東北家のただれた日常 (月兎耳のべる)
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【外伝】
ゆかりさんとマスター 【ゆかり】


本編のゆかりさんとは別人です。
ゆかマス共依存イチャラブックスものです。短め。


 19時30分は私にとって特別な意味を持つ時間です。

 その時間が近づくと私はどうしようもなく浮足立ち、そわそわとしてしまいます。

 いつも時間きっかりという訳には行かないけれども、5分前くらいに玄関前で待機すれば……ほら、ほどなくして足音が聞こえてきます。

 

「マスター、おかえりなさい」

 

 玄関扉が開けば、そこにはお勤め帰りのマスターがいてくれます。

 私はマスターの返事を聞くやいなや、その体に訳もなく飛び込みます。

 私には出せないマスターだけの匂い。そしてマスターだけの体温が全身を包み込む感触は私に得がたい陶酔を覚えさせ、互いに背中に回した手に力を込めて、分かりきった力加減で抱擁を楽しみます。

 

「ん、あむ……♥ ん……♥」

 

 つい勢いあまってキスもしてしまいますが、平日のこの時間から就寝までは私達の時間。

 何も遠慮する事はないというものでしょう。

 

「っ、ぷぁ……♥ マスター、今日もお疲れ様でした。ご飯にしますか? お風呂にしますか? ゆかりさんにしますか? オススメはゆかりさんですけども」

 

 なんて、しなを作って冗談半分本気半分で問いかけもしてしまいます。

 当然出来るゆかりさんですから? そのどれも応えられる自信が……え? お風呂とゆかりさんですか? ……もう。マスターは欲張りさんですね……♥

 

「承知しました。じゃあマスターをお風呂場へご案内しますね」

 

 私はマスターから甲斐甲斐しくもコートを取り、ハンガーにかけた後はその腕同士を絡め、寄り添いながらお風呂場へと向かいます。冬場の冷たいフローリングも、こうして二人で歩くのなら何一つ寒くありませんね。

 

「はい、ではマスターばんざいをして……え? 子供じゃない? ふふ。勿論知ってますし、私も子供じゃないんですよ? あっ、や……私は別に脱がさなくとも……んっ♥ もぅ……♥」

 

 イチャイチャと脱衣所で体を絡みつかせながら服を脱がせ合います。

 それは時間がかかって仕方がない非効率極まりない脱衣ですが、そのプロセス一つ一つが愛おしく、私の中で足りていない何かを満たす感覚があります。

 一つ脱がせばキスをして、二つ脱がせば甘く囁き、三つ脱がせば肌を触れ合い……そうしてとうとう、お互いに包むものが何一つなくなってしまえば、今度は互いの視線が互いの体を這い回ります。

 

「は、ぁ……ふふ……♥」

 

 恥ずかしい。

 恥ずかしいけれども、ソレ以上にもっと見て欲しい。

 

 私の胸は小さいけれども、私の体は肉付きは小さいけれども、それでも。それでも貴方にならその全てを知ってほしい。貴方が触れるだけでどれだけ幸せになるのか、貴方が触れてくれるだけで、どれだけ体が熱くなるのか、身を持って知って欲しいから。

 

 生まれたままの姿で二人で風呂場へ入り込めば、その欲望は更に燃えあがります。

 丸一日お仕事で疲労したマスターに座って貰えば、私は背中を洗ってゆきます。

 最初は手ぬぐいで丹念に。汚れが取れるようにゴシゴシと。

 次は私の手だけで丁寧に。疲れが取れるようににゅるにゅると。

 そして、最後は……私の体だけで、大胆に。泡立てた体全体を背中に押し付けてゆっくりと、そして私の鼓動が伝わるまで密着して洗ってあげます。

 

「……♥ マスター、今日もここがパンパンですね……苦しそうです……」

 

 後ろから手を回して、タオルを押しのける程のソレに指を這わせてゆっくり扱きます。

 私の奉仕でこれだけ大きくしてくれることが嬉しくて、ついつい股間に対する奉仕だけは熱が入ってしまいます。きっとそれは私を毎日可愛がってくれるから、というのも大いに理由になるでしょう。

 泡をまぶして、すべりのよくなった勝手知ったるソレに。決して痛くならないように、さりとて絶妙なラインで刺激を繰り返し与えてゆき――そして、吐精を促します。

 

「んっ、い~っぱい出てますね……♥ 我慢せず出してください……♥」

 

 風呂の床に飛び散る精液を眺めながら、私は心地よい射精が出来るように射精中もマッサージを続けてゆきます。マスターはせつなそうな声を出しながらも最後まで出せば、やがてくた、と弛緩して力を抜いてくれます。

 この緩みきったマスターの顔、私は凄く好きで好きで溜まりません。

 射精が終わった後は特にこうして顔を寄せて、眺めてしまい、キスの雨も降らしてしまいます。

 

「あ……マスター私は別に大丈夫で……あ、んぅ……♥ ふ、ぁ……♥ もう、そこまでいうのでしたら……♥」

 

 射精へと導いた後はマスターが今度は私が洗いたいと言い出します。

 勿論私はマスターの疲れを癒やしたい一心だったため固辞しようとするのですが、強引にも抱き寄せられ、私の肌をマスターの大きな手が這い回れば……もう、抵抗は出来ませんね♥

 

 物足りないけど感度に自信のある胸を。先程から疼きを発するすべすべのお腹を。ちょっと気にしてるんですが、大きめのお尻を。今も尚切なくて仕方のない股間を。それらをマスターの泡まみれの手が滑り、這い回り、丹念に愛撫されるとまるで天国にいるかのような、体がなくなってしまうような浮遊感を覚え、ついつい甘い声が漏れ出てしまいます。

 そしてそんな優しすぎる愛撫に私がもどかしさを覚えてる事を悟ったマスターは、はしたなくも涎を垂らす私の中に指を入れてくれて、待ち望んでいた刺激を与えてくれます……♥、

 ひっきりなしの快楽信号に、マスターと密着している事で得られる溢れるほどの幸福感、愛されているという実感……♥ 複合要因によって制御の出来ない体はひっきりなしに緊張と弛緩を繰り返し……やがて私は大きな波にさらわれて気をやってしまいます。

 

「……はぁ、マスター……んぅ、ちゅ……♥ マスター……っ、ふぁ……んむぅ……♥」

 

 体が洗い終われば、私達は離れ離れだった体を更に密着させようと、湯船の中で体を絡めさせて温めあいます。

 お互いに向き合って。マスターの膝上に座り込んで。寂しさに涙を流す恥部同士を埋めあい、しっかり下部で繋がったというのに飽き足らずに唇も重ねて蕩け合います。

 人肌程度にぬるめの湯の温度は密着することであがった体温には丁度良く。私達は夢中になって舌を触れ合わせ、腰を揺すりあい、もう離れたくないとばかりに足を絡ませあって、充足感を得る為の行為に没頭します。

 

「あ……んふ……♥ マスターの、今日も元気……ですね……っ♥ あっ……ふふ……♥ んぅ、でも……ご飯あるから、ここでは一回だけ……ですから、ね……♥」

 

 本当はこっちも名残惜しいです。

 出来るのであれば、今日は夜通し。いえ、明日も明後日もこうして繋がって起きたいですが、マスターがそれによってお腹をすかせてしまうのは許せません。

 しかしながら睦み合い、お互いに互いの痕を残すようなゆるゆるとした行為に、頭を蕩けさせられてしまうと……そうした決意も最終的に緩んでしまい――♥

 

「――あっ♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥ あぁっ♥」

 

 湯船の縁に手をついた状態で貪られ。

 

「んぅっ♥♥ ふぅっ、ふぁ……あふっ♥♥」

 

 湯船の中で幼児のように抱えられ、背面座位で腰を揺さぶられ。

 

「ひゃんっ♥ あぁぁっ♥ マスター、ますたぁっ♥♥ ますたあぁっ♥♥♥」

 

 風呂の壁に押し付けられて、お互いに立ったままの状態でハメられて。

 

「あ、ああああぁああぁぁあぁぁっ♥♥♥♥」

 

 興奮の証。幸福の証を疼きの止まらぬ腹部に直接。そして何度となく注ぎ込まれ、喜悦の声を風呂場に響かせてしまうのでした……♥

 

 

 折角作った料理は当然冷めてしまいます。

 だけど、冷めた料理は温め直せば済む物ですから、いいですよね。

 ――お互いの愛を確認しあう事より優先するものなど……私達にはないのですから。



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【東北家】
東北家の日常 【きりたん・ずん子・イタコ】


ボイロのエロ小説少なすぎ問題なので作りました。
後続者増えろ…増えろ…。

2019/11/13
見切り発車なんでアンケートおいてます。
回答してくれたら反映したりしなかったりします。


 我が東北家には三人の麗しき女性が居ます。

 長女のスタイル良し器量よしのイタコ姉さま。

 次女の性格よし優しさ良しのずん姉さま。

 そして三女で成長性SSS、顔良し性格良しプロゲーマー候補生の私、きりたん。

 

 我々三人はいつも仲睦まじく、そしていつも元気一杯。

 学校に通ったり家事をしたり、そして配信業でお金を稼いだりして慎ましやかに生きています。

 そんな完璧なトライアングルを形成した我が東北家ですが、欠点がないわけでもないです。

 その欠点とは、とてもではないですがお外には出せない恥の塊である、東北家居候の兄様です。

 

 兄様は無職です。ぷーです。

 東北家のヒエラルキー的にはド底辺の生き物です。

 

 職なんて探しに行こうとすらしないこのクズは、体内時計が狂いまくって深夜夜ふかしして昼まで起きてこないし、皆がお仕事や学校で勤しんでる間にも平然とゲームをしたり昼寝してるし、ご飯のときにも遠慮なくおかわりをすると、絵に書いたようなキングオブクズ野郎で、ずん姉さまとイタコ姉さまと私の三人の配信や動画からの広告収入をかすめとって、どうしてのうのうと生きていられるのが不思議で仕方がないです。

 

 いい年こいた大人なのにどうしてそんな事が出来るのでしょうか。

 本当に毎日反省して欲しいくらいです。

 

 

「おぉっ♥♥ おっ♥♥ おっ?♥♥」

 

 そんな東北家ですが、毎日誰かの喘ぎ声でスタートします。

 元凶は100%兄様です。珍しく朝はやく起きたかと思えば誰かの布団に忍び寄った兄様はまるで道具みたいに私達の体を貪ります。

 

 今日の犠牲者はイタコ姉さまみたいです。

 

 タコ姉さまは毎朝毎昼毎晩の料理担当をしてくれているのですが……こうなってしまうとお昼までイキっぱなしで何も手がつかなくなってしまうので、私が準備します。

 ずん姉さまに任すとずんだのフルコースになるので私が準備します。(大事な事なので2回言いました)

 

「ふんっ! ふんっ! ふんっ!」

 

「んぎゅっ♥ んぉぉっ♥ おっ、おぉぉっ♥ おぉぉぉ~~~っ!♥♥♥♥」

 

 障子越しに組み伏せられて腰を振られ、大きな胸をたっぷんたっぷん♥って揺らすタコ姉さまの姿が見えます。

 今日も相変わらず激しいですね。兄様は鬼畜です。鬼畜クズです。

 私は眠気眼でパジャマのまま台所へ向かうと、料理の下準備を始めます。

 ……サラダと昨日の煮付けとパンですね。出来合い最高です。

 

「あにさまー、パンでいいですよねー!」

 

「蜂蜜とバターのっけてくれー、うっ!」

 

 ぶびゅぅぅぅ、びゅるるるっ、びゅぅぅぅーっ。

 

「んおおおおぉぉぉぉぉぉっ♥♥♥♥♥」

 

 タコ姉さまのアクメ声が響き渡り、かすかに何かを出す音も聞こえます。

 あーあ。また生ハメ中出ししてますね。お布団汚れが酷い外だしよりかはまあマシですけど。

 

「ふー出した出した」

 

「お……おぉ……お…♥」

 

 がらりと障子が開くと、カエルみたいにひっくりかえってアソコから精液零すタコ姉さまと、ガッチガチの汚れたちんこを露出した兄様が登場しました。ほんと死ねばいいのに。

 

「おし、牛乳、牛乳っと」

 

「兄様、それみんなで飲むんで口つけて飲まないでくだ……あ、あーあー! あー!」

 

 野郎、マジで口つけやがった!

 許しておけません、これはきりたん砲のさびにしてやる必要がありますね!

 

「まあまあ落ち着けって、な? 俺のチンポミルクやるから!」

 

「どうしてそういう話になるんですか! その粗末な物しまいやがれっていうんですよ!」

 

「ひでー、俺のチンポが傷ついてるぜ」

 

「本当に傷をつけてやりましょうか」

 

「御免こうむるぜ……どれ」

 

「ちょっ」

 

 唐突に兄様が私のパジャマの中、その下着の中にまで手を突っ込んできやがるので、私がきりたんスラッシュで抵抗しようとしましたが、卑怯なことに私の弱点を知り尽くす兄様、すぐに私は腰砕けになってしまいます。

 

「うぁっ、あ、ぁ、ぁ♥」

 

「案の定ぐっちょぐちょじゃねーか。昨日も散々ずん子との生ハメ交尾を覗きやがったんだろ? ん?」

 

「し、らな、いですっ、そんなの…っ、かってに、もうそうしないで、ぉっ、お♥」

 

「正直に言えー」

 

「ひゃめ、そこやめへ……っ♥ んひっ、んひっ、まめだめ、だめで…っんひぅぅぅ♥」

 

 ぷしゃっ、ぷしゅっ♥

 

「いっひゃ、いまいひまひたっ♥♥ なんでやめてっ!?♥♥」

 

「正直にー正直にー」

 

「みまひたっ、みてまひたっ♥♥ だからはなひてっ、はなひてぇ♥♥♥」

 

 ぷしゃぁぁぁ♥

 

 この家に居候が決まって3日と立たぬ内に全員を抱いた兄様に、私達はソレ以降何百じゃ効かない程犯されてしまい、もう全員の弱い所は全てこの男に知られてしまっています。

 私の弱い所、おまんこの浅いところを巧みな手付きで軽く擽られると、快楽を知った私の体は勝手に反応を繰り返し、雑魚イキしまくって簡単にお潮を吹いてしまいます。うぅぅ。

 

「いぎゅっ、いぎますっ♥♥ いぎますぅっ♥♥」

 

「いひっ!? なんで♥ やめっ、てっ♥おまんこ…馬鹿になりますっ♥ ちょっ、やぁっ♥」

 

「あ~~~~っ♥♥ ああぁ~~~~っ♥♥」

 

 私の反応に気をよくした兄様は結局私が何度イっても止めてくれず、私は訳もわからずイキまくって床をびちゃびちゃに汚してしまうのでした。学校、この後あるのに、これじゃまた遅刻しちゃうじゃないですか…っ♥

 

「あっ♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥」

 

「おはようございます~……うわぁ、今日はお兄さんが早起きの日でしたか」

 

「おっす、おはようずん子」

 

 結局私の小さい体をオナホみたいに持ち上げて兄様の収まらない性欲のまま、立ちハメ状態で犯されてしまいます。私の体はやっぱり小さいから、兄様のちんこはすぐに奥まで届いて、すぐにイキそうになってしまうので嫌です。

 

「今日の朝食は……あれ? イタコ姉さま作ってない!? まさか……」

 

「あー悪い、イタコならオレがハメ潰した」

 

「もうっ、イタコ姉さまにあまり迷惑かけないでくださいよっ」

 

「悪い悪い。ついむらっと来てちょっとヤっちまってな……ふんっ、ふんっ!」

 

「おお゛っ?♥ お゛っ♥ お゛っ♥」

 

 ずん姉さまももうこんな光景、慣れた物です。

 ほとんど毎朝、昼夜を問わず問答無用で犯されてきた私達の倫理観は非常にゆるゆるな気がしますが、強引なやり口ですっかりほだされた我々はソレを断るすべを持ちません。逆に、少し依存してる感もあるなんて…いやいや、そんな事っ、ちょっ!いきなり、ポルチオやめっ♥♥

 

「しょうがないですね、じゃあ私が変わりにずんだスペシャルを」

 

「……いや、待て。ずん子、朝食は今日はきりたんがやるって言ってるから、きりたんにやらせよう。な?」

 

「でも今到底できないですよね?」

 

「出来るって、なー? きりたんイケるよなー?」

 

「イケっ♥ると、思ってんだったらっ♥♥ さっさと、ちんぽ抜いてっ♥くださっ♥♥」

 

「いや、きりたんの中心地いいし。出来るならこのままヤろうぜ」

 

「馬鹿兄様っ♥ クズ兄様っ♥ い、いい加減、しっ♥♥ いっ♥♥ ひぎっ♥♥」

 

 あっ! 馬鹿っ! ちょっと駄目っ、おまんこっ♥ 奥ごつごつってするの駄目ですっ!♥

 そこなんかいもされたら、あっ、あっ、あっ♥ 

 

「あ、ちょっとちょっとお兄さん、やりすぎるとっ!」

 

「やべ、忘れてた待て待てきりたん落ち着」

 

「あぁああぁぁぁああぁ~~~~っ♥♥♥」

 

 ぷしっ、ぷしゅっぅ、ちょろろろろろ~~……♥♥

 

 私のアソコが容赦なく絶頂を繰り替えされ、すっかりイキ癖のついたアソコは条件反射のようにおもらしを始めてしまい、台所の床めがけて私のおしっこがびちゃびちゃと広がっていってしまいます♥

 

「うっ、でもきりたんのおもらしまんこっ、最高に締まる、出るっ、出るぞっ!」

 

 びゅくっ、びゅぶっ。 びゅうーっ。

 

「うああぁぁぁぁ~~~っ♥♥ ああぁぁぁあ~~~~っ♥♥」

 

 そんな絶頂おまんこの中で脈動する、兄様の鬼畜ちんぽは容赦も遠慮もなく中出ししてゆき、熱々のおたまじゃくしがお腹に溜まってゆく感触に、私はまたも絶頂をしてしまうのでした。

 

「お~~に~~い~~さ~~ん~~!」

 

「い、いや待て。これは不可抗力で……おうふ、出る出る…残り汁までたっぷり……」

 

「あ゛ぅ♥♥♥ あ、あぉ……おぉぉぉ……♥♥♥」

 

 私にだけ聞こえる射精音を響かせながら、しっかり赤ちゃんの部屋に密着させて中出しされるのは抗いようのない快感で、私はおもらしの快感と合わせて恍惚の表情を浮かべて、喘ぎ声を漏らしてしまうのでした。

 

「あーもう、お兄さん、さっさとちんぽ抜いてお掃除お願いしますね?」

 

「ちぇ、分かったよ。確かに俺が悪かった所もある」

 

「お゛ぅっ♥♥」

 

 ちんぽが抜けた瞬間、私はその場にへたりこんでしまい、動けなくなってしまいます。

 うぅ……今日も遅刻確定です……この鬼畜クソ無職め、なんて思いながら体を落ち着けつつ睨みつけてやると、怒っていたはずのずん姉さまに、兄様がちんぽを突きつけてペチペチしてました、こっ、コイツ……!

 

「んんっ♥ お兄さん反省してないですよね?」

 

「してるって。証拠にこれからきりたんのお漏らしお掃除します」

 

「じゃあ何で私の顔に汚れたおちんちんを擦り付けるんですか」

 

「おもらしのお掃除する前にちんちんキレイにして欲しいので」

 

 ずん姉さまのシミ一つない綺麗なお肌に、私の愛液と兄様の精液がべっとりついたおちんぽが這い回り、べっとりと汚していく様は普通なら発狂して刺殺されてもおかしくない行為ですが……ずん姉さまはその濃厚な匂いにやられてるのか諦めてるのか、抵抗もなく擦り付けられ、最終的に

 

「あむ……♥ んちゅ、ちゅぅ…♥ ちゅぷ……♥」

 

 なんて、従順に、愛おしそうにその場で舐め清め始めたのでした。

 

 

 

 今日も東北家はただれております。



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東北家の家族会議 【ずん子・イタコ】

 我が東北家にはルールがあります。

 

 いち、お互いを尊重をする。

 に、お互いに遠慮はしない。言いたいことははっきり伝えあう。

 さん、お互いに譲り合う。

 よん、ご飯はみんなで一緒にたべる。

 

 まあありふれたルールで、何ら特別なものではないです。

 

 我ら三姉妹は深く濃い絆で結ばれた唯一無二の存在であればこそ、みんなが大切なので、

 お互いに傷つかないように、そしてかつお互いに心配事のないようにする。

 そういった内容の趣旨です。

 

 そんな東北家ですが、週イチで家族会議みたいな事をしています。

 

 まあそんな真剣な家族会議とかになったことはあんまりないです。

 今日はこんな事があった、今週末はどこどこに出かける~とか、日常の範疇の内容を持ち寄って、みんなで話し合って分かちあう、ただのダベリ場みたいなものです。

 

 ただ毎週これをかかさずやれている事は私達の絆の深さそのものの証。

 もうこれをやらないとむしろ始まらないみたいな、そんな感覚が私達の中にはあるのでした。

 

 そして今日はそんな家族会議の日。

 こたつを囲んでお茶とお菓子を持ち寄り、イタコ議長がスタートを宣言するのです。

 

「じゃあ今日の東北家会議始めますわ~、議題進行はいつものように私、イタコが」

 

「補佐はずん子がさせてもらいまーす」

 

「書紀のきりたんです、よろしくお願いします。……あの、姉さま方、手書き書紀いい加減廃止しません?」

 

「ノーパソだと誰かさんが途中でゲーム始めちゃうので駄目です」

 

 うっ、そそ、そんな情けない奴いないです。別にちょっとSkylimRTAに夢中になっていたなんてことは……。

 

「じゃあ今日の議題ですがどなたから行きますか~?」

 

「うーん、最近は変わらぬ日々が続いていたのでそんなに……あ」

 

「お。今何か閃きましたね? はい、ずん子ちゃん」

 

「あ、いやいや~……でもこれは、えーっと……ね?」

 

「隠し事はなしですよずん姉さま。さぁハリーハリー」

 

 何かずん姉さまが顔を赤らめてる……一体どういう事なのか。

 私達が二人でじーっと見つめてたら、顔をぽりぽりと掻き始めたずん姉さまが、ぼそぼそと呟き始めたのだが……

 

「私は、最近学校でいつも遅刻気味なので、それをどうにかしたいなー……って」

 

「あー……」「あぁー……」

 

 案の定、『兄様案件』でした。

 

 兄様案件とは、傍若無人唯我独尊無礼千万の兄様にハメ潰される事によって我々姉妹に被る被害についての内容です。

 基本的にその案件の結論は「どうにかして窘めよう」ってなるのですが、暖簾に腕押し状態で効果があった試しがありません。

 強硬策で強気に直談判しに行こうとすると逆にその場で朝まで犯されて何も言えなくなるのが目に見えているので こういった議題は最終的にうやむやで終わるのがほとんどです。

 

「最近のお兄さんは何故か知らないけど朝早くて……それでついでのように犯されちゃうので……」

 

「あぁ……何か今朝は戦隊物のアニメタイムって勝手に決めてるらしくて、決まった時間に起きて見てるらしいですよ」

 

「だから朝早いですのね……? 私は、まあ学生ではないので遅刻とかは気にしなくていいですけど……」

 

「私は学校地味に遠いんで、朝ハメはほぼ遅刻確定です。止めて欲しいです。……時々自転車で送ってくれますけどね」

 

 腰抜けた私をママチャリで二人で送ってくれるんですが、それでもやっぱり遅刻します。

 兄様基本的に体力はあるけどすぐ寄り道しますし、何かムラってきたら道端とかでパコり始めるんで……まあ、悪い気はしないのですが。

 

「この案件についてはどうしようもないでしょ? だから別の話を……」

 

「今俺の話した?」

 

 出やがったな諸悪の根源。

 気配なんてまるでなかったのに、兄様は自然に部屋に現れ、そして自然にイタコ姉さまの隣に座り込み、さぁ続けて、と促してきた。

 どうしてこんな鬱陶しい顔が出来るのでしょうか、本当に最悪なヤロウです。

 

「してませんー」

 

「まあ、してましたけどね」

 

「ちょ、ずん姉さま!」

 

「もうお兄さんに隠し事してもどうせバレちゃうんですし、しょうがないじゃないですよきりたん」

 

 その諦めの精神は評価できないです!というかそれしたら絶対兄様調子乗るだけですよ!

 

「話の内容としては、んっ♥ 兄さんが早起きすることで、そのっ…♥ 私達が遅刻しかねないという内容で…♥」

 

「え? 俺が早起きすると逆にみんな遅刻すんの? なんで?」

 

「なんでっ、って♥ そんな、んっ♥ んんっ♥」

 

 うわぁ……隣に座った兄様は我が物顔でタコ姉さまの上着に手を突っ込み、そしてメロンみたいな大きな胸を揉みしだき始めやがりました。

 タコ姉さまは特におっぱいが弱いのでもう陥落寸前。指先で乳首こねくりまわされた結果、服越しでも突起が分かるようになってました。

 

「朝起きてついでとばかりに私達をハメ潰すからですよ。考えてください」

 

「あー」

 

「あーじゃなくて」

 

「いや、でも早起きって良いことじゃん。俺の早起きを責めるのはお角違いじゃね?」

 

「早起きを責めてるんじゃなくて朝から私達をハメ回す事を責めてるんです」

 

「ぢゅるっ、ちゅぶっ、ぢゅううぅぅぅっ」

 

「んんんっ♥♥♥ んひっ、ひぃぃぅんんっ♥♥♥」

 

「脈絡もなくおっぱい咥えないでください」

 

 この男、容赦という言葉が辞書にないようです。

 忙しなくタコ姉さまの爆乳を揉みしだいて遊んでいたのに、もう片胸だけ露出させて、そのおっぱいに吸い付いていやがります。あーあー、タコ姉さまはもうアウトですね。服に母乳染みまで広げて目が♥になってます。

 元々母乳体質のタコ姉さまはスイッチが入ると飽きる程母乳を溢れさせるとかなんとか、って兄様がいつも自慢してましたが、正直知りたくない情報でした。早く脳内から消したいですこの情報。

 

「んれも、んちゅぅぅ。おれりゃ、んんっ、なふへ、おまへら」

 

「おっぱい、らめぇっ♥ あひっ♥ ひぅぅっ♥」

 

「おっぱい吸いながらしゃべんないでくれますか兄様!」

 

「ぷはっ、あー、いや俺が悪いっていうけどさ。お前らにも一端の責任があるなーって俺は思うわけよ」

 

「は? 何トチ狂ってんですか? ついに無職こじらせすぎたんですか?」

 

「口の聞き方ァ! まあまあ、言わせてもらえばアレよ。朝ってなると男はどうしてもムラムラする。生理現象だからな、それは分かるか?」

 

「年中発情期が何言ってるんですか」

 

「俺だって賢者の時ぐらいある」

 

 タコ姉さまのおっぱい丸出しにさせて揉みくちゃにして遊んでる姿見せても信憑性ないです。

 

「だからさ、そんな朝ムラッてる時にお前らみたいな美人姉妹がいたらどうするって話よ。分かるだろ?」

 

「びじ……っ、美人って、いやいやいや。私達とんだトバっちりじゃないですか!」

 

 ちょっと頬が綻びそうになった所を見られて、怒りが一気に跳ね上がります。

 まあ美人と言われるのは当然ですし悪い気はしませんが……ちょ、何してんですか兄様!

 

「んひぅぅぅぅっ♥♥ 兄さん、おっぱいしぼっりゃあぁぁっ♥♥」

 

「直搾りミルク飲もうかなって」

 

「湯呑に絞るな湯呑に!」

 

 兄様はあろうことか爆乳の先端、ぷっくり膨れた大きめの乳首を湯呑に寄せて交互に絞り始めており、牛にするようなその動作で空の湯呑に次々と母乳が注がれていくのが見える。

 狂気めいた行為だけど、その狂った行為はどうしてか私を興奮させてしまう。

 

「あーもうずん姉さま、何とか言ってやってくださいよ!」

 

「………………」

 

「……ずん姉さま?」

 

 そう言えばさっきからずん姉さまがおとなしいな、って思ってましたが、どうしたのだろう。

 そう考えてちらりと見てみれば、なぜか顔を俯かせ、少し粗い息を漏らしている。

 そして、何だか知らないけど水音のような物が……まさか!?

 

「っ……♥ ……っ♥」

 

 こ、こいつっ、こたつの中から足でアソコを弄り回してやがる……っ!

 多分来た直後からずーっと弄り回してたんだろう、もう限界に近いのかこたつ布団を掴んで震えてるずん姉さまに、私の声は聞こえていない……っ!

 

「どうだきりたん、これが俺の足術だ」

 

 なんですかそのどや顔、今世紀最大にムカつく顔です……ッ!

 私がうなり声を挙げながら、どうしてやろうかと敵意ゲージを貯めて行くさなか、更に行動は加速する。

 

「そしてこれが俺の新技だ」

 

「え?」

 

「あっ!?♥ ―――ッ、~~~~~~っ♥♥♥」

 

 座っていた筈のずん姉さまがコタツの中に急に引きずりこまれた、と思った瞬間、顔だけ出した状態になったずん姉さまの甲高い嬌声が溢れたのです。

 一体何が、なんて考えなくてもわかりました。コタツの中でヤリ始めたんです。もうめちゃくちゃです。

 

「ふんっ、ふんっ、ふんっ」

 

「んひっ♥ ひぎっ♥ いぁっ♥ あっ、あっ♥ あっ♥」

 

 コタツがガタガタと揺れるたびに、ずん姉さまは目を見開いていやらしい声をあげてしまってます。

 タコ姉さまは兄様しか見ていなくておっぱい好きにされながら縋り付く始末。

 私はといえばもう何を言っていいかも分からず、目の前の惨状に口をあんぐりと開けて、ただ眺めるしか出来ず……

 

「おっ、キタキタっ。生中出しキメるからしっかりのみ込めよずん子っ!」

 

「いいいっ♥♥ あっ、イクっ♥ イクぅっ♥ お兄さんっ♥ おにいさ、あっ、あぁ、あぁぁぁぁ~~~っ♥♥」

 

 びゅぶ、びゅぶるるるっ! びゅっ、びゅ! びゅっ!

 

 コタツが跳ねたのは、多分ずん姉さまが下から体を跳ねさせたせい。

 私の耳にもしっかりと聞こえた射精音は残すこと無くずん姉さまの膣内に注がれていくのがわかり、私はごくり、と喉を鳴らしてしまいます。

 なんて世紀末……なんて、うらやま……もとい馬鹿げてます。大切な家族会議の場を崩すなんて……これが数十回目の崩壊だとしても、やはり許せません。

 

「よっと! あーイタコ、早く尻向けろっ」

 

「ふぇ……あ…♥ はいっ、はいっ…♥」

 

 兄様に命令されたタコ姉さまは目を♥のままに、急ぎコタツから体を抜き出し、兄様に向けてむっちりと大きなお尻を向けると、ぺろん、と着物をめくって局部を露出します。

 下着はなぜか穿いていないことが多いタコ姉さまのソコはもうべたべたになるほど濡れていて、兄様はすぐ様どちゅんっ♥っと射精したばかりのソレを埋めると、ゆっくりと息をつき始めました。

 

「ふいぃぃぃ……あー気持ちいいわ~」

 

「ひぎゅ……う、うぅぅ……♥♥ はぁぁぁ……♥♥」

 

 兄様の腹筋が蠕動するたび、タコ姉さまの腰が跳ねます。

 多分残り汁が今も尚、タコ姉さまの膣内をゴミ捨て場代わりに吐き捨てられている事なのでしょう。

 そんなオナホ同然の扱いを受けたタコ姉さまの表情はとてもとても……幸せそうでした。

 

「はー、っつーことでいつもお前らと一緒に居るとムラムラたまんなくてこうなっちゃうって訳よ。分かってくれたか? きりたん」

 

「あ……♥ あ……♥」

 

「はぁ……はひ……ひぁ……♥」

 

「…………っ♥」

 

 尊敬すべき姉たちの恍惚の表情に、そして兄様の獣めいた目線。

 ソレは私の中にすっかり植え付けられた堕落した心を強くくすぐってしまう。

 

「んで、今もムラムラしてるからさぁ……きりたん、お腹ぼってぼてになるまで中出ししてやるから、ハメられる準備しろや」

 

「――はいっ♥♥」

 

 姉様がやったんだから、私だって我慢することはないの筈です♥

 私は急いで自分の下着を脱ぎ散らかし、大好きな兄様によく見えるように自分の大事な箇所を晒しだすのでした。

 

 

 今日も東北家はただれております。



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東北家のおしおき① 【きりたん・イタコ】

興奮尽きるまで書く。
感想とか書いてくれると励みになるから一杯感想かいて♥


 我が東北三姉妹は私含め高嶺の花揃いです。

 これは別に自惚れでも誇張でもなんでもなくて、事実を言っているだけです。

 

 美人ですし、優しいですし、器量も良いですし。スタイルもいい。(今私の胸を見た奴は表にでろ)

 触れれば折れてしまいそうな儚さに、美声、恐らく東北美人トップ3があるとすれば、三位までは我々が占領しているといっても過言ではないでしょう。

 

 近所の皆さんは当然、小学校、高校、商店街、そして県外に広がるまで私達の美人さは広まっていて、風物詩のようにラブレターや告白してくる人が後を経ちません。

 

 タコ姉様は商店街でお買い物をする間に5回連続ナンパ+2回告白された事がありますし、

 ずん姉様は休み時間のたびに校舎裏や屋上に呼び出されては告白された日もあったり、

 私こときりたんも、朝下駄箱を空ければラブレターが入ってるなんてザラです。

 

 

 我々姉妹も当然ながら恋物語にあこがれる純な少女です。男性に言い寄られて悪い気はしないというのが正直な見解ですが、しかしながらその全てのお誘い、告白は丁重に断っております。

 

 その理由としては我々が生活するだけで必死である、というのが一番の理由です。

 経済的に余裕がある訳ではないので、恋にうつつを抜かすより、まずは身内の幸せを磐石な物にしたいんです。

 なにせ、この家一番の稼ぎ頭はタコ姉様のイタコ業。だからこそ、ずん姉様と私も及ばすながらも配信業でサポートを陰ながらしようとしているのです。

 まあ、配信業に関しては趣味と実益を兼ねてるんでそんな苦しんではないんですけどね。

 

「ただいま帰りました」

 

 学校帰り、重いランドセルを背負って玄関の戸を空け放ちます。

 靴置き場にはタコ姉様とクズ兄様の靴だけが残されていることから、ずん姉様はいつものようにまだ学校のようですね。

 

 靴を脱ぎ散らかしてとてとてと廊下を歩き、溜まっていた積みゲー崩しに勤しまねば、なんて考えていた私ですが……。

 

「――! ――!」

 

「……む?」

 

 ふと、二階から響き渡る声を耳にしていまいます。

 恐らくタコ姉様の部屋から響くそれは、振動音と共にどこかくぐもった声が聞こえてきます。

 この時点でもう大分察しはついておりますが、私は音の原因を探るため、ゆっくりと部屋に近付いていきます。

 

「――っ、――っ♥ ――っ♥」

 

「――っ、――っ、――っ!」

 

 もう9割9分9厘9毛9糸確定ですが、まだ暴漢に襲われているあるいは泥棒が押し入っているという可能性も捨て切れません。私は音の原因を探るため、その扉の前に立ち、そのドアノブに手をかけて、

 

「……ただいま帰りましたタコ姉様」

 

「オラッ!! 反省しろッ! 無自覚で視聴者誘惑するドスケベ雌めっ! 視聴者に媚び売るくらいならしっかりマンコ締め付けろッ、このデカ乳ハラミ雌がッ!!」

 

「ごめんなしゃいっ♥♥♥ ごめんなしゃいぃぃっ♥♥♥ そんにゃつもりっ、んおぉっ♥♥♥ お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~っ♥♥」

 

「視聴者に美声とか持ち囃されてんのに結局出してるのは、さっきからきったねえ喘ぎ声ばっかりじゃねえかッ!! 何猫被ってやがんだッ!!」

 

「すみまひぇっ♥♥ ひぎっ、ひぎっ♥♥♥ いぎまじゅっ♥♥ にいさんっ、ごめんなじゃっ♥♥ おまんこいぎまじゅぅ~~~~っ♥♥♥」

 

 中を見てみれば案の定、部屋の床に仰向けで組み伏せられたタコ姉さまが兄様に乱暴にレイプ……いや、和姦されておりました。配信用の服を肌蹴させられ、母乳まみれのおっぱいが丸見えになっており、あたりに散らばるティッシュの量と部屋に漂う濃厚な性臭から、どんだけヤリまくったかはお察しです。くさいです。

 

「お。お帰りきりたん」

 

「お帰りじゃないですよ、まだ夕方から盛らないでください」

 

「お仕置きだから仕方ないだろ、イタコは視聴者に勝手に媚びを売ってたんだ。家族の一員としては矯正してあげる義務がある」

 

「なんですかソレ」

 

 タコ姉さまが視聴者に媚びた?

 いや、配信者なら視聴者あっての物種。大なり小なり媚びたりするのも大事だとは思うんですが、なんですか無職こじらせて俺以外見るんじゃねえとか、そんな事言い出すつもりなんでしょうか? クソ食らえですそんなの。

 

「まあ待て、ちょっと説明してやるから……その前に、ふんっ! ふんっ! ふんっ!」

 

「あぃっ!?♥♥ にいさっ♥♥ ひぎゅっ♥♥ ひぎゅっ♥♥」

 

「んんっ!!」

 

「い゛っ――!?♥♥♥♥♥♥」

 

 兄様は私と会話中に停めていたピストンを、息絶え絶えのタコ姉さまに再度トップスピードで行い、不意打ち子宮ノックからの濃厚ザーメン直注ぎにタコ姉さまは頭を仰け反らせて、配信では絶対に見せられない顔でアクメをキメていました。

 

 びゅく、びゅるる。びゅくん。びゅくんっ。

 

「あへっ♥♥ へぁ……♥ あ、おぉ…♥ おぉぉぉぉ……♥♥」

 

「……いや、正直聞きたくないんですけど、部屋戻っていいですか」

 

「あーまあ別にいいけどな、大した内容じゃないし」

 

「っ……いいから、早く言ってください」

 

「――おう。まあ事を遡れば数時間前なんだが」

 

 どうやら相変わらず昼頃に起床した大変良いご身分のクズ兄様。

 日課の動画めぐりをしながら作り置きの朝ごはん兼昼食を自室で食べていた所、配信中のタコ姉さまのチャンネルをふと開いたそうです。

 タコ姉さまも頻度こそ少ないですが配信者の一人。その美貌と天然なところが非常に受けが良いため、平日昼から沢山の視聴者がいたとのことです。

 そうした中、唐突にハプニングが。飲み物を零したタコ姉さま、慌ててしまって胸の谷間が思い切りカメラに写ってしまったそうです。

 露出が普段少ないタコ姉さまの生谷間。そのワガママ過ぎるスイカップは視聴者全てを興奮の渦に叩き込むのは当然の摂理であり、勿論例に漏れず、たまたま見ていた兄様も火がついたようです。

 タコ姉さまが恥ずかしそうに配信を終了した直後に部屋に押し入って、何だこの配信はけしからん、と性欲爆発チョメチョメらしいです。あ ほ く さ。

 

「っつーことで……ん~っ、今後色目を使わないように、おしおきックスをしてるって訳。つながっただろ?」

 

「おかしいですね、兄様の世界だけ時空歪んでます? 私にはどこに繋がってる要素が見当たりませんでしたが」

 

「イタコもこうして真摯に反省してるみたいだし、俺もそろそろ溜飲を収めようかと」

 

「じゅぶっ♥ じゅるるるっ♥ ちゅぶっ♥ ちゅぅぅぅっ♥」

 

「タコ姉さま多分今無心だと思いますけど」

 

 同性からみても形がよくてエロイその爆乳で、中出し直後のおちんぽを挟み込みながらパイズリフェラするタコ姉さまは案の定もうタガが外れた状態。上目遣いで愛しそうに目を♥にしながらちんしゃぶして、兄様を気持ちよくする事しか考えていないようです。

 

「……飽きたらいい加減タコ姉さまを開放してあげてくださいよ」

 

「おうよ」

 

「あとうるさくしないで下さい、近所迷惑なんで」

 

「隣の家が3km先なのに近所とはこれ如何に。うっ……イタコ、しっかり飲めよ」

 

「んふぅぅっ♥♥ ん、んん~~~っ♥♥」

 

 恍惚の表情で自らの喉を汚す精液を飲み干していくタコ姉さまを見て、私ももやもやした物を覚えながらも乱暴に部屋の扉を閉め、自分の部屋に戻ります。

 

 恥知らずで常識知らずが過ぎます。どういう了見であんな真っ昼間っから……むぅ!

 私はもやもやを吹き飛ばそうととりあえず自分の部屋でPCを起動してゲームを始めます。

 まだ見ぬクソゲーをレビューするために私は頑張らないといけない、一回忘れましょう。なーんて考えて最初は集中してたんですが。

 

 

「――っ♥ ――っ♥」

 

「…………」

 

「――っ♥ ――っ!?♥♥」

 

「………っ」

 

「――~~~~っっ♥♥」

 

 

 ――――あぁああぁぁもぉぉぉっ!

 

 

「うっさいです馬鹿兄様っ、交尾くらい静かに出来ないんですかっ!!」

 

 再度タコ姉さまの部屋に突貫し、私は文句を出していました。

 1時間経っても2時間経ってもタコ姉さまの喘ぎ声が止まらないから、全く集中できないせいです!

 

「え、嘘響いてた? ごめんあんま意識してなかったわ」

 

「お゛っ♥♥ お゛っ♥♥ お゛っ♥♥ にいさっ♥♥ おちんぽっ♥♥ ちんぽぉっ♥♥♥」

 

「ごめんって言うくらいなら腰振るのぐらい止めないんですか兄様はっ!」

 

「ちんぽに申し訳ないから出来ない」

 

「私に申し訳なくしろっ!!」

 

 後背位の姿勢で両腕を後ろに引っ張るような形でハメ回されるタコ姉さまはもう朦朧としている様子で、その大きな胸をいやらしくも重たげに揺さぶられながらはしたなく絶頂を繰り返し、兄様のちんぽに夢中になっていました。

 私はとうとう激怒した。この邪智暴虐を尽くすクズ兄様をきりたん砲で消し炭にすることを誓いました。背を怒らせて睨みつける私に、兄様も少し目を細めるとようやく腰が止まります。

 そして何を思ったかそのおちんちんを……ガチガチのそれをタコ姉さまから抜いて、下半身裸のままで近づいてくれば、

 

「ほら」

 

「ちょっ」

 

 べちん。って割と勢いよくそのちんぽで頬をビンタしてきました。

 頬に当たった熱い肉棒の感触と、むせかりそうなえっちな匂いで、私の脳は一瞬混乱してしまいます。

 

「ほら、ほらほら」

 

 べちん、べちん、べちん。

 

「やめ、何してっ、やめ」

 

 

「ほらほらほらほら」

 

 べちっ、べち、ずりゅ、べちっ。

 

「あぶっ♥ んっ、やだ、何してっ…♥」

 

 

「ほらほらほらほらほらほらほら」

 

 べちんっ、べちんっ♥ びたんっ♥ びたんっ♥ びたんっ♥

 

「いぅっ♥ うぎっ♥ ひゃめっ、ひゃめろぉ……っ♥ ふ、うぅっ♥」

 

 

 衝撃が走る度に体が勝手に反応しちゃうっ。

 いつも躾けられてるちんちんが私の頬を汚して、私の頬に痛みを与える度に、びりびりとした電気が走るっ♥ なんで、こんななんでっ…♥ 屈辱的なのに、悔しい筈なのに、絶妙な刺激でビンタされ続けた私は、とうとうへたりこんでしまっていました。

 

「ふぅっ…♥ ふぅっ…♥ ふぅっ…♥ ふぅっ…♥」

 

「きりたんは本当おねだり下手だよなぁ、さっきから物欲しそうな目してんのバレバレ。でも素直に欲しいって言えないからそうやって憎まれ口叩いてんだよね?」

 

「こ、れは……っ、別になんでもっ……♥」

 

「どんな時でもすぐに突っかかってきて。でも最終的に自分でハメられてしまう道選ぶ。そういうとこだぞ本当。人間正直が一番、たまにはちゃんと言葉に出してみようぜ」

 

 じんじんした頬を手で抑えながら、私は荒い息をつくしかできませんでした。

 そして、そんな私を良いことに、へたりこんで見上げる形になった私の顔に兄様の汚れた肉棒がべちょ♥って押し付けられてしまいました。

 ちょうど顎に押し当たる重たい金玉の感触が今後どれだけの精液を出してくるのかをどうしても予想させ、裏筋が直接鼻に押し付けられれば、息をするたび鼻孔一杯に広がる雄の薫りが私をどんどん発情させてゆく。更に目のすぐ近くまで迫った赤黒い亀頭は、付着した精液汚れを見せつけながらも、ぱくぱく…♥と、何かを出したくて脈動しているのを悟らせてきます。

 

「なぁきりたん……お前、どうしたい訳? ちゃんと言ってくれないと兄様もうしないよ?」

 

「あ……っ♥」

 

 兄様が小さく腰を動かしてゆけば、とろり、と先走りが亀頭の先から溢れ、私の顔を汚してしまう……♥ でもそんな屈辱的な行為でも、今の私にとってはスパイスでしかなく、溢れる唾を何度も飲み込みながら、私は衝動的に叫んでいました。

 

「……せ、せっく…………♥」

 

「ん?」

 

「せっくす……おしおきせっくす……っ♥」

 

「え? なんだって?」

 

「お仕置きセックスっ♥♥ 兄様のちんぽでお仕置きされたいですっ♥♥」

 

「ふーん、どうやって?」

 

「ずぼずぼっ♥♥ 初潮前の小学生まんこにっ、兄様のたくましいおちんぽでどちゅどちゅっ♥♥って、いっぱいして貰って♥ 好きな時にびゅーびゅーって♥♥ 中出ししまくって欲しいですっ♥♥」

 

 もう私は自分が何を言ってるかも分かってない。

 分かってないけど、分かるのはこれから私は酷いことをされにいく事と、

 それがどれだけ気持ちいいのか、自分でも分からないくらい凄い、という事だった♥

 気付けば自分の指は自らのアソコを激しく慰めており♥ 東北美人としてのプライドなんて、ソコには欠片も存在しなかった♥

 

「よく言えたな。よし、じゃあ続きはきりたんの部屋でやろうか」

 

「はいっ♥♥♥」

 

 

 今日も東北家はただれております。

 



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東北家のおしおき② 【きりたん】

マインドシーカー好き
ぷに穴調教ターン


 ここで東北家の配信事情をお伝えします。

 

 東北家はタコ姉さま、ずん姉さま、私でそれぞれ3つのチャンネルを持っています。

 タコ姉さまはお料理とかガーデニング、雑談を中心に配信。

 ずん姉さまはずんだトークと、最新ゲーム実況とか、時々金ロー実況をしてたりします。

 そして私、きりたんは基本的にクソゲー実況をしてます。まだ見ぬクソゲーを求めるコアな紳士向けのチャンネルですが、そこそこユーザーはいると自負しています。

 

 基本隔日だけど不定期な配信を行っている私のチャンネルですが、

 今日は大分趣を変えて行う事になっていました。

 

「き、きりたんゲームズです。今日もクソゲー実況していきますよ~」

 

「いえー」

 

 私は自分の部屋で、普段なら絶対につけない星条旗柄のマイクロビキニを身に着けて、カメラに向かって引きつった笑顔を見せつけていました。

 後ろに立っているのは当然の如く鬼畜兄様。兄様は特別に下半身裸で、ちんぽを屹立させた状態でおり、そのちんぽは丁度椅子に座った私の顔の位置と同じ……。

 真横から突き出されたちんぽから漂う、濃厚な雄の香りを嗅がされながら、私は平常心のまま実況を始めてゆきます。

 

「今日はそうですね、マインドシーカーの続きから始め……んっ♥ ましょうか♥」

 

「はいしつもーん、そのマインドシーカーってどういうゲームなんですかー」

 

 平常心。平常心。と必死に考えて、震えた手でゲームを起動させてゆけば、

 わざとらしく兄様が体の向きを変え、ぺち♥ってまた私の頬に亀頭が当たってしまいます。

 勿論そんな事で配信を止めるのは配信者の名折れ……平常心という言葉を念仏のように心の中で唱えながら、私は冷静に応えておりました。

 

「マインドシーカーはFCソフトの超能力開発ゲーで、これをクリアすると立派な超能力者になれるというお墨付きが貰える……訳もなく、ただプログラム上の確率を運でクリアするゲームです」

 

「えっ、なにそれ……本当クソじゃん」

 

「ガチで運要素しかないので、基本的に苦行ですがハマれば割と楽しくなってくるクソゲー導入用としては最高の、んぶっ♥♥ ゲー…んぅっ♥ んむぅっ♥♥」

 

 すると、喋ってる途中で横合いから私の口内にちんぽが侵入してきたのです。

 小さなお口に収まりきらないデカマラは私の頬をハムスターみたいに膨らませているのが配信動画越しに見えます。私はそれでも説明を続けようとがんばりますが、兄様は酷いことに私の頭を掴んで、ぐっぽぐっぽ♥と好き勝手フェラさせてくるのでした。

 

「んぶっ♥ ちゅぶっ、ちゅぶっ♥♥ んむぅっ♥♥」

 

「はーきりたんが選ぶゲームは毎回毎回地獄みたいなゲームだな……まあ個人の好みだしな。でも折角やるなら罰ゲームありにしようぜ」

 

 私のお口をちんぽ磨き器としか考えていない兄様は勝手にそんな事を言い出すと、カメラにあえて見えるようにピンクローターを見せつけ始めました。

 

「ほらきりたんカメラに見えるようにお尻向けて」

 

「ちょ、あ、兄様っ……それはっ!」

 

「いいから早くしろ」

 

「……っ♥♥ は、はい……♥♥」

 

 兄様の強い口調に逆らえなかった私は、大人しく、そして嬉々として椅子の上で座り直し、自分の薄く、ビキニに包まれたお尻をカメラに見えるようにしました。

 今身につけているビキニは非常に布面積が少なく、紐で結ばれたソレはアソコに食い込み、ちょっと具が見えてしまっているのが画面にうつっている事でしょう。

 

「じゃあルール説明するぞー、このゲームクリアするまできりたんには、ローターをアソコに入れてゲームしてもらいまーす。ローターはきりたんがミスすると振動するので頑張るようにー。クリア失敗が確定したら罰ゲームでーす」

 

「えっ」

 

 いや兄様、このゲームクリアするだけでも苦行なのにそんな事したら絶対クリア不可なんですがそれは、って、兄様、ちょっ♥ ビキニ引っ張らないでっ♥食い込んでっ♥

 

「俺が何度もちんぽで耕したきりたんのロリマンなので、きっとイケると考えてまーす。つーわけで、入れるぞ~」

 

「ふぁっ♥ あ、あふっ♥ んぅぅぅ……っ♥♥」

 

 うぅぅぅ♥ ローターが入ってきて…っ♥ 

 冷たいプラスチックとゴムの感触が私の中を押し広げて行く感触がっ、快感を与えて仕方ない♥

 うぁ、ちょ、まっ……♥ 一個だけじゃないんですかっ♥ んんんんっ♥♥

 

「おーし、しっかり飲み込んだな~。ちゃんと撮れてるぞ~」

 

「っ……♥♥ っ……♥♥」

 

 私には見えないですが、きっとお尻を突き上げた姿勢を取った私の窮屈でちっちゃなロリマンはローター2つ飲み込んで嫌らしくヨダレ垂らしているのが是対見えてる…♥

 いつもはゲームと自分の顔ぐらいしか見せない画面にここまで興奮してしまうとは思わず、状況を考えて愛液が溢れるのを抑えられません。

 

「んじゃゲーム開始すっぞ~きりたん頑張れ~、視聴者のみんなが応援してるぞ~」

 

「……は、はいっ……♥♥」

 

 

 

【配信開始から10分経過】

 

「……っ♥♥ ……!? っぁ♥♥」

 

「お、またイった。っつか運ゲー過ぎだろ。さっきからローター震えさせんの大変なんだけど」

 

「だ、からっ……♥ このゲームは完全運ゲーだと……っ♥♥」

 

「マゾゲー過ぎだろ……」

 

 

【配信開始から30分経過】

 

「ひっぎゅ、んぎゅぅぅっ…♥♥ おっぱい、こねこね、そんな……っ♥♥」

 

「きりたんさっきからゲーム出来てないじゃん。もうローターずっと付けっぱにしておくぞー」

 

「そんなっ、兄様が、私の胸っ、そんなこねくりまわすからぁっ♥♥」

 

「だって暇なんだもん」

 

「ん゛ん゛ん゛あぁっ♥♥ あぁぁあっ♥♥」

 

「あ、イってる」

 

 

【配信開始から1時間経過】

 

「あにさまっ♥ あにさまっ♥ あぁぁああぁぁっ♥♥ あにさまぁあぁっ♥♥♥」

 

「はいはい、あにさまはここに居るからなー。ここが気持ちいいんだよな?」

 

「そうれしゅっ♥♥♥ あにさまっ♥♥ そこすきなんれしゅっ♥♥ あにさまのおててっ♥♥ ろーたーよりっ♥♥しゅきぃぃっ♥♥♥」

 

「もう完全に水着も脱げてほぼ全裸だし、ゲームの事も忘れてるなー。まあいっか」

 

 

 

 

 そうして配信が始まってもう何時間が経ったのでしょうか。

 気付けば私はマイチェアに座った兄様の膝上で、貫かれながらハメ回されていました。

 いつもは自分の上半身だけ移していたカメラも、しっかりと兄様の絶倫おちんぽを咥え込んだ自分のおまんこだけをアップで撮影するように調整されており、配信画面上ではゲーム画面の隣に、ぐっぷり咥えこんだ局部が、水音を撒き散らしながら晒されています。

 

「あっ♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥ あにしゃまっ、しゅきれしゅっ♥ しゅきぃっ♥」

 

「いつもこんなに素直だったら可愛いんだけどなー、よーしご褒美だぞきりたん、大好きな所こりこりしてあげるからな~」

 

「いぎっ♥ ひぎゅっ、イキますっ♥ イキュうっ♥♥」

 

「おーいいぞイケイケ、おしっこ漏らしてもいいぞー」

 

「うにゃぁぁああぁぁっ♥♥♥」

 

 ぶしゃぁっ♥ ちょろろろろ……♥

 

 Gスポをゴツゴツと下から小突かれば痙攣した私のおまんこはイキ潮とともにおしっこをお漏らししてしまいます。もう何度となくお漏らししたというのに、それでも尚漏らす私のはしたない姿が撮られているという事実だけで無限に興奮してしまう。

 兄様も慣れたもので、お漏らし常習犯の私対策に、椅子の下に風呂桶を用意しており、そこにはたんまりと私のおしっこと愛液が満たされていた。(まあ溢れてる部分も多分多いようですけど)

 

「あー素直きりたん最高~、っつかお漏らしきりたんマンコがやっぱり一番気持ちいいんだよな…っ」

 

「ほんとっ♥ ほんとれしゅかっ♥♥ あにさまっ、私のなかきもちいいっ?♥♥ あふっ、あふんっ♥♥」

 

「おうおう気持ちいいぞー、最高だぞー」

 

「えへっ、えへへへっ♥♥ あにしゃまぁっ♥♥ あにしゃまもっ、きりたんの中、いっぱいびゅーってしていいれひゅっ、からぁっ♥」

 

「言われなくても出すぞー、しっかりみんなにも種付けされてる所見て貰おうなー♥」

 

「みてもらうっ、みてもらいまひゅっ♥♥」

 

 後からこの時の動画見せてもらったんですが……もう、誰って感じですねこの時の私は。

 嬉々として兄様の言うことに従って、媚びるような目で見上げながら自分で腰振ってるんですから。

 

「カウントダウンいくぞー、さーん」

 

「に、にーいっ♥♥」

 

「いーち」

 

「ぜー……っ♥♥ あ、きたっ、きたぁぁっ♥♥♥♥」

 

 びゅくんっ、びゅくんっ、びゅっ。びゅびゅっ、びゅくんっ。

 

「あ、あ♥ あっ♥ あぁ……あっ♥♥♥ あぁぁぁぁ~~~っ♥♥」

 

 あーあー……あんな幸せそうな声あげて。中出しされてるのに信じられません。

 お兄様のワガママおちんちんは私のでは全部咥え込めないんですが、そのせいで中途半端に余った竿と玉が脈動するところがよく見えてしまい、そのたんびにザーメンを小分けで注がれるおまんこが絶頂してしまうのもバレバレになっていました。

 

「あっ♥♥」

 

 ぷしゃあぁあぁっ♥♥

 

「おっ、珍しいな中出しした結果イキションするって」

 

 極度に興奮した私の体は、そんな幸せの瞬間を迎えて感極まって絶頂繰り返し、ひくつく尿道口からイキ潮撒き散らして、カメラすらびちゃびちゃにしてしまいます。あとで掃除大変でしたよ全く。

 

「あにしゃまきしゅ……きしゅしてくりゃひゃい……♥」

 

「おう、いいぞー。ってかすっかりお仕置きセックスっていうかラブラブセックスになっちまってんな」

 

「んぷ、ちゅぱ…ちゅぅぅ♥ んりゅ、んちゅぅ♥ ちゅぷ、ちゅるるぅ……♥」

 

「んっ、まあいっか。きりたん気絶させるまで使わせもらうかんな」

 

「んぐっ!?♥♥ ふっぎ、あっ、あっあっ♥♥ あぁぁっ♥♥ あ~~~っ♥♥♥」

 

 そしてレンズが濡れて見えにくくなったカメラに移されるのは、いきなり立ち上がって立ち駅弁したり、部屋の壁に押し付けてバックで貫かれたり、床の上で騎乗位を強制されたりとやりたい放題の兄様と、きゃんきゃんと鳴き喚いてはイキまくる私の姿でした。

 最終的にはさんざん中出しさせられた私のアソコを移した状態で、どろっどろのペニスのお掃除フェラをしながら、どれだけ犯されたか報告させられ、配信は終了という形になってしまった。酷すぎる。

 

 

 

「どうだ、興奮したろ?」

 

「……」

 

「我ながら配信しながらエロっていつも響くものあると思ってたんだよなー、案の定燃えたぜ」

 

「……」

 

「まあ当然リアル配信なんて出来やしないから今回のも動画で残しておいただけだけどさ」

 

「……いいから黙ってお掃除してください」

 

「きりたんもあんなに甘えこんできて、いやーあの感じマジでくせになりそ、あいたっ」

 

「黙って、掃除をしろっ!」

 

「へーい」

 

 

 

 今日も東北家はただれております。

 ……正直、もう二度としません。

 



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東北家の家族団欒① 【ずん子】

ずんずん。


 東北家三姉妹の趣味はまちまちです。

 

 タコ姉さまは基本的に私とずん姉さまの写真集作りをメイン趣味とし、あとは家事そのものが趣味みたいな感じです。

 ずん姉さまはすきあらばずんだ餅の作成を、残りは散歩とか映画を見るのが好きみたいです。

 私こときりたんは主にゲームと同人誌の収集です。冴え渡るクソゲーコレクションも中々に増えてきました、今度お部屋公開動画とか作ってみましょうか……。

 

 姉妹だからといって趣味が被るような事がないので、時折話題についていけないなんて事もままありますが、それでこそ我々東北三姉妹。

 

 楽しそうに趣味の話を聞くのは幸いにも嫌いじゃないですし、それが大好きな家族の物であるならば尚更でしょう。否応なく私達の会話は盛り上がります。

 

 なので食事の場では本来ならば今日あった出来ごとや、そういった趣味の話などで盛り上がったりはするんです……が……。

 

「……」

 

「……」

 

「……」

 

「んめ。んめ。ハンバーグうめえ」

 

 時刻は22時。いつもよりかーなーり遅い時間の晩餐。

 食卓を囲む我々は一部の除いてまるで通夜のように盛り上がりませんでした。

 

 根本的な原因? 勿論兄様です。兄様が居ると盛り上がる話も盛り上がりません。

 というか盛り上がった結果、大変な事になった事が一度じゃ効かないので、盛り上げられません。

 勿論いつもはそんな兄様抜きにしても盛り上がらなくもないんですが、今日は事情があります。みんな顔を赤らめて、どう切り出そうとするのか迷っているようでした。

 

「……あ、あの……ずんちゃん、今日はごめんなさいねご飯遅くなっちゃって」

 

「う、ううんっ! イタコ姉さま気にしないで。その、きりたんが忙しかったから……」

 

「……あ、謝るべきは私です、イタコ姉さま、それにずん姉さま。その、い、色々ありまして……」

 

「今日はずっときりたんと生ハメ配信してたからなー、ずーっと俺にしがみついて離れなかったし、仕方ない仕方ない」

 

 空気が凍りました。

 

「いや、俺もすっかりハッスルしちまったなー。エロ配信っていうシチュが割とツボったっていうか。燃えたっていうか」

 

「あ、あはは……」

 

「そ、そうなんですわね……」

 

「……」

 

「買って使いみちなかったエロビキニ着せて、エロい罰ゲームありきで本気で配信はしないけど、動画に撮影してプレイ。あー今考えてもかなりいいわ……最初は普通にゲームするつもりのきりたんも、ローターでいじめられながらだと流石ににっちもさっちも行かなくなってな」

 

「……っ」

 

「途中から俺もちょっとムラっときちまって、色々激しく悪戯したら、まあまあイキまくることイキまくること。途中から『あにさま♥♥』『あにさまぁ♥♥』なんて叫びまくってしがみついてきちゃってさ、聞こえてたろ? イタコ」

 

「えっ!? あ、いや……ええぇと、す、少しだけ……ですけども……」

 

「だよなー、あの声なら家中響くよなー。それでもう俺興奮しまくりよ。背面座位で貫きながらオナホみたいに使っちまったんだよ。いやーずん子、きりたん何回イキションしたと思う?」

 

「あ、えっ……えぇっと……な、何回なんでしょう?」

 

「10回。数える限りじゃ10回だね。いやもっとかも。中イキするたんびに噴水みたいにお漏らししてさ、洗面器なかったら大変だったぜ。あと途中で見つけたんだがきりたんは乳首つまみながら子宮突くとすぐお漏らしするって事で……いったぁ!?」

 

 私は気付いたら強く握りしめていたお箸を兄様の顔面にぶつけていました。

 こ、この……黙って言わせていれば、好き勝手しゃべくりやがって……!

 

「私はそんなにお漏らししてません!」

 

「あっ、突っ込む所そこなんだきりたん……」

 

「ずん姉さまシャラップ! ここは小学生として絶対に譲れない場所なんです!」

 

 特にこと小学生にとってそういったお漏らしやマザコンと思われる発言等は今後の小学生人生を大きく揺さぶるインシデントなんです、訂正せねばこの東北で生きて行けません!

 

「っつー、なんつう行儀の悪い。っつかお前さぁ、グリーンピース残さず食べろよ」

 

「……これは、その。刺し身でいうツマみたいなものなので食べる必要はないです!」

 

「私ツマ結構好きだけどなー」

 

「それであればずん姉さまに私の分を送呈します。プレゼントです、ずん姉さま誕生日おめでとうございます」

 

「もう誕生日通り過ぎてるから受け取れませーん」

 

「きりちゃん? 冗談はともかく折角作ったから食べて欲しいなぁって」

 

「あぅ……分かりました、ちゃんと食べ」

 

「そうだぞ、好き嫌いしてるとイタコみたいに俺のちんぽ丸々挟めて母乳びゅーびゅー出すパイズリ専用爆乳に成長できないぞ」

 

「今すっごくやる気なくなったんでやっぱりずん姉さま食べて貰っていいですか」

 

「兄さん、そういうのは食事中は駄目ですわ」

 

「へい」

 

 珍しい、なんて今思った方も居ると思いますが……そう、我が東北家では暗黙の了解として食事中は基本的にエッチな事は基本禁止になっております。

 こうしてセクハラまがいの発言がばんばか飛び出すあたり守りきれてませんが、兄様もせっかく作った食事を台無しにするつもりはないようです。

 というか兄様は傍若無人ですが基本的に人の趣味とかそういう作業等を邪魔したりはあんまりしません。タイミングをいい感じに見計らって襲ってくるので、その辺りの気遣いが普段でも活かせれば文句はないのですが……。

 

「……あーでもロリを食べてたら何となく次はおっぱいが食べたいなー。早く飯食べてイタコミルク飲むかー」

 

「えっ! いや、あ……そ、そういうのはどうでしょう……ですわ」

 

「食事中は飲まないって、食事終わったら。いいだろ?」

 

「でも……」

 

「うるせえ命令だ、さっさと飲ませ……あいだっ、お前だなきりたんっ、蹴るな! 蹴るなって!」

 

 もうロリに飽きたのかこいつっ、さんざん私を貪っておいてっ!

 この性欲モンスター、やはり許してなるものか!

 

「お兄さん、普通に牛乳ならありますけど。用意する?」

 

「そういう話じゃないし。ってことでごちそうさん、あー早くおっぱい飲みてー、イタコまだ? 早く食べろよー、おっぱい吸わせろー」

 

「そうですか……」

 

「うぅぅぅ……元気すぎますわ兄さんは……」

 

 ばたーん、とご飯粒の欠片も残さず全て食事を食べ終えた兄様は、そのまま畳の上で横に広がって催促し始めます。20を超えた男のクソみたいな戯言を聞きながら食べる飯は非常に食欲を失います。ずん姉さまもこのままだととばっちりを食らうと分かっているのでしょう。静かに「ごちそうさま」と手を合わせると、さっさと居間を後にしてしまいます。

 

「まーだー。まーだーかー」

 

「お、おっぱいは逃げませんわっ、だ、だからもう少しお待ちになられてっ」

 

「イタコ姉さま、明確に断ってもいいですのに……」

 

 一番食べるのが遅いタコ姉さまも、残す所あと一汁一菜のみ。

 食べ終えた瞬間いつものように搾乳どころかハメ回されるのが確定だというのに、どこか急ぎめで食べようとしているタコ姉さま。もう完全に従う気満々です。……ただ、事態はもっとおかしな方向に転がり始めました。

 

「お兄さん」

 

「ん? なんだずん……あー、そっか」

 

「え? いや、いやいやいや……ずん姉さま……えぇっ!?」

 

「ずんちゃん……!?」

 

 再び居間に現れたずん姉さまを見て、兄様を除く我々二人は度肝を抜かれます。

 なんとずん姉さま、先程までの普段着から破廉恥極まりない格好になぜか変わっていたのです。

 素肌にオープンブラに、オープンショーツをつけているためツンと自己主張した標準サイズのお椀型のおっぱいに、うっすらと恥毛の生えた綺麗な陰唇が丸見えであり、首にはしっかり首輪を嵌めて、その頭には大きな犬耳。両手足までモコモコの犬手袋と犬シューズをつけた状態……一言で言えば犬モードのずん姉さまです。ずん犬さまです。

 

 そんなずん犬さまは羞恥心もあるのか顔を赤らめていましたが、

 ソレ以上に何か怒っていたようでした。

 

「今日は私のお散歩の日の筈です」

 

「そうだなー」「「えっ、何その日知らない……」」

 

「楽しみにしてたのに……それなのに今日は二人にばっかりシまくって、私はお預けで……ずるいです。今日絶対すっぽかすつもりでしたよね?」

 

「まあ最近お外寒いしいいかなって」

 

「駄目です! お世話しないと駄目なんですっ! 飼った犬にはちゃんとお世話しないと駄目なんですからぁっ!」

 

 横になったまま起き上がろうともしない兄様に、ずん姉さまはその格好でのしかかり、キス……じゃない、あれ舐めますね。本当に犬そのものの様相で兄さまの顔を舐め回しています。

 

「んぅっ♥ くぅん、くぅんっ…♥ きゅぅんっ♥」

 

「わぁったわぁった、落ち着け、落ち着けって」

 

 その綺麗でシミひとつない白磁の肌を薄っすらと桜色に染めて興奮するずん姉さまに、私とタコ姉さまは愕然としてしまいます。というより愕然とせざるを得ません。

 私から見るとずん姉さまのお尻が見えるんですが……お尻の穴に案の定尻尾がハマっていました。

 ベルトでつけるタイプのじゃないです。お尻の中の中にしっかり埋める必要のある犬尻尾のようでした。そのお尻を発情期の犬のようにいやらしく振りたくるたびに尻尾がぱたぱたと、本当についているかのように動き回っています。

 

「おっぱい、おっぱいまだ出ないですけどっ、私のおっぱい吸っていいですからっ♥♥ 牛乳こうやって……してあげればっ♥♥」

 

「おぉーええやんええやん」

 

「あぁぁぁっ♥♥ はぁ、お兄さんに吸われてっ、はぁっ、はぁっ♥ はぅっ、ふぅぅっ……♥」

 

 ずん犬さまの攻勢は止まりません。

 実は片手に持っていた牛乳パック、何に使うのかなと思っていたんですが、ずん姉さまの谷間を寄せ、そこに流し込んで疑似母乳としたようです。

 ずん姉さまの献身ぷりに涙が出そうになります。というかその献身絶対間違えてる気がします。

 

「……えっと、私のおっぱいはもうよろしくt」

 

 タコ姉さまシャラップ! 今言いだすと地獄見ますよ! あと何でちょっと残念そうなんですか!

