。では、再び屋上の部室に戻りましょう。と、その前に。この後の食糧調達は運搬の効率などを考えると、ゆかりんを連れて行きたいので、彼女たちの食事・お風呂を終えるのを待つ必要があります。

 

食事やお風呂を遮って、無理矢理ゆかりんを連れ出すのもなくはないですが、常識的に考えるとあまり良くないことですし、そもそも、ゆかりんはヒロインズといくらか交流をしておいた方がいいと思うので、ここは待ちの姿勢が正解な気がします。

 

ゆかりんルートは初見プレイなので、正直どのように進展していくかはかなり未知数ですが、現状、全体的にヒロインズとゆかりんは和解ムードですが、ゆかりんとずんちゃんの間には地雷がまだまだ埋まっています。

 

結構前の話ですが、ずんちゃんを強化ゾンビにするために、ゆかりんは《護る者》を派遣しています。ずんだにとっては、急になんかやべぇゾンビに襲われた程度の認識ですが、その主犯がゆかりんだと知ったのなら・・・まあ、一悶着ありそうですよね。

 

いつものずん子さんなら、なんだかんだいって許してくれると思いますが、これがゆかりんルートのイベントの一種として存在するのなら、他のヒロインズのルートの傾向を見るに、必ずバッドエンドフラグの一環にもなっていると思います。

 

例えばそうですね・・・ずん子さんの正気度が非常に少ない場合は、和解に失敗するかもしれませんが・・・ゆかりんルートに入れるプレイヤーなら、正気度管理くらい余裕なので、まずあり得ない、つまりバッドエンドフラグを踏まない・・・となると、それはつまらないと開発は考える気がしますので・・・。

 

ずん子さんに直接お話したら、わりかし簡単に許されるのなら、お話ししないでゆかりんが罪悪感に潰れる・・・それがバッドエンドフラグですかね?(未検証)

 

というのが、この動画の時点の私の推測なので、ゆかりんがずんちゃんや他のヒロインズと交流の時間を取るために、少し、時間を別の行動に費やすことにします。

 

では、まずそのために学校の図書室に行き、いくつかの本を入手しておきましょう。これらの本をオートモードで読み、時間をスキップしつつ、後のストーリーで必要になってくるフラグを回収しておきます。

 

どのような本を読むのかというと、AIの、その中でも人工知能の心に関する本ですね。

 

この後、第二部の研究所編では、人の心を持つAIのONEちゃんや、色々とアレなAIのIAちゃんとイベントをこなす必要があるので、この本を読んでおくとかなり良い感じに会話イベントが進みます。

 

IAちゃんはともかく、ONEちゃんの好感度上げは必須なのがこのRTAのチャートなので、制作関係のスキルが必要ない今なら、ここら辺のフラグをしっかりと立てておきたいものです。

 

まあ、ゆかりん生存ルートで、なおかつ好感度が高い人物は研究所編でも登場するという仕様上、ゆかりんが研究所に来ることがほぼ確定的に明らかで、この後のストーリーがどんな感じになるかはよく分かりませんので、無駄になる可能性はあるんですけどね。

 

ここら辺のチャートが洗練されていないのは・・・まあ、ゆかりんルート初見だから多少はね?大丈夫大丈夫、なんだかんだいってそれなりに上手くいったので、このRTA動画を投稿しているのであって、1から10まで全てガバにまみれているわけではありませんから(震え声)

 

というわけで本を抱えて部室に戻りましょう。一人適当な場所で本を読んで時間を潰すのはありですが、協調性のないやつだと思われると恥ずかしいし・・・(今更感)

 

まあ、何をするにしても、ゾンビハザード中はホウレンソウをしっかりして、できるだけ一緒にいるのが鉄則ですからね。そこら辺をおろそかにして、ヒロインズにお説教もどきの会話イベントを起こされるのはロスですし、素直に戻りましょう。

 

食事後は、ヒロインズはみんなでお風呂に行くと思いますが、ほもじちゃんがどこにいるのかをしっかりさせておいた方が、彼女たちの安心に繋がると思いますしね。

 

というわけで帰ってきました。部室です。

 

おかえりーといったヒロインズたちの迎えの言葉を聞きながら、適当な椅子に座って本を読み始めましょう。

 

ヒロインズは予想通り、みんなでお風呂に行ったようです。ああ^~いいすっね~!みんなでお風呂とか、なんていやらしいのでしょうか。今頃ゆかりんに対してずん子さんあたりがお背中流しましょうか?とか言っているのを想像すると、中々滾るものがあります。

 

みんなすっぽんぽんで、熱い液体を全身に浴び、浸かる。ふむり。ちょっと言い換えると、お風呂ってとんでもないドスケベですね。浴場で欲情(激ウマギャグ)。あ~だめだめ、えっち過ぎます(浴場に欲情)

 

約束された百合の園。楽園(エデン)はここにあったんですね・・・。

 

少し真面目な話をしますが、アダムとイブが楽園を追放される前は、すっぽんぽんでお互いの性を意識することもなかったと聞きます。つまり、楽園とは、裸ん坊でも恥ずかしくない空間だったということですね。

 

そして、性を意識しないとは、今風に置き換えるなら、同性という認識に置き換えることができるのではないでしょうか。同性なら裸を見られても恥ずかしくない・・・つまり性を意識しないというわけです。

 

さらに転じて、みんながすっぽんぽんで同性の認識を持つので裸を見られても恥ずかしくない空間・・・ええ。もう言いたいことは分かりますよね。つまり、浴場は楽園であることが完璧に証明されてしまったわけです。

 

どやぁ・・・。

 

だからなんだよ(賢者モード)

 

はい。ちょっと意味不明な暴走をしていましたが、私は元気です。

 

・・・・・・。

 

んー解説することがパッと思い浮かびませんね。それなら、少し言葉遊びでもしましょうか(唐突)

 

皆さん。浴場があるじゃないですか。これ、ローマ字にすると、Yokuzyo。英語風味にすることで、最後のUちゃんはカットします。まあ、ゆーちゃんはドイツ艦だから多少はね?(艦これ)

 

そしてですね、Yokuzyoからkを抜くと、なんとYouzyo・・・つまり幼女になります。みなさん興奮しましたか?

 

ん?察しが悪い兄貴達が多いですね。浴場でKを抜くんですよ。つまり毛を抜くということです。パイ○ン、いやらしく言うと、幼女おま○こになるわけです(ド変態)

 

HAHAHAHAHAHA!!!!(深夜テンション)

 

まあ、制作陣の趣味なのかは知りませんが、なぜかこのゲームのヒロインズはみんなおけけが生えていないので、Kを抜かなくても幼女なんですけどね。

 

ふぅ・・・(賢者)

 

・・・・・・そういえば、ヒロインってKは生えていないくせに、R18版だと割としょっちゅう棒を生やしてくることが多いんですよね。

 

私は寛容な百合厨なので、棒に頼るな、といったふたなり絶許派みたいなことはいう気ないですが、女性主人公だと母親イベントを最後までこなさないと棒を生やすことができないくせに、ヒロインズはHウイルスに覚醒するといつでも生やせるようになるので、なんかずるいですよね。

 

まあ、そもそもヒロインズに欲棒をぶち込みたいなら、最初から男性主人公でやればいいのですが。

 

さて、無事本を読み終わりましたし、時間的にも、そろそろみんな戻ってきますかね?

 

おや、この気配は・・・。ふむり。

 

単独行動とは。まったく、いけない子ですね。

 

 

きりたん。

 




R18版の下ネタ解説しまくったせいで、予定の3分の1も展開が進まないまま切りの良いところまできてしまいましたね・・・。なんだこの設定・・・と思いつつ、考えてるときはメッチャ楽しかったです。

さて、次回はきりたんの単独行動と、ゆかりん、名探偵になるの二本立ての予定です。
ゆかりん名探偵とは一体・・・?という方にネクストコナンズヒントを出すと、主人公の最近のお料理異物混入と、ほもじちゃんがお風呂に入ったということです。つまり、お風呂には濃厚なほもじ汁が・・・。

あ、この後、現状の設定集を投稿します。更新だ・・・!と思って見に行ったら、つまらん設定集だったとなるのはがっかりですよね。つまりこの同時投稿は、作者なりの神対応というわけですね。あ。設定集は今まで出た設定だけじゃなく、設定集にのみ記載されているこのゲームの設定や、走者によるヒロインルート解説コーナーがあるので、純粋なこのゲームの設定とかが気になる兄貴達は読んでいてもつまらないことはないんじゃないかと思います。


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設定集

全ての設定を網羅したわけじゃないし、本編で走者がさらっと解説してくれたことなどを全て記載したわけでもないのに、既に25000文字を超えている不具合。
多分暇な時とかにちょくちょく更新していくと思います。

将来的には、目次とか付けて見やすくしたい(願望)


 

 

 

◇ゾンビ/感染者の設定

○ゾンビの名称

基本的に、ゾンビ映画による一般的な知識。作中登場人物は、Bウイルス感染者をゾンビっぽいからゾンビと呼んでいる。実際にウイルスの研究に携わっているゆかりんなどは、ゾンビではなく感染者と呼んでいる。

 

○一般ゾンビの能力

スタートから最初の一週間は、基本的にノロノロ動く。ただしまれに素早く動く個体が出現することもある。運動神経に難があり、ノロノロとしたゾンビは横や背後から軽く押されただけでこける。これは反射神経が鈍いため、咄嗟に踏ん張ることができないことに起因する。

 

そして災害発生二週間目から、チラホラガチダッシュができるゾンビが現われるようになる。この際のダッシュの能力は、本来人がセーブしている脳のリミッター的なものを解除しているので、火事場の馬鹿力を発揮して、かなり早い速度で追ってくる。少なくとも、直線で走っていたら短距離専門の陸上部員でも危うい。ただし知能はそこまで高くないため、障害物があったりするとかなりこける。落とし穴にもガンガンはまる。

 

三週間目になると、ほぼ全員のゾンビが機敏に動く。ただしまだ知能は鈍いため、罠が有効。この時期になるとほとんど一般モブは湧かなくなる。そりゃあ、普通の人がこんなガチ過ぎるゾンビの群れを生き残れるわけないんだよなぁ・・・。

 

四週間目になると、ゾンビの能力がさらに向上し、なおかつ野生の獣程度の知性を得るようになる。実際の知能は個体差でばらつきがあるが、おおむね連携という概念をもつようになる。この時期になると、能力が高いネームドモブでもプレイヤーが関与しない限りほぼ絶滅する。

 

こうしてみると、一般ゾンビといえども強敵のようにも感じられるが、Hウイルスに覚醒した主人公の場合は、よほど戦闘が苦手なキャラクターでもない限り、基本的に苦戦することはあまりない。ただし、3~4週間目くらいからのモブゾンビは、大量の物量で押されるとそれなりに苦戦する。

 

ただし主人公がモブゾンビとの戦闘で負けないからといって、このゲームがヌルゲーかと言われるとそうでもない。むしろモブゾンビと強化種ゾンビの差が大きすぎて、舐めてかかると大抵秒殺される。強化種ゾンビは彼らが固有で持つ特殊性をしっかり認識した上で、対策を練らなければ勝つことはできない。

 

○Bウイルス

隕石に付着していた謎物質から生まれたウイルス。これに感染した人物をゾンビ化させる。なお、これは動く死体というよりは、死亡に近い状態でも蘇生することができるといった感じなので、ゾンビでも生物学的には生きている状態である。

 

○ゾンビ化の治療

医学スキルを持つ研究者キャラと大学病院や研究所レベルの機材が揃うと、主人公のHウイルスを解析して、医学スキル持ちのキャラクターの医学スキルと知力ステに応じた期間の後に、ゾンビ化治療薬が完成する。

 

医学スキル持ちのキャラクターは、街の方にある大学病院で籠城しているネームドモブでまかなうことができる(他にもネームドモブに何人か医学スキル持ちは存在する)が、大学病院には強力な強化ゾンビがいるため、治療薬の完成にはかなりの時間と戦闘力を必要とされる。

 

治療薬を作成出来る場所は、ゲームマップ内だと上記の大学病院と、数カ所の病院のみ。ただしどこの病院も大量のゾンビと強化種ゾンビ、もしくは特殊なゾンビが存在するので、治療薬を作る場合はほぼ確定でそれなりに苦労することになる。

 

○Bウイルスの系譜

最初のBウイルスは、基本的に軍事利用を目的として作られたので、プロトBウイルスの段階では、人をより強靱な生物に変えることを主目的としていた。その結果作られたのが、作中でも登場する兵士ゾンビに見られるような、ただ単純に強い人型のゾンビなのだが(兵士ゾンビはプロトBウイルスから作られている)、その後に生まれたBウイルスは人を新たな生物へ進化させることに重きを置いている。

 

Bウイルスの特性はゾンビ化後の進化であり、このゲーム中では最初の一週間は愚鈍で知性の欠片もなかったモブゾンビが、最後の4週間目ではかなりの進歩を見せているように、感染した生物を、時間をかけて、しかしながら本来の生物の進化よりもずっと早いスピードで成長させる。

 

強化Bウイルスは、一度死んでからゾンビとして蘇生するというプロセスを必要とするBウイルスの欠点をなくし、自我や知性を本人の適性に応じて保ったまま、より強力な進化を遂げることができるようになったが、その代償なのか、適合率が低ければ低いほど、もとの人間体からかけ離れた異形の姿となる。

 

○感染者・強化種/強化ゾンビ/ボスゾンビ

強化Bウイルスを接種したことによって誕生した強いゾンビ。だいたいの敵は人間だった頃の知性や自我が残っているが、個体差があり、それぞれの強さはそのウイルスへの適性によって決まる。

 

彼らも一般ゾンビと同じように、日数が経つごとに能力がドンドン強化される上に、異様な姿になっていく。

 

○特殊ゾンビ

Bウイルスは人間だけではなく動植物にも感染するので、人間以外の特殊なゾンビが今作品にはいくつか登場する。場合によっては強化種ゾンビ以上に厄介な性質を所持するゾンビが生まれることがあるが、あくまでゲームバランスを考慮した特殊ゾンビが実装されているので、寝ている時に特殊ゾンビの蚊に刺されてヒロインがゾンビ化していた、食器洗いをしていたら謎の小さな虫に噛まれてヒロインがゾンビ化した・・・といったような、防ぎようのないイベントが実装されていることはあまりない。

 

ただし、古典の名作に習うようにゾンビ犬やゾンビ鴉が登場するし、動物園の近くにはゾンビライオンやゾンビエレファント、下水道にはでっかいゾンビゴキブリやゾンビワニ(!?)などなど、そんなに実装する必要あった?と思う程度には、様々な特殊ゾンビが登場する。

 

ただし、ぶっちゃけ動物園や下水道など、特殊ゾンビが多く登場する場所はよっぽど特殊な事情がないと立ち寄る必要がないことが多いため、プレイヤーを呼び寄せるために特殊ゾンビは非常に経験値が豊富であったり、彼らの素材から特殊なアイテムが作り出せたりするような設定になっている。

 

 

 

 

 

◇Hウイルス

○Hウイルスの正体

主人公のお母さんがHウイルスとなって、主人公のことを守っている。彼女は元々Bウイルスの研究に携わった研究者で、主人公が虚弱体質なので、真っ当な生活ができるようにするため、及びいずれ来るBウイルスによる厄災を想定して、Hウイルスに姿を変えた(愛する主人公に同化したいという私欲も・・・なきにしもあらず)

 

○Hウイルスの覚醒

主人公がBウイルスに感染すると、主人公のレベルに応じた時間をいくらか消費した後にHウイルスが覚醒し、ステータスが全て向上した状態で復帰する。なお、ヒロインがピンチの状態で感染し、その後ヒロインは危機に陥り続けるといった状況になると、主人公の性格やヒロインへの好感度によって、主人公の覚醒イベントが発生する。

 

覚醒イベントが発動すると、待ち時間なく即座にHウイルスが覚醒してステが上昇し、戦線に復帰することができる。なお、その後ピンチの状態からヒロインなどを守り切れるかはプレイヤースキルにかかっている模様。戦闘が終わると、省略した時間の分、莫大な疲労が押し寄せるのは注意。

 

本編で葵ちゃんをかばった際の感染は、覚醒イベントではなく、ゾンビ化しかかっている状態を気合いでなんとかし、ゾンビの力だけを引き出している状態な模様。気合いバグといってもいいものだが、走者曰く気合いがあれば誰でもできるらしいのでバグではないらしい。

 

Hウイルスがヒロインに感染した場合、その状態でBウイルスに感染すると覚醒する。ただし好感度が高くないと覚醒はしない。これの原因は、Hウイルスの中の母親が、主人公の力になってくれそうなら力を貸してくれるためである。

 

