【RTA】VRゾンビサバイバー真エンド【解説】 (ササキ=サン)
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1話

短編です(予防線)

RTAの面白さに目覚めたので、初登校です。がっこうでくらすのはいいぞぉ~。


とことんプレイヤースキルが試されるVRゲームのRTA、はっじまーるよー!

 

今回攻略していくゲームはこちら。VRゾンビサバイバー。

 

縛り内容は主に三つ。バグ禁止、主人公特性の厳選の禁止、攻略可能ヒロイン全員生存です。こんなもの、縛りのうちにも入らないね。

 

レギュレーションですが、今回は真エンド、ハッピーエンドを目指します。つまりは、鍵となる隠しボスを討伐した上で、裏ボスを撃破してクリアを狙うわけですね。恋愛ルートは狙いません。ヒロインの攻略ルートに入ると、戦闘やイベントが増えるので、タイムロスになります。一応安定攻略のためには何人かのヒロインの好感度を高めて、イベントを起こした方がいいものもありますが、繰り返した試走により高まったプレイヤースキルでごり押しできる範疇なので、大丈夫だ、問題ない。

 

では早速キャラメイクです。まずは性別を女性にします。男性の方が戦闘面では有利ですが、うっかり恋愛ルートに入る可能性があったり、後に説明する主人公特性的な一面で、男性だとかなり不利な一面があったりするので、RTAの合理性を考えると女性一択なわけですね。

 

別に女の子アバターでやることに特殊な願望があるわけじゃありませんよ。ええ。はい。合理的な理由があってのことですから。

 

アバター設定ですが、こちらに事前に用意したモデルを使います。はい。とても美少女ですね。おおよそ100時間くらいかけてこのアバターを作成しました。どうだ、美しいだろォ!?失礼、取り乱しました。ひとまず、魂をこめて作成したアバターです。

 

名前は、伝統に則って ほも・・・・・・。(姓)ほもじ (名)やない にします。女の子やぞ!!(ジャガーマン)。レズはホモ、つまり、百合ルートに行く予定がないので、ほもじゃないんです。

 

さて。次はこのゲーム特有のクソ長心理テストくんのお時間です。アバター決定の次に、だいたい100問ほどの質問に対して、

 

1.あてはまる

2.おそらくあてはまる

3.分からない

4.おそらくあてはまらない

5.あてはまらない

 

の五択で答えて、その結果で主人公の初期ステータス、三つの主人公特性が決まります。

 

この質問に私自身、馬鹿正直に答えていくと・・・・・・

 

<主人公特性>

・サイコパス

・変態

・ヤンデレ

 

になります。えっ、なにそれは……(ドン引き)。これは・・・うん、多分制作者が作ったネタパークでしょう。私自身がこういった人格をしているというわけではないですからね。はい。

 

さて、ここで特性について解説していくと、まずはサイコパスについて。これはソロプレイなどをする際には、かなり強力な特性です。まず、正気度がほとんど下がらないので、プレイヤーの発狂の心配をする必要がなくなります。発狂はステータスが下がったり、視覚聴覚が異常を起こしたりするので、RTAのようなミスが許されない状況ではリスクを避けるためにも正気度管理が重要なわけですが――サイコパスなら独自の短縮チャートをがんがん進める訳ですね。

 

ただしサイコパスには大きな弱点があります。それは、他のキャラからの好感度が非常に上がりづらいということです。また、コミュ力の伸びも非常に悪く、特性とコミュ力などのステータスから会話の選択肢が決まる本ゲームの仕様では、VR特有のアドリブトークで好感度を稼ぐことができないのです。

 

また初期好感度もかなり低くなるので、攻略ルートどころかヒロインによってはゲーム進行に影響が出るレベルで嫌われることがあります。特に男主人公でサイコパスの場合、女性とは比にならないレベルでヒロインに警戒されるので、女性主人公である必要があったんですね。

 

次に変態ですが、これは主に会話の選択肢に爆弾が含まれる確率が増します。え?どういうことかって?これから説明しなくても分からせられることになるので、説明は省きます(手抜き浩二)。良い点は、若干敏捷が上がります。しかし他の特性に比べると上昇量はうんちも良いところなので、強い特性が欲しかったら素直にキャラを作り直しましょう。

 

ヤンデレの特性は、主に攻略ヒロインとの絆が深まるごとにステータスが上昇し、ヒロインのピンチなどに応じてまたステータスが上昇する感じです。あ。あと会話選択肢に不穏なものが混ざりますが、それが増えるのはヒロインの好感度が上昇してきてからなので、それで好感度が下がるようなことはあまりありません。唯一の弱点は、複数ヒロイン攻略が滅茶苦茶難しくなる――つまり、本妻決定後の他ヒロインの会話の選択肢に好感度を上げられるようなものが激減する、及び浮気行為を一切できなくなるといった点ですが、まあ素直に一穴主義を貫けば、後半は神特性になりますね。ただ、他のヒロインの好感度を上げつつ本妻が決まると、嫉妬した他ヒロインによってたまに修羅場になるので注意しましょう。

 

特性の解説はこんなものですね。改めて見返してみると、足を引っ張っている特性ばっかじゃないか。ついでに初期ステータスは身体能力低めの知能系統高めの後方支援型ステータスですね。魅力はかなり高いですが、コミュ力は・・・・・・ナオキです。

 

こんなんでRTAできるのかよ・・・と思いつつも、設定が終わったので、はい、よーいスタート(棒読み)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オープニングをカットして、始まりました。制作したキャラごとにスタート位置が違うのですが、この主人公は学校の図書室スタートです。

 

ふと気づいた騒がしさに窓の外を見てみると、なんとそこにはたくさんのゾンビが・・・!?

 

さて、まずは開幕ダッシュです。最初にやるべきことは、学校の封鎖です。校門を閉じ、時間経過と共に増えていくゾンビさんの増援を止めましょう。最初から校門を閉じることで、後に殲滅するべきゾンビの量がガクッと減ります。

 

ダッシュは最初に、途中からは徒歩で、校門近くに来たら再びダッシュします。初期ステがもやし状態なので、常に走り続けられるスタミナがないのです。

 

さて、校門に近づくにつれてどんどんゾンビが増えていますね。まあ、序盤のゾンビは走ったりはしないので、もやしでもゾンビをすいすい避けて校門までたどり着くことができます。序盤のゾンビ回避のコツは、とにかく正面に立たないこと。序盤のゾンビの反射神経はクソザコナメクジ淫夢くんなので、正面に立たなければ方向転換まで、かなりのもたつきがあります。あと、力を込める反射も遅いので、横から軽く押すだけゾンビは簡単に倒れます。こういった特性を応用すれば、ほら、簡単にできましたぁ~。

 

校門近くにきたら守衛さんの死体を素早く漁って、校門の操作リモコンを手に入れましょう。電力が行き届いている序盤なら、これをポチッと押すだけで校門を封鎖できます。

 

さて、再びゾンビの群れをスルスルとスルーして(激ウマギャグ)、次は家庭科室に向かいます。家庭科室は一階にあるので窓を破ってダイナミックエントリー、散らばったガラスの破片を踏まないように気を付けつつ、今回RTAのメイン武器、包丁を何本か拝借します。

 

筋力が十分なら、バーベルの棒などの武器がおすすめですが、クソザコ筋力の女性主人公だと打撃系武器ではゾンビに致命的な致命傷を与えることはできません。なので、この包丁で首を切るわけです。

 

といっても、普通に包丁でゾンビの首を切っても、初心者は中々上手に切れないと思います。包丁は基本的に耐久力が低く、乱暴な扱いをするとすぐに壊れるので。だからこそ、包丁を使うときはスパッと首を切りましょう(????)。

 

深く切る必要はありません。ただ、スピードを乗せて、神経が通っている後ろの部分をすぱっと切りましょう。そうすると、生きてはいますがゾンビは行動できなくなるので、迅速に無力化することができます。倒れて動かなくなったゾンビは、あとで耐久力の高いブーツなどを履いて、思いっきり踏みつけて頭を潰しましょう。筋力低めの女性プレイヤーには非常におすすめです。

 

さて、家庭科室で包丁を調達したら、まずは再びダッシュで二階の二年生教室まで行きましょう。ここで校内放送がかかり、不審者が侵入しているということと、教師の指示にしたがって避難しろという内容が全校に伝えられます。

 

ここでモブ生徒の動きが出始め、ざわざわしているのですが、この混乱に乗じて素早くヒロイン候補の琴葉 茜ちゃんを拉致します。

 

なぜここで強行に茜ちゃんを拉致する必要があるかというと、彼女には不運スキルが付いており、プレイヤーが関与しないと高確率で死亡している可能性があるわけです(2敗)。なので、ゾンビが本格的に校舎に侵入し始める前に、安全な場所に監禁しておく必要があるんですね。好感度?まあ別に攻略するわけじゃないし、多少はね?

 

混乱している茜ちゃんが、唐突な拉致に抗議の声を挙げましたね。これに対して会話の選択肢が出ます。サイコパス+変態のWパンチで非常に選択肢が不安ですが、ここはお祈りタイムです・・・・・・。

 

①「・・・・・・うるさい、犯すぞ」

②「・・・・・・」(無言で包丁を突きつける)

③「あなたのことが好きだったんだよ、犯すぞ」

 

おっと。リセット案件ですかね。

 

 

 

今回はここで終わります。次回もまた見てね。

 




切りの良いところまではいきたい・・・(願望)


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2話

高評価付けられて感想も送られたら、課題がクッソ忙しくても次話投稿するしかないじゃない!!(マミさん)

それはともかくとして、来年の進路が決まったので初投稿です。


選択肢がクソレズかサイコしかないRTA、はーじまーるよー!

 

はい、では早速ですが、会話の選択肢を選んでいこうと思います。なに?再走しないのかって?こんなですが割とよくある範囲のものなので、再走はしません。場合によってはもっとひどい選択肢で埋め尽くされる時があります。見とけよ見とけよ~。

 

①「・・・・・・うるさい、犯すぞ」←

②「・・・・・・」(無言で包丁を突きつける)

③「あなたのことが好きだったんだよ、犯すぞ」

 

この三つの選択肢ですが、今回選ぶのは②です。理由はなんとなく分かるとは思いますが、①か③の選択肢はどう見てもレズだと思われるからですね。

 

このゲームは謎の作り込みがあるので、女性主人公の場合、会話の選択肢や普段の行動などでレズ疑惑を喰らうことがあります。好感度が高いと百合フラグが立つことにもなりますが、好感度が低い現状では信用値が下がるだけなのであまりよろしいものではありません。一応葵ちゃんやマキマキなどの百合属性ヒロインの場合はそこまで信用値は下がらないのですが、現状は茜ちゃんとの対話なので関係ない話ですね。はい。

 

「ひっ・・・包丁? な、なんで・・・?!」

 

戸惑う茜ちゃんは可愛いなぁ・・・(恍惚)。それはともかく、さっさとこの場から茜ちゃんを引きはがしましょう。もうじき、序盤のボスが・・・――。

 

「うわぁぁぁぁあぁあああ!!!??」

 

モブの悲鳴。これはボスが到来した証拠ですね。幸いなことに、現状が尋常ならざる状況だということに茜ちゃんが気づいてくれたので、誘導がスムーズに済みました。

 

しかもこのおかげで、ほもじちゃんは自分を助けるために強引にことを運んでいるのだと察してくれる余地ができたので、茜ちゃんの好感度の減少はそれなりに抑えられるのではないでしょうか。好感度はマスクデータなので、詳しいところはよく分かりませんが。

 

さて、茜ちゃんを4階生徒指導室に誘導しながら、ここで好感度に関する解説です。このゲームには基本的に好感度、信用値、そして恋愛値があります。好感度と恋愛値の違いはなんとなく分かると思いますが、人間として好きなのが好感度、恋人のような恋愛的好きが恋愛値です。信用値はこの二つの増減に大きくかかわっており、信用値が低いと好感度や恋愛値が中々上昇しません。逆に信用値が高いと、ちょっとしたことですぐに好感度などを稼ぐことができるわけですね。

 

前も言ったように、今回のルートではヒロイン候補と恋人関係になる予定は一切ありません。場合によっては恋人になった方が戦力は向上するので時短になることもありますが、特性のサイコパスや変態のせいでコミュニケーションがあまり上手くいく保証がない上に、そもそも恋愛そのものが乱数やAIの判断に依存することが多いので、安定性にかなり問題があります。

 

恋愛フラグでミスをすると、最悪ヒロインが発狂し、そのまま死亡するというケースもあるわけなので、安定性を重視すると恋愛はそもそもやらない方がいいわけですね。

 

解説しているうちに着きました。生徒指導室です。ここの部屋の便利な点は、外側から鍵をかけることができるので、誰かを監禁することに非常に便利だということですね。発狂した仲間などを一時的に隔離したり、ゾンビ化した仲間を治療するまで監禁したりする場所としてかなり有能なので、通常プレイでもここの存在は覚えていて損はないでしょう。

 

ここで茜ちゃんと会話をすることができます。

 

おっと。ここは良いツモをしましたね。

 

「待ってて。必ず、助けるから」

 

うーん、これは幸先の良いスタートを切りました(実況風味)。茜ちゃんのリアクションを見る間もなく、プレイヤーは疾走します。RTAだからね、しょうがないね。

 

さて、ここに茜ちゃんを閉じ込めておいて(鬼畜)、次はゾンビ狩りによる経験値稼ぎの時間です。

 

なぜここでわざわざ経験値稼ぎをするのかというと、一番大きな理由はモブを絶滅させるためですね。序盤のボスを倒さずに一定時間放置すると、一定のキャラクター以外のモブ達を全てゾンビ化してくれます。逆にこのボスゾンビを早期討伐すると、たくさんのモブ達を率いて生存を目指すルートに入れますが、そちらはRTA上色々と面倒なルートなので、今回はボスの討伐を少し待つ必要があるんですね。

 

さて、時間短縮のため4階から飛び降ります。初期のクソザコステータスだと最悪死ぬほどのダメージを受けますが、落下中、タイミングを合わせて――

 

壁を蹴ります。

 

この壁キックにより僅かに落下のベクトルがずれるので、落下ダメージが少々減少します。そしてそのまま素早く受け身を取ります。5点着地ですね。これにより、結構ダメージを受けるけど、打撲や捻挫などの行動に支障が出るような怪我は抑えられます。

 

そのまま一階のゾンビを殲滅していきましょう。この際、ランダムで出現する剣道部の顧問の先生のゾンビを倒せたら、この後のボス戦を楽に突破できるので、積極的に探していきましょう。

 

包丁でズバッ、ズバッと!刈り取っていきます。ここで一つ気を付けたいのは、スタミナですね。スタミナが減るごとにプレイヤーの動きが鈍くなるので、戦闘中でも、所々で歩いたり、深呼吸したりする場所を入れましょう。おっと、スタミナが危険な水準まで減りましたね。少しウォーキングタイムです。すーいすーい。

 

ごらんのように、ゾンビの動きの特徴などを掴むと、十数体のゾンビに囲まれても徒歩でゆっくり歩いて回避できるようになります。ただしこの動きを信用値が低いヒロインの前でやるとやばいやつ扱いされますので、やる場所には気を付けましょう。

 

基本的にこのゲームは戦闘中の行動なども、ヒロインの好感度や信用値を上下させるので、あんまりきもいムーブで戦闘をするとドン引きされます。あと、みんなが頑張っている戦闘でサボったり、逃げたりしていても好感度や信頼値が下がるので、気を付けましょうね。

 

さーて、最初から校門を閉じたわりには、結構ゾンビがいますね。(経験値が)うん、おいしい!

 

おっと、レベルが上がりましたね。このゲームにはレベルがあり、ゾンビを倒したり、生産活動をしたり、誰かとお話しをしていても経験値がもらえて、それらが溜まるとレベルアップをします。レベルアップによってステータスが伸びますが、それらは最初の心理テストによって決められるので、育成を操作することは縛りからしてかなり難しいのですが、ここは敏捷と筋力、体力辺りが上がって欲しい・・・。

 

<レベルアップ!! 魅力+1 知力+2>

 

おいコラァ!お前今ゾンビが闊歩している非常事態だって分かってんのか!?うーん、乱数にかなり嫌われているこの状況、頭に来ますよ~。

 

って、こんなところに剣道部顧問兄貴じゃないですか!オッスオッス!やっぱ・・・このゲーム・・・最高やな!(手の平返し)

 

さーて、パパッと首を切って、終わり!ここで死体を漁り、顧問の懐からロッカーの鍵を手に入れましょう。

 

ふむ。やはり美少女に懐をまさぐられているからか、硬くなってんぜ?(死後硬直)

 

無事ロッカーの鍵を手に入れたので、剣道部の部室まで走っていきましょう。そろそろ時間的にモブは絶滅している頃なので、割とちょうどいいですね。

 

部室に着いたら、確か201のロッカーに鍵をぶち込んでですね――。

 

<ガチャ、ガチャ>

 

おっと、間違えました。202でしたね。

 

<ポロッ チャリン>

 

・・・・・・。はい、開きました!なんとこのロッカーの中にはですね、日本刀が入っているんです!

 

おい、教師がそんなもの持ってきていいのか?と思うかもしれませんが、ゲームの世界だから、ま、多少はね?

 

さて、この日本刀を装備して、早速ボス討伐にいきましょう。

 

イクゾー!  デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ!

 

2階に到着しましたが・・・おや、ここにいましたね。早速ボス戦ですが、このボスについての解説です。このボスの名称は誘う者、通称ペロペロダッシュマンです。

 

このボスの特徴は、まず第一に人間をゾンビに感染させることに特化していることですね。日数を経るごとにグロテスクに進化していきますが、序盤の彼はまだ舌がくっそ長いだけの、普通のゾンビのような外見をしています(普通??)。

 

彼の主な行動原理は、くっそ長い舌で人間を攻撃して、ゾンビ化させること。そして人間の頃は陸上部だったという設定もあり、移動はかなり素早いです。人間を積極的にゾンビ化させようとする上に、無駄に移動速度が早いので、放っておくとすごい速度でモブをゾンビ化させていきます。

 

この舌は皮膚に掠っただけでも傷ができて、感染するので、主人公やヒロインの初感染をこのボスに奪われたプレイヤー兄貴達も多いのではないでしょうか。そういった意味で、別名ヤリチンとも呼ばれていますね。

 

ついでにこのゲーム未プレイ兄貴達に向けての解説をすると、このゲームの主人公はゾンビを生み出すBウイルスに対する抗体、Hウイルスを持っています。主人公が感染攻撃を受けると、その時の主人公のレベルに応じて一定時間行動不能になった後、BウイルスをHウイルスが吸収し、ゾンビパワーを取り込み、新たな力を得て覚醒します。つまり、このゲームはホラーサバイバルではなく、サバイバルアクションゲームだったというわけですね。

 

ついでにこのHウイルスはヒロインの好感度によってヒロインにも感染していくので(謎仕様)、ヒロインの好感度が高くなるとゾンビウイルスに感染しても、むしろ戦力が増えることになるわけですね。

 

まあ、サイコパス+変態のせいでヒロインの好感度に関しては全く期待できないので、ボス級の敵には基本主人公一人で対処することになるんですけどね(白目)。

 

普通にプレイしていれば、Hウイルスに感染するキャラクターは2,3人ほどできるのですが・・・まあ、仕方ないね!しっかりレベル上げて身体能力を伸ばしておけば、隠しボスもラスボスも余裕っすよ!

 

さて、ボス戦に戻りますが、まずは周りのゾンビを無視して、窓から校庭に飛び降ります。二階なので普通に受け身を取ればダメージは受けません。こうするとボスも後を追って飛び降りてくるので、周りのモブゾンビの妨害が少ない校庭でボスと戦えるわけですね。

 

さて、まずはボスが舌を伸ばして攻撃してくるわけですが、この舌をぶった切りましょう。

 

コツは・・・特にありません。純粋に反射神経が試されますね。結構早いですが、何かしらのアクション系VRゲームで上位に入れるくらい鍛えていれば、行けます行けます。

 

舌をぶった切ると、相手の行動パターンが変化します。舌での攻撃から、自慢の脚力による突撃が主体になりますね。そして、これが狙いです。

 

筋力クソザコのこの主人公だと、日本刀を持っていてもこのボスを即死させるような一撃を入れることは出来ないのですが、この相手の高速の突進にカウンターを合わせれば、なんと一撃でこのボスを屠ることができるんですね。相対速度って、知ってるぅ~?(煽り)

 

さて、ボスの突進です。対処しましょう。体感、時速100キロ以上出てそうな突進ですが、割と真っ直ぐな上にフェイントなどは初日の段階では使ってこないので、楽勝ですね、これは(0敗)。よし、じゃあブチ込んでやるぜ。

 

邪剣『夜』、逝きましょうね~。

 

工事完了です・・・。特にガバる要素もありませんね。

 

お、レベルが二つ上がりましたね。今度こそ身体能力系のステ上がってくれよな~頼むよ~。

 

<レベルアップ!! 魅力+3>

<レベルアップ!! 魅力+3>

 

ヌゥン!ヘッ!ヘッ!

 

ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛

ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!

ウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ!!!!!

フ ウ゛ウ゛ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ン!!!!

フ ウ゛ゥ゛ゥ゛ゥン!!!!(目力先輩)

 

 

 

・・・・・・。

 

――はい。じゃあ、次は茜ちゃんを迎えに行きます。一階から二階、三階のゾンビは無視していいですが、四階のゾンビは茜ちゃんの護送のため、できるだけぶち殺しながら進んでいきましょう。

 

はーい、着きました。扉の前のゾンビをサクサクと殲滅して、茜ちゃーん、おひさー。

 

「ひっ」

 

Oh・・・(ペニーワイズ)、ドン引きしてますね、クォレハ・・・。まあ、現在返り血でびしょびしょな状況ですからね。割と仕方ない。

 

さて、ここで会話の選択肢!

 

①抱きつく ←

②キスする

③無言で手を握る

 

ふむ。無難ですね(感覚麻痺)。しかし、試走よりも選択肢が全体的に茜ちゃんのこと好き過ぎませんかね?無言でひっぱたくとか、謎のDV女な時が割とあったんですけど、今回は割とサイコが抑え気味なのでしょうか。

 

それはともかくとして、③一択ですね、クォレハ。しかもこの③、コミュ力高めの普通のキャラでもあまり出ない当たりの選択肢ですよ。

 

茜ちゃんのお手々を握って、そのまま護送です。イベントの時間短縮にもなるので、とても便利!好感度?まあ、うん。そうね。下がってはいないといいなぁ・・・。

 

「ちょ、ちょっと!何があったか、少しは説明してくれへんか!?」

 

しょうがねえなぁ(悟空)。ここら辺のトークは説明するかしないかの2択なので、割と安定した会話ができます。ああ~いいっすね~!

 

「ゾンビ、出た」

 

なんだよお前の説明ガバガバじゃねえかよ。コミュ力が低すぎると、会話が色々とね・・・。なんで魅力とか知力とか上がっているのに、コミュ力は低いのだろうか。うん、まあサイコパスなんだからなんですけどね。結局。

 

「っっ・・・」

 

驚いた表情を見せる茜ちゃん。といってもあなた、さっきボス討伐してるときチラチラ見てただろ(因縁)。やっぱ現実を認めたくない心情、あるんですかねぇ。

 

それにしても手をにぎにぎしている現状、拒まれない辺り、これはもしかして茜ちゃんの脈があったりなかったりすんじゃないでしょうか?!(童貞特有の自意識過剰)

 

と、簡単な会話イベントを起こしつつ、やってきました。四階部室棟。ここの屋上には、現在籠城中の葵ちゃんマキマキあかりちゃんの攻略可能ヒロインが三名います。ここに茜ちゃんを押しつけて、次のヒロイン回収に向かいましょう。

 

え?ヒロインたちは放っておいていいのかって?一応ボスは倒したので、多分大丈夫ですね(1敗)。たまに茜ちゃん辺りが不慮の事故で死にますが、そこはお祈りタイムです。そもそも信頼値が足りないから、無理矢理一緒にいようとすると滅茶苦茶警戒されるのであまりおすすめはしません。

 

さて、屋上に着きました。

 

「お姉ちゃん!?」

 

ここで登場、琴葉 葵ちゃん。双子の姉妹、待望の再会です。アオイー!と抱き合う姿は美しく、いつまでも見ていたい気分になりますが、これはRTA。さっさと次の場所に行きましょう。

 

「ちょっと待ってえなっ!」

 

ファッ!?

 

「どこかに行くんか? 一緒にいるのは、ダメなんか?」

 

???????????

 

なんだこのイベント!?

 

「・・・いいの?」

 

会話の選択肢がない??これはレアイベントか・・・!それにしても、この主人公割とまじめにコミュ障過ぎない?いやまあ、そういうところもくっそ可愛いと思いますが。

 

「・・・・・・ん」

 

無言で頷いたぁ!!うせやろ?チャートにこんなのないんですけどぉ!何がいけなかったんですかねぇ・・・・・・あっ、これかぁ!魅力が上がりすぎたから、多分変に好感度を稼いでるのでしょう。

 

ファー。それにしても茜ちゃん、ぐう聖過ぎませんかね?脅迫されて拉致監禁されて、それでも一緒にいようとは。うーん、AIの女心は複雑怪奇。

 

って、ここで選択肢?

 

①抱きつく ←

②キスする

③犯す

 

逃れられぬカルマ・・・。しかしまあ、ここは無難に①ですかね。はーい、選択選択。

 

②キスする ←

 

????????

 

????????

 

「ん、んんぅ!?」

 

あー、これはキスしてますね。茜ちゃん、戸惑っています。

 

・・・・・・。まんざらでもなさそうですが、隣の葵ちゃんがすごい顔をしています。

 

・・・・・・。はい、操作ガバしました。

 

・・・・・・だがしかし、この選択がきっと時短に繋がる巧妙な一手であることを信じて、このRTAを続行します。ええ。オリチャーですよオリチャー。降りちゃ嫌ーです(激ウマギャグ)

 

それはともかくとして、ひとまずこの屋上から立ち去りましょう。さっさと東北姉妹を助けに行かないと高確率で妹の方が乙って、姉妹が終いになる可能性がありますからね(激ウマギャグその2)。

 

「ありがとう。またね、茜」

 

というわけで、主人公はクールに去ります。ふーむ、立ち去ろうとすると、こういう台詞が自動で出てくるんですね。意外とこの主人公、ミステリアスっぽくて格好良くないですか?中の人が私の時点でミステリアスもクソもない?それもそうですね。

 

今回はここまでです。次回もまた見てね。

 




淫夢語録を調べながら執筆する今日この頃。語録を調べるのは意外と面白いですが、時間がかかるのが難点ですかね。

あ、そうだ(唐突)。スマブラ(淫夢)は面白いから、みんなも見るといいゾ。ずばっと、ずばっと、とか書いてるときに、ゴルバット⇒ひで(体重などがわりかし一致しているので)のネタを入れようか迷ったんだゾ(分かる人にしか分からないネタ)


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3話

先駆者様たちも頑張ってたし、俺も(更新)頑張らないと!つまり初投稿です。


初めて会った時は、綺麗な人やなーと思った。

 

綺麗な人に関しては、ゆかりさんやマキさん、ずん子さんなどで見なれているとは思っていたけど、それでもなお、ウチが今まで見た美人さんの中で、トップレベルで綺麗な人だと思った。

 

まあ、その後になんか脅されて、生徒指導室に閉じ込められた時は、この人頭おかしい人なんちゃうか?と思ったけど、去り際に言ってくれた、「待ってて。必ず、助けるから」の言葉は、やけに想いが籠もっているように思えて、格好良く見えた。

 

機械みたいに無表情で無口な人だったからだろうか。初めて聞いたその言葉は、とても強く印象に残った。

 

一人になって、考える時間ができて、窓から校庭にちらほらといるゾンビみたいな人たちを見て、現状を認識したとき、あの人はもしかしてウチを助けてくれるようとしたんじゃないかって考えた。

 

校舎の外で舌が長い化け物と戦っているあの人を見て、少し変な見方かもしれへんけど、あの人は主人公みたいな人だと思った。戦っている姿は遠くから見た感じだとあまりよく分からなかったけど、すごい早さで化け物を倒していたから、たぶんあの人はとても強い人なんやと思う。

 

外からゾンビのような人たちのうめき声が聞こえて、ウチは怖くて息を潜めて隠れた。

 

でも、その声はすぐに止んだ。

 

二度目にその人に会った時は、少し怖かった。全身血だらけで、あの人が怪我をしていないか心配になったけど、あの人の冷たい雰囲気も相まって、まるで殺人鬼みたいな格好になっていたから、もしかしたらウチも殺されるんやないか、怖くなった。

 

でも、握ってくれた手は、暖かかった。

 

あの人がどこかに行こうとした時、気づいたらウチは呼び止めていた。どうしてそんなことをしたのかあまりよく分からないけど、一緒にいて欲しいと思った。

 

 

「ありがとう。またね、茜」

 

 

初めて名前を呼ばれた。初めてキスをした。初めて、こんなに混乱した気持ちになった。

 

色んな初めてでグチャグチャになっているウチに、あの人は微笑んだ。

 

初めて見るあの人の笑顔だった。

 

「あ」

 

あの人がどこかに行ってしまって、ようやく正気を取り戻した頃。

 

ウチは初めての恋を、自覚した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガバとクズ運ばかりのRTA、はーじまーるよー!