 

「つってもお外はマジで寒いし、いつもの格好だと風邪引いちゃうだろ?」

 

「家の中っ、家の中でいいですっ♥ 家の中お散歩でも、お庭散歩でもいいですっ♥♥ あっ、あふぅっ♥♥ 尻尾ぉっ♥♥」

 

「うーん、どうしようかな~」

 

「きゃうっ♥♥ きゃぅっ♥♥ きゃぅっ♥♥ きゃぅぅぅんっ♥♥」

 

 もふもふの尻尾握って引っ張ったり戻したりする兄様。当然尻尾の先に繋がっていた数珠状のゴムボールは、ずん姉さまのお尻の穴から出てくたび、ぽふっ♥ ぶぷっ♥なんてマヌケな音がし、興奮したずん姉様は半狂乱で犬っぽく鳴き出します。

 

「やっぱずん子が風邪引くのは申し訳ないし、廊下も十分寒いから家だな。みんなでTVでもみようぜ」

 

 うわ、何かすっごいまともな提案です。

 まともすぎて目が点になるくらいには驚きの提案ですが、同時に嫌な予感がしてなりません。

 

「よーし、そうとなるとちょっと準備すっか。よし、ずん子ちょっとハウス、俺一旦部屋戻るから」

 

「やだっ♥ ご主人さまやだっ♥ ずん子ついてきますわんっ♥♥ わふ、わふっ♥♥」

 

 子供みたいに駄々こねるずん姉さまはもう普段の様子が見る陰もありません。

 あんな痴女みたいな格好で熱心にえっちな体を兄様にすりつけて、必死にかまって欲しそうにしているのでした。

 兄様も最初はどうどう、なんて普通に宥めていたのですが、あまりのしつこさにちょっとイラっと来たのか、首輪についたリードを引っ張り、ちょっと驚くずん姉ごと無理矢理廊下の奥へと消え、そして

 

 

「――この駄犬がっ! ご主人さまに迷惑かけてんじゃねえっ、いつもいつも発情しやがって!」

 

「きゃいんっ♥♥ きゃいんっ♥♥ きゃいんっ♥♥ ごめんなひゃっ♥♥ ごめんなひゃぁぁっ♥♥」

 

 

 ――ここから見えはしないですが、廊下の曲がり角でおしおきックスの声を響かせ始めるのでした。

 

 

「ケツ穴ほじられんのすっかりハマりやがって! 生意気にちんぽ締め付けてんじゃねえ!」

 

「ひぎゅっ、ひぃぃんっ♥♥ きゃぅっ♥♥ ひぎっ♥ わぉぉっ♥♥」

 

「あ、テメっ。ケツハメしたらすぐ漏らししやがって、17歳なのにまだまともにトイレの場所も覚えられねえのかよっ!!」

 

「ひゃいんっ♥♥ おもらし、ひてごめんなっ♥♥ おもらしっ♥♥おしっことまりゃにゃっ♥ とまらにゃぁぁぁっ♥♥」

 

「イケっ、さっさとケツ穴でイキまくれクソ雑魚発情犬がっ! ケツ穴でザーメン受け止めろっ!!」

 

「わおぉぉぉぉおぉおぉぉおぉおっ♥♥♥♥♥」

 

 

「あの……きりちゃん、お茶のお代わりいる?」

 

「あ、はい。頂きます」

 

 

 結局その後兄様とずん姉さまが戻ってきたのは30分後。

 すっかり躾けられたずん姉様は四つん這いの姿勢で、兄様にリードを引かれて登場。恍惚の表情で行きより兄様にすり寄っており、その秘部からぽたぽたと精液を零しながら戻ってきたのでした。

 

 

 

 

 今日も東北家はただれております。

 

 



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東北家の家族団欒② 【きりたん・ずん子・イタコ】

ずんずんずずん。


 家族団らんの時間は食事だけではありません。

 それぞれ趣味が違うとは言えど、同じ家に住まう者同士、同じ時間を共有することも多々あります。

 例えば一緒に買物に行く時など、例えば一緒にお風呂に入る時など、例えば映画を借りてきた時など。特に映画は一番団らんしてる感が強いです。いつも三人でくっつきあいながら、わいのわいのとお菓子をつまみ、ジュースを飲みながら映画を見て、楽しければ我慢せず笑い、悲しければティッシュで目を押さえ、怖ければみんなで抱き着きあって、とかなり盛り上がりがあります。

 

 巨大スクリーンこそないですが、それでもちょっと部屋の電気を暗くしてみる映画は、それこそ映画館のような楽しみがあって、とても雰囲気が出るのがいいですね。

 団らんの中では一番のお気に入りの時間と言えましょう。

 

「よーし準備できたぞ、みんなでテレビの時間だ~」

 

「わ、わ~~……ですわ~……」

 

「……」

 

 ソファのど真ん中に座り込み、左右には私とタコ姉さまを侍らせたクズ兄様は自分の口でどんどんぱふぱふ、なんて言いつつ、そう我々に宣告をし始めました。

 え? ずん姉様はどこにいるかって? ずん姉さまならそこにいます。

 

「へっ♥ へっ♥ へっ♥」

 

「ステイ。ステイだぞずん子」

 

 はい。クソ兄様の下半身丸出しの股ぐらの間で蹲踞の姿勢で股間に顔を埋めて、雌犬さながらの発情した目で兄様の号令を待っています。

 もう顔にちんぽ擦り付けて匂い嗅ぎ回っているので正直ステイもクソないと思うんですがそれは……。

 

「じゃあまずどのDISCから見る?」

 

「どのって……」

 

「映画じゃないんです?」

 

 そうして私達に提示されたのは机の上のラベルすらない三枚のDVDでした。

 間違いなく碌な映像ではないのが分かっているので、どれもこれも嫌な予感しかしないです。タコ姉さまも分かっているのか、二人して回答を渋っていると、偶然、ずん姉さまが我慢できなそうにお尻を振りたくったせいで、ふわさ、と尻尾が一枚のDVDに覆いかぶさります。

 

「お、ずん子はソレが良いか。お目が高いなー、それはついさっき撮ったばっかりのきりたんのだぞー。よーしじゃあ再生準備してこい」

 

「わふっ♥♥」

 

「ちょっ!」 

 

 思ったとおりですよ本当!

 命令されたずん姉様は嬉々として振り向いて、我々にだらだらと涎を零す股間をあけっぴろげに晒しながら、四つん這いの姿勢でとたとたとDVDをプレイヤーにセットし、すぐに忠犬のように急ぎ兄様の元へと戻り、股間にダイブ。再度頬ズリをし始めました。

 

「うおっ、と。分かった分かった、ご褒美なご褒美……よしっ!」

 

「はぶっ♥♥ ちゅぶっ♥♥ ちゅぶっ♥♥ちゅぶるぅっ♥♥ じゅるるるぅぅっ♥♥♥」

 

「兄様、リモコン貸してください今から壊すんで!」

 

「なんでさ、折角の上映会だぜ?」

 

「きりちゃん駄目よリモコン壊したら、めっ」

 

「タコ姉さまは私の尊厳よりリモコン優先ですか!?」

 

 私達のやり取りに見向きもせず、チンポに夢中になるずん姉様。

 私は必死に自分の羞恥動画が流されるのを拒否しようとしましたが、兄様の太い指が私の膣内……興奮冷めやらぬ膣内をほじり回してしまえば、体からは力が抜け、抵抗の気力はすぐに失われてしまいます。

 

「あふっ……ふぅ、うぅぅ……♥♥ で、でもきりちゃんの可愛らしい姿が映ってるなら……あっ♥♥」

 

 そういうタコ姉さまの腰に回された兄様の手が爆乳を這いずり周り、揉みしだかれているのが見えます。服の中に侵入した手が直に乳房をこねくり回し、先端をつまみあげているようで……そんな挨拶代わりの兄様の愛撫の時点でもう♥目ってことはほとんど堕ちきってますね、あぁ、もう……♥♥

 

 そうして地獄の上映会が始まりました。

 都合二時間以上収められたその素人構図の動画はあまりにも酷い出来合いで。

 特にソレが自分の痴態を収めた内容であるならなおさら酷いと言える物でした。

 

『い、いい気にならないでください兄様、この程度のゲーム余裕で……ひぎっ♥♥ あ、ちょ、待って、あっ♥♥ や、待って、待って待って♥』

 

「そうそう、ここ。ここが一番笑った、調子乗って大言壮語したあげくイクの止まらなくなって股間震わせて、またそれでイカされてんの。笑いこらえるの大変だったんだぜ?」

 

「ちゅわぁ……♥ 兄さん、流石にこれはうらや……酷いですわ……♥」

 

「はぷ、んちゅぷ、ちゅぅぅ…♥♥ んぅ、きりたん気持ちよさそう……わふっ♥♥ んむぅ♥」

 

「誰のせいだと、おもっ、あぅ♥ つね、るなぁ……っ♥♥」

 

 何だかんだでそれでもみんなでその動画をじっくりと見てしまい、部屋が更に淫靡な空間に引きずられていく気配がしています。タコ姉さまは食い入るように画面を見ながらも兄様に体を寄せ、私は逃げようとするたびに乳首をつねられて動けなくなり、ずん姉さまはちんぽに舌を這わせながら映像を見ている……あまりにも狂った家族団らんの一時です。

 

『あぁぁあっ♥♥ 駄目です、兄様、生おまんこするのうつしちゃだめですっ……だめですっ……♥♥』

 

「ここ一番すき。きりたんマジ可愛い」

 

「激しく同意ですわ……んっふぅ…♥ あっ、あ…♥ アソコそんなほじって……♥♥」

 

「きりたんの甘え声って凄い可愛いですね、本当……♥ 私ももっとうずうずって……♥ んぷちゅるる…♥♥」

 

「ひっぐ♥ やぁっ、まんこっ、そんなぐちゅぐちゅってするなぁっ♥♥」

 

「あーヤベ、興奮でいきそ、ずん子。穴出せ」

 

「わんっ♥♥♥」

 

 兄様の声一つで喜び答えるずん姉さまは、ちんぽ奉仕をやめたかと思えば兄様に飛びついては位置を調整。大好きなお尻の穴を捧げて、瞬く間に兄様おちんぽを飲み込んでしまい……。更に興奮しきった兄様の腰の動きだけですぐに喘ぎ始めてしまいました。

 

「ふんっ、ふんっ、ふんっ!」

 

「わふっ、ふぎゅっ、ふあぁっ♥♥ あひっ♥♥ ひぎぃっ♥♥」

 

『あっ♥ あぐぅっ♥ いっ♥ はぁっ♥ あにさまぁっ♥ イキますっ♥♥ イキマスっ♥♥』

 

 びゅるるるるっ。びゅぐっ、びゅくんっ、びゅっ。

 

「んあぁあああぁぁぁあっ♥♥♥ お尻あちゅいのきたぁぁっ♥♥♥」

 

『ふああぁぁあっ♥♥ ああぁぁあああぁ~~~~っ♥♥♥』

 

 画面の中の私と、ずん姉さまがシンクロし。ほぼ同時に中出しアクメをキメる様を見せていました。

 モニタに映る私の恍惚な表情と、すぐとなりにいるずん姉さまの幸せそうな顔はどこまでもマッチしており、私とタコ姉さまは子宮奥の疼きを抑えるのに必死にならざるを得ませんでした。

 

「あーっふ……ぅ……お、みろみろ。これがきりたんの初お漏らし。こっからめっちゃ漏らすぞ」

 

「も、漏らしたりなんて」

 

『おしっこれましゅっ、あにしゃまぁっ♥♥』

 

「はい、一回目ー」「……っ」

 

「あ、あらあら……♥ しょ、しょうがないですわきりちゃん、気持ちよかったらほら、出てしまうのは生理現象ですし……♥♥ ひにゅっ♥♥」

 

「そうそう、こうやって母乳撒き散らすミルクサーバーもいるわけだし、ごきゅごきゅ…ごきゅ」

 

「はぷっ♥♥ はにゅっ♥♥ にいしゃっ、おっぱい……っ♥♥」

 

「お兄さんっ、ご主人さまっ♥♥ ずん子のも飲んでっ♥♥ おちんちんも気持ちよくするから飲んでっ♥♥」

 

 抱き寄せたタコ姉さまの爆乳から母乳をすする兄様に、負けじと絶賛対面座位中のずん姉さまが張り合います。中出し直後の敏感アナルを自分で締めて、腰を揺らしながらもその顔にぷにゅ、ぷにゅんっ♥♥って胸を押し付けて、中をえぐる感触に法悦を極めている様子です。

 

「大丈夫しょげなくていいぞー、俺は別にきりたんがションベンもらす所嫌いじゃないしむしろ好きだし」

 

「いきなり性癖暴露やめてください、っ、ぅ、んんっ♥♥ あとしょげてないですか、らぁっ♥♥」

 

 ついでとばかりに私の中をくすぐる兄様の大きな指……♥

 ソファの上でM字開脚になった私をひっきりなしに出し入れされるそれによって、もうソファにはべっとりとした液体が広がっているのが自分でも分かっております。

 

「あと知らないだろうけどずん子もこう見えて結構ションベン漏らすぞ」

 

「えっ」「そうなんですの?」

 

「はひゅっ♥♥ おにいしゃんっ♥ それバラしたら……っ♥♥」

 

「うるせえ、自分から露出散歩趣味バラしておいて今更なんだこのドMがっ!!」

 

「あひっ!?♥♥ ごめんなひゃっ♥♥ ごめんにゃひゃぁぁっ♥♥♥」

 

 直後、対面座位から無理やり後背位にさせられたずん姉様は、その丸みを帯びた綺麗なお尻を叩かれ、腰をガンガン打ち付けられます。激しい打擲の音と手の痕が残る赤らんだ肌から、かなりの痛みがあるのは間違いないんですが……それでも今にもとろけそうな目と響き渡る嬌声は、どれだけの快楽がもたらされているのかを悟らせるには十分過ぎました。

 

「おら、見とけよきりたん、イタコ。ずん子はこうすると……」

 

「あにゃっ!?♥♥ ここっ、ここ家の中♥♥ おにいしゃんりゃめっ♥♥♥ それしひゃ――――っ」

 

 兄様は更にずん姉さまを抱え込んで背面座位にすると、私達にわざわざよく見えるように両脚をぱかりと広げさせ、ずっぽりと根本までチンポを咥えさせたかと思えば、丁度子宮の上からその大きな掌を置くと、

 

「よっと」

 

 ぐいっ。

 ぷしゃっ♥

 

「あお゛っ♥♥」

 

 子宮の上から圧迫。直後、連動してずん姉さまの秘部から液体がほとばしりました。

 

「よっと、ほらほら、ほら」

 

 ぐっ、ぐっ、ぐっ。

 ぷしゃっ♥ ぷしゃっ♥ じょろろっ♥

 

「まっりぇっ♥♥ まっりぇっ♥ でりゃうっ♥ でりゃうからっ♥♥」

 

 押さえつけるたびに液体が飛ぶ。飛ぶ。

 ソファの前の机の上に、畳の上に敷いたタオルに撒き散らされる。(あらかじめひいてある)

 潮にしては色のついたそれは、ツンとした匂いが少しだけ漂った気がした。

 

「な? こいつ何度も野外調教したせいでケツハメされながら子宮押さえつけられると問答無用でお漏らししちゃうクセついちゃってよ。きりたんよりひでえぞ」

 

「にゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ♥♥ まっへっへぇ、いっひゃのにぃぃっ……♥♥」

 

 ぐりぐりぐりぐり。

 ちょろっ、じょろろろろろろ……♥♥

 

 念入りに、それも分からせるように押さえつけられた掌。

 手の形に沈み込んだお腹に押し出されるようにとうとう残っていた分もアーチとなって放流が始まってしまいます。ここは居間。決してお小水を出す場所ではないというのに、そんな固定観念すらも打ち消すあまりの痴態に、私達は言葉も忘れて見入ってしまいました。

 

『あにゃあぁあっ♥♥ あにしゃまぁぁっ♥♥ あにしゃま、まりゃれてぇっ♥♥』

 

 くしくも、その瞬間は画面内の私が二回目に漏らした瞬間と同じで。

 二人分のデュアル音声を聞いてより股座を濡らした私達は、喉を鳴らして自然と体を兄様へ密着させていたのでした。

 

 

「おっ。また出るぞ」

 

 びゅくんっ♥ どぷっ♥ どぷどぷどぷっ♥♥

 

「はぎゅっ♥♥ やぁ、あぁぁぁ……っ♥♥」

 

 

 

 今日も東北家はただれております。



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東北家の家族団欒③ 【きりたん・ずん子・イタコ】

次でだんらんおわり。


「へあぁっ♥ あへ……はへぇぇぇ……♥」

 

 開幕汚い声で始まってしまった事をお詫びいたします。東北きりたんです。こちらは前回の続きになります。

 

 魂が抜けたのかと思えるほどに気の抜けたこの声は、前回腸内にザーメンぶちまけられてケツイキしたずん姉さまのものです。

 自分の体を兄様に全部預け、秘部を包み隠せない卑猥下着の間、排泄にしか本来使用しない場所を固くて熱い肉棒でずっぽり埋められたずん姉さま。

 両脚を広げて自らの痴態を隠そうともせず、肉棒の脈動に連動して震えるその様子は、今日散々可愛がられた私とタコ姉さまを火照らせるには十分過ぎる程です。

 その細い腰を掴んでぐりぐり、と腰を密着させた先では、きっとアツアツの精液が無駄撃ちされているのでしょう。ソレを考えるだけで喉がどうしても乾いてしまいます。

 

「おーいずん子、起きろー」

 

「かひ……♥ はぁ……わふ……♥ わふぅ……♥」

 

「起きろってんだろ」

 

「ぎゃうんっ!?♥♥♥」

 

 ずぱんっ♥ なんて音を立てたのは放心状態のずん姉さまを起こした兄様のピストンです。

 一瞬で絶頂寸前まで追い詰められたずん姉さまは、これはたまらんと起きあがります。

 

「次のDISC見ようぜ。次はこれな、早く交換してこい」

 

「は、はひ……♥ わ、分かりましたおに…ご主人さま……♥」

 

 よろよろと命令に従うずん姉様ですが、お尻を持ち上げて出てくる真っ白に染まった雄ちんぽを引き抜く快楽に呻き声をあげている事から、抜くのにかなり苦戦してるようです。

 少し上がってはすぐに力が抜けて腰が落ち、を繰り返すので傍目には腰をヘコヘコしているようにしか見えません。というか本気で腰ヘコしてませんずん姉さま?

 

「早く交換してこいって言うのになんで俺の上で勝手に腰振ってるの」

 

「ちがっ♥♥ ちがうんですよっ♥♥ おしり、き、もちよすぎてっ♥ ぬけ、抜けなっ♥♥」

 

「躾けがなってなさすぎます、兄様どういう教育してるんですか」

 

「すまん。ちょっと快楽ハメしすぎたかもしれん」

 

「ちゅわぁ……ずんちゃん、ちゃんと言う事聞かないと駄目よ?♥」

 

「みんなして酷いっ!?♥♥ で、でも本当に抜けなっ♥♥」

 

「もうずん姉さま往生際悪いです、早くっ、抜いてくださいっ!」

 

「あっ、ちょきりたっ、いきなっ……♥ んふおぉぉぉぉっ♥♥♥」

 

 ぢゅっ、ぽんっ♥♥ 最後まで引っかかっていたカリ首が抜けるとともに気持ちのよい音が広がれば、ずん姉さまは絶叫して正面に突っ伏してしまいます。

 丁度お尻を突き出した姿勢で突っ伏したずん姉さまのお尻はぽっかりと肉棒の形で広がっており、がばがばになったソコからは精液がこぽこぽ…♥と溢れているのが見えました。

 

「きりたんえげつねー」

 

「なんですか、さっさとDISC交換したいんですよね。ですから手助けしただけです。ずん姉さまハリーハリー」

 

「……は、はひ……♥」

 

 よろよろと四つん這いの姿勢で移動するずん姉さま。

 勿論イキたてのずん姉さまの移動スピードなど亀とタメ貼るくらいにはドン遅です。

 さて、そうなると兄様のおちんぽが残ります。

 露出させられたそのおちんぽは何となく寒そうに見えてしまうので、出来る東北家の三女として温めるべきではないかと愚考します。いや、温めるべきでしょう。

 

「あむっ♥♥」

 

「ちゅわっ!?♥ きりちゃんっ!?」

 

「うおっ、きりたんウォーマー助かる」

 

「なんれひゅか、んむっ……♥ べちゅにっ♥ よごれひぇるところは……っ♥♥ きれいにしないとらめならけっ♥♥ れひゅから……♥♥」

 

 そうです。本当に他意なんてないんです。兄様がそんな汚い物を曝け出してるのが悪いんです。お掃除もしないで曝け出すなんて、本当にデリカシーというものがありません。

 ずん姉さまの味と精液の味がみっちり付着した、たくましいものを丹念に舌を這わせて丁寧にお掃除してゆきます。唾液をたっぷり含んだ私の舌の動きは副作用として兄様に快楽を与えてしまようですが、仕方がないという物です。精々天国を覚えておくとよいでしょう。

 

「きりちゃん、ずるいですわっ! あむ、ちゅぷぅっ♥♥」

 

「むぅっ!♥♥ タコ姉さまは別にしなくていいんですからっ、ふむ、んちゅぴ……♥♥」

 

 すると、何故か知りませんが顔を真赤にしたタコ姉さまが負けじと兄様の股間に顔を寄せて亀頭に吸い付き始めました。押し出されるように口からおちんぽが離れてしまいましたが、私も負けてらせません。ぐいぐい、と顔を寄せて竿部分に吸い付いてお掃除します。

 

「こういうのは……っ♥♥ 長女が、じゅるる……っ♥♥ 汚れ役をするのが普通……っ♥♥ ぶちゅ、ちゅぷぅ……♥ んちゅじゅぅ……っ♥♥」

 

「タコ姉さまの場合っ、はぷっ♥♥ ただ、兄様のちんぽがっんびゅぶ♥♥ しゃぶりたいだけっ、じゃ……っ♥♥ ないれふかっ♥♥」

 

「そんな、はぷぅっ♥♥ ことないですわっ♥♥ んむちゅぶ…ちゅぷぅっ♥♥ きりたんこそっ、そんなっ♥♥ 目をとろんとさせてっ♥♥」

 

「俺のちんこを間に挟んで喧嘩しないでくれます?」

 

 瞬く間に涎でべとべとに汚れていく兄様のちんぽを挟んで私とタコ姉さまの熾烈なバトルが始まります。亀頭を咥え込もうとすると負けじと顔を押し付けてソレを阻止してくるので、お互いに舌を使った奉仕しか出来ず。亀頭、エラ、竿部分をまるで某イカゲーのように自分の唾液で染めあってゆきます。

 兄様の我儘肉棒はそんな攻撃でぱんぱんに先端膨らませ、今にも破裂しそうな脈動を見せつけていました。

 

「はぁっ、はぁっ……♥ ご主人さま入れおわ……あーっ! きりたんっ、姉さま何やってるんですか! そのおちんぽは私の物の筈ですっ! ちゅぅぅっ♥♥」

 

「俺のちんぽは俺のもんなんですけど……うっ」

 

「むっ♥♥ 今日はんぶっ♥ 十分じゃないですかずん姉さまはっ♥♥ ちゅぷっ♥♥」

 

「そうでしゅ…ちゅっ♥ わぁっ♥♥ ずんちゃんは、休んでて貰ってもっ……っ、じゅるるっ♥♥」

 

 むぅ、一生そこでDISCチェンジに手間取って居たら良かったのに。残念な事に増えてしまった挑戦者、ずん犬さまが登場。都合3人によりクソ兄様のおちんぽの占領合戦は更にヒートアップし始めました。

 二人ならなんとかなってたソレも、三人になった途端もう手狭も手狭。私、ずん姉様、タコ姉さまの順番で顔をくっつける程寄せて中心の肉棒に舌でご奉仕してゆけば、兄様もどこかせつなそうな顔を見せ初めてしまいます。

 勿論見咎めた我々三姉妹は止めとばかりに三人で互いの舌が触れ合うのも忘れて亀頭をぺろぺろと舐めあい、射精へと導こうとしてゆき――っ

 

 びゅくんっ、びゅくんっ、びゅっ。びゅっ。

 

「くっ」

 

「わぷっ♥」「きゃっ♥」「ちゅわっ♥」

 

 私達の顔の間で唐突に震えだした肉棒、その亀頭から熱々の液体がほとばしり、私達の顔面に注がれてゆきました。

 

「おぉぉ、おほぉ……あーそのままペロペロ、射精中もぺろぺろしてくれぇ……」

 

「はぷ、ちゅぶ……♥」「れろ、んちゅぅ……♥」「んみゅ、ちゅぱ、ちゅるる…♥♥」

 

 言われるがままに従った私達は未だ震えの止まらないその亀頭を丹念に舐め続けます。

 舌に触れる精液の熱さ、顔に感じる重み。いまだ衰える気配のないその精液を浅ましくも求めて奉仕し続ければ、びゅぶびゅぶ。と私達三姉妹は綺麗になった肉棒とは対照的に汚されてゆきます。

 

「はー、心地良かー」

 

「出しすぎですよ……全く♥」

「うぅ、あんまりかからなかったぁ……姉さまちょっとくださいっ♥♥」

「ちゅわ、ちゅむぅ……♥ あっ、駄目ですわずんちゃん、舐めたらっ……♥」

 

「何かこのまま寝れそうだなー、もう上映会やめて寝ようかな」

 

「は?」

「駄目ですけど」

「それは許せませんのっ」

 

「はい降参です。ちんぽ握らないで潰れる」

 

 流石にここまでしておいて今更やめる、なんて事になったら、このチンポは我々三姉妹にこの場で抹消される事でしょう。恨むなら我々に火をつけた自らを恨むことですね……もう、ここまでしでかしたなら。満足するまで相手してくれないと、許しませんから♥

 

 

「次の動画はイタコのだぞー」

 

「ちゅわっ!? えっと、撮られていましたっけ……? 覚えがないのですけど」

 

「兄様サイテーです。盗撮ですか。軽蔑します」

 

「お兄さん、流石にそれはドン引きですよ」

 

「俺のちんぽから手は離さないのによく言うよね本当。まあまあ盗撮といえば盗撮だけど途中から盗撮じゃないから」

 

 そう言って再生ボタンで始まった動画の中ではタコ姉さまがすやすやと眠っている姿が写っていました。布団をきっちり被ったタコ姉さまは布団越しでも胸の分の膨らみが見えて少しえっちです。……って。そういう事ですか。

 

『おはようございまーす、時間は朝4時。イタコの寝室にお邪魔しておりまーす……今からイタズラしてゆきますが、果たして起きてしまうのでしょうかー……ドキドキでーす……』

 

「なんですかこの素人番組的なノリ」

 

「ノリノリだったんだよこの時」

 

「は、はわわわ……っ♥♥」

 

「あ。早速布団めくった」

 

 めくられた布団から現れたのは白い肌着を身に着けた美しいタコ姉さまの身体。

 寝ていても凹凸のはっきりしたスタイルに、パジャマ越しに見える深い深い谷間。

 すやすやと一定のリズムで立てる寝息によって胸が上下しているのが見えました。

 

 そんなイタコ姉さまの安眠を妨害するのが、このクズ兄様です。

 

 動画の中でのクズ兄様、勿論初手はそのひときわ目立つ爆乳から攻めてゆきました。

 肌着の上から割と遠慮なく爆乳を揉みしだき、上下左右に動かしたり、たぷたぷ♥と震わせたりしておもちゃのように弄びます。

 タコ姉さまはもちろんですが、その刺激によって段々と顔を赤らめて行くのですが起きる気配はまだありません。

 

『起きませんねー、じゃあ次はこっち行きましょうかー』

 

 続いての攻勢は上と来たら下です。

 布団を完全に剥いで全身をむき出しにさせた状態にすると、ゆっくりと、慎重にパジャマを脱がしてゆけば、そのむっちりした生太ももと股間を包む純白のシルクショーツが丸見えになります。

 

 兄様はそんなタコ姉さまの両脚をこれまたゆっくりと開くと、画面に大股開きになったタコ姉さまのアソコが写され。兄様は余韻にひたる間もなくその中心を指で攻撃し始めます。

 

 下着ごと中にめりこむ人差し指。当然就寝中に中をいじられる事など想定していないタコ姉さまですが、身体は常在戦場のつもりなのか、三回目ぐらいから下着にシミが出来始め、10回を越えた辺りでもう下着はべしょべしょ、指先まで愛液がべっとりと付着しておりました。

 

「姉さまって凄い濡れやすい……?」

 

「この姉妹で一番濡れやすいのはまあそうだな。汁っけが多いっていうか。次点できりたん」

 

「し、ししし、汁っけって♥」

 

「今お前おしっこの事言っただろ今お前おしっこの事言っただろ。許さんぞ」

 

『息は段々荒くなってきましたねー、いきなりイカせたら多分起きちゃうんでギリギリ攻めにしまーす……』

 

 兄様の手付きは見てるこっちが火照りそうになるくらいには厭らしいものでした。

 肉ヒダを撫でたり、くすぐったり、下着越しに主張する豆をなぞったりと表面ばかりに集中した攻撃で、無意識にタコ姉さまは腰をくねらせ始めるのが見えました。

 

『あー我慢できね、ほらおはようのキスですよー』

 

「ちんぽじゃないですか」

 

 そしておもむろに取り出される兄様棒。今間近で見ているそれと同じくらいギンギンの肉棒が画面に映し出され、上半身に移動したタコ姉さまの唇に押し当てられます。

 あどけない寝顔を見せるタコ姉さまの唇と亀頭が触れ、兄様は心地よさそうに腰を軽くゆすり瞬く間に先走りを顔に零してゆきます。

 

 その後も行為は更にエスカレートします。

 パジャマの上着を少し乱暴に脱がされてまろび出た、イタコ姉さまのスイカップ。

 重たげに揺れるそれに軽く肉棒を擦り付けてゆくと、またがった兄様が谷間の下から肉棒を挿入。谷間から亀頭が出てくるところを見せつけてゆきます。

 ぶっちゃけこの時点で起きてもおかしくないんですが、不思議な事に起きる気配はないです。相当疲れていたのでしょうか? 呆れた目を向ければ顔を真っ赤にしたタコ姉さまはぷるぷると必死に首を振っていました。

 

『たぱんっ♥ たぱんっ♥ たぱっ♥ たぷっ♥』

 

 パイズリが本格的に始まります。

 爆乳が腰を打ち付ける度に鳴らされる拍手なような音はいやらしく、画面一杯使ってぶるんぶるんと揺れるおっぱいは余りにも暴力的。あまりにもエロティっく。

 刺激を続けていくうちに更に母乳が溢れて、周りに飛び散る所は同性の目から見ても興奮して仕方がありません。

 

『う……やべ。あーでそ……でる』

 

 やがてぎゅむぅ♥♥って掌から乳肉はみ出す程握りしめた状態で射精が始まります。

 乳内に埋められた兄様ちんぽは画面では見ることはないですが、谷間から定期的に白濁液がびゅぶっ♥ びゅぶぅっ♥なんて溢れていく所から相当出しているようです。

 

「……タコ姉さま、流石にこの時点で起きてますよね?」

 

「っ(ぷるぷるぷるぷる!)」

 

「えぇ……お兄さんが睡眠薬飲ませたとか……」

 

「俺は薬には頼らない主義なんで使ってません」

 

 タコ姉さま睡眠深すぎ問題。

 射精後すぐに谷間からちんぽを引き抜いて、タコ姉さまの顔の直ぐ側でシコりだす兄様は、無理矢理指でタコ姉さまのお口をあけると、舌の上にちんぽを乗せた状態で精液をほとばしらせはじめました。

 残り、なので量は少ないとは言え、相当違和感ある筈ですが、それでも起きる気配がありません。 

 タコ姉さま睡眠深すぎ問題。来週の家族会議の議題は決定ですね。

 

『ふー、じゃあ次は素股しちゃいますねー……よっ』

 

 ウォーミングアップはすんだとばかりに下半身に移動した兄様。

 開脚させられたタコ姉さまの股間にゆっくり近づき、濡れそぼったそこに挨拶代わりに亀頭を布越しに陰唇に押し付け始めます。そして、その時でした。

 

『っ♥♥♥』

 

『おっ!?』

 

「えっ」「ん?」「ちゅわっ!?」

 

 あれ、今タコ姉さまイってます? 肉棒接触しただけでイってます?

 腰ががくがくと震えたタコ姉さまの様子に、画面の中の兄様も驚いているようで、すぐに離れたようですが……まだ起きる気配はないようです。

 そこで兄様が試しにもう一度竿を同じ場所に押し付けた所、またビクビクっ♥と震えだすのです。うわぁ……。

 

「もう……何というか」

「姉さまは身体の奥底まで堕ちてるんですねー……おちんちん触れるだけでとか」

「そんな事ないですわっ、そんな事ないですわっ?!」

 

 顔を真赤にして否定するタコ姉さまですが、画面の中では面白がった兄様が至る所にちんぽを押し付けて遊び、その度に体をぶるぶる震わせる様子が丸見えでした。

 もうお漏らしと見紛うほどべちゃべちゃになった下着は脱ぎすてられ、丸見えの肉ヒダがひくついてるところが写されてしまいます。

 

『えー、まさかここまで雑魚マンとは思って無かったので驚いてます。触れただけでコレとかちょっとイれたらどうなるんだ……?』

 

 まるで化学実験室のような検証。兄様はゆっくりとあてがったそれで、準備万端すぎるタコ姉さまおまんこに赤黒い亀頭を埋めてゆけば、ぷしゅっ♥♥ 潮が吹いたのがはっきりと写されていました。

 タコ姉さまの「ちゅわぁぁぁぁぁっ!?」なんて悲鳴が隣から聞こえてきます。哀れです。

 

『……っ、あぁやっべ、こんな吸い付くとか反則……っ!』

 

『っん、っひっ♥♥』

 

 あ。我慢できなくなってとうとう、ゆっくりとですがハメ始めました。

 兄様の長い竿がみるみるうちにタコ姉さまの膣内に埋まってしまい、ついに全部埋まってしまいました。

 タコ姉さまの敏感過ぎるクソマゾドスケベボディはがくがくと揺れており、全身で喜びを表現していることが分かります。これは流石に起きたでしょう。喘ぎ声もあげて体跳ねさせてますもの。

 まあそんな事最早兄様には関係ないとばかりに腰を振っています。……ちょっとストロークゆっくりなのは一応起こさないように気遣ってるんでしょうか。

 

『ふっ……ふぅ……』

 

『い、ぁっ……あふ…♥ はふ……♥♥』

 

 マシュマロみたいな柔らかそうな爆乳が、母乳を撒き散らしながら独特な円運動をするのが見えます。M字開脚の姿勢で腰を打ち付けられるタコ姉さまの顔はもう真っ赤で、全身からは玉のような汗が溢れ出ているのが見え、たまに溢れる喘ぎ声は雄であれば誰しも劣情を催す事間違いないでしょう。

 

『う……お。でる……睡眠中のイタコまんこに出すぞ……っ』

 

『……っ♥♥ ……っ♥♥ ……っ♥♥ ……っ♥♥』

 

『うっ』

 

『~~~~っ♥♥♥♥』

 

 腰同士密着した姿勢で急に腰の動きが止まった所で、タコ姉さまがひときわ強く反応し始めました。

 恐らく子宮口越しになみなみと子種を注がれているのでしょう。タコ姉さまのつま先が数回に渡ってピン、と伸びてるところから絶頂している事は明確。

 意識もないうちから雄の種を植え付けられて、一体タコ姉さまはどんな夢を見ているのでしょうか。

 

『……はー、つーことでドッキリ種付け大成功~。おはようイタコー』

 

「企画変わってんじゃないですか」

 

「ノリだよノリ」

 

「姉さまって眠ったら起きないのは知ってたけど流石にここまでとは……姉さま? 顔背けても現実は変わらないよ?」

 

『……っ♥♥ ……~~っ♥♥』

 

『……あれ? イタコ? イタコー?』

 

『……っ♥♥ ……はぁ……はふ……♥』

 

 あれ、いや待ってください――まさか、まさかタコ姉さま、ま だ 起 き て な い ん で す か !?

 乳内射精から口内射精を経て、素股イキさせられたあげく中出しまでされたのにまだ起きてないんですか!? こんなのもうオナホ同然じゃないですか!

 

『……オラッ、起きろイタコッ!!』

 

『ひぎゅうぅっ?!♥♥♥』

 

『朝イタズラしてんだからいい加減起きろやっ、中出しにうっとりして二度寝つこうとしてんじゃねえっ!!』

 

『わひっ♥♥ ひぎゅっ♥♥♥ あ、あれっ!?なんでっ♥♥ わたっ、あひっ♥♥ ひぃぃっ♥♥♥』

 

『あームラつくっ、完全に起きるまでハメ回してやるから覚悟しろっ、オラッ!! オラッ!!』

 

『あひっ♥♥♥ にいさっ、にいさんっ♥♥♥ 何で私おちんぽっ、♥♥ ひぎぃっ♥♥ イクっ、イクイク、イクゥッ♥♥♥』

 

「な、すげーだろ?」

 

「……」

「……」

 

「なにかの間違いですわぁぁぁぁっ!!?」

 

 

 

 今日も東北家はただれております。




アンケートありがとう。
タイトルどおり東北家メインで進めていくね。
書きたくなったらサブキャラとして出すかもしんないけどね!マキマキとかあかりんとか(アンケート無視おっぱい大好きマン)


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東北家の家族団欒④ 【きりたん・ずん子・イタコ】

だんらんおわり。


 東北家そのものについて説明します。

 

 我が東北家ですが人里離れた…は言いすぎですが、かなり田舎にあります。

 家から周りを見渡せば見えるのは森、田んぼ、田んぼ。田んぼ。

 見事なまでの原生風景で草すら生えません。というより草生えまくりです。

 最寄りのコンビニは3km。ご近所さんも3km。学校まで3km。

 コス●コ、イ●ン、商店街なども軽く10km以上離れております。なんだこのド田舎は。

 

 そして我が家はそのクソ田舎さ特有の無駄に大きく建てられた二階建ての日本建築です。

 木造二階建て瓦屋根のそれは築百年レベルの歴史を誇っており、大きな庭もあって広々です。

 ただ古い家ですのでところどころ痛みとかも見えますが、そこはご愛嬌。

 真新しさは感じないですが、この古い感じ。私はかなり気に入っています。

 

 昔はそれこそ姉さま達と一緒に森にあそびにいったものですが、今の私はレゲークソゲーの虜。森遊びはしばし出来ていないのでした。

 

 

「……ちゅわ、ちゅわわ……」

 

「姉さま、流石に……」

 

「というかさっきの起きがけレイプで撮られてる事気付かなかったんですか……?」

 

「……お、起きたらおちんちん入れられてるなんて思ってなくて…っ♥ き、気が動転してて全然……っ♥」

 

「睡姦する兄様もドン引きですが、されても本当に起きないタコ姉さまもドン引きです……よくぞいつも朝早く起きれますね?」

 

 こんばんは、東北きりたんです。

 現在姉の睡姦レイプ動画を家族全員で視聴するという狂気じみた事をしていた最中です。

 下半身裸の兄様に全員ですりついて興奮しながら見てたんですが、パイズリされても口内射精されても生ハメされても中出しされても起きなかったタコ姉さまには、私とずん姉さまは閉口しております。

 

「き、決まった時間に起きる自信はあるんですのっ!」

 

「でも代わりにその時間までは絶対起きないって訳か。地震とか来たらどうすんだ? チンポハメて起こすか?」

 

「災害時に真っ先にレイプしようとするクズ兄様の鑑」

 

「照れる」

 

「褒めてないですよお兄さん……あむっ♥♥」

 

 ちなみに視聴中も全員で変わるがわる兄様のちんぽにご奉仕しております。

 扱いたり、撫でたり、舐めたり、咥えたりと、兄様は特になにもしませんが全員が全員絶えずに刺激を与えて言った結果、兄様のちんぽはもう元気ハツラツです。

 というより兄様絶倫すぎません? 朝から何発出してるんでしょう。

 

「俺も自分の体ながら怖いが、何かこの家来てから性欲萎えないんだよな。お前らエロすぎ問題」

 

「だから何で私達のせいなんですか、ちゅぴ…♥♥」

 

「エロいと言われて喜ぶのはおかしいのですけども……でも、ちょっとだけ嬉しいですわね、ちゅぅ……♥」

 

「あー」

 

 おや? なぜこの流れでずん姉さまは訳知り顔なんです?

 原因分かってるんですかね? 私達がエロイ以外で。

 

「お兄さんが来たのって○月☓日でしたよね?」

 

「そうだなー」

 

「確かその日は来客祝いとしてスペシャルずんだを提供したんですよ」

 

「スペシャルずんだ……」

 

 ずん姉さまは趣味ずんだ作りなので、様々なずんだ餅を編みだす事に昼夜努力を注いでおります。

 カレーずんだ餅とか、ソーダずんだ餅とか、ずんだ苺大福とか何かもう原型留めてないのもあるんですが、そのスペシャルってなんでしょうか。嫌な予感がします。

 

「何が入ってたんだそれ?」

 

「えっと……■■■■と☓☓☓☓☓と、△△△△△△とか……もしかしたらそれが原因かも?」

 

 何だかわからないですが凄く小難しそうな化学物質の名前が出てきたんですが、それずんだに入れる必要ありました? っていうか来客者にそんなの普通出しますか!?

 

「分かった、ようするにお前は俺で人体実験してたって事か……?」

 

「……てへっ☆」

 

 なんて可愛らしく小首を傾げたずん姉さま。非常に可愛いですが口元に陰毛ついてますよ。

 そしてそのまま流れるような動作で机に手をつくと、被お仕置きポーズ……お尻を突き出してハメられるポーズを取り出しました。この姉、自分からお仕置きを受けようと……っ! 我が姉ながら浅ましいですっ!

 

「わふわふ……♥」

 

 お尻をゆらゆら、アソコもお尻の穴も丸見えの状態で揺らすその姿は非常に扇情的で、男なら無意識のうちにどちらかの穴にハメてしまうのは無理もないという所でしょう。

 ですが兄様はそんなずん姉さまへと手をのばす事はなく、「えっ?」急に傍らのタコ姉さまの肩をがっしり掴みました。

 

「えっ……えっ? えぇっ?」

 

 続いてタコ姉さまを同じく机に手をつかせた格好にしました。

 

「お゛ぉ゛っ!?♥♥♥」

 

 そのまま着物めくって、ずちゅんっ♥♥♥ 愛撫も遠慮もなくハメ出しました。

 唐突にハメられたタコ姉さまの口から汚い喘ぎ声が漏れ出します。

 

「イタコ、テメェどういう躾けしてやがんだっ! 自分の妹もロクにコントロール出来ねえのかよっ、コラッ!!」

 

「はぎっ♥♥ ごめんなひゃっ♥♥ ごめんなひゃいっ♥♥ ひっぐっ♥♥ うぎぃっ♥♥」

 

 ばるんっ、ばるんっ♥って動画の中と同じくらい激しく爆乳揺らしながら喘ぐ姉様。

 しっかりハメ準備してたずん姉さまは唖然としてしまい、どうして? なんで? なんてせつなそうな顔で兄様を見ていますが、まあ普通にハメたらお仕置きじゃなくてただのご褒美ですからね。分かりますよ。

 

「あああああぁぁっ♥♥ しきゅうっ♥♥ あかちゃんのへやっ♥♥ つぶれちゃいますのっ♥♥ いぎゅ、いぎゅっ♥♥♥♥」

 

 あーあー。タコ姉さまったらむっちりお尻ひしゃげる程腰撃ちつけて本気ピストンされちゃって……。

 その綺麗な銀髪を振り乱し、結合部から愛液をぼたぼたと溢れさせています。細い腰をしっかり掴まれてお腹の中の大事な場所抉られてるのに幸せそうな顔するなんて、ほんっと……タコ姉さまは弩級がつくMです。クソMです。

 

 しかしながら私も昔からずん姉さまの時折の凶行を知っていながら止めなかった事もあります。

 このままタコ姉さまだけが責められるのは可哀想なので、少し被害を分散させるようにするのが姉妹としての筋というものでしょう。

 私も同じく下着を脱いでタコ姉さまの隣で机に手をつき、お尻を兄様の方へと向けてあげます。

 

「おっ?」

 

「タコ姉さまだけを叱るのはやめてください、ずん姉さまの監督不行き届きは私にも一旦の原因があります……だから」

 

「き、きりたんっ!?」

 

 別に。別にアレが欲しい訳じゃないです。

 タコ姉さまが可哀想だからこその行動です。姉妹の絆というものです。

 私は幾度となく許した股間をお尻を突き出して見せつけ、自分の指で軽く開いて、兄様の怒りを受け止める準備を整えます。開くと、くちゅり、と水音がなったのが私の耳に響きました。

 

「姉思いの妹すぎる……しょうがねえなぁ!」

 

「あうぅっ♥♥ ん、あぁぁ~~~っ♥♥」

 

 きたっ♥ きましたっ♥ 兄様のおっきいのが一気に私の中を広げる感触っ♥ あぅぅ、幸せですっ♥

 兄様は私の献身に心打たれたのか、どこか優しい腰使いで奥まで入れてくれて、敏感な子宮口までみっちり埋められた感触がぞわぞわぞわっと背筋に登る感触があります。

 

「うぅ……お、お兄さん……」

 

「あうっ、あうっ♥♥ 兄様っ♥ あにさまっ♥♥ あっ、抜いちゃやです兄様ぁっ♥♥」

 

「ひゃぅっ♥♥ きましたのっ♥♥ にいさんのチンポっ、奥までっ…♥♥ ひゃふっ、ひゃふぅんっ♥♥」

 

「お、お兄さんごめんなさい、勝手に変なずんだ出して……だから」

 

「んんぅぅっ♥♥ 奥こりこりっ♥♥ ソレ好きですっ♥♥ 兄様ぎゅーってして、ぎゅーってっ♥♥」

 

「兄さんっ、にいさんっ♥♥ こっちも、こっちも寂しいですわっ、早く……早くっ♥♥ あぁぅうぅっ♥♥ おちんちん、気持ちいいですのっ♥♥ にいさんすきですのっ♥♥ すきぃっ♥♥」

 

「お、お兄さんっ、お兄さんっ、ごめんなさいっ、無視しないでっ、お兄さんっ、ごめんなさいぃっ」

 

 来るべき物が収まらない切なさと、塩対応に応えたのでしょう。ついに兄様にすがりついたずん姉さまは泣きながら謝罪を繰り返し始めました。兄様もしばらく無視して我々に腰を振っていたのですが、しばらくするとずん姉さまの頭を撫でながら尋ねました。

 

「ずん子、反省してるか?」

 

「反省してますっ、ぐすっ、反省してますっ!」

 

「もう二度とこんな事しないか?」

 

「しませんっ、二度と変なずんだを勝手に食べさせたりはしませんっ!」

 

「もう変なずんだも作らない?」

 

「……」

 

「(黙った……)」「(そこは黙るんですのね)」

 

 涙を見せてお腹にぐりぐりと顔を押し付けるずん姉さまの反省した様子にようやく溜飲を下げたのか、兄様は「じゃあお前も机に手をつけてケツ向けろ」なんて言い出します。

 これって脅迫しているようなセリフにしか思えないのですが、ずん姉さまはぱぁぁっと、まるで満開の花が咲いたかのように笑顔を見せて、「はいっ♥♥」ってうなずいて、嬉々としてお尻を見せつけ、自分の穴を広げ始めました。ここ感動のシーンだぞ。泣けよ。

 

「お兄さん早くっ、早くっ♥ 私のここさみしかったの、だから……っ♥♥」

 

「ほんと、クズ兄様は果報者ですね。東北美人三姉妹をまとめて頂けるんですから……♥」

 

「ちゅわ……本当ですのっ♥ でも食べてしまったのなら、最後まで面倒を見て頂けないと、駄目ですわ……?♥」

 

 私とタコ姉さまも同じく濡れそぼったソコを見せつければ、丁度兄様に東北家全員のお尻が横に並んだ形となります。

 一番小振りな現役JSである私のお尻。ふくよかさはないですがコンパクトながらも一番の張りがあるという自負があり、これからの成長性が期待出来る物だと言えるでしょう。

 次に小振りな現役JKであるずん姉様のお尻。発展途上である物の肉付きの良さとスタイルの良さが一番バランスが良く、ハメ頃を思わせる美術品と言ってもいいかもしれません。

 未成年ですが最もふくよかであるタコ姉さまのお尻。大きさと柔らかさがカンストしたと言ってもよいそれは、安産体型の見本とも言える物であり、恐らく打ち付けた時の感触は一番良いのではないでしょうか。

 

 全員が全員、そんな傷どころかシミ一つのない美尻を見せつけて誘うのです。

 兄様専用となった肉壷を尻穴を、好きな時に好きなタイミングで貫いて欲しいと乞い願うのです。

 これに耐えられる存在など、この世にはまずいないでしょう。

 

「ふんっ!」

 

「ああぁあぅっ♥♥ お兄さんのがおまんこにきたっ、きたぁっ♥♥」

 

 まず、水音ともに横に居たずん姉さまがおとがいを反らし、喜悦の叫びを上げ始めました。

 リズミカルな打擲音とともに揺さぶられる体は非常に扇情的です。

 

「きゃふぅぅっ♥♥ にいさんのっ、私にもっ♥♥ うれしいっ、うれしいですっ♥♥♥ あっ♥♥ あっ♥♥」

 

 続けてその隣のタコ姉さまの声が続きます。

 一番大人の体型であるタコ姉さまが犯されると全身の肉が揺れて凄い迫力です。

 迫力がありすぎて、あまりにもエッチです。私も自然と腰が疼く気持ちがあります……うぎっ♥♥

 

「んんんん~~っ♥♥♥ あにさまのっ、あにさまのがぁっ♥♥♥ あ、あうぅぅぅ~~っ♥♥」

 

 割と不意打ち気味に来た私へのピストンは、丁度欲しがった寂しさと快楽を同時に埋めてくれて、軽くイってしまいます。まだ使い道のない子宮口に押し付けられるたくましい肉棒の一撃のたびに、勝手に喘ぎ声が漏れ、股座からは終わることなく愛液が分泌されてゆきます。

 

「お兄さんっ、お尻っ♥♥ お尻にもぉっ♥♥ おちんぽ一杯ぐちゅぐちゅってぇ♥♥」

「にいさんっ私のおっぱいと一緒にずんずんっ、ずんずんってしてくださいましっ♥♥」

「兄様、あにさまっ♥♥ 赤ちゃんの部屋ぐりぐりっ、ぐりぐりしてっ♥♥ ぐりぐりしてぇっ♥♥」

 

 とっくのとうにタガが外れたと思ってましたが、タガって二段階あるんですね。今度こそ本当に外れたといった感じです。本能曝け出して各自自分の一番感じるやりかたをおねだりしてゆきます。

 性欲モンスターの兄様はそんな我々の要望にも一つ一つ応えてゆき、次々と我々を絶頂に追い込みます。

 

「ああああぁぁっ♥♥ お尻気持ちいい、お尻すきっ♥♥ イクっ、イクイクイクっ♥♥」

「おっぱい絞られながらされるの好きですのっ♥♥ ミルク、ミルク出しながらっイキますわっ♥♥ んおっ、お、お゛お゛っ♥♥」

「あにさまぁっ♥♥ あにさまの赤ちゃんほしい、はやくはらめるようにっ、奥ぐりぐりしながららしてっ、らしてくださいですっ♥♥ あ、ひっ♥ んぎぃっ♥♥♥」

 

「小学生が孕んじゃ駄目だろッ!!」

 

「~~~~~っ!!!♥♥♥♥」

 

 そして射精が始まりました♥ 私の頭の中がちかちかとスパークしたのは、丁度ねばねば、どろっどろのゼリーザーメンが子宮内部にびちびちと注がれた瞬間で。発作的に歯を強く食いしばってガチガチとかきならしながらも、イキ癖のついた私のアソコはじょろろっ♥♥と軽くお漏らしをしてしまいます。

 

「何でまだ未成年なのに母乳絞られながら中出し好きなんだコラァッ!!」

 

「ひぎゅぅっ!!♥♥♥」

 

 急に私の中がぽっかりと空いたような感覚を覚えれば、二個隣のタコ姉さまがのけぞりアクメを晒していました。メロンおっぱいがひしゃげる程握られ、ぶびゅぅぅぅっ♥って母乳を机の上に溢れさせながらも、舌を出して絶頂している様は、いつもの大和撫子の雰囲気など欠片も感じられません。

 

「ケツハメドハマリJKがっ、美少女キャラの癖に一番ヤバイのにハマリやがって、学校の男子共に謝れっ!!」

 

「あぎぃぃぃっ♥♥ ごめんなひゃぁぁああっ♥♥♥」

 

 そして最後に中央のずん姉さまが謝罪しながら絶頂。

 腰を数回に渡って打ち付けられ、続いていた射精、その最後の一滴までもが腸内に注がれてゆきます。

 

 部屋の中を荒い息だけが満たします。

 くつろぎの場である居間は性臭に包まれ、私達三姉妹は食卓に全員が突っ伏し、恍惚の表情を浮かべていました。

 

「あ゛ぁー……今日は我ながらヤリすぎたぁ~~……っ」

 

 流石の連戦に兄様の体力も限界のようです。

 ソファにどっかりと座り込んだ音が聞こえ、大きく息をついています。

 

 余りにも狂いすぎた私達東北家。

 ですが、狂ってしまった上で得られる幸福がこんなにも良いものであるならば、狂ったのも上等では、なーんて私は思ってしまうのでした。

 

 

 

 

「んっ……♥ ちなみに兄様、残りのDISCはずん姉さまのでしょうけれども。どういった内容だったんですか?」

 

「はっ、んんっ♥ 私も恥ずかしいけど、気になりますっ♥♥ ね、お兄さんにどんな痴態を撮られてしまっているのか」

 

「そうですわね……んちゅ…♥ はぁっ…♥ あ、んん…おっぱい、駄目ですの……♥」

 

 その後、小休憩とばかりに全員で肌を寄せ合ってソファでぐったりしていた我々。

 兄様を中心に右にずん姉さまが腕を抱いて胸を押し付けながらも股間をいじられ、左をタコ姉さまが占領し同じく爆乳を鷲掴みにされてくすぐったそうにし、膝上に私が座り、股の間から肉棒を開放させ、素股の感覚を味あわせております。

 

「まあ大体分かってるだろうけど、ずん子の野外露出調教だよ」

 

「あー…」「そうですわよねぇ……」

 

「やんやん……♥」

 

 ずん姉さま何でそんなに嬉しそうなんですか。いや本当に。

 

「成長記録ついでにつけてたから正直長編だし、今日見るとマジで明日起きれないぞ。また今度な」

 

「長編って……」

 

「編集しても軽く6時間以上だぞ」

 

 そんなに。身内の野外露出シーンってだけで苦しいのに6時間って拷問じゃないですか本当。しかし知らない間にそんな事をしていたなんて……むぅ。このきかん坊め。

 

「きりたんきりたん、その腰の動き入りそうなんですけど」

 

「んっ♥ んっ♥ 別に、ちょっと素股してるだけです。入れるつもりはないですし♥」

 

「いやもう亀頭ぐっぷり咥えこんでますけど」

 

「あんんっ…♥♥ 兄様のせいですね、これは…♥ 兄様が動かすから……っ♥♥ あぐっ♥♥」

 

「そっかー俺のせいかー」

 

「また始めてる……お兄さん本当絶倫だなー」

 

「ちゅわ…♥ 驚きですわ……♥ もう、そうやってまた始められたら私も……♥」

 

「んんっ♥ んふぅぅっ♥♥ 兄様っ、あにさま…っ♥♥ あふぅぅ…♥ あにさまぁ……っ♥♥」

 

「俺、今日寝れるかな……」

 

 このおかしな狂宴は、兄様が危惧した通り夜明けまで続き、翌日全員朝起きることは出来ませんでした。

 

 

 

 今日も東北家はただれております。

 




キャラ紹介とか居る?いらないよね好きに書くよ。


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東北家のお出かけ 【きりたん】

きりたんオンリー


 東北家の面々の行動範囲はほとんど固定されています。

 タコ姉さまは買い物に商店街へ行ったり。老人会でイタコしてたり。

 ずん姉さまはもっぱら高校通い。そして私が小学校通い。

 

 休日になったらそこに商店街やイ●ンに行くとかが追加されますが、ソレ以外の例は源氏の小手が落ちる確率より低いと言っても過言ではないです。

 田舎は行く所がないんです。本当にないんです。

 故にイ●ンやコス●コは私達にとってのスーパーであり遊園地でもあります。ゲームセンターも映画館もある! 素晴らしいの一言です。

 ……む。なんですかその目。安上がりな娘ですみませんね。私を憐れむくらいなら東北の都市開発もっと進めてくれませんかね!

 

 

「ふんふんふふーん♫」

 

「人混み多いんだからあんま勝手に先に行くんじゃねえよ」

 

「兄様、ここイ●ンは私にとっての第二の庭です。はぐれてもすぐに私が見つけ出せますよ!」

 

「イ●ンを庭とは大きく出たな」

 

 ういぃぃぃぃーっす。どうもぉ、東北きりたんです。

 本日はー、えー……イ●ンシネ……やめますねこのネタ。つまんないですよね。

 

 珍しい事もあったものです。なんと、なんとなんと。兄様に冗談でゲーム買ってくださいリ●グフィッ●でいいです、なんて言ったら「いいよ」という言葉を貰い、え? ニートなのに買える訳ないじゃないですか、なんて言ったらアフィで稼いでるとか言う謎発言。

 信じきれてない私に兄様はオラッ、イ●ン行くぞと誘ってきたのです。そして実際にイ●ンに来てしまったのです! 正直こんな展開想像してもいませんでした。

 欲しいゲームが手に入るのはもとより、兄様とこうして買い物に出かけられるとは……いえ、珍獣と一緒に出かけると不安なのですが、まあその悪い気分ではないので、どうにも浮かれてしまいます。

 

「兄様兄様、さぁ2Fです。2Fに急ぐのです。ハリー! ハリー!」

 

「わぁったわぁった。別にリ●グフィッ●は逃げないって」

 

「リ●グフィッ●だけは逃げます! 逃げてしまったらどうするんですか!?」

 

 人気ゲームですよ、逃げない訳がないじゃないですか兄様は全くもう!

 のそのそといつもより行動が遅そうな兄様をぐいぐいと引っ張り、休日にごった返すイ●ンの中を進んでゆきます。あぁもう人が多い! 田舎のイ●ンは地獄ですね本当!

 

「それにしてもきりたんさぁ、そのよそ行きの格好」

 

「ん? なんですか?」

 

「割と可愛いな」

 

「……なっ」

 

 今の私はスカート、黒タイツに赤のダッフルコート。そして頭に白毛玉が2つついた耳あてをしている状態ですが……普段聞けない兄様の褒め言葉にちょっとびっくりしてしまいました。

 「割と」ってのは余計ですが……普段「エロい」か「ヤリたい」しか言わない兄様の貴重な発言がここで聞けるなんて、明日はメテオが降ってくるのではないでしょうか? ちょっと、ちょっとだけドキドキします。

 

「ムラっと来たから一回パコっていい?」

 

 私のドキドキを返せこの野郎。

 私の胸の高鳴りは当然の如くストップ。零下の目線で睨みつけてしまいます。

 よりによって何でイ●ンでぬけぬけとそんな事を言えるのでしょうか。クズの本領発揮といった所なんですかね!?

 

「……通報されたら庇いませんからね? むしろ叫びますからね」

 

「朝早くに出かけたせいでまだ一発も抜いてないから、ちょっと我慢効かないんだよなー……いや、今も割と隠してんだけど、ほら」

 

「どわっ!?」

 

 腹部に丁度抱えるようにしていた兄様のバッグ。なんと、それがずらされるとジーンズを押し上げる見事なテントが見えていました。やたら不自然なバッグの持ち方してるなと思ったらそういう事でしたか……じゃないっ! このままじゃ本当にブタ箱コースじゃないですか! すぐにカバンで覆えそれをっ! どうなってもしらんぞーっ!

 

「っつーわけでトイレ行こうぜ」

 

「……リ●グフィッ●」

 

「一発。一発終わったらちょっとは我慢できるかもだから」

 

 その言葉にどこも信用出来るところがないのですが、それは……。

 しかしながらこのまま仰角を見せつけながら歩かせればゲームどころではないのは明白。私は大きな大きなため息をつくと、兄様の手を引いてトイレへと向かいます。

 

「あってよかった身障者用トイレ」

 

「頭ガ●ジの兄様にぴったりですね……くれぐれも声をあげたり、あげさせたりはしないでくださいね? バレちゃうんですから……」

 

「おう」

 

 大型ショッピングモール特有の身障者用トイレに二人して入り込みます。

 正直入り込んだところを見られるだけで死ぬほど恥ずかしいんですが、背に腹は変えられないでしょう……だだっ広いその空間がなぜだかプレイルームに見えて仕方がありません。

 諦め半分ヤケ半分で便座に座り込んだ私は、兄様にこっちに来てと促します。

 

「早く早くー」

 

「うるさい、黙ってちんこ出せ……いたっ!?」

 

 既にベルトも外された兄様の張り詰めたチンポは、今日は一度も出していない事を証明するかのようにギンギン。ボクサーパンツを破かんとする程張り詰めたそれを解放してやったら、思いっきりチンポにビンタされました。この野郎ッ。

 

「噛むのはやめろ! 噛むのはやめろ!」

 

「しっ、兄様うるさいです!? ……もう……手、とお口だけですからね。我慢してください」

 

 ここだと予想以上に声が響きますっ、ハラハラしながら肉棒を両手て掴むと、私はれろ……と唾液を亀頭に垂らして、愛撫を始めてゆきます。

 手の中で爆発しそうな程熱を持ったたくましいそれを両手を筒代わりに根本から先端に向けて、ゆっくりくちくち……♥ 自分の涎だけでぬめっていたそれも、刺激して間もなくカウパーを溢れさせ、やがてちゅくちゅく♥ なんて滑り気のある音を立て始めてゆきます。

 

「……」

 

「……」

 

 お互いの沈黙の間に、淫靡な音だけが響き渡ります。

 私は手の動きを徐々に強く、そして早く動かしてゆきます。

 幾度となく奉仕をさせられたため、悲しいことに兄様に弱点を知られたと同時に兄様の弱点も知り尽くしています。兄様は特に裏筋とカリ部分が弱いので、左手で裏筋をなぞりあげ、右手で輪っかを作ってカリ部分を重点的に上下させ、擦り上げてゆきます。

 

 兄様のチンポは苦しそうに脈動を繰り返し、その玉が軽く収縮するのが見えています。

 これはもう射精間近ですね、亀頭が膨らみ、尿道口がくぱくぱと開閉を繰り返しており……って観察してる場合じゃないっ!

 

「っ!」

 

「んぐっ♥♥♥♥」

 

 びゅぶ、びゅぐぅっ、びゅ、びゅぶるるっ。

 

 服が汚れるのを嫌って慌てて咥えた私ですが、本日一発目のソレの量は私の小さな口では収めきれません。舌の上で何度となく跳ね回り、熱々のザーメンを吹き出されてしまえばすぐに口の中が一杯になり、慌てて抜こうとしますが。

 

「服汚れたらまずいって」

 

「んぶぅっ!?♥♥♥ んごっ、お゛っ♥♥」

 

 その瞬間といったら筆舌に尽くし難かったです。

 このクズ男、よりによって私の頭を掴んで思いっきりチンポを喉奥にねじこみやがったのです。

 予想外の衝撃。喉奥にびちびちと当たる精液の熱さ。小学生が到底受け入れられないそんな鬼畜イラマをかまされてしまい、私は無意識に暴れてしまいますが……拘束は外れません。

 

 びゅぅぅぅ~~~♥ びゅる、びゅるるる……♥♥

 

「お、ほ、おぉ……お……」

 

「……♥ ~~~っ♥♥ ~~~おぶ……♥♥」

 

 溢れるザーメンは逆流を始め、鼻から精液がつぅと垂れ。鼻孔一杯に精臭が広がって私のお腹を疼かせ始めてゆきます。それによって呼吸も怪しくなり世界が若干白く見えています。苦しい、苦しいのに、それなのに、何でっ、なんでお腹の疼きが止まらないんでしょうか……♥

 

「あーすっきりしたぁ」

 

「お、べ……♥ げふ、……げっふ……♥ げほ……♥」

 

 永遠とも思える数十秒でした。

 一時は死すらも覚悟した私からようやくチンポが抜けてしまえば、私はむせ返ることも出来ずに便座にぐったりと体を預けてしまいます。

 『死因:イ●ンのトイレでイラマされて窒息死』なんて世にも珍しい死に方をシなくて本当にほっとしました。死ぬなら元凶の兄様も道連れにしなきゃ駄目なので。

 

「な、にしてくれてやが……ん、です、げぷっ♥♥ かぁ……っ♥♥」

 

「折角可愛い服なのに汚れたら台無しじゃん」

 

 悪びれもしない兄様はむしろ良いことしたから褒めてみたいな顔してます。性根が腐ってるどころかもう風化していますねこのクズニートは……っ! って、ちょ……。

 

「な、んでっ、そこっ♥♥」

 

「いや、発情させちゃったお詫びに」

 

「いらない気遣いでっ、ひぎゅっ!?♥♥」

 

「きりたん大声駄目だってバレるって」

 

「っ!!♥♥」

 

 なんで私の股間を弄り始めるんですがっ!? 動けない事をいいことに、タイツ越しに私の股間をぐにぐにと撫でさすってゆけば、体が勝手に反応してしまいます。

 というより先程ので私の体は勝手にスイッチが入っており、いつもよりゆっくりと優しい愛部の筈なのに、逆にそれが堪らなくもどかしく、じゅわぁと下着に愛液が溢れていく感触を覚えてしまいます。

 

「濡れても大丈夫。替えの下着とタイツはここで買えばいいし」

 

「ふーっ♥♥ ふーっ♥♥ ふーっ♥♥」

 

 溢れ出そうになる声を手で必死に抑えながらも首を振りますが、案の定止めてくれません。

 気付けば便座の上でM字開脚にされタイツ越しに何度も指を膣内に沈み込ませ始め、押し込まれるたびにぽちゃ、ぽちゃん、とトイレに愛液が溢れ落ちる音が響き渡ってしまいます。

 

「っべー見てるだけでイケそう……きりたん入れていい? いいよね?」

 

「っ!? んんん~~~~っ!?♥♥(ぶんぶんぶん)」

 

「わり、何言ってっかわかんねえや。大丈夫中に出すだけだから。腰動かさねえから」

 

 こいつ、しゃべれないことを良いことに何勝手にっ!?