なお、Hウイルスがヒロインなどに力を貸してくれる必要条件は、主人公と対象の仲がかなり良い・・・ということであるが、Hウイルスは仲の悪い人間には感染すらしない。なぜかというと、Hウイルスは基本的に主人公が大好きなヤンデレ母の化身なので、主人公から離れることを嫌うためである。むしろ、Hウイルスに感染した人物が主人公に会えない状態が長時間続くと、Hウイルスが無理矢理主人公に会おうとし、暴走を始める。

 

○Hウイルスゾンビ

二部の研究所編でのみ出てくる特殊な敵。Bウイルスのゾンビのように、異形な姿をしているわけではなく、感染した人物の容姿そのままのゾンビ。むしろ主人公と同じような仕組み(レベルアップ)で肉体が強化されるので、下手すると感染前より魅力的な容姿になっていたりする。なお、主人公にとって性的に好ましい性別の敵しか登場しない。女性主人公の場合、基本男性だが、レズの場合は女性。男性主人公の場合、基本女性だが、ホモの場合は男性のみとなる。

 

戦闘能力はかなり高く、複数の個体がいるモブ敵の中では最も強力。しかも主人公を見ると殺しはしないが、積極的に攻撃を仕掛けてくる。Hウイルスの中の人が暴走しているので、主人公への愛をこじらせて取り押さえて監禁しようとしてくる。R18版だと、普通の攻撃よりも性的なことをするための行為を積極的に仕掛けてくる。全ては中の母親が暴走しているせいである。

 

○Hウイルスの感染方法

基本的に空気感染はしない。そうなったら、主人公と一緒の空間で過ごした時間が長いクラスメイトなどがみんな感染することになるから。主に粘膜接触が一番素早く確実に感染する。キス、間接キス、唾液の交換などなど。同じ湯船に入ったり、身体的接触によっても感染したりはするが、時間がかかる。主人公の体液を摂取することでも、粘膜接触と同様に素早く確実に感染する。

 

○Hウイルスの母親イベント

母親に助けを求めるようなことを言ったり、強く願ったりすると、一時的にHウイルスが超活性化して、主人公のステータスが大きく上昇する。ついでに目が赤く光る。代償はカロリーと疲労。つまり、とても疲れてお腹が減る。

なお、最初の一回目の超活性化をすると、母親との回想が見られる。超活性を頻繁に繰り返すと、夢に母親が現われるようになり、母親イベントを進行できるようになる。

 

○主人公の母親について

ヤンデレのお母さん。名前はプレイヤーで決められる。そして容姿は基本的にプレイヤーの容姿と似たような姿になる。一応プレイヤーがどのような容姿でも、ある程度は親子っぽい要素を引き継いで美人なお母さんの容姿が生成される。技術、すごい。ただし、名字を主人公と同じにしないと、義理の母親になり、容姿は開発が事前に決めた、固定されたものになる。なお、ヤンデレの性格は義理だろうが実母だろうが変わらない模様。

 

○母親イベントとそのエンディングについて

主人公の家などを巡って、母親との思い出を懐古したり、夢で母親と対話したりすることで進行し、グッドな終わり方をすると主人公のステータスが大きく強化され、目の色が赤に変更される。そしてHウイルスの超活性化を自在に操ることが出来るようになる。

 

母親との最終イベントは、精神世界的な場所での戦闘になる。この世界はこれから恐ろしいものに変わっていくだろう。だからこれ以降は母親に任せて、この精神世界的な場所で眠りについて?といった考えの母親に抗う。この戦闘において求められるのはプレイヤー自身の精神力。鎖的なもので拘束されるので、その鎖をプレイヤー自身の気力でぶち破れば完了。一般人でもものすごく頑張れば壊せる。根性なしには無理(そもそも根性なしはこのゲームの序盤で脱落する上に、このゲームをやっていると自然と根性が身につく)

 

当然母親はヤンデレなので、このイベントで失敗しバッドな終わり方をすると、ヤンデレ監禁エンディング的なものになる。体内にあるHウイルスからの干渉なので、逃げることは絶対に不可能。やばい。

 

 

 

 

 

◇ほもじちゃんの設定

○図書室スタート

サイコパスが入っているので、若干問題のある生徒として扱われている。しかし基本的に勉学はかなり優秀なので、図書室で自習をするという名目なら図書室にいることを教師に許可されている。よって、図書室スタート。なお、特に作者は深い意図を込めて図書室スタートにしたわけではないので、ぶっちゃけると上記の記述は言い訳に等しい。

 

○時間遡行者

ゲームの攻略情報を持っているプレイヤーの存在を、ゲームの中の世界で整合性を保つために生まれた経歴。ゲーム内の主人公以外のキャラクター全てに人間と同等の思考・感情を持つAIが搭載されたため、変な齟齬を発生させないため、こういった設定が必要になった。

 

あらかじめ知っていないとできない行動を取った場合、主人公の経歴に付加される。また、タイミングやその他の経歴と時間遡行者の設定と矛盾ができる場合、予知能力者の経歴が代わりに付加されたりもする。

 

時間遡行者の経歴が生成された後に、システムファイル(本編のプレイデータとは別。トロフィーや設定、イベントリストなどのコンプリート等を保存するファイル)の各ヒロインとのイベントコンプリート率やエンディング達成率を参照にして、一定確率で、各ヒロインとの《○○との縁》、《○○との絆》、《○○への執着》、《○○への献身》など、その他、他にも色々なものが付加されることがある。

 

○○との縁、絆といったものは、主人公のそのキャラクターへの好感度が上がり、会話の選択肢が変化し、そのキャラクターの信用値、好感度などが上がりやすくなる。○○への執着は、当然のごとく主人公の好感度が高くなり、会話の選択肢が不穏なものへ変化する。などなど、時間遡行者の設定は、一定確率で良質なものが得られる反面、地雷が設置される可能性もあるので、安全に攻略をする場合、情報を集めて、この情報があったからこの判断をしたという、プレイヤーの行動に整合性を与える必要がある。

 

なおその発生するパーセンテージは、本編走者の(一部未攻略ヒロインを除いた)コンプリートデータを参照した場合、ヒロインごとに5%ほどの確率で経歴が発生する。本編を見れば分かるように、ほもじは最低限でも《茜との絆》を所持しているように思われるが、それを実際に確認していないのは(23話時点)、実は走者のガバである。

 

○ほもじちゃんの性格

これから語るのは第一に、ゲーム内のほもじやないの性格であり、走者とは全く別の人格の話である。

 

彼女は基本的に冷徹な合理主義者だが、ヒロインズとの関わり合いの中では時折優しい一面を見せる。常に無表情で、必要だと判断した時以外は、話す言葉数はとても少ない。

 

しかしながら、ヒロインズとの関わり合いの中では時折笑顔を見せることもあり、彼女たちが真剣に悩み、それに対し己の意図を余すことなくしっかりと伝える必要があると判断した時は、普段の少ない口数はなりを潜め、饒舌な語りで会話をする。

 

かなり割り切った性格をしているので、悪人であれば殺すことを躊躇わず、必要とあらば善人すらも殺すことを厭わない。故に、大抵のことで彼女の冷静さが崩れることはほとんどないが、唯一、本編においては琴葉茜がBウイルスに感染した時に、大きく平静を崩した。

 

基本的にどのヒロインにもかなり気を遣っており、また、観察眼にも長けているので、ヒロインが何かしら悩んでいる兆候を見せれば、すぐさま手をうつような心配性な一面もある。時間遡行の繰り返しの中で、ヒロイン達との間に結ばれた絆が彼女をそうさせているのだろう。

 

実はかなり変態的かつ淫乱な素質を持っているが、肉体及び精神を自由自在に操るような武術の極みによって、そういった性欲に捕らわれることはない。繰り返された時間遡行の中でも、性的なものに関する知識が育まれる機会はあまりなく(全年齢版なため)、本人も必要なこととは受け止めなかったため、性的な知識に関しては疎い。変態の素質はあれど、現状基本的に純粋な子。

 

 

 

 

 

 

 

◇ヒロインズの設定

○レズ疑惑

女性主人公でレズを匂わせるような言動や行動を取ると付けられる。信用値が上がりづらく下がりやすくなり、なおかつキャラクターによっては信用値や好感度も下がる模様。基本的にヒロインズは善人なので、レズ疑惑がついても大きく信用値や好感度が下がることはない。なお、信用値や好感度が高い時にレズ疑惑がつくと、善人なヒロインズの場合はほぼ信用値や好感度が下がらない。場合によっては百合フラグとなる。

 

○百合フラグ

マキマキ、葵ちゃんを除くヒロインズは、基本的に性癖がノーマルなので恋愛値は滅多なことでは上昇しない。ただし、高すぎる魅力のステや、一部の特殊な経歴(例:時間遡行者―茜との絆)があると恋愛値が上昇する。百合ルートの正攻法は、信用値と好感度をかなり高い状態で、女性主人公の魅力値が高いと、百合フラグが立つイベントが一定の確率で起こる。これにより恋愛値が男性と同様に上昇するようになる。

 

なお、一部の抜け穴として、キスをする、性的接触をするなど、そういった恋愛的な行為を行うと、百合フラグがなくても恋愛値が上がる。ただし、十分な魅力値や信用値・好感度などがないと逆に好感度などが大きく下がる。なお、恋愛値の上昇は、主に主人公の魅力に依存する。

 

ほもじの場合、特殊条件でヒロインズの恋愛値を上げているパターンが多いが、実際、23話の現状において、ゆかりんなどの恋愛値はほとんど上がっていない。ゆかりんの場合はその特殊な生い立ちもあり、恋愛というものをあまり理解しておらず、自身の抱く好意がどういったものなのか深く理解してはいない。

 

そういった観点だと、恋愛値が一番上がっているのは茜ちゃんだが、次点は実は葵ちゃん>マキさんなのである。その次はきりたん>セイカちゃんとなる。ただし、好感度はダントツでゆかりんが高い。次はセイカちゃんで、その次に茜ちゃんがくる。

 

○レズキャラ

初期の時点で百合フラグが立っているのと同様の効果がある。つまり、女性でも男性と同様に恋愛値が上昇するということである。逆に、男性主人公の場合、レズキャラは中々恋愛値が上昇しない。

 

主にマキさんや葵ちゃんのことだが、一般モブやネームドモブにもこの特性を持つキャラクターは存在する。気を付けなくてはいけないのが、レズ=女性主人公を好きになるというわけではないということ。男性が女性を選り好みするように、レズだって魅力的な女性が好きなのであって、不細工や性格クズはノーセンキューなのだ。

 

 

◇ゲームの設定

○心理テスト

一番最初に行われ、ここで主人公の特性や性格や経歴、またステータスの伸びやスキル適性などが決まる。素直に答えるとかなり正確に中の人の本性を暴いてくるので、注意が必要。

 

○特性

人物の性質を表わすもの。それに応じて、ゲーム的な補正がかかる。

 

例①:サイコパス

死体を見る、人を殺す、非道を行うなど、倫理的にまずいことをすると普通は正気度が下がるが、この特性を持ったキャラクターはほとんどの場合下がらなくなる。ただし正気度が下がらないというだけであって、そのキャラの精神力が強いというわけではないので、少々注意が必要。

 

また、演技に関するスキルや特性を習得していないと、信用値などが非常に上がりづらくなり、コミュ力の伸び率も下がる。ただしコミュ力の成長に関しては、コミュ力が伸びない分他のステが伸びるとも言えるので、コミュ力を捨てる分より特化したキャラクターが育成できる。

 

ついでに、この特性を持つキャラは外見に少し変化が出る。ほもじちゃんの場合、目の虹彩が消えて、常時ヤンデレの人みたいな状態になっている。他には目が腐る、目に☆が浮かぶなどなど、目以外の変化もあるが、総じて、こいつはやべえやつだと思わせるような変化が容姿に出る。

 

例②:ヤンデレ

好感度が高い相手(ゲーム処理的には、主人公の好感度は相手の好感度に比例する)に関することで、瞬間的に大きくステータスが伸びる、一部の条件下においてかなりの力を発揮する強特性。ただし、会話の選択肢にたまーにバッドエンド(通称ヤンデレエンド)直行ルートが出現するので、注意が必要。また、会話の選択肢にバッドエンドには行かずとも、中々重いものが加わったり、ヤンデレ対象ができた後は他の人物と恋愛がほぼできない状況になったりするので、ハーレムルートでは注意が必要。

 

例③:変態

本編では、会話の選択肢に変態発言が混じる、敏捷が若干増す、といった程度の認識であるが、この特性の真骨頂は変態行為をすると、正気度が非常に大きく回復するというところにある。残念ながら、サイコパスの特性を所持しているほもじちゃんにとってはただの害悪スキルになっているが、それ以外のキャラクターなら、ヒロインに時折セクハラをかますだけで常に高い正気度を保てる強特性である。

 

○男性と女性

基本的に、ステータスにおいては男性の方が筋力、敏捷、体力の初期値が大きい。ただし、あくまで初期値が大きいだけなので、Hウイルスに覚醒以後のインフレバトルにおいては、誤差のようなもの。

 

○信用値

好感度や恋愛値の増減に大きく関わってくる値であり、指示を素直に聞いてくれるかといったところや、イベントやコミュニケーションにも大きく関わってくる値。本編では影が薄い存在だが、それはほもじちゃんとヒロインズが同性であるからということや、ずん子の救命などの功績が大きく、序盤の時点で大きく上昇しているから。

 

基本的に同性間などでは上がりやすく、なおかつ主人公が子どもの場合でも上がりやすい。また、性格が無邪気に近い場合も上がりやすく、コミュ力のステータスが大きいと同様に上がりやすい。

 

○好感度・恋愛値

好感度は人間的に好ましい、といったことを表わす数値。恋愛値は恋愛的に好き、といった度合いを表わす数値である。なお、信用値・好感度・恋愛値はどれもマスクデータであるが、スキル《観察眼》を使うと、大まかにその数値を推測することができる。

 

○レベルアップ

レベルアップのための経験値はゾンビ狩りや生産、工作、家事や遊びなどなど、基本的にどのような行動をしてももらえる。その中で効率良く稼げるのは、ボスゾンビの討伐や恋愛イベントや希少なイベントなど。

 

レベルアップするとステータスが合計3伸びるが、成長するステータスはランダムで決まる。キャラクターごとに成長しやすいステータスは心理テストの段階で決まっており、基本的にはその伸びるステータスの傾向に沿ったキャラクター構成が求められる。詳しく解説すると、例えば知力ばかり伸びるキャラクターの場合は、戦闘を諦めて工作や生産に特化したスキルを習得していった方が効率的であり、筋力が伸びやすいキャラは近接戦闘関連のスキルを習得していった方が効率的だということ。

 

なお、NPCには基本的にレベルアップという概念が存在しないが、Hウイルスに感染すると経験値がカウントされ始め、レベルアップするようになる。そもそもゲーム的なレベルアップは、世界観的にはHウイルスの成長・進化という設定である。

 

○ステータス

体力:主に持久力及び生命力や体の免疫に関する値。ゲーム的に表わすなら、HPと特技を使った時に減るスタミナポイント的なものの伸びに関する数値。また、毒や病に対する耐性も表わしている。Hウイルス覚醒後は、自己再生能力にも関係してくる。

 

筋力:筋肉の強さを表わす値。高ければ、力強い動きができるし、硬い筋肉によって敵の攻撃を防ぐことができるし、速く動くことができるようになる。こうげき、ぼうぎょ、すばやさの三つに関係するとても大切な数値。

 

敏捷:知覚速度の速さを表わす値。この値が高いと、常人なら1秒に感じる時間を、集中することによって2秒に感じたり、3秒に感じたりすることができるようになる。なお、主人公にオートモードで何かをやらせた場合、その作業の完了速度はこの数値によって影響を受ける。

 

知力:生産や工作などの質や完成速度に影響する値。また、読書や訓練などによってスキルを習得する速度にも影響する。その他様々な行動の質や速度に影響を与える数値であり、また会話やイベントにも携わってくる数値である。

 

魅力:その人物の魅力を表わす数値。上がると容姿も若干変化するが、基本はあまり変わらない。最も変化するのは、纏う雰囲気であり、カリスマ性。この値が高いほどNPCに好印象を与え、言うことをよくきくようになる。

 

コミュ力:全ての会話に影響を及ぼす数値。高いと会話で様々な情報を得たり、好印象を与えたりできるが、低ければ逆のことが起きる。イベントにも影響してくるので、この値と魅力が共に低いとストーリーやイベントで詰むことがある。

 

器用:マスクデータで、ステータスには表示されないが、端的に表わすならプレイヤースキルをNPCに実装した数値。プレイヤーには存在しない。物事をどれだけ器用にこなせるかを数値化したものであり、この数値が高いほど様々な行動の質や速度が向上する。なお、この数値はレベルアップによっては成長しない。

 

 

 

 