 

はい、今回は茜ちゃんにキスをして、学校を出たところからスタートですね。

 

学校は校門が閉まっているので、適当にフェンスをよじ登って外に出ましょう。そしてゾンビを避けながら道路に沿って走って行くと、放置されたパトカーが見つかります。これに乗って目的地まで駆け抜けましょう。パトカーって、法が犯されちゃってるよ・・・と思う兄貴達がいるかもしれませんが、このパトカーに乗っていた警官達は既に、あっ・・・(察し)な状態なので、大丈夫だ、問題ない(法的に大丈夫とは言ってない)。

 

ついでにパトカーで運転していると、ランダムで警察関連の無線連絡が入ってきて、たまに警官救出イベントとかが発生します。色々と細かいイベントを楽しみたい兄貴達は、パトカーに乗って町中をドライビングしてみるのはいかがでしょうか。

 

さて、運転中にこれからどこへ行くかについて解説すると、お察しの兄貴達もいると思いますが、東北邸です。このゲームでも屈指の難易度を誇る東北姉妹救済イベントに突撃しようという訳ですね。

 

このゲーム未プレイ兄貴達に向けに、このイベントについて解説をすると、このゾンビ騒動を起こして・・・というよりは、このゾンビ騒動の火付け役兼監督役のまな板姉貴。つまり隠しボスの結月ゆかりと、東北姉妹の・・・(あれ、次女だっけ?)――、東北ずん子姉貴が、ゆかりんの歪んだ友人観によりゾンビ化させられそうになっているイベントです。

 

このイベントは特に介入しないと、なぜかずんちゃんの妹のきりたんがゾンビ化して、姉の方がアヴェンジャーとなる謎のイベントなのですが(通常プレイだと、このアヴェンジャーずん子がストーリー中盤に仲間になる)、このイベントに介入すると、一般的には鬼畜難易度のステルスミッションに突入することになります。

 

どういうことだよ・・・と初見ニキは困惑するかもしれませんが、一部の最後の方に出るボスを、ゲーム開始直後に相手にしなければいけなくなるのです。

 

具体的に言うと、結月ゆかりが最も信頼する強化ゾンビ<護る者>を相手にしなくてはいけません。ゆかりんはそこら辺をランダムでふらふらしているので、このイベントで顔合わせをすることにはなりませんが、護る者はこのイベント時点ではどう足掻いても倒せません。こいつは堅い、速い、自己再生持ちのやばみ三点セットが揃っているので、スタート3時間以内という時間制限付きのこのイベントでは、ステータス上どう足掻いても倒せないわけですね。

 

なので普通は逃げる、隠れるを駆使してこのボスから逃亡するわけですが、イベント開始時点で重傷のずんちゃんと軽傷のきりたんを率いて、一発でも攻撃を喰らったら死ぬボスから逃げ隠れしなくてはいけないので、難易度は滅茶苦茶高いです。鬱イベをぶっ壊したくて挑んではみたものの、難易度が高過ぎて心が折れた兄貴は多いのではないでしょうか。

 

今からその鬱フラグを華麗にぶち壊すので、見とけよ見とけよ~。

 

さて、ここでイベントに関する解説は一旦止めてですね、町中で車を運転する時の注意点について解説します。

 

まずゾンビを轢くことは、できるだけ避けましょう。スピードが落ちます(現在時速120キロ)。といっても、極力避けろというわけではなく、可能ならやった方が良い程度の話ですがね。急に飛び出てきたゾンビを避けるために事故りそうになるのは、本末転倒ですから。回避が難しいときは、遠慮なく異世界に転生させてあげましょう。

 

しかし、ゾンビを轢くことは多少許容しても、這いずりゾンビや転倒状態のゾンビを潰すことはできるだけ避けましょう。ゾンビの血液に含まれる油分で、結構滑ります。タイヤの状態がかなり悪くなり、ドリフトとかに影響が出るのでタイムが悪くなります。あ、あとゾンビの血だまりでタイヤが滑りまくって発進できないみたいなパターンもあるらしいので、気を付けましょう。

 

さて、RTAで一番気を付けたい運転時の注意を、お話しします。それはずばり、ランダム生成される放置自動車です。初日の時点では、一定のポイントに交通渋滞が起きるので、そのポイントはいくつか把握しておきましょう。そしてそれ以降、町中では放置自動車がランダムに配置されるので、放置自動車にぶつかって事故などがないようにしましょう。

 

おっと(急ブレーキ)。

 

そしてやはり放置自動車で気を付けたいのは、運が悪いとこのように放置自動車で道が塞がれて、車両での通行ができなくなることですかね~(白目)。

 

だいたい東北邸には車で15分くらい(レーサー並の感覚)ですが、現在まだ踏破した道のりは3分の1程度。うん、少し遠回りになりますが、別の道から行きましょう。大丈夫です、東北イベントの期限までには、多分間に合いますから。

 

うん? げっ。

 

まずいですよ!後方から(所々)黒塗りのごっついゾンビが・・・。

 

ガッッ!!!バギャァッ!!(パトカーがひしゃげる音)

 

おいコラァ!降りろ!お前免許持ってんのか!

 

と、いうのは置いておいて、どうしましょうかね。まさかこんなところでランダムエンカウントのフィールドボスに出会うとは・・・。

 

初見さんに説明しますが、このむっきむっきの堅そうなゾンビは、粉砕する者。見た目通り、堅くて突撃の得意なラグビー選手みたいなボスです。現在は初日ですので、あまり装甲は派手になってはいませんが、日数が経過してウイルスの最適化・進化が進むと、めっちゃ大きくメタリックなカチカチのゾンビになります。

 

まあ、あれですね。本来こんな序盤に面倒な敵に絡まれたら、さっさとリセットして再走案件なのですが。幸いなことに、日本刀を拾えていますので。

 

――・・・5秒くらいでぶち殺せば、ロスは誤差の範疇で済みますかね(修羅)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それを観察しようと思ったのは、単純な好奇心だった。凄まじい速度で走るパトカーを見て、面白そうだと感じたのだ。

 

そのパトカーを追いかけていると、放置された車両に道を塞がれたせいで、パトカーは足を止めた。

 

「おや」

 

その停まっていたパトカーに強化種の感染者が突撃した。中に乗っていた人物は俊敏であったようで、感染者によってパトカーがぐしゃぐしゃにされる前に車から脱出していた。

 

・・・・・・思っていたよりも、美しい人物ですね。というより、あの人は確か同じ学校のほもじさん?

 

なぜパトカーに・・・?など、いくつか考え事をしていると、彼女は所持していた日本刀を抜いた。

 

ふむ、いくら現在が非常事態とはいえ、日本刀を持っているのは珍しい。ましてそれが同じ学校の生徒となると、それは尚更のこと。彼女は随分と特殊な経歴を持っていそうだ。

 

『基本的に粉砕する者には、現在のクソザコステータスだと日本刀でもダメージを与えることはできませんが』

 

彼女は感染者に向かい、距離を詰める。まさか、彼女は馬鹿なのだろうか。あの強化種にただの人間が近接武器で敵うわけがない。

 

『粉砕する者には、装甲と装甲の間に継ぎ目があり、そこの防御は装甲に比べれば軟らかく、刃が通ります。そこを集中狙いしましょう。そして斬る際は、相手の勢いを利用しましょう。これをやれば、首の所にあるこの軟らかい場所なら、だいたい7太刀くらい同じ場所を斬れば、首を両断することができます』

 

馬鹿な。

 

『○子!』

 

接近してきた彼女を迎え撃つように、感染者の拳が彼女に迫るが、彼女はそれをこするようなギリギリの距離で回避しつつ、感染者の勢いすら利用して、深く感染者の首を斬りつけた。

 

『○液!ザー○ン!ザー汁!』

 

感染者は反撃を続けるが、それに合わせるように彼女も一度目と全く同じ場所に斬撃を入れる。感染者の攻撃は全て躱されているが、彼女の攻撃は徐々に感染者の首を切り裂きつつある。

 

『○ンタマ汁!赤ちゃん製造ミルク!』

 

その動きは、とても美しかった。私は武術について詳しく知らないが、極まった達人の動きとは、まさにこのようなものなのだと実感させられた。

 

『さては』

 

唐突に、彼女の背後から別の通常の感染者が襲いかかった。しかし、彼女はそれすらも把握していたようで、ひらりと掴みかかった腕を躱し、むしろ彼女が感染者の頭を押し、感染者を地面に叩きつける。

 

「!!?」

 

強化種の感染者は唐突に地面に叩きつけられた感染者に気づかずに、その頭を踏み抜いた。そしてずるりと、足を滑らせた。

 

血脂。人間の血液は、思った以上に滑る。それにより、勢いよくバランスを崩した感染者の喉元に刃が迫り――

 

 

 

『ちんぽこシコってたなァァァァァァァァ!!!!(アーサー)』

 

 

 

感染者の首を、両断した。最後の一撃は、相手の倒れる勢い、そして相手の体重そのものを活用した、素晴らしい技術を凝縮したような一撃であった。

 

「・・・・・・ふ、ふふ」

 

思わず、変な笑いがこぼれる。驚くべきは、その技の冴え。彼女の動きは、一般人女性と同じ程度の速さと、筋力しか使っていない。

 

「こんな面白い人だったんですね、ほもじさん」

 

以前から変人としてはそれなりに有名であった彼女だが、このような一面を持っているとは。

 

彼女は放置された車を漁り始めた。

 

? 何をやっているのだろうか。彼女には興味が湧いてきた。彼女が何か意味を持ってそれを行っているなら、知りたい。彼女のことを、知りたい。彼女は面白い。実に面白い。

 

「・・・・・・?!」

 

目が、あった。どうして、ここはかなり離れた場所。人間の視力では私のことを認識するのも難しいはずですが・・・。

 

「ん?」

 

彼女は何かを話している。唇の動きを読んでみると。

 

く・る・ま・の・か・ぎ・し・ら・な・い?

 

「・・・・・・」

 

そういえば感染者によって、彼女が乗っていたパトカーはぺしゃんこにされていましたね。

 

「ふふ、ふふ」

 

変人として、有名であった彼女。なるほど。納得です。彼女は、本当に変な人だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所要時間わずか5秒足らずで、最高級に面倒くさいボスゾンビを撃破だァ!いいゾ~これ(イケボ)。

 

・・・さて、パトカーが壊されてしまったので、放置自動車数台を少し見てみましょう。

 

鍵穴!!この車を動かすには、エンジンキーがいるのか!!(迫真)

 

10%くらいの確率で、放置自動車でも鍵がついていてそのまま動かせるのですが・・・ダメみたいですね(いつものクズ運)。

 

ゆかりーん!この車の鍵どこにあるか知らない!!?

 

え?どうして唐突に床りんを呼び始めるのかって?ホラ、見ろよ見ろよ(画像拡大)。ビルの屋上からゆかりんがこっちチラチラ見てるでしょう。まあ、実際のところ見られる気配を感じただけで、ゆかりんの姿は編集中に画像をズームして初めて視認しました。視力系スキルないからね、しょうがないね。

 

気配ってなんだよだって?深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているという名言があるでしょう?つまりそういうことです。見られるから見る。当たり前だよなぁ(謎理論)。つまり、ほもじちゃんは深淵なんですね(適当)。

 

さて、茶番はどうでもいいとして、ひとまずどうしましょうかね。

 

車がないと普通に東北イベントに間に合わないのですが。うーん・・・。

 

さて、今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 

次回もまた見てね。

 

 

 

 

 

次回予告

お願い、諦めないでほもじ!あんたが今ここで諦めたら、視聴者とのきりたん生存ルートを見せるという約束はどうなっちゃうの? 時間はまだ残ってる。ここを耐えれば、多分ガバなくこのRTAを完走できるんだから!(ガバがないとは言っていない)

 

次回、「ほもじ、再走す!」デュエルスタンバイ!

 




Q:がっこうぐらしRTA流行ってるけど、なんでオリジナルにしたの?
A:がっこうぐらしはアニメしか見てないので、原作をよく知らないですし、アニメの記憶も朧気なので、二次創作するにはちょっと・・・。つまりそこら辺自由なオリジナルにしたというわけですね。

アーサーでオナろうメッチャ好き。クサイヤ人も好き。ちんぽこシコってたなァァァァァァァァ!!!!ネタがよく分からない人は、アーサーでオナろうで検索しようね。


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4話

お気に入りが500超えました。ありがとうございます。はぇ~やっぱみんなRTA好きなんすねぇ。書いた小説の中で一番高評価を受けていますし、やっぱブームに乗るの・・・最高やな!

というわけで初投稿です。


夕暮れ。ようやく家の防衛体制を整えて、一息つく時間を手に入れた。そんな中で、きりたんは安心したように、口を開いた。

 

「なんだか静かですね。家の中にはゾンビもいないですし、町の中とはえらい違いです」

 

その様子は、どこか嬉しそうでした。

 

「上機嫌ですね」

 

「そりゃそうですよ、ずん姉様!この騒動はあくまで地域的なものというのが分かりましたし、ウナちゃんも頑張ってたし、私も頑張らないと!」

 

元気そうなきりたんの様子を見て、私はほっとした気持ちになった。この騒動が始まって、私もきりたんも、人の姿をしたものを何人も殺してしまった。幸い、親しい人のゾンビを見ることはなかったが、それでもやはり心情的に辛いものが多くある。このようにきりたんがまだ笑えることが、私はとても嬉しかった。

 

「ええ」

 

ああ。きりたんの姿を見て、私たちは日常の中で確かな強さを得ていたのだと言うことを実感した。これなら、きっと大丈夫だ。

 

そうだ、私たちが今まで積み上げてきたものは全部無駄ではなかった。これからも私たちが立ち止まらない限り、道は続いていく。

 

「ん?」

 

そんな、幸せなことを考えていた。

 

 

 

ズンッ

 

 

 

何か、とても重い物体が落下したような音。

 

「え」

 

きりたんの、驚愕したような声が聞こえた。

 

とてもとても、嫌な予感がした。慌てて振り返ると、そこには。

 

――化け物がいた。

 

身長が2メートルをも超えるような長身で、どこか黒光りする筋肉のような、甲殻のような、とても堅牢そうな体表。顔は人間とはほど遠い、真っ白な仮面のようなものに縦に二本の線が走っている。

 

なんだ、これは。

 

「きりたん、逃げてッ!」

 

それでも、この化け物が友好的なものではないということは雰囲気ですぐに感じ取った。きりたんに警告しつつ、私は持っていた弓を構えて――

 

「がッ・・・あ、ェ???」

 

轟音がして、何かが砕ける音が木霊した。視界が揺れ、ぶれる。絶大な痛み、私は気づけば倒れていた。

 

何で?まずい、私が、戦わないと。

 

「ぐ・・・うっ・・・ゴホッ」

 

弓を探すが、喉の奥から何かが溢れてきて、むせる。

 

赤い。これは・・・血?

 

ああ、私は怪我をしているのだ。

 

「ずん姉様!!?」

 

化け物が私を見ている。これは、ダメだ。

 

「きりたん、逃げ、て・・・」

 

弓は、ばらばらに砕けて転がっていた。一瞬、おそらく知覚する間もなく、私はこの化け物に攻撃されたのだ。

 

「や、やめろ!ずん姉様に近寄るな!」

 

きりたんが包丁を持って化け物に飛びかかる。ダメだ、きりたん・・・。

 

「う゛っ――」

 

化け物は、軽く腕を払うだけで、きりたんを吹き飛ばした。

 

「きり、たん」

 

化け物は改めて私に向き直ると、何か変なものを取り出した。あれは、注射器・・・?

 

ズン、ズンと、化け物が私に近寄ってくる。

 

化け物が、注射器を私に・・・――

 

「ずん、姉様ァァァ!!」

 

きりたんが、私をかばうように前に飛び込んできた。

 

「あ゛・・・ぐうぅぅううぅぅ!!??!?!??!?!?」

 

きりたんの、絶叫。

 

「きりたん!!?」

 

重い体を動かして、きりたんに近づく。

 

「ずん・・・姉様・・・に、にげ、げげ、げげゲ、ニゲ、ににニニニ・・・・・・」

 

あ。ああ。

 

「・・・・・・ッッ」

 

何かを堪える様子のきりたん。

 

 

 

「ズン、ネエ・・・サマッ、ニゲテェェェエエエ!!!!」

 

 

 

「・・・っ!!」

 

体が、動いた。何か、縛られていたものから解き放たれたように。痛い、苦しい。でも。でも。

 

きりたんの想いが、私を動かしてくれた。

 

「アアァアアァァァァァ!!!!」

 

きりたんの背中から、毒々しい色をした羽のようなものが飛び出る。ぐちゅ、ぐちゅと肉がうごめくような音。ああ、きりたんは、きりたんは・・・。

 

体を動かす。最期の彼女の願いをもとに。この場から少しでも離れようと、足を動かす。

 

家を出て、重い体を引きずり、どこか安息の場所を目指す。

 

周囲にはたくさんのゾンビ。そして、またズンッという例の音が聞こえた。

 

きっと、あれもまた追いかけてきているのだろう。

 

「アアァァアアァッッ・・・」

 

目の前には、ゾンビ。

 

「・・・・・・」

 

グサリと、私は拾ったガラスの破片をゾンビの目玉に突き刺した。細長い破片の鋭さが、一瞬でゾンビの脳を抉り、その生に終止符をうつ。

 

死体を抉り、血をまき散らす。そこに道しるべを作るように。彼らの血と肉を使って、あたかも何者かがここを通ったような道筋を作る。

 

そして私は、それとは別の方向へ足を進める。

 

もう、彼らを殺すことにも、利用することにも、躊躇いや罪悪感はなかった。

 

体は重い、今すぐにでも休憩できる場所を確保しなければ、おそらく大変なことになるだろう。

 

それでも体は動いた。動かす燃料が、無限に湧いてくるようだった。

 

絶対に生きる。きりたんが繋いだこの命で、絶対に私は生き延びてみせる。そして。

 

あの化け物を、絶対に殺してやるのだ―――。

 

 

 

 

 

 

 

『神は言っている。(きりたんは)こ↑こ↓で死ぬ定めではないと』

 

『巻き戻し行きますよー。せーのっ!』

 

『ああ~!巻き戻しの音ォ~!!』キュルキュルキュル

 

 

 

 

 

 

 

 

「ずん姉様!!?」

 

化け物が私を見ている。これは、ダメだ。

 

「きりたん、逃げ、て・・・」

 

弓は、ばらばらに砕けて転がっていた。一瞬、おそらく知覚する間もなく、私はこの化け物に攻撃されたのだ。

 

「や、やめろ!ずん姉様に近寄るな!」

 

きりたんが包丁を持って化け物に飛びかかる。ダメだ、きりたん・・・。

 

「う゛っ――」

 

化け物は、軽く腕を払うだけで、きりたんを吹き飛ばした。

 

「きり、たん」

 

化け物は改めて私に向き直ると、何か変なものを取り出した。あれは、注射器・・・?

 

ズン、ズンと、化け物が私に近寄ってくる。

 

化け物が、注射器を私に・・・――

 

 

 

――パンッ

 

 

 

「・・・??」

 

化け物の頭に、何かが当たった。

 

グシャッッ!遅れて、何か大きなものが落ちてきた。

 

「・・・え?」

 

死体。それは、おそらく目の前にいる化け物と似たような、異形の化け物の死体だった。

 

パラパラと、目の前の化け物に生えていた翼の羽毛が舞い散る。

 

――そして。

 

パキンッと、何か金属が砕けるような音がした。

 

「楽しそうだね」

 

事態は、衝撃の連続であった。彼女は、同じクラスメイトのほもじさん。いつの間にか、彼女はそこに立っていた。

 

夕暮れの赤い日差しを浴びて、彼女の髪が艶やかに黒く輝いていた。それは所々に赤黒い血の色を纏ってなお、色あせない美しさを持っている。

 

その立ち振る舞い。幻想的な美しさを持った、引き込まれるような妖しい雰囲気。彼女はこの場の空気を、ただそこにいるだけで支配していた。

 

「私も混ぜろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう始まってる!

 

クズ運をその場の思いつきでカバーするRTA、はーじまーるよー!

 

さて、最初のオープニングでは、このゲーム初見兄貴な、みなさまのためにぃ~ガンギマリアヴェンジャーずんちゃん誕生秘話を用意しました~(完了形)。

 

せっかちなホモ兄貴たちのために、最初に結果を見せてしまいましたが、どのようにしてあの状況から間に合わせることができたのか。これから見てもらいましょう。それでは、ご覧ください(KBTIT)。

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・」(数秒の沈黙)

 

思いつきました!俺のRTAはまだ、終了してないぜ!

 

まずは、高そうな車のガラスを割ります。すると、車の警報みたいなのがファンファン鳴るわけですね。そうすると、周りのゾンビさんたちがなんだなんだと詰めかけてくるわけです。とりあえずこの後使うことになるシートベルトを切断して拝借しましょう。

 

警察だ!(インパルス板倉) あ、どーも。ゾンビになってもお仕事ご苦労様です。さて、皆様はどうしてこんなことをしているのか疑問に思うかもしれませんが、現在のこれはあるフィールドボスを呼び出すために必要なことなんですね。

 

(ニュータイプ音)

 

そこ!成功です。掴まりました。

 

「!!?!?!?」

 

オッハー!私、ほもじさん!今、空の上でゾンビへのエアライドを楽しんでいるの!

 

さて、現在、なんだこいつ!?と驚愕しているこのフィールドボスは、奪う者。ボスゾンビを2体以上倒すと町に出現するようになる、ランダムで空から襲いかかってくる面倒な飛行系フィールドボスです。

 

基本的にこのボスの耐久力は低く、体重も少ないので防御面もカッスなクソザコですが、このボス一番の特徴はすんごい速度で奇襲して、反撃しようとすると既に逃げているというとても面倒な点ですね。空から急降下攻撃してきて、そのまま飛び去って逃げることが多いため、中盤の物資探索などで町に出たら、気づいたらプレイヤーや仲間がぶち殺されてた、みたいな経験をした兄貴達は多いのではないでしょうか。

 

映像がぶれて現状がよく分かっていない兄貴達に現状の解説をすると、空から奇襲してきた奪う者にしがみついて、現在空を飛んでいます。これで一気に東北邸まで参りましょう。奪う者はかなりの飛行速度で空を飛べるので、車で行くより時短になります。多分。

 

さて、こいつの口にですね、先ほど調達したシートベルトを轡のようにかけて。

 

「ルィヤァァァアアウェルォォォ!!!」

 

おら、右向け右!馬のように手綱(シートベルト)を操作して、東北邸の方向へ強引に方向転換します。当然腕を振り回す、体を揺らす等の抵抗をしてくるので。暴れると痛いぞ~?包丁をぐさぐさ刺して、従順になるまでやるからなオイ!といったように、上下関係を分からせてあげましょうね~。

 

あ、そういえばこの強化ゾンビは、設定だと元々は空に憧れを抱く美少年だったらしいっすよ。つまり、こ↑こ↓、リョナホモ兄貴達の抜き処ですよ!

 

ホラホラホラホラ(鬼畜)。Foo~だいぶ大人しくなってきましたね。意外とボス系のゾンビは知的なので、このような恐怖による支配が有効なわけですね。今度別のボスゾンビにもやってみようかな~。あ、そうだ(唐突)。お前とりあえず、犬の真似しろよ(二度目の唐突)。

 

「ワアァァアアワアアアァァアアンワアアァアアアンン!!!」

 

うるせぇ!お、そろそろ東北邸着きますねぇ!ありがと、君もう還っていいよ(経験値に)。

 

包丁で首をグサッと刺して、グリンッとやればボスゾンビですが、こいつはすぐに死にます。空を飛ぶために色々と軽量化していますからね・・・。驚くほどの紙装甲ですよ、クォレハ。

 

ああ~!高所から落下する音ォ~!四階とか比にならない高度から落下なので、普通に受け身を取っただけでは死んでしまいます。だがしかし。これ見たら、びっくりすると、思うよぉ(俳句)。

 

それでは絶技をご覧ください。まずは日本刀を構えます。そして、ぐるぐる回って遠心力的な何かの力を日本刀の先に集めます。

 

そして地面に激突する瞬間、日本刀で地面を叩きつけます!!そして叩きつけると同時に、日本刀から手をパッと放します。

 

フワッ(謎の浮遊感)。

 

後はしっかりと足を付けて着地して、工事完了です。日本刀は・・・いいやつでしたよ。おそらく今回RTAで一番働いています。日本刀は見事なまでにバラバラに砕け散りました。むしろ破片をしっかり躱さないと、それで重傷を負うレベルで盛大に砕け散っているので、気を付けましょうね。

 

え?そうはならんやろ?なっとるやろがい!

 

?? 本チャートではバグ技を縛っているので、これはバグ技ではありませんよ?現実でもできますし(33勝4病院送り)。

 

さて、とりあえずイベントに無事間に合いました!楽しそうだね~俺も混ぜてくれよ(マジキチスマイル)。

 

ここからは護る者戦です。改めてこの敵について解説しますが、実はこれ、床りんのお父さんです。まあ色々とあって、娘を守護するために覚悟ガンギマリの強化ゾンビになったということですね。

 

この敵を相手にする際、厄介なのはその能力の完成度の高さです。ゲーム中トップクラスに高い防御力と、1位2位を争う俊敏さ。さらには特定の条件を満たさないと殺すことができない、謎の自己再生力なども兼ね備えているので、人型のゾンビとしては最高峰の強さを持ちますね。

 

なのでステータスが全く育っていない現段階では、基本的に逃亡かアイテムを使った攻撃を中心に立ち回る必要があります。

 

実際、先駆者様たちの攻略動画などでは、期限の3時間までにアイテムをたくさん集めたり、事前に罠を設置したりして逃げ切っているのが、この護る者戦ですが。

 

RTAではそんな準備している時間がないんですよね・・・(悲しみ)。そもそもこいつは逃げても結構執拗に追撃してくるので、完全に撒こうとすると結構なタイムロスになります。

 

なので。

 

――別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?(フラグ)

 

では、初心者でも分かる(できるとは言っていない)、対護る者戦術を解説しましょう。

 

まず、中距離の間合いを保ちます。これの範囲はおおよそ5メートルから20メートルほど。このレンジ内だと、護る者は高速移動を使ってきます。はい、ムービーでずんちゃんがワンパンされてた攻撃ですね。バトル漫画によっては、縮地、瞬歩、瞬動、ソルなど様々な呼び方がされている、いわゆる全力で床を蹴って一瞬で距離を詰めてくるあれです。それをやってくるので、華麗に受け流します。

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

睨み合いです。お、予備動作が入りましたね。来ますよ。距離を詰めてくる速度は以前測ってみたところ、秒速300メートルくらい。音速より少し遅い程度ですね。なので受け流しはできるだけ最小限で、なおかつ最速でやりましょう。どんな風に受け流すかは、みなさん各自スロー再生でもして見て学んでください(投げやり)。

 

それじゃあ、俺が直々に空手を教える(見て学べ)。

 

――来ました。せいっ(迫真)。

 

護る者は拳を繰り出してきました、この拳に腕を添えるように動かし、最小の動きで相手の重心を変化させましょう。そうすることによって、自分の速さについていけず護る者の体勢が大きく崩れるので、そこに腕を絡めてベクトルを誘導し、投げます(合気道的な何か)。

 

ここで気を付けたいのは、相手を頭から地面に投げることです。そうすることで、クッソ硬い護る者でも頭部を破壊して行動不能にすることができます。

 

ドゴォォンンンンン!!!!

 

うるさいですね・・・。小ネタとしてもう一つ気を付けたいのは、この爆音と地面の陥没です。まあ、それほどやばいエネルギーの塊のような半端ない攻撃を受け流したから、こんな酷いことになっているんですがね。ビックリして心臓が止まる兄貴もいると思うので、音量注意ですよ(激遅)。

 

とりあえず、成功です。自分のステがクソザコなら、相手自身の攻撃のエネルギーを使って自滅させればいいじゃないという発想。無事頭から地面に投げることができたので、護る者の頭部は・・・グロ画像になってますね。モザイクをかけておきましょう。初日の護る者兄貴の再生能力は割と控えめなので、頭部を潰してしまえば3時間ほどは行動不能にできます。なので、今のうちに東北姉妹を学校に護送しましょうね~。

 

「あ、あの、貴方は誰ですか・・・?」

 

やっはろーきりたん。さて。皆様、お待たせしました。

 

会 話 の 時 間 で す !

 

何とかクズ運を乗り越えたんだから、少しはまともな選択肢をくれよ~頼むよ~。

 

①シュバルゴ!(縛る)

②おねえさんはねぇ、君みたいな可愛いねぇ、子の悶絶顔が大好きなんだよ!

③黙れ

 

(´・ω・`)

 

(´・ω・`)<とりあえず③で

 

「黙れ」

 

対話イベントはここで終了。きりたんの好感度はかなり下がったと思いますが、唯一の救いは秒速で対話イベントが終わるので、すぐさま学校へ行く準備ができることです。ここからは行動、必死に暴言をリカバリーしますよ!

 

ひとまず情報確認をして、東北家の自動車のありかを聞きましょう。場所はあらかじめ知っているので最初に突撃してもいいですが、先ほどの対話イベントもあり、これすらやらないと信用値がひどいことになりますので、ここは信用値の回復に努めましょう。

 

「自動車、どこ?」

 

「え・・・」

 

戸惑うような、脅えるような。そんな様子のきりたんは可愛いなぁ・・・。おじさんはねぇ、君みたいな可愛いねぇ、子のくもった顔が大好きなんだよ!

 

「あく。この人に死んで欲しいの?」

 

「あ・・・・・・」

 

YES!(ファルコン) これはファインプレイじゃないでしょうか!?そういえばずん姉様のことを忘れていたって顔をしていますよ!まあ、気絶していますし放っておいても死にはしないので、本来こんなに急ぐ必要はないんですけどね・・・。

 

「こ、こっちです!あ、あと医薬品もこちらにあります!」

 

とてとてと慌てて動くきりたん。可愛いですね。自分よりも矮小なものを見ていると、相対的に自己の雄大さを確認できて、気分がよくなるというか(マジキチ)。

 

「無理。あれは多分死んでない。すぐ行かないとダメ」

 

ついでに先ほどから轟音を出しすぎたせいで、今や東北邸の門にたくさんのゾンビーズが押し寄せてきていますね。一応まだ車の突撃で何とかなる範疇ですが、これだと車やタイヤの耐久値ががんがん減るので、帰りは安全運転を心がけないといけませんね。

 

さて、それじゃあ重傷なずん姉様を抱きかかえて・・・・。何、筋力は足りているのか?大丈夫だって安心しろよ~。ここに来るまでにボスを二体も狩ったおかげで、レベルは7くらい上がっているんですよ。筋力だって育っていますから――。

 

「・・・・・・」(ぷるぷるぷるぷる)

 

すいませ~ん、(ずん姉様を持ち上げるのに)ま~だ時間かかりそうですかね~?

 

では少し、視聴者のみなさまとレベルアップで上昇したステータスを巻き戻して確認してみましょうか。

 

 

<レベルアップ!! 知力+1 魅力+2>

 

<レベルアップ!! 敏捷+1 魅力+2>

 

<レベルアップ!! 魅力+3>

 

<レベルアップ!! 体力+1 魅力+2>

 

<レベルアップ!! 魅力+3>

 

<レベルアップ!! 魅力+3>

 

<レベルアップ!! 魅力+3>

 

 

ず、ずん姉様は攻略可能ヒロインの中で、二番目に重いキャラだから、ま、多少はね(震え声)。

 

・・・・・・。

 

やりました……。やったんですよ! 必死に! その結果がこれなんですよ! レベリングをして、誘う者を倒して、フィールドボスも倒して、今はこうしてずん姉様を持ち上げようと足掻いている! これ以上なにをどうしろって言うんです! どうやってこのクズ運と戦えって言うんですか!

 

 

 

「東北妹」

 

「え、はい。あの、どうしたんですか?」

 

「助けて」

 

「え゛」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちを助けてくれた不思議なお姉さんと、ずん姉様に肩を貸して緊急の脱出用に用意していた車へ急ぐ。

 

私は、お姉さんをじっと見ていました。

 

お姉さんがずん姉様を抱きかかえることが出来なかった時、だからあれほどずんだ餅を食べ過ぎるなと言ったのに・・・とずん姉様の贅肉について思いを巡らせましたが、改めてこうしてお姉さんを近くで見てみると、そういった理由で持ち上げられなかったのではないとよく分かります。

 

お姉さんは、思ったよりも虚弱な人でした。腕や足が長いため、スラッとした印象を与えますが、改めて制服の下のその体に目を向けてみると、どれも折れそうなほどに細く、儚げな印象を感じます(胸は、意外とありますね・・・)。

 

浮かべた表情は全くもって微動だにしない鋼鉄の無表情ですが、息はか細く、所々体が震えてフラフラとしているため、とても疲れているような印象を受けます。

 

・・・黙れと言われた時はとても怖い人なのかと思いましたが、この人は多分、とても一生懸命な人なのだと思います。

 

「ありがとう」

 

ずん姉様を車に運んで、いくつかの食糧や医療品を運び込んでいくと、お姉さんにお礼を言われました。

 

「え、あ、はい」

 

思わずびっくりして、挙動不審な返しをしています。これは、変な子だと思われてしまうのではないでしょうか。で、でも、仕方ないと思います。褒められただけで、こんなふわふわした、嬉しい気持ちになるのは、ないはずなのに。

 

「シートベルトはしっかり。東北ずん子、固定して」

 

お姉さんの言葉足らずな要請ですが、何を求めているのかは、少しずつ分かるようになってきました。解説すると、私は後部座席で、ずん姉様の様態を見ているようにというわけです。緊急の処置はお姉さんが手早くやってくれたので、おそらく大丈夫だと思ったのですが。助手席で、二人でしっかり前方確認をする方が大事じゃないですか?