 タイツ破くなっ、ちんぽ押し付けるな、あっ、あっ、あぁぁぁぁあ~~~~っ!?♥♥♥

 

 便座の上で両脚をあげさせられ、疑似まんぐり返しみたいな状態で股間の部分のタイツを破かれ、濡れた下着をずらされ、最終的に兄様の聞かん坊が押し付けられれば……かけられる体重とともに私の股間は勝手に兄様を受け入れてしまいます。

 急ピッチで行われた私のおまんこの受け入れ準備は万全で、とろとろの中を抉られる感触はあまりにも甘美。恐らく、直前まで口元を抑えていなかったら外に聞こえるまでイキ声を晒していた事でしょう。

 

「……う、ふぅ……あー出る出る」

 

 びゅぶる……びゅ、……どぴゅ……びゅぅぅぅ……。びゅー…っ。

 

「っお゛……あ♥♥ あぐっ♥ う、うぅぅぅ……♥ ふぅぅ…♥ ふーっ♥ ふーぅぅっ♥♥」

 

 それは勢いこそありませんが、びっくりする程長い射精でした。

 逃げ場のない状態で子宮口から直に注がれる熱々の精液。重さを感じるそれが徐々に徐々に中を満たしていく感覚は、激しい快楽を与えるものではなく、じわりじわりと快楽を走らせてきます。

 他でもないお手洗いで、排泄にも似た気軽さで膣内めがけてザーメンを扱き捨てられているという事実を考えると体の痙攣は止まらず、私は両脚を軽くピンッと伸ばして、ここがイ●ンであることも忘れて快楽に溺れる事しか出来ませんでした。

 

 びゅっ、びゅっ……びゅ……。

 

「ふーぅ……あーさっぱり。よしゲーム買いに行くぞゲーム」

 

「……ぅ♥ あ……あぁ……♥」

 

 兄様のちんぽが引き抜かれるのを名残惜しいと感じてしまうのは私が狂っているせいでしょうか。お腹を満たす精液により私の体温は平常時より二度程あがっている気がします。

 股間から精液が溢れ落ちるのを見届ける事も出来ず、乱暴に股間を拭かれた私はそのままゲームコーナーへと移動します。

 

 その後ですが……正直買った時の事を覚えていません。

 それくらいには頭がくらくらでした。

 

 胃の中から匂い立つ精臭。膣内を疼かせる兄様の精液。

 何より移動するたびに溢れてしまわないかが心配で心配で、内股で移動せざるを得ず。更にそれが周りの人にバレていないかと考えてしまうと……もう頭が沸騰しそうでした。

 その後何か食べていくか、なんて聞かれても私はすぐに帰りたいと即答するくらいには、羞恥に頭が茹で上がっておりました。

 

 

「兄様……っ♥」

 

「なんだー」

 

 帰り道、ママチャリで帰る私達。昼頃でも肌寒い11月の風は火照った体には丁度良いですが、ソレ以上に私はもう我慢の限界に近かったです。

 

「兄様、シたいです……っ♥」

 

「家まで我慢しろー」

 

「駄目です、いやです、シたい、です…っ♥ さっきからずっと、ずっと火照って……火照って♥」

 

「さっきまでは買ったら即ゲームクリアするって息巻いてたのに」

 

「ゲームよりっ、ゲームよりチンポ、チンポがいいです……っ♥♥ 兄様ぁっ♥」

 

「……あと5分我慢しろー」

 

「やですっ♥ やですっ♥ 兄様っ、兄様っ♥♥」

 

 人里離れて人通りすら見えなくなった所で、私はついにおねだりを始めてしまいます。

 もう5分でつく、というのに我慢できなくなってしまう程には限界でした。

 子宮が私を動かしているような、早く兄様ので満たされたいと言う欲求がひっきりなしに追い立て、後部座席で自分の股間を弄る手が止まりません。

 あぁもう早く、早くついてください。このままじゃ壊れます。壊れちゃいますっ♥

 

「ほらもうすぐだぞー」

 

「はっ♥ はっ♥ はっ♥ はひっ♥ 早く、早く……っ♥」

 

 いつもの散歩道が見えました。通学路が見えました。神社が見えました。

 東北家の門が見えました。東北家の門をくぐりました。兄様の自転車が止まりました。

 私は後部座席から飛び降りて、兄様にしがみつきました。すると兄様は私のスカートに手を入れ、タイツごと下着を膝まで一気に下ろしました。

 

「ふにゃぁぁあああっ♥♥♥ あああぁぁあ~~~~っ♥♥♥」

 

 そして、持ち上げられたかと思えば、その場で貫かれてしまいましたっ♥♥♥

 私の体が兄様に後ろから抱きしめられ、足のつかない空中で何度もどすんっ♥どすんっ♥って欲しかった場所にチンポが打ち付けられていますっ♥♥♥

 散々焦らされた私のおまんこは喜びすぎてわけがわからなくなっており、潮をぷしゃっ♥ぷしゃあぁぁっ♥♥っとスプリンクラーのように撒き散らしてゆきますっ♥♥

 

「あーったくよー! 中出し一発で発情しすぎだっつのっ! 淫乱小学生がっ!!」

 

「りゃってっ♥♥ あにしゃまっ♥♥ りゃってぇぇっ♥♥ ひぎゅぅぅっ♥♥」

 

 がくんっ、がくんっと移動する度に感じる振動と、股間を開かせた状態で突き上げられる喜びに私は顔をぶんぶんと振って喜び、休日昼間からお外で泣き叫んでしまいます。

 

「お、お兄さん? おかえりなさい……ですけど、なにしてるんです?」

 

「あーずん子っ、悪いっ、きりたん今暴走中で、ゲーム持ってってくれない?」

 

「あっ♥♥ あひっ、ひあぁっ♥♥ ずんねえさまっ♥♥ ふやぁぁっ♥♥ ひうぅぅっ♥♥」

 

 そして大声をあげれば勿論家の住人にもバレてしまう訳で。

 私が結合部丸出しでずっぽり犯されていた所をずん姉さまに見られ、もう頭の中が真っ白になってしまいます。

 

「うっ、お……締め付けっ! やっべ、今日一番……っ、あーでも後少しで家だ、我慢っ、我慢っ!」

 

「うわぁ……う、うん。いいよー……きりたん良かったね?」

 

「はひっ♥♥ うれひっ♥♥ うれひいれふっ♥♥ ひぎゅっ、ふぎぃっ♥♥ あにしゃまぁあっ♥♥」

 

 兄様に運ばれて移動するたびに地面に液体が飛び散る音が広がります。

 多分潮だと思うんですが、感極まっていた私です。もしや放尿していたかもしれませんがもう覚えていません。

 

「オラッ、ついたぞクソガキっ!! 念願の家セックスだ、イキまくれコラぁっ!!」

 

「あぎっ♥♥ ひぎゅっ、あにさまっ♥♥ あにさまちんちんっ♥♥ ふぎゅっ♥♥ イギュっ、イグイグイグぅ♥♥♥」

 

 ……まあ、この時は完全に漏らしていました。

 玄関に入り込むなり、あがってすぐに玄関マットの上で後背位で組み伏せられて子宮潰れる程ガン攻めされたので、じょばっ♥♥ ぶしゃぁっ♥♥なんて音を立てて激しくイキションしてしまった覚えがあります。

 

「いけっ、中出しザーメンくらって孕めこのクソガキがぁあっ!!」

 

 ぼびゅっ!! びゅぶるるるっ!! びゅっ、びゅぶっ、びゅるるるーっ!!

 

「あ゛お゛っ♥♥ お゛っ、お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ!!?♥♥♥♥♥♥」

 

 そして今日一番の勢い良い精液が私の中にほとばしりだしましたっ♥

 膣内に収まりきらない大量のおたまじゃくしは瞬く間に子宮内を占領して結合部から逆流♥ 押し出されるかのようにぶしゃぁぁああぁっ♥♥って玄関マットどころか靴置き場にまで広がる程イキションしつつ、背中をのけぞらせ、家中に響き渡るほどのアクメ声をあげて私は失神してしまうのでした。

 

 

 

 今日も東北家はただれております。




リングフィット持ってないです(キレ気味)


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東北家の観察①  【ずん子】

あまあまイタコ姉様


 こんばんは、東北きりたんです。

 

 今日は東北家の一員たるもの、真っ先に覚えなければいけない事をお伝えします。

 ずばり言いますと、それは兄様の行動範囲と兄様の行動規則です。

 ふざけてなんかないです。だいぶ真面目な話をしていますのでよく聞いてください。

 

 兄様は知っての通り無職・ぷー・クズ・歩く不審者・マジカルちんぽ・最悪の性犯罪者と公的にレッテルが貼られた真正の変態であるため、我々を見つけると程なくして犯してきたりイタズラしてきたりします。会えば酷い目にあう事間違いありません。

 故に兄様の好みや、兄様の生態を知り尽くしておく必要があります。そうすれば少なくとも受ける被害を減らすことは可能だからです。(完全に無くすことは無理なので諦めるしかありません)

 

 という事なので折角の休日ですが、暇だったので兄様の行動を一日監視して、それを皆様にお伝えしようと思います。かなりくだらない内容ですが一読していただければ幸いです。

 

 まず兄様ですが、ご存知かもですが基本的に昼起きです。

 早朝8時頃、ゲームや漫画の散らばった兄様の汚部屋を覗き込んで見れば、それはそれは豪快にいびきをかいて寝ているのが常なのですが……おや、今日は居ないようですね。

 これは体感30%ほどで発生する兄様早起きイベントでしょうか。

 

 そうなると兄様の行動はほぼ二択になります。

 私がこうして無事だということはタコ姉さま、あるいはずん姉さまの元に行って、何らかの性的悪戯をしようと目論んでいることでしょう。早速二人を探しに行きます。

 

 ではタコ姉さまですが……あれ、おはようございます。無事ですね。

 

「無事ってなんの事ですの……?」

 

 となるとずん姉さまが99%の確率で怪しいですね。

 このままではずん姉さまの貞操が危険であぶないんだ。

 

「丁度いいからずんちゃんを起こしてきてくださいまし。もうすぐで朝ご飯できますわー」

 

「はーい分かりました」

 

 まぁずん姉さまがすぐに食べれると思いませんけどね。

 

 私は半分諦めモードで二階へとあがってゆきます。

 私の予想では恐らくずん姉さまは起きがけレイプか寝掛けレイプ。

 はたまたトイレの中で一発という予感がしますが、正解はどれでしょうか。

 

「……ずん姉さまー? 朝ごはんできましたよー」

 

「……」

 

 ……あれ? 無言ですね。嬌声も聞こえてきません。

 んんん? 兄様は朝からお出かけなんでしょうか? しかしそんな事ありえるのでしょうか? 私は返事のないずん姉様の部屋をゆっくりと開けてゆきます。

 年頃としては落ち着いた可愛らしい部屋。至るところにあるずんだを模したアクセサリーやクッションなどが特徴的ですが、そのベッドにはやはり膨らみが。

 夜ふかしをして起きられなくなったのでしょうか? 私はその膨らみに近づいて行きますが、

 

「……」

 

「……」

 

 なんか布団が揺れてんだよなぁ。

 なんか一人にしては不自然な布団の膨らみがあるんだよなぁ。

 

「ずん姉様」

 

「……っ♥」

 

「ずん姉様朝なんですけど」

 

「……あ、ん、お、おはようきりたん~~……っ♥」

 

 横向きの姿勢で布団から顔だけ出してさも今起きたとばかりに振る舞うずん姉様ですが、顔真っ赤っかですし、今でも不規則かつ小刻みに揺れてんのは何ででしょうか。

 

「8時なんですけど? 休日と言えども寝過ぎは駄目ですよ」

 

「……う、うーん……あ、あと少しだけ、寝ててもいい……?♥ んぅっ♥♥」

 

「朝食出来たんで駄目ですし。後なんでその布団そんな膨らんでんですか」

 

「ひっぐ…♥ き、昨日寒くてちょっとお布団一気に詰めすぎて……っ♥」

 

「じゃあ何でひっきりなしにベッド揺れてるんですか」

 

「きょ、局所的地震かも……っ♥ い、家に影響なくてこのベッドだけならっ、あんしっ、んっ?♥♥」

 

「それはずん姉さまだけ避難すべきじゃないんですかね……」

 

 絶妙に下手くそな言い訳過ぎて草も生えません。

 あと布団の中の別の主さん、もうバレてると分かってるのか開き直ってメッチャ揺さぶってんですが。

 

「おっぱじめるのはほどほどにして早く起きて下さい、ご飯が……」

 

「あ゛おっ♥♥ お、おぉっ!?♥♥ お、おひっ♥♥ ひっぎゅ……っ♥♥」

 

「……ご飯が」

 

「イックっ♥♥ んんぅっ♥♥ んひぅぅっ♥♥ ~~~っ♥♥」

 

 布団の中で戦争が起きてるかと思うくらいに毛布と体ががくがくと暴れています。ひときわ強く布団が跳ねたと思えば、目を見開き舌を出したずん姉様が体を少しの間緊張させ、やがてぱたりと弛緩し始めました。

 

「……ふぅ……♥ ふぅ……♥」

 

「……」

 

 もう投げかけるのも嫌になって布団をめくってみれば、汗だくのパジャマ姿のずん姉様の後ろから抱きつく形で、余計な人型のパーツがくっついていました。

 

「……何やってんですか? 兄様」

 

「オッス。オラ抱き枕」

 

「人間から退化したんですねおめでとうございます喋んな。っていうか抱き枕が抱きついてるとか名折れじゃないですか」

 

 ずん姉さまの下は下着ごとパジャマが脱がされて完全に裸になっており、腰がぐりぐりと密着されている事から入っているのは明白です。なんだか頭が痛くなってきました。

 

「満足しましたか? 朝ごはん出来てるらしいんで早く降りてきてください」

 

「え? マジ? よーしずん子早くイこうぜ、早く」

 

「も、もうイった……イキましたぁっ♥♥ お兄さんっ、今ダメっあっあっあっ♥♥」

 

「イクの意味取り違えんな! 腰振るな!」

 

「でも折角こなれてきたしもう一回ぐらいシてからでいい? ほらこんな感じに」

 

「ダメに決まって……あぁもう見せなくていい! 別に見せなくていいですから!」

 

 横向き状態で片足を掴んで広げさせればぐっぷり♥と咥えこんだずん姉様の秘所と兄様の竿が見えております。それは興奮を抑えることなく未だピストンを続けており、その度にずん姉様の中出し直後の膣内から精液が溢れてくるのが見えていました。朝っぱらからなんて羨ま……いやいや!

 

「10分で支度してください! いいですか!?」

 

「ドーラ船長より優しいね。はーい」

 

「お兄さっ、お兄さんっ、イっ、あっ、あぁぁっ!♥ あっ、あぁぅぅーっ♥♥」

 

 もうこのまま居続けると私にも被害が及ぶ。そう考えた私は颯爽と撤退。

 乱暴に閉めたずん姉様の部屋からはその後も喘ぎ声が聞こえてくるのでした。

 

 

 

「おっす、おっはろー」

 

「お、おはよう……姉さま、きりたん……っ♥♥」

 

「うわぁ……」

「ちゅわぁ……」

 

 そうして約束の10分から遅れて30分後。

 まだかまだかと食卓で席についていた私とタコ姉さまですが、居間に現れた二人を見て声を抑えることが出来ませんでした。

 

 兄様はいいです。もう語りはしませんが、ずん姉様は案の定着替えられなかったのかパジャマ姿のままで、全身で汗をかいているのか火照っている肌が赤らんでおりました。その美しい深緑の髪もおでこに張り付いています。

 極めつけはその下半身です。何故か下半身を包むパジャマは見当たらず、薄緑色の下着姿の状態なのですが、クロッチに当たる部分がぐっしょりと濡れそぼっており、秘部の横からは何やら想像したくない白い液体が太ももをつつ、と伝っています。更に兄様にお尻を揉まれながらの状態で、頭上に♥マークを飛ばしながら今も夢うつつでした。

 

「……もう一回ヤったんですか?」

 

「うん。一回。一回で済ませたから褒めて」

 

「理性なき獣を褒める口は持ち合わせておりません」

 

「ま、まあまあ、早くご飯を食べてしまいましょうっ。冷めないうちに、ね?」

 

 タコ姉さまのとりなしを元に我々の食事が始まります。

 今日のご飯はいつもの一汁三菜。御御御付けに焼き鮭、里芋の煮っ転がしに小松菜の煮浸し、卵焼きに梅干し、白米。THE・日本料理の見本のようですね。美味しそうです。

 焼き鮭は好きですが小松菜は地味に苦手です。しかし折角作ってくれたものを無駄にするつもりはありませんし、タコ姉さまは許してくれません。無心で食べましょう無心で。

 

「うめ、うめ」

 

「慌てずにお食べくださいましっ、あ。お代わりですの」

 

 ……あいも変わらず兄様のご飯を食べるスピードは尋常じゃないです。

 それちゃんと噛んで食べてます? 飲み込んでません? うわぁ、もうご飯お代わりお願いしてますし。

 

「……♥」

 

 ソレに比べて朝から致されたずん姉さまは……あーまだ夢うつつですね。

 じーっと隣の兄様を見つめて♥目になっています。後ご飯微妙に溢れてますが、ちゃんとご飯食べてください。ルールですから。ルールですからね、絶対に守れよ!?

 

「ずん子は食べないのか? いつもどおり美味しいぞ」

 

「ううん……食べる……♥ でも少し少なめでいいかも……♥」

 

 熱にうなされたかのようにぼーっとしているずん姉様ですが、何を思ったか自分の焼き鮭を箸でつまむと、それを兄様のお口へ運んでゆきます。勿論躊躇せず食べる兄様。

 それに気分を良くしたずん姉様はまるで新婚さながらの献身さでどんどん「あーん」を続けていき、やがて、自分の口に含ませたまま顔を寄せ……って。

 

「あむ……ちゅぴ♥ ちゅ、ちゅぷ……ちゅぅ……♥」

 

「――タコ姉様タコ姉様これアウトですよね!?」

 

「ちゅ、ちゅわぁ……♥ え、えーっと……個人的にセーフ? 食事の範疇?」

 

「えぇぇ」

 

 口移しは確かに天下の任天堂様が認めた食事方法といえど、水音わざと掻き立てて舌まで絡めてそうな淫らなやり口はダメでしょうに! しかしながらタコ姉さまの判断的にはセーフらしいです……ってかタコ姉さまがされたいだけでしょう! 私分かってますからね!?

 

「んんっ!? んっ!♥♥ んぷ、は……はむ、んぅぅっ♥♥」

 

「片手掴まれて腰引き寄せられて逃げ場なくされてるんですけど!?」

 

「……き、際どいですの! セーフっ!」

 

 オイ審判! 審判働け! もうここまで来たら完全アウトだろ! このままイキつく先なんてえっちかセックスか交尾の三択しかないでしょう、今におっぱじめ始めるぞ!?

 

「お兄さん、お兄さぁんっ……♥♥」

 

「イタコー、ずん子可愛いから膝上に乗せてもいい?」

 

「タコ姉さまコレは絶対に許可しちゃ駄目ですよ! アレ絶対入ってる状態になります!」

 

「……っ」

 

「何でそこ迷ってるんですか!?」

 

「イタコにもやってあげるから」

 

「OKですの。今日は特別ですの」

 

「おいぃ!?」

 

 今収賄が公然と行われましたけど! こんな事が民主主義国家で許されていいのか! クソッ、このイチャラブ好きの超弩級M姉がッ! 私は断固として戦……畜生、賛成してくれる人が東北家にはいない! なんて人生だ!

 

「わふっ♥ お兄さんと一緒ぉ……♥」

 

「おー。でもちゃんと飯食おうなー元気でないぞー」

 

「食べる……♥ 食べますぅ……♥ あ……んぅ……♥ んふ……♥」

 

「向かい合ってる時点で食べる気なさそうなんですが」

 

「ちゅわ……うぅぅ、甘いですの、甘酸っぱいですの……っ」

 

 何で悲しいことに朝から二人でイチャつく所見なきゃ駄目なんですか本当に……膝上に乗ったずん姉さまは腰をくねらせながら兄様の首に両手を回して一つキスしては会話をはさみ、二つキスしては胸を押し付け、三つキスしてはジーンズのジッパーを……オイ、少しは遠慮しろずん姉。本気でチンポ取り出すな。

 

「俺からじゃないからセーフ」

 

「んぅっ♥♥ セーフ、セーフ……っ♥ あ、あ、……あっ!♥♥」

 

「……っ!♥」

「アウトですよぉ!」

 

 露出されていた兄様棒は瞬く間に二人の体と体の間のいずこかに収められ(多分お尻の穴)、見えなくなってしまいます。それとともに激しくなる腰使いと、かきならされる水音。

 兄様は腰を使っていませんが、代わりにずん姉さまが残した食事を口に含んではそれをずん姉様に口づけしては運び、食べさせております。ずん姉様はいやらしい喘ぎ声とともに嬉々として咀嚼されたモノを飲み込んでゆけば、お返しとばかりに腰を跳ねさせ始めていきます。

 あぁもう……その幸せそうな顔っ、なんですか。朝っぱらから本当……見せつけないでほしいですっ、私だって……!

 

「お兄さんっ、美味しいっ……♥ おいしい、おいしい、しゅきぃ♥♥」

 

「イタコの卵焼きうまいよなー。よっと」

 

「はっぐっ!?♥♥ イっ、あ……お兄さ……っ♥♥」

 

「わり、俺もまだ昂ぶってるから」

 

「あぎっ!?♥♥ ひっぐっ!♥♥ ああぁあっ!♥♥ あっ、あっ、あっ♥♥ あふっ?♥♥ んぃぃっ♥♥」

 

 末法めいた食事風景です。少なくとも食事中に椅子がずれる音がリズミカルに響き渡るなんて、私はこの家で数回しか経験がありません。

 座りながらもずん姉様の腰を引き寄せて下から突き上げる兄様。ずん姉様は必死に落ちないように兄様に抱きついては何かをこらえていますが、つま先をピンと複数回に伸ばしている事からこらえきれてなさそうにも思えます。

 

「おにいさんっ♥♥ おにいさんおにいさんおにいさんイクっ、イクイクっ、イクゥゥっ!!♥♥♥♥♥♥」

 

「おー」

 

 どぢゅッッ!!♥♥♥♥

 

「イ゛っ!!?♥♥♥♥」

 

 ひときわ強い打擲音とともに、ずん姉さまの両足が緊張。周りにぶわぁっ♥とずん姉様のフェロモンが撒き散らされた気がしました。空気を求めて口をぱくぱくさせ、腰を複数回に渡って震わせたその姿はどう考えても食卓には似つかわしくなく、結合部からはか細くも「びゅぶ、びゅるるる……♥」なんて何かが注がれるような音が聞こえています。

 光景に気圧されて私とタコ姉さまが何も喋れなくなっている中、足がつっているのかと思うくらい緊張させたずん姉さまの足も、数十秒後にはようやく弛緩。くたりと全身の力を抜き始めました。

 

「ふー、ごちそうさま」

 

「ごち……そう、しゃまぁ……っ♥」

 

「……」

「……」

 

「ずん子、この後風呂行くか? 汗かいちまっただろ」

 

「う、うん……♥ イク……お風呂イク……あ゛っ!?♥♥ まっ♥♥ あっ♥♥」

 

 そして唖然とする私達を置いてクソ兄様は立ち上がり、小児のように抱きついたずん姉様ごと居間を抜けてゆきます。必死にしがみつくずん姉様ですが、恐らく兄様にそのお尻を掴まれていないと絶対に落ちているとわかるくらいには蕩けており、まるで物のようにお尻を鷲掴み、自分勝手に腰を引き寄せてばちゅっ♥ ばちゅっ♥ なんて音を立てさせるたびに床に透明な液体が落ちていくのが見えました。

 

「おーし、いくぞー。しっかり掴まれー」

 

「んふっ♥♥ んぅぅっ♥♥ イクっ、いきます…おにいさぁんっ♥♥ イクぅ……っ♥♥」

 

 ――そして二人は水滴を点々と残して、お風呂場へ行ってしまうのでした。

 

「……」

「……」

 

「……タコ姉さま」

「……なんですの」

 

「お風呂場に突撃しちゃ駄目ですよ」

「ちゅ、ちゅわっ!? なななな、何のことですのっ!?」

 

 

 

 今日も東北家はただれております。

 

 ……兄様観察はまだ始まったばかりです。

 

 



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東北家の観察② 【イタコ】

 東北家で一番衣装バリエーションがあるのは?

 諸説ありますが、恐らくはずん姉さまが最も多いのではないでしょか。

 東北の人気を一身に担う我々。ファンの方々が常日頃様々な服を私達に着せているようですが、やはりその筆頭となればずん姉様が多いのだと私は考えます。ちなみに次点で私です。ここは譲れません。

 

 とは言えそういった服は基本お仕事の時ぐらいにしか使ったりしません。

 普段着はもう固定されているようなものですので、それ以外は押入れにしまってあります。ただその服の量は年々増加傾向なのでそろそろ押入れではしまいきれないような気もしております。

 (しかも時々思い出したかのように東北振興に使ったりするので、押入れだと掘り返すのが大変だったりします。)

 

 当然、それらの服は傷まないように時折虫干しする必要があります。

 奇しくも休日である今日はからっとした快晴。絶好の虫干し日和です。

 タコ姉さまが思い出したかのように提案した虫干しに、私は乗り気ではありませんが渋々と承諾したのでした。(尚ずん姉様はお風呂場でハメ潰されているみたいなのでいない)

 

 

「――ふぅ、これで私ときりたんの分は全部ですわね?」

 

「タコ姉さまお疲れさまです。……うわ、改めてみると尋常じゃないですねこの量」

 

「毎年服を送ってくださるのは嬉しいですけども、ここまでだと……」

 

「誰か別の人に管理とかお願い出来ないんですかね……あ、でも駄目ですね。これ他の人に管理させようものなら間違いなく変態の餌食ですよ」

 

「えぇ……」

 

 こんにちは、東北きりたんです。

 まさか仕舞いっぱなしの服がまさかこれだけあるとは思いもしませんでした。

 高々と積み上げられた服。服。服。

 セーラー服セータースーツメイド服スク水アイドル衣装ゴスロリ着ぐるみ童貞殺し園児服ボンテージ……多種多様なカラフルな衣装立ちが私達の前に大集合です。

 

 中には送られてきただけで着てない服もありますが、まあ折角貰った服です。もしかしたら使い道もあるかもしれないので虫干ししておいてあげましょう。

 でもボンテージとかスモッグ送って来た奴は深く反省しろ。

 

「では片っ端から干してゆきますわ!」

 

「はーい」

 

 私達は庭いっぱいに置いた物干し竿達に次々と衣服を干してゆきます。

 少し肌寒いですが日光はさんさんとしており、少しすれば程よい気温にも思えてきます。

 うーんもう兄様観察は忘れてこの後は昼寝しましょうか。なんて、思ってたんですが。

 

「あれ、二人共何やってるの?」

 

 ずん姉様。先程風呂場にシケこんだずん姉さまじゃないですか。

 風呂上がりのラフな格好で縁側から我々を見ていますが、見ている場合じゃありませんよ。ずん姉さまもやるんです。

 

「えーでもちょっと疲れててぇ……」

 

「散々楽しんだんですからちょっとは苦労もしたほうがいいですよ。肌ツヤッツヤじゃないですかもう」

 

「えへへ。しょうがないなぁ……私の服はまだだよね? 持ってくるね」

 

「あ、丁度ハンガー持ってこようと思ってたので私が持ってきますわ。ずんちゃんはここにある服を順番に干して貰ってもいい?」

 

「はーい」

 

 ずん姉様と入れ違いでタコ姉様が家に入ります。

 そうしてしばらくずん姉様と二人きりで虫干しタイムです。

 

「ところでお風呂場に一時間半程居たようですが、どれだけ隅々洗われたんですか?」

 

「えーっとねー、まず中出しした分全部洗うぞーっていって指でアソコもお尻もぐちゅぐちゅかき回されてー♥ その後は面倒になったのかシャワーノズル直で洗われちゃって♥ その後はお風呂で私が溺れないようにセっ……抱きつきながら温めてくれてー♥」

 

「まかり間違っても喜ぶような内容じゃなかったように思えましたがそれは」

 

「だーってずーっとお兄さんとくっついたまんまするんだよ? 楽しいし気持ちいいし幸せだしで~、私はもうちょっとお風呂でいても良かったなぁ、なんて思ったりぃ~っ♥♥」

 

「駄目だこの姉、お風呂上がりなのにまだ頭茹で上がってやがる」

 

 あれ、そう言えば肝心の兄様の姿が見えないですね。

 お風呂上がりのあとは自室に引きこもってまたアニメ視聴でもしてるんでしょうか?

 ……何やら嫌な予感がします。

 

「ずん姉様、ちょっとお手洗い行ってきますね」

 

「はーい」

 

 のん気なずん姉様を置いて家に戻る私。肝心のイタコ姉さまはずん姉様の部屋へと行ったって事は二階ですね。二階は特に兄様とのエンカウント率が高い場所。もしも出会っていればイタコ姉さまの運命は……!

 

「……」

 

 ずん姉様の部屋、はもぬけの空。兄様の部屋、ももぬけの空。トイレもいない。私の部屋も当然いない。となると後は一番奥のタコ姉さまの部屋ですが……む。物音を察知。私はゆっくりと部屋に近づき、中を覗けば……

 

「おー、似合ってるじゃんイタコ」

 

「う、うぅ……っ、は、恥ずかしいですわ……♥」

 

 チアコス衣装に身を包んだタコ姉さまとクソ兄様が居ました。

 チアコス衣装に身を包んだタコ姉さまとクソ兄様が居ました。

 

 驚きのあまり二回言ってしまいましたが、もう一度言います。

 チアコス衣装に身を包んだドスケベタコ姉さまとキンブオブクズ兄様が居ました。

 

 オレンジ一色に横一線の稲妻のデザインが入ったそれは、イタコ姉さまが着るには少々……というより大分小さい気がしてなりません。あれ間違いなくずん姉様のですよね?

 その大きすぎるスイカップを無理矢理包んだせいで、上着は乳袋をはっきりと作り、白いおへそが丸見え……スカートに関してもそうです。むっちり安産お尻を包み込むには小さいそれは、丈がギリギリというか、立っているだけでもアウトなぐらいには純白のアンスコが見えております。ドスケベです。繰り返します。ドスケベすぎます。

 

 その姿を満足そうに見ていたか兄様ですが、恥じらいながらもチアコスを着たタコ姉さまに次なる命令を出し始めます。

 

「じゃ、ちょっとチアリーディングしてみようか。見てておくから」

 

「ちゅわっ!? で、でもやり方は私は知らなくて……」

 

「大丈夫ノリでいいノリで」

 

 何故かあった黄色いポンポンを手渡してきた兄様に、タコ姉さまはしばしオロオロとしていたようですが、やがてその熱すぎるほどの眼差しに負けたのか、微妙にヤケ気味に見えない何かに対して応援をしてゆきます。

 

「ふ、フレっ、フレっ、ですのっ! フレっ、フレッ、ですのっ!」

 

「むっ!」

 

 一言で言えば、傍から見ても余りにも下手なチアです。

 その場でポンポンを上下に振りながら自らも跳躍するだけのそれは、基本すらなっていないのが丸わかりですが、余りにも……余りにも破壊力が強すぎました。

 スカートがめくれ、アンスコに包まれた大きなお尻や股間が丸見えになり、健康的なおへそも勿論ですが、大きすぎる左右の乳房がだぷんっ♥ぶるるんっ♥っとそれぞれ独立した動きを見せ、タコ姉さまの黒下着が上着がめくれるたびに丸見えになっております。

 本人は特に誘惑しているつもりもなく、必死に目をつむってポンポンを我武者羅にワシャワシャと動かしているようですが……正直、同性の目からしても溜まりませんねコレは。案の定兄様の股間はジーンズ越しだというのにしっかり屹立しているのが見えます。

 

「はぁっ、はぁ……ど、どうですの?」

 

「うーん、イマイチ」

 

「あぅぅ……」

 

 嘘をつくな嘘を。メッチャ食い入るように見てただろうが。

 

「何だろう、緊迫感というか……リアリスティックっていうか。もうちょっとイノベーション目指してブラッシュアップしてみようか。グランドデザイン的には甲子園決勝戦9回裏をイメージして、最終的にずん子ときりたんにもアグリー取れる形にしたいから」

 

「は、はぁ……つ、つまりどうすればいいんですの?」

 

「下着全部脱ごう」

 

「はいっ!?」

 

 やっぱり始まったよ。

 

「下着脱いでやることによって緊迫感が出れば、もっと良い形になるかなと」

 

「き、緊迫感どころか、はは、恥ずかしいだけでっ!」

 

「えーでもイタコが折角着てくれたんだしなー、見てみたいなー。そしたら俺メッチャ喜ぶけどなー」

 

「に、兄さんったら、そんなに言っても……」

 

「さっき言ったイチャイチャも俺メッチャやる気出して頑張るんだけどなー……駄目?」

 

「っ……♥」

 

 太ももをいやらしく撫でながらもタコ姉さまに言い寄る兄様は、まさしく絵に書いたようなダメクズヒモ男のやり口。普通に断るべきなのは明白であるというのに、タコ姉さまはちらちらと兄様を見て、大きく息をつくと。

 

「きょ、今日だけですわ……っ♥」

 

「やったぁ」

 

 タコ姉さまチョロすぎ問題。

 恐らくこの問題が解決することは今世紀中にはないと私は考えます。

 恥ずかしがりつつも承諾したタコ姉さま。自ら下着だけ脱ごうとする所を兄様も「手伝うー」なんて軽い言葉で協力して脱がしてゆき、黒ブラ(デカい)と黒ショーツ(エロい)が瞬く間に地面に落ちます。

 そして兄様の熱が籠もりすぎた視線に促されるままにチアリーディングを初めてゆきました。

 

「ふ、フレッフレっ♥ ですのっ、フレーフレーッ♥♥」

 

「あ。後応援するならおちんぽ応援して欲しいなー」

 

「ちゅわっ!?♥ ふ、フレッ、フレッ♥ おちんぽっ、フレッ、フレっ、ですのっ♥♥」

 

 唐突な指示にもばっちり応えるタコ姉様。ぽんぽんとその体が跳ねるたびに見える光景は、先程の比ではないと確信出来ました。

 繰り言にはなりますがずん姉様の衣装でタコ姉さまのドスケベボディを包み込むのは明らかに無理が過ぎました。

 跳躍の度に揺れる銀髪。めくれあがる上着、包み込む物のなくなった爆乳は自由自在に暴れまわり、何度となく虐められた大きめの乳輪と既にぷっくり膨らんだ桜色の乳首が丸見えとなっております。

 そして下腹部は最早言うこともないでしょう。スカートめくれる。股間丸見え。以上です。

 整えられた銀の恥毛が生えた股間は、興奮のためか既に濡れているのが分かり、崩れもしない綺麗な恥部が応援のたびに兄様の目の前に晒されております。

 

「あーやべ、元気になる。っつか元気になりすぎるぅー」

 

「っ♥♥ ふ、フレッフレッ、兄さんっ♥ フレッ、フレッ♥ はぁっ、はぁっ♥」

 

 気付けば兄様もジーンズを既に脱ぎ捨て、ボクサーパンツ越しにギンッギンのそれを見せつけております。タコ姉さまの視線は当然ながらそこに釘付けになっており、最早劣情を隠さずに必死に応援。日頃お世話になっている相手へと激励をかけてゆきます。

 

「朝4連発ぐらいしたけどもう精子MAXだわー、あータコ姉やっべぇエロっ、そのむっちりお尻掴んで即パコしてー」

 

「ふ、フレっ♥♥ フレッ♥ はぁっ♥ はひっ♥ ふれえっ♥ はぅっ♥」

 

「応援タコ姉に溜まったザーメンびゅるびゅる出しまくって、ダメだって言っても滅茶苦茶にしてー。孕むまで子宮の中ぱんぱんにしてー」

 

「あっ、あひっ♥♥ フレっ……♥ ひぃっ……♥ ふれぇっ…♥ い、っふ……♥ んんんっ!!♥♥」

 

 兄様の卑猥な言葉責めとともに続いていたイタコ激励ですが、突如タコ姉さまに異変が起きました。

 応援が徐々にたどたどしくなったな、なんて思っていたら急に自分の股間を急に抑えて蹲まってしまったのです。涎を口から零し、何かをこらえるように体を震わせていますが――……もしかして、もしかしてですけど、今のでイったとか言わないですよね?

 

「……イタコ。今イった? イったよね?」

 

「い、いぃ…っ♥ イってなんて……♥」

 

「正直に言え」

 

「……っ♥♥」

 

 強い口調で命令されたタコ姉さま、しばし黙っていたようですがその圧に耐えかねたのか、小さく首肯し始めました。マジですか。言葉責めでイク人初めてみました。

 

「へーぇ」

 

「あっ……♥」

 

 すると兄様、おもむろにパンツに包まれていた肉棒を取り出します。

 びたんっ♥っと腹に当たるまで力強く反り返るその肉棒は、カリが出っ張り、先端は膨らんでおり、今日既に使用されたというのにガチガチで、先走りも既に溢れております。

 

「イタコ、立て」

 

「は……はいっ、ですの……っ♥♥」

 

 ふぅ、ふぅ…♥、と荒い息零しながらも命令に従ったタコ姉さま。命令通り直立不動になるとスカートで包まれた部分から、つぅ…と液体が溢れているのが見えます。

 

「どういうの想像してた? やっぱりさっき言ってたようにぐちょぐちょにされるの考えてた?」

 

「……っ♥♥」

 

 ぴと、とタコ姉さまのお腹に肉棒が押し付けられます。

 ぐぐぐ、つつつ……♥ と腹肉に埋もるそれを上へ移動したり下へ移動したりするたび、タコ姉さまは小刻みに腰を揺らし、その肌の色をより赤くしてゆきます。

 

「この応援されておっきくなったチンポ突っ込まれて、ガンガン奥突っ込まれたかった?」

 

「ひっ……ぐっ…♥♥」

 

「イタコの手じゃ届かない所コリコリされて、おっぱいと一緒に責め立てられたかった?」

 

「あっ、あひっ……♥ そ、そんにゃことぉ……っ♥♥」

 

 押し付けられ、這いずり回る兄様棒はおへそから下腹部へ移動したかと思えば、スカートの上から押し付けられ、更にスカートの中に侵入したかと思えば、スカートをめくりあげさせながらも、何度も、何度も子宮や陰唇を意識させた動き方をし、なめくじが這ったような先走りの痕を残してゆきます。

 タコ姉さまは兄様の行為に抵抗すら出来ず、また無遠慮に爆乳を掴む手の動きに「あっ♥あっ♥」なんて小さく声を漏らして何かをこらえているようでした。

 

「スカートめくれ。……うわ、ぐっしょぐしょ。お漏らししちゃったとか? そんな事ないよなー。長女がそんな粗相するわけないよなー」

 

「ふーっ♥ ふーっ♥ ふーっ♥ ふーっ♥」

 

 濡れた目を♥にして、媚びた視線を向けながらスカートをめくるタコ姉様の股間は大洪水です。頻繁に膣口を開閉させ、はしたなくも涎を垂らしてはフローリングに小さな水たまりを作っております。

 もうこの先に待ち受ける極大な快楽を受け止める事しか考えていないのは明白で……私もその一部始終を見ているだけで喉が乾いてしまいます。

 ……この光景にどうしようもない劣情を覚えてしまうのはきっと、私が東北家の一員だからなのでしょうか。

 

「あー多分今中入れたらすぐに出せそ。もうめちゃくちゃに出せそう。トロマンが欲しがってるドロドロザーメン好きなだけ出していられそう。パコりてー。イタコマンコくったくたになるまでドチャクソ犯してーっ」

 

「ふぅぅぅーーっ♥♥ んんーーっ♥♥ ふぁ……んふぅぅー……っ♥♥」

 

 これでもかと言うくらい興奮を煽るクソ兄様。もう今にもイタコ姉様は爆発しそうだというのに言葉と見せ槍だけで責め立てて行くのですが、とうとう兄様がその槍をゆっくりと近づけてゆき。やがて、竿と陰唇が触れそうになったその瞬間――

 

「んひぃっ♥♥♥♥」

 

「え?」

 

 竿を陰唇に押し付ける間もなく、「ぷしゃぁっ♥♥」とタコ姉様が潮を吹き始めてしまいました。

 兄様の流石に意外だったのか言葉を失っているのが滑稽です。

 

「イっ♥♥ えっ、あ、な、なんでっ♥♥ イクっ、イクっ♥」

 

「すげー、触れてもないのに想像だけでイキやがった」

 

「いひっ、うあぁぁっ♥♥ にいさっ♥ イキますっ、いきゅ、いぎゅぅぅっ♥♥」

 

 ガクガクガク、と今までの分が一気に開放されたかのように体を震わせたタコ姉様は、竿めがけて潮を尿道口からほぼ0距離で噴出させ、それでも飽き足らずに何度と無く絶頂します。恐らくいつもいつも支配されてきたチンポを無意識に覚えていたのでしょう。竿の感触と熱さを思い出した瞬間、体が勝手に絶頂してしまっているのです。

 

「あーもう我慢できねえっ!!」

 

「はお゛っ!?♥♥ お゛ぉぉ~~っ!!!♥♥♥」

 

 潮まみれにされた兄様ちんぽももう爆発寸前です。

 目の前でヒクついて中に埋めて欲しそうにおねだりする、イキ癖ついた雑魚雌マンコに亀頭を押し当てるとそのまま遠慮なく中へと埋めてしまいました。

 お互い立ったままであるのに股間の一部だけで繋がり合う光景。傍から見ればマヌケですが、一部始終を見た私には余りにも淫靡過ぎるもので……自然と、股間に手が伸び、そして弄り初めていました。

 

「あークソッ、クソッ! このエロ狐がっ! チアコスでチンポ応援とか淫乱めいた真似しやがってっ! 宣告通り子宮の中たっぷたぷになるまで絶対離さねえからな、覚悟しやがれっ!!?」

 

「そんにゃっ♥♥ にいさんがっ♥♥♥ にいさんがしりょってぇぇぇっ♥♥」

 

「うるせえ! 口答えすんじゃねえっ!!」

 

「はひっ、んひぃぃぃいいぃっ♥♥♥」

 

 ぼぢゅっ♥ ぼぢゅっ♥ ぼぢゅっ♥ ぼぢゅっ♥ ぼぢゅっ♥ ぼぢゅっ♥

 タコ姉様の部屋を越えて私の元へ激しい水音が響き渡っています。

 しっかりと背中に手を回して抱き締められ、逃げ場のないタコ姉様は立った状態のまま喘ぐ事しか出来ず、奥に入るたびに撒き散らされる愛液はとっくのとうに大きな水たまりを床に形成しています。

 

「あークソッ!! 極上マンコしやがってよぉ! 一発目出すぞ、出すぞ出すぞ出すぞッ!!」

 

「ひっ♥♥ ひぃっ♥♥ ひぎっ♥♥♥ ひぎぃっ♥♥♥」

 

「受け取れオラァッ!!」

 

 ぼびゅ、びゅぶっ、びゅぶるるるるっ! びゅばっ! びゅばっ!

 

「い゛っ♥♥ い゛い゛い゛い゛い゛ぃ゛い゛ぃ゛―――っ♥♥♥」

 

 ここまで離れているのに聞こえる暴力的な射精音。

 そしてタコ姉様も恥も外聞も忘れたアクメ声。

 恐らくですが、この声は外まで届いていることでしょう。

 しかし聞こえた所でこのタガの外れた二人の獣を止めることはきっと出来ないでしょう。

 

 数十秒経ってもピン、と緊張した姿勢のまま離れない二人。兄様はひっきりなしに腰をぐりぐりと押し付けている事から、宣言通り子宮に余すこと無く精液を届けているのでしょう。タコ姉様はのけぞって無様なイキ姿を見せることしか出来ておりませんでした。

 

「まだ終わらねえからな……っ! オラ、次はこっちだ!!」

 

「は、おぉ……っ♥♥ おひっ!!♥♥ ひっぎゅ、ひぎゅぅっ♥♥ ひっ♥ ひあぁぁっ♥♥ あぁぁーっ♥♥ あーっ♥♥」

 

 そして間髪置かず床に組み伏せられたタコ姉様は両脚を持ち上げられて折りたたまれ、その上からのしかかられる、いわゆる種付けプレスの格好に移行。

 兄様はイッて意識も覚束ないタコ姉様を更に夢の世界へ誘おうとし始めます。

 

「オラッ! オラッ! オラッ! オラッ! オラァッ!」

 

「お゛ぉっ♥♥ お゛っ♥♥ お゛ぉっ♥♥ お゛まんこっ♥♥ こわれちゃっ♥♥ こわれちゃいまっ♥♥」

 

「壊れろっ、ぶっ壊してやるから壊れろコラッ!! 俺のザーメンだけ受け止めて卵子無様に吐き出し続けろっ!!♥♥」

 

「そんにゃぁああっ♥♥♥ あひぁ、ひぎゅううぅぅっ♥♥ こわいっ、こわいですのっ、イクのとまらにゃっ♥♥ イギュッ、いぎゅううぅぅっ♥♥♥」

 

 私から見える二人の様子は覗いている都合上単一の角度しか見えませんが……丁度二人の結合部だけが私には見えております。タコ姉様のむっちりしたお尻と、ぐっぷりと兄様棒の形に広がった膣口は兄様の激しすぎる打擲のたびに潰れ、押し出されるように先程の精液と愛液が撒き散らされる様は、汚いなんて言葉は一切浮かばず、むしろ羨ましいという感情しか浮かばせませんでした……♥ ……うぅっ♥ あにさまっ……あにさまっ私にも、私にもっ……♥

 

「あーでるぞっ、また出るぞっ!! しっかり受け止めろっ、雑魚マンコ締め付けろっ!!」

 

「イギュッ♥♥ イッ♥ イックっ♥♥♥ あおぉぉっ♥♥♥ 頭こわれっ♥♥♥ はっぎっ、いぃぃっ♥♥♥ いっ、いっぎゅっ♥♥ ひっ、あっ♥♥ あ゛あ゛あ゛あ゛っ♥♥♥」

 

「孕めえっ!!」

 

「あひい゛い゛ぃぃ゛い゛い゛ぃぃいぃ―――っ♥♥♥♥♥」

 

「っ!!♥♥♥」

 

 その瞬間。私も同時にイってしまいました。

 体をめぐる恍惚とした快楽に身を任せながら見れば、足をばたばたと暴れさせたタコ姉様の串刺しのアソコの中で、クソ兄様のチンポがどくんっ♥どくんっ♥っと脈動を繰り返しており、現在進行形で精液を子宮内に送り込ませて居るのがよく分かりました。

 その脈動の度にタコ姉様の雑魚マンコがしがみつくように絡みついているのですが、やがて結合部からじゅわぁ…♥どぷ、どぷどぷ…っ♥っと精液が溢れ出る様が見えている事から、無事に子宮内部は一杯にされてしまったようですね。

 

「お゛……♥♥ お゛お゛……♥ ほ、お……♥♥」

 

「あー出る出る……ふぅぅぅ……♥♥」

 

 もうパンパンだというのに何度も腰を振って、残り汁までしっかり出す兄様はやはり鬼畜過ぎます。

 タコ姉様の声はもう弱りきった獣のようなものしか出せておらず、今意識が明白に残っているのは恐らく子宮だけでしょう。

 ……いや、子宮も何か怪しいですね。遠目から見ても痙攣するかのように締め付けるアソコですが、今更になってブシャァァッ♥っと潮を吹き始めたので。何かバグってるかもしれません。

 

「……おーいイタコ。イタコ起きろー」

 

「……はへっ♥ はへ、はへ……はへぇ……っ♥♥」

 

「……起きろコラッ! また寝るんじゃねえっ!」

 

「ほんぎっ!?♥♥♥」

 

「いっとくがまだヤりたりねえんだ、散々ちんぽ煽った始末取ってもらうからなぁ!!」

 

「ひぃっ、にいさまっ♥♥♥ にいさまもうみゅりっ♥♥ むりいいぃぃぃっ♥♥♥」

 

 その後も兄様の暴走は続き、巻き込まれたタコ姉様はお昼過ぎるまでずーっと兄様にハメられ続け、虫干しなどとうに忘れてよがり続けるのでした。

 

 

 

「……きりたーん、虫干しの事も忘れて一体何見てるんですか? 一人でやらされるの辛いんですけど」

 

「しっ、今いい所なんです。タコ姉様の……んっ♥ 生ハメシーンですよ……!」

 

「案の定だよ……オナニーしながら何してるかと思ったら……うわ、でもエロ。私もしようかな……」

 

 

 

 今日も東北家はただれております。

 

 



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東北家の観察③ 【きりたん】

 東北家の交友関係についてお伝えします。

 東北振興の旗頭となった我々ですが、それはもう広い交友関係を持ちます。

 ご近所さんはもとより、学校でも、商店街でも、それこそ市内で我々を知らぬ人はいないと言っても良い程で、ふと外を歩けば視線が集中し、声をかけられることもしばしばです。

 当然その人気の輪は東北に留まらず、今ではネット世界でも大人気を博しているくらいです。ふふふ。このまま全世界デビューですね、最終的には打倒千葉在住の子鼠です。

 

 そんな我々ですが特に親しい相手が居ます。

 言わずとも知られているかもしれませんが、列挙していけば5人です。

 結月ゆかりさん。弦巻マキさん。琴葉葵さん、茜さん。そして紲星あかりさん。この5人です。

 それぞれの交友関係については追々説明しようと思いますが、この中で特に我々と密接なのは、ゆかりさんと言っても良いでしょう。

 家こそ地味(10km)に離れていますが、ずん姉様と同じ高校に通い、よく会話をしているというのと、好みのジャンルこそ違えど、私としょっちゅうゲームで遊んだりする仲だったりするからです。

 同じくネットで顔の売れた彼女達とは我々も互い互いに他愛もないことでLINEとかを飛ばし合ったり、時に食事を共にしたり、一緒に遊んだりと、日常生活を仲良く楽しく謳歌している次第です。

 

「あーようやく虫干し終わりましたよぅ……」

 

「……うぅ、途中で切り上げるの辛いんですけど」

 

「自業自得だよきりたん、私だけ放置しておくなんて酷いですよ! 全く、私だって見たいの我慢してたんですからね!」

 

「ずん姉さまは朝シたばっかりじゃないですか」

 

 どうもこんにちは、東北きりたんです。

 迂闊にもふらりと二階に立ち寄ったタコ姉様が無事に犠牲になった後、出歯亀してた我々二人は流石に外の衣服達を放置することも出来ずに庭へと逆戻りになりました。

 いい感じに火照った体に無理矢理言うことを聞かせるのは非常に大変でした。はい。

 

 それもこれも兄様が悪いんです。

 撤退しようとした直後にこちらに気付いた(多分最初から気付いてた)兄様は我々に見せつけるように扉に向けて目の前でタコ姉様を和姦レイプし始めたのです。

 タコ姉様を盾にするかのように立たせ、背後から密着し、逞しい右腕が背後から左肩を、そして左腕が乳房の下を通って右腹部を掴みあげ、丁度腕と腕の間から爆乳がはみ出している様を見せつけ、下から突き上げられたせいで揺さぶられ、母乳を撒き散らされながら最早獣の声しか出せないタコ姉様の姿は我々の目を離してくれず、結局屈服済みの膣に再三の新鮮ザーメンを注ぎ込む所まで眺めさせられてしまったのです。何と非道な行いでしょうか。

 

 そんなチアコスでさんざん貪られたタコ姉様ですが、当然ながら精魂尽き果てお布団でダウンしています。まあそのお腹には余るほどの精を注ぎ込まれた訳ですけどね。ははっ。

 

「ぐごごごご……ぐおおぉぉ……」

 

「……はぁ。呑気なもんですよ」

 

「朝からあんだけ頑張ってたらねー、そりゃそうだよねぇ……」

 

 そして事の張本人も畳に寝っ転がってパン一姿で爆睡中です。

 流石に朝昼ぶっ続けの連戦も兄様には厳しかったのでしょう。高いびきをかいて眠っております。

 ヤルだけヤって満たされたら寝るって本当に獣過ぎます。いや、獣だってもうちょっと考えるでしょうよ。……とりあえずお腹に毛布かけろ。風邪引きますよ。

 

「うーん、お姉さまは眠ってしまっているから、お昼は私が作りますかね、きりたんは何がいい?」

 

「ずんだ以外でお願いします。ずんだ以外でお願いします」

 

「はいはい、じゃあラーメンにしようかなー。簡単だし」

 

 朝ハメ潰されたばかりのずん姉様はもう復活しているのか、ふんふんと鼻歌交じりに台所へ移動します。と、なると残されるのは私と兄様だけです。

 何となしに寝こけている兄様を見つめて過ごしたのですが、不意に私は今日は兄様観察すると決めていたのを思い出したので、四つん這いで眠っている兄様に近づく事にしました。

 

「……ぐご……ごおおぉぉぉ……」

 

「……うるさい」

 

 何という間抜け面。何という油断しきった顔。

 ここが戦場であればすぐに兄様は死んでいる事でしょう。

 私は虫を観察する気分で頬をつつきます。つんつん。つんつん。……微塵も起きそうにないですね。

 ただ起きない、となると……私の中で悪戯心がムクムクと起き上がってしまいます。

 

 兄様の体格ですが、我々姉妹の中で最も背の高いタコ姉様より一回り大きく、それなりに体格も大きいです。不思議な事にデブではなくそこそこ筋肉質です。つつくとちょっとカチコチしてます。脇腹はぷにってますが。

 おぉ……腹筋割れてますね。筋トレなんてしてる気配ないのに。実は毎日我々をハメることが運動になってるとか……? ありえませんね。そうだとしたら今頃加藤イーグルさんはボディビルダーも真っ青な究極の肉体になっている筈です。

 

 しばらく兄様の胸とかお腹とかなでなでして遊んでいる私ですが……自然と。そう、自然と私の手は下へと移動してしまい、気付けば私は兄様の兄様がいるであろう場所を撫でていました。上と来たら下ですからね、仕方ありませんね。

 

「……」

 

 なでなで。もにゅもにゅ。

 

 散々酷使されたそれをボクサーパンツの上からぐりぐりと撫で回します。

 いつもならつついただけで臨戦態勢のそれも、今はふにゃりと柔らかいまま。柔らかいゴムボールを撫で回したような感触を覚えながら、私は夢中になって片手で撫で回したりつついたりしてゆきます。

 

「……お」

 

 すると、程なくして反応がありました。

 今まで柔らかかったそれが熱を持ち、むく、むくむくと硬さを持って、パンツを持ち上げてゆきます。私はじーっとそれを眺めながらも先端を撫でたり、指先で裏筋をカリカリと引っ掻いて応援してあげれば……。

 

「おぉぉ……。兄様復活ですね」

 

 立派にテントを這った兄様チンポが私の前に晒される事になりました。

 一体この元気はどこから来るのでしょうか。やはり兄様は獣……。

 しかしてそんな弱った獣に活力を与えてしまったのは非常に反省すべきポイントかもしれませんが、今日の私の至上命令はクソ兄様観察。皆様に兄様の生態をお伝えするためにも身を持って観察をしなければなりません。

 

「えい」

 

 とりあえず下着を脱がせてみました。

 ぶるるんっ、って暴れでた兄様の兄様棒がお目見えです。

 天高く屹立したそれは、赤黒くて大きな亀頭に、女人を狂わせるエラの部分が際立ち、竿には太い血管が脈動していて非常に強そうに見えます。長さも20cm行かないくらい? いや、大きすぎます。

 そしてそんな兄様棒は恥知らずにも行為後だと言うのにお風呂に入っておらず、猛烈な精臭を辺りに撒き散らしております。栗の花というか、イカの匂いというべきか……兄様特有の非常に青臭い香りが鼻につきます。くさいです。これはくさいです。……すんすん。くさいですねコレは。すぅぅー……はぁ、あーくさいくさい。

 

 ――はっ! すみません、いつまでも匂いだけでは調査になりませんね。という事で触感も見てみましょうか。

 いびきをかく兄様のチンポに私は両手をそっと這わせ、にぎにぎ、と握って見ます。

 何度無く触れ、何度と無く味合わされたソレですが、こうして明るい場所でマジマジと触ったり観察すると。やはり『逞しい』という言葉がぴったりかなと。

 撫でる度に感じる力強さ、手に伝わる火傷しそうな程の熱。そして今にも弾けそうな脈動。私は自らのお腹に熱を感じながらも夢中になってその竿に指を絡め、無意識に上下にシゴキあげてゆきます。

 

「あ。カウパー出てきましたね。…………」

 

 ……ここまで来たら味も見ておくのが調査として正しい(?)のではないでしょうか。

 

「あーむっ♥ ……ちゅ、ちゅぶ。ちゅぅぅ……♥ ちゅるる……♥」

 

 舌より熱い肉の感触。そして感じるしょっぱさと、少しの姉様達の味。

 排泄にしか使わない筈のその性器に今や私は忌避感もなく、嫌悪感もなく。まるで飴玉をしゃぶるような気軽さで接する事が出来てしまいます。ここだけの話正直好きです。

 ただ問題点としては大きすぎて咥え続けるのはちょっと苦しいという所ですか……むむ。スマホが。一体なんですか今忙しいのに。

 

「ちゅるる……♥ ふぁい。なんれすかゆかりさん」

 

『あ、きりたんヤッホーです。今何してましたか?』

 

 何って……食事中ですけど?(意味深)

 

「んちゅぶ……♥ バナナたべてまひは……ちゅぶぅ、ちゅるるっ♥♥」

 

『あー食事中ですかそうでしたか。立派なフェラ音すごいですね』

 

「それほどれもないれふ……♥ ちゅぷぅ、ちゅるるっ♥ っぷは。それで何の用でしょうか?」

 

 兄様との関係は地味に秘密なので、ゆかりさんは多分勘違いしてると思いますが、まあ何となくそのままにしておきましょう。面白いので。

 

『いや、前言ったそちらの家で夜通しモーコン大会っていつ頃やりますかという話をですね』

 

「あー。完全に忘れてました」

 

『……きりたん?』

 

「小学生は忙しいんです。……ごめんなさい嘘です。そうですね、うーん……いつ頃がいいでしょうか……んちゅぷ♥」

 

 兄様と同じく横になった私は、股間に顔を埋めた姿勢で涎まみれになったチンポに頬ズリしながら電話を続けております。うーん、そうですね。いつ頃……別に今週末は予定もないですし、とは言え夜通し騒ぐとタコ姉様やずん姉様に迷惑になってしまいますし。あと兄様を説得しないと……。

 

「んむむ……っ♥ んむぅ……んんぅー……っ♥♥」

 

『とりあえずさっさとそのバナナ食べてください、小学生ちゅぱ音は最高ですけど』

 

「それを私に直で言いますか。ゆかりさんは変態ですね」

 

『変態で結構です! 小学生はすはす。はすはす』

 

「うわー、通報ボタンに手がー。んぐぶっ!?♥♥」

 

『!?』

 

 ……最初は咥えていた肉棒が伸びたかと思いました。

 いきなり喉奥まで侵入したソレが喉奥を叩き、私はみっともない声を電話越しに伝えてしまいます。

 

「えほっ、えほっ、げほっ♥♥ げほっ、げふっ……♥♥」

 

『ちょ、何やってるんですかむせてるんですか? 食べ物で遊びすぎですよっ』

 

「ご、ごめんなさい調子にノリすぎ、ましたね……っ♥♥ ちゃ、ちゃんと食べ……」

 

 むせ返りながらもちらりと兄様の様子を伺えば……う、うわぁ、滅茶苦茶いい笑顔してる。こ、これはヤバイ奴なのでは、私はすぐ様この場を切り抜けるようと画策します。

 

「あ、ちょっとごめんなさい。今から私おトっ、いぃっ!? ちょ、おぉぉぉおっ!?♥♥」

 

『い、胃腸っ!?』

 

 しかし逃げられない!

 四つん這いで逃げようとしましたが案の定スカートを掴まれ、下着ごと一気に脱がされてしまいます。

 私の桃尻が兄様の前に露出された形となったかと思えば、即座に兄様の太い指が私の狭い膣内に侵入。謎の奇声をあげてしまいます。

 

『きりたん? きりたんっ? 大丈夫ですか? バナナで胃腸おかしくなったんですか!? 整腸作用がもう効果発揮を!?』

 

「だ、だんじて……っ♥ の、のぉです……っ♥♥ ちょ、ちょっと小指をタンスに、ぶ、ぶつけっ、て……♥♥」

 

 今まで姉達の痴態を散々見せつけられてきた私です。望むべくモノを望んでいる肉穴に、ブツより小さくも何かが侵入してみれば、それは途方も無い快楽を私に与えてしまい、一気に私は窮地に陥ってしまいます。

 必死に前に進もうとしても片足を掴まれた状態で膣穴ほじくられればロクに移動も出来ず、逆に徐々に徐々に兄様の元へと引きずり寄せられてしまう始末……♥ こ、このままじゃ待ち構えてる兄様の棒とぶつかって……っ♥♥

 

『はぁ、なんですかびっくりしましたよもう。大丈夫ですか? いや、本当に』

 

「だいじょう、くひっ♥♥ んっ、ひ……♥ ぅ、あ……♥ あっ、ぐ……うぅぅっ♥♥」

 

『明らかに大丈夫じゃない声が聞こえてるんですけど……』

 

「だいじょう、だいじょうぶっ……大丈夫っ♥♥ れすからっ……♥ しんぱいかけへっ……♥ ごめんにゃは……♥♥♥」

 

 ぐちぐちぐち♥ ぐちゅ、ぐちゅぐちゅ♥ じゅぶ、ぶじゅぅ♥

 執拗にねちねちとほじられ、愛液溢れさせながら考えていたのは、この水音が聞こえてないか、という事とお互いの股間の距離でした。じわり、じわりと距離が詰められて行く感覚。空気に触れる私のアソコが、何かの熱源が近づいてくるのを悟っているのか、頻繁にヒクついてしまっており。やがて――

 

 ちゅぷぅ♥♥

 

「ひにゅぅっ!!♥♥♥♥」

 

『は!? ちょ、絶対大丈夫じゃないですか! なんですかこの声!?』

 

 触れた、触れちゃったぁ……っ♥♥

 私と兄様のアソコっ、完全にキスしちゃったぁ……♥

 私のちっちゃなおまんこっ、ぐりぐりって押し付けられて、今にも飲み込まれそうでっ♥♥

 

 あ、あぁぁあっ♥♥ 兄様だめ、だめですっ……♥

 このままじゃゆかりさんにっ……ゆかりさんにぃっ……♥

 

『あーもう、電話はもう切っていいですからお大事にしてくださいねっ!?』

 

「う、うんっ♥♥ はいっ♥ わ、わかりまひっ……わかりまひたぁっ♥♥ は、おっ!?♥♥」

 

 じゅぷ、ぶちゅ……じゅちゅ……♥ にゅるっ……♥♥

 

『そっちの家の都合が立たないなら私の家でもいいですからね? 幸いにも暇なんでこっちはいつ来ても大丈夫ですから』

 

「はひっ♥♥ はうっ♥♥ うぅぅんっ、イクっ……イキます……っ♥ ちゃんと、イキ、ます……♥♥」

 

 にゅちゅ、にゅるるるるるぅ~~~……っ♥♥

 

『分かりました。じゃあまた連絡くださいね。お大事に』

 

 コツンッ。ぷしっ♥♥ ぷしゅぅっ♥♥

 

「あ、あぁ、あ……あ、あぁぁ……っ♥♥ イっ…♥♥ イキますっ、イクっ、イクぅっ♥♥♥」

 

 通話が切れたと同時に、私の赤ちゃんの部屋まで兄様の棒が辿り着き、私は寝転がったままの兄様にハメられて絶頂してしまいました……っ♥

 散々おあずけを食らっていた膣内は待っていましたとばかりに肉棒に食らいつき、歓喜の余りに潮を吹いております。

 

「まさかなーきりたんに寝起き襲われるとはなー兄様がっかりだなー」

 

「あ、あにしゃまぁ……っ♥♥」

 

 非常に楽しそうにする兄様ですが、私に怒る気力はありませんし、怒れません。

 なにせ手を出したのは自分からなのは自明ですし、今は脳にピンクのもやがかかっており、この快楽に集中したくて仕方がなかったからです。

 

「ち、ちがうんでひゅっ♥♥ 私はただっ、ふぎっ!?♥♥ ひぎっ♥♥ んお゛っ♥ おっ♥♥ お゛っ!?♥♥」

 

「どこが違うのか皆目検討つかねえんだよなぁ……ただ寝てただけなのにチンポ愛撫されて、飴みたいに舐められててさぁ。これ逆レイプだよ? 分かってるきりたん?」

 

 そしてとうとう上半身だけ起き上がらせた兄様が私の両の太ももを掴んだかと思えば、オナホのように体を跳ねさせ、そして下から腰を突き上げ始めました。

 私の未成熟な膣に対して、余りにも遠慮のないピストン。ですが、体は待ち望んでいたとばかりに強烈な快楽を全身に流し、居間全体に私の喘ぎ声が広がり初めてしまいます。

 

「分かってんのかよ!? えぇっ!? 逆レイプしてきたんだったら最後までレイプしつくせやコラァッ!!」

 

「ひゃめっ♥♥♥ ひゃめへくらひゃっ♥♥♥ おまんこ、こわりぇっ♥♥♥」

 

「一日中姉の痴態眺めてたのに何いってんだ? イタコがハメ潰されてたの覗いてオナって、ずーっと羨ましそうな目線向けてよぉッ! オナホ小学生はオナホらしく俺に使われろっ!!」

 

 酷いっ♥♥ 酷すぎますっ♥♥ ただの小学生を、ザーメンコキ出すためだけの性処理道具に使うなんてっ♥♥ そんな事、されたら、されたらぁぁぁあっ♥♥♥

 

「んにゃああぁぁっ♥♥♥ あああ゛ぁぁぁっ♥♥ やりゃ、やりゃあああぁぁぁぁっ♥♥♥」

 

「うるせえ大人しくオナホになってやがれっ!! 赤ちゃん部屋小学生のうちに開発しとけやっ!!」

 

 あまりにも激しい打擲。あまりにも強すぎる快楽。

 体が私の意識を離れて勝手に跳ね回り、興奮が強すぎた結果、バグを起こした体は、ピストンのたびに潮を「ぶしゅっ♥」「ぶしゃぁっ♥」と吹いていたのですが、やがてその色合いが変わっていきました。

 

「あーやっぱ漏らしやがったな、テメエッ!!」

 

「ごめんにゃひゃっ♥♥ ごめんにゃひゃいぃっ♥♥♥ あひっ、ひぎぃっ♥♥」

 

 無色から薄っすら黄色に染まった液体が、潮の代わりに私の結合部から吹き出し始めました。

 ピストンの度に押し出されるかのように撒き散らされるそのシャワーは、出すだけでも私にどうしようもない快楽を与え、私は顔を左右に激しく振って泣きわめいてしまいます。

 

「あークソッ、おもらしマンコに出しまくるぞ、しっかり受け止めろクソガキがぁっ!!」

 

「ごめんにゃっ♥♥ ごめんにゃひゃっ♥ ごめんっ♥♥ あびっ♥♥ ひっ♥♥ ぎ、ひぎぅぅっ♥♥♥ ごめんににゃひゃいっ♥♥ おもらひごめんにゃっ♥♥ イギュッ♥♥ ひぎゅっ♥♥ あ、あぁぁあっ♥ あ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~っ♥♥ あ゛~~~~~っ!!♥♥」

 

 ぼびゅ、びゅぶっ、びゅぶるるるっ! びゅぅぅっ!

