やはり俺「 」の幻想郷は間違っている (ハンド)
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1話「そうして彼は」
前書きはこれくらいで
ほんへんへ
1話
修学旅行が終わって
小町と喧嘩した
口喧嘩を
あれを
喧嘩と呼ぶのか分からないが
まぁ喧嘩なんてしたことないから
分からんが
まぁ嫌われたなぁ
小町「お兄ちゃんなんて知らない!」
相当怒ってたなありゃあ
ーーー
行きたくないなぁ学校
めんどくさいなぁ
どぉーせ
悪い噂流れてんだろうなぁ
気にしないが
家にいると電話かかって着そうだし
ケータイ置いてぶらぶらするかなぁ
あの独神から連絡来そうだし
うっ、なんか悪寒がする
あの人のことを考えるのはよそう
そういや財布にいくら入っていたっけな
八幡「2千円だけとか
マッカン、箱ごと買えねぇじゃねぇか
安いところだと1箱2千2百円するからな」
と呟いて一人なのを思い出す
八幡「あーと、カマクラどこいった?」
周りを見渡しても見つからない
八幡「カマクラちょっと出かけてくるな〜」
するとどこからか
カマクラ「ナー」
と言う声がした
八幡「ちっ、顔ぐらい見せろってんだい」
小町ばっかりに懐いて
小町、、、
八幡「よし行くか」
ーーー
財布持ってぶらぶらしてるが
特にすることがない!!
リア充たちはなんでいつも街行くの?
家の方がいいじゃん誰が
外行こうって言ったんだよ
あっ俺でしたてへっ
適当に時間潰して学校行くかな
あー
しまったなぁ
風邪とかで休むって言っておけばよかったな
・・・
あぁ?
あのトラックフラフラしてっぞ
おいおいおいおい
こっち突っ込んでくるぞ
やべーまじやべーって
戸部ってる場合じゃねぇ
逃げねぇと
(ドン
死ぬぅ、、
ーーー
ここは?
真っ暗な所にいる
なにも見えない
八幡「あれは?」
ふと言葉にしてしまう
八幡「由比ヶ浜?雪ノ下?」
そしてこの光景
だんだん周りが見えてくる
本があり、黒板があり、
ドアがあり、机があり、
反対側に雪ノ下、
その手前に由比ヶ浜、
あの教室の光景、
いつもの奉仕部の光景!
走馬灯ってやつか?
いやっ、でも!!
っは!
ここは竹林!?
なんだどうなっているんだ!
それにこの光景は、
この光景は!!
雪ノ下!由比ヶ浜!
こっちに来ないでくれ
来るな!
雪ノ下「貴方のやり方嫌いだわ!」
由比ヶ浜「人の気持ち考えてよ!」
クッソなんだよ、なんなんだよ!
ーーー
「おい・きな、おい起・・ってば」
八幡「んぁ?」
「おいあんた起きなってば」
八幡「小町あと五分・・・」
「なんであんたあたいの名前知ってんだ?
それより起きなって!!」
八幡「ん?お、おはようございます?」
「お、おお、おはようございます?」
八幡「えっ、えーと、ど、どちら様?っすか?」
「あたい?あたいは小野塚小町さ」
短いですがこれで
お試しという事で
これくらいで
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2話「彼は言い訳をする」
ずっと悩んでました
八幡「うぇ?小町?」
小町「あぁさっきあんたも小町って言ってたが
知り合いに小町ってのいるのか?」
八幡「あっ、あぁ世界で一番可愛い妹だ」
小町「あんたシスコンってやつかい?」
八幡「っせーな
ところでここは、一体どこなんだ?」
小町「ここは三途の川、渡ってる途中
あんた死んだんだよ」
八幡「あゝ、そうかぁ、死んだのか」
小町「なんだ驚きもしないのか?」
八幡「まぁな、でどこ行くんだ?
地獄か?天国か?」
小町「先に地獄っていう奴初めてだよ
これから向かうのは閻魔様のいるとこ」
八幡「閻魔?あぁ悪人か善人か裁く人か」
小町「それであってる、四季映姫って
言うんだけど、それがさぁ!あたいの上司で
よく説教とかするんだよ」
八幡「あぁん?なんで」
小町「いやさぁサボ、休憩してるだけなのにさぁ
4時間ぐらい説教してくるんだよ」
八幡「(サボってって言おうとしたな)
4時間かよ長えな!」
小町「そうなんだよそれが毎回あって」
八幡(毎回かよサボんのやめりゃぁいいだろう)
小町「あっとそうそうもうすぐで着くよ」
・・・
「次の亡くなられた方はどんな
人生をっと・・・」
・・・
小町「ついたよ、こっから先は一人で行きな」
八幡「あ、ああ、ありがとう」
小町「いいよ、これがあたいの仕事だから」
八幡「仕事?」
小町「あぁ、言ってなかったね、
あたい死神なんだよ」
八幡「死神ねぇ」
小町「なんだ?その何か含めたような言い方」
八幡「こんな優しい死神がいるなんてな、
なんて」
小町「なっ、何恥ずかしいこと言ってるんだよ」
八幡「(恥ずかしい?)わっ、悪い
思ったこと言っただけなんだが、
気持ち悪いよな、俺なんかに言われたって
じゃ行くわ」
小町「そ、そう言うわけじゃないけど、じゃ!」
・・・
「シクシク、シクシク」
八幡(誰か泣いている声がするな)
「シクシクシク、ん?あぁ
次の亡くなられた方ですね」(目真っ赤
八幡「あっはい、閻魔の、、、」
「はい閻魔の四季映姫・ヤマザナドゥです」
八幡「(ヤマザナドゥ?)えっと
四季さん「映姫、と」っ、、、
映姫さん、で俺の判決はどうなんですか?
地獄?天国?」
映姫「最初に地獄言う人初めてです」
八幡「小野塚さんにも言われました」
映姫「はぁ、小町にですか、お喋りしてるなんて仕事してるからまだしも
では判決を言い渡す、前に」
八幡「前に?」
映姫「比企谷八幡さん貴方
の人生を見させて頂きました」
八幡「えっ(黒歴史も全部?)」
映姫「全部という訳じゃないですが見させて
頂きました、あなたは報われてないにも
ほどがあります!」
八幡「は?」
映姫「あなたは頑張っていたのに褒められていない、それは凄く苦しい事です」
八幡「いや、映姫さん、俺は報われたいと思ってやっていた訳じゃないですよ、全て自分のため、自己満足のためにやった事です」
映姫「今年の文化祭に仕事を放棄しそうになった女の子のために罵倒した、その後の噂や周りの態度あれは酷すぎます」
八幡「あれは、雪ノ下が、、、とある女子がやり方を貫いたから、自分のやり方を通したから、俺も自分のやり方をやったまで誰かに褒められようとしてない、それより、褒められるやり方じゃないのはわかっている」
映姫「ふむ、、、では修学旅行の偽告白では?」
八幡「あれは、、、自分のためだ、
あのグループが騒いでないとこっちが
落ち着かないんだよ
あのグループがクラスの騒ぎ役だからな」
映姫「でも、誰からも褒められていない、貴方は
頑張っていたはずなのに報われていない」
八幡「・・・」
・・・
千文字って難しいですね
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3話「そして彼は」
言ってくださいね
じゃ本編
映姫「貴方、幻想郷に来ませんか?」
八幡「え?げんそーきょー?ってなんなんすか」
映姫「幻想郷は、誰でも受け入れる所ですかね」
八幡「んー、嫌ですね」
映姫「何でですか!」
八幡「もう、期待とかしたくないんで」
映姫「何でですか!そりゃ信頼していた人に
あんなこと言われても少しぐらい期待したって」
八幡「さっき映姫さんも言ってたでしょ
『頑張っても報われない』
報われたいとは思っていなかったけど
居場所があったから
そこにいて良いという居場所が
今までは小町、妹が居た、だから頑張れた
最近は、あいつらが、、、奉仕部があった
あの場所があったから
あいつらといる時間は、心地よかった
けど拒絶されてしまった、喧嘩した
もう居場所がない、頑張った結果がこれ
ははっ、もう笑うしかない」
映姫「、、、一度貴方が、死んだ後見て見ません?
その人達がどうしているのか」
八幡「嫌ですよ、それより早く判決を」
映姫「、、、紫ーー!紫いるんでしょ?
いるのはわかってるから早く出て来なさい」
八幡「!?」
空間に亀裂が入って中から女の人の顔が
なんか亀裂の中すっごく目が、目がぁぁぁぁ
「何でわかったのかしら」
映姫「そりゃ、私が泣いていた時からいたのは
わかっていたから」
八幡(やっぱ泣いてたんだ)
「そう私は、八雲紫、ずーーーっと見てた
閻魔さんを泣かした人を一目見たくて」
八幡「悪趣味じゃねぇか!」
紫「あら、そうかしら、まぁ出てくるつもりはなかったんだけどね」
映姫「紫、この比企谷さんを連れて行ける?」
八幡「いや行かないからね」
紫「もっちろーん、今度おごってね」
映姫「はいはい」
八幡(本人の意思聞いてください)
・・・
紫「この中はね、スキマって言うんだよ」
八幡「はぁ、」
紫「どうした犯罪青少年よ」
八幡「犯罪いらないから」
紫「私は『境界を操る程度の能力』
だから違う世界とかいけちゃうの」
八幡「程度の能力?」
紫「そうそう幻想郷にはそう言うのを持った
人達がいるの、あっあと映姫も持ってるから
えっと『白を黒にできる程度の能力』だっけ」
八幡「真っ黒じゃねぇか!」
「違いますよ『白黒はっきりつける程度の能力』ですよ」
八幡「なんで閻魔さん付いて来ちゃってんの?
仕事はどうしたの?」
映姫「身代わりとしてパンダ置いて来ました」
八幡「まさかの白黒つながり!
仕事しろよ閻魔!」
映姫「嘘です、お昼休みです」
八幡「いや、休みの時について来なくても」
映姫「私が、気になるんですから、気にせず」
紫「ついたわよ、見るなら落ちないように」
・・・
雪ノ下「」ペラ
由比ヶ浜「」ポチポチ
・・・
八幡「」
紫「」
映姫「静かですね」
八幡「特に何もやってない部活ですからね」
・・・
由比ヶ浜「ヒッキーさ、なんであんなことしたんだろ」
雪ノ下「知らないわよ、あんなゴミヶ谷君
今日来てないみたいだし
まぁ、あれだけの事やって、のうのうと
学校にこれるそんな精神があるなら
頭の方を疑うわ」
由比ヶ浜「ゆきのん!、まぁ人の気持ち考えてないんだからね
来てないのは仕方ないよ」
雪ノ下「あんな、事ね
もう来ない方がいいかもしれないわ」
・・・
八幡「、ぅか」
映姫「?」
紫「」
八幡「そうか、いろんな奴の
依頼をやっても無駄か」ツー
映姫(泣いてるなんて声かけようどうしよう)
八幡「八雲さん、もういいです戻してください」
紫「もういいの?泣いてるけど」
八幡「泣いてないですから、もう」
紫「、、、わかったわ」
・・・
映姫(紫は「先に帰るわ」と言って帰った
くそー私が見に行くなんて誘わなかったらぁぁ)
八幡「、、ぁ」
映姫「?」
八幡「映姫さん判決は?」
映姫「あぁそうでしたね、判決は、」
八幡「あぁ、さっき言ってましたね
『幻想郷に来ませんか』って
いいですよ」
映姫(どう言う心境の変化ですか?!)
八幡「あれでしょ?ほら生き地獄
生きて悪口言われ続けろってことでしょ?」
映姫「それはちがっ」
八幡「いいんですよそんな嘘つかなくて
目腐ってて気持ち悪いし、挙動が不審で
人の気持ちも考えない人なんてこんなもんだよ」
映姫「、、、わかりました、では貴方を幻想郷に
お送りします、住むところは後で
紫に頼んでおきます」
八幡「ありがとうござました」
次はいつにするか
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4話「彼女は迷う」
映姫「紫まだいるんでしょ」
紫「あはは〜またバレた」
映姫「出てくるつもりだったんでしょ
比企谷さんの家を作っておいて」
紫「そう言うと思って作らせてるわ
それよりあれ悪化させてどうするの」
映姫「あんな話しするって
想像できるわけないじゃない!!」
紫「それもそうね、心を読むことが出来る
奴がいればな〜」
映姫「!、それ分かってて言ってるでしょ」
紫「まぁねー、それであの子のお金とか
どうするのあの精神状態じゃ働けないわ」
映姫「それは、私のお金をポストとか
玄関にでも置いて使ってもらいますよ
こうなったのも私の責任ですし」
紫「それじゃ使ってもらえないわ
誰が置いたのかわからないのだから
怖いと思うわよ」
映姫「手渡しとか受け取って
もらえなさそうですし」
「いりませんよお金なんて」
紫・映姫「!?」
八幡「いりません、貰えません」
映姫「な、なんで!」
八幡「なんでここに?なんで貰えない?ですか?
どこに行けばいいのかわからないので
戻ってきました、それと
お金の貸し借りは嫌ですし、家作ってもらえるんでしょ?、
こそまでしてもらって、さらに、お金、
なんてもらえません、返すことできなさそうですし」
映姫「お金なんてあげます、返してもらわなくてもいいです!!
だから、そんな今すぐにでも
死にそうな顔はやめてください」
八幡「死にませんよ、閻魔さんからの
罰ですから」
映姫「とりあえず、お金は受け取って
もらいます」
八幡「強情な閻魔さんだこと」
映姫「そのあげるお金は貴方が、
立派に働けるようになるまでです」
八幡「もし一生働かなかったら?」
映姫「一生お金を置いておきます」
八幡「無茶苦茶だ、はぁわかりましたよ
お金は受け取ります」
映姫「よろしい」
紫「話し終わった?じゃこれからどうするかなんだけど
比企谷くん?だっけ」
八幡「あっはい」
紫「今、人里に家作ってるんだけど
よかったかしら?」
八幡「人里?森の中とかがよかったんですがね
贅沢は言いませんよ」
紫「あっそう?移せることは移せるだけど
スキマを大きく開けるのが面倒くさくて」
八幡「はぁ、」
紫「もうそろそろ出来る頃だと思うから
連れて行ってあげるわ
後買い物もできるところとか、教えてあげるわ」
八幡「ありがとうございます
映姫さん、ありがとうございました
また今度」
映姫「比企谷さんまた」
紫「じゃぁ〜ねぇー」
・・・
行っちゃったか
・・・
それから八雲さんに色々、
と言っても買い物できる場所と
自宅となる家を案内された
家がなぜか2階建なのがわからないが
すごくありがたかった
ギリ千文字行ったぁ
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5話「彼女たちは彼を見つける」
あとぼっち飯って最高やな
〜〜数日後〜〜
あの日から数日が経った
俺の日課はすごく平凡な日々だった
3日に一度の買い物と日々の日記
ここに来て次の日に
閻魔さん、映姫さんにここにきた
1日目に日々の反省をするよう
映姫「日々の反省として
日記を書いてみては?」
と言われてはいたものの
朝昼夜とご飯を食べて
引きこもっている状態じゃ
なにも書くことがない
それと
いつも何か考えることにしている
そうでなければ
あの日見た、聞いた
あの2人の会話が思い出されるから
・・・
そういえば今日は3日に1度の買い物に
行く日だ、
お金は、もらっているだが
そこまで使わない
後で返すからそこまで贅沢はしない
ご飯の作れるレパートリーが少ないから
こうなっている、朝昼夜とオムライスだ
きつい、後、最近はMAXコーヒーが飲みたい
美味しいなぁ、MAXコーヒー、飲みたいなぁ
なんて575ができてるぐらいだ
四季はMAXコーヒーだ
森羅万象いつでも合うからな
と思ってるうちに着いた
・・・
よし買うもん買ったし帰るか、
ん?
