ラッキースケベと最強人間 (おくた)
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No.1 転校先

静雄「こっちは、終わったっす」

 

店長「悪いな。静」

 

静雄「いえいえ」

 

店長「はぁ~…

まさか荷物の整理にここまで時間がかかるとは、

本当に静雄がいて助かったぜ」

 

静雄「ども…」

 

店長「しかしいいのかよ

お前さんがアパートに住むなんて」

 

静雄「いいんすよ…

ここで住むのは

自分の足でたてるようになってから」

 

店長「そうかい…期待して待ってるぜ

次期マスター」

 

静雄「やめてくださいよ」

 

その後一日の半分を荷物の整理に使う

そして転入する彩南学園へ…

校長で転入手続きを店長にまかせて

学校を見回る

 

静雄「…結構きっちりしてんな

でもあの校長…はぁ…ん?

おい!お前」

 

男子生徒「はい!」

 

と一人の男子生徒に近付く

 

男子生徒「(なんだ?この人めっちゃ背とか高けぇ…

ヤンキー?最悪だ!

俺が一体何したんだよ)」

 

静雄「この学校について聞きたいのだが…」

 

男子生徒「へ?」

 

静雄「…?」

 

男子生徒「いや…あの…」

 

静雄「お前二年か?」

 

男子生徒「はい」

 

静雄「じゃあタメか…

俺は南河 静雄…静雄でかまわねぇ」

 

梨斗「お、俺は結城 梨斗です」

 

静雄「いやタメでいいって…

おまえ俺が不良だと思ってんのか?」

 

梨斗「え?」

 

静雄「ビンゴか…まぁこんな成りだもんな

俺は不良でもないし

これは染めてない地毛だ」

 

梨斗「…?!地毛?!?!??!」

 

と驚く

 

静雄「まぁ無理ねぇか…」

 

梨斗「その…悪い…」

 

静雄「気にしてない、いつもの話だ」

 

二人は手すりに持たれる

 

静雄「お近づきの印だ」

 

といってパックジュースを渡す

 

梨斗「どうも…で、静雄何が聞きたい?」

 

静雄「…この学校はどうだ?ヤンキーとかいんのか?」

 

梨斗「…いないけど」

 

静雄「けど?」

 

梨斗「毎日大変…いろいろと」

 

静雄「まぁ…深くは聞かないでおく…」

 

梨斗「…助かるよ」

 

静雄「あと!これ、

すんげぇ聞きたかったんだが」

 

梨斗「…あ、あぁ」

 

静雄「あの校長どうなってんだ?

さっきから、

なんか女子に飛び付こうとしてたけど」

 

梨斗「あぁ…いつものことだよ」

 

静雄「いつものことなのか?

世の中て広いな…」

 

梨斗「まぁなぁ…(アセ…)」

 

そういってあきれながら空を仰ぎ見る

 

静雄「梨斗でいいか?」

 

梨斗「あ、あぁ…」

 

静雄「お前て中学時代何してた?」

 

梨斗「いきなりなんだ?、」

 

静雄「いや…興味本意だ」

 

梨斗「そうだな…普通かな…目立たず…孤立せず」

 

静雄「そうかい」

 

梨斗「そういう静雄は?」

 

静雄「真逆で…暴れてたな」

 

梨斗「え?」

 

静雄「あぁ…気に入らないことがいろいろとな」

 

梨斗「そうなんだ…(やっぱりこの人ヤバイ人だ…)」

 

梨斗はそういってあきらた反面

また変な奴に目をつけられたと思うのだった



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No.2 初ぶちギレ

一日でお気に入り七件?!
ちょっとCoCoは、夢ですかい?!



翌日

自転車にまたがり

 

静雄「さぁ…今日から」

 

とペダルに足をかける

 

静雄「平和な生活がはじま…(バキンッ!!)

ん?」

 

静雄は自転車のペダルを見ると

ペダルは折れていた

さらにハンドルも潰れていた

 

静雄「…あ…」

 

すると自転車がおりると

一度アパートに戻る

 

ガルン!

 

静雄「結局のこうなるのかよ」

 

そうするとヘルメットを被る

そしてバイクのエンジンをふかす

そうして彩南へ

その途中

 

梨斗「遅刻だぁー!」

 

梨斗は道を走っていた

 

静雄「ん?おーい梨斗」

 

梨斗「静雄!」

 

梨斗の横につける

 

静雄「…乗れ」

 

梨斗「!助かる!」

 

梨斗はまたがる

 

梨斗「静雄免許あんのか?」

 

静雄「あぁ バイクの免許は中学出たときにとった」

 

梨斗「へー…!静雄時間」

 

静雄「あー…飛ばすぜ」

 

「前のバイク止まりなさい!」

 

静雄「こんなときにサツかよ!」

 

すると静雄は彩南の校門でおろす

 

静雄「おれはサツを撒いてくる」

 

といってバイクを急発進

 

「バイクとまれ!」

 

静雄「くそ!なんでいつもこうなんだぁ!!」

 

そうして一時間目の途中

 

梨斗「静雄…大丈夫かな…」

 

ガラガラガラ!!バキンッ!!

 

と扉を開け

開けると同時に扉大破

そこには息切れしかけの静雄が

それを見た担当の若い先生はびびりまくり

 

静雄「はぁ…はぁ……あ…またやっちまった

あぁの!…俺…今日から…

転校してきた…南河…はぁ…静雄を…っす!!」

 

と教卓に疲れて手を勢いよくおくと

教卓が一瞬で無惨な姿に

 

静雄「あぁ…また…」

 

と静雄を周りを見渡す完全に怯えていた

 

静雄「…あれ…?梨斗ここだったのか?」

 

男子生徒「梨斗!おまえヤンキーにつれいたのかよ」

 

静雄「おい!」

 

男子生徒「ひっ!」

 

静雄「誰が…ヤンキーだと…あぁ?!!

まぁいい…とらあえず…先生俺の席…」

 

教師「結城くんの…隣です」

 

静雄「了解」

 

そうして梨斗のとなりに座るとしばらくだれていた

一時間目が終わるクラスの雰囲気はというと

お通夜状態

 

静雄「…初日から不良扱いとはな…」

 

梨斗「静雄…」

 

静雄「おぉ間に合ったみたいだな」

 

すると梨斗になんにか女子がついていた

 

静雄「…3股か?」

 

梨斗「何いってんだよ!」

 

梨斗は赤くして反論する

 

静雄「冗談だ…南河 静雄だ…

一応こんな髪色だが…地毛なそこんところ

よろしく」

 

梨斗「あぁ…横から籾岡…西連寺…ララだ」

 

籾岡「よろしく~」

 

ララ「よろしくね~しずちゃん」

 

静雄「しずちゃん?…

その呼び方はやめくれ(おもちゃ?尻尾?)」

 

ララ「それにして、すごい力だね」

 

籾岡「それ思った!えーと」

 

静雄「静雄でいい」

 

籾岡「静雄ッチ

もしかてあんた昔なんかしてた?」

 

静雄「格闘技観戦ぐらいしかしてないな…

あとバスケット…」

 

梨斗「静雄バスケットのしてたのか」

 

静雄「そのおかげで身長のびたし」

 

梨斗「いくつあるんだ?」

 

静雄「181…まぁ、そのへんだ」

 

籾岡「そうそうそれ地毛なの?!」

 

静雄「あぁ…母親の遺伝かな…たぶんそうだ」

 

梨斗「ハーフ?」

 

静雄「そんなかんじだ」

 

ララ「このまえテレビで

見たモデル見たいな顔に似てる」

 

籾岡「たしかに、静雄はイケメン枠ね~

ね?春菜もそう思わない?」

 

春菜「え?えーと…」

 

静雄「…急に話し振られたら答えにくいだろ?

