俺がガンダムで、キミはアイドル (パナソニック)
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ピンク髪の再来
至らぬところもありますが、暖かい目で見てやってください。
「あの!ちょっとお願いがあるんです!」
「うぇ?」
突然、ピンク髪の可愛いらしい女の子に頼まれてしまった。頼みごとの内容は知らんけど…
「ピンクか…」
「え?」
おっと、ついデジャブ的展開で心の声が漏れてしまったみたいだ。
「あ、ごめん。実はついこの間もこんなことがあったなって。それで頼みごとっていうのは?」
「聞いてくれるんですか⁉︎」
凄い食いつきだな…と言うか顔が近い。
よく見たら、いや、よく見なくてもだけどかなり可愛い…
「まぁ、引き受ける、受けないは置いておいて、聞くくらいなら。それがこんなに可愛い子ならなおさら聞きます。」
「え!…可愛い…」
あれ、流石に今のはキモかっただろうか…
「そ、それで、頼みって?」
急いで話題をそらす。
我ながらインキャである。
「あ、そうだ!あの…私とパートナーになってください!」
さらにデジャブだ…
「まさか、またピンク髪の女の子に告白されるとは…遂に来たか、モテ期…!」
「えぇぇ…!そ、そういうパートナーじゃなくて!ガンプラバトルのパートナーです!」
「なんだ、そっちか」
まさかまたガンプラバトルか…
つくづく今年はガンプラバトルに縁がある。
センチメンタリズムな運命を感じるな…乙女座じゃないけど
「それで、なんでガンプラバトル?」
「あ、えっと…実は私、アイドルをやっていまして…」
「マジか」
なるほど、通りで可愛い訳だ。
今はメガネをしているが、きっとこれは変装とかなのだろう。しかし、芸能人とかってもっとオーラとかあるもんだと思ってたけど、案外そんなに一般人と変わらないんだな。
「それで、今日はライブのイベントとして、有名ファイターの人をゲストで呼んで、私達メンバーとパートナーを組んで、ガンプラバトルするって企画があって…でも、私とパートナーを組む人が急病で来られなくなっちゃったみたいで…」
「代役を探してたと。」
「ハイ…。」
「実際にバトルするのはファイターなの?」
「そうです!私達は応援です!」
それは果たして、わざわざアイドルのライブでやるような企画なのか
「まぁ、事情は分かったよ。それくらいなら協力しましょう。」
「ホントに⁉︎」
笑顔が眩しい。犬みたいな子だな。
「でも、なんで俺をパートナーに?」
「あ、それは、さっきからあそこの模型屋さんで、ガンプラ見てたから、ガンプラバトルしてるのかなって…あとは…」
「ん?あとは?」
「あ、いえ!なんでもないです!頼りになりそうだなって!」
頼りになりそうか…そんなことを言われては益々断れないな。
「そっか、なら頑張らないとだな。応援してくれるみたいだし。」
「ハイ!応援は任せてください!」
うん、可愛い。これなら負ける気しないかもな
「そう言えば、自己紹介がまだだったね。俺は獅童 アラタ。ヨロシク」
「あ、ハイ!えっと、まん丸お山に彩りを!丸山 彩です!」
なにそれ、アイドルみたい…
主人公と彩ちゃんの性格が掴めない…
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プランはないけど、死ぬ気でやるしかなさそうだ
遅くなりまして、すみません。
今後もこんな感じでゆっくり投稿していきます。
ホント、すみません…
『さぁ!さぁ!いよいよPastel*Palletesこと、パスパレのライブも中盤を過ぎ、メインイベントに参りたいと思います!あ、申し遅れました。私、ガンプラバトルあるところにやってくる、司会、進行、実況のMCのお兄さんです!』
彼女たちのライブを見ながら、今回の自分の出番を待っていると、何やら派手なスーツに派手なサングラスを掛けたMCのお兄さんなるものが乱入してきた。どうやら、そろそろ出番みたいだ。