◇ゲームのストーリーについて

○一部

ゾンビハザードが発生した、一つの地方を脱出するまでの物語。救助してもらうか、自力で災害圏の外まで脱出することによって二部に進むことができる。救助は、本編ではセイカちゃんを通じた脱出ルートを利用しているが、これが最短なだけで、様々な種類の救助フラグが至る所に隠されている。

 

自力による災害圏の脱出は、かなり多くの戦闘を切り抜ける必要がある。基本的に、ゾンビハザードを起こしている勢力は自衛隊の介入を防ぐために、災害圏の外周部にかなりの戦力を展開している。そこにはたくさんの兵士ゾンビや強化種ゾンビがいるので、このゲームでもトップクラスに危険が危ない危険地帯となっている(三重表現)。

 

○二部

一部で無事災害圏から脱出することができれば、研究所編である二部に進むことができる。ストーリーの進行としては、脱出した主人公の体を防疫のために検査したら、得体の知れないウイルスが見つかったので、研究所で調べるために送られた場所での話。

 

研究所編でも、ルート分岐があり、その条件はゆかりんの状態。ゆかりんを討伐・・・もしくは攻略していないと、外の世界に蔓延したBウイルスへの対抗策を見出すため、中盤から主人公に過酷な実験を強いるようになり、そこから脱走し、最終的に研究所を抜け出すシナリオになる。

 

ゆかりんに対処していると、外の世界にゾンビが溢れているということはなくなるので急ぐ必要はなくなり、中盤でもあまり無理な実験はされずに、特に主人公が無理矢理研究所を脱走する必要はなくなる。その後、研究所のAI(ONEちゃん)にHウイルスを利用した人類の進化の計画を知らされ、その思想に対立するようになり(対立しないとバッドエンドになる)、最終的にラスボスのIAを倒すシナリオとなる。

 

 

 

 

◇ゲームのエンディング

○ノーマルエンド

一番のノーマルエンドは、4週間の生き残り達成。達成後、時系列は数年後に跳び、かなり強いゾンビ達と戦いながら生き続けている主人公たちのムービーを見て終了。ゆかりんに関するフラグを放置したため、地球はゾンビが溢れる星となる。

 

○二部ノーマルエンド

ゾンビ災害が起こった地域を脱出すると、研究所に連れて行かれ、そこで二部が始まる。そのままストーリーを進め、最終的に、「壊れた喪失者《IA》」を撃破し、研究所を脱出すると、世界中にゾンビが溢れていることを知り、サバイバルがまだまだ続くことに絶望する主人公のムービーを見て、終了。

 

○二部ハッピーエンド

ゆかりんをどうにかして、二部のラスボスである、「人類の導き手《IA》」を撃破して研究所を脱出すると、平和な世界で生きる主人公のムービーを見て終了。

 

○ヒロインのエンディング

色々な終わり方があるが、グッドエンドの場合は、ストーリーの終わり方によって二種類のエンディングが見られる。ノーマルエンドの場合は、基本的に荒廃したゾンビだらけの世界で強く生きる主人公とヒロインの姿を。ハッピーエンドの場合は、平和な世界で幸せそうに生きるヒロインたちの姿を。

 

なお、グッドエンド以外にも様々な恋愛の結末があるので、個別エンディングは割とたくさんの種類がキャラごとに存在する。主人公、もしくはヒロインが死んだ場合の生き別れエンド、くっつきそうで結局くっつかないビターエンド、なんだかんだいって友情が強い友情エンド、好感度と恋愛値がカンストした上で、特定のイベントが起きると発生するヤンデレモード、それに関連したヤンデレグッドエンド、ヤンデレノーマルエンドなどなどなど。

 

○ハーレムエンド

ハーレムというか、二人以上のヒロインを攻略した場合、修羅場イベントが起きる。その上で、ハーレムをヒロインに許してもらうか、素直に一人を選ぶか、誰も選ばないかの選択、及び交渉をする。ハーレムを許してもらうことができたら、無事ハーレムエンドに突入できる。ハーレムエンドの場合は、個別ヒロインのエンディングと同じように、荒廃した世界か平和な世界で、幸せそうに生きるハーレムメンバーと主人公のムービーを見て終了する。

 

○モブとのエンディング

モブの好感度や恋愛値を高めることで、エンディングに登場させることができる。ヒロインとの違いは、固有のイベントやエンディングがないこと。ヒロインは開発が頑張って作成した固有のイベントが多く存在するが、モブには存在しないため、全キャラ共通の恋愛イベントや、AIが作成した適当な恋愛イベントをこなすことで、エンディングに登場する。固有のエンディングは存在しない。

 

○バッドエンド

滅茶苦茶たくさんある。という設定。恋愛イベントでミスった時や、特定の条件下での敗北、イベントの失敗などなど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇走者のヒロイン解説

○茜ちゃん

茜ちゃんは、楽観的で明るい性格をしていて、さらにメンタルはかなりタフで、逆境にも強いという主人公のような性質を持ったキャラクターなのですが、所持している《不運》スキルのせいでとにかく事故率が高いのが玉に瑕です。

 

絶望的な状況になった時でも、力強く抗ってくれるキャラではあるのですが、《不運》スキルのせいで最初の被害者になりやすいから、その高い底力を発揮する前に死ぬことが多いんですよね。

 

ただし、運動系統の豊富なスキルや、ヒロインズの中でも3番目に高い敏捷ステなど、その強かなメンタリティーも相まって、ヒロインズの中ではかなりの武闘派です。ステは、女性キャラ特有の低筋力・低体力には悩まされますが、豊富な運動スキルと高い敏捷ステで、一般ゾンビ相手ならあまり苦戦することはないでしょう。ただし知力はあまり高くはないので、不運スキルのことも考慮すると、単独行動をさせるのは控えさせた方が吉ですね。

 

さらに、彼女はメンタルがタフでもかなりの善人であるため、最初はゾンビを積極的に殺すことを躊躇します。その隙を突かれて死亡するパターンも多いため、しっかりと現状を認識させて躊躇いをなくすイベントをこなすか、子どももしくは妹をパーティーに入れて奮起させてから、ゾンビとの戦闘をさせるようにしましょう。

 

また、彼女はコミュと魅力ステが高い上に、コミュニケーション関連のスキルが充実しており、《ムードメーカー》や《話し上手》などなど、多くのコミュスキルを搭載しているので、彼女がパーティーにいるだけでとても雰囲気が明るくなります。

 

かなりお人好しな性格で、他のNPCからも好かれやすい上に、パーティーに妹や子どもキャラがいると奮起して、積極的かつ自主的に働いてくれる神的に良い人でもあります。特に苦手な作業もなく、マスクデータの器用ステがそれなりに高いため、何をさせてもそれなりにこなしてくれるので、1コミュニティーに一人は欲しい性能をしております。

 

まあその分、死んだ時はものすごい勢いで他NPCのメンタルを削ることになるので、色々とハイリスクな子です。こういった事情もあるため、少なくともHウイルス発症の準備が整うまでは、危険地帯に出すことはあまりおすすめしませんね。

 

恋愛ルートは、基本的にオーソドックスな恋愛を楽しめますが、葵ちゃんがお姉ちゃん大好きなガチレズなので、イベントを進めると、後半はかなり重いシナリオになります。むしろお姉ちゃんとは比較的シンプルに恋愛が楽しめる分、葵ちゃんへのケアに心を悩ませるのが茜ちゃんルートの特徴です。

 

基本的には葵ちゃんに認められる、葵ちゃんの心の闇を解消するのが茜ちゃんルートグッドエンドの条件ですが、葵ちゃんへの対応をミスると、最終的には葵ちゃんゾンビがラスボスになるレベルでやばい事態が巻き起こるので、鬱展開が嫌いな人は葵ちゃんと同時攻略して、姉妹丼ルートを目指しましょう。鬱展開の心配なくグッドエンドを狙えます。

 

さらに葵ちゃんの恋愛値がしっかり上がっているなら、葵ちゃん本人も積極的に3Pを狙ってくれますし(!?)、茜ちゃんも人が良いので、葵ちゃんに押されると意外と早く堕ちます。ぶっちゃけると、琴葉姉妹は同時攻略した方が単体で攻略するより楽にグッドエンドを狙うことができますね。

 

なお、葵ちゃんが死亡していると、強制的に葵ちゃんゾンビルートまっしぐらで、グッドエンドは狙えなくなります。本気でグッドエンドを狙う場合は、絶対に葵ちゃんを死なせないようにしましょう。

 

葵ちゃんが死んでいると、葵ちゃんレズカミングアウト後だと葵ちゃん問題が未解決なので、茜ちゃんの心にしこりが残る終わり方をします。レズカミングアウト前に葵ちゃんが死ぬと、葵ちゃんの恋心を遺書で告げられるので、結局ビターな終わり方を迎えることになってしまいますね。

 

グッドエンドを迎えると、葵ちゃんに結婚式を祝ってもらい、その一幕の中で葵ちゃん目に浮かぶ僅かな涙を見て、改めて葵ちゃんの恋心を犠牲にして結ばれた主人公と茜ちゃんの関係に、より確かな重みを感じる・・・この関係を大切にしていこう・・・。

 

みたいな終わり方ですかね。そんでもって、二人は幸せなキスをして終了。といった感じです。ああ^~、たまらねぇぜ、アカネチャンカワイイヤッターってのが私の感想ですかね。基本的に茜ちゃんよりも葵ちゃんの方に気を遣うルートなので、誰を攻略しているのか分かりづらくなるルートですが、まあ、アカネチャンカワイイヤッターなのでお勧めですよ。

 

○葵ちゃん

葵ちゃんは、一言で言うなら地雷少女・・・といった所ですかね。基本的にお姉ちゃんへの愛が重いので、お姉ちゃんの危機の際にはかなり頑張ってくれますが、前述しているようにお姉ちゃんの方は《不幸》スキルのせいでかなり死にやすいので、茜ちゃんが死んだことで葵ちゃんの精神は崩壊一歩手前になることが多いです。そういう意味で、通常プレイだと発狂した葵ちゃんを何度も見たことがあるプレイヤーは多いのではないでしょうか。

 

基本的なステータスに関しては、完全に後方支援型のステータスですね。筋力体力敏捷が低く、知力が高く、魅力はヒロインキャラの例に漏れず高め、コミュ力は普通といった感じです。マスクデータの器用さはかなり高めなので、戦闘以外の仕事はかなり効率的に行なうことができますね。

 

所持している知能系スキルが優秀で、学問スキルの習得速度向上、及び伸び率を増加させ、工作生産関係の成功率を上昇させる《頭脳明晰》などを持っているため、書物を調達し、序盤のうちに葵ちゃんをにしっかり育てておけば、中盤になる頃には火薬や毒ガスなど、高度な知識が必要な生産を行えるようになるでしょう。

 

また、葵ちゃんはコミュニケーション系統のスキルで、会話に関するものは持っていませんが、人を見る目はかなり優れており、低レベルながらも初期から《観察眼》や《悪意看破》を持っているので、ランダム生成される、どんなキャラクターなのかよく分からないモブなどを見極めることができます。まあその分、主人公の経歴や性格がクズ寄りだと、ガクッと初期好感度・信用値が下がるんですけどね。

 

まあそれは置いておいて、自身の観察眼に自信がない人は、葵ちゃんのモブNPCの評価を参考にすれば、たまーに混じる性格がクズなモブNPCを見分けることができ、安全なコミュニティーの維持に役立ちますね。

 

なお、戦闘面は近接系統や運動系のスキルに適性がないため、よほど人員不足でない限りは、前線にはあげたくない人材です。後方から飛び道具を放つ分には、知力が高くAIも賢いので、それなりに貢献はしてくれますが、ガチの戦闘特化ではないため、扱いには気を付けましょう。Hウイルスに覚醒してもあまり筋力・体力などは伸びないので、戦闘要員として使いたい場合は、やはり銃火器を持たせて後衛の戦い方をさせた方が良いですね。

 

精神面の評価をするなら、少々正気度管理に難ありな、ヒロインズの中では珍しいメンタルよわよわさんです。冷静な性格をしており、非常に合理的な思考をしているので、茜ちゃんとは対照的に非道徳的な行いも致し方ないと割り切れる強さもありますが、茜ちゃん次第で正気度が大きく変化するので、結局は扱いが難しいです。

 

茜ちゃんがコミュニティーにいる場合は、何もしなくても正気度が安定するのは良い点ですが、茜ちゃんが外部探索・物資調達などの危険な仕事をしていると、正気度がガリガリ削れます。

 

また、茜ちゃんが死ぬとほぼ発狂確定ですし、そもそもコミュニティーに茜ちゃんがいない、茜ちゃんの安否が確認できないとなると、正気度が地を這うような低空飛行になり、あと一歩で発狂寸前まで追い詰められます。茜ちゃんとセットの場合は、積極的に回収して仲間に引き入れたいヒロインですが、単品の場合は絶対お断りしたい地雷ヒロインですね。

 

恋愛ルートに関しては、茜ちゃんの生存状態、及び主人公の性別でかなり分かれます。茜ちゃんが生きている場合は、茜ちゃんへの愛と主人公への恋心で揺れ動き、最終的には茜ちゃんがうまーく激励してくれ、少しずつ姉離れしていく決心が着く・・・といった感じです。

 

茜ちゃんが死亡している場合、絶望に染まって自暴自棄になった葵ちゃんの心を少しずつ立ち直らせるシナリオになりますね。何かしらミスるとすぐ自殺される、クッソ手間のかかる面倒なシナリオではありますが、その分、心を開いてくれた時の葵ちゃんのデレは凄まじく、葵ちゃんスキーにはたまらない破壊力抜群のシナリオです。

 

なお、主人公の性別が男だと、信用値・好感度などの伸びが女性に比べるとクソなので、シナリオの難易度が爆上がりします。特に茜ちゃん死亡ルートを男で攻略するといった場合、完全な攻略法を習得した状態でもお祈りゲーになるので、男性主人公でプレイする人は気を付けましょう。詰んだ時に備えて、いくつかのデータに分けてこまめにセーブしておくと、踏破するストレスは緩和されますかね。

 

ただし、男性主人公の時のみ、男性は苦手だけど、貴方だけは信じることができるといった、特大級のデレイベントが存在するので、葵ちゃんに魂を捕らわれたファンの方々は、イベントコンプのために頑張ってくださいね。

 

そして一つ気を付けたい所ですが、茜ちゃん死亡ルートで葵ちゃんを攻略した場合、超高確率で《ヤンデレ》に目覚めるので、そこのところは少し覚悟をしたいですね。恋愛ルートで鬱シナリオの後でデレが待っている展開だと、やはりヤンデレ発症率が高まる傾向があるので、キャラによっては完全に結ばれた終盤でも中々気が抜けません。

 

○マキさん

マキさんについては、既プレイ兄貴姉貴たちはご存じかと思いますが、基本的な印象は、頼れる姉御、という感じでしょうか。まあ、RTA中はあんまり彼女の見所さんはありませんが、普通にプレイする分は非常に頼りになる存在です。

 

ステは戦闘系の能力はヒロインズの中で一番高いですね。総合力ではアヴェンジャーなずんちゃんの方が高いですが、基本能力はこちらの方が高いです。ヒロインズ一位の体力と筋力、敏捷は茜ちゃんよりも低いため少々あれですが、知力はそこそこに高め、魅力とコミュ力は高めと、非常に優秀なステをしておりますね。

 

あ。あと、マスクデータの体重もヒロインズの中では一番なため(!?)、打撃武器への威力にかなりの補正がかかっています。また、彼女は近接系統の戦闘スキルを多く所持しているため、体重のステも相まって、序盤の彼女はモブゾンビ相手なら無双できます。ただし、銃系統はあまり得意じゃないので、Hウイルスを発症できない場合は、中盤以降はあまり戦いに出さない方が、安定感があります。

 

逆に、Hウイルスで覚醒すると体力筋力が爆上がりするので、重戦車の如き圧倒的タフネスと破壊力で、強化種のゾンビでも相性によって圧倒することができます。しっかり育てれば、ゆかりんパパで最高峰の強化種ゾンビの《護る者》ともタイマンの殴り合いができるレベルになるので、戦闘面ではとても頼りになります。

 

マスクデータの器用さが少々低いので、戦闘以外の役割は少し苦手ですが、彼女はコミュ系統のスキルで、NPCに対して適切な指示を出し、まとめ上げてくれるようになる《リーダーシップ》のスキルを持っており、その他色々なコミュスキルもあいまって、コミュニティーのリーダーとしての役割をこなせるので、戦闘以外ではそういった役割を任せるのがよろしいでしょう。

 

メンタルに関しては、とても強いです。基本的によほどイレギュラーなことがなければ、あかりちゃん、葵ちゃん、死んでなければ茜ちゃんでコミュニティーを作っているため、彼女にとって守るべき美少女を背負っての生存となる故に、サバイバルへのモチベーションがかなり高くなっております。