 

と思いつつも、おそらくお姉さんの指示は正しいのだと思います。

 

・・・・・・。

 

お姉さんの隣に座っていたかったのかな。私は。

 

・・・・・・。

 

世界が変わって、私は色々な自身の無力さを実感しました。

 

早く大人になりたい。今は胸に、そんな思いが渦巻いていました。

 

大人になって、ずん姉様を助けられるような人に。大人に。もっと、強くなれたら。

 

私はもっとあなたの力になれますか?お姉さん。

 

 

 




自分からゾンビになりに行く人のRTAの感想欄を見て、ハーメルンに蔓延る愉悦部の闇の深さを実感しました。こわい(小並感)。でもですね、でもですね。ハーレムルートの主人公が自己犠牲で死んだ後のヒロインの悲しみとか・・・想像すると、ふふふ。気持ちいいですよね(マジキチスマイル)。


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5話

先駆者様たちの場面に、愉悦部大興奮な怪しい雲行きが漂い始めたので、それを見習い、初投稿です。

あ、そういえば感想でゲームに閉じ込められてメス堕ち希望ってあって、自分自身もええやん!っと思ったのですが、走者がやばいやつ過ぎて雌堕ちする想像ができませんでした・・・。

この走者は、ゲームの世界に行こうと、ゲームに似た世界に行こうと、

「テーマパークに来たみたいだぜ。テンション上がるな~」

とか言い出して、むしろゲームよりも嬉々として狂人プレイを邁進するので・・・こんなのどうやって雌堕ちさせるんだよ?(素朴な疑問)


――夜。東北邸

 

「父さん」

 

「良かった・・・死んではいないようですね」

 

「・・・・・・」

 

「ほもじ やない」

 

「貴方は一体、何者なんですか・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Foo~実は筋力がきりたん以下なクソザコ主人公がおくるRTA、はーじまーるよー!

 

さて、現在車で町を爆走しています。理由はもちろん、おわかりですね?タイム短縮のためだからです。

 

え、怪我しているずんちゃんとか気にしなくていいのかって?大丈夫だって、車のドリンクホルダーに置いたコップの水をこぼさないような繊細なドリフトを決めれば、全然問題ないぜ(豆腐屋並の感想)。つまり安全運転ですね!

 

さて、華麗なドライビングを見ているのも結構面白いと思いますが、視聴者からいくつかコメントがきているので同時に返信していこうと思います。

 

Q.ほもじ兄貴姉貴はプレイ中まったく表情が変わってないけど、何か特別なMODとか入れてるのか?

 

特に入れてませんよ。無表情は、試走・検証・練習を繰り返しすぎて心が渇いてしまったからじゃないですかね(適当)。一応無表情でいるというのは、キャラクターの信用値や好感度に良くない影響を与えますが、別に攻略する気はないですし、下手に好感度が上がっても友好イベントや日常イベントの発生率が上がってしまい、それらが起こるとタイムロスになるので、無表情でもまったく問題ありません。

 

まあ、ぶっちゃけ感情を表情に表わすのが個人的に苦手っていうのがありますねぇ!なので、イベント中に強制的に笑顔にさせられるシーンとかは、助かりますが好きじゃないです。

 

Q.え。何このプレイは・・・たまげたなぁ。どうやってこんなにつよくなったの?(小学生並みの疑問)

 

試走を繰り返したのもありますが、やはりリアルでもモンクタイプであるからじゃないですかね。まあ、本当につよいやつは強さを口で説明したりはしないからな。口で説明するくらいならおれは牙をむくだろうな。おれパンチングマシンで100とか普通に出すし。

 

Q.そういえばR18版のゾンビサバイバーが最近出ましたが、そっちではRTAはしないんですか?

 

普通にやりましたが(36周)、RTAするとR18要素は全部タイムロスになるので、視聴者兄貴達の期待するシーンはないですよ?あと割と自分は潔癖症の気があるので、あんまり好きじゃないものとえっちなことをするのはちょっと・・・。

 

え?じゃあR18版で何をやっているのかって?田舎少年はスケベなことしか考えていないのか・・・(偏見)。知っていますか?R18はえっちなことだけじゃなくて、グロの方でもオープンかつリアリスティックになっているんですよ(素敵な笑顔)。それに行動と会話の選択肢がかなり自由なので、攻略キャラにもそこら辺のモブにも、さらには敵のゾンビ達にまで、口では言えないようなあんなことやこんなことがたくさん出来ちゃうわけです。

 

まあ、私がR18版でどんな遊びをしているのかはみなさんのご想像にお任せしますが、とりあえずそろそろ学校に着きますよ~。

 

さて、学校ですが、校門が閉じているので、ひとまずリモコンを使って開けましょう。一番最初に取得した物ですね。この際、入り終わったらちゃんと門を閉じましょう。忘れると校庭がゾンビだらけになるので、気を付けましょうね(3敗)。そしてそのまま学校に入ったら、玄関前に車を止め、周囲のゾンビを殲滅します。包丁で、てぃ、やー、とりゃー!はい、ある程度は片付きましたね。

 

それではまず、中のきりたんにここで待っているように伝えます。お前が姉を守るんだぞ、頼んだからな?(1敗)

 

さて、ここからは運ゲーです。できるだけ早く校舎を突っ切って屋上にたどり着き、マキマキなどの筋力の高いキャラにずんちゃんを運搬してもらいます。筋力が足りている場合、プレイヤーが運搬することもできますが、荷物を運びながらゾンビ蔓延る校舎を突破するのはずんちゃんときりたんの安全が保証できないどころか普通にタイムロスになるので、素直に屋上メンバーに助けを要請しましょう。

 

好感度が高いと屋上にいる彼らに自主的にこちらに来てもらうこともできますが、一定確率で彼らは校舎内を突破できない可能性があり、その可能性はずんちゃん達を車に放置して応援を呼ぶ方がマシなほどに結構やば味がするので、今回は放置ルートにしました。ほぼないですが、レベルアップで筋力や敏捷が滅茶苦茶上がっている場合、校舎の壁を素早くクライミングできますが・・・ほもじちゃんの筋力は、多分現状きりたんにも劣ります。無理ですね(諦観)。

 

一応きりたんに簡単なオートマ車の操作方法を教えておくと、一定確率できりたんがゲームで鍛えたドライビングテクニックを披露してくれるので、祈りましょう。ずんちゃんを護れるのは君だけだ!頼んだぞ!

 

では校舎内に、のりこめー^^ わぁい^^ 何?ダッシュがメッチャ遅い?そりゃあまあ、体力カスなほもじちゃんが、お昼頃からのバイオハザードでまともな休みを一度も取らずに夕方の現在まで動き続けているんだから、疲れていて当たり前だよなぁ?

 

現在スタミナゲージの最大値が滅茶苦茶減っていますが、休憩時間はまだまだ先です。一体いつほもじちゃんは休憩を取れるのか。今後の進行の解説と一緒に、お話しします。

 

まずはこの後、ずんちゃん護送作戦終了後、ずんちゃんの本格的な手当をした後に、学校内のゾンビを全て撃滅します。そしたら校外に出て、適当なゾンビに噛まれつつ主人公の覚醒イベントと同時進行で休憩をします。つまりウイルスに適応するためのスリープタイムに、休憩を済ませるというわけですね。

 

想像を絶するチャートのキツキツさにたまげている兄貴達は多いと思いますが、基本的にスタミナを節約した最小の動きでゾンビを倒しつつ、後はKIAIで乗り越えればいけますいけます。え?普通は無理?何だお前根性無しだな(棒読み)。

 

あ、でもこういった事情もありますので、レベリングや安全確保以外の無駄な戦闘は控えましょうね。ほもじちゃんの体力の伸びが悪いのもあるので、普通に走る時はそこまで気にしなくてもいいですが、限界を超えすぎると電池が切れたみたいに急に倒れます。そうなるとほぼ再走案件なので、チャートの詰めすぎはよくないってはっきりわかんだね(36敗)。

 

序盤のゾンビはまだ動きがとろいので、無視してガンガン進みましょう。

 

――少女マラソン中。何の面白みもないので倍速だ!

 

はい、屋上です。

 

「ほもじさん!?」

 

やっほー茜ちゃん!どけ♡今用があるのは筋力が高くて敏捷も高い、肉体労働派のマキマキなんだ。無視するとちょっと悲しそうな顔をする茜ちゃんは可愛いなぁ・・・。

 

「弦巻マキ」

 

若干こちらを警戒しているマキマキのところへズンズン進んで、手を握って引っ張りましょう。口で用件を言うだけでは、少し戸惑う時間が入ってタイムロスになるので、考えさせるよりも早く体を動かしちゃいましょう

 

「東北ずん子が、重傷を負って、車内で待機している。運ぶのを手伝え」

 

!? 場の空気が驚愕に変わります。まあ、屋上にいたので、車で玄関まで来たところは見ていたのでしょうが、中にこの人達の友人の一人であるずんちゃんがいるのは予想外だったのでしょうね。きりたんもいるゾ。

 

情報伝達をすれば、わりかし切り替えの早いマキさんはすぐに乗り気になってくれましたね。葵ちゃんは怪しんでいて、あかりちゃんはまだ驚いている。茜ちゃんは――

 

「ウチも手伝うで!」

 

おおっと?ここですぐに手伝いを申し出るのは好感度が上がっている証拠ですね。だがすまねぇ。茜ちゃんはパッシブで<不運>スキルを持っているし、そんなに戦闘向きなステータスじゃないから、ここで屋上を守っていてくれないか(オブラート)?

 

「無理。役立たず」

 

だがしかし、サイコパスでコミュ力弱者なほもじちゃん!オブラートなんて言葉は彼女の辞書にはなかった・・・!ああ^~好感度が下がる音^~。

 

まさにサイコパスの真骨頂!気遣いという言葉を知らないキチガイ。茜ちゃんの曇った顔はいつまで眺めていたいですが、RTAなのでさっさと行くぞオラァ!

 

マキさんと一緒にランニング。再び車到着まで走っているだけなので、その間にマキマキについての解説をします。マキさんは攻略可能キャラの中で、ずんちゃんに次ぐ二番目の肉体派。胸もステもでけぇなお前(セクハラ)。ずんちゃんがいない序盤では文字通り戦闘のエースです。

 

やはり、ボクシングで体重ごとに階級が分けられているように、体重というのは戦闘においてかなり重要なステータスなので、攻略キャラの中で随一の重量を持つ(トテモシツレイ)マキマキは攻撃力がとても高いです。特にその重量を十分に活かした打撃武器とは相性が良く、攻撃力が高い、おっぱいぷるんぷるんな攻撃は、我々を二重の意味で歓喜させますね。

 

精神面については、意外とさばさばしており、攻略可能ヒロインの中では安定的な方でしょう。特にフォローはいりません。まあ、そもそも精神面で不安があるメンバーは葵ちゃんくらいで、それ以外のキャラクターは変なイベントを踏まなければあまり問題はないですね。

 

ただし、マキマキは一定確率で、唯一の肉親の父親がゾンビ化して襲ってくるというイベントが起こるので、これをやってしまうとかなり正気度が下がります。一応マキマキルートに突入するならそこから色々とやって立ち直らせるのですが、正直RTAだとタイムロスです。感動的だな・・・だが無意味だ・・・(ニッコリ)。

 

なのでここは、お祈りです。正直このイベントが起こると、マキマキはフォローが面倒な厄介な爆弾と化します。つまり、鎖マンですね。しかもゾンビ化した父親をどう処理するかによって、好感度が滅茶苦茶下がるので、本当にもう・・・。じゃけん、弦巻父を見つけたら生存状態だろうがゾンビ状態だろうが、マキマキに見つかる前に抹殺することをおすすめします。

 

さて、解説はとりあえずここまで。車に着きましたね。周りに近寄ってきているゾンビをスパッと処理して、マキマキにずんちゃんを運ばせましょう。

 

ガッとずんちゃんを肩に担ぐマキマキ。あんなに重い物を、ああも安々と・・・(カナリシツレイ)なんてやつだ・・・。

 

ここからはマキマキの移動速度が遅くなるので、立ちふさがるゾンビは全てデストロイです。スタミナを使って多少無理してでも、ここは素早くゾンビを倒しましょう。一応魅力が滅茶苦茶上がっているので、軽く挑発するだけでゾンビのターゲットが素晴らしいくらい引き寄せられます。体力がないことさえ除けば、この吸引力は割と理想的な盾役なのではないでしょうか。

 

やはりスタミナが瀕死状態なので、フラフラしながら倒れそうになる勢いすら利用して回避&スラッシュをやっていきましょう。酔ってないですよ。疲れているだけです。ええ、はい。それにしても、肩で息をしているほもじちゃん、セクシー、エロいっ!無表情でも顔が赤くなっているからね、まるでえっちなことをしているみたいだぁ・・・。

 

しかしきりたん、邪魔にならないような、なおかつゾンビに狙われないような。割と良い位置にポジショニングしていますね。変なフラグ踏むとたまにイキりたんになる彼女ですが、今回はわきまえてくれているようです。イキりたんになったらちょっと分からせなくてはいけないのですが・・・ならないのは少し残念ですね(RTA走者にあるまじき発言)。

 

さて、ついでですが、ゾンビを討伐しながらここの4階の窓の鍵を開けておきます。ここは後で重要になってきますので、この鍵開けを忘れないようにしましょうね。

 

やったぜ!屋上に到着、到着ですよ!これまでのクズ運的に、2体以上ボス討伐及び夜のみにしか登場しない<彷徨う者>辺りが登場するのではないかとも思いましたが、杞憂でしたね!順当に進んでいます。いいゾ~これ。

 

ずん子さん!きりたん!と陽キャの茜ちゃんは大いに再会を喜んでいます。ええ、この光景を見たかった視聴者兄貴達は多いのではないでしょうか。さて、さっさとずんちゃんの手当をしますよ~。どいてどいて。あ、そうだ。血まみれの服を着ていると衛生的に色々とまずいので、上着は脱ぎます(Yシャツ状態)。意外とおっぱい、大きいですね(ストレートドスケベ)。あ、緩んだ胸元からブラチラしてるので、ピンキー姉貴で隠さなきゃ!デデドン!(絶望)

 

さて、車から持ってきておいた医薬品で、ずんちゃんを手当します。<護る者>は割と手加減して攻撃をしていたので、少し内臓を痛めていたり痣ができていたりしますが、安静にしておけば明日には軽い運動ができる程度には回復します。ちょっと服を脱がせますよ~。男の子ならここで色々イベントが起こりますが、女の子だからね、ぐへへ。全く問題がないな、健全だな!

 

ここで注意ですが、このゲームで傷を手当てするには、当然医術スキルが必要です。だがしかし、医術スキルを使ってやっていることを覚えたり、実際にこういったことをリアルで学んでいたりすれば、医術スキルがなくても、高レベルの医術スキルと同じことを行うことができます。私は少々人体の構造などについて趣味で学んでいた時期があるので、こういう医術は得意です。だから医術スキルを取らずに普通に治療できますが、そういった技能がない兄貴達が治療をする時は、必ず医術スキルを取るようにしましょうね。最悪、判定をファンブルするとずんちゃんにとどめをさします。

 

医術スキルは攻略可能キャラだと誰も持っていないので、保健室の先生を救助するか(ぐう聖おばさん)、図書室で本を手に入れて修得する、もしくはさせるか、レベルアップの時に手に入るスキルポイントでゲットするか。必ずパーティーの誰かは医術スキルを使えるようにしておきましょう。できれば複数人いることが望ましいですかね。感染攻撃を喰らったら治療はどうしようもないですが、ノーマルゾンビのひっかくやその他ボスの攻撃など、怪我をするシーンは多々あります。割と必須スキルなので、みんなも通常プレイでは医術スキルをしっかり修得しましょうね(普通の攻略情報)。

 

よし、治療終わり!

 

「う・・・お母さん・・・?」

 

おや、ずんちゃんが目を覚ましましたね。お母さんですか・・・こんなサイコパスをお母さんと間違うとか、お前お母さんに恥ずかしくないのかよ?それよりも、今の状況、屋上メンバー全員が見守っているんですが・・・逃れられぬカルマ(黒歴史)。

 

①無言で頭を撫でる。

②おはようと囁く。

③何を寝ぼけているとビンタする。

 

馬鹿な・・・選択肢さんがデレてる・・・?当たりの選択肢が二つもあるとか、流れがきているんじゃないですかね、これ!!(特大のフラグ) これならこの後の校舎内クリーン作戦も順調に終わりそうですね(満面の笑み)。

 

ではひとまず、ここは尊みが深い①にしますかね。②も悪戯好きっぽくて好きですが、ここはやはり古来からの伝統的に、起床時には美少女が頭を撫でてくれるシチュエーションを・・・最高やな!しかも撫でられている方も美少女だし、ゾンビアポカリプスで安らぎの一時というシチュもあって、尊さが1600倍!(ゆで理論)

 

「ほ、ほもじさん・・・!?」

 

正気を取り戻して、慌てふためくずん子さん。タマリマセンワー!ん?手が勝手に動いて、ずんちゃんの目を隠した?

 

「お母さんだよ・・・?」

 

ずん子は、ひどく赤面した(メロス並感)。ああーーーーーッッ!!!

 

ここーすきっ!

 

ずん

①かなり赤くなってる。

②おめめグルグル。

③恥ずかしさと照れの両方が混在したなんとも言えない表情。

④実はこっしょりほもじの服のすそを掴んでいる。

ほも

⑤いつもは無表情なほもじちゃんがわずかに悪戯っぽい顔をしている。

⑥耳元でこしょこしょ囁いている。

⑦楽しそう

 

分かるマーーーーン!!(デビルマン)

 

ちょ、まじ無理、尊みが深すぎて、やばい(しょうなみかん)。

 

さて(イベント終了後の唐突な切り替え)。イベントが終わったのでさっさと校舎内のゾンビを殲滅に行きましょうか。

 

「ほ、ほもじさん?どこに行くん?」

 

茜ちゃんが唐突に動き出したほもじちゃんに、声をかけました。うん、茜ちゃん、やっぱかなり好感度稼いでいるなぁ。試走じゃそんな心配そうに、いちいち声をかけてくることなんてなかったですし。

 

「トイレ」

 

「あ、そっか」

 

このゲームには、なんと尿意も便意も存在します。戦闘中に急上昇することはないですが、定期的にトイレに行っておかないと、ステータスや動きにデバフがかかります。なんだこの文字通りのクソ仕様は・・・壊れるなぁ。ですが安心してください。チャートにはうんちとおしっこをする箇所、どちらもしっかりと組み込まれています。今のうちに腹の中でグルグルしている汚いものを、ドバーッと出しておきましょう。

 

排便は時間短縮のために、勢いを付けて力みましょうーーブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!

 

 

 

――都合により、番組を変更してお送りしています。

 

 

 

あーさっぱりした。それでは、手を洗って・・・と。あ。先ほどの擬音は編集ですよ?R18版だと色々と見れますが、全年齢版だと排便シーンはキングクリムゾンされますし。

 

では、無事トイレも済ませたので校舎内のゾンビを一掃しましょう。現状ほもじちゃんは誰がどう見ても疲れて切っている様子なので、普通に階段から校舎に行こうとする味方に止められます。なので、屋上からぶら下がって、手を放し、4階の窓組に着地します。ここは先ほど鍵を開けた場所です。おっ、開いてんじゃ~ん!

 

さて、無事校舎に入れてたので、張り切ってゾンビを殲滅していきましょう。

 

今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 




正直、すまんかった。

さて(唐突)。ハーメルンの皆様は、愉悦部が非常に沢山多いようなので、そんな愉悦部の皆様のために~。

『東方異形郷』という手書き動画をおすすめします。内容をざっくり説明すると、ある日幻想郷に異形な容貌をした化け物たちが攻めてくる、パニックホラーのような内容になっています。東方のネームドキャラがガンガン死にますし、すっごい衝撃的な内容です。

色々と章が分かれているので、初めはプロローグ⇒チルノ編を見ることをおすすめします。チルノ編は、愉悦部以外の皆様にもおすすめですかね。まあ、悲劇ではありますが。

そしてこれを見て、異形郷の世界に興味を抱いた方は、各自面白そうな編を見ていったらいいのではないかと思います。各趣旨に合わせたおすすめを紹介すると、

ホラーが好きな方は、
パチュリ―編、フラン編をおすすめします。まるで奇怪な跡のような、信じる者は巣喰われる。ガチのホラーになってますね。

狂気がやばい方は、アリス編ですかね。なんか色々と凄いです。

最強系が見たいなら、幽香編です。画が良くて、ゆうかりんが無双します。

東方を知らない人は、あまり見ても面白くないかもしれませんね。


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6話

アサルトニキの最新話の展開に大興奮して初投稿です。感想返しは明日やるからちょっと待っててくれよな~頼むよ~。

あ。ちょっとボスゾンビの容姿説明です。
誘う者:二足歩行の服を着たリッカー。
粉砕する者:西洋鎧みたいものを着たラグビー選手。
奪う者:リドリー(スマブラとかに出てくるアレ)。
彷徨う者:ラフム


今のところとても順調で、波に乗っているRTA、はーじまーるよー!

 

さて、早速ですが、何の面白みもない雑魚ゾンビの殲滅作業なので、倍速です。

 

ではその間に、どうしてこの学校に防衛拠点を構えるのかについて、解説します。

 

基本的にこのゲームは様々な場所を自由に拠点にできます。故に、拠点選びは利便性と効率性を考えて、慎重に選ぶべきでしょう。その上でどうしてこの学校を拠点にしたのかというと・・・・・・まず一つ目が、意外と都心から離れた場所にあるので、ゾンビや一般生存者が押しかけてきたり、世紀末モヒカンみたいなことをしているDQNが略奪に来たりする確率が低いからです。

 

都心に拠点を置くと、ゾンビものでは定番の、助けてくれー!ゾンビに追われているんだ!みたいな厄介な一般生存モブが押しかけてくるなど、攻略可能キャラ以外のNPCと合流することが非常に多いです。こいつらが男性で、正気度が低いとこれまた定番の可愛い女の子を強姦しようとするイベントが起こることもあるので、本当に・・・もう。まあ、そこら辺のクズどもは面倒ごとを起こす前に不幸な事故に遭ってもらったんですがね。おかげで医術スキルが上がりました(ニッコリ)。

 

まあ、それはともかくとして、他にも人間関係のトラブルや物資を巡ったトラブルなど、タイムロスのトラブル要素がとても多いので、都心に拠点を構えることはあまりおすすめしません。騒音を立てると、すぐにガチ切れしてバリケードを叩き始める心の狭いゾンビーズもほぼ無限に湧いてきますので、色々と行動も制限されますからね。

 

性格が固定されている攻略可能ヒロイン達は、度重なる周回によって彼女たち以上に正気度管理が得意な私ですが、流石にランダムで生成される一般生存NPCの正気度を管理するほどの器用さは、私にはありません。なので、一番最初に校舎のモブ生徒たちは絶滅させましたし、他の生存者と合流しないようなチャート構成をしているわけです。少々本題から外れましたが、こういった生存者と合流する可能性が少ないのが、学校拠点ルートの良いところですね。

 

一応候補としては、他にも都心から離れた場所にある自衛隊基地などが挙がりますが、ここはボスクラスの特殊ゾンビの襲撃が滅茶苦茶激しい場所なので、RTAでは没になります。機関銃や戦車、豊富な銃器と弾薬など、武装はかなり豊かな場所ですが、結構仲間が死にます。死にました(4敗)。サイコパスだと基本、信用値の不足からあまり指示を聞いてくれないので、多量のゾンビとボスゾンビによる同時襲撃などをかまされると、バグなしだと普通にカバーし切れない状態になってしまいます。

 

さて、他にも学校には色々と利点がありますが・・・そろそろ殲滅が終了するので、本格的な解説は救助を要請して、一週間ほど学校でタワーデフェンスゲームをする時期になったら改めてしましょうかね。

 

あ。そういえば先ほどから、どうしてロッカーや掃除用具箱を全て開けていっているのか疑問に思うゲーム未プレイ兄貴達もいると思うのでこの仕様について解説しますが、これらの人が入れるオブジェクトは、別名猫ちゃんボックスとも言われています。その由来はシュレディンガーの猫から来るのですが、これらのオブジェクトの中にはゾンビが入っている可能性と入っていない可能性が存在しており、無防備に近くによって中に入っているゾンビに奇襲されるフラグを踏むか、箱を開けることによって判定がされます。これのせいでゾンビが入っていても気配が全くしないので、割と個人的には事故の原因になりやすいです。

 

だいたいゾンビが入っている確率は1%。茜ちゃんだと3%になります。あまり心配しなくてもいい確率ですが、校舎には結構な数の掃除用具箱やロッカーがあるので、だいたい1~2体くらいは発見できます。ここら辺をしっかり掃除しておかないと、茜ちゃんがイッてしまいますので(2敗)、良い子のみんなは、安全確認はタンスの中までしっかりするようにしようね!お前らもよーく見とけよ。

 

・・・・・・?(一部の掃除用具箱の確認し忘れ)

 

はい!校舎の外にいるゾンビまでしっかりと殲滅し終わりました。ぬわあああああああああああん疲れたもおおおおおおおおおおおおおおおん(瀕死)。感覚的に、割とこれマジでぶっ倒れる寸前ですね。やべぇ。走れねえ。

 

<レベルアップ!! 魅力+1 筋力+1 体力+1>

 

やったぜ!これでまだまだ走れますね(鬼畜)。それにしても、ここまでフラフラになりながら戦うほもじちゃんを見ていると、なんだか興奮しますね!さて、校舎の一掃も終わったので、ホラホラホラホラ(鬼畜)。校舎の外に行って、さっさとゾンビに噛まれるんだよ!

 

あ。念のためメニューから校舎内が安全地帯になっているか確認しておきましょう。拠点の状況がSAFEになっていれば、無事一掃完了です。

 

<拠点状況:DANGER>

 

なんで?

 

・・・・・・。

 

・・・・・・あ。そういえば一部掃除用具箱を開けていなかったですね。

 

えぇ・・・やめてくれよ・・・(絶望)。仕方がないので、戻ります。ロスは2分ちょいくらいですか。うん、まあ、よし(適当)。これくらい誤差だよ誤差!

 

えーと、確かここら辺の・・・――

 

「ほもじさん!」

 

ファッ!?茜ちゃん・・・!?クゥーン・・・(絶望)。

 

ロスがやばばばばばばばばいですね、クォレハ。あ、葵ちゃんもいる。

 

「大丈夫なんか・・・?」

 

心配げに詰め寄ってくるのは有り難いですが、申し訳ないがタイムロスなのでNG。選択肢さん!早めに切り上げることができるなら、ここは無慈悲な平手打ちを茜ちゃんにぶちかましてやってもいい・・・(ひどい)、早く私に行動する権利をおくれ!

 

「大丈夫」

 

・・・これ、特殊イベント!?うせやろ!?

 

「そっかぁ・・・よかった。ウチ、また誰かを助けにどこかに行ってもうたんやないかって、不安になってたんや」

 

たかが君の不安を解消するためだけに、危険な校舎を出歩くことにするとは・・・君ちょっと危機意識ってやつが足りていないんちゃうか?(辛辣)

 

「最初はウチを。次はずん子さんときりたんを。なんかいつもの仲良しメンバーを助けてくれているから、もしかしたら次はゆかりさんを助けにいったのかもって、少し考えて・・・――」

 

ん?んん??待ってくれ。なんか変なフラグ立っていないですかこれ。

 

「あ。いや。強要しているわけやないんやで?ほもじさんは、少し無理をしすぎや。とにかく、もう休もう?」

 

茜ちゃんは可愛いなぁ・・・。でももう少し待ってくれ。ゾンビに一発噛まれてから休むから(狂気)。ここで唐突な解説ですが、ゾンビに噛まれるシーンなどを見られたり、攻略ヒロインをかばってゾンビに噛まれたりすると、後者は好感度がかなり上がりますが、基本的に正気度を激減させることになるので、このチャートではやりません。死ぬ前の猫みたいに、ひっそり噛まれてひっそり覚醒しましょう。視聴者の愉悦部兄貴達は結構期待してそうですが、そんな自己犠牲大好き正義マンみたいなことをやるわけないよwwww。まあ、正気度管理の手間が増える上に、下手するとトラウマのバッドステータスを付加させるので、常識的に考えてそんなことするわけないだろ!いい加減にしろ!

 

「結月ゆかりも、助けて欲しいの?」

 

あのーすいませんー。ま~だ時間かかりそうですかね~?というかやっぱこれ変なフラグ立ってる!?ちょっと待ってくれよ。床りんは後でころころするのが決まっているから、変な約束されても困るんですがほもじさん。

 

「あ。うん・・・できれば、とは思うで。ゆかりさんも大切な友達やから。でも、今は休憩が大事や!ほな、休むでほもじさん!」

 

待って、待って!腕を掴まないで!チャートが、チャートがぁぁぁぁぁ!!!

 

あ、そうだ(唐突)。

 

「琴葉葵。掃除用具箱には近寄らない方が良い」

 

今まで空気の葵さんですが、ちょっと例の開け忘れた掃除用具箱に近づいているので少し警告をしておきましょう。というか葵ちゃん、滅茶苦茶不機嫌ですねぇ。やはり姉の好感度を稼ぎすぎているせいでしょうか。視聴者兄貴達は一部察していると思いますが、彼女は姉のことが大好きな若干重いサイコレズなので、姉の好感度を上げれば上げるほど彼女の好感度は下がります。そもそも、茜ちゃんルートを進む場合、この子がラスボスになるんですよね。だいたい。

 

え、何それは・・・と困惑している初見ニキも多いと思いますが、ええ、はい。彼女、自分から床りんの誘惑に乗って、なんかすんげぇゾンビになって襲いかかってくるんですよ。しかもこの町のバイオハザード終結後、主人公の体内にあるHウイルス研究のために、主人公は謎の研究所に閉じ込められる研究所編が始まりますが、そこの研究所に主人公をぶち殺すためだけにわざわざ乗り込んできますし。

 

こんなやべぇ娘でも、ちゃんと攻略ルートがあるのは本当にすごいと思います。はい。

 

さて、急な解説でしたが、そんな色々とあれな葵ちゃんなので、当然こちらの警告を素直に受け入れてくれるはずもなく・・・。

 

「急に何ですか?たかが掃除用具箱がそんな危険なはずがないですよ――」

 

あ。やっぱりダメみたいですね・・・(諦観)。まあ、1%やし、そんな心配することでも――。

 

バンッ!!