空から人が、巫女のコスプレと魔法使いのコスプレの女の子が
親方空から女の子がぁぁ、
なんかこっち見てる、嫌だ、こっち見ないで!
「ねぇあんた最近出た妖怪?」
「うわぁこいつ目ぇ腐ってるゾンビか何かだぜ」
うわぁ言いたい放題、まぁいいや
八幡「あぁそうですよ、妖怪ですよ、ゾンビか何かですよ
邪魔ですから退いてください」
「そうなら、退治させてもらうわ」
八幡「(退治?)えっなに、なんで?」
「最近妖怪が出て、なんか知らないけど
退治してっていうのが来てるの
目が腐ってて怖いからって」
八幡「えっなに?目が腐ってて怖いから
って理由だけで俺を退治すんの?
やっばここ、怖っなんでも受け入れて
くれるんじゃねぇのかよ」チッ
「ここってまさかあんた外来人?」
八幡「あぁん、まぁ死んでここ来たんだから
まぁ外の奴だな」
「死んでってやっぱりゾンビなんだぜこいつ」
八幡「ゾンビじゃねぇっての
とりあえず、飲み物冷えるから帰っていい?」
「あっどうぞなんだぜ、じゃないんだぜ!」
「待って魔理沙!貴方死んだって言ったよね」
「それがどうしたんだぜ霊夢、死んだから
ゾンビじゃないのかだぜ?」
八幡「あぁ死んだぞ」
「魔理沙こいつ見張ってて」
「嫌だぜ、なんか怖いから」
八幡「いや帰りたいから、帰っていい?」
「ダメ!魔理沙今度きのこ鍋するから」
「わかったぜ」
その言葉を聞くと巫女のコスプレした奴が
飛んで行った、、、
八幡「俺の意思は?」
・・・
数分間か、十数分間か、時計も持ってないから
何分たったかわからんが
とりあえず、気まずい、あと
飲み物冷めちゃうじゃんか
あっ冷たい奴だからぬるくなるか
と思っていると
巫女のコスプレした奴が戻ってきた
親方空から女の子がぁ、天丼はいらんか
「はぁはぁ、ま、魔理沙おまたせ」
「どうしたんだぜ、急に」
「その『人』は無害よ」
「ん?人?妖怪じゃないのか?」
「その人は今ここら辺に住んでいる
比企谷八幡さんっていう人よ
死んで映姫にここに住まないかって
言われてここにいる普通の人よ」
「そうだったのか、すまないんだぜ
妖怪なんて言ったりして」
八幡「もう慣れた、じゃあな
もう2度と会うことはないだろう」
「待って」
八幡「ん?なんだなんかまだ用あるのか」
「ええ、これから私の神社に来ない?」
ここから見なくていいんですが
じつはこの「やはり俺「」の幻想的は間違っている」
は3年前から話を立てていたんですよ
でもハーメルンの使い方とか
勇気がなくて出せなかったんですよね
今ではなにも怖くない!
あと
誤字とか感想があったら
言ってくださいね
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6話「彼女たちは彼を聞く」
八幡「嫌だよめんどくさいし」
「なら、魔理沙乗せてってあげて」
「嫌なんだぜ、この身が危ないって」
「きのこ鍋しないわよ」
「oh〜」
八幡「俺の意見は?飲み物どうしよう」
・・・
それからなぜか俺ん家に行って荷物を置いて
博麗神社というところに向かった
マジで巫女さんだったのね
・・・
「ようこそ、博麗神社へ、お賽銭するなら
五百円からお願いね〜」
八幡「無理やり連れて来たのはお前なのに
お賽銭要求すんなよ!」
「あまりお金のない神社なんだぜ」
「うるさいわよそこ!
こほん、そういえば、自己紹介をしてないわね
私は、この博麗神社に住む博麗霊夢」
「私の名前は霧雨魔理沙なんだぜ
森の中に住む魔法使いなんだぜ」
八幡「俺の名前は比企谷八幡、
てか博麗さんなんで閻魔さんのこと
知ってたんだ?
死んだことでもあるのか?」
霊夢「霊夢でいいわよ
映姫とは、色々あるのよ」
魔理沙「私のことも魔理沙でいいぜ」
八幡「ほーん、じゃ俺帰るから」
霊夢「待ちなさい!まだ話してないわよ」
八幡「んだよ、帰ってゴロゴロするって
用事があるんだけど」
霊夢「それを用事とは呼ばないわ
貴方、悲しい過去を持っているようで?」
八幡「!?、何故それをってこの流れ的に
閻魔さんか、でどこまで知ってるんだ?」
霊夢「何も知らないわ、ただ
『悲しい過去を持っている、その内容は
私が話せるようなものではないから八幡から
聞いてほしい、それと、、、』
貴方を1人にさせないでと頼まれたのよ」
八幡「いや、俺1人の方がいいんだけど
気が楽だし」
霊夢「とりあえず、話しなさい
悲しい過去とやらを、今話すだけなら無料よ」
八幡「えっなに、話すだけでお金取るの?」
霊夢「いいから話しなさい!さもないと
退治するわよ」
八幡「わ、わかったわかったから落ち着け」
魔理沙「私セリフ少ない」
八幡「・・・」
・・・
とりあえずなにを話せばいいのか
わからなかったので
奉仕部入部のところから話し始めた
由比ヶ浜結衣のクッキーの依頼
戸塚彩加のテニス部の依頼
材木座の小説の依頼
チェーンメールによる依頼
川崎姉弟の依頼
夏休みのキャンプであった
鶴見留美のいじめの依頼
文化祭の相模南の依頼
そして
修学旅行の戸部の依頼
海老名の思い
葉山の頼み
三浦の願い
霊夢はなにも言わずに聞いている
魔理沙は時々興味深く聞いていた
・・・
八幡「っていう事があって今って今に至る
ってわけだ話すことも話したし
俺はもう帰るなお腹すいたし」
魔理沙「待つんだぜひっく
きょ、今日はこのまま泊まって
いかないかなんだぜひっく」
八幡「なんで泣いてるんだよ!」
霊夢「そうね、それがいいわ」
八幡「おいおい、なんでそこ賛成しちゃうの?
俺帰るって言ったよね」
霊夢「帰るにしても貴方もう太陽が沈むってのに
帰るっていうの?
妖怪が活発になるっていうのに」
八幡「っ!もうこんな時間か魔理沙さん?
箒で送ってくれませんかね?」
魔理沙「さんはいらないのぜひっく
後、送ってやらないのぜひっく」
霊夢「それよりさっきの話
脚色してないでしょうね?」
八幡「あぁ?してねえって全部事実だ
なんだよ急に」
霊夢「いえ、映姫に聞いた時に想像した奴よりも
なんとも言えない、悲しいさがあったから」
八幡「俺はもうあの時のことは忘れるんだよ
だからこれで終わり次に誰に聞かれても
もうなにも喋らない」
霊夢「そう貴方がそうするならそれでいいわ
今日の晩ご飯はなににしましょうか
急に人が増えたから今月は節約しないと」
魔理沙「今度山菜を持ってくるから今月は
乗り切れるんだぜ!」
霊夢「いやよ魔理沙が持ってくるものなんて
いっつもきのこじゃない、山菜なんて
持って来たことないじゃない」
魔理沙「そ、そうだっけ?あはは
き、きのこも美味しいと思うんだぜ」
八幡「料理なら少し手伝うぞ
最近オムライスだけだから少し
困ってたんだ」
そんなこんなで夜がふけた
感想とか聞かれると嫌われるよって
知ってるよでも
気になるんです
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7話「彼は迷う」
・・・
眠れない、少し思ったんだけど
こいつら見た目10代だよな
そんな奴らと一晩明かすなんて、、、
ごめんなさい警察に突き出さないで!!
てかここにも警察がいるのかな
まぁいいや少し外でよう
・・・
あゝ風が涼しい
自慢のアホ毛がなびいている
「眠れないのかしら?」
八幡「ん?あゝ、眠れないな
お前もか霊夢さん」
霊夢「さんは不要よ、
今夜の風はいい風ね」
八幡「そうだな」
やば、話す事がない早く戻ってくれないかな
霊夢「本当にいいの?」
八幡「ん?なんのことだ」
霊夢「昼間言ったこと、忘れるってやつ」
八幡「んー、あぁ忘れるってやつか
そうだな、全部忘れてここに住めればいいな」
霊夢「それは願望かしら、貴方の言葉からは
それは出来ないっていう風に聞こえるんだけど」
八幡「そうだ、出来ない、たまに思い出すんだ
あの教室を、凛と本を読んでいる雪ノ下を
楽しそうにケータイを触っている由比ケ浜を
2人で楽しく話して、たまに話を振られて
それに対して話をする俺
あの教室は、俺ら3人の教室みたいな物だった
でも、でも、もう、戻れない、戻っちゃいけない
もう必要とされていない、居場所がない
小町にも、あんな態度して、怒らせて
ダメな兄だ、本当に、もう、ダメなんだよ
だから、忘れるんだよ、
あの場所で手に入れられそうだったものを
自分で、逃した、だから
もう希望も期待もしない
運命の神様は前髪しかないらしいしな
一回逃したら、多分もう掴めないんだ
だから、だからっ、忘れるんだよ!!」
霊夢「もういいわ、もうわかった
わかったから、これで涙でも拭きなさい」
霊夢から渡されたハンカチ
思わず頬を触るとぬれていた
泣いていたのか
八幡「ははっ、弱くなったな俺
いつのまに弱くなったんだよ俺」
霊夢「いいじゃない弱くたって
人間皆弱いものよ、私もその1人よ」
八幡「少しだけこっちを向かないでくれるか」
霊夢「ええ、わかったわ」
そのあと、少しだけ泣いて
疲れたから、部屋に戻って寝た
・・・
霊夢「こんな夜遅くにご苦労さん」
紫「バレてたのね、なんでバレるの?」
霊夢「まぁ感ね」
紫「で、何か言いたいことでもあるの?」
霊夢「いや、ないわ、多分聞いている
だろうと思ってね」
紫「ふーん、っまこれから
八幡さんのこと、よろしくね
彼危ないかもしれないから」
霊夢「ええ、わかったわ、最悪の場合
退治します」
・・・
朝起きて、昨日の夜のことを思い出し
恥ずかしくなったが
まだ2人が起きていなかったので
起こさないよう帰ろうと思ったが
一宿一飯の恩、オムライスを作って
こっそり帰って行った
今日出そうか迷ったんですよ
日曜日だし?
学校も会社も休みだし?
つまりえーと、あっナンデモナイデス
内容的に夜だったので夜に投稿
ってことにしておいてください
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紅魔異変
8話「そして始まる」紅魔異変其の壱
なんで終わってしまうん?
続きを見たかったが終わって欲しくはなかった
まじカァァァ
ハイほんへん
〜〜数日後〜〜
・・・
あれから週に一度博麗神社に行っている
けど、ただお賽銭を入れて帰るをしているだけ
なので霊夢とは話さなかった
たまに魔理沙がうちに来て話をして帰るをしてる
俺と話ししても面白くないだろうに
っとここ数日あったことを思い出して
博麗神社の階段を上って行った
そういや今日はおにぎり持ってきたんだよな
唐揚げのやつ
さてお賽銭箱の前で作法をっと
お賽銭を入れた時周りの景色がおかしくなった
俺の目が悪くなったわけじゃないよね
と思っていたら霊夢が出てきた
霊夢「これは、、、異変よ!」
八幡「異変?なんだよそれ」
霊夢「なんて説明すればいいのかわからないけど
こんな現象になったのは
『誰かによってこうなった』
ってことは確かね」
八幡「たしかにこんな現象
自然では起きねぇよな」
「ぉーーい、霊夢大変だー」
霊夢「来たのね魔理沙」
魔理沙「おう、お?八幡もいたのか」
八幡「おう、でどうしたよ」
魔理沙「そうだった、この霧が、赤い霧が
いろんなところにかかってるぜ!」
霊夢「こんな霧だと前がよく見えなくて
危ないわね、元凶を倒さないと」
八幡「でもどうするんだどこからこの霧が
来ているのかわからないと
元凶なんてわからないと思うぞ」
霊夢「そこは、私のかんよ」
八幡「そうですか、いってら」
霊夢「何言ってんのよ、貴方も来るのよ?」
八幡「はぁ?何言ってんだよ俺?
一般人だぞ俺、殺す気かよ」
霊夢「そうね、そうだったわ、
目がゾンビだったから、身代わりでも
欲しいとこだったんだけど」
八幡「おい!ひでぇな」
霊夢「ちょっと待ってて」
そういうと、神社の中に入った、
あっ戻ってきた
霊夢「貴方に能力があるか調べます」
八幡「おいおい唐突だな
能力?ってあれだな?〜程度の能力ってやつ」
霊夢「そうよ、このお札を触ってみて」
八幡「ん?あぁ」
触ってみるとお札に文字が浮き出てきた
霊夢「んーと『黒を操る程度の能力』
黒?なんか大雑把ね」
八幡「黒か、なんとも言えねぇな」
霊夢「能力があることがわかったし
付いてきなさい、どんなやつがいるか
わからないわけだし、人手が欲しいわ」
八幡「だから行かねえって、
あー、いや、やっぱ行く」
魔理沙「いきなりどうしたんだぜ!?」
八幡「顔見知りが危険なとこに行くって
言って死なれては夢見も悪いしな、俺のためだ」
霊夢「・・・捻くれてる、わね」
八幡「うっ、うっせぇ」
魔理沙「デレてる?のかぜ?」
八幡「デレてねぇ」
霊夢・魔理沙「捻デレだ!」
八幡「(えっ何その言葉ここでも聞くのか)
もう行くぞ」
魔理沙「ちょっと待つんだぜ〜」
霊夢「やれやれね」
7話での
「運命の神様は後ろ髪しかないからな」
を
「運命の神様は前髪しないらしいしな」
に変更しました
誤字の指摘ありがとうございました
やっぱ
うろ覚えってダメなんだなぁて
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9話「「なんの肉?」」紅魔異変其の弐
思ってから
気分がダウンしつつ次話です
数分か十数分か、わからないけどって
なんかこれ前やったわ
森の中を歩いていまーす
ここどこだよ
ん?なんか黒い球が浮かんでる
霊夢「その球は危険よ下がって!」
霊夢のその言葉を聞いて少し下がったすると
「貴方たちは食べてもいい人間?」
その声に少し恐怖を抱きながら臨戦体制を
なんも習ってないからできないが少し離れる
八幡「だ、誰だ!」
「私の名前は、ルーミア、人喰い妖怪
闇を操る程度の能力を持っているのだ
それより貴方たちは食べてもいい人間?
お腹がすいてしかたないのだー」
黒い球の中から小さい女の子が
何言ってんの?人喰い妖怪?まじか怖い
霊夢「魔理沙達は先に行きなさい」
八幡「・・・ルーミア?