 

まあ、彼女はゾンビハザードという非日常にまかれようと、基本的にレズマキさんですからね。ゆかりんという本命がいなくても、魅力ステが高いヒロインズはマキさんにとって魅力的な存在なので、彼女的には命に代えても守りたい存在です。こいつ性欲モンスターかよ・・・と思うかもしれませんが、それ以上に友情に厚い善人気質なので、彼女の行動原理は意外にもその道徳心に基づきます。

 

大きな道徳心と性欲による二重の立ち上がるべき理由を持つマキさんのメンタルは、よほどのことがないと崩れません。一日に数十体のゾンビを撲殺しても、その疲れを感じさせずに笑顔で振る舞うことができる強靱な精神を彼女は持っているため、主人公がHウイルスに覚醒しない序盤は、誰よりも心強い人となるでしょう。

 

また、ゾンビを躊躇なく殺せるようになる覚悟を決めるのが、全ヒロインの中で最速(セイカさんは特殊なので例外)なので、本当に序盤の守護神といった感じでしょうか。

 

彼女の恋愛ルートに関しては、序盤は彼女の飄々とした態度故に、あまり弱さを見せることがないです。百合ルートの場合は少々変態的な行動を目撃することになりますが、それでも彼女が心の深い部分をさらけ出すことはないでしょう。

 

彼女との仲が本格的に進行するのは、彼女の父親に関するイベントが起きてからです。マキさんは父子家庭なので、唯一の肉親である父親を非常に大切に思っているのですが、その父親がゾンビ化、もしくは噛まれた状態で登場するイベントです。

 

このイベントの顛末は色々とありますが、どれにも共通するのは、序盤の守護神として大木のごとき安心感を与えていたマキさんが、大いに取り乱し、正気度を削ることです。そういったマキさんの弱みを主人公が知ることで、より親密な仲になっていくということですね。

 

なおこのイベントは、マキさんの恋愛値がどの時期にイベント発生基準まで高まるかで、父親の状態が変化します。より序盤であるほど、父親がゾンビに噛まれた状態で登場し、終盤であるほどに、ゾンビ状態で登場しますね。ゾンビになる前に介錯するという選択肢が生まれる分、噛まれた状態で登場する方が鬱度は高いです。マキマキの正気度もガッツリ削れますので、色々と気を付けましょう。

 

なおこのイベントは低確率ながらも、恋愛値が一定基準まで達していなくても起こるイベントですので、起こったら色々と諦めましょう。まずどのような選択をしようが、マキマキの正気度が消し飛び、選択によって信用値・好感度も滅茶苦茶下がります。ゾンビ化した状態で無力化して、ゾンビ化治療を行なうとマキマキの信用値・好感度は爆上がりしますが、かなり手間がかかる上に難易度も高いので、総評するとどうしようもないイベントですね。

 

まあ、私の統計的には、10周に1度起きるか起きないか程度のイベントなので、あまり過剰に恐れることはないと思いますが。

 

はい。話を戻しまして、恋愛ルートの終盤ですが、父親イベントを終え、落ち込んだマキさんに対処するいくつかのイベントを超えると、ハイパーデレデレタイムがきます。序盤の飄々とした、どこか道化を演じているような態度はなりを潜め、マキさん本気のデレが見ることができますので、マキファン満足の非常に見応えのある素敵なイベント群ですね。

 

ただし少し気を付けたいのは、色々と鬱度が高いイベントを乗り越えたおかげでデレが凄まじくなる反面、マキさん恋愛ルートの終盤はかなり《ヤンデレ》を発症させやすいキャラクターになるので、そこのところは少し気を付けましょう。

 

○ずん子さん

ずん子さんは・・・アヴェンジャー状態とノーマル状態で、別キャラといっていいほど大きな差があるキャラクターですね。アヴェンジャー状態だと、基本的に郊外にあるネームドモブが作った、NPC最大のコミュニティーに在籍しており、主人公がHウイルスに覚醒し、人並み外れた力を持っていることをずん子さんが知ると、その力をどのようにすれば得られるのか知りたくて、本来より早い序盤でも主人公の仲間になることがあります。

 

一応主人公が普通の人間状態でも仲間にすることはできますが、彼女は強化種ゾンビ《護る者》の打倒を目標としているので、主人公が所属するコミュニティーの戦闘力や安定感を評価し、彼女が所属しているコミュニティー以上に、護る者を打倒できる可能性があると評価されれば、彼女は主人公の仲間に入ってくれますね。

 

通常ルートだと、おおよそゾンビハザード開始から1週間と3~5日ほど経つと彼女が所属しているコミュニティーの崩壊イベントが起こるので、そのイベントに主人公勢が干渉しない場合、コミュニティーが崩壊し、ずんちゃんが放浪状態になります。その放浪状態の時に保護することができれば、無事彼女を仲間にすることができますね。この際、主人公の経歴がヤバイ奴だと勧誘に失敗するので、気を付けましょう。

 

ノーマル状態は、開始三時間以内に東北家に駆けつけ、護る者による東北家襲撃イベントを乗り越えると、アヴェンジャーモードにならず、ノーマル状態になります。

 

ステは、基本的に全てのステが高くまとまっております。アヴェンジャー状態だと、魅力以外のステがさらに高くなり、ヒロインズの中で敏捷知力が一位で、体力筋力が三位といった感じになります。

 

スキル面では、正気度がほとんど減らなくなり、メンタル面がかなり強くなる《鋼の信念》スキル等の、精神系スキルが非常に豊富で、さらに戦闘系、知力系、どちらも普通のキャラよりは多めに習得しているので、とても強力なキャラクターになっています。遠近共に弱点のない戦闘ができ、マスクデータの器用さはとても高いので、ほぼ全てのことを優秀にこなせる、弱点のない万能キャラクターですね。

 

戦闘においては近距離も遠距離も癖なく対応できる、といった点はありますが、それ以上に高い知力が戦闘スタイルに強く表れており、トラップなどの周囲の地形を利用した戦法や、相手の弱点や戦闘パターンなどをすぐさま看破するなど、咄嗟の機転がきくとても賢い戦法をとります。

 

ノーマル状態だと、上記のアヴェンジャー状態と戦うスタイルはあまり変わりませんが、アヴェンジャーだと習得しているスキルの一部を習得していなかったり、純粋にアヴェンジャー状態に比べるとステが低かったりするので、ほぼアヴェンジャー状態の下位互換、劣化版といってもいいでしょう。

 

メンタル面についての解説をすると、アヴェンジャー状態の場合、クッソ屈強な鋼メンタルな上に、基本的に護る者を打倒すること以外目に入らない感じですが、コミュニケーションができないという訳ではありません。護る者はとても強く、自分一人で奮闘したところで倒せる可能性は少ないと考えているため、戦闘ができる人とは積極的に仲良くなろうとします。

 

後方支援要員を蔑ろにするわけではありませんが、戦闘ができる人にはいずれ力を貸してもらう必要がある。つまり、仲良くなった方が力を貸してもらいやすい。といったロジックが彼女の中にあり、主人公がHウイルスに覚醒している場合、何もしなくてもイベントがガンガン起きる程度には、彼女は積極的になります。

 

ノーマル状態の場合は、基本的に善人で、妹思いの優しい姉です。一応妹のため、友達のため(ヒロインズ)なら、かなり奮起する気質ですが、アヴェンジャー状態ほど屈強なメンタルというわけではありません。妹や友達が関わってくる場合を除けば、平均よりはタフなメンタル・・・といった程度の評価ですかね。

 

恋愛ルートに関しては、アヴェンジャーずん子の場合は、まず恋愛値がほとんど上がりません。しかしながら、イベント自体はかなり頻繁に起こります。選択肢を選ぶ際に注意したいのは、彼女の復讐を否定してはいけないということですね。復讐しか頭になく、それが全てな彼女なので、それを否定されればぶち切れます。怒っている態度を表に出すことはないのですが、復讐は無意味だ。何も生まないといった感じの高説を述べると、信用値はともかく好感度が激減します。

 

彼女の恋愛値が上昇し始めるのは、護る者討伐後、無気力状態になった彼女の心のケアを始めるところからなので、それまでは彼女の復讐に献身的に付き添うのが吉でしょう。

 

シナリオとしては、復讐を遂げて燃え尽き症候群的なものになる、及び復讐を目的として生きてきたからこそ、それを終えると生きる意味を失うといった感じで真っ白な灰になったずん姉様の支えになるといった感じです。

 

立ち直らせた後は、デレ期が来て、とても可愛いずん姉様が見られます。しかし例に漏れず、鬱い展開の後のデレなので、《ヤンデレ》に覚醒する可能性が高まっています。気を付けましょう。

 

ノーマル状態のずん姉様のシナリオは、普通の恋愛を楽しむことができます。特に鬱な展開はシナリオには存在しないので、割と安心して楽しむことができるのではないでしょうか。ただし、きりたんが死亡すると途端に不穏なルートに突入し、アヴェンジャーずん子の片鱗を見せ始め、グッドエンドは不可能になるので気を付けましょう。また、ヤンデレ覚醒率も跳ね上がるので、色々とヤバイですね。

 

○きりたん

きりたんは総評するなら、最も優秀な子どもキャラといった感じですかね。ステは子どもキャラの例に漏れず、魅力コミュ力以外は全体的に非常に低いです。救いなのは、知力はそこそこに高めなので、子どもキャラ特有の馬鹿ムーブはあまりしないことですかね。

 

それと、器用さは高めなので、雑用をそれなりにこなしてはくれます。しかし、筋力が低いので、運搬等の力仕事の効率は最悪ですね。スキルは・・・コミュ系統と知力系統を少しずつといった程度で、強みとなる点は特にないです。

 

メンタル面は、実は子どもキャラの中では格別なまでにタフです。ヒロイン補正なのかは知りませんが、そこら辺のモブ一般人よりはタフなメンタルをしている上に、ずん姉様の傍にいれば正気度はかなり安定します。

 

基本的に彼女は賢い子なので、子どもキャラ特有の我が儘も、精神的な不安定さもなく、子どもキャラのデメリットがとても少ないのに、子どもキャラのメリット受けることができる神キャラです。まあ、彼女の生存条件がだいぶ鬼畜なので、これくらいのご褒美はあってしかるべきなのでしょうが。

 

恋愛ルートは、基本的なオーソドックス展開ですが、それに加えて早く大人になりたい・・・といった子ども特有の悩みが絡んできます。鬱いイベントがない上に、きりたんは割と達観しているところがあるので、他のヒロインみたいに会話に失敗したら家出したり、自殺したりといったことはないので、割と安心して攻略することができますかね。

 

ただし、VRでガチの小学生と恋愛をするので、プレイヤーに色々と悪いです。とても可愛いきりたんとの恋愛なので、リアルでロリコンを拗らせることが多く、このゲームの廃人はたいていきりたんにロリコン沼に落とされています。ガチで気を付けましょう。

 

あ。ついでですが、R18版の恋愛ルートは、法律で性行為が規制されているので、えっちなことはできません。まあ、違法MODでやることはできるらしいんですが、警察にバレたら逮捕されます。YESロリータNOタッチ。小学生にえっちなことはいけないと思います。

 

○セイカちゃん

ヒロインですかね?まだルート発見情報はWIKIにはないんですが。まあ、それでもとりあえず解説していきますが、セイカちゃんは・・・色々と安定しないキャラ、という印象ですかね。まず、彼女が持つ時間遡行者という設定のせいで、ステはともかく、使い勝手がとにかく安定しません。

 

ステータスは知力、器用さとコミュ力が周回数によって変動するので、そこは少々気を付けたいですが、周回数で一番変動するのは彼女の所持スキルですね。これによって彼女の性能が大きく変化します。

 

端的に説明するなら、周回数が多いほど所持スキルが多彩かつ高レベルになります。周回数が多いセイカちゃんの戦闘力は、基本的に人間の範囲では、彼女が最も高いです。

 

高周回のセイカちゃんは基本的にメンタル、戦力、その他生産工作家事雑用万能の最強キャラですが、気を付けたいのは彼女の周回数が一桁だった時です。彼女の低周回時の性能は良くも悪くも特殊部隊(笑)なので、一周目のセイカちゃんはまだ元気ですが、二周目以降のセイカちゃんはゾンビに殺されたことがトラウマになって、正気度が滅茶苦茶低い状態になっております。

 

そのトラウマのせいで、ゾンビを見るだけで大層脅えます。その状態の彼女は、戦闘ではほとんど役に立ちません。治すには、カウンセリングなどのコミュニケーションスキルをもって、彼女のトラウマに対処をしなければいけないですね。RTAでは決して出会いたくない存在です。

 

周回数が二桁に突入すると、彼女は様々な経験を死に覚えし、ようやく脅えていてはダメだということに気づいてくれるので、トラウマのバッドステータスは解消されますが、二桁に突入した初期の彼女はまだ戦闘スキルがそこまで充実していないので、特殊部隊の肩書きに見合うような活躍がなされることはないでしょう。

 

まあ、彼女の周回数は基本的にガチャで、ゲームスタートのワールド生成時に決まるので、彼女の周回数ガチャはリセマラがほぼ不可能です。やろうと思えばできますが、クッソ手間がかかりますね。とりあえず、深く考えずに出会ったセイカちゃんと一期一会の関係を楽しむと良いと思います。

 

恋愛・・・的なイベントはまあ、ありますが、それはモブと恋愛するのと同じ共通イベントだったり、周回数によって固有のイベントは起きたりしますが、基本的に恋仲になるようなことはないですね。

 

私自身、あまり周回数が一桁のセイカちゃんと出会うことがないのでそこら辺の彼女についてはよく知りませんが、周回数が多いセイカちゃんは、なんかハードボイルド風というか、恋愛とか全く考えてなさそうな雰囲気というか、超然としたメンタリティーをしているので、それっぽい甘々なイベントはほっとんどないですね。

 

唯一、周回前提でヤンデレ風味のBadエンドは確認されていますが、それがヒロインとして満足いくものなのかは・・・まあ、好みが分かれるでしょうかね。

 

○あかりちゃん

あかりちゃんはですね・・・私にとっては、割とうんこ製造機、という印象ですかね。まずはステータスですが、魅力はヒロインの中で一番、コミュ力は高めといったところを除いて、それ以外のステータスは全てとても低いです。マスクデータの器用さも低いので、雑用はできても効率が悪いですかね。

 

メンタルに関しては、彼女は基本明るい性格ですが、出会うと大抵憔悴しています。バイオハザード発生初日に、学校に乗り込んでくる最初の強化ゾンビの《誘う者》に何も手出しをしないと、彼女の護衛(あかりちゃんの家はかなりの富豪)が身を挺して逃走のための時間を稼ぐので、親しい護衛を自身の生存のために犠牲にしてしまったことを気に病んでいるんですね。

 

そのため、彼女の正気度が非常に低い状態なのですが、実は、彼女にお腹いっぱい美味しいものを食べさせれば、正気度はすぐさま問題のないラインまで回復してくれます。彼女は食べ物による正気度回復効果が非常に高く設定されているので、とりあえずお腹いっぱい食べさせれば正気度による問題はほぼ起こらないでしょう。

 

ただし、彼女の正気度が下がらないラインが普通の女子高生の食事量の3倍。正気度を大きく回復できるラインは5倍なので、食糧を大量に調達してくることが必須になります。食糧に余裕がないと、遠慮して女子高生一人前しか食べず、ものすごい勢いで正気度が削られるので、彼女をコミュニティーの仲間に入れるなら、常に食糧は潤沢に用意しましょう。

 

スキルに関してですが、コミュニケーション系統のスキルは、《ムードメーカー》や会話相手の正気度を大きく向上させる《天真爛漫》等のスキルがあり、コミュニティーの正気度維持にはそれなりに有用ですが、ぶっちゃけるとそれしかできません。働く、という点ではきりたん以下で、食糧消費を考えると本当にうんこ製造マシーンとしか言いようがありませんね。

 

そういった欠点を補うように、彼女は幸運に愛され、直感に優れています。その能力は、捜し物をする時や、一定のイベントで役に立つのですが、戦闘能力に優れない彼女を安全な拠点の外に連れ出す時点でかなりの縛りプレイになるので、その使い所さんはあまりありません。

 

えぇ・・・と思うかもしれますが、本当に役に立たないんですよね。彼女。一応彼女が生きていることで、彼女の家が派遣してくれた救助部隊に保護されるルートがありますが、それは三週間目の終わり頃のイベントなので、本RTAでは使用しません。強いて彼女の良いところを挙げるのなら、幸運が凄いので、変な判定に彼女は滅多に引っかからないことです。

 