なぁ?」

 

春菜「う…うん…」

 

静雄「…(鈍感な俺でもわかるこの子は…

誰が好きなんだろう)」

 

梨斗「静雄バイクは?」

 

静雄「あぁいま教員用のところに止めてる

サツも何とか説得(物理)でしたし」

 

籾岡「え?静雄バイクで登校してんの?」

 

静雄「あぁ…今朝自転車で行こうとしたんだけど

ちょっと事故って」

 

梨斗「大丈夫なのか?」

 

静雄「あぁまぁ」

 

その頃

 

店長「あいつまたやりやがったか…バイクがない

バイクで登校したか…

まぁ禁止とは言われてないか」

 

ララ「静雄ッチて

ここに来る前どこにいたの?」

 

静雄「池袋だな」

 

梨斗「池袋?!大変だっただろ、あそこ」

 

静雄「あ、あぁ…

まぁ住んでるとこよりは遠かったからな」

 

籾岡「ねぇどんなとこ?」

 

静雄「正直お前らは来ない方がいい

あの辺は酒と薬の密売とか…横行してるから

治安が悪い」

 

そんなこんな昼休み…

 

静雄「…梨斗購買てどこだ?」

 

梨斗「ついてきて」

 

籾岡「あたしも行こう」

 

購買にいくと人がいっぱいで戦争状態

 

梨斗「でおくれた!」

 

すると一人の生徒静雄に気づくと

青ざめた表情で

全員なぜか順番を譲るように道を開ける

 

静雄「…(絶句)」

 

籾岡「…」

 

梨斗「…」

 

生徒「あれが、二年にきたヤバイ奴だろ?」

 

生徒「髪とかすげぇ」

 

生徒「身長たけぇ」

 

生徒「あれ?でも意外といけてる??」

 

購買おばちゃん「いらっしゃい 転校生だね?

サービスするよ」

 

静雄「じゃあ…ジャムパン…と揚げパン

焼きそばパン三つずつ

あとは…梨斗! 籾岡!なんにする?」

 

三人は教室もどる

 

梨斗「悪いな…静雄」

 

静雄「気にすんな…ただの礼だ」

 

籾岡「つぎから静雄連れていこ」

 

静雄「勘弁してくれ…ん?(いま…妙な視線が)」

 

梨斗「どうした?」

 

静雄「…いや、気のせいだ」

 

教室にもどると朝

おれをヤンキー呼ばわりしたやつがいた

 

「梨斗たのむ!、飯めぐんでくれ」

 

梨斗「猿山どうした?」

 

猿山「どうしたもこうしたもあるか?!

どこぞヤンキーが買いすぎ」

 

すると静雄は猿山の頭をつかみ

 

静雄「ヤンキーて誰のことだ…

えぇ?

もういっぺん言ってみろ」

 

猿山の頭からはミシミシ音が聞こえる

 

猿山「梨斗!助けてくれ!」

 

静雄「別にお前を締める理由はねぇよ」

 

猿山「え?」

 

静雄「…ほら」

 

と焼きそばパンを渡す

 

静雄「やるよ…飯ないんだろ?」

 

猿山「…ははぁー!ありがとえごぜえやす」

 

と頭を、さげうけとる

 

沢田未央「ヤンキーじゃないよね…あれ」

 

籾岡「静雄はどっちかというと

見た目で誤解されるタイプね

結構優しいのに」

 

静雄は席に座りパンをたべる

買ったパン全部たいらげる

 

梨斗「…よく食べんな…」

 

静雄「普通だろ?」

 

梨斗「えぇ…」

 

放課後大量の男子に追いかけられている梨斗をみかける

 

静雄「なぁ籾岡」

 

籾岡「ん?」

 

静雄「あいつはなんで追いかけられてんだ?」

 

籾岡「あぁ嫉妬よ嫉妬」

 

静雄「ふーん」

 

籾岡「でも少し様子がへんね」

 

静雄「へんか…」

 

静雄は梨斗を追いかける

すると校舎裏につくそこには梨斗と

二人また女子がいた

 

梨斗「なんだよ!!」

 

静雄「梨斗なにがあった」

 

猿山ふくめ7人がこちらをみる

その表情は尋常じゃなかった

 

静雄「…似てるな」

 

するとベンチに腰かけてる金髪の女子に

猿山が襲いかかる

その子はよけると

猿山はベンチを破壊する

 

するとその子は数人に取り押さえられる

服を捕まれている位置が悪い制で片方の胸が見えいる

 

静雄「おらぁぁぁぁぁ!」

 

とその子の取り押さえていた奴らを一気に

払う

 

静雄「大丈夫か?」

 

「はい…それより…見ましたね」

 

静雄「…」

 

「後で覚えておいてください」

 

静雄「そんなこと言ってる場合か!(バキ!)」

 

梨斗「静雄!(ブチッ!)(今なんか聞こえたような)」

 

 

静雄は背後からベンチ片で後頭部を殴られる

静雄はよたつく

 

静雄「お前いま、頭狙ったな?

打ち所が悪ければ

しんじまうてわかってるよなぁ?

わかっててやったってことは

殺す気だったんだよなぁ」

 

洗脳生徒「!」

 

静雄「じゃあ…何をされても文句はねぇよなぁ?」

 

頭から血をながしながら殺気だった目で

不適な笑みをうかべ振り替える

 

すると静雄はそいつの顔をなぐる

殴られた生徒は五メートルくらい浮び

ぶっとんでいく

 

すると静雄は逃げようとする奴の首もとをもち

ぶん投げる

 

モモ「あの…梨斗さんあの方は」

 

梨斗「南河静雄…」

 

モモ「今日きた転校生の?」

 

「…すごい…」

 

静雄「おぉらぁぁぁ!この野郎ォ!」

 

すると最後の一人が逃げる

 

静雄「!逃がさねぇ」

 

そういうとベンチを片手で持ち上げる

 

静雄「おぉぉるぁぁぁ!」

 

とベンチを投げる

投げやれたベンチは見事に

逃げたやつにあたる

 

モモ「あ、あの人ホントに人間ですか?」

 

静雄「たっく!あぁーあ…

初日なのにシャツが血まみれじゃねぇか…」

 

猿山「やはり…

誰一人 息の根をとめていないか…

地球で牙を抜かれたと言う情報は

本当だったらしいな」

 

静雄「なんだこいつ?」

 

「…何者ですか?」

 

猿山「本当の君を知るものだよ

目を覚ませ金色のや…」

 

静雄「うるせぇ…黙って寝てろ」

 

静雄は猿山の腹を踏みつける

 

モモ&梨斗「ーーーーー!」

 

モモ「ちょっ!今の聞いとくべきでしょ」

 

静雄「事情なんてしるかよ!

こっちは、怪我させられたうえに

服汚されてんだぞ!」

 

すると人の声が聞こえる…

 

静雄「退散すっぞ!」

 

梨斗「え?」

 

静雄「え?じゃなくて急げ!しゃあね

そこの一年二人もこい」

 

静雄は梨斗をかかえ塀をよじ登る

 

 



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No.3 説明と妹…はぁ?

ずらかった帰り道

 

静雄「…」

 

モモ「あの大丈夫ですか?」

 

静雄「何がだ?これ?あぁ…痛くはない今は」

 

モモ「静雄先輩は人間ですか?」

 

静雄「人間だ…一応…ついたぞ」

 

梨斗の家の前へ

 

静雄「じゃあな 」

 

梨斗「静雄上がっていけよ」

 

静雄「え?」

 

梨斗「その状態で帰ったらすれ違う人とかさぁ」

 

静雄「…わーた。そうする」

 

そうして家へ入る

 

「梨斗お帰り…てその人は?!すごい血…」

 

梨斗「ただいま美柑 知り合いつれてきた」

 

静雄「お邪魔するっす」

 

美柑「ちょっ!手当てするから

すぐこっち来て」

 

と押される

 

静雄「自分で歩けるからやめてくれ」

 

美柑「よかった…傷はそんなにひどくない」

 

静雄「悪いな」

 

美柑「何があったんですか?」

 

静雄「いろいろだ」

 

美柑「それじゃあシャツ脱いで」

 

静雄「いいよ別にこれは」

 

美柑「じゃないと、帰り道大変ですよ」

 

静雄「わかった」

 

そうして美柑にシャツをわたす

 

手当てされて頭に包帯が巻かれる

 

静雄「運が良かったよ」

 

「…あれ?客か?だれだ?」

 

ララ「あ!しずちゃん」

 

静雄「うっす…あとその呼び方やめろ」

 

「姉上の知り合い」

 

ララ「うん!今日転校生してきた」

 

「思い出したヤンキーだ!」

 

静雄「反応するの、めんどくせぇ」

 

ララ「あれなんでしずちゃんがいるの?」

 

静雄「おおたちまわりしたあげく

怪我しちまって…さぁ…」

 

ナナ「そうか…ナナ・アスタ・デビルークだ」

 

静雄「南河静雄だ…呼び方は任せる

(また…尻尾?流行ってんのか?)」

 

ナナ「じゃあ、静雄…シャツは?」

 

静雄「汚れたから妹さんが洗濯…」

 