お前お腹空いているのか?」
そう一歩前に近づく
霊夢「危ないわよ八幡!」
魔理沙「危ないんだぜ!」
ルーミア「お腹がすいたのだー
お前食べれる人間?」
八幡「俺は食べれないが」
懐からおにぎりを出す
八幡「これをあげよう
この中にはお肉が入っている
なんのお肉かは言わないが美味しいぞ」
ルーミア「やったーのだー」
八幡「じゃ、取りに行ってこーい!」
俺はルーミアのいる方向の反対に向けて
そのおにぎりを投げた、するとルーミアは
ルーミア「待て待てー」
と言いながら追いかけて行った、すると
霊夢「八幡、あのおにぎりのお肉は
なんのお肉かしら」
と聞いてきたので
八幡「あぁん?そんなの鳥の唐揚げに
決まってんだろ?おにぎりだぞ?」
魔理沙「なっ、なんだ鳥かぁ
びっくりしたんだぜ」
霊夢「そうよ、お肉だけじゃ
なんのやつかわからないわ」
八幡「それが狙い目だ
いいか、あいつは人喰い妖怪だ
あのおにぎりの唐揚げがもし
人だったらって考えたら
抵抗する人よりも、動かない肉の方が
安全に食べれるだろう
もし量とか言ってきたら
もう一つ出せばいい」
霊夢「あんたねぇ」
八幡「問題はないだろ」
実際、なんの肉か分からんし
幻想郷に海ないのに、海の魚売られてたしな
紫に「なんであるんだ?」
って聞いたら
紫「知らない方が身のためよ
知らない方がいいってこともあるわよ」
って返された、うん
なんか怖えよ
だから
紫が仕入れてきたのを
お肉屋と魚屋とかに売っていると
勝手に思っているんだが
霊夢「どうしたの、八幡」
八幡「うん、いや、まぁ
魔理沙「まぁいいじゃねぇか
先進もうぜ」
八幡「おい、それ
俺のセリフ、セリフ
あっと、お前らも食べるか?
鳥のから
霊夢「いらない!」
魔理沙「いらないんだぜ!」
八幡「あっ、ハイ、ワカリマシタ」
と二人についていく
少し訂正したいと思います
6話での「体育祭の話がないじゃないか」
という事で
うん忘れてました
アニメだとめぐりん回だったんだけど
OVAだしなぁ
と言うわけで入れ直します
3話での「やっぱいろんな奴の
依頼やってもダメか」
と言う言葉とかに対して
評価を上げるためではなく
「ここまで言われるのか」
と言う悲壮感みたいに感じてもらえると
なんとなく辻褄があうんじゃないかなぁ
とか思っていますが
人それぞれの感想がありますので
そう言う指摘をしてくださると
ありがたいです
長々と申し訳ないですが
以上です
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10話「三人「・・・」紅魔異変其の参
なくなったら不定期になりそうなのでご了承ください
それから歩いて
湖に出た
八幡「でっけぇーなここ」
と言って周りを見渡していると
なんかいる
「おいおまえ!わたしよりつよいのか?」
と物騒なこと言う子供が現れた
八幡「強い?俺は弱いが何の用だ?
子供がこんなところにいちゃ危ないぞ」
霊夢「その子は妖精ね」
八幡「妖精?」
霊夢「そうね簡単に説明するなら
自然エネルギーが具現化したかしら」
八幡「へー」(よくわかんねぇ)
「おいそこのめのくちったおまえ
よくもこのちるのさまを
こどもあつかいしてくれたな
せいばいしてやる」
なんでこいつ全部ひらがななんだよ
読みにくいだろ
八幡「はいはーい、あっそうだ
さっき森の中に私は強いぞー
って走っていた奴がいたな」
「それは本当か!」
八幡「おう」
「あたいのほうがつよいぞー」
と言って森の中に走っていった
八幡「なんだバカか」
霊夢「先行きましょ」
魔理沙「私のセリフ」
八幡「もう少ししたらあるから
我慢しろ」
ーーーーー
八幡「なんか赤い屋敷だな」
霊夢「こんな建物あったかしら」
魔理沙「なかったと思うぜ」
八幡「赤い屋敷だから
この赤い霧の犯人か?」
魔理沙「あっ!入り口に人が寝ているんだぜ!」
霊夢「しかも器用に立って」
八幡「あ、、、ふぅん
そこのお前寝たふりしてないでも
いいんだぞ」
霊夢・魔理沙「!?」
「あらら、バレてしまいましたか
どうして、バレてしまったのでしょうか」
八幡「いや、なに、俺は視線に敏感なんで
瞼閉じてても薄目から
見えたのがわかったからな」
「それはすごいですね!
あっ、名乗り遅れました
私、紅美鈴、と申します、貴方は?」
八幡「名もないただの村人Hですよ」
美鈴「でなぜ貴方たちはここへ?」
八幡「あーうんめんどい霊夢交代」
霊夢「めんどいなら前でるな!「すまん」
ここにきた理由はこの霧の犯人を
探しているの、知っているかしら」
美鈴「ええ、知っていますよ
なんせ私たちの主人が
やっていることなんですから」
霊夢「なら辞めさせなさい
こんな不気味なこと迷惑で仕方ないわ」
魔理沙「早く辞めさせるんだぜ」
美鈴「それは無理です」
霊夢「それなら力ずくで辞めさせるだけよ」
美鈴「その前に私を倒せたらの話ですけどね
私を倒せないと中には入れさせませんから」
八幡「そうだなぁ、俺にやらせてくれないか
お前らは強いから体力を温存しとけよ」
魔理沙「お、おう、頑張るんだぜ」
霊夢「いつになくやる気ね」
八幡「いややる気はねぇんだけどな」
霊夢・魔理沙「えーー」
美鈴「ではあなた、村人Hさん?
でしたっけ?」
八幡「その名前採用するな
比企谷だ」
美鈴「じゃ比企谷さん、では
弾幕勝負と参りましょう」
八幡「いや、格闘技でやろうか
そっちの方が得意分野だろ」
美鈴「なんでそれを?」
八幡「だってその服チャイナ服だろ?」
美鈴「そうですけどなんで相手の土俵で
戦おうなんて」
八幡「特に意味はないんだがな」
そして
八幡VS美鈴の戦い
美鈴「ではそうですねあなt」
八幡「ハンデはいらないぞ」
美鈴「そうですか、では遠慮なく」
美鈴が先に動いたが
八幡は何もしていないただ立っているだけ
美鈴「どうしたんですか
早く構えてください」
八幡「いや、なに、俺格闘技とか
やったことないんだよな」
美鈴「それなのに戦いを挑んだんですか?」
八幡「まあな、それより
話に夢中になっているとっ、!」
八幡が走り出した
美鈴は話に夢中になって足が止まっている
そして八幡が急に走り出したので
美鈴は後ろに下がろうとしたが
八幡の方が早く動いていたので
下がれず気づいたら
美鈴「あれ?私、上を、、、」
八幡「ふう、よし」
魔理沙「ど、どう言うことだぜ!?」
美鈴は仰向けに倒れていた
美鈴「ふふふ、私を地面に
着かせたぐらいで、ふふふ驚きです、
でも言いましたよね
私を倒さないとこの門は開きませんよ」
八幡「倒しただろ?何言ってんだ?」
美鈴「私を地面に着かせたと言うだけで」
八幡「お前さぁ、自分の得意分野で
戦って、自分の方が強いのに
言ったことを守らないなんて」
美鈴「な、何を言って」
八幡「倒せないと入れさせないって
言ったよね?
武道家が言ったことを守らないなんて
ないよね?」
美鈴「っぐ、、わっ分かりましたよ」
霊夢「なんて力押し」
魔理沙「すっごい、屁理屈なんだぜ」
霊夢「見てて相手の方が可哀想になる」
八幡「よし通れるな」
美鈴「最後にどうやって倒したのか
聞かせてください、比企谷さん」
八幡「ん?あーそれはだな
中学生の頃、いじめてくる奴らがいてな
そいつらがやってたのを真似ただけ
一人が足を引っ掛けて
もう一人引っ掛けた方の肩を
下に向かって押して倒すってのを
一人でやっただけだ、簡単だろ?」
三人「・・・」
八幡「な、なんだよ」
霊夢「八幡、、はぁ」
魔理沙「ハチ、、はぁ」
美鈴「そんな方法で」
八幡「いっいくぞ」
書けば出てくると思う
多分、きっと、うん
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11話「「替われ!」」紅魔異変其の肆
そんなこんなで中に潜入
少し広いところに出た
左と右に続く道がある
魔理沙「広いんだぜ
どこまで続いてるんだぜ?」
八幡「ちょ、うるせえ」
霊夢「そうね、これで敵が来たら
たまったもんじゃないわ」
魔理沙「ひどいんだぜぇー」
「そうね、あんなに大きい声がしたら
敵さんの位置がバレるわよ」
三人「!!!、誰!」
「そうね、不審者さんに名乗る名前なんて
ないわ、今すぐ出て行きなさい」
八幡「そうだな、では俺は比企谷だ
で、お前は、ここのメイドという奴か?」
霊夢「私の名前は博麗霊夢」
魔理沙「霧雨魔理沙さんなんだぜ」
「私はここのメイド長
をやらせてもらっている
十六夜咲夜、一体あなたたちは
どんな目的でここに?」
霊夢「霧の出した犯人がここにいるって、
だからこの霧を止めさせに来たの」
咲夜「そう、それなら
私の敵ね、私のご主人様の
計画を邪魔しようとする奴らは」
と突然十六夜が消えた
現れたと思ったら
目の前にナイフが!
霊夢「危ないっ!」
魔理沙「危ないんだぜ」
びっくりして足が滑った、ギリギリの
ところまでナイフが通り過ぎ
頬をかすめて行った
八幡「っぶねぇー、急に攻撃すんなよ」
咲夜「敵に、攻撃しますよ、って言う
敵はいないでしょ」
八幡「そ、それもそうだな
れ、霊夢ちょっとチェンジ」
霊夢「な、なんで私なの」
八幡「魔理沙だったらなんだか頼りないから
この敵だと」
魔理沙「ひどいんだぜぇー」
八幡「あと魔理沙元凶を見つけてもらうため
箒に乗ったろうが早いだろ
俺は今ので少しびびった」
霊夢「そう言うことね、
魔理沙元凶見つけてこれるかしら」
魔理沙「頑張ってみるぜ」
と颯爽と箒に乗り
左の道へと飛んで行ったが
咲夜「させないわ!」
霊夢「そうもさせないわ!」
案の定魔理沙の方に敵は向いたが
その前に霊夢が魔理沙を死守
咲夜「邪魔よどきなさい」
霊夢「どきなさいって
どく敵がいるとでも?」
咲夜「そうね」
そして
霊夢VS咲夜
八幡はというと
八幡「少し疲れた、よいしょ」
壁にもたれて座っていた
霊夢と咲夜の戦いは凄かったが
霊夢は攻めあぐねていた
どこから飛んでくるかわからない
ナイフとか無理ゲーだろ
と霊夢が少しづつ疲れてきたようで
隙が多くなってきた
そして
咲夜「もう降参したら?」
霊夢「いいえ、はぁ、まだよ、はぁ」
霊夢は肩で息をしているような感じだ
咲夜「それでは、死ね!」
そう言って消えた、
次の瞬間、ナイフが霊夢の後ろに
反応が遅れ防ぐことができない
「霊夢!替われ!「影り身!」」
すると霊夢がいたところに猫背の男が
ぐさっ
とナイフが刺さる音がする
男がいた場所に霊夢が
霊夢「えっ、どうして」
霊夢の方は状況が読めないでいる
八幡「くっそいてぇ」
比企谷という男は痛がっている
咲夜「あなたどうやって!」
八幡「それはだな」
と言って下に指を指す
影がすーと霊夢の所まで伸びている
咲夜「なるほどあなた影を操る程度の能力
というわけですか、ふふふ、面白い」
八幡「少し違うが、
霊夢!先行ってろ!
今のままじゃ、こいつは倒せない
走りながらでも体力は回復できるだろ?」
霊夢「そうだけど、八幡あなたは
大丈夫なの?」
八幡「時間稼ぎぐらいできるだろ
その間に、元凶を倒してこい」
霊夢「ええ、わかったわ、気をつけて」
と霊夢が移動し始めた
が咲夜は動かない
八幡「なんで動かないんだ?」
咲夜「あなたに背を向けたら、
攻撃されるかもしれないしね」
八幡「ちっ、」
舌打ちをしてさっき刺さって『いた』
ナイフを落とす
咲夜「残念ね、あなたの作戦は失敗ね」
八幡「いや、何、今の目的は
霊夢を行かせるためだったからな
今度は、俺の相手になってもらおうか
ただ、弾幕勝負は初めてなんでな
お手柔らかに」
咲夜「では」
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12話「「ぁぁぁぁぁああああああ」」紅魔異変其の伍
書いてないんですよね
こっからペースが落ちると思います
メモ帳に書いておけばよかった
八幡VS咲夜
走ってかわす、ただひたすらかわす
咲夜「さっきまでの紅白と
変わらないじゃないですか
ただかわすだけ
何か策でもあったんじゃないんですか」
八幡「まぁ、そうだな、じり貧だ
そろそろ使うか」
と八幡は走るのをやめ咲夜の方を向いた
その行動に咲夜も
攻撃をするのを緩めてしまう
が、八幡が笑った次の瞬間
八幡「独牢(ドクロウ)!」
そう叫び
ふと目線を下げると八幡の『影』に
立っている
影の中に入っている、自分の足が
抜けない
咲夜「何をした!!」
八幡「足止めだよ」
その言葉を聞いたそして
影の中に入ってしまった
八幡「ふう、疲れた、引きこもりには
きついって、そして痛い」
八幡だけが取り残された
・・・
あなたはだぁれ?
・・・
私は魔理沙!
・・・
あなたは、、、
・・・
咲夜が影の中に入って数分、数十分、
八幡「時間がわかんねぇや」
と一人呟くと
どぉーん
という音が聞こえる
どぉーん
どぉーん
どぉーん
その音はだんだん近くなっていく
どーん
と左の方から音がする
そして
どーん
左の壁が破壊される
二人横切った
一人は右に横切り
黄色の髪に箒を乗っている
もう一人は左に横切り
キラキラの羽?をしている
その手には、、、腕があった
そう、腕だ、周りを見渡して誰かいないか見る
魔理沙は腕がある、周りには誰もいない
そして自分の左腕も
なかった
八幡「ぐっ、ぁぁぁぁぁああああああ」
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
「キャハ、ハハハ、いい声♪」
魔理沙「ハチぃぃぃい!」
持っていかれた腕ごと
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛みを紛らわすために叫ぶ
何秒か、何十秒か、何分か、何十分か、
何時間か、
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
赤いその館では
何時間か、何十分か、何分か、何十秒か、
何秒か
男の声が、男の叫び声が聞こえたらしい
「ハハハ、はぁ、その声も飽きたな」
八幡はその声に、その言葉にゾッとする
痛いのを我慢し、こう放つ
八幡「お前は、だれ、だ」
「私?私は、フランドール・スカーレット
私はおもちゃが大好きなの
だから、壊して遊ぶの、ふふふ」
八幡(おもちゃ?俺たちが、か)
「おまえ、ひ、人じゃ、なさそう、だな」
フラン「そうよ、私はね、吸血鬼
もう、終わりでいいよね、あなたは」
そう言ってトドメを刺す・・
八幡「死ぬっ!」
刺そうとするが、そこにはいなかった
魔理沙「ハチ大丈夫か!」
魔理沙が寸前のところで箒に乗せ移動した
すると八幡の『影』のいたところに
何か、誰か出てくる
メイド服を着たさっきの女の人
何か震えているようだ
すると周りを見渡し消えた
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13話「謝謝」紅魔異変其の終
〜咲夜サイド〜
影の中に取り込まれてから
何も見えない暗闇にいる
どこからか声が聞こえてくる
「ーーー」
かすかに大きくなってくる
「きーー」
はっきりと
「きもい!」
いろんな人の声で
「きもちがわるい」
いろんな言葉で
「ごみ!」
いろんなふうに
「カス!」
「いなくなれ!」
耳を塞いでも聞こえる
「消えろ!」
聞きたくない
「いなくなれ!」
「死ね!」
・・・
・・・
・・・
いやでも聞こえる
ぁぁぁぁぁ
いやだここは
ここにいたくない
聞きたくない
喋るな
それ以上
悪口を言わないで!