例えば、初日でプレイヤーが学校を飛び出してあかりちゃんを見捨てても、三週間以上生き延びて、高確率で彼女は彼女の家の救助部隊に助けられます。その場合、大抵マキさん葵ちゃん茜ちゃんパーティーは死んでいることが多いですが、彼女はこのゲームに登場するプレイヤーが全く干渉しなくても高確率で生還する唯一のNPCです。いやまあ、助かった要因はだいたい屋上でクッソひもじい食生活を送りながらの籠城勝ちなので、本人的にはかなり悲惨な生還なのでしょうが。

 

さて、色々とダメな彼女ですが、もしかしたらHウイルスに覚醒したら役に立つのでは・・・?と思うかもしれませんが、ここは少々評価が分かれます。彼女はHウイルスに覚醒しても、ステータスが大きく上昇することはありません。しかし、血を飲む、もしくは粘膜接触をした人物の体力筋力敏捷ステータスを、彼女の信用値・好感度・恋愛値に応じて大きく強化することができるようになります。

 

Hウイルスが彼女の体内でかなり奇抜な変異を遂げた結果なのですが、これにより、基本的に主人公の能力を大きく強化することができるので、戦闘系の主人公ならばあかりちゃんの力はかなり有用です。

 

ただし、この強化は恋愛値がかなり重要なので、主人公以外にはあまり効果がありません。せいぜいちょっとドーピングした?程度の強化で、無数のゾンビや強化種ゾンビとの戦闘においては、お守り程度の感覚でしょうか。

 

悲惨なのは、主人公を後方支援系のステータスにしていた場合です。戦闘スキルがないプレイヤーは、プレイヤースキルをかなり高めていないと、ステータスだけ上がろうがあまり強くはなりません。戦いが苦手だから、後ろの方で爆弾作る。といったようなプレイスタイルの人たちには、かなりの産廃能力ですね。

 

あかりちゃんの恋愛ルートに関してですが、彼女の恋に一番関わってくるのは彼女の無力さです。守られてばかり、迷惑をかけてばかり。ゾンビハザードの終末世界で、割とシャレにならない深刻な悩みを抱えた彼女と、どのように向き合っていくのかというのが主軸となりますね。

 

なお、会話に失敗したら、思い詰めて拠点から家出して、ゾンビになって帰ってきたりするので、彼女のルートを攻略する時はしっかりコミュ力や知力、コミュ系統のスキルを習得しましょう。といっても、ノーマル状態のずん子さんやきりたんルート以外、どれもそれなりに面倒な事態になるので、ヒロインを攻略するならだいたいそのステ上げやスキル習得が必要なんですけどね。

 

無事グッドエンドを達成すると、ダメな私でもいいですか・・・?といった、主人公に迷惑をかけることを彼女本人に受け入れさせ、主人公にとってあかりちゃんがどれほど大切な存在なのかを伝える感じになりますかね。それで、少しビクビクしながらも、主人公に少し我が儘になる小悪魔あかりちゃんを見ることができます。

 

ルート中盤で主人公に迷惑をかけないように、かなり無理をしていたあかりちゃんの痛々しさがプレイヤーの印象に残るので、改めてこうした我が儘を言ってもらえるのがこう・・・プレイヤーのやったぜ。という達成感になる感じですか?なんかこう、VRって最高だな気分になりますよ。

 

○ゆかりさん

まな板です。

 

○イタコ姉様

実装されていません(無慈悲)

>チュワ!?

アップデートに期待ですかね。

 

○ささらちゃん

・・・!? 強化種ゾンビのスライム娘がヒロインなわけないだろ!いい加減にしろ!

 

○つづみちゃん

本編未登場ですが、ささらちゃんと同じく強化種ゾンビなので、ヒロインなわけないですね(笑)

 

○ONEちゃん

現在出ていないキャラクターなので、出たら解説で良いんじゃないですかね?まあ、せっかちなホモ兄貴たちに簡単に説明すると、研究所編になると出てくるAIという設定のキャラクターで、人の気持ちを考える、人と同じ心を持つといった機能を搭載してしまった故に、失態を犯してしまったAIといった感じですかね。そこら辺、姉と対比的になった、面白いキャラクターです。

 

○IAちゃん

ラスボスがヒロインなわけないですね。メッチャ可愛いAIの女の子ですが。ゆかりん未対処で研究所編に行くと、色々と切ない終わり方をする彼女ですが。まあ、ヒロインなわけないですよ(笑)

 

 

◇ほもじちゃんの成長履歴

2話+3レベル

魅力+7 知力+1

4話+7レベル

体力+1敏捷+1知力+1魅力+18

6話+1レベル

筋力+1体力+1魅力+1

12話+7レベル

魅力+21

15話

筋力+1知力+2体力+1魅力+10コミュ力+1

 

筋力+2 体力+3 敏捷+1 知力+3 魅力+56 コミュ力+1

 




ゲームの設定に関して、気になることがあったらいくらでも質問をどうぞ。たいがいがネタバレにならないので、普通に回答します。未設定なところに質問がきたら、そこそこに設定を固めてから回答します。ただし、○○系のスキルはどれほどあるのですか?みたいな、設定の数が問われる質問は、止めて欲しいですかね。考えるのが面倒です(ものぐさ)


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25話

た だ い ま


「ぬわああああああん疲れたもおおおおおおおん」

 

お風呂場の脱衣所。マキさんは女性としてどうなのか、少々審議の必要がある野獣のような声を挙げていた。

 

「疲れた…」

 

便乗するように、葵さんはため息をつきました。

 

「葵ちゃん、きつかったねー今日は」

 

??? 何がきつかったのでしょうか。今日はゲームばかりしていて、何か大変なことをした記憶がないのですが。

 

「えぇ、もう今日は…とてもキツかったです」

 

続く葵さんの同意。疑問符。本当によく分かりません。何がきつかったのでしょうか。

 

「防御が緩いからね・・・何でこんなキツいんすかねぇ~も~…やめたくなりますよ~自制~」

 

・・・。ジセイ。自省。時勢。自制?意味として通るのは、自省?マキさんは何か反省することがあったのでしょうか。

 

「どうしましょう・・・私も・・・」

 

どこか悩ましげに、ハァ~…と艶を帯びた葵さんのため息。男性ならドキッとするような色っぽさがあったのかもしれませんが、私はこのとき、謎の悪寒を感じていました。

 

「葵ちゃん、速いね…」

 

「もう…ビショビショで・・・」

 

葵さんとマキさん。どこか二人だけで通じ合っているような、そんな不思議なやりとり。こういったやりとりをされると、いつもならその内容を知りたくなってしまうのですが、なぜでしょうか。今回に限っては知らない方がいいと、嫌な予感が止まりませんでした。

 

「風呂入ってさっぱりしようよ~」

 

「入ろう、お姉ちゃん」

 

「せやな」

 

「うし」

 

全裸になったマキさんが、少し雄々しいかけ声と共にお風呂場へ歩いていきました。すれ違い様に、マキさんの裸体がドンと目に入ります。

 

お、大きい。

 

「ふぁー、あ、待ってくださいよぉ」

 

葵さん、茜さんもお風呂場へ。

 

・・・お二人とも、結構大きいんですね。それに比べると私は・・・いや、まだまだ小学生ですから。これからですね、これから。

 

「どうしたのきりたん?早くいくよ」

 

「あ、はい」

 

ずん姉様に声をかけられ、ハッと脱ぐのが止まっていたことに気づきます。慌ててシャツを脱いで、パンツを脱いで。

 

「・・・・・・」

 

ずん姉様も大きいし、みんな綺麗だな・・・。

 

なんとなく気恥ずかしくて、タオルで体を隠しました。

 

「ゆかり先輩、私背中流しますよ!」

 

「いえ、別にいいですよ」

 

同じく、お風呂場へ行くゆかりさんとあかりさん。

 

・・・・・・。うん、まあ。ゆか()りさん。

 

それを見たからでしょうか。どうにも、私の羞恥心はなりを潜めたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ・・・」

 

久々のお風呂に、思わず感嘆の息がこぼれた。

 

温かくて、体の力が抜けていく、そんな心地よさ。

 

 

「白菜かけますね~」

 

 

マキさんが葵さんの体を洗っているのが見えた。ゆかりさんとあかりさんもでしたけど、仲が良いんですね・・・。

 

「確かに、不思議ですよね、ほもじさん」

 

ずん姉様の声。ずん姉様がセイカさんとほもじさんについてお話ししているようでした。

 

「無表情で、何を考えているのかは分からないんですけど・・・でも、優しい人ですよ」

 

確かに、そうかもしれない。ほもじさんの態度は一見、冷徹というか、そういう誤解をされやすい系ヒーローみたいというか?でも、本心はとても優しい人なのだ。

 

「やないはまあ、基本すごい急いでいるからなぁ。必要な時以外はあんま喋らんし、誤解されやすいやろうな」

 

そうそう、ほもじさんはそういう人だ。言葉よりも行動。まさにそんな感じだ。

 

「そうですかね・・・?」

 

ぼそりと、そんな一言が聞こえた。

 

・・・・・・。セイカさん?

 

「――やないは、そんな単純な者ではありませんよ」

 

場の空気を切り裂くような。そんな鋭い声が、ゆかりさんから発せられた。

 

「優しい・・・あれはまあ、そういう一面もあるでしょう。確かに優しさを持っている。でも、決してそれだけではない」

 

どこか自慢げな、まるで私に対してマウントをとる時のウナちゃんのような雰囲気。以前まではとてもクールな人だと思っていましたけど、最近のゆかりさんはやはりどこか子どもっぽい雰囲気があるように思えました。

 

「確かに、桃鉄の時のほもじさん、面白かったですねー・・・」

 

あかりさんがどこか気の抜けたような声で、そんなことを言いました。

 

「あれは・・・まあ、知らない方がいいこともあるでしょう」

 

「やない、たまに忘れ物とかするからなー。意外と可愛いところもあるんやで」

 

そういえば。私は以前ずん姉様を持ち上げようとして、ぷるぷると震えていたほもじさんを思い出しました。確かに、思い返して見ると可愛いですね、ほもじさん。

 

「・・・一体、どこまでが計算尽くなのでしょうね」

 

ゆかりさんはどこか遠い目をして、ぼそりと何かを呟きました。

 

 

「頭にきますよー」

 

 

・・・・・・。まだマキさんたちは洗いっこをしているようでした。

 

 

 

 

 

 

 

「やないは笑うとすごい可愛いんやで!すごかった!」

 

確かに・・・桃鉄の時、演技か何かでしょうけど、笑みを浮かべていた時が結構ありました。あれは確かにとてもドキドキして、なんだかいけない気持ちになってしまったような・・・。

 

「ええ、確かにほもじやない(・・・・・・)は笑うと可愛いですね。あれは・・・きっと嗤うことしかしないでしょうけど」

 

「???」

 

なんだか、ゆかりさんが意味深なことを言いました。あれ・・・?あれとは一体どういうことなんでしょうか。

 

「それはですね、きりたん。やないがまれに見せる恐ろしい一面のことですよ。たぶん、きりたんは見たことがないでしょうが」

 

そうなんですか?ほもじさんの恐ろしい一面・・・?ゾンビを切り倒している時の顔とかでしょうか?でも、あれは確かに無表情でちょっと怖いような気がしなくもないですが、そんなにあげつらうようなほどでも・・・?

 

ビクリ、と。茜さんが震えたのが目に入りました。温かいお湯に浸かっているというのに、とても青ざめた様子。一体どうしたのでしょうか・・・?

 

「あれは・・・確かに、怖いかもしれませんね」

 

セイカさんが、呟きました。

 

「でも」

 

 

 

 

「笑うと、とても綺麗で・・・温かいですよ」

 

 

 

 

そういったセイカさんの顔は、どこか誇らしげな様子でした。

 

むむ、どうやら私にはまだまだ知らないほもじさんの一面があるようです。もっと、深く知り合えるようになりたいですね・・・。

 

 

「は?」

 

 

ゾクッ。途轍もない悪寒。

 

慌てて後ろを見ると、そこにはいつも通りの顔をしたゆかりさんがいました。

 

??? 気のせいですかね?

 

「そろそろ、ウチはあがるかな。ちょっとのぼせてきたわ」

 

茜さんがお風呂から上がっていきました。私もあがりましょうかね。

 

おや?

 

先ほどまで、茜さんが座っていたところ。お風呂の段差のところなんですが、すごく抉れていますね。危ない・・・こんなところに座っていた茜さん、怪我はないでしょうか?心配です。

 

まだお風呂に入っている皆さんを尻目に、私は脱衣所へ戻っていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「Foo↑極楽極楽…」

 

「マキさん…おやじ臭いですね」

 

「え゛っ…いやまあ、確かにそうかもしれないけど。傷つくなぁ」

 

「事実でしょう?」

 

「事実だから傷つくんだよなぁ…ブクブク」

 

「…あまりお湯を汚さないでくださいね。汚いです」

 

「オブラート……」

 

「ん?」

 

「??? どうしたんですか、マキさん」

 

「……」

 

「マキさん?」

 

「甘い」

 

「え?」

 

「お風呂のお湯、めっちゃ甘くて美味しい」

 

「えぇ…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一人、校舎の中を歩きます。

 

夜の学校はとても不気味で。飛び散った血の跡が、一人歩きをしている現在をひどく後悔させました。

 

きっと、お化けなんていません。ゾンビはいましたが、お化けなんて非科学的なものはいるはずがないのです。

 

ガタンッと、物音。

 

「ひっ」

 

……。

 

何も、いないですよね?

 

もし、幽霊が出たら。

 

『楽しそうだね』

 

ふと、あの時のことを思い出しました。

 

「……フフ」

 

きっと、ほもじさんなら幽霊でも容赦なく対処することができるんだろうな。

 

 

 

 

『黙れ』

 

初めてほもじさんが私にかけてくれた言葉は、とても乱暴なものでした。でも、思い返せばそれは合理性の塊のような一言でもありました。

 

素早く姉を抱え…ちょっと疲れているからか、筋力が足りなかったようですが、物資を持って車で脱出する。あの人は何よりも合理的な行動をとっていました。

 

車の運転は…たぶん免許は取得できていない年齢なはずでしたけど、F1レーサー顔負けのドリフトというか、とにかくすごかったです。乗り慣れた我が家の自動車であんな動きができるのかと、とても驚きました。

 

 

 

 

『私を信じて、待っていて』

 

車で待っていて欲しい。そう言ってほもじさんはゾンビがひしめく校舎の中に入っていきました。

 

簡単に車の動かし方は教えてもらいましたが、マリカーでちょっとかじったことがある程度の私の腕では、いざという時にどうにかするのはとても荷が重いものでした。

 

でも、不思議と不安はなかったのです。

 

ほもじさんの戦う姿。陽炎のようにゆらめいたと思ったら、ゾンビが血を流して倒れる。

 

流水のように、澱みなく流れる…というのでしょうか?どんなゲームで見たものよりも鮮やかで、格好いいそれが、私の心に大きな安心感を抱かせました。

 

そして私は思ったのです。

 

まるで物語の中のキャラクターみたいだと。

 

どんな時も負けない最強のキャラクター。不屈の心と、卓越した技量を持ち、なおかつ美しさも兼ね備えた完璧な存在。

 

なんて、綺麗なんでしょう。

 

飛び交う血しぶきは、本来嫌悪すべきものであると思うのに。それでも、ほもじさんが戦っているその場においては、まるで舞台演出の一環ように、ほもじさんの美しさを引き立てていたのです。

 

きっと、大丈夫だ。この人がいる限り、私たちはどんなところでも生き抜いていける。そんな希望を、私はあの人の背中に見出しました。

 

 

 

 

でも、そんなことはなかったのです。

 

ほもじさんが噛まれて、どこかへ行ってしまった。それを追って、茜さんまでもどこかに行ってしまった。

 

足元から世界が崩れるような錯覚を覚えました。安心していた土台が、こんなにも容易く崩れ去るものなのだと。平穏がどれほど儚いものなのか、殴りつけるようにひどく強引に、私は現実を理解させられました。

 

どうして。なんで。ほもじさんっ!

 

私の叫びを、ずん姉様はただ黙って受け止めてくれました。そして一言。ずん姉様は頑張ろうと励ましてくれたのです。

 

今思えば、それは私を励ますためだけのものではなかったと思います。

 

だってあの時、ずん姉様は私を抱きしめながらも、確かに涙を流していたのですから。

 

 

 

 

次の日。ケロリとした様子で帰ってきたほもじさんを見て、私の心は歓喜に占められました。

 

嬉しくて、嬉しくて。そしてなによりも、私は安堵したのです。

 

ウイルスに感染しても、むしろ身体能力が強化されて帰ってくる。私はこの時、ほもじさんはきっと物語の主人公に違いないのだと、そんな確信を抱きました。

 

茜さんも噛まれたのにちゃんと帰ってきました。ああ、大丈夫なのだと。ゾンビがあふれる、創作のような地獄の世界だと思いましたが、それはきっと違うのです。

 

確かに困難があふれる世界なのかもしれませんが、それでもきっと、この世界は主人公には優しい世界なのだと思います。

 

大丈夫、大丈夫です。怖くない。怖いはずがありません。

 

 

 

 

ほもじさんが行ってしまった。止める間もない。待って、待ってほもじさん。いかないで。

 

忘れ物を取りに来た。嬉しい。そのままずっとここにいて欲しい。ああ、待って。せめて、傍に居させて。

 

でも、言えなかったです。怖くて怖くて仕方なかったけど。

 

だって、そうでしょう?