ナナ「表のバイクは?」

 

静雄「俺のだけど」

 

ナナ「そうなんだ…そうだ…お前もケダモノか?」

 

静雄「は?悪い質問の意味がわからん」

 

ナナ「そんまんまだ」

 

静雄「…俺はそっちの方はあまりわからん」

 

ナナ「梨斗とは、大違いだな」

 

静雄「そうか…」

 

すると、スマホが、なる

 

静雄「悪い…店長…はい…はい…はい…

え?了解」

 

ナナ「誰からだ?」

 

静雄「バイト先の店長

俺のバイトの店ジャズバーでさぁ

そこで時々ミュージシャンとか、

バーテンとかしてる」

 

ナナ「ジャズ?」

 

静雄「いわゆる音楽だ

でバーて言うのは、

海外版の居酒屋てところだな」

 

ナナ「へー…」

 

静雄「梨斗は?」

 

ナナ「あいつならモモとあいつの部屋だ」

 

静雄「モモて…あーあの一緒にいた…

そういえばお前もあいつもララに似てんな姉妹」

 

ナナ「そうだ…姉上はちがうけどモモは双子だ」

 

静雄「そうか…なるほど3姉妹ともここに?」

 

ナナ「そうだよ」

 

静雄「なるほど男子生徒ども嫉妬と怒りをかうわけだ」

 

静雄は納得する

 

ナナ「?!」

 

静雄「梨斗…ララとすんでるのばれてずっと

男の嫉妬の的だとさ」

 

ナナ「ーー…」

 

静雄「あげくに、二人がきたとなると…

考えたくないなあいつ殺されるんじゃないか?

ところでさ梨斗てさぁ…モテんのか?」

 

ナナ「そ、そんなわけないでしょ!///」

 

静雄「(なぜお前が赤くなる?)」

 

するとまた連絡がとどく

 

静雄「?、」

 

店長「(今日はいい…

友達守るために大立回りしたそうじゃないか…

今日はゆっくりしてこい)…」

 

頭に、巻かれた包帯をさわる

 

ナナ「静雄の、髪て…染めてんの?」

 

静雄「いや地毛だ…」

 

ナナ「絶対染めてる」

 

静雄は髪を一本抜くと見せる

 

静雄「もし染めてたら根本が黒色になるんだ」

 

ナナ「黒色じゃないてことは?地毛」

 

静雄「まぁそうなるな…」

 

ナナ「てことはヤンキーじゃないのか?」

 

静雄「いや 気づけよ」

 

ララ「でも教卓と扉破壊してね」

 

静雄「あれはただの事故だ 事故」

 

すると、乾燥機の音がした

 

美柑「ごめんね静雄さん…アイロンかけられなくて」

 

静雄「いいよ

これで

ほんとこれでいいから」

 

すると後ろをみるとやはりさっきの金髪の女子だった

静雄はとっさにさっきのことを思い出す

 

静雄「じゃあ俺かえ(ガシッ!)」

 

その女子が静雄の服を髪を大きい手

変化させつかむ

 

静雄「なんだこれ?」

 

「待ってください貴方には聞きたいことが

山ほどあります」

 

そうして、夕食を、共にすることに

色とりどりの食べ物が並ぶ普通なら盛り上がるところだが俺と梨斗はというと

 

静雄&梨斗「ナニコレ?味噌汁にたい焼き…」

 

梨斗「!、(めっちゃ見てる静雄)」

 

静雄「(仕方ない!俺が気を引くからそのうちに)」

 

梨斗「(おう!)」

 

静雄「なぁ…この女の名前俺知らないだが」

 

ララ「ヤミちゃんだよ…暗殺者の…」

 

静雄「はぁ?

いまさりげになんか言わなかったか?

嘘だろこんな娘が?!(今だ!)」

 

梨斗「(おう!)」

 

ヤミ「二人ともちゃんとたべてください」

 

静雄&梨斗「…」

 

静雄「(こうなれば!)」

 

梨斗「(もう…)」

 

静雄&梨斗「(食べるほかない!)」

 

美柑「ごちそーさまー」

 

ドサッ

 

横をみると静雄は倒れる

梨斗は吐きかけている

 

梨斗「そ!そうだ!静雄!コンビニいくぞ」

 

静雄「そうだな

丁度アイスが、欲しいし」

 

モモ「私もご一緒します」

 

三人は家をでる

 

静雄「さぁ…聞かせてもらおうかモモ

お前…なにたくらんでる?

まぁ…なんでも構わないが…

俺が平穏に生きることができるのであれば

協力してやってもいい」

 

モモ「…(確かにこの人がいればいろんな

梨斗さんに降りかかる火の粉に太刀打ち

できる…けど…不明要素がおおすぎ)」

 

このあと彼女らが宇宙人で

梨斗の計画に、ついてもきいた

しかし、静雄はおどろかない

 

静雄「なるほどなそうすれば

お前が後ろから刺されることはないな」

 

梨斗「俺はまだその計画に…」

 

静雄「候補は何人いんだ」

 

モモ「えーと春菜さん…ヤミさん…ナナ…姉様あと」

 

静雄「まじで?西蓮寺梨斗が好きなのか?」

 

モモ「そうなんですよあと…」

 

静雄「先輩枠はいないのか?」

 

モモ「!それは盲点でした

さすが静雄さん!」

 

と、静雄はモモの候補手帳をみて盛り上る

 

梨斗「なに盛り上がってんだ!!」

 

コンビニの帰り道

 

たむろってる不良が三人いた

 

梨斗「まじか…」

 

三人がこちらに気づくと近付いてくる

 

静雄が間にはいる

 

すると、しばらく沈黙が続く

 

不良「お疲れ様っす 静雄さん

先日は、どうも」

 

と頭をさげる

 

静雄「お前らか、怪我の調子はどうだ?」

 

とにこやかに言う

 

不良「はい!大丈夫です」

 

静雄「そうかでも無理すんなよ

じゃあな…二人ともいくぞ」

 

三人が離れると

 

したっぱ不良「兄貴あの人は」

 

不良「静雄さんだ…」

 

したっぱ不良「え!」

 

不良「気を付けろよあの人に逆らったら

最後どうなるか…」

 

梨斗「静雄人脈どうなってんだ?」

 

静雄「まぁ色々な」

 

するとサイレンのおとがきこえる

音の方向をみると空が赤くなっていた

 

静雄「まさか!!」

 

静雄は走りだす

 

梨斗「まて!静雄!」

 

静雄は全焼するアパートの前でとまる

 

静雄「マジかよ…」

 

梨斗「全焼か…静雄ここは…」

 

静雄「俺んちだ…」

 

梨斗「え?」

 

取りあえず結城宅へ

 

静雄「…あぁ…あぁ…」

 

ナナ「なんかあったのか?」

 

モモ「実は…」

 

ナナ「マジ?じゃあ静雄は…」

 

梨斗「どうなった?」

 

静雄「取りあえずここを出る」

 

梨斗「行くあてあんのか?」

 

静雄「無いだろうな

まぁ、野宿でもするさ」

 

と玄関で靴を履く

 

梨斗「まて!」

 

そのときドアホンがなる

 

?「こんばんは」

 

 

 

 

 

 

 

 

以後チャット

 

静(俺んち…燃えた…)

 

梨(気を落とすなよ)

 

静(俺の私物が…)

 

モ(無理ないですよ)

 

静(俺…給料入ったばっかだったんたのによ)

 

梨(預金通帳は?)

 

静(…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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No.4 最強結城家に降!臨!