・・・
すると
・・・
「比企谷きもーい」
「ナル谷くんきもーい」
「オタ谷くんきもーい」
・・・
比企谷って誰だ
あの男か
ナル谷?オタ谷?
あの男のあだ名だろうか
あゝ、そうか、これは
あいつが受けたものだろうか
あいつが、、、
すると外に戻ってきた
あゝ、あの人に癒されたい
ご主人様のそばに、、、
〜咲夜サイドアウト〜
八幡「くっそ腕が痛い」
魔理沙「大丈夫か!」
八幡「大丈夫じゃねぇよ!」
そんな事を何度も何度も言いながら
フランの攻撃を避けていた
八幡「痛いけど、これからどうするか
十六夜を逃してしまった
多分霊夢のところに行ったんだろうが
この状況はかなりまずい」
魔理沙「それはなんとかなるんだぜ」
八幡「なんか策でもあるのか」
魔理沙「ないんだぜ(キラッ」
八幡「おいおい、これ死んだわ」
魔理沙「それよりも、
こっちもまずいんだぜ」
八幡「どうした」
魔理沙「魔力切れそう」
八幡「ちっ、おろせ!」
魔理沙「お、おい、そんなことしたら
ハチおまえ死んじまうぜ」
八幡「二人とも死ぬよりかは
手負いのやつを囮にした方が
片方生きれるだろ、だから早く」
魔理沙「だめなんだぜぇー」
八幡「ちっ、くっそ」
そう言って八幡は魔理沙から離れるように
箒から飛び降りた
魔理沙「ハチぃぃぃい」
着地に失敗し数メートル転がり
体制を立て直した
フラン「アハ!あなたまだ死んでないの?
今も血を流しているのに、
それなのに戦おうだなんて」
八幡「戦うつもりも、死ぬつもりもない
初めてだから少し待て」
そう言って膝をついた
フラン「命乞い?そんなことしても
殺しちゃうよ〜」
八幡「それは、最後の最後の手段だ!
「黒い手!」」
すると影の中から手が出てきた
そしてその手はなくなった左腕の
ところに行きその形を成す
なくなる前の状態に
ただ、肌色ではなく、黒い色
八幡「人間ってのは見えないものは
怖いってものだ
何かに引っ張られているときは恐怖で
「黒い手」の想像をするらしいからな」
フラン「ふうん、あなた面白いね!
でも殺しちゃうんだけど」
と言ってフランは八幡突っ込んでいく
が八幡はとっさに黒い手でガード
黒い手は無くなったがすぐさま
新しい黒い手が出てくる
八幡「一発かよ!
何かの能力か?破壊系?」
フラン「ふふふ、そう私は
「破壊する程度の能力」よくわかったね」
八幡「まだ何も言ってないんだけどな
どうしたものか」
ふと思い出す左腕を持っていかれた時
フランは「笑ってなかった」事を
そして、俺が叫んで数秒後
狂ったように笑いだしたのを
八幡「お前、本当は
破壊したくないんじゃないのか?」
その言葉にフランは、ぴくっと
反応をする
フラン「何を言ってるのか、
全然わかんなーい、破壊はちょー楽しい
だからやめないよ!」
と再び攻撃する
が黒い手でガード
何度も何度も
八幡「話を聞けっ!
お前は、その能力が嫌なんだろ!」
フラン「そんな事ないっ!」
八幡「だからっ、俺の腕を
持って行った時、少し困ったような
悲しむような顔をしてたんだろうが!」
フラン「そんなことはない!
フランは、フランは、
もう、」
フラン「フランはもうこの能力は
嫌だーうぇーん」
フランは泣いた子供のように
いや、子供だ、普通の子供
そんなフランを八幡は頭を撫でた
優しくかつて小町にやったように
「、、人様、こちらです!」
右のほうから誰か来る
八幡「やっべぇ」
八幡のこの状態では誰とも戦えない
八幡「フラン、じゃあな」
フラン「えっ、あっ、」
八幡はそう言って出口に向かった
どうやら異変は解決したようで
周りの霧が晴れていっている
門の前まで行くと
美鈴「終わったんですね、
うちの主人が負けちゃったと」
とぼそり呟いたので
八幡「文句なら紅白のやつに言ってくれ
俺は帰る」
美鈴「そんな体で?ですか」
八幡「あゝ、誰にも言わないように頼む」
美鈴「、、、わかりました」
八幡「んーと、しぇしぇー」
美鈴「違いますよ、謝謝、です」
八幡「じゃ、それで」
そう言って八幡はまた
足取りを進める
少しづつ疲れてきた
左腕が痛くなってきた
きっとアドレナリンとかなんかが
切れてきたんだろ
少し木にもたれる
眠たくなってきたな
ざさっ
誰かが葉っぱを踏む音がする
「比企谷様こんなところにいたんですね」
という声がした
頑張って目を凝らすと
メイド服を着た人が
八幡「なんだよ、十六夜さん
トドメを刺しに来たのか?
残念だったなもうすぐ俺は死ぬ、
さっさと帰れ」
咲夜「いいえ、妹様のご友人を
こんなところで死なすことはできません」
八幡「妹?誰だ」
咲夜「あの館のご主人様の妹様、
フランドール様です
キラキラした羽の生えた女の子」
八幡「あそこの妹だったのか
それなら、より怒らないのか
今回の計画を、無駄にして
妹をあんな風に、と思わないのか」
咲夜「いいえ、今回の計画は
私も邪魔してしまいましたし
妹様のあの変化は多分、
良い方に進むでしょう」
八幡「そうか、じゃあ、はっきりいう
俺はここで死ぬ、どっかいけ」
咲夜「それはできません、
主人様からも妹様からも
「生きて連れもどせ」という命令なので」
と何か言おうとしたら
八幡「ここは、」
どこかの部屋にいた
窓の外を見ると門が見える赤い門
戻ってきた、というよりは
戻らされたか、
とここで意識が切れた
これでストックがなくなりました
ここからペースが落ちますが
続かせます!なんとか、たぶん
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14話 紅魔・其の後1・「今回のオチ」
目が覚めて
起き上がろうと「手」をついた
がうまく上がれず
左に倒れる
八幡「あ、あれ?」
「何やってるの?」
八幡「え、えっと」
その声のする方に顔を向けると
紫色の服を着た女の人がいた
「まぁ、いいわ
みんな呼んでくるから待ってて」
八幡「は、はぁ」
・・・
「起きたのかしら」
そんなことを黒い羽が
ついてる女の人が聞いてきた
八幡「ま、まぁ」
「貴方を咲夜が突然連れてきて
倒れてびっくりしたわよ」
八幡「す、すいません
あの、えっと」
咲夜「お嬢様、名前を名乗ってませんよ」
「それもそうだったわ
私は、この紅魔館の主人にして
吸血鬼のレミリア・スカーレットよ」
「私は、パチュリー・ノーレッジよ」
八幡「俺は、」
レミリア「いいわ、知ってる
比企谷八幡」
八幡「はぁ」
レミリア「さて、早速本題と言うか
その、それ」
レミリアはなくなった
左腕を指差して
レミリア「その腕の件は
本当に、ごめんなさいね」
そう言って
レミリアは頭を下げた
咲夜、パチュリーも後に続いて
頭を下げた
パチュリー「貴方が倒れた後
貴方の能力が解け
大量に血が流れてしまい
治癒力を上げるために
私は来たのだけど
再生の魔法を忘れてしまって
とりあえず傷口は閉じているけど
前みたいに生活はできないわ」
あゝ、だから普通に起き上がろうと
した結果腕のない左に倒れたのか
八幡「謝らないでください
こうなってしまったんだから
仕方ないですよ
それより、なんで俺はここに?」
レミリア「そうね、それは咲夜に
聞いてちょうだい」
咲夜「それを、説明するにも
今回の事、後日談と言うか
今回のオチ、
貴方がここを去る前から
説明します」
八幡「ん?えっ?」
少し困惑する俺をよそに
咲夜は説明を続ける
・・・
時は遡り、八幡がフランと
対峙している時
・・・
ー咲夜サイドー
止まった時の中で
お嬢様と紅白、確か博麗とか言う
のと戦っているのが見えたが
そんなことは関係ない
咲夜「時は動きだす!」
そう言うと止まった時間は動き始めた
お嬢様はこちらに気づき
レミリア「なんで咲夜が!」
と驚いた様子を見せる
咲夜「お嬢様、わ、私
嫌われてないですよね!
嫌ってなんてないですよね!」
と思わず泣きついてしまう
レミリア「ど、どうしたの咲夜」
咲夜「そこの紅白の仲間の男に
とらわれてその時に
聞こえたんです
いろんな人の声で
その、、、」
レミリア「もういい、わかったわ」
その言われた言葉を言おうとしたら
お嬢様に遮られた
あゝ、間違いなく
怒ってらっしゃる
レミリア「待たせたわね
紅白、続き始めましょ
そして貴方の仲間の男は
私の想像する以上に残虐に残酷に
殺してあげるから」
霊夢「そ、話は終わったのね
八幡が何をしたか知らないけど
八つ当たりとかやめてよね
返り討ちにしてあげる」
・・・
数十分後
・・・
レミリア「うーー☆」
霊夢「もうこれに懲りたら
何かしようって思わないことね」
お嬢様が負けてしまった
咲夜「大丈夫ですか!お嬢様!」
そう言って急いで駆け寄った
レミリア「大丈夫よ、咲夜」
とそう答える
霊夢「大丈夫なら早く
あの霧を止めて
早く帰りたいんだから」
レミリア「止めるけど
夜も更けてきたし
泊まっていきなさい
言っておくけど
もう何もする気は無いわ」
霊夢「帰りたいんだけど
それと、そこの咲夜だっけ」
唐突に名前を呼ばれ
反応に困っていると
霊夢「さっき言っていた
男、八幡のところに
連れて行ってもらえないかしら」
咲夜「、、、時間も経っているし
先ほどのところにいるかどうか
「連れていきなさい!」
はい、、、」
・・・
さっきの所まで戻る途中
・・・
反対方向から
白黒がやってきたが
どうも様子がおかしい
魔理沙「ど、ど、どうしよう
あっとえっと、は、八幡が!」
霊夢「落ち着いて、八幡がどうしたの」
魔理沙「フランってやつに、腕を!」
すると霊夢は魔理沙の手を引いて
霊夢「早く案内して!」
魔理沙「わかったぜ」
・・・
八幡と別れた場所
・・・
フラン「うぅぅぅ、ぅん?」
レミリア「フランじゃない!?
貴方なんでこんなところに」
フラン「え、えーへへ」
妹様は目をうろうろさせて
レミリア「もういいわかったわ
探しましょう」
咲夜「ですがお嬢様、先ほどの戦いで
体力を、、、」
レミリア「そうね、体力を消耗、
後1、2時間で日が昇るから
体力の回復はできない
かと言って外に出て見つけれるか
わからないわ、
でも
私たちを倒した勇者様一行の1人を
死なせるつもりはないわ」
咲夜「で、ですが」
レミリア「黙りなさい!
主の言葉を聞けないのかしら」
その言葉に私は黙ってしまった
レミリア「さっきの言葉を
聞いていなかったのかしら」
咲夜「さっきの?」
レミリア「ええ、戦いの後
アレ(紅白)に私は
『泊まっていきなさい』
と言ったわね、その意味わかるわね?」
咲夜「え、ええ、はい」
(お嬢様が人を泊める
それを断られたからと言っても
『客人』に違いないですもんね)
レミリア「それに、まだ泊める気で
いるんだから」
霊夢「あんたねぇ、帰るって」
レミリア「ここに来た客人を
早々に帰しては主人の顔が
立たないじゃない」
紅白もなんだか苦笑いをしている
レミリア「フラン!さっきまでいた人は
どこに行ったの?!」
妹様は急に呼ばれびっくりした後
小さな声で
フラン「わからない」
答えた
レミリア「わからないじゃどうしようも
ないじゃない
吸血鬼が動ける時間も少ないし
手分けして」
霊夢「それは無理ね」
レミリア「それはどう言うことかしら」
霊夢「さっきあなたが言ったこと
忘れた?
私とあなた、魔理沙は、、、もね
先の戦いで体力を消耗して
妖怪がいる夜中に出歩くなんて
自殺行為だわ
その子だって『今』動けないだろうし」
レミリア「だったらどうしたら
『体力もない』『時間もない』
あっ、、、」
何を思いついたのかお嬢様は
私の方を見て
レミリア「咲夜!あなたよ!
あなた、時を止めて、その八幡とやらを
生きて連れて帰ってきて」
フラン「わ、私からもお願い!
酷いことしちゃったけど
優しくしてもらった
私、あの人とお友達になりたい!
お願い!」
妹様のお願いされるなんて
そうは無かった
なのにたった一度会って
ここまでさせるなんて、、、
咲夜「わかりました、
このメイド長、十六夜咲夜
探してまいります
だから皆さんはお休みになられてください
では」
そう言うと時を止めて
走って門の前まで行き
時を動かす
咲夜「はぁ、はぁ、め、美鈴」
美鈴「おやどうしましたか?咲夜さん」
息を整えて
咲夜「男の人はどこに行ったの?」
美鈴「言えません」
咲夜「な、なんで!」
美鈴「言うなと言われたからです」
咲夜「怪我をしているのに行かせたの!」
美鈴「ええ、止めたって無駄でしょうし」
私が何か言おうとしたたら遮られた
美鈴「言いませんと言いましたが」
と言い下を指差した
美鈴「相当な怪我をしてましたからね
『これ』を辿れば追いつけるかも
しれません」
咲夜「あゝ、そう言う」
『これ』を見ていけると思ってしまった
『これ』は血だ、点々と続く
吸血鬼に従えるメイドが
血を辿って人を探すとか
運命めいている気がする
いや皮肉か
血を辿って人を探し
人を助ける
咲夜「ありがとう」
美鈴「いえいえー」
咲夜「でも、門番の役目果たしてないから
お仕置きね」
美鈴「え」
時を止め、ナイフを一本、美鈴に投げ
そのまま、血を辿る
・・・
そして
ー咲夜サイドアウトー
そして現在
咲夜「そしてあなたはここにいる」
所々言わずに説明した
八幡「なるほどな、最後のいる?」
咲夜「いるわ、シリアス展開なんて
ずっと続けたら面白くないもの」
八幡「メタイゾソコ、どれくらい、俺は寝てたんだ?」
レミリア「一週間よ、一週間
どれだけ寝てるんだって
吸血鬼でもそんな寝ないわ」
八幡「一週間か、で、どうするんだ?
俺を助けたってなんも得にならないぞ」
レミリア「ええ、そうね何も得ないわね
でも、そう言うの損得勘定じゃ
ないじゃない」
八幡「とりあえず、助けてくれて
まぁ、その、あ、ありがとう、ございます?」
レミリア「なんで疑問形?