 

主人公みたいに何でもかんでも上手くいくから、ほもじさんの傍に居たいなんて。明らかにおかしいですから。

 

おかしい。おかしい?でも、そうでしょ?ほもじさんは強いんだから。

 

全部全部、怖いものをなぎ倒せる。ほもじさんがいるなら、もう何も怖くない。

 

でも、でもです。私は分かっているんです。自分がおかしくなっていることを。ほもじさんに依存し始めている自分がいることを。

 

だから、私は必死に自分の気持ちに蓋をしました。ずっと傍に居たい。いて欲しい。ほもじさんが欲しい。そんな欲望を必死に閉じ込めます。

 

 

 

 

ああ、でも。

 

こうして足を止めて考えていると、やっぱり自分の矛盾した気持ちに気づきます。

 

『助けて』

 

私は、役に立てたのです。

 

『ありがとう』

 

認められる心地よさを知ってしまったから。

 

「私は…」

 

怖い。でも、貴方の隣に立ちたい。

 

貴方に縋りたい。でも、頼られるようになりたい。

 

ほもじさんに会いたい。でも、ほもじさんに情けない私を見られたくない。

 

「私は」

 

――大人になりたいです。ほもじさん。

 

 

 

 

「ふう…」

 

少し、息を吐きます。

 

暗い夜道。ふと、月明かりが真っ暗な廊下を照らしました。

 

光に切り裂かれる黒を見て。私は恩人が立ち去るような残念さを覚えました。

 

きっと、この暗闇があったから、私は自分自身を見つめなおすことができた。

 

何も見なくて済んだから。きっと私は内側を見通すことができたのだ。

 

バイバイ。そんなことを思いました。

 

 

クスクス

 

クスクス クスクス

 

不気味な笑い声が聞こえました。

 

「……」

 

幽霊…ですかね?

 

怖い。そういう気持ちは少しありましたが、もう悲鳴をあげることはありませんでした。

 

クスクス クスクス

 

でも。

 

ゾワリと、体中の産毛が逆立つような。おぞましい何かがそこにいることが、なんとなく感じられました。

 

影が、闇が。忌避すべき何かが、嗤っている。

 

クスクス クスクス

 

少しずつ、近づいてくる。

 

クスクス クスクス クスクス

 

・・・・・・。

 

どうしてでしょうか。恐ろしいはずなのに。おぞましいはずなのに。

 

不思議と。危機感は感じませんでした。

 

その時でした。なぜかは分かりません。でも、自然と声が出たのです。

 

 

 

「ほもじさん?」

 

 

 

……。

 

一瞬の静寂。

 

「当たり」

 

気づけば、私はほもじさんに抱きしめられていました。

 

でも、どうしてでしょうか。体の強張りが解けません。

 

安心できないのです。

 

おぞましい何かが、まだそこにいるのです。

 

「こんな非常事態ですから、単独行動は感心しませんね」

 

後ろから抱きしめられて。ほもじさんの顔は見えませんでした。そのことに安堵している自分がいるのです。

 

汗が、じっとりとした嫌な汗が出ます。

 

頭上にあるほもじさんの顔を見たいという気持ちと、見たくないという気持ちが。二つあったのです。なぜか私は葛藤しているのです。

 

クスクス クスクス

 

嗤い声は、絶えません。すぐそばから、それが聞こえました。

 

「次からは、しないでくださいね?」

 

とても、力のこもった声でした。ピシッと、どこか空気が裂けるような感覚。どうしてかは、それが何なのかは理解できなくても、そこには凄まじい重圧があるのです。

 

 

でも。

 

 

私の体の強張りは、そこで消えました。

 

力が抜けました。ようやく、私は一息つくことができたのです。

 

「きりたん?」

 

見上げると、そこにはどこか心配そうな顔をした…。でも、無表情のほもじさんがいました。

 

「はい、次からは気を付けますね。ほもじさん」

 

無表情なのに、どうしてでしょうね。

 

それがおかしくて、私の口から笑みがこぼれたのでした。

 

ああ、それと。

 

東北妹、じゃなくて。初めて名前で呼んでくれましたね。ほもじさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだこのメスガキ!?危ないことをしているのでビビらせてやろうと思ったら、なんか余裕の笑みを浮かべていますね。分からせてあげましょうか…!?

 

「い、いひゃいですいひゃいですほほじふぁ…」

 

きりたんのほっぺたはモチモチで触り心地がいいですね。ちょっとちぎってもいいですかね。摘まめるくらい頬肉があるんですから、ちょっとくらい抉り取ってもかまへんか…。むしろみんな大好きな小顔効果(物理)がありますからね。きりたんも泣いて感謝するでしょう。

 

なーんて。冗談ですけどね。RTA中(・・・・)はやりませんよ。はい。

 

それにしても、やっぱりきりたんは可愛いですね…。弱いくせによく頑張るというか…そのための右手?(用途不明)

 

ぬわああん!!きりたんをぐちゃぐちゃ(意味深)にしたくなってきました。食べたい。食べたくない?ハンバーグ、美味しいよね(唐突)

 

ちょっとまずいですねぇ。きりたんの成長が相変わらず尊くて…。二回も男汁を出した(ジョーク)。はい、かなりテンションが上がっていますね、私。

 

前々から兆しは感じ取っていましたが、夜に一人でほっつき歩いているだけで成長イベントをこなすとは…。あげくに、あれだけ脅してあげたのに、こんなにも平然と対応してきました。常人ならSAN値直葬レベルのプレッシャーをかけたんですけどね…。やはりヤバイ(再確認)

 

ほもじさんの魅力ステのおかげか、ゆかりんがいることの効果なのか。最近のヒロインズの挙動がなんかおかしいというか、ちょくちょく前例がない動きをしますね。おかげで、RTAなのにとても愉しいです。

 

それにしても、本当に…。子供の成長って、いいですよね。美しく成長していく心を、魂を見ると、思わず頬が緩んでしまいます。

 

「あっ」

 

?? どうしたんですかきりたん。

 

「いえ、なんというか…」

 

――本当に、綺麗な笑み…。

 

…? きりたん、顔が赤いゾ。これはきっと夕焼けのせいでしょうね(Tonight)

 

今回は恋愛なしチャートですから…!(今更感)

 

申し訳ないが恋愛はNG(アイドル並みの感想)

 

さて、とりあえず部室に戻りますか。ほい。手をつないで、一緒に戻りましょうね。

 

これはあれです。恋愛とかいう甘酸っぱいものじゃなくて、ただきりたんの手に触れたいという肉欲に満ちた私的な感情なので、恋愛ではありません。ヨシ!(現場猫)

 

ああ^~きりたんの手がぷにぷにで柔らかいんじゃ^~

 

ん?きりたんがつないだ手を顔の高さまで持ち上げて…?

 

「暖かいですね」

 

……。

 

頬に手をすりすりしていますね。いや、別にそういう意図で手をつないだわけじゃないんですが。ぶち殺しますよ?

 

あかんこれじゃタイムが死ぬぅ!もう既に死んでるようなものとは言ってはいけませんが、それでも1秒でもタイムは縮めたいです(ほんとぉ?)

 

こうなったら、奥の手です(お目目ぐるぐる)

 

「きゃっ」

 

きりたんをお姫様抱っこして、全力で部室までダッシュします。行きますよ~イクイク。

 

……どうして私はこんなことしているんでしょうね。正直、編集していてもちょっとこの時の行動がよく分からないです。まあ、RTAでも結構ノリで行動していますからね、私。だからきりたんが幸せなら……OKです!

 

「早い!ふふ…! 楽しいです、ほもじさん!」

 

なにわろとんねん(サイコ)

 




前回予告したゆかりん名探偵まで終わらなかった・・・。何でも許してくださいお願いします!


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26話

ふ、不定期投稿(震え声)

投稿期間が空いている時にポツンッて感じで感想をもらうと、なんとなく書かなきゃという気になりました。


仲間に名探偵される(白目)RTA、はーじまーるよー!

 

前回のあらすじ。夜中の単独行動とかいう、ゾンビ映画なら特大の死亡フラグを立てたきりたんを脅かしてやったら、なんかニヤニヤして気持ち悪かったゾ。

 

はい。きりたんと一緒に部室に戻ってきました。今後の予定としては、風呂上がりのゆかりんを捕まえて、一緒に食糧調達に行きましょう。我がコミュニティーにおいては、美味しい食糧をうんこに変える役立たず(あかりちゃん)がいるので、食糧は多めに確保しておきたいんですよね。

 

それでも、いっぱい食べる君がしゅき(菩薩)。

 

嘘だけど。

 

はい。場合によっては、食べるのを我慢して、メンタルをボドボドにしながら脱出するルートもありますが、安定感がないので却下です。そもそも一週間脱出ルートは、私以外のRTAプレイヤーは人間には無理と決めつけて2週間脱出ルートを選んでいるので、1週間脱出ルートをゴールすれば多少ぐだぐだしても自動で世界記録なので、このくらいのロスは、まあ、多少はね?

 

そもそもゆかりんいる時点でレギュレーションが違うので、どう足掻いても私が世界一位なのですが。

 

「ただいまやでー」

 

「あ、きりたんこっちにいたんですね」

 

おや、みなさんが帰ってきましたね。それではゆかりんを呼び出しましょう。

 

手をくいくいと。おいで、ゆかりん。

 

「なんですか。もう少しまともな呼び方はないんですか?」

 

ほもじちゃんはコミュ障なので多少はね?お兄さん許して~。ん?お姉さんか?いや、胸ないからお兄さんか…?ヨシ!(胸囲確認)

 

それはともかく、なんか嬉しそうですねゆかりん。ほもじちゃんに呼ばれて嬉しいのかな?(名推理)

 

うへへ…ゆかりんは可愛いなぁ…。

 

「……」

 

ゆかりんを部室の外に呼び出して、屋上に出たんですけど。あの、みなさん見ましたか?扉を閉める前に、一瞬だけ画面に茜ちゃんの顔を見ることができたと思うんですけど…。

 

ここ、編集してて気づきました。茜ちゃんめっちゃすごい眼をしていますね。まるでヤンデレみたいだぁ…(直喩)

 

そっかぁ…やっぱこの頃から兆候はあったんですね…(遠い眼)。

 

はい。とりあえず今はゆかりんとのお話に切り替えていきましょう。

 

「何の用ですか?と言いたいところですが、私も尋ねたいことがあったので、丁度いいですね。私の方から先に済ませても構いませんか?」

 

ん?何でしょう。いいよこいよ!

 

「ほもじさんの料理。とても美味しいですよね」

 

せやで(ドヤ顔)

 

「だから不思議に思っていたんです。どうやって作ったのか」

 

それは私がすごいからです(ドヤ顔)

 

「現状ではまともな調味料もないはずなのに。どうしてここまで美味しい料理が作れたのか」

 

よせや。照れるじゃないか(ドヤ顔)

 

「ほもじさん」

 

ん?なんですか?

 

「お風呂のお湯。とても甘くて美味しかったんです」

 

んん??待ってゆかりん、君お風呂で何をしているんですか…(ドン引き)。ほもじちゃんの残り湯だゾ!あまり変な使い方は…ん?残り湯?

 

ドンッ

 

ぬぇ!?急に押し倒されました。なになに、発情期ですかゆかりん?

 

ぺろっ。

 

「ひゃぅっ」

 

どうして私の首を舐めているんですか…?

 

殺しますよ

 

殺しましょうか

 

「――薄い…ですが、とても魅惑的な味がします。やないの料理と同じように」

 

……。

 

……。

 

なるほど。そういうことですか。なら、今回は許してあげましょう(寛大)

 

「ほもじさん、あなた、皆さんが食べた料理の中に何らかの体液を入れましたね」

 

ほうほう。ほうほう。

 

……忘れていましたね。ゆかりんはとっても賢いのでした。

 

「何を企んでいるんですか…やない」

 

やっべ・・・。やべぇ(思考停止)

 

・・・・・・編集して振り返ってみると、この時見事にフリーズしていますね。私。

 

さて、情報を整理しましょう。まず、ゆかりんは私のことを強化Bウイルスの完全適合者だと認識しています。強化Bウイルスの完全適合者とは、強化Bウイルスに完全に適合している人のことを指します(クソザコ説明力)。詳しく説明しましょう。強化Bウイルスに感染すると、ある程度の人格を残したまま異形の強化ゾンビとなります。ここで個々人の適性が出てきまして、適性が高い人ほど人間っぽく能力の高いゾンビになります。

 

完全適合者だと、ゆかりんのように人間の容姿のままハイスペックなゾンビになるので、Hウイルス感染者に関して具体的な説明をしていない以上、そういった存在だとほもじちゃんが誤解されるのは自然な流れでしょう。

 

基本的に強化Bウイルスの感染力は弱いです。感染力が弱い代わりに、強い力を手に入れた。そんな感じですから。だからゆかりんと一緒にお風呂に入っても、感染することはありません。なので強化ゾンビからの感染は、一部の例外を除いてあまり気にしなくていいのですが、唯一、生の体液を体内に直接ぶち込まれたりしたら、結構低確率ですがたまに強化Bウイルスに感染します。だから警戒したのでしょうね。意図的に直接体液を摂取させた私を。

 

ゆかりんの目を見てみると、中々カオスですね。よくもまあ、この話をするまでこんな激情を隠し通したものです。

 

クスクス、クスクス。

 

裏切られた、そう思っているんですか?ねえ、ゆかりん。

 

悲しいんですか、苦しいんですか?

 

「何を・・・何を嗤っているんですか・・・! あなたは・・・ッ」

 

①殺す

②黙らせる

③説得する

 

これは・・・面白いイベントですね。というかこれ、下手すると色々とやばい地雷イベントですよね?ゆかりん完全にほもじちゃんに疑心を持っているじゃないですか。いや、この場合はほもじちゃんにというより、私に・・・ですかね。

 

まあ、ほもじちゃんのコミュ力で、説得することは無理っぽそうですよね。たぶん。良く分からんですけど(RTA・・・?)。

 

なので、ここはちょっと物理で口を塞ぐことにしましょう。大丈夫、痛くはしないよ。

 

死ね(無拍子)

 

ぐぃーっと。ゆかりんの頭を掴みます。そして、力を込めて・・・よし、じゃあぶち込んでやるぜ。

 

ズキュゥゥゥゥゥンンンン!!!!

 

「な、んぇ・・・? んぐ・・・!」

 

もっと舌使って舌使って。暴れんなよ…暴れんなよ…。ちょっと歯当たんよ~(語録洪水)

 

「ふぅ・・・」

 

ごちそうさまです。・・・案外、自分からここまでディープなことをしたのは初めてかもしれませんね。流石に胸が高揚します。

 

ちょっとドキドキしましたね。

 

「な・・・なぜ、なんで・・・?」

 

お前のことが好きだったんだよ!――というのは大嘘でして。クヒヒ。

 

今ので完全にHウイルスに感染しちゃいましたね。ゆかりん♡

 

実験的な意味合いが強いんですけど、強化ゾンビがHウイルスに感染したらどうなるのか・・・ちょっと試してみたかったんですよね(弁明)。既に強化ゾンビになったキャラクターの好感度がHウイルス発症レベルまで上がることはまずありませんから。ヒロインとかの好感度上げてから、Hウイルスに感染した状態で強化Bウイルスをぶち込んだ時は、ステータスにボーナスがかかってHウイルスゾンビになる程度でした。

 

逆に、好感度を上げてHウイルスに感染させないで、強化Bウイルスをぶち込んだ時は(超鬼畜)、Hウイルスを感染させても戻ることはありませんでした。強化Bウイルスによるゾンビは、なぜかワクチン作成イベでワクチンを作っても、ゾンビから人間に戻ることも、Hウイルスゾンビになることもありませんでした。

 

だから、一応強化Bウイルスの完全適合者であるゆかりんにHウイルスをぶち込んだらどうなるか・・・試してみたかったんですよね。完全適合者という要素がHウイルスとどのような化学反応を起こすのか、ワクワクしますね。これでゆかりんがさらに強くなるんだったら・・・正直、強い敵に飢えている私としては、RTAよりも面白いおもちゃが手に入るかもしれませんし。

 

RTA?大丈夫、このときの私は妙な高揚感+好奇心が爆発して冷静に物事を考えていません(Why 大丈夫?)