静雄にすこし幼さをたしています
なのですこし性格はすこしマイルドです


「こんばんは」

 

梨斗「あのどちら様で」

 

静雄「おふくろ…」

 

梨斗「え?」

 

南河「南河です。静雄の母です」

 

静雄「なぜきた?」

 

南河「えーと…連絡があったの店長からね」

 

静雄「あー…」

 

すると家電がなる

 

美柑「もしもし結城です」

 

「もしもし美柑」

 

美柑「お母さん?!」

 

「久しぶり」

 

美柑「どうしたの?」

 

「さっきニュースに静雄君写ってなかった?」

 

美柑「お母さん静雄さんのこと何でしってんの?」

 

「静雄君のお母さんとは少し知り合いでね」

 

南河「ちょっとかわってくれる?林ちゃん久しぶり」

 

「あれ!?きよちゃん?!どうしたの?」

 

南河「いや息子やつでね」

 

しばらく二人は話し込む

 

南河「静雄…しばらくここにいていいて…」

 

静雄「え?」

 

南河「林ちゃんがしばらく

住む場所が決まるまでいてもいいそうよ」

 

静雄「それは悪い…」

 

梨斗「いいよ 別に」

 

美柑「静雄さん見た目はすごいけど

悪い人じゃないから」

 

静雄「…わるいな

しばらく世話になる」

 

南河「あんたバイク」

 

静雄「?…!あ!ヤッベ!」

 

と玄関から飛び出す

 

南河「二人にいとくと私はあの子の

本当の母親じゃないの」

 

美柑「え?じゃあ」

 

南河はうなずく

 

南河「こっちに来る少しまえと比べると

大分ましになったわ

あの子見た目と言動からよく勘違いされるけど

不器用で素直じゃないから二人ともお願いね」

 

梨斗「あの…静雄の怪力て…」

 

南河「幼いときの事故でね

あーなっちゃったの」

 

美柑「怪力て?」

 

南河「あの子怪力でね、

道路標識とか片手で引っこ抜いたりできるの」

 

美柑「え?」

 

南河「ウソと思うならやってもらったらいいわ」

 

梨斗「いえ!もう見たので…」

 

南河「あと髪色のことバカにしたりするとぶちギレる

から気を付けてね―

それにしてもあのこ遅いわね…」

 

と玄関の外を見る

 

南河「あぁ帰ってきたわ」

 

梨斗がそとをみると

 

美柑「え?」

美柑は思わず驚いてかたまる

少しだけ思考が停止する

 

静雄がバイクを肩に担いで走ってくる

 

静雄「あぶねぇ…あぶねぇ

危うくサツに持ってかれるところだった」

 

南河「気を付けなさいよ

…さーて息子の顔をみたらなんか安心

しちゃったから帰るわ…」

 

静雄「サンキューな」

 

南河「もう徹夜明けなんだから…お休み」

 

そう行って立ち去る

 

梨斗「いい母親だな」

 

静雄「あ、あぁ…」

 

ひとつ余った部屋を借りる

 

静雄「さすがに風呂は無理だな…湯船が狭いから

銭湯あるか?」

 

梨斗「近所に一件あるよ」

 

静雄「じゃそこにするか」

 

静雄は立ち上がるとリビングをでる

 

梨斗「静雄」

 

静雄「?(ガンっ!)いた!」

 

静雄は頭をぶつける

 

静雄「…」

 

美柑「ほんと、身長高いね…」

 

静雄「俺よりぶつけたところ心配してくれ」

 

梨斗「あ!」

 

みると上のところが凹んでいた

 

ララ「ありゃりゃ」

 

ナナ「静雄て本当に人間か?」

 

静雄「人間だ、と…言いたいところだが

自分で怪しい。」

 

と静雄の表情がすこし曇る

少しあとそれぞれ寝たあと

梨斗はなにがあったのか起きてきた

静雄は梨斗とリビングではなしていた

 

静雄「まさか…お前が宇宙のプリセンスの

フィアンセとはな、このハーレム野郎」

 

と少しからかう

 

梨斗「うるせぇよ」

 

静雄「お前は幸せ者だな」

 

梨斗「そうか…」

 

ヤミ「少し話せませんか?」

 

静雄はゆっくりその場から逃げようとすると

 

ヤミ「…南河静雄も」

 

静雄「え?…俺も(モモの計画に関係ない俺も?)」

 

三人は庭に出た

 

ヤミ「今日…美柑から料理のコツを習いました

料理は相手を想いながら包丁で食材を切る

それは…変身(トランス)で敵を斬る事と

どうちがうのか」

 

静雄「相手を傷付ける…

相手を喜ばせるかじゃないか?」

 

梨斗「静雄…」

 

静雄「違いは明確だお前のそれには相手を殺すだが…

美柑のゆうそれは相手を喜ばせる…

じゃないか?」

 

ヤミ「なぜそう言い切れるのですか?」

 

静雄「お前の気持ちわからんでもないからな」

 

ヤミ「…」

 

静雄「…」

 

ヤミ「そうですか…」

 

静雄「疑問は解けたか?」

 

ヤミ「あと…貴方たちに

特別に用意したたい焼き味噌汁…

美味しかったですか?」

 

梨斗&静雄「へっ?(は?)」

 

ヤミ「気になっていたのです

私なりに工夫したものですから」

 

梨斗「しょっぱくて甘い独特な味だっあけど…

美味しかった…かな?」

 

静雄「味噌汁の味噌の塩気がたい焼きの甘さを

引き出してなかなかいい味だったぞ

(変に答えたら近所迷惑だ)」

 

ヤミ「そうですか…

これでスッキリしました

おやすみなさい…」

 

そういって家へ

取り残された二人と

 

静雄「モモ屋根から降りてこい」

 

モモ「バレてましたか」

 

静雄「まぁな」

 

モモは、何かをかんがこみながら

不適な笑い声をもらす

 

梨斗「な…何か…怖いんですけど」

 

静雄「…あ…めんどうくせぇ…」

 

といって家へ

 

 

 

 

 

 

以下チャット

 

 

 

静(えっと 南河静雄だちゃんと…

自己紹介できなかった…わりぃ

これから世話になる)

 

美柑(こちらこそよろしく

早速ですが!)

 

静(そんなかしこまるな

普通でいいぞ、普通はで)

 

美柑(わかったよ

静雄さん嫌いなものありませんか?)

静(暴力!)

 

 

美柑(いや…食べ物で)

 

静(あ…すまねぇ

…ナマコだな)

 

美柑(ナマコ…ですか?)

 

静(見た目からダメだな)

 

 

ナナ(ヤンキーなのに暴力嫌い?)

 

静(だからヤンキーじゃねぇ!)

 

ナナ(じゃあ…不良?)

 

梨斗(ナナ!これ以上いうな!家が潰れる!)

 

 

 

ズーン!

 

この時結城家にいた人間のみ地震を味わった…

 

ナナ(ごめんなさい…)



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No.5 後輩登場?

静雄「おおぉぉるぁぁぁっ!(がシャーン!)」

 

俺は自分の学校の校庭で…

最大級の暴走族を潰した…

全校生徒は釘付けとなる

 

なぜこうなったか…

理由は簡単…報復

 

静雄実は先日

ジャズバーで働いていて

とある客がイチャモンつけてきて

喧嘩に発展俺はそれを…

そんなこんなで通ってる学校(平和の楽園)

をつきとめられて…

今まさに…暴走族を、潰したところ

 

そうして引き抜いたと同時にへしゃげた

校旗をかがげるポールを担いで空を見ているところ

 

梨斗「終わったか静雄」

 

静雄「おう…まぁ…あ…そうだ…」

 

静雄は引き抜いたポールの場所に行き

その場所でポールを、突き刺す

 

ミカド「あーぁ…怪我人いっぱい…」

 

静雄「すんませんす…」

 

そういって服についた土埃をはらい

校内へ教室へ行くと

 

 

校内チャット

 

男子a(ヤバイの来た!)

 

男子c(あれ確かに二年…)

 

男子(南河 静雄!)

 

女子(でも結構イケメンだったよ)

 

男子(いやいやイケメンのまえにやべえだろ?

校旗の掲げるポール引っこ抜くとか)

 

女子(あればヤバイね 人間なの?)

 

男子(いやー二年と一年やばいねぇー)

 

男子(そうそう男子の敵の結城梨斗)

 

男子(だすなよ…)

 

男子(なんだか静雄となかいいらしいぞ)

 

男子(マジ?!)

 

男子(うそだろ?!)

 

男子(なんかホームステイしてるらしいぞ)

 

女子(ちょっとまって結城梨斗のいえって…)

 

男子(ララ先輩たちいんじゃねえ?)

 

男子(あいつも敵かーーー!)

 

男子(その前に静雄がのした暴走族て…

この地域で一番幅きかしてる奴じゃねえ?)

 

男子(そういえば!)

 

女子(じゃあなにあれ一人で倒した静雄て…)

 

男子(考えたくないな!考えたくないな!)