 

「あ」

 

秋頃のある日、葵ちゃんに思わぬことが起こりました。あまりにも不幸な出来事がやってきたのです!なんと、掃除用具箱の中にいたゾンビが葵ちゃんに飛びかかりました!不意打ちです。これでは葵ちゃんに、勝ち目はありません・・・。このままでは、死んでしまいます。

 

はいはい分かってますよ分かってました。これまでのクズ運と幸運的に、そろそろ揺り戻しが来ることは予想できましたから。さっさと包丁をぶん投げて助けてあげましょうね。

 

―――げ。

 

ちょっとここで時間を停止します。その状態で、葵ちゃんの少し後方を見てみましょう。お分かりいただけただろうか。いますね。音も気配もなく忍び寄る、ボスゾンビの<彷徨う者>が。

 

こいつの特徴ですが、この刺々しいフォルム通りに、鋭い手先のトゲみたいな奴で刺したり切ったりしてきます。そして何よりも、エンカウント条件が夜の時間に、一定確率で生存者の近くに、湧きます。はい、湧くのです。唐突に現われます。ゲームの仕様であって、こいつ自身になんか変な特殊能力があるというわけではないのですが、この謎の出現方法により、気配の察知や鳴子の設置などによる警戒網をすり抜けてくるので、割とガチで事故率が高いです(10敗)。こいつのせいで中盤は安心して眠れないんですよね・・・ボスを二体討伐するまで出てこないのは割と救いですが。救いだったのですが(白目)。

 

それにしても、こんな場面でこいつと出会うことになるとは・・・。ちょとsYレならんしょこれは・・・?葵ちゃんへの殺意が太すぎるッピ!

 

困ったことに、こいつは見ての通り、黒光りした虫みたいな甲殻を纏っているので、意外と防御力が高いです。現状の武器(包丁)では少し討伐するのに時間がかかるので、下手すると戦闘中にスタミナ切れで気絶する可能性もあります。

 

ふ、ふふふふ。いよいよ再走までリーチのかかったこの現状ですが・・・。

 

・・・・・・ええ。諦めたらそこで試合終了ですよ!馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前!(天下無双)

 

まずぅ!葵ちゃんをかばって、ゾンビに噛まれます(白目)。ポイントはかばうアクションです。これは若干イベント的演出が入るので、スタミナがなくてもかなり俊敏な動きができます。

 

痛でぇぇっ!そしてこの噛みついているゾンビを盾代わりにして、突撃してきた彷徨う者の攻撃を防ぎます!

 

そして!ゾンビに噛まれたことによるBウイルスのパワーで100万パワー!両手で放つことにより200万!地面を強く蹴り、その反動を拳に乗せることでその倍の400万!3倍のひねりを加えた螺旋の拳で1200万!八極拳の謎の技法によりさらに2400万!浸透剄の技術の応用により防御貫通で4800万!更に殴った瞬間発生する反作用のエネルギーも相手に受け流して9600万パワーの――ッッ!!(スーパーゆで理論)

 

―――崩拳だぁあッッ!!

 

決まったぁアアア!!内部破壊のとてもすごいパンチにより、相手の体はボドボドダ!!ショッギョ・ムッジョ。アンブッシュに対する見事なワザマエ!これって、勲章ですよ・・・?

 

・・・・・・ふぅ。

 

「ほ・・・ほもじさん・・・。あっ・・・あぁ・・・」

 

目の前の、とてもとても正気度が減っていそうな葵ちゃんですがぁ・・・どうしよっかこれ(絶望)。

 

えーっと、ここで解説をしますがぁ~・・・、先ほど噛まれたのは、噛まれてBウイルスに感染した状態になると、筋力と体力がかなり上がるので、その状態なら先ほどの必殺の八極拳で硬いボスでも一撃でぶち殺せるからですね。だから噛まれる必要が、あったんですね(メガトン構文)。

 

・・・・・・この後の展開ですが。・・・考えるのが面倒です。細けぇことはどうでもいいんだよ!俺はもう逃げるぞ!(現実逃避)。

 

アバババババ。体が動かない!?まって、また特殊イベントですか?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちがう、ちがうちがうちがう・・・。ちがうんです。これは、私、そんな気はなくて。ちがう。

 

「・・・・・・ああ・・・」

 

い、いやだったから。いや、いやなきもちで。私、ちがくて。おねえちゃん、わたし。私、ほもじさんは、おねえちゃんを――

 

ペチッ

 

「え・・・」

 

ほもじ、さん?

 

「呆けるな、琴葉葵」

 

私はぶたれたのだろうか。でも、それはあまりにも弱々しくて。

 

「貴方の最も大切なものは、何だ?」

 

その言葉と共に、ほもじさんは血を吐き出した。ああ。ああ。

 

「私の目を見ろ」

 

血だらけの手で、裾を掴まれる。真正面に、ほもじさんの顔が見えた。

 

「貴方は・・・最も大切な、成すべきことをしろ」

 

私の大切なもの。成すべき、こと。私は、私は、お姉ちゃんを・・・。

 

「二兎を追えるほど、この世界は優しくはない。貴方は、貴方の大切なものを――」

 

言葉は続かなかった。血を吐き出し、ほもじさんは膝をつく。

 

「ほもじさん!?」

 

お姉ちゃんが、ほもじさんにすがりつく。

 

「・・・・・・琴葉茜」

 

「・・・・・・貴方は・・・――」

 

何かを逡巡するように、ほもじさんは目を閉じ、言葉を紡いだ。

 

「――貴方は、生きろ。貴方の生は、美しい」

 

そう言うと、ほもじさんはお姉ちゃんを振り払った。

 

「ほもじさん、待って・・・!?」

 

「来るな」

 

吐き出された言葉は、静かながらもよく響き、私たちを縛り上げた。

 

「・・・・・・」

 

虚ろなほもじさんの目が、私たちを見つめる。

 

「・・・・・・ぁ・・・・・・」

 

何かを言いかけて。

 

でも、何も言わずに。

 

彼女は、去って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐえぇぇぇ・・・傷が痛いし・・・タイムロスはやばいし・・・葵ちゃんと茜ちゃんの正気度が心配だし・・・あーもう滅茶苦茶だよ~。

 

だがしかし。この寄り道がいずれ時短になることをお祈りして、RTAを続行します(鉄の意志)。うるせぇ!攻略動画じゃあーりーまーせーん!RTAです!

 

これはRTAだ。誰が何を言おうとRTAなんだ・・・!

 

さて(唐突)。なんでゲームなのにさっきから痛い痛い言っているのか、初見ニキはなんだお前根性なしだな。と思っているかもしれませんが、説明すると、このゲーム、リアル性を追究しすぎて、痛覚などをある程度フィードバックする仕様になっております。

 

しかもですね、よりリアル感のある操作性を実現するために、オプションで感度を上げているので、噛まれた時の痛みとか、気絶一歩手前の疲労感とか、現在進行形で体内で行われているウイルスの大乱闘の細胞を書き換えられていく痛みとか、現実の約80%の痛みで体感しておりますね。

 

このゲーム、色々と素晴らしいのは視聴者兄貴達も分かるとは思うのですが、あまり売れていないのはこういったクソ仕様が原因なのではないかと個人的に考えています。苦しくて、痛くて、苦労した先に得たものにこそ、より達成感が得られるのだ。というのがゲームディレクターのインタビューですが・・・馬鹿じゃねぇの(嘲笑)。痛みなどを乗り越えるような苦労をしてまで、ゲームに達成感を求めているのは少数派だと思うのですが(名推理)。でもまあ、そのおかげで私のようなコアなファンを生んでいるのは確かだと思います(手の平ドリル)。

 

それはともかくとしてですね、もう少し学校から離れたら、さっさとスリープに入りましょう。かといって学校から近過ぎると、最悪ヒロインズに見つかって介錯されます(4敗)。あ。ついでに、サイコパスとか善性が振り切れてるプレイヤーとかだと、ゾンビに噛まれた際に自殺することができます。特にサイコパスだと、割と自殺方法は自由度が高いです。

 

一番最初にこのゲームをノリノリで遊んでいた時とかは、うっかりゾンビに噛まれた時、(こんなクソモブゾンビに噛まれて)おいは恥ずかしか!生きてはおられんごっ!と薩摩ごっこをして、マキマキに介錯してもらったり、高瀬舟ごっこをしてマキマキに介錯してもらったりしたものです。マキマキは筋力が高いから介錯が得意って、それ一番言われてるから。

 

ああ~そろそろお休みポイントに着きますよ~。わーいゴールら~。

 

「無様ですね。ほもじやない」

 

え゛。

 

「そんな貴方に、最後のチャンスです」

 

やっはろーゆかりん。・・・・・・何で???何で????

 

「強化Bウイルス。貴方のために用意しました。これを投与すれば、ある程度自我を残したまま新たな人類として生まれ変わることができます。貴方の適合率が高ければ、元の姿を保ったまま生まれ変わることもできるでしょう」

 

・・・・・・もしかして、茜ちゃんのやつとか、東北家に行く前に見られていたこととかが絡み合って、変なルートに突入してる・・・?

 

「さあ。私と共に来なさい。ほもじやない。私と共に、新たな世界を作り上げましょう」

 

 

ふむ。・・・再走案件ですかね?(冷静)

 

今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 




RTAブームの最中、色々と意見を交流している中で、愉悦部怖いな~とづまりしとこ。とか思っていた私ですが、数年前に書いていた二次創作の小説で、エンディングでメインヒロインの前で思いっきり主人公を自殺させたのが私です()。俺愉悦部に・・・俺愉悦部だった・・・(悟り)。


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7話

今回の話は、おそらくこの小説で一番シリアスになると思います。なので、みなさんはそういった心構えをしっかりした上で、このお話を読んでいただけるとよろしいかと思います。


視聴者のみなさん、おまんこぉ^~(気さくな挨拶)。

 

なんだか謎のルートに突入しつつあるRTA、はーじまーるよー!

 

「さあ。私と共に来なさい。ほもじやない。私と共に、新たな世界を作り上げましょう」

 

なんだこのゆかりんの台詞は・・・さてはお前、大魔王だな(正解)。このゲームを何十周としている私ですが、こんなルートがあることは初めて知りました。RTA中でなければセーブして、この誘いに乗ってみたいのですが・・・一応セーブだけはしておきますか。あ。そういえば初めてRTA中にセーブしましたね。まあ、戦闘中にガバをすることはあまりないので、セーブをする必要がないだけですが。

 

え?ガバはたくさんあっただろうって?(誤差かリカバリーできる範疇か、後に時短に繋がる伏線なので、ガバなんて)ないです。・・・なにも!!!な゛かった・・・!!!(ゾロ兄貴並感)

 

①無視

②受け入れる

③拒否

 

ふむ。この選択肢はまあ、主人公の個性関係なく出てくるやつですね。まあ、これはRTA走者としての解答は、決まっているようなものです。実に簡単!ほ乳瓶(レベル)。

 

①無視

 

「・・・聞いているのですか?・・・っっ、待ちなさい、どこへ行く気ですか・・・ッ!」

 

アイアンマン!(ガン無視)。

 

「待ちなさい!貴方は、そんな終わり方で良いというのですか・・・!」

 

止まるんじゃない、犬のように駆け巡るんだ!

 

「凡人のために使い潰される、そんな、終わり方で・・・ッ!」

 

お前らが止まんねぇ限り、その先に俺は居るぞ(走馬燈)。だからよ―――止まるんじゃねぇぞ(瀕死状態)。

 

 

「そんな、負け犬のような・・・――敗北者として、ここで終わってもいいのですかッッ!!」

 

 

――――。

 

・・・・・・。

 

「ハァ・・・ハァ・・・敗北者・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『先生。どうして周りのみんなは、こんなに簡単な問題も解けないんですか?』

 

――先生は曖昧な笑顔で、困ったように笑いました。

 

――結局、その問いに先生が答えてくれることはありませんでした。

 

『あのゆかりって奴、お高くとまっているというか?なんか見下されてるような感じしない?まじうざいんですけど』

 

――どうして。人のことを貶すばかりで、自身の実力を向上させるようなことしないのか。

 

――ああ。どうしてこんなに人々は、非効率的で不合理なのだろうか。

 

『お。こいつが結月ゆかりってやつかぁ。メッチャ可愛いじゃん。胸はないけど』

 

ぞろぞろと群れをなすクズの集団。

 

『んまあ、穴があればいいか』

 

――どうして、人はこんなにも愚かなのだろうか。

 

『ひっ、あ、がっ、だ、だすけて・・・』

 

――馬鹿で、愚鈍で、ゲス。こんな人類が。どうしてこの星に蔓延るのだろうか。

 

『あのねぇ・・・そういうことをされると、困るよ・・・結月さん』

 

――なぜ、クズから自衛をしただけで、この社会では罪に問われるのだろうか。

 

――学校の評判。問題を顕在化させたくない教育委員会。実にくだらない。

 

――人だけじゃない。それらが織り成すこの社会も、きっと腐っているのだろう。

 

だから、私は試験管を手に取った。

 

Bウイルス。これで、人類を変える。そうすれば、きっと彼らも少しはマシな生命になれるはず。

 

――え・・・。どうしてそんなところまで分かるの・・・?

 

――うわ、ちょっと運動神経すごくね?凄すぎてなんというか・・・ひく、というか・・・。

 

――ひっ、ば、ばけも゛のぉッッ・・・!!

 

そうすれば・・・きっと・・・――。

 

きっと、彼らも。

 

私と、同じように・・・―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ・・・ハァ・・・敗北者・・・?」

 

その目が初めて私を映した時。

 

「・・・・・・ッッ!?」

 

私は、死を覚悟した。

 

まるで巨大な滝の瀑布のような、圧倒的威圧感。殺される。何か、これ以上少しでも彼女の不興を買えば、すぐにでも殺されてしまう。

 

初めての恐怖。天才として、今までは自身に並ぶ立つ者など誰一人存在しないと思っていた。しかし、それは間違いだった。大きな間違いだったのだ。

 

「取り消せ・・・今の言葉・・・」

 

あ、ああ。

 

「と、と・・・」

 

だがなぜだろうか。

 

「取り消すつもりは、断じてありませんよ」

 

怖くても、死が間近に迫っているとしても。なぜか私は高ぶる感情を隠せないでいた。自然と口角が上がり、不敵な笑みを浮かべる。

 

「ここ数時間で何体も強化感染者を打倒するも、結局この事件を根本的に解決することはできず、何も得ず」

 

私を脅かすほどの何かを持つ彼女。それは初めての邂逅だった。ああ。だからなのだろう。こんなにも胸が高鳴るのは。

 

「終いには馬鹿な子を。それらを守るために死ぬ。実に空虚じゃありませんか?」

 

挑発。自分で言っておきながら、実に稚拙だとは思います。さながら、それは素直になれない子が好きな子にいじわるをするような、そんな幼稚な感情。

 

「貴方の人生、空虚ではありませんか?」

 

でも、この感情は悪いものではない。初めての、対等以上になり得る存在への接触。きっとこれは、私なりの彼女へのラブコールなのだと思う。

 

 

 

「・・・・・・」

 

 

 

ああ。どうか。良い返事を聞かせてくれないでしょうか。我が同胞(ほもじやない)

 

 

 

「・・・・・・――くだらない」

 

 

 

無表情で吐き出されたその言葉は、高揚していた私の気分に冷や水を浴びせた。

 

「そんな見え見えの挑発に乗ると思っていたのか」

 

「馬鹿らしい・・・」

 

―――ああ。ああ。

 

「――良いだろう、乗ってやる」

 

え。

 

「この傷は・・・私の誇りだ。善き人の善き営みを守れた、その証。例えここで果てるとしても、悔いはない」

 

―――・・・・・・。

 

「だから、取り消せ。私は誇りを持ってここで散る。この誇りを、誰にも敗北などとは呼ばせない」

 

―――包丁を、向けられる。それは何百体もの感染者を屠ってきた刃。例えその切っ先が疲労に震えていたとしても。もはやその目がまともに光を映していないのだとしても。それはきっと美しく振るわれるのだろう。

 

―――ああ。その強さは。その心は。あまりにも美しい。

 

―――だから。

 

―――だからッ。

 

「どうして、貴方はそんなに必死になれるのですか」

 

思い返すのは、いくつもの醜い人々の歴史。

 

いじめがあった。差別があった。貧富の差があった。戦争があった。

 

それに。

 

『汚いノラ犬ですね。・・・近寄らないでください。餌はありませんよ』

 

『どうしてこんなについてくるんですか・・・仕方ないですね。これをあげるので、何処へでも消えなさい。卑しい犬め』

 

『また貴方ですか。成功体験に味を占めたのですね。実に卑しい犬です。貴方にあげる餌はありません。さっさと消えなさい』

 

『・・・・・・いつまで、そこにいる気ですか。こんな土砂降りの中で。ちっ。仕方がありません。いいです。貴方が一時的に我が家に立ち入ることを許可しましょう。入りなさい』

 

『・・・?どうしたのですか、いつまでも家に入らないで。入っても良いのですよ?入りなさい。あ、急に吠えるとうるさい・・・今のは、クラスメイトの・・・?なるほど、ストーカーですか』

 

『・・・・・・卑しい犬風情が、番犬気取りですか?気に入りません。さっさと家に入りなさい。ほら、ほら』

 

『ふん、いいでしょう。一応はそれなりの功績をあげたのです。貴方に識別名称を与えましょう。そうですね。ふむ、太郎丸。貴方の名前は太郎丸です。ふ、ふふふ。それにしても貴方、不細工な顔をしていますね。ブルドッグス・・・いえ、パグですかね』

 

 

 

 

 

『あ、結月さ~ん~。貴方の下駄箱に、なんか変な犬の死体が詰め込まれていたんだけどぉ~』

 

『ぷ、くすくす。臭いし、汚いから、ちゃんと掃除しといてくれない~?』

 

 

 

『――ハァ、ハァ、ハァ・・・ッ!?』

 

『・・・太郎丸』

 

『ッッ―――どうして―――』

 

どうして、こんなに酷いことができる。

 

 

 

「どうして、こんなにも醜い人々のために、必死になれるのですか・・・?」

 

私は、あんな人々のために、尽くす気にはなれない。どうして身を削ってまで、汚泥をすくうような真似をするのですか?

 

「・・・・・・なるほど。分かった。馬鹿だな。貴方は」

 

問いかけると。返ってきた言葉には、やけに温もりがあった。

 

「ゆかりさんも、できれば助けて欲しい」

 

・・・・・・。・・・え?

 

「茜は、そう言っていた」

 

・・・・・・ああ。ああ、あああ。

 

「茜は・・・貴方の友人達は、本当に醜い人々だったのか?」

 

ああ、ああ。違う。確かに、みんなは――。

 

 

 

 

『私、東北ずん子っていいます。これからよろしくお願いしますね』

 

『え?嫌だ?ゆかりさんは素直じゃないですね・・・せっかく隣の席になったので、もう少し仲良くしましょうよ~』

 

『あ。私ずんだ餅作ってきたんですよ!一緒に食べませんか?美味しいですよ!』

 

 

『うわぁ、ゆかりさんはゲームすっごい強いなぁ。驚きや!』

 

『だがしかし、運ゲーならそう簡単には負けへんで!桃鉄で勝負や!』

 

『うわぁぁぁあああ!!!桃鉄でも強いぃぃいいいい!!!!』

 

『お姉ちゃん・・・・・・』

 

 

『はぇ~ゆかりん、頭が良いだけじゃなくて、運動も得意なんだね』

 

『うん?女の子らしくない?いやまあ、確かにそうかもしれないけど、本当にすごいよね~』

 

『腕とか、こんなに細くてすべすべなのに、ぐ、ぐへへ・・・こほん、細いのに、一体どこからそんなパワーが出てくるんだろ』

 

 

『うん?私が怖くないのか、ですか?』

 

『別に?そうでもないですよ。むしろ、変なおじさんから守ってくれて、とっても格好良かったです!』

 

『それに、ゆかり先輩は食べ物をくれるので、とても良い人です!』

 

 

 

 

みんなは、みんなは、暖かかった。

 

「・・・やるべきことが、増えたな。おちおち、死んでもいられん」

 

ゆらりと、ほもじやないがこちらへ歩を進める。

 

「貴方は、あの場所へいるべきだ」

 

威圧感が、増した。これは、ダメだ・・・まともに戦ったら、やられる。

 

ダメだ。ダメだダメだダメだ。私は今更、あそこには帰れない・・・。

 

逃げなきゃ。逃げなきゃ。

 

「――待て、グッ・・・」

 

逃げようと距離を取ったら、ほもじやないが吐血をした。あ、ああ。そうだ。彼女は。

 

「これを注射すれば、貴方は貴方として活動することができます。絶対に、死のうとしないでください。・・・私は、今更みんなに合わせる顔は・・・ありません。私がこのバイオハザードを引き起こしたのです。だから――」

 

私はもう、みんなとはいられません。

 

強化Bウイルスが入った注射機を置いて、私はその場から全力で逃げた。彼女は、技術は凄まじいが身体能力がそこまで優れているわけではない。まして、今は死にかけている状況。追いつかれる道理はない。

 

ああ。それでも。それでも私は。

 

 

 

―――心のどこかで、彼女が追いついてくれることを期待していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほもじちゃんかっけぇぇぇえええ!!!!!

 

さて、視聴者兄貴たちは、あれ?ほもじちゃんってこんなキャラだったのか?と困惑している方がいるかもしれないですが、実はですね。最初のクソ長心理テストで、特性やステの伸び傾向以外にも、プレイヤーキャラの設定や背景、性格などが決められるのです。そして会話の選択肢でどれを選んだか、それによって更に主人公の性格が変化したり、行動によってもまたプレイヤーの個性などが変化したりしていきます。

 

現状、未来予知のごとく最適の行動を取ってヒロインズを救助しているので、既にほもじネキには時間逆行者設定がついていると思います。そして、割とサイコパスや変態が会話の選択肢で暴れなかったので、ほもじちゃんの性格はイケメン度が高いサイコパスになっているといった形ですね。

 

はあ、解説終了ですが、先ほどのイベント中、私は隙あらばゆかりんをぶっ殺そうとしていました。まあ、討伐が面倒な隠しボスが目の前にのこのこやってきていたので、当たり前だよなぁ?

 

ひとまず、その殺意はおそらく画面越しの皆様へも伝わったのではないかと思います。だがしかし、どうして途中からゆかりんへの殺意が消えたのかというと。

 

私の中で、ゆかりんは攻略可能ヒロインなのではないかという疑惑が湧いてきたからです。

 

ええ。皆様も知っての通り、このゲームが発売されて半年が経ちましたが、ゆかりんの攻略ルートは未だ発見されておらず、ファミ通の攻略本でも、(ゆかりんの攻略ルートは)ないですといわれています。しかし、皆さんもゆかりんのあの表情見ましたよね?はい。あれは多分、いけそうでした(こなみかん)。

 

このRTAは攻略可能ヒロイン全員生存を縛り条件の一つとしているので、もしゆかりんが攻略可能キャラだったら、大惨事というわけです。未開拓ルートを走るなら、それはRTAではなく攻略動画では?うるせぇ!適当に通った道が最短ルートである可能性が微粒子レベルで存在するので、このまま本RTAを続行します(鋼の意思)。そもそもゆかりんを攻略するレギュレーションは誰もRTAを走っていないので、完走した時点で私が世界一位です。止まるんじゃねぇぞ・・・!行けー?(自問)行けー!(自答)行くー!(決意)

 

とりあえずゆかりんの研究所に明日突入する予定なので、たぶんその時に逃走したゆかりんをお縄につかせることができるんじゃないでしょうか。

 

さて、ひとまず今日は明日に備えて寝ましょう。そこら辺の建物の陰に隠れて・・・やっと休憩だぁ。おやすみなさーい(スヤァ)。

 

・・・。

 

・・・あの~すいません。いつもは眠りについたら時間がキングクリムゾンされるのに、なんで今日は倍速なんですかぁ~(困惑)。

 

 

 

「やっと、見つけたで」

 

え。えええええええええええええええ!!!???

 

アイエエエ!?アカネチャン!?アカネチャンナンデ!?(これ以上のロスは)コワイ!ゴボボーッ!(死亡)

 

「へへ。ウチも、噛まれちゃった」

 

ああ~いいっすね!おそろいじゃーん(サイコパス並の感想)。この好感度なら茜ちゃんもHウイルスに感染してそうだし、後半の戦力が増えます増えます。いいゾ~コレ。

 

というかこれはまさかの心中もどきイベント!?そんなに好感度を稼いでいたのか・・・。たまげたなぁ。

 

「・・・どう、して?」

 

尊いので黙っていましょう。

 

「・・・ウチな。役立たずだから」

 

あ。そういえばそういう関係の罵倒をすると、心中もどきイベントを起こしやすくなるっけ?

 

「何の役にも、たてんかった」

 

――少女黙祷中。

 

「でもな、でもな・・・」

 

 

 

「一人で死ぬのは、寂しいやろ・・・?」

 

 

 

「・・・馬鹿」

 

「へへへ・・・せやから、こんなウチでも、一緒に死ぬことくらいは、できるから・・・」

 

「・・・触らないで。血、付く」

 

「ええよ。今更やん」

 

「馬鹿」

 

「ふふふ。思ったより、ほもじさんは可愛いなぁ・・・次からは、やないって呼んでええかな?」

 

「次なんてない。そう思って、動け。そもそも、何のために私が貴方たちを――」

 

「やない」

 

「・・・・・・」

 

「ええか?」

 

「・・・ご自由に」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

「やない」

 

「?」

 

「怖いから、手、繋いでもええか?」

 

「・・・お好きに」

 

「ふふふ」

 

「・・・・・・」

 

「やない」

 

「?」

 

「怖いから、ぎゅってしてもええか?」

 

「欲張り」

 

「ダメか?」

 

「・・・・・・」

 

「――あ。・・・・・・ふふ。ありがとな」

 

 

 

「――やない、ウチな。今日は色々大変なことがあったけど」

 

「それでも、ウチは言えるで」

 

「ウチの人生は、幸せだった、って」

 

「せやから、ありがとうな。やない。ウチは、幸せ・・・も―ん――やっ―――た――――」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・茜。もう、寝た?」

 

「・・・・・・私も」

 

「・・・・・・」

 

「――ありがとう」

 

 

 

 

 

尊い・・・尊すぎて・・・・・・もう、もう・・・(号泣)。

 

さて、後の演出はスキップできるので、スキップだ(余韻なき切り替え)。

 

オッハー!朝だぞ茜ちゃん起きろコラァ。

 

こっちはおめーのクソ長イベント演出に長々と付き合ってやったんだぞぉ~(ど畜生)。こっからは巻いていくぞオラァ!ロスを補うくらいキビキビ動きやがれ!(ゲスの極み)

 

「起きて。茜。起きて」

 

耳元で囁きます。どうだ、嬉しいダルルォ?

 

「起きないと、食べるぞ」

 

流石サイコパス。ナチュラルに狂気が入っています。これ、ほもじちゃんガチで言ってます。起きないとガチでこの子は噛みますよ。いや~サイコパスはこわいなぁーとづまりすとこ。まあ、甘噛みなんですけどね。実際のところ。

 

「・・・やっぱまずそうだからいいや」

 

草。

 

「なんでやねーん!!ってあれ?ウチ、生きてる?」

 

困惑している茜ちゃんは可愛いなぁ・・・。お。久々の選択肢さん!

 

①キスをする

②愛を囁く

③ぶん殴る

 

先輩、③いいすか?(静かな狂気)というのは置いておいて、ここは①で。

 

え?②じゃないのかって、俺は百合キスが見てぇんだよ文句あるか!?(RTA走者にあるまじき態度)

 

「ん?!え?なんでっ??」

 

あら^~。タマリマセンネ~。

 

ねぇ知ってる?キスをすると1秒間に2億個の細菌が口の中を行ったり来たりするんだって(無粋クソ大豆)。

 

さて、今回はここまで。二人は幸せなキスをして終了!というわけです。このためにキスをする必要が、あったんですね。ご視聴ありがとうございました。

 

次回もまた見てね。

 




二人は幸せなキスをして終了!終わり!閉廷!・・・以上!皆解散!