お礼を言うのはこっちだわ」
八幡「は?」
レミリア「おいおい、わかるわよ」
八幡「はぁ」
レミリア「そういえば!あんた、
しっかりとしたご飯食べてる?」
八幡「あゝ、食べ「嘘ね」」
レミリア「嘘ね」
八幡「なんで二回言った」
レミリア「だってあなたの血
美味しくなかったもの」
レミリア以外のその場にいた
全員がびっくりした
「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」」」
八幡「え、何!吸われたの俺、
血、吸われたのか!!」
咲夜「お嬢様、何してるんですか!!」
パチェ「そうよ!レミィ、何してるのよ!」
八幡「てか、おいなんで、あんた達まで
驚いてんだよ」
咲夜「あっ、いや、だって」
パチェ「霊夢が危害を加えたら
『○すわ』って」
八幡「何言ってんだ!あいつ!!」
レミリア「いいじゃない、一舐めぐらい
それに、噛んでないわ」
八幡「どうやって血出したんだよ」
レミリア「簡単よ、怪我をすればいいわ
この間の件で怪我をしたでしょ?
そこから舐めれば、噛まなくても
血が出るわ」
八幡「そう言うことか」
レミリア「そ・れ・で!貴方
しっかりとした食事生活を
してないでしょ
だ・か・ら、貴方には
当分はここに居てもらうわ」
八幡「え、は、俺、帰りt」
レミリア「だめよ、
それに貴方のためでもあるわ」
八幡「はぁ?俺は一人でい、」
レミリア「そんな、体で前までの
生活が続けられるとでも?
さっきだって無いことを忘れ
起き上がれなかったじゃない」
八幡「それじゃ、迷惑じゃ、」
レミリア「そもそも迷惑かけたのは
こっちだし、そのせいで
あなたがこうなったのだから
責任取るのは当たり前のことじゃない」
八幡「そ、そうか?
ふぁあー、少し眠くなってきたな」
レミリア「そうなの?、もう少しで
昼だからそれまで寝てていいわ」
〜ここから茶番〜
ハンド「遅くなってすいませんでしたァァ!」
八幡「とりあえず、理由を聞こうか
おれが数ヶ月寝てる理由になったのを」
ハンド「あ、いや、あのですね
俺ガイル三期やるって聞いて
図書館で見たけど買ってなかったんで
急いで1巻から最終巻まで買って
見てたんです
それから
参考にと分厚い小説を何十冊か買って
見てたんです!!」
霊夢「ふーん、それで、それだけじゃ、ないでしょ?」
ハンド「・・・
ちょっと、神室町に行ったり、
ガラルちほーに行ってポケットしたり
最近は、無人島に行ってきました。」
八幡「ふーん、とりあえず、死んどくか」
ハンド「は?はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
・・・
どこかで誰かが叫ぶ声が聞こえたとか聞こえないとか
遅れてすいません
・・・
次はいつ出せますかね?
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15話 紅魔、其の後2・不安
〜霊夢サイド〜
霊夢「八幡が起きたって聞いて
急いで来たけど、寝てんじゃないの」
レミリア「一足遅れね、さっきまで
話をしてたんだけど、ついさっき
寝てしまったわ」
パチェ「使いを出したんだけれど
どこに行ったのかしら」
霊夢「うちに来て魔理沙の家に行ったわ
もうそろそろくるんじゃないかしら」
バーン、と扉が開いて
魔理沙「ハチが起きたって!」
霊夢、レミリア、パチェ
「あんた開幕からうるっさいのよ!」
と、手元にあるものを投げる
魔理沙「なんでだぜ〜」
と扉を閉じてどこかに行ってしまった
こあ「パチュリー様ーただい
パチェ「こあもうるっさいのよ!」
こあ「ブアツイホンガ、イタイ!」
分厚い本でこあは気絶してしまった
霊夢「はぁ、ヤレヤレだわ
魔理沙を探しに行くついでに
外でも歩いてくるわ」
・・・
霊夢「魔理沙を探しに行くとは言ったものの
どこに行ったのかしら
ねぇ、、、
紫」
紫「あらあら、バレてしまいましたわ
どうして、」
霊夢「勘よそれより、何しにきたのよ」
紫「なんとなくよ」
霊夢「ダウト、八幡を見にきたんでしょ」
紫「・・・」
霊夢「紫あんたが、八幡を気にしてる理由が
なんとなくわかったわ
この間は悪さをするかもしれないと
思ったから、ああ言ったけれど
違ったわね、
うん、確証はないけど
ホントのところは
わかっているかもしれないと
言ったところかしら
理由は・・・
八幡は自分を守ろうとしてない
自分より相手を助けようとする
なぜなら相手の方が価値があるから
無意識のうちに自分を下に見て
どんな行動でも省みず
相手を助けようとする
初めてあった時、過去を聞いた
話の流れからすると奉仕部の依頼は
ほとんど彼が解決、いや解消している
褒められないやり方で
それを聞いて私はすごいと思ったわ
少し嘘じゃないかと疑ったけど
今回の件でその線が消えたわ
自分が死にそうな時に
敵を引きつけ魔理沙を助けようとした
普通の人間なら何がなんでも
「助かろうとする」・・・かもしれないわ
多分彼は何も迷わずに自分を捨てる
と言う答えに行き当たったんだと
私は思うわ
でも
それが危ういと、
紫は危惧してるんじゃないの?」
そう聞くと、紫は驚いた顔をしていた
霊夢「やっぱり、何かあるのね
話してって言っても言うあんたじゃないのは
わかってるわ
ただ、ただの自殺願望者なら
あんたが見ているわけがない
見捨てて、どこかの妖怪にでも
食わせてるだろうし
どう?合ってるかしら
それぐらいは、教えてもらえないかしら?」
紫「・・・半分かしら
いや、んー3分の2ね
一つ目はそれで合ってるわ
八幡は、進んで自己犠牲を行なっている
それがこの先、八幡にとって
どんなことになるかと言うこと
もう一つは、ただ単純に心配なだけ
そう、自己犠牲を行なって
ボロボロになってしまうのは
私だって心が痛いわ
そして、最後の一つ
・・・
八幡の未来、そう、遠くない未来
彼が、、、いえこの先の心配は
心配しなくてもいいし、
起こりうるか、起こらないか
「ここ」じゃ分からないもの」
霊夢「分からない?」
紫「そう分からないわ、これから先のこと
かもしれないわ、ないかもしれない」
霊夢「分からないのに、
八幡を見張っているの?」
紫「ええ、そう
これから先のことを、八幡のことを
「危惧」しているわ」
霊夢「そう、話す気はないと
・・・
わかったわ、
でも、いつかそのことを話してもらうから」
紫「その時をこないことを願うわ」
霊夢「あと、聞きたいことが、あるんだけど
いいかしら?紫」
・・・
霊夢「紫!ゆかりーー!」
・・・
霊夢「に、にげられたぁーーー!!
なんで紅魔館の奴らが来たか聞きたかったんだけどー」
〜霊夢サイドアウト〜
はい、次の日でしたね
書くと早いが書き始めるまでが長い
エンジンがつくのが遅いが
スピードは、早いってな!
はっはっはー
次はいつになるか(書いてない)ガタガタガタ
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16話 紅魔・其の後3・「楽しい食事」
〜レミリアサイド〜
今回の一件
目的は果たせなかったが
色々と得るものも多かった
いや、こっちの方がいい結果に
なったのではないかと
咲夜「お嬢様、昼食ができました」
レミリア「そ、八幡は?」
咲夜「パチュリー様が起こしに」
レミリア「パチェ、喘息持ちでしょ
しかも体力ないし、よくやるって言ったわねパチェ」
咲夜「本ばかり読んでるから、体力が
ないんです、それに交渉しましたから」
思わず首を傾けてしまった
咲夜「体力をつけないと
体に悪いですし
八幡様を起こしに行かないと
あなたのご飯を無しにしますよって」
レミリア「主人の友人を
ご飯で動かすとか
あなた、、、鬼だわ」
咲夜「鬼なのはお嬢様の方ですわ」
咲夜、レミ「フフフ」
私と咲夜は、メイドと主人とはいえ
少しだけ距離が縮まった
そんなことを少し考えていると
霊夢「戻ったわ」
魔理沙「戻ったぜー」
レミリア「魔理沙、見つけたのね」
霊夢「苦労したわ、ここ広いから
探すのがめんどくさくて
私の勘でもはっきりとした位置までは
分からなかったから
戻ってきたのよ、そしたら
すぐそこでばったりあってね」
魔理沙「そんなこと言うなよー
大体、ドアを開けただけで
起こられたんだぜ?
理不尽ってもんじゃないか?」
霊夢「あのね、けが人が
寝てるってのに騒いでたら
休めないでしょーが!」
八幡「うーす、てか入り口で何やってんの」
魔理沙「よお!っす」
・・・
魔理沙・霊夢「じゃないでしょうが!!」
パチュリー「なんでもいいからはぁ、はぁ、
どいてもらえないかしらはぁ、はぁ」
霊夢「なんで息切らしてんの?」
パチュリー「体力がないからよ!!」
霊夢「あー、そっ」
魔理沙「そうじゃないんだぜ
違うだろ、霊夢、八幡の方
聞くんじゃなかったのぜ?」
霊夢「そうそう、そうだったわね
八幡、あんた大丈夫なわけ?」
八幡「左腕は無くなったけど
まあまあだな」
レミリア「話は一旦そこまでにしておいて
席につきなさい、
ご飯を食べながらでも遅くないわ
ご飯、冷めちゃうもの
うちのメイド長のご飯を
不味くして食べるなんて
私は許さないわよ?
咲夜の料理『絶品』なんだから」
そう私が言うと皆黙って
席についた
咲夜「ではお嬢様」
レミリア「えぇ、いただきましょう」
それから楽しい食事が始まった
・・・
他愛もない会話をしながら
楽しい時間、その時間は
すぐに終わりを告げ
・・・
霊夢「私は帰るわ」
魔理沙「えー、もう少しいようぜー」
霊夢「あのね、あんたよりも
私、忙しいの、わかる?」
魔理沙「例えば?」
霊夢「神社とかあんのよ」
魔理沙「人が来ないのにいてもねー」
霊夢「後で覚えときなさいよ、あんた」
レミリア「ケンカは、
よそでやって欲しいのだけど
まぁいいわ、紅白?
霊夢「博麗霊夢!!」
帰るのわ、明日にしなさい」
霊夢「なんでよ」
レミリア「今日は、うちで宴会
しようと思ってるんだけど、
一緒にいかが、かしら?」
霊夢「なんで、誘うのよ」
レミリア「今回の件、
色々とあったじゃない?
私たちは、反省会をしようと
思っていたんだけど、それじゃ
面白くないと思ってね
勝った方と少し仲良くなったし
親睦を深めようと思ってね」
霊夢「いつ仲良くなったよ
こっちは、あんなこと起こされて
迷惑したんだから」
レミリア「あら?
あなた達の対応が早かったから
よかっただけじゃない
被害はもっと増えてたかも」
霊夢「犯人がそう言う?」
レミリア「はぁ、
迷惑をかけたから、今晩も
ご飯どう?って誘ってるだけじゃない」
霊夢「それならそう言いなさいよ」
レミリア「それに少し気になることがあるのよ」
魔理沙「気になること?」
レミリア「宴会になったら、話してあげるわ
それまで、各自自由にしていいわ」
八幡「俺帰りたいんだけd」
レミリア「ダメに決まってるでしょ」
パチュリー「絶対ダメね」
咲夜「えぇ、ダメ」ニコッ
魔理沙「ダメなんだぜ、いえーい」
霊夢「やれやれね」
八幡「まだ喋ってたでしょうが
あと魔理沙、後で覚えとけよ!」
魔理沙「ヒャーーー」
レミリア(気になること、それは聞いてみないと
わからないわ、でも聞いてもわからないこともある
どっちかしらね、八幡)
〜レミリアサイドアウト〜
ごめんなさいごめんなさい
前の話出してから
半年以上経ってますよね
この四連休頑張ります
(多分、ちょっと、少し、
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17話 紅魔・其の後4・図書館
〜八幡サイド〜
八幡「昼飯食べたのはいいが
どうすればいいんだ
夜まで結構時間あるぞ」
レミリア「屋敷の中でもみて
時間でも潰せばいいんじゃないかしら
普通に生活できるまで
ここで生活させるから」
八幡「それもそうだな」
レミリア「咲夜ついていって
場所教えてあげなさい」
咲夜「わかりましたお嬢様」
八幡「いや俺一人でいいん」
レミリア「逃げないように
見ててあげなさい」
咲夜「了解しました」
八幡「あーーー」
・・・
普通に歩いている
一言も喋らないで
後ろからトコトコとついてきてる
嫌だなぁ怖いなぁ
・・・
立ち止まって振り返り
八幡「あー、っとそのなんだ」
咲夜「?」
八幡「もしあれだったら
どこかにいってもいいん」
咲夜「そばにいますよ
お嬢様の命令ですから」
八幡「あぁ、そ、うですか」
再び歩きだす
トコトコと
一言も話さず
・・・
数分歩いて扉のある端まで来たが
八幡「なぁ、この屋敷って
一体いくつ部屋があるんだ?」
咲夜「部屋と言いますと?」
八幡「いや、普通に客室とか
何階まであるとか
決められたものがあるとか
そんな感じの部屋」
咲夜「あぁ、この屋敷は
三階建てで、客室はわかりません
各階に3つトイレが設置されて
一階に厨房や妖精メイドの部屋があり
二階に私、美鈴の部屋があります
そして図書館があります
後、地下もあります」
八幡「客室がいくつあるか分からないって」
咲夜「客人が来るような場所ではないので
後、いざとなればパチュリー様の
魔法でなんとでもできるでしょう」
八幡「へーーー
ん?そのパチュリーって言うのの部屋は?」
咲夜「図書館です」
八幡「へーーー、えっ
図書館に住んでるの?あいつ?」
咲夜「いいえ、図書館、兼、
パチュリー様のお部屋となっております」
八幡「そ、そうなんだ」
咲夜「その扉を開ければ図書館です」
八幡「繋がってんのね
・・・さっきから敬語使ってるよな
やめてくれないか?話しにくいし
なんかムズムズする」
咲夜「そうおっしゃるなら
・・・行かないんですか?
図書館」
八幡「そうだな
暇つぶしには最高だよな、本
行くか」
そう言って図書館の扉を開けた
八幡「うわっひろっ」
思わず口に出してしまった
八幡「なんだこの広さ」
咲夜「この図書館は
4階まであり、中央のパチュリー様の
机を丸く囲むようにできていて
パチュリー様が取り出しやすいよう
できています」
八幡「ここって入っていいんだよなぁ?」
咲夜「はい、なぜそんなことを?」
八幡「なんか凄すぎて、入りにくい」
そんなことを言いながら
歩く、歩く、周りを見ながら
中央の机の手前までくると
パチェ「あら、ここに来たのね」
八幡「あぁ、なんかすごいなここ」
パチェ「そうでしょ、ここは
いろんな沢山の本があるわ
ところで貴方は本が好きかしら?」
八幡「まぁ、嫌いではないな
パチュリーさんみたいに
こんなに集めてはないが
俺も結構、本読んでるからな」
パチェ「そ、これだけの本を見て
『沢山読んでる』なんて言ったら
追い出そうと思ってたわ」
八幡「こんなにあったら言えねぇわそりゃ
てかこんなに入らねぇよ
どんだけあるんだよ」
パチェ「そうね、数えたこともなかったわ
でもどれがどこにあるか
ちゃんと記憶しているわ」
八幡「すげぇな、そりゃ」
パチェ「で、本は読むかしら」
八幡「あぁ、読ませてもらうよ」
パチェ「そう、じゃ、
コアーー!コアーーーー!」
小悪魔「なんでしょーパチュリー様」
パチェ「コア、この人の好きそうな本を
持ってきてあげなさい」
コア「えぇーーな、
パチェ「コア?持って、きて、あげなさい」
コア「わっかりました!