 

男子(やべえ俺この前あいつのこと

校内で愚痴っちまった)

 

女子(あ!オワタ/(^o^)\)

 

男子(ばれたらお前死ぬな)

 

男子(俺絶対逆らわないでおこう…)

 

 

梨斗「…チャット結構荒れてるな」

 

静雄「そうだな…ん?」

 

と二人は廊下を歩く

 

何人かの生徒は逃げるが羨望の眼差しや

一部の色んな女子が話しかけてくる

 

静雄「…ろくなことねぇな…」

 

するとナナとララたちがいた

 

ナナ「おう静雄」

 

静雄「うすっ…そっちは?」

 

ナナ「紹介する黒咲芽亜ていうんだ」

 

メア「初めましてー!」

 

ナナ「このヤン…(バキンッ!)」

 

ナナは恐る恐る壁をみると

壁がひび割れへこんでいた

静雄が、裏拳で凹ました

 

静雄「…」

 

メア「ヤン?」

 

静雄「南河 静雄だ……」

 

そういうと静雄がその場をさる

するとすぐに戻ってくると

静雄はメアにいちごオレをわたす

 

メア「?」

 

静雄「やる…」

 

メア「ありがと」

 

古手川「そうだ!南河 静雄!

今朝みたいなやつもうやめてよね」

 

静雄「今朝?なんかしたっけ?」

 

古手川「あなた!うちの校内に設置してある

自販機投げつけたでしょ!」

 

梨斗「静雄!おまえそんなこと…」

 

静雄「…わるい記憶にないなあんとき

頭に血がのぼってたから…」

 

古手川「もう…いいわ

でも!髪の毛はなんと…」

 

梨斗「古手川!(バキンッ!)」

 

二発目は古手川のすぐ横の壁

 

古手川「!」

 

静雄「お前次同じこと言ったら潰すからな」

 

と怒ってその場をさる

 

梨斗「…あいつの前で髪の毛の話しはやめろよ…」

 

古手川「どうして!?」

 

梨斗「…あいつの髪色は唯一

両親とのつながりだからだ」

 

ララ「どういうこと?」

 

梨斗「あいつにはもう両親はいない

あいつの髪色は地毛で両親の遺伝だそうだ

だからあいつの髪色をバカにするということは

あいつの両親を否定することになるんだよ…」

 

古手川「…なんか悪いことしたわね…」

 

静雄「…そんなことねぇよ…」

 

と静雄がもどってくる

 

古手川「…南河君…その…」

 

静雄「…梨斗」

 

梨斗「…?(ゴン!)イッテェー何すんだよ」

 

梨斗に拳骨をする

 

静雄「勝手に人のプライバシーをいうな!

古手川…この事ならもういい

分かってくれたならな

だが…さっきのは悪かったな」

 

古手川「え?」

 

静雄「おれはその…かーっ!となったなついな…」

 

とバツ悪くする

 

静雄「とにかくだ悪かった!すまない!」

 

ララ「静雄ッチはいつも、回りくどい」

 

静雄「ほっとけ…」

 

メア「静雄先輩て…人間?」

 

静雄「…」

 

梨斗「…人だよ…多分」

 

静雄「…おまえの返し方多分あってる…」

 

男子二人は気を落とす

 

 

 

 

 

チャット

 

 

ララ〈一応グループチャットをつくったよ

 

梨斗〈メンバーは?2人だけ?

 

古手川〈わたしも…

 

梨斗〈古手川も?ということは…

 

西連寺〈結城くん

 

梨斗〈西連寺?ほかには?

 

静雄〈なんでおれまで?

 

梨斗〈これで全員?

 

静雄〈いやあと二人いたはず籾岡とメガネ

 

梨斗〈メガネ…沢田?!

 

静雄〈そいつだ!

 

未央〈静雄ッチひどい!

 

静雄〈お前自己紹介してないだろ!

 

未央〈あ、ほんとだ!!

 

里紗〈ちゃんと番長にはあいさつしときなさいよ

 

静雄〈喧嘩なら買うぞ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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No.6 仕事

スマホがなる

 

静雄「はい…はい…え?!またっすか?」

 

里紗「どうしたの?」

 

静雄「ちょっとな…悪い帰るわ…バイトだ」

 

その頃…梨斗は…古手川とイチャついていた…

 

静雄「店長…」

 

店長「きたか…こいつなんだが…」

 

静雄「こいつですか?」

 

店長「あぁ…こいつ…

借金返さねぇでとんずらしやがった

そのうえちゃくふくしてやがる」

 

静雄「持ってんの逃げてるてことですか?」

 

店長「あぁ…一応死なねぇ程度にいためつけろ

そんで」

 

静雄「わかりました」

 

そういうとサングラスをつける

 

静雄はバイクにまたがりしばらく町をみまわる

 

8時30分

 

静雄「…いた…あんたか?」

 

「?なんことだ?」

 

静雄「借りた金いつ返すよ」

 

「…もう少しまってくれ

俺も色々きついんだよなぁ?

俺も苦しんでんだよ

そうだ!苦しめられてんだよおれ!

俺は苦しめら…(ガシッ!)」

 

と胸ぐらをつかみと

持ち上げ何回も高速で振り回す

 

静雄「うるせぇやつだな!

借りたもん

さっさと返せっていってんだろがぁぁぁー!

おるらぁぁぁぁ!(ベギーン!)」

 

静雄に投げられたやつは

人の家の塀にめり込む

静雄は胸元から落ちた財布から札束とカードを抜き取る

 

静雄「今度から借りたもんはちゃんと返せよ」

 

といってたちさる

 

里紗「こんなところでなにしてんの?」

 

静雄「…」

 

里紗「…」

 

静雄「そのなんだ…バイト…」

 

里紗「人からお金とるバイト?」

 

静雄「ちゃんと説明する」

 

そういってベンチに、二人座り説明する

 

里紗「へぇ…静雄ッチ借金取りなんだ…」

 

静雄「たまにしかしてない」

 

里紗「どういうこと?」

 

静雄「こっち来てから借金返さねぇやつはそういない」

 

里紗「じゃあ池袋では?」

 

静雄「しょっちゅうだな借金した金キャバクラに

注ぎ込んで、僕の愛はどうたら…

いってるくせに連絡先しらないんだぜ?」

 

里紗「そいつ馬鹿じゃん」

 

静雄「だろ?」

 

里紗「そのお金どうすんの?」

 

静雄「取りあえず店長に渡す…

上回えだけだと」

 

と札束を数えだす

 

静雄「五十万…臨時で五万か…俺は行くか、」

 

里紗「…わたしも帰ろ…」

 

静雄「送るぜ?バイクあるし」

 

そうして後ろに籾岡を、乗っける

 

静雄「ここか?」

 

里紗「うん…ありがと…

ねぇ…上がっていく」

 

静雄「(…俺試されてる?が、ここは)

そうしたいんだが…仕事中だ

またにさせてもらうわ…」

 

里紗「そ…ざーんねん

せっかくいいことしようと思ってたのに」

 

静雄「…遠慮しとく」

 

と笑う

 

静雄「じゃあな…」

 

といってバイクを走らせる

 

里紗「ほんと…あんた…梨斗と一緒で

他のやつと違うねいや…梨斗以上かもね…」

 

静雄は店につくと

 

店長「遅かったな…」

 

静雄「すんませんす遅れて…」

 

そういって札束とカードをわたすと

店長は6万円をわたす

 

店長「臨時給料だ活動費」

 

静雄「どうもっす…」

 

うけとると店をでると結城宅へ

 

静雄は帰宅する

 

美柑「静雄さん」

 

静雄「おう…あそうだ…少ないけどこれ…」

 

と封筒をわたす

 

美柑「!いや受け取れないよ」

 

静雄「いや、受け取ってくれ

まぁ宿代としてとっといてくれ」

 

梨斗「どうした美柑」

 

美柑「静雄さんが」

 

梨斗「別にいいのに」

 

静雄「いや宿代だ…気にすんな」

 

そういって部屋にもどる

 

 

 

以下個人チャット

 

 

里紗〈やっほー!静雄

 

静雄〈よう…

 

里紗〈あのことなら言うつもりはないよ

 

静雄〈助かるよ

よこせて言われてもほとんど食費と家賃だからな

 

里紗〈へぇ~以外にしっかりしてる

 

静雄〈以外はよけいだ

 

里紗〈それよりどうだった?

 

静雄〈?

 

里紗〈二人のりで胸のある女の子に後ろから

抱きつかれる感触は?ww

 

静雄〈悪かないがみんなの前で言うなよ?