 

 到底収まりきらない量のザーメンが一気に膣内で弾けました。

 熱と重さをもったドロッドロのゼリーみたいなものが赤ちゃんの部屋をビチビチ♥って叩く感触は私を狂わせそうな程ヨガらせ、背筋を大きく反らして絶叫した私は畳だけではなく、2m先の柱に届く程液体を強く迸らせてしまっていました。

 脳内でスパークしているのか視界はチカチカと瞬き、狂った体内信号によって体を自由に跳ねさせながらも、逃げられない膣内射精を受け止め続けた私が動きを止めたのは、恐らくその10秒ぐらい後でした。

 

「あ、へ……あ……あぁ……♥ あぁ……♥♥」

 

 ちょろ、ちょろろろろ……ぷしゃぁぁぁ……♥

 

「あ。やべ。ここ畳じゃん。ティッシュティッシュ!」

 

「何かすっごい声聞こえてきたと思ったら……うわ、お兄さんまたきりたんイカせすぎたんですか!? お漏らしさせてるじゃないですか!」

 

「違うんだ話すと長くなる!」

 

「長くなるんだったらまずチンコを抜きなさーい!」

 

 ぐったりと兄様の体の上で動けなくなった私は、堰を切ったかのように膀胱に残った液体をアーチを描いて最後まで出し、そしてそのまま意識を失ってしまいました。

 折角の休日なのに起きた時にはもう夕飯になってしまい、何だか休日を無駄にした感で胸が一杯になってしまのでした。

 

 

 ……え? 調査結果ですか?

 結論、兄様はクズの獣。Q.E.D。(証明終了)

 

 

 

 今日も東北家はただれております。



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東北家の妊娠騒ぎ① 【ずん子・きりたん】

 今日は我が東北家に対して皆さんが疑問に抱く内容をお答えします。

 読者の皆さんの中には聞きたくても中々聞けなかった人も多いと思います。

 それは……え? 私の背中のきりたんぽの事ですか? そんな分かりきった事話す訳ないですよ。今日答えるのは避妊のお話です。

 

 そう、避妊です。HININ。エチケットでもありマナーの話でもあります。

 

 エチケットもマナーも何も、お前ん所のクソ兄様無遠慮中出しばっかじゃねえかよオラァン!なんて言う人もいるでしょう。その通りすぎてぐぅの音も出ません。

 クソ兄様はゴムつけないし、むしろつけたくない派であると公言し、駄目だと言っても嬉々として出してくるする真正クズですが、別にそれは兄様がタマ無しだからとかそういう理由じゃないです。

 ただ単に兄様が中出し好きであるのと我が東北家の準備が万全であるのが理由の一員です。

 

 我が東北家の卵子は基本的にずん姉様のずんだプロテクト及びイタコ姉様のイタコプロテクトで二重で守られているので、着床率は0%なのです! ……え、別にずんだキメてる訳じゃないです。私は真実を伝えているだけです。文句があるなら姉様方へどうぞ。

 

 まあ仕組みこそ良くわかっていませんが、そんなずん姉様のずんだ餅とタコ姉様の祈祷力によって我々東北家は今までおめでたを避けてこられたのです。

 

 とは言え我々が兄様にほだされて早半年。ほぼ毎日欠かさず兄様の中出しを受け入れてきました我々ですが、ほだされすぎたのかずん姉さまの兄様を見る目が熱すぎて、気付けばずん姉様だけおめでたしてる可能性も危ぶまれてきました。

 ちなみに言えばタコ姉様の目線も熱い通り過ぎて痛いので、もしかすればタコ姉様だけ抜け駆けおめでたしてる可能性もあるかもしれません。何かこの一家ヤバイな。

 勿論私だっておめでたしてる可能性は無きにしもないです。……は? 初潮? うるさいですね来てる来てないは関係ないんです。孕むんです。

 

 

「兄様。認知しますよね」

 

「お兄さん。当然ですよね?」

 

「えぇ……」

 

 おはようございます、東北きりたんです。

 あくる日の事です。経緯とかはよく分からないですが、朝起きたら突如脈絡なく腹ボテ状態になってしまっていました。普段のイカ腹よりも、食べすぎ状態よりも張り詰めたお腹は非常に重く。最初は現実だとは思いませんでしたが、頬つねった結果痛かったのでコレを現実としました。

 あまりの事に動揺を隠せない私でしたが、唐突のおめでた経験に悲観よりも先に喜びで満たされてしまい、間違いなくお腹の子の父親であろう兄様の元へと嬉々として報告しようとすれば、先に制服姿のずん姉様が部屋で寝ていた兄様に詰め寄っていました。勿論、ずん姉様も腹ボテ状態です。

 

「待ってごめん。理解追いつかない。それ誰の子?」

 

「兄様のです!」

「お兄さんのですよ!」

 

「昨日まで二人共お腹スレンダーだったよね? なのになんで速攻8ヶ月くらいまでお腹大きくなってる訳? なんなの、不思議ずんだパワーなの?」

 

「まだ私のずんだでは偽りの生命は作れませんよ!」

 

 まだなんですね。是非とも姉様には禁忌の道は越えないで頂きたいと考えます。

 それはともかくとして腹ボテおめでたずん姉様ですが、服越しでもわかるくらいには胸が大きくなっています。掌に収まってた美乳が、タコ姉様程ではないですが掌から溢れる巨乳へと進化。移動するたび動くたびにエッチに揺れているのが見え、兄様の目線もそこに釘付けです。

 ……私ですか? 触れるな。少しは大きくなったんです。本当なんです。ただ初潮前妊娠というマリア様もびっくりなウルトラC決めたせいで体が追いついてないだけなんです。(震え声)

 

「で、話は戻しますが早速認知していただいて、そこからは東北家に籍を入れる準備をしましょう。当然ながら一人だけを選ぶなんて軟弱な道は選ばせませんからね。男らしく我々全員と契って頂きます」

 

「婿入り決定かよ。あと日本では重婚は禁じられてるんですがそれは」

 

「大丈夫ですよお兄さん、東北は何も禁止なんかしてません!」

 

「何てこった、東北は治外法権だったか……じゃねえ」

 

 珍しいクズ兄様の狼狽シーンですが、どっちかというとその表情に含まれるのは「妊娠とか面倒くせー」とか「ヒモ生活コレで終わりかよー」とか自分を心配するもののような気がしてなりません。クズです。

 しかしながらどう抵抗しようともこうなった以上兄様には腹をくくって貰いますし、もしも日和って我々を捨てよう物なら――刺し違える覚悟ですのでお覚悟を。

 

「あーうん。待て待て二人共目が怖い。落ち着け。とりあえず――」

 

「とりあえず?」

 

「とりあえずずん子、おっぱい飲ませて」

 

 ……。

 えぇぇ。えぇぇぇぇ。

 ちょっとびっくりしました。兄様凄い。いやクズい。

 

「兄様、兄様流石にこの流れでいきなり性欲を満たそうとするのは」

 

「うん。いいですよお兄さん」

 

「ずん姉さま!?」

 

 凄い軽いノリで頷いたずん姉様は、これまた軽いノリでぺろん。と制服の上着を肌蹴させ始めました。

 合うブラがなかったのでしょう。制服の下からは大きく成長した巨乳がまろでて、兄様の目の前でぷるぷる♥と揺れております。

 ずん姉様は上半身を露出したままベッドの上の兄様に近づくと、そのままぽにゅり…♥と顔に押し付けてゆけば兄様は掌で胸の重さを確かめながらも母乳を薄っすら零す乳房を咥え始めました。

 

「んぐ、んぐんぐ……むっ。薄味だが確かなずん子の味が……」

 

「やんっ♥ まさか私がお兄さんに授乳してあげられる日がこんなに早く来るなんて……っ♥」

 

「うめ、うめ」

 

「ふぁ、んんっ♥♥ お兄さんっ、お兄さんちょっと激しっ……♥ 落ち着いて飲んでくださいね、あと、赤ちゃんの分も残してあげてくださいね?」

 

 しなだれかかるように兄様に体を押し付けたずん姉様は、とうに私が居ることも忘れて兄様とイチャついております。兄様のずん姉様への愛撫も流石に妊婦が相手とあってかいつもよりは大人しく、乳首を舌で転がしたり吸い上げる以外は、優しく背中を撫でたりと何だか情も感じられるような。

 

「はぁ、お兄さん、お兄さぁん……っ♥♥」

 

「うーん、実は食い過ぎとかじゃ……なさそうだな。おっぱい大きくなってるし母乳出てるし、お腹パンパンだし、何か動いてる感じするし」

 

「あっ……♥ お腹なでなで、すき……♥ お兄さんのお腹なでなでぇ……♥♥ おっぱいと一緒に……♥」

 

「む、むぅぅ……あ、兄様っ」

 

「んーどうしたきりたんー」

 

「う、うぅ……」

 

 別に、別に羨ましいとか、そういう訳じゃないです。

 ただ話をぶった切られて放置されるのが寂しい、ってだけで……そう、こういった空気を作り上げたんなら責任を取ってしかるべきではないでしょうか! 私はそういった意味を込めて両手を広げて「ん!」と主張してあげれば、兄様においでおいでされる結果となりました。なので仕方なく、仕方なく応じてあげます。

 

「兄様ぁ……、ん、ん……♥」

 

「よーしよしよし」

 

「あふ……♥」

 

 私の小さな体を包んでくれる大きな腕、それに手。それだけで充足感が私の全身を満たしてしまいます。あぅ、離れたくないです……私この場所に定住します。

 

「きりたんもそう言えばおっぱい大きくなった?」

 

「あ♥ んっ、そ、そうですよ……赤ちゃんを飲ませるために、成長してますよ……♥」

 

「あ、本当だほんのり大きくなってる……あむ」

 

「ふぁぁっ♥♥ あ、兄様……おっぱい、あうぅ……っ♥♥」

 

 慣れた手付きで私の上着がめくられ、私の乳房が外気に晒されます。

 今までぺったんだった私の胸も妊娠パワーで平たいお椀ぐらいには成長しており。そんな小さな乳房を指でつまみあげられれば、母乳が少量ながらも溢れてしまいます。そんな量の少ない母乳でも兄様は嬉々として吸い付いて飲みあげてゆき、私はもたらされる快楽に軽くおとがいを反らしてしまいました。

 

「む。お兄さん、こっちにもおっぱいありますからちゃんと飲んでくださいね? あ、んんっ♥♥」

 

「んむんむ」

 

「はぁ、んん……兄様ぁ♥ こっちも……こっちもです♥♥」

 

 そうしてこうして私達二人で互い違いに胸を押し付けあって飲ませてゆけば、すっかり兄様の兄様が元気になっているのが見えており。先程からそこに視線を向けていた私とずん姉様は示し合わせたかのように窮屈そうにしまわれていたおちんちんを取り出して、竿を手で包みあげてあげます。

 

「こ、これは……ま、まさかじゅ、授乳手コキ……っ!」

 

「ふふふふー♥ おっぱいでお腹満たしながら、下ではいーっぱいびゅーびゅーさせてあげますからねー♥」

 

「私達東北姉妹を孕ませた挙げ句、こんな事をシてもらうなんて……本当はありえないんですからね、兄様……♥」

 

 そうして臨戦態勢のおちんちんを私達は優しく、労るようにシゴキあげてゆきます。

 お腹の子に気遣ってというよりかは授乳しながら、というシチュでは激しくよりかは優しくしたい気持ちがどうにも大きく、先走りを絡めながらも普段よりも優しい手付きでご奉仕しております。

 兄様は私達の授乳手コキに言葉もないのか、呻き声をあげながらも私達の母乳をすすりあげ、そしてされるがままに肉棒を跳ね回らせております。

 ……あぁ、何だかありないんですが、兄様がどうにも可愛く見えて仕方ありません。コレが母性というものなんでしょうか……♥

 

「お兄さん、お兄さん可愛い……♥ もうおちんちんぴゅっぴゅしたそう? いつでも出していいんですよ……?」

 

「こんなに腫れてしまって可哀想です……♥ ここに溜まったモノは全部出してしまいましょう? 我々が優しく優しく、出してあげますので」

 

 二人の扱く手も徐々に大胆に、さりとていやらしいものになって往きます。

 手の中で跳ね回る兄様のモノは先程から尿道口をぱくぱくとさせており、限界が近いのは明白……♥ 我々はじーっと兄様のおちんぽに視線をやり、射精の瞬間をいまかいまかと待ち構え、そして――

 

「――ッ!!」

 

 びゅ、びゅっ……びゅぅぅ♥♥ どぷ、どぷ、どぷん…♥♥

 

「きゃぁっ♥♥」「ふわぁ、出ちゃいましたね……♥♥」

 

 ソレは勢いはいつもより弱いですが長い射精でした。

 我慢していたのが徐々に決壊していくような、シゴキ出す度に白い液体が尿道から溢れ出し、我々の手をその青臭い液体でどんどん汚してゆきます。射精の瞬間兄様のおっぱいへの刺激も少し強まり、軽い痛みもありましたがそれを超える優越感と満足感、そして快楽に我々は軽くイってしまいます。

 

「あーいいもん経験したぁ……」

 

「ふふ、良かったですね、お兄さん……♥」

 

「さて兄様。満足しましたか? それでは先程の話の続きを……」

 

「あーでも待って。まだしたいことが……」

 

「えぇ……」

 

 

 

 § § §

 

 

 

 

「た、たた大変ですわ! 効果の強すぎる交通安全のお守りを貰ったと思ったら実は安産祈願のお守りで、それによって我々東北家が全員不思議パワーでボテ腹妊娠状態になってますの……っ!?」

 

「あっ、あっ……兄様っ……♥♥ 兄様ぁ……♥ 兄様ぁ……っ♥」

 

「あ。お姉さまお疲れ様……うわ、いつもよりおっぱいおっきいですね!? 何カップですかそれ!?」

 

 それから1時間後くらいして、兄様の部屋に新たに現れたのはタコ姉様でした。

 ぽっこり膨らんだお腹を抱えながらも息を切らして現れたタコ姉様ですが、注目スべきはお腹よりもそのおっぱいですね。なんですかアレ。爆乳というより超乳というべきですか、もうカップ数だけで1m超えはしてそうなくらいにおっぱいが育ち、その服に母乳染みがしっかり出来ております。

 

「あ。あの妊娠してしまって……それで、大変、なん、ですのよ……? な、何をしてるんですの……?」

 

「ラブラブプレイなう。まあさっき教えて貰ったし今見ればわかるから大丈夫」

 

「あははは……♥ 折角ですし、お兄さんにいつもと違った姿で愛して貰おうと……♥」

 

「はぅ……んぅ……♥ 兄様、兄様ちゅぅ……ちゅぅもして欲しいです……っ♥」

 

「はいはい、甘えん坊きりたんだなー」

 

「んぅぅぅぅ~~……っ♥♥♥」

 

 ……え? 今私が何をしてるって? ベッドに腰かけた兄様の膝上に乗って、貫かれながら後ろからぎゅーってされてるだけですけど……♥♥

 本命の話を持ち出そうとするたび話を反らしてえっちな事をしてくる兄様に、じゃあさっさと性欲なくしてやろうと受けてたった我々でしたが……これ、ヤバイですね……♥ いつもよりぜんっぜん激しくもないのに、ただゆったりとした腰使いやお腹を撫でる手だけで幸せでいっぱいになっちゃって……♥ あぅっ、さっきから甘イキが止まらなく……っ♥♥

 

「あにさまぁ……あにさまっ……♥♥ それ好き、好きですよぅ……♥ あにさまぁ……とけちゃいまふ……♥♥」

 

「よーしよしよし、お腹なでなでしながらおまんこトントンするの気持ちいいなー」

 

「あふ……ふぁ、ああっ♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥ あ、兄様、またぁ、イ、イっちゃいます……♥ イクしちゃいます……♥」

 

「いいぞー、俺も出していい?」

 

「いいです……っ♥♥ いいですよぅ……♥ 後ろからぎゅーってしながら、私の中に出しても……っ♥♥ あ、くる、来ます……っ♥♥ ん、んんっ、んん~~~~っ♥♥」

 

 びゅっぷ、びゅぶ、びゅるるる♥ びゅぶ……♥ どくどくん…♥

 

「おほぉぉ……、おふぅ……」

 

 きたぁ、きましたぁ……♥ 兄様のアッツアツのが、お腹の中にぃっ……♥

 何度と無く受け入れてきた兄様のソレをきゅうきゅうと私の膣が咥えこんでは子を為したお腹に精液を蓄えようとしているのが分かります……♥ あぁぅ、全部、全部飲みますからぁ……♥ずーっとこうしててくださいぃ……♥

 

「お兄さん、お兄さん次私っ。私ですからねっ?」

 

 兄様に後ろから抱きついて、大きく育った爆乳で頭を挟み込んだり、時折顔に母乳おっぱい押し付けて飲ませていたずん姉様が私の姿を見て羨ましそうにおねだりしております。

 残念ですが、まだ、まだ交代はダメです。私はまだ満足してないので……あと2回、いや3回はこのままで……♥

 

「あ、あの……そ、それでこの状態なんですけど、お世話になってる宮仕さんが今日おやすみなので、明日以降お祓い出来るってことで……そ、その……聞いてます? 皆さん」

 

「へー。そっか。なら丁度いいな、妊婦プレイなんてめったに出来ないもんだし」

 

 もう全く動じていない我々にタコ姉様はどうしたらいいか分からないようですが、「に、妊婦プレイ……♥」なんて呟いている事から、興味津津なのは間違いなさそうですね……全く、我が姉ながらふしだら……あっ♥ あっ♥ 兄様また腰使ったら……♥

 

「あーきりたんの中前より全然こなれて超きもちいいわー……今日一日中こうしてよっかなー」

 

「あんっ♥ あんっ♥ あ、兄様っ、がそういうならっ……♥ 私はこのまま、でもっ……♥」

 

「お兄さんっ、きりたんっ! ダメですからね、次は私、私の番なんですからっ! 私は激しくしていいですからっ!」

 

「ダメです、ここは一番の末っ子に……っ♥ んっ、譲ってくれないと……♥ んふぅ……♥ お姉ちゃんなんですから、我慢してっ、くだっ……♥ あっ、熱ぅっ♥♥」

 

 びゅくんっ♥ ぶびゅっ♥♥ びゅっ♥

 

「最高すぎて射精止まらん、あー出る出る……」

 

「ふぁぁあぁ……♥ 兄様のがまたぁ……♥ んんぅ、ちゅ、ちゅぴ♥ ちゅうぅぅ♥♥ んふぅっ♥ んーっ♥♥ きしゅはめしながらだしゅのっ……♥♥ は、んそくでっ♥♥ あぅっ♥♥♥」

 

 お腹にまた追加ザーメンを受け止めて、嬉しさのあまり潮を吹きながら恍惚の表情を浮かべた私ですが、あまりにも独り占めしすぎたせいかずん姉様のチョークスリーパーが兄様に飛んでいって、続ける事は叶いませんでした。チェッ。

 

 尚タコ姉様はずーっと混ざりたそうにしながらも結局何も言い出せず、もじもじしているだけでした。まる。

 

 

 

 今日も東北家はただれております。



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東北家の妊娠騒ぎ② 【イタコ・ずん子】

 こんばんは。東北きりたんです。

 

 今回のお話は前回の続きになります。

 強制ボテ腹というバステ、いや考えようによってはバフ状態になった我々東北家。何とタコ姉様のお話によればこの呪いが解けるのは数日後の話になるとの事らしいです。

 こんな状態では出歩けばすぐに噂が広がって大変な事になってしまいますし、ロクに出歩く事も出来ません。さぁ何とかしなければなりません。

 

「という事で早速皆でお散歩してご近所の人に色々とご挨拶したいと思うんですが」

 

「おー!」

 

「やめて。お願いだから大人しくして」

 

 さっきまでボテ腹ックスを楽しんでいた私ですが、冷静に考えると今この時こそ認知のチャンスなのではと考えが至り、率先的にこの状況を知らしめようと言う妙案を考えたのですが兄様にキャンセルされました。むぅ。何でですか。

 

「俺の居候生活終わっちゃうだろいい加減にしろ!」

 

「は? さっさと認知して籍入れろください兄様」

 

「認知はチャンス。チャンスは認知、ってとある人も言っていましたよお兄さんっ♪」

 

「猪木そんな事言ってないから! 仮でも身重なんだから大人しくして。兄様からの一生のお願い」

 

「えー」

 

 知っておりますか。我が東北家は民主主義制度を取り入れています。

 賛成多数であればこの提案は可決されるのでさっさと諦めてください。

 という事で私達ボテ腹東北姉妹全員でのお散歩案に賛成の人! はい!

 

「はい!」

 

 賛成二人。あれ、過半数を達していません。

 おかしいですね後はタコ姉様だけが手をあげれば万事解決ですのに。

 タコ姉様、タコ姉様早く手をあげてください、そうすれば――

 

「んぅっ♥♥ ふ、ふぅぅ……♥♥ ふぅぅ……っ♥♥」

 

「あっ。兄様! 選挙権を持つ人への妨害は禁止ですよ!」

 

「妨害じゃないです、スキンシップです。なーイタコなー? 手をそのままあげなかったらもっとシてあげるぞー?(ボソボソ)」

 

「ふぁぅ……♥ あ、んふ……♥ ふぅ、んんぅ……っ♥♥」

 

 何と兄様、タコ姉様にくっついてその我儘過ぎる程の超乳を揉みしだいて挙手の妨害をしていたのです。卑劣過ぎる手です。兄様の掌では完全に収まらなくなったその乳房を衣服の中から直に、かつ乱暴に揉みしだいてゆけば、着物の先端の母乳染みは最早完全に隠せぬくらいに広がっているのが見えます。

 

「そうですよお兄さんっ、大体このまま手を上げれば私達とゴールイン出来るんですよ! 何が不満なんですか! さっさと挙式っ、さっさと挙式っ!」

 

「あーずん子としようと思ったけど今日はやめておこうかなー、何かその気じゃなくなったなー」

 

「……っ……!(ぐぐぐ)」

 

「ずん姉様気をしっかり持ってください。その手はしっかりあげてください。後少しで念願が叶うんですよ!」

 

「あー残念だなーイチャラブ妊婦ックスずん子としたかったけどなー。残念だなー」

 

「しょうがないですねっ♥♥」

 

「ああああ」

 

 ダメだ、我ら東北姉妹は全員欲望に正直過ぎる!

 あっという間に手を下げたずん姉様が兄様にタックルするみたいに抱きついていきましたよ……。

 

「にいさん……おっぱい、そんな揉みくちゃに……っ♥♥ や、やめてくださいましぃ……♥♥ ふぉっ♥♥ お、おぉぉ……おっ……♥♥」

 

「うわ、すげぇ……。母乳の量前より断然増えたな? ずん子一緒に絞ろうぜ」

 

「はーい、お姉さまご覚悟ー♥ お、重たい………これ子供が吸い付いたら一瞬で溺れそう……♥」

 

 そしてずん姉様と兄様はぐっしょり濡れたタコ姉様の着物を脱がせば我儘通り越した推定Mカップおっぱいを左右から寄り添う形で絞り出し始めました。たっぷりミルクのつまった重そうな超乳は何もしなくても母乳の雫を乳頭から零していたのですが、手を沈み込ませたりマッサージするようにして揉みしだけば、まさしく乳牛のように母乳を噴出。床に撒き散らされてゆきます。

 

「はひっ……ひぁっ……あっ、あふ……っ♥♥ んぅぅっ……♥ んん~~~っ♥♥ ひゃめ、ひゃめへくだひゃい……♥ 交互にしぼっちゃぁ……♥」

 

「おいっちにーおいっちにー」

 

「よいしょっ、よいしょ……っ♥♥ あ、む……♥ ちゅぅぅ……♥」

 

 根本から先端にかけてゆーっくり、乳房を掴んで押しつぶすようにしてゆけば、それはそれは大量のミルクが吹き出され、それを左右の乳房でやらされるのですからタコ姉様は溜まったものではありません。噴乳の快楽に喘ぎ、時に母乳を左右から直で吸い出され、息も絶え絶えにその場にへたりこんでしまっております。もう辺りは一面甘ったるい香りでいっぱいです。

 

「イタコおっぱいだけ甘さが格段に違うなー。うめぇ」

 

「東北家一番搾りみたいな感じで売り出せば結構高値になりそうな気がしますね……うぁ、んっ♥♥ お兄さんっ♥ いきなりおっぱい吸って……♥」

 

「ずん子の味も好きだけどな、俺は」

 

「ふふ、もう……♥ 吸うだけでいいんですか?」

 

 そして兄様の次なる目標は公職選挙法違反容疑のずん姉様でした。

 もとよりずん姉様は地味に先程からお預け食らっていたので、さっさと大人しくしたいというのが兄様の本音なのでしょう。お布団の上に優しく、仰向けに寝かせると服をゆっくりと剥ぎ取り、ずん姉様は生まれたままの姿になってしまいます。

 勿論ずん姉様、何一つ拒まず兄様を熱すぎる程の目で見つめて期待しております。

 

「ずん子」

 

「お兄さん……あっ♥」

 

 その大きく、ぽっこりしたお腹に兄様のおちんぽが押し当てられます。

 現役JKの出産間近レベルの腹ボテは、こうしてみると余りにも禁忌感が強すぎますが、それ以上に背徳感も強いのでしょう。先程まで何度と無く私を可愛がった兄様の兄様もまだまだ元気一杯です。

 その丘陵に沿うような形で亀頭がつつつ、と這いずってゆけば、ずん姉様ははぁぁ……♥と悩ましげな表情で腰をくねらせてゆきます。

 

「もう割と我慢できない?」

 

「こうなった朝からずーっとずーっと我慢できなかったですよ?♥ だからぁ、早く……♥ 早く、ね?」

 

 ずん姉様の股間はしとどに濡れ、何も入れてないのに既に綻んでおります。

 兄様もそれが分かっているのでしょう、ゆったりとチンポでお腹を撫でていたのですが、ゆっくりとそれを秘部の方へと移動し、やがて、蜜を垂らす秘部に亀頭を押し当て――、

 

「――あっ、あ……♥ あぁぁ……♥ おにい、さぁぁん……♥」

 

 にゅるるる……ちゅっぷん♥

 

 何の抵抗もなく、それを埋め……腰同士を密着させてしまいました。

 妊婦相手への優しすぎる抽送でも、ずん姉様はおとがいを反らすほどには感じきっており。兄様も一瞬せつなそうな顔を見せた事から、相当中の具合は良いのでしょう。

 

「ふぁっ、あっ……あっ…おにいさんっ♥ おにいさんっ……♥」

 

「しかしながらアレですね。まさか実姉のボテ腹ックスを見ることが出来るとは、私は想像していませんでしたよ」

 

「俺もこんなに早くボテ腹ックス出来ると思ってなかった」

 

「ちゅわ……♥ そ、その言い方だといずれするつもりだったようにも思えるんですけど……♥」

 

 私とタコ姉様、絶賛兄様とずん姉様のプレイ観察中です。

 正常位の姿勢でお腹の子に刺激が極力いかないような優しい腰使いは、控えめにずん姉様の体を揺らす結果となり。それでも普段より大分大きくなったその美乳は母乳零しながら揺れて劣情を誘っております。

 そして、一番羨ましい事に……兄様、ずん姉様のそれぞれの手をぎゅっと恋人繋ぎしながらエッチしてるんですよね。あれ、滅茶苦茶羨ましいです。今度して欲しいです。

 

「おにいさっ、すごい……っ♥♥ なんでっ? なんでぇ……?♥♥ こんなにゆったりなのに、もうイキそうにぃ……っ♥♥」

 

 スローセックス……いわゆるポリネシアンセックスというものなのでしょうか。愛撫などで性感を高めるのではなく精神的充足感で性感を高めるやり方。私もさっきされましたが、これが地味に来るのです。

 お陰でとろっとろに蕩けたずん姉様はもう兄様しか見えておらず、頭の上で♥を大量に飛ばしながらも今にも果てそうになっております。

 

「おにっ、おにいさぁんっ……♥♥ はぁっ、ぁっ♥」

 

「なんだー」

 

「私もキス、キスしてくださ……んぷっ♥♥ ちゅ、んぷゅ……♥ ふ、うぅぅぅぅ、んんん~~~~っ♥♥♥♥」

 

 おねだりした直後にねっとりと舌を絡ませ。挿入角度が変わった事による不意打ちの快楽に、ずん姉様は瞬く間にノックアウトしてしまったようです。口と口の間から漏れる嬌声とともに、びくっ♥ びくんっ♥ っと大きく腰を跳ねさせたかと思えば、送れてびゅるるる……♥ なんて射精音が聞こえてきました。

 

「んちゅぶ……♥ ちゅぷぁ……♥ あむ、んぅっ……んふっ♥ ふにゅぅ……♥♥」

 

 びゅっ……♥ びゅっ、びゅく……びゅぶっ……びゅっ♥♥

 

 キスをしながら中に注がれる快感は筆舌に尽くしがたいモノでしょう。私には分かりますよ。

 ずん姉様は覆いかぶさった兄様の背中に手を回してしっかりと舌を絡ませながらも、既に子を為した膣内に精液を受け止めてゆきます。

 

「ずん姉様ずん姉様」

 

「…ぷぁ……♥ ふにゃ……あぁぁ……♥♥ な、なぁに……?」

 

「気分はどうですか?」

 

「…………っ♥♥♥ しゃいっこぅ……♥♥」

 

 何か震えてましたが今日一番のサムズアップ頂きました。

 ずん姉様が幸せそうで何よりです。

 

「しかしずん子よ、お前さんの本領はこっちだろう?」

 

「あっ…んんっ……♥ おにいさん、まだ奥こんこんて……本領?」

 

「お尻。今入れたらどれだけ気持ちいいんだろうな?」

 

「……っ!♥♥」

 

 あ。今分かりやすいくらいに体跳ねましたね。

 そんなにしたいんですかこの姉は……。

 

「シていい?」

 

「はいっ……♥ はい、シてっ♥♥ おまんこは赤ちゃんいるからっ、お尻なら激しくしても、いいっからっ♥♥ してほしい、ですっ♥♥」

 

 ちゅくちゅく♥ なんて精液膣内でなじませるような腰の動きさせながら聞けば、ずん姉様はもう全肯定。先程より息を荒げながらも腰を自分から揺らしておねだりし始めます。

 

「我儘奥さんだなー」

 

「お、おくしゃっ……♥ 奥さんって……あ、あなたったらもうっ♥♥」

 

「ちょっと兄様聞き捨てならないんですけど? 私も奥さんですよ!」

 

「わ、私もですのっ!」

 

「プレイの話だから! プレイの話だから落ち着けシスターズ!」

 

 むぅ。だとしても今孕んでるのは違いないので後で絶対に呼んで貰いますからね。

 それはともかくとしてすっかりお尻ほじられる事に全神経集中してるずん姉様。ゆったりと引き抜かれた汚れた肉棒がそのままお尻の穴に押し付けられれば、ずん姉様は自分から受け入れようと腰をくねらせております。

 

「早くっ、お兄さん早くっ……早くぅ……♥♥」

 

「慌てんなって、お腹に子供いるんだったら……ゆーっくり、ゆーっくりだろ?」

 

「りゃってお兄さん……っ、あ、来たっ、来たぁっ……♥♥ お兄さんのおちんちんっ、ずんこのお尻の穴、にぃっ、イっ、ふ、んぅぅぅっ♥♥♥」

 

 ずん姉様、兄様の物を受け入れた瞬間無事に即イキしたようです。

 やはり日頃お尻で愛されることを知っているせいか、感度もこちらのほうが抜群です。

 背筋反らして揺らした爆乳から、ぷぴゅっ♥ なんて母乳が勝手に溢れ出させております。

 

「よっと……おぉ、何だろう。お尻の穴も心なしかいつもよりも締め付けが……!」

 

「は、ぁぁんっ♥♥ お兄さんのが……は、ひぁ……っ♥ おにいさっ、あっ、あっ♥ あっ♥ あっ♥」

 

 たぱん、たぱん、たぱんっ♥

 おまんこでするよりかはちょっと激しめのピストン。

 だけどやっぱり普段よりかは全然易しめのソレは、ずん姉様にとって物足りなさは与えず、逆に普段以上の充足感をもたらしているようです。

 

 両脚を兄様の腰に回して、離したくないとばかりにしがみつきながらも貪欲に快楽を得て、そして先程から軽くイキ続けている様子です。

 

「ずん子気持ちいいかー? よさそうだなー、俺も気持ちいいぞー」

 

「ほんとっ、ほんとれしゅかっ……♥♥ うれしいっ♥ うれしぃっ♥♥ お兄さんによろこんでもらうのっ、うれしいっ……♥♥」

 

「喉乾いたらおっぱいとか飲んでいいかー」

 

「どうぞっ、お兄さん飲んでっ♥ いっぱい飲んでいいからっ♥♥ 私のここもっといっぱい、あぁぁあうぅっ♥♥ うれひぃ、うれひぃよぉ……っ♥♥ 幸せだよぉ…っ♥♥」

 

 あーあー、快楽にすっかり分けわかんなくなっちゃってますね。ずん姉様ったら。

 谷間に顔埋められた姿勢で乳房吸われつつもお尻を愛して貰った事に、涙流すほど感極まっちゃって……本当、羨ましいです。

 

「あ、だめっ……♥♥ おにいさんだめっ……♥♥ やだっ……♥ し、しあわせすぎておしっこ……っ♥♥」

 

「あー……うん。いいぞ出しちゃえ」

 

「でもっ♥♥ お布団よごれちゃっ、あんっ♥♥ あぁっ♥ ひゃぁぁっ……♥♥」

 

「今はいいから気持ちよくなれー。掃除するのはきりたんとかイタコとかだからなー」

 

「ちょっ! 兄様」

 

 感じすぎて色々と体がバグり始めたずん姉様。我慢こそしているようですがもう兄様にしがみつくことしか出来ておらず、そんな状態で兄様に許可されれば……もう、止まらなくなってしまいます。

 

「お、にぃ、さぁ……あっ……あぁぁあぁ……っ♥♥」

 

 ちょぱっ、ちょぱぁぁぁ……♥♥

 

「おーずん子のイキション出てるぞー」

 

「や、やあぁぁああぁぁ………♥♥♥」

 

 水流の音と共に、ずん姉様は自分の顔を手で隠して恥じらいます。

 しかしながら我慢の聞かぬ体はお尻の穴を肉棒でほじられるたびに残りの分まで出してゆき、更に中はこなれて兄様へと鋭い快楽を与えてしまっているようです。

 

「っく、俺も出す、出すぞ」

 

「おにいっ、おにいさ……ひゃぁっ、あっ、熱いっ、熱いですよぅっ♥♥ おにいさんの奥にっ、あっ、あ、ああぁぁあ~~~~っ!!♥♥」

 

 びゅっぶ、びゅーっ、びゅ! びゅぶっ、どくんどくん……♥

 

 兄様もひときわ強く腰を押し付ければ、放尿中のずん姉様のお尻の穴に思い切り熱いのを注いでゆきます。未だ出し続けているおしっこをお腹に浴びながらのそれは見ていて余りにもいやらしく。先程可愛がられたばかりだというのに私はまたもお腹を疼かせてしまいます……♥

 

「あーっふ……妊婦ックス最高……」

 

「はぁ……あふ……♥♥ おにいさ、ん……っ♥♥ お腹なでなで……うれし……♥」

 

 発言が微妙にゲスいです。

 しかしながらずん姉様があれだけ幸せならセーフ、なんでしょうかね? うんうん。

 

「ただ兄様。余韻に浸ってる所申し訳ないですが」

 

「なんだー」

 

「タコ姉様も何かそろそろ限界っぽいので、よろしくおねがいしますね」

 

「ふーっ……♥ ふーっ……♥」

 

「あー……」

 

 さんざっぱら焦らされた形になったタコ姉様。絶賛暴走モードです。

 さっきから股間をぎゅぅぅっと抑えて兄様を血走った目で見つめております。

 

 頑張れ兄様。負けるな兄様。

 でもほとんど自業自得だから覚悟して抱いてくださいね兄様。

 

 

 

 今日も東北家は相変わらずただれております。

 

 



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東北家の妊娠騒ぎ③ 【イタコ】

「兄さんっ♥♥ にいさんっ、にいさんっ♥♥ いっぱい、いっぱいしてほしいですのっ、いっぱいしてほしいですのぉっ♥♥♥」

 

 うわ……凄い事になってますね。まるで獣のようです……。

 上に覆いかぶさって無我夢中でベロキスしながら腰振りまくりって……お腹に赤ちゃん居る事完全に忘れてるんじゃないでしょうか。

 あの体位とかもうえっちが過ぎますね。ドえっちですね。超乳おっぱいで兄様の顔覆い尽くして背筋反らして喘ぎまくるって。男性からすれば幸せかもしれませんが窒息死しそうです。あんなミルクたっぷりつまったおっぱいで顔圧迫されちゃったら……あ、乳首ひねってアヘらせて、隙を見て脱出した。流石兄様。さすあに。

 

「テメッ、殺す気かてめぇ、反省しろクソ妊婦がッ!! 未亡人RTAでもするつもりだったのかっ!? 今すぐ出産させてやろうかコラァッ!!」

 

「ひぎゅっ♥♥ ふぎっ、ひぎっ、ひぎゅぅっ♥♥ にいしゃんっ、はげひひゅぎっ、あかちゃんっ♥♥ しんじゃっ、はひいぃぃぃっ♥♥♥」

 

 そして怒った兄様に逆襲種付けプレスでさんざっぱら分からせピストンされてますね。あわれタコ姉様。いや、タコ姉様幸せそうですし、まああれはあれでいいんですかね?

 

 ……あ。皆さんこんばんは、東北きりたんです。

 ヤリ部屋と化した兄様の部屋の外からですみません。この話も前回の続きです。

 

 お守りの不思議な加護で全員がボテ腹状態になった我々。私とずん姉様が先に愛のあるボテ腹ックスで幸福感を噛み締めていたのですが、ソレを見せつけられたタコ姉様、なんと暴走してしまいました。

 私達は身を以て体感をしたのですが妊婦となると性欲も増すようで。さっきもちょっと抗いがたい性欲に囚われてしまっていたのですが、タコ姉様の状態はまさしくソレなのでしょう。

 散々お預けくらったタコ姉様は身重の体でALSOKマンも驚く見事な低空タックルを兄様へとお披露目し、マウントポジションを奪った後に早脱ぎを披露。大きくぽっこりと膨らんだシミ一つないお腹と、美しさではなくいやらしさをカンストさせたかのようなたっぷりと育った1m越え超乳を見せつけた後、そのまま兄様の兄様を咥えこんで腰を振り始めました。

 出来る妹の私とずん姉様です。既に満たされた事は満たされたので後はごゆるりと……、と静かに部屋を去った後、気になったのでこうして部屋からお二人の情事を覗いている次第です。あ。タコ姉様またアクメしてる。

 

「……きりたん、覗くのは程々にしませんか?」

 

「……そう言いながらずん姉様もさっきから視線が釘付けのようですけど?」

 

「……だって、ねぇ……? 凄いじゃないですか」

 

「……何がだってですか。……まあ、気持ちは分かりますけど……」

 

 我々も覗く事がいけない事ではあると考えつつも、二人の激しいエッチにすっかり釘づけです。

 話は急に変わりますがチンポが本体であるクズ兄様ですが実は理性というものを持ち合わせているという事に気がついたのは、つい最近の事でした。

 なんと鬼畜兄様は相手に応じて責める勢いを明らかに変えているのです。

 これは姉達のプレイを間近で見た私だからこそ気づけた発見というものでしょう。

 恐らくは体格を考慮した上での加減なのでしょうね。されてる時の私はそんな事考えてる余裕はありませんが、ずん姉様とタコ姉様のプレイを見ると、口では乱暴ですがその激しさが違います。

 

 ……どっち相手が激しいのか? そんなの当然タコ姉様でしょう。

 顔つき、体格、どちらをとっても19歳とは思えないほど成熟し、妊娠せずとも掌から余るスイカップは見るもの全てを魅了し、肉付きの良すぎるまさしく孕ませ専用デカお尻は恐らく極上の触り心地と安定感がある筈です。

 悔しいですが、恐らく兄様の本気ハメを受け止められるのはタコ姉様だけなのでしょう。さっきから見たことないペースでお構いなしに腰を打ち付けて、タコ姉様を喘がせまくっております。仮初でも赤ちゃんがいる状態なのに本当に容赦ないですね。

 

「はおぉっ♥♥ おぎっ、ひっ♥♥ にいしゃんっ♥♥♥ ひゃめれひゅっ♥♥♥ 赤ちゃんびっくりしちゃうぅっ、びっくりひひゃうっ♥♥♥ おきひゃいまひゅっ♥♥」

 

「あぁっ!? 早くひり出せるように子宮口マッサージしてんだからこれでいいんだよっ、良いからお前はちんぽ締め付けとけッ!!」

 

「ふぎゅっ、ひっ、いぎ、ひっ♥♥♥ ひにゅっ、ふぎっ♥♥ ひっ、ぎゅっ、ひぎゅぅうぅぅっ♥♥♥ ひっひゃいまひゅっ、のおおぉぉっ♥♥♥♥」

 

 両足畳まれて、体重かけられて、子宮圧迫されて、逃げ場のない状態で全力ピストン。

 並みの雌ならその時点で圧迫感から気絶してしまうほどのものをタコ姉様は受け入れ、そして喜悦の声を上げ続けています。それは日頃の兄様の開発の成果でもありますが、恐らくは持ち前の才能もあったのだと私は愚考してしまいます。

 恐らく、タコ姉様の体は待ち望んでいたのでしょう。いつか自らを孕ませるような立派な雄が現れる事を。そして最適な雄に媚びるような体になることを。

 

「ッるぁ!!」

 

「っお゛っ!?♥♥♥ へ、お、―――へっ♥♥ ひっ♥♥♥ ひ……っ♥♥♥」

 

「うわ……♥」

「あぁ……これはえげつないですね……♥」

 

 兄様の動きがぴたりと止まったかと思ったら、タコ姉様もおとがいを反らして言葉にならない長い悶え声を出し始めました。

 まず間違いなく種付けが行われているのでしょう、兄様は布団のシーツを強く握りしめてタコ姉様に体重をかけ、逃れられない状態で腰をぐりぐり……♥、と執拗に押し付けて精液をひり出しているのが分かります。

 タコ姉様も意中の男性の強烈な交尾に体も心もすっかり屈服し、両脚を不規則にピン♥と何度も伸ばしては弛緩させ、腰をぶるぶると強烈な震えを見せつつ受け入れております。

 

「へーっ……♥♥♥ へーっ……♥♥♥♥ んお゛っ♥♥ っほ……♥」

 

「あークソ、いきなり見境なく盛りやがって。妊娠してんのにまだ子宮でザーメン飲み干すってどんだけ貪欲なんだよイタコまんこはよぉ」

 

 舌をだらんと突き出して激しいアクメに浸るタコ姉様から覆いかぶさるのをやめると、ずるるん……ちゅぽんっ♥♥っと真っ白に汚れた兄様のおちんぽが露出され、そしてタコ姉様の結合部からまるで射精しているかのと見紛う程の大量のゼリーみたいなザーメンがぶびゅっ、びゅぶっ……びゅっ♥っとシーツに落ちてゆくのが分かりました。出しすぎですよ……本当に。

 

「はへ、へぁ……はへ……♥ にいさん……兄さんはげしすぎでひゅわぁ……♥」

 

「あ? お前が激しいの好きだからしてやったの間違いだろが。訂正しろ」

 

「ふぎゅっ……♥ へひっ、ひぃぅっ♥♥♥」

 

 うわ、酷いです……♥

 わざわざタコ姉様の頬をちんぽでビンタして、そのきれいな顔に精液が付着してしまっています……♥

 べちん、びたんっ♥ って隆々とした肉棒で容赦なく打ち付けられてタコ姉様は喘ぐ事しか出来ず、それでも恍惚の表情を見せております。

 

「ったく……オラ、もっとやるぞ。いつまでアクメしてやがんだ」

 

「ひぁ……♥ は、はい……ですの……んぐっ!?♥♥」

 

「ったく母乳も見境なくびゅーびゅー出しやがってよ、俺のベッドベトベトじゃねえか。零さないように自分でも飲めよ」

 

 くたくたで動けないタコ姉様のおっぱいは母性がカンストしたせいで母乳が先程から止まっておりません。部屋の中は乳臭い香りでいっぱいになるほど放出したというのにまだ溢れ出ているので、クソ兄様はその大きな胸の先端を無理矢理タコ姉様の口に咥えさせたのです。

 

「ちゅぶっ、んぶっ、んりゅぅ……っ♥♥♥

 

「あー俺も喉乾いた、ちょっと飲ませろ……んぐんぐ」

 

「んひゅっ、んひ、ひぅ……♥」

 

 片方はタコ姉様本人に、もう片方は自ら口に含んで飲みながらも、動けないタコ姉様のその谷間にちんぽ突っ込んでチンポ掃除するとか、心底下卑た扱いとしか言いようがないですね……♥

 しかし酷い扱いをされても感じてしまうほど開発されたのはタコ姉です。最早抵抗の言葉もなく従順にその体を兄様へと明け渡して好きにされております。

 

「ふぅ……割と大声出したからミルクが喉に丁度いいぜ、このパイズリ穴もいい感じだ」

 

「はぷっ、んぷぅ……ちゅぶ……♥♥ ぷぁ……兄さん、こんなことひどい……っ♥♥ ふぶっ!?♥♥♥」

 

「お。わざわざ口開けてくれてサンキュー。俺のミルクもやるよ」

 

 びゅぶっ、びゅっ、びゅくんっ!

 

「んぶっ♥!? りゅ、ふぶ……♥ んぶぅぅ……♥ ふぎゅ……♥♥」

 

 お口の中を自分のミルクでいっぱいにしたタコ姉様が抗議しようとした瞬間、兄様のちんぽがお口にねじこまれ、呆れる程元気なそのペニスから精液がほとばしり、ミックスミルクを飲む羽目になったタコ姉様。

 勿論そこはタコ姉様です。長女としてのプライド(?)か喉を鳴らしてそれを飲み干してゆきます。あぁもう何て淫らな姉なのでしょう。本当に……♥

 

「……っ♥ ……っふ♥」

 

「……ずん姉様、後ろでオナらないでください。気が散ります」

 

「……きりたんなんてスマホで撮影してるじゃないですか」

 

「……出来る小学生は後でオナるんです」

 

「……後で動画頂戴ね、きりたん」

 

 なんて姉妹にあるまじき性根の腐ったやり取りをしていた我々ですが、そんな我々を置いてタコ姉様とクソ兄様の睦み合いはまだまだ続きます。

 

「あっ、あふっ♥♥ ひぎゅっ♥♥ ふ、ふぁ♥ はひっ♥」

 

 まずは松葉崩し。側位の状態で絡み合う、密着感のある挿入が始まりました。

 横向きの体制でタコ姉様の片足を持ち上げられ、太ももに抱きつくような体勢で奥を小突かれれば、重力に従って潰れる爆乳からは振動の度に母乳がぷぴゅっ、ぴゅぷっ♥っと雫が飛ぶのが見えて非常にエロイです。

 タコ姉様の声がどこかスタッカート気味に響き渡るのが印象に残りました。

 

「んぃ、ひぅ……っ♥ はぁぁ、はぁふっ……♥♥ んくっ、ふ……、ふぅぅっ……♥♥」

 

 続けて帆かけ茶臼。こちら騎乗位から兄様が上半身を起こし、さらにタコ姉様の片足を肩に乗せる体位。女性の脚を高くあげることで船の帆のように見えることで「帆かけ」のネーミングが付いた姿勢ですが、タコ姉様のお腹を配慮してか、何となく動きが抑制的です。

 しかしながら見つめ合いながらの動きはタコ姉様にとって溜まらないのか、タコ姉様の声は甘ったるくも先程よりも長い喘ぎ声が聞こえてきます。

 

「んひぅぅぅぅうぅ…………っ♥♥ ひ、あぁぁあ、に、にいさあぁぁぁぁん……♥♥」

 

 そして撞木ぞり。こちら通称寝バックです。

 兄様が敷布団になって、タコ姉様が兄様とドッキング。お互い重なり合って仰向けになった姿勢で貫くというこれまた劣情を誘う体位です。

 これまた先程よりもねちこい腰使いのようですね。重力で潰れた超乳さんはまるで皿の上のプリンのように重たげに揺れるも、ねばっこい水音を響かせながら下から膣壁をぞりぞりと擦っております。

 タコ姉様の喘ぎ声は過去最長です。もどかしくも確かな快楽に溺れ、体から力が抜けた状態でひたすら貪られております。

 

 

「ひゃんっ、ひゃひっ、ひゃふっ♥ ひゃふっ♥♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥♥」

 

 最後にこれは……えーっと? 「浮き橋ですねこれは。四十八手のうち四十一手目です」

 だ、そうです。体位としては説明しづらいですが、タコ姉様が膝を抱えた姿勢で横になり、その状態で兄様の膝上に乗せられて貫かれております。

 中々特殊な体位ですが非常に気持ち良さそうです。都合上大きな腰の動きは出来ないですが浅い場所を執拗に擦られ続け、悶え声は今まで以上に強く、そして小刻みです。

 

「ひぎゅっ、んんぁぁっ♥♥ にいさんのがまたぁっ♥♥」

 

 あ。また出されてます。兄様のお尻に力が入っていることから明白ですね。

 うーんしかし兄様、今日何回出すつもりなんでしょうか。いつもよりハイペースですけどぶっ倒れないか心配です。(他人事)

 

「あ。次は宝船みたいですよきりたん。実物は初めてみましたが、何か見た目は滑稽ですね!」

 

 ずん姉様楽しそうですね。何よりだと思います。

 

 

 

 § § §

 

 

 

「……すかー……ぐおおぉぉ……。すかー……ぐおぉぉぉ……」

 

「あれ……? 両方轟沈ですかね……?」

 

 小一時間たってもプレイが終わらないので一旦出歯亀をやめた私達ですが、しばらくゲームしてたら音がなくなったので覗いて見れば、タコ姉様を敷き布団代わりに兄様が寝潰れていました。

 まああれだけ頑張ればそうですよね……今日はお疲れ様でした兄様、タコ姉様。

 

「……きりたんですの?」

 

「あれ。イタコ姉様起きてたんですね」

 

「正確には途中で眠ってまして、さっき起きましたの……んっ、んぅ…♥ 重くて動けないですわ……♥」

 

 布団代わりにされて眉根を寄せるタコ姉様ですが実の所どこか嬉しそうです。

 実は今も尚ハメられたままの状態らしいのですが、別に離れるつもりはないらしく。逆に兄様の頭を大きな胸で受け止めながらも頭をよしよしと撫で、慈愛の表情を見せております。

 

「今日は大変な一日でしたね」

 

「全くですの……お祓いもしないといけないけど……んっ…♥ はぁ……明日にならないと今日はどうにも……♥」

 

「明日、ですか。別に個人的にはこのままでも良いのでは、なんて思ったりも……」

 

「ダメですの。こういうのはきっちり祓わないと望まぬ結果になってしまいますわ。……気持ちは分かりますけれども」

 

 むっちりした体で両脚絡めつつ、愛しそうに兄様の頬に唇を落とすタコ姉様は「恋」というより「愛」を注いでいると言うのがぴったりの大人の魅力がありました。むぅ……流石タコ姉様。いずれ私もあのレベルで魅力を出したいものです……。

 

「ところでそろそろ夕飯ですけれども、イタコ姉様は今日はどうしますか?」

 

「ううん……動けそうにないですし、兄さんも多分お疲れでしょうから……今日は遠慮する形にしますわ」

 

「分かりました。ではではお腹空いたら言ってくださいね。用意しますので」

 

「はあいですのきりちゃん、それじゃあ私もまた一眠り……あっ!♥♥」

 

「ん?」

 

 びゅ、びゅくんっ……♥ どぷ、どぷん……♥

 

「あ、あぁ……兄さん、また……っ♥♥ ん、もぉ……♥ 不意打ちなんて、酷いですわ……♥」

 

「ぐごぉぉぉ……ふごぉぉぉぉ……」

 

「……」

 

 夢精というべきかおもらし射精というべきか……どうやら兄様の意識とチンポの意識は別々のようです。

 兄様は寝ながらも数十回と種付けしたタコ姉様にまだ出し足りないのか、腰を震わせながら中に精液をぶちまけてゆきます。……実は起きてませんかね? 呆れてしまいますよ本当に。

 

 

 

 今日も今日で、東北家はただれております。

 

 ちなみにお腹ですが翌日起きてすぐのタコ姉様のお祓いパワーで速攻治りました。

 イタコってすごいですね。



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東北家のよくある日常① 【ずん子・きりたん】

ランドセルってプレミア感あっていいよね


 おはようございます。東北きりたんです。

 朝です。清々しい程の朝です。

 本日は曇り一つない快晴。11月終わりにしては珍しい暖かさでした。いつも以上に学校に行く気に満ち満ちております。

 幸いにも今日は兄様が起きていないので姉妹全員で平和にご飯を食べ、平和に身だしなみを整えており、何だか最高のスタートが切れそうです。

 

 玄関先。いつも通りにランドセルを背負い。

 そしていつも通りに玄関扉に手をかけ、さぁ優雅な一日の幕開けを切り出そうとした、その時の事でした。

 

「ふぁーぁ……オッスきりたん」

 

 起きやがった……。

 何だか最高の一日に水を刺された気分です。

 

「む? 兄様ですか、朝早いですね。おはようございます。それはそれとして行ってきます」

 

「あーちょっと待て待て」

 

「何でしょう兄様。私今から学校に行かなければならないんですが」

 

 寝癖もそのままにだらしないパジャマ姿でこちらを呼び寄せる兄様。

 一体何がしたいのでしょう。私は仕方なく兄様の下へと近づいて言ったのですが――それが間違いでした。

 

「ちょ、んなっ!? 何するんですか兄様っ!」

 

「ひぎゅっ、こらっ! い、っきなり何体弄ってっ、っ♥ 盛るのもいい加減にっ!」

 

「ちょおおぉっ!? 兄様っ、下着、ぬがせっ、本気で私学校に、くぁっ♥♥ あ、いきなり指いれてっ、ひぎゅっ♥ あぁうっ♥」

 

「うあぁぁっ、あっ♥♥ あにさまっ、おまんこっ♥♥ 朝からそんにゃっ♥♥ ひぅっ、ぅ、ふぅぅっ♥♥」

 

 

「――あっ♥ あっ♥ あんっ♥ あっ、んぐっ、ふぅぅっ♥♥」

 

 

 ――気付けば家から出ることも出来ず、玄関マットの上で立ち後背位の姿勢で犯される羽目になってしまったのです。

 

 両手を引っ張られた姿勢で私の薄いお尻に腰を打ち付けられ、ランドセルをガシャガシャと揺らされながらも私の中の奥の小部屋にドチュっ♥ ドチュっ♥と犯されてしまうなんて、屈辱にも程があります。

 

「いやー、すまんきりたん。何か無性にムラっちまって」

 

「あやまるっ、くらいならっ♥♥ やらないでくだっ、さっ……♥♥ ひっぎゅ……♥♥」

 

 何度と無くヤられたとは言え、今日の手口は余りにも酷すぎました。

 いきなり抱き寄せて尻を撫で回され、服の上から乳首をつままれて股間に的確に刺激を与え、少し火照りだしたのを見計らって膝まで一気に下着をずり下げれば、指を無遠慮に挿入してかき回して……動けない所を立ちハメって企画AVでも見ない早業過ぎますよ本当に……♥

 

「あにさまっ、いい加減っ、ひゃふっ♥♥ うぐぅっ♥♥ だすならはやく、だしっ、って……♥♥」

 

「まーまー待て待て、朝一番はやっぱり気持ちよく出したいだろ?」

 

「こっちは遅刻しちゃうかどうかのっ♥♥ せ、とぎわっ……♥♥♥ なんですけどっ♥♥ あぎっ、ひぅっ♥♥ あっ、あっ、あっ♥♥」

 

「きりたーん? まだ居るんですか? いい加減に出発しないと遅刻……あっ」

 

 ず、ずん姉様来た!

 これで勝つる! ずん姉様早く私に助けの手をっ!

 

「あー……お兄さんに捕まってましたかぁ……おはようございますお兄さん」

 

「おーっす。ずん子もおはよう」

 

「ずん姉様っ、のんきに挨拶してるばあいでっ♥♥ んひっ♥♥ ひぎゅっ♥♥♥」

 

 ダメだこの姉、平常運転としか考えてないのかそんなに大事だと思ってない……! こちとら一刻も早く抜け出したいのに……!

 しかしながらまかり間違っても親しい相手にするとは思えぬ身勝手な腰振りは、私を火照らせるには十分過ぎる程。さっきまで全然そんなつもりなかったのにもう私の体はその気になっていて、我ながら悲し過ぎます……。

 

「お、お兄さん、きりたんはそろそろ学校だからね?」

 

「分かってるが性欲は抑えられなくてなー。大丈夫最悪チャリで俺が送るから」

 

「大丈夫じゃないっ、大丈夫じゃっ、んおぉっ!?♥♥ い、いきなりっ!!♥♥ いひぅっ!?♥♥♥」

 

「あーそう言えばきりたん中で出していい?」

 

「ひゃめっ♥♥ ひゃめれくらひゃっ♥♥ はひっ、ひぎゅっ♥♥ ひぎゅっ♥♥♥」

 

 腕じゃなくて腰掴んで……っ♥♥ 持ち上げてにゃんてっ……♥

 そんなの本当オナホあつかいっ……♥ 足つかないしっ、おまんこ潰れてっ♥♥♥ あっ、あぁ、あぁぁっ♥♥

 

「うーんダメか。まあ学校だもんな。じゃあずん子出していい?」

 

「あ、ハイ……ってえ、え? いや、私も今から学校ですし、今ほら制服姿で」

 

「あーあー出る出る出るっ、きりたんマンコに出そうっ、っとぉ! ほらずん子」

 

「ひぎゅっ!?♥♥♥」

 

「ふえっ!? お、お兄さんい、いきなりすぎ、んんぅっ!?♥ んぷっ、んぅ、んふ、んん~~っ♥♥」

 

 体が勝手に跳ね回り、絶頂のスパークが脳内を弾けまわる感覚を覚えながら急に体が自由になり、私は玄関マットの上でへたりこんでしまいます。

 ふと見上げてみればずん姉様が壁に押し付けられるような体勢でキスされながらも限界まで屹立したそれを下着の横から陰唇に押し付け、今まさに挿入していた所でした。

 

「んひ、んぶっ♥♥ んんぅっ♥♥ ふ、んぷぅ……♥♥ あ、ほんとに出して、あ、あ、あ……あぁ……♥♥」

 

 びゅぶっ♥♥ びゅっ、びゅくっ……びゅくんっ……♥ びゅっ、びゅっ……♥

 

「おにいさっ……ひどい、ひどいですよぅ……♥♥ 私もこれから学校、なのにぃ……っ♥♥」

 

 びゅく、どぷ、どぷっ……♥ どぷっ……♥

 

「はぁぁ……あうぅ、しかも長い……♥ 熱いですよぅ……んちゅ……ちゅぅ……♥」

 

 そして私の中で散々興奮を高めた肉棒をずん姉様の中に入れて愛撫もなしに即中出し……本当、傍若無人が過ぎますね。それを拒まないずん姉様もですが。言葉で否定しても自分から抱きついて受け止めるずん姉様もアレですが。

 

「あー助かった。ずん子にきりたんありがとなー」

 

「あ、ありがとな、じゃないですよぅ、うぅ……♥ 散々火照らせておいて……っ♥♥」

 

「ちゅぷっ、ふ、んぅっ、ちゅっ♥♥ ちゅぅ……♥♥」

 

「……ずん姉様、ずん姉様正気に戻ってください。我々学校ですからね今から! というかずるいですよっ!」

 

 私はイカされたはイカされたのですが、やはりいつもいつも中で受け止めているせいか、肝心の収まるべきものが収まらないと不完全燃焼と言いますか。どうにもお腹が疼いて仕方がないです。しかしながら今から学校ですし、このままだと遅刻してしまうのも……う、うぅ、あぁもう!

 

「おーいずん子、もう行かないと遅刻するぞー」

 

「兄さん、お兄さん……っ♥ ん、ふ……ちゅぷ、ちゅ……♥」

 

「ずん子ー」

 

「遅刻します……♥ 遅刻していいですから続き……お腹が今ので起きちゃいましたから続きを……♥ んぁっ!?♥」

 

「ず・ん・ね・え・さ・ま! ほらタンポンあげますからこれ詰めてさっさと学校行ってください!」

 

「あ、もうきりたんっ、いきなり……わ、分かりましたっ、分かりましたから、もうっ」

 

「はぁ……私もちょっと色々済ませてから学校に行く事にします」

 

「おーう、俺もじゃあ飯でも食べ……え、あれ。何で俺の手掴んでるのきりたん。おーい」

 

 私は唖然としてる兄様を連れてトイレに駆け込みます。何やらずん姉様が「きりたん!? ちょっとずるい!」とか言っている気がしましたが、残念な事に聞こえませんでした。

 ……何でですって? そんなの当たり前じゃないですか全く。人に火をつけるだけ火をつけて放置だなんて、許せるほど私は広い心は持ってないんですよ……っ!

 

 私はバタンと、扉を締めて、しゅるり、とスカートごと下着を脱いでさっさと下半身を丸出しにし、兄様へと見せつけ始めます。

 

「兄様。続きです。さっきのでは不完全燃焼です」

 

「え、でも学校……」

 

「10分や20分くらいの遅刻は問題なしです。というより、兄様が私に火をつけたんですから、つけた火はきっちり消して貰わないと困ります」

 

 そして、私はそのまま便座の上に自ら座り込み、わざとらしく両脚を広げて股間を見せつけてあげます。

 

「……っ♥ だいたい、こんなにほぐれて美味しそうなここ……放置するなんて、バチが当たりますよ、兄様……っ♥♥」

 

「それもそうだな!」

 

 さすあにです。股間に正直なだけありますね。

 あけすけなお誘いをするのは正直抵抗感もありましたが、こんな状態で登校など出来ないのは自明……兄様には責任持って鎮めてもらわねば……う、ぁぁ……あっ…♥♥

 

「あ、あぁ……♥ あ、んんぅぅ……っ♥♥ あ、兄様のがぁ……♥ ふぁ、はひ……♥♥」

 

「おぉ……いい感じに蕩けてるな、間違いねぇ」

 

「兄様があんな朝っぱらから勝手に私を犯すから、ですっ、よ…ふぁっ♥♥ あっ、あっ♥」

 

 こうしていると、イオ●のお手洗いで襲われた時の事を思い出します。

 あの時と同じ姿勢で、当時は私は拒んでいたものの、今は自分から求めて受け入れようとしているのがどうにもおかしく……、それでいて今の自分がランドセルを背負ったままであることを考えると、何故だかとても興奮してしまいます。

 

「あにさまっ、どんな気分ですかっ……♥♥ 今まさに学校に行こうとした小学生をっ♥♥ 玄関でハメ回しただけに飽き足らず、トイレに連れ込んで二回戦……っ♥♥ ランドセルもつけたあどけない幼女にこんな事するなんて……っ♥♥ バレたら極刑っ、んんっ♥♥ まぬがれませんよぉっ……♥♥」

 

「その時は大人しくきりたん孕ませてから自首しよっかな」

 

「孕ませたんなら……っ♥♥ 自首なんてせずに隠し通して一緒に育ててくださいっ、あ、んきゅっ、ふぅぅっ♥♥ そこ、またこんこんってぇ……♥♥」

 

 両脚首を手で掴まれ、恥ずかしいくらいにあけすけに広げられた股間に深々と突き刺さる兄様の肉棒……っ♥♥ それが与えてくれる刺激は背筋に震えるくらいの快楽をひっきりなしに与え、とめどなく愛液を溢れさせてしまうのが分かってしまいます♥

 

 あ、あぅ……♥ さっきの熱が、またぶり返すように……♥

 あ、くる……っ♥ くる、くるっ、くる……っ♥♥ いっ……♥

 

「い、にゅっっ!♥♥ っふ、うぅ……っ!!♥♥」

 

「うおっと! し、締まる……!」

 

「ふぁっ……♥ はぁ、あっ、兄様がっ……♥ 兄様のっ、せいです、からっ……♥ 興奮しやすく、な、ってぇ……っ♥♥」

 

「朝っぱから幼女興奮させちまったかー、俺も罪深い男だな。ならしっかり襲ってやらないとな!」

 

「っあっ、あっ! あふっ♥♥ はいっ、はいぃっ♥♥ しっかり、しっかりれいぷしてっ♥♥ しっかりお腹のおくまでぇっ、びゅーびゅーって満たして、くださいっ♥♥」

 

 お互いの合意の上でのレイプなど鼻で笑われても仕方ありませんが、今の私はどうしようもなくそれを求めてしまっていました。そして、初めて自覚したのですが。私はすっかり兄様の中出しそのものにハマってしまっているのか、出されないとどうしても満足出来ない体質になっていたようでした……♥

 

 兄様は精液を注ぎたがり、

 私は精液を受け止めたがる。

 

 お互いの利害が一致してしまえば後は話は簡単です。

 獣欲のままに互いに貪りあい、そして高めあうだけ――便座をギシギシ揺らし、ランドセルの音をガチャガチャ響かせ、狭い室内に水音をかきならし、トイレの外に聞こえる程嬌声を漏らして。そしてそして――

 

「っ、あっ、あぁぁっ♥♥ ああああああ――――っ♥♥♥ あ――――っ♥♥」

 

 私が心のソコから求めていた熱々のザーメンを受け止めた瞬間、体が歓喜に打ち震えて絶頂してしまいました……♥

 びゅばっ、びゅぶっ♥ どぷどぷ、どぷんっ……♥なんてまだ子をなすことも出来ない小学生の子宮を我がモノ顔で満たしていく火傷しそうな半固形状の液体ははっきりと重さを感じ、それが堪らなく中出しされたという実感を与えてくれます……♥

 

「あー……あふ……。いやートイレでランドセルJS犯すシチュって絵面完璧にヤバイけどいいな……おーいきりたん、きりたん?」

 

「はーっ……♥ はーっ……♥ な、なんですか……あに、さま……♥」

 

「それで学校、どうすんの? 行かないとやばくねー?」

 

 学校? 忘れてないですよ。そんなの当然です。

 ただどうしても我慢できないから兄様とシただけに過ぎません。

 だから今も尚おまんこの奥に残りの分まで出し切ろうとっ♥♥ 子宮口、ぐりぐり……♥ってされたとして……もっ♥ っ、ぁ……♥

 

「……」

 

「……」

 

「……も、もう一回だけシてからにします♥」

 

「おけ」

 

 

 

 結局、一回で終わらず3回やってから解放。

 私は1時間目を完全に遅刻してしまうのでした。

 

 

 東北家は今日もただれております。



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東北家のよくある日常② 【イタコ】

イタコ視点。
もうストックないしポケモン買ったから今後は更新気が向いたらね。


 えぇっと、東北イタコですの。皆様ご機嫌麗しゅうですわ。

 きりちゃんは現在学校に出かけているようですので、今日は私が代わりに。他愛もない事を喋るようですけれども良ければお聞き下さいましっ。

 

 とある早朝。きりちゃんもずんちゃんも出かける時間だというのに、何やら玄関から少し色のついたような声が聞こえてきておりますわ。どうやら兄さんが起きてきたのは間違いなさそうですわね。

 もうっ、二人が遅刻しちゃうから平日朝は控えて欲しいっていつも言ってますのにっ。

 

 最近の兄さんは早起きする事が多いですの。

 いつもはゲームやらアニメやらで起きてくる時間が遅いというのに、今日も朝ごはんはいらないかも、なんておっしゃってたから急いで温め直さないといけませんわね。

 

 ……あら、ふと考えたら足音がこちらに。

 

「うーっすイタコもおはよう」

 

「おはようございますの兄さん。もうっ! 朝は襲っちゃ駄目だって何度言ったら……ってまだヤってたんですの!?」

 

「兄様っ、あにさまぁっ……♥♥ んちゅ、ちゅっ、ちゅぱ……んむぅ……♥♥」

 

「ちょっと反省してる。けどトイレで何回かやったんだが満足してくれなくてさ」

 

 そこには下半身裸の状態で兄さんに抱っこされたきりちゃんの姿がありました。

 ぎゅーっとしがみついているのですが腰だけは自分でかくかくと動かし、貪欲に性を貪っておりますわ……もう幾ら兄さんとのえっちが大好きだからって、駄目ですわよきりちゃんっ!