というか、アイドルが主役のハズのライブのメインイベントが、ガンプラバトルって運営の頭どうかしてるのではなかろうか…
まぁ、彼女たちPastel*Palettesのライブは個人的にはなかなか良かったと思う。さっき出会ったばかりの件のピンク髪少女こと丸山さんも可愛いが、他の4人もなかなか良かった…たぶん、帰りにCD買うな。
『それでは!映えあるパスパレメンバーに選ばれたファイターの方達をお呼びしましょう!』
『ウォォォォオ!!!!』
なんていう盛り上がりだよ…
やばいなぁ、お腹痛くなってきた…
『さぁ!まず登場するのは、パスパレのドラム担当!その笑い方がチャーミング!大和 麻弥ちゃん!そして、パートナーは重火器を扱うならこの俺!こと熱血漢!星宮 修造ー!』
「ど、どもっすー…」
「せいせいせい!どうした!もっと熱くなれよぉぉ!せいせい!」
「こ、この人熱苦しいッス…」
一発目から温度差あるペアだなぁ…
『続きまして!パスパレのキーボード担当!愛するは、パスパレメンバーと武士道!元ハーフモデルの現アイドル!若宮 イヴちゃーん!そして、パートナーは自称ミスター武士道のできるヤツ、中村 武士ー!』
「ハイ!今日はミスター武士道さんに武士道精神を教えて貰いマス!てやんでぃ!」
「フッ、今日の私は阿修羅をも凌駕する存在だ!」
「リョウガします!」
あ、今度はなんか息があってそうなペアだな、なんか色々間違ったこと教わりそうだけど…
『お次はー!パスパレのギター担当!完全無欠の天才少女!でも、時々抜けてます!だって私と違うって面白いんだもん!氷川 日菜ー!そして、パートナーは、遠中近なんでもそつなくこなす器用貧乏オールラウンダー!山田 太郎ー!』
「うーん!なんか、るん!ってきた!たろっち頑張ろうね!」 「はぁ、器用貧乏ってもう少し良い言い方あるでしょう…」
「ほーら!いつまでもひきづってないで!」
なんか、仲良さそうだなぁ…別に羨ましくなんてないんだからね
『さぁ!お次はこの方!パスパレのベース担当!女優にアイドルにバンド活動に!子役時代から大活躍!ザ・芸能人!白鷺 千聖ちゃん!そして、パートナーは、爆撃、撃墜、墜落!コイツが通った跡は何も残らず、焼け野原!俺を止められるヤツはかかってこい!爆山 豪!』
「さぁ、行くわよ、豪!」
「チサト…オレ、マモル…。敵ハミンナ、倒ス…」
「この勝負…貰ったわ…」
アレはヒトなんだろうか…カラダデカすぎだろ…。どこぞのバーサーカーみたいだ…ホントにガンプラバトルだけで収まるのか…
『そして、最後はこの方‼︎パスパレのボーカル担当‼︎その笑顔が僕らに彩りをくれる‼︎愛すべき小動物系アイドル‼︎丸山 彩ちゃぁあん!』
『ウォォォォオ!!!!』
す、凄い歓声だ…売れっ子アイドルなのか…
『えー…そして、パートナーの方が、どうやら急遽変更になったとのことでして………なんと!急遽だった為、無名のガンプラファイターとのことです!無名故、手元にある資料ではわかるのは名前のみ!!!』
『ブゥゥゥゥ!!!!!』
『どう言うことだ!!!』
『カワレェーーー!!!』
ス、スゴイカンセイダ…俺もなかなかの売れっ子の様だ…
『さぁ!そんな羨ましい限りの勇者の名前はぁぁぁ!!高校新2年生の獅童 アラタだぁぁぁぁあ!!!!』
「ヨ、ヨォン…シクォネン…シャース…」
「緊張し過ぎて、何喋ってるか分からない…⁉︎」
いかん、いかん、全然口が回らないゾ…
「だ、大丈夫?獅童…くん?」
「なんとか、大丈夫です。でも、ベストは尽くすつもりですが、あの人達に勝てるかは…正直分からないですよ?」
「そ、そうだよね。急に頼んじゃったことだし…。でも、私…信じてる…から!」
その上目遣いからの笑顔は反則じゃないか…
「前言撤回します。絶対勝ちます。」
プランはないけど、死ぬ気でやるしかなさそうだ
なかなか主人公のガンプラが出せない…
すみません、あと段落の制御が上手くいかず読みづらいです…
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