そういえば、少々卒論で立て込むので、次の更新は少々お待ちください。まあ、週末にいくらか書く予定ではありますが。


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8話

卒論が面倒です。誰か代わりに書いてくれませんか?そしたら10万文字くらい小説を更新しますから。

・・・冗談ですよ?(良心の復興)


 

百合が尊いけどロスが半端ないRTA、はーじまーるよー!(様式美)

 

さて、前回茜ちゃんと百合キスをしたところから再開です。早速ですが、茜ちゃんの手を引いて、学校を目指してダッシュしましょう。

 

感染イベントを果たしたおかげで、ほもじちゃんの身体能力系のステ、筋力、体力、敏捷が大幅に上がりました。これで現状はオリンピックをぶっちぎりで優勝できる程度の運動能力を得たので、ゾンビゲーの先輩のゴリラや元警官エージェントなどに引けを取らないようなアクションができますね。

 

茜ちゃんの手を引いている現状ですが、どうして茜ちゃんの手を引いて全力ダッシュをしているのか。これには、実は早さ以外にも合理的な理由があるんですね。

 

解説すると、茜ちゃんの柔らかいお手々を握ってその柔らかさや温もりを感じると、とても気持ちが良いです。羨ましいでしょう?つまり、そういうことです。視聴者のみなさんは、彼女とか、いらっしゃらないんですか?(煽り)

 

はい。冗談ですが。実際のところ、茜ちゃんの身体能力がどれほど上がっているか確認するのと、茜ちゃんに謎パワーを手に入れている現状を認識させるイベントを起こすと同時に、Hウイルスに覚醒してほもじちゃんと同様に上昇した身体能力に、茜ちゃん自身が慣れるためですね。RTAですから、当然ゆっくり、「あれ、ウチなんか強くなっている!?」みたいなイベントをやるのはロスです。パパパッといって、終わりっ!ましょうね。

 

さて、あれ?なんかウチ、変な感じ・・・?と自身の変化に戸惑っている茜ちゃんに、ざっくりゾンビになるウイルスを克服し、そのパワーを取り込んだので強くなったのではないかという説明と推測を語りましょう。かくかくしかじかで・・・というわけです。

 

「????」

 

はい。コミュ力が高ければ素早く理解してくれますが、残念ながらご覧の有様です。だがしかし、好感度はかなり高めなので、こちらの発言を理解しようとはしてくれます。おそらくよく分からないということは理解できていると思うので、説明責任は果たしました。内容を理解できているかはともかく、一応それっぽい説明をすることで、信用値の低下を防ぐことができます。情報を秘匿したり、あんまり何でも知っているムーブをしたりしますと、黒幕疑惑をかけられたりしますからね。

 

コミュ力が低く、信用値を稼ぎづらいサイコパスであるが故に、たまに攻略ヒロインから学級裁判を喰らうことになります(⑨敗)。だから、自身の身の潔白はしっかり証明しながら、チャートをちゃーんと走る必要があったんですね(メガトン激ウマギャグ)。

 

え?この茜ちゃんなら十分に信用値を稼いでそうだし、いらないんじゃない?悲しいですけど、このゲームのNPCキャラはリアルの人間とほぼ同じ高度なAIなので、そうでもないんですよ。一つの疑惑で破局するカップルがあるように、正気度が低い時に疑惑を与えると、中々面倒なことになります。みんなも気を付けましょうね(レイプ目)。

 

といってもまあ、今回の説明は中途半端でいいので、重要なのは茜ちゃんがちゃんと自身の身体能力を制御できるようになることです。この転換訓練をちゃんと済ませておかないと、茜ちゃんが戦力として機能しないので、うまーく補助しながら、訓練として学校まで走りましょう。

 

補助の仕方は、まず手を引いて茜ちゃんを強く引っ張ると、ほもじちゃんの走るペースになんとか付いていこうと、茜ちゃんが走るペースを上げるので、そこを制御します。最初は自分でも予想外の加速に足をもつれさせたり、バランスを崩したりするので、手を引いて転ばないようにフォローしつつ、体のバランスを整えてあげましょう。

 

え?どういうことか分からない?説明するとあれですよ。柔道や合気道的な何かです。相手の体のバランスを崩して、投げ技をしかけたりするでしょう?それと逆のことをしているだけですよ。体の使い方はキャラごとに特徴があるので、うまーく合わせてあげましょうね。

 

ふむふむ。これは仕上がってきましたね。元々茜ちゃんはそれなりに運動神経が良く、妹と違って肉体派で運動系のスキルが多いキャラクターでもあるので、やはりこういった調整は素早く終わらせることができます。いいですね~。タイムがどんどん短縮されているのを感じます。

 

そういえば解説していなかったのですが、メニューを確認すると、現在二日目の朝です。はい。唐突になんだ?と思うかもしれませんが、実はですね、本来Bウイルスを克服して覚醒するのは、本日の夕方頃の予定だったんですよ。ズレた原因は、単純にレベルの上げ過ぎですね。序盤からボスに会いすぎました。予定にないボス討伐を3回ほどやってしまっているので、かなりレベルが上がり、主人公のHウイルスが強化されたために、思ったよりも早くBウイルスとの抗争に勝利できたんですね。

 

これは時短・・・というよりは、むしろ結構ロスしています。本来のチャートなら一人でスヤァした時点で、パッと夕方に目が覚めるので、RTAのタイマーはあまり進んでいませんが、茜ちゃんと色々とイベントをした現状では、これから茜ちゃんを学校に置きに行く、そして謎の現状に関する説明をするといったイベントがあるので、ゲーム内時間はともかく、RTAではロスです。

 

なので、ロスをロスではなくします。つまり、オリチャーの発動です。本来の予定では、この後夕方に目覚める、自衛隊基地で物品回収、セイカさんと合流、研究所突入。だったのですが、セイカさんと合流、自衛隊基地で物品回収、研究所突入に順番を入れ替えます。

 

入れ替えた理由は、セイカさんと合流できる位置が時間ごとに変わるからですね。彼女は、二日目のお昼は学校から自衛隊基地に行く途中にある町中に。夜になると研究所周辺の民家に身を潜めるようになります。寄り道を最小限に抑えるために、既存のチャートだと研究所突入前に合流していましたが、今回のRTAだと夕方前には研究所に突入することになりそうなので、早めに回収していくとします。

 

うーん、突発的な事態にその場で対応できるRTAプレイヤーの鑑(自画自賛)。やはり、普段の周回によって培われた細かい知識は、いざという時のアドリブ対応の精度を変えますね。みんなもRTAを走るゲームは、事前に100周くらいしていた方がいいと思います(狂気)。

 

初見兄貴たちのためにセイカさんについて解説をしたくはありますが、これはこの後の車で移動している時間にでもするとしましょう。そろそろ学校に着きますね。

 

学校です。時間短縮のため、壁を登ってササッと屋上に行きましょう。今の筋力なら行けます。有無を言わさず茜ちゃんをおんぶして、レッツゴーです。行きますよ~イクイク。

 

「え、ちょっと待って。待ってや。ほもじさん?ほもじさん!?」

 

あ。学校の壁の登り方について解説しておきます。まず、勢いを付けて壁を2,3歩走り、ちょっと出っ張っている玄関の屋根に乗ります。これでだいたい高さが二階と同等です。後は気合い入れて壁をしゃかしゃか走りましょう。

 

壁を蹴って上に進むコツは、ロケットになることです(????)。なんて分かりやすい説明なんだ・・・(自画自賛)。

 

はい。

 

詳しく解説すると、足の親指に力を込めて、走るというよりは登るように壁を蹴っていく・・・つまり、重力に引かれて落下する前に、次の足を前に出していくような・・・んにゃぴ、自分でもよくわかんなかったです(説明放棄)。

 

「!?!?!?!!????」

 

説明がうまくできなかったので、やりたかったら各自で練習してみてください(解説動画・・・?)。それにしても、編集している最中に知ったのですが、このときの茜ちゃんの顔、面白いですね。笑っちゃいますよ(人間の屑)。

 

そしてはい。到着です。

 

懐かしの屋上です。みんなは・・・気配的に、天文部の部室の中ですかね。そういえばみなさん、なんで学校の屋上がこんなに充実した設備になっているのか気になっていませんか?トイレ、シャワー、簡易的なキッチンが付いた広めの部室。まるでこの屋上はここに籠城しろといわんばかりに生活設備が整っています。しかもここは屋上の階段で防衛を固めるなら、このゲームでも屈指の利便性及び防御力をほこる拠点になります。

 

どうしてこういった設備が整っているのかといわれると、攻略可能キャラのあかりちゃんのおかげです。

 

紲星(きずな)あかり。彼女は、凄そうな名字の通り、かなり格式高いお金持ちの家の子です。故に、彼女が所属することになった天文部は、学校への寄付という名の札束ビンタで、かなり快適な生活環境を実現されています。

 

しかもテロがあった時ようなどに、屋上付近には秘密の銃器などが隠されており、そして防衛しやすいように、屋上へ続く階段は長く緩やかな一直線上の階段になっています。普通の学校は、割と階段のスペースが螺旋を描くように作られているところが大半ですが、この直線に長い階段のおかげで、銃の射線が通りやすく、ここの階段は銃器による防衛がかなりしやすくなっておりますね。

 

さらに数日分の非常食や発電機なども屋上に完備されており、テロリストに学校を占拠されそうになったら、階段で防衛しつつヘリを呼んで脱出するという構造になっているわけですね。何というか、ブルジョアの本気というものを見せつけられているような・・・すごいですよね(しょうなみかん)。

 

ついでにあかりちゃんに付いていたSPなどは、普通に初日に誘う者などにやられています。むしろ彼らが身を張って頑張ったからこそ、あかりちゃん含むマキマキや葵ちゃんパーティーが屋上まで逃走することができたともいいます。まあ、そのせいもあって、あかりちゃんの正気度は合流時にかなり下がっている状態なのですが・・・彼女は潤沢に食糧を与えていればかなり正気度が回復するので、特にこれといった対策は必要ないですね(無慈悲)。

 

さて、やっほーみんな!天文部よ!私は帰ってきた!

 

「お姉ちゃん・・・?ほもじさん・・・?」

 

なんだこの空気!?(驚愕) お通夜かな? あ(振り返り)。お通夜かも(反省)。

 

「えーと・・・ただいま、葵」

 

みなさん、葵ちゃんに注目です。泣くぞ、これは泣くぞ・・・。

 

「お、お姉ちゃん・・・ッッ!!」

 

葵ちゃんが茜ちゃんに抱きつきました。実に美しい姉妹愛ですね。まあ、スキップできるのでスキップしますが(無慈悲)。この映像は編集です。実際、秒でスキップしています。

 

さて、ここからは事情説明のお時間です。ここはプレイヤーの選択で、ある程度共有する情報を選別することができます。あまり詳しい推測を全て語りすぎると、意味のないロスになってしまうので、ぜんぜんわからん(ジャガー並感)とだけ言っておきましょう。

 

この攻略可能ヒロインだけを集めたパーティーだと、この説明で普通に受け入れてくれます。むしろ、よく帰ってきてくれた、良かったよ!みたいな反応をされていますね。な、なんか・・・(こいつら)駄目だな・・・。噛まれたっぽい人を普通に受け入れるとか、危機意識が足りないんじゃないですかねえ?

 

葵ちゃんはこういった時、ほいほい受け入れてしまう脳天気たちの中で、唯一リアリスト的思考をすることができるので、このパーティーの参謀役としてもう少し細かい説明を求めてきます。場合によっては危険視されて、受け入れを拒否られることもありますが・・・今回、噛まれて帰ってきたのが自分の姉と命の恩人なので、その役割は機能していません。

 

本来のチャートでは、セイカさんと色々用事を済ませてきて、三日目の朝に合流する予定だったのですが、試走だと割と葵ちゃんに不信感をもたれて、それをなんとか誤魔化して屋上パーティーに入れてもらう感じでした。しかしこの様子だと、すんなりと合流できそうですね。

 

「そっか!まあ、よく分からないけど、茜ちゃん、ほもじちゃん。何か体調に異変があったら、すぐに言うんだよ?」

 

やったぜ。一応リーダーやっているマキマキに受け入れらました。周りは反対している様子はないので、無事これからはこのパーティーの一員として活動できそうです。

 

よし。では、自分は外に物資調達に行ってきます。

 

「待ってください、ほもじさん。私も手伝いますよ!」

 

「う、ウチも手伝うで!」

 

ここで同行を申し出るのは、好感度が高い証ですね。ずんちゃんと茜ちゃん・・・。ふむ、まあ、そういうイベントはこなしているので、重畳ですね。サイコパスだと、同じようなチャートを走っても同行者0人の時が大半なんですけどねぇ・・・。良くも悪くも、高い魅力がキーとなっているのでしょう。

 

「私も・・・!ダメですか?」

 

「お姉ちゃんが行くなら、私も行きます」

 

きりたんに、葵ちゃんまで?ほーん。いやぁ、今回のRTAはなんか新鮮な感じがしますね。気分がフレッシュになります。え?それってチャートから大幅に外れている危険信号なのでは、ですって・・・?

 

・・・・・・。

 

はい。とりあえずここからは説得フェイズですよ。お前ら全員役立たずだからすっこんでろ。といったことを、できるだけオブラートに包んで言いましょう。実際、人手が欲しいのは確かですが、彼女たちを守護しながら行くには自衛隊基地も研究所も魔境過ぎます。本来中盤、終盤に突入するダンジョンみたいな場所なので、プレイヤースキルでごり押しできる主人公以外はかなりの足手まといになります。

 

「無理。足手まとい」

 

・・・・・・。

 

コミュ力がね?たくさんレベルアップしているんですけど・・・一回も伸びていないんですよ・・・。だからね。ま、多少はね・・・?

 

狂いそう…!(静かなる怒り)

 

「外にはただのゾンビみたいなものだけじゃない。変なのが結構いる」

 

ここでビクリと震える葵ちゃん。まあ、せやね。君昨日狙われてたもんね。トラウマは発症していないよな・・・?

 

頑張れ、ほもじちゃん頑張れ・・・。ここはコミュ力と性格と経歴が物を言う自動説明フェイズ。プレイヤーに選択できるのは、精々共有する情報くらいなんだから。頑張るんだほもじちゃん。君のイケメン力を私は信じている・・・。

 

「正直、ここから離れるのも不安。変なのが来たら、みんな全滅してそう」

 

「・・・・・・じゃあ、今日は外に行くのは、止めへんか?」

 

せやな。まあ、現実的な対処法ですね。でもですね、基本プレイヤーが拠点を離れている時に、拠点に残したキャラがランダムで湧くボスにやられるってことは滅多にないんですよ。ゲームの仕様上。よほど変なフラグを踏まない限りは、ゾンビを殲滅して安全確保した拠点はかなり安全です。まあ、そんなイベントがガンガン発生するならクソゲーまったなしですからね。

 

一応、すげぇたまに、帰ったら茜ちゃんが死んでいたみたいなのはあるんですが(2敗)。あのさぁ・・・本当に君は・・・もう・・・。茜ちゃんだけ、アナザーみたいな死に方することが割とあるので、本当にこの子からはできるだけ目を離したくはないんですけどね・・・。そこはやはりお祈りです。現在屑運を連発していますが、それは致命傷が多いだけであって、まだ取り返しの付く範囲です。

 

つまり私はまだ幸運な方!多少のリスクはRTAにつきもの!後は走った回数で殴るのです(お目々グルグル)。

 

「ダメ」

 

「え・・・?」

 

ほもじちゃんェ・・・。

 

「結月ゆかり。彼女を見た」

 

え?と場の空気が変わります。一応彼女はこの仲良しグループの最後の一員ですからね。それはまあ、そうですか。

 

・・・というかこれ、やっぱりフラグじゃないですか?ん?情報選択で、彼女が黒幕であることを話すかどうか?ふむ・・・これは迷います。話さないで(迷う・・・?)。

 

一応この時考えていたことをいいますと、ゆかりんは基本的に実行犯ではあれど、主犯ではありません。バックにいる色々と面倒な組織の陰謀によってこの事件は起こされているので、別にゆかりんがやらなくても結局のところこの生物災害(バイオハザード)が起きる可能性は大きいです。

 

そういったゆかりんを擁護しえる資料をこの後研究所で回収する予定なので、そこら辺の事情を今から言ってもゆかりんへの不信感が高まるだけだと思い、やめておいた方がいいのでは?という推測です。RTAなのに推測で重要そうな選択肢を決めるはめになるとは・・・RTAとは一体・・・うごごご!

 

「昨日の夜に、会って話したけど、色々と面倒くさそうだった。そして、捕まえようとしたら、逃げた」

 

でも――

 

「――彼女は、欲しそうにしていた。だから、早めに捕まえないと、たぶん泣く」

 

・・・・・・ほもじちゃん、改めて見ると、一見感動的なことを言っているように見えて、実際の所説明がざっくり過ぎて状況が全然わからん。宇宙の心は彼女だったんですね(錯乱)。

 

「だから、行く」

 

「彼女を連れ戻すついでに、物資を取ってくる」

 

・・・・・・おかしい。ほもじちゃんは基本的に私の心理テストの結果から生まれたキャラなので、性格などは割と似ているはずだったのですが、こんなイケメンな彼女は試走及び周回含めて、一度も見たことがないですよ・・・?茜ちゃんに無言でビンタをかますような彼女が、こんなに立派になって・・・!(親心)

 

「茜」

 

そういえば、みなさんは気づいていましたか?ほもじちゃんは基本的に、人のことを名字と名前のフルネームで呼ぶのですが、茜ちゃんは茜と呼んでいます。しかも、葵ちゃんをかばって茜ちゃんの前から立ち去る時は、意図的に琴葉茜と彼女の名前を呼んでいました。

 

この意味を推測するだけで、百合が大好きな私はご飯をいっぱい食べられます。

 

そしてですね、結構前から気づいていたんですけど、ほもじちゃん、ヤンデレ特性が発動しています。ステの数値よりかなり高い筋力や敏捷を発揮できるので、先ほど壁登り短縮ができたのですが、これってつまりですね、ほもじちゃんは茜ちゃんのことが――。

 

おっと。これ以上言ってしまうのは無粋ですね。紳士は静かにあら^~とだけ言っておきましょう。

 

「今の茜なら、任せられる」

 

尊い・・・尊い・・・。

 

「彼女が帰るこの場所を、守って欲しい」

 

おや?茜ちゃんにほもじちゃんが近寄って、耳元で・・・。

 

「それに、琴葉葵の精神状態が心配。目を離さないで。よく見ていてあげて」

 

か、かっこいいタル~。

 

「いい?」

 

茜ちゃんが真っ赤になっていますね~。耳元で囁かれただけでドキドキしちゃう茜ちゃん、可愛いなあ・・・。

 

「わ、分かったで・・・」

 

よし。と満足げに頷くほもじちゃん。無表情ながらも、どこか得意げな顔になっていますね。いや、うん。よくこんなクソコミュ力でちゃんと説得できたなって。魅力が高すぎるせいで、場を支配するようなカリスマを発揮しているんですかね。言葉を聞かせる雰囲気というか?通常プレイでこの説得をした時は、もっと時間がかかったんですけどねぇ。うん、よし(適当)。これならタイム短縮もかなりできました。まあ、従来のチャートならロスになるから学校に寄りつくことがなかったので、このやりとり全てロスだと思うんですけどね(白目)。

 

いや・・・まあ、ゆかりん攻略ルートに必要そうなフラグを立てているので、多少はね?ロスじゃないです(強弁)。

 

それでは、早速外に行きましょう。屋上から飛び降りて、ずんだカーに乗ってセイカさんとの合流を目指します。

 

今まで高所から落下する機会は多々ありましたが、現在のステータスなら小細工なんていりません。普通に着地して、その勢いのまま走り出しましょう。

 

はい、車に到着です。早速エンジンをかけ・・・――

 

鍵穴!!この車を動かすにはエンジンキーがいるのか!!(鍵を忘れた)

 

今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 

次回もまた見てね。

 




RTA小説を書いていると、思いついた解説を適当に文章にしていくことが多いので、気づいたら予定より文字数が爆増していることが多いです。今回書く前に予め決めていたプロットだと、

・学校へ茜ちゃんを預けに。
・軽い事情説明。ゆかりを見たことを明かし、すぐに追うことを説明する。
・一人で旅立つために茜ちゃんを説得。
・車で自衛隊基地へ

なんですけど、なんで四行のプロットが8000文字近くになっているんですかね・・・。
他にも5,6,7話も、プロットの予定だとこれらをまとめて1話で書く予定だったんです。RTA小説はなんか気づいたら文字数がたくさん増えているのが、不思議です。


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9話

そろそろアサルトニキのRTAは終わるのに、このRTAってまだまだ中盤にもいってないんだよなぁ・・・(白目)。
短編。短編なんです(強弁)

あ。あと今回は説明が多くなります。どうしてバイオハザードが起きたのかという背景の解説を入れているからですね。ここら辺どうでも良い人は多いと思いますが、設定を考えてみたら意外と楽しかったです。はい。割とそれっぽいものを書けたのではないかとご満悦です。


そろそろ中盤戦かな?いやいや、まだ下の中くらいなRTA、はーじまーるよー!

 

前回、車の鍵を忘れてみんなのいる天文部の部室に戻ったところから再開です。おっはー茜ちゃん。随分お早い再会ですね(震え声)。

 

何というか。微妙な空気になりながら、鍵を回収してレッツゴーです。これは・・・あれです。乱数調整です。ロスではありませんよ?ええ。はい。本当です。ワタシ、ウソツカナイ。

 

二度目の屋上ジャンプ!たーのしー!

 

さて、早速車で移動しましょう。

 

車の移動中は倍速で。ついでに初見兄貴たちのために、これから合流するセイカさんと、今回のバイオハザードに関する背景を、お話します。

 

まずは今回の事件の背景について。結構長くなるので、どうでもいいかたは早送りでもしてください、どうぞ。

 

 

 

 

むかーしむかし、あるところに。隕石が降ってきました。その隕石はとても不思議な物質でできており、それを科学者たちが解析すると、様々な発見がもたらされました。

 

その隕石を解析しているうちに、とある不思議な発明がされました。それは、生物の進化を促すような、不思議なウイルスを生み出したのです。

 

これらを利用して、製薬関係の企業は新薬の開発を行い、そしてこれの軍事利用も研究されました。このウイルスを元に生み出された新たなる生物を利用し、対テロの非対称戦闘や、白兵戦に対する重要な切り札にしようとしたわけですね。

 

はい。みなさんも知っての通り、現代の歩兵の必須装備となっているパワードスーツ。それの代用となり得る、超人兵士を作ろうとしたわけです。

 

そして、軍事関係の企業の中でとある対立が生まれます。既存の銃器やパワードスーツなどを主体とした、工業製品中心の武器が軍事の中心であると主張する工学派。生物兵器や、それらを生み出すウイルスからより優れた兵士を作り出すことにより、新たなる軍事的優位を作り出そうとする生物学派。

 

これらは、各自同業の企業が結び付きながら、国の予算の取り合いをします。つまり、我田引水の争いですね。新型戦闘機の開発が数兆円もかかるような現代では、高度な技術の研究ほど一つの企業では開発費を工面出来ないという性質があります。そもそもできたとして、失敗したら会社の経営が傾きますからね。かなりリスクが多いです。

 

そして新薬開発にも、現代では10年近い研究期間と数百億円もの費用を必要とします。当然、そういったものより複雑化した、バイオ技術などの複合体である生物学派の研究も、ものすごくたくさんのお金がかかります。

 

なので、研究費や開発費、それらの確保のために争いはかなり激しくなります。そして当然ながら、生き残るのはどちらか一つです。なぜなら、膨大な研究費を投じて作った物が売れないのは話にならないからです。だからこそ、似たような用途のもの――歩兵装備のパワードスーツと、バイオ技術で作られた超人兵士――が出回るのは極力避けたいわけです。故に、その研究段階から熾烈なつぶし合いが行われて・・・その結果、生物学派は敗北します。

 

勝敗を分けたのは、市民的な感情でした。え?ウイルスで人体改造とかちょっと・・・。そもそもそれって、キリスト教的にはどうなの?そういった感情を利用したネガティブキャンペーンは、最終的には生物学派によって生み出されたウイルス――プロトBウイルスの研究が、法律で禁止されるレベルの大敗を生み出します。

 

キリスト教の影響が強い欧米で研究を禁止された生物学派は、先進国の中で宗教の影響が薄い日本に本拠を移します。そして研究テーマをニーズに合わせて、超人兵士の開発からより優れた人類の誕生、不老不死の研究などに変えていき、結果カルト的宗教色が強まります。そんな怪しげな研究となれば、一般市民はドン引きですが、一部のやばい思想を持つ人や狂人、金だけ無駄に持っている道楽的資産家や一部の政治家などには割とウケたようで、国内外問わず色々なところから密かに支援を受けた結果、生物学派は割と強大な組織へと成長します。

 

そして、プロトBウイルスはやがて現在のBウイルスへと研究が進展し、大規模な感染実験が必要という段階が訪れます。膨大なサンプルデータと感染による進化がなければ、これ以上Bウイルスは進化しえないということですね。つまりあれです。薬剤耐性を持つインフルエンザが年を経るごとに誕生するように、人に感染させることでウイルスをより成長させる必要があったのです。

 

そして、ついにBウイルスの研究は、それさえ完成すれば、人類は比較的現在と変わらない精神性、容姿を保ちながら、身体能力や知能を大幅に向上させた新人類へと進化することができるという段階にきます。

 

ではどうやって大規模な感染実験を行うか、多くの実験体を入手するかという課題が立ちふさがります。その末に、生物学派は考えました。個人のテロ、及びそれを支援した馬鹿達という構図を作って、個人が町にウイルスをばらまいたということにしようと。

 

そしてこのテロ計画は、これを生物学派の汚点、犯罪の証拠とすることで、生物学派を史上最悪のテロ集団として、その存在を日本からも消し去ろうと目論む工学派の意向によって意図的に見過ごされ、日本国家最高の国営人工知能《IA》が、見過ごした方が最終的に日本国に有利になると判断した結果、《IA》による秘密裏の妨害を受け、国家権力もその企みに気づくことができず、今回の事件に至るというわけです。

 

さて、ネタバレになりますが、ネタバレが嫌なのにこのRTAを見ている人はいないと思うので、普通に話します。

 

生物学派によって、個人に責任を押しつけてしまおうと目論まれたテロ計画の、最終的にトカゲの尻尾切りをされる仮想の主犯・・・これがゆかりんです。ゆかりんを殺さずにこのバイオハザード圏内から脱出すると、騙して悪いが・・・死んでもらおう。されるゆかりんの映像が見られます。まあ、このせいで日本の一部どころか世界中にBウイルスがばらまかれることになるんですけどね(白目)。

 

え?どういうことかって、よくあるあれですよ。はい。創作とかでよく見るあれです。裏切られたゆかりんがぶち切れて、必死で逃げ延びた結果、本気で世界をぶち壊そうとするやべー奴になるパターンです。

 

その結果、ゆかりんを殺さずに研究所編に突入してエンディングを迎えると、ようやく地獄と化した研究所から抜け出したと思ったら、辺りには、いや世界中にゾンビが・・・。――このサバイバルは、まだまだ終わらない。というエンドを迎えることになります。だからゆかりんを殺す必要が、あったんですね(漆黒の殺意)。

 

 

 

 

はい。大雑把なこのゲームの舞台背景の解説が終わりました。難しい話が苦手な、寝てた兄貴姉貴たちは起床の時間です。これからはセイカさんについて解説しますよ~。

 

セイカさん。本名は京町セイカ。彼女はこのゾンビハザードの黒幕を突き止める証拠をとってこいと工学派から――とても大きな企業及びそれと関わりのある政治家などの勢力から依頼された、特殊部隊のエージェントです。

 

まず、彼女は攻略可能キャラクターではありません。厳密には、恋愛要素を含んだイベントはそれなりにあるのですが、個別エンディングが存在しないので、攻略可能といわれると少し定義が難しいキャラクターでもあります。このRTAでは、一応攻略ルートがないので死んでもレギュレーション違反にはならないと扱います。

 

ではどうして、彼女と合流する必要があるのか。それは、彼女が短期脱出の重要な鍵となるからです。

 

このゾンビハザードを抜け出すにはだいたい三つの手法があります。一つ目は救助を呼ぶ。二つ目はバイオハザード発生から四週間後の日曜日にくる救助隊に助けてもらう。三つ目は、自力でゾンビハザード圏外まで脱出するです。

 

セイカさんは、かなり大きい勢力から派遣されたエージェントなので、色々と交渉をすれば救助してもらえます。そしてその交渉の中で大きな役割を果たすのが、あかりちゃんとずんちゃん、きりたんの生存です。彼女たちの実家はかなりの資産と影響力をもった家なので、彼女たちが生きていると1週間ほどで救助が到着します。一応これが最速の脱出となると思いますね。

 

攻略可能キャラを生存させる縛りがなければ、一人で圏外近くまでドライブ、からのクソ強ゾンビ包囲網を突破して、1時間ほどでアウトブレイク編を走破できますが、30~50キロ近い攻略可能自走式お荷物を6つも抱えての最速圏外脱出は無理です。圏外近くだと、自衛隊などの介入を食い止めるために様々な種類の強化ゾンビ、及びゴジラみたいなでっかいゾンビがごろごろいるので、そこを無理矢理突破するならやはりヒロインズの地道なレベリングが必要になります。そうなると、2週間近くの日数がかかるので、やはりセイカさんとの交渉が最速だと思いますね。

 

セイカさんを救出する事情を長々と解説しましたが、そろそろセイカがいる辺りに到着します。さて、みなさん大好き、運が試される時間がやってきました。

 

セイカさんとこれから合流しますが、実はセイカさんは秘密の設定がされていて、彼女は時間逆行者という設定をもっています。はい、現在のほもじちゃんと同じ設定ですね。つまり、彼女はこの惨劇の町への突入を死に覚えして攻略中という設定なのですが、彼女が何週目なのかは、ランダムで決まります。

 

周回データだと高確率で数十周目というつよつよセイカさんに出会えますが、最初は1から100の乱数で適当に決まるため、周回数が一桁になってしまうと要介護セイカさんになってしまう可能性もあります。

 

まあ、大丈夫でしょう。一桁だと、特殊部隊のくせにクソエイムしまくって数体のモブゾンビにすら負けるよわよわセイカさんですが、その確率は10%ほどですから。大丈夫だって安心しろよ~。

 

さて、もう着きますが、みなさんにほもじちゃん特有の時短方法を教えてあげましょう。まあ、特有と言うよりは、コミュ力が低すぎるせいでまともに話していると交渉に時間がかかるので、より単純かつスピーディーに行くだけですが。

 

さて、そこの民家にセイカさんの気配がしますね。二階の窓から町の様子を窺っているようです。車を止めまして、さくさく突入しましょう。おっと、目が合いましたね。やだ、恥ずかしい・・・(闘争の)運命感じちゃう・・・。

 

めと めが あったら はじまる ポケモンしょうぶ!(ガンギマリスマイル) では行きますよ~イクイク。

 

民家の塀を足場に、二階まで思いっきりジャンプです。お、窓、開いてんじゃ~ん。

 

パリィンッッ!!

 

よし、侵入成功です。あれ?窓割れてね・・・?(日常ゾンビもの特有の現象)

 

セイカさんがこちらを警戒してハンドガンを構えていますが、遠慮せずに突撃しましょう。

 

お。撃ちますね。躱しましょう。

 

パァンッ!

 

先輩、こいつ弾とか撃ち出しましたよ、やっぱ好きなんすね~。頭に来ますよ~。少し首を動かして、スレスレで避けます。

 

「――嘘!?」

 

反応が鈍いですし、プレイヤーに初めて会ったような表情をしていますね・・・。お前一周目かよ!?(驚愕)

 

とりあえず制圧します。できるだけ格の違いはっきりと分からせるために、まずは手に持っている銃を弾きます。そして素早く彼女の背後に回り込み、着ているパワードスーツの配線を断ち切り、無力化します。そして首元に包丁の切っ先を突きつけてやりましょう。これもう和姦ねぇな。

 

「京町セイカだな。工学派に用がある。ついてこい」

 

以前、あまり何でも知っているムーブは信用値を下げるので良くないと言ったな。あれは嘘だ。

 

実際の所は、セイカさんは特に気にしなくていいって話ですね。彼女の背後にいる勢力に、救助に来ることを約束させれば、彼女の生死は問わないわけですし。使えないようなら殺しておいた方が、安定はするでしょうね(サイコパス並の感想)。

 

「ひっ、あ・・・。はい・・・」

 

さて、恐怖で固まったセイカさん・・・この情けなさは、セイカさんというよりセイカちゃんですね。おめえは茜ちゃんと違って可愛くねぇなぁ・・・(好き嫌いが激しいサイコパス)。

 

さて、ササッとセイカちゃんを抱っこして、二階から飛び降りましょう。適当に抱きかかえていると反撃チャンスを生みますが、恐怖で支配すればモーマンタイ!先ほど銃声を鳴らしてしまったので、変なフィールドボスとか生存者が来ないうちに逃走しましょう。

 

車の助手席にセイカちゃんを放り投げて、なんか固まっているのでシートベルトをしてあげて・・・抵抗されない・・・これははっきり和姦だね。

 

では、自衛隊基地へ移動しながら、交渉をしましょうか。

 

ここから自衛隊基地まで20分ほど。飛ばしつつ、じっくりお話ししましょうね。出発。プップー(敏感HTMLくん)。エンジン全開。

 

「え。え。あの、ブレーキ?え、え、え?ブレーキ、待って、いやッ!?」

 

大丈夫だって安心しろよ~。今からドリフトするだけだって。きりたんはむしろ楽しそうにしてたゾ。

 

ギュルルってまあ、音はすごいけど、むしろこれくらいのペースで走って行かないとボスゾンビに絡まれたり、変な人に絡まれたりします。みなさんも道路を車で走る時は、できる限り素早く移動しましょうね。

 

「用事についてだが」

 

「ちょ、う、まっ、ひっっ!やぁぁぁぁぁあああああ!!!!」

 

こいつ、ドリフトするたびに悲鳴を挙げて・・・何だお前根性無しだな(棒読み)。こんなんじゃ話になんないよ~。

 

こういうときは、セイカちゃんの顔を掴んでこちらに向けて・・・。

 

「こっちを見ろ」

 

「貴方は前を見てくださいッッ!!」

 

お、おう。おかのした。

 

・・・・・・(無言のドリフト)。

 

「ひゃあぁぁぁぁぁああああ!!!」

 

一週目のセイカちゃんはクソザコもいいとこだけど、ここらへんの はんのうは ばかみたいで おもしろいので、殺すのは最後にしてやろうと思いました(小学生並のコマンドーの感想)。

 

ここからセイカちゃんが落ち着くのに5分くらいかかったので、倍速です。

 

――少女爆走中。

 

「用事について」

 

「はぁ・・・はぁ・・・よ、用事って、なんですか・・・?」

 

ようやくですね。ではこちらの手札を開示して、さくさくっと目的を伝えましょう。

 

要点はこうです。東北家と紲星家のご息女を保護しているから、救助して♡代わりに生物学派の残した、この事件の黒幕に関する証拠を集めるのを手伝うから。

 

「・・・なるほど。上に、掛け合ってみます。正直、私一人だと証拠の回収は不可能に近いですから」

 

あ。言い忘れていましたが、彼女は元々部隊でこの惨劇の地に来ていました。しかし、初日の段階で他の特殊部隊隊員は普通にゆかりんに全滅させられています。彼女だけ、命からがら逃げ出したという形ですね。

 

セイカちゃんが通信機を取り出して、連絡を取り始めました。ふむ、やはり最初の交渉(物理)が効いたおかげか、かなりスムーズに動いてくれますね。まあ、こちらの実力を示し、有用性を知らしめつつ、言うことを聞かないと何をされるか分からないという恐怖を与えましたから。もしかしたら私は交渉の天才かもしれません(天下無双)。

 

対等の立場だと、一見普通の人間の自分がどうしてパワードスーツも着けていないのにこんな動きができるのかとか、そもそもこの運転はなんだとか、常識離れな箇所にいちいち説明を求められてしまいますので、やはりRTA的にも脅迫は最高の交渉方法ですね。

 

一応これでメールが送られたので、明日には交渉成立の返信がくるでしょう。裏切り防止的な観念で行動するなら、返信が来るまでの間、セイカちゃんをどこかで監禁して見張っていないといけないのですが、上下関係をたたき込んだ今なら、先に証拠を回収しても、セイカちゃんの手綱を握っていればセイカちゃんに裏切られることはありません。ここは珍しくチャート通りにちゃーんと進んでいるので、実に素晴らしいと思います。

 

それにしても、やることねぇなぁ~、どうするよ~暇だぁ~。

 

「ひぃっ・・・」

 

あっ、そうだ(唐突)。お前とりあえず、犬の真似してください(謎の丁寧語)。

 

「へ?」

 

犬ですよ~。ヨツンヴァインになるんだよこの野郎(女の子やぞ) あくしろよ。

 

「は、はい・・・」

 

えぇ・・・本当にするのか・・・(ドン引き)。ふむ。どれだけ恐怖が染み渡っているのか試してみようと思ったのですが、思った以上に洗脳が完了していますね。シートベルトが外れないようにモゾモゾと四つん這いになっているのが、なんか素直に草です。

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・・」

 

え?この空気どうするの?なんか気まずいのですが。

 

・・・・・・。

 

おいワンワン鳴いてみろよこの野郎(続投の意思)。

 

 

「ワン、 ワン・・・ッ!」

 

あ。思ったより上手ですね。100周以上このゲームを周回している私ですが、セイカちゃんにこんな特技があることは初めて知りました。

 

「三回」

 

人間の屑がこの野郎・・・(自己批判)。

 

「ワンッ・・・ワン、ワン・・・ッ!」

 

・・・・・・。

 

楽しい・・・楽しくない?