 

「っつーわけで流石に遅刻させるのは心苦しいんでチャリで送ってくるわ」

 

「そうですわね。そうしてくださいまし。――きりちゃんっ、学校行かなきゃ駄目ですよ!」

 

「やだぁ……♥♥ 今日はあにさまとぉ……いちにちじゅうえっちするんですぅ……♥♥」

 

 注意してもいやいやと、普段の口さがなさはどこにも見当たらず、年相応の甘え方をして自ら快楽を貪っています。もう、気持ちはわかるけど駄目だったら駄目ですから!

 

「また帰ってきてからっ、なっ!!」

 

「ひぎゅっ♥♥♥ いっ、ひぁ……あっ……あ……♥♥♥」

 

 お腹がぽこんっ♥って中から膨らんだ様子が見えるくらいの乱暴な突き上げで、きりちゃんは一気にイってしまったようですわ。体を弛緩させてがくがくと……ってまたおしっこが!? え? もうトイレですませた? なら良いんですの……びっくりした。

 

「ふー、イタコ。今のうちにきりたんのアソコ拭いてあげてくれ」

 

「……仕方ありませんわね」

 

 そう言ってにゅぽんっ♥って兄様はちんぽを抜けば、さんざん撹拌されてぐったりしたきりちゃんを抱えたまま私に股間を突き出させて来ましたの。

 流石に今日一日ずーっと股間を汚したままは可哀想ですものね……あぅ……♥ すごい匂い、それにひくひくして……っ♥♥ いつもぴっちり閉じているアソコが兄さんの形に開いて、精液と愛液混ぜられて泡だらけになってますの……♥ うぅ、こんなの見せられてしまうと私も……♥

 

「拭けた?」

 

「も、もう少し待って欲しいですの……っ」

 

 ふきふきとウェットティッシュで汚れを拭き取って行くのですけれども、うぅ、す、すぐ目の前に兄さんのそれがまだ元気そうに見せつけられると気が散って……♥

 に、兄さんもこれみよがしに見せつけないで、というより扱かないで下さいまし!? 一体どこに出すつもりで……っ!

 

「あーさっき我慢した分出そう」

 

「も、もうきりちゃんに出したら駄目ですわよっ?」

 

「わーってるって、あーじゃあイタコ立って、早く着物下だけめくって」

 

「へっ?」

 

「早くっ、早くしないと出ちゃうって!」

 

 へっ!? えっ? えぇぇ……っ!? え、ちょ、ちょっとまって欲しいですのっ! 私は急いできりちゃんを床に横たえてあげると何だか切羽詰まった様子の兄さんに従って直立不動で着物をめくり、その下着を見せてしまいますの。

 本当は断るべきでしょうけれども……兄さんに命令されるとどうしても拒みきれなくて、ミント色のシルクのショーツを露出させてしまいましたわ。

 

「助かる。じゃあちょっと失礼」

 

「えぇ!? に、にいさ……あ、あぁっ!?」

 

 そして露出するが早いか、そのショーツが兄さんに引っ張られれば私の恥部が上部だけ露呈してしまいます。そして丁度出来た隙間めがけて兄さんが鈴口を向ければ、

 

 びゅばっ、びゅっ、びゅぶっ、びゅぅぅ……っ♥♥

 

「あ、あぁぅ……あつっ、熱いですのぉ……っ♥♥」

 

「ふいー、あー出る出る。出し漏らしないように全部出すぞ」

 

 勢いよく飛び出た精液が私のショーツや下腹部、そして陰唇に降りかかります。

 重さと熱を持った新鮮なそれに今まさに汚されると考えると、きゅぅん♥とお腹が疼いてしまい、私はなすすべなく射精が終わることを待つしか出来ませんでしたわ……♥

 

「はー、すっきり。んじゃきりたん送ってくるわ」

 

「あ、ぁぁ……♥ あ……ふぅ……♥ は、はぁいですの……♥」

 

「んじゃなー」

 

 出し切ったおペニスを私のショーツで拭いた兄様は、つまんでいたショーツを戻し、ぐちゅぅ……♥クロッチにたっぷり出された精液と私のおまんこが触れ合ってしまいましたわ。

 きりちゃんのように私もスイッチを入れられた状態になったのですが、兄さんは無情にもさっさと肉棒をしまい込むときりたんを抱えて出かけてしまいましたの……。うぅぅ……。

 

 私は汚された下着と濡れた股間の感触になんとも言えない思いを抱きながらも、とりあえず兄さんの帰りを待つ事にしましたわ。

 

 

 

 § § §

 

 

 

 兄さんが帰ってきたのはそれから1時間くらい後の事でしたの。

 玄関扉を空ける音に気付いていそいそと出迎えてゆけば、何だかひと仕事終えた感を出した兄さんがいましたわ。

 

「あー飛ばした飛ばした。大変だった」

 

「お帰りなさいまし。それにしては時間がかかったような気がしますけども?」

 

「まあ色々あってなー」

 

 冬場でもむわっとする汗の匂いと先ほどまでの情事の香りが鼻につきます。

 私怒ってるんですムードを何とか出そうとしてるのですけれども、先程の事を考えるとどうしても体が疼いてしまいますの。あ……兄さん急に近づいて……んむっ!?♥♥

 

「んむっ、んんぅぅっ♥♥ んっ、ふぅ……んんんっ♥♥!? はぷっ、ふぅぅんっ♥♥ りゃめ……ふぷ、ちゅ、りゅ……♥ んんんっ♥♥ んっ、んふぅぅ……♥!」

 

 いきなりそのたくましい腕で抱き寄せられて間髪入れずにベロチューなんて……っ♥

 ぽかぽかと力の入らない腕で何回か胸を叩きますけれども、余計に体を抱き寄せられお尻を撫でられながら舌を吸われ、呼吸を交わしてしまえば頭に霞がかかってしまい……あぁ……♥♥

 

「ぷはっ……あーイタコ、飯作ってくれ」

 

「ふぁ、はぁ……はふ……♥ は、はい……ですの……っ♥♥」

 

 あぁ、もう駄目です……今日も私は、兄さんを全て許してしまいます……♥

 

 二人で寄り添いあうように移動し、その間も着物の下から直接尻を鷲掴みされてしまえば、先程変えたばかりの下着はすぐに濡れ初めてしまいますの……♥そして、居間まで移動した直後、急に兄さんは私の服を脱がしてゆきます……あ、やっぱりまた……アレをするんですのね……?♥

 

「二人きりの時間に料理をする時は」

 

「は、裸エプロン……♥ は、恥ずかしいのに……♥」

 

「いいじゃん俺好きだぜ、早く脱いでよ飯食べたいしさ」

 

 うぅぅ……好き勝手言って……♥私は火照った体を何とか諌めながらも着物をその場に脱ぎちらし、下着姿になってしまいます……♥ そこから更に脱ごうとすると兄様が私の体に手を這わせ、ねちっこく撫で回しながら脱ぐのを手伝ってくれましたわ……♥あ、もぉ……おっぱい、そんなぁ……♥

 

「はい、エプロンつけてー……はい完成! それで今日の朝ごはんは?」

 

「っ♥♥ 今日は普通にベーコン、エッグと……♥ ふぅ……っ♥ サンドイッチと……ふぅ……♥」

 

 献立を聞いた兄様はそこでようやく手を離してくれますけれども……台所に移動すれば兄様もついてくる始末……♥ そう、この格好になった私は兄様の悪戯には絶対に抵抗しては駄目……♥ たとえ料理中でも兄様を喜ばせないと駄目なのですから……♥

 

「あー楽しみだなー、あ、ミルクは勿論いつものね」

 

「っ、は、はいですの……っ♥ すぐに用意しますわ、だから……あうぅっ♥♥」

 

 お尻に兄様の熱いのを押し付けながら私のおっぱいをむぎゅってするなんて……っ♥♥ 興奮ですでに滲み出した私の乳首は兄様の簡単な刺激だけでぴゅっぴゅっ♥と母乳を溢れさせてしまって、エプロンを中央に寄せてまろびださせた私のおっぱいから意味もなく搾乳し始めてますの……っ♥♥

 

「コップ、まだ……コップでてなっ……♥♥ ひにゅっ♥ ふ、にゅぅぅ……♥」

 

 ぷちゅっ♥ ぷちゅぅぅぅっ……♥

 

「早く早くー」

 

「あっ♥ あ、あっ……あっ♥♥」

 

 ぷしゃぁぁぁぁ……♥♥

 

 結局震えた手でコップを用意する間も母乳は絞られ、流し台とまな板が母乳まみれに……♥ 用意したコップに乳首を寄せ合い牛のように絞られると、体をよじらせて悶てしますのっ……♥

 

「あーイタコミルク頂き」

 

 そしてコップの中を並々と母乳が満たせば兄さんはそれを一気に飲み干し、そしてまた絞る事を繰り返す……♥私は結局その間料理らしき料理も出来ずに悶えるばかりで、三杯目を飲み干された辺りでようやく、搾乳ではなく愛撫止まりになりましたわ♥

 

「別にあっためなくても冷えてる奴でいいけどね。材料だけでもいい」

 

「んんっ……♥♥ せ、せめてパンに挟むくらい……っ♥♥ にいさ、兄さんっ、そんな弄りながら」

 

「大丈夫出来る出来る。イタコなら出来るやれるって」

 

「あっ!?♥♥ にいさ、そんないきなり中にっ♥♥ ひ、ぁ、あぁぁっ……♥♥」

 

 あぁぁっ、結局中ハメて……中でおちんちんが……っ♥♥

 

「あーむっちりお尻揉みしだきながらちんぽハメすんの最高ー」

 

「あうっ♥♥ あうっ♥♥ んふっ♥ んんっ、んんんっ♥♥」

 

 台所に体を押し付けられて、後ろから貫かれて、何度も何度も火照った中を突き上げられたら、もう私に出来るのは悶え喜びの声をあげる事しか出来ず、何とか震えた手で料理を作ろうにも普段の手際がなんだったのかというくらいには酷い出来栄えの料理が出来ていきますの……っ♥♥

 

「んんんぅっ♥♥ ふぎゅっ、ひぅっ♥♥ ふぅぅぅっ♥♥ おっぱいもいっしょ、だめっ、だめですのぉっ……♥♥♥」

 

「だってもみ心地いいし掴みやすいし……あ。ちょ、出来たサンドイッチがミルクまみれになっちゃってるじゃん。何やってんの」

 

「何やってるもなにもぉっ♥♥ あぁぁ、イクっ、イキますのっ、ひっ、いうっ♥♥♥」

 

 まるで勢いよくソースをかけるかのように揺れによる軌道と同じくして母乳がサンドイッチに降り掛かってゆくのが見えます……っ♥♥ それもこれも兄さんがおっぱいをむぎゅってするからぁ、あっ、あっも、もう駄目っ……♥

 

「あ、お゛、おぐっ……ふ、ふぅぅぅ~~~っ♥♥♥」

 

「あー出る出る出る」

 

 びゅぱ、びゅぶっ♥♥ どっぴゅ、どぴゅんっ……びゅぶびゅりゅりゅ……♥♥

 

 台所には不適切な、喘ぎ声といやらしい水音が響き渡りましたわ……♥

 

 

 

 § § §

 

 

 

 そして、兄さんと私の二人きりのふしだらな日常は本格的に始まりを迎えますの……♥

 

「うめ、うめ」

 

「お、落ち着いて食べて欲しいですの、にいさ、んぶっ♥♥」

 

「イタコ、食べてる間に口離すの駄目。しっかり奉仕してよ」

 

「ふぁ、ふぁぁい……♥♥」

 

 今日の兄さんの朝食の献立は、サラダと不格好で母乳まみれになったサンドイッチと、私の搾りたての母乳ミルク……♥ 一人分だけ用意されたそれを兄さんは喜んで食べてゆきますの。

 え……? 私ですの? 私は台所で中出しされてから、椅子に座った兄さんの足元に座り込んで自分のおっぱいで兄さんの肉棒を包み上げながらお口でご奉仕さしあげてますの……♥

 この格好の時は私は兄さんに絶対服従……♥ ですから、こうしてしまうのも仕方がないという話ですわ……♥

 

 私の一際大きな乳房でも包みきらない巨大なおペニス……♥

 逞しいソレは朝から何度となく出したのに元気いっぱいで、私は先程の汚れをお口で拭い取りながらも熱心にご奉仕してしまいます……♥

 

「ちゅぶっ、ちゅ、ちゅぶ、ちゅぅぅ……♥♥」

 

「んー。あーしまった昨日ドラマ取り忘れたなー」

 

「はぷっ、ふぅ、ふぅむっ……♥♥ ん、んぷっ……♥ ふにゅ……っ♥♥」

 

「まあいっかネトフリとかにまた上がってくるだろ、それよりポケモン買わなきゃだなーあー出る出る」

 

「んぶぅっ!? ふ、んぐっ……ふぅ……♥♥」

 

 びゅっぷ、びゅっ、びゅぶっ♥

 

 あぁっ、また兄さんのがお口の中にいっぱい♥♥

 飲みきれない分が私の口から溢れて谷間に溢れて行くのが見えますわ……♥

 私は飲み慣れたその苦い液体を嬉々として飲み干しながら、舌で残った分まで吸い取りながら、母乳滴るおっぱいおなほでむにゅむにゅと心地よい感触を与え続けてゆきます……♥

 

「あーイタコ、股広げろ。また出したくなってきた」

 

「は、はい……ですのっ……♥」

 

 その後も兄さんは興奮が止まること無く、私を机の下から机の上に乗せると、そのまま食卓の上で激しく犯して、私はまたも喜びの声をあげてしまいます……♥ ただ勿論、兄さんの暴虐はそれだけで終わることはありませんわ♥

 

 

「お掃除中、今お掃除中ですのっ♥♥!?」

 

「丸見えぷりケツ見せながら床掃除とか誘ってる以外のなんなの」

 

「そんにゃ、兄さんがっ♥♥ あっ!?♥♥ あっ♥♥ あっ♥♥」

 

 床掃除をしていれば、ムラついた兄さんに無遠慮にハメられ。

 

 

「お、お外で洗濯もの干してるんですのっ、なのになんでっ、あっ♥♥♥ あひっ♥♥ ひぎゅっ♥♥」

 

「この方が洗濯やりやすくね?」

 

「ぜったいっ♥♥♥ 違いますわっ!?♥♥♥」

 

 周りに人が居ないことを良いことに、洗濯物干してるところを両膝抱えられた姿勢で貫かれながら作業させられ。

 

 

「ふー……っ♥♥♥ ふー……っ♥♥♥」

 

「あーそうそう、そのままじっと見てて……あーイクイク」

 

「……!!っ♥♥♥」

 

 椅子に座って趣味の手芸をしてる所、いきなり谷間に肉棒を突っ込まれパイズリさせられたあげく顔にぶっかけられたり。

 

 

 兄さんの肉欲の限りに貪られては私の口に胸に、膣に幾度となく精を注がれ続けてしまいますの…♥極めつけには、

 

「にいしゃっ、やめっ、駄目ですのっ♥♥ そろそろきりちゃんが帰ってっ!?♥♥♥」

 

「あー本当だ足音聞こえてきた、もしかしたら隣人さんだったりなー」

 

「!? い、いやっ駄目っ、駄目ですのっ♥♥♥ 今見られちゃっ♥♥」

 

「――ただいま帰りまし」

 

「~~~~~~~っ♥♥♥ あ、お゛っ~~~~~~~っ♥♥」

 

 びゅくっ、どぷどぷどぷっ……♥ びゅぶっ……♥♥

 

「おーっすお帰り」

 

 きりちゃんが、帰ってくるのが分かって居る上で玄関マットの上で無理矢理背面座位の姿勢にされ、結合部丸見えの姿勢で中出し……♥ しかも絶頂してるところまで見せつけられてしまいましたの……っ♥♥

 流石のきりちゃんもその様子にはぎょっとしており、私は恥ずかしいやら気持ちいいやらでもう何がなんだか、全く、分からないですのぉ……っ♥♥

 

「学校どうだった?」

 

「中出ししながら聞くセリフですかそれ。っていうか何してんですか」

 

「中出し」

 

「デカパイ掴んで後ろから抱きしめた状態でがっつり中出し凄いですね。あー別に足広げさせなくても見えてますから! 今もびゅーびゅーしてるのも分かりますから自慢しなくていいです!」

 

 う、うぅぅ……♥ 元気の衰えない中のおペニスが射精するたびに私のお腹が満たされる感覚……本当はこんな破廉恥な事絶対によくないのは分かってるのに……止められませんの……♥

 

「っは……♥ あ……はぁ……♥」

 

「あー出した出した。きりたんお掃除して」

 

「ちょ、何で帰ってきたばっかりなのにそんな事を」

 

「朝から不完全燃焼で結構ムラついてるでしょ?」

 

「そんな事……」

 

「早く」

 

「……っ! …………本当、兄様は死ねばいいと思います。……っ♥」

 

 そしてきりちゃんは渋々と、それでも嬉しそうに私に出したばかりの肉棒をいそいそと口に咥え始めるのでした……♥

 

 こうして、今日も東北家はただれてゆきますの……♥



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東北家のメリークリスマス 【きりたん】

メリークリスマス
他姉妹は気が向いたら書くね


 メリークリスマスです。東北きりたんです。

 

 全国の夢見る子供達のために我が東北家もかきいれ時を迎えております。

 ……え? 何してるって? そりゃサンタですよ。我々東北家も電子の妖精として全世界の冴えないファン達や子供達の為にせっせせっせとプレゼントを投げつけ……配っているんです。

 

「でもこのコスプレは解せぬ」

 

「サンタコスが一着しかなくて……」

 

「いいじゃないですかきりたん、私はトナカイコス好きですよ」

 

「ずん姉様はただ野外プレイ好きなだけじゃないですかやだー!」

 

 左からタコ姉様。ミニスカサンタコスでその我儘スイカップぼでーを窮屈そうにしまい込んでおります。

 太ももがちらちら見えて、大きく見せつけられる胸の谷間はまかり間違っても子供と出会う姿ではありません。

 そしてその隣ずん姉様と私。トナカイコスです。

 ずん姉様は何故か両手両足だけトナカイの手足の手袋と靴で、頭には布製の角。それ以外はトナカイの毛皮色の水着というこれまた破廉恥コスで、誰かを乗せるというよりかは誰かに乗って跳ね回りそうな感じがします。

 私はというと水着とかそういうのではなく、もう全身着ぐるみです。露出してる部分が顔ぐらいしか見当たりません。いや、それはそれでいいんですか何で私がこんな格好に!

 

「さて、子どもたちに夢とプレゼントを渡しますわよ! 煙突はどこです!?」

 

「まだ子供が寝る時間には早いのでは?」

 

「第一煙突ある家探すのが大変ですね……山奥に行かないとないのでは」

 

「うぅん……配るのはナマモノなので、出来るなら室内に入れて起きたいですわ……」

 

 あっ、何か配るものの察しがつきました。"ず"で始まるあれですね。

 最新ゲーム機やおもちゃを望んだ子供達が代わりに受け取るずのつくお菓子……翌日の子どもたちの顔がまざまざと浮かぶようです。ずん姉様なんですかその満面の笑み。別になにもしてやってませんからね。むしろ呆れてますから。

 

「保冷剤と一緒に包んでおけばいいかもしれませんね」

 

「うーん、でも一人当たり一個しか渡せないですし、そんな数の保冷剤用意出来ませんわ……」

 

 しかも一人一個でした。東北サンタみみっちいです。でも仕方ないですね、我々もお金がある訳ではないのです。

 むしろずんだ……あ、言っちゃった。ずんだ餅が貰えるだけありがたいと思って欲しいですね。

 

「もういいじゃないですかタコ姉様、ずん姉様。ずんだ餅は各ご家庭の郵便受けに入れておきましょう。きっと気付く筈です」

 

「……それもそうですわね!」

 

「よーしそうとなると郵便受けに片っ端からずんだ餅を詰め込んでいきますよ! きりトナカイ行きますよ! おおー!」

 

「おー。……ずんトナカイさま、全力ダッシュするのもいいですがイタコサンタさんを置いてってますよ」

 

「……はへっ、へっ、ま、待って……待ってくださいですの」

 

 当然ですが我々東北トナカイは人を載せて走るなんて真似出来ないので全員徒歩で各家に配りに行きます。

 駄犬が如く元気一杯なずん姉様はまだしも、運動音痴でおっぱいを重たげに揺らして走るイタコサンタさんはもう息を切らしていました。今日中に配りきれるんですかね、コレ。

 

 

 

 § § §

 

 

 そんなずん、プレゼント配りをクリスマスの奇跡の力を借りて済ませた直後の事でした。

 卑劣な事にサンタを狙う魔の手が忍び寄っていたことに気付かなかった私達東北家。

 家に帰ってきた瞬間に待ち受けていた卑劣漢、正式名ニッポニア・クズア・ニサマ、通称クズ兄様に我々は(部屋まで)拉致られてしまいます。

 

「ホーッホッホ……今年もサンタを捕獲できるなんてついてるワイ」

 

「ひ、ひれつですわー!」

 

「お兄さん……信じていたのに……!」

 

「いや待ってください、何で縛られてるの私だけなんですか?」

 

 拉致の瞬間、私は両腕をタオルで縛られて腰に抱えられて二階まで連れてかれたのですが、残るタコ姉様ずん姉様は縛られてる形跡もなく普通についてきていました。おかしくない?

 

「今年のサンタの味はどうなのかのう、早速食べさせて貰うとするワーイワイワイ」

 

「あとその語尾何をモチーフにしてるんですか、って、一体何っ、を!?」

 

 直後着ぐるみの格好でベッドに寝転されて、その両足をなすすべなく開かされる私。

 まあ広げられても着包みのままなのでいつもより気恥ずかしさはないですが、恥ずかしい事には違いありません。

 姉様方は自由の身でありながらそんな私を静観しており、世の不条理を感じてしまいます。

 というかこんな色気のない格好の私に真っ先に飛びつくなんて、本当クズ兄様の性癖というのは度し難く、んぅっ!

 

「あっ、く……んっ……! 何してっ」

 

「何も何も、ナニに決まっているでげす」

 

「語尾が安定しなさ過ぎなんですけどっ、というかもっとエロい格好してるタコ姉様にずん姉様がいるじゃないですか、なんで私……っ!」

 

「なんでって……」

 

 二本指が着包み越しに土手を何度もさすりあげて往きます。

 着包み越しだからいつもよりも感じる刺激は弱めですが、逆にそれがもどかしく。

 早くも私の体は少し火がついて体揺れてきてしまいます。

 

「いや、着包みエロスって燃えるじゃん?」

 

「馬鹿なんですか!」

 

「いや今回の話もそういうのがコンセプトだから覚悟してくれ」

 

「メタ発言も大概にしてくださいっ、ひっ、あっく……! んっ、ふ♥」

 

「まあまあ、でも気持ちいいだろ?」

 

 こすこすこす、と一定のリズムで土手沿いに当てられる刺激は確かに気持ちいいですが、それ以上に物足りなさを感じてしまいます。いつもなら直接、しかもすぐにほじくられている物ですから余計に。

 両手を縛られてあけすけな格好で虐められていることが更に私の情感を刺激し、もっとして欲しいとは言えずにきっ!と兄様をにらめつけてしまいます。

 

「おっ、その睨みつけ。もっとシテ欲しいの合図だな」

 

「クズ兄様は本当都合よく解釈するの一流ですねっ、そんな事ないので早く解いてくださ」

 

 そう言い切ろうとした私の視界にとある物が写ります。

 丁度ずん姉様から兄様の手に渡された、主にマッサージに使われる筈なのに不名誉なイメージがついて回る道具――電マです!

 

「というか何でずん姉様は兄様の手伝いしてるんですか!」

 

「つーん、別に精一杯おめかししたのに選ばれなかったからとかじゃないです。たまたまですー」

 

「ちゅわ……私も頑張ったんですの……でも選ばれないなんて」

 

「二人はまた後でなー、今はきりトナカイの調教の時間だから」

 

 駄目だこの姉達案の定欲望に忠実過ぎる!

 くっ、こんな事になるんだったら私もせめてずん姉様と同じく水着トナカイコスに、いぃぃいぃぃっ!?♥♥

 

「うぁっ、あっ、い、いきなりっ♥♥」

 

「ちょっともどかしかったんだろ? 一杯してやるから喜べー」

 

「誰がよろこぶっ♥♥ くひっ、か、ぁっ、あっ、あっ……♥♥」

 

 ぶるぶるぶるって震える先端っ、押し付けられる刺激と快感は先程の比ではなく。喘ぎ声と共に顔を反らしてしまうくらいには気持ちがいい……っ、きぐるみの中で下着から液体が溢れて行く感触があり、今すぐに逃げようと腰を引いたり両足を閉じようとしても兄様の強い力で強制的に開脚させられ、継続的に押し付けられてしまいます。

 

「足閉じるなって」

 

「みゃ、まっ、って♥♥ まっ♥♥」

 

「足閉じるなって言ってんだろー」

 

「まっへ、あにしゃま、まっ♥♥ まっへ、イっ、イクっ……イっちゃいますって……♥♥」

 

 ヴヴヴヴヴヴヴーって無機質な音が響き渡る中、私は腰を突き出した姿勢で着包み越しに刺激を繰り返され続け、急遽高められた性感の前に兄様に懇願するも、当然聞き遂げられず。既にきぐるみの中は愛液が溢れ、太ももまで伝って衣類を濡らす感覚があります。こ、このままされたらイっちゃ、あっ、来るっ、くるぅっ♥♥

 

「~~~~~ッ♥♥♥」

 

「あーイったイった」

 

 無様にブリッジしながら私はイキ散らかしてしまいました。

 ぷちゅ、と自分にしか聞こえない音を立てて股間から潮が溢れるのが分かります。

 脳を走る電流に体の震えを抑えきれない状態。だというのに兄様の攻撃は止むこと無く、更に強めに電マが押し付けられます。

 

「あに、あにしゃまっ♥♥ イキまひたっ♥♥ イキまひっ♥ イっイって♥♥♥」

 

「あーいいぞー、もっとイケー」

 

「ひぎぃっ♥♥ い、イィィっ♥♥ いきゅっ、いきゅぅっ♥♥♥ んぁぁぁーーっ♥♥♥」

 

 ヴィンヴィンと土手にめりこむ振動体。

 着包み越しに液体を吸ってきたのか水気のある生地を震わせる音は先程から変わってきており、私は終わることのない快感に目をめいっぱい広げ、口を開けて喘ぎ声を上げ続けてしまい、やがて――、

 

 ちょろ、ちょろろ……ジョロロロロロ……♥♥

 

「あ。出てきた出てきた、早々コレが見たかったんだよなー」

 

「……うわ、お兄さん鬼畜です……♥」

 

「な、なるほど……でもこれはエッチですの……♥」

 

 私は無様に、おもらしを始めてしまいました。

 私からは見えませんが、きっと兄様からははっきりと見える筈です。

 電マを押さえつけた生地が最初は小さく、そして徐々に液シミを広げ、やがて股間部分全域を濡らし、あまつさえ生地をお仕上げておもらしをこぼしていく様が。

 着包みの中も、そして着包みすらも透過して溢れるツンとした匂いのお漏らしが電マで弾かれて飛沫をあげます。

 

「ふあああぁぁ、あぁぁぁーっ♥♥ あーっ……♥ あー……っ♥♥」

 

 喉も枯れ果てそうなくらいに叫んで、なおのこと快感から降りられなくなった私。

 お漏らしがきぐるみの中を、ひいてはベッドを散々汚した所でようやく電マが取り除かれ、私は痙攣を繰り返しながらベッドに力なく横たわってしまいます。

 

「はーい御開帳ー、うーわ、ひっで。ぐっしょぐしょだしすっげえ蒸れてる」

 

「ちゅわぁ……♥」

「わぁぁ……♥」

 

 そして股間についたファスナーを刷り下げられ開放された私の股間を見て、兄様達が溜息をつきます。

 そりゃそうでしょう。おしっこと愛液でぐっちゃぐちゃになった蒸れに蒸れた股間なんて、見るも無残に決まっています。

 きっと下着としての用を為さなくなった純白のショーツは透き通って私のアソコを丸見えにさせてる筈です。

 

「あー我慢できね、きりたん。きりたーん、いいよなー?」

 

「う……♥ あ……♥」

 

「同意とみなすぞー、んじゃいただきま~す」

 

「んぁ、あ……♥ あぁああぁぁっ……♥」

 

 そして、動けず喋れない私を良いことに、とうとう私は股間だけ空いたトナカイ着包みを着たまま犯されてしまいます。

 下着をずらされおしっこをお漏らしするほど解された膣内は入ってきた更に熱くて硬い肉棒を難なく飲み込み、私は上擦った声をあげ、そして更に快感を上書きされてしまいます♥

 

「んぁっ♥ あっ♥ あぅっ♥ あーっ、あーっ…♥」

 

「あーきりたんの中あったけー、トロトロだし寒い日はやっぱり堪んねえわ……ちんぽウォーマーに最適だな」

 

 腰を掴まれ、両足をぐったり広げた私の中を出し入れされるだけで、どうしてこんなに気持ちいいんでしょう……♥

 こんな酷いことを言われているのに、こんな快楽目的で貪られてるのに、膣奥をおちんぽで叩かれるだけで驚くほどの幸福感で満たされ、私は弱々しく兄様の服を掴んで中を締め付けて応えてしまい、すると兄様の興奮して更にピストン速度を上げてゆきます。

 

「はひっ♥ ひぅっ♥ あにっ、あにしゃまっ♥ あにしゃまぁっ♥♥」

 

「あー出る、でるでる。JS幼マンコにでるわー、出していいよな? いいよね?」

 

「あにしゃっ、あっ、りゃめっ、今だされひゃっ♥♥ ひぎゅっ♥♥♥」

 

「わり、我慢できね」

 

「あ、あああぁぁああぁぁっ♥♥♥」

 

 ぶびゅ、びゅっ、びゅるるぶぶっ、どぴゅっ、どびゅるるーっ!

 

 きた、きましたぁっ、膣内にほとばしった熱々のザーメンが私の中にぃっ♥♥

 どうあがいても私の子宮と膣内じゃ受け止めきれない量が注がれていくのに、充足感が半端ではありません……♥思わず両足で兄様にしがみつき、私はその熱いパトスを受け止めていってしまいます♥

 

「あークソっ、一発で我慢できるかっ、次イクぞ次っ」

 

「ひゃひっ、あにしゃまっ♥♥ まだ、わたひっ♥♥」

 

「うるせえオナホトナカイがっ、お腹ぼってぼてになるまで中出しすっから覚悟しろコラッ」

 

 案の定兄様の性欲は一度で止まる訳もなく、私を後背位の姿勢にすると後ろからハメてきます♥

 小さな膣穴に限界までねじこまれたおちんぽの感覚……♥ 快感でいう事聞かない体は覆いかぶさった兄様の体重をささえ切れず、そのままベッドにべちょりと潰されてしまいますが、寝バックの姿勢になって丁度いいとばかりにピストンが始まります♥♥

 

「ふんっ! ふんっ! ふんっ! ふんっ! ふんっ!」

 

「ぎっ♥♥ いっ、ひぎゅっ♥♥ んおっ、おぉぉっ♥♥ お゛っ♥♥」

 

「ちゅ、ちゅわわ……♥」

「はわわわ……♥」

 

 ポルチオごとベッドに沈み込ませるピストンのたびに私の両足がびくんっ、びくんと跳ね、股間部分だけぽっかり空いた着包みの私から汚い嬌声が漏れ出ます♥♥ 執拗なポルチオ責めをされてバグったのか、尿道口からは押しつぶされるたびに潮が吹き出し、角度によっては潮をぷしゃっ、ぷしぃっ♥♥ってみっともなく吹き散らす様が見える筈です……♥♥

 

「あっ、ぎっ♥♥ あーっ♥♥ あにしゃまっ、あにしゃまぁぁっ♥♥ やぁああぁぁあっ♥♥♥」

 

「うるせえっ、叫んでる暇あったら孕めっ、黙って精液受け止めろっ!!」

 

「あ、ぎ、ひぎゅ、う、ああああ、やりゃ、ああああああああああぁぁあああぁあ――――――――――っ♥♥♥」

 

 きっと家中に響き渡る声でしょう。

 一際強いピストンでちっちゃな赤ちゃん部屋の入口を思いっきり亀頭で押しつぶされ、ゼリーみたいに固形状の黄ばみザーメンを好き放題注がれるんですから、こんなの雌なら我慢できる筈がありません……♥♥♥

 収まりきらない量の精液が股間からぶりゅぶりゅりゅ…♥って溢れるのを感じながら、私は喜悦の声をあげ――そしてベッドに沈みこみ、意識を飛ばしてしまうのでした。

 

 

 今日も東北家はただれております。

 あんどメリークリスマスです、皆さん。



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東北家の日常生活と裏側① 【東北きりたん】

ボクカエッテキタヨー

普通過ぎる日常と異常すぎる裏側を同時に書くとシコリティが上がると聞いて。
急に三人称になるよ!


 

 

「先生おはようー」

「おーっす」

「おはようございまーす先生」

 

「はい、おはよう」

 

 朝。友達が続々と教室にやって来る中、僕はいつもあの子が来ないか探してしまう。

 特徴的な髪飾りに、まるでお人形……それも日本人形みたいな不思議な雰囲気の女の子。

 可愛らしくて、色々な話を知っていて。それでいて守ってあげたくなるようなか弱い子。その子はやっぱり、今日も早くには来ない。

 

「……先生、いつもすみません。今日も遅くなってしまいました……」

 

「きりたんちゃんもお早う、今日も顔が赤いけど……大丈夫? 保健室行かなくても平気……?」

 

「はい。今日はまだ平気だと思いますので……」

 

「そう……無理はしないで、気分が悪くなったらすぐに保健室にね」

 

 ――来た! きりたんだ。

 今日も遅めに教室に入ってきた彼女は、古めかしい着物に下はスカートと言った出で立ちでランドセルを背負っているので、ちょっと……いや、大分物珍しい格好をしている。だけどやっぱり今日も彼女は可愛い。

 彼女はいつもよく遅刻してくるけど、それは彼女が病弱だから仕方ない事だよね。休みがちな時もあるから、逆にこうして会えるのがより嬉しく感じてしまう。

 

「おはようきりちゃん、大丈夫?」

「きりたん気持ち悪くなったらすぐに言えよな、保険室つれていくぜ」

 

「はい。みんなおはようございます……あとありがとう、いつもいつもごめんなさい」

 

 勿論僕だけがきりたんにそんな思いを抱いてる訳ではない。クラスのみんながみんなきりたんの事を気にしているし、大好きだ。多分それは彼女がとっても可愛いのもあるけど、気遣いが出来て、頭が良くて。それにいつも優しい。そんな所が人気が出るのだろう。

 なんというか、そう。きりたんは守ってあげたくなる。

 僕も含めてきりたんを知ってる人は、きりたんに酷いことをする人が居たらどんな相手だろうと助けに入るだろうと思う。

 

「お、おはようきりたんちゃんっ」

 

「山田くんもおはよう」

 

 そして彼女は何を隠そう、僕の隣の席だ。これは僕だけの特権と言ってもいい。

 ふわりとした柑橘系の香水の匂いに、耳をくすぐるような優しい声色はいつもいつも心地が良い。でももう半年以上隣の席にいるのに、いつも挨拶するのも慣れなくて声が上ずっちゃう。

 彼女の優しい笑顔に、僕は今日も胸の高鳴りを抑えられない。

 

 

「え、えっとあの……っ、き、きりたんちゃん昨日、昨日の……」

 

「……?」

 

「き、昨日の剛力仮面、み、見た?」

 

「あ、うん。剛力仮面なら見ましたよ、面白かったですよね、まさか剛力仮面の正体が近所のおじさんだったなんて……」

 

「あー剛力仮面の話してる! 俺も混ぜて!」

 

「きりたんちゃん何でも見てるねー、ねぇ剛力仮面って本当に面白いの? きりちゃん」

 

「面白いですよ。世の儚さと世界は所詮金と暴力で成り立つって堂々と子供に突きつけるそのスタンスが中々いいです」

 

 そしてきりたんちゃんは案外、男の子の好きなようなものに理解があるのがまた人気の秘訣かも。

 女の子らしいお洒落の話やお菓子作りの話も出来るのに、アニメとか、ゲームとか。そういった物も全然話せる。だから彼女の周りにはいつも人が絶えないし、僕は話すのは苦手だったけどきりちゃんと隣合った事で色々な子と話せるようになった。だから本当に彼女には感謝してる。

 

「僕も、そ、そう思う……子供相手に綺麗事を並べないで、こういうもんだから覚えとけって、言ってくれるような反面教師の感じが、やっぱり剛力仮面の面白みなのかも……M字ハゲアデラン編とか、特にぐっと来たし……」

 

「山田くん、分かってますね。私と同じ意見です、M字ハゲ編はバーコード伯爵との対立含め、特に……」

 

「ふ、深い話してんなー……」

 

「あーまたきりちゃんがオタクトークしてるー、たまには私達と話そうよー」

 

「ごめんなさい、山田くんとは気があってるのかついつい話が盛り上がってしまって……」

 

 ね、と笑いかけるきりたんに、僕はドキっと胸の高鳴りを抑えられない。

 いつもいつも彼女の笑顔を見るたびに、顔が赤くなってしまう。

 

「山田ー、何顔赤くしてんだよー!」

 

「ち、違うよ、こ、コレは別にそのっ」

 

 うぅ。彼女はそんなつもりはないはずなのに、僕のバカバカ!

 でも……クラスのみんなと一緒にこうして笑うのが楽しくて、そしてそのクラスにきりたんがいることを本当に幸せに思う。

 

「ふふふ、本当に顔真っ赤ですよ山田くん。大丈夫ですか?」

 

「……う、うん。大丈夫です……」

 

 いつか……うん。本当にいつか、出来ればだけど僕はきりたんに僕の気持ちを伝えたい。

 人気が高くて上級生の人や、それこそ中学生の人もきりたんに告白してるって聞いてるけど、今の所全部断っているみたいだから……多分僕にもチャンスがある、よね。

 うじうじしてる僕だけど、気が合うって言ってくれるし……その僕は出来るなら二人きりで彼女の笑顔がみたい、彼女の声が聞きたい、彼女を近くで守ってあげたい。

 僕に勇気が整ったら絶対に言おう。

 

 昨日も思ったし、一昨日も思った。多分明日も思うのだろうけど……僕はそう誓うのだった。

 

 

 

 § § §

 

 

 

「おーっし頑張れきりたん、がんば、がんば」

 

「ふっ……♥ うぐ、ふ、うぅ……っ♥♥」

 

 学校終わり、きりたんの部屋にて。東北家唯一の雄である通称クズ兄ときりたんがベッドの上で絡み合っていた。

 いや、絡み合っていたというのはおかしいか。ベッドの上で立ち膝をついたクズ兄が淫水焼けした肉棒を突き出し、未だJSである東北きりたんが四つん這いでスカートをめくりあげ、ショーツをずり下げた姿勢にしてソレを受け入れているからだ。

 

 何をどこに受け入れているのか?

 ソレは勿論――彼女のお尻の穴である。

 

「まだ先端がめりこんだくらいだぞー、頑張れ頑張れ。この間は1cmまでいけたから今日は2cm以上いけるって」

 

「そ、んなのっ♥♥ 無理ですっ、って……♥ こんにゃ、おおきっ……♥」

 

 排泄にしか使わない筈の器官に押し付けられた、立派な肉棒。クズ兄はその亀頭部分をぐりぐり…♥と今も尚狭い腸内に入れようと動かしていた。沈着の薄いサーモン色の尻穴は、愛液と先走りでまんべんなく濡らされていやらしい光を放っており。更にその下のぴっちりと閉じた幼女のマンスジからは、とめどなく愛液が垂れていた。

 

「1cm毎に1000円だぞ~、奥まで飲み込めたらPS5。約束したもんな~」

 

「んにゅっ♥ ひっ……♥ そんな約束しなきゃよかっ……♥ い、ぁぁっ!?♥♥」

 

「あー熱々小学生ケツマンやっぱきっつ……先端飲み込めたら後少しなんだけどな~」

 

「みゃってっ♥♥♥ おまんこっ、ほじほじっ♥ しにゃがらはずるっ、ずるいっ♥♥ いっ、あっ、あひいぃっ♥♥♥」

 

 お尻の穴に集中していたきりたんの膣穴に唐突にねじ込まれる太い指、二本。根本まで飲み込んだソレを容赦なく出し入れしてゆけば、きりたんの口から切羽詰まった嬌声が次々と溢れ、快感に腰をくねらせながら指を何度も締め付けてくる始末。そこには学校での清楚なイメージはどこにも見当たらなかった。

 

「っていうかさー、きりたんお尻の穴締めすぎ、緊張しすぎなんだって。だから入るものも入らないんだよ」

 

「む、むりなものはっ♥むりっ♥って、ひっ、いっ♥ 指、ぐちゅぐちゅらめっ、あっ、あっあっ……!♥♥」

 

「お、イキそ? まだイクなよ。イクならケツ穴と合わせてだからなー」

 

 上ずった声を挙げて限界を伝えるきりたんに残酷な宣言。激しく動いた指先で何度となく攻め立てた膣内、その絶頂寸前で指が引き抜かれて、「っう゛んっ♥♥」っと切なくも動物めいた喘ぎ声が漏れる。そして代わりに尻穴に押し付けた亀頭をぐり、と力を込めてねじこんで、また進まなくなると限界寸前までまた手マン責め。その繰り返し。

 何度と無く行われた寸止めにより少女は息も絶え絶えで、全身から大粒の汗を垂らしながらもベッドでのたうち回っていた。

 

「おーきりたん見ろ! 頑張ったなぁ、ほらもう3cmくらいは入り込んでるぞ! 後少しで先端入りそう!」

 

「おみゃ……♥ はにゃ、はひっ、ひぅ……♥♥ あにしゃまっ……♥ あにしゃまもう、りゃめ……っ♥♥」

 

 桜色に染まったシミも汚れも見当たらない小学生の薄くも小さな丸尻を上下させ、その尻穴のある部分が男根を咥え込むような形で大きく広がっている光景はあまりにも淫靡。絶頂寸前まで責め立てられ続けたお陰でふるふると不規則に体は震え、ベッドにこぼした愛液のシミはお漏らしと見紛う程。クズ兄はその様子を見てうんうんと頷きながら、押し出そうとするキツイ締め付けに呻き声を漏らしそうになっていた。

 

「よしよし、じゃあご褒美にイカせてやるからなー」

 

「まっ、まっへっへ……♥♥ ふにょっ!?♥♥ おっ、お゛っ!?♥♥ おぉっ♥♥ お、りゃめっ、はひぃっ♥♥」

 

 3cmまでめりこんだ亀頭を咥えこませたまま腰をゆったり振りつつも、ポルチオイキまで体験したこなれた幼膣を指で抉る同時責め。本来なら尻穴で感じる筈もないというのに同時に虐められる事で快感信号を勘違いし、不快感はあっという間に快楽で上書きされていく。

 

 

「~~~~っ♥♥ ふにゃ、はひっ、ひにゅううぅぅうっ♥♥♥♥」

 

「おぉっ、おっ、あー出る出るっ!」

 

 膣内で指先を強烈に締め付け、尿道口からほとばしる大量の愛液。そして竿やめりこんだ亀頭が一際跳ねたと思えば幼尻が震えだした。幼いアナルめがけて精液がほとばしったのだ。膣イキと同時に注がれた精液の熱さに、きりたんは喜悦の声を止めることができなかった。

 

「あー、小学生アナルに精液コキ捨て気持ちいいわー」

 

 びゅっぷ、びゅっ♥♥ びゅくん、とぷ、とぷ……♥

 

「あっ♥ あおっ……お、おぉ……♥ ほぉ……♥」

 

 クズ兄は亀頭をアナルにめり込ませた状態で自ら竿をしごきだし、蓄えた精液を尿道から腸内へと送り続けてゆく。すっかり精液の熱さを覚えた淫乱小学生は力なくベッドに突っ伏しながらも、ぱくぱく…♥と膣口を切なそうに動かしながらヨダレを垂らし続けていた。

 

「記録更新だなーきりたん、3cm。偉いじゃん、よく頑張ったなぁー」

 

「お゛ぅっ……♥♥」

 

 にゅぽんっ♥ 精液を放り出して満足したのか、引き抜かれる亀頭。

 先端だけとはいえ広がったサーモン色のアナルは、ゼリー状のザーメンがこびりつき、入リ残った精液がこぽ…♥と溢れる様が見えていた。

 

「偉い偉い、きりたんはずん子に次いでアナルの才能あるぞー」

 

「う、うれひく……♥ にゃいれふ……っ……♥♥」

 

 動けない状態で頭を撫でられて、口先では反抗するもののどこかとろんとした目を見せてしまうきりたん。しかして尻穴の奥の熱さに彼女の疼きは高まっていく。クズ兄もまだ興奮が冷めやらぬのか、肩腰に睨みつける彼女の腰を掴むと、

 

 

「お、ま、まってもう終わりっ♥♥ もうおわっ♥♥ んにゃぁぁあああぁっ♥♥♥♥」

 

「あーほっかほかまんこ、やっぱりきりたんのこっちも名器だわ……!」

 

 腰を引き寄せ、そのまま膣口と亀頭の位置を合わせ、押し進め、飲み込ませ……ろくな抵抗もなさそうに幼膣の奥まで入れてしまう。ほとんど毎日、性欲処理のために犯されてきた彼女の膣内は喜びに肉棒を締め付け、精液を絞ろうと本人の意志を抜きにして歓迎の抱擁を繰り返す。

 慣れてないアナルと違い、キツさはあるがそれでいて全てを飲み込むような柔らかさも兼ね揃えたその膣内に、クズ兄も何度も味わったのに声を漏らしてしまう。

 

「あっ、あっ、あっ! あっ! あーっ♥♥! あーっ♥♥」

 

「き・り・た・ん・レ・イ・プ・中・な・う……っと、ずん子に送信~」

 

「ちょっ!♥♥ あにしゃまっ♥♥ 今なんてっ、♥ って撮るのやめっ、やめろぉっ♥♥♥」

 

「えー近況報告、いいじゃんいいじゃん。あ、動画の方が良かった?」

 

「よくにゃいっ♥♥♥ そんなの撮って、流出したりゃっ♥♥ あおっ、おっ、おぐっ♥♥ ひぎゅぅっ♥♥♥」

 

「きりたんのおまんこはそう言ってないようだけどなー、ハメ撮り大好きでしょ?」

 

 手慣れた様子で腰を振りながら片手にスマホを構え、撮影モードで痴態を撮るクズ兄にきりたんはやめろ、やめろと喘ぎながら抵抗するが、力、体格差、そして快楽攻めによって何一つ止める事も出来ず、細い腰を掴まれてロリマンコをデカマラで耕され続ける。

 薄くも美しいお尻が汗に濡れ、腰を打ちつけられて揺れて、潰れて。先程注いだ精液をアナルが押し出されて溢れ落ちる様が撮られてしまう。

 

「あーっ♥♥ あっ、あうぅっ♥♥ あにしゃまっ、やりゃぁっ♥♥ 撮るのやりゃってぇっ……♥♥」

 

「あーあーあ、泣いたり喘いだり忙しい奴だな。大丈夫だって流出したら流出したで何とかするって、約束する。守ってやるって」

 

「ほ、ほんとれしゅかっ♥♥ やくしょくれしゅっ、からぁっ♥♥ りゅうしゅちゅっ、したらっ♥♥ ぜったいっ……♥♥♥」

 

「うんうん約束するする。だから中出しするぞー、おっ、お」

 

「やっ、っひ♥♥♥ 中出しもらめっ♥♥ あっ、あぐっ♥♥ うっ♥ あっ、あぁぁっ♥ あ、あぁぁっ♥♥♥」

 

 止めてくれない腰振り、ハメ撮りについに泣き出したきりたんをクズ兄は慰めつつも腰を振ることを辞めず、挙げ句の果に中出しする気まんまん。泣きながら中出しを回避しようとするきりたんに、やはり辞める気はないとピストンスピードを挙げて幼マンコを肉棒でかき回し、そして。

 

「――お、おおぉぉっ!!」

 

「あ゛あ゛ぁ゛―――っ!!♥♥♥ やらぁあ゛あ゛ぁあ―――っ!!♥♥♥♥」

 

 どびゅっ、ぶびゅっ、びゅるるっ、どぷっ、どぷんっ♥♥ びゅぷっ♥♥

 

 ぴっちりお尻に腰を打ちつけた状態で始まる種付け。

 まだ初潮すら来ていないJSマンコ、その小さな子宮内に無遠慮にゼリー状のぷりっぷりのザーメンがほとばしってゆき、躾けられたきりたんの体は中出しザーメンの感覚で絶頂まで一気に押し上げられて、絶叫しながら背筋を反らして体を震わせた。

 

「お、おぉぉ……っ、あー、やっべ、絞られる」

 

「あっ、あひゅっ……♥♥ ふあぁあ……♥♥」

 

 当然この男、そんな中出しシーンも含めてしっかり撮影しており、中出しアクメに悶える小学生の様子をばっちりと撮り、そして自身の射精が終われば、ゆっくりと引き抜き、ほぐれた膣口から溢れる精液まで残すのだった。

 

「あ。ずん子から返ってきた。『帰ったら私もお願いします!』……おう、元気な事で」

 

「あ……あぅ……♥ あにしゃまぁ……♥♥」

 

 

 今日も東北家はただれていたのであった。




次はずんずん。


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東北家の暇つぶし 【きりたん、ずん子、イタコ】

ゔぇーい。
むらむらしたので上げておきますね。


「……」

 

 時刻は朝の11時くらい。

 平日であるというに夜更しをして今の時間まで寝こけていた東北一家唯一の漢、通称クズ兄。

 彼は寝間着姿のままでぼりぼりと腹を描きながら居間に顔を出した。

 

「あら兄さん。おはようございますわ、そろそろお昼ですけれども朝ごはんはお食べになります?」

 

 すると、そこには台所に向かっている東北家長女の東北イタコが居た。

 彼女は割烹着を身に包み、頭に三角巾をつけてどこか楽しげに料理を進めているのだが、意識の覚醒していないクズ兄はただぼーっと見つめているだけ。

 

 それを不審に思ったイタコが「どうしたんですの?」と近づいてしまう。

 言うまでもないがクズ兄は性欲異常者である。東北家の住人に歪な形で愛を注ぐ彼は、割烹着越しでも分かる大きな胸を重たげに揺らしながら慎ましく寄ってくる彼女を見て何気なく手を伸ばしたかと思えばそのスイカップを鷲掴みした。

 

「んんっ!? ちょ、ちょっと兄さん!?」

 

「あー……」

 

 そしてそのまま感触を楽しんでいるのか確かめているのか、歳にしては大きすぎるその爆乳を乱暴に揉みしだき始め、流石のイタコも顔を青くしたり赤くしたりしていくのだが、大胆にもまさぐるような動きになってしまうと抵抗すらできなくなってしまう。

 体は素直である。こんな乱雑で痛みを伴う愛撫でも既に彼女の体は屈服しかけていた。

 

「あうっ♥ 兄さん、お待ちになって……お待ちに……♥」

 

 愛撫はペースがあがっていく。

 割烹着を脱がし着物の根本に指を引っ掛けられ、一息にそれを下げられれば「だぷんっ♥」という音を立ててピンク色で少し大きめの乳輪のおっぱいが飛び出してくる。クズ兄はお餅のような感触のそれを揉みくちゃにして、左右上下におもちゃのように無言でこねくり回してゆくのを繰り返せば、イタコは目をきゅっとつむって自由にさせざるを得ない。

 もはやうわ言のような拒否の言葉と荒い息しか出せていない彼女に、クズ兄はようやくその瞳に意識を灯しだした。

 

「このおっぱい……あーイタコか。お前何でおっぱい俺に揉まれてるんだ?」

 

「も。揉まれて、って…♥ 兄さんの方から私のおっぱいを勝手にまさぐり初めて……っ♥ あっ…あっ、あっ♥♥」

 

 どうやら寝ぼけてイタコにセクハラを働いていたらしい兄は彼女の説明を妨げるように少し大きめの乳首を指でつまんでひねり、イタコはその甘美な刺激に腰をもじつかせ、先端から小さく母乳を零し始める。

 

「まあいいや、腹減ったから飯食いたいな」

 

「い、今作っているところですの……っ♥ だから、兄さんはそこで待って頂いて……あっ、ちょ、ちょっと兄さん下、下は脱がせないで……なんで脱がすんですの!?」

 

「春になったっていうのに寒くてさー、温かい所ねえかなって」

 

「暖を取るならヒーターを出しますわっ、私であたたまるのは…お゛っ!?♥ お゛っ♥ おぉ゛……♥」

 

 そして流れるような速さで指を突っ込まれてしまうイタコまんこ。

 普段から押しに弱い彼女は特にクズ兄には弱く、体は開発済みであるのならば前述の愛撫だけでも既に準備は万端。

 他ならぬ彼の指であると認識した膣内は外界と違ってひと肌以上に熱を持ち、かつとろとろになっており、軽くかき回しただけで水音をかき鳴らし始める。

 

「いいところあんじゃーん」

 

「良くないっ、良くないですわ兄さん、やめてっ♥ 駄目ですわっ、朝からこんな……ん、おぉぉぉぉ……っ♥♥」

 

 間断なく突きこまれるクズちんぽは、抵抗すら受けずに彼女の膣内にハマってしまう。

 まるで剣が鞘に収まるかのようにスッポリと満たされ、しばらくその余韻にひたっていたクズ兄は、腰を動かして中の感触を楽しみ始める。

 

「あーちんぽウォーマーあったけー」

 

「兄さんっ、だめ、だめですわ……っお゛っ♥ おちんぽ朝からっ…ひぐっ♥♥ んぉっ♥♥」

 

 お互いに立った状態での挿入である、腰が動く度にイタコは感じ入って背を仰け反らして倒れ込むのを兄の腕が防ぎ込み、敏感な恥部には少し強い突き上げに、追い込まれるようにして後ずさるイタコ。

 やがて体位は自然と台所に背を預けた対面座位の姿勢に。だがそれは腰の稼働範囲がぐんとあがってしまう悪手である。朝立ちを軽い気持ちで収めようとしたクズ兄は本格的にピストンを始め、イタコの切羽詰まった嬌声がトーンをどんどんあげていく。

 

「んお゛っ♥ ひゃめっ、ひゃめへぇっ♥♥ お゛っ♥ お゛っ♥ お゛っ♥」

 

「あー出る出る出る、ちんぽミルクイタコまんこに出るぞー」

 

「んびゃう゛ぅ゛ぅ゛う゛ぅぅっ♥♥♥♥」

 

 突き上げる度に痙攣し、抜こうとすれば甲斐甲斐しく吸い付く肉壁に誘われるように男が腰を密着した瞬間、イタコは顔を仰け反らせて絶頂に追い込まれた。

 びちびちと膣内を満たす朝一番の大量の精液を、まるで別の生き物のように残さず吸い上げようとする彼女の膣肉は蠕動して射精を促し続け、肉棒はそのマッサージに快く答えて精液を送り込み続ける。

 

 何度か残り汁を吐き出すために「どちゅっ♥どちゅっ♥」と腰を突き出した男は、ようやく満足したのかちんぽを引き出せば、濡れそぼり、ぽっかりと開いた彼女の膣肉はその奥から精液を一筋零しだすのが見えた。

 

「ふー……すっきりした。んじゃ飯よろしく」

 

「お、お゛ぉ……♥♥ は、はいです……わ……♥」

 

 腹を満たす感触と、未だに萎えずに淫液でテカる立派な肉棒を見て、どこか恍惚の笑みを浮かべたイタコは、今日もまた淫靡な一日が送られることを予感していた。

 

「……あー駄目だ。そのエロ蹲踞の格好でめっちゃギンって来た。もっかいするわ」

 

「え、あっ、ちょ……んんんっ♥♥ 兄さんっ、駄目っ、あぉっ♥♥ ふぎゅっ♥ お゛っ♥ お゛っ♥ お゛っ♥ お゛っ♥」

 

 結局起き抜けに3回連続で致したクズ兄。(最後はお尻を突き出した体勢の後背位で母乳を絞りながらフィニッシュ)

 所変わって二人で隣り合って昼食中である。

 ガツガツと出された和食を無言で平らげ、かつおかわりもする彼に、まるで新妻のように付き添うイタコ。

 彼女は先程の情事も相まって体ができあがっており、どこか上気した目で彼に付き従っていた。

 

「っ、に、兄さん、おかわりですわ。ゆっくりと食べてくださいまし……♥♥」

 

「おう」

 

 お礼代わりに頭をわしわしと撫でれば、目を細めて受け入れるイタコ。

 兄は貰い受けたお代わりを本当に味わっているのか疑問ではあるがまたたく間に平らげてしまうと、ふー、と一息ついた。

 

「そう言えばイタコって今日は仕事はあるのか?」

 

「んっ♥ 特には……強いて言えば大体この時間から配信業をやっているくらいですわ」

 

 服の合間から谷間に手を伸ばした男の手が、爆乳を乱暴に揉みしだくものの、イタコは最早抵抗もせずにその刺激だけでまた体を小さく震わせ、更に敬愛する兄に身を寄せていく。

 母乳を吸って滲んだ彼女の着物からは甘い香りが漂ってきており、自分から流した話題であるのに興味なさそうに頷いたクズ兄は服をずらして爆乳を取り出すと、乳首の先端に吸い付いて母乳を飲んでゆく。

 

「あっ♥ あっ♥ あっ……♥」

 

「配信かー、眺めてていい?」

 

「い、いいですわ……♥ で、でも配信している時はイタズラとかは……♥」

 

「勿論しないって、俺は約束はあんまり破らない男だぜ?」

 

 吸い付かれて伸ばされた乳房から甘い雫が吸い出されてゆくたびに、ぷるると体を震わせて感じてゆくイタコ。

 信頼できるはずもないのだが頭に靄がかかっている状態の彼女は頷いてしまう。

 

「ま、まっへくだしゃいまし……♥ おっぱいそんにゃに……♥♥ ひぃ……♥」

 

「あー配信の時どうして貰おうかなー、水着配信とか駄目?」

 

「だ、駄目です……んんうっっ♥♥ し、絞らないでくだしゃいまし……♥♥」

 

 手持ち無沙汰気味に爆乳を交互に持ち上げ握り、つまんで母乳を絞り出すクズ兄。ジョウロから出た水のように机にまぶされていくそれを眺めながら考えてゆく。

 いつもの巫女服では味気ない。マイクロビキニ? チアリーダー? いやいや、ここは何か公然とセクハラ出来そうな服はないか……そう考えていくのだが、どうにも良い着想が思い浮かばない。

 もう開き直って生ハメ配信しまーすでも良いのではないかと考えたが……とうんうん考え込んだ所で、イタコの体ぶるりと震えたのが感じ取れた。

 ふと顔を見れば、相変わらずとろんとした顔で荒い息をつくイタコの姿が。どうやらイってしまったらしい。

 

「……」

 

 クズ兄、またもむらっと来てしまう。

 もう配信とかどうでもいいのではないだろうか。

 

「あっ……♥ 兄さん、ご飯を、ご飯を食べたばっかりだと……っ♥」

 

「いいから、そういうの本当にいいから。ったくすぐエロボディで誘ってきやがって! こっちに来い!」

 

「反省って別に、ふぉっ♥♥ に、兄さんおちんぽっ、おちんぽぉっ♥♥♥」

 

「兄さんはちんぽじゃねえ!! このちんぽ狂いのマゾオナホがッ!!」

 

「んお゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛お゛お゛ぉ゛ぉぉっ♥♥♥」

 

 居間から隣の畳の部屋に組み伏せられたイタコは、服を乱暴に脱ぎ散らかされると準備すらいらない肉穴に思い切り肉棒を突き入れていく。たっぷり肉厚の狐マンコは何度味わっても絶品であり、味わえば味わうほどより極上の締め付けと快楽を与えてくる最高の名器であった。

 

 正常位の姿勢で夢中になって肉穴を耕してゆき、母乳のたっぷり詰まったKカップの爆乳が縦横無尽に踊り出すのが見える。

 クズ兄はその乳にしゃぶりつきながら兄を誘惑する淫乱な妹に飽き足らず精液をつぎこもうとする。

 

「あーっ、クソっ、ちんぽにしゃぶりつきやがって! そんなに精液飲みたいのか!?」

 

「ひゃひっ♥♥ ちがっちがいますわぁっ♥♥ 別にそんなことはっ♥♥♥ おごっ!?♥♥」

 

「なら何で子宮吸い付いてきてんだコラッ、正直に言えッ!!」

 

「ひぎゅっ♥♥ ふぎっ、ふぎぃっ♥♥ 赤ちゃんのへやぁっ♥♥ こわれちゃ、こわれぢゃう゛ぅっ♥♥」

 

「ふんッ、ふんッ、ふんッ!!」

 

「ほしがっへ、ほしがっへまひゅっ♥♥♥ にいしゃまのちんぽ汁、イタコのおま゛んごにびゅーびゅーって出してっ♥♥ 出してほし、あぁあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ♥♥♥」

 

 途端に家中に広がるイタコの叫び声と蛇口を捻ったのかと見紛う水音。

 ぼちゅぼちゅぼちゅぼちゅ♥♥っとまさしく子宮をぶち壊す勢いで激しくなったクズ兄の腰振りはラストスパートを迎え、そしてとうとう尻肉がひしゃげる程強く腰が押し付けられたと思えばあれだけ激しかった動きが二人共ぴたりと止まった。

 クズ兄の獣息がひっきりなしに溢れる中、年間どころか生涯フリーパスのマン肉の中へ新しい精液が注がれ、イタコはむっちりとした両足を爪先までピンと伸ばして背中を仰け反らせてアクメを迎えていた。

 

「おごっ?♥♥ おっ、ほ、おぉっ♥♥ お、おひっ♥♥ ひぃぃっ♥♥♥」

 

 中出しを受け止めて酩酊していた彼女だが、まだ兄のピストンは終わらない。

 尿道に残った分まで執拗に出し続けようとしているのだろう、追撃の打ち付けて緩んだ子宮口を何度も小突かれて、そして子宮口にぴったり亀頭が押し付けられるたびに小出しに精液が注がれていく。

 イタコはそのたびに情けない声を漏らしてよがり続ける他なく、意思とは裏腹に屈服した体は極上の締め付けで射精をサポートし続けるのだった。

 

「おへ……へひ♥ へひぃ…♥ んちゅぷ、ちゅぅ…♥」

 

「ふーっ、あー。ムラつくの止まんねえ……本当イタコの体は何回やっても飽きねえな……!」

 

 しかしあれだけ射精したのにクズ兄の獣欲は止まる事もない。

 今も射精したばかりで精液と愛液でべっとべとのチンポをイタコの顔に乗せて舐めさせながらも、片手間に爆乳を鷲掴みしながら次はどうしてやろうかと画策する始末。

 無意識でもちんぽ奉仕を続けるイタコの舌さばきを腰を震わせながら味わいつつ、自分のスマホを弄り始めたクズ兄。

 配信の事は忘れていないが、何かいいネタはないか。コスプレでもさせようか、などと色々と調べ物をしようとしていく矢先の事。

 

「……おぉ。そうするか」

 

 ピンと、ロクでもない事を彼は閃くのだった。

 

 § § §

 

 

 所変わってずん子である。

 東北家のしっかり者の次女である彼女は、学校でもそのイメージを崩すことはない。

 授業中の彼女は教師の教えを真剣に、さりとて力を入れずに聞き、マメにノートに取りながらも相槌を打ち続けている。

 そんな彼女の横顔に見惚れるクラスメイト(主に男子)は少なくない。

 

 とは言えずん子も現代に生きるJKである。

 真面目一辺倒という訳でもなく、授業中であろうともLINEの内容にうつつを抜かす事も無くもないのだ。

 

「……?」

 

 ポケットの中で急に震えだしたスマホを、ずん子はこっそりと取り出して確認する。

 こんな時間に誰だろうか? 暇になったマキちゃん? ゆかりさん?