では八幡さん、ご要望は?」
八幡「あっ、いや、俺が探すからいい、です
後、名前を、」
コア「あっ、と自己紹介を忘れてました
私、パチュリー様に召喚された小悪魔
小悪魔を呼びやすい名前にした名前を
コアと言います!!」
八幡「あっはい、コアさんね
俺の、
コア「聞いています!、比企谷八幡さん」
八幡「あぁ、そう」
パチェ「自己紹介はその辺にして
比企谷さん、本をなんで自分で?
コアに探させた方が早いわよ」
八幡「い、いや、そうした方が
早いんだろうけど
実際に見て回った方が
面白そうなの見つけられるかな?っと」
パチェ「へぇ、八幡、貴方結構
本好きみたいね」
八幡「まぁ、そこそこ
ん?なんで名前呼び?しかも呼び捨て」
パチェ「なんでって、気に入ったからよ
文句あるかしら?」
八幡「いや、ねぇけど、
気に入られることしたか?
なぁ、十六夜さん?」
咲夜「えぇ、パチュリー様は
本が好きなお方なので
ただ好きなものだけを手に取ると言う
そんな無粋な人はあまり好きではないのです
でも、人には好き嫌いがありますが
その中で自分で見て手に取り
合うか合わないか見て判断される方は、
とても好感を持つそんな方なので」
パチェ「そうよ、中身を見もしないで
嫌いとか言うそんな人は好きじゃないわ
この前なんて妖精メイドが
『簡単にできる料理本とかありませんかね』
とか言ってきて
『ならそこの本棚にあるわ』
って言うと
『ちょーー簡単なやつないですかね』
って見もしないで
中身を見て難しいとか言うならまだしも
見ずに聞くだけで、くーーー」
八幡「ど、どうどう、
あっ、さっきので好きそうなものを
持ってきてくれって言ったら
どうなってたんだ?」
パチェ「ん?それは
普通に、いくらかコアに
目の前に持って来させて
はい、って」
八幡「それで?」
パチェ「ん?おしまいだけど?」
八幡「うん、で、好感が上がったら?」
パチェ「まぁ名前呼びぐらい
許してあげるわ、それと
紅茶ぐらい出してあげるわ」
八幡「あぁうん、名前呼びはいいわ、うん」
パチェ「八幡、パチェって」
八幡「言いません」
コア「ここはその誘いに
乗っておくべきです!」
咲夜「パチュリー様から許しをもらってるんだから
言ったらどうなの?」
八幡「え、えーー、あ、パチェ、さん?」
パチェ「はぁーー、今はそれでいいわ
それじゃ、コア、案内してあげて」
コア「はい!わかりました!
八幡さん、こちらへ〜
好きな本のジャンルとかありますかね〜」
八幡「あっ、はぁ、えっと、〜〜〜と〜」
そんなこんなで本探しを始めたのだが
・・・
八幡「多すぎる」
パチェ「よくこんなに集めたわね
場所、全部覚えてる?」
八幡「だいたいは」
コア「はーい、このシリーズは
これで最後でーす」
八幡「ここきて思ったんだが
ここの本棚、何段積みだよ」
パチェ「本棚自体は何個あるか
分からないけど
12段ぐらいはあるかしら」
八幡「それがびっしり全部
入ってるんだよなぁ
こんなの現実にねぇだろ」
パチェ「そうかしら見たことないだけで
あるかもしれないわ」
八幡「そうか、もな、ところで
なにやってんの」
パチェ「ん?紅茶作ってるのよ
さっき言ったでしょ
紅茶ぐらい出してあげるって」
八幡「い、いや、人が作った飲み物を
飲むのはちょっと、あの〜」
コア「パチュリー様の紅茶は
美味しんですよ!」
八幡「あっ、はい」
パチェ「はいこれ、紅茶
砂糖とか、入れるかしら?」
八幡「いや、いい
そういえば、十六夜さん
居なくなってるけど」
パチェ「八幡はここにいるから
自分の仕事に戻りなさいって
言ったら
『了解しました』
と言って自分仕事に戻って行ったわ
だからといって帰ろうとしないでね
レミィに怒られたくないわ」
八幡「そうですか(ズズズズ
あっ、うまい」
パチェ「そうでしょ、
私の紅茶は、咲夜よりは
美味しくないけど
美味しいわ
何より咲夜に紅茶を教えたのは
この私なんだから」
八幡「そうなんすか」
(美味しいけど、雪ノ下より、
いや忘れよう、何よりもう)
パチェ「どうかしたかしら」
八幡「いやなんでもないです
それより気になった事があるんだけど」
パチェ「気になった事」
八幡「上の階から見て思ったんだけど
この、パ、パチェさんがいる
机の真ん中の床に何かありそうな」
パチェ「床に、ね」
八幡「いや、言いたくない事だったら
聞きません
少し気になった事、ですから」
パチェ「まぁ、八幡にも関係ある事
いいでしょう、
床の下には地下があるわ
そこには、レミリアの妹
フランドール・スカーレットが
いるわ」
ここからは後書きです
これを書いてる時間はですね
俺ガイルを見終わった後つまり
2時過ぎ30分ぐらい過ぎから書いてですね
5時になりました
・・・
意外と書けるもんですね
後、眠いのか誤字があると思うので
ご指摘があれば言ってください
・・・
一番の難関は日常会話(喋らないから)
これから次の話を書こうと思います
明日出ればいいかな?
一週間、1ヶ月、はん、、、
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18話・紅魔・其の後5・フランドール
〜八幡サイド〜
八幡「この下にフランドール、さんが?」
パチェ「えぇ、この下に地下があって
幽閉されてるわ」
八幡「なん、で、だ?」
パチェ「八幡、貴方は知っているでしょ
そして、身をもって感じているでしょ
その左腕で」
そう言うと俺の左側を見る
あったはずのないものを
八幡「あ、あぁ、危険、だからか」(ズズ
パチェ「ええ、そう、あの子の
能力は、危険すぎる
だから、今回の件の前から
この下に、監禁していたの
でも、あの魔理沙ってのが
不用意に、無用心に、近づいてしまった
そして、あの子は」(ズズズズ
八幡「でもなんでまた地下に」
パチェ「今回は何も言ってないし
してもいない
あの子自ら、地下に行ったのよ」
八幡「一応聞いておく
地下はいいとこなのか?」
パチェ「いいえ、
床には扉があって中に入ると
階段があるわ、それを下ると
鉄でできた柵があるわ
咲夜はいつもそこから
食事を中に入れてたわ
そして、部屋の中は
壊れた人形、ボロボロになった人形
散らかったゴミ、少し綺麗なベッド
そして、綺麗な色の翼の生えた吸血鬼」
八幡「そうか」(ズズズズ
パチェ「随分と平常心ね
その腕を持っていかれたって言うのに
怖がりもしないなんて」(ズズ
八幡「するわけないだろ?
今回の件は、こっちが攻めに行って
そっちが邪魔者を排除しようとした
それでおった怪我だ
しょうがない、しょうがない」
ふと目をそらしてしまう
少し自分がどこを見てるのかわからない
パチェ「ふーん、そ、まっ、
八幡は、近寄らないほうがいい
地下だけにね、ふふっ」
八幡「真面目な話してるのに
ダジャレですか、そうですか」(ズズズズ
パチェ「そ、こう言う話をしていても
暗くなるだけだから」
八幡「で、フランドールさんは
反省会カッコカリとやらに
出るのか?」
パチェ「いいえ、出ないわ
多分、一生、地下から」
八幡「は?」
パチェ「今回の件はフランから聞いた、
全て、八幡がフランに手を差し伸べた事を
見ず知らずの人が、攻撃された相手に対して
手を差し伸べ、頭を撫でた
それだけでフランは、心が動いた
私たちが嫌った、突き放した
隔離し、幽閉し、見捨てた、あの子を
私たちができなかった事を
でも、一度犯した罪は、二度と」
少しずつ力のこもった言葉に
目をパチェに向けると
少し涙のようなものが
八幡「あっ、おっ、おい!」
パチェ「あっ」
話しかけられようやく気づいたようだ
泣いていることに
パチェ「少し見苦しいとこを見せたわね」
八幡「いや、いいけどさ、別に」
ふと紅茶の入ってるカップに手を伸ばすが
中身がないことに気がついた
八幡「あっ、」
その言葉に反応して
パチェ「紅茶のおかわりいるかしら」
八幡「あぁ、もらうわ」
・・・
おかわりをしてから
会話が続かなくなってしまった
さっき持ってきた本を見てるが
何故か進まない
いや続きは気になるし
読みたいが
全然頭に入らない
・・・
パチェのさっきの顔
そしてこの間のフランドールさんの顔
チッ、どうすればいいんだ
紅茶に手を伸ばし飲むが
さっきより美味しくない
最初のやつと同じのを入れてると思うんだが
チッ・・・
八幡「なぁ、パチェ、さん」
パチェ「どうかしたかしら」
八幡「下に行ってもいいか?」
自分で言ってて気づく
無意識だろうか?
いいや、これは、
パチェ「地下にかしら」
八幡「あぁ、フランドールさんのいる
地下にだ」
俺の意思だ、
八幡「さっきから気になって
本も読めない、紅茶も美味しくない
こんな状況じゃ、手も止まるっての」
パチェ「ダメよ
それに、気になるって
何のことかしら」
八幡「言った通りだよ
気になる事がある、さっき
『私たちのできなかった事』
って言ったよな」
パチェ「そんなこと言ったかしら」
八幡「あぁ、言ったぜ
そして、泣いた」
パチェ「あ、あれは、
目にゴミが入って痛かっただけ」
八幡「そんな小説に書いてありそうなこと
言うのか?違うだろ、お前の、心は」
パチェ「会って数時間の貴方に
私の心を理解したとでも、笑わせないで
貴方の好感が薄れたわ
帰っていただける?比企谷さん」
八幡「会って数時間の俺に
図星突かれて、イライラしない
でくださるぅ?」
パチェ「っ!!
貴方なんかに、私たちの何が
わかるって言うの?!
私より、レミィの方が辛いのよ
貴方、この場にレミィがいない事を
感謝しなさい!!」
八幡「そうだろうな
レミリアさんはフランドールさんの
姉みたいだしな
それを間近で見てたあんたも
同じ気持ちなんだろうな
じゃあ、言ってみろよ
お前の心を」
パチェ「!?
・・・
わかったわ、そこまで言うなら
話しましょう、全部聞いたら
ここから出てって、そして二度とこないで」
パチュリーさんの方を見た
八幡「・・・」
だが言葉を発したりしない
パチェ「最初は私もレミィも
咲夜も美鈴もコアも全員
同じ気持ちだった
フランを、助けたい、って
でも無理だった
最初は、些細なことだった
フランが使った物がだんだんと
壊れるようになったわ
そして、いつしか、
使った物、持った物、触った物
全て壊れるようになった
けど、私たちは気にしないようにしてた
『物はいつか必ず壊れるのだから』
でも、ある日、レミィのお気に入りの物を
壊してしまった、
レミィは『いいの気にしてない』
と言ったけど、内心落ち込んでいた
そしてまた、壊してしまった、何度も何度も
それで、レミィは、怒ってしまったのよ
『フラン!貴方はなんでそんなに物を壊すの!!』
そう言って地下に監禁した
そうして日が経ちフランに
破壊の能力がある事を知って
どうすることもなくなった
それから出す事を諦め
適度な食事と飽きない程度におもちゃを
与え続けたわ
互いが傷つけないように
近づくこともなく
必要最低限、全て咲夜が時を止めて
行っていたわ
レミィは姉だからいつも気にかけてたわ
ご飯はちゃんと食べてるとか
おもちゃがなくなったらすぐに
持ってきていたわ
咲夜も主人の妹とだからって
栄養のある物をたくさん作っていたわ
私だって地下に魔法をかけて
フランが怪我をしないようにしてた
・・・
ふぅ〜、これで全部よ」
八幡「そうか、ありがとう」
パチェ「そう言うなら
早く出て行って頂戴」
八幡「そうもいかないんだが」
そう言って少し走る
パチェ「貴方、何を!!」
八幡「ここか!!」
床の扉を開ける
パチェ「話を聞いていなかったの?
私たちは誰も傷つかないようにって
言ったでしょ?
早く扉を閉めて出てって」
八幡「なぁ、最初は、『必ず物を壊す』
ぐれぇじゃなかったんだよな」
パチェ「え、えぇ、」
八幡「じゃ、それぐらいまで
できるんじゃねぇのか」
パチェ「無理よ、成長して、能力も
完全になったと考えれば、無理よ」
八幡「本当にそうかな」
パチェ「何よ、何が言いたいの?」
八幡「能力を制御できるなら
いいよなって」
パチェ「そんなことできるわけ
八幡「よっと」
パチェ「ちょっとどこいくの」
八幡「ちょっと地下まで」
パチェ「約束はーー」
八幡「俺がいつ返事をしたんだ〜?」
〜八幡サイドアウト〜
つぎは!
いつになるか
ワカリマセン
・・・
会話が難しい
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19話・紅魔・其の後6・能力
そしてまた間隔が空いちゃいましたね
お盆には出したかったですが
感情が難しいなぁって
おかしな部分が多少あると思いますが
オオメニミテクダサイ
〜フランサイド〜
最初はただかまって欲しかった
一緒に遊んで欲しかった
どこでも連れて行って欲しかった
それで物を「わざと」壊して
気を引いてかまってもらえると思った
だけど、お姉様は違った
この紅魔館の主人として
きちんとした振る舞いをしなきゃいけなくて
一人で頑張っていた
そんな事を知らない顔して
遊んでるフランは
毎日毎日、何か困らせてばかりだった
ある日お姉様の部屋の机に
物が置いてあった
とても綺麗で小さい物
輪っかになった紐にとうしてある物
それを手に取りしばらく見ていると
ドアの方から話し声が聞こえてきた
この声はお姉様とパチュリーの声だ
通り過ぎると思ったけど
ドアの開く音がして
少し手に力が入った
・
・
・
手にあったものは簡単に壊れてしまった
するとお姉様は
「フラン、貴方はなんでそんなに
物を壊すの!!」
と
悪気があってやった事じゃないのに
今回も許してくれると思ったのに
・
・
・
それからお姉様の言う通りに
人間を捕まえたときに使う檻に入った
それから与えられるのは
ご飯とおもちゃ、人間
生きていくのには不自由しなかったけど
とても退屈だった
気が狂うほどに
だから
壊した
新しいおもちゃもオモチャも
今回もまた
壊していいオモチャが来たと思った
けど違った、白黒は逃げた
フランは楽しくて破壊しながら
白黒の顔を見ながら追いかけた
あれは白黒の仲間かな?
その人間の横を通り過ぎる瞬間に
左腕を掴んだ、そう掴んだだけ
なのに破壊してしまった
その人間は叫んだ
あの檻で聞いた叫び声
でもなぜかその叫び声は
いつもと違ったように聞こえた
だから少し戸惑ってしまった
それからすぐいつもと同じ感覚が戻ってきた
それからすぐまた逃げたから追いかけた
楽しかったでもすぐに終わってしまった
怪我をした人間が残って
白黒は行ってしまった
すぐに◯せると思った
怪我してるからすぐに◯せると
でもよくわかんない物で
防がれてしまい◯せなかった
そして
フランの心を締め付けるような事を
言ってきた
人間「破壊したくないんじゃないのか?」
と
そんなことはないと思った
「破壊する程度の能力」があるから
楽しまないとと思った
破壊することしかできないから
楽しまないと
人間「その能力が嫌なんだろ!」
そんな事ない!!