 

「あ・・・ぐ・・・私に、何を・・・ぐっ・・・」

 

ぐへへ・・・。何って?そりゃあナニをするんですよゆかりさん。

 

はい。

 

ともかく・・・体調が悪そうですねゆかりん。どうやら変異がちゃんと起こっているようでして。

 

「裏切り・・・ウソ、でしょう・・・やない・・・?」

 

・・・・・・。

 

視聴者のみなさん。これ、やばくないですか?私が見た中で一番可愛い表情をしていますよ。ゆかりん(ドS)

 

私は可愛らしい表情を見たいだけで、別にサディスティックな性癖を持っているわけではないので、そこら辺勘違いしないでもらいたいのですが、それはともかくゆかりんは可愛いですね。

 

「大丈夫だよ」

 

とりあえずゆかりんが可愛いので、抱きしめてよしよししましょう。こうすることで、いざという時は一瞬でゆかりんを殺すことができます。

 

「さぁ、深呼吸をして」

 

催眠術の基本は対象に深呼吸をさせ、リラックスさせることにある(唐突)

 

「目を閉じて、考えることを止めて。そして、全身の感覚に意識を向ける」

 

そしたらほら、だんだん気持ちよくなってきたでしょう?おっとっと、こっちじゃない。というか素直ですねゆかりん。裏切られたと思っているなら、ホイホイ私の言うとおりにしてしまって大丈夫なんですかね。

 

ああ。まあ、そうですか。できれば信じたくないんでしょうね。藁にもすがるというか?絶望的な現実よりも、美しい理想の方が、考えるのは気持ちが楽でしょうからね。ゆかりんもまた人間ということですか。それもまたチャームポイントだと思いますよ。ええ、はい。人間の弱さも強さも、私は大好きですから(無敵か?)。

 

弱いなら、手元で可愛がる。強いなら、その輝きに心打たれる。この気持ち、まさしく愛ですね!

 

「ほら、感じるでしょう、ゆかり」

 

内側から湧き上がる、Hウイルスゾンビのパワーを。

 

というかゆかりん変異滅茶苦茶早いですね。ほもじちゃんは一晩かかりましたが、もとの肉体が高性能だと肉体改造も早いんですかね。

 

てか、この感覚(謎直感)・・・これまじでHゾンビ化してますね。

 

「やない・・・これは一体・・・?」

 

さて、ここからは説明タイムですかね。

 

「私とゆかりのウイルスは違う」

 

ここでゆかりんにいくつか情報提供をしましょう。要点は絞って。

 

①ほもじちゃんのウイルスはなんか違うっぽい。

 

②たぶん、体液の摂取とかで感染する。

 

③感染した人物がBウイルスに感染したら、なんか強くなる。

 

④茜ちゃんも既にウイルスに感染して、Bウイルスを克服しているっぽい。

 

⑤だから念には念をいれて、みんなにウイルスを感染させてゾンビ化しても大丈夫なように保険をかけていたんだよ。

 

といった感じです。ほもじちゃんは既に口べたモードのクソザココミュ力なので、ゆかりんの理解力にお任せしましょう。ゆかりんなら良い感じに解釈してくれるでしょう。

 

「まさか・・・そんな、独自のウイルスが・・・?」

 

まあ、その研究に関わっていたからこそ、ゆかりんには中々信じがたいのでしょう。

 

「たぶん、お母さんの仕業」

 

おや、お母さんの話題を出したので、母親の情報が解禁されましたね。母親の名前は母親に関する情報が出てくると、入力画面が出てきて名前を決めることができます。プレイヤーと名字を一緒にすると実母に、名字が違うと義母になりますよ。まあ、R18版でもない限りそんな重要な設定ではないのですが、今回はせっかくなので実母にする感じで母親の名前を考えましょう。

 

ほもじ やない の母親なので・・・名前はやわたしにしましょうか。

 

命名。ほもじ やわたし(母親)。

 

ひでぇ名前?まあ、重度なヤンデレかつレズで娘コンプレックス拗らせたオカンなので多少はね?レズはホモとも言いますし。

 

本人は家族愛を自称してくるけど、実体はとんでもないドスケベです。R18版だと、このオカンの暴れ具合のせいでどれだけ貞操を失いそうになったことか。

 

さて、本題に戻りましょうか。

 

「母親? 一体どういった人物なのですか?」

 

レズで、ヤンデレで、ドスケベで、近親相姦上等なやべぇやつです。しかもそんなやべぇやつがほもじちゃんの体内にウイルスに変身して潜んでいるんだよなぁ・・・(白目)

 

「生物学の研究者。ほもじやわたし。お母さん」

 

ゆかりんが何か気づいたような顔をします。知っているんですかゆかりん?

 

「ほもじやわたし・・・Bウイルス研究の、前任者・・・なるほど」

 

流石ゆかりん。察しが良いですね。なんだか神妙な顔をして、手をぐーぱーして体の調子を確かめている模様。調子は良さそうですか?

 

「はい・・・かつてないほど、体の状態は万全です。前よりずっと、様々な能力が上がっている気がします」

 

もとからこのゲームの中で最強の存在のゆかりんですが、さらに強くなってどうなるんでしょうかね、このルート。味方になった瞬間弱体化する・・・みたいな感じではなさそうですし。ふーむ。もしかしてこのルートのラスボスってこのゆかりんよりさらに強いのが出てくるんですか?それともゆかりんが何らかの事態で弱体化する・・・?

 

と、そんな感じのことをこの時の私は考えていますね。いやほんと初見プレイの弊害ってすごいですね。なんでRTAしてるんでしょう?(すっとぼけ)

 

さて、それじゃあゆかりん。その新しい力の実験も兼ねて、食糧のゆとりが欲しいから食糧調達に行こうぜ。

 

「分かりました。良い機会ですし、色々と試してみたいことがあります」

 

やったぜ。ゆかりんのBオーラによる運送能力はすごいから、これは色々とはかどります。となったら、部室にいるみんなにお出かけすることを伝えに行きましょう。ゾンビサバイバルにおいてホウレンソウはとても大事。これは古事記にも書いてあります。

 

おう茜ちゃん。ゆかりんとちょっとデートしてくるわ(意訳)。冗談です。待って、茜ちゃん、なんかレッドアイズハイライトブラックドラゴン(意味不明)みたいになってない?

 

おう、なんですかきりたん。私も連れて行って欲しい?足手まといです(ストレート)。学校で待っててください。

 

さて、では行きましょうかゆかりん。学校の安全は・・・ゆかりんがゾンビ制御をできるので問題ありませんね。本当に勝ち確ですねこのルート。勝ったな!ガハハッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぬちょり。ぬちょりと。粘液がしたたる。

 

ぽたり、ぽたり。落ちた雫が、アスファルトへ広がる。

 

広がった雫が大地を呑み込み、それはやがて津波となる。

 

呑み込まれたコンクリートは、咀嚼され、波に呑み込まれ、そしてさらに広がるために波の一部となる。

 

ゾンビの群れを波が呑んだ。僅かに残った生存者を波が呑んだ。電柱を波が呑んだ。街路樹を波が呑んだ。家屋を波が呑んだ。そしてビルを波が呑んだ。

 

広がる。広がる。加速的に広がっていくその波はことごとくをさらい、喰らっていく。

 

そして、街は粘液に沈んだ。

 

 

 

――どこ? わたしの たからもの どこっっ???

 

 

 

波は止まらない。その手から逃げ出した、あの美しい少女を再び手に入れるまで。

 




最近、やる夫スレの方でメガテンのお話を作っています。ぶっちゃけ、創作にさける余力はそっちの方に回してました。

タイトルは 【メガテン】神待ち少女の沖田さん(レベル1)が無双するようです といいます(ダイマ)

沖田さんが無双しながら百合百合するお話ですね。AAは小説とは違った表現ができる上に目の保養になるので、最近はこっちの創作が気に入っています。


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27話

気づいたらお気に入り3000件を突破したので感謝の投稿。なおこれのせいで課題スケジュールがきつきつになり、後日の寝不足が確定した模様。
とりあえずエタる前からこの話までの構想を練っていたので、初投稿です。
これ以降は不定期更新だゾ。



久々の本格的なバトル展開に突入するRTA、はーじまーるよー!

 

前回のあらすじ。名探偵ゆかりん。

 

はい。では、早速続きをやっていきましょう。今回は近くの街へ物資の調達に行きます。車で行く・・・と見せかけて、ゆかりんのBオーラで移動するようです。え、何それは(驚愕)

 

ゆかりんが戦闘中にこの謎の液体金属を銃弾にして乱射してきたことがあるように、良い感じにBオーラを変形させれば、簡易的な飛行機代わりになるそうです。なんでもありじゃないですかこいつ。まじパネェっす。

 

というわけで屋上からそのまま出撃です。ぐにょーんと変形したBオーラは、なんかこう、戦闘機みたいな形になっていますね。すごく強そう(こなみかん)。

 

少女移動中・・・。短いですが、この間にいくつか寄せられた質問に答えましょう。

 

Q.走者兄貴姉貴はゆかりんなどのヒロインズとえっちなことをするのに抵抗を持っているように見受けられましたが、恋愛感情とか抱いていらっしゃらないんですか?

 

A. ないです(断言)。いや、猫が好きで、猫が可愛いとかはあっても、猫の穴にぶち込みたいとか、猫にファックされたいとか、猫とガチ恋したいとかは思わないでしょう?つまりそういうことです。

 

Q.このゲームは女性アバターでプレイすると、たまにガチでメス堕ちするらしいのですが、それは大丈夫なんですか?

 

A.私は大丈夫です。諸君は知りません。全年齢版を女性アバターでプレイするだけなら、そこまで深刻なメス堕ちはしないと思いますね。せいぜい、もとから素質があった人を沼に引きずり込むくらいじゃないですか?それは深刻?いやまあ、そうかもしれませんね。ただ、R18版は精神力がない人は確実にメス堕ちしますし、精神力がある人でもメス堕ちしている場面があるので、R18版のネカマプレイは覚悟を持ってやった方がいいと思いますよ。

 

おや、そろそろ着きますかね。流石ゆかりん。移動がメッチャ早い。タイムの短縮がはかどります。

 

ん?え?

 

・・・・・・。

 

え?

 

・・・・・・。

 

何これ?(白目)

 

皆さん見てください。ここは本来街があるはずなんですけど、いつの間にかなめくじみたいな、汚い白とか茶色っぽい色の粘液の湖になっています。

 

いやまあ、だいぶ前に会った《満たす者》っぽいなーと粘液の正体には気づいてはいるのですが、通常プレイを含めても《満たす者》がここまで拡大してくるようなことはなかったので、滅茶苦茶戸惑っている私がいます。

 

「これは一体・・・?まさか、満たす者?いや、おかしい。彼女には自衛隊基地を守るように命令したはずなのに・・・」

 

そうですよね・・・。基本的にゆかりんの命令もあって、《満たす者》は自衛隊基地を出ることはありません。魅力値が高いキャラクターで滅茶苦茶好感度を高めると、執着して自衛隊基地をたまに出てくることはありますが、それでもここまで《満たす者》の本体が異常拡大をすることはありません。

 

んー・・・。一体何がダメだったんですかね・・・(モブ生存者0人)。

 

あ。解説動画なので原因を普通に暴露しますが、これ、バグもどきの現象らしいですよ。はい。

 

どういうわけかよく分かりませんが、プレイを通してシステムデータの中に生まれたAIの感情、執着・・・?そういったジャンクファイル的な、断片データ?的なものが塵も積もれば山となって、なんか変なバグを起こしたらしいです。

 

後日、原因を調査してもらった開発のAIに、このド畜生の人格破綻者と怒られました。ヒロインなどをヤンデレにさせた上で片思いさせまくったり、R18版でお預け放置プレイをしまくったりした弊害らしいです。ほもじちゃんに触れたい、ほもじちゃんをぐちょぐちょにしたい、ほもじちゃんを・・・と、色々な思いがデータの中に残り続けて、なんか今回《満たす者》の行動パターンに大きな変化を生み出したらしいです。

 

レギュレーション的にバグ禁止なので、このRTAを投稿するか少し迷ったのですが、開発さん曰く、仕様らしいです。つまり、AIを虐めすぎると変なイベントが起こるのはバグでもなく、開発の意図らしいですね。AI想い(?)の開発だぁ・・・。

 

AIだからといって、変なことをしてはいけない(戒め)

 

「ゆかり、ちょっと行ってくる」

 

「え?やない、まっ――」

 

さて、それではとりあえず《満たす者》と戦うためにゆかりんのBオーラ戦闘機からジャンプしましょう。ぴょーん。

 

ンァーーーー(野獣の咆哮)

 

いやぁ、落下するときのヒュッとする感じはなんか相変わらずワクワクしますね。偉大な先駆者であるBiim兄貴もメガトンコインを持って橋から落ちた時は、こんな感じの気分だったんですかね(ノーコン推理)

 

あ。なんでこいつ飛び降りているんだ!?と驚愕している兄貴姉貴たちに意図を説明すると、《満たす者》をぶち殺すためです。はい。

 

《満たす者》となぜ戦う必要があるのかというと、ほっとくと行動可能マップ全てをこいつが呑み込む可能性があると、このときは判断したからです。

 

だから、ここで《満たす者》をぶちころがす必要があったんですね(漆黒の殺意)。

 

さて、ではVS《満たす者》戦です。いざ鎌倉!

 

オッスお願いしまーす!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着地と共に、盛大な水しぶきがあがった。

 

《満たす者》の触覚がその異常を捉える。作り出した感覚器を通して、その姿を視認した。

 

ほもじやない。

 

彼女のいつも通りの無表情に僅かな喜色が浮かび上がる。それは闘う者として、確かな強敵に挑むことができるが故の微笑みであった。

 

返礼は。莫大な粘液の津波によって行なわれた。

 

静かな凪いだ粘液の湖は、いつの間にかドレーク海峡もかくやの荒れた大海に変わっていた。

 

ほもじやない、彼女を呑み込もうと迫り来る津波は、高さ10メートルをも超える壮大さと時速数百キロもの高速を併せ持った、普通の人間には不可避の災禍であった。

 

――しかし。

 

「・・・・・・」

 

変わらず無表情のまま、彼女は刀を構える。

 

片足を上げ、振り下ろす。そして、大地を踏みしめる。

 

――剣閃。

 

美しい弧を描いた刀の軌跡は迫り来る津波と衝突し、津波に大穴を穿った。

 

 

<刀で津波を切ってもそのまま波に呑まれるのがオチです。なので、ここは波を刀で叩いて穴を開けて、そこから脱出しましょう>

 

 

跳躍。

 

彼女はその一撃によって開通した穴に飛び込み、迫り来る津波を通り抜けた。

 

 

津波にも穴はあるんだよなぁ・・・お、開いてんじゃーん。>

 

 

しかしながら、跳躍であるが故にその滞空には限りがある。

 

街を沈めるほどの粘液の大海。そこにまとな足場は存在しない。先ほどの足場は彼女が着地の衝撃で作り出したものである。それは一時的なものであるが故に、波が引くように足場は再び粘液に呑み込まれていく。

 

空中。緩やかに落下する彼女に、安息の場所は存在しない。粘液の海が彼女を待ち構えるようにウゾウゾとうごめいた。

 

 

<この粘液、以前の≪満たす≫とは違ってめっちゃ粘性が強いというか・・・粘液と言うよりボンドとか、瞬間接着剤みたいなものなんですよね。見てくださいよ、この靴裏についた粘液。すでに固まりかけていますよ。怖いですねぇ・・・なんというか、以前の麻痺粘液ではほもじちゃんを逃がしてしまった反省なのか、今度のは絶対に逃がさないという強い意思を感じますね>

 

<――ですが>

 

<だからこそ、達人ならこれを足場にすることができます>

 

 

跳ねた。

 

粘液に着地した彼女の体が再び宙を舞う。

 

 

<普通の水だとやるのはかなりキツイですが、粘性が高い水ならこういったことは結構やりやすいです。原理的には、今の私は水切りの石のように水面を飛び跳ねている感じですね>

 

 

跳躍。跳躍。粘液の海を彼女は駆ける。

 

それはただ跳ぶだけではなく、時に自身に迫り来る津波の傾斜をサーファーのごとく駆け抜け、時に再び刀で津波に穴を穿ち、《満たす者》を翻弄した。

 

しかしながら、その抵抗はあくまで現状維持にしかならない。

 

その超絶的な技工は確かに《満たす者》を圧倒するが、それでも彼女の体力は有限なのである。しかも彼女は現在、全力で動き続けている。最小限の動きで体力をある程度は温存してはいるものの、常に粘液の上を駆け続けるその行いは凄まじい勢いで彼女の体力を削いでいく。