 あるいは葵茜の二人か? そう考えておもむろに見た画面に写されたのは――東北家長女の、イタコのあられもない姿だった。

 

「……っ!♥」

 

 動揺を周りに見せずにすんだのは奇跡に近かった。

 スマホに写されたイタコは、直前の情事を匂わせる無修正のクズ兄チンポでまるで目隠しされているかのような形で置かれ、肩より上しか映ってないが明らかに今裸であると分かる格好で力の入ってなさそうなピースをしていた。

 家族用のLINEグループに急に送られてきたコメントも何もない写真。だが付き合いの長いずん子にはこれが数戦こなした後の撮影であり、そして愛する兄の行為はまだまだ始まったばかりであると悟っていた。

 

「……うわ。うわわ……♥」

 

 スマホの振動音と共に次々と送られてくる写真。

 顔の上に置かれたちんぽにキスをする姿、ペニスを押し付けられて形を変える爆乳。

 柔らかそうな両胸をゴツゴツした手が思い切り鷲掴みされる姿。

 そのどれもが一貫して時にチンポで、時にイタコ自身の手や腕、時に画面から見切れて彼女の目を隠し続けていた。

 正直プライバシーもクソもないし、誰だというのは丸わかりなのだが、兄に過去見せられたAVやえっちな本で見るような光景は、不思議と興奮を煽るものだった。

 

 不意打ち気味のエロテロに思わずお腹の奥で疼きが始まる。

 授業中だというのに腰を軽くもじつかせそうになったずん子は「こんなものを見続けるべきではない」と思うくらいにまだ自制心はあったのだが、彼女の意思を置きざりに姉の痴態は送られ続ける。

 

 きめ細やかな手で包み込まれて扱かれるたくましい肉棒。

 口にねじこまれるペニスを愛おしそうに咥える姿。

 柔らかそうなマシュマロおっぱいの谷間に挟み込まれた肉棒、その先端を舌でねぶり上げる姿。

 腹部の上に乗せられた怒張が這いずり回る様子。

 

 雄と雌の象徴がセットになったそれらは直球でありながらも劣情をこれでもかと煽って仕方がない。ずん子は自分の体温が上昇していくのも止められず、そして画面に視線を注ぐ事も止められない。

 

 合間合間に愛妹の「授業中に変なの送ってこないでください」「頼むから死んでください」「死ね」「やめろ」というメッセージが挟まるのだが、きりたんも本気で嫌がりながらも目が離せていないというのがずん子にはよーく分かっていた。

 

 写真の中の二人は段階を踏み、ゆっくりと最終目標へ進みつつあった。

 指先から手に、手から口、口から胸に。胸から尻に、尻から股間に。

 進んでは戻り、それでも確実に歩みを進めて兄のエッグイ肉棒は、長女の膣口、その中に入り込もうとしている。

 

「ふーっ……♥ ふーっ……♥」

 

 完全に充てられてしまった。

 一度ついた火は決して消える事なく燻り続ける。

 教師の言葉は最早耳には入ってこず、視覚だけに全神経を集中させてしまうずん子。

 股間は画像の一枚一枚を目で追うたびに強く疼きを発しては、自らの下着に分泌液を零していく。

 

 なけなしの理性は切れる直前。股間に伸びそうになった手を何度も抑え込む事数回。

 写真の中の痴態は既に「両足をあけすけに開き、丸見えになった恥部に肉棒が添えられる」段階まで来ていた。

 

「せ、先生……あの……ちょっと体調が……」

 

「ん? 東北どうした……顔が赤いな……おい、誰か保健室に一緒に連れ添ってやれ」

 

 じゃあ私が、いやいや俺がと立候補するクラスメイト。

 今はその心遣いに喜んでる暇もなく、一人でいけます、とただただ衝動に身を任せるために人の居ない場所へ進む。

 

 送られてくる写真は先程からこちらをあざ笑うかのように挿入直前の行為を繰り返している。

 何度となく抱かれたというのに形崩れすらしない姉のサーモンピンク色の美しい恥部は、先程の情事の余韻か穴が綻び、亀頭を余裕で飲み込みそうになったり、かと思えば素股の要領で擦り付けられて本番には至らない。

 

 ずん子の足は導かれるように近場のトイレに向かっていた。

 そして無言のままほとんど小走りで個室に入り込むと、ぐっしょりと濡れた下着をスカートごとおろして便座に座り込み――焦らされ続けて鋭敏になりすぎた秘唇が見えるように両足を開いた。

 何度と無く見た(そして見せつけられた)自分の股間は漏らしたかのように濡れそぼり、後から後から愛液を零しており。

 焦って指を添えた途端に高圧電流にも似た快楽に体を跳ねさせる結果となった。

 

「うぁっ♥ は、ぁっ♥♥ お兄さんっ、早く、はやくぅ……っ♥」

 

 そして始まる自慰行為。

 腰を出来るとこまで沈めて座り、下半身裸で両足を広げて股間を突き出した無様な格好で、片手はスマホを掲げ続け、片手は股間をいじり続ける。

 写真の行為に合わせ、指先を兄のチンポに見立てて薄っすらと恥毛の生えた秘唇を這い回らせ続ける。

 

 兄がそこに居るのだと思い。

 兄がそうしてくれるのだと思い。

 愛する長女に嫉妬を燃やしながら埋められない劣情を想像の兄に解消して貰おうとぐちぐち♥♥と股間をまさぐる。

 

 そして、とうとう――。

 

「あ、あぁぁぁっ!♥♥ あ、んんんっ……♥♥」

 

 振動音と共に送られてきた画像データは、散々焦らした恥部に兄のたくましいペニスが奥までねじ込まれた写真だった。

 両足を広げられ突き出された恥部に突き刺さったその格好は、奇しくもずん子の体勢と同じ。

 ずん子もまた同じくちんぽに見立てた指を膣口にねじ込み、そしてヨガった。

 

「んっ♥ んふっ♥ んふーっ♥ ふーっ♥♥」

 

 熱々にとろけた膣内を、蓄積した劣情の分だけ激しく指が出し入れされる。

 授業中のトイレとは言え人が来ない訳ではない、そういった理性が働いたのか口をつぐんでの自慰行為が本格的に始まる。

 

 写真の中のイタコを自分と思いながら。

 そして昨日、兄にまるで道具のように犯された事を思い出しながら。

 本物には遠く及ばないが味わった快楽を、脳に刻まれたエクスタシーを再度味わおうと水音を広げてゆく。

 

(!? っ兄さんっ、にいさ……っ、うらやまし、私も、犯して欲しい……っ♥♥)

 

 送られてくる写真は、挿入してからは数10秒スパンの短い動画に切り替わっていた。

 ずん子は自然とスマホの音量を最低まで下げ、ミュートを解除してから再生すれば、個室の中に小さくも敬愛する姉の汚らしい獣の喘ぎと、打擲と水音が響き渡った。

 

 動画の中では組み伏せられた姉の股間に凶悪なペニスが素早く出し入れされる様子がはっきり写され、視点が上に移動すれば爆乳を円を描くように激しく揺らしながら、淫蕩に溶けた姉の顔が見えていた。

 

 きりたんの抑止と罵倒のメッセージは既になくなっていたが、彼女もまた見入っているに違いなく。

 その証拠に『続きが見たければ二人の股間を写真に撮って送るように』という唐突な指示に、ずん子が慌てて従おうとして手間取っている間、そしらぬ顔で「死ね」という言葉とともに自らのずぶ濡れの幼い花弁のアップを送っていたからだ。

 

「……っ♥ ぅ、ぁ……欲しい、欲しいですお兄さん…♥」

 

 そしてずん子も妹に続けて自らの本気汁で白く濁った股間を片手で広げ、そこにスマホを近づけ撮影して送信。

 家族専用のLINEは家族全員の性器の晒される卑猥なチャット場となってしまった。

 

「あっ……今度は後ろからぁ…っ♥♥」

 

 二人が指示に従ってから数分でむっちりとした尻がピストンで波打つ様子が送られてくる。

 ご丁寧にずん子が好むように後ろの穴を使っているようで、尻への造詣に深いずん子は否応なく高まってしまう。

 

「おひっ……♥ ひ、ぅ、うぁぁ……っ♥♥ そんなにほじほじ、ほじほじだめですぅ…っ♥♥」

 

 ずん子は念能力があれば具現化もわけない程妄想を先鋭化させ、可能な限り同じポーズ――便座に突っ伏して尻を上げ、自ら排泄穴に指をねじこんで出し入れを繰り返す。

 

 するとまた『続きが見たければ二人は自慰してる所を動画に移すこと』などと兄が指示を出す。

 既に本能が脳の全てを支配していたずん子は目を♥に変えて嬉々として自らが穴をほじり回してヨガる所を動画に収めて送る。

 きりたんはコメントこそなくなったが、スティックのりを膣口に入れてほじり回している動画を同じく送っていた。

 

 こうして熱に浮かされた姉妹達だが、限界も近かった。

 まず散々イタコとのハメ画像を送ってきた兄が「射精」と二文字だけ送ってきて以降、反応がなくなった。

 

「えっ、あ……やだ、出してるの、やだ、私も♥ 欲しい、欲しいのにぃ……っ♥♥」

 

 2分という短い間だが、今まさに姉が中出しされてるという事を考えると、ずん子は泣きたくなる気持ちだった。

 指では決して届かぬ奥へ青臭い液体を思うがままに注がれる快楽を味わうことができないなんて!

 悔しさに涙を滲ませながら必死に尻穴に指を出し入れしながらうわ言のように兄への慕情を伝えるずん子。

 画面の中ではきりたんもまた無言で動画を送って「兄さま、あにさまぁ…っ♥♥ 中出しされたいです……っ♥♥」と画面内で声を上げながらオナニーをしていた。

 

「いっ、あ、あぁっ♥♥ あっ、あく、ふぅぅぅぅっ♥♥♥♥」

 

 そしてずん子も体を大きく震わせて、欲しいタイミング以外で絶頂をしてしまう。

 散々焦らしてきた体は切っ掛けもなくてもエクスタシーを与えてくれる。だが、それはいつも味わう快楽とは雲泥の差だ。

 絶頂のおかげで多少は冷静になり、満たされぬ思いに文句の1つでも送ってやろうかと思い立ったずん子だったが、その直後。待望の兄からの動画が送られてきた。

 

『中出しがっつり』

 

 開かれた股間から屹立し続けるペニスが「ちゅるぅ、っぽんっ♥」と抜けたと思えば、ぽっかり空いた膣口から大量の精液が溢れ堕ちる様子が写されていた。

 その瞬間、第二波とも言える強烈な性欲がずん子の中から湧き上がり、彼女はまた無言で股間を弄りださざるを得なかった。

 

「ずるいっ、ずるいっ……ずるいっ♥♥ ずるいよぉっ……♥♥♥」

 

 ずん子はその動画を食い入るように見つめながら再生が終わればまた再生、再生と繰り返していく。

 もう片方の手は独自の意思を持っているかのように常に股間を激しくかき回し続けている。

 

『二人のイクところ見せてくれたら2回戦目も送るわ』

 

「っ♥♥!!」

 

 兄の指示は最早深層心理にまで届く程の絶対命令であった。

 ずん子もきりたんもこの異常な熱に飲まれ、言われるがままに指示に従っていく。

 

 ずん子は便座に固定したスマホめがけて立ち手マンオナニーを披露して腰を震わせて絶頂し。

 きりたんは体育中に抜け出したのか、体操服姿でお尻を突き出してスティックのりを出し入れしまくり、画面目掛けて腰を振りながら絶頂していた。

 

『二人のおっぱいも見たいわ』

 

 ずん子は下半身裸の状態で更に上を脱ぎ、個室の中で全裸になって美乳を晒しながら兄にあさましくおねだりを繰り返し。

 きりたんもまた薄っすらとした膨らみを見せつけ、指先で乳首を弄りながら股間も同じく見せつけていた。

 

『二人とも潮吹いて欲しいなー』

 

 ずん子は恥も外聞もなく個室扉にもたれかかって両手を使って両穴を弄って潮が吹くまで自身をイカせ続け。

 きりたんはリコーダーを小さな膣穴に自らねじこんで出し入れ、時々情けない笛音を立てながらも、最終的に潮どころかおしっこまで漏らし始めた。

 

 ただご褒美を貰うために狂った命令を繰り返し実行するずん子ときりたん。

 その間もイタコはそんな二人の為に犯され続け、気がつけばあれから三回連戦させられていた。

 立て続け中出しからアナルへと中出しを受け、最後には外出しと同時に漏らし、その姿を妹達に逐次データで送りつけられていたのだ。そして――

 

「お前らもう今すぐ家に来い」

 

 そのメッセージを見た瞬間、ずん子は急いで身支度をして学校から飛び出していた。

 尋常ではないスピードで自転車を駆り出し、ひたすら1つの目的のためだけに家へと向かう。

 

 5km以上の距離ですら永遠とも思える長さだ。

 だがほとんどノンストップで飛ばしてくれば家の前にほどなくして到着。

 しかしほとんど同時に汗だくになったきりたんもまた到着する所であった。

 

「……」

 

「……」

 

 二人共、会話すらかわさないが、その顔は真っ赤だ。

 どこか内股気味に、そして息荒く。玄関に二人して向かっていけば、玄関扉の奥で誰かが待っているのが見えた。

 

「あぁぁっ♥♥ あっ♥♥ にいさっ、にいさぁんっ♥♥♥」

 

「ふんッ! ふんッ! ふんッ! おっ、二人共早かったな」

 

 玄関を空けた途端広がったのは、両腕を引かれて立ちバックの姿勢で貫かれるイタコ。

 そしてそれを貫くのは我らがクズ兄であり。あれだけ回数こなしたというのに元気一杯な様子であった。

 玄関の奥の通路にはいろいろな液体が濡れて光っているのが見えることから、犯しながら移動してきたと見て取れる。

 

「あー出す、出すぞ出すぞっ」

 

「ひっ♥♥ いぁっ、また中出し、だめです、わぁっ♥♥♥」

 

 きりたんもずん子も、今まさに始まろうとしている中出しの瞬間にツバを飲み込んでいた。

 散々火照らされた体は欲しがっていたモノを求めて痛みに近い疼きを与え続けている。

 我慢という状態は二人共とっくのとうに通り過ぎていたのだ。

 

「お゛っ……!」

 

「ひぎゅぅっ♥♥♥ ひっ、ひぃぃんっ!♥♥♥」

 

 パンっ!♥ 腰を一際強く打ち付けて即座に抜かれる肉棒。

 射精はされていないのか、今にも弾けそうな程張り詰めたそれが外気に晒された瞬間、食い入るように見つめていたきりたんもずん子も、言葉もなく行動を開始していた。

 

「あにさまぁっ……っ♥♥」

 

「に、にぃさん……っ♥♥」

 

 玄関扉を開け放ったままの姿勢できりたんは正面からスカートをめくりあげロリマンコをさらけ出し、ずんこはお尻を突き出して自らの尻穴を指で広げて見せつけた。

 クズ兄は二人のそんなおねだりに言葉もなく近寄ると、まずはずん子の尻穴に準備もなく肉棒を奥まで挿入し、破裂寸前のそれを解放した。

 

 ぶびゅるるるっ、びゅびゅ、びゅぶぅぅっ♥♥♥

 

「う、あぁぁぁぁぁあ~~~~っ♥♥あぁぁあ~~~~っっ♥♥♥」

 

 歓喜の声が漏れ出た。

 埋めることの出来なかった奥までみっちり満たす熱い肉の塊。

 ただの挿入だけで腰が震えるほどの快楽が脳を灼き、更に尻奥に注がれる精液が快楽を後押しし、涎も涙も止められない。

 がくがくがく、と腰を震わせてアクメ声を漏らしていく中、隣ではきりたんが切羽詰まりすぎて泣き出しそうになっていた。

 

「いやだっ、いやですっ、あにさまっ、私にもおまんこして、だめなんです、もうがまんがぁ…あっ、あぁぁっ♥♥ きた、あにさまぁっ♥♥ あにさまぁぁっ♥♥♥」

 

 尻穴から肉棒を抜かれてとてつもない喪失感に襲われたずん子が咄嗟に見たのは、その場でオナホのように抱え上げられて挿入され、壁に押し付けられて中出しされている妹の姿だった。

 きりたんは全身で愛する兄にしがみついて中出しを受け止め、自分から腰を振って精液を搾り取ろうとしていた。

 

「ふー、学校サボリ軍団も戻ってきたな」

 

「だ、だって……兄様があんなもの送ってくるから……♥」

 

「ほ、んと……っ♥♥ 真面目に授業受けてたのに、こんな事させるなんてサイテーです。クズです……♥♥ んぁっ、あっ!?♥♥ あっ♥♥ あっ!♥♥」

 

「さっきまで甘えんぼモードだったのに急にツンになるな」

 

 口悪く咎めるきりたんをお仕置きピストンで黙らせたクズ兄の性欲は収まる事もない。

 きりたんを再度トロトロになるまで膣内をほぐしてやると、三姉妹を裸にさせ玄関の上がり場でトリプルフェラをさせ始める。

 美人姉妹がトロ顔見せながら顔をペニスに寄せ、大きさの違う舌で舐めあげさせる姿は、兄の底しれぬ性欲を更にブーストさせるもので。

 

 兄は気分よくその様子をスマホに収め続けていた。

 

「いやー、今日だけで三人のハメ撮り画像がめっちゃ増えたわー。最高」 

 

「ほんっっと……♥んちゅ、ちゅぷ、ちゅぅ…♥ サイテイです……♥」

「授業中、ばれたら……んむぷ、ちゅりゅりゅ……ふむぅ…♥ どうしようかと…♥」

「うぅ…んむ、んむぅ…♥ あんなに撮って……流しちゃだめでちゅわぁ…♥♥ んっ、んっ…♥♥」

 

 三者三様が返事をするけど、そこに否定的な内容はなく。

 全員が丹念に兄のペニスを舐め清めていく。これから行われるであろう肉欲の宴。それに一抹どころか全幅の期待を乗せて、三人の舌がペニスを奪い合って這い回っていた。

 

「よーし、三人ともケツ出してハメやすいように尻尽き出せ。4Pやるぞー」

 

「……クズ……♥」

「はーい…♥」

「う、うぅ……♥♥」

 

 そして玄関の小上がりで姉妹全員が股間も尻の穴も曝け出して尻を並べる姿、それはまさしく壮観であり。

 あまりの美しくもいやらしい光景に兄は余すこと無く動画でそれを撮影しだしていた。

 衰えさえ見せない兄の肉棒は限界以上に張り詰め、全て最低一度は中出しを経験した特徴の違う専用マンコに狙いを定め、まずはずん子にそれがあてがわれた。

 

「あ、あぁぁぁっ♥♥ にいさまっ♥♥♥ おまんこ、好きですっ♥♥」

 

「授業そっちのけでトイレオナニーは最高だったか!? バレたらオナペットどころか性奴隷一直線だぞずん子! ふんっ、ふんっ!」

 

「いやです、にいさまっ、にいさまのおちんぽしか嫌なんですぅっ♥♥ あぁぁイクっ、イクゥっ♥♥」

 

 犬のような格好で膣肉をかき混ぜられて叫ぶずん子、ひとしきりその中を堪能した兄はすぐにソレを抜くと、次は隣のきりたんに埋める。

 

「あにさまっ、はひっ♥♥ ふあぁぁぁっ♥♥♥」

 

「お前もだきりたん! 何だかんだ文句言いながらオナ動画送ってきやがって! どれだけオレの劣情誘うのが上手いんだコラァッ!」

 

「ひゃって、ひゃってぇっ♥♥ あにさまのおちんぽ、おちんぽしか考えられなくてぇっ♥♥♥」

 

 両足が浮いた姿勢で貫かれるきりたんは、チンポケースのように使われて尚狂喜乱舞し、小上がりに愛液をぱたぱと零していく。

 

「兄さん、私は沢山されたので、ずんちゃんときりちゃんをいっぱい可愛がって……はお、おぉぉっ!?♥♥♥」

 

「うるせえ嬉しそうに尻向けてフリフリ見せつけやがってよぉ! ザー汁注がれまくったのにきゅんきゅん締めて、雑魚ハメ穴がよぉ!」

 

「ちゅわっ、ちゅわぁっ♥♥ ひぃっ♥♥ちんぽ、中出しいっぱいされたのにっ、いくっ、イキュぅっ♥♥♥」

 

 三者三様、兄の理不尽な怒りと性欲を順番に打ち付けられて三姉妹の嬌声がハーモニーのように家に広がる。

 三姉妹はうずく子宮の熱を取って貰おうと自分から腰を振り、締め付けを合わせて兄にも気持ちよくなって貰おうと懸命に働く。

 そしてその甲斐あってか、中出しはかなり早かった。

 

「お゛っ!!?♥♥♥」

 

「っく、ふぅぅ~~っ!!」

 

 びゅるるる~~っ♥♥ びゅびゅっ♥♥

 

 射精は唐突だった。両足の持ちあがったきりたんのお腹がぽっこり膨らむ程突き上げられたと思えばきりたんは謎の吃音と共に体を跳ねさせ、条件反射的に小便を漏らしていく。まず一人がオチた。

 

「にいしゃんっ♥♥ りゃめれひゅ、お腹こわれ……っふぎゅぅぅぅぅ……っ♥♥♥」

 

「うるせえ、追加ザーメンでもくらいやがれッ!!」

 

 ぶびゅ、びゅく……どぷっ、どぷっ♥♥

 

 右端のきりたんが倒れれば、丁度隣にいたという理由でイタコが尻を掴まれて最高速でピストン。そして間髪入れずの中出しでその場にへたりこんだ。二人目。

 

「にいさま…っ、はぁ、ぁぁああんっ♥♥ にいさまっ、すきですっ、すきすきすきすきぃっ♥♥♥」

 

「快楽で脳みそぶっ壊れやがって! 一生好き好き言ってオレにハメ潰されろッ!!」

 

 びゅっぷ、びゅぶっ……びゅくん、びゅくん♥♥

 

「うあぁぁああぁあ~~~っ!!♥♥」

 

 喜悦に満たされた喘ぎ声と慕情を全身を汗だくにし、髪をふりたくりながら叫んだずん子も、すぐ後に底なしの精力による精液注入で全身から強制的に力が抜けてしまう。3人目。

 

「はぁ……はぁ……」

 

 まさしく終わることのない姉妹丼食べ放題キャンペーン。

 とは言え流石の連続射精で疲れの見えるクズ兄。大きく息をついて休もうかと思っているようだが、実のところこの酒池肉林の宴はまだ始まったばかりである。

 

「あにさま……♥」

「にいさま……♥」

「にいさん……♥」

 

 玄関に倒れ伏した三人は気絶することなく今も媚びるような目線を敬愛する兄に向け続けており、兄はとりあえず冷蔵庫から栄養ドリンクを飲むことを決意するのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 




ボイロハーレムにしてぇなぁおれもなー。


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東北家のお泊り会(前編)【ずん子、イタコ】

久々に投稿したよ。
本格的なえっちっちぃは次話からです。


 お久しぶりです。東北きりたんです。

 

 唐突ですが、お泊りイベントです。

 何と本日は我が東北家のメンバーと所縁ある、とある三人が我が家にいらっしゃいます。 

 

 我が東北家はご存知の通りおんぼろ一軒家でありながらもそれはもう部屋という部屋を余すデカ家です。一時期などは平日休日関係なく、しょっちゅうマキさん、ゆかりさん、琴葉姉妹の方々が遊びに来ていた格好のたまり場とも言って良いです。

 

 で・す・が。

 

 クズ兄様が我が家に居候に来てからは()()()()()()()()()()()()でお呼びする機会が減っており、しかしてここ最近ゆかりさん筆頭に遊びに行かせて欲しいオーラが強いため、まあそろそろいいかなと許可を出した感じです。

 当然ですが目下の心配事はご存知クズ兄様です。

 あのドクズが一歩も部屋の外から出なければ何とかなるのでは、と東北家の中で結論が出ました。

 

 この時点で首を傾げた人。聡明ですね。

 そう、今しがたた立てた目標ですが非常に達成の見込みが低いです。

 

 あの傍若無人(ぼうじゃくぶじん)のクズを部屋の外から出さない?

 もともと出不精(でぶしょう)のアイツですが、ほぼほぼランダムな行動をする上、性欲マシーンであるからして時々徘徊を始めます。そうするとアウトです。

 我々が毒牙にかかるどころか、下手すればゆかりさん達が餌食になる可能性だってあります。

 

 あのゴミクズが手を出していいのは百歩、いや万歩譲ってすでにお手つきである我々東北家だけです。故に、アイツが部屋に閉じこもれるように何かしらの索を練らねばなりません。

 

「という訳で兄様。ここに●ケモンのDLCがありますので部屋の中で閉じこもってプレイしていてください」

 

「え? マジで?」

 

「マジですよお兄さん! その代わり今日はお友達が来るのでえっちな事はなしで……」

 

「ご飯とかはちゃんと用意しますし、我慢していただけると嬉しいですわ」

 

 やはり釣るとしたら最新ゲームですよね。

 私も出たばかりなので非常に攻略したくて溜まらないのですが、今日はゆかりさん達の貞操を守るために我慢します。

 

「おー、いややりたかったから嬉しいけどさ。やっぱり友人っていうんだったら挨拶くらいは」

 

「大丈夫です挨拶しなくていいです。私の方からよろしく言っておくので」

 

「本人居るのによろしくも糞もなくないか」

 

「そこも大丈夫です。コミュ障かつ引きこもりで対人恐怖症でもありますって伝えてあるので」

 

「待てコラ。ちょっと嘘が紛れ込んでるだろうが」

 

「ちゅ、ちゅわ……ま、まあまあきりちゃん。一言挨拶くらいなら……」

 

「イタコ姉さま甘いですよ、こんな珍獣に初手挨拶なんてさせたら次の瞬間に襲いかかっててもおかしくはないです!」

 

「流石にお兄さんはそんな事は……シちゃダメですよ?」

 

「信頼薄っっす! いやいや俺は紳士ですよ。紳士の中の紳士」

 

「ちんこで物事を考える人に今更信頼なんてないです……と、チャイムがなりましたね。いいですか兄様! 今日は部屋から出てきちゃ駄目ですから!」

 

「えっちしたいのなら明日で……ごめんね、お兄さん」

 

「ごめんなさいですわ、兄さん」

 

 と、三人で急いで説得を終えると思いっきりしかめ面をする兄様を置いてそそくさと玄関へ。

 玄関のガラス戸越しに見える3人の影はとても特徴的で、一人はその身長とシルエット越しに見えるメリハリの良いスタイル、一人はその大きく長い三つ編みと同じく美しいスタイル。そしてもう一人は……その二人に比べると大分ちんまいですね。でも良くわかります。

 

「お邪魔しに来ましたよきりたん!」

「やっほー、ゆかりんの連れ添いだよ~、お邪魔するね~」

「私はゆかり先輩の連れ添い兼美味しい物が食べれると聞いて! お邪魔します!」

 

 ピンクのショートヘアーに特徴的なパープルのワンピースでスレンダーな体を包み込むのはお馴染み、私も認めざるを得ない程の廃ゲーマー、『結月(ゆづき)ゆかり』。

 その後ろにいるのは金髪ロングでゆかりさんより頭一つ分背の高い、イタコ姉様と並ぶほどのはちきれんばかりのボディの持ち主、運動大好き『弦巻(つるまき)マキ』。

 そして隣にいるのは銀のロングヘアーを両サイドに流してなが~い三つ編みを作った、マキさんに負けじの()()()を誇る、三食ニコニコどんぶり飯の『紲星(きずな)あかり』です。

 

 この三人組、最近はよくつるんでいる仲良し三人組であり、かつ我ら東北三姉妹と同じくらいの人気を誇る美少女達でもあります。

 ゆかりさん、マキさんは同年代であるずん姉様と仲が良く、私もゆかりさんとはよくゲームをするので交友が深いのですが、あかりさんとはほぼほぼ初対面です。

 これを機に仲良くなるのは全然いいかもしれませんね。

 

「いらっしゃいですわ~、ゆかりちゃんにマキちゃんは久しぶりですわ」

 

「本当何か月ぶりかな? 今日はお世話になります」

 

「ゆかりさん、腕は鈍ってませんよね?」

 

「当たり前ですよきりたん、今日はスマブラで30先ですからね。途中で寝ないでくださいよ?」

 

「あかりちゃんいらっしゃい、我が家は初めてでしょ? 迷わないように注意してね」

 

「本当に広い家ですね~~、これは迷子センターの位置を知っておかないと危ないかもですね!」

 

 三人と三人。計6人で和気あいあいとしながら玄関から廊下。廊下から部屋へ。

 広々とした空間に畳の敷き詰められた和室。中央にある掘りごたつと掛け軸のかかった床の間は、ただの古風な一室といった印象しか我々に与えませんが……持ち寄ったSwi●chを用意し、それぞれがコントローラーを両手に構えてしまえばあら不思議――、

 

「マキさん! それじゃダメです! その腕の振りじゃ遅いですよ!」

 

「うがあああああ~~~! ゆかりんなんで難易度ハード選んだの!? これメッチャきついんだけど~!」

 

「ずん姉さま! 襲ってくる音符を全部ずんだだと思ってください! ずん姉様なら出来ますよ!」

 

「ずんだはこんな四角く光らないよぉ! え、無理無理無理! きゃぁぁ!?」

 

 体感型ゲーム会場の出来上がりです!

 我が家随一の巨大モニタを前に、全員で声援を挙げながら楽しんでゆきます。

 

 ゲームセンス随一の私とゆかりさんは兎も角として、残る4人は全員が初心者。

 そんな初心者ムーブを眺めるのは、それが見知った相手だからこそ中々面白いです。

 

「ゆかり先輩見ててくださいよ! この私が先輩のために見事にパーフェクトをとって見せます!」

 

「あかりちゃん、もう始まってるから。しかも今のところ全ミスだから」

 

「ちゅわっ! ちゅわわぁっ!?」

 

「姉さん頑張りは認めますっ、認めるけどズレてる!」

 

 プレイしてはムキになって、交代しては笑い合って。

 互いに感想を交えながらも次はあれだ、次はそれだと競い合う。

 それだけで普段以上に笑いが零れ、夢中になってゲームを楽しんでしまいます。

 

「はっ、はっ、よっ! ほらほら、きりたんどうしたんですか? Goodが5つもありますよ? 腕疲れたんでちゅか~?」

 

「はっ、何言ってんですか。ミスって既にフルコン逃してるゆかりさんには言われたくないですね!」

 

「相変わらずゆかりんときりたんはガチだな~」

 

「きりちゃんは一体何が見えてますの…? め、目が追っつかないですわ!」

 

「ずん子先輩ありがとうございます、これすっごく美味しいです! うめ。うめ」

 

「本当? 御代わりもいっぱいあるから食べてってね。久しぶりにこれだけ食べてくれる人に会ったから私嬉しい」

 

 見せ合い、張り合い、競い合い。

 午後一に彼女たちが来たというのに気が付けばお外は茜色!

 全く、時というのは本当にあっという間です。まだ20ゲーム程度しか遊んでないのに、時間経過にバグあるんじゃないですかね。早く体感時間のバグを修正してくださいよ全く! 詫び石も忘れずに!

 

「は~、休憩~。流石に連戦は疲れるよ~」

 

「何言ってるんですまマキさん、だらしないですね。ようやく私は温まって来たっていうのに」

 

「先輩、でも家に上がってからぶっ続けでもう夕方ですよ! そろそろお腹も空いてきましたし、休憩ぐらいはしときましょう? セーブセーブ!」

 

「あれだけ食べてもうお腹空いてるんですか……恐るべし育ちざかり」

 

「きりたんも育ち盛りでしょ」

 

「それだったらお茶を入れなおしてきますわ~。皆さんお茶以外もあるので遠慮なく行ってくださいまし」

 

 流石我が家の長女兼生ける伝説の母、イタコ姉様です。

 気利かせスキルが尋常じゃありません。

 

「コーラ!」

 

「あかりさん、遠慮なさすぎです。……でも私もコーラを」

 

「すみません、じゃあ私はお茶で」

 

「私もコーラでお願いしたいですね」

 

「きりたんはもてなされる側じゃなくてもてなす側でしょ、ほら手伝うよ」

 

「ぐぬぬ」

 

 ……仕方ありませんね。今回は特別にゆかりさん達を客と認めてあげましょう。

 まあこうして作法でもてなしはしますが、ゲームでは手加減しませんからね。

 

 そうして来客3人組を残して台所にいそいそと移動しようとした矢先の事でした。

 一瞬、ふすまとふすまの隙間から廊下を移動する何者かの影が見えました。

 その大柄な影は気のせいでなければ全身が肌色で、何か股間と思しき場所にぶらぶらしたナニかがまるでブランコのように――

 

そぉぉいッ――?!

 

 気が付けば私は大声をあげてふすまを閉めていました。

 

 響き渡る戸の音。集まる三人組の視線。凍る居間の空気。

 我ら東北三姉妹は冷や汗を。そしてゆかりさん達はきょとんとした顔を見せていました。

 

「……な、何してるんですかきりたん? テンション上げるところ間違ってませんか?」

 

「あ、え、えーっとこれはですね……」

 

 私がどう釈明したものかと困っていると滝のような汗を流したイタコ姉様が目配せを! わ、分かりました。ここはイタコ姉様にお任せを……。

 

「い、今のは……ほらアレですの! ちょうど扉の所にゴ……がいたんですわよね!?」

 

「えぇっ!? ちょ、やですよ!? 本気ですか!?」

「はさんだ!? 挟んだの!?」

「うぇー、扉はやっちゃいましたね……」

 

 タコ姉ぇぇぇぇッ! そのアシスト最悪の奴じゃないですか!

 何でよりによって混乱を招く方にシフトしていくんですか!

 

「待ってください! 聞いてください! ゴ……はゴ……でも()()()じゃなくて()()()の方です!」

 

「あまり聞きたくない4文字なのは違いないじゃないですか!」

 

「しかも問題なのは変わんないじゃん!?」

 

 ま、まずいこのまま三人に『怖気』が付与したままだと兄様案件以上に大変な事になる! ずん姉様ヘルプ! どうにかしてください!

 

「で、でもほら見間違いかもよ? うちはほら、まっくろくろすけ出るから……多分ゴ……と間違えて」

 

 び、微妙なアシストですねずん姉様!?

 

「そ、そうかまっくろくろすけか……」

「ふ、古い家だからね……やっぱ出るんだねゆかりん……」

「あれって食べられるんでしたっけ……」

 

 信じるんですね……。(困惑)

 ま、まあなんであれこの流れに乗るしかない!

 

「そ、そうです。とりあえず我々はまっくろくろすけを退治するので皆さんはここで待機! すぐに戻りますので!」

 

 なんて事を適当にのたまって急ぎ廊下に飛び出す我々三姉妹。

 向かう先は当然ですが何故か全裸闊歩(かっぽ)している兄様――見つけた、テメェ!?

 

「朝言いましたよね? 部屋出るなって!? なんでそれがよりによって全裸闊歩する事になってるんですか!?」

 

「なんでって……トイレだよ。トイレ行く時は脱ぐだろ?」

 

「その『お前何言ってんの?』みたいな顔心底ムカつくんですけど!? 見たことのない世代(ニュージェネレーション)の常識を私達に押し付けないでください!」

 

「あとお兄さん今までトイレ行く時全裸になってなかったよね……」

 

 ずん姉様の至極当然の質問にも下手糞な口笛でごまかそうとするクズ兄様(フルチン)。

 やはりクズ兄様はしょせんクズ……恐らくは偶然を装って来客者にセクハラをかますつもりだったのでしょう。許すまじ……許すまじですよ、絶許。

 

「待て。待て待て待て。落ち着け、きりたんは包丁から手を離せ。イタコは札を取り出すな、ずん子、そのずんだ餅は懐に戻……いや、戻すな捨てろ! 何か変色してる! とりあえずちょっと調子に乗ったのは認める。だがな、よくよく考えてくれ。俺もこの東北家の一員だ、分かるな? であるならば挨拶をする権利はある筈だ。そうだろう?」

 

「挨拶。そうですね大事ですね」

「でも全裸になっていい理由ではないですわ……」

「お兄さん、私達がいるのに……」

 

「オイオイオイ死人が出る間合いだぞ? オレの武器はチンポしかないんだが?」

 

 流石の兄様も我々に囲まれては冷や汗を流していますね。

 まあ本気でタマを取るつもりはないですが、深く反省して頂きたいです。

 トイレぐらいは許しますが今日は我々の言う通り、部屋からは出ないようにしてください。ごはんとかも運びますから……。

 

「だがちょっと待って欲しい。オレの性欲はどうなるんだろうか。朝から理性の吐き出しどころが迷子だったんだが?」

 

「理性を簡単に手放そうとするな。あと一人でシゴいててください」

 

「……」

 

「おったてても無駄です」

 

「……」

 

「ちゅ、ちゅわ……っ♥」

 

「イタコ姉様の腰に押し付けても無駄無駄無駄の無駄です! 今日のイタコ姉様は性欲じゃ落とされませんよ!」

 

「……姉さん? 姉さん! ほらちんちんに手を伸ばしちゃダメです。メッ!」

 

 ギンギンに反り返ったモノで無言の抗議をしてくる兄様に言い含めるんですが、赤黒く、大きな血管の浮き出た立派なイチモツは、本能のままイタコ姉様のお腹……丁度子宮の上に押し付けられているのが見えています。

 カリ首深いぷっくり膨れた亀頭によってきめ細やかで仕立てのいい生地が沈み込む姿はいっそ淫靡(いんび)で、上下にゆっくりと馴染ませるような動きを見せれば、イタコ姉様の顔に朱が差し、段々とその視線が潤んでいって……いや、不味いですよ! 姉様が陥落寸前に!

 

「に、兄様いい加減にしてください! 今日ぐらいは我慢してください! 私達を普段さんざん貪ってるんだから――」

 

「いやだから仕方ないんだって」

 

「へ?」

 

 頑なに(うなず)こうとしない兄様に、痺れを切らした私が再度声を荒げた途端の事でした。兄様の手は気が付けば傍らにいたずん姉様のスカートを遠慮もなくめくり上げ、そして現れた純白のショーツをずり下げていたのです。

 途端に露わになるのは慎ましやかですが薄緑色の陰毛が生えそろった美しい女陰……何度となくクズ兄様によって開発されたソコが丸見えになっていました。

 

「――え、やっ!? ちょっお兄さっ……あぐっ♥」

 

 呆気に取られた私達。そして遅れて顔を赤らめたずん姉様が急ぎスカートを抑えようとしますが、それより先にクズ兄様の太い指が中に侵入していました。

 

「いや、ちょっと何して!」

 

「俺は毎日お前達美人姉妹とヤッているんだぞ? 爆乳爆尻触り心地抜群の敏感ハメ穴のイタコ、薄幸美人なのにアナル狂いのずん子、ロリ美幼女でおもらし癖のぷに穴きりたん。世の男が絶対に手を出せない高嶺の華に好き放題出来るんだ。って言うのに、そんなお前らを目の前にしてセンズリで我慢しろ? ふざけるな」

 

 ――くちっ。 くちっ。 くちっ。 ぐちっ♥ ぐちゅっ♥

 

「や、あっ……あっ♥ お兄さっ、待って……あぅ、あっ♥」

 

「ふ、んぅっ……♥ んっ……♥ 兄さん、そんなまた乱暴に……」

 

 兄様が指でずん姉様のアソコを乱暴にかき回し始めれば、程なくして漏れ出した水の音が私の耳まで届きます。あまつさえ、もう片方の手がタコ姉様の胸を着物の上から鷲掴みにして好き勝手していくのです。最早言葉もありません。

 

「ちょ、あ、兄様……」

 

「いいか、お前らが友人達に会うなって言うならいいさ、俺も普段お前達に世話になってる自覚はある。だから従ってやる……ただし」

 

 ぐちゅっ♥ にゅちゅっ♥ にゅちっ♥ ぶちゅっ♥ ぢゅぱっ♥

 

「ふあっ♥ あっ♥ あひっ♥ やぁぁ、お兄さっ、イクっ、イクっ♥」

 

「んぅぅぅぅっ、んひっ♥ 兄さんっ、おっぱいそんな引っ張っちゃあぁ……あひっ♥ ひぃっ♥」

 

 方や兄様の腕を抑えながら腰砕けになって太ももからべっとべとに愛液を垂らして震えるずん姉様。

 方や兄様の指先で着物の上からでも自己主張しているぷっくり乳首をひねりつぶされ、母乳染みを作り出しているイタコ姉様。

 そしてギンギンに反り立ち、今にも破裂しそうに脈動するモノを眼前に突き付けた先には――私、きりたん。

 

 瞬く間に場の空気を支配してしまった兄様――いや、東北家の卑劣なる獣は宣言するのでした。

 

「俺の性欲が我慢できなくなった時は俺の性処理を手伝え。さもないと……友人にまで手を出すかもしれないからな?」

 

 

 我々の答えはもう、決まったようなものでした。

 

 

 




みんながあんまりにもVの小説書くから私もVになっちまったぜい。
@EtadachiNovel


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東北家のお泊り会(中編①)【きりたん、ずん子、イタコ】

ホラー回(エロ)。
ごめん、本番は次から。酒池肉林にするのは約束するよ。


「おや、戻ってきたみたいですね。お帰りなさい」

 

「ごめんね、時間かかってたから先にゲーム初めてるよ~、ってゆかりん! アイテム使用禁止っていったじゃん!」

 

「ゆかり先輩、どうしたら画面見ずにそんなにコンボ叩きこめるんです? ……ってあれ? イタコさん服が変わってる?」

 

「す、すみませんですわ……途中で飲み物を零してしまって入れ直しを……」

 

「そうでしたか……飲み物をわざわざありがとうございます。ちなみにずん子さんは?」

 

「ず、ずん姉様は今おかたしをしてもらってるんです。さ、さぁ皆で飲みましょう。えぇ飲みましょう」

 

「そうでしたか、では遠慮なく」

「コーラ!」

「あ、お茶いただき~。いや~頭脳労働したからかお茶がうまい……」

 

 こんばんわ東北きりたんです。

 唐突ですが我々は今、危機の真っただ中に居ます。

 

 先ほど廊下でエンカウントしてしまった性欲の魔獣に、してはいけない契約を交わしてしまった我々。こうして何喰わぬ顔で部屋に戻ることはできましたが、その戻る過程で一人を生贄に捧げなければいけませんでした。

 そう。ずん姉様です。

 初手でスカートの中に手を突っ込まれて不意打ち手マンされた挙句アクメを晒した我が家の次女は、無理やり手を引かれてそのままトイレに連れ込まれてしまったのでした。

 

 廊下に取り残されてしまった我々は来客者を怪しませない為にこうして飲み物を運ぶ作業に戻ったのですが……今頃ずん姉様がどうなっているのか、考えたくもありません。

 願わくば皆にバレないような姿で解放されるといいのですが……。

 

「――りたん、きりたん? 次コントローラー空きましたけど?」

 

「えっ。……あ、あぁやります! やりますよ!」

 

「助かった~。ゆかりんとやると本当天と地ほどの技量の差を見せつけるから……きりたんお願い!」

 

 ……不安そうな顔をするのは後ですね。

 我が家に来て貰ったのが大切なお客様なれば、我々がこの身を(てい)して彼女達を守り、かつこの家の異常に気付かずに帰って貰うのは至極当然の事です。

 で、あるならば今我々に出来ることは精一杯彼女達を持て成す事です。違いますかイタコ姉様?

 

「……! えっと、次は私もやらせてもらいたいですわっ」

 

「おぉ、でしたらイタコさんは私とやりましょう! 私とタメを張れる実力はイタコさんしかいません!」

 

「何て自信に溢れた後ろ向きな発言なんですか……」

 

 イタコ姉様も私の意図に気が付いてくれたようです。

 よし、それでは我が東北家の絆を見せつけましょう。私が持てる限りのゲームスキルを今この場で解放をして、家の異常から目を逸らさせて――

 

 

「――……」

 

 

「……ん? おや、ずん子さんも戻ってきまし……え?」

 

「ッ!?」

「ちゅわっ!?」

 

 ずん姉様!? ずん姉様が帰って来た!?

 

 急ぎ私が振り向き、その姿を目に収めたのですが――やはりと言いますか、その先にあった光景は最悪のモノでした。

 ずん姉様の服は無事です。いつもの着物ベースの和風と可愛さが調和したその服装は着崩される事も汚されている様子も見受けられません。

 

 ただし、異常は彼女の顔にありました。

 

 半開きになった目はぼぉっとしており、まるで熱で浮かされたかのような赤ら顔には、浮かんだ汗で髪の毛がぴったりと張り付き、その美しい唇とその周辺は瑞々(みずみず)しいを通り越して粘液らしきものでベトベト。それでいて、口元に何らかの縮れ毛らしきものがついている有様。どうやらずん姉様はクズ兄様に口だけを蹂躙されてしまったようです。

 

 あまりの変わりようにぽかんとした三人組に、イタコ姉様が目も留まらぬ速さでずん姉様をその場に座らせ、口元を神速でぬぐい取り、私は合わせてお茶を無理矢理飲ませてゆきます。

 

「ず、ずんずんどうしたの!? 何か熱っぽいとか……!?」

 

「あ、あーいや確かに熱っぽいですけど大丈夫です。これあれです。ずんだの過剰摂取です。オーバードーズです」

 

「何それ美味しそう」

 

「ずんだにそんな薬効ないでしょう!? いや、本気で大丈夫なんですか?」

 

「だ、大丈夫ですわっ、ねっ? ずんちゃん! ずんちゃん! 私の声は聞こえてまして!?」

 

「――……はっ!? あ、あれイタコ姉さん?」

 

 お茶を飲ませてあげたらずん姉様はどうにかこうにか目を覚ましてくれたようです。

 その後はどうにか不思議がる三人相手に本人から弁明して信じて貰えましたが……あ、危ない所でした。マジで最初の一歩でバレるかと思ったじゃないですか……。

 

(……ちなみにですが、お口だけですか?)

 

(うん……お口でされた後ほぼ記憶なかったけど多分)

 

 ふとイタコ姉様とあかりさんがゲームをしている後ろでずん姉様と耳を寄せ合って密談をしてみましたが、曰く、クズ兄様は小癪な事に求めて来たけど最後までは食べなかったようです。来客者への遠慮でしょうか? それとも我々を焦らしているだけなのでしょうか?

 

(あのあとトイレに引き込まれてね、そのまま(ひざまず)かされて……イライラしてたのかな……顔を思いっきりおちんちんビンタされたの。で、何も言わずに髪の毛を掴まれたと思ったら容赦なくイラマされちゃったの……♥ お兄さんの鬼畜おちんぽで喉奥までぐっぽぐっぽ♥ って私が息出来なくなるのもえづくのもお構いなしに好き勝手使われて、その後顔に股間が密着するまで腰突き出されたらそのままびちびちびちっ…♥ って溺れるくらい青臭いのを出されちゃって、それこそ排泄するみたいな感じで使われると、頭がぼーっとしてきて、でもそれが気持ちよくて……♥ 射精が終わるまで私必死に舌で――)

 

(ちょ、ずん姉様ストップ。大体わかりました。大体わかりましたから抑えて。抑えてください!)

 

「? ……ずん子さんは何でくねくねしてるんですか?」

 

「気のせいです! それよりもあかりさんはゲームに集中しててください! イタコ姉様と同じくらい負けてますよ!」

 

「ちゅわっ、ちゅわわっ!?」

 

 そしてゲームに勤しむ我々でしたが、その間兄様の襲撃はなく。

 我々はしばしの平和を手に入れる事が出来ました。

 ……ですが、その平和は長くは続きませんでした。

 

「それじゃあそろそろ私は夕飯の準備をしてきますわ~」

 

「お手伝いとかは大丈夫?」

 

「大丈夫大丈夫、料理こそイタコ姉様の本領発揮だよ。ゲームはからっきしだけど料理だったらプロ顔負けだもの」

 

「私も食べることなら負けませんよ!」

 

「作る側と消費側じゃあ雲泥の差がありますよあかりさん」

 

 空の模様が茜色から紺碧(こんぺき)色に変わっていった頃の事です。

 もとより我が家にお泊りをする予定だった三人組のために、夕飯を作らねばならぬ時間になっていました。

 普段はポンコツ気味なイタコ姉様ですが、料理、イタコ業ではまさしく雰囲気が変わります。着物の上からでも大きく主張するその膨らみをさらに包み込むようにして割烹着を身に着けて、まさしくやる気満々の模様。これは今日のごちそうが楽しみです。

 

「それでは少しお待ちくださいまし、今日は腕によりをかけてハンバーグを用意して来ます――あっ」

 

 いってらっしゃいませイタコ姉さ――ん? 今廊下に出る前に誰かの手に引かれたような……。

 

「ハンバーグは楽しみだねゆかりん!」

 

「えぇ、ただ出来るまでもう少し待たないと行けませんね……マキさん、もう10戦やりますよ!」

 

「にぇっ!?」

 

「ハンバーグ……私のお腹にぴったりなミート……やはりイタコさんとは気が合いますね」

 

 みんな呑気に今日の料理について話し合っていますが、私とずん姉様は刹那の間で見えたイタコ姉様を連れ去った謎の手が気になって仕方がありません。

 そしてこの家に長年住む私達だからこそ分かるのですが……廊下を渡る()()()足音も何時もの台所へと向かっておらず、何故か二階の方に――

 

(ずん姉様今のって……)

 

(う、うん。間違いなくね……願わくばイタコ姉さんが料理出来る体力が残ってるといいんだけど……)

 

「――マキさん流石にそれは弱すぎです! きりたん! ほらきりたんやりますよ!」

 

「ぐへ~……ゆかりん本当初心者相手に鬼畜すぎだって」

 

「あ、は、はい。やります……やりますけど……」

 

「? 何か歯切れが悪いですね、そんな弱気でどうしたんですか? ま・さ・か、負けるのが怖いんですか~?」

 

「むっ。調子に乗らないでくださいよ、私が本気を出したら負けてしまうからあえて情けを――」

 

 ギシッ――。

 

 ゆかりさんに啖呵を切る瞬間。

 私の耳が居間の天井から響く、何かの(きし)む音を拾っていました。

 

「はんっ、良いでしょう。そこまで言うならば私も本気を見せてあげますよ」

 

「頂上決戦が始まる……! これは見逃せない勝負! 私は(かたき)を取ってほしいって意味できりたんに100円!」

 

「私はいつでもずっとゆかり先輩推しなので、ゆかりさんに10円ですね!」

 

 ギシッ……ギシッ……ギシッ。

 

 話してる最中も小刻みに聞こえてくる、軋む音。

 その音は集中してこないと聞こえない程度には小さな音なので、こうしてゲーム音や会話音には簡単に紛れてしまいますが……先ほどイタコ姉様は予想のつく誰かに連れてかれた為、何をされているかおおよそ想像出来てしまい、それでいて一度聞いてしまうとこの耳がこの雑音を無意識に拾い続けてしまいます。

 

「あれだけ大口叩いておいてお粗末なミスですね! ほらガークラ! そのまま確定メテオです!」

 

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギッ、ギシッ――

 

「で、出たー! ゆかりんの極悪即死コンが決まった!」

 

「うっ、い、今のはですね!」

 

「流石ゆかり先輩です! 是非とも私のために勝利を勝ち取ってください!」

 

 ギシッ、ギッ、ギシッ、ギッ、ギシッ、ギッ――♥

 

 ダメだ。全然集中できない。リズミカルな音が上から響くだけで、何をしているか想像をしてしまって、いつもなら簡単に反応出来ることもすぐに逃してしまう。

 

「……っ♥」

 

 ギッ♥ ギッ♥ ギッ♥ ギッ♥ ギッ♥ ギッ♥ ギッ♥

 

 気が付けば響き渡る音も変化しており、その感覚が短くなっているのがわかります。

 ずん姉様も顔を赤くして(こうべ)を垂れており、今まさにイタコ姉様に振るわれているであろう恥辱を想像してしまっているようです。

 

「本気でどうしたんですかきりたん! これじゃ本気で全タテ出来てしまいますよ?」

 

「おぉー先輩容赦ない! いけいけやっちゃえ先輩ー!」

 

「ん? 何か上から音がする? 何だろ……」

 

「っ、あ、えーっとこの音は! この音はね!」

 

 そして音に気付いたマキさんに慌ててずん姉様が弁明しようとした直後でした。

 今まで聞こえてきた音がぴたりと止まっていました。

 

「……あれ? 聞こえなくなった?」

 

「あの今のはラップ音っていう奴でね? ほら、私達の家古いから……」

 

「え!? まさか出るの? 出るっていうの!?」

 

「ずん姉様あんまり適当言わないでください。マキさんが怯えているじゃないですか……じゃあちょっと悪霊退治してきます」

 

「ヒィッ!?」

 

「ちょっときりたん! 逃げないでください!?」

 

「逃げてませんただのお手洗いです!」

 

 なんて適当に言い訳してゲームをほっぽり出して私は廊下を飛び出しました。勿論向かう先はトイレなんかじゃありません。イタコ姉様が連れ去られた二階です。

 出来る限り音を立てないように優しく、されども急いで階段まで向かったら……! い、いた! イタコ姉様!

 

「い、生きてたんです!? ……か……?」

 

 階段の二階から降りてきたイタコ姉様の姿に絶句しました。

 

 前回のずん姉様は顔だけ汚され残りは無事でしたが……今回のイタコ姉様は顔どころか服すら無事ではありませんでした。

 割烹着と着物に身を包んだ筈のその姿は、着物が丁度下半身を残して脱がされ、露出した上半身にかかった割烹着が直にその爆乳を包み隠す下着となり、下品に尖った乳首をはっきりとした輪郭で主張するだけでなく、染み出た母乳のせいで大き目の乳輪まで透けて見えている状態でした。

 さらに言えば、そのマシュマロメロンおっぱいを好き放題オナホとして使われたのでしょう。割烹着越しに見える深い深い谷間の間に()()になった白濁液が飛び散っており、少し離れているというのにむわっとした臭いが漂って来ています。そして谷間の中から発射されたであろう汚液は胸だけでなく、新雪に桜をまぶしたかのように上気した、美しいイタコ姉様の顔を満遍なく汚しておりました。

 

 明らかに事後――いや、レイプ後だといえるその恰好です。

 私は急ぎイタコ姉様に駆け寄り声をかけます。

 

「ちゅ、ちゅわ……♥」

 

「い、イタコ姉様……だ、大丈夫ですか?」

 

「だ、大丈夫ですの……お、犯されはしなかったから……♥」

 

「もうほぼ犯されてるようなものなのでは……と、とりあえず着替えてきてください。掃除はしておきますので」

 

「はぅ……よろしくですの……♥」

 

 どこか夢うつつな様子で、ふらふらと階段を下りてくるイタコ姉様にそう言い含めると、私は二階と廊下に点々と残った精液の跡を拭いてゆきます。

 何だかホラー映画めいてきましたね……ゲームを与えて抑制した筈なのに抑えきれないなんて、やはりクズ兄様は慮外の存在……本気であの三人組の貞操も怪しくなってきました。

 

 そうして二人目の犠牲者が現れ、更なる警戒心を強めた我々。

 次は誰が襲われるのか、どこから襲ってくるのか。

 どこか陶酔した様子のイタコ姉様を置いて、我々は警戒を強めます。

 出来る限り単独行動をしないように、他の三人組が部屋を出る時は必ず二人体制になるなどして備えます。

 そのお陰なのか、それとも(もてあそ)ばれているのか。先ほどの襲撃から二時間。またしても凪の時間が訪れます。

 

 二時間も経てば二度目の着替えを経たイタコ姉様でも料理は完成させられるようです。

 居間に用意されたテーブルに所せましと並べられる料理の数々! 主食のハンバーグに始まり、お刺身、煮物、サラダ、エビチリ、肉団子、パスタ、つみれ鍋と和洋折衷(わようせっちゅう)なんのその、様々な料理が食卓に上りました。

 あかりさんは並べられた料理を前に机にかぶりついてきらっきらに輝く目を向け、マキさんもゆかりさんも同じくその芳醇(ほうじゅん)な香りに、ゲームをしながらそわそわと配膳の様子を(うかが)っています。

 

「じゅるり……」

 

「あかりちゃんステイ、ステイだよ……もう少しだからね?」

 

「マキさん、この勝負で勝った方が負けた方から好きなおかずを奪うなんてルールどうです?」

 

「ゆかりんそれほぼ敗北寸前の私に提案するの鬼畜の所業過ぎない!?」

 

「お代わりは沢山ありますの。デザートももちろん用意してますわっ」

 

「冷やしずんだと新作ずんだ盛り沢山!」

 

「おぉブラボー……! ブラボー!」

「おぉう……ずんだ尽くし……」

「ずんずんはやっぱりずんだキチだなぁ……」

 

 着物姿から少しラフな格好に着替えたイタコ姉様が台所から次々に料理を運んで来るのを手伝う我々。

 これで料理は全部よし……お箸もスプーンもフォークもよし、飲み物もよし……全部ヨシ! ですね。では最後に私も手を洗って食卓に着きましょうか。

 

「あ、ゆかりさん達はお先に食べててください。私は手を洗ってきますので」

 

「ん? それぐらいなら待ちますよ。一緒に食べましょうよ」

 

「もうあかりさんが制御出来なくなりつつあるから大丈夫ですよ。食べ物を前にしてあれだけ(よだれ)垂らせる人、私見たことないです」

 

「じゅるるるるるりぃ………」

 

「あかりん! あかりんステイ! そんな顔近づけなくてももう食べられるから!」

 

 さながら獰猛犬を相手にしているように机にかじりつくあかりさんを引き剥がそうとするマキさんを見てそう告げると、私は洗面所へ向かいます。

 

 長い廊下を移動する最中。私が考えていたのはどの料理から食べようか――ではありませんし、食べた後はどんな事をして遊ぼうか――でもありません。

 考えていたのは当然ですが兄様の事です。

 数時間おきに我々への襲撃を繰り返すあの野蛮人がいつ襲い掛かってくるのでしょうか。

 奴は間違いなく群れからはぐれた弱い獲物から狙いをかける筈……言ってしまえば私の今の状況は兄様にとってまさしくカモネギ状態ではあるでしょうね。

 ですが問題ありません。私であれば襲われても容易にいなせます。

 仮に反撃もままならなかった時は……まあ少なくとも適度に発散させてあげてヘイトを三人から少しでも離す事も出来るでしょう。えぇそうです。仕方なくですが何か?

 

「しかし、まあ何だかんだであの性欲魔人も空気を読んでくれるかもですしね……少し、釈然(しゃくぜん)としませんが」

 

「何が釈然としないだって?」

 

 ――言ったそばから出くわしてしまいました。

 洗面所に立ち入ると、なんと洗面台のすぐそばに全身肌色の変質者ことクズ兄様が仁王立ちで待っていました。

 しかも当然のように全裸ですこの男。

 私の視線の目と鼻の先では既に屹立(きつりつ)したイチモツが鎮座しておりました。

 

「……別に何でもありません。というか手を洗いたいんでどいてくれません? いや、間違えました消えてくれませんか? 一日とは言いません。1年くらいでいいです」

 

「1年も食い扶持がなくなると俺が餓死するから御免被る」

 

「……」

 

 こんな場所で全裸で(たたず)んで……私達姉妹以外と出会ったら本気でどうするつもりだったんですかねこのゴミは……はぁ、だったらもう無視です。無視。捕まっても知りません。警察にはきっちり不審者ですと証言しますから。

 

 洗面台の鏡越しに見せつけられる兄様のギンギンになったモノ。

 私は努めてそれを視界に入れないように(うつむ)きながらも蛇口をひねり、手を洗ってゆきます。

 冷水が私の手を伝い、少し熱を持った私の肌が冷やされていく感覚が心地が良いです。

 

 しかし洗浄中の事です、急に私の片手が隣の鬼畜生に掴まれてしまいました。

 すわ、何をするつもりだと思った矢先、私の手はそのまま奴の怒張へと誘導され、先ほどまでの冷えた感触と打って変わって焼けた杭のような熱さが私の手に伝わってきます。

 

「おぉつめてっ」

 

「頭沸いてるんですか!? 折角綺麗にしようとした矢先に……!」

 

 すぐ様肉棒から手を遠ざけようとしましたが、掴まれた片手をクズ兄様は決して離してはくれず。しつこく手にあてがわれる始末……手に当たる硬いゴムのような感覚とその脈動は否応なく私を焦らせます。

 

「まあまあいいからいいから。このまま扱いてくれよ」

 

「……嫌だと言ったら?」

 

「この場でオナホみたいに犯して居間に聞こえるくらい(あえ)がせる」

 

「――」

 

「当然お漏らしもさせるから」

 

「真面目に地獄に落ちやがってください」

 

 この男、ヘラヘラこそしてますが本気で今言った事をやりかねません。

 そうなると私には従う術しかありませんでした。

 鏡超しに射殺せそうなくらい睨みつけながらも、仕方なく奪われた片手で雑に竿を扱いて行きます。

 今日二度出しただけのその肉棒は手の中で鈍く脈打っており、痛みを伴ってもおかしくないくらい雑な動きの筈なのに、何が嬉しいのかその鈴口の先からトロトロと先走りを零しています。

 粘液によって自然と滑りが良くなっていけば、やがてにゅちにゅちにゅち…♥ と液体が絡む音が響き渡って来ており、私の小さな手では収まりきらないそのチンポは気が付けば強く強く手の中で脈動をしており、私の傷ひとつない手にオスの香りをまぶして行きます。そして――

 

「あーやべ、出る出る出る……」

 

「っ、はぁそうですか。じゃあティッシュに……」

 

「いや違うから。自分の手を器にしろ」

 

「へ?」

 

「早く!」

 

 ちょ、怒鳴らないでください。聞こえたらどうするんですか! と焦りからつい従ってしまった私。

 先走りで汚れた手とまだ綺麗なままの手で慌てて器を作り上げてしまいました。すると――

 

「くっ――!」

 

 びゅっ、びゅぶっ♥ ぶびゅっ、びゅりゅりゅっ♥ びゅぅ♥ びゅーっ♥

 

「うわっ、わっ……! ちょっ……! あつっ!?」

 

 手の器めがけて肉棒の先端が向けられると、ぷっくりと膨れ上がった亀頭、その尿道口から大量の精液が手にめがけて大量に注がれ始めました。

 脈動に合わせて降り注ぐ子種は濃い白濁色で肉竿以上の熱さを私の手に伝えてくるだけでなく、付着するたびにぷるぷると、まるでゼリーのように揺れる程新鮮で、ツンと香る栗の花の臭いもあわせて力強いと思わせるものでした。

 一連の行為はほんの数分程度のもの。しかして視覚、触覚、嗅覚、そのいずれも犯された最悪の時間であり、手しか汚されてない筈の私の体は一連の感覚で勝手に熱を持ち始め、いつもなら子種を注がれるべきであった私の子宮が種を乞うかのようにきゅん♥と疼くのが分かってしまいます。

 

「……ふぅ、よし満足した」

 

「な、何が満足したですか……! 綺麗にする筈なのにこんなに汚して……!」

 

「いやいや勘違いするなって、これあれだから。石鹸だから石鹸」

 

「頭沸いてるんですか」

 

「信じろって、ほらごしごし。ごしごし」

 

「ちょやめ、ちょっと、兄様っ、やめ……うぁ……♥」

 

 さ、最悪です……! 手の中いっぱいにたまったぷるっぷるのザーメンをどうしたものかと逡巡(しゅんじゅん)していたら、私の両手に重ねるように兄様の手が包み込み、そして精液のプールが出来ていた器をぶちゅり♥ と強制的に手を合わせやがりました……!

 それだけに終わらず、両手に余すことなく付着したザーメンを伸ばすように強制的に両手をすり合わされてしまい、手の平はもとより、指の間、指先の裏表に、にちゅ……♥ ぐちゅ…♥ にゅちゅぅ…♥ と出したばかりの精液が伸ばされ、絡み合い、そして纏わりついていきます。

 手を消毒するための洗剤ではなく、まかり間違っても手に乗せるべきではない精液を、自分の手に馴染ませる行為は倫理に(もと)り、狂気を孕み、そして何よりも――背徳的でした。

 手の隙間から零される大量の精液が洗面台に零れ落ちる様も、()()のように手に絡む感触も、あたり一帯にむわっ♥と広がるイカのような香りも。そのどれもこれもが私の中に熱を灯す要因であり。気が付けば声が上擦ってしまうことをやめられませんでした。

 

「よーし綺麗になったぞー良かったなー」

 

「し、死ね……本気で死んでください……っ!」

 

「おーこわ。じゃあ殺されないように退散しよ」

 

 私が自身の異常を悟られないように努めて低い声で凄みますが、やはりクズ兄様にはどこ吹く風。まるで私の異常が分かっていると言わんばかりにニヤケ顔を見せて、そのまま二階へ上がってゆきました。

 

 取り残された私はすっかり汚れたその手の惨状にしばし呆然とし。

 それでも待っているご飯の事を考えて一度だけ指先を舐めて味を確かめると、綺麗に両手を洗ってゆきます。

 

「うめ。うめ。うめ」

 

「あかりさん、スピード早すぎですよ……あ、お帰りなさいきりたん。すみません先に初めてますよ」

 

「おかえり~」「ですわ」

 

「あ。いえ、先に初めてて下さいと言ったので構いません」

 

 爆食するあかりさん、そして皆が笑いながら料理をする食卓に私も何気ない顔で静かに参加し。

 そしてようやく料理を口に運び始めるのでした。

 

「……きりたん? 口元にずーっと手をやってどうしたんですか? 何かのモノマネですか?」

 

「何か考え中とか?」

 

「分かりますよきりたん。私もどの料理から食べてしまおうか迷いましたから!」

 

「あかりさんはノータイムで自分の近くの皿から食べて行ったじゃないですか……」

 

「いえ。別に、なんでもありません。少し口元がかゆいだけです」

 

 そうです。別に他意はありません。

 この手に染み付いた青臭い香りを嗅いでる訳じゃあ、ないんですから……♥




ここに~。えっちな小説を書くVが~いるらしいんですけど~。
@TsukiToziNovel


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東北家のお泊り会(中編②)【きりたん、ずん子、イタコ】

本番長くなりすぎ。
でも区切り悪くなるから一気にどーん。


「ふぅ……ご馳走様でした……いや~まるで満漢全席のような豪勢な夕ご飯でした。本当にありがとうございます」

 

「食べたね~、美味しいからついつい食べすぎちゃったかも……」

 

「イタコさん! ずん子さん! デザート! デザートあるんですよね!?」

 

「あかりさん本当凄いね……えっと、実はまだ足りなかったり?」

 

「いえ! お腹は一杯になりましたがデザート用の別腹は空いてます!」

 

「お粗末様でしたわ~、ちょっとは残ると思ったのにまさか食べつくしてくれるなんて……うふふ、作り甲斐がありましたわ」

 

 机の上にあれだけ大量に配膳されていた料理は全てなくなり、全員が机を囲んで食後の余韻に浸っています。

 私も少なくない満腹感で満たされてはいますが……それ以上に別の飢餓感に襲われていました。

 腹の奥から感じる疼きは手で抑えることで少しはマシになりますが、それは我慢できるという訳ではありません。あれだけ楽しみにしていたお泊り会も、今や早く終わってほしいとすら思い始めています。

 

「さぁ腹も満たしましたし続きいきますよ!」

 

「ゆかりん本当元気だね……っていうか、もうやるの? ちょっと休憩しようよ」

 

「そうですよ! ゆかり先輩、映画鑑賞会もしようって言ってたじゃないですか! 次はデザート食べながら映画見ましょう映画!」

 

「そうですわね、映画を見てお腹をゆっくりと休めてからでもいいと思いますわ。では早速デザートを用意しますわ」

 

「あ、じゃあ私は代わりにお皿洗ってくるね」

 

「映画、ですか……」

 

 映画……そうか。映画がありましたね。

 確かあかりさんがオススメの映画を皆で見たいと言ってた記憶があります。その映画は確か2時間以上あった長編作品……部屋を暗くしてみるのであれば、途中で抜け出す事も出来ますね。

 

 ……いえ。別に抜け出したい訳ではありませんよ?