ただでさえかたみせまいのにww

 

里紗〈たしかにww

 

 



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No.7 静雄vsアゼンダ

静雄は河川敷の丘で寝転んでいた

 

静雄「…(静かだ…平和だ…)」

 

梨斗「ナンでこうなんだぁー!」

 

静雄「またか…」

 

梨斗「!」

 

静雄「…」

 

梨斗「静雄助けてくれ!」

 

梨斗はこちらにはしってくる

後ろを見るとヤミがいた

 

静雄「しゃあねぇな」

 

といって立ち上がる

 

静雄「いけ…」

 

梨斗「わるい」

 

とすれちがう瞬間ヤミは梨斗を大きい拳に

変身(トランス)させた髪で殴ろとする

しかしそこに静雄はそれを殴り

相殺する

 

ヤミ「邪魔しないで下さい

南河 静雄

今日こそは…結城梨斗を…」

 

静雄「不可抗力だろ?お得意の許してやれよ

たい焼き奢ってやるからさ」

 

ヤミ「むぅ…仕方ありません」

 

そういって変身(トランス)をとく

広場へたい焼きを食べていく

 

ヤミ「南河 静雄…私と力量が

同じくらいとは驚きです」

 

静雄「お褒めにあずかり光栄だな」

 

美柑「あれ?ヤミさん!それに静雄さん」

 

静雄「…そうだな…ヤミすまねぇが…

二人でいってこい」

 

静雄はヤミに二千円札をわたす

 

静雄「残りは好きに使えじゃあな」

 

ヤミ「…」

 

美柑「行こうヤミさん」

 

二人のもとを離れる

しばらくして

 

静雄「さて…一件はすぐ回収できた…

が…まさか…脇腹にさしてくるたぁ

ミカドとこいくか…」

 

ミカドの診療所

 

ミカド「ふーん…ナイフが三ミリね…

そこまでの傷じゃないわ」

 

静雄「そっすか…まぁ鉛中毒だけがいやなんで…」

 

するとシャツをきる

 

ミカド「あなた歳のわりにいい肉付きね」

 

静雄「…はぁ…まぁ…」

 

そうして診療代を払い

診療所を、でる

 

静雄「もうすっかり夜だな

さて、店長にわた…ん?…」

 

そうして帰る途中

 

モモ「静雄さん!」

 

静雄「おうどうした」

 

モモ「美柑さんが」

 

静雄「…!」

 

そのあとモモが美柑がさらわれたことを、聞く

すると静雄たちの回りに

明らかに様子のおかしいやつらが集まってくる

 

静雄「完全囲まれたな」

 

モモ「気をつけてください彼らは操られています」

 

静雄「そうかい…(バキッ!)

暴力は嫌いだ…

だが知り合い暴力をふるやつはもっと嫌いだ」

 

静雄は道路標識をへし折る

 

静雄「さっさと一掃するぞ!(ニッ!)」

 

すると道路標識振り回し

半分ほど制圧する

 

モモ「先へ行って下さい」

 

静雄「馬鹿いうな!」

 

モモ「…」

 

静雄「わーたよ」

そして公園の前へ

すると梨斗を殺そうとする女がいた

静雄は担いできた道路標識を

おもいっきり

女めがけてなげる

 

女「!(ザグッ!)何?!」

 

なげた道路標識はアゼンダを掠めただけで

避けられ道路標識は地面に刺さる

 

静雄「チッ!はずしたか…」

 

梨斗「静雄!」

 

ヤミ「南河静雄」

 

静雄「美柑がさらわれたと聞いてな

来てみゃ…なるほど修羅場か」

 

梨斗「ちがうつーの!」

 

静雄「で…モモから聞いたんだが

あいつか」

 

ヤミ「彼女はアゼンダ私と同じ」

 

静雄「そうか…美柑は操られてんのか?」

 

梨斗「あぁ」

 

静雄「そうか…(ゴ!)」

 

アゼンダは美柑を、操り静雄の顔を殴らせた

人ならば普通痛みに悶えるが

静雄は平然としているその様子を見た

アゼンダは余裕の笑みは焦りへ

 

アゼンダ「入ったはず」

 

静雄「…」

 

アゼンダ「何で倒れない」

 

静雄「梨斗…後で文句言うなよ」

 

そうして当て身で美柑を気絶させると抱えあげ

ベンチへ

 

アゼンダは鞭をだして臨戦態勢へ

 

静雄「俺の望みは静かに暮らすことだ」

 

そうすると警告紙の張られた無断駐車をしている車の

前へいくと

 

静雄「だがそれを邪魔するやつは(バキッーン!)」

 

静雄は車の後部座席の扉を引きちぎる

 

アゼンダは思わず青ざめる目の前にいるのは

確かに人間それであるのに

自分の想像を遥かに越えた怪力を有していることに

 

梨斗「すげぇ…」

 

アゼンダ「そんなもの!」

 

と鞭で攻撃するが車の扉で弾かれる

静雄は扉を盾にして前進する

アゼンダの近くまで急接近

 

アゼンダ「(こいつ!本当に人間か!?!)」

 

静雄は車の扉で突撃をかまして体勢を崩すと

 

静雄「(ニヤリ…)寝てろ…」

 

と殺意と狂った笑みを浮かべ呟くその言葉に

恐怖するものはいない

静雄はアゼンダの腹を殴ぐり

殴られたアゼンダは気絶して倒れる

 

静雄「あっけないな…そうだ…ヤミ…」

 

静雄はボロボロのヤミの近くへ行き

胸がもろ見えだったので

自分の着ていたワイシャツを羽織らせる

 

ヤミ「すいません…借りができました」

 

静雄「借りなんて思っちゃないさ…

お前は俺らの後輩だ

後輩は俺らに世話焼かせるのは

当たり前だ…」

 

すると梨斗がこちらにくる

 

梨斗「その通りだよ」

 

静雄「梨斗動けるのか?」

 

梨斗「あぁ…」

 

静雄はヤミに肩をかすと

美柑を、寝かせてあるベンチの近くへ

美柑が目を覚ましてヤミがそれを抱き締めていた

梨斗と静雄は少し離れたところではなす

 

静雄「ミカドさん…はい…わかりました

すぐにミカドさんがくる」

 

モモ「あら…おわってましたか」

 

静雄「まぁな…一足遅かったな

だが雑魚処理ありがとな」

 

梨斗「え?」

 

静雄「あの女俺のこと警戒してたらしくてな

美柑の他にもいたんだがそいつらを

モモがなんとかしてくれた

今回気張ったのはモモださしずめ

俺は手柄泥棒だな」

 

ヤミ「しかしアゼンダを素手で倒した南河静雄

只者じゃなくなる」

 

静雄「は?」

 

モモ「少なくとも…銀河中から注目されますね」

 

静雄「ウソだろ?ただでさえ不良に絡まれんのに

今度はマジの奴かよ」

 

と静雄は疲れた様子でベンチに座る

 

モモ「(無傷でしかもほぼ素手でアゼンダを

倒したその上…ヤミさんの力量をも

凌ぐ強さ…この人は敵に回してはいけない)」

 

モモはそんなことを思い

改めて静雄に戦慄する

このあとアゼンダは銀河警察に引き渡される

 

 



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No.8 静雄の説教とお誘い?!

校庭裏…

 

静雄「あぁ~しんど」

 

そうしてバイクに持たれる

なぜしんどいか

時間は今朝に遡る

静雄の噂を聞き付けた不良どもに襲われる

静雄はこれを撃退した

しかし昼休み今朝撃退した不良どもが

数を増やし校庭を占拠

これを道路標識を使い撃退

そのあと放課後

気晴らしに

体育館でバスケットをして

バスケット部からしつこく勧誘を迫られ逃げてきた

次第

 

「あれ?あなたはたしか…」

 

静雄「あー…待て…俺も思い出す…村…雨…静か?」

 

静「はい!あってますよ」

 

静雄「だよな名前が同じだからな」

 

静「?」

 

静雄「俺の下の名前静雄ていうだ」

 

静「!漢字もですか?」

 

静雄「そうだな…」

 

静「偶然て、あるんですね」

 

静雄「全くそうだな

今帰りか?」

 

静「はい…診療所の方に」

 

静雄「そうか…ちょっと待ってろ忘れもんした」

 

少したってもどってくると

 

静雄「ほらよ」

 

静にヘルメットをわたす

 

静雄「のれよ送る」

 

静「いいんですか?」

 

静雄「あぁ」

 

静雄はヘルメットについているゴーグルをつけると

バイクのエンジンをかける

 

静雄「忘れ物ないか?」

 

静「はい!」

 

静雄「じゃあ捕まっとけよ」

 

そういってバイクを発進させる

バイクは駐車場をでて交差点を停車

 

梨斗「あれ?静雄?」

 

静雄「おー」

 

梨斗「なにしてんだ?」

 

静雄「バイトに行くついでに送っていくんだよ」

 

静「信号青ですよ」

 

静雄「了解…そんじゃな」

 

といってバイクを走らせる

 

梨斗「…かっこいいなぁ…」

 

ミカド診療所の前へ

 

静雄「ここだな」

 

静「はい。有難うございます」

 

静雄「おう。そんじゃ明日な」

 

といってバイクを走らせその場をさる

jazzbarへ

 

店長「おう、きたか」

 

静雄「こんちわ…」

 

二人は開店準備をする

次々と、客が来ては帰っていく

俺はバーテンの服をきてグラスみがき

カクテルはそれなりに作れるが完璧ではない

 

静雄「いらっしゃい…」

 

自分と同じくらいの歳のやつが

俺の前の席に座る

 

?「南河 静雄だね?」

 

静雄「そうだが…お前は誰だ?」

 

レン「レン・エルシ・ジュエリアだよ!」

 

静雄「ふーん…何のようだ?」

 

レン「いや結城リトの家に住んでるて聞いてたから

様子を見にきただけさ」

 

静雄「じゃあ帰れ」

 

レン「はい?」

 

静雄「俺の様子を見にきただけだろ?