そんな、、事
人間「少し困った顔ような
悲しむような顔してたんだろ!!」
・・・
本当は!!
フラン「フランはもうこの能力は
嫌だーうぇーん」
すると『あの人』は
頭を撫でてくれた
優しく、そっと
泣き終わっても撫でてくれた
突然あの人が何かに気づき
この場を離れた
ちょっとたってお姉様達が来た
お姉様、咲夜とさっき見た白黒と赤白の人間
びっくりして
最初の方の声を聞いてなく
「え、えーへへ」としか言えなかった
よく聞くとさっきのあの人を
探しているようだ
白黒が「八幡が」と
赤白が「落ち着きなさい」と
話を聞いていると
お姉様が
レミリア「フラン!、さっきまでいた人は
どこに行ったの?!」
フランは
フラン「わからない」
と答えるしかなかった
なんで焦っているかわからなかったけど
普通に考えればすぐわかる事だった
怪我をしている、大量に血が出ている
『普通の人間』が
あの人が死ぬと分かった瞬間
嫌だと思っただから
探しにいく咲夜に
あの人を連れて帰ってきて
お友達になりたいから
と頼んだ
そして連れて帰ってきた
よかったとも思った
それからフランは
自分から地下にこもった
なにも壊さないように
今、あの人がどんな状態か知らないけど
生きているといいな
もし、もしもこの能力がなかったら
お友達になって欲しいかった
私が、壊れる前に会いたかった
〜フランサイドアウト〜
・・・
「よう」
薄暗い所で
腐った目をした人間はそう言った
綺麗な羽の生えた少女は
びっくりした顔で
「なんで」
と言った
「なんでだろうな」
とそう答えた
ーーーーー
〜八幡サイド〜
今から俺がやろうとしている事は
無理かもしれない
いやそれ以前に
望まれてない事だ
彼女たちは今の状態でいいと考えている
この状態でいれば悪化はしないだろうと
だが俺はそれが気に食わない
気に食わないなんだそれ
誰だよそんなこと言うのは
神様か?そんな偉い奴になった覚えはないが
とにかくそれが嫌いだ
どんな結果になろうと
現状を打開したいならば
動くしかないのだ
誰かが、
彼女たちは彼女(フラン)
に寄り添いたいのだ
だけど
彼女は近づけさせないだろう
能力のせいで
『破壊する程度の能力』
その能力のせいで
大きな壁がある
だがその大きな壁が
なくなったら?、壁が小さかったら?
彼女たちは寄り添えあえるだろう
・・・
さてこんな事をしようと考えてる奴は
どんな奴だろう
正解は
ただの人間
自分が気に入らないから行動を起こしている
自己満足野郎だ
・・・・・・
部屋の前、壊れた柵の手前で
八幡「よう」
そんな言葉に力なく
フラン「なんで」
と答えてきたから
八幡「なんでだろうな」
自分でも心底思う言葉を言った
八幡「まぁ、はっきり言って
自分のためなんだわ」
フラン「自分の?」
八幡「そ、俺のため
俺がこうしたいから、ここにいる」
フラン「なら、すぐ戻った方がいいよ
なんでも壊しちゃうから、フラン」
そう言うとフランさんは俯いた
八幡「戻らないんだよなぁ
お前に用があるからフランさん」
フラン「なんでさん?」
八幡「いや、だってこうやって
話すの初めてだし親しくないし」
フラン「フランでいいよ」
八幡「いやっでも、」
フラン「フラン」
八幡「フランさ、」
フラン「フラン」
八幡「フラン」
フラン「うん、で何のようなの?」
八幡「あぁ、そうだな
単刀直入に言わせてもらう
フラン、お前、能力をどうにかしたいと
思った事はあるか?」
その時のフランの少し反応したのを
俺は見逃さなかった
フラン「あるよ、言ったじゃん嫌だって」
八幡「言ってたな、でも何かしたか?」
フラン「してないよ、だって能力だもん」
八幡「能力だからって、何もしてないのか」
フラン「うん」
八幡「もしかしたら何とかできる
かもしれない」
フランは一瞬こっちを見たが
すぐに俯き
フラン「できるわけない」
八幡「そうか、今日、夜な
みんなで宴会をやるんだよ」
フラン「えん、かい?」
八幡「そうだ、みんなで集まって
ご飯を食べる
多分な、えーと門番にメイドにメイド長
図書館の魔女と悪魔
そしてお前の姉も来る」
フラン「それで」
興味なさげに反応するフランに
こう言ってやる
八幡「一緒に、みんなで
ご飯を、食べないか?」
と一文字ずつはっきりと言う
フランはまた少し反応する
フラン「フランは、いい、行かない」
八幡「能力をどうにかできるかもしれないと
言ってもか?」
今度はこっちを見て目を離さない
フラン「どうやって」
八幡「フランの昔の事を聞いた
昔は物は壊れる事は少なかった、んだよな」
フラン「う、うん」
八幡「なら、そこまでできればいい」
フラン「無理だよ、今は、絶対壊れる」
八幡「なぜ決めつける、
やった事ないんだろ?」
フラン「そ、そうだけど」
八幡「ほれ」
近づいて頭に右手を乗せる
するとフランは手を
払い除けようと手を出すが
途中で止める
八幡「何で止める」
フラン「壊しちゃうから」
八幡「じゃあ、こっちは?」
影で作った左手を乗せるが
払われた、そして壊れた
八幡「もし、今のが本当の手だったら」
フランはまた反応した
八幡「もしも、なんて考えたくないよな
でも、お前が破壊する程度の能力
の制御ができないを破壊しなきゃ
いけねぇんだ」
フラン「制御できないを破壊?」
八幡「昔は、そこまで破壊しなかった
でも今は、絶対破壊する
昔はそこまで能力が強くなかった
今は能力が強いから制御ができない
なら制御できないを破壊して
制御できるようにしないと
だって絶対破壊するんだろ?」
フラン「?」
目の前でフランは首を傾げる
八幡「あーまぁ、要するに
できないと思ってる事を
破壊すればいいんだよ」
フラン「あーー、うん
できる、かな?」
八幡「できるようにしないと
宴会は参加できないなぁ」
フラン「宴会、みんなと、お姉様と
一緒に、ご飯、
できない、破壊
できないを破壊」
とぶつぶつと言い始めた
集中している
そう俺が考えていたのは
こう言う事
集中して能力を逆手にとり
『破壊する程度の能力』ではなく
『制御できる破壊する程度の能力』
にする事、
人間、フランは人間じゃないけど
目の前で何かしら手にしたい物を
ぶら下げられれば誰だって努力する
無理だと思っていても
その道筋を書いてやればいいのだ
それがフランにとって
「制御できないを破壊する」
と言う心の持ちようなのだ
昔は、完全に破壊する事ができなかった
でもできるようになったなら
話は早い、簡単だろう
でも一番肝心なのは
それが本当に実際にできるかどうかだ
側から見ればこんなの自己暗示だ
できるかどうか、できなかったら
相当かっこ悪いな
どうしようか
深く考えすぎていたのか
声がする
その方向へ顔を向けると
フラン「ねえ!見て!!」
物を持っている
少し壊れているが
「今」壊れたように見えない物が
しっかり持っていた
フラン「持てたよ!ほら!ほら!」
そこら中に落ちている物を持って見るが
壊れない、ちゃんと持っている
恐る恐る右手を出して見る
フランは少しびっくりしながら
そーっと手を伸ばした
手が少しずつ近づいて、、
触れる、触る、触れる、手を握る
痛くない、破壊されない
フラン「フラン」
突然声がかかる、とっさに
八幡「えっ?」
フラン「私の名前は
フランドール・スカーレット」
フランは、そう言って微笑んだ
フラン「あなたの名前を教えてください」
八幡「俺は、比企谷八幡」
フラン「八幡!
私とお友達になってください」
読みやすいよう
行間を開けました
良いか悪いか
他に意見があるかどうか
感想待ってまーす
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20話・紅魔・宴会、、、
誤字などありましたらご報告ください
また睡魔と戦いながら打ちましたから
では、どうぞ!
〜八幡サイド〜
八幡「〜〜〜と言うわけで
まぁ、連れてきたんだが」
魔理沙「と言うわけ、じゃないんだぜ!!
そのいつはハチの左腕を
そんな風にした奴だぞ
なんで平気でいられるんだぜ!」
霊夢「まあまあ魔理沙
もうすぐ宴会も始まる事だし
抑えなさいよ」
魔理沙「でも霊夢」
霊夢「何か、八幡に考えが
あってのことでしょ」
八幡「いや、ねぇな」
霊夢「そうそう、あ、ん?え?」
八幡「特に考えとかねぇな」
霊夢「えっ、じゃ、なんで連れてきたの」
八幡「誘ったから」
霊夢「なんで」
八幡「あー、なんでだろうな」
霊夢「は?」
八幡「おい!マジの、は?
はやめろマジできいたぞ今の」
霊夢「どうすんの、あの子が何かしたら」
八幡「まぁ、その点は多分大丈夫だ」
霊夢「多分ねぇ」
今俺たちは屋上にいる
なぜかと言うと
宴会を屋上でやると言う話だったからだ
俺は何もきいてなかったが
そしてフランは
フラン「ねぇ!お姉様、見てみて〜」
そう言ってイスをひょいと持って見せる
ただ持っているだけだが
それだけで
レミリア「すごいわね!フラン!」
咲夜「すごいですわ、妹様」
と褒められるのだ
八幡「ああなりてぇな」
霊夢「ダメ人間発言ね」
魔理沙「ハチは、たまにこうなるから
ダメなんだよなぁ」
八幡「ひでぇ」(小声
ついさっきまで破壊しか
できなかった少女だが
制御できるようになり
意図的に破壊出来るようになったのだ
だから
フラン「ふふふー」
イス〈バァァァーーン
レミリア・咲夜(びくっ!)
八幡・霊夢・魔理沙
(((本当に大丈夫かなぁ)))
ガチャ
「はぁ、はぁ、はぁはぁ」
レミリア「あ、あら、遅かったね」
パチェ「はぁ、はぁはぁはぁ
そこの、はぁ、二人が
私を置いていくから」
咲夜「体力つけなきゃいけませんよ」
パチェ「ぜん、はぁ、そく、喘息持ちだって
言ってるでしょ」
レミリア「そんなことよりも」
パチェ「はぁ、ちょ!はぁ」
咲夜「どうかしました?お姉様」
レミリア「美鈴は?」
咲夜「あっ、
連れてまいりました」
美鈴が姿を表すが
美鈴「ぎゃぁぁぁぁぁあ、ナイフがぁぁぁ」
八幡「出てきた瞬間、グロ映像
見せないでくんない?」
咲夜「申し訳ありません」
一瞬ででてきた美鈴がすぐ消える
八幡「なんだったのか今のは」
咲夜「もう、準備ができたので
宴会に移りましょうか」
・・・
レミリア「こほん!
えー、今回の異変!
紅魔組対霊夢組!
(八幡「霊夢リーダーなんだ」)
霊夢組勝利!そして
紅魔組反省会!
開催だー!かんぱーい」
「「「かんぱーい」」」「ぅっす」
・・・
「「「ワイワイ、やんややんや」」」
・・・
「違うぜ〜こうだぜ〜」「「「おー」」」
「なんか意味あんのかあれ」
・・・
「へっへっへー、よっと」
イス
「「「・・・」」」「あっ」
イス〈ぐぁぁぁぁー
(((びくっ)))
「イスに台詞つけんな!」
・・・
レミリア「さて夜もふけてきたし
そろそろ、聞きますか
霊夢組に、なんで勝てたかーってのをね」
霊夢「かん、ね」キラッ
魔理沙「パワーだぜ」ゴゴゴ
八幡「・・・」
レミリア「八幡は?」
八幡「いや特にねぇし」
咲夜「そういえば、八幡さんの能力って
なんですか」
八幡「いや、いまいち俺も
よくわかってないんだが
黒を操る程度の能力だ」
パチェ「アバウトな能力ね
パッと閃いたやつで
考えたらものすごく
長くなったから投稿してみようって
ぐらいのスケールの小説みたいな」
八幡「それ以上はやめろ」
レミリア「戦ってないから
当たり前だけど
どうゆう攻撃するのかしら」
八幡「攻撃ってのは、まだできないんだが
5つぐらい思いついたのがある」
霊夢「へー、あの短時間でねぇ」
八幡「まずは、最初に黒って
何か考えたんだが、どうにも分からなくてな
身近な黒を探したんだが
見つからなくて
髪の毛ってのを考えたんだが
想像できなくてな
その時な、森で出会った、あの〜」
霊夢「ルーミア、かしら?」
八幡「そう、そいつが黒い球で
いたんだが
その時にふと思ったんだ
黒い球、『黒い球』
なんとなく想像はついたんだが
やり方が分からなくてな」
魔理沙「でどうしたんだよ」
八幡「次に、思いついたのが
美鈴と戦った時、地面に背中ついたろ?」
美鈴「そうですね、一生の不覚です」
八幡「その時に、影を見た
影は、色が少なくともついているが
大体その色は他の場所からの光だから
自分から伸びる影は『黒』だと思った」
レミリア「ふーん、で、それで」
八幡「霊夢と咲夜が戦ってる時に
こう、自分の手を合わせて、こう」
手を上下に合わせて、手の間に少しだけ
隙間を開けて力を込める
すると、黒い球みたいなのがでてくる
八幡「これが、『ブラックホール』だな」
パチェ「それで何が出来るのかしら」
八幡「ちょっと、弾幕を
一回うってみてくれないか」
魔理沙「弾幕はパワーだぜ」
八幡「やめろ」
魔理沙「はい」
魔理沙が弾幕を打つと
ブラックホールの中に吸い込まれる
八幡「っと言うのがブラックホールの
特徴だな
これで霊夢と咲夜の戦いの時
座ってられたんだ」
レミリア「これってなんでも
吸えるのかしら」
八幡「いいや、弾幕だけみたいだ
で、これを前に出しながら離すと」
ブラックホールは
ふわふわと前に飛びながら
消えた
八幡「はい、『ブラックボール』
多分、弾幕を吸い込みながら
放てる球みたいな」
霊夢「でも、すぐに消えたわね
これじゃ、相手に届くまでに消えるわね」
八幡「まぁそんな感じだな」
レミリア「で!他の3つは?」
八幡「あー、いまいち覚えてないんだが
霊夢に『影り身』を使ったんだが」
霊夢「私と入れ替わった時ね」
八幡「あれは霊夢の影を使って
場所を入れ替えたって感じだな
だから攻撃じゃないな
あとは
足止めの『独牢(ドクロウ)』」
咲夜「あっ」
八幡「あれは自分の影を使って
足止めする、『攻撃』って言うより
『口撃』だったな、すまん」
咲夜「いっ、いいわ」
そう言うと咲夜は目を逸らす
八幡「最後は「黒い手」だな」
フラン「私と戦った時に見せたやつだね」
八幡「あれが一番分からないんだ
とっさに、思いついたんでな
あれは確か、右腕の影を
左腕につけたって感じだったか」
レミリア「でも左右逆になるんじゃない
右手と左手じゃ違うから」
八幡「多分だが、影には
左右っていう概念がないと思う」
レミリア「どういう事?」
八幡「影は、自分が光で照らされた時
自分の光のある反対側に出るだろ?