 

さて、頭がおかしい人とか、何考えているのかよく分からない人とかリアルで言われることが多い私ですが(隙あらば自分語り)、流石にそろそろいけない雰囲気になってきていると思うので、終わりにしましょう。

 

よーしよし、よくできたなぁ!わしゃわしゃと撫でてあげましょう。運転中でなければ、両手で撫でてあげられるんですけどねぇ。

 

「あ・・・・・・。ェ、ェへへへ、ありがとうございます・・・」

 

・・・・・・。

 

卑屈で、媚びているような、こちらの顔色を窺う笑顔・・・いいですね!!(サイコパス並の感想)

 

さて、自衛隊基地に着きました。今回はここまでです。ありがとうございました。

 

次回もまた見てね。

 




ストックホルム症候群(小声)


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10話

原作をVOICEROIDに変更しました。ご指摘兄貴はありがとナス。

そういえば、biim兄貴は殺すをあえて頃すと書く、殺伐とした雰囲気をよしとしない心優しい人()だけど、サイコ入った走者にはそんな気遣いなど存在しないのでした。

とりあえず誤字直す前に寝ます。文章とかおかしかったら、許してください。何でもしますから。


ついに遠距離武器を手に取るミリタリー系RTA、はーじまーるよー!

 

はい。今回は自衛隊基地に到着したところから再開です。

 

まずは入り口にある自衛官の死体から、36式強化小銃を入手します。装弾数は40発。更に漁ると、未使用のマガジンが3つ入手できます。よし、これで合計160発撃てます。最低160体のゾンビをぶち殺せますね。

 

死体を漁ると、アサルトライフルが手に入ります(小声)。

 

はい。

 

この小銃は自衛隊で正式採用されている、パワードスーツを着用した兵士が使う前提の銃なので、重さ、反動に目を瞑れば、かなり有能な武器です。自衛隊基地の入り口にある死体を漁れば固定で入手できるので、この武器を取りに来るためだけに自衛隊基地に来るのも、通常プレイならそこそこおすすめですね。

 

だいたい順調に育った中盤ほどの主人公の筋力ステータス、もしくは銃スキルをレベル2ほどまで上げておけば、この銃を十分に使いこなせます。

 

え?主人公にスキルって存在したのか、ですって?そういえば初見兄貴達には説明していなかったですね。

 

一応主人公は、レベルが上がった際に入手できるポイントを使って、スキルを修得することができます。今までそれに触れていなかったのは、現状スキルを使う必要がないからですね。

 

まあ、強いて言えば、剣術スキルを上げておけば《斬鉄》スキルが修得できるので、それを使えばボスをもう少し素早くころころすることはできたと思いますし、移動系の持久力や早さに関係するスキルを取っておけば、もう少し移動が早くなりますが、この後取る予定のスキルが多いので、このRTAの序盤ではスキルに手は触れないのがマイチャートです。

 

スキルシステムに触れるのは、茜ちゃんたちと合流した後、生産関係を行う時なので、今はカットしておきましょう。

 

さて、この36式強化小銃についての説明ですが、これはノーマルゾンビなら胴撃ちだろうが殺せます。ただし、兵士ゾンビの場合は頭に3発ほど撃つ必要があります。

 

兵士ゾンビは・・・この後戦うので、その時に説明しますかね。

 

さて、自衛隊基地に入っていきますが、まずはセイカちゃんに指示を出しましょう。少し下がっていて、と。

 

この自衛隊基地ですが、だいたい施設内を兵士ゾンビが20数体ほど徘徊しています。なので、まずは適当にセイカさんから没収したハンドガンを上空へ撃って、音を鳴らして兵士ゾンビを集めましょう。

 

適当なところで遭遇戦をすると、セイカちゃんが危ないです。この施設内にいるボスゾンビ《満たす者》も含めて相手をすることになると、色々と面倒なことが多いので、銃声を聞くと真っ先に集まってくる兵士ゾンビをまずは殲滅しましょう。

 

お。来ましたね。では、銃弾を相手の目玉にをシュゥゥゥーッ!!

 

超!エキサイティン!!

 

よし。これで1キルですね。さて、解説です。兵士ゾンビは頭蓋骨が滅茶苦茶硬い上に、ヘルメットやアーマを装備したガチガチゾンビですが、目玉をピンポイントで射撃すれば、普通に一発で冥土へお送りすることができます。

 

兵士ゾンビは遠距離で敵を捕捉すると、装備している銃器で銃撃してくることが多いので、こちらも銃を装備していないと、いちいち銃弾を躱しながら突っ込まなくていけなくなります。お、自衛隊基地じゃ~ん、と気軽に突入したプレイヤーはよく彼らに蜂の巣にされることが多いようですね。

 

なので、みんなも、この兵士ゾンビらを相手にする時は、銃弾を目玉の中にぶち込んで、脳を破壊してあげましょうね。頭蓋骨を見れば分かるとは思いますが、目の部分は骨に覆われていないので、とても防御力が薄く、狙い所さんです。

 

では、がんがん集まってきた兵士ゾンビを射撃していきましょう。36式強化小銃はかなり真っ直ぐ飛ぶので、100メートルもないこれらの距離なら、風も特に気にせず撃つことができます。ただし、長距離射撃はやはり色々と要素を加味して撃たないといけないので、やる時は気をつけましょう。

 

あ。もう一つ注意点ですが、射撃の反動には十分な注意を払いましょう。中途半端な姿勢で撃つと、体ごと吹き飛んだり、脱臼したりする危険性があるので、しっかりと反動制御は行いましょう。私の場合は、全身の筋肉を使って地面に反動を受け流しておりますね。

 

え?ちょっと理解できない?格闘漫画にありそうな謎理論を応用した技法なので、気にしないでください(解説動画?)。

 

さてさて。二体目、三体目と。中々いいペースで集まってきますね。こんにちは!死ね!

 

動くと当たらないだろ?動くと当たらないだろぉ!?

 

「う、嘘・・・」

 

この辺にぃ、ゾンビとの戦闘で全く役に立たない、特殊部隊員がいるらしいんすよ?恥ずかしくないのかよ?

 

というのはまあ、冗談です。誰も犬に戦闘は求めていませんから(辛辣)。セイカちゃんの役割は、運搬と犬です。やっぱ犬は、可愛いですからね(犬好き)。そこにいてくれるだけでええんやで。

 

さて、呆然としているセイカちゃんを尻目に、殲滅完了です。所要時間2分と21秒、使用銃弾は26発、命中率100%で、兵士ゾンビ26体を見事に撃破です。まあ、中の下ってところですかね。兵士ゾンビが素早く集合してくれれば、フルオート連射で10秒殲滅も可能なんですけどねぇ・・・。

 

ふぅ。いやあ、兵士ゾンビは強敵でしたね。

 

では、ある程度安全になったので、早速車に戻って基地内を散策しましょう。回収する物資は銃弾といくつかの小銃、そしてパワードスーツですね。あと一応短機関銃や拳銃なども回収していきましょうか。強化小銃はやはり、パワードスーツ着用が前提の銃なので、使いどころさんが限られてきます。いつもいつもパワードスーツを着て戦闘ができるわけではないので、普通の銃器もいくつか確保しておきましょう。

 

これらは基本的に、第一備品庫で全て入手できます。なので、ここの物資回収はセイカさんに任せましょう。おうセイカちゃん、これをこれくらい、これをこれくらい車に積んどいてくれ!

 

「え、は、はい。分かりました」

 

何か危険があったらすぐに知らせるんだゾ。撃ち漏らしは多分いないと思うけど、一周目セイカちゃんじゃ、兵士ゾンビの相手は死ゾ。いやまじで。なので、危なかったらすぐに銃を撃って、相手を攻撃しつつ銃声で私を呼ぶんだぞ。オーケー?

 

「・・・・・・」

 

ほーう。シカト?ほーん。ほーん・・・。

 

「にゃ、わ、ち、違いますッ!」

 

にゃ? ワンだろオラァ!?

 

「わ、ワンッ、ワンッ!」

 

よーし良い子だ。撫でてあげます。よーし、よしよーし。

 

「えぇ・・・? ぇ、えへへへへ・・・」

 

あらまあ嫌だわこの子。すっかり犬根性が板に付いてきたようで。お前頭大丈夫かよ?(お前じゃい!)

 

よし(適当)。セイカちゃんは大丈夫そうなので、ほもじちゃんはもう一つの武器を取りに行くとしましょう。

 

今から取りに行くものは、試製軍刀『正宗』。今作で手に入る最強の刀ですね。

 

この軍刀はまさに、ぼくの かんがえた さいきょうのにほんとう といった武器です。とてもよく切れて、さらに頑丈。そして液体金属の技術により、刃渡りが1メートルから3メートルほどに変化させることができるので、でかい相手もぶった切れる上に、携帯も楽という神仕様。これ一本で、ラスボス隠しボス含めてだいたいのボスを討伐できます。

 

ただし、こんな神武器な正宗くんですが、悲しいことにボスゾンビの《満たす者》の領域に存在する第四備品庫に行かなければいけない上に、一度司令室からパスワードロックを解除しなければいけないという面倒な手順を踏むために、通常プレイではスルーされがちな悲しい武器でもあります。

 

まあ、そもそも終盤になってくると、近接武器よりも携帯レールガンとか、グレネードランチャーとかが主役になってくるのがこのゲームなので、もうちょっと取りやすい場所においても見向きもされないのでは・・・という説もありますが、実際RTAだと正宗で首ちょんぱするのが、たぶん一番早いと思います。

 

なので、正宗を取りに行く必要があるんですね(未完了)。

 

さて、解説している内に着きました。司令室です。ここからパスワードを入力して、さっさと備品庫の鍵を開いてしまいましょう。

 

パソコンを起動して・・・このパソコンの起動時間は3分少々。貴重なトイレタイムです。周回知識によって蓄えた固定のユーザーIDとパスワードを入力して、急いで出すものを出してきましょう。

 

ギャリック砲、ドォリヤァアア!!と出してきたァッ!!(クサイヤ人)

 

さて、起動したパソコンでアプリを起動して・・・あくしろよ(ホモはせっかち)。

 

アプリを起動したら、メニューから制御を選んで、第四備品庫、ロック解除を選びましょう。そしたらパスワードの入力画面が出るので、ササッと入力しましょう。これも固定なので、やはり周回の知識が生きてきますね。

 

あ。注意点ですが、謎のセキュリティの一環で、最初にパスワードは半角入力で数字が打たさるのですが、これはスパイ対策の罠です。全角入力に変換してから、パスワードを打ちましょうね。

 

《1145141919》

 

《パスワードが違います》

 

・・・・・・。

 

・・・・・・?

 

《1145141919》

 

《パスワードが違います》

 

アァン、ナンデ?

 

・・・これもうわかんねぇな。

 

どこかの別のパスワードと覚え間違いをしていましたかね・・・。

 

《8101000π1919》

 

《パスワードが違います》

 

・・・・・・。

 

・・・・・・(チャートガン見)。

 

ああ。普通に1145141919で合っていますね。キーボードの押し間違いでもしましたかね?

 

《1145141919》

 

《パスワードが違います》

 

・・・・・・。嘘やろ?

 

やべぇよやべぇよ・・・。タイムが壊れちゃ~う・・・(今更感)。

 

・・・・・・。

 

・・・・・・あっ、これかぁ!

 

《1145141919》

 

《――承認。ロックが解除されました》

 

・・・・・・。

 

はい。ロックが解除できたので。先に。進みましょう。

 

ここから先に出るのは、満たす者です。気を付けながら慎重に進みましょう。

 

さて、周囲を見れば分かるように、ナメクジのようなねっとりとした濃厚な粘液の水たまりがかなりたくさんありますね?これが、実は満たす者です。

 

はい。みなさんが察したように、満たす者は粘液系のボスです。正直、斬っても叩いても殺しきることができないので、個人的には面倒な相手だと思っています。一応本体というか、中枢核?的な何かをぶった切れば数分ほど動きが止まるので、色々と絡まれたらそれをぶった切って脱出しましょう。ただし、基本的にこのボスは臆病なので、核がプレイヤーの前に出てくることはほぼありません。

 

なので、もし満たす者にロックオンされたら、とある裏技を使って脱出します。まあ、そんな機会はないと思いますけどね!私はこれでもこのゲームを何十周と周回したプロのサバイバー。こんなウスノロに見つかるわけないですよ。

 

満たす者にロックオンされる条件は主に三つです。一つはこの水たまりを踏むこと。そしてもう一つが、視覚粘液に発見されることですね。視覚粘液は、目玉が付いた粘液でできた柱のようなあれですね。あれに視認されると、周囲の粘液全てがプレイヤーを捕食するために津波となって押し寄せてきます。最後の三つ目ですが、うるさくすると普通に見つかります。

 

この粘液、麻痺毒のような効果があるので、粘膜にこの粘液が触れてしまったら、ほぼゲームオーバーです。魅力が高かったら、満たす者のお気に入りとして、抱き枕のような扱いを死ぬまで受ける、なんか意外と素敵なバッドエンドですが、魅力が低いと普通に食べられます。

 

ここ、自衛隊基地ですが、ここにいた自衛隊員はどこに消えたと思いますか?はい。お察しの通り、この満たす者の腹の中・・・というか、粘液になっていますね。消化されて、無駄に膨大な体積を持つ満たす者の一部となってしまったわけです。魅力が低いキャラクターが彼女に捕まったら、彼らの仲間入りをするわけですね。

 

あ。ついでにどうでもいい情報かもしれませんが、R18版の満たす者の粘液には媚薬効果があります。しかもナメクジは両性というか、性別を変化させることができるとか?まあ、R18版で彼女に捕まったら、男女関係なく繁殖奴隷にされます。魅力が高いと、番いにされます。攻略可能ヒロインはもれなくみんな魅力が高いので、捕まると色々大変なことになります。なので、寝取られとか嫌いな方がR18版をプレイする時は、気を付けてくださいね。

 

さて、無駄話はここまでにして、視覚粘液に発見されないように気配を同化させていきましょうね。

 

ちょっ、目の前を通っているのに発見できないとか、この目玉節穴かよ。と視聴者のみなさんはお考えかもしれませんが、そうではありません。これが気配を同化させると言うことです。

 

みなさんは道ばたに転がっている石や、生えている草にわざわざ目を向けますか?通り過ぎる人の顔にいちいち注目しますか?人は視界にものを入れていても、何か違和感がなければそれに集中しようとはしません。すなわち、今の私の動きは、違和感を感じないような自然な気配、動きをしているというわけです。

 

え?どんな動きをすればそんなことが出来るのか?それは、山に籠もって修行でもしてくださいとしか・・・。まずは、大自然の気を感じることから修行を始めましょう()。俺もやったんだからさ~。

 

はい。第四備品庫に到着しました。お、開いてんじゃ~ん!

 

中に入って、え~と確かここら辺に・・・ありました。正宗、ゲットです。いや~ここまで特にガバはなかったですし、実に順調な進行です。え?パスワード?何を言っているんですか?一発で成功しましたよね?ね?ね?

 

まさか、視聴者のみなさんに全角入力を忘れないように(キリッ)、といった傍から、半角で打ちまくる鳥以下の記憶力を晒すような馬鹿がRTAをするわけないじゃないですか。

 

パスワードは一発で成功した。いいね?

 

はい(満面の笑み)。

 

それでは正宗も手に入りましたし、さっさと犬・・・ごほんごほん、セイカちゃんと合流しましょうか。

 

パァンパァン

 

・・・・・・。銃声がしましたね・・・。

 

セイカちゃんの方で何かあったようなので、第四備品庫の外に出て、壁を蹴って備品庫の屋根まで駆け上がり、屋根から様子を見ましょう。

 

おっと。兵士ゾンビにセイカちゃんが絡まれてますね。まだいたのか(驚愕)。とりあえず、ここから普通に射殺しましょう。結構離れていますが、射線は遮られていないので、しっかり目を狙うことができますね。

 

先ほどの銃声は、どうやらセイカちゃんが頑張って迎撃した音なようですね。なんだよ、結構頑張ってんじゃねぇか・・・。

 

「おい。それは、私のだ」

 

ロックオン。いきますよ~イクイク。

 

「手を出すな」

 

パァンッ!!

 

Foo~ ビューティフォー・・・。しっかりと目ん玉くり抜いて、一撃で頭部を破壊してやりました。殺ったぜ。投稿者:変態糞レズサイコパス。

 

さて、こうして無事セイカちゃんの危機を救ったのはいいのですが、先ほど銃声を満たす者の近くで鳴らしてしまいましたね。

 

見てくださいよ、これ!既に第四備品庫の周りが満たす者の粘液で一杯です。足の踏み場もないっすねぇ・・・。どうっすかなぁ、これ。既に視覚粘液にもばっちりと見られていますし、顔を視認されてしまいました。

 

満たす者は、魅力が高いキャラクターほど執拗に狙ってきます。ほもじちゃんは、序盤のくせに終盤並の魅力ステを持っているため、ものすごく執念深く満たす者に狙われます。

 

逃げ切りは・・・不可能ですね。ガチで狙う時の満たす者は、火砕流のごときスピードで自衛隊基地の外まで追ってきますから。

 

これは、やるしかないですか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

備品庫の屋根に立つ少女。その周りを満たす、ナメクジのような色をした奇っ怪な粘液の水面。それは突如として荒れ狂う波のごとく少女へ押し寄せる。

 

その間際。少女は呟いた。

 

「・・・・・・助けて」

 

祈るように。両手を組み、真摯に願う。

 

「――お母さん」

 

そして、津波が彼女を呑み込んだ。

 




ヒント:エヴァンゲリオン


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11話

アサルトニキのRTAは終わっても、まだまだ続きそうなRTAブーム。最近は色々なRTAがあって楽しいですね。誰かメガテンRTAとかFGORTAとか走ってくれませんか?ダンまちRTAとかも面白そうですし、意外と未開拓な原作が多いので、いつか面白いRTA小説が生えてくることを祈っています。

あ。今回は短めです。


大変な任務になる。それは覚悟していた。

 

しかし、目の前の現実は想像を遙かに超えた残酷さをもって、私の淡い覚悟を粉々に打ち壊した。

 

飛び散る紅い鮮血。転がる仲間であった肉の塊。静かにたたずむ、恐ろしき紫の髪の魔人。

 

『弱いですね。特殊部隊とはいえ、普通の人間なら、この程度のものですか』

 

私は逃げ出した。恐怖に駆られ、恥も外聞もなく。

 

なぜかあの化け物のような少女が追ってくることはなかったため、私は無事に逃げおおせることができた。

 

しかし、悪夢が終わることはなかった。

 

映画に出てくるゾンビのような、異形と化した市民達。その数の多さは、手持ちの銃弾だけでは対応しきれるものではなく、私は逃げることしかできなかった。

 

助けを求められたことも何度もあった。しかし、既に私の心は恐怖に縛られ、立ち向かうと選択肢をなくしていた。

 

化け物の少女と、異形と化した市民。それだけが私の敵ではなかった。逃げ回る最中に、何体も人から大きくかけ離れた異形の化け物を目撃した。それらは個体ごとに非常に強い力を持っていて、パワードスーツを装備した私自身でも、他に狙われる無力な人々がいたからこそ逃げおおせることができた。

 

もし、あの化け物たちと囮になる者が存在せずに対峙することになったら。私はきっと、既に息絶えることになっていただろう。

 

逃げ延びた先に適当に侵入した民家で、私は震えていた。

 

任務の達成は――あの化け物たちをかいくぐって研究所に侵入し、今回の事件の黒幕の証拠と思われる資料を捜索すること――到底不可能だ。

 

では、それを素直に上に伝えれば彼らは救助を派遣してくれるのか?いいや、それは絶対にない。

 

市民の救助よりも先に、黒幕の特定のために特殊部隊を派遣したという事実は、当然人命を蔑ろにした行いであるために、明らかになれば批判を免れることはできない。だからこそ、任務が失敗するというのなら、私たちは切り捨てられることになる。私たちの部隊は、そういう裏方の仕事をこなす、陰の部隊なのだから。

 

いつか。こういったことになるかもしれないというのは分かっていた。

 

分かってはいたのだ。

 

でも、それでも。あのような無残な死に方を晒すことになるのが、私の終わりであると認めるのは、絶対に嫌だ。

 

『歯ごたえがないですね。まあ、一応人間としては優秀な方の個体なのでしょうね。精々、使える駒になってくださいね』

 

少女が、先輩や同期の遺体に注射機を打ち込むと、彼らの遺体は恐ろしい変貌を遂げていった。

 

耳を塞ぎたくなるような、人としての終わりを告げる、彼らの産声。

 

「嫌だ・・・死にたくない・・・化け物になりたくないよぉ・・・」

 

あれだけ訓練したのに、私の口から漏れ出る心の悲鳴は、どうしようもなく情けないものばかりだった。

 

私は、現状になによりも脅えていた。何処に行っても化け物がいる。弾は少なく、パワードスーツのバッテリーも直に切れる。食糧も十分ではなく、救助の見込みはない。

 

生き残る道筋が見えなかった。安全とは、一体どこに存在するのだろうか。今も、異形の化け物がここにやってくるかもしれないのだ。私は、どうやって生き残っていけばいいのだろうか。

 

 

 

――そんな中だった。

 

――恐ろしくも、不思議で。

 

――しかしながら、どうしようもなく引きつけられる魅力と

 

――絶対の安心感を持つ、あの人が私の前に現われたのは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

血しぶき。私の目の前にいる、恐ろしい兵士のような格好をしたゾンビがバタリと倒れた。

 

少し遅れて、銃声。そんな、僅かな空気を揺らす音が、耳に届いた。

 

目の前にいたゾンビは、先ほどまであの人がやっていたのと同じように、目から大量の血や脳漿のような、とにかくたくさんの液体をどろどろと流していた。

 

「は、はは、ははは・・・」

 

きっと、あの人がやってくれたのだろう。

 

どこから撃ったのか。それは全く分からない。近くで聞くとあれほど大きな音であった銃声が、これほど微かにしか聞こえない辺り、とてもとても遠くから撃ったのだろう。

 

それでも、あの人はそれまでと全く同じ場所を撃ち抜き、私を救ってくれたのだ。

 

「ははは、はは、はははは」

 

私は、自身の震えを抑えるように、自分の体を抱きしめる。

 

あの人は、私を守ってくれたのだ。

 

「怖かった・・・」

 

痛みが。死ぬことが。尊厳を失うことが。抗う力がないことが。

 

「どうすれば、貴方は・・・・・・」

 

貴方に着いていけば、私は生きることができますか?

 

貴方に従えば、私は安息を得ることができますか?

 

「何でもします。だから、どうか」

 

――私を傍においてください。

 

――私を守ってください。

 

 

 

『よしよし。よくできた』

 

『よし、良い子だ。撫でてやる』 

 

 

 

「えへへ、えへへへ」

 

――私をもっと、愛でてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――とても うつくしい おんなのこ を てにいれた。

 

満たす者。中心核である彼女は、ゆっくりと手に入れた戦果へ近寄る。

 

彼女が人間であった時の名前は、さとうささら。強化Bウイルスの感染を経て、彼女の体は人間の形を保ちつつも、その材質をナメクジのような粘液に変えていた。

 

――きれい。 ほしい。 ほしい。

 

彼女は臆病で、慎重であった。美しき少女といえども、少女は銃を持っていた。故に、肉体を麻痺させる作用をもつ粘液で、念入りに美しき少女を浸した後に、その美しさを堪能しようとしていた。

 

――ぎゅ~ あ。 これ すごく いい。

 

粘液の肉体で、その少女の肢体を抱きしめる。粘液から伝わる彼女の肌は、とてもなめらかですべすべしており、少女をずっと触っていたい気分にさせられた。

 

彼女に、特に性欲はない。故に、R18版の世界なら即ハメボンバーからの孕ませ番いSEX!SEX!SEX!であった性質も、なりを潜めている。

 

ただ、人であった名残を持つ異形でもあるために、満たす者には自然と人の温もりを求める性質があった。

 

――きめた。 これは わたしの。 ずっと いっしょ。

 

ずっと、深く、深く。己の領域にこの美しき少女をしまい込んでしまおう。美しき少女のことをいたく気に入った彼女は、これからこの少女と共に過ごす素晴らしい未来を想像し、気分をひどく高揚させた。

 

己の粘液をもって、絶対に破られない、誰にも犯されない要塞を作り上げようと心に決め、早速その作業に取りかかろうと意識を粘液の操作に向けた瞬間。

 

 

――満たす者は、ずたずたにその核を切り刻まれた。

 

 

みじん切りのように、さとうささらの姿を模した中心核が細切れにされ。

 

彼女は最後に、刀を振り抜いた姿勢の、赤く目を光らせた美しき少女の姿を見た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こぽこぽと。謎の液体に満ちたカプセルの中に、ほもじやないはいた。

 

ほもじやない。といっても、その姿は非常に幼い。まだまだ幼女であり、高校生の彼女が美しき花であるのなら、今の彼女は可憐なつぼみであり、かなりまな板であった。つまりこの景色は、過去の光景である。

 

幼女は目を瞑り、静かに謎の液体の中でまどろんでいた。

 

『やない』

 

そんな幼女に一人の女性が声をかける。

 

女性の姿は、幼女の姿をそのまま大人にしたような――つまり、女性はほもじやないの母親であった。

 

『愛している』

 

『これから先、何があろうと』

 

『私が、貴方を守る』

 

女性は、愛の籠もった瞳で幼女を見つめ、カプセルを撫でた。

 

『だから、一つになろう』

 

『これから、どんな厄災があっても、私が貴方を内から守る』

 

お母さん?何してんすか、やめてくださいよ本当に。

 

もし幼女に意識があったら普通に拒否しただろう、狂気。

 

『ふふふ、愛している』

 

きしょい・・・(本音)

 

そういった意図があるかは分からないが、幼女は少し嫌がっているように見えるかもしれない、僅かな身じろぎをした。

 

『不安?』

 

そうだよ(ガチ)。

 

女性の目には、母親のいない生活に脅える愛娘の姿が映った。とんだ自意識過剰である。

 

『大丈夫。目に見えなくなるけど、貴方の心と体の中に、私はいるから』

 

こわい。

 

『愛しているよ。やない』

 

 

 

――こうして、ほもじちゃんのお母さんはHウイルスにその姿を変えて、ほもじちゃんの体内に潜伏することになったんですね。

 

つまり、もうお分かりですね。視聴者のみなさん。

 

《お母さん助けて》。真摯に助けを請いながらこういった趣旨のワードを呟くことで、一時的にHウイルスを活性化させ、覚醒状態になることができます。

 

そうなると、体内の麻痺毒はヤンデレのお母さんが完全に無力化してくれるので、こうして無防備に近寄った満たす者の中心核をぶった切ることができるのです。

 

――お覚悟を。

 

覚醒状態で向上したステータスを活かして、めった斬りです。中心核を細かく切れば切るほど、この後の再起動が遅れます。これぐらい細かく切れば、だいたい30分は復活してこないでしょう。本来はこのまま無力化した満たす者を焼き払って完全に消滅させたいのですが、自衛隊基地を離れることがない満たす者をわざわざ完全に殺す必要はありません。さっさとここから離れましょう。

 

「あっ、さっきはありがとうござ・・・って、何があったんですかそれ!?」

 

気持ち悪い粘液に絡まれていたんですよ(憤怒)。お前のせいでな!というのは内心にとどめておくだけにして、粘液まみれの服をぽいぽい脱いで、代わりにセイカちゃんの上着を強奪しましょう。

 

あ。映像はカットしますね。音声だけでお楽しみください。R18じゃなくても、意外と細部まで描写されていますからね、このゲーム。とてもえっちです。

 

「え、なっ・・・」

 

うへぇ。下着までぐっしょりです。粘液が付いたまま覚醒状態が切れると、麻痺状態になってしまうので、下着も脱ぎましょう。まあ、ノーブラノーパンですが、あとで適当に衣類でも調達しとけば大丈夫ですかね。

 

?? なんかイカ臭くないですか?視聴者諸君。

 

「な、なんで急に脱ぎだしているんですか・・・!?」

 

うるせぇ!上着寄越せ!

 

「あっ、ひゃ!? そ、そんな、ダメです!そんなこと。非生産的です・・・ッ! で、でも貴方が本気で望んでいるなら・・・」

 

非生産的・・・? あ(察し)。

 

・・・いつの間にそんな好感度稼いでいたんですかね?ワンちゃんプレイが気に入ったんですか?