じゃあとっとと帰れ他の客人に迷惑だ

営業妨害だ…ララの件なら安心しろ

お前の思ってることはしない…」

 

静雄はグラスを拭く

 

レン「え?だって君は結城リトより強いんだろ?

あ…取りあえずジンジャエール…」

 

静雄「あいよ…

俺は強くはない…むしろ…臆病だ…」

 

レン「昨日アゼンダを倒したそうじゃないか」

 

静雄「かもな…いちいち殴った奴の名前と顔なんざ

覚えてない」

 

レン「…君はララちゃんとなぜ一緒にすんでいる」

 

静雄「アパートが、全焼してすむ家がないから

梨斗のご両親の好意で…」

 

レン「そんなこと言って…(ガンッ!)ひっ!」

 

静雄「ジンジャエール…お待たせしました…」

 

と少し怒り気味のこえでジンジャエールのグラスを

レンの前に叩きだす

 

レン「あ、ど、どうも…」

 

静雄「お前さぁ…ララとどうなりたい…」

 

レン「もちろん!…」

 

静雄「諦めろ」

 

静雄は聞くまでないと思い切り捨てる

 

レン「なぜだ?!」

 

静雄「これが競争なら…お前は出遅れる…」

 

レン「だから…」

 

静雄「お前がくる前にもう梨斗はララに伝えた

後だと聴いたぞ」

 

レン「誰から?」

 

静雄「モモから

そのあとのお前の対応も聴いたが

お前がしてたことは差を見せつけただけだ」

 

レン「それの何が間違えてるんだ?」

 

静雄「おまえ…ここ(地球)の奴じゃないだろ?」

 

レン「!」

 

静雄「…お前がやってたのは梨斗とお前は

梨斗と自分を比べる前に自分の存在を比べろ

よそ者のおまえとこっちのあいつとは

力の差とか訳が違うんだそれくらい

考えろ…」

 

レン「どういうことだ…」

 

レンは静雄を睨む

 

静雄「おまえの土俵でこっちの奴らと

比べんなてことだよ地球外野郎(よそもん)」

 

店長「その辺にしておけ」

 

静雄「店長…」

 

店長「レンといったね

もう帰えんな時間も時間だ」

 

レン「わかりました」

 

店長「静雄…おまえも上がれ…」

 

静雄「わかったっす…」

 

その帰り際

 

店長「まさか説教するとは」

 

静雄「あぁ、

自分の恩人のことを悪く言われてるみたいで

やなんすよ…あぁいうの…未練がましくて

今の自分みたいで」

 

店長「お前らしくないな

まぁ…いいことだけど」

 

そうして時給をもらい帰宅する

その途中に銭湯による

そしてバイト代の二万五千のうち一万をわたす

と着替えて布団にねこがり天井をみる

 

静雄「俺らしくないか…」

 

静雄はスマホを見ると里紗からのチャットに築く

 

静雄「(籾岡から?)」

 

 

チャット

 

里紗〈明後日空いてる?

 

静雄〈まぁ8時からはバイトだけどそれまでなら

 

里紗〈ok じぁ空けといて

 

静雄〈?

 

 

 

 

 




一応レンと静雄は
会話はするが仲が悪いことにしています


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No.9 静雄インタビューを受ける

翌日梨斗と静雄は教室で話をしていた

 

「すいません あの 南河 静雄君はいますか?」

 

静雄「俺になんかようっすか?」

 

男子部員「新聞部のものです」

 

静雄「はぁ…」

 

女子部員「静雄君に取材を、

うけてもらいたいんですよ」

 

静雄「いいっすよ」

 

男子部員「ほんとですか?!」

 

静雄「はい…それっていつっすか?

今日の放課後でもいいっすよ?」

 

女子部員「本当に助かるー!

じゃあ今日の放課後」

 

静雄「わかりました」

 

二人が立ち去り教室に戻る

 

梨斗「静雄なんだったんだ?」

 

静雄「新聞部の取材」

 

梨斗「すごいじゃん」

 

静雄「そうか?」

 

里紗「まぁ静雄ッチなら当たり前かな~」

 

梨斗「え?なんで?」

 

静雄「そういや最近色んな奴らから挨拶されんな」

 

未央「全学年で静雄ッチ結構噂とかになって人気だよ」

 

静雄「?」

 

里紗「しらないの?」

 

未央「いつもバイクで登校長身イケメン

一部で人気だったんだけどそれが

この前の喧嘩で男気があることがあって…」

 

静雄「それでか…」

 

猿山「なるほどそれで静雄が大人気なわけだ」

 

静雄「はぁ?」

 

猿山「どこクラスの女子も

みんな静雄一色だったぜ(チッ!!)」

 

静雄「…」

 

里紗「そう言えば何人か

静雄ッチと同じ髪色に

染めてたの朝見た」

 

静雄「…」

 

放課後

 

部長「では早速取材をはじめます」

 

静雄「はい…」

 

部長「まず趣味は?」

 

静雄「色あるんっすけど

まぁ…バスケっすかね」

 

部長「服装とこだわりはあるの?」

 

静雄「いやこれは制服が寸足らずだから

それをカバーするのに袖とズボンの裾を

折ってるんっすよ」

 

部長「なるほど…次は中学の時はどんなことしてた」

 

静雄「今と変わりませんよいや…

まぁ暴れてたっすね」

 

部長「?それはなぜですか?」

 

静雄「俺目付きが悪かったこととあとこの髪っすかね」

 

部長「その髪は…」

 

静雄「これは…地毛っす」

 

部長「嘘ー!」

 

静雄「遺伝っす」

 

部長「そうなんだ…」

 

その後色々聞かれた

がちゃんと答え返す

今日はなんもないのですぐ帰宅する

その夜

 

静雄「銭湯いってくる」

 

梨斗「俺も行ってくる」

 

静雄「お前も来んのか?」

 

梨斗「たまにはいいかなて」

 

その道中

 

梨斗「どうだった取材は?」

 

静雄「普通だったな…聞かれたことを返す

その繰り返しだな…」

 

梨斗「ヘェー」

 

静雄「まぁ何度かテレビに出てるし

(暴れ出るところ)」

 

梨斗「うそだろっ?」

 

静雄「本当だ…

ただあんまり褒められたところじゃないが」

 

翌日登校してみると

掲示板には早速新聞が張られていた

「静雄独占インタビュー…」

 

と張られていた

 

静雄「…」

 

ナナ「よう静雄」

 

静雄「よう…」

 

ナナ「すごい人だな」

 

静雄「まぁな…ただの珍し物見たさだろ…」

 

梨斗「静雄!」

 

梨斗は走ってしかし例のごとくナナにしそうになるが

寸前で梨斗の襟をつかみリカバリー

 

ナナ「あんがと。静雄助かった」

 

静雄「それはそうと…どうした?梨斗」

 

梨斗「静雄教室が」

 

静雄「ん?…」

 

教室に戻る手前の廊下女子が群がっている

 

静雄「…(唖然)俺…保健室行ってくるわ…」

 

保健室

 

ミカド「ふーん」

 

静雄「しばらくここにいさせてくれ」

 

ミカド「まぁ…静雄君は目立つのは好きじゃないのは

知ってるからいいよ」

 