 あの程度の低い野蛮人が他の人を襲う前に、気付かれずに釘をさす事もあるかもしれないと言っているのです。そういう事です。勿論それで逆に私が襲われてしまう可能性もありますが、それも致し方ないというものでしょう。兄様に釘を指すという行為は、それぐらいのリスクがあるものですから。えぇ。しょうがないんです。

 

「ゆかりんゆかりん、この映画ってどういう奴なの? あかりんからは家族愛に溢れたハートフルストーリーだって言ってたけど」

 

「え? これは真冬のロッジに閉じこまれた家族のうち、父親が発狂して家族を殺そうとする物語ですけど……」

 

「え?」

 

「え?」

 

「古典サスペンスホラーの金字塔ですよ! マキさんもきっと楽しめると思います!」

 

 マキさんの唖然(あぜん)とした声を置きざりにして無情にも上映会に合わせて暗くなる部屋の中。

 私もこの映画は見たことありませんが、ホラーであるならばきっといい感じに皆さんの注意を逸らしてくれる事でしょう。

 

「う、うぅ……ゆかりん今どうなってる!? 今どうなってる!?」

 

「マキさん、まだ開始10分しか経ってませんが」

 

「映画中にごめんんさいですの、デザートの冷やしずんだですわ?」

 

「わぁいずんだ! あかりずんだだーい好き!」

 

 10分経過、20分経過、30分経過……。

 画面内でストーリーが進んでいくにつれ皆も心なし前のめりになって視聴をしています。

 ゆかりさんはほぼほぼ平静、マキさんはそんなゆかりさんに抱き着き、あかりさんに至ってはしきりに「ここ! ここがいいんですよ!」「でた~~~~ニコルソン! 恰好いい~~~っ!」なんて声高に見所を話しています。

 ……よし、皆さんいい感じに映画に夢中になってますね、私の気配も少しは希薄になった事でしょう。ここはゆっくりとフェードアウトをして――ん? あれ? そういえばずん姉様は一体どこに。

 

「ひっ! 今犬の声、犬の声が!」

 

「犬? 犬の声なんてしました?」

 

「この映画に犬なんていない筈ですが……外に野良犬でもいるんですかね?」

 

 ……うん、そうですね。ちょっと聞き取りづらいですが、窓の外から断続的ではありますが声高い犬のような声がしてきます。

 しかもそれは何かに対して警戒をしているというよりかは、まるで何かに媚びているような甘い声に聞こえる気がして……いや、待ってくださいよ。まさか、まさかじゃないですよね。

 

 私は嫌な妄想を振り払いながらもこっそりと窓に近づいて、厚手のカーテンで締め切られた窓の外をちらりと覗いて見ます。

 

 見ました。

 後悔しました。

 

 庭に()()()のずん姉様がいたからです。

 

 まさかの非常に露出度が高く、人間としての尊厳を可能な限りカットした紐水着と、犬耳犬尻尾で四つん這い体制の隙のないわんわんスタイルです。

 当然のように装備されている首輪にはリードが伸びており、勿論その手綱を握るのはクズ兄様……。

 性の忠犬はご主人様にしきりなしにすり寄っては何かを求めている様子が見てとれます。

 

「犬、いました?」

 

「いるみたいですけど遠くですええ遠くでしたね」

 

 っぶねぇ! カーテンをバレないように締めれたのは奇跡に近かったです。

 一瞬いぶかしんだゆかりさんですが、映画の続きが気になるのかそのまま画面に視線を戻していきました。

 皿を洗いに行った筈のずん姉様が目を離したらあんな格好に……まさか途中で拉致られたのでしょうか? いえ、ずん姉様も恐らくスイッチが入ってしまったので自分から誘いに行ったという可能性も捨てきれませんが……いえ、きっと前者でしょう。姉様がそんな嬉々としてそんなことをするとは思えません。

 何であれ、私は他の人にバレないようにもう一度窓の外を覗いて見ます。

 

『――へっ、へっ、へっ……くーん、くぅーん……♥』 

 

 訂正します。後者でした。野郎嬉々としておしゃぶりしてます。

 蹲踞(そんきょ)と言うべきか、カエル座りと言うべきか、お座り状態のずん姉様の顔にぶっといペニスが載せられており、遠目でもグロくてたくましいそれを愛おしそうに舐めていました。

 

「ねえゆかりんこの人死なない? 死なないよね?」

 

「いえ、見たことがないので分からないですけど……何となくこの次の展開は読めて」

 

「うぎゃああ―――ッ!?」

 

「マキさんいい反応しますねぇ、これは見せたかいがありました!」

 

 今の所皆さん、いい感じに映画に夢中になっているのですが、もしもこのまま庭先でおっぱじめられたら速攻でバレる可能性が高いのでは……しかして(とが)めようにも映画の山場っぽい所を逃したので今フケる事も出来ません。

 そんな私に出来る事は努めてこっそりと窓の外を覗き込むぐらいしかありませんでした。

 

「――……っ」

 

 もう一度見てみれば、ずん姉様と兄様が交尾をキメようとしている最中でした。

 まるでその場でストレッチをするかのように前屈をし、自分の局部を兄様に晒した尻穴フェチのずん姉様。腰に犬尻尾のベルトをくくりつけたむっちりお尻を竿に擦り付けておねだりを繰り返し、そして――

 

『――きゃひんっ♥』

 

 細い腰が掴まれたと思えば肉棒が遠慮なく埋まってゆき。途端にずん姉様の体が歓喜に震え、喜びの声がこちらまで聞こえてきました。

 

「有名なシーン来ますよ! ここは絶対に見逃しちゃダメです」

 

「え、エレベーター? エレベーターが何がえええええええぇぇ!? 血が何でこんなにっ、こんなにっ!?」

 

「あ~、このシーンだったら見たことありますね」

 

 か、かろうじて後ろの三人組は気がついていないようですが、イタコ姉様はこちらの様子を怪しみ、そして外で何かが起こっていることを察してくれたようです。

 すすす、とこちらに近寄って外を伺い、結果として頬を染めて絶句しております。

 

『――わんっ♥ ――わふっ♥ ――わふんっ♥ ――きゃぅんっ♥』

 

「ん。また犬の声が聞こえてきたような……」

 

「つ、つい最近この辺りに野犬が住み着いたっぽくてですね!」

 

「で、でも大丈夫ですわ~! 我が家には近寄ったりはしないので!」

 

 映画の音声とは別にサラウンドで聞こえてくる犬の鳴き声を必死で誤魔化す私とイタコ姉様。

 未だに三人の視線は画面に注がれたままですが、ちらりと外を見れば庭の木に手をつく形でお尻に腰を打ち付けられてる発情犬の姿がそこにありました。

 つけた尻尾をふりたくり、両足を開いて自分から突きこみを受け入れるずん姉様の顔は幸せそうで、最早ガラス板挟んで我々がいる事など忘れているようにも思えます。いや正気に戻ってください本気で!?

 

 あ、体位変えた……立ちハメから背面駅弁? お盛んすぎます……っていうかなんでこっちに近づいてっ、ハメながら近づくなやめろやめろやめろ――!?

 

「それでも野犬が増えてるのって普通に怖いですね。窓の外に居たりは――」

 

「あーゆかりさん! ほらこのシーン! このシーンも有名なシーンですよね!?」

 

「え? まあうーん。有名と言えば有名ですね~、やっぱニコルソンのこの名演は迫真に迫っている……迫りすぎていますから」

 

 必死に我々の後ろで行われている痴態を見せないように映画へと興味を向けさせていますが、窓外にいる兄様の凶行はさらに酷くなってゆきます。

 最早目と鼻の先――ガラス戸を開け放てばすぐさま手が届く位置で、両足を抱え、持ち上げる姿勢で兄様はずん姉様を貫いている始末……。

 犬の恰好で幸せと快感と恥ずかしさでないまぜになった表情を見せるずん姉様。その形の良い胸がぷるぷると揺れ、ごん太の竿で目いっぱい広がったアナルに出し入れされるたび、その上の女陰から白く濁った本気汁が窓にまで飛び散る様子にこちらまで体温が上がってしまいます。

 

 本気で加減してくださいよ!? と窓の外で腰を振り続ける事の張本人を睨みつけますが、にっこり笑顔を見せるだけでエスカレートは止まりません。

 今まで以上にスピードアップした腰振りに、ずん姉様は口元を抑えてあふれ出る嬌声を抑えようとしてますが、小刻みな喘ぎ声を防ぐに叶わず、『んっ♥』だの『んむぅっ♥』だのやっぱり声が漏れてしまっています。

 如何に映画中とはいえこれではバレかねず、咄嗟に映画の音量を上げて誤魔化します。

 

「ちょ、きりたんダメだって何で音量あげるのさぁ!?」

 

「そそそれはあれです、やっぱりもうすぐ見せ場っぽいので大音量で聞くべきだと」

 

「きりたん良い事言いますね! 大賛成です」

 

「悲鳴シーンならそんなに大きくして聞きたくは……あ」

 

「いやああぁぁぁああぁあ~~~~っ!!!? で、でたぁぁぁぁああぁあっ!!?」

 

『わふ、ぅぅうぅぅうぅ~~~~~~~っ♥♥♥』

 

「おぉぉ! ちょ、マキさん苦しい!? ギブギブ!」

 

 ほどなくして、ずん姉様は深い深い絶頂を我々に見せつけてくれました。

 漏れ出た嬌声は都合良く、本当に都合良く映画とマキさんの悲鳴にかき消されかで声がバレる事はなかったようですが、後ろを振り向けば窓の外では深く尻穴を貫いた肉竿がひっきりなしに脈動し、奥に精液を送りこんでいるのが見えています。

 

 なんてうらやま……いや、違う! なんて綱渡りな事を! やはりクズ兄様は今日この日を最後に粛清せねば……! って……!

 

「ちゅ、ちゅわっ!?」

 

 しゃあぁぁぁぁぁぁぁ……♥ 

 

 おぉぅ……なんて事でしょう……感極まったせいか、貫かれたままお漏らしまでし始めています。股間からほとばしったうっすらと黄色い液体が窓ガラスに当たって弾ける様子まで見せつけているというのに、当のずん姉様は念願の中出しと放尿の余韻にひたって、恍惚の表情を見せるだけで止めるつもりもないようです。

 

『――わひっ♥ わふっ♥ わふぅぅっ……♥』

 

 びちびちびちびちびちびち……♥

 

「む? ……まさか雨でも降ってきて?」

 

「と、通り雨ですわー! 山の近くだから結構ころころ天気模様が変わるんですのー! ほらずんだのお代わり、お代わりはいかがですの!?」

 

「ずんだ!? 食べます食べます!」

 

「ゆかりん終わった? 怖い所終わった?」

 

「もう終わってますからいい加減離してください、乳で溺れそうです!」

 

「ち、乳で溺れるなんて本当珍しい死因ですねゆかりさん」

 

 イタコ姉様の会心のずんだ配りと適当な会話で何とか後ろを向かせないように心がけながら、早く窓から消えろと手を振ってクズ兄様達にジェスチャーを送ります。

 だけどちら見してる限りではお漏らし中も腰を振って多方面に尿をまき散らせ、かつ残った分もしつこく注ぎきろうと腰を押し付けてずん姉様を喜ばすばかり。彼らの交尾が終わるまでの間、我々はずっと誤魔化し続けなければいけませんでした。

 

「え、映画は盛り上がってるみたいですけど、ちょっとお風呂の用意をしてきますわ~……?」

 

「そ、それなら私も行こうかな! やっぱりお客とは言え礼節が大事だし!」

 

「マキさんはお客さんじゃないですか、代わりに私が手伝いに行きますので」

 

「マキマキ先輩、クライマックスはまだですよ! さぁ見ましょう見ましょう楽しみましょう!」

 

「いやぁぁぁああぁ!」

 

 ようやく窓の外からクズ兄様達が消えたのを見計らって我々は部屋を脱出します。

 目的? そんなのまさしく暴走特急になっているクズ兄様に他なりません。早くこの暴挙を止めさせねば……!

 

「んぁっ♥ あぅっ♥ わふっ♥ わうぅっ♥ きゅぅんっ♥」

 

「ふんっ! ふんっ! ふんっ! ――おっ、遅かったな~。声かけてくれればよかったのにさ」

 

 二人してそそくさとお勝手へ向かえば、そこには発情犬モードのずん姉様へとお仕置き種付けを続けていた兄様の姿が居ました。

 窓辺で見た様子のまま、両足を抱えられてペニスケースが如く秘部を掘削され続けたせいで、ずん姉様はもう声を抑える事も忘れて幸せそうに(あえ)いでいます。

 本気でどういうつもりなんですか!? あんな曝け出すような真似して……っていうかココ台所! 今すぐ腰振りをやめろ!?

 

「遅かったなじゃありませんよ……! 今まさにすぐそこでみんながいるっていうのに……!」

 

「そ、そうですわ! バレたらどんな事になってしまうか……!」

 

「いや~だってさ、なんか隠れてえっちな悪戯するって燃えるな~って思ってさ。しかも今日一度も本番はしてないから余計に」

 

「世話になってるから友人達に会わないようにするって言ってたのに――」

 

「んひぃっ!?♥♥ ひぎゅっ♥ くひぃんっ♥♥♥」

 

「え? 何だって聞こえんなぁ」

 

「あ、あわわわわずんちゃん声が! 声が大きいですの!」

 

 こ、こいつっ……! ここぞとばかりにずん姉様を強めに突き上げて、ハメ声被せて聞こえないフリしやがった……! 流石クズ兄様、クズ行動をとらせたら世界一と言わざるを得ない、キングオブクズです……じゃなくて!

 

「こ、このままだと本気でバレますから早くやめ」

 

「ふむうぅぅううんっ!!?♥♥♥♥」

 

「わ、わかりましたよ! じゃあとりあえずお風呂場! お風呂場でいいですから来てください!?」

 

 もうテコでもハメる事をやめるつもりはないという意思表示。

 もうそうなるとせめてバレやすい台所より、バレ辛いお風呂場に押し込むしかありませんでした。

 

 えっちらおっちらと廊下をゆっくりと練り歩く兄様。

 腕の中に抱えられ、中で暴れる肉棒とその振動に喘ぐずん姉様。

 そんな二人に付き添い、顔を赤らめながらずん姉様の嬌声が漏れないように口元で手を覆ぐイタコ姉様。

 そして兄様が移動した痕跡である、二人分の不浄の液体が廊下に零れるたびにそれを拭って行く私こときりたん。

 東北家全員の協力作業だというのに非常に空しくなってくるのは気のせいじゃないでしょう。

 

 そうしてこうしてお風呂場に入りついた我々。

 広々としたレトロな空間で、クズ兄様はまだお湯の張ってない風呂窯に腰かけると、ふぅっと一息つき始めました。

 

「いや、一息つくくらいだったらやめてください」

 

「まだ満足できないつってるだろ、却下」

 

「ふぅん♥ くぅ、んぅぅぅっ…♥ んふぅぅぅ……♥♥」

 

「ちゅ、ちゅわ……で、でも兄さん。ずんちゃんがこのままだと動けなくなって……」

 

 そうですよ! ずん姉様はようやくのご褒美――ごほん、お仕置きを受けてもう息も絶え絶えです! 皿洗いをしに離れた筈なのに帰ってきたらへとへとなんて絶対に怪しまれてしまいますよ!

 

「ん~そうだな~、じゃあイタコ。お前代わりになれ」

 

「あっ♥……あ、えっと、だ、ダメですの! 私は私で皆さんのお風呂を用意しなきゃいけないので……ちゅわぁ!?♥ ちょ、おにいさ、やめ……♥♥」

 

「あぅっ♥♥ んんぅっ♥♥ んくぅぅっ♥♥」

 

「まあまあ、いいじゃんいいじゃん。じゃあ準備しながらでいいからさ~」

 

 なんと兄様、横暴な事に拒否を形にするイタコ姉様に対し、そのまたぐらに雑に足を伸ばすと、ぐりぐりぐり…♥と股間をあんましてゆきます。

 ずん姉様を抱きながらのあまりにも挑発的な行為。イタコ姉様も跳ねのければいいものを、何故か拒否をせず、されるがままにつま先でくすぐられています。イタコ姉様の顔に喜色が混じっているのは気のせいでしょうか。

 

「ふぁ……きゃ、ひいんっ!?♥♥ ふぁっ、あっ!♥♥ あ……あ……♥♥」

 

「あ、にいさっ……♥ んちゅぶ、ちゅぶぅぅ……♥♥ んむぅっ♥♥ だめ、だめですのぉ……♥」

 

 やがてひと際強く突き上げてずん姉様を更なる天国へと誘ったクズ兄様は、そのまま腰を引き抜いて雑にずん姉様を風呂場に転がすと、抵抗の弱いイタコ姉様を引き寄せて強制ベロキス。更に無遠慮にその豊満な体をまさぐってゆき、着物の下でごつごつした手が胸元と尻を這いまわる様子が見えています。

 

「……あの。兄様、本気で頭おかしいんですか? バれたら元も子もないってわかってますよね?」

 

「分かってるって。だからみんなの協力が必要なんだろ? 邪魔しないようにするから代わりにハメさせてくれ」

 

可及(かきゅう)的速やかに死んでください」

 

 この分からず屋と本気で刺し違えてやろうと思いましたが……もういいです。ずん姉様がノックアウトし、イタコ姉様が秒殺されてしまったのを見てやる気が失せました。無駄にごねられてバレてしまうよりかはまだ風呂掃除した方がマシです。

 

「……はぁ、イタコ姉様お風呂お掃除しましょう。秒ですませますよ」

 

「ちゅ、ちゅわっ……♥ わ、わかってますの……お、お兄さんちょっと手をやめて……♥♥ んあっ♥」

 

「まあまあまあまあ」

 

 当然ですが兄様の手の動きは止まることはありません。

 着物の上から分かる突き出た巨大なおっぱいを胸元から先端にめがけて何度も絞るように虐めながらも、ぴったりと背中に密着して腰を擦り付けております。

 勿論そんな搾乳するような真似をするものだから敏感母乳体質のタコ姉様の雑魚おっぱいからはとめどなくミルクが溢れ、お風呂場にふわっと甘い匂いが混じり始めます。

 

 そして後ろにキングボンビーよりも鬱陶しいお邪魔虫をくっつけたイタコ姉様ですが、生来の生真面目体質からか非常にやり辛そうにお風呂掃除を初めてゆきます。

 我が東北家の浴槽はそれこそ下手なご家庭のお風呂よりかは広いので二人して浴槽の中からゴシゴシと洗ってゆくのですが……背後から聞こえる甘い声につられて振り向くと、その度にイタコ姉様の容態が変わっていきます。

 

 1度振り向けば着物が半端に肌蹴けて、深い谷間やむっちりお尻を包むショーツが見えており。

 2度振り向けばマシュマロ爆乳が片方丸見えになり、先端を指でつままれながらキスで動きを封じられ。

 3度振り向けば壁に追い詰められ、片足を持ち上げられたI字開脚の格好にさせられ、丸見えになった股布の上からモノを擦り付けられていました。

 

「……イタコ姉様。あの、こっちはもうすぐ洗い終えるんですが」

 

「はうぅ……♥ んぅ、わ、分かったですの……♥ こ、こっちはもうちょっと……もうちょっとだけかか――」

 

「あー我慢できね」

 

「――んお゛、お゛?♥♥ お、お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛……♥♥」

 

 そしてとうとう、股布をずらされて露出した熟成おまんこに、クズ兄様の本体が無遠慮に埋まってしまいました。I字の姿勢で無理に引き寄せられ、そのスラリと長い足の指先をきゅう、と緊張させ。おとがいを反らしながら獣の声を漏らすイタコ姉様。

 今のはどう考えても何一つ進んでない掃除を過大申告したタコ姉様への罰なのでしょうか。いや、ただのヤリたいだけの獣の本能なんでしょうね。

 

「お゛っ?♥ お゛っ♥ お゛ひっ♥ んお゛っ♥ 兄さ、だめっ♥ だめです、のぉっ♥♥」

 

「あーずん子のぴちぴちまんこもいいけど、イタコのトロトロマンコも最高……ふんっ! ふんっ!」

 

「おひぃっ?!♥♥ にいしゃっ♥♥ おまんこぱんぱんっ♥♥ ひゃめっ、ひゃめぇっ♥♥♥」

 

 ばちゅんっ♥ ばちゅんっ♥ ばちゅんっ♥ ばちゅんっ♥

 

 兄様の打擲(ちょうちゃく)の音とともにイタコ姉様の爆乳が上下左右に暴れており、先端からにじみ出たミルクが折角キレイにした浴槽を白く汚してゆきます。

 イタコ姉様はその手を伸ばしてどうにか兄様から距離を取ろうと無駄な抵抗をしていますが、離れた矢先に奥までハメられて「お゛っ!?♥♥」という声を漏らす事を繰り返すばかりで完全に意味がありません。

 

 シャワーの音と混じって風呂場に響くリズミカルな打擲音にソプラノボイスの甘い声。

 壁に押さえつけられて完全に逃げ場をなくしたイタコ姉様はクズ兄様の本能のまま貪られ、最早種付けされる運命しかないのでした。

 

「お前なっ、例え家に友人が来てようとだっ、周りに無自覚にセックスアピールしまくる極上雌を眼の前にしてっ、我慢なんて出来る訳がッ、ないんだよッ! 謝れっ! むしろ俺に我慢を強いたことを謝れコラァッ!」

 

「んひいいぃぃぃぃっ!?♥♥♥ ごめんな、ごめんなひゃいっ♥♥ ごめんなひゃいでしゅのおぉっ♥♥」

 

 そして感情が爆発した兄様はイタコ姉様をI字バランスの態勢から立ちバッグへ変更すると腰をがっちりと掴んで激しくピストンを初めるどころか、兄様の非を何故か我々に押し付けています。チンポと共に。

 イタコ姉様はわけも分からず謝罪を繰り返し、それでも許されずに尻肉に腰を打ち付けられては幸せそうな声を漏らし続けていました。

 

「………」

 

 私はもう……口を挟むことすら出来ません。

 私だって今の今まで散々高ぶらされたのです。

 お掃除の手も忘れて目の前で繰り広げられる狂宴に釘付けになってしまい、しきりに疼くお腹に応えるように両指で自らの秘部を抑え、慰める他なかったです。

 

 羨ましい。羨ましい。羨ましい。羨ましい。羨ましい。羨ましくて仕方がない……!

 本当なら私が我先に襲われたかったっていうのに……! イタコ姉様に羨望の眼を、そして兄様に期待の眼差しを送ることが止められません。

 

 指先を絶えず動かし、自分が目の前の行為の被対象であると意識しながら快感を貪り、願わくば早く私の番になってほしい――そう思った直後でした。

 

「おおぉぉっ――! 孕、めぇ――っ!」

 

 びゅるるるっ♥♥ ぶびゅっ、びゅぅぅぅっ♥ びゅりゅりゅ~~~~~~っ♥♥

 

「っひ!? ~~~~~~っ!?♥♥♥♥」

 

「あ――うぅっ♥」

 

 壁とクズ兄様の間に挟まれ、胸がひしゃげる程潰されたイタコ姉様から声にならない声が漏れ出て、私も思わず絶頂に至ってしまいます。

 腰と尻肉の境目すら分からなくなるまでぴっちりと押し付けられた状態で、ぶるぶるっ♥と腰を震わす兄様。恐らくイタコ姉様の熱々の膣内では大量のザーメンが子宮奥めがけてまるで小便のように撒き散らされているのでしょう。

 自らの獣耳とつま先をピンっ♥と伸ばしたイタコ姉様は、舌を突き出し、背筋を逸らしながらも中出しされた幸せに酔いしれていました。

 

「お゛っ?♥ ひぎゅっ、んお゛ぉっ!?♥ お、ほぉっ……あちゅ、あちゅいのがぁいっぱい……っ♥♥♥」

 

 びゅぶっ、びゅっ♥ びゅうぅぅ、びゅっ♥

 

 アクメ晒したイタコ姉様への中出しは中々止まりません。

 兄様と風呂壁の間にサンドイッチされ、風呂壁に溢れた母乳をまぶしてゆくイタコ姉様に最後の一滴まで注ぎこむのを辞めないつもりか、中出し直後だというのに何度も腰を振って竿を扱かせては、時折動きを止めて尿道の奥でだまになった精液をこれでもかと注入してゆきます。

 

「あぁ~出たでた……やっぱイタコのふわマンも最高だな……イタコ、おーいイタコ? 起きろ~? 掃除するんだろ~?」

 

「はひ……♥ はひ……っ♥ はうぅっ!?♥ やめっ♥ ぱんぱんだめですのっ、起きて、起きてますからぁっ♥」

 

「おーなら良かった、じゃあちょっと落ち着いたから後よろしく。きりたんもな」

 

「あ、うぅ……うぅ~~~……っ♥」

 

 絶頂で意識を飛ばしつつあったイタコ姉様を気付けの腰振りで強制的に目覚めさせた兄様は、埋没させていた長く、太い竿をずるるるるっ……♥っと膣内からゆっくり引き抜いて、ようやくイタコ姉様を拘束から開放しました。

 兄様は風呂床の上でお尻を突き出した態勢のまま、未だに夢うつつになっているずん姉様のお尻を叩いて起こしたと思えば、その真っ白に汚れた肉竿を隠すこと無く風呂場を後にしてゆきます。

 先程までのオラついた勢いなどどこ吹く風。一転してやり遂げたような顔が腹が立ちますし、何よりも次は私の番だと思っていたのに一瞥だけで何もしてくれない事に、更に腹が立ちます。

 

 このまま欲望のままおねだりをして、この場で組み伏せられたい……でも、家にはまだゆかりさん達がいるから表立って出来ないというジレンマ。

 気付けば兄様に伸びかけていた腕は結局兄様を掴む事も出来ず、私はチャンスを逃してしまうのでした。

 

 

「マキさんどうでしたか!? オチはあれでしたけど最高ですよね! あの扉のシーンを超える名場面は中々ないですよ!」

 

「もうやだ……ゆかりんたすけて……おうちかえる……」

 

「マ~~~キ~~~さんっ、もう映画終わったんで離してください。もう怖いのないですから! ……おや、おかえりなさい。映画も丁度終わった所です。イタコさんと、ずんさんはどうしました?」

 

「あ、えっと……姉様達は今お布団の用意をしてもらってまして」

 

「あぁなるほど。でももう少し遅くでもよかったんですよ? なにせ今日の我々は不夜城! 耐久ゲーム大会の日なんですから!」

 

 そして唯一無事だった私のみ居間に戻って彼女達の相手をすることになるのですが、普段であれば喜ぶ耐久ゲーム大会も全くもって嬉しくありません。

 今の私がしたい事は交尾一色。クズ兄様のたくましい腕で捕まれ、抵抗も出来ずに組み伏せられて、恥ずかしい所を露出された後に無遠慮に犯され、いやだと言っても何度となく生中出しされたい、ただそれだけです。あぁもうバレてもいいからこれからクズ兄様の所に行ってしまいましょうか、いや、でも――……。

 

「……きりたん? もしも~しきりたん?」

 

「……はっ。な、なんですか?」

 

「何をぼーっとしてるんですか、先に音ゲーの方にします? それともホラーゲーやりますか?」

 

「おぉホラー! ゆかり先輩いいですね、やりましょやりましょ」

「ホラーゲーはやめて! ホラーはもう一杯一杯だよぅ!?」

 

「あ、あー……まあそれはお風呂の後に決めませんか? お風呂の準備はもう整っているので皆さん是非お先に」

 

「む。そうですか、であればきりたん達も……」

 

「うちのお風呂は広さはありますが、さすがに3人以上は厳しいので私は姉様達と後で入りますね」

 

 とりあえずこのままだとボロが出そうなので三人をお風呂に叩き込むとして……どうすればいいか考えねば。流石に「今から兄様と夜通しなまえっちしたいので帰って貰っていいですか?」なんて言う訳にもいきません。出来るのであれば耐久ゲーム大会が中止になって、かつ私の性欲が満たせる……そんな状況になって欲しいんですが……。

 

 

「すかー……」

 

「ふああぁ……ぁむ……何かお風呂に入ったらすっごく眠く……」

 

「お、おかしいですね……このゆかりが、この程度の時間帯で眠気が……だるさもある、だと……!?」

 

 

 な り ま し た。

 

 

 風呂上りの三人組は何故かもう(まぶた)が落ちそうなくらい眠気に襲われており、居間に並べられたお布団の上から離れられなくなっていました。

 一体どうして……と、ずん姉様とイタコ姉様をふと見てみれば、ずん姉様はずんだ餅を掲げ、そしてイタコ姉様はお札を掲げて二人して口元に指をあてておりました。

 ずんだパワーとイタコパワー凄いですね、流石自慢の姉様達、ナイス判断です。

 

「さぁさぁ、皆さん眠いのであれば眠ってしまう事ですわ~」

 

「あかりちゃんもほら、お布団かけて。風邪ひいちゃうよ?」

 

「うぅ……ですが……くぅ、逃げられない」

 

「今日はおしまいにしようよ……ふぁ、それじゃあお休みみんな~……」

 

「すか~……」

 

 ゆかりさんたってのお願いで全員分のお布団が敷かれている居間で、眠気の坩堝にある三人を手際よく布団をかけてゆく姉様方。

 あかりさんは速攻でいびきをかき始め、マキさんもすやすやと瞳を閉じ、唯一ゆかりさんが眠気に抵抗しようとひたすら自分の頬をつねっていますが、ほどなくして眠気に耐えられずに夢の世界へと旅立ってゆきました。

 

「それじゃあ私は兄様の元に……」

 

「あーそのね、お兄さんなんだけどちょっと待ってって言ってたよ?」

 

「は? 今更あんだけ見せつけといて私は待てませんよ。クズ兄様が泣くことも笑うことも出来ないくらい搾り取らせて貰いますから」

 

「きりちゃん、小学生の発する台詞じゃないですわ!? と、とりあえず待ちましょう? とりあえず待てばきっと来てくださる筈ですの」

 

 待てなんてそんな酷な事……! 姉様達はもうされてるからそんな悠長な事が言えるんですよ! ……むぅぅ。仕方ありません、であれば待ちますよ。ただ、10分経ってもこなかったら本当怒りますからね。

 

 ――そうして10分が経ちました。

 

 眠っているゆかりさん達に配慮して常夜灯のみだけ照らされた部屋は、今の私にラブホのような雰囲気しかもたらしてくれません。

 布団の上にごろりと寝そべってずーっと悶々している私は、思わず股間に向かいそうになる手を抑えながらもクズ兄様の侵入口、(ふすま)を睨み続けていました。が、一向に来る気配がありません。

 姉様達も同じく布団に寝転がって今日の事(主に今日のプレイ)を話し合って、私の気を紛らわそうとしてくれています。

 

 ――そうして30分が経ちました。

 

 まだ奴はこないというのでしょうか。姉様達にはしきりに「本当に来るのか」確認したのですが、きっと来ますわ! という言葉は時間が経つにつれて弱弱しいものになり、最早腫れ物を触るかのように何も話してくれません。

 ずん姉様は眠気が強いのか既にお布団を被って瞼を閉じようとしており、イタコ姉様も何だか眠そうです。

 

 

 ――そうして1時間が経ちました。

 

 姉様達はゆかりさん達と同じく全員夢の世界に突入してしまいました。

 その中、私一人だけ悶々としており、全く眠気もない状態です。

 ひどいです。ひどすぎます。

 仮にも小学生である私を悶々とさせたまま放っておくなんて!

 

 なんだか涙が出てきました。

 私も姉様達のようにされたかったのに。

 めいっぱいえっちな事をされて、びゅーびゅー中出しされて気持ちよくイキたいのに。

 

 お布団に包まれた一人ぼっちの空間でもどかしくパジャマを脱ぎ散らかし、体を丸めるようにしてぐずぐずに蕩けたアソコをいじめてゆきます。

 布団の中でむわりと広がる自分の発情臭……嗅ぎなれたその匂いは、慰めてゆくたび更に濃くなってゆきます。

 敏感になった体に走る快感の電流は確かに私を少しは満足させるものですが、やはり足りません。私の小さな指では欲しい所に届いてくれません。だというのに私の子宮は早く虐めて欲しいとひっきりなしに疼きと熱を伝えてきて、もう訳が分からなくなってしまいます。

 

「あにさま……あにさまぁっ♥ あにさま、早く、早くきてほしいです……っ、あにさまぁ……♥」

 

 口元からは涎が止まらず、股間からも愛液が止まらず、そして瞳からは涙が止められません。

 散々好きに抱いて、私を好きに開発して、それなのにこんな思いをさせるだけさせて放置するなんて。悔しいのに指の動きを止められず、私は一人寂しく慰め続けるしかないのか……。

 

 ――そう考えていた時でした。

 

 いきなり布団の中に何者かが侵入し、私の体を強く抱きとめてきたのです。

 覚えのあるゴツゴツとした感触。そしてお腹に当たる熱くて硬い何かに全てを察した私は、秒も置かずに下手人の首に腕を回して逃げられなくすると、口付けを交わしてゆきます。

 舌をねじこんで、唾液を交換し合い、それだけでも足りずに両足を絡ませて自分の秘部を押し付けられた肉棒に擦り付け返してゆきます。

 

「……っ♥ ちゅ、ぷぁ、ぁ……遅い、遅すぎますよぉ……♥」

 

「いやー何かこうみんな雑魚寝してるじゃん? 襲ってもいいけどバレないかなーって」

 

「そんな事、欠片も思ってないくせに……っ♥ ちゅ、んんぅ~…っ♥ 早く、もうしましょう……もう私は準備、準備出来てるのでぇ……♥」

 

「完全に出来上がってるな、いやまあ待てするならちょっと場所変えて」

 

「いや、いやですっ♥ もう我慢できないんですっ、みんな睡眠薬とかで眠ってるので、この場でシてくださいっ♥ ぐちゅぐちゅになったおまんこに、いっぱいパンパンってしてくださいっ♥」

 

「えぇ……東北家こえー」

 

 もうこれ以上焦らされたら私は本気で狂ってしまいます。だから、クズ兄様にしてもらわないとダメなんです。

 お布団の中でしっかりと抱き着いて兄様を逃げられなくすると、腰の位置をうまく調整して、ギンギンに屹立(きつりつ)して膨らんだ亀頭を上手い事入口に誘導してゆきます。焦った結果滑りに滑って上手く誘導出来ず、少しもどかしい気分を味わっていましたが、ようやく入口に引っかかったと思えば本当に抵抗なく中へと滑りこんでゆきます。

 

 空いた隙間にぴっちりと収まる感覚は幸せを通り越して言葉に出来ないくらいで、今までの比ではない程の快楽の電流に、思わず背筋を逸らしてしまいます。

 

「うっっお、マジかこれ……とろとなのにキッツキツで……! あー最高、きりたんめっちゃ気持ちいいぞ」

 

「んあぁっ♥ あっ……あぅっ……♥ ふぃぃ……♥」

 

「って聞いてないか、んじゃもっと気持ちよくしていくか」

 

「んうぁっ!?♥ あうっ♥ んゅっ♥♥ あにしゃまっ、あにしゃまぁっ!♥♥」

 

 ようやく肌寒くなったとはいえまだ冬前。布団の中という限定的な空間の中はむわりと籠った熱で熱いくらいなのですが、そんな制限された空間でもお構いなく私とクズ兄様は快楽を貪ってゆきます……♥

 私が下、兄様が上。私は身動きも取れずに両足を開いた態勢で、ちっちゃなろりまんこの中を好き勝手暴れまわる肉棒に翻弄され続けます♥

 肌と肌が密着する感触、口づけを交わす間もひっきりなしに漏れる声。孕む準備が出来たばかりの子宮を容赦なくノックする、カリ高の亀頭……♥ ノックのたびに脳内で光がスパークして、無意識に締め付けを強くしてしまっているのでしょうか、そのたびに兄様からも苦悶の声が聞こえてくるのが滑稽で、それでいて嬉しくて仕方がありません…♥

 

 布団の外にも音と声が確実に漏れ出てしまっているというのに、今この行為を止める事など絶対に出来ないでしょう♥ むしろ聞かれてしまっているという恥じらいも、バレてしまうという恐怖もスパイスにしかならず♥ より一層夢中になってしがみついてしまいます♥

 

 ――あっ♥ あっ♥ あ、くる。来ちゃいます♥ いっぱい、いっぱい我慢してたからもう……っ♥♥

 

「あにしゃま、イキます。イク、イクしちゃいますっ♥♥ ちゅー、ちゅーしてくださいっ♥」

 

「あークッソ! まわりに友達寝てるのにあんあん喘ぎやがってこの淫乱小学生がっ、周りにバレても絶対に止めてやらねえからなっ!?」

 

「いいですっ、とめにゃくていいでひゅっ♥♥ 私の、きりたんの欲しがりおまんこにいっぱいびゅーびゅーってザーメン、んっ、んんぅぅぅぅぅ~~~~~~~~っ!!♥♥」

 

 口をふさがれて、もう兄様しか見えなくなって。体も一つになって。

 幸せの回路がバグを起こしてるのかと思うくらい全身が跳ね回り、めくるめく絶頂への階段をひとつ、いや二つ飛ばして駆け上がっているのが分かります♥

 膣内は私の意識を置き去りにして肉棒に絡みついては精をねだり、子宮は精子を受け止め安いように降りて亀頭にキスをし――そしてお腹の奥に熱い何かが注がれた感覚を皮切りに、私はイってしまいました♥

 

 びゅぶぅっ♥ ぶびゅっ、びゅるるるるっ、びゅううぅぅぅ~~~~っ♥♥♥

 

「~~~~~~~っ!?!?!♥♥♥ ~~~~~~~っ♥♥♥♥」

 

 本気で体がバラバラになるかと思いました♥

 

 焦らしに焦らされた私の体は、念願の快楽を受け止めきれずにバグって兄様をはねのける程ブリッジをしていました♥

 洗面所で手に注がれた時のアッツアツでドロッドロで、それでいて生ぐっさいあの液体が、これでもかと私の中に勢いよく注がれているのがよく分かります♥ 

 肉竿が脈動するたびに熱と重さが私の子宮を刺激し、途切れることなく行われる精子の蹂躙に、私は布団の中でイキ潮をまき散らし、そして声にならない声を上げて喜びを表現し続ける他ありませんでした……♥

 

「っあー……出た出た。きりたんに精子コキ捨てるのやっぱ最高だわ……」

 

「あ、はぁ……♥♥ あぅ……んぅぅぅ……♥♥」

 

 びゅるびゅる♥と私だけが感じる射精の勢いに、涙も鼻水も、涎もたれ流してうっとりした私に、再度兄様の顔が近づいて、まるで俺のものだと、マーキングするように舌を這わされると、それだけで私は法悦を極めてしまい、全身の緊張と弛緩を何度となく繰り返してしまいます…♥ あぁ兄様、兄様好きです兄様……んぐっ!?♥♥

 

「っ♥♥ 兄様、まだ中でごつごつって……♥」

 

「一回だけで終われるかよ、っていうかお前もまだまだ満足できないだろ? お望み通り夜通しヤるから覚悟しろよ」

 

「……は、はい……♥♥ 兄様の好きにしてください……っ♥♥」

 

 そんなこと、是非もありません♥

 散々焦らした罰として、今日はずーっと付き合って貰いますからぁ……♥

 

 私は受け入れるように兄様の顔に口づけを残し、そして蹂躙を受け入れていくのでした……♥




えっちっちな小説配信したら翌日動画を消された、
悲しみを背負ったVがいるらしいんですけど~ 
@TsukiToziNovel


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東北家のお泊り会(後編)【きりたん、あかり】

やっほ3年ぶり。


 

 お、おはようございます。紲星あかりです。

 現在絶賛大混乱中です。

 私はイタコ先輩達の家、いわゆる東北家にお泊りに来ておりまして、本来なら皆と夜ふかしゲーム大会のはずだったんです。はずだったんですが……。

 

「――ッ♥ うぁっ♥ あっ、兄様、兄様ぁ…っ!♥」

 

 日付を回る前から睡魔に襲われ、早々に全員でお布団にくるまる事になった……ところまでは覚えています。

 満漢全席を独り占めする幸せな夢を見ていたら、唐突に現れたゆかり先輩にキスされて、私のお胸や、アソコをいじめられて、えっちな声をはしたなくあげちゃう展開になってですね。

 なんかもう、わーってなって起きてしまったんですが……何故か、そのえっちな声は途切れていなくてですね。

 なんでと思って隣を見てみたら、音の発生源が近くにいました。

 きりたんです。

 布団から顔だけ出したきりたんが、聞いたことのない声をあげていたんです。

 

 よくよく観察してみると、その布団はどう見てもきりたん以上に膨らんでいて。

 ゆっさゆっさと前後に激しく動くたびに、途切れ途切れの熱っぽい、いやらしい鳴き声をあげていたんです。

 

 えっちな事には……その、少しだけ好奇心があるので私にはわかります。

 きりたんは誰かに犯されてる。

 上に覆いかぶさってるのは、話に聞いていた居候の人……なんでしょうか。

 美人三姉妹である東北家、唯一の男性の人……。

 かつてずん子先輩にその人となりを聞いた時は、何とも言えない表情で「自由奔放な人」だとぼかされたのですが、まさかこんな小学生相手に欲情する変態だったなんて……!

 

 心の中の私が言います。

 今すぐこんなことを辞めさせろ、と。

 

「兄様ぁっ、すきっ♥ すきですっ、すきっ♥ もっとしてっ、してくださっ――あ゛っ!? ♥♥ お、おく♥♥ しゅごっ♥ んお゛っ!?♥ お゛っ♥ お゛っ♥お゛っ♥お゛っ♥お゛っ♥」

 

 ――ただ、ただです。

 心の中のもう一人の私が言うんです。

 もう少し眺めていいいのでは、と。

 

 きりたんの声や表情には全くと言っていいほど拒絶の感じがなくて、本当に幸せそうにしていたんです。

 これが明確な拒絶なら、すぐに止めに入ったことでしょう。

 けれども、ここまであけすけな反応だと、邪魔しちゃダメなのではと思ってしまいます。

 

 ……そうです。邪魔しちゃいけません。

 ただ静かに、見守らないと、ダメなんです。

 

 こっそりと見るコッショリな動画とは訳が違う、本当の性行為。

 それを、よりにもよって知り合いがしているという事実に、体が熱くなります。

 普段は大人ぶった無邪気な美少女きりたんが、なりふり構わずに快楽を求める姿を見せるなんて……っ!

 

 手が自然と股間に伸びていきます。

 ほんのりと湿り気を帯びた敏感な部分に、指先が触れたとたん、びりりっ。いつも以上に強い、まるで電気みたいな快感が走って、慌てて口元を抑える羽目になりました。

 

(すご、すごい……っ! いつもよりずっと気持ちいい……っ♥)

 

 布団を被っているから、中の様子はわからないけど……きりたんは男の人に密着した体勢で覆いかぶさられて犯されている、と思う。

 ロクに動けない状態で、大人のおちんちんでアソコを、貫かれてるんだ。

 まだ小学生のきりたんは、小さい体でソレを受け止めて、必死にあえいでるんだ。

 重くて、気持ち良すぎて、苦しくて……それでも幸せだって。みんなに自慢したくて、叫んじゃってるんだ。

 

「んぁっ!?♥♥ あっ、そこっ♥ そこぉっ♥ あにしゃまっ♥ 奥コツコツだめっ♥ だめですっ♥ とんじゃいますからぁっ♥♥ はひ、ひぃぃぃ~~~っ♥♥♥」

 

 ひっきりなしに届くいやらしい声。

 むわぁっと周りに広がる、股間がむずむずしてくるえっちな香り。

 お腹の奥が無性に熱くなっていって、私は指を止められなくなってしまう。隣に、ゆかり先輩も、マキ先輩もいるのに。いるのに……!

 

(あぅ、うぅぅ……っ♥、気持ち、いいけどっ、切ないっ、切ないよぉ……っ♥)

 

 普段するように、お豆と入口の当たりを指で擦ってみるけど、それじゃ全然熱は取れない。

 だから前屈みになって、自分の両腕を太ももで挟むようにして、もっと激しくお股を弄るけど、それでも足りない。むしろすればするほど、もっと強い刺激が欲しくなってしまう。

 

(お腹、熱いよぉ……♥♥ なんで、どうして収まらないのっ……!?♥ あ、ぁぁ……あぁぁぁっ♥)

 

 喉は乾いてないのにカラカラで。

 走った後みたいに呼吸が短くなり。

 心臓は飛び出そうなほど激しく脈打って。

 でも視線は一瞬たりともきりたんから逸らさない。。

 頭の中で、組み伏せられているをきりたんを私に置き換え。

 そんな自分をおかずに、慰め続けてしまう。

 布団の中でかき鳴らされる、粘着質な水音が、どれだけ私が感じているのか教えてくれる。多分ショーツどころか、パジャマの上からでも分かるくらい濡れてると思う。

 

「──はぁっ♥♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥ アッ!?♥ あうっ、う、ぅうぅぅぅ~~~~っ!!♥♥」

 

 すると、唐突にその時が来た。

 いままで規則的に前後していた膨らみが、急にその動きを止めた。

 そしたら、それに合わせて絞りだすような声で『私』が今まで以上に高い声で鳴いた。

 

 ぼーっとする思考の中で、導き出した答えは、お兄さんが絶頂したって事。

 つまりきりたんは今、射精されている。

 あの小さな体の奥めがけて、精液を余すことなく注ぎこまれているんだ。

 

(うあっ、~~~~~っ!!!!♥♥♥♥)

 

 そう思い至った瞬間、遅れて私の体がぶるりと震え、強い快感が全身を走り回った。

 それは私が今まで味わったことのない、強い強い電気信号。

 両足が勝手にぴーんって伸びて、出したくないのにエッチな声が漏れてしまう。

 

(気持ちいいっ♥ 気持ちいいっ♥♥ 気持ちいいぃぃっ♥♥♥♥ でも、なんでっ♥♥ 足りないっ♥♥ もの足りないっ♥♥ もっと、もっと欲しいよぉっ♥♥♥)

 

 一瞬だけ発散された熱は、すぐに強い飢えをもたらして。

 空腹よりももっと辛いお腹の奥からの疼きは私をまた虐めてきた。

 

 ……強烈な飢えに耐え忍びながら、ふと私は考えてしまう。

 

 本物のおちんちんって、どんな感触なんだろう。

 中で射精されるって、どんな感触なんだろう。

 えっちな漫画や動画が言っていた「熱い」とか「ゴリゴリしてる」とか「気持ちいい」と言う感想は……どこまで本当なんだろう?

 

 のぼせあがった私の頭は、完全におかしくなっていて。

 気付けば、幸せそうに痙攣するきりたんを羨望の眼で見ながら、みじめな股間弄りを再開していた。

 

(いいなぁ……きりたんいいなぁ……♥♥ 私もしたい……っ♥♥ 今すぐ私とソコを変わって、代わりに私にいっぱいシてほしい……♥♥ 私のこのウズウズ、止まるまで、おち、おちんちんで……私のを……♥♥♥)

 

「あにさまぁ……まだ♥ まだぁ……♥」

「……ったく、しょーがねえなぁ」

 

(……あっ♥)

 

 良かった、まだ終わってなかったんだ……!

 隠していた布団がめくられると、幸せそうに痙攣する全裸のきりたんと、思った通り、お兄さんがいた。

 お兄さん。

 私や、ゆかり先輩、マキ先輩とは全然違う、男の人。

 ゴツゴツしていて、たくましくて……それに、すごいエッチで、目が離せない。

 

 なけなしの理性がバレちゃいけないと警鐘を鳴らしたので、努めて寝たフリをしていると……そんな私の前で二人は当然のように体を重ね合い始めた。

 

「んひっ♥ ぁっ♥ ふぁぁっ♥ あにさまっ♥ そこっ、そこですっ♥ そこぉっ!♥」

 

 うつ伏せから横這いにさせて、片足を上げた状態での抜かずの連続エッチ。

 ()()()()()()、そのエッチは私に見せつけるような形でされていて、きりたんの未成熟なアソコを、お兄さんの大きなおちんちんがずぼずぼと出入りする様子が、よく見えた。

 

(す、すごい……♥ あんなに小さなアソコがお兄さんの形になって……♥ おちんちんが奥に入るたびに、きりたんのお腹がぽこって膨らんでる……♥ い、痛くないんだ……♥ あれで、気持ちいいんだ……♥)

 

「小学生からポルチオノックにドはまりする奴、普通いねえぞ?」

「そうちょーきょーしたのはっ♥♥ あにさまっ♥ じゃない、ですかぁっ♥ せきにんとってっ♥♥ とれよぉっ♥♥♥」

「はいはい」

「あひっ♥♥ あ~~~~っ♥♥♥ しょこぉっ♥♥♥ あにさまっ♥ あにさまそれすきっ♥♥ しゅきぃっ♥♥」

 

 きりたんの凹凸のない子供の体が揺れる。

 多分世の中の5割の男性は女として見れない(見れる変態さんも中にはいるけれど)であろうその未成熟な体は、同じ女である私から見ても凄く色っぽくて。本当、食い入るように二人のエッチを眺め続けてしまう。

 

「どーでもいいけど、お前トイレいったか? ここで漏らすなよ?」

「しましぇんっ♥♥ しないでしゅっ♥♥ きもちよくておしっこなんて、しにゃいでしゅっ♥♥」

「覚悟表明が聞きたいんじゃなくてトイレ行ったかって質問してんだよ」

「んお゛っ!?♥♥ ひぎゅっ♥♥ おなかゴツゴツしにゃがらぐりぐりしゅるのっ、は、はんそくぅっ♥♥ ちょ、ちょっともれちゃいましゅからぁっ♥♥♥」

「ちょっと漏らしてんじゃねーよ!」

 

 腰を動かすたびに、きりたんのお腹を押し上げる膨らみ。

 それは間違いなくお兄さんのおちんちんだ。

 お兄さんがおへその下まで届くおちんちんで、アソコをゴリゴリとえぐると、ぴゅっ♥ぴゅっ♥って噴水みたいにおしっこが飛び出すのがはっきりと見えた。

 普段はお利口さんなきりたんが、お兄さんに犯されてお漏らしするぐらい感じてる。

 多分他の人はこんな事、絶対に信じないと思う。

 でも、私なら信じられる。お兄さんの激しい行為が、それだけ気持ちよくさせるものだって、直感で分かっちゃったから。

 

 お漏らししたみたいにぐちょぐちょのショーツをずらして必死に慰めながら、私はきりたんに嫉妬してしまう。

 眼の前で提供され続ける極上のオカズ。

 でも、そのオカズで慰めることしか出来ないことが、あまりにも悔しかった。

 

(はぁっ……♥ はぁっ……♥ きりたん……♥ きりたんず、るいよぉっ……♥ そんなに気持ちいいなら、私もちょっとだけシてみたい……っ♥ お腹の奥、私の指じゃ届かないところを、少しだけ突いて欲しい……っ♥♥ グリグリ、して欲しい……♥ そしたら、きっと満足するからっ♥ だから、だからぁ……♥♥)

 

 ──きりたんの小さなアソコを出入りするおちんぽ。どんな形をしてるんだろう。やっぱりグロテスクなのかな。それとも可愛いのかな。触ったらどんな感じなのだろう。硬いのかな、柔らかいのかな。私のアソコに入ったら、どんな感じなのかな。最初は痛いのかな。それとも実は痛くなくて、気持ちいいのかな。中でこすられたら。奥をトントンされたら。そして精液を、出されたら……。

 

 頭はえっちな事でいっぱいで、指先は絶えずおまんこをくすぐり、発情期の犬みたいに盛っちゃう私。そして、限界すれすれまで高めていた私が、また絶頂しそうになった途端──

 

「……」

 

「……ッ!?♥」

 

 ──お兄さんと、目が合ってしまった。

 

 上せていた頭は一気に冷え込み、絶頂寸前まで高めた快感はどこかへ飛んでいった。

 気のせいだ、そう思いたかった。

 でもお兄さんは、この暗がりの中、しっかりとこっちを見ていた。間違いなく、見ていた。

 きりたんとのエッチを盗み見しながらオナニーする、変態な私を見ていた……!

 

(ど、どうしよう……! わ、私……み、見られて……!)

 

 一転して泣きそうになってしまう。

 きっと、軽蔑されちゃう。

 きりたんにも、ゆかり先輩にも、他のみんなにも。

 友達の家で、友達のえっちを覗き見して、オナニーしちゃう変態だって言われてしまうんだ……!

 深い深い絶望に、全身から冷や汗が溢れ、動けなくなってしまう。けど、

 

「はぁっ♥ はひ……♥ あ、あにさまぁ……? どうしたんですかぁ……?♥ きゅうけい、です、かぁ……っ♥♥」

 

「……いや、ちょっと考え中でな。うおっ?! お前、考えぐらいさせろよ自分から腰振りおねだりすんな!」

 

「あっ♥ あっ♥ あーっ♥♥ らってあにしゃまが火をつけたんですからぁっ♥ あにさまにいっぱいして欲しいからぁっ──ひゃぁっ!?♥♥♥ やぁっ♥ これ、これぇっ♥♥♥」

 

「この、淫乱JSがっ! ふんっ! ふんっ! ふんっ!」

 

「あっあっあっ♥ あ~~~っ♥♥ やぁっ♥ ふかいっ♥ ふかいぃっ♥♥♥」

 

 けど、お兄さんは、私を咎めなかった。

 

 むしろニヤリと怪しげな笑みを見せると、きりたんを膝に乗せる姿勢で貫き始めた。

 しかもわざわざきりたんの両足を広げ、さっきよりも結合部がよく見える姿勢だ。

 間違いなく私に見せつけるためのポーズで、先程まで見えなかったアソコが私の前に晒される事になった。

 きりたんのアソコは、その太いおちんちんを根本までみっちり受けていれていて、きりたんの細い腰を上下に揺さぶるたびに、えっちなお汁で真っ白に染まった肉竿が、チラチラと見える。

 エッチな本だと、おちんちんはもっと簡素に書かれていて分からなかったけど、いざ実物を見ると……すごくグロテスクで、たくましくて……でもソレ以上に、今まで見たどんなコッショリよりも、いやらしかった。

 

「ほ~らきりたん、お友達に見てもらおうな~? いつもこうやってズボズボされてるんですよ~ってな?」

 

「やぁぁっ♥♥ そんなのひどいですっ♥ ひどいっ♥♥ こ、こんにゃのダメですっ♥♥ んぉっ♥♥ んくぅっ♥♥」

 

「んな事言っといて、締め付けよくなったぞ? 友達にエッチな所見られて感じてるんだろ!?」

 

「ち、ちがいますっ♥♥ ちがいましゅからぁっ♥ あ、ぁ、あぁぁっ♥♥ あ、あかりさん見ないでっ、みにゃいでくだひゃいぃっ♥♥ や、やぁっ、やぁぁ~~~っ♥♥♥」

 

 二人の泡立った結合部から、目が離せない。

 きりたんは、多分えっちに夢中で、私が本当に起きてるなんて考えていないと思う。

 だけど、友達にエッチを見られるというシチュエーションに興奮して、お兄さんが腰を揺らすたびに、あられもない声を上げている。

 腰同士がぴったりくっつく度に、おまんこが潰れて、ぶじゅぅぅっ♥って水を含んだスポンジのようにえっちなお汁を溢れさせていて、そんなお汁でベタベタになった毛むくじゃらの玉が、ぶらぶらと揺れていた。ひと目見て沢山の精液が詰まってそうな2つの玉は、ぎゅるぎゅると見てる前で収縮しているのが、変だった。

 

「──んお゛っ!?♥♥ お゛っ♥♥ おっ♥♥ おっ♥♥ おっ♥♥ おっ♥♥」

 

 やがて、ピストンが急に激しくなったと思えば、それこそ部屋中に響くくらいに激しい水音がかき鳴らされ、きりたんが顎を反らして、全身を痙攣させはじめた。

 あ、出るんだ。また、出しちゃうんだ。

 直感が、そう言ってる。今度は私の前で中出ししちゃうんだ。

 あの玉が小さくなったのは、精子を出す前兆なんだと理解すると同時に、ソレは始まった。

 

「あ、ぅ、うぎゅ……~~~~~~~っっっっ♥♥♥♥」

 

 ──びゅうぅぅぅっ♥♥ びゅっ、びゅぐっ、びゅるるるるぅぅぅ~~っ♥♥♥

 

 おおよそ、女の子が出すものではない声と共に、射精が始まった。

 か細いけど、耳を澄ませば聞こえてくるポンプのような音。

 腰を掴んで逃げられない状態で、しっかり密着させて中出しする、交尾。

 脈打つおちんちんを隙間なく咥えこんだアソコは、しばらくして隙間からじわぁ、って白くて濃い液体が溢れてきたのが見えた。

 そして、気付く。お兄さんはゴムなんかつけてない事を。

 

「あ~あ、友達に見せちゃったな~生中されるとこ。小学生なのにこってりザーメンお腹に注がれてイッちゃう変態だってのがバレバレだな~」

 

「んぁっ♥ あっ♥ あっ♥ まら、まら出てましゅぅ……♥ んぃぃっ!?♥ またトントンって……んんぅぅぅっ♥♥」

 

「この際だからもっと教えてあげようぜ、きりたんがどこが弱くて、中出しアクメしたらおしっこ漏れちゃう弱々まんこ持ちだってこともさ」

 

 避妊なんてせず精液が溢れてくるアソコを小突きあげるお兄さん。

 息をつく暇も与えられないきりたんは、さっきからイキ続けてるのか、打ち上げられた魚みたいに痙攣して、そしてまた股間から噴水みたいに何かを吹き出させていた。

 

「ひっ、ぎゅぅっ♥♥ イクっ、イキますあにさまっ♥ イクっ、イクイクイク~~~っ♥♥♥」

 

 ──ぴしゅ、ぴしゅぁぁぁぁ♥ ぴしゅっ♥ しゃぁぁぁっ♥♥

 

 緊張と興奮で動けなかった私の前で始まる。きりたんの2回目のお漏らし。

 一瞬長いアーチを描いたそれが、少しだけ私の顔にかかると、心臓が更に高く脈打った。

 

(熱っ、これ……本当にきりたんの……♥)

 

「おっと、危ない危ない。流石にお友達をおしっこまみれにはさせられねえな」

 

「んぅぅぅ~~~っ♥♥ んひっ♥ んっ、んんっ、んんんっ♥♥♥ んっ♥」

 

 除々に勢いをましていくおしっこは、本格的に私に浴びせられる前に、その股間に布団が充てがわれた事で中断。

 薄手の布団に唐突に現れたシミはどんどん大きくなっていって、ぴちゃぴちゃぴちゃ……♥って、水漏れの音が聞こえてきたのでした。

 その間もきりたんの激しい痙攣は中々終わらなかったんだけど……やがて、電池が切れたかのようにぐったりして動かなくなっちゃったんです。

 

「おーいきりたん? ……潰れちまったか」

 

 お兄さんはゆっさゆっさときりたんを上下に揺さぶって反応がないことを確かめると、ちゅぽんっ♥といい音を立てて、ようやくおちんちんを抜いたのでした。

 そして私は、ようやく生のおちんちんを拝めることが出来ました。

 

(……ッ♥♥♥)

 

 すごい。

 想像以上に、すごい。

 大きい、硬そう、グロテスク。勿論全部そうなんだけど、それよりも強く思ったのは「すっごく格好いい」だった。

 真っ白に染まったおちんちんは、きりたんにニ回出してなお元気いっぱいで、長い竿には大きな血管が走り回り、赤黒い先端には返しがついていて、おしっこが出る穴は、ダマになった精液が漏れているのが見える。

 張り詰めていて、反り返ったソレは、絶対に女の子を気持ちよくさせてくれるという強さに溢れていて、私も、もしもされたら、絶対に気持ちよくなっちゃうって、無意識で理解してしまった。

 

「うーわ、びちゃびちゃ……まあ俺がやらかしたもんだし、掃除すっか……よいしょっと……」

 

 ぐったりした裸のきりたんを雑に肩に担ぎ、汚れた布団と一緒に部屋を後にしようとするお兄さん。

 そしてちらり、とこちらを見ると、まるで誰かに言い聞かせるように零したのでした。

 

「……()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ー」

 

 そして、激しい情事が行われた部屋に、嘘みたいな静寂がまた戻ってきたのでした。

 

 ゆかり先輩も、マキ先輩も、あれだけ激しい行為なのに全然気付かず眠っていて。

 まるで私だけが夢を見ているような気分。

 

 でも嘘じゃない。

 私の体は、爆発寸前のエンジンみたいに熱くなっていて。

 私のショーツもパジャマもぐちゃぐちゃになっていて。

 そして至る所飛んだ小さなシミと、いやらしい臭いが、どうしようもなく今の出来事を真実だと肯定してくれた。

 

 

「…………」

 

 そして私は、悩むフリをするだけすると。

 ふらふらと、部屋を後にするのでした。

 

 

 

 § § §

 

 

 

「……で、確か名前はあかりちゃんだっけ?」

 

「は、はひ……っ♥」

 

「さっきは変な所見せてごめんな、俺ときりたんって実はそういう関係なんだよ」

 

「あの……っ♥ こ、こっちこそすみません……ぁっ♥ その、の、覗いてしまって……っ♥」

 

「別にいいんだよ。なーんか視線感じるなって思ってたぐらいだし……で、どうだった?」

 

「どう……とは……?♥」

 

「俺ときりたんとのSEXだよ。どうだった? エロかった?」

 

「っ……♥ え、えっと……そ、それはぁ……♥ そのぉ……♥♥ っひっ!?♥♥♥ ぁっ♥♥ あっ♥」

 

「緊張してるのかな? 声がよく聞こえないみたいだけど」

 

「あぁぁっ♥♥ あっ、ま、待っでっ♥♥ そ、そんなに強くっ♥ ひ、ひっぱらないでくださっ♥♥ ひぅっ♥♥」

 

 ──虫の音だけが響く夏の夜。

 私は縁側でお兄さんと話をしていました。

 

 のぼせた私が何を求めてるかを、お兄さんは勿論全部知っていて。

 表面では普通に、さりとて実態は、品定めをするかのように、私のおっぱいをパジャマの上から大胆に揉みしだき続けていたのでした。

 

「え、エッチでしたっ♥ す、すごくエッチでしたぁ……っっ♥♥♥♥」

 

「そっかーそうだよな~、なんせ俺らの行為見ながらオナってたみたいだしな~、乳首もがっつりピン立ちしてるし」

 

「ひっ、ぎゅ……♥♥ んぅぅぅっ♥ そ、そこっ♥♥ コリコリ……だ、ダメです……♥」

 

「にしても最近の高校生って発育いいんだな~。俺の手でも余りそうじゃん。ちなみに何カップ?」

 

「あっ、ぅ……♥ んく、んぅぅ……94のIです……っ♥♥ あ、あぁぁっ、お、お兄さんそれ、強いいぃ……っ♥♥」

 

「デッッッッッカ。こんなん同級生が放っておかないっしょ」

 

 お兄さんの手は想像以上に優しくて、それでいて想像以上にいじわるだ。

 最初は壊れないように輪郭をなぞったり、重さを確かめるように揺らしてただけだったのに、ひとしきり確かめると、ぎゅっと握りしめてきたり、かと思えば、指先で先端だけ引っ掻いたり。それでもどかしくなってもっとシて欲しくなると、不意打ち気味に乳首をつまみ、引っ張ってくる。

 

 痛い。痛いのに、痛み以上にピリピリとした快楽が走って。私はお兄さんを止められない。

 おかしいよね? お兄さんは出会ったばっかりなのに、こんな事しちゃうなんて……♥ ぁっ♥

 

「そういや外には何しに来たんだ?」

 

「ぁっ……や♥ そ、外の空気を、す、吸いに……♥♥ んっ!!♥♥」

 

「いや、そういう建前が聞きたいんじゃなくてさ。俺に何かして欲しいんでしょ?」

 

「……ッ♥♥♥」

 

 パジャマ越しでもはっきり分かるくらいに張り詰めた左右の突起。

 それをコントローラーを操作するように指先で弄り回されると、両膝が笑いそうになる。

 そして私が羞恥のあまり何も言えずに黙り込んでいると、唐突にお兄さんの手が「あっ!?♥♥」私のズボンの中に侵入してきた。

 

「言えない? 代わりに言って欲しいのか? 甘えんなよ」

 

「あっ♥♥ や、お、お兄さんそこはっ♥ あ、ぁぁっ♥♥」

 

 ゴツゴツした指先が私のアソコを触れた途端、ぐちゅぅ♥♥って恥ずかしい水音が鳴らされてしまう。

 そして太い指先が、入り口をずぼずぼと出し入れされるたびに、オナニーより段違いの快楽が私の全身を貫き、電気ショックを受けたように体が震えてしまう。

 

「して欲しいことがあるならはっきり言ってくんないとさ、俺も動けない訳よ。分かってくれる?」

 

「やっ♥♥ あっ♥ あっ♥♥ まっへっ♥♥ まっへお兄さっ♥♥ い、いきなりっ♥♥♥ ひぎゅっ♥♥ んぉ゛っ♥ お゛ぉ゛ぉ゛っ♥♥♥」

 

 ──ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ♥♥♥♥♥

 

「パジャマ越しでも分かるくらい乳首ギン立ちさせて股間べっとべとにして、全身から雌フェロモン垂れ流しで察しがつかねえわけねえだろ、いいからアヘってないで答えろ」

 

「はひっ♥♥♥ ひぎゅっ……い、いいまひゅっ♥♥ いいまひゅぅっ♥♥♥ わらひもっ♥♥ わらひもっ、おにいさんにしてほしっ♥♥ ほしくてっ♥♥♥ きまひたっ♥♥ ひっ♥♥ いぎゅっ♥ いきゅいきゅいきゅっ♥♥♥」

 

 必死にお兄さんの腕を掴んで抵抗しようとしたけど、全く動かせなくて。

 好き勝手に大事な部分をいじられたあげく、みっともなく、簡単に絶頂しちゃったんです。

 下半身から下がなくなってしまうような強いエクスタシー。

 力が抜けて、その場でヘタりこんでしまうと、ぷじゅっ♥♥と音を立てて抜けた、お兄さんの指先が私の眼前に突き出される形になった。

 お兄さんの指は、手首までネトネトの粘液まみれで……私がどれだけ感じていたのか、まざまざと見せつけていた。

 

「ふーん、そっか俺とシたいんだ?」

 

「あっ……♥ あ……ぁ……♥」

 

 そして……お兄さんは私に再びソレを見せてくれた。

 おちんちん。

 さっきまできりたんに入っていた格好いいモノ。

 長くて、エラ立っていて、反り返っていて。

 今にも爆発しそうなくらい張り詰めていて。

 嗅いだことのない、むせ返るくらい強くてえっちな臭いを撒き散らしている。

 

 目と鼻の先に突きつけられたソレは、ぱくぱくと金魚みたいにおしっこの出る穴を開閉させていて、そこから透明なおつゆが、とろ~って溢れるのが、見えた。

 

「でもさ。俺きりたんと付き合ってんだよね。だからあかりちゃんとこのままシたら浮気になっちゃうんだよ」

 

「っ……ぷぁ♥ ん、んぅ……♥」

 

 お兄さんが私の顔にペニスをべちょ♥って載せた。

 汗ばんだ竿の肌触りと、熱さと、臭いが、顔いっぱいに広がった。

 

「だから俺からは手を出せないんだよね、いや~残念だよなぁ……」

 

「んくぅ……♥♥ ん、ふむぅ……♥ ん、んぁ……ぁふ……♥」

 

 ずり、ずり、ずり。

 おちんちんが、私の顔の上を這い回る。

 

 お兄さんはそう言ってるけど、おちんちんは絶対にそんな事は言ってない。

 私とシたいんだって、ビクビクと脈打って、涎を垂らして私を誘っている。

 頬を、おでこを、鼻先を、唇を……。

 その臭いモノが移動するたび、私は熱っぽく息を漏らしてし、そのえっちな臭いを深呼吸してしまう。

 

「本当残念だよな~、こんなに可愛いくて、キレイな子が誘ってくれてるんだけどな~、俺からは手を出せないからな~」

 

 ずるい。

 お兄さんは本当にずるい。

 私がこんなにもシたいって分かってるのに。

 お兄さんもシたいって思ってるのに。

 あえて私に手を出させようとしてるんだ。

 それで、私のせいにしようとしてるんだ。

 

 怒りと、どうしようもないエッチな気分がないまぜになって。

 ぷつん。私の中で、何かが切れたような音がした。

 

「おっと?」

 

 私はその場ですっくと立ち上がると、パジャマを一息にショーツごと脱がして、アソコを見せつけてしまう。

 アソコは、外気に晒すと、清々しい涼しさを覚えると同時に。

 お兄さんの視線が集まる感覚に、ゾクゾクしてしまう。

 

「んーどうしたんだろあかりちゃん? そんな所見せつけてさぁ」

 

 お兄さんは、そんな私にも動じず、まるで逃げ道を潰すように、アソコにおちんちんをこすりつけてきた。熱帯夜よりも熱いソレが、私のアソコに触れると、それこそ腰が抜けそうなくらいに気持ちがよくて。

 もう後戻り出来ないことを悟ってしまうと、私は歯を食いしばりながら、努めて笑うのでした。

 

「か、勘違い……っ♥♥ しないでくださいっ♥ こ、これは暑すぎて涼んでるだけです……からっ♥♥」

 

「おまんこ丸出しで? かなり変態じゃないあかりちゃん」

 

「ふぅっ♥ ふぅっ♥ お兄さんだって、おちんちん丸出し、じゃないですか……♥ 変態♥ JKにこんなの見せつけて何するつもり……なんですかっ?♥」

 

「なるほど、言われみれば確かにな」

 

 お兄さんが楽しげに笑う。

 そうこなくちゃって言ってるみたいだった。

 

「実は俺も涼んでたんだよ。あんまりにも暑すぎてな。それでチンポを取り出したら偶然あかりちゃんのマンコに当たっちゃってな?」

 

「偶然、ですか……?♥♥ んんっ♥♥」

 

「そう、偶然だ」

 

「偶然なら……♥♥ 仕方ないですね……♥♥ 

 

 くちゅ、じゅく……♥ にちゅぅ……♥

 憎まれ口を叩きながらお互いに腰を動かして、性器をこすりつけあう私達。

 溢れたえっちなお汁が太ももを伝うのが、どうしようもなく分かった。

 

「ならっ……♥ 私がこの場でちょっとだけ踊りたくなったら、意図せず……♥♥ 挿入されちゃうってことも、ありえると思いますか?」

 

「可能性はゼロじゃないだろうな。こんな性器同士密着シてる状態でダンスしたら、奥までずっぽりハマっちゃう事だってあるさ」

 

「ん、ひゅっ……♥♥ それって……んっ♥♥ んんっ♥♥ 浮気になると……思いますか……?♥♥ ただの事故、ですよね……♥♥」

 

「うーん。まあ、浮気じゃないかもしれないな。偶然だし、わざとじゃないんだろ? それに挿入ってもすぐに抜けばいいだけの話だしさ」

 

 心底ばからしい、屁理屈の応酬。

 常識を自分勝手にねじまげた私達は獣みたいに盛り合う。

 私は、自分から腰を使っておまんこにおちんちんを導いて。

 お兄さんも腰を合わせて、おちんちんをおまんこの先端にめりこませた。

 

「……じゃあ、ダンスしちゃいますね?♥♥」

 

「おー」

 

 そして、私はお兄さんの腰に手を添えて……とうとう自分から腰を落としていった。

 押し広げられる感触。固くて熱い何かがぞりぞりって周りを擦るたびに、頭の中で電流がバチバチバチ、と走ってしまう。

 ほとんど抵抗なく収まっていくソレは、一瞬だけ何かに突っかかったけど……すぐにソレを通り抜け、やがてこつん、ってお腹いっぱいまで収まっちゃった。

 途端に走る、私の人生で味わったことのない強い電気信号!