 

とりあえず着替え完了。身長差があるおかげか、セイカちゃんの服はほもじちゃんにとって大きめなので、上着だけでもワンピースみたいになっていますね。まあ、これなら大丈夫でしょう。

 

さっさと行きますよ~車に乗ってください。あ。ついでに備品庫からいくつか食糧を持っていきますかね。Hウイルスを覚醒させてしまったので、かなりカロリーを消費しました。昨日からご飯を食べていないのもあって、割と餓死寸前です。

 

腹減ったなぁ。チャートの予定より早めにカロリーを摂取する必要があるので、車で移動しながら、レーションでも囓りましょう。

 

「え・・・? あ、はい・・・?」

 

タラタラしないでください。ちゃんと物資は回収していましたか?

 

「あ。それは大丈夫です!完璧です!」

 

なんだか誇らしげにこなした仕事の報告をする。そしてどこか、ご褒美を求めているような目。良いですね!実に私好みの犬になってきました。よしよし偉いぞ偉いぞー。

 

「あ・・・えへへ・・・」

 

・・・。場合によっては、このゲームでも三番目くらいに強い強敵となってプレイヤーと戦うことになるルートがあるセイカさんと比べると、このセイカちゃんはもう・・・。これは犬ですね。なんだお前の反骨精神ガバガバじゃねぇかよ。

 

まあ、よし(適当)。従順なうちは、特にロスにはならないでしょう。多分。変に考えるくらいならサッサと行動するのがRTAです(ほんとぉ?)。何かあったら迷わずガンガン進みましょう(ガバの温床)。

 

それでは今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 

次回もまた見てね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこに。 どこに いったの? わたしの たからもの。

 

みつけなきゃ ここには ない。

 

もっと ひろがろう。 ここをみはれ っていわれたけど そんなものは かんけいない。

 

もっと もっと わたしを ひろげる。 ごはんを いっぱい たべて わたしを さらに おおきく。

 

そうして おおきくなって もういちど たからものを。

 

ずっと いっしょだから。

 

みつからないなら どこまで おおきく ひろがろう。

 

そうすれば きっと いつか もういちど あえる。

 

まってて わたしの たいせつな たからもの。

 

こんどは にがさない。

 




ほもじちゃんの特性は間違いなく血筋である。

さて、それはともかくとして、ちょいと忙しくなるので週末まで疾走します。


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12話

誤字修正助かる助かる。・・・アリガトウ・・・アリガトウ・・・。


防具は布の服1枚のみ、下着すらねぇ!そんな布装甲で1部のラスダンに突撃するRTA、はーじまーるよー!

 

さて、現在自衛隊基地からゆかりんの研究所へ移動中です。いつも通りレーシングゲームのごときドライビングで道路を爆走中です。セイカちゃんは・・・意外と静かです。この運転にも慣れてきていますねぇ。というかこいつ、さっきから目線がほもじちゃんの太ももなどに集中しているのですが。

 

なんだか背筋がゾワゾワしますね。これは・・・野獣の眼光? ――お前レズかよ!?

 

おかしいですね・・・。セイカちゃんは素で百合属性が着いていたキャラではなかったはずなのですが・・・。うーん。魅力が上がりすぎましたかね。なんだかんだいって、彷徨う者や複数の兵士ゾンビの撃破、満たす者の撃退などで、ほもじちゃんのレベルが6くらい上がっていますからね・・・。

 

え?魅力以外のステは上がりましたか・・・?ですって?

 

・・・。

 

・・・。

 

・・・えーたしかにー、レベルは6くらい上がったんですけども・・・魅力以外のステは、何一つ上がりませんでした。

 

何一つ上がることなかったですぅ。残念ながら。はい。

 

一つくらい上がるやろうなーと思ってたんですけども、スゥー、結局三回くらいステータス画面を見返しても、何一つ上がっていませんでしたね、えぇ。

 

なんだろう。なんで上がらなかったんでしょうかねー。

 

いやほんとになんで上がらなかったんですかね(マジレス)。ちょっとスタッフさん、キャラの成長がバグッてんよこれー。

 

あ、そうだ(唐突)。おいセイカァ!

 

「ひゃっ!? な、なんですか?」

 

お前さっき俺が着替えてからずっとふとももチラチラ見てるだろ(現在進行形)。

 

「いや・・・見てないですよ」

 

嘘つけ絶対見てたゾ。

 

「な、なんで見る必要があるんですか・・・(正論)」

 

あ、お前さセイカさ、さっきヌッ、脱いでた時にさ、普通は気を遣って視線をそらしたりするはずなのに、なんでかほもじちゃんの全裸を凝視してたよな?(語録無視)

 

「い、いやそんなこと・・・」

 

見たけりゃ見せてやるよ(震え声)。

 

まあ、流石にそこまではやらないんですけどね。ね? 視聴者さん。

 

でもまあ、チラチラ見てくる視線が鬱陶しいので、釘は刺しておきましょうか。

 

「変態」

 

うーん。ほもじちゃんのボイスの罵倒は、なかなか気持ちがいいですね。声が可愛い。エロい。それにしても、ほもじちゃんが変態と罵倒するのか・・・自己紹介かな?(お前じゃい!)

 

「あ・・・違うんです・・・私は・・・ッ!」

 

あ、そうだ(使い回し)。どうでもいいから、メシを食べさせてください。ここに戦闘糧食があるじゃろ?私は手がハンドルでふさがっているので、あーんして♡

 

「え・・・? あ、あのぅ?」

 

もう待ちきれないよ!早く出してくれ!(レズもせっかち)

 

「は、はい!了解しました!」

 

ようやくセイカちゃんがご飯に手を付けてくれました。はやくはやく。腹の虫の音も、セイカちゃんを急かすようにぐぅぐぅ鳴っておりますね。これはまさにぐうの音しか出ないとも言いましょう(意味不明)。

 

というか、あと数分したらカロリー不足で倒れそうなんですが。まるでローグライクゲームみたいだぁ・・・。

 

「ど、どうぞ・・・」

 

あ、うんめぇなこれ(五目ご飯)。流石は食のこだわりが深い日本人の携帯食です。戦闘糧食というか、軍隊の非常食なんてみんな乾パンみたいなものだと思っていたんですけどね。缶詰に色々なおかずやご飯が詰まっているのは、素直に感動です。

 

さて、セイカちゃんにドリフトをする前にはしっかり警告を出しておきましょうね。せっかくのご飯がこぼれてしまいます。口をもむもむ素早く動かし咀嚼して、セイカちゃんに早く次をくれという合図を送りましょう。まるでひな鳥になったような気分ですね。屈辱です。セイカちゃんをぶち殺したくなってきました(サイコパス並の感想)。

 

しかしながら。端から見ると中々尊い光景じゃないですか?これ。 まま、ええわ。今回は許したる(寛容)。殺すのは最後にしてあげましょう(どっちだよ)。

 

というわけで食事をしながらのドライビング。自衛隊の缶詰は美味しゅうございました。そろそろ少し人口が多い場所に入るので、変なイベント踏んだり、フィールドボスに絡まれたりしないように気をつけましょうかね。

 

ん? あれは・・・フィールドボスの《穿つ者》ですね。よく山などにいる、丸い胴体に細長い足が複数ついているザトウムシみたいな姿をした強化ゾンビです。ピンとこない人は、エヴァの第9使徒マトリエル的なやつだと考えてください。あ。それもピンとこないですか・・・ググレカス(豹変)。

 

さて、あの強化ゾンビの特徴ですが、その細長い足で踏みつけ的な何かをしてくると見せかけて、本命は胴体や足から黒い鉄のようなビームを撃ってくることです。ビームは直径30㎝くらいある意外と太めのやつなので、躱す時は気を付けましょうね。

 

「ひっ、あ、あれは・・・」

 

おっと。セイカちゃんがかなり脅えた様子です。ふーむ。逃げてくる時に、あれが人を虐殺するような、恐ろしいシーンでも見たんですかね?これはトラウマとまではいかないものの、結構恐怖を抱いている様子です。

 

・・・・・・キラーン!(閃いた)

 

ふっふっふっ。ここでオリチャーの発動です。セイカちゃんがここまで脅えた様子を晒しているなら、紳士な視聴者諸君ならお分かりでしょう。あれを格好良く倒せば、キャー!格好良い!好き!ほもじちゃん抱いて!もしくは、ひぇ・・・やっぱりこの人には絶対に勝てない・・・!素直に従おう・・・。と、より強い服従を得ることができます。

 

どっちに転んでもデメリットはない上に、あれを倒せば結構な経験値がもらえます。現状のステータスでもラスボスまで余裕ですが、ステータスはあった方が討伐時間も移動時間も減ります。だから魅力しか上がっていない現状、チャートの予定より多くの経験値を稼いでおきたいです。

 

なので、一つ。視聴者の皆様に、びっくりする奥義をお見せしましょう。

 

急ブレーキをかけて、セイカちゃんに少し待っているように伝えましょう。そして車を飛び出て、民家の塀をジャンプ台に、木へ飛び乗り、そこからさらに二階建ての民家の屋根の上に飛び乗ります。

 

ご覧の通り、穿つ者の弱点である胴体は、結構高い位置にあります。民家の上に乗っても、まだちょっと足りないほどに。なのでここからわざと相手に発見してもらうことで、その胴体への足場を用意してもらい、お命を頂戴しましょう。

 

まずは、威圧をしてこちらの存在に気づいてもらいながら、穿つ者に接近します。

 

威圧のコツは、グッと気合いを込めて、お前を殺す・・・(デデン!)と脅すことですが、重要なのはあまり殺気を出し過ぎないことです。相手は腐っても一応生物で、なおかつ若干の自意識を持つ強化ゾンビなので、力の差を感じ取り過ぎてしまうと、逃げたり硬直したりしてまって、殺すの少し時間がかかります。

 

なので、なんなのこの人・・・と思われる程度に、気は抑えておきましょうね。え?ちょっと言っていることが良く分からない? え?覇王色の覇気的なあれですよ?みなさん、バトル漫画くらいは読んだことがありますよね?

 

? 違う、そうじゃない? 一般人の感覚で話せ? んにゃぴ。良く分かんないです(すっとぼけ)。

 

冗談はさておき、存在に気づいてもらうだけなら大声を出すなどでも代用できるので、適当にやりましょうね。おっと、ロックオンされましたね。早速攻撃兼足場が飛んでくるので、備えましょう。

 

穿つ者の黒レーザーは、だいたい時速160キロくらいでくっそトロい攻撃です。敏捷が十分に上がっていれば序盤の初心者プレイヤーやセイカちゃんでも何とか避けられるウスノロなので、ササッと躱しましょう。

 

そしてこの黒いレーザー。レーザーと言ってますが、実は普通に物体です。なので足場として利用が可能なのです。攻撃を躱しつつ、足場としてこのレーザーの上を走って、距離を詰めていきましょう。

 

空間認識や体幹が極まり、武術の奥義を開眼したのなら、レーザーの上を走るだけではなく、側面や下の部分も足場にして駆けることができます。頭が地面を向いて、足が空を向いているとしても、このように!重力が仕事していない?いやまあ、そうですね。ですが知っていますか、皆さん。

 

飛行機は、飛んでいるから飛べるんですよ(ドヤ顔)

 

つまり、高速で動き続ける物体は決して落下しないのです。言い換えると、立ち止まらない限り道は続く。団長の言っていたことは科学的にも正しかったんですね。

 

こっちだ ウスノロ・・・。勝てんぜ お前は・・・(アルティメットイキリ悟飯)。

 

えいしょ、こらしょ、どっこいしょ。見ての通り、一本一本のレーザーはトロイですが、思ったよりたくさんの数のレーザーを射出してくるので、ぴょんぴょん飛び回りながら避けて、さらに接近しましょう。それにしても、こんなくっそたくさんの数のレーザーの質量、一体どこから補充されているんですかねぇ?えーと、確かここら辺ではまだ、一体もゾンビや町の住人を見かけませんよね? あ・・・(察し)

 

さて、所要時間は10秒足らずですが、ここまで接近できました。もう胴体は間近ですね。正宗を抜刀しましょう。貴方の力を知らしめる時ですよ。

 

ボスをぶち殺す手順ですが、まず、本気で威圧します。自意識があるボスゾンビは、本気で威圧すると結構な時間硬直するので、その間に弱点の胴体を真っ二つにしてやりましょう。

 

では、威圧です。

 

首、置いてけ

大将首だ!!

大将首だろう!?

なあ 大将首だろうおまえ

首置いてけ!! なあ!!!

 

ちょっと待って、こいつ、首ないやん。 ・・・・・・。まま、ええわ。死ね。

 

ザンッッ!!

 

――工事完了です。

 

お、レベルアップですね。できれば体力か筋力、敏捷が上がって欲しいな~。

 

<レベルアップ! 魅力+3>

 

 

―♪例のBGM♪―

 

『終』 (討死する武田信玄)

 

 

 

 

・・・・・・。

 

ふぅ。ダメみたいですね(涅槃先輩)。

 

・・・。それにしても、多分こいつの弾薬になったんでしょうけど、周りに生存者がいなくて良かったですね。現在下半身の防御力が皆無なので、レーザーを足場に駆け回っていたところを下から見られていたら・・・処理のために、タイムロスをしてしまうところでした。

 

さて、さっさとセイカちゃんのところに戻って、再び自衛隊基地に行きましょう。こうなったらやけ食いです。もっと色々な缶詰をセイカちゃんに食べさせてもらうのです。

 

――少女移動中

 

「・・・貴方は。凄い、ですね」

 

え。帰ってきて早々なにその小学生並みの感想。セイカちゃんは色々と恋愛ができる要素がある人物の中で、最もBBAなんだから(トテモ=シツレイ)、もうちょっと素敵な感想はないんですかね?感服しました。私を貴方のブルドックスにしてくださいとか(意味不明)。

 

ガシッ

 

おおう?なんだなんだ急に掴んできて。投げ飛ばして良いですか?あ、イベント中なのでダメですか・・・。えぇ・・・(不服)。

 

「私は、私は・・・ッ! 弱いんです・・・ッ。貴方から離れたら、きっとすぐに死んでしまうほど・・・」

 

せやな。でも貴方は大丈夫。次があるよ(マジキチスマイル)。

 

「怖いです、不安なんです・・・ッッ! だから、だからどうか、どうか・・・・・・」

 

 

――私を護ってください。そのためなら、何でもしますから・・・。

 

 

ん?今何でもするって言ったよね(人間の屑)。

 

じゃあ・・・ぐへへへ。少し、私の実験に・・・って、お?選択肢が出ましたね。

 

①「うるさい。死ね」

②「分かった」

③無言でぶん殴る

 

ほーう。ほもじちゃんのくせに、意外と王道の選択肢が残されていますね・・・珍しい。まあ、視聴者ニキたちも、②を選んだ末にあるだろう従順ワンちゃんセイカちゃん。これはとても可愛いだろうと、ドキがムネムネしていませんか?その通りです。②を選ぶと、これは完全にほもじちゃんに依存する要介護の忠犬になってくれると思います。

 

といってもまあ、1周目セイカちゃんなんて激レアな存在にあったのは初めてなので、その返しをして本当に依存してくれるかは分からないんですけどね。でも、そういう実験は色々とやっているので、こういう目をした人にどんな言葉をかければ依存するのか。だいたい分かりますね、私は。そんな私の勘が、ここで押せば堕ちると囁いているんですよ。今のセイカちゃん(凄まじい倒置法の連打)。

 

「うるさい。死ね」

 

だからこそ、①を選ぶ必要があるんですけどね。分かりますか?視聴者のみなさん。

 

「誰かに縋らなくては生きられない人生なら、死んだ方がマシ」

 

そうだよ(便乗)。まあ、ぶっちゃけお荷物のままのクソザコセイカちゃんなら、いない方がマシなんですよね。

 

9話の時、初めてセイカちゃんに会った時の解説で最初に言ったでしょう? 使えないようなら、殺した方が安定する、と。これは攻略動画ではありません。早さが。そして、それを成すための合理性が。何よりも重視されるのです。

 

オイコラ視聴者諸君待ちなさい。何ですかその疑うような視線は。これはRTAですよ!攻略動画ではありません!ゆかりん攻略ルートでも、百合ハーレム構築攻略でも何でもないですからね!

 

「え、え・・・?」

 

ふう~~~↑↑↑ 見てください、この断られるとは思っていなかったと言わんばかりの絶望顔のセイカちゃん。いいですね~、いいですよ~!(人間の屑の鑑)

 

やっぱ、人は見たくないものから目を逸らそうとする性質がありますからね。初対面の印象を忘れて、ほもじちゃんを優しい人だと思い込むことで、自身の安心が約束された幸せな未来を思い描いていたのでしょう。しかし、そうは問屋が卸さない!(このRTA始まって以来最高のハイテンション)

 

いやあ、テンション上がってきましたね!実に楽しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マワリヲミロ、キョウマチセイカ」

 

絶望の淵に叩きつけられた私は、その言葉を上手く認識できなかった。

 

パンッ。

 

「・・・ッ!?」

 

頬に走る衝撃。私は、ぶたれた?

 

「周りを見ろ、京町セイカ」

 

私の目を、この人はじっと覗き込んでいた。

 

「この世界に、貴方が求める安息はない」

 

言われて、周囲を見る。ああ。化け物の死骸に、破壊された周囲の建物。それに、こびりついた血潮。ここはまさに、地獄のような場所だった。

 

「どれだけ強くても、それが確かである保証はない。昨日までの強者が、今日もしかしたら屍をさらすかもしれない」

 

・・・・・・。

 

私よりずっと射撃が上手な同僚がいた。――だが、彼は死んだ。

 

私よりずっと運動ができる先輩がいた。――だが、彼も死んだ。

 

私よりずっと賢く経験豊富な先輩がいた。――だが、彼も死んだ。

 

私よりあらゆる全てが上な隊長がいた。――だが、彼でさえも死を逃れることができなかった。

 

「私も、もしかしたら明日には死んでいるかもしれない」

 

嘘だ。貴方は、きっと、どんな相手にだって勝てるはず。あんなに強くて、美しくて・・・なのに、そんなのは・・・。

 

「京町セイカ」

 

その強き視線が、私の目を、心を貫く。

 

「貴方が真に求めるべきは、庇護ではないはずだ」

 

それ、は。

 

彼女が言わんとすることは、分かった。彼女が私に伝えたいことは、理解できてしまった。でも、でも、それは・・・。

 

私に立ち向かえというのか。この惨劇に。この地獄に。

 

「貴方は、きっと私の名前を知らない」

 

言われて。気づいた。私は、彼女の名前すら知らなかったということを。彼女の名前すら、求めていなかったことを。

 

私は一瞬、自分自身の行いに酷い吐き気を感じた。私にとって、彼女はどうでもいい存在だったのだ。私は彼女を、自己を護る力としか見ておらず、そこに人格があることを無視していた。

 

「ぁ・・・」

 

脅えながら、震えて彼女の目を見た。

 

「大丈夫」

 

そこに非難の色はなかった。その声音に、私を責めるものはなかった。ただ、見守るような。静かに私の成すべきことを見守る優しい瞳が、そこにあった。

 

「ごめんなさい・・・貴方の名前を、教えてもらってもいいですか?」

 

言えた。ああ、言ってしまった。でも彼女は、ぴくりとも今まで動かさなかった表情を満足げな様子に変えた。

 

「ほもじ やない」

 

ほもじ やない・・・。これはきっと、人生で最も意味をもった自己紹介であった。

 

「よし」

 

うん。と、やり遂げたようにほもじさんは頷いた。

 

「お互いの名前を知った。ならば、きっと、私たちは友だ」

 

随分適当な理論に、私は思わず吹き出した。でも、その情動は。媚びも保身も考えていない、ごく自然の情動であった。

 

「友ならば、互いを支えることに何の問題もない」

 

そう言って、ほもじさんは私に手を差し伸べた。

 

「友よ。私たちは対等だ。できる範疇で、力を貸そう。貴方は私に何を求める」

 

 

――ああ。

 

 

この人は・・・ほもじさんは・・・。

 

胸に溢れたのは、感謝だった。

 

だから、私はほもじさんの手を取った。縋るのではない。共に並び立つために、手を取ったのだ。

 

「いつか、ほもじさんの力になるために。私を、鍛えてくれませんか?」

 

そう言うと、ほもじさんは初めて笑った。

 

「あ・・・」

 

顔が、熱い。

 

どうして。分からない。でも、胸の内で、激しい情動が駆け巡った。

 

「よし」

 

何がよしなのか。分からないが、相変わらず、この人は不思議な人だと思った。

 

そんなほもじさんと対等な友として、いつか。彼女を支えられるように。

 

そんなことを考えながら、私は強く強く、ほもじさんの手を握った。

 

 

 

 

 

 

――そんな京町セイカの瞳の奥に。赤い輝きが、人を超える超常の力が。それは確かに芽吹き、静かにその種の発芽を迎えたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よし!(適当)。セイカちゃん、これで戦力化が完了です。たぶん軽度に患っていたトラウマが吹っ切れたっぽいですし、正気度もぐんぐんうなぎ登りでしょう!いやーめでたしめでたし。

 

・・・・・・。

 

うーん。うーん。

 

やっぱり、前のセイカちゃんの方が、自分好みな気がします(人間の屑の鑑の鑑)。

 

今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 




実はセイカちゃんがほもじちゃんの名前を聞いていないのは、作者のガバだったりする・・・かもしれない。

それはともかくとして、今後のルートに関する重要なアンケートです。割と作者はどのルートに進んでも面白そうだと考えているために、需要調査を含めて読者の皆様に聞いておこうと思います。

まず、走者に関する設定ですが、性別は定めません。リアルでは美形な中性的容姿という設定なので、男の子かもしれませんし、女の子かもしれません。読者の皆様の好みでお考えください。

さて、アンケートに関する細かい説明をすると、3択で、ヒーロールート、ヒロインルート、ギャグルートと分かれていますが、主にヒーローとヒロインルートでは、走者の細かい設定が決められて、走者のリアルの話がちょくちょく狭間に入ってきます。そしてその話も含めて、走者のガチ恋ルートに移行する感じです。

ヒーローとヒロインの違いは、恋愛における走者の関わり方です。ヒーローなら走者が惚れさせる側、助ける側にいきますが、ヒロインなら茜ちゃんなどが走者の心を開きにいきます。つまり、サイコパスで無敵状態の走者の無敵が解除されるというわけですね。ギャグは現状と変わらない感じに入れますが、走者の話が入ってくるため、良くも悪くもシリアスが増えるでしょう。

では、ギャグルートはというと、端的に言えば現状維持で、走者の設定もその場のノリで決めます。恋愛は、走者と完全に分離したほもじちゃんが担当します。ほもじちゃんとヒロインが百合百合して、それを走者が茶化すという、現状の枠組みが維持されるでしょう。


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13話

アンケートご協力ありがとうございます。ギャグが人気なので、基本的にギャグルートでこの話を描いていきますが、ヒーローヒロインルートを足した合計はギャグルートと同じくらいあるので、なんか良い感じのお話を思いついたら走者のリアル話も入れようかなと思っています。
後はif編で書く感じですかね。ゆかりん騒動が終わるまで特にifを書く予定はないですが、ゆかりんとのいざこざが終わって学校に帰宅したら、少し考えてみることにします。


魅力が高いので、割と会話イベントでカリスマを発揮しやすいイケメン主人公のRTA、はーじまーるよー!

 

はい、前回はセイカちゃんを依存症から脱却させたところから再開です。まずはササッと車に乗り、再び研究所を目指しましょう。

 

さて、ここから移動時間で特になにもないので、セイカちゃんに追加のごはんを食べさせてもらっているほもじちゃんを背景に、いくつか質問が来ていたのでそれに返信していこうと思います。

 

Q.4話の日本刀着地をTASでやろうとしたら、何回挑戦しても失敗した。メッチャ痛かったゾ。どうしてくれんの?てかどうやればできるんですか・・・?

 

おう。あれに挑戦したんですか・・・。失敗したら地面に叩きつけられたトマトみたいになるのに、よく何度もやろうと思いましたね。

 

まあ、回答ですが、TASを使おうが基本的な武や技に関する造詣が足りていません。リアルで地道な修行を行ってください。といった感じですかね。

 

TASは基本的にスーパースローでゲームをプレイできる、乱数を調整できるので幸運を意図的に発生できるといったものなので、正確かつ超速でプレイヤーを動かせることはできても、そもそも根本的な技量が足りないものは、どう足掻いてもできません。

 

例えるなら、素人がどれだけ膨大な時間をかけて絵を描いても、芸術家の描く絵を完璧に模写することはできないでしょう?つまりそういうことです。

 

Q.セイカさんはヤンデレエンディングがあるから、攻略可能ヒロインじゃないんですか?

 

おや。それを知っているとは中々物知りですね。確かにセイカさんにはヤンデレっぽい終わり方があります。条件としては、前のクリアデータでセイカさんの好感度、及び恋愛値を上限近い数値まで上げておき、なおかつそのデータを使ってニューゲームをした上で、Gルートに進み、最終決戦でセイカさんとの戦いに敗れた場合発生するエンディングですね。

 

Gルートってなんだよ?という未プレイ兄貴達に説明すると、時間逆行者設定を取得した状態で、ゆかりんを討伐して普通のハッピーエンドを迎えたあとに解放される、攻略可能ヒロインなどを徹底的に殺しまくるジェノサイドルートのことですね。設定的には、ハッピーエンドを達成したのに、なぜか再び時間逆行を繰り返すということに絶望した主人公が精神を病んで、やべえ奴になる話です。

 

このルートのラスボスは、やべえ奴と化した主人公を止めるために覚醒したつよつよセイカさんになるのですが、ここでクリアデータの好感度・恋愛値の条件を満たした状態で、ラスボス戦に敗北するとセイカさんに一生監禁されるバッドエンドを迎えることになります。これを個別エンディングと捉えるかは人それぞれかもしれませんが、最後に普通にGAME OVERと表示されるので、私はこれをエンディングではないと思いますかね。

 

なのでまあ、セイカさんは攻略可能ヒロインではないのではないでしょうか?

 

Q.前回のセイカちゃんの様子的に、これもしかしてセイカちゃんの個別エンディングを迎えるには1回目、もしくは周回数が少ないセイカちゃんの好感度を上げていく必要があるのでは?つまり、もしかしてセイカちゃんは攻略可能ヒロインなのでは?

 

・・・・・・。

 

・・・・・・。

 

・・・・・・正直、そうかも。とは少し思っていました。自分は基本的にクリアデータを利用して周回しているので、セイカさんは周回数が数十回目のつよつよ状態であることが多いです。そうなったセイカさんのメンタルは鋼のように硬いので、好感度はともかく、恋愛値がものすごく上がりづらい上に、エンディングもプレイヤーと結ばれるという結末にはなりません。

 

しかし前回のセイカちゃんの様子を見るに、周回を通して屈強なメンタルを手に入れたセイカさんの攻略ルートはなくても、低周回数のよわよわセイカちゃんなら攻略できるような気が・・・。

 

まあ、これはRTAですからね。一応セイカちゃんが死なないように守護りながら進めば、レギュレーションを破ることにはなりません。前回のような依存症を拗らせたセイカちゃんならまだしも、今のセイカちゃんなら極端に足を引っ張ることはないでしょう。認識の違いなんて誤差ですよ誤差!

 

Q.前回の正宗による一刀両断が格好良かったから自分も使ってみたけど、あんな風に綺麗に斬れなかったです。やっぱコツとかあるんすかね?

 

日本刀なので、ま、多少はね?基本的に刀は、西洋剣にありがちな叩き斬るという振り方ではなく、引き裂く、といった感じで振るのが王道です。そういった振り方を踏まえた上で、地道に練習を積みましょう。まずは毎日1万回、感謝の素振りでもやってみたらいかがでしょうか。極めれば、音を置き去りにした斬撃を放てるようになり、背後にでかい阿修羅みたいなのが現われて、斬撃を放ってくれるようになるんじゃないですかね?(百式観音並感)

 

知っていますか?異世界の宮本武蔵は巨乳な美人さんな上に、必殺技で背後に阿修羅的な何かを出現させることができるんですよ?しかもライザーソード的な何かをぶっぱしてきたりもします(白目)。

 

?? 大丈夫です。私は正気ですよ。

 

おっと。そろそろ研究所に着きますね。とりあえず質問返しはここら辺までにしておきましょう。

 

さてと。まずはセイカちゃんを近くの民家に避難させておきましょう。セイカちゃんは俺がおいてきた。ハッキリいって、この闘いにはついていけない(天津飯並感)。

 

「分かりました・・・。今はまだ、足手まといですからね」

 

しょんぼりしているセイカちゃん。うん。意外と従順ですね。なんか吹っ切れた感は出しても、犬根性は失われていないのかもしれない?

 

まあ、依存症拗らせると、無理矢理にでもついてきたがる人が多いので、RTA的には助かる助かる。じゃあ、ここでちゃんと待っていてくださいね?あ。でももし何か変なのが来たらすぐに逃げてください。いのちをだいじに。私が帰ってきた時にセイカちゃんがいなかったら、適当に銃を乱射しながら捜索するので、それで合流しましょう。

 

「分かりました、了解です。・・・ありがとうございます」

 

ん?おや?…気のせいか?気のセイカ(激ウマギャグ)

 

「気にするな。友人だ。関係ない」

 

会話イベントの時は口数が増えますけど、こういうときはかなりざっくりしたことしか話さないですよね。ほもじちゃん。うーん、実に模範的なRTAプレイヤー。RTA走者の鑑ですね。玉も竿もでけぇなお前(褒めて伸ばす)。――女の子やぞ!(自己批判)

 

さて。研究所に着きましたが、ここには厳重なセキュリティシステムがあります。パスワードを入力して、扉のロックを解除する必要があるのですが、このパスワードはランダム生成であり、周回ごとに違います。このパスワードを知るには、ゆかりんから聞き出したり、強化ゾンビの《統べる者》が持つ手帳を手に入れたりする必要があるのですが、なんとですね、ここに素敵なマスターキーがあります(正宗を抜刀)。

 

扉は、なんだか不思議な合金で出来ているのでとても硬いのですが、その周囲の壁の強度はせいぜい鉄レベルです。狙い所さんはここでしょう。

 

行きますよ!ヒテンミツルギスタイル!

 

――フルチン!(龍槌!)

 

ザンッッ!!

 

――サーセン!!!(翔閃!!!)

 

ザンッッ!!

 

うわあああぁぁぁぁぁ!!!誘拐船「木枯し」!(龍巻閃・凩!)

 

ザンッッ!!

 

――凄まじい!((つむじ)!)

 

ザンッッ!!

 

――エロシーン!(嵐!)

 

ザンッッ!!

 

五連撃・・・からのとどめです。ヒテンミツルギスタイル・・・

 

――お取り寄せえぇぇぇぇぇぇぇ!!!!(九頭(くず)龍閃(りゅうせん)!!!!)

 

ズドドドドドドドドドオオオォォォンンッッッ!!!

 

工事完了です。無事、壁を破壊できました。お、開いてんじゃ~ん(開けたんだよなぁ・・・)。お邪魔します(礼儀正しい)。

 

さて、研究所です。ここにいる敵は兵士ゾンビと《護る者》。それと気を付けたいものとして、いくつかのトラップがあります。更にフラグを踏むと、実験中の兵士ゾンビⅡ型がわき始めるので、注意して進みましょう。まあ、走って素早く資料を回収すれば、10分もかからず研究所での用事は済むのですが。

 

んー。ゆかりんいますかねぇ?二日目はだいたい別の場所に行っているので、変なフラグを建てなければ研究所にはいないはずなんですが・・・。一応ゆかりん攻略ルートを進んでいるとするなら、ここにいると思うんですけどねぇ・・・。

 

まあ、いなかったらとりあえず証拠資料だけ回収して、ササッと脱出しましょう。お。前方に何体か兵士ゾンビがいますね。気配を同化させて、真正面から暗殺しましょう。

 

リンゴンリンゴン!!(ベルエンジェル) 晩鐘は汝の名を指し示した・・・。

 

――首を出せぃ!