静雄「恩にきります」

 

といってソファーに座る

 

ミカド「それにしてもその髪地毛だったの?」

 

静雄「はぁ…まぁ」

 

ミカド「染めようとは?」

 

静雄「思わない

いや…そんなことしたくない」

 

と暗い表情をする

 

ミカド「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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No.10 お誘いに乗る

…清々しい朝…太陽の光を浴びる朝…

それが普通

しかしここでは…

 

静雄「おおぁるぁぁあ!(ドガーン!)」

 

なぜか色んなものが宙を舞う

 

里紗「またやってんの?」

 

梨斗「あぁ…今度は隣町の高校だとさ」

 

猿田「お前この前止めてたよな?」

 

梨斗「あぁ…やりすぎだったからな」

 

里紗「それで止まったの?」

 

梨斗「あぁ…」

 

猿田「だからか」

 

梨斗&里紗「?」

 

猿田「お前…あれの飼い主てことに成ってるぞ」

 

梨斗「はぁーー!静雄は?」

 

猿田「しらね

でもあいつのアダナは

彩南の災難とか彩南の狂犬とか

あとは…歩く人間兵器だな」

 

里紗「へぇ…(ドガーン!)」

 

外をみると静雄に倒された不良たちの山の上に静雄は

立っていた

 

静雄「…終わったか…さて…片付けるか…」

 

そいって落ちてた自販機を引きずる

そうして教室へ入る

 

静雄「…」

 

猿田「朝からお勤めご苦労さん」

 

静雄「おう…」

 

静雄は席に着くの眠る

 

放課後

 

静雄はいつも道理働き

時給をもらった帰り

 

「よう…彩南の静雄はおまえか?」

 

と夜道で3人組の不良が絡んでくる

 

静雄「悪いがお前らの相手はしてられねぇ」

 

「まぁ待てって…」

 

静雄「だから…相手してるひ…(パキィーン)」

 

静雄は振り向いた瞬間瓶で殴られる

静雄は少しよろめく

回りの三人組はケラケラ笑う

静雄の頭から血が垂れる

 

「お前大したことねぇな」

 

静雄「なるほど…殺す気なんだな?」

 

「は?」

 

静雄「フッ…じゃあ最初っから言えよ

殺す気なら逆に殺されても文句ねぇよなぁ~」

 

と不適な笑みをうかべる

 

「調子乗んなよ!」

 

と不良の一人が静雄の顔を殴る

 

「!(固い!)」

 

静雄「大したことねぇ…な!(ドゴッ!)」

 

静雄に壮絶なアッパーを暗い一人が5mほど飛び上がり

宙を舞う

 

「…嘘…だろ?」

 

「化け物かよ…」

 

静雄はフラリと近づくと

一人の首根っこを持ち塀に叩きつける

叩きつけられたやつは塀にめり込む

 

静雄「お前で最後だなぁ~♪」

 

すると怯えた様子でナイフをだす

 

「へへ…これで終わりだ死にさらせえー」

 

とナイフを向けてこちらに走ってくる

静雄はそれを避けると持ってるほうの腕を軽く

チョップする

すると

 

「ぎゃあああああ!!」

 

男の腕が明後日の方向に折れていた

 

静雄「うるっせせせえ!!

ご近所迷惑だろーが!!(ドゴッ!)」

 

静雄のパンチを顔に受けたやつはすごい速さで

後ろに飛ばされジャングルジムにめり込み気絶する

 

静雄「さて…帰るか

この怪我とシャツの血…

美柑に怒られんだろうな」

 

帰宅する

 

美柑「もう!静雄さんたらまた!」

 

静雄「!すまん…向こうからきたんだよ」

 

美柑「…そういうことにしとく」

 

静雄「あぁ…あ、あとこれ今日の分」

 

と給料の入った封筒を渡す

 

美柑「いつもありがとね」

 

静雄「世話になってんだこれくらいはしないと」

 

美柑「でも!喧嘩はやめてね」

 

静雄「向こうからなんだが?

まぁ善処はしてみる」

 

翌日

スマホがなる…

 

静雄「はい?」

 

里紗「静雄あんたいまどこなの?」

 

静雄「どこって…あ…(やべ!)」

 

里紗「あんたまさか」

 

静雄「い、いやいまバイクでそっち向かってる信号待ち

(嘘)」

 

里紗「ほんとに?」

 

静雄「そうだあ、青になったまた後で」

 

里紗「ちょっと!静(ブチッ!)」

 

静雄「マズイ マズイ マズイ!」

 

静雄は飛び起きる

五分で支度すると家を飛び出す

汗だくになり里紗の待ってるところへ

 

里紗「おっそい!」

 

静雄「この街にまだなれてないんだよ」

 

里紗「ほんとかなぁ~」

その頃リトはルルとデート中

 

後半へ続く



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No.11 誘いに乗る(後編)

バイクを止めて

 

里紗「でどこ行く?」

 

静雄「服を見たいんだが…」

 

里紗「なら、居場所知ってるよ」

 

と引っ張られる

入った服屋で

適当に服を渡されて着る

ジーパンに白シャツそして

革ジャン

 

静雄「…」

 

里紗「めっちゃ似合ってるよ!」

 

店員「いやぁーすごいですね!」

 

静雄「そうか…ならこれ下さい」

 

里紗「顔とガタイがいいからなんでも似合いそうね」

 

しばらく着せ替え人形状態になりました

 

静雄「昼飯どうするよ?」

 

里紗「あたしいい場所しってる」

 

と連れてこられた場所はというと

 

静雄「メイド喫茶来んの初めてだな」

 

里紗「池袋にはないの?」

 

静雄「あるにはあるがいこうとは思わなかった」

 

未央「あれ?二人ともなにしてんの?」

 

静雄「ここでバイトか?」

 

未央「そうだよ。もしかしてデート中?」

 

静雄「いやそ…」

 

里紗「わかる~?」

 

静雄「おい…」

 

未央「てか、静雄ッチの服センスいいね」

 

静雄「さっき買ったばっかりだ…」

 

未央「でも里紗てチャラ男とか嫌いじゃなかった?」

 

里紗「静雄ッチはどっちかと言うとチャラ男

というより…番長?」

 

静雄「おい!」

 

里紗「だからいいの」

 

未央は厨房へ

 

静雄「俺ってそんなにヤンキーヅラか?」

 

里紗「…イケ枠よどっちかと言うと」

 

すると未央がオムライスをもってくる

 

未央「それじゃあ、じゃあゆっくりしてって」

 

静雄「おい!スプーン足りてねぇぞ!」

 

里紗は食べ始める

するとスプーンにオムライスをすくう

と、静雄の前へ

 

里紗「あんたもたべなよ♪」

 

静雄「いいよ俺は」

 

里紗「ヘタレ番長…」

 

静雄「あ?」

 

すると口を開いたと同時に押し込まれる

 

里紗「どう」

 

静雄は飲み込む

 

静雄「うまいな…」

 

と目を反らしほんの少しあかくなる

 

未央「デレ静雄ッチいただきました」

 

と携帯で写真をとる

 

静雄「おい!勤務中だろ?!」

 

そうして店を出る

このあと

色んな場所につれ回される

もう当たりが暗くなる頃

 

静雄「疲れた…いつも以上に…」

 

里紗「お疲れヘタレ番長さん」

 

静雄「あぁ~のぉ~なぁ~!!!!!」

 

里紗「本当飽きない…

あんた…他の奴と違って」

 

とこちらを振り向いて笑う

 

静雄「…」

 

里紗「それじゃあね」

 

静雄「待てよこんな暗い中帰んのか?」

 

里紗「まぁ…そうね」

 

静雄はヘルメットをわたす

 

静雄「送るぞ…」

 

里紗「じゃあそうしてもらうかな?」

 

そうして2人乗りでバイクを

走らせる

 

静雄「お前って両親なにしてんの?」

 

里紗「親は二人とも家を開けることが多い」

 

静雄「そうか…寂しくないのか?」

 

里紗「なれた。静雄は?」

 

静雄「そうだな。リトらがいるからなぁ…

お前の言葉で言うと飽きない奴がいるから」

 

里紗「そう。」

 

そうして里紗の家へ

 

里紗「あんがとね 静雄」

 

静雄「おう…じゃあな」

 

里紗「取り立て頑張ってね!」

 

静雄「そういうことは大声で言うな!」

 

そうして走り去る

 

静雄「まったく災難な一日だでもまぁ…悪くはないか」



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