左を向いたら左向きの顔の影
右を向いたら右向きの顔の影
前も後ろなんて顔の向きなんて
分からない、
手や足なんて余計、分からないだろ
右手か左手か
って言うのが俺の考えなんだが
まぁ、とっさに思いついたから
あの時の俺は何考えてたか
余計わかんねぇよ」
レミリア「ふーん、そう」
八幡「なんだよ、興味なさそうに」
レミリア「だって、劇的に閃いた!
とか、仲間を守るため!
って言うぐらいかなって
思ったんだけれど
意外と考えてるから
しらけたわ」
八幡「はぁ、なんだよ
そっちから聞いておいて」
レミリア「さて!
宴会はまだまだ続くわよ!」
八幡「はぁ」
「「「おーーーー!」」」
・・・
「これを〜こうやって〜こう〜」
「「「おー」」」「すご〜いめーりん」
・・・
「八幡、それとってくれないかしら」
「霊夢、それぐらい自分で取れよ
あとあっちいけよ魔理沙」
「そんなこと言わないでくれよー
霊夢もハチもつれないんだぜー
ねーフラン」
「フランももっとかまってよー」
「やめなさいフラン
八幡だってまだ本調子じゃないんだから
あっ咲夜、お茶のおかわり」
「わかりました、お嬢様
パチュリー様も入りますか?」
「そうね、あっでもたまには
美鈴の作ったお茶も飲みたいわ」
「ありがた、ぎゃぁぁぁぁぁあ
またナ、ナイフがぁぁぁあ」
・・・
八幡「ふう、やっと落ち着ける
やり始めてから何時間たってんだよこれ」
咲夜「開始時間が8時ですので
今の時間は、1時58分ですね」
八幡「うっわ、6時間もかよ
そりゃ、疲れるわ」
咲夜「そうですね、
妹様と魔理沙、パチュリー様は
疲れて寝てしまいましたし
霊夢に至ってはお酒で潰れてしまってます」
八幡「あれ、レミリアと美鈴は?」
咲夜「美鈴は、門番の仕事に戻りました
お嬢様は、、、」
レミリア「あら、もうお開きかしら」
その声が聞こえた方を向くと
飛んでいるレミリアがいた
八幡「主催者がどこ行ってたんだよ」
レミリア「ふふふ、少しお空の散歩に」
八幡「こちとら、病み上がりで
朝までぐっすり状態だったんだぞ
しかもこう言うのに慣れてねぇから
どう終わるか分からんかったし」
レミリア「そう、それじゃ
もうお開きでいいわね
咲夜、お願い」
咲夜「わかりました」
すると咲夜は消えて
次々ここにいる奴らが消えていった
レミリア「安心しなさい
ただ客室に連れてっただけよ、咲夜が」
八幡「さいですか、
じゃあ、俺も寝るとしますか」
レミリア「あら、まだ元気でしょ八幡」
八幡「いやもう眠いんだが」
レミリア「少し、お茶に
付き合ってもらえないかしら」
八幡「はぁ、わかったよ
一杯だけな」
・・・
咲夜に新しくお茶を注いでもらって
レミリアと一緒にいるんだが
一向に話しかけてこない
と思ったのだが
レミリア「少し、聞いてもいいかしら」
八幡「なんだ」
レミリア「あなたは何者?」
八幡「はぁ?俺は普通の人間だが?」
レミリア「そうね、あなたは
『普通の人間』わかっているわ
あなたの血を舐めてから」
八幡「血でわかるもんなのか」
レミリア「ええ」
八幡「じゃ、なんで」
レミリア「私は、
『運命を操る程度の能力を』
持っているわ、
操ると言うことは運命を見ることが出来る
けれど、けれどあなたは
見えなかったわ」
八幡「見えなかった?」
レミリア「どういう運命があるか
見ないと操りようがないもの
でもあなたは見えなかった
いや、あれが運命だとしたら
見えていたとしたら、おかしいもの」
八幡「どういう?」
レミリア「あなた、八幡の運命は、
『真っ黒』だったわ」
〜八幡サイドアウト〜
ーーーーーー
ーーーーーー
場所「???」
???「なんであなた達が、ここに」
???「◯◯◯◯、えっと、これは、ね」
??「いや、なんで、だろうな」
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21話・1通の手紙・その1
〜◯◯◯サイド〜
私は今、とある教室の椅子に座っている
それはいつものことだった
でもいつもと違うことが
2つあったのだ
一つ目は、彼と彼女がいないのだ
その二人と私は一緒の部活を
しているのだから
放課後はこの『奉仕部』に
いつもいたのだが
彼は『とある件』の後
居なくなってしまったのだ
『この世から』
そう、死んでしまった
修学旅行から帰ってきた
次の日、彼はこの部活に来なかった
いや、それ以前にもう放課後には
死んでしまっていたのかもしれない
その報告を知ったのは
比企谷八幡が死んでしまった
2日後、なぜそんなに時間がかかったのか
小町さん曰く、
『お兄ちゃん、サイフ以外何も持たずに
出かけちゃってて、身元がわかるような
物を一切持ってなかったみたいなんですよね
何してるんでしょうかね
うちの兄は、あはは』
と言っていたが
笑えていなかった
そしてもう一人
由比ヶ浜さんは
その事を知って
膝から崩れ落ち、泣いていた
何時間も
『ヒッキー』と呼びながら
それから数日間、数週間
この部活に来ていないのだ
度々、学校で見かける事があるから
学校に来ていることはわかるが
顔を見ても元気がなく
葉山君のグループやいろんな人が
話しかけるが顔色は暗いままだ
なぜ部活に来ないのかと考えていると
葉山君のグループの人に遊びに誘われて
いるらしい事がわかった
彼らなりの優しさだろうか
どちらにしても
『比企谷君と由比ヶ浜さん』
が来ない1人だけの教室
とても
さみしく感じるわ
そしていつもと違う
もう一つの理由は
『待ち合わせをしている』という事
待ち合わせといっても
とある手紙が私の靴箱に入っていた
普通なら見て捨てるのだけれど
見た手紙の内容が私に衝撃を与えた
名前も書いていないし
内容は3行で終わっているけれど
その内容が
「
彼の事を知りたければ
放課後、あなた達が知っている
あの教室に来い
」
彼とはいったい誰のことだろう
普通ならそう思うのだろう
でもなぜか私にはわかってしまった
彼の事、比企谷君の事だと
一瞬の疑いもなく
間違いさえないと
なんの迷いもなく
そうだ比企谷君の事だと
そうして放課後になった私は
冷静だった、ふと気づけば
わかる話だった
死んでしまった
彼の事など、今更どうでもいいと
そうなのだけれど
突然、ドアが開く音がした
その方向を見ると
〜雪ノ下サイドアウト〜
〜◯◯◯サイド〜
突然
私の愛犬を助けた人が死んでしまった
私の知り合いが死んでしまった
私のクラスメイトが死んでしまった
私の近寄ろうとした人が死んでしまった
私の『スキ』な人が死んでしまった
死んだと聞かされた時は
とてもとても悲しかった
涙がたくさんでた
授業中、『彼』のいる方を見た
けれどいない
お昼ご飯の時に『彼』のいそうな
場所に行っても
いない
放課後に部活に行こうと誘おうとしても
『彼』はいない
そんな日々が続いたある日
優美子達から遊びに毎日
誘われるようになった、けど
あまり楽しくなかった
まったく楽しくなかった
ごめんね、優美子まだ元気になれないや
そんなある日だった
下駄箱に手紙があった
中身を見てみると
「
彼の事が知りたければ
放課後に、彼と過ごした
あの教室に来い
」
そう書いてあった
私はわからなかった
彼とは、変な手紙だと思った
でも、彼で最初に考えたのが
『ヒッキー』だった
もしそうだったら
そう考えただけで嬉しくなった
楽しくなった
会えると思った
だから私は、『あの教室』を考えた
その答えは、すぐにでた
だから私は今その扉の前にいる
〜由比ヶ浜サイドアウト〜
〜◯◯サイド〜
彼が死んでしまった事は
すぐにいろんな人に
知れ渡った、けど
ほとんどの人物が
『誰?』
と言う
俺は少ししか関わっていなかったが
彼は凄い人物だと思う
俺のやり方とは全く違う方法を出し
それでほとんど成功しているのだ
少し羨ましいと思った
そんな彼が死んでしまった、だなんて
彼は自分の価値をちゃんとみるべきだった
周りには嫌われているとか言っていたが
俺から見れば彼に惹かれた
者達は少なからずいた
結衣や雪乃ちゃんもその人達だと
結衣は見るからに
元気がなくなってしまっている
だから俺と優美子で遊びに誘っていた
けれどやはり元気がない
どうすればいいのだろうか
そして雪乃ちゃんは
普通通りに振る舞っているみたいだが
些細なミスが多くなってきている
自分では気づいてないみたいだけど
やはりこっちも元気がない
たまに陽乃さんから連絡が来るが
『雪乃ちゃんが面白くなくて
つまんなーい』
とそう言うのだ
なぜ彼は死んでしまったのだろうか
だがそんなある日のことだった
1通の手紙下駄箱に入っていた
その中を見てみると
「
彼の事を知りたければ
放課後に、彼の慣れ親しんだ
場所に来い
」
そう書いてあった
普通のラブレターと思ったけど
全然違うものだった
彼とはいったい誰だろう
慣れ親しんだ場所とは
人違いの手紙かと思った
いたずらだと思った
でも考えていくたび
彼の可能性が高い人物が思いついた
そう彼とは、ついこの間死んでしまった
ヒキタニの事だろうと
なら慣れ親しんだ場所は自ずと見えてくる
あの教室に
だから今、俺は階段を上がる
〜葉山サイドアウト〜
今回も夜中に書いていたので
おかしな点があれば教えてください
少し短かったですが
あと
前の話でブラックボールを作ってた時は
黒い手を使用しております
考えた私が左腕がない事を忘れる
なんて事はないでしょう
(少し忘れてた)
最後に
来週で俺ガイルが終わるううううぅ
嫌だ嫌だぁぁぁぁぁ
失礼しました
ではまた次回
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22話・1通の手紙・その2
〜◯◯サイド〜
僕の友達が死んじゃった
とても悲しかった
彼はなんでも出来る
テニスだって凄い綺麗なフォームだし
頭だっていいし
たまに『かわいい』なんてからかったり
するけど
すごく楽しかった
でもそれと同時に
とても悲しかった事がある
キャンプの事
彼がやった事はすごい事だし
後から見れば成功してるけど
やっている事はとても危ない事だった
文化祭の終わった後
彼の悪口はものすごい勢いで広まった
その事を知った僕はとても
悲しくなった
頑張ったのに
だから僕は彼の友達として
一緒にいようと思った
でも死んでしまった
それから、
いろんなことのやる気が
なくなってしまった
こんな風になっちゃったら
彼に笑われてしまう
だけど
もう少しだけ泣かせてね八幡
そんなある日
僕の下駄箱に手紙が入っていた
なんだろうと思って中身を見たら
「
彼の事を知りたければ
放課後に、彼の努力した
場所に来い
」
たったこれだけの手紙だった
彼とは誰だろう
努力した場所とは?
でも、なんとなくわかった気がする
努力した彼の事を
いつもやる気のない格好だけど
やる時はやる
そんなかっこいい八幡の事
だから
努力した場所もすぐにわかった
だから僕は教室を出る
〜戸塚サイドアウト〜
〜◯◯◯サイド〜
ついこの間我が盟友が
冥府の場所に行ってしまった
あやつとは
どれだけの戦場をかけ
どれだけ敵をなぎ倒してきただろう
そんな強きあやつとならば
これからもずっと友といてくれるだろ
そんな事を考えていたが
突然、あやつは死んでしまった
どうすればいいのだ
体育の時間誰とぺアを組めばいい?
誰に小説の原稿を見せればいい?
そんな事を考えても
何も思いつかなかった
なんであやつが死ななければならないのだ!
我の数少ない友達なのに!
そんな事を考えて数日間
人とあまり喋ってないのは元からだが
小説の原稿も進んでなく
お気に入りの小説も全く
話が入ってこないのだ
まったくこんな事をしていたら
八幡に飽きられてしまうぞ
そんなある日
下駄箱の中に1通の手紙が入っていた
ラブレターか!と思ったが
そんなはずはないとすぐ思った
何かのいじめか?と
恐る恐る手紙を読むと
「
彼の事を知りたければ
放課後に、彼の能力が発揮された
場所に来い
」
こんな手紙だった
なんだ我と同胞の手紙だったようだ
はて?彼と誰だ?
能力とはなんの能力だ?
我が知り合いの中で
能力を持っている彼とは
どのような人物だろうか
その能力で人々を助けたのだろうか
ならばあやつしかいないだろ
なぁ、親友八幡よ
ならばその能力を使った場所なぞ
あの場所しかない
だから我はトイレから出る
〜材木座サイドアウト〜
〜◯◯サイド〜
私の知り合いが死んだ
あまり仲良くなった覚えはないし
そこまでの付き合いもない
けど、あいつは依頼だからといって
関わってきたのだ
そうしてあいつは、これから先の事を
教えてくれた
助けてくれた
だからだろうか、死んだ事を知ってから
少し気が抜けてしまったのだろう
最近何かとミスが多い
妹に「さーちゃんだいじょうぶ?」
弟に「ねぇちゃん何かあったら言ってよ」
と心配されてしまってる
ダメだよね、比企谷
長女なんだからしっかりしないと
いけないんだけど
けど
なんだかんだであいつに与えられた
影響は少なからずあったらしい
そんな事を考えて数日
ある日
1通の手紙が下駄箱の中に入っていた
何も考えず手に取り
封を開ける
「
彼の事を知りたければ
放課後に、彼のいた
場所に来い
」
よくわからない紙が入っていた
彼は誰?いた場所?
よくわからない
でもこの手紙はとても重要な気がする
いた場所、と言う事は過去形
前までいた彼
そう考えるとわかった気がした
あいつだろうなって
私と関わったことのある
前までいた彼は
比企谷だと
ならば私は屋上を後にする
〜川崎サイドアウト〜
はい、ハンドです
ここからは蛇足です
前回、雪ノ下陽乃の陽乃を
春乃にしてしまいました
キャラの名前を間違えたのは
失態です、すぐ直しました
教えてくれた方ありがとうございます
・・・
終わってしまいましたね
俺ガイルが終わってしまいましたね
私、夜中のアニメを見たのが
このやはり俺の青春ラブコメはまちがっている
なんですよ
しかも、その頃ちょうど
リア充爆発しろとか
まぁ、最初の八幡みたいなこと考えてたんで
どっぷりハマっちゃって
それから小説も見出して
どんどん好きになっちゃって
二期やるってなった時
めちゃくちゃ喜んでましたよ
それで二期みる前に
一期をまた見返して
二期を見て
原作が終わったって聞いて
ものすごく嫌でした
めちゃくちゃ好きなのに終わるなんて
って思って
今だって続いて欲しいとか思ってるんですが
やっぱり作者が作りたいように
作る作品がいいと思うんですよ
こんな奴ですが(ハンド)
だからこんなところで言っても意味ないんですが
渡航さんお疲れ様でした
こんなにも素晴らしい作品をありがとうございました
こんな、長々とすいません
ただ、私がどれだけこの
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている
を好きなのかって言う事を
語りたかっただけなんで
ここまで見てくれた方ありがとうございます
以上となります
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