 

(経験値が)うん!おいしい!

 

あ。解説ですが、研究所の兵士ゾンビにはわざわざ銃を使いはしません。反動を受け流すので、わずかに減速してしまいますからね。後ろにセイカちゃんというお荷物がいるならまだしも、ソロ突入なら普通にダッシュで道を駆け抜けます。そのついでに兵士ゾンビの首も狩っていくという形で、今回の研究所を走破していきますね。

 

何気にサラっと使っている気配の同化ですが、意外と必須の時短テクニックです。これをやらないと遠方から兵士ゾンビに発見され、滅茶苦茶に銃を撃たれますからね。狭い通路なので、天井や壁を使える分回避はかなり容易ですが、ロスになりますので発見されるのはできれば避けたいところです。

 

さて、そんなこんなで結構な兵士ゾンビの首を刈り取り、トラップが仕掛けてある場所に来ました。障壁がしまり、睡眠ガスが投入される場所ですね。R18版の場合、ここで無力化されると、ゆかりんに色々とやられます。魅力が低いと実験体のBADエンドですが、魅力が高いとレズられます。ついでにそれを活かして、ノコノコと近づいてきたゆかりんの首を狩る、かかったなアホが!暗殺法もあります。

 

とりあえず、ここは全力ダッシュからのスライディングで対処です。Foo~ちょっと胸が掠りましたね。マキさん並の巨乳だったら危なかったかもしれません。その点ゆかりんはすごいよな。引っかかるところがないまな板だし。アクション女優に向いているのでは?(煽り)

 

はい。次のトラップゾーンです。これはバイオによくあるレーザー回避のあれですね。迫ってくるレーザーの線を華麗に躱すやつです。だがしかし、こんなものに長々と付き合ってあげる必要はありません。走りながら1発目のレーザーラインを回避し、扉をぶち壊して次へ進みましょう。

 

1発目のレーザーラインは一本だけで、頭を下げればぶつかりません。余裕ですね。

 

来ました。レーザーラインが1・・・2,3,4,5・・・114本。普通だな!って待ってください。初手から殺意が太すぎるッピ!

 

うーん、何か変なフラグでも建てましたかね。それともほもじちゃんのおっp、おっぱいに嫉妬しているんですか?だとしたら器の小さい女性ですね。そんなんだからおっぱいも小さいんですよ!(暴言)

 

だがしかし、1カ所だけですが回避ルートがある時点で有情でしょうか。若干面倒な動きをしますが、今からすごい回避をするので、目ん玉かっぽじってよ~く見といてくださいよ。

 

まずはきりもみ回転しながら、左の壁へジャンプ!

 

壁にそっと手を当てて軌道を変えてレーザーを回避しつつ、頭から落ちるように落下。

 

首、背中で受け身を取るように落下の衝撃を受け流しつつ、その勢いのままブレイクダンスのように体を回転させてレーザーを躱す。

 

その勢いで逆立ちをして、腕力だけで大ジャンプ。ついでに体を捻り、レーザーを回避します。

 

天井に足が着くので、その勢いのまま地面へ跳躍!宙返りしつつ、体を捻り、手を使って着地。からのバク転連打!

 

最後にバク転の勢いのまま体を丸めて跳躍し、くるくる回りながら途中で体を捻り、走り出しやすい姿勢で着地!無事回避完了です。

 

その勢いのまま走り抜け、扉をぶち破りましょう。これなら正宗を抜くより、拳で殴った方が早いですね・・・いきますよ!

 

フタエノキワミ、アーーーーッッ!!!

 

ドォォオオオオンンンッッッ!!!

 

よし、無事突破です!いやぁ、レーザートラップは強敵でしたね・・・。ほもじちゃんが通り抜けられる回避ルートが一つしかないほど、頭のおかしい密度のレーザーライン。

 

さらに一見通り抜けられるように見える、フェイクの回避ルートが複数存在しましたし。しかもその回避ルートは、どれも最後に胸の部分の隙間がなくて、貧乳以外の胸を刈り取る形状をしていました。恐ろしいですね。ゆかりんは賢さの使いどころさんを間違えていませんかね?

 

・・・・・・。

 

それにしても貧乳って凄いよな!こういうレーザーを回避する時、気を遣う部分が少なくなるから。やっぱ貧乳(ゆかりん)ってすげよ!(煽り)

 

え?貧乳のことをゆかりんっていうのは止めろ?それは、とても申し訳ないことをしました。深く反省しております(煽り)。

 

さて、次のトラップですが、通路の壁がどんどん狭まってきて、最終的に通路が貧乳以外通れないようになる、恐ろしいトラップが待ち構えています。巨乳がこれにかかると、心臓が圧迫されて滅茶苦茶苦しんだ末に脱出できなくなって捕まります。(巨乳への殺意が)太いッ!

 

だがしかし。目的の位置へは到達しました。この通路に入る前に、私は大胆なショートカットをすることができます。

 

こ↑こ↓の三つほど下にですね、ゆかりんのお部屋の前の広間があるんですよ。ええ。視聴者のみなさんは薄々察したのではないでしょうか。

 

正宗君、出番ですよ!

 

はい。床をぶった切って、五右衛門スタイルのショートカットを決めてやります。

 

(床を)バラしたいなって・・・。よし、じゃあぶち込んでやるぜ。

 

ヌッ!(かけ声)

 

――キンッ!

 

え~床を斬る際は、五右衛門兄貴のスタイルをリスペクトして円形に斬ってみましたが・・・ほもじちゃん(が作った)穴・・・。すごくいやらしい穴だよ(ド変態)。

 

ではこのペースで、後二回穴作りをしていきましょうね~。

 

――ほもじちゃんが作った穴(かけ声)

 

――略してホモホール!(かけ声)

 

なんていやらしい穴なのだ(明治の文豪)。さて、工事完了です。ゆかりんのお部屋の前に到着しましたが・・・やはり護る者がいますねぇ。その立ち姿は、例えるなら変態から娘の自室を護る父親のよう(例え・・・?)。

 

以前出会った時は少々面倒な手順で無力化しましたが、正宗を持つ今ならこいつの首をとばすのに一秒もかかりません。お覚悟を。

 

「・・・・・・」

 

おや? 無言で道を譲ってくれましたね。ふーむ。この強化ゾンビ、ゆかりんを想う優しい父親なので、もしかしたらまあ、ゆかりん攻略ルートだとこういったムーブをすることもあるのかも?

 

では、譲ってくれたのでゆかりんのお部屋にお邪魔しましょうかね。それとも後ろから殴りかかってくるパターンですか?そうだったら、そうですね・・・。(全身を切り刻んで)ばらまくぞこの野郎。

 

・・・・・・。うん、特に何もなかったので、普通にお邪魔しまーす。

 

(ガチャ)開けろ!デトロイト市警だ!

 

「・・・来てしまいましたか。ほもじやない」

 

来ちゃった♡

 

「さすが。私が見込んだだけのことはありますね」

 

偉そうだなお前。ぶっとばすぞ(やべえやつ並の感想)。

 

おや。会話の選択肢ですね。

 

①無言で刀を抜く

②無言で張り手

③巨乳アピール

 

なんだこの選択肢!?(驚愕)

 

今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。

 

次回もまた見てね。

 




お取り寄せえぇぇぇぇぇぇぇ!!!!の元ネタが分からない人は、各国の『ヒテンミツルギスタイル』を検証してみた。を見てみましょう。端的に元ネタを解説すると、外国版るろうに剣心の空耳です。

自分で設定を作っておきながら突っ込むのもあれですが、このゲーム開発者、隠しルートとか多すぎて、まともに攻略させる気ないのか!?とか思っちゃいますね。


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14話

プリコネリダイブ始めました(激遅遅参)。コッコロちゃん可愛いよ。ネネカちゃんも超可愛い。おっと、まずいまずい。性癖がバレる。だいたい初めて25日くらい経ちましたが、無課金石をこの短期間でガチャ400連分くらい集められるのは、凄いなぁと思いました。まあ、有償でキャラを強化できるアイテムを買ったんですけどね。それによって戦力を効率的に強化できたので、素早く石を集められたのかもしれません。

VRといい、意外と舞台が良い感じに被っているので、ちょっとプリコネRTAを考えたり考えなかったり。そろそろプリコネのストーリーに則した大型イベントがあるそうなので、ストーリーを読むためにもしかしたら更新が遅れるかも?そこは・・・んにゃぴ、よくわかんないです。


下半身のやばいところが映らないように、必死に編集で誤魔化すRTA、はーじまーるよー!

 

①無言で刀を抜く

②無言で張り手

③巨乳アピール

 

さて、この選択肢からのスタートですね。どれも、もう少し穏便な手段はないのかよ・・・という選択肢ですが、ここまでやばいやつぞろいなら、いっそ時短に全力を費やしましょう。①です。

 

③・・・?いや、これはRTAですよ?何ふざけているんですか(すっとぼけ)

 

「・・・・・・! 戦う、のですか」

 

おや。ゆかりんが一瞬、ものすごく悲しそうな顔をしましたね。戦いたくないのでしょうか。いや、これは違いますか。

 

・・・さてはゆかりん、ほもじちゃんに白馬の王子役を期待していましたね。はは~ん。なるほどなるほど。ならば一応弁明はしておきましょうか。

 

「馬鹿な貴方を、言葉で納得させることができるとは思っていない」

 

ギクッとした顔のゆかりん。思ったより分かりやすいですね。

 

「殴って連れて行った方が早い」

 

それもそうか・・・。と若干納得顔のゆかりん。むむ、隙あり!真正面からアンブッシュです。

 

ちょっと刃当たんよ~。

 

ガギィンッッ!!

 

「それも、そうですね・・・貴方は、よく分かっているようです」

 

防がれたー。適当に仕掛けたとはいえ、見事な防御です。というか、出ましたね、Bオーラ。この謎の紫のオーラ風味の金属は、Bウイルスの元となった隕石から取れた金属を加工した、伸縮自在、変幻自在のクッソ硬い謎金属です。

 

しかも思念で操作することができるので、使い手のインテリジェンスによってかなり厄介な兵器となります。というかこの金属、何もしなくても空中に浮遊していたりするので、本当によく分からない金属です。このゲームは基本的に現実と同じ物理法則のシステムで動いていますが、唯一この謎金属だけは、若干ファンタジーが入っていると言えるでしょう。

 

「ならば私も、全力で抵抗することにしましょう」

 

おっ。急に立っていた地面に穴が空きましたね。回避してもいいですが、これはゆかりんの決闘場への誘いのようなものです。ここの研究室で暴れると、証拠資料とかがぶっ飛んでしまいますので、素直にのることにしましょう。

 

Foo↑ 滑り台みたいで楽しいですね、これ。

 

スタッと着地です。さぁ、ゆかりん解体ショーの始まりや(猟奇的)

 

って、危ない。

 

ドンッ!! ドドドドドドドッッ!!!!

 

回避、回避、回避-!ゆかりん、初っぱなから飛ばしてきますね。Bオーラを弾丸状に変化させて滅茶苦茶に連射してきています。その数おおよそ、14万3千発になっております。

 

14万!?こんな狭い部屋で14万てぼったくりやろこれ!

 

さて、ゆかりんのエイム力はどっかの慢心王などとは違い、かなり正確な上に先読みとかもガンガンしてきますので、普通に躱そうとしていたらすぐに死んでしまいます。なので色々と小技を使って回避していきましょう。

 

小技その1。残像!

 

小技その2。急な加速、急な減速!

 

小技その3。ミスディレクション!

 

小技その4。フェイント!

 

小技その5。気配の同化!

 

まあまあ、もっと色々使ってはいますが、一般人に理解できるのはこれぐらいですかね。さて、ゆかりん戦について、解説をしていきましょう。

 

ご覧のように、ゆかりん戦は変幻自在の謎金属による攻防一体の武器をどのように対処するかがキーとなります。この攻撃パターンは実に多様で、今やっているように銃弾として放ったり、剣に変化させてたくさんの剣を斬りかからせたり、壁になったり、鎖になったり・・・とその他色々たくさんの攻撃をしてきます。これらはゆかりんのAIが適宜状況を判断して使用してきますので、決まったパターンはありません。

 

しかしながら、一番面倒なのはこの武器を完全に使いこなすゆかりんご本人の賢さです。こちらの戦い方を観察し、癖を把握し、気づいたら攻撃が一発も当たらずに完封されるという敗北を迎えたプレイヤーは星の数ほど存在するのではないでしょうか。

 

ゆかりん一番の強みは、読み合いによる駆け引きの強さです。ステータスをカンストさせて、本作中最強の武器を何個もひっさげて彼女に挑んでも、攻撃を一発も当てられずに敗北したプレイヤーはたくさんいます。彼女を相手取る時に一番必要なものは、筋力や敏捷といったステータスではないということですね。

 

まあ、そもそも万全状態のゆかりんとの闘いって、ほぼ負けイベントなんですけどね。彼女を倒す正攻法は、アンチBウイルス剤をぶち込んで、激しく弱体化したところを倒すといった感じです。ただ、このRTAではアンチBウイルス剤を作る時間を短縮するために、ゆかりんを強引にぶっ飛ばすのですが。

 

ひとまず、ゆかりんを倒す方法ですが、今回はゆかりんの得意な読み合いで勝負に持ち込み、最後に卑劣な技を使って勝利します。なんでわざわざゆかりんの長所で勝負に持ち込むかというと、それが一番早いからです。

 

ゆかりんはBウイルスの完全適合者なので、首を切った程度では死にません。むしろそんなことをすると、こちらの動きを滅茶苦茶警戒して、建物を壊して圧殺しようしてきたり、回避する隙間のない全画面攻撃を連打してきたりと、ゆかりんは安全をとって、戦闘ではなく戦術で勝利しようとしてきます。

 

しかし、ゆかりんの得意な読み合いの分野で勝負に持ち込むと、そういった反則臭い攻撃はしてこなくなります。むしろ読み合いで拮抗した勝負をすると、勝負を楽しみだして、とても紳士的に戦ってくれます。つまり、正々堂々勝負しましょう!私の得意分野で!というわけですね。クソ野郎かこいつ(女の子やぞ!)。まあ、今回のRTAではそこにつけ込んで、ササッとゆかりんを倒してしまいましょう。

 

さて、では本格的に戦闘の解説に移りましょうか。

 

まず、ゆかりんが銃弾を撃つだけでは埒が明かないとみて、次の攻撃を仕掛けてきますね。

 

先ほど放たれ、そこら辺に埋まっていたBオーラの弾丸が変形して線となり、この割と狭めの空間に無数の線が張り巡らされました。さっきみたレーザートラップみたいです。やばいですね☆

 

ここまで綿密に線を引かれると、攻撃を躱すスペースがないです。こちらの回避能力を下げる、良い手段ですね。

 

おっ。またゆかりんが弾丸を作り出し――滅茶苦茶撃ってきました。弾速は先ほどより遅いですが(マッハ3くらい?)、今度は張り巡らされた線をかいくぐって、曲がりくねりながらこちらを狙って正確に飛翔してきていますね。ちょっと、やばいですよ。詰み攻撃じゃないですか、これ?というか罪攻撃ですよ。どうして開発はこんな技を作成したんですか。横暴です。†悔い改めて†

 

だがしかし。

 

――私なら、これくらい余裕で対処できるんですけどね(イキリほもじちゃん)

 

え?走者のイキリをほもじちゃんに押しつけるな?いやまあ、そうですね。申し訳ないと思います。とりあえずまあ、攻撃に対処しましょう。

 

正宗を振るってBオーラの線を斬り、自分の手で回避できるスペースを作り出します。このBオーラはゆかりんがムムムッと気合いを入れると、正宗でも斬れないくらい硬くなる謎金属ですが、これくらい線を展開して制御に気を遣っている状態なら、かなりあっさりと斬れますね。

 

ついでに刀を振るいつつ、その勢いで弾丸も同時に回避します。若干フォームは崩れますが、ま、多少はね?攻撃と回避を同時に行う攻防一体の妙技です。流石ですね(自画自賛)。

 

おや、外れた弾丸が地面に突き刺さり、塵をまき散らしていますね。よし、ではこの砂塵に紛れてゆかりんに接近しましょう。

 

ふーむ。接近する道筋さんは・・・上の方が比較的線が少ないので、邪魔な線を断ち切りつつ、線を足場にぴょんぴょんすれば、楽に接近できるでしょう。

 

――だがしかし、今のほもじちゃんはノーパンなので、上から攻撃を仕掛けるところをゆかりんに見られたら、ちょっとやばいところが見えてしまいますね。ゆかりんの性格上、かなり動揺すると思うので、戦局を有利に運べそうではありますが・・・・・・恥ずかしいのでキャンセルです。AIとはいえ、羞恥心がない痴女だと思われるのはちょっと・・・・・・。

 

まあまあ、急ガバ回れとも言いますからね。最近視聴者のみなさまにやべえ奴だと思われている節があるので、ちょうど良い人間アピールになるでしょう。

 

というわけで、線を切りながら極力ステルスして、一気に接近しますよ~。このライン、女の子の腕みたいに細い線ですが(謎の比喩)、達人である私なら足場として十分に使えます。さあゆかりん、俳句を詠め。二度とこの世界にいられないようにしてやる。

 

接近する際は、いくつかフェイントを入れて、ゆかりんの感覚を欺きましょう。ゆかりんは目も耳も肌の感度もいいので、ほぼ無音でもダッシュをすれば空気の揺らぎから接近を察知されます。気配の同化で、察知されてもそれに対して反応することはギリギリまで抑えられますが、ゆかりんは直感まで優れているので、なんだかんだいって対処されます。

 

ギンッ

 

「・・・・・・ッ!? やはり凄まじい技量ですね、ほもじやない。それに、この身体能力・・・どうやら貴方は私と同じ。Bウイルスに完璧に適合した感染者なようだ」

 

ぶつぶつうるさいですね・・・。とりあえず、攻撃が対処されるのは織り込み済み。目的は接近することであり、こちらの攻撃範囲にゆかりんを入れること。覚悟決めろ。ここがお前の死に場所だァッ!(ブロリー)

 

目の前に展開されたBオーラの盾を避けるように、ぐにゃりとした軌道で、かるーく正宗で斬撃です!

 

ゆかりんは距離を取ることと回避を同時に行うために、後ろに飛び退きました。

 

――読み通りです。かるーく斬りかかった甲斐がありましたね。ゆかりんが跳躍したのと同時に、ほもじちゃんも同時に跳躍。ゆかりんを追う刃の勢いは衰えず、むしろ加速します。

 

死ね!ユカリ=サン!死ね!(隠し切れぬ殺意)

 

キンッ

 

だがしかし、Bオーラの線が急激に硬くなり、いくつかのBオーラの線を断ち切りながらゆかりんに振るわれた刃は、Bオーラの線に途中で止められ・・・

 

――ると思っていたのか・・・ッッ!(ブロリー)

 

瞬間的な脱力。ぐにゃりと肘を曲げ、身体を前に出し、刃を受け止めていた線の下をくぐります。この動きのおかげで、刃は線を滑るようにくぐり抜け、ゆかりんに向かって再び振るわれます。

 

キンッッ!!

 

でも残念。ゆかりんが手元のBオーラから大剣を作り出したようで、下からすくい上げるように振るわれた大剣に正宗くんははじき飛ばされました。天井にたぶん突き刺さっていますね、正宗くん。

 

まあ、なんだかんだいって、ほもじちゃんのステータスはゆかりんよりずっと下ですからね。あんまりたらたらしていると、普通に反撃もされるでしょう。

 

だがしかし、それも想定済みです。

 

正宗くんのリーチはだいたい3メートル。そして今、ようやく拳の間合いに踏み込めました。

 

――実は私、人間相手なら素手の方が得意です(強者の風格)

 

「・・・ッッ!?」

 

ゆかりんが私の接近に気づいて、Bオーラで盾のようなものを作り出します。が、それはもう何度も見ています。また君か、壊れるなぁ・・・。(その技を選んだこと)フッ・・・後悔すんなよお前・・・。

 

人差し指で・・・

 

――ノーパンスタイリスト(Não faça isso)!!(ガチ)

 

「な・・・ッ!!?」

 

成功です。人差し指で、Bオーラの盾の一部だけを貫いて、その破片を飛ばし、ゆかりんにダメージを与えることができました。

 

そしてダメージを喰らったという戸惑い。それこそが大きな隙です。

 

お前のここが隙だったんだよ!

 

パンチ、キック、パンチ、パンチ!!(小学生並みの語彙)

 

四連撃、一気にたたき込めました。だがしかし、そろそろ反撃がくるでしょう。ゆかりんは人間の見た目をしていますが、ゴリラ以上の怪力を持つ女ハルクですからね(トテモ=シツレイ)。タフネスも段違いです。

 

だから、ここで一手仕込みます。

 

震脚。大地を揺らすような強い踏み込み。大地を踏んだ強いエネルギーは、反作用の法則に従って、強い反動となって返ってくる。そのエネルギーを拳に伝導し、凄まじい一撃を放つ。

 

つまり、八極拳ですね。ここで決める・・・みたいなポーズを取ります。

 

くらえーどりゃーとパンチを繰り出せば、ゆかりんは首を揺らし、パンチは避けられました。

 

想定済みです。流れるように連撃の肘打ち――も躱されます。想定済みです。連撃、左手で裏拳――躱されます。想定済みです。右足で足払い――躱される、想定済み。左足で上段蹴り、躱される、想定済み。両手で掌打――距離を取るように躱され――そこに回避することも、想定済みです。

 

「・・・・・・ッッ!?」

 

上から降ってきた正宗くんの刃を、間一髪でゆかりんは躱します。読み通りです。先ほど、震脚をした時の揺れで、天井に刺さっていたやつが落ちてきたんですね。

 

さて、無理に正宗くんを回避したせいで、ゆかりんの体勢が崩れ、私への警戒は途切れました。ええ。ここでもし私が更に踏み込んで攻撃を行ったら、なんだかんだでゆかりんは対処をするでしょう。まだ、完璧にはゆかりんの読みを、演算を崩せてはいません。

 

私が今取っている両手で掌打を突きだした姿勢。それは、次の攻撃を最も繰り出しやすい姿勢です。つまり、全て読み通りなのです(強者の風格)。

 

視聴者諸君は、学校の制服やスーツの袖に、ボタンが付いていることを疑問に思ったことはありませんか?何に使うんだコレ?と。

 

このボタンはですね。

 

――こういうときにデコピンをしてボタンを撃ち出し、相手を攻撃するためにあるんですよ(豆知識)。

 

「ガッ・・・」

 

おでこに直撃!超エキサイティンッッ!!!

 

意識が完全に途切れました。今が攻め時です。

 

ひたすらにパンチとキックの連打です。知っていますか?すごい勢いで上から叩きつけるようにパンチをすると、人でもボールみたいにバウンドするんですよ?

 

さて、この連撃中の注意点は、攻撃はできるだけ頭に衝撃を与え、スタン状態からの復帰を妨害することですかね。フッ・・・まるで将棋だな(意味不明)。

 

ゆかりんをぶち殺すルートなら、このまま致命的な致命傷まで世紀末バスケをするのですが、今回はそうでもないのでひとまず強く殴り、遠くにゆかりんを吹き飛ばします。

 

これでゆかりんの慢心は消えてなくなり、全力全開モードのゆかりんが誕生するでしょう。え?なんでわざわざそんなことをするのかって?それは・・・勘です。いや、ちょっと待ってください、叩かないで叩かないでよ!(小学生(ひで)並の感想)

 

まあ、このとき考えていたのは、ゆかりんが本気で戦って楽しんでくれれば、みんなのところに連れ帰った時に丸くなるかな~って感じですね。ちゃんと満足させてあげないと、結局のところ闇堕ちしそうですし。

 

ゆかりんの根本的に拗らせている点は、自分に並び立つすごい人がいなかったという所ですね。なので自分と同じくらいすごい人になれるように、Bウイルスによる人類の進化という、怪しげな計画に荷担することになりましたし。

 

だからこそ、真正面からゆかりんの得意分野で競り勝つことで、ゆかりんにほもじちゃんという希望を見せます。そうすれば多分、ゆかりんがなついて、こちらの言うことをいくらか聞いてくれるのではないでしょうか(策士)。

 

ゆかりんを懐柔できるなら、この後の強化ゾンビたちの襲撃がなくなるはずなので、彼女を制御するのは何よりも重要な時短要素です(未検証)。ここは多少戦闘時間が延びても、積極的にゆかりんとのお遊びに付き合ってあげるべきでしょう。

 

その割りには容赦ない連撃だったけど大丈夫?いやぁ何言っているんですか視聴者さん。急所は狙っていないですし、秘孔も突いてはいません。内部に浸透するような打撃も使っていないですし、私が繰り出したのはただの打撃ですよ?そんなのがスーパー強化ゾンビ的なナニカとなっているゆかりんに効くわけないじゃないですか。体力ゲージがあったら、今の連撃で1割も削れていないと思いますよ。

 

「ふ、ふふふ。あはっ、あはははははははははははは!!!!」

 

ほら見てください。ほら、ホラーですよあれ(激ウマギャグ)。

 

まあ、それはともかくとして、まだまだピンピンしていますね。しかも超嬉しそうです。ぶたれて喜んでいるとかド変態じゃないですか。やだ・・・こわい・・・(女子並感)

 

「見直しました。ほもじやない。貴方は、今まで出会った人物の中で、最高です!」

 

「――だから、私はこれから全霊をもって貴方に挑ませてもらいます」

 

いいよ!来いよ!

 

さて、第二ラウンドですね。正宗を回収して構え直して、いざ鎌倉!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ずっと。退屈だった。

 

何をしても私は一番。私と対等に争える存在は、誰一人として存在しなかった。

 

ただ、私が私として力を振るうだけで、多くの人は私を恐れた。

 

私に許しを請う者がいた。

 

私と争い挫折した者がいた。

 

私に媚びへつらい、引き攣った笑みを浮かべる者がいた。

 

私に跪く者がいた。

 

ああ。たくさんの人がいる中で、誰一人として私と対等になり得る者は存在しなかったのだ。

 

だから私は、私と対等になり得るような。

 

私を恐れずに、競い合えるような。

 

そんな誰かを求めて、私は試験管に手を伸ばしたのだ。

 

そこまでして求めた存在が。

 

夢にまで望んだ存在が。

 

今、ここにいる。

 

「あはははははははははは!!!!!!」

 

闘いながら。頭を回しながら。読み合いをしながら。頭脳を、技を、心を競い合いながら。

 

私は笑っていた。

 

彼女と闘い初めて、おおよそ10分が経過しただろうか。

 

一般人にとって少しの時間でも、私と彼女は数百に渡る攻防を交わし、既に何時間も戦い続けたような充実感を私は味わっていた。

 

楽しい。

 

楽しい。楽しい!

 

楽しい!!!

 

「あははははははは!!!」

 

初めての対等な存在。いや。むしろ彼女は、私に対して手加減をしているだろう。

 

ならば、彼女は私にとって初めての対等以上の存在。

 

楽しかった。

 

楽しくて仕方がなかった。

 

挑戦とは、かくも楽しいものなのか。

 

自分の全霊を賭して、自分の全てを尽くして。それでもなお勝てない存在に挑戦する。

 

初めて。私は自分の成長を感じていた。

 

一秒。いや、さらに短いコンマ一秒の単位で。私は自分の限界を超えて、より高度な世界に飛翔していく。

 

これが、成長するという楽しさ。

 

「あはははははははははは!!!!!!」

 

楽しい。楽しい。

 

もっと。

 

もっとッ。

 

もっっと、もっと遊ぼうッ!! ほもじやないッッ!!!

 

 

 

「――――え」

 

 

 

何度も交わした攻防の中。Bオーラをまとめ上げ、渾身の一撃を放とうとした刹那。

 

彼女は。ほもじやないは。

 

刀を放り投げ、両手を広げ、無防備に、私の攻撃を受け入れる体勢を取った。

 

この一撃を受ければ、ほもじやないは死ぬ。

 

 

 

「――――ッッッッッ!!!!」

 

 

 

それは、人生で最も力を込めた静止だった。

 

己の全身全霊を賭した、ほもじやないを殺さないための全力のブレーキだったのだ。

 

私はその瞬間に、己の全てのリソースをそこに注いでいた。

 

だからだろうか。直前まで気づけなかった。

 

拳を構えたほもじやないが。私のすぐそばまで来ていることに。

 

「あ」

 

その企みに気づいた時。私は既に、大きな衝撃と共に意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に目が覚めた時。近くにほもじやないの気配を感じてすぐに、私は口を開いた。

 

「ずるいです」

 

その言葉を、ぼーっと彼女は聞き流す。少し間が空いて、返事は返ってきた。

 

「闘いを楽しんだ貴方が悪い」

 

その言葉に、ウッと言葉が詰まる。理性では、その論の正しさを認めていた。あの時私は勝つことを目的としていたなら、無防備になったほもじやないを殺して、そこで終わりだったはずなのだ。

 

それでも私は、彼女との闘いが楽しかったから。そこで終わらせたくないと思ってしまったから。私はあそこで、全力で自分にブレーキをかけることを選んだ。純粋に勝敗を気にするなら、私は勝っていたのにだ。つまり私は、自ら敗北を選んだも同然のことをしたのだ。

 

「・・・でも、納得がいきません。再戦を要求します」

 

ふてくされたように。私は呟いた。こんな子供じみた真似は・・・情けないのは分かっていた。それでも、この湧き上がる情動は、初めての衝動は。抑えることが、叶わなかった。

 

「別に、こんな物騒な闘いをしなくても、貴方の望みは叶う」

 

彼女はそう言いながら、私へ手を差し伸べた。

 

「ボードゲームでも、スポーツでも、テレビゲームでも。貴方が真剣に私との対決を望むのなら、いくらでも相手になろう」

 

 

 

――だから、帰ろう。

 

 

 

それは、間違いなく光だった。初めて私の生に降り注いだ、暖かな光。

 

――ああ。ああ・・・。

 

「あ。あ、うっ・・・」

 

初めてだった。ここまで情けない声が出たのは。

 

手を掴んで。彼女の身体をたぐり寄せて。

 

掴んだその光を、離さないように。

 

どこか遠くへ、消えてしまわないように。

 

私は彼女の身体を、強く強く抱きしめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「約束ですよ」

 

「うん」

 

「毎日、真剣勝負を10本以上行います」

 

「そんなにない」

 

「ど、どうしてですか!?」

 

「ゾンビ、いる。備え、家事、調達。やることは多い」

 

「わ、私がいます!私が命令すれば、感染者は貴方たちの拠点に一切近づきません!それならば時間は多く確保できるはずです!」

 

「必死過ぎ」

 

「ぐっ・・・うるさいですね!私にとって、貴方との対決が人生で唯一の、最高の娯楽なんです!貴方が私の全てなんですよ!仕方がないじゃないですか!」

 

「・・・照れる」

 

「あ・・・いえ、違いますからね!そういうニュアンスで言ったものではないですから!くっ、何ですかその生暖かい視線は・・・!」

 




こうして、みんながよく知るゲーム大好きなゆかりさんが、この世界において誕生したわけですね。はー尊い・・・。自給自足って・・・最高やな!


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