鈴&阿&半です
某所 A.M11:30
「はんべーお腹すいたです。」
「おい 阿原、今すぐ最寄りのレストランを探せ」
「か、かしこまりました」
阿原は急いでスマホを取りだし、最寄りのファミレスを検索した。
「鈴屋先輩!近くに びっくり○ンキー がありますがいかがですか?」
「僕は甘いものが食べられればどこでもいいです~」
「デザートは置いてあるんだろうな?」
「チョコレート、ストロベリー、抹茶など様々なパフェがあります。さらに今なら、チョコレートファンタジーなる冬季限定のパフェを提供する企画もやっているみたいです。」
「じゃー、そこ行くですよ。」
「はっ!」
「承知」
「いらっしゃいませ 何名様ですか?」
「3人です 後、禁煙席でお願いします。」
「畏まりました。それでは席へご案内致します。」
~テーブル席にて~
「ところで、おい阿原 なんでお前が鈴屋先輩の隣に座ってんだ?」
「私、阿原半兵衛は鈴屋先輩の右腕(予定)だと自負しております。 よって私が鈴屋先輩の隣に座るのは最善かと.....」
「おいおいおいおい、それはどういう風の吹き回しだ?」
「なからいのゆーとうりです! 大体はんべーが僕の右腕だったら鈴屋班は終わます。」
「という訳だ阿原。 退くかコクリア送りになるか好きな方を選んでいいぞ。」
「はんべーがコクリアにいるとこ見たいです!」
「す、鈴屋先輩?!」
「コクリア暮らしが嫌ならさっさとどけ!」
「クッ、畏まりました。」
なんやかんやあって鈴屋はチョコレートパフェ、半井は和風ハンバーグを注文した。阿原はデミグラスソースハンバーグを注文しようとしたが、半井の許可が下りず、渋々シーザーサラダを注文した。
「はんべー、このパフェすごくおいしいです~。1口食べるです?」「鈴屋先輩っ、よ、よろしいのですか?(涙)」
「いいですよ~(はんべーの奢りだし) なからいも食べるです?」
「ありがとうございます。それでは私のハンバーグと1口ずつ交換という事で。」
「ありがとうです。 んーっこのハンバーグもおいしいですー」
「それは良かったです。なんだ半兵衛、お前も食べたいのか?」
「えっ?(あの半井先輩がくれるなんて、なにか裏が......)」
「どうした?食べないのか?」
「いえ、いたたぎます。」
「ふぅーおなかいっぱいです!そろそろいくです?」
「そうですね 、そろそろ任務に戻りますか。」
「じゃーあとは、はんべーするだけです。」
「半兵衛しますか?」
「???」
「いや、だから半兵衛だって。」
「はんべーです は·ん·べ·ー」
「鈴屋先輩、半井先輩、半兵衛とはどういう意味ですか?」
「知らなかったです?はんべー=会計 です。」
「そうだぞ阿原、お前は第一、鈴屋先輩のパフェも俺のハンバーグも両方食べたじゃないか。半兵衛が半兵衛するのは当たり前じゃないか!」
「はんべーよろしくです。」
「鈴屋先輩、我々は先に外に行きましょう。阿原、外で待ってるからな。」
「嗚呼····鈴屋先輩、半井先輩······嗚呼」
こうして、阿原の財布か2000円とちょっとが飛び、鈴屋は、タダ飯が食べれたとご機嫌だったのであった。
初めまして私、さんてんりーど(散天READ)と申します。この度は非常に拙い物語を投稿してしまい申し訳ありませんでした。今後とも投稿は続ける予定ですので何卒よろしくお願い致します。 最後になりましたが本作を読んで頂きありがとうございました。
高校1年です。
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