 気持ちいいを通り越して、苦しいくらいのソレはお腹から全身にめがけて何度も発せられ、全身が自分の体じゃないみたいに震えてしまう!

 

「んぉっ、お、おぉぉぉ──っ♥♥ お、ぅ、うく……うぅぅぅぅ♥♥♥」

 

「っ……ヤベ。めっちゃ締まる……じゃなくて。あかりちゃーん、チンポハマっちゃったよ~?」

 

「おっ♥ おっ?♥ おぉ……♥ ほ、ほひ……♥♥ ひぅっ……♥ ──んぎゅっ!?♥♥ んっ♥ んんんんっ♥♥」

 

「トリップしてないで起きてよあかりちゃん。早く抜かないと、浮気になっちゃうよ?」

 

 チンポで奥を、子宮をぐりぐりされて半分トリップした状態で起こされた私。

 言われた通りへっぴり腰でおちんちんを引き抜いていく。

 中に収まっていたソレがにゅろろろろ……♥♥♥ってゆっくり、じっくり引き抜かれていく。

 私のおまんこは、そんなおちんちんを逃したくないのか、隙間なく吸い付いていて、ソレを無理やり抜こうとするのだから、これまた気が狂うほどの快楽に襲われてしまう。

 

「ふーっ♥ ふーっ♥ ふーっ♥ ふーっ♥ うぅ、くぅぅぅ……♥♥ ──ん、おぉ、おおおぉぉっ!?♥♥」

 

「あーあ、何してんのさ。またチンポ突き刺さってるんだけど?」

 

 つま先立ちになって、ようやくおちんちんの赤黒い先端が見えたところで、お兄さんに乳首をつままれ、ガクンっ♥♥ 膝が抜けた私はどちゅんっ♥♥ とおまんこの奥いっぱいにおちんちんをハメられて、またイキ散らしてしまう。

 

「ほら、浮気回避頑張れ頑張れー」

 

「お、うく……うふぅぅぅっ♥♥ うっ、んっ♥♥ んぐぐぅぅ……♥♥ クリ、なでなでしないでくださっ……──っ、んぎゅうぅぅっ!?♥♥♥♥」

 

 その後も、何度となく引き抜こうとするけれども、途中途中で乳首を引っ張られたり、クリを刺激されるとすぐに元の位置に戻されてしまって、その度に情けない声をあげてしまう。

 絶対に抜かないとダメ。浮気をしちゃダメ。そんなの分かってる。

 なのに、何度も何度も、お互いの性器を確かめるようにゆっくり引き抜いては戻す、を繰り返してしまう。

 

「い、ぅっ♥ うぅっ♥ うぅぅ~っ♥♥ うぅっ~っ♥♥ うぅ~っ♥♥」

 

「ねーあかりちゃん、さっきから全然チンポ抜けてないんだけど、コレじゃ浮気セックスだよ?」

 

「だんひゅっ♥♥ これだんひゅですぅっ♥♥ わ、私は抜こうとっ♥♥ 抜こうとしてるんでしゅっ♥♥ なのに、なのにぃ……っ♥ んぃぃっ!?♥♥」

 

「この腰へコが? ヘッタクソなダンスだな。どーでもいいけどこのままチンコキしてると射精しちゃうよ? それでもいいの?」

 

「お゛っ♥♥ ぃっ♥♥ な、なかだしだめっ♥ だめっ♥♥ だめでひゅっ♥ いまにゅくっ♥♥ にゅくかりゃぁっ♥♥♥」

 

 ぱちゅっ♥ ぱちゅっ♥ ぱちゅっ♥ お兄さんに抱きつくような姿勢で腰ヘコしてしまう私。

 はたから見たら私が一方的にお兄さんを襲っているような光景。

 嘘じゃなくて、本当におちんちんを抜こうとしてるのに、アソコもおちんちんもどっちもくっつきたがって、すぐに振り出しに戻っちゃって、意図せずピストン行動みたいになっちゃう。

 

 お兄さんのおちんちんがさっきより膨れてるのが分かる。

 このままじゃ中出しされちゃうのも分かる。

 でも抜こうとしても抜けなくて、私も、私ももう……!

 

「あーだめだ」

 

「あっ♥ ひぁっ♥ あっ♥ あっ♥ あっ? 熱っ…♥♥……あぅ?」

 

 ──びゅ、びゅくん、びゅくんっ♥♥

 

「あ、あぁぁぁ……嘘っ♥♥♥ だめ、お兄さんだめっ……♥ これ出てる……っ♥♥」

 

 ──びゅ、びゅるびゅるびゅるっ♥♥ びゅ~~~っ♥♥ びゅ~~~っ♥♥

 

「お兄さんっ、抜いてっ♥ 抜いてえっ♥♥ なかだひっ♥ なかだひひゃれてるぅっ♥♥ せいし出ちゃってるぅっ♥♥♥」

 

 お腹の中に熱を感じた瞬間、感じたことのない危機感と多幸感を同時に味わうことになった。

 今まで誰にも侵入させたことのないおまんこに。

 今日出会ったばかりの男の人の精子が注がれている。

 呂律の回らない私はロクに力が入らなくて、力なくお兄さんを押して抜こうとするけど、お兄さんは私の腰をしっかりと掴んで逃してくれず、避妊もせずに私の腟内を一杯にしていく。それどころか、

 

「あークッソしまって気持ちいい~、もうちょい出るから後少しだけ貸してよ」

 

「んお゛っ!?♥♥ お、おっ♥ お゛お゛ぉっ♥♥ りゃめっ、出しながらパンパン、だめっ、イグっ、いっちゃいますっ、だめぇぇぇっ♥♥♥」

 

 射精中のおちんちんで、おまんこの中をずこずこと往復させられ、赤ちゃんの部屋を何度もノックされると、限界をあっさり超えてしまい、一瞬で高みに押し上げられた私の目の前で、星が何度も瞬いた。

 

 ──びゅぷっ……びゅ、びゅりゅ、どくん、どくんっ♥ どくん……っ♥

 

「ふぅ~……浮気中出しSEXしちまったなぁ」

 

「あ、ぁぁ……♥ は、ひゅ……♥♥ ふぐ……♥ うぅ……♥」

 

 さっきまで足りていなかったピースがぴたりと埋まったような充足感に、大きく息をつく。

 お腹の奥に、なみなみと注がれたあったかい精液を感じられる。

 するとさっきまで感じていた強い飢えが多少和らいでいるのに気がついた。

 だけど。和らいだ途端に浮かんだのは妊娠したらどうしようとか、明日からきりたんになんて説明すれば、っていう焦燥感だった。

 

 私は、なんてことをして……!

 なけなしの理性を集め、痙攣する体を鞭打ってお兄さんから離れようとする私。

 でも、その前にお兄さんが動いていた。

 

「ま、誘ってきたのはあかりちゃんだしな。続きやろっか」

 

「……も、もうダメですっ♥ はっ……♥ はっ……♥ こんなの、もうやめなくちゃ……っひぎっ!?♥♥♥」

 

「あ? 何いってんの、俺まだヤリ足りねえんだよ。誘ったんだから最後まで付き合えよ」

 

 グリグリグリ、って腰を突き出し赤ちゃんの部屋をいじめられると、折角の抵抗力は霧散してしまい。

 これ幸いとばかりに私を後ろに向けさせたお兄さんは、抜かずに腰を使い始めた。

 柱に手をつかせた状態で犯されて、訳も分からず喘ぐ私。

 ……後で知ったんだけど、これは立ちバックっていう体位らしい。

 

「──あっ♥♥ あっ♥ あっ♥♥ あーっ♥♥ あ~っ♥♥」

 

「あかりちゃんの体マジ最高だな、キミ本当にJKっ? こんなの無限に出来っぞ!」

 

 私のお尻にぱんっ♥ ぱんっ♥ ぱんっ♥って腰を打ち付けるケダモノえっち。

 動物がする交尾に、私は言葉で抵抗するしかなくて。必死に「だめ」「抜いて」「中に出さないで」って叫ぶ。けれどもお兄さんは止めるどころか勢いを増して、私を犯してくる。

 

「お、おぉぉぉっ!!!」

 

「っあ、ああぁぁぁぁ~~~~~~~っっっ♥♥♥♥」

 

 そして、また中出しされた。

 覆いかぶさって、おっぱいを鷲掴みにした状態で、子宮に直接流し込むような種付け。

 頭はさっきからのぼせあがり。股間がジンジンと疼き。気持ちよさのあまりに口から涎が溢れてしまう。

 

「──ふんっ! ふんっ! ふんっ! ふんっ!」

 

「や、ぁっ♥ あっ♥♥ あっ♥ あっ♥ あっ♥ んぢゅっ!?♥ ちゅぅぅっ♥ ちゅぴ、ぢゅるるぅ……っ♥♥」

 

 それでもまだ足りないのか、今度は縁側に寝かされて、正面から貫かれる。

 両足を開かせて向かい合う形で奥までノックされ、ついでとばかりに唇まで奪われた。

 ファーストキスが、なんて後悔する暇も与えてくれず、舌を絡め取られ、吸われ、同時におちんちんでアソコをいじめられるて、半狂乱になって声をあげていた。

 

「……っ、ぐぅぅっ!」

 

「んんんん~~~っ♥♥♥ んぢゅ、ぢゅるるぅぅっ♥ んぷぅぅ……♥♥」

 

 最終的に、私はお兄さんの両足を腰に回して中出しを受け止めていた。

 お兄さんのおちんちんは何回出しても同じくらいの量を注いできて、子宮は既に精子でたっぷたぷ。

 なのに……私も、お兄さんも、それじゃ足りないってのが、直感的に分かっていた。

 

「ひゃぅっ……♥♥ うぅ……っ♥ そこ、深い、深すぎですよぉ……♥♥♥」

 

 後ろから抱きしめられて座ったまま犯された。

 私をおもちゃみたいに下から持ち上げてより深くにねじこむような体勢に、私は酔いしれた。

 

「はぁっ♥ はぁっ♥ あっ♥♥ あっ、あひゅ……あひぃっ!♥♥」

 

 服を脱ぎ散らし、お兄さんの上で腰を揺らすエッチをした。

 お兄さんはおっぱい星人で、私のおっぱいが上下に揺れるところを見て、良いダンスだって褒めてくれた。変態。だけどそんな褒め言葉すら嬉しく思ってしまう。

 

「やぁぁぁ~~っ♥♥ 落ちちゃうっ♥ 落ちちゃうよぉっ♥♥♥」

 

 お兄さんに持ち上げられながら貫かれた。

 落ちそうになる怖さに、必死にお兄さんにしがみつきながらも、そのスリルと、脳天まで届く快楽にむせびなき、何度もイってしまった。

 

「あんっ♥ あんっ♥ あんっ♥ あっ、あっ、あっ♥♥ あっ♥♥ あっ♥♥ か、体洗うんじゃ、ないんですかぁっ♥♥」

 

「物欲しそうな顔しやがって、そんな顔されて我慢できるわけねえだろ!」

 

 汗を流そうとどちらかが提案して、その移動途中に犯された。

 壁に押し付けられて、片足だけ持ち上げられた体勢で何度もピストンされると、きりたんのように潮を吹いてしまって、床を思いっきり汚してしまった。

 

「あ~~~っ♥♥ あ~~~っ♥♥ あ~~~~……♥♥♥」

 

 風呂場でも犯された。

 お互いにシャワーを浴びながら、床に突っ伏してお尻を突き出した私に激しくストローク。

 快楽で、もうとっくのとうに頭はぐずぐずで。もうその頃には浮気とか、妊娠とか、きりたんとか、その事は頭からすっかり抜けていて。

 ただお兄さんに言われるがままに体を明け渡す、淫乱に、私はなっていた。

 

「……っ♥♥ さっき、キレイにした、のにぃっ……♥♥♥」

 

「悪い悪い、あかりちゃんがあんまり魅力的なもんで」

 

「……ばかぁっ……♥♥」

 

 風呂上がりの私に欲情して、洗面台に載せられた状態でまたハメられた。

 汗も精液も流して体を折角キレイにしたのに、またおまんこの奥に精液を注がれて、仕方なくソレを受け入れることになった。

 

 

 散々お兄さんと体を重ね、快楽を刻みつけられた私は。

 最後には自分からおねだりするくらいにはお兄さんにメロメロになり。

 お兄さんもまたそんな都合の良い私を、体力の限り貪るのでした。

 

 

 

 そして……永い夜が開けます。

 

 

 

「──それではありがとうございましたずんちゃん、イタコさん。あときりたんも」

 

「ありがとねー、楽しかったよー!」

 

「うん! またいつでも遊びに来てね!」

 

「楽しみにしていますわ!」

 

「次来たら今度こそフルボッコにしてあげますよ、ゆかりさん」

 

「お? いい度胸ですねきりたん。次は連敗しないよう祈ってますから」

 

「はーん。それはこっちのセリフですよ」

 

 時は流れ、10時。

 一夜明けた東北家は何事もなかったかのように穏やかで。

 帰る時までみんな和やかかつ和気あいあいとしていました。

 

「……」

 

「……? あかりさん? 何か探しているんですか?」

 

「いえ、お兄さん、どこにいるのかなーって……」

 

「お兄さん?」

 

 ゆかり先輩の質問にぽつりと零すと、東北家の面々が面白いくらい顔色を変えました。

 

「あ、あー兄様なら今は特殊な病気で臥せっていまして!」

 

「そう、そうなんですよ! この前猫を庇うために怪我をしてしまい……! 面会謝絶なんですの……!」

 

「病気じゃなくて事故じゃないソレ?」

 

「びょ、病気かつ事故です! 全治100年!」

 

「危篤がすぎない!?」

 

 わたわたと隠すきりたん、ずん子先輩、イタコ先輩。

 この反応で私はぴんと来てしまう。

 多分、お兄さんはこの東北家全員と関係を持っている。

 きりたんだけじゃない、ずん子先輩も、イタコ先輩も。

 あの鬼畜なお兄さんに好き放題されちゃってるんだって。

 

「そうですかー、ちょっと会ってみたかったんですが。またの機会にしますね」

 

「いえ、間違いなく会わない方がいいような……」

 

 きりたんの気遣いは間違いなく本心から。

 だけど少しだけ独占欲も感じる。

 でもね、残念ながら私はもうお兄さんに抱かれちゃったし、きりたんがおしっこ漏らすくらいエッチに夢中だったこともばっちり覚えてるんだから。

 

「ま、それはともかくとして……ありがとうきりたん、ずん子先輩、イタコ先輩、楽しかったです! また遊びに来てもいいですか?」

 

「いつでもどうぞ、ですわ~」

 

「うん! またみんなで遊ぼうね?」

 

「はい、勿論です」

 

 言質も取れたことだし、絶対に遊びにくるとしよう。

 ちらりとニ階の窓を見ると、カーテンの隙間からお兄さんが手を振ったのが見えた。

 私も、お兄さんにお返しするようにまだ熱の残るお腹を軽く撫でて見せながら、ゆかり先輩たちと帰路につくのでした。

 




屁理屈えっちすき~~!


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東北家のカラオケ(前編)【ずん子】

NTR感を出したかった。
故にモブが出ます。



 

 思うに、俺の人生ってイージーモードなんだよな。

 

「よぉ。月夜野、この前の助っ人助かったぜ」

 

「いいってことよ。暇だったらいつでも行くぜ」

 

「月夜野~、宿題見せてくれ~……まだ全然出来てねえんだよ」

 

「またかよ……いいけど昼飯奢りな?」

 

「あ、月夜野君~! この間の試合格好良かったよー!」

 

「応援ありがとな! お陰で勝てたぜ!」

 

 親が金持ちだ。

 だから欲しいもので手に入らなかったものはほとんどない。

 物覚えは良い方だ。

 だから学年テストは上から数えた方が早い。

 運動は得意な方だ。

 だからお遊び程度で入ったサッカー部では即スタメン入り。

 顔は良い方だ。

 だからひと月に1回は女に告白される。

 

 こんな漫画みたいな秀才キャラの俺は、クラスの中外問わず引っ張りだこ。そして他の人が必死こいて手に入れるものが余裕で手に入ってしまうんだよな。

 

 なんつーか、俺こそがこの世界の主人公って感じがしてる。

 

 ま、それくらい余裕があるなら女も選り好みとかしちゃうわけよ。

 告白は山のようにされてるけど、現時点で断り続けている。

 表向きの理由は「サッカーに専念したいから」。

 だけど本音は違う。

 正直な話、俺に釣り合うような女がいないからだ。

 

 この田舎高校の女子どもは、どいつもこいつもがぱっとしない。

 そりゃ中には可愛い子もいるさ。

 でも10段階のレベルだとしたら、せいぜい5から7くらいだ。

 10段階中10の俺とは、不釣り合いだ。そうだろう?

 

 1の奴は1同士。

 5の奴は5同士。

 10の奴は10同士付き合う。

 それでこそ釣り合いが取れるってもんだろう?

 世の中ってのはそういう風に出来てるんだ。

 だから俺は10レベルの奴を探している。 

 そして、幸いなことに……こんな田舎高校にも10レベルの女がいる。

 

「それでね、この間作ったずんだがとーっても良く出来て……!」

「じゅんちゃん、またずんだ作ったの~?」

「今度は何ずんだよ……」

 

 東北ずん子。

 高校2年生で東北美人三姉妹の次女。

 弓道部所属の和装美人で、クラスのムードメーカーかつ高嶺の花。

 顔、声、スタイル、全てにおいて最高峰。

 人当たりも性格も良く、クラスの人気者だ。

 ずんだに興味がありすぎるところが玉に瑕であるものの、俺はずん子こそ彼女に相応しい子だと思っている。

 

「やぁずん子さん。今度はどんなずんだ餅を作ったんだい?」

 

「あ、月夜野君! 作ったのはサンマのずんだ漬けだよ! 魚とずんだのマリアージュ! 大根おろしと一緒に食べてみたら以外と美味しいんですよ!」

 

「へ、へぇ~そ、それはまた……面白い組み合わせだね……」

 

 相変わらず頭沸いてやがる。

 何をどう考えたらずんだ餅とサンマを混ぜる事になるんだ?

 本当、コレさえなければ10レベルどころか11レベルなのにな。

 

「月夜野君も一口どう?」

 

「よ、喜んでいただこうかな」

 

 ……ぅぉええぇぇぇ。

 口の中でサンマと枝豆がジハードを始めてる! どこがマリアージュだ!

 思わず吐いてしまいたいが、こいつをゲットするためだと苦労して飲み込む。

 うまいと伝えれば、でしょ! と輝かんばかりの笑みを浮かべて喜んだ。

 

 顔は本当に11……いや、12レベルだなコイツ……まあ、それはともかくとして、

 

「そう言えばずん子さん、今日みんなでカラオケとかどう? 面子が足りないって言われててさ、ずん子さんが良かったらだけど」

 

 このずんだ狂いが今日部活がないのは確認済み。そして皆とカラオケを約束したのは確かだが、その"皆"はその場に来ないようにお願いしてある。

 恋愛に疎いのか、俺が事あるごとに誘ったり口説いたりしても、さらっと流してしまうから、今度は絶対に逃げられない状況を作ってやるのだ。

 

 二人きりになってしまえばこっちの物。

 正直告白するのは俺的には癪だが、まあいい。

 今までも欲しいものは全て手に入れてきたんだ。

 ずん子のことも絶対に手に入れてやる。

 

「本当にごめんなさい! 実は私、今日は用事あって」

 

 だというのに、この女は一寸の迷いもなく断りやがった。

 どんな女も断らない、この俺の誘いをだ。

 俺の顔でなびかない珍しい雌。

 俺に恋心なんてまるでないよ、と簡単に袖にしてくる。

 

「そっか……残念。また今度良かったらいかないかな?」

 

「はい。都合が合えば是非!」

 

 ……まあこの程度で激昂するほど俺だって短慮ではない。

 部活がない時はコイツ、さっさと帰ってしまうからな。

 聞けば炊事洗濯を姉妹で分担してるっていうが……なんとか隙はないものか。

 まあいい、焦ることはない。

 がっつくのはレベルの低いやつがすること。

 まだチャンスはあるんだ、年内までには絶対彼女にしてやろう。

 

 

 ──ということで、ナンパ作戦は失敗した。

 

 だが、それはそれとして暇だったので、俺はクラスメート達とカラオケに行くことにした。

 

 

『『『『愛が~~~!!! 世界を崩し終える~~~まで~~~~!!!』』』』』

 

「月夜野~、結局ずん子ちゃんは駄目だった訳?」

 

「あぁ。ガードが固くてな」

 

「まーじかー。ずん子ちゃんって実は彼氏とかいるのか?」

「いやいやいやいや。ずん子ちゃんってかなり天然入ってるじゃん? まだ彼氏はいないでしょ」

「分からねえぞ。あんだけ美人だしな。何だったら年上の彼氏とかいそうじゃね?」

「うわーそれマジ傷つくわ~。ずん子ちゃんのあのグラビア級の身体を好き放題されてると思うと……うっ」

「考え過ぎだろシコ猿!」

「寝取られやんけ~!!」「寝てからいえよ」

 

「はいはい。何だっていいさ。彼氏がいてもいなくても俺は本気で告白する。ずん子ちゃんを彼女にする」

 

 部屋の中に感嘆の声が重なる。

 

「まあ月夜野だったら行けそうだよな」

「お前イケメンだし」「サッカー部のエースだし」

「金もあるしな」「うわ、マジ非の打ち所がねえなコイツ……腹立つわ~」

「まあ、ダチだしな。正直うらやましいけど、お前だったらずん子ちゃんと釣り合いそうだしな応援してるぜ!」

 

 良い感じに交友関係を結んだ成果が出ているようだ。コイツラに万が一にもずん子がなびくとは思わないが、無駄に競う必要がないのは助かるぜ。

 

「折角だし俺達で作戦考えねえか?」

「いいねぇ!」「おぉ、恋愛大作戦ってやつだな」

「エロゲーで鍛えた恋愛テクをお披露目してやるぜ」「使えねえだろ」

 

「話半分で聞いておくわ。ま、ありがとな」

 

 見てろよ。

 今年中にずん子ちゃんを手に入れて、お前らにこれでもかと見せつけてやるからな。

 

 

 

 § § §

 

 

 

 とあるカラオケ店に一組の男女が入っていった。

 

 一人はスタイルも良く、緑がかった美しい黒髪をなびかせる近年稀に見る美少女。名を東北ずん子と言った。制服姿から、どうやら学校帰りのようであり、嬉々として隣の男にじゃれつきながら部屋の予約をしている。

 もう一人は、ガッチリとした体を上下ジャージで身を包んだ、如何にもやる気のなさそうな雰囲気を漂わせた恥知らず居候ニート。クズ兄。はしゃぐずん子と対照的に、どう見ても乗り気ではなさそうで、ただされるがままに連れ添っていた。

 その組み合わせ、どう贔屓目に見ても釣り合ってるとは言えず、何故こんな男に美少女が連れ添うのか? よもや犯罪ではあるまいな、と周りの目は疑いに溢れていた。

 

「……なんで俺はカラオケにいるんだ?」

 

 個室に入って早々。クズ兄は疑問を投げかけていた。

 予定では自室で一日中企業間の闘争(A C 6)に殉じ続ける筈。

 なのにどうして自分はここに居る?

 電モク片手に曲を予約していたずん子は、その質問の意味が分からずに首を傾げた。

 

「え? なんで……って、この間デートしてくれるっていいましたよね」

 

「言った覚えねえなぁ」

 

「その時、連れてきてくれるって言ったじゃないですか。カラオケに」

 

「そうだったっけなぁ」

 

「そうなんです!」

 

 忘れるなんて! とずん子がむくれる一方で、クズ兄は本気で首を傾げていた。

 性欲のままに姉妹達を貪るキングオブクズオブクズ兄。バレれば国家権力が笑顔で手錠をかけてくるであろう圧倒的犯罪者である彼にも、なけなしの矜持というものがあった。

 姉妹との約束事は可能な限り守るのは、その少ない矜持の中の一つ。しかしながら考えども考えどもカラオケに行くという約束をした覚えはない。一体全体、いつ交わしたのだろうか?

 

「まあ覚えてないなら、それはそれでいいです。その分たっぷり歌いましょう!」

 

 軽く流してしまうような内容ではない筈だが、それはそうと待ちきれなかったずん子。男にマイクを手渡して早速歌い出した。

 

 一曲目は"神のまに●に"。

 

 懐かしさを覚えるチョイスだが、その聞き惚れるほどの美声で歌われると、途端に真新しく感じてしまう。クズ兄はいつものように静かに傾聴し始めた。

 ずん子に限らず、東北姉妹は全員がカラオケ好きだ。全員が全員、喉自慢を遥かに超えた美声と歌唱力を持っており、1ヶ月に最低1回は家族カラオケに行くぐらいにはカラオケにドハマリしている。

 そんな東北家の中で唯一クズ兄だけは歌うことに興味がなかった。

 出不精の社会不適合者たる彼は、そもそもの歌唱力が高くないため、もっぱら三人の歌を聞いては拍手をする係をするのが常だった。

 

「──はぁ~、最高でした! どうでした!?」

 

「おー」

 

 あっという間に歌い切ったずん子。いい汗かいた、と言わんばかりに快活な笑みを浮かべ、ぴょんと隣に座り込んでは男の顔を覗き込んでくる。相変わらず大型犬みたいな奴だとクズ兄は思った。

 

「お兄さんとのデートでどこに行こうかと迷ってたんですけど、やっぱりカラオケで正解ですね! 今度行くときはきりたんやイタコ姉さんも誘いましょ!」

 

「まあ、行ってもいいけど俺は歌わねえぞ?」

 

「えーなんでですか! たまには歌いましょうよ~、私お兄さんの歌聞いてみたいです!」

 

「えぇ~」

 

「えぇ~じゃないですよ、ヘタでも全然いいですから! ね? カラオケで上手い下手は関係ないですから!」

 

「いやおもっくそ関係あるだろ何言ってんだ」

 

 周りが下手っぴならまだいいが、何が悲しくて激上手集団の中で下手ボイスを披露しなければならんのだ。クズ兄がはっきりと拒否をすると、ずん子は途端にむくれだした。

 

「歌いましょ? 歌いましょうよ。ね? ね?」

 

「うーん」

 

「歌うの苦手でしたら一緒に歌ってもいいですから~」

 

「でもな~」

 

「うーたーいーまーしょーうーよ~お~に~い~さ~ん~!」

 

 同世代に比べれば豊満なボディをべっとりと押し付けて、クラスメイトには決して見せないウザ絡みをしてくるずん子。クズ兄は最初こそ軽い調子で断っていたが、一向に諦めないずん子にイラっと来たようだ。無言で電モクを取ると曲を入れだした。

 

「うぜえ。俺を歌わせたければこの曲で90点を取ってみろ」

 

「むむ! 受けて立ちますよ! ……って"初音ミクの消●"? なるほどなるほど……」

 

 選択したのは超高速BPMの絶唱曲。人類では完走は極めて難しい、呪文詠唱を思わせる難曲中の難曲だった。

 しかしながらずん子にとってはその限りではない。彼女にかかればこの程度、朝飯前。勝利を確信したずん子は自信満々で歌い始めた。

 

「────────♪♪」

 

 序盤の高速歌唱パートを楽々乗り越え。

 Aメロは余裕を見せ、サビはド安定。

 トントン拍子で歌っていくずん子。

 

(甘いですねお兄さん! この程度で私の舌はもつれたりしませんよ!)

 

 余裕綽々意気揚々。思わず得意げにクズ兄を見ようとするずん子……だったが、肝心のクズ兄が見当たらない。すわ、敵前逃亡か!? とあたりを見回すずん子。しかしその次の瞬間、彼女は思わず跳びあがることになった。

 

「ひゃぅっ!? お、お兄さん?」

 

「そのままそのまま」

 

 首筋がなぞられたのだ。

 下手人は当然クズ兄。歌うずん子の背後を陣取り、首から背中にかけてをゆっくりとなぞり続けている。

 ゴツゴツとした指先は、そのシミひとつない美しいうなじから、なだらかな背筋を辿って、尾てい骨までをゆっくり、じっくりとなぞっていく。

 歌ってる間にそのようないたずらをされて、歌に集中出来る筈がない。

 

「あ、あの……っ、こ、これじゃ……う、歌えませんよぉ……!」

 

「別に俺はそれでもいいけど? 九〇点取らなかったら歌わないだけだし」

 

「うぅ……」

 

 羞恥に顔を赤らめるずん子。観念して歌い続ける一方で、その手付きはどんどん激しくなるばかり。

 背中どころか、くびれた腰のラインを確かめるように触れ、程よい肉付きの尻肉、その触り心地を味わいはじめる。更には同じクラス、いや学年中の誰もが羨む程よい大きさの乳房を、好き勝手に揉みしだきだした。

 下から持ち上げるようにして救い上げると、確かな膨らみが制服を押し上げ、ぱっと手を放すと、たゆん♥ と揺れてその存在を主張する美乳。

 肌触りの良いショーツの上からでも分かる、どれだけこねても揉んでも飽きがこない、掌にギリギリ収まらぬ安産型の柔尻肉。

 調教され尽くしたずん子の体は、そんな雄のいやらしい愛撫にスイッチが入ってしまい、どんどん発情していってしまう。

 

「音程外れてるぞ~」

 

「あ、ぅ……♥ はぁ……はぁ……♥ ~~♪ ~~♪♥」

 

「おいおい、リズムもずれてきてんぞ? 大丈夫か~?」

 

 愛撫にただ身を震わせ、耐えるしかない状態。

 誰のせいだと思ってるんだ、という文句の代わりに出るのは、震える歌声と、はっ、はっと犬のように零れる熱い吐息だけ。

 

 そうしてずん子は5分間、いたずらに晒され続けた。

 

 体感では永遠とも思える5分。その短い間にずん子の体はかなり()()()()()()()()()。頬は赤らみ、全身は薄っすらと汗をかいて、むわ、と雌の匂いを垂れ流し、若干の怒りと隠しきれぬ媚びを混ぜた目で男を睨みつけていた。

 

「ふぅ~……っ、ふぅ~……っ!」

 

「点数は~……あー88点か残念だな~、2点足りなかったな~、これじゃ俺は歌えねえな~」

 

「だ、誰のせいだと……っ、お、お兄さんが妨害しなければ……!」

 

「妨害しないとは一言も言ってないしな。それでどうするんだ?」

 

「どうするって……」

 

「俺の事歌わせたいんだよな? ……もう一回、チャレンジするか? 一回でも90点出せたら考えてやってもいいぜ?」

 

「あ……っ……♥」

 

 男のギラついた目を見て、ずん子は悟る。

 歌えばまた、イタズラされることを。

 90点は永遠に取れっこないことを。

 そして……挑戦する限り、男の寵愛を独り占めできるということ。

 

 ずん子は、気が付けば頷いていた。

 既に男に堕とされてしまった身体も心も、否を唱える事は、決してなかったから。

 

 ………

 ……

 …

 

「──いっ♥ いったりっ♥♥ きたりのぉ……っ♥ あぅ、んんっ♥♥ お、花●連中っ、アイツもっ♥、コイツも……はぁぁぁぁ……♥♥」

 

 "千●桜"。

 和風ロックとして誰もが名を知る名曲中の名曲。

 大正ロマンをアーティスティックに描いたクールソングは、今のずん子にとってかかれば、誰もが顔を赤らめる非常に艶めいた曲に成り下がる。

 

 そして当のずん子は酷い状態になっていた。

 身に纏っていた制服は胸元までめくりあげられ、ブラジャーに包まれた、同級生の中では豊かな乳房が好き放題弄ばれている。

 指先はブラの中にまで侵入し、尖りつつある先端はぐりぐりと、まるでコントローラーにするようにこねくり回されており、その度にピッチが面白いように変化を見せていた。

 ひざ丈程の萌葱色のスカートは、そのホックを外されてずり落ち、隠すべきワンポイント入り純白ショーツが晒されている始末。

 そんな柔らかなJK尻には、ジャージ越しにテントを張るたくましいモノがめりこみ、形を確かめさせるように前後に擦られていた。

 

 そんな状態で90点の出来栄えなど狙える筈がなく。

 しかしずん子は特に文句も言わず、されるがままに何とか歌いきった。

 

 最終的な点数は84点。

 アレンジが過ぎるほどの変調だったが、イタズラされて尚これほどの点数をキープできるのはずん子の才能故か。

 まだ不承不承と言った感じで歌うずん子だが、男が次の曲を入れても、決して文句を言うことはなかった。

 

「──愛したって、いいじゃないっ♥ かぁ♥ ぁはっ♥ 縛り、誰も触れないようにぃ……こ、これも運命……んんんぅぅっ♥♥ お、お兄さん……ダメ……♥ っひっ♥ いく、いく……っ♥♥♥」

 

 "モ●イクロール"。

 サイケ調のシンセサイザーと合成音声のケミストリー。

 退廃的な歌詞を使って愛の形を憂うその内容も、今のずん子に掛かれば場末のエロ曲にしかならない。

 

 上半身は完全に柔肌を晒されて、散々嬲られて尖り切った桃色の先端を見せつけるずん子は、その股間を手で抑えて歌っていた。

 よく見ればずん子のショーツの中には男の手がねじ込まれており、生地越しに指先が蠢いてる様子が見て取れる。

 曲に混ざるのは粘着質な水音。乾いたところが見当たらない濡れそぼった布地は、ずん子が快楽に溺れている事を如実に示しており、強すぎる快感に翻弄されて、へっぴり腰になって、膝を笑わせている。

 

 最終的な点数は75点。

 画面には「音程を合わせてみよう!」とアドバイスが出ているが、曲が終わった頃にはずん子は息も絶え絶え。

 歌う以上に体力を消費し、全力疾走直後のようにソファに力なく座り込んだ彼女は、男に突き出されたべとべとの指先を、心ここにない顔でおしゃぶりさせられていた。

 

「──いぐっ♥♥ いっぎゅっ!!!♥♥ いぐいぐいぐいぐっ♥♥♥ んぁぁぁぁっ♥♥ あ~~~っ♥♥あっ、あっ♥♥ まってっ♥♥ もうイってるっ♥♥ イってるのぉっ♥♥ やぁぁっ♥♥ だめ、だめだめぇぇぇ~~~っ♥♥♥」

 

"ネトゲ●人シュ●●ヒコール"

 MMO全盛期のネトゲを揶揄し、リスペクトした名曲。しかし最早歌詞の原型はそこになく、マイクは嬌声を拾うばかり。

 

 壁に手を付いたずん子は、足首にショーツをひっかけ、マイクを片手にY字バランスのポーズで喘いでいた。

 秘すべき花弁はとうとう外気に晒され、陰毛がべったりと張り付いた肉厚の花弁は、湯気が立つほど出来上がっている。

 ゴツゴツした二本の指先は、そんなぐずぐずおまんこを何度も出入りしており、ぶぴゅ♥ ぶぷ♥っと情けない音を立てて愛液をかきだし続けている。

 そんな男の指先から手首はずん子の体液まみれ。いや、手首どころか太ももを伝った愛液は床に小さな水たまりを作るほど。どれだけずん子が感じているのかをこれでもかと伝えてくれた。

 

 恥も外聞も忘れて許しを請うずん子。

 しかしクズの代名詞たる兄は知った事かと機械的に穿り回すばかり。

 勝手知ったる雌肉は、男の手で簡単に絶頂まで導かれてしまい、気まぐれに少し変化を加えるだけで面白いように啼き、その膣口から霧吹きのように潮を撒き散らしていた。

 

 最終的な点数は67点。

 普通のカラオケではどれだけ音程を外していても、歌っていれば取れるお情けの点数。

 普段なら絶対に取らない点数。しかし今のずん子には悔しがる余裕もなく、丸尻を突き出して、息も絶え絶えにソファに突っ伏していた。

 それでも、男があるものを突きつけると、蕩けた笑みを浮かべて再戦を申し出た。

 

「──んじゅっ♥ んじゅっ♥ じゅぷっ♥ じゅぷっ♥ じゅっぷ、じゅっぷ……んふ~~~っ♥♥ んふ~~~っ♥♥」

 

 "ロー●ンガール"。

 一昔前に一世を風靡したTHE・サブカル曲。ノリとテンポを重視した歌詞は言語の羅列というより、電子ドラッグに近い。しかしそんな名曲は最早二人にとっては体の良いBGMでしかなかった。

 

 全裸にシャツ一枚を羽織って男の両膝の間に座り込んだずん子は、その屹立した男根に対してねっとりとしたフェラを繰り返している。

 雄の股間に顔を埋め、一心不乱で竿を嘗め回し、喉奥まで甲斐甲斐しく飲み込む姿は、彼女をよく知る者なら確実に失望するくらいにははしたない。

 ただ、今のずん子にとって知人も、友人も、世間体も、その全てがどうでもよかった。

 愛する人の精が欲しい。愛する人に気持ちよくなって欲しい。ただその気持ちで胸がいっぱいだった。

 エラだったカリ首。カウパーを垂れ流す尿道口。力強く脈打つ裏筋。収縮を繰り返す玉の裏。それらを余すことなく唾液でコーティングし、口いっぱいに竿を頬張っては、幸せいっぱいの表情で自ら顔を上下させて喉奥まで咥えこむ。そして男が気持ちよく射精できるように、培った技術を見せつけるのだ。

 

 最終的な点数はなし。

 途中でうるさいと、男が演奏を停止したためだ。

 男はずん子の頭を掴んで好き勝手に腰を振り、最終的にその腰の猛りを胃の奥にめがけてぶちまけた。

 ずん子はむせることなく、喉を鳴らして精液を飲み干して恍惚とした表情で男を見つめていた。

 

 男も、当然だと言わんばかりに反り返る竿で頬を叩く。

 二人のカラオケは、まだまだ始まったばかりだった。

 

 




続きは明日でござい。


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東北家のカラオケ(後編)【ずん子】

尊厳破壊っぽいのが入ってるので注意してくださいまし。
(好み別れるかも…)

カラオケえっちはダメ絶対!
店でやらないでよね!


 

 カラオケルーム・8502号室。

 その部屋の前を通りがかった客は、萌え声とは違う、やたらと甘い声を耳にしていた事だろう。

 誰しもが不振に思うも、ただ部屋の前を通りすがるばかり。

 その部屋で、今まさに男女が体を重ね合ってるとは露知らず……。

 

 

 "ダ●●ラリアット"

 "ル●ル●ナイトフィーバー"

 "フォ●ィ"

 "───"

 ………

 ……

 …

 

「は~~っ♥♥ あっ……は……♥ ふぅ、くふん……♥」

 

 カラオケマシンは予約した曲を全て流し終え、今では最新楽曲の宣伝をするだけになっている。

 どこそこの流行りのアニメ曲。奇をてらった派手なPV。有名歌手の誰それが新曲に対する思い入れを語る中。ずん子は男に対して自ら腰を突き出し、その秘肉を指先で広げておねだりをしていた。

 涎をだらだらと垂らす花弁は、度重なる交尾を経てなお若々しいピンク色を誇り、すぐ目と鼻の先にある肉棒に対していやらしく息づきながら、降りて来た子宮すら見せつけて誘っている。

 

 男は屹立した亀頭を秘唇に這わせ、ローション代わりに愛液を竿にまぶすと、ゆっくりと腰を押し進めていった。

 

 ──ず、ちゅ、ずるるるるるぅ……じゅっぷん♥♥♥

 

「っ、ぁ……は、あぁ♥ あ、あぁぁああぁぁ~~~~っ♥♥♥♥」

 

 温泉に浸かったような感嘆の声。調律の出来ていない、ピアノのように音程の狂ったそれは、すぐにスタッカート気味に弾み始める。マイクが遅れて拾う肌と肌がぶつかりあう音。それがまるで合いの手を取るように部屋に響いていた。

 

「あっ♥ ひっ、あぎゅっ♥♥ あはぁっ♥♥ あっ♥ あっ♥ あ~~~っ♥ あひっ♥ あぁぁっ♥♥♥」

 

「おい、曲入れなくていいのか? このままだと歌わない事になるんだけど?」

 

「いっ♥♥ いれまひゅっ♥ いれっ♥ んひぃっ♥♥ 奥っ♥ おぐっ♥ こんこんしにゃいでくだひっ♥♥ くだひゃぃぃっ♥♥♥」

 

「あ? 自分から受け入れといて生意気言うんじゃねえよ」

 

「んぎっ♥♥♥ ふぎゅっ♥♥ ふぎゅぅぅっ!?!?♥♥ い゛っ♥ い゛っ♥ い゛っ♥ い゛っ♥♥♥」

 

 ──ばちゅっ♥ ばちゅっ♥ ばちゅっ♥ ばちゅっ♥

 

 ゆっさ♥ ゆっさ♥と前後に揺れる、入学当初に比べ大きく育った豊乳。たゆん♥ たゆん♥と波打つ、安産型の尻たぶ。弾力のあるポルチオに亀頭がめり込むたび、ばちばち、とずん子の脳天を強烈な快楽が貫く。

 机に手を付きながら必死に電モクに手を伸ばすも、男の容赦ないピストンでたびたび背筋をピンと逸らし、最終的に体を支え切れずに机に突っ伏してしまう。

 

「あっ♥♥ あ゛~~~っ♥♥ あ゛ぁ゛~~~っ♥♥ あ゛~~~っ♥♥♥」

 

「いまさら発声練習でもしてんのか? お前が受けた勝負だろ、ちゃんと歌え!」

 

「む゛り゛っ♥♥ む゛り゛む゛り゛む゛り゛ですよぉぉぉっ♥♥ むり゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛いぃい゛ぃ゛ぃ゛ぃぃっ♥♥♥」

 

「無理じゃねえっ、歌えっ! 歌えコラっ!」

 

「ンオ゛ッ!?♥♥ おっ、ほ♥♥ おっ、いっ、ぎゅっ、いぎゅぅぅぅ~~~~っ♥♥♥ っッ、~~~~~~っ♥♥♥♥」

 

 ──びゅるるるる、びゅぶっ、ぶびゅぅぅぅ~~~っ!!!♥♥♥ ぶびぃぃぃっ!!!♥♥♥

 

 防音室でも防ぎ切れない、それこそ隣の部屋まで聞こえそうな雄たけびをあげて、ずん子は強烈なアクメを迎えた。

 当然のようにひり出される大量の生ザーメン。半固形状の種汁は、痙攣を繰り返す膣内めがけてホースから出された水のように巻き散らされていく。

 あまりの快楽に本能的に逃げ出そうとしてしまうずん子に、男は逃がすものかと、尻肉を痕が付くほど強く握りしめ、ひしゃげるほど腰を密着させて射精を続ける。そうして、あますことなく精液を注ぎ終えてようやく満足したのか、ペニスをゆっくりと引き抜いた。

 竿の形に広がった陰唇は、緩やかに元の形に戻る中、膣奥からゼリーのような白濁液がダマになって残っている所を見せていた。

 

「ふ~……! ちょっとスッキリしたわ」

 

 満足そうに頷くクズ兄。

 留飲を下げたのか、おもむろにスマホを取りだし事後の様子を撮影。そして「ずん子とカラオケなう」の一言とともに家族LINEに写真付きで送りだした。

 

「お? 反応はええな?」

 

 時を待たずしてきりたんからの返信。

 第一声は「死ね」。そしてすぐに「外でするなキ〇ガイ」「どこのカラオケだよ迷惑かけんな」と続いた。

 相変わらずの口の悪さに感心するクズ兄。しかしてニヤリと微笑むと、ビデオ通話はじめだす。何か悪い事を思いついたようだ。

 

「やっほ~~~きりたん、ずん子お姉ちゃんだよ(裏声)」

 

『あに様一体何やって……! ──ってオイ!? ライン超えてるだろコレ!?』

 

 通話に出たきりたんも思わず叫ぶほどの狼藉。それは通話画面いっぱいに広がったずん子の秘部を使った腹話術だった。膣肉を指先でパクパクと閉じて開いてを繰り返し、似せる努力すらしない声真似を披露していた。

 

「なんで怒ってるの?(裏声) 家族カラオケ楽しいよ、きりたんも来なよ(裏声)」

 

『止めにいくから今すぐ住所教えろ!!』

 

「やだこわい(裏声) きりたん怒ってるの? カルシウム足りてる?(裏声)」

 

『毎日とっとるわ!』

 

 口を模した恥部は、ぐにぐに、と開いたり閉じたりを繰り返されると艶めかしく息づき、愛液を垂らし、時折ぶぴゅ♥ とザーメンを零している。きりたんは、そんな姉の恥ずべき所だけを見せつけられ、怒っていいやら恥ずかしがるべきやらで困惑しているようだった。

 そして我らがクズ兄は、そんなきりたんの機微を知ってか知らずか煽りを繰り返す。

 

「ほらほら、きりたんも歌おうよ~(裏声)、あーいーうーえーおー(裏声)」

 

『馬鹿だろ! ホント馬鹿だろ! 死ね! クズ兄のアホ! レイプ魔!』

 

 降りて来た子宮口が見えるまで陰部を広げたり。左右から圧を加えてぴっちりと閉じさせたり。かと思えば、中央に寄せて小さな穴を作ったり。自己主張するクリトリスと指先でコリコリ♥と虐めて、膣口の反応を見せつけながら、尊厳凌辱の限りを尽くすクズ兄。

 最初こそあらん限りの罵倒を加えていたきりたんだったが、その口数は当初に比べて少なくなっており、息が荒げていくのが見てとれた。

 

「うぁ……ぁっ♥ あぅぅ~っ……♥♥」

 

「どーはどーなつーのー……(裏声) ……っておい、勝手にうれションすんな。ケータイ汚れただろが」

 

『!? ちょ、あにさま本気で……! あっ……!』

 

「んぃ…ぃ…♥♥ んきゅぅ……♥♥♥」

 

 唐突にぼやける映像。どうやら刺激に耐えかねたずん子が潮を吹いて汚してしまったようだ。

 自分のせいだというのに、クズ兄はスマホが淫液に汚れたことに腹を立てたようで、画面外からずい、といきり立った肉棒を登場させる。そしてきりたんの制止も聞かず、散々腹話術で遊んだマン肉に無遠慮で侵入させていった。

 ずん子の秘唇は男の肉竿を奥まで咥えこむと、まるで息継ぎするようにヒクヒクと尻穴を蠢めかせていた。

 

「フンッ! フンッ! フンッ!」

 

 いやらしい水音をマイクに拾わせながら、激しくおまんこを出入りするペニス。先程の刺激より格段に激しい快楽に襲われているのか、意識のないずん子も「んおっ♥」「あぐっ♥」「あっ♥」「お゛~っ♥」と無意識に嬌声を漏らしていた。

 

「オラッ起きろずん子っ! きりたんに歌ってやれコラッ! 歌わねえと中出しすんぞっ!」

 

「──おぐっ♥♥ んぎゅぅっ♥ んぅっ♥♥ んぁっ♥♥ はひっ♥♥ はひっ♥♥ はひぃっ♥♥」

 

「あ~そうやってマン肉締めておねだりするんだな? そっちがその気ならくれてやるよ!」

 

 ばちゅばちゅばちゅばちゅばちゅ──ッ!!!♥♥♥

 

「ひぃっ♥♥ ひっ♥ あっ♥ アッ!?♥ あゥッ♥♥ んぁっ♥♥ やっ♥♥ あっ♥♥ あっ♥♥♥ あっ♥♥♥」

 

 画面揺れは一層激しくなり、音はひび割れ出す。大きく広がった膣口は度重なるチンポの出入りに泡立っており、愛液と精液の混じったいやらしい液体でぐちゃぐちゃになってるのが分かった。

 相手への気遣いどころか微塵の理性も感じられない、まさしくオナホ相手にするような乱暴すぎる交尾。しかしきりたんは、そんな倫理観のない映像から目を逸らせず、か細い制止の声を漏らすことしか出来なかった。

 そして男が一際強く腰を打ち付けたと同時に、それは始まった。

 

「オラァッ!!!」

 

「~~~~~~っ♥♥♥♥ ふぎゅ、ぉ……お゛ほぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~……♥♥♥」

 

 男のいななきと、くぐもった姉の声が映像越しに届く。

 激しすぎるピストンがぴたりと止まったと思えば、ペニスが何度も脈打ち、ひっきりなしに姉の最奥めがけて種汁を注いでいた。

 力強く脈動する肉竿。合わせるように痙攣するずん子の腰。三回、四回、五回、そして六回飛んで八回。きりたんが固唾を飲んで見守る中、腰をみっちり押し付けて思いの丈を注ぎ込んだ男は、すぐにちゅっぽんっ♥という間抜けな音を立てて竿を引き抜く。そしてぽっかりと穴の開いた、白濁液で満たされた膣口が再び画面いっぱいに広がった。

 のりのような白濁液がこってりとへばりついた肉の洞窟は、急にいなくなったペニスを寂しがるかのように、まるで金魚のように喘いでいた。

 

「ふぃ~……あ、ごめんねきりたん、お姉ちゃんなのにお漏らししちゃった(裏声)」

 

『ほ、ほんっと…最悪すぎ……、です……! い、一体何食ったらこんなことを思いついて……!』

 

「怒らないでよ~(裏声) 今度はお姉ちゃんのお尻でも見る?(裏声)」

 

『っ、──いや本気で軽蔑しますよあにさま!! いい加減……あっ』

 

「え? あっ」

 

 正気を取り戻したきりたんが罵倒を再開しようとした次の瞬間だった。

 クズ兄がは何と無しに、息づいていたアナルに指を入れると、快楽が遅れてやってきたと言わんばかりにずん子の腰が大きく跳ね始め、びくんっ♥びくんっ♥びくんっ♥と余韻イキを始め出した。

 おまんこはバグったかのように痙攣を繰り返し、尿道口からはぷしぃっ♥と潮を巻き散らし、膣口からびゅっ♥♥びゅぷっ♥♥ びゅびゅっ♥♥と精液を逆流させていく。

 その光景、さながら射精のよう。

 三回、四回、五回、そして六回飛んで八回。注がれた回数を覚えていたかのように淫乱なダンスを披露し、潮と精液を散々テーブルに巻き散らすと、べしゃり♥と音を立て、ずん子は再び大人しくなった。

 

「うわ~派手にイキまくったなこりゃ」

 

『……ッ♥♥♥』

 

「それで、カラオケで一緒に歌いたくなったりしてる?」

 

『……し、ないです……っ♥ 他の人の迷惑になる前に早く、やめろとしか言えません……♥♥』

 

「そ。ま、俺はどっちでもいいけどな。時間はまだあるようだし、金払った分だけは楽しませて貰うわ。じゃーな」

 

『ちょ、ま、あにさ──っ』

 

 クズ兄は躊躇なく通話を切ると、気絶したずん子に近寄り、その顔を汚れたペニスでべちべち♥と叩いて気付けを行った。

 

「……ふぁ……♥ はふ……んぁ、お兄、さん……?❤ んぁ、ぁむ……♥ んちゅ……♥」

 

「起きろ。まだ時間はあるぞずん子」

 

「ずじゅ……じゅるる……♥ じゅぷ……♥ はぷ、ん、ふぁい……♥♥」

 

 いまだ夢うつつのずん子は唇に押し付けられたペニスを半ば自然と咥えこみ、無意識に精液を啜りながら訳も分からず頷いていた。

 

 

 そうして終わりのない凌辱劇が再び始まった。

 

 

「──さ、ぁっ♥♥ 歌い、ましょうっ♥♥ お、どりましょうっ♥ パラジクロ……あっ♥ あっ♥ あ~~~っ♥♥」

 

 ソファに浅く腰を沈めて、大きく開脚し、押さえつけられた状態で犯されながら歌うずん子。クズ兄は曲調に合わせてリズミカルに腰を振りながら、そんなずん子の痴態を撮影していた。

 カメラ目線やピースを要求されても嬉々として応える彼女だったが、歌うのを忘れて感じ入るたびにお仕置きとばかりにピストンを繰り返され、2回ほど子宮めがけて新鮮なザーメンを御馳走されてしまった。

 

「はひっ♥ れ、レフトサイド、ら、ライトサイドっ♥ ふあぁぁっ♥♥ あぁ~~っ♥ あぁ~~~っ♥♥」

 

 クズ兄の膝上に乗って背面座位の姿勢で歌うずん子。

 ゆっさゆっさと乳房を揺らしながら、声を弾ませる彼女は、よく見れば尻穴にずっぽりとペニスが挿入されており、腰を跳ねさせるたびに精液をおまんこから零していた。

 理性は完全に溶けて、すっかり従順になったずん子は、歌うことよりも腰を動かすことに集中しているようだった。

 盛り上がり過ぎて肝心要のサビを歌えず、代わりにスプリンクラーのように潮を巻き散らしたずん子は、謝罪を繰り返しながらも尻穴にこってりと種付けされた。

 

「──おにいさんっ♥♥ おにいさんっ♥♥♥ おにいさんっ♥♥♥♥ 好きっ♥♥♥ 好きですっ♥♥♥ 好きぃぃっ♥♥♥♥♥」

 

 テーブルの上に乗せられて歌そっちのけで犯されるずん子。

 最早その身に付けているのは靴下だけだが、彼女はそんなこと知った事かと男の腰に両足を回して、交尾に夢中になっていた。

 ここがどこだろうが関係ない。愛されているという自覚と、愛してもらっている現状がないまぜになって強い多幸感を呼び、歓喜の涙を流してお互いを貪り合う。

 都合何度目かになる中出し。しかしてずん子は最後の一滴まで余すことなく膣奥で受け止め、それを子宮で飲み干していった。

 

 ………

 ……

 …

 

「ぁへ……♥ へひゅ……♥♥ ほひぃ………♥♥♥」

 

「──あ、すいません。あと2時間延長で……はい。はい。よろしく」

 

 

 部屋はすっかりと強い淫臭に満ちて、ずん子は体力の限りを尽くしたと言わんばかりに、ひっくり返った蛙のように机の上で潰れている。

 しかし、へばるずん子を差し置いて尚男は臨戦態勢。まだ足りないと言わんばかりに、部屋の延長を差し出すのだった。

 

 

 

 § § §

 

 

 

 ところ変わって学生組である。

 時刻は既に19時を回っており、宴もたけなわといった所だ。

 

『クーリースー●スキャロルが~、流れ●頃には~』

 

「そういや山河内の奴どこいったんだ?」

「アイツ補習っつってたけど確かに遅えな……」

「いつも迷ってるからなぁ……って噂をすれば連絡きたぞ。なになに?」

「『お前らどこにいる? 待ち合わせ場所来たんだが。部屋にいねえぞ』だぁ? 部屋間違えてねえか?」

「いや、部屋番号B501って言ってるし間違えてなさそうだが」

「もしかして、〇〇町の方にいってんじゃねえか?」

「ありえんだろ」「いやマジっぽいぞ」

「草」「馬鹿すぎ」「アホがいるぞー」

 

 歌欲も満たして、思い思いにくつろぐ男子達。

 次は食欲でも満たそうかと誰かが提案しようとしたとき、それは来た。

 

「はー、ほんと山河内ってアホだな……って次は何だ? ……は? おいおいマジかよ。みんな見てみろ」

「から揚げ食べたいやついるかー?」

「あ、俺食べる」「俺も」「ギガ盛りよろ」

「おい聞けよみんな! カラオケボックスでセックスしてる奴がいるって!」

「は?」「詳しく」「マジかよ」「早く言え」

 

 流石は性に多感な学生である。

 条件反射が如くその話題に食いつき、報告を受けた男子に群がった。

 

「『何かめっちゃ色っぽい声で歌ってるなって、扉の隙間から見てみたら、ガッツリヤッてる。マジエロ。チンポ立ったわ』だって」

「お前の感想なんかどうでもいいわ!」「写真!動画!」

「隠し撮りだ隠し撮り!」「山河内はやく送れよぶっ殺すぞ!」

「お前らなぁ……」

 

 そんな性欲真っ盛りの男子を、若干冷めた目で見るのは月夜野だった。

 ヒエラルキー的には勝手に上位だと自負している彼は、自分のキャラを崩したくないせいか、遠巻きにその様子を眺めていた。

 

「まだか……?」

「まさかバレてんじゃねえだろな」

「アイツそういうところ抜け目ないからいけるだろ多分……」

「おい、馬鹿な事言ってんなよ、バレたらチクられて……」

 

「来た!」

 

 歌すらも忘れて全員がスマホに群がる。

 唐突に始まったビデオ通話は、性欲に飢えた学生たちにとって、途方もなく刺激的なものだった。

 

『──あっ……♥ ──……ぁっ♥ ぅっ……♥ ひっ……♥♥』

 

 移り込んだのは、カラオケルームの扉だった。

 大きな細長い長方形の切りこみが中心に入ったその扉は、その枠越しに中の様子が伺う事が出来る。そして、そんな枠の先に見えるのは、下半身裸のむっちりお尻に、とある男性が腰を激しく打ち付けている様子だった。

 誰が犯されているのかは分からないが、その切迫した声は妖艶極まっており、波打つ尻肉の先から猫尻尾が生えていることからコスプレセックスのようだった。

 少年たちは大いに盛り上がった。

 日夜AVでシコっている彼らだが、それが身近な場所で行われていると思うと、非常にたぎるものがあった。

 

「うおおおやっべ!」「マジでやってんじゃん!」「おい俺にも見せろ!」「ちょ、押すなって!」「めっちゃケツ揺れてる」「尻尾生やしてんのエロ過ぎだろ!」

『馬鹿声出すな! バレるって!』

 

 慌てて制止の声が届けば、普段なら絶対に発揮されない見事な統制によって、興奮の坩堝にあった部屋が即座に静まり返る。幸いな事にまだバレてはいないようだ。

 それをいいことに山河内と呼ばれた少年は、皆の期待に応えるかのように扉に近寄る。

 狭い窓枠は良い感じに視野を遮っており、やはり顔までは判別出来ない。しかしながら、激しく揺れる艶やかな長い黒髪や、前後に揺れるたわわに実った乳房がハッキリと見えており、皆の感嘆の声が思わず漏れ出た。

 

「ちょうスタイルいい……」「エッッッッロ……」

「すげ、おっぱいぶるんぶるん」「シコれるわ……シコルわ」「馬鹿やめろシコんな」

「ずんこちゃんくらいありそうだな……」

「……おい、いい加減アホな真似やめろって」

 

 なだめる月夜野も好奇心には抗えないのか、ちらちらと映像を覗き込む始末。

 この時、誰かひとりでも冷静であれば、視界の端にある脱ぎ散らされた学生服から、その子が同じ高校の女子であることが分かったかもしれない。

 しかし発情期の猿が如く興奮していた彼らは、最後までその事実に気付くことはなかった。

 

『ひ──ひっぎゅ……♥♥ んぃぃっ♥♥ イっ♥ はぁっ♥ す……いっ♥♥ あっ、やぁ……♥♥♥♥』

 

『すげ……ヤべ……』

 

「女の声はエロイけど山河内の声はキモいな」「おいもっと近寄って顔見れねえか?」「これ以上近寄ったら絶対バレるって」「いや山河内ならいける」「いけるよな山河内!」「やべえって!」「いける!」「やめとけよオイ」

 

『……』

 

 近寄れと言ったりやめろと言ったりするが、顔が見たいのは彼らの総意といってもよかった。体だけでも十分にシコいが、やはりオカズにするなら顔が見たい。そんな気持ちを汲んだかどうかは知らないが徐々に近づいていくカメラ。

 あと少しでスマホが、その女の顔を収めるといった所で──扉を叩くような強い音と共に映像がブレた。

 途端に静まり返る少年たち。映像越しに見るのは、扉越しに睨め付ける強面の男だった。

 

『何見てんだお前』

 

『え、い、いや……その……』

 

『そのスマホで何してんだ?』

 

 何も言えない。言えるわけがない。出歯亀してました、なんて事を、この男に面と向かって誰が言えるだろうか。

 蛇に睨まれたカエルのように委縮した山河内に対し、男は決してピストンを止めず、むしろ先ほどより強く腰を打擲して、雌に甲高い声をあげさせ続けていた。

 

『──ふんっ!ふんっ!ふんっ!』

『~~~っ!?!?♥♥♥♥ んぁっ♥♥ はひっ♥♥ ひあぁぁぁっ♥ あ、くぅぅぅぅ~~~んっっっ♥♥♥』

 

 男はケツ穴にささった尻尾を引っ張りながら一際強く腰を押し付けると、尻だけ見せていた雌が甲高い声を上げガクガクと震え出す。

 そして時間を待たずして結合部から溢れる白濁液。中出しをしているのだと、誰もが理解できた。

 

『ふぅ……んで、スマホどれだけ俺達に向けたら気が済むんだ?』

 

『す、すみません!』

 

『おいとりあえずそのスマホ寄越せ、俺の女を勝手に撮りやがって。その映像を早く……あ、コラてめぇ! 逃げんな!』

 

『すみません! すみません~!』

 

 山河内は本格的にヤバイことになる前にすたこらさっさと撤退、通話を切る事も忘れてその場から逃げ去っていった。

 

「うおー、こえ~~」「めっちゃスリルあったな」「ってかカラオケでそもそもヤってんじゃねえよ」「それな!」「いや、山河内マジグッジョブだぜ」「お前らなぁ……」

 

 映像越しにビビリ散らしていた生徒達も、事を切り抜けると安心したの口々に零し始める。

 あのエロイケツにエロイおっぱい。可愛らしい声に長い黒髪。一体どんな子が犯されていたのだろうか? 彼らの興味は決して尽きなかった。

 

「っつかあの子ほんと体ヤバくなかったか? モデルか?」

「エロすぎだったぜマジ」「髪長くてきれいだったよな~」「あークソ!顔さえ見れれば!」

「猫尻尾つけてたしコスプレエッチだよな」「彼氏の趣味か? 羨ましいわ……」

 

 彼らの中で思い思いに描かれるカラオケルームの女の子。

 次第に彼らの理想は形作られ、自然とクラス一の美女であるずん子を模し始める。

 

「ずん子ちゃんっぽくね?」「んな訳ねーだろ!」「いや、ずん子ちゃんだったらあのエロボディも納得できるわ」「マジそれな」「うっくそ……ずん子ちゃんがあんな目に……めっちゃシコい……」「キモ」「おい月夜野、お前フラれちまったぞ。残念だったなー」

 

「アホ言うなよ」

 

 勿論、全員がありえないとは思っていた。あのクラス一の美少女であるずん子が、カラオケくんだりでコスプレえっち? ましてやあんな怖い男と? そんなこと天地が逆さになってもないだろう。月夜野だってそう考えていた。

 

(ま、付き合う事になったらいずれは俺とそういう事はするかもしれないけどな……!)

 

 月夜野は、先程の激しい情事に当てられながら、輝かしい未来に鼻息を荒くするのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

「お兄さんお兄さんお兄さん……♥♥」

「くっつくんじゃねえ。歩き辛いだろ」

「お兄さん、わたしのこと俺の女って言ってくれましたよね……?♥」

「気のせいだろ」

「えへへへ……はい、ずん子はお兄さんの女です……♥♥」

「くっつくんじゃねえっての」

 

 カラオケルームで派手にやらかした二人は当然のように出禁になったが、ずん子は幸せ一杯という表情で男に縋りついていた。

 猫尻尾や猫耳を持参していた時点で、初めからカラオケえっちが目的だったようだったが、クズ兄も悪い気はしていなかった。

 女とは強かなのだ。そう実感した一日であった。

 

 

 なお、機械に疎いイタコは家族LINEに反応が出来なかったようで。家に帰ってきたずん子と、発情モードのきりたんがクズ兄をめぐって喧嘩をしているのを見て首を傾げたとか。




たしかなまんぞく。


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