 

時間が経つほどに、彼女は抵抗するためのリソースを消費していくのである。そしてその行き着く先は、明確な敗北。

 

 

<さて、現状を打開するためには《満たす者》のコアに対して攻撃を加える必要があります。>

 

<しかし、あいつはチキン(貶す)で慎重(褒める)で、面倒で(貶す)可愛い子(褒める)なので、まず近くにはコアが存在しないことは確かでしょう。>

 

<なのでまずは、コアがどこにいるか探す必要がありますね。>

 

 

上空、ほもじやないを見つめる結月ゆかりは、その異変に気づいた。

 

「この動き、まさか・・・」

 

一定時間ある程度同じ場所に留まりつつ、少し移動してから、再び《満たす者》の攻撃をやりすごす。

 

ほもじやないはそれを現在、数度繰り返していた。

 

「測っているというのですか、やない・・・」

 

計測。ほもじやないは攻撃をやり過ごしながら、常にその動きを測りつつ、演算をしていた。

 

動物の動きは、脳の信号を受け取り、その命令に応じて筋肉が動作し、体が駆動する。

 

粘液の海もまた、コアである《満たす者》からの信号を受け取ってその動作をするのである。だからこそ、正確な数値を揃えることができ、それが積もれば、演算することができる。

 

――信号を受け取るまでの粘液とコアとの距離を。

 

感覚器がほもじやないを認識し、それをもとに粘液が動くまでの時間。様々な要因によってその数値は変動するが、データの数さえ揃えば、大まかな距離は算出することができる。

 

「ありえない」

 

しかし、それは信じられない行為である。

 

それをやるためには、非常に細かい小数点以下の単位まで捉えることができるような、正確に時間を計測できる術が必要であるし、それを冷静に計算できる演算力が必要である。

 

いくつかの機材が揃えば、ゆかりにも同じことはできるだろう。しかし、あの猛攻を体術(・・)で凌ぎながら、時間を計測しつつ、非常に高度な数学的計算をすることができるだろうか。

 

もはや、人ではない。それは悪魔的ないくつもの能力の産物。

 

そして、さらにおぞましいことに結月ゆかりは気づいた。

 

「・・・成長している」

 

それは、ゆかりだからこそ気づけた異変だった。

 

遠くの星をただ見上げる者には、その星々がどれほど地球から離れているか、正確に測ることはできない。

 

僅かにでもその片鱗を感じ取れるほどの実力者であるゆかりだからこそ、その違いに気づくことができたのである。

 

「この短い間の戦いで、劇的に成長し続けている・・・」

 

海の上を飛び跳ねるその技術、刀を振るう技術、相手の動きを読む技術。その全てが、わずかな数瞬の間に、今もなお伸び続けている。

 

もとから超越した化け物が、さらに進化を続けている。

 

その事実は、結月ゆかりの背筋に凍えるような悪寒をもたらした。

 

 

<狂いそう・・・!(知恵熱)>

 

 

いくつかのポイントで計測を終えたほもじやないは、空中を駆けながらため息をこぼした。

 

その表情はどこか疲れた様子であり、普段よりも体温が高く、顔色は赤みを増している。

 

 

<数分も経ってしまいましたが、計算は終了しました!全部暗算ですが、ヨシ!>

 

 

ヨシ。小さく呟いた彼女に対して、上空から見ていた結月ゆかりが警告の声をあげる。

 

「やない!気を付けてください!!全方位攻撃です!!」

 

いつの間にか、波は引いていた。

 

やないは抉り取られた大地に久方ぶりに足をつけ、乱れた息を整える。

 

この休息は、まさに嵐の前の静けさであった。

 

大津波が来る前には、潮が引くという言い伝えがある。

 

だからこそ。

 

それは。

 

――絶対不可避の、全力の一撃を放つ前触れであった。

 

 

 

 

地鳴り。常人ではまともに立っていられないほどの、爆音。

 

大地が揺れていた。局地的に、しかしながらかつて人類が観測したほどがないほどの震度で。

 

月明かりが、星の輝きが、閉ざされた。

 

黒。世界は闇に包まれた。

 

粘液が空を覆うほどに、高く高く、包み込む。ドームのような津波だった。

 

壁?違う。そんな薄い物ではない。ほもじやないがいくらその人並み外れた筋力と技巧で穴を穿とうとしても、単純に穿ち切ることができないほど。それは分厚い粘液の膜であった。

 

「―――――ッッッ!!!」

 

結月ゆかりがほもじやないに向けて何かを言っていた。しかし、それは迫り来る津波が鳴らす大地の揺れる音によってかき消された。

 

「・・・・・・」

 

それを見ていたほもじやないは、声による伝達を諦め、手話でゆかりに指示を出した。

 

【全力防御 及び 北北東30キロ】

 

受け取ったゆかりの内心に様々な疑問が浮かび上がるが、それでもそれまでのぶっ飛んだ実績を上げ続けたほもじやないへの信頼が、ゆかりに全力の防御を選ばせた。

 

ほもじやないが、ゆっくりと刀を構える。

 

彼女の口元が僅かに歪み、三日月のような小さな笑みを作る。

 

「・・・・・・ッッ」

 

それはほもじやないではなく、彼女の中に潜む途轍もないナニカの笑み。それは片鱗をみせるだけで、たやすく人の心を狂気に陥れることができる。

 

事実、結月ゆかりはその笑みを見ただけで、押し殺したような悲鳴を漏らした。

 

 

<絶体絶命の大ピンチですが、ちょっと必殺技を思いついたので実戦で試してみることにします。>

 

<長距離射撃をしていた時になんとなく感じていたんですけど、このゲームって地球の自転とか、かなり精密に物理法則が実装されているんですよ。>

 

<だから、思いつきました。そして、RTAという急がなくてはいけないという条件が、私の技巧をより高めました。今の高まった技巧なら、きっとこの技を成功させることができます。>

 

<行きます・・・奥義・・・・・・(適切な語録が思い浮かばない)>

 

 

 

刀を振った。

 

――そして、粘液の空がはじけた。

 

 

 

 

<地球は、秒速460メートルくらいの速度で自転しています。>

 

<つまり、私たちは秒速460メートルで振り回されているということですね。>

 

<そして受け流しの技術の応用で、自身にかかる自転のエネルギー、慣性を別方向に受け流すと・・・>

 

<私以外のものが全て秒速460メートルの速度で動いていることになりますね。>

 

<そんな中でですね、めっさ素早い速度で流れていく大地に足を突き立てるとしましょう。>

 

<そうするとですね、私は地球に激突したということになるのです。>

 

<衝撃のエネルギーは速さと重さで算出できるので、滅茶苦茶重い地球に激突すると、凄まじいエネルギーが生まれることになります。>

 

<クソ雑に計算すると、その威力およそ60穣ジュール!だいたい広島核爆弾1京個分くらい?>

 

<まあ、正面衝突じゃなくて、表面にカスッて程度の激突なので、そこまで威力が出るわけではないのですが・・・>

 

 

 

 

 

まるで核爆弾が炸裂したような轟音。

 

ほもじやないへ目掛けて収縮していた粘液の全てが、この一瞬で吹き飛ばされた。

 

凄まじい暴風が吹き荒れる。Bオーラを球状にして自身の体を守っていたゆかりは、その風に掠われ、大きく大きく吹き飛ばされた。

 

生まれたのは、クレーター。

 

まるで核爆弾が爆発したように、ほもじやないを中心とした大きな空洞が形成されていた。

 

 

 

 

<まあ、かなり威力が減退しても、こんな感じの凄まじい破壊力がでるわけですね!>

 

<で、激突した際に生まれたエネルギーを良い感じに受け流して収斂して、刀にのせて振るうことで、こういう感じになります。>

 

<ぶっちゃけ、現実より物理法則等がかなり緩いVR世界だからこそ、ここまで上手く成功した感じですね。現実でこれを実現させるには、もう少し修行が必要そうです。>

 

<それに99.999999%くらいは技を成功させたんですけど、ほんの少しだけ最後の抜きが失敗したせいで、流しきれなかった少しのエネルギーで、右腕の一部の骨が粉砕骨折して、なんか色々と血だらけでぐちゃぐちゃになっていますね。めっちゃ痛い(白目)。>

 

 

 

 

少しだけ涙目になったほもじやないは、血だらけになった右腕をぶんぶんと動かした。

 

<骨が立たないなら、筋肉で動かせばいいじゃない!(狂気)>

 

そして、彼女は再び例の奥義を使った。

 

轟音。凄まじいエネルギーが今度は大地に炸裂する。

 

彼女の体は音すら超えた速度で、彼女が計算で導き出した《満たす者》のコアがあるであろう場所へ射出される。

 

しかし、壮絶なまでの空気抵抗が、彼女の体に大きくのしかかる。

 

空気抵抗。それは速く動けば動くほど、肉体に凄まじい負荷となってのしかかる。さらには音速を超えた異常な速度は、衝撃波をも発生させ、空気中の摩擦熱なども考慮すれば、この速度で移動した彼女を死に至らしめることすらもあるだろう。

 

だから。

 

彼女は。

 

 

<ハッ…ハッ…アッー!アーツィ!アーツ!アーツェ!アツゥイ! ヒュゥー、アッツ!アツウィー、アツーウィ!アツー、アツーェ! すいませへぇぇ~ん!アッアッアッ、アツェ!アツェ!アッー、熱いっす!熱いっす!ーアッ! 熱いっす!熱いっす!アツェ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アツイ!アー・・・アツイ!>

 

 

・・・・・・。

 

彼女は空気に触れ、優しく、優しくそれを受け流した。

 

螺旋を描くように、彼女の後方へ空気が凄まじい速度で流れていく。

 

この瞬間、空気は彼女を阻む壁ではなくなった。

 

自身に絡みつく空気の圧力をなくしたことで、急激に速度が上がった飛翔。もはや放っておけばどこまでも飛んでいきそうな己の肉体を、回転することによって方向を制御し、予定の地点に彼女は落下する。

 

再び、轟音。

 

着地の衝撃さえ、地面に受け流すことによって彼女は無傷で大地に立っていた。

 

むしろ、受け流された衝撃によって周囲の粘液がはじき飛ばされ、巧妙に隠れていた《満たす者》のコアを露出させた。

 

「み つ け た」

 

ほもじやないから幾分か離れた場所にいた《満たす者》は、咄嗟にその場から逃げようとした。

 

 

 

――斬ッッ!!

 

 

 

しかし、《満たす者》のコアはほもじやないが放った斬撃により、その周囲の粘液と瞬時に切り離され、逃げる手段を封殺された。

 

既に例の奥義を習熟し始めたほもじやない。それの応用によって放たれた、凄まじい威力の斬撃で空気を撃ち出し、遠距離攻撃を成すという、つまり彼女はもはや斬撃を飛ばし始めるような・・・そんなファンタジーな存在に足を踏み込み始めていた。

 

びちゃりと、粘液がなくなった大地に一人、《満たす者》のコアは倒れこむ。カタカタと、彼女は今まで感じたことがない壮絶な恐怖に、ただ身を震わせることしかできなかった。

 

「さて、どう調理してあげましょうか・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐへへ・・・さんざん手こずらせやがって・・・。さて、どう調理してあげましょうかね。

 

《満たす者》ですが、こいつ、ただコアを切っただけでは、いずれ余った粘液からコアが再生されます。つまりこいつをぶち殺すには、コアの生成が不可能になるように、一定間隔以上粘液を密集させないようにする。つまりは粘液を良い感じに処理する必要があります。ただし、それには多大な労力がかかります。

 

普通ならこのRTAはもはや詰みといっても過言ではないでしょう。再送して♡ つまりそういうことですね。

 

嫌です。はい。嫌です(だだっ子)

 

なので、少々強引かつ残酷ですが、非人道的な手段をとります。

 

強化ゾンビは知性というか・・・割と自我があります。

 

はい。大ヒントですよ。もう分かったんじゃないですか?

 

ふふ・・・そうです。つまり、肉体的に殺すことができないなら、精神的にぶち殺してしまえばいいじゃないかということです。

 

いやー。こういうのは、本当はあまりやりたくないんですけどね(嬉々)。状況が状況なので、多少はね?致し方ないことですよね。

 

ぶっちゃけ、こっちの殺し方の方が私は得意なんですよね。なんなら、目を合わせただけで相手を精神崩壊させることができるくらい、私はこういうのが得意ですから・・・。

 

おや、どうしたんですか《満たす者》ちゃん。震えちゃって、可愛いね。大丈夫。RTAだから、できるだけ弄ばずに、一瞬で殺してあげますね。

 

はーい。良い子だから、私の目を見てください。

 

早く。

 

ほら。

 

こっちを見て。

 

大丈夫。

 

ねえ。

 

見て?

 

 

 

「ひッ・・・ぁア・・・」

 

「イヤぁ・・・ごめンなさイ・・・」

 

「ごめンなさイ・・・ゆるシテェ・・・」

 

 

 

・・・・・・。

 

・・・・・・。

 

キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!

 

・・・こほん。

 

止めです止め。精神的にぶち殺すのは止めておきましょう。

 

はい。まあ、こんないたいけな子をぶち殺してしまうのは良心が痛むというか・・・?

 

やってしまったら、明日から我慢が辛くなってしまいますからね。

 

というか見てください裁判長!こんな可愛い子が悪いことするわけ無いでしょう!?

 

・・・・・・。

 

・・・ぶっちゃけ、こんな可愛いなら、実質ヒロインじゃね?

 

というわけではい。レギュレーション遵守のために、この子は殺さないことにします。

 

大丈夫大丈夫。もう既に私に対する恐怖をガチガチにすり込んだので、実質無力化したようなものでしょ。

 

「・・・はぁ」

 

いやぁ、それにしても疲れましたね。

 

「殺しませんよ。だから、大人しくしていてください」

 

さーて、帰りますか。ゆかりんは・・・って結構近くにいるじゃないですか。さてはあなた、今のを見ていましたね。おーい、ゆかりん、別の街に行って食糧調達をしようぜー。

 

って、うぇい?なんか袖を引かれたんですけど。

 

「ァっ・・・」

 

は?ゾンビのくせに可愛いんだが。殺す気かよ。というかぼきぼきに折れた右腕を掴まないでください。めっちゃ痛いんですが。殺す気かよ。殺すぞ。

 

「いっショ・・・だメ・・・?」

 

・・・・・・。

 

・・・・・・。

 

オッケー!!(力強い肯定)

 

今回はここまでです。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの凄まじい一撃によって、私は大きく大きく吹き飛ばされた。

 

それはきっと偶然だったのだろう。吹き飛ばされた近くに、《満たす者》がいた。

 

だから、それを見ることができた。

 

 

 

「さて、どう調理してあげましょうか・・・」

 

 

 

ああ、いつもの、アレだ。やないが抱えるおぞましい一面。化生、いやそれよりももっとおぞましい、闇に潜むナニカ。

 

遠くから見るだけでも、嫌な汗が止まらない。全身に耐えがたい悪寒がはしり、心臓がバクバクと音を鳴らす。

 

怖い。怖い。怖いよ、やない。

 

私に光をみせてくれたあなたを。救いの手を差し伸べてくれたその優しさを、信じたかった。

 

でも、分からないのだ。あなたは一体何者なのだろうか。どちらが、本当のやないなのだろうか。

 

 

 

「ひッ・・・ぁア・・・」

 

「イヤぁ・・・ごめンなさイ・・・」

 

「ごめンなさイ・・・ゆるシテェ・・・」

 

 

 

驚いた。強化Bウイルスに対する彼女の適性率では、話すことは限りなく望みが薄かったはずだ。

 

「え・・・」

 

思わず、口から声が漏れ出た。

 

被験体:さとうささら コード《満たす者》。彼女の命乞いを受けて、やないは・・・。ほもじやないは。

 

 

「殺しませんよ。だから、大人しくしていてください」

 

 

なぜ。どうして・・・?そう、彼女は確かに、あのおぞましいままで・・・。

 

ため息をついた。まるでしょうがないなぁとでも言うような表情で・・・あれほどの殺意を放っていたのに・・・どこか優しげな顔で・・・。

 

 

 

『笑うと、とても綺麗で・・・温かいですよ』

 

 

 

あの女、セイカが言っていたことを思い出した。

 

ガリ・・・ガリ・・・

 

「うぅ・・・ぐっ・・・」

 

ガリ・・・ガリ・・・

 

頭をかきむしる。自分がみっともないことをしているのは分かっていた。でも、それでも、そうでもしなければやっていられなかった。

 

「あぁ・・・ああぁ・・・!」

 

悔しくて。悲しくて。苦しくて。腹立たしかった。

 

 

私はまた、自分を嫌いになった。

 




ナチュラルに飴と鞭を使い分けるサイコパス。
おや、ゆかりんの様子が・・・。


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